妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 (ikkun)
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三人の救済の軌跡

序章です。

追記
過去編のためにじゃっかん変えました。


僕は、妖精王として、カレコレの世界に転生していた。何故か異宙の

森に神樹が生えていてぼくはその側でひっそり暮らしていた。

命の泉に不死の力は無かったが植物を無尽蔵に育てる水になっていて

それを狙う人々が沢山いたので、撃退してきた。その中には、トッププレデターもいたので逃げ帰った研究員によって恐怖の噂が広まってしまった...そんな中奴らがおかしな研究所を建て始めた。森の動植物をとらえ始めた。流石に看過出来なかったので僕は霊槍をもって奴らを殲滅してやろうと乗り出した。それが運命を変えることになるとは、思わなかった。

 

sideヒサメ

私たちは、実験動物としてこの研究所にいた。私達の体には異宙人の

DNAが組み込まれていた。人類のためと理由をつけて私達はオリジナルの異宙人やキメラといった恐ろしい見た目の生物と戦わされた。

今日もカンナちゃんと一緒に牢屋で寝ていた。

「今日も実験厳しかった...」

「大丈夫?」

「いつになったら自由になるんだろう?...」

そんなことをいっていたとき轟音が鳴ったあとに研究員の悲鳴が響いた。

「妖精王の怒りだー!!!」

side主人公

研究所に侵入ではなく正面から霊槍を叩きつけてのダイナミック突撃

やってみたかったんだよねー。すると研究員たちが慌てふためいていった。

「な 何故だ!もう泉には手を出していなかったのに?!」

は?そんなの決まってる。

「何勝手に俺の森で自然破壊や研究施設建設なんてやってくれてるんだ?気づかれないようスピード工事で建てたみたいだけど、壁ボロすぎでしょ。」

すると研究員が押し寄せ

「怯むな!今こそ、人類の力を見せる時!」

とか言ってキメラや使役した知能の低い異宙人をだしてきた。

ー霊槍第五形態増殖ー

僕は霊槍の形態を変化させ、それらを切り刻む。

そして一部の研究員にも攻撃して数を減らしていく。

そして新人なのであろう研究員が叫んだ 

「妖精王の怒りだー!!」

そして別の研究員が 

「こうなったらまだ調整中だがあいつらに対応させよう」

と言ってきたので

「させるかよ」

と冷酷な声で研究員の腹に風穴を開けた。

そしてまだ残っているかもしれない研究員を探している時僕は出会った。

「誰だ?」

牢屋の中で呆然とおれを見る二人の女の子を...

sideヒサメ

その男の人はとても綺麗な羽を持っていた。まるでアゲハ蝶のような

鮮やかな色だった。

「誰だ?」

白髪で青い目をした男のひとがいった。

「アーシ達は実験動物でこの研究所で無理やり実験させられている。」

カンナちゃんが私を庇いながらそういった。 

「そうか、なら逃してやろう」

男の人はそう言って巨大な槍を浮かばせ牢屋を粉々にした。

そして私達の首輪を破壊して毒がまわる前に槍を綺麗な花に変化させ、

私達に雫をおとした。すると首輪を外しても毒で苦しまなかった。

「これでお前たちは自由だ。」

男の人は無表情でいった。私は咄嗟に言ってしまった。

「どうして助けてくれたの?」

男の人は、

「俺が研究員を殺したのは、俺の森に住む植物や動物を侵略したからだ。だがお前たちはむしろその動植物と同じで苦しめられていたから

たすけた。それだけだ。」

この人が優しいことがわかった。研究所の人と違うぶっきらぼうな優しさ、そして聞いてきた。 

「お前たち名前は何という?」

「はぁ!人に偉そうに聞く前に自分から名乗ってよ!」

「カンナちゃん!」

助けてもらったのに言い返すカンナちゃんに注意する私、しかし名乗ってくれた。

「俺の名前か?そうだな妖精王クリスだ」

クリスさんは、気分を害することもなく答えてくれた。

「私はカンナ!」

カンナちゃんが元気に答え、私もカンナちゃんがくれた名前で

「私はヒサメ!」

自由の一歩を踏み出した。

 

side妖精王

二人に会ったからにはこれからの目的は決まっている

さぁ、ハッピーエンドへの物語の始まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




混血のカレコレでカンナとフィーア推しなので救済小説書いてみました。駄文ですので、気楽に読んでくれたら嬉しいです。
フィーアは次に出します。


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救済の軌跡その2

今回はフィーア救済と寿命問題をチートで解決します
取り敢えずフィーアはヒサメやカンナと同じ年齢の設定にしています。



さて、他にも実験体はいるのかと探索していると研究員に出くわしたので問い詰めるともう一人以外別の研究施設で実験しているらしい、拘束してからその場所に向かうと角の生えた女の子が体育座りしながらこちらを見ていた。

sideフィーア

私達は人類の発展の為に作られたもの、そう言い聞かせて実験に耐えてきた。そんな日々があるとき突然壊れた。その人は突然現れて牢屋と首輪をいとも簡単に壊した。

「これでお前は自由だ」

その人は呟いた。

「なんで、私達は人類の発展の為に必要な犠牲ではないんですか?」

「本当の発展に必要なものは、人間と異宙人が真に手を取り合うことだ

お前たちの理不尽な犠牲ではなりたたない」

「なら、私は何の為に生きてるの...」

「それは人生の中探さないといけない...死なずにな」

私はこれまでの時間が理不尽なものだったことを涙した。

side主人公

さて、残り一人も何とか死なせないように救うことができた。

研究所をサンフラワーで焼き払った後三人に行くところはあるのかと

きいた。三人とも首を横にふった。彼女達は実験のために作られた為

命の雫とチートのおかげで寿命は長くなっていたが、親の顔を知らなかった。やれやれこうなったら僕が面倒みるしかないなぁ。

あぁ僕のスローライフがぁ...

そうとなったら早かった。幸い森なのでお風呂は命の泉の深い水溜りで良かったし、食料も野菜や果物は勿論肉、魚も神樹の影響なのか沢山いた。勿論神樹を守ってくれる動物は食べさせなかった。

ある時は人間の町にいって、変化した姿で人間の本や道具を買って使い方を勉強させた。そんな日々を過ごしていた。ある日、三人を危険に晒してしまうことがあった。

sideヒサメ

私達はクリスさんに勉強や人らしい生活の仕方をおしえてもらっていた。

「クリスさん遅いな...」

「食料買い込みしてるんじゃない?ヒサメ沢山食べるし!」

「な!そんなに食べてないよ!腹八分目だもん!」

「あれが八分目なら十二分目はどのくらいなんですか...」

「でもあー、勉強とかしたくないし!必要になるのかなぁ?」

「カンナちゃん問題解くの一番遅いもんね。」

「うっさい!フィーアが早すぎるんだよ。」

「これくらい予習復習してれば簡単です。」

「くっ!」

「あはは!」

そんな日々を過ごしているとき

「グルル...」

「「「!」」」

そんなとき突然現れたの、森を破壊しようとする知性のない異宙人が、

守ってくれる動物や植物も一蹴してしまう強さだった。

「ヒサメちゃん!逃げて!」

真っ先に動いたのはカンナちゃんだった。火と水で攻撃したが少し火傷を負わせるか足止めになるかのどっちかだ。クリスさんが戻ってくるまでもちそうにない。

「くっ!」

フィーアちゃんも高速で動いてパンチやキックを繰り出すが普通の子供よりも力があるだけでまるで効いていない。

私はあの研究所での怖い実験を思い出してうごけなかった。そんなときカンナちゃんが木に叩き付けられてトドメをさされそうになっていた。

「やめてー!!」

私はその瞬間恐怖よりも守らなくちゃという気持ちが強くなった。そして戦うことを決め、雷撃を放ち動けなくした後、氷で拘束した。

その時クリスさんが戻って来てまるで氷のような目つきで獣にトドメをさした。

side主人公

何やってんだ僕は...この子達は強くてもまだ子供なのに

僕はすぐさまカンナを回復させ三人を抱きしめて

「すまなかった...」

とあやまった。三人とも大泣きして罰として今日は一緒に寝ることになった。次の日ヒサメが戦いの特訓をさせてほしいといってきた。

ヒサメがそんなこというのははじめてで、僕もカンナも驚いてしまったが、三人とも同じ意見だったので快く了承した。

 




この後強化フラグたちます。ヒサメいち早くトラウマ克服


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特訓したら...

強化回でございます。
リサイクルショップのオーナーも出てきます。


特訓をするにあたって以前着ていた入院着のような服ではいけないということで、森の木の葉や繊維を使った服を作りきせた。

デザインは原作のものを小さくした感じにした。ちなみに防刃、防燃で汚れ難い(チート+親バカ)、うん、メッチャ可愛くなった。

もう特訓しなくていんじゃねといったら三人に怒られた。グスン。

という感じで特訓を開始して数ヶ月経ったのだが明らかに成長スピードがおかしい!

 

まず最初にカンナ、火車の炎を圧縮して熱線にしてうてるようにしたり、炎を身体に纏って近接も可能になった。全体に広げて本気で放てば小さい町一つ燃やせるんじゃね?と思うくらいになった。

水に関しても周りの水蒸気や水を操ったり球体にして相手を拘束できるようにしたり、炎のように圧縮してウォーターカッターのように切ったり、貫いたりできるようになりオリジナルの異宙人にも勝てると思うくらい強くなった。

 

フィーアも麒麟やもう一つのDNAに関連する光を球体にして操っていたり高速移動や蹴りも小さい竜巻を起こせるくらいになった。

 

ヒサメは原作でカゲチヨの言った高速移動は勿論、二人と同じように

電気を球体に形作り、磁力も操って砂鉄を固めて飛ばせるようになっていた。氷は周りの氷を操作したり、オリジナルのように町一つ凍らせる威力となった。さらに三人とも戦いのときには容赦がなくなっていた。

 

二人が蛮族や盗賊にエロい目で見られた時一人がブチ切れて殺そうとしたこともあり全力で止めた。

ハイライトが消えた時のそれぞれの顔恐ろしかった。何でこんなことになったんだろう。

 

血になれてもらう為にいつも食べてる肉の血抜きみせたのがいけなかったんだろうか。

ダメだ!ポジティブに考えよう!実験のトラウマを乗り越えてたくましくそだっている証だ。

ダイジョウブボクハマチガッテイナイ、成長率の幅も考えたくないたしかに僕の能力が状態を促進するからって、特訓の成長の状態も促進したら、超人になっちゃうよ。

 

ちなみにフィーアに言った真の発展についても有言実行しようと、人間と契約し人間の道具を貰うかわりに薬にもなる神樹の周りの植物を決まった量とっていいことや各国と不戦条約をむすんだりしている。まぁ

トッププレデターは相変わらず反対しているが。ちなみに三人に人との交流を持たせる為国とは別で契約しているところもある、カレコレ屋のオーナーもそのひとりだ。

実は数年前から知り合いだが僕が隠居当然の暮らしをしていたため、僕が三人をつれてきたら、

 

「どこからさらってきた?」

 

といわれてしまった。解せぬ。まぁ三人のことを娘のようにかわいがっているのでいいんだが。ついでに髪も整えようということで別の知り合いの美容師にたのんだ。ヒサメは原作通りショート、カンナとフィーアはロングだったがストレートになったことでメッチャ可愛くなって帰る途中で男共がチラチラ見ていたので顔も隠せる野球帽を被せようとしたらまた怒られた。

 

 




次はシディとゴブリン一家との交流をかきたいです。


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陽狼との出会い

シディとの出会いです。あと事故のタイミングはやめます。
ここからお父さんよびで親バカ加速



その後も神樹を崇拝するエルフ族や人間より弱い異宙人と同盟を結び、

神樹のそばに暮らすものもあらわれた。また、自殺志願のため森に入ってきた心優しい人間も受け入れたため。正式に妖精王の森という自治地区となった。三人も九歳になり分担して、森の見回りや家事をして暮らしている。木製の家を作ってくらしているのだがやはり個人の特徴が

でてしまう。例えば料理なんかは、カンナが一番上手くてヒサメが肉を焼いただけだったりするワイルドな方向でフィーアは輸入されるサプリなんかを折り混ぜて作っているので、落差がはげしい。他にも人々に

護身術や勉強を教えたりするのはフィーアやヒサメが上手い、カンナは

擬音語なんかも混ざってて感覚派だ。まぁ二人もスパルタか優しめで変わっているが。閑話休題、さてある日見回りをしていると、通信機替わりのネックレスからヒサメの声が聞こえてきた。

「大変!ゴブリンのメスが車に轢かれて重体なの!すぐに来てクリスさん!」

どうやら犯人は逃げてしまったらしく応急処置を優先しているが一刻を

争うらしい、他の二人にも連絡をいれてゴブリンの森へ向かった。

sideシディ

母さんが車にはねられて、すぐに俺たちは集まったが母さんは、苦しそうにするばかりで目を開けてくれなかった。

「しっかりしてくれ!母さん!」

「フゴー!」「フゴー!」

兄さん達も慌てふためいてしまっている。ふと隣をみると強いゴブアツ

父さんも涙をながしていた。どうすることもできないのか...

俺は諦めかけたとき

「大丈夫ですか!」

青い髪をした女の子が俺達のもとに走ってきた...

side主人公

現場に着くと俺はすぐに霊槍を変化させ、命の雫をおとし回復させた。

「フゴー!」「フゴー!」

ゴブリン達はとても喜んでくれているようだった。特に筋骨隆々だった。夫であろう人に感謝されて合流した二人と共に今晩は泊めてくれることになった。ふと見たら三人と同じように人間なのに狼の耳の生えた

少年と出会った...

sideシディ

今晩泊まることになった人達の中でも気を引いたのは妖精の男だった。

そこにいるだけなのに呑まれてしまう雰囲気だった。その男に

「このマークに見覚えはないか?」

と聞かれた。そのマークは昔人間の母親の服にかいてあったマークだった。

side主人公

やっぱり...マークの事情を知り僕はこの少年がシディだと確信した。

研究所救出のときとってあってよかった。

そのあとは事情を聞いた三人と意気投合し兄のように遊んでくれた。

僕もゴブアツさんと一緒に酒を酌み交わしつつ、教育のことや今後

車の来ないうちの森に引っ越ししないかなど話し合った。準備はかかるが行こうと言うことでまとまった。

「三人とも強いお父さんがいて幸せ者だな」

とシディ君が嬉しいことをいってくれた。

「血が繋がってなくても、王様でも、お父さんて呼んでもいいの?」

三人とも聞いた。

「当然だ、俺はこの家族を誇りに思ってる、お前たちはそうじゃないのか?」

というと、

「「「思ってる」」」

と声を合わせていってくれた。涙を堪えるのに必死だった。

そして、

「「「お父さん」」」

と側にきていってくれた。僕はは久しぶりに泣いた。

 




次は日常回編です


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初めての料理

さぁ日常回始まり
シディ回から少し前です。


三人が八歳になったある日僕はあるものをみせた。

「これって...家?」

「その通り!!」

僕は胸を張って答える

「今日から三人で共同で料理したり、掃除をしてくらしていくんだ」

「「「えー!」」」

まぁそう言う返答だよな。

「もう料理つくってくれないの!?」

「まぁよっぽどのことがなければ、それに一度外の世界で暮らしたいて言ってたからその訓練だよ。俺は神樹守らないといけないから、行くときはついていけないし...」

「そうか...」

三人は揃って言う

「わかった!やってみる!」

一番真っ先に言ったのはヒサメだ。

「まぁたしかに合理的な訓練ですね。」

フィーアも続く、

「やっぱやんなきゃダメかー、でも外の世界は行きたいしやるっしょ!」

カンナも頑張るようだ。

「当番制にして掃除や買い物とローテーションしていく方式がいいよ」

僕はアドバイスを送る。

「頑張るぞー!」

うん、三人とも気合充分のようだ、しかし気づかなかったこれが苦労の連続になることを今回は三人が料理をしたときのことを語っていく。

ーヒサメの場合ー

さて、今日はヒサメが料理当番だよな。そう思って家に近づくと...

ドカンバッキャーンズドド 

工事音のような音が出たので家の中に入ると黒煙を上げた鍋をかき混ぜているヒサメの姿だった。

「あ!クリスさん、きてくれたんですね!今日は私の料理楽しんでくださいね!」

と邪気のない笑顔が余計に怖い、すぐ後ろでは二人がガタガタふるえていた。

「買ってきた食材でどうしてあんな風になるんですか...」

「これ、掃除して綺麗になるかな...」

二人とも恐怖で顔が引きつっている。

「さぁ三人とも召し上がれ!」

そういってくれるが紫の半分凍ったカレーを前にして進んで食べろと言う方が無理だろう

「もう!みんなどうしたの?冷めちゃうよ!そうだカンナちゃん昔研究所でやってたみたいにアーンしようか?」

「え!」

急に白羽の矢がたったカンナ

「さぁ!アーン❤️」

「イヤッ!待って待って待って@/#☆♪¥」

こうしてカンナは撃沈した。

「アレッ?カンナちゃん寝ちゃったみたいだし二人ともクッキー食べてみて^_^」

もう考えるのも怖いクッキーは意外と普通だった良かったと思い僕達二人は口にして噛んだ瞬間口の中に爆発がおこりそのまま気絶した...

ーカンナの場合ー

「今日は大丈夫かな?」

とカンナの様子を見に行くとオシャレにパスタを茹でたりスープを作っていた。後ろの二人はヒサメはキラキラした目で見つめ、フィーアは

涙をながしていた。

「今日はまともなごはんになりそうです...」

聴こえない声でしかし確かにフィーアがつぶやいた。

「カンナちゃんすごい!」

ヒサメがさけぶ。

「上手く出来てればいいけど^_^」

とカンナがいって出した食事は昨日とのギャップの差に二人は涙した。

ーフィーアの場合ー

まぁ、ヒサメのようにはならないだろ...そんな期待をしつついえに向かうと三人とももう机についていた。しかし二人とも真顔だった。

当然だろう、おかれていたのは、大量のサプリメントや栄養補給剤

そして菓子パンだった。

「フィーア...これは?」

僕は震えながらこたえた。

「人間の町で流行っている食事らしいです。効率良く栄養をとれるとか。」

「まぁそれは後で説明するよ。けどなんで菓子パンも大量に」

「美味しそうだったので」

この後なんとか二人ともまともな食事をつくれるようにサポートとした。まぁそれでも個性はでてしまっているが。

子育てて難しい...

 

 

 

 




この後も日常回は続きます。


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特訓のとき何があったのか

特訓回を詳しく書いたものです。


まず特訓で最初に始めたのは、血に慣れさせることだった。出来るだけ

身近な血の方が良いと思い食肉の血抜きをみせることにした。

「戦いで血が怖いのは、言い訳になりませんものね。」

フィーアは、真顔で言って血抜きを見ている。二人は震えながらもちゃんとみていた。

終わった後はいよいよ戦いに慣れる特訓だ。まずは僕が狩りの獲物を弱らせてその後三人がトドメを刺す段取りにした。

「うぅ...」

「ヒサメ大丈夫?無理ならやらなくても...」

「いえ、やります。やらなくちゃいけないんです。」

何故そんなに固い決心なのかきくと自分の弱さを自覚してもっと強くなって三人を守りたいと思ったらしい。

「もしクリスさんが助けてくれなかったら、カンナちゃんともこうして過ごせてないかもしれないです。だから強くなって守りたいです!」

こうしてヒサメもクリアし、カンナも同じことをいってクリアしたのだが...

そこからの戦い方の進化がすごかった。格闘なら隙を測って急所に一撃入れたり、異宙人の能力も洗練され、一撃で相手を仕留めるようになっていた。

「皆すごい成長スピードだな...」

「慣れたら簡単にできましたよ?」

と言ってくる三人、末恐ろしい子達!

というか思ってたんだけど...

「威力おかしくない?」

そう、原作よりもずっと強力な威力で氷や炎、パンチやキックをはなっていて困惑していた。

「ここにきてからなんか調子がいいんですよね。クリスさん何か知りませんか?」

と三人からきかれたので、まさかチートのおかげかと思いつつ確証もないのでごまかした。そんな時森に盗賊が入ってきた、僕がまた不在だったので三人が対応したのだが戻ってきた光景が衝撃的だった。

「アガガガガ...」

既に戦闘不能になっている盗賊と

「私のことはいいけど他の二人をそういう目で見たこと償って貰うから」

と電撃や炎などをはなって殺そうとしている三人の姿だった。

「何があった!?」

訳をきくと盗賊はロリコンだったらしく、三人をそういう目で見てきたので次の瞬間にはブチ切れていたようだった。なんとか三人を止めて僕は盗賊の記憶をけして、森の外にほうりだした。しかし人間と戦うこともあったため三人とも「森の三聖女」といういたいふたつ名をつけられ顔を真っ赤にして悶絶するのは、後の話

「「「何でこうなるのー!」」」

まぁなんというか...ドンマイ

この名前が広まったことで三人は本格的な森の見回りに参加したり妖精王の森が自治区として認められることの一端になった。




次は、番外編!
主人公の転生直後やカゲチヨと因縁のある赤髪の吸血鬼との戦闘をかいていきます。


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sideストーリーNo.1 転生、そして出会い

番外編です。本家のサイドストーリー風タイトルです。  
まずは、ホルスとアヌビスを出したいと思います。
あとナレーションではカンナカムイと原作の女好き雪女も
(氷河期なるとどうなるのか?にでてきます。)


シディと会って数日経った頃カンナがきいてきた。

「お父さんてどうやって生まれてきたの?」

と興味深々にきいてきた。

「確かに気になりますね。」

「お父さん異宙人の友達いるの?」

とフィーアとヒサメもきいてきた。

「いるよ、最近はあってないけど。まぁ暇だし話してあげるよ。」

そういって語っていった。

 

西暦1900年

地球が異宙に転移する100年前、僕は妖精王として転生していた。

前世はのんびりやだったので自分のチートにビックリしたし、

ユグドラシルみたいにそびえ立つ神樹が生えていてその上

命の泉もてっぺんで水を盃からドバドバ出していて驚いた。

そして頭の中に自分の使命そして世界の知識が流れこんできた。

まぁ用は神樹を守れば良いから隠居生活ができると喜んだ。

転移する前は知性のない森を荒らす獣や異宙人を追い出せばよかったし

あいつら少し力みせたらよってこなくなったからあまり忙しくなかった。太陽の代わりになる前のホルスが偶にやってきて、

「もう、お前の力を恐れて誰も神樹や泉を取ろうとする輩はいなくなったんだから少しは外にでろ。」

とお母さんみたいなことを言われる日々だった。そんなある日森の

空が暗闇に包まれてひとりの黒髪の少年がやってきた。

「お前がホルスのヤローが説教してるつー妖精か?」

ときかれた。

「まぁそうだけど、どちら様ですか?」

と返したら。

「はは!俺にそんな口きいたのは、久しぶりだなぁ。」

「俺の名はアヌビス、冥府の守護神だ。」

「お前の狙いは泉?それとも神樹?」

「そんなわけねぇだろ。ホルスが認めてるつー実力ちょっとみせてくれよ!」

そういって殴り掛かってきたのでパレン・ガーデンで防ぎ、そのままユグドラクロスで殴り合う互いに吹き飛ばされ後退したときに、互いに軽い傷負った。そのとき

「はは!なるほど確かに俺たちと同等の強さ!認めてやるよ!」

といわれ、そこから奴がコレクションしてる、異宙のお宝を見せられることになった。まぁ暇だからよかったけど。だから僕も神樹や泉を狙う奴らのことや森の動物たちのことをはなした。偶にしつこい襲撃者に対しての愚痴にもなったが。もしかしてホルスはこうすることが狙いだったのだろうか?全く世話焼きな奴だ。まぁ偶に空を飛んでたカンナカムイにちょっかいかけたり、女好きな雪女が訪れて美容の薬を作るための

材料探しをさせられたり色んなことがあり、今は三人の女の子達と暮らしている感じだ。

 

「へぇ!ホルスや雪女と知り合いなんだ!あってみたいなぁ。」

「アヌビスさんなんか大物そう...」

「ていうか、暇だからってドラゴンにちょっかいかけるてなんですか...」

「雪女は女とみたら見境無いからやめとけ。」

皆様々な反応をした。あの雪女散々振り回しやがって...

「まぁ転移してからは、気に食わない奴らにもあったけどね。トッププレデターとかあと赤い髪の吸血鬼とか。」

「赤い髪の吸血鬼!?なにそれ!詳しく教えて!」

「あんま良い話じゃないけどな...まぁそのおかげで三人にも会えたしはなすとするか。」

 

 

 




この後初めてのトッププレデターとの接触、吸血鬼との対決です。


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sideストーリーNo.2 気に食わない奴ら

ここから吸血鬼の戦いです!


西暦2000年がたったある日、地球が転移してきて興味を持った奴らが

次々と流れ込んだ。その影響からか、どこからか、泉や神樹の噂をききつけたのかハンターや研究者が頻繁にやってきたしかも狙いは泉や神樹だけでなく周りの動植物もだったので一方的に追い出したり森に受け入れられなかった奴らは殺した。偶に神谷先生のように優しい人も来たので受け入れて話を聞いてもらったり、オーナーのように謎の過去を持つ人に果物をあげたりしたけど、基本的には浅ましかったり欲深い奴らばかりだ、

トッププレデターは特にそうだった、ある日ふらふら見回りをしていると、怪しい白衣を着た集団が伸びてくる枝を切り分けて進んでいるのがみえた。

「何者だ、貴様達」

ときくと、集団はざわめきだし。

「まさかくる途中近くのものがいっていた妖精王!?」

「馬鹿な!噂だけの存在じゃないのか!?」

と言ってきたので

「黙れ、お前達は何故俺の森に侵入している。なにものだ?」

ときくと

「我々はトッププレデター!人類が再び頂点に立つために結成されたそしきだ!妖精王の命の泉、その水があればどんなに劣化した土地でも植物が育つといわれている。人類の発展のために奪わせてもらうぞ!」

といわれたので真実をはなした。

「この水は神樹が育つただ一つの水だ、神樹がなくなれば生み出していた莫大な栄養分でそだっていた異宙の植物だけでなく恩恵を預かって育っていた地球の植物も枯れてそだたなくなってしまいぞ?たとえ水があっても神樹からはなしたらおわりだからな。」

すると、

「ええい、いいからよこせ!!」

と馬鹿正直に銃で対抗しようとしたが呆気なくやられた。

次の日からもひっきりなしに関係者が動植物を乱獲しようとしたりするので、気に食わなかった。アヌビスにも度々愚痴をいっていた。

「ははっ!そりゃ災難だな!!」

「もしかしたら、お前のお宝も狙っているかもしれないから気をつけろよ?」

「あぁ、しかし俺たちに喧嘩売るなんざ命知らずだなその組織の奴ら。」

「気に食わない奴らだよ。」

そうやって愚痴を言って数日経ったある夜の日突然、赤い髪の吸血鬼と

なんかメガネをかけた戯けた感じの男があらわれた。

「何だ、お前ら。」

「トッププレデターすよ、妖精王さん。」

「今度はなんのようだ、森を荒らすなら二人まとめて心臓貫くが」

「今回は、泉や森が目的じゃないお前だ妖精王。」

「どういうことだ?」

「お前のDNAをいただく。」

そう言って吸血鬼は血液の刃を僕に放ってきた。

僕は霊槍をぶつけて相殺して複数展開をおこなった。

薄々思ってたけどアヌビスほど強くない。

まず増殖で吹き飛ばし、守護獣でタコ殴りにした。

「ぐはっ!?」

「ちょっとちょっと、夜のあの人をあそこまで...」

メガネがなにか呟くが関係ない

「これで終わりだ。」

化石化をぶつけようとした時、

「がぁぁぁぁ!!」

なんと吸血鬼が石化覚悟で特攻してきたのだ。

ザクっ!!

霊槍は右腕に当たる、奴はすれ違いざまに俺の髪の毛を数本抜いた。

そして着地と同時に石化した右腕を引きちぎり全身の石化をふせいだ。

「ハァハァハァ...これで目的はたっせいだ。」

「大丈夫っすか!?」

「黙れ...帰るぞ。」

「待て何に使うつもりだ。」

「お前に語る必要はない。」

そう言って吸血鬼は、蝙蝠になって去っていった。

「それじゃーお邪魔したっす妖精王さん。」

メガネもそう言って去っていった。

なんだったんだ...

そういうこともあり、森の中でトッププレデターがなにかやっていたら

徹底的に潰すことにした。これは、隠居よりも重要だ。

 

「そんなことが...」

ヒサメがそういうと、フィーアが、

「そういえば妖精王のハーフを作って霊槍を出現させようとしたみたいだけど、適合できる人間がいなくてできても余りの力に体が崩壊して、

使い物にならないとして、データが凍結させられたと聞きましたが、その時のデータだったんですね。」

といった。

「まぁ、けど三人やシディ君に会えて救えたことはよかったけどね。」

「「「お父さん...」」」

三人ともこの後めちゃくちゃあまえてきた。

 

 




これにてsideストーリー一旦終了です。
つぎはストーリー編突入でカゲチヨを出すかまた日常回にします。


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腐血の出会い 物語の始まり

ついにカゲチヨ登場です。
ストーリー編一章も上げていきます。


それから数年のときが流れ三人とも十七歳になっていた。三人が勉強や護身術を教えていた人たちも、立派に守れるように成長していた。

今日はシディが二十歳になった記念に四人でお祝いに行こうとシディ達の居住地にむかっていた。すると、車のひっくり返る音がしたので行ってみるとシディがお兄さんを助けるために車をひっくり返した後だった。

「大丈夫か!?」

僕は駆け寄り叫んだ。

「あぁ、しかしなんなんだこの車は?」

皆が疑問に思ったその時

涙をながしながら運転手の血液を吸っている少年の姿があった。

sideカゲチヨ

「妖精王の森てやつは、異宙人と人間が共存してるらしいぜ?」

「へー、そうなんだー」

「うわっ、興味なさそー。」

「なんだよ、ヒビキは興味あるのかよ。」

「まぁ、妖精王にも会ってみたいし、森の三聖女ていうのにもあってみたいんだ。カゲもみたいよね?^_^」

「はぁ!?俺は見みみ、みたくなんかねぇし!」

「ヒビキ〜からかうなよお前のせいで女子苦手になってんだからよー

まぁ俺も、強くて美人て噂だしあってみてぇかな。」

「うわっ!お兄現金〜」

「うるせぇ!」

「ははっ。」

そんな日常はある日クソ野郎によってこわされた。

no side

突然血を吸って体を変化させる少年に一同は、困惑してした。しかし、

「ヴァァァァァァ!!」

少年が叫び声をあげた。

まずシディが血を吸われていた人間を救出した。

「それ以上吸えばこの人間は死ぬぞ?」

しかし少年はシディの説得を無視して戦闘態勢になった。

普通なら妖精王に頼み殺さなければならない、この森に住む誰もが思うことだった。しかし、シディ、フィーア、カンナ、ヒサメの四人は血を吸っていた時の少年の涙がかつて自分たちが流したものと似ていると

感じた。だから、

「お父さんは、ゴブフタ兄さんをつれて集落へここは、俺(私)が引き受ける」

普段親バカな妖精王なら反対しただろうが四人の覚悟に満ちた目をみていった。

「わかった、ただし死ぬなよ!」

妖精王は、ゴブリンの家族を連れて人のいる神樹近くの集落にむかった。それがみえなくなったとき、少年は、

「ウガァァァ!」

襲いかかってきた。夜だったこともあり、四人はそれぞれ避けて隙を探った、そして先手をとったのは、シディとヒサメだったシディは狼男の身体能力と牙、ヒサメはカンナカムイの力で電撃の爪をつくってはしりだした。ちなみにシディも三人同様特訓をうけて強くなっている。

ズバァ!ガブゥ!

シディは右、ヒサメは左側から首元をそれぞれ切り裂き、噛みちぎった。少年は血を流し倒れるしかしすぐさま傷を再生させ、再び襲いかかった。カンナとフィーアも炎や格闘術で二人の援護をするそして攻撃と

回避の応酬を繰り広げていたが、ついに変化がおきた。

「ガァ...嫌だ、俺」

ついに少年の自我が復活し、暴走する自分と戦い始める。

そしてついに朝日が上りホルスの力が復活する。

「今は...眠れ。」

「ウワァァァァ!!」

シディが特大の火球を放ち少年を気絶させた。

「やったな...」

「ふぅ〜疲れたし。」

「でも良かった。」

「ですね。」

そうして四人は座って体を落ち着かせた。

「大丈夫か!?」

妖精王がゴブアツさんや精鋭をひきつれきたのはそのすぐ後だった。

 

 

 

 

 




次回カゲチヨ目覚める!
そしてオリジナルカレコレ屋始動!
妖精王は植物から三人を見守るスタイル(笑)


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カレコレ屋結成へ

シディの過去編とカレコレ屋結成をミックスした感じです。



sideカゲチヨ

俺が次目覚めたのは木製の家のベッドだった。

「ここは?...」

俺はここはどこかと見回していると

「あっ!やっと起きた!」

部屋の中に入ってきたのは青髪の女の子だった。

「大丈夫?ずっと目覚めないから心配しちゃった。昨日のこと覚えてる?」

「あぁ、ぼんやりとだけどお前達四人に悲しみをぶつけてた。すまん...」

「気にしないで、それよりもこれから四人でご飯なんだけど一緒に食べない?その後お父さんにあなたのことを詳しくきいてもらうから。」

「それよりも、ここはどこだ?お父さんてだれだ?」

「詳しくはご飯を食べてから!ほら、行くよ!」

俺は、女の子に手を引っ張られリビングにむかった。

ちなみにシディとカンナていう奴の作った料理はメチャクチャ美味かった。

食べおわった俺は青髪の女の子、ヒサメと角の生えた女の子フィーアに案内されて、神樹と呼ばれるところに向かっていた。 

「スゲェ、ホントに人間と異宙人が一緒にいじめられることなく暮らしてる。」

「妖精王の同盟や自治区ということもありますが、ここでは生きるため最低限頑張ればいいので物物交換で成り立たせることができます。」

「しかし妖精王が父親でアンタら三人が聖女て、シディに聞いたときは、驚いたぜ。」

「言わないで下さい...」

「うぅ...」

二人ともまだはずかしがっていた。バレた直後はカンナて奴も顔真っ赤にしてたからなぁ。まぁ俺も中二病のときに自分で痛い名前つけてたから少しわかる。

「それよりももうすぐ着きますからね。」

そして出会ったのは呑まれそうな雰囲気をもった妖精だった。

side主人公

「わざわざご足労ありがとう俺が三人の父親で妖精王クリスだ。」

「俺は、カゲチヨていいます。」

お互い名乗ったところで話し合いを始めた。勿論カンナやヒサメ、フィーア、シディもきいている。カゲチヨの村が突然ゾンビに襲われたことや、赤い髪の吸血鬼が原因であること、そして体を作り替えられていたことを、そして俺も赤い髪の吸血鬼が属している組織が泉や動植物をねらったり、勝手に森に研究所を立てて三人の体を作り替える実験をしていたこと。シディの母親の話もした、車には運転手も居なくなっていたことやカゲチヨを運んで戻ってきたら証拠はなくなったことをはなした。

「俺もトッププレデターは、気に食わないから情報の提供やお前への協力は惜しまない。」

「ありがとよ。」

「町で情報収集する必要もあるだろうし、知り合いに頼んでマンションを格安で借りられるようにするよ。」

「何から何までありがとうす。」

「待って!」

ヒサメが叫んだ

「私達も連れて行ってくれないかな?」

「はぁ!?」

二人とも息を合わせていった。

「わかってんのか!遊びじゃねーんだぞ!?」

「わかってるよ!でも私達話し合ったけどシディの母親を探したいし、

あなたをほっとけない!」

「それに情報収集するにしても闇雲に探しても見つからないし。アーシにいい案が、あるんだ。」カンナが言う。

「なんだよ。」

「なんでも屋!アーシ達の力人の役に立たせられるし、色んな人の話も聞けるから。」

「...四人で勝手にやってくれ。」

「ならあなたはどうやって探すつもりですか。」フィーアが冷静に質問する。

「それは、もっと効率の良い方法で...」

「五人で力を合わせるのが一番効率的だと思うが。」シディが正論をいう。

「...お前らも巻き込まれる、怖いんだ大切なものができて奪われるのが。」

「その気持ちを知っている奴が大切なものを守れる」

「五人ならきっと楽しいよ!」

「わかったよ。五人でやろう仕事しながら、よろしくな。」

照れ臭そうにカゲチヨはいった。

「まぁ、四人も外出る為の準備があるし、その間俺が鍛えてやるよ、

奪われるつもりはないんだろ。」

「勿論!」

こうして五人は外の世界へでていった。まぁ出て行くとき渡した植物から様子は見ることができるが。親離れは寂しいものである。

数日後、カレコレ屋結成!と書かれた看板と一緒にピースしている五人と人数分の手紙がとどいた。勿論永久保存である。

 

 

 

 

 




ここからオリジナルカレコレ屋の日常が始まる、動画を参考にしつつ
二人も活躍していくようにしていきます。


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勘違い勇者が転生してきたら

本家の転生したら勇者になっていた件のオリジナル版です。
ちょっと三人が過激かもしれないので注意!


side勇者

普通の高校生だった俺はてんとう虫を車から助けて異宙と呼ばれる場所に転生していた。しかも勇者でステータスがMAXだったので村を襲ってきたサイクロプスを倒し女たちをはべらせていた。

ある日村人がこんな話をしているのを耳にした。

「はぁーあの勇者が来てから村がメチャクチャだよ。妖精王の森に亡命しようかな。」俺はそいつに詳しく話すように脅すとこの異宙には、妖精王の森という自治地域がありそこは妖精の王様が納めていて今は人間の町に留学生としてきているが聖女と呼ばれる三人の女もいるらしい、

なるほど王様に従わされている女の子、ゆるせん!俺はどこにいるかわからない妖精王に対して敵意を燃やし、聖女たちを助けることを村人に宣言した。 

sideカゲチヨ

俺たちはいまとある村に向かって歩をすすめていた。

「あぁー、あつー」

「やる気出してください。」

フィーアが注意するがそれにしても暑すぎる

「確か今日の依頼は勇者退治だよなー」

確認すると、ヒサが答えた。

「うん、村に突然異世界から転生してきた勇者がやってきたんだって、最初は村を襲ってきたサイクロプスを倒して喜ばれてたらしいよ。」

「それで勇者て呼ばれるようになったの?」

カンナが質問すると、

「ううん、自分で名乗り出したみたい。」

「ヤベーやつじゃねーか。」

反射的に突っ込んでしまった。どんだけ自信家だよ!

「しかしそこからが問題で、少しでも気に食わない人や反抗してきた人

に暴力をふるうようになりました。」

フィーアが続ける、

「怖っ、サイコじゃん!?」

そんな理由で勇者の力を振るわれたら溜まったもんじゃない。

「この村には異宙の貴族が住み着いていて、村の人が納金して脅威から

守るという関係を築いていたのですがが悪党と勘違いしたのか、その貴族を倒してしまったみたいです。」

「貴族という響きが悪そうに感じるもんな。」

シディが分析する。まぁ自分勝手な価値観でリンチにするのは悲しいがよくあることだ。カンナも、

「他にも、自分好みの女子を集めてハーレムを作ってる女の子は勇者の

力を恐れて従うしかないらしいし。」

勇者の悪行をはなす。全く許せねぇなぁ!?

「羨ましい!」

「思考と発言逆になって(るぞ)(るし)ますよ。」

女子三人に言われると心が痛い。

それで噂を聞いた隣の村の人が依頼してきたということだ。

「カゲチヨ」

シディが女子三人から離れたところで小さな声ではなした。

「依頼人が三人が準備していていない時に話してくれたのだが、奴は今

妖精王を倒し、聖女を助けることを宣言しているらしい。」

「マジかよ!?あいつらが知ったら...」

「あぁ間違いなくブチ切れてしまうだろうな。」

あの三人と妖精王の親子愛は誰もが知っている。それを恐れて学校では誰もあいつらのことスケベな目で見ないし...

でも異世界転生してきた勇者はそれを知らない、しかも王という貴族と

同じくらい悪そうな響き...また勘違いを暴走させていても、おかしくない。

「とにかくくれぐれもあの三人には内密に...」

「へぇ...そうなんだ...」

「!?」

振り返ると前を歩いていたはずの三人がここにいて怒りのオーラを放ちながら微笑んでいた。ヒサの氷やカンナの水の能力を使ってないにもかかわらす周りの空気が冷えているのがわかる。

「さ、三人とも落ち着け!?勇者はまた勘違いしているだけで...」

「どうしたんだい、君たち?」

運悪く勇者と鉢合わせてしまった。

side勇者

女の子をはべらせながら歩いていると活発、クール、清楚という俺の

嫁にしたいランキングトップ3の女の子たちが男たちに微笑んでいた。

「どうしたんだい、君たち?」

俺は三人にそれぞれ肩を叩き声をかけた。

すると、赤い髪の活発そうな女の子が微笑みながらいった。

「勇者様が妖精王を倒そうとしているてきいたけど本当?」

そうか!俺の王に立ち向かう勇姿がみたいのか!

「そうさ!俺が必ず王を倒してこよう!」

ふっ...これで彼女たちも惚れただろう!そう思ったその時金髪で緑色の瞳のクールそうな女の子がいった。

「そうですか。では吹っ飛んでください。」

そういった瞬間俺はその女の子に蹴っ飛ばされていた。

「ギャァァァァァ!?」

まるで女子の脚力とは思えない力だった!

その時はべらせていた女の子の一人が叫んだ。

「聖女さま!?」

なに、この子たちが聖女だって!?

「たしか、何でも屋をやってるてきいてたけどまさかこの村を助けに!?」

「はい、隣の村の人の依頼で早く逃げて下さい。」

青髪の清楚女子がいった。

「うわっ、終わったわねあの勇者名君の妖精王さまと聖女さまは、相思相愛の親子なのに倒すとか言っちゃって。」

何!?そんな話きいてない!(脅した相手は言っていたがそれを聞く前に勇者が倒す宣言してしまっていた。)

「倒すていったけど今のフィーアちゃんの蹴りで吹っ飛ぶならお父さんなら瞬殺だよね。」

そんなことをいって青髪女子は、地面に手をつけて木に叩きつけられた俺の足を凍らせた!

「アァァァァァ冷たい!冷たい!」

「冷たい?じゃあ溶かしてあげるし?」

そういって赤髪女子が炎を俺の上半身に放った直後、俺は気を失った。

sideカゲチヨ

この後勇者は、村で好き勝手した罰を受けて大人しくするということで

村の中で決まった。甘いと思うかもしれないが今の勇者の状態なら大丈夫だろ。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい...」

なんか可哀想になってきた。俺みたいに女子が苦手にならなきゃいいが...それにしても

「今日は、出番なかったなー」

「うむっ、頑張った三人にご飯を豪華にするのはどうだろうか?」

頑張ったというかただ怒っててただけだがそれは言わぬが花というやつだろう。

「そうだな、じゃあ二人で買い物に行くか!」

「うむっ!」

こうして今日の夜ご飯のため俺たちは、買い物に出かけた。

 

 

 

 

 

 




まだまだ日常回続きます!


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動物園飼育員やってみた。

今回はフィーアのオリジナルの過去がありますので、
ご了承ください。
あと本家でシディが地球滅亡の回でDNAを使ってオリジナルの異宙人に語りかけていたのでそれも使います。


sideカゲチヨ

今日の依頼人は、紫の髪をポニテに束ねた女性だった。

 

「カレコレ屋に動物園の飼育員の手伝いをお願いしたいの。」

 

「動物園!?野生の動物しか見たことなかったけど興味あるので

私はやってみたいです!」

 

「アーシも!」

 

ヒサとカンナは目をキラキラさせている。

しかしおれは、

 

「俺、動物キライ、メンドそう。」

 

世話とか絶対肉体労働だろ!

 

「良いじゃん!!こんな機会滅多にないんだしさ!ねぇ!シディとフィーアもそう思うよね?」

 

ヒサは、二人に質問するが、

 

「俺は動物園というのが嫌いだ。」

 

「わたしも同じ意見です。」

 

二人からのこたえは厳しいものだった。

二人とも自然の中の動物見て微笑んでたからな。

 

「動物を見せ物にするのは、人間のエゴだ。」

 

「動物たちは、自由が少ないけど安全に過ごせているよ。双方に利益があるんじゃないかな。」

 

依頼人が意見を言うが、

 

「売り上げが無ければ殺処分にするなんて人間は、随分偉いんですね。」

 

フィーアが厳しい意見を述べる。

 

「けど、一度働いてみて欲しい、働いてみて考え方や見方が変わるかもしれないから。」

 

「わかった。」

 

「わかりました。」

 

こうして業務内容を詳しく聞いて依頼に臨むことになった。

 

ー依頼当日ー

「ふぁー、寝みぃ。」

 

「夜更かしするからでしょ!」

 

ヒサが注意するが

 

「面白い関連動画勧めてくるYouTubeが悪い。」

 

「これがAIに負けるということかし。」

 

言い訳すると、カンナに皮肉を言われる。依頼人がやってきた。

 

「おはよう!さっそく掃除やチェックお願い!」

 

依頼が始まったのだが、

 

「キタネー、めっちゃ汚れるじゃん!」

「体の大きい動物は餌も沢山食べるから糞も大量にだすからね。」

 

ヒサが説明した。

 

「ヒサはなんで平気なんだよ?」

 

「仕事ですから!それにこれより汚い奴と一緒だから。」

 

「それって俺のこと!?」

 

ヒサに暴言吐かれながらやっていたがシディとフィーアは、大丈夫かな。

 

sideシディ

俺達は、ある色の違う動物がいじめられているのをみて助けに入った。

 

「親がいれば虐められなかったのだろうか...」

 

「いえ、親がいても、虐められたでしょう、特別だと虐められやすいですから」

 

そういうフィーアはなんだか苦しそうだった。

 

「どうした何か辛いことを思い出したのか?」

 

「シディさんは鋭いですね。」

 

そうしてフィーアが話してくれた過去は壮絶なものだった。

 

sideフィーア

まだ研究所にいた頃ある日、私は物をぶつけられた。

その人達は欠陥品や廃棄が決まった人たちだった。

 

「なんで無表情なお前が正規品なんだよ!」

 

「アンタが廃棄になれば良いのよ!」

 

「何してるんた!お前たち!」

 

研究員はいつもかばってくれたがそれは、

 

「あれだけのことを言われて感情をださないなんて。将来有望な兵器だな!」

 

私の感情を顔に出しにくいのを無感情と勘違いした結果だった。

私の価値ていったい?

私は誰もいない牢屋で涙を真顔でながしていた。

 

sideシディ

「そんなことが...」

 

研究所でフィーアがされていたことは許されることではない。

だからこの子と自分が重なるんだろう。

 

「でも、通常業務もやらなきゃいけないし、頑張りましょう。」

 

「うむ...」

 

俺はどうすれば...

 

sideヒサメ

私達は今園内ガイドの仕事していた。予習していたので子供達を楽しませられていた。そんな時、

 

「お姉ちゃんーあの動物は?」

 

指差す場所にいたのは、アイスをかじってだらけているカゲだった。

 

「アレはダメナオトナていうんだよー。みんなはああならないようにしよう。」

 

「はーい♪」

 

こうして依頼を順調にこなしていた。

 

sideシディ

俺は閉園時間になってもいじめられている、あの子の様子を檻を握りしめて見ていた。

 

どうするのが正解なんだ...

俺が考えていたとき。

 

「確かに動物園は人間のエゴだよ。」

 

依頼人が話しかけてきた。

 

「でも私達は、動物に愛がある。それだけははっきり言える、お客様も

動物が好きなの。動物も自由はないけど安全がある。わからないことがあっても考えることをやめない、檻の中での幸せを願ってる。」

 

確かにそれも正解なのかもしれないだが...

俺は答えを詰まらせるが、フィーアがやってきた。

 

「この子の特徴を調べてみたら、わかったことがあります。

もしかしたら親に会わせられるかもしれません。」

 

そう言ってこの子の毛を一本取ってそこに自分の力を宿し始めた。

 

「この子のDNAを通じて親に呼びかければ。」

 

どうやら俺がやったことの応用をやっているらしい、フィーアのDNAということは、そう思った瞬間周りが光に包まれとてつもない力を秘めた生物があらわれた。近づけなかった、いつでも殺せるという感じが

伝わってきた。

 

「き、麒麟だ...」

 

依頼人が呟く。

 

「地球での目撃例はほとんどない、目にも見えない速度で移動する幻獣

!」

 

そうかあの子は、麒麟の子供だったのか。そうおもっていたらあの子が

駆け寄ってきた。

そして、フィーアは

 

「これからは、自由にいきてください。」

 

と抱きしめて笑顔を見せていった。

俺にもよって来たので、

 

「親とはぐれるのは寂しいよな俺も似たことがあったからわかる。

じゃあな。」

 

そうして麒麟の親子は空を駆けていってしまった。

 

「ハァ、ハァ、まさか麒麟の子供だったなんて。」

 

「相手に生き死にを握られるのは不安だろ?

俺は動物たちと友達でいたいのだ。でもお前たちも動物たちを愛しているのはわかった。働いてみてよかったよ。」

 

この後光をみたカゲチヨたちが駆けつけ、今日の依頼が終了した。

帰り道フィーアとはなした。

 

「フィーア、お前のいいところは、自分の心に従って行動できることだと思う、それにお前はちゃんと泣いたり微笑んだりできていた。

価値はそれではないか?」

 

「ホント、シディさんには敵いませんね。」

 

こうして俺たちは、帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。


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メイド喫茶と姉離れ?

今回はカンナ視点でのオリジナルの過去や思いもあります。
ヒサメの過去や思いにも付け加えがありますので注意!



sideカンナ回想

 最初出会ったときは変わったやつだとおもった。

戦闘兵器なのにビビッてて戦えなくていつも、欠陥品達

や廃棄にいじめられるやつ。

 

「何で全然戦えない奴が正規品なんだよ!」

 

そのくせ適合数値は高かったから期待されていた。

 

「君は実験始まって以来の高数値なのだから期待を裏切らないでくださいよ。」

 

一緒の檻にいたのにアーシのことに気づかず泣いていたので、からかいまじりに

声をかけた。そこから、アーシはその子にヒサメて名前を付けたり、自分の夢なんかを話したりした。最初は変な目で見られたけど、日々を送っていくうちに気が合って一緒に食事したり会話する機会が増えた。まぁ、昔のアイツは無口だったからアーシが積極的に話しかけたけど。お父さんに救われて妖精王の森で過ごすようになって明るい性格になってからもアーシが行動してヒサメちゃんがそれを追いかける形になって住むようになった人たちからも姉妹みたいに扱われた。まぁアーシもそう感じてたしうれしかった。でもいつかアーシがヒサメちゃんのこと追いかける日も来るのかな?

 

sideヒサメ回想

最初話しかけられたときは、あまり関わらない方がいいと思った。

実験体なのに、勝手に自分でカンナと名付けてたり笑顔で話しかけてきたからだ。

けど、話していると胸が軽くなって不思議と頑張れた。

お父さんに助けられて妖精王の森で過ごすようになってからも活発なカンナちゃんはいつも前を走っていてそれを私が追いかける形だった、今の私を作ってくれたのは、お父さんや

フィーアちゃんのおかげでもあるけどきっかけをくれたのは、カンナちゃんだ。

大事なことを教えてくれて名前をくれたから私は明るくなれたんだ。だからいつかは、

私が前を走りたい。

 

ー現在ー

sideヒサメ

 今日の依頼人は、メイド服をきた女のひとなのだが何故かニコニコしながら私たち

二人をみていた。

 

「あのー、ご依頼は?」

 

私が質問すると、

 

「すみません、やっぱりヒサメさんとカンナさんは可愛いなーと思ってみとれてしまいました。」

 

「えぇ!そ、そんなこと。」

 

私が照れていると

 

「まあね~、もしかして、それが依頼に関係あります?」

 

カンナちゃんが敬語で対応してくれる。あぁまた頼っちゃた・・・

 

「はい!メイド喫茶ではたらいてください!ダメですか?」

 

「アーシはやりたいけどヒサメちゃんは?」

 

恥ずかしいけどちょっとやってみたい・・・

幸いあの三人にはバレてないし・・・

 

「やらせてください!」

 

私は依頼を受けることにした。

 

ー依頼当日ー

早速依頼人が働いているメイド喫茶にやってきた。

どんな人たちなんだろう?

 

「本日お世話になりますヒサメです!」

 

「カンナです!」

 

「「よろしくお願いします。」」

 

「あー、よろしく。」

 

「わかんないことあったら、きいてね~」

 

あ、意外とふつうだったすると、見るからにベテランの人が入ってきて

 

「ちっ、」

 

舌打ちをされた、まさかヤンキー!?それから業務内容を説明されて着替えたその時

もヤンキーの人ににらまれた気がした。こうして、仕事に向かったのだが、

 

「おいしくなーれ・・・」

 

「えっ、何?」

 

「あ、私がやります。」

 

私が萌えポーズを照れてしまいカンナちゃんがフォローしてくれた。

 

「おいしくなーれ!」

 

やっぱりカンナちゃんはすごいな・・・

 

sideカンナ

休憩の時間ヒサメちゃんがおちこんでいたら、あのヤンキーの先輩に注意されていた。

 

「ふざけてるの?遊び気分なら迷惑だからやめて。」

 

そう言って先輩は出ていった。

 

「だいじょうぶ?」

 

私は言ったがヒサメちゃんは急に頬をたたいて気合を入れていった。

 

「ごめん!カンナちゃんフォローいれさせちゃって、次のお客様いかせて!」

 

ヒサメちゃんが積極的になった、こんなの特訓のとき以来だから、久しぶりに見たから驚いた。その結果見事お客様を満足させ、先輩に認められた。

その姿を見てもう、姉離れされるのかなと思ったアーシなのだが・・・

 

「よーし、このまま頑張るぞ!」

 

「おかえりなさいませー!ご主人様!」

 

そう言ってドアを開けると

 

「ピザの宅配ですが・・・えぇ!ヒサメ!?」

 

なんと従業員の食事を届けに来たシディだった。

 

「おかえりなさいませ?というかその恰好は?」

 

「いやー!」

 

「あー、あのねシディ・・・」

 

何とかアーシが説明して誤解は解けたが姉離れはまだまだ、先と思った今日この頃であった。

 

 

 

 




メイド回のオリジナルでした。


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無人島で遭難!?

本家と同じでフィーアとカゲチヨが遭難しますが、トッププレデターに所属していないため
オリジナル展開になっていきます。


sideフィーア

今日はみんなで船旅にきていたのですが・・・

 

「ヴェー、気持ちワリ―。」

 

カゲチヨは船酔いでダウンしていました。

 

「大丈夫か?」

 

「酔い止め飲まないからそうなるんだし。」

 

シディさんが心配しますが。カンナちゃんの言う通りヒサメちゃんは酔い止め飲むのを勧めたのに、「平気、平気ー」と向こう見ず飲まなかったカゲチヨが悪いです。

 

「だいたいカゲはいつも・・・」

 

ヒサメちゃんが注意しようとした瞬間海が荒れて巨大な竜のような異宙人が現れた。

 

「あれってリヴァイアサン!?」

 

カンナちゃんが叫んだ。何でここにと思いましたが身体強化した視力でトッププレデターの

船を発見しました。

 

「あれは・・きゃっ!?」

 

次の瞬間私は海に放り出されていた。

 

目が覚めると島に漂流していた。

島を探索しているとカゲチヨも気を失ってながれついていた。陸地に寝かせ、探索を続け

終わったころに目を覚ましました。

 

「うっ、どこだここ」

 

「目が覚めましたか。ここは無人島私たち二人は漂着しました。探索は一通りしてきました。」

 

「わかった、にしても何でこんなことになってんだ?」

 

「カゲチヨ、実は・・・」

 

私は直前に見たことを話し推測を立てました。

 

「おそらくトッププレデターはリヴァイアサンの捕獲の際に刺激したんだとおもいます。それで近くにいた私たちの船も・・・」

 

「相変わらずくそだな、あいつらは」

 

「えぇ、しかし私たちができることはこの島で生き延びることです。」

 

「あぁ、まず火と水、食料を確保しないとな、そうだこの島にサボテンはあったか?

果肉を砕いて絞れば水が手に入る。」

 

「すみません、みつかりませんでした・・・」

 

「わかった浄水器をつくるか」

 

そういってカゲチヨは海の水を浄水し始めた。たくさん必要だったので私も麒麟のスピードを使ってサポートをした。

 

次は火の用意です。

カゲチヨが火起こし器を準備しようとしたが

 

「必要ないです。」

 

「はっ?」

 

私はカゲチヨが困惑するのをよそに太い木の棒と板をもって麒麟のスピードで腕を振ってこすり摩擦熱で火をつけました。

 

「どうですか?」

 

「こんなん火事になるわ!」

 

「カンナちゃんならもっと大きいのをだせますよ?」

 

何故か怒られてしまいました。

 

食料はリヴァイアサンの怒りを買っていて海には入れないので池須をつくり魚を捕まえました。塩を作って味付けをしたがとても二人分はなかったすると、

 

「俺は吸血鬼とゾンビのハーフだから、腹は減っても死なねぇ。お前が食えよ。」

 

カゲチヨがぶっきらぼうに譲ってきたので甘えることにしました。

 

sideヒサメ

「二人ともどこいったの!?」

 

「わからん、海だから匂いも追えない。」

 

海の荒れが収まっていたころには二人ともいなくなっていた。

このままじゃ二人が・・・

そう思ったときカンナちゃんが提案した。

 

「アーシは、リヴァイアサンのDNAを持ってるから二人を探してもらえるように話してみる。」

 

「お願い!」

 

こうしてトッププレデターを追い払うことを条件に探してもらえることになった。

 

「急がなきゃ!」

 

sideフィーア

数日たったある日、急に雨が降ってきました。流れ着いた容器を洗って水をためていますが雨をしのげる洞窟のような場所はなかったので木の下でしのいでいますが。雨の冷たさが私の体力を奪っていきました。

 

「うぅ・・・」

 

そんなときカゲチヨが私に自分のコートをかけてくれました。

 

「んな、薄着してるからだ見てるこっちも寒いっての」

 

「ありがとうございます。そのTシャツにあってますね。」

 

カゲチヨのYouTubeTシャツを誉めたら照れてる様子でしたすると突然島に巨大な影が迫ってきた。

 

「あれって襲ってきたリヴァイアサンか!?」

 

カゲチヨが叫ぶしかし強化した視力でみてみると三人が乗っていました。そのまま島について三人は私たちを保護してくれた。

 

「良かったよー!」

 

ヒサメちゃんは泣き出してしまった。

 

「アーシがリヴァイアサンに呼び掛けて助けてもらったし」

 

カンナちゃんは自慢げにいった。

 

「ありがとな。」

 

「ありがとうございます。」

 

私たちは三人にお礼をいって島を後にした。

 

-後日談ー

「実は俺、フィーアにこのTシャツ誉められたんだぜ!」

 

「「えっ、」」

 

「どうしたんだよ二人とも?」

 

「フィーアちゃんの服のセンスて滅茶苦茶ダサいんだよね・・・」

 

「森にいたころ自分たちでパジャマ選んだときも変なキャラクターのシャツ選んでたし。」

 

「えぇ!?」

 

「こりゃ、二人ともファション指導が必要だし!」

 

「えー!」

 

後日カンナによる強制ファションレッスンがあった。

 

 

 

 

 




主人公活躍少なくてすみませんストーリー編では活躍させますのでもう少し日常編書かせて
ください。


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強さ逆転!?超能力ドリンク

超能力ドリンクのオリジナル版です。
次回は動物の回にしたいです。



sideカゲチヨ

今日の依頼人はとある薬品会社のひとだった。

 

「ぜひとも、わが社の新商品、超能力ドリンクの被検体になっていただきたいのです。」

 

「ほう、そんなものもあるのか。」

 

「ちょっと胡散臭いけどね・・・」

 

ヒサとシディがそういうと

 

「そんなことありません!はっ!}

 

そういうと依頼人は薬の瓶を浮かばせた。

 

「おおっ!すげー!」

 

「どうなってるの!?」

 

俺もカンナも驚いている。そのあと、シディやフィーアが薬に副作用があるかどうかや効果は一日だけということをきいて俺は依頼を引き受けた。

 

「それで、誰が飲むんだ?」

 

シディが聞いてきたので、

 

「もちろん、俺だ!」

 

「なあなあ、俺がこれ飲んで俺が滅茶苦茶強くなったらどうする?」

 

「どうしてそんなこときくの。」

 

「えーとそれは・・・」

 

カンナの質問に答えを詰まらせてるとフィーアが

 

「カゲチヨ、もしかしてそのドリンク毎日飲んで楽して強くなろうとしてません?」

 

「ギクゥ!?」

 

フィーアに図星をつかれた。他の三人は、

 

「カゲチヨは強いと思うが・・・」

 

「考えが浅はかだよ!」

 

「そんなぱっと出ででた能力で強くなれるわけないし!」

 

といわれてしまう。

 

「うるさーい!とにかく俺は脱カレコレ屋最弱だー!」

 

そう言って薬を飲んで試してみたが効果がなかった。

 

「あの依頼人に文句言って・・・」

 

俺が言いかけたとき

 

「ちょっとカゲ、頭!」

 

ヒサに言われて頭を見てみると頭から火がでていた。

 

「うわー!誰か消してくれー!」

 

そう叫ぶと、カンナが能力で水をかけてくれた。

シディが飲んだ瓶を調べてみるとどうやら俺が飲んだのはパイロキネシスを発現させる効果らしい。

 

「てことは上達すればカンナよりデカい炎だせるようになるんじゃね!?」

 

「はぁ!?さっきコントロール出来てなかったのに何言ってんの!」

 

喧嘩売ったからカンナがいうが

 

「今から練習だ!はっ!」

 

手からだそうとしたのに今度は頭、両腕の三か所から燃え出した。

 

「だから、言ったんだよ。」

 

「すみませんでした・・・」

 

カンナが言ってまた消火してくれた。礼を言いながらしかし再生するつっても熱いから

たまったもんじゃないとおもった。

 

「ていうかなんでシディとカンナは炎だしても平気なんだ?」

 

「火車とホルスのDNAが炎に耐性があるからじゃない?」

 

ヒサが推測する、どうやらこの薬の効果は二人みたいに操ることはできず、体が燃えるだけの不良品だった。シディとフィーアが依頼人に薬の

効果を消せるかどうか訊いてくる間、カンナ、ヒサメとカレコレ屋

待機となった。途中着る服が勿体無くてタオル一枚になって二人を赤面させてしまった。早く帰って来てくれ二人とも・・・

 

sideフィーア

「間違って試作品を渡してしまってそれは、薬がきれるのを待つしかないと。」

 

シディさんが確認した。

 

「はい、しかも時間が経つと水だけだと消火できない火力になってしまうんです。」

 

「なんですって!?」

 

早くしないと、カゲチヨだけじゃなくてカンナちゃんやヒサメちゃんが

危ない!

 私達は急いでカレコレ屋に向かった。それにしても周りの人のことを考えて全力じゃないけど三輪車でついていってるシディさん・・

すごいですね。

 

sideカゲチヨ

この後体温が上昇したせいで、部屋の温度が上がったことで汗をかいた二人がお風呂に入りにいった。俺は水の入ったバケツをもって待機していた。するとまた燃え出したので、水を被ったが消えなかった。

「そうだ風呂に入れば消えるはず!」

 

そう考え、風呂場に駆け込んだ。

 

「ヒサ!カンナ!そこを退けぇぇぇ!」

 

「「キャァァァァァァァ!?」」

 

その瞬間大量の水と冷気が俺を襲い瞬く間に俺を巻き込んで巨大な氷塊とかした。

 

「大丈夫か!?」

 

「二人とも怪我は!?」

 

その後シディとフィーアが戻ってきたが薬が切れるまで待つしかないという最悪の報告だった。そして俺は結果一日中氷漬けということになった。氷の中で俺はもう楽して強くならないと心に誓ったのだった。

 

 




次回もお楽しみ!


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ストーリー編一章 動きだすもの

すみません動物回はやめてストーリー編やります。
長編になるので楽しんでください!


sideカゲチヨ

ある日元トッププレデターの研究員のエイファというやつがヒサを捕まえようとして返り討ちにあったあいつ、ヒサがトッププレデターの名前聞いてもビビらなくておどろいてたな・・・

そのあとやつにウイルスを植え付けて情報を聞き出したが情報はあまりえられなかった。

後日イーラと名乗る女性から、悪魔の入ったツボを守ってほしいという依頼をもらった。

しかも狙っている組織の名前はトッププレデターだった。絶対奴らに近づいてやる・・・

 

sideヒサメ

私は、カンナちゃんとツボを狙っている組織のメンバーのいるところに向かった。

すると、

 

「あれー、おびき寄せる予定だったのにそっちからきてくれたんだー。」

 

義手をつけた、男がゲイザーを肩に乗せてこちらをみていた。

 

「じゃあ、こいつはもういらねーなー。」

 

そういってもっていた、ナイフでゲイザーを殺そうとしたが、

 

「あれ?お前どうやってそこまで動いた・・・?」

 

私は電気を纏っての高速移動で助けた。しかしこの程度のスピードでもおえないとなると・・・

 

「カンナちゃん、その子遠くに逃がしてて私一人で十分そう。」

 

side傭兵

 

「なめやがって!後悔させてやるよ!」

 

そういって俺は義手に仕込まれている仕込みを作動させようとしたが

ガッシャ―ン

そんな音とともに一瞬で壊れた

 

「馬鹿な!?何をした!?」

 

さっきみたいな高速移動の類じゃねぇ!?どうなってやがる!?

 

「足元見てみたら?」

 

そういわれみてみれば足元に鉄の針が落ちていて女の周りには黒い靄が舞っている。

 

「まさか砂鉄を固めて電磁加速でとばしたのかよ・・・!」

 

女の高等テクに困惑していたら高速移動した女に吹っ飛ばされて俺は意識を失った。

 

sideカンナ

ヒサメちゃんとあの傭兵の戦いは一瞬で終わった。

そのあと氷で拘束して色々と聞き出したが奴らがべつに二人の混血を動かしていることや、義手は奴らが作ったものだとわかった。もしかしたら別行動のシディやフィーアが危ないということで私たちは急いで向かった。

 

sideシディ

今、俺たちはツボを狙う奴らのもとに向かっていたのだが、いきなり黒髪の少年が現れた。

 

「お前たちが、ホルスのヤローのDNAを継いだ人間と妖精王の娘の一人か一度会ってみたかったんだ。」

 

俺たちはその空気に飲まれていたわかる・・・奴の強さは確実に妖精王と同等!

 

「もしかして、アヌビスさんですか・・・?」

 

どうやらフィーアは知っているようだった。

 

「おっ、もしかしてあいつから聞いてたか?だったら話は早い、そのツボ俺のコレクションなんだよ。盗まれちまってさだから取り返しに来た。」

 

「本当にあなたのコレクションなんですか?」

 

フィーアが質問する。

 

「ハハハハハ!娘のわりに俺たちのことを知らねーんだな!」

 

アヌビスが失礼なことをいう。

 

「どういうことだ?」

 

「なぜなら俺たちは強い、たいていのことは暴力で解決できるそんな奴が嘘をつくか?」

 

たしかにその通りだ・・・

だが、

 

「このツボは仲間にとって大切なものなんだ!」

 

「その通りです!」

 

これを譲るわけにはいかない!

 

「しかたねー、あいつの娘を傷つけるのは気が進まねーが、あんますぐ死ぬなよ」

 

そうして戦いは始まったが全力の俺たちでさえ、手加減された状態で膠着状態にしか

持ち込めていなかった。

 

「くっ・・・」

 

「なかなかやるじゃねえか。じゃあ少し本気出すかな。」

 

そういうとあたりが暗くなりだしホルスの力が失われ、奴は異形の姿に変わった。

 

「じゃあな。」

 

そう言って奴は黒い波動で俺たちを殺そうとした。

あたると思ったその瞬間その攻撃は緑色の結界に阻まれて届かなかった。

そのとき、アヌビスが言った。

 

「まさか、じきじきのお出ましとはな。」

 

結界の外をみるとアヌビスといつの間にか対峙している妖精王の姿がそこにはあった。

 

side主人公

まったくうちの娘になにしてくれてんだ・・・

そう思いつつ、俺はクールにアヌビスと交渉を始めた。

 

「こいつらをボコボコにしてもなにも解決しないだろ?」

 

「だが俺はツボを取られてムカついてんだ。」

 

「だったら、こいつらの依頼俺たちも手伝わないか?」

 

「「はぁ!?」」

 

フィーアとアヌビス二人とも叫ぶ。

 

「なんでそうなんだよ!?」

 

「うむ、アヌビスと妖精王が手伝ってくれるなら心強いが・・・」

 

「俺の情報網を使った結果ツボを取ったのはイーラだ。あいつもトッププレデターだったんだよ。」

 

「そうだったのか・・・」

 

シディが驚く。

 

「まだ、理由の説明になってねえぞ!」

 

「こいつらの依頼を手伝えばツボは戻ってくるしとったやつもボコボコにできるしメリットはあるだろ?それと娘と友達を殺そうとした罰、やんなきゃ二度とコレクション自慢付き合わない。」

 

「反則だろ・・・わかったよ!手伝ってやるよ!」

 

こうしてアヌビスを味方にしたカレコレ屋であった。




ここからサトウとスズキVSカンナとフィーアの戦いです!


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ストーリー編一章 混血同士の戦い

フィーアとカンナの蹂躙劇!スズキ、サトウファンの皆さんは注意!
あとカンナとフィーアのトッププレデターからの呼ばれ方は、
炎水(えんすい)と聖速(せいそく)です。

あとフィーアのもう一つのDNAは本家のアヌビスのサイドストーリーでヴァルキリーの攻撃するときの紋章がおなじだったのでヴァルキリーにします。


sideカンナ

アーシたちがみんなのところに向かっていると紫の角の生えたメガネ男が立っていた。

 

「もうあいつから、混血てきいただろ?」

 

てことは、こいつが奴らが操る混血の一人!

 

「氷電、炎水足止めさせてもらうぞ。」

 

アーシらのことダサい名前で呼びながらそういった。ヒサメちゃんばっかに任せられないし・・・

 

「ヒサメちゃん、ここはアーシにまかせてくれない?」

 

「うん、わかった。がんばって。」

 

アーシの勝利を疑ってない調子で任せてくれた。

 

「ちっ、始めるぞ。」

 

こうして戦いがはじまった。

 

sideスズキ

まずは一撃・・・

俺はペガサスの移動で一気に間合いを詰めて攻撃したが

 

「なにっ!?」

 

俺の攻撃はあっさり受け止められていた!

どうなってやがる・・・いまのはやさを予測するなんて、そう思ったときやけに霧が濃いことにきがついた。

 

「まさか霧の流れで俺の位置を!?」

 

「そのとおりだよ。これくらいヒサメちゃんの雪でもできるし。」

 

ちっ、これだから正規品は・・だからってあきらめたらあいつに顔向けできない

 

「じゃあこの攻撃受けてみて。」

 

そう言って炎水は水を発射してきた。いきなりだったのであたって後ずさってしまったが大したいりょくじゃない。

 

「その程度・・ガボッ!?」

 

嘲ろうとした瞬間口の中に水が入って体に異変が生じた

 

「アーシは攻撃を受けてとしか言ってないよ。ちなみにその攻撃はあんたの体液を自在に暴れさせることができるよ。」

 

そういって炎水が指を鳴らすと

 

「ガァァァァァ」

 

俺の体から汗や血漿が暴れだし俺は倒れた。

 

sideフィーア

私とシディさん、お父さん、アヌビスさんが向かおうとしていると赤い角と尻尾を生やした金髪の男が現れた。

 

「ホルスの個体さま陽狼と妖精王の娘聖速さまだけでなく父親やアヌビスさままでいらっしゃるとはなぁ!!」

 

この男おそらく混血だろう、そして推測だけどあまり適合数値は高くないとなると、

 

「ここは、私に任せてください、パレン・ガーデンで回復してますけどシディさんは休憩していてください。」

 

ここは、こうするのが合理的だ。

 

「なめてくれるねぇ!!後悔しても知らねえぜ?」

 

そういって殴りかかってきた。

 

sideサトウ

「らぁ!」

 

間合いを詰めて殴りかかったが、そこにアイツはいなかった。

どこだ!?

そう思った瞬間脇腹を殴られていた。

 

「ぐはぁ!?」

 

チクショウ・・・早すぎるだろ。

 

「もう力の差はわかったでしょ。ひいてください。」

 

そういってあきらめるほどおれはやわじゃねえのよぉ!

俺は無言でこぶしを構えると聖速はいきなりジャンプして俺の頭上を取ってきた。

落下時は動けねぇ!そう考え向かえ討とうとしたが、いきなり、アイツが俺に向かってくるスピードがました。

 

「なにっ!?」

 

そのまま俺は、アイツのキックの餌食になった。さっきのいきなり加速の種がわからねえとやべぇ・・・そう思い俺はアイツがまたジャンプしたと同時にジャンプして迎え撃とうとしただが限界までジャンプしたとき、奴はさらに足を動かしてジャンプした。

 

「はぁぁぁぁ!?」

 

俺は度肝を抜かれた二段ジャンプなんて混血でも難しいだろ!?

するとアヌビス様がつぶやいた。

 

「空中疾走かまあアイツならできるな。」

 

「ああ、跳躍の力と落下の力が釣り合う最頂点に於いては上下にかかる力がゼロになり浮遊状態になるその一瞬で麒麟のスピードとヴァルキリーの身体強化による力を使えば可能だ応用すれば水の上を走ったり蹴る方向を変えれば離れた位置からでも間合いを詰められる。」

 

「つまりフィーアに滞空戦を挑むのは難しいということだな。」

 

妖精王と陽狼が解説する。そう言ってる間に動けないおれは踵落としを食らってしまい気を失った。

 

この後おれたちはトッププレデターを追い出されるのだった。

 

 

 




次は強化されたカゲチヨとイーラが用意したキメラとの戦いです。
ちなみにカンナの技は、ぬらりひょんの孫の竜二。
フィーアは流浪に剣心の雪代縁の技です。


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ストーリー編一章 そして新たなる出会い

ボティス登場です。
カゲチヨの戦いご覧あれ!


二班から二人を倒したことそして真相をきいたおれは、イーラを森に呼び出した。

 

「あんたがアヌビスからツボを盗んだことはバレてんだ組織のこと洗いざらい吐いてもらうぞ。」

 

「あぁぁ、もう!なんでこうなんのよキメラさっさとアイツを殺しなさい!」

 

そう言って頭はライオンで腕と手はゴリラ胴体は鮫というものだった。

 

「待て!?」

 

追いかけようとするがキメラが邪魔してにげられてしまった。

 

「しゃーねー、さっさとかたずけるか。」

 

俺は戦闘を開始した。どうやらこいつは神経が強化されているらしく素早く反応してくる。

 

「だったら!」

 

俺はいったん攻撃をしのぐため血液凝固させた壁にかくれた。

そして血液の剣をつくり隙をみつけ切り付けた。

 

「ガァァァァァ!?」

 

即効性で接触感染でも死に至る神経毒を打ち込んだ奴は神経を腐らせあっけなく死んだ。

 

「特訓でいろんな毒食わせられた甲斐があったぜ。接触感染でも効果がでるようになったし。」

 

こうして一連の騒動の幕は閉じた。

 

そのあとツボをアヌビスに返すことになった。

 

「じゃあさっそく返してもらうか」

 

「あぁ、やべっ」

 

パリーン

 

「何やってんだツボを壊したら契約成立になるだろ!?」

 

「はぁ!?」

 

すると、

 

「あーマズイ心臓じゃ腐敗した味がしたぞ!」

 

その声とともにボティスが降臨したのだが、

 

「ちんちくりんじゃねーか!?」

 

「だまれ!これはわしの本来の姿ではない、その男の心臓がヘボいから姿もヘボくなっとるんじゃ!」

 

なんだと、

 

「これじゃ、力も引き出せん!さっさとかえるぞ!あれっ?どうしてその男しんでおらん

のじゃ?」

 

「カゲチヨは吸血鬼とゾンビのハーフだから心臓を奪っても死なないし不死身だぜ。」

 

妖精王が補足説明する。

 

「つまり、ワシはずっとこの腐った男と一緒・・・」

 

「つーわけで、よろしくな。」

 

「なんじゃとぉぉぉぉぉ!?」

 

悪魔の悲鳴が夜のそらに響いたという。

こうしてボティスはカレコレ屋預かりそしてサトウとスズキは妖精王の森預かりとなった。

 

side赤髪の吸血鬼

「ちぃぃ!実験動物の分際で!!」

 

イーラがいらだちながらかえってきた。

 

「今回ばかりは、挑戦したことを責めなくてはいけないな。」

 

「うるさい!だいたいあんたが道楽で腐血をつくらなきゃこんなことには・・」

 

「あんなのはモルモットだ。それに氷電や陽狼、炎水に聖速が妖精王の指導で強くなったことを視野にいれず欠陥品や傭兵を雇ったからだ。自分の無能をひとに押し付けるな。」

 

「ちぃ!、けどそのモルモットもかなり強くなってたわよ。」

 

「ほぅ・・・」

 

そろそろ一度あってみたくなってきたぞ・・・腐血。




というわけでこれからはスズキやサトウ、ボティスを日常回に参加させていきます。
二章は本家が終わったらということで!


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カンナと捨て猫

久しぶりの日常回、今回はヤルミナの半身猫の動画に感動したので参考にしてカンナ主役で書いていきます。


sideカンナ

ある日、アーシは上機嫌で公園を歩いていた。

 

「今日は激レアなアイスが買えてラッキーだし!さっそく帰って食べよう!」

 

そう思っていると白い猫が傷だらけの状態でふらふらと歩いていた。

 

「ちょっと、大丈夫!?」

 

「ニャー・・・」

 

アーシは猫に駆け寄って言うがアーシが危害を加えないと分かったのか

そのまま気絶してしまった。そしてアーシは急いでみんなに連絡して動物病院へ向かった。

 

sideカゲチヨ

今日は依頼もきてない暇な日なのでカレコレ屋にあるテレビをみているとニュースが流れた。

 

「市内で負傷した猫が大量に目撃されています。警察によると何者かが猫に危害を加えているとみて捜査を進めています。」

 

「動物虐待なんてゆるせない!」

 

「あぁ、そうだな・・」

 

「まったくです。」

 

三人とも怒っている様子だった。

 

「もしかしたらそのうち飼い猫も傷つけてここに依頼がくるかもしれないからそのときは犯人を確保しようぜ。」

 

俺はそういって、話を終わらせようとした。そのときヒサメの電話に着信がかかった。

ヒサメがでたところカンナが傷ついた猫を見つけ動物病院につれていったときき俺たちも

向かった。

 

sideカンナ

診察の結果命に別状は無かったので飼い主がいない野良猫ということで、ワクチンなどを

受けさせて傷が治るまで私たちが預かることになった。

 

「たぶん最近起きてる猫の虐待にあったのかも・・・」

 

ヒサメちゃんがかわいそうな目で猫をみる。

 

「ねえ、アーシの部屋で面倒みてもいい?」

 

アーシがみんなに頼むと

 

「オーナーもいいって言ってたしいいんじゃねーの?」

 

「うむ、カンナは優しいから猫も安心だろう。」

 

「カンナちゃん責任もって面倒見てくださいね。」

 

「もちろん!」

 

みんな許可して猫は白かったのでスノウという名前をつけた。

ということでアーシは今日買ったアイスを食べようとしたのだが・・・

 

「スノウもおなか減ったの?」

 

こちらをじっと見てくるスノウの姿があった。

 

「じゃあ、今からキャットフード用意するから、待っててねー。」

 

そういって、用意したキャットフードを行儀よく食べていた。そしてその間にアーシは勉強や明日の準備をしてスノウと一緒に寝た。寝る前に、ケガの確認をして

 

「ケガが大丈夫になっても行く場所がないならずっといていいんだからね。」

 

「ニャァ・・・」

 

そんな日々が続きケガが治ったある日朝起きたらスノウがいなくなっていた。

 

「そんな!?」

 

アーシは急にいなくなったことに困惑しながらみんなに連絡して一緒に探すことになった。アーシは一人で探していた。

 

「うぅ・・どうして急にいなくなったの・・・?」

 

アーシは涙を浮かべていると

 

「ニャァぁぁ!!!」

 

猫の叫び声がきこえ路地裏にいくといかにもヤンキーの男とスノウが対峙していた。

男はバットをもっていて今にも殴りかかりそうだ。スノウの後ろには他の子猫もいた。

 

「スノウ!」

 

「ニャァ!?」

 

「あ?なんだお前?」

 

「もしかしてこの子たちを守るために・・?」

 

「はは!無駄なのによ!」

 

そう言って男はバットで殴りつけた。

 

「なんでこんなことするの!?」

 

そう涙ながらに質問すると

 

「なんでって弱いやついたぶるのって楽しくね」

 

外道な答えが返ってきたのでアーシは、

 

「許さない・・・!」

 

そういって炎をだした。

 

「おいおい、まさか俺に使う気じゃねーだろうな・・?」

 

男の困惑した声が返ってくるが

 

「ぐわぁぁぁ!」

 

アーシは男に向けてはなった。男はやけど負ってしまう。

 

「もう許してくれ・・」

 

「だったらスノウたちに謝って。」

 

「わかった・・・」

 

そういってスノウに近づくといきなりスノウを投げてきた。

とっさに受け止めたが、逃げられそうになってしまう。

 

「じゃーな、間抜け女!」

 

くやしさで一杯になりそうだったそのとき、おとこの顔に氷柱があたり倒れてしまう。

 

「私からみればあなたのほうが間抜けにみえるけどね。」

 

ヒサメちゃんとカゲチヨがきてくれた。

 

「くっ、くそ!」

 

「させるかよ。」

 

逃げようとしたところを、カゲチヨに血液で拘束されたそのとき警察がきて男は逮捕された。シディさんとフィーアちゃんが通報してくれたみたいだ。

その後アーシはスノウに町の猫たちを守っていくように約束して別れをつげた。

一生の別れではないがすこしさびしかった。

 

 



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女子高生と釣り合い

迷惑tiktokerの話のオリジナル版です。


side女子高生(以降マナミ)

最初に出会ったのは、何となくよった公園だった。その人は無邪気に子供たちと遊んでいた。イケメンだったので子供たちが帰ったあとで話しかけると、シディというらしくこの時間帯はバイトが入ってないときや用事がないときはここで子供たちと遊んでいるらしい。

通って話しているとシディはカレコレ屋ていう何でも屋を営んでいるらしく仲間の中には

妖精王の森の聖女もいて幼馴染らしい私は彼に釣り合う女になりたかった。

だから・・・

 

sideフィーア

最近tiktokを見始めてバズりつつある動画に最近シディさんと知り合いになった女子高生がいたしかし、内容が最近すこし過激になっているのが気になっていました。

今回は電車で踊った動画をあげていた周りの迷惑を考えずやっているみたいだった。

もしかして、シディさんにみてもらうために?そんな不安もあったが確証もなかった。

一度見た感じただシディさんのことが好きな様子でしたし大丈夫でしょう。

それが間違いだったことを知るのは後のことだった。

 

sideマナミ

「マナミのtiktokヤバすぎー」

 

クラスのカースト上位の女子にも私のtiktokを誉めてもらえた。ホントは電車で踊るのは嫌だったけどこれでよかった。顔も能力も平凡な私はこうしてみんなに見てもらえる環境で体を張るしか釣り合いがとれない、そう友達関係や恋愛は釣り合いでできていると私は考えている同じカースト内の人と仲良くして同じ魅力の人と付き合うそんな感じでほとんど回っていると感じている。今日も私に釣り合いそうな男子が告白してきたが無難にふった、そして

今日も同じ時間に公園に向かった。

ついてすぐ私はシディに学校のことなどを話した。シディは私の話を真摯にきいていた。

そのうち周りの女子たちの会話が聞こえてきた。

 

「めっちゃイケメン! あの人彼女かな?」

 

 

「いいなぁ、あんなイケメンならなんでも許せて優しくなれそう。」

 

その話を聞いたとき優越感が私の胸を支配した。すごい・・・シディの彼女になれたら

これを毎日、わたしは妄想を膨らませていた。しかし幸せな瞬間は長く続かなかった。

 

「シディ」

 

「早くいきますよ。」

 

「すまん、このあとオーナとフィーアと買い物にいく予定だったんだ」

 

「そうなんだ・・・」

 

するとフィーアちゃんがあいさつしてくれた。

 

「いつもシディさんがお世話になってます。動画みていますがすごいバズってますよね、あまり過激なことはしないほうがいいですよ。」

 

電車で踊ったことだろうやんわり釘を刺されてしまった。

そして周りも不愉快な会話をし始めた。

 

「あっ、あっちのきれいな女の人が彼女だったんだ。」

 

「それもそうだけどやっぱり聖女様とあの男の人絵になってるよね~」

 

「ってか、あの子振られたんじゃない?注意されてたし。」

 

うるさいなぁ・・・シディとオーナー、フィーアちゃんはそういう関係じゃないての・・

でも知らないひとから見れば二人並んであるけばどっちの組もそう見ても違和感ない。

やっぱ私じゃシディと釣り合わないのかなぁ・・・

そう思いながら帰路についた。

 

翌日学校に行くとつるんでるグループから電車ダンスの動画の反響がすごいときかされた。そして私は、上に行く方法を見つけた!

もっと有名になれば・・・

私はコンビニのコピー機で自分の顔をコピーしたり、男子トイレに入ってでてきた人を変態のようにあつかってバズらせた。

 

sideフィーア

今日は依頼がなかったのでtiktokをみていたのですが・・・

 

「これは・・・」

 

あの女子高生の動画をみたのですが明らかに炎上するものばかりだし場合によっては訴えられるものだった。

 

「もしかしたら、シディさんが巻き込まれるかも・・・」

 

私は公園に向かった。

 

sideマナミ

いつものようにシディと話していたのだが大きい感じといわれた。まぁ、自信がついたってことかな!そのとき

 

「おいっ!お前のせいで俺は!」

 

この前のトイレの男だった。

私の動画のせいで会社をくびになってしまったらしい。男は私につかみかかったが。

 

「落ち着け!相手は女子だぞ!」

 

「どうしたんですか!」

 

シディと駆け付けたフィーアちゃんのおかげで男のひとは落ち着いた

そのあと男は私がやったことを話していった。なんか面倒なことになったな~

この人もメンドくさそうだし謝ったが納得いかない様子だったが二人が対処してくれて

何とかなった。しかし

 

「俺はマナミの行動が不快だ。このままだと俺はお前を嫌いになってしまう。」

 

そんな私は必至で切り抜けようとしたが声がでなかった。そしてフィーアちゃんにも

 

「シディさんと釣り合いたい気持ちはわかりました。けど、あんなことしてもシディさんといい関係を築くことはできません。友達として言います。これ以上シディさんを巻き込まないでください。」

 

そういってシディと一緒に去ってしまった。なんで、私ただ釣り合うためにがんばったのに・・・

考えても答えはでてこなかった。

 

sideフィーア

「すみません、買い物のときもっと注意していれば・・・」

 

私がもっとあの女子高生の欲に気が付いて暴走をとめていれば、関係は壊れることはなかった。そうおもっていると、

 

「フィーアは優しいな、だが人に迷惑をかける人は許せない、だからこれでよかったんだ。」

 

シディさんは笑顔で言い切った。

 

「シディさんはつよいですね。」

 

「?」

 

シディさんが私の言葉に首をかしげたが私は無視して家にいそぐのでした。

 

 

 

 



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シディとクイズ番組

家庭教師の回です。


sideカゲチヨ

今日の依頼人はテレビ局の人だった。

 

「あなたが町で噂のイケメンくん?イケメン学力王の企画に出てもらいたい!」

 

クイズ番組・・・シディに一番向いてない依頼だ。俺はやんわりと意見をいう。

 

「こいつあんま頭はよくなくて。」

 

「大丈夫!普通ぐらいだったらなんの問題もないから。それに努力が実を結んでの優勝!

感動じゃない?」

 

押し切られてしまう。それにテレビ出演てあこがれるしな・・・ 

こうして依頼を受けてしまったので俺は家庭教師を雇うことになった。

 

side家庭教師(アヤカ)

私はこの町で家庭教師をしているのだが今日の生徒は・・・

 

「お願いします!こいつに勉強教えてやってください!」

 

赤メッシュの少年が年上の男性の勉強を見てほしいというものだった。

わけをきくと彼らは何でも屋をやっているらしくこの男の人がクイズ番組に出ることになったらしいしかしわけあってこの男性にはほとんど学力がなくこのままではマズイということで私に依頼したみたいだ。仲間の青髪の女の子からも

 

「そもそもシディ向きのいらいじゃないのにカゲが受けちゃうんだもんなー」

 

「すみません・・・」

 

どうやら少年が勝手に決めたことらしく責められていた。まぁ頼まれた以上どんな生徒でも結果をだしてみせる。

 

「安心してください!かならず学力王にして見せましょう。」

 

「大丈夫かな・・・」

 

「不安ですね・・・」

 

そんな金髪と赤髪の女子の声をききながら依頼は始まった。

 

とりあえず小学生のところから始めたのだが・・・

 

「これは・・・」

 

本人は真剣にといているのだが酷すぎた。

掛け算は両手の数以上の答えだと飛躍した数を答えるし

理科では薬品を勝手に触ったりと壊滅てきだった。

だけど優しいところもあり病院まで付き添ってくれたり国語の時間では

 

「アヤカさんは一生懸命勉強を教えてくれて好きだあとでお礼をさせてくれ。」

 

「へっ!?」

 

私のことを好きといってくれた。よし!

 

「わかりました!学力王になれたらあなたの気持ちに応えます!」

 

私は彼の指導に全力をつくした。

 

sideカンナ

「あちゃ~」

 

シディがまた無自覚に惚れさせたのをみてアーシはどうやって誤解を解くか考えていた。

 

sideアヤカ

私はカレコレ屋でシディさんがでる番組をみていた。私は祈るようにみていた。

ついにシディさんの番になり問題が始まった。

 

「上手くいくかな・・・」

 

ヒサメさんは心配してたけど大丈夫そう信じていたのだが・・

 

前やった計算問題で

 

「300だ!」

 

また的外れな回答になっていた。

 

「どうして・・・」

 

「アヤカさんおちこんじゃった・・・」

 

「付きっ切りで教えてたみたいだからな・・・」

 

ヒサメさんとカゲチヨさんが同情してくれるがそうじゃない・・・私とシディさんの恋・・・そうおもっていると、カンナさんが

 

「あのー、誓っているところをみたんですけどたぶんシディの好きはLOVEじゃなくて

LIKEのことだと思います・・・」

 

「へっ!?」

 

てことは、私のかんちがい・・・

帰ってきたシディさんに聞いてみると問題は本番となったら抜け落ちていたらしい。

そして私はあのことをといただすと戸惑った様子でカンナさんの推測通りのことを

話していた。そしてどうやらキャラが受けて次の参加も決まり空気を読まず依頼してきたが断った。こうして私の恋ははかなく散ったのだった。

 

 

 



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神と思い込んだ男の末路

神に転生のオリジナル版です。


sideカゲチヨ

今回の依頼人は山の管理人だった。

 

「近頃山にサイクロプスが出現するようになって退治してほしいのですが・・・」

 

「了解っす、人払いはしてくださいね。」

 

「ありがとうございます!」

 

こうして俺たちは依頼に向かった。

 

sideカンナ

ということで、アーシたちは森に来たんだけど・・・

 

「こんな静かな場所にサイクロプスがでるのかな?」

 

「四人とも気を緩めるなよ・・ファー・・」

 

「真っ先にやられそうなくらい気が緩んでますね。」

 

ヒサメちゃんが不思議がる中カゲチヨが注意するが本人が一番ゆるんでいてフィーアちゃんに突っ込まれてるし・・・

そう思いながらあるいているとシディが狼男の耳で足音をきいたのでお出ましかと思って向かってみるとそこには・・・

 

「待てっ、危険な場所で勝手なことをするんじゃない!」

 

「いや誰!?」

 

カゲチヨが全員の気持ちを代弁してくれた。草むらからでてきたのはローブをまとい髭を伸ばした男だった。

 

「いや勝手ではないぞ。山の管理人に許可を得ているぞ。」

 

「言い訳をするな!」

 

えぇ・・シディが正論をいってるのに聞く耳をもたない様子だった。

 

「それよりも何者だ!」

 

「いやまずあなたが名乗ってください。」

 

フィーアちゃんが最もなことをいうと男は自分のことを神と名乗った。

シディはキノコ見つけたみたいにとらえていたが全員困惑していた見た感じ一般人だし逃げるように言わないとそう思っていたが先にヒサメちゃんが先に

 

「ここは危ないので早く帰ったほうがいいですよ。」

 

「私は神だぞ?貴様らのいうことなど聞くわけないだろ。」

 

「はぁ!?ヒサメちゃんが心配してくれてるのがわかんないの!?」

 

「なんなんだこいつ・・・」

 

こうしてアーシたちは神と名乗る男に第一印象最悪な出会いをしたのであった・・・

 

sideフィーア

「仕方がない、俺の素晴らしさを教えてやろう。神の奇跡を見るがよい。」

 

「俺らサイクロプス倒しにいかなきゃならないんで・・・」

 

「そんなことただのひとにできるはずないだろう。」

 

男は空気を読まず自分語りをしようとします。カゲチヨが断りますが聞く耳を持ちません何なんでしょう彼は・・

 

「じゃああなたはなんの神なんですか!」

 

「おいっ!そんなこときくなよ!?」

 

ヒサメちゃんが我慢できずに男に質問します。

 

「夢でお告げをきいたのだ。」

 

なんの根拠もありませんでした。

 

その後奇跡をみせてくれたのですが病気の直りが早まるとかぬかしてヒサメちゃんに触ってきたので

 

「痛い痛い!何をするのだ貴様!」

 

「黙っててくださいそのうでへし折るので。」

 

「フィーア落ち着け!?」

 

制裁を加えようとしたらカゲチヨにとめられました。

 

sideヒサメ

シディが声を聴いたので向かおうとしたら男のひともついてきた。

時間もないので向かうと子供たちが遊んでいた。大人の人もいたみたいだがはぐれたみたいだった。

すると男の人が

 

「まぁ子供を守るのも神の務め、おいおまえたち神である私についてこい!」

 

そういって先導しようとしたが

 

「はぁ?神って何?このおじさんばかじゃね。」

 

「意味わかんない。」

 

「何だと!?」

 

当然子供は馬鹿にし始め口喧嘩しはじめた。

 

「子供相手にそんな怒らなくても。」

 

「知能が同じレベルなんじゃねーの」

 

「もしくはそれ未満ですね。」

 

「神ならひろい心で許してあげたら?」

 

フィーアちゃんが毒を吐き、カンナちゃんが皮肉を言ってもやめない

子供たちが男の人の服をいじりはじめた。すると、

 

「神の衣に触れるな!」

 

そういって子供を突き飛ばした!運悪くそこにサイクロプスがいて子供を襲おうとした。

 

「あぶねぇ!」

 

カゲが子供を庇い傷を負った。

 

「可哀想に、死んでしまったか。」

 

そういうが

 

「いや死んでねーし、普通の人より傷の治りが早いんだよ。」

 

そしてシディとフィーアちゃんがサイクロプスを相手にしている間に私とカゲは子供達を逃し残りは、カンナちゃんと撃退した。

その後シディの耳で母親の声をきき送り届けたのだが・・・

 

「おのれ!神である私を差し置いて感謝されおって私にだってあれくらいの奇跡おこせるわ!」

 

そういって管理外のエリアに行こうとしていた。よぼど私達の氷や神速の動きや再生能力が信じられないのだろう。

 

「そっちはサイクロプスより危ない異宙人がいますよ。」

 

「ていうか子供たちに謝ってください!」

 

カンナちゃんとフィーアちゃんがいうが言ってしまった。

カゲにどうなってしまうのかきくと。

 

「さーな、神になるんじゃねえの。」

 

と呆れも悲しみもない真顔で眺めていた。

 



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最速を決める戦い

今日はカンナとカゲチヨでF1回です!


sideカゲチヨ

今日の依頼人は町工場の工場長だった。

 

「実は経営が厳しくてF1レースに出場して宣伝しようと考えてるんです。」

 

「へーあのF1ねー、へっ!?」

 

「そこでカゲチヨさんにはレーサーとしてカンナさんにはマネージャーとして出場してもらいたいのです!」

 

「一番Gに耐えられそうなフィーアちゃんがいないときに・・・」

 

「賞金もたんまりとでますよ。」

 

よし!

 

「その依頼引き受けましょう!」

 

「現金!」

 

こうしていらいは始まった。

 

sideカンナ

自慢のマシーンを見に来たのだが・・・

 

「ガチのスポーツカーだ・・・」

 

カゲチヨも驚いている自慢の金属加工というので立派に仕上がっている。

けどアーシは重要なことに気が付いた。

 

「そういえば、エンジンは?」

 

そうこの車ボディは立派だが肝心のエンジンがついてなかったのだ。

 

「ペダルがついてるのでここを漕いでください。開発費が回らなくて・・・」

 

「いやそこに開発費注がなきゃだめでしょ!?」

 

 

「これって車か!?」

 

カゲチヨに突っ込まれる。

もうこれ普通に失格でしょ・・・

アーシはしてきしようか迷った。

 

「f1レースって金がかかるんすよね、その辺はどうなんですか。」

 

「お金なんて必要ありません!私たちは実力だけで名声をつかみとりましょう!」

 

「それができたらくろうしませんけどね・・・」

 

こうして訓練がはじまった。

まずGに耐えるために筋力トレーニングを行うことになった。

 

「この姿勢キッツ!」

 

バランスボールに乗りながらダンベルをもてばそりゃきついでしょ・・・

 

「フィーア、いつもこんなことしてるのかよ!」

 

「いや、麒麟のDNAやヴァルキリーのDNAも関係してるんじゃ?」

 

「ずるくね!?」

 

そんなことをいいながら次のトレーニングへと移った。

次はペダルをこぐ足を鍛えるためのトレーニングだった。

 

「マシンバイクで時速200キロだしてもらいます!」

 

「うぉぉぉぉぉ!」

 

「これってF1ドライバーのトレーニング?」

 

普通に無理でしょ・・・アーシは疑問に思ったが特訓は続いた。

 

「てかこの車で出場とか罰ゲーム?」

 

「なかなかの過酷さだよな。」

 

「もっと真剣に!天下とれませんよ!」

 

「天下とるならエンジンつけてほしいです。」

 

「私たちのエンジンは心でしょう?」

 

「意味わかんないし・・・」

 

「ていうかF1レースて特殊な免許必要なきがするんですが・・・」

 

「フォーミラー1ではなくて普通より早い車1なので。」

 

なるほどこの車で出れる理由がわかった。

 

そして大会当日になったんだけどみんなエンジンのついてないくるまだった。

この工場と同じ理由で参加している人が多いみたいだ。

こうしてレースはスタートした。

 

sideカゲチヨ

うぉぉぉぉぉ!あんだけわけわからない特訓させられて依頼料だけでわりにあうか!

絶対優勝してやる!

 

「スピンしないようにハンドルを切って!あの特訓を思い出して!」

 

どの特訓!?

意味不明な特訓が多すぎて混乱する。

デットヒートが繰り広げている。

 

「やはり皆さん下半身をきたえているんですね。」

 

F1っていったい・・・いや普通よりはやい車1だけど

なんと突風で次々と脱落者が!

これはもしかして、いけるのか!このままカレコレ屋二番目の最速になることも・・・

(フィーアには負けると思ってる。)

もうすぐゴールだ!このまま・・

そのとき見知った顔が俺をすごいスピードで追い抜きゴールを切った。

 

「優勝はシディ選手です!」

 

なんでシディがここに!

 

「あっ、そういえばシディ今日バイトで宣伝するって言ってたけどこのことだったのか・・・」

 

カンナが話してくれたたがシディって町工場なんかで働いてなかったような。

 

「みんなうちのサービスでは、従業員たちがスピーディに食事を届けるぞ!今日の俺の

走りのようにな!」

 

まさかのデリバリーサービスのせんでんだった。

 

「ただの三輪車があんなにはやいなんて・・・」

 

依頼人も驚いていた。てかホルスと狼男のパワーはチートだろ!こうしておれの努力は水の泡となり

カレコレ屋二番目の最速はシディとなった。

 

 

 

 



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女子三人が手錠につながれるとどうなるのか

今回はオリジナルです。


sideヒサメ

前にカゲと繋がれた手錠に今度は転んだひょうしにフィーアちゃん、カンナちゃんと

つながれてしまった。

 

「どうしよ~!」

 

「まぁ24時間待つしかないですね。」

 

「おもしろいし!」

 

「俺たちもサポートするから困ったら行ってくれ。」

 

カゲも言うので24時間待つことになった。

 

sideカゲチヨ

昼飯の時間になったのだが・・・

 

「ちょっと!?フィーアちゃん、カンナちゃん引っ張らないでよ!」

 

「しょうがないでしょ、利き手なんだから!」

 

「真ん中大変そうですね。」

 

喧嘩しながら食べていた。

カオスすぎるだろ・・・

 

「そういえば今日は服を見に行きたいと思ってたんだけど・・・」

 

「まぁ、私はいいけど。」

 

「服とか興味ないんですが・・・」

 

カンナの趣味に三人付き合うみたいだ。

ついたら大変だった。

 

「きゃぁー!このスカート可愛い!ヒサメちゃんもそう思わない?」

 

「うん!あっ、このシャツセールだってこんなに素敵なのにすごすぎ!」

 

「・・・」

 

ヒサとカンナはテンションが高いがフィーアは死んだ目で見つめていた。

ホントに興味ないんだな・・・

俺は同情しながら二人が買い物するのをまっていた。

次はヒサの趣味の食べ歩きに行ったのだが

 

「おいしい、おいしい!」

 

「ヒサメちゃんまだ食べるの・・・うっぷ。」

 

「もうはいりません・・・げふっ。」

 

ヒサが美味しそうに食べるのだが量が多すぎて二人はダウンしていた。

 

そのあとフィーアの日課の筋トレをやったのだが、

 

「もう動けない・・」

 

「ぜぇ、ぜぇ、はぁ」

 

「123回、124回・・・」

 

フィーアが黙々とこなす中二人ともぐったりとしていた。

トイレは普通にやれていたしお風呂は一日くらい大丈夫らしいので、

おれは家に三人を送って帰った。

 

sideカンナ

「はぁ~、一日長かったし・・・・」

 

「確かに。」

 

「でもこうして三人で寝るって森の中以来だね。」

 

今日は楽しかったしまたあそびたいなぁ・・・

 

「また体力トレーニングしましょう。二人とももっと体力をつけたほうがいいです。」

 

「それをいうなら、フィーアちゃんはファッションセンスを磨いたほうがいいし!」

 

「また一緒に食べに行こうね!」

 

「まぁ、普通の量なら・・・」

 

「明日依頼があるかもしれませんし、早く寝ましょう。」

 

「「うん」」

 

こうして私たちは就寝した。

 

そして三人の手錠が外れた。

 

「やったー!」

 

「もうごめんですね。」

 

「ちょっと楽しかったね。」

 

こうしてアーシたちの少し変わった日常は終わった。

みんなの趣味が知れてよかったな!



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絶対に笑ってはいけない結婚式

sideヒサメ

 

今日の依頼人は、

 

「今度僕結婚するんです。」

 

新郎のひとだった。

 

「おめでとうございます。」

 

「めでたいですね!」

 

「相手は異宙の住人なのですが・・・」

 

「異宙婚増えてきましたものね。」

 

「しかも貴族でして。」

 

「逆玉!」

 

「失礼だなおい!」

 

みんなで祝福するなか貴族と聞きカゲは目を輝かせていた。

 

「式を盛大にやるんで僕の友人としてのサクラをいれてほしくて。」

 

まぁ、貴族だと沢山人がくるし偽の客をいれないと見栄え悪いかも・・・

そして依頼人は一つ注意をいれた。

 

「結婚式では絶対に笑ってはいけません。」

 

「なんでですか?」

 

カンナちゃんが質問すると

 

「向こうの種族のほうでは結婚式で笑うのは葬式でカラオケするのとおなじくらい失礼なんです。」

 

「それは失礼ですね。」

 

フィーアちゃんも賛同する。

 

「はい、笑った人はぶっとばされます。」

 

このときは冗談かと思ってたけどそれが間違いだと結婚式で知ることになった。

 

sideカゲチヨ

「うむ、すごいひとだな。」

 

「こりゃ、サクラ頼むわけだわ。」

 

シディの意見に賛同して女子たちを見ると視線があっちこっちにいっていた。

まぁ、ドレスとか会場とかあこがれだもんなー、あの親バカが結婚許すか怪しいが・・・

ヒサメの場合視線の先には豪華な食事も含まれてるし。

 

「カゲチヨ笑いは禁止だぞ。」

 

「わかってるよ。知らねー奴の結婚式で笑うほうが無理だろ。」

 

シディの注意を聞いてるうちに新郎新婦入場となった。

 

「新婦側の方式で入場します。」

 

司会の人の声の後入場していたのだが・・・

なんとローラーシューズで入場してきた。

 

「ブフォ!!踵ローラーてガキの遊びかよ!?」

 

周りの客が笑ってしまったが、次の瞬間マスクをかぶりこん棒をもった異宙人によって

屋根をぶち破りぶっ飛ばされていた。

 

「は?え?ぶっ飛ばされるって比喩じゃないの!?」

 

「どうやら言葉通りのようだな。」

 

「うそでしょ・・・」

 

「これ、運悪ければ死にません・・・?」

 

「運が良くても重症だし・・・」

 

こうして笑ってはいけない結婚式がはじまった。

 

sideカンナ

次は、スピーチになったのだが・・・

新婦側の言葉を翻訳する人が震えていてもう不安しかない。

そう思ってるうちに父親のスピーチが始まる。

 

「$#%&’」

 

「えーと、本日は・・・んーお日柄もよく・・」

 

なんだかたどたどしい・・・もしかして!

 

「まぁ、そのなに嬉しいですてきな!?」

 

この人全然翻訳できてない!

あぁ!依頼人謝ってるもしかして経費削減でそこら辺の奴つれてきたな!

てか相手貴族なんだから多少無理しなきゃだめでしょ!?

 

そうこうしてるうちに翻訳家が諦めた態度をとりくそみたいな思い出話をでっちあげ始めた。

 

うぅ・・笑いたい・・・でもあんなふうになるのは嫌だ!

みたらカゲチヨ、ヒサメちゃん、シディは笑っている様子だったが、フィーアちゃんは

翻訳家の諦めた態度にムカついたらしく氷のように冷たい視線でみていた。

こうして最後には自分の話にうけて翻訳家は吹っ飛ばされていった。

何がしたかったの・・・?

そう思わずにはいられなかった。

 

sideフィーア

さて、あの笑いに逃げた翻訳家が吹っ飛ばされても式は続く、

誓いのキスのシーンになったときにハプニングが起きました。

男が乗り込んできて新婦と言い争いになっていた。

おそらく地球人との結婚なんて認めないみたいなはないしだろうけど・・・

こんな昼ドラみたいなことがおきるなんて・・・!

私はツボってしまっていた。置き去りにされた新郎がさらに笑いをかそくさせる

そうこうしてるうちに新婦が男にビンタし振る、男はやり切った顔をし新郎が追い付けないままハッピーエンドという笑いの宝庫となり私は顔を伏せ笑いをこらえるのでした。

 

こうして式が終わり

 

「あぁ~疲れた半端なく疲れた。」

 

カゲチヨが情けないことをいうが今回ばかりは同意です・・・

 

「やっぱり結婚式は笑いがあったほうがいいね。」

 

ヒサメちゃんも疲れた顔でそういった。

 

「うん、ああいうハプニングや失敗でわらえるのがいいと思うし。」

 

カンナちゃんが同意する。するとシディさんが、

 

「あぁ、ケーキを二人で切り始めたときは危なかったな。あんなに柔らかいものを二人で切るなんて・・・フフフ」

 

「「そこぉ!?」」

 

カゲチヨとヒサメちゃんが声を合わせて突っ込んだ。

 

「やっぱりシディってムードとかロマンがわかってないよ・・・」

 

カンナちゃんがそういった。ていうか今日私の一番の笑いはシディさんの笑いのツボですかね・・・フフッ。

 

 

 



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ストーカーと少女

ストーカーのオリジナル版です。


sideヒサメ

今日の依頼人は

 

「私はミヨっていいます。実はこれ・・・」

 

そう言ってだしたのは手紙だった。

 

「差出人のない手紙なんですけどなんだか優しい感じがして毎年楽しみにしてたんですけど

最近怖くなってきて・・・」

 

「どういうことだ?」

 

「ストーカーかもしれないので差出人を調べてもらえませんか?」

 

「内容が良くても怖いものは怖いですものね。」

 

「わかりました引き受けましょう。」

 

フィーアちゃんもカンナちゃんもやる気のようだ。

 

「それから登下校は両親のどっちかに送り迎えしてもらったほうがいいよ。」

 

とすすめると、

 

「そうですね・・・」

 

なにか気まずそうな顔をしていた。

するとカゲが

 

「ヒサの家に泊まってもいいんだぜ?」

 

と進めてきた。私は別にいいし、ミヨちゃんも了承したので泊まることとなった。

 

sideミヨ

手紙の差出人を探してくれることになりました。

シディさんは、鼻がきくらしく手紙の匂いを嗅いで差出人を探してくれるみたいです。

それからイケメンで町を歩くとよく女の人から声をかけられていました。

ときどき兄妹と間違えられるのはちょっとうれしかったです。

 

ヒサメお姉ちゃんは電気製品をハッキングしてストーカーがいないか確認してくれました。悪いことだからあまり使っちゃだめといわれましたが。

それにすごく優しくて暮らしていて楽しかったです。

食べる量と料理の下手さにも驚きました。

 

カンナお姉ちゃんは明るい性格で私の友達や知り合いともすぐなかよくなってストーカーの情報をききだしていました。

しかもファッションセンスもよくて私に似合う服をコーディネートしてくれました。

料理もシディさんと同じくらい上手で、会話がはずんで不安が和らぎました。

 

フィーアちゃんは足がとってもはやい上に強いので不良っぽい人たちや遠くに住む町の人たちにもストーカーのことをきいていました。

私にも護身術をちょっとスパルタだったけどおしえてくれました。

上手に技ができたときのほほえみはわすれられません。

 

カゲチヨは基本的に寝っ転がって動画をみています。

生まれて初めて屑という生き物に出会いました。こうならないようにきをつけないといけないとおもいました。

 

「散々ないわれようだな!」

 

後カゲチヨはゲームを挑んできます付き合ってあげてますが下手くそなのでいつも勝ちます。

 

そんな生活を続けていたある日、

 

「手紙の差出人がわかった。まぁカレコレ屋にはイージーだったけどな!」

 

「なにもしてなっかたくせに。」

 

「俺もいろいろやってたんだよ!」

 

差出人を聞く前に私は家族のことを話した母子家庭で育てられて母はマンティコアという

異宙人に襲われて死んだことを・・・

そしてカゲチヨ達は差出人は母だということをいってくれた。

とてもうれしかった。

 

しかしある日学校に行く途中手紙の違和感に気づいたとき

異宙人に襲われた。しかし知らない男の人がかばってくれて

そのあとカゲチヨ達が撃退してくれた。

話をきくと本当の差出人はかばってくれた男の人らしく

母の出張先の村に住んでいた人でマンティコアに襲われそうなところを母がかばってくれたらしい、だからひとりぼっちになった私のために手紙をかいてくれたみたいだ。

そしてこれからはお兄さんが私のことを守ってくれるそうだ。

カゲチヨらしい回りくどいやり方と思いつつ私は感謝の言葉を伝えるのでした。

 

 




今度は本家のサトウとスズキの活躍するサイドストーリーのオリジナル版です。
フィーアも活躍します。


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サイドストーリー 特訓開始

本家のサイドストーリーのオリジナル版です。


side妖精王

サトウとスズキに特訓をつけようとおもったのだが、置手紙がおかれており。

 

「俺は俺の方法で奴らを見返す!」

 

とかかれていた。しかしトッププレデターはそんなにあまくない。

 

「どうしたもんかな・・・」

 

俺が連れ戻してもききそうにないしこうなったらスパルタ教官の娘に頼むか。

こうして僕は、アイツらが通ってる学校とマンションを調べ

森を住民にまかせ、カレコレ屋にむかった。

 

sideカゲチヨ

今日の依頼人として現れたのは・・・

 

「お父さん!?」

 

そう妖精王だったのだ。

 

「くるなら連絡してよ!」

 

「パーティーの準備とかしたかったのに!」

 

「いや今回は急ぎで頼みたいことだったし終わったら森に戻るから。」

 

三人が驚いて言って、それに答えた後依頼内容を話し始めた。

 

「実はサトウとスズキに特訓を付けてほしいんだよね。」

 

「へっ!?」

 

思ってもない依頼だった。

 

「実は森を抜けだして勝手に不良校に通ってけんかしてるみたいでさ、トッププレデターとは戦う気はあるみたいだからカレコレ屋に特訓つけてほしいと思って、森の外だと俺は

特訓しずらいし、森とか心配で・・・」

 

なるほど、でも・・・

 

「アイツら、素直に特訓うけるか?」

 

「そこはフィーアのスパルタ指導でなんとか!」

 

「はぁ・・・まあお父さんの頼みなら引き受けます。」

 

「ありがとう!学校とか住所はこっちで調べたし、特訓にぴったりな情報もあるから。」

 

「情報?」

 

俺が聞き返すと妖精王は答えた。

 

「あぁ、実はトッププレデターが近々ケルベロスの幼体を捕らえるらしいからそれを二人に何とかしてもらおうとね。」

 

「なるほど、私は監督兼何かあった時の助っ人てことですね。」

 

「うん、シディは別の依頼みたいだしよろしく!」

 

こうして二人の特訓計画が始まったがフィーアの特訓スパルタだし大丈夫かよ・・・

俺は心配せずにはいられなかった。

 

sideスズキ

妖精王の森をあのバカと抜け出したある日サトウが上級生の異宙人と喧嘩していたときだった。あの異宙人とサトウが互角の戦いを繰り広げているときにアイツは背後から声を掛けてきた。

 

「話いいですか?」

 

「お前はカレコレ屋の!」

 

「話いいですか?」

 

「いや、サトウはあの喧嘩がおわるまで・・・」

 

「そうですか、では。」

 

そういってフィーアは喧嘩に割り込み、

 

「邪魔です。」

 

蹴りをいれようとしていたが雰囲気で察した。

あいつ・・・十分に手加減できてねぇ!!

他の聖女や陽狼なら受け止められるが純血の異宙人でもあの蹴りで殺せちまう!

サトウもそうかんじたようでとっさに二人でかばい受け止めたがオリジナルのヴァルキリーのように小規模な竜巻がおこり吹っ飛ばされた。

 

「話いいですか?」

 

sideサトウ

「それで、カレコレ屋が俺たちに何のようだよ?」

 

俺は疑問をぶつけた。

 

「お父さんからの依頼です。あなたたちはこの学校で喧嘩して強くなろうとしてるみたいですがそれでは、何年たってもトッププレデターや私たちには敵わないので、特訓をうけてもらいます。」

 

「随分ボロクソいうな・・・」

 

スズキがいうと、

 

「事実ですから。これからあなたたちには異宙人の力の使い方やより濃い戦闘経験を積んでもらいます。」

 

なるほど、より濃い戦闘か・・・面白れぇ!けど

 

「あのよ・・・特訓するのはいいんだけどよ俺のうで折れちまってんだけど?」

 

「あなたが蹴りを受け止めるからです。」

 

「いやいや!?止めなきゃ死んでたぞ!」

 

「?、異宙人ならあれくらいうけとめられるんじゃ?カゲチヨ以外みんな躱すかとめてますよ?」

 

「比較対象が違いすぎんだろ・・・」

 

こいつ・・・天然だ。

スズキもあきれて突っ込んでる。

 

「しかたありません、予定まで時間もありますし、治るまであなたの世話は私がやります。」

 

「はぁ!?あの親バカが許すのかよ!?」

 

「大丈夫です。あなたが卑怯なことをする性格でないことはしっていますし、あなたに私を押し倒せるくらい強いなら別ですけど。」

 

くそ、今の腕の折れた状態じゃ何もいいかえせねぇ・・・

こうして俺たち失敗作の特訓が始まった。

 




変なところで終わりますがいよいよ特訓です。
シディもちゃんとでてきます。


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サイドストーリー 強さ

sideサトウ

フィーアが飯を作ってくれるというので任せたのだが・・・

 

「これサプリとかはいってないか!?」

 

そうサラダの中に混じってたり肉炒めに添えられていたりと

合わなそうなものばかりだった。

 

「これで足りていない栄養素を効率的に摂取できます。」

 

だとしてもなぁ・・・俺はそう思いつつ食べたがクッキーがあるのを

思い出し勧めた。

 

「ありがとうございます。」

 

フィーアは美味しそうに食べていた。こういうところはかわいいんだけどなぁ・・・

その後風呂に入ったのだが身体洗うとかいって入ってきて大変だった、

マジで天然だぜアイツ!

パジャマはカンナが選んだのを着ていてなかなか良かったが、普段は壊滅的だと腐血からきいてたからほっとした。

それからフィーアはスズキや腕が治ったら俺の異宙人の力の扱い方の特訓をしたのだが、

 

「もっと力を圧縮して最大出力まで一瞬で引き上げる!」

 

「並列に物事を考えて即座に行動にうつす!」

 

「意識してできることを寝ながらでもできるように!」

 

そんな厳しいことを言われながらひたすら組み手でボコボコにされた。

まぁ休憩の時はコンビニでアイスを食べたりしたがフィーアは口数が意外と多く、カレコレ屋のことや父親のことを話していていたがかつて欠陥品や廃棄にいじめられたらしく俺たちのことはまだ仲間かどうか判断している途中ということも話してくれた。けどみてろよ、俺たちは

アイツらとは違うってことをなぁ!

 

こうして数日経ったある日フィーアがある平原に行って試験をすると言い出した。

 

「この試験にクリアすれば貴方達がトッププレデターと戦えると認めます。」

 

「よっしゃぁ!で内容はなんだ?」

 

「トッププレデターがケルベロスの幼体を捕らえようとしているので

それを阻止します。まず奴らは装置で幼体を刺激するので興奮した幼体を落ち着かせてください。わたしは装置を壊してヤツらを四散させます

から。」

 

「なるほど幼体でも互角に戦えれば合格ということか。」

 

スズキがこたえるが納得できなかった。

 

「なんでトッププレデターと戦わせてくれねぇんだよ!」

 

「まだ貴方達ではそこまでの実力ではないということです。この試験は

貴方達がこれからの戦いで足手まといにならないと証明するためのものです。」

 

こうして俺たちは、試験を開始するのだった。

 

sideイリザワ

今日はケルベロスの幼体を捕まえる為に捕獲装置で高電圧の網でとらえていたのだが、

 

「あなたたちがケルベロスに夢中で助かりました。おかげで楽に制圧できます。」

 

「うわぁァァァァ!?」

 

なんといきなり聖速が現れ研究者や兵士をなぎ倒していく。

我々も立ち向かうが蹴りによりおこる竜巻や人肉さえ切断や貫く手刀で

歯が立たない我々は撤退を余儀なくされた。

上にどう報告すれば・・・

 

sideフィーア

さてヤツらを追い払うことができたのであの二人の様子を見ていましたがやっぱりカンナちゃんやヒサメちゃんと違い善戦はしていましたが一瞬で片付けてられておらずまだまだ正規品と戦える力はありませんでした。このまま網を解除しても

親のケルベロスが解き放たれて二人がやられるだけ、その時予想外の

ことがおこりました。なんとシディさんが超高電圧の網のなかをホルスの力であろう結界を張りながらあるいていました。

どうしてシディさんがここに・・・! 

そういえばシディさんはニンジンを採取する依頼をこなしているときいた。まさか・・・そうおもったら

 

「まってろよ・・・」

 

そう言いながら装置を引き抜いた。

やっぱりシディさんあの装置をニンジンと勘違いしてる!

ていうかなんで重要な装置をニンジンに似せてるんですか!

私がそんなことをおもっている間にシディさんは全部引き抜きケルベロスを解放してしまった。このままじゃ二人が・・・シディさんのところに向かい事情を話した。

 

「なに!あれは、ケルベロスの親で子供を助けに二人のところへ!?」

 

「はい、一緒に向かってくれませんか?」

 

「あぁ!」

 

間に合ってください!

 

sideスズキ

幼体はなんとか気絶させたが

 

「グヴァァァァァ!!」

 

マジかよ!なんで網が!

なんと親がこちらに向かっていた。クソ、こっちは幼体を気絶させるのに消耗しちまった。このままじゃ・・・

そうおもっているとサトウが話しかけてきた。

 

「なぁ、これは俺たちが足手まといじゃねぇってことを証明するものだっていってたけどよぉこいつを倒せば俺たちは最強に近づけるんじゃねぇの?」

 

全く、このケンカバカが!

 

「まぁ、ボロクソ言われてムカついてたところだ。付き合うぜ!」

 

こうして親との戦いが始まった!

 

 

 



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サイドストーリー 終了

sideサトウ

俺たちはケルベロスの親を相手にしていた。

 

「おらぁ!」

 

「ふん!」

 

俺たちは親を圧倒していた。フィーアの特訓が形になってきている!

このままいっきに・・・そう思っていたがケルベロスの唾液から生物が

生み出され俺たちにまとわりついてきた。

 

「くそっなんだこれ!」

 

振り払っている時にケルベロスが光線をはなってきた。

 

「危ねぇ!」

 

スズキがかかえて高速で移動したからかわせたがこのままじゃ膠着が

続いちまう。そう思ったとき

 

「彼らは俺たちの知人なのだ。」

 

「あなたの子供は無事です!落ち着いてください!」

 

フィーアがシディをつれてやってきた。そしてシディがホルスの力で

攻撃してフィーアが拘束することで落ち着かせることができた。

幼体が目覚め、親と一緒に帰ったときに俺たちは一息ついた。

 

「なんとかなったな。」

 

「あぁ・・・」

 

二人で勝利をかみしめていると、

 

「まだまだですね。たしかに成長していましたが、あのまま私達が来なかったら追い詰められていたでしょう。」

 

「わかってるよ!全く鬼教官だぜ・・・」

 

「ですが貴方達のことを仲間と認めます。厳しいことばかり言いましたがよくやりましたね。」

 

フィーアが俺たちを認めてくれた。それはまさに俺がアイツらと違うことをわからせられてよかったとかんじた。

 

「この後のことなのですが妖精王の森に新入りが来ましてその監視を貴方達にまかせたいんです。」

 

「監視?」

 

「ええ、その人もトッププレデターを追おうとしているのですが経歴に

不安があるので貴方達の住むアパートの部屋の隣に越してもらい敵対する動きがないか監視をまかせたいんです。」

 

一体何者なんだソイツ・・・

俺たちは監視対象がどんな奴か警戒しながらも今日は帰路についた。

 

次の日もフィーアにしごかれてようやくお墨付きをもらえたある日、

アパートに越してきた人物に俺たちは驚くことになった。

 

「こちら元トッププレデターの科学者で今はアルバイトをしながらそしてこの前までは妖精王の森でサバイバル生活していたエイファさんでしす。」

 

「どうも、どうも!君たちが妖精王からの監視の人達ですね。

君たちの保護者役としてもこのアパートに来たのでよろしくねぇ!」

 

なるほどたしかにこの顔は胡散臭い、髭が伸びでいることもそれを助長

している。それに、エンペラー丸と名付けたキメラも森にいるらしい。

 

「まぁ、トッププレデターの関わる依頼には来てもらうからよろしくお願いします。」

 

フィーアがそういって俺たちの新しい生活が始まった。



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SNSの映えに命をかける女の末路

カンナ回にしようと思います。
閻魔ちゃんの動画も参考にします。


sideヒサメ

今日の依頼人は、お金持ちのような見た目の女のひとだった。

 

「私、有名インスタグラマーになるために写真を投稿してるんだけど

アシスタントが必要だから一人私と一緒に撮影にどうこうしてくれない?」

 

「どうする、スマホ使うならシディは不向きだしヒサや俺が・・・」

 

「いや、アーシに任せて!SNSで映えるように撮るための角度や守らないといけないこととか

べんきょうしてきたんだ。」

 

「まぁ確かにカンナちゃんSNSで一番写真あげてますからね。」

 

フィーアちゃんも賛成したしまかせよう。

 

「じゃあ、これから上級階級パーティにいくからついてきて。」

 

「はい!」

 

sideカンナ

こうしてパーティー会場に着いたんだけど・・・

 

「誰も人の気配がしないんですけど・・・?」

 

「パーティに頻繁にしてたら身がもたないでしょ。会場はセットで車はレンタカーよ。」

 

「フェイクってこと!?」

 

「この高級車のレンタカーで撮影するからはやく撮ってよ。」

 

そして依頼人のアカウント共有したんだけどこのレンタカーの写真はあげないほうがいいよね・・・

 

次は着替えを取りに依頼人の家に向かったんだけど、

ボロアパートの一室だった。

 

「部屋の割に随分ブランド品がありますね。」

 

「フリマで買いそろえたからね。」

 

「フリマとはいえ高そうですね・・・」

 

「消費者金融から借りてるし平気よ。」

 

全然大丈夫じゃない!

まぁ依頼料は払ってくれるみたいだし文句や注意したりいったら四人の迷惑だよね・・・

不安はありつつも荷物をもち海外撮影といって向かったのだが

 

「ここが・・・海外よ。」

 

「ここ目黒区じゃ・・・」

 

「わかってないわね。異宙人が移り混んだり、風景も角度を調整して加工すれば海外で

異宙人と撮ってるようにみえるの!」

 

「すぐにばれそうだけど!?」

 

そのあと同じ風景を違う服を着て何日間も来た風に装って依頼人の努力がうかがえた。

しかし問題はここからだった。なんと他所の豪邸を勝手に自分のものだと偽って撮影

しようとしたときはおどろいた。

 

「何やってるんですか!?」

 

「これも有名インスタグラマーになるためなの!」

 

「って!警報が!」

 

「ヤバっ・・・」

 

「なにしてるんだ!!」

 

「ごめんなさい~!」

 

異宙人の警備員に追いかけられたときは死を覚悟したし・・・

 

何とか部屋に戻ってきたけど依頼人はSNSに夢中だった。

 

「いいねされまくってる・・・フフッ」

 

「にゃー」

 

すると猫がでてきた。

 

「猫飼ってたんですね。」

 

「さっきかったの。猫がいるとバズりやすいのよねー」

 

どうやらSNSのために買ったみたいだった。さっきの様子からみても動物の世話はむりそうだけど大丈夫かな・・・

最悪の状態になったのはそれから数日後のことだった。

 

「あれ?猫がいませんね。」

 

「いいね伸びなかったし、うるさいから押入れに入れちゃったわ。」

 

「ええっ!」

 

アーシはすぐに押入れに向かったが猫は衰弱していた。

 

「命をなんだと思ってるの!!」

 

アーシはきれて依頼人を怒鳴った。

 

「うるさいわね!あんたは何でも屋でしょ!写真をアップすればそれでいいのよ!」

 

逆切れしてきたのでアーシは

 

「わかった、公開しないほうがいいと思ってた写真も上げますね。」

 

「なにを・・・」

 

こうしてレンタカーの写真がナンバーでバレ、海外旅行の写真もバレた。

猫の今の写真を撮ろうかと脅すと

 

「何でも屋のくせに~!」

 

とヒステリックにわめいていた。

 

sideカゲチヨ

今日はカンナが依頼料をもってかえるはずなのだが・・・

 

「何で猫!?」

 

「実は・・・」

 

俺はカンナに事情をきき帰ってきたみんなにも話して納得してもらった。

里親募集のためにみんなで一緒に猫との写真を撮ったカンナの撮影が功を奏し

すぐにみつかった。

ちなみにみんながそれぞれ猫を可愛がってる写真はSNSにあげずに印刷して写真立に白猫の写真の隣にかざってある。

 



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一番怒るとはこわいのは

SIDEカゲチヨ

今日の依頼人は女子高生だったのだが泣いていた。

 

「うぅ・・・ぐすっ。」

 

「なんじゃ、この女はきてからかれこれ十分泣いてばっかじゃぞ。」

 

「おちつけよ、ボティス。」

 

「ワシら商売でやっておるんじゃぞ。泣いてるだけなら追加料金じゃ!」

 

「おめーはカレコレ屋やってねーだろ。」

 

「すみません・・いまはなしますから。」

 

「落ち着いてゆっくりはなしていいぞ。」

 

シディがそういうと依頼人は落ち着いたのか話してくれた。

 

依頼人の家庭は貧乏でしかし両親は依頼人が勉強を頑張りたいと言った進学校に入れてくれたがやはり苦しく、依頼人は水商売に手をだしてしまいそれを担任に相談したら

援助交際をもちかけられボイスメモをとられ脅されたらしい。

 

「私怖い・・・男の人が怖い・・・」

 

俺は依頼人になんと声をかけたらいいかなやんでいると

 

「勇気をだして話してくれてありがとう。」

 

ヒサが依頼人を抱きしめ優しい声でいった。そしてー

 

「私がなんとかするから。」

 

静かに怒った顔にかわりそういった。

 

「カゲチヨ・・・」

 

「あぁトラの尾を踏んじまったみてぇだ・・・」

 

「なんのはなしじゃ?」

 

「今にわかりますよ・・・」

 

「久しぶりに見ても怖い・・・」

 

こうして俺たちは依頼人の通う女子高に向かった。

 

sideカンナ

女子高に潜入することになったのだが・・・

 

「二人とも何やってんの?」

 

そう二人ともセーラー服をきていたのだ。

シディは見た目がいいから違和感ないけど

カゲチヨがメイクしてその姿だとまさに怪談にでてきそうだ。

 

「潜入はアーシらに任せて二人は依頼人の保護したほうがいいんじゃ・・・」

 

「お前ら三人に何かあったらどうするんだよ!」

 

カゲチヨ、いきなりイケメン発言しないで。

すると警備員がやってきてカゲチヨは変態として追いかけられていった。

シディも生徒に女扱いされ

 

「お姉さま~!」

 

とお茶に連れていかれてしまった。

 

「あの二人ならなんとかなるでしょう。」

 

フィーアが信頼してるとも薄情ともとれる態度をとり

アーシらは職員室にむかった。

 

sideヒサメ

「お!来てくれたか先生嬉しいぞ!」

 

全く反省してない教師をみて私は少し本気で力を使ってもいいなと安心した。

 

「ん?誰だお前?」

 

「あなたが彼女を脅していた犯人ですね。」

 

「脅す?だいたい他人が口出しをするんじゃない!」

 

「もう黙って。加減できなくなるから。」

 

私は氷で屑を拘束した。

 

「彼女との会話のデータはどこ?」

 

「冷たい・・・そんなの知るわけ・・」

 

「そう、じゃああなたを消して証拠をけすしかなさそう。」

 

「わかった・・・!引き出しの中のUSBだ。」

 

私は机に向かいUSBを回収してバックアップがないかカンナカムイの力でハッキングして

消し飛ばした。

 

「家のパソコンには入ってるの?」

 

「もうありません・・・もう許して・・・」

 

まだ嘘をついてるかもしれないから手荒にしてもいいよね?

そう思って雷を纏った拳を振り上げた。

 

sideボティス

 

「意外じゃな・・・あの甘ちゃんのヒサ子が・・・」

 

ワシは屑教師をボコボコにしてるヒサ子に驚きを隠せなかった。

 

「いや、怒らせて一番怖いのはヒサメだぞ。普段は優しいがな。」

 

「お前もあんまり怒らせないように気を付けろよー」

 

これからはヒサ子をからかうのもほどほどにしておこう・・・

それより・・・

 

「やっぱり恐ろしいです・・・」

 

「数年ぶりだからより怖い・・・」

 

お前たち幼馴染なんじゃからそんなに震えるな!

 

sideフィーア

そのあと声を編集して警察に提出教師は逮捕されることになった。

さらにそのあと依頼人は奨学金と合わせて普通のバイトをすることになった。

そしてカゲチヨは生徒に学校の七不思議として語られることになりました。

めでたしめでたし。

 

「めでたくねーよ!」

 

 

 

 



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気まずい時にはどうすればよいか

人に指摘するのってきまずいですよね・・・


sideカゲチヨ

今日の依頼人はイケメンの男性だったのだが、

 

「実は僕昔から何故か人に嫌われるんです。今日はその理由を調べてほしくて来ました。」

 

「は、はぁ・・・」

 

「そうなんですね・・・」

 

「なるほど・・・・」

 

俺とフィーア、ヒサは言葉を詰まらせた原因は明確だ。だがどういうふうに伝えればいいんだよ・・・

 

「教えてください!いったい僕のなにがいけないんでしょうか!?」

 

 

「な、何って・・・」

 

「それは・・・その~」

 

俺もヒサも全く気付いてない依頼人をどうやって傷つけずに伝えるか悩んだ。そのとき

フィーアがフォローいれてくれた。

 

「落ち着いてください、少し向こうで相談するので待っていてください。」

 

「わかりました。」

 

そうして壁の向こう側の死角に移動して話した。

 

「ヒサ・・・気づいてるよな。」

 

「うん、あの人が話すと・・・」

 

「口からかなりにおいますよね。歯磨きしてるか疑われるレベルですね。」

 

「イケメンで人当たりもいいのに嫌われるのは確実にあの口臭が原因だな。」

 

「では、だれが報告しますか?」

 

「じゃあ、ヒサ報告よろしく!」

 

「ちょっと待ってよ!?私も言いずらいんだけど!」

 

「なら私が言いましょうか。」

 

「「お前(フィーアちゃん)は容赦なくいって傷つけるだろ!」」

 

二人で突っ込むアイツ事実や正論いうと淡々と話すから偶に相手を怒らせるんだよなぁ・・・

 

「仕方ねーな、さりげなく誘導していくか。」

 

こうして依頼人に自分から気づいてもらう形式で口臭を治す方法を提示していくことになった。

 

sideフィーア

 

「原因はわかりませんが必ず見つけてみせます!」

 

「ありがとうございます!」

 

うっ・・・

 

強烈な匂いにカゲチヨと私は顔を背ける。

 

「どうかしましたか?」

 

そこでヒサメちゃんがフォローを入れる。

 

「あの!私飲み物用意しますよ!」

 

こうして依頼人の気をそらした。

シディとカンナちゃんが外出中でよかった・・・

あの二人がいたら素直にいってしまい、気まずくなることは確実でした。

 

「じゃあ、コーヒーを好きでよく飲むんです。その間にタバコ吸ってきますね・・・」

 

「おっと、コーヒーとタバコが好きな人はあまり好かれませんからね!喫煙者は叩かれがちですから禁煙しましょう!それと今度からはお茶か水を飲むことで親しみやすさをあげましょう!」

 

「は、はぁ・・・」

 

依頼人は戸惑っていましたが聞き入れてくれました。

お茶をいれる間に台所でまたはなしました。

 

「コーヒーとタバコが好きだと嫌われやすいなんて知らなかったよ。」

 

「タバコはともかくコーヒーはちげーよ。」

 

カゲチヨがわかってないヒサメちゃんに突っ込む。

話によるとコーヒー豆の微粒子、タバコのタールは悪臭の原因になる依頼人はどっちも

飲んだり、やっているのであわさってさらにひどくなるらしい、

その後も依頼人と話をしていたのだが、スマホを見ていた

カゲチヨによるとスマホをみることも唾液線を圧迫して口臭がひどくなるらしい、

 

「カゲもスマホよく見てるよね、臭くなったらちゃんと言ってあげるね。」

 

「そりゃ、親切にドーモ。」

 

二人の夫婦漫才を聞きまた依頼人とはなしたのですが・・・

 

「結局原因は何なんでしょうか・・・」

 

「なんだろうな~」

 

「なんでしょうね~」

 

そろそろ苦しくなってきました・・・

そうこうしていると依頼人のはらの虫がなったおとでした。

カゲチヨがお茶菓子をだしヒサメちゃんに食べないように注意して席をはなれた。

どうやら食事をしないことも匂いをひどくするらしい。

さっきから匂いをひどくする行動のオンパレードですね・・・

無自覚にやってるからいままで気づかなかったんですね。

 

「僕にむきあってくれてありがとうございます!」

 

なんと依頼人が顔を近づけてお礼を言ってきた!

キャァァァァァ!

とんでもない匂いにさすがの私たちも悶絶する。

そのとき、

 

「ただいま。」

 

「いま帰ったよ~」

 

最悪のタイミングで二人が帰ってきてしまった。

 

sideヒサメ

どうしよう・・・私は悩んだ。

まぁ二人とも子どもじゃないしそんなストレートには・・・

 

「実は僕人に嫌われるんです。初めのうちは仲良くしてくれてもそのうちあからさまに顔を背けたり、俯いたりするんです。」

 

「「それは・・・」」

 

まさか・・・

 

「息が臭いからじゃないか?」

 

「たぶんそのせいで俯いたり、かぎたくなくてそむけてるんですよ!」

 

シディ・・・カンナちゃん・・・

言っちゃったー!!!

依頼人もショックをうけてへたりこんだ

 

「そうだったのか・・・僕は今まで・・・」

 

そりゃそうだよね。無自覚とはいえ人が嫌がっていることにきづかなかったなんて人のいい依頼人にとってはつらいだろう。

 

「そんなことで落ち込まなくていいぞ。そのままのお前を受け入れてくれるひとは必ずいる。」

 

「そうですよ!落ち込まないでください!」

 

「俺とカンナに任せてくれ心あたりがある。」

 

「シディ、カンナ、お前たちよく耐えられるな・・・・」

 

「野生では珍しくないぞ。」

 

「アーシの友達にはもっとすごい人がいるよ?」

 

そうなんだ・・・

さすがカレコレ屋で一、二を争うコミュ力を持つ二人は違う。

 

こうして依頼人はシディとカンナちゃんに紹介された男女の異宙人と仲良くなっていた。

たのしくやっているようで安心した。

 

「ああいう種類の異宙人は歯をみがく習慣もないし、口臭に無頓着だからな。」

 

「根本的な口臭の解決にはなっていませんよね?」

 

フィーアちゃんが突っ込むが、

 

「依頼人が幸せならいいさ。」

 

「そういうこと!ひとはどこで繋がれるかわからないんだから!」

 

二人はそういってほほ笑んだのだった。

 

 

 

 



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ESのごまかし方

就職憂鬱だ・・・
今回はヒサメとフィーア中心にしました。


sideヒサメ

今日の依頼人はチャラチャラした男のひとだった。

 

「ES,エントリーシートを書いてほしいんすよ。」

 

ガムを噛みながら言ってるので態度が悪そうにみえるがお客さまだ。しっかり対応しないと

 

「えっと、それはかくお手伝いをしてほしいといういらいですか?」

 

私は確認したが、

 

「いや、あんたらが書いてって言ってんの。ちなみに盛り盛りでおなしゃーす!」

 

「盛り盛り?」

 

若者言葉に疎いシディがきく。

 

「嘘でもなんでもいいから良く書いてってこと。金出すからさ!」

 

「それはさすがに・・・」

 

私は断ろうとしたが、

 

「いいっすよ。ただし嘘がバレたときの責任は負いかねますが。」

 

「大丈夫、大丈夫俺地頭だけはいいから!!」

 

「どういうつもりですか。」

 

「そうだよ!ほんとにやるの!?」

 

私は困惑して、不正が許せないフィーアちゃんは嫌悪感全開でいう。

 

「いいじゃん、別にエントリーシート盛るくらいのことみんなやってんだし。」

 

「シディとカンナちゃんもなんか言ってよ!」

 

「・・・いいんじゃないか。」

 

「そうだね、責任も自分で負うみたいだし。」

 

「ええー!?」

 

こうして嘘ありまくりのエントリーシート書きが始まった。

 

sideフィーア

全く、手伝いならともかくなんで全部書かなくちゃいけないんですか・・・

それになんで嘘を許せなさそうなシディさんやカンナちゃんまで・・・

そんな思いを抱えながらもES書きのためカゲチヨが依頼人と相談する。

 

「とりあえず100枚出したいから!」

 

いきなり爆弾発言をしてきた。

 

「100も行きたい会社があるのか!?」

 

「すごいですね!」

 

シディさんとカンナちゃんがいうがそんなわけないですよ・・・

 

「あるわけないじゃん数打ちあたるだよ。」

 

依頼人はいうが全弾外れないといいのですが。ていうか面接百個もうけるとかスケジュール調整大丈夫なんですか・・・聞いても地頭いいからで答えられるからきかないですけど。

 

「じゃあ、志望動機はそこの会社のホームページに載ってる社訓に沿った内容でいいですか?」

 

「おー!それで頼む!」

 

「ふふふっ、やーと俺が活躍できる依頼が来た!!」

 

「どこにアイデンティティをかんじてんだ!」

 

ヒサメちゃんが突っ込むがたしかにこういう口八丁や話を大げさにするのはカゲチヨが

適任なきがする。役に立つのはこういうクズな依頼でしかあまり役に立たないのが

玉に瑕ですが。

 

sideヒサメ

私たちが嫌悪感を感じてもES書きは続く。

 

「あと定番で書かされることとして大学時代頑張ったことが挙げられますね。」

 

「ギャンブルと酒、あと女漁り。」

 

最も書いちゃいけない三点セットだった。しかしカゲは華麗に変換する。

 

「なるほど!バイトでは常に効率的に働き、テニスサークルでは大会に優勝、

さらに社交的な会にもよく参加していたと!!」

 

「ん?二人の日本語嚙み合ってなくないか?」

 

ピュアなシディが不思議がっているので、

 

「クズ語で会話してるからね。」

 

「そうそう!しっかり噛み合ってるよ!」

 

教えてあげたらカンナちゃんもそう答えた。

 

私とフィーアちゃんが不機嫌になっていくのをよそに二人の嘘は止まらない。

 

「あと海外旅行と金がなくなったら日払いのバイトしてたわ。」

 

海外旅行はともかく日払いバイトは弱いでしょ・・・しかし

 

「海外留学の経験があり、インターンにも挑戦してたんですね。」

 

まさにカゲの本領が発揮されてると感じた。

 

「学歴と資格もよくできないかな?」

 

「あ~それやるとバレますね。」

 

ホントこういうバレそうなラインをこえないクズは質が悪い。

 

「でも、アリの巣検定五級とかならいけるかもしれないですね!」

 

「どこでやくにたつの!?」

 

「虫を駆除する会社とか?」

 

カンナちゃんが答えるが随分限定的になりそうだ。

 

最後にカゲは面接の注意点をはなした。

 

「辻褄合わせ徹底的にお願いします。」

 

そしたらまた地頭自慢や大学の講義も効率的にとれたことも自慢してきたので、

 

「やってる人のノート借りてるからでしょ。」

 

「自慢することですか。」

 

フィーアちゃんとつぶやいた。

 

「なんかいった?」

 

「「いえ、なにも」」

 

「二人が不機嫌になってるぞ。」

 

「真面目ちゃんズだからな~」

 

二人が話していたが無視した。

 

それから数日がたった。

 

sideフィーア

「いやー、やっぱ俺って持ってるよね~」

 

「大手テレビ局の入社おめでとうございます。」

 

なんと依頼人はキー局という大手の入社がきまりました。

どうしてあのできすぎたESを疑わないか納得いきません。

 

「地頭とコミュ力があるからな~いやー内定取ってから大学のスターになって女もすげー

寄ってきてさ!っつかクラスのがり勉とかめちゃ落ちてて笑えるわ~」

 

きっとクラスのがり勉はノートを貸した恩を仇で返されたと思ってるんでしょうね。

 

「頭の良さはそんな一言では片付けられないか?」

 

シディさんが的確なことをいった。

 

「知識、思考方法、思考の数それを一言で切り捨てるのは浅はかじゃないのか。」

 

「アーシもそうおもうな~人にはそれぞれ得意分野や頑張りの方向や種類も違うから

その人の好さもちがうわけだし。」

 

「俺もそうおもいますね~それとも生まれつき頭がいいと思わないとなんもないくらいの

人生しか歩んでこなかったんですか?」

 

カンナちゃんやカゲチヨも的確に指摘する。

 

「は、はぁ?俺は大手テレビ局だぞ!帰るわ!」

 

依頼人はさっさとかえってしまいました。

 

「あんなのが成功するなんておかしいよ!!」

 

ヒサメちゃんが怒るが三人の一言で気づいた。

 

「ヒサメちゃん、あの人はまだ働いていません。それで成功か失敗かなんてわからないと

おもいます。」

 

「あ・・・」

 

ヒサメちゃんも気づいたらしい、

 

「それに嘘をついているのは就活生だけじゃねーしな。」

 

カゲチヨがどこか観測者じみた目でそういった。

そう、ブラック企業などはホームページから嘘をついてることが多いし会社の仕事のレベルについてこれるかもわからない。

あの人はどうなることやら。

 

side依頼人

会社に就職してから数か月たったが、資料に書いてなかったり説明会で聞いてないほどの

上司の厳しさや職場のブラックさに心が折れかけていた。

しかも上司はESで書いたことを覚えていてそれに見合った仕事を渡してくるため早くも

うそをついたことに後悔していた。あぁ、あのとき身の丈にあったESを書いていれば・・・

 

そんなことをおもいながら俺は辞表を自分で書くことを決意するのだった。

 

 

 

 

 

 

 




次はシディの就活も書きたいです。


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シディの就活

今回はカレコレ屋結成直後の話です。


sideカゲチヨ

妖精王の森をでて数日たったころ俺たちは今後のことを話すため

ハンバーガーショップにきていた。

 

「五人でカレコレ屋やるのはいいとしてさ、ヒサメとカンナ、フィーアは高校行くじゃん

その間俺たちどうする?」

 

ときくと

 

「カゲチヨは高校行くだろ?」

 

とシディにいわれた。

 

「なんで、俺もう二十だぞ?」

 

「肉体年齢は十八だろ?」

 

「その理屈だと俺ずっと十八じゃん!」

 

俺たちが言い争ってるとヒサメがハンバーガーを頬張りながら何か言ってきたので

食べてから話をさせると

 

「高3の途中でその体で学校いけてないなら高卒になったほうがいいんじゃない?」

 

「俺、留年生扱いなのか!?ってか俺まで学校行ったらシディどーすんの。」

 

シディは体も心も一応二十歳だし学校行くとしても今の学力で大学はかなり厳しい。

しかしシディから飛び出した言葉は、

 

「俺はサラリーマンになる!」

 

「「いや厳しくね?」」

 

「うーんシディは会社勤め向いてなさそう・・・」

 

「まずどうやってなるか知ってますか?」

 

俺とヒサメが突っ込み、カンナは適性を心配し、フィーアはさらに根本的なことを心配した。

こうしてシディの就活が始まったのだった。

 

sideフィーア

それからまた数日がたったころ

 

「おぉ!面接までこぎつけた!」

 

カゲチヨの書いたESのおかげでシディさんは面接までこぎつけていた。

 

「カゲチヨのおかげだな。面接頑張るぞ!」

 

「俺はシディにはもっと向いてる仕事あると思うぞ。」

 

「アーシもそうおもうな~シディちゃんと敬語使えるか不安だけどだれとでも

すぐ対等に接しられるし。運動能力あるからそれを活かす職種にしたほうがいいと思うな。」

 

カゲチヨとカンナちゃんが、進めるが

 

「だが人間はサラリーマンになってこそ一人前なのだろう?」

 

「なにそのひと昔前までの価値観?」

 

「ますます不安です・・・」

 

こうしてデカい不安を感じつつ面接に向けてシディさんにアドバイスするのだった。

 

sideシディ

面接当日、俺は面接会場で順番を待っていた。しかしカゲチヨが耳と尻尾は隠したほうがいいと言ってくれたがなんだか落ち着かないな・・・

すると隣に座ってる人に

 

「なんだよその髪色、普通地毛でも黒に染めるだろ?」

 

といわれてしまった。まさか髪色も気を付けなければいけないとは、

 

「てかどこ大?」

 

「俺はここにいるが?」

 

「大学だよ!ってか大学でてないのかよ!顔だけで生きてきたのに同じ面接に来るなや!」

 

散々に言われてしまったが精一杯アピールせねば・・・

 

こうしてついに俺の番が来た。しかし

 

「大学をでてないのにうちには入れませんよ。まぁ今から大学で頑張ってくださいね~」

 

といわれてしまった。

そうして面接が終わろうとしたとき、俺は気配を感じ

 

「皆!伏せろ!」

 

声を掛けた瞬間巨大なエイ型の異宙人が空を飛びながら会社に迫っていた。

そして俺は素早く振り向き

 

「ハァッ!」

 

火球を繰り出し追い払った。

 

「ピイギャァァ!」

 

可愛そうなことをしてしまった・・・他の人たちが腰を抜かし、漏らしてしまうものがいるなかそう思った。

そしてカゲチヨから電話がかかってきた。

 

「面接どーだった?」

 

「すまん、ダメだった。学歴がないとダメらしい。」

 

「凹むなよらしくねぇな。」

 

「ありがとう。」

 

やっぱりカゲチヨは優しいな。

 

「バイトなんだけどお前にあってそうな仕事、カンナとみつけたしさ。」

 

「本当か!ぜひ聞いてみたいな。」

 

「今、お前の受けてる会社異宙人に襲われたんだろ?フィーアが迎えに来てくれるってさ。」

 

「そうか心配かけてしまったな。」

 

そういって電話をきり

 

「それではこれにて失礼する。」

 

「待ってくれぜひともわが社に!うちは将来安泰、高収入、なんだ!」

 

「けど明日死ぬかもしれぬ地球に安泰などなくないか?」

 

「それは・・・」

 

「だから、俺は楽しそうな方をとることにした!」

 

「そんな~」

 

こうして俺は会社をさったのだった。

 

でるとすぐにフィーアと会うことができた。

 

「残念でしたね。せっかく面接までいったのに・・・」

 

「うむ、だが俺は皆が俺のためにみつけてくれた仕事を頑張るつもりだ。」

 

「それでこそシディさんですね。学歴なんかなくても立派ですよ。」

 

「ありがとう。」

 

フィーアの一言に俺は癒されれた。

 

こうして俺は、食事を人々に運ぶ仕事に就いた。今の仕事は楽しいし満足だ!

 

 

 



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ゴミ屋敷の事情

sideカゲチヨ

今日の依頼人は、

 

「隣の家がゴミ屋敷で掃除をするように何度も言ってるんですが聞き入れてもらえないんです。どうにか説得してもらえないでしょうか。」

 

「えっ、ゴミ屋敷・・・」

 

「説得でいいんですか?」

 

ヒサが困惑するのをよそに俺は無理やりの掃除でないことの確認をとった。

 

「はい、結局掃除をするのかはその人の意思なので・・・」

 

どうやら依頼人は穏便に済ませたいらしい。

 

「それに下手に掃除して物騒なものが出ても困りますし・・・」

 

「物騒な物って・・・」

 

ヒサは怖がってるが確かにゴミで埋もれていれば何かを隠しているかわからないし、そこに付け込んだ

他人の捨てたごみの中にも危険なものがある可能性がある。

依頼人が積極的になれないのも当然だ。

 

「わかりました。」

 

こうして俺たちは依頼人に住所をきいて向かうのだった。

 

sideカンナ

そのゴミ屋敷についたんだけど・・・

 

「臭い・・・」

 

「強烈な臭いだな。」

 

「外までゴミがあふれかえってますね。」

 

アーシやフィーアちゃんだけでなくシディも驚いていた。

 

「ほんとに人が住んでるの・・・?」

 

ヒサメちゃんも思っているが依頼人も見ているしとりあえず行ってみないと・・・

 

カゲチヨが先頭をきり、ごみをかき分けインターホンを鳴らした。

すると、

 

「はい、どうぞ・・・」

 

ドアが開いて黒髪で長髪の女性が生気のない目でこちらをみてきたので

肝の据わったシディとフィーアちゃん以外、ビビりなヒサメちゃんはもちろんカゲチヨや

アーシもビビってしまった。

 

「なんの御用ですか・・・?」

 

女性は目や雰囲気同様生気のない声で応対した。

 

「このおうちについて聞きたくて。」

 

ヒサメちゃんがそういうといきなり顔を近づけて、

 

「どうぞ・・・」

 

中に入れてくれた。いちいち不気味だしこの人・・・

家の中は外以上の臭気と汚さだった。

 

「うっ!スゲー臭いだな。」

 

カゲチヨもいうが確かにひどい・・・

 

「確かに並みの人は耐えられないでしょうね。」

 

「シディ!大丈夫!?」

 

「・・・問題ない」

 

確かに狼男のDNAを持つシディにとっては地獄ね・・・

こうしてアーシたちのゴミ屋敷の探索と女性への説得が始まった。

 

sideフィーア

こうして廊下を五人で歩いてたのですが何故か黒い液体が流れていました。

リビングに案内されたのですが

 

「一面ゴミだらけっすね・・・」

 

カゲチヨの言う通り足の踏み場もないほどだった。

 

「捨てられないんです。どうしても・・・」

 

女性にもわけがあるようですがちゃんと説得しないと依頼人はよくても他の人とトラブルになるかもしれません。

そう考えていると

 

「きゃっ!」

 

ヒサメちゃんが悲鳴を上げたので視線の先を見るとなんと包丁が何本もゴミ袋を

突き破ってでているという光景でした。

そのとき、

 

「あの・・・すみませんきたなくて。」

 

女性が謝ってきましたがどうにも怪しいですね・・・

カゲチヨもそう思ったらしく。

 

「この家おかしくね?」

 

依頼人に聞こえないようにはなしかけた。

 

「確かに包丁も普通じゃないし、あの人も様子が変だし!」

 

「何か事情がありそうだな。」

 

ヒサメちゃんとシディも賛成し改めて説得することのなったのですが・・・

 

「こんな様子じゃ住みにくいですよね。少しは掃除したほうがいいんじゃ・・・」

 

「うるさい!何も知らないくせに説教するな!」

 

いきなりすごい剣幕で怒鳴り始めました。

ヒサメちゃんもおびえてしまいますが。

 

「近所の人も迷惑してるんですからしょうがないんじゃないですか?」

 

カゲチヨもいったことで落ち着きを取り戻した。

しかしなぜ片付けられないかシディさんが聞いても教えてくれず

私たちはゴミを整理することにした。

 

sideヒサメ

私たちはゴミ袋を開けていたのだが・・・

 

「消臭剤が沢山・・・」

 

「こんなになにに使うんだ?」

 

「匂いも取れてないですしね。」

 

「こりゃ相当なものが隠れてそうだな。」

 

どうやらカゲは何かに気づいたようだった。

 

「古いごみの上に新しいごみが積み重なってんだろ?下の方のゴミは圧縮されて固まってるけどさらに下になんか埋まってる。」

 

そういってゴミの山の下を引っ張ると女の人には必要ないはずの男性用のスーツがでてきた。すると女性が叫びながら向かってきた!

すると女性はカゲからスーツを奪い取り抱きしめはじめた。

 

カゲはさらに推測を語っていくスーツが入ってた袋の中身には、

ネクタイ、大きい革靴、電気シェーバーが入っていたが、

男の写真はなかった、そして大量の消臭剤つまりそれって・・・

そしてカゲが全部話すように説得すると

 

「実は私婚約者を事故でなくしてしまってあの人のことを思い出したくなくて香水の匂いや写真は消したんですけどでも持ち物だけは捨てられなくて・・・間違ってるてわかって

ても何をしたらいいかわからなくて・・・」

 

するとカゲは、

 

「まずは自分を大事にすることから始めればいいんじゃないんですかね?」

 

と励ましたので

 

「掃除するにはまず髪もまとめなくちゃ!」

 

ゴムをわたして片付けを始めた。

 

そして片付けが終わった後一緒に依頼完了とお礼をいいに行ったのだが

依頼人は、どうやらいつも暗い女性を心配して私たちに依頼したようだった。

けど何とか打ち解けられそうで良かった。

 

「もうあの人は一歩を踏み出したしゴミ屋敷になることはねーな。」

 

カゲはいうがしかし女性を励ました一言は・・・

 

「カゲもちゃんと自分を大事にしてよね!」

 

「はぁ!?」

 

「そうだね~いつも精神的につらい依頼、アーシたちに頼らないもん、ちゃんと相談してからでもいいんじゃない?」

 

「うむ、カゲチヨも辛いことはいつでも俺たちに話してくれ。」

 

「クズってこと言い訳にしないでくださいね。」

 

「おいっ!今は俺のこと関係ないだろ!?」

 

カゲが困惑して切れるのをよそに私たちは笑ったのだった。




一万UAありがとうございます!


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整形の闇

sideカゲチヨ

今日の依頼人は、子連れのリザードマンの女性だったのだが・・・

 

「どのようなご用件で。」

 

「・・・私、離婚したいと思ってるんです。」

 

いきなり重い話題だった。

 

「ええっ、そうなんですか!?」

 

当然ヒサは驚くが依頼人は話を続ける。

 

「それで、離婚できるような正当な理由を一緒に考えてほしくて・・・」

 

しかし理由を聞かなければ子連れなのに離婚の手伝いなどカレコレ屋のプライドとして

できない。

当然シディが理由を聞くとどうやら依頼人は整形しているらしく、そのことが夫にバレそうになっているのでバレてしまう前に、完全に嫌われる前に離れたいらしい。

 

「バレてるなんて気のせいかもしれませんよ?」

 

ヒサはいうが

 

「バレるに決まってます!昔の写真もあるんです。」

 

そう言って二枚の写真を見せてくれたのだが・・・

 

「えっと・・・」

 

「これ全く同じじゃない?」

 

「間違い探しか?」

 

ヒサもカンナもシディも違いが判らない。

強いて言うなら目が閉じてるか開いてるしかわからなかった。

 

「私、トサカにプロテーゼ入れてるんです。」

 

「へぇ・・・」

 

「大丈夫ですよ!全く違わないですし!」

 

「失礼なこと言わないでください!」

 

俺はぼやかしたのにカンナははっきり言ってしまった。

 

「ま、正直離婚は難しーっすね。整形程度じゃ認められる理由になりませんから。整形は

結婚前からですよね。」

 

俺は依頼人に難しさとごまかしてた期間をきく

 

「はい・・・」

 

「それなら離婚はしなくてもいいんじゃないか?」

 

「そうですね。もったいないですし後悔しないんですか?」

 

シディとフィーアも反対するが

 

「夫は嘘をつく人が一番嫌いなんです!今までだましてたことが知られたら幻滅されて

嫌われる!私は離婚よりそっちの方が耐えられないんです~!」

 

依頼人は泣きながら話した。ヒサがなんとか落ち着かせたがどうやら愛ゆえの行動ということは分かった。まぁ昔のことを知られたくない気持ちは俺も中二病時代があるからわかる。

 

「隠していたいなら無理に打ち明ける必要はない。」

 

「そうですね。私たちで整形がバレないように協力させてもらいます。」

 

「ようは、バレなきゃいいわけでしょ!それなら方法考えますよ!」

 

シディが提案し、フィーアとカンナも乗り気なのでその方向性で依頼人と話すことになった。」

 

sideフィーア

 

こうして整形をごまかすため詳しく聞くことにしたのですが・・・

 

「そもそもどうして整形がバレそうになったんだ?」

 

シディさんが原因を聞くと

 

「この子昔の私に似てトサカが小さいんです。私たちは二人ともトサカが大きいのに不思議だなって夫に言われて・・・」

 

まぁたしかに整形して変わっても子供は昔の姿から遺伝するのは当然ですからね

 

「この子のトサカが大きく成長すれば疑われずに済むのかなぁ?」

 

ヒサメちゃんが悩むとカゲチヨが

 

「大きくねぇ・・・そうだ!リザード女子に人気なトサカリフトアップマッサージだ!

YOUTUBEのおすすめ欄に出てきた。」

 

「おすすめ欄ってカゲチヨ普段どんな動画みてるの・・・?」

 

カンナちゃんがきくたしかにおすすめにのるってことは関連動画見てるってことだけど

 

「寝てるだけでイケメンになれる表情筋体操とか、動かなくてもいい筋トレ動画とか!」

 

「そんなのあるわけないでしょ。」

 

ヒサメちゃんに突っ込まれる。

 

「お兄ちゃんくすぐったい~もうやめてよ!」

 

子供にもくすぐったいので嫌がられている。そしてシディにも

 

「そもそもそういうマッサージは必ずしも効果があるわけじゃないんじゃないか?

それで済むなら依頼人も整形なんてしなかっただろう。」

 

的確な反論をもらう

 

「まぁ、たしかに。」

 

「大きくするならもっといい方法があるぞ。」

 

シディさんのいい方法嫌な予感しかしないそう思っていると

 

「よし!これでどんな大きさのトサカも自由に作れる!」

 

「スゲー!」

 

子供も喜んでいたがこれは明らかに土で作られていた。しかも大きく作るため大量に

使ったので歩くときふらふらして危なかった。

 

「どうすれば・・・」

 

「そうだ、臓器移植ならぬトサカ移植とかどうですか?」

 

カンナちゃんがいきなり物騒なことを言ってきた。

 

「実は知り合いに外科医と闇医者がいるんですけど・・・」

 

「ストップ、ストップ!?」

 

「子供に何させる気!?」

 

なんか物騒な知り合いの紹介があったので速攻で却下した。カンナちゃんって知り合い多いけど時々笑顔で物騒なこというんですよね・・・

 

「っていうか、子供のトサカはこれからの成長で大きくなる可能性も十分あるし

お母さんに変わってもらったほうがいいかも。」

 

ヒサメちゃんが発想の転換でいい案を思いついた。

 

「例えば、今から毎日少しずつ削って元の大きさに戻すとか!」

 

こっちも物騒でした。

 

「それに旦那さんだって気づくんじゃないか?配偶者の変化にも気づけないなんて野生

ではいきていけないしな。」

 

シディさん・・・そういう問題じゃないですよ。

 

「そもそもトサカの小さい醜いリザードマンなんてあの人は見向きもしてくれないわ!

あんな姿に戻るなんていや!」

 

「トサカの大きさはその人の良さには関係ないと思いますけど・・・」

 

「トサカのない人にはわからないんです!」

 

依頼人の出身ではトサカの大きさが魅力だったようで生まれつき小さかった依頼人は

いつもいじめの標的にされていたらしい。トサカが小さいくらいでいじめる人も悪かったですが昔からの価値観らしく変えられなかったそうだ。

だから依頼人はトサカを整形で大きくすることで性格や境遇を変えることができ、今の

イケメンな旦那さんとも結婚することができたらしい、昔の写真は隠したらしいが

しかし旦那さんは思い出の写真が見たいと言ってきているのもバレていると思っている

理由の一つらしい。

 

「しかし、過去は変えられないしな・・・・」

 

シディさんが核心をつくことをいってなやんでいましたが。

 

「いやっ!変えられる過去もある!」

 

カゲチヨが名案を思い付いたのかあ昔の写真を持ってくるように指示をだしました。

 

sideヒサメ

カゲのさくせんとは・・・

 

「この昔の写真を今の姿に寄せればいいってわけだ。」

 

ということでパソコンで加工しているんだけど

 

「おいっ!右目が消えてるぞ!」

 

「ヤベッ!ミスった!」

 

不器用なカゲに繊細な加工作業は難しかった。

 

「あー!もう!貸してこうゆうのはねちょっともっても気づかれないの!」

 

カンナちゃんが素早く加工したのだが・・・

 

「とりあえず、トサカのついでに目を大きくして顎も小さくしましたよ。」

 

どう見てもプリクラ風の写真加工だった。シディじゃないけどこれに気づかないようじゃ

まじで離婚を考えたほうがいいという変化だった。

 

「そこは気にしてないんですけど!?」

 

案の定突っ込み交じりに怒られてしまった。

そのほかにも突然大きくなった言い訳や事故ということにするのも思いついたが却下されてしまった。

 

「もう旦那さんに言っちゃえばいいんじゃないですか?旦那さんも許してくれるかも・・・」

 

カゲがデリカシーのないことを言ってしまった。

 

「あなたみたいなイケメンにはわからないわよ!」

 

依頼人は怒ってしまったがカゲは自分がイケメンといわれたことにたいして浮かれていた。なんでカゲってリザードマンにモテるんだろ・・・?SNS自慢の時も結婚されかけてたし、すると

 

「もういいわ!トサカすらない人たちに相談したのが間違いだった!離婚できないなら

私にできるのは一つしかない・・・」

 

そういって子供を連れて外に飛び出した。

私たちはすぐに後を追いかけた。

 

sideシディ

依頼人が向かった先は山奥の崖だった。

 

「ううっ・・・せめてこの子と一緒に・・・」

 

まさか飛び降りるつもりか!?

 

「ダメです!」

 

「だいぶ急展開だな・・・」

 

「なんかドラマみたい・・・」

 

カンナが悠長なことをいっているがそれどころではない!

 

「この世から消えてしまいたい!」

 

そう言って依頼人は飛び降りようとしたが

 

「早まるな!」

 

「そうですよ!」

 

俺が依頼人を引っ張りとめてヒサメも説得する。

 

「子供はあなたの事情とは関係ないんじゃないですか?」

 

フィーアも説得に協力してくれた。

 

「ママ・・・?」

 

子供の瞳をみて依頼人も気づいた目になった。

 

「そうですね。子供は関係ない・・・それでも私にとっては嫌われることは死ぬよりつらいんです。せめて・・・子供のことはよろしくお願いします。」

 

しまった!依頼人の意思の硬さをなめていた!この距離からじゃ俺もカゲチヨも間に合わない!

そのとき

 

「待て!」

 

もう一人のうでが伸びてきて依頼人の腕をつかんだ。

 

「あ、あなた!」

 

どうしてここに?

 

「君が最近悩んでいることは気づいていた。整形について何だろう?」

 

「やっぱり気づいてたのね・・・」

 

旦那さんは依頼人をひきあげた。

どうやら旦那さんは依頼人が朝から出かけて行ったのに気づいて心配して後をつけたらしい。

 

「確かに最初に惚れたのはトサカさ!けど一緒に過ごすにつれて僕は君の内面を愛するようになった!もう外見なんて関係ない!ずっとそばにいてくれ!」

 

「あなた、ううっ・・・」

 

こうして無事に夫婦の仲は深まったのだった。

 

「やれやれ、騒いでおいてオチはこれかよ。」

 

「でもカゲ嬉しそう。」

 

「依頼は無事に片付いたからな。」

 

「まぁなんだかんだ頑張ってからな。」

 

「優しいですからね。」

 

「ったくからかうなっての!」

 

こうして新たなことを学んだ俺たちなのであった。




次は完全オリジナル話をつくりたいです


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恐怖!スタンフォード監獄実験

カンナがドSになります。

ここでミキとノリコをだそうと思います。


sideカゲチヨ

今日の依頼人はとある研究所の研究所の所長だった。

 

「実は昔やっていた実験を再び実証しようと思ってね君たちに被検体をお願いしたいんだ。」

 

「それって危険はないんですよね?」

 

ヒサが質問した。

 

「ああ、簡単な心理実験だからね。それに依頼料は140万だそう。」

 

まじか!

 

「ぜひ協力させてください!」

 

「相変わらず現金ですね。」

 

フィーアに突っ込まれるが関係ねぇ!

 

「それと実験には7人欲しいのでもう二人連れてきてくれないかなこれなら一人

20万で分けられる。」

 

「じゃあ、ミキちゃんとノリコちゃんも誘おうよ!」

 

まぁ人手必要だし仕方ねえか。

 

sideフィーア

こうして依頼人に呼ばれた場所に集合しました。

 

「ミキ、ノリコごめんね。私たちの依頼なのに突き合わせて・・・」

 

「いいんだよ~それにシディと依頼できるなんて幸せだし~」

 

「まぁ20万で食べ放題とかいきたいしな。」

 

二人とも快く引き受けてくれて感謝してます。

さて、話している間に依頼人が現れた。

 

「それでは実験についてせつめいするよ。カゲチヨさん、ヒサメさん、フィーアさん

シディさん、ミキさんとノリコさんが囚人役そしてカンナさんが看守役で二週間与えられた役になり切って生活してもらいます。それから荷物は実験の間没収させてもらいます。」

 

「本格的だね~」

 

ミキさんはそう言っていましたが実験場に行くときも制服をきた看守にパトカーに連行されて女の看守にもシラミの駆除をやられたりしました・・・

 

「普通ここまでするか・・・?」

 

「俺もメッシュ染めろとか言われたぜ・・・」

 

ノリコさんもカゲチヨもげんなりしてました。

すると

 

「カンナどうしたんだその恰好は!?」

 

シディさんが言ったのもわかります。カンナちゃんも本格的な看守服をきて鞭を持っていました。

 

「おぉ~カンナっち似合ってるじゃん!」

 

「ありがとう!じゃあ皆牢屋に入ってね。」

 

カンナちゃんが牢屋に皆をいれると依頼人が現れて

 

「準備は整ったみたいですねでははじめます。」

 

こうして実験が始まった。カンナちゃんがとんでもないことになることも知らずに・・・

 

ー1日目ー

sideヒサメ

 

こうして私たちは囚人の生活をしていた。

 

「皆大人しくしててね。」

 

カンナちゃんは看守らしく注意するが

 

「なんでお前のこと聞かなきゃいけねーんだよ!スマホも取り上げられて暇だなー」

 

「堅いこといわないでよ~ここ暇なんだから少しくらい騒がしくしてもいいでしょ?」

 

カゲとミキは反抗的な態度をとった。すると依頼人は

 

「カンナさん囚人を罵倒してください。」

 

「え、アーシが?」

 

「はい、実験に必要なことなので」

 

カンナちゃんに罵倒するように命じた。どんなデータを得るんだろう・・・

 

「この・・・陰キャ!この・・・ギャル女!」

 

「ハハッ!悪口下手だなカンナ!」

 

「可愛い~」

 

「ちょっとスッキリしたな・・・」

 

まあよく頑張ってる方だこんな調子の生活が続くと思っていたんだけど・・・

 

ー2日目ー

 

朝、起きる時間になったんだけど

 

「おい!根暗とぶりっ子囚人!起きなさい!」

 

いきなりの罵倒で目覚めさせられた。

 

「なんだ!」

 

「いきなりすごいですね・・・」

 

シディもフィーアちゃんも困惑してる。

 

「どうした、カンナやけに高圧的じゃね?」

 

カゲが質問するけどカンナちゃんは

 

「点呼だよ!早く外に出て!」

 

高圧的な様子だった。

 

「フフッ、そうだ・・・」

 

カゲがなんか悪い顔してるなんとカゲはベットで道を塞いでしまった。

 

「何やってるの!早くどけなさい!」

 

「怒るなよーちょっとからかってるだけじゃねーか。」

 

カゲはそういったがカンナちゃんはベットを牢屋からだしてしまい

 

「ベットは没収します。連帯責任で全員地面で寝てください。」

 

「おい!カゲチヨどうしてくれんだ!」

 

「硬い地面じゃ髪乱れちゃうよ~!」

 

「ごめんなさい~!」

 

ミキとノリコに責められカゲは泣いてしまった。

それにしてもカンナちゃん感じ変わったな・・・

するとカンナちゃんは騒いでる3人にむかって鞭を振り上げた

 

「何するんだよ!」

 

カゲが文句をいうが

 

「看守をなめてるからいけないんだよ。ちゃんと命令に従って。」

 

そういってカンナちゃんは行ってしまった。

 

「なんだか様子が変じゃないか?」

 

シディもそう言ってるし大丈夫かな・・・

 

ー3日目ー

 

sideフィーア

 

「混血と人間!さっさと早く牢からでなさい!」

 

日に日に悪口が上手くなってるカンナちゃんの罵倒を聞きながら1日が始めったのですが・・・

 

「おい、何じろじろ見てんだよ。」

 

さっきからカンナちゃんがカゲチヨの顔をじろじろとみている。

 

「なんかムカつく顔ね。」

 

そういうと鞭を振ってきた。

 

「何をするんだ!」

 

「どうしたのカンナちゃん!?」

 

さすがのシディさんも注意してヒサメちゃんも驚く

 

「うるさいわね!」

 

「あんま調子乗ってんじゃねーぞ・・」

 

カゲチヨも切れますが

 

「アンタは独房送りよ!たっぷり痛めつけてあげる!」

 

「やってみろよ・・・」

 

そういって二人は独房に向かいました。

 

ー4日目ー

 

「もうアイツに逆らうのはやめようぜ・・・」

 

なんとカゲチヨはすっかりおびえた様子で帰ってきたのだった。

独房でなにがあったんですか・・・

今日は牢屋の掃除をやらされたのですが手で掃除するようにいわれました。

優しいシディさんがやってくれたけどさすがの私も切れそうです・・・

すると依頼人が現れ

 

「カンナさん調子はどうですか?」

 

と質問してきた。

 

「最高です!もっとアイツらをいたぶりたい・・・」

 

「そうですか・・・」

 

そういって依頼人は去っていった。私たち2週間もつのでしょうか・・・

 

ー5日目ー

 

作業もよりハードになり体力の限界を迎えていました。

カゲチヨは終始言いなりでしたけど

するとミキさんが

 

「もうやめるよ!」

 

といったのですが。

 

「アーシに逆らえると思ってるの?」

 

そういって鞭を取り出した。

 

「カンナちゃんやめてこんなことするなんてカンナちゃんらしくないよ!!」

 

ヒサメちゃんが言うが

 

「うるさいなぁ・・・ヒサメちゃんも独房に送られたいの?」

 

そういってヒサメちゃんを独房に連れて行こうとした。

私もシディも止めようとしたとき依頼人が来て

 

「実験を中止します。」

 

「へっ!?」

 

どうやらこの実験は役になり切りすぎてしまうため危険な実験だったようです。

しかし・・・

 

「ふざけないでよ!アーシはもっといたぶりたい!」

 

その瞬間天井から水か降り注ぎカンナちゃんはびしょ濡れになった。

そしてあたまが冷えたようで

 

「あれ?アーシ一体なにを・・・」

 

どうやら正気が戻ったみたいですけどまずやることは・・・

 

「よくも俺たちをこき使ってくれたな・・・」

 

「私も怒ってるんだからねー!」

 

「私も・・・」

 

カゲチヨさん、ミキさん、ノリコさんに追いかけられそうでした。

 

「ごめん!!実験で頭が混乱してただよ~!シディ、フィーアちゃんにヒサメちゃん

たすけてー!」

 

カンナちゃんはそういうが

 

「すまん、今回ばかりは味方できない。」

 

「少し反省してください。」

 

「カンナちゃんごめん。」

 

「そんな~!!」

 

こうして依頼料はもらいましたが散々な実験だったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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放送事故に頼ったものの末路

ちょっとカンナがサイコパス発言しますので注意してください!
依頼人がバッドエンドになるのでそこも注意を!
ヤルミナのを参考にしています。


sideカゲチヨ

今日の依頼人は、若い男性だった。

 

「俺生配信やろうと思ってるんすけど人手が足りないんで手伝ってほしいんすよね!」

 

「なんで始めようと思ったんだ?」

 

シディがきくと

 

「生配信って、投げ銭やアーカイブ配信で楽して稼げるみたいじゃないっすか!」

 

と安易なことを言ってきた。

 

「そんな甘い世界じゃない気がしますけど・・・」

 

ヒサの言う通りそんな気持ちではだめだと思うのだが・・・

 

「とにかくお願いします!友達誰も協力してくれなくて・・・もうチャンネル制作しちゃったし機材も用意してあるんで!」

 

「まぁ、協力くらいしてもいいんじゃないですか?うまくいけばカレコレ屋の知名度も

上がるかもしれないですし・・・」

 

フィーアもそう言うので俺たちは依頼を引き受けることにした。

 

そして撮影当日、俺とシディは公園の男性トイレに来ていた。女子には待機してもらっている。

 

「どーも!新人チャンネルでーす!よろしくお願いします!」

 

俺とシディはカメラを持って撮影やパソコンで視聴者の声を聴くので配信にはでない。

 

「今日はある実験をしていきます。」

 

なにをやるんだ?

 

「トイレの後にマッチをすると匂いが消えるのは本当かについてです。」

 

一番動画に不向きな匂いネタだった。ってか女子に待機させといて正解だったな・・・

ていうか確かに匂いがすごいな、シディも苦しそうだ。

 

「実は撮影前に一発やってたんですよね~」

 

やっぱりか!

 

「それでは、やっていきます!」

 

そうして依頼人はマッチを擦ったのだがなかなか火がつかない。

依頼人はポイ捨てして次のマッチをするので俺たちは事前にカレコレ屋からもってきていたゴミ袋にいれた。何本か擦ってやっとついた!おぉ、動画じゃ伝わらないだろうけど

本当に消えてる、依頼人もオーバーリアクションで視聴者に伝えている。

依頼人は火を消し動画を終了しようとしたが・・・

 

なんとマッチを入れた袋に火がついていた。

 

「どうなってるんだ!」

 

「たぶん、火が消えてなかったんだよ!あぁ紙ごみと一緒だからドンドン燃えていくぞ!」

 

「マズイ!逃げるぞ!」

 

すると依頼人は逃げてしまったので俺も女性陣に話し逃げた。

 

sideヒサメ

 

「カメラ切る余裕なくて回しっぱなしだった・・・」

 

カゲが落ち込んでいたそりゃ公園も特定されたんだから立派な炎上だろう。

 

「すごいコメントの数だな。」

 

「視聴者数スゲー伸びてる!」

 

シディも依頼人も驚いてる場合じゃないでしょ!

 

「放送事故だから祭りになってるんですよ!」

 

フィーアちゃんが指摘する。

 

「祭り?どこにもおはやしが聞こえないが?」

 

シディがボケるがそんな場合じゃない

 

「事故は予想外の失敗をするから盛り上がるんだよ。」

 

カゲが説明する。

 

「放送事故を装って過激な配信すればあっという間に大手になれるぞ!」

 

依頼人がとんでもないことを言い始めた。

 

「アーシは反対ですよ!そんなの絶対炎上するし!」

 

カンナちゃんが依頼人を止めるが

 

「もし大儲けしたら依頼料とは別で今流行の服とか買ってあげるんだけどな・・・?」

 

依頼人がカンナちゃんを誘惑してきた。

 

「本当!まぁ仕方ないよね今後の企画は・・・」

 

「死にさえしなきゃいいよね?」

 

カンナちゃんがサイコパス全開のことをいってきた。

この前やったカゲが巻き込まれたサイコパステストで全問正解してたし・・・

 

「ひっ!?」

 

「もしかして俺マズイやつに火をつけた感じ・・・?」

 

「あぁ・・・」

 

フィーアちゃんもおびえてしまい、依頼人もヤバさに気づきカゲも同意した。

どうなっちゃうの・・・?

 

sideフィーア

カンナちゃんが企画したのは心霊現象の噂のある廃ビルの探索なんですけど・・・

 

「ううっ・・・」

 

案の定ヒサメちゃんは怖がってました。

 

「大丈夫、ヒサメちゃん?」

 

カンナちゃんが心配する。

 

「う、うん!」

 

「まぁこれも最新ファッションのためだから!」

 

やっぱり血も涙もなかったです。

こうして探索したのだがヒサメちゃんがいちいち怖がるのでコメントがこわがってて可愛いなどになり順調でした。

そしてあっさり屋上についてしまいました。

すると依頼人は

 

「そうだ!屋上のフェンスを一周するのはどうっすか?」

 

とんでもないことをいってフェンスに登り

 

「うわぁぁぁぁ!?」

 

なんと落ちてしまいました。すぐに配信を切って下に向かおうとしましたが依頼人がピンピンした様子でこちらにきました。どうやらマットを敷いてそこに着地したようです。

しかし、

 

「こんな過激な撮影するなら依頼料もいりません!一人でやってください!」

 

「確かにみんなを心配させるなら俺は協力できない。」

 

「じゃあ、もういいっすよ!後悔してもしりませんから!」

 

「あー!服・・・」

 

こうしてシディさんやヒサメちゃんが怒り依頼人と別れるのだった。

 

side依頼人

 

たくっ仕方ねー今日は家で撮影するか。

すると知らない男が家に入ってきた。

 

「なんなんだよお前!うわぁぁぁぁ!?」

 

その瞬間鈍いたみと共に意識は闇に落ちたのだった。

 

 




サイコパステストの回もやります。


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カレコレ屋のバレンタイン前

本家の冬スペシャル見て書きました。
キモ5のマチョソも会話にでてきます。
今日はヒサメ視点中心でいきます。


sideヒサメ

 

今日はカゲが里帰りするというので私たち三人はお菓子屋にきていた。

夜ご飯はシディの鍋だから楽しみだなぁ・・・

理由はバレンタインが目前に迫っていたからだ。

まぁカンナちゃん料理得意だし自分で作りそうだけど、できない私たちのために自分もかったのにするといってついてきてくれた。

 

「今日は皆のチョコ買うんだからヒサメちゃん試食食べ過ぎて追い出されないでよ!」

 

「はい・・・」

 

「まぁ、日ごろの感謝を表すには物で表すのが最も合理的ですね。」

 

フィーアちゃんも乗り気のようでよかった。

 

「このビターチョコ大人ぶってるカゲにぴったりかも!」

 

「シディさんにはこのチョコでしょうか・・・?」

 

私たち二人とも真剣に選んでいたのだが・・・

 

「あれあれ~、チョコはオーナーや父さん、スズキやサトウにもおくるのに真っ先に

シディやカゲチヨの分を選ぶってことはもしかして・・・」

 

「カンナちゃん、わ、私はカゲのことなんて・・・」

 

「そうです。一番組んでるのはシディさんというだけですから。」

 

「はいはい、そういうことにしといてあげる!あ~あ羨ましいなぁ~アーシにもそういう人早く現れないかな~。」

 

「「だからちがうってば(いますから)!」

 

私たちはそろっていったあとなんとかカゲとシディの分の選んだのだが・・・

 

「お父さんてチョコ食べるのかな?」

 

「わかんない、同じ種族のマチョソくんはいつもバレンタインチョコ楽しみにしてるみたいだけど・・・」

 

「まぁ、キモ5だし今年もチョコもらえないんじゃない?」

 

「カンナちゃん言いすぎですよ。お母さんからきっともらえるはずです。」

 

「いや!フィーアちゃんもそれ陰キャにとっては大ダメージだから!」

 

お父さんの分も二人が陰キャに辛辣な会話をしながら決まった。

 

「オーナーて甘いもの好きかな・・・?」

 

「ウィスキーボンボンとかにする?」

 

「カゲチヨとは違うビターチョコにする?」

 

オーナーは趣味嗜好もミステリアスだったけど本人の大人っぽい雰囲気で決めた。

 

「スズキくんとサトウくんはどうする?」

 

「まぁ、腕折っても許してくれましたし私は少し豪華にします。」

 

「あいつら喧嘩バカだしブラックサンダーで満足するんじゃない?」

 

「カンナちゃん二人に思いやりなさすぎじゃない?」

 

カンナちゃんがちょっとサイコな一面がでてしまったが

なんとかなった。そして最後のサプライズの準備のために・・・

 

「ごめん!私やっぱり試食に興味あるから二人とも先に会計してて!」

 

私はそういったが、

 

「あ、アーシも他のお菓子興味あるから別々で行動する?」

 

「賛成です。お互い別々興味あるものがあるのでそうした方がいいです。」

 

二人もまだ用事があるみたいなので別々に行動していた。

なんでそうしたのかというと私は二人の友チョコをひそかに買いたかったのだ。

 

「あ、オレンジ味のチョコカンナちゃんの髪みたい・・・これにしよう。」

 

「ミント味・・・フィーアちゃんミントも好きだしこれにしよう。」

 

私は二人のチョコをレジに持っていく途中で考えた。もしお父さんに助けられてなかったら一人で実験動物として町を歩いてたかもしれない、二人のチョコを選べずカンナちゃん

と離れ離れになってしまい涙を流していたかもしれない。嫌な未来が次々と思い浮かんだ

だから感謝しなきゃいけないんだ。この五人が出会えたことを縁があった人たちに、

そして二人と合流しカレコレ屋に帰ったのだった。

 

そしてシディが鍋を作り終えたころカゲは帰ってきた。

でも辛そうな顔だった。きっと昔の思い出で悲しくなってしまったのだろう。

けどシディが無自覚にカゲを励ましたおかげで少し明るくなった。

暖かい鍋を食べて私たちは冬の一日を過ごしました!

 

 

 




当然バレンタイン当日妖精王は涙を流しました。


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ダンボ君

今回は三人称視点で書いていきます。
カンナのキャラ崩壊が激しいので注意!
本家のコメントとこの小説にでてくるコメントは関係ありません



noside

 

ここはとある廃倉庫、ここで今夜恐怖のショータイムが幕を開けようとしていた。

 

「皆さーん、こんにちは!さぁダンボ君も皆に挨拶して!」

 

彼女の名前はカンナ、リヴァイアサンと火車の混血でカレコレ屋を営んでいるのだが

今日は人気のない倉庫で段ボール人形と芝居をしていた。そして彼女はボタンを押して

人形のセリフをながした

 

「こんにちは!」

 

「あ!ダンボ君!元気がいいんだね!」

 

「ありがとう!」

 

「元気いっぱいだね!もう一回挨拶する?」

 

「した~い!!」

 

はたから見たら異様な光景、しかし彼女の笑顔には狂気が含まれていて真剣にやっていることがうかがえる。

 

「じゃあもう一回!」

 

「こんにちは!」

 

「よくできました!」

 

「それじゃあアーシたちのチャンネルに寄せられたコメントをしょうかいします!」

 

「どうして人間は死ぬのですか?う~ん難しい質問ね。ダンボ君どうしてだか知ってる?」

 

「知らな~い!」

 

「そうなんだ!じゃあ、アーシが教えてあげる!人間は人の大事なものを汚したり、壊したりしたら死ぬんだよ?わかった?」

 

「じわじわ~!」

 

「じわじわわかったのね!ダンボ君賢くなったわね!ちなみにダンボ君は人の大事にしてたものを汚したり壊したことはある?」

 

「ある~!」

 

「ふ~んそうなんだ!じゃあ死なないといけないね!」

 

「アーシが炎で焼き殺してあげる!」

 

「やった~!!」×2

 

「すごく喜んでるね!どんなかんじで喜んでるかお姉さんに見せてくれない?」

 

そしてカンナが段ボール人形の被り物を外すと

 

「~!~!」

 

なんと同じくカレコレ屋で働く吸血鬼とゾンビの混血カゲチヨが猿轡を噛ませられ手足を縛られた状態だった。こんなことをした張本人のカンナはカゲチヨにまた被り物を被せ芝居を再開した。

 

「ダンボ君!死ぬ前にどこかに遊びにいこう!どこにいきたい?」

 

「どこでも~!」

 

「どこでもじゃわからないよ!そうだな~動物園はどうかな?どうやって動物園まで行く?」

 

「じわじわ~!」

 

「じわじわ行ってたら動物園しまっちゃうよ!そうね~じゃあジェット機で一気に行こうか!」

 

「頭がいいなぁ~!」

 

「ありがとねダンボ君!それじゃあさっそく行こうか!えーい!」

 

そう言って場面は動物園へと移り変わる

 

「動物園についたよ!ダンボ君は何が見たい?」

 

カンナとダンボ君の芝居は続くしかし廃倉庫の入り口から三人の人影が現れる。

幼馴染のカンナカムイと雪女の混血ヒサメと麒麟とヴァルキリーの混血フィーア、

ホルスと狼男の混血シディだった。

 

「カンナちゃん・・・許してあげなよ・・・いくらカゲがカンナちゃんのお気に入りの服に飲んでた血液かけたからってここまでしなくても・・・」

 

ヒサメが説得する。

 

「まぁ、カゲチヨもあなたの留守中でごまかそうと血液ふこうとして服破いたからのもあると思いますけど一旦おちついて・・・」

 

フィーアも怒っている幼馴染に語り掛ける。

しかしカンナは、

 

「あ!ダンボ君!動物がいるよ!あれがなんの動物かわかる?」

 

「しらな~い!」

 

「ほんとに?ほらちゃんと見てみてよ!」

 

芝居を続け自分の犯行を見せるようにカゲチヨの怯えた顔を三人に見せる。そして

 

「あれは、アーシの大事な親友っていう人たちなの!」

 

「こんにちは!」

 

「ちゃんとあいさつができて偉いね!きっとダンボ君は立派な人になれるよ!

将来何になりたいのかな?」

 

「した~い!」

 

「そうなんだ!じゃあアーシが殺してあげる!」

 

 

「おい、カンナ本気なのか!やめろ!カゲチヨはもう反省してる!」

 

シディは焦った顔で止めようとするしかし、

 

「ダンボ君、シディが知らない人のことを言ってるね!けどその人もなにかいけないことをしたみたい!その人にアーシがいうことはこれだけ!」

 

「お前にできることは一つだけ・・・泣き叫んだ顔をアーシに見せることだよ・・・」

 

すると段ボール人形の震えはより一層激しくなった。

 

「じゃあ、ダンボ君のなりたいものにならせてあげる!どうやって熱線で焼いてほしい?」

 

そういってカンナは指でっぽうの形した。どうやら熱線でカゲチヨの体を打ち抜くらしい。

 

「じわじわ~!」

 

「そうなんだ!じゃあどこ撃ってほしい?」

 

「頭がいいな~!」

 

「ダンボ君!頭じゃ一気に天国いっちゃうよ!いいの?」

 

「うん!」

 

ごうっ

 

そんな鈍い音とともにダンボ君の体がよこに傾きボタンを押したそして

 

「やったー、やったーやったー・・・」

 

無機質な機械音がしばらく流れたそして三人がカゲチヨを解放したしばらくたつと・・・

 

「はぁはぁはぁはぁ・・・まじで死ぬかと思ったし怖かった。カンナ!やりすぎだぞ!」

 

「はぁ?なにカゲチヨが悪いのになんで責められなくちゃいけないの?」

 

頭を再生させたカゲチヨに叱られるがカンナも言い返す。

 

「しかしカンナも制裁が過激すぎだ。俺たちも心配してしまう。ちゃんと俺たちに相談してくれ。」

 

「わかった・・・」

 

シディに叱られカンナは落ち込んでしまった。こうして後日話し合った結果、

カゲチヨが服を弁償しカンナも怖がらせた罰でカレコレ屋の掃除を一週間行うことになった。

 

ー後日談ー

「カンナって怒るといつもああなのか?」

 

「まぁ、ドSというかサイコというか・・・」

 

「怒らせなければ優しいですけどね。」

 

「スプラッタ系のホラーも喜んでみてるけどね。」

 

「ひっ!?」

 

しばらくカゲチヨはカンナを怒らせないようになった。

 

 

 

 

 




本家のストーリー編のセリフにしびれたのでつかいました。


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タトゥーを入れるとどうなるか?

sideカゲチヨ

今日は、運悪く不良に絡まれてしまった・・・

 

「も、もう殴るのやめてください・・・お金はこれで最後なんです。」

 

「ぎゃははは!殴るのやめてくださいだってよ!」

 

「男のくせに情けなーい!」

 

連れの女子にも散々言われてしまったそのとき、

 

「おい、なにやってるんだ。」

 

「大勢で寄ってたかっていたぶるなんてそちらが情けないですね。」

 

「あぁ!なんだと!」

 

不良が振り返り俺が目を凝らすとそこにはシディとフィーアがいた。

 

「あれってもしかしてこの町最強の・・・」

 

「ひっ!?」

 

「あの女はレディースを屈服させたっていうあの・・・」

 

「お仲間でしたか!すみません!すみません~!」

 

不良たちは蜘蛛の子を散らすように逃げてしまった。

 

sideヒサメ

 

「それで不良に絡まれてるところをシディとフィーアちゃんが助けたんだー」

 

「なんでカゲチヨはやり返さなかったの?」

 

「カンナ、争いは同じレベルでしか起きないのだよ。」

 

「確かに!カゲチヨ最弱だもんね!」

 

「ぐさっ!」

 

カンナちゃん・・・それは知ってても言っちゃだめだよ・・・

 

「助けたというか俺は声をかけただけだ。」

 

「もちろんおいかけてお金は奪い返しましたけど。」

 

「ケッ!あいつら二人を見た途端逃げ出しやがって。女どもなんてフィーアがいなかったら連絡先交換しようとしてたんだぜ!どーゆー神経!?」

 

「まぁ、二人が強いってここら辺じゃ有名だからねー」

 

それに二人とも見た目いいから不良にからまれて撃退したり友達になってる人もいるから

噂が伝播してるんだろうけど。

 

「いーや!違うねっ!!フィーアはともかくシディが女子に人気があって恐れられている

理由それは・・・」

 

いったいなんだろう?

 

「シディがタトゥーを入れてるからだ!」

 

また馬鹿なこと言い出した・・・

 

「皆タトゥーにビビってるしカッコいいと思ってんだよ!」

 

「そーいうことじゃないと思うけど・・・」

 

「アーシは、シディが人柄と強さのギャップで恐れられてると思うんだけど・・・」

 

「ていうか私はなんで恐れられてると思ってるんですか?」

 

「フィーアは、オーラとかクールな話し方とか?」

 

「私についてはアバウトですね。」

 

「というか、これはタトゥーじゃないぞ。生まれつきだ。」

 

「ホルスのDNAの影響ですかねアヌビスさんとの戦いで暗闇になったときその翼の紋章の輝きが消えていたので。」

 

「なんにしろぱっと見はタトゥーだろ!!俺もタトゥーを入れればなめられることもねーし、女子にもモテる!」

 

「浅はか過ぎない?」

 

「ん?超再生の能力を持つカゲチヨにタトゥーははいるのか?」

 

「確かにタトゥーって体を傷つけていれるけど・・まぁ面白そうだし協力しよう!」

 

シディとカンナちゃんが何かいっていたがカゲの大声にかき消されたのだった。

 

sideフィーア

 

「でも、アーシもファッションとしてのタトゥーには興味あるかな。最近は友情や自分の気持ちを表すのにもつかわれるらしいし!」

 

「でもリスクもたくさんありますよ。」

 

カンナちゃんが興味を示したので私はリスクがあるのを伝えます。

 

「え?例えば?」

 

カゲチヨも聞いてきたので

プールや温泉に入れないことや健康面でもめんどうなことや体の老化による形の崩れや

偏見の目もあることを伝えました。

 

「なに?タトゥー反対?」

 

私たちが次々リスクを挙げてきたのでカゲチヨが不安になり始めました。

 

「いや、ただリスクを踏まえていれてほしいだけ。」

 

「真面目ちゃんのヒサが反対しないなんてまさかヒサもタトゥーを!?」

 

「入れてないよ!」

 

「そうですリスクを知らずに入れて私たちに泣きつかれても困るだけです。」

 

「はい・・・」

 

次にデザインを決めることのなったのですが・・・

 

「なんかいい案ない?」

 

「ベタなものだと竜やトラ、麒麟とかだよね。」

 

「うーん、竜はヒサやカンナって感じだし麒麟はフィーアっていうイメージだからなー

なんかオリジナリティを出したいな!」

 

「じゃあ、蝙蝠とかどう!陰気で吸血鬼なカゲチヨにぴったりだと思う!」

 

「カッコいいと思ったけどお前のストレートな悪口で入れる気なくした。」

 

カンナちゃんの意見を落ち込みながら却下する。

 

「そうだ、このチャンネルのQRコードとかにすれば!宣伝とかになるし!」

 

「ざけんな!全然かっこよくないだろ!」

 

ヒサメちゃん・・・カゲチヨの羞恥心を考えないという意味ではある意味あなたもサイコ

ですね・・・

でも私はファッションに興味ないしまともな案なんて・・・そうだ!

 

「シディさんに描いてもらうのはどうでしょうか?絵うまいですし。」

 

シディさんは近所の子供のために公園でキャラクターの絵や動物を上手に描いているので

適任だろう。

 

「おお!シディやってくれるか?」

 

「うむ、任せておけ!どんなのがいい?」

 

「強そうでカッコいいやつで!!」

 

「あれだけダメ出ししといて注文の仕方雑だな!」

 

ヒサメちゃんの突っ込みもが飛び出したところで次はスタジオ探しとなったのですが・・

 

「タトゥースタジオには衛生面が酷いところもあるからスタジオ選びは大事だな。」

 

たしかに傷をつけるから細菌やウイルスもあるし彫り師の人は医者ではありませんからね。

 

「あと大事なのは一緒に行く人だ。」

 

「どういうこと?」

 

カンナちゃんが質問すると、

 

「彫り師のひととか怖そうじゃんだからいざという時守ってくれそうな人といかなきゃ。」

 

「偏見えぐいな!」

 

ヒサメちゃんが突っ込む。やれやれ彫られるひとがそんなんじゃタトゥーが可哀そうですよ・・・シディさんが真剣に描いてるのをみて私はそう思ってしまう。

 

「あ、私シディさんのデザインの手伝いするので一緒には行けません。」

 

「まじかよ!じゃあ、ヒサ、カンナ俺を守ってくれ。」

 

「プライド捨ててきた!」

 

「タトゥー彫ってもマジでもてなさそうだね・・・」

 

大丈夫ですかね・・・

 

sideカンナ

 

こうしてアーシたちはスタジオに来たんだけどやっぱカッコいいな・・・

 

「ヒ、ヒサ、カンナいるか・・・?」

 

「いるよ・・・」

 

「今気づいたんだけどタトゥー彫られるのって痛いんじゃね?」

 

今更?

 

「なあ、やっぱ帰んね?」

 

「もう!ここまで来たら覚悟決めなよ!」

 

こんなちょうしでビビりまくるから大変だった。

ようやく筋彫りが始まったんだけど・・・

 

「ギャー!痛い!」

 

「どんなふうに痛いの?」

 

ヒサメちゃんが質問すると

 

「切れ味の悪いカッターで切られてる感じだ俺じゃなきゃ涙流してるぞ。」

 

「流してるじゃん。」

 

痛みを伝えてきたけど全く理解できなかった。

 

「この痛みに耐えればすべてが変わるんだ!!女子にもてて、男に舐められない特別な自分に!」

 

「期待値デカすぎじゃない?」

 

そんなんで変われたら誰も苦労しないでしょ・・・

すると

 

「変わんないよ、私はそう思う。」

 

「・・・ヒサは反対すると思ってた。」

 

「別に自由だしね、カンナちゃんが言ってたみたいに今はファッションだし偏見も少なくなるでしょ。それに・・・」

 

「入れてても、入れてなくてもカゲはカゲじゃん。」

 

「な、なんだよ・・・いきなり。」

 

相変わらずあついね~あの二人は!砂糖出てきそう。フィーアちゃんもシディと楽しく

デザインしてたし、カレコレ屋は色恋話にあふれてるな~。

そうして出来上がったんだけど・・

 

「なんじゃこのデザインはー!」

 

そう、彫られていたのはアニメキャラだった。しかも、低学年向けの

 

「もしかして確認せずに入れたの?」

 

「うんサプライズ的な感じの方がいいと思ったしフィーアも手伝うからまともなのになるかなって。」

 

「フィーアちゃんは基本的にシディには従うからあんまり信じない方がいいよ・・・」

 

「確認しないのは、カゲが悪いからね。」

 

そして数日後カゲチヨの再生能力でタトゥーは消えましたとさ。

 

 




タトゥーはちょっと憧れていますが、リスクが怖くて入れれません
プール好きですし


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汗おにぎりのストーカー フィーアの怒り

今回はシディのストーカーについての話です。
フィーアが切れるので注意を!


sideストーカー

今日は慣れてないのにおにぎりを配るボランティアをやっていたのだが

皆私を気持ち悪がって受け取ってくれなかった。

しかしそこで私は運命の出会いをすることになった。

 

「そのおにぎりは誰でももらえるのか?」

 

「あ・・はい向こうでもらえますよ。」

 

私が握ったおにぎりなんて気持ち悪いよね・・・

 

「そこにあるのではだめなのか?」

 

「でも、私の握ったおにぎりなので。」

 

「自分で握ったのか、形もきれいだし上手だ良ければそれをくれないか!」

 

そうして彼は私からおにぎりを受け取り

 

「うむ!美味いな。ありがとう」

 

その一言で私は彼のことが好きになった。

あの日から彼のことについて色々調べてシディという名前だということも

わかったし友達四人でカレコレ屋という何でも屋をやっていることとその友達の名前も

調べた。

 

フフフ・・・シディ様待っててください私の愛、届けに行きますから!

 

sideシディ

 

「最近誰かに名前を呼ばれる気がするんだが周りに誰もいないんだ・・・」

 

「そうなんだ・・・」

 

「なんじゃなんじゃ!もうぼけてきておるのか?」

 

「ボケ?漫才はしてないぞ?」

 

「シディそっちのボケじゃないし馬鹿にされてるんだよ・・・」

 

ヒサメが心配してくれボティスがからかってくるが意味が分からないでいるとカンナが補足してくれた。

 

「恐らく聞き間違いだと思うんだが・・・俺は耳が良いから他の音も拾ってしまうしな。」

 

「そっか、耳が良すぎるのも大変なんだね。」

 

「シディさんなにかあったらすぐ相談してくださいね。」

 

「ありがとう、フィーアは優しいな。」

 

「私は優しくないですよ。私は・・・」

 

「ん?私はなんだ?」

 

「いえ!なんでもありません。」

 

フィーアが心配してくれてお礼をいったのだが何か様子が変だった。

 

sideストーカー

 

「少し疲れているのかもしれないな・・・」

 

遠くて何を言ったのかは聞こえなかったけどシディ様が黄昏れてる!

その姿も素敵で最高!クラクラする!

こんな人気のないところにいらっしゃるなんてきっと私と二人きりになりたかったんだ!

そして私はシディ様にお声をかけた。

 

「シディ様、こんにちは!」

 

「こんにちは。」

 

シディ様が挨拶を返してくれた!私のこと覚えてくれてたんだ!!

そして私はシディ様に私が愛情をこめて作ったおにぎりを差し上げた。

 

「うむ!うまいな!」

 

またあの日のように私のおにぎりでほほ笑んでくれた。

あぁ~おにぎりになりたい!!

 

sideヒサメ

 

「あれっ、シディいつもより食べて無いね。」

 

今日はカンナちゃんが食事当番だったのだがシディがあまり食べてないような気がした。

 

「あぁ、おにぎりを公園でもらってな。」

 

「へぇ、いつも遊んでる子供たちがくれたの?」

 

「いや、たぶん初めて会った人からだな。」

 

「知らない人からもらったものを食べたの!?」

 

「ああ」

 

「ダメだよ!もしかしたら危険なものが入ってるかもしれないのに!」

 

「だが悪い人には見えなかったぞ。」

 

「人は見た目じゃ判断できねーよ」

 

「ていうか、シディのいいひとの基準って広いから心配だよ・・・」

 

カゲもカンナちゃんも注意する。

 

「とにかく知らない人からの食べ物は気軽に食べない方がいいよ。」

 

「わかった、気をつけよう。」

 

「・・・」

 

「フィーアちゃんどうかしたの?」

 

カンナちゃんが知らない人の話を聞いてから様子がへんなので声を掛ける。

 

「いえ!すみませんぼーとしてて・・・」

 

sideシディ

今日は子供たちと遊んでいたのだが子供たちが帰ると

 

「こんばんはシディ様、あのこれ・・・」

 

あの女の人が現れおにぎりを手渡してきた。

四人からの忠告を思い出すが・・・

この人は昨日もくれたしもう知らない人ではないから大丈夫だな!

そう思って受け取ったのだが・・・

このおにぎり汗のような匂いがする・・・

 

「シディ様」

 

「すまないが今日は友人と食事をとるので一個だけにしておく」

 

「そうですか・・・」

 

そういって女は去っていった。

 

sideストーカー

フフフ!

シディ様が食べてくれた!私の脇汗からとれた塩で作ったおにぎり!

愛情てんこ盛りなんだけどシディ様に伝わったかな?

 

「カレコレ屋の四人だよね・・友達って、そうだ!」

 

これならフフフフ!

 

sideカゲチヨ

今日もヒサ以外カレコレ屋に集合してたんだが・・・

 

「大丈夫かシディ?なんか顔色悪くね?」

 

そうシディがぐったりしているようすだったのだ。

 

「ああ、少し気持ちが悪い。」

 

「大丈夫ですか・・・?」

 

フィーアも心配した様子で背中をさすっている。

 

「何か変なもの食べた?」

 

カンナも心配して聞いていた。

 

「いやおにぎりを食べただけだ。」

 

「おにぎり?」

 

「あぁ昨日の人がまたくれてなもう知らない人じゃないし大丈夫だよな?」

 

「んなわけねーだろ!もしかしたら中になんかいれられたんじゃ・・・」

 

「ていうか、シディの知らない人の基準が低いことに衝撃受けたのはアーシだけ?」

 

カンナ!その話はあとだ!

 

sideヒサメ

 

カレコレ屋に向かっていると入り口前に太った女性が立っていた。

 

「あの、カレコレ屋に何か用ですか?」

 

「はい・・・」

 

そういったので案内すると

 

「シディ様!夕食を友人と一緒に食べると聞いたのでふるまえないかなと思いまして。」

 

「え?シディの知り合い?」

 

とっさに質問してカゲも

 

「えーと・・・あなたはシディとどういう関係ですか?」

 

と女性の関係を聞く

 

「私はシディ様の妻です!あ・・・未来の、ですけど。」

 

そう笑顔で語った。

 

「ちょっと待ってくれ未来の旦那とはどういうこと・・」

 

「シディ様!私頑張りますね。」

 

女性は全く話を聞かず準備に向かった

 

「これは面白いことになってきたのぉ!」

 

ボティスさんは面白がってるけどそんな場合じゃない!

 

「シディどういうことなの?」

 

「そんな話はしていないのだが・・・」

 

「ま、だと思ったけど。」

 

「それにあの人にはカレコレ屋のことや四人のこともいってないのだが・・」

 

「つまりあの人がシディさんのやさしさに付け込んで勝手に言ってるだけってことですね・・・」

 

振り向くとフィーアちゃんが殺気をだしてあの人のことをにらんでいた。

 

「お、落ち着けよフィーアとりあえず状況を整理しよう。」

 

カゲがいうとおり私たちは話し合う

 

「あの人もしかしてヤバい人なんじゃ・・・?」

 

「ちょっとどころじゃねーわ!!」

 

「そうです。狂人の類です。」

 

「フィーアは言いすぎだけど完全にストーカーだろ!」

 

「うーんでも俺におにぎりくれたしいいひとだと思うんだが・・・」

 

「えっ、それってあの人だったの!?」

 

「だから基準が低すぎだって・・・」

 

俺たちはさらに推理を進める

 

「体調不良の原因はどう考えてもあの人ですね。」

 

「そうじゃ、そうじゃ、きっと毒でも盛られたんじゃ。」

 

ボティスも同調する。

 

「とにかく、ああいうタイプにはしっかり言わないと通じねーぞ。」

 

「うん、一緒に行くからあの人の誤解を解こう!」

 

「わかった。」

 

「おお!修羅場じゃな!ここで包丁でも持ち出せばドラマチックになるんじゃがのぅ!」

 

ボティスの煽りを無視して私たちは台所に向かった。

 

sideカンナ

アーシたちが台所に向かうと・・・

 

「シディ様・・・」

 

なんとわきの下の汗から塩を取っているおぞましすぎる光景だった。

 

「うげーなんじゃこれは目が腐るわ!」

 

悪魔もいうんだから相当だよ・・・

当然カゲチヨは女性を問い詰める

 

「おい!何してんだよ!」

 

「ひっ!?何って料理ですけど・・・」

 

「これのどこが料理なんだよ!シディになんてもん食わせようとしてるんだ!」

 

「私はシディ様に愛情をこめた料理を味わってほしくて・・・」

 

「これのどこが愛情だ!」

 

まぁ狂気は沢山こもってるよね・・・

 

「カゲチヨ落ち着け!彼女はやり方を知らなかっただけで悪気は・・・」

 

シディがカゲチヨを止めようとしたら急に寒気がした。すると背後で

 

「なるほど・・・そうやってシディさんのやさしさを利用して・・・・」

 

さっきよりも数倍冷酷な目をしたフィーアちゃんがそこに立っていた。

 

「シディさんすみませんやっぱりわたし優しくありません・・・

シディさんが許せても私が許せませんから・・・」

 

「ひっ!?」

 

女性もおびえてしまっている。次の瞬間

スパっ!!

そんな鋭い音が聞こえたと思ったら

女の頬が鎌鼬に切られたようになっていて

うっすら血が滴り落ちていた。

フィーアちゃん本気で怒ってる

そして手刀を女性に近づけて、

 

「2度とカレコレ屋、ひいてはシディさんに近づかないで下さい・・・

さもないと・・・」

 

「す、すみませんでした〜!」

 

そう言って女性は逃げ帰っていった。

 

「シディさんすみません・・・シディさんは許そうとしてたのに。」

 

「あぁ、俺もやり方を間違えてしまうことがあるからな。ちゃんと教えることが大切だと思ったがフィーアが俺のためにあんなに怒ってくれるとは思わなかった。ありがとう。」

 

「本当なら警察に突き出してやりてーけど当事者はシディだ。本人が許してるならこれ以上はフィーアの脅しだけで十分だろ。」

 

「そうだね!」

 

「なんじゃ、つまらんのぉ。」

 

sideストーカー

 

うぅ・・・まさかあんなに怒られるとは思わなかった。

料理に汗を混ぜちゃいけなかったんだ・・・

もう!私のバカ!

でも私を友達から庇ってくれかけたしやっぱり私達は・・・

フフフ・・・

今度は血液を混ぜて作ろう!

汗じゃないからあの子も怒らないよね!

 

 



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賭けで全てが決まる世界

sideカゲチヨ

 

今日の依頼人は男子学生だった。

 

「おかしくなった学校をもとに戻してほしいんです。」

 

「おかしくなった?」

 

俺が聞くと

 

「一人の転校生が来てから物事をすべて賭けで決めるようになってしまって・・・

ついにこの間は部活のレギュラーまで・・・俺は三年だから次が最後の大会だったのに!」

 

「それはひどいね。」

 

「かなり深刻な状況だな。」

 

ヒサもシディも異常さに納得する。

 

「なるほどつまりその転校生を賭けで叩きのめす依頼だね!」

 

「いや、カンナちゃんまだそこまで決まったわけじゃないから・・・」

 

こうして俺たちはその学校に潜入することになった。

 

sideカンナ

 

「これでお前の彼女は俺のものだー!」

 

「やめてくれー!」

 

人間関係まで賭けで決められていて教師も賭けをしていてもはや無法地帯だった。

これではイカサマやズルを見破れない人は一瞬で奪われてしまう。

そしてアーシたちは転校生のいる理事長室についたんだけど・・・

 

「あら?久々の挑戦者かしら?」

 

いたのはトカゲのような見た目をした異宙人だった。

そして賭けで奪ったであろう部屋は改造されていてテーブル以外ほとんど見えなくされ

周りの男子学生は異宙人に椅子にされたり奉仕されたりしていた。

わかりやすい女王様タイプだな・・・

 

「学校をこんな風にしたのはお前か?」

 

「そうよ、私は互いが合意した内容で賭けをして勝利すれば賭けた内容を強制的に執行できるの。」

 

シディの質問に対して答える異宙人、しかし・・・

 

「そんな能力聞いたことありませんね。」

 

「確かにな。」

 

フィーアちゃんとカゲチヨが能力を疑うすると、

 

「じゃあ試しに見せてあげる。自分で自分の首を絞めろ。」

 

「うっ!」

 

「ええっ!?」

 

ヒサメちゃんが驚いているなんと依頼人が首を本当に首を絞めだしたの!

 

「フフッ、すごいでしょ。彼は私に学校を戻せって勝負を挑んできたの負けたら奴隷になるっていう条件でね。」

 

「おい!やめろ!」

 

カゲチヨが止める。

 

「じゃあ私と勝負をしましょう。あなたたちが勝ったら全部元に戻してあげる。

でも負けたら奴隷になってもらうわ。」

 

「何でこんなことするの?」

 

アーシが聞くと

 

「支配するのが快感だからよ!」

 

まぁ、予想通りの答えが返ってきた。

なかなかいい性格してるね・・・

 

「勝負するには自由だけどこの子がどおなっても知らないわよ?」

 

まぁ、勝負は受けるけどどうしよう・・・

相手の戦法を知っておきたいな・・・すると

 

「俺がやろう。」

 

なんとシディが言った。

 

「俺はこういうのは得意じゃない。だから・・頼むぞカゲチヨ。」

 

「わかった。」

 

まぁこういう駆け引きはカゲチヨの得意分野だからね。

 

「フフッ、新しい椅子が手に入りそう。」

 

そういって勝負が始まった。

 

sideフィーア

異宙人が出したのは金属のトランプでした。

そして勝負はババ抜きだったのですが

シディさんはできるだけ長期戦にもちこんでカゲチヨが

見極める時間を作ってくれようとしたのですが・・・

 

「ハハッ私の勝ちね!」

 

そういってシディさんを椅子にしてしまいました。

アイツ調子に乗って・・・

 

「つぎは私が・・・」

 

そう言おうとした時

 

「いや、俺に行かせてくれ。」

 

そして私たちに

 

「まだ、確証はないけどな。」

 

けど私は信じますよ

 

「お願いします。」

 

そしてカゲチヨは勝負に臨んだ。

 

sideヒサメ

次の勝負はゲスイットというトランプのマークをから一種類を選び

6枚ずつ手札にして残りの一枚を質問で予想するゲームだ。

 

「せっかくの勝負がすぐ終わるのもツマンネーから三回勝負にしようぜ。」

 

「いいわよ」

 

そうしてゲームは始まったんだけど・・・

最初のゲームは、相手の性格と嘘を見抜いたカゲの勝ちだった。

けど二回戦では・・・

 

「伏せているカードは6」

 

まだ少ししか質問していないのに相手が先に答えを当てたどうして!?

 

「これがギャンブラーてやつよ。」

 

相手が自信満々なほど焦りが出てくるカゲ・・・

けどカゲを見ると慌てた様子はなく余裕そうだった

勝てるの・・・?

 

三回戦の前にカゲが雑談をし始めた。

 

「赤外線って知ってるか?」

 

「目には見えない光ですね。」

 

フィーアちゃんが答える。

確か生物の中には見えたり感じられたりするものもいる・・・

もしかして!

 

「たしか爬虫類の中にもいたよなぁ、お前の瞳孔が開いたり閉じたりしてるのは

赤外線をとらえてるんだろ?」

 

「暗い部屋に鏡でも仕込んでるんじゃない?

そして赤外線が見えやすいようにカードも金属性なんでしょ?」

 

カンナちゃんもカゲの考えを補足する。

 

「証拠はないでしょ、さあゲームを続けましょう。」

 

あくまでしらをきるようだなら・・・

バチッ!!

バシャ!

 

その瞬間私は電撃で光を、カンナちゃんは水を異宙人に浴びせた。

 

「目が目がぁぁ!」

 

「ごめんねうっかり放電しちゃった。」

 

「アーシも喉乾いて水出そうとしたら勢いミスっちゃった~」

 

「まぁイカサマしてないなら大丈夫ですよね。」

 

私たちでイカサマの可能性をつぶせばいいだけだ。

 

「お前らぁあ!」

 

そして、

 

「伏せカードはエースだ。

 

「そんな!伏せカードはこれじゃなかった!私の目をつぶしてる間に入れ替えたわね!」

 

ご明察、フィーアちゃんが高速移動で入れ替えたのだがそれはあなたもぼろを出したことと同じ。

 

「まるでわかってみたいじゃねーか」

 

「これがイカサマしるという証拠だね!」

 

私とカゲがいいゲームは終了で全てもとに戻った。

 

sideカゲチヨ

 

「四人のおかげで助かった。」

 

シディがお礼を言ってきたが

 

「いや勝てたのはシディが戦ってくれたおかげだ。」

 

今回は連携がなければ勝てなかった戦いだった。

 

「それにしてもよくイカサマって気づけたよね。」

 

「相手の実力が分からないのに自信満々だったからな。何かあると思ってたよ。」

 

「ねえ、今日は外食にしない?皆頑張ったし!」

 

カンナが提案してきた。

 

「それいいかも!カゲも頭使ったしいいよね!」

 

ヒサは外食食べたいのもあるだろうが今回は賛成だ。

 

「じゃあ行くか!」

 

そうして俺たちは夕日に向かって歩くのだった。

 

 



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犯罪が全て死刑になったら

sideカンナ

皆が留守の時に今日の依頼人はやってきた。

 

「実は私は息子を自殺に追い込まれたんです・・・けどアイツはいじめと思っておらず

少年法で守られるからと全く反省していない!どうか私の復讐に力を貸していただけませんか・・・」

 

どうやら依頼人は息子を理不尽に奪われたが犯人はクラスメイトで未成年のため、

軽い罰になるらしい、民事裁判なら少しは重い罰になるし情報を流せば人生を終わらせることもできるけど依頼人の話からするとそのクラスメートの態度ではそれでも反省しなさそうだ。アーシも皆を理不尽に奪われたら加減できる自信がない。はぁ・・・こんなのあの優しい四人にやらせられないよ。だからアーシはこういった。

 

「全ての犯罪が死刑になる街を知っていますか?」

 

「はい・・・・」

 

「その街で一週間過ごせば何もしないということを連絡するんです。」

 

「それでは!」

 

「待ってください。確かあなたは配達の仕事をしてましたよね。」

 

「はい。」

 

そしてアーシは軽犯罪法の一覧のある所を見せ

 

「この法律でその人が更生したかや心根を図りましょう。それでだめなら

この法律がその人を理不尽に殺します。だからまだこらえてください。」

 

「それにその前に素行が悪くてこれ以外の軽犯罪を犯すかもしれません。そのときは

あなたが手を下すまでもなかったと割り切ってください・・・」

 

「わかりました・・・」

 

「作戦は・・・」

 

こうしてアーシは皆にしばらく留守にすることを伝えた。

けどまさかそいつが対策として取った行動があれとは思わなかった・・・

 

sideカゲチヨ

カンナがしばらく留守にするという連絡をうけてしばらくたったころ

最悪の依頼人が現れた。

 

「ま、遊びの延長戦だったんだよお互い楽しんでたんだよけどほんの些細なミスで

彼はこんな選択をしてしまったんだよ。」

 

他人事のように悲劇的にかたる依頼人に俺は最近の新聞を叩きつけ

 

「ふざけんな・・・テメーがいじめて自殺に追い込んだんだろ。」

 

「サイテー・・・」

 

そして俺たちは依頼人を帰らせようとしたが

 

「まぁ、話くらいきいてくれよ君たちは全ての犯罪が死刑になる街を知ってるかい?」

 

話なら聞いたことがある。異宙人の流入で極端に取り締まってるまちがあるらしい

どうやら依頼人は一週間その街で過ごせば民事裁判もなにもしないと被害者遺族はいっているらしい。

 

「そんなの建前とわかってるさ!本当の目的はその街で俺が死ぬこと!!刑事事件はイージーなんだけど民事裁判が厄介だから俺は受けることにしたんだけど法律とか詳しくないし、だから俺のこと守ってくれない~!」

 

マジでうざい声と目つきで言ってきてヒサのやさしさの付け込んで遺族を悪く言ってきたので一発殴って黙らせ依頼をうけた・・・

 

「どうもで~す」

sideヒサメ

 

「きゃっははは!面白くなってきたきたわい!」

 

なんとボティスさんもついてきた。

 

「なんで来てんだよ。」

 

カゲがきくと

 

「もしかしたらお前たちが死刑なるかもしれんのじゃ!見なきゃ損じゃろ!」

 

まぁたしかにその可能性も考慮して軽犯罪とか交通法とか学んできたけど・・・

 

「まず、お前が死刑になりそうだけどな。」

 

カゲが最もなことをいう。

 

「悪魔は死刑になっても問題ない!」

 

とりあえず私は三人にこの町の法律が日本の法律と一緒なことや

もし一つでも犯罪を犯せば罪になることを話した。

そして町に入ったのだが

 

「しょっぺー町だなぁ」

 

そういって歩くのが疲れたから軽犯罪法違反のタクシーの割り込みや

 

「あー、トイレいきてー」

 

立ちしょんや唾吐きをしようとしていた。ホントに素行悪いんだから・・・!

 

sideカンナ

 

「まさか、アイツもカレコレ屋に依頼してるなんてね・・・」

 

大方ヒサメちゃんのやさしさに付け込んで依頼を受けさせたんでしょ・・・

シディとフィーアちゃんだったらアイツなんて殴って見捨てるし。

町に入ってきたターゲットとカゲチヨ、ヒサメちゃんボティスの姿をみて

アーシは思った。

 

「大丈夫ですか・・・?あなたの仲間なんじゃ・・・」

 

「まぁ、そうですけど依頼を受けた以上こなすのがカレコレ屋なんで。

それにこれならあの作戦も確実に実行できます。」

 

「そうですか・・・」

 

「カゲチヨならまずホテルにアイツを缶詰にする、けどアイツがそんな生活に耐えられるわけない、結構外で遊ぶの好きだったみたいだし。たぶん二人の目を盗んで外出するから

そこがチャンスです。今日から一週間ホテルのまえで張っていましょう。」

 

「はい・・・」

 

それにあの二人のやさしさに付け込んだこと後悔させてあげる・・・!

 

side依頼人

 

ったくカゲチヨのやつ俺を六日間閉じ込めやがって!

まぁこれで遊べるわけだしいっかぁ!

けどアイツ必死になっててんぱっておもしろかったなあ・・・

そのとき、

 

「す、すみません!」

 

配達員の男が道を尋ねてきた。

 

「自分道に迷ってしまって!サンヒルズってマンション知りませんか?この荷物届けなきゃ自分首で・・・」

 

 

 

道を尋ねてきた。それにしても必死だ・・

もし違う道を教えたら

 

「落ち着いてください。場所ならわかりますあの角をずーっとまっすぐに行って・・」

 

俺が嘘の道を教えていたら

次の瞬間俺は警察に捕まっていた。

 

sideカゲチヨ

 

っち!アイツちょっと目を離したすきに!

俺がヒサとアイツを探していたらそこにいたのは

 

「放してぇえええ!死にたくないよおおお!」

 

泣き叫ぶアイツの姿だった。さっきのひょうひょうとした顔は絶望の顔に変わっていた。

 

「俺はまだ、未成年なんだよ!?それなのに死刑っておかしいよ!」

 

「くくくっ!いい顔じゃ!」

 

すると長袖の服と帽子とサングラスを身に着けた女性が現れていった。

 

「この町ではおかしくないでしょ?軽犯罪法では他人の業務にたいして悪戯で妨害したら

罰せられる。アーシはアンタが嘘をついてるとわかったから音声をコピーして警察に

通報したんだよ。」

 

アーシってまさか・・・

帽子とサングラスをとるとカンナが変装していたとしった。

まさかあの取り調べを受けてる配達員は・・・

 

「どう?必死に助かろうとしたのに理不尽に命を奪われる苦しみ少しはわかった?

まぁあの時正しい道を教えていたらまだ依頼人と話し合ってたけどね・・・」

 

「助けてーー!ヒサメ・・・」

 

「必死で助けようとする気持ちを利用したアンタをアーシも許す気はないよ・・・!」

 

アイツにカンナは冷酷な顔でそう言って

自分の依頼人のところに向かった。

 

「どうでしたか?息子さんの仇は取れましたね。」

 

「ええ・・これで私たちも前に進めそうです。」

 

依頼人はそう言って依頼料をカンナに払い去っていった。

 

そして、帰り道

 

「悪いなお前だけに辛い依頼させちまった・・・・」

 

「私もごめんね!」

 

俺とヒサは謝った。

 

「謝らないでよ!アーシにはあの依頼人の気持ちがわかるから。だからアイツの良心を試す作戦にしたの。」

 

「けど危なかったり辛い依頼の時は相談してよ!」

 

「ごめんごめん、カゲチヨもアーシたちに頼ってくれないから仕返しみたいな?」

 

「おい!俺のことは関係ないだろ!?」

 

そう言って俺たちは帰路についたのだった。



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潜入!洗脳塾

sideカゲチヨ

今日の依頼人は主婦だった。

 

「今日皆さんに依頼したいのは息子の通ってる塾の調査何です。」

 

「塾ねぇ・・・どうして調べる必要が?」

 

普通だったら調べなくてもいいはずだ。

 

「だって、明らかにおかしいんです!!授業は週に三日しかないのに月謝は十万近くとられて成績だってそこまで上がっていないのに!子供は楽しいって喜んで通ってますけど高すぎると思いますよね!」

 

「子供が塾嫌いよりはいいんじゃないですか?」

 

「成績も伸び悩んでるだけかもしれませんし・・・」

 

フィーアとカンナが答える。

 

「確かにそうかもしれませんけど・・・」

 

「けど確かに月謝は高いかも・・・・」

 

「個別指導ならともかく集団指導ならかなり高いほうだな。」

 

ヒサと俺は学費の方に意見をいう。

 

「塾の先生にも訴えたんですけど取り合ってもらえなくて・・・

本当に金額に見合った授業をしているかあなたたちに調査してほしいんです!」

 

「わかりました。」

 

まぁ問題のある依頼じゃないし引き受けよう

俺は依頼人に答え、帰ったあと五人で受付と掃除のバイトとして潜入する手はずをととのえた。

 

sideヒサメ

 

「こんにちは~今日は算数の授業があるんだね大教室の方へどうぞ~」

 

こうして潜入当日、カゲ、私そしてカンナちゃんは受付で子供たちの様子などを

調査していた。フィーアちゃんとシディは受付は不向きということで

清掃員として施設内を調べることになった。

 

「はー・・・子供の相手って疲れんな~」

 

子供嫌いのカゲにとっては小学生向けの塾の受付は地獄だろう

椅子に寄り掛かりやる気のない声で愚痴っていた。

 

「そう?見た感じ皆楽しそうに来てて依頼人の子供と同じ感じだけど・・・」

 

カンナちゃんが今のところの子供たちの状態を話す。

 

「そうだね。カゲ・・誰も見てないからって・・・ちゃんと背筋伸ばしなよ真面目にやってないと怪しまれるよ?」

 

カンナちゃんの意見も聞きつつカゲを注意していると

 

「二人とも様子はどうだ?」

 

「カゲチヨの様子だと異常はなさそうですけどね。」

 

二人がやってきて状況を聞きに来た。

 

「うん、受付をやってる感じだと普通だってカンナちゃんと話してたよ。」

 

「そうか・・・一緒に授業を受けられたらもっといろいろわかるんだろうが・・・」

 

「そうですね。やっぱり問題は授業の方にあると私は思います。」

 

どうやら二人も私たちと同じらしい。

 

「けど、俺たちがいたらぜってー浮くだろ。」

 

カゲがもっともなことをいうのぞき見くらいしかできないとしょうこを見つけられないかもしれない。

 

「ま、しばらくここで様子を見はってるしかないな。シディとフィーアは引き続き

掃除するふりしながらいろいろ調べといてくれ。」

 

「ああ、分かった。」

 

シディがそう答え戻っていった。

 

すると塾長がが入ってきた。

 

「皆さんおはようございます。」

 

「おはようございます。」

 

カンナちゃんと一緒に返すと塾長はすぐに子供たちに

囲まれた。

 

「先生~!」

 

「一緒に教室行こうよ~」

 

「ずっと待ってたんです!」

 

子供たちは塾長のことをすごく慕っていた。もしかして

いい先生なのかな?

私がそう考えているとこちらに近づいてきて

 

「新しく入ってきた受付事務の方ですよね?」

 

「あ、はい!」

 

私はそう返すと

 

「誰か二人は後で授業アシスタントへ入っていただきたいのですが・・・お願いできますか?」

 

「はい。」

 

カゲがそう答えて塾長は去っていった。

 

「うまく教室に潜入できそうだね。」

 

「アシスタントにはヒサとカンナが入ってくれ俺はここの受付でもうちょっと調べたいことがある。」

 

「わかった。行ってくるね。」

 

そう言って私たちは教室に入った。

 

sideカンナ

 

こうしてアーシたち二人は授業前の教室に入ったんだけど・・・

 

「う~ん・・・教室には変わったところはなさそうだね。」

 

「確かに設備は普通だね。でもちょっと熱がこもってるかも・・・」

 

火車の能力で熱も感知できるアーシにはなんだかこの教室だけ熱いきがしたし、ながれは

なにかを循環させるみたいになっていた。

カゲチヨとシディ、フィーアちゃんが何か見つけてくれるといいけど・・・

 

sideカゲチヨ

俺は帳簿を調べていたのだが設備費が妙に掛かっていた。

 

「やっぱなんか隠してるなこの塾・・・」

 

そう思い俺はシディとフィーアに連絡をとり細工の準備を始めた。

 

sideフィーア

カゲチヨに言われ換気口や放送設備を調べていたのですが香炉や

沢山のCDが見つかりました。

 

「この香炉からは怪しい香りがするぞ。」

 

「どうやらマジックアイテムの一種ですね。」

 

カゲチヨに連絡をとり本格的に細工と突入の準備に取り掛かり始めました。

 

sideカンナ

 

そして塾長が来たんだけど・・・

 

「授業に集中できるように儀式を行います。」

 

そういうと部屋を暗くした。

そして

 

「皆さん、この塾に通うことが皆さんの使命です。この塾で通うことでしか

皆さんの幸せは実現できません・・・さあ繰り返して。」

 

まるでカルト宗教のように子供たちに発言を繰り返させている。

アーシたちは異様な雰囲気にのまれていた。

そして部屋が明るくなり

 

「はい、それでは二人ともそちらの箱を持ってきてください。」

 

そしてアーシたちは箱を持ってくると

 

「これは塾に来たご褒美ですよ。」

 

といって箱の中身の飴を子供たちに渡した。

子供たちは美味しそうに食べている。

そう思っていると

 

「君たちも一ついかがですか?」

 

と進めてきたけどあんな怪しげなことをした後だと受け取る気にはならない

 

「すみません甘いものは苦手で・・・」

 

「私も今はお腹すいてなくて・・・」

 

二人とも嘘をついて断ったが。

 

「・・・・」

 

塾長はいきなり冷たい目で見てきた。

断ったからイラついてるのかな?

そうして授業は始まったのだんだけどすごく普通だった。

あんまり授業料と見合ってない感じだった。

前の儀式は何だったんだろうそれにあの熱の流れ・・・

アーシはかんがえていると

 

「二人とも!」

 

カゲチヨがそっと調べものが終わったことを話したのだが・・・

 

「何を話しているんです?」

 

マズイ!気づかれた!

 

「授業中におしゃべりとは全くろくでもない・・・」

 

一触即発の雰囲気だったんだけどカゲチヨがまえにでて

教室の種を明かしてくれた。やっぱり塾は洗脳を使ってだましていたらしい

しかし生徒が私たちにまとわりついてきた!

このままじゃ追い出される・・

 

そのとき突然音楽が流れ始めた。

すると子供たちは洗脳が解けた様子になった。

 

「そして皆無事か!」

 

「放送室を借りて流させてもらいました。」

 

シディとフィーアちゃんが現れた。

 

「な!この教室の窓は明かないように!?」

 

「俺が細工して開くようにした。この教室は空気がこもってる何かを充満させるみたいにな。」

 

「そして私たちはこのマジックアイテムの香炉を見つけました。おそらくこの洗脳効果のあるにおいを充満させるためでしょう。」

 

「だから熱もこもってたんだ!」

 

「二人に調べさせたけど正解だったみたいだな。」

 

「あぁ、香炉をはじめ色んなものがそろっていたぞ。」

 

「授業の前にはテープや映像で同じメッセージを繰り返し聞かせて思考力を奪い暗示をかける、

そして授業後は別の音楽で暗示を解いていたってところだな・・・・」

 

「あなたは高額な月謝を親たちからとって塾は楽しいものだと思い込ませていたんですね。」

 

カゲチヨや二人が推理を終えると

 

「どんな教育も洗脳のようなものだろうが!何も知らない子供に社会的常識、決まりを植え付ける・・・

私は私の思う常識を子供に植え付けただけのこと、指示に従っていれば問題はないということをな!

その苦労にふさわしい報酬をもらっていただけだ!教育には金も手間もかかる・・・

親はそれを丸投げしているだけだ!儲けて何が悪い。」

 

「その常識は周囲からみたら間違いだったんですよ。」

 

「どっちみちこの塾はもう終わりだよ。」

 

ヒサメちゃんとカゲチヨの言葉のあと警察が来て事件は幕を閉じた。

けど、早く塾が終わった影響で私たちが子供を保護者に送り届けたんだけど

子供は何の異常もなくて良かった!

 

帰るとき

 

「やっぱり子供にはのびのびとして手欲しいよね。」

 

「そうですね。誰かに押さえつけられるのは正しいことを教えられても苦痛ですから。」

 

「それだったら失敗の中で正しいことを皆と仲良く考えたいな。」

 

シディとヒサメちゃんフィーアちゃんと話したのだった。

 

sideヒサメ

翌日、塾長は詐欺で逮捕されたことを依頼人に報告したんだけど・・・

 

「詐欺のうえに洗脳なんて犯罪行為までやらかすなんて、最低ですよね!」

 

「皆さまには子供を助けていただいてありがとうございます。」

 

「良かったですね。」

 

私はそういったがなんだか喜べなかった、あの塾長の苦労もわかる気がしたから・・・

 

「それにしても、あの塾講師・・・本当に最悪です!あんな奴に不当に金をとられているかと思うと

本当に腹が立って・・・」

 

かといって依頼人の感情ももっともだ家計のやりくりのなかで月謝を出しているのに詐欺にあったのだから・・・

 

「ま、そうすっね。」

 

カゲも依頼人を怒らせず無難な返事をする。

 

「高すぎる料金を提示された時点でもっと疑えばよかったわ!

教育という神聖な仕事でお金儲けしようとするなんてろくな人間じゃないもの!」

 

「今度はもっと安い月謝の塾に入れようかしら?安いお金で働いている人の方が本当に子供たちや教育の

仕事が好きってことですから。いい先生に決まってますものね?」

 

そういって依頼人は帰っていった。

 

「あの依頼人まただまされそうだな・・・」

 

「なぜだ?」

 

シディがきくとカゲは

 

「あの塾長は手段を間違えたけど金に囚われてるってことなら二人とも同じことかもな・・・」

 

「それに人は必ずしも聖人君子じゃありませんし、塾の経営は学校と違って完全に自営業で

お金や利益に囚われるのは当然ですしね。」

 

答えフィーアちゃんも賛成する。あの依頼人と子供はどうなっちゃうんだろ・・・

そう考えけどが答えはわからなかった。

 



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恐怖のサイコパス診断

今日の話は放送事故の前の話です。
他のチャンネルの診断もだします。

ちょっとオリジナルキャラの伏線も入れておきます。
まだ考えてる途中です。


sideカゲチヨ

 

「サイコパス診断ゲームをやろう!」

 

シディがいきなりそんなことを言ってきた。

 

「シディ・・・満面の笑みで怖いこと言わないで。」

 

「少しホラーでした。」

 

ヒサとフィーアが突っ込む。

 

「なぜ怖い?」

 

シディが質問すると

 

「サイコパスってあまりいいイメージがないから・・・」

 

「世間的にはサイコパスっつーと他人への共感力や思いやりにかけていて

自己中心的、犯罪意識にも乏しい人間ってイメージだからな。」

 

「しかも判断が付きにくいですしね。けど一部の高い立場にはサイコパスが多いと聞いています。」

 

「おかしいな・・・?これを友達とやるととっても盛り上がると知らない人に言われたんだが・・・」

 

「知らない人からものをもらっちゃダメでしょ!!」

 

「けど普通のゲームぽいしいいんじゃね?」

 

ヒサの突っ込みにフォローをいれた。

 

「そうだね!なんか面白そうだし!」

 

カンナってほんとに刺激を求めてるよな・・・

服のことやおかねに執着あるし。

 

そうして俺たちはゴーグルをつけてゲームを開始した。

 

sideヒサメ

私たちはさっそくVR空間にきた。

 

「サイコパス診断テストへようこそ」

 

ナレーションがはいりリアルさが伝わる。

 

そうして質問が始まった。

最初の質問は、夫の葬儀中に夫の同僚に一目ぼれした未亡人はなぜ息子を殺害したかというないようだった。

シディは学校のテストと心理テストの違いを分かってなかったけど・・・

 

「難しいな・・・」

 

「息子が邪魔だったからかな?」

 

「まぁ、それが無難でしょうね。カゲチヨはどう考えます?」

 

「息子の葬儀でまた会えるからだろ。」

 

「そうそう、またあって慰めてもらいたいじゃん!」

 

「なんだその発想は・・・」

 

「カゲ、カンナちゃんなんかこわいよ・・・」

 

「どこがこわいんだよ?」

 

すると私たち三人は一般人の答えだったが二人はサイコパスの答えだった。

なんでかカゲは喜んでいた。どうしちゃったのカゲ・・・?

 

sideフィーア

 

次の質問は家に強盗がやってきたとき身を隠すなら家のどこかというものでした。

 

「クローゼットの中とか?」

 

「ベットの下だ。」

 

「布団の中でしょうか?」

 

私たちは答えていきますが・・・

 

「ドアのうらだ。」

 

「お!カゲチヨ奇遇だね!アーシも同じだよ!」

 

なんとまた二人とも同じだった。

 

「先手とりやすいからな。」

 

またしても二人とも正解でした。

またカゲチヨは狂ったように笑い出しました。

 

シディさんはやめようとしましたがまた質問は続けられました。

すると

 

バチっ、バチ・・・・

 

なんだか嫌な音がでて次の質問に入りました。

次の質問は真向いのマンションで殺人事件を目撃した時

犯人が一定のリズムで指を突き出し一定のリズムで動かしているのはなぜかでした。

 

「普通なら次はお前だ。ってつたえるためですよね。」

 

「カゲは・・・?」

 

「・・・わからねえ・・・」

 

なんとさっきまで好調だったカゲチヨが分からないと言ってきたのです。

 

「どうしたのカゲチヨ簡単じゃん。殺害するのを前提に何階にいるか数えてたんだよ。」

 

カンナちゃんがいうとそれが正解でした。

 

「どうなってんだよ・・・・?」

 

カゲチヨが何か言っていますが最後の質問は続きます。

貧しい二人で事業をおこして成功したのに一人がもう一人を殺害してしまったのは

何故かでした。

カゲチヨはまたわかりませんでした。

しかしカンナちゃんは

 

「相手は自分の貧しい過去を知っているからだよ!」

 

また正解させました。すると

 

「あぁぁぁぁぁ!どうなってんだよ!?」

 

なんとカゲチヨの姿が全く知らない男にかわりました。

 

「誰!?」

 

「せっかくこのテストでカゲチヨとお前たちの仲を引き裂こうと思ったのに!」

 

男は子供のころサイコパステストで正解してしまい友達をなくしたことのある

人でした。だからVR空間で複数人でやってきたグループのうち一人と入れ替わり

サイコパス回答をして仲を引き裂こうとしたのだがどうやら男のプログラムしていない

質問が含まれていたらしい。

 

「俺はいままで人の仲をさくのが楽しいサイコパスとおもってたけど今俺よりも回答した奴が現れて

分かったよ・・・俺はただ寂しかっただけの普通の人だってわかったよ・・・」

 

まぁ私たちもカンナちゃんがあそこまでこたえられるとは思いませんでしたけど・・・

 

「私たちの仲は変わりませんし、サイコパスにも善人はいます。」

 

「あなたに必要なのは人と向き合う勇気だよ。」

 

私とヒサメちゃんが言うと

 

「あぁ・・・サイコパスでも楽しく何でも屋をやれてるやつがいるってわかったし俺も

頑張ってみるよ。」

 

そういって依頼人は私たちをVR空間から戻した。

 

sideシディ

こうして俺たちは戻ってきたのだが・・・

 

「やっと終わったのかよ?なんか俺のだけ壊れてたっぽくってよ~白い空間に閉じ込められていたんだけど!」

 

「そうなんだ!まぁ心理テストなんてあやふやだしやんなくて良かったんじゃない!」

 

カンナはどうやらテストを遊びだと思ってたらしい・・・

 

「まぁ心理テストは本でもできるしな!」

 

「そうそう!」

 

「こういうのは本気にしちゃいけませんね。」

 

三人でごまかすがカンナには気を付けた方がいいかもしれんな・・・

そう思った俺であった。

 

side???

ふふふ、やっぱカレコレ屋面白いな・・・

ハッキングしたかいがあったな。

 



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ルーレットの恐怖

sideカンナ

今日は、フィーアちゃんが出かけてて四人で活動してたんだけど・・・

突然チャイムが鳴らされた。

 

「うぬ?誰か来たようだ。」

 

シディさんが気づいて入ってきた人は、

 

「こ、こんにちはシディ様。」

 

なんとあの汗おにぎりのストーカーだった。

とりあえず椅子に座らせ応対したがカゲチヨは露骨に怒った態度で

 

「それで、なんのようだ?まさかおにぎりの件とフィーアに言われたこと

忘れたわけじゃないよなぁ?」

 

そう、こいつは汗おにぎりでシディの体調を悪くし最終的にフィーアちゃんに

追い返されたのだ。当然アーシも怒ってるし・・・!

 

「そうだよ、どの面さげてここに入ってきたの?フィーアちゃんに連絡しても

いいんだけど?」

 

アーシがそう言うと

 

「ちょっと、二人とも攻撃的すぎ。せめて訳を聞こうよ・・・」

 

ヒサメちゃんにいわれたので仕方なく聞く。

 

「そ、その前のことをしっかり謝りたくて・・・あの時はシディ様に近づきたい一心で

ごめんなさい・・・」

 

「反省してるならもういい。」

 

やっぱシディって器が大きすぎるよ・・・

まぁそれがいいところなんだけどね!

 

「はい、これで用は済んだよなさっさと帰れよ。」

 

カゲチヨがそう言って終了だと思ったんだけど

 

「あ、あとシディ様と写真が撮りたくて。」

 

やっぱり反省してなかった。こいつに写真なんて渡したら何に使うかわからない!

当然カゲチヨも

 

「ダメだ、んなこと言い出すとか懲りてねぇ証拠だろ!」

 

冷たく反対する。

 

「お願いします!それだけ叶えば、あの子の言う通りもう二度とここへは来ません!」

 

ストーカーがそう言うと

 

「俺は写真の一枚くらいなら構わないぞ。」

 

「ちょっと!?シディ!」

 

アーシは驚いた。増長させたらダメだって!

 

「ありがとうございます!」

 

しかし本人がいいと言ってるのに無理に止めるわけにもいかずとることになった。

しかし撮影したときヒサメちゃんがストーカーのスマホの異変に気付いた。

 

「なにこれ?なんか変なアプリが勝手に起動して・・・ルーレット?」

 

「フヒヒ・・・やったうまくいった!」

 

やっぱりなんかの罠だった!

 

「てめぇ!シディに何しやがった!」

 

カゲチヨが怒りながら質問すると

 

「このアプリでツーショットを取った二人は強制的にルーレットで決められた行動を

とることになるんです~!」

 

「最初からこれが目的で・・・!」

 

しかも解除するにはストーカーしか知らないパスワードじゃないとできないらしい

まぁ、ヒサメちゃんのハッキングで解除できるかも・・・

ヒサメちゃんがその提案をすると

 

「それでは根本的な解決にはならない。今後のことを考えるならちゃんと諦めて貰うほうがいい。」

 

そういって一日で諦めて貰うことに成功した。

けど・・・

 

「ほんとに大丈夫かよ・・・?」

 

カゲチヨの言う通りアプリの効力がほんとうならシディが危ない。

 

「シディの言う通りにするけど別の場所でカメラから見させてもらうから。」

 

ヒサメちゃんが言うと

 

「私とシディ様が愛を育む時間を楽しんでくださいね。」

 

「その自信はどこから来るんだろ・・・?」

 

こうしてアーシたちは別の部屋から監視することになった。

 

sideカゲチヨ

こうして二人を監視しているんだが・・・

さっそくルーレットを回し始めた拡大してスマホを見てみると

サンドイッチ、おにぎり、パスタ、うどんと書かれていた。

最初は昼食を決めるルーレットらしい、シディがまわすとサンドイッチのところに止まった。あの女が作ろうとしたがシディに止められていた。

まぁシディが作ればまた変なことにはならないだろう。

あの女は手料理を食べれて満足そうだった。これならいけるのか・・・?

 

次のルーレットは

ゲーム、テレビ、昼寝、買い物だった。

女がルーレットを回すとテレビに止まったのだが・・・

女はやけになれなれしくしていてシディは迷惑そうだった。

しかも女は汗っかきだから汗をかいた肌でシディにくっついてるということになる。

 

「汗かいてること自覚してないのかな?それともわざとやってるのかな?」

 

カンナがそう言ってるなかもう飛び出して止めたい気持ちでいっぱいだった。

でもシディの気持ちを無駄にしないために必死で耐えた。

次は運動の欄で散歩に止まったので行くことになったが、

その前にシディは何かを話していた。真剣な顔で何かを話していた。

きっと真摯に断っているのだろう。

 

「やっぱりシディっていい人だよね。」

 

「あぁ・・・」

 

ヒサの言葉にうなずくが、アイツの人の良さが他人の嘘によって

アイツを傷つけてしまわないか心配だ・・・

俺はクズだから、悪い方向ばかり想像しちまう・・・

だから俺たちで守らなくちゃいけないんだ。

あの明るいシディを。

 

そう考えているとシディが散歩から帰ってきた。

カンナに見張ってもらったが手をつなぐ以外変なことはなかったが。

汗ばんだ手は相当気持ち悪かったんだろうな・・・

ぐったりした顔をしたシディをみてそう思った。

 

しかもルーレットをみた衝撃を受けた。

キス、舐める、脱ぐ、風呂なんか過激なないようになっていた。

 

「これまずくない・・・?」

 

カンナが答えるがその通りだ!キスの欄に止まったのを見送ると

俺たちはすぐにシディのところに向かった。

 

sideヒサメ

 

まず、スマホをハッキングして効力を失わせた。

 

「そこまでだよ!」

 

「調子乗りすぎなんだよ!」

 

私とカゲがそう言うと

 

「な・・邪魔しないでくださいよ!」

 

そうして自分勝手な妄想を語り始める。

 

「おい・・やっぱこいつヤバすぎじゃね?」

 

シディをひなんさせてカゲが言う

 

「うん・・・フィーアちゃんの言う通り狂人だよあの人・・・」

 

カンナちゃんも引いている。

 

「シディの表情みて嫌がってるって気づかなかったんですか!?」

 

「なんです?嫉妬ですか?確かにシディ様と一緒にいますけど将来的には私が愛されるんですから!」

 

ストーカーはわけのわからないことを言い始めた。

 

「こんなやり方でキスしたって愛されるわけない!」

 

そういうとストーカーは

 

「う、うるさい!説教垂れないで!」

 

そういって突飛ばそうとしたので

 

「痛たたたたた!」

 

お父さんに習った武術で抑え込んだ。

 

「大丈夫か!ヒサ!」

 

「うん。ケガもしてないよ。」

 

「良かった・・・」

 

カゲとカンナちゃんに心配されちゃった・・・まだまだだだな・・・

そう思っていると。

 

「ここまで付き合ってきたがヒサメに暴力をふるったことは見逃せん

今すぐ出ていけ!そうじゃないと俺はお前になにをするかわからん。」

 

「そ、そんなシディ様は暴力なんて・・・」

 

「大切なものを守るためなら力を使うことは必要だ。お前次第だがな。」

 

「す、すみません!すぐ出ていきます。」

 

そうして出ていこうとドアを開けたら。

 

「・・・どうしてあなたがここに?」

 

丁度フィーアちゃんが帰ってきたので今までのことを話すと

 

「ふぅん、約束を破っただけでなくシディさんだけでなくヒサメちゃんまで

つくづく救えないですねあなたは。」

 

「ご、ごめんなさい。」

 

そういうと

スパっ、スパっ、

 

今度は治ったばかりの頬だけだなくもう一方の方にも

傷をつけて、

 

「次はありませんからね・・・」

 

と冷酷な顔でいった。

 

「ひぃぃぃぃ!?」

 

女は走り去っていった。

 

sideカンナ

 

「すまない・・・俺が彼女を受け入れてしまったせいで・・・」

 

シディは気にしているようだったがそんなことないと思う。

 

「シディは悪くないよ彼女を変えようとしたんだから。」

 

ヒサメちゃんがいった。

 

「アプリもそうですけどあの子自身が行動を見直さない限り変わらないと思いますけど。」

 

フィーアちゃんもフォローする。

 

「しかし誰がこんな危険なアプリを・・・?」

 

カゲチヨもそう考えていたらしい。

もしかしてトッププレデター以外にも悪意が・・・!

そう考えた。

しかし証拠もなかったので保留にしておこう。

 

「それよりもシディさん今日は疲れたでしょう。明日も休みでしたよね。

リフレッシュに運動でもしませんか?」

 

「あぁ、そうだな。ジョギングしたいと思っていたから付き合ってくれるか?」

 

「はい!」

 

やっぱりあの二人は怪しいな~!

いい雰囲気になったふたりをみてそう思うアーシなのだった。

 



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某企画へのインターン!

ていペンコラボ回のオリジナル版です。


noside

ここは某企画、世間一般的に言えばブラック企業である。

普通のブラック企業と違うのはある課では、動物を雇っているのだ。

しかも喋れる動物を、

その一人であるペンギンはパソコンを打ち、同僚のパンダはスマホをいじり、

後輩のシャチはペンギンをみてよだれを流していた。

すると普段はモニターで自分たちを監視している上司が現れた。

 

「大変だー!」

 

上司の慌てぶりにパンダが驚く

 

「どうしたんですか?上司ー!」

 

パンダが質問すると

 

「労働力が足りないんだ!!そして会社の金も足りない!」

 

ブラック企業なら当たり前のことを言ってくる。

 

「そりゃ給料泥棒がこんだけいればな。」

 

スマホをいじり仕事をペンギンに押し付けるパンダ、やる気が空回りして

ミスをして仕事を増やすシャチ、業務連絡も忘れて仕事場に来ず、モニターで監視する

上司、まともに働いてるのはペンギンくらいだろう。

むしろいままでやっていけてたのが奇跡である。

 

「ペンパイ!?自分は違いますよね!?」

 

自覚してないシャチが尊敬している先輩に質問するが・・・

 

「・・・・」

 

「ペンパイ!?何とか言ってくださいよー!」

 

その沈黙はイエスと察せられないのだろうかこのシャチは・・・

するとパンダが上司に向かって下種な顔をして答えた。

 

「上司ぃー労働力確保ならいい手段がありますよー」

 

すると上司は上機嫌な顔になり

 

「なんだ!?パンダ!?」

 

と考えをきく

 

「インターン生を雇って働かせればいいんです!!」

 

またこのパンダのせいで波乱が巻き起こりそうだ・・・

 

sideペンギン

パンダが急に打開策としてインターン生を雇うことを提案してきた。

けど金もない上司は

 

「でもお高いんじゃないのー?」

 

まるで主婦のようなのりでいう。

 

「大丈夫!インターン生は今なら給料交通費タダ!!無料の労働力なんです!」

 

パンダが心配ないことを提案する。ていうかこの流れって・・・

 

「これは今すぐ雇うしかないな!!」

 

「テレホンショッピング?」

 

そうあの通販番組と同じ感じだった。そんなのりで人を雇って大丈夫か・・・?

 

「というかこの会社にインターン生なんて集まるんですか?」

 

シャチがもっともなことをいうと

 

「大丈夫だよ学生は馬鹿だから会社の良し悪しなんてわからないよ!」

 

パンダから安定のクズ発言が飛び出す。

 

「それに僕たちだってわからなくてこの会社はいちゃったじゃん!」

 

確かに・・・でも俺たちの場合動物雇ってくれるところなんてここしかないことも一つだったが・・・

 

そのあとインターン生募集のサイトにのっけたのだが

パンダの提案した条件は交通費、給与無支給、拘束時間一日12時間という奴隷募集の

ような内容だった。こんなんで集まるのか・・・?

 

そしてインターン当日なんと五人も集まった。

早速自己紹介となったのだが・・・

 

「カゲチヨっす。特技はYOUTUBEを見ていても後ろに上司が来た瞬間仕事している画面に

切り替えることです。」

 

早速パンダみたいな赤メッシュの男がきた・・・

 

「うわっ、インターンに来るのに赤メッシュ入れてるとか常識ないのかよ。」

 

早速パンダが煽っていく

 

するとカゲチヨも怒り

 

「パンダに言われたくないっす。」

 

煽り返した。

 

「んだと!!パワハラすっぞおらぁ!!」

 

早速同族どうしで争っていた。

 

そして次は・・・

 

「ヒサメです。」

 

青い髪の女の子が挨拶してきた。

二人とも女子の可愛さに舞い上がっている。

するとシャチが

 

「わからないことがあったら何でもきいてください!!」

 

アイツも先輩になるのだが大丈夫だろうか・・・

 

「あっ、けどぉーペンパイに手ぇ出したらわかってんだろうなぁー!!」

 

やっぱり大丈夫じゃなかったシャチはメンヘラを発揮してヒサメを威嚇する。

 

「は、はい・・・」

 

ヒサメは戸惑いながら返事をする。

 

やっぱり俺はこいつに殺されるんじゃないか・・・

 

「俺は一番お前に危険を感じているよ・・・」

 

そして次は

 

「カンナです。趣味はファッション研究です!」

 

オシャレそうな赤い髪の女の子だった。ヒサメとは真逆で活発そうだ。

 

「あ、ヒサメちゃんにセクハラとかしたらどうなるかわかりますよね・・・?」

 

と思ったらこいつもこいつでサイコな香りがした。

 

次は金髪で角の生えた女子だった。

 

「フィーアです。ペンギンさんわからないことは聞いていいですか?」

 

「あぁ、もちろんだ。」

 

この子とはいい関係を築けそうだな・・・

 

「ちょっと~僕にもたよってよね!」

 

「そうです!僕にも頼っていいですよ。あなたペンパイに興味なさそうですし!」

 

「俺にも頼っていいからな!」

 

クールビューティーな雰囲気に三人とも

頼ってほしそうにするが、

 

「あなたたちは無能そうなので嫌です。」

 

「「「グサッ」」」

 

一目で無能と見破られていた。

フィーアはその後も

 

「だいたいあなたたちは組織にとって癌になっていることに気づいてないんですか?

そもそも・・・」

 

冷酷な顔で三人を罵倒していた。

 

「も、もうその辺にして最後の一人を紹介しよう!」

 

三人が泣きそうだったので次の紹介に進んだ。

 

「シディだ。かくれんぼや缶蹴りなどが得意だぞ!そういう仕事はまかせてくれ!」

 

イケメンなケモミミの男だった。

けどそういう仕事はないんだよなぁ・・・

 

「っけ!イケメンかよ・・・」

 

パンダが妬んで嫌味をいう。

さらに上司も勢いを取り戻したようで、

 

「うちの会社ではイケメン労働時間三割増しだ!」

 

と訳の分からないルールを言い出したしかし・・・

 

「三割?3を足すということか?」

 

まじでわかってない様子だった。

 

「こいつもしかして俺以上の馬鹿・・・!?」

 

上司も驚愕していた。

 

「この職場カオスすぎる・・・」

 

sideフィーア

 

こうして私はペンギンさん、シディさんと一緒に新規事業案について

取り組むことになった。

 

「新規事業案とはなんだ?」

 

シディさんがきくとペンギンさんは丁寧に教えてくれた。

新しい仕事の提案か・・・

するとシディさんはさっそく思いついたようだった。

 

「ウーム、自然のなかにいると翌日の天気がわかると嬉しいな。だが天気を予測するなど

人智を超えたことはむりだよな・・・」

 

シディさん、いつも天気予報見てなかったんだ・・・

 

「天気予報って知ってる?」

 

案の情ペンギンさんに突っ込まれる。

そして私が提案した案をいった。

 

「この案はどうでしょうか?」

 

「なかなかいい案だな。俺が補強してよりよくすればいけるな。」

 

こうして案は決まったのでした。

 

そして取引先に向けての資料を作ったのですが・・・

 

「カタカタカタ―ン!!カゲチヨくん!そのフィックスってアサイン取れてるの?」

 

「タタタタターン!アグリーっす!デフォでタイトなんでもっとゼロベースでジャスト

アイデア出していきましょう!!」

 

カゲチヨとパンダが協力して資料を作っているように見えますが・・・

 

「お前ら・・・意識高い言葉だけ使ってても仕事したことにはならないぞ。」

 

「「ぎくっ」」

 

ペンギンさんも見抜いていました。そう、二人ともキーボードを叩いて

やたらビジネス用語を出してるだけで資料は私とペンギンさんで作っていた。

 

「あなたたちも資料作ってください・・・」

 

「いやだー!僕は食べモグを見なきゃいけないからね!」

 

とパンダがふざけたこといってきたのでスマホを取り上げて。

 

「フンっ。」

 

ガシャーン!

 

「いやぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

スマホを粉々に壊しました。するとペンギンさんに

 

「・・・グッジョブ!」

 

・・・誉められました。この職場どうかしてますね。

 

sideカンナ

 

今日はヒサメちゃんとシャチさんと取引先の会議に来たんだけど・・・

 

「先輩の自分が一緒にいるので緊張しなくて大丈夫です!」

 

って言われたけどペンギンさんの仕事増やしているのでどうにも心配を

ぬぐえない。

そして会議が始まったんだけど・・・

 

「弊社はBTOCとBTOBの両方で事業を展開しておりますが今回の事業案はどちらでの提案ですか?」

 

「えっと・・・ウチは・・ウチは。」

 

なんと最低限の知識もなかった。

なんであんな先輩風吹かせられたの・・・

するとヒサメちゃんがシャチさんの耳元で

 

「BTOCは、企業が消費者を対象に行うビジネスのことです。BTOBは企業と企業です。

今回はBTOBです。」

 

という。

 

「こ、今回はBTOBです!」

 

さすがヒサメちゃんフォロー完璧!

 

「では、どのようにPDCAを回していくのか説明してください。」

 

「PDCA・・・?」

 

もう、シャチさんいらなくない?

 

「あのシャチさん、私たちで説明しても?」

 

確かにその方が早そう。

けどシャチさんは感激したらしく。

 

「ヒサメさん・・・!いやヒサパイ!」

 

さっきまでの先輩キャラはどこへやらすっかり後輩キャラに戻っていた。

ヒサメちゃんの説明とアーシの補足説明でなんとかなった。

 

そして翌日シディとシャチさんで部品の組み立てを行っていたんだけど・・・

 

「う~んとう~んと・・・」

 

どうやら苦戦してるようだった。するとシディさんが

 

「俺は工作は得意だ!任せてくれ!」

 

といって組み立てたんだけど・・・できたのはペンギンさん型のロボットだった。

これはさすがに注意するでしょ・・・

と思ったら。

 

「凄い!凄いカッコいいですよ!!こんなにかっこよかったらペンパイも

褒めてくれるはずです!」

 

「いや、設計と全然違うしペンギンさんは仕事をこなさなきゃ褒めてくれませんよ!?」

 

アーシは突っ込んでなんとか二人を説得して組み立て直したが結局事業は失敗した。

 

sideペンギン

 

「お先に失礼しまーす。」

 

案の定パンダは定時に帰ろうとしていたが、

 

「あ!パンダさん!またペンギンさんに仕事を押し付けて帰るんですか!!」

 

ヒサメに止められる。

 

「い、いやそれはペンギンが・・・。」

 

「ダメです!私が仕事教えてあげますから!」

 

インターン生に教えてもらうとか情けないなシャチも含めた二人とも・・・

 

「ヒサメちゃん・・・ゆっくりでもいい・・・?」

 

パンダが喜んだ様子で言ったが。

 

「じゃあ、私が資料の作り方から、この間使ってた用語の意味まで教えてあげますよ。」

 

フィーアがほほ笑んだ顔で言った。

 

「わかるようになるまで帰らせませんよ?」

 

「いやだーーーー!」

 

完全に立場が逆転してる・・・・!

 

sideカゲチヨ

 

ペンギン先輩は今日も残って仕事をしている

 

「帰んないんすか?」

 

「まだ仕事があるからな。始末書を書かなきゃだしな。」

 

全く素直じゃない

 

「でもなんやかんやパンダさんとシャチさんは帰らせてあげるんですね。」

 

「あいつらが勝手に帰ってるだけだ。」

 

まぁ、引き留めてもいくもんな・・・

 

「お前は何で残ってるんだ?」

 

「俺は昼夜逆転してるんで。暇つぶしっす。」

 

「それなら、帰るか手伝ってほしい。」

 

「あっ、無理っす今、日付変わったんで。」

 

「クズめ・・・」

 

sideペンギン

 

「はっ、いつの間にか寝てしまった・・・!」

 

デスクを見ると始末書が終わっていた。

そして手紙があった、

 

「短い間でしたがお世話になりました。」

 

アイツ・・・

俺は5人のインターンに感謝するのだった。

 

 

 

 

 

 

 



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初めて読む方への自己紹介!

今回は総集編をもとにキャラクターたちの自己紹介になると思います。

会話は中心で

カゲチヨ=カ、ヒサメ=ヒ、シディ=シ、フィーア=フ、

カンナ=カン、でいきます。


ヒ「こんにちは!カレコレ屋のヒサメでーす!」

 

シ「シディだ。」

 

カ「カゲチヨでーす。」

 

フ「フィーアです。」

 

カン「カンナだよ!」

 

ヒ「今回はカレコレ屋のことや、この世界のことについて紹介します!」

 

カン「まずはアーシたちの住んでる世界についてだよね。」

 

カ「俺たちの住んでる地球は西暦2000年に異宙っていう異世界に転生しちまったんだよな。」

 

シ「何が原因なんだろうな?」

 

フ「それはまだわかっていません。」

 

シ「異世界転生の原因はだいたいトラックで轢かれることだときいたぞ。」

 

ヒ「地球を轢くトラックってどんなの!?でもともと異宙に住んでいた生物たちが

地球にやってきたの」

 

カ「当時はパニックだったろうな~」

 

シ「今でも問題はあるが、昔よりは共存が進んでるらしいぞ。」

 

フ「まぁ、妖精王の森にはおよびませんが。」

 

カ「あそこと比べるなよ!?」

 

カ「俺たちは異宙の生物たちを異宙人、異宙の住人とよんでるんだ。」

 

ヒ「当時の人たちは異宙人にそれまであった概念をあてはめて名前を付けたんだって。」

 

シ「どういうことだ?」

 

フ「例えば、ドラゴンっていう単語は前からあってドラゴンに似た生物が異宙からきたのでそう呼ぶことになったそうです。」

 

カ「知らなかった・・・」

 

ヒ「授業で習ったところだよ!?」

 

カン「これが授業中寝ている人と起きている人の差だね!」

 

カン「そして異宙人の襲来で人間は生態系の頂点じゃなくなったんだよね。」

 

カ「地球はそれまでじゃ考えられないくらい危険な場所になったんだよな。」

 

シ「友好的な異宙の住人もいるが危害を加える異宙人もいるのは事実だからな。」

 

フ「そこで、もう一度地球を人類の手に取り戻そうとした組織があります。

それがトッププレデターです。」

 

シ「実に人間らしいエゴだな。」

 

カン「誰もがシディみたいに達観してるわけじゃないからね・・・」

 

カ「何がトッププレデターだよ!仰々しい名前つけやがって!」

 

シ「奴らはより強力な生物を作り出そうとして対抗しようとした。」

 

ヒ「うん、私たちはその実験によって体を作り替えられた五人なんだ。」

 

カン「私たちはそれぞれ2種類の異宙人のDNAを持たされているんだ。」

 

ヒ「私たちそんなことのぞんでないのにね・・・」

 

カ「アイツ等だけはぶっ潰す!」

 

ヒ「実験動物だった私たちだけど、運よく逃げられたんだ。」

 

(本家のストーリー編とこの小説の場合は初めから読んでください!)

 

シ「それから俺たち5人が出会ったな。あの頃のカゲチヨは・・・」

 

カ「あーーー!!言うな!言うな!あれは黒歴史なんだよ!」

 

ヒ「トッププレデターから逃げられた私たちだったんだけど目的のために組織を追うことにしたんだ。」

 

カン「けど全然見つかんないよね~」

 

フ「まぁ、そのためにカレコレ屋で情報収集してるんですけどね。」

 

ヒ「そうそう!カレコレ屋は何でも屋でお客さまから依頼を受けてその依頼を解決するって仕事なんだ。」

 

カン「まぁ、なかには辛い依頼や胸糞悪い人が依頼に来ることもあるけど・・・」

 

ヒ「まぁ、一部の人だし・・・」

 

ーカゲチヨについてー

 

カ「次はメンバ―紹介だ!まずは俺カゲチヨからだ!!うーん、赤メッシュがシャレオツ

だぜ!!」

 

フ「急にテンション上げた上に、自画自賛し始めましたね・・・」

 

カン「そんなんだから根暗陰キャって言われるんだよ!」

 

カ「ひでぇ!!泣くぞ!!」

 

シ「カゲチヨはゾンビと吸血鬼のハーフだぞ。日差しには弱いがけがをしてもすぐに再生

できてほぼ不死身だ。」

 

カ「なんかやられてること多いんだよな・・・」

 

カン「やられキャラにうってつけの能力だよね!!」

 

カ「・・・泣いていいか?」

 

フ「まぁ、5人の中で一番雑魚ですしね。」

 

カ「雑魚っていうなかよわいって言え!!」

 

ヒ「えっ?それでいいの?」

 

シ「戦闘時は自分の血液を操作して戦うぞ」

 

ヒ「でも完全に不死身ってわけじゃなくて脳と心臓を同時に破壊されると死ぬかゾンビ

になっちゃうんだよね。」

 

カン「このなかならフィーアちゃんとシディなら余裕でできるよね!!」

 

カ「へ、何お前、俺を殺す気!?」

 

フ「それから吸血鬼の血液とゾンビウイルスを体内で混ぜてオリジナルのウイルスを

操作するっていう卑劣な技も持ってますね。まぁ効かない生物もいますし父さんの

特訓で多少強力な接触感染の経路や血液凝固の技もありますね。」

 

カ「卑劣じゃなくてクレバーって言って。まぁ妖精王には感謝してるよ・・・」

 

シ「あと人間の血を吸うと吸血鬼の力を強く引き出せるが意識を失って暴れてしまうんだよな。」

 

カン「力が暴走するとかなんか中二病っぽいよね、もしかしてアーシたちと初めて戦った

ときのこと全部覚えてたりして~!」

 

カ「俺のことどんだけ痛いやつと思ってんの!?ま、戦闘は俺の専門外だから四人に

任せるよ。」

 

ヒ「カゲの専門って何?」

 

カ「家でゴロゴロしながらスマホいじること。」

 

カン「だから子供にも見下されるんだよ・・・」

 

ヒ「カゲの性格は根暗でひねくれてるの自他ともに認めるクズだよ。」

 

カ「ヒデ―な!?まぁ、自分でもいうけどさぁ・・・」

 

ヒ「けど、人一倍優しいところもあるよ!!」

 

カ「俺は優しさの塊だからな!!」

 

フ「このように調子にのるのでよく失敗します。」

 

カ「うっ!」

 

シ「うむ!カゲチヨは優しいぞ!それなのに俺より女性に人気がないのは何で何だろうな

本当に不思議だ・・・」

 

カ「シディ、お前煽りスキル高すぎるだろ・・・」

 

カン「まぁ、本人も無自覚なんだし気にしない!」

 

ーヒサメについてー

 

カン「さて、次はヒサメちゃんだね!!」

 

カ「確か三人とも妖精王に育てられたけどどのくらい強いんだ?お前たちのおやじ?」

 

ヒ「うーん、昼間のシディと四人がかりで戦ったことあるけどそれでも手加減されたね!!」

 

カ「異次元すぎるだろ・・・」

 

カン「それよりもヒサメちゃんの紹介していくよ!」

 

カ「ま、一言でいうと食いしん坊お化けだ。」

 

シ「だな。」

 

フ「ですね。」

 

ヒ「酷いっ!!私だって女子らしいところいっぱいあるもん!!」

 

シ「例えばなんだ?」

 

ヒ「タピオカ飲みまくってるしっ!!」

 

フ「このように少し天然なところもあります。」

 

ヒ「フィーアちゃんに言われたくないよ!」

 

フ「へっ?」

 

カ「どっこいどっこいだし、やっぱ食いしん坊じゃねーか。」

 

カン「それにタピオカ飲みまくりって少し古いし・・・」

 

カ「ヒサは雪女とカンナカムイっていう電気を操る竜のDNAを持ってんだ。」

 

シ「ヒサメとカンナの頭の角はドラゴンの角なんだな。」

 

ヒ「これねー時々髪絡まっちゃうんだよねー」

 

カン「ヒサメちゃんはまだいいじゃん、アーシはロングヘアだから苦労はさらにデカいよ

・・・」

 

フ「ヒサメちゃんはとにかくできることが多くて羨ましいです。」

 

シ「あぁ、雪女としてものを凍らせたり氷を出して操ることもできるな。

それからカンナカムイの能力で電撃を出したり応用で磁力で砂鉄なんかの金属を

操ることもできるな。」

 

フ「それから電気製品をコントロールしたり空を飛ぶこともできます。」

 

カン「力も強いしね!」

 

ヒ「あと私は友達と遊んだり食べたりするのが好きです!」

 

シ「ヒサメは明るい性格だぞ!!。」

 

カン「まぁ、怖がりでお化け屋敷ではビビったりするから、しょっちゅう連れってて

治そうとしてるんだけどね~」

 

ヒ「ありがた迷惑・・・」

 

フ「まぁ、それもあなたの良いところですけどね。」

 

シ「うむ!俺もそう思うぞ!」

 

ーカンナについてー

 

カン「次は、アーシの番だね!」

 

ヒ「カンナちゃんは火車とリヴァイアサンっていう水を操る異宙人のDNAをもってるんだ!」

 

カ「この中で一番女子力高いのはカンナだな。」

 

フ「なんでですか?」

 

カ「だって料理も上手だし、裁縫やファションセンスもいいし。もう女子力の塊じゃん!

SNSで一番映えてるのもカンナだし!」

 

フ「まぁ、女子力のことを置いとくにしてもカンナちゃんの炎と水を操る能力は

凄いですよね。」

 

シ「あぁ、火車の炎を操ったり熱をみたり操ることもできるよな。」

 

カ「あとリヴァイアサンの水を操る力でウォーターカッターで敵を貫いたり切り裂いたり

できるし水球で包んで拘束したりできるしな。」

 

カ「性格は明るくて好奇心旺盛だよな!」

 

シ「お化け屋敷にも積極的に入るしな。」

 

フ「あと、コミュ力も高くていろんな友達がいますよね。中には物騒な友達も

いますけど。」

 

カ「あとたまにだけどサイコパスな一面もあるな。」

 

カン「ちょっと!?どういうこと!?」

 

フ「いやあなた・・・」

 

カ「自覚ないのかよ!?」

 

カン「当然でしょ!?アーシは人の気持ちもわかるし。」

 

(ヒサメを心霊スポットに連れていく。)

 

「異常な行動もとらないし!」

 

(ダンボ君、トサカ移植)

 

ヒ「言わない方がいいのかな・・・?」

 

ーフィーアの場合ー

 

フ「次は私ですね。」

 

シ「フィーアはヴァルキリーと麒麟という幻獣のDNAをもっているよな。」

 

カ「一番ぬけてるよな。」

 

フ「なんでですか、事務作業とか終わらせるの一番早いじゃないですか。」

 

カ「いや!ファッションセンスなさすぎだし、料理もヒサと同レベルで怪しいだろ!」

 

カン「まぁまぁ、合理的に動けるしいいんじゃない?フィーアちゃんは麒麟の素早さとヴァルキリーの

身体能力があるよね。」

 

ヒ「うん、目にも止まらない速さで移動したり、

手刀でものを切り裂いたり、貫いたりできるよね。」

 

シ「蹴りで竜巻もおこせるよな。」

 

カ「クールビューティな見た目の通り仕事にもストイックだよな。

あと怒るとかなりこわい。」

 

フ「カゲチヨがいつも怒らせるようなことをするからです。」

 

ヒ「あとフィーアちゃんについてるしっぽと角は麒麟のものだよね!」

 

フ「ええ。」

 

ーシディの場合ー

 

シ「最後は俺だな!!」

 

カ「皆!イケメンフェイスに騙されんなよ!こいつはゴブリンに育てられてメチャクチャ馬鹿だ!」

 

シ「人間の常識を知らないだけだ。ゴブリンの常識は頭に入ってるぞ。」

 

ヒ「ゴブリンの常識ってなに?」

 

シ「地面に落ちたものはひと月いないだったら食べられるとかだな。」

 

カン「それってもう腐ってるよね!?」

 

フ「よくお腹壊しませんでしたね・・・」

 

フ「シディさんはホルスと狼男のDNAをもってます。」

 

カ「シディお前自分が何のDNA持ってるか分かってたか?」

 

カン「シディの狼男の能力は牙や爪を伸ばして攻撃したり、耳や鼻が他の人より発達してるから索敵や探し物、

なんかができたり、動きが素早かったりすることだよね。」

 

シ「あぁ、俺は他の人に会うまで人間は俺と同じで耳が四つあるものだと思っていたからな。」

 

ヒ「そうなの!?」

 

ヒ「それからすっごいのはホルスの能力バリアをはれたり、身体能力が上がったり火の玉みたいなのが出せたり

とにかく強いの!」

 

フ「これで完全に受け継いでないということは元のホルスはどのくらい強いんですかね・・・?」

 

カン「アーシたちも元の異宙人にくらべてスケールダウンしてるけどね・・・」

 

シ「日がでている間しか使えないがな。」

 

カ「彼は強くてイケメンですが息が臭いのです!」

 

フ「嘘情報流さないでください・・・・!」

 

ヒ「嫉妬って醜いよねー」

 

カン「シディはアーシと同じくらい友達いるよね。」

 

シ「皆いい人ばかりだからな。」

 

フ「シディさんが騙されないか心配です・・・」

 

ヒ「あとよく子供たちと遊んでるよね!!」

 

カ「精神年齢が同じだからな。」

 

フ「どっちかというとカゲチヨの方が同じじゃないですか?」

 

カ「ひでぇ!?」

 

カン「シディはちょっぴり抜けてるけどかっこよくて強い仲間だよね!」

 

カ「ちょっとってレベルか?」

 

ヒ「これで私たちの紹介は以上です。」

 

全員「これからもよろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

 




本家から来た人も、この小説からハマった人にも面白かったら幸いです。


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犬鳴村への侵入

今回はカゲチヨがいないので注意


sideフィーア

 

私とシディさん、カンナちゃんヒサメちゃんはグルメツアーの一環で犬鳴峠に来ていました。

カゲチヨはなんか用事があるとか言ってこなかったけど、絶対山登りがめんどくさいからですね・・・

 

「今日の夜ご飯なんだろうねー」

 

とヒサメちゃんが楽しそうにつぶやきますが・・・

 

「ヒサメそれを言うのは今日で五回目だぞ。」

 

「そうだよ!どんだけ楽しみなの!?」

 

そうシディとカンナちゃんが言う通りヒサメちゃんは峠の自然の美しさなんてそっちのけで

ご飯の話をしていた。

 

「えっ!?そんなに言ってた?」

 

「無自覚だったの!?」

 

「これほど花より団子を体現した人はいませんね・・・」

 

私とカンナちゃんが驚いていると

 

「ぎゃはははは!!」

 

汚い笑い声が聞こえたので見てみるといかにもな金髪のチャラ男と牛型の異宙人がツアーついでに動画撮影をしていた。

 

「今から犬鳴村探しに行きたいとおもいまーす!!」

 

「俺たちホラー探検隊じゃん!!」

 

まったく・・・ああいう奴らは典型的なマナー破りをしそうで嫌ですね。

するともう一組の参加者のカップルも

 

「ねぇーこんなツアー抜けようよぉワタシぃー二人っきりになりたーい。」

 

「ったく欲しがりだなテメーはじゃあタイミング見て抜けようぜ。」

 

どうやら純粋にグルメや自然を楽しんでるのは私たちだけでした。

いやもうひとり、

 

「あぁー、ひまだなー。なんかこんな山奥ってホラーやオカルトの匂いがするよね!

さっきも犬鳴村とかいってたし!」

 

カンナちゃんもさっきの会話の犬鳴村に興味深々でした。

カンナちゃんオカルトとかホラー大好きですね。

昨日も山でツチノコやネッシー探してたし・・・・

 

「犬鳴村?」

 

詳しくないシディさんが首をかしげる。

 

「んー私もわかんないや。」

 

ホラーには関わらないようにしているヒサメちゃんもわかってない。

私も信じてないから知らないですね・・・そう思っていると。

 

「それは決して立ち入ってはいけない場所です。」

 

「えっ!?」

 

ガイドさんがいきなりしゃべり始める。

 

「立ち入ってはいけない場所?」

 

「犬鳴村は犬鳴峠の先にある心霊スポットです。」

 

「そうそう!何故か地図には載っていない村でそこでは日本の憲法が通用しないの!」

 

「えーっ、心霊スポット・・・」

 

ガイドさんの話に笑顔で補足説明を加えるカンナちゃんとは対照的に

怖がるヒサメちゃん。

 

「そのトンネルは新しく作られた犬鳴トンネルと呼び分けるために旧犬鳴トンネルと

呼ばれています。」

 

「どんな村なんだ?」

 

シディさんが聞くと、

 

「私は何とも・・・噂では人間に差別された意中の住人がもとから立ち入り禁止だった

犬鳴村に住み着いたとか。」

 

「シディ~その話怖いからもうやめようよぉ~」

 

「そうですね。今は自然を楽しむ時間ですし。」

 

ヒサメちゃんがこわがってるのでフォローしてやめさせようとしますが。

 

「うぬ?今怖い部分あったか?」

 

シディさん・・・鈍感すぎます・・・

さらにカンナちゃんも

 

「そうだよ!幻の村・・・オカルトマニアの血が騒ぐよ!

絶対、四人で見つけようね!!」

 

「うう・・・・」

 

「やっぱり血も涙もないですね・・・」

 

カンナちゃんは目をキラキラさせていっていました。

やっぱり人の気持ち考えていませんね・・・

カンナちゃんのサイコパスっぷりに引いていましたが

 

「ほらこの先にあるトンネルがそうですよ。」

 

「キターーー!!」

 

「シディ、フィーアちゃんヤバい!!やばいよ!!」

 

「ヒサメ落ち着けただのトンネルだ。」

 

「それにゲートで通れないようにしてますし大丈夫ですよ。」

 

怯えるヒサメちゃんと興奮するカンナちゃんを落ち着かせる。

どうやら旧トンネルは住民にも内密に進められていて作業現場を見た人はいないらしい。

 

「いいね!ミステリーって感じで!」

 

「ますます謎が深まるな・・・」

 

「で、でもさっきの人たち犬鳴村に行こうって・・・」

 

「大丈夫ですよ。旧犬鳴トンネルは現在通ることができなくなっています。」

 

そういってたのだが

 

バキバキバキっ!!

 

「流石じゃん!!」

 

「じゃ!!犬鳴村行ってきまーす!!」

 

なんとゲートをあの異宙人が壊しトンネルに入ろうとしていました!!

 

「まじでなんかでたらどうするよ~!」

 

「俺がボコボコにしてやっからそしたらめっちゃ伸びる動画取れるだろ?」

 

なんとも典型的な死亡フラグ・・・

私は呆れていましたが

 

「おもしろそうだな俺らも行こうぜ。」

 

「もー、いやーん」

 

なんとあのカップルも入っていってしまいました。

 

「あの人たち村に入っちゃった・・・」

 

「た、大変なことになりますよ・・・!」

 

ガイドさんも怯えている。

すると、

 

「シディ!助けにいこうあの人たちが心配だよ!」

 

「うむ、俺たちが連れ戻そう。」

 

シディさん・・・カンナちゃんのあのキラキラした目に気づいて、

カンナちゃん救出とかこつけて犬鳴村を探索する気満々ですよ・・・

 

「じゃあ私はヒサメちゃんとここに残ってます。ヒサメちゃんも・・・」

 

それでいいですか?そう聞こうとしたときすでにヒサメちゃんは

シディさんの腕をつかんでいました。

 

「・・・大丈夫だヒサメは此処で・・・」

 

「わ、私も行くよ」

 

決心した目だった。こういうときヒサメちゃんはてこでも行くだったら・・・

 

「じゃあ私もいきます。」

 

「・・・ありがとう。」

 

「じゃあ皆で犬鳴村探索に出発だね!」

 

「もう探索って言ってるし。」

 

ヒサメちゃんの突っ込みのあと私たちはトンネルに向かうのだった。

 

sideシディ

 

そうしてトンネルに入ったのだが

 

「うっ・・・」

 

「酷い匂いだな・・・」

 

「まるで生肉が腐ったような・・・」

 

「なんか雰囲気あっていいよね~」

 

俺とヒサメ、フィーアは匂いに参っていたがカンナは大丈夫そうだった。

すごいなカンナは

 

そのあとも通る途中に音がして不気味だったが俺たちは何とか

外にでた。

 

「な、なんだここは・・・?」

 

「どうしたの・・・?」

 

「なんだか力が抜ける・・・」

 

どうやらホルスの力がなくなっているみたいだ。

まるで夜の時のように

 

「どうやら村のオーラが夜と変わらないからですかね。」

 

フィーアが分析していると

 

「見て!あれあれ!」

 

カンナがキラキラした顔で何かに指を指す。

その先には

 

「この先憲法は通用せず」

 

と書いているとカンナに教えられた。

 

「な、なんかあるってことだよね・・・」

 

「いたずらと願いたいですけどね・・・」

 

「携帯の電波も通じない・・・」

 

「本物っぽいよね~!」

 

しばらく声を出しながら歩いていたのだが・・・

ヒサメが何かを発見したらしい!

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「なんだこれは・・・」

 

そう現れたのはあのカップルの首を無残におられた姿だった。

 

「即死ですね。ものすごい力で折ったんでしょう・・・」

 

フィーアが検死をして確認した。

どうなってるんだこの村は・・・

 

sideヒサメ

 

死体を見つけてすぐ、

 

「助けてええええ!!」

 

あの金髪の男性が私たちに向かってきた。

 

「無事か?」

 

「無事なわけあるかよ!?何なんだよアイツらは・・・!!」

 

どうやらそう怯えてるようすだった。

もう一人を見つけようとしたら

 

「償え。」

 

その声が聞こえた瞬間村人らしき人たちがあの異宙人を串刺しにした姿で

大勢やってきた。

 

「償え・・・償え・・・」

 

「まさに狂気に支配されてますね・・・」

 

「凄い・・・!やっと会えた。」

 

「嘘でしょ・・・」

 

いつの間にか私たちは囲まれていた。

 

シディの説得にも応じなかったし、シディも万全じゃない・・・

このままじゃ・・・そうだ!

 

「二人とも私に捕まって!!」

 

「フィーアちゃんはアーシに捕まって、十分楽しめたし。そろそろ逃げよう!」

 

二人とも捕まったことを確認したので私はカンナカムイの力でそらを飛び

カンナちゃんはリヴァイアサンの力で水を圧縮して手から出して飛び上がった。

 

その後私たちは無事に村を抜けてグループと合流できました。

男性はすごくおこられていた・・・

 

sideフィーア

 

「食べないのか?ヒサメ」

 

「あんなことがあった後じゃあ・・ね?」

 

「まぁそうですよね・・・」

 

あんな体験は二度とごめんです・・・

 

「あー、はらはらした!もっとホラーツアーに行きたくなってきた!」

 

「これはグルメツアーですし何で空気が読めないんですかあなたは・・・」

 

「今回はヒサメがいてくれてよかった。頼もしかったぞ。」

 

「そんなこと・・・」

 

「ありがとう。」

 

「うわーんっ!!怖かったよー!」

 

「・・・そうですね。」

 

「・・・なんかごめん・・・」

 

「他の人も助けたかったよー!!死んでほしくなかったよー!!」

 

涙を流した優しく一番がんばった幼馴染に私たちは声を掛け続けるのでした。

 

 

 



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名探偵カンナと呪いの人形

呪いの人形回をカンナの謎解きでお送りします!

三人称で進めるためフィーア視点多めでいきます。


sideフィーア

私たちは今日遠出して田舎のホテルに四人で来ています。

 

「うわーすっごい雰囲気ある建物だね!!」

 

「そうですね歴史を感じます。」

 

「カンナ、よくこんな立派なホテルを見つけたな。」

 

「まぁね!!」

 

そうホテルはカンナちゃんが見つけてくれました。

雰囲気のあっておいしい料理のあるホテルを見つけたから

行こうと誘われたのでカゲチヨ以外の四人で来ました。

 

「カゲも来ればよかったのにねー」

 

「そうだなカゲチヨも予定がなければ一緒にこれたんだけどな・・・」

 

カゲチヨの予定って・・・

 

「なんか予定あったの?」

 

「リセマラというのがあるらしい。」

 

「そんなことだと思いましたよ・・・」

 

遠出するのが面倒だからってカンナちゃんに言わずにシディさんにいうなんて怪しいと思ったんですよ。

 

早速ホテルに入るとなんだか人だかりができていた。

 

「やっぱりあった、あった・・・」

 

カンナちゃんが笑顔でそこに入っていく私たちも追いかけると

そこには人形が置かれていました。

 

「人形・・・?」

 

「皆これを見ていたのか?」

 

なんだかわからず二人が困惑していると、

 

「アナベル人形っすよ」

 

「ちょっと!なにいきなり話しかけてるのよ!?」

 

男性二人女子二人のグループがはなしかけてきた。

 

どうやら三人とも大学のオカルト研究会で旅行に来たらしい、

 

「アナベル人形は呪いの人形です。

 

「えっ!?呪いの人形!?」

 

当然この手の話が苦手なヒサメちゃんは驚きます。

 

「その通り!アナベル人形は元は数十年前両親を失った少女が叔母家族に引き取られたんだけど叔母の娘に気持ち悪がられ、宝物だったアナベルと名付けた電池の人形を燃やして

しまって娘は焼却炉に飛び込んで死んだんだって!」

 

カンナちゃんが詳細をすらすらとしゃべる、もしかして・・・

 

「ええ、叔母の家族は不可解な死をとげ燃やしたはずの人形がそこにはあったそうです。」

 

グループの柏さんというメガネをかけた青年が話をしめた。なんだか怪しい事件ですね・・・

 

「う、うそ・・・それがぞのアナベル人形なの・・・?」

 

当然ヒサメちゃんは怖がりますが

 

「実はアーシたちこの人形を調査しにやってきたんです!」

 

カンナちゃんがえがおでそういった。

 

「聞いてないんだけど!?」

 

「やっぱり・・・」

 

「もしかしてカンナはこの場所に人形があることをしっていたのか?」

 

私たちは抗議しますが。

 

「いいいじゃん!こういうのってワクワクするじゃん!」

 

全く無意味でした。ホントこういうの好きですよね・・・

 

「はは!怖がりすぎ!ただの都市伝説燃やした人形が残ってるわけないでしょ!」

 

チャラそうな原田さんが否定するが

 

「そんなことないですよ!!ネッシ―やチュパカブラだってきっといるはずなんだから!!」

 

「お、おねーさん随分マニアなんだね・・・」

 

カンナちゃんが熱心になるのをみて原田さんも引いていた。

その後も柏さんが喫煙者ということがわかったりしました。

 

sideカンナ

 

「大丈夫だ。ヒサメは俺が守るからな。」

 

「シディそういうこと気軽に言っちゃだめだから。」

 

恒例のようにシディがイケメンムーブをしてたんだけど・・・

 

「きゃっ!?」

 

「っち、気を付けろよ!こっちは仕事で来てるんだよ!」

 

ヒサメちゃんにぶつかったのに悪びれもしない男だった。

 

「自分からぶつかってそれはないんじゃないか?」

 

「素直に謝ることもできないなんてほんとに社会人ですか?」

 

「ああっ!?」

 

シディとフィーアちゃんが怒り喧嘩になるがなんとかヒサメちゃんが納め

どうにかなった。

そのほかにも

 

「あれがアナベル人形・・・」

 

「あなたそんなまじまじみないで・・・」

 

外国人の夫婦も見に来ていた。やっぱ噂になるんだな~

 

sideフィーア

 

そうして雨の夜になり、ご飯を食べようとしていたのですが・・・

 

「ヒサメちゃん・・・とりすぎじゃない?」

 

「食べられる分にしといた方がいいぞ・・・」

 

「えっ?最初だから少なめにしたよ?何回も取りにいけるのがビュッフェの良いところだよね!」

 

「そうですか・・・」

 

相変わらずのヒサメちゃんに呆れていると

 

「きゃあああああ!!」

 

突然悲鳴が上がった。

 

私たちが見に行くとそこにあったのは外国人の夫が焼かれた無残な姿でした。

 

「うっ・・・!」

 

ヒサメちゃんがショックを受けてしまいました。

当然ですけど・・・

 

「ここを離れて休もう。」

 

「アーシはもうちょっと残ってるよ。」

 

「あなたが何かしないか心配ですから私も残ります。」

 

シディさんとヒサメちゃんが部屋に戻ると

 

「カーメロ!カーメロ!」

 

夫を殺され錯乱する妻が現れました。

 

「アナベル人形だ・・・!アナベル人形の仕業だ!!」

 

あの男はどうやら記者だったらしく不謹慎にもよろこんでいます。

 

「凄いスクープになるぞ!」

 

「サイテーだな」

 

「嘘でしょ・・・」

 

「大丈夫?」

 

オカルトサークルの人たちも現れた。

しかも最悪なことに大雨の影響で明日のひるごろまで警察がこれないそうだ。

 

「この謎絶対アーシが解こうじゃないの・・・・!」

 

ひそかに燃えてるカンナちゃんをよそに私は二人にこれからのことを話すと

 

「もう怖がってる場合じゃないもん。」

 

ヒサメちゃんが立ち直った様子でそう言った。

 

「それに私ひとりじゃないしね。」

 

そして翌日

 

「きゃあああああ!!」

 

悲鳴で駆け付けるとオカルトサークルの原田さんが

ナイフで刺されていました。

 

「原田くん!原田君がぁ!!」

 

小川さんが叫んでいた。

そのあとすぐにみんなが集められ従業員から

連絡が入る

 

「こいつはいよいよアナベル人形の仕業だな!」

 

ホント不謹慎ですねこの記者・・・!

どうやら死因は首を絞められたことによる窒息死であることがわかった。

そしてメンバーの部屋はかぎがかかってて密室記者はますます騒ぎ立てるし

小川さんが犯人といってきて散々でした。

まぁ柏さんがかばってたので心配はすくないですが・・・

 

「大丈夫か・・・?町まで帰ることもできるが。」

 

「ううん私だけ逃げ出すわけにはいかないもん。」

 

なんかヒサメちゃん別人みたいですね・・・?

 

「・・・そうだよ!この事件はアーシたちで解決しよう!」

 

カンナちゃんも怪しんでいたがすぐ調子を取り戻す。

 

「ベランダから隣には飛び移れそうだね。」

 

「何か匂いがするな・・・」

 

「匂いってもしかしてタバコの匂い?」

 

「うむ。」

 

「なるほどね・・・謎はだいたいわかったよ。あとは聞き込みだけ。」

 

「さすがカンナちゃん!」

 

「早速行こう。」

 

そして二人に話を聞いた

 

「原田君と小川さんは付き合っていたの?」

 

ヒサメちゃんがきくと

 

「はい・・・」

 

「あのそれがどうしたんですか?」

 

柏さんが困惑する。

 

「昨日は特に部屋に誰か来なかった?」

 

カンナちゃんが質問する。

 

「はい、昨日は誰も。」

 

「あなたは原田君がタバコ吸うって知ってた?」

 

「えっ!?やめたって言ってたのに・・・」

 

「なるほど、なぞは全て解けました!」

 

「どういうことだ?カンナ、確かにベランダから、たばこの匂いはしたが・・・」

 

「原田さんは小川さんに内緒でタバコを吸っていたの。だから小川さんが寝たあとでこっそりベランダに出て吸っていた。犯人はそのタイミングを狙って彼を襲ったの。」

 

「そのことを知っている可能性があるのは柏さんしかいないよね?」

 

「・・・!!」

 

凄いです・・・!まさかカンナちゃんにこんな才能があったなんて・・・

 

「小川さんに隠れてタバコを吸うことを知っていたあなたはベランダに隠れていた。

そうとは知らず原田さんを絞め殺した。そのあと寝かして果物ナイフで刺して部屋から出てオートロックで密室の出来上がりってこと。」

 

すると柏さんは

 

「僕は小川さんをあの悪魔から守っただけなんですよぉ。あの老人だって原田が・・・」

 

「悪いが拘束させてもらう。」

 

シディさんが素早く拘束してヒサメちゃん以外の私たちは従業員たちに渡してきたんですけど・・・

 

「二人ともまだ事件は終わってない、すぐにカーメロさんを殺した犯人のところに向かうよ。」

 

sideシディ

 

「や、やめてお願いよ・・・もう許して・・・私はもう十分苦しんだでしょ?」

 

俺たちの目に映ったのは外国人の妻に雷で攻撃しようとするヒサメの姿だった。

 

「やっぱりね。」

 

ゴウっ!!

 

カンナがヒサメに向かって炎で攻撃しヒサメはそれを躱す。

 

「何やってるんですか!?ヒサメちゃん!?」

 

フィーアが驚いた様子で言うとカンナが推理を話す。

 

「変だと思ってたんだよ。アナベル人形さん、ヒサメちゃんはこういうオカルトもの怖がるし

アーシが事件解決するときも進んで協力していたしね。大方レンジに憑依してカーメロさんを殺してすぐにジェシカさんを殺すつもりだったけど偶然あのサークルで事件が起きて

自分の仕業にされそうになったからアーシの助手として電流の流れるヒサメちゃんに憑依して手伝ったてところでしょ。」

 

「アハハ・・・・そこまで見破られてるんだ。じゃあもういいや。」

 

そういうと憑依を解除したのかヒサメは崩れ落ちた

話によるとジェシカさんがアナベル人形を燃やした娘だった。

今回は怯える生活に限界が来て夫と一緒に人形を始末しようとしたらしい

 

「なるほどね・・・それで恨みの対象を見つけたアナベル人形は夫を殺してまた自分を

始末しようとするあなたを殺しかけたということね・・・」

 

カンナの一言で事件は本当に解決したのだった。

 

sideカンナ

 

そして翌日ヒサメちゃんは目を覚ました。

どうやらアナベル人形はとりついてなかった。

お礼に見逃してもらったってところかな。

 

「私キッチンで死体をみてから・・・」

 

どうやらあの時憑依されたみたい。

 

「それにしてもカンナちゃんに推理の才能があったなんて驚きました。」

 

「あぁ、すごかったな。」

 

「えっ!?あの事件カンナちゃん解いたの!?どうやって?」

 

「それは秘密!」

 

 

「えー!?」

 

こうして私たちは帰ろうとしたのだが

 

「アナベル人形がなくなってる!?」

 

「渋柿様もいないぞ!!」

 

どうやらあの記者がアナベル人形を盗んだみたいだった。

まぁ、あの態度からしてスクープ目当てだろうけど・・・

まだまだ、アイツの引き起こす事件は終わりそうにないと思うアーシなのだった。




謎解きシーン動画を参考にしても難しかった・・・
推理小説読むのはすきなんですが・・・
ホントに専門にしてる推理小説家の人は尊敬できます。


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ダークウェブでお買い物

今回はキモ5がちょっとだけ登場します。


sideカゲチヨ

今日の依頼人は・・・

 

「僕の背を高くしてもらいたいんです!」

 

背の低さを気にする少年だった。

 

「昔から背が低いのがコンプレックスで・・・」

 

まぁ、背が高ければカッコいいって思うよな・・・

 

「そんなこと言われても・・・」

 

「俺たちにはどうすることもできないぞ。」

 

「こればっかりは遺伝やこれからの生活で決まりますものね・・・」

 

ヒサとシディ、フィーアはいうが、

 

「うーん、なんか機械で伸ばすとか?」

 

カンナは相変わらずだった。

 

「それに似ているんですよ!」

 

「どういうことだ?」

 

俺が聞くと

 

 

「直接身長を伸ばしてほしいわけじゃありません!異宙にある飲むだけで身長が高くなるといわれる薬を入手してもらいたいんです!」

 

なるほどたしかにカンナの意見と少し似ている。

 

「異宙にはそんな薬もあるのか。」

 

「けどそんな薬どこで・・・?」

 

ヒサの言う通り確かにどこで売ってるかわからなければしょうがない。

 

「ダークウェブに行けば手に入ります。」

 

「ダークウェブ?」

 

シディのために俺が説明する。

 

「インターネットの最深部のことだな。インターネットはサーフェスウェブ、ディープウェブ、そしてダークウェブに分けられていてダークウェブは特定の方法でしか入れないんだ。」

 

「なんか詳しいですね・・・?」

 

フィーアに怪しまれたので正直に言う。

 

「実は前からちょっと興味あったんだよな。」

 

「ダークウェブでは普通手に入らないような武器とか珍しい薬が取引されているらしい

人身売買もされているって噂だな。」

 

「危険そうだな。依頼人には申し訳ないが今回の依頼は受けない方が・・・」

 

「いや受けよう。」

 

俺はシディの意見に反対する。

 

「違法な薬ってわけじゃないし大丈夫だろ。」

 

「全く興味あるからって・・・」

 

「カゲチヨもそこそこ利己主義だよね!」

 

女子たちに呆れた目で見られてしまった。

 

sideヒサメ

こうして私たちはダークウェブに入ることになったんだけど・・・

 

「どうやって入るの?」

 

「専用の検索ドライブがあるんだよ。それをダウンロードすれば自由に入れるんだ。」

 

「思ってたより簡単そうだな。」

 

「確かに犯罪の温床になっているからもっと厳重かとおもってました。」

 

シディとフィーアちゃんが驚く。

 

「だろ?購入費も依頼者もちだし意外と楽な依頼かもしんねーそ。」

 

カゲってほんと現金・・・

こうして入ったんだけど・・・

 

「うわっこれ全部買えちゃうの?」

 

現れたのは拳銃や薬物などの販売画面だった。

これ全部違法だよね・・・するとカゲが

 

「おっ!飲むだけで頭がよくなる薬だってよ!メチャクチャほしいな~!」

 

依頼に関係ないものを見始めた。けど

 

「って高いなおい!」

 

「珍しい品は値段も法外なものも多いな。」

 

「流出したクレジットカードの情報とかもあったよ・・・」

 

「こんなに珍しい武器があったのですが・・・」」

 

フィーアちゃんやカンナちゃんも驚いている。

 

「買うのは依頼された薬だけだからね!?」

 

「わかってるって」

 

そう言ったのだがカゲはエロサイトを押していた。

 

「カゲ!?なに見てるの!?」

 

「カゲチヨ・・・三人の前でそれはどうかと思うぞ・・・」

 

「アーシは気にしないけど・・・」

 

「ド変態ですね。」

 

「ちげーって!間違えてクリックしただけだから!堂々と見るほどヤバいやつじゃないから!!」

 

こんなハプニングがありながらなんとか薬は買えた。

 

「ったく・・・とんでもない目にあったぜ・・・」

 

「薬は依頼主に送ったからあとは連絡を待つだけだな。」

 

「けど本当に薬を飲んだだけで身長伸びるのかなぁ・・・」

 

私は嫌な想像をしてしまう。

 

「まぁ、ダークウェブには都市伝説もたくさんありますしね。」

 

フィーアちゃんも怪しんでいる。

 

「まぁ俺たちにできることはもうないからなぁ、実際に身長が伸びるかは依頼に関係ないし。」

 

カゲはそういうけど・・・

 

「あんな高い値段で買わされるなんてアーシだったら信じないな~」

 

「うむ、効果があるといいんだが・・・」

 

sideカンナ

 

数日たったころあの依頼人が来たんだけど・・・

 

「皆さん本当にありがとうございます!」

 

依頼人は驚きの成長を遂げていた。

急に成長したから声質まで変わっていた。

 

「ええと・・随分とお変わりになられましたね・・・」

 

ヒサメちゃんもかなり戸惑っている。

 

「あの薬を飲んでから凄い勢いで身長が伸びた上に筋肉まで付きました!」

 

「増強剤でも入ってたんでしょうか?」

 

フィーアちゃんの気持ちもわかる。そこまでの豹変っぷりだった。

 

「これからは自分に自信をもって生きていけそうです。」

 

けどほんとにダークウェブってすごいよね!

 

「他にもいろいろ便利なアイテム買えそうだな!」

 

カゲチヨがいったけど

 

「あそこで買い物するのはもうだめだからね!」

 

ヒサメちゃんに禁止されてしまった。

 

sideカゲチヨ

 

学校でキモ5とダークウェブについて話したのだが

 

「そんな摩訶不思議な薬があるとはな・・・」

 

「ワシもその薬欲しいわい!」

 

「僕はそんなに身長欲しいとは思わないけど他にも便利そうな薬売ってそうだよねー」

 

「イケメンになる薬とかメチャクチャほしいな!」

 

「俺たちダークウェブに入ったことないから買ってきてくれよ!」

 

4人とも興味深々だったしかし・・・

 

「ヒサにもうダークウェブは使うなって釘刺されてるんだよ。」

 

「そこをなんとか!俺たち友達だろ!」

 

アサヲが頼む、

 

「あいつ怒ると怖いしなー」

 

おれが渋っているとルイが

 

「まぁ渋るのも仕方ないよねだってカゲチヨにはその薬必要ないし。」

 

と言ってきた。そういうことだ?

 

「なんたってカゲチヨはイケメンじゃからな!」

 

「うむ・・・前々からカゲチヨ殿のイケメン具合には敵わないとおもっていたからな。」

 

「しょうがねぇか・・・」

 

「そこまで言われちゃしょうがねぇな!俺が買ってきてやるぜ!」

 

と大見得きったのだが

 

「やっぱ高いな・・・仕方ないかわりのもので・・・」

 

sideフィーア

カレコレ屋に荷物が届いたのですがカゲチヨの様子が何やらへんです。

 

「なんでそんな挙動不審なんですか?」

 

 

 

 

 

「なんでもねぇよ!」

 

慌てて帰ろうとするカゲチヨを転ばしダンボールの中身をみると

大量のエロ本だった。

 

「カーゲー?」

 

「これは庇えないな。」

 

「そんなー!?」

 

こうしてカゲチヨはヒサメちゃんにお仕置きされたのでした。

 

 

 

 

 

 



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盲目の美女の恋

ボティスの呼び方、

フィーアの場合フィー子にします。


sideカゲチヨ

今日はシディがお客を連れてきた。

 

「無理やり連れてきて何なんですか?」

 

「すまない、服装とかあまりにも普通じゃなかったのでな。困っているのかと思って。」

 

「だとしてもこんな怪しいカレコレ屋?なんてとここないですよね?私が盲目だからってバカにしてるんですか?」

 

「うむ、すまん・・・」

 

「シディが女子に言い負かされてる・・・」

 

俺は驚きを隠せなかった。だいたいアイツに近づく女子は目をハートにしているのに・・・

 

「とにかく凄いボロボロですけど大丈夫ですか?」

 

「アーシの服貸しましょうか?」

 

俺とカンナがきくと

 

「いえ、私は大丈夫ですので・・・」

 

感じよく答えてくれた。

 

「大丈夫じゃないだろ、ところどころ傷がある。シャワーを浴びた方がいい。」

 

「わかりましたから・・・」

 

そういってシャワーを浴びたのだが・・・

 

「やっぱり!凄い美人!」

 

「あ、あぁ・・・」

 

「よく似合ってますね。」

 

「まさかここまでとはね・・・」

 

俺たち四人とも女性の美人っぷりに驚いていた。

 

「カゲチヨさん大丈夫ですか?」

 

俺がきょっどてるのを心配してくれてる!ますます美人!

 

「こいつがこうなるってことはあなたがすごい美人ってことです。」

 

「そんな・・・ありがとうございます。でも私には見えませんから。」

 

デリカシーがないのは承知で質問する。

 

「やっぱりその目見えてないんですね。」

 

「えぇ、これは生まれつきで。」

 

「困ってないということは、依頼はしないのか?」

 

「別に依頼をしないとは言ってないです!」

 

「ちょっと、シディさんは心配してここに・・・」

 

「大丈夫だフィーア。」

 

やっぱシディに比べて俺に優しい・・・もしかして俺のイケボに惚れて・・・!

 

「いや、ないから。」

 

「それだけはないね。」

 

カンナ、ヒサなんでわかったんだよ!二重の意味で!

そして依頼人は依頼を話した。

 

「私を匿って欲しいんです!」

 

当然訳を聞きたいので

 

「どうしてですか?」

 

フィーアが質問する。

 

「それは・・・」

 

「言いたくないっすか。」

 

「はい・・・」

 

一旦みんなと相談する。

 

「どうだ?」

 

「素性も目的もわからないのに大丈夫か?何に巻き込まれるかもわからないぜ?」

 

おれは率直な意見をいう。

 

「大丈夫だ何に巻き込まれても四人は俺が守るからな。」

 

「か、かっけぇ・・・」

 

あまりのイケメンオーラとセリフにあてられてしまう。

 

「別にかっこいいとか思ってないんだからね!」

 

取り合えず意地を張るが

 

「陰キャのツンデレほど気持ち悪いものはないですね。」

 

フィーアに罵倒される。

 

「私はいいと思う。」

 

「アーシも、まだまだコーディネートし甲斐がありそうだし!」

 

「私もいいと思います。」

 

まぁ四人がそういうなら、

 

「あーもうわかったよ。俺もいいよ。」

 

「これからよろしくな!」

 

「・・・フン。」

 

やっぱシディに対してあたりつよいなぁ・・・

こうして依頼人との生活が始まった。

 

sideフィーア

 

依頼人が生活し始めて一週間たったのですが・・・

 

「ずっとそうしていて退屈じゃないのか?」

 

「構わなくて結構です。」

 

未だシディさんと依頼人の距離は縮まっていませんでした。

今日は三人とも留守だしどうしましょう・・・

 

「私に楽しみを得る権利はありませんから。」

 

ホントに素性は何なんでしょうこんな風に言い切るなんて・・・

しかしシディさんは

 

「?そんなことはないだろう人生を楽しむ権利は誰にだってある。」

 

「・・・何も知らないくせに。」

 

依頼人に言われてしまったので、

 

「じゃあ、今日は貴方を知るためにあなたの行きたいところに連れていきます。」

 

私は言った。

 

「そうだな、たまには日にあたることも必要だろ。」

 

「連れってくれるんですか。じゃあ行きたい場所があります。」

 

そうして私たちは出かけることになった。

シディさんはボティスも連れていくようでツボから引っ張り出していました。

ボティスはグチグチ言っていましたが。シディさんは聞く耳もちませんでした。

 

「これの乗ってくれ。」

 

「これは・・・?」

 

「俺の三輪車にサイドカーを付けてみた!」

 

「三輪車!?」

 

まぁ普通驚きますよね・・・・

 

「私は走っていきます。」

 

「ええ!?三輪車と走りで行ける距離じゃないんですけど・・・」

 

心配してくれてますがボティスさんが

 

「シディの三輪車とフィー子の走りはそんじょそこらのスーパーカーより速いぞ。」

 

ボティスさんがいうが風評被害ですね。

 

「俺はちゃんと法定速度は守ってるぞ。」

 

「そうです、ちゃんとマナーは守ってます。」

 

そして私たちは目的地にむけて出発しました。

まぁ依頼人は風の勢いに驚いていましたが・・・

 

そしてついた先は・・・

 

「ここはお墓・・・」

 

そうして依頼人のいうお墓をシディさんが探していたのですが

 

「ホントいい人ですよねシディさん。」

 

依頼人が私とボティスに話しかけてきました。

 

「はい、そうですよ。」

 

「気安く話しかけるな、人間風情が。」

 

それぞれ返すと

 

「フフ、あなたみたいな人の方が話しやすいです。」

 

「どういうことですか?」

 

普通ボティスみたいな人だと怒らせてもおかしくないのに・・・

 

「いい人って信用ならなくないですか?いい人っていうことはその人を演じる何かしらの目的があるってことじゃないですか?特に私のような人間には。」

 

確かに依頼人の意見には一理あります。けどシディさんは・・・・

 

「シディさんはあなたが考えるような目的では動いてません。」

 

私は訴えるとボティスも

 

「そういうことじゃ、シディをそんじょそこいらの人間と一緒にするなよ

アイツは貴様なんぞが測れるレベルのお人よしではない。」

 

「ボティスがシディさんを誉めるなんて珍しいですね。」

 

「何いっとるんじゃ!あいつが気に食わんというのには概ね同意じゃ!」

 

私がボティスの発言を珍しがるとボティスさんは怒る。

そうこうしているとお墓が見つかったので四人で向かったのですが・・・

 

「この人私が殺したんですよ。」

 

依頼人の口から飛び出したのは衝撃の一言だった。

依頼人は昔から気を使われ腫物のように扱われたらしい、

そんなとき病院の医師に告白されデートもしていたようですが

けど暴力を振るわれるせいで、依頼人は暴力と愛の間でおかしくなってしまい、

実感がなくその医師を殺してしまったらしい。

服役はしていたらしいけど異宙人に刑務所を襲われ逃げてきたらしい。

 

「こんな犯罪者を匿わせてしまってごめんなさい・・・私は罪を犯して逃げた人でなしなんです・・・」

 

私たちは何もいえなかった。ただ研究所にいたころは辛かったし特別扱いされることの

つらさもわかったから・・・

 

「シディさんは私にはまぶしすぎます・・・この目がつぶれてしまいそうなほどに」

 

この人はホントはシディさんのやさしさをわかっていた・・・だからあんな態度を・・・

 

私は俯いてしまいましたが、シディさんは依頼人を真摯に見つめていた。

 

sideシディ

俺たちは依頼人を部屋に送り三人に事情を話した。

 

「そんな・・・」

 

「なるほどね・・・」

 

ヒサメもカンナも驚いてるようすだった。

しかしカゲチヨは、

 

「自首してもらおうぜ。」

 

そう言い放った。

 

「だってそうだろ?犯罪者を匿ってたら俺らまで罪に問われる。それにいつまでも隠し切れねーよ。」

 

カゲチヨのいうことは正しい・・・だが

 

「このままじゃあまりにも彼女が・・・報われん。」

 

「そうです、もう少しだけ・・・」

 

フィーアも賛成してくれるが

 

「シディ、フィーア俺たちは神様じゃねぇ。誰でも救えるわけじゃねぇんだ。」

 

カゲチヨに正論をいわれてしまう。

 

「それに一刻も早く自首して罪を軽くするのが彼女にとっての救いだよ。」

 

「確かに・・・今回はカゲの言うことが正しいかも・・・」

 

「アーシもそう思うな。」

 

二人もカゲチヨに賛成する。

 

「もう少しだけ彼女を匿わせてくれ・・・・」

 

「私からもお願いします・・・」

 

sideフィーア

さらに一週間が経過したころ

依頼人が連れってて欲しいところがあると言って海に向かいました。

いつの間にか夜になっていましたがとてもきれいでした。

 

「私海って好きなんだ。ほら、目が見えなくても波の音とか潮の匂いとかするでしょ?

だから私も普通の人間になれた気がするの。まぁ気のせいなんだけど・・・」

 

依頼人はそういうけど・・・

 

「普通の人間だろ。」

 

シディさんはこういうことを素直に言うからいいんですよね。

 

「そうですよ。あなたはちゃんとした人間です。」

 

「その通りだ目が不自由でも普通の人間だ。」

 

すると、

 

「私、自首するよ。」

 

依頼人はそう言いました。

 

「やっぱり罪は償わなきゃ。」

 

「本当にそれでいいのか?」

 

シディさんは悩みを滲ませ質問する。

すると依頼人は膝を付けて泣いて

 

「良くないよ!!本当は!私!この目のこともいじめられてたことも!DVされてたことも受け入れられないよ!なんで私ばっかりって思うよ!でもそう思ってても仕方ないじゃん!」

 

「・・・!!」

 

私たちはカゲチヨさんの言葉を思い出しながら空をみあげました。

満点の星空と満月だけが私たちをみていました。

 

そして翌日彼女は警察に自首した。

そしてその日に全員カレコレ屋に集合しました。

 

「それで話とはなんだ?」

 

シディさんが質問すると、

 

「・・・あの依頼人のことだ。」

 

カゲチヨはすぐに話題に入る。

 

「あの依頼人を自首させたのは俺だ。」

 

やっぱり・・・

 

「な!?お前・・・!!」

 

「どういうことですか!?」

 

当然シディさんと私はは困惑する。

 

「まってシディ!フィーアちゃん!これには理由があるの!!」

 

「なに?」

 

「実はあの家にはもう一人いたの。」

 

カンナちゃんが説明する。どうやらあの医師は障害のある少女に興奮する特殊性癖の

持ち主らしくしかも依頼人と交際しているときに浮気までしていて同じくDVをおこなっていたらしくその浮気相手の口のきけない少女に殺されたらしい。そしてその口のきけない少女は依頼人に罪をかぶせたらしい。

 

「よくわかりましたね・・・そんなこと。」

 

「まぁ、アーシの推理力と二人の調査力ならね!」

 

「それで早く自首した方が逃げた罪が軽くなるからってカゲが自首を勧めたんだ。」

 

「まぁ別に俺はどうでもよかったんだけどな。」

 

「三人ともありがとう。」

 

「俺たちは神様じゃねぇ。不遇な人全員を救うことはできねぇけどそういう人のために

ちょっと頑張ることくらいしてもいいのかもな。」

 

「そうですね。」

 

こうして依頼人の無実が証明され私とシディさん、そして依頼人は改めて海にきていました。

 

三人に感謝しなきゃいけないことなどを話した後依頼人は、

 

「私ね・・・やりたいことができたんだ。私みたいな子が生きやすい世の中を作るの

そのために色々やってみようと思う。」

 

自分の夢をはなしてくれた。

 

「素晴らしいことだと思うぞ。」

 

シディさんも感動していました。

 

「あとねもう一つあるの。」

 

そういって依頼人はシディさんをジッと見つめていた。

もしかして・・・そう思ったとき依頼人が耳元にきて

 

「フィーアちゃんには負けないから。」

 

と言ってきた。

やっぱり・・・・

 

「どうしたのだ?二人とも?」

 

シディさんは聞いてきたが

 

「ヒミツー」

 

「そうです。女の秘密です。」

 

「?」

 

並みのストーカーや女の子より強力なライバルと一緒に

私たちはほほ笑むのでした。

 

 

 

 

 

 



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名探偵カンナとカゲチヨの呪いのペン

sideヒサメ

今日の依頼人は女子学生だったんだけど・・・

 

「私の友達に呪いをかけた犯人を探し出してほしいんです。」

 

「呪い?」

 

現代社会ではありえなさそうだけど、異宙の技術なのかな・・・?

 

依頼人の話では依頼人と合わせて仲良しの五人組がいてある日

呪いのペンをみつけたみたい。

そして依頼人はそのペンを私たちに見せてくれた。

 

「なるほど・・・これが呪いのペンか。」

 

シディが呪いのペンをとってみている。

 

「すごく興味深いな~!」

 

カンナちゃんもすごい興奮してる・・・

オカルト大好きだもんね。

 

「なにをすれば呪いがかかるんだ。」

 

カゲが方法をきく

ペンと一緒にあったという説明書によると

まず呪いたい人の名前を紙に横書きにして名前を書いたしたに

相手の名前の一番左の一文字を呪に変えて書く

さらにそのまた下に左から二文字目も変えたものを書く

これを繰り返していって相手の名前をすべて呪にしていくことが一つ目みたい。

すると

 

「なるほど、で、次は。」

 

「そうだよ!早く教えて!」

 

なんとシディとカンナちゃんが一枚紙を用意してカゲの名前で実践していた。

 

「おい!おまえたち何俺の名前でやっとんじゃ!」

 

「一応試しといたほうが良いかと。」

 

「うん、効果はちゃんと検証しなきゃ!」

 

「いいんだよ!シディはともかくほんとサイコだな!」

 

「二人ともやめておきましょう。」

 

そしてその髪を赤か黒のインクで塗りつぶしたら終わりと書いてあった。

 

「で、友達が呪われたって?」

 

呪いの方法が分かったところで私は事件の詳細をきく。

 

「最初私たちは怖くなってペンを五人だけが知る場所に隠したんです。

けど友達の一人が倒れて私がこれを見つけて・・・」

 

そういって依頼人は名前が呪に変えられた髪をみせた。

 

「呪いの手順通りですが完成していませんね。」

 

フィーアちゃんは冷静に分析する。

 

「これを見つけた日にイーコは倒れたんです。」

 

「ということはまだ匂いが残ってるかもね!シディ大丈夫そう?」

 

「ああ、まだ匂いは残ってるぞ。」

 

「どういうことですか?」

 

「シディさんは鼻が利くんですこれで書いた本人に直接聞いてみます。」

 

「まぁあの四人のうちの誰かわからないから一人一人当たるか。」

 

カゲの発言を合図に私たちは容疑者四人のもとに向かった。

 

sideフィーア

まず最初にあたったのはディーミさん、異宙人で被害者のイーコとは一番の仲良しだったみたいです。

 

「何でこんなことに・・・」

 

ディーミさんは涙を流しながらそう言った。ホントに仲良しそうですね・・・

シディさんの鼻にも反応していませんが話を聞きます。

 

「イーコさんの呪いの件で思い当たることはある?」

 

ヒサメちゃんにがきくと

 

「無いですよ・・・私たちの中の誰かが犯人なんて・・・あっ、そういえばペンの説明書に呪いをかけた人の手で紙を破れば呪いは解けるって。」

 

「「・・・」」

 

カンナちゃんとカゲチヨは何か考えてるようだった。

 

「説明書にはそんなこと書いて無かったよね・・・?」

 

「あぁ・・・ってことは誰かが切り取ったてことになるな・・・」

 

「でも本当ならなおさら犯人を見つけないと!」

 

ヒサメちゃんの言う通り呪いの効果が死を招くかどうかもわからないし

早くしなければいけません。

 

次に訪ねたのはシイカさん被害者のイーコさんと同じバドミントン部で彼女が倒れてから

試合に出れるようになったみたいです。動機的には候補ですけど・・・

シディさんの鼻にも反応してないんですよね・・・

 

「はぁ!?私のこと疑ってるの?」

 

「そういうわけじゃないんですけど・・・」

 

「まぁ全員に聞きたいと思いまして・・・」

 

ヒサメちゃんとカンナちゃんが苛立つ依頼人をなだめます。

 

最後はビイナさん、被害者のイーコさんの恋人のことを好きだった子です・・・

そしてついにシディさんはうなずた。

 

「な、なんなんですか?あなたたち?」

 

「これ見覚えあるよね?」

 

ヒサメさんがきくと

 

「い、いや・・・それは・・・」

 

じどろもどろだったが犯人で間違いなさそうだ。

 

「そんな・・・!?ビイナがやったの・・・?」

 

依頼人も驚いた様子でやってきた。

どうやら自分が好きだって言った人とイーコさんが付き合ったからという理由らしいです。

 

「なんで呪いを最後まで完成させなかった?」

 

カゲチヨがきくと

 

「途中で怖くなっちゃって・・・」

 

そしてビイナさんに紙を破らせたそして

 

 

「ビイナ・・・ひどいよ・・・!!」

 

「ごめん・・・エチカ・・・」

 

「これで呪いが解けなかったら私・・・私・・・許さないんだから!!」

 

依頼人の一喝で事件は収束したかに見えましたが・・・

 

「ねぇみんな、協力してほしいんだけど・・・」

 

「俺からも頼む・・・」

 

カゲチヨとカンナちゃんが本当の真実にたどり着いたみたいです。

 

sideヒサメ

 

「本当にありがとうございました!あとは回復を待つだけです!」

 

依頼人は笑顔だけど帰り道カゲとカンナちゃんが語ったことが真実なら・・・

そんなことを考えていたときカゲは言う

 

「回復なんてしねぇんだろ?」

 

そうカゲは笑顔でいう。

 

「えっ?」

 

「まだ呪いは解けてないしね。」

 

カンナちゃんも続く。

 

「そもそも途中までの呪いに効果はない。」

 

「でも、イーコはビイナの呪いのせいで!!」

 

「あれ~?アーシたちも同じ方法でカゲチヨ呪ったけど効果なかったよね?」

 

「あ」

 

そうシディとカンナちゃんはビイナと同じ方法でカゲにかけていたが効果はなかった。

ペンで塗りつぶさないと途中の作業だけでは効果がない。

 

「つまり考えられる可能性は二つ一つはイーコが倒れた原因が呪い以外の可能性。」

 

「もう一つは別の誰かが呪った可能性。」

 

カゲとカンナちゃんが推理を語る。

 

「それが私だとでもいうの!?」

 

「そういうわけじゃないですよ。でもこれをシディさんに嗅がせれば一発です。」

 

カンナちゃんがなだめつついう

 

「シディ」

 

そういってカゲは赤い紙をシディに渡した。

 

「うむ」

 

「そんな呪いの紙は・・・!」

 

依頼人はポケットをまさぐってしまった。

 

「!?」

 

そして墓穴を掘ったことに気づいた。

 

「これはただのインクで塗りつぶした紙だ。」

 

「拾ったもので効果があやふやだからまだ持ってるとおもったよ。」

 

「かまをかけたの!?」

 

「この紙をみてその反応をするってことは心当たりがあるってことだよね?」

 

「なかなかの名演技でしたけどざんねんでしたね。」

 

私とフィーアちゃんも追い詰める。

 

「動機は何か知らねーけどアンタはビイナが書いた出来損ないの紙を見つけたのでビイナに擦り付ける計画を思い付いた。」

 

「そして仕立て上げるためにアーシたちを利用してうまくいったてところかな。

そして必要のない呪いの解除部分を切り取ってアーシたちに見せたんでしょ。」

 

「解除方法はディーミの口から初めて聞いたしな。」

 

「どうしてこんなことを・・・?」

 

シディがきくと

 

「イーコの恋人は私の幼馴染だったの!!私のほうが昔から知ってて昔から好きだったんだもん!それをイーコが盗んだから・・・!!」

 

「そんな身勝手な・・・!」

 

私はくだらない理由に怒ろうとしたけど

 

「ま、動機はどうでもいいや。」

 

「そうですね。あなたが紙を破けば全て解決なので。」

 

「は、はい・・・」

 

こうしてカゲとフィーアちゃんの脅しで呪いは解除され数日後

イーコちゃんは元気になったようだった。

 

「ホントに良かった~」

 

「それはよかったな!」

 

「また華麗に解決しちゃった!」

 

シディとカンナちゃんと喜んでいたけど・・・

 

「誰がこのペンをばらまいたんだろうな・・・」

 

「また続かないといいですけど・・・」

 

カゲとフィーアちゃんがそういうとおり

まだこんなことが起きないことを願うのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



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スマホを奪った男の末路

今回はちょっと最後ヤルミナ風にします。
ストーカーがひどい目にあいます。


sideストーカー

あぁー可愛いなぁ、ヒサメたん。

あのもっちりとして透き通った肌、端正な顔立ちにガラス玉のような瞳

全てがいい!

あぁーヒサメたんが俺のものになればなぁ・・・

するとヒサメたんが

 

「ダメっ!今週末カレコレ屋の仕事は禁止だから!」

 

「何でだよ?」

 

「今週末何があるかわかってる?」

 

「えーと・・・・」

 

「期末テストだよ!!全然勉強してないでしょ!!」

 

「は、はい・・・」

 

「今週末は家で勉強だから!!」

 

「勉強ならカレコレ屋でも・・・」

 

「そういってシディと遊んで終わったじゃん!メッセージくれれば教えるから!」

 

「あ、じゃあアーシも教えて!」

 

 

カゲチヨめぇ~!優しいヒサメたんに付け込みやがって!

許せない!それにしてもヒサメたんはカンナさんとも仲がいいんだな。

そうしてカゲチヨが去ったとき机にスマホが落ちていた。

僕は当然それを家に持ち帰った。

 

sideカゲチヨ

あれ?スマホがないな・・・?

今日カンナとゲームする予定だったのにやれねーな・・・

仕方ねえ固定電話でカンナに連絡入れるか。

学校に忘れたかな。ま、月曜でいいか。

 

sideストーカー

 

アイツがスマホにパスワード入れてねーじゃん・・・

も、もしかしてカゲチヨのふりしてヒサメたんとやり取りできるんじゃ・・・?

いや、これはあのストーカーからヒサメたんを解放するための正義の行為だ!

 

 

「数学教えて欲しいんだけど。」

 

そういれると

 

「もちろんいいよー!」

 

と返ってきた。流石ヒサメたん!!優しい!!

 

sideヒサメ

やっと勉強する気になった。

 

「じゃあノートの写真を・・・」

 

sideストーカー

 

やったー!!画面の端にヒサメたんのお部屋が写ってる!

可愛いお部屋だなー

こうなったら家でのヒサメたんも見てみたいなぁ・・・・

だから勉強を疲れた風にして顔を見せてくれればやるきでるといえば・・・

 

sideヒサメ

 

な、なんなのカゲ!こんなこと言ってきたことないのに・・・

で、でも今までずっと勉強頑張ってたんだよね・・・

私の写真で元気に出るなら・・・

それに私の顔見たいってなんかうれしいし・・・

 

sideストーカー

やったー!服見せてほしいていったら罵倒されたけどそれもうれしいぃーー!

けど月曜日になったら違う相手とバレちゃう・・・

そしたらこの関係も終わり・・・そんなの絶対嫌だ!

こうなったら・・・そうして僕はヒサメたんをカフェに呼び出し

た。

 

sideヒサメ

 

ホントにめずらしいなぁ~

そうだ!カンナちゃんにもついでに勉強教えちゃおう!

私はカンナちゃんにメッセージを送り家にでた。

そうしてカフェについたんだけど早くついてしまったみたいだ。

英単語を覚えようと単語帳とノートを広げると

 

「あ、あれ?ヒサメ?」

 

呼びかけられて振り向くといたのはクラスメートだった。

 

「ぐ、偶然だな!!」

 

「そーだね。」

 

「勉強?」

 

「うん。」

 

「俺も一緒に勉強していい?俺結構成績いいしさ力になれると思うよ。」

 

カゲ遅いなーそんなに良くないから気まずい・・・

あれ?なんかふらふらする・・・

 

sideストーカー

 

ふふっ・・やっと紅茶に入れた薬が効いてきた・・・

このままホテルに行こうとしたのだが

 

「あれ、ヒサメちゃんどうしたの?」

 

なんとカンナちゃんがやってきたのだ。どうしてここに!

 

「アーシも勉強教えてあげるってヒサメちゃんに言われてきたんだけど・・・」

 

「なんか具合が悪そうだから・・・」

 

「そうなんだ!じゃあ、アーシが家まで送っていくよ!アンタ家知らないでしょ?」

 

ま、まずい!!確かに家を知ってた方が自然に連れていける。

するとカンナちゃんが

 

「それはそうと・・・なんでアンタスマホ二台も持ってるの?」

 

ときいてきたのだ

 

「何を言って・・・」

 

「アーシ熱に敏感なんだけどスマホの形をした熱源が二台あるんだよね~」

 

「!?」

 

僕はとっさにポケットのカゲチヨのスマホを見てしまった。

 

「そこにあるんだ~どれどれ、実はカゲチヨ昨日スマホ無くしたって言ってたんだけど・・・・」

 

 

カンナちゃんはメッセージアプリを起動して昨日のやり取りを見てしまった。

 

「やっぱり昨日の夜のメッセージがついてる。今日もアンタがカゲチヨに成りすまして

カフェに連れてきた痕跡があるよ~」

 

まずい大声で騒いだせいで客が怪しんで通報しようとしている・・・

 

「邪魔をするなぁぁぁ!!」

 

僕はカンナちゃんに殴りかかったが

 

「甘いね、これで暴行未遂もついた。」

 

その瞬間僕の視界は回転し意識を失った。

 

sideカンナ

アーシはストーカーを投げ飛ばした後

カゲチヨに連絡しヒサメちゃんを迎えに来てもらうようにしてスマホで

固定電話でいった。そしてお客さんにはアーシが連絡するからといい

男をつれだした・・・

 

sideヒサメ

 

「う~ん・・・あれここは?」

 

「気が付いたかヒサ。」

 

なんとカゲにおぶられて家に向かっていたの!

 

「あれ、カゲ!?あのクラスメートは?」

 

「落ち着け、実は俺スマホ無くしててヒサがカフェであったクラスメートの奴に盗まれて成りすまされたんだ。」

 

「そうなの!?でも何でここに・・・」

 

「お前カンナにも連絡してただろ。カンナがスマホを取り返してくれてヒサが連れていかれそうなところを助けたんだ。」

 

「おかげでカンナにパスワード登録しろってどやされるしこれからボディガードついでにヒサに付きっ切りで勉強見てもらえって言われるし散々だったぜ・・・」

 

「そうなんだ!じゃあ今夜は徹夜で勉強見てあげる!」

 

「えー!?」

 

カンナちゃん二重の意味でありがとう!

 

sideストーカー

あれ?ここはどこだ?

それになんだか視界が暗い・・・

 

「ねぇ。」

 

この声はカンナちゃん!?

 

「ストーカー規制法では罰金は二百万、暴行未遂の時は三十万になるんだって。」

 

なんの話だ?

 

「カンナ嬢、そいつが例の生きのいい臓器ですかい?」

 

「多少太ってますがいい値が付きますよ。」

 

な、なんだそのおぞましい会話は!

 

「知ってた?腎臓って一個三百万で売れるんだって。これで罰金一発支払いだね。」

 

「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 




カンナサイコパス過ぎましたかね・・・?

でも、本家のストーカー嫌いだったのでもっとひどい目に合わせました。


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退治!偽カレコレ屋

ヤルミナコラボのオリジナル版です。
偽のカレコレ屋は三人にします。


noside

ここはとあるオカルトサークル、秘密結社ヤルミナティーという場所だ。

ここが普通のオカルトサークルと違うのは三人のメンバーのうち二人は動物ということだ。

 

「ギャパパ!暇だな!おいっ!」

 

メンバーの一人で戦闘員の豚のタブーがいう。

 

「そうっすねー」

 

そしてメンバーの一人でカエルパーカーをきた青年ハックも同意する。

 

「じゃあ今日も都市伝説を調べて・・・」

 

「・・・二人とも」

 

ハックが情報収集しようとしたときこのサークルのリーダー、グランドマスターであるキリンが口を開いた。

 

「どうしたんすかキリンさん?珍しく神妙な顔をして。」

 

「なぁハック俺たちひょっとしたらまだ世界征服に一歩も近づいてないんじゃないか?」

 

そうこのサークルの特別なところは目的が世界征服だということなのだがやっているのは

闇情報収集という名のオカルト探求である。

 

(言ってるのはキリンだけで他二人は飛躍発言だといっているが・・・)

 

「でしょうね。」

 

「それじゃダメだろ!俺は世界征服がしたいんだよぉ!!誰か俺の願いを叶えてくれぇ!!」

 

「なんで人任せなんすか・・・」

 

このキリンスケベで他人任せが多いため童貞なのだ・・・

 

「ハック!!なんかないのか!?」

 

「じゃあそういえば最近巷で噂のカレコレ屋っていうのがあるらしいっすよ。」

 

早速情報屋のハックが気になる情報を言う。

 

「カレコレ屋?」

 

「依頼をすれば解決してくれる何でも屋みたいなところらしいっす。メンバーは五人らしいっす。」

 

「ギャパパ!!なんだそいつらぶった切れるのか!?」

 

早速戦闘員のタブーが興味を示す。

 

「何でもかんでも切ろうとしないでほしいっす。それに多分無理っすよカレコレ屋の五人は人間ではないらしいっす。」

 

「人間じゃないだとぉ!?」

 

後輩の発言に驚くキリン

 

「まぁ俺たちも人間じゃねぇけどな!」

 

こうしてハックがメンバーを紹介する。

 

「まずは吸血鬼とゾンビのハーフのカゲチヨ不死身の体とクズな性格が特徴っす。」

 

「不死身!?それなら何回でもぶった切れんじゃねーか!!」

 

さっそく解体が趣味のタブーが興奮する。まぁ動物も解体して鞄や財布を作っているが彼は解体の瞬間を楽しんでるので何度もできるのは魅力的だろう。

 

「次は女子で雷のドラゴンと雪女のDNAをもつヒサメっす。噂では大食漢なのに美人らしいっす。」

 

「美人!?それは是非お会いしてみたいなぁ~!」

 

早速スケベなキリンが反応する。

 

「次も女子でリヴァイアサンと火車のDNAをもつカンナっす。こちらも美人っすけどオカルトマニアでサイコパスらしいっすよ。危なそうなひとっすよね・・・」

 

((お前が言うか・・・・?))

 

先輩二人とも後輩の発言に心のなかで突っ込みを入れる。ハックも一番まともそうに見えるがオカルトマニアで、二人を剝製にしたり、パソコンを壊したらダンボ君で処刑する生粋のサイコパスなのだ・・・

 

「次も女子でヴァルキリーと幻獣の麒麟のDNAをもつフィーアっす。噂ではクールビューティで格闘もできるみたいっすよ。」

 

「なかなか魅力的だなぐふふ・・・」

 

「気持ちわりぃぜ・・・」

 

「最後は狼男とホルスのDNAをもつシディっすイケメンで女性人気が凄いらしいっす。」

 

「「・・・・・・・」」

 

「あ、イケメンには興味ないんすね。」

 

そんなんだから童貞なのだ。

 

「とにかく人間離れしたこいつらに世界征服してもらおうじゃないか!!」

 

「どこまで人任せなんすか。」

 

「ギャパパ!!人間じゃない奴らを解体だぜー!」

 

「じゃあ早速カレコレ屋に会いにいくいくぅ~!!」

 

こうして三人はカレコレ屋に向かうのだった。

 

sideキリン

 

こうして俺たちはカレコレ屋にやってきたんだが・・・

 

「ようこそだぜ!!カレコレ屋だぜ!!」

 

ここがカレコレ屋かー

 

「今日は三人だけなのか?」

 

「あ、あぁ!他の二人は出かけてるんだ!」

 

「ギャパパ・・・思ってたより普通の場所だな。」

 

確かにもうちょっと秘密基地みたいになってると思ってたな。

するとハックが

 

「こ、この人たちホントにカレコレ屋なんすかね?」

 

ハックが疑い始める。

 

「なんでだ?」

 

「いや、なんかおかしくないっすか?」

 

そうか?何でも屋やってるんだしこんな感じだろ~

 

「俺はカゲチヨ!鼻くそ食べよ!おれはクズだからな!」

 

「ほらクズって言ってるぞ?カゲチヨはクズなんだろ?」

 

「うーん・・・」

 

「私はヒサメですドラゴン、食いしん坊ですドラゴン。」

 

「あの女語尾にドラゴンってつけてたぜ!!ヒサメはドラゴンのDNAをもってんだよな!?」

 

「そーいうことなんすか・・・?」

 

ハックはまだ疑ってる。

 

「フ、このイケメンフェイスが目に入らぬか?俺はシディだ。」

 

それにシディが思ってたほどイケメンじゃなくて好印象だしな!

 

「やっぱ情報と違う気がするんすけど・・・」

 

とにかくさっそく依頼を・・・

 

「ぎゃぱ!?」

 

「ぐはっ!!」

 

「な、なんだぁ!?」

 

いきなり二人が後ろからカレコレ屋に殴られていた!

 

「なんで殴ったんだ!?」

 

「俺たちはカレコレ屋にきた客を海外に売り飛ばすのが仕事だからな!!」

 

じ、人身売買!?カレコレ屋ってのはそんなヤバいやつらだったのか!

 

「あとはお前を気絶させて終わりだ!!」

 

ヤバい逃げろぉぉぉぉ!!

 

そうして俺は路地に逃げてきたのだが

 

「いてっ!」

 

そこを歩いていた赤メッシュにぶつかってしまった。

 

「助けてくれえええ!」

 

「なんだよ?いきなり?」

 

「俺は今カレコレ屋とかいう奴らに追われてるんだよ!!」

 

「カレコレ屋?」

 

「俺を守ってくれぇ!」

 

「・・・ちょっとそいつらのところまで案内してくんねーか?」

 

「は!?冗談じゃない!おれは仲間は捕まってるけどそいつらをおいて逃げたいんだ!」

 

「なんというクズの自白・・・じゃあ俺一人でそいつらのとこいくわ。」

 

は!?それじゃおれが一人になるだろ!?そのことを男にいうと

 

「じゃあついて来いよ。」

 

うぐぐぐぐ・・・!仕方なく俺は来た道を引き返すのだった・・・

 

sideハック

 

何とか意識を取り戻せたっすけど・・・

 

「ギャパパ!俺様のチェーンソーを取り上げるとは卑怯だぞ!カレコレ屋め!」

 

そう、タブーさんは武器を取られ抵抗できずにいた。

 

「ねぇ一匹豚が混じってるけど売れるですか?ドラゴン!」

 

「まぁ、豚は精肉店に売ればいいだろ。」

 

「な、なんか物騒なこと言ってるぞ!!」

 

おそらく臓器を取り出して売るんすね・・・

そのことをいうと

 

「俺様、豚ホルモンになっちまうのか!?」

 

まぁ確かに豚ならそうっすね・・・

キリンさん早く助けにきてくださいっす・・・

その時いきなり停電になったんすけどタブーさんが武器を取り戻すっと言ってバラバラに

なったす・・・

 

sideタブー

俺様はチェーンソーをさがして廊下を走っていると

何かあったので触ってみた。

 

「ん?チェーンソーにしては柔らかい気が・・・」

 

「キャーッ!!」

 

「ギャパパパー!!」

 

なんと次の瞬間俺様は感電していた。

 

「な、何お化け!?」

 

「違うよ。どうやら人みたいね・・・」

 

「な、なんだいまびりびりしたぞ・・・」

 

「ごめんなさいつい・・・って豚さん?」

 

「ほんとだ豚だ。」

 

「豚じゃねーぞ俺様はタブーだ。」

 

どうやら二人いたみたいで青い髪と赤い髪の女子だとわかった。

 

「どうしてここに・・・?」

 

「養豚場から逃げ出したとか・・・・」

 

「ちげーよ!!」

 

「なにやら大きな声がしたと思ったらやっぱり隠れたいたですねドラゴン!」

 

しまった!?少し騒ぎすぎちまった!?

 

「だ、誰・・・?」

 

「随分不細工だね~」

 

「こ、こいつはカレコレ屋のヒサメだ!ヤベー奴だぜ!」

 

「えぇ!?こんなのが!?」

 

「そ、そうなんだ。くくくっ・・・・」

 

「笑わないでよ!?」

 

「その女達・・・高くうれそうですドラゴン!!」

 

やべー!?襲ってきたぞ!!

せめてチェーンソーがあれば・・・

 

「・・・・」

 

そのとき青い髪の方の女が震えていた。

 

「・・・どう見てもおかしいでしょー!!」

 

バリバリバリっ!!

 

なんと女は雷をはなち一瞬でヒサメを倒しちまった。

 

「何者なんだお前たち!?」

 

「何を隠そう私が・・・」

 

するとヒサメが俺様のチェーンソーを持っていやがった!!

さっきはよくもやってくれたなぁ・・・・!!

 

「ばらしてやるぜ!!」

 

「おお!いいわねじゃあアーシもあの人燃やしてあげる!」

 

赤い髪の女も参戦してくれるみたいだ!

 

「ちょっと二人とも!?私倒す方間違えた!?」

 

sideハック

 

「お前らはわれらに売られるんだよ。」

 

逃げてる途中でシディに道を塞がれてしまったっす・・・

 

「ん?よく見ればお前可愛い顔してるなわれはイケメンは男でも愛せるのだ!」

 

や、ヤバいっす・・・俺の貞操が・・・

 

「イケメンに愛されることに感謝せよ!」

 

うわぁぁぁぁぁ!!

こうして俺がシディに襲われそうになった時

 

「フンっ。」

 

「大丈夫ですか!?」

 

白髪と金髪の男女のコンビが俺を助けてくれったす。

 

「ケガはなかったか?」

 

「はいっす・・・」

 

「それはよかった。」

 

「とりあえず安全なところまで送っていきましょう。」

 

sideキリン

 

とりあえず戻ってきたたんだが・・・

 

「のこのこ戻ってくるとは愚か者だぜ!!」

 

「でたー!!カレコレ屋のカゲチヨ!」

 

「はぁ!?あれが!?」

 

やっぱアイツも驚くよな!

 

「そいつが俺の仲間を捕まえたんだぞ!」

 

「その通り俺たちは依頼人を人身売買してるんだクズだからな!」

 

「ガチクズじゃねーか・・・」

 

やべぇ!?襲われるー!!

 

「ここは俺に任せろ!!」

 

おお!頼りになるぜ!

 

「行くぜ!」

 

「邪魔だ!」

 

「ぎゃぁー!!」

 

嘘だろ一発殴られただけで・・・弱すぎる・・・

 

「あとはお前だけだな!」

 

ひぃぃぃ!!

 

「それをいうのは早いんじゃね?」

 

男の奇襲によってカゲチヨは倒れたのだった。

 

「なんで?お前やられたはずじゃ・・・」

 

「おれはダメージはすぐ回復すんだよ。」

 

不死身!?それって聞いた気が・・・

 

「ま、注意を引いてくれたおかげで助かったよ。」

 

何だよ!?急にお礼なんていって!

すると男の携帯がなり俺のにもなった。

 

「お、四人とも無事だったか!?そっちも倒したか、じゃあ帰ろーぜ。」

 

俺の方にも

 

「キリンさん!!大丈夫っすか俺たちは親切な人たちの助けられてタブーさんも無事っす

そっちはどうなったすか!?」

 

「あぁ!こっちもだいじょうぶだ!あのカレコレ屋も倒した!!」

 

こうして部室で会うことにして電話を切った。

男に仲間も無事なことを伝えると

 

「そっか、よかったじゃんじゃ俺もいくは。」

 

そういって立ち去ろうとしていたが助けられてばっかもしゃくだし・・・

 

「な、なんか頼み事あったらきいてやってもいいぞ。」

 

「たのみねぇ・・・じゃあこのDVDみんなで見てくれ。」

 

「エッチなやつか!?」

 

「そんなわけねーだろ!?」

 

なーんだ残念。こうして俺は男を見送ったのだった。

 

noside

こうして全員部室にもどってDVDを再生したのだが・・・

そこに映ったのだがカレコレ屋のチャンネルの宣伝をされてしまった。

 

「あの赤メッシュが本物のカゲチヨだったのか!?」

 

「あの女たちがヒサメとカンナだったのか!?」

 

「あの人たちがシディさんとフィーアさんだったんすね。」

 

「確かに美男美女だったけど・・・」

 

「どういうことだ?お前らもこの動画カレコレ屋の奴らに助けられたのか?」

 

「つまり俺たちを捕まえたのは偽物のカレコレ屋で本物は偽物を倒すために来ていた。

その過程で助けてくれたってことじゃないっすか?」

 

「・・・・」

 

キリンは静かに震えていた。

ハックが不思議に思い

 

「どうしたんすか?キリンさん?」

 

質問すると、

 

「あの陰キャ赤メッシュ!俺たちをだましやがってー!!しかも好き勝手やりやがってー!」

 

理不尽な怒りを爆発させた。

 

「やられっぱなしじゃ終われない!今度は本物のカレコレ屋に押しかけていくいくぅ~!!」

 

・・・秘密結社ヤルミナティーがカレコレ屋に騒動をもたらすのもそう遠くなさそうだ。

 

 

 

 



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火車と二人の絆

今回のは死刑囚の死後のオリジナル版です。
ボティスのカンナに対する呼び方はカン子にします。
ヒサメ視点がほとんどになります。


sideヒサメ

今日の依頼人はおばあさんだった。

 

「私の息子は罪のない人を殺しました。それも五人も。」

 

「そりゃ大悪党じゃのっ!!」

 

「ちょっと!ボティスさん!!」

 

今は四人とも用事で外出しているのでボティスさんは不謹慎なことを言いまくる。

 

「いいんです。そういう風あたりは慣れてますから・・・」

 

「どういう意味ですか。」

 

依頼人の話では息子の罪が世間に知れ渡ってからどこへいっても迫害を受けてきたらしい

それでも依頼人は受け止めていたみたい。

それをきいてまたボティスさんは石を投げてる側も加害者になってると爆笑する。

 

「嫌がらせを止めるためにカレコレ屋に?」

 

「もういいんです。そのことは・・・息子に刑が執行されて、私遺体を引き取ろうと思うんです。」

 

「そんな息子の遺体を引き取る!?意味が分からんのう?」

 

ボティスさんが驚くけど依頼人は

 

「私にとってはたった一人の息子なんです・・・可愛く私に笑いかけてくれた・・・

あの子が・・・まだいるんです。」

 

「・・・」

 

何も言えなかった・・・大切な人を失ってそれでもその痕跡を手元におきたい気持ちが

分かったから・・・

そして依頼人は依頼を話した。

 

「火車という異宙の生物をご存じですか?」

 

「・・・っ!!」

 

知ってるも何も一人の親友にはその生物のDNAがある。

 

「火車は悪行を積んだ人の亡骸を奪う異宙の生物です。非常に強力な能力を持っており

狙われた遺体はほぼ持ち去らわれます。」

 

「やはり人間は非力じゃのう。」

 

「それ以上にだれも止めないですしね・・・」

 

「誰も止めない?」

 

「悪行を積んだ人間の遺体なんて身を挺して守ろうとはしないですから・・・」

 

「処理をする手間が省けるのが本音か。」

 

「でも・・・遺体の処理くらいわが子にしてあげたいってそれも許されないんですかね。」

 

この言葉をきいて私の決心はついた。

 

「依頼内容は火車からご遺体を護衛することですね。」

 

こうして私は依頼を受けた。

 

そうして遺体を運ぶ車の後ろのもう一台の車にのっていたんだけど・・・

 

「珍しいですね。ボティスさんが私だけの依頼についてくるなんて。」

 

「今回は面白そうじゃし、カン子のDNAのオリジナルの異宙人も見てみたいからのぅ!」

 

私は死刑のその後を知らなかったから調べてみたけど献体を希望する死刑囚も多いらしい

ドナーもあるらしいが日本ではまだ浸透していないらしい。

そんなことを考えていると周りが炎の赤に染まった。

 

「ケヒっ!」

 

そんな声を上げて火車は遺体のある車に襲い掛かった。

 

「う、うわああああ!!」

 

「早く車から出ろ!遺体は放っておけ!」

 

周りの人が避難したのを確認すると

 

「それは渡せないの・・・帰って。」

 

火車に言うが

 

「カタカタカタ!!」

 

火車は怒った様子で火を出して攻撃する。

 

「くっ!」

 

私はとっさに電撃で相殺して出したすきに氷と持っていた砂鉄の操作でワイヤーを作り

拘束したけど・・・・

 

「カタカタ!!」

 

火車は圧倒的火力で氷を溶かしワイヤーを強引に引きちぎり私に炎を纏った拳をぶつけようとする。

私はとっさに氷でガードする。一発で砕かれるがそのすきに距離を取る。

まずいな・・・最大出力の電撃を当てればいけるけどあの火車結構素早そうだし

このままじゃジリ貧になっちゃう・・・

そう考えていると

 

「もういいです!!このままじゃあなたがやられてしまいます!もともと弔う資格もない息子ですから!」

 

依頼人は言うけど・・・

 

「息子さんじゃないですか・・・!最後くらい会いたいじゃないですか・・・それにこんなんで諦めたら親友に笑われちゃいますよ。」

 

「・・!!」

 

私が答えて立ち向かおうとすると

 

「そんなことないよヒサメちゃん一人でよく頑張ったね。」

 

バシャアアア

 

そんな声とともに

大量の水が火車を襲った。

 

「カタカタ・・・・」

 

火の勢いが弱まり火車が弱体化する。

 

「カンナちゃん!?どうしてここに!?」

 

「用事すませてカレコレ屋に来たらヒサメちゃんいなかったから依頼手伝おうと思って

スマホのGPS見ながら来たらまさかこんなことになってるなんてね・・・」

 

「カンナちゃん火車からあの遺体を守りたいの・・・協力してくれる?」

 

「もちろん!」

 

そして私たちは火車に攻撃を仕掛けた。

まずはカンナちゃんの水の檻で拘束!

 

「ガバガバ・・・・」

 

水に包まれて火車はもがく、そのすきに最大出力の雷撃をためる!

 

「これでもくらえー!」

 

そして空から特大の雷を落とした。

 

ピッシャーン!!バリバリバリ!!

 

水は電気を通すので水の檻の中の火車も感電する。

 

そして拘束をとくと

 

「カタカタ・・・」

 

立ってはいたが炎の勢いも弱まったそして

 

「・・・・」

 

火車はそのまま去っていった。

 

「やったー!カンナちゃん!」

 

「そうだね!やっぱアーシたち二人のコンビネーション最強だね!」

 

二人で喜んでいると

 

「ありがとうございます。私はあきらめかけてしまったけどヒサメさんの言葉でまた気力がわきました。カンナさんも息子のために協力してくれてありがとうございます。」

 

「いいえ、息子さんに会えるといいですね!」

 

「ちゃんと弔ってくださいね。」

 

「なんだかつまらん依頼になったのぉ・・・」

 

ボティスさんは愚痴ったが依頼は無事完了したのだった。

 

そして帰り道

 

「カンナちゃん、今日は助けにきてくれてありがとう。私ひとりじゃ厳しかったかも。」

 

「お礼なんていいんだよ!アーシたち親友なんだからさ!」

 

「うん!」

 

カンナちゃんとの絆をさらに固くできた依頼だったのであった。

 

 

 



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妥協の結婚

sideカゲチヨ

今日の依頼人は異宙人の方だった。

 

「実は私旦那のことを好きじゃないんですよ。」

 

?つまりどういうことだ?

 

「前は好きだったんですか?」

 

ヒサがきくと

 

「申し訳ないのですが最初から・・・」

 

と言ってきた。

 

「好きじゃないのに結婚したのか?」

 

「何か結婚しなきゃいけない理由があったんですか?」

 

フィーアとシディが聞くと

 

「はい、大層な理由ではないんですが年齢的にも金銭的のもそろそろかなって専業主婦にも

なりたかったですし・・・・」

 

まぁ確かに働きたくない気持ちはわかる!

 

「僕も将来の夢はヒモなんですよ!!」

 

「ヒモと専業主婦を一緒にすんな。」

 

「そうそう、専業主婦も旦那さんがいない間にやっておかなくちゃいけないことがあるんだから!」

 

 

ヒサとカンナに突っ込まれてしまう・・・

 

sideフィーア

 

「結婚すれば好きになるかなと思ったんですがそうはならなくて・・・」

 

夫の良いところを見つけられなかったんですかね・・・?

 

「夫のことが嫌いなのか?」

 

シディさんがきくと

 

「好きではないですね。」

 

はっきりいいますね。

 

「向こうは?」

 

ヒサメちゃんが聞くと

 

「その・・・すごく愛してくれています・・・」

 

「なるほどその愛が重くてますます悩みが増してるって言ったところですね。」

 

「はい・・・」

 

カンナちゃんが推測すると依頼人はうなずく。

 

「アクセラレータっすね!」

 

「一方通行のことアクセラレータって言うな!」

 

ヒサメちゃんに突っ込まれる。まったくその中二病いつ治るんですか・・・しかも古いし・・・

 

sideカンナ

 

「なんでこのタイミングで来たんだ?」

 

確かに不満ならすぐにでもここや誰かに相談してもよかったはずだよね?

 

「子作りを・・・生理的に彼との子供を作りたくなくて・・・」

 

そんな身勝手な・・・

 

「結婚てのは契約みたいなものですよ?妻はあなたのように愛情じゃなくても金銭的にひかれて結婚でもいいけど向こうはあなたに癒しを求めてるんですよ?子供もその愛や癒しの証なんですから。」

 

アーシがいうと

 

「・・・・」

 

皆が沈黙した。

 

「どうしたの?」

 

「いえ・・・・」

 

「カンナちゃんは割り切ってるな~と思って。」

 

「冷静すぎますね・・・」

 

「確かに自然では強さをもとめて結ばれる生物もいるしな。」

 

「怖ーよカンナ・・・」

 

依頼人もシディ以外のみんなも苦笑いや怯えていた。

 

なんでだろ?

 

「とにかく作っちゃだめですよ!子供も可哀そうです。」

 

ヒサメちゃんは反対する。

 

「でも旦那と親に迫られていまして・・・」

 

「あなたは望んでいないのか。コウノトリさんに待っててもらうようにお願いしなきゃだな!」

 

「シディはちょっと黙ってて。」

 

ヒサメちゃんに言われてしまうが世界がシディみたいにメルヘンだったらこういう依頼はなくなりそうなんだけど・・・

 

sideヒサメ

依頼人はその解決策を言ってきた。

 

「種バンク・・・考えてるんですよね。」

 

「種バンク?」

 

私が何なのか疑問に思っているとカゲが

 

「ドナーから採取した精子を格納保存する施設だ。希望者に提供される。」

 

説明してくれた。なにそれ!

 

「そんなのダメですよ!」

 

わたしが反対すると

 

「こっちは親とか夫とかのプレッシャーがあるんですよ!?」

 

と反論してくる。ホント自己中なんだから・・・

カゲも

 

「DNA鑑定ですぐばれますよ。リスクが大きすぎる。」

 

そして依頼人は

 

「どーしても本当の愛を求めてしまうんですよ!」

 

と今更なことをいう。

 

「結婚を決めたのは自分じゃないですか。」

 

「それはそうですけど・・・今の生活は捨てがたいっていうか。」

 

「そんな優柔不断だから子作りで悩んでるんですよね・・・・!」

 

「あのねっ!さっきから・・・!」

 

私もフィーアちゃんもキレそうなったんだけど・・・

 

するとカゲが私にシディがフィーアちゃんを落ち着かせ

 

「そういう人は多いと思いますよ。不倫してる人の割合は男性が三割、女性が二割

多くの人が結婚相手以外に恋人を求めてるんです。」

 

カゲが依頼人に同調する言葉をいって会話を続ける。

 

「確かに多いな足して五割つまり半分の人が不倫してるのか。」

 

「シディ後でちゃんと教えてあげるからね・・・」

 

「算数って難しいよなー」

 

シディの的外れな計算にカゲとカンナちゃんが反応する。

 

「それに生物学的にはいずれ恋は終わりますから。」

 

「どういう意味?」

 

私がきくと

 

「異性への脳内のドーパミン効果は三年で切れるといわれてるんだ。」

 

かなり短いな・・・そう思ったらシディが

 

「理由は子孫繁栄か、出会って子供を授かって、子供が歩けるようになるくらいまでは

一緒に育てろという意味だな。」

 

「不倫も考えてみれば別の遺伝子を取り入れたい当然の欲求ですしね。」

 

「結婚っていう制度ができたから薄れたけど確かにその通りだね・・・」

 

「い、いきなり二人とも鋭い・・・」

 

私とカンナちゃんは驚いた。

 

シディとフィーアちゃんってこういう時もっともなこと言うんだよね・・・

 

「普通に考えれば予想つくぞ?」

 

「シディさんと一緒にいれば自然の仕組みによく立ち会ってましたから。」

 

ゴブリンの教育、恐るべし!

 

「じゃあ、どうすればいいのよ!」

 

依頼人がいうと

 

「提案があります。ものを用意するんで少しまっていてください。」

 

そしてカゲが用意したのは一つの瓶に入った液体だった。

 

「これは?」

 

「惚れ薬です。飲んで最初にみた人を好きになります。」

 

「そんなのあるんだ!?」

 

私もカンナちゃんも驚いた。

 

「ああ、異宙の住人にマンドラゴラってのがいる引き抜くと叫び声をあげる。」

 

 

「マンドラゴラから惚れ薬は作れないぞ。」

 

シディがいうけど・・・

 

「イチゴミルクで育てたマンドラゴラからは作れる。」

 

「イチゴミルクで!?」

 

「異宙の神秘ですね・・・」

 

私もフィーアちゃんも唖然とした。

 

「差し上げます。」

 

「これで夫を好きになれってことですか?」

 

「無理にとはいいません。ただ、これで旦那さんを好きになれます。」

 

「ありがとうございます。」

 

「あ、これ惚れ薬だと自覚してのまないと意味ないんで他の人にのませるようなことはしないでくださいね。」

 

「はい。」

 

こうして依頼人は帰っていった。

 

「それにしてもイチゴミルクで惚れ薬を生成できるなんて面白いね!」

 

「確かに異宙は広いですね。」

 

フィーアちゃんといってると

 

「あ?あれ嘘だから。」

 

カゲが衝撃的なことをいう。

 

「え!?」

 

「あれただの興奮剤だからしかも弱めの。」

 

「えー!?本物だったら作って皆にのませようと思ったのに~。」

 

「何するきだったんだお前・・・シディは気づいてたぞ。」

 

「イチゴミルクで惚れ薬は無理だろ?大丈夫か二人とも?」

 

「本当にできると思ってました・・・」

 

「ウグっ・・・」

 

まさかシディに常識を心配されるなんて・・・

 

「ってか、偽物ってことはどうなんの!?あの人。」

 

「確かに惚れ薬じゃないってことは・・・」

 

「思い込みで夫のことを好きになれっかもしんねぇ。所詮恋愛なんて思い込みなんだしさ。」

 

「あ~カゲチヨアーシの真似してる!まぁ興奮剤だしかかりやすくはなるかもね。」

 

「ちげーよ!?旦那さんは彼女を愛してるみたいだしその愛はきっとどこかでは伝わってんじゃねぇの?」

 

するとシディも

 

「うむ、恋は三年しか続かずとも長く一緒にいれば情がわく情はいずれ愛情になる」

 

「フフっ」

 

「「どうした?」」

 

「何でも~」

 

「?」

 

「ウチは男子の方がロマンチストなんだね~」

 

「いいんじゃないですか。」

 

「そうだね!」

 

二人に聞こえないように私たちは三人で話すのだった。

 

 

 

 



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sideストーリー妖精王の人助け1

side妖精王

 

 今日は羽をたたみ地球の観光をしていた。なぜ森からでているかというと

 

住民に

 

「たまには娘さんのところにいってあげてください!」

 

「森のことは任せてください!」

 

と言われたので娘に会いに行くついでに観光をしていたのだ。

するとなんだかイライラした男がベンチで座っていた。

 

「くそっ・・・なんでだよ・・・」

 

「どうかしたのか?良ければ話を聞くぞ?」

 

僕はなんだかその男が事情を抱えてるみたいだったので声を掛けた。

 

「あ・・?お前は?」

 

僕は羽を広げて男に語り掛けた。

 

「俺は妖精王クリス、もしかしたら悩みの力になれそうだから声を掛けた。話せばイラつきも少しはスッキリするだろう。」

 

 

「まさかアンタが有名な・・・ありがとう。」

 

こうして男は話し始めたどうやら男は三年付き合っていたのに突然別れを告げられたらしい。

 

「もしかして彼女と連絡もできなくなったから理由も聞けないとか?」

 

「ああ・・・もうどうなってんだよ・・・・!」

 

「お前はちゃんと話したいわけだ。」

 

「ああ・・・彼女の居場所アンタわかんのか?」

 

「ああ、さっき植物の記憶を覗いてわかったよ。異宙人が宇宙船用の港に向かってた。

花嫁衣裳着せられてたし、連れてかれるのかもな。」

 

「そんな!?まじかよ・・・アイツ俺には一言も・・・」

 

「王冠被ってたし、どっかの異宙の星の王子ってとこだな。人質や権力で無理やりってところだな。」

 

「・・・場所教えてくれ。俺は行く。」

 

「武装したボディガードもたくさんいるぞ。死にに行くようなものだ。」

 

 

「関係ねぇよ!あいつに俺を頼ってほしかったことを言わなきゃいけねえし、そんな権力で俺たちの関係が終わりとか納得できるか!」

 

「ハハハハハ!やっぱ面白いな恋ってのは!いいよ俺もその奪還に協力するよ。娘たちの土産話になりそうだ。」

 

「ありがとう・・・」

 

「お礼は奪い返してからだ行くぞ。」

 

こうして俺たちは男の彼女のところへ急いだ。

 

side彼女

私はいま両親を人質に取られある異宙人の王子の花嫁になるところだ。

その異宙人は緑色のタコのような見た目でお世辞にもカッコいいとはいえない。

 

「ほ、本当にあなたと結婚すれば両親は返してくれるの・・・きゃ!?」

 

すると異宙人はビンタしてきて。

 

「今、お前は三つの罪を犯した。敬語を使わなかったこと、結婚を幸せと思っていなかったこと、そしてわしに交換条件を持ち出したこと。もし、次ワシの機嫌を損ねたら家族がどうなるかわかっているな?」

 

性格も最悪だし・・・

 

「王子のお力をしっかり示し上下関係を教える素晴らしいです王子。」

 

「この程度当然じゃ、早く船を出すぞ。」

 

やっぱり嫌・・・

そう思ったとき

 

「ふざけんな!勝手な真似してんじゃねえ!俺はそんなに頼りないかよ!!」

 

駆け付けてくれたのは愛しの人だった・・

 

side妖精王

やれやれ、案の定だ・・・

男と王子の言い合いを聞いていが状況は把握した。

 

「なんだ奴はストーカーか?やれ。」

 

「やめて!?」

 

男が襲われそうになったので、

俺も前に出る。

 

 

「お前みたいなやつがいると、王のイメージが悪くなんだよ。さっさとこの二人から手を引いて両親の場所を教えろ。さもないとお前たちの星の植物全部枯らすぞ?」

 

俺は攻撃をパレン・ガーデンで受け止め最終通告をする。

 

「よ、妖精王だと!?」

 

「ま、まさか・・・あの王がこんな場所にいるはずない!?お前たちやれ!やれー!」

 

まったく仕方ない少し数を減らすか・・・

 

霊槍第十形態 死荊

 

俺はボディガードの一人にそれをかすらせる。

 

「はっ!そんな棘ごときで・・・アレっ・・・ブハっ!」

 

余裕をかましたその瞬間そいつは全身から血を噴出させ死ぬ。

 

「ど、どう言うことじゃ!?なぜかすっただけで・・・」

 

「すげぇ・・・!」

 

「ほら、お前も隙見て彼女を奪い返せ。雑魚は俺がやっとく。」

 

「ああ!!」

 

男は王子がデス・ゾーンに気を取られている間に彼女を奪還する。

 

「いやだぁぁぁ!!死にたくないぃぃ!」

 

「もうやってられるかぁぁぁ!!」

 

「おい!待てお前たち!」

 

ボディガードたちは数人が死んだのをみて王子を見捨て逃げていく。」

 

「あわれだなぁ・・・部下に逃げられる王なんていらないよなぁ・・・」

 

「た、助けてくれ・・・両親の居場所も話すから・・・星だけは・・・お父様に叱られる・・・」

 

「悪いねぇ・・・もう星には連絡させてもらった。星には帰らせるよ逮捕って形の強制送還だけどな!」

 

そして俺は槍で思いっきり王子を殴り気絶させた。

両親の場所に向かったがちゃんと無事だった。

 

「良かったな。両親が無事で。」

 

「はい・・・妖精王には感謝してもしきれません何かお礼できますか?」

 

「そうだな・・・じゃあ連絡先交換してくれ、スマホ買ったんだけど娘や森の住民以外

連絡先なくて困ってたんだよ。」

 

「はい!」

 

こうして俺はカップルと彼女の両親を家まで送りカレコレ屋に向かおうとしたのだが・・・

 

「美少女自販機・・・・?」

 

チラシが落ちているのを見つけた。

そういえば最近まだ同盟を結んでない弱い異宙人がさらわれてるってきいたな・・・

きたついでだ、カレコレ屋に行くついでに犯人を吊り上げるか!

 

 



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sideストーリー妖精王の人助け2

side妖精王

 

さてまずは、その美少女から話を聞くのが手っ取り早いか・・・

俺が歓楽街を一人で化けて歩いていると

 

「お兄さん!!イケメンだね!彼女とかいんの?」

 

早速釣れたみたいだ。

にしても軽薄そうなつらしてやがる・・・

異宙人はおろか人間だって売買しそうなつらだ。

娘たちなら大丈夫だろうがこんな奴が来たらと思うとぞっとする。

 

「いや、いないな。」

 

「マジ!?お兄さんにぴったりの自動販売機があるんだけど見ていかない?

買えるのはなんと美少女!!ポチっとしてもらえば明日には届くようになってるから!」

 

早くもぶっ飛ばしたい衝動に駆られる。カレコレ屋ではいつもこんな依頼受けてるのか?

三人とも大丈夫かな?

こうして俺は自販機に行きボタンを押した。

 

「あ、俺ホテルに泊まってるからそこに届けてもらえる?」

 

「わかりましたー!」

 

男にそう告げ、俺は今日は連絡したホテルに行きサトウとスズキ、に協力を要請してエイファには守護獣をつけ

眠りについた。

 

そして翌日段ボールに入れられた猫耳に二つの尻尾が生えた猫又のような少女が届いた。

 

「あっ・・あっ・・」

 

「なぁ、ちょっと喉触らしてもらえるか?」

 

そういうと少女は戸惑いながらも頷いた。

触ってみると声帯が切り取られた跡があった。

情報が漏れないようにねぇ・・・

つくづく外道だな・・・!

俺はすぐに命の雫で少女の喉を治す。

 

「あれ・・・私声が出せる・・・?」

 

「ああ、俺の仲間がお前たちの親や他の子たちも探してるから。お前の親や、売られる前のことを教えてくれないか?」

 

「はいっ!わかりました!」

 

こうして少女は元は人間の町に住んでいた異宙人だったことやいきなりさらわれて両親と別れさせられて、

手術を受けてきたらしい、

 

「それは大変だったな・・・そうだ!俺とアジトが分かるまで一緒に遊びに行かない?気持ちもリフレッシュできるし、俺も地球観光できたから案内お願いできる?」

 

「はい!まかせてください!」

 

side少女

 

本当に不思議な人、私の喉を治しただけでなく私に寄り添ってくれて・・・

私は地球の楽しいところに案内した。

 

「あそこは遊園地っていって色んな乗り物があるんです!」

 

「そうか・・・乗っていくか。」

 

私たちはこうしてジェットコースターやメリーゴーランドを楽しんだ。

 

「楽しいか?」

 

「はい!妖精王様も楽しんでますか?」

 

「ああ、お前といると娘たちの小さいころを思い出す。」

 

「聖女様の?」

 

「ああ、たまに地球にきて遊んでたからそれにお前の境遇がなんだか似ててな・・・」

 

どうやら聖女様たちも実験されてるときに助けた子たちらしい。

 

「今カレコレ屋っていう何でも屋とYOUTUBEで動画配信してるんだ。見てみるか?」

 

「はい!」

 

私たちは夜カレコレ屋のチャンネルをみて過ごした。

 

翌日も町の出店でお寿司を食べた。

 

「おいしいです!」

 

「良かった。」

 

そしてついにスズキさんとサトウさんが

 

「やっと見つかったぜ。こいつら畜生だぜ、美少女以外は法外な労働力として扱ってた。」

 

「で、どうするんだ?」

 

「決まってる、取り返して保護する。」

 

そういって労働力として扱ってる工場に行き、証拠を見せて取り返した。

他の美少女もそうして取り返し不満そうにした人にはお金を払い満足させていた。

 

「大丈夫でしたか?」

 

「ありがとうございます。妖精王様・・・・」

 

「あなたたちの種族と同盟を結び希望者は森に住んでいただいてもかまいませんが・・・」

 

「こうなってしまっては地球では暮らしていけません・・・どうかよろしくお願いします。」

 

こうして私たちは妖精王の森で過ごすことになった。

 

「じゃあ、また会おうな。」

 

「はい!楽しんでくださいね!地球!」

 

「ああ・・・」

 

こうして私と妖精王さまの観光は終わったのだった・・・

 

side妖精王

 

俺は森の人の住んでないところで奴らを拘束していた。

 

「おい!なんだこれは!裁判だ!正当な裁判にかけろ!これは法治国家での当たり前の権利だ。」

 

「悪いねぇ・・・ここは自治区妖精王の森だ・・・地球の法律はおろか警察もやってこない。お前たちはこれから俺の民になるものを傷つけた。よって裁きを下す。」

 

「そ、そんな・・・」

 

「ここには森を守るための黒妖犬や吸血妖精がでるんだ。弱きものを傷つけたお前たちがどうなるかはわかってるよな?」

 

 

「ガルルルル・・・」

 

「ケケケケケ!」

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

さて今度こそカレコレ屋に行くか・・・

 

sideカゲチヨ

 

妖精王が会いに来たってことでカレコレ屋でパーティをしてたんだが・・・・

 

「なんでお前らもいんだよ!?」」

 

スズキとサトウがいるなんて聞いてねえぞ!

 

「いいじゃねーか!妖精王様が人助けの手伝いのお礼って誘ってくれたんだよ!」

 

「寿司・・・美味いな。」

 

全く・・・

 

「へぇ!お父さん人助けしたんだ!」

 

ヒサが驚くと

 

「まぁ、カレコレ屋の真似みたいなものかな。」

 

「どんな内容だったのかきかせてください。」

 

「アーシも気になる!」

 

フィーアもカンナも興味深々だった。

 

「いいよ、あれはある日のこと・・・」

 

全く騒がしいことになりそうだ・・・

 

 

 

 



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盗聴したものの末路

sideストーカー

 僕は今日出所したんだ。

僕は長い間檻の中に囚われていたでも、勘違いしないでね。

僕は過ちを犯したわけじゃないんだ。

僕は愛を育もうとしたんだけど、カンナちゃんがそれを邪魔して僕の腎臓を奪ったんだ!

おかげで背中の手術の傷跡はまだ痛むし・・・

それにストーカー男のカゲチヨのこともある・・・

大切な人を守るためには力が必要だ!僕の力がないばかりにまだヒサメたんは

あのストーカーに囚われている・・・今度こそ僕はヒサメたんを守って見せるんだ!

僕は早速ヒサメたんの家に行き行動を開始した。

まず学校に行くため部屋をでるヒサメたんを確認した。

それにしてもここがヒサメたんの家かー匂いがここまでしてきそうだよ。

 

「うーんおそいなぁ・・・」

 

相変わらず麗しい・・・

 

「おはようございます。ヒサメちゃん。」

 

「フィーアちゃんおはよー。」

 

フィーアちゃん・・・ヒサメたんにはかなわないけどかわいらしいな。

たしか喧嘩も強くて不良校の生徒も叩きのめしたって聞いたな。

 

(スズキとサトウの特訓の回で居場所を聞くため生徒をボコボコにしてきいた。)

 

「おはよー!」

 

「カンナちゃんおはよー!」

 

「またオカルト本読んでるんですか・・・」

 

「だって面白いんだもん!」

 

うっ・・・トラウマが・・・

たとえ力を手に入れてもカンナちゃんにつけられた心の傷が消えることはないだろう・・

 

彼女の友達の闇医者やヤクザの顔もトラウマになってしまった・・・

背中の傷も痛みだしたし・・・

それでも僕はカゲチヨからヒサメたんを救わないといけないのだ!

 

「ふぁーあ、ヒサおはよう。」

 

「おはようじゃないよ!おそようだよ!遅刻するじゃんそれに寝ぐせもついてるし・・・」

 

「モテたいならもっと身だしなみに気を使ってください・・・」

 

「まぁこれこそカゲチヨって感じだけどねー!」

 

「カンナ!何気にひどくね!?」

 

やはりまだいたか・・・カゲチヨ!!

少女の弱みに付け込んで束縛するなんて吐き気のする男だ!

僕には聞こえるよ君の心の悲鳴が・・・

 

 僕は四人が言った後部屋に入ろうとしたがしっかり鍵がかかっている。

窓にもかかっているが僕はヒサメたんの運命の相手!!

簡単にはあきらめない!一日でダメなら何日でも待ってやる!!

何故なら運命は決められるものじゃなく自分の手で引き寄せるものだから!

そして数日後ついに窓から入ることに成功した。

そして僕は家じゅうのコンセントの裏に盗聴器を仕掛けた。

延長コードにも細工をした・・・これでヒサメたんは離れていても一緒だよ・・・

 

「んー!シディの作ってくれたご飯おいしー!」

 

僕は外でヒサメたんの音をきいていた。

 うんうん、ヒサメたんの食べる音は可愛いなぁ

 

「けどちょっと太ったかなぁ・・・」

 

大丈夫だよ!僕はヒサメたんがどんな体系でも大好きだから!

 

「新しく買ったワンピース着れなくなったらどうしよう・・・」

 

大丈夫だよ!僕が似合うのを買ってあげるから!

 

sideカゲチヨ

今日はカレコレ屋に集まっていたのだが・・・

 

「・・・」

 

ヒサの様子がなんだか変だった。

 

「どした?顔色悪いぞ。」

 

「別に何かあったわけじゃないけど・・・」

 

「なんじゃなんじゃ?話してみぃヒサ子。」

 

「どうしたんですか?隠し事はなしですよ。」

 

「そうだよ!そんな顔してたらほっとけないよね!カゲチヨ!」

 

「ま、まぁなんだ?俺とボティスなんてクズだからさ無責任にはなしていいんじゃね。

それにカンナとフィーアのは話したほうがいいんじゃねーか?」

 

「そうだね・・・」

 

聞いてみるとカンナカムイの力で電気関係には敏感らしいが最近部屋にノイズのような

ものを感じるらしい。

いきなり服も届いてたらしく自分が欲しいって言ってた服だったらしい。

それで怖くなったらしい。

 

「それって前のストーカーの仕業じゃないですか?」

 

「ええ!?」

 

「たしかにあいつならやりそう・・・」

 

「でも逮捕されてるんじゃ・・・」

 

「そろそろ釈放されてもおかしくないでしょう・・・」

 

「アーシが腎臓売ってやったのにまだ懲りてないの?」

 

「「そんなことやってたの!?」」

 

俺とヒサは驚く。カンナまじで大丈夫なの?

 

sideストーカー

 

ついに僕が彼女の呪いを解くときが来た!

僕はヒサメたんの家に侵入するため窓を壊した瞬間

 

「ぐはっ!?」

 

突然脳天に強い衝撃に襲われ僕は窓から落ちてしまった!

 

「まったくこんな手段に出るなんてまったく懲りてませんね・・・!」

 

フィーアちゃん!?

 

「な、なにをするんだ・・・」

 

「もうシディさんにいって盗聴器は外させて警察に連絡しましたがそれでは前とおなじなので私からも制裁を受けてもらいましょうか・・・」

 

「そうはさせるか!」

 

僕は銃を取り出し発砲したが

 

「全く浅知恵とはまさにこのことですね・・・」

 

う、うそだろいつの間に背後に!?

 

「実は私たち妖精王の森にいたころ犯罪集団の情報などを聞き出す拷問官も父さんに内緒で受け持ってたんですよね。」

 

「ひ、ヒイっ!?」

 

「二度と付きまとえなくしてあげますよ・・・」

 

その瞬間僕の鳩尾に衝撃が走り気絶し起きた後

 

バキッグシャ!ガスっメキメキ!

 

「ぎゃぁぁぁぁ!」

 

sideフィーア

 

「フィーアちゃん・・・拷問はお父さんに見つかって禁止されたの忘れたの?」

 

「大丈夫ですよお父さんも今回は許してくれますよ。」

 

ストーカーを警察に突き出した後ヒサメちゃんに注意されてしまいました。

 

「でもありがとね。気のせいかもしれないのに動いてくれて・・・」

 

「当然ですよ。私たち親友であり姉妹ですから。」

 

「そうだぜ、俺たちはただ当たり前のことをしただけだ。」

 

「カゲもありがとう。話きいてくれて。」

 

「しかしあのストーカーは反省するのだろうか・・・」

 

シディさんが心配するが

 

「大丈夫だよ!いざとなったらまたアーシが臓器を・・・」

 

「それはだめだよ!?」

 

カンナちゃんがまた物騒なことをいい

雰囲気が緩む。

こうして事件はいったん幕を閉じたのだった。

 

 

 

 




もともと情報の聞き出しは妖精王がやっていましたが
もっと役に立ちたいとおもってやり始めたという設定です。


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死亡フラグとの出会い

sideカゲチヨ

今日は別荘に得体の知れない何かが住み着いてるかもしれないから確認してほしいという

依頼で洋館にきていた。

 

「うわーなんか雰囲気あるね・・・」

 

「いやーこれは出るかもね・・・」

 

「カンナちゃんそういうこというのはやめてください・・・」

 

ヒサがビビり、カンナがワクワクし、フィーアが注意していた。

 

「とりあえず館の周り一通り見てみるか。」

 

シディがいうが

 

「どうせなんも出ねぇってめんどくせ。四人で行ってきてくれよ。」

 

「いいからきてください・・・!」

 

「はい・・・」

 

フィーアに脅されて行かされそうになる。

 

「フィーア、別にいかなくてもいいだろカゲチヨは足手まといだしな。」

 

「確かにー!」

 

「おいっ!?」

 

シディとカンナさりげなくひでぇ!

 

そうして俺は残り四人が洋館に向かうと

 

「立ちました!!」

 

なんといきなり死亡と書かれたダサいTシャツをきた

幼女が現れた。

 

「なにお前!?」

 

「私は死亡フラグです。死亡フラグが立った時その人の前に現れる死神です!」

 

「はぁ・・・?」

 

迷子か?自分のこと死神とか言ってるし・・・

 

「あなたは今危険な環境にもかかわらず一人で別行動をとるという死亡フラグを立てたのです。だから私があなたの前に現れたんです。まぁあなたがフラグを回避するような行動をとれば死にませんが。」

 

自称死神のくせにちゃんと説明するんだな・・・

 

「つまりお前は俺を殺そうとしててフラグを回避すればいいんだな?」

 

「なっ!?なぜ生き残る方法まで知ってるんですか。」

 

「おめーが言ったんじゃん。」

 

こいつもしかしてポンコツか?

 

「ちなみにさぁ死亡フラグが立ってない人間に危険は及ばないの?」

 

「はい、私の標的はあなただけです!」

 

すると四人が戻ってきた。

 

「建物の周りには何もなかったな・・・」

 

「カゲチヨさんその子誰ですか?」

 

「可愛いー!」

 

「私は死亡フラグで・・・」

 

「あぁ!そこら辺のガキだよ。」

 

四人を危険な目に合わせるわけにはいかないしな・・・

 

「ねえ・・・あなたいつもそんな服着てるの?」

 

「はい?」

 

「アーシに服をコーディネートさせてよ・・・あなたみたいなかわいい子がそんなダサいTシャツなんて耐えられない・・・」

 

「ど、どういうことですか!?というか服はどっからだしたんですか!?」

 

「お着換えの時間だよ~!」

 

「いやー!!」

 

数時間後

 

死亡フラグは黒のゴスロリ姿になっていた。

俺たちは中にはいって探索していた。

 

「ううっ・・・どうしてこんなことに・・・」

 

「カンナはサイコパスだからなー」

 

「サイコパスと行動するのも死亡フラグですよ・・・」

 

まぁとりあえず立ててみるか・・

 

「なぁ、ヒサ俺この依頼終わったら女優と結婚するんだ!」

 

「きもいのはあきらめたから逮捕だけはされないでね。」

 

「ひでぇ!?」

 

「ああ!そんなわかりやすい死亡フラグをたてたら・・・」

 

「あのね死亡フラグなんて・・・」

 

俺が否定しようとすると天井からシャンデリアが落ちてきた。

 

「大変!ほんとに死んじゃった!!」

 

「マジかよ・・・」

 

「ええ!?生きてる・・・?」

 

フラグが体を治しながら俺の体のことを尋ねたので答えた。

 

「なるほどあなたはゾンビと吸血鬼のハーフで簡単には死なないと・・・

本当に手ごわい相手ですね・・・」

 

「俺のこと本気で殺す気じゃん!?」

 

「それが仕事ですから!」

 

「じゃあ、体前後逆なのもわざと?}

 

「あっ・・・」

 

天然って恐ろしいぜ・・・

 

 

そのあとも探索は続いていたのだが・・・

 

「ってかその子中までつれてきちゃまずくない?」

 

「勝手についてきたんだよ・・・」

 

「カゲチヨに子供がなつくなんて珍しいですね。」

 

「天変地異の前触れかなー」

 

「二人ともひでーぞ」

 

カンナもフィーアも俺のことなんだと思ってるんだ!

その時後ろから気配を感じた。

 

「今俺に誰か触れた?」

 

「その子じゃないの?」

 

「私何もしてませんよ?ちなみにこれもフラグですよ。」

 

「またかよ!?」

 

「もう痛いのいやだー!俺帰るから!」

 

「ちょっと!カゲ!」

 

「子供ですか。」

 

「一人で逃げ帰ろうとするのも死亡フラグですよ!」

 

「うるせー!ほっとけ!」

 

そして廊下を走っていると何かが落ちているのを発見した。

 

「立ちました!」

 

「何でだよ!?」

 

「主役より先に真実にたどり着くモブキャラも死ぬ運命です!」

 

「誰がモブキャラだ!!」

 

すると上からよだれが垂れてきた・・・

 

「なぁ・・・もしかしてこれも・・・」

 

「はい!フラグですよ!」

 

「きしゃぁぁぁ!」

 

うわぁぁぁああ!

こうして俺は化け物に襲われてしまった・・・

 

何時間たったかわからないが目を覚ますと化け物は倒されていた。

音をきいて駆けつけて倒してくれたらしい。

おれが握り絞めていたのは化け物の爪だったようだ。

 

俺はあのフラグの言葉を思い出した。

 

ー主役より先に真実にたどり着くモブキャラは死ぬ運命です!ー

 

「うるせー!主役面すんな!!」

 

「なんのはなしだ?」

 

「活躍できなかったからって逆切れはやめてください。」

 

「うっ・・・」

 

フィーアに注意されて俺たちは帰路につこうと屋敷をでた。

 

side死亡フラグ

 

消える途中私はカゲチヨさんに尋ねました。

 

「あなたわざと死亡フラグ立ててましたよね?」

 

「・・・」

 

きっとそれは四人を危険にさらさないため・・・そのことをきくと

 

「お前こそ俺に死んでほしくなさそうだったけど生き残る方法とか教えてくれたり

もしかして俺のこと好きになったとか~!」

 

そんなふざけたことを言ってきた。

 

「あなたなんて嫌いですよ!とにかくこれでお別れです!」

 

ホントに素直じゃないんですから!

 

 

 

 

 

 



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マルチ商法の罠

sideカゲチヨ

今日やってきた依頼人は若い男だった。

 

「この商材を買うだけで幸せになれるんだうちの商品が本当に良いものばかりってこと

わかったかな?」

 

なぜか商品の勧誘をされている・・・

 

「便利な製品を皆に勧めればその人は幸せになり自分の元にはお金が入ってくる。

まさに完璧なシステム!このビジネスを始めれば皆絶対幸せになれるんだ!」

 

しかもそのシステムって・・・

 

「一ついいっすか?」

 

「うん!」

 

「マルチ商法じゃねーか!!」

 

これ依頼じゃなくて勧誘だろ!

 

「依頼じゃないなら帰ってもらえますか?ネズミ講じゃないとはいえこっちも商売なのに冷やかしは迷惑ですよ・・・!」

 

フィーアが冷徹な目をしてる・・・

 

「いや!これは依頼だって!ビジネスの相談に乗ってほしいっていう・・・」

 

「さっきのセリフ完全に勧誘してたじゃん・・・」

 

カンナも苦笑いで突っ込む。

 

「マルチ商法とはなんだ?」

 

シディが知らないみたいなので説明する。

 

「正式名称は連鎖販売取引、企業の加盟社が新規加盟社に商品を購入させることで権利収益を得られるようになるってのをうたい文句にしてるうさんくせービジネスのことだ。」

 

「すまん、もう一度言ってくれないか・・・?」

 

「どこから?」

 

「正式名称から・・・」

 

「最初からじゃねーか!!」

 

「シディに説明するときは区切って説明した方がいいかも・・・」

 

ヒサがそういう。

 

そして俺に胡散臭いと言われたことで依頼人は必死に話す。

 

「胡散臭くなんかない!この洗剤もプロテインもオーガニック食材も皆素晴らしいものばかりなんだ!」

 

そうはいうけどなぁ・・・

 

「けどどれも相場より大分高いしこの飲むだけですぐ筋肉がつくってプロテインってあるけどさぁ・・・あんたガリガリじゃね?」

 

「買ってホントに飲んで筋トレしてるんですかあなた?すぐつくっていっても筋トレしなきゃ意味ないですよね?」

 

「う・・・それはその・・・」

 

フィーアにも言われてしまい躓く依頼人

 

「あ、あなたたちはどう!?魅力的な商品とビジネスチャンスだって思うよね!?」

 

「うーん・・・別にプロテインもオーガニック食材も必要ないので・・・すみません。」

 

「アーシの別にマルチ商法で買おうと思うくらいじゃないんで・・」

 

ヒサとカンナに勧めるも撃沈する。

 

「うう・・・商品を買ってもらって相手を幸せにして自分も幸せになれるこのビジネスは皆を幸せにできる画期的なシステムなのに・・・」

 

こうして依頼人は落ち込んで帰ってしまったが・・・

 

「・・・」

 

シディがなんだか心配そうにみていた。

おいおいまさか・・・

 

sideシディ

それから数日たったある日

バイトの帰り道、俺は行き倒れてる男を見つけた。

そのひとはあの日カレコレ屋にやってきた依頼人だった。

 

「大丈夫か!?」

 

「あ、あなたはカレコレ屋の・・・実はもう何日も食べてなくて・・・

あのビジネスはかなりお金がかかるんです。」

 

「そうか・・・俺の家で食べていくか?友人に料理を教える約束もしてたし試食係もいたほうがいいだろう。」

 

「ありがとうございます・・・」

 

そうして俺が調理の準備をしていると

 

「シディさん約束通り料理を習いに・・・ってあなたは・・・!?」

 

フィーアがやってきたようだ。

 

「友人ってあなたのことでしたか・・・」

 

「シディさんこのひとって・・・」

 

「行き倒れていたから料理をふるまおうと思ってな。他の人の意見も聞いた方が料理はうまくなるぞ。」

 

「わかりました・・・」

 

うぬ?なぜフィーアは落ち込んでいるんだ?

 

sideフィーア

 

はぁ・・・せっかく二人きりと思ったら・・・

 

「うめぇー!!久々に食べた飯は格別だわ!!あなたのもとてもおいしいですよ!」

 

腹ペコ状態の人はどんなものもおいしいっていうから参考にならないし・・・

するとシディさんが

 

「幸せになるためにあのビジネスをやってるといったな生活がままならないほど入れ込んでるのでは無意味じゃないか?」

 

「そうですねただでさえ日本はねずみ講が問題のなったので違法じゃなくても肩身が狭いですし・・・」

 

私たちがそういうと

 

「けど、自分が頑張れば同じビジネスをやってる肩身の狭い仲間だってもっと儲かるんだもっともっと頑張りたいよ。」

 

「そうか・・・お前は仲間思いなんだな。」

 

シディさんのいうとおり確かに仲間思いだけど・・・

すると依頼人は

 

「その整った顔!!げふんげふん!」

 

「顔?」

 

「いや!まっすぐなまなざし、熱い気持ち!僕の仲間になって、一緒にこのビジネスを盛り上げないか?君が手伝ってくれれば僕もまともな生活ができるとおもうんだ!」

 

「ちょっと!シディさんを無理やり・・・」

 

「いや、俺にできることがあるなら協力しよう。」

 

「シディさん!?」

 

どうなってしまうんですか・・・

 

sideカンナ

 

「というわけであの依頼人のビジネスとやらを手伝ってくることになった。」

 

「すみません私も止めたんですけど・・・」

 

「はぁっ!?お前な~人の話聞いてたか?アイツは騙されてるしお前だって良いカモにされるだけだっての!」

 

当然カゲチヨは猛反対する。

 

「騙されてるならなおさら助けてあげたい。」

 

「でもこういうのって勧誘に洗脳めいた手口を使ってるところもあるから簡単じゃないよ・・・」

 

アーシも反対する。

 

「お人よしすぎるぜ、シディこういうのは関わらないのが一番なんだよ。」

 

カゲチヨもそれに乗っかるようにさらに反対する。

 

「でもシディは騙されてる人がほおっておけなくて・・・」

 

ヒサメちゃんもフォローするけど・・・

 

「ああいうのにかかわると周りが不幸になるんだよ。」

 

「そうやって一方的に決めつけるのは感心しないな。」

 

な、なんか雲行きが・・・

 

「はぁ?自分の騙されたまま騙されてるやつを増やしていくんだぜ?わかってんのか?」

 

「もう、二人とも・・・」

 

「とりあえず私もついていって騙されそうになってるなら止めますから・・・」

 

「カゲチヨの考えはわかった。だが一度信じることから始めるそれが俺のやりかただ。」

 

「ケッ、勝手にしろ!」

 

そうしてシディはでていったけど・・・

 

「ヒサ、カンナ・・・やっぱほっとけねえから力貸してくれ・・・」

 

「了解!」

 

さーて忙しくなるぞ~!

 

sideフィーア

数日後シディさんが依頼人に誘われとあるパーティ会場に行くので私も

ついていきました。私もシディさんもスーツとドレス姿で行きました。

けれど・・・

 

「他の人を勧誘して商品を沢山買ってもらうほど僕たちが儲かって皆が幸せになる・・・ってこれ昨日も百回くらい説明したしいい加減分かったよね?」

 

「うむ、何度もありがとう。」

 

まだあやしそうですけどね・・・

 

「で、今日は誰を勧誘するんだ?」

 

「勧誘するってことは秘密にしてくれない?よしっ!あの女性で行こう!」

 

「なぜだ?」

 

「怪しいですね・・・」

 

 

そうして彼はシディさんと一緒に近づいた。

 

「楽しんでる?」

 

「はい、お料理もおいしくて・・・」

 

「確かにな自然由来の素朴な味わいは俺も好きだ。」

 

「は、はい私もそう思います・・・!」

 

なるほどシディさんの顔で落とす作戦ですか・・・

しかし・・・

 

「こういった自然を生かした料理が好き・・・なのか?」

 

「はい・・・好き、です・・・」

 

ホント天然ですね・・・

 

「向こうのテーブルのジュースもおすすめだ。取りにいこうか?」

 

「はい!」

 

「ちょっとまって・・・料理の話してどうすんの!?」

 

「そういう流れだったと思うが・・・」

 

「さりげなく商品の話題に振って!」

 

大丈夫でしょうか・・・?いや勧誘も大丈夫かって話ですけど・・・

 

「このジュースの色洗剤に似ていないか?」

 

「へっ!?」

 

「どこがさりげないんだよ!?」

 

やっぱりシディさんにこういう会話テクニックは向いてませんね・・・

依頼人がやっていますが少し強引ですね・・・

 

「食費の分っていうのはなしじゃないですか?無料っていっちゃてるんですから。」

 

「その人は嫌がってる強引すぎるんじゃないのか?」

 

私とシディさんが止めると

 

「仕方ないだろ!?これくらい言わなきゃ勧誘なんかできないし・・・」

 

「だが人を困らせていては幸せじゃないだろう。」

 

「みんなの定義が違うだけだ!俺やこのビジネスにかかわってるやつらって意味だ!

それ以外の奴らから搾り取ることで商売は成立してんだからよ!」

 

「それは皆の幸せとは言わないだろ・・・」

 

口論になっていると

 

するとアナウンスが響く

 

「どーもどーも」

 

この声ってカゲチヨ!?

 

「この会場のオーナーに頼まれて調べたんだが・・・このパーティの主催者が株式会社ニコショだって事隠してたらしいな。」

 

するとパーティの参加者のおそらく勧誘されようとしてた人たちが

 

「え、ニコショ?それってマルチ商法で有名な・・・」

 

「パーティってきいただけなのに!?」

 

どうやら相当有名な会社らしい。

 

「目的をかくして相手を呼び出しマルチ商法に勧誘すんのは法律違反だぞ?つまり

・・・っのことが」

 

なんか途切れてますね・・・

 

sideヒサメ

 

「おいヒサ!なんかうまく音入んねーんだけど!」

 

私はカンナカムイの能力で操作してたんだけど・・・

 

「ごめんごめん!機械が古くて上手く動かないみたい。」

 

 

「確かにこのマイク相当古いモデルだしね・・・」

 

カンナちゃんやけに機械のモデルに詳しいね?

 

「ガチャガチャしてたら治ったりしねーかな・・・」

 

それ治らないフラグだよ・・・

 

こうして私たちの演説は続く

 

 

「マーとにかくマルチ商法ある条件だけを例外として基本的に違法になる場合が多い

せいぜい気を付けることだな。マスコミに垂れ込んでもいいんだぜ?」

 

すると観客は怖くなりかえってしまった。

 

そして会場にいくと

 

「くそっ!パーティで下位の会員をふやして大儲けするチャンスだったてのに・・・」

 

依頼人はイラついていた。

 

「本当にみんなが幸せになる方法がこれなのか?確かに仕事とはお金を稼ぐ手段だ。

だが、仕事でも誰かを幸せにすることはできるお前はそんな仕事をやるべきなんじゃないのか?」

 

「うっせーよ!俺にはもうこれを信じるしかねーんだよ!!」

 

こうして依頼人は去っていった。

 

そして私たちはシディとフィーアちゃんを迎えにきた。

 

「カゲチヨ、ヒサメ、カンナ・・・」

 

「どうしてここに?」

 

「どっかのお人よしが放っておけないって言いだしてねー」

 

わたしがそういうとカゲはそっぽを向いてしまった。

 

「そうでしたか・・・ありがとうございます今回も助けられました。」

 

「すまないな・・・彼にはやはりだます気があったらしい。」

 

シディがいうとカゲは

 

「最初は違ったのかもしんねーけどな。最初は本気でいい商品だと思って、周りも自分も幸せになれると思ってたけど詐欺って罵られて多くの時間と金を投資していくうちに歪んだのかもな。」

 

「確かに、信じてたもの捨てきれない気持ちっていうのは持っていますしね。」

 

そういってフィーアちゃんも賛同すると

 

「・・・」

 

シディがあっけにとられた顔になった。

 

「なんだよ?」

 

カゲがいうと

 

「俺のお人よしはカゲチヨに影響したのかもな。」

 

突然そう言いだした。

 

「はぁ!?俺は冷酷なクールキャラなんだよ!?」

 

「えー!?どっちかっていうとカゲチヨは子供な中二病だよ!」

 

「カンナひでぇ!?」

 

 

カゲとカンナちゃんははそういうけど確かにそうかもね~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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雪山で遭難!?

sideカゲチヨ

今日は雪山に遊びに来ていて雪合戦をしていたのだが・・・

 

「えい!」

 

「どうだ!」

 

「炎で燃やすよ~!」

 

「それ普通に反則です・・・」

 

俺は早速ついていけなくなった。

電撃を纏った雪玉や剛速球の雪玉についていけると思うか?

 

そして帰ろうとしたのだが・・・

 

「そ、遭難した・・・・」

 

俺が近道を通ろうとしたばっかりに・・・

 

 

「まぁ、こうなるとは思ってたけど・・・」

 

「まずは命を守ることを優先しよう。」

 

ヒサとシディが慰めてくれるが

 

「お前ら随分落ち着いてるな?」

 

普通パニックになってもおかしくないのに・・・

 

「昔氷の能力や体力トレーニングで雪山に四人でサバイバル特訓したんだ!」

 

ヒサがいってくれたがあの王様甘いのかスパルタなのかわからないな・・・

 

「まぁ結局近くで見守ってたけど・・・」

 

カンナの発言で甘いことがわかった。

 

「とりあえず寒さをしのぐために雪で家を作りましょう。私は薪を持ってきます。」

 

そういってフィーアは素早く薪を集め、ヒサは硬めの雪だけ操作して家をつくり

カンナの炎で暖を取った。

 

「しっかし狭いな・・・」

 

「あんまり広くすると寒くなっちゃうから・・・」

 

ヒサが言うとカンナが突然

 

「でもこんなドラマみたいな状況なのに暇だよね~」

 

「確かに・・・そうだいい暇つぶし思いつきました!」

 

そうしてフィーアが提案してきたのは・・・

 

「ば、じゃあバナナ!次はカゲだよ。」

 

「ナだろ・・・ナン」

 

「ちょっと!?続ける気ある?」

 

カンナに責められるが・・・

 

「仕方ねーだろしりとり面白かったことなんて二回くらいしかないし!」

 

するといつの間にかシディは寝ていた。

 

「おい!?起きろシディ今死んだら死因がしりとりになっちまう!」

 

「けど暖をとってるから大丈夫じゃない?」

 

カンナがそう言い

 

「そうですね体温を保持する防寒具も着てますし誰か火の番をしてれば大丈夫でしょう。」

 

フィーアも賛成する。

 

「ん・・ああ寝てしまったな。寝る前にチョコでも食べよう!」

 

そう言ってシディは一枚の板チョコを五等分した。

 

「っていうかさカゲチヨは別に寝なくてもいいし食べなくても死なないから火の番お願いできる?」

 

カンナが言ってくる。

 

「いや!?皆で食ったほうがうめーし、不公平だろ!」

 

「でも最初はカゲチヨがお願いします。」

 

「わかったよ・・・」

 

こうして俺たちは交代で火の番をして過ごした

 

「そういえば皆寒くないか?火があるっていってもこの寒さだし・・・」

 

「私は雪女のDNAを持ってるから寒くないよ?」

 

「今回は大丈夫です。」

 

「心配してくれてありがとな。俺は尻尾に包まって寝るから大丈夫だ!」

 

「アーシも自分で体温上げるし。」

 

「そうか・・・」

 

そして翌朝吹雪は止んでいたんだが・・・

 

「へっくしょい!!」

 

「もう!心配してたのにカゲが風邪ひいてどうすんの!」

 

「運動して野菜も食べないとだめだぞ。」

 

「まぁ、帰ったらあったかくしてあげるね!」

 

「一緒に運動しましょう。」

 

「わかってるよぉぉぉヘックシュン!」

 

なんか散々なようで楽しい思い出作りになったのだった。

 

 

 



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ネットカフェの迷惑客

アンケート載せたので解答よかったらお願いします。


sideヒサメ

 

今日の依頼人はネットカフェの経営をしている人だった。

 

「実は先週バイトの子が五人やめてしまって・・・」

 

「なるほど、新しいバイトが見つかるまで私たちが入るということでいいですか?」

 

私が聞くと

 

「ネカフェならよく行ってるからバイトも余裕だぜ。」

 

カゲがまた舐めたことをいう。

 

「ネットカフェ・・・とはなんだ?」

 

シディが質問する。

 

「ネットカフェってのはネットにつながってるパソコンを使えるカフェのことだ。

料金は時間制でガッツリ使いたい人向けのパック料金もあるぜ。」

 

カゲが詳しく説明する。

まぁカゲは宿題をやったりするためじゃなくてゲームや漫画をだらだら見るだけだろうけど・・・

 

「まぁ、食事やシャワーもあるし快適だよね!」

 

「私も一度行ってみたいと思ってました。」

 

カンナちゃんもフィーアちゃんも乗り気のようだった。

 

「じゃあ明日からお願いします。」

 

sideカゲチヨ

 

というわけで翌日集合場所のネットカフェに来た。

 

「思ってたよりずっと綺麗!」

 

ヒサが驚いていた。

 

「最近は女性の利用客も多いし清潔感は大事にしてます。」

 

「たしかに少女漫画とかもありますしね。」

 

フィーアも男女どちらのニーズにもこたえているのに感心していた。

俺はふとレジの下を見るとそこにはバイト募集の紙が貼られていた。

 

「どうしたんだ?カゲチヨ?」

 

シディが聞いてきたので

 

「ああ・・給料も待遇も悪くないのに店もいい感じなのにバイトが一斉に辞めたのって

なにか理由があるんじゃないかって。」

 

「なるほどな・・・」

 

すると依頼人が

 

「実はうちの常連客にものすっごい迷惑客がいるんです。そいつのせいでバイトを雇っても皆やめてしまって・・・噂もたっているのか最近ではバイトの応募も全然来なくて・・・」

 

「なるほど・・だからなんでも屋に依頼をしたんですね・・・」

 

フィーアが言うと

 

「はい・・・」

 

依頼人も疲れた声で答える、ほんとに参ってるのだろう。

 

「まぁ、ネットカフェに迷惑客は盗難とか犯罪とかするから多いですよね。」

 

カンナも同情する。

 

「いっそ犯罪なら突き出せるんですけどそこまでじゃないのでかえって困ってるんですよ・・・」

 

中途半端な奴ほど厄介ってことか・・・

 

「それならその迷惑客もなんとかしないと・・・

 

ヒサも店のために頑張ろうとする。

 

こうして波乱の予感を帯びながら依頼が始まった。

 

sideカンナ

 

ネットカフェの業務は受付がありシステム説明と退店するときに滞在時間を確認して

清算する。

 

「えー、三分しか過ぎてないのに十五分の延長料金取られんの?」

 

まぁ中にはこういう風にごねるひともいるけど・・・

 

「最初に説明した通り三分でも延長は延長だ。時間は守る基本的な社会のルールだぞ。」

 

「うっ・・・わかったよ!」

 

シディの真摯な態度と威圧には敵わないけどね!

 

次に大事なのは清掃で使用済みの座席はもちろんドリンクバー付近やシャワールームは入念にやるんだ。

 

「フィーアさん早い上に滅茶苦茶きれいですね!」

 

「ありがとうございます。」

 

まぁフィーアちゃん私たちのなかで一番部屋がきれいだからね・・・

カレコレ屋にもゴミがあったら一番早く片付けるし。

 

そしてアーシが今担当してるフード調理がある。

するとシディがやってきて

 

「俺も手伝うぞ。」

 

といって手伝ってくれた。

 

「カンナさんもシディさんも丁寧につくるので評判いいですよ。」

 

「ありがとうございます!」

 

アーシがそう言ってると

 

「思ったより色々やることあるな~」

 

掃除の終わったケげチヨが疲れた様子で言った。

 

「あの~パソコンが動かないんですけどー」

 

言っている間にパソコンのトラブルがあったみたいだ、そしてカゲチヨが素早く対応する

こういう風に簡単なパソコンの知識がある人は重宝するらしいのでカゲチヨは適役だね!

 

sideフィーア

 

数日たつ頃には私たちもすっかり仕事に慣れました。

 

「けど迷惑客ってほどの客はまだ来てないな・・・」

 

カゲチヨがいっていると

シディさんがいきなり驚いた顔で

 

「な、なんだ・・・!?異様な臭いが近づいてくる・・・!」

 

と言いました。

シディさんの狼男の鼻があそこまで刺激されるってどんな臭いなんでしょう・・・

 

「あ、まさか・・・!」

 

依頼人が何か言おうとしたときその男は入ってきました。

 

その瞬間私たちは本能的に顔をしかめ、鼻を押さえました。

距離が近づいたシディさんは白目をむきもう限界な顔をしました。

それも当然でしょう体から放たれるとてつもない臭いは想像を超えて不快になったのですから。

とりあえずカゲチヨが対応しています。

 

「バイトがやめる迷惑客って・・・」

 

ヒサメちゃんが聞くと

 

「あいつのことです。とにかく悪臭が酷くて受付対応した子が気分悪くなって吐いちゃいますし。」

 

「たしかにシディさんの惨状をみれば頷けますね・・・」

 

待機スペースのソファーでうなされながら寝込んでしまったシディさんが酷さを物語っている。

 

「しかも掃除しても匂いがとれななくてブースが丸一日以上使えなくなっるんです。」

 

「確かにお風呂に入ってるかさえ怪しいレベルだもんねこれ・・・」

 

カンナちゃんもげんなりしながら賛同する。

 

「態度も悪くて暴言を吐かれたことも何度も。」

 

「常連客って言ってましたけどどのくらいの頻度で?」

 

私が聞くと

 

「三日に一回は来ます。」

 

確かにそれはバイトも辞めますよね・・・

するとカゲチヨが早速あのお客にクレームを入れられていた。

 

「机の下に誰かの靴下が落ちてたんだって!さっさと片付けて!」

 

さっき清掃した時はなかったはずですけど・・・

そしてカゲチヨは靴下を持ってきたんですけど・・・

 

「ううっ・・・」

 

「臭すぎでしょ・・・」

 

どう考えてもあのお客の靴下ですよね・・・!

 

「こういう嫌がらせもよくあります。新人バイトいびりを楽しんでる節があって。」

 

「もう出禁にしてくれよ!」

 

カゲチヨも参っている様子です。

 

「そうしたいですけど臭いって理由だけじゃできないんです。」

 

依頼人がいうと

 

「俺にいい考えがある。」

 

そう言ったカゲチヨは作戦の準備をしはじめまたあの客

が来た頃

 

「おい!?何だこれは机の下にこれが落ちてたんだ!」

 

ヒサメちゃんが対応する。

 

「申し訳ございません・・・清掃のときに気づかず・・・」

 

「こんな異臭放ってるのに気づかないわけないだろ!?」

 

「前のお客様のものだと思いますのでお預かりします。」

 

「とぼけるな!そんなはずないだろ!この靴下は俺が・・・」

 

「俺が・・・?」

 

「とにかくこんな店二度と来ないからな!」

 

こうして迷惑客は出ていった。

 

そのあとカゲチヨが

 

「やっぱり引き下がったな自分の靴下って言ったら嫌がらせも認めることになるしこうなると思ったぜ。」

 

「信じられない・・・!ありがとうございます。」

 

依頼人が感謝していたのでいいんですが・・・

 

「カゲ・・・この靴下どうやったらこんな臭くなんの?」

 

ヒサメちゃんが鼻をつまみながら聞くと

 

「前にYOUTUBEで見たんだよ誰もがゲロを吐く臭い液体の作り方。その液体に一日漬け込んでさらに一日放置したんだ。」

 

「なんでそんなの見てんの・・・?」

 

「絶対陽キャへの嫌がらせのためですね・・・」

 

「ソンナコトナイデスヨ。」

 

「棒読みだね。」

 

それにしてもカゲチヨがここまでするなんて・・・

 

「絶対靴下片付けさせられたこと根にもってるよね?」

 

「まぁ気持ちはわかるけど・・・」

 

「そうだよ!シディはともかく三人はやってねーからわかんないと思うけどマジでやばかったんでって!

あんな奴出禁になって当然なんだよ!」

 

まぁ依頼も無事果たせそうだし良しとしましょう・・・

こうしてカゲチヨの動画知識によって救われたネットカフェなのでした。

 

 

 



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改造ストーカーとの戦闘

カゲチヨの技は本家のストーリー編であの吸血鬼がカゲチヨの血液を操っていたので
参考にしました。
ヒサメも強化しているのでお楽しみください!


sideストーカー

私は今神社で掃除をしていた。

すると親子が話しかけてきた。

 

「おはようございます。」

 

「おはよう!お兄ちゃん!」

 

「おはようございます。」

 

僕は挨拶を返した。

この親子は数日前から息子さんの合格祈願のためにこの神社に来ていた。

 

「今日も合格祈願ですか?」

 

「はい、受験も近いので。」

 

「お兄ちゃん頑張ってるから!!」

 

「そうですか、きっと神はその努力を見ていると思います。それにお二人の気持ちもね。」

 

二人が去った後僕はこれまでのことを悔いていた。

自分の気持ちを一方的にヒサメさんに押し付けて

ストーカーじみた行為に及んでしまった・・・

カンナさんとフィーアさんが私に罰を与えてくださったおかげで自分の罪に気づけました。

だからここで罪を償うのです・・・

そう思っていると

いきなり科学者の見た目をした異宙人が現れた。

 

「この男だな。貴様は我々に選ばれた。」

 

「どうかいたしましたか?」

 

「我々は生物兵器の研究をしている。貴様の体を改造して兵器にしたい。」

 

「何で私が?」

 

「改造に耐えるためには強い精神力が必要だ貴様にはそれを感じる。」

 

「申し訳ございません。私はもう力など興味がないのです。」

 

「そうか我々はこの町にいるから気が変わったら連絡をよこせ。」

 

そういって異宙人は去っていった。

そうこうしているうちに休憩の時間が来たので公園のベンチに座っていた。

力か・・・昔なら求めていたのに今ではまるで興味が湧かない・・・

そうしているとカップルが通り掛かった。

ふふ昔なら嫉妬していたでしょうね・・・

 

「最近機嫌よくてうれしいよ。」

 

「だって同棲始めてから毎日楽しいんだもん。」

 

「やっぱ同棲すると人って変わるよねー」

 

そうか・・・そういうことだったのか・・・

 

僕はこうして改造手術をうけその体で異宙人からのがれヒサメたんの隣の住民を脅し

その部屋に住んだ。

ふふふ・・・あの二人が隣じゃなくて助かったよ。

そうして僕は床下に行った。

 

するとヒサメたんが帰ってきたようだ。

 

「今日も暑かったなーシャワー浴びよ。」

 

やっぱりヒサメたんはきれい好きだなー!

シャワーに入った後はどうやらご飯の時間のようだ僕もカロリーバーを食べる。

 

「んー!カンナちゃんの作ったお惣菜おいしー!」

 

う・・・どうしてだろう改造された後なのに背中が痛い・・・

ていうかよく思い出してみればあの部屋拷問器具もあった気がする・・・

 

「えー、カゲまだ宿題終わってないの?やばいよ!?お父さんとの戦闘特訓はあんな必死にやってたのに・・・なんでそんなだらしないの!!」

 

やっぱり・・・あのストーカー男カゲチヨに洗脳されてるんだ・・・

やはりあの男を倒さないとヒサメたんは幸せになれないんだね・・・!!

 

僕はヒサメたんが寝たのを確認してさらおうとしたのだが・・・

ヒュッ!

 

「ぐはっ!?」

 

「妙な生体電流をかんじたから誰かいるとおもって蹴りを入れたけどまさか貴方だった

なんてね・・・」

 

どうして僕のことが!?

 

sideヒサメ

 

まさかあのストーカーがまた来るなんて・・・

アイツには話してないけど私はカンナカムイのDNAを持っているので体に電気が溜まりやすい、だから特訓して寝ながらでも電気を微弱に放出して生体電流を感じて相手を探知できる。流石にシディのように遠く離れた敵もという風にはできないけどこういう時にはかなり有効なの。

 

スマホはベットの近くに置いてたからさっき距離をとるのと同時に持ったけど部屋のなかじゃ周りに被害がでるかも・・・そう考えた私は素早く外に出た。

 

「逃がさないそぉぉぉ!」

 

ストーカーは改造されているだけあって飛んで逃げてる私を追いかけている。

とりあえず私はまだ夜十時だったので起きているであろうカゲに電話した。

すると

 

「わかった。三人には俺が連絡するどこで戦うんだ!?」

 

「町の広い公園にしようと思ってる。」

 

 

「わかった。警察に電話したら俺もすぐに向かう!」

 

そして私は公園までアイツをおびき寄せた。

 

「フフフ・・ヒサメたんあのストーカーから解放してあげるからね・・・」

 

またカゲをストーカーと勘違いして・・・!

 

「ここまでするならはっきり言うけど私は貴方のことが好きじゃない。仲間をストーカー扱いして反省しない人なんだから。」

 

「すぐに洗脳をといてあげるよ!!」

 

そういってアイツは突撃してきた。

確かに改造されたあの腕は厄介、だけど。

 

「ぐはっ!?いつの間に氷塊を!?」

 

そう私は公園の池の水の温度を冷やし氷を作った。

その気になれば水道水の温度にも干渉して氷を作れるけど

迷惑になるからやめておく、

そして私は氷塊で連続攻撃するけど

 

「はぁ、はぁなかなかやるね・・・」

 

どうやらあの体の機械装甲はかなり頑丈みたい

そう思ってるうちにアイツは接近戦を仕掛けてきた。

あの巨大な機械の義手を操っている。

 

「くそっ!なんで当たらないんだ!?」

 

まぁ、生体電流を読み取って行動を把握してるから当たらないけど。

そして私はアイツの耳に電磁衝撃波打ち込んで三半規官をマヒさせた。

 

「た、立てない・・・」

 

さらに、

 

「ヒサ!待たせてすまねぇ!」

 

カゲも他人の体の中の血液を操ってアイツを拘束した。

 

「あぁぁぁぁぁあぁあぁ!」

 

純血にはまだ遠く及ばないけど血液を分岐させて拘束しているから無理に動かそうとすれば筋肉が引きちぎられるだろう。

 

「カゲ!」

 

「もうすぐで警察が来るからとりあえず気絶させるぞ!」

 

「うん!」

 

そうして私は公園の砂場の砂鉄、カゲは血液をアイツの義手に操って纏わりつかせ

 

「ぎゃぁぁぁぁ!」

 

グラインダーの要領で切断した。危険物だし取り外しても怒られないよね?

そして私の電撃で気絶させた。

 

そのあと警察と皆もきてくれた。

 

「まさか懲りずに床下に潜入してるとはな・・・」

 

「あんな改造手術するなんて全く反省してなかったんですね。」

 

シディもフィーアちゃんもストーカーの執念に呆れていた。

 

「隣の人も脅して部屋を奪ったらしいし、あれ異宙人関連の機械だから

異宙人関係の収容所に入れられるって。」

 

「そうか・・・」

 

カンナちゃんとカゲがアイツの行く先を教えてくれた。

 

「皆ありがとう。夜遅いのに助けてくれて。」

 

「何言ってんの!一番の被害者はヒサメちゃんでしょ!助けて当然なんだから。」

 

カンナちゃんが答える。

 

「カゲもありがとね。厳しいこと言ったあとなのに真っ先に来てくれて・・・」

 

「何言われても関係ねーよ俺はクズだからなー」

 

「まぁ、勉強の注意は聞いた方がいいと思いますけど・・・」

 

カゲがカッコつけるがフィーアちゃんに突っ込まれる。

 

「さて帰って寝るかー」

 

「カゲ宿題終わらせたの?」

 

「終わったころに電話来たからな!」

 

「明日は寝不足だねー」

 

「うむ、だが皆無事で良かった。」

 

こうして事件は収束し私たちは絆を深めながら帰ったのでした。

 

 

 




次回はストーカーの最終章にしようと思います。
妖精王も出てくるのでこうご期待!


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ストーカーの末路

sideストーカー

なんで・・・どうしてなんだ・・・

僕はどこで間違えたんだ・・・

ヒサメたん、僕はただ君がすきだっただけなのに・・・

嫌いっていうなんて・・・

 

「貴方は間違っていませんわ。あなたは自分の思いに従ったまでそこになんの間違いがあるのでしょう?」

 

いきなりラクダにのった異様な女が現れた。

 

「・・・ここは独房って聞いたけどお前は誰だ?」

 

そうここは異宙人関連の刑務所のはずだ。

 

「ただの恋バナをしにきた乙女ですわ。」

 

「消え失せろ・・・」

 

「あー、ただ勘違いしないでくださいね。私面白半分でする恋バナって嫌いですの。

どーせ、するなら恋が成就する話にしませんとね。」

 

「何・・・?」

 

「自己紹介がまだでしたね私ソロモン72柱が1柱、グレモリーと申します。」

 

「その高名な悪魔が僕に何の用だ。」

 

「だから建設的な恋バナをしに来たといってるでしょう?世界を滅ぼす代わりに付き合えるとしたらどうしますか?」

 

「それが提案だっていうのかい?」

 

「もちろん比喩です世界を滅ぼしたら貴方も思い人も消えてしまいますからね。この国の人間を全員殺してください力は私が与えます。大勢の人を好きな人のために犠牲にする覚悟がありますか?」

 

「何を言ってるんだ?お前の言う通り僕は間違ってないなのにヒサメたんと付き合えないなら間違ってるのは世界だ。」

 

「友達や家族は?」

 

「皆死んで当然だ!僕をなめるな!」

 

「やはりあなたを選んで良かった・・・私の術を使えば貴方は人間じゃなくなりますわ。お覚悟は?」

 

「ヒサメたんと一緒になれるなら・・・」

 

「悪魔は契約を破りません。」

 

ヒサメたん!今この間違った世界から解放してあげるからね!

 

sideカゲチヨ

今俺はヒサとシディに服を引っ張られていた。

 

「いーよ!俺は別に服とかいらねぇから!!」

 

「駄目っ!カゲいつもYOUTUBEのTシャツばっかじゃん!しかもよれよれだし!」

 

「今引っ張られてるからだよ。」

 

「二人とも無理強いはいけませんよ私だってあまり服にはこだわりませんし。」

 

フィーアが援護してくれるが

 

「フィーアちゃんのもアーシが選んであげる!」

 

「はい・・・」

 

カンナの無邪気な笑顔と発言で撃墜される。

するとボティスの様子が変だった。

 

「そんな・・・馬鹿な・・・」

 

「どうしたのだ?」

 

シディが聞くと

 

「ワシと同じソロモン72柱の悪魔のグレモリーが地球にきておる・・・しかもワシとは違い本来の力を使いおる・・・」

 

おいおい・・・ってことは

 

「ヤバいんじゃないの?」

 

カンナがきく確か使いようによっちゃ世界を滅ぼせるって・・・

 

「すでに力を使った気配を感じるんじゃ。シディ力を貸せ!場所はワシが案内する。」

 

「どういう風の吹き回しですか?貴方がこんなに積極的なんて・・・」

 

フィーアの言う通りだ

 

「らしくねーな・・・なに企んでんだ?」

 

「ただあのドブ女だけは許せんのじゃ・・・やることすべて邪魔しないと気が済まんのじゃ・・・」

 

どうやら二人は因縁を持った相手のようだ。

 

「俺はボティスを信じるぞ。ボティスは正直だからな。」

 

「まぁたしかに自分の欲望に対してはシディさんの言う通りですね。」

 

フィーアとシディは行くようだ。

当然俺たちも現場に向かうとそこには

巨大な怪物とそれと戦う自衛隊の姿があった。

しかし怪物に火をはかれ蹴散らされるので俺は血液操作で吹き飛ばされた隊員を救出して退避させる。

するとヒサが

 

「カゲ!あの顔って・・・」

 

そう叫んで指した指の先にあったのはヒサに付きまとってたストーカーの顔だった。

 

「マジかよ・・・どんだけしつこいんだよ!」

 

「あれってヒサメちゃんのストーカーだよね・・・」

 

カンナがいうと

 

「おそらくグレモリーがその男に目を付けて契約したんじゃな。」

 

「ボティスどうすればいい?」

 

シディが聞くと

 

「ドブ女の作る化け物はカゲ男並みの再生力を持っておる。」

 

「カゲチヨ並みってことは再生力がすごい分弱点があるってことですね・・・」

 

フィーアも臨戦態勢をとる。

 

「ああ、契約した人間の心臓である核を破壊することじゃ。」

 

「それって殺すってことだよね・・・」

 

ヒサが答える。ここは俺がやるしか・・・

そう思ったとき

 

グサッ!!

 

「ぐああぁぁぁ!?」

 

巨大な槍が奴の体を地面に縫い留めた。

あの槍は・・・

 

「まさか、娘に蔓延ってたストーカーがここまで醜くデカくなるとはな・・・」

 

氷のように冷徹な目をして殺気を放つ妖精王だった・・・

 

 

side妖精王

 

さて普通なら問答無用なのだがこの男の心の声を聞いておこう 

 

ーヒサメたん・・・ー

 

ーなんでなんだ・・・ー

 

ー僕がキモいからか?ー

 

ーカゲチヨめ・・・!ー

 

ーやり返すなんて間違ってる。ー

 

どれもヒサメの執着ばかりだったが

そこにはイジメを受けてたことや親が助けてくれなかったこともあった。

 

そして心の底にあったのは

 

ーキモくなんかないよ?何かに夢中になってる人はカッコいいよ。ー

 

周りのキモいという自分に対しての娘の何気ない一言であった。

なるほどね・・・恋愛は勘違いっていうけどここまでくると清々しいな。

しかもそれを確認もせずに一方的に・・・

 

「ここまでくると尊敬するレベルだな。娘を怖がらせたこと後悔させてやるよ。」

 

そして俺は霊槍を操り

 

ー暴君の嵐ー

 

第一形態のまま奴を切り刻んだ。

 

「ぐわぁぁぁ!お前は誰なんだよ!?」

 

「教えてやるよ。あの五人の保護者だ。」

 

「だったら邪魔をするなぁぁ!」

 

そういって炎で焼こうとするが

 

「はっ!俺は過保護なもんでね。」

 

パレン・ガーデンでガードし増殖で台風のような連撃で切り刻む。

しかし再生力がすごいな・・・

するとボティスがこちらにやってきた。

 

「おい!核を破壊せんと倒せんぞ。」

 

「なるほどな・・・」

 

じゃあ一気にやるか。

ドカっ!バキ!

 

「ぐはっ!?」

 

まずは守護獣で上空に殴り飛ばすそしてサンフラワーの光線で奴の体すべてを核ごと消滅させた。

 

「いやだあぁぁぁぁ!」

 

ドカァァァァン!

 

消滅する間際も奴は執着を残したままだった。

そして俺カレコレ屋のところに行こうとすると

 

「まさか私の怪物を苦もなく倒すなんて・・・面白いかたですわね。知り合いですか?ボティスちゃん。」

 

いつの間にか女性がそこに立っていた。どうやらボティスの知り合いらしい。

 

「ちゃん付けするな。」

 

「えー、私たち恋バナした仲じゃないですかー」

 

「そのことをいうな。」

 

まぁ仲は悪いみたいだが、

 

「あなたお名前はなんて言うのかしら?」

 

「俺は妖精王クリスだ。娘たちを狙ったことどうやって落とし前を付ける気だ?」

 

「私はグレモリーといいます。それは誤解ですわ偶然契約した男があなたの娘さんを狙ってただけですもの。それに私戦いは嫌いですの。」

 

「そうかよ・・!」

 

俺は攻撃したが奴は煙のように消えてしまった。

 

「また恋バナしましょうねボティスちゃん。」

 

「・・・あのドブ女が!」

 

ボティスをイラつかせる一言を残して・・・

 

「お父さん!大丈夫だった?」

 

ヒサメの声とともに

 

カレコレ屋が駆け付ける。

 

「ああ、奴は核ごと消滅させたからもう安心だ。」

 

「そうか・・・それでグレモリーは?」

 

シディが質問する。

 

「逃げていった。食えない奴だよ。」

 

「でも、これで町は一安心だね!」

 

カンナが町の被害が最小限で済んだことを喜んだ。

 

「ありがとうお父さん今回は私たちがやらなきゃいけなかったのに・・・」

 

「いいんだよ。こういうのは父親の仕事なんだから。」

 

「では、帰りましょうか。」

 

フィーアの声で俺たちはカレコレ屋に帰るのだった。

 

 

 

 

 



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不倫教師の末路

side同級生

 

今日は先生とデートの日なんだ!

 

「先生やっと会えたー!平日喋れなくて寂しかったよー」

 

「外では先生禁止。」

 

「あっ・・・ごめん・・・でももっとオープンに付き合いたいよ。」

 

「卒業したら堂々と付き合えるだろ?」

 

よーしもっと積極的に

 

「卒業したら一緒に住もうよー!」

 

「お前家事とかできんのかー?」

 

うっ・・・

 

「今から練習するもん!」

 

「分担すればいけるか。」

 

そこに同じクラスのカゲチヨが老人の荷物を背負っていた。

 

「お、おめぇ・・・」

 

「無理しなくていいんだよ・・・?」

 

「いえ依頼なので・・・」

 

すると偶然目が合ったので会話になった。

 

「なにしてんの?」

 

「お、俺カレコレ屋っていう何でも屋みたいなのやってるから・・・」

 

カレコレ屋?つまんなそーだな。

一方私はイケメンの先生とデート!

世の中って不平等よねー

 

「私たちこれからデートなんだ。」

 

「そ、そうなんだ・・・楽しんで。」

 

そう言っていなくなると先生が

 

「今の奴知り合い?」

 

「ただのクラスメイト。」

 

「同じ学校なのか・・・」

 

どうしたんだろう・・・?

 

sideカゲチヨ

 

俺は無事に荷物を運び終えて今から帰るところだった。

そして道を歩いていると

 

「ヒック!!ヒック!!」

 

さっき通り掛かったクラスメイトが泣いていた。

なんかほっとけないな・・・

 

「大丈夫か?」

 

「なんだお前かよ。」

 

「なんかあったのか?」

 

「・・・あのさカレコレ屋って依頼したらなんでもやってくれるの?」

 

依頼したいみたいだったのでカレコレ屋に連れていった。

 

sideヒサメ

 

カゲがクラスメイトの女の子を連れてきた。

 

「アレ俺の女友達。」

 

「カゲチヨに女友達がいたとは初耳だ。」

 

嘘っぽいことをいいシディに驚かれている。

 

「友達じゃねーよ。」

 

「ごめんね~アイツ意地っ張りだから。」

 

「カンナそれは言わないでくれよ!」

 

案の定指摘されてカンナちゃんにボロクソ言われる。

 

「それでどうかしたの?」

 

私が聞くと、

 

「私先生と付き合ってたんだよね。」

 

「先生と!?」

 

「向こうから告白されて、ラブラブだった・・・なのに今日のデートでいきなり別れを切り出されて・・・しかも

結婚してるって言われて・・・」

 

「つまり向こうが不倫してたってことですね。」

 

「年下の少女の気持ちをもてあそぶとは・・・」

 

シディとフィーアちゃんが分析すると

 

「先生のこと悪く言わないで!!なにか事情があるの!だからお願いもう一度先生と付きあわせて!」

 

でも、先生って・・・

 

「結婚してるんだよね・・・?」

 

「それは親の事情かなんかで・・・」

 

「生徒に手を出してる時点でアウトですけどね。」

 

フィーアちゃんが指摘すると

 

「うるさい!私には先生しかいないの!」

 

どうやらこの子は自分のことを自分に自信がもてていなくて

それが先生と付き合い始めたから変われたっていってるけど・・・

 

「誰かに依存してそれを自分の存在意義にするなど間違ってる。」

 

 

「それに結婚してるのに手を出す先生なんて辞めた方がいいよ。」

 

シディと私は言ったけど

 

「選ばれた側の人間にはわかんないわよ。依存して何が悪いの?私のは先生しかいないんだから!」

 

そう言って依頼人は出て行ってしまった。

 

「なんか自信のなさそうな子だったよね~カゲチヨにはあんなに強気だったのに。」

 

「うん・・・」

 

カンナちゃんと話していると

依頼人を追いかけていたカゲから協力の連絡がきた。

 

sideカゲチヨ

 

とりあえず依頼人との作戦通り先生を呼び出し俺は隠れていたのだが・・・

 

「俺は女子高生と恋愛ごっこしたいだけなんだよ。結婚しちまうと刺激が少なくなってなだからお前みたいに自信のない依存しやすい生徒ひっかけて遊んでただけだから。」

 

ガチでくずだな・・・!

 

「それにもう俺アイツと付き合ってるから。」

 

教師はそういって黒髪の女子に夢中になっている。

これで依頼人は夢からさめたようだ。

すかさず俺が出てくる。

 

「おやおやー生徒と教師の不倫すか?まずくないすかー」

 

どうやら俺のことを覚えていたらしくすぐに証拠がどうとか

自分はかっこよくていい先生だから信じると言ってきた。

 

「俺は特別になれるように頑張ってる何もせずに特別になりたいの~とか嘆いてる女振ったところで何とも思わないね。」

 

その瞬間俺は拳を教師に叩き付けていた。

 

「何が特別だよふざけんなただテメーは人を騙して傷つけただけじゃねーか努力とヒトを虐げていいかは別問題だろ。」

 

「お前何やってんだ!退学だぞ!」

 

この期に及んでそう叫ぶ教師だが

 

「こんにちは~先生、実は今のやり取りカゲチヨが先生殴ってるところ以外録画と録音してたんですよね。

証拠はしっかり納めましたよ。」

 

カンナがスマホを見せて教師に言う。

 

そして

 

「そういうこと。他のも証拠はあるから女の子泣かしたことしっかり反省して。」

 

「う、うそだろ・・・」

 

黒髪のカツラを被り教師に近づいたヒサも正体を見せた

 

そのあとも男はすがって依頼人に助けを求めようとしたが

 

「汚い手で彼女に触れないでください。」

 

フィーアに腕を捕まれそれもできなかった。依頼人も拒絶したことで依頼は完了した。

 

side同級生

なーんかバカバカしくなっちゃたな・・・

あいつに依存してた自分が一番つまらなかった。

 

「カゲチヨくんありがとう。おかげで新しい友達もできそう!」

 

「それは良かったよ。」

 

まず初めの一歩でカゲチヨと仲良くなろう!そう思った私なのであった。

 

 

 

 

 

 



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くすぐり地獄!

くすぐり回をモデルにした閻魔ちゃんとのオリジナルコラボです。


sideカンナ

今日の依頼人は裕福そうな老人だった。ちょうど皆留守だったのでアーシが応対する。

 

「ワシは老若男女問わずくすぐられている人を見るのが好きでのう。くすぐりのバイトを募集しようと思うんじゃ。」

 

「それでご依頼とは?」

 

「しかし最近ではコンプライアンスとかモラルとかうるさいから直接くすぐることはできんのじゃ・・・なにかいいアイデアはないかのぉ・・・」

 

確かオーナーのリサイクルショップに・・・

 

「いいのがありますよ!」

 

「本当かの!?」

 

「はいこの手錠と銅像を使うんです!」

 

「どういうことじゃ?」

 

当然依頼人は質問する。

 

「この手錠につながれた人間は銅像と感覚がリンクするんです。つまり銅像がくすぐられると手錠を付けた人間もくすぐられるということです。」

 

「なるほど!これならくすぐる人間を雇えば済む話じゃ!」

 

「表向きは銅像を素手できれいにするバイトにすればいいです。有効範囲においておけばいいので。気絶しても水をかければ水で汚れることなくくすぐれます。それとアーシも協力者としてそのくすぐりの現場を見ていいですか?」

 

「もちろんじゃ!」

 

さーて面白くなってきたなぁ・・・

 

noside

それから数日後ここはとあるアパートの一室ここにはちょっと変わった二人の住人が住んでいた。

 

「零士さん今日は家にずっといるんですね。例のおいしいバイト行かないんですか?」

 

彼女の名前はエマ、一見すると普通の少女だが正体は地獄の裁判官閻魔なのだ。

しかし今はとある事情で人間界のアパートに住んでいる。

 

「あのバイトいつも突発で入るんだよ。最近連絡ないししばらくこないかもな。」

 

この男は財賀零士という。彼も一見すればただの目つきの悪い男だが実はブラック企業に勤めエナジードリンク飲みすぎで死んでしまいさらにはエマの冤罪によって45億の借金を背負わされ現世に蘇って借金を返している不運な男である。

 

「えー!零士さん隙あらば身を粉にして働いてくださいよ!」

 

本来なら彼女も協力しなければならない立場なのに他力本願である。

 

「お前が働け!次の仕事決まってるんだろうな?」

 

「あ~・・・そろそろパ・・・パン屋さんに行く時間なのでその話は後に・・・」

 

エマが話をぼやかし無理やり外に行こうとするとすかさず零士はエマを締め上げる。

 

「パチンコか?パチンコなんだな!」

 

そう彼女はギャンブル依存症でいつも競馬やパチンコに行っては零士の借金を増やしているのだ。

 

「今すぐバイト探せ!」

 

「わかりましたって!ギブギブギブ!」

 

完全に決まっている絞め技の前にエマは拒否権を失った。

 

sideエマ

ねじ工場のバイトつまらなそうなんでパース・・・

なかなかやりたいのがありませんね・・・

 

次は24時間くすぐりに耐えたら100億円・・・

100億!?それだけあれば零士さんの借金を返してもおつりが来て私も夢のニート生活ができます!

でもくすぐりは江戸時代では拷問にも使われていたはず

24時間は決して楽ではないでしょうね・・・

とはいえ危険という意味ではそこまでではありません。

これは応募ですね!

 

「エマ、例のバイト急に入ったからまた家空けるけどしっかり仕事探しておけよ。」

 

零士さんが釘を刺しに来ましたが心配無用!

 

「もう見つけましたよ!稼いでくるんで期待しておいてください!」

 

「お前がそんなにやる気があるなんて熱でもあるのか?」

 

「私を何だと思ってるんですか!?」

 

ホントに失礼ですね。

 

sideカゲチヨ

俺は休日で依頼もなく金が無かったので日雇いのバイトを探していた。

すると24時間くすぐりに耐えれば100億というバイトを見つけたのだ!

よっしゃー!最近カンナやヒサ、フィーアは留守気味だからバイト代独り占めしてやるぜ!

早速応募して向かおうとするとシディが

 

「カゲチヨ、今日はバイトが入ったから留守になる。」

 

そういえばシディもデリバリーのバイト以外のもいいバイト見つけたって言ってたな・・・

 

「わかった。俺もバイトだから気を付けて行けよ。」

 

「ああ!」

 

sideエマ

早速バイト先に向かうと他にも応募した人がいました。

赤メッシュの零士さんよりも目つきの悪い男でした・・・

 

「貴方もバイトできたんですか?」

 

「お、おう俺はカゲチヨだ・・・よろしくな。」

 

「私はエマっていいます。100億は私のものですよ~!」

 

ライバルにそう宣言していると老人が現れた。

 

「よく来てくれたのぉ二人とも・・・」

 

どうやらこの人が私たちの雇い主らしい・・・

話によると老人はくすぐられている人を見るのが好きという

歪んだ性癖を持っていた。

くすぐりにはとある何でも屋が調達してくれたという装置を使うらしい。

 

「直接やると社会がうるさいからのぉ・・・」

 

お年寄りなのに時代に適合してますね・・・

 

「ちなみにきつくなったら途中ギブアップも可能じゃ!ただしその場合はペナルティとして100万払ってもらう!ほんとにやるか?」

 

「はい!」

 

「もちろんだぜ!」

 

「そうじゃ、実は協力してくれた何でも屋がくすぐられている様子を見たいと言ってきてのぉ・・・おーい入ってきていいぞ!」

 

どんなドSな何でも屋なんでしょう・・・

そういって入ってきたのはオレンジの髪をした女子でした。

その時

 

「カンナ!?」

 

あの赤メッシュの男がそう言ったのです。

 

「知り合いなんですか!?」

 

「ああ、同じ何でも屋をやってる。」

 

「あれ?カゲチヨじゃん!まさか応募してたなんてね!」

 

「どうしてここに?」

 

「依頼で装置の調達手伝ったから自由に見させてもらってるの!」

 

この人大丈夫ですかね・・・

こうしてバイトが始まったのでした。

 

sideカゲチヨ

 

手錠を付けて老人がボタンを押すと感覚がどこかにつながっている感じがした。

そして

 

「あははははは!」

 

「あはは!ふふふ!」

 

エマも相当くすぐったいようで声が出ている。

 

「二人とも大丈夫?」

 

カンナが聞いてくる。

 

「余裕、ははははは!」

 

「そうですははははははは!」

 

俺たちは答えたが一時間もたつと足の裏もやられはじめた。

なんだよこれ・・・ホントの人の手でくすぐられてるみたいだ・・・

カンナどんなアイテム使いやがったんだ・・・

 

「う~んいい表情じゃ!」

 

老人も喜んでいるようだ・・・歪んでやがる・・・

 

しかし四時間経過したときには・・・

 

「ヒー・・・ヒー・・はははは!」

 

「う・・く・・はははは!」

 

吸った息がすぐ出ていきやがる・・・

しかも頭痛までしてきやがった・・・

向こうも限界そうだ・・・

 

「酸欠でそれそろ頭痛が出始めたでしょう?」

 

カンナが笑顔で聞いてきた・・・くそっ!わかってやがる・・・

七時間立つ頃には意識がもうろうとし始めた・・・

 

もうだめだ・・・

しかし気絶した次の瞬間水を掛けられたような感覚に襲われる。向こうも同じみたいだ。

しかも濡れてない・・・手錠のせいかよ。

 

そのあとも手錠を壊そうとしたが笑って力が出ずそのままくすぐられ続けた・・・

 

side零士

 

それにしても変なバイトだよなー24時間かけて素手で銅像をきれいにしてくれなんて。

まぁ一回25万ももらえるし同僚が良い人だから別にいいんだけどな・・・

 

「零士すごいな!大分きれいになったな!」

 

「シディこそもうだいぶきれいだな。」

 

しかし白髪で尻尾や獣の耳みたいなのがあるなんて不思議な人だよな・・・?

けど

 

「やるからには丁寧にやらないとな!」

 

sideエマ

 

もうだめです・・・!

しかもここにきてまた足・・・もうだめです・・・

 

「あ~あ気絶まで短くなっちゃたなぁ・・・」

 

「しょうがあるまい財賀くん!シディくん!もう一度水で像を洗ってくれんか!」

 

二人がなにか言っていますがもう聞こえません・・・

ああ!また水を・・・

 

「じゃあもう一回・・・」

 

「「ギブアップ!ギブアップ・・・」」

 

私たちはギブアップしてしまうのでした・・・

 

「それではペナルティ100万をいただこうかな?」

 

う・・・零士さんに内緒でこんなバイト受けたので払えるはずないです・・・

カゲチヨさんも同じようで俯いてしまっている。

 

「まさか払えないのかね?」

 

「あ、エマちゃんはそちらの好きにしていいですけど。カゲチヨは知り合いで同じ何でも屋を営んでるので借金は困るのでこちらでペナルティを決めていいですか?」

 

「はぁ!?」

 

「もちろん構わんぞ!」

 

「じゃあアーシのいうこと何でも聞くってことで。」

 

「じゃあエマちゃんにはワシ専用のくすぐられ係として・・・」

 

無理です~!

 

そう思ったとき

 

「すみません急に指示が来なくなちゃったんですけど。」

 

「どうすればいいのだ?」

 

すると誰かがやってきたようでしたってあれは!

 

「零士さん!?」

 

「シディ!?」

 

「なに!?カゲチヨ!?」

 

「エマ!?」

 

どうやらケモミミと零士さんは同じバイトで知り合いみたいです。

それにしてもあの腐った目の赤メッシュとイケメンが知り合いとは・・・

 

「それで何でここに・・・」

 

「それにカンナもどうしてここに?」

 

シディさんがきくとカンナさんは

 

「じゃあ説明するね。」

 

全てを話してくれた。

すると零士さんとシディさんは

 

「そういうことなら俺が百万払います。それでいいですよね。」

 

「そういうことならカゲチヨのペナルティは俺が払おう。だからカンナいうことを聞かせるのは無しだ。」

 

「は~い・・・」

 

「あと俺たち今回でこのバイト辞めるんで二度と呼ばないでください。」

 

「うむ、俺も同意見だ。」

 

そう言って私たちは帰るのでした・・・

 

sideカゲチヨ

 

「すまねぇシディ・・・せっかくのバイト俺のせいで・・・」

 

「構わんさ。それに人を苦しめてまでお金を手に入れるつもりはない。」

 

シディ・・・

 

「全くカゲチヨとは大違い

だよね~。」

 

「お前が言うなよ!装置調達しなきゃよかっただけなのによ!」

 

「アーシは依頼を完了させて依頼料とついでに見ていただけだよ~!」

 

「でも今後はそういうことはやめたほうがいいぞ。」

 

シディが言うと

 

「は~い・・・」

 

カンナは素直に返事をするのだった。

 

noside

 

零士とエマはアパートに向かっていた。

 

「・・・いつもならプロレス技かけてるところじゃないんですか?」

 

「どう考えてもギブアップしない方がまずかっただろ?それに間接的とはいえお前を苦しめてたからな。」

 

零士は目に似合わず優しい男なのだ。

 

「それにあの意味わからん老人から手元に残しておくのも怖いしな。全部使ってスッキリしたい。」

 

とても男らしいセリフ普通の女子なら胸をときめかすセリフなのだが・・・

 

「零士さん…そんなの酷いです!お金に罪はないのに!そんなだから零士さんお金貯まらないんですよ!」

 

エマは少しもときめいていなかった。それどころかたまらない原因のくせにそれを指摘する。

 

「お前が言うんじゃねーよ・・・!」

 

当然零士はエマの首を締め上げる。

 

「ギブギブギブです!」

 

「俺にギブアップは通用しねぇ!」

 

こうしてエマと零士の一日がまた過ぎていったのだった。

 

ー後日談

 

「カンナさんが私たちの苦しんでる顔に笑顔でねぇ!苦しい?って聞いてくるのがトラウマです・・・」

 

「そうか・・・もう関わることはないよな?」

 

「わかりませんね・・・もしかしたら関わるかもしれませんね・・・」

 

「マジか・・・」

 

そのうちカレコレ屋にかかわることになる二人なのであった。

 

 

 

 

 

 

 




PLOTTコラボのオリジナルもやります。


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こっくりさんの恐怖

sideヒサメ

今日は学校で休み時間ミキとノリコ、フィーアちゃんと話していた。

 

「あー休み時間ひまー」

 

ミキがそういう。

 

「確かに微妙な時間だよね全部の休み時間にお弁当食べられればいいのに。」

 

「えっ?待ってそれは違くない?」

 

ミキに突っ込まれちゃったまたなんかやっちゃたのかな?

 

「暇ならさ、こっくりさんやらない?」

 

ノリコが言うと

 

「今こっくりさんって言った!?」

 

カンナちゃんがいきなり現れる。

 

「いきなりきたね・・・」

 

「えー・・・それ怖い系でしょ?」

 

「っていうか休み時間なんて予習復習してれば終わりますよ。」

 

「うわっ、フィーちゃん真面目・・・」

 

私とフィーアちゃんが反対するとミキがフィーアちゃんの真面目っぷりに驚く。

 

「怖い系なの?」

 

「一応降霊術の一種だけど好きな人と両想いかわかるらしいよ。」

 

「ヒサには必要なんじゃないかにゃー?」

 

「はぁなんでそうなんの!?」

 

ミキとノリコがカゲの方をみてからかってくる。

 

「くだらないですね。好きな人のことなんてわからない方が面白いし他人に聞かないと不安になるならそもそも恋愛なんてする資格ないです。」

 

フィーアちゃんが厳しいことを言ってくる。

 

「まぁ確かにフィーアちゃんの言う通りだけどアーシは降霊術興味あるなー」

 

「うっ・・・」

 

カンナちゃん・・・全然フォローしてないよ。

 

「それにこっくりさんの正体ってまだわかってないらしいし聞いちゃいけないことになってるからワクワクしてるんだよね!」

 

こうして私たちはこっくりさんをやることになった。

 

sideフィーア

 

はぁ・・・ホントは付き合う必要なんてないんですけど・・・

 

「じゃあやっていくよ~!」

 

カンナちゃんがなにかまずいことをやらないか見張ってないといけないですからね・・・

 

まず紙に五十音とはい、いいえそして鳥居の書かれた紙が用意され十円玉が鳥居に置かれた。そして参加者全員の人差し指を添えました。

 

「そしたらどうすんの?」

 

「こっくりさん、こっくりさんおいでくださいってと呼びかけるのそしたら硬貨が動くらしいよ。」

 

ノリコがいうと

 

「ふーんこっくりさんもフリック入力対応してればいいのにねー」

 

ミキがふざけて言うが

 

「こういうのがロマン会っていいんじゃん・・・」

 

カンナちゃんが無表情に言った。

 

「ご、ごめん・・・」

 

そしてついに儀式が始まりました。

 

「こっくりさん、こっくりさんおいでください。」

 

「ヒサが両想いかどうか教えてください!」

 

ミキがまた言ってきた。

 

「ちょっと!」

 

ヒサメちゃんが照れながら注意する。

 

「こういうのは先生や上級生の弱みでしょ!」

 

カンナちゃん・・・怒るところ違くないですか?

 

すると動き始めた。

すると硬貨はうらむと動いた。

 

「どういうこと?」

 

「マジ・・・?」

 

ミキとノリコが困惑してヒサメちゃんが怯える中カンナちゃんは興味津々といった様子で次の言葉を待っている次はころしてやると動いた。

 

「う、嘘でしょ!?誰も動かしてないよね!?」

 

「カンナっち!悪戯が過ぎるよ!」

 

ミキもカンナちゃんの仕業と思っていますが・・・

 

「アーシは動かしてないよ?」

 

ホントの顔で言う。

帰るようにいいますが・・・

 

「か、え、ら、な、い、・・・・って」

 

「もう指放そう!」

 

「大丈夫かなそんなことして・・・」

 

「いいから!せーので放す!」

 

そうして私たちは手を放しました。

 

「ふー、焦ったやっぱオカルトマニアのカンナっちが動かしてたんでしょ?」

 

「ふふっ、どうだろうね。それよりその紙と十円玉アーシが処分して良い?」

 

ミキが問いかけるとカンナちゃんはぼやかして紙と十円玉の処分を任してほしいという。

 

 

「そうだ、フィーアちゃん、ヒサメちゃんも処分手伝ってくれない?二人は先帰っても

いいから。」

 

 

「私は別にいいですけど。」

 

「怖くないよね?」

 

「うん!ノリコもいいよね?」

 

カンナちゃんが問いかけると

 

「・・・あ、あぁそれでかまわないよ。」

 

そして放課後になって私たちは処分を開始した。

 

「まず紙を48に分割して破いて。」

 

私たちは小さく紙を破き48枚の紙片にした。

 

「それでアーシの炎で焼いて処分っと」

 

「これでいいの?」

 

「うん、あとは十円玉を使えばいいの。二人とも今日はアーシがうまい棒おごるよ。」

 

「やったー!」

 

「珍しいですね。」

 

そのあと私たちは帰ったのですがそのあととんでもないことのなるとはおもいませんでした・・・

 

sideヒサメ

翌日授業中もノリコの様子が変だった・・・

 

「%&&&(ふぢお%$’()ぉ」

 

なにかをぶつぶつ言ってるし・・・明らかにおかしいよ!

 

「先生!ノリコの様子がおかしいので保健室連れていってもいいですか?」

 

そうして保健室に行ったんだけどノリコはずっと何かの怯えたようにつぶやいてる・・・

 

「ノリピーのこれって・・・やっぱりこっくりさんのせい?」

 

ミキがきくと

 

「恐らく途中で手を離したからこっくりさんが怒って乗り移ってるんじゃないかな?」

 

カンナちゃんが言う。

 

「そんなわけないですよ。きっと自己暗示か精神が不安定になってるだけです。」

 

フィーアちゃんは否定するけど・・・

そうこうしてるうちに保健室についたけど先生がいなかった。

ミキとフィーアちゃんが先生を探しに行くと

 

「私殺される!殺される!」

 

と言い出した。

 

「大丈夫だよ!死なないから!」

 

私は落ち着かせるために声を掛けたら少し落ち着いた。

 

その日はそれで済んでたんだけど・・・

 

sideカゲチヨ

 

今日はヒサが熱を出してしまったらしい、

連絡のときにノリコになんかあったら電話しろって言ってたけど昨日の保健室が

関係してんのか?

ちょっとカンナに聞いてみるか・・・

 

「カンナ、この間なんかやってたのか?休み時間俺も教室にいたけどなんか盛り上がってたじゃん。」

 

「ああ!こっくりさんやってたんだけど途中でミキとノリコが不気味だからやめよって言って十円玉から手を離したの!」

 

「おい・・・こっくりさんて学校で禁止にまでなった危険な降霊術だろ。オカルトマニアなら知ってたのになんで止めなかったんだよ。」

 

「YOUTUBEで見たの?あれって学校が生徒に勉強を優先させるためのフェイク情報かと思ってたんだけど絶対にやっちゃいけない行為ってまさにこういうことなのね。」

 

カンナはノリコを見ながら笑っていた。

 

やっぱこいつカレコレ屋の中で一番ヤベェ・・・

 

そう思ってノリコの動きに注意していたら音楽の時間中に急に大声で泣き出して先生の横に幽霊がいると言い出した。

しかもその数分後母親がなくなったことがわかった。

 

そのあとも

 

「ヒサを呼んで―!」

 

と叫びだしクラス中パニックになった。

なだめようとしたがノリコの声がいつもの声じゃなくて男の声になっていた。

 

俺は迷ったがヒサに連絡した。するとヒサは今から学校にいくと言い出したのだ。

熱があるんだからと止めたが

 

「今無理しなきゃ後悔する。」

 

といい教室に来たそしてノリコを抱き締め

 

「ミキもいるし私たちもいるから大丈夫だよ!」

 

といったするとノリコは気絶したが元に戻った様子だった。

おかしかったことも覚えていなかった。

 

しかしその翌日くっついたことが原因で三人とも風邪がうつったらしい。

フィーアもカンナも元気なのはなんでだ?昨日もフィーアは保健室に連れってたりしたし落ち着かせようと頑張ってたのに・・・

 

「体を鍛えてますからね。」

 

とのことらしい。

カンナも心霊現象がみれて大満足らしく肌をてかてかさせて気分よさそうに登校していた。

全くオカルトなんてろくなもんじゃないぜ・・・

 

 

 

 

 



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ストーカーの気持ち

sideカゲチヨ

今日の依頼人は女性だった。

 

「ここ最近ストーカーに悩まされてて怖くて夜も眠れないんです。」

 

そういうと

ヒサは

 

「一人で心細かったですよね。私たちに任せてください!」

 

依頼人の手を取って宣言する。

まぁ、ヒサは前につきまとわれて迷惑してたからな・・・

 

「それでその人とは面識はあるんですか?」

 

ヒサが聞くと

 

「大学で何度か話しかけられそうになったんですけどなんだか雰囲気が怖くて避けてました。それからしばらくして

ストーカーが始まったんです。」

 

「何か実害はあったりしたんですか?」

 

フィーアが詳しく聞く

 

「今のところは・・・けどずっと後ろで何か叫んでいるんです。それが凄く怖くて・・・」

 

「もしかして幽霊が見えてるとか!?」

 

「カンナちゃん・・・こんな時までオカルトマニア精神発揮しないで・・・」

 

カンナが興味を示しヒサが突っ込む。

 

「しかしどうしてストーカーをしてしまうんだ?」

 

シディが尋ねる。まぁシディにはわかんねぇよな・・・

 

「うーん相手に拒絶されることが怖いとか?」

 

「もしくは自分勝手な妄想に憑りつかれてることもありますね。」

 

ヒサとフィーアが例を挙げていく。

 

「でもあんまよくわかんないよね。どうなのカゲチヨ?」

 

「カゲどうしてストーカーになるの?」

 

「いや!?俺はストーカーじゃねぇーよ!?」

 

カンナとヒサが失礼なことをいうのでしっかり否定する。

 

「とにかく!この依頼引き受けさせてもらいます。」

 

こうして俺たちは依頼人の大学に潜入することになった。

 

sideフィーア

私たちが大学内を探索していると依頼人に渡された写真と同じ服装と雰囲気の男がいました。

 

「アイツで間違いなさそうだな。」

 

写真をもったカゲチヨが確認して

 

「ちょっといいっすか?」

 

男に声を掛ける。

 

「なんですか?」

 

「ストーカー被害の依頼があったんすよ。」

 

内容を単刀直入に言った。

 

「心当たりありますよね?」

 

ヒサメちゃんが威圧した声で聞くと男は素早く逃げ出しました。

しかし、

 

「逃がしませんよ。」

 

「くそっ!」

 

私が超スピードで男の正面を塞ぎ。

 

「任せて!」

 

ヒサメちゃんが氷で男の靴を凍らせ動きを止めた。

そして尋問に入りました。

 

「これ以上彼女に付きまとうのはやめろ。」

 

シディさんは男に忠告しますが

 

「いやだね。」

 

男は聞く耳を持ちません

 

「あのね!彼女はどれだけ怖がってるか分かってるの!?」

 

ヒサメちゃんが怒ると

 

「あんたたちこそ何も知らないくせに!彼女は異宙人に付きまとわれてるんだ。いつ襲われるかわからない。」

 

「異宙人に?」

 

カンナちゃんが聞く。

 

「けどそんなこと彼女一言も。」

 

ヒサメちゃんがいうと

 

「あいつは姿を擬態して周囲に溶け込むことができるその能力を利用して近づいてるんだ。」

 

「なんだその能力は・・・」

 

「う、嘘だろ・・・」

 

カゲチヨとシディさんはその能力に驚いてしました。きっと悪用していたことが許せなくてー

 

「かくれんぼだったら無敵じゃないか・・・!」

 

違いました。シディさん使い方がピュアすぎですね・・・

 

「女子風呂覗き放題じゃねーか・・・!」

 

カゲチヨはカゲチヨで穢れすぎですね・・・

 

「あんたらやる気ある?」

 

案の定ヒサメちゃんに突っ込まれますし・・・

 

sideカンナ

 

「つまりそいつから彼女を守ってたってことね。」

 

カゲチヨが言う。

 

「何か叫んでたっていうのはそのストーカーに注意してたんだ。」

 

ヒサメちゃんも依頼人の証言とあわせて分析する。

けど・・・

 

「どうして本人に言わないんだ?」

 

シディさんが最もなことを言う。

 

「言おうとしたさ、けど・・・上手く話しかけられなくて」

 

「こんなとこで陰キャの面が・・・」

 

フィーアちゃんも呆れてる。

 

「向こうも話しかけようとするとにげっちゃって・・・」

 

「そりゃフード被った傍からみたら独り言いってるような人怖がるって・・・」

 

「うっ・・・」

 

アーシが指摘すると男も俯いてしまう。

周りに相談しても見えていないから話を真剣に聞いてもらえなかったので一人で何とかしようとしたらしい。

 

「あんたらも信じてくれないんだろ?」

 

まぁ普通の何でも屋ならそうだろうけど・・・

 

「よしわかった。依頼人に危害がある前に何とかしねーとな。」

 

カゲチヨの言う通り依頼人のために全力でやるのがカレコレ屋なんだよね。

 

そして依頼人が大学についたので作戦を実行した。

 

「頼むぜヒサ!」

 

カゲチヨの合図でヒサメちゃんが雪を降らせるすると

 

「いや!?何かいる!」

 

「何!?見えているのか!?」

 

姿は擬態できても実体はあるから雪が降り積もり異宙人の輪郭がはっきりするということ!

 

「く、くそっ!」

 

異宙人は擬態は無駄とわかったのか姿を現した。

 

「どうやらストーカーはこいつだったみたいだぜ?」

 

カゲチヨが追い詰めると

 

「俺は・・・彼女を観察してただけで・・・臭いとかも嗅ぎたくて・・・」

 

普通にストーカーらしい変態なことを言ってきた。

すると男が

 

「これ以上彼女に付きまとわないでください!」

 

はっきりと注意したの!

 

「すみませんでしたーー!」

 

そして異宙人は逃げていった。

その後シディが説明する。

 

「彼がずっとあのストーカーから守ってくれていたんだ。」

 

「そうそう!だから怖がらせたことは許してあげて!」

 

アーシも彼が許してもらえるようにフォローする。

 

「ホントになんとお礼を言っていいか・・・」

 

「い、いえそんな・・・」

 

お~!なんかいい雰囲気じゃん!

 

「皆さんありがとうございます!」

 

「これで一件落着だな。」

 

依頼人が私たちにお礼を言いカゲチヨも依頼が完了したことを確認する。

 

「またいつつけられるかわからないのでその時はまた依頼を・・・」

 

「それはもう私たちの仕事じゃありませんね。」

 

フィーアちゃんがほほ笑みながら答える。

 

「え?どうして・・・」

 

「これからは私たちじゃなくて彼が守ってくれますよ。後ろからじゃなくてあなたのそばで。」

 

「そういうこと!他人になんと言われようと守り続けたんだからきっと大丈夫だよ!」

 

ヒサメちゃんとアーシが後押しする。

 

こうしてアーシたちは一つの愛が生まれる瞬間に立ち会ったのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 



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一匹狼の少年

sideフィーア

今日はシディさんと一緒に子供たちと遊んでいました。

 

「次シディ鬼な!」

 

「うむ、ではいくぞ。」

 

かくれんぼをやっていると一人の少年がこちらを見ていました。

もちろんシディさんは

 

「一緒に遊ぶか?」

 

と声を掛けました。すると

 

「うるせぇ、俺は一人で生きていくんだ。」

 

と返してきました。

 

随分と大人ぶってますね・・・

するとすぐにこの子にげんこつが飛んできて

 

「こらっ!せっかく誘ってもらったのになんてこと言うの!!」

 

「うるさい!」

 

「弟がすみません。」

 

この子のお姉さんが謝りに来ました。

 

「最近友達に馬鹿にされたのがショックらしくて・・・」

 

「そうだったのか。」

 

シディさんとお姉さんから原因を聞く。

まぁあの年頃の子は馬鹿にされるとすぐ大人ぶりますからね・・・

 

「僕みたいになんの取り柄もない気持ち悪い奴は誰も好きになってくれない僕は一人で生きていくんだ。」

 

そうとうこじれてますね・・・

 

「人は一人では生きていけぬ生き物だぞ。」

 

シディさんが正論を言う。

 

「うるさい!お前たちみたいに強くて特別な奴にはわかんないよ!」

 

まぁ素直に聞くわけないですしこの子のいうことも一理あるのでどうこたえるべきでしょうか・・・

 

「特別?まぁ確かに俺は特別だな。」

 

「腹立つなお前!」

 

シディさん・・・空気を読んでください・・・

そこはそんなことないぞとかいうところですよ・・・

 

side子供

 

「皆の仲間に入れて貰えばいいのに。」

 

姉ちゃんが言うが知らないよ・・・

そんなことをやっていると前から笑い声が聞こえた。

姉ちゃんは避けようとするが

 

「おいおい姉ちゃ~ん今避けようとしたでしょ傷ついちゃったな~慰めてよ。

そこでさ、ね?」

 

男たちが指したのは人気のない裏路地だった。

 

「先行ってなさい。」

 

「え?」

 

僕の理解が追い付かないでいると

 

「なんだぁ!?この不細工なガキは!?」

 

「どっかいけや!更に顔ぐしゃぐしゃにされたくないだろ?」

 

僕は男たちに脅される。

そして男たちは姉ちゃんを連れて行ってしまった。

しょうがないじゃないか・・・相手は大人が何人もいた。

それに僕は一人でいきていくんだ!あんな奴・・・あんな奴・・・

 

「ウグッ、ウグッ、」

 

僕が泣きながら立ち向かおうとすると

 

「あいつらと戦う気か?」

 

憎たらしいけど強いアイツらの影と声が後ろから聞こえる。

 

「悪いか?」

 

「一人で生きていくなら助ける必要はないですよ。それでもいきますか?」

 

「それに君が敵うものとも思えない。」

 

「厳しいですけどそれが現実です。」

 

けど・・・

 

「無理かもしれないでも、僕は姉ちゃんを助けたいんだ!」

 

だから僕は振り返りその二人に助けを求める。

 

「一緒に戦ってくれるかい?シディ、フィーア。」

 

「うむ、もちろんだ。お前も強くて特別じゃないか。」

 

「あなたもアイツらとちがって立派な男の子ですね。」

 

そして姉ちゃんのところへ行ってシディがすかさず手から光を出して

男たちの目をくらませる。

そして俺は姉ちゃんを連れて安全な所まで逃げる。

 

「くそっ!逃がすか!」

 

男たちは追いかけようとするが

 

「俺たちの友達に何かようか。」

 

「ここを通りたかったら私たちを倒してからですよ。」

 

二人が立ちふさがる。

 

「テメーら邪魔なんだよ!」

 

男たちは拳を振り上げるが

 

「ふぎゃ!?」

 

「ぐへっ!」

 

「は、はや、ゴフっ!」

 

シディの圧倒的な力やフィーアの素早さにあっけなくやられてしまった。

そのあと警察に男たちは連れて行かれた。

 

sideシディ

 

「助けてくれてありがとう!」

 

あの子はお姉さんにお礼を言われていた。

 

「べ、別に全部シディとフィーアのおかげだよ!」

 

しかしそんなことはない。

 

「お前は自分より強大な敵に立ち向かおうとした。」

 

「それだけでも凄いことですよ。」

 

俺とフィーアがそういうと

 

「そうよ!私もきてくれて嬉しかった!」

 

お姉さんも賛同する。

 

「そういう慰めはいらないよ!」

 

「ほんとヒネてんねー」

 

俺はフィーアと

 

「なんだかカゲチヨに似ているな。」

 

「ええ、でも本人たちの前で言うのは辞めておきましょう。仲良くなれそうなものも

なりませんから。」

 

「うむ、そうだな。」

 

カゲチヨとその子が仲良くなれそうなことをこっそり話し合っていた。

 

「なにこそこそ話してんだよ。やっぱかくれんぼやりたいから付き合ってくれよ!」

 

「ああ、すぐにやろう皆待ってるぞ。」

 

こうして俺たちは日が暮れるまで遊んだ。

 

 

 

 

 

 

 



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夏の海

アンケートありがとうございます。
いま構想を練っています。

カンナの泳ぐ姿はヒサメが空を飛ぶ感じです。


sideヒサメ

今日は皆で海に来ていた。

 

「綺麗な水平線!輝く太陽!そして美味しそうなグルメの香り!」

 

ホントにたのしみだったんだから!

 

「ヒサメは元気だな。」

 

シディも笑顔で私のテンションに同意してくれる。

 

「ほらっ!ヒサメちゃんもフィーアちゃんも日焼け止め塗ってよね!」

 

「はーい」

 

「別に日焼けとか気にしないんですけど・・・」

 

カンナちゃんに注意されて私たちは日焼け止めを塗る。

ちなみに私は水色、フィーアちゃんは白、カンナちゃんは黒の水着だ。

 

「…似合ってるな。」

 

「ん?何か言った?」

 

「何でもねーよ!」

 

カゲが何か言った気がしたが聞こえなかった。

 

「カゲチヨ大丈夫ですか?」

 

「お、おう・・・」

 

カゲは日差しが嫌なのか戸惑った様子だった。

 

「もうお前ら遊んで来いよ。」

 

「え?カゲは?」

 

「ちょっと休憩したら行くよ。」

 

カゲは荷物番ということで遊ぶことになった。

 

sideフィーア

ということで遊ぶわけなのですが・・・

 

「まずはビーチフラッグ!」

 

「用意がいいな。」

 

そう、ヒサメちゃんが色々と準備していたのに私たちは驚きました。

 

「あれ?そういえばカンナちゃんは?」

 

ヒサメちゃんが聞くと

 

「ああ、カンナならもう海で」

 

「あははははは!楽しー!」

 

シディさんが指した先にあったのは

 

手を水でできたひれに変えてジェットスキーのように泳ぐカンナちゃんの姿でした。

 

「何あれ?」

 

「水しぶき凄すぎだろ・・・」

 

他の人も驚いています。おそらくリヴァイアサンの能力ですね・・・

 

「うむ、楽しそうだな。」

 

「まぁぶつからないように気を付けるだろうし私たちもやろう!」

 

まぁ確かにそうですね。

するとヒサメちゃんが

 

「ただ勝負するだけじゃつまらなくない?」

 

と言ってきた。

 

「こうやって勝負するなんて滅多にないんだし本気でやろうよ。」

 

「なるほど・・・」

 

シディさんも乗り気ですね・・・!

 

「いいんですか?本気で走ったら二人とも抜いちゃいますよ?」

 

「じゃあ負けた方がジュースおごりね!」

 

「望むところだ!」

 

私たちは走り出しました。

そして

 

「ふふふ、私の勝ちですね。」

 

「やはりフィーアは速いな・・・」

 

「くやし~もう少しだったのに!」

 

けど砂浜がボコボコになりましたね・・・

 

「私とシディさんで治しておきます。ヒサメちゃんはその間にジュースを買ってきてください。」

 

「いいの?私も手伝うよ?」

 

「大丈夫だ。カゲチヨの様子も見てきてくれないか?」

 

「わかった。」

 

「あ、じゃあアーシも行く!」

 

カンナちゃんも上がってきたので一緒に向かいました。

 

すると

 

「さっきのビーチフラッグすごくかっこよかったです!よかったら遊びませんか?」

 

さっそくシディさんがナンパされる。

 

「これから後かたずけをしないといけなくてな・・・それに友人と来てるんだ。」

 

シディさんはそう言って断りますが

 

「知り合いってその子とさっきの二人ですか?私たちのほうが良くないですか?」

 

懲りずにアピールしてきてます。ホントにしつこいですね・・・

しかしシディさんは考えたのち

 

「では頼む。」

 

「シディさん!?」

 

私は驚くがシディさんは彼女たちとともに片付けをし始めた。

は~・・・やっぱそういうことですよね。

 

sideカンナ

 

アーシたちはカゲチヨの様子を見にパラソルのところに来た。

 

「調子どう?」

 

「大丈夫だ。そもそも海は眺めて楽しむもんだって。」

 

「なんか陰キャぽい・・・」

 

「うるせぇ!」

 

ホントにお似合いだよね~!あの二人!

 

「じゃあ、アーシたちはジュース買ってくるから!」

 

「おー」

 

こうしてアーシたちはジュースを買ってきたんだけど・・・

 

「あれ・・・?私たちのパラソルどこだっけ?」

 

「うーん一旦シディのところ行くあそこならまだ穴があるから目立ってるんじゃない?」

 

 

「そうだね!」

 

アーシたちが向かおうとすると

 

「あれ~もしかして迷子?」

 

「よかったら俺たちと遊ばな~い?」

 

まさにテンプレ的な不良のナンパが来た・・・

 

「もう迷子じゃないので結構です。」

 

「人を待たせてるので・・・」

 

アーシたちが断ると

 

「親切心を無下にしようとするの?」

 

そういってアーシたちを連れて行こうとする。

すると

 

「俺の連れにちょっかい出すの辞めてもらっていいすか?」

 

カゲチヨが現れた。

 

「あん?痛い目見たくなかったら貸してくれよ?俺たちに勝てないだろ?」

 

「それはどうかな?」

 

一触即発の空気に陥ってしまったけどその時

 

「おーい!二人とも。」

 

「探しましたよ・・・あれ?貴方たちって・・・」

 

シディとフィーアちゃんがやってきた。

すると男たちは怯えた様子で

 

「げっ!?お前は!」

 

となんか二人のことを知ってる様子だった。

 

「どこかで会った気がするんだが・・・」

 

「ほらシディさん、あの勇敢な少年のお姉ちゃんをもてあそぼうとしたアイツ等ですよ。」

 

「ああ!思い出したぞ!それで俺の仲間に何の用だ?」

 

シディが威圧すると

 

「すみませんでした!あなたたちの連れとは知らずに!」

 

「さようならー!」

 

男たちは去っていった。

 

「シディ、フィーア・・・お前たち何やったんだよ・・・」

 

「それは後で話します。」

 

「ねえカゲ・・・助けに来てくれてありがとう・・・」

 

ヒサメちゃんがお礼を言う。

 

「別に・・・アイツ等追い払ったの二人だし・・・そもそもカンナと一緒なら余裕だっただろ?」

 

「そんなことないよ!滅茶苦茶カッコ良かったよ!ね!ヒサメちゃん!」

 

「うん・・・嬉しかったよ・・・」

 

「そ、そっか・・・」

 

sideカゲチヨ

数時間楽しんだ後俺たちは帰る準備をしていた。

すると

 

「ねぇ・・・カゲは今日楽しかった?」

 

ヒサが急にそんなことを聞いてきた。

 

「なんだよ?急に?」

 

「カゲが日光ダメなのに私たちだけ楽しんでちゃってたのかなって・・・」

 

気を使わせちまったな・・・

 

「大丈夫だっての。」

 

「ねぇカゲちょっと海岸まで行こう!」

 

そういってヒサは俺を押して行った。

そして

 

「えい!」

 

「何すんだよ!」

 

「カゲもちょっとは遊ぼうよ!」

 

俺は替えの服もないのに水を掛け合った。

それがひとしきり終わるとヒサが

 

「またどこかに遊びにいこうね。」

 

と笑顔で言ってくれた。それが俺にとって最高の思い出になった。

 

 

 

 

 



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名前を書くと消えるアプリ

sideカゲチヨ

今日の依頼人は・・・

 

「お、俺いじめをしていたんです・・・」

 

いきなり怯えた表情でカミングアウトをしてきた学生だった。

 

「お!なんじゃ貴様いじめっ子か!どんなことをしてきたんじゃ!?」

 

「がっつくな!」

 

ボティスは案の定喜んでいたのではたき落とす。

 

「イジメの告白か?」

 

「懺悔しにカレコレ屋に来たってこと・・・?」

 

「あの表情はそれだけじゃないって感じだよね・・・」

 

シディとヒサがそういうがカンナはそれだけじゃないと推理する。

 

「そ、そうなんだ・・・」

 

「なんかわけがありそうだな。」

 

話をきくと依頼人はクラスの中心グループのリーダーだった、それで気に食わない奴がいれば無視してきたらしい。

 

「暴力じゃないけどさ・・・」

 

「なんじゃそれだけかい。」

 

「それでも酷いよ・・・」

 

ヒサとボティスが依頼人のやってきたことに一言いう。

 

今では反省しているらしいがその反省やカレコレ屋にくるきっかけになったのは

ある日いきなりクラスで無視されるようになったらしくそれまでぜんぜん報復の空気もなかったしそれにイジメって感じではなくほんとにいないように扱うらしい・・・

先生にも無視されてやっと自分のやってきたことの辛さがわかったらしい。

 

「そうなんだ・・・」

 

優しいヒサはそういうが、

 

「自業自得だろ。」

 

俺はクズだから容赦なくいう。

 

「けどいきなり先生までなんてなんだかおかしいですね・・・」

 

フィーアは証言を冷静に分析する。

 

「ああ、ただ事じゃねーな。」

 

俺もそう考える。

 

「もしかして、特別な力が働いているとか?」

 

カンナもその結論に行きつく。

 

「なんか思い当たる節あるか?」

 

依頼人に質問すると

 

「うん・・・スゲー子供っぽいんだけどさ俺らへんなお姉さんにおかしな話を聞いてさ・・・人の存在を消すアプリがあるっていうんだ。消したい人の名前を書いて、WILL

VANISHっていれると消えちゃうらしいんだ。けど俺たちが無視してたA太は真剣にきいてたな・・・」

 

「なにその怖いサイト・・・」

 

「その女性も気になるな・・・」

 

ヒサとシディはその話に驚いていた。

 

「もしかしたら、あの時の誰かがって考えてる・・・」

 

「つまり貴様はクラスメイトにはめられたというわけじゃな!」

 

ボティスが空気を読まずに話す。

 

「じゃあ、その時のグループについて話してくれますか?」

 

フィーアが情報を話すように促す。

 

「俺らがいじめてたA太だ。他校の女子に告白して回ってるんだ。次がB郎こいつとはスゲー仲良くて俺が降ると面白い返しをする良いやつなんだよ。

後はがり勉のD助ノートとか写させてもらってた。最後はE吉!俺の親友でこいつとクラスをまとめてた感じだったかな・・・」

 

「なるほどね・・・」

 

カンナが集中して情報を記録する。

俺がもう一つ質問する。

 

「お前らの学校ってスマホ禁止か?」

 

「そうだけど?」

 

よし、これで捜査しやすくなった。

 

「わかった。けど俺たちは原因を探して解決するだけだ。俺たちは犯人が分かっても絶対に教えない。」

 

俺は依頼人に告げる。

 

「えっ?」

 

「犯人がわかったらあなたはやり返すでしょう?悪いですけど口で反省しているといっても信用できません。」

 

フィーアが冷徹に告げる。

 

「そういうことだ。お前さっきクラスメート紹介するときもどっか被害者面してたよな?甘えてんじゃねーぞ・・・!」

 

俺は依頼人に釘を刺し通ってる学校に向かった。

 

sideヒサメ

こうして依頼人の通う学校にやってきたけど・・・

 

「どうやって犯人捜しするの?」

 

まず最初の関門はそこだった。

 

「うーん、とりあえず炙り出せるか試してみっか。」

 

「そうだね!とりあえず依頼人の情報でなんとかなりそうだし!」

 

どういうこと?

 

その後グループを呼び出したが女性のことは覚えていたがやっぱり依頼人のことは覚えていなかった。

そしてカゲは

 

「俺は消された奴に復讐を頼まれててな。二度と学校生活送れなくしてくれって頼まれてるんだ。つーわけでなんかあったら俺、カゲチヨに教えてくれよー」

 

カゲは嘘を言いつつも揺さぶりをかけた。

そして

 

「ヒサ、さっそく頼むわ。」

 

カゲとカンナちゃんの指示通りスマホが使われてる場所を割り出した。

そして行ってみるとB郎くんがアプリにカゲの名前を書こうとしていたので

 

「させませんよ。」

 

「なに!?」

 

フィーアちゃんが素早くスマホを奪いカゲに渡し地面に組み伏せ拘束した。

 

「やっぱりな脅せば俺のことも消そうとするからな。」

 

「どうしてお前がC次を?」

 

シディさんがきくと

 

「おそらくだけど雑な振りに返すのが嫌になったんでしょう。テレビでもよくやられてるけどわざとってわかっててもきついもんね。」

 

カンナちゃんがそういうと

 

「そうだよ!アイツの笑い者なるのはもううんざりなんだよ!」

 

そういってきたけど

 

「俺たちはチクるつもりはねぇ。さっきの話は嘘だ。」

 

フィーアちゃんも拘束を解き

 

「そういうことです。本人たちで解決してください。」

 

といった。

 

そして私たちは逆探知して裏にいる人の場所を割り出し行ってみるとそこには誰もいなかったんだけど・・・

 

「おそらくこれがアプリのサーバーだと思う・・・」

 

「これをこわせば依頼人は元に戻るのか?」

 

「たぶんそうですね・・・」

 

シディとフィーアちゃんで話していると

 

「やっぱりだけど持ち主は逃亡してるね。」

 

カンナちゃんは残念そうに喋っているとき

 

「おい、これ・・・」

 

カゲが前に依頼であった呪いのペンが落ちていた。

つまり学生を狙って異宙の道具を配ってるってこと・・・?

 

「もしかしたら同じ組織かもね・・・」

 

カンナちゃんも同じ結論にたどり着く。

 

「さぁな・・・ただ狙ってやってんなら歪んだ手口だ・・・」

 

そういうカゲの声は怒りに満ちていた。



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子供YOUTUBERと母親と叔母

sideカゲチヨ

今日の依頼人は妹がいるという女性だった。

 

「妹が自分の娘、私から見た姪っ子をYOUTUBERにしてるんですよ。これが結構人気があって。」

 

おお!それは凄いな!

 

「でも、姪っ子は嫌がってるみたいなんですよね・・・」

 

何だって!?

 

「若くして憧れの職業YOUTUBERになれてるのに!!なんて贅沢なガキなんだ!」

 

「自分の価値観で他人を図るなよ。」

 

「ほんとカゲチヨはぶれないよね・・・」

 

ヒサとカンナに呆れられる。

すると依頼人はヒサとカンナをみて

 

「二人は随分仲良しですね。失礼ですが二人は姉妹なんですか?」

 

と聞いてきた。

 

「い、いえ!ただ幼馴染だけどカンナちゃんは姉みたいに頼りになるので・・・」

 

「まぁ、角とか見た目とか似てるしヒサメちゃんは可愛いし妹みたいに思ってるしねー!」

 

と返すと

 

「そうですか・・・」

 

と依頼人が言って話が戻る。

 

「妹は姪っ子が人気YOUTUBERになってから変わってしまいました。昔は何をするにしても私の後についてくるような気弱な子だったのに・・・今ではこれ見よがしに高価な品を見せつけてきたり有名人とのつながりを自慢したり月収の差も自慢してきて・・・」

 

「なるほど。つまり姪っ子さんの活動をやめさせるのが依頼ということですね。」

 

フィーアが言うと

 

「はい、私姪っ子が心配で・・・」

 

と依頼人が言う。シディも

 

「子供を大勢の前で無理やりさらしてお金を稼ぐなんて虐待に近いぞ。」

 

と同意する。ヒサも

 

「そうだね!絶対やめさせなきゃ!」

 

とやる気のようだこうして俺たちはその妹と姪っ子のところに向かった。

 

sideヒサメ

こうして私とカンナちゃんは家に来たんだけど、

 

「今日はお休みするー!」

 

「毎日楽しみにしてくれてる人もいるんだから・・・」

 

と無理やり撮影しようとする姿が見えた。

そして子供が出て行ったタイミングで私たちは妹さんの説得に入った。

 

「貴方のお姉さまからお話を聞いてやってきました。娘さんのYOUTUBE活動について。」

 

「えっ?」

 

そして事情を話すと

 

「そうですか・・・姉がそんな心配を・・・けど私の話も聞いてもらえますか?」

 

「はい・・・」

 

そういって話始めた。

妹さんは依頼人にコンプレックスが凄くあって依頼人は何でもできる人で妹さんも勉強はと頑張っていたんだけど要領でも差があって人とのつながりも依頼人とは違ったらしいそして将来でも差が開いてしまったらしい。

 

「でもいいんです。私はもう私は引き立て役でもいいんです。」

 

「そんなこと・・・」

 

妹さんの話を聞いて私は励まそうとする。

 

「誰を引き立てるかは私が決める。」

 

「どういうこと?」

 

カンナちゃんが聞くと

 

「私は娘に胸を張って人生自分が主役だと言い切れる子になってほしい。今の世の中は

お金とフォロワーがいれば多くのことができるようになってるから。」

 

その言葉に込められていたのは世の中を見据えて娘さんの人生の幸せを願う母親の思いだった。

 

「それでYOUTUBERをやらせてるんですか?」

 

私が聞くと

 

「まぁ、それは後付けですけどね。最初にYOUTUBERを最初にやりたがったのは娘だもの。」

 

あれ?依頼人の話と違うような・・・

 

「私は娘の意思をサポートしたいと思ったの。けど娘が嫌がってることにも気づかないなんて母親失格だわ・・・」

 

「なんか依頼人の話と食い違ってるよな・・・」

 

カンナちゃんも不思議がっているけどあとは娘さんの後を追いかけたシディとフィーアちゃんに任せよう。

 

sideフィーア

私たちはベンチに座って娘さんに話を聞こうとしたんですけど・・・

 

「お兄ちゃんカッコいいね!!私と付き合わない?私有名YOUTUBERなのよ?」

 

さっそくシディさんを口説いてました。

 

「申し訳ないが君と付き合うことはできない。」

 

流石シディさん、子供だからって差別しないで目をみて誠実に断ってる・・・!

 

「幼稚園の男子は皆すぐ付き合ってくれるのに!」

 

「なかなか大胆ですね貴方・・・」

 

この年で恋愛とは・・・というか私が古いんですかね?

早速シディさんは本題に切り出す。

 

「ところでYOUTUBERのことなのだが辞めたいんだろ?」

 

と聞くと

 

「そんなことないよ!だって私が始めたいってママに言ったんだもん。」

 

なんだか依頼人の話と食い違いますね・・・嘘はついてないみたいですし・・・

 

「最近は撮影ばっかでたまに遊びたいって思うこともあるけどやめようなんて全然考えてないよ!コラボとかもできて楽しいしね!」

 

「そ、そうなのか!」

 

熱意にシディさんも押されてしまっています・・・

 

「やれてるのは全部ママのおかげだけどね!」

 

まぁ撮影機材の準備や買い物とかもありますしね。

 

「だからママにも少しは好きなもの買って!って言ってるのよ!なのに私の将来の貯金だ!って言って自分はいつもおんぼろの服ばっかり・・・嫌になっちゃうわ!」

 

その言葉には母親への感謝と親孝行したい気持ちが詰まってました。

シディさんと私が

 

「優しい母親なんだな。」

 

「ちゃんと母親のことも考えていて凄いですね。」

 

と母親と一緒に褒めると

 

「ありがとう!私が世界で一番好きな人だよ!」

 

その子は満面の笑みで答えてくれました。

 

sideカンナ

 

アーシたちは二人からの報告も聞き妹さんに謝った。

 

「すみません!私たち勘違いしてました。」

 

「いえ、私も娘に無理をさせていたので気づけて良かったです。」

 

「娘さんは世界で一番好きだって言ってましたから大丈夫ですよきっと。」

 

アーシが言うとヒサメちゃんも

 

「そうですよ!それに誰かと比べての一番より娘さんにとっての一番の方が素敵だと

思います。」

 

そういうと涙を流して

 

「いえ、これ以上はいらないです・・・」

 

と言って妹さんの顔は晴れやかになった。

 

sideカゲチヨ

数日後俺とカンナはあの依頼人の対応をした。

 

「どうなってるんですか!?何でまだ姪っ子はYOUTUBEを続けてるんですか!?嫌がる子供に無理やりやらせるなんて虐待よ!」

 

俺に掴みかかって言うが俺たちをはめようとしたのによく言うぜ・・・

だから俺は言ってやった。

 

「こんなアンケートがある。好きな人を自分よりハイスペックな人に奪われるのと自分より低いスペックの人に奪われるの、どっちが悔しいですか?答えは後者に決まってる。」

 

「は、はぁ!?」

 

「気持ちはわかるよ。俺はアンタと同じようにクズだからなずっと自分より下に見てた妹が社会的に成功を収めて悔しくてしょうがなかったんだろ?」

 

「意味が分からないわ!」

 

「ホントはわかってるんでしょ?貴方の証言と実際の様子が違うからおかしいと思ってたけど嘘をついてアーシたちにやめさせようとするとは恐れ入りましたよ。」

 

カンナもわかっていたようで俺と同じく見下した目で依頼人を見る。

 

「嘘・・・嘘じゃないわよ!確かに言葉にはしてないけどあの子は絶対私を見下してる!!今まで見下してきた私より上の立場に立って見下してるの!!」

 

やれやれ・・嫉妬の妄想もここまでくると笑えてくるぜ・・・

もうはっきりといってやるか。

 

「あんたが見下してるからそう思うだけだよ。」

 

「そういうこと。妹さんは娘さんのためになることを真剣に考えてるだけだよ。」

 

「わ、、私は今までみんなの中心で・・・カンナさん!あなたならわかるんじゃない!?ヒサメさんに追い抜かれて焦る気持ちと一緒よ!」

 

そういうが

 

「アーシのはそんな気持ちないかな。むしろ後ろじゃなくていつも並んで歩いてるって感じだし追い抜かれそうになったらアンタと違って真正面から並べるように努力するしね。」

 

「そ、そんな・・・」

 

そして俺は掴まれていた手を振りほどき

 

「主役になれる方法なんてのは知らねーけどさ。逆ならわかるよ、頑張ってるやつの足を引っ張る。これをしたら人は主役じゃなくなるんだよ。」

 

俺の知ってることを言ってやった。

 

「私が主役で、妹が脇役なのにいいぃぃいいい・・・!」

 

それでも床に這いつくばり叫ぶ依頼人、

 

はッ、クズだねぇ・・・

 

 



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地下労働施設での奪還

sideカゲチヨ

今日の依頼人は少女だった。

 

「私の兄は友人に騙されて借金を背負わされ、地下労働施設に拉致されてしまったんです・・・」

 

そう言って写真を見せてくれた。見る感じ優しそうな人だそれにしてもその労働施設はなんかブラック臭がするな・・・

 

「その労働施設では何が行われてるんですか?」

 

フィーアが聞くと

 

「貴重な鉱石を掘り起こすための採掘場です。返せない程の借金をした人たちが集められて

きつい現場で働かされているそうです。兄は体が弱いからもし病気になってしまったらと思うと・・・」

 

依頼人は辛そうな顔で言う。

 

「わかりました。必ず助け出します。」

 

フィーアが依頼人にそう言った。

 

「そうだね。一刻も早く助け出さないと心配だしね・・・」

 

ヒサも依頼人の兄を心配している。

 

シディもカンナも

 

「じゃあ、アーシたちもその施設で働きながら探すってことだね!」

 

「ああ、そうなるな。場所はわかるか?」

 

依頼を引き受ける気だ。俺も可哀そうだと思ったしやりますか!

 

こうして俺たちは場所を聞いて潜入したのであった・・・

 

 

そうして施設へとはいり中を案内してもらったのだが・・・

 

「ここがお前たちの今日から暮らす部屋だ!」

 

そう言って向かった先にあったのは壁も仕切りもないタコ部屋だった。

そのことを言うと

 

「返せない借金をするお前たちに住む場所を与えてやっているだけありがたく思え!」

 

と怒られてしまう。

 

こうして仕事の割り振りへと移った。

俺とシディは採掘現場での仕事なのだが・・・

 

「女には違う仕事があるからな・・・」

 

そう言って無理やり連れていかれてしまった・・・

三人とも大丈夫って言ってたが早く依頼人の兄貴を見つけないとやべぇな・・・

 

 

そうして俺たちは採掘現場へと向かっていた。

 

「三人とも大丈夫だろうか・・・」

 

シディが心配する。俺だって心配だ、けどアイツ等だってカレコレ屋だ。

 

「弱いわけじゃないんだ。きっと三人でなんとかできるさ。それを俺たちが信じないでどうすんだ・・・」

 

「そうだな・・・」

 

まぁ、俺たちも三人のこと言える立場じゃなくなるしな・・・

 

「しっかしこんなきつい現場に配属されて安全の保障できんのはヘルメット一つだけだし彫るものもツルハシ一つって効率悪すぎだろ!」

 

ドリルとかねーのかよ!

 

「俺は頑丈にできてるし大丈夫だ。」

 

シディは呑気のそう言ってるけど普通の人だったら崩落とか起きないかって恐怖で怯えてるぞこの装備・・・

 

そうして六時間立って午後三時になったころ

 

「ハァ・・・ハァ・・クッ・・目の前がかすんできた・・・」

 

幾ら不死身の体っていっても休憩なしで六時間も労働すればこうなっても仕方ないと思う。それに精神的にも辛いしな・・・

しかしシディは

 

「早くないか?まだ午後三時だぞ。終業まであと六時間もあるんだへばってどうする。」

 

体力お化けなところを見せつけていた。

 

「それでも休憩なしだとこうなるだろ!45分以上の休憩を与えないとこういう場合は

労働基準法違反なんだぞ・・・」

 

そう言ってると

 

「おい、そこ!口じゃなくて手を動かせ!」

 

監督に怒られてしまう・・・変に目立つのは得策じゃねーな・・・

そうして続けていたんだが手がしびれてツルハシを落としてしまった。

そのとき

 

「大丈夫ですか?ここの仕事は辛いですよね・・・」

 

そういって声を掛けてきたのは少しやつれてはいたが写真で見た依頼人の兄だった。

シディが正体を話そうとするが。

 

「ちょっと待て!脱走の計画はまだ出来てねーし正体は隠しておくぞ!」

 

「そうか・・・わかった。」

 

あの人嘘付けなさそうだからな・・・

 

「どうかしましたか?」

 

こそこそと話していたのでお兄さんが不審がる

 

「いえ、なんでも!それよりここ空気悪くないっすか?」

 

俺は素早く話題を切り替える。

 

「ええ・・・採掘の度砂や石の欠片が舞いますから。肺を悪くしないように気を付けた方がいいですよ。」

 

お兄さんも親切に心配してくれた。必ず助け出さなくちゃな・・・

 

「こんなところで働いてて辛くないですか?」

 

「仕方ないです。逃げ出せば暴行されますし家族に危害を加えると脅されています。」

 

まったく外道なやり口だな・・・

 

「それに悪いことばかりじゃないんですよ。」

 

それがどういう意味か知ることとなった。

 

sideシディ

俺たちは監督から給料をもらったのだが・・・

 

「三千円!?朝九時から働いて今は十九時・・・時給三百円じゃん!!」

 

カゲチヨが給料の安さに驚いていた。

するとお兄さんが

 

「このお金はあそこの売店で使えます。薬も買えますし、ぜいたく品も少しなら売ってますよ。」

 

金の使い道を教えてくれた。本当に親切な人だ。

しかし周りを見てみたが・・・

 

「みんな表情に覇気が無いな・・・」

 

「違法労働で体はボロボロ、逃げ出す気力もないってとこか。」

 

カゲチヨも周りを分析する。

すると向こうから盛り上がってる声が聞こえた。

 

「ありゃ、違法賭博だな。安い給料で働かさせれてるストレスの発散になるってわけだ。」

 

確かにその気持ちはわかるが・・・

 

「ただでさえ少ない給料があれではすぐに消えてしまうだろう。」

 

俺が心配していると

 

「楽しそ~」

 

なんとカゲチヨが興味を持っていたのだ。

 

「カゲチヨ?」

 

俺が声を掛けると察したのか

 

「じょ、冗談だよ。そんなことより抜けるぞ。」

 

そうだ、ヒサメたちと合流しなくてはな。

 

sideヒサメ

 

私たちは人気のない坑道に集合していた。

 

「三人とも無事だったか?」

 

シディが心配してくれた。

 

「何とかね・・・」

 

女子の仕事は裁縫や炊事だったんだけど

 

「さっき女子の部屋に侵入してきた男の人に襲われそうになったんだよね・・・」

 

あったことを話すと二人とも驚いていた。

 

「マジかよ・・・無法地帯だな・・・」

 

カゲがそういうけどその通りだよ・・・

 

「まぁ私がしっかり気絶させたので二人には傷一つついていませんけどね。」

 

フィーアちゃんの腕前にはいつも助けられてるなぁ・・・

 

「それよりも脱走の計画練ろうよ!」

 

カンナちゃんもここにうんざりしているようでやる気満々だ。

 

「そうだな!依頼人のお兄さんとついでに全部ぶっ壊してやるか。」

 

カゲも頼もしい限りだ。

 

sideフィーア

翌日全員が朝の集会をやっているときにカンナちゃんとシディさんが布団に能力で

火をつけた。そしてカゲチヨが全員に火をつけたことを宣言して依頼人の兄にところに向かいました。

 

「シディ、カンナ!火はあとどれくらいでまわる?」

 

「あと一時間もない。」

 

「ここからさっさと逃げ出すよ!」

 

そして依頼人の兄は驚いた様子で

 

「ご、五人ともこれはどういう・・・」

 

とたずねてきた。

 

「俺たちは妹さんに依頼されてあなたを助けに来たんです。」

 

シディさんが素早く丁寧に説明する。

 

「そうか・・・ありがとうございます!」

 

「あなたたちも早く・・・」

 

シディさんは他の作業員にも言いますが

 

「余計なことしやがって!」

 

「俺たちはここを出ても行くところなんかねーんだよ!」

 

「俺たちは自由なんか望んでねーんだ!」

 

まさに諦めた人たちの言葉がそこにはありました。

 

「そんな・・・」

 

それでもシディさんは助けようとしますが火はどんどんまわっていきます。

 

「シディ!早く逃げないと!」

 

ヒサメちゃんの言葉で私たちは逃げ出しました。

 

「火事の他にもヒサが電気系統も壊滅させたし向こうもすぐには追ってこれねーだろ・・・」

 

「そうだね・・・とりあえずこれで依頼は無事にできたね。」

 

カゲチヨやカンナちゃんはほっとしていましたがシディさんは苦い顔でした。

 

「他の労働者は俺たちにはほとんどついてこなかったな。」

 

するとお兄さんは

 

「あの場所は環境は酷かったですが給料である程度の自由を得られましたから。ギャンブル中毒に陥って借金を抱えてた人たちにとってはいい環境だったのかもしれません。」

 

他の作業員の心情を話してくれた。

 

「そんなんじゃ外で降りかかる自由のための責任には耐えられないってことだね。」

 

「そうだな・・・結局俺たちには逃げ出したいって気持ちのあるやつしか助けられない。」

 

カンナちゃんもカゲチヨも冷静な目で施設のある方を見ていました。

 

「でもそういう気持ちのある人は助けられたよね・・・」

 

「だから後悔しちゃいけませんねシディさん。」

 

ヒサメちゃんと私が言うと

 

「そうだな・・・」

 

それでもシディさんは施設の方を見ているのでした。



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レンタル彼氏とホントの思い

青髪の漫画家さんの初登場回のオリジナルです。


sideカゲチヨ

今日の依頼人は内気そうな青髪女性と友人の金髪の女性だった。

 

「この子もう大学生なのに誰とも付き合ったことないのよ!!」

 

と言ってるが・・・

 

「そんなに気にすることじゃなくないか?」

 

シディの言う通り俺たちも付き合ってる人とかいないしな・・・

 

「花の大学生だからね!恋愛しなきゃもったいないよ!」

 

と友人は言うが

 

「大学は勉強する場所と聞いていたが・・・」

 

「シディ、こういう時は正論いっちゃだめだから・・・」

 

シディのことをカンナがフォローする。

 

「とにかくこの子にも恋愛を体験してほしいの!せっかく可愛い顔のに!アンタもそう思ってんだよね?」

 

「う、うん・・・私も男性に慣れておきたくて、今まで女子校だったし・・・」

 

「それで依頼内容は何ですか?」

 

ヒサが聞くと

 

「無理ならいいんですが・・・」

 

「あーもう!この子が男子に慣れておきたいからシディ君に彼氏を演じて欲しいの!」

 

「えっ!?」

 

「俺か?」

 

なんでフィーアも驚いてんだ?それにしても・・・

 

「なんで俺じゃねーんだ?」

 

と声に出すとヒサに憐みの目で見つめられてしまった。

 

「いきなりシディさんはハードル高くないですか?カゲチヨの方が話しやすいですよ。

知らない人だとキョドりますしその方が慣れるにはいいんじゃないですか?」

 

「ヒデぇ!」

 

てかフィーア何でそんなにシディにやらせたくないんだ?

 

「いえ!私シディさんが良いんです!」

 

依頼人も言ってるし・・・

 

「フィーアちゃん今回はシディに行ってもらおう?」

 

カンナが言うことでフィーアも落ち着いたようで

 

「分かりました・・・」

 

意気消沈した様子になってしまった。

 

sideヒサメ

こうしてシディは依頼人の家に集合してデートと言うことになったんだけど・・・

 

「何で私たち後を付けてるの?」

 

そう私たち三人はフィーアちゃんに連れられて変装し後を付けていたのだ。

 

「もし前みたいなストーカーになったらどうするんですか?これはあの女性の監視です。」

 

 

「とか言ってホントはシディがホントに彼氏になるんじゃないかって心配なんでしょ?」

 

カンナちゃんが言うと

 

「そ、そんなわけないですよ!これは、あくまで監視ですから!」

 

そういってフィーアちゃんはサングラスを押し上げ二人の様子を見る。

 

「なんでおれまで付き合わなきゃなんねーんだよ・・・」

 

カゲはそう言ってたけど・・・

 

「カゲチヨだってヒサメちゃんがレンタル彼女になったとき後付けたんだからお互い様でしょ。」

 

「うっ・・・」

 

カンナちゃんに論破されてしまう。

 

そして依頼人とシディが合流した。

依頼人はメガネを外して可愛くなっていた。

 

「俺たちは今日一日恋人だろ?敬語は変だろ?」

 

「は、はい・・・」

 

依頼人も顔を真っ赤にしている。ピュアで可愛いな。

やっぱり噂になるみたいで

 

「誰あのイケメン!?」

 

「声かけようかなー?」

 

と依頼人の大学内でもそんな声が上がっていた。

 

「ってか俺たち大学生じゃないのに入っても大丈夫なのか?」

 

カゲが心配するけど、

依頼人の話を聞く限り大丈夫みたいだし講義に行く二人を追いかけた。

 

sideカンナ

こうして経済学の講義に入ったんだけど、

 

「経済学が好きなのか?」

 

「いえ・・・ただ受験で入れるところだったから・・・」

 

「ではなにが好きなのだ?」

 

「私は好きな物なんてない・・・空っぽなんだ・・・」

 

なんだか暗い話題になってた。

そしたらシディは依頼人の頭を急に撫でて

 

「俺は空っぽだとは思はないぞ。ちゃんと考えてるものも好きなものもあるそれが、今口に出ないだけさ。」

 

と依頼人を励ました。

やっぱシディって漫画の主人公だな~

 

「そこの白髪の男子!今教えたマクロ経済学を説明してくれるかな?」

 

まぁ、案の定教授に見つかって指されてしまったけどね・・・

 

「すまない、全く聞いてなかったので説明できない。」

 

やっぱりシディって肝座ってるな・・・

 

sideフィーア

 

しばらくつけていましたがホットドッグを食べてるだけで今のところおかしなことはしていませんね・・・

 

「なぁ、もう帰っていいんじゃね?あの依頼人はあのストーカーみてーなことはしねーよ。」

 

カゲチヨの言葉で私も納得する。そうですよね・・・一日だけですしね・・・

 

そのとき周りの声で依頼人とシディさんの雰囲気が悪くなってしまいました。

 

「シディにはわかんないよ!イケメンで誰からも肯定されるシディには!自身のない人の気持ちなんてわかんないよ!」

 

やっぱり口論になりましたね・・・止めようと動きましたが

 

「こうていってなんだ?学校のドッジボールをする場所のことか?」

 

やっぱり心配なかったですね・・・そしてシディさんそれは校庭です・・・

 

「とにかく私は自分のこと好きじゃないの!」

 

「それは悲しいな。俺は今日一日一緒に過ごして良いところを沢山見つけたんだがそれにまだ気づけていないんだな。」

 

流石シディさん・・・純粋ですね。

 

「良いところなんてないよ・・・」

 

「お前がなんて言おうと俺は見つけたのだそれは否定させん。」

 

普通の女子ならうれしいですけど今の自分のことをわかってない依頼人にはどうなんでしょうか・・・まぁもう終わりみたいですし私たちも・・・

 

「私本当は嘘ついてたの!ほんとは最初からシディが目的だったの!!」

 

えっ!?

 

「街で見かけてでも私なんかじゃ付き合えないって思ってせめて一日だけでも恋人になりたいって依頼したの!ごめんね!」

 

「それは構わないが・・・」

 

「でも私!一日だけじゃ嫌だって思った!シディと付き合いたい!これからもずっと一緒にいたいの!私はシディが好きだから!」

 

・・・・・・・

 

「ちょっとフィーアちゃん!?」

 

「完全に石になってる・・・」

 

「とりあえず戻って休ませようぜ・・・」

 

sideシディ

 

俺はデートも終わりカレコレ屋に戻ってきたのだが・・・

 

「フィーアはどうしてソファーで寝込んでいるんだ?」

 

三人に聞くと

 

「あー・・・それはだな・・・」

 

「まぁ、色々あってね・・・」

 

カゲチヨもヒサメも言葉を濁していた。

 

「そういえばデートの方はどうだったの?ホントに告白されたりしてー!」

 

カンナが尋ねてきたので俺も答えた。

 

「ああ、告白されたがまだあまりお互いのことを知らないし断ってきた。」

 

「ふ~んそうなんだ。」

 

「どうしたのだ?そんなこと聞いてきて?」

 

皆に聞くが

 

「「「いや別に?」」」

 

三人とも教えてくれなかった。

するとフィーアが起きたようだった。

 

「大丈夫かフィーア?」

 

「はい・・・シディさん今度水族館行きませんか?実はペアチケット二組あるんでカゲチヨとヒサメちゃんも一緒に。」

 

「アーシは用事あるから四人で楽しんできてね~」

 

「「なんで俺(私)まで!?」」

 

「うむ、構わないぞ!」

 

四人で水族館楽しみだな!」

 

 

 

 

 




漫画家さんの回気に入ってるのでちょくちょく出していきます。


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痛い婚活おばさん

sideカゲチヨ

今日の依頼人はゴスロリの服を着たちょっと変わったおばさんだった。

 

「女性の場合出産の年齢とかあるじゃないですかぁ?だから私四十までには結婚したいんです!」

 

「普通そのセリフって三十までにとかが多いんじゃ・・・?」

 

カンナそれは言っちゃダメだ・・・ていうか。

 

「あのうち結婚相談所じゃないんですけど・・・」

 

俺が言うと

 

「ごめんなさいねー!てっきり結婚相談所かと!」

 

どんだけ飢えてんだよ・・・とりあえずこのまま帰そう。

 

「そうすか、じゃあそういうことで・・・」

 

「でもねー!聞いてよーこの年で婚活ってホントに大変なのよー」

 

えっ!?帰らないの?

 

「でも私は売れ残ったってわけじゃないのよ!私って仕事凄い出来ちゃうじゃない?だからそっちが引っ張りだこで!」

 

「それって典型的な言い訳じゃ・・・?」

 

「言うなフィーア・・・」

 

フィーアと小声で会話する。

 

「三十までに結婚できる確率は10%以下らしいのよ」

 

 

「そうですよね・・・私もちゃんと考えないと・・・」

 

「10パーセント!?それは多いのか?」

 

えっ!?待ってこの人な話聞くかんじになってるぞこの二人!

 

sideフィーア

とりあえずタイプだけでも聞いてみましょう・・・

 

「どんな人がタイプなんですか?」

 

「まず身長175cm以上は欲しいわねーそれから年収は手取りで一千万円は最低限でもおじさんは論外ね!私の五歳年下がストライクゾーンかな。」

 

そういう人は貴方より若い人を囲ってると思いますが・・・?

カゲチヨも

 

「ちょーっと理想が高いんじゃ・・・」

 

依頼人に配慮してもうちょっと理想を下げるように言いますが。

 

「本当はもうちょっといい条件がいいけど理想が高すぎると見つかんないからね!」

 

まさかのこれが最低でした。依頼人はもうちょっと謙虚さを覚えた方が良いですね・・・

 

「んー俺たちの知り合いにいるかもしれんぞ!」

 

「確かにピッタリ条件に合ってますよ!」

 

「本当!?」

 

カンナちゃんとシディさんが呼んでくるみたいだ。

 

「おい、シディ、カンナ!変な期待させるのは優しさじゃ・・・」

 

「じゃっ、行ってくる!!」

 

「大丈夫!期待してて!」

 

カゲチヨが呼び止めますが二人とも聞かないで行ってしまいました。

 

「誰も俺の話聞かねーじゃん!」

 

「大丈夫です。私は聞いてますよ。」

 

「ありがとな・・・」

 

今回はカゲチヨ可哀そうですね・・・

その後も依頼人との会話が続く

 

「婚活ってどんな感じなんですか?いつぐらいから始めた方が良いんですか?」

 

ヒサメちゃんが質問する。

 

「そうね・・・一つ確実に言えることは若ければ若い方が良いわ。男はとにかく若い女が好きなのよ!若々しさや若く見えるとかじゃない実年齢の若さ!とにかく男はそこに食いつくのその武器はいずれ消え去ってしまうものだったら早い方がいいわよね?いつ婚活するの?」

 

なんか失ってる人が言うと説得力ありますね・・・

 

「い、今でしょ?・・・婚活しなきゃ・・・」

 

ヒサメちゃんが洗脳された!?

 

「ヒサ!!落ち着け!」

 

sideカゲチヨ

 

「あとね、婚活で失敗する人の特徴を教えてあげるわ!」

 

「はい!」

 

「ヒサメちゃんメモ取らなくていいですよ・・・」

 

自分の失敗してるのにとんでもないブーメランを投げようとしている・・・

 

「自分の話や自慢話ばかりする人はもてないから駄目よ!」

 

えっ?

 

「なんの脈絡もないのに自分の話を始めたり。」

 

確かこの人ここにきてすぐ・・・

 

 ・・・でもねー!聞いてよーこの年で婚活って大変なのよー・・・

 

「聞いてもないのに自慢始めたりね。」

 

 ー私って仕事凄い出来るじゃない?だからそっちに引っ張りだこでー

 

ホントにブーメランだなおい・・・!

 

「でも結婚相手にお金とか求めるばかりはだめよ。結婚はギブアンドテイクだから。」

 

あんたは人のこと言えんのかよ・・・

フィーアも

 

「あなたは旦那さんに何をテイクするんですか?」

 

ときくと

 

「え?私は私という存在がもう素晴らしいじゃない?何言ってるの?」

 

「この野郎!!」

 

「すみませんぶっ飛ばして良いですか?」

 

どんだけナルシストだこの依頼人は!

 

「カゲ、フィーアちゃん落ち着いて!」

 

sideヒサメ

 

「あと相談所の人に言われたんだけど結婚と恋愛は別物らしいわよ。」

 

「そうなんですか?」

 

私が聞く

 

「恋愛してから結婚って思ってるでしょ?それがベストなんだろうけど結婚は他にも色んな条件が伴うからね。」

 

やっぱり大変なんだな・・・

 

「でも女の子はいつまでも恋してたいわよねー」

 

「ですよねーははっ・・・」

 

(この人の婚活はまだまだ続きそうだな・・・)

 

「そんなこと言ってられるんですか・・・」

 

二人ともそんなこと言っちゃダメだよ・・・・

すると

 

「お待たせー!」

 

「連れてきたぞ!」

 

カンナちゃんとシディが相手を連れてきた!

その相手は顔が宝箱で中に宝石が入っている異宙人だった。

 

「この方なら身長も高いしお金も持ってる今年で138歳だが人間の年齢にすれば27歳くらいだ!!」

 

「条件ジャストで良かったです!」

 

「流石にその方は・・・」

 

フィーアちゃんもカゲも渋ってしたけど

 

「ズキューン!!」

 

どうやら依頼人には良かったみたい!

 

「お茶でもどうですか?」

 

「喜んで。」

 

やっぱり恋ってどこで始まるかわからないな・・・

 

「やっぱりお似合いだと思ったんだ。」

 

「ヒューヒュー!」

 

シディとカンナちゃんの考える相性って・・・

 

sideカンナ

依頼人が帰った後

 

「うーん私もマジで婚活始めようかなー」

 

ヒサメちゃんがそういうと

 

「いいよ、ヒサはまだいいだろ。」

 

カゲチヨが待ったをかける。

 

「え、なんで?」

 

「とにかくいいんだよ!」

 

「えー何で?教えてよー!」

 

いやー二人とも青春してるな~

しかしこの依頼を受けてアーシは思ったことがあるの。

 

「シディ、アーシたちって結婚相談所の才能があるのかも!」

 

「そうだな!やってみるか?」

 

「いやそれシディさんへの結婚申し込み所になって終わりますよ。」

 

フィーアちゃんに突っ込まれて依頼は終わった

 

 




カンナとフィーアに質問!

他の好きなPLOTTキャラは?

カンナ「ブラックかな?いつも好きなことしてるし!あと生存フラグさんの羽触ってみたいな・・・」

フィーア「ハックさんですね。いつも冷静ですしあの濃い二人に突っ込みを入れてるのも流石だと思います。」



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解散とカニ風呂

ヤルミナ風味にしてるので注意!


sideフィーア

 

今日は厄介なことになりました・・・

 

「ホントにいいの?」

 

「もともとヒサメが言い出したんだろ。」

 

「ま、カゲチヨが良いなら私は良いけど。」

 

実は数日前カゲチヨがカレコレ屋に置いていたデータをヒサメちゃんが間違って捨ててしまったんです。それで喧嘩になって日ごろの性格のことにもつながり今解散動画を撮っているんですよね・・・

 

そして撮影が終わったのですが・・・

 

「カレコレ屋のことなんだからお前たちも出ろよ。」

 

カゲチヨが寝ていたシディさんと私に話しかけました。

 

「いや、俺たちは別で撮る。」

 

そしてアップすれば終了なんですが・・・

 

「なぁ・・・そういえばカンナは?」

 

そうこの場にカンナちゃんがいなかったのです。っていうかだれかカンナちゃんに解散のこと伝えましたか?

 

「もしかしてだれもこのことを伝えてないんじゃないか?」

 

シディが結論を言う。

 

「はぁ!?ヒサが言ってくれてんじゃないのかよ!?」

 

「カゲが言ってくれてると思って・・・」

 

二人ともいつもの言い方で青ざめた顔をする。

カンナちゃんのカレコレ屋への思い入れ凄いですからね・・・

 

「みんなー!何やってるの?」

 

最悪のタイミングでカンナちゃんが来てしまいました・・・

 

「じ、実はな俺たち喧嘩したからカレコレ屋解散しようって話してたんだけどお前に話してなかったんだよだけどさ・・・・」

 

「そ、そう私たちお互いもう限界だと思って・・・」

 

ヒサメちゃんとカゲチヨがカンナちゃんにこのことを伝えますすると、

 

「そうなんだ、まぁ二人のやりたいことじゃなくなったならいいんじゃない?」

 

そういってカンナちゃんは去ってしまい、その後ヒサメちゃんも去ってしまい私たちも撮影のため寝ることにしました・・・

 

sideカゲチヨ

翌日

 

あー・・・ヒサ怒ってたな・・・・でも謝るのは俺のプライドが許さねぇしキモ5に慰めてもらおう!

 

そのとき

バサッ

 

な、なんだ後ろから袋を被せられて・・・

 

プシュー!

 

これって催眠ガス!?くそっ意識が・・・

 

sideヒサメ

なんでこうなっちゃたんだろ・・・

でもカゲもあそこに置きっぱなしにしてるのも悪いよ!

今日はミキとノリコとショッピングだし待たせるわけには・・・

 

プシュー!

 

「きゃ!?」

 

いきなりスプレーを浴びせられた!あれ?なんか眠くなって・・・

 

noside

ここはとある倉庫ここにカゲチヨとヒサメは閉じ込められていた。

もちろん手足は鎖で拘束されていた。

 

「うぅ・・・あれ?ここどこだ!?てかヒサ!?大丈夫か?」

 

「うう、カゲこれどうなってるの!?」

 

とりあえず二人は拘束を解こうとしたが・・・

 

「駄目・・・異宙人の力も封じられてる・・・」

 

「誰がこんなことを・・・」

 

そのときカゲチヨの頭に何かが昇り

 

「いててててて!!」

 

カゲチヨに鋭い痛みを与えたその正体は・・・

 

「小さい蟹?」

 

「それにドラム缶もあるよ・・・」

 

そうヒサメの言う通りカゲチヨの頭には蟹が昇っていた。

そしてその横には人ひとり入りそうなドラム缶があった。

その鋏が彼を挟んだのだ。その時放送が流れた。

 

「は~い今日は貴方たちにアーシが恐怖のデス・ゲームを用意したよ!」

 

その声はカンナだった。

 

「カンナちゃん!?どうしてこんなことを!?」

 

「そうだぞ!早く鎖を解いてくれよ!」

 

二人ともカンナに抗議するが

 

「だってアーシのやりたいことはカレコレ屋を続けていくことなんだもん・・・それを二人で解散を決めるなんて勝手じゃない?だから素直に謝れるようにしてあげる!意地はって謝らないなら一人ずつカニ風呂に入ってもらうよ!」

 

 

「「えっ!?」」

 

二人ともカニ風呂の恐ろしさは知っていた蟹が肉をじわじわと食っていくのだ。

二人とも慌て始めた。

 

「こんなことならカンナちゃんと話しておけばよかった・・・」

 

「そんなこと言ってももうしょうがねえだろ!どっちが謝る?」

 

「それはカゲが・・・」

 

「ヒサだろ!」

 

この期に及んでも意地の張り合いをする二人

 

「あーもう!だったら一人ずつカニの餌食にしてあげる!」

 

その言葉と同時に

 

「うわっ!おい、やめろ!」

 

カゲチヨがカニ風呂に入れられてしまった。

 

「カゲ!?」

 

「いてっやめろ!挟むな!」

 

もちろん再生はしているがそれも時間がたつにつれて遅くなっていった。

 

「うう・・・」

 

「カンナちゃんもうやめて私が謝るから!カレコレ屋の解散も取り消すから!カゲを助けて!」

 

ヒサメは必死に訴えたがもう放送は聞こえなくなった。

 

「そんな・・・」

 

「ヒサ・・・もう手遅れだ・・・もう半分食われちまった・・・もうすぐ脳と心臓同時に食われちまう・・・」

 

「カゲごめん・・・私がもっと強かったら、素直に謝ってたら・・・」

 

「いいんだ・・・俺も意地張って悪かった・・・げほっ」

 

そしてカゲチヨは意識を失った・・・

 

「カゲー!」

 

そしてヒサメの叫び声だけが倉庫に響いた。

 

sideカゲチヨ

 

「っていう夢を見たんだよ。カレコレ屋解散なんてほんとに不吉だよね・・・」

 

「いや、それよりも夢でそんなことする貴方の方が不気味ですよ・・・」

 

俺たちはヒサが留守の中カレコレ屋でカンナが今朝見たという夢の話に恐れおののいていた。

なぜなら数日前ホントにヒサがデータを捨てて喧嘩がこじれそうになっているからだ。

 

「正夢にならないといいが・・・」

 

シディも俺と同じ感想のようだ・・・

意地はっててもしょうがねぇ!

 

「ねぇ、カゲあの時の喧嘩のことだけど・・・」

 

ちょうどいいタイミングでヒサが来た!

 

「ヒサ!俺が意地張ってた!ごめん!」

 

俺はヒサに謝った。

 

「わ、私の方こそごめん・・・大切だったのに消しちゃって・・・」

 

「俺もだらしないとこ治すから・・・」

 

「二人とも喧嘩してたのか?」

 

「まぁ、仲直りできてよかったですね。」

 

シディとフィーアが仲直りを喜んでくれた。

絶対あの夢を現実にしちゃいけねえな・・・

 

 

 




キリンとハックで面白かったのでカゲヒサならさらに面白いと思って作りました。
面白かったら幸いです


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sideストーリー妖精王の恋

アヌビスの話に出てきた白髪の女性も出します。
セイレーンは本家ではシディが会うセイナです。


noside

まだ異宙に地球がやってくる前の話

とある場所とある二人が親密そうにしていた。

 

一人はアヌビス冥府の守護神と呼ばれホルスと同等の力を持っている。

もう一人は女性だ。しかし雰囲気からただ者でないことを感じられる。

 

「また二人でいちゃついてんのかよ・・・」

 

そこに妖精王クリスがやってきて二人のいちゃつき具合に呆れていた。

 

「あら、森に引きこもってるあなたがここにくるなんて珍しいですね。」

 

白髪の女性は妖艶に笑う。

 

「てめぇ、なんのようだよ。」

 

アヌビスは不機嫌そうに妖精王の方を見る。

 

「いや、散歩で通りかかっただけだよ。てかそんなに楽しいのかよ。」

 

妖精王が問いかけると

 

「ならあなたもやってみたらどうですか?恋愛や子育てっていうのを。」

 

白髪の女性はからかうように言ってくる。

 

「まぁ、考えておくさ。」

 

そうしてるうちに地球が転移してきてその人は行ってしまった。

そして三人の女子を妖精王は育てていた。

しかし恋愛はまだしたことがなかった・・・

 

そしてこれは、

時がたち娘が仲間と共にカレコレ屋をしていたある日の出来事・・・

 

side妖精王

俺は地球観光としてフィーアがシディと一緒に行くという公園に来ていたんだけど・・・

 

「やっぱ夜だと誰もいなかったな・・・」

 

けどこうやって物思いにふけるのも悪くなかったな・・・

そう思って泊ってるホテルへの帰り道を歩いていたんだけど

なんと道の隅の草むらに人が倒れていた。

 

「大丈夫か!?」

 

俺が声を掛けるとその人は目を開けたんだけど

 

「メチャクチャ可愛い・・・」

 

「えっ・・・?」

 

そうなんともいえない幻想的な美しさの女性だったのだ。

 

「え~ととりあえず病院には行く?」

 

俺が質問すると

 

「大丈夫です!水・・・お風呂に入れば元気になるから・・・」

 

そういってきたので俺はすぐにホテルまで連れて行った。

歩けなさそうだったのでおんぶして連れていったけどマジで恥ずかしかった・・・

やっぱアヌビスやシディみたいにはいかないな・・・

 

そして

 

「ふぅっ、生き返った・・・」

 

お風呂上がりの彼女もまた可愛かった。

 

「水に入っただけでその回復力ってもしかして異宙人?」

 

俺が聞くと

 

「まぁ、そんなとこかな・・・」

 

彼女は気まずそうにする。

 

「私、命を狙われてるって言ったら信じられる?」

 

彼女は深刻そうに言った。

 

「信じるぜ。俺だったらお前の命狙ってるやつら全員倒せるけど。」

 

「え?」

 

そして俺は羽を広げ

 

「なんせ俺は妖精王だからな。」

 

と答えた。

 

「貴方が有名な・・・じゃあお願いなんだけど私もあなたが観光している間ここに泊ってもいい?」

 

「構わないよ。なんだったら一緒に地球楽しまない?」

 

というと

 

「いいよ、あなたなら襲われても守ってくれそう。」

 

「じゃあ、お互い自己紹介しておこうか。俺のことはクリスと呼んでくれ。」

 

「私は、セイナよろしくね!」

 

こうして俺たちは、地球の博物館や祭りを楽しんだ

セイナは家事も完ぺきだったし色々とやってくれた。

けど

 

「セイナは何か食べないのか?」

 

そう彼女は俺にあってから一度も食事しているところを見せていなかった。

 

「ダイエット中だからね・・・」

 

セイナはそう言い訳するが、

 

「ふ~んもうこんなに痩せてるのに?」

 

俺はそう言ってセイナの細くなった腕を触る。

 

「やっぱり隠せないか・・・私はセイレーンと呼ばれる異宙人なの。この星で食べられるものは人間だけだからね。人間たちに反旗を翻されて仲間は皆殺しにされて私だけが生き延びられた。それで動けなくなった時あなたに出会ったの。」

 

「なるほどね・・・」

 

俺は納得していると

 

「でもあなたと過ごした時間は楽しかったよ。もう会えないかもしれないけどさような・・」

 

セイナが別れを告げようとしたので

 

「待てよ。」

 

俺はセイナを呼び止めた。

 

「俺はお前が好きだ。ずっとそばにいてくれ。」

 

俺は初めての告白をした。

 

「話聞いてた?私は人間を食べなきゃ・・・」

 

「それは地球での話だろ?妖精王の森には湖が沢山あるし森に入ってきた欲深い侵入者を食べればいい。木の実だってセイナの体にあうものもあるしな。それに・・」

 

俺は植物を操作してセイナの体にあった栄養を植物を通して送り込む。

 

「すごい・・・」

 

「それに色々やってくれる妻がいた方が子育てにいいと思うしな。」

 

「はい!これからよろしくお願いします!」

 

彼女は満面の笑みで答えてくれた。

 

sideカゲチヨ

カレコレ屋で全員くつろいでいるとシディが

 

「手紙が届いていたぞ。」

 

といって封筒を持ってきた。送り主は妖精王!?

 

「なんだろうね?」

 

「また地球観光のこととか?」

 

「でも写真が入ってますね・・・」

 

ヒサメもカンナもフィーアもなにかと思いながら開けると

そこに映っていたのは

 

「私たち結婚しました。」

 

と書かれピースサインをした妖精王と異宙人の女性だった。

 

「「「えっ!?」」」

 

三人とも当然驚いている。

 

「ということはこの人をお母さんて呼ぶってこと!?」

 

「まぁ、手紙や他の写真を見る限り良い人そうだよね。」

 

「里帰り楽しみになってきましたね!」

 

マジか・・・俺より先に・・・羨ましい!

 

 

 

 

 




本家の動画みて可愛いと思ったので救済しました。楽しんでいただけたら幸いです。


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批評家気取りの男

sideフィーア

今日の依頼人はあの青髪の彼女でした・・・

私とシディさん二人で対応しています。

 

「私今までずっと自分がやりたいことなかったの・・・でも最近ね漫画描いてみたいなって

昔から趣味で描いてて・・・」

 

「おお、漫画か!それは素晴らしいじゃないか!」

 

まぁ確かに趣味に本気で取り組む姿は素敵だと思いますね。

 

「まだこれからなんだけど・・・今回カレコレ屋さんにはデビューの方法を調べて欲しくて

・・・」

 

「なるほど作品を描いて終わりじゃないもんな。」

 

シディさんの言う通り漫画を人に見てもらうのが一番の上達になりますし仕事にもつながるかもしれませんからね・・・

 

「作品を描いてどうすればいいのかイマイチよくわかんなくて・・・」

 

するとボティスが

 

「ケッ、そんなこと他人に言ってる時点で成功しないな!やる奴は誰にも言わず勝手にやるもんじゃ!作品をどうするかも勝手に決める今からやりますアピールしてる時点でお前には

才能以前の素質が無いんじゃ!」

 

まぁ、ようは自信が足りないってボティスは言いたいんでしょうけど言い方が・・・

 

「そうだろうか?一人で始めれば失敗しても道半ばで辞めても誰にも何も言われない。けれど彼女は俺たちに宣言したそれはリスクのあることだ彼女は茨の道を行こうとしてるんじゃないのか?」

 

「ウグっ、バカのくせに・・・」

 

流石シディさん・・・依頼人の覚悟をくみ取るなんてすごいです。

 

「い、いや私そんな大層なことは・・・」

 

「どちらでもいいさ、俺たちは所詮外野だ外野の言うことなんて気にしないで好きにやればいい。」

 

とシディさんが最大限サポートする気ですので私も

 

「そうですね、私たちはただこうしたらいいと教えるだけですので。」

 

今回の依頼を受けることを伝える。

 

「ありがとうございます!」

 

そうして依頼人は金髪の友達の助けも借りながら原稿を仕上げてやってきました。

 

「おー!!ついに完成したのか!」

 

シディさんも私も楽しみにしていました。

 

「は、はい・・・一応」

 

「読んでみたいな!」

 

「い、いや・・・!えっと私のいないとこで読んで欲しい・・目の前で読まれるとリアクションとか気になって死ねるから・・・」

 

「そういうものなのか?」

 

この人もしメディア露出することになったらどうするつもりなんでしょう・・・

 

「ケッどうせつまらんのじゃから気負わず見せればいいものを!」

 

ボティスまた言い方・・・そう思っていたら

 

「ボティス饅頭食べるか?おいしいぞ。」

 

「うぐっ・・・!」

 

シディさんが口に無理やり饅頭を突っ込むときにいったのかボティスは大人しくなりました。シディさん・・・手慣れてますね。

そして私が依頼である作品を書いた後について話す。

 

「漫画家のデビュー方法は作品を出版社に持ち込むか出版社の開催している賞に応募するかがメインでしたが今はネットを使って自分で公開している作品を編集者がスカウトしにくるケースも多いみたいです。」

 

「なるほど・・・私初めて描いた作品なんです。だからやっぱり見てもらいたいし描いた作品で楽しんで欲しい、だからひとまずネットで公開してみようと思います!」

 

「ネットに出していても賞に応募できるみたいなので出してみるのもいいですよ。」

 

「分かりました!」

 

side依頼人

 

それからネットの反応が良くて嬉しかったんだけど・・・

何故か突然現れた男に批評されてしまった・・・

 

「君のやってることは創作じゃないよ、模倣真の生みの苦しみを味わっていないわけ。」

 

だったら・・・

 

sideシディ

ネットに依頼人の作品が投稿されて数日後友達がカレコレ屋に尋ねてきた。

 

「その男に批評されてからあの子おかしくなっちゃって・・・もうほとんど寝ないで漫画描いて学校では批評されてまた描いてってやってるの私心配で・・・」

 

そうなのか・・・

 

「シディさん行きましょう。」

 

フィーアもついてきてくれるみたいだ。

 

「ああ、一緒に行こう。」

 

そして依頼人の部屋に行くと根を詰めた顔で漫画を描いていた。

 

「ん?シディ・・・フィーアちゃん・・・?」

 

「すまないチャイムを鳴らしても反応が無かったうえに鍵が開いていたからな。」

 

「しかもそんなにやつれて・・・もしかしてご飯も食べてないんですか?」

 

フィーアも心配そうにしている。

 

「なんの用?私今忙しいんだけど。」

 

「随分無理をしていると聞いてな。」

 

「今は無理したい時期なの放っておいてくれる?」

 

するとフィーアが

 

「何のためにですか?」

 

と聞く

 

「あの男を黙らせるんだ・・・」

 

そう依頼人が言ったとき

 

「シディさんが言ったこともう忘れたんですか?あなたは自分が何のために漫画を描きたいって言ったかも忘れてしまったんですか!」

 

フィーアは依頼人に大声で語り掛けた。

 

「そうだ・・・私皆に楽しんでもらいたくて・・・なのにいつの間にか悔しさでいっぱいになって外野のあの男のことばっかりになって見失ってた・・・」

 

どうやら依頼人は自分を取り戻したらしい。

 

「俺は悔しさを持つことは良いことだと思うぞ。それに人は勝つために無理をしなきゃいけないこともある時には悔しさをばねにしていくことも大切だ。でもそんなときでも自分が何のために勝ちたいかは忘れてはいけないな。」

 

俺もそう依頼人に告げる。

 

「それにお前の漫画凄く面白いと思ったぞ。」

 

「そうですね。読んでて楽しいと思いました。」

 

俺たちが感想を言うと

 

「ありがとうございます・・・!」

 

依頼人は涙を流して答えた。

 

sideフィーア

 

その後依頼人は男に対して一発言い返していました。

その堂々と言い返す姿は最初に依頼に来たとは見違えた姿になっていました。

やっぱり侮れませんね・・・

 

 

 



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冤罪を掛けられるとどうなるのか?前編

アンケート結果通りに行きます。


sideヒサメ

今日はカレコレ屋にミキとノリコが来てくれてみんなで話してたのに・・・

 

「ミキさんあなたに殺人の容疑で逮捕状がでています。署にご同行お願いします。」

 

警察の人が逮捕状を手にミキのところにきた。

 

「えっ!?」

 

ミキも覚えがないようで驚いている。

 

「何意味不明なこと言ってんだよ。間違いじゃすまねーぞ?」

 

カゲが手をつかんで止めるが

 

「公務執行妨害に当たりますよ。」

 

警官は本気だ。なんでこんなことに・・・

 

「随分上からですね。」

 

フィーアちゃんもそういうが取り合ってくれない。

 

「二人ともやめて、大丈夫・・・話せばわかってもらえるから・・・」

 

「ミキ!!」

 

こうしてミキは警察につれていかれてしまった・・・

 

sideミキ

私はどうやらホームレスの殺害の容疑があり取り調べを受けていた・・・

 

「もう一度記憶をたどってください。」

 

何度も説明させられたり・・・

 

「お前が殺したホームレスにも人生があったんだぞ!」

 

厳しく威圧されて限界だった・・なんでこんなことに・・・

 

sideカンナ

まぁ、クラスメート一人逮捕されても学校はあるから登校したんだけど・・・

 

「ミキが逮捕されたらしいぜ!」

 

「何の罪?」

 

「さぁ、でもチャラチャラしてたし・・・」

 

「ちょっと!あなたたち・・・!」

 

フィーアちゃんとノリコが怒ろうとすると

 

バンっ!!

 

「ミキがなに・・・?」

 

不機嫌なヒサメちゃんとカゲチヨが登校してきた。

 

「いや、別に・・・」

 

威圧で黙っちゃうなら言わなきゃいいのに・・・

カゲチヨも胸糞悪いのか舌打ちしてるし、昨日からシディもだまりこんでるしカレコレ屋行くの憂鬱だな・・・

 

sideフィーア

弁護士に特別に話を聞かせてもらったのですがやはりおかしい点が多いみたいです・・・

 

「逮捕じゃ!逮捕じゃ!ミキ子は犯罪者じゃ~」

 

ボティスはさすがに空気読めませんね・・・

 

「ちょっと黙ってて・・・!」

 

「ヒッ!?」

 

流石ヒサメちゃん怒ったら一番怖いだけはあります・・・

 

「ヒサメ、ボティスに構っててもしょうがないそれにボティスもミキを心配してくれているさ。今はミキの助けになるような証拠を探すのが優先だ。」

 

シディさんもホントは怒っているのに・・・

私たちを落ち着かせようと必死に頑張っています。

その時走り去る男の姿が見えました。なんだか怪しいですね・・・

 

「あの人アーシたち見て逃げたよね?」

 

「フィーア捕まえてくれ!」

 

カンナちゃんが言ったのを聞きカゲチヨに頼まれたので私は男を捕まえて

 

「貴方今回の事件に関わっていますよね?」

 

と聞くと

 

「俺は検察事務官!事件の写真を撮りに来たんだよ!」

 

事件は振り出しに戻りました。

 

「・・・」

 

なんかカゲチヨさんが考えこんでますけどどうしたんでしょうか?

 

そんなことをしているうちに裁判となってしまい有罪が

決まってしまいました。もちろん私たちも抗議して能力を使ってしまいそうになった時

 

「私、カレコレ屋まで犯罪になっちゃたら耐えられないよ・・・」

 

その言葉で私たちは踏みとどまれました・・・

こうしてミキさんは女子刑務所に入れられてしまいました・・・

 

 

 




後編に続きます!


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冤罪を掛けられるとどうなるのか?後編

オリジナルの捜査シーンも入れます。


sideカゲチヨ

俺たちが独自に調べていると検察がきなくせーことがわかった。

 

「とりあえず現場にいってみるか・・・」

 

そして俺たちが現場に向かうとあの検察事務官がうろうろしていた。

 

「ここの証拠を消せば・・・」

 

「何してるんですか・・・?」

 

なんと男は現場に他の男性のの髪を拾っていた・・・

 

「どういうことかしゃべってもらえますか・・・!」

 

ヒサの脅しで検察は今回の事件は検察庁トップの息子が起こしたもので

そのスキャンダルを隠したくて別の犯人としてミキを逮捕したらしい・・・

 

「じゃあ、ホントの犯人はもうわかったしあの人から奪った証拠で犯人捕らえに行きましょう!」

 

フィーアがそう言って俺たちは警察とともに

犯人を捕らえてミキを迎えに行くことにした。

 

sideミキ

女子刑務所に入ってたけど同じ牢の囚人からはいじめられるし、

騒ぎを起こして連帯責任みたいに正座させられるしもう限界・・・

そう思っているといきなり牢から出ていいことになりました。

そしていきなり

 

「この度は私どもの間違いで冤罪逮捕入獄してしまい、申し訳ありませんでした!」

 

ちゃんと説明するように求めたけど言葉を濁されてしまうけど

 

「真犯人が捕まったからだよなぁ。」

 

 

カゲチヨ達が犯人を独自に探し出して逮捕してくれたみたいだ。

そして検察庁が私をはめて逮捕したこともわかった。

 

「そんな・・・そこまでして・・・」

 

「あなたたち・・・次に勝手な利権に巻き込もうものなら全部壊してやるんだから・・・」

 

「ええ・・・そうですね。その時は善悪関係なく叩きのめすだけです・・・」

 

ヒサメちゃんもフィーアちゃんも私のために本気で怒ってくれた。

 

ホントに良かったよ・・・

 

sideカンナ

そうして私たちはミキを一緒に家まで送っていった。

 

「大丈夫だったか?ミキ。」

 

「色々疲れただろう。両親には言っておいたから今日はゆっくり休むんだぞ。」

 

カゲチヨとシディがフォローしている。

 

「大丈夫だよ!皆ていうか怒りすぎだよありがとね!」

 

笑っていたけど明らかに無理してるのがわかっちゃうよ・・・

だからアーシは

 

「無理しないで泣いていいよ。」

 

と言ってあげたすると

 

「あ、ありがとう・・・みんな・・・怖かったよ・・・辛かったよ・・・!」

 

泣き始めた。その声を聞きながら、

 

「よく頑張ったね。」

 

「明日は皆でご飯食べに行きましょう。」

 

アーシたちはそう声をかけながら夕暮れの空に向かって歩きながら明日からのことを

放したのでした。

 

犯人たちは無期懲役になったようです。

 



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scp刑務所の刑罰

ミキとノリコ、カンナがメインです。
視点はカンナと三人称です。
ヤルミナのを参考にしていますがその動画に出てきてないSCPも出します。


sideカンナ

アーシたちが起きるとそこは牢の中だった。

 

「どういうこと!?」

 

「ここはどこ!?」

 

ミキもノリコも慌てていた。

すると囚人たちが壁越しに話しかけてきた。

 

「ここは世界でも名のある死刑囚が集まる刑務所だ!ここでは死刑を待つ囚人しかいねーんだ!特別な方法で処刑される死刑囚のな。」

 

すると研究員がやっていた。

 

「私語は慎みなさい。」

 

そして私たちは

 

「あの私たち間違ってつかまったみたいなの!助けてよ!」

 

「そうだよ!何かの間違いです!」

 

と抗議した。しかし、

 

「もう遅いですよ。ここに入ったら二度と出られません。貴方たちにはとある死刑の実験に参加してもらいます。」

 

「どんな死刑なの?」

 

アーシが尋ねると

 

「政府によって新たに導入されたSCPを使った処刑方の実験です。SCPが入っている檻の中に囚人を入れて処刑する方法です。」

 

「そんな・・・」

 

ミキもノリコも顔を青くしている。

 

「ここから出してよ!」

 

アーシたち三人がそう叫んでも聞き入れられる様子はなかった。

 

「どうする?」

 

アーシが二人に聞くと

 

「カンナちゃん、あなたってSCPにも詳しいよね?」

 

とミキが聞いてくる。

 

「まぁ、調べてるけど・・・」

 

するとノリコが

 

「だったら対処して最後に倒せば助かるかもしれないな。」

 

と心強いことをいってくれる。その言葉を信じてアーシはSCPの知識を二人に叩き込んだ。

 

「SCPっていうのは自然法則に反した存在・場所・物品のことを言うの。そして危険度に

よってランク分けされていて、SAFE・EUCLID・KETERの順でがあるの。アーシたちはどのランクのSCPに処刑されるかで生きるか死ぬかが決まってくるね・・・」

 

こうしてアーシたちはこっそりSCPの特徴や危険度をおさらいして処刑の日を待ったの・・・

 

NOside

 

最初に処刑されることになったのはミキだった。

彼女の檻には画面がありそこには竜か魚のような見た目をした100メートルある怪獣が映っていた。

 

「ひっ・・・!?」

 

そのあまりに恐ろしい見た目に彼女は震えていたすると

 

「緊張して疲れただろうお風呂に入ってこい。」

 

看守にそう言われたのでお風呂に入ったその時だった

 

「ガボっ!?」

 

突然彼女は海にワープしたのだそして

 

「ぐおぉぉぉぉ!!」

 

彼女は食べられそうになったのだが、

 

「きゃあぁぁああぁ!!・・・あれ?」

 

彼女はすぐに風呂場にワープしていた。その後に襲っていたのは激しい水への恐怖だった・・・

 

「どうなってるの・・・?」

 

もう彼女からSCPの知識は抜けてしまっていた。聞いていたよりもずっと恐ろしい恐怖を体験していた。彼女が今襲われた怪物はSCP1128、通称

恐怖の海洋生物である。このSCPを見たり聞いたりすると感染して海へとワープし食べられそうになり恐水病になってしまうのだ。

 

そうして彼女は何回も水に近づかされ食べられそうな恐怖を味わい。

 

「うう・・・」

 

最後には抵抗する気力を失いコップ一杯の水で転移して食べられてしまった・・・

 

次に死刑を宣告されたのはノリコだった・・・

彼女の檻にあったのは一枚の文章が書かれた紙だった。

そして刑務官に命令されてその言葉を読むと彼女は気絶した。

彼女の精神は真っ赤な草原に転移してきた。

すると彼女は突然飛びたい衝動に駆られていた。

そして飛ぼうとすると・・・

 

「ホントに飛べた・・・」

 

するとデカい赤い鳥に襲われた。

 

「痛い!痛い!辞めて!!」

 

彼女は体を嘴で体を貫かれた。

 

これはSCP444JPというものだ。そして彼女の肉体は昏睡と暴走を繰り返したそして数週間たったころ彼女の肉体は文章を書き始め戻ってこられたが・・・

 

「きゃあぁぁああぁ!?うっ・・・」

 

肉体的苦痛と精神的なダメージによって彼女はショック死してしまった。

これでのこるは一人となった。

 

sideカンナ

 

うう・・・まさかおさらいしたのにあんな危険なSCPに当たるなんて運が悪すぎでしょ・・・

 

ついにアーシの死刑を宣告されて牢に向かっていた。

そして牢の中で待っていたのは、

 

「くぅくぅ!」

 

なんとSCP999が相手だったの!この子はくすぐりお化けと呼ばれ比較的安全なSCPに分類されているんだ。

 

「ホントにあなたで良かった!危険なSCPだったらアーシでも命はなかったもの・・・」

 

そして二人の最後を思い出す。

 

「ミキもノリコも結局処刑されちゃった・・・勉強してても結局無駄だったし・・・」

 

するとくすぐりお化けは慰めるようにアーシに近づきそのゼリー状の体で触ってくれた。

 

「あはははは!くすぐったいよ・・・」

 

くすぐりお化けが触ると急激な多幸感を味わえるって聞いてたけどこれは凄いな・・・

悲しい気分だったのに一瞬で飛んでっちゃった。

 

「ありがとう。貴方もここで人を処刑するなんてやりたくないよね?」

 

「くぅくぅ!」

 

「なら二人でここから出ましょう!」

 

こうして私たちは一日準備して刑務所を脱走した。

 

「待てっ!」

 

「止まらないと撃つぞ!」

 

くっ!囲まれた!

そして警官が拳銃を撃ったその時!

 

「くぅ!」

 

くすぐりお化けは身を挺して私を守ってくれた。拳銃の弾は弾かれ警官に当たった。

 

「今のうちに!」

 

こうして私たちは恐怖の刑務所から脱出できたのだった。

 

「助けてくれてありがとう!」

 

「くぅ!」

 

こうして私たちは自由を手に入れてたのでした。

 

NOside

 

「・・・っていうSCPを使った刑務所の作品なんてどうですか?」

 

ここはカレコレ屋今はいるのはカレコレ屋全員と常連となった青髪の漫画家だった。

ネタの相談の依頼だったのだがカゲチヨの作品は異世界ものが多かったので他のみんなのも聞きたいとカンナに振ったときにこうなってしまった。

 

「・・・」

 

全員沈黙していた。

 

「あれ?どうしたの?」

 

カンナが聞くと

 

「サイコですね・・・」

 

漫画家さんが感想を述べた。

 

「え?そうかなぁ?」

 

けれどその後ダメもとで持っていったらヒットし連載になった。

 

 

 

 

 




SCP怖くて面白いですよね・・・


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男装カフェに潜入

sideヒサメ

今日の依頼人は・・・

 

「私、男装カフェの店長をやっているものなんですが最近お店で働いてる子たちの

雰囲気がぎすぎすしてるんです。面談では遠慮して話してくれなくて。」

 

「なるほどそれを調査してほしいと。」

 

フィーアちゃんが言うと

 

「はい、バイトで働きながら探って欲しいんです。」

 

カンナちゃんがいないときに来た依頼だけど頑張らなくちゃ!

でも・・・

 

「私男装しなくちゃいけないんですよね・・・似合うかなぁ・・・」

 

「そうですね。」

 

「二人とも美人ですから大丈夫ですよ。」

 

そうして依頼の日を迎えた

 

「ヒサメっていいます。今日からよろしくお願いします。」

 

「フィーアです。よろしくお願いします。」

 

私たちが挨拶すると

 

「新しいバイトの子だよね?今日からよろしく!俺はレン、チーフなんだ。」

 

「俺はシオン、同じくチーフだ。」

 

チーフの人たちが挨拶を返してくれた。

 

「なんかあったら気軽に聞いてね。」

 

「は、はい」

 

この人たちみんな女の人なんて信じられない・・・

 

「なんだか場違いですね。」

 

フィーアちゃんはいうけど・・・

 

「いや、君ほど男装似合ってる子はいないよ・・・」

 

二人に突っ込まれていた。

その後も施設の案内や鍵のことも教わった。

すると先輩にに

 

「このカフェはチーフも二人体制なんだけどあの二人実は仲悪いんだ。それぞれ派閥を作って売り上げから業務まで争ってる。自分の派閥の後輩は可愛がるけど違う子には目も合わさないんだよ・・・」

 

「そ、そうなんですか・・・」

 

早速原因が見つかった気がするあとは詳しい調査だよね!

 

「二人でそれぞれ声を掛けてみましょうか?」

 

フィーアちゃんがそういうけど・・・

 

「新人の私たちがいきなり話しかけるのってどうなのかな・・・」

 

そんなことを話し合っていたら

早速お客さんが来てしまった。

 

「お姉さんイケメンですね!」

 

「ありがとうございます・・・」

 

 

お客さんにそう言われて照れてしまう。

 

「ケーキのプレートにメッセージお願いします!」

 

そうしてありがとうとウサギの絵も描いたんだけど・・・

 

「これなんて描いてあんの?」

 

「めっちゃうけるー!」

 

やっぱり下手だった・・

 

「喜んでたから良かったけどちゃんと練習してきてね。」

 

注意されてしまった・・・

 

「おねえちゃんメチャクチャうまいじゃん!」

 

「しかも英語で!なんて書いてあんの!?」

 

「貴方たちにあえて幸せです・・・」

 

「キャーッ!」

 

「凄いな・・・」

 

先輩も唖然としてる・・・

やっぱフィーアちゃんってこういうの向いてるのかなぁ?

そして

 

「胸キュンポーズでツーショチェキお願いします!」

 

どうしよう・・・胸キュンポーズなんて思いつかない・・・

 

「耳元で囁くポーズとかやってあげて。」

 

「分かりました。」

 

そしてとられたんだけどやっぱり恥ずかしい・・・

 

「チェキお願いしまーす。」

 

フィーアちゃんにもチェキが入った。

するとフィーアちゃんは顔を近づけて

 

「これで大丈夫ですか?」

 

アゴくいをしたのだ。

 

「はい・・・ばっちりです・・・」

 

女の子もう放心状態になってる・・・

やっと少し時間が空いたので先輩にさりげなくしゃべろうとしたんだけど

 

「忙しいんだけどどうしても聞かなきゃいけないこと?」

 

冷たい態度をとられてしまい聞き出せなかった・・・

私は店の外で落ち込んでいると

 

「ヒサどうしたんだよ?」

 

「カゲ!?」

 

聞くとカゲも依頼で近くのカフェのピンチヒッターらしい

 

「何してんだ?」

 

「このお店の人たちについて調べてってたのまれたのになんだか上手くいかなくて・・・こんなときカゲならどうするかなって考えて・・・」

 

「んなのどうでもいいんじゃね?俺がどうするかなんて関係ないだろ。複雑になっちまった関係にはまっすぐ伝えた方が効果ありそうな気がするし。」

 

全くカゲって・・・

 

「時々カッコいいこと言うよね。」

 

「時々って!?」

 

それから私たちはバイトを頑張るようになった。

真っすぐに話すには皆から認められないとって思ったから!

まぁフィーアちゃんは既に・・・

 

「フィーアちゃんはこのカフェのエースだよ!」

 

「バイトじゃなくてもう働いちゃったら?」

 

「すみません、学生なので・・・」

 

店の人にもお客さんにも認められていた私も頑張らないと!

 

「ヒサメさんのファンになっちゃて・・・また来ました!」

 

「ありがとう、可愛いお嬢さん。」

 

「キャーッ!」

 

中には男性のお客さんもいてびっくりした。

 

「イケメンセリフ付きドリンクお願いします。」

 

「はい!」

 

「君に会えてうれしいよ。」

 

「きゃ~!」

 

乙女な反応にびっくりした・・・

するとシオンさんに

 

「最近頑張ってるね、このカフェのキャストとして二人とも頼もしく感じてるよ君さえよければ今後は僕が面倒を見てあげるよ。」

 

お誘いを受けた。

けど・・・

 

「私は派閥に分けれたまま仲良くするより皆さんとと仲良くしたいです。綺麗ごとかもしれないけど・・・」

 

「そんなことないと思いますよ。分かれてギスギスするより効率的だと思います。」

 

フィーアちゃんも同じ意見のようだ。

 

「君はそんな風に思ってたんだね。少し待ってて。」

 

するとシオンさんはレンさんを連れてきた。

けど見るとなんだか仲良さそうだな・・・

 

「実は僕たち別に仲は悪くないんだ。」

 

レンさんが告白してくれた。そうだったの!?

 

「シオンが近々この店辞めるんだよ。」

 

「僕がやめるまでに後輩のキャストたちを鍛えたかったんだ。だからレンと不仲を演じて競い合うように仕向けた。お店の売り上げや仕事もスムーズになったんだけど君の言葉も正しいね。新しく入ってくる子たちに居心地が悪いと思ってしまうなら意味ないねもうやめるよ。」

 

こうして私たちは事情を話して皆でお店を盛り上げていくと決めた。

雰囲気も明るくなったし良かった!

 

sideフィーア

 

「裏のカフェでバイトしてるんですけどそこの打ち上げで貸し切りにしたいって。」

 

ある日すごく大きな仕事が舞い込んできました。

そうして企画して臨みました。

 

「いつもは自分たちが接客してるからなんか新鮮です!」

 

と喜んでもらえています。

先輩たちが頑張る姿をみてヒサメちゃんも頑張ろうと

 

「子猫ちゃん、今日は一緒に心行くまで楽しもう・・」

 

イケメンなセリフを言ったのは良かったんですけど・・・

 

「ヒサ!?」

 

そこにいたのはカゲチヨでした。

 

「なんでここに・・・」

 

どうやら話していたカフェが今日打ち上げしているカフェだったみたいです。

全く仕方ないですね・・・

 

「子猫ちゃん、うちの仲間の心を奪うなんて悪い子ですね・・・」

 

「フィーア!?」

 

「お仕置きしちゃいますよ・・・?」

 

「すみませんでした・・・」

 

カゲチヨは照れて放心状態になってしまいました。

 

「フィーアちゃんありがとう・・・」

 

全く二人はいつ結ばれるんだか・・・



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キリンの復讐!

sideカゲチヨ

今日の依頼人は、女性だった。

 

「私の友達が洗脳にかかってしまったみたいなんです。」

 

洗脳か・・・

 

「とある企業の説明会に行ったあたりから様子がおかしくなってしまって・・・

一緒にいてもOH・・・ジーラフ、OHジーラフと何かに憑りつかれたように謎の言葉を言い続けるんです。」

 

「それはヤバいですね・・・」

 

フィーアも驚いている。

 

「友人を助けるためにその企業に説明会に参加して調べてきて欲しいんです。」

 

こうして俺たちはその会場に向かった。

 

sideフィーア

 

私たちは依頼人に教えてもらった会場の前にやってきたんですけど・・・

 

「秘密結社ヤルミナティー?」

 

「いかにもって感じの胡散臭そうな名前だな。」

 

カゲチヨとヒサメちゃんは怪しんでますが

 

「そうかな?アーシはこういうオカルトチックな感じ好きだけど。」

 

カンナちゃんはなんか目をキラキラさせていました。

そうして中に入るとそこにはスクリーンがありまるで映画館のようでした。

 

「凄い人・・・」

 

ヒサメちゃんの言う通りやっぱり就職難なこともあり人はたくさんいました。

するとスクリーンに画像が映し出されました。

 

「くんにちは!秘密結社ヤルミナティー、グランドマスターキリンですぅ~!

皆様よく集まってくださいました!我々の組織に入れば毎日がエキサイティングになることでしょう!」

 

「あいつメチャクチャ胡散臭いこと言ってるぞ。」

 

カゲチヨの言う通りキリンがしゃべっていることもそうですが内容も胡散臭いですね・・・

すると

 

「OH・・・ジーラフ!!OH・・・ジーラフ!!」

 

観客の目は虚ろで謎のセリフを依頼人の言う通り叫んでいます。

 

「これ・・・皆洗脳されてるよね・・・?」

 

ヒサメちゃんもその異常さに困惑しています。そうしていると

 

「おい!そこ!!OH・・・ジーラフが聞こえてこないぞ!」

 

「貴方がみんなを洗脳してるの?」

 

カンナちゃんが質問すると

 

「その通り!おお!誰かと思えばカゲチヨじゃないか?」

 

どうやらカゲチヨさんの知り合いみたいですが・・・

 

「なんで俺の名前を知ってんだ?」

 

どうやらカゲチヨさんには覚えがないようです。

 

「忘れたとは言わせないぞ!お前ら前に俺のチャンネルで勝手に宣伝しただろ!」

 

そういえば偽のカレコレ屋騒動のときにカゲチヨがキリンに宣伝のDVDを渡したっていってましたけどそのことですね・・・

 

「あ~!お前あん時のキリンか!」

 

どうやらカゲチヨも思い出したようです。

 

「知ってるのはカゲチヨのことだけじゃないぞ!」

 

そういっ私たちに視線を向けた。

 

「そっちの間抜けそうないけ好かないイケメンがシディ。そっちのおっぱいデカい女がヒサメ。そしてそこのクールぶってる女がフィーア、そしてあそこにいるギャルっぽそうな女がカンナ。」

 

何でしょう・・・私たちのこと知ってるのは良いんですけどなんかシディさんの悪口と私たちのことエロい視線を向けてるのが嫌ですね・・・

 

「どうしてそんなに俺たちに詳しいんだ?」

 

シディさんは悪口も気にせずにそういうと

 

「どうしてかって?それはなぁ・・・俺がお前らのチャンネル混血のカレコレを乗っ取りに来たからだ!」

 

「はぁ?」

 

私たちは唖然とする。世界征服に近づくために洗脳で乗っ取るつもりみたいです。

 

「実はお前らのところに送った依頼人も俺の差し金だったりして。」

 

「OH・・・ジーラフ」

 

マジですか・・・

 

「てことは全部俺たちを誘うための罠だったってことね。」

 

カゲチヨが分析する。

 

「すぐにみんなの洗脳を解くんだ。」

 

シディさんが説得しますが

 

「やなこった~!」

 

完全になめてますね・・・

 

「これ以上続けるって言うなら力ずくでも辞めさせるぜ?」

 

カゲチヨもそう脅します。私たちの能力で一気に・・・

 

「そうはさせないぞ!ポチっと!」

 

するとどこからか謎の音が聞こえてきました・・・なんだか頭が・・・

 

sideヒサメ

 

うっ・・・その怪しい音が聞こえ終わると四人とも虚ろな目で

 

「OH・・・ジーラフ」

 

とつぶやいた。そんな・・・・

 

「これでお前らもヤルミナティーの一員だ!」

 

「ちょっとどうしたの四人とも!しっかりして!」

 

無事だった私は呼びかけるが答えてくれない。

 

「あれ?どうしてヒサメには洗脳が効かないんだ?」

 

凄く嫌な電磁波が入り乱れてる・・・これが洗脳に関係してる?

 

「そうか、電気を操れるんだっけ?だから洗脳が効かないのか・・・だったらカゲチヨ!シディ!フィーア!カンナ!ヒサメを攻撃しろ!」

 

それを合図に四人はそれぞれ血液、火球、水球、竜巻を飛ばしてきた。

 

「四人ともしっかりして!」

 

私は攻撃をかわしながら再度呼びかける。

 

「仲間を相手に本気出せるかなぁ~?」

 

なんて卑怯なの・・・

氷で拘束もできるけどカンナちゃんが相手だと無意味になっちゃう・・・けどこうしてる間に躱してる私がいずれ削られる・・・

こういう時カゲなら・・・

そして一つの考えを思い付き私はキリンに手を挙げた。

 

「ん?どうした?」

 

「降参です!キリンさんの凄さに気づきました!こんな力使えるなんてすごすぎます!」

 

「おお!ようやく気付いたか!よし、四人とも攻撃中止だ。」

 

「逆らおうとした私がバカでした!それにしてもどうやってこんなすごい洗脳を?」

 

「教えて欲しいか?あのスピーカーから特殊な電磁波を飛ばして洗脳していたんだ!」

 

なるほど・・・あそこにあったんだ。だったら・・・

 

「フン!」

 

私は電気を放射してスピーカーを破壊した。

 

「ああああ!何するんだ!?」

 

「誰が降参なんかするか!」

 

「そんな卑怯なことして恥ずかしくないのかぁ!」

 

「お前に言われたくねーよ」

 

すると周りの人たちも洗脳が解けたそして・・・

 

「あれ?私たちは何を・・・?」

 

「一体何が起きたんだ?」

 

四人とももとに戻った。

 

sideカンナ

 

「キリンお前の目論見もここまでみたいだぜ?」

 

カゲチヨがキリンを追い詰めるけど・・・

 

「それはどうかなぁ?お前らがどんなにあがこうが俺には勝てないぞ?」

 

「どうしてだ?」

 

シディが聞くと

 

「それは・・・俺がアニメだからだ!漫画動画のお前らにこんな滑らかな動きできるかぁ!?」

 

メタ発言酷すぎでしょ!?

 

「けど画面の向こうのキリンにどうやって攻撃を届かせますか?」

 

フィーアちゃんが悩みながら聞くと

 

「そこまで言うなら行ってやろうじゃん!」

 

ヒサメちゃんが突然画面の向こうにジャンプした!

 

パリーン!

 

画面が割れる音がするとそこには画面に移動したヒサメちゃんがいた。

 

「え~!どうやってきたんだ!?」

 

キリンが驚いていると

 

「クリエイターの人の努力だよ!」

 

ヒサメちゃんも負けず劣らずなメタ発言だった・・・

そして

 

「これでもくらえ!

 

「ぎゃぁあぁぁ!!」

 

電撃をくらわされキリンは撃沈するのでした。

 

「OH・・・ジーラフ」

 

noside

こうしてカレコレ屋に戻ってきた五人だったが精神的な疲労が大きかった。

 

「はぁ・・・とんだ迷惑だったな。」

 

カゲチヨがつぶやくとテレビが勝手についた。

 

「もしかして貞子とか!」

 

「無理無理!」

 

突然のことに慌てふためいていると

 

「お!つながったっす!」

 

キリンの隣にカエルパーカーを着た青年がパソコンを持って喋っていた。

どうやら彼がハッキングしたらしい、

 

「ハックさん!?」

 

フィーアが反応する。

 

「知り合いか?」

 

カゲチヨが聞くと

 

「偽のカレコレ屋の時にシディさんと助けた人です。チャンネルもみてたので・・・」

 

そして

 

「これで思う存分宣伝ができるな!」

 

そう言ったのは仮面をつけた豚だった。

 

「タブーだ!」

 

カンナも反応した。

 

「あの豚さんって・・・」

 

「そうだよ!偽のカレコレ屋で助けた。拷問器具で話会いそうだったから覚えてたんだ!」

 

そして三人でチャンネルの宣伝をしていった。

 

「誰が見るかー!」

 

見ていたカンナとフィーアを除き三人は叫んだのだった。

こうしてキリンの騒動は一旦幕を閉じたのであった・・・

 

 

 



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死後の世界とは?

sideカゲチヨ

今日の依頼人は中年の女性だった

 

「私カゲチヨさんにぜひお聞きしたいことがありまして・・・」

 

俺になにかを聞きたいようだった、まさか俺のこと好きとか!?

 

「なわけねーだろっ」

 

ヒサはなんで俺の心読めんだよ・・・

 

「死後の世界ってどうなっているんですか?」

 

いきなり衝撃的なことを言われた。

 

「知らないっすよ!」

 

「あら?カゲチヨさんは何回も死んでると聞いたんですが・・・?」

 

「いや瀕死になってるだけですよ。」

 

 

「そうですか・・・死後の世界を知ってると思ったんですけど・・・」

 

依頼人は残念がっていた。

 

「それを知っている生物はいないだろ。」

 

シディが的確なことを言う。

 

「貴方たちは死後の世界について真剣に考えたことあるかしら?」

 

依頼人にそう聞かれると

 

「アーシは考えたかもオカルトで面白そうだし!」

 

「私は怖いから考えないようにしてるかも・・・」

 

カンナとヒサメが答える。

 

「ヒサメさん!そんなんじゃだめよ!ちゃんと考えないと!」

 

なんで依頼人はこんなに真剣なんだ・・・?

 

「下らん、考えても答えのあることじゃない今するべきことを精一杯やる。生物にとってそれ以上の解はない。」

 

シディ・・・なんかかっけえ・・・

 

「そうですね。生物は皆死ぬんですから最後は自分の信念や夢のために命を掛けれるのがなによりの幸せです。」

 

フィーアもなんか達観してる。いつも瞑想とかしてるからか?

 

「「というわけで俺(私)は寝る(寝ます)。」」

 

そういって二人は眠ってしまった・・・

 

「なんなのあの二人?」

 

「いつもはこんなことないんですけどね・・・」

 

sideカンナ

二人が寝ても依頼人の話は続く

 

「貴方たちは死後の世界について知りたいわよね?」

 

依頼人の目なんかインチキな霊媒師に似てるような・・・

けど二人は興味深々だしアーシも説明できるしいいか!

 

「まず考えられるのは虚無よ。何も感じない、何も見えないそこには時間という概念すらないわそんな場所に永遠にいる。」

 

まぁ科学的に考えるとその説が有力候補だよね・・・

 

「じゃあまさか・・・WIFIも通ってないんすか!?」

 

「あるわけねーだろ現代っ子が。」

 

カゲチヨがアホなこといってヒサメちゃんに突っ込まれたっていうかスマホを持っていけないんだから当然じゃん・・・

 

「あとはやっぱり幽霊ね人には見えない姿になって現世をさまよう存在たまに怨念などを持って人に悪さをするわ。」

 

やっぱりこれがオカルトマニアとしてはこれがいいな~!

 

「ポルターガイストとか金縛りとかやってみたいな!」

 

(やっぱりサイコだ・・・)

 

「あれ?三人ともどうしたの?」

 

「「「いえ、なんでも」」」

 

アーシをみてなんか三人が唖然としていた。

 

「でも俺のプライバシーも全部見られてると思うと悪寒が止まらねぇぜ・・・」

 

「確かにそれは別の意味で怖い!!」

 

「興味あるかはわからないけどね!」

 

「ヒデぇ!」

 

まぁ壁とか関係ないし通りがかって見られたときは嫌だよね・・・

 

「あとは生まれ変わりね。死んだら別の命としてこの世に生を受ける。」

 

まぁ、小説とかでも書かれてるしね。

 

「それはロマンチックかも。」

 

ヒサメちゃんもそう答える。

 

「虫とか魚に生まれ変わることもあるんだぜなーにがロマンチックだよ!前世とかの恋人とかだろ想像力が足りねーんだよ!」

 

カゲチヨ・・・そんなこと言ってると

 

「可哀そうにカゲはゴキブリから生まれ変わったんだね。」

 

「そこまで言う!?」

 

倍返しで罵倒されて傷つくんだから言わなきゃいいのに・・・

 

「でもやっぱり本命は天国に行くか地獄に行くかよ!」

 

依頼人は立ち上がり手を広げて言う。

けどなんか科学的に証明されてることを押していて全く説得力がないよね・・・

 

「なるほど!科学的に証明されてるんですね!」

 

カゲチヨ!?

 

「でもどんな場所なんですか?」

 

ヒサメちゃんが聞くと

 

「天国はなんでも願いが叶う極楽浄土と言われるほど幸せな場所よそして生前の罪を償い続ける地獄、そこであらゆる苦痛を味わうの。」

 

地獄の化け物とかには興味あるな~

そんなことを思っていると

 

「貴方たちは好き好んで命あるお肉や魚を食べるでしょ?虫の命を奪うでしょ?貴方たちは地獄に落ちるわよ!」

 

二人は真っ白になるけどこの展開って勧誘の手法に似てるような・・・

 

「でもここだけの話天国に行ける方法があるのよ。」

 

「えっ!?本当ですか!?」

 

いや乗るの!?

 

このお札を買ってお祈りすれば

 

「いや確実に宗教の勧誘!?」

 

「カゲ落ち着きなよ・・・」

 

アーシもヒサメちゃんもカゲチヨを止めるけど・・・

 

「あなたたち地獄に落ちてもいいの?」

 

「えっ?」

 

ヒサメちゃん?

 

「このお札を買えば永遠に幸せになれるのに・・・業火で焼かれる方を選ぶのね可哀そうに・・・」

 

これ完全に勧誘じゃん・・・

 

「お札買います!お祈りさせてください!」

 

「ヒサメちゃん落ち着いて!」

 

「あら?貴方は・・・」

 

「いい加減にしてよこのお札売り付け女!」

 

sideフィーア

 

「ふぁーあっ」

 

「良く寝ましたね・・・」

 

あまりにくだらない論争をしてたので寝てしまいました・・・

すると目に飛び込んできたのは

 

「ファンサム!ファンサム!我らが神よ、私めの罪をお許しください・・・」

 

「二人とも助けてー!」

 

なんか怪しいお札を使ってお祈りしているカゲチヨ、ヒサメちゃん、依頼人とそれを止めようとするカンナちゃんでした・・・

 

「どうしてそうなった!?」

 

「カオスですね・・・」

 

その後私たちが力ずくで依頼人を帰らせ、二人はシディに説教を受けて冷静になってくれました。やっぱりカレコレ屋で一番まともなのってシディさんなんですかね・・・?

 

 



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脳内メーカー

sideヒサメ

 

「ねぇねぇ、脳内メーカーやろうよ。」

 

ミキが休み時間の時にサイトを見せてきた。

 

「なんですかそれ?」

 

フィーアちゃんは知らないみたい。

 

「名前を入れるとその人の脳内のイメージを画像で出してくれるんだよね。」

 

質問に私が答える。

 

「しかもこれ結構当たるみたい。隣のクラスでも流行ってるし。」

 

ノリコも知ってたみたい

 

「なるほど、それは盛り上がりそうだね!」

 

カンナちゃんも乗り気だ。

 

こうしてまずはミキからやってみたんだけど

 

「ええ~これがミキの脳内!?」

 

主に欲と食が多いね・・・

 

「欲だらけじゃん!」

 

カンナちゃんが爆笑する。

 

「笑うな~!」

 

「食べることを考えてるのは意外でした。」

 

フィーアちゃんも驚いている。

 

「ヒーちゃんとノリピーのがうつった・・・!?」

 

「また五人でおいしいもの食べに行くか。」

 

次はノリコの番になった。

 

「ノリピーめっちゃ遊びたがってるじゃん!」

 

確かに遊と友が多いね・・・

 

「でも秘ってなに?」

 

私が聞くと

 

「そうだ前に告白してきたイケメンとはどうなってるの?」

 

「えっ、実は今度水族館に行こうって誘われてて・・・」

 

そうなんだ!

 

 

「ところでヒーちゃんはカゲチヨとデートとかしないの~?」

 

マズイこっちに飛び火してきた・・・

 

「まぁ実はフィーアちゃんとシディと一緒にカゲとダブルデートみたいな感じで行くことになってるけど・・・」

 

(この作品のレンタル彼氏の回をご覧ください!)

 

「ちょっと!巻き込まないでください!」

 

「じゃあ、早速作戦会議だー!」

 

そういって恋バナになりそうなところで

 

「あっ!オーナーから呼び出しだ!二人とも早くいかないと!」

 

カンナちゃんが連絡を伝えてくれる。

 

「ごめん!二人とも、また明日ね!」

 

「うん!」

 

こうして私たちは別れたのでした。

 

sideカゲチヨ

 

キモ5と脳内メーカーで遊んだけど結局自分のやつできなかったな・・・

 

「荷物運びめっちゃ重たかった・・・診断してみるか・・・」

 

「カゲチヨそれはなんだ?」

 

シディが質問してきたので俺は答えた。

 

「なるほど、調べた人の脳内が見られるのか。カゲチヨは人の脳みそを見るのが好きだったんだな。」

 

「それただの危ない人だろ!」

 

誤解にもほどがあるだろ!

 

「はー!終わった終わった!」

 

「二人ともなにかやるんですか?」

 

三人とも残りの仕事も終えて帰ってきた。

 

「あ、そのサイト私もさっきミキたちと遊んだよ。隣のクラスでも流行ってるみたい。」

 

「あ!アーシたちのやってなかったしカレコレ屋でやってみよう!」

 

カンナの提案で俺たちもやってみた。まずはヒサからだったんだけど・・・

 

「へーヒサって変なことばっか考えてるのか~」

 

「にやにやすんな!小学生か!」

 

するとシディも

 

「変と悩と学・・・わかった学校で変態行為をしてしまい悩んでるんだな!」

 

特大の爆弾を落とした。

 

「そんなわけないでしょ!」

 

sideフィーア

シディさんの番になったのですが・・・

 

「知らなかった!俺は嘘つきだったのか!」

 

そうシディさんの脳内の文字は嘘の文字がほとんどでした。

 

「これははずれですね。」

 

シディさんは誠実ですから

 

「これは診断だから必ず当たっているわけじゃないよ。」

 

ヒサメちゃんもそういう

 

「次はフィーアだな!」

 

そう言ってカゲチヨは私の名前を打ち込む

 

「合に戦に欲・・・なんか予想通りだな。」

 

「私そんなにバトルジャンキーじゃないですよ?」

 

私がカゲチヨが見た結果に意見すると

 

「恋とかも戦いとか思ってるからじゃない?」

 

とカンナちゃんが余計なことを言ってきた!

 

「おお!誰にだ?」

 

シディさん・・・それは言えません・・・

 

sideヒサメ

 

カンナちゃんの脳内を見てみると

 

「狂と欲と愛・・・なんかヤバそうだな・・・」

 

まぁカンナちゃんは好きなことには狂ったように熱心だからね・・・

 

「それほどでもないよ~!」

 

褒めていいのかな・・・?

 

最後にカゲになったんだけど

 

「負ってなんだよ!?存在が負けてるってこと!?」

 

「働の字があるから働いたら負けと考えてるんじゃないか?」

 

シディが的確なことを言う。

 

「なるほどだから依頼サボってるのね。」

 

「まさにカゲチヨだね!」

 

「納得ですね。」

 

「ニートかよ!」

 

私たちが賛同するとカゲは否定する。

 

「もしかしてこれは遊びのようなものなのか!?」

 

「今更だねシディ・・・」

 

カンナちゃんもシディの純粋差に呆れている。

 

「友達とやったら盛り上がるだろ?」

 

「あぁ、公園の子供たちと遊んでみよう!」

 

シディの遊びのバリエーションが増えて良かった!

 

sideカンナ

翌日学校に行くと

 

「むしゃむしゃ、三人ともおはよ~」

 

凄い量を食べてるミキの姿があったなにこれ・・・

 

「ねぇ、三人とも今日から放課後毎日遊びに行こうよ!」

 

「え!?毎日って・・・」

 

ヒサメちゃんも驚いてる、カレコレ屋あるから流石に毎日はね・・・・

 

「二人ともどうしたんですか?なんか変ですよ。」

 

フィーアちゃんも変なことに気づく

 

「そうかな?」

 

「友達と毎日遊びたいって別に普通じゃない?」

 

カゲチヨも含めた私たちは校舎裏でことの異常性を確認した。

 

「あいつらどうしちまったんだよ・・・?」

 

カゲチヨのほうでもキモ5が変わったみたい。

 

「本人たちは気づいてないし・・・」

 

二人とも戸惑っているけどこれって・・・

 

「なんか脳内メーカーの結果と同じになってない?」

 

アーシが推測する。

 

「確かに昨日の放課後まで普通だったし診断結果に沿った行動をしてる!」

 

「ってことは脳内メーカーに原因がありますね。私たちもなる可能性があるので早く調べましょう。」

 

ヒサメちゃんがサイトをハッキングするけど異常性が見られない・・・

とりあえず昨日他の行動も知るためアーシとヒサメちゃんがミキとノリコ、カゲチヨとフィーアちゃんがキモ5に聞き込みをすることにした。

 

sideフィーア

聞き込みで来ましたけどなんですかこれ・・・

アサヲがカゲチヨの腕を要求し、ルイがどうでもいいことで悩み、

チダイが女子生徒の体をみて興奮、マチョソが置手紙を残して消えていました。

連絡してみたらヒサメちゃんたちのところも同じらしく二人ともさらに悪化してるらしい。カンナちゃんが二人を止めてヒサメちゃんに原因を探ってもらう作戦らしいだったら私も・・・

 

「カゲチヨ、ここは私が皆さんを止めますので早く原因を探ってください!」

 

「すまねぇ!任せた!」

 

全く特にアサヲとチダイは気絶させていいですよね・・・

 

sideカゲチヨ

 

「じゃあ、後で脳内メーカーのアドレスメッセで送るわー」

 

やっと見つけたぜ・・・

 

「おい、偽の脳内メーカーのサイトを広めてるのはお前か。」

 

そこにいたのは隣のクラスの男子だった。

 

「なんのことだよ。」

 

「しらばっくれても無駄だよ。」

 

今回はヒサもブチぎれたみたいだ。冷酷な顔で俺と一緒に男に迫る。

 

「さっきアサヲくんとミキのスマホを見たら私たちが遊んだ脳内メーカーとは違うサイトが出てきた。」

 

「このサイト知ってるやつに片っ端から聞いてったらおおもとのお前に行きついたってわけだ。」

 

「ハッキングして調べたら偽のサイトで診断するとスマホを介して催眠電波が飛ぶプログラム仕込まれてた。」

 

「俺たちも脳内メーカーで遊んだのにフィーアが言った通りの影響がないのはおかしいと思ったぜお前このこと知ってて広めたな?」

 

俺が質問すると男は簡単に白状した。

 

「悪かったよ!誰かがそのサイトで診断すると電子マネーが入るからつい・・

それに診断通りに人が変わるなんて面白いしちょっとした悪戯っていうか・・・」

 

おいおい・・・切れたヒサに対してその言い訳は悪手だぜ・・・

 

ひゅっ!

ヒサは高速移動で男に電気を放出するしぐさを見せると

 

「私の友達は貴方のくだらない悪戯のせいでひどい目に合ってるの早く戻して。」

 

「わ、わかった!」

 

そして俺は血液で男を拘束した。

 

よしじゃあ先生に連絡して報復といきますか・・・

 

「ヒサ大丈夫か?」

 

「うん、これで大丈夫だと思う。」

 

「じゃあ先生に上手くいっといてくれ。」

 

よし・・・

 

「それじゃあ・・・」

 

俺は偽のサイトに男の名前を書き診断した。

すると画面には苦の文字が出て男は苦しみ始めた。

 

「苦し・・・」

 

「ホントに診断通りになるんだな確かに面白いな。」

 

「やめ・・・」

 

「自分のしたことが帰ってきてるんだやめろなんて通ると思うのか?」

 

sideフィーア

 

全員元に戻ったので大事をとって送っていったあとまた学校に集まりましたけど戻ってきた二人の顔はまだ怒りの形相でした・・・

全く怒ったら一番怖いカップルですね・・・

 

 

 

 

 

 



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サイコパス少女の出会い

アンケートの投票お願いします。
妖精王の転生前の過去も二章書き終わったらやりたいです。
ある程度投票があったら二章やるのでそれまで日常回をまだやります。


sideカゲチヨ

ある日の帰り道、道の真ん中で座り込んでる女の子に出会った。

迷子か家出か・・・?

俺は取りあえず声を掛けた

 

「あの・・・」大丈夫すか?」

 

そう質問したが

 

「・・・」

 

少女は何も答えずにほほ笑んでいた。ほっておくわけにもいかなかったので交番で事情を話して保護してもらうことにした。

 

「なるほど彼女が道端にね・・・」

 

「話を聞いたんですけど何も答えてくれなくて・・・」

 

そして俺は名前と住所を交番に伝えて家に帰った。

しかしあんなことになるなんてなぁ・・・

 

そして翌日彼女はカレコレ屋に来ていた。

 

「あ、この前の。」

 

「知り合い?」

 

俺が反応するとヒサが聞いてくる。

 

「夜道にいたから警察に届けたんだ。」

 

「夜道にいた!?」

 

「なんか変わってますね・・・」

 

ヒサもフィーアも驚いている。

 

「それはいいことをしたなきっとお礼に・・・」

 

シディが推測を言おうとすると

 

「今、このボタン一つでカゲチヨさんの個人情報が全世界に拡散できます。貴方はカレコレ屋をやっていて敵も多いかと情報が流れれば四人にも危害が及びます。」

 

どういうことだよ!

 

「なるほど~確かにカレコレ屋って不思議な何でも屋があったら有利に立ちたいよね。」

 

カンナ・・・

 

「そういうことです。家族を探して欲しいんです私家族とはぐれてしまって。」

 

どうやら依頼のためにきたらしい

 

「そんなことせずに普通に依頼すればいいだろ。」

 

シディが言うが

 

「こっちの方が確実ですから。」

 

まぁ人探しなら普通の依頼の範疇だ。

 

「わかった、家族の情報を教えてくれよ。」

 

俺がそういうと

 

「もちろん、ただカゲチヨさんとカンナさんには外れてもらいます。」

 

どういうことだ・・・?

 

「三人の能力だけで捜索は十分可能でしょう。」

 

従うしかないよな・・・

 

「わかった、私とシディ、フィーアちゃんで家族を探す。」

 

「ありがとうございます。見つかるまで私はカゲチヨさんの家に住みますカンナさんもいてくれると助かるのですが・・・」

 

 

なんで俺の部屋なんだよ!カンナが困るだろ!

 

「アーシは別に良いけど・・・」

 

「カゲチヨさんの家に住みます。」

 

なんかややこしいことになってきやがった・・・

 

sideカンナ

 

「私は貴方のことを気に入りました。貴方にはカゲチヨさんに私の意思を伝えて欲しいのです。」

 

最初にカゲチヨがご飯を作ってるときに言われた。

 

「カゲチヨのこと嫌いなの?」

 

「いえ、ただあの人には興味がないので言葉を交わしたくないんです。けどあなたには興味があるので私の意思を伝えてください。」

 

そう言ったときカゲチヨがご飯を持ってきた。

 

「ごはんできたぞ。」

 

そういうと依頼人はアーシの耳元で呟いて出て行った。

 

「なんて言ったんだ?」

 

「コンビニで済ますからいいって・・・」

 

「なんでカンナを介してなんだよ!?」

 

「アーシ気に入られた見たい・・・」

 

その後は寝るときに色々話したけど家族のことが好きだってことや傷つけるから制裁したことを話してくれた。

だからアーシも皆との当たり障りのない思い出なんかを話した。あの四人が好きだってことも・・・

 

sideヒサメ

依頼人の家族の調査が終わって帰ってくるとカゲはぐったりしていた。

 

「大丈夫?」

 

「なんかされたわけじゃないんだけどさカンナを介さないと俺と会話してくれないのが堪える・・・」

 

確かにそれはきついね・・・けどその子の場合は・・・

そんなことを考えているとカゲに

 

「調査の方は?」

 

と聞かれた。

 

「実は昨日見つけて家族に会ってきたんだ。」

 

シディが答える。

 

「流石だな。」

 

「でもね、問題があって・・・」

 

私は問題を話すか悩む。

 

「家庭環境が悪いとか?」

 

「いいえ、幸せそうでした。その子がいなくなって幸せそうにしてるんです。」

 

フィーアちゃんが問題を打ち明けた。

だから私もカゲに真実を話す。

 

「結論から言うと彼女の家族は逃げたみたい。」

 

「逃げた?」

 

「そうだ、家族のほうが彼女から逃げたんだ。」

 

「彼女って変わってるでしょ?家族の方が耐えられなくなっちゃったみたいで・・・でも家族の方は彼女の話を出しただけで怯えてて、泣きながら教えないでくれって・・・やっと幸せになれたんだって・・・」

 

「一体あの女家族に何をしたんだ・・・?」

 

そのことも教えようとしたけど・・・

 

「見つけたんなら連れて行ってくださいよ。」

 

なんと彼女はカレコレ屋に来ていたの!

 

「お前・・・家にいるって・・・」

 

カゲに知らせずに来たらしいカンナちゃんが付き添っていたけど

 

「ほら!三人ならもう見つけてるって言ったでしょ。」

 

「はい、さすがカンナさんですね。皆さんのことをよくわかっていて羨ましいです。」

 

と仲良く会話する。

 

「お前は家族に何をするつもりなんだ・・・?」

 

カゲがきくと彼女は一瞬寂しそうな顔をしたけど・・・

 

「教えません。居場所を教えてください。」

 

結局私たちが居場所を教えたら彼女はカレコレ屋を出て行った。

 

カンナちゃんは送っていくと言って一緒に行ってしまった・・・

 

sideフィーア

 

「なんだったんだよアイツ・・・」

 

カゲチヨは愚痴をこぼします。

 

「ご家族は一種のサイコパスだって言ってた。自分の目的のために手段を選ばないって。」

 

ヒサメちゃんの言う通り彼女はご家族のために色々なことをしていました。

 

「だがカゲチヨは気に入られなくて良かったしカンナには興味だけで何もしていないみたいだな。」

 

シディさんはカゲチヨが彼女にいられなかったことを安堵する。

 

「どういうことだ?」

 

それから私たちは彼女が愛した人たちのために他人を不幸にしてやめて欲しいといっても聞かなかったので転校や引っ越しをしたけれど家族は耐えきれなくなったことを話しました。

するとカゲチヨは考え込んで外へと行ってしまった・・・

 

sideカンナ

 

「待てよ!」

 

アーシたちが外を歩いているとカゲチヨが追いかけてきた。

 

「お前は俺に興味ねぇかもしんねぇけどな!そんなん自信満々に言うことじゃねーからな!

興味ない方が偉いみたいな考え方間違ってる!興味持てる方が偉いに決まってんだろ!だから俺の方が偉い!」

 

「・・・それを言いにきたの?」

 

「ああ、なんか偉そうでムカつくからな。」

 

はは!やっぱり面白いな~!

するとその子は

 

「カンナちゃんが笑顔で話すのが少しわかった気がする。でも私は興味がわかないわ。:

 

といった。

 

「興味ないから危害も加えないです。カンナちゃん、もうお見送りはしなくていいわ。」

 

そういって去っていった。

 

「あー女心ってわっかんねーなぁ・・・」

 

「まぁ、ヒサメちゃんの気持ち読むの失敗してるときに比べたらよくやったんじゃない?」

 

「うっせー!」

 

アーシたちはそういって小突きあうのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 




第二章終わったので書いて行きます!
ゼクスが救済されるのと神谷と妖精王のつながり、
そしてリデュースにかわる寿命を削らない強化バトルを乞うご期待ください!


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異宙刑務所での思い

本家の回が二章につながるとは・・・
四人とも、森暮らしなので同じ心境になりそうです。


sideシディ

今日の依頼はフィーアと一緒に異宙の住人用の刑務所で刑務官として働くことだった。

 

「人で不足でな、二週間だけ頼むぞ。」

 

依頼人である先輩看守が挨拶をしに来た。

 

「うむ、これもカレコレ屋の仕事だ。」

 

「緊張しますね・・・」

 

俺たち二人は気合十分だったのだが外を見てフィーアが言った。

 

「砂漠の中の刑務所ですね・・・」

 

そうここは砂漠の中に立つ刑務所並大抵の人間なら脱獄は不可能だが・・・

 

「異宙人にとって砂漠を超えることなんて簡単なんじゃないのか?」

 

俺が質問すると先輩は、

 

「大丈夫だろ、なんたってこの刑務所は・・・」

 

そういって真実を話してくれた。

 

「そんな・・・」

 

「その話が本当なら・・・お前らは命を使っているのか・・・?」

 

sideフィーア

まずは今日入所する囚人の身体検査です。

 

「体のチェックをするから一列に並べー」

 

先輩はそう言いますが当然反抗するものもいます。

 

「ざけんなっ!!どーせ身体検査とか言って体中触るんだろ!」

 

どこの漫画のスケベ看守ですか・・・

 

「落ち着け、金属探知機に入ってもらうだけだ。異宙人は武器以上の能力を身に着けている者も多いただの身体検査だ。」

 

そうこれは反乱可能性を考慮した最も原始的な対処です。

そう言ったらその猫の異宙人は

 

「そ、そうか・・・」

 

シディさんの真摯な態度に動かされたのか大人しく入ってくれました。

けど、あんな幼い子まで入れられるなんて地球は治安が悪いんですね・・・

シディさんも幼い彼女の姿に戸惑いを隠せないようでした。

 

次の業務に行く前にシディさんが何かの表を見つけ先輩に質問しました。

 

「この表は?」

 

「ああ、受刑者たちの罪の重さと能力の高さを表にしたものだ。能力は七段階罪状は三段階に分けて管理してるんだ。」

 

けれどその表をよく見ると・・・

 

「上の方は全然いませんね。」

 

私が言うと

 

「まぁ、上の奴らはそもそも強すぎて捕まえること自体無理だからな。」

 

と答えてくれました。おそらくカゲチヨさんと因縁のある吸血鬼や子供をさらう天狗なんかがいい例ですね。

 

「強者は罪を犯しても捕まらないのか・・・」

 

「そうみたいですね・・・」

 

シディさんのつぶやきに私も答えます。

森では森に邪な想いで侵入したいかなる人間も異宙人も裁かれました。

中の住人も皆種族なんて気にしないで共存していたのに・・・

そんな思いを抱いても業務は続きます。

次は食事中の囚人の監視です。

まぁ、たいていは残さずに食べていますが・・・

 

「なんだこれ・・・食えたもんじゃねぇな・・・」

 

あの猫の異宙人がまた文句を言っていました。

 

「残さず食べろよ。」

 

シディさんが優しく注意しますが

 

「こんなの味が薄くてくえっかよ!」

 

まぁ不満は尽きないのはここでは当たり前ですね・・・

 

「あー猫缶食いてぇ。」

 

「猫缶がいいのか。」

 

確かに・・・というかそれ以上高級なものを知らないとか・・・?

なんだか少女の前の環境が心配になってきました。

そしてトラブルは起きました。

 

「おい!今俺の飯盗っただろ!」

 

六本腕の異宙人があの子に掴みかかりました。

 

「い、言いがかり・・・!」

 

あの子は弁明しますがそんなことあの男は聞き入れません。

これも刑務官の務めですよね・・・

 

「やめろ、折られたくなかったら離せ。」

 

「懲罰房行きにしますよ・・・」

 

私とシディさんであの子から引き離しました。

そしてその場は収まりましたが

 

「化け物同士の争いなんて日常茶飯事なんだ。勝手にやらせとけよ。」

 

先輩に言われて私たちのもやもやはさらに大きくなった。

異宙人の中には人間と変わらない人だっているのに・・・

まるで人じゃないからいいと言わんばかりでした。

 

そして刑務作業の見張りとなったのですが・・・

砂漠の中で野菜を作らせるための耕作作業でまるで異宙人全員が体力のあるものだと思っているような内容でした。

 

すると

 

「おい!そこ!休むな!」

 

あの子が倒れていました。私たちは急いで医務室へと運び医師から熱中症だと聞かされた。あの子が起きるまで待っていたのですが。

 

「私なんて最初から終わってんだ育ちは異宙なのに親に地球に捨てられた。盗みをしなきゃとっくに野垂れ死んでた。習ったこともない人間のルールで捕まって・・・チクショウ・・・皆嫌いだ・・・」

 

この子の事情も分かります・・・確かに習っていないと分からないことで罪が重くなるのはおかしいですし、この子が異宙人だからってなにも教えなかった人も悪いですしね・・・

 

「そんなこというな、ここは罪を償いやり直す場所・・・なはずだ。」

 

やっぱりシディさんもこのやり方に不満を持っていますね・・・

 

「んだ?歯切れ悪いな。」

 

「ここの仕組みには疑問がある。」

 

「はっ!知るかよとにかく人間のルールにしたがうなんて納得できねーだから、アタシを逃がしてくれよ。」

 

「それはできん。」

 

「シディさんは公私混同しない人ですからね。」

 

「だよなー」

 

「だが、お前のこの先に幸があるように応援したいと思っている。」

 

「私も同じです。」

 

そういうと

 

「んなもんなんの腹の足しにもなんねーよ。」

 

戸惑いながらもそう答えてくれました。心に届くといいんですけどね・・・

 

sideシディ

夜になり囚人たちが皆寝静まったころ看守たちの一部は、トランプなどをして宿直をしていた。

すると、先輩に

 

「お前たちあの猫に入れ込みすぎだぞ。アイツは犯罪者なんだ甘やかすな。」

 

叱られてしまったがそもそも彼女はそのルールに従う必要があるのか?

それは人間の勝手、森のように皆自然や良心に従って生きるべきでは・・・?

そんな考えが頭をよぎったとき、足音が聞こえた。

 

「アイツ!」

 

「シディさん!まさか・・・」

 

フィーアも察したようで俺たちはすぐに音を追いかける。

しかし・・・

 

「そんな・・・」

 

「・・・っ!」

 

そこにいたのはあの子を咥えた異宙人の姿だった。

先輩の話を思い出す。

 

ー脱走者は砂漠の中にいる悪魔が狩る。ー

 

その言葉どおりになってしまった・・・

 

「分かってくれよ、これが弱者である人間が秩序を保つための方法だ。人類はやっと異宙人の犯罪を取り締まれるようになった。それでも全体の二割以下だ。」

 

だが・・・

 

「彼女は人間の法に従う必要があったのか?」

 

「もともとこの星は人間のものなんだ。この星に住むなら人間のルールに従ってもらう。お前たちの出身は妖精王の森だが人間と異宙人が共存出来ているのは妖精王という力の象徴がいるからだ。」

 

そうだろうか・・・?あの笑顔は力によって強制されて生まれたものではないぞ・・・

 

「なるほど、悪魔との契約の代償は囚人の心臓ってことですか・・・」

 

フィーアは怒りと呆れを滲ませていた。

 

「異宙に転生する前は人間同士で星の奪い合いで争っていたのに異宙人がきたら団結とは皮肉ですね・・・」

 

「そうだな・・・これが人間のやり方か・・・」

 

俺たちの呟きは満点の星しか聞いていなかった・・・

 

 

 




シリアスって慣れないから上手くできたか不安ですが楽しんでくれたら幸いです。


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手術と母親

シリアス編まだまだ続きます。


sideヒサメ

二人が刑務所から帰ってきてからもカゲがいないときに依頼が来た。

 

「今日は人を探して欲しくて来ました。」

 

今回はシディの耳や鼻、私のハッキングもあるから大丈夫な依頼になりそう。

 

「誰を探せばいいんですか。」

 

カンナちゃんが聞くと

その人をなぜ探しているかを話してくれた。

依頼人の家庭は夫の浮気が原因で母子家庭だけど貧しいながらも息子と二人で楽しく暮らしていたらしい、けど一年前医者にいきなり息子が重病と聞かされたらしい海外で手術しないといけないらしくお金の無い依頼人は困りはてたらしい、すると男があらわれ自分は異宙の技術に詳しい医者だとなのってその技術で安く治すと言ってきたらしい依頼人は手術を依頼したら子供はママとなく化け物に変わっていたらしい・・・

 

「酷すぎるな・・・」

 

シディはその恐ろしい所業に唖然としていた。

私だって酷いと思っているなんでそんなことを・・・

 

「だからその医者を探して欲しいんです。息子を元に戻すために。」

 

当然私たちは

 

「必ず探し出します。でも一度息子さんに会わせてくださいまだ医者を名乗る人物の匂いが残ってるかもしれないので。」

 

そうして依頼人の家に行くことになったの。

 

sideカンナ

アーシたちが家に行くとそこにはまま、となく花に似た生物が檻にいた。

 

 

「まだ小さい子供をこんな姿にするなんてひどすぎる!」

 

ヒサメちゃんも当然加害者に怒りを向けている。

 

「酷い親ですよね自分の息子を檻に入れて。」

 

依頼人はそういうけど・・・

 

「どういう状況なのかわからないのに外に出すのも危険ですしね。」

 

フィーアちゃんも依頼人を慰める。

 

全く・・・弱みに付け込むなんて許せないよ!

 

こうして捜索は匂いが残っていたこともありとあるビルの一室であることが分かった。

 

sideフィーア

 

こうして医者とその仲間と思われる人を見つけたのですが・・・

 

「大切な物と呼ばれるものに依存しているのです。失われそうになると馬鹿になるんですよ。」

 

その言葉を耳にした瞬間ヒサメちゃんの氷で拘束しました。

その後問い詰めて話を聞くとこいつらに人間と異宙人を混ぜる技術などないらしく金を奪うために重い病と嘘をつき絶望させ、男が異宙の技術に詳しい医者として近づき手術の時子供を拉致します。

その時に鳴き声が「まま」という鳴き声の異宙人と入れ替えたらしい。

その後警察に逮捕されて息子を取り返しました。

 

そして帰り道

 

「あのやぶ医者の大切なものがあると馬鹿になるって言葉がきになって考えてたの。」

 

ヒサメちゃんが口にした。

 

「それで答えは出たの?」

 

カンナちゃんが言うと

 

「馬鹿にされても大切なものがあるって幸せだってわかったよ。」

 

といった。

 

「まぁ、悪いのはそれを利用する奴ってことだよね。」

 

カンナちゃんも同じ意見みたいだ。

 

「まぁ、地球が異宙に転生してから何かを利用いて悪事を働く人も泣く人も増えましたけどね・・・」

 

私が言うと

 

「なんで皆森のように良心に従えないんだろう・・・?」

 

私たちの思いを代弁するようにヒサメちゃんがつぶやくのだった。



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ストーリー編二章波乱

ついにオリジナルの展開要素の濃くなる二章楽しんでください。
ヒサメとカンナの戦いではオリジナルの混血を用意する予定です。


sideカゲチヨ

神谷の依頼で学校のヒル退治の途中で化け物に追われる少年を保護した四人には

先に行ってもらい神谷に報告をした。すると

 

「そういえば渡したバッチどうだ?」

 

と聞いてきた。まぁ四人の居場所わかるし重宝していることを伝えた。

 

「カゲチヨ、迷惑かけるな。」

 

最後にそう言われた。なんだったんだ?アイツ・・・

バッチで位置を確認するとカレコレ屋にいた。

俺が付くと

 

「病院には行ったのだが・・・これを見てくれ。」

 

そう言われて少年の足を見ると魚の尻尾とうろこが片足に生えてきた。

オーナーによると普通の人間からこの姿にされたらしい。

 

「昔のカゲチヨと同じようにな。」

 

するとシディに

 

「昔のカゲチヨ・・・右目に暗黒龍が宿っていて左腕に暗黒帝王の呪いが掛けられていたころか?」

 

俺の中二病の姿を話した。

 

「シディ・・・そのカゲは現実には存在しないんだよカゲの頭の中にしかいない悲しい存在なの。」

 

ヒサのフォローがさらに辛い。

 

「どこの病院でも症状が分からなくてダメもとでオーナーに相談したんです。」

 

フィーアが話してくれた。

 

そしてしばらくしてその子は目を覚ましたんだが・・・

 

「ぎゃー!」

 

俺の腕にいきなり噛みついてきたのだ!

 

「ハハハ!カゲチヨ嫌われてるー!」

 

カンナ!笑うなよ!

 

「落ち着け俺たちは敵じゃない話し合おう。」

 

シディが言うと落ち着いたみたいで名前はチョコと話してくれた。

最初は関係ないだろと突っぱねられてしまったが

 

「俺たちには関係ないかもしれないが困っていることがあれば力になるぞ。」

 

とシディが説得してヒサもカレコレ屋のことを話すがチョコは無視していってしまいそうだったので俺が挑発してチョコの住処に向かった。

 

sideヒサメ

ボティスさんも含めた私たちは大きなドームのある村に来ていた。

此処がチョコくんのすみからしいなんか身なりの良い人ばっかりだなぁ・・・

そう思っていたら子供たちがいきなり襲ってきた。

 

「やれー!」

 

なに!?私はとっさに氷結を放ち子供たちを拘束、カンナちゃんは顔以外を水球に閉じ込め拘束、シディは光をだして目をくらまし、フィーアちゃんは格闘術で取り押さえました。何でいきなり襲ってきたの・・・?

すると

 

「なにやってるの!?町に入ったときから五人の様子は見てたけど悪い人じゃないわむしろチョコをここまで届けてくれた。そうでしょ?」

 

女の人が加勢してくれた。どうやらチョコ君の知り合いみたいだけど気まずそうにしている。

 

「貴様、ワシらをはめ負ったな。ガキどもにワシらを襲わせたな?」

 

ボティスさんが推理を話すと

 

「言ったろ、お前らを信用してねぇって。」

 

そして私たちは女性と話すことになった。

 

sideフィーア

女性はファミリアといい、さっきの子供達と一緒で異宙孤児のようです。

仲睦まじく家族のように過ごしていましたがある日、兵隊が子供たちを攫っていったらしい、ファミリアはその組織をトッププレデターと呼んでいました。

奴らの情報は出資者が出してくれたらしい。

けどこんなボロ小屋と武器で勝てるほどあいつらは甘くありません。

そのことを伝えると

 

「想像したことないでしょう?大切な人が失われるっとことが・・・自分の体の一部が奪われるような痛み辛さ、

苦しみ・・・まぁあんなもの知らないに越したことはないですよ。」

 

それはカゲチヨも、私たちもわかってる。特にカゲチヨは・・・

そんなことを思っているとカゲチヨは

 

「知るかよ、テメーの感情押し付けんな。」

 

客観的にみたら冷たい言葉を吐いて去っていきました。私たちもそれを追いかけていきました。

 

sideカゲチヨ

 

「わりーな嫌われ役手伝わせちまって。」

 

俺はさっきの発言を謝った。

 

「謝ることはない。」

 

シディがそう答えてくれた。

 

「アーシたちが行くって言ったらついてきただろうし不器用なカゲチヨのあれが一番いい手だよね。」

 

カンナも賛成してくれた。

 

「でもよかった、トッププレデターの名前が出たときカゲが暴走しなくて。」

 

まぁ、最初の俺ならそうだったかもしれないけど、妖精王に仇の名前だけで興奮しないで冷静な復讐をしろっていわれたしな・・・

そんなことを考えていたら。

 

「カゲ、危ない!」

 

「ふせろ!カゲチヨ!」

 

「なんなの!?いきなり!」

 

「くっ!?」

 

突然襲ってきた血液の刃を皆それぞれの方法で対処した。

 

「ほう、あれを防ぐか・・・それはそうと二年ぶりだな我が眷属。」

 

アイツは・・・アイツはあぁぁぁぁぁ!

 

俺は間髪入れずに血液の弾丸を飛ばして奴から距離を取ろうとするが。

 

「怒りに飲まれずに遠距離からの攻撃は評価するがそれだけでは俺は倒せん。」

 

そういって奴は間合いを詰めて俺を拘束した。

くそっ、この拘束はできるようになったばっかだから解くのに時間がかかる・・・ウイルスで・・・

 

「次はウイルスか?それは吸血鬼には効かない。期待した不死性も脳と心臓同時破壊すれば終わり、肝心の双角王もこのざまか・・・」

 

「このざまとはなんじゃ!!ウヒャ!?」

 

「殺す!お前だけは殺してやる!」

 

 

文句をいうボティスを投げ捨て呪詛を吐く俺にアイツはまた口を開く

 

「お前は大切な物を失い俺に復讐を誓ったんじゃないのか?それなのにまた何もできずに地べたに這いつくばってるこの二年間お前は一体何をしてたんだ?」

 

くそっ・・・くそぉ・・・・

悔しさと悲しみがないまぜになったとき

 

「俺たちと出会ったぞ。」

 

そのとき頼れるアイツの声が聞こえたそして

ゴウッ!!

バリバリッ!!

バシュッ!

ドゴッ!

 

四方向から火球、電撃、水弾、衝撃波が飛んできた。

 

「くっ!?」

 

アイツは躱そうとしたが頬に掠り傷ができる。

 

「誰かは知らんがお前がカゲチヨを語るな。」

 

「そういうことです。カゲチヨを語っていいのはヒビキさんかシロウさん、もしくは私たちだけなんですから。」

 

「カゲを馬鹿にするならかなり痛くするからね・・・!」

 

「まぁ、アーシたち無視して自分勝手にいきっててアーシたちもムカついてるしここは連携して倒しちゃおうよ!」

 

お前ら・・・!



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ストーリー編二章対決そして潜入

sideカゲチヨ

四人は鈴の吸血鬼と対峙していた。

くそっ、俺も助けたいけどこの拘束・・・・

 

「チクショウ・・・!」

 

やっぱり分岐している血液の操作権を取り返すのにまだかかっちまう・・・

でも俺の復讐に四人を巻き込むわけには・・・アイツらにだって目的があるんだ

四人の安全のためにもここは俺がー

 

そのとき今までの依頼や思い出が駆け巡ってきた。そしてあの時のヒサの言葉がー

 

ーそういう自己犠牲みたいなのカッコいいとか思ってんの?かっこよくないし、寒いし周りは迷惑だし・・・心配するしー

 

ー私たちのこと頼れバカー

 

くそっ・・・なんでこんなときにあの言葉が・・・

でもそう思ったときには口が開いていた。

 

「皆!ごめん!あぶねぇんだけど頼む!そいつを倒してくれ!!そいつは俺の・・・」

 

続きを言おうとしたけど

 

「誰だっていいさ。お前がそういうなら、俺の敵だ。」

 

シディが答えてくれた。

 

「やっと頼ってくれたね。あとでなんかおごってよね。」

 

ヒサもいつもの調子で答えてくれる。

 

「分かりました。」

 

フィーアもやってくれるみたいだ。

そしてみんなが向かう中おれは

 

「カンナこれをアイツに・・・」

 

カンナにとある頼みをした。

 

noside

こうして吸血鬼との対決が始まった。

まずはシディが

 

「ハァッ!!」

 

火球を放つ

 

「フッ」

 

吸血鬼はそれを躱すが

飛んだ背後には

 

「背後にも気を付けた方が良いですよ?」

 

そういってフィーアの蹴りが炸裂した。

 

「ぐっぅ!?」

 

麒麟のスピードに対応できず木をなぎ倒し飛んでいく吸血鬼そこに

 

「これでどうだー!」

 

ピッシャーン!!バリバリ!

ヒサメの雷が直撃する。

 

「くそっ・・・」

 

それでも立ち上がるのはさすがだろう。しかし昼の間は力も当然再生力もさがるので堪えるだろう。

 

「しかたない・・・試作品を試すか。」

 

そうして吸血鬼は錠剤を飲んだ。

それをみた三人は

 

(ヤバい!)

 

同時にそう思った。

そして

 

「ヴヴッ!!」

 

そうして放たれた衝撃波に対処した。

まずフィーアが蹴りによる衝撃波で威力を弱め

ヒサメが大氷壁によるガード、そしてシディのバリアで守った。

 

「くっ・・・耐えられたか、しかも腕一本反動が大きいな。」

 

そうして薬の反動なのか腕一本飛んだ吸血鬼に予想外の攻撃が飛んできた。

 

バシュッ!

水流が襲い掛かり吸血鬼にかかり後ずさりするがさっきのように飛ばされはしなかった。

 

「そんな軟弱な水流・・・ぐっ!?」

 

そう言おうとしたとき吸血鬼は苦しみ始めた。

 

「やっとスキを見せた。ありがとう!三人とも。」

 

そう言ったのはカンナだ。そして拘束の外れたカゲチヨがいた。

 

「なんだこれは・・・ウイルスじゃない・・・?」

 

訳が分からず喉を抑える吸血鬼

 

「俺は特訓で色んな毒や化学物質を取り込んで抗体と毒を手に入れたんだよ。

そいつはマンチニールの毒を溶かしたものだ。」

 

マンチニール、毒の成分が未だ分かっておらず木についた雨水に触れただけで皮膚がただれるほどの威力をもつ毒だ。ある地域にしか生えていないので吸血鬼でもこの痛みは耐えられないだろうしかも再生力も落ちているのでまさに絶対絶命だ。

 

「やるな・・・腐血それも妖精王の入れ知恵か・・・?」

 

「ああ、感謝してるぜ。」

 

「あぁ!」

 

そういって最大級の血液操作で砂煙を巻き上げ五人が目をくらましたすきに蝙蝠となって去ってしまった。

 

「くそがっ・・・!」

 

カゲチヨは追いかけようとしたが拘束を解くのに力を使いすぎたのだろう。

そのまま倒れてしまった・・・

 

side鈴の吸血鬼

イーラの言う通り強くなっていたな・・・

あいつらがここにいたのは偶然か・・・?

痛手は負っただが・・・

 

「とんだ拾い物かもしれないな。」

 

腐血についていたバッチをみて俺は自然と口が上がった。

 

sideフィーア

カゲチヨを病院に運んだ私たちはカゲチヨを寝かせ話し合っていた。

 

「まさか、カゲの仇の吸血鬼が現れるなんてね・・・」

 

ヒサメちゃんが言った。

 

「けどアイツ薬飲んだら夜みたいな力になったよね!」

 

「もしかして昼を克服するためにトッププレデターにいるんでしょうか・・・?」

 

カンナちゃんの発言に私は返すが考えてもわからないのでこれからのことについてはなそうとしました。

 

「満身創痍じゃのーぉこういう時に仕切ってくれるカゲ男が寝てしまってどうすればいいかわからない。そうしている間にもあのガキどもは自ら死にに行く皆が不幸になる!

最こっ」

 

ボティスが厳しいことを言おうとしたとき。

 

「カレコレ屋!」

 

そういってボティスを扉でつぶしたのはチョコ君でした。

 

「その・・・アイツが眠ってるってきいて、大丈夫なのか?」

 

「大丈夫だ。カゲチヨは強いからな。」

 

「どうしたの?」

 

シディとカンナちゃんが言うとチョコ君は頭を下げて

 

「頼む!ファミリアたちを止めてくれ!このままじゃ今夜研究室に特攻しちまう!そしたら皆殺しにされちまうよ!」

 

「仲間を取り返すのに賛成じゃなかったの?」

 

ヒサメちゃんが言うと答えてくれた。

どうやら足を変えられて勝てないことを実感し頼んできたというわけですね。

すると

 

「先ほどはこいつらを襲っておいて今度は助けてほしいとはどこまで都合がいいんじゃ、相手が強い利用できるとしり手のひら返しでこびへつらう!」

 

「それは・・・ファミリアは僕らをずっと守ってくれたんだ・・・」

 

ファミリアさんは一生懸命働いて、富豪に買われてまで養ってきたらしい。

 

「俺はこれ以上ファミリアがこれ以上傷つくとこをみたくない・・・」

 

「無理じゃ無理!あきらめろ!」

 

「ちょっとボティスさん・・・!」

 

ヒサメちゃんが勝手に依頼を断ろうとするボティスを止めようとすると

 

「勝手に依頼断んな。」

 

カゲチヨが目をさましてボティスをつまみ上げていました。

 

「カゲ!大丈夫?」

 

「ああ、ちょっと疲れてただけだからな。」

 

「じゃあ、行こうか!」

 

カンナちゃんの号令で私たちは研究室に向かった。

金と情報だけくれて今が責め時という支援者・・・怪しいですね。

 

noside

ここはとある研究室

 

「マンティコアを一瞬で・・・」

 

「これが正規品・・・」

 

マンティコアの死体のそばには鴉天狗のお面を付けた青年がたたずんでいた。

 

「ゼクスよぉ!随分イラついてんじゃねーか!」

 

そう話したのは牛の角が生えていて鱗の皮膚のある筋骨隆々の男、そして

 

「・・・僕たちは実験動物、不満を感じるゼクスがおかしい。」

 

ジャックオーランタンのパーカーを着た少年がそう言った。

 

「ここは嫌いだ。」

 

青年は、そういうと

 

「ゼクス、オバコンがお呼びだ。」

 

「・・・」

 

研究員の呼び出しを受けて男はオバコンのもとに向かった。

そして受けたのは、陽狼、氷電、炎水、聖速の捕縛だった。

 




ついにオリジナルの混血とゼクス登場!
待っていてくれたら幸いです。
オリジナルのパワーアップにもご期待ください!


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ストーリー編二章戦闘の始まり

sideカゲチヨ

俺たちは研究所に行く前に周りの兵士から情報を聞き出した。

この研究所で行われているのはデュアルコアプラン、四人が作られた実験と同じものだった。

開発当時はキュリオシティっていう天才研究者が実験を進めていたが失踪を期に中断を余儀なくされただがそれに匹敵する天才が現れて再開させているようだ。

絶対に止めねぇとな・・・

そうして俺たちは研究室の中に潜入しようとした。

 

「あの吸血鬼はもう近くにはいねぇな・・・」

 

「どういうこと?」

 

俺が推測するとカンナが質問する。

 

「この町に来てからずっと変な感じがしてたんだ、おそらく俺の吸血鬼の血が反応してたんだ。けど、今はそれが感じなくなった。」

 

「まぁ、この作戦は基本、潜入を軸にしてますからね。戦闘は避けていきましょう。」

 

そう、フィーアの言う通り俺たちは子供を取り返すだけだ。

 

「こそっと盗みだすなんてカゲの得意分野だもんね!」

 

「嬉しくねぇ!!」

 

ヒサの褒めに傷ついていると

 

ガオォォォ!

犬型の衝撃波が襲ってきた。

 

「危ないな。」

 

シディがバリアでガードしてくれた。

 

「今の攻撃は貴方ですか?なかなかの威力ですね。」

 

フィーアがそういうとう

 

「盗人猛々しいな。」

 

鴉天狗の面を被った男がそう強気にそう返す。これは逃してくれそうにねぇな・・・

 

「元はといえばそっちがファミリアの仲間を拉致したからでしょ!?」

 

ヒサも怒りながらそういう。よし俺も!

 

「そーだ!そーだ!」

 

「・・・女三人の後ろに隠れて恥ずかしくないのか?」

 

んだと!この仮面野郎!

 

「戦闘は俺の専門分野じゃねーんだよ!」

 

「じゃあ何が専門?」

 

カンナが聞いてくるよくぞ聞いてくれた!

 

「ソシャゲとYOUTUBE視聴。」

 

「この状況で趣味を誇れる図太さを戦闘にも生かしてください・・・」

 

うっ・・・フィーアに突っ込まれちまった・・・

 

男は俺たちの会話が終わると突っ込んできた。

 

「フン!!」

 

シディが男の風を纏った拳を受け止めカンナが横から火を放つがよけられる。

そのすきにヒサは俺を抱えてフィーアもヴァルキリーの力で空を飛んだ。

 

「四人とも流石!!」

 

「貴方も血液操作の応用で浮いてくださいよ・・・」

 

いやいきなりだったし・・・それにしても・・・

 

「気に食わないぜ・・・」

 

「何がー?」

 

カンナが地上から質問する。そんなの決まってる!

 

「仮面なんてつけて陰キャ丸出しのくせに偉そうにいぃぃぃ!」

 

「そこぉ!?」

 

ヒサが驚いていたが最優先だ!

 

「アイツの仮面はいで非モテフェイスを拝んでやる!」

 

そして俺は地面におりて空気中にウイルスをまく。

やっぱ効いてないな・・・

 

「子供だましだな正規品には効かない。」

 

「アレーもしかしてお前狙いだと思ってた?恥ずかしー!」

 

「まぁ、時にはごまかすのも必要ですけどなさけないですよ・・・」

 

フィーア!黙ってて!

 

「癪に障る。」

 

そういって空を飛んでヒサに攻撃しようとするが

 

ヒュン!ヒュン!

 

「くそっ・・・」

 

氷を作り出して操作することでよってかく乱している。

 

「なんか思考がおろそかだよ?何か気にしてることでもあるの?」

 

「黙れ!」

 

ヒサの心配がイラついたのかアイツはまたあの衝撃波を出してきただが・・・

 

「同じ手は食わないよっと。」

 

グサッグサッ!

 

「ぐぁっ・・・!!」

 

砂鉄の針が肩や足に刺さってしまい地面に落ちてしまった。

俺はその隙を逃さず地面から血液の針をだし奴の頬に傷を付けて仮面を外してやったぜ!

 

「ハハッ!俺を見くびったなって・・・」

 

「どうしたんだ?」

 

未だ構えているシディが問いかける・・・言葉が途切れて当たり前だろ・・・

 

「えっ、い、い、イケメン・・・なんですけど・・・」

 

そう奴の顔はシディのような明るい感じではないがどこか哀愁漂うクールな顔だったんだ・・・

 

「まぁ、確かに仮面外したら傷つく展開になっちゃたね・・・」

 

カンナも同情してくれる・・・こんな不条理ねぇよ・・・・

 

「お前は付けたのは掠り傷程度だろ、俺はまだ動け・・・うっ!?」

 

はっ!俺の戦法は掠り傷からが真骨頂なんだよ!

 

「直接傷を付ければ空気感染よりも強力なモノを入れることができんだよ。」

 

まぁ、相手はまだ動けるしここは一気に・・・そう思っていると

 

「おいおいおい!俺たち抜きで随分楽しんでんな!」

 

「声がでかいよ・・・ズィーベン」

 

「そういうお前はもっとやる気出すんだな!アハト!」

 

チッ!ここにきての増援かよ!

 

 

「俺は氷電と炎水と戦うぜ。お前はどうする?」

 

「そうだな・・・陽狼と聖速の不幸な顔は見たいかな・・・」

 

「お前たち・・・目的は捕縛だと忘れるなよ・・・」

 

そういって二人はそれぞれ狙いを定め襲ってきた!

 

「ごめんカゲ!アイツは私たちが倒すから!」

 

「すぐに追いつくから!」

 

二人はそう言って乱戦にしないために離れて行った。

 

「もうすぐ日が落ちるな・・・」

 

「カゲチヨ!一人で持ちこたえてください!」

 

二人も腕を骨にしてきた少年の攻撃をかわして離れて行った。

 

「一人になってしまったな。さっきのようにはいかんぞ・・・」

 

「上等だ・・・」

 

sideヒサメ

 

「まさか正規品候補だった奴と戦えるなんてついてるなぁ!」

 

筋骨隆々な男は私たちを相対して笑っていた。

 

「目的はアーシたちの捕縛でしょ?あんまり痛めつけちゃダメなんじゃないの?」

 

カンナちゃんが最もなことを言うが。

 

「知るかよ!俺は組織でもっと認められてぇんだ!だが早い番号をもらったやつはもういい功績を出してる・・・

ゼクスはそのせいで俺を部下のように・・・」

 

うーん・・・あの態度は部下っというより家族なんじゃ・・・

 

「だからお前たちを糧にさせてもらうぜ!」

 

そういって男は口から火を吐いてきた!

 

「うわっ!」

 

「肌の鱗からしてサラマンダーだよね・・・!」

 

私たちは躱して

 

「ハァッ!!」

 

「それっ!」

 

牽制の氷結と水弾を繰り出す。だけど

 

「効かねえよ!」

 

拳一つで氷を砕き、水弾をはじいた。

 

「このパワーはミノタウロスのものだ!これでいたぶってやるから覚悟しな!」

 

なるほど、アイツはパワーで自慢げにするタイプか。だったら・・・

 

sideフィーア

 

「ねぇ、君たちって幸せな人?」

 

アハトと呼ばれていた少年がそう問いかけてきました。

 

「どういうことですか・・・?」

 

「俺は生まれてからずっと幸せだぞ。」

 

シディさんがそういうとアハトは笑って

 

「早く不幸な顔みたいなぁ。」

 

骨にしたうでを振りかぶってこちらに向かってきました。

今はもう暗くなってるここは私が正面戦闘を!

 

「はぁ!」

 

私は先制で蹴りを与えましたが・・・

 

「フフッ、そんな蹴り効かないな。」

 

やっぱり様子見とはいえあの骨の強度は半端じゃありませんね・・・

しかも間合いも長いですし。あのジャックオーランタンの使い魔も厄介ですね・・・

今のところは

 

「ふっ!」

 

シディさんが狼男の爪と牙でやっつけていますがここはちょっと本気を出さないとですね・・・

 

「なによそ見してるの?早く不幸になるところを見せてよ・・・」

 

sideカゲチヨ

 

「おらよ!」

 

「グハッ!」

 

俺は血液の剣で奴を切り裂く二刀流とウイルスの影響で奴もついていけないようだ。

 

 

「お前・・・剣術なんて習っていたのか・・・?」

 

「まぁ、ちょっとある森で近接慣れとけって言われてな!」

 

俺がそう言って奴を一閃する。だが決定打は打てねぇな・・・

 

「仲間は心配じゃないのか?」

 

「いや?アイツらは負けねぇよ。」

 

だがこのままじゃファミリアたちがやべぇな・・・

そう考えていたら、

 

「お困りのようですねぇ。」

 

「お前がしきんなよ・・・」

 

そう言って出てきたのは、

 

「妖精王!エイファ!なんでここに!」

 

そうそこにいたのはエンペラー丸に乗ったエイファと妖精王だった。

 

「ま、話は後だ一気に終わらせるぞ、あの四人の助っ人も連れてきた。」

 

「そういうことです。一瞬でのしてあげますよ。」

 

「お前が妖精王の隣で言うと虎の威を借る狐感凄いな・・・」

 

「ほっといてください!」

 

そう言いあっていると

 

「なめるな・・・!」

 

ゼクスは小型の犬ケルベロスの一つ首の使い魔をだし威嚇した。

 

sideカンナ

 

「くそがっ・・・!抜けねぇ・・・」

 

ヒサメちゃんの足首までの繊細な凍結がアイツの自由をなくしていた。

あれだけ筋肉がついてたら体も硬くなって腕も届かないよね。

そこにアーシが水球で拘束する。

 

「ガボっ!ガボガボッ!(おい!何する気だ!)」

 

フフフっ、それはねぇ・・・

アーシはアイツの全身を焼き尽くす大きさの熱線を放った!

水に包まれてたら意味ないってアイツなら思うだろうけど・・・

 

ドカーン!バーン!

 

そう、水蒸気爆発が起こり奴は氷の縛りを振り切って吹き飛んだ。

 

「よし!あとはあれとヒサメちゃんとのコンビネーション技で・・・」

 

アーシが言うと

 

「でもあれってもう一人必要じゃないっけ?」

 

ヒサメちゃんが言ってきた。ヤバい・・・そうだった・・・

 

「なに話してんだよ。」

 

「ゲハッ!」

 

そういって起き上がったアイツに蹴りを入れたのは

 

「スズキくん!」

 

なんでここに!?

 

「妖精王に援軍頼まれたんだが余裕そうだな。俺はいらないか?」

 

そう言ったので

 

「いるいる!作戦あるから協力して!」

 

これならあの姿で一気にいけるよ!

 

sideシディ

 

「どういうことなの・・・僕の頑丈な骨が・・・グハッ!」

 

「長い腕の間合いに入りこめばあとは楽勝ですよ。」

 

戦いは終始フィーアが圧倒していた。

それもそうだフィーアの空手の正拳突きなどの武術で腕の骨はがしゃどくろの力で修復してもすぐに折られ、

 

「腹ががら空きですよ。」

 

「ゲホッ!」

 

胴体もも中国武術の発勁を使って内部からダメージを与えている。森で鍛えていた武術が奴を追い詰めている。

そして俺も

 

「はっ!」

 

ズバッ!

 

「なんで・・・?夜は力が落ちてるはずじゃ・・・」

 

狼男の耳と鼻を使い相手が瞬時に移動しても把握できるし心音や筋肉や空気の音を使いあとは狼の野生の本能と森で得た戦闘経験をあわせて予測しているからな。それにしても奴がだす使い魔のようなもののせいであれを使う

ことも戦闘不能にする技のためも少し手間取りそうだな・・・そう思っていると

 

「ァアラァッ!!」

 

「ごっ!?」

 

雄たけびを上げて奴の横っ面に拳を叩きこんだのは、

 

「来てたんですねサトウ。」

 

フィーアがいつもの調子で答える。

 

「ああ!随分とボコボコにしてんじゃねぇか!助けに来たんだけどいらないならカゲチヨのとこ向かうぜー」

 

これほど心強い奴はいないな。

 

「いえ、奴が出してくる使い魔、そして余裕があったらさっきみたいな一撃頼みますよ。」

 

「了解だぜ教官!」

 

「うむ、早くみんなのところに戻ろう!」

 

第二ラウンド開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

 




自分はこういう無双系が好きだったんですけどどうでしたかね・・・
次回ついに四人がパワーアップ!

オリジナルキャラ

ズィーベン

ドイツ語で十の意味

サラマンダー×ミノタウロス

筋骨隆々で皮膚には鱗がある。
遅い時期に正規品として認められたため
ゼクスなどの自分より早い番号の混血が自分を見下してると勘違いしてる。


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ストーリー編二章新たなる勢力

今回はリデュースについての独自解釈がありますので注意してください!
妖精王のスパルタさも入るかも


noside

突然だが、リデュースの原理とは何だろうか?

シディが入るファーストロットにはできずヒサメやフィーア、など後から作られたセカンドロットにだけできる命を削るパワーアップの機能、確かに使えば純血にはない技をデカい威力で使える。しかし前世で動画をみた妖精王は何とも燃費の悪い方法だと考えた。

混血児自体正規品は少ないレアな存在なのにそれを早く死なせるなんてトッププレデターは

組織として破綻していると思った。

 

だからこの世界で四人を教育するにあたって妖精王は潜在能力を効率的に引き出すため過酷な自然環境、雪山や火山、崖で修業を行い濃い経験や死と向き合わせることで四人が任意の

タイミングで寿命を削らずリデュースを上回るほどの解放率で潜在能力を引き出せるようにした。

その技の名前は・・・

 

 

そして解説はこれまでにしてここは研究所から離れたところ

今まさにヒサメとカンナがその技を出そうとしていた。

 

「ブレイク」

 

二人がそうつぶやくとヒサメの髪は伸び角も伸びた。

カンナも同様に角がのび炎の爪を生やした。

 

「やっぱすげぇな・・・」

 

スズキはまだ引き出せていないがいずれできるようになってもあれほどの

解放ができるかと考えていた。

 

「スズキ君?さっき伝えた作戦通りお願いね!」

 

ヒサメがスズキに確認をとる。

 

「ああ、任せておけ。」

 

そしてカンナの腕の一振りで巨大な水のドームを作り上げた。

ズィーベンはドームのなかにいるため逃げることはできない。

そしてカンナはそのドームをリヴァイアサンの力を使い高速で泳ぎ始めた。

 

「くそっ・・・!これでもくらえ!」

 

ズィーベンはドームで泳いでいるカンナに向かって火をふくが素早い泳ぎのせいでよけられる。

 

「だったら直接攻撃を・・・!」

 

ドームの中にいるカンナに水を吹き飛ばして直接攻撃しようとすると・・・

 

「させねぇよ。」

 

「ぐぁっ!本当に欠陥品か貴様・・・」

 

スズキがペガサスの能力を使った風や鬼の剛力による力を引き出した攻撃でそれをさせないそしてその攻撃でひるんだ相手を

 

「それっ!」

 

「何!?グフッ!」

 

カンナが水の剣の形にして纏った手刀で切り裂くまさにヒットアンドアウェイの戦法で

ドームの中に入っては切り裂くといったふうにしていくさらに

 

ズドドド!

 

「氷の弾丸どこから!?」

 

そうドームの水の一部を凍結させて作った氷をヒサメがドームの外で相手にぶつけているのだ。

 

「はぁ、はぁ・・・」

 

体力が限界になってきたズィーベンに

 

「これで終わり!」

 

スズキが拳、カンナが斬撃、ヒサメが巨大な氷塊を三方向からぶつけた。

 

「ちく・・しょう。」

 

そういって倒れてしまった。

 

「よし!早くカゲのところにいって研究室に向かおう!」

 

こうしてヒサメ、カンナ、スズキの戦いは終わった。

 

そして場面は変わってシディとフィーア、サトウの戦闘も終盤になっていた。

 

「は、速すぎる・・・」

 

アハトの驚きももっともだろう。ブレイクを解放したフィーアの速さは異次元でまるで

瞬間移動や光の速さと錯覚するくらいだった。

さらには縮地法やヴァルキリーの空中移動、サトウの戦いのときにみせた空中加速を使い全方向から攻撃を加えているのだ。巨大になった腕をふる暇すらない、奥の手のリデュースを使う暇すらないさらに使い魔をだしても、

 

「おらぁ!」

 

「ふっ!」

 

サトウのマンティコアの尻尾による一撃やシディがブレイクによりほとんど狼と変わらない身体能力によって爪や牙を効率よく使い蹴散らしている。

そしてラッシュが一通り終わるとアハトはもう息も絶え絶えになって目の焦点もあっていなかった、

 

「まだ・・・まだ・・・」

 

そうつぶやいていたがそのときある人物が現れる。

 

sideボティス

圧倒的じゃの・・・だがここはワシが出てくればあの小僧はもっと絶望するのぉ・・・

 

sideカゲチヨ

 

「ガハッ!?」

 

突然心臓がなくなり俺は血反吐を吐くそして怪しい光とともに蛇の紋章が浮かび上がった。

 

「どういうことですか!?」

 

エンペラー丸でゼクスを圧倒しているエイファが叫ぶ。

 

「まさかアイツは動くなんて今日は雨でも降るのか?」

 

連携して追い詰めてる妖精王が呟いた。

 

sideフィーア

 

もう勝負ありですね・・・

そう思ってとどめを刺そうとしていたら突然三つ目の女性が現れました。

 

「まぁ、そうじゃな・・・わしが自らとどめを刺すのも一興じゃの・・・」

 

この口調聞き覚えが・・・

 

「なんなの・・・君は・・・君も幸せなの・・・?」

 

アハトはぼろぼろになりながらもそう答える心底他人の不幸を望んでいる実験によって腐ってしまった考えです。そしてその女性は答えます。

 

「サイってーな気分じゃ!!貴様で八つ当たりさせてもらうぞ!」

 

「最低な感じには・・・げほっ!見えないけど・・・」

 

そういってアハトは立ち向かいますが

時計の紋章がアハトの体に張り付き体を動けなくさせます。

 

「一瞬でも貴様風情に勝てると思われてるのが最悪じゃ。ワシの愉悦のために不幸になれ!人間!」

 

そういって女性が衝撃波を放つとアハトは木を吹き飛ばして気絶してしまいました・・・

 

「チッ・・・やはり腐った心臓ではこの程度か・・・」

 

そういってあの女性は去っていきました。口調といい発言と言いどっかで聞いた気が・・・

そう思っているとシディさんがボーとしてさっきの女性が去っていった方向を眺めていました。

 

「シディ?」

 

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