桜咲く。 (LCRCL (エルマル))
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1年1学期
私は桜木咲子


オリジナル小説の第1話です!どうぞ!


ここは花町高等戦闘専門学校、略して花町高専。

福岡県福岡市に位置する、そこそこ有名な学校である。

これは、そんな花町高専に入学した少女の学校生活を描いた、バトル系物語である。

 

side桜木咲子(さくらぎさきこ)

 

私は桜木咲子。15歳。

今日から花町高専に入学する。

めちゃくちゃ楽しみだ。

 

咲子「どんな感じなんだろうな〜♪強い人いるかな?楽しみだなぁ〜♪」ワクワク

 

言い忘れていたが、花町高専は戦闘を専門とする学校だ。

色々想像しながらワクワクしていると、自分のドアが開けられた。

 

ガチャッ。

春菜「おはよう咲子。ご飯できたわよ」

 

咲子「おはよう母さん。準備終わったらすぐ行くね」

 

春菜「分かったわ。しっかり準備しなさいよ?」

ガチャッ。

 

ふふっ、言われなくても分かってるわよ。私を何歳だと思ってるの?

そう思いながら、花町高専の制服を着る。

 

咲子「これで準備は完了かな?」

 

こんなものだろう。さて、朝ご飯だべよっと。

 

ガチャッ、シャー。

 

階段の手すりを滑っていく。これの方が普通に降りるより速いのよね。

一階にとうちゃーく。

 

ー数分後ー

 

さて、朝ご飯も食べたし、そろそろ行こう。

 

咲子「行ってきまーす」

 

春菜「行ってらっしゃーい、気をつけなさいよ」

 

咲子「はーい」ガチャッ

 

さて、いつもの自販機に集合して友達をを待とう。

 

ーさらに数分後ー

 

絵奈「おはよう、咲子」

 

翔「相変わらず早いな、お前」

 

咲子「そりゃ今日から花町高専に通うから、楽しみで仕方ないのよ!」

 

この2人は

貝塚絵奈(かいづかえな)と西新翔(にしじんしょう)で、

私の親友だ。2人も今日から花町高専へ通う。つまり同級生だ。

 

翔「……あいつは今日も遅いな」

 

絵奈「祐樹君、いつも通り遅刻しそうね…」

 

もう1人の親友、戸畑祐樹(とばたゆうき)は遅刻魔だ。

だいたい集合時間の10分後にくる。そのせいで、私たちはダッシュで学校に向かう必要がある。

しかも変なことに、祐樹本人はこの中で一番足が速い。

それがあるから余計にイラつく。

 

咲子「初日から遅刻したくないし、このまま置いていっちゃう?」

 

絵奈「えー、待ってあげようよー」

 

翔「俺は賛成だな。遅刻するのはあいつのせいだ。いつもなら待ってあげるが、今日は初日だ。俺たちの他の奴らに対する第一印象が悪くなっちまうぞ」

 

絵奈「うーん…祐樹君には悪いけど、行こっか」

 

咲子「行こう行こう〜♪」

 

私たち3人は花町高専にゆっくり歩いていく。

花町高専は中学校より少し近いので、すでにここから見える。見えると言っても、建物が目立つのもあるんだけどね。

 

咲子「どんな人達がいるんだろうね?」

 

翔「強い人とかいるといいな」

 

絵奈「私みたいに絵を描く人っているのかな〜?」

 

咲子「あんたの"能力"を持ってることは無いと思うけど、絵を描く人はいると思うわよ」

 

翔「同じ"属性"の人と手合わせしてみたいよな」

 

咲子「そうね。私の"属性"はあんたに相性悪いし」

 

☆説明しよう!

この世界では、5属性と特殊能力が存在する!

5属性は、火、水、風、土、雷の5つの属性で、だいたいの人は1つ持っている!咲子は火、絵奈と翔は水だ!

特殊能力は、その人個人の特別な能力である!

ちなみに、絵奈の能力は絵を実体化させる能力だ!

 

絵奈「近くまでくると人が増えてきたね」

 

翔「花町高専はそこそこ有名な学校だからな…在校生や新入生の数も多いんだろ」

 

咲子「そうね。ところd「おーい、お前らー!」…あ、やっときたわね、祐樹」

 

振り向くと、祐樹がダッシュで走ってきた。

 

祐樹「置いていくなんて酷いぞ、お前ら!」

 

翔「いやいや、初日から遅刻するのが悪い」

 

咲子「同感ね」

 

絵奈「もっと早くきてよー」

 

祐樹「反論できないだと…」

 

咲子「まあいいわ。途中からだけど一緒に行きましょ」

 

祐樹「あ、ああ…」

 

まったく、なんでいつも遅刻するのやら…




キャラクター紹介
桜木咲子
この物語の主人公。明るい性格。
桜木春菜
咲子の母親。
貝塚絵奈
咲子の親友。絵を描くのが好き。
西新翔
咲子の親友。少し戦闘狂。
戸畑祐樹
咲子の親友。遅刻魔のくせに足が速い。

登場人物たちの名前に福岡県の地名を入れようと思います。俺ガイルみたいにシンプルな名前にはしませんが。

次回もよろしくお願いします。


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入学式

こんなに書いたのは初めてです。


side桜木咲子

 

花町高専についたあと、私たちは事前に言われていたクラスに入っていった。私たち4人は全員2組だ。

 

咲子「クラスの中はあまり中学と変わらないわね」

 

翔「まあ、クラスの中は、だがな」

 

絵奈「グラウンドとかすごかったね〜!」

 

祐樹「いろんな人が特訓してたな」

 

??「あ、アンタたち!」

 

??「お前らもここに来たのか!」

 

少し雑談してると、誰かから声をかけられたので、振り返ると、そこには見知った顔が2つあった。

 

咲子「あら、若宮宮若ペア。2人ともここに入学したのね」

 

翔「知り合いが他にもいてよかったぜ」

 

この2人は、若宮景子(わかみやけいこ)と宮若敬太(みやわかけいた)だ。中学校の時の同級生で、そのころはすでに付き合っていた。2人が出すラブラブな雰囲気で砂糖吐きそうになるのはよくあることだ。

 

敬太「ここでもよろしくな!」

景子「ここでもよろしくね!」

 

わお。息ぴったり。

 

祐樹「おう、よろしくな」

 

絵奈「他にもいるかな〜。中学からの知り合い」

 

景子「今のところアンタたちしか見当たらなかったわよ」

 

敬太「ま、俺は景子といればそれでいいがな」

 

早速ラブラブ発言。もう慣れたけど。

 

景子と敬太「そういう事だから、それじゃ」スタスタ…

 

咲子「………コーヒーある?」

 

翔「あるぞ。マッ缶だが」

 

絵奈「どうやってそれを千葉から仕入れてきたの?」

 

翔「こないだ旅行に行った時に爆買いした」

 

祐樹「はぁ…」

 

咲子「翔って戦闘狂で甘党という謎の組み合わせを持ってるよね」

 

翔「それを言わないでくれ。ほい、ブラックコーヒー」

 

咲子「あ、持ってたの?ありがと」

 

ゴクリ。うん。ちょうどいい苦味ね。さっきの2人の雰囲気はそこまで甘くなかったけど、そこから過去の甘い雰囲気を思い出してしまったわ。記憶力がいいのはいい事ばかりじゃないわね。

 

ガラガラ…

 

先生「はーい、みんな席について」

ドアが開いて女性の先生が入ってきた。

 

咲子「…………。(強そう。)」

 

この先生、ただものじゃないわね。とてつもないオーラを感じるわ。

 

先生は持ってた書類を近くの机に置くと、自己紹介を始めた。

 

日花「私は担任の坂田日花(さかたにちか)よ。よろしく」

 

坂田日花?その名前どこかで…

と思いながら隣を見ると、翔を含んだ数人が驚いた顔をしていた。うーん…絶対聞いたことある名前なんだけど…

 

翔「おい咲子、俺たち相当ラッキーだぞ」ボソッ

 

咲子「そんなにすごい人なの?」ボソッ

 

翔「ああ、彼女は2代目の"桜"だ。聞いたことあるだろ?」ボソッ

 

咲子「あ、そうだった!だから聞いたことある名前だったんだ!」ボソッ

 

☆説明しよう!

桜属性は、火属性の亜種で、かなり珍しいぞ!ちなみに、他の4属性も亜種が存在するぞ!

 

強いのは確定ね。あとで手合わせお願いしようかな?

そう思って先生の方を見ると、見事に目があった。

先生はすぐに目を逸らしたが、なぜかまだ見られてるような気がした。

 

日花「……さて、そろそろ入学式だから、廊下で並びなさい」

 

全員「はーい」

 

ガタンガタン…

 

ー講堂ー

 

教頭「これより、令和2年度第○○回花町高等戦闘専門学校入学式を始めます。起立、気をつけ、礼」

 

入学式はいつもありそうな挨拶から始まり、校長先生の話や、先生紹介などがあった。でも、私が待っていたのは、この後の話だ。そう、

 

教頭「次は学校紹介です。高飛風太(たかとびふうた)先生、お願いします」

 

紹介はどうやら風太先生がするようだ。なぜ下の名前で呼んでるのかというと、彼の妹である高飛水奈子(たかとびみなこ)先生も同じ苗字だからだ。

 

風太「さて、みなさん、待ちに待ったかもしれない学校紹介です。まず、みなさんはもうすでに分かってると思いますが、この学校は戦闘を専門とする学校です。そのため、戦闘技術が高いほど成績がいいということになります」

 

うん、まずはこの学校の専門のことね。これを知らない人はただのバカね。

 

風太「しかし、もちろん普通の高校で教えるような教科も教えてますので、100%戦闘のみというわけではありません。くれぐれも勘違いしないようにしてください」

 

これも基本ね。勘違いする人っているのかしら?

(いるよ、祐樹とか。)

 

風太「ここで、戦闘専門学校ならではの制度、学年ランクの紹介をします」

 

お、きたきた!ランク制度!待ってましたー!

 

風太「ランク制度は簡単に言えば最強ランキングみたいなものです。個人個人のパワー(戦闘力みたいなもの)や技術で決められています。みなさんはこの後パワー測定をして早速ランクが分かると思いますが、そこで終わりではありません。ランク戦というものがあり、自分より上のランクの生徒を倒すことで自身のランクを上げることができます!しかし、負けると下がるので要注意を」

 

なるほど。絶対1位になりたいなぁ♪狙うならトップね!

その後色々学校の説明をされ、紹介は終わった。最後は終わりの言葉だ。

 

教頭「これをもちまして、令和2年度第○○回花町高等戦闘専門学校入学式を終わります。起立、気をつけ、礼」

 

礼をした後、マイクは坂田先生に渡された。

 

日花「これよりパワー測定に入ります。1クラスずつ順番に測定室に入ってきて下さい。まずは1組からどうぞ」

 

パワー測定ね。楽しみだわ。




咲子も戦闘狂ですね。

キャラクター紹介
坂田日花
担任。超強い。
高飛風太
先生。学校紹介をした。
高飛水奈子
先生。高飛風太の妹。

次回もよろしくお願いします。


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咲子「解せぬ」

サブタイトルの意味はすぐに分かります。


side桜木咲子

 

入学式の後、私たちはパワー測定をし、その後帰った。

その次の日、結果が返ってきたんだけど…

 

パワー測定結果

桜木咲子

パワー 27.5万

属性 火

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学年ランク 1位

…は?

いやいやいや、1位になりたいとは言ったけども…

何が何でもいきなりすぎるわよ…

 

咲子「解せぬ」

 

翔「確かに納得できないな」

 

絵奈「咲子はやっぱり強いね〜」

 

祐樹「俺、この中でパワーが一番低い…」

 

翔は4位、絵奈は6位、祐樹は10位だった。私たち全員学年上位に入っている。

 

咲子「………ほんと解せぬ」

 

翔「さっきから同じことしか言ってないぞ、お前」

 

咲子「だって、私はすごい戦いをして1位になりたかったのよ!こんな感じで1位になるのは納得できないわよ!」

 

絵奈「なら、2位と戦えば?」

 

祐樹「まあ、一応いい戦いになると思うぞ」

 

咲子「いや、でもな…うーん…」

 

??「桜木咲子さん、あなたにランク戦を申込みます」

 

咲子「え?」クルッ

 

振り向くと、そこには桃髪で目が青い少女がいた。

腰にさしているのは…日本刀か。

………日本刀!?

 

咲子「ななななんで日本刀なんて持ち歩いてんの!?銃刀法違反にならないの!?」

 

??「失礼な!これは逆刃刀なので違反じゃありません!」

 

咲子「はぁ。それならいいけど…まず、アンタ誰?」

 

メイ「私は室見メイ(むろみめい)です。学年ランクは2位です。1位であるあなたを倒しにきました」

 

咲子「私はただパワーが高いと思ってんの?」

 

メイ「そう思わなくもないですが、あなたはそうじゃないと判断してます」

 

咲子「…なるほどね。その申し込み、了承するわ」

 

メイ「感謝します。それでは、昼休みに戦闘場に来てください」

 

咲子「了解」

 

返事を聞くとメイは去っていった。

 

咲子「初バトルか…」

 

翔「フラグ回収が早かったな」

 

絵奈「咲子、油断しないでね〜」

 

祐樹「相手は剣士か…どんな戦いになるんだろうな」

 

咲子「私は全力を出すだけよ。楽しみね」

 

ー昼休みー

 

…やっと昼休みになったわね。待ちくたびれたわ。

 

咲子「さて、戦闘場に行くわよ!」

 

翔「俺らは後から行くぜ。頑張れよ」

 

咲子「うん!」

 

そう言って私は戦闘場へと歩きだした。

 

ー戦闘場ー

 

戦闘場についた頃には、数名観客がいた。

一応1位と2位の戦いだしね。来てもおかしくないわね。

 

メイ「咲子さん、お互い全力を出しましょう」

 

咲子「ええ、望むところよ!」

 

アナウンス『これより、ランク戦を開始します。両者、前へ』

 

2人「よろしくお願いします」

 

アナウンス『では……ランク戦、始め!』

 

始めの合図がされ、私は手に火の玉を作る。

火属性の基本、ファィアボールだ。

見た目は…マ○オで出てくるアレね。色も形も似ている。

 

メイ「なるほど。試しにそれを打ってくるんですね」

 

咲子「その通り♪オラァ!」ポィッ!

 

ファィアボールをメイに向かって投げる。しかし、メイは一歩も動かず、刀を鞘から抜きそれを斬った。

 

メイ「……火斬り」

 

わお、お見事。なら、次はこれね。私は拳に火を纏ってメイに向かって走り出す。

 

咲子「くらえ!ファィアパンチ!」ドゴッ!

 

メイ「ハァッ!」キィン!

 

私はメイを殴るが、メイは刀で拳を受け止める。

すごい反射神経ね。

 

咲子「このまま押すわ、ハァァァ!」グググ…

 

メイ「私も…負けませんっ!」グググ…

 

今はメイが押している。だけど、これも私の作戦のうちよ。

 

咲子「あ、やばい、押される…!」(演技)

 

メイ「このまま押し切ります!」

 

メイは演技に気付かずそのまま押しを続けた。そのうちに私は火を右足にも纏う。準備は完了ね。さて…

 

咲子「ハァッ!」キィン!

 

軽々と刀を弾く。

 

メイ「え!?ぐぅっ!」

 

メイはそれに動揺する。隙あり!

私はその場で宙返りをする。

 

咲子「炎突!」ドゴォ!

 

そして火を纏ったかかと落としをする。

 

メイ「…ガハッ!」

 

攻撃はメイの頭に直撃する。

 

咲子「よし、決まった!」

 

メイ「ううっ…今のは効きました」

 

咲子「ふふっ、でしょ?」

 

メイ「はい、確かに効きました。でも、同じ手は通用しません!そろそろ本気で行きましょう!」

 

咲子「…いいわよ。本気をだすわ!」

 

初めてのランク戦、絶対勝ってみせる!




キャラクター紹介
室見メイ
ランク2位。咲子と交戦中。

技紹介
炎突
火を纏ったかかと落とし。咲子が作った技。

次回もよろしくお願いします。


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咲子vsメイ

小説あるある
戦闘描写を描くのがしんどい…
でも、がんばります!


side桜木咲子

 

咲子「……ハッ!」ボォォォ!

 

私はエネルギーをためて手に火纏う。

 

メイ「いつでも来てください!」

 

メイは刀をだし、いつでも攻撃を防御できるようにしている。隙がないわね。でも、あれなら…

 

咲子「…これならどうかしら?」シャカシャカ…

 

私は火を纏った手をブンブン振り回す。そのせいか周りの空気に熱が広がり、もわわんとぼやけていく。

 

メイ「これは…!」

 

咲子「陽炎!」モワーン

 

空気が歪み、視界が悪くなる。これじゃメイは攻撃を正確に当てることができない。

 

メイ「…陽炎を出すとは、考えましたね。でも、私の属性は、風です。つまり…」キッ…

 

メイは刀を構えると、大振りをした。

 

メイ「これは効果がないんですよ!」ブンッ!

 

メイは風を起こして陽炎を吹き飛ばす。しかも、それだけにとどまらず、さらに風で飛斬撃を放つ。

 

メイ「風斬!」ズバッ!

 

咲子「…まずい!…うぐぅっ!」ズバッ!

 

飛斬撃をかわそうとするが、いくつか当たってしまった。

痛い!何この威力!?思わず体勢を崩してしまった。

 

メイ「まだまだぁ!」ズバズバッ!

 

メイはまた飛斬撃を飛ばしてきた。流石にこの体勢ではまずい!こうなったら、練習してたイナ○レの技を…!

 

咲子「うおおおお!イジゲン・ザ・ハンドォォ!」

 

ドゴッ!ギュィィィィン!

地面を殴り、そこからエネルギーが放射するように火でできた円状の壁ができる。飛斬撃はそれに当たって上に受け流される。良かった、成功して。

 

メイ「え、あなた"も"イナ○レファンなんですか?意外ですね」

 

咲子「え、アンタも?仲良くなれそうね」

 

メイ「そうですね。でも、それは後でにしましょう。飛斬撃が効かないなら、これです!」キィン…

 

メイは見覚えのない構えを取る。

これは新技の予感…!

 

メイ「ハッ!」ドッ!

 

メイはとんでもないスピードで突っ込んできた。速い…!

 

咲子「……っ!」ボッ…

 

メイ「もう遅いです!くらえ!」

 

メイの刀は緑色のオーラを纏って私に斬りつく。

 

メイ「鳴鳴斬り!」ギィィン!

 

メイの必殺技らしき技が私に炸裂する!

私は火で防御をするも、徐々に押し切られていき、しまいには攻撃が命中してしまった。

 

咲子「…グハッ!」バギィ!

 

痛い!あばらが数本逝った!何この技!?やばい…負けてしまうかも…

??『何諦めてんの?』

 

…!?どこからか声が…私、まさか幻覚とか出てないよね?

 

??『出てないわよ。私はアンタの精神に話しかけてんのよ、安心しなさい』

 

精神に?…って、あなた誰ですか!?

 

??『それは教えられないわね。でも、1つだけ言うわ。決して諦めないこと。諦めなければ、アンタは勝てるわ』

 

はぁ。諦めないことね…そうしますか。

 

??『よろしい。じゃあね』

 

そこで声は聞こえなくなった。何今の?

 

メイ「……さっきから何ブツブツ言ってるんですか?勝負中ですよ?」

 

咲子「…あ、やべ」

 

メイ「ハァッ!」ブンッ!

 

咲子「…ふっ!」スッ…

 

今、私の手はこういう状態。

手刀手

…真剣白刃取りをしてる。

 

メイ「…!?さっきと気迫が違う…!」

 

諦めないと思うと、なんか力が込み上げてきた。これならいける!

 

咲子「ハァァァッ!」ギィン!

 

メイ「ううっ!」ズッ…

 

メイは私に押され少し後ずさる。

 

咲子「ハァァァ…」ボォォォ…

 

手に力を込める。すると…

ヒラァ…

 

咲子「これは…!」

 

手には赤い桜の花びらがあった。これは坂田先生の…!

まさか私も?

 

メイ「その花びらは…!」

 

…授業中に先生がやってた技、やってみる価値はあるわね。

 

咲子「火桜!」BLOOM!

 

桜の弾幕がメイに向かって飛んでいく。

メイはそれを止めようとするが…

 

メイ「…このパワーは…!強すぎる…!」ギギギ…

 

咲子「ハァッ!」ドゴッ!

 

パンチをメイに叩き込む。鳩尾にクリーンヒットした。

 

メイ「ガハッ!」

 

メイは火桜とパンチのダメージで倒れる。どうやらバテたようね。

 

咲子「…まだやる?」

 

メイ「…いや、降参です。負けました」

 

その時にアナウンスがなった。

 

アナウンス『ランク戦、終了!勝者、桜木咲子!』

 

咲子「いい勝負だったわ」スッ

 

私は倒れてるメイに手を差し伸べる。

 

メイ「…あなたが桜属性だとは予想外でしたね」ギュッ

 

咲子「あはは…あれ、今初めてやったのよね…」

 

メイ「え!?じゃあ今目覚めたってことですか!?すごいです!!」キラキラ

 

メイは目をキラキラさせてそう言った。見るからに興味津々ね。

 

咲子「さて、保健室に行くわよ」

 

メイ「え、あ、はい」

 

…後で大勢から質問ぜめにあいそうね。




まーたイナイレの技を出しました。
ちなみに咲子は中学生の頃サッカー部に入ってました。

技紹介
鳴鳴斬り
室見メイの必殺技。緑のオーラを纏った刀を思いっきり振り下ろす。
火桜
桜属性の技。花びらを飛ばす。

次回もよろしくお願いします。


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メイは可愛い?

mulaストーリーでも言いましたが、今日は俺ガイルの主人公、比企谷八幡の誕生日ですね。
ちなみに俺は俺ガイルの2次創作をよく読んでます。
あと、この回の投稿時間は偶然です。


side桜木咲子

 

私とメイは、お互い骨が折れたりしたので、保健室へと向かった。

ーと言いたいところだが、戦闘場から出ると、そこには生徒が大量に待ち構えていた。どう考えてもインタビューだろうな…

 

咲子「…ねぇ、メイ」

 

メイ「何ですか?」

 

咲子「…覚悟はいい?」

 

メイ「え?何ですかいきなr「いい!?」…あ、はい、いいです」

 

咲子「よし、なら…」ガシッ

 

私はメイをお姫様抱っこする。

 

メイ「え?え?」

 

咲子「いくわよー!」

 

メイ「何をするkー」

 

ダダダダダダダダー

 

私はメイを抱えて保健室に向かって全速力で走りだした。

 

生徒「あ、逃げた!」

 

生徒「速すぎだろ!」

 

生徒「追うぞ!」

 

生徒たちはそういうけど、その頃はもうそこにはいなかった。

 

ー保健室ー

 

先生「桜木さん、あなたあばらがが数本折れてるわね。室見さんは骨にヒビが入ってるわ…羽犬塚さん、ちょっとこっちにきなさい」

 

羽犬塚「はーい、ボクに何の用ですか?」

 

先生に呼ばれて銀髪の女の子か走ってきた。

この子…どうやらボクっ娘のようね。初めて会ったわ。

 

先生「アンタの能力で桜木さんと室見さんの骨を治してほしいの。お願いできるかしら?」

 

え、能力?

 

羽犬塚「はい!ボクにお任せください!」

 

メイ「どうやって治すんですか?」

 

羽犬塚「ボクの能力は骨を出す能力なんだ!それで治すんだよ!」

 

咲子「なるほど…お願いね、羽犬塚さん」

 

羽犬塚「さん付けはやめてよ、同級生だし。ボクは羽犬塚ルマ(はいぬづかるま)だよ!」

 

あ、同級生だったんだ。

 

メイ「えっと…私は室見メイです…よろしく」

 

咲子「私は桜木咲子よ。よろしくね、ルマ」

 

ルマ「うん、よろしく!さて、咲子から治療するから、動かないでねー。えーっと、これをこうして…」ギギギ…

 

体の中の骨が動いたりする感覚がした。不思議な感覚ね。

 

ルマ「…よし!これで治療完了!もう動いていいよ!」

 

咲子「うん…おおっ、すごい!ホントに治ってる!」

 

ルマ「よかった!じゃあ次はメイちゃんだね」

 

メイ「何で私はちゃん付けですか…」

 

ルマ「可愛いからいいじゃん!動かないでねー」

 

メイ「か、可愛い…私が…///」

 

メイは顔を赤くして照れる。もしかして可愛いって言われるのが慣れてないのかな?まあ、可愛いのはホントだけど」

 

メイ「さ、咲子さんまで…///」

 

咲子「あ、声に出てた?ごめんねー。でも、可愛いのはホントだから、照れなくてもいいんじゃない?」

 

メイ「そ、そうですか…?」

 

咲子「うん!私が断言する!」

 

メイ「あ、ありがとうございます…///」

 

あ、また照れた。男子がこの顔みたら絶対惚れるわね。

 

ルマ「…メイちゃんも終わったよーって、あれ?顔赤いよ?まさか失敗した!?」

 

メイ「いや、失敗してませんよ。ありがとうございます」

 

ルマ「お礼はいらないよ!進んでやってるんだから!先生、終わりましたよー」

 

先生「あら、ありがとね、羽犬塚さん。あとは傷の消毒ね」

 

ルマ「それじゃ咲子とメイちゃん、またねー」タタタ…

 

ルマは保健室を去っていった。ボクっ娘はいるものなのね。

 

先生「ーこれで消毒もできたわよ。今日の残りの授業はあまり動きすぎないようにね」

 

2人「はい。ありがとうございました、失礼します」

 

ガラガラ…

 

咲子「さて、教室に戻りまsh「咲子ー!」…やっと来たわね」

 

メイ「私は先に帰ってm「メイー!」…私も呼ばれましたね」

 

時間は遅くなったけど、結局質問ぜめになるのね…。




結論
メイは可愛いです。

キャラクター紹介
羽犬塚ルマ
咲子達と同級生。第一人称がボク。骨を出す能力を持っている。

次回もよろしくお願いします。


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なんか急展開

本文の文字数がなんと1616文字です。偶々そうなってました。


side桜木咲子

 

………。

来るの遅くない?

 

翔「初勝負お疲れさん!」

 

絵奈「遅くてごめんね〜。人たがりができてたものでね〜、抜けるのに時間がかかったんだ〜」

 

祐樹「あとよ、お前、桜属性だったのか!?」

 

咲子「いや、それがね、勝負中に目覚めたみたいで…」

 

祐樹「え、そうなのか!?すげーな!」

 

翔「ん?よく見たら…お前、目が紅くなってるぞ。坂田先生みたいな目の色だ」

 

絵奈「きれいだね〜」

 

咲子「え、そうなの?」

 

祐樹「鏡でみてみろよ」

 

咲子「えっと、鏡鏡…あ、ほんとだ」

 

鏡を見てみると、以前まで黒かった私の目が紅くなっていた。桜属性に目覚めたら目が紅くなるのかな?

そう考えてる時、メイは男子2人と話していた。

 

?「メイ、鳴鳴斬りの威力おちたんじゃね?」

 

??「そんなはずないだろ、相手が強かっただけだ!」

 

メイ「育也君の言う通りです。威力は落ちるどころか上がってます。咲子さんが強かったんですよ」

 

?「……おい、お前」

 

咲子「え?私?」

 

?「お前、卑怯な手なんか使ってないよな?」

 

咲子「使うはずがないわよ。こう見えても私、卑怯者は嫌いだから」

 

学「…ならいい。俺は本松学(もとまつまなぶ)だ、よろしくな」

 

育也「僕は竹下育也(たけしたいくや)だよ。よろしくね」

 

咲子「う、うん、よろしく…」

 

続いて、翔たちも自己紹介する。

 

翔「俺は西新翔だ」

 

絵奈「貝塚絵奈だよ〜」

 

祐樹「戸畑祐樹だ。よろしく」

 

育也「うん、よろしくね!」

 

学「全員強そうだな」

 

メイ「三人とも10位以内らしいですよ」

 

学「そうなのか!?いやー、ぜひ戦ってみてーな」

 

育也「まあまあ、それは後で考えようよ。とりあえず場所変えない?周りに人がいっぱいいるし」

 

咲子「え、いつのまに…」

 

気付いたら、周りに人から注目されていた。

 

咲子「所で、アンタたちは何位?」

 

学「俺は5位で…」

 

育也「僕は9位だよ」

 

祐樹「この中で俺最下位かよ…」

 

翔「おい、つまり、ランク10位以内がここに7人も集まってることになるぞこれ」

 

絵奈「注目されててもおかしくないね〜」

 

メイ「一旦ここから離r「キーンコーンカーンコーン…」

昼休みが終わっちゃいましたね。放課後話しましょうか」

 

咲子「そうしよっか。じゃあね〜」

 

私たちはそれぞれのクラスに帰っていった。

その後の10分休憩で質問責めにあったのは別の話。

 

ー放課後ー

 

咲子「ふい〜、やっと帰れる〜「と、思わないでね?」

…え?」

 

日花「アンタに話があるの。ついてきて」

 

咲子「あ、はい。3人とも先に行ってて〜」

 

翔「おう」

 

絵奈「またね〜」

 

祐樹「なんでアイツが呼び出しを?」

 

ー指導室ー

 

咲子「それで、何ですか?私何も悪いことしてませんよ?」

 

日花「なんで悪いことした前提なの?アンタが今日目覚めたことについてよ」

 

咲子「あ、桜属性のことですか?」

 

日花「そうよ。アンタみたいに目覚めてすぐ火桜を使う人を見たのは私以外では初めてね」

 

咲子「え、アレ使えるようになるのってどれぐらいかかるんですか?」

 

日花「数日かかるわね」

 

咲子「なるほど…って、先生もすぐに使えたんですか?」

 

日花「そうよ。すごいでしょ?」ドヤァ!

 

咲子「先生がドヤった…」

 

日花「…まあ、それは置いといて、アンタ、今すぐ火桜を出してみなさい」

 

咲子「へ?」

 

日花「コツは掴んだはずよ。はい、出して」

 

咲子「は、はい。スゥ…ハッ!」ヒラッ!

 

花びらのイメージをして力を手に集中させると、数枚の火桜を出すのに成功した。

 

日花「あら、数枚出すとはやるわね」

 

咲子「思ったより上手くいきました」

 

日花「…じゃあ、攻撃しなさい」

 

咲子「え!?危なくないですか!?」

 

日花「大丈夫よ。かかってきなさい!」

 

咲子「…分かりました。ハァッ!」BLOOM!

 

火桜が先生に飛んでいく。

 

日花「……!」カッ!

 

しかし、私が飛ばした火桜がいつのまにか先生が出した火桜に止められる!

 

日花「悪くないわね。もういいわよ、解除して」

 

咲子「あ、はい」

 

フッ…

 

日花「合格だわ」

 

咲子「え?合格?何がですか?」

 

日花「咲子、アンタ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の弟子にならない?」




キャラクター紹介
本松学
メイの親友。口調が悪い。
竹下育也
メイの親友。おだやか。

次回もよろしくお願いします。


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桜木咲子、弟子になる

今の所判明している学年ランク
1位 桜木咲子 2位 室見メイ 4位 西新翔 5位 本松学
6位 貝塚絵奈 9位 竹下育也 10位 戸畑祐樹

敬太、景子、ルマのランクは判明してません。


side桜木咲子

 

日花「アンタ、私の弟子にならない?」

 

咲子「え(聞き取って反応した)?…へ?(言ってることを理解した)何ですかいきなり」

 

日花「もう一度言うわよ。私の弟子にならない?」

 

咲子「えぇぇぇー!?に、2代目桜の先生の、で、弟子に、ですか!?」

 

日花「そうよ」

 

咲子「も、ももももちろんです!お願いします!」

 

日花「オッケー☆」

 

咲子「ノリ軽っ!」

 

日花「いやー、私、弟子にしてください!って言われたことは何回もあるけど、私の弟子になって!って言ったのはアンタが初めてなのよ?」

 

咲子「わ、私が初めて、ですか!?」

 

日花「私のような才能を持ってる人に会いたかったのよ。目覚めてすぐに火桜を使うような人を、ね。だからアンタが初めてよ」

 

咲子「な、なるほど…」

 

日花「ということで、よろしくね」

 

咲子「は、はい。よろしくお願いします(何がということで、かは分からないけど)」

 

日花「さて、戦闘場で早速特訓よ!」

 

咲子「え、いきなりですか!?」

 

日花「そうよ。早く桜属性に馴染む必要があるし」

 

咲子「あ、なるほど」

 

日花「行くわよ!」

 

咲子「はい!」

 

その後2時間ほど私は先生と特訓をした。

先生は火桜の技術を手取り足取り教えてくれた。

そのおかげで私はすでに射程距離を10メートルに伸ばすことができた。

 

日花「さて、今日はここまでよ。お疲れ様」

 

咲子「今日はありがとうございました、師匠!」

 

日花「師匠はやめてよ。先生でいいわよ」

 

咲子「はい、先生!」

 

日花「素直でよろしい。じゃあね」

 

咲子「はい、さよなら!」

 

タタター

 

side坂田日花

 

ふふっ、いい弟子ができたわね。しかもたったの2時間であの成長速度、私と同じぐらいだわ。数日で私の技の1つは教えられそうね。

 

風太「おう、日花、まだここにいたのか」

 

日花「ええ、今日できた弟子を鍛えてたのよ」

 

風太「……弟子って、桜木のことか?」

 

日花「ふふっ、正解よ。流石にわかるわね」

 

風太「まあな。アイツ、当時のお前にそっくりだ」

 

日花「私に?どちらかと言えば"私の"先生に似てると思ったわ」

 

風太「お前の先生か…まだ天界で特訓してんのか?」

 

日花「そうよ。後1ヶ月ぐらいで帰ってくるわ」

 

風太「そうか。その時に桜木を紹介してやれ」

 

日花「もちろん、そのつもりよ」

 

火野先生は、どういう反応するかな?

 

side桜木咲子

 

咲子「ふぅ〜ただ今〜」ガチャ

 

春菜「お帰り。遅かったわね」

 

咲子「ねぇねぇ母さん、今日すごいことがあったのよ」

 

春菜「へぇ?なになに?」

 

咲子「私、ランク1位になって、昼休みに2位と戦ったの!」

 

春菜「あら、すごいわね。それで?」

 

咲子「私が勝ったんだけど、その時に…」

 

春菜「その時に?」

 

咲子「桜属性に目覚めたのよ!」

 

春菜「…え!?桜属性に!?」

 

咲子「そうそう!しかも…」

 

春菜「しかも?」

 

咲子「坂田先生の弟子になったの!」

 

春菜「…坂田って、坂田日花?」

 

咲子「うん、そうだけど?」

 

春菜「……日花なら、ありえるわね…」

 

咲子「え、母さん、先生のこと知ってるの?」

 

春菜「知ってるどころか、友達なのよ」

 

咲子「………ええええぇぇ!?」

 

春菜「ふふっ、今度は私が驚かしたわね」

 

咲子「それって、ホント!?」

 

春菜「ホントよ。私たちが学生のころ、日花はずっと1位だったわ」

 

咲子「す、すごい…」

 

春菜「あっ、話はここまでにして、一旦ご飯にしましょ?」

 

咲子「うん!」

 

夕食を食べてる時、母さんからいろんな話を聞いた。

父さんがランク2位で先生によくボゴボコにされてたり、

風太先生と水奈子先生も友達だったり、いろいろ。

話している時、母さんは楽しそうだった。

 

春菜「…それでね、日花の技の1つがね…」

 

咲子「うんうん…」

 

春菜「炎天桜舞!日花がその技を使う時、周りが火桜だらけになるの!」

 

咲子「へぇ〜!」

 

炎天桜舞か…いつか教えてもらえるかな?

夕食を食べ終わった後もいろんなことを話してもらえた。

今日は本当に楽しかった。




キャラクター紹介
桜木蓮也
咲子の父親。
火野有美
日花の先生で、初代桜。現在天界にいる。

技紹介
炎天桜舞
日花の技。周りが火桜だらけになる。

次回もよろしくお願いします。


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真・体力テスト

漢字は間違ってません。
あと、今日は少し短めです。


side桜木咲子

 

坂田先生の弟子になって数日後、今日は真・体力テストの日だ。

中学校までの新体力テストと違うことは全くない。つまり、ただ名前を変えただけだ。カッコいいからいいけど。

クラス全員運動場に集合し、今はハンドボール投げをしているところだ。属性ありで測定している。

 

生徒「…ティッ!」ポィッ!

 

日花「35m!」

 

生徒「…よし!」

 

日花「次!」

 

咲子「はい!」

 

翔「咲子、がんばれよ」

 

咲子「もちろん!ハァァァッ!」ボォォォ…

 

ボールを持ってる手に火をつける。

 

咲子「ファィアブースト!」ドピュゥゥゥ…

 

日花「わお。遠いわね」シュッ!

 

先生は遠くへ走って行き、しばらくすると帰ってきた。

 

日花「…21km!」

 

咲子「…やったー!」

 

祐樹「…まじか…」

 

絵奈「すごい飛んだね〜」

 

ー100m走ー

 

日花「よーい…ドン!」

 

咲子「うおおおおお…」

 

絵奈「はやいね〜」

 

翔「いつものことだろ」

 

祐樹「俺、そろそろ追い抜かれそうだな…」

 

咲子「ふぅ」

 

日花「時速169km!」

 

☆説明しよう!

ここではタイムではなく、時速のスピードが測定される!

 

咲子「おっ、伸びたわね」

 

その後、色々測定してから…

 

ーシャトルランー

 

今は20mシャトルランが始まるところだ。

 

ブザー「5、4、3、2、1、スタート!」

 

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド♪

 

咲子「何回いくかな?」

 

ー30分後ー

 

ブザー「100」

 

翔「おっ、100回行ったぜ」

 

祐樹「俺はもうすぐバテそうだ…」

 

咲子「私はまだまだいけるわよ」

 

絵奈「みんな、頑張れ〜」(すでに脱落している)

 

ーさらに30分後ー

 

ブザー「300」

 

現在生き残ってるのは、私と翔とルマだけだった。

 

咲子「ハァ、ハァ…そろそろ疲れた…」

 

翔「俺…もだ…」

 

ルマ「ボクはまだまだ余裕だよ♪」

 

生徒「す、すげー…」

 

生徒「あいつらバケモンかよ…」

 

生徒「1位と3位と4位だから納得はできるけどよ…」

 

言い忘れてたけど、ルマのランクは3位だ。1、2、3位が全員女子という、衝撃の事実が発覚したのは、つい数日前のことである。

 

咲子「…ねぇ、翔、ルマ」

 

翔「な…んだ?」

 

ルマ「なになに?」

 

咲子「333回で…もう…やめようよ」

 

翔「俺…は…賛成だぜ…」

 

ルマ「まぁ、別にいいよ」

 

ー数十秒後ー

ブザー「333」

 

咲子「ハァ、ハァ…」バタン

 

翔「もう…ムリだ…」バタン

 

ルマ「あ、ボクも!」バタン

 

日花「……。終了!」

 

生徒たち(羽犬塚さんは絶対もっと行けただろ…)

 

ルマ「あー、楽しかった♪もう一回やる?」

 

ルマ以外全員「どんだけ体力あんの!?」

 

先生含めクラス全員ルマの底なしの体力に驚くのであった。




ルマは咲子たちと同じクラスで、しかもランク3位でした。

次回もよろしくお願いします。


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ランク上位が大集合?

先輩が登場!


side桜木咲子

 

真・体力テストから約1週間後、日花先生に鍛えてもらったり、ランク戦に挑んできた奴らをフルボッコにしたり、メイに可愛いと言って赤面したのを見て癒されたりと、いろんなことがあった。

 

今は昼休みで、いつも通り翔たちと特訓していたら…

ピンポンパンポーン♪

放送「1年生のランク1位〜10位は、戦闘場に集合してください。繰り返します。1年生のランク1位〜10位は、戦闘場に集合してください」

ピンポンパンポーン。

 

咲子「集合?なんでだろ…」

 

翔「とりあえず行こうぜ」

 

ー戦闘場ー

 

私たちが戦闘場についた頃には、すでに全員集まっていた。

 

メイ「咲子さん、こんにちは」

 

咲子「よっ、メイ」

 

学「相変わらず挨拶が軽いな」

 

咲子「あんたが言うな」

 

学「んだとぉ!?」

 

育也「まあまあ、そこまでにしてよ」

 

祐樹「それよりよ、なんで俺たちは集合してんだ?」

 

絵奈「何らかの会議かな〜」

 

???「…あいつが1位か」

 

?「おい、お前」

 

咲子「?」

 

次郎丸「俺は寺野次郎丸(てらのじろうまる)で…」

 

渡「俺は門司渡(もじわたる)だ。お前に忠告をしておく」

 

咲子「忠告?」

 

2人「…1位だからってふんずりかえってると、痛い目見るぞ」

 

他の7人「!?」

 

咲子「……分かったわ」

 

次郎丸「言うことはそれだけだ」

 

渡「じゃあな」スタスタ

 

ルマ「あの2人、なんかムカつくね」

 

翔「あいつらはどうやら俺たちのアンチのようだな」

 

祐樹「どこでもいるものなんだな、アンチって」

 

絵奈「咲子、大丈夫〜?」

 

咲子「あんなことを言われたくらいで怯えてたら1位になれないわよ。大丈夫よ」

 

メイ「なら良いんですけどね…」

 

ガラガラ…

 

水奈子「みんな、もう集まってるわね」

 

??「………」

 

戦闘場に水奈子先生と1人の生徒が入ってきた。

 

メイ「……!」

 

咲子「先生、その人は先輩ですか?」

 

水奈子「そうよ。この人は3年の1位、室見出夢(むろみいずむ)君よ」

 

出夢「よろしくね」

 

ん?室見?まさか…

 

メイ「お兄さん…」

 

翔「兄妹なのか?」

 

メイ「あ、はい」

 

水奈子「さて、なんであんたたちをここに読んだかと言うと…」

 

水奈子先生は間を置いてから、話した。

 

水奈子「出夢君対あんたたち10人で戦って欲しいのよ」

 

10人「!?」

 

出夢「……」

 

ルマ「力の差を見せつける為、ですか?」

 

水奈子「まあ、そう言ったところね。あとこの戦い、動画撮るから、全力を出しなさいね」

 

育也「は、はぁ…」

 

学「マジかよ…」

 

水奈子「さて、みんな準備しなさい」

 

10人「は、はい…」

 

出夢「君たちの力、楽しみにしてるよ」

 

わお、強いやつあるあるの発言だ。実際に強いオーラを感じ取るけど。

それよりも準備しよっと。

 

ー数分後ー

 

アナウンス「1年生ランク1位〜10位対室見出夢、開始!」

 

渡「うおおおおおお!」

 

次郎丸「くらえええええ!」

 

ダダダダダー

 

翔「おいバカ突撃したらやられるぞ!」

 

しかし、2人は無視して出夢先輩に突っ込む。

 

出夢「…さて、始めよう」

 

先輩はそう言うと手に何か纏い地面に叩きつける。

ズシッ!

 

咲子「…!重力!?」

 

メイ「お兄さんの能力は重力を操ること…つまり、重くしたり軽くしたり方向を変えたり自由自在なんです!」

 

祐樹「何そのチート」

 

渡「くっそぉ…!」

 

次郎丸「重ぇぇ!」

 

出夢「さて」ガシッ

 

先輩は2人の腕を掴む。何するの?

 

2人「え」

 

出夢「よっ」ポィッ!

 

2人「えええええぇぇぇぇぇ…」ドゴォ!

 

アナウンス「寺野次郎丸、門司渡、場外により失格!」

 

学「あっさりやられやがった…」

 

絵奈「でも、能力には弱点をあるはずだよ〜!」

 

ルマ「そうだよね!ここは一旦遠距離で攻撃しよう!」

 

メイ「そうですね!風斬!」ズバッ!

 

メイは飛斬撃、ルマはどこかで見覚えのあるようなやり方で骨を飛ばす。確か、アン○ーテールのサ○ズがやってたような…

 

出夢「甘い!フッ!ハッ!」ガキィン!バキィン!

 

メイ「あっさり相殺されました…」

 

ルマ「強いね…」

 

これが3年生1位の実力…

龍玉の○空みたいにワクワクしてきたわ。




アンダーテールネタとドラゴンボールネタを入れてみました。骨といえばサンズですよね!

キャラクター紹介
室見出夢
メイの兄で3年の1位。重力を操る能力を持っている。
寺野次郎丸
咲子のアンチ。出夢にあっさりやられた。
門司渡
咲子のアンチ。こいつも出夢にあっさりやられた。

タグにアンチ・ヘイトを追加します。
次回もよろしくお願いします。


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重力魔vs1年軍団

イナイレの技が大量に出てきます、ご注意を。


side桜木咲子

 

ルマ「強いね…」

 

メイ「あっさり相殺されましたね…」

 

出夢「さて、今度は僕の番だよ!重力球!」ギュィン!

 

先輩は紫色の波動弾をいくつか飛ばしてくる。

当たったらひとたまりもなさそうね。

 

咲子「みんな下がって!イジゲン・ザ・ハンド・改!」

 

私は右手にエネルギーを纏ってから地面に拳を当てる。

そして床からドーム状のエネルギーの壁ができる。

重力球は壁にあたり、上へと受け流され、天井にあたる。

 

出夢「へぇ、属性や能力ではなく、エネルギーを使って防御するとはね…しかも妹の好きなアニメの技とは…」

 

メイ「お兄さん、一言余計です。風斬!」ズバッ!

 

翔「俺も加勢するぜ!エターナルブリザード!」

ティゥルルルン…

 

メイは飛斬撃、翔は氷で攻撃する。

翔は水属性だがその中の氷系をよく使う。

 

出夢「またあのアニメの技か…フンッ!」バリィン!

 

しかし、攻撃はあっさり破られる。

 

学「ストーンパンチィッ!」ブンッ!

 

学は手に岩を集めて先輩に殴りかかる。

 

出夢「こんどは物理攻撃だね。ハッ!」ガシッ

 

先輩はその拳を軽々受け止める。

 

学「やべ、まさか…」

 

出夢「ぐーるぐるぐるぐるぐる…」ブンブンブンブン…

 

学「あーれー」クラクラ…

 

先輩は学をブンブン振り回す。そして…

 

出夢「それっ!」ポィッ!

 

学「うわぁぁぁぁ」ピュゥゥ…

 

祐樹「あらら…」

 

アナウンス「本松学、場外により失格!」

 

出夢「あと7人だよ。早くかかってよ」

 

絵奈「………」カキカキ…

 

育也「………」ビリビリ…

 

咲子「終わりそう?」

 

絵奈「終わったよ〜!」

 

育也「俺も準備オーケー!」

 

咲子「よし、2人とも、ゴー!」

 

ルマ「僕たちも技の準備を…」ギギギ…

 

絵奈はさっき描いた絵を実体化させる。それは…

 

出夢「おお…すごい能力だね…まさか龍を描くなんて…」

 

先輩が言った通り、龍だ。しかも、墨に電気を流していたため、体は電気を纏っている。

 

絵奈と育也「電龍!」

 

電龍「グォォォォ!」ゴォォォ…

 

電龍は先輩に突撃する。

 

出夢「これは止めにくいから…フンッ!」ズシィ!

 

先輩は能力で重力を強くし、龍の動きを止める。

 

電龍「グググ…」ズンッ!

 

祐樹「止められた…なら…!」ビリビリ…

 

メイ「何をするんですか?」

 

祐樹「見とけよ…」ギュゥン…

 

祐樹は龍の真後ろで足に電気を纏わせる。

まさか演出まで再現するとは…ドラゴンじゃなくて龍だけど。

 

祐樹「電龍、電撃光線を出す準備をしろ」

 

電龍「…グォ」ビリィ

 

祐樹「よし、行くぜ!ドラゴンスレイヤー!」

ビリィッッ!!

 

電龍「グォォ…」フッ…

 

電龍はエネルギーを使い果たして消えてしまう。

 

出夢「ぐっ…凄いパワーだ!」グググ…

 

先輩は重力の壁を作り、攻撃を塞ごうとするが、壁は次第に割れていく。

 

出夢「…そうだ!さっき君がやってたのは…」スッ…

 

咲子「え、私?まさか…」

 

出夢「こう、かな?」ギュィィン!

 

先輩は壁を曲げ、電撃光線を受け流す。私が使った技の原理をすぐに理解し、使うとは…さすが3年の1位、侮れない強敵ね。

 

翔「咲子のイジゲン・ザ・ハンドを真似した…」

 

育也「恐ろしい…」

 

電龍が破られたから自信は余り無いけど、使うしか無い!

 

ルマ「咲子、僕はいつでもオーケーだよ!」ギギッ

 

咲子「え、早っ!私もこれでオーケーよ!」ボォォ

 

出夢「ムッ!?」

 

咲子とルマ「いっけぇぇ!ケルベロス!」

 

ケルベロス「ワォーーン!」

 

地獄の番犬、ケルベロスを呼び出した。




実は、呼び出したのではなく、
ルマが骨でできたケルベロスを操作し、咲子がケルベロスの口の中にある火桜にエネルギーを送り続けることで成り立ってます。
咲子「ネタバレしないでよ!」

天の声「いやいや、俺の勝手だろ…」

咲子「いかりのてっつい!」ドゴォ!

天の声「グハァ!」

ネタバレ、ダメ、多分。
次回もよろしくお願いします。


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桜と梅と狼のトリオ

ここでもイナイレの技が大量に出てきます。
ご注意下さい。


side桜木咲子

 

ケルベロス「ワォーーン!」ドドドド!

 

私とルマが作ったケルベロスは先輩に突っ込んでいく。

…こりゃダミーとして利用するしかないようね。

 

出夢「…なんで同じような手を2回も?」ズシッ!

 

ケルベロス「グルルル…」ズンッ!

 

ケルベロスはあっさり動きを封じられる。

しかし、私の狙いは先輩に近づくことだ!

 

咲子「隙あり!火桜!」シュッ!

 

ケルベロス「あぐあー」BLOOM!

 

ケルベロスの口の中から火桜が発射される。

先輩は少し驚くが、すぐに防御体制をとる。

 

咲子「甘い!ハァァァッ!」ボォォォ…

 

私はサッカーボールサイズの火の玉を作って蹴り上げ、それに向かってジャンプし回転し始める。

この下り、どこは他にもあったような…

天の声「まあ、平行世界であったな」

あ、そうなの、へぇー。って、気にしてる場合じゃなかった。

 

咲子「ハァァァッ!爆熱スクリュー!」ボォォォ…!

 

メイ「…なら、私も!」タタタ…

 

メイは私が蹴った火の玉に反応し、ケルベロスの前で刀を構える。え、それって…

 

メイ「合体技!鳴鳴ウルフレジェンド!」ズバァッ!

 

ケルベロス「ワォーーン!」

 

…まさかの飛斬撃でのシュートチェィン。よく間違えて火の玉を斬らなかったね?

 

出夢「フッ!」ギュン!

 

先輩は私のイジゲン・ザ・ハンドを真似た重力の壁で火の玉を受け流そうとするが、威力が強すぎて壁を破る。そして先輩に直撃する。

 

出夢「ぐぅっ!」シュゥゥ…

 

咲子「やった、当たった!」

 

メイ「やりましたね!」

 

出夢「……いやー、流石に当たるとは思ってなかったよ。…そろそろ本気でいかせてもらおうか」

 

え、本気?さっきまで本気じゃなかったの?

と、相手が強すぎる時の発言あるあるを考えていると、

先輩は先程より数倍強いオーラを放ちながら弾幕を撃ってきた。

 

出夢「とりあえず、充分な強さな満たない人たちは…

ギュィィン!

…脱落してもらうよ、ハァッ!」

 

そう言って弾幕は私とメイ以外に飛んでいく。

 

ケルベロス「きゃぅんっ!」フッ…

ケルベロスは真っ先にあたり、消えてしまう。

 

翔「アイスグランド!…ぐぁっ!」

絵奈「ええっ!?うわぁぁぁ!」

祐樹「重くて動けねぇ…うぉっ!」

育也「まずい…うわぁぁぁ!」

 

アナウンス「西新翔、貝塚絵奈、戸畑祐樹、竹下育也、場外により失格!」

 

4人は揃って脱落してしまった。しかし、

 

ルマ「…ボーンガード!…ふぅ…」

 

ルマは骨のガードや底なしの体力でなんとか生き延びる。

 

出夢「…なるほどね。よし、君も認めよう」

 

ルマ「え、ボクも?やたっ!」

 

ルマは認められて少し喜ぶ。

 

メイ「…お兄さん、なんのつもりですか?」

 

出夢「いやー、桜と梅のコンビと戦ってみたかったんだよ」

 

なるほど…私とメイね…ん?

 

メイ「……え?」

 

メイは梅属性だと言われて明らかに動揺している。

 

☆説明しよう!

風属性の亜種は梅属性だ!覚えとけ!

 

出夢「ん?もしかして気付いてなかったのかい?」

 

メイ「………。えっと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…なぜ分かったんですか?」

 

あ、知ってたんだ。

 

出夢「いや、僕はさっきまで知らなかったよ?」

 

メイ「え?ええっ?」あたふた

 

メイはそう言われてさらに動揺する。

 

咲子「これってもしや…」

 

ルマ「すごいね。自ら自白させてるよ」

 

メイ「…ハッ!あっさりだまされました!」

 

出夢「そうか…メイは梅属性だったんだね…。兄として嬉しいよ…」

 

メイ「ううう…秘密にしてましたのに…」

 

メイは悔しそうな顔で先輩を睨む。

 

ルマ「まあまあメイちゃん、落ち着いて…それよりも先輩を倒す作戦を立てようよ」

 

出夢「30秒だけあげるよ。スタート」

 

そこから30秒、私たちは先輩を倒すための作戦を考えるのであった…。




Mulaストーリーで悲しいシーンを描いたので少し短めにしようと思ってましたが、案外筆が進みました。

次回もよろしくお願いします。


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作戦勝ち?

戦闘描写をするとき、俺はどうしても擬音を混ぜてしまう癖があるんですよね(笑)


side桜木咲子

 

出夢「さて、30秒たったよ。始めよう」

 

咲子「いくよ、2人とも!」

 

メイ「はい!」

 

ルマ「オーケー!」

 

私たちが考えた作戦なら、先輩の能力をうまく利用できるし、有利に戦える。

 

出夢「重力球!」ギュィィン!

 

咲子「メイ!」

 

メイ「はい!風梅!」BLOOM!

 

メイは梅属性の基本技、風梅を使う。

花びらは重力球にあたり、重力球の威力は次第に減っていく。

 

ルマ「ボクの出番!ボーンバット!」カキーン!

 

威力が弱まった重力球をルマは骨で作ったバットで跳ね返す。跳ね返った重力球は先輩に向かって飛んでいくが、先輩はすぐにそれをかわす。

 

出夢「なるほどね。でも…」ギュィィン…

 

先輩は重力球の数を増やし…

 

出夢「複数あれば問題ないよね!」ギュンッ!

 

咲子「火桜!」

メイ「風梅!」

BLOOM!

 

私とメイの火桜と風梅が重力球にあたり、威力を減らす。

このまではさっきと一緒だ。

 

出夢「同じ手は通じないよ!」ギュィィン!

 

先輩は重力球をさらに飛ばしてくる。

完全に"予想通り"だ。

 

ルマ「今度はこれだよ!ボーンスロープ!」ギギッ!

 

ルマは骨でできたスロープを作り、それに重力球が当たる。図ははこんな感じだ。

 

咲子 メイ ルマ コレ→( 重力球 出夢

 

そして、ボールのようにスロープを上って曲がり、先輩に向かって飛んでいく。

 

出夢「なにっ!?…ぐわっ!」ドゴォォッ!

 

ルマ「やった、当たった!」

 

咲子「うまくいったわね」

 

メイ「止めるのではなく受け流して跳ね返すとはよく考えましたね」

 

咲子「いやー、イジゲン・ザ・ハンドを少し応用しただけで、大したことじゃないわよ」

 

メイ「それを考えつくだけで大したことですよ…」

 

出夢「…いい作戦だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降参だ」

 

咲子「…え?」

 

出夢「いやー、このまま戦ったらきっと僕が負けてしまうよ。しかも、昼休みをあと少しで終わるからさ」

 

メイ「じゃあ、私たちが勝ったことでいいんですか?」

 

出夢「いいよ。今回は君たちの勝ちだ」

 

ルマ「やったー♪」

 

アナウンス「室見出夢、降参により失格!勝者、桜木咲子、室見メイ、羽犬塚ルマ!」

 

キーンコーンカーンコーン…

 

アナウンスは、昼休み終了のチャイムとともに流れるのであった。

 

ー放課後ー

 

咲子「さて、帰r「おい、桜木」…なによ」

 

渡「先輩が降参したのって、お前が卑怯なことをしたからじゃねーのか?」

 

次郎丸「そうだろ?パワーが高いだけで1位になった卑怯女」

 

翔「おいお前ら、その言い方は「大丈夫よ、翔」でもよ…酷くないか?」

 

咲子「そんなに私のことを罵りたいなら、私を倒しなさい。アンタ達2人で」

 

渡「言われなくても…」

 

次郎丸「分かってらぁ!」

 

さて、お仕置きの時間ね。




今回は短めにしました。

次回もよろしくお願いします。


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メイって案外ガチ勢?

戦闘時のメイとそれ以外の時のメイでギャップ萌えする人っていますかね?居そうですけど。

メイ「あなたですよね?」

天の声「い、いや?そんなことないよ?」アセアセ

メイ「顔でバレバレですよ…」

…以上、謎の茶番でした。


side桜木咲子

 

咲子「…で?まだやるの?」

 

渡「くそぉ…」ボッコーン

 

次郎丸「強え…」ボコーンッ

 

咲子「私の質問に答えなさい」

 

渡「チッ…今回はここまでにしてやる」

 

次郎丸「いい気になるなよぉ!」ダダダー

 

2人は弱いやつがよく言うセリフをいい、私から逃げるように去っていった。あれ絶対逃げてるよね?

 

翔「おつかれ、咲子。ほれ、マッ缶」

 

咲子「あ、ありがと。ちょうど糖分が欲しかったのよ」

 

絵奈「それにしても、あの2人弱かったね〜」

 

祐樹「なんでまだ10位以内にいるのか不思議なくらいだ。明日ランク戦申し込んでフルボッコにするか?」

 

翔「いい考えだな。俺はあいつらより上位だから挑めないんだよな…今回に限ってお前が羨ましい」

 

祐樹「…遠回しにお前はランクが低いと言われてる気がするんだが」

 

咲子「安心して、祐樹。一応この中では一番低いから」

 

祐樹「…はい、そうですね…」ズーン…

 

絵奈「安心して!この中では低いけど、学年では上位だから!」

 

祐樹「フォローになってないような気が…」

 

咲子「まあ、そんな話は置いといて、早く帰りましょ」

 

翔「そうだな」

 

祐樹はそのあとも少し落ち込んでいたが、明日ランクを上げれると思い出した瞬間、すぐに立ち直った。単純ね。

 

ー帰宅後ー

ガチャッ

咲子「ただ今〜」

 

春菜「お帰り、咲子。客が来てるわよ」

 

咲子「客?だれかn「私ですよ」…ユーは何しにこの家へ?メイ」

 

客はメイだった。緑のパーカーとオレンジのスカートをを着ていて、腰には相変わらず日本刀(逆刃刀)が差してあった。それ、動きづらくならないのかな?

 

メイ「ちょっと…特訓に…付き合って…ほしくて…ここに…来たんですけど…ダメでした?」モジモジ

 

この前家の場所教えたから来たのはいいとして、何その仕草。私女なのに惚れてしまうよ?可愛すぎでしょ!

 

咲子「も、もちろんいいわよ!」

 

メイ「…ほんとですか!?」パァァ

 

メイは私の返事を聞いた途端明るい表情をした。笑顔が眩しいよぉ〜

 

咲子「ところで、どこでするの?」

 

メイ「…庭でやります?」

 

咲子「お母さん、それでいい?」

 

春菜「いいわよ、荒らさない程度には」

 

咲子「オッケー♪」

 

メイ「ありがとうございます!早速始めましょう!」

 

その後約1時間、私たちは模擬戦や技の練習をしていた。

 

ー約1時間後ー

 

咲子「ふぅーっ、今日はここまでにしよっか」

 

メイ「そうですね。ところで咲子さん、私イナ○レが入った3○S持ってきたんですが、あなたは持ってますか?」

 

咲子「もちろん、持ってるわよ!通信対戦する?」

 

メイ「私のチームは強いですよ?」

 

咲子「私だって!やろうやろう!」

 

私なんて、ゴットキャッチとかG5まで強化してるんだから!

 

ー数分後ー

 

咲子「負けた…」ズゥーン…

 

メイ「フッ、これが私の実力です!」ドヤァ!

 

わお、メイのドヤ顔可愛い…って、そんなこと言ってる場合じゃないわね。

 

咲子「どうやったらあんなに強くなるの?」

 

メイ「ゲーム内の全キャラ調べ尽くしてから、バランスよくステータスを調整したんです。チーム作るだけで200時間以上かかりましたよ」

 

咲子「まじすか…」

 

あまりのガチっぷりに、女らしくない返事をしてしまった。メイってガチ勢なのね。私はエンジョイ勢だけど。

 

メイ「時間も遅くなってきましたし、そろそろ帰りますね」

 

咲子「あ、うん。じゃあね〜」

 

メイ「失礼しました、さようなら〜」ガチャッ。

 

今日学んだこと。それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイは女でも惚れるくらい可愛いしガチ勢であること。

以上!




警告。
咲子は至って健全です。決して惚れっぽい性格であったり、そっち系の趣味を持った人であったりしません。

次回もよろしくお願いします。


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日花の師匠!?

2週間ほど時間がとびます!


side桜木咲子

 

メイがガチ勢だと知って約2週間後、祐樹がアンチを(文字通り)蹴散らして7位に上がったり、日花先生との特訓で全身筋肉痛になったり、学習定着度調査でオール満点とったりした。

 

今は5月の初め頃、つまり黄金週間ことゴールデンウィークだ。ちなみに宿題はすでに終わらせている。

今私は火桜を使って物を運ぶ特訓をしている。

 

咲子「うーん、この花びらをこうして…こう?」

 

ヒラッ…ガタン。

 

咲子「あっ、また落としちゃった」

 

蓮也(れんや)「おう咲子、なんか手伝えることあるか?」

 

咲子「父さんが?うーん…アドバイスとかある?」

 

蓮也「アドバイスか…花びらで持とうとしてるものを自分の手で持ってるようなイメージやればよくないか?」

 

咲子「なるほど。ありがと、父さん」

 

蓮也「いいってことよ」

 

ピンポーン♪

 

蓮也「ん?春菜はなんか頼んでたか?」

 

春菜「頼んでないわよ、出てくれる?」

 

蓮也「おう。 ガチャッ どちら様ですか?」

 

日花「宅配じゃない者で〜す!」

 

その声…まさか。

 

蓮也「…まだそのセリフ言ってたのか。久しぶりだな」

 

日花「久しぶり♪私の弟子を呼んでくれる?」

 

蓮也「おう、ちょっと待ってろ。咲子、お前の師匠が呼んでるぞ」

 

咲子「うん…何ですか?先生」

 

日花「ちょっと会わせたい人がいるのよ。いっしょに来てくれる?」

 

咲子「分かりました。すぐ準備してきますね」

 

日花「早めにお願いね」

 

咲子「はーい」タタター

 

…まさか先生が来るとは思わなかったわね。どこにいくんだろ?

ー数分後ー

 

咲子「準備終わりまし…た?あれ?先生は?」

 

春菜「日花なら蓮也と庭で手合わせしてるわよ。そろそろ帰ってくると思うわ」

 

咲子「え?…あ、なるほど」

 

母さんが言ったことを理解した矢先、無傷の先生とボッコボコにされてる父さんが帰ってきた。

 

日花「いやー、楽しかった♪」

 

蓮也「昔から衰えてるどころか、数倍強くなってねーか、お前?」ボッコーン

 

春菜「日花、さすがにやりすぎ」

 

日花「ごめんごめん。あ、咲子、準備終わったの?」

 

咲子「はい、終わりました」

 

日花「それじゃ、咲子と行ってくるわね」

 

蓮也「おう、変な事するなよ、お前がするとは思えないが」

 

春菜「いってらっしゃい」

 

咲子「うん、行ってきまーす♪」ガチャッ。

 

出発して数分後、私たちは花町高専の近くの公園に来ていた。ここで何するんだろ?

 

咲子「ここで何するんですか?」

 

日花「……そろそろね」

 

咲子「そろそろ?何のことでー」

 

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

咲子「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「ふぅ…やっと帰ってこれたわ」

 

日花「お帰り、"先生"」

 

咲子「先生?」

 

日花「そう、私の先生で、初代"桜"よ」

 

??「ん?……あ!」

 

咲子「え?」

 

??「アンタ、やっと会えたわね」

 

日花「知ってるんですか?」

 

??「ええ、"私が彼女を桜属性に目覚めさせたから"。私の声、聞いたことあるでしょ?」

 

咲子「声?…あ!メイと戦ってて負けそうになった時、どこからともなく聞こえた声の人ですか!?」

 

有美「そうよ。私は火野有美(ひのゆうみ)よ。さっき天界から帰ってきたの」

 

咲子「…天界?あの世ですか?」

 

有美「まあ、似たようなものね。天国はその一部よ。そこで半年ぐらい特訓してたのよ」

 

咲子「は、半年!?長いですね…」

 

有美「まあ、私の人生に比べれば短いわよ」

 

日花「咲子、こう見えても先生は65歳よ。全然そう見えないけど」

 

え!?私の約4.3倍じゃん!見た目若っ!

 

咲子「40歳の先生が若く見えるのはいいとして「言い方」すみません…えっと、65歳で30代に見えるなんてすごいですね…」

 

有美「驚くのも無理はないわ。それよりも…」ゴソゴソ…

 

有美さんは持ってたカバンの中がら赤い帽子を取り出した。帽子の前には桜の花びらが刺繍されていた。

 

有美「これ、欲しい?」

 

咲子「え?えっと…まあ…欲しいですね」

 

有美「そう。日花、これ持ってて」ゴソッ

 

日花「パシリですか…はいはい」

 

有美「はいは一回。…欲しいなら、私に傷を1つでもつけてみなさい」

 

日花「…え!?先生まさか…」

 

有美「そうよ。咲子、アンタに3代目試験をするわ」

 

咲子「3代目?……え!?」

 

有美「もちろん、3代目桜になるための試験よ」

 

咲子「いやいやいやいやいや、何で私なんかが3代目に!?そもそもなる資格あるんですか!?」

 

有美「あるからこうして試験を受けさせるのよ。で、どうするの?」

 

咲子「…その試験、受けます!」

 

有美「よろしい。じゃあ…かかってきなさい!」

 

ただ帽子が欲しかっただけだけど、何故かエスカレートして、3代目桜になるための試験を受けることになってしまった。それでも、試験は合格してみせる!




天界について
天国がある空間で、大きさは地球の半分くらい。有美はそこで特訓していた。

話が急展開すぎてすみません。

次回もよろしくお願いします。


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突然の3代目試験

有美の読み方を変えると…アルミになりますよね?
つまり、Mulaストーリーと桜咲くの世界は平行世界なんです。時系列や師弟関係も少し似せるようにしてます。
祐樹「ということは、桜咲くを読んだらMulaストーリーで何が起こるか分かるってことじゃね?」

天の声「何!?バカキャラのお前がなぜわかった!?」

祐樹「あ!?俺はバカキャラじゃねぇ!マジのバカだ!」

咲子「自分から言うのね…というか、早く話を始めなさい」

天の声「スンマヘン…」


前回では少しでも傷をつけることが条件でしたが、展開的にみて一撃当てる方がいいと思ったので変えました。

 

side桜木咲子

 

有美「…さあ、かかってきなさい」ムンッ!

 

咲子「はい…」ゴクリ。

 

このオーラ…日花先生以上だわ。一撃与えようとするだけでボコボコにされそうだわ。されるとは思えないけど。

 

咲子「一撃でも…当てれば…いいんですよね?」

 

有美「そうよ。一撃でも…よ」

 

咲子「…分かりました。行きます!」ダッ!

 

私は手に火を纏って早速有美さんに突っ込んでいく。

 

咲子「…ハァッ!」シュッ!

 

そして有美さんに拳を当てようとする。しかし、有美さんに当たったと思った瞬間、有美さんの姿はそこにはなかった。

 

咲子「……消えた!?」

 

有美「ふふっ、ここよ」シュッ!

 

咲子「っ、いつのまに…フッ!」シュッ!

 

有美「………」シュッ!

 

咲子「また消えた!?速いとしたら気配は感じるはず…なのになんで…?」

 

なんで…気配ごと別の場所に行ってるの?……。

 

有美「その程度じゃ私には当たらないよー。ほらほら、早く来なさーい♪」

 

この人…確実に煽ってきてるわね。ウザい…

 

咲子「こうなったら…ハァァァ…」ギュュュン…

 

日花「へぇ、今使うのね」

 

有美「………」スッ…

 

有美さんは攻撃のかまえをしただけで動かない。

 

咲子「当たれ!炎天桜舞ィッ!」BLOOM!

 

私は火桜を縦横無尽に動かし、有美さんに当てようとする。

 

有美「なるほどね、そうきたか。こうなったら…見せるしか…ないわね…」ギュュュン…

 

有美さんは手にエネルギーを溜めて…紫色の火桜?みたいなものを出した。あれ、火桜だよね?なんで紫色なの?

 

有美「私の能力を乗せた火桜よ…くらいなさい」

 

有美さん、能力持ちなの!?まずい、なんの能力か…!

 

有美「自分の攻撃に当たりなさい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…転送火桜!」BLOOM!

 

シュッッッ!

次の瞬間、有美さんから私に向かって一枚の転送火桜を飛ばされ、気づいたら有美さんと場所が入れ替わっていた。

案外シンプルな能力ね、転送って。でも…

 

有美「さて、私の能力を知ったところで、どうするの?当たってしまうよ?」

 

咲子「あ、やばっ」

 

シュルルルルル!

自分の火桜が自分に向かって飛んでくる!解除はできないし…まずい!

 

咲子「イジゲン・ザ・ハンド改!」ギュィィン!

 

エネルギーをドーム状にし私を囲む。

しかし、大量の火桜が当たり壁は徐々に削られていく。

くっ…初見の相手に炎天桜舞を使った私がバカだった…!

 

咲子「くっ…こうなったら…意地でも解除するっ!うおおおおおおおお!」右手でエネルギーを流すのをやめ、は両手に私の全エネルギーをためこむ。

すると、私の手には白い火桜が一枚あった。

 

咲子「これは…!」

 

日花「白?……春菜の能力に似てるわね」

 

有美「…フッ、やっと分かったようね。自分の能力が」

 

咲子「…よくわからないけど、ハァァァ!」ヒュン!

 

とっさの判断で白い火桜を他の火桜に当てる。すると…

 

シュッ…シュッ…シュッ…シュッ…

 

他の火桜が触れると同時に消えていく。

 

咲子「消えた…?」

 

有美「ふふっ、桜属性だけじゃなくて能力も目覚めさせてしまったようね、私」

 

咲子「能力…ですか?」

 

有美「……ほら、驚かずに一発当てなさいよ。まだ試験は終わってないわよ」

 

咲子「あ、そうだった。…フッ!」ギュン!

 

私はまた白い火桜をだす。さっきこれがほかの火桜に触れた時、火桜が消えた。でも、お母さんの能力は確か、解除する能力…だった気がする。じゃあ、私もそうなのかな?

 

咲子「まあ、やってみないとわからないよね!ハァッ!」

 

シュッ!

 

有美「またきたわね。転送!…あれ?」シーン

 

有美さんは自分を転送しようとするが、何故か失敗に終わった。多分白い火桜が能力を解除したんだと思う。どちらにせよ、隙あり!

 

有美「あれ?あれぇ?…あ」

 

咲子「炎突!ハァッ!」ドゴォォ!

 

有美「…当たっちゃった」

 

日花「………。勝者、咲子!」

 

咲子「やったぁぁぁぁぁ!」

 

有美「ふふっ、いやー、能力が技や能力の解除、しかも食らった人はそのあとしばらく能力が使えなくなるとはね…流石に驚いたわね」

 

咲子「私の能力って、サポート系になりそうですね」

 

日花「使い方によっては相手が詰むわね」

 

有美「少し地味だけどね。…さて、咲子」

 

有美さんは真面目な表情になる。あ、今受けたの3代目試験だった。

 

咲子「……はい!」ビシッ!

 

有美さんは私が欲しいって言った帽子をだした。

 

有美「アンタはこれから3代目桜よ。おめでとう」パサッ…

 

咲子「…はい!ありがとうございます!」

 

有美「よろしい。これからもよろしくね」

 

咲子「はい!よろしくお願いします!」

 

日花「…思い出してみると、私も同じぐらいの時期に2代目になったわね」

 

咲子「え、そうなんですか!?」

 

有美「あ、言い忘れてたんだけど、桜の称号はこの時期に継ぐのよ。ま、まだ2回しか受け継がれてないけど」

 

咲子「有美さんって、どうやってこの称号を手に入れたんですか?」

 

有美「……私が作って、何故かみんな了承した」

 

咲子「は、はぁ…」

 

こうして私は、能力に目覚め、3代目桜になるのであった。




咲子の能力
技や能力を解除し、一時的に使用不能にしたり(選択可能)、まだチャージ中の技を無効化したりする能力。
地味だけど場合によって相手が詰んでしまう。
母親の能力(解除のみ)に似ている。

…今更ですが、急展開すぎますよね?

次回もよろしくお願いします。


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もうバレた…

何がバレたかは…分かりますよね?


side桜木咲子

 

いきなり3代目桜になった数日後、ゴールデンウィークも終わり学校が再開した。

いつも通り4人で学校に行くと…

ざわざわ…

 

咲子「?何この人だかり?」

 

翔「さあな、分からん」

 

絵奈「え、でも、こっち向いてるよ〜?」

 

祐樹「俺らなんかしたか?」

 

咲子「…まさか、ね」

 

3代目になったのはまだ家族以外には言ってない。驚かしたいからね。でも、もしかしなくても誰かにもうバレたかも…先生が言ったのかな?

そう思っていると、同級生が近づいてきた。

 

「ねぇねぇ桜木さん!」

 

咲子「?何?」

 

「正直に答えて欲しいんだけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…3代目桜になったの?」

 

翔「…は?」

 

絵奈「何言ってるの〜?」

 

祐樹「こいつがそんなんになってるわけ「なったわよ」

……え」

 

3人「ええええええええええ!?」

 

「やっぱそうだったんだ!数日前坂田先生がぶつぶつ言ってるのをたまたま聞いたんだけど、本当だったんだ!」

 

咲子「いや、それ、盗み聞き?」

 

「違う違う、たまたま聞いただけだから」

 

咲子「……ならいいわ」

 

「答えてくれてありがとう。じゃあねー」タタター

 

翔「お、おい、咲子…」

 

絵奈「い、いつのまに…」

 

祐樹「さ、3代目、桜に…」

 

3人「なってたんだ!?(なってたの!?)」

 

咲子「数日前。有美さんに会っt「有美って、火野有美さん?初代桜の?」そう、それで「ええええええええええ!?」…いや、そんなに驚かなくてm「驚くに決まってるだろ!初代桜だぞ!?天界から戻ってきたばっかだぞ!?」あ、そうそう。天界から戻ってくるのを日花先生と迎えてから「マジかよ…」…マジよ。それで、何だかんだあって3代目試験を受ける羽目になってかr「3代目試験!?」…合格条件は有美さんに一撃でも当てることだったの。それd「簡単すぎない〜!?」…私を最初はそう思ったんだけど、有美さんの能力、転送でかなり苦戦したわ。でも、そのおかげで私は能力に目覚めたn「今度は能力に目覚めたのかよ!?どんな能力だそれ!?」…あとで教えるわ。それで、私は能力を使ってから、やっと有美さんに一撃当てたわ「何の技を?」…炎突よ。それで当てたから、私は合格、3代目桜になったの」

 

翔「なるほどな…」

 

絵奈「先生と行ったのなら納得できるね〜」

 

祐樹「で、お前の能力は何だ?」

 

咲子「自分や相手の能力や技を無効化または解除して、選択可能で一時的に使えなくする能力よ。相手が能力主体で戦う場合、相手は詰むわね」

 

翔「何ちゅう弱そうに見えてチート級の能力だ…」

 

絵奈「私は能力主体で戦うから詰むわね〜」

 

祐樹「お前、入学してから格段に強くなってね?まだ1ヶ月ぐらいしか経ってねーぞ?」

 

翔「まあ、色々あったからな」

 

咲子「確かに、内容がかなり濃い1ヶ月だったわね。あと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…この人だかり、どうにかしない?」

 

3人「うん、そうしよう」

 

「おい桜木!何でお前なんかが3代目になってやがんだ!?卑怯な手を使ってんじゃねーの!?」

 

「そうだそうだ!入学早々1位になって上に3代目になるなんて、絶対なにかしたんだろぉ!」

 

なにその言い方。鬱陶しいわね。

 

咲子「はぁー、うっさいわね。そんなに言いたいならかかってきなさいよ」

 

「っ…言われなくても分かってラァ!」

 

「かかれぇー!」

 

咲子「…炎天桜舞」BLOOM!

 

「ギャァァァァア!」

 

…さっさと倒してクラス行こっと。

 

3人「………。(また強くなってる…)」

 

咲子「どうしたの三人共、早く行くわよ!」

 

翔「え、あ、おう」

 

絵奈「待ってよ〜」

 

祐樹「俺、次遅刻したら死にそうだな」

(祐樹は遅刻するたびに咲子からいかりのてっついV3をくらう)

 

咲子「さーて今日も元気に行こう♪」

 

その後、私はクラス、廊下、食堂とあらゆるところで3代目桜についての質問ぜめに会うんだけど、それはまた別のお話。




モブどもには名前はつけないことにしました。
あと、日花はたまに独り言を言います。

次回もよろしくお願いします。


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情報集めが趣味の双子

ここ数日、とある理由で投稿できなくてすみません!
小説投稿を初めて最初のブランクです。今後もこのようなことが起きるかもしれませんが、よろしくお願いします。
それではどうぞ。


side桜木咲子

 

5月の中旬、今は学校行事が特になく、私は日花先生に特訓でボコボコにされたり、メイとイナイレについて語り合ったり、学をおちょくって追いかけられたり、若宮宮若コンビの甘々な雰囲気に砂糖吐きそうになったりした。

 

咲子「……暇だね」

 

翔「そうだな」

 

絵奈「期末テストまで1ヶ月もあるしね〜」

 

祐樹「どうする?週末博多にでも行くか?」

 

咲子「ここ博多区だからすでにいるわよ」

 

翔「祐樹が言ってるのは市街地の方だろ」

 

絵奈「咲子はヒマすぎてボケ役になっちゃってるね〜」

 

祐樹「俺の仕事とるなよー」

 

咲子「うーん…何かすることないかな…。あ、いい事思いついた!」

 

翔「お前が言ったら3割の確率でまともじゃないんだよな…」

 

絵奈「でも7割はまともなんだよね〜」

 

祐樹「で、そのいい事とは?」

 

咲子「…情報を集めている人を探そうよ」

 

翔「情報?……なるほどな」

 

絵奈「なんでそんなことを〜?」

 

祐樹「暇つぶしか?」

 

咲子「情報を集める人を見つけて、ちょっとした契約を結ぼうと思うの。例えば、ほしい情報を別のもので取り引きしたり、私たちが情報を手に入れたら渡したり、ね?」

 

翔「いい考えだ。今後アンチが増えそうだし、そういう情報は必要だな」

 

絵奈「でも、そんな人簡単に見つかるの〜?」

 

祐樹「新聞部とかにいるんじゃね?」

 

咲子「すぐに見つかるわよ、"私の場合は"」

 

翔「何をする気だ?」

 

咲子「私が欲しいのは能力で情報を集める人なの。だから、能力には能力よ。フッ!」ギュン…

 

絵奈「情報を集めてる人の能力が解除されてしまったら、その人に話に行くんだね〜?」

 

咲子「その通りよ。ここは校舎の中だから能力を使う人はほぼいないし…炎天桜舞、解除火桜バージョン!」BLOOM!

 

私は解除火桜を全方位に飛ばす。

言い忘れてたけど、解除火桜は殺傷能力が一切ないので、好きにばらまくことができる。

 

祐樹「ほう、考えたな」

 

翔「アホのお前が上から目線で言うな」ペシッ

 

絵奈「もしもの時はエネルギーを分けてあげるね〜」

 

咲子「うん、その時はお願い…!」ギュゥン…

 

ー数分後ー

 

翔「……(解除)されたか?」

 

咲子「……!!今されたわ!パソコン室辺りで!」

 

絵奈「オッケー!行くよ〜!」タタター

 

祐樹「俺の方が速いぜ…ライトニングアクセル!」

ダッ…シュッ!

祐樹はイナイレの技で走っていく。廊下は走るなと教えられなかったの!?私もするんだけどね。

 

絵奈「あ、速いね〜。待って〜」

 

翔「さて、俺たちも…っておい咲子、大丈夫か?」

 

咲子「いや、ちょっとエネルギーを使いすぎたわ…マッ缶1本ちょうだい」

 

翔「おう、ほらよ」スッ

 

私はマッ缶を受け取り、蓋を開け、一気に飲み干す。

 

咲子「プハーッ、これで回復したわ、行きましょ」

 

翔「おう」

 

ーパソコン室付近ー

 

祐樹「…ん?準備室のドアが開いてるな」ガチャ

 

絵奈「し、失礼します…」

 

??「………」カタカタ

 

??「………桜木さんは?」

 

祐樹「何故アイツを?」

 

??「君が桜木さんと一緒にいるのは知っている。そして、彼女の能力によって今俺は能力が使えない。もう一度聞く、桜木さんは?」

 

咲子「私はここよ。少し遅れたわ」ガチャッ

 

パソコン準備室のドアを開けると、そこにはノートパソコンを無言でいじっている眼鏡をかけた女子とその隣に眼鏡をかけた男子がいた。この2人、顔がかなり似てるわね。

 

咲子「祐樹と絵奈は外で待ってて」

 

祐樹「お、おう…」

 

絵奈「待っとくよ〜」ガチャッ

 

??「………」カタカタ

 

??「…何故、俺の能力を解除したんだ?」

咲子「何故、ね……あんたならもう分かるでしょ?情報集めてたんだから」

 

??「…まあそうだろうな。俺と、いや俺たち2人と契約を交わしたいんだろ?情報交換の」

 

??「……私は賛成」カタカタ

 

無口の女子は賛成の意見を出した。

 

咲子「一応聞くけど、なんで?」

 

??「…え、えっと…その…///」カァァ

 

女子は何故か顔を赤く染めている。恥ずかしい理由でもあるのかな?

 

??「千代、答えてみろ、桜木さんだぞ?」

 

女子は千代というらしい。それとその言い方、なんか違和感があるんだけど…

 

??「わ、私は、あなたの、ファンだからでしゅ///」

 

あ、噛んだ。そして私のファンね…アンチかもしれないって心配してたけど、むしろその逆だったようね。

 

咲子「なるほどね。で、アンタはどうするの?」

 

私は男子の方に向く。

 

??「俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大賛成だ。…だってよぉ、桜木さんを助けられるかもしれないんだぜ!反対する理由がないだろ!?」

 

あ、この人もファンなのね。

 

咲子「じゃあ成立ね。名前は?」

 

千早「俺は七隈千早(ななくまちはや)で…」

 

千代「わ、私は七隈千代(ななくまちよ)でしゅ///」カァァ

 

千早「俺たちは双子で、俺は能力で学校中の情報を集め、千代はパソコンで色々情報を集めてる。俺の能力は監視。見たり聴いたりする能力だ。もちろん更衣室とかトイレとかは見てないぞ、見たら千代からお前らでいう正義の鉄拳G5をくらうしな」

 

ほうほう。千早は能力、千代はパソコンで役割分担してるのね。

 

咲子「契約成立ね。契約書とかある?」

 

千早「千代、あれを出せ」

 

千代「…はい」スッ

 

千代は一枚の紙を取り出した。え、これ、契約書じゃん。

どれどれ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

契約書

・七隈兄妹は、桜木咲子及び仲間たちに情報を無償で提供する。

・桜木咲子が新しい情報を手に入れた場合、彼女の自己判断で情報を提供してもらう。

 

ここにサインを→

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…え、これって…」

 

千早「俺らが圧倒的に不利だ、と言いたいんだろ?」

 

千代「で、でも、私たちは桜木さんを助けたいでしゅので、これでどうか納得してくだしゃい!」ドッ!

 

2人は土下座する。そこまで私を助けたいの!?

 

咲子「か、顔を上げてよ。契約を頼んだのは私だし、アンタたちの気持ちは伝わったから。サインするよ、ほい」

サササッ。

 

千早「ああ、確かにもらった。これからよろしくな」

 

咲子「うん、よろしく」スッ…

 

私は握手のために右手を差し出す。

 

千早「………///」ギュッ…

 

千早は照れながらもちゃんと握手する。これで契約成立ね。

 

咲子「さて、放課後ここにまた来るわ」

 

千代「あ、あの、その前に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サ、サインくだしゃい!」テレテレ

 

咲子「あ、うん」

 

この2人、随分照れ屋ね…

ま、とりあえずこれで情報源ゲット!




キャラクター紹介
七隈千代
情報を集めるのが趣味。パソコンで情報を集める。
七隈千早
情報を集めるのが趣味。能力で情報を集める。

名前が100%福岡の地名で出来てますね。

次回もよろしくお願いします。


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ほぼイナイレのサッカー①

次の次ぐらいまでの回はほぼパロディ回ですね。


side桜木咲子

 

体育の授業。そこでは様々なスポーツをすることがある。

そして今月のスポーツはなんとサッカーだ。リアル超次元サッカーが実現できる!楽しみ!

 

日花「さて、みんな知っての通り、今日はサッカーの試合をするわよ。チーム分けは…」

 

Aチーム 私、祐樹、敬太、千代など

Bチーム 翔、絵奈、ルマ、景子、千早など

 

千早と千代は同じクラスだったのね。陰キャだから気付かなかったわ。

 

翔「今回は敵か。お前のゴール、打ち破ってやるぜ!」

 

咲子「ふふっ、私も技を強化したからそう簡単には破れないわよ」

 

バチバチバチバチ…

 

日花「お喋りはそこまでにして、早く並びなさい」

 

2人「あ、はい」

 

ー1分後ー

 

先攻は私たちAチーム。私はGK、祐樹はFW、千代はMF、敬太はDFだ。

相手Bチームは、翔とルマがFW、景子がMF、絵奈と千早がDFね。

日花「試合開始!」ピピーッ!

 

祐樹「突っ切るぜ!」ダダダー

 

翔「させねーよ!スノーエンジェル!」パキーン!

 

祐樹「カチーン☆」

 

翔は祐樹からあっさりボールを奪う。あのアホ…

 

翔「あらよっ」サッ

 

千代「あ…」

 

翔は体力がない千代をあっさり破り、敬太の前までくる。

 

敬太「咲子に教えてもらったやつでいくぜ!ザ・マウンテン!」ドッゴォォ!

 

翔「うおっ、危ねぇ」ピョーン

 

翔はザ・マウンテンをギリギリ飛び越える。ジャンプ力すごいわね…

そして、翔はゴール前までくる。

 

咲子「止めてみせる!」

 

翔「それはどうだろうな?ハッ!」キュルルル…

 

翔はボールを回転させ、冷気を纏わせる。

 

翔「エターナルブリザードV3!」ティゥルルルン!

 

咲子「V3まで強化してるのね。なら…パッと開かず、ギュッと握って…」グッ…

 

翔「…なるほどな」

 

咲子「正義の…鉄拳!G5!」ドゴゴゴゴ…!

 

私はエネルギーで拳を作り、それを高速で回転させることでシュートの威力を弱め、止める。

 

翔「ほう、やるな」

 

咲子「今度はこっちの番よ!○○!」ポィッ!

 

私はボールをDFの1人に投げ、そこから祐樹へパスが繋がれていく。

 

祐樹「今度こそ!」ダッ!

 

ルマ「えーと、こうしてこうして…バーバリアンの盾!」

ビカァ!

 

ルマは骨でできた盾を作り、行く手を阻む。しかし…

 

祐樹「それにはこれだ!ラウンドスパーク!」ギュルン!

 

ルマ「ジビビビビ!」ビリィッ!

 

祐樹はルマに向けて電気の塊を飛ばし、感電させる。防御ができなくなったルマは抜かれていく。

 

景子「イグナイトスティール!」ボォォォ!

 

祐樹「ライトニングアクセルV2!」ドピュゥン!

 

景子は火を纏ったスライディングをするが、祐樹は持ち前のスピードでそれをかわす。

 

「いいぞ!そのままゴールに突き進め!」

 

「おおおー!」

 

千早「そうはさせないぞ!シーフアイ!」キラン

 

祐樹「ならば…分身フェィント!」シャシャッ!

 

千早「なにっ!?」

 

祐樹は3人に分身し、細かい動きのパス回しで千早を翻弄し抜き去る。あれ、どうやってするんだろ?あとで聞いてみよ。

 

「まずい、抜かれた!」

 

「点はやらないぞ!無限の壁!」ドッドッドッ!

 

相手のGKは大量の壁を出現させる。そのせいでもうゴールが見えない。

 

祐樹「無限の壁か…なら、とう!」ドッ!ゴロゴロ…

 

祐樹は分身したままゴール前まで行き、1人がボールを空に蹴り上げる。蹴り上げられたボールは雷雲から降ってくる。まさか1人でするの?

 

祐樹「イナズマ…ブレイクッ!」ドッゴォォ!

 

雷を纏ったボールを分身含めた3人で蹴る。

 

「何っ!?…ぐぁぁぁぁ!」ドゴォォォォォ!

 

シュゥゥゥゥッ!

ボールは無限の壁を打ち破りゴールに突き刺さる!

 

祐樹「やった、決まった!」

1-0

 

今は前半20分。

咲子「もっと攻めていくわよ!」

 

Aチーム「おおお!」




イナイレ技集
イナイレ1 イナズマブレイク、無限の壁、分身フェィント

イナイレ2 エターナルブリザード、正義の鉄拳、ライトニングアクセル、イグナイトスティール

イナイレ3 スノーエンジェル、バーバリアンの盾、ザ・マウンテン

イナイレGO シーフアイ、ラウンドスパーク

…という感じですね。

次回もよろしくお願いします。


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ほぼイナイレのサッカー②

なんで他のキャラクターがイナイレの技を知ってるのかというと、咲子や翔に教えてもらったからです。


side桜木咲子

 

1-0

祐樹がイナズマブレイクで先制点をとった。

 

翔「ここから反撃だ!」

 

Bチーム「おおお!」

 

Bチームボールで試合は再開する。

 

翔「ついてこい!ルマ、絵奈!」ダッ!

 

絵奈「うん!」ダッ!

 

ルマ「オーケー!」ダッ!

 

祐樹「必殺技の準備か?そうはさせねぇよ!フォトンフラッシュ!」ビカァ!

 

祐樹は電気を纏って眩しい光を放つ。

 

翔「くっ、しまった!」

 

祐樹「へへーん、これでボールは…あれ?」ボーン

 

光が収まると祐樹はボールをドリブルしていたが、そのボールはただの骨の塊だった。

 

ルマ「フェィクボール♪」ポワン♪

 

祐樹「なん…だと…」ズーン

 

そして祐樹は3人に抜かれる。

 

「キラースライド!」

 

絵奈「昇り竜!」グォォォォ!

 

「は!?…うわあああ!」

 

MFの1人がキラースライドでボールを奪おうとするが、絵奈はいつのまにか描いた龍に乗って突進してきた。ほんと、いつの間にかいたの?それ。

 

千代「え?あ…」

 

そしてびっくりしてた千代もあっさり抜かれる。ま、運動神経悪いからしょうがないよね、うん。

 

敬太「これならどうだ!咲子、あれ頼む!」

 

咲子「…オーケーよ!」パッ!

 

私はエネルギーで手を2つ作り出す。

 

敬太「まずはこう!」ヅォォォォ…

 

敬太は土の壁を3つ作り…

 

咲子「たあっ!」ゴゴゴ!

 

私がエネルギーの手で左右の壁を斜め前に押す。

 

敬太「ロックウォールダム!」ゴォォォ!

 

翔「ほう、考えたな。だが効かん!」ピョーン!

 

敬太「な、またか…」

 

3人は敬太を抜き、ゴール前までくる。

 

絵奈「翔、そろそろ行っちゃう〜?」

 

ルマ「言い方が飲み会みたいなんだけど…」

 

翔「おう、そろそろ行くぜ」

 

ルマ「突っ込まないんだ…まあいいや」

 

????「クェェ…」

 

咲子「ん?」クルッ

 

どこからか聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきたので振り向くが、そこには誰も何もいなかった。

 

咲子「気のせい…だよね?」

 

まさか…あの技を再現するはずは…

と思っていると、翔、絵奈、ルマの3人は高く飛び上がり、翔は…

 

翔「ティゥィィィッ!」

 

口笛を吹いた。すると…

 

????「クェェェェェェ!」

 

どこからともなく紫色のペンギンが5匹飛んできた。

 

咲子「ファ!?」

 

ルマ「ちゃんと来たね」

 

絵奈「おっと、タイミング合わせて〜」

 

ペンギンたちと3人はボールの周りを少し移動し…

 

3人「皇帝ペンギン3号!G4!」ドゴォ!

 

ペンギンたち「クェェェェェェ!」ピュゥゥゥ!

 

3人はボールなかかと落としをすると、ボールはペンギンたちに囲まれながら私(ゴール)に向かって飛んでくる。

 

咲子「まずいわね…スゥゥゥゥゥ…」キュィィィン…

 

翔「ムッ!?」

 

咲子「ムゲン・ザ・ハンド!G7!」ドバババッバーン!

 

G7と聞いて驚く人も少なくないだろう。しかし、これはムゲン・ザ・ハンド限定で改造したものだ。技の時の手の数は、G1が4本、G2が6本、G3が8本、G4が12本、G5が20本、G6が36本、G7が68本である。数は適当じゃないから安心してね。

 

絵奈「わお、すごい数…」

 

咲子「ハァァァァッ!」

 

ガシッ!ガシッ!ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシッ!

(ちゃんと34回書きました。)

 

ペンギンたち「クッ、クェェェェェェ…」シュゥゥ…

 

咲子「…ふぅ」

 

半端ない数の手で止められたボールとペンギンたちはついに止まり、ボールは私の両手に収まる。

 

ピッ、ピー!

 

それと同時に前半終了のホイッスルが鳴る。




出てきたイナイレ技集
イナイレ1 キラースライド、フェィクボール

イナイレ2 ロックウォールダム、フォトンフラッシュ、ムゲン・ザ・ハンド

イナイレ3 皇帝ペンギン3号

イナイレGO 昇り竜

ムゲン・ザ・ハンドは無限に進化してほしいという俺の願いがあったため、咲子にそれをやらせました。手の数にはちゃんとした法則があったので調べてみて下さい。

次回もよろしくお願いします。


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ほぼイナイレのサッカー③

たぶん次回でパロディが終わります。


side桜木咲子

 

1-0

さっき前半が終了し、今は休憩だ。

 

咲子「ねぇ翔、どうやってアンタのペットを連れてきたの?」

 

翔「口笛吹いて呼び出した」

 

咲子「え、でも私の近くで鳴き声が聞こえたような…」

 

翔「正確に言うとアイツらを学校のすぐ外に待機させてた。なあお前ら?」

 

ペンギンたち「クェェェェェェ!」

 

咲子「そこまで皇帝ペンギン3号を再現したかったのね…」

 

翔「別にいいだろ。お前ら、帰っていいぞ。ほれ」

 

ペンギン「クェッ!」ピュゥゥ…

 

ペンギンたちはエネルギーを纏って飛んでいった。羽なしでよく飛べるわね…

 

翔「ところで咲子、お前ムゲン・ザ・ハンドの強化しすぎだろ、G7なんてよ…」

 

咲子「いや、文字通り無限になるまでやめないつもりよ」

 

翔「いつの話になるんだよ、それ…」

 

日花「そろそろ休憩終了よ。グラウンドに戻りなさい」

 

2人「はーい」タタタ…

 

ー1分後ー

 

日花「後半開始!」ピピーッ!

 

後半はBチームボールで始まる。

 

祐樹「通さねぇよ!クィックドロウ改!」ダッ!

 

ルマ「真ムーンサルト!」シュッ、シュッ、ピョーン!

 

祐樹はボールを奪おうとするが、ルマがそれを飛び越えてかわし、抜いていく。そして翔にパスをする。

 

「フレイムダンス!」グルグルボォォォ!

 

翔「ウオーターベール!」バシャァ!

 

「うわっ!」ビシャァ

 

翔「火は水に弱いんだぜ?」ダッ

 

ずぶ濡れになったMFは翔に抜かれてしまう。

 

千代「私だって!ゴー・トゥ・ヘブン!」ビカァ!

 

翔「うおっ、危ねぇ!」サッ!

 

千代は頑張ってボールを奪おうとするが、翔に間一髪でかわされてしまう。

 

千代「また、抜かれた…」ズーン

 

……あとで慰めよ。

 

「行くぜ、敬太!」

 

敬太「おう!ハァァァァッ!」

 

ズドドドドドドッ!

土の壁が翔の左右を塞ぐ。

 

「ノーエスケイプ!」シャッ!

 

そして前から翔に向かってスライディングをする。

 

翔「……フッ、モンキーターン!」ピョーン!

 

翔はボールを両足で挟み、スライディングしたDFを飛び越えて一回転する。まさかノーエスケイプまで破られるとは…

 

翔「いくぞ、ルマ!」

 

ルマ「うん!」

 

2人はボールの間にたち、それぞれ赤いオーラと青いオーラを纏う。

 

2人「ハッ!」グルグルグルッ!

 

そしてボールが黄緑色のオーラを纏い、2人はそれを中心にジャンプし回転する。

 

2人「ザ・バースV3!」ドギュゥゥン!

 

そして2人は同時に蹴り、ボールは赤、青、黄緑のオーラを纏いながら私に向かって飛んでくる。

 

咲子「スゥゥゥゥゥ…ムゲン・ザ・ハンドG7!」

 

私はエネルギーで作った68本の腕でボールを抑える。

 

咲子「うおおおおおお!」

 

そして、私はついにボールをガッチリと止める。

 

咲子「敬太!パス!」ポィッ!

 

敬太「おう!」タッ

 

私はボールを敬太に向かって投げる。

 

絵奈「おっと、させないよ〜。スピニングカット!」

ドガーン!

 

しかし、パスは絵奈にカットされる。

 

敬太「な、しまった!」

 

絵奈「さて〜、魔神!」グォォォォ!

 

咲子「!?」

 

絵奈は絵で描いた青い魔神をだす。

 

絵奈「グルグルグルグル〜」

 

そして絵奈は魔神に押し上げられ、水を纏いながら回転する。あれって爆熱ストームの水バージョン?

 

絵奈「激流ストームG5!」バッシャァァン!

 

あ、やっぱり爆熱ストームの水バージョンね。絵奈が蹴ったボールは水を纏って飛んでくる。

 

咲子「スゥゥゥゥゥ…ムゲン・ザ・ハンドG7!……うわぁぁぁぁ!」ドゴォォォォォ!

 

私は68本の腕でボールを抑えようとするが、技を連続で使った負担か、腕は砕けボールはゴールに突き刺さる。

 

ピピーッ!

1-1

 

今のところ同点ね。あと5分ぐらいしかないから、早めに決着をつけないとね。




出てきたイナイレ技集
イナイレ1 スピニングカット、クィックドロウ、ムーンサルト、モンキーターン

イナイレ2 フレイムダンス、ウオーターベール、ノーエスケイプ、ムゲン・ザ・ハンド

イナイレ3 ゴー・トゥ・ヘブン、ザ・バース

オリジナル 激流ストーム(爆熱ストームの水バージョン。)

次回もよろしくお願いします。


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ほぼイナイレのサッカー④

初めて評価をいただきました!評価は2ですが、どちらにせよもらえたのは嬉しいです!このストーリーの悪い部分は少しずつ改善していこうと思ってます!
今回はパロディ回最後です!それではどうぞ!



side桜木咲子

 

1-1

 

…やばい。

連続で技を使ったから疲労が溜まってるわ…

 

日花「試合再開!」ピピーッ!

 

Aチームボールから試合が再開する。あと5分ぐらいしかない。5分以内に点を取らないと…!

…よし、あの作戦でいくわ。

私はゴールエリアから飛び出し、敵陣に向かって走っていく。

 

咲子「祐樹、こっちにパス!」タタッ

 

祐樹「え、お、おう」

 

翔「時間がねぇからお前も来るのかよ…アイスグランド!」

 

ルマ「でも、通さないよ!ボルケイノカット!」シャッ!

 

翔は氷、ルマは火の衝撃で私を止めようとする。

 

咲子「甘い!烈風ダッシュ!」ボォォォ!

 

2人「ぐぁっ!」シュゥゥ…

 

烈風で吹き飛んだ2人を抜き、今度は景子たちMFが道を阻む。

 

「桜木さんの周りを走れ!」ダダダー

 

3人が私を囲み、走り出す。それと共に砂埃がたち、私の周りに暴風がおきる。

 

景子「ハリケーンアロー!」ビュゥゥゥン!

 

咲子「…フッ」タッ

 

私は冷静にスライディングしてきた景子を飛び越える。

 

咲子「ハァッ!」ボォォォ…

 

「な!?」

 

「かわした!?」

 

そして2人目と3人目の攻撃もかわし、火を纏って回転する。

 

景子「あれって…ハリケーンアローを利用してるの!?」

 

咲子「ふふっ、その通りよ!」ボォォォ…!

 

ハリケーンアローの暴風は火の渦となり、私はその上でボールを蹴る。

 

咲子「嵐爆熱ハリケーン!」ボォォォ!

 

名前は嵐竜巻ハリケーンと爆熱スクリューを混ぜたもの。うん、なかなかいいネーミングセンスね。

 

「うおおおお!真無限の壁!」ドッドッドッ!

 

GKはいつのまにか進化した無限の壁でボールを止めようとする。

 

咲子「まだまだぁ!」ドゴッ!

 

しかし、私はそのボールをさらに蹴り、壁にも衝撃を与える。

 

「何っ!?」

 

咲子「砕けろぉぉぉ!」ドゴォォォォォ!

 

ドッゴォォン!

 

「ぐぁぁっ!」ギュゥン!

 

バシュッ!

ボールはついに無限の壁を破り、ゴールに突き刺さる。

 

2-1

 

日花「…試合終了!」ピッ、ピッ、ピー!

それと同時に試合が終わる。なんとか勝てたわね。

 

祐樹「よっしゃあ!勝ったぞ!」

 

翔「ハァ、お前の発想はやっぱすごいぜ…」

 

絵奈「まさか相手の技を利用するとはね〜、あれはすごかったよ〜!」

 

咲子「やっぱり、戦闘に発想力って必要なのね」

 

その後、私は役に立てず落ち込んでた千代を慰めたり、メイに新しく作った技を見せてあげたりした。やっぱり超次元サッカーすごいわね♪

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー校舎裏ー

 

「兄貴、最近1年に強い女が現れたのはしってますよね?」

 

「ああ、それがどうした?」

 

「俺たち、アイツにボコされたんです!」

 

「ただ調子にのるなっつって、殴っただけなのに!」

 

「……ほう、そんなに強いんか?」

 

「へい、そんなに強いんです!しかも三代目桜になりやがって…絶対何か反則をしたに決まってます!」

 

「たしかに、そいつは怪しいな。明日、そいつに思い知らせてやる」

 

「へい、ありがとうございます、兄貴!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その話を能力で監視している者がいた。

 

千早(監視能力)「…………」じー

 

「……おい、俺たちを監視してるやつがいるような気配がするぞ」

 

「ほんとですか、兄貴?今すぐ見て回ります!」

 

「おう、たのんだ」

 

千早「…ッ!」

 

千早「(くっ…もうちょっと話を聞きたかったが、これはまずい!解除!)」シュッ!

 

「兄貴、あたりには何もありませんでした」

 

「…すまん、きっと俺の勘違いだ。話を続けるぞ」

 

ーパソコン準備室ー

 

千早「ハァ…ハァ…」

 

千代「どうしたの?そんなに息を荒くして」

 

千早「一大事だ!今すぐ桜木さんに連絡するぞ!」

 

千代「え?う、うん!」

 

これは早く連絡せねば…!




出てきたイナイレ技集

イナイレ1 ハリケーンアロー、無限の壁

イナイレ2 ボルケイノカット、烈風ダッシュ、アイスグランド

イナイレ3 爆熱スクリュー(一応)

イナイレGO 嵐竜巻ハリケーン(一応)

オリジナル
嵐爆熱ハリケーン…ハリケーンアローの暴風に火を纏わせ、火の渦を作り出しボールを蹴る。

次回もよろしくお願いします。


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不良っているもんなんだね

もしも咲子たちがイナイレにいたら?
咲子
烈風ダッシュ
正義の鉄拳
ムゲン・ザ・ハンド
嵐爆熱ハリケーン

エターナルブリザード
スノーエンジェル
ウオーターベール
皇帝ペンギン3号
絵奈
スピニングカット
昇り竜
ザ・タイフーン
激流ストーム
祐樹
分身フェイント
ライトニングアクセル
ラウンドスパーク
イナズマブレイク
メイ
クロスドライブ
ハリケーンアロー
風穴ドライブ
ゴットウィンド
ルマ
ボルケイノカット
バーバリアンの盾
ウルフレジェンド
Xブラスト
という感じですかね。


side桜木咲子

 

今は放課後、私たちはある所で個人のやりたいことをしていた。

 

翔「それでよ、俺が…」

 

学「うわ、マジかよ」

 

育也「すごいね」

 

祐樹「どうやってやんだよ、それ?」

 

男子たちは雑談しており、

 

絵奈「……この絵はどうかな?」

 

ルマ「うん、よく描けてるよ!」

 

ルマと絵奈は絵を描いており、

 

メイ「天空落としV3!」

 

咲子「なら私はこれ!……え!?破られた!?」

 

私とメイはイナイレで通信対戦をしている。ちなみに私が負けている。だって、メイが強すぎるんだもん!

 

メイ「やった!また一点です!」

 

咲子「強すぎる…」シクシク…

 

こうして色々していると…

 

テン、テッテッテンテレレンテンテンテンテンテンテン♪

私のiPhoneが鳴る。

 

咲子「千早から?」ピッ

 

千早「桜木さん、大変だ!今どこにいる!」

 

咲子「え、どうしたの?そんなに慌てて」

 

千早「桜木さんのアンチどもが動き出したんだ!」

 

咲子「……分かった。今からいう所に来なさい。……よ」

 

千早「了解。すぐ行く!」テゥーッ、テゥーッ。

 

そして千早は電話を切った。

 

翔「アンチが動き出したって?」

 

咲子「そうみたいよ」

 

学「お前が雇った情報機関は信用できるのか?」

 

咲子「ええ、でないと私はこうして電話に出てないわよ」

 

祐樹「むしろそもそよ連絡先を交換してねーよ」

 

学「…ならいいが」

 

絵奈「それにしても、どう動き出したんだろうね」

 

育也「話し方が焦ってたよね」

 

ルマ「よほどの大事なんじゃない?」

 

メイ「アンチが軍でも作ったんでしょうか?」

 

咲子「それももうすぐ「コンコン」…ちょうどきたわね」

ガチャッ。

 

千早「ハァ…ハァ…ここは…秘密基地か…?」

 

咲子「いや、祐樹の家の空き倉庫よ。ところで千代は?」

 

千早「そこだ」

 

千代「み…ず…」グッタリ

 

千代は疲れすぎてぐったりしていた。

 

翔「ほれ」スッ

 

千代「ありがとう…」ゴクゴク

 

まあ、体力ないからしょうがないよね。

 

咲子「さて、本題に入りましょ」

 

千早「ああ。まず先にこの映像を見てくれ」ジリッ…

 

翔「これは…」

 

千早「俺の能力で撮った映像だ。再生するぞ」

 

映像では、私が倒したアンチが兄貴と呼んでる身長が高い人に私が調子に乗ってる、絶対反則をしているなどとありもしないことを言った。そして、兄貴(と呼ばれている人物)が明日思い知らせてやると言ったところで映像が切れた。

 

千早「…この後気配が気づかれそうになってしまったから撮るのをやめたんだ、すまない」

 

咲子「いや、充分よ。この映像の人兄貴って呼ばれてるけど、誰なの?」

 

千早「こいつは4年の不良、筑紫新太(ちくしあらた)だ。花町高専の不良たちのボスだ」

 

絵奈「不良ね〜。今時いるもんなの?」

 

千早「いるもんなんだよ。しかも4年で、不良たちのボスだ。大変ではないわけがない」

 

祐樹「……そいつってどれぐらい強いんだ?」

 

千早「そうだな…ここにいる全員を相手しても勝てるか勝てないかぐらいだな」

 

メイ「それってお兄さん以上じゃ…」

 

千早「いや、出夢先輩よりは弱いぞ。先輩は四月にやった力を試すための試合ではほぼ遊び感覚だったらしい」

 

ルマ「それよりは弱いんだ…」

 

千早「だが安心しろ。俺が集めた情報によると彼には大きな弱点があるようだ」

 

咲子「弱点?教えて教えて!」

 

千早「まあ、弱点というか恐れてる人物、と言った方がいいな」

 

咲子「誰なのよ、それ」

 

千早「4年の1位だ」

 

咲子「4年の1位?……あ」

 

翔「どうした、咲子」

 

咲子「私、その人知ってる」

 

絵奈「え〜、それって誰なの〜?」

 

咲子「4年の1位は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂田日和(さかたひより)、日花先生の娘よ」




早速千早の出番キター!

キャラクター紹介
筑紫新太
花町高専の不良たちのボス。
坂田日和
日花の娘。4年の1位。

次回もよろしくお願いします。


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今時神頼みする人

高専は5年あるんですが、知らない人はいましたか?



side桜木咲子

 

翔「まじか、日花先生娘がいたのかよ!」

 

咲子「あ、2年の息子もいるわよ」

 

絵奈「へぇ〜なんか意外だね〜」

 

祐樹「17歳と19歳の子供がいるような見た目じゃないからな…意外だな」

 

千早「坂田日和先輩は筑紫が恐れている人だ。多分襲いかかろうとしたところで返り討ちにあったりしたんだろう。それも何度も」

 

咲子「あ、日和さんならありえるわね」

 

ルマ「え、知り合い?」

 

咲子「知り合いっていうか、ゴールデンウィークの時に一回日花先生の家に行ったことがあったのよ。そこで日和さんその弟の未例(みれい)さんにあったのよ。ちなみに連絡先も交換してるわね」

 

何故私が言ってなかったかって?作者が書かなかったからよ。←メタい!

 

学「なら、早速電話してみたらどうだ?」

 

咲子「うーん、断られそうだけどね…やってみるわ」

ピッ、ピッ。プルルルルル…カチャッ。

 

日和『はーい、もしもし咲子ちゃん?」

 

咲子「こんにちは、日和さん。今話せますか?」

 

日和『あ、ちょっと待ってね…『ドゴォッ!』…よし、オーケーよ。で、何の話?』

 

今、とんでもない音が聞こえたような…まさか戦闘中だったの?

 

咲子「話はですね…

 

《キング・クリムゾン!》ヴォン!

 

…ということなんです。協力をお願いできますか?」

 

日和『………。どうしようかな〜』

 

咲子「…………」

 

日和『……どれにしようかな天の神様の言う通り。鉄砲撃ってバンバンバン…』

 

…この人、未だにそれやってたの?来年成人なんだよね?

 

日和『……する、しない、する、しない…』パラパラ…

 

今度は花びらをちぎって占うやつね…

 

咲子「あの、日和さん、嫌なら嫌って言っていいんですよ?別に強制じゃないんで」

 

日和『そうよね…あ、そうだ!私はあんたたちを見ておくわ。それで、アンタたちが私にとって充分力を発揮していたら助けてあげる。これでどう?』

 

咲子「はい、それでお願いします!(結構まともだった…)」

 

日和『じゃあそう言うことで。じゃあねー』テゥーッ、テゥーッ。

 

育也「どうやら協力してくれるみたいだね」

 

メイ「力を発揮って、具体的に何をすればいいんでしょうか?」

 

咲子「日花先生ならこうするから……恐らく、不良軍団と戦えばいいんじゃない?」

 

翔「多分そうだろうな」

 

絵奈「でも、数とか分かるわけ「分かるぞ」あった…」

 

千早「花町高専の不良は全校生徒の5%、つまり45人ほどだ。そしてそのボスが筑紫新太。下っ端は大体2年だな」

 

祐樹「45人か…ここに10人いるから…ひt「1人で4、5人倒せば行けるが?」…おい、あのネタ俺がやろうとしてたのに」

 

ルマ「フッ、早いもん勝ちだよ」

 

千早「まあ、ネタは置いといて…下っ端は倒せるかもしれないが、ボスの筑紫は一筋縄ではいかないだろうな。油断は禁物だな」

 

咲子「そうね。でも、アンチどもがありもしないことを言うのは許せないわ!フルボッコにしてやるわよ!」

 

全員「おおお!」




キャラクター紹介
坂田未例
日花の息子。2年。

この中で天の神様の言う通り…の奴をやってる人がいたらコメントお願いします。

あと、先生に証拠渡してチクれば早くね?あ、それだと面白くないか。

次回もよろしくお願いします。


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さとかに隊vs不良軍団

キャラクター達のIQ
咲子 163
日花 169
翔 122
絵奈 107
祐樹 99
有美 163
…という感じですね。桜3人とも天才ですね。


side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

今日は恐らく不良たちの襲撃が来るだろうから登校するとき注意していたが、その時は何も起きなかった。

 

翔「いつくるんだろうな」

 

絵奈「放課後じゃない〜?」

 

祐樹「靴箱の中に紙入ってたりしてな」←フラグ

 

祐樹は冗談を言ってるところで私は自分の靴箱を開けると…上履きと共に1枚の紙が入っていた。

 

咲子「そんなこと……あ」

 

翔「…マジかよ」

 

咲子「これ絶対襲撃予告じゃん」

 

祐樹「ほぼノータイムでフラグ回収されたな」

 

絵奈「で、内容は〜?」

 

咲子「えっと…

『放課後、222221113381119552222211。』

…なんらかの暗号かしら?」

 

翔「…これ、よくあるやつじゃね?ほら、あかさたなの行の番号1〜10とあいうえおで数字の数で書く暗号」

 

絵奈「あ〜、なるほどね〜。そしたらどうなるの〜?」

 

祐樹「『こうしやうらにこい』、になるな」

 

咲子「校舎裏ね。『や』は小さく出来ないからそのままなのかしら?」

 

翔「まあ、そうなんだろ」

 

咲子「じゃあ、放課後戦闘開始ね!」

 

祐樹「俺たち、ボッコボコにされないよな?」

 

絵奈「そしたら私たちはすでに襲われてると思うよ〜」

 

咲子「そうね。ま、早めにこれをみんなに伝えましょ」

 

翔「…咲子、それなんだが、暗号の『や』を小文字に"しないで"あいつらに伝えてくれ」

 

咲子「いいけど、なんで?」

 

翔「…それは後で伝える」

 

咲子「…まあいいわ。教室に向かいましょ」

 

翔、まさか何か考えでもあるのかな?←またフラグ

 

ー放課後ー

 

時は飛んで今は放課後。私たちは教室で集合した。

 

メイ「幸いだれも部活に入ってないので、チーム全員で戦えますね」

 

学「おう、不良なんか蹴散らしてやるぜ」

 

ルマ「ところでさ、そろそろチーム名とか決めない?」

 

咲子「私たち4人が中学生の頃、苗字の頭文字をとってさとかに隊って名前にしてたわね」

 

翔「懐かしいな」

 

育也「シンプルな名前だね」

 

メイ「私たちが考えても技名っぽい名前しかでないでしょうし…それでいきましょうか?」

 

千早「…俺は気にしないぞ」

 

千代「わ、私も、です…」

 

咲子「なら、新生さとかに隊、誕生ね!」

 

ルマ「よし、名前も決めたところで、校舎裏に行こう!」

 

全員「おおお!」

 

ー校舎裏ー

 

咲子「……誰かいる?」

 

千早「居るが、ボスの筑紫が見当たらないな。近くには居なさそうだ」

 

咲子「…突入するわよ。合図したらみんな出てきて」

 

ルマ「オーケー」

 

翔「…………了解だ」

 

なんか間があったわね。なんでだろ?

 

咲子「行ってくるわ」スタスタ…

 

私は校舎裏に出て、不良たちに近づく。すると、不良たちは集まって私の方を向く。

 

「おう。やっときたか、1年の反則3代目桜よぉ〜」

 

「ちょうど調子に乗ってたお前を殴りたかったんだよ」

 

そう言って不良たちは指の骨をゴキゴキ鳴らす。言っておくけどそれ、ちっとも怖くないよ?

 

咲子「反則なんかしてないわ。殴るなら早くかかってきなさい」

 

「ッ……その性格が気にくわねぇなあおい…」

 

不良たちは徐々に私を囲む。

 

「お前1人が俺たち40人に勝てるとでも思ってんのか、ああん?」

 

咲子「…ハッ、喋ってるヒマがあったらとっとときなさいよ」

 

「…!上等だゴラァ!」

 

「かかれぇー!」

 

不良たちは私を囲み挟み撃ちにする。

 

咲子「炎結界!」ボォォォ!

 

しかし、私は火の結界で攻撃を防ぐ。

 

「火か…おい水のやつら!こいつの火を消せ!」

 

「おうよ、オラァ!」ビシャァ!

 

シュゥゥゥゥッ…

不良の1人が水を出し火を消そうとする。

 

咲子「…あ、やべ(演技)」

 

「結界がなかったらお前は無防備だぜぇ!」

 

「ぶっ潰してやらぁぁ!」

 

不良たちは私が油断したと思い込み、一気に襲いかかってくる。しかしもう遅い。

 

咲子「フッ…私が1人だとでも思った?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…さとかに隊、全員出撃!」

 

「…何っ!?」

 

メイ「ウィンドブラスト!」ピュゥゥゥゥゥッ!

 

ルマ「ボーンラッシュ!」ズドッ!

 

翔「冷突!(炎突の氷バージョン)」パキィッ!

 

絵奈「激流ストーム!」ドッゴォン!

 

祐樹「サンダーショット!」ビリィッ!

 

学「ストーンパンチィッ!」ドガァ!

 

育也「雷斬!」ズバッ!

 

「なんだこいつら…ぐぁぁっ!」

 

「1年のくせに…強ぇ!」

 

咲子「私も…炎天桜舞!」BLOOM!

 

「ギャァァァァア!」

 

「く…クソォ…」

 

不良たちは私たちの総攻撃でなすすべなく全滅した。

 

咲子「これで全員ね。あんたたちのボスはどこ?」

 

「…ククッ、教えねえよ。ちゃんと紙を読んだのか?」

 

翔「……!やはりそうだったか!」

 

「…やっとわかったか、馬鹿どもが!」

 

「フハハハハ…グハッ!」

 

咲子「アンタは黙ってろっと…翔、やはりそうだったかって何が?」

 

翔「ああ、そのことだが、暗号の『や』は小文字にするなと言ったよな?」

 

絵奈「言ってたね〜」

 

祐樹「それがどうかしたのか?」

 

翔「…実はよ、俺の家の近くに"こうしや"っていう店があるんだよ」

 

メイ「こうしや?…まさか!」

 

学「筑紫がいるのはそこってことか!?」

 

育也「俺たちはまんまと騙されたね…」

 

咲子「くっ…とにかくこうしやにダッシュよ!」

 

全員「おおっ!」ダッ!

 

ーこうしや裏ー

 

咲子「ハァ…ハァ…本当にいたわ…」

 

新太「…お前が桜木か」

 

咲子「ええそうよ。アンタの部下どもをボコボコにしてきたわ」

 

新太「…!ほう…」

 

こうしや裏につくと、そこには4年の不良、筑紫新太がいた。




不良のモブどもは蹴散らしてやりました。

次回もよろしくお願いします。


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咲子&メイvs新太

技の進化
通常→改→真→絶→超→極→神
という感じにする予定です。
どこの真似かは…もう知ってますよね?


side桜木咲子

 

新太「…ほう、お前たちが俺の部下を倒したんだな?」

 

咲子「ええ、その通りよ。今度はアンタを倒すわ」

 

新太「…だろうな。そこで、1つ提案がある。桜木、俺と一対一で勝負しろ。他の干渉は許さん」

 

咲子「断ったら?」

 

新太「被害者が増える」

 

咲子「………二対一、ならどう?」

 

新太「…いいだろう。とっとと準備しろ」

 

咲子「じゃあ、メイ、一緒に戦ってくれる?」

 

メイ「もちろんです!」シャキン!

 

メイは刀を掲げてそう言った。

 

咲子「よし、じゃあ……という作戦で行くわよ」

 

メイ「なるほど…分かりました」

 

新太「さて……始めるぞ!」ドッ!

 

筑紫はメイの方に突っ込んでいく。やっぱり弱い方から倒すのね。

 

メイ「晴天飛梅!」ビュゥン!

 

新太「…ムッ!」サッ!

 

メイは炎天桜舞の梅バージョンを放ち、筑紫はそれに反応してガードする。

 

咲子「隙あり!炎突・改!」ドゴォッ!

 

新太「……グッ!」ガッ!

 

私は強化した炎突を筑紫の頭に当てるが、そのせいで足を掴まれてしまう。これはまずい!

 

咲子「くっ…炎天桜舞!」BLOOM!

 

私は足を掴まれながらも炎天桜舞を放つ。

 

新太「……オラァ!」ドゴォ!

 

咲子「……ガハァ!」メリィ…

 

筑紫は少し怯むが、すかさず私に腹パンをする。そして直撃。やばい、この威力はやばい…

 

メイ「咲子さん!…鳴鳴斬り・改!」ズバッ!

 

メイは私を助けるために緑色のオーラをまとった刀で筑紫に斬りかかる。

 

新太「真剣……白h「させない!ファィアパンチ!」…グッ……グォッ!」ドゴッ、ズバッ!

 

筑紫は真剣白刃取りをしようとしてたため、私は腕を殴り、その隙にメイが筑紫を斬る。

 

メイ「……しぶといですね」

 

咲子「そうね。ダメージは入ってるんだけど、威力が低くて支障が出てないわ」

 

メイ「どうします?連携攻撃でもしますか?」

 

咲子「…そうしましょう」

 

筑紫「……おうおう、なかなかやるなお前ら。この俺が本気を出す時が来たよう…だなぁ!」ドッッ!

 

咲子「このパワー、さっきより数倍強い!」

 

メイ「これが…不良のボスの本気…!」

 

新太「行くぞゴラァ!」ギュゥゥン!

 

筑紫は電気の球を作り、投げてくる。

 

咲子「かわすと周りに被害が出るわ!止めるわよ!」ガシッ、ガシッ!

 

メイ「え、あ、はい!」ギギギ…

 

新太「…ほう。いつまで持つんだろうな?」

 

咲子「ムゲン・ザ・ハンドG7!」ギュルルルルル…ガシガシガシガシ……ガシッ!

 

メイ「ハァァァァッ!」ズバズバズバズバッ!

 

私は掴んで止め、メイは斬ることで分散させる作戦だ。

 

新太「…手こずってるようだが、俺は待たねえんだよ!」ドゴッ、ドガッ!

 

筑紫は私たちの鳩尾にパンチを叩き込む。

 

メイ「……グハッ!」

 

咲子「……ガハッ!」

 

ドゴォッ!

……そして私たちは地面に激突する。

 

メイ「ハァ…ハァ……肋が数本逝っちゃいましたね…」

 

咲子「そうね…ハァ…強いわ…」

 

新太「…耐えるとは思わなかったぜ。だがここまでのようだな」

 

咲子「いや…まだ…終わらないわよ!」ギュゥン…

 

メイ「そう…です!まだ…戦います!」ギュゥン…

 

私たちは立ち上がり、まだ戦えると言う。

 

新太「…そうか。なら続けよう!」ドッ!

 

この人は強いけど、私は負けない!




二対一にしました。全員で戦わせると描写が下手になってしまうのでこうしました。

次回もよろしくお願いします。


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メイの本性

キャラ崩壊っぽい描写が出てきます、ご注意下さい。
あと、翔たちは距離をとって観戦しています。


side桜木咲子

 

新太「…それにしてもよー、お前らのコンビ、お似合いだなーw」

 

咲子「…いきなり何?」

 

新太「いやー、卑怯ヤローとクソの妹のコンビはいいなぁーw」ゲラゲラ

 

筑紫は私たちを指差してゲラゲラと笑いだす。

 

咲子「卑怯ヤローって、私?反則なんてした覚えがないんだけど」

 

メイ「………クソ?」

 

新太「じゃあ入学して速攻で1位になったり、同じ日に桜属性に目覚めたり、挙げ句の果てには3代目桜になったりするのはどう説明するんだ、あぁ?」

 

咲子「それはー「お前の言い訳なんざ聞きたかねーよ。それとよー、」……ッ」

 

こいつ、私の説明すら聞こうとしないのね。

 

新太「あのクソイズムのせいで俺にどんな恥をかかされたか知ってっか、あぁ?」

 

メイ「クソ…イズム?」

 

新太「あのクソよおー、アイツを襲った俺の部下どもをボコった後、ボスである俺に文句をつけてきたんだよぉ。それでよぉ、その文句を受け入れる代わりに勝負しろと言ってやったのさ。アイツはそれを承諾した。俺ぁその時1位だったんだぜ?あんなやつ、フルボッコにしてやると思ってたんだよぉ。だがよぉ、いざ戦ってみたら……俺が完膚なきまでにボコボコにされた…。あのクソイズムのせいで、俺は恥をかかされ、1位から下がってしまったんだよ!」

 

……一言言っていい?

自業自得だよね?悪いのは勝利を確信してたアンタだよね?それのどこが出夢先輩をクソと呼ぶのにつながるの?

内心キレてると、黙ってたメイはとんでもない発言をした。

 

メイ「………おい、"テメェ"」

 

咲子「…!?」

 

今、メイがお前って言った!?

 

新太「あ?なんだよ、怒ったのか?」

 

メイ「今、"俺"の兄のことなんつった?」ハイライトオフ

 

ハイライト失った目をしたメイがそう言う。一人称が俺になってる!?それと、ハイライト仕事して!メイが怖くなってるよ!

 

新太「あぁん?聞こえなかったのかぁ?クソって言ってんだよ、ク・ソ!」

 

メイ「ほう、クソか、そうかそうか」シャキン…

 

メイは逆刃刀を出し、筑紫に向ける。そして歩きだす。

 

メイ「…………」スタッ、スタッ…

 

新太「……ッ、ど、どうした、ようやく戦いを続けるのか?」

 

咲子(何、この凄まじい威圧感。メイってまさかのブラコンだったの!?それにしてはヤバすぎない!?喋り方まで変わってるし!?)

 

メイ「戦い?いや、違うな…」

 

新太「な、何言ってんだ?て、テメェ」ブルッ

 

筑紫は目に見えて怯えている。どう見えても強がってるし、体は小刻みに震えてるしね。私も正直怖いんだけどね、うん。

 

メイ「これは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親友や兄をバカにした屑に対する裁きの時間だ…」カッ!

 

ギュォォォ!

メイはさらに強い威圧を出す。例えるならワンピースの覇王色の覇気だ。威圧が向けられてるのは私じゃないのに気絶しそうなレベル。

 

新太「……ひ」

 

メイ「ひ?」

 

新太「ヒィィィィ、ごめんなさい、もう言いません、もう言いませんから許してくださいぃぃ!」

 

新太は怯えてながら謝り、土下座する。

 

メイ「謝ってきたか。なら……許して…

 

新太「許して…?」

 

メイ「…やらん!」ズバッ!

 

メイは逆刃刀を新太に思いっきり斬りつける。

 

新太「…ガハッ!」

 

メイ「お前の!ような!屑は!今更!謝って!きても!意味!なんて!ねぇんだよ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォ!

 

メイはさらに蹴りとパンチを叩き込む。

 

新太「グ…ウ…く…そぉ…」ピクピク…

 

メイ「ほう…まだその言葉を言うのか?」

 

新太「し…しまった…!」

 

メイ「どうやら罰が足りなかったようだなぁ!くらえ!」

 

ギュォォォ…

メイは刀にオレンジ色のオーラを纏わせる。

 

メイ「冥冥斬り…!」ズバァッ!

 

そして鳴鳴斬りの強化版みたいな技を筑紫に当てる。

 

新太「ガ…フッ…」チーン…

 

咲子「私たちの勝ち…なのかな?」

 

メイ「さて、俺は元に戻るか………ふぅ、疲れましたね、咲子さん」ハイライトオン

 

咲子「う、うん…(ほぼメイがやったんだけどね)」

 

メイが元の口調に戻ったタイミングで、翔たちが来た。

 

翔「おう、お前ら、お疲れさん」

 

ルマ「メイちゃん、強かったね!」

 

絵奈「威圧が強すぎて気絶しそうになったよ〜」

 

祐樹「……あれは怖かったぜ」ビクビク

 

学「口調も変わってたな」

 

育也「メイがこんなに怒ったのは初めて見たよ」

 

千代「………」チーン

 

千早「コイツは威圧で気絶しちまってるぜ…」

 

メイ「あ、はは…私、キレると本性出してしまうんですよ」

 

咲子「アレ、本性なの?」

 

メイ「はい、でもあまりにも口調が悪いのでお兄さんに止められました。今では敬語で話す方がしっくりきますが、たまに戻っちゃうんですよね…」

 

全員(なるほど。絶対メイを怒らせちゃだめだな)

 

メイ「さあ、屑は裁きましたし、今日はパーっと祝勝会でもしましょう!」

 

咲子「お、おお!」

 

それを彼女、坂田日和はずっと見ていた。

 

日和「あらら、私出番なかったわね。ま、いいものを見せてもらったわ。咲子ちゃんとメイちゃんはどんどん強くなりそうね、ふふっ」サッ…

 

その後、咲子たちはラーメン屋で祝勝会をした。

こうしや裏で放置された筑紫はしばらく怯えながら生活していたという。




鳴鳴斬り→冥冥斬り
威力的には、
絶・鳴鳴斬り→冥冥斬り
ですかね。実際に冥冥斬りを使いこなせるようになるのは少し先になります。

次回もよろしくお願いします。


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メイとお出かけ。

今日はかいりきベアさんの曲、ネロイズムの1周年の日になります!いい曲なので是非聞いてみてください!


side桜木咲子

 

『唐人町、唐人町。降り口は右側です。お忘れ物のないよう、ご注意ください』

 

メイ「降りましょう、咲子さん」

 

咲子「そうね」

 

アナウンスと共に、私たちは地下鉄を降りる。

私は今日、メイとお出かけをしている。どこに行くのかって?それはー

 

メイ「マークイズに着いたら、何しますか?」

 

咲子「そうね、まずは服屋かな?」

 

私たちはマークイズに行くことになった。一応キャナルやヨドバシに行くことも考えたけど、ショッピングモールと言えばここなのでここにした。

 

ー数分後ー

 

咲子「ふぅ、ついたついた」

 

メイ「今日はいっぱい楽しみましょう!」ニコッ

 

メイの笑顔が眩しい。本性を最近知ったけどそれでも可愛い。まるで天使。

 

天の声「後々リアル天使になるんだよn「ハイハイネタバレやめようねー♪」……ガハッ」チーン

 

メイ「…………?」

 

メイはキョトンとしてるけど、気にしない気にしない!

 

ー服屋ー

 

咲子「メイ、この色かこの色、どっちがいいと思う?」

 

メイ「あの、咲子さん、なんで全部パーカー何ですか?」

 

咲子「パーカーは最高かつ最強だからよ」

 

年中着ることができるし、寒かったら何枚も着て、暑かったら脱げば良い。まさに最強の上着。

 

メイ「あと、あなたが今着ている赤いパーカーの桜の文字と花びらはあなたがつけたんですか?」

 

咲子「そうよ、いいでしょ?」

 

メイ「はい、似合ってます。……なら、私はこの緑パーカーを買って梅の文字と花びらをつけましょうか」

 

咲子「いい考えね。それで?どっちがいいと思うの?」

 

メイ「うーん…こっちですかね」

 

咲子「オッケー♪」

 

ーゲーセンー

 

メイ「咲子さん、この連打ゲームやりましょうよ、無料みたいですよ」

 

咲子「えっと、どちらが10秒でボタンをもっと押せるか勝負するゲームのようね。やりましょ」ポチッ

 

メイ「あ、始まりますよ」

 

3…2…1…スタート!

 

2人「うおおおおおおおおおお!」

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!

私たちはボタンが壊れるギリギリのレベルで連打する。

多分毎秒20回ぐらいのスピード。

 

ピピーッ!

 

咲子「あ、終了ね」

 

メイ「勝ったのは…」

 

テッテレーン!青(メイ)の勝利!

 

咲子「誤差で負けちゃったわね」

 

メイ「…よっしゃ!WRYYYYYY!」

 

咲子「メイ、素が出てるわよ」

 

しかもDIOの真似してるし。

 

メイ「………あ、ついうっかり」

 

咲子「ま、それでもいいけどね」

 

ーフードコートー

 

咲子「…………」ズズーッ

 

メイ「…………」ズズーッ

 

咲子「…美味しいわね」

 

メイ「凶暴な旨味ですね」

 

咲子「どこの雪ノ下雪乃なのよ、アンタ」

 

てか、俺ガイル読んでたのね。

 

メイ「でも、美味しいのは事実ですね」

 

咲子「そうね。豚骨ラーメンはホントに美味いわ」

 

メイ「…………」ゴクゴク…

 

咲子「…………」ゴクゴク…

 

2人「…ぷはーっ」コトッ。

 

うん、スープも美味しかったわ。

 

ー本屋ー

 

咲子「メイ、アンタイナイレの攻略本見つけた?」

 

メイ「へ?わわ私は見当たりませんでしたよー?」

 

私はメイが隠してた本を取る。

 

咲子「……じゃあ、これは何?」サッ

 

メイ「…あ」

 

咲子「へへっ、いただきー…って、これ鬼滅の刃の漫画じゃねーか!攻略本ちゃうやん!」

 

思わず口調が変になってしまった。騙されたー!

 

メイ「ふふっ、お先に失礼〜♪あ、あと漫画返してください、買いますので」

 

咲子「え、あ、うん」スッ

 

メイ「ついでに咲子さん、攻略本はあなたの隣の本棚にありますよ」

 

咲子「へ?……あ、ホントだ。買おっと」サッ

 

ふぅ、無事にゲットできたわね。

 

ー帰り道ー

 

メイ「今日は楽しかったですね」

 

咲子「そうね……ん?あれ、出夢先輩じゃない?」

 

私たちから10メートルくらい離れたところに出夢先輩がいた。

 

メイ「え?……あ、そうですね」

 

咲子「それと隣にいる女の人は…彼女?」

 

メイ「はい、あの人はお兄さんの彼女の藤崎花(ふじさきはな)さんです。1年前から付き合ってますね」

 

咲子「あ、そうなんだ。とりあえず邪魔しちゃダメだから別の道で行こうか」

 

メイ「そうですね」

 

こうして、私とメイのお出かけは平和に終わるのであった。




キャラクター商品
藤崎花
出夢の彼女。1年前から付き合っているらしい。

俺ガイルとジョジョネタも混ぜました。
福岡は地元なのでかなり書きやすかったですね。
あと、俺かなり福岡の地名を名前に使ってますね。そのうち被りそうで怖いです。

次回もよろしくお願いします。


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不死鳥……のペット!?

幻獣が出てきます。


side桜木咲子

 

咲子「……あ、ここだ」ポチッ

 

ピンポーン。

………ガチャッ。

 

??「おお、いらっしゃい、咲子さん」

 

咲子「こんにちは、平尾さん」

 

この人は坂田平尾(さかたひらお)さん。日花先生の夫だ。ボサボサの黒髪で、眼鏡をかけている。

今日は日花さんに呼ばれて彼女の家に来た。

 

平尾「さあ、入って入って」

 

咲子「失礼します」

 

ーリビングー

 

未例「あ、咲子じゃないか」

 

日和「一緒にゲーム、する?」

 

咲子「いや、遠慮しときます。日花先生はどこですか?」

 

未例「………ブッ」じー

 

日和「はははっ、母さんはアンタの後ろにいるのよ」

 

咲子「………ふぇ?」クルッ

 

そう言われてあわてて振り返ると、マジで日花先生がいた。

 

日花「……よっ」

 

咲子「よっ、じゃないですよ!いつからいたんですか!?」

 

日花「日和がゲームするか誘って来た時からいたわね」

 

咲子「全く気付かなかった…」

 

日花「まあ、気付いてたら逆にすごいんだけどね。こんなに気配を消すのは天……これ以上は言わないでおくわ」

 

咲子「は、はぁ…。今日は何で呼び出したんですか?」

 

日花「ちょっとアンタに見せたいものがあるのよ」

 

未例「……ああ、あれね」

 

日和「咲子ちゃん、びっくりするわよ〜♪」

 

咲子「何を、ですか?」

 

日花「正確には、私が飼い始めた鳥ね」

 

咲子「鳥?」

 

日花「そう、鳥。とりあえずついてきなさい、鳥だけに」

 

テテッチー。

 

未例「……ブッ」

 

日和「はははははっ、いいダジャレね、母さん」

 

平尾「………」カチーン

 

咲子「あ、はは…」

 

私は苦笑い、未例さんは笑いをこらえ、日和さんは大笑いし、平尾さんは何故か物理的に凍っている。なにこの変な状況。

 

日花「…ま、それは置いといて、ついてきなさい」スタスタ

 

咲子「え、あ、はい」スタスタ

 

ー倉庫ー

 

咲子「広い倉庫ですね」

 

日花「まあね。さてと」

 

日花は指をくわえると、

ピーッ!

口笛を吹いた。

すると…

 

「ピェェェェェェ!」

 

バサバサッ!

 

咲子「……………え?」

 

烏ぐらいの大きさの鳥が飛んできて、先生の肩に乗った。しかし、ただの鳥じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火を纏った鳥、不死鳥だった。

 

日花「どう?驚いたでしょ?」

 

咲子「いやいやいやいやいやいやいやいや!驚くどころじゃないですよ!なんで不死鳥を飼ってるんですか!?」

 

日花「この子、朱雀っていうのよ。可愛いでしょ」ナデナデ

 

朱雀「クルルルル…」

 

咲子「名前は聞いてません!」

 

日花「はいはい、飼い始めた経緯ね。…ゴールデンウィークのから少し過ぎた頃の話なんだけど、有美先生が赤い卵を渡してきたのよ。なんの卵か聞いてみると、不死鳥の卵って言われて、相変わらずこの人ぶっ飛んだもの渡してくるな、なんて思ったわ」

 

…有美さんって、ぶっ飛んだもの渡してくるのね、脳内にメモっとこ。

 

日花「私も最初は遠慮したんだけど、その時に卵が孵化して、刷り込みで私を親と認識してしまったのよ」

 

咲子「あらら…」

 

日花「それで先生は、天界で不死鳥から『この卵を坂田日花に渡しなさい、いつか絶対に役に立つでしょう』なんで言われたらしくて…あ、テレパシーでね」

 

不死鳥ってテレパシー使えるんだ。

 

日花「だからしょうがなく飼うことにしたのよ。でもこの子すっごく可愛くて…めんどくさい気持ちなんて吹っ飛んでしまったわ」ナデナデ

 

朱雀「クルルルル♪」

 

咲子「朱雀って、主になにを食べるんですか?」

 

日花「鶏肉ね。好物は唐揚げね」

 

咲子「唐揚げ食べるんだ…」

 

朱雀「ピェェ!」バサッ!

 

朱雀は先生の肩から離れ、今度は私の肩に乗った。

 

咲子「え?えっと…」

 

日花「頭を優しく撫でてやりなさい」

 

咲子「あ、はい。よしよし…」ナデナデ

 

朱雀「クルルルル♪」パァァ

 

私は朱雀の頭を優しく撫でると、朱雀は気持ちよさそうに鳴く。確かに可愛い。

 

咲子「…なんだか癒されますね」

 

日花「そうね。ちなみに、朱雀はまだ生まれてから2週間しか経ってないのに、もう火が出せるのよ」

 

咲子「それって珍しいんですか?」

 

日花「ええ、普通は1ヶ月ほどかかるわね」

 

咲子「うわ、早いですね…」

 

朱雀「ピェェェェ!」ボォォォ!

 

日花「ほら、そんなふうに」

 

咲子「おお、凄いですね!」

 

その後しばらく朱雀と遊んだ。めっちゃ癒された。




キャラクター紹介
坂田平尾
日花の夫。眼鏡をかけている。
坂田朱雀
不死鳥。唐揚げが好物。

次回もよろしくお願いします。


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翔の家でのハプニング

言い忘れてたんですけど、しばらく日常回を書こうと思います。


side桜木咲子

 

5月下旬のある日、私と祐樹、絵奈、ルマは翔の家に遊びに来ていた。

 

翔「おう、お前ら、よく来たな」ガチャッ

 

祐樹「失礼します」

 

3人「…………」

 

翔「ん?お前ら、どうしたんだ?」

 

咲子「翔、アンタの部屋、入ってもいい?」

 

翔「いいけど、なぜ聞いてきた?」

 

絵奈「いや〜翔は年頃の男子だし〜、エロ本とか隠してそうだからね〜」

 

ルマ「ボクは単純に入りたいだけだよ」

 

翔「いやいやいや、俺のような奴がエロ本なんか持ってると思うのか?」

 

咲子「あ、そうだった。持ってるとしたら祐樹だったわね」

 

祐樹「な、なんで俺だよ!?」

 

絵奈「たまに視線が、ね〜」

 

祐樹「いやそんなことは…あ」

 

ルマは胸を張った姿勢をすると、祐樹の視線が胸のほうに行った。

 

ルマ「ほらね?」

 

祐樹「こ、こここれは不可抗力だ、信じてくれ」

 

咲子「翔の視線は向いてないのに?」

 

翔「興味ないしな」

 

祐樹「しまった…」

 

ルマ「……エッチ」じー

 

祐樹「グハッ」バタン。

 

絵奈「あらら〜、倒れちゃった」

 

翔「こいつはペットで寝かせておこうぜ」

 

ー寝かせたあとー

 

咲子「さて、なにする?」

 

翔「俺のペンギンたちを連れてこようか?」

 

絵奈「うーん、今はそんな気分じゃないかな?」

 

ルマ「あ、じゃあこれでもしない?」サッ

 

ルマがそう言って出してきたのは…スマブラか。

私はオンライン対戦を少しやってたからそこそこ強いと自負してる。

 

翔「おう、そうするか」

 

そして私たちはしばらくスマブラをした。

 

side戸畑祐樹

 

祐樹「………ハッ!」ガパッ

 

ここは…翔の部屋か?

確か、俺はルマにエッチって言われてそのショックで気絶したんだよな?

いやー、好きな人に悪口(悪口なの?)を言われたら以外と精神的にくるんだよなー。(誰得だよその情報。)

 

祐樹「それにしても、ホントに翔のやつエロ本を隠してねーのか?探せばあるんじゃね?」

 

さてさて始まりました翔のエロ本探検隊。

まずはよくあるベットの裏…

 

祐樹「…ないか」

 

次は床下…

 

祐樹「ここもないか」

 

俺の場合はここに隠してるんだがな。

(お前は持ってるのかよ!)

なら、今度はタンスの裏…ん?

 

祐樹「なんだこれ?」サッ

 

タンスの裏に挟まってたのは埃まみれの本だった。表紙からしてエロ本ではないようだ。

 

祐樹「読んでみるか…」パラパラ

 

本を開いてみると、そこには手書きで技のやり方などが書いてあった。どうやらこれは翔の技ノートのようだ。

 

祐樹「すげー研究してるんだな……ん?」パラッ

 

なんだこれ…「このページ以降を読んだら凍らせる」?

そう言ってもな…

 

祐樹「読みたくなるのが俺なんだよな…」パラッ

 

ん?これは…

日記だ。翔のやつ日記なんか書いてたのか。

 

4月○日

今日俺は花町高専に入学した。しかも運のいいことに担任があの2代目桜の坂田日花先生だった!俺超ラッキー!

 

結構普通だったな。

そう思いながら他の日の日記を読んでみる。うん、普通の日記だな。なんも違和感がない。と思っていると…

ガチャッ

 

翔「おお祐樹、目が覚めたのか…ん?」

 

祐樹「あ、やべ」

 

翔「……ほほう、俺の日記を読んだんだな?そんなに凍りたいんだな?あぁ?」ゴゴゴ…

 

祐樹「あ、その…気になってしまって…」

 

翔「そうかそうか、凍らせられたらどんな気持ちなのかが気になってしょうがないのか」ピキピキ…

 

祐樹「いや、ちが…」

 

翔「違わねーよ。くらえ!」ドゴォ!

 

祐樹「ぐぇっ」カチーン

 

翔「しばらく全身冷やしてろ」ガチャッ

 

そして俺は3時間ぐらい氷漬けにされた。




祐樹、自業自得ですね。

次回もよろしくお願いします。


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まともそうな勉強会

時は一気に飛びます。


side桜木咲子

 

今は6月中旬、あと1週間で1学期期末考査だ。

私は授業の内容をしっかり覚えてるので問題ないが、祐樹や絵奈、学などが赤点とりそうなため、今日は勉強会になった。

 

咲子「…ここにこの公式を当てはめて…」

 

祐樹「……こうか?」

 

咲子「うん、正解。次はこれを…」

 

祐樹「…なるほどな」

 

私は祐樹に数学を教え、

 

千早「○○年に○○は何をした?」

 

学「…○○の改革?」

 

千早「不正解。これだ、○○の乱だ」

 

学「そうだったか」

 

千早は学に歴史を教え、

 

メイ「この言葉の活用形は何でしょうか?」

 

絵奈「えっと〜、連用形?」

 

メイ「正解です。これで多分国語は大丈夫ですね」

 

絵奈「ありがとう、メイちゃん〜♪」

 

メイ「は、はい、どういたしまして…(またちゃん付けされちゃいましたね)」

 

メイはさっきまで絵奈に国語を教えていた。

 

そして、他のメンバーは…

 

翔「○○年に○○の乱を起こしたのは?」

 

育也「○○○○と○○○○!」

 

翔「正解だ」

 

ルマ「嫌な奴(18782)が2人いたら?」

 

千代「…皆殺し(37564)よ。有名な問題ね」

 

ルマ「あ、やっぱり知ってたんだね」

 

千代「…じゃあ、皆殺しを2回すると?」

 

ルマ「…えっと…75128だから…苦い唾?」

 

千代「正解。凄い偶然よね」

 

ルマ「そうだね」

 

問題を出し合ったり、計算の雑学を話したりしていた。

これがさとかに隊の勉強会だ。案外まともにできている。

 

祐樹「咲子、この問題どうすんだ?」

 

咲子「ん?ああ、そこはこれを…」

 

祐樹「…よし、できたぜ」

 

勉強会は、こんな感じで進行した。

そしてテスト当日。

3人曰く問題はスラスラ解けたらしい。

私はどうかって?もちろん一教科につき見直し込みで15分で終わらせてるわよ?当たり前でしょ?

(咲子が規格外なだけです、安心してください)

そしてテント返しの日……

 

祐樹「おっしゃぁぁ、80点取れたぜぇぇ!」

 

咲子「よかったわね♪」ドヤ!

 

私は100点のテストを見せながらドヤる。

 

祐樹「やっぱ咲子は100点か。でも、俺はこう見えてもクソ頑張ったから、そんなの関係なく嬉しいぜぇぇ!」

 

絵奈「メイちゃんのお陰で赤点回避できたよ〜!これで親に新しい筆買ってもらえる〜!」

 

翔「おう、そりゃよかったな」

 

絵奈「うん、可愛いメイちゃんに万歳〜!」

 

ー廊下ー

 

メイ「わ、私って、そんなに、可愛いんですかね…///」

 

一方メイは可愛いと言われてまた照れていた。

 

ー1組ー

 

育也「うわっ、すごいじゃん学」

 

学「おう…俺何年ぶりだろうな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…満点取るの!」

 

学は社会で100点を取り、クラス1位の点数だった。

 

学「千早のやつ、教えるの上手すぎだろ!じゃないとこんな点数取れねーよ!」

 

育也「赤点取ってた学だから説得力あるな…今度俺も教えてもらおうかな…」

 

こんな感じで、時系列は思いっきり飛ぶのであった。

(メタい話でしめるな!)




ここで日常編終了です。

次回もよろしくお願いします。


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明日は雨の予報ですが、そうはさせません。

サブタイトルはしっくりこないニュースのネタですね。
知らない人はググってみて下さい。


side桜木咲子

 

『明日の天気予報です。福岡市付近は雨になると予想されており…』

 

咲子「明日は雨か…」

 

春菜「いや、案外晴れるかもよ?」

 

咲子「え、なんで?」

 

春菜「明日は何の日?」

 

咲子「6月21日だから…夏至?」

 

春菜「そうよ。それでね、夏至は毎年ずっと晴れなのよ。何でかわかる?」

 

咲子「…奇跡?」

 

春菜「奇跡…ね。ま、分からないな方が驚くわね。明日晴れたら日花に聞いてみなさい」

 

咲子「先生に?…うん」

 

何で先生に?

 

ー次の日(夏至)ー

 

次の日、天気を見てみると母さんがいった通り晴れていた。しかも快晴、雲ひとつなかった。

 

咲子「うわ、本当に晴れてる…」

 

春菜「ね?言ったでしょ?」

 

咲子「不思議ね…ちょっと先生に聞いてくる!行ってきます!」ガチャッ

 

春菜「行ってらっしゃい」

 

私は先生の家へと走っていった。

 

ー坂田家宅ー

 

ピンポーン♪

…ガチャッ。

 

日花「あれ、咲子?どうしたの?」

 

玄関は先生本人が開けた。

 

咲子「先生、今日は雨の予報だったのに雲ひとつないっておかしくないですか?」

 

日花「あら、まさか春菜が聞いてこいって?」

 

咲子「はい、そうですけど?」

 

日花「なるほど…実はね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と有美先生で雲を文字通り弾き飛ばしたのよ」

 

咲子「なるほど、雲を弾き飛ばしたんですね………って、ええええええええええええええええっ!?」

 

あまりにも規格外なことを言われたので思わず叫んでしまった。

 

日花「あっ、確かまだ私の本気を見せてなかったわね。ちょっと空に向かって1発放ってみるわよ」

 

咲子「え?はい」

 

どれだけ強いんだろ…

 

日花「まあ、本気と言っても3割くらいの力だけどね。…………………ハァッ!」シュッ!

 

ギュォォォォォォォォォォッ!

 

先生は空に向かって空振りパンチをする。その刹那、とんでもない突風が起こり、その影響で先生の足元の地面がめり込む。

 

咲子「…………ホワーウ」ガクガク

 

何、この人?強すぎでしょ?3割でこれぐらいなの!?先生ってまさか人間辞めてるの!?」

 

日花「まあ、半分ぐらい人間辞めてるわね。実質人間としての全力は本当の全力の5割程度だから」

 

咲子「え、本当の全力?」ガクガク

 

日花「あ、この話はまだ早いわね。とにかく、私と有美さんはああやって雲を弾き飛ばしたのよ。分かった?」

 

咲子「は、はい、分かりました」ガクガク

 

日花「ん?何で震えてるの?」

 

咲子「いやー、日花先生のパンチが怖すぎて少し怯えてます」ガクガク

 

日花「ハァ…安心しなさい。アンタは殴らないわよ、少なくとも今は」

 

咲子「え、つまり将来殴るんですか!?」

 

日花「ま、いつか手合わせする時に、ね?」

 

咲子「は、はぁ…」

 

私は先生の規格外さに驚くのであった。




ぶっ飛ばしましたね、物理的に。

次回もよろしくお願いします。


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模擬戦をしよう

side桜木咲子

 

7月の初め頃、私たちは戦闘場にいた。

 

咲子「炎突改!」ドゴッ!

 

メイ「フッ!」キィン!

 

咲子「ハッ!…え?」シュッ!

 

メイ「そこです!ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

咲子「うわっ!」ピュゥゥゥ…

 

私とメイは今、模擬戦をしている。もう気づいてると思うんどけどね。

 

咲子「ふぅ、なんとか吹っ飛ばなかっ…!?」

 

メイ「鳴鳴斬り改!」ズバッ!

 

咲子「ぐうっ!」シュゥゥ…

 

メイの斬撃をなんとか防御する。改に進化してるから威力も上がってるわね。

 

咲子「……ハァァァァッ!フレイムダンス!」ボォォォ!

 

私は炎を纏って、逆さで回転し始める。

 

メイ「その技ですか…なら!」ズバァ!

 

咲子「…かーらーのー?爆熱スクリュー改!」ドッゴォン!

 

メイ「な…!?」

 

私が蹴り飛ばした炎の球がメイの飛斬撃とぶつかり合う。

 

咲子>>>>>>○(<<<<<メイ

 

威力は私が勝ち、炎の球はメイに向かって飛んでいく。

 

メイ「火斬り!……っ、きゃぁっ!」ドゴォ!

 

メイは刀でガードするが、炎の球に弾かれ、炎の球はメイの顔面に直撃する。

 

咲子「…あ、やべ、顔面に当たっちゃった」

 

メイ「…うう…熱いです」シュゥゥ…

 

顔を火傷したメイが言う。

 

咲子「あはは、ごめんね?顔に当てるつもり「無かったのは分かってますよ。続けましょう」そうね。炎天桜舞!」

BLOOM!

 

大量の火桜の花びらがメイに向かって飛んでいく。

 

メイ「なら私も!晴天飛梅!」BLOOM!

 

メイも炎天桜舞の梅属性バージョンで対応する。

 

咲子「能力だったら解除出来たけどね…ハァァァァッ!」

 

メイ「それは…残念でしたね!ハァァァァッ!」

 

ビュゥゥン!

 

火桜と風梅どうしのぶつかり合いで、あたりに突風が起きる。突風と言っても扇風機レベルだけどね。

 

メイ「………フッ!」ピュゥゥゥ…

 

咲子「…うわっ!」ツルッ

 

私は何かにバランスを崩されてしまった。

 

咲子「…やばっ!イジゲン・ザ・ハンド改!」ギュォォ…

 

バランスを崩されてしまった私を風梅の花びらは狙うが、私はすかさずドーム状の結界を張り、飛んできた花びらを上に受け流した。

 

メイ「…あまり隙がないですね。さすが日花先生に鍛えてもらっただけあります」

 

咲子「アンタこそ、独学でそれほどの技術とはやるわね。アンタみたいな人は中々いないわよ?」

 

メイ「褒められてもらい光栄…ですっ!」ズバッ!

 

咲子「こらこそ褒めてくれてありが…とうっ!」ドゴッ!

 

メイの刀と私の拳がぶつかり合う。

 

…今よ!

 

咲子「そこだっ!」ドゴッ!

 

足でメイをこかした。

 

メイ「えっ!?」

 

咲子「炎突改!」ドゴォ!

 

メイ「かはっ!」バタン

 

咲子「どう?」

 

メイ「…降参です」

 

『勝者、桜木咲子!』

 

咲子「…ふぅ」

 

メイ「うう…惜しかったです…」

 

咲子「いやー私もあと少しで負けるとこだったわね」

 

メイ「次は勝ちます!」グッ

 

小さなガッツポーズをするメイ。可愛いな…」

 

メイ「え!?///」カァァ

 

あ、声に出してた。メイは顔を赤くする。そんな顔も可愛いな…」

 

メイ「もう!照れるじゃないですか!///」テレテレ

 

その後も可愛いと言われ続けたメイはしばらく拗ねたが、通信対戦をしてあげると言ったら許してくれた。可愛い。




次回もよろしくお願いします。


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1年夏休み
夏休みと言えば?…兄が帰ってくる!


夏休み編スタート!


side桜木咲子

 

メイと模擬戦をしてからまた数週間後、今は夏休みである。

宿題は夏休みが始まってすぐオール(完徹)して3日で終わらせた。私の体力とマッ缶があれば大丈夫だった。その次の日丸一日寝たけどね。

あと、夏休みになると帰省する人も少なくないだろう。何でこの話をしてるのかって?それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……兄さんが千葉から帰省してきたからだ。

 

春樹「咲子、お前超強くなってるな」

 

咲子「そりゃ、日花先生に鍛えてもらってるからね♪」

 

春樹「…ほう、あの日花先生に弟子入りしたのか」

 

咲子「そうだけど、どうかしたの?」

 

春樹「いや、俺は弟子にしてくださいって頼んで断られたんだよ、懐かしいな」

 

咲子「私の場合、逆に弟子になってって誘われたんだけど」

 

春樹「へぇ……って、今何つった!?」

 

咲子「日花先生に弟子になってって誘われたのよ」

 

春樹「…そんな事ある?」

 

咲子「ある」

 

春樹「アンビリーバボー。ハルキシンジラレナイナ」

 

…なるぼど、そのネタね。

 

咲子「……何言ってんだこのゴミぃちゃんは。実際に起きてることなのよ?」

 

春樹「…あのー咲子さん?俺ガイルネタで言うのはいいんだけど俺結構傷つくからね?演技なのは分かってるけど、ね?」

 

咲子「……口調まで変わってるわよ、兄さん」

 

春樹「おう、これは失礼。で、日花先生にどんな特訓つけてもらったんだ?」

 

咲子「…知りたい?」

 

春樹「知りたいから聞いてんだろうが」

 

咲子「まず、毎日指だけの腕立て伏せ千回、腹筋五千回、スクワット五千回、反復横跳び一万回」

 

春樹「……それを毎日かよ」

 

咲子「しかも、毎週金曜日は模擬戦。いつも先生に触れもせずにフルボッコにされる」

 

春樹「鬼かよ…」

 

咲子「あと、先生の気まぐれで技を教えてくれるわね。炎天桜舞とか。しかも習得するまで帰れません状態で」

 

春樹「…そりゃそんな特訓したら嫌でも強くなるわな」

 

咲子「今の私は5連続でオールしても問題ないぐらいの体力と、自動車を両手で問題なく止めるぐらいの力があるわ」

 

春樹「まさか…俺の妹、人間辞めた?」

 

咲子「それを言うなら日花先生に言ってよ」

 

春樹「あー、先生は"半分"人間辞めてるから言わなくていい」

 

咲子「(日花先生って何で半分だけ人間辞めてるんだろう…)ところで兄さん、きじおさんは?」

 

春樹「きじおなら家にいると思うぜ」

 

咲子「ふーん…」

 

兄さんの親友の飛羽野きじお(ひわのきじお)さんはキジの仮面をつけている。昔は帽子を付けていたが頭が入らなくなったため仮面にしたらしい。

 

春樹「それでよー、きじおがよー…」

 

咲子「へー、それはすごいわね」

 

私は兄さんとしばらく談笑した。楽しかった。




キャラクター紹介
桜木春樹
咲子の兄。5歳年上。千葉で仕事をしている。
飛羽野きじお
春樹の親友で、同じく5歳年上。千葉で仕事をしている。
"兄弟はいない"。

次回もよろしくお願いします。


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天界へ行くというすごい展開

サブタイトルは寒いダジャレですね。
書いた時部屋が体感温度マイナス18度になりました。

咲子「私の名前でダジャレ!咲子に先越される!」

天の声「おお、いいなそれ」

咲子「でしょ?」

日和「あはははっ、面白いねー!」

他の奴ら「……………」カチーン

以上、ダジャレの前書きでした。


side桜木咲子

 

兄さんが帰ってきて数日後、私はメイとイナイレで通信対戦をしていた。

 

咲子「いけっ!ジェットストリームG5!」

 

メイ「…まずはザ・マウンテンV3で威力さげて…ゴットハンドトリプルG5!……よし、止めました!」

 

咲子「あー、もうTP切れになってるわね…また負けそう…」

 

メイ「咲子さんが天才だと、私は秀才ですかね?」

 

咲子「…いきなり何の話?」

 

メイ「勝ちたいなら努力しろという事です」

 

咲子「ファィ…」

 

努力ねー。夏休みどんな特訓するんだろ?

そう思った矢先、兄さんが部屋に入ってきた。

 

春樹「咲子、日花先生が来たぞ、なんか話があるそうだ」

 

咲子「話?…一応メイも付いてきて」

 

メイ「?…あ、はい…」スタスタ

 

ー1階、リビングー

 

リビングに来たけど…

 

咲子「あれ?先生どこ?」

 

メイ「隠れてるんですかね?」

 

チョンチョン。誰かに肩をトントンされる。ん?

クルッ

 

日花「……よっ」

 

咲子「また背後からの登場ですか!?怖いので止めて下さいよ先生!」

 

日花「いやいや、怖がらせるためにやってるんだから止めないわよ。メイは1学期ぶりね」

 

メイ「あ、はい、こんにちは…」

 

私たちはとりあえずソファーに座る。

 

咲子「で、先生、話って何でしょうか?」

 

日花「本当は咲子だけに聞くつもりだったけど、メイにも聞くことにするわ。アンタ達…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…天界で特訓合宿をしない?」

 

咲子「え。(天界と聞いてビックリ)……え?(理解したけど聞き間違えだと思い込む)……………え!?(先生の顔を見てこれはマジだとしり戸惑う)て、天界で、とと特訓!?」

 

メイ「……是非行かせて下さいっ!」キラキラ

 

メイは目をキラキラさせて言う。即答したわね…

 

日花「メイは即答ね。咲子はどう?」

 

咲子「天界で特訓って、何か裏でもあるんじゃないですか?なんか怪しいですよ?」

 

日花「裏ね……ただ…特訓…するだけだけどね?」

 

何今の間の置き方。怪しさ全開でしょ。

 

咲子「その特訓って、しんどいですか?」

 

日花「……アンタの態度によるわね」

 

態度?うーん…

 

咲子「…私も行きます」

 

日花「オーケー。すでに春菜と蓮也(両親)に聞いてるけど、咲子は予定が無いはずよね?メイはどうなの?」

 

メイ「私もヒマでしたね」

 

日花「了解。じゃ、今週の土曜日8時半に花町高専の校門前で集合よ。服は1着だけでいいわ、洗えるし。あと持ってくるものは…無いわね。持っていきたいものがあったら好きに持って行っていいわ。上着はパーカーをお勧めするわね。それじゃ、失礼するわね〜」ガチャッ。

 

……………。

 

メイ「咲子さん…」

 

咲子「メイ………」

 

咲子「先生もパーカー好きなんだね」

メイ「先生もパーカー好きなんですね」

 

見事に意見が合った。

 

結論。

やはりパーカーは最強の上着。




謎のオチになりましたね。次からは特訓です。

次回もよろしくお願いします。


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天界

茶番 この問題

咲子「1+1=」

翔「2」普通
絵奈「田」全部合わせた
祐樹「11」くっつけた
ルマ「1」泥団子の場合
メイ「3」とあるジョーク

咲子「色々あるわね」

正解はもちろん2だけどね。


side桜木咲子

 

ー出発当日ー

 

咲子「行ってきまーす」

 

春樹「行ってらっしゃい、頑張れよ」

 

咲子「うん!」

 

今日は天界で特訓をし始める当日だ。どんなことをするのか楽しみで仕方がない。

 

咲子「〜〜♪」ピー♪

 

楽しくて思わず口笛を吹き始めるぐらいだった。ちなみに吹いてる曲はボカロの曲で、サムネイルに角が生えてる天使と神社の鳥居がある曲だ。

…感のいいボカロファンなら分かるよね?

 

ー集合場所ー

 

有美「あ、来たわね」

 

咲子「おはようございます、有美さん。メイと日花先生は?」

 

有美「メイはまだ寮にいるわ。日花は…アンタの後ろね」

 

咲子「…は?」クルッ

 

…………またかよ…。

 

日花「…よっ」

 

咲子「もうそのネタ飽きました…」

 

日花「飽きて結構。私はずっとやるからね」

 

咲子「ハァ。……先生、おはようございます」

 

日花「おはよ。メイはそろそろ来ると思うわ」

 

ー36.2473秒後ー

↑的確すぎるだろ!

 

メイ「おはようございます!」

 

咲子「テンション高いわね」

 

メイ「天界へ行けるんですよ?テンション高くない訳ないじゃないですか!」

 

咲子「ま、それもそうね」

 

私も楽しみだし。

 

日花「さて、全員揃ったし、始めるわよ。………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使化!」カッ!

 

ギュォォォ!

先生がそう言った刹那、突風が巻き起こった。

 

有美「………」

 

咲子「うわっ!」

 

メイ「すごいパワーです!」

 

日花「………ふぅ、完了」

 

咲子「……先生?」

 

日花「驚いた?これが天使化よ」

 

先生は…天使になっていた。

髪は紫色、赤い羽が生えており、頭には赤い天使の輪っかがあった。

 

メイ「成る程、だから半分人間辞めてると言われてるんですね…」

 

日花「そういうこと。…ハッ!」ビカァ!

 

先生はなんかワープホールみたいなものを出した。

 

日花「さ、入って!」

 

咲子「あ、はい!」

 

メイ「突入!ハァァ!」

 

有美「…2ヶ月ぶりね」

 

ー天界ー

 

ワープホールをくぐると、光に満ちた空間に出た。

 

日花「…ようこそ、天界へ」

 

咲子「ここが…」

 

メイ「天界…!」

 

2人「すごいです!」

 

有美「ふふっ、私はもう慣れちゃってるからね。あまり驚かないのよねー」

 

日花「そりゃ人生の4分の1天界で過ごしてますからね」

 

有美「ふふっ、それもそうね」

 

…マジか…有美さん15年も天界で過ごしたんだ…。長っ!

 

咲子「ところで先生、私たちが特訓するのってまさかその天使化というやつですか?」

 

日花「え?いや、これはまだ早いわ。教えるのは別のものよ」

 

メイ「何となく上級者向けに見えますしね…」

 

日花「その通りよ。解除!」カッ!

 

先生はそういうと羽と天使の輪っかは消え、髪色が黒に戻った。

 

日花「さて、付いてきて」

 

スタスタ…

私たちは天界の街を歩く。天界には普通に人が歩き回っていた。地上によく似ていた。ただ、ひとつだけ言えるのは"悲しそうな顔をした人は1人もいなかった"という事だ。

 

咲子「…先生、質問があります」

 

日花「何?」

 

咲子「ここって、天国ですか?」

 

日花「…いや、天国はあるけど生きてる人は立入禁止よ。だから違うわね」

 

メイ「天界の中に天国があるんですね…」

 

日花「…さて、ついたわ」

 

メイ「………わぁ…」

 

私たちが着いた建物は、一際大きな建物だった。

 

日花「ここが、有美さんの道場よ」

 

『火野道場』

 

咲子「……すごい…」




なんと口笛吹いてた曲は伏線です。
あと、天使化は後々詳しく出てきます。

次回もよろしくお願いします。


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チャカメカファィアー

あれ?この技名、どこかで聞いたことあるような…。
分かった人がいたらコメントお願いします。


side桜木咲子

 

『火野道場』

 

有美「さぁ、入って入って」

 

咲子「あ、はい…」

 

メイ「…………」キラキラ

 

日花「…3ヶ月ぶりね」

 

私は緊張、メイは目をキラキラさせながら道場へと入っていった。

中では、様々な年齢の人が鍛錬をしていた。

 

「フッ!ハッ!」

 

「……スゥゥゥゥゥ」

 

「せやっ、とうっ!」

 

「……………」瞑想中

 

有美「みんな、ただ今」

 

「………ッ!?」クルッ

 

有美さんの一言で全員こっちを向いてきた。そして…

 

「おかえりなさいませ、師匠!」ザッ!

 

挨拶をし、全員90度のおじぎをした。

 

有美「さて、今日はここまでにしなさい。解散!」

 

「失礼します!」ザッ!

 

弟子たちは再びおじぎをし、次々と部屋を去っていった。

 

日花「相変わらずですね、先生」

 

有美「アンタはもっと弟子を増やせばいいのに」

 

日花「私は自由がいいので遠慮します」

 

有美「ふーん、まあいいわ。さて、メイ」

 

メイ「は、はい!」ビシッ!

 

有美「……炎分身!」ポンッ!

 

有美さんは火で自分の分身を作った。

 

有美「アンタはコイツと戦いなさい」

 

分身「よろしく」

 

メイ「はい!よろしくお願いします!」

 

有美「ということで、日花、あとはよろしく〜」スタスタ

 

有美さんはそう言って去っていった。

 

日花「…はいはい。咲子、今からアンタには新技を覚えてもらうわ。この技はそこそこ威力が高く、相手によっては初見殺しを狙うこともできるわね」

 

咲子「なるほど…」

 

日花「さて、手本を見せるわよ。……ハァァァッ」ボォ…

 

先生は小さな火の玉をいくつか出し、それを合わせて凝縮した。

 

日花「ほい」ポィッ

 

そしてそれを床に投げた。

 

咲子「…あれ?何も起きませんね」

 

日花「…起爆」パチン

 

ドガーン!

先生が指を鳴らすと火の玉は小さな爆発を起こし弾けた。

 

咲子「うわっ!」ボッ

 

日花「その名も、チャカメカファィアーよ」

 

咲子「なんか…変な名前ですね…」

 

日花「ま、名付けたのは私じゃないし、気にしない方がいいわよ。仕組みはなんとなく分かった?」

 

咲子「はい。複数の小さな火の玉を合わせ凝縮し、それを弾けさせる技はですよね?」

 

日花「理解が速くて助かるわ。さて、やってみなさい」

 

咲子「はい!……ハァァァァッ…」ボォォォ…

 

私は複数の小さな火の玉を出す。そして、それを合わせて凝縮しようとするけど…

 

咲子「…っ、うわっ!」ドガッ!

 

日花「…まあ、まだ1回目だからね。またやってみなさい」

 

咲子「…ハァァァァッ…これを…うわっ!」ドガッ!

 

凝縮しようとする所をまた失敗した。

 

咲子「まだまだ!ハァァァァッ…うわっ!」ドガッ!

 

日花「……………」

 

何度やっても凝縮する所を失敗してしまった。

 

咲子「ハァ、ハァ…先生、コツってありますか?」

 

日花「そうね…円を大きな円で囲むイメージかしら?」

 

円を大きな円で囲む?…あ!なるほど、そういうことね!

 

咲子「ヒント、ありがとうございます!」

 

日花「フッ、分かったようね。やってみなさい」

 

咲子「はい!ハァァァァッ…」ボォォォ…

 

そして…この複数の火の玉をさらに大きな火の玉で囲むイメージで…

 

咲子「ハァッ!」ボッ!

 

日花「おお、成功したようね。すごいわね、私のヒントを聞いて1発で成功なんて」

 

咲子「さて…ほいっ」ポィッ

 

日花「?」

 

私はチャカメカファィアーを床に投げた。

……このネタを使おう。

 

咲子「キラーク○ーン第1の爆弾…スイッチ、オン」ポチッ

 

ドガーン!

仗助ぇぇぇぇぇぇ!←このネタ、ググって見てね☆

 

日花「…なるほどね。さて、あとはチャカメカファィアーをバンバン出して強くするだけね」

 

咲子「はい!頑張ります!」

 

咲子は、チャカメカファィアーを覚えた!




特訓描写って戦闘描写より難しいですね…頑張ります。
あと、ジョジョネタを混ぜました。(笑)

次回もよろしくお願いします。


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一人称を元に戻すと…?

メイはこう見えても(どう見えても?)副主人公です。



side室見メイ

 

私は今、有美さんの分身と特訓をしています。

 

メイ「真鳴鳴斬り!」ズバァァァッ!

 

分身「おっと」サッ

 

私は進化した鳴鳴斬りをしますが、簡単にかわされてしまいます。

 

メイ「うーん…どうすれば攻撃が当たるのでしょうか?」

 

いい方法が思いつきません。うーん…

 

分身「…アンタ、無理してるわね」

 

メイ「…え?」

 

無理してる?私が?

 

分身「信じられないような顔をしてるわね。肉体的な意味じゃないわ、精神的な意味よ。……アンタはなんでいつも敬語なの?」

 

メイ「え?…えっと……本来の喋り方だと女らしくないというか…もうすでに敬語の方が慣れてるんですけどね…」

 

分身「…そこは問題ないわね。…じゃあ、一人称は?」

 

メイ「いつもは"私"ですが、素に戻った時"俺"になりますね。ちょいちょい戻っちゃうんですよn「それよ!」…へ?」

 

分身「恐らくそこで無理してるわね。敬語はもう慣れてるからいいとして、一人称は元に戻した方が楽になるわよ」

 

メイ「そう、ですか…?」

 

分身「そうよ。試しに一人称を俺にして自己紹介してみなさい」

 

メイ「はい。えっと…俺は室見メイ、16歳の花町高専1年で、ランク2位です。…これでいいですか?」

 

なんか…恥ずかしいです…

 

分身「………ないわね」

 

メイ「何がですか?」

 

分身「アンタが言うと違和感がないわね!うん!もうそれで行きなさい!」

 

メイ「え、ええええ!?おかしく…ないん、ですか…?」

 

むしろ違和感しかないと思うんですけど…

 

分身「ええ、アンタらしいわよ!」

 

メイ「俺らしい、ですか…。……分かりました!俺、一人称を元に戻します!」

 

分身「それがいいわ。さぁ続けましょう!」

 

メイ「はい!」

 

それからしばらく特訓したんですが、前よりも調子が良くなり、有美さんの分身に数発当たるほどでした。

 

ー特訓後ー

 

咲子「メイ、おつかれ!私、新技覚えたのよ!」

 

メイ「おお、凄いですね!俺、新技作れるように頑張ります!」

 

咲子「…………ねぇ、メイ」

 

メイ「はい、何ですか…!?」

 

咲子さんは俺に顔を近づけてきます。近いです///

 

メイ「あ、あの、俺の顔になんか付いてますか?」

 

咲子「………わね」

 

メイ「へ?」

 

咲子「その一人称、似合ってるわよ!俺って…メイらしくてかわかっこいいわよ!」グッ

 

咲子さんはそう言って親指を立ててきました。

……か、かわかっこいい///

 

メイ「そ、そうですか…?///」テレテレ

 

咲子「ええ、俺が一人称の方がしっくりくるわよ!…それと、今のメイ可愛いわよ♪」

 

か、可愛い…また言われました…慣れませんね///

 

メイ「………可愛い///」プシュー

 

咲子「うわっ、何この娘、超可愛いんですけど…」

 

メイ「もう!俺のことからかいすぎです!」

 

咲子「あはは、ゴメンね〜♪(その顔も可愛いよ!)」

 

その光景をみてた日花は言った。

 

日花「何こんな所で百合百合してるのよ…」

 

と。




メイの一人称が私から俺になりました。そして、メイの照れ顔は女でも惚れるぐらい可愛いのです。

次回もよろしくお願いします。


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作れ!連携技!

どこかのアニメにありそうなサブタイトルですね。


side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

昨日ここに来たばかりだけど……1つ言っていい?

 

有美さんの弟子たち、優しすぎない?

みんな聖人レベルなんだけど。私ここにいていいのかな?

 

有美さんに聞いたところ、道場の中ではそういう態度だが、出ると普通になるとのこと。…切り替えすごくね?

 

そう思っていると、昨日から一人称を俺に戻したメイに話しかけられた。

 

メイ「咲子さん、今日は俺と咲子さんで連携技作りましょうよ!」

 

咲子「連携技?…いい考えね、やってみましょう!」

 

トントン。

 

咲子「ん?………もう驚きません」

 

日花「よっ。今日の特訓は連携技作りにするわね。準備ができたら道場に来なさい」

 

2人「はい!」

 

日花「いい返事ね。それじゃ、待ってるわよ〜」ガチャッ

 

メイ「さて、俺たちも準備しましょうか」

 

咲子「そうね」

 

そして私たちは準備をし、道場へと移動した。

 

ー道場ー

 

日花「連携技で大切なことはなんだと思う?」

 

咲子「意思疎通?」

 

日花「…ちょっと違うわね」

 

メイ「角度やタイミング?」

 

日花「そういう物理的なものじゃないわよ」

 

じゃあ精神的なものか……

 

咲子「……あ!心を1つにすること?」

 

日花「正解!意思疎通やタイミングも大事だけど、心を1つにすることが一番大事よ。そうしないと威力どころか技すら発動しないからね。分かった?」

 

2人「はい!」

 

日花「じゃあ、特訓開始よ!」

 

そして私たちは特訓を始めた。

 

咲子「まず、どんな感じの連携技にするの?」

 

メイ「そうですね…。私の晴天飛梅と咲子さんの炎天桜舞を組み合わせたものなんてどうでしょう?」

 

咲子「なるほど、2つの種類の花びらを合わせるのね。早速やってみる?」

 

メイ「はい、そうしましょう!」

 

ー数秒後ー

 

咲子「行くわよ!炎天桜舞!」BLOOM!

 

私は右側から炎天桜舞をし、

 

メイ「はい!晴天飛梅!」BLOOM!

 

メイは左側から晴天飛梅をする。

 

2人「ハァァァァッ!」グググ…

 

シュゥゥゥゥ…

 

2種類の花びらは互いにぶつかり、消えてしまった。

 

咲子「あ、消えちゃった」

 

メイ「でも、まだ1回目です。またやりましょう!」

 

私たちはまた配置に着く。

 

咲子「今度は同じ方向に打つわ!炎天桜舞!」BLOOM!

 

メイ「晴天飛梅!」BLOOM!

 

ギュルルルルル……シュゥゥゥゥ…

 

花びらはしばらく一緒に飛んでいくが、やがてぶつかり合い消えてしまった。

 

咲子「…今度は少し持ったわね」

 

メイ「そうですね。方向はこれでいいかもしれません」

 

あとは弾幕の速度?…いや、それだと威力が上がらない。……あ、そうだ!

 

咲子「……ねぇメイ、私たちの力、合わせてみない?」

 

メイ「合わせる?どういう事ですか?」

 

咲子「エネルギーを混ぜるってことよ。そしたら互いにぶつかり消えてしまうことは無いんじゃない?」

 

メイ「なるほど…やってみましょう」

 

日花「…………(どうやら分かったようね)」

 

咲子「オーケー。…ハァァァ…」ギュゥゥン…

 

メイ「いきます。…ハァァァ…」ギュゥゥン…

 

2人「ハァッ!」ギュンッ!

 

ギュルルルルル…!

 

私とメイの赤と橙のエネルギーが混ざり合い、朱色のエネルギーとなって回転する。

 

咲子「…よし!」

 

メイ「成功です!このまま技を出しましょう!」

 

咲子「了解!炎天桜舞!」BLOOM!

 

メイ「晴天飛梅!」BLOOM!

 

グルグル…ギュルルルルルッ!

 

朱色のエネルギーを纏った2種類の花びらはぶつかり合って消えることなく一緒に飛んでいった。これが新技だ。

 

咲子「やったー!成功!…名前どうする?」

 

メイ「そうですね……あ!陽天梅桜、なんでもうでしょう!?」

 

咲子「陽天梅桜…うん!いい名前ね!そうしましょう!」

 

その後、私たちは新技を鍛えるのであった。




技紹介

陽天梅桜
2人エネルギーを混ぜ、炎天桜舞と晴天飛梅を発動させた技。なかなかの威力である。

次回もよろしくお願いします。


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朱雀、飛んで来る

物理的に文字通り飛んできます。


side桜木咲子

 

ー数日後ー

 

天界でメイと特訓を始めてから数日、私たちはどんどん力を付けていった。恐らく来る前の1.5倍のパワーにはなってる。帰ってメイと組んだら3位以下相手に無双できそうね。ちなみに、今は特訓してない。じゃあ何をしてるのかって?それは…

 

咲子「先生、能力持ちですか?」

 

日花「……どっちだと思う?」

 

チョン。

 

咲子「…100%持ってますね。私の能力が反応したので」

 

日花「アンタの能力は能力発見器にもなるのね。……まあ、隠してもいつかはバレるし。そうよ、私は能力持ちよ。何の能力かは教えないけどね♪」

 

咲子「…まさか、それを当てるのが特訓ですか?」

 

日花「んな訳アルカい!(←同作者他作品のキャラでダジャレ作るな!しかも同一人物じゃねーか!)今日の特訓はメイと武器交換よ。いってら」

 

…今日は武器交換か…。つまり、メイは拳で、私は刀で戦うということだ。この特訓しんどいのよね…。

 

メイ「咲子さん、早く行きましょうよ」

 

ずっと黙ってたメイがそう言う。

 

咲子「…ハァ、分かったわよ。いってきー」スタスタ

 

…特訓、がんばりますかー!

 

side坂田日花

 

私の弟子とその友達は部屋を去る。

 

日花「…さて、私も出かけますかー!」

 

…どこ行こうかな。(決めて無かったのかよ!)…あ、そうだ!

 

天界一周ランニングしてこよっと!(地球の円周半分だぞ、それ!)

 

…安心して、私は最低10,000周は余裕だから。

 

天の声「……この規格外半分人間辞めてるパーカーババァが…」

 

日花「……それ全部事実だけどさ…アンタの顔面燃やしたろか?」ボッ…

 

天の声「喜んで遠慮させていただきます。それでは」フッ

 

………燃やしたかったのに。まあいいや。早くランニング行こーっと。

 

ー1時間後ー

 

日花「たでーま」ガチャッ

 

朱雀「クェェェェ♪」バサッ!

 

日花「あら、朱雀。天界に飛んできたの?」

 

朱雀「クェッ!」

 

朱雀は偶に地界(地上)からここに飛んで来る。不死鳥特有の能力の一つね。

 

日花「…アンタも特訓するの?」

 

朱雀「クェェェェ!」ボォォォ!

 

朱雀は目に炎を宿して(物理)いい返事をする。

 

日花「決まりね、行きましょう」

 

朱雀「クェッ♪」バサッ

 

ー道場ー

 

日花「じゃっ、行ってきなさい!」ビシッ!

 

朱雀「ピェェェェエ!」バサッ、バサッ。

 

咲子「ん?……え、朱雀!?」

 

メイ「ふ、ふふ不死鳥!?なんでこんな所に!?」

 

2人は振り返って朱雀を見て驚く。ドッキリ大成功ね♪

 

日花「天界に飛んできたのよ。特訓に付け合わせなさい」

 

メイ「え、まさか先生のペットですか!?」

 

咲子「そう、この子は朱雀。生後2ヶ月半で、好物は唐揚げよ」

 

メイ「ハァ。…朱雀さん、特訓がんばりましょうね!」

 

朱雀「クェェェェ!」

 

そして、私はしばらく3人が特訓してるのを優しい目で見守るのであった。




みんな…ネタを分けてくれー!(野菜の戦士風)

次回もよろしくお願いします。


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一方その頃、他の人たちは…

前半咲子たちは出ません。


咲子とメイが天界で特訓をしていた頃、地界では…

 

side西新翔

 

ーさとかに隊基地ー

 

翔「咲子とメイ、天界で何してんだろうな…」

 

絵奈「今頃めっちゃ強くなってるんじゃなーい?」

 

祐樹「パワーが40万超えてたりしてなw」

(マジで超えてます)

 

ルマ「というか、今考えるとこの中で一番強いのってボクだよね?」

 

学「そういえばそうだな」

 

育也「それがどうかしたのかい?」

 

ルマ「ただ気付いただけだから特に何もないよ。ところで、今から…咲子のお兄さんに特訓させてほしいって頼みに行かない?」

 

春樹さんと特訓ね…。

 

千早「いい考えだ、不採用」

 

ルマ「え、なんで!?」

 

千代「春樹さんは教えるタイプじゃないようね…」カタカタ

 

翔「…お前、パソコンでそんなこと分かるのか?」

 

千代「春樹さんが所属する事務所のプロフィールにそう書いてあったの」

 

絵奈「……どうやって事務所が分かったのー?」

 

千代「……企業秘密よ」カタカタ

 

…なるほどな。

 

祐樹「でもよ、プロフィールの情報だけ信じるのか?」

 

千早「そういう問題じゃない。特訓をつけてもらうなら適任者がいるということだ」

 

祐樹「…誰だ、その適任者ってのは?」

 

千早「飛羽野きじおさんだ」

 

翔「きじおさんか…確かに教えるのがうまそうだな」

 

学「どんな人なんだ?」

 

絵奈「赤髪でー、雉の仮面を横に付けててー、風属性でー、面倒見のいい人かな?」

 

育也「なるほどね…」

 

翔「…よし!早速きじおさんに頼みに行こうぜ!」

 

ほぼ全員「おお!」

 

ルマ「お、おお…!(追いつかれないように頑張ろう…!)」

 

絶対に咲子たちとの差を縮めてやる!

 

side桜木咲子

 

咲子「………ハッ!」ドゴッ

 

メイ「……ぐっ…!」キンッ

 

私はメイと打ち合いをしている。

 

咲子「真炎突!」ドゴォ!

 

メイ「真鳴鳴斬り!」ギィン!

 

お互い二段階進化した技をぶつけ合う。

 

メイ「ハァァァァッ!」キィン!

 

咲子「うわっ!」フラッ

 

力はメイが勝ち、私は刀に押されて体制を崩してしまう。

 

メイ「風斬改!」ズバァ!

 

咲子「進化した…!?なら私も!真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュゥゥン!

 

ギュルルルルル…

飛斬撃は私が出したドーム状の壁に受け流され、天井にぶつかる。

 

メイ「…咲子さんもどんどん技を進化させてますね、流石です」

 

咲子「そっちこそ、私より先に"真"になったのに」

 

メイ「…努力の成果です。晴天飛梅!」BLOOM!

 

メイは話を終え、梅の花びらを私に飛ばしてくる。

 

咲子「……フレイムダンス…」グルグル…

 

メイ「………?(何もするつもりですか?)」

 

咲子「…と見せかけての炎天桜舞!」BLOOM!

 

メイ「…っ!?ウィンドブラスト!…きゃあっ!」バタッ!

 

メイはとっさに対応しようとするが、遅すぎて技をくらい、場外となった。

 

咲子「…また私の勝ちね♪」

 

メイ「そうですね。でも…いつかは必ず勝ちます!」

 

咲子「そう。なら…かかってきなさい!」

 

……ライバルがいるのって、こんな感じなのね。




メイ、正式に咲子のライバル認定される。

次回もよろしくお願いします。


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特訓の成果

ここで夏休みの特訓編終了です。
夏休み編はもうしばらく続きます。


side桜木咲子

 

今は8月上旬、私とメイが天界に来て特訓を始めてから半月経った。

 

日花「…さて、ここでの特訓も今日で終わりだし…アンタたち2人対私で模擬戦をしない?」

 

咲子「……私たち、死にませんよね?」

 

日花「言い方が悪かったわね。私の分身と戦うわ。パワーは…そうね、出夢の倍ぐらいかしら?」

 

メイ「お兄さんの倍…ですか」

 

咲子「つまり、2人で分身を倒せたら、がんばったら1人で出夢先輩を倒せるということですか!?」

 

日花「まあ、そうなるわね。頑張りなさい」

 

2人「はい!」

 

ー道場ー

 

分身「…………」

 

2人「…………」

 

日花「模擬戦開始!」

 

…次の瞬間。

 

ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

日花「…へぇ」

 

分身「…………!」

 

先生の分身は開始早々突進しパンチを入れてきた。

 

咲子「………フッ」ニヤリ

 

しかし、私はそれをガッチリと止めていた。

……後ろに赤いオッサンに見えるマジンが右手を出しながら。

 

咲子「マジン・ザ・ハンド!」

 

メイ「…よくあんなエネルギー量をコントロールできましたね…」

 

メイの言う通り、イナイレのような大きなマジンを再現するにはかなりの量のエネルギーをコントロールする必要がある。そして、その分威力(防御力)がかなり高い。

つまり、簡単に言えば正義の鉄拳やイジゲン・ザ・ハンドより強いのだ。イナイレでの技の強さが関係なくなってしまってる。(苦笑)

 

メイ「真鳴鳴斬り!」ズバッ!

 

分身「甘いわよ!ハァァ…」ボォォォ…

 

分身は私がパンチを止めて一瞬だけ戸惑ったが、すぐにメイの斬撃を回避し、火を出す。

 

分身「おりゃあ!」ドゴッ!

 

メイ「ハッ!」キンッ!

 

そしてメイに殴りかかるがメイはしっかり刀で止める。

 

咲子「炎天桜舞改!」BLOOM!

 

私はやっと進化した炎天桜舞をお見舞いする。

 

分身「……私も!絶炎天桜舞!」BLOOM!

 

メイ「絶!?……ぐうっ!」ドスッ

 

咲子「この威力は…ガッ!」ドゴッ

 

私とメイは両方ダメージを受けてしまう。って、絶は強すぎる…

 

分身「その程度?まだ行けるでしょ?」

 

咲子「そう…ですね!」

 

メイ「負け…ません!」

 

咲子「ハァァァァッ!フレイムダンス!」ボォォォ!

 

私は火を出し、纏いながら回転する。

 

メイ「ハッ、セイッ、フッ!」シャッ、ズバッ、スパッ!

 

分身「…………」サッ、サッ、ササッ

 

メイは分身に対し刀で斬りかかることで時間を稼ぐ。

 

咲子「……フッ!」ピョン、グルグル…

 

第1段階ができたため、私は火の球を作り、それを蹴り上げ火を纏いながら回転する。

 

メイ「……すごいですね」

 

分身「…!?あの火の渦は!?」

 

咲子「くらえ!嵐爆熱ハリケーン!」ドガァァァァァァァァァァァァァン!

 

分身「絶炎天桜舞!」BLOOM!

 

分身は火桜でガードしようとする。

 

分身「くっ…きゃぁっ!」ボォォォ!

 

しかし、威力が強すぎて攻撃が直撃した。顔面に。

 

メイ「わお…痛いですね、アレは」

 

咲子「…またやっちまった」

 

分身「アンタ…たちの…勝ち…よ…」フッ…

 

分身は消えてしまった。

 

日花「あらあら、まさか倒すとはね」

 

咲子「先生、やりました!」

 

メイ「私は補助でしたけど頑張れました!」

 

日花「ええ、2人ともおめでとう。特訓はこれで終了だわ。帰る準備をしなさい」

 

2人「はい!」

 

ー数分後ー

 

有美「私はもうしばらくここで弟子たちを鍛えておくわ」

 

日花「……弟子が多くて大変ですね♪」

 

有美「ふっ、まあそうね」

 

咲子「この場所で特訓させてくれてありがとうございました!」

 

メイ「お陰でかなり鍛えられました!」

 

有美「ふふっ、出来たらいつでも来なさい」

 

日花「いつでも、ね…(私ならマジでするけどね)」

 

有美「日花には言ってないわよ」

 

日花「ギクッ…さ、さて帰りましょ」

 

有美「(逃げたわね…)それじゃあね」

 

2人「はい!さようなら!」

 

そして私たち3人は地界へ帰っていった。

帰宅して早々兄さんに質問責めにあったのは別の話。




ふぅ、なんとか書けたぜ…

次回もよろしくお願いします。


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……寝てます。

↑誰のセリフか当ててみて下さい。


side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

咲子「………Zzz…」くかー

 

春樹「まだ寝てんのかよ」

 

私は今…寝ている。

 

咲子「…Zzz………(はよ出て行きなさいよ、兄さん)」くかー

 

少なくともそのフリ。

 

春樹「…しゃーない、寝かせておくか」ガチャッ。

 

よし、やっと出たわね。

 

咲子「もう10時半だけど、まだ眠いわね…」

 

昨日までの特訓でかなり疲れてるからね…昨日は1秒未満で寝たわよ。のび太レベルね。

 

咲子「…………さて、寝y「ピンポーン」…誰かしら?」

 

ま、どうせ兄さんが出るし、寝ようと…

 

ガチャッ。

 

メイ「咲子さーん♪まだ寝てるんですか?」

 

…思ったところでメイが入ってきた。来るの早くね?

 

咲子「Zzz………」くかー

 

必殺、寝たふり!(どこが必殺だよ!)

さぁ、はよ出て行け、メイ!

 

メイ「…寝てるんですね。じゃあ…ちょーっとだけイジワルしちゃいます♪」そーっ

 

…え、何する気?

 

メイ「えいっ」ダキッ!

 

むにゅっ。

メイは抱きついてきた。しかも私より少し大きめの胸を押し付けて。あ、安心して。メイと私の胸は平均サイズだから。別に気にしてないし。

 

メイ「咲子さーん、早く起きて下さーい♪」むにゅむにゅ

 

メイは抱きしめる力を強くする。抱きしめられてるのが男子だったら喜びそうな状況ね。苦しい…

 

咲子「分かった分かった、ギブギブ。離して、苦しい」

 

メイ「あれ?起きてたんですか?全然気付きませんでしたよー♪」

 

咲子「…この隠れ変態が」

 

メイ「へ、変態!?俺のどこが変態なんですか!?」

 

咲子「さっき思いっきり胸を押し付けてきたじゃん…」

 

メイ「あ、あれはたまたまですよ…と、とにかく!俺は変態ではありません!」

 

咲子「はいはい、分かったから。で?何でこんなに早く来たの?」

 

メイ「…作戦会議をするためです」

 

咲子「作戦会議?何の?」

 

メイ「さとかに隊基地で待ち伏せしてみんなを驚かせる作戦です!」

 

咲子「へぇ。まあ確かに帰ってきたことは誰にも言ってないわね…」

 

メイ「早速行きましょう♪」

 

咲子「でも、祐樹だけには言っていい?基地は祐樹の家の空き倉庫だし」

 

メイ「祐樹さんなら…まぁ"バラさなければ"大丈夫ですよ」

 

咲子「……ま、バラしたら文字通りぶっ潰しましょ♪」ゴゴゴ…

 

メイ「そうですね♪」ゴゴゴ…

 

一方、その頃…

 

祐樹「……!?何だこの寒気は…」

 

無駄に勘のいい祐樹だったのである。

 

咲子「さて、早速行きましょっか」

 

メイ「あ、その前に」ゴソゴソ

 

咲子「?」

 

メイ「これ、あげます」スッ

 

メイが渡してきたのは…

 

何かしらの液体が入ったペットボトルだった。

 

咲子「何これ?」

 

メイ「梅ジュースです。梅のシロップを水で薄めたものです。甘くて美味しいですよ♪」

 

咲子「…なるほどね。ありがと、受け取っておくわ」

 

テン、テレレレン、テンテンテン♪

咲子は、梅ジュースのボトルを手に入れた!(ポケモン風)

 

メイ「さて、行きましょうか」

 

咲子「そうね」

 

…どういう反応するかしら。




咲子のセリフでした。

次回もよろしくお願いします。


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お前ら、人間辞めたん!?

↑今度は誰のセリフでしょうか?


side桜木咲子

 

ーさとかに隊基地ー

 

朝飯食って着替えてからメイとここにダッシュできた。ちなみにそれを合計で20分で終わらせている私たちは少しづつ人間を辞めているのだろう。

 

メイ「誰か居ますかー?」

 

咲子「……どうやら祐樹は居なかったようね。さて、早く隠れましょ」

 

メイ「そうですね♪」

 

そして私たち2人はそれぞれ基地のどこかに隠れた。

 

ー18分43.93秒後ー←細かっ!?

 

ギギギ…

 

翔「…お、俺たち今日1番乗りみたいだな」

 

絵奈「そうだね〜」

 

翔と絵奈が基地に入ってきた。

まだ隠れておく。

 

ーさっきの時間の0.36倍の時間後ー←つまり6分44.6148秒(計算機使った)

 

祐樹「ちーっす」

 

ルマ「おはよう♪」

 

千早「おはよう」

 

千代「…おはよ」

 

今度は祐樹、ルマ、千早、千代が入ってきた。あとは松竹ペアね。メイも入れると松竹梅トリオになるわね、今考えると。

 

ーさっきの2.5倍の時間後ー←つまり14分21.537秒(もういいわ!)

 

学「すまねぇ、遅れた」

 

育也「しょうがないよ、昨日は夜中まで勉強してたんだし…」

 

そして最後に学と育也が来た。

……作戦開始!

 

咲子(炎天桜舞改!)

メイ(晴天飛梅改!)

 

BLOOM!

 

私たち2人は倉庫の奥の方で技を出す。

 

翔「火桜と風梅だと!?」

 

ルメ「まさか…咲子とメイちゃん!?」

 

2人「ふふふ…その通り!」

 

そして私たちは花びらの中で姿を現した。

 

咲子「私、桜木咲子と…」

 

メイ「俺、室見メイは…」

 

2人「ただ今、さとかに隊に帰ってきましたー!」

 

最後に私たちはバァァン!という効果音が出そうなセリフを言う。すると……

 

全員(もちろん咲子とメイ以外)「お……おおおっ!」

 

翔「やっと帰ってきたか、お前ら!」

 

絵奈「いきなり居なくなるからびっくりしたよ〜!」

 

祐樹「お前ら、天界に行ったんだってな!?」

 

ルマ「なんか強そうな雰囲気出してるね♪」

 

千早「というか、メイの一人称、俺になってね!?」

 

千代「……戻ったと思うわ」

 

学「さっきの登場シーン…カッコよかったぜ…!」

 

育也「随分派手に登場したね」

 

みんなそれぞれの反応を見せた。

 

咲子「みんな、久しぶり!いやー私とメイは超特訓したわよ!」

 

メイ「お陰で片手で車を止めるくらいのパワーがつきました!」

 

翔「わお、マジかよ…」

 

絵奈「すごいね〜」

 

祐樹「お前ら、人間辞めたん!?」

 

咲子「安心して、日花先生みたいに辞めてないわよ」

 

メイ「やっとお兄さんとまともに戦えるぐらいの実力になった、と言ったところですかね?」

 

ルマ「ううう……2位と3位の差が大きくなっていくよ…」

 

咲子「……あ、そうだ!私たち2人対みんなで戦ってみない?」

 

メイ「いい考えですね!俺は賛成です!」

 

翔「…それって…舐めてんのか?」

 

咲子「んなわけないでしょ。実力を試したいだけよ♪」

 

翔「…まあ、冗談だったからいいが」

 

そして私たちは、私とメイvsみんなの模擬戦をすることになった。




正解は祐樹でした!

次回もよろしくお願いします。


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カオスなバトル①

ルマはボーンと攻撃してきた!
骨だけに。

???「おお、オイラが考えそうなギャグだな」

天の声「お前、出てくる作品とタイミングが間違ってるぞ、出直してこい」

???「そうか?それじゃあな」ボンッ

天の声(効果音まで骨関連かよ…)

?の人物が誰か知りたいならMULAストーリーを呼んで下さい。ヒントは貰えます。

※サブタイトルはカオスバトルではありません。


side桜木咲子

 

私たちは模擬戦をしに倉庫を出て今は公園にいる。いるのはいいんだけど…

 

千早「さあやって参りました、咲子&メイvs翔、絵奈、祐樹、ルマ、学、育也!実況は俺七隈千早と…」

 

千代「七隈千代がお届けします…!」

 

咲子「……何故実況なんかしてんの?」

 

千早「……俺た兄妹は戦闘力皆無だ、察してくれ」

 

咲子「…お、おけ」

 

千早「スゥゥ……それでは…バトルスタート!」カーン!

 

なんか調子狂うけど、いっちょやりますかね。

 

ルマ「ハァッ!骨鎧!」ボーン!

 

メイ「なるほど…硬そうですね」

 

千代「おーっと!ルマは早速骨で鎧をボーンとつけてきた!ダジャレが寒い!」

 

…なんか千代がキャラ崩壊してる気がする…。

実況は無視しておこう。

(千代と千早の出番はもうありません)

 

翔「先手必勝だぜ!冷突改!」パキン!

 

翔は氷を纏った

 

咲子「私にそれは通用しないわよ!フレイムダンス!」ボォォォ!

 

私は火を纏って踊り出し、翔の攻撃をかわす。

 

翔「チッ……学!」

 

学「おう!ストーンパンチ!」ズォォォ!

 

学は石でできた拳を私に当てようとするが…

 

メイ「そうはさせません!真鳴鳴斬り!」ズバァ!

 

それをメイが真っ二つに斬る。そして緑の飛斬撃は学に命中する。

 

学「な……グハッ!」ズバッ!

 

千早「おおっ、学が大ダメージか!?」

 

咲子「サンキュー、メイ!チャージ完了!」ボォォォ…

 

翔「まさか、フレイムダンスはチャージ時間の短縮のためにやったのか…!?」

 

咲子「その通り!でももう遅いわよ!真爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

翔「くそっ…エターナルブリザードV2…!」グググ…

 

翔は私が飛ばしてきた火の球に対し氷の球で反撃しようとするが…

 

翔「ぐっ…ぐわぁっ!あちぃっ!」ボォォォ!

 

威力は私が勝ち、翔は火傷する。

 

千代「咲子の攻撃が翔に炸裂ー!これは痛いぞー!」

 

絵奈「翔は下がってて〜!激流ストームG3!」バッシャァ!

 

そんな翔を絵奈は後ろに下げ、絵奈は水でできたマジンと共に水の球を蹴り飛ばしてくる。

………今気付いたんだけど、技が進化してるわね?

 

育也「からの…!」ピリリ…

 

祐樹「サンダーショット改!」バチィッ!

 

それに加え育也と祐樹が雷の波動を飛ばしてきた。

 

ルマ「さらに……真ボーンラッシュ!」ボーン!

 

さらにルマが骨の弾幕を。……鬼畜すぎない?

 

千早「連続攻撃だ!咲子とメイはどう対応するのか!?」

 

咲子「メイ!アンタは育也と祐樹をやりなさい!私は絵奈とルマをやるわ!でも、その前に防御よ!」

 

メイ「はい!ウィンドブラスト改!」ビュゥン!

 

咲子「真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルルル!

 

メイは威力を相殺し、私は攻撃を受け流す。

 

千代「な、なんと!完全に相殺したー!」

 

ルマ「今の攻撃を……」

 

絵奈「完全に相殺した…?」

 

祐樹「嘘だろ!?」

 

育也「……手強いね」

 

咲子「フフフ…これはどうかしら?」ボッ

 

私は何個か小さな火の玉を出し、それを大きな火の玉で包むようにして凝縮する。

 

ルマ「……何、その球?」

 

咲子「ほいっ」ポィッ

 

絵奈「え、何これ?何する気?」

 

千早「咲子は不思議な火の球を出してきた。新技か?」

 

咲子「……チャカメカファィアー、スィッチON」パチン

 

私は指を鳴らす。すると…

ドガーン!

 

絵奈「うわっ!?」ピュゥゥゥ!

 

ルマ「この威力は…!?」バキィン!

 

絵奈は爆風で飛んでいき、ルマの骨鎧は砕けてしまう。

 

千代「おーっと、咲子の新技チャカメカファィアーに、絵奈とルマは引っかかってしまったー!果たして無事なのか!?」

 

絵奈「…………」チーン

 

ルマ「う、うう…」

 

千早「絵奈が倒れている!貝塚絵奈、脱落だー!」

 

ルマ「さっきの爆発力……やばいね…」

 

咲子「ドッキリ大成功〜♪」

 

さて、今度はどの攻撃をしよっかな?




イナイレ要素が多すぎる?
………ほっとけ。

次回もよろしくお願いします。


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カオスなバトル②

あ、補足ですけど、夏休みの後は文化祭・体育祭編に入る予定です。お楽しみに!


side桜木咲子

 

千早「さあ1人目の脱落者が出たぞ!この戦いは見逃せない!」

 

…目立ちたがりやの実況は無視するわ。

 

ルマ「今の爆発でボクの鎧が砕けちゃったよ…」

 

咲子「フフフ…ドッキリ大成功ね♪」ニコッ

 

ルマ「うわ…殴りたいその笑顔」

 

咲子「じゃあ殴ってきなさいよ?」

 

ルマ「ムウ…真ボーンラッシュ!」ボンッ!

 

ルマは若干イラつきながらも私に向かって骨を飛ばしてくる。

 

咲子「…ムゲン・ザ・ハンドG8!」ドババババーン!

 

それを私は132本の手で全て掴む。

 

ルマ「…前より手の数が増えてるような…」

 

咲子「増えてるどころか倍になってるのよ。ハァッ!」バキッ!

 

そして掴んだ骨を全て砕く。

 

ルマ「また砕かれた…こりゃ倒すのに"骨が折れる"わね…」テテッチー!

 

咲子「…アンタ、いつサ○ズになったの?」

 

ルマ「いやー、同じ骨関連だし?」

 

咲子「理由になってないわよ……話はここまでにしましょう。真炎突!」ボォォォ!

 

ルマ「ボーンガード改!」シュッ!

 

私はルマに向かって火を纏ったかかと落としを入れようとするが、それをルマが骨でガードする。

 

咲子「ぐっ……まだまだぁ!うおおおお!」パキパキ…

 

ルマ「負けないよ!ハァァァ!」ギギギ…

 

私は骨にヒビを入れたところで、ルマはヒビを修復してしまう。

 

咲子「なら……フレイムダンス!」グルグル…

 

ルマ「またあの技ね。させないわ!」ボッ…

 

ルマは火を出し…

 

ルマ「ヒートタイヤ!」グルーン!

 

火でタイヤみたいなものを作る。まさか…

 

ルマ「突進ー!」ドドドド!

 

案の定ルマはその中に入り私に向かって突撃してくる。

 

咲子「避けないと…あ、そうだ!」ピョン

 

私は逆立ちのままジャンプした。そしてルマのヒートタイヤはそのまま私の下を通る。

 

ルマ「え?逆立ちのままかわした!?」

 

咲子「チャージ完了!真爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

ルマ「……ギャフン!」ドゴォ!

 

ルマは私の火の球に当たり、そのまま気絶する。

 

千代「おおっ!ここの戦闘は咲子の勝利だー!」

 

千早「一方メイは苦戦しているようだぞー!」

 

メイ、今すぐ助けに行くわよ!

 

side室見メイ

 

どうも、現在絶賛苦戦中の室見メイです。

 

俺は今、1対4で戦ってます。……明らかに不公平ですよね!?

 

メイ「真鳴鳴斬り!」ズバァ!

 

学「それは見切ったぜ!オラァ!」ドゴッ

 

翔「…ハァッ!」パキン!

 

メイ「…くっ」

 

俺の攻撃は学さんと翔さんに防がれてしまいました。

 

祐樹「サンダーショット改!」ビリィッ!

 

育也「雷斬改!」ズバァ!

 

そして、そこから祐樹さんと育也さんの挟み撃ち。……ここはこの技!

 

メイ「……真火斬り!」スパーン!

 

祐樹「…何っ!?」

 

育也「それ、火を切る専用じゃないんだね…」

 

メイ「…そうです。今度は俺からいきます!」ダッ!

 

俺は4人に向かって走って行きます。

…本気で行きます!

 

翔「来たか…冷突改!」カチン!

 

学「ストーンパンチィッ!」グォォォォ!

 

メイ「…遅いです!」サッ!

 

翔「さっきより…」

 

学「スピードが上がってるだと…!?」

 

メイ「ハァァァァ!絶鳴鳴斬りぃぃ!」ズバァッ…!

 

俺は土壇場で技を進化させ、4人を斬りつけます。

 

翔「…グハッ!」

 

学「強…すぎだろ…」バタン

 

祐樹「絶…かよ…」バタン

 

育也「さすが…だね……」バタン

 

その内3人は倒れました。

 

翔「ハァ…ハァ…」

 

メイ「留めです!ウィンドブr「参った!降参だ!」…え?」

 

翔「お前ら…強くなりすぎだろ…!」

 

咲子「いやーね?まさかメイが4人相手に勝つなんて思わなかったわよ?」

 

メイ「私も苦戦しましたけどね」

 

千早「……模擬戦終了ー!勝者は咲子とメイだー!」

 

千代「半月でこれほどの力をつけた2人!これはすごい試合だった!」

 

……最後まで目立ちたがりやな実況ね。




絶→強化版に進化
って感じですね。つまり、メイが絶鳴鳴斬りをもう一度進化させた場合、冥冥斬りになります。

次回もよろしくお願いします。


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飛羽野きじお

実際に登場するのは初めてですね。


side桜木咲子

 

模擬戦の後、私たちは基地でメイと特訓について質問されていた。

 

翔「で、どんな特訓したんだ!?」

 

咲子「……黙秘権を行使するわ」

 

絵奈「えーケチ〜、言ってよ〜」

 

メイ「実際に特訓してからのお楽しみですね」

 

祐樹「そうか…じゃあ、ビフォーアフターで、何倍強くなったんだ?」

 

咲子「……2倍」

 

祐樹「……What?」

 

メイ「何故英語になるんですか?2倍ですよ、2倍」

 

祐樹「MJKY(マジかよ)!?」

 

咲子「マジよ。冗談を言うとでも?」

 

ルマ「ボクたちはきじおさんに教えてもらったけど、強さは1.5倍だったよ…」

 

メイ「きじおさん?誰ですか、それ?」

 

咲子「兄さんの友達よ。教えるのが上手いのよ」

 

メイ「なるほど…」

 

???「へぇー、俺の事を褒めてもらえるのは嬉しいね」

 

咲子「はい、そうですねー……え?」クルッ

 

後ろから声がしたので振り向くと、そこにはきじおさんがいた。

 

きじお「やぁ諸君。失礼してるぞ」

 

全員「…いつから居たんですか!?」

 

きじお「あー、さっき」

 

全員「どうやって入って来たんですか!?」

 

きじお「能力で」

 

咲子「なるほど……」

 

きじおさんの能力は"短距離の瞬間移動"だ。本人曰く半径100m以内どこにも瞬間移動ができるとのこと。チート級の能力である。

 

メイ「貴方がきじおさんですか?」

 

きじお「その通りだ。俺は飛羽野きじお、よろしく」

 

メイ「俺は室見メイです、よろしくお願いします」コクッ

 

メイは自己紹介をし、おじぎをした。

 

きじお「ほぅほぅ……なるほどね…」

 

咲子「?」

 

メイ(……バレた!?)

 

きじお「いや、気のせいかな?まぁいいや。…所で咲子、翔との模擬戦はどうだったんだい?」

 

メイ「(ふぅ、良かった…)俺と咲子さんで完封しました」

 

きじお「おぉ…それは凄いね。天界で相当鍛えたんだろう…。翔、今日の特訓は無しにしておくよ。しっかり休んでね」

 

翔「あ、はい…」

 

……これがきじおさんが教えるのが上手い証拠だ。しっかり教えている人はの事を気にかけている。

 

きじお「さて、俺はそろそろ春樹の所に行くよ。それじゃあね♪」シュッ

 

そしてきじおさんは行ってしまった。

 

メイ「…なんか、親しみやすそうな人ですね("私"の事がバレそうになったけどね)」

 

ルマ「そうなんだよ。きじおさんのお陰でボクらは強くなったんだよ!」

 

咲子「実際私とメイの方が断然強くなってるんだけどね」

 

ルマ「……天界だからしょうがない!それともう自慢しないで、ボクでも羨ましくなってしまうから!」

 

ボクでもって……顔からしてもう羨ましがってるわよ。

 

咲子「はいはい、特訓のことはもう辞めね。メイ、通信対戦しましょ」

 

メイ「はい、また勝ってあげます!(吹っ飛ばしてやるよ!)」

 

2人以外全員(切り替え早すぎる…)




メイの心の中…私って言ってるし敬語じゃない!?
どういうことでしょうね?

きじおの見た目は顔の横に緑の雉の仮面をつけていて、赤髪で少し髪が逆立っており、何故か常に和服を着ています。靴を履いてますが。

次回もよろしくお願いします。


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室見○○

フラグが立ったら即回収!それが俺のモットー!(大嘘)



side室見メイ

 

ー寮部屋ー

ガチャッ

 

メイ「ただ今ー」

 

俺は誰もいるはずのない部屋にそう言います。ま、いまsー

『お帰り♪』

 

メイ「………え?」

 

今、声がしたような気が…気のせいですよね?

 

『気のせいじゃないわよ♪』

 

メイ「だ、誰ですか!どこに居るんですか?!?」

 

『アンタの中に居るのよ』

 

な、中、ですか…?

 

『そう、中。詳しくはアンタの夢の中で話すわ。じゃーね』

 

そして声はしなくなりました。

 

メイ「今のは何だったんでしょうか…?」

 

………とりあえず忘れて夕食でも食べるとしますか。

 

『…………』

 

ー数時間後ー

 

メイ「さて、寝ますか…」

 

明日もいい一日になりますように……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「メイ、起きなさい!」

 

メイ「ん……んん?」

 

俺は自分に似たような声に起こされました。

 

メイ「ここは…夢…ですか?」

 

目が覚めたのは真っ白な空間でした。

 

「そう、気付くのが早かったわね」

 

私は目の前にいる少女に気付きます。

桃髪で、橙色の目、そして青いパーカー…目の色とパーカーの色以外私と瓜二つの姿でした。

 

「ふふっ、同じ人なんだから、そりゃ似てるわよ」

 

メイ「同じ人?貴女は…誰ですか?」

 

ナオ「私は室見ナオ。アンタの別人格よ」

 

別人格…?つまり…

 

メイ「え…私って、二重人格だったんですか!?」

 

衝撃の事実です。

 

ナオ「ま、二重人格といっても、そうなったのはつい最近だからね♪」

 

メイ「…いつこうなったんですか?」

 

ナオ「そうね…咲子と連携技を作ろうとした時、覚えてるでしょ?」

 

メイ「はい、陽天梅桜を編み出した時ですか?」

 

ナオ「そうそう♪その時、咲子のエネルギーとアンタのエネルギーが混ざったでしょ?その時偶々混ざったエネルギーの一部がアンタの魂に入り変異して、私という人格が生まれたってワケ」

 

メイ「は、はぁ…」

 

ナオ「それとね、性格9割メイ1割咲子みたいな感じかな?だからメイの特技はほぼできるよ」

 

メイ「じゃあ、一人称が俺ではなく私だったり敬語で話さなかったりするのは咲子さんの部分ですか?」

 

ナオ「そうなるわね。でも、私とアンタではっきり違うのは…」

 

メイ「違うのは?」

 

ナオ「属性よ」

 

メイ「……え?」

 

ナオ「アンタは梅属性、私は桜属性なのよ」

 

メイ「…What?」

 

ナオ「英語で反応しても無駄よ。事実だから」

 

メイ「つ、つまり…俺は1人で陽天梅桜が使えるようになったんですか!?」

 

ナオ「それはできないわ。エネルギーの割合の問題で」

 

メイ「そ、そうですか…。人格の交換ってできますか?」

 

ナオ「できるけど、余程のことがない限りするつもりは無いわね。あと、私のことは誰にも話さないでくれる?話す時がくるまで」

 

メイ「…分かりました、話しませんよ。これからよろしくお願いします、ナオ」

 

どうせ同じ人ですし、呼び捨てでいいでしょう。

 

ナオ「ふふっ、こちらこそよろしくね、メイ」

 

ガシッ!

そして俺、室見メイにナオという人格が増えたのでした。




キャラクター紹介
室見ナオ
メイの別人格。陽天梅桜によるエネルギー融合により生まれた。

ナオが活躍するのは少し後の話になります。

次回もよろしくお願いします。


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ナオと色々やってみた。

サブタイトル通りの展開です。


side室見メイ

 

ー次の日ー

 

チュンチュン……

 

メイ「……うーん…」ムクッ

 

俺は目を覚まし、起き上がります。

 

メイ「昨日の夢…本当ですよね?ナオ、いるなら返事して下さい」

 

そして数秒待ちました。すると…

 

ナオ「おはよ、メイ♪」

 

……今どこから声がしたんですかね?そう思っていると、突然視界が暗くなりました。

 

ナオ「だーれだ!」

 

メイ「え……ナオ、ですよね?」

 

ナオ「正解!こっち向いて!」

 

メイ「あ、はい」クルッ

 

プスッ。

振り向いた瞬間頰に指が当たりました。

 

ナオ「ははっ、引っかかったわね〜♪」

 

ナオは笑いながらそう言います。……って、

 

メイ「なんでここに居るんですか!?」

 

ナオ「何でって…分身したからよ」

 

メイ「…分身?」

 

ナオ「そう。多重人格者が分身すると、人格が1つその分身に入るのよ」

 

メイ「いつのまに俺は分身なんて覚えたんですか?」

 

ナオ「…私が勝手にやったのよ。主導権を一時的に乗っ取ってエネルギーをコントロールし、分身したのよ」

 

メイ「なるほど…分身ってそういう仕組みだったんですね…」

 

メイとナオは分身を覚えた!

と、俺は心の中で言います。

 

ナオ「ところでさ、そろそろ起きて朝飯食べない?食べる時は戻っておくからさ」

 

メイ「あ、そうですね。朝食をとってきます」

 

ナオ「オーケー、そんじゃ、またね♪」ポワン

 

そしてナオの分身は消えました。

 

ナオ『レッツゴー♪』

 

……明るい人ですね。

今日は……鮭のバター焼きでも作りますか。材料もありますし。

 

ー1.5時間後ー

 

朝食を食べ終わった後、分身しナオと食器洗いしました。2人でやるので効率が上がりましたね。

 

ナオ「さて、これから何する?」

 

メイ「そうですね……2人ですし、通信対戦でもしましょう」サッ

 

ナオ「…実質1人だけどね」

 

メイ「人格が2人なんだから問題ありません!」

 

ナオ「はぁ…ま、やるけどね」

 

しばらく俺たちはスマ○ラで対戦をしました。

結果は…俺の圧勝ですね。

 

ナオ「うう…まだ生まれたばかりだから経験が足りなかった…」

 

メイ「大丈夫ですよ。経験はこれから重ねればいいですから。それよりも、そろそろさとかに隊の集合時間ですね。どうします?」

 

ナオ「私はこのまま留守番しておくわ。何かあったら混乱を招くし」

 

メイ「じゃあそうしましょうか。…ただし、俺以外の誰かが来ても応答しないで下さいよ?口調や性格が若干違いますし」

 

ナオ「分かったわ。安心して行ってらっしゃい」

 

メイ「はい、行ってきます♪」ガチャッ

 

…これからの生活が楽しみですね♪

 

ナオ「………イナイレやろっと」

 

まずはイナイレの経験を積むナオであった。




朝起きて自分と瓜二つの格好の奴が横にいたらビビりますよね。今回はそういう感じにしました。

次回もよろしくお願いします。


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海へ行こう

咲子とメイが少し人間を辞めてます。ご注意下さい。


side桜木咲子

 

ザッパーン…

 

私たちは今日、海に来ている。

 

翔「おら!くらえ!」バシャッ

 

祐樹「うわっ!やったな、このっ!」バシャッ

 

学「隙ありっ!おらぁ!」バシャッ

 

育也「うわっ!」ドボーン

 

3人「ハハハ、やりやがった!」ゲラゲラ

 

育也「あはは…負けちゃった…」

 

男子4人は水のかけあいをしていて、

 

ルマ「えっと…こうかな?」シュッ

 

絵奈「そうそう、その角度で…」

 

ルマと絵奈は骨のテントを作っており、

 

メイ「うおおおおおお!」バシャバシャ

 

咲子「うおおおおおお!」バシャバシャ

 

私とメイは海の上でランニングをしている。どうやって浮いてるのかって?…エネルギーコントロールよ。

 

翔「……あいつら、すげーな」

 

祐樹「俺たちも辛うじて立てるぐらいなのにな…」

 

学「マジでどんな特訓したんだ?」

 

育也「…俺たちも頑張らないとね」

 

ちなみに、七隈兄妹は今日情報集めの為基地にいるらしい。そこまでやってくれるなんてありがたいわね。あとでなんか奢ろう。

 

ー数分後ー

 

咲子「ハァ…ハァ…」

 

メイ「いい運動に…なりましたね…」

 

咲子「メイ、いまから塩作らない?」

 

メイ「え、どうやってですか?」

 

咲子「こうよ。まずは海水をこの金属のバケツにいれて…」ガポッ

 

メイ「フムフム…」

 

咲子「次に、私が両手に火をつける」ボッ

 

メイ「なるほど…」

 

咲子「そして、熱で水を蒸発させる!」シュゥゥゥ…!

 

メイ「おお!」

 

咲子「ここの水は綺麗だから、ほら、塩が出てきたわよ」

 

メイ「すごいです!俺も出来るように頑張ります!『まぁ、やるのは私だけどね』(それもそうですね…)…」

 

咲子「?……ま、この塩は海に戻して…と。昼飯食べましょ!」

 

メイ「はい、そうしましょっか!」

 

ルマ「あ、ちょうどバーベキューの準備も出来たよ!」

 

絵奈「みんなを呼んできて〜!」

 

2人「了解!」ダダダー

 

そしてみんなを呼んできた。

 

ー数分後ー

 

翔「パクッ…うんめぇー!」

 

祐樹「この肉は最高だぜ!」

 

学「この焼きとうもろこしもイケるぞ!」

 

育也「どれどれ…!確かに!」

 

咲子「メイ、アンタの好きな食べ物ってなんなの?」

 

メイ「そうですね…この中だったら普通に肉ですかね?それとも食べ物の中でですか?」

 

咲子「そうだけど、なんなの?」

 

メイ「うーん…逆日の丸弁当ですかね?」

 

咲子「え、なにそれ?」

 

メイ「日の丸弁当の梅干しとご飯を逆にしたものです。つまり、大量の梅干しの中に少量のご飯があります。酸っぱいですけど案外美味しいですよ?」

 

……さらっととんでもないこと言ったわね。

 

咲子「え、ええ…機会があったら食べてみるわ」

 

メイ「はい♪」ニコッ

 

そしてこの笑顔。眩しい…

 

ルマ「おーい、みんなー!スイカ割り、やらない?」サッ

 

ルマはどこからともなくスイカを出し、骨のバットを作りながらそう言う。

 

翔「おう、俺が割るぜ!」

 

祐樹「お、俺も俺も!」

 

学「俺もだ!」

 

育也「…じゃあ、俺も、かな?」

 

3人「どうぞ」サッ

 

咲子「あ、あのネタね…」

 

絵奈「じゃあ育也に決定だね〜。はい、目隠し」

 

育也「うん…うわ、この状態でちゃんと当たるかな?」

 

育也は目隠しをして不安そうに言う。

 

翔「大丈夫だ!俺たちがちゃんと場所を言う!」

 

育也「うん、頼んだよ!」

 

そしてスイカ割りが始まった。

結果はクリーンヒットで、叩いた時スイカが綺麗に八等分された。切れ目もなかったのにどうやって?

そして、そのあとスイカを食べ、海でまた遊び、その後帰った。今日は楽しい一日だった。




次回はまた夏の行事です。

次回もよろしくお願いします。


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シンガッソー!①

↑問題です。どういう意味でしょうか?
…答えは後書きで!

3本投稿1本目!
視点はルマ!
レディー、ゴー!


side羽犬塚ルマ

 

海で遊んだ数日後、ボクは寮でゴロゴロしていた。

 

ルマ「…そういえば、今日って夏祭りだっけ?」

 

ボクは溜まってたチラシを見ながら言う。

 

ルマ「さとかに隊のみんなも呼んでワイワイする…いい考えだね!早速連絡!」ピポパ

 

ボクはスマホを取り出し、グループチャットを開く。

 

ルマ「今日の夏祭り一緒に行く人ー!っと」ポチポチ

 

メールをしてから数分待ち、またチェックすると、すでに返信が来ていた。

 

咲子『私は行くー!』

 

メイ『俺も行きます!』

 

翔『そういえば今日だったな。俺は行くぜ!』

 

絵奈『私も行くよ〜!』

 

千早『夏祭りの屋台の…』

 

千代『とっておきの情報を教えるわ!』

 

学『あ、俺とある用事で無理だ、すまん』

 

育也『俺も用事があるんだ、ごめんね』

 

2人用事で行けなかった人もいるけど、ほとんど来れるみたい。そして…

 

祐樹『夏祭りに行く行くー!』

 

…ボクが気になってる人が返信してきた。

祐樹はバカで足が速くて遅刻魔でちょっとエッチだけど、なんだかんだで性格が良い。近くにいたら何故か顔が熱くなる。なんでだろ?調べてみよう…

 

ルマ「………ふぇ!?そ、そんな。ボク…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祐樹に恋してるの!?」

 

…そういえば、祐樹が胸をじーっと見てた時、そんなに気持ち悪い感じがしなかった。まさかもうその時からだったのかな…?

 

ルマ「ど、どどどどうしよう!今祐樹を見たら顔赤くなっちゃう!ぅぅぅ〜!」ジタバタ

 

ボクはベットで悶えまくる。ホントにどうしよう…

 

ルマ「…と、とにかく、赤くならないようにしないと…!」

 

ーそして数時間後ー

 

ボクは白い浴衣を着て集合場所に行く。

 

咲子「あ、ルマ!綺麗ね!」

 

赤い桜の浴衣を着た咲子が褒めてくれる。

 

ルマ「あ、ありがと。咲子も綺麗だよ!」

 

咲子「ありがと♪」

 

メイ「これで全員ですかね?」

 

翔「いや、いつものやつがまだだ」

 

絵奈「ま、祐樹の事だしね〜」

 

千早「でも、集合時間はまだだ」

 

千代「もうちょっと待ってあげよっか」

 

ー集合時間ちょうどー

(一瞬もズレがないジャストタイミング)

 

祐樹「おーい!来たぜー!」

 

ルマ「……///」

 

あ、ダメダメ、赤くなっちゃう!こうなったら!

 

ルマ「さ、さぁ、祐樹も来たし、レッツゴー!」

 

全員「おお!」

 

ふぅ、なんとか誤魔化せた。

 

ー夏祭りー

 

咲子「どこから行く?」

 

メイ「あっちの射的から行きましょうよ!」

 

咲子「いいねー、勝負よ!」

 

メイ「はい!」ダダダー

 

咲子とメイちゃんは早速射的の屋台に走っていった。

 

翔「お、あっちに綿飴がある!買ってくぜー」タタッ

 

翔も綿飴の屋台に走っていった。

 

それから次々とメンバーが離れていき…

 

祐樹「後は俺たち2人か…」

 

ルマ「そ、そうだね…」

 

ボクと祐樹の2人だけになった。

…なにこの典型的なラブコメ展開!?




前書きの答え…sing a song!です。

あと、恋愛描写って難しいですね。

次回もよろしくお願いします。


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シンガッソー!②

甘々な展開ってどうやってするんですかね?

3本投稿2本目!

ゴー!


side羽犬塚ルマ

 

祐樹「………」

 

ルマ「………」

 

今ボクと祐樹の2人しかいない。どうしよう…好きな人のとなりにいるんだよ!?照れないわけないじゃん!

 

ルマ「……///」

 

祐樹「なぁルマ、あそこの紐くじ引きにに行かね?俺たちだけまだどこにも行ってないし」

 

ルマ「う、うん…」

 

とりあえず祐樹の提案に乗った。…バレてないよね?

 

祐樹(なんか今日のルマいつもより可愛いな…)

 

※バレてます。

 

学「いらっしゃい!…お、お前らか」

 

何故か学が屋台にいた。

 

祐樹「用事ってこれのことか?」

 

学「ああ、親の手伝いでここにいるんだ。くじの景品はちゃんとあるぜ」

 

祐樹「よし!ルマも引くか?」

 

ルマ「あ、いや…ボクは遠慮しておくよ」

 

祐樹「そっか。ほい、500円」

 

学「まいど。一本引いていいぞ」

 

祐樹はしばらく考え…

 

祐樹「よし……キミに決めた!」

 

一本引いた。すると…

 

学「青か。景品はこれだな」サッ

 

学は紐の色を見て景品を出す。

 

祐樹「うーん…ルマ、欲しいものあるか?」

 

ルマ「え!?ボ、ボク!?えっと…じゃあ…」

 

これ、かな?

ボクは赤い犬の髪留めを取る。

 

祐樹「じゃ、それやるよ」

 

ルマ「い、いいの?その…当てたのボクじゃないし…」

 

祐樹「ああ、これぐらい安いもんだ。受け取ってくれ」

 

ルマ「う、うん…ありがとう…///」カァァァ

 

学「景品は決まったようだな。そんじゃあな(こいつらを見てると砂糖吐きそうになってきたぜ)」

 

祐樹「おう、またな」

 

ボクたちは屋台から一旦離れる。

 

ルマ「ねぇ、祐樹、その…」

 

祐樹「なんだ?」

 

ルマ「髪留め、付けてくれない、かな…///」

 

祐樹「おう、いいぜ。……こうか?」スッ

 

祐樹は髪留めを付け、鏡でボクの顔を見せてくる。

 

※祐樹は鏡で雷を反射させ攻撃することがある。だから持ってた。

 

髪留めはボクの銀髪によく似合っていた。

 

ルマ「似合う…かな?」

 

祐樹「よく似合ってるぜ」

 

ルマ「ありがとう…///」テレテレ

 

祐樹(照れるルマなんて初めて見たな…可愛いな」

 

え、か、可愛い!?

 

ルマ「ボ、ボクが、可愛い…///」プシュー

 

メイちゃんが可愛いって言われてる時ってこんな感じなんだ。しかも好きな人から言われてるし…ぅぅぅ///

 

祐樹「あ、声に出てたか?すまん、本当のことだ」

 

ルマ「ほ、本当のこと…なんだね///」カァァァ

 

祐樹「あ、ああ…(やべ…こいつのこと好きだからそんな顔されるとつい告白して振られてしまうじゃねーか!振られるのかよ…って、そんなこと言ってる場合じゃねぇ!作戦を続ける!)…なぁルマ、もうすぐ花火だからどこかに座らないか?」

 

ルマ「う、うん…」

 

そしてボクたちは移動した。




両思いですね…
果たして告白はするのでしょうか!?

次回もよろしくお願いします。


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シンガッソー!③

結果は…!

3本投稿ラスト!

明日からはいつも通りに戻ります。

ゴー!


side桜木咲子

 

…………。

 

咲子「………」じー

 

メイ「…甘いですね」じー

 

翔「宮若若宮コンビより甘いぞこりゃ」

 

絵奈「ルマが照れてるね〜」

 

千早「これ絶対アレだよな?」

 

千代「…いい情報GET!」

 

私たちはルマと祐樹を近くで見守っている。一応邪魔するつもりはない。

 

咲子「そろそろ花火の時間ね」

 

メイ「俺たちは2人から離れて見ましょうか」

 

翔「…なぁ、いい考えがあるんだが」

 

絵奈「なになに〜?」

 

翔「千早、あいつらをつけてくれ」

 

千早「了解」スッ…

 

千早は監視の目玉を一個2人に飛ばした。

 

翔「これでオーケーだ。甘々なシーンをあいつらに見せて悶えさせてやろうぜ」

 

千代「…情報も手に入るし、一石二鳥ね」

 

咲子「フフフ…今回は私たち全員共犯者ね。オーケー?」

 

全員「オーケー!」

 

よし。…さて、花火見に行こうっと♪

 

side羽犬塚ルマ

 

ルマ「ここら辺かな?」

 

祐樹「おう、シート敷くぞー」スッ

 

あ、ちゃんと準備してたんだ。

 

ルマ「ありがと」

 

祐樹「偶々もってただけだ、気にするな」

 

ルマ(なにその言い方…カッコいい///)カァァァ

 

祐樹「どうした?顔真っ赤だぞ?熱か?」ピトッ

 

祐樹は手をボクのおでこにつけてきた!?

や、やめて!それ以上したら…

 

ルマ「だ、大丈夫だよ…///」プシュー…

 

恥ずか死んでしまうよぉ///

 

祐樹「ならいいが…(うわぁ、今のはやばかった。恥ずかしいぜ///)」カァァァ

 

……あれ?祐樹も若干顔が赤い?まさか…

ボクホントに熱があって移っちゃったのかな!?

(どうしてそうなる!?)

 

ルマ「祐樹…大丈夫?」

 

祐樹「ん?あ、おう…大丈夫だ」

 

祐樹の顔は元に戻ってた。気のせいかな?

(気のせいではありません)

 

『花火打ち上げまで10…9…』

 

ルマ「あ、始まるよ!」

 

祐樹「おう」

 

『8…7…6…5…4…3…2…1…打ち上げ!』

 

次の瞬間。

 

ヒュゥゥゥ…ドッカァァン!

 

赤い、大きくて綺麗な花火が空に打ち上げられた。

そして次々と花火が打ち上げられる。まるで花火の花畑だ。

 

ルマ「綺麗だね…」

 

祐樹「そうだな…」

 

ルマ「………(告白、しようかな?)」

 

祐樹「(…今だ!)なぁルマ、俺の気持ちを聞いてくれ」

 

ルマ「?なに?」

 

祐樹「ルマ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴女の事が好きです。付き合って下さい!」

 

………!

両思いだった…!

すごく嬉しい…!

 

ルマ「…祐樹、ボクの気持ちも聞いてくれる?」

 

祐樹「お、おう…」

 

ルマ「ボク…羽犬塚ルマは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方の事が好きです。付き合って下さい!」

 

ボクも気持ちを伝える。

 

祐樹「ルマ…」

 

ルマ「祐樹……んっ!」

 

祐樹「んむっ!?」

 

ボクは祐樹に抱きつき…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唇を奪った。

つまりキスした。

何時間にも感じた数秒間のキスのあと、ボクはそっと唇を離した。

 

ルマ「ふふっ…祐樹、よろしくね♪」

 

祐樹「…ああ、こちらこそよろしく」

 

そして再びキスをした。




祐樹とルマがくっつきました。
次は誰だろうか…?

次回もよろしくお願いします。


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……付き合い始めて1日目だぞ?まだ。

この小説にR15と残酷な描写タグを付け、非ログインユーザーでもコメントが出来るようにしました。

R15にした理由?この回ですぐ分かりますよ。


side戸畑祐樹

 

チュンチュン……

 

祐樹「う、うーん…」

 

俺は目を覚ました。確か、夏祭りのあとみんなでカラオケでシンガッソーして、途中で眠くなって…誰かが家まで連れてきたのか?

 

祐樹「…いや、違うな。……おい、まさか……」

 

しかし、目を覚ました所は自宅ではなく、昨日彼女になったルマの寮部屋だった。何回か来たことがあるため直ぐに気付いた。

…って、なんで俺ここにいんの!?とっとと起きねーと!そう思って起きようとしたその時…

 

むにゅっ。

 

2つの柔らかいものが背中に当たった。

 

祐樹「おいこれまさか…」サッ

 

そっと掛け布団を取ると…

 

ルマ「祐樹……ムニャムニャ…」スヤスヤ

 

ルマが気持ちよさそうな寝顔で寝ていた。そして、背中に当たっていたのはもちろんルマのそこそこ大きめの胸だ。

 

祐樹「Oh…my…god…」

 

俺の背中に当たって少し凹んでいる胸を今すぐ揉みたい!だが、俺は紳士だからそんなことはしない。……許可を貰わないとな!(そういうことじゃないだろ!)

 

祐樹「起こさないように…と」スッ

 

ルマ「Zzz…」スヤスヤ

 

祐樹「ふぅ……ん?」

 

ベットから起き上がると、ルマの机に何かが書かれた紙が置いてあるのに気付いた。

 

祐樹「どれどれ…『祐樹がここで寝るのはすでに咲子が連絡してるから大丈夫だよ!あと、ボクが起きたら思いっきり甘えさせて貰うから、覚悟してね、ボクの彼氏さん!-ルマより』……ナイスプレーだ咲子。さて、彼女の為にも朝飯を作ってやろうかな?」ゴソゴソ

 

ルマの好きな食べ物は確か…あれだな。お、材料はあるみたいだ。俺は早速料理に取り掛かった。

 

ー約30分後ー

 

ルマ「んぅ……祐樹?」

 

祐樹「おはよう、ルマ。ちょうど朝飯もできたぜ」

 

ルマ「…え、作ってくれたの!?」

 

祐樹「ああ、しかもお前が好きなフレンチトーストだ」

 

ルマ「わぁ…ありがと、祐樹!」ダキッ!

 

ルマは喜び、抱きついてくる。

 

そして再び、むにゅっ。

 

祐樹「あ、ああ、どういたしまして……当たってるぞ…」

 

ルマ「えへへ…当ててるのよ、嬉しいでしょ?」

 

祐樹「確信犯か…まぁ、嬉しくないわけでもないが…」

 

ルマ「でしょ?ま、今はこれぐらいにしておくよ。とりあえず顔洗ってくるね〜」タタッ…

 

………柔らかかった。(何がかはもう知ってるよね?)

 

その後俺とルマは仲良くフレンチトーストを食べた。何回かあーんもしたことも言っておこう。

そして現在…

 

祐樹「……こうか?」ナデナデ

 

ルマ「うん、そう…えへへ〜…」ホワー

 

ルマが俺に膝枕し、ルマの頭を俺が撫でているところだ。女子の髪ってサラサラしてるな…

 

ルマ「ねぇ、祐樹」

 

祐樹「ん?なんだ?」

 

ルマ「…一緒に連携技とか作ってみない?」

 

祐樹「連携技か…確かにいいかもな。あいつらをビックリさせようぜ!」

 

ルマ「うん!頑張ろうね!」ニコッ

 

その笑顔、癒される…」ナデナデ

 

ルマ「…えへへ〜///」カァァァ

 

…多分今の声に出てたな。ま、いいか、事実だし」

 

ルマ「…もう、そんなに褒めないでよ!大好き!」ギュッ!

 

祐樹「怒ってるのか喜んでるのか分からないんだが…」

 

ルマ「………ちょっと腕の力抜いて?」

 

祐樹「ん?おう」スッ

 

言われた通りに腕の力を抜く。

 

ルマ「…………」ガシッ

 

それをルマが掴む。何する気だ?

 

祐樹「……お、おい、ルマ?」

 

ルマ「…………」そーっ

 

ルマは俺の手を胸の前まで持っていき…

 

ルマ「…………あっ///」むにゅっ。

 

…強制的に(本当かな?)胸を揉まされた。

 

祐樹「な、ななな何してるんだお前!?」

 

そしてルマは爆弾を落としてきた。

 

ルマ「祐樹…おっぱい大好きなんでしょ?好きに揉んでいいよ?///」

 

な、何言っちゃってんのこの娘!?

 

祐樹「いやいやいやお前の気遣いは嬉しいが無理しなくていいんだぞ?」

 

ルマ「だって…その…祐樹を喜ばせるのってこれぐらいしか思いつかないから…///」カァァァ

 

…なんだ、そういうことか。

 

祐樹「…ルマ、こっち向け」

 

ルマ「え?……んむっ!?」

 

祐樹「んっ……」チュッ

 

俺はルマをこっちに向かせ、唇を奪う。数秒間キスした後、唇をそっと離す。

 

ルマ「ん…祐樹、大好きだよ…」

 

祐樹「俺もだ、ルマ。…デートでもするか?」

 

ルマ「…うん!」

 

そして俺たちは外に出かけた。後々聞いた話によると俺たちの雰囲気は甘々だったらしい。




※この小説はラブコメではありません。あくまでも閑話としてこの要素を出しただけです。

今回で夏休み編終了となります。

次回もよろしくお願いします。


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1年2学期
波乱の二学期、スタート!


おとといと昨日で甘々要素詰め込みすぎた気がしますね。


side桜木咲子

 

祐樹とルマがくっついて数日後、夏休みも終わり二学期が始まった。

正直言って祐樹のルマが付き合う事になるのは若干早いと思った。2人の行動力に賞賛する。

まぁ、かといって甘々な雰囲気を出しすぎるのは遠慮して欲しいけど。

祐樹がなんか(性格が)イケメンになってるし、ルマが(祐樹に対して)デレッデレになってるし…うっ…

 

ゲホッ(砂糖吐く音)

 

ゴクゴク…(ブラックコーヒーを飲む音)

 

咲子「ぷはぁ…翔ありがと」

 

翔「どういたしまして。……(雰囲気が)マジで甘いな」

 

絵奈「そうだね〜」

 

千早「クラスメイトたちが"リア充爆発しろ"とか言ってるぞ」

 

千代「まあ、そりゃあ、ね…」

 

咲子「リア充爆発しろとまでは言わないけど、流石に二学期初日からこんな雰囲気だと、どうしてもブラックコーヒーを一気飲みしてしまうわね…それも何度も」

 

翔「…その時は流石に自腹で買えよ」

 

咲子「もちろんそうするつもりよ。…そろそろ授業始まるし席に着こっか」

 

絵奈「そうだね〜」ガタン。

 

ガラガラ…

ドアが開けられ、このクラスの担任で私の師匠、日花先生が入って来る。

 

日花「みんな席に着いてるわね?…よし、出席とるわよー」

 

そしていつも通りの時間が始まる。

 

ー数時間後ー

 

…ふぅ、やっと帰りの会ね。

 

日花「明日は特別バトルデーよ。他の学年の生徒にバトルを申し込むことができるわ。やりたい人は相手に申し込むように」

 

特別バトルデーか。待ち遠しかったわね。

やっとメイの兄、出夢先輩と戦える!そのために私は技をさらに鍛え、強化版まで作った!

 

咲子(くぅ〜っ、楽しみね!)

 

日花「今日の授業はここまで。そんじゃさようなら!」

 

「さようならー」

 

ガタガタ…

 

翔「咲子、やっぱり出夢先輩に挑むんだろ?顔に出てたぜ」

 

咲子「ええ、そのために特訓してたようなものよ」

 

絵奈「出夢先輩のパワーってどれぐらいなんだろうね〜」

 

メイ「俺または咲子さんの1.5倍ぐらいのパワーですよ」

 

…メイがいつのまにか会話に入ってた。

 

咲子「…つまり、90万ぐらい?」

 

メイ「そうなりますね。俺もお兄さんに挑むつもりでしたが、今回はお義姉さん(予定、ほぼ確定)の藤崎花さんに挑みます」

 

咲子「へぇ…お互いがんばろ、メイ!」スッ

 

メイ「はい!」パァン!

 

ビシ、バシ、グッ、グッ!

(ジョジョ3部でポル○レフと花○院がやってたハンドシグナル)

 

千早「そのネタ、知ってたのかよ…」

 

咲子「最近アニメを観たからね」

 

千代「なるほど…出夢先輩の能力とか覚えてる?」

 

咲子「ええ、重力を操る能力でしょ?」

 

メイ「そうですね。それと、お兄さんは能力メインで戦います。つまりどういうことか分かりますよね?」

 

咲子「…解除できる!」

 

翔「なるほど、つまり咲子は出夢先輩と(戦う)相性が良いということか」

 

メイ「ただ、お兄さんはちゃんと風属性の攻撃もしてくるので気をつけて下さい」

 

咲子「…分かった、気をつけるわ」

 

明日のバトル、楽しみね…!




やっとバトル要素出たぜ…。

次回もよろしくお願いします。


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3代目対3年1位①

現在のみんなパワー
咲子 63万 メイ 60万 ナオ 60万 翔 30万 絵奈 28万
祐樹 24万 ルマ 38万 日花(今の所) 1.8億 学 27万
育也 26万 千早 10万 千代 12万 出夢 90万

コメント
咲子、メイ、ナオ以外の奴らとの差が半端ないだろ!


side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

昨日出夢先輩にバトルを申し込み、その後メイと今日に響かない程度の猛特訓をした。

 

メイ「咲子さん、お互い頑張りましょう!」

 

咲子「ええ、私たちの全力を学校中に知らしめてやりましょう!」

 

メイ「はい!」

 

そして、私たちは別れ、それぞれバトルの準備をした。

 

ー数分後ー

 

『さぁ、やってまいりました!1学期1回のイベント、特別バトルデー!授業は俺、七隈千早とー』

 

『ー七隈千代が致します!』

 

ワァァァァァァ!

 

……どうやってそうなったの?

後で質問ぜめね。

 

『初戦は3年と1年の1位同士の対決!』

 

『今回のバトルデーで注目のバトルの1つです!それでは、選手入場です!まずは、1年の1位で3代目桜の桜木咲子選手ー!』

 

咲子「さて、私の出番ね」ザッ

 

私は控え室から出て、威圧を全く出さずに入場した。

 

「へぇ、あれが3代目桜か」

 

「室見にぶっ潰されねーか楽しみだな」

 

「どこまで食らいついていけるんだろうな」

 

観客にとって私はあまり良い印象ではないようだ。

そして、反対側からは…

 

『そして、3年の1位で重力魔の異名を持つ、室見出夢選手ー!』

 

出夢「…………」スタスタ

 

ワァァァァァァ!

 

「出たぜ!重力魔だ!」

 

「調子に乗った1年をぶっ潰せー!」

 

「いーずーむ!いーずーむ!」

 

出夢先輩がすごい歓声と共に歩いてきた。

 

『さぁ、両選手入場しました!』

 

『3…2…1……バトルスタートォ!』カーン!

 

千代のアナウンスと共にバトルが始まる。

 

出夢「…………!」ギュゥゥン…!

 

咲子「……ハッ!」ギュゥゥン…!

 

そしてお互いに威圧をぶっ放す。

 

「ぐぉぉ、すげー威圧だぜ…」

 

「あの1年も平然としてやがる…」

 

出夢「…こっちから行かせてもらうよ!ハァッ!」ドッ!

 

出夢先輩は手に能力を纏い突っ込んできた。…大丈夫ね。

スッ…

私はそっと手を片手だけ出す。

 

出夢「………?」

 

「なんだ、アイツ?」

 

「片手だけで止められるというのかよ?」

 

そして…

ドッガァァァン!

 

出夢「…ほう、止められたね」

 

咲子「…余裕ですよ」

 

私は片手で先輩の拳を止めていた。後ろでマジンが手を出して止めながら。

 

咲子「マジン・ザ・ハンド改!」グォォ!

 

出夢「フッ!」シュッ

 

咲子「せいっ!」ガシッ!

 

先輩は隙をついたと思い私をもう片手で殴ろうとするが私が"頭で"止める。

 

出夢「なっ!?」

 

咲子「かーらーのー?真炎天桜舞!」BLOOM!

 

そして空いた片手で攻撃を先輩にぶち込む。

 

出夢「ぐわっ!」ドゴォ!

 

先輩はそれをもろにくらい、地面にめり込む。

 

「あの1年、室見にあれだけ攻撃を叩き込んでやがる…」

 

「いやいや、多分アイツが本気出してないだけだろ、すぐ終わるさ…」

カッ!

「………ッ!」

 

私は威圧で観客を黙らせた。観てなさい。

 

出夢「いやー、すごいパワーだね。僕もそろそろ…」

 

先輩は間を置くと…

 

出夢「全力を出させてもらおうかな…!」

 

そういった。その刹那…

 

ギュォォォォォォォォォ…!

 

とてつもない重力が辺りを襲う。もっとも、私には無意味だが。

 

出夢「……何故効いてないんだい?」

 

咲子「あいにく、そんな能力なんですよ」

 

出夢「へぇ…なら、これはどうかな?絶重力球!」ドッ!

 

絶!?相当強化されてるわね。

 

咲子「解除火桜改!」シュッ…

 

出夢「…流石にそれは驚いたよ」

 

咲子「そう言われて嬉しいです。フレイムダンス改!」ぐるぐる…

 

出夢「何をするか分からないけど、そうはさせないよ!上向き!」テテテッ!

 

先輩がそう告げた瞬間、私は天井に向かって"落ちていった"。

 

咲子「解除火桜改!」シュッ…スタッ。

 

私はフレイムダンス改をしながら片手で解除火桜改を発動。負担は少しあるけど問題ない。

 

出夢「そこまでやるとはね…厄介だね」

 

咲子「なら、もっと厄介な攻撃をしてやりましょう!ハァァァァッ!」ボォォォ…!

 

「1年は何をする気だ?」

 

「何かの技か?」

 

翔「あれは爆熱スクリュー?」

 

メイ「いえ違います。火の温度が明らかに高くなってます」

 

出夢「………ッ!」ギュン!

 

先輩はガードをする。…無意味よ!

 

咲子「燃えろ!…ブレイズスクリュー!」グワァンッ!

 

爆熱スクリューとは明らかに温度とサイズが違う炎の球を蹴り飛ばす。

 

バリィン!

 

出夢「…ガードをいとも容易く破るだと!?」

 

先輩のガードを余裕で突き破った炎の球は…

 

出夢「…ぐわぁぁぁっ!」ドガァァァァァァァァン!

 

そのまま先輩の鳩尾辺りに直撃した。

 

咲子「や…やった…!」




新技、ブレイズスクリュー登場!

絶爆熱スクリューをすっ飛ばしましたね。

次回もよろしくお願いします。


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3代目対3年1位②

茶番 相談

メイ「咲子さん、俺の悩みを聞いてくれませんか?」

咲子「ん?なになに?」

メイ「最近、可愛い可愛いって言われっぱなしなんですけど、何故でしょうか?」

咲子「……髪型をポニーテールにしたからじゃない?」

メイ「そうでしょうか?他の髪型にした方が…」

咲子「いや、多分もっと言われるわ。そのままでいいと思うわよ」

メイ「は、はぁ…ならそうしときます…」

咲子(メイがツインテールになったりしたら可愛いって連発しそうね…)

茶番終わり


side桜木咲子

 

私が編み出した爆熱スクリューの強化版、ブレイズスクリューは出夢先輩の鳩尾辺りにクリーンヒットした。その結果、彼は地面にクレーターを作り、大ダメージを受けた。

 

出夢「ぐっ…すごい技だね…」ヨロッ…

 

咲子「まだまだいけますよ!」

 

出夢「フッ、そうかい…じゃあ僕は全力で行くよ!絶風斬!」ズバァッ!

 

先輩はメイも使う風の飛斬撃をいくつか飛ばしてくる。

 

咲子「真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルルル!

 

私はドーム状のエネルギーの壁で攻撃を受け流す。

 

出夢「どうやら属性攻撃は解除できないみたいだね」

 

咲子「もうバレましたか。そうです、私の能力は相手の能力を解除し、相手に直接触れた場合さらに一時的に使えなくするという能力です。能力メインで戦う出夢先輩相手にはもってこいの能力です」

 

出夢「うん、確かにそうだね。属性の弾幕攻撃するのまで対策されてるし…」スッ

 

先輩は両手で構えをとる。…来るわね。

 

咲子「……マジン・ザ…」ギュゥゥン…

 

出夢「近接攻撃で倒すしかない、ねっ!」ドゴッ!

 

咲子「…ハンド改!」ガシッ!

 

先輩はストレートを入れてきたが、マジンの手で受け止める。

 

咲子「わざわざ私の得意分野をさせてくれるのはありがたいですね!絶炎突!」ドッ…

 

出夢「……フンッ!」ガシッ

 

先輩に足を掴まれた。

 

咲子「え」

 

出夢「オラァ!」ドゴッ!

 

そして地面に叩きつけられた。

 

咲子「ぐっ…!」

 

出夢「とうっ!」シュッ

 

咲子「ハッ!」

 

先輩はさらに蹴りを入れようとしたが紙一重でかわす。

 

咲子「真炎天桜舞!」BLOOM!

 

出夢「っ…効かないねぇ!」ズドッ!

 

先輩は至近距離からの攻撃をなんとか耐え、私の鳩尾に1発入れてきた。

 

咲子「……ガハッ!」

 

「やっちまえー!」

 

「とどめをさせー!」

 

そして観客は歓声を上げる。

 

…………。

うるさい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲子『黙れ…!』カッ

 

グォォォォォォオ!

 

出夢「っ、この威圧は…!」

 

咲子「…ッラァ!」ドガッ!

 

私はとっさに先輩を殴る。

 

出夢「…がっ!」

 

咲子「せいっ!」ギュン!

 

次にアッパーで上に飛ばす。

 

出夢「ぐっ…!」ピュゥゥゥ…

 

咲子「絶炎突!」ドゴォ!

 

出夢「ぐふっ!」ドガァン!

 

そして空中でかかと落としを入れ…

 

咲子「ブレイズスクリュー!」グワァンッ!

 

ブレイズスクリューでトドメを刺す。

 

出夢「が…はっ……」バタン

 

先輩は連続攻撃に耐えられず、ついに倒れる。

 

『………!試合終了!勝者、桜木咲子!』カンカンカン!

 

『な、なんとー!負けたことがほとんどない圧倒的な実力を持つ出夢選手を倒したー!これはすごいぞー!』

 

『そしてさっきの強力な威圧は、人によっては気絶するレベルの強さです。それほどの実力を持った選手でした』

 

ワァァァァァァ!

 

「おい、あの1年、室見を倒しやがったぞ!」

 

「信じられねぇ!夢でも見てんのか、俺!?」

 

「それとあの威圧、覇王色か何かかよ!?」

 

…最後の観客のセリフは突っ込む所があるけど、私にそんな体力はない。

 

咲子「やった…わ…ね…」バタン

 

私は疲れ切り、そのまま倒れて眠りについた。




……最後の攻撃はよく考えると鬼畜ですね。

次回もよろしくお願いします。


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斬士対毒花①

咲子たちの異名一覧
有美 初代桜 日花 2代目桜 咲子 3代目桜
メイ 斬士 出夢 重力魔 花 毒花
風太 嵐屋 水奈子 大滝 日和 獄炎

一応変わったり増えたりしますね。


side室見メイ

 

咲子さんとお兄さんが保健室に運ばれた後、俺と(未来の)お義姉さんこと花さんは戦闘場で向き合いました。

 

『さぁ、今度は1年と3年の2位同士の対決!』

 

『お互い1位とそれほど差がありません!これは中々の勝負が期待できるでしょう!』

 

それにしても、あの2人はどうやって実況になったんですかね?気になって仕方がないです。

 

ナオ『メイ、たまには変わっていい?』

 

ダメです。まだその時じゃないのにバレてしまうじゃないですか。

 

ナオ『むーっ、つまんないのー』

 

ハァ…分かりました。でも、バレない程度でですよ?

 

ナオ『了解♪』

 

メイ「ふぅ…さて、花さん、よろしくお願います」

 

花「ふふっ、こちらこそよろしくね、メイちゃん♪」

 

メイ「こんなところでちゃん付けはやめてください」

 

花「そっちこそここで"お義姉さん"と言えばいいのに…」

 

メイ「戦う前から調子狂いますね。ハァ…」

 

花「あら、わざとやってるのよ?」

 

花さんはドヤ顔をしながら言ってます。斬りたいですねその顔。

 

『この2人の戦いが、今始まる!』

 

『バトル、スタートォォ!』カーン!

 

メイ「先手必勝!真風斬!」ズバッ!

 

俺は早速飛斬撃を飛ばします。

 

花「きたわね。毒手!」ガシッ!

 

それを花さんは毒でできた手で受け止めます。

花さんの能力は「毒」。

いろんな種類の毒を操り戦います。

 

花「次は私の番ね。毒霧!」ムワワーン…

 

メイ「対策済みです!真ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

花さんは毒の霧を出しますが、俺が速攻でそれを吹き飛ばします。

 

花「うわー、吹き飛ばされちゃうか。…なら、試すのはここで終わりにしようかな?」ドクドク…

 

花さんは毒を出しながら言います。

 

メイ「真風斬!ふっ!」スタッ

 

俺は飛斬撃を出し、それに乗りました。しないと毒が当たっちゃいますからね。

 

花「ここは私の自由自在!ベノムゾーン!」

 

気づいたら足場が風斬のとその下以外ありませんでした。

 

メイ「なるほど、毒でじわじわ痛めつけてから倒すと…ま、俺にとっては…」ジャキン

 

花「……何かくるわね」スッ

 

花さんは毒で身を守ります。ですが…

 

メイ「(毒の床もガードも)無意味です!ハァァァ!」ドドドドド

 

俺は刀に橙色のオーラを纏わせ、花さんに向かって突撃します。

 

花「え!?効いてない!?……そういうことね!」ズイッ

 

花さんはどうやらタネに気付いたようで、毒を操作して俺を横から攻撃してきました。でも…

 

メイ「それも対策済みです!絶火斬り!」ズバッ!

 

花「ぐっ…!」

 

それを俺が真っ二つに切り裂きます。

 

メイ「お覚悟!冥冥斬り!」ズバァン!

 

花「……かはっ!」ズバッ!

 

ドゴッ!

 

そして強化版になった俺の十八番を花さんのガードごと斬りつける。斬撃を命中し、花さんは地面に倒れこみました。

 

花「ぐっ…なかなかな威力ね…」ニヤッ

 

花さんは起き上がりながらにゃっとします。

 

メイ「……ポーカーフェイスはやめておいて下さい」

 

そう言われた花さんの顔は苦しい表情に変わります。

 

花「そうね…ぐぅっ…」

 

メイ「どうやら大ダメージが入ったようですね」

 

花「……………フフフ………………」

 

メイ「……ッ!」スッ

 

花「もう遅い!脱出不可能よ!」ドドドドド

 

花さんは巨大な毒の塊を落としてきました。

 

花「猛毒のロードローラーよぉー!!」

 

……しかもロードローラーの形をしてました。

ジョジョ要素をここで出しますかね?普通。




作者のネタはみんなの予想の斜め上♪(真偽不明)

花の見た目はボーカロイドのフラワーに似たような感じです。能力が毒なのもフラワー曲の1つがかいりきベアさんの「ベノム」だからです。

次回もよろしくお願いします。


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斬士対毒花②

皆さん、福岡の地名を苗字にして名前を作って下さい!いいものは多分作品に出します。
コメントお待ちしております!


side室見メイ

 

花「猛毒のロードローラーよー!」

 

ヒュゥゥゥゥゥ!

 

メイ「これじゃ斬れない!……なら!」

 

ナオ!出番ですよ!分身です!

 

ナオ『オーケー!』

 

ポワン!

 

ナオ「ふぅ、さて、どうするのメイ?」

 

メイ「2人同時に行きますよ!」

 

ナオ「…了解!」

 

花「分身できたのは知らなかったけど、それじゃ意味ないわよ!くらえー!」ドドドドド

 

メイ「意味はあります!真晴天飛梅!」BLOOM!

 

ナオ「さらに!…炎天桜舞!」BLOOM!

 

俺とナオはそれぞれ技を繰り出しました。そして…

 

花「な…!押し切られる!…うわっ!」ドガッ!

 

花さんは押し切られ天井に激突します。

 

翔「炎天桜舞だと!?」

 

絵奈「今のはなんなの〜?」

 

学「見間違えじゃないよな?」

 

育也「しかも口調も違ったし…」

 

翔さんたちが話していることに気付く。

 

ナオ「あちゃー、もうバレちゃったか…」

 

メイ「ま、いいんじゃないですか?別に減るものじゃないですし」

 

ナオ「それもそうね。…さて」

 

メイ「やりましょうか、1(2)人で!」

 

花「ハァ、ハァ…なんの仕掛けが分からないけど、メイちゃん、そっちは梅属性だよね?亜種を2つもちはありえないんだけど?」

 

ナオ「そうね…でも、人格が違うならありえるでしょ?」

 

花「メイちゃん…二重人格だったんだ…」

 

メイ「といっても最近ですけどね。…話はここまでにして…」チキッ

 

ナオ「……ぶった斬ることに専念しよう!」ドッ!

 

俺たち2人は花さんに突撃します。

 

花「ふっ、もう一回ベノムゾーン!」ドクドク…

 

ナオ「させない!フレイムダンス!」ボォォォ!

 

花さんが毒を出す前にナオが火で邪魔します。

 

花「ぐっ、なら…ポイズンアロー!」シュッ!

 

メイ「絶火斬り!」スパーン!

 

花「それも斬られてしまうのね…」

 

ナオ「爆熱スクリュー改!」ドッゴォン!

 

花「…ぐはっ!ハァ、ハァ、対策すごいわね…」

 

メイ「勝てるよう努力しましたので。真ウィンドブラスト!」ピュゥゥゥ!

 

花「うわっ!」

 

俺は花さんを上に吹き飛ばします。

 

ナオ「かーらーの、真炎突!」ドゴッ!

 

花「ガフッ!」ドゴォ…

 

さらに空中からナオがかかと落とし。花さんは俺の目の前の地面に激突します。そして…

 

メイ「冥冥斬り!」ズバッ!

 

トドメの冥冥斬り。これぞナオとの連携技、空前絶後です。

 

花「…わ……たし…の……ま…けよ………」ガクッ

 

『………試合終了!勝者、室見メイー!』カンカンカン!

 

ナオ「………!」

 

メイ「や、やりました!やったー!」

 

『な、ななななんと!3年の1位と2位が1年の1位と2位に倒されてしまったー!』

 

『これはかなり稀にみる光景ですね…メイ選手は二重人格だと判明しましたし、この先どうやって戦うことになるのかが楽しみですね!』

 

ナオ「ふふっ、嬉しそうね。さて、私は戻るわよ」ポワン

 

メイ「はい、お疲れ様でした、ナオ」

 

花「…うっ…あれ?私負けたの?」

 

メイ「はい、自ら降参しましたよ?」

 

花「マジか…いやー、メイちゃん強くなったねー!」

 

メイ「まぁ、天界での特訓頑張りましたし」

 

花「うん!次は勝つからね!」

 

メイ「…望む所です!」

 

そして俺と花さんは熱い握手を交わしました。




バトルデー編(元は文化祭編をやる予定でしたが、内容が思いつかないのでバトルデーにしました)は次回終わります。

次回もよろしくお願いします。


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咲子、有名になる。(今更?)






……MULAストーリーの謎の人物


side桜木咲子

 

どこかのベットで目が覚めた。

 

咲子「……知らない天井ね」

 

メイ「知らないわけないじゃないですか」

 

??「目が覚めたようね。はじめましてかしら?」

 

横を見ると、そこにはメイとメイに似てる女の子がいた。

……誰?

 

咲子「メイの双子かなにかかしら?」

 

ナオ「いや、双子じゃなくて別人格よ。私は室見ナオ、属性は桜よ」

 

咲子「別人格?じゃあアンタは今分身?」

 

ナオ「その通り。理解が早くて助かるわ」

 

メイ「ナオは別人ではなく別人格なので、"1人"なのに実質"2人"で行動できるんですよね」

 

咲子「へぇ〜。ところで、それって精神的に負担がかからないの?」

 

メイ「……それが、普通の二重人格と違って全く負担が無いんですよ」

 

ナオ「私の発生の仕方が特殊だからね。性質的には人格ではなく魂が2つあるような感覚なのよ」

 

咲子「なるほとね。……あ、アンタ藤崎先輩に勝った?」

 

メイ「はい!俺とナオで…」

 

ナオ「…実質ほぼ完封したわよ!」

 

咲子「…二重人格って、強いわね。…そういえば、他のみんなはどこなの?」

 

メイ「部屋の外にいます」

 

ナオ「部屋の中に入ろうとしてる人達を止めてるのよ」

 

…あ、これ、私を見たいからね。

 

咲子「怪我もほぼ治ってるし、そろそろ起きて部屋を出るわね」

 

メイ「え、まさか…」

 

咲子「そう、そのまさかよ」ガシッ

 

私はメイとナオを片手ずつでお米様抱っこする。

 

ナオ「え、ちょっ、待っ…」

 

咲子「またないわよ!」ガラガラ

 

私は足で勢いよく保健室のドアを開ける。

次の瞬間。

 

ワァァァァァァ!

 

「出たぞ!3代目桜だ!」

 

「バトルすごかったぜ!」

 

「斬士もかっこよかったぞー!」

 

翔「お、咲子!」

 

絵奈「バトルお疲れ様〜!」

 

学「なんで2人をそう抱えてるんだ?」

 

育也「ねぇ、これって前にも…」

 

咲子「…ふふっ、2人とも、準備はいい?」

 

2人「いや、早く降ろし「行くわよー!」…え」

 

ダダダダダダダダダー!

 

私は今出せる最大のスピードで逃げる。

 

「あ、逃げたぞー!」

 

「取材したかったのに…」

 

「1学期にもこんな事あったような…」

 

ー数分後、メイの寮部屋ー

 

咲子「ふぅ、疲れた」

 

メイ「…俺は精神的に疲れました」

 

ナオ「メイに戻る気力もないからこのまま寝よっと…」

 

ナオはよろよろとベットに行き、そのまま寝た。

 

咲子「…あれ、いいの?」

 

メイ「大丈夫ですよ、エネルギーがなくなったら戻ってくるので」

 

咲子「そう。…イナイレの通信対戦でもしましょっか」

 

メイ「そうですね」

 

そして私が再び通信対戦でフルボッコにされたのは言うまでもない。

 

side?????

 

室見父「ぐっ…離せ!」

 

室見母「何故…こんな事を…!」

 

??「ククク…この俺を怒らせたからそうなったんだ。大人しく息子さんが来るのを待ってな」

 

室見父「何!?出夢に何をする気だ!?」

 

??「…秘密だ。黙ってろ」ドゴッ

 

室見父「ぐふっ!」

 

室見母「あなた!」

 

??「おうおう、もっと早く死にてぇんならそうしてやってもいいんだぜ?」

 

室見父「ぐっ…!」

 

??「ククク、いい顔だ。この俺…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

那珂川組組長、那珂川遠賀(なかがわおんが)が気にいるような最高の顔だぜぇ!」

 

ククク…コイツらをバラすのが楽しみだ!




室見両親、ヤクザに捕まる。どうなるのか!?

次回もよろしくお願いします。


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ヤクザに喧嘩を売られたら?

次回あたりからグロ表現出ます。ご注意下さい。


side桜木咲子

 

バトルデーが行われた日の夜、私はメイ、ナオとゲームしていた。

 

アルミ「あとはここをこうして…」

 

ナオ「……こうかしら?」

 

アルミ「そうそう、それからこう…」

 

ピンポーン!

 

メイ「誰でしょうかね?」ガチャッ

 

メイはドアを開ける。そこには意外な人達がいた。

 

出夢「………」

 

花「入っていいかな?」

 

咲子「あ、はい、どうぞ」

 

2人はお邪魔しますと言い、入ってきた。

 

出夢「……メイ、スマホに電話が来なかったか?」

 

メイ「え?…来ませんでしたよ?」

 

出夢「そうか…」

 

ナオ「兄さん、それがどうしたの?」

 

花「……咲子ちゃん」

 

咲子「はい、何でしょうか?」

 

花「この話を聞いたら、貴女も協力してもらうわよ、それでもいい?」

 

協力?……まぁ、先輩達は悪いことするような人達じゃないし…

 

咲子「…協力します」

 

出夢「…分かった。それじゃあ話す。数分前、那珂川組というヤクザから電話が来た。

『お前の両親は捕らえた。返して欲しければ2時間以内に俺たちのアジトまで来い!ただし、警察でも呼んだら両親は即死だと思え』

ヤクザはそう言って電話を切った。かけ返そうとしたが、どうやら逃げ番号のようでかけ返せなかった。次に、僕は両親に電話した。すると親ではなくヤクザが出て

『これはお前の親の携帯だ。とっとと来ねーと両親は死ぬぞ?』

と言って再び電話を切った。そこで、だ。メイ、ナオ、それに咲子。那珂川組をブチのめしに行くぞ」

 

…両親が拉致された上に、警察なども呼べない…これはかなり悪い状況ね。

 

メイ「……俺は行きます。お父さんやお母さんを助けるために!」

 

ナオ「…私も行く。メイが行くなら私も加勢するわ!」

 

2人とも…ふっ、カッコいい言い方するじゃない。

 

咲子「…先輩、聞いたからには私も加勢します。友達を…メイを全力でサポートさせていただきます!」

 

花「…いい心意気よ。さぁ、行きましょう」

 

3人「…はい!」

 

そして私たち5人は示された場所へ移動した。

 

ー那珂川組アジトー

 

出夢「……着いたね」

 

花「…そうだね」

 

メイ「ここで、両親が捕らえられているんですね……」

 

アジトはボロい窓が所々割れた建物だった。いかにもって感じがするわね。

先輩たちは入り口の前まで行き…

 

出夢「……フンッ!」ズシッ!

 

花「……睡眠毒!」ムワワーン

 

周りを重くし、眠る毒をまき散らした。私たちは事前に抗体を渡されているので眠らない。

 

出夢「さぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突入するぞ!」スッ

 

ドガァン!

出夢先輩は入り口のドアを思いっきり蹴飛ばす。

 

ヤクザ「来たぞー!」

 

ヤクザ「ぐっ!?重え…Zzz…」くかー

 

ヤクザ「おい、寝てる場合…か…」くかー

 

ヤクザ「くそ…睡眠ガスか!撃てぇ!」ダダダダッ!

 

そしてすぐにヤクザの構成員が襲ってきた。が、すでに3割ほど寝ている。

 

咲子「銃弾は受け流す!真イジゲン・ザ・ハンド!」キィン!

 

私はみんなの前に出て飛んできた銃弾を全部上に受け流す。

 

ヤクザ「チィッ!舐めやがって!」ダダダダッ!

 

メイ「俺を忘れないでください!真ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

ナオ「私だって!真風斬!」ズバァ!

 

ヤクザ「ぐぁぁぁぁっ!この…ガキどもがっ!」

 

出夢「ガキで結構。僕たちに歯向かったこと…」

 

花「後悔させてやるわ!」




2人の決め台詞はカッコいいですね。
果たして室見両親は助けられるのか!?

次回もよろしくお願いします。


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迫り来る銃弾

遅れてすみません!


side桜木咲子

 

ヤクザ「オラオラ!敵だぜ、ヒャッハー!」ダダダダッ!

 

ヤク中らしき奴がマシンガンを撃ってくる。

 

花「毒手!」ドドドドッ

 

それを藤崎先輩が止めるが、どんどん毒の手が崩されていく。

 

咲子「加勢します!真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルル!

 

ヤクザ「止めるかー?なら、これはどーだー!」ポィッ!

 

出夢「爆弾だ!避けろ!」

 

咲子「………っ!?」サッ

 

ドガーン!

 

花「ぐっ…!」

 

メイ「花さん!」

 

私はなんとかかわすが、藤崎先輩がダメージを受けてしまった。

 

ナオ「…野郎、ぶっ殺してやるわ!」ギュルル…

 

ナオ、キャラ崩壊してるわよ。

 

咲子「って、…え?」

 

ナオ「チャカメカファィアー!」ポィッ!

 

ヤクザ「あ?なんだコr「着火!」……ぐぉっ!」ドガーン!

 

ナオ「やり返しよ!」

 

咲子「それも使えたのね…」

 

ヤクザ「ケホッ、ケホッ……調子に乗るなよ、このガキどもぉ……お前ら、かかれぇー!」

 

「うおおおお!ヒャッハーー!!!」ズドドドドドドド!

 

突然、大量のヤクザが現れ、銃弾を撃ってくる!

 

咲子「真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルルル…!

 

ぐっ……この量は…多すぎる…!

 

メイ「咲子さん!力を貸します!真ウィンドブラスト!」ビュルルルル!

 

咲子「ありがとメイ…ハァァァァッ!」ギュルル!

 

そして、なんとか銃弾を全部受け流した。

 

ナオ「…真爆熱スクリュー!」ドッゴォン!

 

ヤクザ「グァァァァァッ!」シュゥゥ…

 

出夢「絶重力球!」ギュゥン!

 

ズシッ!

ヤクザたちは地面ににめり込む。

 

ヤクザ「ぐっ…この野郎共…待て…!」

 

メイ「待ちませんよ!冥冥斬り!」ズバッ!

 

メイは容赦なくヤクザ共に斬りつける。

 

ヤクザ「グハッ!」

 

出夢「……進もう」

 

ガチャッ…

 

??「おやおや、来たようだね」

 

咲子「誰よ、アンタ」

 

遠賀「ククク…俺はこの那珂川組組長、那珂川遠賀だ。室見出夢の両親はちゃんといるぞ」

 

出夢「来てやったぞ。さっさと両親を返してもらおうか」

 

遠賀「ククク…させるとでも?」スチャッ

 

那珂川は拳銃を出し、こちらに向けてきた。

 

遠賀「俺の能力を説明しよう。俺の能力は…」バンッ!

 

花「………!?カハッ!」ズドッ!

 

出夢「花!?」

 

遠賀「……ミサイルみたいに銃弾を追尾させる能力だ。ここは密室。絶対に命中する。さて…せいぜい楽しませてくれよ?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

咲子「なら…」ボッ…

 

私はすぐに構え…

 

咲子「撃つ前に攻撃するわ!絶炎突!」ドゴォ!

 

…かかと落としをする。

 

遠賀「よっ」ガシッ

 

それを那珂川が掴んだ!?

 

咲子「な…!?」

 

遠賀「ほらょっ!」バンッ

 

そして私に銃弾を撃ち込んだ!背中に痛みが走る…!

 

咲子「…ガハッ!」

 

この敵は一筋縄では行かないようね…。




次回もよろしくお願いします。


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vs那珂川遠賀

グロ注意。


side桜木咲子

 

メイ「咲子さん!……絶風斬!」

 

出夢「ダメだ!今したら…」

 

遠賀「よっ」サッ

 

咲子「!?……ガフッ!」ズバッ!

 

メイ「…そんな…卑怯な…!」

 

メイは飛斬撃を放つが、丁度掴んでた私を盾にし攻撃を塞いだ。そのせいで私の背中から血が出る。

 

咲子「ハァ…ハァ…このっ!」シュッ

 

遠賀「おっと、離されたか」スチャッ

 

花「咲子ちゃん、大丈夫?」

 

咲子「大丈夫…です…すぐに治します…!」シュゥゥ…

 

出夢「……みんな、連携攻撃を仕掛けよう。絶風斬!」ズバッ!

 

遠賀「おっt「鳴鳴斬り!」…ぐぉっ!…って、ぐぁっ!」ズバッ!

 

後ろに回り込んでいたナオが斬りつけ、それで油断した那珂川に出夢先輩の飛斬撃が当たる。

 

花「…ベノムゾーン!」ドクドク…

 

遠賀「毒か。これは厄介だな…よっ、ほっ!」ダダダダッ!

 

咲子「ハァァァァッ…絶イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルッ…!

 

私は技を進化させ銃弾を受け流した。が…

 

遠賀「おっと、それじゃあ止められないよ!」

 

シュッ!

 

銃弾は方向を変え、私たちに向かって飛んでいく!

 

咲子「……!そうだ!…うおおおお!」ダダダダッ!

 

遠賀「…何!?」

 

咲子「オラァ!」ドゴッ!

 

遠賀「ガッ!?」

 

私は那珂川に突進し、腹パンを入れる。そして…

 

咲子「やり返しよ!」サッ!

 

遠賀「まさか……ギャァァァァア!」ドドドドッ!

 

那珂川を盾にし、銃弾は全て那珂川に命中した。

 

遠賀「この…ガキ…が…!」スッ

 

出夢「…ハッ!」ズドッ!

 

遠賀「何ィ!?」ドゴッ!

 

出夢先輩は咄嗟に重力を操り、那珂川の拳銃は地面にめり込んだ。

 

遠賀「糞ぉ…銃が無かったら俺は…!」

 

メイ「真ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

遠賀「うぉっ!?」

 

メイは那珂川を空中に飛ばし…

 

ナオ「真炎突!」ドゴッ!

 

遠賀「ヘブッ!」ドゴォッ!

 

空中でナオがかかと落としをし、那珂川は地面にめり込む。

 

メイ「冥冥斬り!」ズバッ!

 

遠賀「ガッ…ァ…」

 

ナオ「空前絶後、成功!」

 

そしてメイがトドメに斬った。

 

出夢「…僕の両親はどこにいるんだ!」

 

遠賀「…ク…ククク…!」

 

那珂川は不気味に笑い出した。

 

花「…早く答え…なさいっ!」ドゴッ!

 

藤崎先輩は怒り、那珂川を殴る。しかし那珂川は笑い続ける。

 

遠賀「ククククク…!」ポチッ

 

那珂川は何かのボタンを押す。すると…

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

咲子「壁が…!?」

 

室見母「……出夢!メイ!」

 

室見父「お前たちは早く逃げろ!」

 

ヤクザ「………」スッ

 

壁が動き出し、そこからメイの両親がヤクザと共に現れる。

 

遠賀「ククク…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………やれ」

 

出夢「な……止め……!」

 

ズドドドドドドド…!

 

花「……っ!」

 

だが、時は遅かった。

 

私の目の前でメイの両親は…

蜂の巣に会い、殺された。




…………。

次回もよろしくお願いします。


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ネロイズム

狂気、グロ描写注意。


side桜木咲子

 

室見母「………」バタン

室見父「………」バタン

 

遠賀「ク…ククク…ハハハ!ざまぁみろ、クソガキども!」

 

メイ「あ……ああ…」バタン

 

ナオ「メイ!?」

 

メイは目の前で親が殺されたショックで気絶してしまった。

 

咲子「ハァ、ハァ、この…クソ野郎…!」

 

私も気分が悪くなってきた。

 

出夢「…………」ゴゴゴ…

 

花「……出夢?」

 

出夢「あはは…」

 

よくみると、出夢先輩はハイライトがなくなっている。

 

花「どうしたのよ、出夢!?」

 

咲子「……っ、藤崎先輩、危なー」

 

出夢「………

あははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは

はははははははははははははははははははは……!」

 

ギュォォォォォ…!

 

ナオ(分身を解いて人格を入れ替えた)「なに、この恐ろしいパワー!?」

 

花「そんな…まさか……こんな所で…!」

 

咲子「藤崎先輩!これは…なんなんですか!?」

 

花「悪魔化よ」

 

咲子「悪魔化?天使化の逆ですか?」

 

花「そう、普通は魔界にいないとこれは起きないはずだけど、夜にきっかけさえあればなってしまうのよ…!」

 

ナオ「きっかけって…親が殺されることですよね!?」

 

花「そう…もうこれはヤバイことになるわ…」

 

そして…煙の中から紫色の角と黒い翼を生やした出夢先輩が現れた。

 

出夢「逆さの悪魔、ネロイズム……!」

 

先輩は何倍にも膨れ上がったパワーを出しながらそういう。

 

遠賀「悪魔化か…。そんなんになろうと関係ねぇんだよ、死ねえ!」バンッ!

 

那珂川は遠慮なく銃弾を放つ。

 

出夢「………」パシッ!

 

遠賀「な…!?」

 

しかし先輩は銃弾を掴み取る。

 

出夢「………」スタスタ

 

遠賀「ヒ…ヒィッ…お、お前ら、う、撃てえー!」

 

那珂川は恐怖を露わにするが、銃弾を撃つよう仕向ける。

しかしその刹那…

 

バキッ!

 

ヤクザ「ガッ」ドゴッ

 

グシュッ!

 

ヤクザ「ブッ」ボガッ

 

メギャッ!

 

ヤクザ「」

 

遠賀「そ、そんな…」

 

先輩は目にも留まらぬスピードで周りにいたヤクザたちを文字通りメッタメタにする。そのせいか周りに血の匂いが充満する。

 

咲子「うっ……」

 

ナオ「お兄ちゃん…!」

 

花「出夢…!」

 

出夢「………」スッ

 

遠賀「ヒ、ヒィィィ!い、命だけ、命だけは許してくれー!」ガクガクブルブル

 

那珂川は怖気付いた表情で必死に命乞いをする。

 

出夢「…………却下」ギュルル…

 

遠賀「え…」

 

花「出夢!やめて!それじゃアイツと同類になるわよ!」

 

しかし、出夢先輩に藤崎先輩の声は聞こえなかった。

 

出夢「ヘラヘラすんな…!」シュッ!

 

遠賀「ヒィィィ!」

 

咲子「ッ………え?」

 

出夢「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日花「…うちの生徒に殺しはさせないわよ」

 

咲子「先生…!」

 

何故か日花先生が現れ、出夢先輩の手を止めていた。




ネロイズム…名前はかいりきベアさんの曲「ネロイズム」からそのままとりましたね。「あははは…」の部分や「ヘラヘラすんな」の部分もその曲からです。

次回もよろしくお願いします。


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思いを継ぐ

日花先生が完封します。


side桜木咲子

 

咲子「日花先生…!」

 

日花「…咲子、今すぐみんなで逃げなさい!」カッ!

 

先生は鋭い目つきでそう言う。

 

咲子「は…はい!」ダッ!

 

花「出夢…目を覚まして…!」ダッ!

 

ナオ「ハァ、ハァ…」ダッ!

 

私たちはすぐにアジトの外に出た。

 

…………。

 

side坂田日花

 

日花「……行ったわね」

 

出夢「どけ!僕はそいつを…」

 

日花「…殺らせるとでも?」ドガッ!

 

私は悪魔化したメイの兄、出夢に腹パンを入れる。

 

出夢「…かはっ!」ドゴォ!

 

日花「あら、気絶しなかったの?なら…」ギュゥゥン…

 

出夢「な…に…?」

 

日花「少々手荒なマネをするわよ!火桜!」BLOOM!

 

出夢「…むんっ!」スッ

 

それに対し出夢は重力球を何発も飛ばしてきた。

 

日花「まずいわね…ーーーー!」シュッ

 

ドガーン!

 

出夢「当たったか。さて、アイツを「何勝手に終わらせてるの?」…ガッ!?」ドゴッ!

 

私は能力を使って出夢の後ろに回り込んだ。そしてストレート。出夢は地面にめり込む。

 

日花「気絶しなさい!……月夜桜舞!」BLOOM!

 

そして私は炎天桜舞の強化版、月夜桜舞をおみまいする。

 

出夢「が…はっ…」シュッ

 

それに当たった出夢は気絶し、悪魔化は解除された。

 

日花「…気絶したようね。さて…」スタスタ

 

次にやることは…

 

遠賀「………」チーン

 

泡を吹いてるコイツと周りにいるヤクザ共を警察に引き渡すことね。

 

ー数分後ー

 

警察「ご協力ありがとうございます、2代目!」

 

日花「ええ、頼んだわよ」

 

警察「はっ!」ブロロロ…

 

気絶させた出夢、重症を負った花は病院に運ばれた。殺された室見両親の葬式は後日行われるそうだ。

 

日花「ふぅ、さて…」クルッ

 

咲子「………」

 

日花「なんで相談しなかったの?」

 

ナオ「先生などを呼んだら即殺すと脅されて…」

 

日花「なるほどね。そこは理解したわ。でも…」ガンッ!

 

私は2人の頭に拳骨をする。

 

咲子「………」ジーン

 

日花「私はこう見えて規格外だと自負してるわ。だから…もう誰も死なないように、次は私を呼びなさい」

 

ナオ「はい…」

 

咲子「………」

 

ナオは申し訳なさそうな顔で返事するが、咲子はずっと無言で下を向いてる。

 

日花「咲子、まさか…責任を感じてるの?」

 

咲子「………いや、そういうわけでは「じゃあ、なんでずっと黙ってるの?」それは、その…」

 

日花「私はアンタの師匠であり先生なのよ。ちゃんと話しなさい」

 

咲子「私は……何も出来なかった…!」うるっ

 

咲子は泣きながらそう言う。

 

咲子「目の前で誰かが殺されそうだったのに…何も出来ず、殺されてしまった…。…私は…私は…!」

 

ナオ「咲子…」

 

……なるほど、そういうことね。

 

日花「咲子、顔を上げなさい」

 

咲子「はい……え?」ナデナデ

 

私は咲子の頭に手を置き、優しく撫でる。

 

日花「アンタはまだ未熟よ。初めてそんな場面に遭遇して対応できたら私より規格外よなにかよ。だから……私は慰めるのは下手だけど………失った命はもう帰ってこない。大事なのは思いを継ぐことよ」

 

咲子「思いを…継ぐ…」

 

日花「そう。思いを継いでこそ、人は強くなる」

 

ナオ「……うう…」うるっ

 

日花「でも、今は2人共思う存分に泣きなさい、胸貸すわよ」

 

咲子「先生……うわぁぁぁぁぁぁん!」

 

私はこうして弟子とその親友を慰めるのであった。




次回もよろしくお願いします。


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落ち込んだメイ

問題!ターラン♪
日花は何歳!
分かった人はコメントお願いします!


side飛羽野きじお

 

ゴクゴク…プハァ!

 

きじお「ふぅ、働いた後のマッ缶は美味いな!脳にしみる!」ゴクゴク

 

俺は夜、公園のベンチに座りながらマッ缶を飲んでいた。

 

ザッ…ザッ…

 

きじお「…ん?」

 

足音がしたので見てみると、そこには子供を背負った銀髪青年がふらふらと歩いていた。

 

???「……ぐっ…」フラッ

 

きじお「むっ、危ないぞ!」ガシッ

 

青年が倒れかけたので慌ててそれを止める。

 

きじお「……な!?」

 

なんだ、この傷だらけの体は!?

 

???「……だ…れ…で…すか…?」

 

きじお「名前の前に、大丈夫が君!?」

 

???「俺…は…あら…や……ど…ゼ……イ…ル…」

 

きじお「名前は聞いてない!どうしたんだ、その体!?」

 

???「…………」

 

…意識を失ってしまったみたいだ。

一旦家に運んで寝かせよう。

 

side桜木咲子

 

事件から2週間が経った。メイの両親の葬式も既に終わっており、出夢先輩と藤崎先輩も無事退院した。

ただ、1つだけ問題が残っている。それは…

 

咲子「まだ立ち直らないの?」

 

ナオ「ええ…」

 

メイが未だに立ち直ってない。一応本体はナオで、メイを分身させているため自殺することはないそうだ。「自殺することはないでしょ?」と言ってやったが、「メイの精神は今不安定だから、何するのか分からない」とのこと。

 

咲子「…今日、メイを説得するわ」

 

ナオ「私でもできなかったのよ?」

 

咲子「それでもやるわ。…親友として」

 

ナオ「…そう。なら私も手伝うわ」

 

咲子「ありがとう」

 

ー放課後ー

 

"とある物"も持ってきたし、準備は完了ね。

ピンポーン…

ガチャッ。

 

ナオ「来たわね。入って」

 

咲子「失礼します…」

 

私はメイの寮部屋に入る。

 

メイ「……咲子…さん?」

 

咲子「…久しぶりね、メイ」

 

メイ「はい、そう…ですね」

 

メイの目はハイライトが無くなっており、髪はボサボサ、服も荒れていた。

 

咲子「…本題に入るわよ。メイ、いい加減に学校に来なさい。みんな寂しがってるわよ?」

 

メイ「……帰って下さい」

 

咲子「いやよ。アンタが立ち直るまで私は帰らないわ」

 

メイ「……俺は目の前で両親が殺されたんですよ?何もできずに、です。咲子さんに俺の気持ちが分かりますか!?」

 

咲子「……分からないわよ」

 

メイ「なら、帰ってください!俺は…行きません!」

 

咲子「…親の気持ちも考えずに?」

 

メイ「え…?」

 

咲子「アンタの両親は学校に行かないことを望んでいるのかしら?」

 

メイ「そ…それは…」

 

咲子「メイ……」

 

パシィン!

私はメイの顔を叩く。

 

メイ「…っ、何するんですか!」

 

咲子「目を…覚ましなさい!」




始まった説得。

次回もよろしくお願いします。


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受け継ぐメイ

UA1000突破!これからもよろしくお願いします!

あと、前回の答え
40歳
…一応日花はババァと呼ばれても動じません。事実なので。


side桜木咲子

 

咲子「メイ…目を覚ましなさい!」

 

私はメイの頬を叩き、そう言う。

 

メイ「……っ、私は…」

 

咲子「アンタに渡したいものがあるの」スッ…

 

私は1枚の紙をメイに渡した。

 

メイ「これは…手紙?」

 

咲子「そうよ。読んでみなさい」

 

『メイへ

この手紙を読んでいるということは、きっと僕はもう死んでいるんだろう。その時の為に、メイに伝えたい事がある。

家の和室の壺にはからくりが仕掛けられている。起動するのは簡単だ、壺とメイが持っている筈の逆刃刀を入れ替えるといい。

……からくりを起動させたら、その奥の物を受け取ってくれ。

これからも剣術を腕を上げるんだぞ。

室見透吾』

 

メイ「お父さん…」

 

咲子「彼のズボンのポケットに入っていたらしいわ」

 

メイ「そうですか……」

 

メイはしばらく手紙をじっと見つめる。

 

咲子「…………」

 

メイ「…………」スッ

 

そして、メイは立ち上がる。

 

メイ「咲子さん、俺について来て下さい」

 

咲子「……分かったわ」

 

私はメイについて行った。

 

ー室見家宅ー

 

メイ「着きました」

 

メイの家は早良区の西側にあった。高専から結構遠いから寮で生活してるのかしら?

 

咲子「なんか和風の家ね…」

 

メイ「はい、数百年前に建てられたので」

 

咲子「なるほどね…」

 

私たちは家の中へと入っていく。

 

室見祖父「おおメイ、おかえり」

 

メイ「ただ今、お爺さん。咲子さんも一緒に来てます」

 

咲子「失礼してます」

 

室見祖父「そうか。ま、ゆっくり過ごしんしゃい」

 

私たちはメイのお爺ちゃんに挨拶をし、廊下を歩く。

 

ー和室ー

 

メイ「壺は…これですね」

 

咲子「………」

 

メイ「これを取って…」スッ

 

メイは壺を取り…

 

メイ「俺の刀を置く」コトッ…

 

逆刃刀を置いた。すると…

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

咲子「!!」

 

後ろの壁が動きだし、道ができた。

 

メイ「…進みましょう」

 

奥には、小さな畳の部屋と、そこの台に刀が置いてあった。

 

咲子「………」

 

メイ「…ん?紙が貼ってありますね。『これは名刀"飛梅"。僕の祖父、つまりメイの曾祖父が使っていた刀だ。受け取って室見家の秘伝を受け継いでくれ。室見透吾』…手紙の続きでしょうか?」

 

咲子「…そうなんじゃない?…選択は2つ。秘伝を受け継いで刀を受け取るか、受け継がずに引きこもるか。…さあ、選びなさい、メイ」

 

メイ「…………俺は…」スッ…

 

メイは両手で刀を手に取る。

 

メイ「…もう落ち込みません。この刀と共に、両親の思いも受け継ぎます!」シャッ!

 

そして刀を抜き、掲げながらそう言った。

 

咲子「…ふふっ、カッコいいじゃない。…おかえり、メイ」

 

メイ「はい、ただ今、咲子さん!」

 

メイの目は、光に反射している刀と共に輝いていた。




メイ、立ち直る!

次回もよろしくお願いします。


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突然の転校生

学校で俺の小説の事を話してみたら、何人かが読み始めました。
……恥ずか死にそうです、助けて。


side桜木咲子

 

メイが立ち直った後、私たちは何事もなく9月と10月を過ごし、今日は11月1日だ。

その間私とメイはかなり調子が良く、パワーや技はそれなりに強くなった。後一歩でパワーは100万に到達する所だ。

そして今私たちは朝の模擬戦をしている。

 

咲子「行くわよ、メイ!ハァァァァッ!」ギュルル…

 

メイ「はい、咲子さん!ハァァァァッ!」ギュルル…

 

翔「やべ、来るぞ!…エターナルブリザードV3!」

 

ルメ「真ボーンガード!」

 

絵奈「激流ストームG5!」

 

学「ロックウォールダム!」

 

育也「真雷斬!」ズバッ

 

祐樹「ボルトタイヤ!(ヒートタイヤの雷版)」

 

2人「……陽天梅桜改!」BLOOM!

 

私たちの連携技がみんなに向かって飛んでいく。

 

6人「…ギャァァァァア!」

 

…そして容易く防御を打ち破り攻撃は当たる。

 

『模擬戦終了!勝者、桜木咲子と室見メイ!』

 

咲子「ふぅ…お疲れ様、メイ」

 

メイ「はい、お疲れ様です。俺はそろそろクラスに行きますね」

 

咲子「ええ、また後で」

 

メイ「はい!」タタタ…

 

翔「ぐっ…お前ら強すぎだろ…」

 

絵奈「手加減してよー!」

 

学「…もっと努力しなきゃな」

 

育也「…そうだね」

 

ルマ「うう…差が開いていくよ…」

 

祐樹「まあまあ、泣くなよルマ」

 

???「…………」

 

咲子「…ん?」クルッ

 

シーン…

 

咲子「…気のせいかしら?」

 

今視線を感じたような…

 

ークラスにてー

 

日花「みんないるかしら?…いるわね。さて、今日から新しく転校生が来たわ」

 

「おお、マジか!」

 

「先生、男子ですか、女子ですか?」

 

日花「男子よ」

 

「けっ、つまんねーの」

 

「せめてイケメンがいいな…」

 

翔「こんな時期に転校生か?」

 

絵奈「なんでだろうねー?」

 

日花「さて、入ってきなさい」

 

???「はい」ガラガラ…

 

中に入ってきたのは、銀髪で、そこそこ顔が整っている青年だった。

でも…

 

咲子「あの"目"は…」

 

彼の目はハイライトはあるものの、少し腐っていた。例えるなら比企谷八幡と普通の人の中の普通の人寄りの目、かしら?

とにかく、あんな目をしているのは何か訳がありそうね。

 

ゼイル「飛羽野ゼイル(ひわのぜいる)です。千葉から来ました。趣味は特にありません。よろしくお願いします」

 

……飛羽野?

きじおさんに兄弟は居なかったはず。苗字が同じなだけかしら?でも、千葉から来たのなら…親戚かしら?

ゼイルは簡単な自己紹介をすると、お辞儀をした。

 

日花「さて、ゼイルに質問はある?ある人は挙手」

 

「はい!」

「はい!」

咲子「はい!」

 

日花「じゃあ…○○から」

 

「属性はなんですか?」

 

ゼイル「風属性です」

 

「兄弟は居ますか?」

 

ゼイル「兄と妹がいます」

 

…なら、ありえるわね。私の質問は…

 

咲子「…飛羽野きじおさんとどんな関係ですか?」

 

ゼイル「………知りません」

 

咲子「………」スッ

 

私は席に座る。

…あれは絶対嘘ね。一瞬顔が焦ってたわ。

 

日花「さて、ゼイル、アンタの席は…あら、丁度咲子の隣ね」

 

…え?なにこの典型的な展開。

 

咲子「…桜木咲子よ、よろしく」

 

ゼイル「…よろしく」

 

…あとできじおさんに電話してみよ。




さて、どうなることやら…

次回もよろしくお願いします。


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…あってた!?

読者の中にイナイレファンがいたら教えて下さい。技の進化は、
改→真→絶→超→爆→極→神
V2→V3→V4→Z→∞
G2→G3→G4→G5(GX)→GO
であってますかね?
…この作品に爆は出しませんけどね。


side桜木咲子

 

ー放課後ー

 

授業中、ゼイルの態度は普通だった。

寝ることはないし、授業のことはちゃんとメモってるし、発表もちゃんとしてる。

…って、なんでそんなこと知ってるんだろ私。ハァ…

 

とりあえず、全ての授業が終わり今は放課後だ。今日もいつも通りさとかに隊基地(という名の祐樹の空き倉庫)にいる。

 

翔「で、ゼイルって本当にきじおさんの親戚なのか?」

 

咲子「ええ、ほぼ確定よ」

 

絵奈「え〜、根拠は〜?」

 

咲子「私が質問した時、一瞬焦ってたわ。だからよ」

 

学「なるほどな…」

 

メイ「あれ?千代さん、何してるんですか?」

 

千代「…飛羽野君の情報を探してる」

 

ナオ「あら、仕事早いわね」

 

千早「俺と千代はこれくらいしか出来ないしな」

 

育也「…そういう分野では2人ともほぼ最強なんだけどね」

 

祐樹「ル、ルマ、ここではちょっと…うわっ!」

 

ルマ「んふふ、祐樹〜♪」ギュー!

 

9人「…………ゲホッ」←砂糖吐いた

 

みんなでワイワイ話していると、倉庫の入り口からノックが聞こえてきた。

 

咲子「私が行くわ。はーい、どちら様です…か…」

 

きじお「やぁ、諸君」

 

ゼイル「…よう」

 

………。

予想通りだったーーーー!

 

咲子「あー、えっと、とりあえず入って下さい」

 

きじお「うん、失礼するよ」

 

ゼイル「………」

 

翔「おう、誰が来た…って、きじおさんとゼイル!?」

 

絵奈「咲子の予想があってたね〜」

 

きじお「ちょっと今日はゼイルの事で話があってね」

 

ゼイル「…コイツら本当に信用できるのか?"兄さん"」

 

咲子「…え!?兄さん!?」

 

きじお「そうだよ。ゼイルは最近引き取ったんだ。だから義弟だよ」

 

メイ「な、なるほど…」

 

きじお「そこで、君たちにゼイルの事を任せたいんだ。俺は千葉で働いてるし、俺の両親が住んでいるところは市外だしね」

 

ナオ「…そこで、私たちに頼みに来たと?」

 

きじお「その通りだ。…頼めるかい?」

 

咲子「………ゼイル」

 

ゼイル「なんだ?」

 

咲子「アンタの意見を聞かせなさい」

 

ゼイル「…分かった。俺は兄さんを心配させたくない。だから…頼む、さとかに隊に入れてくれ…!」

 

ゼイルはなんと土下座をする。

 

咲子「あ、そ、そこまでしなくても…頭を上げなさい!」

 

ゼイル「…おう」スッ

 

咲子「ふぅ…さとかに隊に、歓迎するわ!」

 

ゼイル「…ありがとう」

 

きじお「(…これなら任せられるね)…諸君、ゼイルと仲良くしてくれ。じゃ」フッ

 

きじおさんはゼイルを見て頷くと、そう言って瞬間移動した。

 

咲子「さて、とりあえずみんな自己紹介ね。私は桜木咲子よ(2回目)」

 

翔「西新翔だ」

 

絵奈「貝塚絵奈だよ〜」

 

学「本松学だ」

 

育也「竹下育也だよ、よろしく」

 

千早「ここの情報係の七隈千早と…」

 

千代「…七隈千代よ」

 

メイ「ええと、俺は室見メイです」

 

ナオ「私はメイの別人格の室見ナオよ、よろしくね」

 

祐樹「と、戸畑祐樹だ、うわっ!?」

 

ルマ「ボクは羽犬塚ルマだよ、ムフ〜♪」ギュー

 

ゼイル「…なぁ、まさかとは思うが、ここって、ランク上位ばっかじゃね?」

 

咲子「ええそうよ?千早と千代以外全員8位以上ね」

 

ゼイル「マジか…とんでもない集団に来たかもしれんな…」

 

メイ「まぁ安心してください。別に弱いのはダメという訳ではないので。偶々ほぼみんなランク上位なだけですよ」

 

ゼイル「お、おう…分かった」

 

翔「ところでよ、ゼイル、俺と模擬戦しねーか?」

 

ゼイル「…俺とか?」

 

翔「ここにゼイルという名前のヤツはお前以外いねーぞ。で、模擬戦しねーか?」

 

ゼイル「…慎重にお断りします」

 

翔「なんでだ?お前のパワーを見てみたいんだよ」

 

ゼイル「いや、俺がボコボコにされる未来しか見えん」

 

翔「…なるほどな。じゃ…ルマ!」

 

ルマ「オッケー!ハァッ!」ボンッ!

 

ゼイル「え」

 

ルマは骨で檻を作り、ゼイルを捕まえた。

 

翔「さて、と」ガシッ

 

ゼイル「な、何をする気だ…?」

 

翔は檻を担ぐと…

 

翔「えっほ!えっほ!」スタスタ

 

そのまま裏庭へ移動していった。

 

咲子「…ゼイル、ドンマイ」




余談ですが、祐樹の家の敷地は結構広いです。
家自体は普通の大きさですけどね。

次回もよろしくお願いします。


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翔vsゼイル

好きなボカロの曲ってありますか?
俺の場合は
1位 ネロイズム
2位 テレキャスタービーボーイ
3位 カゲロウデイズ
4位 エゴロック
5位 アンヘル
…ですね。
ボカロの曲名をキャラクターに使ったりする予定です。
(すでにネロイズムを出してますね)


side桜木咲子

 

ー裏庭ー

 

ゼイル「強制かよ…」

 

翔「すまんがどうしても力を見てみたいからな」

 

絵奈「2人とも〜がんばれ〜」

 

…とりあえずお手並み拝見といこうか。

 

メイ「模擬戦、始め!」

 

翔「…オラァ!」ドゴッ!

 

翔は始まってすぐ突撃し、辺りに砂が舞う。

 

翔「…ほう、止めたか」

 

ゼイル「…まあな」ガシッ!

 

ナオ「…おお」

 

祐樹「止めたな」

 

翔「じゃあ、次はコイツだ!うおおおお…!」パキィィ…

 

ゼイル「…させねーよ!絶風斬!」ズバッ!

 

翔「いきなり絶だと!?…エターナルブリザードV3!」ドゴォ!

 

ギギギ…!

 

風の飛斬撃と氷の球がぶつかり合う。

 

ゼイル「追撃だ!真ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

翔「そんなのありかよ!…なら俺も!真冷突!」ドガッ!

 

2人は互いに追撃をする。

 

翔「ぐっ…うおっ!?」ビュゥゥン!

 

ゼイル「ハァァァァッ!」ドゴォ!

 

ぶつかり合いはゼイルが勝ち、翔はダメージを受けた。

 

翔「ぐっ…やるな、お前」

 

ゼイル「…そろそろ本気を出すぞ」

 

翔「何…!?」

 

ゼイル「…くらえ……影斬!」ズバッ!

 

咲子「…能力!?」

 

ゼイルは影みたいな物を出し、斬撃を飛ばしてきた!

 

翔「スノーエンジェル!……ぐぁっ!」ズバッ

 

翔はガードしようとするが、ガードは破られ被弾してしまう。

 

ゼイル「トドメだ!…シャドースクリュー!」ドッゴォン!

 

……!!

 

咲子「あれは…爆熱スクリューの影バージョン!?」

 

ナオ「すごいわね…!」

 

まさかゼイル…イナイレファンなの!?

 

翔「な…ぐぁぁぁぁっ!」ドゴォ!

 

メイ「…模擬戦終了!勝者、ゼイルさん!」

 

ゼイル「…ふぅ、疲れた」

 

咲子「ゼイル、アンタ…」

 

ゼイル「ん?なんだ、桜木」

 

咲子「…今のはイナイレ技よね!?アンタイナイレファンなの!?」ユサユサ

 

ゼイル「あ、ああ…そうだが…離してくれー」

 

気づいたら私はゼイルの肩を掴んでブンブン揺すってた。

 

咲子「あ、ゴ、ゴメン!///」サッ

 

ゼイル「お、おう…とりあえずイナイレはやってるぞ。お前もか?」

 

咲子「そうだけど…」

 

ゼイル「そうか、仲良くできそうだな」ポンポン

 

!?

ゼイルは私の頭に手を置き、撫でてきた!

 

咲子「ゼ、ゼイル?その…」

 

ゼイル「…あ、スマン!つい癖でやってた。不愉快だったか?」

 

咲子「え?…いや、そんなに…」

 

ゼイル「そ、そうか…」

 

なんか、気持ち良かったな…

 

翔「ハァ、ハァ…ゼイル…お前、強すぎだろ!」

 

ゼイル「あ、スマン、強くし過ぎだ」

 

翔「……次は負けないからな!」

 

ゼイル「いやそれフラグだぞ…」

 

ゼイルはそう言うが、既に翔は去っていた。

 

ゼイル「……ま、いいか」

 

その後色々ゼイルと話し、解散した。

 

咲子「…公園にでも向かおう」

 

ちょっと寄り道しますか。




ゼイルの能力について
"影"
自分の影を自由自在に操る能力。自分や対象を影の中に入れることも出来る。

次回もよろしくお願いします。


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悲しい過去

ゼイルの過去が判明します。
前半と後半のギャップが凄い。


side桜木咲子

 

ー花町公園ー

 

ベンチに座って秋風を浴びる。涼しい。

 

咲子「……プハァ、生き返るわね」

 

ちょうど近くの自販機で買ったミルクティーを飲みながらそう言う。

 

咲子「………?」

 

スタスタ

誰かが来た。

 

ゼイル「隣、いいか?」

 

来たのはマッ缶を持ったゼイルだった。

 

咲子「ええ」

 

ゼイル「あざっす」スッ

 

ゴクゴク…。

しばらく無言が続く。でも、悪くない。

 

咲子「…………」

 

ゼイル「………」

 

咲子「ねぇ、アンタ、質問があるんだけど…」

 

ゼイル「なんだ?」

 

咲子「…アンタ、なんでそんな"目"してるの?」

 

ゼイル「っ……何のことだ?」

 

咲子「その半分腐ってる目のことよ。私以外気付いてなかったわね。…余程の事がないとそうはならないわよ?」

 

ゼイル「気付いてたのか……。話してもいいが、気分が悪くなったらすぐに言えよ?決していい話じゃないからな?」

 

咲子「ええ、知りたいの。話してくれる?」

 

ゼイル「…分かった」

 

side飛羽野ゼイル

 

俺の家族は俺、妹、両親の4人で、そこそこいい家庭だった。

ある日…

 

母「ゼイル、茜(あかね)、いい子にしてなさいよ?」

 

父「お菓子はテーブルに置いてあるから、仲良く食べろよ?」

 

2人「はーい!」

 

両親は出かけた。しかし、帰ってくることはなかった。

数時間後、家に何故か警察が来た。

 

警察「新宿(あらやど)さんのお子さんですね?」

 

ゼイル「はい、そうですけど…」

 

警察「………。あなた方のご両親は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…先程、交通事故に遭い亡くなられました」

 

2人「………え?」

 

両親は死んでしまった。俺と茜はかなりショックを受けた。

だが…不幸はそれだけではなかった。

 

叔父「オラァ!」ドゴッ

 

ゼイル「…グハッ!」

 

叔母「ふんっ!」ドガッ

 

茜「…キャアッ!」

 

叔父「何でこの俺が…こんな、餓鬼どもを!」ドガッ

 

叔母「ストレス発散用のサンドバッグにはなるわね!」ドゴッ

 

俺たちは叔父と叔母に引き取られたが、毎日虐待を受けた。しかも…

 

「おー!脱ゼイルだぜ!」

 

「変な名前だなー!」

 

自分の名前が少しユニークなだけでずっと虐められる毎日…。ただ、

 

一郎「おいお前ら、やめてやれよ!」

 

「…ちぇっ、冷ーめた」

 

「いこーぜ」

 

ゼイル「ありがとな、一郎」

 

一郎「どうってことねーよ」

 

親友の雷落一郎(らいらくいちろう)だけが唯一の味方だった。しかし、それは中学校までの話だ。

一郎は総武高専(千葉にある戦闘専門学校)に入学し、俺はそこそこの高校に入学した。流石にここは平和に過ごせるだろう…と思っていたが…

 

「おい、まさかお前脱ゼイルか!?」

 

ゼイル「…っ!?」

 

中学校で俺を虐めていたヤツが偶々同じ高校に入学していた。それから、俺は学校では虐められ、家では殴られ蹴られる毎日だった。

 

茜「お兄ちゃん…私達…いつまでこんな生活を続ければいいの…?」

 

俺は泣いてる茜の頭を撫でながら、言った。

 

ゼイル「……今日までだ」

 

その後俺は荷物をまとめ、茜と一緒に家から逃げた。

1週間ぐらい過ぎただろうか。

持っていた金は底を尽き、俺は茜を背負って夜歩いていた。そこで俺が倒れそうになったのを…

 

きじお「おい君、大丈夫かい!?」

 

命の恩人であるきじお兄さんに助けられた。

その後、きじおさんに匿われ、虐待をした叔父と叔母は逮捕された。

俺と茜はきじおさんに引き取られ、俺はここに転校してきた。

 

side桜木咲子

 

ゼイル「……これがこの目の理由だ。きじおさんに匿われる前はもっと酷かったぞ」

 

ゼイルの体験は残酷だった。残酷すぎてしばらく言葉が出なかった。

 

ゼイル「で、お前はどう思う?ただの作り話だと思うのか?」

 

私は……

 

咲子「…信じるわよ。アンタの目は嘘をついてない」

 

ゼイル「………」

 

咲子「アンタの過去は残酷だった。……でも、もうそれは起きないわ。だって…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…今のアンタには、味方がいるから」

 

ゼイル「……!」

 

咲子「きじおさんも、私も、さとかに隊のみんなも、アンタの味方よ。裏切ることは絶対にないわ」

 

ゼイル「そう…なのか?」うるっ

 

咲子「そうよ。……肩、貸すわよ?」

 

ゼイル「……ちょっと…借りるぞ…ううっ…」

 

ゼイルは私の肩で静かに泣いた。そんなゼイルの頭を私は撫でながら言う。

 

咲子「……私がアンタを守ってやるわ」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「…ありがとな、桜木」

 

咲子「ええ、どういたしまし……て?」

 

…え、どうしたの、その目!?

 

ゼイル「ん?どうした?」

 

咲子「いや、あの、その…目が…」

 

ゼイル「さらに腐ったのか?」

 

咲子「いや、その…めっちゃカッコよくなってるのよ///」

 

ゼイルの目は完全に腐りが取れ、綺麗な黒になっていた。そのせいか顔イケメンになってる。

 

ゼイル「……は?」

 

咲子「ほら、鏡」

 

ゼイル「…誰だ、コイツ?」

 

咲子「……///」

 

ゼイル「どうした?そんなに顔赤くして?熱か?」スッ

 

咲子「…!?」

 

ゼイルは手を私の額に当てる。いやいやなにやってんの!?

 

咲子「べ、べべべ別に熱なんてないわよ!?」

 

ゼイル「そ、そうか、スマン」スッ

 

咲子「…それと、私のことは咲子と呼びなさい」

 

ゼイル「いや、そんなに親しく「文句あるの?」…分かった。咲子」

 

咲子「………///」プシュー

 

な、なんか、照れちゃう///

 

ゼイル「?…ま、いいや。じゃあな、咲子」スタスタ

 

咲子「え?え、ええ、また…」

 

ゼイルは公園を去っていった。

 

咲子「……後でベットで叫ぼう」

 

うん、双子葉。




↑漢字にしたのはわざとです。

次回もよろしくお願いします。


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普通?の登校

飛羽野茜?雷落一郎?
…いつか出しますよ。


side桜木咲子

 

ー帰った後ー

 

咲子「………」ガチャッ

 

私は部屋のドアを開け、中に入り、そっとしめる。そして…

 

ボスッ(ベットに倒れこむ音)

 

咲子「キャァァァァァァ!///」

 

私は布団に埋まりながら発狂する。

 

咲子「うう…ゼイルのやつ、カッコ良すぎでしょ…///」

 

な、何言ってんの私!?

 

咲子「やばい〜、悶え死ぬ〜!」ジタバタ

 

その後しばらく私はベットで悶々としていた。

 

ー次の日ー

 

咲子「………」スタスタ

 

今日私は1人で登校している。何故って?

 

咲子「………」ニヤニヤ

 

何故かニヤニヤしてしまうからだ。だから早めに学校に行ってこの顔をどうにかすることにした。

 

「……お、よう」

 

咲子「……ん!?」クルッ

 

この声は…!

 

ゼイル「おはよう、さk…咲子」

 

咲子「…おはよ、ゼイル」

 

…なんでだろ、顔が合わせられない…!

 

ゼイル「どうした?顔赤いぞ?やっぱり熱か?」

 

咲子「え?あ、いや、べべべ別に大丈夫よ!?」

 

ゼイル「?ならいいが…。あ、昨日の話、誰にも言うなよ?」

 

咲子「昨日の?…ああ、分かったわ」

 

なんか、私とゼイルだけの秘密って感じで嬉しいような………って、

何考えてんの私!?」

 

ゼイル「いきなりどうした?大声で叫んで」

 

咲子「声に出てたの?…なんでもないわ」

 

ゼイル「お、おう…」

 

そこから私たちは喋らなくなった。

……この空気も悪くないわね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「おい、今の見たか?」

 

絵奈「見たよ〜」

 

メイ「咲子さんとゼイルさんが…」

 

学「一緒に歩いてるな…」

 

育也「いつのまにそんなに仲良くなったんだろうね?」

 

千早「…監視!」

 

千代「ナイス!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「……!」

 

なんか、視線を感じる…!

…あれは!

 

咲子「千早の能力!」

 

千早(隠れてる)「…ギクッ」

 

咲子「…真解除火桜!」BLOOM!

 

シュッ…!

 

ゼイル「おお、今のなんだ?」

 

咲子「私の能力よ。相手の能力を解除し、一時的に使えなくするの」

 

ゼイル「…能力メインで戦うヤツには「天敵みたいな能力、でしょ?」…何故分かった?」

 

咲子「いやー、なんとなく?」

 

ゼイル「はぁ…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「クソォ、咲子のヤツ気付きやがった!」

 

千早「悔しいぜー!」

 

絵奈「凄いよね〜」

 

メイ「俺たちって気付かれてるのでしょうか?」

 

ナオ「いや、気付かれてないと思うわよ?」

 

学「なんか、雰囲気が、な…」

 

育也「まさか、咲子が、ね…」

 

千代「…情報が欲しい!」

 

「…アンタたち、何やってんの?」

 

全員「!?」クルッ

 

日花「よっ。で、何やってんの?」

 

翔「あ、その…みんなでワイワイ登校してるだk「ならなんで咲子とゼイルの方をじっと見てるの?」…あ」

 

日花「つけるのはいいけど程々にしなさいよ。じゃ」スタスタ

 

絵奈「……危なかったね〜」

 

その後、みんなは咲子とゼイルに気付かれずに学校に着くのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして…

 

咲子「嵐爆熱ハリケーン…改!」ボォォォ!

 

「ギャァァァァア!」

 

咲子「炎突の強化版!怒りの…鉄槌!テヤァァ!」ドゴォ!

 

「うわぁぁぁぁぁ!」

 

咲子「真フレイムダンス!からの…ブレイズスクリュー!」ゴォォォォ!

 

「つ、強すぎる…!」

 

『模擬戦終了!勝者桜木咲子!』

 

ゼイル「…咲子、強えな。ほい」

 

咲子「ありがと!」

 

何故か調子が良い咲子であった。




咲子は気付いてない。
ゼイルは…鈍感。

次回もよろしくお願いします。


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サ○ズ戦の真似をしてみた①

この小説にopやedがあるなら、雰囲気的に
opはSharaX-Black Magic
edはエゴロック
…かな?


side桜木咲子

 

ー昼休み、戦闘場ー

 

咲子「………」

 

ルマ「………」ギギギ…

 

咲子「…何してるの?」

 

ルマ「骨の枠を作ってるんだ」

 

咲子「…私を囲んで?」

 

ルマ「うん」

 

咲子「…何がしたいの?」

 

ルマ「まぁ、みててよ」

 

咲子「はぁ…」

 

ー数分後ー

 

出夢「やぁ、久しぶりだね」

 

咲子「あ、先輩、お久しぶりです」

 

ルマ「先輩、伝えたい通りにして下さいね!」

 

出夢「もちろん、そのつもりさ」

 

咲子「……?」

 

ルマ「さて、そろそろかな?」

 

ドゴーン!

 

咲子「!?」

 

絵奈「ふぅ〜、バズーカ描くのしんどかったよ〜」

 

ルマ「絵奈、ご苦労さん。メイちゃんとナオ、これ持って」

 

メイ「了解です」ガシッ

 

ナオ「ちょっと重いわね…」

 

咲子「…本当に何する気なの?」

 

ルマ「それはね…アンダーテールのとあるキャラクターの攻撃だよ!」

 

咲子「骨…重力…光線…あ。サ○ズ戦だ!」

 

ルマ「その通り!流石に青攻撃は再現出来なかったけどね」

 

咲子「で、勝利条件は?」

 

ルマ「全ターン耐えることだよ!」

 

咲子「…ノーダメで?」

 

ルマ「いや、そこは当たった時間とかを千早と千代が計算してるから大丈夫だよ」

 

咲子「なるほどね…いつでも来なさい!」

 

ルマ「オーケー!祐樹、合図お願い!」

 

祐樹「おう!…始め!」

 

その瞬間、周りの電気が消される。

 

出夢「↓」

 

咲子「……来る!」

 

ボンッ!

 

咲子「うおっと!」サッ

 

出夢「→」

 

重力が右向きになり、同時に大量の骨が迫ってくる。

 

咲子「真ん中から、上…下…上…下…よし!」

 

…と、思ったその時。

 

チュドーン!

 

咲子「うわっ!真ん中、下、真ん中、下…!」

 

光線のこと、忘れてたわ…

 

ルマ「1ターン目、クリア」

 

出夢「↓」

 

重力は下向きになり、骨が迫ってくる。

 

咲子「小ジャンプ、小ジャンプ、小ジャンプ…イテッ!」ゴン!

 

うっかり上の方の骨に頭が当たってしまった。

 

千早「……残り93」

 

…今ので6減ったわね。

 

ルマ「2ターン目、クリア」

 

出夢「↓」

 

咲子「なるほどね…」

 

青い骨の代わりに骨を下まで吊るした状態にするのね。

 

咲子「ジャンプして後退、ジャンプして後退、反対向きにジャンプして後退、ジャンプして後退…よし!」

 

ノーダメで行けたわね。

 

ルマ「3ターン目、クリア」

 

出夢「↓」

 

今度は段差が違うボーンギャップ(仮名)だ。

 

咲子「ええと、小ジャンプ、普通、大ジャンプ、小ジャンプ、小ジャンプ、普通…っと」

 

これもノーダメだ。

 

ルマ「4ターン目、クリア」

 

出夢「↓」

 

プラットフォームと骨が一緒にきた。

 

咲子「…フッ!」ピョン

 

すぐにプラットフォームに飛び乗り、しゃがむ。

↓その時の図

 

咲子(しゃがみ)

プラットフォーム

 

そして2個目のプラットフォームに飛び移り、すぐに飛び降りる。

 

ルマ「5ターン目、クリア」

 

…結構楽しいわね。




次回もよろしくお願いします。


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サ○ズ戦の真似をしてみた②

…特に書くことがありません。

咲子「じゃあさっさと始めなさいよ」

天の声「了解」


side桜木咲子

 

ギュィィン…ズドーン!

 

咲子「おっと!」サッ

 

私は今サ○ズ戦の真似をしている。

 

ルマ「…フェーズ1、クリア」

 

咲子「ふぅ、ここからしんどくなるわね」

 

視界は暗転する。

 

出夢「↓」

 

咲子「…フッ!」ピョン

 

視界は暗転する。

 

ギュィィン…

 

咲子「…ハッ!」サッ

 

ドガーン!

 

視界は暗転する。

 

咲子「上、真ん中、下、真ん中、上…」

 

視界は暗転する。

 

ルマ「次」

 

どうやらターンを数えるのをやめたようね。

 

ギュィィン…

 

咲子「フッ!「ドガーン!」…危なかっt「ギュィィン」…うわっ!」

 

ドガーン!

 

咲子「ぐっ!」

 

光線が腕にかする。

 

千早「…残り54」

 

ギュィィン…

 

咲子「…」サッ

 

ドガーン!

 

ルマ「次」

 

出夢「↑」

 

重力は上向きになる。

 

咲子「…ハッ!」ピョン

 

シャッ!

 

私はすぐ下にとび、上から骨が出てきた。

そして数回似たようなことが繰り返される。

 

出夢「→」

 

ピョン

 

シャッ!

 

出夢「↓」

 

ピョン

 

シャッ!

 

出夢「←」

 

ピョン

 

シャッ!

 

ルマ「次」

 

次は…ああ、骨が上下から一定間隔で迫ってくるやつか。

 

咲子「右ー、左ー、右ー、左ーっと」

 

ルマ「次」

 

ギュィィン…ドガーン!

 

今度はさっきより太い光線が放たれる。

 

咲子「これは走り抜けるしかないわね!」ダダダー

 

走り抜けることで光線から離れたが、何発か当たりそうになった。危なかったわね。

 

ルマ「次」

 

出夢「→、↓、↓、↑、←、↑、→、↓」

 

咲子「えっと…左、上、上、下、右、下、左、下…」ササッ

 

シャッ!(8回)

 

ルマ「よくここまできたね。次が最後だよ!」

 

出夢「↑、←、↓、→」

 

咲子「下、右、上、左」サッ

 

そのあとの右、左、右、左…

 

出夢「ーーーーーーーーー→」

 

私は右へと吹き飛んでいく。骨も迫ってくる。

 

咲子「上真ん中下真ん中上真ん中下真ん中上真ん中…下上下上下上…真ん中…左!」サッ

 

シャッ!

 

視界は暗転する。

 

出夢「↙︎」

 

咲子「右斜め上」サッ

 

シャッ!

 

視界は暗転する。

 

出夢「↘︎」

 

咲子「左斜め上」サッ

 

シャッ!

 

視界は暗転する。

 

出夢「↗︎」

 

咲子「左斜め下」サッ

 

シャッ!

 

視界は(ry

 

出夢「↓」

 

咲子「上!」サッ

 

シャッ!

 

かわしたあとに…

 

ギュギュギュギュィィン…!

 

咲子「うおおおおおおおおお!」

 

ドドドドドドドドドドド…!

 

光線をかわすためにグルグル枠の周りを走りまくる。

 

シュゥゥゥゥッ…!

 

ルマ「…終了!咲子の勝ちだよ!」

 

そして周りの電気がつく。

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

ルマ「いやー、すごかったよ「ルーーーマーーー?なんでいきなりするのーー?」…あ、いや、その、ゴメー」

 

咲子「ゴメンだけでは済ませないわよ!怒りの鉄槌!」ドゴォ!

 

ルマの頭に思いっきり強い鉄槌をいれた。そのせいかルマの頭にタンコブができた。

 

ルマ「す、すみませんでした…」ジンジン

 

咲子「…よろしい」

 

ま、少し楽しかったし、これぐらいにしておこう。




次回もよろしくお願いします。


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ブラコンの妹

二進数ってしってますか?
パソコンでよく見る0と1で成り立つやつです。
それを指でやると片手だけで31、両手でなんと1023まで数えられるんですよ。
ま、原理が分からなかったら意味ないんですけどね。

以上、ちょっとした豆知識的なものでした。


side桜木咲子

 

ー放課後、さとかに隊基地ー

 

ゼイル「ここだよな?」

 

咲子「そうよ。誰か来てるかしら?」チラッ

 

私はドアの間から中をみる。中には2人、人影が見える。

 

咲子「いるようね。入るわ……よ…」ガチャッ

 

私は中の光景に唖然とする。その光景は…

 

祐樹「……♪」チュゥ〜

 

ルマ「ん〜♪」チュゥ〜

 

…バカップルがディープキスをしている光景だ。

 

咲子「……」ガチャッ

 

ゼイル「…なあ、咲子」

 

咲子「…そうね」

 

2人「見なかったことにしよう」

 

ゼイル「コーヒー飲むか?」スッ

 

咲子「ええ、ありがと」

 

ゴクゴク…

 

翔「おう、お前らもう来てたのか。なんで中に入らないんだ?」

 

ゼイル「…砂糖吐きそうになった」

 

絵奈「あ、なるほど(察し)」

 

翔「すでに終わってんじゃね?」ガチャッ

 

翔はドアを開けるが、

ガチャッ。

すぐに閉めた。

 

翔「……」パカッ(コーヒー缶を開ける音)

 

ゴクゴク…

 

絵奈「終わってなかったね〜」

 

咲子「…帰ろうk「帰らないでくれー!」…はぁ」

 

ルマ「早く来るとは思わなかったんだよ!」

 

咲子「…次は遠慮しなさい」

 

祐樹「ぜ、善処する…(だいたい始めるのはルマなんだよな…)」

 

翔「なら良し。入ろうぜ」

 

絵奈「あ、はは…」

 

私たちは中に入る。

 

ー数分後ー

 

メイ「咲子さん、問題です!キーパーコマンド16は?」

 

咲子「えっと…孤月十字掌!」

 

メイ「正解です!そこで俺はそれを少し変えた風斬の強化版、孤月十字斬を作りました!」

 

咲子「おお、どんな技?」

 

メイ「十字にクロスさせた飛斬撃ですよ」

 

咲子「なるほどね…」

 

そんな話をしていた時。

コンコン。

誰かがドアをノックしてきた。

 

?「お兄ちゃーん!きたよー!」

 

咲子「お兄ちゃん?」

 

ゼイル「あ、妹だ」

 

咲子「茜って子?」

 

ゼイル「そうだ。…今開ける!」

 

ガチャッ。

 

茜「お兄ちゃんだー!」ダキッ

 

ゼイルがドアを開けると、東花町中の制服を着た赤みがかった黒髪の少女がゼイルに抱きついた。

 

ゼイル「おい茜、いきなり抱きつくなよ」

 

茜「ムフー。やーだ!」

 

全員「………(あ、コイツブラコンだ)」

 

ゼイル「…10人以上から見られてもか?」

 

茜「うん!」

 

ゼイル「マジかよ…」

 

茜「ムフー…」

 

何、この空気。

 

咲子「…あのー」

 

ゼイル「ほら茜、咲子たちも困ってるだろ!」

 

茜「…ん?今お兄ちゃん、人を下の名前で呼んだ?しかも女子?」

 

ゼイル「…あ、やべ」

 

茜「まさか…変なもの食べた?」

 

ゼイル「食べてねーよ!(ふぅ、"お姉ちゃん候補"なんて言われなくて良かったz)「それとも…」…あ?」

 

茜「変なもの飲んだ!?」

 

ゼイル「なんでそうなる!?」

 

咲子「…ねえゼイル、気まずいんだけど…」

 

ゼイル「あ、すまん。コイツは茜、俺の妹だ。ほら、自己紹介しろ」

 

茜「私は飛羽野茜!こう見えても中3です!よろしくです!」

 

翔「マジかよ、中1かと思ったぜ…」

 

茜「よく間違われます!」

 

咲子「慣れてるのね…」

 

茜「…………」じー

 

茜は何故か私を見つめている。

 

咲子「な、なに?」

 

茜「…貴女が3代目桜の桜木咲子さんですか?」

 

咲子「そうよ?」

 

茜「……サイン下さい!」サッ!

 

茜はどこからともなくペンと色紙を出してきた。

 

咲子「え、ええ…」カキカキ

 

茜「ありがとうございます!」ニコッ

 

咲子「ど、どういたしまして。…ところで、なにしにきたの?」

 

茜「……昨日、お兄ちゃんが帰ってきた時、目が綺麗ななってたんですよ」

 

咲子「(あ、あれね)それで?」

 

茜「それで、どうやって腐りが取れたかきいてみると、『誰かに助けられた』って言われたんですよ」

 

ゼイル「お、おい茜、本人が隣に居るんだが?」

 

茜「それで怪しいと思って今日の朝お兄ちゃんの日記を見r「はい、そこまで!」むぐー!」

 

ゼイル「それ以上言ったら嫌いになるぞ?」

 

茜「そ、それはやだ!話すのやめる!」

 

ゼイル「よし」

 

全員(扱いやすっ!)

 

咲子「…ねえ茜」

 

茜「なんですか?」

 

咲子「…能力ってあるの?」

 

茜「ありますよ。…スキマって知ってます?」

 

咲子「…あー、東方の確か…八○紫の能力?」

 

茜「はい、それです!私の能力は"スキマ"です!」

 

咲子「だから瞬時にペンと色紙を出したのね…」

 

茜「………」じー

 

茜はまた私をじっと見つめる。

 

咲子「今度はなに?」

 

茜「………!」ダキッ!

 

咲子「え!?」

 

茜は私に抱きついてきた。

 

ゼイル「な、何してるんだよ茜!?」

 

茜「ムフー、あったかい…♪」

 

咲子「……まあいっか。可愛いわね」ナデナデ

 

茜「ムフー」

 

全員(……空気になってる!?)

 

その後茜は日記の内容を暴露し、ゼイルと咲子は顔を盛大に赤くするのであった。

……内容は想像に任せる。




咲子たちの母校は東花町中学校です。
メイたちの母校は早良中学校です。
名前だけ出しました。

天の声「ま、どちらも現実にはないんだけどね」

咲子「それは言っちゃダメでしょ」

次回もよろしくお願いします。


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ゼイルの家①

フラグ?
いつか回収しますよ。


side桜木咲子

 

茜「ここです!」

 

咲子「へえ、ここが…」

 

私は、ゼイル(と茜)の家に来た。なぜって?

それは数分前に遡る。

 

ー数分前ー

 

咲子「それじゃ、解散」

 

スタスタ…

 

咲子「今夜両親出張なのよね…」

 

ゼイル「じゃあボッチか?」

 

咲子「そうなのよ」

 

茜「あ、じゃあ咲子さん、私達の家に来ません?」

 

咲子「……え?」

 

ゼイル「ちょっとまて茜、いきなり何言い出してるんだ!?」

 

茜「別にいいじゃん、減るものじゃないし」

 

ゼイル「家族以外の女子が家にきたら俺の精神がすり減るんだが?」

 

咲子「………(ゼイルたちの事をもっと知りたいし、これはいい機会ね)茜、行くことにしたわ」

 

ゼイル「おい咲「了解です!」ちょ待っ「早速準備してくるわね!」まじかよ…」

 

茜「ここで待ってます!」

 

咲子「オーケー、急いで準備してくる!」ダダダー

 

そして私は荷物を準備し、基地に戻った。

 

茜「さてと、スキマオープン!」パカッ

 

なにもない空間に切れ目が入りそれが開いた。

 

茜「入ってください!」

 

咲子「ええ」スッ…

 

ゼイル「はぁ…」スッ…

 

スキマの中はいろんなものが入っていた。おそらく茜の荷物なのだろう。

しばらく進むと、赤いマークがついているところがあった。

 

茜「ここでスキマを開いて、と!」パカッ

 

ー外ー

 

私達はスキマから出ると、前には白いアパートがあった。

そして冒頭に戻る。

 

茜「ここです!」

 

咲子「へえ、ここが…」

 

ゼイル「…行こうぜ」

 

ー数分後ー

 

茜「ただいまー!」ガチャッ

 

咲子「おじゃましまーす」

 

ゼイル「おじゃまされまーす」

 

茜「咲子さんは適当にくつろいでてください!」

 

ゼイル「俺は晩飯作って来る」

 

咲子「あ、手伝うわよ?」

 

ゼイル「いや、別n「どうせ暇だし」…分かった」

 

茜(お兄ちゃん、咲子さんに弱いのかな?まさか…ね?)

 

ジュゥゥゥゥゥ…

 

ゼイル「咲子、そこの「塩?はい」あざっす」シャカシャカ

 

咲子「あ、ゼイル、あそこに「コショウか?ほれ」ありがと」

 

モワワーン(甘いオーラ)

 

茜「………(本当に昨日知り合ったの?マジで付き合ってないの?夫婦にしか見えないんだけど!?)」( ゚д゚)

 

ーまた数分後ー

 

ゼイル「よし、できた」

 

咲子「こっちもできたわよ」

 

夕食はハムエッグにサラダというシンプルなものだった。どうやらゼイルたちも私みたいに味噌汁はあまり作らない主義らしい。

 

茜「……………」( ゚д゚)

 

ゼイル「茜、どうした?」

 

茜「……このリア充がっ!」

 

咲子「は?」

 

茜「2人のせいでブラックコーヒー三杯も飲んだんですよ!」(`Д´)

 

ゼイル「…なんでだ?」

 

茜「……もういい(気付いてないの!?あの雰囲気で!?)…ゲホッ」←砂糖吐く音

 

咲子「どうしたの、風邪?」

 

茜「…何でもないです!」ゴクゴク…

 

ゼイル「コーヒー飲みすぎるなよ?」

 

茜「…うん(誰のせいだと思ってるの!?)」

 

その後私達はゆっくり夕食を食べた。

…何故か茜はコーヒーをヤケ食いならぬヤケ飲みしてたが。




茜→敏感
ゼイル→鈍感
咲子→経験がないため気付いてない
……何この状況。

次回もよろしくお願いします。


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ゼイルの家②

ラブコメのテンプレのような展開あり。


side桜木咲子

 

夕食を食べた後、何故か茜が率先して食器洗いをしていた。なんかイライラしてたけど…大丈夫かな?

そして、私達は今…

 

咲子「……よし」

 

ゼイル「お前…強すぎだろ…」

 

スマブラをしていた。

 

咲子「ゼイルはまだまだね。もっとフレームを重視しないと」

 

ゼイル「それ、気にするのガチ勢ぐらいだぞ…」

 

咲子「ま、いいじゃない。もう一戦やりましょ」

 

ゼイル「いや、もういい。ボコされるの疲れたぜ」

 

咲子「むぅ…じゃあ、面白いこと話して」

 

ゼイル「……俺のようなやつがか?」

 

咲子「…ゴメン」

 

ゼイル「許す」

 

咲子「で、このコントローラーどこに”なおせば”いいの?」

 

ゼイル「なおす?壊れてるのか?」

 

咲子「あ、博多弁なんだった。どこにしまえばいいの?」

 

ゼイル「ああ、そこの棚だ」

 

咲子「オッケー」スッ

 

私はコントローラーを棚になおした。

 

ゼイル「…なあ咲子、博多弁って他にどんなものがあるんだ?」

 

咲子「そうね…”なおす”は”しまう”でしょ?他には…あ、ほうきで”はく”は博多弁では”はわく”になるわね。他は知らないわね」

 

ゼイル「なるほどな…ちょっとトイレ行ってくる」タタタ…

 

その時ちょうど茜が食器洗いを終えて戻ってきた。

 

茜「咲子さん、先にお風呂入ってていいですよ」

 

咲子「そう?じゃあ借りるわね」

 

私は茜に言われて風呂に入ることにした。

……これがちょっとしたハプニングになることを知らずに。

 

ー風呂ー

 

カポーン

 

咲子「ふぅ…温まるわね〜♪」

 

お湯はちょうどいい温度に調節されていた。癒やされる…

その時。

ガチャッ

ドアが開いて…

 

ゼイル「風呂でも入る…か…」

 

何故かゼイルが入ってきた。

タオル一枚で。

私とゼイルの目があった。

 

咲子「………出て行きなさい!///」

 

ゼイル「お、おう、すまん!」ガチャッ

 

ゼイルは急いで出ていき、ドアを閉めた。

 

咲子「…………///」カァァァ

 

見…見られた!

 

咲子「ううう…///」

 

絶対この後気まずいことになる…!

 

私はその後半時間ほど風呂で悶えるのであった。

 

ー半時間後ー

 

咲子「………///」

 

ゼイル「………///」

 

茜「いや〜、見事に引っかかったね〜」

 

ゼイル「誰のせいだと…」

 

咲子「…思ってるのよ!///」

 

どうやら茜はゼイルがトイレから戻ってきた時にゼイルが風呂に入るよう仕向けたらしい。

 

ゼイル「で、なんでそんなことしたんだ?」

 

茜「……甘い」

 

咲子「甘い?」

 

茜「甘いんですよ!2人の雰囲気が!そのせいで何回砂糖吐きそうになったと思ってるんですか!?」

 

ゼイル「……?」

 

咲子「祐樹とルマのような雰囲気でしょ?……どこが?」

 

茜「しかもやり返しとして風呂でハプニングを起こそうとしたのに、結果的に雰囲気が更に甘くなってます!私にどうしろと!?」

 

ゼイル「さっきから言ってることが分からんぞ?」

 

咲子「同じく」

 

茜「……もういい!」ゴクゴク…

 

茜は何故か逆ギレして、コーヒーを飲み始めた。

 

……ホントになんで?




咲子、意外と冷静に対処した。

次回もよろしくお願いします。


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ゼイルの家③

注意:この回は甘々な展開があります。各自コーヒーを用意して下さい。
あと、「リア充爆発しろ」とは言わないで下さい。


side桜木咲子

 

茜を説教(何故か逆ギレしていた)した後、茜は自分の部屋に行った。そして今、私はゼイルと…

 

「ロードローラーだッ!」

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

「もう遅い!脱出不可能よ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」

 

ジョジョ3部をNet○lixで見ていた。

 

ゼイル「時間停止ってロマンあるよな…」

 

咲子「持ってたらなにするの?」

 

ゼイル「移動時間の短縮とかか?」

 

咲子「へぇ…男だからあんな事やこんな事をすると思ったわ」

 

ゼイル「俺にそんな欲望をない」

 

咲子「ま、ゼイルのことだしそんな事言わないのは知ってたけど」

 

ゼイル「地味にディスられてる気が…」

 

咲子「…さて、次話っと」ポチッ

 

ゼイル「………(ま、いいか)」

 

咲子「ところで、今の所のさとかに隊の印象は?」

 

ゼイル「そうだな…室見本体は真面目、室見分身は咲子に似てて、西新は戦闘狂、貝塚はマイペース、戸畑と羽犬塚はリア充、本松は口悪いが優しい、竹下は常識人、七隈兄妹は情報集めの天才…と言ったところか?」

 

…めっちゃ的確ね。てか、室見本体と室見分身ってなによ(笑)

あと…

 

咲子「…………」じー

 

ゼイル「どうした?」

 

咲子「私は?」

 

ゼイル(咲子か…優しいし強いし可愛い…かな?」

 

………か…かわ…///

 

咲子「ううう……///」プシュー

 

ゼイル「どうした?顔赤くして」

 

咲子「私が…可愛い…///」

 

ゼイル「あ、声に出てたか?すまん、事実だ」

 

咲子「じ…事実…はうあ〜///」プシュー

 

もう私のHPは0よ///

 

ゼイル「ホントにどうした?熱か?」スッ

 

咲子「…!?///」

 

ゼイルは手を私の額に当てる。

……二回目じゃん!

 

咲子「え、っと、その…ううう///」

 

ゼイル「なんだ、熱ないじゃないか。なんで顔赤いんだ?」

 

咲子「…………」ガシッ

 

ゼイル「な、なんだ…?」

 

私は無言でゼイルの手を掴む。

 

咲子「…………」ポン

 

そしてその手を私の頭に置く。

 

ゼイル「…撫でてほしいのか?」

 

咲子「…………」コクッ

 

ゼイル「分かった」ナデナデ

 

ううう…癒やされる///

 

咲子「はうあ〜///」

 

ゼイル(…ホント可愛いなコイツ」

 

咲子「可愛い…えへへ〜///」デレデレ

 

ゼイルに言われたら照れちゃうな…♪

(いい加減好きだと気付けよ!)

 

ゼイル「…………(また赤くなってないか?)」ナデナデ

 

咲子「……むきゅ〜///」

 

ゼイル「(あ、そろそろ十一時か)…よっと」スッ

 

咲子「えっ///」

 

私はいきなりゼイルに抱っこされる。

しかもお姫様抱っこで///

 

ゼイル「部屋に連れてくぞ」

 

咲子「………たい」

 

ゼイル「ん、どうした?」

 

咲子「ゼイルの部屋で寝たい///」

 

もう…照れる///

(元々照れてたじゃねーか!)

 

ゼイル「いやいや、なんでだよ!」

 

咲子「ダメ、かな…?」

 

私はルマに教えてもらった技(?)、上目遣いをする。

 

ゼイル「……ダメじゃない」

 

効果は抜群だ!(ポケモン風)

 

私はそのままゼイルの部屋に運ばれるのであった。




※この小説にエロ要素はありません。

非リア「ゼイル……そこかわれ!」

次回もよろしくお願いします。


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ゼイルの家④

苦い食べ物を持ってこい!とびっきり苦いのをな!!


side桜木咲子

 

ーゼイルの部屋ー

 

ゼイルの部屋はベットと机と本棚がある至って普通の部屋だった。

 

ゼイル「下ろすぞ」

 

咲子「う、うん…///」スッ

 

ゼイル「ベットはお前が使え、俺は床で寝るから」

 

咲子「……ダメ」

 

ゼイル「は?」

 

…これ言うの、緊張する///

 

咲子「わ、私と…寝なさい///」

 

ゼイル「いやいや、好きでもない奴と一緒に寝るのはダメだろ」

 

咲子「え?私は…」

 

………大好きだけど///

(運ばれてる時に好きだと気付いた)

 

咲子「………と、とにかく!一緒に寝なさい!///」

 

ゼイル「だから…」

 

ボスッ(ベットに飛び込んだ音)

 

咲子「ほら、ここ!///」ポンポン

 

ゼイル「……分かったよ」

 

ゼイルもベットに入り、部屋の電気を消した。

 

ゼイル「…おやすみ」

 

咲子「おやすみ…///」

 

近い近い良い匂い!

 

咲子「…………///」ギュッ!

 

私は後ろからゼイルに抱きついた。

 

ゼイル「お、おい!?」

 

咲子「…しばらくこうさせて」

 

ゼイル「いや、その、柔らかい感触が…」

 

咲子「別にいいじゃない、減るもんじゃないし」

 

ゼイル「俺の理性がな…」

 

咲子「無くなったらどうなるの?」

 

ゼイル「…襲うかもしれないんだぞ?」

 

咲子「……………別にいいけど?」

 

ゼイル「は!?と、とにかく、離れてくれ…」

 

咲子「むぅ…分かったわよ」

 

私はゼイルから離れる。

 

咲子(……好きになったからには思いっきりアタックしなきゃね!)

 

ー次の日ー

 

ガチャッ

 

茜「ふぁぁぁぁ…おはよう、お兄…ちゃ…ん…」

 

ゼイル「茜、助けてくれ」

 

咲子「…………♪」ギュッ

 

茜「あの…咲子さん?」

 

咲子「おはよう、茜♪」

 

茜「(なるほど…)…お兄ちゃん、がんばれ」ガチャッ

 

ゼイル「茜!?」

 

茜「コーヒー飲もっと」

 

咲子「ムフー」

 

ゼイル「咲子離せ、遅れるぞ」

 

咲子「…しょうがないな〜」

 

ゼイル「ハァ、ハァ…マジで理性が無くなるところだったぜ」

 

……後でもっとやろっと♪

その後私達は朝食を食べ、登校するのであった。

 

ー登校ー

 

咲子「………♪」

 

ゼイル「………」

 

チョンチョン。

 

咲子「あ、日花先生、おはようございます♪」ニコッ

 

日花「ええ、おはよ。良いことでもあったの?」

 

咲子「はい、おかげで絶好調です♪」

 

日花「(なるほど、ゼイルがね…)…頑張りなさい、じゃ」

 

咲子「はい、頑張ります♪」

 

ゼイル「………?」

 

ー朝の特訓ー

 

咲子「怒りの鉄槌…V2!」ドゴォ!

 

翔「進化早くね!?…グハッ!」

 

咲子「真チャカメカファイアー!」ドガーン!

 

絵奈「いきなり真!?うわっ!」

 

咲子「もっとかかってきなさい!」

 

全員(調子良すぎない!?)




咲子、恋の力(?)で強くなる。

次回もよろしくお願いします。


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3人目か…

室見家の法則性を見つけてください。
答えはコメント欄にお願いします。


side室見メイ

 

メイ「………」

 

ナオ「………」

 

??「………」

 

俺たちは今精神世界にいます。

そして、ここにいるのは…

 

メイ「緑色の目とパーカーの俺、メイと…」

 

ナオ「赤色の目とパーカーの私、ナオと…」

 

2人「…誰ですか、貴女?」

 

ヤエ「あたし?あたしはアンタ達の別人格さね。名前は室見ヤエ、属性は椿さ」

 

ナオ「…椿?」

 

メイ「土属性の亜種ですよ。…で、貴女は何が原因で生まれたんですか?」

 

ヤエ「…ナオと同じだよ」

 

メイ「つまり、エネルギー融合ですか?」

 

ヤエ「は?ちがうちがう」

 

ナオ「…どういうことよ?」

 

ヤエ「ナオはな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…元々いたんだよ」

 

2人「………What?」

 

ヤエ「英語で驚かれても無理はないよ。…でも事実だし」

 

メイ「ど、どういうことです?俺は元々多重人格ということですか?」

 

ヤエ「その通り」

 

ナオ「じゃあ私はずっと勘違いしてたという事?」

 

ヤエ「まあ、アンタが起きたきっかけとしては間違ってないさ」

 

メイ「きっかけ、ですか?」

 

ヤエ「そ、きっかけ。ナオは咲子のエネルギーとのぶつかり合い、あたしは自力で起きたのさ」

 

ナオ「は、はぁ…」

 

ヤエ「ちなみにあたし達を含め、人格は5つある」

 

メイ「5つ!?」

 

ヤエ「片方は蓮、もう片方は桃属性だ。きっかけさえあれば起きると思う」

 

ナオ「つまり、実質属性5つ持ちになるわね…」

 

ヤエ「ん、そうなる」

 

メイ「そうですか…とりあえずヤエ、ここで模擬戦をしましょう」

 

ヤエ「オーケー!」

 

その後模擬戦をしたんですが、ヤエの防御力は半端なかったですね。

しかもイジゲン・ザ・ハンドが使えると知ったときは驚きました。

 

side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

咲子「あ、おはようメイ」

 

ゼイル「よう室見」

 

メイ「おはようございます咲子さん、ゼイルさん」

 

ナオ「おはよう咲子、ゼイル」

 

ヤエ「おはよ咲子、ゼイル…」

 

咲子「…………」

 

ゼイル「……?」

 

メイが3人いる?幻覚かしら?

 

2人「…………」(つд⊂)ごしごし

 

目を擦ってもう一度見る。

 

メイ「………」

 

ナオ「………」

 

ヤエ「………」

 

ゼイル「…マジかよ」

 

咲子「本当に3人いる…」

 

ヤエ「バレたか。あたしは3人目の人格のヤエ。属性は椿さ。よろしく咲子、ゼイル」

 

咲子「え、ええ、よろしく…」

 

ゼイル「………宿題が捗りそうだな」

 

ナオ「…確かに!」

 

そして私達は5人で登校するのであった。

 

ー昼休みー

 

ヤエ「空前…!」ドゴッ!

 

ナオ「…絶後!」ドガッ!

 

次郎丸「ぐ…くそが…!」

 

メイ「冥冥斬り改!」ズバッ!

 

次郎丸「ガハッ!」バタン

 

『勝者、室見メイ!』

 

3人「……ふぅ」

 

咲子「アンチに対して容赦ないわね…」

 

アンチに対して容赦ないメイ(たち)であった。




1,5,6,7,8,10…

寺野次郎丸、覚えてます?
モブのアンチ野郎です。

次回もよろしくお願いします。


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テスト勝負?

MULAストーリーのネタがないです、助けて…(汗)


side桜木咲子

 

メイの3人目の人格が起きてから二週間ほど経った。

その間メイたちの連携に圧倒されたり、ゼイルがルマをランク戦で倒し3位になったり、千早と千代の凄腕な情報収集能力によりゼイルをいじめていたやつらを見つけ、ぶっ潰したり(想像におまかせします)した。

そして…

 

咲子「うう…寒い…」ブルブル

 

11月末の現在かなり寒くなってきた。

 

ゼイル「大丈夫か、咲子?」

 

咲子「…大丈夫!!!」

 

翔(どう見ても強がってるな)

 

絵奈(バレバレだよ〜)

 

ルマ「咲子、今日はなんの日か知ってる?」

 

咲子「えっと…あ。テスト返し!」

 

メイ「その通り!点数勝負をしようよ!」

 

咲子「オーケー!中間では勝ったし、今度も勝ってやるわ!」

 

???「おっと、待ちなさい!」

 

咲子「あ、アンタは…」

 

ロジカ「折尾ロジカ(おりおろじか)よ!国語で勝負しなさい!」

 

咲子「えっと…なんで私?」

 

ロジカ「いっつも私みたいに百点だからよ!」

 

咲子「は、はぁ…」

 

言ったか分からないけど、私の得意教科は国語である。

 

ロジカ「とにかく、勝負しなさい!」

 

咲子「え、ええ…」

 

こうして、クラスで一番頭がいい(私は二番目)ロジカと点数勝負をするかとになった。

 

ー数分後ー

 

日花「はーい、テスト返すわよー」カサッ

 

咲子「…………」ゴクリ…

 

日花「国語の百点は、っと…」

 

来る…!

 

日花「咲子と、ロジカと、翔」

 

咲子「ふぅ…」

 

翔「っしゃ!」

 

ロジカ「くっ…」

 

国語は引き分けね。

 

ー数分後ー

 

日花「次は数学ね。百点は…」

 

今度は…?

 

日花「…咲子とロジカね。すごいわね」

 

咲子「よし」

 

ロジカ「また…?」

 

……復讐してて良かったわね。

 

その後も両者百点が続き、あと二教科になった。

 

日花「音楽の百点は…ロジカと千代!」

 

ロジカ「ふふっ、勝ったわ!」

 

千代「………(やったー!)」

 

日花「咲子は98点ね」

 

惜しかったわね…

 

咲子「…あとは保体のみ…!」

 

ーまた数分後ー

 

日花「さあ、最後よ。保体の百点はルマと…」

 

ルマ「やたっ!」

 

ドクン…ドクン…(心臓の鼓動)

 

ロジカ「………」

 

咲子「………」

 

日花「…咲子よ!ロジカは96点ね」

 

咲子「…よし、勝った!!!!」

 

2点差でギリギリ勝ったわね。ふぅ…

 

ロジカ「負けた…私が…負けた…?」ズーン

 

ロジカは見事なorzのポーズをとる。

 

咲子「………ロジカ」

 

ロジカ「何よ、勝負に勝ったから調子に乗るつもり?」

 

咲子「違う、私はそんな事しないわよ。………一緒に勉強する?」

 

ロジカ「………考えておくわ」スタスタ

 

そしてロジカは去っていった。

 

咲子「……返事を待ってるわ」

 

ゼイル(さっき負かせた相手を助けるとは…咲子は優しいな。可愛いし」

 

咲子「えっ?///」

 

ゼイル「ん?どうした?」

 

咲子「(今声に出てたわよ!)…なんでもないわ」

 

ゼイル「……?」

 

……その後ロジカと仲良く勉強会をしたのは、また別の話。




キャラクター紹介
折尾ロジカ
頭がよく、大体のテストは百点だが、国語の成績がずば抜けて高い。戦闘では技術派。

次回もよろしくお願いします。


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2対2の模擬戦

多機能フォームを使ってみました。


side桜木咲子

 

私達は基地でくつろいでいた。

 

メイ「咲子さん」

 

咲子「ん、どうしたのメイ?」

 

メイ「2対2の模擬戦をやってみませんか?俺とヤエ対咲子さんとゼイルさんみたいな感じで」

 

咲子「いい考えね。ゼイル、それでいい?」

 

ゼイル「おう、いいと思うぞ」

 

ヤエ「あたしの出番さね」

 

ー数分後ー

 

翔「よし、お前ら、準備できたか?」

 

4人「オーケー!」

 

♪DELTARUNE CHAPTER2-BIG SHOT

 

翔「模擬戦…始めっ!」

 

メイ「先手必勝!狐月十字斬!」ズバッ!

 

咲子「当たらないわよ!絶イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

ゼイル「影斬!」ズバッ!

 

ヤエ「岩なだれ!」ドゴドゴドゴッ!

 

私達の技がぶつかり合う。そして互いを相殺しあった。

 

咲子「絶チャカメカファイアー…」ポイッ

 

メイ「!!離れ…」

 

咲子「着火!」

 

ドガーン!

 

メイ達は爆発に巻き込まれる。

 

ゼイル「鬼畜な技だなおい」

 

咲子「そう?」

 

煙は晴れ、少しダメージを食らった2人が出てくる。

 

ヤエ「……危なかったな」

 

メイ「ですね」

 

ゼイル「防御されたようだな。絶ウィンドブラスト!」ビュゥゥゥン!

 

メイ「効きません!真晴天飛梅!」BLOOM!

 

ヤエ「追撃だ!曇天椿舞!」BLOOM!

 

ゼイル「…やべっ!」

 

咲子「させない!怒りの鉄槌V2!」ドゴォ!

 

ヤエ「…ガッ!」

 

ゼイル「危なかったぜ…」

 

メイ「…なかなかやりますね。ヤエ、そろそろ本気で行きましょう!」

 

ヤエ「ああ、そうだな…!」

 

咲子「ゼイル、私達も本気で行くわよ!」

 

ゼイル「…おう!」

 

ヤエ「岩なだれ…!」ドゴドゴ…

 

ヤエは岩をいくつか出し…

 

メイ「絶ウィンドブラスト!ハァッ!」ビュゥゥゥン!

 

それをメイが風で発射した!

 

ゼイル「考えが斬新だなおい!」

 

咲子「ハァァァァッ!ムゲン・ザ・ハンドG9!」ガシガシガシッ!

 

私は260本の腕で飛んでくる岩を止める。

 

ゼイル「手の数半端ないな…」

 

…………!

 

咲子「…ゼイル、いい考えがあるわ!」

 

私は作戦をゼイルに伝えた。

 

ゼイル「上手くいくのか?それ」

 

咲子「ええ、上手くいくはずよ!」

 

ゼイル「…分かった、やろう!」

 

咲子「オーケー、作戦開始!」ダッ!

 

私はメイとヤエに向かって走っていく。

 

メイ「接近戦ですか。冥冥斬り改!」ズバッ!

 

咲子「よっ」ピョン

 

メイ「えっ!?」

 

咲子「…今よ、パス!」

 

ゼイル「ああ、オラァ!」ポイッ

 

ゼイルは壺の形をした影の塊を投げてきた。

 

咲子「絶チャカメカファイアー!」すぽっ

 

私はその中にチャカメカファイアーを入れ…

 

咲子「流星…ブレードッッッ!」バシュッ!

 

それを思いっきり蹴った。

 

ギュゥン、キラーン、ドガァァァン、シュゥゥゥゥゥゥッ!

 

影を纏った赤い流星が2人を襲った。

 

メイ「嘘ですよね!?…うわっ!?」

 

ヤエ「この…威力は!?…ぐわっ!?」

 

翔「………勝者、ゼイルと咲子!」

 

ゼイル「…上手く行ったな」

 

咲子「うん!(ゼイルと連携技ができた♪)」

 

メイ「土壇場で新技ですか…」

 

ヤエ「油断してたね…」

 

その後も模擬戦を数回戦し、各自帰宅した。




イナイレの流星ブレードの違い
ゲーム 蹴る→爆発→流星
無印 蹴る→爆発→迫りくる股間→流星
アレオリ 蹴る→遠ざかる股間→彗星

いろいろエフェクトが違うんですよね。

次回もよろしくお願いします。


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咲子の1日

○○の1日シリーズをやっていこうと思います。


side桜木咲子

 

ー7:00amー

 

咲子「ふぁぁぁ…」

 

私はいつもこの時間帯に起きる。アラームはいらない。

 

咲子「手すりっと」

 

シャーッ。

 

手すりを滑って1階に降りる。

 

春菜「咲子、おはよう」

 

咲子「おはよ母さん」

 

春菜「最近学校はどう?」

 

咲子「…まあ、そこそこかな?」

 

春菜「ふーん。じゃあアンタはなんで最近部屋でゼイルがなんとかかんとか言ってるのかしら?」

 

咲子「ゑ」

 

春菜「声が大きいからバレバレよ。で、ゼイルって誰?」

 

咲子「え、えっと…///」カァァァ

 

春菜「…なるほどね。やっと女子らしいことしてるじゃない♪」

 

咲子「…勘のいい母さんは嫌いよ」

 

春菜「まあまあそんな事言わずに…そのうち連れてきなさいね♪」

 

咲子「う、うん…///」

 

私は朝から顔を赤くするのであった。

 

ー7:30amー

 

咲子「行ってきまーす」

 

春菜「行ってらっしゃーい♪」

 

私は家から出る。そしてとある曲がり角で待つ。

 

咲子「…………」

 

スタスタ…

 

ゼイル「ん?あ、咲子。よう」

 

そして偶々(・・)ゼイルに会う。

 

咲子「ゼイル、一緒に行きましょ?」

 

ゼイル「……別にいいぞ」

 

ゼイルははじめの頃は躊躇っていたが、今はすんなり受け入れる。

 

咲子「………♪」

 

ゼイル「で、なんでそんなにくっついてんだ?」

 

咲子「…秘密♪」

 

ゼイル「お、おう…」

 

私達は雑談をしながら登校した。

 

ー7:50ー

 

朝の特訓

 

ゼイル「流星……」ポイッ

 

咲子「…ブレード!」ドゴッ!

 

シュゥゥゥゥゥゥッ!

 

メイ「おお…もう完成してますね!」

 

ヤエ「あたしも頑張らんとね!」

 

ー8:20ー

 

日花「出席とるわよー」

 

そして学校が始まった。

 

ー4:00ー←一気に飛ばす

 

…そして学校が終わった。

 

私は一旦家に帰り、パーカーに着替え、さとかに隊基地に向かった。

 

ーさとかに隊基地ー

 

私とメイはイナイレ3で通信対戦をしている。

 

咲子「グランドファイアーG5!」

 

メイ「………」

 

咲子「よし、もうTPはないし、これなら…」

 

メイ「イジゲン・ザ・ポスト!」

 

ボールはポストに弾き飛ばされてしまった。

 

咲子「え、うそぉぉぉん!?」

 

メイ「TP0でも角度が大丈夫ならなんでも跳ね返されます!」

 

咲子「…バグ?」

 

メイ「いえ、そういう仕様です」

 

咲子「知らなかった…」

 

そして、私は案の定負けた。

 

ー帰宅後ー

 

咲子「……///」

 

プルルルル…

 

来い来い来い来い恋来い来い!

 

ピッ

 

咲子「……来た!」

 

ゼイル『もしもし』

 

咲子「ゼイル、私よ!」

 

ゼイル『おう、咲子か。どうしたんだ?』

 

…ただ声が聞きたかったとは言えないわね…

 

咲子「ちょっと話したかったのよ」

 

ゼイル『そ、そうか…』

 

そして私達は半時間ほど電話で話した。

 

ピッ

 

咲子「………♪///」

 

ゼイルはガードが高いからね…どうやって落とそうかしら?

 

咲子「…一旦トイレ行こ」ガチャッ

 

部屋のドアを開けた次の瞬間。

 

咲子「……お母さん!?」

 

春菜「…あ、バレた」

 

ドアの前にお母さんがいた。

 

咲子「……全部聞いてたの?」

 

春菜「いや〜、良いものを見せてもらったわよ♪」

 

咲子「な、な、な…///」

 

春菜「あらあら、照れちゃって〜」

 

咲子「…///」プシュー

 

春菜「やりすぎちゃったかしら?うふふ♪」

 

咲子「」

 

私はトイレに行った後、寝るまでベットで悶えまくるのであった。




ゼイルの事が好きだということが最も厄介な人物にバレた咲子。

次回もよろしくお願いします。


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メイの1日

ちょっとした問題です。
絵奈の属性は?


side室見メイ

 

ー5:30amー

 

ピリリリリリ!

 

メイ「……んぅ」

 

カチャッ。

 

俺は毎日この時間帯に起きます。

 

メイ「パーカー着てっと。……分身!

 

ポワン!

 

ナオ「ふぁぁ…」

 

ヤエ「おはよ」

 

メイ「さて、ランニング行ってくるので、素振りと朝食の準備をお願いしますね」

 

俺達は交代交代でランニング、素振り、朝食の準備をします。

 

2人「行ってらっしゃい」

 

メイ「はい、行ってきます!」タタッ…

 

ヤエ「…あたしは素振りっと」

 

ー6:20amー

 

朝食を食べた後、俺達は普通にゲームしてます。

最近は咲子さんが真似していた(無理やりされていた)アンダーテールにはまってますね。

 

メイ「……ふぅ、勝てました」

 

本物のサ○ズ戦は難しかったです。

 

ナオ「もう!?私は不死身アン○インで拮抗してるのよね…」

 

ヤエ「あたしは今Pルートやってるからネタバレはやめてよ」

 

ー7:45amー

 

メイ「そろそろ行きましょっか」

 

ナオ「そうね」

 

ヤエ「技を鍛えてやるよ!」

 

ー7:50a(ryー

 

メイ「狐月十字斬!」ズバッ!

 

ナオ「怒りの鉄槌!」ドゴォ!

 

メイ「…いつの間に使えるようになってたんですか?」

 

ナオ「隠れて特訓してた」

 

メイ「なるほど」

 

ナオ「後はこれね。…ブレイズスクリュー!」ゴォォォォォッ!

 

メイ「おお…すごいですね!」

 

ナオの努力に成果を称賛する私でした。

 

ー8:20ー

 

風太「出席とるぞー」

 

そして学校が始まりました。

 

ー4:00ー

 

…そして学校が終わりました。

 

俺達は一旦寮に戻り、パーカーに着替え、基地に向かいました。

 

…かと思いきや今日は金曜日だったので、お泊り会の準備もしてから行きました。

 

※咲子達は毎週金曜日基地で泊まっている。結構快適。

 

ーさとかに隊基地ー

 

メイ「あ、こんにちは、千早さん、千代さん」

 

千早「よう」カタカタッ…

 

千代「……こんにちは」カタカタッ…

 

2人はプログラミングをしていました。

 

メイ「何作ってるんですか?」

 

千早「……秘密だ」

 

千代「企業秘密よ」

 

メイ「は、はぁ…」

 

ー数分後ー

 

咲子「おーいメイ、イナイレやろー♪」

 

メイ「”おい磯野、野球しようぜ!”またいなノリですか?」

 

咲子「そ。今日こそ勝ってやるわ!」

 

ま、その後咲子さんが負けたのは言うまでもありませんね。

 

ー数時間後ー

 

メイ「俺はそろそろ寝ますね」

 

咲子「ええ、おやすみ」

 

俺は布団に入り、すぐ眠りに付きました。

 

ー精神世界ー

 

メイ「で、なんでここに呼び出したんですか?」

 

ナオ「…………」じー

 

ヤエ「…………」じー

 

メイ「ど、どうしたんですか?」

 

ナオ「…タッチ」ポン

 

メイ「え?」

 

ヤエ「………に」

 

メイ「に?」

 

ヤエ「逃げろー!鬼ごっこだメイ!」ダダダダダー

 

メイ「え!?あ、ちょっと!?」

 

俺は精神世界で鬼ごっこをするのでした。




お泊り会は別の回で詳しく書こうと思います。

次回は○○の1日最後です。

次回もよろしくお願いします。


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ゼイルの1日

前回の答え
水属性
絵奈の能力と相性がいいですね。

今回は咲子に1日のゼイル視点です。


side飛羽野ゼイル

 

ー7:00ー

 

ゼイル「………朝か」ムクッ

 

俺は毎日こうやって起きる。

 

ゼイル「…茜を起こして来るか」

 

スタスタ

 

茜「お兄ちゃん…大好き…むにゃむにゃ…」

 

ゼイル「…どんな夢見てんだ、コイツ」

 

…起こすか。

俺は茜に近づき…

 

ゼイル「…早く起きねーと朝飯抜きだぞー」ボソッ

 

そっとささやいた。するt

 

茜「え!?待って待って、今起きるからぁ!」ガパッ

 

ゼイル「…大袈裟だなおい」

 

茜「…あれ?お兄ちゃん?」

 

ゼイル「おう、おはよう茜」

 

茜「…私ご飯抜き!?」

 

ゼイル「安心しろ、冗談「じゃあ寝よっと」…じゃないz「え、じゃあ起きる…」…どっちかにしろ」

 

茜「うーん…起きる!」

 

ゼイル「よし、なら行くぞ」

 

茜「はーい!」

 

その後俺らは準備をし、家をでた。

 

ー7:30ー

 

ゼイル「……ん?あ、咲子。よう」

 

曲がり角に咲子がいた。

 

咲子「ゼイル、一緒に行きましょ?」

 

また誘われたな。別にいいが。

 

ゼイル「……別にいいぞ」

 

そして咲子は俺にくっついてきた(・・・・・・・)

 

咲子「………♪」

 

ゼイル「で、なんでそんなにくっついてんだ?」

 

咲子「…秘密♪」

 

ゼイル「お、おう…」

 

可愛いなその笑顔」

 

咲子「……///」カァァァ

 

ゼイル「……?」

 

ー7:50ー

 

ゼイル「流星……」ポイッ

 

咲子「…ブレード!」ドゴッ!

 

シュゥゥゥゥゥゥッ!

 

メイ「おお…もう完成してますね!」

 

ヤエ「あたしも頑張らんとね!」

 

ー8:20ー

 

日花「出席とるわよー」

 

そして学校が始まった。

 

ー4:00ー

 

…そして学校が終わった。

 

俺は一旦帰り、パーカー(咲子達からもらった)に着替え、さとかに隊基地に向かった。

 

ーさとかに隊基地ー

 

咲子と室見本体はイナイレで通信対戦をしていた。

……前々から思ってたんだが女子がするようなゲームじゃねーぞ?

そんなことを考えてる俺は…

 

千早「他にあるか?」

 

ゼイル「ああ、……とかか?」

 

千代「うん、いいわね。ありがと」

 

ゼイル「おう」

 

七隈兄妹に話をしてから西新達と雑談をしていた。

 

ー帰宅後ー

 

ゼイル「…さて、Mulaでも見るk」

 

ピリリリリリリッ!

 

…パーフェクトタイミングでスマホが鳴った。

ピッ

 

ゼイル「もしもし」

 

咲子『ゼイル、私よ!』

 

…言い方が俺俺詐欺みたいだな。

 

ゼイル「おう、咲子か。どうしたんだ?」

 

咲子『ちょっと話がしたかったのよ』

 

ゼイル「そ、そうか…」

 

何を話せばいいんだ?これ。

 

俺達は半時間ほど色々話した。

 

ピッ

 

ゼイル「ふぅ…Mula見るか」

 

俺に”1番好きなアニメは?”と聞いたら絶対”Mulaのものおきば”と答える自信がある。

 

俺は最新話を見た後、すぐに寝た。




いつゼイルと咲子がくっつくのかって?
…もうすぐですよ。

次回もよろしくお願いします。


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普 通 の お 泊 り 会 ! ①

RUSH E って知ってますか?
人間が弾くのは不可能なピアノの曲で、結構有名なネットミームです。(多分)
知らない人はYouTubeで調べてみて下さい。


side桜木咲子

 

今日は金曜日で、毎週恒例のお泊り会である。

だけど…

 

メイ「さあ咲子さん、弾いて下さい!」

 

咲子「はぁ…」

 

私はとあるエグいピアノの曲を弾くことになった。

何故こうなったかは数分前に遡る。

 

メイ「咲子さんってピアノ弾けますか?」

 

咲子「指使い間違ってるけど、弾けるわよ」

 

メイ「習ってたんですか?」

 

咲子「いや、独学」

 

メイ「凄いですね…どれくらい弾けますか?」

 

咲子「そうね…MEGALOVANIAの最高難易度を普通に弾けるレベルかしら?」

 

メイ「…マジですか?」

 

咲子「ええ、イナイレと特訓以外は大体ピアノ弾いてたのよ。嘘だと思うなら翔とかに聞いてみなさい」

 

メイ「じゃあ…一曲弾いてください!」

 

咲子「別にいいけど?」

 

メイ「…これをお願いします!」

 

メイはスマホの画面を見せてきた。

 

『てててててててててててててててててててててててててってってー♪』←これで3秒経過

 

咲子「"RUSH E"…アンタよくこれ知ってたわね」

 

メイ「弾けますか?」

 

咲子「まあ、ムゲン・ザ・ハンドの手も使ったら弾けないことはないけど…前やった時に失敗したのよね…」

 

メイ「そうなんですか…じゃ、咲子さん、今日弾いて下さい!」

 

咲子「ゑ」

 

メイ「ゼイルさんに良いところ見せるチャンスですよ!」

 

咲子「………///…分かったわよ」

 

メイ「じゃ、先に基地で待ってます!」タタッ…

 

咲子「はぁ…」

 

私は家から電子ピアノを持っていった。家が基地に近くて良かったわ…。

 

ー基地ー

 

全員「…………」

 

咲子「はぁ、はぁ…持ってきたわよ、メイ」

 

ゼイル「ところで咲子って何弾くんだ?」

 

咲子「RUSH E」

 

ゼイル「マジかよ…」

 

メイ「さあ咲子さん、弾いて下さい!」

 

咲子「はぁ…」

 

私はピアノのコードをコンセントに繋げ、電源をつける。

 

メイ「さあ、流しますよー」

 

咲子「……ムゲン・ザ・ハンド」ギュゥゥゥゥン!

 

♪Sheet Music Boss-RUSH E

………ミ

 

 

 

 

………ミ

 

 

 

………ミ

 

 

………ミ

 

………ミ

………ミ

……ミミ

…ミミミ

ミミミミ

ミミミミミ

ミミミミミミ…

 

ラ ド ミ ド…ラ ド ミ ド…

 

冷静にピアノを引き続ける。

まだ序盤なので、簡単に弾ける。

 

タラララタラララタラララタラララタララララララララン♪

 

ミを連打する。そろそろ両手じゃ無理なのでムゲン・ザ・ハンドの手で補助をする。

 

メイ「………」

 

ゼイル「すげぇ…」

 

絵奈「きれいに弾けてるね〜」

 

…そろそろね!

 

咲子「E!

 

ターラン、

 

RUSH

 

タン、タン、

 

E

 

ターラン、

 

RUSH

 

タン、タン

 

E

 

ターラン、

RUSH

タン、タン、

E

ターラン、

RUSH

タン、タン、

E

ターラン、RUSHタン、タン、E

ターラン、RUSHタン、タン、E

ターラララーラララーラララーラララーラララーラララーラララーララ

 

た た か い の は じ ま り だ

 

咲子「うおおおおおおお!」

 

私は何本もの手でピアノを弾く。はっきりと言うわ、超しんどい。

 

ターララッタッタッタッタッタッターララッタッター、

ターラーララッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ

 

バンバンバンバン!

 

翔「弾けてるな…」

 

メイ「すごいスピードですね」

 

ターララッタッタッタッタッタッタ、タッタ

RUSH E

 

ラ ス ト ス パ ー ト !

 

咲子「」ドドドドド

 

鍵盤で押してないキーが無いほど、私は本気で弾く。

 

RUSH E

 

タラララララララララララララララタララララララララン♪

 

バーン…

 

咲子「EEEEEEEEEEEEEEEEE!」

 

<●> <●>

   |

 ititititit

 

↑終わった直後の咲子の顔のイメージです。

 

ーその後ー

 

咲子「指が……」

 

絵奈「あはは…」

 

メイ「凄かったですよ、咲子さん!」

 

咲子「ええ…指の感覚が無いわ…」

 

翔「冷やしてやるよ、休んどけ」パキッ

 

咲子「ありがと」

 

お泊り会は続く




曲に再現難しかったです。

次回もよろしくお願いします。


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普 通 の お 泊 り 会 ! ②

アモングアスのネタを入れました。

後 半 甘 々 注 意 。


side桜木咲子

 

とんでもない曲を弾いた後、私達(私、ゼイル、メイ、翔、学、絵奈)は宇宙人狼(Among us)をやっていた。

 

咲子「私は食堂にいたわよ」

 

ゼイル「俺もだ」

 

メイ「俺はエンジンですね」

 

学「俺は翔と医療室にいた」

 

絵奈「私は電気だよ〜」

 

翔「学と医療室にいた」

 

6人「………スキップで」

 

ー数分後(分かれた)ー

 

咲子「え、誰が死んだの!?」

 

翔「絵奈だな」

 

絵奈「………」チーン

 

メイ「遺体は廊下にありました」

 

ゼイル「…………」

 

学「…ゼイル、なんで黙ってんだ?」

 

ゼイル「学がベントしてたのを目撃した」

 

学「な……!?」汗汗

 

咲子「…黒ね」ポチッ

 

学 was the imposter.

 

ゼイル「…よし」

 

咲子「すごいわね」

 

ゼイル「偶々だ」

 

学「くっそー!」

 

翔「学はポーカーフェイスを覚えろ」

 

学「おう…」

 

絵奈「もう一戦やる〜?」

 

咲子「いや、そろそろ夕食タイムね。今週の料理当番は私ね」

 

ゼイル「…ところで、戸畑と羽犬塚が見当たらないそ?」

 

咲子「家の中にいるのよ。料理してくるわねー」ガチャッ

 

私は倉庫を出て祐樹の家に入る。

 

祐樹「あ、よう咲子」ナデナデ

 

ルマ「〜〜〜♪」

 

祐樹はルマを膝に寝かせて頭を撫でていた。

…ゼイルとできるようにアタックしなきゃ!

 

咲子「祐樹、台所借りるわよ」

 

祐樹「おう」

 

言い忘れていたが、祐樹の両親は毎週金曜日夜勤だからお泊り会をしている。

 

ー台所ー

 

咲子「今夜は確か…カルボナーラね」

 

ゼイルの大好物らしい。

………本気で作るわ!

 

ー半時間後ー

 

よし、できた♪

 

ルマ「おお、おいしそうだね!」

 

咲子「みんな呼んできてくれる?」

 

ルマ「オーケー♪」タタッ

 

ー数分後ー

 

翔「んめーなコレ!」

 

絵奈「美味しいね〜♪」

 

ゼイルはどう

 

ゼイル(今まで食ってきたカルボナーラで1番美味いな。咲子はいいお嫁さんになる」

 

かnnnnnnnnn(バグった)

 

咲子「………はうあ〜///」プシュ〜

 

お…およmmmm(またバグった)

 

学「…コーヒー買ってくる」

 

育也「あはは…」

 

千早「………甘いな」

 

千代「……甘いわね」

 

ルマ「あーん♪」

 

祐樹「……ん」パクッ

 

…………。

 

咲子「ハッ!」

 

ゼイル「どうした、咲子?」

 

咲子「えっと…」チラッ

 

確かゼイルに…

 

『いいお嫁さんになる』

 

『いいお嫁さん』

 

『お嫁さん』

 

『お 嫁 さ ん』

 

咲子「…はうあ〜///」テレテレ

 

翔「…ゼイル」

 

ゼイル「なんだ?」

 

翔「…気付け」

 

ゼイル「何に?」

 

絵奈「…鈍感だね〜」

 

咲子「………///」プシュ〜

 

私はその後10分ほど顔を真っ赤に染めるのであった。




さとかに隊料理の腕前ランキング
1位 ルマ  妻 の 料 理
2位 咲子  ルマにコツを教えてもらってる
3位 ゼイル ずっと作ってる
4位 千代  早いx旨いx栄養そこそこ
5位 メイ  毎朝作ってる
……………………………………
最下位 絵奈 ダークマターができる。(何故か目玉焼きだけできる)

次回もよろしくお願いします。


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普 通 の お 泊 り 会 ! ③

お泊り会って、普通何するんですかね?
…俺友達とのお泊り会の経験無いんで。


side桜木咲子

 

私はしばらく顔を赤くしたあと、夕食を食べ、倉庫に戻った。

 

絵奈「こうかな〜?」

 

千早「ああ、そこをそうして…」

 

咲子「なにしてんの?」

 

絵奈「秘密だよ〜」

 

千早「秘密だ」

 

千代「………」カタカタ

 

咲子「ふーん」スタスタ

 

翔達は…

 

翔「よし、再生するぞ…」

 

学「……んぐ」

 

祐樹「ブハッ、ははははは!」

 

育也「はははっ!」

 

ゼイル「……よし」

 

面白動画で笑ってはいけないをやっていた。

 

メイ達は…

 

『ゴォォットォォォ…キャッチ!』

 

メイ「出ました、ゴットキャッチG3!」

 

ルマ「おお…」

 

…イナイレアニメの鑑賞をしていた。

 

咲子「私も見る!」

 

メイ「どうぞ」

 

そして私はしばらくイナイレの鑑賞をした。

 

ー2時間後ー

 

咲子「あ、もう8時ね」

 

翔「そっか。じゃあそろそろ…部 屋 割 り の 時 間 だ !」

 

私達は毎週倉庫の地下室を寝室代わりに使っている。部屋は5つあるため、1人ここで寝ることになる。

 

ゼイル「今回はどうやって決めるんだ?」

 

翔「そうだな…よし、今回はババ抜きで決めるぞ!先に上がったヤツが部屋を決めることにするぜ!」

 

絵奈「いいね〜!やろうやろう〜!」

 

ー数分後ー

 

無 言 バ バ 抜 き 、 ス タ ー ト !

 

咲子「………」スッ

 

メイ「………」スッ、パサッ

 

ゼイル「………」スッ、パサッ

 

翔「………」スッ

 

祐樹「………」スッ、ズーン

 

…祐樹がジョーカー持ってるわね。

 

ルマ「………」スッ、パサッ

 

学「………」スッ

 

育也「………」スッ、パサッ

 

千早「………」スッ

 

千代「………」スッ

 

私はあと…

 

咲子「………」スッ、パサッ

 

…さっきので1枚残っている。

 

メイ「………」スッ

 

ゼイル「……おっ、上がりだ」スッ、パサッ

 

ゼイルはちょうど今0枚になった。

 

翔「どっちの部屋にするんだ?」

 

ゼイル「…1番奥の部屋で」

 

翔「オーケー…」スッ、パサッ

 

ゼイル「じゃあな」スタスタ

 

ゼイルは地下室に荷物を置きに行った。

 

ー数分後ー

 

咲子「……おおっ、上がり!」スッ、パサッ

 

私が2位だった。

 

翔「どの部屋…聞かなくてもいいか」

 

咲子「ええ、行ってくるわね♪」スタスタ

 

翔「おう…」

 

私はゼイルと同じ部屋に向かった。

 

ー部屋ー

 

ガチャッ。

 

ゼイル「よう、2位は咲子か?」

 

咲子「そ。私もこの部屋にしたの」

 

ゼイル「……そっか」

 

咲子「…ねぇゼイル」

 

ゼイル「なんだ?」

 

咲子「その…」

 

緊張するわね…

 

咲子「好きな人とか…いたりするの…?」カァァァ

 

ゼイル「ッ……なんでその質問を?」

 

咲子「…質問を質問で返さないでくれる?」

 

ゼイル「どこの吉良吉影だよ…」

 

咲子「………」じー

 

ゼイル「…いるぞ」

 

え、いるの!?誰誰誰誰!?

 

咲子「誰なの!?」

 

ゼイル「…秘密だ(咲子だとは言えない…)」

 

咲子「ブーブー、ケチ」

 

ゼイル「…その内分かるだろ、多分」

 

咲子「…そう」

 

その後しばらく雑談するのであった。




ちなみに夕食、朝食の素材は各自で持ってきてます。

…………まさかの両想い。
ゼイルは鈍感なので気付いてませんが。

次回もよろしくお願いします。


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普 通 の お 泊 り 会 ! ④

茶番 茜にインタビュー

千代「貴女の名前は?」

茜「飛羽野茜です!」

千代「何処に通ってますか?」

茜「東花町中学校3年です!」

千代「趣味は?」

茜「お兄ちゃんに抱きついたり、お兄ちゃんとゲームしたり、お兄ちゃんと…」

千代「…ブラコンなのは分かりました」

それでは本編どうぞ。
…甘々注意です。


side桜木咲子

 

ゼイル「…そろそろシャワー行って来る」

 

咲子「ええ、行ってらっしゃい」

 

ゼイルは服とタオルを取り、部屋を去った。

 

咲子「……ゼイルが寝転がってた布団…」

 

………。

…モフッ。

すぅーはぁー。

 

咲子「…いい匂い」

 

別に匂いフェチではないけど、癒やされる匂いだ。

 

咲子「……ムフ〜♪」ゴロゴロ

 

まるでゼイルに抱きつかれてるような気分ね♪

 

咲子「ゼイル…」

 

私はいつゼイルのことが好きになったんだろう。

家に泊まった時?…その時気付いたけど、違う。

ゼイルの過去を知った時?…それも違う。

一目惚れ?…第1印象は普通だった。

いつだろう………。

…まあいいや。惚れた時は関係ない。

いつ告白しようかな?

クリスマス?雰囲気があるタイミング?

…………。

 

咲子「…今でしょ?」

 

今夜、告白しよう。

無理だったら、振り向いてもらえるように努力する…なんてフラグが立つ考えはしちゃダメね。

………。

 

ー数分後ー

 

咲子「………そろそろ戻ってくるわね」

 

ゼイルの布団を直して…と。

 

咲子「……「ガチャッ」…おかえり、ゼイル」

 

ゼイル「…おう、シャワー空いてるぞ」

 

咲子「そう?じゃあ行って来るわね」

 

私は移動やシャワーの合間で告白のセリフを考えるのであった。

 

ーシャワーシーンはカット!ー

 

緊張するわね…

 

ガチャッ

 

咲子「…ただい…ま…」

 

ゼイル「………あ、やべ」

 

ゼイルは私の布団でうつ伏せになっていた。

 

咲子「な…な…!?」

 

ゼイル「こ、これは、その…」

 

咲子「……私の布団の匂いを嗅いでた、と」

 

ゼイル「ご、誤解だ、転んじまっただけだ!」あたふた

 

咲子「……ホントに?」

 

ゼイル「ホントだ」

 

咲子「…分かったわ」

 

…作戦開始よ!

 

ゼイル「おう…(ふぅ、誤解されたら社会的に殺されるところだっt「えいっ!」)うおっ!?」ボスッ

 

私はゼイルを布団に押し込む。そして…

 

咲子「………///」ギュッ

 

ゼイル「お、おい、咲子!?」

 

思いっきり抱きついた。

むにゅっ。

…わざと胸を押し当てながら。

 

咲子「ねぇゼイル」

 

ゼイル「…なんだ」

 

咲子「……好きな人に抱きつかれたら、どんな気持ちになるの?」

 

ゼイル「(おいおいまさかバレたのか!?)…嬉しいんじゃないのか?」

 

咲子「ふーん…じゃあ、好きな人に抱きついたら、どう思う?」

 

ゼイル「…質問の意図が分からんぞ」

 

咲子「…分からないの?ホントに?」じー

 

ゼイル「俺が抱きついたら?でも抱きついてるのは咲子だろ…ってまさか!?(コイツ、俺のことが…ありえねー、そんなことは…!)」

 

咲子「やっと気付いた?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……好きなのよ、貴方のことが」

 

ゼイル「………」




結果はどうなのか!?

次回もよろしくお願いします。


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普 通 の お 泊 り 会 ! ⑤

甘々注意。
…これでよかったんだ。


side桜木咲子

 

咲子「…好きなのよ、貴方のことが」

 

ゼイル「………」

 

私は一旦ゼイルから離れる。

 

咲子「いつ好きになったのかは分からない。…でも、貴方と一緒にいて、私は次第に好きになった。…飛羽野ゼイル…君、私、桜木咲子と…付き合って下さい」

 

そして告白をした。

 

ゼイル「…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……俺は本当に鈍感だな、両想いだってのに」

 

咲子「…!!」

 

ゼイル「俺の過去を話した時、嘘だと言って信じてもらえないと思ってた。…だが、お前は信じ、慰めてくれた。おかげで目の腐りも取れたし、心も軽くなったんだ。…だから、ここではっきりと言う。

…俺、飛羽野ゼイルは、貴女、桜木咲子さんのことが…好きです。付き合って下さい」

 

両想い…だったのね…

…嬉しい!

 

咲子「…ゼイル」

 

ゼイル「…咲子」

 

私達は息を吸い、同じ言葉を同時に言う。

 

2人「よろしくお願いします」

 

…………。

 

咲子「…ふふっ」

 

ゼイル「…ははっ」

 

咲子「これで私達は恋人同士なのよね?」

 

ゼイル「ああ、そうだな」

 

咲子「…大好き!」ギュッ

 

ゼイル「おっと」ダキッ

 

私は抱きつき、ゼイルは私を抱きとめた。

 

咲子「ゼイル、今夜は一緒に寝よ?」

 

ゼイル「…もちろんだ」

 

私達は幸せな気持ちに包まれながら一緒に寝るのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガチャッ

 

翔「おーい咲子、ゼイル、ゲームしよ…マジか」

 

絵奈「そうしたの〜?……おお〜」

 

メイ「はわわわ…///」

 

学「…コーヒー飲んでくる」スタスタ

 

育也「幸せそうだね…」

 

千早「…ごちそうさまでした」

 

千代「………」パシャッ

 

全員「…ナイス!」

 

翔「明日の朝この写真であいつらに質問攻めをしようぜ」

 

絵奈「いいね〜」

 

スタスタ

 

咲子「………♪」スヤスヤ

 

ゼイル「………♪」スヤスヤ

 

2人がそれに気付くことはなかった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー次の日ー

 

チュンチュン…

 

ゼイル「ん………」ムクッ

 

咲子「…………」ギュッ

 

ゼイル「…起きてるのか?」

 

咲子「…うん、おはよう」

 

ゼイル「おはよう」

 

咲子「しばらくこうさせて?」

 

ゼイル「いいぞ」

 

ー数分後ー

 

咲子「…もういいわよ」

 

ゼイル「そうか。…朝飯食いにいくか?」

 

咲子「…そうしましょっか」

 

私達は荷物を整理し、移動した。

 

ー祐樹の家、ダイニングルームー

 

2人「…………」

 

今日の朝食は……赤飯だった。

 

翔「…昨日はお楽しみだったか?」

 

絵奈「くっつくの遅かったね〜♪」

 

咲子「な…な…!?」

 

ゼイル「…いつバレた!?」

 

学「バレバレだぞ」

 

育也「抱きあってたしね」

 

メイ「だから、今日は赤飯です!」

 

咲子「………はうあ〜///」プシュ〜

 

ゼイル「咲子!?」

 

私は昨日の告白と今起きた出来事に耐えられず、オーバーヒートするのであった。




咲子、リア充になる。(元々そうだったかも)

次回もよろしくお願いします。


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茜「ごちそうさまでした…ゲホッ」

祐樹とルマ→4ヶ月ほど
咲子とゼイル→2週間

天の声「この差はやばくない!?」

咲子「……まさに運命」

天の声「悟りに達してやがる…」


side桜木咲子

 

お泊り会が終わった後、私は一旦帰り、その後ゼイルの家に向かった。

 

ーゼイル宅ー

 

ピンポーン

 

咲子「………」

 

ガチャッ

 

茜「あ、咲子さん、こんにちはです。聞きたい事があるのでお入り下さい」

 

…もうバレたのかしら?

 

咲子「…失礼します」

 

スタスタ

 

ゼイル「……咲子」ズーン

 

ゼイルは精神的に疲れたような表情をしていた。

 

咲子「大丈夫?」

 

ゼイル「大丈夫…じゃねえ…帰って早々質問攻めにあった」

 

咲子「だからそんな顔してるのね…」クルッ

 

茜「………」じー

 

振り向くと茜が観察してるような目で私達を見ていた

 

咲子「…ど、どしたの茜?」

 

茜「咲子さん…あなたが先に告白したということはホントですか!?」キラキラ

 

咲子「そ、そうよ…?」

 

茜「……き」

 

咲子「き?」

 

茜「きゃあああああああああああああ↑↑↑↑↑!」

 

茜は突然叫ぶ。

 

咲子「ど、どうしたの!?」

 

茜「………咲子さん」ズンッ

 

茜は顔を近づけてくる。

 

咲子「な、なに?近いよ…?」

 

茜「…咲子お義姉さんって呼んでいいですか?」

 

咲子「…ふぇ!?」

 

お、お義姉さんって…早いよ///

 

咲子「///」

 

茜「あー、やっぱ今は答えなくていいです」

 

咲子「そ、そう…」

 

ゼイル「茜、それ以上聞くのはやめとけ…俺が恥ずか死ぬ…」

 

茜「…分かったよ、お兄ちゃん。咲子さん、お兄ちゃんをよろしくです♪」スタスタ

 

茜はそう言って部屋を去った。

 

咲子「…なんか茜の威圧が凄かった」

 

ゼイル「なんでだろうな?」

 

咲子「さぁ?……んっ」

 

チュッ

 

ゼイル「んむっ!?……ぷはっ…な、ななな何すんだいきなり!?」

 

咲子「何って?…ファーストキスよ///」

 

ゼイル「そ、それを何故今?」

 

咲子「……甘え足りないのよ」

 

ゼイル「ゑ?」

 

咲子「だーかーらー!目の前にゼイルがいるのに何もシてないから我慢できないの!」

 

ゼイル「”してない”の発音が違う気が…うおっ」ボスッ

 

ゼイルをソファーに押し倒す。

 

咲子「…ッ///…ん〜!」ギュゥゥゥ

 

そして顔を赤くしながら前から抱きしめる。

 

ゼイル「……はぁ」ナデナデ

 

そんな私の頭をゼイルが撫でる。

 

side飛羽野茜

 

モワモワ〜(甘々オーラ)

 

私はお兄ちゃん達をこっそり見ていたけど…

 

茜「…甘すぎる」

 

前咲子さんが来た時も甘かったけど、これはやばいよ!?付き合い始めたの昨日だよね!?(雰囲気の)加減がないにもほどがあるでしょ!?

 

茜「お兄ちゃんが付き合うのは妹として嬉しいけど…ゲホッ」

 

やばい、コーヒー飲まないと…

 

茜「あった…」

 

パカッ、ゴクッ

 

私は黄色と黒の(・・・・・)缶コーヒーを開け、一口飲m…

 

茜「…って、これマッ缶じゃん!?」

 

苦いものが飲みたかったのに〜!

 

チラッ

 

咲子「〜〜〜〜♪」ギュッ

 

ゼイル「…………♪」ナデナデ

 

…お2人さん、

 

茜「ごちそうさまでした…ゲホッ」

 

コーヒー買ってこよ…




※これは恋愛小説ではありますん。

咲子「…ありま”せ”んじゃないの?」

天の声「安心しろ、わざとだ」

咲子「ふーん…ゼイルとイチャイチャできればそれでいいわよ(圧倒的本音)」

天の声「オーケー」

次回もよろしくお願いします。


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公 開 処 刑 タ イ ム !

昨日の回の続きです。


side桜木咲子

 

ー自宅の前ー

 

ゼイル「……来てしまった」

 

咲子「…幸い今日父さんはいないから大じょ…ばないわね、母さんがいるし」

 

ゼイル「………押すぞ?」

 

ピンポーン!

 

…ガチャッ。

 

春菜「咲子、おかえり…あら?」

 

ゼイル「…どうも、飛羽野ゼイルです」

 

春菜「…そう、アンタが、ね〜…」じー

 

母さんはゼイルをじっと見つめる。

 

咲子「…母さん?」

 

春菜「なるほど、彼がアンタの彼氏さんね〜♪」

 

…何故分かった!?

 

咲子「な、な…なんで分かったの!?///」

 

ゼイル「……咲子、誘導尋問に引っかかってるぞ」

 

咲子「…ハッ!?」

 

春菜「………色々聞きたい事ができたわね。入りなさい」

 

咲子「ううう…///」

 

ゼイル「し、失礼します…」

 

ーリビングー

 

春菜「…で?経緯を教えてちょうだい」

 

咲子「…ホントに言わなきゃいけないの?」

 

春菜「そりゃ、娘が変な人と付き合ってないか確認しなきゃ…ね〜?」

 

咲子「うっ…」

 

ゼイル「…咲子、覚悟を決めろ」

 

咲子「ゑ?」

 

どんな覚悟?

…そう聞こうと思ったが、時はすでに遅かった。ゼイルはポーカーフェイスのように真顔になり…

 

ゼイル「俺は11月に千葉から転校してきました。その前は…壮絶な過去でした。きじお兄さんに助けられ、妹と一緒に飛羽野家に引き取られました」

 

経緯を話し始めた。

 

春菜「…なるほど、だから飛羽野なのね。…続けて」

 

ゼイル「それで、転校したその日の放課後、俺は咲子率いるさとかに隊に会いました。みんな良い人たちでした。…その夜、マッ缶…あ、マックスコーヒーです、をベンチに座って飲もうとしてました。その時に、咲子が先にベンチに座ってたので、隣に座る許可をもらってから座りました。咲子は俺の過去について聞いてきました。何故俺の目が腐っているのか、と。俺は驚きました、まさか会って1日も経ってない人に気付かれるとは、と。俺は全て話しました。…正直、嘘だと思われるだろうと思ってました。しかし、咲子は俺を信じてくれました………」

 

ゼイルの話は長かった。でも、事細かに説明していた。

 

ゼイル「…すると突然咲子が後ろから抱きついてきました」

 

咲子「ちょっ!?」

 

春菜「ふーん…」

 

…私なら絶対に言えないような内容まで真顔で。私がした大胆な行動を全て。

…公開処刑にあっている気分だ。

 

咲子「………///」カァァァ

 

ゼイル「咲子はしばらくこうさせて、と言ってきました」

 

やめて!もう咲子のHPはゼロよ!

 

春菜「あら〜大胆ね〜♪」

 

咲子「ううう〜///」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「…以上が付き合い始めた経緯です」

 

春菜「なるほどね…」

 

咲子「…はうあ〜///」プシュ〜

 

ゼイル「…大丈夫か、咲子」

 

咲子「うう…ゼイル〜」ギュッ

 

私は涙目でゼイルに抱きつく。

 

ゼイル「安心しろ、俺も超恥ずかしいから」ナデナデ

 

咲子「じゃあなんで話したのよ」

 

ゼイル「…話してと言われたからな、仕方ないだろ?」ナデナデ

 

春菜「あらあら、お似合いね〜」

 

私はしばらくゼイルに慰められるのであった。




付き合った経緯を親に話すって完全に公開処刑ですよね…
ま、俺は彼女いない歴=生まれた時からの期間…ですけどね。

次回もよろしくお願いします。


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お家デート?

ボカロの問題です。
この歌詞が入ってる曲は次の3つのうちどれでしょう?

大人になるほどDeDeDe

①空中分解
②テレキャスタービーボーイ
③エゴロック

…全部同じ作曲者ですね。
というか、これ知ってる人自体少ないと思います。


side桜木咲子

 

母さんに色々話した後、私とゼイルは私の部屋に入った。

 

ゼイル「…構造が俺の部屋に似ているな」

 

咲子「まあ、確かにそうね」

 

ゼイル「…真似したのか?」

 

咲子「いや、これは元々よ。ところで…いまから何する?」

 

ゼイル「…音楽聴くか?」

 

咲子「いいわね…」

 

ゼイル「”ネロイズム”と”アンヘル”、どっちを聴く?」(かいりきベア)

 

咲子「ネロイズム?確か出夢先輩の悪魔化した時の名前ね…ネロイズムでお願い」

 

ゼイル「了解」

 

そしてゼイルは曲を流し始めた。

 

『ああ 規制 罵声 余生 全部全部ぜんぶ うざいうざいな』

 

咲子「………いい曲ね」

 

ゼイル「…だろ?」

 

ー数分後ー

 

咲子「次は?」

 

ゼイル「そうだな…じゃあ、”表裏一体”と”空中分解”」(すりぃ)

 

咲子「…空中分解で」

 

『空に舞 舞 舞い散る腕は なりふり構わず踊りだす…』

 

ゼイル「影に隠 隠 隠れた足は 気を遣ってさってちりばめーてく…♪」

 

ゼイルも歌いだした。

 

咲子「……歌唱力高いわね」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「”イヱスマン”と”ハングリーニコル”」(煮ル果実)

 

咲子「イヱスマン」

 

『屍人、屍人! 君の隣で 屍人、屍人! 悪魔と踊る…』

 

ゼイル「…………」ガンガン

 

ゼイルは動画の人のポーズのマネをした。

 

咲子「…足逆よ」

 

ゼイル「そうか?…ホントだ」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「”ダンスロボットダンス”と”太陽系デスコ”」(ナユタン星人)

 

咲子「太陽系デスコ」

 

『あの一等星のさんざめく光で あなたとダンスを踊ろうか…』

 

ゼイル「…………」シュッシュッ

 

ゼイルはまたポーズのマネをした。

 

咲子「腕疲れるわよ、それ」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「腕痛え…」

 

咲子「ね、言ったでしょ?」

 

ゼイル「…そろそろ別のことしようぜ」

 

咲子「そうね…スマブラでもやる?」

 

ゼイル「おう。スティーブ持ってるか?」

 

咲子「ええ、課金キャラ含めて全員いるわよ」

 

ゼイル「よし、やろうぜ」

 

私達はしばらくスマブラで遊んだ。

……ゼイル普通に強いんだけど!?ワンチャンVIP入りしてるでしょ!?(してます)

 

ー数時間後ー

 

ゼイル「お、もう6時か。帰るぜ」

 

咲子「あら、もう?ここに泊まってもいいのよ?」

 

ゼイル「いや、茜が寂しくなるだろうしな」

 

咲子「…じゃあ、私があっちで泊まるのは?」

 

ゼイル「あ、それなら良いかもな」

 

咲子「許可取ってくr「別に良いわよ」…いつからいたの、母さん?」

 

春菜「さっき夕飯ができたから呼ぶ所だったのよ。ゼイル、アンタの分もあるわよ」

 

ゼイル「…じゃあ頂きますね」

 

そして私達は夕食を食べ、私はゼイルとゼイルの家に行くのであった。




次回もよろしくお願いします。


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一方、その頃…

前回の答え
②のテレキャスタービーボーイです。
いい曲なので聴いてみて下さい!

今回はなんと茜視点です。


side飛羽野茜

 

茜「ハァ…」

 

私はソファーで寝転がっている。

 

茜「お兄ちゃん…」

 

咲子さんと付き合うってことは、かまってくれる時間も減るってことだよね…

でも、それでお兄ちゃんが幸せになればそれでいい…のかな?

 

茜「…そうだ!」

 

絵奈さんとかメイさんとか呼んでミニお茶会でもしよう!

早速準備…

 

絵奈『すぐ行くよ〜』

 

メイ『お茶会ですか、いいですね!クッキー買っていきますね!』

 

2人とも承認してくれた。

 

茜「後はお茶の用意だね」

 

ー数分後ー

 

ピンポーン!

 

絵奈「来たよ、茜ちゃん〜♪」

 

メイ「1人ついてきてますけど、いいですか?」

 

茜「それって…?」

 

千代「……私よ」スッ

 

3人目は千代さんだった。

 

絵奈「ずっと何らかのゲームのプログラミングをしてたから休憩も兼ねて連れてきたんだ〜。ダメだったかな?」

 

茜「いや全然大丈夫ですよ!むしろ大歓迎です!ささ、入って下さい♪」

 

3人「失礼します」

 

ー数分後ー

 

茜「紅茶です、どうぞ」

 

絵奈「おお〜!」

 

メイ「いい香りですね」

 

千代「…いただきます」

 

ズズッ…

 

メイ「…で、茜さん、本題はなんですか?」

 

茜「あー、やっぱ分かっちゃいますか?」

 

メイ「そりゃ、呼び出されてるんですからね」

 

茜「本題は…そうですね…」

 

”ヒマだから”とは言えない…

 

茜「…みなさんはお兄ちゃんと咲子さんがくっついた事についてどう思いますか?」

 

絵奈「咲子とゼイルがくっついた事ね〜…」

 

メイ「甘々な雰囲気を出しすぎなければ大丈夫だと思いますよ?」

 

千代「…それはほぼ不可能なのよね」

 

絵奈「私は別にどうってことないかな〜?」

 

茜「そうですか…うーん…」

 

メイ「悩みでもあるんですか?」

 

茜「…………」

 

絵奈「茜ちゃん?」

 

茜「…お兄ちゃんと」

 

千代「お兄ちゃんと?」

 

茜「お兄ちゃんにくっつく時間が咲子さんに奪われてしまいます!どうすればいいですか!?」

 

何変なこと言ってるのかって?

…大真面目よ。

 

3人「…………」

 

茜「あの…どうすればいいですか!?」

 

絵奈「ブラコンね」

 

メイ「ブラコンですね」

 

千代「多分末期ね」

 

茜「私はブラコンではありません!お兄ちゃんが大好きなだけです!」

 

3人「それをブラコンいう(の)(んです)(んだよ〜)」

 

茜「そうなんですね…ま、ブラコンかは置いといて、「置いて行かないで!」どうすればいいと思います?」

 

メイ「それは…友達でも作ればいいんじゃないですか?それならゼイルさんではなく友達と過ごすほうが楽しいと思いますし」

 

引っ越す前は虐待はされていたものの、お兄ちゃんとは違っていじめられてはいなかった。

私は無キャ(陽キャでも陰キャでもない)いう種類の人間で、目立つこともなかった。

……そのため友達もいなかった。

 

茜「友達ですか…そうですね、やってみます!」

 

ちょうど結構雑談をしているクラスメイトがいるしね!

 

千代「…頑張って」

 

その後私達は紅茶やクッキーを楽しみながら雑談をした。




茜が雑談している相手の名前はすでにMULAストーリーの方で出てます。探してみて下さい。

次回もよろしくお願いします。


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見せつける

最近戦闘がない?
…この年末年始編の次は戦闘てんこもりなので大丈夫ですよ。


side桜木咲子

 

ピンポーン!

…ガチャッ

 

茜「あ、お兄ちゃんと咲子さん、おかえりです」

 

咲子「”おかえり”はまだ早いわよ?」

 

ゼイル「…ただいま」

 

私達は家の中に入っていった。

 

ーリビングー

 

メイ「あ、ゼイルさん、お邪魔してます」

 

絵奈「おかえり〜」

 

千代「…………」ズズッ

 

ゼイル「お前らいたのか」

 

咲子「茜に呼ばれたの?」

 

絵奈「そうだね〜」

 

メイ「咲子さんは何故…あ、分かりました(察し)」

 

咲子「…………」ギュッ

 

ゼイル「おっと」

 

私は無言でゼイルに抱きつく。

 

咲子「…ムフ〜♪」スリスリ

 

そして顔をスリスリする。

 

モワーン(甘々オーラ)

 

千代「…………」ゴクゴク

 

私を見て千代は無言でコーヒーを飲み始め…

 

絵奈「甘いね〜」

 

絵奈は温かい目で見守り…

 

メイ「見せびらかしますね…」

 

メイは少し呆れた顔をし…

 

茜「うう…羨ま…羨ましい!(けしからん!)」←言葉がそのまま

 

茜は本音と建前を逆にする。

 

ゼイル「…咲子、流石に今はやめようぜ」

 

咲子「むぅ…いいわよ」スッ

 

私はゼイルから離れた。

…ま、あとでやればいっか♪

 

メイ「咲子さんは泊まるんですか?」

 

咲子「もちろんよ」

 

絵奈「確定なんだね…」

 

茜「あ、メイさん達も泊まるんですか?」

 

千代「…私は泊まる」

 

絵奈「私は明日の朝から用事があるからだめかな〜」

 

メイ「今日は…ナオなら大丈夫ですよ」

 

ポワン!

 

ナオ「ども~」

 

茜「分かりました!布団とか用意しときます!」

 

タタッ…

 

ー数分後ー

 

メイ「あ、そろそろ俺は帰りますね」

 

絵奈「私も帰るね〜。じゃあね〜」

 

ガチャッ。

 

千代「…………」カタカタ…

 

ナオ「…なにする?」

 

咲子「そうね…」

 

…なにしよっか?

 

ゼイル「そろそろ晩飯だしな…料理してくる」

 

咲子「私も手伝う!」

 

ゼイル「おう、たのむ」

 

そして私とゼイルは夕食の準備にとりかかった。

 

千代「…ふぅ、これで一段落…2人は?」

 

ナオ「料理中よ」

 

千代「そう…」

 

ナオ「…そういえば私達あまり話したことがないわね」

 

千代「そうね。作者に頼めば増えるかしら?」

 

天の声「ん、呼んだk「フンッ!」ぐはっ」

 

ナオ「アンタはお呼びでない!」

 

天の声「ふぁい…」フッ…

 

その後2人は気が合い、雑談をするのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とある飲食店の出来事。

 

????「なぁ」

 

???「…なんだい?」

 

????「俺、最近就職したんだよ」

 

???「へぇ、何処に?」

 

????「………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……魔界だ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




次回もよろしくお願いします。


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そして12月になる

お泊りシーンはカットします、すみません。


side桜木咲子

 

ゼイルと付き合い始めてから数週間が経った。

その間にゼイルと買い物に行ったり、ゼイルと一緒に食べたり、ゼイルと…

あれ?ゼイルばっかりね。…ま、いいや。

そして、今は12月。めっちゃ寒い。正直言ってずっとゼイルに抱きついてないと凍え死ぬ。(死にません!)

 

咲子「寒い〜」ギュッ

 

ゼイル「…なあ咲子、ここ教室」

 

咲子「別にいいじゃ〜ん…」ギュー

 

「アイツらまたやってるぜ」

 

「…このリア充がッ!」

 

ゼイル「…助けてくれ、西j「スマン無理だ。コーヒー買ってくる」じゃあ貝d「私も買ってくる〜」…だれかー」

 

咲子「別にいいじゃん、減るもんじゃないし」

 

ゼイル「俺の理性がすり減る!あと俺の社会的HPが!」

 

社会的HPってなによ…

 

咲子「むぅ…分かったわよ」

 

ゼイル「ああ”…やっと開放された…」

 

ゼイルは何故か疲れたような表情をしている。

 

咲子「ゼイル、大丈夫?」

 

ゼイル「誰のせいだと思ってんだ…」

 

誰のせい?うーん…

 

咲子「……分からないわね、誰なの?」

 

ゼイル「(可愛いのはいいけど遠慮がないんだよな…)…もういいわ、席につこうぜ」

 

咲子「?うん…」

 

ー数分後ー

 

日花「あと2週間未満で2学期も終わりよ。くれぐれも体調を崩さないように。……授業を始めるわよ」

 

そして授業が始まった。

 

ー昼休みー

 

メイ「咲子さん…行きましょう」

 

咲子「ええ…また負かしてやるわ!」

 

私達はまたランク戦をすることにした。理由は…メイが挑んできたからね、うん。

 

ー戦闘場ー

 

咲子「ふぅ、久々に本気出しますか…!」

 

私は戦闘服(桜パーカーに青い運動用短パン)に着替え、入場した。

その次の瞬間。

 

ワァァァァァァァ!

 

「3代目だ!」

 

「頑張れよー!」

 

そして反対側から…

 

ワァァァァァァァ!

 

「斬士の登場だー!」

 

「負けるなー!」

 

メイが戦闘服(斬パーカーに赤い運動用短パン)を着て入場してきた。

 

メイ「…すごい歓声ですね」

 

咲子「なおさら負けることができないわね…!」

 

『ランク戦……スタートォ!』

 

メイ「小手調べと行きますか……狐月十字斬改!」ズバァッ!

 

メイは十字形の飛斬撃を繰り出す。

 

咲子「止めてやるわ!…真マジン・ザ・ハンド!」パシィン!

 

それを私がエネルギーで作ったマジンで止める。

 

咲子「絶…炎天桜舞!」BLOOM!

 

メイ「絶ですか…ならこちらも絶で行きましょう!絶ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

互いの技がぶつかり合う。

 

咲子「追撃!怒りの鉄槌V2!」ゴォォ…

 

メイ「…分身!」ポワン!

 

ナオ「冥冥斬り改!」ズバッ!

ヤエ「岩なだれ改!」ドゴドゴッ!

 

追撃をするが、ナオとヤエに止められてしまった。

 

咲子「ふふっ、やるわね……」

 

ヤエ「アンタこそやるね…」

 

ナオ「でも、こっちは3対1…」

 

メイ「連携で勝ってみせます!」




咲子、チョロイン説(今更)

次回もよろしくお願いします。


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3代目 vs 斬士 ①

予約投稿の設定時刻を間違えてしまいました、すみません…


side桜木咲子

 

♪かいりきベア-ネロイズム

 

4月戦った時は1対1だったから勝てたけど…

 

咲子「今回はしんどいわね…」

 

…ま、負けるつもりはないけどね!

 

咲子「絶…フレイムダンス!」グルグル…!

 

ヤエ「技の溜めね…させないよ!曇天椿舞改!」BLOOM!

 

まずい、邪魔された!…なら!

 

咲子「絶イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

咄嗟に曇天椿舞を受け流す。

 

ヤエ「あちゃー、受け流されたか」ニヤリ

 

ヤエは何故か口角を上げる。

 

咲子「…後ろ!?」クルッ

 

メイ「もう遅いです!冥冥斬り改!」ズバッ!

 

咲子「…ガハッ!」

 

ぐっ…思いっきり斬りつけられたわね…

 

咲子「痛いわね…!」

 

ナオ「追撃よ!ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

もう一撃食らったらやられる…!

 

咲子「今度は止める!ムゲン・ザ・ハンド…GO!」ガシガシガシガシ…ガシッ!

 

516本の手で火の球を止める。

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

今ので結構エネルギーを消費したわね…

 

メイ「…そろそろトドメと行きましょうか」

 

ヤエ「了解!…とりゃぁ!」ドゴッ!

 

咲子「ガッ!?」

 

空中に向かって蹴り上げられた。…この技は空前絶後!?

 

ヤエ「空前…!」

 

真上にナオが待機している。

 

咲子「食らって…たまるか!」

 

考えろ、どうしたらかわせるか……

…!!

ゼイルが今特訓してる技…私にもできるかしら?

 

咲子「やるしかない!…ハァァァァァァァッ!」

 

ナオ「!?」

 

私はエネルギーを纏い…

 

咲子「…ハァッ!」

 

…回転させて大量の熱風を起こす。

 

ナオ「この技は!?…うわっ!?」ビュゥゥゥン!

 

メイ「新技ですか…この土壇場で!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「おう、今の技すげーな!」

 

ゼイル「………(大嵐をもとにしたのか?)」

 

絵奈「迫力満点だね〜!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…あら?傷も治ってるわね」

 

エネルギーを纏ったからかしら?

 

咲子「それとこの技…」

 

…空前絶後を邪魔、つまり分解する技…名付けて空中分解!

 

咲子は空中分解を覚えた!

 

ヤエ「中々良い技じゃないか…」

 

ナオ「油断してたわ…」

 

咲子「これで空前絶後は封じたわね!」

 

メイ「ですね…でも、技はたくさんあります!…絶晴天飛梅!」BLOOM!

 

ナオ「真炎天桜舞!」BLOOM!

 

ヤエ「曇天椿舞改!」BLOOM!

 

3人同時攻撃ね…

 

咲子「絶…イジゲン・ザ・ハンド!!」ギュルルルル……

 

私はドーム状の結界で受け流そうとする。

 

ピキッ

 

咲子「ヒビが…!?」

 

3人「…ハァッ!」

 

パリィン!

 

咲子「…まずい!」

 

ドゴォォ!




咲子はどうなったのか!?

次回もよろしくお願いします。


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3代目 vs 斬士 ②

空中分解はボカロの曲です。
……技との意味合いは異なるんですけどね。


side桜木咲子

 

…………。

 

辺りに煙が立つ。

 

メイ「命中しましたよね?」

 

ナオ「そのはずよ」

 

ヤエ「やったか…?」←圧倒的フラグ

 

咲子(やってないのよね、それが)

 

私は絶イジゲン・ザ・ハンドが破られたと同時に空中じゃないけど空中分解を発動した。だからこんなに煙が立ってる。…技もほぼ食らってない。

 

咲子(さて、どうやって奇襲するか…そうだ!)

 

グルグル…

 

私はすぐにフレイムダンスを始める。

 

咲子(溜めた炎を衝撃波に…ハァッ!)

 

ドシュゥゥッ!

 

咲子「フレイム…ウェイブ!」

 

炎の衝撃が辺りに広がる。

 

メイ「…衝撃波!?」

 

ナオ「また新技!?」

 

ヤエ「奇襲か…」

 

煙は晴れていく。

 

咲子「…ふぅ」

 

メイ「ダメージが、入ってない!?」

 

ナオ「いつ防御したの!?」

 

咲子「さあ、いつでしょうね?…今度はこっちの番よ!」ダッ!

 

ヤエ「来たか…岩なだれ改!」ドゴドゴッ!

 

咲子「フレイムウェイブ!」ドシュゥッ!

 

岩を火で砕き、ヤエの前で飛び上がる。

 

咲子「怒りの鉄槌…V2!」ドゴォ!

 

ヤエ「…グハッ!」

 

鉄槌はヤエの頭に直撃。

 

咲子「追撃!ブレイズスクリュー…蹴りバージョン!」

 

さらに竜巻○風脚のような連続蹴りをおみまいする。

 

ヤエ「ガフッ…ギャッ!」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

咲子「…ふぅ。目が回るわね、これ」

 

ヤエ「ぐっ…後少しで吐く所だった…」

 

咲子「あら、ゴメン☆」

 

ナオ「謝る気ないわね…冥冥斬り改!」ズバッ!

 

咲子「………!」サッ

 

私はエネルギーを両手に纏う。そして…

 

咲子「真剣白刃取り…!(技ではない)」ガシッ!

 

…ナオの刀を両手で止めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「おお、やりやがった!」

 

絵奈「アレはタイミングが重要だよね〜」

 

ゼイル「………頑張れ、咲子!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ナオ「ファ!?」

 

咲子「できた…!」

 

ナオ「は、離しなさい!」

 

咲子「…ホントに?」

 

ナオ「じゃないと攻撃ができないでしょ!?」

 

咲子「分かったわ…離すわよ…」

 

ナオ「早くしなs「アンタごとね!」…ゑ」

 

咲子「うおおおおおおりゃあああああああっ!」←女子が言うような言葉じゃないだろ!

 

ナオ「うわぁぁぁっ!?」

 

思いっきり投げ飛ばされたナオは飛んでいき…

 

ズドッ!

 

メイ「OH MY GOD…」

 

場外の壁に激突した。

…あとメイ、英語で驚くのはおかしいわよ。

 

『…1人場外、よって勝者、桜木咲子!』

 

※分身した場合、1人場外になったらアウトである。

 

咲子「…よし!」

 

勝った!




期末テストの勉強がしんどい…でもがんばります!

次回もよろしくお願いします。


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一杯食わされた

あと3話で100話になりますね。
100記念の絵、どうしようかな…


side桜木咲子

 

メイとの対戦を終えてから数分後、私達は新聞部…というか知り合いにインタビューされていた。

 

ロジカ「あの新技…空中分解はどうやって思いついたのでしょうか?」

 

咲子「…エネルギーを纏えばどうにかなるかも、と思ったので、そこで思いつきました」

 

なんか、ロジカと敬語で話すのってシュールね。

 

ロジカ「…以上です、質問に答えてくれてありがとうございます」スタスタ

 

咲子「……ご苦労さん」

 

メイ「咲子さん」

 

咲子「ん、どうしたの?」

 

メイ「放課後、絶対に一杯食わせてやります!」

 

咲子「へぇ…いいわよ」

 

しっかり休まないとね…!

…と、思っていたが、昼休みの後はまた授業のため、休むヒマはないのであった。

 

ー放課後ー

 

ゼイル「…で、何処行くんだ?」

 

メイ「ついてきてください」

 

咲子「…メイ、一杯食わせてやるとか言ってなかった?」

 

メイ「言ってましたね。まさにそれをしようとしてるんですが?」

 

咲子「………?」

 

ー数分後ー

 

私達はとある建物の前に来た。

『イーティングニコル』

…飲食店だ。しかもとあるボカロの曲に似た名前の。

 

メイ「入りましょう」スタスタ

 

ゼイル「なあ咲子、これって…」

 

咲子「何する気かしら?」

 

疑問に思いながらも、私達は店の中に入っていった。

 

???「あ、いらっしゃいませ。3名様ですか?」

 

メイ「はい」

 

???「こちらの席にどうぞ」

 

咲子「……メイ、まさか一杯食わせるのはおごるってこと?」

 

メイ「ずっとそのことを言ってましたけど?」

 

ゼイル「意味間違ってないか?」

 

メイ「…あー、いや、私が放課後また戦いを申し込むワケないじゃないですか」

 

言われてみれば…

 

咲子「確かにそうね」

 

ゼイル「…オーダーするか」

 

その後オーダーし、雑談しながらおやつ?を食べた。めっちゃ美味しかった。

 

ー多分大体1時間後ー←長い!

 

咲子「メイ、ありがと」

 

メイ「お礼はいらないですよ、また稼げばいいですし」

 

ゼイル「え、バイトやってるのか?」

 

メイ「梅ジュースの製造、販売です」

 

咲子「あ、なるほど」

 

だからしばしば梅ジュースの差し入れがあるのね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「桜のヤツがオレの親友と付き合い始めた」

 

?「へぇ、桜ってどんなやつなんだ?」

 

一郎「明るい性格で優しいらしいぜ」

 

??「強さは分かる?」

 

一郎「パワーは120万超えてるらしい」

 

???「なるほど、じゃあ私達の中で2番目ですね」

 

?「だな。能力は?」

 

一郎「秘密だってよ」

 

??「そりゃそうね。…あ、一郎」

 

一郎「なんだ?」

 

??「冬休みになったら、福岡に凸しない?」

 

一郎「おお、いい考えだな!」

 

???「福岡といえば明太子ですよね?」

 

?「玄界灘!」

 

一郎「それは海だろ」

 

?「あ、そうだった」

 

??「反対意見はないようだし、採用ね!」

 

一郎「おう」




メイの祖父母は、梅ジュース屋を営んでおり、メイはそこで手伝っています。

ロジカがまさかの新聞部…意外、なのか?

天界魔界編の伏線は、これくらいですかね…?

次回もよろしくお願いします。


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見っけ!

99話…!
明日100話です!記念の絵もでます!お楽しみに!


side桜木咲子

 

私は今日、ゼイルの家にお邪魔していた。てか今日泊まることになっている。

 

咲子「…………♪」ゴロゴロ

 

ゼイル「で、なんで俺のベットでゴロゴロしてんだ?」

 

咲子「いい匂いがするから♪」

 

ゼイル「へぇ…」

 

咲子「むぅ、なにその反応?」

 

ゼイル「あまり興味が無いからな」

 

咲子「ふーん…あ、そうだ!」

 

いい事思いついたわ!

 

ゼイル「どした?」

 

咲子「ゼイル…エロ本隠したりしてないよね?」

 

ゼイル「………何いってんだ、咲子?」

 

ほほう、今間があったわね。

 

咲子「ベットのクッションの裏!…ないわね」

 

ゼイル「そんなもん持ってねぇよ…」

 

咲子「次…ベットの下!」サッ

 

ここもないわね…

 

ー数分後ー

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

ゼイル「いくら探しても見つかるワケないだろ、そもそも持ってないし」

 

咲子「…………」

 

確かに何処にも無かったわね。でも、私の勘(的中率93%)がここにあると言ってるのよ!

 

咲子「…!」

 

ゼイルの能力は影…なら!

 

咲子「真解除火桜!」BLOOM!

 

ゼイル「………あ」

 

解除すれば出てくる!

 

花びらは部屋中隅々まで行き渡る。そして…

 

ポワン!

 

咲子「出た!うおおおおお!」ダッ

 

ゼイル「お、おい」

 

咲子「見っけ!」サッ

 

ゼイルの机の下から一冊の本を抜き出した。

 

ゼイル「や、やべ…」

 

咲子「どれどれ…」

 

『万乳引力』

 

ゼイル「じゃ、じゃあn「ここにいなさい」…い、いや「いなさい!」…は、はいっ!」

 

咲子「…………」ペラッ

 

無言でページをめくる。

 

……………。

 

この中の女性全員巨乳のお姉さんね。

 

さらにページをめくる。

 

咲子「………///」カァァァ

 

ま、まさかこんな…///

 

咲子「///」プシュ〜

 

ゼイル「さ、咲子…?」

 

…ハッ!?いけない、今から説教する所だったのに!

 

咲子「ゼイル、なんでこんな本持ってたの?彼女である私がいるのに?」

 

ゼイル「い、いや、だってよ、車の免許持ってるのにマリカーする人いるだろ…?」

 

咲子「……ふーん」

 

そんな言い訳するんだ。

 

咲子「ふーん」じー

 

私は顔をゼイルに近づける。

 

ゼイル「さ、咲子、近いぞ…?」

 

咲子「…ねぇゼイル」

 

ゼイル「な、なんだ?」

 

咲子「ゼイルって、その…大きいほうが好みなのかしら?」

 

ゼイル「そ、そんなことはないぞ」

 

咲子「…ふーん」

 

なるほどなるほど。

 

咲子「なら…」じー

 

私は顔をさらに近づける。そして…

 

咲子「…んっ///」チュッ

 

ゼイル「んむっ!?」

 

抱きついてキスをした。

 

咲子「ぷはっ…ゼイル…///」

 

ゼイル「怒って…ないのか…?」

 

咲子「怒ってるわよ…でもね…私思ったのよ…」

 

ゼイル「なにをだ…?」

 

咲子「それなら、エロ本無くてもいいようにすればいいのよ…」

 

ゼイル「お、おい、それってつまり…」

 

咲子「ウフフ♪今夜は寝かせないわよ♪」

 

ゼイル「マジカよ…」

 

その後私達はお楽しみをした。

何をシたのかは想像に任せる。




99話でこんな内容…別にいいよね?

次回もよろしくお願いします。


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2学期終了!(そして100話突破!)

咲子「第100話!ドンドンパフパフ〜!

記念の絵はこちら!↓

【挿絵表示】

※下手ですみません。

これからもよろしくお願いします!」

天の声「よし、オーケーだ」

咲子「ふぅ、これからも頑張るわよ!」

天の声「おう!」

それではどうぞ!


side桜木咲子

 

咲子「………♪」

 

ゼイル「どうした、そんな可愛い笑顔して」

 

咲子「今日はなんの日?」

 

ゼイル「12月22日だが?「じー」…スマンスマン、2学期最後の日だ」

 

咲子「つまり?」

 

ゼイル「明日から冬休みだな」

 

咲子「そう!その通り!」

 

ゼイル「やけにハイテンションだな」

 

魅惑ハイテンション、カニバリズム踊れば〜って、それはテレキャスタービーボーイ!

 

咲子「だって、性なる夜もあるし大晦日もあるしその後は札幌旅行よ!?」

 

ゼイル「”聖なる夜”の間違えじゃないか?」

 

咲子「いや、でも私達はすでにセッ「それ以上は言うな、規制される」…そうだった、ゴメン。…でも、楽しみなのも仕方ないんじゃない!?」

 

ゼイル「そうだな…」

 

ー数十分後ー

 

日花「明日から冬休み。だからといって特訓と勉強を怠っていいというわけではないわよ。しないとよいお年を迎えることができないわよ(大嘘)」

 

特訓と勉強…まあしっかりやってるから問題ないわね。

 

日花「話は以上よ、終業式あるから整列しなさい」

 

ガタガタ…

 

ーキング・クリムゾン!ー←やってみたかった

 

…そして放課後になった。

 

ゼイル「終わったぜ…」

 

咲子「帰ろ帰ろう〜♪」

 

絵奈「帰る帰る〜♪」

 

翔「さらっと絵奈もノッてやがる…」

 

メイ「明日は確か、春樹さんときじおさんを空港で迎えるんでしたよね?」

 

咲子「私とゼイルが付き合ってることは…きじおさんは知ってるんでしょ?」

 

ゼイル「ああ、驚くよりは納得した様子だった。”こんなに早いのは予想外だった”とか言ってたな」

 

咲子「兄さんには言ってないから、ね…」

 

ゼイル「俺がボコされるのか、泣きながら喜ぶのか、適当に流されるか…」

 

咲子「この前父さんに言った時、襲いかかろうとした所を母さんが笑顔と無言の圧力で父さんを黙らせたのは凄かったわね……兄さんのことだし力を試しそうね」

 

ゼイル「どれぐらい強いんだ?」

 

咲子「確かパワーは大体1000万で、悪魔化ができるわね」

 

ゼイル「悪魔化なしでも10倍差があるじゃねーか…」

 

翔「まあでも流石に本気を出すこと無いと思うぞ?」

 

絵奈「気持ちを確かめるために勝負してきそうだよね〜」

 

ゼイル「そうか…ま、頑張るか」

 

咲子「本当にそうなったら応援してるわよ♪」

 

ゼイル「フラグ立てるな」ワシャワシャ

 

咲子「テヘッ☆」ペロッ

 

私はテヘペロを披露。

 

ゼイル「…………」スッ

 

するとゼイルは何故かスマホを出し、こっちに向け…

 

カシャッ

 

無言で写真を撮った。

 

咲子「…ゼイル?」

 

ゼイル「…ハッ!可愛すぎて無意識に写真撮ってた!」

 

咲子「そ、そう…?」

 

ゼイル「おう」

 

咲子「そうか…///」

 

2人以外(………甘い!)

 

その様子を見ていたみんなは心の中で同じ言葉を発するのであった。




100話も甘々だぜ〜、フェェェェェイ!

次回もよろしくお願いします!


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1年冬休み
兄の反応


さて、どうなることやら…


side桜木咲子

 

次の日、私達は兄さんときじおさんを迎えに福岡空港国内線ターミナルにいた。

私と両親、ゼイルと茜がいる。

 

蓮也「なんで俺まで…」

 

春菜「夏休みは迎えなかったでしょ?」

 

蓮也「そうだが…」

 

咲子「あはは…」

 

茜「お兄ちゃん、まだかなまだかな〜?」

 

ゼイル「あと10分ぐらいある、落ち着け」

 

咲子「…ねえゼイル、どんな反応すると思う?」

 

ゼイル「昨日言った内容だ」

 

咲子「ま、そのうち分かるか」

 

ー10分後ー

 

ウィィィン

 

きじお「やあ。ゼイル、茜、元気だったかい?」

 

春樹「ん?なんで親父までいるんだ?」

 

蓮也「それは春菜が「あ”あ”ん?」…何でもございません」

 

ゼイル「1ヶ月ぶりだな、兄さん」

 

きじお「ここでの生活は慣れたかい?」

 

茜「うん、だいぶ慣れたよ!」

 

きじお「それは良かった。…ま、ゼイルはそれ以上いってるよね?」

 

ゼイル「お、おう…まあな」

 

咲子「………」

 

春樹「どうしたんだ咲子、そんな黙って」

 

言うのは恥ずかしい…だから…こうする!

 

咲子「んっ!」ダキッ

 

ゼイル「おっと」ギュッ

 

私はゼイルに思いっきり抱きついた。

 

蓮也「…ほう」

 

春菜「あらあら〜」

 

茜「いきなり!?」

 

きじお「…どうやら本当みたいだね」

 

春樹「……What?」

 

兄さんの反応はイマイチだった。なら…!

 

咲子「ムフ〜♪」スリスリ

 

ゼイル「お、おい、咲子…?」

 

春樹「…ああなるほど理解した」

 

咲子「答えをどうぞ」

 

春樹「…彼氏、できたんだな?」

 

咲子「うん、大正解♪」

 

ゼイル「ど、どうも…」

 

春樹「なるほどな…」じー

 

兄さんはゼイルを観察する。

 

ゼイル「ど、どうしたんですか?」

 

春樹「…なあきじお」

 

きじお「なんだい?」

 

春樹「コイツらが結婚したら、俺らは兄弟になるんだよな?」

 

きじお「そうなるね」

 

な、ななな…

 

咲子「いきなり何言ってんの兄さん!?」

 

け、結婚だなんて///

まだ付き合い始めて1ヶ月ぐらいよ!?

 

ゼイル「あはは…」

 

咲子「ゼ、ゼイル、苦笑いしないでどうにかしてよ!?」

 

ゼイル「いやいや、俺にどうしろと?」

 

咲子「もう…兄さん!」

 

春樹「スマンスマン、ちょっとボケてみたかったんだ。…ゼイル」

 

ゼイル「…はい」

 

春樹「…咲子を任せる」

 

ゼイル「…ありがとうございます」

 

ゼイルは深いお辞儀をした。

 

春樹「…顔を上げてくれ、俺はこういう真面目な雰囲気が苦手なんだ」

 

ゼイル「あ、はい」

 

その後、私達は一旦帰り、一緒に昼食を食べた。

 

茜「……(真面目な雰囲気?どこが?)」

 

雰囲気はそれほど真面目ではなかったのである。




豆知識
桜木春樹は人間観察が得意。

次回もよろしくお願いします。


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さとかに隊のクリスマス会①

期末テスト終わった…
点数はそこそこだと思います。


side桜木咲子

 

咲子「かんぱーい!」

 

全員「かんぱーい!」

 

ゴクゴク…(酒は飲んでない)

 

今日は12月25日、つまりクリスマスだ。私達は今さとかに隊基地でクリスマス会をしている。

メンバーはいつものメンツに加えてロジカや茜、出夢先輩と花先輩、未例さんも誘っている。

 

咲子「ところで未例さん、日和さんはどうしたんですか?」

 

未例「ああ、家でゴロゴロしてるぜ」

 

咲子「はぁ…」

 

花「メイちゃん、誘ってくれてありがとね♪」

 

メイ「お礼はいらないですよ、花さん。楽しむのはみんなでいた方がいいですし」

 

出夢「それもそうだね、ははっ」

 

ロジカ「…………」じー

 

咲子「…どしたの?」

 

ロジカ「…ありがと」

 

…誘った事のお礼かしら?

 

咲子「どういたしまして」

 

ロジカ「………ん」ゴクゴク

 

茜「お兄ちゃん、そろそろやれば?」

 

ゼイル「いやいや、ここはな…」

 

茜「いつも似たようなことやってるじゃん!」

 

ゼイル「あれは咲子が「いいからやる!」わぁったよ…咲子」

 

咲子「ん、呼んだ?」

 

ゼイル「ああ。…渡したいものがある」スッ

 

ゼイルは赤くラッピングされた箱を渡してきた。

……クリスマスプレゼント!?

 

咲子「開けていいかな?」

 

ゼイル「どうぞ」

 

なにかななにかな〜?

ラッピングをきれいに開け、中の箱を取り出し、その箱を開けると…

 

咲子「わあ…!」

 

赤と銀のチェック模様のスカーフが入っていた。

すぐに首に巻いてみる。

 

咲子「似合う…かな…?」

 

ゼイル「おう、似合ってるぞ。頑張って編んだ甲斐があったぜ」

 

………え!?

 

咲子「編んでくれたの!?凄い…嬉しい!」ギュッ

 

ゼイル「喜んでもらえて何よりだ」ナデナデ

 

茜「……ゲフンゲフン」

 

翔「…コーヒー飲みたいやついるかー?」

 

絵奈「あ、私飲む〜」

 

ルマ「ねぇ祐樹、抱きしめていい?」

 

祐樹「おう、別にいい「わーい!」…うおっ」ドサッ

 

出夢「…僕達はカレカノらしくないのかな…?」

 

花「安心して、あっちが甘々なだけよ…」

 

ロジカ「………(羨ましい…)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方その頃…

 

カタカタカタッ。

 

千早「仕上げはできたか?」

 

千代「…いつでもオーケー」

 

千早「よし、1階で発表するぞ」

 

千代「…ええ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…あら、七隈兄妹は?」

 

ゼイル「あっちでなにかの準備をしてるぞ」

 

千早「プロジェクターの準備、完了!」

 

千代「…発表、スタート!」




ゼイル、編み物もできるハイスペック人間。

次回もよろしくお願いします。


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さとかに隊のクリスマス会②

MULAストーリーとの関連性が判明。


side桜木咲子

 

千早「ちょうどとあるゲームが完成したから、今から説明のプレゼンテーションを行おうと思う」

 

全員「おお〜」パチパチ

 

千代「まずは質問。『Mulaのものおきば』って知ってる?うごメモの職人で、マリオを主人公にした二次創作を投稿してるの」

 

千早「そのMulaさんの作品の時系列をとある人が続きを書いたのが三次創作の『MULAストーリ』だ」

 

千代「そのMulaストーリーをもとに、私達は2人で数ヶ月前からプログラミングしてたの」

 

咲子「つまり四次創作ってことね」

 

千早「その通りだ。そしてそのゲーム…名前は『MULAの物語』…がつい先日2部まで完成したんだ」

 

ゼイル「内容があってるか俺に質問することがあったな」

 

千代「このゲームのジャンルは弾幕系RPGで、デルタルーンのようなバトル形式を再現しているわ」

 

そして千代は実際にプレイ動画を見せてきた。

……画風に見覚えがあるわね。

 

絵奈「あ、私が書いたピクセルアートはそのためか〜!」

 

思った通りね。

 

アルカ『…時間停止!』

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

学「内容は知らんがクオリティーが高いな」

 

育也「確かにそうだね」

 

メイ「面白そうですね」

 

そしてその後も発表が続いた。

 

千早「以上、発表を終わります」

 

千代「見てくれてありがとうございます」

 

咲子「…さっそくやってみたいわね」

 

千早「パソコン持ってるか?」

 

咲子「あ、持ってない」

 

千代「後でデータをメールで送るわね」

 

咲子「うん、ありがと」

 

ー数時間後ー

 

翔「お、そろそろ7時だ」

 

祐樹「家から例のブツ持ってくるぜ!」タタッ

 

例のブツってアンタ…

 

ゼイル「例のブツってなんだ?」

 

咲子「そのうち分かるわよ」

 

茜「お兄ちゃん、今日の事を考えれば簡単に答えが見つかるよ!」

 

ゼイル「そうか?うーん…」

 

絵奈「今年は何味かな〜?」

 

翔「人も去年の4倍ぐらいだしな、大きさはどうなんだろうな?」

 

ロジカ(今日はクリスマス、なら例のブツはアレしかありえない…)

 

ルマ「アレ、頑張って選んだんだよね〜」

 

メイ「楽しみですね!」

 

ー数分後ー

 

祐樹「持ってきたぞー!」

 

ドスン!

 

全員「おお〜!」

 

祐樹は大きなクリスマスケーキをテーブルに置く。

 

咲子「今年はフルーツケーキみたいね」

 

ルマ「その通りだよ。カット係、お願いね!」

 

メイ「了解です!」シャキン

 

メイは長いナイフを振りかぶり…

 

メイ「斬ッ!」

 

スパスパッ!

 

キレイに16等分した。

 

出夢「よくあのスピードで切れたね…」

 

咲子「さあ、食べていく〜!」

 

その後、私達は楽しくケーキを食べた。




次回もよろしくお願いします。


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帰宅後

よくわからない展開に…


side桜木咲子

 

ケーキを食べた後、私達は解散し、それぞれ帰路についた。

 

茜「咲子さん、楽しかったですね!」

 

咲子「そうね。帰ったら速攻パソコンでMULAの物語を入れるわ!」

 

ゼイル「……咲子」

 

咲子「なに?」

 

ゼイル「その…今夜俺の家で泊まるか…?」

 

………え、

えええええええええ!?

 

咲子「ゼイルが誘ってきた!?」

 

ゼイル「驚く所そこかよ!?」

 

茜(はぁ、またコーヒー買わないと…)

 

咲子「えっと…もちろんオーケーよ!仮に父さんが止めてきても母さんと兄さんがどうにかするし」

 

ゼイル「お、おう…(蓮也さん、強く生きて下さい)」

 

そして、ちょうど私の家の前まで来ていた。

 

咲子「早速準備してくるわね!」タタッ

 

ゼイル「ん、待っとくわ」

 

ガチャッ

 

咲子「ただイモ〜」

 

春樹「オカカえり〜」

 

蓮也「……?」

 

春菜「………咲子」

 

咲子「どしたの、母さん?」

 

春菜「オーケーよ♪」

 

咲子「(もうバレた!?)う、うん、ありがと。準備してくる!」タタッ

 

春菜「すごい勢いね、ウフフ♪」

 

蓮也「…なあ春菜、何がオーケーなんだ?」

 

春樹「親父、それは『女の秘密』ってヤツだぜ」

 

蓮也「そ、そうか…」

 

ー数分後ー

 

服とパソコンを準備した。他にいる物は…無いわね。

 

咲子「行ってきま〜す♪」

 

春菜「行ってらっしゃ〜い♪」

 

ガチャッ

 

咲子「お待たせ〜」

 

ゼイル「おう、待ったぜ」

 

茜「レッツゴー!」

 

スタスタ…

 

ーゼイルの家ー

 

ガチャッ

 

ゼイル「ただいまー」

 

咲子「お邪魔しまーす」

 

きじお「おかえり、”3”人とも」

 

………ん?

 

咲子「3人?」

 

きじお「付き合ってるんだから、ここが第2の自宅みたいなものでしょ?」

 

咲子「なるほど……」

 

ゼイル「…とりあえず部屋に行こうぜ」

 

咲子「うん!」

 

スタスタ…ガチャッ。

 

目標:ゼイルのベット

 

咲子「ジャ〜ンプッ!」

 

ボスッ

 

ゼイル「…何してんだ?」

 

咲子「ムフ〜、いい匂い〜」

 

ゼイル「……まあいいや」ガチャッ

 

ゼイルは部屋を去った。

 

咲子「……よし」

 

半月前、エロ本見つけたのよね。

…あの後搾り取ってヤッたわ。(ナニをとは言わない)

 

咲子「エロ本探しパート2、スタート!」

 

速攻で真解除火桜を発動。

 

咲子「……ないわね」

 

能力で隠してはいないようね。

 

咲子「慎重に探して行きますかー!」

 

その後数分間探したが、見つかることはなかった。

 

咲子「ないようね…『ピロン』…ん?」

 

ゼイルのスマホからのようね。メールかしら?

 

咲子「パスワードを入れて、と」

 

ロック画面を開くと…

 

咲子「……!?///」

 

見事なエロ画像が表示される。

それを見た私はすぐにスマホを元の場所に戻す。

 

咲子「///」

 

ガチャッ

 

ゼイル「…ふう、暖まったぜ…どした咲子?」

 

咲子「ゼイル……今夜搾り取るわよ」

 

ゼイル「え、あ、まさか…」

 

咲子「…フフフ♪」

 

ゼイル「\(^o^)/」

 

その後、お楽しみだったとさ。




なにこのオチ…

次回もよろしくお願いします。


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今度は⑨か…

⑨=バカ
元ネタは東方です。


side室見メイ

 

………。

 

メイ「…ヒマですね」

 

ヤエ「……だね」

 

お兄さんと花さんは出かけてますし…さっき咲子さんにメールを送ってみても、

 

咲子『ゴメン、今日デート』

 

と、返信されましたし。うーん…

 

ナオ「翔達を誘えば?」

 

メイ「みんな用事あるんですよ…」

 

…宿題という。

 

ヤエ「あたし達はすでに宿題が終わってるからね…」

 

メイ「…MULAの物語でもやりますか」

 

1部8章(ケイサツの逆襲)までしか進めてませんし。

 

ー数分後ー

 

メイ「…よし、倒せました!」

 

やはりこの5人(マリオ、ロゼッタ、ノリオ、アルカ、クッパ)のチームは最強ですね!

 

ビカッ…

 

ナオ「……?(一瞬メイの目が黄色くなったような…)」

 

ー1時間後ー

 

メイ「くぅっ、このイカしぶといですね…」

 

中々倒せません!

 

??『じゃあ、あたいが手伝ってあげる!』

 

メイ「………今誰か喋りましたか?」

 

ヤエ「いや…?」

 

ナオ「何も言ってないわよ?」

 

メイ「今の声は何だったんでしょう…」

 

…まあいいや、ゲームを続けまs

 

??『もう、無視しないでよ!』

 

メイ「さっきからなんですか!?何処にいるんですか!?」

 

2人(……あ、まさか)

 

??『精神の中よ!』

 

メイ「……ゑ?」

 

??『こうなったら…!分身!』

 

ポワン!

 

俺の目の前に現れました。

 

黄色いパーカーと目をした俺と瓜二つの少女が。

 

??「どう?驚きすぎて声も出ないでしょ?」ドヤァ

 

うわぁ、いいドヤ顔ですね。

 

ナオ「…で、アンタ誰?4人目でしょ?」

 

クミ「あたいは最強の室見クミ!属性は桃(雷の亜種)よ!よろしく!」

 

メイ「は、はぁ…」

 

…最強って、俺達パワーは全く同じハズですけどね?

 

クミ「そのゲーム、やらせて!」

 

メイ「え?あ、はい。今すぐ新しいデータを…」

 

ー数分後ー

 

クミ「…よし!また倒した!あたいって最強ね!」

 

ヤエ「わお……」

 

メイ「凄い才能ですね…」

 

ただ、この後クミは社会以外ほぼ無理だと気付いた(社会だけ何故か満点)俺達でした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「ここが福岡か…」

 

?「寒いなココ…」

 

???「沖縄に比べればそりゃそうでしょう」

 

??「私は逆に暑いわね、北海道と比べたら」

 

一郎「よし、まずは2代目に会い、3代目の事を知ろうぜ」

 

???「でもその前に昼食を食べませんか?時間もちょうどいいですし」

 

?「おう、賛成だ!とんこつラーメン食いてえな」

 

一郎「じゃあ、そうするか」

 

??「レッツゴー!」

 

スタスタ…

 

千早「…マジかよ」

 

千代「あの人達は…」




1、3、5、6、7、8、9、0。

あと1人ですね。

次回もよろしくお願いします。


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桜梅蓮桃椿、集結!

桜咲く。と俺ガイルのクロスオーバーを考えてるんですが、そこで八幡をうまく落とし込むためにゼイルを11月に初登場させました。
…ま、その小説を投稿することになるのはこの小説が完結してからですけどね。


side坂田日花

 

平尾達は出かけており、私は家でゲームしていた。

(日花はゲームで暇つぶしをする)

 

日花「……誰か来るわね」

 

…ピンポーン。

 

シュッ

 

私は能力を使って客人の後ろに回り込む。

 

??「あら、留守かしら?」

 

一郎「少しまとうぜ」

 

…よし。

 

トントン

 

5人「ん?……え!?」

 

日花「…よっ」

 

5人「に、2代目桜!?いつのまに!?」

 

日花「…なるほどね、入りなさい」

 

こりゃ面白いことになりそうね。

 

side桜木咲子

 

咲子「……♪」

 

ゼイル「フッ……(可愛いなコイツ…)」ナデナデ

 

茜(完全にお兄ちゃん達の空間になってる…)

 

きじお(幸せそうだね…)

 

咲子「ゼイル、確か今日よね、アンタの親友が来るの」

 

ゼイル「そうだな。気が合うと思うぞ」

 

咲子「そう?楽しみね」

 

ー数分後ー

 

……!

 

咲子「ゼイル、分かる?」

 

ゼイル「おう、強いオーラを感じる」

 

咲子「5人いるわね…」

 

ピンポーン。

 

咲子「…………」ガチャッ

 

ドアを開けた刹那…

 

シュッ!

 

弾幕が飛んできた。

 

咲子「…へえ。空中分解!」ギュルルルル!

 

なので全て受け流した。

 

?「マジかよ…」

 

???「この威圧でも余裕そうな表情…」

 

??「しかも全部受け流した…」

 

一郎「…わりぃわりぃ、ついつい3代目桜の力を試したかったんだ」

 

ゼイル「おい咲子、いつまでそこに…って、一郎じゃねーか!久しぶりだな!」

 

咲子「ふーん、アンタが一郎?」

 

一郎「久しぶりだな、ゼイル。…俺は雷落一郎。4代目桃だ」

 

咲子「桃?私は桜木咲子、3代目桜よ。よろしく」

 

一郎「おう。…で、お前らはいつまで黙ってんだ?」

 

風鈴「あ、ゴメン。私は梅野風鈴(うめのふうりん)、6代目梅よ」

 

流「那覇流(なはりゅう)だ。5代目蓮だ」

 

砂智子「椿木砂智子(つばきさちこ)、5代目椿です」

 

咲子「全員花称号だったのね…」

 

ゼイル「…とりあえず入ってくれ」

 

一郎「おう」

 

スタスタ…

 

一旦落ち着いた後、私は一郎に話しかけた。

 

咲子「まさか私以外知り合い同士だったとはね…」

 

砂智子「偶然が重なった結果こうなったんです」

 

一郎「でも、きじおさんが驚くどころか納得してたのは意外だったな」

 

風鈴「というか、アンタどうしたらあの威圧で平然としてられるの?」

 

咲子「うーん…覇気を纏ったから?」

 

流「なんでワン○ースなんだよ」

 

咲子「冗談よ。でも、似たようなものね。威圧を威圧で返したのよ」

 

風鈴「いやいやそんな誰でもできるような言い方で言われても…」

 

砂智子「道理で2代目さんが”1年にしては規格外”とか言ってたんですね…」

 

咲子「あら、日花先生に会ったの?」

 

一郎「おう、会ったぜ。お前の情報を引き出そうと思ったんだが…」

 

ピンポーン。

 

ゼイル「ちょっと行ってくる…」

 

ガチャッ

 

千早「ゼイル、大変だ!現役の花称号が全員福岡に…ゑ!?」

 

千代「家に来てる!?」

 

あ、ちょっと説明がめんどくさい事になるわね…




次回もよろしくお願いします。


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反応薄っ!?

最近、読む小説が無いです…(泣)
面白そうな小説があったら教えて下さい!


side桜木咲子

 

ゼイル「…ということだ」

 

千早「なるほど…」

 

千代「確かに咲子は規格外ね…」

 

咲子「おい」

 

一郎「…なあ」

 

咲子「…?」

 

風鈴「今日福岡に来ることは事前に決めてたんだけど…」

 

砂智子「その…泊まる所が…」

 

流「ねぇんだよな…」

 

………What?

 

咲子「…アンタらアホ?それともバカ?」

 

一郎「スマン…」

 

咲子「…まあいいわ。今日は金曜日じゃないし、基地で泊まっていいわよ」

 

風鈴「ありがとう…!(土下座)」

 

風鈴がなんと土下座してきた。

 

咲子「土下座までしなくても…」

 

砂智子「あはは…」

 

流「その基地って、どんなモンだ?」

 

咲子「デカい倉庫を改造したもの」

 

風鈴「……?」

 

千早「まあ、説明するならそれが妥当だな」

 

千代「行った方が早いわね」

 

咲子「…ついてきなさい」

 

一郎「お、おう…」

 

ー移動したー

 

ゼイル「ここだ」

 

一郎「ここが基地か…」

 

砂智子「倉庫にしか見えませんね…」

 

咲子「そりゃ外は改造してないからね」

 

ガチャッ…

 

メイ「あ、咲子さん、来たんですね」

 

千早「なあメイ、これからやばいやつらが来るんだが、驚きすぎるなよ?」

 

メイ「?はい…」

 

ゼイル「よし、入れ」

 

風鈴「し、失礼します」

 

メイは4人をじっと見る。

 

咲子「…で、反応は?」

 

メイ「…知ってましたよ?」

 

咲子「ゑ?」

 

メイ「日花さんから連絡をもらったので」

 

…あの先生、ネタバレしよって…!

 

メイ「室見メイです、よろしくお願いしますね」

 

一郎「おう、よろしく」

 

砂智子「あの…驚かないんですか…?」

 

メイ「まあ、俺と同じレベルの力を4人も感じたので、少し驚きましたが」

 

流「マジかよ、お前も威圧に怯まないのか…」

 

メイ「そうですね。(出るわよ)…あ、はい。分身!」ポワン!

 

メイはナオ、ヤエ、クミを出した。

 

風鈴「!?…4人になった!?」

 

一郎「…なるほど、多重人格か」

 

メイ「そうです。全員性格や属性が違います」

 

ナオ「私はナオ、属性は桜よ」

 

ヤエ「あたしはヤエ、属性は椿さ」

 

クミ「あたいは最強のクミ、属性は桃よ!」

 

流「…蓮だけがいないな」

 

メイ「まだ眠ってるんですよ。きっかけさえあれば目覚めるんですが」

 

砂智子「なんか複雑ですね…」

 

咲子「…ところで、一郎達は今日何するの?」

 

一郎「今日?観光は明日だしな…あ、千早」

 

千早「…なんだ?」

 

一郎「『MULAの物語』の製作者って、お前か?」

 

千早「…何故分かった?」

 

風鈴「二次創作ゲームであの高クオリティーだから話題になってるのよ」

 

千早「そうか…配信開始してから2日しか経ってないぞ?」

 

一郎「それぐらい凄いんだよ。どれぐらい時間かけたんだ?」

 

千早「あー、千代、どれぐらいだっけ?」

 

千代「ちょっと待って…」カタカタ…

 

千代はなにかを検索する。

 

千代「…半年ね」

 

風鈴「え!?」

 

千早「正確にはもっと短かった気がするんだが…」

 

咲子「マジか…」

 

改めて七隈兄妹の凄さに驚く私達であった。




七隈兄妹は戦闘面では弱いけど、情報収集とプログラミングでは最強です。

次回もよろしくお願いします。


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手合わせ

MULAストーリの第3部が今日から始まりました。
まだまだ続きます。


side桜木咲子

 

一郎「…いい事思いついたぜ」

 

風鈴「なになに?」

 

一郎「ゼイル、俺と手合わせしないか?」

 

ゼイル「俺負けると思うぞ?」

 

風鈴「私も手合わせしたいわね…咲子と」

 

咲子「…じゃあ、私とゼイル対一郎と風鈴にしない?」

 

一郎「いい考えだな。早速準備しようぜ」

 

ゼイル「……咲子」

 

咲子「?」

 

ゼイル「…頑張ろうぜ」

 

咲子「…もちろんよ」

 

ー数分後ー

 

メイ「準備はできましたか?」

 

一郎「おう」

 

咲子「オーケーよ」

 

メイ「それでは…始め!」

 

ゼイル「先手必勝!狐月十字斬!」ズバッ!

 

風鈴「え、なにその技!?…うわっ」サッ

 

一郎「イナイレの技を改良したものか…真ボルトタイヤ!」ビリッ!

 

咲子「へぇ、来たわね。…絶イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

私は電気のタイヤを受け流す。

 

一郎「マジかよ…」

 

咲子「ゼイル、時間稼ぎをお願い」

 

ゼイル「了解」

 

風鈴「何する気か知らないけど、させないわよ!風斬・鎌鼬!」ズバァァ!

 

風鈴は風斬の正当強化版の技を繰り出す。

 

ゼイル「咲子には衝撃も触れさせねえよ!真影斬!」シャッ!

 

…キィン!

 

それをゼイルが影で跳ね返す。

 

風鈴「負けないよ!回風球!」ギュルルルル!

 

ゼイル「…ん?螺旋丸にしか見えないんだが?」

 

風鈴「らせんがん?なにそれ?」

 

風鈴はNARUTOを知らないようね。

 

ゼイル「…まあいいや。シャドースクリュー改!」ゴォォォッ!

 

一郎「させねぇよ!ボルテッカー!」ズドッ!

 

一郎は電気を纏ってゼイルに突進する。

 

ゼイル「…おっと」サッ

 

一郎「な!?」

 

ゼイルは影に潜った。

 

風鈴「…かはっ!?」ドゴォ!

 

ゼイル「…隙だらけだ」

 

そして後ろに回り込み、風鈴の背中を殴った。

 

ゼイル「…風神の舞!」シュシュッ!

 

ビュゥゥゥン!

 

風鈴「うわぁぁぁぁぁ〜…」

 

風鈴は文字通り飛んでいった。

 

メイ「…梅野風鈴、脱落!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

流「マジかよ、アイツ強いな!」

 

砂智子「あー、風鈴さんを助けてきます」タタッ

 

ナオ「…咲子はそろそろ発動するわね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「俺1人か…」

 

ゼイル「そのようだな」

 

咲子「…チャージ完了!」

 

ゴォォォッ…

 

一郎「…ゑ」

 

咲子「くらえ…真…嵐爆熱、ハリケーン!」

 

ゴォォォォォォォオ!

 

一郎「嘘だろー!?」

 

…ドゴォォ!

 

メイ「…雷落一郎、脱落!よって勝者、飛羽野ゼイルと桜木咲子!」

 

ゼイル「…よし!」

 

咲子「勝ったわ!」




風斬の強化版は風斬・鎌鼬ですが、メイとゼイルは狐月十字斬を使ってます。

次回もよろしくお願いします。


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趣味

MULAの方に集中しすぎてこっちの内容が…(汗)


side飛羽野ゼイル

 

一郎「いやー、お前強いな!」

 

咲子「アンタもなかなか強かったわよ?」

 

風鈴「私吹き飛ばされたんだけど!?」

 

ゼイル「風神の舞の威力は充分みたいだな」

 

風鈴「私まさかの実験体!?」

 

流「風鈴の舞、なんてな!」

 

風鈴「…りゅう?」ギロッ

 

流「…スミマセン」

 

砂智子「それにしても、あの最後の攻撃、必殺技っぽいですね」

 

咲子「嵐爆熱ハリケーンのこと?…いや、アレはただ範囲と威力が高くて溜めも長いハイリスクハイリターンな技よ?」

 

砂智子「そうなんですか?」

 

咲子「そうなのよ(ま、フレイムウェイブという溜め時間短縮用の技があるんだけどね…)」

 

メイ「…咲子さん」

 

咲子「ん、どうしたのメイ?」

 

メイ「…そろそろ時間ですよ!」

 

咲子「え、もう!?速く行くわよ!」

 

ダダダー

 

一郎「何するんだあいつら?」

 

ゼイル「倉庫に行けば分かるぞ」

 

風鈴「大事なこと?」

 

ゼイル「…あの2人にとってはな」

 

砂智子「行ってみましょう」

 

ー倉庫ー

 

『ムゲン・ザ……ハンドォォォ!』

 

咲子「おー、キタキタ!」

 

メイ「進化しました!」

 

流「急いでた理由が…」

 

一郎「イナイレ鑑賞なんてな…」

 

風鈴「なんか、ね…」

 

砂智子「意外ですね…」

 

ゼイル「だろ?」

 

咲子「ん?アンタ達も観る?」

 

5人「見ません」

 

咲子「そう、残念ね」

 

イナイレ信者が増えると思ったのに…

 

メイ「………」パクッ

 

咲子「あれ、ポテチない!?」

 

メイ「あ、今のが最後のでした」

 

咲子「むぅ…しゃーない、新しいの取ってくるわ」スタスタ

 

そう言って咲子は冷蔵庫へ向かった。

 

一郎「…ゼイル」

 

ゼイル「なんだ?」

 

一郎「話がある」

 

ゼイル「…おう」

 

俺と一郎は移動した。

 

ゼイル「で、話って?」

 

一郎「…お前、咲子に助けられたんだろ?」

 

一郎はそうきいてくる。

 

ゼイル「…まあな」

 

一郎「だよな。道理で引っ越してたったの2週間で彼女できるワケだぜ(コイツは天然スケコマシだしな)」

 

ゼイル「で、本題は?」

 

一郎「…どうやって助けられたんだ?見た所良い奴そうだし、お前の心を

動かすぐらいの事があったんだろ?」

 

ゼイル「そうだな…俺は目が腐ってた事が真っ先にバレたんだよ、咲子に…」

 

俺は話した。俺が過去を打ち明けたことを。その後咲子に慰められた事を。咲子の優しさに惹かれた事を…。

 

一郎「…まるで運命だな」

 

ゼイル「そうとしか思えねえよ」

 

一郎「マジでお似合いすぎるぜ。手合わせでの信頼も中々のものだったしな」

 

確かに、咲子が技を溜めてる時に攻撃されないとは保証できない。それができると俺を信頼してたんだ。

 

ゼイル「ホントに良い奴だぜ、咲子…」

 

…大好きだ。




人間、他の人がどうでもいいと思うものほど好きになる。(名言)

…場合によりますけどね。

後半はシリアスっぽい展開でしたね。

次回もよろしくお願いします。


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風鈴の能力

桜咲く。OPとED第2弾
OP かいりきベア-アンヘル
ED かいりきベアREMIX-オキセイギ

オキセイギはネロイズムの逆 (寝ろ→起き)
つまり…?


side桜木咲子

 

流「あ、そろそろ晩飯だな」

 

一郎「…近くにいい飲食店ってあるか?」

 

ゼイル「あるぞ」

 

咲子「あるわね」

 

2人「イーティングニコル」

 

…パーフェクトタイミング!

 

風鈴「同時に言った…」

 

砂智子「じゃあ、そこで夕食を食べましょうか♪」

 

うん、双子葉。(変な漢字はわざと)

 

ー移動ー

 

♪煮ル果実-ハングリーニコル

 

咲子「ここよ」

 

流「おお…」

 

ゼイル「入ろうぜ」

 

スッ

 

???「いらっしゃいませー」

 

コックは前と同じく1人だった。

 

一郎「んー、どれにしようか…」

 

一郎はメニューを見ながら考える。

 

砂智子「私は明太子スパゲッティにします」

 

まあ、一応ココ(福岡)の名産物は明太子だしね。

私は…グリルポークね。

 

風鈴「…カプサイシンライス」

 

咲子「ゑ…アンタ、大丈夫なの?」

 

風鈴「ええ。というか必要なのよ、能力的に」

 

咲子「その能力って?」

 

風鈴「…秘密よ☆」キラン

 

うわぁ、ムカつく顔ね…ま、私が解除すればいい話だけど。

私達はそれぞれオーダーする。

…ちなみに風鈴のオーダーを聞いた時一瞬驚いた顔をしてた。

 

???「すぐに準備いたします」

 

…シュバババッ!

 

ホントにすぐできそうね。

 

ー数分後ー

 

砂智子「美味しいですね、コレ!」

 

一郎「だよな〜」パクッ

 

風鈴「………」ガブッ

 

風鈴は赤く染まった米を一口食べる。

 

風鈴「…ん、いけるわねコレ」

 

咲子「へぇ…」スッ

 

私も一口食べてみよう…

 

パクッ

 

………!?

 

咲子「ゲホッ、ゴホッ…痛っ!?」

 

辛いってレベルじゃないわよ!?

 

ゼイル「咲子、牛乳だ」コトッ

 

咲子「ありがと!」ゴクゴクッ…

 

…ハァ。

 

咲子「あ”あ”…ヤバかった」

 

一郎「安心しろ咲子、俺も初見でそうなった」

 

流「他にもレモン汁をそのまま飲んだり、純粋なココアパウダーを食べたりしてたz「流、それ以上言ったらただじゃおかないわよ?」…すみませんでしたもう言いません」

 

咲子「なるほど…コレ(カプサイシン)は辛い、レモン汁は酸っぱい、ココアパウダーは苦い…味覚を何かに変換する能力かしら?」

 

風鈴「まあ大体あってるわよ。何に変換するかはこの中で私以外誰も知らないけど」

 

一郎「見たことないんだよな、能力使うの…」

 

…それとも見たけど能力だと気付かなかったかね。

 

ー半時間後ー

 

???「ありがとうございましたー」

 

一郎「俺達は基地へ行くぜ。お前らは?」

 

ゼイル「送っていく。咲子、家で待っててくれ」

 

咲子「分かったわ。じゃあね」

 

そして私は一郎達と別れた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「1076、1077…」ブンッ

 

メイは刀(飛梅)で素振りをしていた。

 

???(生真面目そうな人だなぁ…)

 

そんなメイを偶々通りかかった男がしばらく見ていた。




風鈴の能力のヒント
刺激が強い食べ物が必要

ビターチョコデコレーション

次回もよろしくお願いします。


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差を埋めたい!

今回は久々にルマ視点です。


side羽犬塚ルマ

 

ルマ「祐樹〜ボクの出番がないよ〜」

 

咲子とゼイルは一郎達と名所っぽい所に連れて行くとか言ってたし…

 

祐樹「そうだな…どうする?ゼイルに追いつけるように特訓するか?」

 

ルマ「うん!特訓しよ!」

 

祐樹「おう!」

 

ー数分後ー

 

祐樹「まずは技を見せてくれ」

 

ルマ「うん、まずは…絶ボーンラッシュ!」シュバッ!

 

的(骨で作った)に攻撃を当てる。

 

ルマ「真ヒートタイヤ!」ゴロンッ!

 

次は火のタイヤを当てる。

 

ズガァン!

 

ルマ「クリティカルヒット!」

 

祐樹「…2つだけか?」

 

ルマ「うん…」

 

祐樹「そうか…じゃあまずはボーンラッシュの強化版を作ってみろ」

 

ルマ「強化版?うーん、1つの骨を複数とばすから…今度は骨をクロスさせてみる!」

 

ボクは十字形の骨を生み出す。

 

ルマ「こうかな?」

 

祐樹「おお、上手く出来てると思うぞ。それをボーンラッシュみたいに何本も飛ばしてみろ」

 

ルマ「うん…いっけぇぇぇ!」

 

シュバシュバッ!…バキッ!

 

十字形の骨の弾幕は的を砕いた。

 

ルマ「おお…凄い威力!」

 

祐樹「名付けて…『クロスボーン』なんてどうだ?」

 

ルマ「クロスボーン…いい名前だね!ありがと!」チュッ

 

祐樹「お、おい…」

 

ルマ「えへへ♪」

 

キスしちゃった、テヘッ☆

 

祐樹「(コイツ、可愛い顔しやがって…)…ルマの新技もできたし、今度は俺の新技作りを手伝ってくれないか?」

 

ルメ「もちろん!」

 

祐樹「よし、まずは的を直してくれ」

 

ルマ「オーケー」

 

シュッ!

 

祐樹「じゃあ始めるぞ。まずは…サンダーラッシュ!」(サンダーショットの強化版)

 

バッチィィ!

 

祐樹は電撃を的に当てる。的にヒビが入った。

 

祐樹「真ボルトタイヤ!」ゴロンッ!

 

バキィ!

的に穴があいた。

 

ルマ「うん、威力はもうあるから、1から新技を作りゃなきゃね」

 

祐樹「そうなんだよな…」

 

雷といえば…うーん…

 

ルマ「…あ!」

 

祐樹「なんか思いついたのか?」

 

ルマ「…纏えばどう?」

 

祐樹「纏うか…やってみる…ハッ!」ビリッ!

 

祐樹は電気を纏った。その影響なのか髪型が何処かのバトル漫画に似ている。そして

 

ルマ「かっこいい…!」

 

祐樹「攻撃してみるか…!?」シュッ

 

祐樹は目にも留まらぬスピードで動き出した。

 

祐樹「すげぇ、5倍ぐらい速くなってるぞこれ!」

 

ルマ「名付けて、『エレキアーマー』なんてどう!?」

 

祐樹「いい名前だ。ルマ、ありがとな」ナデナデ

 

ルマ「どういたしまして♪」

 

その後、ボク達2人は仲良く(ほぼイチャイチャ)特訓をしたのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「ん、あなたは…?」

 

???「あ、邪魔だったかな?」

 

オレンジ色の髪の毛の少年がメイに話しかけた。




育也のサンダーショットもサンダーラッシュに強化されてます。

次回もよろしくお願いします。


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貴方、センスありますよ!!

前回と同時進行です。

ビターチョコデコレーション


side室見メイ

 

オレンジ色の髪の少年が近づいてきました。

 

メイ「…見てたんですか?」

 

???「うん、邪魔だったかな?」

 

メイ「いや、別にそうではないんですけど、女子が刀を振り回してるのってやっぱ気になります?」

 

???「まあ、そうだね」

 

…一応、刀の免許もらってるので逮捕はされるはずないですね。

 

メイ「…もしかして、興味あるんですか?」

 

???「うーん、どうかな…?」

 

メイ「木刀あるので体験してみます?」

 

???「…うん、やってみるよ」

 

俺は木刀を取ってきました。

 

メイ「あ、ところで、俺は室見メイといいます」

 

レイト「僕は渡辺(わたなべ)レイト、よろしくね」

 

メイ「じゃあレイトさん、どうぞ」スッ

 

レイトさんに木刀を差し出します。

 

レイト「構えはこうかな?」サッ

 

メイ「はい、それであってます。素振りをしてみて下さい」

 

レイト「うん……ハッ!」ブンッ

 

レイトさんが刀を振った時…

 

ボォッ!

 

レイト「うわっ!?」

 

火の斬撃が飛んでいきました。

 

メイ「!!」

 

レイト「今のは…?」

 

メイ「レイトさん」

 

レイト「?」

 

メイ「さっきのをもう1回やってみて下さい」

 

レイト「…うん、多分マグレだけどね…」サッ

 

レイトさんはもう1回木刀を構え…

 

レイト「…ハッ!」ブンッ

 

刀を振りました。すると…

 

ボォッ!

 

レイト「え!?」

 

また火の斬撃が飛んでいきました。

 

メイ「凄い!またやりましたね!」

 

レイト「刀を扱ったのは初めてなんだけどね…」

 

メイ「…え?」

 

今ので初めてですか!?

 

レイト「僕、戦闘経験がない凡人なんだ」

 

メイ「…レイトさん」ゴゴゴ…

 

レイト「室見、さん…?」

 

メイ「…貴方、センスありますよ!!」

 

レイト「え、僕が…?」

 

メイ「はい!」

 

レイト「ホントに?」

 

メイ「そうです、貴方が、センスあるんです」

 

レイト「そうか……」

 

メイ「あれ、嬉しくないんですか?」

 

レイト「……やっぱいいや」

 

メイ「………」

 

レイト「…すまない、まあ嬉しいよ」

 

メイ「…レイトさん、その仮面、外したらどうですか?」

 

レイト「なんのことかな?」

 

メイ「その精神的な仮面のことですよ。態度が明らかに不自然です」

 

レイト「…とうとう気付かれちゃったか。…室見さん、僕の話を聞いてくれないかい?」

 

メイ「…いいでしょう」

 

レイト「何故センスあると言われて落ちこんでるかというとね…」

 

side渡辺レイト

 

僕は生まれた時から普通じゃなかった。

結構早く喋れるようになったし、周りの様子も理解できた。

そんな僕の両親はまだ『この子は凄い』としか思ってなかったらしいが、

明らかに違うと気付かれたのは僕が幼稚園に通っていた時だった。

 

レイト「100、101…」

 

先生「凄い、初めてで100回跳んでる!」

 

初めて縄跳びで150回ぐらい跳んだり、

 

レイト「にげろーー!」ダダダー

 

「レイトくんはやいよー!」

 

「つかまえられないー!」

 

どう見ても幼稚園児が走らないようなスピードで走っていたり。

しかも、これは能力じゃないそうだ。

僕の才能は、小学生の時も発揮された。

 

レイト「…よし!」

 

「おお、レイト100点じゃん!」

 

「すげー!」

 

それほどテスト勉強してないのに毎回満点取ったり、

 

レイト「フッ、フッ…」タタッ

 

「後少しで200回だ!頑張れ〜!」

 

体育でとんでもない成績を出したりと、僕は凄い才能を持っていた。

しかし、両親は…

 

父「あまり努力してないのにいつもトップで、気味が悪い」

 

母「私は”普通”の子が欲しかったのよ」

 

父「…そうだ。レイト、普通の子になるまで学校は休みだ」

 

レイト「っ……」

 

褒めるどころか気味悪がられ、”普通”の子になるように矯正されてしまった。

 

その数日後、僕は学校に復帰した。

 

「ようレイト、お前大丈夫だったか?」

 

レイト「うん、もう大丈夫だよ」

 

…精神的な仮面をつけながら。

 

レイト「うーん、ダメだったか…」

 

「何処の問題がわからなかったんだ?教えてやるよ」

 

テストの点数も平均点ぐらいを出した。そして…

 

父「よしよし、いい子だ」

 

母「私が望んだ子だわ」

 

両親からは褒められるようになった。

そのまま仮面をつけてることは気付かれずに中学校、そして高校の今までを過ごした。

…まさか今見破られるとは思わなかったよ。

 

レイト「…これが僕の過去さ」

 

…この人なら、助けてくれるかもしれない。




渡辺レイト
親から普通にされてる。実は超有能。

次回もよろしくお願いします。


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解決策

何故この小説の登場人物は悲しい過去を持つ傾向があるのか…(落ち込み)


side室見メイ

 

レイト「…これが僕の過去さ」

 

メイ「………」

 

才能を活かす事ができない上に親に普通にされたんですね…

 

メイ「…貴方の両親、そうとうクソですね」

 

人をあまり悪く言わない俺でもそう思います。

 

レイト「かもね…」

 

メイ「で、レイトさんはどうしたいんですか?」

 

レイト「僕?……正直言ってこんな地獄はもうこりごりだよ」

 

メイ「それは、心からの願いですか?」

 

レイト「…どういう事だい?」

 

メイ「仮面がついたままになってるんですよ」

 

レイト「…そうか…この仮面、外し方が分からないんだ。6年ぐらいずっとつけっぱなしだったから、外したら…発狂するかもしれない」

 

メイ「そうですか…じゃあ、少しずつ外せばいい話です」

 

レイト「でも…どうやって?今日は幸い両親が出張だから外せるけど、帰ってきたらまた地獄は続く」

 

メイ「そう、なりますよね…」

 

どうすればいいのでしょうか?

 

ナオ『ゴメン、私達も思いつかない』

 

そうですか。うーん…

 

メイ「…あ、いい事思いつきました!」

 

レイト「いい事って?」

 

メイ「ズバリ、反抗です」

 

レイト「…え?」

 

メイ「才能を活かすことをためらわずに、普通になれと言われてもやめない…そんな反抗が必要だと思います」

 

レイト「いい考えだね…不採用」

 

メイ「な、何でですか?」

 

レイト「一定の限度を超えると監禁されてしまう。そうなったらどうしようもないんだ」

 

メイ「監禁罪で訴えれば良くないですか?」

 

レイト「文字通り何もない密閉空間で通報できるとでも?」

 

メイ「あ、そうでした…」

 

なら、才能を親から隠して過ごす…いつかバレますね。

…!!

 

メイ「レイトさん、火で刀を作れますか?」

 

レイト「え、やったことないけど?」

 

メイ「貴方の才能ならすぐにできるようになるハズです。監禁された場合はそれで脱出できます!」

 

レイト「なるほど…」

 

メイ「採用、しますか?」

 

レイト「…うん、それでお願い」

 

メイ「なら、まずは…」

 

それから数時間俺はレイトさんを鍛えました。

数分で物にしていたのでホントに凄い才能ですよ。

 

レイト「ふぅ…」

 

メイ「お疲れ様です」スッ

 

レイトさんにポカリを渡します。

 

レイト「ありがと…ぷはっ」

 

メイ「希望はありますか?」

 

レイト「…うん、あるよ。明日両親が帰ってきたらまだ何もしないけど、年が明けたら反抗開始だ。室見さんには感謝しかない」

 

メイ「どういたしまして。ところで、レイトさんの両親は出張なんですよね?」

 

レイト「そうだけど?」

 

メイ「…よかったらウチで泊まりませんか?」

 

レイト「………ゑ?」




ビターチョコデコレーションというボカロ曲があるんですが、その曲の2番サビの最後『君センスあるよ』で少し希望を持った後、完全に闇落ち(?)状態になるんです。
レイトはそのまま救われたパターンですね。

次回もよろしくお願いします。


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ゆっくりした

空に ま ま 舞い散る 腕は なりふり構わず 踊りだす

とある曲の歌詞の一部です。どれでしょう?

①空中分解

②アンヘル

③カゲロウデイズ

あと、UA2000突破ありがとうございます!


side室見メイ

 

メイ「…よかったらウチで泊まりませんか?」

 

レイト「………ゑ?」

 

レイトさんは驚いた顔をしています。

 

メイ「何かおかしいんですか?」

 

レイト「えっと…僕、男。君、女。しかも今日会ったばかり。…おかしいよね?」

 

メイ「あー、確かにそうですね。…で、泊まるんですか?」

 

レイト「さっきおかしいと言ったよね!?」

 

メイ「別に、何も問題は無いと思いますが?」

 

レイト「…やっぱいいや。泊まるよ」

 

メイ「はい、じゃあ荷物を準備してきて下さい!」

 

レイト「うん」タタッ

 

そしてレイトさんは一旦家に帰りました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「いやー、楽しかったぜ」

 

咲子「それは良かったわ」

 

ゼイル「…おい咲子、アレ見ろ」

 

咲子「メイが…知らない人を鍛えてるわね」

 

ゼイル「まあ、見た所怪しくはないな」

 

咲子「明日質問ね」

 

そして咲子達は帰宅するのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー数分後ー

 

レイト「ふぅ、おまたせ」

 

メイ「じゃ、入りましょうか」

 

ガチャッ

 

レイト「案外シンプルなんだね」

 

メイ「そうですね。あまり女子っぽいことはしません」

 

レイトさんは荷物を降ろします。

 

メイ「俺は夕食を作るので、レイトさんはゆっくりしていて下さい」

 

レイト「うん、そうさせてもらうよ」

 

side渡辺レイト

 

レイト「………」

 

何すればいいんだろう?

 

レイト「…ん?」

 

『イナイレ攻略本』

 

…なんでイナイレ?

 

レイト「…あ」

 

『MULAの物語』

 

室見さんのパソコンの画面に、そのゲームが表示されていた。

 

レイト「…やってみたかったんだよね」

 

普通の趣味を持つ必要があったから、本来の趣味である”二次創作ゲーム”ができなかったんだ。

 

レイト「室見さん、MULAの物語をプレイしてもいいかい?」

 

メイ「はい、新しいデータを作って下さいね」

 

レイト「うん、ありがとう」

 

メイ「…あ、焦げちゃいますー!」タタッ

 

…お茶目だね。

 

レイト「プレイするか…」

 

カタカタ…

 

『この世界は、不思議である。

 人が生き返ったり、時が止まったり、巻き戻ったり。

 そんな世界で極めて不思議なことが起きた時、世界は救われるのか、滅ぶのか。

 これは、そんな不思議な物語である。

 奇妙ではない。不思議なのだ』

 

おお、最初の文章が再現されてる。

 

ー数分後ー

 

レイト「うん、凄いクオリティーだね」

 

下手な二次創作よりも断然いい出来だ。

 

メイ「レイトさん、夕食ができましたよ」

 

レイト「うん、今行く」

 

この時間、今まで無駄にしてきた時間と比べて…

…まるで天国のような時間だね。




こんな日常っぽい状況がレイトにとっては天国…
常に精神的負担を背負っていたからですね。

次回もよろしくお願いします。


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友達

前回の答えは、①の空中分解です。ちなみにサビの部分です。

同時進行
メイとレイトの特訓
ルマと祐樹の特訓
咲子、ゼイルと一郎達の観光

…多くね?


side渡辺レイト

 

レイト「ん、美味しいね」

 

メイ「喜んでもらえて何よりです♪」

 

室見さんは嬉しそうだ。

…室見さんの第1印象は、『生真面目そうな人』だった。

でも実際に話しかけてみると、真面目で優しい、けど根はかなり強い、そんな人。

 

レイト「…室見さん」

 

メイ「なんですか?」

 

レイト「僕のこと…裏切らないよね?」

 

演技だったとは思わないけど、一応質問する。

 

メイ「…そんなワケないじゃないですか。貴方の過去の話は信用できますし、俺は人助けがしたいんです。俺が裏切ることはないですよ」

 

レイト「そうか…もう1つお願いがあるんだけど」

 

メイ「お願い?」

 

レイト「僕の…友達になってくれないか?」

 

ずっと仮面をつけていたため、今まで友達はいなかった。

でも、この人なら…

 

メイ「…もちろんです♪」ニコッ

 

…喜んで承諾するだろう。

 

レイト「改めて、よろしくね室見さん」

 

メイ「はい、よろしくですレイトさん」

 

その後、僕は室見さんといろんな話をした。

初めての友達と話すのは、とても楽しい時間だった。

 

side桜木咲子

 

一郎達を福岡の名所っぽい所に連れて行って次の日。

 

咲子「今日は何するの?」

 

一郎「特に予定は無いな」

 

ゼイル「お前ら計画性なくね?」

 

風鈴「うん、ごもっとも…」

 

流「スマン…」

 

咲子「…じゃあ、博多で自由行動にしない?」

 

砂智子「いい考えですね」

 

一郎「早速準備するか!」

 

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

メイ「みなさん、おはようございます!」

 

咲子「あ、メイおはよう」

 

ゼイル「やけに機嫌がいいな」

 

メイ「はい♪(レイトさんは帰りましたが、連絡先は交換したので♪)」

 

咲子「ところで、昨日アンタと一緒にいた人って、誰?」

 

メイ「友達です」

 

咲子「へぇ…そのうち紹介してね」

 

メイ「もちろんです♪」

 

ホントに機嫌がいいようね。

 

一郎「準備できたぜ」

 

咲子「じゃ、行きましょ」

 

メイ「あ、俺は用事があるのでここに残ります」

 

ゼイル「了解。行こうぜ」

 

そして、私達は博多駅へ向かった。

 

side室見メイ

 

メイ「千早さん、千代さん、頼みがあるんですけど…」

 

千代「…なるほど、分かったわ。任せて」

 

千早「お安い御用だ」

 

メイ「ありがとうございます」

 

これで、もしもレイトさんが監禁されてしまい、火が出せない状況になっても、俺が救出できますね。

 

メイ「絶対に、助けてやります…!」

 

俺は、昨日友達になった相手を守り通すということを、固くケツイするのでした・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

母「ただいま〜」

 

父「はぁ、疲れたぜー」

 

レイト「おかえり父さん、母さん(うん、仮面は大丈夫だね)」

 

母「レイト、元気にしてた?寂しくなかった?」

 

レイト「やめてよ母さん、僕もう15だよ?」

 

母「ふふっ、そうかしら?」

 

父「あ、レイト、荷物をそこに降ろしてくれないか?」

 

レイト「…ここでいい?」

 

父「おう、ありがとな」

 

レイト「どういたしまして。じゃあ、勉強(筋トレ)に戻るね」

 

母「ええ」

 

タタッ

 

レイト(…ここからいなくなるのが楽しみだ)




レイトの誕生日は2月14日です。

次回もよろしくお願いします。


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北海道で待ってる

観光シーンは飛ばしました、スミマセン。


side桜木咲子

 

ー博多駅ー

 

一郎「あ、そろそろ時間みたいだ」

 

流「楽しかったぜ」

 

咲子「ええ、こちらこそ」

 

砂智子「次会うのは5校衝突ですかね?」

 

風鈴「私は北海道で待ってるから!」

 

一郎「…ゼイル」

 

ゼイル「?」

 

一郎「…またな!」グッ

 

ゼイル「…ああ!」グッ

 

おお、友情を感じるわね…

 

一郎「そんじゃあな…!」タタッ

 

4人は改札を通り、奥へと進んでいった。

 

咲子「曲者揃いだったわね」

 

ゼイル「それは咲子もだろ」

 

咲子「ふふっ、それもそうね。…帰りましょ?」

 

ゼイル「ああ」

 

side渡辺レイト

 

レイト「友達と遊びに行ってくる」

 

母「行ってらっしゃい」

 

ガチャッ

 

今日も室見さんに鍛えてもらう予定だ。

前回(昨日と一昨日)もかなり分かりやすかったから、知識もだんだん染み込んでいった。

…楽しみだ。

 

ー数分後ー

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

メイ「あ、レイトさん。どうぞ」

 

レイト「うん、失礼します」

 

僕は家の中に入っていった。

 

メイ「今日は何しますか?」

 

レイト「今日も僕を鍛えてくれないか?」

 

メイ「今日もですか?偶には休んだ方がいいと思いますよ?」

 

レイト「偶にはって、まだ2日だよ、鍛えてもらってるの」

 

メイ「それもそうですけど…とにかく、やりすぎるのはダメです。仮面が無くても精神的負担がかかってしまったらとんでもない事になりますよ?」

 

レイト「そ、そうだった…」

 

忘れてたよ。

 

メイ「じゃあ、もう1回ききます。今日何しますか?」

 

レイト「…またMULAの物語をやっていいかい?」

 

メイ「もちろんです。…どうぞ」

 

レイト「ありがと」ニコッ

 

メイ「…どっ、どういたしまして♪(今の笑顔なんですか!?なんか、顔が熱く…)」

 

室見さんの顔がほんのり赤くなっていた事を、僕が気付くことはなかった。

 

side室見メイ

 

メイ「………」

 

レイトさんは今俺のパソコンでMULAの物語をプレイしてます。

そして俺は…

 

メイ「…やっぱりはっきりとは見えないですね」

 

悪魔化したお兄さんがランク戦をしてる動画を見てます。

身体能力と共に動体視力も上がったハズですが…

 

メイ「お兄さんの悪魔化はパワーが4倍、つまりおよそ500万ですね」

 

4倍という差は大きいですね。

 

メイ「レイトさんの成長速度も半端ないですし…」

 

最初の頃は5000ぐらいだったものが10万ぐらいですから。

 

メイ「うーん…」

 

お兄さんぐらいのスピードにも対応できるように自分を鍛えるか、レイトさんの才能を磨くために彼を鍛えるか。

俺はどっちを優先すればいいんでしょうか?

 

クミ『あ、どっちもすれば?』

 

どっちも…悪くはない考えですね。

 

メイ「…後で決めますか」

 

時間は充分ありますし。




次回もよろしくお願いします。


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赤坂留美

寒いですね。
ああ、俺の”布団から出たくない病”が発症する…(大嘘)

咲子「火であっためるから、早く起きなさい!」ボッ

天の声「はーい…」ムクッ

咲子「…フンッ!」ボォォォ!

天の声「ギャァァァァァァァァ!あちぃぃぃぃぃ!

咲子「運動でもしてあったまりなさい」

その後、作者はハイになり、灰になったという。


side桜木咲子

 

ゼイル「………」

 

咲子「………」

 

茜「え、えっと…」

 

??「おお…!」キラーン

 

ゼイルの家に入って数秒後、茜の友達らしき女の子が目を文字通り輝かせて私をじーっと見ている。

 

咲子「あの…アンタは?」

 

留美「茜ちゃんの友達の赤坂留美(あかさかるみ)です、先輩!」

 

咲子「せ、先輩?」

 

留美「はい、来年花町高専に入学するので!」

 

咲子「は、はぁ…」

 

ゼイル「…とりあえず自宅に入っていいか?」

 

留美「…あ、スミマセン、すぐどきます!」サッ

 

2人(……忙しいな、この子)

 

ー数分後ー

 

咲子「…で、留美」

 

留美「はい、なんですか?」キラーン

 

咲子「なんでそんな憧れるような目で私を見てるの?」

 

留美「そんな目をしてるんじゃなくて、実際に憧れてるんです!」キラーン

 

咲子「そ、そう…」

 

茜「スミマセン咲子さん、留美は私から咲子さんの話を聞くたびに目を輝かせながら聞いてるんです。相当なファンですよ?」

 

咲子「ファン、ねぇ…」

 

確か千早と千代もファンだったわね。(今でもそう)

 

咲子「ところで、どうやって茜と意気投合したの?」

 

留美「…ズバリ!先輩です!」

 

咲子「え、私?」

 

留美「茜ちゃんのお兄さんが先輩の友達だと知り、その事で色々話していたらいつの間にか意気投合してました!」

 

咲子「なるほどね…あ、一応聞くけど、私のどういう所に憧れてるの?」

 

聞くのは恥ずかしいけど…

 

留美「…戦い方です!」

 

咲子「戦い方?」

 

留美「はい、あの技の発動するタイミング、状況に対する対応力、格上の相手を倒す戦術…そして強力な技の派手さ…その全てに憧れてます!」キラーン☆

 

留美は目をさらに輝かせてそう言う。

 

咲子「そ、そう…(自分から聞いてなんだけど、照れるわね…)」

 

茜「留美、そこまでにしとけば…?」

 

留美「…あ、スミマセン!」

 

咲子「べ、別にいいわよ…謝らなくても」

 

ファンができて嬉しいのは事実だし。

 

留美「…先輩、1つ質問いいですか?」

 

咲子「いいわよ?」

 

留美「弟子って、受け付けますか?」

 

咲子「弟子?いくつかの条件を達成したら受け入れるかな、多分」

 

留美「その条件って?」キラーン

 

咲子「1つ目はパワーが30万以上、2つ目は改以上の技が最低1個はあること、3つ目は…努力を怠らないこと、かしら?」

 

留美「…先輩」じー

 

咲子「な、なに?」

 

留美「…頑張ります!」

 

あ、この子弟子になる気ね。今気付いたわ。

 

咲子「ええ、期待してるわ」

 

留美「はい!」ニコッ

 

うん、いい笑顔ね。

こうして私は弟子候補ができた。




留美は黒髪ロングで、赤いパーカーを着ています。
MULAでは…ルメの転生ですね。

次回もよろしくお願いします。


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例の武器

有美が最後出たのって、いつでしたっけ?


side坂田日花

 

朱雀「クルルルル♪」

 

有美「あら、可愛いわね」ナデナデ

 

有美先生が家に来ている。

 

日花「で、何しに来たんです?朱雀の様子見だけじゃないですよね?」

 

有美「まあね。最近の咲子はどうしてるの?」

 

日花「かなり成長してますよ。技もパワーも対応力も」

 

有美「そう。…ところで、最近”例の武器”が不安定なのよ」

 

日花「えっ!?不安定!?」

 

有美「なんか、はじけそうな感じなのよ」

 

日花「はじけそう?」

 

有美「ええ、まるで新しい主を探しているような…」

 

日花「主、ですか…でも、あの武器には嫌な思い出しかないんですよね…」

 

有美「まあ、それは使ってた人で、武器のせいじゃないわよ」

 

日花「そうですけど…」

 

有美「大丈夫よ、新しい主ができたらその時よ。それまでは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…鎌、結界、絵画の『アンヘル』を、大事に保管するわ」

 

日花「…頼みますよ?」

 

有美「ええ、任せなさい」ナデナデ

 

朱雀「クルッ…」スヤスヤ

 

アンヘル…前の主が相当なクズだったわね…

 

日花(主は身近な人になるかもね…)

 

私の勘は、確かにそう言っていた。

 

side桜木咲子

 

あと数日でお正月♪

 

お正月には餅食べて♪

 

ゼイルにあーんをしてもらう♪

 

はよ来い来いお正月♪

 

ゼイル「…突っ込んでいいか?」

 

咲子「?」

 

ゼイル「流石に替え歌だよな?」

 

咲子「そうよ?」

 

ゼイル「で、俺があーんしてあげるのはいいとして、それを歌詞にするのはおかしいと思うぞ?」

 

あ、あーんするのはいいんだ。

 

咲子「別に、何もおかしくないわよ…?」

 

ゼイル「はあ、ダメだこりゃ」

 

ゼイルは何故か落ち込む。…何でだろ?(お前のせいだろ!)

…立ち直らせないと!

 

咲子「…えいっ」トン

 

ゼイル「うおっ」ボスッ

 

ゼイルをベットに倒す。そして…

 

咲子「フゥ……ハァ…!///」ドン

 

ゼイル「さ、咲子…?///」ドキッ

 

ベットの上で逆床ドンした。

 

咲子「これ、ドキドキするわね…///」

 

ゼイル「咲子、顔が、近いぞ///」

 

ゼイルは顔を赤くする。………。

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

ゼイル「咲子…?」

 

咲子「…もう我慢できないわ!んっ…ちゅっ…」

 

ゼイル「んむっ!?ちゅっ…」

 

ゼイルと舌を絡めてキスをする。

 

咲子「ぷはっ…フフッ♪」

 

ゼイル「いきなり何するんだよ…」

 

咲子「ゼイル…ヤるわよ♡」

 

ゼイル「ゑ」

 

その後、部屋中にこんな声が聞こえた。

 

アッーーーーーーーーーー!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

茜「………」ドキドキ

 

『あっ、そこは…んっ!』

 

茜「聞こえる…(タイミング考えてよお兄ちゃん!)」




被害者はやはり茜。

次回もよろしくお願いします。


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年越しラーメン!?

ネタを下さい、5話分ほど。


side桜木咲子

 

一昨日は…うん。言わなくていいわね。

今は12月31日の夜。あと少しで新年を迎える。

 

咲子「今年は色々あったわね…」

 

ゼイル「ああ。10月でやっとあの地獄が終わった…そして引っ越してしばらくした後咲子と恋人になった。…いい年だった」

 

咲子「…あ、ゼイル、アンタ年越しに食べる物ってあるの?」

 

ゼイル「いや、ないが?」

 

咲子「じゃあ…年越しラーメン、食べてみる?」

 

ゼイル「ラーメン?そばとかじゃないのか?」

 

咲子「ウチはラーメンなのよ。おせちも食べないわね」

 

ゼイル「なるほどな。食べてみる」

 

咲子「了解。準備してくるわね〜」スタスタ…

 

キッチンできじおさんに『俺と茜の分も作ってくれるかい?』と、頼まれたので、4人分作る事になった。

(きじおは年越しラーメンの事を知っている)

 

side飛羽野ゼイル

 

………。

10月、逃げる事を決めるまでは、最悪と言っていいような状況だった。

あの時、兄さんに匿われなかったら…いや、考えちゃダメだ。

ここに引っ越してきて、最初はまだ人間不信だったが…ここは良い奴ばかりだった。

特に咲子。俺が過去を打ち明け、慰めてくれた。おかげで目の腐りも取れ、肩の荷が完全に降りた。

それからも、充実した日々だった。似た趣味を持つ友達ができた。咲子の可愛い一面も見れた。

咲子と付き合う事になった時、本当に嬉しかった。まさか両想いだったとは思わなかった。

今の俺は、幸せ者だな。

 

咲子「ゼイル、できたわよ」

 

ゼイル「おう、今行く」

 

ー数分後ー

 

ズズッ…

 

ゼイル「おお、美味いな」

 

咲子「喜んでもらえて嬉しいわ♪あ、ちなみに正月の餅にとあるものを混ぜ込んだわよ」

 

ゼイル「それは楽しみだ。…美味え」

 

side桜木咲子

 

ラーメンを食べた後、私達は117の時報を聞いていた。

 

ピッ、ピッ、ピッ、プーン♪

 

咲子「後20秒」

 

ピッ、ピッ、ピッ、プーン♪

 

ゼイル「10」

 

茜「9」

 

きじお「8」

 

咲子「7」

 

ゼイル「6」

 

茜「5」

 

きじお「4」

 

咲子「3」

 

ゼイル「2」

 

全員「1…」

 

…プーン♪

 

『あけましておめでとう』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その頃、他のメンツは…

 

祐樹「これからもよろしくな、ルマ!」

 

ルマ「うん♪」

 

祐樹をルマは家で過ごし、

 

絵奈「むにゃ…」

 

絵奈は寝ており、

 

千早「…おっ、年明けてる」カタカタ

 

千代「あけおめ…」カタカタ

 

七隈兄妹はパソコンとにらめっこ、

 

レイト「………」ギュルルル…

 

レイトはエネルギーを集中してて気付かず、

 

翔「あけおめ」

 

育也「ことよろ」

 

学「…寝ようぜ」

 

翔、育也、学の3人は互いに挨拶、

 

メイ「お兄さん、次は貴方に勝ちます!」

 

出夢「そうかい、でも負けないよ!」

 

花「………(これババ抜きよ?)」

 

メイと出夢が何故かババ抜きでガチになっていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

………。

 

「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥゥン…

 

赤いパーカーを着た女性が、そう言った。




117を電話すると正確な時間を知る事ができます。

次回もよろしくお願いします。


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偶然発見!?

日花の能力は何でしょう?
すでに伏線は何度も張ってるので、予想はできると思います。



side桜木咲子

 

1月1日、朝。

 

ゼイル「…おっ、これ甘いな」

 

咲子「でしょ?マックスコーヒーを餅に混ぜ込んだのよ」

 

茜「美味しいです♪」パクパク

 

きじお「…ところで、初詣には行くのかい?」

 

咲子「もちろん行きますよ。…着物がないので浴衣で」

 

きじお「それ、寒く…あ、大丈夫か」

 

火で暖めればいい話である。

 

ゼイル「咲子、自分の家族にあけおめ言ってないだろ?」

 

咲子「そうね、まあどっちにしろ浴衣を取りに帰るから、そこで挨拶するわ」

 

ゼイル「ああ、そうしろ」

 

ー数十分後ー

 

私はゼイルと自宅に帰っていた。

 

学「眠い…」

 

育也「学、目をつぶってたら電柱に当たるよ?」

 

翔「…おっ、お前らも初詣か?」

 

そこで男子3人組に遭遇した。

 

咲子「一旦家に帰って、浴衣に着替えてから行くわ」

 

翔「そうか。そんじゃ先に行っとくぜ」

 

ゼイル「ああ、じゃあな」

 

学「…「ゴンッ!」…痛ぇっ!?」

 

育也「ほら、言わんこっちゃない」

 

翔「お前バカかよwww」

 

学「クソがよぉぉぉ!」

 

……仲良いわね。

 

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

咲子「ただいま〜」

 

春樹「咲子、あけおめことよろ」

 

咲子「あけおめことよろ〜」

 

春菜「咲子、浴衣は部屋に置いてるわよ」

 

咲子「うん、ありがと」

 

春菜「…早く孫の顔が見たいわね♪(早い!)」

 

咲子「そ、そんな事言わないでよ!あと…最低5年待ってて///」

 

春菜「あらあら〜」

 

蓮也「春菜、そこまでにして「黙ってなさい」あ、はい」

 

父さん…後で何か奢るわ。

 

咲子「ふぅ…浴衣着てくるー」

 

タタッ…

 

ーさらに数分後ー

 

ガチャッ

 

ゼイル「来たか咲…子……」

 

咲子「に、似合うかな…?」

 

ゼイル「…………」スッ

 

ゼイルはスマホを出し…

 

カシャッ

 

…無意識に写真を撮った。

 

ゼイル「…最高に似合ってるぞ」

 

咲子「ありがと♪」

 

その後、日吉神社で初詣をし、帰ってゼイルに餅をあーんしてもらった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

学「ぐっ…」ズキズキ

 

翔「まだ痛えのか?」

 

育也「思いっきり当たったみたいだからね…」

 

学「俺は朝が弱えんだよ、クソぅ…」

 

3人組がとある道を通りかけた時。

 

「よし、ここはオーケーね」

 

何処からか聞き覚えのある声がした。

 

翔「ん?…おい、アレ坂田先生だよな?」

 

育也「何してるんだろう…」

 

日花「時間…停止!」

 

フッ…

 

日花がそういった瞬間、彼女は消え去った。

 

翔「なっ!?消えた!?」

 

育也「アレが坂田先生の能力…」

 

翔「こりゃ大スクープだぞおい!!!」

 

2人(学は頭痛で悶えていた)は偶然日花の能力を発見したのだった。




日花の能力は時間停止…などです。
止めるだけではありません。

次回もよろしくお願いします。


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抵抗開始前

北海道といえば?コメントお願いします。


side室見メイ

 

メイ「ーで、それで、咲子さんが…」

 

レイト「ふむふむ」

 

俺は家でレイトさんと雑談していました。

 

メイ「…あ、言い忘れてました。俺達、明日から2日間北海道へ行くんですよ」

 

レイト「そうか。お土産頼めるかな…?」

 

メイ「いいですよ、何がいいんですか?」

 

レイト「ばかうけで」

 

メイ「了解です」

 

レイト「…で、北海道の何処へ行くんだい?」

 

メイ「札幌、旭川、阿寒湖、函館、輪花高専…あ、スキー場にも行きます」

 

レイト「それは楽しそうだね」

 

メイ「レイトさん…家の事、頑張って下さいね?」

 

レイト「もちろん。バレてはいない…と思う。だから大丈夫…なはず」

 

メイ「そうですか。それなら心配ないですね」

 

レイト「だね。…ゲーム再開しようか?」

 

メイ「あ、はい」

 

ピコピコ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガチャッ。

 

母「服はここに…あら?」

 

レイトの母はレイトの服をイスに置くと、パソコンの電源がついている事に気付いた。

 

母「戦闘試合…?」

 

画面には、咲子対メイの動画が一時停止されていた。そのパソコンの前には、技のメモもあった。

 

母「あの子、まさか…」

 

カチッ

 

レイトの母は別のタブを開く。そこには…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今年の目標」

 

①もう親のいいなりにならない

②才能を発揮し、磨く

③花町高専に転校する

 

コメント

 

メイ『中々いい目標です。頑張りましょう!』

 

2021/1/1

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

母「才能…ね…」

 

そんなものいらないわ、とレイトの母は呟いた。

 

母「帰ってきたらどうしてあげましょうか?」

 

しかし、レイトはメイの家に泊まったため、その日から監禁されるのは回避できた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side渡辺レイト

 

ー次の日ー

 

メイ「じゃ、集合時間になるので行ってきますね♪」

 

レイト「うん、楽しんできてね」

 

メイ「はい、それじゃ♪」タタッ

 

そして室見さんは走り去った。

 

レイト「………」スタスタ

 

昨日つけておいたパソコン、バレたかな?

 

レイト「ま、バレても別にいっか」

 

帰っても監禁されることはない。

仕組んだからね。

 

しばらく歩いた後、”元”自宅に着いた。

 

レイト「ただいま」ガチャッ

 

母「あらレイト、おかえり」

 

父「話がある。はやく上がってくれ」

 

レイト「話?…分かった」

 

さて、抵抗スタートだ。




北海道の旅行はあまり描写しません。残念ながら。

次回もよろしくお願いします。


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いざ!北海道へ!

一応、この小説の年月日は、2021年1月3日です。
レイト視点と咲子達視点、同時進行で行きます。

それではどうぞ。


side桜木咲子

 

ー空港ー

 

今日から北海道に旅行だ。

…すっごい楽しみ!

 

咲子「楽しみね、メイ♪」

 

メイ「そうですね♪」

 

ゼイル「阿寒湖って、確か変なゆるキャラがいたような気が…」

 

千早「ああ、いるぞ。…こいつだ」

 

『まりもっこり』

 

ゼイル「こいつか…」

 

絵奈「変な見た目してるね〜」

 

学「…なあ、本場の味噌ラーメンって美味しのか?」

 

翔「まだ着いてもねえぞ。話が早すぎないか?」

 

学「関係ねえ!俺は早く食ってみたいんだ!」

 

育也「まあ、考えは分からなくもないけど、ね…」

 

ルマ「祐樹、スキーで思いっきり滑ろうね!」

 

祐樹「もちろんだ!」

 

『まもなく新千歳行き○○便の搭乗が開始します』

 

咲子「あ、そろそろね」

 

ゼイル「行こうぜ」

 

スタスタ…

 

ー数時間後ー

 

ー新千歳空港ー

 

咲子「うっ、寒いわね…」

 

ゼイル「そりゃ北海道だからな」

 

ゼイルからもらったスカーフがなかったら冷凍食品になってたわ。

※なりません。

 

翔「で、風鈴との集合場所って何処だ?」

 

絵奈「入口付近で待ってるって言ってたよ〜」

 

学「…あそこにいるぞ?」

 

全員『え?』

 

学「ほら、アレ風鈴じゃね?」

 

よく見ると、空港の飲食店で食べていた。

 

咲子「あ、ホントね。おーい」タタッ

 

風鈴に近付く。すると風鈴はこっちに気付いた。

 

風鈴「ん、はひほはひ、ほうほほほっはいほうへ!」モゴモゴ

略:ん、咲子達、ようこそ北海道へ!

 

ゼイル「行儀悪いぞ」

 

風鈴「ん。…ふぅ、ゴメン。ヒマだったから食べようと思ったら、いつの間にか集合時間になってたの」

 

咲子「ふーん…案内してくれる?」

 

風鈴「もちろん♪…あ、その前にコレ食べてから」パクパク

 

咲子「………私達も昼食食べた方が良さそうね」

 

その後雑談しながら昼食に味噌ラーメンを食べた。美味しかった。

 

side渡辺レイト

 

レイト「で、話って?」

 

母「アンタ、これは何?」スッ

 

母さんはパソコンの画面を見せてくる。

 

レイト「僕の目標だけど、何か?」

 

父「お前、何をしているのか分かっているのか!?」

 

はあ、何も悪いことはしてないよ。頭おかしいよ?

 

レイト「うん。…僕は自分がやりたい事をやる」

 

母「へえ…これは罰が必要なようね」

 

父「その腐った性根を普通に戻してやる。反省部屋行きだ!」

 

監視カメラには気付いてないようだね。

 

レイト「思ったんだけど、僕の普通と父さん母さんの普通は違うよね?」

 

母「そ、そんな事は…」

 

レイト「僕の普通は、父さん母さんが決めつけるものじゃない」

 

父「…んだとコノヤロー!」ブンッ

 

レイト「おっと」サッ

 

この拳、遅いね。室見さんの刀より大分遅い。

 

レイト「僕はやっと本当の友達ができたんだ。言いなりにはもうならない」

 

母「言いなり?ふざけないで。私達はアンタのためを思ってー」

 

レイト「僕のため?僕はそのせいでずっと仮面を付けてたんだよ?ずっと…地獄を味わってたんだ!それが…僕のためか!?」

 

母「ヒッ…」

 

父「……おいレイト。お前操られてるのか?いつものお前はどうした?」

 

レイト「うん、僕は操られてた。…お前らから」

 

父「は…?」

 

レイト「お前らは普通普通言って、僕を何日も監禁して、精神的に追い込まれた僕は普通”に見えるようにする”仮面を付けざるを得なかった。それを何年も。いい成績を取ったら褒めずにまた監禁…クズも良いところだ。本来ならお前らは監禁罪と児童虐待で逮捕されるんだぞ?」

 

母「嘘…そんなハズは…」

 

まだ信じないか。

…もう、家族とは思わない。

 

レイト「今日を持って、僕は…お前らと縁を切る!」

 

父「なっ…」

 

パサッ

 

書類を机に置く。

 

レイト「ほら、早く書け。しないと訴えるぞ?」

 

汚い脅しかもしれないが、コイツらはクズ。これぐらいどうってことない。

 

母「でも、誰が引き取り…」

 

レイト「書いてあるだろ?ここだ」

 

父「……嘘だろ!?」

 

『室見メイ』




風鈴の趣味は食べることですね。
ただ、能力で使用するため、太ることはほぼないです。
…あ、まりもっこりは実在します。ググってみて下さい。

レイト視点は…かなりシリアスですね。

次回もよろしくお願いします。


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開放

シリアスからのほほんの急展開…


side渡辺レイト

 

父「お前、最近有名になったヤツに引き取られるのか!?」

 

レイト「そうだが、どうした?」

 

母「ありえない…絶対ウソよ…」

 

レイト「証拠がほしいのか?」

 

父「見せれるものならな!」

 

レイト「分かった」スッ

 

僕はスマホを出し、とある人に電話する。

 

??『あ、僕の出番がきたのかい!?』

 

レイト「うん、きたよ。急いできてくれ!」

 

??『了解だよ!』

 

ツー…

 

レイト「数分で来るだろう」

 

父「ほう…(もし来なかったら…ククク…)」

 

ー数分後ー

 

ピンポーン

 

レイト「来たみたいだ」

 

ガチャッ

 

??「ハロー、レイト君!」

 

レイト「うん、よく来たよ室見さん」

 

母「え……」

 

父「……いや、室見メイじゃないな、誰だ?」

 

ニヨ「僕はメイの5人目の人格、室見ニヨだよ」

 

彼女はつい昨日目覚めた人格で、属性は蓮、一人称は僕だ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「誰がここに残るかじゃんけんしますか?」

 

ナオ「いや、これは戦って…」

 

ヤエ「じゃんけんでいい」

 

クミ「あたいはゲームで!」

 

ニヨ「じゃあ、僕が引き受けるよ!」

 

4人『…ん?』

 

ニヨ「やあ、やっと目覚めたよ」

 

4人『えええー!?』

 

という感じで、ニヨが福岡に残るのを引き受けたのである。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ニヨ「…で、証拠が欲しかったんだよね?」

 

母「え、ええ…」

 

レイト「ほら、とっとと書け!」

 

父「ぐっ…」サラサラ

 

クソジジイは『俺、キレそうです』って顔をしながら書類にサインする。

 

父「…終わったぞ」スッ

 

レイト「分かった…もう僕はお前らの家族じゃない。分かったな?」

 

母「そんな…」

 

レイト「今更誤ってもムダだ。…行くよニヨ」

 

ニヨ「うん…(凄い威圧だね…)」

 

その後僕はそのまま市役所へ行き、書類を提出した。

これから僕は…室見レイトだ…!

 

レイト「やっと、開放されたよ…!」

 

ニヨ「おめでと、レイト君♪」

 

レイト「ああ…!」うるっ

 

僕はしばらく感動に浸っていた。

やっと、地獄が終わった。

 

side桜木咲子

 

咲子「札幌にも地下鉄があるのね…」

 

風鈴「うん、あるよ」

 

ゼイル「それは現在進行系で乗ってるから分かる」

 

ガタンゴトン…

 

咲子「ところで、明日スキー場へ行く予定だけど、アンタも来る?」

 

風鈴「もちろん♪スキー歴5年の力、見せてあげるよ!」

 

翔「おお、それは頼もしいな」

 

そして私達は電車に揺られながら雑談をするのであった。




渡辺レイト→室見レイト

メイの次にレイトと仲がいい人格はニヨです。

次回もよろしくお願いします。


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嬉しい連絡

( ゚д゚)


side室見メイ

 

今日は札幌市を観光しました。

風鈴さんが色々な所へ連れてってくれたんですが、全部興味深いものでした。

今はホテルの部屋でスマホをいじってます。

 

メイ「ニヨは大丈夫でしょうか…」

 

『テレキャスタービーボーイ、僕に愛情を…』

 

あ、電話来ました。レイトさんからですね。

 

ピッ

 

レイト『やあ、室見さん』

 

メイ「こんばんは、レイトさん。どうしました?」

 

レイト『…大事な話がある。今いいかな?』

 

大事な話…何でしょうか?

 

メイ「はい…」

 

レイト「分かった、話すよ。僕は今日の朝室見さんと別れた後、”元”自宅に帰った』

 

え、”元”自宅?

 

レイト『そして早速”元”両親に呼び出されて、僕がわざと仕組んだものを見せられた。作戦通りだったよ』

 

”元”両親…?まさか…

 

レイト『そして、それについてきいてきたところで、僕は思いっきり正論を叩きつけた。あの時は本当にイライラしたよ』

 

レイトさん、もしかして論破が得意なんですかね?俺も何度かされてますし。

 

レイト『そして、縁を切った』

 

メイ「え、今日切ったんですか!?」

 

レイト『うん、室見さんがサインした書類を渡したよ。君が書いた証拠を見せろと言われたけど、ニヨさんを呼んで証拠を見せた』

 

メイ「なるほど…」

 

つまり、ニヨがいなかったらレイトさんは…いや、考えちゃダメですね。

 

レイト『それで僕の”元”両親は縁を切った。…君には本当に感謝しかないよ。ありがとう…!』うるっ

 

レイトさんは泣いてるような震えた声で話してます。

 

メイ「レイト…君」

 

レイト『……室見さん?』

 

メイ「”友達”として、助けるのは当然ですよ。これからもよろしくお願いしますね、レイト君」

 

レイト『…うん、これからもよろしくね、メイさん!』

 

メイ「はい♪…そろそろ失礼しますね、また明日です、レイト君」

 

レイト『うん、また明日!』

 

ツー…

 

メイ「……///」

 

は、初めて人を君付けしました…顔が熱いです…///

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

絵奈「………」( ゚д゚)

 

千代「………」( ゚д゚)

 

同じ部屋にいた絵奈と千代は、メイの電話をずっと聞いていた。メイは未だに2人の事に気付いていない。

 

メイ「うう…レイト君にどう顔を合わせれば…///」

 

絵奈「…千代、やるよ」

 

千代「…ええ」

 

2人『……メイ、レイト君って誰?』

 

メイ「……ふぇ!?///」

 

やっと2人に気付いたメイはその後質問攻めにあい、メイはずっと顔を紅潮させるのであった。




次回もよろしくおねがいします。


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スキーからの雪合戦!

スキーです!
俺はスキーした事あるんですけど、思いっきり滑ってから泥溜まりに直撃しましたね(笑)


side桜木咲子

 

北海道2日目。

今日はスキー場にいる!

 

咲子「滑ってやるわよ〜!」

 

風鈴「あ、その前に注意したい事があるわ」

 

咲子「ん、なに?」

 

風鈴「偶に雪が少し解けて泥溜まりになってる所があるから、そこに激突しないようにね」

 

咲子「了解。じゃ、滑っていく〜!」

 

シャーッ!

 

雪の坂を凄いスピードで滑っていく。

 

咲子「そして…とうっ!」

 

ピョン、クルクル、スタッ!

 

空中に跳んで一回転し、着地した。

 

ゼイル「おお、お見事」

 

咲子「ふふっ、でしょ?」

 

ゼイル「次は俺の番だな」

 

咲子「期待してるわ」

 

ゼイル「おう」

 

タタッ

 

ー数十秒後ー

 

しばらくするとゼイルが滑ってきた。そして…

 

ゼイル「せいっ!」ピョン

 

ブワッ!

 

咲子「おお…」

 

スタッ

 

風を起こしながら一回転し、着地した。

 

ゼイル「どうだ?」

 

咲子「かっこよかった!」

 

ゼイル「そ、そうか…」

 

翔「おーいお前ら、超次元雪合戦しようぜ!」

 

咲子「それってイナイレの雪合戦?」

 

翔「まあ、似たようなものだな。お前らもやるか?」

 

咲子「ええ、やるわ。ゼイル、行きましょう」

 

ゼイル「ああ」

 

タタッ

 

どうやら超次元雪合戦は2人1組のチームで挑み、当たったら負け、技使用オーケーの雪合戦のようだ。

チームは私とゼイル、翔と絵奈、祐樹とルマ、千早と千代、メイと風鈴、学と育也の6チーム。…メイと風鈴が厄介そうね。

 

メイ「じゃ、このチャカメカファイヤーが爆発したらスタートです」

 

………。

 

……ドガーン!

 

スタートね!

 

翔「先にお前を狙う!オラァ!」ポイッ!

 

咲子「甘いわ!絶イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

翔の雪玉を受け流す。

 

絵奈「隙あり!後ろだよ〜!」ポイッ

 

咲子「…空中分解!」ギュィィィン!

 

絵奈「え〜!?」

 

咲子「ふう、危なかったわね。やり返しよ!ムゲン・ザ・スノーボール!」

 

ムゲン・ザ・ハンドの腕がそれぞれ雪玉を持っている。つまり…516個ある。

 

咲子「いけぇ!」

 

ポイポイポイッ!

 

翔「そんなのありかよ!?…うわっ!?」

 

絵奈「うわ、多すぎ…あ」ボスッ

 

咲子「絵奈、アウト」

 

絵奈「あはは、やられちゃった〜」

 

翔「マジかよ…」

 

私達はそのまま雪合戦を楽しんだ。結果的に私とメイの相打ちで引き分けになったけど、楽しかった。

 

side室見レイト

 

僕は今、不可解な出来事に遭遇している。それは…

 

ニヨ「……♪」ギュッ

 

ニヨさんが僕に抱きついてる事だ。何でだろう…昨日の夜からずっとこうだ。

 

レイト「あのー、ニヨさん?腕離してくれません?」

 

ニヨ「やだ」

 

レイト「いやなんで〜!?」

 

ニヨ「…ふふっ♪」

 

いやいやそんな嬉しそうな顔されても…




どちらも平和ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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お似合い

最初は日花視点です。


side坂田日花

 

日花「………」カタカタ…

 

私の教え子が作ったこのゲーム、めっちゃ面白いわね…

 

日和「…お母さん、何してんの?」

 

日花「ん、見ての通りゲームだけど?」

 

日和「咲子ちゃんをちゃんと鍛えてる?」

 

日花「アンタに言われなくてもちゃんとやってるわよ。咲子達は今北海道だし」

 

日和「へぇ〜。じゃ、遊びに行くね」

 

日花「ええ、行ってらっしゃい」

 

ガチャッ。

 

………。

 

日花「ん、シークレットボス?」

 

『ダークアルカV2』

 

どうやら1回も負けずに1部をクリアしたら戦えるようね。

 

『♪ステルス・ロック』

 

おお、いい曲ね。

 

日花「おっと、攻撃力エグいわね」

 

こりゃちょっとしんどいわね〜。

 

その後、私は頑張って倒したのであった。

 

side室見レイト

 

ピンポーン。

 

レイト「はーい」ガチャッ

 

出夢「あれ、君は?」

 

花「会ったことないね〜」

 

ドアを開けると知らない人が出てきた。

 

ニヨ「あ、お兄ちゃんと花さん、入っていいよ」

 

出夢「ん、メイじゃないみたいだね。別人格かい?」

 

ニヨ「うん、5人目のニヨだよ!」

 

花「で、アンタは?」

 

レイト「レイト…です」

 

花「名字は?」

 

レイト「室見レイトです…」

 

出夢「(同じ名字!?)…とりあえず入らせてもらうよ」

 

ー数分後ー

 

出夢「僕は室見出夢、花町高専3年の1位で、メイ達の兄だ」

 

花「私は藤崎花、花町高専3年の2位で、出夢と付き合ってるよ!」

 

レイト「えっと、よろしくお願いします…」

 

ニヨ「レイト君、そんなに固くしないでいいよ」

 

レイト「で、でも…」

 

プレッシャーがね…

 

出夢「ところで、名字が同じなのは偶然かい?」

 

ニヨ「…どう思う?」じー

 

出夢「偶然じゃないみたいだね。…まさか」

 

花「メイちゃん、行動力凄いね!?」

 

レイト「…はい、僕メイさんに引き取られました」

 

出夢「(今更だけど僕の妹って規格外?)…経緯を話してもらえるかな?」

 

レイト「はい…」

 

ーただ今説明中ー←使う作品が違う!

 

レイト「…以上です」

 

出夢「…フッ」

 

花「…ふふっ」

 

レイト「えっと、どうしたんです?」

 

出夢「言ったほうがいいのかな?」

 

花「いいと思うよ?せーの」

 

2人『2人ともお似合いだね』

 

めちゃくちゃ予想外なセリフが飛んできた。

 

ニヨ「えっ///」

 

出夢「完全に奇跡としか言いようがないよ」

 

花「ニヨちゃん、頑張ってね♪」

 

ニヨ「う、うん///」

 

レイト「???」

 

ニヨは何を頑張るのかな?分からない…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「よし、勝った!」

 

朱雀「クルル♪」




実在するなら、
ステルス・ロック
作曲 LCRCL feat.Flower&鳴花ミコト
になりますね。
メロディはブリキノダンスとアンヘルと空中分解を組み合わせたような感じですね。

次回もよろしくおねがいします。


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福岡へ帰る

思いっきり割愛しました。


side桜木咲子

 

北海道の色々な所へ行き、カニ、熊肉、味噌ラーメンなども食べた。

楽しかった。

そして今日は福岡へ帰る日だ。

 

風鈴「旅行は楽しめた?」

 

咲子「もちろん!楽しかったわよ」

 

風鈴「それは良かったわ。次会うのは…3月の5校衝突ね」

 

咲子「そうね。私はもっと強くなるわ!」

 

風鈴「じゃあ、私はそれを追い越せるように頑張るわ!」

 

ガシッ

 

握手を交わす。

 

咲子「じゃあね、風鈴」

 

風鈴「またね、咲子」

 

2人『また会おう』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ゼイル「おお、決まった」

 

メイ「アツいシーンですね!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー数時間後ー

 

咲子「ふう、着いた着いた」

 

ゼイル「ん?茜と赤坂がいるな」

 

メイ「…あ、レイト君!」タタッ

 

…ん?今メイ君付けした?

 

スタスタ

 

茜「おかえり、お兄ちゃん」

 

ゼイル「おう、ただいま」

 

留美「先輩、私特訓しましたよ!たとえばー」

 

咲子「はいはい、後は家で聞くから」

 

メイ「お土産です、レイト君」

 

レイト「ありがとう、メイさん」

 

メイ「どういたしまして♪」

 

咲子「………へえ」じー

 

レイト「…ん、どうかしたかい?」

 

咲子「私は桜木咲子よ」

 

レイト「あ、僕は室見レイトだよ」

 

咲子「で、アンタがメイに引き取られたのね?」

 

レイト「…うん」

 

訳ありなのは知ってたけど、どうやらほぼトラウマのようね。

 

咲子「ま、深くは聞かないでおくわ。よろしく」

 

レイト「うん、よろしくね」

 

ゼイル「………(なるほど、コイツも追い込まれてたのか)」

 

そして、私達は帰ってきたついでにレイトの歓迎会をする事にした。

 

ー半時間後ー

 

♪MULAストーリー-Arumi is here.

 

全員『かんぱーい!』カンッ

※酒は飲んでません。

 

咲子「ん、美味しいわねコレ」

 

メイ「改良した梅ジュースです。喜んでもらえて何よりです♪」

 

咲子「ところで、冬休みの残り数日何するの?私はゼイルとイチャイチャするけど」

 

メイ「さらっと自慢しないで下さい。俺は、そうですね…」チラッ

 

メイはチラッとレイトを見る。

 

翔「でな、それでな、学がー」

 

レイト「え、ホント!?ははっ!」

 

学「俺の黒歴史掘り返すなよ…」

 

育也「電柱に当たるのって黒歴史なのかい?」

 

うん、楽しんでるわね。

 

メイ「…レイト君と色々したいですね」

 

咲子「へぇ〜。…好きなの?」

 

メイ「ふぇ!?そ、そんな事ないでしゅよ!?」

 

咲子「噛んでるわよ。なるほどね…」

 

メイ「す、少し…好きです…」

 

咲子「ふふっ、それなら応援するわよ」

 

メイ「…はい!」

 

その後私達は飲み会(酒は飲んでない!)を楽しんだ。




やっと咲子とレイトが会いましたね。

Arumi is here.
UNDERTALE-sans. のアルミ(火桜神、咲子)バージョン。

次回もよろしくおねがいします。


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出番がほしい!

3日前ぐらいに、煮ル果実さんの新曲”アランダーノ”が投稿されたんですよ。神曲でした。

煮ル果実さんの好きな曲ランキング(唐突)
1位イヱスマン
2位アランダーノ
3位紗痲
4位キルマー
5位トラフィック・ジャム

今回は絵奈、千早、メイ視点です、それではどうぞ。


side貝塚絵奈

 

………。

 

絵奈「最近私の出番がないよ〜」しょぼん

 

作者が出してくれないよ〜(メタい!)

 

学「それは同感だ」

 

育也「出番、ないよね…」

 

絵奈「う〜ん…何しようかな〜」

 

学「絵でも描けばどうだ?」

 

絵奈「千代や千早からの依頼はすでに終わってるんだよ〜」

 

育也「じゃあ、オリジナルの絵を描けば?」

 

絵奈「オリジナル?う〜ん…」

 

…………!

 

絵奈「いい考えだね〜!やってみるよ〜!」

 

紙、色鉛筆、と。

 

絵奈「描こう加工描こう〜♪」

 

育也「変なものが混ざってた気が…」

 

ー数分後ー

 

………。

 

今、衝撃の事実に気付いちゃった。

 

絵奈「何を描けばいいの〜!?」

 

ネタがない…どうしよう…

 

絵奈「最近起きた事は…」

 

北海道旅行だよね?

 

絵奈「北海道で1番印象的だったのは…」

 

やっぱりスキーと雪合戦かな〜?

 

絵奈「じゃ、下書き…」

 

その後私は頑張っていい絵を描いたよ〜。

 

side七隈千早

 

カタカタカタッ。

 

千早「…どうだ?」

 

『天空掌!』ズガァン!

 

千早「よし、効果音はオーケーだな」

 

次はキャラクターのセリフだな。

 

『おお、お姉ちゃんが新技出してる!』

 

うん、コレもオーケーだ。

 

…今俺が何をしてるのかって?

MULAの物語第3部のプログラミングだ。1部と2部が好評だったので、かなりやる気が出てる。

 

ガチャッ

 

千代「千早、そろそろやりすぎじゃない?」

 

千早「いや、俺はまだいけるぞ?」

 

千代「ふーん。はい、エナドリ」スッ

 

千早「あざっす」カチャッ

 

ゴクゴク…

 

…ふう、生き返ったぜ。まるで仕事を終えた会社員のようだ。

 

千早「よし、続けるか」

 

カタカタッ…

 

side室見メイ

 

メイ「………」

 

ナオ「………」

 

ヤエ「………」

 

クミ「………」

 

ニヨ「………」

 

ギュゥゥゥ…

 

レイト「えっと、5人とも、どうしたんだい?」

 

今、俺達はレイト君に抱きついてます。

…理由?黙秘します。(バレバレ)

 

レイト「そろそろ離しt『いやです(やだ)(やだもん!)』…ええー」

 

だって、なんかレイト君の近くにいると癒やされるんですよ!?離すワケないじゃないですか!?

 

レイト「………(ホントに、何この状況!?)トイレ、行っていいかな…?」

 

メイ「それならいいです」

 

ナオ「でも、戻ってきてよ?」

 

ヤエ「もし戻らなかったら…」

 

クミ「つかまえるよ!」

 

ニヨ「…ウフフ♪」ゴゴゴ…!

 

レイト「(ニ、ニヨさんが怖い!)わ、分かった。行ってくるy「あ、トイレに閉じこもるのもダメですよ」…うん(ダメか…)」

 

スタスタ

 

メイ「………」

 

早く戻ってきてほしいです〜




のほほんな回でしたね。

次回もよろしくおねがいします。


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1年3学期
3学期、スタートッ!


やっと始まりましたね…


side桜木咲子

 

咲子「今日から3学期ね」

 

ゼイル「そうだな」

 

咲子「……5校衝突以外に行事あったっけ?」

 

ゼイル「知らん」

 

咲子「まあいいや。…むふ〜」ギュッ

 

ゼイル「………(もう慣れた…)」

 

ちなみに、私達は既にクラスにいる。

 

「おい、お似合いコンビだぞ」

 

「くぅぅ…羨まけしからん!」

 

翔「言われてるな…」

 

咲子「別に、被害はないしどうでもいいわよ」

 

絵奈「おお、凄い堂々としてるね〜」

 

ルマ「祐樹〜、ボク達も〜」ギュッ

 

祐樹「ルマ、今はやめてくれ、恥ずか死ぬ…って聞いてんの!?」

 

聞いてないわよ、どう見ても。

 

千早「で、今日の分のプログラムは…」

 

千代「量的に多分2時間かかるわよ」

 

千早「そうか…頑張ろ」

 

ガラガラガラ。

 

日花「みんな、あけましておめでとう。安全に過ごせたかしら?…そろそろ始業式だから、並ぶわよ〜」

 

ガタガタ…

 

side室見レイト

 

今日から僕は室見レイトとして学校へ行く。

 

「おう、おはよう渡辺」

 

レイト「あ、僕名字が変わったんだ。室見レイトだよ」

 

「そうなのか?室見って、確か…」

 

レイト「そこは君の想像に任せるよ。じゃ」スタスタ

 

ー数分後ー

 

先生「おい渡辺…じゃなくて室見。お前の保護者って…」

 

レイト「はい。メイさんです」

 

先生「マジかよ…」

 

ー数分後ー

 

先生「○○」

 

「はい」

 

先生「○○」

 

「はーい」

 

先生「…室見」

 

レイト「はい」

 

『ええ!?』

 

レイト「?」

 

「先生、渡辺の名字間違ってません!?」

 

先生「間違ってない。冬休み中に変わったんだ」

 

「なんで言わなかったんだよ、レイト」

 

レイト「何でって、言う必要が無かったからね」

 

「お、おう…(怪しいな)」

 

ー数時間後ー

 

レイト「………♪」

 

「おい、アイツ前と比べて雰囲気が柔らかくなってないか?」

 

「だろうな。つけてみようぜ」

 

レイト「………(いるのは分かってるんだよね…まあいいや)」

 

スタスタ…

 

僕はそのまま帰った。

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

メイ「あ、レイト君おかえりです」

 

レイト「うん、ただいま」

 

「…おい、アレって」

 

『えええええええええっ!?』

 

「む、室見メイ…さんだよな!?」

 

「アイツ、まさかよ…」

 

「…これは大スクープだ、明日学校中に連絡だ!」

 

ダダダダダー

 

レイト(行ったみたいだね。ま、仮に明日バレたとしても、何も問題はないんだけどね)

 

メイ「えっと、レイト君どうしましたか?」

 

レイト「ん、なんでもないよ」スタスタ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

????「………」

 

???「………」

 

????「さあ、操り人形になりたまえ!」

 

2人『了解…』




次回もよろしくおねがいします。


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遭遇

次回から急展開です。


side室見レイト

 

ー次の日ー

 

今日は、確か確認テストがあったっけ?

 

レイト「……♪」

 

『僕の心はエゴロック…』

 

現在エゴロックを聞いている。

 

「おーいレイト!」

 

レイト「ん、何だい?」

 

「…室見メイさんと一緒にいたのが目撃されてるんだが、それってホントか!?」

 

レイト「ホントだよ」

 

きっぱりと言う。

 

「マジかよ、親戚かなんかか?」

 

レイト「ちょっと違うかな?」

 

「じゃあなんだよ、他にあんのか?」

 

レイト「…黙秘する」

 

「なんだよ〜、教えてくれよ、友達だろ?」

 

レイト「いつから友達になったんだい?」

 

「…は?何いってんだ、お前?」

 

レイト「仲良くはしてたよ。でも友達ではない。僕に友達は1人しかいないよ」

 

「ど、どういうことだ?」

 

レイト「カンタンに説明するとね…小3から去年までの僕は全部演技さ」

 

「………はぁ?」

 

うん、理解できてないみたいだね。

 

レイト「だから、前まではずっと演技で、今は素で話してるって事だよ」

 

「あ、なるほど…って、その友達って誰だよ!?」

 

レイト「それも黙秘するよ」

 

「ぐっ…いつか答えさせてやるからな!」

 

レイト「それはどうかな?僕は2年から花町高専に転校するし」

 

「マジかよ…」

 

その後の確認テストで、僕は全教科100点を取ったのはまた別のお話。

 

side坂田日花

 

????「ほう、来たか入箱」

 

日花「今は坂田よ。…で、なんでアンタがここに?」

 

????「フッ、説明する必要もないだろう?」スッ

 

ギギギッ!

 

????「………」

 

???「………」

 

日花「な…」

 

????「近くの飲食店の店主とその双子だ。操り人形にしてやったぞ?」

 

日花「さっさと開放しなさい!しないと…」

 

????「焼き切ると?…無意味だね!」

 

日花「なんですって?」

 

????「僕の糸は火でも焼かれず、刀でも切れない。ほぼ無敵の糸なんだよ!」

 

日花「ッ…なら…」ボッ

 

????「おっと、今は戦わないよ?…また会おう、入箱」

 

シュッ!

 

日花「クッ…」

 

何で私はとっとと倒さなかった?

 

日花「…咲子達を連れて行った方がよさそうね」

 

明日伝えましょう。

 

side???・???

 

ー回想ー

 

♪煮ル果実-紗痲

 

今日も後少しで店じまいかな?

そう思ってた時、誰かが入ってきた。

 

????「ククク…」

 

変な笑い方だな。

 

???「いらっしゃいませ〜」

 

????「………」ニヤリ

 

…この人から不穏な気配がする。

 

???「ご注文はどうなさいますか?}

 

????「そうだね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…君とその双子かな?」ギギッ!

 

???「なっ、やはり!」キィン!

 

相手の武器をお玉でガードする。

 

????「クククッ、もう遅い!」シュッ!

 

???「ガッ…ハッ…」

 

バタン

 

僕の記憶はそこで途切れた。




さあ、急展開です!

次回もよろしくおねがいします。


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天界、突入!

屍人、屍人!君の隣で 屍人、屍人!悪魔と踊る


side桜木咲子

 

咲子「今日、ヒマね…」

 

ゼイル「ヒマなら俺達はここにいないぞ?」

 

咲子「それもそうね…」

 

私達はさとかに隊基地でくつろいでいた。

 

メイ「ところで咲子さん、MULAの物語どこまで進みましたか?」

 

咲子「1回全クリしてから、今シークレットボスと戦えるようにノーコンクリアを目指してるわ」

 

メイ「あ、俺後少しなんですよね…」

 

出夢「………」スッ

 

翔「………」スッ

 

出夢「…勝った」

 

翔「グッ…もう一回です!」

 

花「あはは、もう三連敗してるよ?」

※ババ抜きです。

 

それぞれゆっくりしていた時。

 

コンコン。

 

絵奈「は〜い」ガチャッ

 

しかし、誰もいなかった。

 

咲子「…ハァ」クルッ

 

日花「…よっ。ちょっと話があるのよ」

 

日花先生は真面目な顔でそういう。

 

咲子「分かりました」

 

日花「昨日、とある悪魔と遭遇したの」

 

祐樹「悪魔?」

 

日花「まあ、正確には出夢みたいに悪魔化した人ね。そいつは糸で人を操る能力を持ってるのよ」

 

ルマ「………」

 

日花「そしてその能力で、2人操り人形にしてたわ」

 

翔「な……」

 

日花「その1人は…イーティングニコルの店主、ニコルよ」

 

メイ「えっ…!?」

 

日花「これから魔界へ行ってアイツをボコすつもりなのよ。…で、私についていく人はいるかしら?」

 

全員『………』

 

私達はしばらく考え込む。

 

咲子「…私は行きます」

 

ゼイル「…俺も」

 

メイ「俺も行きます!」

 

出夢「…後輩を守るためにも、行きます」

 

花「私も!」

 

祐樹「…俺も行きます」

 

ルマ「ボクもです!」

 

絵奈「私も行きます〜!」

 

翔「…俺も」

 

日花「……分かったわ。最初に天界へ行くわよ。…天使化!」

 

ギュィィィン……!

 

先生を紫色のオーラが包む。

 

日花「…インフェルナ、完了!」

 

咲子(見るのは2回目ね)

 

出夢(凄いパワーだ…)

 

絵奈(かっこいい〜!)

 

日花「さて、と。このワープホールに入りなさい」

 

咲子「突入!ハァァ!」

 

スッ!

 

ー天界ー

 

メイ「また来ましたね」

 

『火野道場』

 

日花「ここにちょっとした武器があるのよ」

 

私達は道場の中に入っていった。

 

ー数分後ー

 

有美「来たわね。例の武器…『アンヘル』はここよ」

 

咲子「アンヘル?」

 

『ドクドク交わって たちまちこんにちは』

 

有美さんは何かを運んできた。

 

咲子「ガラスっぽい玉と…」

 

ルマ「鎌と…」

 

絵奈「破れてるキャンバス…?」

 

3つとも赤いわね。

 

有美「これがアンヘルの3つの専用武器よ」

 

咲子「……!?」

 

突然、ガラスっぽい玉が動き出し…

 

ズゥゥッ…!

 

咲子「え、あ、ちょっと!?」

 

私の中に入っていった。




何かに突入する時のセリフは、『突入!ハァァ!』で固定してます。

次回もよろしくおねがいします。


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アンヘル

新技登場です!


♪かいりきベア-アンヘル

 

side桜木咲子

 

ガラスっぽい玉は私に、鎌はルマに、キャンバスは絵奈の中に入っていった。

 

咲子「…ッ、グッ…」

 

なんか、エネルギーが…

 

日花「…まさか!」

 

咲子「………!!」

 

カッ…!

 

メイ「うわっ!?」

 

有美「………」

 

祐樹「ルマ!」

 

スゥゥゥ…

 

咲子「……あれ?」

 

なんともない?

 

翔「………」

 

出夢「おお…」

 

咲子「ん、なんか背中が…」

 

サラッ

 

…え?

 

咲子「…翼?」

 

ルマ「ボクもある…」

 

絵奈「なにこれ〜!?」

 

日花「どうやら、成功したようね」

 

咲子「成功?」

 

有美「鏡を見てみなさい、ほら」スッ

 

咲子「……WHAT!?」

 

私の髪色は漆黒になっており、そこから赤い角が生えていた。さらにそこから赤い天使の輪っかがあった。

…そして背中に天使の翼。

 

咲子「天使化してる!?」

 

日花「その通り。どうやら1つずつ武器を手に入れたようね」

 

咲子「ええと、能力って…」

 

有美「咲子は”結界”、ルマは”鎌”、絵奈は”絵画”よ。結界は、まあ、結界を張ったりする。鎌は、とてつもない威力を誇り、くらったらじわじわダメージを与える。絵画は、絵を実体化するだけでなく、属性も付与されるわ」

 

咲子「は、はぁ…」

 

結界って…

 

咲子「こう、かな?」スッ

 

…ピキン!

 

メイ「おお、張られてます!」

 

咲子「……新技思いついたわ。メイ、攻撃してくれる?」

 

メイ「あ、はい。…真狐月十字斬!」ズバッ!

 

咲子「…………」スッ

 

私は力を右手に溜める。そして…

 

咲子「…結界流し!」ガオン!

 

曲線状に結界を張り、攻撃を受け流した。

…イジゲン・ザ・ハンドの強化版ね。

 

絵奈「…激流の渦!!」グルグル!

 

翔「え、ちょ、おいっ!?」ジャッパーン!

 

絵奈も強い技を考えたわね。

 

祐樹「ルマ、攻撃はやめてくれよ?」

 

ルマ「うん、攻撃はしないよ?かわりに…」ガシッ

 

ルマは祐樹の腕を掴む。

 

祐樹「お、おい?」

 

ルマ「翼使って飛ぶ!」

 

ビューン!

 

祐樹「うわああああああああああああ!?」

 

祐樹、お疲れ。

 

ゼイル「咲子、翼触っていいか?」

 

咲子「え?いいけど…」

 

ゼイル「じゃ、失礼するぞ…」

 

サラサラ…

 

咲子「んっ…」

 

なんか、気持ちいい…

 

ゼイル「凄いなコレ。暖かい」

 

咲子「ありがと。…ところで、輪っかって触れるのかしら?」チョン

 

コンコン。

 

なんか、ガラスっぽい感触がするわね。

 

ゼイル「これって取れるのか?」ガシッ

 

ゼイルは輪っかを掴む。

 

ゼイル「ちょっと引っ張るぞ…」

 

咲子「…うわっ!?」ヨロッ

 

ゼイル「おっと」ガシッ

 

咲子「どうやら輪っかは取り外しできないようね」

 

ゼイル「当たり前といえば当たり前なのか…?」




アンヘル
パワー増量 4倍
本来なら結界、鎌、絵画の3つを扱う。

次回もよろしくおねがいします。


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強さを試す①

戦闘!戦闘!


side桜木咲子

 

有美「…来るわよ」

 

咲子「え?…!」

 

気配を感じるわ。

 

日花「敵襲ね。外に出るわよ」

 

全員『はい!』

 

タタッ…

 

ー外ー

 

「出たな、入箱日花!」

 

日花「私は坂田日花って言ってるでしょ?耳大丈夫?」

 

「そんな事関係ない!やれぇ!」

 

『おおお!』

 

敵の集団が襲いかかる。

 

♪かいりきベア-アンヘル(ダーリンシンドロームver.)

 

日花「咲子、ルマ、絵奈。アンタ達の力を試してみなさい!」

 

3人「はい!」

 

「喋ってるヒマなんてねえぞ、ヒャッハー!」バンッ!

 

弾幕が飛んでくる。

 

咲子「ハッ!結界流し!」ガオン!

 

それを私は受け流す。

 

咲子「ゼイル!影の袋を!」

 

ゼイル「おう!」ポイッ!

 

咲子「ありがと!流星…ブレードッ!V2!!」

 

シュゥゥゥッ!

 

「ぐわぁぁっ!」

 

「なんだこれは!?」

 

咲子「フッ、いい感じね」

 

「クッ、なめるな!…ダークボール!」

 

ギュン!

 

凝縮された黒い玉が飛んでくる。

 

咲子「来たわね…ハァァッ!」シュッ

 

私は前かがみの姿勢になり、私の背中から紫色のオーラが吹き出す。

 

メイ「……あの技は!!」

 

咲子「魔王・ザ・ハンド!」

 

ガシィン!

 

強化したマジン・ザ・ハンドで止めた。

※イナイレではマジン・ザ・ハンドの強化版はゴットキャッチである。

 

「なんだと!?…これならどうだ!!」ドゴォン!

 

今度は大きな玉だ。

魔王・ザ・ハンドじゃ大きすぎる…なら!

 

咲子「ハァァァァ…ッ!」

 

ギュゥゥン…!

 

「なっ……!?」

 

ゼイル「マジかよ…」

 

私の後ろから腕が大量に生えてる仏像っぽいヤツが出てくる。

 

咲子「…千手観音!」

 

ガシガシガシガシ……ガシッ!

 

大量の腕でガッチリと止めた。

 

「クソッ…!」

 

咲子「ブレイズスクリュー改!」ゴォォォッ!

 

「…ガハッ!」

 

咲子「さあ、次の人は…!?」

 

ゼイル「クソッ、囲まれた!」

 

「ヒッヒッヒ…」

 

敵達はいつのまにかゼイルを囲んでいた。

 

咲子「ゼイルには…手を出させないわよ!…”超”炎天桜舞!」BLOOOM!

 

☆説明しよう!

天使化・悪魔化ができる人は、最後の形態である”神”まで強化できるようになる!

絶→超→極→神

 

「なにぃ!?…ぐはっ」

 

咲子「覚悟はできてるでしょうねぇ〜!?」

 

「ひ、ひぃ〜!」

 

咲子「怒りの鉄槌…V3!」ドゴォ!

 

「ギャァァァ!」

 

咲子「…ふぅ、スッキリした♪」

 

ゼイル「一応俺戦えたんだけどな…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

????「ほう、中々やるな…」

 

敵の首謀者はそう言った。

 

????「…だが、それじゃあ僕はやられないだろう」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ルマ、絵奈視点もいれます。

次回もよろしくおねがいします。


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強さを試す②

ルマと絵奈視点です。


side羽犬塚ルマ

 

♪かいりきベアxMARETU-アンヘル(MARETU REMIX)

 

「おりゃー!」

 

ルマ「絶ボーンガード!」ピキン!

 

「なんだこれ、かてぇ!」

 

ルマ「ハッ!」ズバッ!

 

「ぐわぁぁー!」

 

ルマ「……そうだ!」

 

祐樹「なんか考えでもあるのか?」

 

ルマ「この鎌に火をつけて…」ボッ

 

火は紫色に燃え上がる。

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバァン!

 

「ギャァァァ!」

 

おお、威力高いね〜!

 

「…くらえ!…おらぁ!」ドゴーン!

 

敵は大砲を撃ってきた。

 

ルマ「大砲!?…絶ヒートタイヤ!」グルグル!

 

ルマ )))))))(((((( 大砲

 

ギリギリ大砲を跳ね返した。

 

「…ギャフン!」

 

今度はどんな攻撃をしようかな?…あ!

 

ルマ「…レーザー」

 

祐樹「…は?」

 

ルマ「レーザーって、どうやって撃つのかな?」

 

祐樹「知らねーよ。エネルギーを一点に集中でもしてみればどうだ?」

 

ルマ「…いい考えだね祐樹!ありがと!」

 

祐樹「大したことしてねーよ」

 

ええと、レーザーは…

 

ルマ「こうかな?…ハッ!」ピョン

 

ボクは空中に飛び上がる。そして足をクロスさせて回転する。

 

ルマ「…Xブラスト!」ドゴォォ!

 

「こ、光線!?」

 

「ギャァァァァ!」

 

祐樹「…一応レーザーだな、うん」

 

ルマ「この調子で行くよ〜!」

 

side貝塚絵奈

 

♪かいりきベアx煮ル果実-アンヘル(煮ル果実 REMIX)

 

絵奈「激流の渦!」バッシャーン!

 

「流されるぅ〜!」

 

翔「半端ないなおい…」

 

「オラァ!」

 

翔「おっと、ホワイトブレード!」

 

グサッ!

 

「ガハッ!」

 

絵奈「そろそろ新技出すよ〜!(メタい!)」

 

私は絵で大量の動物を描いた。

 

絵奈「んんん〜!」ドゴッ

 

そして水の塊を回転させて蹴り飛ばす。

 

絵奈「オーバーサイクロン!」

 

ドスドスドスッ!

 

「なんだこの数!?」

 

「逃げろー!」

 

翔「ノーザンインパクト!!」パキィン!

 

「う、動けねえ…」

 

絵奈「翔、いい事思いついたよ〜!」

 

翔「なんだ?」

 

絵奈「エターナルバンドを2人でやったら、どうなる〜?」

 

翔「…あ、なるほどな」

 

絵奈「やってみる〜?」

 

翔「やってみるか」

 

パキィン!

 

翔は氷の塊を出し、空中で回転させる。

 

そして私達は左右からそれを蹴る。

 

2人「ホワイトダブルインパクト!」

 

パキパキッ…!

 

飛んでいった氷塊は周りを凍らせながら進む

 

「冷凍食品になっちまうー!」

 

「どいつもこいつも化け物揃いだー!」

 

絵奈「化け物じゃないんだけどな〜?」

 

翔「言わせとけよ」

 

絵奈「うん、そうするよ」

 

日花(3人とも上手く馴染んでるようね。こんなに早いのは予想外だったわ)

 

そしてそのまま敵襲を返り討ちにした。




新技が大量に出たので、一旦まとめます。

咲子
イジゲン・ザ・ハンド→結界流し
マジン・ザ・ハンド→魔王・ザ・ハンド
ムゲン・ザ・ハンド→千手観音

ルマ
バーニングサイス
Xブラスト

絵奈
激流ストーム→激流の渦
オーバーサイクロン
ホワイトダブルインパクト


冷突→ホワイトブレード
エターナルブリザード→ホワイトダブルインパクト
ノーザンインパクト

こんな感じですね。

次回もよろしくお願いします。


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正義の起床

再び天使化です!
誰でしょうか!?


side桜木咲子

 

敵襲を返り討ちにした後、私達は天界のとある所へ向かっていた。

理由は…

 

咲子「気分はどう、メイ?」

 

メイ「まだ、悪いです…」

 

メイが体調を崩し、さらにエネルギーが溢れ出しているからである。

 

日花「そろそろ『脳の木』に着くわよ」

 

行き先は脳の木。近くにいたら精神的な負担を下げてくれるらしい。

 

ー数分後ー

 

♪すりぃ-ノルア・ドルア・エー

 

日花「着いたわよ」

 

出夢「気分は良くなったかい、メイ?」

 

メイ「……あれ?」

 

ポワン

 

ナオ「いきなり出された!?」

 

ヤエ「なんか勝手に…」

 

クミ「何が原因!?」

 

ニヨ「お、落ち着いて…」

 

いきなりメイの別人格たちが出てきた。

 

日花「……(これって…)」

 

ピカッ…!

 

ゼイル「おい、脳の木が光りだしたぞ!」

 

ピカッ…!

 

メイ「お、俺も光って…!?」

 

ビカァ!!!!

 

メイと脳の木を眩しい光が包む。

 

そして…

 

メイ「………」

 

ナオ「これは…」

 

ヤエ「なんともない…?」

 

クミ「???」

 

ニヨ「…えっ!?」

 

5人『翼!?』

 

日花「今度はメイ達が天使化したようね…」

 

メイ「オ」

 

ナオ「キ」

 

ヤエ「セ」

 

クミ「イ」

 

クミ「ギ」

 

5人『昼の天使、オキセイギ!』

 

絵奈「おお、決まってる〜!」

 

翔「ちゃっかり決めポーズもしてやがる…」

 

メイ「あ、気分も良くなりました!というか絶好調です!」

 

ブワッ!

 

メイ「もう新技もできます!」バサッ

 

咲子「え、まさか…」

 

メイは空へ飛び上がり、頭上にエネルギーを凝縮した玉を作る。そして…

 

メイ「…ゴッドノウズ!」ドゴォ!

 

それを私に向かって蹴ってきた。

 

咲子「って、私!?…魔王・ザ・ハンド!」バシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「止めましたか。今度はあなたの番です、咲子さん」

 

咲子「私?…分かったわ。フレイムウェイブ!」グルグル

 

火を思いっきりチャージする。

 

咲子「チャージ完了!絶嵐爆熱ハリケーン!」ゴォォォッ!

 

炎の渦がメイ達に襲いかかる。

 

メイ「5人で力をあわせて止めます!ハァッ…!」

 

メイの背後に膨大な量のエネルギーが集まる。そしてそれが銀髪マントのマジンになる。

 

メイ「ゴットキャッチ!!」ガシャーン!

 

そして私の最強技をガッチリと止めた。

 

翔「や、やりやがった…!」

 

咲子「アンタの天使化も強いわね」

 

メイ「これでもっと熱いバトルができますね!」

 

咲子「そうね!」

 

ガシッ!

 

日花「………(こういう部分が女子っぽくないのよね…)」

 

ゼイル「ところで、この脳の木、根っこが小さくないか?」

 

咲子「そうね、まるで地下に続いてるように…」

 

日花「まるでというか、実際そうよ」

 

咲子「えっ!?」




メイ達が天使化しました!オキセイギです!

次回もよろしくおねがいします。


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魔界の脳の木

ノルア・ドルアってなんでしょう。
作曲者のすりぃさんも分かりません。


side桜木咲子

 

日花「ここから魔界へ行くわよ」

 

咲子「えっと、どうやってですか?」

 

日花「こうよ。…ハッ!」ドゴォ!

 

先生は地面を殴る。すると…

 

ボゴォ!

 

地面に穴が空いた。

 

メイ「ええ!?」

 

日花「この下は空洞なのよ。突入、ハァァ!」ピョン

 

そして先生は穴の中に飛び込んだ。

 

咲子「じゃ、じゃあ私も!」ピョン

 

ヒュゥゥゥ…

 

穴の中に落ちていく。

 

咲子「…ん?」

 

落ちていく先に空間があった。

 

スタッ

 

その空間の中で着地する。

 

♪すりぃ-ノルア・ドルア・ビー

 

日花「ここが魔界よ」

 

ルマ「おお…」

 

私達の前には逆さの脳の木があった。

 

ゼイル「…!?」ドクン

 

咲子「ゼイル!?」

 

ゼイル「何だ、この感覚はッ…!」

 

咲子「まさか、メイみたいに…!」

 

ゼイル「うっ、うおおおおおおお!」

 

ギュォォォ!

 

ゼイルを闇が包み…

 

シュゥゥゥ…

 

ゼイル「ハァ、ハァ…。…治癒の悪魔、ドーズ!」

 

悪魔化していた。

目は紫色になり、黒い包帯のような翼。

はっきりと言って…

 

咲子「かっこいい…!///」

 

ゼイル「ん、どうした咲子?」

 

咲子「いや、えっと、あの…///」

 

ゼイル「俺が悪魔化したのは分かるが、なんか様子がおかしいぞ?」ズイッ

 

咲子「な、なんでもないわよ!(ち、近い///)」カァァァ

 

ゼイル「そうか、ならいい」

 

全員(イチャイチャするんじゃねえ…)

 

日花「…コホン。どうやらゼイルが悪魔化したようね。しかも治癒の悪魔…回復系の技を使うのかしら?」

 

ゼイル「一応そのようですね。新技は…ハッ!」ブワッ!

 

ゼイルは影を纏う。

 

ゼイル「デビルバースト!でりゃぁっ!」ドゴォ!

 

そして影を纏った玉を蹴り飛ばす。

……クミに向かって。

 

クミ「え、アタイ!?ゴットキャッチ!」ガシィン!

 

ゼイル「止められたか」

 

花「連続で変身するね」

 

日花「ええ、これで私含め、メイ達を1人と数えて8人変身できるわね」

 

咲子「8人?私、先生、メイ、ルマ、絵奈、ゼイル、出夢先輩…もしかして藤崎先輩も?」

 

花「その通り♪冬休みの間にできるようになったの♪…変身!」

 

ギュォォォ!

 

花「猛毒の悪魔、ベノム!」

 

藤崎先輩には黒い翼があり、目はマゼンタになっていた。

 

メイ「可愛いですね」

 

花「でしょ?メイちゃん達も可愛いよ♪」

 

メイ「え、お、俺は…」

 

日花「はいはいそこまでよ。そろそろ進みましょ」

 

バサッ

 

私達は空を飛んで移動した。なんか爽快感があった。

…飛べない人達(翔と祐樹)はどうしたのかって?絵奈とルマがおぶって運んだわよ。

 

日花「そろそろ着い…来るわね」

 

メイ「また敵襲ですね」

 

クミ「ボコボコにしてあげるよ!」




連続で天使化、悪魔化しましたね。

次回もよろしくおねがいします。


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フ ル ボ ッ コ 

メイ「戦闘ですよ、戦闘ですよ〜!」

咲子「春ですよの間違えでしょ?」

???「春ですよ〜!」

2人『いるー!?』

…誰でしょう?
ヒント:東方妖々夢


side桜木咲子

 

日花「敵襲ね。行くわよ!」

 

全員『はい!!』

 

「へっ、こちとら数百人いるんだ、ぶっ潰せ!」

 

「うおおおお!」

 

咲子「ハァッ!超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

「ぐあああ!」

 

「くっ、くらえー!」

 

ドゴッ!

 

敵は大量の弾幕を放ってくる。

 

咲子「千手観音!」

 

ガシィン!

 

「隙あり!」

 

シュッ

 

咲子「しまっー」

 

ドゴッ!

 

ゼイル「咲子には指一本触れさせねえよ。シャドースクリュー改!」ゴォォッ!

 

「グハッ!」

 

ゼイル「咲子、一気に蹴散らそうぜ」

 

咲子「いい考えね、採用よ」

 

ゼイル「行くぞ!流星…」ポイッ

 

咲子「…ブレード…V2!」ドガッ

 

シュゥゥゥッ!

 

「うわあああっ!」

 

「なんだこれーーー!?」

 

咲子「怒りの鉄槌V3!」ドゴッ

 

ゼイル「デビルバースト!」ズガァン!

 

「くっ、くそぉ…」

 

「コイツら強すぎる…」

 

咲子「このままフルボッコにするわよ!」

 

side室見メイ

 

メイ「真狐月十字斬!」ズバァッ!

 

「ギャァァ!」

 

ナオ「ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

「ぐふぅっ!」

 

ヤエ「真岩なだれ!」ドゴドゴドゴッ!

 

「よ、よけろー!」

 

クミ「ボルトタイヤ!」バチィッ!

 

「あべべべべっ!」

 

ニヨ「激流ストームG4!」バッシャーン!

 

「流される〜!」

 

メイ「連携を決めますよ!」

 

ナオ「了解!空…!」ドゴッ!

 

ヤエ「前…!」ドガッ!

 

クミ「絶…!」バチッ!

 

クミ「後…!」ズバッ!

 

メイ「……改ッ!」ドゴォォ!

 

「が、はっ…!」

 

メイ「ふふっ、決まりました!」

 

side羽犬塚ルマ

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

「痛ええええ!」

 

祐樹「サンダーラッシュ!」バチィッ!

 

「じびびびびびッ!」

 

ルマ「ハァァッ!Xブラスト!」

 

シュゥゥゥッ!

 

「ギャァァァァ!」

 

祐樹「クソッ、キリがねえな…」

 

すると近くに絵奈と咲子が来た。

 

咲子「ルマ、絵奈と連携技やるわよ」

 

絵奈「一気にカタをつけよう〜!」

 

ルマ「え、どんな技?」

 

咲子から説明を聞いた。

 

ルマ「なるほど…いいね、やろう!」

 

咲子「よし…GO!」

 

ダッ!

 

ボク達は走りながエネルギーを溜める。そして…

 

3人『グランドファイア!』

 

火の玉と化したエネルギーを同時に蹴り飛ばす。

 

ドシュゥゥゥッ!!

 

辺りを焼き尽くしながら突き進む。

 

「ぐぁああああっ!」

 

「に、にげろー!」

 

「撤退だー!」

 

ダダダダダー

 

咲子「…ふう」

 

side桜木咲子

 

咲子「私達の勝ちね」

 

日花「また新技も生み出したようね」

 

咲子「はい、私達だったらこの技が合うと思ってました」

 

日花「なるほどね…さ、進みましょ。そろそろ敵の本拠地に着くと思うわ」

 

そして私達は空を飛んで移動した。




全部攻撃範囲半端ないですね。

次回もよろしくおねがいします。


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はい、はい、はい、はい

頷きゃいいのさ。


side桜木咲子

 

私達は途中で分かれ道に着いた。

 

日花「…半分ずつで分かれるわよ」

 

そのため、右の道は私、先生、ゼイル、絵奈、翔が行き、左の道は出夢先輩、藤崎先輩、メイ、祐樹、ルマが行くことになった。

 

ー数分後ー

 

咲子「…ゾンビ?」

 

????「………」

 

日花「操られてるわ、気をつけて」

 

ノーマン「…俺はノーマン。…お前らを追い返す」

 

♪煮ル果実-イヱスマン

 

…ブワッ!

 

ノーマン「屍人の悪魔、イヱスマン」

 

ゼイル「悪魔化できるみたいだな…」

 

咲子「関係ないわ。…ブレイズスクリュー改!」ゴォォォッ!

 

ノーマン「ほう…フンッ!」

 

ノーマンは懐からゴルフクラブを出し、それで対抗する。

 

ノーマン「…うらぁ!」

 

カキィン!

 

咲子「なっ!?」

 

そしてそれで見事に跳ね返した。私に向かって飛んでくる。

 

咲子「ッ、まずいー」

 

絵奈「咲子危ない!激流の渦!」バッシャーン!

 

絵奈の咄嗟の行動で私は助かった。

 

咲子「危なかったわ、絵奈ありがと」

 

絵奈「お礼は倒してからでいいよ〜」

 

ノーマン「……来い」

 

翔「言われなくても!ホワイトブレード!」パキィン!

 

翔は氷の弾幕を放つ。

 

ノーマン「この程度なら…ハッ!」

 

カキィン!

 

翔「はぁ!?…スノーエンジェル!」

 

…キィン!

 

翔はノーマンが跳ね返した弾幕をなんとか防ぎ切る。

 

ゼイル「遠距離攻撃が効かないのか…」

 

咲子「これは中々厄介な敵に遭遇したわね…」

 

日花「………(これは中々の見所になるわね。咲子達は倒せるかしら?)」

 

ノーマン「屍人、屍人、君の隣で…」シュッ

 

咲子「消えた!?」

 

ゼイル「いや、動きが素早いだけだ!」

 

ノーマン「屍人、屍人、悪魔と踊る」

 

後ろから声がする。

 

咲子「クッ、怒りの鉄槌V3!」ドゴォ!

 

そこに攻撃をすると…

 

ノーマン「…当たっちまったな」

 

攻撃が当たったノーマンが立っていた。

 

咲子「やっぱり近距離攻撃が有効のようね」

 

ゼイル「そうか、ならまかせろ!シャドースクリュー改…近距離バージョン!」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

ゼイルは影を纏った連続キックを叩き込む。

 

ノーマン「グッ…」

 

ゼイル「効いたようだな」

 

ノーマン「今のは痛かったぞ…ッ!」シュッ

 

ノーマンはまた消えた。

 

咲子「………」

 

集中力を高めてノーマンの気配を探る。

 

ノーマン「…舞ってるだけの朴念仁さ」

 

咲子「…そこっ!」シュッ

 

ノーマン「おっと」パシッ

 

咲子「掴まれた!?」

 

ノーマン「…オラァ!」

 

ドゴォン!

 

ノーマンに腕を掴まれ、地面に叩き落とされた。

 

咲子「ガフッ…!」

 

今ので骨数本逝ったわね…




一応言っておきますが、日花は敵になることはありません。
咲子達の力を試すと同時に間接的に鍛えてるのです。

次回もよろしくおねがいします。


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正々堂々と生きていたいのさ

…お分かりかい?

メリークリスマス!


♪煮ル果実-イヱスマン

 

side桜木咲子

 

咲子「痛い……」

 

この状態で骨が数本逝くなんて…

 

咲子「普通の状態だったらヤバかったわね」

 

ゼイル「咲子、大丈夫か!?今すぐ回復してやるぞ!!」

 

ギュィィン…

 

ゼイルの手が緑色に光り、私の怪我を癒やす。

 

咲子「ハァ、ハァ…ありがと、なんとか戦えるわ」

 

ゼイル「…無理するなよ?」

 

咲子「もちろんよ」

 

ノーマン「…話は終わったか?」

 

翔「敵の会話が終わるのを待つなんて案外律儀なんだな」

 

ノーマン「待ってるだけの朴念仁さ」

 

さっきから『イヱスマン』の歌詞をずっと言ってるわね…

 

絵奈「オーバーサイクロン!」バッシャーン!

 

ドスン、ドスン!

 

ノーマン「これは…厄介だな…!」シュッ

 

ノーマンはまた消えようとするが、動物(絵奈が描いた)に囲まれてあまり動けない。

 

咲子「隙あり!怒りの鉄槌V3!!」ドゴォ!

 

ノーマン「なっ、グハッ!」

 

ノーマンは私の攻撃に当たり少し怯んだ。

 

ゼイル「……ダメージは…」

 

ノーマン「この野郎…俺の頭にたんこぶができたじゃねーか!」

 

モワーン

 

ノーマンはヘルメットを外すとそこには見事なたんこぶがあった。

 

翔「おお…」

 

ノーマン「そろそろ本気を出す。後悔はするなよ…ッ!」シュッ

 

ゼイル「くっ…」サッ

 

ノーマン「オラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴッ!

 

ノーマンはラッシュをする。

 

ゼイル「これは、まずいっ…!」ササッ

 

それをゼイルがギリギリ避ける。

 

咲子「超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

ノーマン「効かねえよ!」カキーン!

 

絵奈「翔、行くよ!」

 

翔「おう!ハァァァァッ…!」

 

パキパキッ…!

 

2人『ホワイトダブルインパクト!』パキィン!

 

氷の玉はノーマンに命中した。

 

ノーマン「まずい、動け…」

 

ゼイル「狐月十字斬改!」ズババッ!

 

ノーマン「ガハッ…クソが!」シュッ

 

ノーマンは再び消える。

 

日花(…そろそろかしら?)

 

ノーマン「ハハッ、トドメだ!」シュッ

 

気付いたらノーマンは私の目の前で拳を振りかぶっていた。

 

咲子「なっー」

 

日花「オラァ!」ドゴッ!

 

ノーマン「グハッ!?」

 

咲子「先生!?」

 

日花「見るだけにする予定だったけど…今のアンタ達には強すぎるようね。後は私に任せなさい」

 

咲子「…はい!」

 

ノーマン「やっと動いたか…先生」

 

日花「まさか教え子の目を覚ますことになるとはね。私でも予想できなかったわ」

 

ノーマン「…フンッ!」シュッ

 

ノーマンは恐らく全力のパンチをお見舞いするが…

 

日花「遅い」パシッ

 

ノーマン「!?」

 

先生はそれを軽々と止めた。

 

日花「久々にこの技を使うわね…」ボッ

 

先生は手に火を付ける。

 

日花「…炎天掌!!」ズガァン!

 

そして強力な掌底を叩き込んだ。

 

ノーマン「か、はっ…!」バタン

 

フッ…

 

ノーマンは悪魔化が解除され、そのまま気絶して倒れた。




ノーマンは元花町生です。

次回もよろしくおねがいします。


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宿るもどうせ、

最期にゃ、焼死体。


side室見メイ

 

俺達は左側の道を進みました。その先で恐らく洗脳されていると思われる敵に遭遇しました。

 

メイ「貴方は…!」

 

♪煮ル果実-ハングリーニコル

 

ニコル「僕はニコル。僕の店の常連を倒すのは嫌だけど…仕方ないね」

 

ブワッ!

 

ニコル「暴食の悪魔、ハングリーニコル」

 

出夢「悪魔化もするとはね…」

 

メイ「関係ないです!超晴天飛梅!」BLOOOM!

 

ニコル「………」

 

ニコルさんは何故かじっとしています。

 

ニコル「…いただきます」

 

ガブッ

 

メイ「えっ!?」

 

なんと、俺の晴天飛梅を食べ始めました!

 

ニコル「…ごちそうさま。いいエネルギーになったよ」

 

ルマ「エネルギーを食べる能力、厄介だね…」

 

祐樹「なら、物理攻撃をするまでだ!真ボルトタイヤ!」グルグル

 

ニコル「来たか。なら…プレート!スプーン!フォーク!」

 

ポイポイポイッ!

 

祐樹「食器!?」

 

食器の弾幕が俺達に向かって飛んできます。

 

出夢「…超重力球!」

 

ズシッ…!

 

食器は一斉に落ちいきますが…

 

パリィン!

 

花「うわっ!?」

 

割れた皿の破片が飛んできました。

 

ニコル「うん、計算通りだね」

 

出夢「ッ、グラビティスラッシュ!」

 

ズババッ!

 

それをお兄さんがなんとか処理しました。

 

祐樹「痛え…」

 

…祐樹さんは何個か刺さってますが。

 

ルマ「バーニングサイス!」ブンッ

 

ニコル「…フライパン!」シャッ

 

…キィン!

 

ルマさんの鎌をニコルさんのフライパンがぶつかり合います。

 

メイ「よく見るとシュールな光景ですね、鎌とフライパンのぶつかり合いって」

 

花「うん、そこはツッコまなくてもいいんだよ?」

 

出夢「はぁ…」

 

そう言ってるうちに、戦況は変わっていました。

 

祐樹「せいっ!」ドゴォ!

 

ニコル「…腕は二本あるから問題ないね」キィン!

 

ニコルさんはルマさんの鎌と祐樹さんの拳をフライパンを持った両手で止めていました。

 

花「ベノムゾーンV3!」毒毒ッ!

 

そこで花さんが毒を地面に溢れさせます。

※祐樹とルマは骨の靴を履いているから問題ない。

 

ニコル「これは…!」

 

ルマ「隙あり!ハァッ!」ズバッ

 

ニコル「ぐわっ!」

 

メイ「追撃です!真冥冥斬り!」ズバッ!

 

ニコル「かはっ…クソッ…」

 

ニコルさんは少し怯みます。

 

出夢「しぶといね…」

 

花「作者が体力を高く設定したのかな?」メタい!

 

…花さんのメタ発言は無視します。

 

ニコル「そろそろ本気を出した方がいいね、コレ…」ゴゴゴ…

 

ニコルさんの目は光を失いました。…ハイライトさん仕事して下さい。

 

ニコル「……行くよ」シュッ

 

出夢「速い…!」




煮ル果実さんの曲が大量に出ますね。

次回もよろしくおねがいします。


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夥しいリアルを噛むので、

やけに濁った内臓物。


♪煮ル果実-ハングリーニコル

 

side室見メイ

 

出夢「何処に…!?」

 

ニコル「…フォーク」シュッ

 

出夢「そこだっ!」ドゴッ

 

ニコル「おっと」サッ

 

出夢「バッテンスロウ!」ポイッ!

 

ニコル「食べるッ!」パクッ

 

出夢「くっ…」

 

メイ「………」

 

刀で斬りかかっても恐らくはフライパンでガードされます…なら!

 

メイ「それをまるごと斬ります…!ハァァァァッ!」

 

ギュィィン…!

 

なんか感じたことがない力を感じます…

 

メイ「コレなら…!」キンッ

 

ニコル「むっ…!」

 

メイ「斬ッ!」

 

…ズバッ!

 

ニコル「な…!?」

 

俺の斬撃は相手の腕ごと斬りました。

 

花「アレは、能力!?」

 

ニコル「グッ、ありえない…!」

 

メイ「今のは…」

 

祐樹「どう見ても能力だろ!」

 

ルマ「凄いよメイちゃん!」

 

メイ「……あれ?ニコルさんの腕…」

 

血が出てませんね…?

 

ニコル「…?(痛く、ない…?)」

 

メイ「どうやら俺は空間ごと斬ってしまったようですね。能力は名付けて『次元斬り』でしょうか?」

 

祐樹「いやいやなんで冷静に分析してんだよ!?普通戸惑うだろ!?」

 

メイ「いや、冬休み特訓してた時似たような出来事が起きたので」

 

ニコル「やっと腕がくっついたよ…厄介だね…」

 

メイ「…これで倒せます!」

 

キンッ…

 

俺は目標をニコルさんの胴体にします…

 

ニコル「ダブルフライパン」スッ

 

そのフライパンも…

 

メイ「胴体も真っ二つにしてやります!…斬一閃!」

 

スパァン!

 

ニコル「なん、だと…!?」

 

ニコルさんの胴体も、2つのフライパンも真っ二つに斬れました。

 

出夢「でも、絵面が…」

 

花「ちょっとグロいね…」

 

メイ「スミマセン、勝つにはこうするしかありませんでした」

 

出夢「そうだね…進もうか」

 

タタッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

????「やられた、だと…!?」

 

あんなにあっさりと!?

 

????「ふざけるな…!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side桜木咲子

 

ノーマンを(先生が)倒し、メイ達と合流した後、道を進んだ先には建物があった。

 

日花「前と変わらないわね。入りましょ」

 

スタスタ…

 

中では敵の集団が待ち伏せしていたが…

 

咲子、ゼイル『流星ブレードV2!』

 

翔、絵奈『ホワイトダブルインパクト!』

 

咲子、ルマ、絵奈『グランドファイア!』

 

大技の連発でボコボコにした。

 

日花「ほぼ確実にこの先の大広間に親玉がいるわ…」

 

ガラガラ…

 

????「やっと来たか…」




さて、作曲したのはかいりきベアさんだけど歌ったのは違う人、それが敵の名前です。
ヒントはかいりきベアさんのアルバム、ダーリンシンドロームの曲の1つです。

次回もよろしくおねがいします。


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前向いたって

実際は後退。


side桜木咲子

 

日花「倒しに来たわよ、マリオネ」

 

マリオネ「フン、僕は強くなったんだ、カンタンには倒されない!」

 

♪かいりきベアxAlbaNox-マリオネ

 

マリオネ「かかって来な!」

 

咲子「言われなくても!超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

しかし、マリオネは動かない。

 

マリオネ「…効かないね!」

 

スパァン!

 

咲子「なっ!?」

 

い、今起こった事を話すわ…

ヤツは糸で私の超炎天桜舞の弾幕を全てスパッと斬った!

アレはただの糸じゃできない…

もっとヤバいヤツの片鱗を見た気がしたわ…

(完全にジョジョネタ)

 

絵奈「コレなら斬られないよ〜!激流の渦!」バッシャーン!

 

今度は絵奈が攻撃する。しかし、マリオネはまた動かない。

 

マリオネ「ククッ…糸結界!」ピキィン!

 

糸の結界が激流の渦を弾き返した。

 

咲子「相当丈夫な糸ね…」

 

日花「頑張りなさい。もしもの時は私がやるから」

 

咲子「はい…。ルマ、絵奈、行くわよ!」

 

3人『グランドファイア!』

 

これなら…!

 

ゴォォォッ!

 

マリオネ「ほう…!」

 

ブチッ!

 

大きな火球は糸の結界を焼き切り、マリオネを攻撃した。

 

マリオネ「…中々いい攻撃だ」

 

ルマ「ダメージがほぼない!?」

 

メイ「かなり厄介な敵ですね。ゴッドノウズ!」ギュゥゥン…!

 

ゼイル「デビルバースト!」ギュォォォ…!

 

出夢「グラビティスラッシュ!」ドギュゥン!

 

花「ベノムゾーンV3!」毒毒ッ!

 

一斉攻撃がマリオネに襲いかかる。

 

マリオネ「流石にこれはまずい…ストリング・ルーム!」

 

パラパラッ…!

 

マリオネは糸を部屋中に撒き散らす。

 

日花(…この戦法は昔と同じね。咲子達はどう対策するかしら?)

 

ゼイル「空中に行け!地面にいたら糸に絡まれるぞ!」

 

咲子「分かったわ!」バッ!

 

祐樹「………」

 

ルマ「祐樹、どうしたの!?早く掴まって!」

 

祐樹「う、うおおおおおおおお!」

 

翔「うおおおおおおおお!」

 

ギュォォォ…!

 

2人から激しいオーラが吹き出した。

 

マリオネ「何ッ!?」

 

祐樹「…電雷の悪魔、スパーク!」

 

翔「氷雪の悪魔、ブリザード!」

 

バァン!

 

絵奈「おお…!」

 

メイ「これで全員変身してますね!」

 

出夢「だね」

 

マリオネ「くっ、どいつもこいつも…!」

 

翔「この状態で…ノーザンインパクト!」パキィン!

 

祐樹「絶ボルトタイヤ!」グルグル!

 

氷塊と電気のタイヤが襲いかかる。

 

マリオネ「…二重糸結界!」ピキィン!

 

マリオネは二重の結界をはる。が…

 

バリィン!

 

2人の攻撃に耐えられず、糸は砕け散る。

 

マリオネ「なっ…ぐわぁっ!」ドゴォッ!

 

日花(コレなら…勝てそうね)




全員天使化、悪魔化しました!

次回もよろしくおねがいします。


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Deuce、Deuce、Deuce!

君が逝くまで♪僕が逝くまで♪痛み分けなどしないんで♪


♪かいりきベアxAlbaNox-マリオネ

 

side桜木咲子

 

咲子「ブレイズスクリュー改!」ゴォォォッ!

 

ルマ「チェイン!Xブラスト!」シュゥゥッ!

 

メイ「チェイン追加します!真狐月十字斬!」ズバァッ!

 

威力をかなり上乗せした攻撃がマリオネに向かって飛んでいく。

 

マリオネ「……フンッ!」シュッ

 

ズバッ!

 

ルメ「あの威力の攻撃を…」

 

咲子「斬った…!?」

 

マリオネ「調子に乗るのはそろそろやめてもらおうか」

 

出夢「………(雰囲気が変わった…!)」

 

マリオネ「ストリングボム!」

 

ボスッ!

 

糸の玉が飛んできた。

 

咲子「魔王・ザ・ハンド!」ガシィン!

 

玉を止めようとするが…

 

ギリギリ…

 

咲子「痛っ!?」

 

糸が細すぎてダメージを受けてしまった。

 

ヒュゥゥ!

 

咲子「…結界流し!」ガオン!

 

ギュイン!

 

どうやら直接触らなければ大丈夫なようね。

 

メイ「こんな玉…全て斬ります!」キンッ

 

咲子「いやいやどうやって?」

 

メイ「こうです!…斬一閃!」

 

スゥーーーーーーーーーーーーーーッ。

 

メイは一直線に進む。すると…

 

ズバ

ーーーーーーー

  ッ!

 

咲子「ファ!?」

 

空間ごと斬れた。

 

メイ「俺の能力です!」

 

ゼイル「んな規格外な…」

 

マリオネ「クソッ…もっと、もっとだ!」

 

ボスボスッ!

 

マリオネはさらに多くの糸の玉を飛ばしてきた。

 

日花(うん、数を増やせば勝てると思ってるバカね)

 

翔「めんどくさい攻撃だな。スノーエンジェル!」シュッ!

 

祐樹「…ルマ!」

 

ルマ「え、なに?」

 

祐樹「ヒートタイヤとボルトタイヤで連携技をやるぞ!」

 

ルマ「…うん!」

 

2人『ハァァァァッ!』ギュルルルル!

 

2人は並び、力を溜める。

 

マリオネ「何をする気かは知らんが、させない!オラァ!」ボスッ!

 

メイ「邪魔はさせません!超火斬り!」スパァン!

 

マリオネの邪魔をメイが阻止した。

 

祐樹「行くぞ!」

 

ルマ「オーケー!」

 

ギュォォォ!

 

2人『トラフィック・ジャム!』

 

辺りに大量の車両が現れる。そして…

 

ブロローッ!

 

マリオネ「なん、だと…!?」

 

一斉にマリオネに襲いかかる。

 

…ホントにシュールな技ね。

 

マリオネ「ぐわあああああっ!」愚者ッ

 

マリオネはそのまま火と電気の車にぶっ潰された。

 

日花「……気絶したわね」

 

咲子「勝ちって事ですか?」

 

日花「ふふっ、そうよ」

 

全員(もちろん日花以外)『やったーー!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「…なんて事があったんですよ」

 

レイト「なるほど、だからかなり遅かったんだね」

 

メイ「はい…心配かけてスミマセン…」

 

レイト「いやいや、謝らなくていいよ」




天界・魔界編、終了です!

次回もよろしくおねがいします。


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実にのほほんとした一日

…ホントかな?


side室見メイ

 

♪MULAストーリー-オキセイギ

 

俺の一日はとある作業から始まります。

 

メイ「………(可愛いですね♪)」ナデナデ

 

レイト「スー…」スヤスヤ

 

まだ寝ているレイト君の頭を撫でながら寝顔を堪能する事です。

(作業じゃねえ!)

 

レイト「…ん?」パチッ

 

メイ「レイト君、おはようございます」

 

レイト「あ、うん、おはようメイさん」ムクッ

 

そしてレイト君は起き上がりました。

 

メイ「今日予定とかありますか?」

 

レイト「いや、特にないけど?」

 

メイ「じゃあデー、いや、お出かけしませんか?」

 

レイト「(今何か言いかけてたような?)何処に?」

 

メイ「キャナルです!」

 

レイト「いいよ、でもそのまえに朝食を食べようか」

 

メイ「はい♪」

 

この状況、まるで…夫婦ですね///

 

メイ「………///」

 

レイト「どうしたのメイさん?」

 

メイ「な、何でもないでしゅ///」

 

レイト「噛んでるよ?」

 

メイ「ホ、ホントになんでもないですよ〜!///」カァァァ

 

レイト「顔赤いよ?熱?」ピトッ

 

メイ「ふぇ!?///」

 

レイトさんは手を額に当ててきました!

これが鈍感な男子あるあるの1つ、『熱か?』ですか…

 

レイト「熱ないね…大丈夫?」

 

メイ「大丈夫ですよ…(これ以上されたら恥ずか死にます///)」

 

レイト「ならいいけど…」

 

いつか、絶対告白してやります!

 

side桜木咲子

 

♪煮ル果実-ハングリーニコル

 

咲子「ホントに、いいんですか?」

 

ニコル「いいんだよ、恩返しだからね」

 

ゼイル「まさかタダとは…」

 

私達は今イーティングニコルで昼飯を食べている。

…ただで。

無料。0円。ロハ。

ニコルさんによると、恩返しらしい。

 

咲子「じゃあ、遠慮なく」

 

ここの料理は美味しいし。

 

ガラガラッ…

 

ニコル「いらっしゃいませ〜って、ノーマンか」

 

ノーマン「よう、兄貴。…ん!?」

 

ゼイル「…どうも」

 

ノーマン「おおっ、お前らじゃないか!こないだ助けてくれてありがとな!」

 

ゼイル「お礼はいらないですよ。当然の事をしたまでです」

 

ノーマン「その当然の事ができない人の方が多いんだぜ?」

 

ゼイル「…ですね」

 

ニコル「まあまあそこまでにしといてよ。で、何か頼むのかい?」

 

ノーマン「おう、ポークステーキで」

 

ニコル「オーケー」

 

ジュー…

 

ー数十分後ー

 

咲子「ごちそうさまでした、美味しかったです!」

 

ニコル「ありがとう、また来てね」

 

ゼイル「はい、また来ます!」

 

ノーマン「ん、そんじゃあな!」

 

2人は結構いい人だった。

その後ゼイルとのほほんと過ごしたとさ。




MULAストーリー-オキセイギ
…だと!?
はい、さらっとMULAストーリー5部の伏線を張りました。

次回もよろしくおねがいします。


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バトルデー再び!!3代目vs闇炎①

2021年、ありがとうございます!
来年もよろしくお願いします!


side桜木咲子

 

私はホントに楽しみだ。

なんせ今日は…

 

『3学期バトルデー』

 

だから!!

 

咲子「今度は日和さんに勝負を挑むわ!」

 

メイ「俺はお兄さんですね。兄妹対決をしたことがなかったので」

 

ゼイル「まあ、2人とも頑張れよ」

 

2人『ええ!(もちろんです!)』

 

ー数時間後、戦闘場でー

 

千早『さあ始まりました、3学期バトルデー!!』

 

実況はまた七隈兄妹が担当している。

 

『わぁぁぁぁっ!!』

 

千代『今回が今学年度最後のバトルデーです!しかも、天使化、悪魔化がありという特別ルール!!前とは一味違うバトルが始まります!』

 

千早『最初の対戦の片方は…!2代目桜の坂田日花先生の娘で”闇炎”の異名を持つ、坂田日和選手〜!!!』

 

日和「…よし、また勝っちゃうわよ!」

 

日花(ふふっ、果たしてそうかしら?)

 

「きゃーっ!!」

 

「日和さま〜!!」

 

千代『対するは、現役の3代目桜で最近天使化を習得した、桜木咲子選手〜!!!』

 

咲子「(よし、私の出番!)…ダイナミックエントリー!」ドーン!

 

「うおおおおおお!」

 

「3代目も頑張れ〜!!」

 

千早『2人が入場したところで……バトル、スタートッ!』

 

日和「ふふっ、かかってきて♪」

 

咲子「言われなくても!超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

日和「おお…中々強そうね♪ダークソード!」シャキン!

 

日和さんはゼイルに似たような能力で剣を作り…

 

ズバッ!

 

私の弾幕を切り刻んだ。

 

咲子「へえ…」

 

日和「どうしたの?来ないなら私からくる、よっ!」ダッ

 

ビュン!

 

目の前に来た。

 

咲子「速い!!…怒りの鉄槌V3!!」ドゴォ!

 

日和「おっと!」サッ

 

キィン!

 

私の(オーラを纏った)拳と日和さんの闇の剣がぶつかり合う。

しかし…

 

日和「ふふっ…隙あり!」

 

ドスッ

 

咲子「ガハッ!?」

 

日和さんの攻撃が私に命中していた…!?

 

咲子「グッ…!」サッ

 

一旦日和さんから離れる。

 

日和「逃さないよ!月夜桜舞!」BLOOOM!

 

日花先生の技!!

…娘だから普通にありえるわね、うん。

 

咲子「(能力を纏ってない…?)結界流し!」ガオン!

 

結界を曲線状に張り攻撃を受け流した。

 

日和「面白いね…コレならどうかな?ヘルフレイム!」ゴォォッ!

 

咲子「ええ…」

 

日和さんは火球を出してきた。

…巨大な、火球を。

 

咲子「なら…コレで行きます!」サッ

 

グォォォ!

 

咲子「魔王・ザ・ハンドッ!」ガシィン!

 

グググッ…

 

日和「…おお」

 

咲子「ハァ、ハァ…規模がヤバすぎません!?」

 

日和「それをちゃんと止めてる咲子ちゃんも結構ヤバいよ?」

 

咲子「グッ…」

 

確かに…。




イナイレ3で、ヘルファイアという技を止めた時に魔王・ザ・ハンドが初登場したんですよ。…偶然って怖いですね(目そらし)

来年もよろしくおねがいします。


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天使化対天使化!3代目vs闇炎②

咲子「あけおめ!」

ゼイル「ことよろ!」

メイ「これからもよろしくです!」


side桜木咲子

 

日和「さて、そろそろお互い本気で行こうよ。…天使化でね」

 

咲子「なるほど…分かりました。天使化!!」

 

カッ!

 

♪かいりきベア-アンヘル

 

咲子「結界の天使、アンヘル!」

 

日和「ふーん、そんな感じなんだ…天使化!!」

 

カッ!

 

日和さんは天使化した。

目は黒くなり、青い角、紫色の天使の輪っか、黒い翼だった。

 

日和「闇の天使、アマド!」

 

日花(これは見所ね…)

 

日和「さあ、来なさい!」

 

咲子「ブレイズスクリュー改!」ゴォォォッ!

 

早速攻撃をする。

 

日和「ふふっ………」スッ

 

日和さんは片手を出す。

 

咲子「何を…?」

 

日和「 消 え ろ 」

 

フッ…

 

咲子「えっ!?」

 

ブレイズスクリューは日和さんに触れた瞬間突然消えた。

 

日和「あら、どうしたの?」

 

咲子「今、消えて!?」

 

日和「ああ、それね。私の能力で消したんだよ。特に火とは相性がいいし」

 

咲子「能力…」

 

今の所分かったのは、能力は「闇」で、身体から離すことができないこと…

もしかして、火を闇で包んだ…?

 

咲子「(確証はできないけど…)フレイムウェイブ改!(そしてこっそり解除の能力を纏わせる!)」ドシュゥ!

 

火を衝撃波を放つ。

 

日和「無駄だよ。闇で包めばカンタンに…」スッ

 

日和さんは再び片手を出す。

 

日和「……あれ?何も起きない」

 

咲子「作戦成功ですね…ハッ!」ドゴッ

 

日和「ガハッ!?」

 

咲子「衝撃波にこっそり能力を纏わせたんですよ。上手くいったようですね」

 

日和「くっ…でも、火は出せる!ヘルフレイム!」

 

ゴォォォッ!

 

咲子「その技はもう止めた!ハァァァァッ…!」ボォォォ…!

 

私は火をチャージする。そして…

 

咲子「…絶嵐爆熱ハリケーン!」ドゴォ!

 

カウンター攻撃をした。

 

日和「まさかそう来るとは…!でも、私も負けない!炎天掌!」ズガァン!

 

日和さんの掌底と私の炎の渦(パワーアップしてる)がぶつかり合う。

 

咲子「……グハッ!?」

 

ザクッ

 

突然後ろから攻撃をくらった。見てみると火の刃が刺さっていた。

 

咲子「気付か、なかった……」フッ

 

バタン

 

日和「…ふふっ、中々強かったよ♪」

 

日花(あちゃー、負けちゃったわね)

 

千早『…桜木咲子選手、気絶により脱落!勝者、坂田日和選手〜!!』

 

『わあああああああああ!』

 

「日和さま、素敵〜!」

 

「3代目も惜しかったな!」

 

千代『今回もアツいバトル見られました!』

 

千早『次の試合も中々の見所になるでしょう!』

 

千代『次の試合まで5分ほどお待ち下さい!』

 

ー保健室ー

 

……ハッ!

 

咲子「知ってる天井ね」

 

ゼイル「起きたか。…惜しかったな」

 

咲子「そうね。でも、後悔はしてないわ。次は絶対勝つ!」

 

ゼイル「フッ、その意気だ」




新年早々負けちゃいました!

次回もよろしくおねがいします。


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兄妹対決!斬士vs重力魔①

今の所(今回含まない)の威力最強技ランキング
攻撃技
1位 空前絶後改、絶嵐爆熱ハリケーン、炎天掌
2位 真冥冥斬り、流星ブレードV2、斬一閃、トラフィック・ジャム
3位 グランドファイア、グラビティスラッシュ
補助技
1位 結界流し
2位 空中分解
3位 魔王・ザ・ハンド ゴットキャッチ

威力だけなので、範囲は含まれてません。
範囲含んだらグランドファイアが1位になりますね。


side室見メイ

 

千早『さて、次のバトルは兄妹対決です!まずは、3年1位で悪魔化ができ、重力を操る!室見出夢選手!』

 

出夢「………」

 

「おお、かっけぇ!」

 

「いつ見てもクールだな…」

 

千代『対して、1年2位で天使化ができる、次元斬りの能力を持つ!室見メイ選手!』

 

メイ「本気で勝ってやります!」

 

「次元斬り…凄え!」

 

「斬ってやれ〜!」

 

千早『それでは、試合…開始!』

 

出夢「グラビティスラッシュ!」ズドッ!

 

メイ「真狐月十字斬!」ズバッ!

 

ギィン!

 

出夢「同時に攻撃とは、考える事は同じだね」

 

メイ「ですね。でも…勝つのは俺です!斬一閃!」ズバッ

 

出夢「くっ、危ないね!」サッ

 

お兄さんは攻撃をかわしました。

 

メイ「いきなり本気でいきます!分身!」ポワン!

 

4人『登場!』

 

メイ「超晴天飛梅!」BLOOOM!

 

ナオ「絶炎天桜舞!」BLOOM!

 

ヤエ「真曇天椿舞!」BLOOM!

 

クミ「雷天落桃改!」BLOOM!

 

ニヨ「雨天流蓮改!」BLOOM!

 

それぞれの技で攻撃します。

 

出夢「超重力球!」

 

ズシッ…!

 

ナオ「グッ…」

 

クミ「重い…!」

 

出夢「そして…反転!」

 

ズドッ!

 

俺達が放った弾幕がこっちを向きました!

 

ヤエ「ここはあたしに任せな!真イジゲン・ザ・ハンド!真岩なだれ!」

 

ギュルルルル!ドゴドゴドゴッ!

 

ヤエが弾幕の大部分を止め、受け流しました。

 

メイ「残りは…次元斬りで裂きましょう!斬一閃!」

 

 バ 

  ッ

   !

 

俺の頭上の空間を斬り、ずらしました。

 

出夢「厄介な能力だね…」

 

メイ「それはお兄さんもです」

 

出夢「フッ…だろうね!バッテンスロウ!」ポイッ!

 

ニヨ「カウンター!激流ストームG5!」バッシャーン!

 

ニヨ)))))((((((出夢

 

ニヨ「グワッ!」ドゴッ

 

出夢「大量の超重力球!」

 

ギューン!

 

クミ「ボルトタイyうわっ!?」

 

ヤエ「クミ!!」

 

ナオ「カウンター…ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

ナオ))))))))((((((出夢

 

カウンター成功!

 

出夢「まさか蹴り返すとはね…グラビティスラッシュ!」ズシッ!

 

メイ「させません!風神の舞改!」ビュゥゥン!

 

出夢「なっ…グハッ!」ドゴォ!

 

俺がお兄さんを邪魔したので、ナオのブレイズスクリューは命中しました…メイだけに」

 

ヤエ「寒いよメイ」

 

メイ「ですよね〜」

 

流石にダジャレは似合いませんよ。

 

出夢「痛いね…そろそろ全力で行こうよ…!」

 

メイ「そうしましょう…」

 

出夢「悪魔化!」

 

5人『天使化!』

 

ギュォォォ!

 

出夢「逆さの悪魔、ネロイズム!」

 

5人『昼の天使、オキセイギ!』

 

フルパワーで…倒します!




出夢とメイは、実はパワーにあまり差がないんですよ。
というか、メイx5人なので、パワーでは実質メイ達の方が圧倒的に有利です。
それでも、出夢は能力や技を駆使して有利に戦ってますね。

次回もよろしくおねがいします。


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大技の連続!斬士vs重力魔②

技の強化
改→真→絶→(強化版)超→極→神
V2→V3→(強化版)V4→S→Z→∞
G2→G3→G4→G5→(強化版)GX→GO
違い
改 大半を占める
V2 イナイレ技の一部
G2 究極奥義


イナズマイレブンGO-千宮司の力

 

side室見メイ

 

出夢「さあ…行くよ!」

 

メイ「参ります…!」

 

出夢「バッテンスロウ!」ポイッ

 

メイ「ゴットキャッチ!」ガシィン!

 

ナオ「怒りの鉄槌!てやぁ!」ドゴッ!

 

出夢「グッ…グラビティスラッシュ!」ズシッ

 

ナオ「ガッ!?」

 

クミ「ナオ!…ゴッドノウズ!」ゴォォォッ!

 

出夢「流石にこれはしんどいね。…反転!」

 

クルッ

 

ヤエ「カウンター!真冥冥斬り!」ズバッ!

 

ヤエ))))))(((((出夢

 

カウンター成功!

 

ヤエが反転した玉を跳ね返しました。

 

ニヨ「チェイン!激流ストームG5!」バッシャーン!

 

出夢「うわぁ…反転できない…なら!大嵐!」

 

ドビュゥゥン!

 

※大嵐はウィンドブラストの正当強化版です。

 

ニヨ)))))))))))((((((((((出夢

 

相殺!

 

メイ「相殺されましたね。…連携です!」

 

4人『了解!』

 

出夢「させるとでも?大量の超重力球!」ドドドドッ!

 

またですか!?

 

ナオ「フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

いくつか止められました。

 

ヤエ「真イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

メイ「あと3個ですね…なら俺が!斬一閃!」

 

 バ

  ッ

   !

 

これで全て止めました。

 

クミ「ボルトタイヤ改!」グルグル

 

ニヨ「チェイン!ゴッドノウズ!」ゴォォォッ!

 

出夢「またそれか…効かないよ!反転!」

 

…今です!

 

メイ「そう来ると思いましたよ!絶狐月十字斬!」ズバァッ!

 

メイ))))))))))))((((((((((出夢

 

カウンター成功!

 

ナオ「チェイン!ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

至近距離でカウンターとチェイン攻撃をしました。流石にこれは…

 

出夢「えっ!?…グワッ…!」

 

お兄さんでも対応出来ませんね。

 

メイ「今です!空!」ビュゥゥン!

 

怯んでるお兄さんを上に吹き飛ばします。

 

ナオ「前!」ボォッ!

 

出夢「グッ…」

 

ヤエ「絶!」ドゴッ!

 

出夢「ガハッ…」

 

クミ「後!」バチッ

 

出夢「ガッ…」

 

ニヨ「…改!!」ズバッ!

 

出夢「く、そっ…僕の…負け、だ…」バタン

 

そしてお兄さんは気絶しました。

 

千早『…勝者、室見メイ選手〜!』

 

『わあああああああ!』

 

「よくやった斬士!」

 

「かっこよかったぞ〜!」

 

千代『両戦とも素晴らしい戦いを見せてくれました!』

 

メイ「…勝てました…!」

 

咲子さんに自慢してやります!

 

ー数分後ー

 

咲子「で、勝ったのね…」

 

メイ「はい!凄いですよね?」

 

咲子「ええ、凄いわよ…」

 

メイ「この調子で学年ランク1位も奪ってやります!」

 

咲子「あら、それはさせないわよ?」

 

メイ「のぞむ所です!」




今回のBGMの事ですが、この曲結構好きなんですよね。この曲が流れるシーンも。

次回もよろしくおねがいします。


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ホントに平和な生活

日常回のネタが枯渇しています…
助けて下さい!コメントで!


side室見レイト

 

………。

 

メイ「……♪」

 

何この状況?

確かに、メイさんが今日のランク戦に勝ったらしく、「ご褒美下さい!」と言われたから、素直に聞いてあげたけど…

 

レイト「僕の膝枕ってご褒美なのかい?」

 

固そうだけど…

 

メイ「俺にとっては充分ご褒美です♪」

 

レイト「ならいいけど…」

 

なんでだろうね?

(ゼイルと同じく鈍感かよ!)

 

…MULAの物語でもやろっと。

 

カタカタ…

 

メイ「えっ!?裏ボスとかいるんですか!?」

 

レイト「うん、いるよ。2部の裏ボスのBGMがかっこいいんだよね」

 

ステルス・ロックっていうらしいんだけど。

 

メイ「誰がその曲作ったんですか?」

 

レイト「僕も分からないよ。開発者にきいてみれば?」

 

メイ「そうですね、明日きいてみます」

 

さて、続けよっと。

※ずっと膝枕してます。

 

side飛羽野茜

 

留美「炎突!」ドゴォ!

 

茜「あぶなっ!?」

 

今、私は留美と特訓している。

 

茜「風斬!」ズバッ!

 

留美「フッ!」サッ

 

茜「ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

留美「なら!…イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

茜「ええっ!?」

 

留美「からの、炎突!」ドゴッ

 

茜「ガハッ!…また留美の勝ちだよ…」

 

留美「やった〜!」

 

茜「まさかイジゲン・ザ・ハンドを覚えるとはね…」

 

留美「咲子先輩が好きなイナイレを見て、マネしたの!」

 

茜「うん、咲子さんと全く同じ方法だね」

 

留美「でしょ?私はもっと強くなるよ!」

 

茜「なら、私も負けないよ!」

 

2人『ハァッ!』

 

そして、特訓を再開した。

 

side西新翔

 

今俺は学と育也を交互に鍛えている。俺達との差を縮めたいらしい。

 

学「おりゃっ!」ドゴッ!

 

翔「おっと」サッ

 

学「そこだ!」ドガッ

 

翔「うおっ、かすった」

 

学「絶ストーンパンチィッ!」ドゴォン!

 

翔「グハッ!」

 

学「ハァ、ハァ、当てたぜ!」

 

育也「凄い、スピードも上がってるよ!」

 

学「よっしゃ!」

 

翔「次は育也だ…来い!」

 

育也「うん!真雷斬!」バチッ!

 

翔「スノーエンジェル!」パキィン!

 

育也「くっ、なら!サンダーラッシュ!」ドドドドッ!

 

翔「フッ、ハッ、効かねえよ!」ササッ

 

育也「全部かわされた!?」

 

翔「くらえ…ノーザンインパクト!」シャァッ!

 

さて、どう対応する?

 

育也「コレだ!無頼…ハンド!うおおお!」ガシッ!

 

翔「おお…」

 

イナイレのアニメではネタ技の無頼ハンドで止めやがった…

 

翔「中々やるな!」

 

育也「まだまだ行くよ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…主人公の私が出てない、だと?」

 

ゼイル「メタいぞ、咲子」




…何このオチ?

次回もよろしくおねがいします。


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唐突なキャラ紹介

ネタが、ないだと…?
一応150話なので今まで登場した主要キャラクターの紹介です。


名前 属性 能力 パワー(普通→天使・悪魔化) 学年ランク

 

説明

 

威力が強い技トップ3(1位、2位、3位)

 

桜木咲子 桜 解除…? 170万→680万 1位

 

この小説の主人公。

花町高専の1年。

イナイレ大好き。彼氏持ち。

3代目桜。

 

絶嵐爆熱ハリケーン、流星ブレードV2、グランドファイア

 

室見メイ 梅 次元斬り 170万→680万 2位

 

咲子のライバルで親友。

5重人格で一人称が俺の剣士。

斬士。

 

空前絶後改、絶狐月十字斬、真冥冥斬り(同率3位)、斬一閃(同率3位)

 

飛羽野ゼイル 風 影 125万→375万 3位

 

悲しい過去があった転校生で、咲子の彼氏。

影風。

 

流星ブレードV2、シャドースクリュー改、デビルバースト

 

西新翔 水 なし 90万→270万 5位

 

甘党で少し戦闘狂な氷使い。意外と頭がいい。

 

ホワイトダブルインパクト、ノーザンインパクト、ホワイトブレード

 

貝塚絵奈 水 絵の実体化 75万→300万 6位

 

マイペースな性格で、語尾がのびのびとしている。

 

グランドファイア、激流の渦、ホワイトダブルインパクト

 

戸畑祐樹 雷 なし 88万→264万 7位

 

足が速い遅刻魔。真っ先に彼女ができた。

 

トラフィック・ジャム、サンダーラッシュ(2位まで)

 

羽犬塚ルマ 火 骨 90万→360万 4位

 

ボクっ娘は存在した。祐樹の彼女。

 

トラフィック・ジャム、グランドファイア、Xブラスト

 

坂田日花 桜 時間停止…? 1.8億→7.2億 元1位

 

2代目桜で、咲子の師匠。

 

炎天掌、月夜桜舞(2位まで)

 

本松学 土 なし 62万 8位

 

口調は悪いが根は良い奴。

 

絶ストーンパンチ(1位まで)

 

竹下育也 雷 なし 57万 9位

 

一応さとかに隊の中では常識人枠。

 

サンダーラッシュ、真雷斬(2位まで)

 

室見レイト 火 なし 20万 なし

 

精神的に病んでいた所をメイに助けられ、引き取られた。

 

零零斬り(1位まで)

 

室見出夢 風 重力 180万→720万 1位

 

メイの兄。

重力魔。

 

グラビティスラッシュ、バッテンスロウ、大嵐

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

攻撃技の強さランキング

 

1位 空前絶後改、絶嵐爆熱ハリケーン、炎天掌

 

2位 真冥冥斬り、流星ブレードV2、斬一閃、トラフィック・ジャム

 

3位 グランドファイア、グラビティスラッシュ、絶狐月十字斬

 

4位 怒りの鉄槌V3、ヘルフレイム

 

5位 月夜桜舞、超炎天桜舞、超晴天飛梅、Xブラスト 

 

6位 ゴッドノウズ、デビルバースト

 

7位 シャドースクリュー改、ブレイズスクリュー改

 

8位 激流の渦、バーニングサイス、風神の舞改 

 

9位 ホワイトダブルインパクト、バッテンスロウ

 

10位 フレイムウェイブ、風斬・鎌鼬、オーバーサイクロン、大嵐




以上、キャラ紹介などでした。
ほんっっとにネタ切れです。助けて下さい。

次回もよろしくおねがいします。


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た つ み

伏線回です。


♪煮ル果実-紗痲

 

sideノーマン

 

はぁ…

 

ノーマン「しんどいな…」

 

この仕事量はヤバい…

 

ノーマン「ブラック企業ならぬ鬼企業か…」

 

魔界だけに。

…ま、これも必要だからな。

 

ノーマン「しかたないか…」

 

カタカタッ…

 

「おい、実験まで後十分だ。資料を持っていけ」

 

ノーマン「はい、すぐ行きます」

 

スタスタ…

 

ココは研究所、色んな生物で実験をしている。

…人間も含めて。

 

??「………」

 

「どうした、早く立て!」

 

??「…やだ」

 

「あ?」

 

??「やだ!」

 

「ほう、反抗か…ならくらえ!」ポチッ

 

バチバチ

 

??「ガァァァァァッ!?」

 

ノーマン「……ッ(あの野郎、あんな小さな少女を…!)」

 

この潜入調査が終わったら絶対に救い出してやる…!

 

「さて、まずかこいつだ」スッ

 

研究員は薬品を出す。

 

「コブラの毒を薄めたものだ」

 

ノーマン「!?(毒だと!?)」

 

??「ヒッ…」

 

少女は怯える。

 

「ヒヒヒ…オラァ!」ドスッ

 

それを見てにやけた研究員は注射針を刺す。

 

??「痛いよ…」

 

「もっと痛くなるぞ〜?」スポッ

 

毒を注入した後針を抜いた。すると…

 

??「ガッ」

 

ノーマン(頼む…死ぬな…!)

 

??「ア”ア”ア”ア”ア”ッ…!」

 

少女は苦しむ。

 

ノーマン(助けたい…クソッ!)

 

でも、できねぇんだよ…!

 

??「ハァ、ハァ…」

 

「おお、成功だ…!」

 

少女は毒に耐えたようだ。

 

「次はもっと濃度を上げて試すぞ。実験終了だ」

 

「はっ!」

 

スタスタ

 

部屋に戻りながら考える。

 

ノーマン(助けを呼ぶか?)

 

いや、今呼んだら確実にバレる。

 

ノーマン(バレにくい時期は…)

 

…5月。

 

ノーマン(その時期に賭けるしかないようだな…)

 

約3ヶ月半もあるが…。

 

そして、研究員がある人物を誘拐することで、結構大きな実験に発展するのだが、それはまた別の話。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side桜木咲子

 

咲子「ヒマね…」

 

ゼイル「そうだな…」

 

咲子「む〜」ギュー

 

ゼイルに抱きつく

 

ゼイル「しょうがないな…」ナデナデ

 

咲子「ムフ〜」

 

落ち着くわね〜…

 

咲子「膝枕していい?」

 

ゼイル「いいぞ、ほれ」

 

咲子「失礼しま〜す」

 

ストン

 

ゼイル「硬いか?」

 

咲子「いや、全然。ちょっと寝るわ…」

 

スヤスヤ…

 

ー夢の中ー

 

咲子「……ん?」

 

???「あら、やっと起きたわね」

 

目の前には黒髪ショートで、桜パーカーと青スカートの女性がいた。

 

咲子「私…?」

 

???「違うわよ。まあ、似てるのは認めるけど」

 

咲子「じゃあ、誰ですか?」

 

???「それはまだ言えないわね。…また会いましょ♪」

 

咲子「は、はい…?」

 

そして夢から覚めた。

…今のは誰だったの?




咲子が会ったのは既に登場した人物です。…MULAストーリーのコメント欄で。

次回もよろしくおねがいします。


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鬼は内、福も内!

時が一気に飛びます。


side桜木咲子

 

今日は2月3日、節分。

普通なら鬼は外、福は内と言って豆まきをするだろう。しかし…

 

??「いや〜、強いのは変わんねえな〜!」

 

日花「そうね、後で手合わせしましょ♪」

 

??「いいなそれ!賛成だ!」

 

2人『ハハハッ!』

 

ゴクゴク

 

そして酒を飲む。

私は何をしてるのかって?

 

咲子「どうしてこうなった…」

 

さっきの出来事を思い出してたのよ。

 

ーさっきー

 

咲子「先生、何で居酒屋に来てるんですか?まさか…」

 

日花「安心しなさい、アンタに酒を飲ませる気はないわよ。今日は節分だし友達の鬼と酒を飲むついでにアンタを紹介したいのよ」

 

咲子「お、鬼?」

 

日花「正確には能力が『鬼化』なのよ。まあ、常に能力を発動してるから鬼と言っても違和感ないけど」

 

咲子「は、はぁ…」

 

ガラガラ…

 

??「よう、日花!」

 

日花「ええ…久しぶりね、優香」

 

優香「だな……挨拶に一発!」シュッ

 

日花「フッ!」ガシッ

 

ゴォッ!

 

咲子「!?」

 

今の突風は!?

 

優香「止めちまったか」

 

日花「そりゃそうでしょ。油断しないわよ」

 

今の突風を起こすほどの威力のパンチを先生が片手でカンタンに止めた…

 

咲子(この人も先生も規格外…?)

 

優香「だよな…ん?お前は?」

 

日花「紹介するわ。私の弟子の咲子よ」

 

咲子「桜木咲子です」

 

優香「弟子?お前とるつもり無かったんじゃねーのか?」

 

日花「興味を持ったのよ。…当たりだったわ」

 

優香「へえ〜!こいつがか!」

 

咲子「………?」

 

当たり?予想通り才能があった、とかかしら?

 

優香「あたしは基山優香だ、よろしくな!」

 

咲子「は、はい、よろしくお願いします…」

 

そして、冒頭に戻る。

 

咲子(私、何すればいいの?)

 

日花「咲子は好きに頼みなさい、私が奢るから」

 

咲子「あ、ありがとうございます。…焼き鳥とカルピスを1つ」

 

「あいよ」スッ

 

パクッ

 

…美味しいわね。

 

優香「ところでよ、咲子は何歳なんだ?」

 

咲子「15歳です」

 

優香「15か…ちょうどその時だよな、あたしと日花が会ったの」

 

日花「そうね。5校衝突で戦ったわね」

 

優香「懐かしいな…」ゴクゴク

 

日花「そうね…」ゴクゴク

 

2人とも一気飲みする。

…急性アルコール中毒にならない!?

 

咲子「大丈夫ですか…?」

 

日花「あ、言ってなかったわね。私達2人は酒に関してはほぼ無敵なのよ」

 

優香「アルコールを直接飲んでも大丈夫なくらいだな」

 

咲子「ええー…」

 

酒に強すぎない!?

 

それからしばらく、私は焼き鳥を食べながら先生と優香さんの話を聞くのであった。

…興味深い話だった。




基山優香
鬼化できる。元海原生。実質日花のライバル。

次回もよろしくおねがいします。


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また 会った

前回の次の日の出来事です。


side桜木咲子

 

咲子「眠い…」

 

ゼイル「大丈夫か?」

 

咲子「むり(?)」

 

ゼイル「…大丈夫じゃないな。ほれ、こっちで寝ていいぞ」ポンポン

 

咲子「膝枕〜!」ギュッ

 

ゼイル「それは膝枕じゃなくて抱きつくと言うんだぞ?」

 

咲子「頭痛い…」

 

ゼイル「…おいまさか、咲子お前酒飲んだ?」

 

咲子「うん…」

 

ゼイル「マジかよ…」

 

咲子「昨日先生と優香さんと居酒屋で飲んだんだけど、その時自分の飲み物と間違えて…酒をガブ飲みしたのよ…」

 

ゼイル「ゑ」

 

咲子「酔うことはなかったけど、頭が痛い…」

 

ゼイル「大丈夫なのか?急性アルコール中毒になったりしてないか?」

 

咲子「それが何故か起きなかったのよね…」

 

ゼイル「何でだろうな?」

 

咲子「私、酒に強い?」

 

ゼイル「多分そうだろうな」

 

咲子「…また眠くなってきた。おやすみ…」

 

そのままゼイルの膝枕で寝た。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「ここは…?」

 

???「あら、また会ったわね♪」

 

咲子「あ、貴女は」

 

???「まさかこんな早く再会するとはね」

 

咲子「………」

 

今気付いたけど、声が私に似てる…?

 

???「どうしたの?」

 

咲子「あ、いや、なんでもないです」

 

???「なるほど、声が似てるってね」

 

咲子「!?」

 

何故バレた!?

 

???「心が読めるのよ。…ま、偶にしか使わないけど」

 

咲子「貴女は誰なんですか!?」

 

???「………」じー

 

女性はじっと見てくる。

 

咲子「な、なんですか?」

 

???「一文字だけ教えるわ」

 

咲子「一文字?」

 

???「ええ、私の名前の頭文字を」

 

咲子「………」

 

???「………『ア』」

 

咲子「……!?」

 

やっぱり…!

 

ア??「あら、その顔は気付いたようね。じゃ、また会いましょ♪」

 

咲子「貴女は、まさかア…」

 

シュッ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…ハッ」

 

ゼイル「ん、目が覚めたか?」

 

咲子「ええ…(まさか、ね…)」

 

side???

 

ふふっ♪

 

ア??「咲子は気付いたかしら?」

 

まあ、アから始まる私のような見た目の人って、ね…

 

ア??「かなり少ないのよね…」

 

…さて

 

ア??「次の平行世界へ行くとするわ」

 

シュッ…

 

side火野有美

 

……?

 

有美「私と同じような気配?」

 

…消えたわね。

 

有美「今のは一体?」

 

何だったのかしら?

 

有美「…………」

 

…まあいいや。

 

有美「気の所為かもね」

 

私はもう年だし。

 

有美「…ハァ」

 

クッキー買いに行こっと。

 

有美「気を紛らわすわ」




圧倒的バレバレ感。
一応未来のアイツです。…分かりますね?

次回もよろしくおねがいします。


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甘すぎるッ!

両方の意味で。


side桜木咲子

 

咲子「♪〜♪〜」

 

今日はバレンタイン。つまりゼイルに(どう考えても本命)チョコをあげる日だ。

 

ゼイル「おはよう、咲子。やけに機嫌がいいな」

 

咲子「ふふっ、何でだと思う?」

 

ゼイル「………分からん」

 

咲子「今日はバレンタインなのよ♪はい、私特製のチョコよ♪」スッ

 

ゼイル「おう、ありがとな。…早速食べていいか?」

 

咲子「どうぞ」

 

ゼイルは箱を開け、チョコを1個食べる。

 

ゼイル「……こ、これは…!」

 

咲子「味はどう?」

 

ゼイル「すごく美味しい。なに入れたんだコレ!?」

 

咲子「それはね…」

 

言うの恥ずかしいけど…

 

咲子「愛情よ♪」

 

そしてテヘペロのポーズをした。

 

ゼイル「………」スッ

 

カシャッ。

 

ゼイル「ありがとな、咲子」ギュッ

 

咲子「ふふっ、どういたしまして♪」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

茜「………」

 

留美「おお…!」

 

その光景を影から茜とちょうど前の日にお泊り会をしてた留美が見ていた。

 

茜「お兄ちゃん、甘い…甘すぎるよ!」

 

留美「せ、先輩、凄い…!」

 

茜「えっと、何が?」

 

留美「あんな堂々と『愛情よ♪』なんて言えるッ!そこに痺れる憧れるゥ!」

 

茜「留美はいつからジョジョネタを知ったの?…もうやってらんないよ!」ゴクゴク

 

茜はコーヒーを一気飲みした。

 

留美「あはは…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side室見レイト

 

レイト「………よし」

 

今日のMULAの物語のボスラッシュもクリア、と。

 

ガチャッ

 

メイ「レイト君、おはようございます♪」

 

レイト「おはよう、メイさん。機嫌いいね?」

 

メイ「そりゃ、今日はバレンタインですから♪」

 

レイト「確かにそうだったね。チョコを好きな人にでもあげるの?」

 

メイ「はい、もちろんです♪(その好きな人が目の前にいるんですよ♪)」じー

 

メイさんは何故かこっちをじっと見ている。…上目遣いで。

えっと…めちゃくちゃ可愛いね」

 

メイ「可愛い///…ありがとうございます♪」ニコッ

 

レイト「あの…なんでずっとここに?」

 

メイ「…どうぞ♪」スッ

 

メイさんは箱を渡してきた。

 

レイト「あ、ありがとう。ココで食べていいかな?」

 

メイ「もちろんです♪」

 

パカッ

 

箱を開ける。ホワイトチョコのようだ。

 

レイト「……ん?」

 

文字が書いてある?

 

メイ「///」

 

レイト「えっと…『すきです つきあってください』」

 

まさかチョコの文字で告白するとは。

”斬”新な告白の仕方だね。

 

メイ「へ、返事はなんでしゅか!?///」

 

うん、噛んでるよ。

 

レイト「メイさん」ナデナデ

 

メイ「ふぇ?」

 

レイト「…よろしくね」

 

メイ「…!はい♪」

 

今日はいい日だ。




学年ランクトップ4全員カレカノ持ち…やばくね!?

次回もよろしくおねがいします。


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うん、甘いね。

※コーヒー用意して下さいこの野郎。


side室見レイト

 

レイト「……フッ」

 

メイ「……エヘヘ♪」

 

メイさんと抱き合った感想。

…暖かいね、心も体も。

(ゲホッ)

 

レイト「そろそろ朝食食べようか?」

 

メイ「そうしましょうか♪」

 

ー数分後ー

 

ガチャッ

 

出夢「メイ、失礼するよ」

 

メイ「あ、お兄さん、おはようございます♪」

 

花「機嫌いいね」

 

メイ「そうですね♪」

 

レイト「メイさん、塩パス」

 

メイ「どうぞ」

 

レイト「ありがと」シャカシャカ

 

出夢「………(なるほど)」

 

花(意外と遅かったね。私達はもう行った方がいいね、コレ)

 

出夢「(そうだね)じゃ、また後で来るよ」

 

メイ「ん?…あ、はい」

 

何でだろうね?

 

そのまま朝食は共同作業で作った。

 

メイ「はい、あーんです♪」

 

レイト「んぐっ。…美味しいね」

 

メイ「はい♪………」じー

 

うん、分かった。

 

レイト「あーん」

 

メイ「はむっ♪」

 

何その食べ方、めちゃくちゃ可愛いんだけど!?

 

メイ「美味しいです♪」

 

それでお互いあーんしあった。

時間は倍ぐらいかかったけど、メイさんの可愛い顔が見れたからよし。

 

ー数時間後ー

 

メイ「えっと、似合ってますか?」

 

レイト「うん、似合ってるよ」

 

メイ「じゃあコレ買いますね♪」

 

レイト「オーケー」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「ん、あれって…」

 

学「メイとレイトか?」

 

育也「話しかける?」

 

翔「………いや、やめとくぞ」

 

学「だよな」

 

育也「ゲーセン行こっか」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ポポンポン。

 

メイ「テレキャスタービーボーイ、俺に愛情を、嘘で固めたウォーアイニー♪」

 

レイト「うざったいんだジーガール、魅惑ハイテンション、カニバリズム踊ればー♪」

 

2人『1つ、2つ、殺めた手で、何を描いているんだろうー♪テレキャスタービーボーイ、僕(俺)に愛情を、誰か答えてくれないかー♪』

 

うん、上手く歌えてるね。

 

メイ「レイト君、歌上手ですね」

 

レイト「メイさんもね。あ、2番だよ」

 

メイ「いきます。…見た目がどうやらDeDeDe…」

 

その後もデートを楽しんだ。

 

ー数時間後ー

 

レイト「ああ、楽しかった♪」

 

メイ「また行きたいですね♪」

 

レイト「うん♪」

 

今日はホントにいい日だった!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

♪Syoudou-ビターチョコデコレーション(2分の1倍速)

 

渡辺男「クソッ…」

 

渡辺女「どうすればいいのよ…」

 

渡辺男「…ん?」

 

渡辺女「あれは…レイト?」

 

渡辺男「………」




幸せを、ぶっ壊す!

次回もよろしくおねがいします。


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リア充爆発…しないッ!

するとでも?


♪Syudou-ビターチョコデコレーション(2分の1倍速)

 

side室見レイト

 

レイト「後は夕飯の買い物だよね?」

 

メイ「そうですね。何にします?」

 

レイト「うーん…」

 

メイさんの料理は美味しいしね…

そう考えてた時。

 

???「おい、待て」

 

レイト「ん、何です…か…」

 

この人、いや、コイツは…

 

渡辺男「久しぶりじゃないか、レイト」

 

レイト「………」クルッ

 

見なかった事にしよう。

 

レイト「無難にハンバーグとかかな?」

 

渡辺男「自分の父親を無視するのか?」

 

レイト「父親?何処の誰が?」

 

渡辺男「俺以外にいないだろ?何言ってんだお前?」

 

レイト「………」

 

ああ、せっかくいい日だったのにイライラしてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイト「……あ”?」ギロッ

 

クズが父親だって?ふざけてるの?

 

渡辺男「ん、どうしたその顔?俺に反抗するのか?」

 

レイト「お前と僕は赤の他人だ」

 

そもそも会いたくもない。

 

渡辺男「自分の父親を赤の他人と呼ぶとは、随分と偉そうになったなお前」

 

偉そう、ね…

 

レイト「誰がだ、クズ」

 

メイ「ッ……(レイト君が悪口…コレはヤバいです)」

 

渡辺男「クズじゃない、父さんと呼べ」

 

レイト「黙れクズ」

 

渡辺男「………さっきから言わせておけば、クズやら赤の他人やら…父親に対する敬意も無いのか!?」

 

クズは怒り出した。

 

レイト「クズに敬意?あるとでも?」

 

もう会いたくもないクズに?笑わせないでよ。

 

レイト「今すぐ失せろ」

 

渡辺男「おうおう、失せてやるよ…お前の才能もろともな!」シュッ

 

クズは拳を振るってきた。…はあ。

 

レイト「その程度か?」ガシッ

 

弱い弱い。

 

渡辺男「は、離せっ…!」

 

自分からやってきたのに?

 

レイト「あのさ…」ギリギリ

 

掴んだ腕を少しずつひねっていく。

 

レイト「縁を切った時に言ったよね?監禁罪と児童虐待で訴えるって」

 

渡辺男「は?何言って「そんな事も忘れたのか?証拠はあるんだぞ?」ッ…」

 

レイト「僕は今すぐお前を殺したいが、そんな事したらメイさんと過ごせなくなるしね」

 

メイ(レ、レイト君…そこは言わなくていいです///)

 

渡辺男「…ぎ」

 

レイト「ぎ?」

 

渡辺男「偽造したな!」

 

…は?

 

レイト「…は?」

 

本心かたの「は?」だった。

 

レイト「そんな事して何の意味があるんだ。全部事実に決まってるだろ。…もういい、通報する」

 

110、と。

 

渡辺男「ふざけるなぁ〜!」ドゴッ

 

レイト「!?」

 

顔を思いっきり殴られた。流石に少し痛い。

 

メイ「レイト君!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…おいテメエ」ギロッ

 

えっ、メイさん?

 

メイ「さっきから見てたらさんざん調子に乗りやがって。クズはクズらしく逮捕されとけ、ゴラァ!」

 

メイさん、まさか怒ってくれてる…?

 

渡辺男「……ッ」

 

メイ「ああ?さっきまでの威勢はどうしたんだ!?」

 

渡辺男「ヒィッ!」

 

そのままクズは怖気付いた。

そしてクズは無事に逮捕されたのであった。




メイの本性が出るの、2回目ですね。
レイトが大切な人だからこそです。

次回もよろしくおねがいします。


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それでも好きだ

うん、甘い…


side室見レイト

 

クズが逮捕された後、僕達は家に帰った。そして今は…

 

レイト「あの、メイさん…?」

 

メイ「忘れて下さい///」

 

目の前でメイさんがずっと顔を赤くしている。

 

レイト「そうは言っても…」

 

メイ『おいテメエ』

 

レイト「アレは印象に残るというか…」

 

ギャップが、ね?

 

メイ「うう…咲子さんなら大丈夫ですけど男子にバレたら…嫁に行けません///」カァァァ

 

レイト「…メイさん」

 

メイ「なんです…ふぇ?」

 

ナデナデ

 

レイト「アレがメイさんの本性だったとしても、僕はそれ含めてメイさんが好きだ」

 

メイ「…!!」

 

レイト「だから、恥ずかしがる必要は無いと思うよ?」

 

メイ「レイト君…そうですね!」ギュッ

 

メイさんは抱きついてきた。

 

メイ「俺も好きですよ、レイト君♪」

 

レイト「…ああ」ナデナデ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「ゼイル〜♡」トロン

 

ボスッ

 

ゼイル「さ、咲子…?」

 

咲子「もう我慢できないわ…」ゴソゴソ

 

ゼイル「お、おいまさか…」

 

咲子「ヤるわよ♡」

 

ゼイル「ゑ、ちょ…」

 

アッーーーーーーーーーーー!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レイト「…?」

 

何か変な声が聞こえてきたような。

…まあいいや。

 

メイ「夕飯、作りましょうか♪」

 

レイト「うん」

 

ー数分後ー

 

見事なハンバーグの完成。

うん、美味しそう。

 

レイト「メイさん」

 

メイ「はい?」

 

レイト「あーん」スッ

 

メイ「はむっ。……美味しいです♪」

 

レイト「それはよかった♪」

 

ハンバーグを焼いたのは僕である。

 

メイ「じゃあレイト君、あーん」スッ

 

レイト「んっ。…うん、ホントに美味しい」

 

ー数十分後ー

 

ハンバーグはあーんしあった。

食器洗いは音楽流しながらやった。

そして今は…

 

ナオ「………」ギュッ

 

ヤエ「………」ナデナデ

 

クミ「………」ギュー

 

ニヨ「………」スリスリ

 

メイさんの別人格4人に抱きつかれている。

 

メイ「ハーレムですね」

 

レイト「それを言わないでほしい」

 

メイ「他の人が見たら5股だと勘違いされるような光景ですね♪」

 

レイト「それって喜ぶ事なの!?」

 

メイ「レイト君は好かれてますね♪」

 

レイト「…?」

 

なんか、メイさんの様子がおかしいような…

 

メイ「今夜は逃しませんよ、レイト君♡」

 

わあ、いい笑顔(白目)

 

レイト「メ、メイさん…?」

 

メイ「ふふっ…ちゅっ♪」

 

レイト「んむっ…」

 

メイさんはキスしてきた。

 

メイ「んっ、ちゅっ…」

 

しかも舌を絡めて。

やん、いやらしい!

 

メイ「ハァ…ふふっ♡」

 

レイト「………(僕どうなっちゃうんだろ…)」

 

その後5人にめちゃくちゃにされた。

ナニをされたかはあえて言わないで置こう。




一線?なんですかソレ?

次回もよろしくおねがいします。


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5校衝突まで1週間

特訓ですね〜。


side桜木咲子

 

現在、私はメイ達と特訓中である。

 

2人「真陽天梅桜!」BLOOM!

 

ヤエ「真イジゲン・ザ・ハンド!…グワッ!」パリン!

 

咲子「ふう、強化できたわね」

 

メイ「次はどの技にしますか?」

 

咲子「…怒りの鉄槌かしら?」

 

ナオ「え、でももうV3よ?」

 

咲子「強化版があるのよ。だから…それをモノにするわ!」

 

メイ「なるほど…」

 

ヤエ「じゃ、あたしが土の壁を作るから、咲子はそれを的にしな」

 

ドゴーン

 

咲子「ありがとヤエ。じゃ、早速…ハァッ!」ボッ

 

足に火をつける。

 

メイ(炎突の正当強化版ですかね?)

 

咲子「烈焼…グッ!」

 

足を捻ってしまった。

 

クミ「咲子、大丈夫か!?」

 

咲子「大丈夫よ。もう一回…ハァッ!」ボッ

 

逆回転で…

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

カンタンに言えば、横に回転する炎突だ。でも…

 

咲子「やっぱり威力が足りないわね」

 

メイ「まだ強化版とは呼べないんですか?」

 

咲子「そうなるわね。うーん…」

 

…あ!

 

咲子「いい事思いついたわ。天使化!」

 

ギュィィン!

 

咲子「結界の天使、アンヘル!」

 

メイ「(何で毎回決め台詞を言うんでしょうね?)で、天使化して何するんですか?」

 

咲子「コレよ。結界を張って…」ピキッ

 

結界を数枚張る。

 

咲子「これを割る度に強度を増やすのよ。天使化したのはその分結界の強度も上がるからよ」

 

倍率で言うと、パワーは4倍、結界の強度は20倍なのよね〜。

 

メイ「確かにいい考えですね。俺達は何かできますか?」

 

咲子「うーん…アンタ達で技を鍛えれば?」

 

メイ「そうします。頑張りましょう!」

 

タタッ

 

咲子「さて、続けよう」ボッ

 

結界に狙いを定めて…

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

パリン!

 

結界は割れた。

 

咲子「強度を上げて、と」

 

ピキン

 

咲子「ハァッ!烈焼脚!」ドゴォォ!

 

それをずっと続けた。

 

ー数時間後ー

 

咲子「これで最後ね。ハァッ!」ボッ!

 

焼き蹴ってやるわ!

 

咲子「烈焼脚ッ!」ドゴォォッ!

 

バリィン!

 

目標の強度の結界が割れた。

 

咲子「やったー!」

 

メイ「おお、完成したんですね!」

 

咲子「これでオーケーよ!」

 

この調子で明日も特訓頑張るわ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「オラァ!」バチッ!

 

風鈴「やあっ!」ズバッ!

 

砂智子「フッ!」ドゴッ!

 

流「おりゃっ!」ザパッ!

 

その頃、現役で花の称号も持つ者達は、1週間後の5校衝突に向けて特訓をしていた。

果たして、勝つのはどちらの高専になるのか…!?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「ただいま〜」ガチャッ

 

春菜「おかえり…あら?その翼は…」

 

咲子「あ、天使化解くの忘れてた」




あと少しで5校衝突です!

次回もよろしくおねがいします。


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1年5校衝突
5校衝突、開幕ッ!


始まったー!


side桜木咲子

 

『さあ、始まりました!5校衝突!』

 

『今年はなんと花称号が5人とも同い年でランク1位という奇跡です!どういう戦いを見せてくれるんでしょうか!?』

 

私達は控室で準備運動をしていた。

 

咲子「ついに来たわね…」

 

メイ「ですね…!」

 

ゼイル「どんなヤツがいるんだろうな?」

 

ルマ「ま、どんな人が相手でも頑張るんだけどね!」

 

翔「絶対勝とうぜ!」

 

5人『おお!』

 

ー会場ー

 

咲子「さあ、行くわよ」

 

スタスタ

 

『来ました!3代目桜率いる桜木咲子選手率いる5人、「パーカーズ」です!』

 

『名前の通り確かに全員パーカーを着ていますね』

 

スタスタ

 

風鈴「久しぶりね」

 

咲子「ええ…久しぶりね風鈴」

 

『次に来たのは6代目梅の梅野風鈴選手率いる「ノース」です!』

 

そして次々と各高専のチームが入ってきた。

 

ー数分後ー

 

咲子「………」

 

風鈴「………」

 

一郎「………」

 

砂智子「……」

 

流「…………」

 

『5校衝突……開幕ッ!』

 

ゴーン!

 

咲子「みんな先制攻撃よ!超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

メイ「超晴天飛梅!」BLOOOM!

 

ゼイル「シャドースクリュー改!」ドッゴォン!

 

ルマ「Xブラスト!」ドガーン!

 

翔「ノーザンインパクト!」パキッ!

 

一郎「超だと!?」

 

??「コレやばくね?」

 

風鈴「うそーん!?」

 

ドガァァァァァァン!

 

エネルギーの衝突による大きな爆発。

煙が晴れると…

 

咲子「ええ…」

 

風鈴「何で?」

 

一郎「俺らが偶々…」

 

流「一緒にいるんだ…?」

 

砂智子「私の仕業ですよ。強い人から倒したいので」

 

咲子「…へえ」

 

風鈴「いい考えね」

 

一郎「一度はこんな状況にして欲しかったんだよな〜」

 

流「勝つのは俺だ!」

 

砂智子「さあ…どうでしょうね?」

 

お互いを見て攻撃のタイミングを見る。

 

咲子(恐らくだけど、私がマークされてるわね。だから…)

 

…今よ!

 

咲子「天使化!」ピカッ!

 

風鈴「ええっ!?」

 

流「もうできたのかよ!?」

 

♪かいりきベア-アンヘル

 

咲子「さあ、かかってきなさい!」

 

砂智子「言われなくてもやりますよ!絶岩なだれ!」シュッ

 

咲子「千手観音!」ガシィン!

 

砂智子「なっ…」

 

一郎「…面白え!絶ボルトタイヤ!」グルグル

 

咲子「ハァァ…魔王・ザ・ハンド!」ガシィン!

 

攻撃を連続で止める。

 

一郎「マジかよ…(コイツをマークして正解だったな)」

 

咲子「今度はこっちの番よ!真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

火の衝撃波で攻撃する。

 

一郎「ぐわっ!」

 

風鈴「………(このままだったら私達は4人ともやられる。なら!)」コソッ

 

あら、逃げてるわね。

 

咲子「逃がすとでも?」シュッ

 

風鈴「なっ!?(速い!?)」

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

風鈴「ガハッ…!(この威力は!?桁違いでしょ!?)」

 

流「オラァ!激流の渦!」バッシャーン!

 

咲子「(絵奈も使ってる技ね)空中分解G2!」

 

シュゥゥゥ…

 

水は蒸発した。

 

流「はあ…?」

 

咲子「………やっぱ、私は別で戦うわ。じゃ」

 

バサッ

 

一郎「そ、それはないだろ!?」




空中分解はなんと究極奥義。
伏線ですね〜。

次回もよろしくおねがいします。


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アホとバカ

結構前から出したかったキャラが出ます。


side飛羽野ゼイル

 

咲子とはぐれてしまった。

 

ゼイル「どうする?」

 

翔「俺とゼイル、メイとルマで2手に分かれないか?」

 

メイ「確かに、それがいいですね」

 

ルマ「じゃ、またね〜」

 

スタスタ

 

ゼイル「咲子は何処だろうな…」

 

翔「アイツはカンタンにやられないし問題ないだろ。俺らは俺らで相手を倒せばいいだけ…!」

 

ゼイル「誰か来るな」

 

翔「ああ…!」

 

…ズドッ!

 

俺達も前に何かが突き刺さる。

 

ゼイル「チョーク?」

 

??「巨大化!」

 

ゼイル「ッ!」サッ

 

ボワン!

 

翔「大きくなりやがった!?」

 

??「おらぁ!」シュルル!

 

ゼイル「翔、ジャンプしろ!」

 

翔「うおっ!?」ピョン

 

??「クソッ、バレたか」

 

??「次に当てればいいだろ」

 

砂煙の中から2人現れた。

 

ゼイル「お前は…竹尾?」

 

竹尾「よう、ゼイル」

 

1人は一郎の親友である中村竹尾だった。

アホだったから覚えている。

 

翔「で、お前は?」

 

大助「大野大助だ。名前の通り能力は巨大化だッ!」

 

あ、さらっと能力言いやがったぞコイツ。

 

竹尾「おい、能力言うなよバカ!」

 

大助「アホに言われたくねーよ!」

 

お互い様だろ!

 

ゼイル「…とっとと始めようぜ」

 

竹尾「へっ、だな。うおっ!」メキッ

 

竹尾は木のハンマーを作る。

 

竹尾「大助頼む!」

 

大助「おう、巨大化!」

 

ボワン!

 

翔「マジかよ…」

 

ギャグマンガでよく見る10トンハンマーのような大きさだった。

 

竹尾「ウッドハンマー!」シュッ!

 

ゼイル「…ッ!」

 

こいつ、この大きさでこの速さだと!?

 

大助「重さは変わらないんだよ!」

 

ゼイル「なら、狐月十字斬改!」ズバッ!

 

竹尾「うおっ!?」

 

ウッドハンマーを斬った。

 

竹尾「やべっ」

 

翔「オラァ!」ドゴッ!

 

竹尾「グッ!」ズサー

 

ゼイル「…?」

 

大助は何かを手に持っている。

 

大助「くらえ!チョーク!」ポイッ!

 

まさか、それを巨大化させるのか?

 

ゼイル「…面白い」

 

大助「巨大化!」

 

ポワン!

 

巨大なピンク色のチョークが飛んでくる。

 

ゼイル「ハッ!」カキーン!

 

俺はそれを跳ね返し…

 

ゼイル「エアライド!」スタッ!

 

その上に乗った。

 

大助「龍玉のピンクホワイトホワイトかよ!?」

(ドラゴンボールの桃白白かよ!?)

 

ゼイル「からの、シャドースクリュー改!」ドッゴォン!

 

大助「ガハッ…!」バタン

 

大助はそのまま倒れた。

 

『総武高専5位、大野大助、脱落!』

 

アナウンスが鳴る。

 

竹尾「大助!?クソッ、覚えてろよー!」ダダダダダー

 

竹尾は気絶した大助を背負って逃げた。

 

翔「………」

 

ゼイル「1人倒したから、いいだろ」

 

翔「だな」




大助、噛ませ犬ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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刀と剣、犬と猫①

さっきYouTubeで期間限定配信されてるイナイレの映画を見ました。
…マジで最高ですね。


side室見メイ

 

メイ「ルマさん、どういう作戦で行きますか?」

 

ルマ「ボクが防御でメイちゃんが攻撃かな?」

 

メイ「それがいいですね」

 

…来ますね。

 

ズバッ!

 

メイ「真冥冥斬り!」キンッ!

 

飛んできた飛斬撃を受け止めました。

 

??「ほう、止めたか」

 

??「みたいニャね」

 

ルマ「…羽合からだね」

 

康介「その通りだ。俺は剣士、椛田康介(もみじだこうすけ)だ!」

 

マオ「そして私は猫野マオだニャッ!」

 

メイ「…俺達も名乗りましょう。俺は花町高専の刀剣士、室見メイです!」

 

ルマ「ボクは羽犬塚ルマだよ!」

 

康介「室見と羽犬塚か。中々個性的な一人称じゃないか」

 

2人『それは言わないで(言わないで下さい)』

 

マオ「あはは…」

 

康介「まあいい。…始めようぜ!」シャキン!

 

メイ「参る!」キンッ!

 

康介「サンダーソード!」シャッ!

 

メイ「飛梅ッ!」シャッ!

 

…ギィン!

 

刀と剣がぶつかり合います。

 

康介「うおおおおっ!」

 

メイ「ハァァァァッ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side羽犬塚ルマ

 

マオ「さて、私達も始めよっか」

 

ルマ「そうだね。…刃!」シャキン!

 

刃アンヘル…赤い鎌を出す。

 

マオ「うわぁ、物騒だね…」

 

ルマ「そんな事言ってるヒマはあるのかな?」サッ

 

マオ「…!?」

 

ボクは猫野の前まで迫っていた。

(相手なので名前呼びはしない)

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

マオ「うわっ!?」サッ

 

しかし素早い動きでよけられた。

 

ルマ「速いね」

 

マオ「危なかったニャ…」

 

ルマ「次は当てる!クロスボーン!」ポイッ!

 

マオ「むっ、ニャッ!」キィン!

 

爪で跳ね返された。

 

マオ「今度はこっちの番ニャ!真スラッシュ!」シャッ!

 

ルマ「絶ボーンガード!」ピキッ!

 

ギギギッ…

 

骨にヒビが入る。

 

ルマ「なっ!?」

 

マオ「ニャー!」

 

バリン!

 

そのまま割れてしまった。

 

ルマ「ッ、バーニングサイス!」シュッ!

 

マオ「その技は見切ったニャ!」サッ

 

鎌を振るがまた避けられた。

 

マオ「隙あり!…キャットスワイパー!」

 

…シャン!

 

猫野はいつの間にかボクを通り過ぎていた。

 

ルマ「ガッ!?」ズバッ!

 

気付いた頃にはボクに切り傷がついていた。

 

ルマ「グッ…(どうすれば…!)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

祐樹「…………」

 

絵奈「あっ、あれメイとルマだよ!」

 

学「剣と刀か…」

 

育也「ルマは苦戦してるようだね」

 

祐樹「ルマ…!頑張ってくれ…!」




キャットスワイパーはトップクラスのスピードを誇る技です。

次回もよろしくおねがいします。


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刀と剣、犬と猫②

ディフェンスコマンド14


side室見メイ

 

康介「ハァ、ハァ、やるなお前」

 

メイ「貴方こそ」

 

康介「それにしては疲れてないようだが?」

 

メイ「体力には自信があるので」

 

毎日ランニングをしてますし。

 

康介「マジかよ」

 

メイ「そろそろ本気を出します。分身!」

 

ポワン!

 

ナオ「あれ?」

 

ヤエ「2人だけ?」

 

康介「増えた!?」

 

メイ「ナオ、ヤエ、新技をしますよ」

 

2人『了解!』

 

俺達は横に並びます。

 

康介「……?(何をする気だ?)」

 

メイ「ディフェンスコマンド14…」

 

康介「は?」

 

3人『無影乱舞!』シュッ!

 

康介「消えた!?(何処だ!?)」

 

消えてなんか、いませんよっ!

 

シュバッ!

 

康介「グハッ!?」

 

シュッ!

 

康介「今のは…!(こいつら、高速で動いてるのか!速すぎだろ!)」

 

ナオ「ハッ!」

 

シュバッ!

 

康介「グッ!(見切れねえ…)」

 

シュッ!

 

ヤエ「フンッ!」

 

シュバッ!

 

康介「…ッ!」サッ

 

かわされましたか。

 

シュッ!

 

康介「!?」

 

メイ「トドメです!」

 

3人『空前絶後改!』シュッ!

 

ドゴッ、ドガッ、ズバッ!

 

康介「ガ、ハッ…(負けたぜ…)」バタン

 

『羽合3位、椛田康介、脱落!』

 

メイ「ふぅ…」ポワン

 

ルマさんの加勢に行きますか。

 

side羽犬塚ルマ

 

ルマ「痛いね…」

 

マオ「このまま倒すニャ!キャットスワイパー!」

 

シャッ!

 

ルマ「もうさせない!天使化!」

 

カッ!

 

♪かいりきベアxMARETU-アンヘル(MARETU REMIX)

 

マオ「ニャッ!?天使化だニャ!?」

 

ルマ「ボクは負けないよ!バーニングサイス!」ズバッ!

 

マオ「ニャッ!?(さっきと比べて威力とスピードが桁違いニャ!)」

 

ルマ「クロスボーン!」ポイッ!

 

マオ「ニャ?」サッ

 

カンタンに避けられた。

 

マオ「今のは何のためにやったのニャ?」

 

ルマ「ブーメランは?」

 

マオ「え…ニ”ャッ!」ドゴッ

 

ルマ「返ってくるよね?」

 

骨は猫野の頭に直撃した。

 

マオ「うう、痛いニャ…」

 

ルマ「さっきのやり返しだよ。…ん?」

 

タタッ…

 

メイ「ルマさん、加勢しますよ。てか何で天使化してるんですか?」

 

ルマ「いや、ちょっとこうしないとスピードが追い付かなくてね」

 

メイ「なるほど。…なら任せます。俺は見ておくので」

 

ルマ「う、うん」

 

マオ「…まあいいニャ。キャットスワイパー!」シャッ!

 

ルマ「ボーン…アーマー!」ピキッ!

 

骨を全身に纏った。

 

キィン!

 

そして猫野の爪は弾いた。

 

マオ「そんニャ…」

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

マオ「ニャハッ…(強すぎるニャ…)」

 

ルマ「トドメだよ!Xブラスト!」

 

ドガーン!

 

マオ「ニャ…」バタン

 

『羽合2位、猫野マオ、脱落!残り20人!』

 

メイ「20人…」

 

ルマ「どうなるんだろうね、この戦い…」




現在の戦況
花町 5人
総武 4人 5位
羽合 3人 3位 2位
輪花 4人 4位
海原 4人 5位

次回もよろしくおねがいします。


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氷と霧の対決①

どちらも水属性ですね。


side西新翔

 

ゼイル「翔、敵が近くにいるぞ」

 

翔「そうか。なら戦闘準備だな」

 

総武の1人を倒せたのはデカいが、油断はできないしな。

 

一郎「おう、翔とゼイルじゃねーか」

 

ゼイル「一郎と…もう1人いるな」

 

将太「霧野将太だ」

 

一郎「将太、俺はゼイルと戦いたい」

 

将太「…分かった、なら俺は西新とやる」

 

俺の名前は知られてるようだな。

 

翔「さあ、やろうぜ!」ダッ!

 

将太「ああ…!」ダッ!

 

ドゴッ!

 

拳と拳がぶつかり合う。

 

翔「ほう」

 

将太「へえ」

 

サッ

 

距離を取り…

 

翔「ノーザンインパクト!」パキッ!

 

将太「水針!」シュッ!

 

互いに技を出す。

 

翔)))))(((((将太

 

打ち消した!

 

将太「氷使いか。俺は…」ムワッ…

 

翔「……霧使いか」

 

霧野だけに。

 

将太「その通り!ハッ!」

 

ドシュッ!

 

翔「ッ、あぶねえ…」

 

霧がある範囲がアイツの射程距離だからな。

 

翔「ホワイトブレード!」パキッ!

 

周りに氷を発生させて霧を冷やす。

 

将太「考えたな…だがまだ当たるぞ!」

 

シュッ!

 

翔「スノーエンジェル改!」パキィン!

 

将太「ミストトラップ!」ムワッ!

 

翔)))))((((((将太

 

翔「グッ、視界が…」

 

将太「オラァ!」シュッ

 

…ん?当たらなかった?

 

将太「クソッ、ハッ!」シュッ

 

…まさか。

 

翔「お前も視界が狭いのか?」

 

将太「そ、そんな事ない!」

 

翔「(あ、コイツ大助みたいなバカだな)…フッ!」ピョン!

 

ジャンプして霧を抜け出す。

 

将太「ちくしょー、何処だコノヤロー!」

 

翔「……オラァ!」パキィン!

 

将太「!?何だこれは!?」

 

とりあえず氷の中に閉じ込めておいた。

 

翔「じゃあな、次はまともな戦いにしようぜ」

 

将太「出せ〜!」

 

スタスタ

 

…ゼイルはどうなってるんだ?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side桜木咲子

 

バサッ、バサッ。

 

私は天使化した状態で空を飛んでいた。すると…

 

ヒュン!

 

咲子「おっと」

 

突然矢が飛んできた。

 

砂智子「…逃しませんよ」

 

見てみると砂智子だった。…武器は弓矢だったのね、意外だわ。

 

咲子「アンタとは後で戦いたいのよ。邪魔しないでくれる?」

 

砂智子「天使化してるからって調子に乗らないで下さい」

 

咲子「それはゴメン」

 

砂智子「謝るなら降りてきて下さい」

 

咲子「…分かったわ」バサッ

 

砂智子「………」

 

咲子「…なーんてね?また後でね〜!」ビューン!

 

高速でその場から離れた。

 

砂智子「え!?ま、待って下さーい!」タタッ

 

咲子(敵に待てと言われて待つバカはあまりいないわよ)

 

とりあえず味方を見つけたら助っ人に向かうわ。




②は数話後に出します。

次回もよろしくおねがいします。


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辛い!酸っぱい!苦い!

とあるキャラの能力が判明します。


side桜木咲子

 

咲子「…そろそろ降りた方がいいわね」バサッ

 

スタッ

 

咲子「天使化、解除!」

 

カッ!

 

翼と角がなくなり、目も元の状態に戻る。

 

咲子「やっぱり少し疲れるわね」

 

イナイレGOの化身アームドみたいなものね。

 

ザッ、ザッ

 

咲子「…あら」

 

風鈴「見つけたよ、咲子」

 

風鈴が目の前の方向から近づいてきた。

 

咲子「で、私を攻撃するのかしら、風鈴?」

 

風鈴「もちろん♪」

 

咲子「ならバイバイ!」ダッ

 

逃ーげるーのよー!

 

風鈴「うん、もちろん逃さないよ。風斬・鎌鼬改!」ズバァッ!

 

咲子「結界流し!」ガオン!

 

受け流して、と。

 

風鈴「ええ…」

 

咲子「あばよっ、とっつぁん!」ダダダダダー

 

風鈴「(煽って来るね…イライラする)…ハァッ!」プクッ

 

ボォォォッ!!

 

咲子「!?」

 

赤い変なのが飛んできた!?

 

咲子「千手観音!」ガシィン!

 

風鈴「あ、触ったね♪」

 

咲子「…なっ!?」

 

ジュワッ…

 

咲子「熱い!?」

 

風鈴「私の能力、”味覚を操る能力”だよ」

 

咲子「味覚?じゃあコレは、辛味…?」

 

風鈴「その通り!だから火じゃないのに燃えてる感覚だよ…」

 

咲子「クッ、厄介ね……(なんつって♪)」

 

私の能力があれば無害よ!

 

咲子「…解除!」

 

シュゥゥゥ…

 

風鈴「あれ、消えた?」

 

咲子「ふふっ、もう効果はないわよ!」

 

風鈴「そう?なら次は…酸味!」バチッ!

 

咲子「今度は当たらないわ!結界流…し!?」バチッ!

 

触れてないのに感電してる!?なにこれ!?

 

風鈴「残念、酸味は距離があっても効くんだよ♪」

 

咲子「フッ、解除!」パッ

 

風鈴「またか…咲子の能力は解除?」

 

咲子「その通り」

 

風鈴「………ホントに?」じー

 

咲子「ホントよ?」

 

風鈴「そう…(解除か。咲子はそう思ってるみたいだね。能力の一部だと私は思うけど)次は苦味だよ…!」ドロッ

 

風鈴の手から濃い緑色のドロッとしたものが出てくる。色さえ変えれば完全にウ○コね。

(女子がウ○コ言うな!)

 

咲子「で、当てて来ないの?」

 

風鈴「うん、防御用だからね」

 

防御用?

 

咲子「…真フレイムウェイブ」グルグル

 

ドシュゥゥ!

 

風鈴「ハッ!」ドロッ

 

ジュッ…

 

火の衝撃波は苦味(と思われる物質)に触れると、物体を少し燃やして消えてしまった。

 

咲子「へえ…」

 

かなり凄い防御力ね。

 

風鈴「これで一通り見せたかな。(もちろん甘味と必殺技意外は、ね)便利だけどこれを準備するのがね…」

 

咲子「準備?」

 

風鈴「カプサイシンとか食べる必要があるのよ私!?」

 

咲子「ああ…」

 

確かにイーティングニコルで食べてたわね…

 

風鈴「さて…バトル、スタートだよ」

 

やっと始まったわね。




風鈴の能力は味覚を操る能力でしたッ!
辛味→火のような攻撃
酸味→距離があっても当たる電撃のような攻撃
苦味→防御
甘味→未登場
?味→必殺技

次回もよろしくおねがいします。


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舞い散る腕

え、グロい?
そんな事ありませんよ。


♪すりぃ-空中分解(long ver.)

 

side桜木咲子

 

風鈴「さて…バトル、スタートだよ」

 

咲子「なら、先に…絶解除火桜!」BLOOM!

 

風鈴「苦味!」ドロッ

 

咲子「………」ニヤリ

 

それが目的よ。

 

シュゥゥゥ…

 

風鈴「…あ」

 

咲子「からの烈焼脚!」ドゴォ!

 

風鈴「ガハッ!…油断してたよ…」

 

咲子「戦闘中に油断は禁物よ?…超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

風鈴「私だって!絶晴天飛梅!」BLOOM!

 

咲子))))))(((((風鈴

 

風鈴「グッ!」

 

咲子「真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

風鈴「…甘味!」ギュン!

 

咲子「回復した…?」

 

風鈴「それだけじゃないよ。…ハッ!」サッ!

 

咲子「速い!?」

 

火の衝撃波はあっさりかわされた。

 

風鈴「風斬・鎌鼬改!」ズバッ!

 

咲子「結界!」ピキッ!

 

キィン!

 

風鈴の攻撃は結界に当たる。

今の内に離れないt「させない、よっ!」

 

ドゴッ

 

咲子「ガハッ…」

 

風鈴「甘味は回復力とスピードを一時的に上げるんだ。…追撃だよっ!」シュッ!

 

咲子「…烈焼脚!」ドゴッ!

 

風鈴「よっ」サッ

 

咲子「真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

風鈴「ほっ」ピョン

 

咲子「クッ…」

 

私の攻撃は次々と避けられてしまう。

 

風鈴「風斬・鎌鼬改…!」シャッ!

 

咲子「まずい…!(腕に当たる!)」

 

当たらないで!

そう思った時だった。

 

フワッ…

 

風鈴「!?」シュッ

 

咲子「腕が…!?」

 

文字通り空に舞い散った。なのに…

 

咲子「痛く、ない…?」

 

よく見ると血も出てない。

 

咲子「次元斬り?」

 

でも、近くにメイは見当たらない。

 

風鈴「…やっぱりね」

 

咲子「?」

 

風鈴「咲子の能力、解除だけじゃないよ。…正確には、解除は能力の一部、かな?」

 

咲子「能力の、一部?」

 

風鈴「それ以外は分からないけどね〜?」

 

咲子「は、はぁ…」

 

で、コレ…

 

咲子「動かせるのかしら?」

 

フラフラ

 

腕はなりふり構わず踊りだした。

 

咲子「動いた!」

 

なら、この状態で…

 

咲子「超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

風鈴「え、ちょっ!?」ズドッ

 

離されてる腕ともう片腕から攻撃を放つ。

 

咲子「ちゃんと機能するわね」

 

後は、どうやって戻すかね。

 

咲子「…戻れ!」

 

シュルル…

 

腕は戻ってきた。

 

咲子「くっつけて、と」

 

これでいいのかしら?

 

シュッ。

 

咲子「あ、戻った」

 

風鈴「(能力はかなり規格外だね…)…一旦停戦しよう」

 

咲子「停戦?」

 

まさか風鈴から言うとは思わなかったわ。

 

咲子「いいわよ。今の内に離れてなさい」

 

風鈴「そうするよ。じゃ!」ダッ

 

風鈴は走り出し、数秒後には見えなくなった。

 

咲子「これがホントの空中分解、なんつって♪」




現在判明してる咲子の能力
相手の能力の解除(一時的に使えなくなる)
自身の体の分裂(遠隔操作できる)

次回もよろしくい願いします。


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Aerial Breakup

日本語訳してみて下さいッ。


♪すりぃ-空中分解

 

side桜木咲子

 

咲子「分裂ね…」

 

ドッキリを仕掛けてみよっと。

 

咲子「まずは腕を離して、と」

 

ポロッ

 

右腕は体から離れ、宙に浮く。

 

咲子「後は待つだけね」

 

ー1.3965分後ー

 

メイ「あ、咲子さん」

 

ルマ「やっと会えたね!」

 

咲子「ええ…」

 

2人は私の腕がない事に気付く。

 

メイ「どうしたんですかその腕!?」

 

ルマ「大丈夫!?」

 

咲子「ふふっ、大丈夫よ」

 

右腕を操ってメイの背中の後ろまで持っていく。そして…

 

トントン

 

メイ「?」クルッ

 

メイは振り向き…

 

メイ「キャァァァ!?腕が浮いてます!?」

 

めっちゃ驚いたわね。

 

咲子「ドッキリ大成功♪」スッ

 

カチッ

 

ルマ「えっ、どういう事?」

 

咲子「私の能力よ」

 

メイ「能力?解除じゃなかったんですか?」

 

咲子「風鈴に指摘されたのよ。解除や数分前目覚めたコレは能力の一部に過ぎないって」

 

ルマ「へえ。離せるのは腕だけじゃないよね?」

 

咲子「もちろん、首もオーケーよ。…この通り♪」ポロッ

 

メイ「ヒッ…それは流石に怖いですよ…」

 

咲子「うん、ゴメン」カチッ

 

ルマ「で、これからどうする?」

 

メイ「体力を温存させますか?」

 

咲子「いや、他のチームは最低1人脱落してるけど私達は1人も脱落してないわ。だから私達はココで相手を待つ」

 

ルマ「なるほどね。じゃあ事前に骨を撒いておくよ」ズッ

 

咲子「私は結界を張っとくわ」ピキッ

 

これで時間稼ぎになるはずね。

 

ー数分後ー

 

ザッ

 

砂智子「やっと見つけましたよ、咲子さん」

 

咲子「げっ、砂智子」

 

よく考えると、私と砂智子って容姿も名前もかなり似てるのよね。

 

メイ「どうします?」

 

咲子「私が砂智子を相手するわ。2人は…」じー

 

「ハッ、バレたか」

 

物陰から出てきたのは、茶髪の鬼(のような見た目をした少女)だった。

 

桂花「基山桂花だ。優香さんの…姪だな」

 

咲子「へえ、通りで見た目も似てるワケね。…メイとルマはアイツを相手しなさい」

 

2人『了解です!(オーケー!)』

 

咲子「じゃ、突撃!」ダッ!

 

砂智子「絶岩なだれ!」ドゴドゴドゴッ!

 

咲子「空中分解G2!」ギュルルルル!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一郎「ハァ、ハァ、やるな…」

 

ゼイル「お前もな…」

 

2人『…流石だな』

 

一郎「ははっ、同じことを言っちまった」

 

ゼイル「ふっ、だな」

 

一郎「…ゼイル」

 

ゼイル「……何だ?」

 

一郎「次会うのは10人切った時だ」シュッ

 

ゼイル「…ああ(その時は、絶対俺が勝ってやるぜ、一郎)」




なんとちょうど1000文字。

次回もよろしくおねがいします。


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桜vs椿

さて、どうなることやら…


side桜木咲子

 

咲子「烈焼脚!」ドゴッ!

 

砂智子「土流波!」ボコッ!

 

チッ、防がれたわ。

 

咲子「なら、真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

砂智子「絶岩なだれ!」ドゴドゴドゴッ!

 

また防がれた。

 

咲子「むぅ…」イラッ

 

砂智子「(今です!)絶曇天椿舞!」BLOOM!

 

咲子「空中分解G2!」ポロッ

 

バラバラになって攻撃をかわす。

 

砂智子「ファッ!?」

 

面白い驚き方ね。

 

咲子「烈焼脚…!」ドゴォ!

 

砂智子「え、グフッ」

 

咲子「隙だらけよ」

 

砂智子「グッ、油断してました。怖い能力ですね」

 

咲子「まあ、目覚めたのはほんの数分前だけどね」

 

砂智子「(数分前でこの完成度ですか…)…次はないですよ」

 

咲子「…へえ」シュッ

 

それは私のセリフよ?

 

砂智子「!?」

 

後ろに回り込む。

 

咲子「アンタが、ね」シュッ!

 

砂智子「ッ!」サッ

 

咲子「あら、避けられたわね」

 

砂智子「………(なんですか今のスピード!?まさか本気じゃないんですか!?)」

 

咲子「いや、私は本気よ」

 

砂智子「えっ、思考が読まれました?」

 

咲子「カンよ。そんな顔してたし」

 

砂智子「は、はぁ…(気をつけますか)」

 

いい加減攻撃しよっと。

 

咲子「ブレイズスクリュー改!」ゴォォォッ!

 

砂智子「(来ましたか)それは得意分野です」スッ

 

砂智子は手を構える。

 

咲子「?」

 

砂智子「わっせろい!」ドガッ!

 

咲子「はぁ!?」

 

砂智子はなんと土の拳でブレイズスクリューを跳ね返した!

 

砂智子「ふふっ、どうです?」ドヤァ

 

砂智子はドヤ顔をする。

 

咲子「いやそれ可愛いだけだから」

 

砂智子「か、可愛い!?私がですか!?あらやだ〜!」

 

咲子「ええ…?(混乱)」

 

何、その反応?

 

砂智子「(フッ、隙ができました!)絶岩なだれ!」シュッ!

 

咲子「なーんてね?千手観音!」ガシィン!

 

砂智子「なっ!?(あのエネルギー量をすぐに…精密動作性Aですか貴女!?)」

 

咲子「超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

砂智子「グッ…(やはり相手が強すぎましたか…?)」

 

咲子「トドメよ。ハァッ!」

 

ボォォォッ…!

 

莫大な量の熱が渦巻く。

 

砂智子「コ、コレは…(まるで赤い台風…)」

 

咲子「焼き尽くせ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリムゾンハリケーン」

 

ゴォォォォォォォォォオ!

 

砂智子「ふふっ、私の負けですね」

 

ドガァァァァァァァン!

 

赤い台風は砂智子に直撃した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ルマ「!?」

 

メイ「今のは!?」

 

桂花「へえ、やるじゃん」

 

『羽合1位、椿木砂智子、脱落!羽合残り1人!』




絶嵐爆熱ハリケーン→クリムゾンハリケーン

わお、規格外だ(白目)

次回もよろしくおねがいします。


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馬鹿力を持った鬼

うん、言うことはない。


side室見メイ

 

ルマ「!?」

 

メイ「今のは!?」

 

桂花「へえ、やるじゃん」

 

『羽合1位、椿木砂智子、脱落!羽合残り1人!』

 

もう倒したんですか!?

 

♪MULAストーリー-オキセイギ

 

桂花「まだ2分しか経ってないのに、凄いねアンタらの1位は」

 

メイ「俺と実力ほぼ同じですけどね」

 

ルマ「君も倒したら羽合は脱落だね!」

 

桂花「そうさ。でも…アンタらが私に勝てたらの話だがな!」シュッ

 

メイ「!ルマさん右です!」

 

ルマ「うん!」シュッ

 

キィン!

 

桂花「せやあ!」

 

ボキッ!

 

桂花さんはルマさんの防御の骨を折ってしまいます。

 

メイ「油断できませんね。斬一閃!」スパッ…

 

桂花「あらよっ」サッ

 

俺の斬撃もあっさりよけられました。

 

桂花「鬼の力、見せてやんよ!正拳!」

 

シュバッ!

 

メイ「ッ!?」

 

今の攻撃速度は!?

 

ブワッ!

 

ルマ「風!?」

 

メイ「風圧も凄いですね…」

 

桂花「今度は当てる!正拳!」ドゴォ!

 

メイ「真冥冥斬り!」キィン!

 

飛梅で攻撃を防ぎますが…

 

桂花「フン、んなもん邪魔だぁ!」バッ

 

シュルルッ…キィン!

 

メイ「なっ!?」

 

手から刀を弾き飛ばされました!?

 

ルマ「メイちゃん、危ないよ!Xブラスト!」シュゥゥゥ!

 

桂花「あ、うわっ!」

 

メイ「え…?」

 

直撃しましたよね…?

 

桂花「痛いな、もう!これでもくらいな!」シュバッ!

 

ルマ「ボーンアーマー!」ピキッ!

 

メイ「刀がないなら…風神の舞改!」ビュゥゥン!

 

桂花「うわー吹っ飛ぶー」ピュー

 

今の内に飛梅を!

 

ガシッ

 

桂花「あっ、取ってしまったね。仕方ないか」シュッ

 

ルマ「(また速く…仕方ない、今使う!)天使化!」カッ!

 

桂花「おお?」

 

ルマ「刃アンヘル!」

 

メイ「天使化しましたか」

 

桂花(パワーが膨れ上がってる。面白い!)シュッ!

 

桂花さんはまた動き始めました。

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

桂花「うわっ!」

 

しかしルマさんはちゃっと動きを捉えてるようですね。

 

メイ「(俺も攻撃しますか)分身!」ポワン!

 

5人『かーらーのー!』

 

メイ「無」

 

ナオ「影」

 

ヤエ「乱」

 

クミ「舞!」

 

ニヨ「フルパワー!」

 

シュバッ!

 

桂花「おお、速いね!」シュッ!

 

メイ「!」

 

桂花さんは俺達とほぼ同じ速さで動き始めました!

 

ナオ「追いつくとは厄介ね」

 

ヤエ「でも、作戦は成功だ」

 

5人『超晴天飛梅!(絶炎天桜舞!)(真曇天椿舞!)(雷天落桃改!)(雨天流蓮改!)』

 

BLOOOM!

 

ルマ(キレイな弾幕だね…)

 

しかし、この集中攻撃を受けても…

 

桂花「ちょっ、今のは流石にそれは多すぎ!?」

 

桂花さんはダメージを食らったもののピンピンしてました。

 

メイ「うわぁ…」

 

相手が頑丈すぎて若干引いてる俺です。




防御半端ないですね。

次回もよろしくおねがいします。


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混合した嵐

正拳は、ただのパンチをかっこよく言っただけです。技ではありません。


side室見メイ

 

メイ「………ッ」

 

桂花「どうした、来ないのかい?」

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

桂花「正拳!」シュッ!

 

ドゴォ!

 

ルマ「ハァァァァ!」

 

桂花「グッ、うおおお!」

 

キィン!

 

力が互いを弾きました。

 

ニヨ「メイ、どうしたの?」

 

メイ「天使化したルマさん相手に互角以上ですよ?」

 

正直、相手が強すぎます。

 

クミ「…メイ、こっち向いて」

 

振り向くと、クミに頬を叩かれました。

 

メイ「えっ…?」

 

クミ「目を覚ましなよ!ルマはあんなに頑張ってるじゃん!」

 

メイ「ッ!!」

 

ルマ「Xブラストッ!」シュゥゥゥ!

 

桂花「グッ、当たっちゃったよ…!」

 

クミ「それなのにあたい達のリーダーであるメイが諦めてどうするの!?」

 

メイ「………」

 

クミ「リーダーなら、もっと自信を持ってよ!」

 

メイ「…そうですね!」

 

ザッ

 

♪MULAストーリー-オキセイギ

 

メイ「ありがとうございます、クミ。もう諦めません」

 

クミ「うん、それでいい!」

 

メイ「俺達も天使化しますよ!」

 

4人『了解!』

 

メイ「天使化!」カッ!

 

ゴォォォ!

 

桂花「げっ、アイツもできるの!?」

 

ルマ「ハァ、ハァ、遅いよメイちゃん…」

 

メイ「昼の天使、オキセイギ!」

 

桂花「………(凄い力を感じるよ…!)」

 

メイ「ルマさんは休んでて下さい。俺達が引き受けます!」

 

ルマ「うん!」サッ

 

桂花「かかってきな!」

 

メイ「言われなくてもやりますよ!絶狐月十字斬!」ズバァッ!

 

ナオ「怒りの鉄槌V2!」ドゴォ!

 

ヤエ「絶岩なだれ!」ドゴドゴドゴッ!

 

クミ「真ボルトタイヤ!」グルグル

 

ニヨ「激流の渦!」バッシャーン!

 

桂花「グッ、ガッ、ゴッ!?連続とは聞いてないよ!?」

 

メイ「挑発した貴女が悪いです。斬一閃!」

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

桂花「ッ、しまった!」

 

メイ「(咲子さんの大技、クリムゾンハリケーンと対を成す技です!)…ハァァァァッ!」ビュゥゥン…

 

ナオ「ハァァァァッ!」ボォォォッ…

 

ヤエ「うおおおおお!」ドゴォォッ…

 

クミ「はあああああ!」バチィィッ…

 

ニヨ「ハァァァァッ!」ザパァァッ…

 

ギュルルルル!

 

5つの属性が混ざり合います。

咲子さんが単体なら、俺達は混合物です!

 

桂花「なっ……(このエネルギーの渦は!?)」

 

メイ「くらえ…!」

 

5人『ザ・テンペスト!』

 

ゴォォォォォォォォォオ!

 

緑色の渦が桂花さんに襲いかかります。

 

桂花「グッ、グォォォォォッ!」

 

メイ「ハァァァァァァァ!(もっとエネルギーを!)」

 

桂花「ぐおっ…(これが、花町の、斬士か…)」バタン

 

『羽合4位、基山桂花、脱落!羽合、全員脱落!』

 

メイ「や、やりました…!」

 

ルマ(勝てたね、メイちゃん!)




クリムゾンハリケーン

属性単体、1人技

ザ・テンペスト 

属性混合、5人技

次回もよろしくおねがいします。


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名前はハーフ、中身はめちゃくちゃ日本人

半分ネタですね。


side西新翔

 

一郎とゼイルは戦い終わったのか?

ま、今は気にしないでおくか。

 

翔「で、お前は海原のヤツか?」

 

マイケル「その通りだ。俺は佐藤マイケルだ」

 

マイケル?

 

翔「コモンネームが混ざってる名前だな」

 

マイケル「だな。だが、俺は生まれてからずっと日本に住んでる」

 

翔「ほう。じゃ、話はココまでにして…」

 

マイケル「ああ、Let's FIGHT!」

 

そこは英語なんだな。

 

翔「ノーザンインパクト!」シャッ!

 

マイケル「フレイムアッパー!」ドゴッ!

 

ヒュン!

 

マイケルは攻撃を殴って受け流す。

 

翔「これならどうだ?ホワイトブレード!」パキッ!

 

マイケル「What the F*CK!?」サッ

 

おいおいFワードを言うなよ。

てかさらっとかわしてやがる。

 

翔「一筋縄には行かないか」

 

マイケル「行くぞゴラァ!」

 

言い方(笑)

 

ー数分後ー

 

翔「コイツ、しぶといな…」

 

マイケル「お前に、言われたくねえよ…」

 

翔「オラァ!」

 

マイケル「せいっ!」

 

ドゴォ!

 

拳をぶつけ合う。

 

翔「いい加減、倒れやがれ!」

 

マイケル「俺に、倒されろ!」

 

2人『お前がな!』

 

パキッ!ボォッ!

 

翔「うおおおおお!」

 

マイケル「オオオオオッ!」

 

ドシュッ!

 

氷と火の爆発が起きた。

 

翔「グハッ」

 

マイケル「ガハッ」

 

ドサッ…

 

翔「もう、動けねえよ…」

 

マイケル「俺も、だ。Holy crap dude…」

 

翔「………」ニヤッ

 

マイケル「………」ニコッ

 

2人『降参だ』

 

翔「ハハッ、同時に言ったか」

 

マイケル「気が合うな」

 

翔「コレが終わったらゆっくり話そうぜ」

 

マイケル「ああ」

 

『海原4位、佐藤マイケル、脱落』

『花町5位、西新翔、脱落』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「………」

 

有美「へえ、以外と善戦してるわね」

 

日花「そうですね。でも、中に天使化の前兆を見せる人がいますね」

 

有美「ああ、??ね」

 

日花「咲子達はどう対応するんでしょう?」

 

有美「さあ?クリムゾンハリケーンというぶっ壊れ技を持ってるし、なんとかなるんじゃない?」

 

日花「は、はぁ…(先生は相変わらずね…)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「メイ、あの技は!?」

 

メイ「咲子さんのクリムゾンハリケーンと対を成す技、ザ・テンペストです!」

 

咲子「へえ…負けないわよ?」

 

メイ「俺もです!」

 

ルマ(…ボ、ボクだっていつまでも置いてけぼりにはならないからね!)

 

3人は呑気に言い合いをしていた。




将太と戦えなくなった翔。
しかし、水属性は…?

花町 1 2 3 4
輪花 1 2 3 5
海原 1 2 3
総武 1 2 3 4
羽合 全滅

次回もよろしくおねがいします。


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岩は投げんでいいわ!

ばだmpsー!


side飛羽野ゼイル

 

ゼイル「マジか」

 

翔が脱落した。

これで後15人か?

 

ゼイル「………」スッ

 

影の中に入る。

 

ゼイル(この状態で移動してもほぼ意味ないがな)

 

じゃあ何のために入ったのかって?

 

……ドゴォ!

 

ゼイル(飛んでくる攻撃を避けるためだ)

 

そろそろ出るか。

 

ゼイル「よっ」サッ

 

??「出たか!くらえ!」ポイッ

 

岩がこちらに向かって飛んできた。

 

ゼイル「………は?」スゥ…

 

避けなくても当たらなかった。

 

??「チッ、当たらなかったか。お前花町のヤツだろ?」

 

ゼイル「そうだ。お前は…海原か」

 

高雄「いかにも!俺は岩戸高雄だ。お前は?」

 

ゼイル「飛羽野ゼイルだ」

 

高雄「飛羽野…勝負を始めるとしよう!」

 

ゼイル(用意しとくか)スッ

 

影の塊を予め出しておく。

 

高雄「くらえ、岩投げ!」ガシッ

 

ゼイル「岩投げ?」

 

何だそれ?

 

高雄「うおらぁぁ!」

 

ポイポイポイッ!

 

名前のままかよ!?

 

ゼイル「エアライド!」ギュン!

 

影をスケボーの形にし、浮かせてた状態で俺が乗る。

ん、コレマジで動きやすいな。

 

高雄「避けるなよ!ポ○モンでは技の当て合いだろ!?」

 

ゼイル「ココはポ○モンじゃねーよ!?」

 

高雄「頭来たぜ!くらえ!」ゴォッ

 

ゼイル「……!」

 

今度は強そうだ。

 

高雄「両手岩投げ!」ポイポイポイッ!

 

ゼイル「変わらねえのかよ!」ササッ

 

またエアライドで避けた。

…コイツ確実に3位以上だよな?アホなのか?それともポ○モン形式が通用したのか?

 

ゼイル「…俺のターンだ」

 

高雄「おう、来い!」

 

ゼイル「(え、攻撃を受ける気なのかコイツ!?…まあいいや)…デビルバースト!」シャッ!

 

高雄「ガハッ!?」ドゴォ!

 

うわあ、モロにくらいやがった。

こんな感じの状況がしばらく続いた。

 

ー数分後ー

 

高雄「グフッ…」チーン

 

ゼイル「ちょっとやりすぎたか?」

 

『海原3位、岩戸高雄、脱落!』

 

岩戸に何度か攻撃を避けてもいいと忠告したが、挑発だと捉えた岩戸は直撃され続けた。

 

ゼイル「……行くか」

 

スタスタ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

流「オラァ!」

 

風鈴「せいっ!」

 

ドガーン!

 

流「ふう、強くなったな風鈴!」

 

風鈴「そっちこそ強くなったね!」

 

流「口調も少し変わったか?」

 

風鈴「うん、ちょっとコレの方がしっくり来るからね」

 

流「そうか。…続けようぜ!」

 

風鈴「うん!」

 

2人『ハァァァァ!』

 

ドガーン!

 

蓮と梅はぶつかっていた。

 

羽合の次は、海原なのか…?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ほぼギャグ回です。深夜テンションで書いた結果です。

次回もよろしくおねがいします。


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三 つ 巴 ①

うん、三つ巴なのに1対1対5ですね(笑)


side室見メイ

 

天使化を解除した後、ルマさんはそこに残りました。

 

メイ「………あっ」

 

流「オラァ!」

 

風鈴「せいっ!」

 

ドゴォ!

 

流さんと風鈴さんが戦っていました。

 

ナオ「乱入する?」

 

ヤエ「それがいいね」

 

クミ「でも、卑怯じゃない?」

 

ニヨ「これは団体戦だよ。1対1で戦わなくてはいけないルールなんてない」

 

メイ「…ですね。乱入しましょう。ディフェンスコマンド14……」

 

スタッ

 

5人『無影乱舞!』

 

シュバッ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

流「激流の…うおっ!?」

 

風鈴「風斬・鎌いた…キャッ!?」

 

…スタッ

 

メイ「どうもこんにちは」

 

流「…メイか」

 

風鈴「乱入してきたんだね」

 

メイ「その通りです。その戦い、俺達も加わりますよ」

 

流「俺達だと?お前1人しか…」

 

風鈴「いや、周りに4人いるよ」

 

シュッ

 

ナオ「御名答♪」

 

ヤエ「メイは5重人格だ」

 

クミ「全員それぞれ別の属性だよ」

 

ニヨ「僕達に勝てるかな?」

 

流「咲子もお前もぶっ壊れてやがる…」

 

まあ、否定はしませんね。

 

風鈴「三つ巴の戦いね…面白い。…絶晴天飛梅!」BLOOM!

 

流「なら俺も!絶雨天流蓮!」BLOOM!

 

ヤエ「そう来るんだ。…絶曇天椿舞!」BLOOM!

 

クミ「真雷天落桃!」BLOOM!

 

ニヨ「真雨天流蓮!」BLOOM!

 

強化されたんですね。

 

流「まとめて倒してやる!激流の渦改!」バッシャーン!

 

大きな波が迫ってきました。

てかコレどう見てもツナミブーストです。

 

ナオ「フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

ナオ)))))((((((((((((流

 

パワーダウン!

 

風鈴「よっ」フワッ

 

風鈴さんは普通に浮遊して避けました。

 

メイ「超火斬り!」ズバッ!

 

メイ)))(((((((流

 

パワーダウン!

 

かなり威力は削れたハズです。

 

メイ「クミ、カウンターを!」

 

クミ「任せて!真ボルトタイヤ!」グルグル

 

クミ)))))((((流

 

カウンター成功!

 

風鈴「カウンターとは、斬新だね…(斬士だけに)」

 

流「嘘だろ!?…グワッ」ザパーン、バチィッ!

 

流さんは攻撃を避けられずくらいました。

 

メイ「作戦は成功ですね」

 

風鈴「私の番だよ。大嵐!」ビュゥゥン!

 

出ました、ウィンドブラストの正当強化版。

 

メイ「なら、風神の舞改!」ビュゥゥン!

 

メイ))))))(((((風鈴

 

風鈴「えっ、わぁぁぁっ!?」フワッ

 

威力勝負は俺が勝ち、風鈴さんは宙に浮きます。

 

ナオ「隙あり!怒りの鉄槌V2!」

 

そこにいつの間にか風鈴さんの背後にいたナオが追撃しました。

 

風鈴「グハッ…」

 

流(こりゃやべえな)




うん、イナイレ要素をかなりぶっこんでますね。

次回もよろしくおねがいします。


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三 つ 巴 ②

呉越同舟っていう四字熟語がありますよね。


side室見メイ

 

流「流石に5人を相手にするのはやばいな…」

 

風鈴「だね…」

 

メイ「そうですか。なら…俺達は2人で相手しましょう。ナオ、ヤエ、ニヨ、戻って下さい」

 

3人『了解』フッ

 

クミ「あたいは?」

 

メイ「俺と戦います」

 

クミ「分かった、任せて!」

 

流「手加減ってか?」

 

メイ「いえ、流石に5人で相手するのはプライドが傷つくので」

(ランク戦の時毎回やってるのに?)

 

風鈴「なら止めないよ。…流」

 

流「何だ?」

 

風鈴「一時的に同盟を組まない?」

 

なるほど、そう来ましたか。厄介ですね。

 

流「フッ、いいだろう!いくぞ!」

 

風鈴「うん!」

 

メイ「クミ、左右から攻撃します!」

 

クミ「オーケー!」サッ

 

流「激流の渦改!」バッシャーン!

 

風鈴「さらに大嵐!」ビュゥゥン!

 

2人『斬一閃ッ!』

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

空間を斬って攻撃をずらしました。

 

流「空間ごと斬っただと!?」

 

風鈴「そういう能力だろうね」

 

メイ「次元斬りと呼んでます」

 

クミ「真雷天落桃!」BLOOM!

 

流「ウォーターランチャー!」ズバァン!

 

クミ)))(((((((流

 

パワーダウン!

 

クミ「いやソレハ○ドロポ○プ!?」

 

メイ「それは言っちゃダメですよ!絶狐月十字斬!」ズバッ!

 

メイ))))))((((流

 

カウンタ成功!

 

風鈴「……隙あり!風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

クミ「グッ!」

 

流「おいおいそっち行ってる場合かよ!?ぐおっ」

 

流さんには攻撃が当たってますね。

 

メイ「クミ、大丈夫ですか?」

 

クミ「うん、あたいサイキョーだから、全然余裕だよ!」グッ

 

サイキョーではないとお思いますが、様子からして全然余裕なのは事実ですね。

 

風鈴「ほぼダメージがないんだね」

 

流「お前パワーどれぐらいなんだ?」

 

メイ「最後測定した時は170万でしたね」

 

クミ「でもそれ一週間前でしょ?無影乱舞と最強必殺技を覚える前の」

 

メイ「ですね。なら、今はおよそ200万ですね」

 

風鈴「わお…」

 

流「俺まだ150万にもなってないんだが…」

 

風鈴「私は158万だけどね」

 

クミ「…ま、茶番はそこまでにしとこう」

(お前が言う事じゃないだろ!?)

 

メイ「そうですね。攻撃を続けます!ディフェンスコマンド14…」

 

2人なので威力は少し減りますが…いいでしょう。

 

2人『無影乱舞』シュバッ!

 

流「速いなおい!」

 

風鈴「………(見える…?)」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

花「おお、メイちゃん凄いね〜!」

 

出夢「当たり前だ、僕に勝てる自慢の妹だからね」




風鈴が能力を使ってないのは、後のために温存するためと、流とメイにまだ能力を明かしてないからです。

次回もよろしくおねがいします。


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地雷原!?

メイ&クミvs風鈴&流と同時進行です。


side羽犬塚ルマ

 

ルマ「そろそろ行こっかな?」

 

体力も回復したしね。

 

「おう?」

 

ルマ「ん?」

 

向いた先には背が低い人がいた。

 

鶫「俺は海原2位の南野(つぐみ)だ、お前は?」

 

早速自己紹介されたね。

 

ルマ「花町3位の羽犬塚ルマだよ」

 

鶫「3位か…勝負だ!」ザッ

 

ルマ「もちろん!」スッ

 

鶫「水鎧!」ピキッ!

 

南野は水で鎧を作った。

 

ルマ「ならボクも。ボーンアーマー!」ピキッ!

 

互いが鎧を装備した。

 

鶫「行くぞォ!アクアカッター!」ズバッ!

 

ルマ「クロスボーン!」ドゴッ!

 

ルマ))))))((((((鶫

 

ブロック!

 

ルマ「ハァッ!」ピョン

 

ジャンプしながら回転する。

 

ルマ「Xブラスト…V2!」シュゥゥゥ!

 

鶫「ハイドロポンプ!」バッシャーン!

 

うん、そのまま言ったね。

 

ルマ))))))))((((鶫

 

鶫「グッ、強いな…」

 

ルマ「まあね。まだまだ行くよ!」ドッ

 

鶫「………」ニヤリ

 

南野は何故か口角を上げた。

 

ルマ「…?」

 

鶫「かかったなアホが!起爆!」ピカッ

 

ドガーン!

 

ルマ「うわっ!?」

 

突然辺りが爆発した!

水の爆弾かな…?

 

ルマ「ケホッ、いつの間に…」

 

鶫「起爆!」ピカッ

 

ドガーン!

 

ルマ「また!?」

 

ホントいつの間に設置したの!?

 

ルマ「………」

 

考えるのはやめよう。

 

ルマ「鎌!」スッ

 

鶫「…ほう(鎌で何をする気だ?)」

 

ルマ「バーニングサイス!」ズバッ!

 

地面を鎌で斬り裂く。すると…

 

鶫「あ、やべ」

 

ルマ「へえ…」

 

水の塊が設置されていた。

 

ルマ「コレを操ってるんだね?」

 

鶫「その通り。だが、いつ設置したか分からない限り、俺は負けない!起爆!」

 

ルマ「その技はもう見切ったよ!ハッ!」ピョン

 

空中にいれば問題ない!

そしてココから…

 

ルマ「クロスボーン!」シャッ!

 

鶫「何ッ!?くっ…」ササッ

 

おお、ちゃんと避けてらっしゃる。

 

ルマ「かーらーのー?XブラストV2!」シュゥゥゥ!

 

鶫「グハッ!」

 

今度は直撃したね。

 

ルマ「……ん?」

 

南野の足元から水が流れている。

つまり…

 

ルマ「足元から水を操って地中に設置してるのかな?」

 

鶫「…くそっ、バレてしまったか」

 

ルマ「もう怖くないよ!ハッ!」シュッ

 

南野に向かって走る。

 

鶫「き、起ばk「遅い!」なっ!?」

 

ルマ「バーニングサイス…改!」ズバァッ!

 

鶫「グフッ…」バタン

 

『海原2位、南野鶫、脱落!海原残り1人!』

 

ルマ「ハァ、ハァッ…」

 

近くの岩に座る。

 

ルマ「休まないと…」

 

流石に連戦で疲れたからね…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「あ、ゼイル!」

 

ゼイル「おう、咲子。大丈夫か?」

 

咲子「ええ、大丈夫よ」




花町 桜梅火風水
輪花 梅????
総武 桃水水?土
海原 蓮水土火?
羽合 椿風雷土?

?は未登場(またはすでに脱落している)です。

次回もよろしくおねがいします。


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三 つ 巴 ③

輪花高専?
あと2人です。
3〜5位は花町以外の人達が倒しました。


side室見メイ

 

シュバッ!

 

流「そこか!」シュッ

 

違いますよ。

 

メイ「ハッ!」シュバッ

 

流「グッ!…どうすりゃいいんだ?」

 

シュッ

 

風鈴「………」じー

 

クミ「ハァッ!」

 

風鈴「そこっ!」ドゴッ

 

クミ「えっ!?」

 

風鈴さんの攻撃が当たりました。

 

クミ「………(まぐれだね)」シュッ

 

メイ「……ハッ!」シュバッ!

 

流「ぐおっ!そろそろヤベえな…」よろっ

 

風鈴「…見えた!ハァッ!」

 

メイ「ッ!」サッ

 

流「は!?お前見えたのか!?」

 

風鈴「うん、何故か見え始めた」

 

メイ(咲子さんの動体視力でもこのスピードを見るのは難しいハズ…まさか…!)シュッ

 

流「…クソォ、こうなったら!激流の渦改!」バッシャーン!

 

流さんはヤケになりましたね。

 

メイ「ゴットキャッチ!」ガシィン!

 

攻撃はしっかり止めました。

 

流「嘘だろ…」

 

風鈴「…ハァッ!」

 

クミ「グハッ!?」

 

メイ「クミ!?」

 

風鈴さんのパンチがクミに直撃しました。

 

風鈴「なんでか分からないけど、見えるようになったよ!」

 

流「俺はもうほぼやられてるけどな」

 

メイ「………」サッ

 

流さんの目の前まで移動します。

 

メイ「貴方の負けです…斬一閃」

 

 パ

  ッ

 

流「なっ…」

 

流さんの腕と足を一太刀で斬り落としました。

…表現はグロいですね。

 

流「くそっ、動けねえ!」

 

風鈴「うわぁ、怖いね」

 

流「どうしようもないな…降参だ…クソッ!」

 

『海原1位、那覇流、脱落!海原、全員脱落!』

 

風鈴「………」

 

クミ「あたいは戻った方がいい?」

 

メイ「はい、戻って下さい。お疲れ様でした」

 

クミ「うん、バイバイ♪」シュッ

 

…さてと。

 

メイ「風鈴さん、流さんが脱落しましたが、このまま戦いますか?」

 

風鈴「…いや、一旦退却するよ。また後でね」タタッ

 

風鈴さんは走り去って行きました。

 

メイ「………」

 

もしかしたら、風鈴さん…

 

メイ「後々天使化するかもしれませんね」

 

だとしたら厄介になるでしょう。

 

メイ「ま、その時はその時なので今は力を蓄えておきますか」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…来たようね」

 

ゼイル「だな」

 

ザッ…

 

一郎「よう、お前ら」

 

竹尾「倒しに来たぞ!」

 

咲子「フッ、それはこっちのセリフよ!」

 

一郎「ゼイル、今度こそ決着をつけるぞ」

 

ゼイル「ああ」

 

竹尾「バカキャラの座は渡さねえ!」

 

咲子「うん、いらないわよそんなもん」

 

一郎「……行くぞ!」ダッ

 

咲子「私達が勝つ!」ドッ

 

花町と総武の最強コンビが、今ぶつかり合うのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




花町 1 2 3 4
輪花 1 2
総武 1 2 3
海原 全滅
羽合 全滅

次回もよろしくおねがいします。


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タッグバトル①

後少しで、俺がイナイレでめちゃくちゃ好きな技が出せます。


♪MULAストーリー-ステルス・ロック

 

side桜木咲子

 

咲子「ゼイル、行くわよ!」

 

ゼイル「おう!ハァッ!」ドッ!

 

ゼイルは頭上に向かって影の塊を投げてきた。

 

咲子「とうっ!」ピョン

 

私はその影の塊に近付き…

 

咲子「流星ブレード…V3!」ドゴッ!

 

火を纏った足で思いっきり蹴った。

 

シュゥゥゥッ!

 

一郎「来たか…雷神グフィスト!」ドゴォ!

 

竹尾「ウッドハンマー!」ドガッ!

 

咲子))))))))))(((((((((((一郎

 

カウンターされた!

 

咲子「なっ…クッ、魔王・ザ・ハンドG2!」ガシィン!

 

カウンターされてしまったが、私はそれをしっかり止めた。

 

ゼイル「デビルバースト!でぇぇぇりゃぁぁぁ!」シャッ!

 

一郎「絶サンダーラッシュ!」ビリィッ!

 

ゼイル))))))))((((((一郎

 

一郎「グッ、やるな…」

 

ゼイル「それにしてはダメージがほぼないみたいだが?」

 

一郎「バレたか…まあいい。今度はこっちの番だ!竹尾!」

 

竹尾「おう!グラスフィールド!」モサッ!

 

周りに草が生い茂る。

面白いわね、草だけに。

 

咲子(竹尾ってマジのアホね)

 

一郎「息を合わせるぞ!」

 

竹尾「ああ!イナズマ…」

 

あの動きは!?

 

一郎「…1号!V3!」ビリィ!

 

ゼイル「エアライド!」ササッ!

 

ゼイルはそれを華麗に避けた。

…私?私は…

 

咲子「跳ね返す!真…ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

咲子))))))))((((((((一郎

 

ブロック!

 

威力が足りなかったようね。

 

竹尾「凄え脚力だな、俺と一郎の攻撃を相殺するなんて…!」

 

咲子「褒めないで、照れるわ」

 

竹尾「褒めてねーよ、アホか!」

 

咲子「アホ?フフフ…アンタに言われたくないわねぇ!ハァァァァ!」ボォォォ…

 

シュゥゥゥ!

 

生えてる草を燃やして威力をさらに上げる。

 

一郎「!!竹尾、逃げー」

 

咲子「もう遅い、脱出不可能よ!クリムゾンハリケーン!」

 

ゴォォォォォォォ!

 

赤い台風が2人に襲いかかる。

 

竹尾「わお…(白目)」

 

一郎「ッ、逃げるぞ竹尾!」ガシッ

 

竹尾「ぐえっ!?」

 

ダダダダダー

 

ー数分後ー

 

咲子「おお…凄いわね」

 

一郎「ハァ、ハァ…おかしいだろ…」

 

竹尾「赤い、台風が…追尾型なんてよぉ…」

 

2人『バケモンかお前!?』

 

咲子「………」

 

ゼイル「(バケモンと言っても、咲子はどうせ反応しないと思うが…)」

 

咲子「私がバケモンなんて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…褒めないでよ、照れるじゃない!」ニコッ

 

2人『だから褒めてねえよ!?』

 

戦いは、まるでギャグ漫画のような展開になるのであった……?




また丁度1000文字ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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タッグバトル②

やっと出せます。


MULAストーリー-ステルス・ロック

 

side桜木咲子

 

咲子「とりあえずおふざけはココまでにしましょ」

 

一郎「お、おう、そうだな…」

 

ゼイル(新技を出す時が来たか)

 

竹尾「うし!先制攻撃だ!つるのムチ!」パシィン!

 

咲子「完全にポ○モンね。真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

つるを火で焼いた。

 

竹尾「チッ」

 

一郎「雷神グフィストォ!」ビリッ!

 

ゼイル「絶狐月十字斬!」ズバッ!

 

ドガーン!

 

エネルギーがぶつかり合い、爆発が起きる。

 

一郎「グッ、やるな」

 

ゼイル「お前こそな…グッ!」

 

咲子「……?(何かあったような…まあいいわ)真ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

竹尾「能力は植物だが、属性は水だ!ウォーターランチャー!」バシャッ!

 

じゃあ、なんでもっと早く使わなかったの?やっぱアホなの?

 

咲子))))))))(((((((((竹尾

 

ブロックされた!

 

一郎「竹尾、もう一回行くぞ!」

 

竹尾「おう!」ダッ

 

恐らくイナズマ1号V3ね。

 

ゼイル「…咲子」

 

咲子「何、ゼイル?」

 

ゼイル「新技を試したいんだ、俺にやらせてくれないか?」

 

新技?見てみたいわね。

 

咲子「もちろん」

 

2人『イナズマ1号…V3!』バチィッ!

 

電気の塊が飛んでくる。

 

ゼイル「ハァァ…ッ!」

 

ギュォォォ…

 

シュッ!

 

咲子「ファ!?」

 

地面から5匹の黒いペンギンが出てきた!

もちろん影を使った再現だけど。

 

ゼイル「皇帝ペンギン…X!」ドゴォ!

 

ゼイル))))))))))((((((((一郎

 

カウンター成功!

 

一郎「なっ!?…ぐわっ!」

 

竹尾「ぐふぅ!?」

 

一郎に1匹、竹尾に4匹当たる。

 

竹尾「なんで、俺の方に…」バタン

 

一郎「竹尾!」

 

『総武2位、中村竹尾、脱落!総武残り1人!』

 

咲子「ゼイル、今のは凄いわ!…ゼイル?」

 

ゼイル「グッ…」ヨロッ

 

咲子「大丈夫!?」

 

ゼイル「スマン、足を痛めてしまった」

 

よく見ると、ゼイルの足が出血していた。

 

咲子「悪魔化して治せば「自分は治せないんだよ」そんな…」

 

ゼイル「コイツを渡しておく」スッ

 

ゼイルは凝縮された影の塊を渡してきた。

…なるほど。

 

咲子「ありがと、ゼイル」

 

ゼイル「ああ…降参だ…」

 

『花町3位、飛羽野ゼイル、脱落!』

 

一郎「後は俺達だけか」

 

咲子「そうね…提案があるわ」

 

一郎「何だ?言ってみろ」

 

咲子「次の一撃で最後にしましょう」

 

一郎「……フッ、良いだろう!」

 

ギュォォォ!

 

一郎「うおおおおお…!」

 

互いが力を高める。

 

咲子「ハァァァァッ…!」

 

私は火を凝縮する。

 

一郎「…行くぞッ!」

 

咲子「ええ…!」

 

一郎「雷神グ……」ドッ!

 

咲子「天空……」バッ!

 

一郎「フィストォォォォ!」

 

咲子「落としぃぃぃぃッ!」

 

シュゥゥゥッ!

 

雷神の拳と惑星の雨がぶつかり合う。

 

一郎「うおおおおおお!」

 

咲子「ハァァァァァァ!」

 

ドガァァァァァァァン!

 

一郎「ぐおっ!」

 

咲子「うわっ!」

 

大きな爆発で私達は吹っ飛んだ。

 

生き残ったのは…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一郎「ガハッ…」バタン

 

咲子「…私の勝ちね」

 

『総武1位、雷落一郎、脱落!総武、全員脱落!』




天空落とし!俺も好きな技の1つです!
イナイレのアニメで出た時の凄みがもう…(語彙力は転校した)

花町 1 2 4
輪花 1 2
総武 全滅
海原 全滅
羽合 全滅

戦いも終盤へ…

次回もよろしくおねがいします。


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見えない敵

透明人間ではありません。


side羽犬塚ルマ

 

ザッ

 

ルマ「!」クルッ

 

……あれ?

今確かに足音が…

 

ザッ

 

ルマ「そこっ!」シュッ

 

「………」

 

またいない…?

 

「……!」シュッ

 

ルマ「ッ!」ガシッ

 

「ほう、気付いたか」

 

ルマ「いつの間に!?」

 

「俺は気配を消せるんだよ」

 

ルマ「通りで気付かなかったワケだ…」

 

透矢「北村透矢だ。能力はないが気配を消すのが得意」

 

ルマ「ボクは「羽犬塚ルマ、だな?」もう知ってるんだね」

 

透矢「今から戦う相手は把握している」

 

ルマ「へえ。…ハッ!」ピョン

 

ジャンプして、と!

 

ルマ「Xブラス…あれ?」

 

北村が見えない!?

 

透矢「何処だろうな?」

 

右前から声が聞こえた。

 

ルマ「そこだ!XブラストV2!」シュゥゥゥ!

 

その方向に攻撃した。

 

透矢「おっと、2メートルずれてたぞ?」

 

ルマ「ええ…」

 

透明人間なら気配で分かるけど、気配がなくなったらどうしようもないよ…

 

ルマ「何処〜〜!?」

 

透矢「…………」スッ

 

カッ!

 

ルマ「がっ…!」

 

いつの間に…うなじを…

 

バタン

 

『花町4位、羽犬塚ルマ、脱落!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side室見メイ

 

咲子「なっ!?」

 

メイ「後俺達2人ですね。どうします?」

 

咲子「そうね…2人で2位を倒しましょ。風鈴とは2人で戦った方がいいわ」

 

メイ「それがいいですね。2人の方が戦術の幅が広がりますし」

 

咲子「とは言っても、アンタは実質5人だけどね。…行きましょ」

 

メイ「はい!」

 

「もうココにいるぞ」

 

後ろから声がしました。

 

2人『!?』クルッ

 

しかし、誰もいません。いや…

 

メイ「透明ですか…?」

 

「違うな」

 

咲子「…恐らく、気配を消してるから感知できないのね」

 

「正解だ」シュッ

 

現れましたね。

 

透矢「北村透矢だ。花町の4位は俺が倒した」

 

確かに、気配が感知できないならルマさんでもまともに攻撃できませんね…

 

透矢「さてと…」シュッ

 

北村さんは再び消えました。

 

メイ「………」

 

ザッ

 

メイ「そこです!」シュッ

 

透矢「おっと」サッ

 

惜しかったようですね。でも、次は当てます。

 

メイ「咲子さん!」ギュン!

 

咲子「オーケー!」ギュン!

 

2人『絶陽天梅桜!」BLOOM!

 

オレンジ色の花びらが飛んでいきます。

 

ズドッ!

 

透矢「グッ…そう来たか…!それなら俺を感知しなくても当てれるな…」

 

メイ「分身!」ポワン!

 

4人『ハッ!』

 

メイ「フルパワー…!」

 

5人『無影乱舞!』

 

シュバッ!

 

咲子(なるほど、高速で移動することによって透矢を見つけ、そこを集中攻撃するのね)

 

メイ「ハァッ!」ドゴッ!

 

透矢「ぐおっ!」

 

対策はちゃんとしてます!




あっとふったり♪あっとふったり♪

次回もよろしくおねがいします。


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vs風鈴①

明日私立前期受検です…
頑張ります。


side桜木咲子

 

透矢「ガハッ…」バタン

 

『輪花2位、北村透矢、脱落!輪花残り1人!』

 

メイ「ハァ、ハァ…」

 

咲子「倒せたわね…」

 

メイ「はい。でも…もう俺の体力が持ちません」

 

咲子「…お疲れ様。もう休んでて」

 

メイ「スミマセン咲子さん…降参します」

 

『花町2位、室見メイ、脱落!花町残り1人!』

 

……ザッ

 

風鈴「これで一対一だね」

 

咲子「そうね」

 

風鈴「お互い全力で行こうよ」

 

咲子「私が圧倒的に有利になるけど?」

 

風鈴「それでもいいよ。私は全力の咲子を倒したい!」

 

咲子「……フッ、いいわよ。天使化!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界アンヘル!」

 

風鈴「おお…」

 

咲子「行くわよ!」

 

風鈴「うん!」

 

ドッ!

 

風鈴「真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

風の刃と燃える脚がぶつかる。

…パワーは私が勝ってるけど。

 

咲子「ハァァ!」

 

風鈴「うわっ!」ドサッ

 

咲子「超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

風鈴「絶晴天飛梅!」BLOOM!

 

咲子))))))))))((((((風鈴

 

風鈴「きゃぁっ!…強いね」

 

咲子「意外と戦えてるアンタもかなり強いよ思うわよ?…真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

風鈴「大嵐改!」ビュゥゥン!

 

風鈴は火の衝撃波を吹き飛ばした。

 

咲子「………(風鈴から感じるこの力、まさか…)」

 

風鈴「甘味!」ギュン!

 

スピードアップと回復ね。

 

咲子「もう一回真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

風鈴「フッ!」サッ

 

ええ、避けてる…

 

風鈴「エアドライブ!」ドゴォ!

 

咲子「千手観音!」ガシィン!

 

ギギギッ…

 

咲子「このパワーは…!」

 

予想以上ね。

 

咲子「ハァァァァ!」

 

ガシガシガシッ!

 

風鈴「むぅ…」

 

ピタッ

 

咲子「…ふぅ」

 

腕500本で止めれたわね。

 

風鈴「………(私は、勝ちたい)真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

ギュルルルル!

 

強化した結界で受け流す。

 

咲子「ハァァ…ッ…真!ブレイズ…スクリュー!」

 

ゴォォォォ!

 

風鈴「私は、この戦いで、咲子に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…勝ちたいッ!!」カッ!

 

ギュィィン…!

 

咲子「!?」

 

突然風鈴が光に包まれる。これは…

 

咲子「天使化…!」

 

今は昼…だから出夢先輩と同じパターンね。

 

咲子「凄いわね…」

 

シュゥゥゥ…

 

そして光は収まり、白い翼に青い角、空色の輪っかを持つ風鈴が出てきた。

 

風鈴「風の天使、ウィンダー!」

 

咲子「…来い!」

 

風鈴「へへっ、言われなくても!超…晴天飛梅!」BLOOOM!

 

シャッ!

 

咲子「結界流しV2…グッ!」ドスッ

 

圧倒的スピードで飛んできた弾幕を止めきれなかった。

 

風鈴「これで…対等に戦えるね!」

 

咲子「…ふふっ、そうね!」




風鈴の技
大嵐改 真風斬・鎌鼬 超晴天飛梅 エアドライブ

風の天使 ウィンダー

次回もよろしくおねがいします。


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vs風鈴②












♪かいりきベア-アンヘル+すりぃ-空中分解

 

side桜木咲子

 

風鈴「…真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

とてつもないスピードで飛斬撃が飛んできた!

 

咲子「ッ!?空中分解G2!」ギュルルルル!

 

今のはヤバかったわ…

 

風鈴「おお、凄いね〜」

 

咲子「じゃあこっちも!」ボッ

 

グルグル

 

咲子「お返しよ!真ブレイズスクリュー!」

 

ゴォォォォ!

 

風鈴「試してみるよ……ハァァッ!」

 

グォォォ!

 

咲子「!?」

 

アレは!

 

咲子「マジン!?」

 

しかもイナイレアレスの風神雷神の風神に見える…

 

風鈴「風神・ザ・ハンドォォォ!」

 

ガシィン!

 

マジンは突風を起こして私の真ブレイズスクリューを止めた。

 

咲子「(魔王・ザ・ハンドと同じぐらいの威力ね…)いつソレ覚えたの?」

 

風鈴「ん?咲子の…魔王・ザ・ハンドだっけ?ソレを真似してみたんだ」

 

咲子「ええ…」

 

風鈴の才能がヤバス。

 

咲子「次は当てるわ。超炎天桜舞!」BLOOOM!

 

風鈴「超晴天飛梅!」BLOOOM!

 

咲子))))))))((((((((風鈴

 

ブロックされた!

 

咲子「真フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

風鈴「大嵐改!」ビュゥゥン!

 

咲子)))))))(((((((風鈴

 

ブロックされた!

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

風鈴「エアドライブ!」ドゴッ!

 

咲子))))))((((((風鈴

 

ブロックされた!

 

咲子「力は互角ね…」

 

風鈴「なら、体力勝負だね!真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

咲子))))))))))(((((((((風鈴

 

ブロック!

 

咲子「真…ブレイズスクリュー!」ゴォォォォ!

 

風鈴「風神・ザ・ハンド!」ガシィッ!

 

あとはクリムゾンハリケーンだけね…

 

咲子(でもアレは燃費悪いから温存したいのよね…)

 

風鈴「エアドライブ!」ドッ!

 

…そうだ!

 

咲子「千手観音!」ガシィン!

 

風鈴「ぐえっ」

 

千手観音の手で風鈴を掴む。そして…

 

咲子「わっせろーい!」サッ

 

風鈴「グフッ!」ドゴォ!

 

風鈴を地面に思いっきり叩きつけた。

 

風鈴「その使い方は斬新だね…」

 

咲子「ふふっ…もっと行くわよ!」

 

風鈴「え」ガシッ

 

咲子「オラ!オラ!オラァ!」ドゴドゴドゴッ!

 

アベンジャーズの映画でハルクがロキにやったように風鈴を千手観音で掴んで地面に叩きつけまくる。

 

風鈴「グハッ!グホッ!ガハッ!」

 

咲子「ハァ、ハァ…流石に操るのは体力を使うわね…」

 

風鈴「おえー、頭がフラフラする…」

 

………今ね。

 

咲子「ハァァァァァァ!」

 

ギュルルルル…!

 

風鈴「!?」

 

咲子「クリムゾン…ハリケーン!!!」

 

ゴォォォォォォオ!

 

赤い台風が風鈴に襲いかかる。

 

風鈴「風神・ザ・ハンド…!?」シュッ

 

咲子「行っけーーー!」

 

風鈴「ぐわぁぁぁぁっ!」




果たして風鈴は…?

次回もよろしくおねがいします。


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決着

5校衝突編最終話です。


side桜木咲子

 

煙が晴れ…

 

風鈴「ハァ、ハァ…」

 

天使化が解かれボロボロの風鈴が出てきた。

 

咲子「まさか耐えたとはね…ハァ、ハァ…」

 

私もかなりエネルギーを使い、疲れている。

 

風鈴「ハハッ、もう、動けないよ…」バタン

 

咲子「それって…」

 

風鈴「うん…咲子の勝ちだよ。降参」

 

『輪花1位、梅野風鈴、脱落!輪花、全員脱落!よって…花町の勝利!』

 

咲子「…よし!」グッ

 

風鈴「おめでと、咲子」

 

咲子「アンタもいいライバル、よ…」

 

眠く、なってきた、わね…

 

バタン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…ハッ!

 

咲子「知ってる天井ね」

 

ゼイルの家ね、ココ。

 

ゼイル「何言ってんだ?」

 

咲子「ゼイル?顔近いわよ?」

 

ゼイル「膝枕してるからな」

 

道理で気持ちよかったワケね。…って

 

咲子「アンタさらっと彼女をお持ち帰りしてない!?」

 

いつそんな積極的になったの!?

 

ゼイル「失礼な。他の奴らもいるぞ、ほら」

 

咲子「ん?あ」クルッ

 

全員『…よっ』

 

机から全員こっちを見ていた。

 

咲子「気付かなかったわ」

 

絵奈「黙ってたからね〜」

 

咲子「そう。…で、私何時間寝たの?」

 

翔「3時間ぐらいだな」

 

わお、長ーい。

 

咲子「そろそろ起きるわn…痛っ!?」グキッ

 

腕が、首が、背中が…!

 

咲子「筋肉痛…」ズキズキ

 

ゼイル「当たり前だろ、思いっきりやったんだから」

 

咲子「じゃあなんでゼイルは筋肉痛じゃないのよ!」

 

ゼイル「咲子と比べたらあまり動いてないからな」

 

咲子「むぅ…」

 

ゼイル「どうした?」

 

咲子「回復しなさいよ」

 

ゼイル「スマンが俺も疲れてるんだ。ムリ」

 

咲子「そう、ならしょうがないわね」

 

ゼイル「………?(すんなりやめたな)「でも」…ん?」

 

咲子「後で搾り取るわよ」

 

ゼイル「ゑ」

 

全員(こんな所でそんな事言うなよ!)

 

茜「…コホン」

 

咲子「あ」

 

言う場所間違えたわね。

 

咲子「今のは忘れなさい」

 

全員『ムリ』

 

咲子「ですよね〜…まあいいや」

 

全員『いいのかよ!』

 

咲子「ちょっとトイレ行ってくるわ〜」スタスタ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔「マジでなんだこの空気?」

 

絵奈「分からないね〜」

 

メイ「レイト君、今日は寝させません♪」

 

レイト「う、うん(終わった…)」

 

茜「…コーヒーいる人います?」

 

千早「おう」

 

千代「私も」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー数分後ー

 

咲子「さあ改めて…花町の勝利を記念して…」

 

全員『かんぱーい!』

 

その後祝勝会を楽しんだとさ。




次回もよろしくおねがいします。


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1年春休み
2人の結果


春休み編、スタート!


side赤坂留美

 

今日は花町高専の受験結果の発表だ。

 

茜「合格してるかな?」

 

留美「きっとそうだよ!咲子さんの弟子になるためなら前の日の朝飯前だよ!」

 

茜「そ、そうか。見よう」

 

私の番号は…!

 

茜「あった!私合格だよ!留美は?」

 

留美「私の番号が…」

 

茜「え、ないの!?」

 

留美「あるッ!」

 

茜「あるんかい!」

 

ベシッ!

 

留美「痛いー」

 

茜「留美が紛らわしいから!」

 

留美「ゴメン。でも両方合格できてよかったね」

 

「あら、おめでとう」

 

2人「咲子さん!(先輩!)」

 

咲子「アンタ達もこれで花町生ね」

 

茜「はい!」

 

咲子「…そこで、留美に最終試験を与えるわ」

 

留美「最終試験?」

 

咲子「ええ、ついてきなさい」

 

留美「はい…?」

 

スタスタ

 

ー公園ー

 

留美「それで、試験の内容はなんですか?」

 

咲子「私の十八番、炎天桜舞を止めることよ」

 

留美「ええ!?」

 

咲子「安心しなさい、強化されてない状態だから」

 

留美「ああ…」

 

ビックリした。

 

ザッ

 

咲子「じゃあ、行くわよ!」

 

留美「はい!」

 

新技を使うときがきた!

 

咲子「炎天桜舞!」BLOOM!

 

留美「ハァッ!」キィン!

 

咲子(あの動きは!)

 

留美「ゴッドハンド…X!」

 

ドゴォ!

 

留美「…よし!」ガシッ

 

茜「止めた!」

 

咲子「おお…まさかゴッドハンドXを使うとは思わなかったわ。留美!」

 

留美「はい!」

 

咲子「アンタを…私の一番弟子に任命(?)するわ!」

 

留美「ありがとうございます…!」ギュッ!

 

嬉しすぎて咲子先輩に抱きついた。

 

咲子「あらあら、ふふっ」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「茜、合格したのか?」

 

茜「うん!」

 

ゼイル「そうか、よかったな」ナデナデ

 

エヘヘ〜

 

うわ出た、茜のブラコン。

 

留美「それで咲子先輩、ココで何するんですか?」

 

咲子「ん、特に何も」

 

留美「ええ!?」

 

咲子「なんとなく連れてきただけよ。したい事でもあるの?」

 

留美「あっ、じゃあMULAの物語やっていいですか?」

 

咲子「どうぞ」

 

ゼイル(俺のパソコンだがな)

 

side桜木咲子

 

咲子「私は何しようかしら?」

 

茜「春休みの計画でも立てればどうですか?」

 

咲子「いや、春休みは天界で特訓という予定でいっぱいなのよ」

 

ゼイル「ちなみに俺も行くぞ」

 

茜「へー。どんな特訓ですか?」

 

咲子「一日中走ったり、使う武器を交換したり、日花先生にフルボッコにされたり、ね?」

 

茜「最後は特訓じゃなくないですか?」

 

咲子「気にしたら負けよ」

 

茜「は、はぁ」

 

咲子「…いいこと思いついたわ。後で合格祝いとしてラーメン奢ってあげる」

 

ゼイル(俺ガイルの平塚先生かよ…)




天空落としvsゴッドハンドX、再現できますね。

次回もよろしくおねがいします。


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天使化って強い(白目)

風鈴視点です。


side梅野風鈴

 

5校衝突が終わった次の日、私は1人で特訓していた。

 

風鈴「真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

うん、しっかり強化されてるね。

 

風鈴「やってみよ。天使化!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

風鈴「風の天使、ウィンダー!」

 

これで試そう。

 

風鈴「大嵐改!」ビュゥゥン!

 

「ほう、天使化か」

 

風鈴「…姉さん」

 

私の姉、梅野風香が来た。

 

風香「妹に先越されるとはな」

 

風鈴「姉さんも充分強いよ」

 

風香「その状態で言うと嫌味にしか聞こえないのだが」

 

風鈴「そんな事ない「それは知っている」はぁ」

 

風香「風鈴が6代目梅になってから一層努力してるのは私が一番知っているからな」

 

風鈴「………」

 

直接言われると恥ずかしいな…

 

風香「そしていいライバルと戦ったからこそ早く目覚めたのだろう」

 

風鈴「うん…!」

 

風香「ところで、私に一発当ててみないか?風鈴がどれ位強くなったか試したいんだ」

 

風鈴「ええっ、姉さん怪我するよ!?」

 

風香「問題ない、能力で防御するからな」

 

風鈴「あ、うん」

 

姉さんも私と同じ能力だ。

 

ザッ

 

風鈴「じゃあ、行くよ!ハァァッ!」

 

エネルギーを集中させる。

 

風鈴「真風斬・鎌鼬!」ズバッ!

 

風香「…!(かなり鋭くなってるな)苦味!」ドロッ

 

ズバッ!

 

私の飛斬撃は姉さんの防御を斬り裂いた。

 

風香「ッ!」サッ

 

しかし姉さんはそれをギリギリ避けた。

 

風香「フッ…いい攻撃だったぞ!」

 

風鈴「それをかわされてるんだけどね」

 

風香「次は私の番だ」

 

風鈴「えっ、攻撃するの!?」

 

風香「ああ、私の攻撃を止めてみろ」

 

風鈴「う、うん!」ザッ

 

風香「では、行くぞ!絶晴天飛梅!」BLOOM!

 

来た!

 

風鈴「ハァァァッ!風神・ザ・ハンド!」ガシィッ!

 

風香「!!!(なんだアレは!?)」

 

姉さんの攻撃をしっかり止める。

 

風鈴「…ふぅ」

 

風香「今のは、なんだ?」

 

風鈴「風神・ザ・ハンド。花町1年1位である咲子の技を参考にしたんだ」

 

威力も互角だね。

 

風香「凄いな、相手の技を参考に自分の技を作るとは」

 

風鈴「でも、まだまだだよ。来年は咲子に勝つ!」

 

風香「…ああ、その意気だ!」

 

その後姉さんと特訓をした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「くしゅん!」

 

ゼイル「大丈夫か?」

 

咲子「ええ…誰かが私の事を話してるのかしら?」

(その通りです)

 

ゼイル「ところで、MULAの物語で3部が加わったよな。もうやったか?」

 

咲子「やったわ。UNDERTALEの曲が大量に追加されてたわ」

 

ゼイル「そうか。ちょっとやってくるわ」

 

咲子「ええ」




梅野風香
輪花2年の3位。
今後の登場は未定。

次回もよろしくおねがいします。


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ゲーム実況をしてみました

メイ視点です。

時間が若干飛びます。


side室見メイ

 

俺とレイト君は寮でくつろいでいます。

3学期?既に終わってますよ。

それで咲子さんとゼイルさんは天界で特訓しています。

 

メイ「あ、MULAの物語でゲーム実況してみますね」

 

レイト「実況?なんで?」

 

メイ「気分ですよ。それと、千早さんと千代さんに見せたいので」

 

レイト「なるほど」

 

カタカタ

 

『MULAストーリー-ONCE UPON A TIME…?』

 

メイ「3部1章のオープニングですね」

 

ー1分後ー

 

テッ、テッ、テッ…テッ、テッ、テッ♪

 

レイト「UNDERTALEのメニュー画面の曲が少しリミックスされてるね」

 

メイ「ユーザーネームは…オキセイギにします」

 

アルミ『さて、今日の仕事は…イビト山の調査?』

 

メイ「早速始まりましたね」

 

アルミとアオイの会話が進み、その後イビト村に到着。

 

レイト「フリスクのキャラデザは少し原作寄りだね」

 

メイ「この時の年齢的にもそれがよさそうですね」

 

まだ10歳ですし。

アルミを操作してイビト山を登ります。

 

ー数分後ー

 

地下に突入しました。

フロギーに遭遇した所です。

 

アオイ『あれは…カエル?』

 

アルミ『いや、カエルにしてはデカくない?』

 

…キィン!

 

レイト「これは凄いね」

 

かなり再現度が高いDELTARUNE形式の弾幕戦です。

 

メイ「…よし、ノーダメです」

 

さらに進みます。

 

ー数十分後ー

 

現在パピルス戦です。

いや〜、流石千早さんと千代さんとしか言えないレベルのクオリティーです。

 

パピルス『くらえ!青攻撃!』

 

ピィン!

 

メイ「あ、重力に逆らえなくなりましたね」

 

レイト「でもパピルス戦だし、難易度は…え」

 

シャシャッ!

 

メイ「俺は難易度難しいを選びましたが?」

 

レイト「序盤でこの難易度!?(ほぼ普通のアズゴア戦だよ!?)」

 

まあ、そう言ってる俺もほぼダメージゼロですけどね〜

 

メイ「後3ターンで見逃せますね」

 

レイト「どうやって知ったんだい?」

 

メイ「勘です」キリッ

 

レイト「そ、そっか…」

 

むぅ、信じてないですね。

…まあいいです。3ターン後に分かりますし。

 

ー3ターン後ー

 

フッ…

 

メイ「ほら、言いましたよね?」

 

レイト「おお、ドンピシャだ」

 

何処の染岡さんですか。

 

これでパピルスは仲間になって、とっておきの場所(自宅)へ行くハズです。

 

ー数分後ー

 

メイ「…そろそろ切り上げますか。録音ストップっと」カチッ

 

レイト「お疲れ様」

 

メイ「それ程疲れてませんけどね。…頭撫でて下さい」

 

レイト「オーケー」ナデナデ

 

メイ「……♪」

 

やっぱり気持ちいいですね。

 

その後俺達は動画を千早さんに送り、俺は再びレイト君に頭を撫でられるのでした。

平和でいいですね。




俺はゲーム実況を実際にしたことがあるんですが、下手くそでした(笑)

次回もよろしくおねがいします。


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同じ技だが見た目が違う

イナイレの天空落としのエフェクトが超好きなんですよね。
調べてみて下さい。


side桜木咲子

 

またまた来ました天界の火野道場。

 

日花「咲子とゼイル、あんた達には個人技を鍛えてもらうわ」

 

2人『個人技?』

 

日花「ええ。例えば…天空落としをね」

 

咲子「えっ、でもゼイルの影と私の火が必須ですよ?」

 

”火”が”必”須ね(笑)

 

日花「でも、それは背景の話。天空とは言ってるけど、宇宙とは言ってないでしょ?」

 

咲子「た、たしかに…」

 

ゼイル「なら、咲子が夕焼けver、俺が夜verみたいなものをやればいいんですか?」

 

日花「そゆこと。早速やってみなさい」

 

咲子「分かりました…」ザッ

 

技の構えをし、背景を夕焼けにする(もちろん火で)

 

咲子「ハァッ!天空落とし!」ドゴッ

 

シュゥゥゥ!

 

日花「(威力はあまり変わってないわね)次はゼイルがやりなさい」

 

ゼイル「はい…」ザッ

 

ゼイルは影で背景を夜に変えた。

 

ゼイル「天空…落とし!」ドゴッ

 

ギュゥゥン!

 

日花「(こっちは3割ほど威力が下がってるわね)…最後に2人でやってみて」

 

2人『はい!』

 

ゼイル「ハッ!」

 

シュッ

 

背景が宇宙に変わる。

 

咲子「天空…!」ドゴッ

 

星空が集まり…

 

咲子「落としぃぃぃッ!」

 

ギュゥゥン…!

 

落下していく。

 

日花「(元ネタを見てみたけど、凄い再現度ね)さて、アンタ達が改善すべき所を言うわ」

 

2人『………』

 

日花「まず、咲子。アンタの場合は威力は申し分ないけど、エネルギーを使いすぎてるわ。能力や火桜も活用しなさい」

 

先生は的確なアドバイスをくれた。

 

咲子「はい!」

 

日花「そして、ゼイル。アンタは単純に威力が足りないわ。だから属性を活用したり影をより凝縮させたりしなさい」

 

ゼイル「はい!」

 

そしてそれぞれ特訓を始めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「私のアドバイスをすぐモノにしてるわね」

 

流石だわ、と日花は言う。

 

日花「私の炎天掌は咲子に伝授するべきね。それと…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ー数時間後ー

 

2人『ハァ、ハァ…』

 

日花「2人とも、お疲れ様。特訓は終わりよ」

 

咲子「火桜も使って燃費を良くしました、ふぅ…」

 

日花「ええ、どっちも欠点を修正してたわ。…じゃ、夕飯にするからついてきなさ〜い」

 

ゼイル「はい!」

 

その後夕食を食べた。

特訓の後の食事はめちゃくちゃ美味しい、これは事実ね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

学「最近俺の出番がない気が…」




次は…?

次回もよろしくおねがいします。


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出番くれ〜い

あまり出番がなかったヤツらを出しますッ。


side本松学

 

俺の…出番が…

 

学「マジでねぇなおい!」

 

育也「確かにね…」

 

ロジカ「サブキャラの立ち位置だし、しょうがないんじゃない?」メタい!

 

学「でもよ、俺さとかに隊の中で唯一の土属性だぜ?もう少し出番あってもいいと思うんだが?」

 

育也「それは、ね…」

 

ロジカ「単純に作者の扱い方が悪いだけじゃないの、それ?」メタい!

 

学「…まあいい。とりあえず出番を増やすには強くなる必要があるだろうな」

 

育也「どのように強く?」

 

学「もちろんパワーとか技だろうが」

 

育也「うん、だよね」

 

ロジカ「…あ、私用事あるから。じゃ」スタスタ

 

学「おう」

 

育也「じゃ、学からかかってきて!」

 

学「ああ、行くぞ!土流波!」ドシュッ!

 

育也「無頼…ハンド!うおお…グワッ!」

 

まるでアニメの三国先輩だなおい。

 

育也「最近覚えたの、ソレ?」

 

学「ああ、密かに特訓してたんだ!」

 

育也「僕も一応新技があるよ…ハッ!」シャッ

 

育也はジグザグ動きはじめた。…まさか!

 

育也「ジグザグスパーク!」ビリビリ!

 

学「だっだぁー!ザ・マウンテン!」ドゴォン

 

学))))))))(((((((育也

 

ブロック!

 

育也「あちゃー、ロックウォールダムを強化してたんだね」

 

学「ああ、これでメイ達相手にある程度戦えるぜ!」

 

俺達はこの後もっと特訓した。

差を埋めてやる!

 

side貝塚絵奈

 

私は今メイ達と特訓中だよ〜

でも、咲子がいないから〜、代わりにナオがいるよ〜

 

ルマ「行くよ!」

 

ナオ「ええ!」

 

3人『グランドファイア!』

 

シュゥゥゥ!

 

メイ「ゴッドキャッチ…G2!」ガシィン!

 

絵奈「わお…」

 

止めちゃってるよ〜。

 

メイ「いい攻撃でしたよ!」

 

ルマ「止めちゃってるけどね」

 

絵奈「うーん…」

 

ナオ「どうしたの、絵奈?」

 

絵奈「私、単体技が少ないんだよね〜」

 

激流の渦とオーバーサイクロンだけ。

しかも両方圏外だからね〜。(両方威力11位以下、激流の渦改は10位)

 

メイ「確かに少ないですね。新技ですか…」

 

絵奈「ツナミブーストでもやろうと思ったけど、やっぱり威力がね…」

 

メイ「じゃあザ・タイフーンはどうです?」

 

絵奈「……あ」

 

忘れてたよ〜!

 

絵奈「早速やってみるよ〜!」

 

ザパーン

 

周りに水が溢れ出す。

 

絵奈「ハァァァッ!ザ・タイフーン!」ドゴッ

 

バッシャーン!

 

メイ「超火斬り!…ぐわっ!?」ザパーン!

 

うん、それじゃ止めれないよ〜。

 

ルマ「やったね、絵奈!」

 

絵奈「うん!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ロジカ「………」スタスタ

 

ロジカは本屋のとあるコーナーにいた。

 

ロジカ「愚腐腐…」




…ええ?

次回もよろしくおねがいします。


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ペンギン達と特訓

20話以来の登場ですね。


side西新翔

 

翔「おはよう、お前ら」

 

「クェェェ!」

 

学「何か久々にコイツらを見たな」

 

育也「紫色だけど地毛なの?」

 

翔「ああ。それと、コイツらは戦闘用ペンギンだ」

 

学「戦闘用!?」

 

翔「見せてやるよ。…撃て!」

 

「クエッ!」パキッ

 

ドゴォ!

 

ペンギン達は氷の塊を弾丸のように発射した。

 

育也「おお…」

 

翔「ま、戦闘用と言ってもペットのようなヤツらだから危害を加える事はない」

 

学「そ、そうか…」

 

………!

 

翔「そうだ、いい事思いついたぜ」

 

育也「なんだい?」

 

翔「皇帝ペンギン3号を編み出してみようぜ!」

 

学「いいな、やってみようぜ!」

 

「クェェェ!」

 

ー数秒後ー

 

翔「まず、俺達が飛び上がり、空中で俺が指笛を吹きお前らを呼び出す」

 

「クェッ」

 

翔「そして俺達が集めたエネルギーの周りを少し回ってから、3人でかかと落としをいれる。以上だ」

 

育也「なるほどね」

 

翔「じゃ、やってみるぞ」

 

ザッ

 

3人『フッ!』ドッ

 

翔「ピェェェェ!(指笛)」

 

「クェェェ!」ビュゥゥン

 

ギュィィン…!

 

3人『皇帝ペンギン、3ご…!?』

 

ドゴォ!

 

翔「失敗したか」

 

学「何が原因だ?」

 

「クェェェ?」

 

育也「…もう一回やってみよう」

 

翔「おう」

 

ザッ

 

3人『フッ!』ドッ

 

翔「ピェェェェ!」

 

「クェェェ!」ビュゥゥン

 

ギュィィン…!

 

3人『皇帝ペンギン、3号…!?』

 

ドゴォ!

 

またか。

 

翔「タイミングがズレてたのか?」

 

学「なんでだろうな?」

 

育也「…あ、僕分かったよ」

 

2人『?』

 

育也「間違えてたのは、回る角度だよ」

 

翔「角度?」

 

育也「うん。飛び上がった地点で、120度ずつ間隔を開け、半周反時計回りをして蹴る」

 

学「なるほど、分からん」

 

翔「…確かにそれを忘れてたな」

 

学「分かるのかよ!?」

 

翔「分かりやすく説明するぞ?」

 

まず、左から 俺 学 育也 の順で並び、跳び上がる。

 

次に、俺が指笛を吹いた時に円の三分の一、つまり120度ほどの間隔を開け、半周ぐらい反時計回りをする。

 

そして、その状態で俺を中心にかかと落としだ。

 

翔「分かったか?」

 

学「少し分かった気がするぞ」

 

翔「そうか。じゃあやってみるぞ」

 

ザッ

 

3人『フッ!』ドッ

 

翔「ピェェェェ!」

 

「クェェェ!」

 

ギュルルルル!

(成功の音)

 

3人『皇帝ペンギン3号!』ドゴッ!

 

ギュゥゥン!

 

学「よっしゃぁ!」

 

育也「成功したね!」

 

「クェェェ♪」

 

その後ペンギン達に餌やりをしてから皇帝ペンギン3号の練習をするのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ゼイル「へっくし!」

 

咲子「大丈夫?」

 

ゼイル「ああ…誰かが俺みたいにペンギン技を使ってる気がする…」

 

咲子「めちゃくちゃ的確ね…」




167話ぶりでしたね。

後、角度のヤツはアニメを見て計算しました。

次回もよろしくおねがいします。


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うん、規格外

♪安見すや-コーポレートロゴ

 

side桜木咲子

 

日花「さあ、何処からでもかかってきなさい」

 

今さっき私&ゼイルvs先生の模擬戦が始まった。

 

咲子「ゼイル、どうする?」

 

ゼイル「技でもぶっ放しとけ。真シャドースクリュー!」

 

ゴォォォォ!

 

咲子「オーケー。真ブレイズスクリュー!」

 

ゴォォォォ!

 

ダブルスクリューで先生を攻撃する。

 

日花「ふふっ…神イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

咲子「ファ!?」

 

ゼイル「イジゲン・ザ・ハンドだと!?」

 

しかも限界まで強化してる…

 

咲子「マジでいつ覚えたんですか?」

 

日花「先週」

 

咲子「ええ…」

 

やっぱり私の先生は規格外ね…まあいいわ。

 

咲子「烈焼脚!」ドゴォ!

 

ゼイル「皇帝ペンギンX!」シュゥゥゥ!

 

日花「炎天掌!」ズガァン!

 

先生は両手で炎天掌をし、私とゼイルの攻撃を片手ずつ使って止めた。

 

咲子「(作戦がイマイチ思いつかないわね…一応チャージしとくわ)絶フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

日花「月夜桜舞!」BLOOM!

 

今昼だよね?

先生の攻撃は私の攻撃を通り抜ける。

 

ゼイル「エアライド!」ササッ

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

結界流しV2は極イジゲン・ザ・ハンドと同じぐらいの威力なのよね〜。

(つまり神イジゲン・ザ・ハンドは結界流しV3ぐらい)

 

日花「じゃあ、コレは止めれるかしら?ヘルフレイムV4!」

 

ゴォォォォォォッ…!

 

咲子「V4!?」

 

魔王・ザ・ハンドG2じゃ絶対止めれないわね。

マジでチャージしててよかったわ。

 

咲子「クリムゾンハリケーン!」

 

…ドゴォォォォォォォ!

 

巨大な火球と赤い台風がぶつかり合う。

 

ゼイル「俺も加勢するぞ!天空落とし・夜!」

 

ギュゥゥン!

 

夜空が落ちてくる。

 

日花「ッ、流石にコレは…!」

 

ジジッ…

 

咲子「え」

 

ちゅどーん…!

 

大☆爆☆発が起きた。

 

もちろんソレで体だけではなく意識も飛んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「…知ってる天井ね」

 

日花「何テンプレな事言ってんの?」

 

咲子「あ、先生。…ゼイルは?」

 

日花「まだ寝てるわ」

 

咲子「そうですか…」

 

日花「…はぁ。あんな爆発、滅多に起きないわよ?ハイレベルな戦いをしてもそうはならない」

 

咲子「じゃあなんで起きたんですか?」

 

日花「沸騰してる油に水を垂らしたら跳ねるでしょ?それと似たような感じよ。規模が何十倍も大きいけど」

 

咲子「ハ、ハァ…」

 

じゃあヘルフレイムV4が油で、クリムゾンハリケーンと天空落としが水だったのかしら?よく分からないわ…




ちなみに日花は3%の力しか出してません。

次回もよろしくおねがいします。


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混合した嵐vsそれ以外?

今日私立後期試験、つまり2つ目の受検に逝きました。
公立は3月ですね。


side室見メイ

 

メイ「風!」ビュゥゥン!

 

ナオ「火!」ボォォォッ!

 

ヤエ「土!」ゴォォォォ!

 

クミ「雷!」ビリィィッ!

 

ニヨ「水!」ザパァァッ!

 

それぞれの属性のエネルギーを集め、混ぜます。

 

絵奈「おお〜」

 

茜「規模凄いですね…」

 

翔「いい具合に属性が混ざってらぁ…」

 

…今です!

 

5人『ザ・テンペスト!』

 

ゴォォォォォォォォォオ!

 

ザッ

 

レイト「まずは僕だ!火斬り改!」ズバッ!

 

レイト))((((((((((((((((((((メイ

 

レイト「グワッ!」

 

残り18!

 

育也「無頼ハンド!うおおおお!」

 

育也)))((((((((((((((((((メイ

 

育也「ぐわああっ!」

 

残り15!

 

祐樹「俺も!エレキアーマー!」バチィッ!

 

ドッ

 

祐樹「オラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴッ!

 

祐樹))))(((((((((((((((

 

祐樹「グフッ!」

 

残り11!

 

学「止めるぜ!だっだぁ〜!ザ・マウンテン!」ドゴォン!

 

学)))))(((((((((((

 

学「ぐわはっ…」

 

残り6!

 

メイ「フフッ、一桁になりましたね?ハァッ!」

 

ドドドドッ!

 

ザ・テンペストは威力が少し戻りました。(後12!)

 

ルマ「ハァッ!ボーンアーマー…盾バージョン!」ピキッ!

 

ルマ))))))((((((((((((メイ

 

ルマ「後少し…!」

 

後6!

 

留美「皆さんが威力を下げたんだ、止めて見せる!ゴッドハンド…エェェックスゥゥ!」

 

ガシィィィン!

 

留美)))))))((((((メイ

 

ジジッ…

 

留美「…ふぅ」

 

メイ「ああ、止められてしまいましたね」

 

まあ、6人がかりでやっとですけど。

 

学「威力半端ねえよ…」

 

育也「5人で属性を混合させた嵐…恐るべしだね」

 

レイト「もっと特訓しないとね!」

 

メイ「……じゃあ、今度は俺達が貴方達の攻撃を止めます!」

 

翔「…いいだろう、やってやるぜ!」

 

ー数秒後ー

 

ザッ

 

育也「サンダーラッシュV3!」バチィッ!

 

育也))2

 

絵奈「さらにザ・タイフーン!」ザパーン!

 

チェイン!

 

絵奈)))))5

 

ルマ「バーニングサイス改!」ズバッ!

 

チェイン!

 

ルマ)))))))))9

 

学「よっしゃ!土流波ァ!!」

 

チェイン!

 

学))))))))))))))14

 

来ましたね…!

 

メイ「1人だと超…」

 

5人『5人だと極!』

 

メイ「なので…!』

 

5人『極火斬り!』

 

ズバァッ!

 

メイ))))))))))((((((((((((((学!

 

残り4!

 

メイ「グハッ…流石にムリでしたね」

 

翔「まあ、流石にそれはな?」

 

絵奈「ゴッドキャッチG2だと行けそうだけどね〜」

 

ですね。

この技も強化しましょうか。




ザ・テンペストを止めるだけで半分埋まってる(笑)

次回もよろしくおねがいします。


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鬼…と手合わせ

鬼といえば某東方キャラしか思いつかん…


side桜木咲子

 

優香「よう、咲子と…その彼氏」

 

咲子「こんにちは、優香さん」

 

ゼイル「どうも…」

 

日花「アンタが来たって事は…やるの?」

 

優香「ああ。今日は日花、お前と手合わせに来た!」

 

日花「ふふっ、受けて立つわ!」

 

ー数分後ー

 

ゼイル「確か羽合の…基山桂花だったか?彼女は基山さんの親戚か?」

 

咲子「ええ、桂花の叔母よ」

 

ゼイル「そうか…」

 

ザッ

 

優香「準備はできたぜ」

 

日花「私もよ。いつでもかかってきなさい!」

 

優香「そうか。じゃ…遠慮なくッ!」ドッ!

 

優香さんは踏み込み、先生に向かって突撃した。

 

優香「正拳ッ!」ドゴォ!

 

日花「フッ!」ガシッ!

 

ブワッ!

 

優香「止めちまったか」

 

日花「今度はこっちの番よ!炎天掌!」ズガァン!

 

優香「ッと!」カンッ

 

先生の掌底を優香さんが金棒で止めた。

(優香の武器は金棒である。鬼だね)

 

優香「絶土流波!せやっ!」ドゴッ!

 

咲子(凄い規模!)

 

日花「…神イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

優香「受け流しやがった…」

 

私が使ってた技が〜

 

日花「私は師匠になっても強くなるわ」

 

優香「そうかよ、そりゃいいね!そいやっ!」ブンッ!

 

日花「……そこっ!」ドガッ!

 

優香「ガハッ!?」

 

ゼイル(カウンターか…)

 

日花「ハッ!真!昇龍拳!」ドゴォ!

 

優香「グッ…」シャッ

 

スタッ

 

優香「今のは効いたよ。でも、流石に私も反撃するさ!ハァッ!」スッ

 

優香さんは必殺技の構えを取る。

 

咲子(強いのが来る…!)

 

優香「奥義…デーモンズ・ブレイカー!」ドゴッ

 

優香さんは金棒を地面に突き刺す。

 

ゴォォォォォォォオ!

 

すると地面が揺れ、岩石が飛びはじめた。

 

日花「奥義をこのタイミングで!?」

 

優香「早めに決着をつけたいからね!ハァッ!」

 

ゴォッ!

 

日花「…こうなったらしょうがないわね。私も奥義を使うわ!」ザッ

 

咲子(先生の奥義…一体?)

 

日花「奥義…五花の終・桜!」シャッ

 

先生は構え、手を合わせる。

 

ブルゥゥゥゥム!

 

すると先生を中心に大量の火桜が渦巻く。

 

日花「ハァッ!」

 

バシッ

 

花びらは優香さんの攻撃を封じる。

 

優香「クソッ、相性が悪いね!」

 

日花「…行け」

 

シャァァァッ!

 

優香「…負けたねコレ」

 

ドスドスドスッ!

 

日花「私の勝ちよ、優香」

 

優香「…はぁ〜あ、また負けたよ。流石日花だ」

 

咲子「先生…」

 

日花「私達の手合わせ、どうだった?」

 

咲子「攻撃の規模も速さも凄かったです!」

 

日花「…アンタもその内そうなるわよ、知らんけど」

 

ゼイル「それと、奥義って…」

 

日花「普通の技とは次元が違うぶっ壊れ技の事よ」

 

咲子「は、はぁ…」

 

いつか覚えたいわね、奥義技。




奥義技は1つ1つがぶっ壊れてます。

次回もよろしくおねがいします。


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お兄さんが厨二病を再発しました…

威力の基準

五花の終・桜=大体クリムゾンハリケーンG5

デーモンズ・ブレイカー=大体ザ・テンペストG4

ぶっ壊れとるやないか。

後、今回は完全にネタ回です。


side室見メイ

 

レイト「確か、ココだっけ?」

 

メイ「はい、ココです」

 

ココというのは、お兄さんと花お義姉さんの家の事です。

 

メイ「ポチッとな、です」ポチッ

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

花「ん?メイちゃんとレイト君?どうしたの?」

 

メイ「遊びに来ました」

 

花「オーケー、入って〜♪」

 

レイト「失礼します」

 

スタスタ

 

ーリビングー

 

花「適当にくつろいでって〜」

 

メイ「はい、スミマセンね」

 

ソファに座ります。

 

レイト「…出夢さんは何処ですか?」

 

花「部屋にいるよ」

 

メイ「呼んできます」タタッ

 

花(あ、今出夢君は…まあいっか)

 

ー数秒後ー

 

メイ「この部屋ですね」

 

コンコン

 

…しーん

 

メイ「お兄さん?」

 

寝てるのでしょうか?

 

ガチャッ

 

ドアを開けた先では…

 

『くらえ!』

 

出夢(とスピーカー)「スターバーストストリーム!」

(ソード○ート・オン○イン)

 

……へ?(困惑)

 

メイ「お、お兄さん?」

 

出夢「…ゑ」

 

まさかお兄さんの厨二病が再発してたとは…

 

メイ「失礼しまs「ええちょっと!?」」

 

ガチャッ

 

…戻りましょう。

 

ガチャッ

 

出夢「戻らないで!僕に説明させて!」

 

メイ「別に俺の兄の厨二病が再発していても引きませんよ、安心して下さい「安心できないよ!?」…」

 

出夢「僕の黒歴史は再発してないからね!?」

 

メイ「じゃあさっきの…スターバーストなんとかはなんですか?」

 

出夢「…某VRデスゲームだよ」

 

ああ、そうでしたね。

 

メイ「疑ってスミマセン、お兄さん」

 

出夢「…所で今思ったんだけど」

 

メイ「はい?」

 

出夢「イナイレのアニメで出てきた技を全部覚えてる上にノートに書いてる時点でメイも充分厨二だと思うけど?」

 

……!!!!

 

メイ「足し、蟹…!」ガーン

 

出夢「…えっと、メイ?」

 

メイ「お、俺も厨二病だったんですね…」

 

出夢「そこまでは言ってないけど…?」

 

メイ「確かに一人称が『俺』の時点で充分ヤバい人ですね…ハハハッ…」ブツブツ

 

出夢(何か独り言を始めたー!?)

 

メイ「フハハ、俺はもうキャラとか気にしないぜ!愛するレイト君に好かれてれば大丈夫さ!フェェェェイ!」\(☆∀☆)/ビカァ

 

もう、何か…みなぎってきたぁ〜!(迷言)

 

ー数分後ー

 

メイ「…………///」カァァァ

 

レイト「えっと、メイさん?」

 

メイ「忘れて下さい///」

 

レイト「そんな事言われても、アレは刺激が強いよ…」

 

メイ「う〜☆」

 

某東方キャラのかりちゅま吸血鬼が原作で言わないセリフを言いました。

 

レイト「はぁ…」ナデナデ

 

メイ「///」カァァァ

 

とんでもない黒歴史を作ってしまいました…///




出夢とメイがキャラ崩壊してる。
…後悔はないッ。

作者はイナイレのアニメで出てきた技を全部ノートに書いてます。
しかも全部覚えてます。

証拠が欲しいならコメントで質問をください。

次回もよろしくおねがいします。


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もういくつ寝ると2年生

コメントを…下さいッ!(ジャンピング土下座)

咲子「………」じとー

天の声「その顔やめろ」

咲子「………(無言でクリムゾンハリケーン準備)」ギュィィン…

天の声「ゑ」

ギャァァァァァァァァ!

結論:コメント下さいッ。


side桜木咲子

 

2日前日花先生との特訓が終わり、今は4月だ。

 

咲子「…ヒマね」

 

ゼイル「イナイレでもやっとけ」

 

メイ「そうですよ。最近やってないじゃないですか」

 

………。

 

咲子「そうね。メイ、イナギャラで勝負よ!」

 

メイ「望むところです!」

 

ー数分後ー

 

咲子「よし、行けっ!神嵐竜巻ハリケーン!」

 

ギュルルルル!

 

メイ「属性は風なので…ムゲン・ザ・ハンドGO!」

 

ガシィッ!

 

咲子「うそん」

 

メイ「パスして、と」

 

咲子「させないわよ!ワンダートラップ∞!」

 

ドゴッ!

 

メイ「え、どれだけ究極進化してるんですか?」

 

咲子「全員の技全部よ」

 

メイ「ファ!?」

 

咲子「今までずっと負けてたからね。めちゃくちゃ時間つぎ込んだわ」

 

メイ「そ、それでも技術で勝ってやります!」

 

ーさらに数分後ー

 

咲子「……よし」

 

3-2

 

メイ「ま、負けました…」

 

これで初めてメイに通信対戦で勝ったわね。

 

咲子「…………あ」

 

メイ「どうしました?」

 

咲子「春休みの宿題あったっけ?」

 

メイ「初日で終わらせてましたよね?」

 

咲子「…そうだったわね。でも何か忘れてるような希ガス…」

 

メイ「忘れたのなら、大事な事ではないと思いますよ?」

 

…おいちょっと待ちなさい。

 

咲子「ネットミームのマネしてるの?」

 

メイ「そうですよん、テヘッ☆」

 

咲子「……?」

 

なんかメイが軽くキャラ崩壊してるような…

 

咲子「アンタなんかあったの?」

 

メイ「はい?」

 

咲子「いや、ちょっと性格が変わってるよね?」

 

メイ「変わってます?……あ」

 

『フハハ、俺はもうキャラとか気にしないぜ!愛するレイト君に好かれてれば大丈夫さ!フェェェェイ!』

 

メイ「ああ…うう///」カァァァ

 

メイは突然顔を赤くした。

…ほーん、なんかあったようね。

 

咲子「レイト、何があったの?」

 

レイト「数日前、メイさんがまるで深夜テンションのような状態になって暴走したんだよ」

 

メイ「ちょっ、言わないで下しゃい///」

 

今噛んだわね。

 

咲子「へー。例えばどんな事言ってたの?」

 

メイ「そ、それ以上は…」

 

レイト「フハハ、俺はもうキャラとか気にしないぜ!愛するレイト君に好かれてれば大丈夫さ!フェェェェイ!…なんて言って抱きついてきたね」

 

…ええ?(困惑)

 

咲子「今のセリフを言ったの?メイが?」

 

レイト「うん、メイさんが確かに言ったよ」

 

咲子「へぇ〜」じー

 

メイ「も、もうムリでしゅ…穴があったら塞ぎたいです…」

 

そこは入りなさいよ。

 

レイト「ははっ、ごめんねメイさん。ちょっと弄りたくなっちゃったんだ」

 

メイ「むぅ…」ギュッ

 

メイはレイトに抱きついた。

 

メイ「…今夜、分かりますね?」

 

レイト「ゑ」

 

メイ「ふふっ♪」

 

レイト「」

 

咲子「お疲れ様」




またネタ回ですッ。

次回もよろしくおねがいします。


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2年1学期
進級


クラス替えあるある
高確率で友達と嫌いなヤツが同じクラスになる。
俺の場合親友が小6から中3までずっと同じくらすですね。


side桜木咲子

 

咲子「クラス替えね…」

 

ゼイル「同じクラスになるといいな」

 

メイ「レイト君、1組に入るそうです」

 

咲子「へぇ。つまりメイは1組狙いなの?」

 

メイ「ですね」

 

互いに入りたいクラスに入れるといいわね。

 

ー数分後ー

 

1組

 

折尾ロジカ

貝塚絵奈

桜木咲子

竹下育也

戸畑祐樹

西新翔

羽犬塚ルマ

飛羽野ゼイル

室見メイ

室見レイト

本松学

 

…など。

 

咲子「ん?」

 

メイ「変ですね」

 

ゼイル「なんで俺達が1クラスに固まってるんだ?」

 

しかも千代と千早以外ね。

 

咲子「とりあえずクラスに行きましょ」

 

メイ「はい…」

 

スタスタ

 

ー2-1ー

 

『好きな席をお選び下さい』

 

咲子「ココね」

 

ゼイル「俺は隣だな」

 

メイ「咲子さんの後ろですね」

 

ガタン

 

ー数分後ー

 

ガラガラッ

 

日花「おはよう、2-1のみんな。担任になった坂田日花よ。…まあ、3割ほど前学年も同じ担任だけど」

 

今年も日花先生ね。

 

日花「それと、転校生を紹介するわ」

 

「男子ですか?女子ですか?」

 

日花「男子よ。後、女子は諦める事をおすすめするわ。入って」

 

先生、一言多いですよ…

 

ガラガラ

 

レイト「室見レイトです」

 

サッ

 

クラスの半分ぐらいの視線がメイに行く。

 

日花「質問はあるかしら?」

 

「はい」

 

レイト「どうぞ」

 

「属性はなんですか?」

 

レイト「火です」

 

「はい!」

 

レイト「どうぞ」

 

「室見さんとどういう関係ですか?」

 

レイト「……」チラッ

 

メイ「………」コクッ

 

レイト「同棲してます」

 

『な、なんだってー!?』

 

そのセリフ、何処かで聞いたことあるわね。

 

レイト「細かい事は言いませんけど」

 

日花「(凄いわね。堂々と言うなんて)…レイトはメイの隣に行きなさい」

 

レイト「はい」

 

ガタン

 

『…………』

 

反応面白いわね。

 

大半の顔→( ゚д゚)

 

日花「…さて、とある説明をするわ。何故ランクと成績がトップの人達が集まってるのについてよ」

 

咲子「!」

 

この説明、気になるわ。

 

日花「2年から4年は、実力によってクラスが1組から6組まで分けられるわ。つまりアンタ達は学年のランクと成績をあわせたらトップ30ぐらいに入ってるって事よ」

 

なるほど、だからランクが低い千早と千代は1組にいなかったのね。

 

日花「だからカンタンに言えばコレで成績とランクが頂点か底辺かすぐに分かるって事よ」

 

某実力主義の教室に似たシステムね…

 

日花「…あ、別にずっと1組にいたとしても報酬がもらえるワケではないわよ」

 

…何か今ので2割ほど落ち込んだ感じがするわね。

 

日花「それじゃ、話はココまで。始業式に行くから並びなさい」

 

ガタガタッ…

 

咲子「………」

 

何か一波乱ありそうね…




咲子達 1組
千早、千代 2組
アンチ共 主に3組

次回もよろしくおねがいします。


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タッグマッチ!咲子&メイvs出夢&花①

個人で戦った事はありますが、2対2はなかったですね。


side桜木咲子

 

メイ「やっと手を組めますね…」

 

咲子「ええ…!」

 

今日は年度最初のバトルデー。

入学式の前なので1年の頃は参加できなかったけど、今年からできる!

戦闘服はいつものパーカーと短パン。

もはや私といえばコレね。ちなみにメイも同じよ。

 

咲子「さあ、行くわよ!」

 

メイ「はい!」

 

スタスタ

 

千早『さあ入場したぞッ、3代目桜、桜木咲子選手と”剣豪”、室見メイ選手だ〜!』

 

最近知ったんだけど、メイの異名が斬士から剣豪になったのよね。

 

ザッ

 

千代『そして反対からも重力魔、室見出夢選手と毒手、藤崎花選手です!』

 

「さーきーこ!めーい!」

 

「今度こそ勝て、重力魔!」

 

全方位から歓声が聞こえる。

 

出夢「いい試合にしよう」

 

花「まあ、勝つのは私達だけどね?」

 

咲子「……ふふっ」

 

メイ「望む所です!」

 

千早『両者が並んだ所で…試合、開始ッ!』

 

咲子「早速行くわ、メイ!」

 

メイ「了解です!」

 

ザッ

 

メイ「絶、陽天…!」サッ

 

咲子「…梅桜!」

 

BLOOOM!

 

出夢「かからないよ!グラビティスラッシュ改!」ズシッ!

 

花「ポイズンアーム!」ドシュッ!

(毒手の強化版。手から腕になった)

 

流石に防がれた。

 

咲子「試してみよう…ハァッ!」ドッ!

 

出夢「来たか…フンッ!」ズシッ!

 

出夢先輩は重力を強くした。

 

咲子「ッ…絶解除火桜!」BLOOM!

 

すぐに解除する。

 

出夢「そう来ると、思ったよっ!」ドゴッ!

 

咲子「かはっ!」

 

行動を読まれてたわ…

 

メイ「咲子さん、そこで止まって下さい!…飛梅・燕返し!」シャッ!

 

金色の飛斬撃が飛んできた。

 

咲子(…なるほど、そゆことね)ピタッ

 

出夢「それも止める!バッテンスロウ!」ポイッ

 

…スゥッ

 

飛斬撃はきれいなカーブをした。

 

出夢「なっ!?」

 

ズバッ!

 

出夢「ぐっ…(まさか曲線をえがくとは思わなかった…)」

 

花「ベノムゾーンV4!」毒毒

 

咲子「結界!」ピキッ!

 

メイ「何故解除しないんですか?」

 

咲子「作戦の内よ」

 

メイ「そうですか…」

 

花「初攻撃技!炎毒!」ボォッ

 

火を纏った毒を飛ばしてくる。

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

シュゥゥゥ…

 

…魔王・ザ・ハンドG2を使ってたら手が腫れてたわね。

 

メイ「中々攻撃できませんね…」

 

咲子「…作戦変更よ。本来は出夢先輩をどうにかして毒に落とすつもりだったけど…」

 

メイ「性悪な作戦ですね…」

 

咲子「これじゃ攻撃が面倒くさいから…コイツで毒をふっとばすわ!ハァッ…」ボッ

 

メイ「!!(その構えは日花先生の…!)」

 

咲子「炎天掌!」

 

ズガァン…!

 

火を纏った掌底が毒をふっ飛ばした。




飛梅・燕返し
イナイレのアレオリで出てくる技、月光丸・燕返しをメイが使う名刀『飛梅』にちなんで変えた技。

現在咲子が天使化した時のパワーは1000万です。8桁に突入ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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乱戦!咲子&メイvs出夢&花②

キャラ投票をやりますッ。


side桜木咲子

 

咲子「炎天掌!」

 

ズガァン!

 

…ふぅ、上手くいったわね。

 

メイ「習得したんですね」

 

咲子「ええ、結構シンプルだったわ」

 

まあ、エネルギーのコントロールが得意だったからだけど。

 

出夢「動きやすくなっただろうけど、それは僕達もだ!グラビティスラッシュ改!」ズシッ!

 

咲子「天空落とし!」ギュゥゥン!

 

夕焼けが落ちてくる。

 

メイ「夕焼け!?」

 

花「ポイズンアーム!…うわっ!」ドゴォ!

 

メイ「しかも威力が下がってませんね…」

 

咲子「1人技用に改造したのよ」

 

メイ「なるほど。…作戦を思いつきました」

 

咲子「何、言ってみて」

 

………。

 

咲子「いい考えね。やりましょ」

 

メイ「そう言うと思いましたよ。…作戦開始です!」

 

ダッ!

 

私とメイは左右に動く。

 

花「何をする気か分からないけど、させないよ!炎毒!」ボォッ!

 

メイ「極火斬り!」ズバッ

 

出夢「バッテンスロウ!」ポイッ!

 

咲子「ふふっ…AERIAL BREAKUP G2!(空中分解G2)」パラッ…

 

私は文字通り粉になる。

 

出夢「なっ!?」

 

シュッ…

 

咲子「ふぅ、慣れないわね」

 

メイ「風でも吹いたらお終いですね…」

 

咲子「それは言わないで。千手観音改!」ガシィン!

 

2000本の手が菩薩と共に現れる。

 

メイ「分身!」ポワン!

 

4人『登場!』

 

咲子「ハッ!」ゴォッ

 

5人を数本の手で持ち上げる。

 

出夢「ッ、まずい!花、すぐに防御を!」

 

花「う、うん!ポイズン…」

 

メイ「もう遅いです!風!」ビュゥゥン!

 

ナオ「火!」ボォォォッ!

 

ヤエ「土!」ドゴォォォ!

 

クミ「雷!」ビリィィッ!

 

ニヨ「水!」ザパァァン!

 

5人『ザ・テンペスト!』

 

ゴォォォォォォォオ!

 

咲子「今の内に…絶フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

それと天使化。

 

出夢「こうなったら…悪魔化!」カッ!

 

花「私も…!悪魔化!」カッ

 

作戦通りね。

 

出夢「グラビティスラッシュ改…!」ズシィッ!

 

花「ポイズンアーム…!」ドゴッ!

 

メイ「…!!」

 

2人『ハァァァァッ!』

 

ドゴォォォ!

 

先輩達は悪魔化し、混合した嵐を止めた。

 

咲子「…流石に止められるとは思わなかったわね。でも…」

 

出夢「ハァ、ハァ…」

 

花「なんとか止めれたよ…」

 

咲子「油断は禁物ですよ、先輩方?」

 

私は天使化した状態で赤い台風を出す。

 

出夢「これは…!?」

 

咲子「クリムゾンハリケーン!」

 

ゴォォォォォォォオ!

 

しかも天使化してるから威力は4倍である。

…先輩達も悪魔化してるけど。

 

花「ポイズンアーム!」ドゴォ!

 

シュゥゥゥ…

 

毒から何らかの気体が蒸発する。

…まさか!?

 

咲子「絶解除火桜!」BLOOM!

 

花「…チッ」




花は一体…?

次回もよろしくおねがいします。


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決着!咲子&メイvs出夢&花③

③…だと?


side桜木咲子

 

花「…チッ」

 

咲子「危なかったわ…」

 

まさかポイズンアームに毒ガスも仕込むなんて…

 

メイ「結果的俺達の作戦は成功ですね」

 

咲子「ええ…それとそろそろ本気を出しましょ」

 

メイ「ですね…」

 

6人『天使化!』カッ!

 

ドンッ!

 

咲子「結界アンヘル!」

 

5人『オキセイギ!』

 

これで私のパワーは1000万よ。

 

出夢「君達も変身したか…グラビティスラッシュ改!」ズシッ!

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG2!」ガシィン!

 

しっかり止める。

 

花「炎毒!」ボォッ

 

また毒ガスを仕込んでる可能性があるわね…

 

咲子「結界流しV2!絶解除火桜!」ガオン!BLOOM!

 

シュゥゥゥ!

 

咲子「…やっぱり」

 

メイ「毒ガス、結構厄介ですね…絶冥冥斬り!」ズバッ!

 

出夢「ッ!」サッ

 

避けられた…

 

メイ「…からの飛梅・燕返し!」ズバッ!

 

出夢「グハッ…!」

 

と思ったら連続攻撃だったわね。

 

花「炎毒…大量放射!」ドスドスドスッ!

 

咲子「なっ!?」

 

流石にコレは…

 

咲子「ギリギリ止めれる!千手観音改!解除付き!」ガシィン!

 

毒を解除しながら弾幕を止める。

 

花「………」ニヤリ

 

咲子「(つまり後ろもね)…ハッ!」ガシッ

 

花「!?(バレてたの!?後ろを見てないのに!?)」

 

顔でバレバレですよ。ポーカーフェイスを覚えて下さい。

 

咲子「…そろそろ新技を出す時が来たわね。ハァァッ!」ボォッ

 

火を纏って数回宙返りをする。

 

メイ「それは予想外でしたね…!(そっちの方向で強化しましたか)」

 

映画で豪炎寺が使う技…!

 

咲子「マキシマム…ファイアァァァ!」ドシュゥゥ!

 

チャージをする上に結構な攻撃力を持つ。

(威力は超炎天桜舞ぐらい)

 

出夢「グワッ…!」

 

咲子「今よ、メイ達!」

 

メイ「はい!」

 

ザッ!

 

5人『斬一閃!』

 

 バ

  ッ

   !

 

出夢「グッ…」

 

花「動けない…」

 

咲子「さて、どうします?降参しますか?」

 

出夢「僕は、降参するよ…」

 

咲子「花先輩は?」

 

花「…フッ、私も降参よ」

 

『試合終了!勝者、桜木咲子と室見メイ!』

 

メイ「ふぅ…」ポワン

 

千早『なんという事だ!勝負を制したのは規格外ペアだった〜!』

 

千代『規格外ペアてアンタ…』

 

千代、実況者としてのキャラが壊れてるわよ。

 

出夢「いい勝負だったよ」

 

咲子「そうですね」

 

ガシッ

 

固い握手を交わした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「むふ〜」ギュゥ〜

 

ゼイル「………」ナデナデ

 

やっぱり戦った後にゼイルに抱きつくのは癒やされるわね〜♪

 

ゼイル「かっこよかったぞ、咲子」

 

咲子「ありがと♪」




フレイムダンス→フレイムウェイブ→マキシマムファイア

次回もよろしくおねがいします。


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留美のランク戦

デジャブに注意。


side赤坂留美

 

昨日入学式があって、私は1-1になった。

それとパワー測定もあった。結果はコレである。

 

パワー測定結果

赤坂留美

パワー 30万

属性 火

 

学年ランク 1位

 

留美「…なんかデジャブ?」

 

茜「だよね…」

 

確か先輩もこんな感じだったよね?

 

留美「ちなみに茜は何位だった?」

 

茜「3位だよ。お兄ちゃんとお揃い!」

 

出た、ブラコン。

 

留美「1位かぁ〜、狙われそうだね」

 

茜「確か咲子さんも真っ先にメイさんから宣戦布告を受けたらしいよ」

 

留美「ふーん…」

 

「1位の赤坂留美、さんだな?」

 

…ん?

 

留美「そうだけど?」

 

勝「俺は2位の小倉勝だ。君にランク戦を申し込む!」

 

茜(うわぁ、完全にデジャブ…)

 

留美「…分かったよ。受けて立つ!」

 

勝「それはありがたい。ではまた!」スタスタ

 

…なんか熱血タイプの人なのかな、今の人は?

 

茜「早速ランク戦だね」

 

留美「うん、でも頑張る!」

 

ー数時間後ー

 

千早『さあ始まりまるぞッ、新一年生初のランク戦だ!実況は2年七隈千早と…』

 

千代『七隈千代がお送りします!』

 

えっ、あの2人実況者なんだ…

 

勝「この勝負、俺が勝つ!」

 

留美「…フッ、望む所だよ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

茜「………」ゴクリ

 

咲子「留美、頑張りなさいよ〜!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

千早『それじゃあ…ランク戦、始めッ!』

 

先手必勝!

 

留美「炎突!」ドゴッ!

 

勝「ストーンパンチ!」ドゴォ!

 

かかと落としと岩の拳がぶつかる。

 

留美「クッ…」

 

固いね。

 

勝「岩なだれ!フンッ!」ヒュン!

 

岩が数個飛んでくる。

 

留美「イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

勝「何!?」

 

岩を全て受け流した。

先輩曰くイジゲン・ザ・ハンドはこの時期では環境トップだったらしい。

 

勝「なら…これはどうだ?」ボコッ

 

勝は地面に腕を刺し…

 

勝「ロックハンマー!」ドゴッ!

 

岩のハンマーを掘り出した。

 

留美「烈風陣!」ボォォォ!

 

逆立ちになり、火を纏って回転する。

 

…ガッ

 

留美「!?」

 

勝「オラァ!」ドゴォ!

 

留美「かはっ…!」

 

ハンマーは腹に直撃した…がやられるほどではない。

 

留美「伊達に天空落としをモロに食らってないよ!」

(咲子は弟子に何やってんだ!?)

 

勝「平気だと!?」

 

私は再び火を纏う。

 

留美「チャージ完了…ハァァァァッ!」ボォッ!

 

グォォォォ!

 

火のマジンが出てくる。

私はマジンの手に乗り、ジャンプし回転する。

 

留美「爆熱…ストーム!」ドゴォン!

 

勝「ロックハンマー!」ドゴッ

 

留美))))))))))(((((勝

 

勝「何だこのパワーは!?…ぐわぁぁぁ!」

 

ドゴォ!

 

勝は攻撃に当たり、近くの壁にぶつかった。

 

『小倉勝、脱落!勝者、赤坂留美!』

 

留美「…やったぁ!」




咲子→爆熱スクリュー、フレイムダンス
留美→爆熱ストーム、烈風陣

次回もよろしくおねがいします。


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誘拐

前回留美視点だったのに…


side桜木咲子

 

進級してから特に何もなく、5月になった。

 

咲子「…茜と留美、遅いわね」

 

ゼイル「そろそろ来るハズだぞ」

 

メイ「レイト君も…連絡してみます」ピッ

 

プルルル……プルルル……

 

『ただいまかけた電話番号をお呼びしましたが、お出になりません』

 

メイ「圏外ですかね?」

 

ゼイル「…茜を電話するか」

 

プルル…ガチャッ

 

茜『お兄ちゃん…大変だよ!ハァ、ハァ…』

 

ゼイル「茜!?どうしたんだ!」

 

茜『留美が、何者かに、連れ去られて…今ニコルさんと一緒にいるんだけど…』

 

咲子「留美が!?」

 

茜『ニコルさんが来る頃には、もう…』

 

メイ「ッ、まさかレイト君も…!」

 

充分ありえるわね…

 

ゼイル「茜、ニコルさんを連れてココに来い」

 

茜『う、うん!すぐ行くよ!』

 

ツーッ…

 

メイ「レイト君……ッ!」ダッ

 

咲子「メイ、焦るのは分かるけど今はダメよ!」ガシッ

 

メイ「でも、レイト君が…」

 

ガチャッ

 

ドアが開き…

 

茜「お兄ちゃん!学先輩が…」

 

ニコル「この近くで傷だらけで倒れてたんだ!」

 

学「クソッ…」

 

咲子「学!その怪我は!?」

 

ゼイル「悪魔化して今すぐ回復するぞ…」カッ

 

学「済まねえ、メイ…レイトが黒ずくめのヤツらに、さらわれちまった…」

 

ー回想ー

 

side本松学

 

レイト「それで、学君も今日基地に?」

 

学「ああ、どうせヒマだし、翔と育也は用事が……伏せろ!」

 

ドスッ!

 

「チッ、避けやがったか」

 

学「誰だお前らは!」

 

「貴様に用はない。狙いはそいつだ」

 

レイト「僕!?」

 

バンッ!

 

黒ずくめのヤツが銃撃してくる。

 

学「ザ・マウンテン!」ボコッ!

 

レイト「学君…!」

 

学「逃げるぞレイト!」ダッ

 

「誰が逃げるって?」

 

なっ…!?

 

学「複数いるだと!?」

 

「フンッ!」

 

学「ッ…痛っ!?」ドゴッ

 

防御してもこの威力だと!?

 

「オラッ!」ドガッ

 

学「ガハッ…」バタン

 

レイト「学君!?…ッ、零零斬り!」ズバッ!

 

「ほう…」サッ

 

レイトは反撃しようとするがあっさり避けられた。

 

「眠らせておくか」

 

シュゥゥゥ

 

レイト「なっ…これ、は…」バタン

 

学「レイトッ…!」

 

「貴様は黙ってろ」ドゴッ

 

学「ガッ!」

 

「…よし、連れてけ」

 

「ハッ!」

 

シュッ…

 

学「クッ、クソォォォッ!」

 

レイトはアイツらに誘拐されてしまったんだ…

 

ー回想終了ー

 

side桜木咲子

 

メイ「ッ……」ギリッ

 

咲子「許せないわね…」

 

私の弟子は愚か、メイの大事な彼氏までさらうとはね…

 

ニコル「…その黒ずくめの人達、心当たりがあるよ」

 

咲子「あるんですか!?」

 

ニコル「ああ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ちょうど現在ノーマンが潜入調査をしてる魔界の研究所だ」




伏線回収…?

次回もよろしくおねがいします。


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再び魔界へ

アンケートは今回で締め切ります。


side桜木咲子

 

咲子「魔界の…」

 

メイ「研究所…?」

 

ニコル「ああ、それしかありえないよ」

 

ゼイル「何故そこだと?」

 

ニコル「ノーマンの連絡によると、ヤツらは非道な人体実験をしてるらしい。能力持ちの4歳児にいろんな物質を注入したり、ね」

 

咲子「酷い…」

 

ニコル「恐らく何らかの条件を達成していた2人をさらったんだと思う…実験するために」

 

学「なら、今すぐ助け「ダメだ」なっ!?」

 

ニコル「君達も巻き込まれたら、とんでもない事になる。少なくとも先生は呼ぶべきだ」

 

メイ「確かに、そう、ですね…」

 

「呼ばれなくてももういるわよ」

 

全員『!?』

 

倉庫の奥の方にある椅子に日花先生が座っていた。

…能力でも使ったのかしら?

 

日花「話は分かったわ。私も着いてく」

 

これは心強いわね。

 

日花「茜、スキマを開けなさい。魔界行きで」

 

茜「はい!」

 

パカッ…

 

咲子「突入!ハァァ!」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シュッ…

 

ー魔界ー

 

日花「ニコル、ノーマンは?」

 

ニコル「そろそろ助っ人と来るハズです」

 

…ザッ

 

ノーマン「ただいま来ました」

 

優香「よう、日花」

 

助っ人は優香さんだった。

 

日花「アンタが助っ人ね」

 

優香「ああ、久々に暴れられるから楽しみだ」ポキポキ

 

日花「その時は頼むわ。…後、学と茜以外全員天使化・悪魔化をしなさい。相手は全員パワー数百万いってるから」

 

それはかなりヤバそうね…

 

『天使化!』カッ!

 

『悪魔化!』カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

日花「さあ、行くわよ!」

 

バサッ

 

ー数分後ー

 

咲子「ココが研究所…」

 

日花「優香、行くわよ!」

 

優香「ああ!」

 

日花「ヘルフレイムV4!」ゴォォォォ!

 

優香「絶土流波!」ドシュゥゥ!

 

バガァン!

 

「何だ何だぁ!?」

 

日花「行くわよ!」

 

咲子「はい!」ダッ

 

「侵入者だ!」

 

メイ「ゴッドノウズ改!」ギュィィン!

 

ゼイル「デビルバーストG2!」ギュォォォ!

 

「ぐわぁぁぁ!」

 

「撃て、撃てぇー!」ダダダダダダッ!

 

学「当たらせねえよ!ザ・マウンテン!」ドゴォ!

 

咲子「結界を上乗せ!」ピキッ!

 

キィン!

 

ニコル「プレート!スプーン!フォーク!」シュバッ!

 

ノーマン「オラオラァ!」ドゴドゴッ!

 

「クソッ、コイツら強え!」

 

日花「これじゃキリがないわね…3手に分かれるわよ!」

 

チーム1

 

日花、咲子、茜

 

チーム2

 

ノーマン、ニコル、ゼイル

 

チーム3

 

優香、メイ、学

 

日花「私達はあっちの研究室に行くわよ!」

 

『研究室1』

 

優香「分かった!健闘を祈る!」ダッ

 

誘拐者の奪還、共に研究所を潰す計画は、始まったのであった。




今回のメンツ
咲子、メイ、ゼイル、茜、学、日花、ニコル、ノーマン、優香

設定
天界・魔界では、天使化・悪魔化の負担はゼロである。

次回もよろしくおねがいします。


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研究所①(200話突破!)

200話突破!
これからもよろしくおねがいします!

今回の絵は、ブレイズスクリューのイナイレ風フォントも描いてみました!


【挿絵表示】


それと、キャラ投票結果は…

レイト 1票 メイ 1票 その他 0票

うん、少ない。
でも、投票ありがとうございました!

長くなってスミマセン、それではどうぞ!


♪煮ル果実-アランダーノ

 

side桜木咲子

 

私、先生、茜の3人は『研究室1』に入った。

 

モクモク…ポワポワ…

 

変な機材が置かれており、ガラスケースの中には子供が入っていた。

 

子供「助けてよぉぉ!」

 

子供「ココから出してぇぇ!」

 

「フン、貴重な研究材料である貴様らを出すわけないだろう!」

 

日花「……ッ」ブチッ

 

ゴゴゴ…

 

2人『ヒッ…』

 

せ、先生がキレてる…

 

日花「おい、お前」

 

「…ムッ、侵入者か!」

 

日花「そこの子供達を開放しなさい」

 

「はいしまーす、と言うとでも…」

 

シュッ

…ドガッ!

 

「ガフッ!?」

 

日花「はやくしろ!」

 

「な、殴ったな、この私の腹を!」

 

日花「お前のようなクズの腹、いくらでも殴ってやるわよ!」

 

「グッ、後悔させてやる…!」ポチッ

 

シュゥゥゥ!

 

茜「!?コレは…」

 

咲子「毒ガス!?」

 

「クハハ、死ぬがいい…グハッ!?」ドゴォ!

 

日花「毒ガス?ならガス自体止めればいいわ。…時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

研究員や周りの機材はモノクロになり、ガスや液体は静止する。

 

茜「止まった…?」

 

咲子「これが時間停止…」

 

日花「速く助けるわよ!」

 

咲子「は、はい!」

 

タタッ

 

近くの檻に走る。

 

咲子「烈焼脚…!」ドゴォ!

 

バキッ!

 

鉄格子を割った。

 

「ありがとう、お姉ちゃん!」

 

咲子「どういたしまして。部屋から出るわよ!」

 

「はーい!」

 

ダダダー

 

研究室の外に出て、ドアを閉める。

 

日花「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

茜「みんなこの中に入って」

 

「う、うん!」

 

シュッ…

 

咲子「…ふぅ「あそこだ!侵入者だー!」…まだいるのね」

 

日花「次の部屋へ行くわよ!」

 

茜「はい!」

 

タタッ…

 

side飛羽野ゼイル

 

『実験室』

 

ガタガタッ

 

ノーマン「クソッ、閉まってやがる!」

 

ニコル「任せて!…ナイフ!」

 

ズバッ!

 

ニコルさんが扉を切り裂いた。

 

「…!?」

 

「侵入者だ!」

 

「………」

 

小さい子供と数人の研究員がいた。

 

「くらぇぇぇ!」ドガーン!

 

ゼイル「エアライド!」ササッ!

 

光線銃は避けれらるな。

 

ノーマン「今すぐそこのガキを開放しろ!」

 

「誰がするか!死ねッ!」ポイッ

 

ニコル「ッ、フライパン…!?」

 

シュゥゥゥ

 

ゼイル「酸!?」

 

「馬鹿め!」ポイポイッ!

 

ゼイル「デビルバーストG2!でりゃぁ!」ギュゥゥン!

 

パリィン!

 

攻撃をフラスコに当て、こちらに来る前に割る。

 

「チッ、こうなったら…」ガチッ

 

「………!」

 

ノーマン(そう来たか)

 

研究員は子供…少女を開放する。

 

「行けっ!ヤツらを攻撃しろ!」

 

「こう、げき…?」

 

「ああそうだ、そこにいる悪いヤツらを殺すのだ!」

 

「…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…この人達、悪い人じゃない。だからやだ」




少女は一体…?

次回もよろしくおねがいします。


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竜美

伏線回収…?

あ、後ニコルが攻撃に使う食器は全部エネルギーでできてます。


♪煮ル果実-キルマー

 

side飛羽野ゼイル

 

「…この人達、悪い人じゃない。だからやだ」

 

少女はそういった。

 

「何だとぉ!?」

 

ノーマン「攻撃したがらないようだな」

 

ニコル「今の内に…プレート!」シュッ!

 

パリィン!

 

「ぐぅ…さっさと攻撃しろ!」

 

「やだ」

 

「貴様を育てた恩人の言葉も聞かないのか!」

 

「恩人なんかじゃない」

 

「こっ…この野郎!」サッ

 

研究員は何らかのスイッチを出す。

…ヤバそうだな。

 

ゼイル「絶狐月十字斬!」ズバッ!

 

「ギャァァァ!」

 

カラン、コロン。

 

攻撃は研究員に当たり、スイッチは床に落ちた。

 

ノーマン「ほい」スッ

 

それをノーマンさんが拾う。

 

「か、返せ…」

 

ノーマン「返すワケないだろ。こんな…電気ショックスイッチなんてな!」

 

グシャッ!

 

「き、貴様ぁぁ!」スッ

 

研究員は少女に拳を振りかぶる。

 

ゼイル「間に合えぇ!」ドッ

 

「わっ!」

 

シュッ

 

間に合ってよかったぜ…

 

「そいつを返せ!」

 

ゼイル「こんなに小さい子供を実験台にするお前に、返すとでも思ってんのか?」

 

「返せと…言っておるのだぁぁ!」スチャッ

 

今度はバズーカかよ!?

てか何処から出したんだソレ!?

 

ノーマン「させるかよ!」ドゴォ!

 

「グハッ!」

 

「……おろして」

 

ゼイル「は?何言って…」

 

「一旦おろして」

 

ゼイル「…何するんだ?」

 

「……ハァッ!」カッ!

 

3人『!?』

 

少女は…

 

「グルル…」

 

ゼイル「なっ…!?」

 

青いドラゴンに変身しやがった。

 

「グルォォォ!」

 

「ひ、ひぃぃぃ!」

 

研究員は怖がっている。

 

「………ッ!」バキィ!

 

ドラゴンは隣にある機材を破壊した。

 

ゼイル「……?」

 

シュッ

 

「ハァ…もういい」

 

ノーマン「何だったんだ、今のは…?」

 

ニコル「この部屋を出よう!」

 

ゼイル「はい!」サッ

 

少女を抱えて部屋を出た。

 

ダッ

 

「に、逃げるな…!」

 

ゼイル「黙ってろクソジジイ!」

 

ガチャッ

 

さっさとココから離れるか…子供がいるし。

てかマジで今のは何だったんだ…?

 

ー数分後ー

 

一旦研究所から出た。

 

「助けてくれて、ありがとう…」

 

ゼイル「どういたしまして。…ところで、名前は?」

 

「名前…?」キョトン

 

ニコル「もしかして…」

 

「私、名前がないの…」

 

ノーマン「マジかよ…」

 

「気付いたらもう部屋にいたの。お母さんお父さんの事は分からない」

 

ゼイル「…………」

 

この子、生まれてすぐさらわれたのか?

 

「だから、名前はないの」

 

ゼイル「…そうか。なら…俺が名前を付けてやる」

 

「ホント!?」

 

ゼイル「ああ、ホントだ」

 

そうだな…。

さっきの状態から見て、おそらくこの子の能力は『竜化』だろうな。なら…

 

ゼイル「お前の名前は…竜美(たつみ)。竜に美しいと書いて、竜美だ」

 

ま、漢字は4歳じゃ分からないだろうが。

 

竜美「たつみ…私、竜美なんだね!」

 

ゼイル「その通りだ、竜美」ナデナデ

 

竜美「えへへ…ありがとう、お父さん!」ニコッ

 

いい笑顔だな。

……ん?




竜美

研究所で実験体にされていた少女。

能力 りゅうか

次回もよろしくおねがいします。


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研究所③

前回が一応研究所②です。

竜美の外見
黒髪に竜の角が生えている。
それ以外は普通の少女。


♪煮ル果実-紗痲

 

side室見メイ

 

研究所の廊下を進むと、大きな研究室に着きました。

 

「来たか、侵入者!」

 

学「土流波!」ドゴッ!

 

優香「正拳!」ドゴォ!

 

「フン、バリア」ピキッ!

 

バリィン!

 

「なっ!?」

 

メイ「レイト君を返して下さい!」

 

「フ、フン…貴様に返す実験体はいない!」

 

実験体……だと?

 

メイ「………るな」

 

「ああ?」

 

メイ「ふざけるな!」ズバッ!

 

「ガッ!?」

 

メイ「レイト君は…!」ポワン!

 

5人『実験体なんかじゃねぇ!』

 

ドゴォォォ!

 

「グフッ…」

 

メイ「……ハァ」ポワン

 

あ”あ”…イラつきますね。

 

優香「…あ?あそこにガキがいるぞ!」

 

学「あそこ?……!?…おいメイ!」

 

メイ「何です……!」

 

レイト「…………」

 

メイ「レイト君…!」

 

数メートル先にレイト君が収容されていました。

 

メイ「今すぐ助けますからね!」

 

レイト「…ん?」

 

メイ「どうしました?」

 

レイト「君、誰だい?」

 

………えっ?

 

メイ「俺ですよ、レイト君」

 

レイト「僕を知ってるようだけど…何処かであったかい?」

 

冗談ですよね?

 

メイ「…冗談はやめてくださいよ、レイト君」

 

レイト「いや、冗談なんかじゃないよ。君は誰だい?」

 

メイ「ッ………」

 

記憶が、なくなってる…?

 

学「お、おい、レイト、俺は覚えてるか?」

 

レイト「…覚えてないね」

 

………。

俺の彼氏の記憶を消すとは…

 

メイ「いい度胸してるなおい…!」

 

学(まただ…メイがキレてやがる…!)

 

優香(私でもアレは止めれないよ…)

 

野郎…ぶった斬ってやるッ!

 

メイ「レイト君の記憶を消したのは…何処だぁぁぁ!」

 

ズバズバッ!

 

「ヒィィ!」

 

メイ「お前か?」

 

「ち、違います!」

 

メイ「そうか…」ザクッ

 

刀を研究員の横に刺す。

 

メイ「なら、犯人を言え」

 

「ア、アイツです…」

 

「い、言うんじゃねえよ!」ダッ

 

メイ「ほう…」

 

ズバッ

 

犯人までの空間を斬る。

 

「ヒィッ!?」

 

メイ「テメェ…」

 

「は、はい…?」

 

メイ「今すぐレイト君の記憶を戻せ…しないと分かるよな?」ジャキン

 

「わ、分かりましたぁぁ!」

 

犯人は死を恐れて記憶をすぐに戻した。

 

ー数分後ー

 

レイト「……メイ、さん?」

 

メイ「レイト君…!」ダキッ

 

レイト「ごめんね…忘れてしまって」

 

メイ「いいんですよ、思い出せたなら…」

 

スッ

 

メイ「おいお前」

 

「は、はい!」

 

メイ「そこに突っ立ってろ」

 

「えっ………!?」

 

メイ「次元斬り」

 

ス パ ァ ン !

 

犯人をサイコロステーキ先輩のように切り裂いた。…死んでないが。

 

メイ「…しばらく空気に触れて全身を冷やしてろ」

 

「あ、が…」

 

学(…おい待て、俺の出番は?)

 

優香(なくなっちまったね)

 

レイト(うん、僕の彼女は絶対怒らせちゃダメだね)




ガチギレメイ再び。

次回もよろしくおねがいします。


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研究所④

赤い悪魔


side桜木咲子

 

レイトを助け出したメイ達と合流した。

 

咲子「ゼイル達、まだかしら?」

 

メイ「そろそろ来ると思いますけど?」

 

「おーい!」

 

タタッ

 

ゼイル達が走ってきた。

…ん?

ゼイルが少女をおぶっていた。

 

咲子「その子は?」

 

ゼイル「実験体にされてた子だ。名前は竜美」

 

竜美「お父さん、この人は?」

 

………あ”?

 

咲子「ゼイル?」ニコッ

 

ゼイル「(ヤベっ、この黒い笑顔はヤバいぞ…)竜美が勝手にそう呼んでるだけだ。一応名付けたのは俺だしな」

 

…ふーん。

 

咲子「竜美」

 

竜美「?」

 

咲子「こっちおいで」

 

竜美「うん…?」ナデナデ

 

竜美の頭を撫でる。

 

咲子「可愛いわね♪」

 

竜美「えへへ〜」

 

日花「………(すぐなついたわね)」

 

咲子「ゼイルがお父さんなら…私がお母さんよ」

 

竜美「うん…お母さん!」

 

咲子「よしよし、良い子ね」ナデナデ

 

レイト「めちゃくちゃ乗り気だね」

 

メイ「…俺もあんな子ほしいです」

 

なんかメイが不穏な発言してるけど無視ね。

 

日花「…コホン。そろそろ行くわよ」

 

咲子「はい!」

 

ゼイル(竜美がまっさきに「お父さん」って言ってたら、俺殺されかけただろうな…)

 

タタッ

 

ー奥の部屋ー

 

ガチャッ

 

「来たか、侵入者ども」

 

日花「アンタは誰?」

 

「この研究所の所長だ。この私の最高傑作を見せてあげよう」ポチッ

 

…ゴォッ!

 

頭上からとてつもない量のエネルギーを感じる。

 

「来い」

 

スタッ…

 

咲子「留美…?」

 

留美「…………」

 

留美…が悪魔化していた。

目は赤く、コウモリのような翼が生えていた。

まるで吸血鬼ね。牙はないようだけど。

 

日花「操られてるようね」

 

優香「…いや、少し違うな。アイツ、暴走してるぞ」

 

「さて、精々生き残るんだな!さらb「逃しませんよ?」…なっ!?」ズバッ

 

メイ「クズは逃さない主義なんだよ」

 

メイ…少し口調が変わってるわね。

 

留美「……紅の悪魔、コウマ」

 

名前そのまんまね。

 

咲子「留美、落ち着きなさい。…真ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

留美「…ゴッドハンドX」ガシィッ!

 

咲子「なっ…」

 

そうとう強化されてるようね…

 

留美「爆熱ストーム」ゴォォォッ!

 

威力がクリムゾンハリケーンレベルですって!?

 

咲子「千手観音改!」ガシィン!

 

…バキッ!

 

咲子「かはっ…」

 

強すぎるわ…

 

ノーマン「くらえ!」ヒュン!

 

ニコル「ナイフアレー!」シュバッ!

 

留美「烈風陣」ビュゥゥン!

 

ノーマンさんとニコルさんの弾幕もカンタンに止められてしまった。

 

2人『くっ…』

 

ゼイル「天空落とし!」ギュゥゥン!

 

メイ「ゴッドノウズ改!」ゴォォォォ!

 

留美「………!」ギュィィン!

 

留美の後ろに2体のマジンが現れる。

 

留美「風神雷神」ドゴォ!

 

シュゥゥッ

 

ゼイル「止められただと…」

 

メイ「厄介ですね…どうすりゃいいんだよ…」




メイの敬語とタメ口がごっちゃに…

次回もよろしくおねがいします。


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研究所⑤

圧倒的ギャグエンド。


side桜木咲子

 

日花「暴走してるとはいえ、かなり強くなってるわね。パワーは数千万にもなってそうよ」

 

咲子「私でも1000万なのに…」

 

留美「爆熱ストーム」ゴォォォォ!

 

威力増々の爆熱ストームは優香さんに向かって飛んでいく。

 

優香「絶土流波!」ドゴッ!

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「一撃で止めた…?」

 

優香「調子に乗るのもいい加減にしろよ?」

 

日花「…そうね、そろそろ頃合いかしら?」

 

ザッ

 

優香「日花、やるのか?」

 

日花「ええ。咲子達じゃ手に負えないようだし」

 

優香「そうか…行くぞ!」ドッ

 

留美「炎と「オラァ!」ガァッ!?」ドゴォ!

 

日花「月夜桜舞!」BLOOOM!

 

留美「グッ…」フラッ

 

ニコル「凄いスピードだ…」

 

ノーマン「流石だな」

 

優香「ほらほら、どうした?絶土流波!」ドゴォ!

 

日花「ヘルフレイムV4!」ゴォォォォ!

 

先生達は左右から攻撃する。

 

留美「風神雷神」ガシィッ!

 

…ギュィィン!

 

留美「ガフッ…!?」

 

威力半端ないわね。

 

日花「こちとらパワーは7.2億なのよ!」

 

優香「私は6億だな」

 

メイ「な、7.2億…」

 

レイト「規格外だね…」

 

留美「グッ…ガァァァァ!」

 

ギュォォォ…!

 

留美は赤いオーラを纏う。

 

日花「そうとう暴走してるわね…!」

 

優香「とっととケリをつけ…ん?」

 

竜美「………」

 

ゼイル「竜美!?何してんだ!」

 

竜美「いい加減に目を覚ましてよ!」

 

留美「ガァァァァ!」ドッ

 

留美は竜美に向かって飛んでいく。

 

咲子「竜美、危ない!」

 

竜美「………ハァッ!」シュッ

 

留美「グハッ!?」

 

ドゴォォォ!

 

留美「ガッ…」バタン

 

ちーん♪

 

咲子「………は?」

 

今、起きた事を説明するわよ?

暴走した留美は竜美に向かって飛んでいたわ。そして竜美に攻撃しようとした瞬間、竜美がパンチで…たったの一撃で留美を倒したのよ。

 

学「おいおいマジかよ!?」

 

ほぼ全員『…………』( ゚д゚)

 

優香「ハハッ、凄えなアイツ!」

 

日花「なるほどね…」

 

咲子「た、竜美…」

 

竜美「なあに、お母さん?」

 

咲子「今の、何?」

 

竜美「うーん…まだ暴走してたから、本気で殴ったの!」

 

本気、ね…

留美を殴った箇所の床にクレーターができてるんだけど。

 

ゼイル「…とんでもない子を拾ってしまったな」

 

咲子「そ、そうね…」

 

メイ「………咲子さん」

 

咲子「何、メイ?」

 

メイ「……頑張れ」グッ

 

咲子「…………」ポカーン

 

もう…何がなんだか分からないわよ〜!

あはは〜竜美強いわね〜♪(白目)

 

レイト「こうして、誘拐事件は幕を閉じたとさ」

 

ゼイル「勝手に幕を閉じるな!」

 

わーわー

 

ノーマン「…面白いなアイツら」

 

ニコル「だね。いい後輩達だよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

咲子「ただいま〜」

 

春菜「おかえりなさい…え」

 

竜美「こんにちは!」

 

春菜「……アンタ何年前に子供できたの?」

 

咲子「ちょ、ちょっと説明させて!」

 

竜美→桜木竜美




優香は悪魔化しても同じ見た目です。常に鬼化してるので。
後、竜美がクソ強いのは実験体としていろんな物質を注入されたからです。

次回もよろしくおねがいします。


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最強規格外娘竜美

竜美は桜木家に引き取られました。

サブタイトルの元ネタ:最終鬼畜妹フランドール


side桜木咲子

 

竜美は桜木家が引き取り、幼稚園に通うことになった。

そして数週間が経つ。

 

留美「爆熱ストームG2!」ゴォォォォ!

 

茜「真空魔!」ズバッ!

 

ギュゥゥン!

 

茜「エアーバレット!」ビュゥゥン!

 

留美「烈風陣改!」グルグル!

 

竜美「………」

 

茜「風斬改!」ズバッ!

 

留美「ゴッドハンドX!」ガシッ!

 

竜美「…お母さん」

 

咲子「何、竜美?」

 

竜美「私も戦いたい!」

 

咲子「うん、絶対ダメ」

 

竜美「なんで〜!?」

 

咲子「まだまともに力を制御できてないでしょ?」

 

竜美「ぶぅ〜…」

 

咲子「とにかく、ダメなのはダメ」

 

タタッ

 

ゼイル「遅れてすまん」

 

咲子「別に大丈夫よ」

 

竜美「お父さん」

 

ゼイル「どうした?」

 

竜美「私も戦いたいの」

 

さっきと同じ質問ね。

 

ゼイル「…どうする、咲子?」

 

咲子「ダメよ。下手したら大怪我するわよ、相手が」

 

ゼイル「そうか…じゃあ竜美、俺の手をパンチしてみろ」

 

竜美「いいの!?」

 

ゼイル「ああ、やってみろ」

 

竜美「うん!…ハァッ!」シュッ

 

ドゴォォォ!

 

ゼイル「うおっ!?」

 

ヒュゥ…ドゴーン!

 

咲子「………」( ゚д゚)

 

茜「うん、知ってた」

 

留美「私、アレをくらったんだ…」

 

ゼイル「ぐぉぉ、痛え…」

 

竜美「大丈夫、お父さん?」

 

ゼイル「だ、大丈夫だ」ヒリヒリ

 

…あからさまに強がってるわね。

 

咲子「…ハァ」

 

こめかみに手を当てる。

 

咲子「竜美のデタラメな強さ、どうにかできないのかしら?」

 

先生は大丈夫って言ってたけど…

 

竜美「お母さん、どうしたの?」

 

咲子「…何でもないわよ」

 

竜美「あ、そういえば私、技を覚えたんだ!」

 

咲子「技?」

 

竜美「うん!見てて…」

 

ギュィィン!

 

その構えは…!

 

竜美「ドラゴン…クラッシュ!」ガァァァァ!

 

ヒュゥゥン!

 

日花「…ん?」

 

咲子「先生!?」

 

日花「神イジゲン・ザ・ハンド」ギュルルルル!

 

あ、危なかったわ…

 

日花「今のは誰がやったの?」

 

竜美「私だよ!」

 

日花「あら、竜美が技を?」

 

竜美「うん!」

 

日花「………咲子」

 

咲子「はい?」

 

日花「アンタの娘でしょ、褒めてあげなさい」

 

あ、そうだった。

 

咲子「凄いわね、竜美」ナデナデ

 

竜美「えへへ〜」

 

日花「…よし」グッ

 

咲子「所で、先生は何しに?」

 

日花「散歩」

 

…うん、先生らしいわね。

 

日花「それで、竜美はどう?上手くいってるかしら?」

 

咲子「まあ、はい」

 

パワーがヤバいから常に注意してるけど。

 

日花「それはよかった。じゃ、またね」スタスタ…

 

先生は散歩に戻った。

 

竜美「お母さん」

 

咲子「何?」

 

竜美「目玉焼き食べた〜い!」

 

咲子「分かったわ、後で作ってあげる」

 

竜美「わーい!」

 

ゼイル(…俺ら属性だけじゃなくて状態も風なのか?)

 

茜(多分風じゃなくて空気だよ?)

 

留美(竜美ちゃん可愛い…)




豆知識
日花は先生としての仕事を時間停止で終わらせている。

次回もよろしくおねがいします。


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過去の話をしよう

日花の過去の話。


side桜木咲子

 

咲子「先生」

 

日花「何?」

 

咲子「先生って、生徒だった時どんな感じでしたか?」

 

日花「そうね…1年の頃から話そうかしら?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

当時、私は春菜、蓮也、風太、平尾の4人と仲がよく、私は1位、風太が2位、春菜が3位、蓮也が5位、平尾は8位だった。

 

日花「炎天桜舞!」BLOOM!

 

「グォッ!?」

 

『勝者、入箱日花!』

 

日花「よし!」

 

ー数分後ー

 

日花「先生、今日もお願いします!」

 

有美「ええ」

 

先生は初代桜、火野有美だった。まあ、今でもそうだけど。

 

日花「先生、私最近新技を作ったんですよ!」

 

有美「へぇ。見せてみなさい」

 

日花「はい!ハァッ…」ボッ

 

手に火をつけ…

 

日花「炎天掌!」ズガァン!

 

掌底を放った。

これが私の十八番、炎天掌の誕生よ。

 

有美「中々いい技ね。パクろうかしら?」

 

日花「え〜…」

 

有美「ふふっ、冗談よ(まあ、いいならホントにするつもりだったけど)」

 

ー次の日ー

 

風太「日花、今度こそは勝ってやる!」

 

日花「望む所よ!」

 

『ランク戦、始めっ!』

 

風太「大嵐!」ビュゥゥン!

 

日花「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

風太「でけぇなおい…火斬り!」スパァン

 

巨大な火球は真っ二つに斬られた。

 

日花「斬られたわね…なら、コレはどう?」ボッ

 

風太「また同じ攻撃か?」

 

日花「ヘルフレイム…V2!」

 

ゴォォォォォォォオ!

 

今度は一回り大きくなっている。

 

風太「嘘だろ…!?」

 

ドゴォォォ!

 

『勝者、入箱日花』

 

コレが、後々使われる「技の強化」ね。

使えば使うほど強くなる便利システムよ。

便利すぎてイナイレに採用されるほど。

(この世界ではそういう設定)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「こんな感じかしら」

 

咲子「ほえ〜…」

 

技の強化を作ったの、先生だったのね…偉大。

 

咲子「流石先生ですね」

 

日花「褒めてるの、ソレ?}

 

咲子「褒めてますよ」

 

日花「そう…ありがと。じゃ、私は帰るわね」

 

咲子「はい、さよなら〜」

 

スタスタ

 

………。

 

咲子「後で母さんにもきいてみようかな?」

 

side坂田日花

 

今日咲子に高専時代の話をしたけど、懐かしいわね…

 

風太「ん?日花じゃないか」

 

日花「あら、風太。今帰り?」

 

風太「そうだが…お前は?」

 

日花「弟子に過去の話して、今帰りよ」

 

風太「過去か…いつ頃のだ?」

 

日花「高専1年」

 

風太「うわ、懐かしいなおい…」

 

やっぱり風太もそう思うのね…26年前の事だし、仕方ないのかしら?




26年て…俺の年齢の約1.73倍だぞソレ!(15歳)

次回もよろしくおねがいします。


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…あ”?

誰のセリフでしょうか?


side桜木咲子

 

今は昼休み、私は弁当を食べていた。

 

咲子「……遅いわね」

 

メイ「確かに」

 

ゼイル、一分前にトイレ行ったハズよね?

 

咲子「ちょっと見てくるわ」

 

スタスタ

 

廊下に出て、周りを見てみる…あ、いたわ。

 

ゼイル「ん?どうした咲子」

 

咲子「何してたのよ」

 

ゼイル「ああ、後輩の荷物運びを手伝ってた」

 

咲子「…そう」

 

ん?

 

「………///」カァァァ

 

絶対あの子ね。

 

咲子「荷物運びで顔って赤くなるのかしら?」

 

ゼイル「さあ?」

 

…なるほど、天然スケコマシね。

 

咲子「戻りましょ」

 

ゼイル「おう」

 

「うわぁ〜!売り切れちゃう〜!」

 

咲子「え」

 

ドゴォ!

 

ゼイル「うおっ!?」ドサッ

 

ゼイルが走ってきた子とにぶつかり、倒れ…ん?

 

咲子「…ルマ?」

 

ルマ「あれ、咲子?」

 

ゼイルに覆いかぶさったのはルマだった。

 

ゼイル「…っ、痛いなおい…」グッ

 

むにゅ

 

ルマ「ひゃんっ!?」

 

咲子「………あ”?」

 

ゼイルの手は…ルマの(そこそこ大きい)胸におさまっていた。

 

ゼイル「わ、悪い!」パッ

 

ルマ「う、うん…」

 

コレが稀に見るラッキースケベね…

 

咲子「…ゼイル?」ニコッ

 

ゼイル「さ、咲子、どうした?(目が笑ってねえ…)」

 

咲子「ルマの胸、どうだった?」

 

ゼイル「柔らかかった…あ」

 

ルマ「バ、バカァァァ!」シャキン

 

ゼイル「お、おい鎌はシャレになら…」

 

ギャァァァァァァ!

 

咲子「…後で搾り取るわ」

 

その後、ゼイルは駆けつけてきた祐樹にもお仕置きされるのであった。

 

ゼイル(不可抗力なんだよ…)

 

ー放課後ー

 

咲子「…なんて事があったのよ」

 

茜「なるほど…流石お兄ちゃん、天然スケコマシな上にラッキースケベもするとは…」フムフム

 

ゼイル「何でだよ…」

 

咲子「………」

 

竜美「お父さん、モテモテなの?」

 

何故竜美がその言葉を!?

 

咲子「…そ、そうなのよ。困るわね〜」

 

こう言うしかないわね…

 

竜美「お父さん!」

 

ゼイル「何だ竜美?」

 

竜美「らっきーすけべって何〜?」

 

ゼイル「ブフォッ!?」

 

ああ、茜が言ってたわね…

 

ゼイル「た、竜美にはまだ早いな…」

 

竜美「え〜、何で〜?」

 

ゼイル「秘密だ」

 

竜美「むぅ〜」

 

そんな顔しても教えないわよ、多分。

 

「咲子さ〜ん!」

 

咲子「ん?…メイ、その荷物は?」

 

メイ「基地に設置する電器ですよ。今日届いたので」

 

ゼイル「手伝うぞ?」

 

………嫌な予感がするわ。

 

咲子「いや、私が手伝うわ」

 

メイ「えっと、じゃあ咲子さん、お願いします」

(メイが手伝ってほしいのは重いからではなく、箱で視界が塞がるからである)

 

咲子「ええ」

 

そして”箱”を”運”ぶのであった。




ダジャレ乙。

次回もよろしくおねがいします。


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実は配信者だった

遅れてスミマセン!


side桜木咲子

 

ストンッ

 

咲子「ココでオーケー?」

 

メイ「はい、後は箱を開けるだけですね」

 

咲子「…ところで、レイトは何処なの?」

 

メイ「特訓中です。ニヨがいるので大丈夫ですよ」

 

なるほどね。

 

咲子「この箱、何処から開けるの?」

 

メイ「下からです」

 

あ、ココね…

 

ゴソゴソ

 

咲子「よいショット」

 

メイ「……?(しょっとの発音が違ったような…)」

 

箱の中にあったのは……パソコンだった。

 

咲子「…Wi○dows?」

 

メイ「はい、基地用として買いました」

 

咲子「何のために?」

 

メイ「画面が大きいのでNet○lixでアニメ見る時にみんなで見れます」

 

咲子「フムフム…」

 

確かにいい考えね。

 

咲子「じゃあこの箱は?」

 

メイ「ハードウェアですよ」

 

咲子「へぇ…」ゴソゴソ

 

『10TB』

 

凄い容量ね。

 

メイ「コレでゲーム実況動画を保存できますね…」

 

咲子「……え?」

 

今なんて?

 

メイ「…あ」

 

咲子「アンタゲーム実況してるの?」

 

メイ「はい、主にTwi○chで」

 

ああ、あの生配信サイトね…

 

咲子「ファ!?」

 

メイ「な、なんですか?」

 

咲子「いつからやってるの?何時から配信!?」

 

メイ「夜10時から12時です…2日に1回ぐらいの頻度でやってます」

 

咲子「……チャンネル名は?」

 

メイ「そのまま『メイの実況』ですよ」

 

咲子「レイトは知ってるの?」

 

メイ「はい、もちろん」

 

咲子「ちょっと見てみるわね…」

 

…あったわ。

 

『どうも、メイの実況です。今回は…』

 

至って普通ね。マイクラのハイピクセルで実況してるようね。

 

『よっしゃぁぁぁ!』

 

素が出てるわよ。

 

咲子「全体的にいいんじゃない?」

 

メイ「ありがとうございます」

 

…いい事思いついたわ( ・∀・)

 

ーその夜ー

 

今日は…いるわね。

 

『宝石はコレぐらいですかね?』

 

配信では丁度採掘中だった。

 

咲子「早速スパチャで1500円…」カチッ

 

ピロンピロン♪

 

『あ、ブルームさんスパチャありがとうござい……ブルームさん!?』

 

驚いてるわね(笑)

じゃ、次はディスコード入って…

 

プルルルル…

 

『チャット通知ですね…え』

 

咲子「ども〜♪」

 

メイ『スパチャ感謝です』

 

咲子「ん、ダンジョンでM6周回やらない?」

 

メイ『あー、20分待って下さい』

 

咲子「おけ」

 

配信チャットを見る。

 

『メイちゃん驚いてて草』

 

『リア友か?』

 

『仲良さそう』

 

悪口はないようね、良かったわ。

その後、ダンジョン周回でボケとツッコミをうまく成り立たせ、視聴者を爆笑させた私達であった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

メイ「観てくれてありがとうございます、それではまた次回で♪」カチッ

 

メイはそこで配信をやめた。

 

レイト「咲子さんが来るのは予想外だったね」

 

メイ「そうですね…でも、楽しかったです。またやりたいですね」




咲子のユーザーネームはブルームです。(BLOOM)

次回もよろしくおねがいします。


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逃げるぞゴラァ!

おいx人=?


side桜木咲子

 

私は本屋でジョジョの漫画を探していた。

 

咲子「…ん?」

 

ロジカ「…………」スタスタ

 

ロジカが無言で私の後ろを通り過ぎる。

…ちょっと待って?

 

咲子(ロジカの様子がおかしいわね…つけよ)スタスタ

 

ロジカについていくと、着いたのは…BLコーナーだった。

 

咲子「………」( ゚д゚)

 

ロジカは薄い本を一冊手に取ると…

 

ロジカ「愚腐腐…」キラーン

 

口を三日月にして変な笑い方をした。

 

咲子「………」

 

コレは…

 

咲子「激写ね」パシャパシャ

 

私もゼイルとイチャイチャしてる所を勝手に撮られるし、いいよね?(黒い笑み)

 

ロジカ「…えっ、咲子?」

 

咲子「チッ、バレたわね」

 

ロジカ「何でスマホをこっちに向けてるの?」

 

咲子「………」グッ

 

ロジカ「…今すぐ消しなさい」

 

咲子「い・や・よ♪」

 

♪Rolling Sky-Mechanical Power

 

3、2、1。

 

咲子「に〜げる〜のよ〜!あばよ、かっつあ〜ん!」ダダダダダー

 

ロジカ「ま、待ちなさい!」タタッ

 

本屋を出て歩道を走り抜ける。

 

咲子「絶対に捕まらないわよ〜!」

 

ロジカ「アクアニードル!」シャッ!

 

あ、攻撃してきたわね。

 

咲子「背中に結界〜♪」ピキッ

 

キィン!

 

ロジカ「ッ、卑怯よ!」

 

咲子「卑怯で結構。別に傷つかないし」

 

ロジカ「キーッ!」ダダダー

 

あ、スピード上がったわね。

…なら私も。

 

咲子「わ〜いッ!」ダダダダダー

 

さらにスピードを上げる。

 

ロジカ「速っ!?」

 

咲子「さいな〜ら〜♪」

 

そして逃げ切った。

…写真を消して、と。

 

ー基地ー

 

咲子「ふぅ…」

 

ガチャッ

 

咲子「……え」

 

ロジカ「さあ、写真を消してもらうわよ!」

 

待ち伏せしてたのね。

 

咲子「……RUN!」ダダダー

 

ロジカ「また!?」

 

ちょっとジョギングよ〜ん。

 

ロジカ「いい加減に、待ちなさ〜い!」タタッ

 

咲子「私待てと言われて待つバカじゃないわ!」

 

ロジカ「ハイドロポンプ!」バッシャーン!

 

ポ○モン!?

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

Cの形をした結界を張る。

 

ロジカ「きゃぁっ!?」バシャッ

 

水は結界で流れ、ロジカに全部かかった。

 

ロジカ「………」ビチャッ

 

咲子「wwwwwww」

 

濡れてて草。

 

ロジカ「……もう許さないわ!ハァァァァ!」ダダダダダー

 

咲子「ファ!?」

 

爆速になってるわよ!?

 

咲子「こうなったら…エネルギーまきびし!」コロッ

 

…グサッ

 

ロジカ「いっ…何コレ!?」

 

咲子「に〜げろ〜!」

 

曲がり角を曲がる。

 

メイ「…あ、咲子さん」

 

ロジカ「室見さん、アイツを捕まえなさい!」

 

メイ「?はい」ガシッ

 

咲子「ちょっと!?」

 

ロジカ「ハァ、ハァ…さあ、消してもらい…あれ?」

 

咲子「既に消してるわよん♪」

 

ロジカ「そ、そんなぁ〜」バタン

 

ロジカは疲れ切ったのか、その場に崩れ落ちた。

 

咲子「いや〜、いいジョギングになったわよ」

 

ロジカ「………」(`Д´#)

 

その後再び追っかけ回された私である。

…今度はメイ達含めて。




前書きの答え:鬼
追いかける人は鬼ですよ。

選んだBGMを聴きながら読んでみて下さい、いい感じになると思います。

次回もよろしくおねがいします。


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よし、出番だ

再びメタい話。


side戸畑祐樹

 

祐樹「…なあ絵奈、育也」

 

絵奈「なに〜?」

 

育也「どうしたんだい?」

 

祐樹「俺らの出番がない定期だな」メタい!

 

絵奈「そだね〜」

 

育也「一応僕達はサブキャラだからね」メタいッ!

 

祐樹「…という事で新技覚えるぞ」

 

2人『いやいやどういう事で?』

 

祐樹「気にするな。…絵奈、お前最近オーバーサイクロンとか絵が関係する技を使ってないよな?」

 

絵奈「うん」

 

祐樹「じゃあ、絵を使う技を覚えてみろ」

 

絵奈「絵を使う技ねぇ〜…一応見当はついてるんだよね〜」

 

育也「それって?」

 

絵奈「大国謳歌だよ」

(イナイレGO2のキーパー技)

 

大国謳歌か…確かに絵だな。

 

祐樹「じゃあ一回やってみろ」

 

絵奈「分かったよ〜」

 

育也「弾幕は任せて…サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

絵奈「………!」スッ

 

絵奈は筆を構える。

 

絵奈「行くよっ!」サッ

 

背景が黒い墨で描かれた山地になる。

そして山に山頂から絵奈が飛び込む。

 

絵奈「大国謳歌!ハァッ!」ガシッ

 

墨で描かれたゴッドハンドが現れ、弾幕を止めようとする。

 

絵奈「…うわっ!?」

 

しかし絵奈の姿勢が崩れ、止めきれなかった。

 

育也「………?」

 

祐樹「失敗したか」

 

絵奈「何かが足りないのかな〜?」

 

それなら…何が足りないんだ?

 

育也「…あ」

 

祐樹「どうした?」

 

育也「足りなかったのは、ズバリ『絵の量』じゃない?」

 

絵の量?

 

絵奈「よく分からないね〜」

 

祐樹「…絵奈、今度は絵の量を増やしてやってみろ」

 

絵奈「分かった〜」

 

絵奈は再び筆を構える。

 

育也「行くよ…サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

絵奈「…ハァッ!」コォォォ

 

…おっ?

 

絵奈「大国謳歌!」バァン!

 

音が変わったな…

 

…ガシッ

 

絵奈「上手くいったよ〜!」

 

育也「やっぱりね」

 

祐樹「育也、どういう事なんだ?」

 

育也「技を出す時の絵…つまり土台が足りなかったんだ。土台が足りないから、エネルギーは足りてもそれを存分に使えない」

 

祐樹「なるほどな…」

 

絵奈「土台である絵を増やしたから上手く行ったんだね〜」

 

育也「うん。…ところで、僕ちょっと新技を作ってみたんだ」

 

祐樹「いつの間に?」

 

育也「数日前からだよ。ジグザグスパークの強化版だ」

 

絵奈「へ〜。やってみて〜」

 

育也「分かった。ちょっと距離を取って」

 

スタスタ

 

祐樹「…ココか?」

 

育也「うん、そこで…」バチッ

 

育也は四肢に電気を纏う。

 

育也「行くよ…フィールドスパーク!」ビリィッ!

 

祐樹「うおっ!?」

 

一定の範囲を育也が放電した。

 

育也「ふぅ…どうかな?」

 

祐樹「範囲攻撃か…いいと思うぞ」

 

その後俺達はもうしばらく特訓した。




ジグザグスパーク→フィールドスパーク

次回もよろしくおねがいします。


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力を見せよう

内臓脂肪がない象、死亡。

ヒュゥゥゥ…(冷たい風)


side桜木咲子

 

日花「咲子」

 

咲子「なんですか?」

 

日花「これからアンタには1年の1位から10位を相手してもらうわ」

 

ああ…

 

咲子「去年は出夢先輩でしたね…」

 

日花「ええ。…本気の出しすぎはダメよ?」

 

咲子「もちろんですよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

留美「なんでランク上位が?」

 

勝「何かがあるのだろう」

 

ガラガラ…

 

日花「みんな、もう集まってるわね」

 

咲子「………」

 

留美「先輩!?」

 

茜「咲子さん!?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ふふっ、驚いてるわね♪

 

「さ、3代目桜…!」

 

「なんで!?」

 

日花「さて…これからアンタ達には咲子を相手してもらうわ」

 

『!?』

 

咲子「………」

 

日花「ま、安心しなさい。咲子はちゃんと手加減するから。しないと速攻で終わるし」

 

勝(それほど強いのか…)

 

日花「さて、みんな準備しなさい」

 

『は、はい!』

 

ー数分後ー

 

『試合、始めッ!』

 

咲子「…かかってきなさい」

 

「言われなくても…アクアニードル!」バシュッ!

 

へぇ…ロジカのアクアニードルの方が断然強いわね。

(当たり前だろ!)

 

咲子「結界流しV2」ガオン!

 

ギュルルルル!

 

「!?」

 

「コレならどうだ!ファイアボム!」ポイッ!

 

疑似チャカメカファイアーね。

 

咲子「千手観音改!」ガシィン!

 

「なっ!?」

 

ドガーン!

 

咲子「ふぅ…」

 

茜(やっぱり咲子さんは強い…)

 

咲子「天空…落とし!」ギュゥゥン!

 

「ストーンパンチ!…ぐおっ!」ドゴォ!

 

威力が下がったようね。

 

留美「…なら!」キィン!

 

え、まさか。

 

留美「ゴッドハンド、エェェックス!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

あ、あのシーンを再現しやがったわね…

(あのシーンとは、イナイレで天空落としを発動し、土系の技で威力を下げた後ゴッドハンドXで止めたシーンである)

 

茜「エアーバレット!」ビュゥゥン!

 

咲子「…魔王!」ギュゥゥン!

 

グォォォォ!

 

咲子「…ザ・ハンドG2!」ガシィン!

 

茜「あちゃぁ…」

 

「今度は私が!雷天落桃!」BLOOM!

 

…!?

 

咲子「…くっ」ドスッ

 

少しくらったわね…

 

留美「やったね、桃!」

 

桃「うん!」

 

咲子「まさか桃属性がいたとは…」

 

しかも名前がそのままで草。

 

咲子「…まあいいわ。そろそろ終わらせましょう」ボッ

 

ギュィィン…!

 

「あ、あの技はまさか去年度5校衝突の…!」

 

「に、逃げるぞ!」

 

ふふっ、逃げれるかしら?

 

咲子「クリムゾン…ハリケーン!」

 

ゴォォォォォォオ!

 

『ぐわぁぁぁぁぁ!』

 

その後、「強くしすぎ」と先生に怒られたのは別の話。




まあ、流石にクリムゾンハリケーンはね…

次回もよろしくおねがいします。


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とある配信中の出来事

視点は三人称です。

それと、ハイピクセルスカイブロックの専門用語が大量に出てくるので注意。


side三人称

 

メイの実況の配信が始まる。

ゲームは…ハイピクセルスカイブロックのようだ。

 

メイ『どうも、メイです。今回はこの方とプレイして行きます」

 

咲子『ども、ブルームです』

 

チャットを見てみると、

 

「マジか、トッププレイヤーじゃん!」

 

「知り合いなのか?」

 

と書かれている。

 

メイ『ブルームさん、まずは何処から行きますか?』

 

咲子『そうね…ワーミングアップとして、M3かしら?そこからどんどん難易度を上げていくわ』

 

メイ『了解です、行きましょう!』

 

こうしてダンジョン周回は始まった。

 

ドゴォ!ズバッ!

 

「効率凄いな」

 

「超速くて草」

 

咲子『メイ、そっちのシークレットをお願い』

 

メイ『こっちですね…取りました』

 

咲子『じゃ、ボスルームに入るわよ〜』

 

シュッ

 

ー数分後ー

 

咲子『…おっ、シャドーアサシンチェストプレート!』

 

メイ『レアドロップですね!』

 

「いくらで売れるん?」

 

「2400万ぐらいだ」

 

咲子『よし、そこそこ稼げたわね』

 

メイ『次はM6ですね』

 

咲子『ターミネーターは持ってる?』

 

メイ『持ってますけど、完全に強化しきってません』

 

咲子『そう…ま、少しは戦えるでしょ。行こっ』

 

シュッ

 

ー数秒後ー

 

ヒュンヒュン!

 

『2.5m』(250万ダメージ)

 

「強っ!?」

 

「ぶっ壊れとるやん」

 

ターミネーターは敵を文字取り蹴散らしていた。

流石10億コインする武器である。

 

咲子『強すぎるわよね、コレ』

 

メイ『そうですね…少しナーフしてほしいです』

 

ーボス部屋ー

 

キィンキィンキィンキィンキィンキィン…(全部ヒット音)

 

メイ『フェェェェェイ!』

 

「暴走してて草」

 

「キャラ崩壊しとるwww」

 

ボスのHP:3秒で0になった

 

咲子『ええ…?』

 

メイ『どうしました?』

 

咲子『えっと…アンタさっき本性出てたわよ?』

 

メイ『あ…でも一応どっちも本性ですよ』

 

咲子『そ、そう…』

 

そしてメイはさらに暴走した。

 

メイ『ゴリ押しだゴラァァァァ!』

 

ドゴドゴドゴッ!

 

「吹っ切れとるwww」

 

ー2時間後ー

 

メイ『ご視聴ありがとうございます、それではさようなら!』

 

咲子『また会いましょ!』

 

こうして配信は終了した。

 

side桜木咲子

 

咲子「ふぅ…」

 

ガチャッ

 

竜美「お母さん、終わった?」

 

咲子「ええ、終わったわ」

 

竜美「じゃあ、一緒に寝よう?」

 

親子で寝る…

 

咲子「分かったわ、行きましょ」

 

竜美「うん!」ニコッ

 

ー寝室ー

 

咲子「それじゃ、おやすみ」

 

竜美「おやすみ〜」

 

カチッ

 

部屋の電気を消す。

 

…ギュッ

 

竜美が抱きついていた。

 

咲子「あらあら…」

 

竜美「………」スヤスヤ

 

もう寝てるわね。

 

咲子「ふふっ…」

 

私もすぐに目を閉じて寝るのであった。




コレが投稿される頃には受験会場にいます。

次回もよろしくおねがいします。


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お久しぶり

またまた会った


side桜木咲子

 

……?

 

咲子「また夢の中ね、ココ」

 

「その通り」

 

前には黒髪ショートで赤パーカーと青スカートの女性がいた。

 

咲子「……ア「今は違うわ」…え?」

 

まさか…

 

咲子「火桜神…?」

 

火桜神「そ。私は神化したのよ」

 

マジか…あ。

 

火桜神「マジよ。私の能力忘れたの?」

 

咲子「時空を操る能力、心を読む能力、攻撃を確実に当てる能力、世界をハッキングする能力…などですよね?」

 

火桜神「その通り。よく知ってるわね」

 

咲子「その辺には詳しいので」

 

火桜神「なるほど…それで、私がココに来た理由、分かるかしら?」

 

この人が別世界で行動しているなら、理由は1つね。

 

咲子「弟子探しですか?」

 

火桜神「正解…と言いたいところだけど、少し違うわね」

 

ええ…?(困惑)

 

火桜神「実は、アンタにとある事をして欲しいのよ」

 

咲子「とある事?」

 

ろくな事ではなさそうね。

 

火桜神「安心しなさい、悪い事じゃないわ。アンタにして欲しい事は…」

 

咲子「して欲しい事は?」

 

火桜神「ミキシマ◯クス、ズバリ憑依よ」

 

咲子「憑依?」

 

確かに作品内でミキシしてたわね…

 

咲子「でも誰とですか?」

 

火桜神「最終的に私とよ」

 

…え!?

 

咲子「貴女とですか!?」

 

火桜神「ええ。…でも、それはあくまでも最終目標。まずは…そうね、竜美を憑依してみなさい」

 

咲子「竜美ですか…どうやって憑依するんですか?」

 

火桜神「コレよ…ほれ」ポイッ

 

咲子「っと」ガシッ

 

コレは…

 

咲子「ミキシマ◯クスガン!?」

 

本物!?

 

火桜神「アンタにそれを貸してる限り、アンタは憑依したりさせたりする能力を持つはずよ」

 

咲子「ど、どうやってですか?」

 

火桜神「まず、片腕の指を相手に向け、発射するわ。次にもう片腕の指を自分に向けて発射。…それで憑依できるわ」

 

咲子「へぇ…早速明日やってみます」

 

火桜神「それがいいわ。じゃあね」

 

咲子「はい、さよなら」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

咲子「ゼイル、見せたいものがあるわ」

 

ゼイル「なんだ?」

 

咲子「…竜美、そこでじっとしてなさい」

 

竜美「うん?」

 

咲子「……ミキシ…マックス!」ギュン!

 

ドッ!

 

竜美「うわっ!?」

 

咲子「私に…ッ!」ドッ

 

ギュィィン…

 

私と竜美をエネルギーが包む。

 

ゼイル「お、おい、何だそれ!?」

 

ゼイルは焦ってる。…安心しなさい、なんともないわよ。

 

2人『うっ…うおおおおお!』

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「……ふぅ」

 

竜美「わぁ…!」

 

ゼイル「!?」

 

私の髪色は赤っぽくなり、竜の角が生えていた。




火桜神
とある最強野郎の転生。ワケあってこの世界に来て、咲子の夢の中で会話している。

咲子は火桜神の事を知っています。何故って?
…アルミ。分かった?

次回もよろしくおねがいします。


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竜化した咲子

(ネタが)走る〜走る〜♪


side桜木咲子

 

ゼイル「その姿は!?」

 

咲子「竜美を憑依したのよ」

 

竜美「私みたいな角が生えてる!」

 

咲子「力がみなぎるわね…!」

 

ちょっと試してみようかしら?

 

咲子「…ハァッ!」

 

ドゴォ!

 

ゼイル「!!」

 

私の後ろに青いドラゴンが現れる。

 

咲子「ドラゴン…スレイヤー!」ゴォォォォ!

 

ドラゴンが光線を放つと同時に私も波動を放った。

 

ゼイル「うおっ!?」

 

竜美「ん〜…ハァッ!」ガッ

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「え…」

 

パワーアップしてる状態の波動を竜美に止められた。

 

咲子「竜美、アンタ強すぎでしょ…」

 

ま、そんな彼女の力を纏ってるんだから結構強くなってるんだろうけど。

 

「え…咲子さん?」

 

咲子「ん?…メイ」

 

メイ「なんですかその姿!?」

 

驚いてるわね。

 

咲子「竜美を憑依したのよ」

 

メイ「憑依、ですか…?」

 

咲子「力がみなぎるのよね」

 

メイ「ほう…じゃあ攻撃してみて下さい」

 

ゼイル「メイ…怪我するぞ?」

 

メイ「そんなにヤバいんですか?」

 

ゼイル「あ、ああ…」

 

メイ「…なおさら試したくなりますね」

 

ゼイル「気を付けろよ?」

 

メイ「はい…咲子さん、攻撃して下さい!」

 

咲子「オーケー!ハァッ!」ドゴォ!

 

ギュィィン!

 

メイ「…!?」

 

咲子「ドラゴンスレイヤー!」ゴォォォォ!

 

再び波動を放つ。

 

メイ「分身!からの…」ポワン!

 

…なるほど。

 

5人『ゴッドキャッチG2!』ガシィン!

 

5人がかりで波動を止めようとする。

 

メキメキッ…

 

5人『ぐわっ!?』

 

咲子「止めれなかったようね」

 

メイ「強いですね…!」

 

咲子「そりゃミキシマ◯クスだからね…あ」

 

言っちゃったわ。

 

メイ「えっ!?」

 

咲子「間違えた、マキシはコトアールのマックスだよねって言いたかったのよ」

 

よし、コレで大じょ…

 

メイ「言い直しても意味ないですよ?」

 

…うぶじゃなかったわね。

 

メイ「ミキシマ◯クスって、どういう事です?」

 

咲子「えっとね…」

 

ーただ今説明中ー

 

昨日の夢について説明した。

 

メイ「……?」

 

ナオ「なるほど、分からないわね」

 

ヤエ「夢で能力を手に入れるって…」

 

クミ「咲子はバカ?」

 

ニヨ「僕は信じるよ」

 

ニヨ、アンタだけは味方ね。

 

咲子「ホントにあった出来事よ。じゃないとこうはならないし」

 

メイ「信じるしかないようですね…」

 

火桜神が何考えてるか分からないわね…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side火桜神

 

ふふっ、早速試してみたのね。

 

火桜神「その力をどう扱うのか…」

 

見所になるわね。

 

火桜神「じゃあね、この世界の咲子」

 

またまたまた、会いましょ♪

 

シュッ…




咲子は他の世界にもいると。

次回もよろしくおねがいします。


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斬士の過去

メイの回想…


♪すりぃ-テレキャスタービーボーイ(4分の1倍速)

 

sideむろみメイ

 

メイ「おれはむろみメイです」

 

「なんでおんなのこなのにおれっていってるの?」

 

メイ「しっくりくるからです」

 

「しかもおれたちにもていねいにしゃべるし」

 

メイ「…なんかわるいですか?」

 

「わるくはないけど、ねー」

 

「なんかおかしいもん」

 

メイ「そうですか…」

 

おかしくても、おれはかえるつもりはありません。

それだけで…

 

メイ「なんで…?」

 

「おまえ、けもちわるいんだよ」

 

「しね」

 

メイ「なんで、そんなこというんですか…?」

 

というか、けもちわるいってなんですか?

そのつぎのひ…

 

メイ「あれ…?」

 

うわぐつが、ないですね…

 

メイ「どこかにおいていったきおくがないですね…ん?」

 

くつばこのうえに、なぜかおれのくつがありました。

 

メイ「なんでこんなところに?」

 

「みろ、あいつわかってないぜ」

 

メイ「?」クルッ

 

サッ

 

いま、だれかのこえが…

 

メイ「…きにしないでおきましょう」

 

きょうしつにいかないと。

おれはそのままきょうしつにあがりました。

 

メイ「………え?」

 

おれのつくえのひきだしには…

 

メイ「どろ…?」

 

どろがつめこまれてました。

そのとき、きづいたのです。

 

メイ「おれは、いじめられてるんですか…?」

 

わるぐちをいわれるのも、うわぐつをかくされたのも、ひきだしにどろをつめこまれたのも、おれにたいしてのいじめだとしりました。

 

メイ「なにもわるいことをしてないのに…」

 

せんせいにいわないと。

おれはせんせいにみせました。

 

せんせい「何だコレは!?」

 

メイ「あさきたらこれがつめこまれていたんです」

 

せんせい「そうか…」

 

メイ「それと、おれのうわぐつもうごかされてました」

 

せんせい「上靴もか…酷いな」

 

メイ「おれはどうすればいいんですか?」

 

せんせい「……言ってくれてありがとな。後は先生に任せろ」

 

メイ「…はい!」

 

そのあと、せんせいはあさのかいでひきだしをみせて、どろをいれたひとをしかりました。

 

「ごめんなさい…」

 

メイ「いいですよ、もうしないなら」

 

これでおわるとおもってました。

…それはかんちがいでした。

なんにちかあと、こんなことがありました。

 

「おにごっこやろうぜ〜!」

 

「やろうやろう〜!」

 

メイ「お、おれもはいっていいですか?」

 

「え〜、やだよ」

 

メイ「なんでですか?」

 

「おんななのにおれっていうし、ていねいにはなすしきもちわるいんだよ」

 

メイ「えっ…」

 

「だからやだ。…ほかにはいるひといる〜?」

 

「はいるはいる〜!」

 

きもちわるいんですか…?

 

メイ「おれの、このはなしかたが…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side室見メイ

 

………。

嫌な夢を見ましたね。

 

メイ「あの時の俺は…弱かった」

 

まあ、今でもまだまだですが。

 

メイ「その後俺は無理やり一人称を”私”に変えたんでしたね」

 

敬語で話すのは変えませんでしたけどね。

クラスメートはその内慣れてくれました。

 

メイ「個性って…ホントに大事ですよね」

 

あの時の事は、もう思い出したくないな。




ひらがなだけじゃ読みにくいだろ!(ドヤ顔)
ひらがななのは小1だからです。

次回もよろしくおねがいします。


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2年夏休み
暑くなる〜(物理)


何故小説を4つ以上毎日投稿しないのかって?
…流石に頭がヤバい事になるからですよ。


side桜木咲子

 

咲子「はぁ〜ぁ〜」ぐでーん

 

暑い…ッ

 

竜美「お母さ〜ん、暑いよぉ〜」だらーん

 

ガチャッ

 

春菜「え…」

 

咲子「母さん、暑い…」

 

春菜「クーラーつければ?」カチッ

 

しーん

 

咲子「故障してるのよ…」だらーん

 

竜美「水飲んでくる…」スタスタ

 

春菜「ヤバいわね…咲子、修理会社来るまではリビングで寝なさい」

 

咲子「は〜い」

 

リビングに行こ。

 

ーリビングー

 

咲子「はぁ〜ぁ〜」

 

竜美「わぁ〜」

 

涼すぃぃぃ〜♪

 

咲子「…よし」

 

パソコンを出す。

 

咲子「MULAの物語をやろっと」カタカタ

 

千早によると、後少しで4部が完成するらしいわね。

 

咲子「今の内に強化しないとね」

 

まずは裏ボスである火野有太を倒してからね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side飛羽野ゼイル

 

茜「お兄ちゃん〜、アイス買って〜」ぐで〜

 

ゼイル「氷なら冷凍庫にいくらでもあるぞ」

 

茜「分かった〜」

 

…ん?

 

ガラガラッ。

 

茜は冷凍庫の扉を開ける。そして…

 

ガシャン

 

茜「つめた〜い……ってコレ氷じゃん!?」

 

ゼイル「ノリツッコミお疲れだな」

 

茜「私が言ってるのはアイスクリームだよ!」

 

ゼイル「だろうな」

 

茜「買ってきてよ〜」

 

ゼイル「コトアール(断る)」

 

茜「さらっとイナイレネタを混ぜこんでる…もういいよ、自分で買ってくる」スタスタ

 

ゼイル「おう、気をつけてな〜」

 

ガチャッ

 

…行ったな。

 

ゼイル「実はな…」

 

ガチャッ

 

俺の部屋の冷蔵庫にアイスクリームが入ってるんだよな〜

 

ゼイル「計画通りだな(笑)」

 

ま、コイツは俺、咲子、竜美用だから茜は気付かないだろうな。

後で食べるか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side室見メイ

 

メイ「…コレでどうですかね?」

 

ビュゥゥン…

 

風の塊を扇風機のような感じで回転させます。

 

ニヨ「涼しい〜♪」

 

レイト「うん、丁度いい風力だよ」

 

メイ「じゃ、後はエネルギーを溜めて、と」ドッ

 

コレで3時間は動くハズです。

 

ニヨ「何する〜?」

 

メイ「配信するのは早いですし…宿題でもやりますか」

 

まだ夏休みになってから2日しか経ってませんが。

 

レイト「僕もやった方が良さそうだね」

 

ニヨ「僕は〜?」

 

メイ「数学の宿題をお願いします」

 

ニヨ「オ〜ケ〜」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side坂田日花

 

朱雀「クェェ〜」

 

日花「ほい、生唐揚げ」ポイッ

 

朱雀「クェッ!」ボッ

 

シュゥッ!

 

唐揚げは速攻で焼けた。

 

朱雀「クェ」パクッ

 

日花「美味しい?」

 

朱雀「クェェ〜♪」

 

…暑いわね。後でアイス買おうかしら。




みんな暑いですね。

次回もよろしくおねがいします。


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憑依してみよう

桜咲く。あるある
日常回のネタが常に枯渇している。


side桜木咲子

 

咲子「憑依:竜美!」カッ!

 

ゼイル「上手くいってるな」

 

ドゴッ!

 

咲子「ドラゴン…スレイヤー!」ゴォォォォ!

 

…ドゴォ!

 

メイ「やっぱり凄い威力ですね…」

 

咲子「…あ、いい事思いついた」

 

メイ「なんですか?」

 

咲子「メイ、アンタも憑依してみない?」

 

メイ「俺がですか?」

 

咲子「ええ。他の人格とかを憑依してみれば?」

 

メイ「そうですね…分身!」ポワン

 

4人が出てくる。

 

メイ「憑依したい人はいますか?」

 

ナオ「私はパス」

 

ヤエ「ちょっと興味あるね」

 

クミ「あたいを憑依したら最強になれるよ!」

 

ニヨ「僕は見るだけで〜」

 

ヤエとクミがやりたいようね。

 

メイ「じゃあ、2人でじゃんけんして下さい」

 

2人『最初はぐんちょこりんの鼻くそペコちゃんヨーグルとんこつラーめんたいコアラのマーちくわっかにんじん!』ポンッ

 

長っ!?

 

(最初はぐんちょこりんの、鼻くそ、ペコちゃん、ヨーグルト、とんこつラーメン、明太子、こあらのマーチ、ちくわ、わっか、かに、にんじん)

 

ヤエ グー

 

クミ パー

 

クミ「ふふん、やっぱりあたいは最強ね!」

 

うん、⑨。

 

メイ「じゃあ相手はクミですね」

 

咲子「オーケー。じゃあココに立って〜」

 

ザッ

 

咲子「すぅ…ミキシマ◯クス!」ヒュン!

 

メイ「ッ!」ドッ

 

咲子「ハッ!」

 

クミ「ぐぅっ!」ドッ

 

ギュィィン!

 

2人『ハァァァァ!』

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「……ふぅ」

 

全員『おお…』

 

メイの目の色は黄色になっていた。

 

クミ「パーカーが黄色だったらまんまあたいね…」

 

咲子「そうね」

 

メイ「コレが憑依ですか…力がみなぎってきますね…」

 

メイもそう思うのね。

 

メイ「…ハッ!」バチッ

 

メイは手に雷を纏い、私に飛びかかる。

 

咲子「……!」

 

メイ「ニードルハンマー!」ドドドドッ!

 

咲子「結界!」ピキッ

 

結界を張ってすぐに離れる。

 

…バリィン!

 

咲子「うそん」

 

メイ「凄いですねコレ!」

 

咲子「そうね…」

 

メイ「…いい事思いつきました」

 

咲子「?」

 

メイ「ハァァァァ!」

 

バチッ、ビュゥゥン!

 

咲子「へぇ…」

 

メイ「ゴッドキャッチG3!」

 

メイは風と雷を混ぜ、威力を増幅させた。

 

咲子「試しに…極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

メイ「ハァッ!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「カンタンに止められたわね」

 

メイ「仕返しです!極晴天飛梅!」BLOOOOM!

 

咲子「そうくるのね…ハァァァァ!」

 

ギュン、ボッ、ビュゥゥン!

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシィン!

 

スッ…

 

メイ「竜美さんって属性2つ持ちですよね?」

 

咲子「その通り。だから桜と火と風ね」

 

メイ「憑依って凄いですね…」

 

その後も色々憑依してみる事にした。




本来のあの長いじゃんけんはとんこつラーメンで終わるハズですが、その後は俺が付け足しました。

次回もよろしくおねがいします。


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日花の1日

スピンオフ。


side坂田日花

 

午前3時

 

ピピッ…カチッ。

 

日花「ふぁぁぁ…」

 

私は毎晩11時に寝て毎朝3時に起きる。

睡眠時間?2倍速の状態で4時間寝てるから8時間よ。

 

日花「さて、特訓っと」

 

ガチャッ

 

ー公園ー

 

タタタ…

 

日花「すぅ、ハァ…」

 

そして公園を100周する。

1周1キロだから、ね?

(えげつねぇ…)

 

午前4時

 

日花「………」カタカタ

 

パソコンとにらめっこする。

やっている事は…

 

『ダメージ:120万』

 

主にゲームね。

 

午前6時半

 

日花「そろそろ朝飯を作ろうかしら?」

 

今日は…パンと目玉焼きね。

 

ジュゥゥゥ…

 

スタスタ

 

日和「おはよ〜…」

 

平尾「おはよう、日花」

 

日花「朝飯は後ちょっとで終わるわよん」

 

未例「………(寝ながら歩いてる)」スヤスヤ

 

…また?

 

ゴンッ

 

未例はそのまま柱に当たった。

 

未例「痛え…ッ!」

 

日花「ちゃんと起きてから歩きなさい」

 

午前7時

 

平尾「じゃ、行ってきます」

 

日花「行ってらっしゃい」

 

ガチャッ。

 

今は夏休み。

未例も日和も…私自身も休みである。

 

日花「何しようかしら?」

 

日和「母さんゲームしよ〜」

 

日花「か、母さんゲーム?」

 

そんなものあったかしら?

 

日和「違う違う、ゲームしようよ母さん」

 

…うん、知ってた。

 

日花「オーケー。…アンタが宿題を終わらせてたらね」

 

日和「…あ。今すぐやってくる!」ダッ

 

未例「アホだな姉さんは」

 

…へぇ。

 

日花「アンタ作文は?」

 

未例「…OH MY GOD」ダッ

 

どっちもどっちよ。

 

朱雀「クェェ…」

 

日花「ちゃんと宿題をしてたのは朱雀だけね」ナデナデ

 

朱雀「クルル♪」

 

朱雀の宿題は水を温める用の熱を補給することである。

 

午後1時

 

今は散歩をしてる。

してるけど…

 

「絶ブレイズスクリュー!」ゴォォォォ!

 

やっぱり来たわね。

 

日花「神イジゲン・ザ・ハンド」ギュルルルル!

 

「なんかデジャブですね」

 

日花「何処狙ってんのよ咲子」

 

咲子「マジですみません…」

 

日花「特訓場所変えれば?」

 

咲子「そうですね…学校って行っていいんですか?」

 

日花「オーケーよ。竜美含めて」

 

咲子「じゃあそこで特訓してきます!」タタッ

 

これで私に向かって弾幕が飛んでくる事はなさそうね。

 

午後10時

 

お、やってるわね。

 

『よし、レアドロップゲットです!』

 

『長かったわね』

 

しばらく配信を見た後、私は寝る準備をした。

 

午後11時

 

日花「………」スヤスヤ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「…?」

 

ココは夢の中ね…

 

「お、来たわね」

 

日花「えっ…」

 

「どうしたの?」

 

私がいる…?




よし。

次回もよろしくおねがいします。


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対応しよう

コラボの予告ですね。


side坂田日花

 

私がいる…?

 

「ああ、なんで私がいるか分からないようね」

 

日花「ええ…てかアンタ誰よ」

 

入箱「入箱日花よ」

 

は…?

 

日花「過去の私?」

 

入箱「違うわよ。私は平行世界の入箱日花よ」

 

…はぁ。

 

日花「平行世界ね…」

 

入箱「そ。ちょっとアンタに話したい事があって」

 

日花「ツッコミどころ満載だけど聞かないでおくわ」

 

入箱「それがいいわ。…数カ月後、私…いや、私達はこの世界に行くわ」

 

日花「アンタ、達?」

 

入箱「ええ。私とその仲間達が」

 

日花「なんで?」

 

入箱「あ、遊びに?」

 

日花「」ズデーン

 

Oh…

 

入箱「い、一応コレを計画したのは私の師匠であって、私じゃないわよ?」

 

日花「そう…ま、覚えておくわ」

 

入箱「ありがと。じゃ、私はコレで」

 

シュッ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日花「………」

 

今の、ホントに私なの?

 

side桜木咲子

 

咲子「天使化!」カッ

 

私は天使化して対応の準備をする。

 

メイ「無」

 

ナオ「影」

 

ヤエ「乱」

 

クミ「舞」

 

ニヨ「改」

 

5人『ハァッ!』

 

シュバッ!

 

5人一気に襲いかかってきた。

 

咲子「空中分解G3!」

 

パラッ…

 

自身の体を文字通り空中で分解した。

大分慣れたわね、この感覚。

 

竜美「お母さんがバラバラになってる〜」

 

竜美はよく怖がらなかったわね?普通は怖いわよ?

 

レイト「ダブルグレネード!」ギュゥゥン!

 

咲子「烈焼脚改!」シュッ!

 

青い弾幕を受け流す。

 

ゼイル「絶シャドースクリュー!」ゴォォォォ!

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「今の対応力、凄いですね」

 

咲子「天使化してても対応の特訓は必要と思ったのよ」

 

メイ「今度は俺がやってみていいですか?」

 

咲子「オーケー」

 

ー数秒後ー

 

メイは1人に戻り、天使化した。

 

咲子「…よし。マキシマムファイア改!」ギュゥゥン!

 

メイ「飛梅・燕返し改!」シャッ!

 

レイト「零零斬り!」ズバッ!

(冥冥斬りのレイトバージョン)

 

メイ「絶冥冥斬り!」キィン!

 

ゼイル「天空落とし…V2!」

 

ゴォォォォ!

 

メイ「ゴッドキャッチG3!」ガシィン!

 

ギギッ…

 

メイ「(強すぎますね)極火斬り!」ズバッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「おお…」

 

ゴッドキャッチからの火斬りのコンボね。

 

メイ「どうでしたか?」

 

咲子「アンタも中々いい対応だったわよ」

 

竜美「お母さんもメイさんもかっこよかった〜!」

 

それはよかったわ…

 

咲子「ところでメイ」

 

メイ「なんですか?」

 

咲子「アンタの冥冥斬りはいつ強化されるのかしら?」

 

メイ「…もうすぐですよ」ニコッ

 

ああ、絶対強化版が出るわね。




鳴鳴斬り→冥冥斬り→次はどの漢字でしょう?

次回もよろしくおねがいします。


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別の属性の技を覚えようと思う

…ポケモン?


side桜木咲子

 

咲子「メイ、質問があるの」

 

メイ「なんですか?」

 

咲子「1つの属性を持ってる人が、応用で別の属性の技を出せると思う?」

 

メイ「……どういう事ですか?」

 

咲子「例えば、桜属性の人が土属性の技を使ったり、ね?」

 

メイ「あー…応用次第ではできる技もあると思いますよ?」

 

咲子「そうよね…そこで私は例の通り、桜属性なのに土属性の技を使ってみたいのよ」

 

メイ「なるほど…手伝いますよ!」

 

咲子「ありがと」

 

ー数分後ー

 

♪Rolling Sky-Volcano

 

メイ「行きますよ…!」

 

5人『無影乱舞改!』バッ!

 

咲子「………」

 

地面から噴出させたいから…

 

咲子「ハッ!」ドゴッ

 

拳で地面を殴り、エネルギーを送り込む。

 

咲子「…行けっ!」

 

…シュッ

 

咲子「え」

 

シュバッ!

 

咲子「グワッ!」

 

1度目は見事に失敗した。

 

メイ「失敗しましたね」

 

咲子「まあ、まだ初めてだし。もう一回やるわよ!」

 

メイ「…はい!」

 

ー数秒後ー

 

メイ「飛梅・燕返し改!」ズバッ!

 

さっきは直線でエネルギーを送ってたから、今度は曲線で…

 

咲子「ハッ!」ドゴッ

 

…ブシュッ!

 

メイ「!」

 

金色斬撃は威力が下がったが、止めきれなかった。

 

咲子「……まだ失敗ね」

 

でも、コツは掴めたわ。

 

メイ「1度目と2度目の違いはなんですか?」

 

咲子「エネルギーの送り方ね。最初は直線、2度目は曲線よ」

 

メイ「曲線ですか…じゃあ、エネルギーをいろんな方向から送ってみてはどうです?それだと溜まりやすくなると思いますし」

 

咲子「いろんな方向…やってみるわ」

 

ーπ秒後ー

 

ナオ「真ブレイズスクリュー!」ゴォォォォ!

 

咲子「…ハッ!」ドゴッ

 

地面を殴って地中に大量のエネルギーを送り込む。

 

咲子(いろんな方向から集めて…!)

 

…ギュン

 

咲子「ハァッ!」

 

ドゴォォォ!

 

ナオ「おお…!」

 

地中から土砂が火山のように噴出した。

 

メイ「グランドクエイクです…!」

 

ナオ「まさかホントに覚えるとはね」

 

咲子「…これで攻撃の幅が広がったわ。ありがと、メイ達」

 

2人『どういたしまして』

 

後はコレをどう使いこなすかね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

竜美「お父さん」

 

ゼイル「何だ?」

 

竜美「お父さんって、どうやってお母さんに会ったの?」

 

ゼイル「そうだな…9ヶ月ぐらい前にココに転校してきた時だな。その時俺はあまり人信用できなくてな、その時咲子が助けてくれたんだよ。今思うとホントに運命的な出会いだよな…」

 

竜美「やっぱりお母さんって凄いね」

 

ゼイル「だろ?」




しっかり親子として成り立ってる模様。

次回もよろしくおねがいします。


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ちょっとした大会が開幕

公立受験落ちた…
ほぼ確実に投稿頻度が落ちます。


side桜木咲子

 

咲子「ゼイル、アンタも呼ばれたの?」

 

ゼイル「ああ…何だろうな、さとかに隊全員招集って」

 

竜美「お楽しみかな~?」

 

ーさとかに隊基地ー

 

ガチャッ

 

咲子「来たわよ」

 

絵奈「あ、これで全員だね~」

 

祐樹「よし、じゃあみんな注目してくれ」

 

……?

 

翔「来るぞ…!」

 

祐樹「今から、ちょっとした大会を開催しようと思う!」

 

ほぼ全員『おお!』

 

咲子「………?」

 

大会?

 

祐樹「ルールを説明するぞ。この大会は勝ち抜き戦で、種目は戦闘だ。そして天使・悪魔化、憑依は禁止だ」

 

へぇ、じゃあ実力勝負ってことね。

 

祐樹「それで、このくじ引きで対戦相手を決めるぞ」スッ

 

祐樹はくじ引きの箱を出す。

じゃあ6組出るってことね。

 

祐樹「そして最後に…2回戦の後3人残るが、1番相手を倒す時間が遅かったヤツはそこで脱落となる」

 

学「マジかよ…」

 

祐樹「説明が終わったところで、くじ引きするぞ〜」

 

コトン。

 

咲子「まずは私ね…」

 

スッ…

 

咲子「……3ね」

 

祐樹「咲子は3と」

 

メイ「俺ですね。よっ」スッ

 

サッ

 

メイ「11でした」

 

祐樹「オーケー」

 

ー数分後ー

 

結果はこうね。

 

レイトvs翔

 

私vsルマ

 

留美vsゼイル

 

祐樹vs茜

 

絵奈vs学

 

メイvs育也

 

※クソ適当に選んだ。

 

祐樹「じゃあまずは1回戦、レイトvs翔だ。2人はフィールド(という名の庭)に出ろ」

 

スタスタ

 

ー数秒後ー

 

千早「実況はいつも通り俺と千代がやるぜ」

 

千代「よろしく」

 

うん、もう反応しないわね。

 

千早「1回戦…始めッ!」

 

翔「先手必勝!ノーザンインパクトV3!」パキッ!

 

レイト「真火斬り!」ズバッ!

 

先手必勝…ではないわね。

 

レイト「ダブルグレネード!」ドガーン!

 

翔「絶スノーエンジェル!」シュッ

 

…バリン!

 

翔「なっ…ぐっ」サッ

 

レイト「避けたか…なら…これならどうかな?」ボッ

 

翔「…?」

 

レイトは刀に火をつける。

 

レイト「レーヴァテイン!」ズバッ

 

ギュゥゥン!

 

翔「ホワイトブレードV2…ぐあっ!」ズバッ!

 

咲子「あの技は…」

 

マキシマムファイア以上の威力ね。

 

翔「くっ、お前いつの間にそんな技を?」

 

レイト「こっそり練習してたんだ。詳細はメイさんに聞いてみて」

 

翔「…後で聞いておく…オラァ!」ドゴッ

 

翔は地面を殴る。

 

翔(地中の水を凍らせる…!)

 

レイト「……!?」

 

翔「絶スノーエンジェル…地中噴出バージョン!」

 

パキィン!

 

レイト「ガッ…!」

 

レイトは氷漬けになってしまった。

 

翔「油断したな」

 

レイト「…なーんてね?」ボッ

 

翔「何?」

 

レイト「僕が得意なのは…爆発系攻撃だよ?」シュッ

 

翔「まさか…」

 

レイト「爆破!」

 

ドガァン!

 

翔「ぐわっ…」

 

全員『………』

 

煙が晴れると、2人とも倒れているが、レイトは意識があった。

 

千早「勝者、室見レイト!」




参加者
咲子、ゼイル、メイ、ルマ、祐樹、翔、絵奈、学、育也、レイト、留美、茜の12人。

次回もよろしくおねがいします。


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咲子vsルマ

1位vs3位


side桜木咲子

 

祐樹「それじゃ、次は2回戦だ。咲子とルマは出てくれ」

 

咲子「ええ…」

 

ルマ「ボク、頑張るよ!」

 

ー数秒後ー

 

千早「2回戦…始めッ!」

 

ルマ「クロスボーンV3…大量発生!」

 

シュバババッ!

 

大量の骨が飛んでくる。

 

咲子「千手観音改!」ガシィン!

 

シュゥゥゥ…

 

ルマ「………」ニヤリ

 

…まさか。

 

咲子「後ろ…」

 

ルマ「じゃなくて前だよ!」スッ

 

シャッ!

 

咲子「ガッ」

 

骨が顎に当たった。

 

咲子「…ッ、舌噛んだわ」

 

ルマ「え」

 

咲子「なーんてね?炎天掌!」ズガァン!

 

ルマ「うっ!?」

 

咲子「烈焼脚改!」シュッ

 

ルマ「ボーンアーマー改!」ピキッ!

 

ドゴォ!

 

咲子「硬いわね…!」

 

なら…

 

咲子「マキシマムファイア改!」ボッ

 

シュゥゥゥ!

 

ルマ「真バーニングサイス!」ズバッ!

 

ギィン!

 

まさか弾かれるとはね。

 

咲子「アンタ、かなり鍛えてるようね」

 

ルマ「フッ、これだけじゃないよ!ハァッ!」

 

クルクル…

 

ルマ「Xブラスト…V3!」

 

ギュゥゥン!

 

…ゴッドキャッチは使えないんだけど?

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシッ!

 

……!?

 

咲子「ぐわっ!」

 

今の回転は…?

 

ルマ「光線の中に骨の塊を入れて、回転させてるんだ」

 

咲子「なるほどね」

 

なら対策は結界流しね。

 

咲子「絶ブレイズスクリュー!」ゴォォォッ!

 

ルマ「………ハッ!」ドッ!

 

カチャカチャ…

 

ルマは骨で何かを組み立てている。

 

咲子「ええ…」

 

ルマ「ケルベロス!」

 

「ワォーン!」

 

ガブッ!

 

食べてる!?

 

咲子「WHAT THE F*CK!?」

(おい!)

 

ルマ「行けぇ〜!」

 

「ガルルル!」

 

ちょっと待って〜!?

 

咲子「極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

「グラァゥ!」ガブッ!

 

Oh…

 

咲子「ヤバいわねコイツ!」

 

ルマ「へへっ、頑張って倒してね!」シュッ

 

ルマがさらに攻撃してきた。

 

咲子「くぅ…!」

 

こうなったら…!

 

咲子「一気に蹴散らしてやるわ!」ボッ

 

ギュィィン!

 

ルマ「わお、出たね…!」

 

咲子「クリムゾンハリケーン…G2!」

 

ギュォォォォォォオ!

 

「グルル…ガゥ!」ガブッ

 

ケルベロスは予想通り強化された赤い台風に喰らいつく。

 

「……グルッ!?」

 

ドガーン!

 

ルマ「あちゃぁ…」

 

ケルベロスは威力に耐えられず、爆散した。

(骨と炎でできてるから、グロくはないよ)

 

咲子「ハァ、ハァ…厄介な技だったわ…」

 

ルマ「…よし!」スッ

 

カチャカチャ…

 

咲子「ゑ」

 

また!?

 

咲子「もうさせないわよ!ハァッ!」ドゴッ!

 

地面を殴り、エネルギーを送り込む。

コレは隠すつもりだったけど…!

 

咲子「グランドクエイク!」

 

ドゴォォォ!

 

ルマ「なっ!?…ガハッ!」

 

ほぼ全員『!?』

 

この瞬間、ほぼ全員はこう思っただろう。

 

なぜ咲子が持ってない属性の技を!?と。

 

千早「勝者、桜木咲子!」




ケルベロス

召喚系の補助技。燃費はそんなに悪くないというチート。

次回もよろしくおねがいします。


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留美vsゼイル

俺の計算があってたら、この小説は令和4年度中に完結します。


side桜木咲子

 

祐樹「3回戦は、ゼイルと留美だな」

 

留美「…先輩」

 

咲子「何?」

 

留美「頑張ります!」

 

咲子「…フッ、ええ」

 

私の彼氏と私の弟子、どっちが勝つのかしらね?

 

ー数秒後ー

 

♪TheFatRat-Monody

 

千早「3回戦、始めっ!」

 

ゼイル「…来い!」

 

留美「言われなくても…!絶炎突!」ドゴォ!

 

ゼイル「よっ」ガシッ

 

留美「え」

 

ゼイル「オラァ!」ドゴッ!

 

ゼイルは留美の足を掴み、地面にたたきつけた。

…留美、アンタアホなの?

 

留美「ぐはっ!?」

 

ゼイル「真風神の舞!」ビュゥゥン!

 

留美「………」ニヤリ

 

ゼイル「…?」

 

留美「その技は対策済みですよ!」ピョン

 

留美は何故かジャンプした。

 

ゼイル「何をする気だ?」

 

留美「ハァァァッ!」ビリビリ

 

ゼイル「雷だと!?」

 

留美「スパークウィンド!」バチッ!

 

ゼイル「グッ…!」

 

そういえば、留美は属性3つ持ちなのよね~。

 

ゼイル「複数持ってたのかよ…」

 

留美「先輩には教えたんですけどね」

 

ゼイル「…まあいい、次は当てる!くらえ…クレセントムーン!」ズバッ

 

ゼイルの弧月十字斬の強化版かしら?

 

留美「ゴッドハンドX改!」ガシッ

 

…パリィン!

 

黒い三日月は強化された赤い手をカンタンに破った。

 

留美「…グフッ!?」

 

ゼイル「…よし」

 

…威力は炎天掌ぐらいね。

 

留美「ッ…強いですね」

 

ゼイル「攻撃を普通に耐えてるお前に言われてもな…」

 

留美「先輩のクリムゾンハリケーンを耐えたんです、カンタンにはやられません!」

 

ああ、確かに何回かくらってたわね。

 

留美「爆熱ストームG4!」ゴォォォッ!

 

ゼイル「エアライド…V2!」ササッ!

 

留美の攻撃を避けるゼイル。

 

留美(このままじゃジリ貧になる…)

 

ゼイル「皇帝ペンギンX!」ギュゥゥン!

 

影のペンギンが留美に襲い掛かる。

 

留美「風神雷神!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

防御力は充分ね。

 

留美(攻撃手段が…)

 

留美は焦っていた。

 

ゼイル「…?(焦ってるな。今の内にやるか)天空落としV2!」ドゴッ

 

ギュゥゥン!

 

留美「ッ、烈風陣改!…からの風神雷神!」ガシッ!

 

…ギュン!

 

留美「ぐわっ!」ドゴッ!

 

ゼイル「……降参した方がいいんじゃないか?」

 

留美「…えっ?」

 

ゼイル「もうボロボロだろ」

 

留美「……いや、まだ戦います!」

 

ゼイル「そうか…!」シュッ

 

留美(速い!でも…)

 

…へぇ。

 

ゼイル「………」スッ

 

留美「(そこ!)ハァッ!」シュッ!

 

ゼイル「!?」サッ

 

留美「絶炎突!」ドゴッ!

 

ゼイル「ッ…」サッ

 

留美「(最後まで、諦めない!)ハァァァッ…!」

 

ギュィィン!

 

ゼイル「このエネルギー量は…!?」

 

留美「嵐…竜巻…ハリケーン!」ドゴッ!

 

ギュルルルル!

 

竜巻が現れた。

 

ゼイル「マジかよ…天空落としV2!」ギュゥゥン!

 

…シュゥゥゥ!

 

咲子「………おお」

 

見てみると、どちらも場外になっていた。

…しかし。

 

ゼイルは5メートル、留美は2メートルだった。

 

ゼイル「…はぁ!?」

 

千早「勝者、赤坂留美!」

 

留美「や、やった〜!」




留美の属性は火と雷と風です。
だから風神雷神ができるんです。

次回もよろしくおねがいします。


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祐樹vs茜

前回のゼイル

ゼイル「解せぬ…」


side桜木咲子

 

祐樹「次は俺と茜だな」

 

ゼイル「茜、頑張れよ~」

 

茜「もちろん♪」ニコッ

 

出た、ブラコーン。

 

ー数秒後ー

 

千早「4回戦…始め!」

 

茜「真風斬!」ズバッ!

 

祐樹「来たか…エレキトラップ!」バチッ!

 

…ドゴォ!

 

茜「止められましたか」

 

祐樹「今度は俺の番だな。サンダーラッシュV3!」ビリッ!

 

祐樹は電気の塊を飛ばした。

 

茜「真空魔!」ギュン!

 

…シュッ!

 

茜はそれを異空間に飛ばした。

 

祐樹「???」

 

理解できてないようね。

 

茜「エアーバレットV2!」ポイッ

 

祐樹「うおっ!?」ドゴォ!

 

ルマ「よそ見しちゃダメだよ祐樹!」

 

祐樹「お、おうスマン…」

 

彼女に説教されてる彼氏の図。

 

茜「絶ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

祐樹「エレキアーマー改!」バチッ

 

サッ!

 

茜「速い!?」

 

電気を纏ってスピードを上げてるのね。

 

祐樹「サンダーパンチ!」ドゴッ!

 

茜「ぐぅ!?」

 

攻撃は茜に直撃した。

 

茜(留美も戦えたんだ、私だって…!)

 

祐樹「トラフィック・ジャムG3!」

 

ブロロッ!

 

茜「真空魔!」ズバッ

 

シュッ

 

祐樹「その真空魔はチートだろ…」

 

茜「能力によるものですからね」

 

祐樹(近距離攻撃しか当てられないな、こりゃ)サッ

 

茜「(速い…でも!)絶ウィンドブラスト!」ビュゥゥン!

 

茜はウィンドブラストを地面に向かって発射した。

 

フワッ

 

茜「よし!」

 

祐樹「はぁ!?」

 

その反動に宙に浮いた。

 

茜「エアーバレット…大量発生!」ババババッ!

 

祐樹「エレキトラップ!」バチッ!

 

…シュッ!

 

祐樹「グォッ!」

 

まるで発射台ね。

 

祐樹「…って、なんで落ちてこねえんだよ!?」

 

茜「風で浮いてるので♪」

 

祐樹「ぐぬぬ、このチート野郎…!」

 

茜「それは咲子さんに言って下さい」

 

祐樹「言い返せねえ…」

 

…口喧嘩してるヒマないでしょ?

 

茜「真風斬、大量発生!」ズバズバズバッ!

 

祐樹「トラフィック・ジャムG3!」ブロロッ!

 

愚者ッ!

 

茜「ええっ!?」

 

祐樹は電気の車を積み上げた。

 

祐樹「これで届くぜ!サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

ドゴォ!

 

茜「ぐはっ…!」ヨロッ

 

ドゴッ!

 

茜「うーん…」ちーん

 

地面に激突した茜は、そのまま気絶した。

 

千早「…勝者、戸畑祐樹!」

 

祐樹「ふぅ、苦戦したぜ」

 

ルマ「やったね、祐樹!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お母さん、ココが福岡?」

 

「そうよ、そしてこれから転校する学校に行くわよ」

 

「うん、楽しみ〜!」




最後のヤツのヒント
MULAストーリー3部

次回もよろしくおねがいします。


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絵奈vs学

ポケモンだったらすぐに決着がつきますね。


side桜木咲子

 

祐樹「5回戦は絵奈と学だ」

 

絵奈「頑張るよ〜!」

 

学「負けないぜ!」

 

ー数秒後ー

 

千早「5回戦、始めッ!」

 

学「土流波改!」

 

ドシュッ!

 

絵奈「ハァッ!大国謳歌!」

 

ガシッ!

 

絵奈「オーバーサイクロンG4!」バッシャーン!

 

ドスドスッ!

 

学「だっだぁ〜!ザ・マウンテンV2!」ドゴッ!

 

ピキッ!

 

絵奈「あちゃぁ〜、ザ・タイフーンの方がよかったかな〜?」

 

学「さあな…土流波改、3連発!」ドゴドゴドゴッ!

 

絵奈「真激流の渦!」ザパーン!

 

…ザシュッ!

 

絵奈「うわっ!?」

 

流石に3発は防げないようね。

 

学「さらに、新技行くぜ…!」スッ

 

絵奈「ええ!?(それはないよ〜!)」

 

学「くらえ…地裂!」ドゴッ

 

学は地面を殴ると、地面に亀裂が走った。

 

絵奈「な、何これ!?」

 

学「それだけじゃないぜ?…行けっ!」

 

グラッ!

 

地面が隆起し、断層ができた。

 

絵奈「危なっ!?」

 

しかし絵奈がギリギリ避けた。

 

学「っち、コレまだ使い慣れてないから威力が足りないな…」

 

絵奈「今ので(威力が)足りないの!?」

 

学「まあいいか。もう一回行くぜ!」スッ

 

絵奈「ッ、させないよっ!ザ・タイフーンV2!」ザパァン!

 

学「ぐおっ!?」

 

学は油断していたため、絵奈の攻撃に直撃した。

 

絵奈「油断は禁物だよ〜!」

 

学「はっ、だな。土流波改、10連発!」

 

絵奈「大量だね!?」

 

絵奈はどう対応するのかしら?

 

絵奈「(ん?コレって止めるんじゃなくて混ぜれば良くない?)…真激流の渦!」ザパッ!

 

グルグル…

 

学「なっ…!?」

 

絵奈「よし!」

 

なるほど、混ぜたのね。

 

絵奈「くらえー!」

 

泥水の渦が学に襲いかかる。

 

学「ッ、地裂!ザ・マウンテンV2!」

 

ドギュゥン!

 

大きな土の壁と泥水の渦がぶつかる。

 

学「うおおおおおっ!」

 

絵奈「(私はフリーハンドだもんね!)オーバーサイクロンG4!」バッシャーン!

 

ドスドスッ!

 

学「うそ、だろぉ!?」

 

ピキピキッ

 

土の壁が割れ始める。

 

…ドゴォ!

 

学「ぐわっ…!」

 

ザパーン!

 

学「クソがよう…」バタン

 

千早「勝者、貝塚絵奈!」

 

絵奈「やった〜!」

 

学「」ちーん

 

…学のヤツ、びしょ濡れね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

コンコン。

 

日花「…あら、来たのね」

 

「うん…久しぶり、日花」

 

日花「そうね。じゃ、入りなさい、アオイ…ん?」

 

「こんにちは!」

 

日花「あら、アンタもいたのね、レイン」

 

レイン「久しぶりです、日花さん!」

 

日花「ふふっ、2人とも入って」

 

アオイ「うん、失礼します」

 

ガチャッ




アオイとレイン、だとぉ!?

次回もよろしくおねがいします。


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メイvs育也

育也の戦闘シーンってほぼないですよね。


side桜木咲子

 

祐樹「じゃ、次はメイと育也だ(ry」

 

ー数秒後ー

 

メイ「………」

 

育也「………」

 

千早「6回戦、始め!」

 

メイ「極晴天飛梅!」BLOOOOM!

 

育也「無頼ハンド改!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ

 

育也はネタ技で攻撃を止めた。

 

メイ「流石に防がれましたか」

 

育也「舐めてもらっちゃ困るよ…フィールドスパーク!」

 

バチバチ!

 

メイ「!?(範囲攻撃!?)」

 

育也は一定範囲に放電した。

 

メイ「クッ、文字通り痺れますね…」

 

育也「それはよかった」

 

メイ「真風神の舞!」ビュゥゥン!

 

育也「………」バチッ

 

…おっ?

 

育也「(留美さんは、確かこうやって…)ハァッ!」

 

メイ「まさか…」

 

育也「疑似スパークウィンド!」ビリッ!

 

留美(真似された!?)

 

メイ「ッ、斬一閃改!」スーッ

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

雷を纏った旋風は真っ二つに割れた。

 

育也「サンダーラッシュV3!」ドゴォ!

 

メイ「ゴッドキャッチG3!」ガシッ!

 

育也)))))(((((((((((((メイ

 

ブロック!

 

メイ「そろそろ本気で行きます。分身!」ポワン!

 

4人『登場!』バァン!

 

4人は決めポーズをした。

 

育也「それ、する必要あるのかい?」

 

メイ「それは言わない約束ですよ」

 

ナオ「怒りの鉄槌V2!」ドゴォ!

 

育也「うわっ!?」サッ

 

ヤエ「アスタリスクロック!」ドガッ!

 

6つのとがった岩が育也に向かって飛んでいく。

 

育也「無頼ハンド改!」ガシッ!

 

しかし育也は止める。

 

クミ「これはどう?トラフィック・ジャム!」ブロロッ!

 

祐樹(アイツ、パクリやがった!?)

 

育也「ぐぁっ!」愚者ッ

 

流石に対応できず、育也は車にひかれた。

 

二ヨ「最後は僕だよ!激流の渦改!」バッシャーン!

 

育也「(まずい…)フィールドスパーク!」バチッ!

 

シュゥゥゥ…

 

育也「何とか止めれた…」

 

メイ「攻撃はまだ終わってませんよ?」

 

シュッ

 

5人『無影乱舞改!』シュバッ!

 

育也「!?」

 

サッ

 

メイ「ハッ!」ドゴッ!

 

育也「ぐぅっ…そこか!」

 

メイ「………」サッ

 

育也「いなくなって「隙あり!」ガッ」

 

そしてそれがしばらく続き…

 

育也「ハァ、ハァ…」

 

メイ「トドメです…!」スッ

 

ギュン!

 

メイの刀、飛梅が桃色のオーラを纏う。

 

メイ「くらえ…命命斬り!」シャッ!

 

ズバッ!

 

育也「ぐはっ…!強、いね、メイ、は…」バタン

 

千早「勝者、室見メイ!」

 

…最初は緑、次に橙、そして今は桃ね。

次は紫だったり?」

 

メイ「違いますよ!」

 

咲子「あ、声に出てた?」

 

メイ「命命斬りで最終強化なので」

 

咲子「あ、そう」

 

こうして最初の6回戦が終わった。




メイの十八番
鳴鳴斬り→冥冥斬り→命命斬り
全部「めいめいぎり」と読みます。

次回もよろしくおねがいします。


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経緯

俺ガイルと桜咲く。のクロス小説を一旦完結としました。


sideアオイ・キサラ

 

日花「それで、何でこっちに?」

 

アオイ「うーん、説明したら長いけど…」

 

日花「構わないわよ、ヒマだったし」

 

アオイ「分かった。はじめは1ヶ月前の話」

 

ー1ヶ月前ー

 

レイン「ただいま…」ズーン

 

アオイ「おかえり…ってどうしたの!?」

 

レイン「なんか、気分が悪いの…」

 

アオイ「…とりあえず体温を測りなさい」

 

ピッ

 

レイン「…どう?」

 

アオイ「36.5度…標準体温ね」

 

レイン「何でだろ?」

 

アオイ「…………」

 

まさか、ね?

 

アオイ「今夜の夕飯は野菜多めにしておくわ」

 

レイン「うん…」

 

ー次の日ー

 

レイン「うぅ…」ズーン

 

アオイ「さらに悪くなってる!?」

 

レインは今にも吐きそうな顔をしていた。

 

レイン「吐きそう、吐きそう…うっ」

 

アオイ「ッ!!」サッ

 

レイン「おえぇぇぇっ…」キラキラ

 

危なかったわ…

 

レイン「…うぇっ」

 

アオイ「大丈夫?学校休んだ方がいいわね…」

 

レイン「ごめん…」

 

アオイ「しっかり休んでて」

 

レイン「うん」

 

ガチャッ

 

そして私は部屋を出た。

 

アオイ「ヤバい…!」

 

この時期に起きるなんて…

 

アオイ「一刻も早く福岡に戻らないと!」

 

そんな感じで、引っ越す準備をしてから日本に来た。

 

ー引っ越してすぐ後ー

 

レイン「あれ…?」

 

アオイ「どうしたの?」

 

レイン「体調が、戻った!」

 

アオイ「ふふっ、それはよかった」

 

レイン「何でかな…?」

 

アオイ「…奇跡じゃない?」

 

ー回想終了ー

 

日花「なるほど…」

 

アオイ「という事で、またよろしくね、日花」

 

日花「ええ、よろしく」

 

レイン「……?」

 

side桜木咲子

 

祐樹「じゃ、シャッフルするぞ」

 

カサカサ

 

祐樹は私、メイ、レイト、留美、祐樹、絵奈の6人のカードをシャッフルする。

 

祐樹「そしてここから2枚引く」

 

スッ

 

出たのは?

 

祐樹「メイとレイトだな…」

 

…おお。

 

咲子「奇跡ねぇ…」ニヤリ

 

メイ「その顔をやめてください」

 

咲子「はいはい」

 

祐樹「少し休憩してから始めるぞ〜」

 

ー数秒後ー

 

竜美「カッコよかったよ、お母さん!」

 

咲子「ふふっ、ありがと」ナデナデ

 

竜美「えへへ〜」

 

ゼイル「俺は負けたんだがな…」

 

竜美「お父さんもカッコよかったよ!」

 

ゼイル「そ、そうか」

 

嬉しそうね。

 

咲子「…ところで竜美」

 

竜美「な〜に〜?」

 

咲子「アンタ、千代の隣で何かしてたみたいだけど、何してたの?」

 

竜美「ん〜……秘密!」

 

咲子「…そう」

 

じゃあこれ以上きけないわね。

 

ゼイル「そろそろ戻ろうぜ」

 

咲子「そうね。またね竜美」

 

竜美「頑張ってね〜!」

 

スタスタ

 

メイ「俺達で戦うのは、初めてですね」

 

レイト「だね…でも、負けないよ!」




キサラの由来

アオイの出身→きさらぎ駅→きさら→キサラ

次回もよろしくおねがいします。


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痴 話 喧 嘩

んなわけないだろ…


side室見メイ

 

千早「7回戦、始めぃ!」

 

相手は愛しのレイト君…でも手加減はしません!

 

メイ「極晴天飛梅!」BLOOOOM!

 

レイト「(予想通り!)ダブルグレネード!」ドガーン!

 

メイ))))))))))(((((((((レイト

 

ブロックされた!

 

メイ「飛梅・燕返し改!」シャッ!

 

レイト「レーヴァテイン!」ギュン!

 

…ドゴォ!

 

メイ「ぐぅっ!」

 

レーヴァテインの方が威力が高かったようですね。

 

メイ「ハァッ!」サッ

 

レイト「フッ!」スッ

 

…キィン!

 

刃がぶつかり合います。

 

メイ「命命斬り!」

 

ズバッ!

 

レイト「グハッ!」ヨロッ

 

メイ「隙あ…!?」

 

レイト「させないよ!」ポイッ

 

レイト君は炎の塊を投げてきました。

 

メイ「(爆弾ですねコレは!)斬一閃、連発!」

 

 パ

  ァ

   ッ

    !

 

ドガーン!

 

空間ごと斬ったので攻撃は避けられました。

 

レイト「やるね…それが好きだ(この状況が)」

 

メイ「…俺も好きですよ(貴方のことが)」

(勘違いしとる!)

 

レイト「さぁ…行くよ!」ドッ

 

レイト君の周りに光のつぶが浮き上がります。

 

メイ「これは…?」

 

どんな攻撃を?

 

レイト「多分驚くよ…グランドスイーパー!」

 

メイ「なっー」

 

ドガァァァン!

 

メイ「ガハッ!?」

 

それは避けきれませんよ…

 

レイト「本気を出したらどうだい?」

 

メイ「…ふふっ、いいでしょう。分身!」ポワン!

 

4人が出てきました。

 

メイ「行きますよ…」

 

5人『無影乱舞改…最大威力!』シュバッ!

 

レイト(そう来たね、なら…)スッ

 

シュッ!

 

ナオ「ハァッ!」サッ

 

レイト「レーヴァテイン!」ズバッ!

 

ナオ「ぐわっ!?」

 

レイト君の攻撃が当たった!?

 

レイト「さあ、何でだろうね?」

 

メイ(……?)

 

シュバッ!

 

ヤエ「せいっ!」サッ

 

レイト「零零斬り!」ズバッ

 

ヤエ「命命斬り!」シャッ

 

キィン!

 

ヤエ「…まさか」

 

レイト「分かった?」

 

ヤエ「…音かい?」

 

レイト「正解だよ」

 

音!?

 

メイ「耳がいいんですか?」

 

レイト「まあね。秘密にしてたんだ」

 

クミ「じゃあコレはどう?トラフィック・ジャム!」ブロロッ!

 

レイト「それは耳関係ないよね!?真火斬り!」ズバッ

 

…愚者ッ!

 

レイト「ぐわっ!」

 

ニヨ「超雨天流蓮!」BLOOOM!

 

レイト「グランドスイーパー!」シュゥゥゥ!

 

ドガーン!

 

レイト君はクミの攻撃を防ぎました。

 

ナオ「怒りの鉄槌V3!」ドゴォ!

 

レイト「ガッ…」

 

メイ「トドメです!」

 

ビュゥゥン!

ボォォォッ!

ゴォォォォ!

バチバチッ!

ザパァァァ!

 

5人『ザ・テンペストG2!』

 

ゴォォォォォオ!

 

レイト「レーヴァテイン!」シャッ!

 

…ゴォッ!

 

レイト「グハッ…!」

 

ドサッ

 

…場外ですね。

 

千早「勝者、室見メイ!」




んなわけなかったですね。

次回もよろしくおねがいします。


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絵奈vs祐樹

消去法で次回は師弟対決ですね。


side桜木咲子

 

メイ「タイムは3分40秒でしたね」

 

祐樹「分かった。…次の対戦相手を決めるぞ」スッ

 

パラパラ…サッ!

 

祐樹「ん、絵奈と…俺だな」

 

絵奈「準備してくるよ〜」

 

祐樹「…早く倒さなくちゃな」

 

ー数秒後ー

 

千早「8回戦…始め!」

 

祐樹「サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

祐樹の先制攻撃。

 

絵奈「大国謳歌!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

絵奈「それは効かない…あれ?」

 

しーん

 

そこに祐樹の姿はなかった。

 

祐樹「………」

 

…後ろに回り込んでるわね。

 

絵奈「後ろ?」クルッ

 

祐樹「遅えよ。サンd」

 

絵奈「よっ!」ガシッ

 

祐樹「ゑ」

 

絵奈は難なく祐樹の腕を掴んだ。

 

絵奈「ハァァッ!」

 

祐樹「え、ちょっ!?」

 

…アレは!

 

絵奈「背負い投げ〜!」ヒュン

 

ドゴォ!

 

祐樹「グフッ…!」

 

祐樹の背中が地面に激突した。

 

祐樹「痛え…」

 

絵奈「からの、ザ・タイフーンV2!」ザパーン!

 

祐樹「うおっ!?」サッ

 

絵奈は追撃をするが、祐樹に避けられた。

 

祐樹「危ないなコノヤロー!」

 

絵奈「今戦闘中だよ?」

 

祐樹「だろうなチクショー!トラフィック・ジャムG3!」ブロロッ!

 

絵奈「真激流の渦!」バッシャーン!

 

…愚者ッ!

 

絵奈「キャッ!」

 

祐樹「エレキアーマー改!」ビリビリ

 

絵奈「くっ、ザ・タイフーンV2!」ザパーン!

 

祐樹「エレキトラップ!」バチバチッ!

 

…ギュゥゥン!

 

絵奈の攻撃は祐樹の防御を突き破る。

 

祐樹「…ハッ!」シャッ

 

しかし素早い動きで避けた。

 

絵奈「うそーん」

 

祐樹「ほんとーん。…トラフィック・ジャムG3!」

 

ブロロッ!

 

絵奈「(今度は、止める!)…大国謳歌!」ガシッ!

 

…愚者ッ!

 

絵奈「それは、させない!ハァァァァ!」

 

ギュルルルル!

 

祐樹「なっ!?」

 

突然絵奈の体からエネルギーが溢れ出した。

 

絵奈「ハァッ!」

 

シュゥゥゥ

 

祐樹「止めただと!?」

 

今のは、何だったの?

 

絵奈「…止めた?」

 

祐樹「は?」

 

絵奈「止めれた?何で?」

 

祐樹「今お前の体からエネルギーが溢れ出してたんだぞ?」

 

絵奈「うん、知ってるけど…今の何?」

 

祐樹「……気にしないでおくか。サンダーラッシュV3!」ドッ!

 

絵奈「(さっき、全身が燃え上がるような感覚だった…)…大国謳歌!」ガシッ!

 

絵奈は攻撃を止める。でも、少し焦ってるように見えるわね。

 

祐樹「今度こそトドメだ!トラフィック・ジャムG3!」

 

ブロロッ!

 

絵奈「ッ……!(止める、止める、止めー)」

 

ギュルルルル!

 

絵奈「!!!」

 

祐樹「ファ!?」

 

絵奈の前に突然大きな手が現れた。

 

ガシッ

 

そして電気の車をつかんだ。

 

祐樹「何を…」

 

絵奈「(こう、かな?)…えいっ!」

 

ポイッ!

 

手は車を投げた!?

 

祐樹「おいちょっと待て!?」

 

ドゴォ!

 

祐樹「へぶっ!」

 

…ドサッ!

 

少し吹っ飛んだ祐樹はそのまま場外になった。

 

千早「勝者、貝塚絵奈!」

 

絵奈「やったぁ!」

 

あの現象、何なのかしら?




ヒント 絵奈の能力

次回もよろしくおねがいします。


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咲子vs留美

side桜木咲子

 

絵奈「タイムは~?」

 

千早「4分20秒…脱落する確率が高いな」

 

絵奈「そんなぁ~」

 

祐樹「…次は咲子と留美だ」

 

咲子「ふふっ、ぶっ飛ばしてあげる♪」

 

留美「私こそ、ぶっ飛ばされないであげますよ♪」

 

その文章で「私こそ」を使うのは間違ってない?

 

ー数秒後ー

 

♪Rolling Sky-Morning dawn

 

千早「9回戦…始めっ!」

 

留美「絶炎突!」ドゴォ!

 

咲子「ふっ!」ガシッ

 

留美の足を掴む。

 

留美「ふんぬっ…頭突き!」ブンッ!

 

咲子「ゑ」

 

…ゴンッ!

 

咲子「痛っ!?」

 

頭固いわね!?

 

留美「爆熱ストームG4!」ゴォォォォ!

 

…ちょっとネタを思いついたわ。

 

咲子「フフフ…私の背中には魔王が封印されてるのよ!」

 

留美「…はぁ?」

 

咲子「こうやってね!魔王・ザ・ハンドG3!」ガシィン!

 

シュゥゥゥ…

 

留美「あ、なるほど」

 

咲子「マキシマムファイア改!」ドッ

 

ギュゥゥン!

 

留美「ゴッドハンドX改!」ガシッ!

 

止められたわね…あ、そうだ。

 

咲子「千手観音改!」ギュン!

 

一旦千手観音を出す。

 

留美「…?(何をするの?)」

 

咲子「…行けっ!」バッ

 

ドゴォ!

 

留美「ファ!?」

 

数本の腕で留美を攻撃した。

 

留美「そんな使い方あります!?」

 

咲子「あるのよ、それが。…ハァッ!」

 

今度は全方向から襲う。

 

留美「うわっ!…げっ!?グホッ…」ドガッ!

 

咲子「…そろそろエネルギーがやばいわね」シュッ

 

千手観音を解除した。

 

留美「今のはかなりチートじゃないですか?」

 

咲子「別に、人によっては対策できるわよ?」

 

祐樹とか、ゼイルとか。

 

留美「もう本気で行きます…嵐竜巻ハリケーン!」ドゴッ!

 

ビュゥゥン!

 

そう来るのね…!

 

咲子「なら、私も受けて立つわ!クリムゾンハリケーンG2!」シュッ!

 

ゴォォォォ!

 

竜巻と赤い台風がぶつかる。

 

留美「からの、爆熱ストームG4!」ゴォッ!

 

咲子「それは対策済みよ!結界流しV2!」ガオン!

 

…ドガーン!

 

爆発が起きる。

 

咲子「……よし」ズボッ

 

留美「うっ…うわっ!?」ビュゥゥン!

 

おお、飛んでいったわね。

 

咲子「私は地面に足を埋めてるから大丈夫だけど」

 

留美「そんなぁぁぁ!」

 

ドサッ

 

千早「勝者、桜木咲子!」

 

咲子「…ふぅ」ズボッ

 

肝心のタイムはどれぐらいかしらね?

 

千早「…おお、3分ちょうどだ」

 

絵奈「」ガーン

 

つまり、絵奈は脱落ね。

 

メイ「…咲子さん」

 

咲子「まさかランク戦以外で戦うとはね」

 

メイ「そうですね…今回は俺が勝つがな!」

 

本性出てるわね。

 

咲子「ふっ、望む所よ!」

 

また私が勝ってやるわ!




次回もよろしくおねがいします。


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決勝戦①

春休みあるある
花見したいけど、雨降ったから花びらが落ちてる。


♪Rolling Sky-Volcano

 

side桜木咲子

 

ザッ

 

祐樹「決勝戦につき、天使化、憑依は許可するぜ」

 

じゃあ、フルパワーで戦えるわね。

 

千早「決勝戦…開始!」

 

メイ「斬一閃」

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

メイは目の前の空間を斬った。

 

咲子「……?」

 

メイ「からの…真ゴッドノウズ!」ギュゥゥン!

 

…パリィン!

 

咲子「!?」

 

空間が、割れた!?

 

咲子「千手観音改!」ガシィン!

 

シュゥゥゥ…

 

なんとか止めたわ…

 

咲子「今のは…?」

 

メイ「空間を割ることで弾幕の位置をあいまいにしたんですよ」

 

なるほど…

 

メイ「まあ、初見で止められましたけどね」

 

技によっては止められなかったわ…

 

咲子「話はここまでよ。極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

メイ「分身!」ポワン!

 

4人が現れ、ヤエが前に立つ。

 

ヤエ「超イジゲン・ザ・ハンド!」ギュルルルル!

 

ギュン!

 

咲子「マキシマムファイア改!」ギュゥゥン!

 

クミ「トラフィック・ジャム!」ブロロッ!

 

愚者ッ!

 

また防がれたわね…

 

咲子「これならどう?…天空落としV2!」ドゴッ!

 

ギュォォォ!

 

ナオ「絶フレイムウェイブ!」ドシュッ!

 

ニヨ「真激流の改!」バッシャーン!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「なっ…」

 

メイ「これが本来出すべきの5人の力ですよ」

 

確かに、5人で分割してるわね…厄介だわ。

でも、これは流石に対応できないと思うわよ?

 

咲子「…ハァッ!」ドゴッ

 

地面を殴る。

 

メイ「…?(恐らくグランドクエイクでしょうが…どうやって…?)」

 

咲子「グランドクエイク!」

 

ドゴォォォ!

 

ナオ「!…怒りの鉄槌V3!」ドゴッ!

 

ナオは栓をするような防御をするけど…

 

ドガーン!

 

エネルギーが爆発したわね。

 

ナオ「ぐわっ!?」

 

メイ「至近距離で当たりましたね…(これはまずい…)」

 

…そろそろ使わないと負けるわねコレ。

 

咲子「天使化!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界アンヘル!」

 

ヤエ「天使化かい…」

 

咲子「新技を見せてやるわ…」ボッ

 

ドゴッ

 

火の玉を出し、空に蹴り上げる。

 

クミ(あたいは最強だから、止めてみせる!)

 

ゴォォォォ!

 

火の玉が突然弾け、爆炎となる。

 

シュルルルル…

 

ニヨ「……?」

 

咲子「焼き尽くせ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジ・インフェルノ!」

 

ドゴドゴドゴッ、シュゥゥゥ!

 

爆炎の上、両側に強い衝撃を与え、最後に両足で蹴り飛ばした。

威力は天空落としやグランドクエイクに劣るけど、燃費はかなりいいのよ!

 

メイ「ゴッドキャッチG3…!?」ジュゥ…

 

ドシュッ!

 

メイ「キャァッ!?」

 

その火は、弾けるのよ。

 

咲子「…着火!」

 

ドガーン!

 

…いい感じに決まったわね。




ブレイズスクリュー→ジ・インフェルノ
個人的に好きなオリジナル技です。

次回もよろしくおねがいします。


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決勝戦②

昨日休みました。


♪MULAストーリー-オキセイギ

 

side桜木咲子

 

メイ「ゴホッ…」

 

ニヨ「メイ、大丈夫?」

 

メイ「大丈夫ですよ…俺達も天使化した方がよさそうですね」

 

ナオ「オーケー。天使化!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

5人『昼の天使、オキセイギ!』

 

咲子「………」

 

天使化した5人はちょっとヤバいわね。

 

咲子「グランドクエイク!」ドゴッ!

 

…ドガーン!

 

メイ「無影乱舞改!」サッ

 

避けられたわね。

 

咲子「…分裂」パラッ

 

右腕を気付かれないように切り離す。

 

クミ「隙ありぃ!」シュッ

 

咲子「ッ、極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

焦ってるフリをする。

 

ヤエ「アスタリスクロック!」ゴッ!

 

咲子「マキシマムファイア!」シュゥゥゥ!

 

ズバッ!

 

ヤエの六花形の岩を斬る。

 

メイ「飛梅・燕返…」

 

咲子「…ふっ」ニヤリ

 

右腕をメイの後ろの地面から出す。

 

咲子「炎天掌!」ズガァン!

 

メイ「ガフッ!?」

 

スッ

 

地面の中で生成していた火の玉を出す。

 

咲子「ジ・インフェルノ…地中バージョン!」

 

ドガァァァン!

 

ナオ「ぐわぁっ!?」

 

咲子「天空落としV2!」ギュゥゥン!

 

ヤエ「ッ、超イジゲン「炎天掌」ぐっ」ズガァン!

 

右腕を操作してヤエに攻撃した。

 

クミ「この腕ぇぇ!」シャッ

 

スパァン!

 

クミ「ファ!?」

 

咲子「残念、斬撃は効かないのよ。分裂させるだけだからね♪」

 

…ホントは、自分から分裂しないと痛いんだけどね。

 

咲子「…戻れ!」

 

ヒュゥゥゥ…カチッ

 

右腕を元の位置に戻す。

 

メイ「中々凄い作戦ですね…」

 

咲子「成功したのはたまたまよ」

 

メイ「そうですか。…命命斬り!」ズバッ!

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

キィン!

 

メイ「…チッ」

 

舌打ち!?

 

ニヨ「超雨天流蓮〜!」BLOOOM!

 

咲子「極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

シュバババッ!

 

メイ「(隙あり!)斬一閃!」シャッ

 

咲子「よっ」バラッ

 

メイの攻撃が当たる前に体を真っ二つに分裂させた。

 

メイ「ッ、厄介だな…」

 

もう完全本気モードのようね。

 

メイ「行くぞ!」

 

ビュゥゥン!

ボォォォッ!

ゴォォォォ!

バチバチッ!

ザパァァン!

 

5人『ザ・テンペストG2!』

 

ゴォォォォォォオ!

 

咲子「へぇ…私も応戦するわ!憑依:竜美!」ギュン!

 

ドゴッ!

 

後ろに青いドラゴンが現れる。

 

咲子「ドラゴン…スレイヤァァァ!」

 

ギュゥゥン!

 

ドゴォ!

 

混合した嵐と竜の波動がぶつかる。

 

咲子「…ハァッ!」バッ

 

メイ「…!?」

 

咲子「チェイン!ジ・インフェルノ!」

 

獄炎で威力を上乗せした。

 

メイ「そんな、バカな!?」

 

咲子「ハァァァァ!」

 

ドガァァン!

 

メイ「グワァッ…!」

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

メイ「………」バタン

 

千早「勝者、桜木咲子!」

 

勝った…!




咲子に能力を使わせてみました。

次回もよろしくおねがいします。


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2年2学期
夏休み明けの転校生


日常回って難しいですね…


side桜木咲子

 

勝てた…!

 

咲子「…疲れたわ」

 

ゼイル「お疲れ様だ、咲子」ナデナデ

 

咲子「ふふっ、ありがと」ギュッ

 

竜美「私も〜!」ギュッ

 

メイ「また負けました…」ズーン

 

レイト「まあまあ、もっと特訓すれば次は勝てるよ」

 

メイ「そうですね…頑張ります!」

 

祐樹「いや〜、予想通り優勝者は咲子だったな」

 

咲子「ええ」

 

祐樹「そこで、景品を渡そうと思う。千早、持ってきてくれ」

 

千早「ああ…MULAストーリー3部…エクストラステージパックだ!」

 

なん、ですって…!?

 

咲子「いろんな世界へ行ったアルミ・マリオの話…マジで!?」

 

これはヤバくない!?いい意味で!

 

千早「マジだ。一応配信するつもりだが、そいつは初回限定版ってヤツだ」

 

おお…!

 

咲子「やったぁぁぁ!」

 

絶対後でプレイするわ!

 

そして、その夜やってみた結果、めちゃくちゃ作り込まれてて感動した私であった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideレイン・キサラ

 

レイン「お母さん」

 

アオイ「何〜?」

 

レイン「日本の高校ってどう言う感じなの?」

 

アオイ「ん〜…秘密♪」

 

ええ…

 

レイン「教えてよ〜」

 

アオイ「それは自分で知るべきよ。それと、あなたが行くのは高校じゃなくて高専よ」

 

レイン「何が違うの?」

 

アオイ「それも秘密⭐︎」

 

レイン「むぅ…」

 

アオイ「そんな顔しても教えないよん」

 

レイン「………」

 

花町高専…どんな場所だろ?

 

side桜木咲子

 

夏休みの日々も普通に過ぎていき、今日から二学期である。

 

咲子「再びバトルデーになるわね」

 

メイ「俺は再び兄さんと勝負します」

 

咲子「私は…多分日和さんかな?」

 

前回負けたし。

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

ガラガラ

 

日花「はいはいみんな席につきなさ〜い」

 

ガタン。

 

日花「今日から新しい生徒が入るわ」

 

「先生〜、男子ですか、女子ですか?」

 

日花「女子よ。じゃあ入って」

 

「はい」

 

スタスタ

 

レイン「レイン・キサラです。ソジックから来ました。よろしくお願いします」

 

日花「レインに質問はあるかしら?」

 

「はい!外国人ですか?」

 

レイン「どちらかといえば外国人ですね」

 

「属性は?」

 

レイン「水です。火も少し使えます」

 

へぇ、2つ持ちなのね。

 

日花「…質問は以上ね。じゃ、レインはそこの席よ」

 

学の隣の席ね。

 

絵奈「……?」

 

咲子「絵奈、どうしたの?」

 

絵奈「なんか、雰囲気が自分に似てるな〜って」

 

咲子「へぇ…」

 

彼女もマイペースなのかしら?

…ま、その内分かるわね。




いい感じに書けましたかね?

次回もよろしくおねがいします。


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マイペースvsマイペース!?

おお…?


side桜木咲子

 

休み時間になり、レインの周りには人が集まっていた。

 

「好きなゲームは?」

 

「転校してきた理由は?」

 

「IDどんぐらい?」

 

IDじゃなくてIQね。

 

レイン「あの〜、今弁当食べてるから後にしてくれないかな?」

 

うん、正論ね。

…私?弁当食べながら様子を見てるわ。

 

絵奈「………」

 

絵奈も弁当を食べながらレインをじっと見ている。

 

翔「どうしたんだ、絵奈?」

 

絵奈「…なんでもないよ」

 

咲子「………」

 

珍しく語尾を伸ばしてないわね。

弁当を食べ終わっても、絵奈はレインをじっと見ている。

 

絵奈「………」ガタン

 

スタスタ

 

レイン「…?」

 

絵奈「…キサラさん」

 

レイン「何かな?」

 

絵奈「…君にランク戦を申し込むよ〜!」

 

全員『!?』

 

学「マジかよ!?」

 

メイ「いきなりランク戦ですか…」

 

レイン「ランク戦…うん、分かった」

 

全員『えー!?』

 

そりゃ驚くわね。

 

絵奈「じゃあ放課後だね〜」

 

レイン「望む所だよ♪」

 

これは見どころね。

 

ー数日後ー

 

千早『さぁ始まりました、今学期最初のランク戦!』

 

千代『どうやら2人とも水属性のようです!』

 

実況者兼プログラマーが言う。

 

絵奈(この子の波長が私に近い…だから戦ってみたいんだ!)

 

レイン(初めてのランク戦、頑張るぞ〜!)

 

千早『ランク戦…開始ッ!』

 

絵奈「…先手は譲るよ」

 

レイン「ありがとう…」スッ

 

ギュィィン!

 

絵奈の周りに光線が現れる。

…ガスターブラスター?

 

絵奈「ゑ」

 

レイン「ソウルブラスター!」

 

ドガーン!

 

絵奈「…止める!ハァッ!」ギュン!

 

絵奈の周りにエネルギーが集まる。

 

絵奈「大国謳歌改!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

絵奈「ふぅ〜(なんとか止めれたよ〜)」

 

新しく目覚めた能力を活用してるようね。

まだ不明な点は多いけど。

 

レイン「まさか私の初見殺しと言われている攻撃を止めるとはね」

 

絵奈「油断できないのはわかってるからね〜!今度は私の番だよ!」ザパッ

 

絵奈が細長い水の塊に乗る。

 

絵奈「ザ・タイフーンV3!」ザパーン!

 

レイン「おお…」

 

レインはそれに見とれている。

 

レイン「…白炎結界!」ボッ!

 

レインの前に白い炎が燃え上がる。

 

シュゥゥゥ…

 

その炎がザ・タイフーンを蒸発させた。

 

絵奈「え〜…」

 

レイン「私も防御技を持ってるんだよ♪」

 

絵奈「う〜ん…(多分だけどレインの能力はタマシイを操る能力だと思うんだよね〜…どう攻撃するかな…?)」

 

レイン「来ないのかな?じゃあ…ハッ!」ザッ

 

ギュィィン!

 

咲子(ゑ、まさか…)

 

レイン「破壊光線!」

 

ジビビビッ!

 

青と赤が混ざった光線が飛んでいく。

 

絵奈「ええ!?」

 

…ドガーン!




絵奈がレインの能力を既に知っている…?

次回もよろしくおねがいします。


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マイペース…な勝利

とんでもない事実が発覚。


side桜木咲子

 

まさかポ○モンでかなり強い技である破壊光線を使うとは…絵奈は大丈夫なのかしら?

 

絵奈「…ふぅ」バシャッ

 

大量の水で防いだようね。

 

レイン「あちゃあ、防がれちゃったか」

 

絵奈「…そういえば、久々だねその技見るの」

 

…久々?

 

レイン「そうだね、最後見せたのは3年前ぐらいだったかな?」

 

…この2人、会った事があるの?

 

絵奈「…話はここまでにそうか、”お姉ちゃん”」

 

咲子「お姉ちゃん!?」

 

そんな事一言も言ってなかったわよね!?

 

レイン「言っちゃっていいの?」

 

絵奈「いいよ〜、別に減るもんじゃないし〜。ハァッ!」ドッ!

 

絵奈が大量の絵を描いて実体化させる。

 

絵奈「オーバーサイクロンG5〜!」キラン!

 

ドスン、ドスン!

 

レイン「白炎結界!」ボッ

 

…ドスン!

 

レイン「ええっ!?…キャッ!」ドゴッ

 

絵奈「やたっ、当たった〜!」

 

レイン「流石私の妹だね。…でも、まだ奥の手があるんじゃない?」

 

絵奈「あ、分かっちゃう〜?」

 

十中八九天使化の事でしょうね。

 

レイン「それをやってみてよ。太刀打ちできるか試したいし」

 

絵奈「う〜ん…分かった!天使化!」カッ!

 

え、使うの!?

 

シュゥゥゥ…

 

絵奈「絵画アンヘル!」

 

レイン「………」(゚д゚)

 

そりゃそんな顔になるわね。

 

絵奈「えっと…?」

 

レイン「………か」

 

絵奈「か?」

 

レイン「かっこいいぃぃぃぃ!」(☆o☆)

 

めちゃくちゃ目が光ってる…

 

絵奈「…攻撃していいかな?」

 

レイン「どうぞどうぞ!」

 

絵奈「…ザ・タイフーンV3!」ザパーン!

 

レイン「ソウルブラスター!」ドガーン!

 

…シュゥゥゥ!

 

レイン「うわっ!?」

 

絵奈「見た目だけじゃなくてパワーも上がるんだよ〜」

 

レイン「す、すごい…!」

 

絵奈「この状態で倒すよ!真激流の渦!」バッシャーン!

 

レイン「………じゃあ、私も本気を出すね?」

 

絵奈「本気…?」

 

レイン「ソウル融合!」カッ!

 

レインが光りだす。

 

シュゥゥゥ

 

絵奈「え〜!?」

 

絵奈の攻撃はレインに触れた途端蒸発した。

 

…カッ

 

レイン「…よし!」

 

レインの髪色は青がかっており、目は光っていた。

 

絵奈「お姉ちゃん、かっこいいよ〜!」

 

レイン「ありがと。じゃあ一騎討ちだよ!」

 

絵奈「うん!」

 

ドッ!

 

レイン「破壊光線!」ジビビビッ!

 

絵奈「ザ・タイフーンV3!」ザパーン!

 

…ドシュゥゥゥッ!

 

蒸気が爆発した。

 

…まあ、観客席は守られてるから大丈夫だけど。

 

蒸気が晴れると…

 

絵奈「…うぇぇ!?」

 

レイン「やったぁぁ!」

 

絵奈が場外になっていた。

 

千早『勝者、レイン・キサラ!』

 

千代『よって、学年ランク5位に昇格です!』

 

マジか。

学年ランクが変わるとは思わなかったわ。




レイン→5位
絵奈→6位に降格

次回もよろしくおねがいします。


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絵奈とレイン

……ふぅ。


side桜木咲子

 

ランク変動が終わった後、私達は基地にレインを連れてきた。

 

レイン「おお…」

 

絵奈「ココが私達の基地だよ〜」

 

レイン「もうなんか、凄いよ!(語彙力皆無)」

 

なんか予想通りの反応ね。

 

咲子「それで、説明してほしいんだけど」

 

絵奈「何を〜?」

 

咲子「アンタ達2人の関係よ」

 

レイン「…分かった、説明するよ」

 

絵奈「これは大体15年前の話かな〜?」

 

つまり生まれて間もないって事ね。

 

sideレイン・キサラ

 

ー回想ー

 

私と絵奈は双子として生まれた。

生まれたのが先だったので私が姉、絵奈は妹になった。

 

…しかし、私達は肉親に捨てられた。

後に聞いた話だと、両親は貧乏でとても子供を育てられる環境ではなかったらしい。

 

…しかもクズだったらしい。

 

私達は路地裏に捨てられていた。

その時だった。

 

「あら、なんで子供が?」

 

私の恩人、坂田日花さんが通りかかったのだ。

 

日花「…捨てられたのね、かわいそうに」

 

私と絵奈は日花さんに拾われた。

 

「あ〜」

 

「ゎあ〜」

 

日花「どうすればいいと思う?」

 

平尾「そうだね…友達に相談してみよう」

 

そして、私のお母さん…アオイ・キサラが来た。

 

アオイ「この子達が捨て子なの?」

 

日花「そうなのよ…どうすればいいと思う?」

 

アオイ「………」

 

お母さんは少し考えた後、こう答えた。

 

アオイ「私が1人引き取るわ」

 

日花「えっ…?」

 

アオイ「金銭的に1人なら育てられるわ」

 

日花「ありがとう、アオイ…!」

 

「わぁ〜!」

 

アオイ「よろしくね」

 

「あゎぁ〜」

 

アオイ「名前ね……」

 

ザーッ…

 

外の天気は雨だった。

 

アオイ「…貴女の名前はレイン。レイン・キサラよ」

 

レイン「わぁ〜♪」

 

こうして私はお母さんに引き取られた。

絵奈は数日後に日花さんの友達である貝塚さんに引き取られたらしいわ。

 

ー回想終了ー

 

side桜木咲子

 

レイン「こんな感じだね」

 

絵奈「まさかお姉ちゃんが転校してくるとは思わなかったよ〜」

 

レイン「私こそ、気分が悪いってお母さん言ったら何故かココに来たし…」

 

咲子「それにしても、アンタ達はすでに日花先生に会ってたのね」

 

絵奈「うん。秘密にしててごめんね〜?」

 

咲子「大丈夫よ。…所で、レインは火属性でもあるんでしょ?」

 

レイン「そうだけど?」

 

咲子「じゃあ、ワンチャン絵奈も火属性技を覚えられるんじゃない?」

 

絵奈「…確かに〜!」

 

レイン「でも、この属性は恐らく能力によるものなんだよね」

 

咲子「アンタの能力は?」

 

レイン「タマシイを操る能力って言うんだ」

 

…え、何そのビッ○マムみたいな能力。




ふぅ〜……

次回もよろしくおねがいします。


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分かりやすい(ワケではない)絵奈の新能力

レインのパワーは通常状態で250万です。
ちなみにゼイルより高いです。


side桜木咲子

 

レイン「タマシイを操る能力って言うんだ」

 

…え、何そのビッ○マムみたいな能力。

 

咲子「絵奈は絵を実体化…「いや、違うよ〜」…え?」

 

絵奈「夏休みの時の勝負の後、少し分かったんだ〜」

 

レイン「なになに?どんな能力なの?」

 

絵奈「考えてる事をある程度実体化する能力だよ〜」

 

………は?

 

咲子「は?」

 

ドユコト?

 

絵奈「え〜と、説明するとね〜…」

 

短くするとこうだった。

 

まず、絵奈が何かを考える。

次に、それを物、つまり物質としてエネルギーで実体化させる。

最後に、周りにあるものでそれをより実現できるようにする、らしい。

 

絵奈「こんな感じかな〜?」

 

レイン「私に似たような能力だね」

 

絵奈「そだね〜」

 

咲子「…ちょっと待って?」

 

絵奈「ん〜?」

 

咲子「周りにあるものでそれをより実現できるようにするって何かしら?」

 

絵奈「たとえば、周りに砂があるとするでしょ?」

 

咲子「…ええ」

 

絵奈「それで、実現したい事が”攻撃を止めること”とするじゃん?」

 

咲子「………」

 

絵奈「そこで、エネルギーを実体化させたものに砂を纏わせる事で防御力を高めるんだよ〜」

 

レイン「なるほど〜!」

 

咲子「…結構難解ね」

 

絵奈「まあ、ある程度分かっただけだし〜…」じっ

 

咲子「…何?」

 

絵奈「咲子の能力も一部しか分かってないでしょ〜?」

 

レイン「え、そうなの?」

 

咲子「まあ、確かにそうね」

 

相手の能力を解除する事、自分の体を分裂させる事…共通点が見つからないけど。

 

絵奈「…そろそろこんな話は置いとこうか〜」

 

レイン「そうね〜」

 

絵奈「3人でゲームしようよ〜」

 

咲子「え、ええ…」

 

切り替え早すぎね。

これがマイペースの力なのかしら…?

(多分違います)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side坂田日花

 

日花「…中々ね、レインの力は」

 

見たところパワーはゼイルすら越えてそうね。

(実際に越えてる)

 

「それで、何で私がココに?」

 

日花「特別にアンタに見せたかったのよ、アオイ」

 

アオイ「まあ、いいものが見れたからいいけどね」

 

日花「レインと絵奈の姉妹喧嘩、どうだったかしら?」

 

アオイ「絵奈の天使化がカッコ良すぎるよ…!」

 

日花「アンタもレインと同じ感想なのね」

 

血は繋がってなくてもそこは似てるのね。

 

アオイ「しかもさ、レインの破壊光線を防いだんだよ!?凄くない!?」

 

日花「そんなに凄いの?」

 

アオイ「うん、ソジックでは防げない無敵の技だったのよ!」

 

日花「へぇ〜」




マイペースとは、何だろう。(哲学)

次回もよろしくおねがいします。


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レインが破壊光線なら…

ポケモンで威力150で反動があるノーマル技の片方は破壊光線です。
もう片方は?


side桜木咲子

 

次の日。土曜日だった。

私はいつも通りゼイル、竜美と3人で高専の戦闘場にいた。

 

竜美「ぶっ飛び…パンチー!」ヒュン!

 

ゼイル「クレセンtぐぉっ!?」ドゴォ!

 

咲子「あちゃぁ…」

 

竜美のパンチはゼイルの顔面にめり込む。

 

ゼイル「い、痛え…」

 

咲子「大丈夫、ゼイル?」

 

ゼイル「こう見えて大丈夫だと思うのか…?」

 

うん、大丈夫じゃないわね。

 

「お〜い!」タタタ

 

ん?

 

咲子「…絵奈とレイン」

 

レイン「土日もココで特訓できると日花さんから聞いてさ」

 

絵奈「いや〜、私も知らなかったよ〜!」

 

おい。アンタは約2年半ココに通ってるわよね?

 

咲子「はぁ…それで、どんな特訓をするの?」

 

レイン「…私、破壊光線が使えるでしょ?」

 

咲子「…そうね?」

 

レイン「それで、絵奈は…」

 

絵奈「ギガインパクトを覚える事にしたんだ〜!」

 

………え?

 

咲子「何故そうなる?」

 

レイン「だってさ、お揃いじゃん?」

 

絵奈「それと、強い技を覚えたいと思って〜」

 

咲子「は、はぁ…」

 

竜美「…お母さん、この人は?』

 

レイン「…お母さん?咲子はもう出来ちゃってたの?」

 

咲子「ち、違うわよ。説明すると…」

 

ーただ今説明中ー

 

レイン「なるほど…よろしくね、竜美ちゃん♪」ニコッ

 

竜美「うん!」ニコッ

 

絵奈「じゃ、ギガインパクトを覚える特訓を始めよう〜!」

 

レイン「おー!」

 

………ん?

 

咲子「絵奈」

 

絵奈「何〜?」

 

咲子「どうやってギガインパクトを覚えるの?」

 

絵奈「技マシン…なワケないから、とりあえず想像してみるよ〜」

 

じゃあ想像から始まるワケね、はぁ…

 

咲子「しょうがないし、手伝うわよ」

 

絵奈「ありがと〜!」

 

ゼイル「……俺空気か?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side室見メイ

 

メイ「………」(゚д゚)

 

ナオ「どうしたの、メイ?」

 

メイ「とんでもない事実に辿り着きました…」

 

ヤエ「その事実って何さ」

 

メイ「俺、いや俺達は多重人格じゃないですか」

 

クミ「そうね」

 

メイ「普通、別人格って、主人格に精神的負担がかかりすぎた時に起きるんですよ」

 

ニヨ「…それで?」

 

メイ「俺、精神的負担とかクソもないですよね?」

 

ナオ「…言われてみれば、確かに」

 

ヤエ「………」

 

クミ「偶々発生した、とか?」

 

ニヨ「気にしないでおけば?」

 

メイ「う〜む……」

 

謎は深まるばかりですね…

 

メイ「…今は気にしないでおきますか」

 

この謎が、後々意外な形で判明する事になるのは、結構後の話である。




ネタがないッ!

次回もよろしくおねがいします。


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…絵奈はギガインパクトを覚えるよね?

いろんな世界が協力して巻き起こす大戦争…
それが起きるまでの物語を今書いている所です。
この小説では限らず4つとも。


side桜木咲子

 

絵奈「まずは想像だね〜」

 

咲子「ギガインパクトって、めちゃくちゃエネルギーをぶっ放せばいいんじゃないの?反動があるかは置いといて」

 

レイン「確かに。私の破壊光線は反動なんてないし、バンバン撃てるよ」

 

それは聞きたくなかったわ…

 

絵奈「じゃあやってみるよ〜」

 

ザッ

 

絵奈(思いっきりぶっ放す…!)

 

ギュィィン…!

 

絵奈の周りを大量のエネルギーが渦巻く。

 

絵奈「(今だ!)ギガインパクト!」ドゴッ!

 

…ドガーン!

 

絵奈「うわっ!?」

 

空気が圧縮された結果、絵奈吹き飛ばされた。

 

ゼイル「…なるほどな」

 

咲子「なんか分かったの?」

 

ゼイル「ああ。…レイン」

 

レイン「何かな?」

 

ゼイル「破壊光線を撃つ時、お前の足腰はどうなってるんだ?」

 

…へぇ。分かったわ。

 

レイン「足腰?普通に踏ん張って…そうだ!」

 

絵奈「???」

 

レイン「絵奈は足腰の踏ん張りが足りないんだよ!」

 

絵奈「踏ん張り…?」

 

レイン「だから、まずはそれを鍛えよう!」

 

絵奈「お、おお〜!」

 

咲子「………」

 

マジでこの2人の謎のシンクロ感が分からないわ。

 

ゼイル「…咲子、アレを持ってこればどうだ?」

 

咲子「ええ、ちょっと待って」

 

2人『???』

 

竜美「なになに〜?」

 

ー数分後ー

 

咲子「…よいしょっと」

 

ドスン

 

絵奈「コレは…!」

 

レイン「タイヤ?」

 

咲子「そ、タイヤ」

 

それも、十個ぐらい積み上げたものね。

 

レイン「コレでどうするの?」

 

絵奈「引っ張るんだよ〜」

 

咲子「その通り」

 

レイン「ええっ?」

 

咲子「日本の陸上部とかはよくやってるわよ?」

 

レイン「そうなんだ、知らなかった…」

 

ゼイル「ほい、縄だ」

 

絵奈「ありがと〜。…こうかな?」キュッ

 

絵奈は縄を腰に締める。

 

そして絵奈の背後には…

 

どーん

 

レイン「………」(゚д゚)

 

十個のタイヤが積み上げられていた。

 

絵奈「じゃあ行くよ〜!」ダンッ

 

ギギギッ…

 

絵奈は少しずつタイヤを引っ張っていく。

 

絵奈「んぬぬっ…!」ギギッ

 

レイン「頑張れ〜!」

 

…こりゃっ結構な時間がかかりそうね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ルマ「じゃあ行くよ!」

 

翔「…ああ!」

 

ルマ、ナオ、レイト『グランドファイアG2!』ゴォォォォ!

 

翔、学、育也『皇帝ペンギン3号G2!』ギュゥゥン!

 

ドゴォォォ!

 

大地を抉る炎と紫色のペンギン(超強化されてる)がぶつかり合う。

 

メイ「からの…命命斬り!」

 

…ズシャァ!

 

6人『はぁ!?』

 

メイはなんと、能力なしでそれらを斬ったのである。

…ペンギンはもちろん斬ってないが。




メイ、チートじみてるな…

次回もよろしくおねがいします。


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再戦!3代目vs闇炎①

絵奈 は ギガインパクト を覚えた!

ポケモン風の感覚の開け方(?)


side桜木咲子

 

週明け。

絵奈は土日で1日中タイヤを引っ張っていた。

 

レイン「頑張ったね、絵奈!」

 

絵奈「うん!後は技を完成するだけだよ〜!」

 

咲子「そうね…きなさい!」

 

絵奈「行くよ…ハッ!(思いっきり、ぶっ放す!)」

 

ギュィィン!

 

絵奈の周りを大量のエネルギーが渦巻く。

 

レイン「………」

 

咲子「来る…!」

 

絵奈「ギガインパクト…!」ドッ

 

ゴォォォォ!

 

絵奈が途轍もないスピードで突っ込んできた。

 

咲子「結界流しV2!」ピキッ!

 

…パキッ

 

咲子「…!」

 

絵奈「ハァァァァ!」

 

パリィン!

 

咲子「ッ…!(私の結界流しがあっさりと…)」

 

絵奈「…やったぁ!完成したよ〜!」

 

レイン「おお…!』

 

咲子「…ふふっ」

 

絵奈もある程度は私と戦えそうね。

 

ー数時間後ー

 

千早『さあ始まりました、二学期のバトルデー!実況は七隈千早と…』

 

千代『七隈千代がお送りします!』

 

千早が実況で敬語を話すとは、珍しいわね。

 

咲子「……ふぅ」

 

相手は日和さんだ。

今度こそは勝つ!

 

咲子「………」スタスタ

 

千早『先に入場したのは、3代目桜こと桜木咲子選手です!』

 

千代『彼女は憑依する技術を習得したそうです。どう扱うのかが見どころですね!』

 

スタスタ

 

日和「ハロー♪」

 

咲子「こんにちは、日和さん」

 

日和「今回も私が勝ってあげるよ」

 

勝って”あげる”って…

 

咲子「まさか舐めてます?」

 

日和「…さあ?」

 

うわぁ…

 

千早『1回戦…開始ッ!』

 

咲子「極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

日和「なるほどね…真月夜桜舞!」ギュゥゥン!

 

…音が若干違う…?

 

日和「ん、どうしたの?」

 

咲子「…なんでもないです。ジ・インフェルノ!」ドゴッ

 

シュゥゥゥ!

 

日和「火球には…火球だよ!ヘルフレイムS!」ドッ

(V4→S)

 

ゴォォォォ!

 

咲子「ファ!?」

 

シュゥゥ…

 

私の火球は日和さんの巨大な火球に飲み込まれた。

 

咲子「ッ、空中分解G3!」パラッ

 

シュッ…

 

日和「ええ!?」

 

体をバラバラにし、火球から離れる。

 

咲子「………」スッ

 

気付かれないように左腕を日和さんの後ろに置く。

そして元の位置に戻る。

 

日和「能力の事は知ってたけど、実際に見ると少し怖いね〜…」

 

顔が怖がってないんですがね。

 

咲子「炎天掌改!」ズガァン!

 

日和「おっと」ギュン

 

キィン!

 

日和さんの闇に攻撃が防がれた。

初登場補正はないのね…(メタい!)

 

咲子「(左手を地面に埋めて、と)…マキシマムファイア改!」シュゥゥゥ!

 

日和「ハァッ!」ドッ

 

シュゥゥゥ…

 

再び闇に防がれた。

 

咲子「なら、これはどうですか?…ハァッ!」ドゴッ

 

地面を殴る。

…日和さんの背後にある左腕も同じ事をする。

 

日和「(動作から見てグランドクエイクかな?)…闇結界」ギュン

 

日和さんは前方だけを防ぐ。

 

咲子「意味ないんですよ…グランドクエイク!」

 

ドシュゥゥ!

 

日和「…なっ!?」

 

ドガーン!




能力の活用は難しい…

次回もよろしくおねがいします。


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朝の陽光!3代目vs闇炎②

戦闘描写の性能が1上がった…?
(不確定かよ!)


side桜木咲子

 

日和さんの前後からグランドクエイクを放った。

 

咲子「…ふふっ」

 

日和「ケホッ、痛いね…まさかあんな範囲だとは思わなかったよ」

 

咲子「油断は禁物というじゃないですか。ふっ!」ドッ

 

シュルル…

 

咲子「天空落としV2!」ギュゥゥン!

 

日和「…ハァッ!」ギュン

 

日和さんは火…いや

 

咲子「熱…?」

 

高温の熱を纏った。

 

日和「煉獄パンチ!」

 

バゴォン!

 

咲子「跳ね返した!?」

 

なら…

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

なんとか止めれ…!

 

日和「………」ニヤリ

 

ドスッ

 

咲子「……ふっ」

 

日和「…あれ?」

 

カラン

 

私の背中があったところから炎のナイフが落ちる。

 

咲子「同じ手には引っかかりませんよ」パラッ

 

私は背中をすでに分解してたのである。

 

日和「へぇ…やるね。そろそろ本気を出しちゃおうかな?」

 

咲子「いいでしょう…」

 

2人『天使化!』カッ

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界アンヘル!」

 

日和「闇の天使、アマド!」

 

お互いが天使化をする。

 

咲子「先手は譲りますよ」

 

日和「ふーん?君こそ私を舐めてない?」

 

咲子「力を試したいだけです」

 

日和「そう、分かったよ…!」スッ

 

ギュィィン!

 

日和さんの手から闇が溢れ、集まっていく。

やがてそれは剣となった。

 

日和「シャドーフューリー!」

 

闇と炎を凝縮した厨二病じみた剣ね。

 

日和「行くよ…ッ!」ドッ

 

速いわね…!

 

ズブッ

 

予め右足を地面に埋め、体勢を整える。

 

日和「ハァッ!」ギュン

 

咲子「空中分解G3!」パカーン

 

真っ二つに割れる。

 

日和「そうすると思った、よッ!」ズバッ

 

咲子「ガハッ…(演技よ、ふふっ)」

 

日和「追撃ィ!」シャッ

 

咲子「烈焼脚改!」ドゴォ!

 

キィン!

 

日和さんの剣と私の足がぶつかる。

…もう片足を日和さんの背後から出す。

 

日和「フンッ!」ギィン

 

咲子「ッ……」

 

力比べは日和さんが勝った。

でも…

 

ドゴッ!

 

日和「ぎゃっ!?(足ぃぃ!?)」

 

咲子「天空落としV2!」ギュゥゥン!

 

日和「グハッ…!(強い…3学期と比べて段違いだよ…)」

 

咲子「…とうっ!」ドッ

 

ギュィィン…!

 

日和「えっ…(今発動するの!?どれだけエネルギーが溜まってんの!?)」

 

咲子「ぶっ飛べ…クリムゾンハリケーンG2!」ギュン

 

ギュォォォォォオ!

 

日和「(まさかここまで追い詰められるとは思わなかったよ…)…ハァッ!」ボッ

 

咲子「…?」

 

日和さんは青い炎を全身に纏う。

 

日和「止める…モーニングドーン!」ダッ

 

ドゴォ!

 

日和さんは地面を殴り、青い炎を噴出させた。

 

ギュゥゥン…

 

咲子「(止まるな…)憑依:竜美!」カッ!

 

日和「!?」

 

咲子「極炎天桜舞…竜!」ギュゥゥン!

 

日和「なっ…!」

 

ドゴォォォ!

 

日和「ガァッ…(負ける、なんて…)」ヒュン…

 

…ドゴォ!

 

日和さんはぶっ飛び、壁に激突して倒れた。

 

『…勝者、桜木咲子選手〜!』




咲子の勝率、高いですね…

次回もよろしくおねがいします。


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兄 妹 喧 嘩 ①

復帰しました。


side桜木咲子

 

日和「いや〜、まさか負けてしまうなんて思わなかったよ」

 

咲子「油断してました?」

 

日和「するとでも?咲子は実力で私に初めての敗北を教えたんだよ」

 

咲子「…え、初めて負けたんですか?」

 

日和「うん、入学してから初めてだね。模擬戦含めて」

 

マジか。

 

日和「じゃ、そろそろ保健室へ行こっか」

 

咲子「ですね」

 

スタスタ

 

その後、アルコールが傷にめちゃくちゃ染みたのは別の話。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

side飛羽野ゼイル

 

茜「…お兄ちゃん」

 

ゼイル「なんだ?」

 

茜「今回は私が勝つからね!」

 

ゼイル「お、おう…」

 

戦闘開始直前、茜がそんなことを言ってきた。

 

千早『さあ、この兄妹喧嘩は一体どちらが勝つのでしょうか〜!』

 

兄妹喧嘩言うな。

 

千代『2回戦…開始!』

 

茜「行くよっ!」ドッ

 

ん、前(ちょっとした大会)と比べて速くなって…いや

 

ゼイル「風で加速しているのか」

 

茜「その通り!エアーバレットV2!」ギュルルルル!

 

ゼイル「クレセントムーン!」ゴォッ!

 

キィン!

 

風の球を弾き返した。

 

茜「一個は流石に無理か…じゃあ大量に!」ビュン

 

ポイポイポイッ!

 

ゼイル「東方の弾幕かよ…」

 

それぐらい密度があった。

 

ゼイル「エアライドV2!」スタッ

 

ササッ!

 

弾幕を少しずつ避けていく。

 

茜「ほいほいほーい!」

 

ゼイル(なるほど、攻撃力が足りないなら弾数で勝負ってか)

 

なら、ちょうどいい技があるな。

 

ゼイル「ハッ!」ギュン

 

周りに影が溢れる。

 

茜「…?」

 

ゼイル「ダークブラスター」スッ

 

ゴォォォォ!

 

手から凝縮した影を光線のように発射する。

…一応、シャドースクリューの強化版だ。

(回転はどこいった!?)

 

バスッ!

 

弾幕を消し飛ばした。

 

茜「ええっ、ちょっとそれはないじゃん!?」

 

ゼイル「今は戦闘中だ、ルールを破らない限りなんでもありだろ?」

 

茜「むぅ…絶風斬!」ズバッ

 

ババババッ!

 

今度は飛斬撃かよ…

 

ゼイル「ダークブラスター」スッ

 

ドガーン!

 

前方の弾幕を消しとばす。

 

茜「…とうっ!」

 

シャッ!

 

横からもかよ…

 

ゼイル「飛ぶしかないなおい!」サッ

 

別に当たっても支障はないが、俺の中の弾幕ゲーは全弾避けたいとう謎のプライドが許さないんだよぉ!

 

ゼイル「天空落としV2!」ギュゥゥン!

 

茜「うわっ!?」

 

掠ったようだな。

 

茜(弾数で勝負しようと思ったけど、やっぱり無理だったのかな?)

 

弾幕を全て消し飛ばした。

 

茜「…そうだ!」

 

ゼイル「?」

 

茜「能力を活用すればいいんだった!」ピラッ




シャドースクリュー→ダークブラスター

茜は一体どうやって能力を活用するのか…?

次回もよろしくおねがいします。


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兄 妹 喧 嘩 ②

少しキャラ崩壊あり…?


side飛羽野ゼイル

 

茜「…そうだ!」

 

ゼイル「?」

 

茜「能力を活用すればいいんだった!」ピラッ

 

茜は突然そんな事を言い、能力であるスキマを開いた。

 

ゼイル「何をする気だ…?」

 

茜「こうする気だよ…よっ」スポッ

 

茜はスキマの中に入り、上半身だけ出す。

 

ゼイル「はぁ…?」

 

茜「そして…こうっ!」

 

ドッ!?

 

ゼイル「ッ!?」サッ

 

何だ今の!?

 

茜「ハロー」

 

茜はいつの間にか反対側にいた。

 

ゼイル「………ほう」

 

なるほど、ジッパーのようにスキマを動かす事で半端ない機動力を持つのか…

 

茜「これを活用して…そぅれそぅれ!」ポイッ!

 

再び放たれる弾幕。(エアーバレットV2)

 

ゼイル「しかも機動力が上がってるから下手に動けないな…」

 

……ん?

 

茜「………♪」ピラッ

 

茜が俺の頭上でスキマを開くと…

 

ドバババッ!

 

ゼイル「ファ!?」

 

大量の弾幕が降ってきやがった。

 

ゼイル「おいふざけんな!」ササッ

 

四方八方から飛んでくる弾幕なんて誰が避けれるんだよ!」

 

茜「お兄ちゃん」

 

ゼイル「それ言うな!」

 

後、声に出てたのかよ!

…チクショウ、どうすりゃいいんだ?

 

ゼイル「ダークブラスター」ドガーン!

 

…シュゥゥゥ!

 

コイツは2秒しか弾幕を消さないしな…

 

茜「ほれほれ〜!」ニヤニヤ

 

ゼイル「………」イラッ

 

その顔、な〜んかムカつくな…

 

ゼイル「ぶん殴ってやるよぉぉ!」ドッ

 

茜がいる方向に突っ込む。

 

茜「あ。ほい」シュッ

 

しかし目の前でスキマを閉じられた…

 

ゼイル「ッ!?あぶねぇ…」

 

後少しで場外になるところだったぞ…

 

茜「お兄さんこちら、弾幕の方へ〜♪」

(元ネタ:鬼さんこちら、手の鳴る方へ〜♪)

 

さらっと替え歌を作ってやがる…

 

ブチッ

 

ゼイル「もうキレたゾ☆悪魔化ぁぁぁ!」

 

ギュォォォ!

 

茜「…あれ?なんかオーラが強くなってるような…」

 

シュゥゥゥ…

 

ゼイル「ぶっ飛ばしてやるぞ、妹よ」

 

茜「やれるものなら「やってみるぜ?」…ゑ」

 

圧倒的スピードで茜の後ろに回り込んだ。

 

ゼイル「オリャァ!」

 

ゴンッ!

 

茜「いた〜い…」

 

ゲンコツを叩き込んでやった。

 

ゼイル「こんなんじゃ済まないぞ?」ニコッ

 

茜「えっ…でも、私年下の妹…」

 

ゼイル「んなもん今は関係ねぇんだよぉぉぉ!」ゴォォォォ

 

茜「…オワタ」

 

ゼイル「デビルバーストG3ィィィ!」ギュゥゥン!

 

茜「ッ、とぅっ!」シュッ

 

茜は急いでスキマを閉める。

…そうすると思ってたぜ。

 

ゼイル「もう片方のスキマ狙いなんだよぉぉ!」

 

茜「えっ…!?」

 

ドゴォォォ!

 

茜「ギャフン!」

 

ヒュゥゥゥ…

 

ゼイル「…っと」ガシッ

 

茜「」ちーん

 

『…勝者、飛羽野ゼイル!』

 

ゼイル「ふぅ…」

 

疲れたな…




ゼイル、お疲れ様。

次回もよろしくおねがいします。


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兄 妹 喧 嘩 ③

何故タイトルが前回と同じなのかって?

別の兄妹の喧嘩だからですよ。

…遅れてスミマセン。


side室見メイ

 

メイ「また、戦いますね」

 

出夢「今度こそ僕が勝たないと、兄としてのプライドが立たないからね…」

 

千早『3回戦も兄妹喧嘩!一体どちらが勝つのでしょうか〜!?』

 

兄妹喧嘩言わないで下さい!

 

千代『3回戦…開始ッ!』

 

それでは早速…

 

メイ「戦略:初見殺し!」

 

スパパッ!

 

次元斬りで俺の目の前の空間を斬って斬って斬りまくります。

 

出夢「…?(もしかして、視界を斬ってる?)」

 

メイ「からの…真ゴッドノウズ!」ギュン!

 

…パリィン!

 

まるで画面が割れたように、空間が割れました。

 

出夢「!?(違う、空間ごと割ったのか!)バッテンスロウV2!」ドッ!

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「戦略:初見殺しは破られましたか…」

 

出夢「似たようなものを別の人から食らった事があるからね…」

 

メイ「そうですか。なら、これはどうです?分身!」ポワン!

 

4人とも一気に出しました。

 

メイ「四方と空中へ移動です」

 

4人『了解』

 

ダッ

 

出夢(囲まれた…今度は何を?)

 

この技は恐らく、咲子さんじゃ破れません…

 

5人『斬一閃改!』

 

ス パ ァ ン !

 

お兄さんの頭上、そして周りの空間を斬りました。すると…

 

ギュゥゥン…!

 

出夢「なっ!?」ドゴッ

 

斬れた空間がコピー&ペーストをされたように広げられ、俗に言うミラーダイメンションになりました。

 

5人『Q・E・D』

(略:クワントンタイム・エンドレス・ダイメンション)

 

一応、これは奥義技です。

 

出夢「この空間は…ッ」サッ

 

地面の一部が浮き、お兄さんに向かって飛んで行きました。

 

出夢「いつ、こんな技を?」

 

メイ「…能力に目覚めてからずっと鍛えてました」

 

つまり大体10ヶ月です。

 

出夢「そうかい。極重力球…弾幕!」バババッ!

 

お兄さんは青紫色の弾幕を放ってきました。

 

メイ「分身解除」ポワン!

 

この状態の方が避けやすいですね。

 

メイ「極火斬り!」

 

ズバッ!

 

俺から半径2メートル以内の弾幕を全て斬りました。

 

出夢「この空間は脱出できないけど、逆に利用はできる…!」バッ!

 

メイ「そうですか…ッ!」

 

出夢「極重力球弾幕!」バババッ!

 

お兄さんは弾幕を再び放ってきます。

完全に東方ですね。

 

メイ「飛梅・燕返し改!」シャッ!

 

金色の飛斬撃を飛ばし、お兄さんを狙いました。

 

出夢「…っ、危ない」サッ

 

メイ「チッ」

 

出夢(え、メイは舌打ちするのかい!?)

 

攻撃が当たらなくてイライラしますね…

 

メイ「…本気モードだゴラァ!」

 

ぶっ飛ばしたるわ!

 

メイ「命命斬りィ!」

 

ズバズバッ!

 

出夢「ちょ…!?(口調が変わった瞬間、威圧感が強くなった…)」

 

倒してやるぜぇぇ!




次回もよろしくおねがいします。


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兄 妹 喧 嘩 ④

また遅れました…マジでスミマセン。


side室見メイ

 

メイ「命命斬りィ!」

 

ズバズバッ!

 

出夢「ちょ…!?(口調が変わった瞬間、威圧感が強くなった…)」

 

倒してやるぜぇぇ!

 

出夢「ッ、真グラビティスラッシュ!」ズシャッ!

 

メイ「…チッ」

 

止められたか。

 

メイ「絶風神の舞!」ビュゥゥン!

 

ぶっ飛べ!

 

出夢「それの対策はできてるよ…ハッ!」ズシッ!

 

メイ「…!」

 

自分にかかる重力を増やしたのか…

 

メイ「ならこうだな。…ドラァ!」ドッ

 

刀を構えて兄に突っ込む。

 

メイ「命命斬り!」ズバッ!

 

出夢「バッテンスロウV2!」ギュン!

 

…キィン!

 

刀とバッテンがぶつかる。

 

メイ「ハァァァァ!」

 

出夢「うおおおっ!」

 

…ドゴォ!

 

メイ「ッ!」ドサッ

 

出夢「…ふぅ」スタッ

 

エネルギーで俺達は弾かれた。

兄は宙返りをして着地したが、俺は大勢を崩してしまった。

 

出夢「(隙あり!)真グラビティスラッシュ!」ズシャッ!

 

兄の攻撃は直撃した。

 

メイ「ガハッ…!」ズドッ

 

こうなったら…!

 

メイ「分身!」ポワン!

 

4人が現れた。

 

メイ「場所につけ!」

 

4人『了解!』ダッ

 

シャッ!

 

出夢「…まさか!」

 

メイ「行くぞ…」

 

5人『Q・E・D!』

 

ス パ ァ ン !

 

範囲をさらに絞り、兄の行動範囲を小さくした。

 

出夢「しまった…」

 

メイ「かーらーのー?」

 

ビュゥゥン!

ボォォォッ!

ゴォォォォ!

バチバチッ!

ザパァァッ!

 

5人『ザ・テンペストG2!』

 

ゴォォォォォォォオ!

 

出夢「くっ…(どうすれば……!!!)ハァッ!」ギュン

 

兄は何故か動かず、そこに留まる。

 

メイ「ぶっ飛べぇぇぇぇ!」

 

出夢「僕は絶対に、負けないよ!」ズシッ

 

メイ「…?」

 

何をする気だ兄は?

 

出夢「名付けて…重力・ザ・ハンド!!」

 

ズシィィッ!

 

青紫色のエネルギーで出来た大きな手が現れ、混合した嵐がそれにぶつかった。

 

出夢「うおおおおおおおおおおおおおおっ!」

 

…ズシュッ!

 

メイ「なっ!?」

 

ザ・テンペストG2が、威力の巻き戻しごと止められただと!?

 

出夢「ハァ、ハァ、止められたよ…」

 

メイ「まさか止められるとは思わなかった」

 

出夢「もう互いが限界じゃないのかい?」

 

メイ「だな、ハハッ…」

 

天使化する体力もねぇ…

 

メイ「分身解除!」ポワン!

 

これでもう少し持つハズだ。

 

出夢「続けようか…真グラビティスラッシュ!」ズシャッ!

 

メイ「ゴッドキャッチG…グフッ!?」ズドッ!

 

は、速い…!?

 

出夢「気付かなかったようだね。僕は周りの重力を少しずつ強くしてたのさ」

 

メイ「なん、だと…」

 

出夢「おかげてメイの体力消耗も大分早くなった。…フンッ!」

 

カッ!

 

メイ「ガッ…」

 

バタン

 

出夢「僕の作戦勝ちだよ」

 

千早『勝者、室見出夢!』




なんと、出夢が勝ちました!

次回もよろしくおねがいします。


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早速バトル!レインvs花①

三日連続で遅れました…

あ、活動報告を見てください、投稿頻度の変更があります。


sideレイン・キサラ

 

レイン「初めまして」

 

花「君が初日で6位になった転校生かな?」

 

レイン「そうです」

 

花「ふーん。ま、よろしくね」

 

千早『転校二日目でバトルデーに出場したレイン選手!どのような戦い方を見せるのでしょうか!』

 

あの2人、実況をやってるのかな?

 

千代『それでは3回戦…開始!』

 

♪稲葉曇-ロストアンブレラ

 

花「先手は君に譲るよ」

 

レイン「どうも…!」ドッ

 

これはいいチャンスだね!

 

レイン「ソウルブラスター!」

 

ドガーン!

 

花「(光線!?)…ポイズンアーム改!」ガシッ!

 

先輩は紫色の手で光線を掴んだ。

 

…シュゥッ!

 

花「っ!?」サッ

 

レイン「あちゃぁ…」

 

軌道がズレちゃったか…

 

花「今度は私だね。…真炎毒!」ボシュッ!

 

赤紫色の塊が飛んできた。

 

レイン「白炎結界!」ボォッ!

 

プスプス…

 

弾幕を防いでいく。

 

シュゥゥゥ…

 

レイン「これは…っ!」グッ

 

毒ガス!?まさか…

 

レイン「先輩の能力は、毒ですか…?」

 

花「その通り♪…さらに飛ばすよ!」ドッ!

 

ボシュゥッ!

 

レイン「うわぁ…」

 

これは多い。

多いなら…

 

レイン「消し飛ばしちゃえ♪破壊光線!」スッ

 

ジビビビッ!

 

花「ええっ!?(今のは一回り大きかったよね!?)」

 

破壊光線で飛んできたものを一気に消し飛ばした。

 

花「君、結構危険なんだね」

 

レイン「え?」

 

花「攻撃が」

 

レイン「…?」

 

そりゃ、相手を攻撃するんだから危険なのは当たり前なんじゃないの?

 

レイン「…まあいっか」

 

花(よくないよ!?)

 

レイン「ソウルブラスター…連射!」スッ

 

ギュィィン…!

 

花「(大杉!?)ポイズンアーム改!」バッ

 

レイン「…発射ぁ!」

 

ドガァァァァァン!

 

花「くぅぅ!」

 

…ピキピキッ、ドゴォォ!

 

花「きゃぁっ!?」

 

お、当たったね。

 

シュゥゥゥ…

 

花「痛いね…ホントに危険だよ」

 

レイン(さっきから危険危険しか言ってないね…)

 

花「そろそろ…本気を出そうかな?」

 

レイン「それって…」

 

花「悪魔化だよ」

 

レイン「…どうぞ」

 

花「ふふっ、後悔しないでね!悪魔化!」カッ!

 

ギュォォォ…

 

花「猛毒の悪魔、ベノム!」

 

レイン「おお…!」

 

やっぱりかっこいい…!

 

レイン「じゃあ私も…ソウル融合!」カッ

 

シュゥゥゥ…

 

レイン「行きますよ!」

 

ドッ!

 

手にエネルギーを纏って突撃する。

 

花「…来い!」

 

レイン「破壊光線…拳バージョン!」ギュン!

 

花「ポイズンアーム改!」ドッ

 

ギュゥン!

 

私の拳と毒の腕がぶつかり合う。

 

レイン「ハァァァァ!」

 

花「……っ!」

 

…ドギュン!

 

花「ガハッ…」

 

拳は毒の腕を破り、先輩に命中した。




次回もよろしくおねがいします。


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体力切れ!?レインvs花②

久々に時間通りですね…


sideレイン・キサラ

 

花「ガハッ…」

 

拳は毒の腕を破り、先輩に命中した。

 

レイン「ふぅ」

 

拳バージョンはギガインパクトより性能が劣るんだよね…

 

花「ハァ、もうちょっとこう、『何、止められただと!?』みたいな展開が欲しいんだけど?」メタい!

 

…え?

 

レイン「何の事ですか…?」キョトン

 

花「知らないならいいよ…真炎毒弾幕!」

 

ボシュゥッ!

 

再び弾幕が飛んできた。

しかも今度は悪魔化してる状態、威力は数倍上がってるハズ。

 

レイン「白炎…」

 

花「………」ニヤリ

 

レイン「結界…?」

 

花「発射」ポチッ

 

先輩は何かを押す動作をした。すると…

 

シュゥゥゥ…!

 

レイン「!?ケホッ…」

 

煙!?

 

…ドゴォ!

 

レイン「ガッ…」

 

これじゃあ見えない…!

 

レイン「破壊光線!」ジビビビッ!

 

煙を晴らそうとする。

 

…シュゥゥゥ!

 

花「残念、全方向から煙を出してるんだよ♪」

 

レイン「くっ…」サッ

 

今は頑張って気配を探って避けてるけど、これじゃ根本的な解決にならない…

 

レイン「白炎結界!」ボォッ!

 

これなら正面の煙は防げる。

 

レイン「ソウルブラスター連射!」

 

ズドドドドド!

パァッ…

 

花「…あ」

 

レイン「ハァ、ハァ…」

 

煙は晴れたけど、今のでだいぶエネルギーを使っちゃった…

 

花「もう疲れてるようだね」

 

レイン「もう、技が出せません…降参です」

 

千早『…勝者、藤崎花選手!』

 

レイン「これが日本の戦闘…」

 

ソジックとは大違いだね…

 

ー-------------------------------------

 

side桜木咲子

 

ピチャッ

 

咲子「そ、そこは…あっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日和「……(その反応はちょっと…)」

 

今私は傷の消毒をしてもらっている。

ハッキリと言ってめちゃくちゃしみるわね。

(喘いでると思った諸君、素直に挙手しなさい)

 

「はい、終わったわよー」

 

咲子「はぁ…痛い」

 

日和「大丈夫?」

 

咲子「コレのどこが大丈夫ですか」

 

日和「あはは…」

 

ガラガラ

 

ゼイル「咲子…来たぞ…」キラーン

(目が限界まで開いている)

 

…ゑ?

 

咲子「何その目?どうしたの?」

 

ゼイル「茜と戦ったんだが、中々…嫌かなりウザい戦法を使ってきたんだよ…」

 

咲子「なるほど…」

 

ゼイル「だから咲子、俺を癒してくれ…」ギュッ

 

ゼイルから抱き着いてきた。

 

ピトッ

(ゼイルが染みる部分に触れた音)

 

咲子「あんっ///」

 

ゼイル「ど、どした?」

 

日和(え、こんな所でするなんて中々大胆だね…)

※違います

 

咲子「ちょっと、傷が染みるから…」

 

ゼイル「その反応は勘違いしかしないぞ…」

 

私はしばらくゼイルに抱きしめられるのであった。




次回もよろしくおねがいします。


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コラボ編寸前の回

ちょっとエロいかもしれません。


side桜木咲子

 

今は放課後、私達はいつも通り基地にいる。

いるんだけど…

 

メイ「レイト君~」

 

レイト「メ、メイさん?」

 

メイ「負けちゃいました~」

 

レイト「うん、残念だったね」

 

メイ「だから俺を抱きしめてください!」

 

レイト「…こうかい?」ギュッ

 

メイ「はい♪」ニコッ

 

レイト(わお、僕の彼女超かわE…)

 

…我慢できないわ。

 

咲子「ゼイル…」

 

ゼイル「ん、どうしたんむっ!?」チュッ

 

咲子「んぅ~…ぷはっ」

 

ゼイル「ど、どうしたんだ?」

 

咲子「メイに嫉妬した」

 

レイト(撫でた方がいいかな?)ナデナデ

 

メイ「…えへへ♪」

 

ゼイル「……だな」

 

ほらね?

…それはおいといて。

 

咲子「そういえば…」

 

ゼイル「何だ?」

 

咲子「最近ヤってないわね…」

 

ゼイル「…おいちょっと待て、ココで言う事じゃないだろ」

 

咲子「エロ本、隠してるわよね?」

 

ゼイル「(ゑ、バレてんの!?)そんな事ないぞ?」

 

咲子「ホントに~?」

 

ゼイル「あ、ああ」

 

咲子「ふーん…巨乳の学生が出るエロ本は持ってないんだね?」

 

ゼイル「(バレたか…)持ってるぞ……あ」

 

ふふっ、誘導尋問成功。

偶々上手くいったわね。

 

咲子「………」ガシッ

 

ゼイル「ゑ」

 

ゼイルの右腕を掴んだ。

それを私の胸まで持っていき…

 

むにゅっ

 

咲子「///」

 

自分の胸をもませた。

ちなみにBカップである。

(メイはC、ルマは…EかF)

 

ゼイル「な、なにを…?」

 

咲子「今から私が言う質問に正直に答えなさい」

 

ゼイル「おう…」

 

咲子「…おっぱい大好きかしら?」

 

言うのが恥ずかしいわね…///

 

ゼイル「え、えっとな…「何ですぐに答えられないの?イエスかノーよ?」…イ」

 

咲子「イ?」

 

ゼイル「イエス…です」

 

…ふーん。

 

咲子「へぇ…」じー

 

私の彼氏は巨乳が好きなんだ…

 

咲子「ゼイル…」

 

ゼイル「咲子…?」

 

 

 

咲 子 「 安 心 し な さ い 、 貧 乳 で も 興 奮 さ せ て あ げ る か ら 」

 

 

 

ゼイル「…ゑ?」

 

咲子「今夜、楽しみにしてなさい♪」

 

(ФωФ)フフフ…

 

2人(空気になってる…?)

 

その後、私は1人でドラッグストアへ行った。

 

ー-------------------------------------

 

竜美「お母さんお父さん、お休み~!」

 

咲子「ええ、お休み」

 

ゼイル「お休み」

 

タタタ…ガチャッ

 

出たわね。

 

咲子「さて…ゼイル」

 

ゼイル「何だ…?」

 

咲子「コレ、飲みなさい」スッ

 

ピンク色の液体が入った容器を出す。

 

ゼイル「こ、これは…」

 

咲子「媚薬よ」どーん

 

しかも即効性。

 

ゼイル「ハッキリと言うな!」

 

咲子「コレを飲みなさい」

 

ゼイル「な、何でだ?」

 

咲子「貧乳でも興奮させてあげるって、言ったでしょ?」

 

ゼイル「そういう事だったのかよ!?」

 

咲子「さあ…」パカッ

 

ゼイル「ちょっ…」

 

咲子「飲みなさ~い!」

 

ゼイル「んぐっ!?」ゴクッ

 

…よし。

 

ゼイル「…!?(体が、熱い…)」

 

咲子「ふふっ…おいで♪」

 

ゼイル「はぁ、はぁ…咲子ぉっ!」

 

「アッー-------!」




ど う し て こ う な っ た ?

次回もよろしくおねがいします。


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異世界から来た

桜咲く。とMULAストーリーのコラボ編、スタートッ!


side桜木咲子

 

咲子「えっと、アルミは炎天掌で…」カタカタ

 

ドゴォ!

 

メイ「むぅ、やりますね…」カタカタ

 

私達はMULAの物語で通信対戦をしていた。

 

千早「そこの部分は、シャキッとした感じにしてくれ」

 

絵奈「オ~ケ~」カキカキ

 

千早は絵奈にキャラクターデザインの指示をしている。

もうすぐ4部ができるらしいわね。

 

留美「先輩」

 

咲子「どしたの?」

 

留美「ヒマです」

 

咲子「宿題でもやってなさい」

 

留美「3分で終わりました~」

 

咲子「アンタはムスカ大佐なの!?」

 

てか、高専の学習内容的に考えて3分はありえないと思うんだけど!?

私でも5分はかかるわよ!?

(それでも充分速えよ!)

 

留美「とにかく、何すればいいと思いますか?」

 

咲子「そうね…」

 

適当に言っておきましょ。

 

咲子「逆立ちで基地を20周してきなさい」

 

留美「分かりました!」タタッ

 

ガチャッ

 

メイ「…マジでやるんですね」

 

レイト「相当ヒマなんじゃないかな?」

(メイの隣で観戦している)

 

咲子「さぁ?…あ、回復っと」カタッ

 

ポワン!

 

メイ「うわぁ、イラつきますね…」

 

「そこは普通に必殺技でもぶちかませば?」

 

メイ「そうですね…え?」クルッ

 

咲子「…久々ですね、ソレ」

 

振り返ると先生がいた。

 

日花「よっ。メイにちょっと用があるんだけど、いいかしら?」

 

メイ「何ですか?」

 

日花「ついてきなさい」

 

メイ「はい…?」

 

咲子「…?」

 

side室見メイ(桜)

 

俺と先生は普通の公園に着きました。

 

メイ「それで、話って何ですか?」

 

日花「ココに敵が現れるのよ」

 

メイ「…え?」

 

日花「だから、アンタに討伐依頼を出すわ~」

 

メイ「ええ?(困惑)」

 

日花「とりあえず頑張りなさ~い」スタスタ

 

メイ「……?」( ゚д゚)ポカーン

 

…シュッ

 

メイ「!」ザッ

 

何か強い気配を感じますね…

 

メイ「…!?」

 

視界の先にはパーカーを着た強者感漂う集団がいました。

…あれが敵ですかね?

 

メイ「ハァッ!」

 

ドッ!

 

ー-------------------------------------

 

side入箱日花

 

…シュッ

 

私達は至って普通の公園にいた。

 

ネロイズム「…誰か来るぞ!」

 

「ハァッ!」ドッ

 

メイ「斬ッ!」ドッ!

 

ガキィン!

 

甲「なっ…コイツは…」

 

目の前にいたのは、見た目がメイにかなり近い少女だった。

 

「貴方達が先生が言ってた敵ですね?」

 

日花「…敵?」

 

「…あれ?何で先生がココに?」

 

「メイ、そいつは平行世界の私よ。それと敵なのは冗談よ」

 

名前もメイなのね…って

 

Sメイ「そうでしたか…」

 

M日花「私!?」

 

S日花「ごきげんよう、平行世界の私達」

 

とんでもない予感がするわ…




レインは出しません。

レイン「…解せぬ」

次回もよろしくおねがいします。


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大量に登場

キャラ多すぎてマジクソワロタンバリンシャンシャン。

MULAストーリー→M

桜咲く。→S


side坂田日花

 

S日花「ごきげんよう、平行世界の私達」

 

M日花「ええ…?」

 

アルミ「この世界の日花よ」

 

S日花「その通り。アンタ達で言うアルミのような立場よ」

 

こう言っておけば分かりやすいわね。

 

Sメイ「えっと、さっきから話に追いつけてないんですが…(お兄さんみたいな人もいますし)」

(ネロイズムの事)

 

「私も…」

 

「…あ、じゃあ私も」

 

「アンタはノリで言ってるだけでしょ…」

 

アルミ「ま、事情は後で説明するわ」

 

S日花「それがいいわね。…ついてきなさい」クルッ

 

「…?」

 

スタスタ

 

ー数分後ー

 

M全員『………』

 

とりあえずさとかに隊基地に連れてきた。

 

アルミ「コレは?」

 

S日花「私の弟子とメイを含むとある集団の基地よ」

 

へぇ…

 

Sメイ「ちょっと待ってて下さい」

 

コンコン

…ガチャッ

 

咲子「あら、帰ってきたのメイ…え」

 

出てきたのは咲子だった。

 

S日花「…よっ。客を連れてきたわよ」

 

「…What?」

 

ーさとかに隊基地ー

 

S留美「………」( ゚Д゚)ポカーン

 

千早「おお…」

 

レイト「ええ…?」

 

S絵奈「どゆこと~?」

 

みんなビックリしてるわね。

 

咲子「…とりあえず自己紹介を頼むわ」

 

M日花「…入箱日花よ」

 

平尾「坂田平尾だよ」

 

甲「志免甲だ」

 

アルヤ「アルヤ・マリオだ」

 

マリン「マリン・マリオよ」

 

フラン「フラン・ユメミルだぜ!」

 

Mメイ「私は室見メイ」

 

M絵奈「貝塚絵奈だよ~」

 

ルメ「ルメ・パンドラよ」

 

M留美「赤坂留美です…」

 

ネロイズム「僕はネロイズム」

 

ケーティ「ケーティ・マリオよ」

 

アルミ「そして最後に、アルミ・マリオよ」

 

うん、多いわね。

 

咲子「人数半端ないわね…」

 

アルミ「次にアンタ達が自己紹介しなさい」

 

S日花「じゃあ私からね。坂田日花よ」

 

咲子「日花先生の弟子の桜木咲子よ」

 

Sメイ「室見メイです。同姓同名ですね」

 

S絵奈「貝塚絵奈だよ~。同姓同名だね~」

 

S留美「赤坂留美です。私も同姓同名です」

 

つまり合計3組同姓同名の人がいると。

(前の苗字含めたら日花も入って4人)

 

レイト「室見レイトだよ、よろしく」

 

千早「七隈千早だ」

 

咲子「…以上ね」

 

アルミ「同姓同名が多いわね…」

 

M日花「紛らわしいわ…」

 

S日花「まあ、見た目は違いがあるから見分けはつくけどね」

 

Sメイ「…メイさん」

 

Mメイ「何ですか?」

 

Sメイ「貴女も剣士何ですか?」

 

Mメイ「そうですが…貴女も?」

 

Sメイ「はい♪」

 

もう仲良くしてるわね。

 

M絵奈「見た目ちょっと違うね~」

 

S絵奈「私は髪色が青みがかってるね~」

 

M留美「えっと、留美の属性は?」

 

S留美「火と風と雷だよ」

 

ルメ「多くない!?」

 

あっちの留美は何属性なのかしらね?

(風属性)

 

S日花「あ、日花」

 

M日花「何ですか?」

 

S日花「違和感しかないからため口でいいわよ。…咲子と勝負してみない?」

 

咲子「私と…?」

 

アルミ「…面白そうね」

 

M日花「えっと…」

 

咲子「…日花」

 

ため口だから私じゃないわね。

 

M日花「何?」

 

咲子「私と勝負よ!」

 

M日花「…ふふっ、いいわよ」




勝負だぁぁ!

次回もよろしくおねがいします。


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異世界バトル!咲子vs日花①

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=279249&uid=358559

回答、お待ちしております。


side桜木咲子

 

庭に出て戦闘の準備をする。

平行世界の日花先生…似たような技を使ってきそうね。

 

アルミ「場外、降参または気絶で勝敗が決まる。いいわね?」

 

2人『はい!』

 

S日花「じゃ…」

 

咲子「……」ザッ

 

M日花「……」スッ

 

S日花「戦闘…開始!」

 

ドッ!

 

日花が先に動いた。

 

M日花「開幕1秒炎天桜舞!」BLOOM!

 

咲子「(炎天桜舞!?)結界流しV2!」ガオン!

 

ギュルルルル!

 

早速似たような技を使ってきたわね。

フラグ回収速すぎでしょ。

 

咲子「今度は私の番よ…ハァッ!」ドッ

 

シュルル…

 

M日花(あの動きは!?)

 

咲子「天空落とし…V2!」ギュゥゥン!

 

M日花「マジか…(しかもV2に強化されてるのね…)なら…モーニングドーン!」ギュィィン!

 

ドゴォ!

 

私の技を防がれてしまった。

 

M日花「…ふぅ」

 

まさか日和さんの技も覚えてるとはね…いや、アレは先生が教えたからだったわね。

 

M日花(見た所力は互角のようね)

 

次はあの技を使った方がよさそうね。

 

咲子「さて…と!」ボッ

 

M日花「…?」

 

咲子「烈焼脚改!」ドゴドゴッ!

 

火を纏った連続蹴りを放つ。

 

M日花「ぐぅっ…」ガンッ

 

しかし日花をそれを腕で防御する。

…フッ。

 

咲子「からの、炎天掌改!」ズガァン!

 

M日花「(炎天掌!?しかも改!?)なら私も炎天掌!」ズガァン!

 

バゴォン!

 

小さな爆発が起こる。

 

咲子「…ふぅ」スタッ

 

M日花「まさかアンタも炎天掌を使えるとはね…」

 

咲子「アンタこそ、炎天桜舞を使えるとは思わなかったわよ…」

 

M日花「(つまり、咲子も炎天桜舞を使えるのかしら?…まあいいわ)くらえ…ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

咲子「ファ!?」

 

ソレも使えるの!?

 

M日花(コレは当たるわね…)ニヤッ

 

咲子「…ハァッ!」ギュォォォ!

 

M日花(…え、ちょっと待って!?)

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3!」ガシィッ!

 

シュゥゥゥ…

 

M日花(止められたんだけど!?)

 

咲子「ふふっ…」スッ

 

今のうちに左腕を地面に、と。

 

M日花「エグい技使うわね…」

 

咲子「エグい技ってアンタ…」

 

そしたら空中分解は何なのよ…

 

M日花「(…ま、いいか)そろそろ本気モードといくわ。スーパー化!」カッ!

 

S全員『!?』

 

日花を白い光が包む。

 

ビリビリ…

 

MS日花「ふぅ…」

(MULAスーパー日花)

 

咲子「紫色になった!?」

 

MS日花「恐らくアンタも変身できるでしょ?」

 

え、バレてる?

 

咲子「…その通りよ」

 

MS日花「じゃあアンタもやりなさい。お互い変身した状態でぶつかり合いましょ」

 

咲子「ふっ、いい考えね。天使化!」カッ!

 

MS日花(天使化?)

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界の天使、アンヘル!」

 

MS日花(アンヘルですって!?)

 

アルミ「安心しなさい日花、咲子のアレはただの変身、アンヘル本人じゃないわ」

 

MS日花(ですよねー)




解説

MULAストーリーにて、アンヘルという天使(という名の屑)がとんでもない事をしました。

次回もよろしくおねがいします。


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スーパー化と天使化!咲子vs日花②

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=279249&uid=358559

現在の確率
②、③50%
①、④0%

この状態だと高確率で③を書きます。


side桜木咲子

 

♪かいりきベア-アンヘル

 

咲子「…ハッ!」ドッ!

 

先制攻撃よ!

 

MS日花「白炎結界!」ボッ!

 

日花の前から白い炎が吹き上がる。

アレはレインの…なら!

 

咲子「…せいっ!」ドゴッ!

 

地面を拳で殴る。

 

ギュン…

 

MS日花「!?」

 

咲子「グランドクエイク!」

 

ドゴォォォ!

 

そして日花の真下から土砂を噴出させた。

 

MS日花「グッ…」

 

咲子「かーらーのー?ジ・インフェルノ!」ゴォォォォ!

 

今度は火球を飛ばす。

 

MS日花「反射火桜!」BLOOM!

 

青い花びらが現れる。

 

キィン!

 

咲子(反射された!?)

 

火球はこちらに向かって飛んでくる。

 

咲子「千手観音改!」ゴォッ!

 

ガシガシッ!

 

MS日花「ええ…」

 

…おっ

 

スッ

 

私の左手は日花の真後ろにある。

 

咲子「……そろそろね」ニヤッ

 

MS日花「何を…「炎天掌改!」…かはっ!?」ズガァン!

 

後ろから攻撃する。

 

フッ…

 

MS日花「腕…?」

 

ヒュゥゥン…カチッ

 

咲子「作戦成功っと」

 

MS日花(…バラバラの実の能力者かしら?)

(んなワケないだろ)

 

咲子「私の能力は能力の解除&使用不能、それと自分の体を分解する事よ」

 

MS日花「(…そろそろ私が攻めようかしら)…フッ」ニヤッ

 

咲子「…?」

 

私の真似かしら?

 

MS日花「時間停止!」

 

↓ブゥゥゥン…

 

ー-------------------------------------

 

S日花「まさかアンタも時を止めれるとはね…」

 

アルミ「まあ、あの能力は手に入れ方が若干特殊だからね」

(ドリンクを飲むと低確率で能力ゲット)

 

2人はそう話してるけど…

 

アルヤ「………」もぐもぐ

 

ポップコーン食べるのはおかしいを思うわよ、アルヤ。

(アルヤも時間停止持ち)

…まあいっか。

 

MS日花「攻撃火桜とケツイナイフと…ヘルフレイムで囲って、と」ボッ

 

少しエネルギーを使ったけど、別にいいでしょ。

 

MS日花「再生!」

 

↑ブゥゥゥン…

 

ー-------------------------------------

 

咲子「…!?」( ゚Д゚)

 

気付いたら私は色んな弾幕に囲まれていた。

 

MS日花(相当驚いてるわね)

 

…スキマがあるわね。

 

咲子「こうなったら…空中分解G3!」パラッ…

 

シュゥゥゥ…

 

MS日花(…粉になったんだけど?)

 

咲子「…ふぅ」

 

MS日花「バラバラってレベルじゃないわよね、今の?」

 

咲子「まあね。てか、アンタも時間停止を使えたのね」

 

MS日花「一応言っておくと、ココでは合計4人いるわよ」

 

咲子「ゑ…時間停止のバーゲンセールかしら?」

(元ネタ:ドラゴンボールの『超サイヤ人のバーゲンセールだ』)

 

MS日花「(まあ、そうなるわね)話はココまでにしましょ…炎天桜舞!」BLOOM!

 

咲子「極炎天桜舞!」BLOOOOM!

 

ドゴォォォ!




解説:この中で時間停止を使えるヤツら

アルミ・マリオ
アルヤ・マリオ(アルミの息子)
入箱日花(アルミの母親の転生)
坂田日花

次回もよろしくおねがいします。


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赤い台風と夕焼けの輝き!咲子vs日花③

side桜木咲子

 

ドゴォォォ!

 

互いの火桜がぶつかり合い、爆発が起きた。

 

…ドスッ!

 

MS日花「ガハッ!?」

 

咲子「ふふっ…前だけから撃つとでも思った?」

 

MS日花「後ろからも撃ったのね…」

 

その通り。前と後ろの2方向から撃った。

(エネルギーを後ろに集中させ、そこから発射できる)

さて…

 

咲子「マキシマムファイア改!」ギュゥゥン!

 

MS日花「(来たわね…!)天空掌!」ズガァン!

 

…風属性ですって!?

 

MS日花(驚いてるわね)

 

シュゥゥゥ…

 

MS日花「自分の属性以外の技が使えるのはアンタだけじゃないのよ…(アルミさんは5属性全部使えるし)」

 

咲子「そうよね…」

 

ちょっと作戦が思いつかないわね。こうなったら…

 

咲子「フンッ!」ボッ

 

MS日花「?」

 

火球を地面に投げ、その周りを走る。

 

咲子「コレの方が手っ取り早いのよ!ハァァァァ!」

 

MS日花(何が?)

 

ギュルルルル…!

 

MS日花「ゑ」

 

そこには赤い台風があった。

 

Sメイ「もう使うんですね…」

 

Mメイ「………」( ゚Д゚)

 

MS日花「ッ…」

 

いくわよ…!

 

咲子「ぶっ飛ばせ…クリムゾンハリケーンG2!」

 

ゴォォォォォォォォオ!

 

MS日花「想像以上にやばい風ね…!(もう使うしかないわ…!)ハァッ!」ギュン!

 

日花は手に黄色のオーラを纏う。

 

ドッ!

 

飛んだ…?

 

MS日花「止める…サンセットグロウ!」

 

ドギュゥゥゥゥゥゥン!

 

咲子「ッ、負けないわよ!ハァァァァ!」ギュィィン!

 

MS日花「絶対止める!うおおおおおお!」ギュィィン!

 

…ドガァァァン!

 

大きな爆発が起きた。

 

MS日花「ぐぅっ!」

 

咲子「うわっ!?」

 

ドサッ

 

背中が思いっきり地面にぶつかる。

エネルギーで覆っててよかったわ…

 

MS日花(くっ、今のでかなりエネルギーを使ったわね…)

 

憑依以外でもはや勝つ術がないわ…

 

スッ

 

咲子「フルパワーで行くわ…憑依:竜美!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

MS日花「!?」

 

コレが私の全力…

 

咲子「カンタンに言えばミキシマックスよ」

 

MS日花「(あ、なるほど…って)誰としたのよ!?」

 

咲子「それは企業秘密よ」

 

MS日花「は、はぁ…」

 

日花も立ち上がる。

 

MS日花「グリッチ化!」ズッ!

 

ギュォォォ!

 

オーラが…

 

咲子(黒い…?)

 

ビリッ…

 

MG日花「…ふぅ」

 

咲子「ええ…?」

 

MG日花「コレが私の第3形態、グリッチ化よ」

 

日花は…バグっていた。

帽子は黒、顔は目、鼻、口以外黒。パーカーの紐やフードは紫色。

そして全身にバグった感じの何かが浮かんでいた。

 

MS日花「覚悟はいいかしら…?」

 

咲子「…それは私のセリフよ!」




グリッチ化と憑依。

次回もよろしくおねがいします。


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グリッチと竜…!咲子vs日花④

この次の章のヒント

寺 野 次 郎 丸 と 門 司 渡 っ て 知 っ て る か ?


side桜木咲子

 

MG日花「覚悟はいいかしら…?」

 

咲子「…それは私のセリフよ!」

 

ドッ!

 

互いが突撃する。

 

MG日花「炎天掌・黒!」ズガァン!

 

咲子「炎天掌改・竜!」ズガァン!

 

ドゴォォォ!

 

黒と青白の炎天掌がぶつかり合う。

 

MG日花「(威力は互角のようね…)グリッチナイフ!」ヴァッ!

 

シュルルッ!

 

一瞬で現れた!?

 

MG日花「行けっ!」

 

ヒュン!

 

黒いナイフが四方八方から飛んでくる。

 

咲子「ッ、結界流しV2…連発!」ババッ!

 

ギュルルルル!

 

MG日花「チッ」

 

ゑ、舌打ち怖いんだけど!?

 

咲子「…打ち砕け!」

 

ドゴッ!

 

私の背後にドラゴンが現れる。

 

咲子「ドラゴン…スレイヤァァァ!」ギュゥゥン!

 

青い光線を発射した。

 

MG日花(サンセットグロウを使っても止められる気がしないわ…なら!)スッ

 

咲子「…?」

 

MG日花「…消滅!」

 

フッ…

 

咲子「なっ…!?」

 

光線は日花に触れた瞬間、跡形もなく消え去った。

 

咲子「ど、どういう事…!?」

 

MG日花「この状態特有の能力…触れた対象を消滅させる能力よ。ちなみに生命体にはできないわ」

 

咲子「は、はぁ…」

 

生命体にはできないのね、よかった…

(いやいや、できても消すワケないでしょ?)

 

MG日花「説明は以上よ…グリッチブラスター!」シャッ

 

ギュィィン…!

 

レインのソウルブラスターに似てるわね…黒いけど。

 

MG日花「発射!」

 

ドガァァン!

 

黒い光線が飛んでくる。

さっきから黒ばっかね。

 

咲子「結界流しV2!…魔王・ザ・ハンドG3!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

私は2連続で技を出し、日花の光線を止めた。

 

MG日花「対応力半端ないわね…」

 

咲子「極炎天桜舞・竜!」BLOOOOM!

 

MG日花(ええ…技名長っ!)

(そこかよ!?)

 

ヒュゥゥン!

 

MG日花「いちいち消滅してるヒマないわね…じゃあコレよ!」パチン

 

ゴォォォォ!

 

く、黒いヘルフレイム…!?

 

MG日花「ウィザーインパクト!」ヒュン

 

ドガァァン!

 

MG日花「…ふぅ」

 

咲子「……ッ」

 

技は全部出した…もう後がないわね…なら…

 

咲子「…日花、素晴らしい提案があるわ」

 

MG日花「どこかの上弦の参かしら?」

 

ああ、このネタ知ってるのね。

 

咲子「次、最後の攻撃にしない?残ってる全てを出し切りましょうよ」

 

MG日花「………(いい考えね)…採用」スッ

 

ギュィィン…!

 

咲子「おっ、やる気ね…!」スッ

 

ギュルルルル…!

 

お互いがエネルギーを溜める。

 

MG日花「準備オーケーよ…」

 

咲子「私もよ…!」

 

ドッ!

 

コレが最後の攻撃よ…!

 

MG日花「マリオファイナル・G!」ギュォォォ!

 

咲子「クリムゾンハリケーン・竜!」ゴォォォォ!

 

ドゴッ…

 

バガァァァン!

 

ー-------------------------------------

 

アルミ「あ、コレはヤバいわね」スッ

 

 

 

S日花「確かに」スッ

 

 

 

ピキッ!

 

 

 

2人は周りに結界を張った。

 

…そうしないと被害がヤヴァイのである。

 

 

 

ー-------------------------------------

 

シュゥゥゥ…

 

M日花「ケホッ…」

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

観客『………』

 

日花→場外

 

咲子→場外

 

設置してたカメラを見ると…

同時に場外。よって…

 

アルミ「結果、引き分け!」

 

2人「そ、そんなぁ…」




どうしても勝たせる事ができませんでした(白目)

次回もよろしくおねがいします。


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またどこかで会いましょう

コラボ編終了!
地の文少なめです。


side桜木咲子

 

M日花「疲れたわ…」

 

咲子「アンタホントに強いわね…」

 

アルミ「2人とも、お疲れ様」

 

S日花「ゆっくり休みなさい」

 

その後、私達は色々話しながら休んだとさ。

 

ー------------------------------------ー

 

Sメイ「分身!」ポワン!

 

4人『登場!』

 

Mメイ「ええええ!?」

 

ネロイズム「なるほど、多重人格なんだね…」

 

 

 

アルミ「火野有美ね…」

 

S日花「アルミの読み方を変えたら有美になるわよね」

 

アルミ「そうね。一応私の元狂気が火野有太なのよ」

 

S日花「へぇ…」

 

 

 

平尾「おお……」

 

千早「どうだ、ちゃんとできるか?」

(MULAの物語を見せている)

 

ルメ「ええ、かなりよくできてるわね」

 

甲「コレを半年ぐらいで作ったのか?」

 

千早「ああ、俺と千代の2人でな」

 

アルヤ「うおっ、すげーな…」

 

フラン「速すぎだろ…」

 

 

 

S絵奈「……どう!?」サッ

(描いた絵を見せる)

 

M絵奈「……いい!!」

 

マリン「絵奈が褒めるレベルって、アンタ凄いわね…」

 

S絵奈「そうなの~?」

 

マリン「ええ、絵奈はプロの画家だったし…」

 

フラン「なぁなぁ、それでマリンを描いて「フンッ!」ブフォッ!?」ドゴォ!

 

マリン「アンタの場合は水着姿とかでしょ?」イライラ

 

 

 

M留美「私の方が強い!」

 

S留美「いいや、私が!」

 

2人『むむむむむ…』

 

レイト「あはは…」

 

こんな感じで時間は過ぎていったとさ。

 

ー-------------------------------------

 

ー数時間後ー

 

夕方になった。

 

アルミ「じゃ、またどこかで会いましょ」

 

S日花「ええ…日花」

 

M日花「何、日花」

 

S日花「…世界、しっかり守りなさいよ」

 

M日花「…フッ、もちろんよ」

 

アルミ「……話は終わったようね。ハァッ!」

 

ギュォォォ…

 

空間が開く。

 

M全員『また会おう!』

 

S全員『もちろん!』

 

M日花(突入!ハァァ!)

 

シュッ

 

こうして、日花達の別世界日帰り旅行は、終わった。

 

ー-------------------------------------

 

日花達が来た数日後のこと。

 

咲子「………」

 

メイ「…はぁ」

 

『宣戦布告』

 

さとかに隊基地に謎の紙がきた。

 

メイ「何ですかコレ?」

 

咲子「『桜木咲子アンチ隊』ってヤツから来てるわね」

 

メイ「ええ…?」

 

私、なんか悪いことしたかしら?

 

咲子「まあいいわ。少し警戒する程度にしましょ」

 

メイ「そうですね…」

 

一方、その頃…

 

side七隈千早

 

「お前ら、集まったか?」

 

「へい、兄貴!」

 

千早「アレは筑紫新太…だよな?」

 

不良たちが集まっている。

 

新太「桜木咲子達クソ野郎どもを潰すぞ」

 

「へいっ!」

 

千早「…!」

 

こりゃヤバいな…

 

「でも兄貴、去年敗北しましたよね…」

 

新太「安心しろ、今回はヤクザと組んでる。那珂川組ってヤツとだ」

 

「マジすか!そりゃ百人力っすね!」

 

千早「なんだと…」

 

メイの両親を殺した組と組んでるのかよ!?

 

千早「ッ!」ダッ

 

一刻も早く咲子達に伝えなくては!




敵が組んだらどうなるのか?

次回もよろしくおねがいします。


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対応はどうする?

ちなみに、手紙はさとかに隊基地の扉に刺さっていた矢に結ばれてました。


side桜木咲子

 

咲子「少し警戒する程度にしましょ」

 

メイ「そうですね…」

 

ガンガンッ!

 

扉が叩かれる。

 

ガチャッ

 

千早「大変だ!ハァ、ハァ…」

 

来たのは千早だった。

かなり焦っている。

 

咲子「ど、どうしたの?」

 

千早「いいか、落ち着いて聞けよ…?」

 

そのセリフ、聞いたことあるような…

(本来は『いいですか、落ち着いて聞いてください』である)

 

ーただ今説明中ー

 

2人『はぁ!?』

 

千早「ホントに起きてる事だ」

 

まさか不良とヤクザが組むなんて…

 

メイ「………」ギリッ

 

うわっ、メイがキレそう…

 

咲子「そ、それで、コレと関係あるの?」

 

アンチ隊から来た封筒を見せる。

 

千早「ほぼ確実にソレだろうが!?」

 

咲子「ですよねー。開けるわよ」ビリッ

 

スッ

 

文字はパソコンで入力されたものだった。

 

『9月15日の夜、花町公園』

 

…はぁ。

 

咲子「コレ絶対ウソでしょ?」

 

千早「分からないぞ」

 

メイ「…千早、能力を使え」

 

千早「そ、そうだな…」

 

コンコン

…ガチャッ

 

翔「よっ、お前ら……どうした?」

 

翔、絵奈、レインの3人が来た。

 

咲子「コレを見なさい」スッ

 

手紙を見せ、概要を説明した。

 

絵奈「うわぁ…」

 

レイン「道理でメイがブチギレてるワケか…」

 

咲子「てか、ちょうど十五夜に設定するのは頭おかしいと思うわよ?」

 

千早「月に関係する能力を持ってるヤツがいるんじゃないのか?」

 

あ、なるほどね…

 

メイ「で、何処のどいつを斬ればいいんだ?」

 

咲子「アンタ完全にキャラ崩壊してるわよ?」

 

メイ「関係ない…二度とツラを見せないようにしたいだけだ」

 

かっこいいわね。

 

翔「まずは先生に相談だな」

 

咲子「そうn「もしもし」…ゑ?」クルッ

 

振り向くと…

 

日花「よっ、話はこっそり聞いてたわよ」

 

先生がいた。

 

咲子「いい加減この下りやめたいんですが…」

 

日花「そんな事、今はどうでもいいでしょ?」

 

咲子「そうですけど…」

 

いきなり背後に来るのはちょっと…

 

日花「それで、そのアンチ隊とやらをどうすればいいか、でしょ?」

 

咲子「はい…」

 

千早「普通に警察を呼びますか?」

 

日花「いや、ココは相手のメンタルを徹底的に殺るのが一番よ。警察はその後ね」

 

咲子「メンタルを殺るって…先生容赦ないですね…」

 

日花「だって、相手は不良とヤクザよ?容赦する必要がないじゃない」

 

メイ「いい考えですね、そうしましょう」

 

アンタはあっさり賛成するのね…

 

翔「じゃあ、とりあえず戦力を集めますか?」

 

日花「そうね、そうしなさい。じゃ、私は行くから、作戦は適当に考えてなさいよ~。時間停止!」パチン

 

シュッ…

 

先生は時を止めて場所を去った。

…誰を呼ぼうかしら?




さとかに隊は確定として、誰でしょうね?

次回もよろしくおねがいします。


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勧誘

曲作ってみました。
MULAストーリー-炎天桜舞(アルミのテーマ)

https://syosetu.org/?mode=url_jump&url=https%3A%2F%2Fyoutu.be%2FFNL1nD3n6mk

一応、咲子のテーマとしても使うのでリンク貼っときます。


side桜木咲子

 

一応さとかに隊全員呼んだわ。

 

現在いるメンバー

咲子、メイ、ゼイル、ルマ、レイン、翔、絵奈、祐樹、学、育也、レイト、千早、千代、竜美

 

咲子「…で、他に誰を呼ぶ?」

 

翔「ワンチャン俺達だけでどうにかならないか?」

 

千早「いや、相手の数は未知数だ。別の誰かを呼んだ方がいい」

 

メイ「兄と義姉はその日用事がある」

 

じゃあ出夢先輩は無理ね…

 

祐樹「…おい、ちょっと待て」

 

咲子「どしたの?」

 

祐樹「十五夜って休日だよな?」

 

咲子「そうよ。それがどうかしたの?」

 

祐樹「一郎とか風鈴を呼ぶのはどうだ?」

 

………!!!

 

咲子「めちゃくちゃいい考えね!アンタホントに祐樹!?」

 

中の人が違うのかしら?(メタい!)

 

祐樹「ちゃんと戸畑祐樹だが!?」

 

あ、いつもの祐樹ね。

 

咲子「そうときたら早速勧誘ね」

 

ゼイル「勧誘ってお前…」

 

咲子「英語にしたらリクルート、言葉としては会ってるわよん」

 

ゼイル「は、はぁ…」

 

竜美「???」

 

レイン「えっと、その一郎?とか風鈴?って誰?」

 

絵奈「それは…」

 

ーただ今説明中ー

 

レイン「なるほどね…それは頼もしいね」

 

咲子「じゃ、早速連絡取るわよん」

 

カタカタッ…

 

千代「オンライン会議のセットアップ完了」

 

学「仕事早いなおい!?」

 

後は4人を待つだけね。

 

ー数分後ー

 

風鈴『ハロー!』

 

一郎『久しぶりだな』

 

砂智子『いきなりメールが来てビックリしましたよ…』

 

流『どうしたんだ、咲子?』

 

来たようね。

 

咲子「ちょ~っと大事な話があってね…」

 

4人『?』

 

ー再び説明中ー

 

流『マジかよ…』

 

一郎『なるほどな…』

 

咲子「そこで、十五夜の日に来れる人を探してるのよ。来れる人はいるかしら?」

 

風鈴『うーん、私は北海道だし…』

 

流『俺は沖縄だしな…飛行機代はないから無理だ、スマン』

 

一郎『あ、俺は行けるぞ。前日の夜に行ってやる』

 

砂智子『ちょっと親に聞いてきます』スタスタ

 

一郎と流は即答ね。

 

咲子「風鈴は?」

 

風鈴『ゴメン、行けない!』

 

風鈴も無理と…

 

ガタン

 

砂智子『許可が出ました。私も行きます!』

 

咲子「ありがとう。じゃあ十五夜の前日…9月14日の夜9時博多駅ね」

 

2人『了解』

 

流『頑張れよ、お前ら』

 

風鈴『不良とかヤクザなんてぶっ飛ばしちゃって!』

 

行けない2人から応援された。

 

咲子「ええ、ぶっ飛ばしてやるわ。じゃあね」

 

ピロン

 

レイト「2人来るんだね」

 

咲子「ん、そうね」

 

育也「解散まで時間があるし、大まかな作戦を考えないかい?」

 

ゼイル「いい考えだ、不採用」

(元ネタ:mulaのものおきば)

 

育也「えっ?」

 

ゼイル「それは敵の情報を集めてからにした方がいい」

 

育也「あ、そうだったね…」

 

作戦か…

適当にやってりゃ勝つでしょ(脳筋)




↑IQ163の人の発言じゃない。

言うのを忘れてましたが、砂智子と咲子は外見がかなり似てます。

次回もよろしくおねがいします。


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メンタルを折ろう

昼休み中に曲作ってたら、クラスメートに
「(曲作る)スピードバケモンやろ」
と言われました。早いのは分かるけど解せぬ…


side桜木咲子

 

……………。

 

…………………。

 

……………。

 

咲子「はい、無言の575完成」

 

ゼイル「何やってんだ咲子…」

 

咲子「ヒマなのよ」

 

ゼイル「作戦を考えろ」

 

咲子「そうね…」

 

一応、相手のメンタルを折るという条件付きの戦法は何個かすでに考えてるのよね…」

 

レイン「え、早くない!?」

 

咲子「声に出てた?…いやね、前やったことがあるからすでに何個か考えてるのよ」

 

レイン「あ、そうなんだ…」

 

メイ「…咲子」ガシッ

 

咲子「ぐえっ!?」

 

メイに胸倉をつかまれた。

メイが!?胸倉を!?つかむゥ!?

 

メイ「その作戦を今すぐ教えろ」

 

咲子「は、離して…」

 

レイト「メイ、離してあげて」

 

メイ「…!?…ス、スミマセン。ちょっとイライラしてて」

 

正気に戻ったようね。

 

咲子「作戦の1つとして、相手と全く同じ方法で攻撃することよ」

 

メイ「…はぁ?」( ゚д゚)

 

理解できてないようね。

 

咲子「つまり、相手の得意分野で相手を潰すのよ。そうすることで劣等感を感じてメンタルを折れるわ」

 

翔「性悪だなおい…」

 

ええ、翔だけに。

(今部屋の温度が5度下がったな)

 

メイ「他にありますか?」ナデナデ

 

メイはレイトに頭を撫でられながらきいてくる。

 

咲子「そうね…逆のパターンもあるわ。つまり相手の弱点で潰すヤツね」

 

絵奈「それが普通でしょ~」

 

咲子「私が普通だと思う?」

 

絵奈「思わな~い」

 

咲子「そういう事よ」

 

ルマ「他にあるかな?」

 

咲子「…アンタがかなり動く作戦があるわね」

 

ルマ「えっ、ボクが?」

 

咲子「アンタの無限にある体力よ」

(序盤の真・体力テスト参照)

 

ルマ「あ、なるほど!」

 

咲子「アンタが…まあ、ひたすら骨とかケルベロスとか飛ばしときゃいつかは相手を倒せるわ。ケルベロスに攻撃をかみ砕かれるのは絶望するでしょうね」

 

祐樹(咲子ってこんなに性悪だったか…?(困惑))

 

こんな感じで、私は作戦考えたのだった。

 

ー------------------------------------ー-

side雷落一郎

 

「お~い、一郎!」

 

一郎「どうした、竹尾?」

 

竹尾「明日遊べるか?」

 

明日は…14日か。

 

一郎「スマン、用事があるから明日と明後日は無理だ」

 

竹尾「用事?」

 

一郎「ちょっと福岡にな」

 

竹尾「なぬぅぅぅ!?」

 

何だよその驚き方。面白いな。

(面白いのかよ!?)

 

ー--------------------------------------

side椿木砂智子

 

砂智子「咲子さん…」

 

彼女は恐らく断然強くなっているでしょう。

私を倒したあの技も…

 

「砂智子」

 

砂智子「はい、お母様」

 

「姉さんによろしく、ね?」

 

砂智子「はい!」

 

十五夜の決戦ついでに、私の叔母様に会う事になりました。

最後会ったのが10年以上前ですからね…

 

ー--------------------------------------

 

ピロン

 

「あら、秋から?」

 

『姉さん、砂智子が福岡に来るから、一晩泊めてくれる?」

 

「うーん…オーケーと」ポチッ

 

ガチャッ

 

「おばあちゃ~ん」

 

「あら、どうしたの竜美?」




…ん?

豆知識
レイトを男性として好きなのはメイと二ヨだけである。

次回もよろしくおねがいします。


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え、いとこ!?

Mulaのものおきばさんのファンミュージックを作って、YouTubeで投稿したんですよ…
本人からのコメントきました(狂喜乱舞)


side桜木咲子

 

そして数日後、9月14日の夜のこと。

 

『まもなく、新幹線が到着します…』

 

竜美「お母さん、眠い…」

 

咲子「だから家にいなさいって言ってたのに…」

 

竜美「だってぇ…」

 

ビュゥゥン!

(新幹線が着く音)

 

『博多~、博多~』

 

「あ、咲子さん。久しぶりですね」

 

咲子「ええ、久しぶりね砂智子」

 

砂智子「…えっと、この子は?」

 

咲子「竜美、自己紹介しなさい」

 

竜美「私は桜木竜美!…あなたはお母さんの友達?」

 

砂智子「…お母さん!?」

 

咲子「えっと…」

 

ー数分後ー

 

砂智子「あ、なるほど…」

 

咲子「そゆこと」

 

竜美「眠い~」

 

咲子「…早めに移動した方がいいわね」

 

スタスタ

 

博多駅を出て道を歩く。

 

砂智子「福岡って人多いんですね」

 

咲子「そりゃね。しかも東京とかとは違って環境的にも住みやすいし」

 

砂智子「…あ、ヨドバシがこんな所に」

 

咲子「ゲーセンもあって色々便利なのよね~」

 

※ヨドバシ博多は博多駅のほぼ真横にあります。

 

ー数分後ー

 

しばらく歩き、私の家がある住宅街まで来た。

 

咲子「それで、砂智子はどこで泊まるの?」

 

砂智子「おばさんの家に泊まる予定です」

 

咲子「それって?」

 

砂智子「確かココを曲がって」

 

咲子「ええ」クルッ

 

スタスタ

 

砂智子「ココは真っ直ぐで…」

 

…私の家に近いのかしら?

 

スタスタ

 

砂智子「右から6番目の家ですね」

 

咲子「…砂智子、その家の位置ホントにあってる?」

 

砂智子「?」

 

咲子「ソレ、私の家なのよ」

 

砂智子「えっ?」

 

咲子「とりあえず、アンタが言ってる"おばさん"の名前を教えなさい」

 

砂智子「確か…冬後春奈さんですね」

 

…ふゆご、ですって?

 

咲子「もう一回プリーズ」

 

砂智子「冬後春奈さん」

 

…マジか。

 

咲子「ソレ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…私の母さんの前の苗字ね」

 

砂智子「…ええ!?」

 

咲子「つまりアンタのおばさんは私の母さん…私達いとこなのね」

 

何という衝撃。

外見が似てるとは思ったけどね…

 

砂智子「…すぐおばさんに聞いてみましょう!」

 

竜美「………」スヤスヤ

(ずっと咲子におんぶされてる)

 

ー桜木宅ー

 

ピンポーン

…ガチャッ

 

春奈「お帰り、咲子と竜美。ようこそ、砂智子」ニッコリ

 

うわぁ、殴りたいその笑顔。

 

咲子「…母さん?」

 

春奈「いやぁ~、言うのを忘れちゃってた、テヘッ♪」ペロッ

 

砂智子「………」( ゚д゚)

 

春奈「まあ、とりあえず入りなさいな」

 

砂智子「は、はい…失礼します」

 

ガチャッ

 

咲子「それで、母さんはいつ私達がいとこだと思い出したの?」

 

春奈「数日前、秋(砂智子の母)から電話が来た時ね」

 

つい最近じゃない…

 

春奈「それにしても、アンタ達2人はそっくりね。まるで双子よ?」

 

砂智子「そこまでは似てませんよ…」

 

※そこまで似てます。




経緯

砂智子の母 冬後秋→椿木秋
咲子の母 冬後春奈→桜木春奈

偶々ですね。
てか、苗字を考えるのがカンタンで助かりました。
…冬と言えば?

次回もよろしくおねがいします。


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日付を設定したからといって油断してはならない

流石ヤクザと不良、汚い…

報告
運営によってこの作品は多重クロスと判定されました。
ストーリーはオリジナルですけどね。
…コレでかなり面白い事ができます。


side飛羽野ゼイル

 

咲子は恐らく今博多駅で砂智子を迎えてるだろう。

俺は福岡空港国内線ターミナルにいた。

 

「おお、ゼイル!」

 

ゼイル「よう、一郎」

 

一郎「お前だけか?」

 

ゼイル「ああ、咲子は砂智子を迎えに行った」

 

一郎「なるほどな…ちょっと質問がある」

 

ゼイル「何だ?」

 

一郎「その…咲子とは何処まで進んだんだ?」

 

……おい。

 

ゼイル「すぐ結婚したいレベル。質問は受け付けん」

 

一郎「OH…マジか」

 

ゼイル「マジだ。…この写真を見てくれ」スッ

 

俺のスマホの待ち受け画面…俺、咲子、竜美の3人が写ってる写真を見せる。

 

一郎「ゼイルと咲子と…誰だこの子?」

 

ゼイル「娘の竜美d「娘ぇ!?」…説明させてくれ」

 

一郎「是非頼む」

 

ーただ今説明中ー

 

一郎「……ゼイル」

 

ゼイル「何だ?」

 

一郎「その子、大事にしろよ?」

 

ゼイル「当たり前だ」

 

一郎「よし。…そろそろ行こうぜ」

 

ゼイル「ああ」

 

そして俺達は空港を出た。

 

ー空港から出て数分後ー

 

一郎「タクシーを呼ばないのか?」

 

ゼイル「別にそれほど遠くないしな。ゆっくり歩いて帰ろうぜ………?」

 

殺気を感じる…

 

ゼイル「一郎」

 

一郎「ああ…」

 

…ヒュン!

 

クナイが複数飛んできた。

…忍者かよ。

 

2人『フッ!』サッ

 

ザクッ!

 

クナイは地面に刺さる。

 

ゼイル「恐らくアンチ隊からだろうな…」

 

ヒュン!

 

また飛んでくるが、難なく避ける。

 

一郎「日付設定をしたクセにな…流石ヤクザと不良だ、汚い」

 

ゼイル「ココで戦うのはよくないしな…」

 

逃げるか。

 

ゼイル「一郎、俺の背中に乗れ」

 

一郎「ん?おう…」ガパッ

 

ゼイル「しっかりつかまってろよ!」ザッ

 

風神の舞!

 

ビュゥゥン!

 

「!?」

 

一郎「うおっ!?」

 

風を利用して空を飛ぶ。

 

ゼイル「ぶっ飛ばすぞ!ハァッ!」

 

ドッ!

 

ー数分後ー

 

…スタッ

 

数キロ飛んだ後、着地した。

ちょうど俺の家の前に。

 

ゼイル「一郎、大丈夫か?」

 

一郎「…ああ、大丈夫だ。てか、よく思いついたな」

 

ゼイル「今は戦わない方がいいと思ったからな」

 

一郎「そうか…」

 

ピンポーン

…ガチャッ

 

茜「お帰り~お兄ちゃん。ようこそ、一郎さん」

 

一郎「おう、泊まらせてもらうぜ」

 

ゼイル「ただいま」

 

…咲子にメールを送るか。

 

『一郎と家にいる』

 

よし。

 

ー--------------------------------------

 

side室見メイ

 

メイ「………」シャッ

 

刀を磨く。

…もっと鋭く。

 

メイ「…はぁ」

 

俺は一体どうすればいいんだ…?

 

ガチャッ

 

レイト「メイ、そろそろやめた方がいいんじゃないかな?」

 

メイ「…そう、ですね」

 

レイト「…メイ」ギュッ

 

メイ「…!」

 

レイト「僕は死なないよ。…いや、僕達は誰も欠けずに勝利を掴むんだ」

 

メイ「ううっ…レイト君…!」うるっ

 

俺はしばらく、レイト君の胸の中で泣くのでした。




自分の親の仇と戦うんですからね。相当つらいでしょう。

次回もよろしくおねがいします。


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決戦前夜…?

いつも通りのエルマルクオリティー。


side室見レイト

 

メイ「レイト君…♪」

 

ギュゥゥゥ…

 

僕はメイさんにずっと抱き着かれている。

 

レイト「えっと…メイ?」

 

メイ「何ですか?」

 

レイト「そろそろ離れ「嫌です」ええ…」

 

メイ「レイト君成分が足りないです」

 

レ、レイト君成分…?

 

レイト「何それ?」

 

メイ「レイト君に抱き着く事で得られる特別な成分です!」

 

レイト「何その変な成分」

 

メイ「変とは何ですか!?俺はそれがないとまともに生活できないんですよっ!?」プンプン

 

レイト「えっと…ゴメン?」

 

メイ「分かればいいんです」ギュッ

 

再び抱き着かれる。

 

むにゅっ。

 

レイト「メイ、胸が当たってるけど?」

 

メイ「柔らかい感触を楽しんで下さい♪」

※今のメイは軽くキャラ崩壊してます。

 

レイト「う、うん?」

 

柔らかいな~(白目)

 

メイ「(やっぱりこの体勢がいいですね)………えいっ」

 

レイト「うわっ!?」

 

ボスッ

 

ベッドに押される。

 

ガパッ

 

メイ「むふぅ~♪」

 

むにゅむにゅ

 

そしてその上にメイが抱き着いてきた。

正直に言ってヤバい。特に柔らかさが。

 

レイト(誰か、助けて~!コレ以上僕の理性が持たないよ~!)

 

メイ「…そろそろですね」ニヤリ

 

レイト「えっ?…んむっ!?」

 

メイ「ん~」チュッ

 

メイにキスされる。

…しかも大人のキスだ。

(エロい!)

 

メイ「レイト君…シましょ♡」

 

レイト「ゑ…」

 

アッー------!

 

ー--------------------------------------

 

ー次の日ー

 

レイト「こ、腰が…」

 

メイ「すぐ治りますよ」

 

レイト「そ、そうだけど…」

 

メイ「…ふふっ♪」ニコッ

 

うわぁ、可愛い笑顔。

 

レイト「今日の夜だよね、決戦は」

 

メイ「そうですね…まあ、ぶった斬ってやります♪」ニコッ

 

うわぁ…怖い笑顔。

 

side桜木咲子

 

砂智子「えっと…」

(咲子のパーカーを着ている)

 

咲子「…どう?」

(砂智子の服を着ている)

 

一郎「…マジで分からないんだが?」

 

ゼイル「右が咲子で左が砂智子だな」

 

咲子「ふふっ、流石ね♪」

 

砂智子「見ただけじゃ分かりませんよね?」

 

ゼイル「いや、雰囲気で分かるぞ」

 

一郎「ソレで分かるものなのか?」

 

ゼイル「ああ」

 

一郎「よく分からんな…」

 

この服入れ替え作戦、多分決戦で使うのよね~。

 

ー--------------------------------------

 

side????

 

ーこの世界の幻想郷ー

 

シュッ

 

「ん、ココは…」

 

神社周辺の森か。

 

「把握…」

 

…大体500メートル先に神社、と。

 

「ゆっくり歩いていくか」スタスタ




↑人物のヒント
俺の活動報告を見てみて☆

次回もよろしくおねがいします。


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集合…

後10日程で俺が小説を書き始めて一周年ですけど、やってほしい事とかありますか?


side桜木咲子

 

………。

 

咲子「後一時間ね…」

 

ゼイル「ああ…」

 

武器、よし。

簡易食料、よし。

パーカー、よし。

 

咲子「問題ないわね」

 

一郎「ありありだ。点呼しろ点呼」

 

あ、そうだったわね。

 

咲子「全員いるかしら?」

 

ゼイル、一郎、メイ、ルマ、レイン、翔、絵奈、祐樹、学、育也、レイト、砂智子、千早、千代。

 

咲子「いるようね…」

 

…!!

 

咲子「誰か来るわ」

 

シュッ

 

「よっ、集まってるようね」

 

…なぁんだ。

 

咲子「先生じゃないですか」

 

日花「ちょっとチェックをしたくてね。安心しなさい、既に警察に連絡してるから、存分に暴れまわっていいわよ」

 

そういう問題じゃない気が…

 

日花「じゃ…健闘を祈るわ。時間停止」

 

シュッ

 

…ふぅ。

 

咲子「みんな、準備はいい?」

 

全員『オーケー!』

 

咲子「じゃ、作戦通りに行くわよ」

 

砂智子「…はい」スッ

 

スタスタ

 

私、砂智子、ゼイル、学、育也の5人で公園に行く。

残りの人は?

…お楽しみよん。

 

ー数分後ー

 

コォォォォ…

 

日がちょうど沈み切る。

 

ザッ…

 

「へっ、たったの5人か」

 

咲子「その5人にアンタ達は今から倒されるのよ」

 

「お前らなんかに、できるかよぉ!」

 

敵の数…ざっと200人。

 

side室見メイ

 

メイ「………」

 

咲子さんが公園に着く頃ですね。

 

メイ「行きますよ」

 

一郎「ああ…」

 

スタスタ

 

千代さん、レインさん以外は俺と一緒に道を進みます。

…敵のアジトに。

 

ー数分後ー

 

レイト「ココが…」

 

メイ「………」ジャキン

 

刀を…構える。

 

メイ「汚いヤツら相手には汚い戦法で倒す」

 

シャッ…

 

名刀、飛梅をアジトの建物に向ける。

 

メイ「反射しろ…Q・E・D!」ポワン!

 

5人に分身する。

 

5人『…斬ッ!』

 

…スパァン!

 

建物の周りの空間は、ミラーディメンションとなった…。

 

ー--------------------------------------

 

「何だと…?」

 

敵のボスは驚いていた。

 

「何故現場に5人しか来ていない?…まさか」

 

情報が割れたのか?と考える。

 

「ありえない。あらかじめ考えていたのか?」

 

………。

 

「まあいい…」カチッ

 

プルルルル…

 

「筑紫に伝えろ、あっちに回せと」

 

『ハッ!』

 

ガチャッ

 

「さぁ、どうする…」

 

桜木咲子…いや、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火野有美?」

 

ー--------------------------------------

 

side火野有美

 

…?

 

有美「今、とてつもない殺気を感じたわね」

 

もしかして……いや、絶対そうね。

 

有美「あの野郎…」

 

まだ懲りないのね。

 

有美「…あの時殺せばよかったわ」

 

……寝よう。




次回もよろしくおねがいします。


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戦、始まる

最初は無双ですね。


side桜木咲子

 

「お前ら、いくぞぉぉ!」

 

『オォォォォォ!』ドッ

 

不良の集団が襲い掛かる。

 

咲子「みんな下がってて…神炎天桜舞!」BLOOOOOM!

 

シュバババッ!

 

「ぐわぁ!」

 

砂智子「咲子さん、しゃがんで下さい」

 

咲子「オーケー」サッ

 

砂智子「アースアローV2!」シャッ!

 

「ぬっ…フンッ!」バキッ!

 

不良は土の矢をあっさり折ってしまう。

 

砂智子「…かかりましたね!」ニヤッ

 

ぐにゃっ!

 

「な、何だコレ!?」

 

矢の残骸が土に変わり、不良に巻き付いた。

 

砂智子「育也君!」

 

育也「了解!フィールドスパークV2!」バチバチッ!

 

「ギャァァァ!」

 

…バタン

 

咲子「初見殺し成功、っと」

 

(クシシ、後ろに来てるのに気付いて「フンッ!」うごっ!?」バタン

 

ゼイル「気付かないと思ったか?」

 

「うおらぁ!」

 

学「地烈!」ドゴッ!

 

グラッ!

 

「ダニィ!?」

(元ネタ:ドラゴンボールのベジータ)

 

ゼイル「絶風神の舞!」ビュゥゥン!

 

『うわぁぁぁ…』キラン

 

咲子「そろそろ大技ぶっこむわよ!」ギュン!

 

ゼイル「分かった…みんな下がれ!」

 

スッ

 

「何をする気だぁ?」

 

咲子「まあ見てなさい…ハァッ!」

 

ゴォォォォ!

 

火球が現れる。

 

咲子「ジ・インフェルノ!」ドゴドゴドゴッ!

 

シュゥゥゥ!

 

みんなを下がらせたのは、火球に巻き込まれる恐れがあるからね。

 

「へっ…結界!」ピキッ!

 

…バリィン!

 

「嘘だドンドゴドーン!?」

(元ネタ:仮面ライダー剣の空耳)

 

バゴォン!

 

「グフッ…」バタン

 

咲子「…何か弱いわね?」

 

全員『お前が強いだけだろうが!』

 

そうかしら?

(周りから見たらそうです)

 

ー--------------------------------------

 

side室見メイ

 

メイ「突入!」

 

ドゴォ!

 

Q・E・Dが発動した建物のドアを突き破る。

 

「おうおう…」

 

「ボスが言った通りだったぜ…!」スチャッ!

 

待ち伏せしていた敵がそれぞれ銃を構えてくる。

 

一郎「コイツら、銃刀法というものを知らないのか?」

 

メイ「…知ってても無視してるだろうな」

 

ルマ「ケルベロス!」カシャッ

 

「ワォォォン!」

 

「ファ!?」

 

「何だよソレ!?」

 

ルマ「行けっ!」

 

「ガルルルル!」

 

「ッ、ぶっ壊せ!」

 

「おらぁ!」バンッ!

 

「ガルッ!」

 

バキィン!

 

一郎(銃をかみ砕きやがった!?)

 

「うそだろ…」

 

「グルルルル…」

 

「ヒ、ヒィィィ!」ダッ

 

翔「おっと逃がさないぜ?ホワイトブレードV2!」パキッ!

 

…ドスッ

 

「」バタン

 

逃がすワケないだろう…?

 

メイ「進むぞ」

 

一郎「ああ…(コイツ口調変わりすぎだろ!?)」

 

タタッ…




久々に技が大量に出てくるな…

次回もよろしくおねがいします。


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因縁

俺が小説を書き始めてもうすぐ一周年です。
そこで、質問コーナーをすることにしました!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=281106&uid=358559

質問、お待ちしております!


side室見メイ

 

メイ「進むぞ」

 

一郎「ああ…(コイツ口調変わりすぎだろ!?)」

 

タタッ…

 

…来るな。

 

メイ「ナオ」

 

ナオ「ええ…マキシマムファイア!」ゴォッ!

 

…ズバッ!

 

「ヒィッ!?」ドサッ

 

物陰に隠れて銃撃しようとしていたようだ。

 

一郎「(気付くの早いなおい…)お前らのボスはどこにいる?」

 

「お、お前らなんかに言うもんか!」

 

メイ「ほう?」

 

二ヨ「………」スッ

 

キィン…

 

「ヒッ!?」

 

二ヨが刀をヤクザの首にあてる。

 

メイ「答えろ。じゃないと…分かるな?」

 

祐樹(こ、怖ええええ!)

 

ルマ(アレがメイちゃんだとは思えないよ…)

 

千早(………)カシャッ

 

おいそこ、能力で撮るな。

 

「あ、あっちだ…」

 

右の方か…

 

メイ「…ウソではないようだ」

 

一郎「何で分かるんだ?」

 

ヤエ「目と声さね」

 

絵奈(ゑ、それで分かるの~!?)

 

メイ「吉、幾三」

(よし、行くぞ)

 

タタッ…

 

「た、助かったのk「一旦寝といて」おぅふ…」バタン

 

クミ「まって~!」タタッ

 

ー--------------------------------------

 

side火野有美

 

有美「ふぅ…」

 

結局、寝れなかった…

 

有美「ほぼ確実にアイツのせいでしょうね…」

 

私に殺気を送った相手…

 

有美「ヌーク・リート…」

 

ローマ字にすると、『Nuke Leet』。アイツは…

 

有美「私がだいぶ前に半殺しにしたのにね…」

 

まだ懲りないのかしら?

 

有美「…日花に絶対伝えないといけないわね」

 

今の私じゃ彼は殺せない。

 

有美「はぁ…」

 

一体どうしたものかしら…

 

ー--------------------------------------

 

side桜木咲子

 

咲子「ほいほいほ~い!」

 

ドゴドゴドゴッ!

 

『ギャフン!』

 

ゼイル「ダークブラスター!」

 

ドガァァン!

 

「うおっ!?」

(ギリギリ避ける)

 

砂智子「フンッ!」ドゴォ!

 

「グハッ」バタン

 

咲子「ホント、キリがないわね…」

 

学「ジリ貧になるぞこりゃ…」

 

咲子「…いや、それはないわね」

 

学「何でだよ!?この数だぞ!?」

 

咲子「天使化と憑依があるから」

 

ゼイル「変身できるのは俺と咲子だけじゃねーか…「いや、私もできますよ?」」

 

砂智子「二か月程前に会得したのです」

 

咲子「へぇ…」

 

「隙ありぃぃぃ!」

 

育也「それは叫ぶものじゃない、よっ!」ドガッ!

 

「ゲブッ!?」バタン

 

咲子「………」

 

敵が来ては倒す、敵がまた来ては倒す、敵がまたまた来ては倒す…

 

咲子「あ"あ"うざったいわね!一気に倒してやるわ!」ボッ

 

ゼイル「今やるのか!?」

 

咲子「ええ…下がってなさい!」

 

ギュィィン!

 

砂智子「…!!!(その技は…!)」

 

咲子「クリムゾンハリケーンG2!」ドッ!

 

ゴォォォォォォォォオ!




Nukeとは、放射能の略です。
つまり?

次回もよろしくおねがいします。


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復讐(笑)

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=281106&uid=358559

明日答え書きま~す。


side桜木咲子

 

ゴォォォォォォォォオ!

 

味方『このタイミングで!?』( ゚Д゚)

 

赤い台風が敵を襲う。

 

「な、なんだアレ!?」

 

「に、逃げるぞッ!」

 

…逃げる?

 

咲子「それはさせないわよ?」スッ

 

結界♪

 

ピキッ

 

「なっ…」

 

赤い台風と不良どもを結界で囲む。

 

「ウ…」

 

咲子「う?」

 

「ウソダドンドゴドーン!」

 

…ドゴォォォ!

 

ゼイル「…うん、やりすぎだ」

 

学「咲子怖え…」

 

シュゥゥゥ…

 

結界を解除すると、あちこちに不良の死体(死んでない)が転がっていた。

 

育也「あれ?もう僕達の持ち場は終わってない?」

 

砂智子「…流石にそれはないと思いますよ?ほら」

 

ゼイル「?」

 

クルッ

 

「ククク…久しぶりだなお前ら…」

 

…!!

 

咲子「アンタは…!」

 

一年前メイにボコされたのザコ不良!」

 

「ザコじゃねぇ!」イラッ

 

おお、怖い。

 

咲子「…で?何の用なの…筑紫新太」

 

新太「へっ、俺も不良なんだぜ?ボスではなくなったがな…」

 

ゼイル(学、コイツ誰だ?)

 

学(咲子が言った通り、一年前メイにボコされたザコ不良だ)

 

ゼイル(は、はぁ…)

 

新太「俺はあの時屈辱を味わったぜ…」

 

咲子「ケンカ売ったアンタが全面的に悪いわね」

 

新太「ッ…俺はその屈辱を晴らしに来た」ガラッ

 

武器は…釘バットね…

 

咲子「古っ!?」

 

新太「さっきからごちゃごちゃうるせぇんだよぉ!」ドッ

 

よし、煽り成功(黒い笑み)

 

ゼイル(おお、流石咲子だな…)

 

砂智子(なるほど、煽っていたのはそういう事だったんですね)

 

新太「エレキバットォォォ!」ブンッ!

 

筑紫は電気を纏ったバットを振ってくる。

 

咲子「烈焼脚改!」ドゴォ!

 

…ギィン!

 

新太「なっー」

 

咲子「炎天掌改!」ズガァン!

 

新太「グフッ…(何だ、このパワーは!?)」ヨロッ

 

咲子「あら、もう終わり?弱すぎでしょ」

 

新太「ッ、今のはかすり傷だぜ…」スッ

 

…いや、無理してるでしょどうみても。

 

新太「くらえ…!」バチバチ

 

エレキバットの強化版かしら?

 

新太「エレキバットブン回し!」ブンブン

 

味方(振り回すだけかい!)

 

咲子「はぁ…呆れた」スッ

 

ガシッ

 

新太「…!?」

 

私は筑紫のバットを素手で掴む。

 

新太「は、離せ…!」

 

咲子「アンタは復讐がしたかったようだけど…弱すぎる」

 

新太「何だと!?」

 

咲子「それと一年前のアレは完全に自業自得よ…出直してきなさい!」ボッ

 

新太「ッ…!」スッ

 

筑紫はバットで防御する。

…んなもん折ってやるわ!

 

咲子「真…烈焼脚!」ゴォッ!

 

…バキッ!

 

新太「なー」

 

…バゴォン!

 

新太「グフッ…」バタン

 

シュゥゥゥ…

 

筑紫の頭には、綺麗なタンコブができていたとさ。




復讐(笑)ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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恨み

追記 よーく見てたら投稿時間がズレてました(汗)


side室見メイ

 

一郎「この道…長いな」

 

祐樹「そんなレベルじゃねぇだろ!?」

 

絵奈「10分ぐらい走ってるね~」

 

メイ「…あ」

 

ルマ「どうしたのメイちゃん?」

 

メイ「コレ、Q・E・Dの壁だな」

 

味方『はぁ!?』

 

メイ「今すぐ範囲を広げる」

 

ドッ!

 

翔「うおぅ…」

 

メイ「…よし」

 

レイト「よし、じゃないんだよね」

 

千早「もっと早くやれよ…」

 

メイ「すまない」

 

ナオ(うん、やっぱりため口のメイは秀逸だね)

 

タタッ…

 

ー数分後ー

 

ザッ

 

「おうおう、来たぜ!」

 

「撃て撃て~ぃ!」

 

だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ

(やかましいわ!)

 

銃弾の嵐。

 

メイ「ナオ、ヤエ、クミ、二ヨ。全部斬るぞ」

 

クミ「う、うん…」ジャキン…

 

ヒュゥゥン!

 

メイ「…斬ッ!」

 

ス パ ァ ン ッ !

 

…よぅし。

 

翔「やっぱ規格外だな、お前」

 

メイ「今本気なだけだ」

 

「う、撃t「よっ」ギャフン!」バゴォン!

 

レイト「レーヴァテイン!」ゴォッ!

 

「うわァァァ!」

 

祐樹「ひょぇ~、もう倒されてる…」

 

ルマ「ボクの出番が~!」

 

メイ「手っ取り早く倒した方がいいだろ?進むぞ」タタッ

 

千早(撮っておくか。後からメイに見せて赤面させてやろう)

 

ー数分後ー

 

何度か敵に出くわしたが、速攻で片づけた。

今、俺達は 見 覚 え の あ る 部屋の扉の前にいる。

 

ナオ「コレって…!」

 

メイ「………」

 

ガチャッ

 

「ククク、待ちくたびれたぞ…室見メイ!」

 

メイ「まさかもう釈放されてるなんてな…那珂川遠賀」

 

那珂川組組長、那珂川遠賀がそこにいた。

 

遠賀「とある人がそうしたのでな。…さあ、死ねぃ!」スチャッ

 

…ドッ!

 

メイ「ヤツの能力は銃弾の追尾だ!撃ち落とせ!」

 

一郎「おう!雷神グフィストG3!」ドゴォ!

 

祐樹「サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

遠賀「ほう、流石に攻略法は知っていたか。なら…コレはどうだい?」ポチッ

 

…カシャン!

 

四方の壁から銃器が現れる。

 

レイト「なっ…!?」

 

遠賀「…撃て!」ポチッ

 

ドゴドゴドゴッ!

 

メイ「ッ、翔!絵奈!」

 

翔「ああ…うおおおお!」ピキッ!

 

絵奈「(みんなを守る!)真…大国謳歌!」ギュォォォ!

 

翔は氷、絵奈は能力を纏った技で銃弾から俺達を守る。

 

シュゥゥゥ…

 

2人「ハァ、ハァ…」

 

遠賀「………」ニヤリ

 

…予想通りだ。

 

メイ「命命斬り」

 

ズバッ!

 

遠賀「な…ガハッ…」

 

メイ「お前がそういう考えをするのはバレバレなんだよ…フンッ!」ドスッ

 

遠賀「」ガクッ

 

那珂川遠賀 気絶

 

レイト「え、どういう事だい?」

 

メイ「コレを見ろ」スパン

 

銃弾を真っ二つに斬る。

 

メイ「中に小型爆弾が入っている。そしてこの数だ…大爆発を起こすつもりだったんだろうな」

 

一郎「マジかよ…」




やはり遠賀は卑怯である。

次回もよろしくおねがいします。


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初代の戦闘

アンチ隊、不安よな。有美、動きます。
(元ネタはググってみて)


side火野有美

 

有美「…さて」

 

どうせ寝れないし、行くとするわ。

 

有美「確か、咲子達がアンチ隊ってヤツと交戦中だったわね」

 

もしかしたら、ソイツらのボスがヌーク・リートかもね。

 

有美「まあいいわ…」

 

シュッ

 

ー--------------------------------------

 

リートの気配(殺気)を探りながら、転送で移動する。

 

有美「…?」

 

強い気配が2つ…

 

有美「咲子とメイね。後…」

 

この建物ね。

 

有美「さて、ダイナミックなエントリーをしましょっか♪」

 

ギュン…

 

有美「ハッ…」グッ

 

…ドッ!

 

有美「飛び込み(神)炎天掌!」ズガァン!

 

バリィン!

 

建物の壁を突き抜ける。

 

「何だ何だ!?」

 

「侵入者だ!撃てぃ!」スチャッ

 

有美「神炎天桜舞」BLOOOOOM!

 

ドスッ!

 

「ぐわっ…」

 

うん、カスね。

 

ー数分後ー

 

この部屋ね。

 

コンコン

 

ドアをノックする。

 

しーん

 

返事はない。

 

有美「入らせてもらうわよ!」

 

ドゴォ!

 

「乱暴だな」

 

有美「私に殺気を送っておいてソレを言うのね、ヌーク・リート」

 

リート「………」スッ

 

ピュン!

 

有美「ッ…」サッ

 

放射線ね…

 

有美「フレイムバレットV4」

(弾幕技。V4で技の威力はクレセントムーンぐらい)

 

シュバババッ!

 

リート「…フン」ドカッ

 

…ピキィン!

 

リートは机を蹴飛ばし、それに放射線を当て原子構造を弄りダイヤモンドにした。

 

シュゥゥゥ…

 

有美「チッ…」

 

リート「俺は今戦うつもりはない」

 

有美「アンタがココにいる時点で、それは信用できないのよ!」ドッ

 

シュルル…

 

有美「天空掌!」ズガァン!

(炎天掌の風属性版。炎天掌より少し威力が高い)

 

リート「…ヌクリアレーザー」ビカッ!

 

有美「ッ!」シュッ

 

…バゴォン!

 

リートの能力は『放射能を操る能力』

核分裂、核融合、核爆発…などができる。

歩く核兵器なのよ、コイツは。

しかも悪事を働こうとする。

 

有美(だから今すぐにでもコイツを殺さないと…)

 

世界がほぼ確実に崩壊する…!

 

有美「ヘルフレイム∞!」ゴォォォォ!

 

リート「………」

 

ダッ!

 

…逃げる気ね。

 

有美「させないわよ!」パチン

 

ゴッ!

 

ヘルフレイムの火球を追尾型に変える。

 

リート「逃がす気なし、か」スッ

 

ピュンピュン!

 

リートは地面に放射線を打ち込み、地面の物質を弄る。

 

ピキィン!

 

そしてそれで防御した。

 

有美「クッ…」

 

リート「ココは逃げさせてもらう。まだその機会ではないのでな」ダッ

 

有美「させるk「後ろを気にしたらどうだ?」…!?」

 

シュゥゥゥ…

 

真後ろには、水素。

 

有美「ッ…!」

 

ドガァァン!

 

有美「グハッ…」

 

リート「………」

 

ヌーク・リート 逃亡

 

有美「クソッ…!」




はい、ラスボス候補登場。
能力ぶっ壊れとる…

次回もよろしくおねがいします。


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何か変なヤツら①

ドラゴンボールのギニュー特戦隊みたいなヤツら。


side桜木咲子

 

咲子「さて、と」

 

ゼイル「ボスっぽいヤツも倒したしな」

 

砂智子「これからどうします?」

 

学「…ん?」

 

育也「?」

 

学「おい、あっちから変なヤツらが来てるぞ」

 

ザッ、ザッ

 

「おぅいお前らぁぁぁ!」

 

「俺は貴様をムッコロス!」

 

咲子「………」

 

赤、青、黄色、緑、ピンク…

 

咲子「スーパー戦隊?」

 

しかもセリフが仮面ライダーね。

 

『違うわっ!』

 

「俺たぁちぃはぁぁぁ!」

 

ドドドドド…!

 

『牛乳特戦隊だぁぁぁッ!』シャキーン!

 

…そっち!?

 

学「ブハッ、ポーズだせぇwwww」

 

砂智子「…恥ずかしくないのでしょうか?」

 

「俺達は貴様らをムッコロスべくココに来た!」

 

「ケッチャコ着けようぞぉぉぉ!」

 

仮面ライダー、スーパー戦隊、ギニュー…頭がこんがらがってきたわ。

 

咲子「えっと、私は赤を相手するわ」

 

砂智子「私は黄色を」

 

ゼイル「俺は青で」

 

育也「じゃあ僕は緑」

 

学「俺ピンクかよ…」

 

『ピンクのぬぁにが悪い!』

 

味方『うるさい!』

 

喋り方がウザいのよ(怒)

 

咲子「…行くわよ!」ドッ

 

火を纏って、と。

 

咲子「飛び込み(真)炎天掌!」ズガァン!

 

赤「フンッ!」シュッ

 

…ドゴォ!

 

掌底とパンチがぶつかり、弾かれる。

 

…スタッ

 

咲子「意外と骨がありそうね」

 

赤「意外とは何だ意外とはぁぁ!」ボッ

 

ダッ!

 

赤「ムッコロォォォスッ!」

 

咲子「…来い!」

 

赤「レッドバーナー!」

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG3」ガシッ!

 

赤「むっ、ならばレッドキックぅぅ!」シュバッ!

 

咲子「ッ、結界流しV2!」ガオン!

 

ツルッ

 

赤「ゑ」

 

赤は結界流しをくらって滑り…

 

ずでーん

 

赤「」ちーん

 

咲子「…はぁ?」

 

頭から地面にぶつかり気絶した。

 

咲子「えっと…弱くね?」

 

side飛羽野ゼイル

 

ゼイル「クレセントムーン」ギュゥゥン!

 

青「アクアガードッ!」ザパッ!

 

…シュゥゥゥーッ!

 

俺の攻撃は水の壁を貫いた。

 

青「ぬぅ…」サッ

 

しかし避けられた。

 

ゼイル「………」

 

技がクレセントムーンに強化されてから、やけに命中率が低い気がするんだよな…

(変わってません、気のせいです)

 

青「来ないならこっちの番だッ!」ダッ

 

近付くのは悪手だぞ?

 

ゼイル「真風神の舞!」ビュゥゥン!

 

青「ぬわにっ!?アクアスフィア!」ギュゥン

 

シュゥゥゥ…

 

ゼイル「防がれたか…」

 

じゃあコレしかないな。

 

ゼイル「ダークブラスター」ギュィィン!

 

青「…ダニィ!?」

 

ドガァァン!

 

青「ぐわぁぁぁぁぁ!」

 

ちーん

 

ゼイル「…ゑゑ?」

 

コイツ、モロにくらわなかったか?

 

ゼイル「バカか?」

 

…まあいいか、俺の勝ちっと。




現在ハイなのでまともなヤツが書けませんでした。

次回もよろしくおねがいします。


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何か変なヤツら②

side椿木砂智子

 

砂智子「アースアロー!」ヒュン!

 

黄色「へっ、遅いぜぇぇぇッ!」サッ

 

大胆に避けますね…

逆にそれをすると効果がないので面倒くさいのですが。

 

黄色「くらえ!サンダークロススプリットアターック!」ビリビリッ!

 

ゑ、ジョジョ1部のダイアーですか?

 

砂智子「気化冷凍法…ではなくメガトンアッパー!」シャッ

 

バゴォン!

 

黄色「グフッ、何だと…」

 

バタン

 

砂智子「…弱すぎません?」

 

あっさりしてますね…

 

side竹下育也

 

緑「ウィンドブラストォォォ!」

 

技が弱いね。

 

育也「真無頼ハンド!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

緑「ほう、止めたか…面白い!」

 

育也(いやいや、アレを止めるのはウチでは当たり前だよ…)

 

むしろ防御力が一番弱いのは僕だよ?七隈兄妹意外で。

 

緑「俺のとっておきを見せてやる!」ギュィィン!

 

育也「…!」

 

強いのが来そうだね…!

 

緑「くらえ…風斬改!」ズバッ!

 

育也「」( ゚Д゚)

 

風斬!?弱すぎるよ!?

 

育也「(…もういいや)よっ」サッ

 

緑「な…俺の必殺技を避けただと」

 

育也「今度は僕のターンだよ…」ビリビリ

 

緑「ッ、来い…!」

 

育也「サンダーラッシュV3!」ドゴォ!

 

緑「グホォッ!?」

 

バタン

 

………。

 

育也「出オチ感ヤバくない?」

 

side本松学

 

ピンク「くらいなさい!ラブショット!」ピュン!

 

学「ザ・マウンテンV2!」グォッ!

 

…プスン

 

学「…は?」

 

威力弱くね?

 

ピンク「あたたたたたたぁ!」ピュンピュン!

 

…プスンプスン

 

俺が出した壁はびくともしなかった。

 

ピンク「はぁ、はぁ…」

 

学「えっと、大丈夫か?」

 

ピンク「スミマセン降参です」

 

学「お、おう…」

 

何か解せないな…

 

こうして、さとかに隊vs牛乳特戦隊は、さとかに隊のボロ勝ちに終わったのだった。

 

ー--------------------------------------

 

sideレイン・キサラ

 

千代「………」カタカタ

 

レイン「えっと、ヒマだね」

 

千代「そうね、那珂川組のサーバーを攻撃してから連絡以外する事がないわ」

 

レイン「でも、本拠地であるココが襲撃されるかもしれないから警備は怠っちゃダメだね」

 

千代「そうね…」

 

……!

 

レイン「千代、早速敵だよ」

 

千代「ええ…」

 

ガチャッ

 

「おうおう、本拠地は1人だけかぁ?」

 

「随分と舐められたものだなぁ!」

 

レイン「舐めてるのはそっちかもね?」

 

「ああ!?」

 

レイン「君達は私がぶっ飛ばしてあげるよ!」

 

ギュィィン!

 

「…ほう?」

 

レイン「ソウルブラスター!」ドガァァン!

 

「ナッパ、避けろー!」

(元ネタ:ドラゴンボール)

 

「ダニィ!?」

 

…ドゴォ!

 

「グハッ」バタン

 

ナッパ(あだ名) 気絶




最近ネタ結構入れてるな…

次回もよろしくおねがいします。


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不良の親はヤクザ

しかも超強い。


♪柴又

 

sideレイン・キサラ

 

「おらよっ!」スチャッ

 

ダンッ!

 

レイン「白炎結界!」ボッ

 

シュゥゥゥ…

 

「なっ…」

 

レイン「ソウルブラスター!」ギュン

 

ドガァァン!

 

「グオッ…」バタン

 

レイン「…で?もう終わり?」

 

「ヒィッ…」

 

敵共は怖気づいていた。

 

「どけ、お前ら」

 

「お、親分!」

 

レイン「親分?」

 

つまり、コイツらのボスね。

 

荒樹「俺ァ筑紫荒樹…お前らを潰しにきた」

(筑紫新太の父親)

 

レイン「へぇ…?」スッ

 

少し強い気配がするね…

コレは楽しめそうだ。

 

荒樹「…行くぞ!」

 

ドッ!

 

荒樹「フンッ!」ブンッ

 

筑紫は釘バットを振り回す。

 

レイン「白炎結界!」ボッ!

 

…ドシュッ!

 

レイン「なー」

 

荒樹「…オラァ!」

 

レイン「ッ…」サッ

 

白炎結界を破るなんて…

 

レイン「(次は強度を上げないと…)破壊光線!」ドッ

 

ジビビビッ!

 

荒樹「ほう…!」シャッ

 

ガキィン!

 

レイン「(跳ね返そうとしてる!?)ハァァァッ!」

 

…ドゴォ!

 

荒樹「ぬっ…」

 

筑紫は光線に弾かれ、体勢を崩す。

…今だ!

 

レイン「リーパーサイス!」シャキン

 

ドッ!

 

荒樹「…むんッ!」ダンッ

 

…キィン!

 

レイン「ッ…(相手の腕力が…!)ソウル覚醒…10%!」ギュン!

 

…ドゴォ!

 

荒樹「グハッ…」ヨロッ

 

レイン「…ふぅ」

 

もうソウル覚醒を使ってしまったよ…

楽しむどころか、コレは本気でいかないとね。

 

レイン「破壊光線!」ジビビビッ!

 

荒樹「それはもう経験した…」サッ

 

あっさり避けられてしまった…

 

レイン(どうすれば…)

 

荒樹「今度はこっちから行くぞ!」バチッ

 

レイン「…!」

 

荒樹「エレキバットォォ!!」ブンッ

 

レイン「白炎結界V2!」ボォッ!

 

ギィンッ!

 

結界を強化して攻撃を防ぐ。

 

荒樹「…何ィ?」

 

レイン「ソウル覚醒20%…」ギュン

 

ザパァァァ!

 

荒樹(水…コイツ属性2つ持ちか!)

 

レイン「アクアジェット!」ドッ!

 

水を纏って突進する。

 

荒樹「!?グォッ…」

 

レイン「…からの!」ボッ

 

荒樹「ッ…!」スッ

 

バットでガードしたか。

 

レイン「でも、無意味!破壊光線…拳バージョン!」ギュィィン!

 

…ドゴォォォ!

 

荒樹「ガァッ…クソッ…」

 

クリティカルヒットだね…!

 

レイン「そろそろトドメを…「できると思ったか?」…?」

 

荒樹「悪魔化ァ!」ドッ!

 

レイン「えっ!?」

 

ギュォォォ…

 

荒樹「バットの悪魔カッキャー…」

 

悪魔化ができるなんて…だいぶヤバいね…

 

荒樹「フンッ!」ドゴッ

 

レイン「ガハッ!」

 

動きが、見えなかった…

 

レイン「ソウル覚醒100%…!」ギュルルルル

 

舐めないで…!

 

レイン「ソウルブラスター!」ギュン

 

ドガァァン!

 

荒樹「…フンッ!」カキィン!

 

レイン「な…」

 

私の光線は、あっさり跳ね返されてしまった…。




つえーな…

次回もよろしくおねがいします。


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スピリッツバーン

久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


♪Rolling Sky-Ghost Warrior

 

sideレイン・キサラ

 

レイン「ッ、破壊光線!」ジビビビッ!

 

荒樹「…ムンッ!」ガッ!

 

跳ね返してきた!?

 

レイン「白炎結界V2!」ボッ!

 

…シュゥ!

 

レイン「ガッ…」

 

強化してすぐに破られるなんて…

 

荒樹「エレキ…」ビリッ

 

レイン「…!」ザッ

 

来る…!

 

荒樹「…バレッツ!」

 

ズドドドッ!

 

レイン「リーパーサイス!」シャキン

 

スパスパッ!

 

レイン「ハァァァッ!」

 

飛んできた電気の塊を鎌で斬っていく。

 

荒樹「フンッ…!」バチィッ!

 

レイン「ッ!?」ガキィン!

 

電圧と硬度が上がった…!

 

レイン「クッ…」ササッ

 

荒樹「おうおう、避けようってか?意味ないぜ…」パチン

 

…バチバチッ!

 

レイン「ギャッ…!」

 

電気の塊に囲まれ、その中で高電圧の攻撃をされた。

 

レイン「ハァ、ハァ…」シュゥゥゥ…

 

ソウル覚醒が、もう持たない…

 

レイン「本拠地を守るのは、私の仕事なんだ…!」

 

私は、みんなに頼られてるんだ…!

 

荒樹「…フン。トドメだ」バチッ

 

レイン「何人たりとも…ココは通さない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が守り通す!」

 

ギュォォォ…!

 

私は、その時不思議な光に包まれた。

 

荒樹「…土壇場だと!?」

 

シュゥゥゥ…

 

レイン「……あれ?体が元気になった…え?」バサッ

 

…翼ァ!?

後、髪色の青がかってる…まるでお母さんみたい。

 

レイン「私、悪魔化したの!?」

 

えっと、名前は…!

 

レイン「タマシイの悪魔、シュウコン!」

(タマシイを集めるって意味:魂集)

 

荒樹「悪魔化…か」

 

レイン「コレで対等に戦えるね…」

 

荒樹(対等ではないだろう…)バチッ

 

また来る…!

 

荒樹「エレキバレッツ!」バチバチッ!

 

レイン「…ハァッ!」ギュォォォ!

 

心臓の位置から巨大な赤い手が現れる。

 

レイン「タマシイ・ザ・ハンドォォッ!」ガシィン!

 

シュゥゥゥ…

 

荒樹「止めただと…」

 

レイン「…行けっ!」ギュン

 

ギュィィン!

 

レイン「ソウルブラスターG2!」

 

ドガァァン!

 

荒樹「バットガード…!」

 

…ドスッ!

 

荒樹「ガフッ…(クソッ、さっきとは段違いだ…)」

 

レイン「…フッ!」スッ

 

私のタマシイのエネルギーを最大限まで貯める。

 

ギュルルルル!

 

するとそれは青く輝く元気玉のようなものとなった。

…まあ、原理が近いからね。

 

荒樹「なっ…」

 

レイン「トドメだよ…スピリッツバーン!」ポイッ!

 

ドゴォォォ!

 

荒樹「クッ、グググッ…」

 

レイン「ハァァァッ…!」

 

バガァァン!

 

荒樹「グォォォォ…!」ヒュゥゥン

 

…ドゴォ!

 

『親分~!』

 

荒樹は吹っ飛び、地面に激突した。

 

筑紫荒樹 戦闘不能

 

レイン「で?まだやるの?」

 

「ヒ、ヒィィ!」

 

「親分を運べ!逃げるぞ!」

 

ダダダダダー

 

レイン「…ふぅ」シュッ

 

悪魔化を解除する。

 

レイン「少し休んで…ん?」

 

千代「………」ジーッ

 

後ろに振り向くと、千代がニヤニヤしながらカメラをこっちに…

 

レイン「…って動画撮ってたの!?」

 

千代「…悪魔化する前のセリフ、イイ!」グッ

 

レイン「は、はぁ…」




レインが何と悪魔化!イメージと全然違いますね!

悪魔化にしたのは、絵奈の天使化と対をなすものにしたかったからです。

次回もよろしくおねがいします。


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大親分現る

長えよ…


side桜木咲子

 

咲子「…?」

 

牛乳特戦隊とかいう変なヤツらを倒してから、強い気配を感じる…

 

砂智子「…!地中から何か来ます!」

 

学「結構深いぞ!?」

 

ゼイル「地面…?」

 

咲子「とりあえず離れるわよ!」バラッ

 

フワッ

 

左手の小指から体を離し、それを利用して空を飛ぶ。

 

育也「凄い応用方法だね…」バチバチ

 

うん、アンタもね。

(+と+電気が退け合う性質を利用して浮遊してる。リニアモーターカーみたいな感じ)

 

砂智子「…ハッ!」

 

学「とうっ!」

 

ボコッ

 

砂智子と学は地面の一部を操って浮かせている。

 

ゼイル「俺は普通に飛べるな」フワッ

 

風属性って移動に便利ね。

 

砂智子「…お出ましのようです」

 

…ボゴォォォ!

 

「ウオラァァァァ!」ビュン!

 

クルクル、スタッ

 

地面から勢いよく大男が現れ、宙返りして着地した。

 

「この俺こそがアンチ隊のリーダー…」

 

ザッ!

 

宗助「新宮宗助だ!…桜木咲子、貴様を潰しにきた!」

 

咲子「へぇ…」

 

こんな大男に私は恨まれてるのね。なんでだろ?

 

宗助「5人いるようだな…まとめて潰してやるッ!」スッ

 

ゴォッ!

 

地面が揺れる。

…あ、私の小指がヤバいわね。

 

咲子「ちょっと乗るわよ」スタッ

 

学「おう」

 

戻れ!

 

…カチッ

 

咲子「よし」

 

でも、もう飛べないわね。

 

咲子「まあいっか」ピョン

 

スタッ

 

相手の攻撃範囲である地面に着地する。

 

宗助「バカが!くらえ…」ゴゴゴゴゴ

 

ズドッ!

 

宗助「アーススパイク!」

 

ビュゥン!

 

ゼイル「この攻撃範囲は…やりすぎだろ!」サッ

 

宗助「地面は俺の縄張りだァ!」

 

こっちに来るわね…

 

咲子「真千手観音!」コォォォォ!

 

ガシッ

 

宗助「…ほう?」

 

咲子「ハァァァッ!」

 

パラパラッ…

 

こっちに来た土の棘を防ぐ。

 

宗助「骨がありそうだな…フンッ!」ドゴッ

 

新宮は地面を殴る。

 

学「…!咲子、避けろォ!」

 

咲子「…!?」グラッ

 

地面が大きく揺れる。

 

宗助「グラウンドブラスター!」

 

ドゴォォォ!

 

私の足元から土砂が…!

 

咲子「ッー」

 

…ズガァン!

 

宗助「…?」

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

新技だけど、今使わなかったら大ダメージを受けてたわ…

 

咲子「天空掌…!」

 

ゼイル「アレは…坂田先生が咲子に教えてた技か」

 

学「ずっと温存してたのかよ…」

 

ゼイル「一応、何個かまだ未使用の技があるぞ」

 

学「ハァ!?」

 

宗助「次はないぞ…ムンッ!」バゴッ!

 

ガシッ

 

新宮は左右に岩の柱を出し(岩柱じゃないよ)2本を片手ずつ掴む。

 

育也「一体何を…?」

 

宗助「今度はお前らを狙ってやるぜ」ザッ

 

砂智子(もしかして、それを…)

 

宗助「ストーンピラーズ!」ポイッ!

 

ギュォォォ!

 

咲子「…!?」( ゚Д゚)

 

岩の柱はとんでもないスピードでゼイル達に向かって飛んでいく!

 

咲子「避けて…!」




桃白白かよ。

次回もよろしくおねがいします。


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片付け(相手が味方を)

そういえば、今日は七夕ですね。
願い事は…

コロナがいい加減に収まりますように

ですね。


side桜木咲子

 

咲子「避けて…!」

 

ビュン!

 

ゼイル「エアライドV3!」ササッ

 

学「…ダッダァ!」ズィッ

 

ギュォォォ!

 

学「ザ・マウンテンV3!」

 

ピキィン!

 

土には土を。学は3人分の攻撃を一気に防いだ。

 

宗助「止めるか。だがもう一丁!」ギュン!

 

ビュゥゥン!

 

育也「今度は僕が!絶無頼ハンド!」ガシッ!

 

砂智子「私も守られるばかりじゃいられませんね。…ハッ!」シュッ

 

ギュルルルル!

 

砂智子「超曇天椿舞!」BLOOOM!

 

ドゴォ!

 

ゼイル「攻撃で相殺したのか…」

 

宗助「またか。…なら!」バゴッ

 

…ィィッ!

 

学「ッ!?」グラッ

 

学と砂智子が体勢を崩した。

アレは…

 

砂智子「相手にこの岩が操られてしまったようです…ッ!」フラッ

 

ヒュン…スタッ

 

宗助「コレで地面に着いてるのが3人になったなァ!」スッ

 

ドゴッ!

 

咲子「また来るわよ!」

 

宗助「アーススパイク改ィ!」ドスッ!

 

砂智子(土を操っても敵に操り返される…なら土椿で!)パラッ

 

シュルル…

 

咲子「へぇ…!」

 

砂智子は土椿を使って攻撃を回避していた。

中々いい使い方ね。

 

ドスッ!

 

咲子「おっと。神炎天桜舞!」BLOOOOOM!

 

シュッ!

 

砂智子「まさか神まで強化しているとは」

 

咲子「まあね。燃費がいいし結構便利よ」

 

砂智子「そうですか…ハッ!」

 

バゴッ!

 

咲子「ええ…?」

 

叩き折ったんだけど…?

結構な脳筋プレイよ今の。

 

学「真土流波!」ドシュゥゥ!

 

宗助「フン…(部下共がやられたのもうなずけるな。だが…甘い)」

 

咲子「………」

 

新宮、一体何を考えてるのかしら…?

 

ー--------------------------------------

side室見メイ

 

ザッ

 

「お前らか、那珂川組を壊滅させたのは」

 

気付かぬ間に、俺達の前には男がいた。

 

メイ「ココの敵は全員倒したハズ…」

 

ルマ「…メイちゃん、気を付けて。ただならぬ気配を感じるよ」

 

メイ「ああ…」

 

「部下が壊滅したのでな、俺はその片付けに来たワケだ」

 

一郎「片付けだと…?」

 

「その通り。…お前ら含めてな」スッ

 

…ッッ!!

 

ピュン!

 

メイ「ヤエッ!」

 

ヤエ「ハァッ…!」

 

…ドシュッ!

 

千早「なっ…」

 

ヤエが防御に張った岩の壁は、粉々になった。

 

絵奈「一瞬で…!?」

 

下手したら俺達は…ッ。

 

メイ「みんな」

 

味方『…?』

 

メイ「死ぬなよ」

 

「ほう、気付いたか。…だが遅い」ピュン!

 

同じ光線を発射してきた。

 

メイ「斬一閃改…!?」

 

スゥッ…ドスッ!

 

メイ「ガハッ…!」

 

刀を、通り抜けただと…!?

 

レイト「メイ!」タタッ

 

ナオ「ッ、よくも!」ドッ

 

一郎「ナオ、落ち着け!近づくな!」

 

「フン」ピュン

 

一郎「ッ!」サッ

 

「避けたか…だが無意味」

 

一郎「?息が少し苦しく…あれ?」

 

祐樹「どうかしたのか!?」

 

一郎「いや…一秒だけ息が苦しくなってな」

 

息が苦しい?

光線は一郎に当たっていない…

 

メイ「光線はガスか何かなのか?」

 

「さぁな。知る前に死ぬだろうな」

 

敵は余裕の表情でそう言う。

その余裕の表情が殺気まみれだがな。

一体どうすれば…?




咲子→ボス戦
メイ→クソ強いヤツと戦う

次回もよろしくおねがいします。


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大怪我

幽遊白書の戸愚呂弟の初登場ぐらいの絶望感。


side室見メイ

 

考えろ…相手の攻撃を予測しろ…

 

「………」ピュンピュン

 

メイ「…!ルマ!」

 

ルマ「え、ボク!?…骨結界!」ピキッ!

 

…グシャッ!

 

ルマ「えっ…」

 

メイ「…チッ、違ったか」

 

岩も骨も粉微塵になってしまうレーザー…一体何なんだ?

 

祐樹「うおお!サンダーラッシュV3!」バチッ!

 

「電気か…なら」スッ

 

シャァン!

 

味方『!?』

 

突然、空中に金属が現れた!

 

シュゥゥゥ…

 

祐樹の電撃はそれで防がれてしまった。

 

クミ「ど、どういう事!?」

 

絵奈「分からない…でもひたすら攻撃するべきだよ!ザ・タイフーンV4!」ザパァン!

 

「一酸化二水素か」ピュン

(つまり水)

 

シュゥゥゥ…!

 

絵奈「…!?」

 

この音は…まさか!?

 

メイ「絵奈!すぐそこからー」

 

ドガァァン!

 

絵奈「うぐっ!?」

 

絵奈の目の前が突然大爆発した。

 

翔「絵奈!?」

 

メイ「今のは、水素爆発だ…」

 

一郎「水素爆発だと!?」

 

メイ「そして、アイツの能力は…」

 

「……言ってみろ」

 

メイ「放射線を操る能力だ…!」

 

「正解」ドッ

 

メイ「ッ…!」シャッ

 

キィン!

 

「お前のような勘のいいガキは嫌いじゃないが…」スッ

 

来る…!

 

メイ「ハッ…!」

 

「あいにく俺は片付け中なのでな。消えてもらう」ピュン!

 

メイ「神火斬り!」ズバッ

 

…キィン!

 

「…ほう」

 

メイ「ハァ、ハァ…」

 

光線を1つ跳ね返すだけでこれほど力を使うとはな…まずい…

 

レイト「…零零斬り改!」ズバッ

 

「お前は弱いな」ピュン

 

レイト「グッ…」

 

レイトじゃ太刀打ちできないのか…

 

絵奈「…ッ!?」ズキッ

 

二ヨ「絵奈…?」

 

絵奈「ガァ…ァァァ!痛い痛い痛い!」

 

一郎「被ばくしたのか!?」

 

絵奈「あ、足が…痛いよぉ…!」

 

翔「今すぐ冷やすぞ!」ピキッ

 

ジュゥゥゥ…

 

貝塚絵奈 重症により戦闘不能

 

水素爆発からの放射線被ばくとは、なんてヤツだ…!

 

祐樹「ルマ、行くぞ」

 

ルマ「うん」

 

ドッ!

 

2人『トラフィック・ジャムG4!』愚者ッ!

 

ナオ「ヤエ、クミ!」

 

2人「了解!」

 

ギュン!

 

3人『真無影乱舞!』シュバッ!

 

「一気に来たか。ヌクリア…」ギュン

 

一郎「ッ、逃げろ!」

 

「スフィア」バシュッ!

 

敵はドーム状に放射線を放った。

 

5人『ッッ!?』

 

二ヨ「斬一閃改!」

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

メイ「危なかった…」

 

二ヨが空間をずらしてなかったら…恐らくあの5人は絵奈よりも大怪我していただろう。

 

「どうした?もう終わりか?…言っておくが、天使化・悪魔化はすでに封じている」

 

一郎「何…?」

 

「気付かなかったのか?このアジト…天使化・悪魔化を阻止する物質が空気中に混ざっていたのさ」

 

翔「なんだと…」

 

「つまり、お前らは既にほぼ詰んでるんだ。大人しく消えろ」ピュン

 

…消えない。

 

キィン!

 

メイ「消えてたまるか。俺達は全員生きて帰るんだ」

 

「そうか…じゃあどうにかして俺が諦めるようにする事だな」ギュン

 

シュバババッ!




ゑ、マジでコイツどうやって倒すん?

次回もよろしくおねがいします。


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鉄壁

胸は違うがな。


side室見メイ

 

「どうにかして俺が諦めるようにする事だな」ギュン

 

シュバババッ!

 

メイ「ッ…構え!」

 

4人『了解!』

 

…今だ!

 

ドッ!

 

5人『Q・E・D!』

 

ズバッ!

 

「…鏡空間か」

 

メイ「コレなら、お前の攻撃は防げるハz「フン、バカめ」…ッ!?」サッ

 

攻撃が、何処からともなく飛んできた…!?

 

「鏡空間は∞に同じ空間がつながっている。つまり光線を飛ばしてもまた防ぐまでずっと飛ぶ」

 

メイ「…!」

 

クソッ、忘れてた…!

 

「まあ、俺の行動範囲が制限されたのは事実だがな」スッ

 

シュバババッ!

 

メイ「脱出!」シャッ

 

Q・E・Dの空間から出る。

 

「出られたか…」

 

一郎「つまり、コイツは出られなくなったのか?」

 

レイト「一応そうなるけどね…」

 

ナオ「能力的に脱出するのも不可能ではないわ」

 

「不可能どころか、かなり容易だ…こんな風にな」カチッ

 

…ドガァァン!

 

味方『!?』

 

ルマ「核爆発!?」

 

「その通り。この空間の歪みも、大きな力を加えれば元に戻る」カチッ

 

ドガァァン!

 

メイ(クソッ、俺は一体どうすれば…!「メイ!」…!」

 

翔「考えすぎるな!こんな状況でソレは命取りだぞ!」

 

メイ「そ、そうだな…」

 

「そろそろだな」カチッ

 

ドガァァン!

 

ルマ「…みんな、爆発はボクが防ぐよ」

 

祐樹「ルマ!?」

 

絵奈「ダ、メだよ…そんな事したら体が吹き飛ぶ…ッ…」

 

「最後だ」ポチッ

 

ドガァァン!

 

空間の歪みが戻される。

 

「やっと出れた…じゃ、お前ら消えろ」スッ

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「みんな、逃げろォォ!」

 

タタッ

 

ルマ「…ハァッ!」ピキッ!

 

ゴキゴキッ

 

骨が、圧縮されてる…?

 

ルマ「ッ、コレ使った後気絶しちゃうかもね…」

 

祐樹「やめろ、ルm「止めないで、祐樹」…ッ」

 

ルマ「本来のタンクは、ボクなんだから」

 

「チャージ完了だ…起爆」ポチッ

 

ドガァァァァァァァアン…!

 

ルマ「守り抜く…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イージスフォース!」

 

バゴォォォォ…!

 

メイ「くぅっ!?」ビュゥン

 

ルマがとてつもなく強い技を放ったのを最後に、俺は爆風で吹き飛んでしまった。

 

ー--------------------------------------

 

プスプス…

 

「……ほう?」

 

ルマ「ハァ、ハァ…ゲホッ」

 

「あの爆発を耐え、吹き飛ばなかったとはな…」

 

ルマ「ハハッ…もう、立てないよ…」バタン

 

羽犬塚ルマ 気絶

 

「…今回は見逃してやる」クルッ

 

スタスタ…

 

ヌーク・リート 逃亡

 

ー--------------------------------------

 

ズイッ

 

一郎「メイ、大丈夫か?」

 

メイ「ああ…それよりもルマが…!」

 

ルマ「………」

 

祐樹「ルマ!」タタッ

 

ルマは爆心地付近で倒れていた。

 

祐樹「よかった、気絶してるだけだ…!」

 

翔「…アイツ、マジで凄い事したな」

 

レイト「どういう事だい?」

 

翔「周りを見てみろ」

 

味方『…!』

 

被害がこの部屋以外ない…!

 

翔「ルマが技を放たなかったら、俺達は愚かココから半径数百メートルは吹き飛んでるだろうな」

 

絵奈「グゥッ…」ズキッ

 

ナオ「…!急いで救急車を呼ぶよ!」

 

一郎「…ああ」




メイ達はかなり被害が出てますね。
イージスフォースは…カンタンに言うとクリムゾンハリケーンG5を普通に止めれるレベルのバケモンです。

次回もよろしくおねがいします。


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殺意マシマシ筋肉プロテイン絡め

元:野菜マシマシニンニク油絡め

重要なのは「殺意マシマシ」の部分だけです。


♪MULAストーリー-炎天桜舞V2

 

side桜木咲子

 

咲子「(まあ、考えても無駄ね)神炎天桜舞!」BLOOOOOM!

 

砂智子「超曇天椿舞!」BLOOOM!

 

シュバッ!

 

宗助「ロックガード」ドゴッ

 

防がれたわね…なら。

 

咲子「飛び込み炎天掌(改)!」ズガァン!

 

バゴォン!

 

相手の防御をぶっ壊す。

 

宗助「チッ…アーススパイク!」ドゴォ!

 

ゼイル「させるかよ!ダークブラスター!」

 

ドガァァン!

 

宗助「グォッ!?」

 

育也「フィールドスパークV2!」バチィッ!

 

宗助「ッ、ロックガー「させませんよ!メガトンアッパー!」…ぐほっ」バゴォ!

 

砂智子「連携攻撃が弱点のようですね…」

 

宗助「クソッ、バレたか…だが甘い。悪魔化ァ!」カッ!

 

ギュォォォ…

 

宗助「暴力の悪魔ヴァイオ。ぶっ殺してやるぜ…」ゴゴゴ

(「ヴァイオレンス」からとってる)

 

咲子「…!」

 

殺意が何倍にも増して「隙だらけだぜ!」

 

ドゴォ!

 

咲子「ガァッ!?」

 

動きが、速い…!

 

学「咲子!?」

 

咲子「…大丈夫よ。ハァッ!」ボッ

 

ゴォォォッ!

 

咲子「ジ・インフェルノ!」

 

宗助「フン…オラァ!」ボコッ

 

新宮は地面から手の形をした岩の塊を出し…

 

ドゴォ!

 

それで私の火球を殴りつけた。

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「クッ…」

 

宗助「その程度じゃ悪魔化した俺にダメージは与えられねぇよ。アーススパイク!」ドゴッ!

 

…ボゴォン!

 

味方『!?』

 

範囲がとてつもなく広がってる!?

 

ゼイル「エアラ…ぐわっ!?」グラッ

 

空中にいるゼイルにすら攻撃が届いてるなんて…

 

砂智子「結構ヤバいですね」

 

咲子「…今私が思った事をそのまま言ったわね」

 

砂智子「そりゃ似てますからね」

 

それ、関係あるの?

…まあいいわ。

 

咲子「砂智子、そろそろフルパワーで行くわよ。天使化!」カッ!

 

ゼイル「…俺もだな。悪魔化!」カッ!

 

砂智子「いい考えですね。天使化!」カッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界の天使アンヘル!」

 

ゼイル「回復の悪魔ドーズ!」

 

砂智子「鉱石の天使ジェムス!」

 

鉱石?

見てみると、砂智子の髪色は銀髪、目の色は緑になっており、翼の色は赤だった。

カラフルね…

 

宗助「全員じゃないのか?」

 

学「残念ながらな」

 

育也「まあ、それでも僕達は戦うけどね!」

 

宗助「そうか…来い!」

 

咲子「言われなくても…飛び込み炎天掌(改)!」ズガァン!

 

宗助「…ムンッ!」スッ

 

ガキィン!

 

新宮は腕をクロスしてガードした。

 

咲子「からの、アッパー天空掌!」ズガァン!

(天空掌は上下にも撃てる)

 

宗助「グゥ!?(掌底でアッパーだと!?)」

 

咲子「真烈焼脚!」ドゴォ!

 

宗助「ガハッ…(クソッ、舐めすぎた)ッ…」ズサー

 

すぐに体勢を戻したようね。

…煽ってみよ。

 

咲子「…あら?『さっき』までの『殺気』はどうなったのかしら?なんちゃって」

 

宗助「あ”?」

 

お、怒ったわね。




ダジャレは煽り性能高いですよね(笑)

次回もよろしくおねがいします。


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煽ったクセに苦戦

「クセ」に「くせ」ん、なんちゃって。


side桜木咲子

 

お、怒ったわね。

 

咲子「アンタのへなちょこな殺気はその程度かしら?」ニタァ

 

砂智子(さ、流石に煽りすぎでは?)

 

宗助「この程度だと思ってんのかァ!?」ギュォッ!

 

新宮が放つ殺気が一層強くなった。

…私はひるまないが。

 

咲子「ほぅら、かかってきなさいよぉ」

 

…コレ、自分で言うのもなんかウザいわね。

 

宗助「ぶっ殺してやるッ!」ドッ!

 

顔面に怒りマークができるレベルでイラついているようね。

相手の冷静さを爆散させる作戦は成功っと。

 

咲子「結界」ピキッ

 

結界を"私の拳"に纏う。

 

咲子「砂智子、ジャンプ」

 

砂智子「は、はい?」ピョン

 

咲子「…オラァ!」ドゴッ

 

地面を殴る。

 

バゴォ!

 

砂智子「ええっ!?(地割れ!?)」

 

コレが私の結界の硬度よ。

 

咲子「今よ、学!」

 

学「お、おう!地裂改!」ズドッ!

 

宗助「なぬっ!?ぐおぉ…」

 

咲子(ゼイル!)チラッ

 

ゼイル「(オーケー!)天空落としV2!」ギュォォォ!

 

宗助「ッ、メタルガード!」シャキッ!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「金属…」

 

土属性は最初の頃は土や石しか動かせない。

でも、力が増せば岩…その後金属も動かせるようになる。

 

砂智子「私は一応金属動かすまであと一歩なんですよね…」

 

咲子「へぇ、いいじゃない。手本が目の前にいるわよ?」

 

砂智子「それは自分で習得します」

 

ふーん、まあいいわ。

 

宗助「コイツを使うことになるのは予想外だ…」

 

あ、それフラグ。

 

咲子「…てか、金属って」チラッ

 

育也「電気を通すハズ…フィールドスパークV2!」バチッ!

 

シュゥゥゥ…

 

…ダメージを受けてない?

 

宗助「ククッ、残念だったな。雷属性対策として同時に土も動かしてくっつけてんだよ」

 

まあ、流石にね。

 

宗助「話は終わりだ…ッ!」ドゴッ

 

ボコォン!

 

地面から岩の棘が出てくる。

 

咲子「空中分解G3!」パラッ

 

ヒュゥゥン…

 

咲子「ふぅ…」カチッ

 

一旦バラバラになったのは、空に上がる途中で攻撃されない為よ。

 

砂智子「その能力、結構グロいですね…」

 

咲子「そう?私はもう慣れたけど」

 

砂智子「見ている側はカンタンに慣れませんよ…」

 

ゼイル「俺は慣れてるが?」

 

学「俺も」

 

育也「僕も」

 

砂智子「ええ…それは貴方達がおかしいです」

 

宗助「宙に浮いてるからって攻撃が当たらないと思うなよ?」ドゴッ

 

…ピュウン!

 

地面から出てきた岩の棘が発射された!

 

咲子「そりゃそうなるわよね…結界流しV2!」ガオン!

 

ギュルルルル!

 

結界で防ぐ。しかし…

 

宗助「オラオラ、さっき俺を煽った時の威勢はどうしたァ!?」シュバッ

 

攻撃を防ぐだけじゃ、相手を倒せない。

どうすれば…?




ついにあの技が強化を?

次回もよろしくおねがいします。


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炎の空

豆知識
咲子以外が使う結界は、ただエネルギーを固めてるだけのもの。
咲子の結界は能力。なので断然硬い。


side桜木咲子

 

攻撃を防ぐだけじゃ、相手を倒せない。

どうすれば…?

考えながら一旦着地する。

 

宗助「ロックスパイクゥ!」ゴッ

 

…ドスッ!

 

岩の棘が私の腕に掠る。

着地しなきゃよかったわね…

 

咲子「グッ!?」

 

ゼイル「咲子!?」

 

咲子「大丈夫、かすり傷よ…」

 

結界を張っておくべきね。

 

ピキッ

 

宗助「結界は守る事しかできねぇぜ!?オラァ!」ドゴォ!

 

守る?…そうだ!

 

咲子「結界は、硬い」ギュン

 

さっきの地割れのように拳に纏えば、攻撃として使えるわ!

 

咲子「ハァッ!」ドッ

 

宗助「メタルガード」シャキッ

 

この状態じゃ火は出せないから…!

 

咲子「天空掌!」ズガァン!

 

バキッ!

 

宗助「何…(金属の防御を拳で折っただと!?なんて腕力…いや)結界を拳に纏ってるだと!?」

 

咲子「アンタの"守る"って発言からヒントをもらったわ、ありがと」ピキッ

 

宗助「チィッ…!」スッ

 

再び岩の棘が放出される。

 

咲子「憑依:竜美!」ピカッ!

 

ギュゥゥン!

 

咲子「フンッ!」バキッ

 

岩の棘を容易く割る。

 

宗助「姿が変わった…変身か?」

 

咲子「その通り♪」

 

砂智子「それは…?」

 

学「アレは憑依つってな、竜美の力を憑依してパワーを上げてるんだ」

 

砂智子「なるほど…」

 

咲子「フフッ、くらいなさい…!」ドゴッ!

 

私の背後に竜の残像が見える。

 

宗助「(大技がくるな…)メタルガード」シャキッ

 

新宮は何重もの金属の壁を作る。

 

咲子「んなもんぶっ飛ばしてやるわ!ドラゴンスレイヤー…V2ッ!」

 

ドギュゥゥン!

 

ゼイル(いつの間に強化したんだ?)

 

宗助「ッ、このパワーは…!?」

 

咲子「ハァァァァ!」

 

ドゴォ!

 

宗助「グフッ…」

 

竜の光線は金属の防御を貫き、新宮に直撃した。

 

咲子「トドメよ…!」

 

シュルル…!

 

育也「桜…?」

 

宗助「クソッ、俺は負けるワケにはいかねぇんだよ…!」シャキッ

 

ゼイル「それはさせねぇよ。デビルバーストG4!」ギュォォォ

 

宗助「ガァッ、貴様らァ!」

 

咲子「ありがと、ゼイル…!」

 

夏休み中に完成させた、炎天桜舞の強化版…!

 

咲子「炎空桜舞!」シュバッ!

 

ギュルルルル!

 

宗助「グワァァァァァ…ッ!」ドスドスッ!

 

…ドゴォ!

 

攻撃は新宮に当たり、新宮は地面に激突した。

 

宗助「か、はッ…」

 

新宮宗助 気絶、戦闘不能

 

咲子「…ふぅ」フッ

 

やっと勝ったわ…

 

ゼイル「お疲れ、咲子」

 

咲子「ええ…「咲子!大変だァァ!」…一郎?」

 

一郎「ハァ、ハァ…」

 

学「大丈夫か?」

 

一郎「大丈夫だ、それよりも…咲子、落ち着いて聞いてくれ」

 

咲子「ええ…」

 

一郎が言った内容は、衝撃的だった。

 

一郎「強すぎるヤツが現れて絵奈とルマが病院送りになったんだ…!」

 

咲子「何ですって…!?」

 

一郎「放射線を操るヤツに、まるで歯が立たなくて…ルマのおかげで被害はだいぶ抑えられたが…クソッ」

 

咲子「メイ達は!?大丈夫なの!?」

 

一郎「ああ…少しの傷で済んでる…」

 

…ッ。

 

咲子「今すぐ病院へ行くわよ!」

 

一郎「ああ…!」




この気持ちよくない終わり方、好かんな…

次回もよろしくおねがいします。


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病院へ

重症だな…


side桜木咲子

 

急いで病院へ向かった。

 

一郎「こっちだ!」ダッ

 

「あの、院内は走らないでください!」

 

咲子「スミマセン、急いでるんです!」

 

タタッ

 

ー数秒後ー

 

一郎「この部屋だ…」

 

ガチャッ

 

メイ「…着いたようですね」

 

咲子「メイ…」

 

メイ「絵奈さんとルマさん以外は全員軽傷で済んでます。しかし2人は…」

 

絵奈「うっ、ぐぅぅ…」

 

咲子「絵奈!」

 

足に包帯が巻かれている。

 

咲子「一体何があったの!?」

 

「放射線被ばくです」

 

咲子「放射線…?」

 

何でそんなモノが?

 

「彼女らを奇襲した相手の能力です」

 

学「ッ…」ギリッ

 

メイ「俺達は奮闘しましたが…歯が立ちませんでした」

 

ルマ「ボクが、あの技を使わなかったら…被害はもっと広がってたよ」

 

咲子「ルマ……!?」

 

ルマ明らかに体調がすぐれてないようだった。

 

育也「腕が細くなってる…?」

 

「彼女は能力の過剰な使用による反動で骨粗しょう症になっております」

 

骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態のことである。

 

ルマ「どちらかといえばボクの方が重症なんだけど…絵奈は後遺症が残るかもしれないからね」

 

絵奈「当分は登校できそうにないよ…ハハッ」

 

作り笑いをする絵奈。

 

咲子「…アンタ達を奇襲したのは、誰なの?」

 

メイ「分かりません…でも、咲子さんが1人で相手しようそたら即死でしょう」

 

それ程の相手なのね…

 

「奇襲したのはヌーク・リートよ」ガチャッ

 

咲子「先生…」

 

日花「師匠が逃がしてしまったと言ってたわ。まさか部下の始末に行くとは予想外だった…」

 

砂智子「師匠って、初代桜ですよね?」

 

日花「ええ…水素爆発で足止めされたそうよ」

 

ゼイル「水素爆発!?」

 

日花「ヌーク・リートの能力は放射線を操ること…つまり歩く核兵器よ」

 

一郎「アレはバケモンだ、今の俺達じゃ太刀打ちできねぇ…」

 

日花「対応は私達に任せなさい。…咲子」

 

咲子「?」

 

日花「間違ってもヌーク・リートと接触しようとしないように。師匠命令よ」

 

咲子「ッ、分かりました」

 

私達のアンチ隊討伐は、すっきりしない勝利で終わったのだった…

 

ー--------------------------------------

 

アオイ「レイン、貴女悪魔化したって?」

 

レイン「うん、戦闘中に目覚めたんだ!」

 

アオイ「…成功のようね」

 

レイン「?」

 

アオイ「実は…貴女がココに来る前の頭痛、貴女の悪魔化の前兆だったのよ」

 

レイン「え!?…でも何で分かったの?」

 

アオイ「遺伝子検査の結果で出てたのよ。ちなみにココに来て頭痛が収まったのは、能力によるものよ」

 

レイン「タマシイを操る能力が?」

 

アオイ「ええ、帰巣本能と言えばいいのかしら?」

 

レイン「…?」




まとめます。
レインの頭痛の原因:悪魔化の前兆
日本に来て頭痛が治った理由:能力の帰巣本能が働いて身体的に落ち着いたから
今ソジックに戻ったらどうなるか:なんともない

次回もよろしくおねがいします。


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もう片方の刀

現在の学年ランク
2年            1年
1位:桜木咲子       1位:赤坂留美
2位:室見メイ       2位:小倉勝
3位:飛羽野ゼイル     3位:飛羽野茜
4位:羽犬塚ルマ(入院中) 4位:姪浜桃
5位:レイン・キサラ    3年
6位:西新翔        1位:坂田未例
7位:貝塚絵奈(入院中)  4年
8位:戸畑祐樹       1位:室見出夢
9位:本松学        2位:藤崎花
10位:室見レイト      5年
11位:竹下育也       1位:坂田日和
12位:折尾ロジカ      2位:筑紫新太



side桜木咲子

 

咲子「天空掌!」ズガァン!

 

ビュン!

 

サンドバックが上に飛ぶ。

 

咲子「ハッ!」ピョン

 

そのさらに上まで私はジャンプし…

 

咲子「真烈焼脚かかと落とし!」ドゴォ!

 

強烈なかかと落としを決める。

 

…バゴォ!

 

サンドバックは地面に埋まった。

 

スタッ

 

咲子「ふぅ…」

 

ゼイル「やる気出てるな」

 

咲子「ええ…」

 

いつヌーク・リートのようなバケモンが来るか分からない。

だから少しでも力をつけないと…!

 

ゼイル「手伝ってやろうか?」

 

咲子「いや、いいわ。コレは私1人で「咲子」…んむっ!?///」チュッ

 

ゼイルからキスされた…///

 

ゼイル「お前は1人じゃない。だから協力させてくれないか?」

 

ち、近い…

 

咲子「わ、分かったわよ///」

 

ゼイル「(顔赤いな)スマン、こうしないと落ち着かないと思ってな」

 

咲子「べ、別にいいわよ、嬉しかったし…ゲフンゲフン!早速やるわよ!」

 

ゼイル「おう!」

 

シュバッ!

 

ー--------------------------------------

 

side室見メイ

 

室見祖父「ゆっくりしんしゃい」

 

レイト「は、はい」

 

俺とレイト君は早良区にある実家に来ています。

 

レイト「えっと、何で僕達はココに?」

 

メイ「早めの挨拶です」

 

レイト「ええっ!?」

 

焦るレイト君。

 

メイ「冗談ですよ♪」

 

ちょっと意地悪しました。

 

レイト「そ、そっか。ちょっと焦ったよ」

 

メイ「本当の目的は、この刀についてです」スッ

 

レイト「名刀『飛梅』だっけ?」

 

メイ「はい。俺がこの刀を受け取った時はコレ1本しか家になかったんですが、どうも怪しいんですよね…」

 

レイト「何がだい?」

 

メイ「刃をみてみて下さい」シャキン

 

レイト「……!」

 

メイ「分かりましたか?」

 

レイト「コレ、形状的に二刀流だ!」

 

メイ「その通りです。だから逆刃刀と組み合わせていたんですが、どうしても違和感があるんですよね」

 

レイト「だから、この家にもう1本あるんじゃないかと思ってるのかい?」

 

メイ「はい。…お爺さん」

 

室見祖父「どうしたと?」

 

メイ「この家に、飛梅と対を成す刀はありますか?」

 

室見祖父「……あるぞ」

 

メイ「ホントですか!?」

 

室見祖父「おう、メイが気付きんしゃった時に渡すつもりだっとよ。ついてきんしゃい」

 

メイ「はい」スタスタ

 

レイト(一体どんな刀なんだろう?)スタスタ

 

ー隠し部屋ー

 

レイト「ココは?」

 

メイ「俺が飛梅を見つけ、手に入れた部屋です」

 

室見祖父「この台に逆刃刀と飛梅を置きんしゃい」

 

メイ「………」コトン

 

…ゴゴゴッ!

 

2人『!!!』

 

台の後ろが動き出し、1本の刀が出てきました。

 

スッ

 

室見祖父「コレが飛梅と同じくワシの親父が使っていた刀…"麒麟"じゃ」




ちゃんと博多弁で喋る室見祖父。
後、"麒麟"という名前に注目。

次回もよろしくおねがいします。


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文字通り衝撃の事実

メイは元々二刀流にするつもりだったんですが、刀の名前が中々思いつかなくて。
しかし、複線としてこの名前でいいかなと。


side室見メイ

 

室見祖父「コレが飛梅と同じくワシの親父が使っていた刀…"麒麟"じゃ」

 

スッ

 

メイ「麒麟…」カチッ

 

お爺さんに刀を渡されました。

 

室見祖父「ほれ、抜いてみぃ」

 

シャッ…

 

…!

 

メイ「綺麗…」

 

刀身は桃色がかった銀色でした。

形状は飛梅とかなり似ていますね…

 

室見祖父「庭の竹で試してみんしゃい」

 

メイ「はい」

 

スタスタ

 

ー庭ー

 

メイ「行きますよ…」スッ

 

レイト「………」ゴクリ

 

メイ「…斬ッ!」シャッ

 

 ァ

 ン

 !

 

竹は綺麗に斬れました。

 

メイ「凄い斬れ味です…!」

 

室見祖父「そうじゃろ?じゃあ、今度は飛梅と麒麟の二刀流で斬ってみぃ」ニヤリ

 

メイ「?…分かりました」スッ

 

シャキン

 

メイ「命命斬り!」シャッ

 

刀を竹に振りかぶると…

 

…ギュゥゥン!

 

レイト「!?」

 

メイ「衝撃波!?」

 

刀から飛斬撃…いや衝撃波が出て、斬れた竹が吹っ飛んで壁にぶつかりました。

 

室見祖父「はっはっは、驚いたやろ?」

 

メイ「コレは…?」

 

室見祖父「飛梅、麒麟を同時に使った時、それが起きるとよ。理由は不明じゃがな」

 

メイ「なるほど…」

 

なんとなく、この2本を互いに近付けた時に力を感じます。

 

室見祖父「説明はそれだけじゃ。後は慣れんしゃい」スタスタ

 

メイ「…コレ、凄いですね」

 

レイト「でも、どう扱えばいいんだろう?衝撃波の発生は使いにくそうだし」

 

メイ「衝撃波の発生には何らかの意味があるハズです。いつかソレを解明してみせます!」キラン

 

そう言って俺は、刀を天に掲げました。

…その時たった一瞬だけ、刀身が白くなったように見えました。

 

ー--------------------------------------

 

side七隈千早

 

千早「なぁ、千代」

 

千代「何?」

 

千早「桜木咲子ファンクラブの会員数、どうなってる?」

 

千代「ちょっと待って…おお、4桁行ったわ」

 

千早「流石咲子だな」

 

千代「ええ…ホント、私達勧誘されて良かったわね」

 

千早「だよな…」

 

1年半前を思い出しながら言う。

 

千早「偶々俺の能力が気付かれて、パソコン室で見つかったんだよな?」

 

千代「ええ」

 

千早「…てか、今思うと俺ら咲子ファンの中では超古参だよな」

 

千代「でも、咲子の中学校時代からのファンもいるわよ?」

 

千早「俺達もそうじゃねーか」

 

千代「…ま、そうね」

 

咲子が中学校で戦闘大会に全国優勝した時、俺マジでカッコいいって思ったんだよ…懐かしい。

 

千早「…そういえば、"奏斗"はどうしたんだ?」

 

千代「用事で来れないらしいわ」

 

千早「そうか。ま、今日は別に問題ないな」

 

そして俺達はパソコン作業を再開するのであった。




室見祖父の笑い声がなんと「はっはっは」とはね。

後、サブタイトルの意味はそのまま、衝撃波が起きるという事実です。

咲子が戦闘大会に全国優勝したという情報が出なかったのは…単純に咲子が自慢しないタイプだからです。

次回もよろしくおねがいします。


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スキマ…?

完全に二次創作。


side桜木咲子

 

咲子「ふぅ、疲れたわ」

 

ゼイル「俺は壁を作るだけだったしな」

 

咲子「帰りましょ」

 

ゼイル「ああ」

 

手を繋いで帰る。

普段は間に竜美がいるから、2人だけで帰るのはホントに久しぶりね。

 

ー数分後ー

 

ピンポーン

…ガチャッ

 

2人『ただいま~』

 

茜「あ、お兄ちゃんお義姉ちゃんお帰り」

 

茜は私を「お義姉ちゃん」と呼ぶようになった。

 

咲子「……!」タタッ

 

ボフッ

 

リビングにあるソファーに飛び込む。

 

ゼイル「何やってんだ…」ナデナデ

 

咲子「むふぅ~」

 

茜(相変わらず甘いな…潜ろう)スッ

 

スルッ…

 

茜はスキマを開いて、その中に入っていった。

 

咲子「…何するのかしら?」

 

ゼイル「さぁ?」

 

ー--------------------------------------

 

side飛羽野茜

 

茜「はぁ、お兄ちゃん達の雰囲気にはやっぱり耐えられないよ…」スタスタ

 

異空間で独り言を言う。

 

茜「まいっか。はぁ~」ボフッ

 

この異空間に、私は色々な家具を入れている。

この空間だけでもある程度の生活はできるようにね。

 

茜「…ん?」

 

何か、スキマが開いてる…

 

茜「開けた覚えないんだけどな…よっと」スッ

 

閉まれ!

 

しーん…

 

茜「あれ?」

 

閉まらない…?

 

茜「閉まれ!…閉まれ!…何で!?」

 

閉まらないんだけど!?

 

茜「……そうだ!」

 

入ってみよう!

 

スルッ…

 

ー--------------------------------------

 

スルッ

 

茜「ココは…」

 

森?

 

「グルルルル…」

 

茜「ゑ?」クルッ

 

「グルァゥ!」

 

け、獣!?

 

茜「弧月十字斬!」ズバッ!

 

「キャゥン!」

 

茜「に、逃げよう!」ギュン

 

ギュルルル!

 

茜「エアーバレットV3!」タタッ

 

玉乗りのように風の玉に乗り、走る。

 

ビュゥゥン!

 

ー数分後ー

 

茜「ふぅ…コレで大丈夫かな?」

 

そろそろ帰ろう…

 

茜「よっ」スッ

 

…あれ?

 

茜「な、何コレ?」

 

スキマの中に"目"みたいなのが大量にあるんだけど…?

 

「あら、貴女は?」

 

茜「へっ?……!?」

 

え、ええっ!?

何で…

 

紫「私を見て何故驚いてるのかしら?」

 

東方の八雲紫がぁぁ!?

 

ー--------------------------------------

 

スルッ

 

「よっと」

 

橙髪の彼女は、異空間へと降り立った。

どうやら別の空間からココへ来たようだ。

 

「ココは…別の人が作った異空間ね。なら」スッ

 

彼女は異空間を"裂いた"。

 

「コレでオーケー。外の世界へ行こう行こう~」スルッ

 

そして彼女はスキマの中へと消えていった。

茜がこのスキマに気付いたのは数分後の話である。




突 然 の コ ラ ボ ?

次回もよろしくおねがいします。


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平行世界の魔術師

前半はミニコラボです。
後半は…イチャイチャ。


side桜木咲子

 

『明日のことは知っている、イワシが土から…』

 

咲子「電話ね、もしもし」ピッ

 

レイン『咲子!』

 

咲子「どしたの、レイン?」

 

てか、レインが電話してくるのは珍しいわね。

 

レイン『さとかに隊基地に今すぐきて!』

 

咲子「は?何があったの『ゲストが来たんだ!じゃ!』…はぁ?」

 

ゼイル「何でそんなに焦ってるんだ?」

 

咲子「ゲストって、誰かしら?…とりあえず行ってみましょ」

 

ゼイル「そうだな」

 

ー数分後ー

 

着いた着いた。

 

ガチャッ

 

咲子「誰が来たの、レイ…ン…」

 

…は!?

 

咲子「何で貴女がいるんですか!?」

 

「うーん、遊びに来た?」

 

橙髪の女性がそこにいた。

 

咲子「それはおかしいですよ、ケーティさん…」

 

ケーティ「それもそうね」

 

この人はケーティ・マリオ、平行世界の魔術師だ。

 

レイン「私も、来た時ビックリしたよ…」

 

咲子「ホント、何故来たんです?もう昼3時ですよ?]

 

ケーティ「言ったでしょ?遊びに来たって」

 

咲子「…はぁ」

 

ケーティ「ところで、この世界にもアオイがいるって聞いたんだけど」

 

レイン「はい、私のお母さんです!」

 

ケーティ「そこは変わらないのね…あっちでは私の妹でもあるんだけど」

 

それは知ってる。

 

ー--------------------------------------

 

side室見メイ

 

…ふふっ、準備完了です!

 

メイ「レイト君レイト君レイト君」

 

レイト「どうしたの、メイ…ってええ!?何その服!?」

 

私が来ているのは、肩と背中の部分が空いているセーターです。つまり…

 

メイ「童貞を殺すセーターです♪」

 

レイト「僕は童貞じゃ…そうじゃなくて!何で突然ソレを!?」

 

メイ「知りたいですかぁ?」

 

あざとくきいてみます。

 

レイト「き、聞きたいよ」

 

メイ「そうですか。それはですね…」ドンッ

 

レイト「うわっ」

 

レイト君に壁ドンします。

 

メイ「パーカー以外の服着てるのをレイト君に見せたら、ギャップ萌えするかな~なんて思ったからです♪」

 

ポワン

 

二ヨ「まあ、アイデアはボクが思いついたんだけどね♪」

 

レイト「そ、そうなんだ…」

 

メイ「で、どうです?萌えました?」

 

レイト「うーん…分からないかな?」

 

二ヨ「ええ~、それはないよ」

 

レイト「だって突然きかれてもね…」

 

メイ「むぅ…じゃあこうします。二ヨ」

 

二ヨ「オーケー♪」

 

ギュッ!

 

レイト「わっ!?」

 

ボスッ

 

左右からレイト君に抱き着き、ベットに倒れます。

 

メイ「逃がしませんよ♪」

 

レイト「う、うん…」

 

…はぁ、やっぱりレイト君はいい匂いです♪

 

二ヨ「レイト君、頭撫でて」

 

レイト「…うん」ナデナデ

 

二ヨ「ふわぁ…」




ちょっとコーヒー飲んでくる…

次回もよろしくおねがいします。


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病院の一幕

そういえばコイツらを書いてなかったな、って。
ふと思った俺でした。


side戸畑祐樹

 

病院の一室に向かう。

 

コンコン

 

「どうぞ」

 

ガラガラ

 

祐樹「今日も来たぜ」

 

ルマ「おはよ♪」ニコッ

 

ルマが骨粗しょう症になって入院してから、俺は毎日対面時間終了までずっと病院に来ている。

 

祐樹「今日はリンゴを買ってきたぞ」コトン

 

ルマ「わぁ、ボク最近果物食べてなかったな~」

 

祐樹「切るぜぇ…!」ビリッ

 

スパァン!

 

ルマ「おお!」

 

電気を手に纏い、手刀で八等分した。

 

祐樹「はい、あーん」スッ

 

ルマ「あーん♪」パクッ

 

…可愛いなぁ。

 

ー--------------------------------------

 

祐樹がルマの部屋に行った時、翔は。

 

side西新翔

 

コンコン

 

「どうぞ~」

 

ガラガラ

 

翔「よっ」

 

絵奈「今日はちゃんと来たね~」

 

翔「悪かったな昨日来なくて」

 

絵奈「ま、別にいいんだけどね~」

 

いいのかよ。

 

翔「お前のスケッチブックと色鉛筆を持ってきたぞ」

 

絵奈「あ、ありがと~。コレでヒマつぶしができるよ」

 

ヒマつぶしに神クオリティの絵を描くのか?

 

翔「じゃ、ペンギンの散歩があるから帰「待って、翔」…?」

 

絵奈「もうちょっと…ココにいてくれないかな?」

 

翔「?おう…」

 

ペンギンの散歩は午後にするか…

 

絵奈「ちょっと1人が寂しくてね」

 

翔「だよな……なぁ」

 

絵奈「?」

 

翔「咲子のヤツ、俺達よりだいぶ強くなっちまったよな…」

 

絵奈「…そうだね」

 

翔「入学時は差はほぼなかったのに、日花先生に弟子入りしてからクソ強くなってよ…俺達から離れていってる気がするんだ」

 

絵奈「…じゃあ」

 

翔「あ?」

 

絵奈「私達も強くなろうよ。自身持って咲子の親友って言えるように、ね?」

 

翔「…!ああ!」

 

絵奈「…よかった」

 

翔「?」

 

絵奈「翔、最近明るくなかったから。頭使ってばっかりだったよね~」

 

…そういえば。

 

翔「そうだったな…」

 

絵奈「さて、私もさっさと退院しなきゃね~!」

 

翔「フッ、だな」

 

ー--------------------------------------

 

side桜木竜美

 

竜美「んぐぐ…」

 

力をためて…

 

春奈「竜美ちゃん、何してるの?」

 

竜美「…はぁ!」ドゴッ

 

パンチ!

 

…バゴォ!

 

春奈(い、岩を砕いたぁ!?)

 

竜美「やったー!できたー!」

 

春奈「えっと、何をしたの?」

 

竜美「岩をパンチした!私、お母さんみたいに強くなりたいの!」

 

春奈「そ、そう…(既に咲子より強いのに、ねぇ…今でも日花ぐらいしか止めれないのに、さらに強くなっちゃったら…怖いわぁ…)そ、そろそろ休憩しない?」

 

竜美「うーん…分かった!」

 

春奈(ほっ)




日常回。

次回もよろしくおねがいします。


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茜と紫

茜:スキマを開き、その先に異空間を創る能力
紫:境界を操る程度の能力

実は全然違うんですね。


side飛羽野茜

 

茜「え、えっと…」

 

紫「どうしたの、さっきから?」

 

茜「私と似たような能力を使ってて驚いただけです、大丈夫でしゅ」

 

か、噛んだ…

 

紫「全然大丈夫じゃなさそうだけど?」

 

茜「と、とにかく大丈夫です!さよなら!」スッ

 

今度はちゃんと私の空間が開けた。

 

紫「ちょっと待ちなさい」ガシッ

 

…え!?

掴まれたっ!

 

茜「な、何ですか!?」

 

紫「貴女、私みたいなスキマを開いて…怪しいわね?」

 

怪しいって…

 

茜「貴女こそ怪しいですよ!能力も見た目も完全に東方の八雲紫じゃないですか!」

 

紫「東方…ああ、なるほど。貴女は外の世界の住民なのね」

 

茜「(ゑ、まさか本人!?)そ、そうです!」

 

紫「なら辻褄が合うわね。"あの魔術師"がスキマを開いて外の世界に行ったとき、名残りがあったからね…」

 

茜「…?」

 

何の事?

 

紫「まあいいわ。安全に帰りなさいな」スッ

 

紫…さんは帰りのスキマを開く。

 

茜「…1つ、きかせて下さい」

 

紫「?」

 

茜「幻想郷は、実在しますか?」

 

紫「……ふふっ、それは貴女の想像に任せるわ」

 

言動からして絶対するでしょ!そこは断定してよ!

 

茜「…分かりました」

 

紫「じゃあね、飛羽野茜さん」

 

…え?

 

茜「何で私の名ま…」

 

スルッ

 

ー--------------------------------------

 

スタッ

 

茜「あ、私の異空間…」

 

…幻想郷って、実在するんだね。

 

茜「とんでもない事を知っちゃったなぁ」

 

side桜木咲子

 

ケーティ「ねぇ咲子、私と手合わせしてみる?」

 

咲子「慎重に断らせていただきます」

 

ケーティ「え、何で?」

 

咲子「貴女に勝てるビジョンが見えません」

 

だって考えてみてよ!魔術師の中で最強の人だよこの人!

私の能力と天使化と憑依をフル活用してもフルボッコ確定なのよ!

 

ケーティ「そう…じゃあ私は手加減するわ」

 

咲子「どれぐらいですか?」

 

ケーティ「1割の力でいくわ」

 

咲子「………」

 

服の模様からして5部前半のケーティさんだから…

 

咲子「それでいいですよ」

 

ケーティ「ふふっ、ありがと」

 

まあ正直言って、1割のケーティさんでも勝てる確率はそんなにないわね。

 

ゼイル「多分俺は5%でも無理だな…」

 

レイン「それはないと思うよ?」

 

ー裏庭ー

 

ザッ

 

ケーティ「武器はありなの?」

 

咲子「え、1割で武器使うんですか?」

 

ケーティ「あ、そうだったわね」スッ

 

カラン…

 

ケーティさんは所持していた魔剣、『ヴァルキリー』を荷物と一緒に置く。

アレが実物ね…

 

ケーティ「さて…いつでもかかって来なさい!」

 

咲子「分かりました…ハッ!」ボッ

 

早速この技で!

 

咲子「真マキシマムファイア!」ズバッ!

 

ギュゥゥン!

 

ケーティ「………」ニヤリ




どうなるんでしょうね?

次回もよろしくおねがいします。


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魔術師!咲子vsケーティ①

現在の咲子達のパワー

通常→天使化・悪魔化→憑依(レインの場合:通常→ソウル覚醒→天使化)

桜木咲子    400万→1600万→4800万
室見メイ    400万→1600万→3200万
飛羽野ゼイル  300万→900万
羽犬塚ルマ   275万→1100万
レイン・キサラ 250万→650万→1950万
西新翔     240万→720万
貝塚絵奈    220万→880万
戸畑祐樹    210万→630万
本松学     205万
室見レイト   200万
竹下育也    198万
坂田日花    1.8億→7.2億
桜木竜美    8000万
室見出夢    450万→1800万
赤坂留美    110万→330万

1000万超えてるのが咲子、メイ、ルマ、レイン、日花、竜美、出夢ですね。
竜美はバケモン。日花は次元が違う。


side桜木咲子

 

咲子「真マキシマムファイア!」ズバッ!

 

ギュゥゥン!

 

ケーティ「………」ニヤリ

 

スッ

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ギュン

 

ドガァァン!

 

咲子「!」

 

ケーティさんは黒い爆発を起こし、私の攻撃を相殺した。

 

ケーティ「1割はこんな感じかしら?」

 

咲子「(真マキシマムファイアが相殺される…なら!)ハッ!」ギュルルル!

 

ボォォォォ!

 

ケーティ「へぇ…!」

 

咲子「ジ・インフェルノV2!」ゴォォォォ!

(爆熱スクリューとブレイズスクリューは改進化なのにね)

 

強化もしてる。コレならどう!?

 

ケーティ「ウィザーインパクト…連射!」ドドッ!

 

バゴォン!

 

咲子「連射!?」

 

それは流石に無理ね…近接戦闘しかないわ。

 

咲子「結界!」ピキッ

 

拳に結界を武装色の覇気のように纏う。

 

ケーティ「拳で来るの?いいわよ…!」スッ

 

咲子「いかせてもらいます…飛び込み炎天掌(改)!」ズガァン!

 

ケーティ「フッ!」キィン!

 

魔力を纏った腕でガードされた。

 

咲子「…新技!エンバーラッシュ!」ボッ

(火を纏った拳のラッシュ。炎タイプのインファイト)

 

ドゴドゴドゴッ!

 

ケーティ「(防御って面倒くさいのね…でも、充分衝撃は溜めたわ!)黒反射!」

 

バンッ!

 

咲子「ッ!?」ドスッ

 

カウンター技ね…!

 

ケーティ「ウィザーバレット!」ドッ

 

咲子「おっと」サッ

 

油断は禁物、危なかったわ。

 

ケーティ「…アンタ、中々凄い反射神経してるわね?」

 

シュッ

 

咲子「そうです…かっ!」ドゴォ!

 

ケーティ「よっ」サッ

 

咲子「絶烈焼脚!」バゴォン!

 

ケーティ「!?グッ…」

 

咲子「天空掌!」ズガァン!

 

地面に向かって掌底を撃ち、その反動で宙に浮く。

 

ケーティ「…!」サッ

 

咲子「1人グランドファイア(G3)!」ズドッ!

 

ケーティ「(3人技を1人で!?)面白い発想ね…!」キィン

 

いやいや、すぐに防御されても説得力ないですよ?

 

ケーティ「そろそろ反撃タイムよ!ハッ!」ギュン

 

シャキン!

 

ケーティさんの背後に数本の黒剣が現れる。

 

ケーティ「黒斬り!」シャッ!

 

咲子「……コレ、効くのかしら?」

 

ケーティ「…?」

 

咲子「ハッ…」カッ

 

"白いエネルギー"を拳に纏う。

 

咲子「分解火桜!」BLOOM!

(解除火桜の強化版。やっと出した)

 

シュゥゥゥ…

 

ケーティ「!?」

 

咲子「…なるほど、コレは貴女の能力なんですね」

 

ケーティ「能力?…違うわよ?」

 

咲子「え?」

 

ケーティ「私の能力は『虚空を操る程度の能力』、ウィザーのアレは能力じゃないわよ?」

 

咲子「…つまりまた能力が進化したのかしら?」

 

…まあいっか。




エンバーラッシュは土壇場で思いつきました。
さらっと他小説キャラの能力を明かしていく。

次回もよろしくおねがいします。


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2割!?咲子vsケーティ②

咲子の能力
初期    能力の強制解除、一時的に使用不可
1年5校衝突 自身の分解
現在    敵の攻撃の分解?
2年5校衝突 ????


side桜木咲子

 

咲子「炎空桜舞!」ギュゥゥン!

 

ケーティ(炎"空"?天じゃないのかしら?)

 

咲子「ハッ!」シュバッ

 

ケーティ「…!(威力が数倍膨れ上がってるわ!強化版ね…)ウィザーバレット!」バンッ!

 

ドシュッ

 

黒い弾丸が火桜の花びらを相殺していく。

 

咲子「それじゃ防げませんよ!とうっ!」ピョン

 

シュルルル…

 

咲子「天空落とし…V3!」ドゴッ

(威力は現在作中3位)

 

ギュゥゥン!

 

ケーティ「ジャストガード!」スッ

(スマブラかよ!?)

 

ピキィン!

 

咲子「防がれた!?」

 

ケーティ「ヘルフレイム!」ゴォォォォ!

 

…え!?

 

咲子「ヘルフレイム!?ッ、ハァッ!」サッ

 

ギュォォォ!

 

咲子「魔王・ザ・ハンドG4!」ガシィン!

 

ケーティ「…!」

 

咲子「ふぅ…」

 

ヘルフレイムは驚いたけど、無強化は流石に止めれたわね。

 

ケーティ「私の攻撃もアンタの攻撃も、互いに止められてばっかね…」

 

咲子「ケーティさんはホントに隙がないですね」

 

ケーティ「そう?…まあいいわ。1割じゃこの程度だろうし…2割でいってみるわ♪」ニコッ

 

…2割!?

 

咲子「私、ついていけるかしら?」

 

ケーティ「頑張ってね。…ハァッ!」ザッ

 

ギュゥゥン!

 

咲子「ッ……!」

 

私が初めて出夢先輩と戦った時のような威圧感を感じる。

 

ケーティ「じゃ…行くわよ!」ドッ

 

咲子「…受けて立つ!」ザッ

 

武装色、硬化!

(結界を拳に纏ってる)

 

ピキィン!

 

ケーティ「ディメンションフィスト!」ドゴォ!

 

咲子「真炎天掌!」ズガァン!

 

キッ、キキキッ…!

 

拳が拮抗する。

 

ケーティ「ハァッ!」

 

咲子「わっ!?」

 

パワーはケーティさんが勝った。

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」スッ

 

ドガァァン!

 

至近距離で!?

 

咲子「結界流…ぐわっ!」ドサッ

 

ケーティ「ほらほら、その程度!?」シュッ

 

咲子「この程度じゃ、ないですよっ!」ドゴッ!

 

私も至近距離で!

 

咲子「グランドクエイクッ!」

 

ドゴォォォ!

 

ケーティ「!?」

 

地面から大量の土砂が噴出される。

流石にケーティさんも対応できず、ダメージを受けた。

…今ならこの技を!

 

咲子「ミニクリムゾンハリケーン!」ギュルルル!

 

ケーティ「ジャストガード!」スッ

 

ピキィン!

 

…また!?

 

咲子「ッ、エンバーラッシュ!」ドドドドッ!

 

ケーティ「(またソレね)……黒反射」ギュン!

 

バゴォン!

 

咲子「ガハッ…!」

 

反射技、忘れてたわ…

 

ケーティ「ウィザーインパクト!」ドガァァン

 

咲子「結界流しV2!」ガオン!

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「ハァ、ハァ…」

 

ケーティ「疲れてきたようね」

 

咲子「ハハッ、そうですね…でも、まだ奥の手があります!」

 

ケーティ「ああ、アレね」

 

咲子「天使化!」カッ!




5部前半ケーティのパワー(2割)は大体5000万。
天使化憑依咲子より少し強いですね。


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竜星群と黒嵐!咲子vsケーティ③

今日は俺の誕生日!(16歳)
うぇいうぇい!


♪桜咲く。-3代目桜

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界アンヘル!」バァン!

 

ケーティ「…かかってきなさい」

 

天空落としV3とかミニクリムゾンハリケーンは、ジャストガードに防がれた。

でもソレは、単発攻撃だからよ!

 

咲子「なら弾幕攻撃ね」スッ

 

ギュン!

 

ケーティ「…お?」

 

咲子「フレイムバレット!」

(有美に教えてもらった)

 

ダンッ!

 

ケーティ「黒反射……グッ!?」ドスッ

 

咲子「先制技なので間に合いませんよ…ハッ!」ドッ

 

ケーティ「…フッ、アンタの近接戦闘スタイルはもう読んだわ!」ザッ

 

咲子「果たしてそうですかね?」ニヤリ

 

ボッ

 

咲子「絶烈焼脚!」ドゴッ!

 

ケーティ「(変わってないじゃない。…まぁ、油断はしないけどね)黒斬り!」シャキン

 

咲子「ふふっ…天使化、解除!」シュゥ…

 

速攻で天使化を解除し…

 

咲子「憑依:竜美!」ギュン!

 

竜美に憑依する。

 

ケーティ(何を…?)

 

咲子「ドラゴン…スレイヤー!」ギュィィン

 

ケーティ「至近距離!?ッ…!」

 

咲子「V2!」カッ!

 

ドガァァン!

 

青い光線はケーティさんに直撃した。

(背後にドラゴンが現れなかったのは、天使化+憑依じゃなかったから)

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「…!?」

 

ケーティ「ふぅ、危なかったわ」ギュルルルル

 

ケーティさんの手からは渦巻き状の何かが出ていた。

 

ケーティ「吸収…エネルギー系の技を吸収する技よ」

 

咲子「なっ……何ですかそのチート!?」

 

折角の作戦が1割失敗したじゃないですか!

(後9割あるんかい!)

 

咲子「…まあいいです、次は物理攻撃ですからね!」ドゴッ

 

ゴゴゴッ!

 

地面を殴り、岩が数個浮き上がる。

 

ケーティ「竜ってこんな事できたかしら?」

 

咲子「できるんですよ、原理を気にしたら終わりですけど」

 

ケーティ「ふーん。…ヘルフレイム!」ゴォォォォ

 

技溜め中に攻撃はご法度でしょ!?

(そんな事ない。てか咲子もするじゃん)

 

咲子「真炎天掌!」ズガァン!

 

とりあえずヘルフレイムを跳ね返す。

 

ケーティ「吸収!」ギュルルルル!

 

…うん、もうツッコまない。

 

咲子「そろそろね…!」

 

ギュォォォ!

 

ケーティ「コレは…!(ジャストガードじゃ防御できないわね…ならコレよ!)」スッ

 

咲子「畳みかける!ハァッ……竜星群!」シャッ

 

ゴオォォォォォォオオ!!

 

炎と竜のエネルギーが纏われた岩石の雨をケーティさんに浴びせる。

 

ケーティ「私も必殺技で行くわ…!」ギュゥゥン

 

ビュゥゥン!

 

ケーティ「ウィザーストーム!」

 

ビュォォォ!

 

咲子「ッ、ハァァァァ!」ギュィィン

 

ケーティ「ッ!?ハァッ…!」

 

…バゴォォォ!




お や く そ く 。

次回もよろしくおねがいします。


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二ヨの気持ち

二ヨにスポットライト。


side桜木咲子

 

咲子「ふぅ…私の勝ちですね」

 

ケーティ「あ、あちゃぁ…」

 

ケーティさんは微妙に線を越えており、場外になっていた。

 

レイン「勝者、咲子!」

 

コレで、一応3割の力を出したケーティさんに勝てる事が証明された。

 

ー数分後ー

 

ケーティ「あら、今日泊まっていいの?」

 

咲子「いいですよ、結構快適ですし」

 

ケーティ「…じゃあ世話になるわね」

 

咲子「はい!」

 

その後、ケーティさんの寝相の良さに驚く私であった。

(悪くないのかよ)

 

ー--------------------------------------

 

side室見二ヨ

 

二ヨ「………」

 

僕の視点になるのは珍しいよね?(メタい)

…まっ、それはどうでもいっか。

 

二ヨ「むふぅ~♪」ギュー

 

レイト「………」ナデナデ

 

今回は僕がレイト君を独り占めできるんだ♪

 

二ヨ「レイト君」

 

レイト「何だい?」

 

二ヨ「僕とメイ、どっちが好き?」

 

レイト「……どっちも同じくらい好きだよ」

 

二ヨ「そっか…むぅ…」

 

でも、レイト君を独り占めするのはメイが多いし…正直羨ましい。

 

二ヨ「…僕が本体だったらなぁ」

 

レイト「?」

 

二ヨ「僕ね、メイが羨ましいんだ」

 

レイト「…僕ともっと過ごせるからかい?」

 

二ヨ「それだけじゃない。戦闘でも一番活躍してるし、咲子と対等なライバルだし、僕はただの別人格で「そんなことない」…え?」

 

レイト「二ヨも活躍してるし、メイにも匹敵した力を秘めてるよ。だから…ただの別人格だとは言わないでくれないかい?」ナデナデ

 

二ヨ「…うん、ありがとう」ギュッ

 

この幸せを、僕は守っていきたいな…

 

ー--------------------------------------

 

『超音波検査しますね…』ビィー

 

…お腹に機械を当て、映像に映ったのは1人の胎児。

 

『…!?』

 

『おかしい…2週間前は5つ子が生まれる予定だったハズ…!』

 

病院の医者達は焦っている。

 

『ッ、コレを見ろ!』ガサッ

 

とある資料が発見された。

 

『なっ、こんな事ありえるのか…!?』

 

そこには、5人の胎児が結合していく映像だった。

 

『実際に起きた事だ、信じるしかない…』

 

ー--------------------------------------

 

二ヨ「ふあ~ぁ…」

 

…昨日、変な夢を見た。

僕、いや僕達はもしかして…

 

レイト「ん、起きたのかい」ガチャッ

 

二ヨ「あ…レイト君、おはよう」

 

レイト「おはよう、二ヨ。朝ご飯はもうできてるよ」

 

二ヨ「ホント?すぐ行くね」

 

レイト「うん」

 

…夢の事は、頭の片隅に置くことにしよう。




結合?

次回もよろしくおねがいします。


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旅人

新キャラです。


side桜木咲子

 

ケーティさんと勝負して数日後、私は公園でメイと雑談していた。

 

メイ「MULAの物語、RTAしてみたんですがかなり時間が…」

 

咲子「うん、当たり前」

 

アレ、全部やると半日以上かかるわよね…?

 

メイ「それでかなり疲れましたが、レイト君に抱き着くとすぐに回復しました♪」

 

咲子「あー…それ分かるわ。私も疲れてる時ゼイルに抱き着いたら一気に疲れが吹っ飛ぶのよ」

 

ー--------------------------------------

 

レイト「へっくし!」

 

ゼイル「…大丈夫か?」

 

レイト「あれ?誰か僕をうわs「ハクション!」…大丈夫?」

 

ゼイル「俺も噂されてるようだな…」

 

ー--------------------------------------

 

「あの~」

 

咲子「?」

 

黒髪青目の女性が話しかけてきた。

 

「花町高専って、どちらですか?」

 

咲子「花町高専?…あの道をまっすぐ進むと着きますよ」

 

「そうですか、ありがとうございます。それでは」スタスタ

 

女性はお礼を言うと去っていった。

 

メイ「何しに行くんでしょうか?」

 

咲子「さあ?花町のOLなんじゃない?」

 

そして私達は雑談に戻った。

 

ー--------------------------------------

 

side???・????

 

スタスタ

 

「おお…だいぶ変わってるわね」

 

"26年前"来た時はもうちょっと小さかったような…

 

「……!?貴女は…!」

 

「…ん?」

 

「テレスさん!テレスさんですよね!?」

 

テレス「うん、そうだけど?君は……日花?」

 

日花「そうですよ!お久しぶりですね!」

 

テレス「はぇ~…老けた?」

 

日花「テレスさんが老けないだけですよ…最後会ってから26年経ってますし」

 

まあ、そうだよね。

 

テレス「ところで、有美は?」

 

日花「多分家にいますよ」

 

テレス「えっ、先生なのに?」

 

日花「もう先生辞めてますよ」

 

テレス「ええっ!?」

 

それは知らなかったな~…

 

テレス「じゃあ、有美の家に行ってくるよ」

 

日花「私は仕事があるので…また後で会いましょう」

 

テレス「うん、それじゃあね」

 

スタスタ…ピタッ

 

日花「…どうしました?」

 

テレス「えっと…有美の家って何処にあるの?」

 

日花「あ、分からないんですね。それは…」

 

日花に有美の家を教えてもらった。

 

日花「…を曲がると、着きますよ」

 

テレス「…オーケー、ありがとう。じゃ、行ってくるよ」

 

スタスタ

 

日花(流石に26年経ってるから建物で色々、ね…)

 

ー--------------------------------------

 

…ザッ

 

テレス「よし、着いた!」

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

有美「どちら様で……!?」

 

テレス「久しぶり、有美」




テレス・テレスト
旅人で有美の友達。

次回もよろしくおねがいします。


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初代の友達

テレスの一人称は僕です。
男の娘多いな…


sideテレス・テレスト

 

テレス「久しぶり、有美」

 

おお、ちょっと老けてるね。

 

有美「テレス、なの…?」

 

テレス「そうだよ、それ以外にありえるの?」

 

有美「テレス…!」

 

テレス「おっと」ギュッ

 

有美が抱き着いてきた。

 

有美「偶に会いに来るって言ったじゃない…!なんで26年も待たせてるのよ!」

 

テレス「ゴメンね…別世界で時間を使いすぎたんだ…」

 

有美「…次は絶対1、2年おきに来なさいよ?」じっ

 

有美に少し威圧される。

 

テレス「う、うん」

 

有美「約束よ…じゃ、上がって」

 

テレス「失礼します」

 

ガタン…

 

そして、しばらく思い出話に花を咲かせた。

 

ー数時間後ー

 

有美「…そういえば、アンタを3代目桜に会わせたいの」

 

テレス「3代目?」

 

26年経ってるしもうちょっといると思ったんだけどね…

 

有美「多分この時間帯だと公園にいるわね…行きましょ」

 

テレス「うん」

 

ガチャッ

 

ー--------------------------------------

 

ー公園ー

 

有美「…いたわね」スタスタ

 

「あ、有美さん」

 

「こんにちは」

 

黒髪ショートの女の子と、その隣に桃髪の女の子がいた。

…って

 

テレス「僕に道案内した子じゃん!」

 

有美「あら、そうなの?」

 

「はい、数時間前に花町高専が何処かきかれて…」

 

有美「へぇ。…テレス、この子が3代目桜よ」

 

黒髪の子ね。ふーん…

 

テレス「ふむふむ…」じっ

 

「…?」

 

この子、強いね。

それと…

 

テレス「ほーほー…」じっ

 

「えっと…」

 

この子も同じぐらいかな?

 

テレス「僕はテレス・テレスト。君達は?」

 

咲子「桜木咲子です」

 

メイ「室見メイです」

 

テレス「咲子にメイね、オーケー」

 

有美「テレスは私の親友で、旅人なのよ。最後ココに来たのが26年前ね…」

 

テレス「あはは…」

 

2人『26年!?(放浪癖でもあるんですか!?)』

 

有美「それと…彼女はただの旅じゃなくて、色んな平行世界に旅してるの」

 

咲子「平行世界?ああ…」

 

メイ「あっちの日花さん達ですね…」

 

テレス「ん、知ってるの?」

 

咲子「はい、ちょっと…」

 

有美「…あ、そろそろ時間ね。帰るわよテレス」

 

テレス「うん。咲子、メイ、またね〜」スタスタ

 

2人『さよなら〜』

 

テレス「…ふふっ」

 

2人の成長ぶりが楽しみだね。

 

ー--------------------------------------

 

テレス「ふぁ〜」

 

眠い…

 

テレス「………」

 

今日は久しぶりに有美や日花に会えたし、3代目桜の咲子、多分そのライバルのメイにも会えた。

 

テレス「…ちょっと残りたくなるなぁ」

 

旅も楽しいけどね…




ネタ切れ。

次回もよろしくおねがいします。


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天空掌を創った人

この旅人、クソ強え…


sideテレス・テレスト

 

次の日の8時頃。

僕は朝の散歩で昨日咲子達に会った公園を通りかかった。

 

咲子「さあ、かかってきなさい!」

 

「うん!」スッ

 

テレス「……?」

 

天使化した咲子が小さな女の子の相手をしていた。

妹かな?

というか…

 

テレス「なんで天使化…?」

 

「えいっ!ぶっ飛びパンチ!」ザッ

 

ドッ…!

 

テレス「ええ!?」( ゚Д゚)

 

何、今の勢い…

 

咲子「結界!…からの分解火桜!…さらに真千手観音!」ガシィン!

 

次々と防御技を使う咲子。

 

ピキッ…

 

「はぁぁぁぁ!」

 

それにヒビを入れる女の子。

一体何者!?

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「あ、危なかった…」

 

「むぅ、おしかったな~」

 

咲子「やっぱり強いわね、竜美」ナデナデ

 

竜美「お母さん…えへへ~」

 

…ん!?

 

テレス「お母さん!?」

 

どう見てもそんな年齢差には見えないんだけど!?

 

咲子「あ、テレスさん。おはようございます」

 

テレス「え?…ああうん、おはよう。その子は?」

 

咲子「娘の竜美です。とある理由で引き取った子です」

 

テレス「なるほど…」

 

引き取ったなら、まあ理解できるね…

 

竜美「桜木竜美です!おばさんは?」

 

テレス「テレスだよ、よろしく」

(おばさんと言われても気にしないタイプ)

 

竜美「うん!」ニコッ

 

…そうだ。

 

テレス「竜美ちゃん」

 

竜美「?」

 

テレス「さっきのパンチ、僕にも見せてくれないかな?」

 

竜美「いいですよ!」

 

咲子「えっ…テレスさん、ケガしますよ?」

 

テレス「大丈夫だよ、こう見えても僕、有美より強いから」

 

咲子「は、はぁ…(有美さんより強いって、どれぐらいなのかしら?)」

 

テレス「そういうことで…かかってきて!」ザッ

 

竜美「うん、行くよ…!」

 

スッ

 

竜美「ぶっ飛びパンチ!」ザッ

 

ドッ…!

 

テレス「おお…」

 

凄い、目の前から見るとより気迫を感じるね…!

 

テレス「ハッ…天空掌!」ズガァン!

 

シュゥゥゥ…

 

掌底を放ち、竜美ちゃんのパンチを相殺した。

 

咲子「天空掌!?…あっ、なるほど…」

 

テレス「ん、君も使えるのかい?」

 

咲子「テレスさんも日花先生に教えてもらったんですか?」

 

テレス「ん?…いや、逆だよ?」

 

咲子「ゑ」

 

テレス「天空掌は、僕が作った技なんだ」

 

咲子「ええっ…!?(知らなかった…)」

 

テレス「僕がそれを日花に教えて、日花はそれを元に炎天掌を生み出し、有美がそれを真似して覚えたんだ。…まあ、天空掌より威力は少し低いけどね」

 

咲子「なるほど…」

 

竜美「テレスさん!私のパンチどうだった!?」

 

テレス「凄く強かったよ!」

 

竜美「でしょ~!」ニコッ

 

いやぁ、この子は凄く強いね…

 

テレス「咲子」

 

咲子「?」

 

テレス「僕はそろそろ行くとするよ、またね」スタスタ

 

咲子「はい、またです」

 

竜美「またね~!」

 

…決めた。

しばらくココに滞在しよう。




経緯
テレスが天空掌を習得→この世界で日花にこっそり天空掌を教える→日花がそれを弄って炎天掌を生み出す→それを見た有美が真似する→さらに日花がそれを咲子に教える→咲子がテレスの天空掌を目撃(イマココ)

次回もよろしくおねがいします。


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彼氏へのプレゼント

クッソ久々にコイツらを出します。


side桜木咲子

 

後数日で10月30日、つまりゼイルの誕生日になる。

ゼイルが転校してきたのが11月1日だから、まだ誕生日を祝った事がないのよね…

 

咲子「ねぇ竜美」

 

竜美「どうしたの、お母さん?」

 

咲子「あとちょっとでゼイルの誕生日でしょ?プレゼントを買いたいんだけど…何をあげれば喜んでくれるかしら?」

 

竜美「うーん…分かんない!」

 

咲子「デスヨネー……!」ハッ

 

そういえば、アイツらなら…

 

ー数分後ー

 

恋人のプレゼントを決める。

それに長けているのは…

 

咲子「アンタら若宮宮若コンビでしょ!?」

 

敬太「そうだけどな…」

景子「そうだけどね…」

 

ー--------------------------------------

 

若宮景子と宮若敬太

コイツらは中学生の頃から付き合っており、咲子達と同じ中学である。

初登場は2話とかなり初期だが、ほぼ登場していない言わばモブキャラ。

尚、イナイレのパロディ回では登場した模様。

 

ー--------------------------------------

 

咲子「恋人に渡すプレゼントは一応クリスマスもあったけど、もっとゼイルが喜ぶようなプレゼントを渡したいの」

 

景子「………」

 

咲子「相手が喜ぶようなものにどんなものがあるのか、ずっとリア充のアンタ達にききにきたの」

 

敬太「なるほどな…」

 

景子「そうは言っても…」

 

敬太「プレゼントは何を渡してもいいと思うぞ?」

景子「プレゼントは何を渡してもいいと思うわ?」

 

咲子「えっ…?」

 

敬太「1番大事なのは、気持ちだ」

 

景子「ちゃんと自分の想いが伝わればいいのよ♪」

 

咲子「………」

 

そう、だったわ…忘れてた。

 

咲子「ありがと、2人とも」

 

敬太「どういたしましてだ」

景子「どういたしましてね」

 

ー--------------------------------------

 

そして、当日。

 

全員『ゼイル、17歳の誕生日おめでとう!』

 

ゼイル「ああ…みんな、ありがとな…!」

 

かなり久々にちゃんと誕生日を祝われたゼイルは、少し感動していた。

そして周りは順番にプレゼントを渡していき…

 

翔「よし、最後は咲子だな」

 

咲子「ええ。ゼイル、ちょっと立ってくれないかしら?」

 

ゼイル「おう…」ガタン

 

咲子「私からのプレゼントは2つあるわ。まずはコレ」スッ

 

私が出したのは…灰色と黒のマフラーだった。

それをゼイルの首に巻く。

 

咲子「頑張って編んだのよ?」

 

ゼイル「…フッ、ありがとな咲子」ナデナデ

 

咲子「ふふっ…そして、私の2つめのプレゼントはコレよ♪」

 

グイッ

 

ゼイルを少しこっちに寄せる。

 

ゼイル「おいちょ…」

 

 

 

 

 

ちゅっ

 

 

 

 

 

咲子「愛してるわよ、ゼイル♪」ニコッ

 

口に軽いキスをした。

 

全員『おお~!』パチパチ

 

ゼイル「………(やっべ、咲子に惚れ直したぞ…)」

 

咲子「じゃ、誕生日会を続けましょ!」

 

全員『イェーイ!』




末永くお幸せに。

次回もよろしくおねがいします。


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そうだ、食べに行こう

風鈴、めちゃくちゃ食いしん坊でワロタ。


side桜木咲子

 

私、ゼイル、竜美の3人は家(自宅)で寛いでいた。

 

咲子「竜美、今夜は何食べる?」

 

竜美「うーん……何でもいい!」

 

ええ…

 

咲子「その返答が1番困るんだけど………あ」

 

ゼイル「何か思いついたのか?」

 

咲子「外食にしましょ」

 

竜美「やったぁ!」

 

店は…

 

咲子「いつもと同じでいいわよね?」

 

ゼイル「もちろんだ。あそこの料理は美味いしな」

 

咲子「んじゃ、いくわよ竜美」

 

竜美「は~い!」タタッ

 

ー--------------------------------------

 

♪煮ル果実-ハングリーニコル

 

ーイーティングニコルー

 

ガラガラ

 

今はまだ5時だからか、あまり人はいなかった。

 

「いらっしゃいませ…おお、君達かい」

 

咲子「先月ぶりです、ニコルさん」

 

「俺もいるぞ!」

 

ゼイル「…ノーマンさん?」

 

花町のOB兄弟、ニコルさんとノーマンさんがいた。

…まあ、ニコルさんは店主だから当たり前だけど。

 

ニコル「…そうだ!君達に見せたいものがあるんだよ」スッ

 

ニコルさんはとあるポスターを出す。

 

咲子「えっと…」

 

ー--------------------------------------

 

カプサイシンチャレンジ!

 

対象商品:カプサイシンライス(大盛)

 

カプサイシンライス(大盛)を30分以内に食べると、代金無料+クーポンをプレゼント!能力の使用は許可します!是非チャレンジにご参加下さい!

 

ただ今のベスト記録:5分20秒

ただ今の2位記録:28分42秒

 

ー--------------------------------------

 

…まさか。

 

咲子「ベスト記録って、風鈴だったりします?」

 

ニコル「そうだよ。チャレンジに挑戦する為だけに北海道からはるばる来たとか言ってたね」

 

咲子「ええ…?」

 

いつ来たの?

風鈴の思考回路がよく分からないわ…

 

ニコル「ちなみに、このチャレンジを受ける場合牛乳が自動的につくから、安心していいよ」

 

ソレ、標準装備なので安心できませんよ…

 

ノーマン「で、挑戦するのか咲子?」

 

…フッ。

 

咲子「…挑戦しますよ」

 

ニコル「オーケー、じゃあ早速準備するよ。…あ、君達2人は?」タタッ

 

ゼイル「俺はポークステーキで」

 

竜美「お子様セット!」

 

ニコル「了解!」ババッ

 

…うん、速いわね。

 

ー数分後ー

 

ニコル「はいお待ち~」コトン

 

ジュワァァ…

 

赤い飯が盛られた皿が私の前に置かれる。

…もちろん赤飯ではなくカプサイシンライスである。

 

咲子「………」ゴクリ

 

ニコル「準備はいいかい?」

 

咲子「…はい!」

 

ニコル「じゃあ…始めるよ!」




設定ですが、イーティングニコルは知る人のみぞ知るって感じの隠れ名店です。
果たして咲子は食べきれるのか…?

次回もよろしくおねがいします。


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カプサイシンチャレンジ

うわ、想像しただけで火傷しそう…


side桜木咲子

 

ニコル「じゃあ…始めるよ!」

 

ピッ!

 

タイマーがスタートする。

 

咲子「1口目…」パクッ

 

…んぐっ!?

 

咲子「辛いィィィ!」ガシッ

 

ゴクッ…

 

すぐに牛乳を1口飲んで辛みを消し去る。

 

咲子「牛乳を飲み干すとほぼ詰みね…」

 

できるだけ節約しないと…

 

咲子「ヤケよ!はむっ、あむっ…」

 

ゼイル「おい待てそれは…」

 

ジジッ(あ~、辛味の音ォ~!)

 

咲子「ギャァァァ!」

 

辛い辛い辛い辛い幸い辛い辛い辛い辛い!

(1個だけ違うな…)

 

ゴクゴク…

 

咲子「んぐっ…ヤバいわね、コレ」

 

ノーマン「無理するなよ?割とマジで」

 

デスヨネー…

 

咲子「はむっ」パクッ

 

ジュゥ…

 

辛い…でも我慢よ…

 

咲子「んむっ」パクッ

 

ジュワァ…

 

イィッ…

 

咲子「あむっ」パクッ

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「1口!」ゴクッ

 

ゼイル(そのサイクルをしても、牛乳は持たないだろうな…どうするんだ咲子?)

 

とりあえず

ライス3口→牛乳1口

のループを繰り返した。

 

ー数分後(タイマー残り:17分49秒)ー

 

ゴクッ…

 

咲子「あ(絶望)」

 

牛乳が、亡くなった…

(漢字がおかしいぞ)

まだ半分残ってるのに…

 

ノーマン「ココまで持たせたのも結構凄いと思うけどな?」

 

咲子「問題はソレじゃないですよぉ…」

 

…またヤケ食いしかないわね。

 

咲子「んむっ、はむっ、あむっ、はむっ、んむっ…」パクパク

 

ゼイル「」( ゚Д゚)

 

ジジッ…

 

咲子「~~~ッ!」ジタバタ

 

辛い辛い辛い辛い唐津!

(地名かよ!)

 

咲子「辛いの飛んでいけ、辛いの飛んでいけ、辛いの………あれ?」

 

辛く、なくなった?

 

咲子「はむっ」パクッ

 

しーん

 

咲子「でも味覚はある…まさか」

 

私…

 

咲子「辛味を"分解"した…?」

 

能力の使用はありだから…問題ないわね。

 

咲子「うおおおおおおおお!」ガツガツ

 

ニコル「えええっ!?」

 

ノーマン「おいおい死ぬぞ!?」

 

咲子「もう私は無敵だァァァ!」パクパク

 

ー3分後(ムスカ大佐です)ー

 

咲子「はむっ!」パクッ

 

…ゴクッ

 

最後の1口を飲み込む。

 

ピッ

 

ニコル「残り時間13分6秒…つまりタイムは16分54秒だね!2位更新おめでとう!」パチパチ

 

咲子「いやぁ、私の能力が発動しなかったら死んでました」

 

ノーマン「そういえば、能力が進化したとか言ってたな」

 

咲子「そゆことです」

 

竜美「…ねえねえお母さん」

 

咲子「?」

 

竜美「次は私も挑戦したい!」

 

咲子「………」( ゚Д゚)

 

ゼイル「…どうする?」

 

咲子「えっと…もっと大きくなったら、ね?」

 

竜美「うん!」ニコッ

 

その後私はクーポンを貰い、ゼイルと竜美の代金を払って帰った。

 

ー--------------------------------------

 

数日後、メイは咲子と同じようにカプサイシンチャレンジに挑戦していた。

 

メイ「咲子さんには負けません!」パクッ

 

ジジッ…

 

メイ「ギャァァァ!」

 

ニコル(うん、だよね…)

 

26分後、死にかけた状態でチャレンジをクリアしたメイがいた。

一応3位更新である。




からいねぇ~(黄猿風)

次回もよろしくおねがいします。


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留美とレイトの遺伝子

複線回。
結構いいクオリティだと思います。


「何故だ!」ダンッ

 

研究者の1人は台パンする。

 

「赤坂留美と室見レイトの遺伝子を採取したのはいい…だが、ソレが保管されている研究所までが破壊されるとは…」

 

「予想できぬ事態だ…」

 

「攫う事はもうできない。どうやって2人の遺伝子を採取する?」

 

「髪の毛1本でもいい、どうにかして…」

 

ザッ

 

「室見レイトのならある」

 

「…!戻ってこられましたかボス!」

 

研究者達のボス…ヌーク・リートが現れる。

 

リート「ヤツらと戦闘する機会があってな、その時採取した。使え」スッ

 

「あ、ありがとうございます!」

 

研究者は室見レイトの髪の毛1本を受け取る。

 

リート「赤坂留美とは後に接触するつもりだ。ヤツの遺伝子はかなり特殊だからな…」

 

「はい、3つの属性を持つ上に能力を持つ確率がかなり高いヤツの遺伝子は重宝すべき物でしょう」

 

リート「赤坂留美の遺伝子は知っているが…室見レイトの遺伝子は何が特別なのだ?」

 

「生まれた時の遺伝子検査などを元に攫ったのですが…予想通りでした。…こちらの映像を」スッ

 

研究者はヌーク・リートにとある映像を見せる。

 

ー--------------------------------------

 

咲子達が研究所に着く前、レイトが実験されている映像だった。

 

レイト「あ、あ”あ”ッ…!」グラッ

 

…ゴォッ!

 

室見レイトは、悪魔化した。

 

リート『…偽物の悪魔、ドッペルか』

 

『はい』

 

リートが悪魔化名を知っているのは、既に同じものを見たことがあるからである。

 

「フンッ!」ダンッ

 

映像の中で研究者がレイトに向かって光線銃を撃つ。

 

…キィン!

 

しかし、光線は何かに弾かれた。

 

レイト「グッッ…」キラッ

 

パァァ…

 

レイトの前にジョジョで言うスタンドのようなものが現れていた。

風貌は…天使化のソレである。

 

「…!成功だ…!」

 

ー--------------------------------------

 

そこで映像が切られた。

 

リート「ふむ…」

 

「ヤツは天使化と悪魔化が同時にでき、しかも片方を変身せず意のままに操る事ができる…この映像のヤツは暴走状態ですが、意識があればかなり厄介でしょう」

 

リート「なるほど、この遺伝子がアレばそれをわが物でできるな」

 

「その通りです」

 

リート「……そろそろ時間のようだ、俺はもう行く」

 

「はっ」

 

シュッ

 

「…よし、この髪の毛から遺伝子を採取するぞ」

 

「ああ…」

 

この研究が咲子達にとって悪い意味で成果を出すのは、翌年の3月にある5校衝突の時だった。

 

ー--------------------------------------

 

留美「…痛っ!」ズキッ

 

茜「…どうしたの、留美?」

 

留美「いや、なんか髪の毛が抜かれた感覚がして…」

 

リート「………」

 

シュッ




情報
留美は属性3つ、しかも能力持ちの可能性大。
同じ天使化を持った人が存在する。
レイトは天使化、悪魔化が両方できる。

いやぁ、すげぇ(語彙力は死んだ)

次回もよろしくおねがいします。


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ドッペルとワンダーズ

もう出るの!?


side室見メイ

 

メイ「やぁっ!」キィン!

 

レイト「!」サッ

 

俺は今、レイト君と手合わせをしています。

 

レイト「ダブルグレネード…V2!」ドゴォ

 

ギュゥゥン!

 

メイ「…ハッ!」ギュン

 

ゴォォォォ…!

 

メイ「ゴッドキャッチ…G4!」ガシッ!

 

シュゥゥゥ…

 

レイト君の攻撃を難なく止めます。

 

レイト「止められたか…でもコレはどうかな!」ボッ

 

ドッ!

 

レイト「レーヴァテイン改!」ギュゥゥン!

 

…ココは、相殺した方が良さそうですね。

 

メイ「ハッ…絶ゴッドノウズ!」ドギュゥン!

 

…バゴォ!

 

レイト「負けないよ!ハァァァ!」

 

レイト君は負けじとエネルギーを送り続けます。

 

メイ「…!」

 

カッ!

 

メイ「天使化…!?」

 

レイト君の天使化と同時に、俺の技が相殺されてしまいました。

 

シュゥゥゥ…

 

レイト「冒険の天使、ワンダーズ!」

(元ネタ:トンデモワンダーズ)

 

メイ「おお…!」

 

レイト「…あ、やっちゃったよ」

 

メイ「えっ…?」

 

つまり、既に習得済みだったんですか?

 

レイト「実はね、一週間前ぐらいにゼイルと手合わせした時に目覚めたんだ」

 

メイ「は、はぁ…「それと、コレもできるよ」…?」

 

レイト「見て驚いてよ…悪魔化!」ギュン!

 

…悪魔化!?

 

メイ「ありえません…天使化と悪魔化が同時なんて……あれ?」

 

レイト「…よし」

 

メイ「外見が、変わってませんよ?」

 

レイト「ん?ああ、僕の状態は天使化だけど、悪魔化はこうやって出すんだ…ハッ!」

 

…ゴォォ!

 

メイ「…!」

 

レイト君の隣に、スタンドのような人型の影が現れました。

 

レイト「偽物の悪魔、ドッペル!」

(元ネタ:拝啓ドッペルゲンガー)

 

メイ「…でも、どうやってその現象が?」

 

レイト「この現象が発生した直後に、坂田先生にきいてみたんだけど…かなり驚いていたね。遺伝子が特殊らしいよ」

 

メイ「なるほど…」

 

レイト「…さぁ、手合わせを続けよう!」

 

メイ「あ、その前に…天使化!」カッ

 

シュゥゥゥ…

 

メイ「…コレでフェアです!」

 

レイト「そうだね…真零零斬り!」ズバッ!

 

赤い斬撃が飛んできます。

 

メイ「神火斬り!」キィン!

 

…スパァン!

 

レイト「ッ、ハッ!」ギュン

 

パラッ…

 

メイ「…!(グランドスイーパーですね…!)」キッ

 

レイト「予想通りだといいね…!」カチッ

 

…ピカッ!

 

メイ「範囲が…!?」

 

レイト「グランドスイーパーV3!」

 

ドドドドドゴォ…!

 

メイ「…グハッ!」バゴォ

 

…ズサッ!

 

爆風で吹き飛ばされてしまいますが、すぐに着地して体勢を整えます。

 

レイト「…どうだい?」

 

メイ「…フッ、強くなってますね…!」

 

レイト「そうかい。…まだまだ行くよ!」ドッ

 

メイ「…こっちこそ、です!」

 

…キィン!




戦闘っていいよね。

次回もよろしくおねがいします。


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特訓、特訓。

普通ですね。


side室見メイ

 

レイト「せいっ!」シャッ

 

メイ「…ふっ!」サッ

 

レイト「えっ!?」

 

今です!

 

…ギュン!

 

メイ「ハァァァァ!ストームゾーン!」

(風神の舞の強化版)

 

ビュゥゥン!

 

レイト「くぅっ…うわっ!」フワッ

 

メイ「さらに命命斬り!」

 

レイト「ドッペル!」

 

…ズバッ!

 

メイ「…!!」

 

レイト「ふぅ、危なかった…」

 

レイト君は悪魔化で俺の斬撃を止めていました。

 

レイト「僕のターン!レーヴァテイン改!」ボッ

 

…キィン!

 

メイ「ッ…!」ギギギ

 

レイト「…せやぁ!」ゴォッ

 

メイ「うっ…」ザッ

 

少し押され気味になってますが……試してみますか。

俺は押されながら刀を構え…

 

メイ「命命斬り!」ギュン!

 

技を発動しました。

すると…

 

…ギュゥゥン!

 

レイト「なっ…ぐわっ!?」ドゴォ!

 

衝撃波が発生し、レイト君を吹っ飛ばしました。

 

ドサッ

 

レイト「いてて…今のは何だい!?」

 

メイ「この2本の刀の特性ですよ。技と一緒に衝撃波が出るんです」

 

レイト「えっ、何それ…」

 

メイ「…でも、ココからは一刀流で戦いますのでご安心を」スッ

 

レイト「うん、安心できないけどね?」

 

メイ「それと…天使化解除!」

 

シュゥゥゥ…

 

レイト「!?」

 

メイ「からの…憑依:クミ!」

 

ギュン!

 

レイト「…なるほど、憑依を使って戦うんだね」ザッ

 

メイ「その通りです。雷属性の技にも慣れておかないといけませんからね…」スッ

 

お互い構えます。

 

…ドッ!

 

レイト「真零零斬り!」ズバッ

 

メイ「真ニードルハンマー!(刀バージョン)」バチッ

 

…キィン!

 

その後もしばらく俺とレイト君は手合わせするのでした。

 

ー--------------------------------------

 

side桜木咲子

 

私は、留美が悪魔化を制御できるように鍛えている。

その結果、ある程度は制御できるようになった。

 

咲子「んじゃ、変身しなさい!」

 

留美「はい!…悪魔化!」ゴォッ

 

シュゥゥゥ…

 

留美「紅の悪魔、コウマ!」

 

咲子「憑依:竜美!」

 

ギュン!

 

留美「いきますよ…!」ボッ

 

ギュルルルル!

 

留美の後ろに炎のマジンが現れ、留美と共に回転する。

 

留美「ブレイズストーム!」ドゴッ

(爆熱ストームの強化版)

 

ゴォォォォ!

 

咲子「…フッ、いいわね」

 

結構パワーを感じるわ。

 

咲子「真千手観音!」ギュン

 

…ガシィン!

 

留美「…あちゃあ」

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「ふぅ。いい攻撃だったわよ!」グッ

 

留美「パワーの差は2.6倍ぐらいあるのによく言いますよ」

(ココでのパワーは450万vs1200万)

 

咲子「私が言ってるのはパワーじゃなくて気迫よ、気迫。だいぶ制御できてるじゃない」

 

留美「フフッ、ありがとうございます」

 

咲子「んじゃ、続けるわよ!」

 

留美「はい!」




サブタイトル思いつかなかった。

次回もよろしくおねがいします。


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曲を作ってるヤツ

もう3日寝ると300話♪


side桜木咲子

 

私達さとかに隊+留美&茜は基地に集合していた。

どうやら千早達がプレゼンをやるらしい。

 

咲子「多分5部のプレゼンだろうけど…早くない?」

 

メイ「開発スピードは元々速いのにさらに速くなってますよね…」

 

翔「もう驚かんぞ…」

 

ガチャッ

 

…セッティングが終わったようね。

 

千早「それじゃ、プレゼンを始めまーす」

 

画面には、

『MULAの物語制作陣の紹介と5部のPV』

のタイトルが。

…やっぱり5部の開発は終わってたのね。

 

千早「まずは、制作陣のメンバー紹介ですね。プログラマーは俺、七隈千早と…」

 

ザッ

 

千代「私、七隈千代です。量は私が8割、千早が2割ですね。私の場合能力によるものが多いです」

 

千早「映像・演出はこの方です!」ピッ

 

絵奈『どうも~、貝塚絵奈です~』

 

スクリーンに絵奈が映る。

病院で動画を撮ったようだ。

 

絵奈『ピクセルアートは私が全部やってます!』

 

そして動画は終わった。

…短いわね。

 

千早「そして音楽、つまりBGM担当はこの方です。…おーい、出てこい」

 

「う、うん…」

 

眼鏡とヘッドホンを付けた男性が現れる。

 

奏斗「音楽担当の、音羽奏斗です。曲は僕が作ってます」

 

千早「メンバーは以上です!それじゃ次はお待ちかね、MULAの物語5部のPVです!」

 

ー--------------------------------------

 

PVの後、プレゼンは終わった。

 

奏斗「緊張した…」

 

千早「まあ、そりゃ学年のトップ達の目の前で自己紹介をするんだからな」

 

千代「緊張しなかった私達がおかしいのよ」

 

奏斗「いや、それは2人が試合の実況もしてるからだと思うよ?」

 

うん、私もそう思うわ。

 

咲子「…そういえば、アンタ達はいつ知り合ったの?」

 

千早「中学の時だな。オタトークで盛り上がってそのまま友達になった」

 

奏斗「そういえばその時ぐらいだったね、桜木さんが中学の戦闘大会に優勝したの」

 

千代「私達は違う中学だったけどね」

 

咲子「それぐらいの時期だったのね…」

 

てか、私自身戦闘大会に優勝したのを忘れそうになるわ…

主にココ2年の内容が濃すぎるせいで。

 

メイ「奏斗さんの曲、凄く気に入ってますよ!」

 

奏斗「あ、ありがとう…」

 

そしてもうしばらく私達は雑談するのであった。

 

ー数時間後ー

 

メイの実況、生配信にて。

私とメイはアモングアスの対戦をしていた。

もちろんさとかに隊のヤツらも巻き込んで。

 

Bloom_Kid「さっき誰かがベントしたのが聞こえたわよ?」

 

Mei「どのあたりですか?」

 

Silver「Bloomと一緒にいたんだが、医務室辺りからだ」

 

Iceman「マジか?」

 

TY「………」

 

Zeroto「TYはどうだい?」

 

Fast_Thousand「さっきから黙ってるようだが?」

 

TY「お、俺は何も…」

 

全員『TYだな』ピッ

 

『TYはインポスターだった』

 

うん、やっぱりね。




音羽奏斗
MULAの物語音楽担当。めっちゃハイクオリティな曲を作る。

千代の能力:指の加速。まさにタイピングの為にあるような能力。音ゲーにも使える。

今思うと、この小説の能力って全然遺伝とか関係ないですよね…
まあ、ある程度は関係ありますが。

ユーザーネームは当ててみて。

次回もよろしくおねがいします。


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夢(300話突破!)

やっと、判明。

300話記念の絵↓


【挿絵表示】


※下手かもしれません。

100話突破したのが1年2学期終了なんですよね…
つまり時系列1年で200話使ってる、と。
長いなぁ…


side桜木咲子

 

今日は2学期最後の日。

冬休みはまた北海道に行くつもりだから、楽しみね♪

 

日花「それじゃ、冬休みの宿題を配るわよ~」パサッ

 

祐樹「宿題かよ…」ずーん

 

ルマ「ボクが手伝うから安心して」

 

めんどくさがる祐樹を松葉杖を持ったルマがなだめる。

色々渡された後、とある紙が最後に渡された。

 

咲子「…原稿用紙?」

 

お題は何かしら?

 

日花「今回の作文のお題はズバリ、『夢』よ」

 

翔「夢?」

 

日花「将来やりたい事、就きたい職業、成し遂げたい目標…何でもいいわ。アンタ達の夢を書きなさい。…ただし、高校生らしい書き方をすることね」

 

咲子「………」

 

夢、か…

そういえば翔、祐樹、絵奈の3人以外には言ってなかったわね…

 

ー--------------------------------------

 

学校が終わり、私達は帰路についた。

(メンバーはさとかに隊+留美&茜)

 

メイ「俺の夢は室見流の道場を建てることです!」

 

レイト「おお…それはいいね」

 

メイ「咲子さんの夢は何ですか?」

 

咲子「…知りたい?」

 

メイ「だからきいてるんです」

 

咲子「…ふふっ、そりゃそうねぇ」

 

翔「…ああ、アレか」

 

祐樹「懐かしいなおい…」

 

絵奈「だよね~」

(ビブスをつけてる)

 

翔、祐樹、絵奈の3人は懐かしがる。

そりゃ小学校の時に言った事だしね…

 

咲子「私の夢は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"最強"になる事、かしら?」

 

久々に言ったわね。

 

ゼイル「最強…?」

 

咲子「まずは福岡県で最強になり、次に日本最強になって、さらにアジア最強になって、ついに世界最強になって、最後は…」

 

私は一息ついて、その言葉を言う。

 

咲子「時間軸も超えて最強になる事よ」

 

その為に私は花町高専に入学した。

 

留美「先輩の夢…凄いです!」

(語彙力死んでるぞwww)

 

千早「…流石だな」

 

メイ「…フフッ、きっと咲子さんなら叶えられますよ、その夢!」

 

咲子「そうね。アンタも道場を建てる夢、頑張りなさいよ」

 

メイ「はい!」

 

そして私達は雑談しながら帰ったとさ。

 

ー--------------------------------------

 

ー過去ー

 

コレは咲子達が小学生の頃に起きた出来事である。

 

翔「俺の夢は、ペンギントレーナーになることだ!」

 

絵奈「ポケモントレーナー?」

 

翔「違う!ペンギントレーナーだ!」

 

絵奈「ふ~ん。私は画家になることかな~?」

 

咲子「絵奈らしいわね」

 

祐樹「俺は…まだない!」

 

翔「え、マジで?」

 

祐樹「俺バカだから、まだ思いつかない!…咲子は?」

 

咲子「私の夢は、"最強"になることよ!」

 

3人『最強?』

 

咲子「日本一強くなって、世界一強くなって…今までもコレからも1番強い人になるの!」

 

翔「おお、いいな!」

 

絵奈「頑張って~!」

 

咲子「うん!」




咲子の夢、かなりシンプルで壮大ですね。
メイの夢は、結構意外?

※現在の翔の夢は違います。

次回もよろしくおねがいします。


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2年冬休み
帰省


2年冬休み編、スタートッ。


side桜木咲子

 

ガチャッ

 

春樹「ただ"イモ"~」

 

咲子「"おかか"えり~」

 

蓮也「…?」

 

春樹「おう、咲子。…と、ついでに親父。お土産だ」スッ

 

蓮也「俺はついでかよ…」

 

もらったのは東京バナナだった。

コレ、結構美味しいわよね。

 

春樹「…ん?」

 

竜美「…お兄さん、誰?」

 

咲子「あ、そういえば会ったことなかったわね」

 

夏休み中は帰って来なかったし。

 

春樹「えっと、この子が竜美ちゃんか?」

 

咲子「ええ」

 

竜美「桜木竜美です!お兄さんは?」

 

春樹「咲子のお兄さんの春樹だ、よろしくな」ポンポン

 

竜美「うん!」

 

春樹「…そういえば。竜美ちゃんの分のお土産もあるんだよ」ゴソゴソ

 

咲子「えっ、買ったの?」

 

春樹「まぁ、好みが分からなかったから、コイツだ」スッ

 

兄さんが出したのは…ご当地のピカチュウキーホルダーだった。

…無難なチョイスね。竜美はテレビでポケモン見るし。

 

竜美「ピカチュウだ!ありがとう!」ニコッ

 

春樹「おう、喜んでくれた何よりだ」

 

蓮也(俺、空気なのか?父親なのに立場弱すぎだろ…)

 

ー--------------------------------------

 

side飛羽野ゼイル

 

ガチャッ

 

きじお「ただいま」

 

ゼイル「おかえり、兄さん」

 

茜「おかえり~!」

 

きじお「そういえばゼイル、義娘ができたんだって?」

 

ゼイル「…まぁな」

 

きじお「確か…竜美ちゃんだっけ?明日会わせてくれないかい?」

 

ゼイル「もちろんだ」

 

きじお「っと、お土産だよ」スッ

 

ゼイル「…プレミアムマッ缶だと!?」

 

コレ、実物を見るのはかなり久々だな…

 

ゼイル「ありがとな、兄さん」

 

きじお「どういたしまして」

 

ー--------------------------------------

 

side梅野風鈴

 

今年も咲子達が来るらしい。

咲子達と一緒にいるのは結構楽しいし、楽しみだ。

 

風鈴「うーん、予定を考えてるとお腹がすくなぁ…」

(いやなんでだよ)

 

…次福岡へ行くときも、カプサイシンチャレンジに挑戦したいな。

 

風鈴「あーあ、もっとお腹すいてきた。カップ麺10個食べよっと」スタスタ

(今、明らかに異常な数字を聞いた気がするんだが?)

 

ー3分後ー

 

ズズッ

 

風鈴「え、なんで私が太らないのかって?そりゃ…脂肪は常日頃戦闘に使ってるからね!」ドヤァ

 

読者達に説明し、ドヤ顔をする。

(何だ、この圧倒的メタさは…)

 

風鈴「ん〜…そうだ!」

 

咲子達が来たら、"アレ"をしよう!

 

風鈴「でも、絶対私が勝つから…」

 

咲子達vs私、コレでチャラだね!

楽しみだなぁ〜♪




風鈴が言うアレ、みなさんならもう分かりますよね?

次回もよろしくおねがいします。


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初代梅

完全にその場で思いついたネタ。


side桜木咲子

 

今日は12月24日、クリスマスイブ。

私は博多駅でとある人物を待っていた。

…お、いた。

 

咲子「こっちよ、砂智子」

 

砂智子「あ、咲子さん。1月半ぶりですね」

 

まあ、話数的には30話も経ってないけどね(メタい!)

一応砂智子も私達と北海道へ行くつもりだ。

 

砂智子「明日はクリスマス会があるんですよね?」

 

咲子「ええ…そういえば風鈴が来るって言ってたわ」

 

砂智子「風鈴さんが?北海道からですよね?」

 

咲子「ソレがよく分からないのよ…どうせ私達が北海道に行った時に会えるのに」

 

砂智子「飛行機じゃないんですか?」

 

咲子「移動手段をきいたら、『飛んでくる』って言われたんだけど……まさか」

 

…うん、風鈴だったらあり得るわね。

 

砂智子「空を飛んで福岡まで来たりして…?」

 

咲子「…絶対そうね。見つけたら撃ち落としてやるわ」ニヤリ

 

砂智子「あはは…」

 

ー--------------------------------------

 

テレス「いやぁ、ヒマだったからちょうどよかったよ」

 

咲子「そういえばしばらくココに留まるんでしたよね?」

 

途中通りかかったお土産屋で見覚えのある人がいたので、挨拶したらついてきた。

 

テレス「そうだよ。最後ココに来てからだいぶ変わってるし、色々見て回りたいしね」

 

砂智子「あの…」

 

テレス「ん、どうしたんだい砂智子?」

 

砂智子「半年程前に羽合高専に来たりしてませんか?」

 

テレス「半年前に羽合?…ああ、あったね」

 

砂智子「そうですよね、何処か見覚えがあったので気になっちゃいました」

 

…ピロン

 

咲子「ん、メールね」スッ

 

風鈴から写真付きでメールが来ていた。

 

『福岡なう』

 

咲子「…マジで来たわね」

 

写真は福岡タワーを空から撮ったものだった。

 

テレス「北海道から飛んでくる友達がいるの?凄いねその子」

 

ピロン

 

また風鈴からメールだ。

 

『咲子捜索中。どこにいるの?』

 

咲子「………」

 

砂智子「…普通に答えたらどうです?」

 

咲子「いや、私の予想が正しければ…

 

 

 

 

 

…多分もう見つけてるのよ」

 

砂智子「えっ?」

 

咲子「いるんでしょ、風鈴?」

 

 

 

 

 

…バサッ

 

「いやぁ、バレちゃったよ。流石咲子だね」

 

スタッ

 

天使化した風鈴が空から着地した。

…それにしても。

 

咲子「アンタ、北海道から天使化して飛んできたの?」

 

私だったら風を纏って飛んでくるけど。

 

風鈴「その通り。風の天使は速いのさ!」フンスッ

 

ドヤ顔をする風鈴。

 

テレス「ん~?」じー

 

風鈴「ん?…あ、貴女は!」ハッ

 

咲子「知り合い?」

 

風鈴「…しょ」

 

テレス「…あ、バレた?」

 

風鈴「初代"梅"さん!?」

 

砂智子「…え」

 

咲子「えええっ!?」

 

衝撃的な言葉が風鈴の口から放たれたのだった。




テレスと有美は同い年。
しかし、テレスは老けない。
何故でしょう?…ま、カンタンか。

風鈴の思考回路
咲子達が北海道に来るのが楽しみ

はやく会いたいなぁ

明日クリスマス会あるの?

行きたいなぁ

でも、お金そんなにないし…

そうだ、飛んで行こう

イマココ

意味不明すぎワロタ。

次回もよろしくおねがいします。


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風鈴は食いしん坊である

ココだけの話。
この小説、8割ほどアドリブなんだよね。


side桜木咲子

 

12月24日の昼頃。私達は衝撃的な事実を知った。

 

テレス「えっと、なんで分かったの?」

 

風鈴「高専の写真で歴代梅の写真を見たことがあるんです!」

 

テレス「へぇ…ん?2人ともビックリしてどうしたの?」

 

咲子「そりゃ初代桜の親友が初代梅なんですから」

 

砂智子「突然言われて驚かないハズがないですよ…」

 

テレス「うん、だよね」

 

風鈴「………」じー

 

咲子「…どうしたの、風鈴」

 

風鈴「…咲子」

 

ぐぅーっ。

 

…はぁ。

 

咲子「…我慢しなさい」

 

風鈴「だってぇ、北海道からココまで飛んできたんだよ?天使化は…今解除っと」シュッ

 

砂智子「えっと…」

 

風鈴「?」

 

砂智子「風鈴さんって食いしん坊でしたっけ?」

 

咲子「むしろなんで今まで気付かなかったの?」

 

風鈴「失礼な!能力の為に食べてるだけだよ!…まあ、いっぱい食べるのは否定しないけど」

 

咲子「…アンタ昨日の夜私達が北海道に行くのが楽しみすぎてお腹すいたからカップ麺10個食べたとかメールしたわよね?」

 

風鈴「」ギクッ

 

砂智子「じゅ、10個も?」

 

テレス「よくそんなに食べれるねぇ。しかも太r「テレスさん、ソレはいっちゃダメです」…あ、うん」

 

風鈴があんなに食べても太らないのはもはや七不思議だ。

…能力の影響であんなに体系保てるモノなの?

 

風鈴「と、とりあえずさっさと移動しよっか♪あはは…」クルッ

 

タタタ…

 

砂智子「…行きましょうか」

 

タタッ

 

ー--------------------------------------

 

途中でテレスさんと別れ、さとかに隊基地に着いた。

 

ピンポーン

 

…ガチャッ

 

翔「おっ、おかえり…って風鈴?」

 

風鈴「飛んできた」

 

翔「お、おう…入れ」

 

スタスタ

 

入るとゼイル、祐樹、学、育也、レイトの5人がスクリーンで面白動画を見ていた。

 

学「…ギャハハハッ!」

 

ゼイル「学、アウト」

 

学「あ」

 

ルマ「せいっ!」ベシッ

 

学「いてっ!」

 

罰ゲームはルマのハリセンのようだ。

 

メイ「………」カタカタ

 

砂智子「メイさん?」

 

メイ「………」カタカタ

 

画面を見るとアンダーテールの難関二次創作をしていた。

集中してるようね。

 

カチッ

 

メイ「…よっしゃ!やっとクリアできたぜ!」バッ

 

風鈴「」( ゚Д゚)

 

砂智子(あ、その口調でしたか)

 

…ああ、風鈴はこの状態のメイを見たことがなかったわね。

 

咲子「………」トントン

 

メイ「ん?…あ、戻って来てたんですね咲子さん」

 

口調は戻ったようね。

 

風鈴「メ、メイ…さっきのは?」

 

メイ「さっきの?…ああ、アレですか。気合を入れてる時はあの口調になるんです」

 

風鈴「気合…?」

 

咲子「まぁ、気にしない方がいいわよ。…はい、ポテチ」スッ

 

風鈴「ありがと」ビリッ

 

パクパク…

 

砂智子「………」( ゚Д゚)

 

メイ「凄い食いっぷりですね…」




いっぱい食べる女子は強い。

次回もよろしくおねがいします。


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みんなで食べにいく

side桜木咲子

 

咲子「…ちょっと気になったんだけど」

 

風鈴「?」パクパク

 

咲子「アンタ、嫌いな食べ物とかあるの?」

 

ポテチを勢いよく食べている風鈴に尋ねる。

 

風鈴「うーん…ないねぇ」パクパク

 

咲子「デスヨネー「でも」…でも?」

 

風鈴「ダークマターは食べられないね」パクパク

 

咲子「ふーん…」

 

つまり絵奈の料理(目玉焼き除く)は食べられないと。

…んなモン食べれないのが当たり前よ。

 

風鈴「…ふぅ、ご馳走様」

 

翔「あの大袋を30秒未満で食べ終わっただと…」

 

メイ「一時的に食費が飛びますね…まあ、上がった所で資金は結構あるので大丈夫ですが」

 

砂智子「資金?」

 

メイ「俺の生配信や七隈兄妹が作ったゲームなどから資金を得ています」

 

砂智子「なるほど…って」

 

2人『生配信!?』

 

メイ「コレです」スッ

 

自分のチャンネル、『メイの実況』を見せるメイ。

登録者は50万人程。

 

風鈴「後でチャンネル登録するね」

 

メイ「ありがとうございます」

 

砂智子「…もしかして」

 

咲子「?」

 

砂智子「この元倉庫も資金で改造したんですか?」

 

咲子「ソレは違うわ。中3の頃に宝くじで5000万当たったの」

 

メイ「初めて聞いた時はめっちゃビックリしましたよ…」

 

砂智子「かなり運が良かったんですね」

 

咲子「まぁね」

 

そしてもうしばらく雑談したとさ。

 

ー--------------------------------------

 

数時間後。

 

咲子「もう6時半ね。そろそろ飯食いに行かない?」

 

翔「賛成」

 

祐樹「アルカリ性」

 

学「うるせぇ!」

 

…ココまでがテンプレ。

 

風鈴「そうだ!咲子、カプサイシンチャレンジで勝負しない!?」

 

咲子「うーん…いいわよ?」

 

私は能力で辛味を分解できるようになったし。

 

翔「そうときたら移動しようぜ」

 

スタスタ

 

ーイーティングニコルー

 

メタ視点で一ヶ月私視点で一ヶ月半ぶりのイーティングニコルね。(メタい!)

 

ガラガラ

 

ニコル「いらっしゃいませ~。今日はみんなで来たのかい」

 

咲子「はい」

 

ニコル「じゃ、席に案内するね」スタスタ

 

奥の方に案内され、席に座る。

 

咲子「風鈴、ホントにやるのね?」

 

風鈴「もちろん。勝てる自身満々だよ!」

 

メイ「ア、アレはもうやりたくないです…」

 

レイト「やった時死にかけてたからね…」

 

翔「そんなにしんどいのか?」

 

ゼイル「ああ、常人じゃまず食べきるのに精一杯だ。ほれ、咲子が苦しんでる写真だ」スッ

 

…アンタ、いつそんな写真を?

 

翔「…しんどいなその量は」

 

咲子「ゼイル」

 

ゼイル「どうした咲「その写真、今すぐ消しなさい」お、おう…」

 

咲子「撮るならせめて喜んでる写真にしなさい。Do you understand?」

(英語の訳:理解した?)

 

ゼイル「Y,Yes」

(訳:は、はい)

 

そしてゼイルは写真を消した。

 

咲子「よし。そろそろオーダーしましょ」

 

風鈴「うん」




相変わらず日常回は結構雑ですね(苦笑)

次回もよろしくおねがいします。


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圧 倒 的 ス ピ ー ド

速い!速いッ!


side桜木咲子

 

それぞれがオーダーし、少し待つ。

 

咲子「能力発動の準備、と」スッ

 

ギュン

 

口に能力を発動する。

 

スタスタ

 

ニコル「ご注文の料理です~」コトン

 

カプサイシンライス(大盛)が私と風鈴の前に置かれる。

ニコルさんが全員分の料理を置き終わると、タイマーを机に置いた。

 

ニコル「それじゃ、始めるよ?」

 

2人『はい!』

 

ニコル「3…」

 

スッ

 

スプーンを構える。

 

メイ(コレは凄い勝負になりそうですね…)ゴクリ

 

ニコル「2…」

 

サッ

 

食べやすい角度に顔を動かす。

 

ゼイル(頑張れよ、咲子)

 

ニコル「1…」

 

2人『………』

 

ニコル「…スタート!」

 

ピッ

 

……!

 

咲子「あむっ、んむっ、はむっ!」パクパク

 

風鈴「んあむ、んむあ、あむん!」パクパク

 

翔「………」( ゚Д゚)

 

祐樹「は、速ぇ…」

 

前と違って能力で辛味を分解しているので、普通の飯を食べてる気分…というワケでもなく、甘味も分解されてしまってるので何も味がない。

ただ、ひたすら食べてるだけ。

 

咲子「…んぐっ、一口」スッ

 

ゴクッ…

 

…よし。

 

咲子「 ヤ ケ 食 い よ ! 」コトン

 

私は皿を持ち…

 

咲子「…あむんっ!」ムシャッ

 

風鈴「んむっ!?(え、そんなのアリ!?私でも喉焼けるよ!?)」

 

ガーッと大盛の飯を口の中に流し込む。

大丈夫、口の中に入った瞬間米を全部分解してるから喉はつまらない。

 

絵奈「おお~、速いね~」

 

…黄猿のマネかしら?

 

ー数分後ー

 

咲子「……んぐっ」ゴクリ

 

…コトン!

 

咲子「終わったわ!」

 

風鈴「負けた…」コトン

 

風鈴もどうやら今終わったようだ。

 

ピッ

 

ニコル「タイムは3:16…だいぶ速いね」

 

風鈴「1分以上タイム縮めたのに…」ぐでー

 

咲子「偶々よ、うん」

 

風鈴「偶々で私に勝つのはホントにヤバいよ?君も大食いにならない?」

 

咲子「脂肪は分解できるけど、とりあえず断っておくわ」

 

ゼイル「…咲子」

 

咲子「?」

 

ゼイル「よかったな」ナデナデ

 

愛する彼氏に頭を撫でられる。

 

咲子「…ふふっ、ありがと♪」

 

ニコル「一応2人ともタイムはよかったから…はい、クーポン」スッ

 

咲子「あ、ありがとうございます」

 

風鈴「………」じー

 

風鈴は何故かメニューを見ている。

まさか…

 

風鈴「ポークステーキ1つ!」

 

ニコル「まいど」スタスタ

 

咲子「結局もっと食べるのね…」

 

流石に私は腹一杯よ。

 

ー--------------------------------------

 

風鈴「ふぅ、一杯食べた~♪」

 

咲子「………」

 

会計の時の金額…

 

『15282円』

 

半分以上風鈴の食事料だったわ。

まぁ、ちゃんと風鈴が払ったけど。

 

咲子「アンタ…どうやってその金を?」

 

風鈴「大食い大会の優勝賞金」

 

咲子「…へ、へぇ」

 

うん、もう驚かないわ。




一応言っておこう。
飯テロは無理だッ。

次回もよろしくおねがいします。


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代を継ぐ条件

花称号の業務内容は…多分その内判明します。


side桜木咲子

 

クリスマス会の準備などもあるので、今夜はお泊り会になっている。

 

咲子「ツリー、よし。装飾、よし。ケーキ…あ」

 

メイ「もうありますよ」

 

咲子「ならよし。プレゼント…私の分はもう買った」

 

メイ「後は…当日の料理ですが、ソレは当日ですよね?」

 

咲子「そりゃそうね。じゃ、準備はほぼ終わったしゆっくりしましょ」ユラッ

 

メイ「そうしましょう…」ユラッ

 

ドサッ

 

2人でソファーに倒れこむ。

 

2人『はぁ~』

 

ストレッチ気持てぃ~

 

ガタン

 

……ん?

 

ゼイル「………」スッ

 

レイト「………」スッ

 

…パシャッ

 

2人『…よし』グッ

 

ゼイルとレイトがそれぞれのスマホで写真を撮ったようだ。

…十中八九待ち受け画面にするんでしょうね。別にいいけど。

 

風鈴「咲子!」

 

咲子「ん~?」ぐでー

 

風鈴「部屋決めするらしいよっ!」

 

咲子「分かったわ~。メイ、行きましょ」

 

メイ「了解です~」ぐでー

 

スタスタ

 

部屋に入ると、トランプカードは配られ終わっていた。

 

翔「そこに咲子とメイのカードがあるぞ」

 

咲子「ん、ありがと」スッ

 

そしてババ抜きは始まった。

 

ー数分後ー

 

…パサッ

 

風鈴「上がり~!」

 

最初に上がったのは風鈴だった。

 

翔「んじゃ、部屋を選べ」

 

風鈴「ド真ん中で!」

 

翔「オーケー」

 

風鈴「じゃぁね~」スタスタ

 

ー43秒後ー

 

…おっ。

 

咲子「上がりね」パサッ

 

私は2番目だった。

 

翔「部屋はどっちだ?」

 

咲子「いつも通り端っこで」

 

翔「了解だ」

 

スタスタ

 

その後はいつも通りゼイルが部屋に来て、一緒に寝たとさ。

 

ー--------------------------------------

 

side坂田日花

 

日花「………」

 

私はとある紙を読んでいた。

 

『花称号の代を継ぐ条件』

 

①特定の高専に所属中の生徒であること。

②特定の属性が扱えること。

③最も先代の代がさせる試験を合格すること。

④実際に業務をやるのは卒業後である。

 

私や咲子が桜の称号を継いだ時も、この条件に沿って行われた。

…まぁ、咲子が④をやるのは後3年ちょっと経ってからだけど。

 

日花「…ん?」

 

『次の招集 元旦』

 

コレはいつも通りね。

…そういえば。

 

日花「そろそろ一度は咲子も招集に連れて行かないとね…」

 

所詮ただの会議だし、あの子だから大丈夫だと思うけど。

 

日花「さて、ゲームに戻ろう…」スッ

 

カタカタ…

 

ー--------------------------------------

 

ガチャッ

 

風鈴「…あれ?」

 

砂智子「どうも」

 

風鈴「なんで同じ部屋を?」

 

砂智子「偶然ですよ。目を瞑って選んだので」ニコッ

 

風鈴(どうしてわざわざそんな事を…?)




ネタ切れの時とそうでない時の温度差、凄いですよねぇ…
俺の小説全部でいえる事ですね。


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クリスマスの朝…には全然見えない

ぶっちゃけ再登場してほしいキャラとかいますか?
コメント欄でおねがいします。
…あ、ちゃんとその回の感想も書いて下さい、じゃないと運営に消されるので。

咲子(ソレこそ言ったら運営に消される気が…)


side桜木咲子

 

12月25日、今日がクリスマス当日だ。

今は6時半、クリスマス会は11時頃からである。

しかし…

 

咲子「………」

 

竜美「むにゃ…」スヤスヤ

 

何故か連れてきてないハズの竜美が私とゼイルの間で寝ていた。

…なんでいるの?

 

ー数分後ー

 

竜美「ふわぁ…メリークリスマス、お母さん」

 

ちゃんとクリスマスの挨拶をする竜美。

 

咲子「メリークリスマス。えっと…どうやって来たの?」

 

竜美「有美さんにてんそう?された!」

 

…有美さん、いきなりそんな事しないで下さい。

親(実質)の私がビックリするじゃないですか。

 

竜美「お父さんは知ってるよ?」

 

咲子「…えっ?」

 

竜美「有美さんが『咲子にも教えておいて』って」

 

その連絡、私に来てないわね…

 

咲子「ふーん?」

 

ゼイル「すぅ…」スヤスヤ

 

咲子「………」ニコッ

 

ちょっとb起こす(ボコす)わ。

 

ギュン

 

咲子「起きろやゴラァ!」

 

ドゴォ!

 

ゼイル「グホッ!?」ガパッ

 

ゼイルに思いっきり台パンした。

 

咲子「メリークリスマス、ゼイル♪」

 

ゼイル「痛ッ…咲子!?どうした!?」

 

あら、挨拶は返さないのかしら?

(誰のせいだよ)

 

咲子「…この子、どうしたの?」

 

ゼイル「…あ。言い忘れ「うん分かった、後で覚えておきなさい」(あ、詰んだ)」ちーん

 

竜美「???」

 

咲子「んじゃ竜美、朝飯食べにいくわよ」

 

竜美「うん!」

 

スタスタ

 

ゼイル(今年も性なる夜かよ…)

 

ー--------------------------------------

 

リビング的な部屋に出ると、そこには…

 

レイト「すぅ…」スヤスヤ

 

メイ「フフフ…」そーっ

 

咲子「…Oh」

 

寝ているレイトと…レイトにいたずらしようとしているメイがいた。

 

咲子「メイ?」

 

メイ「…ふぇっ!?」( ゚Д゚)

 

まさかこんな時間帯に誰か起きるとは思わなかったメイ超驚いた顔でこちらを見る。

 

ゼイル「な、何してるんだ?」

 

メイ「べ、べべ別にぃ!?レイト君にエロ同人みたいにあんな事やこんな事をするつもりなんて一切なかったんですからね!?それと3人にメリークリスマス!?」

 

メイ…アンタ、むっつりなのね…

それと挨拶はいいけど、なんで『!?』がついてるのよ…

 

竜美「…お母さん?」

 

咲子「?」

 

竜美「えろどうじんって何?」どーん

 

咲子「」( ゚Д゚)

 

とんでもない質問をしてきた竜美。

…もう許早苗。

 

咲子「…メイ」ゴゴゴ

 

メイ「は、はい…ヒィッ!?」ドンッ

 

メイを壁に追い詰め、壁ドンする。

 

咲子「アンタ、私の娘に何言わせてるのよォ!」(# ゚Д゚)

 

…ドゴォ!

 

メイ「グハッ!?」

 

私の怒りの鉄槌∞はメイに命中し(ダジャレではない)メイはその場に崩れ落ちた。

 

ゼイル「…竜美、その質問の答えは大人になったら教えてやる」

 

竜美「うーん…分かった!」

 

咲子「ふぅ…」

 

スッキリしたわ♪

 

レイト「すぅ…」スヤスヤ

(まだ寝てる)

 

メイ(ね、寝取るなんて考えなければよかった、です…)

(イメージが180度変わった気がする)

 

風鈴(さ、咲子怖っ…てかあの子誰?)

(起きたらこの現場に立ち会った人)




キャラ崩壊してて草。

次回もよろしくおねがいします。


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さとかに隊のクリスマス会V2①

メイ、むっつりなんですよね。しかもマz…げふんげふん。
想像が捗りますね~あはは(白目)


side桜木咲子

 

風鈴に竜美を紹介した。

すると…

 

風鈴「わぁ可愛いね~!」むぎゅむぎゅ

 

竜美「うみゅみゅ~」ムニムニ

 

風鈴は竜美の頬っぺたをむぎゅむぎゅし始めた。

…おっと、さっきの怒りがまだ残ってるわね。

 

咲子「…そこまでにしておきなさい」ゴゴゴ

 

"ちょっと"威圧が出てしまったわ♪

(トンでもねぇ…)

 

風鈴「う、うん」サッ

 

スタスタ

 

翔「おはようお前ら…ん?」

 

メイ「」ちーん

 

翔「…メイはなんでああなってんだ?」

 

ゼイル「ちょっと耳貸せ」

 

翔「おう…」

 

ゼイル「……ってことがあったんだよ」

 

翔「Oh…マジか」

 

メイがしようとした事を知った翔は若干引いてるようだ。

…私?まぁ、私もゼイルを媚薬漬けにしたりするし、人の事言えないから気にしてないわよ?

(ソレはソレでどうなんだ?)

 

咲子「…さて、準備しましょ」

 

翔「おう」

 

ー--------------------------------------

 

そして数時間後、時間になった。

 

全員『メリークリスマス!』

 

手に持ってるドリンクを乾杯する。

 

さとかに隊+茜&留美に、今回も出夢先輩と花先輩が来ており、去年と違って未例先輩ではなく日和先輩が来ている。

それと…

 

日花「偶々来てみたら、クリスマス会だったから来てみたけど…いいわねココ」

 

咲子「絶対偶々じゃないですよね…」

 

日花「あら、バレた?」ニコッ

 

んなモンすぐ分かりますよ…

 

日和「うーん…」

 

咲子「どうしたんですか?」

 

日和「いやぁ、なんか私久々に出たような気がするんだ」

 

咲子「…メタいですよ」

 

日和「テヘッ♪」

 

…はぁ。

 

咲子「そろそろ他のヤツと話してきますね」

 

日和「じゃぁね〜」

 

スタスタ

 

砂智子「……!」

 

ルマ「どう?美味しいでしょ?」

 

砂智子「はいッ、美味しいです!」キラキラ

 

咲子「ふふっ、喜んでもらえたようね」

 

砂智子「咲子さんが作ったんですか?」

 

咲子「一応ね。まぁ、メインはルマと…茜だけど」

 

茜って、普通に料理が上手いのよね〜。

 

砂智子「ゼイルさんの妹さんですよね?凄いです!」

 

咲子「でしょ?存分に楽しみなさいな」

 

ルマ「…ボクも食べよっと」

 

スタスタ

 

千早「今年もプレゼンをやる準備はできたか?」

 

千代「ええ!」

 

咲子「今年もやるの?」

 

千早「まあな。今回もゲームに関するものだが、もっと凄いヤツだから楽しみにしとけよ!」

 

咲子「…ふふっ、そうね。楽しみにしておくわ」

 

スタスタ

 

みんな楽しんでるようで何よりね。

 

咲子「…ケーキでも食べて待とうかしら」

 

千早達のプレゼン、今回は何のゲームを紹介するのかしら?




MULAの物語と、もう一つです。

次回もよろしくおねがいします。


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さとかに隊のクリスマス会V2②

豆知識
花町高専の偏差値は60。


side桜木咲子

 

千早「それじゃ、『チーム・さとかにサウザンド』のプレゼンを始めます!」

 

『チーム・さとかにサウザンド』は、千早達開発チームの名称よ。

何故さとかにが入ってるのかは謎だわ。

 

…ピッ

 

モニターがつき、映像が流れる。

 

『MULAの物語 5部 エクストラコンテンツ』

 

ゲーム映像を流しながら、千代が話す。

 

千代「MULAの物語5部、エクストラコンテンツはすでにリリースしているMULAの物語5部を全クリした人たち向けに作ったコンテンツです!」

 

奏斗「えっと、5部では登場キャラが多くてそれぞれの戦闘はあまりできなかったんですが…なんと!」

 

千早「とある新要素によって、それぞれのキャラと戦闘できるようになります!」

 

日花「へぇ…?」ニヤリ

 

そして映像が終わる。

 

千代「MULAの物語の説明は以上です。次は…」

 

画面には…コミケの写真が。

…まさか。

 

千早「はい、俺達『チーム・さとかにサウザンド』はコミケに出ることになりましたッ!」

 

 

全員『おお!』

 

コレはシンプルに凄いわね。

 

千早「ブースで売るものについては、こちらをご覧ください!」ピッ

 

『チーム・さとかにサウザンド オリジナル作品』

 

そしてタイトルが表示された。

 

『CHIMERA』

 

…キメラ?

 

千代「CHIMERAは、現実と違って能力や属性が珍しい世界が舞台です!」

 

奏斗「珍しいどころか、一般人はほとんど知らないレベルの珍しさです」

 

千早「主人公は元々普通の高校生でしたが、属性や能力に目覚め、似たような人達に会う物語です!」

 

そして、戦闘シーンが表示される。

 

主人公『フレイムバレット!』ダンッ!

 

…おっ?

 

千早「技は現実にあるものを主に採用していますが、少しのオリジナリティも加えております!」

 

千代「以上をもちまして、『チーム・さとかにサウザンド』のプレゼンを終了いたします!」

 

パチパチパチパチ!

 

千早達に拍手をする。

いやぁ、凄いモン作ったわね!

 

ー--------------------------------------

 

風鈴「凄い凄い!凄かったよ!」

(語彙力はどこいった?)

 

砂智子「千早さん達はどうやってあんな作業を?」

 

咲子「見たことあるけど、千早は大体確認・修正、千代が能力を使ってプログラムを入力してるわ」

 

砂智子「その能力って?」

 

咲子「指の加速」

 

砂智子「…便利ですね~」

 

私もそう思うわ。

てか、あの能力ってクソ汎用性が高いから、仮にプログラマーじゃなかったとしてもだいぶ活躍できると思う。




ちょうど1000文字!

次回もよろしくおねがいします。


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クリスマス会の後の話

エロ全開(R18ではない)なので注意。
そういうのが嫌な人は帰って下さい。


side桜木咲子

 

クリスマス会も終わり、私達は家に帰った。

竜美はもう寝ており、泊まることになったいる砂智子は別の部屋にいる。

つまり…

 

咲子「ゼイル…」

 

ゼイル「咲子…」

 

チュッ

 

今から聖なる夜は性なる夜になるのよ♡

(ストレートに言うな!)

 

咲子「さて、と♪」スッ

 

…ガシッ!

 

ゼイル「ゑ」

 

咲子「逃げられると思ったのかしら?」

 

ガシャン!

 

ゼイルの四肢を鎖で固定する。

 

ゼイル「ま、また俺が受けなのかよ…」

 

咲子「だって、罰でしょぉ…?」スッ

 

例のヤツ(媚薬)を出す。

"とある特殊なルート"から入手したブツだ。

 

トロッ…

 

ゼイル「っぁ…」ビクッ

 

咲子「それじゃ…始めるわよ♡」サッ

 

そして私はゼイルのズボンを…

コレ以降は規制されるから想像に任せるわ♪

 

ー--------------------------------------

 

side室見メイ

 

レイト「メイ…!」ギュッ

 

チュッ

 

メイ「んむっ!?」

 

と、突然レイト君にキスされました…

…ベロチューです♡

 

ドサッ

 

キスをしながら、ベッドに押し倒されました。

…俺が入手した媚薬、効果覿面のようです♪

(今日の朝から懲りてないのかよ!)

 

レイト「体が熱いんだ…君のせいだろう?」

 

メイ「…はい」

 

レイト「僕をこうさせた罰だ…コレを着ろ」スッ

 

レイト君が出したのは…童貞を殺すセーターでした♡

(前着てたヤツか!)

 

メイ「分かりました」ゴソゴソ

 

レイト「ソレを着たら…分かるよね?」

 

メイ「…はい♡」

 

その後はお楽しみでした♪

 

ー--------------------------------------

 

side戸畑祐樹

 

ルマ「んふふ~♪」ギュッ

 

今俺はルマに抱き着かれている。

感想?

…ホント、いつも柔らかいな。

(さらっと彼女の乙πを堪能してやがる…)

 

ルマ「…むぅ」

 

祐樹「どうした?」

 

ルマ「その顔…またボクの胸を楽しんでるね?1年4か月彼女してるから分かるんだよ?」むすっ

 

祐樹「ゴ、ゴメン?」

 

ルマ「まぁいいけどね。祐樹は胸が大好きだって彼女になる前から知ってたし」

 

祐樹「おう…」

 

許された…のか?

 

ルマ「じゃ、今度は祐樹が抱きしめてよ。彼氏の温かみを感じたいんだ」コテン

 

体をこっちに傾けてくるルマ。

しれっと凄い事言ってるのに気付いてる?

…気付いてないですね、はい。

 

ギュッ

 

祐樹「コレでいいか?」ナデナデ

 

犬耳のように逆立った銀髪を撫でる。

 

ルマ「…えへへ♪」

 

可愛いなおい…

 

祐樹「…なぁ、ルマ」

 

ルマ「なぁに?」

 

祐樹「お前の骨粗しょう症は治ってもリハビリ期間が長いんだろ?」

 

ルマ「うん…今年度の5校衝突で代表として出れないんだ…」しゅん

 

祐樹「そうか…残念だな。…でもな?」

 

ルマ「?」

 

祐樹「その分俺達が特訓してたのがバレずに済むんだ。一気に強くなって、みんなを驚かしてやろうぜ!」

 

ルマ「…うん!」

 

その後もルマとイチャイチャしたとさ。




祐樹とルマが唯一の救いだ…(白目)

俺、まだ16なのでR18書けないんですよ。
18になったら速攻で書くつもりです。

次回もよろしくおねがいします。


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さ ん ぽ

突然書く俺の1日のスケジュール(平日)
5:00 起きる
6:00 朝飯、学校の準備
6:45 家出る、徒歩で高校へ
7:10~4:30 高校
5:05 家着く
5:20~6:20 小説書く(今ココ)
6:30~ 晩飯
7:00~9:30 自由、食器洗い、宿題等々
9:30 寝る…フリ。コッソリスマホでハーメルン小説を読む。
10:30 マジで寝る

早寝早起きは大事。


side桜木咲子

 

咲子「………」スタスタ

 

クリスマスから2日後。

冬休みだし、ヒマなのでは私は音楽を聴きながら今朝の散歩をしている。

聴いている曲?

青と橙の縞模様のジャケットを着たサンズが写ってるわね。

(曲名→Storyspin-Megalolazing)

 

「真螺旋丸!」ギュン

 

「結界」ピキッ

 

…おっ。

 

咲子「やってるわね~」

 

公園を見てみると、風鈴がテレスさんに鍛えられていた。

砂智子は帰ったのに風鈴が帰ってなかったのは…そういうことね。

…いや。

 

咲子「多分毎日帰ってるわね」

 

風鈴のことよ、恐らく毎日北海道から来て夜帰ってるわ。

北海道と福岡を往復するって、結構頭おかしいと思うんだけど?

…まぁでも風鈴か。

(ソレで納得するのか…)

 

咲子「…進もう」スタスタ

 

ー数分後ー

 

ファミマを通りかかる。

 

咲子「…ジュース買おっと」

 

テレレレレレ~レレレレレレ~♪

(ファミマの歌)

 

何買おうかしら?

 

咲子「三ツ矢サイダーで…ん?」

 

「……あ」

 

そこにいたのは…

 

ロジカ「な、なんでアンタがココに!?」

 

なんかゲッソリしたロジカだった。

 

咲子「いやいやジュース買いに来ただけだけど」

 

ロジカ「…そ、そう」

 

咲子「アンタは何買いに来たの?」

 

ロジカ「な、なんでもないわ?」オドオド

 

咲子「ふーん?」

 

サッ

 

咲子「じゃあコレは…え?」

 

一瞬でロジカの後ろに回り込み、持っていたカゴを奪う。

入っていたのは…モンスター30本だった。

 

咲子「なんでこんなに…?」

 

ロジカ「ひ、秘密よ!」

 

咲子「………」

 

ロジカは腐女子。

つまり…

 

咲子「ああなるほど、アンタBL本を書いてるのね?」

 

ロジカ「!?」ギクッ

 

咲子「でもまだ18じゃないから…多分アシストかつエロシーン抜きね」

 

ロジカ「な、な…!」

 

咲子「ふふっ、図星だったようね♪」ニコッ

 

ロジカ「」ちーん

 

…おっと、どうやらタマシイが抜けたようね。

誰のせいかしら?

(鏡見ろ)

 

咲子「んじゃ、またね」

 

さっさと会計に行こっと。

 

スタスタ

 

ロジカ「…ハッ!?」

 

ー--------------------------------------

 

スタスタ

 

さて、散歩も終わったし基地に「咲子~!」

 

咲子「…風鈴?」

 

風鈴「なんで特訓に参加しなかったのさ!通りかかったの見たんだからね!」

 

咲子「散歩中だったから」

 

風鈴「…あ、そうか。なら仕方ないね…とはならないよ!?」

 

咲子「ノリツッコミ乙」

 

風鈴「むぅ…じゃあ今から一緒に特訓しようよ!有美さんも呼んでさ!」

 

初代桜&梅vs現役桜&梅の特訓ね。面白そうじゃない。

 

咲子「乗ったわ」

 

風鈴「じゃ、行こう!」

 

タタッ




ダジャレ言っていいですか?
…コホン。

今回、散歩以外"内容"が"ないよぅ"~!なんつって。(ツクテーン)

次回もよろしくおねがいします。


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初代と特訓①

ネタ切れネタ切れネッタ切れ~♪
(ネタ切れの歌)


side桜木咲子

 

咲子「…って感じです」

 

有美「ふーん。だから日花じゃなくて私の所に来たと」

 

咲子「はい」

 

有美「…ま、いいわよ。どうせこんな66歳のババアは1日中ヒマなんだし」

 

そんな66歳のババアが外見30代後半なのもおかしい気がするんですけどね。

 

スタスタ

 

風鈴「…あ、テレスさん!」

 

テレス「有美、やってくれるのかしら?」

 

有美「ええ。ちょっとこの2人の実力も気になってたし」

 

咲子「………」

 

有美「…どうしたの?」

 

咲子「いやぁ、場所まで有美さんが転送してくれればなぁ~なんて」

 

※有美の能力は『転送』である。範囲は結構広い。

 

有美「ああ、そういうことね。んじゃ転送」ギュン

 

シュッ

 

ー--------------------------------------

 

シュッ

 

有美「で、特訓はどんな感じなの?」

 

風鈴「有美さんとテレスさんvs私と咲子の手合わせ的なヤツです!」

 

その説明、分かりやすいのか適当なのかよく分からないわね。

 

テレス「え、どもソレじゃだいぶしんどくない?主に君達が」

 

咲子「ソレも含めて特訓ですよ。私達が結構苦戦する程度にお願いします」

 

テレス「うーん…分かった。そうするよ」

 

そして2対2で向き合う。

 

有美「かかってきなさい」

 

先攻は譲られた。

 

咲子「普通に攻撃するわよ、風鈴」ザッ

 

風鈴「オ、オーケー?(普通に攻撃とは?…まあいっか)」スッ

 

ギュン

 

咲子「炎空桜舞!」ゴォッ

 

風鈴「神晴天飛梅!」BLOOOOOM!

 

シャッ…!

 

有美「(咲子は炎天桜舞の強化版を編み出したようね。ソレも日花と違うモノを)フレイムバレット!」ダンッ!

 

テレス「(もう最大強化してるんだね。時期的には早いけど…足りないよ!)神風斬!」ズバッ!

(神風斬の威力は真風斬・鎌鼬と同等の威力)

 

…バシュッ!

 

2人『!?』

 

私達の技は完全に相殺されてしまった。

 

風鈴「まさか全部防がれるとは…」

 

有美「思ってもみなかったでしょ?今度は私…ではなくテレスの番よ」

 

テレス「行くよ!」ギュン

 

テレスさんは手にエネルギーを溜め「やぁっ!」…!

 

咲子「ッ!?」サッ

 

気付いたら既に至近距離まで来ていた。

…超速い。

 

風鈴「は、速い…」( ゚Д゚)

 

テレス「焦ってるヒマはあるのかなぁ~?」ギュン

 

来r「せいっ!」…ああもう思考が追いつかない!

 

サッ

 

咲子(ほぼ反射で避けてるけど、意識して避けないと後々ヤバいことになりそうね)

 

テレス「あれ?2回も避けられた。じゃあ今度は風鈴を狙おう」スッ

 

風鈴「え、私!?(あの速いのが来r「やぁっ!」わぁっ!?」サッ

 

私より動体視力が高い風鈴は反応するのが私より早かった。

 

テレス「もう、避けないでよ!」プンプン

 

咲子「んな事言われても…」

 

攻撃は、避けるしかないでしょ?




今思った。
風鈴って準レギュラーじゃね?

風鈴「あ、やっと気付いた?」

400話記念でコイツも描こうと思ってます。

次回もよろしくおねがいします。


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初代と特訓②

防戦、いや避戦一方な咲子たち。
どうやって攻撃を当てるのか…?


side桜木咲子

 

テレスさんの攻撃はいつくるか分からn「せいっ!」

 

咲子「危なッ!?」サッ

 

テレス「1発は当たってよ!」プンプン

 

咲子「当たったら痛いので断っておきます」

 

テレス「むぅ…じゃあ確実に当てるよ?」ギュン

 

風鈴(い、嫌な予感…)

 

技を使うようね…けっか「エアドライブ!」い…

 

パリィン!

 

咲子「速すぎません!?」サッ

 

ソレを避けてる私もおかしいんだけど。

 

テレス「やっぱり突進系の技であるエアドライブは避けられたね…ならコレは?」ギュン

 

ビュゥゥン!

 

テレス「風斬弾幕!」スッ

 

シュバッ!

 

…いやいや!?

 

咲子「この量はもはや反則ですよ!?」

 

テレス「確実に当てるって言ったでしょ?」

 

咲子「(だからと言ってこの量は…)真千手観音!」ガシィン!

 

風鈴「暴風改!」ビュゥゥン!

(大嵐の強化版)

 

…ズバッ!

 

2人『ぐぅっ!?』

 

私達の防御を抜け、テレスさんの攻撃は命中してしまった。

1つの斬撃でこの痛さ(ダメージ)はえげつないわね…

 

風鈴「つ、強すぎません!?」

 

テレス「いやぁ?…有美、そろそろ交代ね」

 

有美「了解よ」ザッ

 

咲子「………」ゴクリ

 

1年半ぐらい前の3代目試験で、だいぶ手加減していた有美さんに1発入れたのは懐かしいわね。

 

有美「あら咲子、私と久々に戦うからって緊張してるのかしら?」

 

咲子「…そうですね」

 

有美「フフッ…行くわよ!」ボッ

 

ドッ!

 

一気に距離を縮めてきた有美さん。

…この技ね。

 

咲子「…ハァッ!」ドゴッ!

 

地面を殴る。

 

咲子「グランドクエイク!」バゴォ!

 

そして地中から土砂が噴出される。

 

風鈴「え!?土属性の技!?」

 

有美「…!」サッ

 

しかし避けられてしまった。

 

有美「風属性の技である天空掌も覚えてて、土属性も…」

 

咲子「なんならこっちを先に覚えたんですけどね」

(覚えた時期:グランドクエイク→2年夏休み前半 天空掌→2年夏休み後半)

 

有美「…へぇ。面白い」スッ

 

ギュルルルル!

 

有美「もっと技を見せてみなさい!」ドッ!

 

風鈴「う、うわぁ…(言ってることが戦闘狂だぁ…)」

 

咲子「…フッ、もちろんです!」

 

風鈴(こっちも戦闘狂だぁ…!?)( ゚Д゚)

 

何故か風鈴がビックリしてるけど、無視無視っと。

 

有美「神炎天掌!」ズガァン!

 

咲子「(この技に応戦できるのは…!)天空落としV3!」ギュゥゥン!

 

…ボォッ!

 

咲子「グフッ…!」

 

有美「…足りないわね、主に威力が」

 

威力は有美さんが圧倒的に上回っていた。

この状況で使える私の最強技に対して、だ。

 

風鈴「咲子!」

 

有美「次は、アンタよ!」ギロッ

 

風鈴(顔怖っ!?)




有美やテレスとの差、かなりありますねぇ…

次回もよろしくおねがいします。


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初代と特訓③

もはや一方的な暴力で草。
手加減してねぇ…


side桜木咲子

 

有美「次は、アンタよ!」ギロッ

 

風鈴(顔怖っ!?)

 

有美さんが風鈴を某火の鳥のようににらみつける。

(某火の鳥→ポケモンのファイヤー)

 

ドッ!

 

有美「アンタの技を見せてみなさぁいッ!」フハハ

 

咲子「」( ゚Д゚)

 

有美さんって戦闘狂なの!?

 

風鈴「(どうにかしないと…!)神晴天飛梅!」BLOOOOOM!

 

シュバッ!

 

有美「効かないわねぇ~!炎天桜舞!」BLOOM!

 

ドスッ!

 

風鈴「うっ!?」

 

有美さんの火桜が風鈴の風梅を完全相殺し、弾幕は風鈴に命中してしまった。

 

有美「神炎天掌!」ゴォッ

 

…ドゴォ!

 

風鈴「グハッ…」

 

バタン

 

風鈴「強すぎるぅ…」

 

咲子「……ッ」

 

有美「あら、もう終わりかしらぁ?」

 

咲子「まだ…終わってません!」ゴォッ

 

体に火をオーラのように纏い、立ち上がる。

 

有美「果たしてそうかしら?…フレイムバレットV3!」ダンッ!

 

咲子「結界流しV3!」ギュン

 

シュルルッ!

 

火の弾丸を強化した結界で受け流した。

 

有美「へぇ…?」

 

咲子「…ハァッ!」ボッ

 

ギュルルル!

 

火を足に纏い、宙返りする。

 

有美(烈焼脚かしら?でも…)ギュン

 

有美さんは手にエネルギーを溜め、防御体勢になっている。

 

咲子「超烈焼脚!」ゴォッ

 

…バゴォ!

 

有美「…!(かかと落としね…!)」

 

本来、烈焼脚は回転蹴りである。

でも…私の場合は炎突から強化したから、かかと落としバージョンができるのだ。

 

咲子「さらにエンバーラッシュ!」ボッ

 

ドゴドゴドゴッ!

 

有美「むっ…(連続攻撃を決めてきたわね…させないわよ?)」ググッ

 

咲子「!」ササッ

 

有美さんの手が動いたので、すぐソレを感知し距離を取る。

 

有美「…あら、気付かれたようね。まぁいいわ…テレス」

 

テレス「オーケー」ザッ

 

…今のうちね。

 

咲子「風鈴」

 

風鈴「…?」

 

咲子「ちょっと私と連携技をしてもらうわよ」

 

風鈴「連携技?」

 

咲子「………」ごにょごにょ

 

風鈴「ああ…うん、分かった」

 

咲子「頼むわよ?」

 

風鈴「了解」

 

2人で有美さんとテレスさんの方を向く。

 

有美「話は終わったかしら?」

 

テレス「そろそろ僕達で相手しようと思ってね」

 

咲子「1人でもめっちゃ手こずったんですが…」

 

有美「まぁまぁ、そんなこと言わずに…ね?」

 

シュバッ!

 

もう始まったわ…

 

咲子「行くわよ、風鈴!」

 

風鈴「うん!」

 

ギュィィン!

 

私は火桜、風鈴は風梅を放つ。

そう、コレは私とメイが放った連携技…!

 

2人『神陽天梅桜!』バッ

 

ギュルルルル!

 

有美(連携技…!)

 

テレス(コレじゃ素早く動けないよ…)

 

…ザッ

 

有美「考えたじゃない」

 

咲子「フフッ、それほどでも?」

 

風鈴「咲子、全くそんな事考えてなかったよね?」ボソッ

 

咲子「そーゆー事にしておきましょ」ボソッ

 

テレス「ただ…僕達を止めたからといって勝てるとは思わないでね?」ニヤリ

 

咲子「…もちろんです!」




強化した技でも、手加減する時に強化前の状態に戻せます。
例:超炎天桜舞まで強化しても、炎天桜舞の状態で使用できる。
…この情報出すの遅すぎますね。

次回もよろしくおねがいします。


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初代と特訓④

結構カッコいい技が登場します。


side桜木咲子

 

有美「さて…アンタ達も連携技を使ってきたし。テレス、やるわよ」スッ

 

テレス「オーケー♪」グッ

 

有美「…あ、ちなみに奥義技ね?」

 

咲子「!?」

 

この2人が連携技!?

しかも奥義技…私達、生きていけるかしら?

 

有美「もちろん威力は下げるけどね。…せいっ!」ドッ

 

テレス「…やぁっ!」ドッ

 

…カッ!

 

火と風が混ざり合う。

…まるでクリムゾンハリケーンね。

 

風鈴「…えっと、コレヤバいね?」

 

咲子「本気で止めにいくわよ…!」

 

有美「吹っ飛ばされる覚悟はできたかしら!?」フハハ

 

テレス「やっちゃうよぉぉぉぉ!」フハハ

 

風鈴(いやだからそのセリフ怖いって!?)

 

咲子「…!」

 

…ギュン!

 

 

 

2人『炎風…!』

 

その技は、至ってシンプル名前だった。

しかし威力は…

 

ギュォォォォォォォォオ!

 

えげつないモノだった…(白目)

 

風鈴(ヒッ…!に、逃げちゃダメだ…!)

 

…いや、怖気づくヒマはないわ。立ち向かう!

 

咲子「空中分解G3!」ギュィィン!

 

風鈴「風神・ザ・ハンドG3!」ビュゥゥン!

 

 

…ドガァァッ!

 

2人『ハァァァッ!』

 

必死で技を止めにかかる。

 

有美「……!」ニヤリ

 

テレス(その立ち向かう姿勢…嫌いじゃないよ…!)

 

 

 

ズズッ…

 

 

 

しかし、私達は結構押されてしまっていた。

それでも…!

 

 

 

咲子「私達は…」ググッ

 

風鈴「…負けない!」ググッ

 

2人『うおおおおおおっ!』

 

 

 

その時。

 

…ギュィィン!

 

私達を光が包み込んだ。

 

有美(…!)

 

シュゥゥゥ…

 

 

 

咲子「コレは…憑依…!」

 

気付けば私は風鈴に、風鈴は私に憑依していた。

私達の髪色は深緑に変わっている。

(黒+緑=深緑)

 

 

 

風鈴(何コレ…力ががあふれてくる…!)

 

…ハッ、と私は何かを思いついた。

すぐに実行する。

 

咲子「風鈴!アンタは炎天掌を撃って!」

 

風鈴「え!?」

 

咲子「いいから!」

 

風鈴「…分かった!」グッ

 

私は天空掌を撃つ!

 

 

 

咲子「行くわよ…風鈴!」

 

風鈴「了解…!」

 

…ギュン!

 

片手で炎風を止めながら、もう片手に力を溜め…放った。

 

 

 

咲子「天空掌!」

風鈴「炎天掌!」

 

 

 

ズガァァン…!

 

私達の力は合わさり、考えられない威力を放った。

その結果…

 

 

 

…パァァッ!

 

炎風は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…消え去った。

 

テレス「………!」( ゚Д゚)

 

有美「…フッ」

 

風鈴「おお……!」

 

咲子「やった……!」

 

私達はこうして、奥義技(威力2割)を止めたのだった。

 

ー--------------------------------------

 

テレス「いやぁ、あの技は凄かったよ!」

 

有美「私が名付けてあげるわよ?」

 

咲子「えっと…じゃあお願いします!」

 

有美「炎天掌と天空掌を合わせ、炎風を止める威力…名付けて

 

 

    炎空大(えんくうたい)(しょう)

 

              …どうかしら?」

 

炎空大掌……!

 

咲子「めちゃくちゃいい名前ですね!気に入りました!」

 

風鈴「私もです!」

 

有美「フフッ、これからはソレも鍛えるといいわよ」

 

2人『はい!』




炎風は"えんぷう"と読みます。普通ですね。
いやぁ…俺、漢字の技名好きすぎだろ…
演出の為に行を開けまくりました。

次回もよろしくおねがいします。


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一方その頃、メイは…

室見流なんかねぇよ~、うるせぇよ~♪


side室見メイ

 

メイ「…やぁっ!」シュッ

 

…ダメですね、姿勢が悪いです。

 

スタスタ

 

レイト「何してるんだい?」

 

メイ「俺の夢は室見流の道場を建てることって言いましたよね?」

 

レイト「うん」

 

メイ「その室見流の技を作ってるところです」

 

レイト「…ゑ?」( ゚д゚)

 

何故かレイト君はポカーンとしています。

 

レイト「そもそも存在してなかったの!?」

 

メイ「はい。だからまずは作るのです!」

 

レイト「そ、そうなんだ…頑張ってね」

 

メイ「はい!」ニコッ

 

レイト(可愛いなぁ…)

 

ー--------------------------------------

 

数時間後。

俺は自分が使っている技を元に室見流の技を編み出しました。

 

メイ「二刀流…!」ギュン

 

ドッ!

 

メイ「双風斬!」ズバッ!

 

風斬を刀で2つ飛ばすというシンプルなものです。

技を編み出すのって割と難しいですね…

(いつもやってるだろ…)

 

メイ「…いい事思いつきました!」

 

本来は一刀流と二刀流の技を考えてましたが…

 

メイ「少しふざけて…」

 

刀を使わない"無刀流"なんてモノも…

 

メイ「うーん、でもソレだと剣術じゃないですね…」

 

一旦諦めますか。

 

タタッ

 

メイ「?」

 

「メイ、私達凄いことをしたんだ!」

 

駆け寄ってきたのは、咲子さんと風鈴さんでした。

ちなみに話しかけてきたのは風鈴さんです。

 

メイ「凄い事とは?」

 

咲子「奥義技を止めるほどの威力を持つ技よ。ただ、今の私達は体力が消耗してるから生で見せることはできないけどね」

 

風鈴「動画があるから、コレを見て!」スッ

 

『私達は…』

 

『負けない!』

 

『うおおおおおおっ!』

 

すると動画の咲子さんと風鈴さんの2人が何故か憑依しました。

髪色は深緑色になっています。

 

メイ「何故憑依を…?」

 

咲子「私達にも分からないわ」

 

そして迫りくる奥義技に対し、咲子さんは天空掌、風鈴さんは炎天掌を撃ちました。

 

『パァァッ!』

 

メイ「ええっ…!?」( ゚Д゚)

 

奥義技をホントに止めましたね…

 

咲子「それで、有美さんがこの技に名前を付けてくれたの!」

 

2人『炎空大掌、ってね!』

 

炎空大掌、ですか…

 

メイ「有美さんのネーミングセンス、凄いですね…」

 

俺も参考にした方が良さそうです。

 

風鈴「ところで、メイは何をしてるの?」

 

メイ「俺が作った流派、室見流の技を考えてたところです!」

 

風鈴「流派を作ったの!?」

 

メイ「はい、まぁ…まだちゃんとした流派ってレベルの技やは技術がないんですけどね」

 

咲子「なるほどね…技作り、頑張りなさいよメイ」

 

メイ「はい!咲子さんこそ最強目指して頑張って下さいね!」

 

咲子「フフッ…ええ!」

 

風鈴(咲子の夢って、最強になることなんだ…咲子らしいね)




ネタ切れ☆

次回もよろしくおねがいします。


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ハイテンション留美

留美回(?)です。


side桜木咲子

 

咲子「えっと…」

 

留美「……!」キラキラ

 

留美は私をキラキラとした目で見つめていた。

理由は…私が数日前鍛えてやるわといったからだ。

 

留美「はやく!はやく始めましょうよ!」キラキラ

 

咲子「はぁ…分かったわ。だから一旦ソレやめて」

 

留美「はい!」キラキラ

 

…ブレないわね、うん。

初対面の時からこんな感じだったし。

 

咲子「えっと…何を教えようかしら?」

 

留美「新技!新技をお願いします!」

 

新技ねぇ?うーん…

 

咲子「私がこれぐらいの時期で覚えた技は…あっ」

 

別にこの時期じゃなくてもいいわね。

留美が覚えられそうなのは…

 

咲子「フレイムバレットね」

 

留美「火の銃弾ですね!」

 

咲子「直訳するとね?まぁ、技自体そんな感じだけど。とりあえず見てなさい」ボッ

 

私は指から火を出し、エネルギーを溜め…

 

咲子「フレイムバレット…!」ダンッ!

 

銃のように発射した。

 

ズドッ!

 

火の銃弾は地面に当たり、地面は少しへこんだ。

 

留美「おお…!」キラキラ

 

再び目をキラキラさせる留美。

 

咲子「よし、じゃあまずは再現してみなさい」

 

留美「はい!…ハァッ!」ボッ

 

留美は指から火を出す。

…再現度高いわね?

 

留美「そして…発射!」ダンッ!

 

咲子「………」( ゚Д゚)

 

一発で出来てるじゃん…凄いわね…

 

…ズドッ!

 

流石に威力は私より低かったようだ。

 

留美「どうですか?」

 

咲子「アンタ…一発で成功したわよ?」

 

留美「え!?マジですか!?」

 

咲子「うん、マジ」

 

留美「やったぁ~ッ!」うおおお

 

咲子「…今日のアンタ、なんかテンションがおかしいわね?」

 

留美「分かります?私もそう思うんですよね!」

 

咲子「なんで?」

 

留美「うーん…今日の朝起きてから調子がいいんですよ」

 

咲子「スッキリ寝れたとか?」

 

てか、ソレだけでコレだけテンションが高いのはおかしいけどね。

 

留美「スッキリ寝たのはいつも通りですよ?」

 

咲子「あっそう」

 

じゃあ他にあるのかしら?

 

留美「…あ!」

 

咲子「?」

 

留美「確か今日の朝、『今日もテンション高く行こう!らんらんる~♪』とか言ってたら1日中テンション高くなりました!」

 

咲子「うん絶対ソレね」

 

てからんらんる~って…アンタドナルド?

…ん?

 

咲子「ソレを言った結果そうなったんでしょ?」

 

留美「はい」

 

咲子「言っただけでそうなったって…まさか能力?」

 

留美「……ん!?」

 

めっちゃビックリしてるわね。

 

留美「あ…ああなるほど!だから『私だったらゲームクリアできる』って前に言った時クリアできたんですね!」

 

咲子「えっ、前にもそんなのあったの?」

 

じゃあ確実に能力ね。

 

咲子「能力名は…『自己暗示』?」

 

多分そんな感じね…




はい、留美回(?)前編です。

次回もよろしくおねがいします。


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プラシーボ効果みたいなもん

留美回(?)後編です。


side桜木咲子

 

咲子「能力名は…『自己暗示』?」

 

多分そんな感じね…

 

留美「自己暗示?」

 

咲子「自分が何かをするって繰り返し脳内で唱えることで、実際そうなったりするヤツよ。プラシーボ効果みたいなモノね」

 

まぁ、プラシーボ効果は思い込みだけど。

 

留美「なるほど…」

 

咲子「例えば…そうね。『私の拳は鉄のように硬い』と言ってから地面を殴ってみて」

 

留美「私の拳は鉄のように硬い!…ハァッ!」シュッ

 

…ドゴォ!

 

留美が地面を殴ると、そこにはクレーターができた。

 

留美「」( ゚Д゚)

 

咲子「おお…」

 

留美「何ですかコレぇぇ!?」

 

咲子「他には…そうね。『私は先輩をぶっ飛ばせる』とでも言ってみなさい」

 

実際成功したらヤバいけどね。

 

留美「えっと…私は先輩をぶっ飛ばせる?」

 

何故『?』を?…まあいいわ。

 

咲子「じゃ、やってみなさい。結界!」ピキッ

 

保険の為に一応結界を張っておく。

吹っ飛ばされるのは流石に痛いからね。

 

留美「いきますよ…てやぁ!」シャッ

 

…パリィン!

 

結界はカンタンに割られた。

 

咲子「…!」

 

ガシッ!

 

しかし、留美の拳は普段より強いぐらいで、私が吹っ飛ばされることはなかった。

 

留美「あれ…?」

 

咲子「流石に私が吹っ飛ばされることはなかったようね。限度があるのかしら?」

 

留美「どうなんですかね?」

 

ー数時間後ー

 

いくつかの能力実験をして、分かった事は限度があることだけだった。

 

咲子「とりあえず今回分かったことは、能力は『自己暗示』で、限度があることね」

 

留美「そうですね…はぁ、疲れました」ドサッ

 

咲子「まぁ、能力を多用したらそりゃ疲れるわよ。まだ慣れてないだろうしね」

 

留美「…そういえば」

 

咲子「?」

 

留美「先輩の能力って、結局何なんですか?」

 

私の能力?

 

咲子「そうね…一応『分解』というのは一部だと思うんだけど」

 

ソレだと憑依が説明できないのよね。

火桜神が夢で与えたのはあくまでも夢で、ホントは既に持ってたものだと思うのよ。

 

咲子「まだ未完成っていうか、進化途中だから分からないわね」

 

留美「うーん…先輩の能力が特別な気がしなくもないんですよね~」

 

咲子「能力は全部その人の特別なものよ?」

 

留美「そういう事じゃなくて…」

 

咲子「まぁいいわ。能力のことはその内分かるだろうし。帰りましょ」

 

スタスタ

 

留美「あっ…待ってくださ~い!」タタッ

 

私の能力…か。

完全に覚醒したら色々と面白いことができるようになりそうね。

 

……しかし、私の能力が完全に覚醒するのは当分先の話だった。




ちょうど1000字。
咲子の能力が完全覚醒は、ネタバレですが5年編でやっと出ます。

次回もよろしくおねがいします。


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ラーメンか、そばか、どっちなんだい!?

答えは…どっちもだ!(迷言)

もちろんギャグ回です。


side桜木咲子

 

現在、大晦日の22時頃。

さとかに隊で一緒に年を越そうとしているのだが…

 

咲子「むぅ……」じー

 

風鈴「むむっ…」じー

 

バチバチ

 

私と風鈴の視線の間には火花が散っていた。

 

メイ「えっと…コレどういう状況ですか?」

 

ゼイル「年越しにはそばかラーメンか、という口喧嘩らしいぞ?」

 

竜美「どっちも食べたい!」

 

ゼイル「…それが正解だな。よしよし、いい子だ」ナデナデ

 

2人『…だーかーらー!』

 

咲子「我が家の伝統(?)で年越しはラーメンなの!」

 

風鈴「私はそばが食べたいんだ!」

 

2人『むぅっ…!』バチバチ

 

ルマ「いい加減決めないと、作る時間がないよ?」

 

翔「ぶっちゃけ俺はどっちでもいいけどn「翔、今ソレは言っちゃダメ」…お、おう」

 

学「……なぁ、2人とも」

 

2人『あ”!?』ギロッ

 

乱入してきた学を某火の鳥のように睨みつける。

コレは私達の戦い(?)なのよ、邪魔しないd

 

学「どっちも食べればよくね?」

 

2人『…………ッ!!!!』( ゚Д゚)

 

そ、そうだった…!

 

2人『それだ!』

 

メイ「……はぁ」バチン

(眉間に手を当てている)

 

咲子「んじゃ、早速取り掛かりましょ!」

 

風鈴「材料は両方買ってるしね!」

 

咲子「行くわよルマ!」

 

ぐいっ

 

ルマ「え?…うわっ!?」

 

ルマが乗ってる車椅子を後ろから引っ張る。

 

ルマ「ちょ、引っ張るんじゃなくて押してよぉ~ぅ!」

 

2人『そば!ラーメン!そば!ラーメン!』ふんすっ

 

スタスタ

 

ルマ「あぁれぇぇ…!」

 

翔「…祐樹がこの光景を見たら絶対怒るな」

(祐樹は荷物の整理中)

 

ゼイル「だな」

 

メイ「同感です」

 

竜美「???」

 

ー--------------------------------------

 

ー30分後ー

 

…コトン

 

2人『完成!』

 

竜美「わぁ、美味しそう!」

 

ゼイル「竜美、先に手を洗うぞ」

 

竜美「あ、うんっ」タタッ

 

ルマ(ボク、味見役だったんだけど…行く意味あった?)ポカーン

 

咲子「ん、どうしたのルマ?」

 

ルマ「………」じー

 

何かジト目で見られてるんだけど、私何かしたかしら?

(もう忘れたのか…)

 

祐樹「ルマ、大丈夫か!?」

 

ルマ「うん…ボクは大丈夫だよ。ボクは、ね」

 

祐樹「と、言うと?」

 

ルマ「この2人、後ろからボクの車椅子を…引っ張ったのさ」

 

祐樹「…ファ!?」( ゚Д゚)

 

咲子「…ああ、アレ?」

 

風鈴「アレは…私じゃなくて咲子が引っ張ったよね?(嫌な予感がしたから犯人を確定させておこう)」

 

咲子「ええ、そうね…「おい咲子」………あ」( ゚Д゚)

 

見ると祐樹はドス黒いオーラを纏ってルマの鎌を振りかぶっていた。

 

祐樹「俺のルマを…乱暴に扱いやがってぇぇぇ!許さんぞぉぉぉぉ!」ゴゴゴゴゴ

 

咲子「ちょ、流石に乱暴には「黙れ」アッハイ」

 

なんか祐樹が怖いんだけど!?あの自他共に認めるバカキャラの祐樹が!

 

風鈴「…頑張れ、咲子」サッ

(一瞬で5メートル距離を取る)

 

咲子「」( ゚Д゚)

 

祐樹「罰すべしぃぃぃぃ!」ブンッ

 

目の前には…鎌の根本。しかも雷纏ってる。

 

咲子「あ、詰んだ」

 

…ドゴォ!




補足。
ルマは骨がまだ脆いので車椅子に乗ってます。
絵奈はほぼ完治し、リハビリ中です。…回復力凄いですね。

今回めっちゃキャラ崩壊しましたね!(歓喜)

次回もよろしくおねがいします。


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2年編での年越し

前回書き忘れてましたが、育也とレイトは喋ってないだけでその場にいます。
絵奈は病院でリハビリ、レインはソレを手伝ってます。(この時間帯で!?)


side桜木咲子

 

咲子「………」

 

私の頭上には…

 

もわ~ん

 

タンコブができている。

祐樹に思いっきり鎌の根本を叩きつけられた。

 

風鈴「ははははっ!何ソレwww」

 

咲子「割と痛かったわね…祐樹、アンタ特訓でもした?」

 

祐樹「(あ、ヤベ)本気でやっただけだぞ?」

 

ルマ「ボクの為に怒ってくれたのさ!」ふんすっ

 

ソレで何故かドヤ顔をするルマ。

 

メイ「4人よも、そろそろそばまたはラーメンを食べましょう。冷めてしまいますよ」

 

4人『あ、うん』

 

その後美味しく麺をいただいたとさ。

 

ー--------------------------------------

 

ー11:59ー

 

今年は色々あったわね。

そんな事を思いながら、私達は…カウントダウンをする。

 

翔「おっ、来るぞ」

 

よし、スタート。

 

学「10…」

 

育也「9…」

 

レイト「8…」

 

祐樹「7…」

 

ルマ「6…」

 

ゼイル「5…」

 

竜美「4!」

 

風鈴「3…」

 

メイ「2…」

 

咲子「1…」

 

ピタッ

 

全員『明けましておめでとう!』

 

2022年、今年も頑張るわ!

 

ー--------------------------------------

 

その頃、他のヤツらは。

 

千早「…おっ、日付変わったぞ」

 

奏斗「あけましておめでとう」

 

千代「今年も頑張りましょ」

 

カタカタ…

 

ー--------------------------------------

 

絵奈「う~ん、っと!」コトン

(リハビリ中)

 

レイン「おお、今度はもっと進めたね!」

 

絵奈「次は…あっちまで?」

(奥にある壁まで)

 

レイン「いやいやそこ遠すぎ!?」

 

ー--------------------------------------

 

ロジカ「ふぅ……」ペラペラ

(BL本を読んでる)

 

ピロン

 

ロジカ「ん?」チラッ

 

『Bloom_Kid:あけおめ』

 

ロジカ「…ことよろ、っと」

 

ー--------------------------------------

 

留美「むぅ~~~っ!」

 

茜「…どうしたの?」

 

留美「先輩達とあけおめを言いたかった!」

 

茜「うーん…それは私もだね」

 

ー--------------------------------------

 

日花「すぅ……」スヤスヤ

 

坂田日花は、いつも通り寝ていた。

…しかし。

 

日和「…よし!」

 

『YOU WIN!』

 

未例「ファ!?」

 

平尾(日和のゲームの上手さは日花譲りだね)

 

他の3人はゲームしていた。

 

ー--------------------------------------

 

「…できたか?」

 

「ああ、4割ほど完成した」

 

「しかも重要な部分か…なら他はすぐに終わりそうだな」

 

「そうだな…」

 

コォォォッ…

 

研究者が弄っている機械の中にあったのは、人型の何かだった。




よし、複線っと。しかも2つ。
1つめは…どうみても最後ですが…2つめ、分かるかな?
ヒント:竜美
といっても、今の段階だと絶対複線自体が分かっても何の複線かは分かりませんけどね。

次回もよろしくおねがいします。


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見せつけるねぇ

復帰しましたッ。


side桜木咲子

 

初詣も終わり、私達は基地の庭で餅を焼いていた。

 

ジュ~

 

風鈴「おお~、イイ感じに焼けてる」

 

咲子「…ヨダレ、垂れまくってるわよ?」

 

風鈴「あっ」ジュルル

 

そうとう腹が減ってるようね。

 

ゼイル「今年もマックスコーヒーを混ぜ込んだヤツがあるのか?」

 

咲子「ええ、あるわよ」スッ

 

皿に餅を乗せ、ゼイルの方を向く。

 

咲子「はい、あーん」

 

ゼイル「(ん?珍しいな)…はむっ、んぐっ。美味いな。去年より美味しくなってないか?」

 

咲子「ふふっ、ありがと」ニコッ

 

風鈴(…ちょっと、苦いものを食べたくなってきたなぁ)

 

ルマ「(…ボクもやろう!)祐樹!」

 

祐樹「?」

 

…どうやらルマもやるようね。

餅はきな粉餅のようだ。

 

ルマ「あーん♪」スッ

 

祐樹「(Oh…可愛い)…はむっ」

 

ルマ「どう?」

 

祐樹「美味い!」

 

風鈴「……ねぇ」

 

咲子「?」

 

風鈴「近くにブラックコーヒーを売ってる自販機とかない?雰囲気が甘くて砂糖吐きそうんだけど」

 

雰囲気?…あ、そゆこと?

 

咲子「あー…普通に基地の冷蔵庫にストックされてるわよ?」

 

風鈴「んじゃ、行ってくる」タタッ

 

さっきまでヨダレ垂らしてた状態とは大違いね。

 

ー--------------------------------------

 

side梅野風鈴

 

ガチャッ

 

風鈴「あ”あ”あ”~」

 

あの甘い雰囲気、ついていけないよ。

 

風鈴「冷蔵庫のコーヒーっと」

 

あったあった。

私はブラックコーヒーを1缶取る。

 

風鈴「さて戻って…ん?」

 

向こう側にあるソファーには、2人座っていた。

 

メイ「レイト君、ぎゅーってしてください」

 

レイト「…こうかい?」ギュッ

 

メイ「そうです…えへへっ♪」ニコッ

 

風鈴「」

 

ココも…

 

風鈴「ココも甘いんかぁぁぁいッ!」うわああ

 

見せつけないでほしいよ、もう!

 

メイ「…風鈴さん?」

 

レイト「大丈夫かい?」

 

風鈴「………その甘いのを何とかしてね?」

 

2人『?』

 

2人ともきょとんとした顔をする。

はぁ…

 

風鈴「まぁいいよ。餅食べてくる」

 

メイ「は、はい…?」

 

ガチャッ

 

…彼氏、欲しいなぁ。

 

ー--------------------------------------

 

side桜木咲子

 

風鈴「ただいま」

 

咲子「あら、おかえり……どうしたの?」

 

風鈴「あっちも甘い雰囲気だった…」

 

風鈴は少しゲッソリした顔をする。

 

ゼイル「…何のことだ?」

 

おっと、ゼイルはこんな事全く気付かないタイプね。

 

咲子「ちょっと黙れ鈍感」

 

ゼイル「お、おう?(口調変わってないか!?)」

 

ー数秒後ー

 

風鈴の話によると、見せつけられているのが嫌らしい。

 

咲子「別にそのつもりはないけどね…」

 

風鈴「私にとってはそれにしか見えないよ?」

 

咲子「……なら、解決策は1つね」

 

風鈴「?」

 

咲子「さっさと彼氏作りなさい」

 

風鈴「……はぁ!?」




謎回ですね。

次回もよろしくおねがいします。


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招集?

side桜木咲子

 

トントン。

 

餅を食べながら風鈴と雑談していると、突然肩トンをされた。

…絶対日花先生ね。

 

クルッ

 

咲子「何ですか先せ…」

 

有美「…よっ、あけおめ」

 

咲子「有美さん?…明けましておめでとうございます」

 

風鈴「あけましておめでとうございます!」

 

初代桜の火野有美さんがいた。

 

有美「日花ならあっちにいるわよ」

 

日花「………」ニヤニヤ

 

5メートル程離れた所に、日花先生がニヤニヤしていた。

 

咲子「…絶対肩トンしてから時間停止で離れましたよね?」

 

日花「ピンポーン。あけおめ、咲子と風鈴」

 

2人『明けましておめでとうございます』

 

咲子「…で、通りかかっただけじゃないですよね?」

 

日花「流石、勘がいいわね。実は今日、花称号達の招集なのよ」

 

2人『招集?』

 

そんなモンがあるのね…

 

有美「歴代の花称号達のほとんどが集まり、報告や議論をする会議があるの。今回の招集場所は…羽合だったかしら?」

 

日花「そうですね」

 

有美「あってるわね。それで、今回はアンタ達今代の花称号も見学する形で来ることになってるわ」

 

咲子「なるほど…」

 

風鈴「…ほとんど、ですか?なんで全員じゃないんですか?」

 

有美「テレスなどの旅してる人や、既に亡くなっている人、事情で来れないまたは来ない人がいるからよ」

 

風鈴「あー…」

 

来ない人って、単純に面倒くさいからなのかしらね?

 

日花「ってことで、羽合に向かうわよ」

 

咲子「電車ですか?」

 

有美「何言ってるのよ、天使化できるんだからソレに決まってるでしょ?」

 

咲子「アッハイ」

 

空飛ぶって、便利ね。

 

「ちょ、僕を置いて行かないでよ!」

 

風鈴「…あ、テレスさん」

 

テレス「今回の僕は珍しく旅してないから、久々に参加できるんだよ!?」

 

有美「…あっ、うっかりソレを忘れてたわ」

 

テレス「ええっ!?」( ゚Д゚)

 

…67歳とは思えない漫才ね。

 

ー--------------------------------------

 

ー30分後、羽合高専ー

 

…スタッ。

 

有美「よし、着いた」シュッ

 

風鈴「…どうだった、咲子?」

 

咲子「割と気持ちいいわね、飛行するのって」

 

風鈴「でしょ?」

 

日花「…おっ」

 

「日花、久しぶりだな」

 

そこにいたのは、モコモコヘアーの男性だった。

隣には年明け前に帰っていた砂智子もいる。

 

日花「甲じゃない、前の招集ぶりね」

 

甲「ああ……おっ?」

 

咲子「?」

 

甲「お前が砂智子の従姉妹か。俺は志免甲、4代目椿だ」

 

咲子「桜木咲子です」

 

甲「咲子か、よろしくな。…それにしても、お前ら2人はホントに似てるな?まるで双子だ」

 

咲子「偶に言われます」

 

砂智子「どうして風鈴さんもそちらに?」

 

風鈴「一緒にいたからね」

 

砂智子「一緒に?」

 

風鈴「毎日福岡と北海道を往復してるの、覚えてる?」

 

砂智子「…なるほど」




次回もよろしくおねがいします。


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花称号会議①

名前が大量発生します、ご注意下さい。


side桜木咲子

 

咲子「………」

 

ー--------------------------------------

 

会議 参加者リスト

 

代 氏名 年齢 ふりがな

 

初代 火野有美 67歳 ひの ゆうみ

二代 坂田日花 42歳 さかた にちか

三代 桜木咲子 16歳 さくらぎ さきこ

初代 テレス・テレスト 67歳 てれす てれすと 

二代 旭川剛志 58歳 あさひかわ つよし

三代 冬野冷子 49歳 ふゆの れいこ

四代 アオイ・キサラ 41歳 あおい きさら

五代 冬野達也 30歳 ふゆの たつや

六代 梅野風鈴 17歳 うめの ふうりん

初代 基山善助 67歳 きやま ぜんすけ

二代 美羅康介 56歳 ちゅら こうすけ

三代 空原快晴 36歳 あきはら かいせい

四代 水川水夢 28歳 みずかわ すいむ

五代 那覇流 17歳 なは りゅう

初代 鴨野蛸雄 67歳 かもの たこお

二代 真面聡一 49歳 じめ そういち

三代 雷落雷槍 30歳 らいらく らいそう

四代 雷落一郎 17歳 らいらく いちろう

椿

初代 ゼット 66歳 ぜっと

二代 佐原栄太 58歳 さはら えいた

三代 土波哲子 51歳 つちは てつこ

四代 志免甲 42歳 しめ きのえ

五代 椿木砂智子 16歳 つばき さちこ

 

ー--------------------------------------

 

テレス「あれ?みんないるんだ…」

 

有美「結構珍しいわね」

 

咲子「…さっき既に死んでる人は参加できないって「ソレはいた場合よ。今の所そんな事ないわ」…なるほど」

 

…って

 

咲子「アオイさん!?」

 

しれっと四代目梅の欄に載ってるんだけど!?

 

風鈴「えっ、知らなかったの?」

 

一郎「意外だな、お前が真っ先に知ってると思ったんだが」

 

アオイ「ああ、ソレは私の能力だよ。『意識を逸らす』のさ」

 

咲子「えっ…つまり私はずっと能力の効果を受けてたってことですか!?」

 

アオイ「そゆこと」

 

咲子「」( ゚Д゚)

 

どうやら花称号は規格外が多いようだ。

後、何故ひらがなでフリガナが載ってるかが気になるが言わないでおこう。

そんなことを思いながら、私達は席につく。

 

ザッ

 

ゼット「進行は俺、ゼットがする。会議を始めよう」

 

初代椿、ゼットさんが真ん中の席につき話す。

変な仮面をつけている。まるで作者のような…

(俺じゃないし、メタい)

 

ゼット「まずは新世代への説明だ。蛸雄、頼む」

 

蛸雄「うむ」ガタン

 

初代桃の鴨野蛸雄さんが説明を始める。

 

蛸雄「各地方での事件を報告したり、会議するのが花称号会議じゃ。詳細は…まぁそのうち分かるじゃろう」ガタン

 

そして鴨野さんは席に座った。

 

5人(結構ざっくり…)

 

説明、それだけでいいのかしら?

…後は自分で理解しろ、ということだろう。




アオイ→意識を逸らす能力

次回もよろしくおねがいします。


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花称号会議②

クリスマスですね。
この回を書いてるのは前日の24日なので、何を貰うのか分かりません。
とりあえずポケモンSV欲しいなぁ…


side桜木咲子

 

ゼット「次は近況報告だな。各地方の近況を報告してくれ。まずは羽合から」

 

甲「ココ辺りは特に事件はありませんが、ヤクザのヤツらが不穏な動きをしています」

 

ゼット「確かに不穏な動きをしてるな。次は総武」

 

雷槍「事件はなく、不穏な動きもありません。今の所平和そのものです」

 

ゼット「ソレはよかった。次は海原」

 

水夢「最近津波がありましたが、死者・行方不明者は共にゼロです。現在地域の復興に力を入れています」

 

ゼット「ゼロ…凄いな。次は輪花」

 

達也「北海道は現在豪雪。ココ10年で最も多い降雪量を記録しており、局地的なモノも多いことからもしかしたら人為的なモノではないかとの考察もささやかれております」

 

ゼット「ほう、人為的なモノか…ありえなくもない。最後に花町」

 

隣にいる日花先生が立つ。

 

日花「前回の花称号から約1週間後、ヤクザと不良の連合による襲撃がありました。弟子の咲子がそれを鎮めましたが、有美先生が目撃した連合を操っていた者であろうヌーク・リートは逃亡してしまいました」

 

ゼット「ヌーク・リート…アイツか。ちょうどいい、近況報告も終わったのでそれについて議論しよう。まずは事件を詳しく」

 

ヌーク・リートは相当ヤバいヤツのようね。メイから聞いた話だと能力は放射能という極めて危険な能力らしいし。

 

有美「まずは私が説明するわ。ヌーク・リートが連合を裏で操っていたのは部下の尋問で判明した…そしてアイツがいると言われる建物に殴り込むと…案の定いた」

 

善助「ホントにいるのか。まるで予測されていたようだ」

 

有美「ええ…余裕の表情そのものでそこにいたわ。そして私はアイツを捕らえようとしたけど水素爆発で足止めされてしまい、逃亡された…」

 

日花「逃げたヌーク・リートは敗北したヤクザの後始末をしようとし、その場に居合わせた咲子の仲間達と交戦。結果は生徒2人の大怪我とヌーク・リートの逃亡です。今ココにいる者で詳しく話せるのは四代目桃の一郎だけでしょう」

 

一郎(確かに、現場に居合わせたのはこの中で俺だけだな…)

 

ゼット「…質問がある。有美、お前が言ったことに1つ間違っていることがあるだろう?」

 

全員『!?』じっ

 

全員の視線が有美さんを向く。

 

有美「…流石に分かってしまうようね。ええ…私はヌーク・リートを捕らえるのではなく殺そうとした」

 

日花(…やっぱり!)

 

ゼット「…やっぱりか。お前の場合アイツに恨みがあるからな」

 

恨み?

…嫌な予感がする。




クリスマスなのにシリアスですね…

次回もよろしくおねがいします。


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花称号会議③

少し頭使う。


side桜木咲子

 

ゼット「…やっぱりか。お前の場合アイツに恨みがあるからな」

 

有美「………」

 

ゼット「ただ、アイツをどうにかする対策がないワケではない」

 

有美「!」

 

ゼット「栄太、例の資料を頼む」

 

栄太「了解」カチッ

 

ジーッ…

 

二代目椿がプロジェクターに映し出したのは、3月に行われる2年5校衝突の会場の写真だった。

 

ゼット「次ヌーク・リートが行動を起こすと思われるのは…ココ、2年5校衝突の最中だ」

 

冷子「何故そう思ったのです?」

 

三代目梅が質問する。

 

ゼット「その質問に答える前に、まずは事実確認だ。二代目桜、5、6月のどこかで、魔界にある研究所をぶっ壊したろ?」

 

日花「はい」

 

ゼット「そしてその時に実験台にされていた子供達を助けた、そうだろ?」

 

日花「…そうです」

 

ゼット「よし、事実は証明された。その例の研究所がぶっ壊された後、善助の娘が跡地を調査した。結果…こんなモンが見つかったんだ」カチッ

 

ガラスのタンクに入った謎の液体に、赤ちゃんが入っている写真が映し出された。

 

冷子「クローン…ですか。しかし何故コレが時期と関連するのです?」

 

ゼット「コイツが見つかった場所付近には、研究メモのようなヤツがあったのさ」カチッ

 

今度は研究メモが映し出される。

 

『ボスが言うには、特定の人物のクローンを製造し、2年5校衝突の会場に放つらしい。目的は恐らく同世代で揃っている花称号を攫う、もしくは傑作:りゅうかの試運転だろう』

 

ゼット「日付を見ると研究所がぶっ壊される2週間前の物だった。傑作:りゅうかは後に救出され、桜木竜美という名前が付いた」

 

冷子「なるほど…」

 

竜美、実験台としての名前は傑作:りゅうかなのね……ん?

 

咲子「…スミマセン、質問です」

 

ゼット「桜木竜美の保護者の三代目桜か。なんだ?」

 

あ、私竜美の保護者扱いされてるのね。

 

咲子「『りゅうか』の文字が何故平仮名になっているかが気になります」

 

ゼット「……ソレか。正直『竜化』という漢字を当てても大丈夫な気がするが…敵の思惑なで分からない、が答えだ」

 

咲子「…分かりました」

 

竜美の能力は竜化…だけじゃないかもしれないわね。

硫化、とか?ダジャレっぽいけどありえなくもない。

 

ゼット「他に質問はあるか?」

 

全員『………』

 

ゼット「ないようだな…続けるぞ。肝心の対策だが…次ヌーク・リートが行動を起こすと思われる2年5校衝突の会場に、俺達花称号が変装して観客に紛れ込む。顔をマスクまたはサングラスで全部は見えないようにすればいい」

 

…割と普通な対策ね。




各花称号の活躍はその内出したい所。

次回もよろしくおねがいします。


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花称号会議④

あけましておめでとうございます!!!

咲子「今年もよろしく!」


side桜木咲子

 

ゼット「それと気配を消すのを忘れないことだな」

 

…つまり花称号が現場に大量発生する、と。

凄いことになりそうね。無事に5校衝突ができればいいんだけど…

 

ゼット「他に意見はあるか?」

 

聡一「はい」スッ

 

二代目桃が挙手する。

 

聡一「ヌーク・リートが行動を起こすのが2年5校衝突の会場だけとは限りません。保険をかけて他の会場にも誰かを送り込むべきなのではないでしょうか?会場付近に仕事場がある卒業生など、やりようはあると思います」

 

ゼット「…なるほど、ソイツもするべきだな。2年の会場はそのままの体制で、他の会場は人員を募るとしよう」

 

そのまま内容はまとまり、会議は進み…

 

ー十数分後ー

 

ゼット「これにて会議を終了する。今年も頑張るとしよう」ガタン

 

咲子「……はぁ」ぐでっ

 

終始緊張した雰囲気が続いていたから、疲れたわ…

 

風鈴「花称号会議って、こんなシリアスなんだね…」

 

日花「いや、いつもこうってワケじゃないわよ?今回は偶々話題が話題だっただけよ」

 

咲子「そうなんですか?…ん?」

 

ザッ

 

流「よう、風鈴」

 

流、砂智子、一郎の3人が来た。

 

風鈴「?」

 

流「最近北海道と福岡を毎日往復してるらしいじゃねーか」

 

風鈴「まぁね」

 

一郎「お前なんて体力してんだ…?」

 

風鈴「ふふん、体力切れになる前にスピードで着くのさ!」ふんすっ

 

咲子「ソレ、風の天使であるアンタにしかできないわよね」

 

風鈴「 そ う だ よ ♪ 」ドヤァ

 

うわぁ…殴りたいそのドヤ顔。

 

ー--------------------------------------

 

sideテレス・テレスト

 

アオイ「テレスさんがココに来るの26年ぶりですね。私と日花と甲が初めて会議に出たのがちょうどその時でしたっけ?」

 

テレス「そうだよ。多分僕の事を知ってる人はこの中で3割もいないんじゃないかな?」

 

アオイ「しかも輪花ではなく花町にいるって…私と同じじゃないですか!」

 

テレス「ホント、奇遇だよね~」

 

アオイ「なんで私に会って一発で気付いちゃうんですか!能力の意味ないですよ!」

 

テレス「意識なんて誰でも逸らせるのさ!」

 

アオイ「むぅ…あっ、もうこんな時間。私はそろそろ帰りますね、また」スタスタ

 

テレス「うん、またね~」

 

「おーい、テレス」

 

テレス「あっ、4人とも!」

 

有美、蛸雄、善助、ゼットの初代組がこっちに来た。

 

善助「本当に久しぶりだな、お前の放浪癖ヤバすぎだろ」

 

有美「ホント、ねぇ…」

 

蛸雄「ワシなんて26年でこんなに老けちゃったわい」

 

テレス「うん、1番老けたのは蛸雄だよね~」

 

ゼット「お前が老けないだけだろ」

 

そして私達はそのまま飲みに行くことが決まり、居酒屋へと足を運ぶのだった。




これでこの作品とリアルがちょうど1年差になりましたね。

今年もよろしくおねがいします。


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準備と豪雪

ネタ切れになったので昨日休みました。
しかし今日もネタ切れです。


side桜木咲子

 

花称号会議から2日経った1月3日、私達は北海道に向かう準備をしていた。

 

咲子「風鈴、あっちの気温って今どれぐらい?」

 

風鈴「-25度ぐらい?」

 

メイ「低すぎません!?」

 

風鈴「豪雪で気温が下がり続けてるんだよね~」

 

咲子「…飛行機、大丈夫なのかしら?」

 

風鈴「ソレは問題ないよ。飛行機が通る地域は豪雪じゃないんだ」

 

メイ「まるで奇跡ですね…」

 

咲子「………」

 

タタッ

 

翔「おーい、ペンギン達を連れてきたぞ」

 

「クェェ!」

 

今回は翔のペンギン達も連れて行くつもりだ。

本場ではないが、ペンギンが住むような地域だしね。

 

風鈴「わぁ、可愛い~!」ナデナデ

 

「クゥ~」

 

風鈴「この子達の色って地毛?」

 

翔のペンギン達の羽毛は本来の黒と違って紫色だ。

ただ地毛でそう生えることもあるので少し珍しいぐらいらしい。

 

翔「そうだぞ」

 

風鈴「ふーん」

 

咲子「他のヤツらは準備終わったのかしら?」

 

メイ「2泊3日ですし、それほど荷物はいらないと思いますが…」

 

風鈴「お菓子は現地調達できるからね!」

 

2人(ソレは関係ないと思いま~す)

 

ポワン!

 

二ヨ「いやぁ~、僕楽しみだよ!」

 

突然二ヨが分身として現れた。

 

翔「ああ、そういえばお前去年は来なかったもんな」

 

二ヨ「ちょうどレイト君を助けてたからね」

 

メイ「今年は楽しめるといいですね」

 

二ヨ「だね~」

 

ー--------------------------------------

 

その頃北海道では、豪雪が続いていた。

 

『豪雪地帯は20メートルを超える降雪量となっており、一軒家が多数雪の中に埋まってしまっております。屋根には幸い熱が通っているので雪は解ける仕組みですが、水圧ならぬ雪圧によって窓ガラスが割れないか心配されている方が多いとのことです。しかし雪が止む気配はなく、このまま数日は続くだろうと言われています。5代目梅は、場合によっては物理的に雪雲を破壊するとのことです…』

 

ニュースではそう報道されている。

 

ピッ

 

風香「……はぁ」

 

さっきまでニュースを観ていた風鈴の姉、風香はテレビを消した。

ちなみに前回の登場から、学年ランクは1位に上がっている。

(144話ぶりの登場)

 

風香「風鈴は福岡と北海道を往復しているが、大丈夫なのか…?」

 

天気予報を見ると、風鈴が通る地域は「晴れ」または「曇り」と表示されていた。

 

風香「天気予報を見ると安全なようだが…嫌な予感がする」

 

ー--------------------------------------

 

ザッ、ザッ、ザッ。

 

「はぁ、何だよこのしんどい任務…寒すぎだろ…」




最後に出たキャラは既に似たような状況で登場してます。

次回もよろしくおねがいします。


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北ぞ北海道

来たぞ北海道


side桜木咲子

 

当日。

私達は飛行機で北海道に来た。

 

メイ「さ、寒いですね…」ブルブル

 

咲子「寒いの?ほい」ボッ

 

火を出して暖をとる。

 

メイ「はぁ…暖かいです…」

 

ゼイル「…うおっ!?」ボフッ

 

隣にいるゼイルの顔面に雪玉が当たる。

 

翔「雪合戦だゼイル!」

 

「クェェ!」

 

ゼイル「…負けないぞ?」ダッ

 

ボフッ、ボフッ。

 

翔(+ペンギン)とゼイルの雪合戦が始まった。

…私も後で参加しよう。まずは風鈴を探すべきだ。

 

咲子「空港から出てすぐの場所にいるって言ったのに…また飲食店にでもいるのかしら?」

 

メイ「流石にソレはないと…思いたいですね」

 

つまり多分あり得ると。

 

咲子「こうなったら…」スッ

 

私が出したのは…火桜の花びら。

 

咲子「コレに…憑依:風鈴!」カッ!

 

火桜に風鈴のエネルギーを纏わせる。

 

メイ「ええっ!?」

 

咲子「憑依の応用で相手の追跡ができるって分かったのよ」

 

メイ「なるほど、ソレは便利そうですね…」

 

ヒュン!

 

火桜を飛ばし、風鈴を追跡する。

 

咲子「ちょっと行ってくるわね」

 

祐樹「おう、引っ張ってこいよ」

 

タタッ…

 

ー数分後ー

 

咲子「………」

 

私が行きついたのは…

 

『札幌ラーメン〇〇』

 

案の定飲食店だった。

 

「ズズッ…」

 

…はぁ。

 

咲子「……風鈴」ポンッ

 

「んむ?……んむっ!?」( ゚Д゚)

 

麺を吸いながらこっちを向く風鈴は驚いた表情をする。

 

咲子「さっさと食べ終わりなさい」

 

風鈴「ん、んむっ。ズズッ…」

 

咲子(…うん、まるで掃除機ね)

 

ピンクの悪魔ならぬ緑の悪魔…いや天使だったわね。

 

ー食べたー

 

風鈴「いやぁ、ゴメンゴメン。朝食パン10枚しか食べてなくてさ」

 

咲子「"しか"の範疇を越えまくってる気がするけど…さっさと戻るわよ、もしかしたらみんな冷凍食品になってるかもしれないわ」

 

風鈴「…冷凍するならとにかく、食品はないんじゃないかな?」

 

咲子「んな事はいいの、いくわよ!」ダッ

 

風鈴「ちょ…待って~」ダッ

 

ー42秒後ー

 

メイ「あ、戻ってきましたね。やっぱり食べてたんですか?」

 

風鈴「うん、てへっ☆」ペロッ

 

風鈴は何故かテヘペロを披露する。

 

咲子「…不合格ね」

 

メイ「テヘペロが可愛いのは俺と咲子さんだけです、出直してきてください」

 

風鈴「ファ!?自分で言うのソレ!?」

 

咲子「安心しなさい、自他共に認められてるから。でしょ、ゼイル?」

 

ゼイル「おう」

 

風鈴(ぜえったい彼氏補正があるよね!?)

 

メイ「さて、前置きはココまでにして「前置きなんだ…」さっさと町案内をしてください」

 

風鈴「(何か口調が乱暴になってない?メイちゃん大丈夫?)じゃあこっちから行こうか」

 

…風鈴の扱いがなんかおかしくなってるわね、メイ。




今日から学校だッ!(絶望)

次回もよろしくおねがいします。


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なんで俺も…

1年5校衝突から再登場。


side桜木咲子

 

道を少し歩いたが、突然風鈴が立ち止まった。

 

風鈴「ちょっと待って、私1人で案内するとお腹すくから誰か呼ぶね」

 

…日が暮れる、じゃなくてお腹すくなのね。

 

ピッ、ポッ、パッ、プルルルル…

 

風鈴「あ、透矢?花町から友達が来たんだけど、人手が足りないから手伝ってくれない?…えっ、面倒くさい?しょうがないなぁ、なら三学期覚えといて…ん?すぐ行く?ありがとね~。〇〇にいるから10分で来てね、じゃ」

 

ツー…

 

咲子「…風鈴、アンタ相手を軽く脅してなかった?」

 

風鈴「何の話かな?」キョトン

 

咲子「…まぁいいわ。誰が来るの?」

 

風鈴「輪花の2位、北村透矢だよ」

 

ルマ「…あ!去年ボクを倒した人だ!」

 

メイ「その後俺が倒した相手ですね。能力は確か…なかったハズです。気配を消すのが得意、ですよね?」

 

風鈴「まぁ、今は能力として透明化を持ってるよ。最も、アレは気付かれればほぼ意味ないけどね。自分や物を透明にする能力だよ」

 

咲子「ふーん…」

 

気配を消された上に透明だったら、結構気付きにくいかもね…忍者かしら?

 

ー数分後ー

 

「ハァ、ハァ…なんで俺も…」

 

風鈴「おお、やっと来たね透矢」

 

透矢「ああ…来たぞ。俺は輪花2位の北村透矢、よろしく」

 

初対面(ココの半数)の人の為に透矢は自己紹介をした。

 

風鈴「まさか自分から来るなんて思わなかったよ」

 

透矢「俺は脅されたんだが!?」

 

ルマ「やぁ北村君。ボクの事覚えてるかな?」

 

透矢「ん?…羽犬塚か」

 

ルマ「今年は生憎と参加できないけど、来年は君に勝つからね?」

 

透矢「…望む所だ(参加できないのは車椅子だからだろうな)」

 

おお…なんかバチバチやってるわね。

 

風鈴「んじゃ透矢、今日だけじゃなくて明日のスキー場にも来てもらうからね」

 

透矢「はぁ!?なんで俺も!?」( ゚Д゚)

 

風鈴「金は心配ないよん、私が払うから「ならギリ許容範囲だな…」…よし」

 

…完全に上手く扱われてるわね、凄いわ風鈴。

 

ー--------------------------------------

 

そして数時間後、観光はある程度終わり私達は…風鈴の家に来ていた。

 

風鈴「予め言ってるから問題ないと思うよ」

 

咲子「…ホントに?」

 

ピンポーン…ガチャッ

 

「遅いぞ風鈴、もう7時半……What?」( ゚Д゚)

 

中から緑髪の女性が出てきた。

 

風鈴「ただいま、姉さん。朝言ったみたいに客人を連れてきたよ~」

 

「多すぎないか!?」

 

風鈴「まぁいいじゃん」

 

「(よくないぞ!?)はぁ…とりあえず入ってくれ」

 

咲子「…失礼します」




サブキャラも深堀りしていこうと思ってる、今日この頃。

次回もよろしくおねがいします。


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明日の計画

人生で初めてオールした。興味本位で。
結果…割といけますね。少し頭痛いけど。


side桜木咲子

 

風鈴の姉にリビングまで案内された。

 

風香「風鈴の姉の風香だ。ウチの風鈴がお世話になってるな」

 

咲子「いえいえ、こちらこそお世話になってます。桜木咲子です」

 

風香「あら、コレはご丁寧に」

 

その会話を聞いた風鈴はむすっとした顔をする。

 

風鈴「むぅ。何よ、私がお世話になってるって?」

 

透矢「日頃の行いだろ」

 

風鈴「はぁ~?」

 

風香「夕飯はもう食べたか?買い置きしているおにぎりとかはあるが「あ、もう食べてますよ」…そうか」

 

風鈴「そのおにぎり、私のじゃん!」

 

風香「お客さんにあげちゃダメなのか?"お前の"お客さんだぞ?」じっ

 

メイ(わお、強調しますね)

 

風鈴「むぅ…」

(本日2回目)

 

風香「狭いかもしれないが、ココともう1部屋あるから寛ぐといい。布団を取ってくる」スタスタ

 

咲子「…風鈴、アンタの姉いい人ね」

 

透矢「性格は全然違うよな…」

 

風鈴「は?姉さんも結構食べるし!」むすっ

 

2人『ソレは今関係ない』

 

風鈴「……むぅ」

(本日3回(ry)

 

…さっきから『むぅ』しか言ってないようね。

 

翔「まぁまぁお前ら落ち着け。明日の予定の確認をしておくぞ」

 

パサッ

 

翔は持っていた計画表を出す。

 

翔「明日、2日目はスキー場に行く。豪雪地帯に若干入っているが、被害はないエリアのようだし問題はないだろうな」

 

祐樹「1日中スキー場なのか?」

 

翔「そうだな」

 

祐樹「そうか…(俺はルマと建物内でゆっくりするか)」

 

…ドサッ

 

咲子「?」クルッ

 

振り向くと、布団が大量に置かれていた。

 

風香「コレぐらいしか布団がないんだ、すまない」

 

メイ「いえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます」

 

…充分多い気がしますけどね。というか、コレだけの布団を何に使ってるかが気になる。

 

翔「ところで、部屋割りはどうするんだ?男女で別れるか?」

 

咲子「あ”?」ギロッ

 

とんでもない発言をした翔を某火の鳥のように睨みつける。

ゼイルと寝れないのは私にとって大惨事なのよ!?

(週2回ぐらいそうなってるだろうが…って竜美と一緒だったな)

 

翔「…いや、何でもない。自由で」

 

…よろしい。

 

メイ「俺はレイト君と寝ます!」ふんすっ

 

ルマ「ボクは祐樹と寝るよ!」ふんすっ

 

風鈴「…見せつけるねぇ」

 

しょうがないじゃない。(そんな事ない)

 

学「俺らは別にもう1部屋の方で寝るか?」

 

育也「そうしよっか」

 

透矢「俺は…帰って寝r「ん?何か言った?」…ココで寝ます」

 

風鈴「私の隣で寝てね」

 

透矢「は!?」

 

こうして部屋割りは決まっていき、私達は寝床についたのだった。




…ん?

次回もよろしくおねがいします。


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朝特訓、朝飯。

そういえば、結構前にUAが10000超えましたね。
これでUA10000の小説は4個目です。(MULA、桜咲く。、俺ガイルx桜咲く。)
…実は4個目がありますが、アレは既に非公開なのでカウントしてません。


side桜木咲子

 

咲子「ふわぁ…」

 

目が覚め、起き上がる。

時間を見ると、まだ5時だった。周りが薄暗い。

…あら?

 

咲子「風鈴がいない…」

 

何故か風鈴が部屋にいなかった。

少し待ってみたが、戻ってくる気配はない。

…ヒマだし、少し散歩しよう。

 

ー家の外ー

 

咲子「暗いわね」

 

まぁ、冬の早朝だから当たり前だが。

 

…ヒュン、ドゴッ

 

咲子「?」

 

家の裏側から人が戦ってるような音が聞こえる。

気になったので見てみると…

 

風鈴「ハァッ!」ヒュン

 

ドゴォ!

 

風鈴が1人で特訓していた。

 

咲子「あら、風鈴おはよう」

 

すると風鈴はこっちを向いた。

 

風鈴「咲子?君も早起きしたんだ、おはよう」

 

咲子「…アンタ、毎朝コレを?」

 

風鈴「そうだね。特に今年は君に勝ちたいからね」

 

咲子「へぇ…?」

 

確かに風鈴は憑依も習得してるし、技も強くなってるからね…

もしかしたら負けるかもしれない。

 

咲子「私も負けるつもりはないわよ?」

 

風鈴「フフッ、そりゃぁそうだね。…咲子も特訓する?」

 

咲子「ええ、ヒマだしやるわ」

 

ー--------------------------------------

 

…2時間後、朝7時頃。私達は朝食の準備をしている。

 

咲子「朝の特訓はいい眠気覚ましになったわね」

 

風鈴「アレが眠気覚ましなんだ…(それにしては動きに眠気がなかったけどね?)」

 

それにしても…

 

咲子「アンタ、料理できたのね」

 

食べる専門だと思ってたわ。

 

風鈴「失礼な!飲食店以外では自炊しないと私の腹は満たせないんだよ!?」

 

咲子「あー…なるほどね」

 

まぁ確かに誰かがアンタ1人の為に20人前とか作ってくれるハズないわね。

 

咲子「…えっ、つまりアンタが今作ってるのは自分の?」

 

風鈴「そうだよ?私が20人分、君は残り全部。これで半々だね!」ふんすっ

 

咲子「そんなドヤ顔をされても…」

 

食費は…大食い大会の賞金から賄っているんだったわね。

 

スタスタ

 

メイ「おはよーございましゅ…」フラッ

 

メイが眠そうにしながら部屋に入ってきた。

 

咲子「おはよう、メイ。珍しくレイトの寝顔を眺めないのね」

 

メイ「今日は二ヨの番なので」

 

メイは五重人格だが、レイトに恋を抱いているのはメイと二ヨだけである。

後の3人にとっては親友だそうだ。

 

メイ「ところで…手伝えることってあります?」

 

風鈴「じゃあ皿を持ってきてくれる?盛り付けを手伝ってほしいんだ」

 

メイ「分かりました」サッ

 

ー数分後ー

 

朝食の準備ができたので、みんなを起こし、朝食を食べ始めた。

 

風鈴「もぐもぐぱくぱくんぐんぐ…」ガツガツ

 

風鈴が自分で作った普通20人分の朝食はあっという間に減っていた。

 

咲子「………」じっ

 

ゼイル「…カービィかよ」




平和だなぁ。

次回もよろしくおねがいします。


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スキー場で滑ろうか?それとも雪玉を投げようか?

さぁ、どっちにする?


side桜木咲子

 

朝食を食べた数時間後…私達はスキー場にいた。

 

「クェェ~ッ!」シャー

 

ペンギン達は生き生きとしている。

 

学「待てゴラァ…ぼふぅ!?」ボフッ

 

翔「雪合戦だ!せいっ!」ポイッ

 

育也「てやっ!」ポイッ

 

学「…望むところだ!」ザッ

 

男子達は雪合戦を始めた。

 

メイ「咲子さん、一緒に滑りましょう!」

 

咲子「いいわよ…追いつけるならね!」スッ

 

シャーッ!

 

ものすごいスピードで雪の坂を滑る。

 

メイ「えっ!?…待って下さ~い!」シャーッ

 

フフッ、待たないわよ!

 

咲子「このままゴールに「やっほー」…え?」クルッ

 

横を向くと、そこには…

 

風鈴「いやぁ、風が気持ちいいね」シャーッ

 

平気な顔で私と並走している風鈴がいた…って

 

咲子「速くない!?」

 

さっきまで見当たらなかったんだけど!?

 

風鈴「追いつくのにちょっと本気だしたからね~」

 

メイ「…本気出したらどれぐらい速いんですか?」

 

後ろからメイが質問する。

 

風鈴「これぐらいだ…ね!」カッ

 

ビューンッ!

 

咲子「」( ゚Д゚)

メイ「」( ゚Д゚)

 

風鈴は瞬時に加速し、圧倒的スピードで進んでいった。

…多分もうゴールに着いたわね。

 

咲子「は、速いわね…」

 

メイ「スピードはピカイチですね…」

 

ー--------------------------------------

 

side飛羽野ゼイル

 

ゼイル「ウィンドスノーボール!」ビュン

 

育也「サンダースノーボール!」バチッ

 

雪玉を投げているうちに、次第に風や雷を纏って雪合戦をするようになった。

 

透矢「………そこだっ!」ポイッ

 

翔「うおっ!?」ボフッ

 

…いい事思いついたぞ。

 

ゼイル(コイツを使えば一気に蹴散らせるな)スッ

 

ゴロゴロ…

 

俺は雪を集め、次第にそれを塊に変えていく。

 

学「…デッケェ雪玉を作るつもりか?させねぇぞ!」スッ

 

ドゴッ!

 

雪玉の下の地面が隆起する。

 

ゼイル「おっと」ひょい

 

咄嗟に雪玉を抱え、崩れるのを回避する。

 

ゼイル「浮かせた方が楽だな」フワッ

 

雪玉を風で浮かせておき、雪を集めて雪玉にくっつけていく。

 

育也「えっ…もうそんなサイズになったのかい!?」

 

透矢「これじゃあ避けきれないな…」

 

…よし、充分なサイズになったな。

 

ゼイル「くらえ…大玉!」スッ

 

ゴォッ!

 

風を利用して圧倒的勢いで雪玉を発射する。

 

翔「ちょ、こりゃヤベぇ!」ダッ

 

翔は背中を向けて逃げ出すが…

 

ドゴォ!

 

翔「ぐほぉっ!」ドサッ

 

雪玉は翔の背中に直撃した。

衝撃で小さな雪玉があちらこちらに散らばる。

 

ゼイル「(これも作戦通りだ!)…いけっ!」ヒュン

 

学「ファ!?操るのかよ!?」ダッ

 

育也「…うわっ!」ボフッ

 

フハハハハハ、雪合戦は俺の勝利だぜッ!




軽くキャラ崩壊させてみました。

次回もよろしくおねがいします。


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ありきたりな遭遇

道に迷って、真実にたどり着く。あるある探検隊。

復活しますた。それぞれの場所をハッキリさせておきます。
ゼイル、翔、学、育也、透矢:雪合戦
ペンギン達:建物付近で遊んでいる。
咲子、風鈴、メイ、レイト:スキー
ルマ、祐樹:建物内
レイン、絵奈、千早、千代、奏斗:そもそも北海道にいない
????:任務中


side飛羽野ゼイル

 

ゼイル「…よし!」

 

ドサッ

 

翔「デカすぎだぞおい…」

 

学「バラバラにして操るなんてよぉ…」

 

透矢「…あれ?ココ何処だ?」

 

ゼイル「建物から少し離れた所だぞ?あっちの方だ」

 

俺はちゃんと周りを見ていたので覚えていた。

 

育也「…ん?」

 

ゼイル「どうしたんだ?」

 

育也「奥の方から…何か光が出てないかい?」

 

見てみると、奥に人工的な光が見えた。

 

翔「行ってみるか?」

 

ゼイル「待て、一旦場所を記録するぞ」スッ

 

ズンッ…

 

影で大きな釘を作り、地面に打ち込む。

自分の影なので、すぐに探知できる。

 

学「…初めて見たぞ、ソレ」

 

ゼイル「他にやるタイミングがなかったからな」

 

透矢「じゃ、行くぞ」

 

スタスタ

 

光に近付くにつれ、色は赤だと分かる。…もともと色は分かるか。

少しして、光を発しているものにたどり着いた。

 

学「…ヘルメット?」

 

育也「見覚えがあるような…」

 

…ガサッ!

 

5人『!?』

 

ヘルメットが何故か動きだした。

 

「おーい、助けてくんね?」

 

ゼイル「ん?」かぽっ

 

ヘルメットを取ってみると…

 

学「…ノーマンさん!?」

 

ノーマンさんがいた。

雪の中に埋まっているようだ。

 

育也「どうしてこんな所に「その前に出してくれ!」は、はい!」スッ

 

ズボッ

 

ノーマン「くぅーっ、やっと出れたぜ。ちょうどココに落とし穴があってな、30分前ぐらいに」

 

ゼイル「そもそもなんでこんな所に…」

 

ノーマン「ああ、それはな…」

 

透矢(この人、誰だ?)

 

ー148秒後(透矢とノーマンはお互い自己紹介した)ー

 

ノーマン「…ってことだ」

 

翔「…マジすか?」

 

どうやらノーマンさんは任務できているようだが、内容は…

『豪雪を起こしている施設を捜査せよ』

とのことだ。

 

ゼイル「人為的なものだったんですね…」

 

ノーマン「流石に自然のものだったら"梅"あたりが雲を吹っ飛ばしてるからな」

 

透矢(…つまりその内風鈴が雲とか吹っ飛ばすのかよ)

 

ノーマン「それで、豪雪地帯に広がってる雲の出どころをしらみつぶしに探してると…この辺りに施設があると分かったのさ」

 

育也「なるほど…」

 

ノーマン「…おっと、そろそろ任務に戻った方がいいな。じゃあな」クルッ

 

ノーマンさんはそう言ってかかとを返す…おいおいちょっと待て。

 

ゼイル「ノーマンさん」

 

ノーマン「?」

 

ゼイル「その任務、手伝わせて下さい」

 

透矢「!?」

 

学「話を聞くだけじゃ気がすむワケないじゃないですか」

 

ゼイル「それとそこで話を区切るってことは、暗に俺達に手伝えと言ってるようなモンですよ」

 

俺がそう言い切ると、ノーマンさんは口角を上げ、こっちを向いた。

 

ノーマン「…フッ。気付いてたのか、ゼイル?」

 

ゼイル「まぁ…人間観察は得意なので」

 

ノーマン「(人間観察関係なくないか?)…まあいい。手伝ってくれないか?」

 

ほぼ全員『もちろんです!』

 

透矢(…あれ、コレ俺も行くパターンか?)




巻き込まれる透矢。

次回もよろしくおねがいします。


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その頃、竜美は

えっ、桜木家ってみんな強いんだ…
桜木蓮也(父)→元5位(3位だった時期もある)
桜木春奈(母)→元3位
桜木春樹(兄)→元1位
桜木咲子(妹)→現役2年1位
桜木竜美(娘)→パワー8000万

※全員努力でココまできてます。


side桜木竜美

 

竜美「むぅ~…」じっ

 

私は、お母さんに渡された算数の問題を解いていた。

 

次の問題を計算しなさい。

 

①15 x 6

②27 x 3

③63 x 4

 

お母さんが小学4年生ぐらいのレベルだって言ってたけど…私4年生じゃなくて4歳だよ?

かけ算の九九とか、その逆の割り算を先月やったばかりだよ?…カンタンだったけど。

(それが異常だと気付け!)

 

竜美「90、81、252っと」

(計算速っ!?)

 

ガチャッ

 

春奈「竜美ちゃん、おやつの時間よ~」

 

竜美「あ、ありがとうおばあちゃん!」スッ

 

おばあちゃんからおやつを乗せた皿を受け取る。

…クッキーだ!やったぁ!

 

竜美「はむっ…」パクッ

 

ん~、美味しい♪

 

春奈「咲子に渡された宿題は進んでるかしら?」

 

竜美「んむっ…うん、ちゃんとやってるよ。結構楽しいし」

 

いい暇つぶしになるんだよね~。

 

春奈「そう…(この子、本来なら6年後にやるような問題を解いて楽しいのね…もしかして研究所の影響で頭が凄くいいのかしら?)…他にすることとかないの?」

 

竜美「ゲームとかあるけど…ずっとやってたら頭が痛くなるし…」

 

春奈「(ほっ、年相応の遊びもちゃんとしてるのね、よかった)じゃあ問題解くの頑張ってね。皿は後でシンクに、ね?」

 

竜美「分かった~」

 

ガチャッ

 

竜美「っと、次の問題は…」パラッ

 

クッキーをほおばりながらページをめくる。

…ん?何か書いてある。

 

『今日はここまで!コレ以上解いたら一緒に寝ないからね? by咲子』

 

お母さんからのメッセージだった。…前コレを破ってホント1人で寝なきゃいけなくなっちゃった時がある。…ん?

 

竜美「でも今お母さんは北海道にいるし…あれ?」

 

よく見ると、さっき読んだ所の下に何かが小さく書いてあった。

 

『追記:あ、私が北海道にいる時破ったら母さんと一緒に寝れないわよ?』

 

…ハハ、バレテーラ(白目)

(何故そんなフレーズを…)

 

竜美「しょうがないなぁ…ゲームしよっと」カチッ

 

お母さんのパソコンを起動し、自分のアカウントでマイクラのサーバーに入る。

(そんなモン持ってんの!?)

 

竜美「ピーブイピーだよ!とりゃぁぁ!」カチカチ

 

ー数分後ー

 

『YOU WIN !』

 

竜美「やったぁ!」

 

お母さんに『9割ぐらい勝てる戦法』を教えてもらったからねぇ~!

 

竜美「次は…そうだ、HSBやろっと」

(HSB:ハイピクセルスカイブロック)

 

このゲームモード、あんまり進めてないんだよね…何時間も同じことを繰り返すのって疲れない?

 

『YOU DIED !』

 

竜美「むむっ…」

 

やっぱり難しいね…




竜美は精神的に年相応ですが、パワーが異常だったり計算能力が小4の学年トップ並によかったり、常人離れしてますね。
大体研究所の実験による影響ですが、元々遺伝子的に才能がいいのも原因だったりします。

てか、自分のマイクラアカウント持ってるんですね…

次回もよろしくおねがいします。


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潜入捜査

いやぁ、透明化って便利ですね。
…深い意味はないですよ、決して。


side飛羽野ゼイル

 

俺達はノーマンさんの任務を手伝うことになった。

…学生が捜査任務を手伝うのは危ないって?ヤクザとかを壊滅させてる時点で今更だろ。

 

ノーマン「建物はこの先500メートル程にあるようだな。ゼイル、お前の能力で影に潜らせてくれ

 

ゼイル「了解です」スッ

 

ズオッ

 

透矢「…!」

 

能力で影に潜る。

 

ノーマン「ココからはこの状態で進むぞ」

 

スタスタ…

 

表に出て障害物に当たったりしないように注意しながら、施設へと近づいていく。

 

ー51秒後ー

 

ノーマン「…見えたぞ、アレだ」

 

翔「アレが…」

 

ウィィィン…

 

建物は観測所のような外観で、妙な機械音がする。

 

学「…あそこに監視カメラとセンサーがあるぞ!」

 

ノーマン「だな」カチッ

 

ダンッ!

 

ノーマンさんは拳銃を出し、弾丸を放つ。

 

…バキィ!

 

弾丸はカメラとセンサーに命中し、機械は破壊された。

 

ノーマン「さて、後は中に入るだけだが…ゼイル、影に入ったまま中に入ることってできるのか?」

 

ゼイル「…できません、どこかのスキマならいけますが」

 

ノーマン「そうか、うーむ…」

 

それか施設内に誰かいることを祈ってドアを開けるまで待つかだな。

…ん?待てよ。

 

ゼイル「おい、透矢」

 

透矢「?」

 

ゼイル「お前の能力は他に人に使えるか?」

 

透矢「使えるが…まさか」

 

透矢は勘づいたようだ。

 

ゼイル「ああ…俺達全員を透明にしてくれ」

 

透矢「…分かった」

 

スゥッ…

 

俺達の体は半透明になった。

恐らく透明じゃないヤツらから見たら透明なのだろう。

 

ノーマン「一旦この状態で外にでるぞ」

 

ニュッ…

 

影から出る。前方に入口と思われる場所があった。

 

ノーマン「…作戦はこうだ。まず、俺がドア付近の半径2メートルを爆破する。その間に全員建物に入る、いいな?」

 

全員『………』コクッ

 

全員が頷いた。

 

ノーマン「よし、作戦スタートだ!」カチッ

 

ポイッ

 

ノーマンさんが懐から爆弾を取り出し、ドアの方に投げた。

 

…ドガァァン!

 

爆弾は地面に当たるとすぐ爆発した。

 

「何だ何だ!?爆発!?」

 

「この施設の所在がバレたのか!?」

 

中にいると思われるヤツらの怒号が聞こえてくる。

 

タタッ…

 

どさくさに紛れて俺達は施設に入った。

中には…大きな機械があって、その周りで研究者らしき人達が色々弄っていた。

 

「どこから爆弾が投げられた!」

 

「指紋検査…ッ、指紋がないぞ!」

 

ノーマン「当たり前だ、ゴム手袋をつけといたからな」

(透明化している時は声も透明化してるので他には聞こえない)

 

ゼイル「…んで、ココからどうするんです?」

 

ノーマン「とりあえず機械を調べるぞ。一通り調べ終わったら…ぶっ壊す!」




誰が、どんな目的でこんな機械を使って豪雪を起こしたんでしょうね?
…まぁ、誰かはもう明白だと思いますけど。

次回もよろしくおねがいします。


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任務完了ッ!

いやぁ、一ヶ月ぶりです(白目)


side飛羽野ゼイル

 

ノーマン「コイツは…恐らく人口的に雪雲を作る装置…ソレの超強化版だな。本来なら冷蔵庫ぐらいの大きさだが、こんなに大きければあの豪雪も説明できる」ふむふむ

 

育也「詳しいですね」

 

ノーマン「そりゃぁ、色々潜入の仕事が来るからな。機械に詳しくないと捜査ができないだろ?」

 

…マジで何の仕事をしてるんだ、この人?

 

「侵入者は何処だ!?」

 

「恐らく透明化の系統の能力使いだ、例のゴーグルを使え!」

 

学「…例のゴーグルだと?」

 

ノーマン「ん、もうバレそうだな。ゼイル、影に潜るぞ」

 

ゼイル「はい」

 

ズオッ

 

能力で影に潜り、その中で透矢が透明化を解除する。

…上から声が聞こえる。

 

「ッ、誰もいないぞ!」

 

「時間停止系か!?」

 

俺達を見つけられなかった研究員どもは焦っているようだ。

 

ノーマン「うーん、困ったな…後30秒程猶予があれば機械を壊して逃げれたんだが」

 

ゼイル「…囮作戦はどうです?囮は俺で、俺が研究員をかく乱している間に他のヤツらで機械をぶっ壊して下さい」

 

ノーマン「お、そりゃいい考えだな…ただ、囮はお前じゃなくて俺だ」スッ

 

ズオッ

 

ノーマンさんはそう言って自ら影を出た。

 

「だ、誰だお前は!?」

 

ノーマン「お前らが探してた侵入者だぜ…追えるモンなら追ってみな!」ダッ

 

研究員どもの意識は全員ノーマンさんに向いている。

 

ゼイル「…お前ら、今の内に機械を壊すぞ。透矢、透明化だ」

 

透矢「透明になってもゴーグルをつけてるヤツらにバレるぞ?」

 

ゼイル「ないよりはマシだ」

 

透矢「…分かった」

 

スゥッ…

 

ゼイル「んじゃ…まずは翔が辺りを凍らせろ」

 

翔「分かった…とうっ!」バッ

 

パキィン!

 

「氷!?」

 

「…お前の仕業か!」

 

ノーマン「その通りさ。機械はぶっ壊すつもりなんでな!(辺りを凍らせるとは…どうやって壊すつもりなんだ?)」

 

ゼイル「後は…集中攻撃だ!」

 

全員『おう!』

 

ギュン!

 

学「地裂改!」ドゴォ!

 

グゴゴッ…!

 

地面が割れ、機械はバランスを崩す。

 

「な…機械が倒れるぞ!」

 

「離れろ!」

 

2人『サンダーラッシュV3!』

(なんと透矢も雷属性)

 

バチッ…バチバチッ!

 

そこに育也と透矢の2人が機械に電撃を当て、機械はショートする。

 

翔「ノーザンインパクトV4!」ヒュン

 

バゴォ!

 

とうとう機械は崩れ始めた。

 

…仕上げだ!

 

ゼイル「デビルバーストG5!」ギュォォォ

 

ズドッ…ボンッ!

 

機械は大きな音を立て、カタカタを変な振動をしだす。

…こりゃ爆発するな。

 

翔「逃げるぞ!」

 

ダダダダダー

 

逃げる途中でノーマンさんと合流し、その数秒後…

 

ドガァァン!

 

機械…とそれがあった建物は爆発した。

 

ノーマン「よし、任務完了だ。福岡でお前らには飯をおごってやるよ」

 

ゼイル「ありがとうございます」

 

ノーマン「んじゃ、俺は報告にいかなきゃいけないから…またな」クルッ

 

タタッ…

 

学「…戻るか」

 

育也「だね」

 

透矢(コイツら、妙に慣れてるな…)




実は、ココで強い敵でも出そうかな…とか思ってましたが、テンポが悪くなるのでやめました。

次回もよろしくおねがいします。


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隠されたもの

伏線回。


side三人称

 

ゼイル達がブチ壊した、辺りを豪雪地帯に変える機械……それが使われた理由。

それは……豪雪による混乱の中で『とある施設』を地上から地下に隠すためであった。

 

ウィィィィ…ン

 

「お疲れ様です、ボス!」

 

「……ああ」

 

ボス……ヌーク・リートが施設を訪れた。

 

リート「研究は順調か?」

 

「はい。逃亡され匿われた傑作:りゅうかに並ぶレベルの傑作ができそうです」

 

リート「…傑作:りゅうかは反抗することが多かったようだが?」

 

「…こちらの傑作はその性格的問題も修正しております」カチッ

 

研究員はヌーク・リートをとある部屋に案内した。中には4歳程の少年がいた。

 

「こちらが…『傑作:ショック』です」

 

少年の目はヌーク・リートに向いている。

 

「貴方は…誰…?」

 

リート「俺はヌーク・リート…お前のボスだ」

 

「ボス……」

 

リート「そう、ボス。お前は俺の部下だ」

 

「部下……分かった」

 

リート「…ほう?」

 

「ボスには従えって、教えてもらった」

 

「…どうです?修正されているでしょう?」

 

リート「確かに…見る限り反抗的な意思は読み取れないな。…名前はないのか?」

 

「ありません…コードネームが傑作:ショックとしか」

 

リート「そうか…ショック、お前に名前を与えてやろう」

 

「名前…?」

 

リート「ああ…お前はこれから『震』と名乗れ」

 

震「しん……分かったよ、ボス」

 

こうして…傑作:ショックは震という名を持ってヌーク・リートの部下となった。

 

ー--------------------------------------

 

side火野有美

 

…私は夢を見た。

途轍もない惨状を、唖然と見つめている夢を。

そこには、私の弟が血だらけの状態で倒れていた…心臓は止まっている。

 

有美『有…太…!起きて!起きてよ!』

 

しかし、もちろん返事はなかった。

 

…ザッ

 

そこに、有太を殺した犯人が現れた。

 

有美『…………えっ?』

 

『有、美さん……俺、やっちまったよ…』

 

有美『アンタ、が…やったの…?』

 

『そうさ、俺がやったさ…ははっ』

 

有美『ッ…』

 

ヤツは、何かが壊れたように笑いした。

 

『ははは、もうどうにでもなれ。あははっははっははははっはっははっははは…!』

 

そこで私の意識は暗転した。

 

ー----

ー---

ー--

ー-

 

有美「…はっ!はぁ、はぁ…!」ガパッ

 

また、あの夢を見た。

時計を見てみると…針は2時を指している。

 

有美「あの時から…」

 

弟が死んでから、私は何度もあの夢を見ている。…しかし最近は特に見ることが多い。

 

有美「有太…」

 

私は…一体どうすればいいのかしら?




サブタイトルはダブルミーニングでした。

次回もよろしくおねがいします。


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日照と斬舞

うん、いつの間に強くなった?


side桜木咲子

 

私と風鈴は…雪の中、手合わせをしていた。

 

咲子「炎空桜舞!」シュバッ

 

ズドドドッ!

 

風鈴「へっ、負けないよ…!」

 

ギュン

 

風鈴「日照飛梅!」シュバッ

 

ズドォン!

 

…今、してっと新技出したわね。

 

咲子「その技は…?」

 

メイ「俺と風鈴さんが作った、晴天飛梅の強化版ですよ。威力は炎空桜舞と同等です」

 

私と風鈴の手合わせを見学しているメイが説明した。

 

咲子「へぇ…じゃあコレは止めれるかしら?」スッ

 

ちょっとNARUTOのマネをするわね…

 

ギュルルルル…!

 

咲子「火遁・紅台風の術参式!」

 

訳すとクリムゾンハリケーンG3…その小型版を飛ばした。

 

メイ「アレはクリムゾンハリケーンですね…」

 

レイト「小さいからって油断できないね」

 

風鈴「紅台風…クリムゾンハリケーンね。なら私は…」スッ

 

キュィィン!

 

風鈴「絶螺旋丸!」ドッ

 

…ドシュゥ!

 

風鈴の螺旋丸と私の小型クリムゾンハリケーンがぶつかり、相殺された。

 

風鈴「今度は私の番だよ。…よっ」シャキン

 

咲子「…剣?」

 

風鈴はエネルギーで緑色の剣を2つ生み出した。

 

風鈴「メイ」

 

メイ「?」

 

風鈴「君は風斬を独自で強化したでしょ?」

 

メイ「そうですね…弧月十字斬から、飛梅・燕返しに強化しています」

 

風鈴「…私の場合、順当にやっているんだ」

 

咲子「順当…確かに風斬・鎌鼬を使ってたわね」

 

…ということはつまり。

 

咲子「アンタはそのさらに強化版を…」

 

風鈴「その通り!くらえ…」

 

ぐるんっ

 

風鈴は剣に風を纏い宙返りすると…

 

風鈴「飛斬舞…V3!」

 

…ん!?

ちょっと待っていきなりV3!?

 

ビュンッ!

 

一気に大量の飛斬撃が飛んできた。

…アンタ、テレスさんの攻撃で驚いてたのに。人の事言えないわよ?

 

咲子「ッ…空中分解G3」パラッ

 

ヒュン…

 

体を分解して斬撃を避ける。

 

風鈴「むぅ…その脳力、回避に特化しすぎじゃない?」

 

咲子「まぁ、そういう脳力だから」

 

その後も手合せは続いた。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side羽犬塚ルマ

 

みんなは今外でスキーとかしてるのかな…

(いや、手合せとか機械破壊とかしてます)

 

ルマ「祐樹〜、ちょっと外に出ようよ〜。流石にボクも雪遊びゼロは我慢できないよ!」

 

祐樹「でも、お前は車椅子だぞ?雪に沈んだら上がれ「ボクが火属性なのを忘れてるのかな?」…あ、なるほど」

 

ボクは火属性、沈めば雪を溶かせばいいんだ。

 

祐樹「じゃあ行くか」グッ

 

ウィィィン

 

自動ドアを出て銀世界に入る。

 

ルマ「…よし!」ザッ

 

私は車椅子から『立ち上がった』。

 

祐樹「ファ!?」

 

ルマ「実はもう完治したんだ…なーんてね?ボクは短時間しか立てないよ」

 

祐樹「あ、そっか」

 

…もう納得した。流石ボクの彼氏だね!




犬は外で遊び、猫はこたつで丸くなる。
…つまり?

次回もよろしくおねがいします。


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そんなにアホじゃない

え、クミは⑨じゃなかったの!?


side桜木咲子

 

咲子「…そういえば」

 

風鈴「?」

 

咲子「アンタ、いつNARUTO読んだの?」

 

去年…いや一昨年風鈴が使っていた技は回風球だった。

 

風鈴「あー…去年読んだよ?それで、回風球の強化版として螺旋丸を使ってるんだ。ま、正確には風遁螺旋丸だけどね」

 

それで真まで強化して使ってたと?

(初登場では真だった。今は絶)

 

メイ「咲子さん、そろそろ俺も戦っていいですか?」

 

咲子「ん?…いいわよ、ほい」サッ

 

メイ「ありがとうございます。…分身!」

 

ポンッ!

 

メイの隣に分身が1人…目が黄色いのでクミね。

 

クミ「あたいが相手だよ!」

 

メイ「えっ、俺もですよ?」

 

クミ「むぅ、でもあたいはあんまり出番がないじゃん?」

 

メイ「…確かにそうですね。じゃあクミが相手して下さい」

 

クミ「よしっ!」グッ

 

…ポンッ!

 

二ヨ「僕はレイトとイチャイチャしとくね~」

 

メイ「…はぁ、いいですよ」

 

どうやら二ヨはレイトとイチャイチャする為だけに出たようだ。

…てか、その分身のメカニズムが謎ね。後できいてみよう。

 

「あれ、スキーしてないの?」ザッ

 

背後から声がした。振り向くと…

 

咲子「…ルマと祐樹?」

 

車椅子に乗ってるルマとソレを押してる祐樹がいた。

 

ルマ「手合わせしてるようだね」

 

咲子「ええ、まぁ」

 

ルマ「ボクも後でちょっとやっていいかな?」

 

祐樹「待てルマ、お前はまともに動けないんだぞ?」

 

ルマ「…じゃあ」

 

2人『じゃあ?』

 

ルマ「ボクと祐樹で相手すれば解決だね!」どーん

 

咲子「いやいや、その考えはおかしいわよ?祐樹、何か言ってやりなさい」

 

祐樹「…足し蟹」

 

咲子「納得するの!?」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side室見クミ

 

クミ「いよぉぉし、頑張るぞー!」

 

風鈴「(あ、この子アホの子だ)エアドライブV4!」ビュン

 

ドッ!

 

風鈴は風を纏って突撃してきた。

 

クミ「絶ニードルハンマー!」バチッ

 

…ドゴォ!

 

あたいは拳に雷を纏ってソレに対処する。

 

メイ(あれ?力でごり押しする戦法じゃないですね)

 

風鈴「(対処の仕方はアホじゃないのかな?)天空掌!」ズガァン!

 

クミ「むっ」サッ

 

風鈴(避けた!?)

 

危ないね。

 

クミ「極雷天落桃!」BLOOOOM!

 

風鈴「ッ…瞬身!」サッ

(素早い動きで回避する技)

 

ん、避けられちゃった…ならコレは?

 

クミ「真斬一閃!」シャッ

 

スパァン!

 

風鈴「瞬身…ッ!?」

 

おっ、今度は掠ったね。

 

クミ「動きは速いようだけど、それだけかな?」

 

風鈴「……!(凄い観察力、2回しか使ってないのに仕組みが分かるなんて…)」

 

技の仕組みは分かったし、逆転するよ!




クミは態度だけアホ?

次回もよろしくおねがいします。


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うん、絶対⑨じゃないよね?

※Q・E・Dは奥義技。


♪桜咲く。 - 剣豪

 

side室見クミ

 

クミ「…ハッ!」シュッ

 

風鈴(消えた…無影乱舞だね…)ザッ

 

クミ「(おっ、注意されたね。なら…)Q・E・D!」スッ

 

 ンッ

ザ  !

 

風鈴の周りで能力を発動し、円形に空間を斬る。

 

風鈴「!?(何コレ!?)」( ゚Д゚)

(風鈴はQ・E・Dを見たことがない)

 

クミ「ふふん、空間を切断したのさ!」ドヤッ

 

うん、やっぱりあたい最強ね!

(久々の⑨)

 

風鈴「(空間を!?)どうやって出るのコレ!?」

 

クミ「うーん…時間経過?」

 

風鈴「ファ!?」( ゚Д゚)

 

…ま。

 

クミ「あたいは攻撃できるけどね!トラフィック・ジャムG3!」ブロッ

 

ヒュン!

 

風鈴「ッ…(時間が経過するまで防衛線をするしかない!)風神・ザ・ハンドG3!」ビュゥゥン

 

…ガシッ!

 

クミ「むぅ…(止められちゃった…)」

 

うーん、Q・E・Dの性能上近接攻撃はできないんだよね。

 

クミ「(使える技が少ないのが難点だ…)超ゴッドノウズ!」ギュゥン

 

バゴォ!

 

風鈴「今度はソレか…日照飛梅!」シュバッ!

 

ズドォン!

 

あたいの技は相殺されてしまった。

 

クミ「(Q・E・Dって、割とデメリットもあるね)…解除!」スッ

 

ヒュン…

 

風鈴「…え?」

 

クミ「このままじゃ面白くないし、普通に戦おうよ」キンッ

 

そう言ってあたいは刀を構えた。

 

風鈴「ふーん…いいよ、そうしよう」スッ

 

ドッ!

 

クミ「命命斬り!」シュッ

 

風鈴「飛斬舞!」シャッ

 

…ガキィッ!

 

クミ「うおおお!」

 

風鈴「ハァァァ!」

 

ズドォン!

 

衝撃で辺りの雪が吹っ飛ぶ。

 

風鈴(うわっ!)

 

そのせいか風鈴が今体勢を崩した!

 

クミ「(今だ!)真…!」ドガッ

 

超スピードで動き、風鈴のお腹に蹴りを入れた。

 

風鈴「かはっ…!」フワッ

 

その反動で風鈴が少し宙に浮き…

 

クミ「空前絶後!」

 

ズドドドッ!

 

それを利用してあたいは連撃を叩きこんだ。

 

クミ「てやぁ!」バゴォ

 

…ドゴォ!

 

風鈴「グハッ…」ドサッ

 

メイ「…!(1人用に空前絶後を改造したんですね…)勝者、室見クミ!」

 

クミ「やったぁ!」

 

風鈴「ううっ…今の、強すぎない?1人で出来る技じゃないよ?」

 

クミ「え?…気合いで何とかなったよ?」

 

風鈴(気合い!?)

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

ゼイル「おっ、そろそろ咲子達がいる場所に着くぞ」ザッ

 

学「やっとか」

 

透矢「……ん?なんか、ヤバい音が聞こえないか?」

 

ドガッ、バゴッ!

 

全員『確かに』

 

翔「この音…手合わせでもしてるのか?」

 

育也「スキー場で?」

 

ゼイル「…咲子達ならやりかねないな」

 

翔「合流しようぜ」




ちょうど1000文字。

次回もよろしくおねがいします。


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スキーバトル?

現実でやったら大怪我しそう。


side桜木咲子

 

二ヨ「クミ~、いつの間に1人用の空前絶後なんて編み出してたの?」

 

クミ「えっ?」

 

咲子「…まさか、土壇場で?」

 

クミ「うん」

 

…今ので確信したわ。

 

咲子「アンタ…センスに関しては5人の中で1番じゃない?」

 

クミ「え、そうなの?やっぱりあたいは最強ね!」ドヤッ

 

メイ「(コレがなければ完璧なんですけどね…)じゃ、次はルマさんと祐樹さんが戦うんですか?」

 

ルマ「うん。相手は、そうだね…」じーっ

 

何故かルマは明後日の方向を向いている。

…ん?

 

ガサッ、ザッ

 

ゼイル「よう、お前ら」

 

ゼイル、翔、学、育也、透矢の5人がやってきた。

 

翔「なんでスキー場で手合わせなんてしてんだ?雪の中の手合わせなんざ公園でもできるだろ?」

 

…足し蟹。

 

咲子「…なんとなく?」どーん

 

メイ「ですね」どーん

 

風鈴「だね」どーん

 

3人『他に理由はない(です)!』ばーん

 

透矢(コイツら3人で三馬鹿みたいになってないか…?)

 

ルマ「…ゼイルと咲子で!」ビシッ

 

このタイミングでルマが相手を決めた。

…いやいや今?(お前が言う立場じゃないだろ)

 

ゼイル「…何の話だ?」ポカーン

 

咲子「実はね…」

 

ー82秒後ー

 

ゼイル「なるほど。なら、せっかくスキー場にいるんだし、スキーをしながら戦わないか?」

 

ルマ「スキーで戦う…スキーバトル?」

 

ゼイル「命名するならそうなるな」

 

祐樹「おいおい待て。ルマはリハビリ中なんだぞ?そうカンタンにスキーなんてできるかよ…」

 

翔「…ソレについてはいい案があるぜ?」

 

4人『?』

 

パキッ…

 

翔は氷で…車椅子用のスキーを作った。

 

祐樹「あ、なるほど。そうすればいいのか」

 

ゼイル「影で強化しておくか」ズッ

 

咲子「んじゃ、早速準備しましょ」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

そして、雪山ならぬ雪丘の頂上で私とゼイルのペアとルマと祐樹のペアが並んでいる。

 

メイ「先にふもとにペアの2人が着いた方の勝ちです。用意……………スタート!」ビシッ

 

ドッ!

 

4人『うおおおおお!』バッ

 

ズサササッ!

 

翔「は、速ぇ…」

 

風鈴「おお、私といい勝負するんじゃない?」

 

ズシャーッ

 

咲子「今はできるだけスピードを出して、まずは差をつけるべきね」

 

ゼイル「だな……っと、そう言ってるヒマもないみたいだぞ。横を見ろ」

 

ゼイルにそう言われて横を向くと、ルマが骨を構えてこちらを向いていた。

攻撃をするつもりね。

 

ルマ「クロスボーンV4!」ババッ

 

うわっ、しかも物理攻撃…完全に邪魔をするつもりね。

 

咲子「分解火桜改」スッ

 

シュゥゥゥ…

 

私はルマの骨をその場で分解した。

物理攻撃はコレで対処できるわね。

 

ルマ「むむっ…(次仕掛ける技を溜めておかないとね…)」

 

咲子「このまま突っ走るわよ!」

 

ゼイル「おう!」

 

ビュゥゥン!




コメントをくれぇぇぇッ!

次回もよろしくおねがいします。


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Yとサーフィン

コレ、もはやスキーじゃないだろ…


side桜木咲子

 

ビュゥゥン!

 

雪の丘を滑り抜ける。

 

ルマ「………」ギュゥゥン

 

咲子「…?」

 

ルマはずっとこちらを見ながら、赤いエネルギーを手に溜めている。

色からしてXブラストだろうけど、チャージが長いわね……まさか。

 

咲子(強化版…?)

 

ゼイル「どうした、咲子?」

 

咲子「ルマが恐らくXブラストの強化版を撃つつもりよ」

 

ルマ(え、バレた!?)ビクッ

 

祐樹(いつバレた!?)ビクッ

 

揃いも揃って焦ってるわね。バレバレよ。

 

ルマ「そ、その通りだよ!くらえ!」バッ

 

…こんな出し方でいいのかしら、新技って?(メタい)

 

ルマ「Xの次は、Yなのさ!…Yブラスト!」

 

ギュィィン!

 

XからYに変わった濃い赤の光線が飛んでくる。

 

咲子「ッ…(このエネルギー、さてはリハビリがてら新技開発してたわね!)結界流しV3!」ギュン

 

…ズドッ!

 

咲子「ガハッ!?」ヨロッ

 

私は体勢を崩してしまった。

今の技…威力で言えばジ・インフェルノに匹敵するわね。

 

ゼイル「咲子!?」

 

ルマ「へへっ、お先!」

 

ビュゥゥン!

 

ッ、先に行かれたわね…

 

咲子「ゴメン、技の威力を見誤ってたわ」

 

ゼイル「謝らなくていい…それよりもルマ達に追いつくぞ」

 

咲子「ええ」

 

ドッ!

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

祐樹「今のうちに距離を稼ぐぞ!」

 

ルマ「うん!」

 

…サッ

 

咲子「…なんて、できるとでも?」

 

2人『速っ!?』( ゚Д゚)

 

ゼイル「風で加速したからな」

 

ルマ「むっ…(そういえばその手があったね)」

 

祐樹「だが、俺達は追い抜かせねぇよ!サンダーパンチ改!」バチッ

 

ゴォッ!

 

祐樹が拳に雷を纏い、ロケットパンチのようにソレを飛ばした。

 

ゼイル「…咲子、ちょっと飛ぶぞ?」

 

咲子「えっ?…わっ」バサッ

 

キュィィン

 

ゼイルと私の足元に風が集まり、その影響で私達が少し宙に浮く。

 

ゼイル「攻撃を避けて、いっきに突っ走るぞ…とうっ!」

 

ドッ!

 

ゼイル「エアライド改め……ミデアサーフ!」バッ

 

突然、突風が巻き起こり…

 

ズドォン!

 

私達は圧倒的スピードで吹っ飛んだ。

 

咲子(キャァァァ!?)

 

何コレ!?

 

2人『ファッ!?』( ゚Д゚)

 

ゼイル「うおおおおっ!」

 

…ん?

 

スィーッ(雪を滑る音)

 

咲子「雪、ちゃんと滑ってるわね」

 

飛んでると思ったわ。

 

ゼイル「滑ってるというか、ギリギリ触れてるだけだな。触れてなきゃもはやスキーじゃないだろ?」

 

咲子「そうね…お、ゴールよ」

 

ルマ「……あ、しまっ」

 

ブチッ

 

翔「ゴール!勝者は咲子とゼイルだな」

 

祐樹「…なぁ、ルマ」

 

ルマ「…うん」

 

2人『Yブラストで加速すればよかった…』しょぼーん

 

…確かに、ソレだと多分私達が負けてたわね。




Xブラスト→Yブラスト
エアライド→ミデアサーフ

次回もよろしくおねがいします。


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カニ鍋、美味いよね

飯テロ?


side桜木咲子

 

スキーバトルに勝った後、私達は建物に戻った。

 

咲子「そういえば、アンタ達はどこに行ってたの?」

 

ゼイル「ある場所でノーマンさんに会って、任務の手伝いをしてた」

 

…こんな短時間で?

 

咲子「そ、そう…」

 

ウィィィン

 

「クェェ~」フラッ

 

そこに自動ドアを通って疲れ切ったペンギン達が現れた。

 

翔「おっ、お前ら。楽しめたか?」

 

「クェッ!」

 

風鈴「ん~、そういえばもう6時になってるね。そろそろ帰る?」

 

透矢「ああそうしよう、俺は疲れt「透矢にはきいてないよ?」…(俺の扱いひどくね…?)」

 

クミ「帰ろっか、最強のあたいも流石に疲れたし」

 

メイ「俺も賛成です」

 

風鈴「じゃ、帰ろう!…あ、ついでにどこかで食べてく?」

 

咲子「そうね……カニ鍋とか「よしソレで!」…即答ね」

 

風鈴「美味しいなら何でもいいからね!」グッ

 

うん、アンタならそう言うと思ったわ。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

ぐつぐつ

 

目の前で蟹や野菜が入った鍋が煮えている。

 

祐樹「おお…!」

 

学「何というか…雰囲気があるな(?)」

 

育也「何ソレ…」

 

風鈴「………」じっ

 

風鈴はじっくりと鍋の食べ物を取るタイミングを観察している。

 

ぐつぐつ

 

風鈴「(3、2、1…) …今だ!」サッ

 

バッ…!

 

咲子「おっ、タイミングが来たのね」スッ

 

風鈴「はむっ…」パクッ

 

風鈴はソレを1口頬張り…

 

風鈴「…美味いッ!」パァァ

 

その表情は喜びに満ちた。

 

咲子「んむっ…美味しいわね。ゼイル」

 

ゼイル「?」

 

スッ

 

咲子「あーん」

 

風鈴「!?(ココでするの!?)」ビクッ

 

ゼイル「あむっ…美味いな。俺も取るか」

 

その後美味しく頂いたとさ。

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

side梅野風香

 

妹とその友達は今朝スキー場に行ったのだが、未だに帰ってきていない。

 

風香「…電話するか」スッ

 

プルルルル…ガチャッ

 

風鈴『もしもし、姉さん?何かあったの?』

 

…特に何事も起きてないようだ。

 

風香「もう8時だぞ?スキー場は既に閉鎖してるハズだが…何処にいるんだ?」

 

風鈴『カニ鍋店で食べてるよ~。後ちょっとで食べ終わるから8時半前には家に着くよ』

 

風香「カニ鍋?ああ、北海道料理を楽しんでるのか。分かった、気を付けて帰れよ」

 

風鈴『母さんか!』

 

ツーッ…

 

風香「いや、私は別に母親じゃないのだが…?」

 

言い方が悪かったのか?

 

風香「まぁいいか、両親にはあまり会ってないから私が親代わりになってしまうのだろう」

 

私と風鈴の両親は苫小牧に住んでいるが、輪花から遠いので私と風鈴はココに引っ越した。

 

風香「ラーメンでも食べて待っておくか…」




輪花高専は札幌にあります…名前の元は稚内ですが。

次回もよろしくおねがいします。


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帰りを付いてくる風鈴

まるでストーカーだ(違う)


side桜木咲子

 

カニ鍋を食べた後、私達は風鈴の家に帰ってきた。

 

ピンポーン…ガチャッ

 

風香「おお、やっと帰ってきたか。楽しめたか?」

 

風鈴「うん!」どーん

 

風香「…お前じゃない、お前の友達に聞いてるんだ」

 

でしょうね。

 

咲子「はい、楽しめましたよ」

 

風香「ソレはよかった。上がってくれ、布団はもう敷いてあるぞ」

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

部屋は昨日と同じ。

なんか風鈴が、

 

風鈴「透矢はちゃぁんと私の隣に寝てね♪」ゴゴゴ

 

…なんて言ってたから、まさかとは思った。

透矢は犠牲になったのよ…生きてるけど。

んで今は。

 

コロコロ…

 

『1』

 

ルマ「え~っ!?」スッ

 

トンッ

 

寝るには早すぎる時間だったし、なんかすごろくをしている。

 

咲子「次は私ね、よっ」ポイッ

 

コロコロ…

 

咲子(エネルギーでちょっと動かす!)スッ

↑イカサマじゃねーか!

 

…ピタッ

 

『6』

 

咲子「よし」スッ

 

トンッ(x6)

 

そしてその2時間後、私達は寝た。

 

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

 

次の日…その昼頃。

私達は新千歳空港にいた。

 

咲子「風香さん、2日泊めてくれてありがとうございます」

 

風香「お礼はいらないさ…これからも風鈴をよろしく、な?」

 

咲子「はい!」

 

風鈴「………」

 

…ん?

 

メイ「どうしたんですか、風鈴さん?」

 

すると風鈴はハッとした表情になり。

 

風鈴「…私も行く!」

 

…と言った。

 

全員『はぁ?』

 

何言ってんのこの子?

 

透矢「おい風鈴、どうやってついていくんだ?お前は飛行機に乗れないんだぞ?「天使化して行く」…あっそすか」

 

うん、知ってた。…でも飛行機のスピードって確か時速300キロぐらいよ?

 

咲子「アンタは時速何キロで飛べるのよ?」

 

風鈴「確か…後ちょっとで音速だよ?」

 

…ゑ?

 

翔「ジェット機かよ…」

 

風鈴「風の天使は伊達じゃないのさ!」ふんすっ

 

透矢「ソレってもはやスピードの天sh「ちょっと黙っててね?」…あっはい」

 

咲子「…はぁ、分かったわ。福岡空港で現地集合ね?」

 

風鈴「オーケー!」グッ

 

風香(ホントに行くつもりなのか、この妹は)

 

ー4時間後、福岡空港ー

 

飛行機に乗ってる途中で窓からのぞいてくる…なんてことは流石になかったわね。

(お前は風鈴を何だと思ってんの!?)

私はそう思いながら自動ドアを出る。みんなは私の数歩後ろにいる。

 

「あ、いた!」

 

…スタッ

 

その時、私達の前に…

 

風鈴「ハロー」パクッ

 

九州限定のアイスであるブラックモンブランを食べている風鈴がいた。

 

全員『……マジか』

 

ほぼ確実に先回りしてアイスを買ってきたわね?

 

咲子「アンタ、そんなにヒマなの…?」

 

風鈴「うん」

 

全員『でしょうね!』

 

じゃないとわざわざ北海道から福岡に飛んで来ないわよ!




内容が薄いなぁ…あとちょっとでバトルデーになるんでそこで戦闘ができますが。

次回もよろしくおねがいします。


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2年3学期
2年3学期、始まる


やっと2年3学期編です!
冬休み編はなんと……8か月かかってます(白目)


♪MULAストーリー - 日常。V3

 

side桜木咲子

 

毎日北海道と福岡を往復する風鈴に少し引きながら過ごした数日後。

私達は花町高専で雑談していた。

 

咲子「いやぁ、冬休み長かったわね」

 

メイ「えっ?2週間しかありませんよ?大した期間じゃないハズですが…」

 

咲子「いや、なんかこう…リアルで8か月経ってるというか…」

(メタい!)

 

メイ「は、はぁ…」

 

…まぁ、メタい話は置いといて。

 

咲子「明日のバトルデー、誰と戦うつもりなの?」

 

メイ「俺ですか?…そうですね、戦う機会としては最後だと思うので坂田日和先輩ですね」

 

ふーん…

 

咲子「じゃあ私は出夢先輩と戦おうかしら。今年は1学期のタッグ戦ぐらいでしか戦ってないし。…確か、留美は日和先輩の弟である未例先輩と戦うつもりだったわね」

 

メイ「3年1位のですか?なるほど…」

 

咲子「…あ、そうだ。ゼイル、アンタは誰と戦うの?」

 

ゼイルを呼び、対戦相手を質問する。

 

ゼイル「決まってないな。挑戦されたら受けるが」

 

…ひょこっ

 

レイン「私はまた花先輩と戦うよ~」

 

何処からともなく現れたレインがそう言った。

 

咲子「悪魔化を習得したんだし、まぁいいんじゃないかしら?」

 

レイン「うん、今度は勝つよ~!」

 

おお、かなりやる気ね。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

そして、次の日。

 

千早『さぁ~始まりました、3学期バトルデーッ!』

 

ワァァァァッ!

 

周りから歓声が聞こえてくる。

 

千代『今回のバトルデーで注目すべき戦いは、

2年1位『3代目桜』の桜木咲子vs4年1位『重力魔』の室見出夢、

2年2位『剣豪』の室見メイvs5年1位『闇炎』の坂田日和、

2年3位『影風』の飛羽野ゼイルvs1年2位『岩拳』の小倉勝、

2年5位『炎魂』のレイン・キサラvs4年2位『毒腕』の藤崎花、

1年1位『紅魔』の赤坂留美vs3年1位『光砲』の坂田未例。

この5戦です!』

 

…ん、ちょっと待って?

 

咲子「留美」

 

留美「なんですか、先輩?」

 

咲子「アンタの異名、なんで『紅魔』なの?」

 

悪魔化と全く同じ名前じゃない。

 

留美「ああ、ソレですか。火属性を使う時ソレが紅色に染まってるのと、悪魔化した姿がコウマだからですね」

 

咲子「ふーん…」

 

紅色の炎って、ストロンチウムでも使ってるのかしら?

(炎色反応じゃねーよ)

…あと、花先輩の異名が『毒手』から『毒腕』になってるわね。

未例先輩の異名『光砲』も気になるわ。

 

千早『さぁ、そろそろ1戦目!』

 

お、そろそろ出るわ。

 

咲子「またね、留美」

 

留美「はい…お互い勝ちましょう!」

 

咲子「…フッ、ええ!」

 

そして私は戦闘場に出た。




今回のバトルデー対戦カード
①桜木咲子(2年1位) vs 室見出夢(4年1位)
②室見メイ(2年2位) vs 坂田日和(5年1位)
③飛羽野ゼイル(2年3位) vs 小倉勝(1年2位)
④レイン・キサラ(2年5位) vs 藤崎花(4年2位)
⑤赤坂留美(1年1位) vs 坂田未例(3年1位)

こんな感じ。なんだかんだ言って未例は初の戦闘です。
異名は適当。

次回もよろしくおねがいします。


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久々の1対1!咲子vs出夢①

やっと戦闘描写が書けるぞー!(歓喜)


side桜木咲子

 

スタスタ

 

千早『先に出場したのは3代目桜の桜木咲子選手~!』

 

千代『ヤクザや不良をボコボコにした桜木選手は、一体どのように強くなったのでしょうか!?』

 

ワァァァァ!

 

「えっ、あのヤクザどもをぶっ飛ばしたのって3代目だったのかよ!?」

 

「3代目すげぇ!」

 

…ああ、そういえばそんな事してたわね。

 

スタスタ

 

出夢「………」ニヤリ

 

前方から出夢先輩が出てきた。

 

千早『次に出場したのは重力魔の室見出夢選手~!』

 

千代『2学期で3代目と同格の剣豪を倒した室見選手。果たして3代目に勝てるのでしょうか!?』

 

ワァァァァ!

 

「今度こそ勝ってくれ~!」

 

「そういえば1年ぶりだったな、3代目対重力魔って」

 

私と出夢先輩に対してそれぞれ歓声が聞こえてくる。

 

千早『この戦いを見どころだぞ、とくとご覧あれ!』

 

千代『1回戦………開始ッ!』

 

咲子「…!」

出夢「…!」

 

…ドッ!

 

私達は同時に地面を蹴り……拳をぶつけ合った。

 

ドゴォォォ!

 

『……!』

 

辺りに衝撃波が広がる。

…一瞬先輩の重心がズレたわね。

 

咲子「真炎天掌!」バッ

 

ズガァン!

 

出夢「ぐぅっ…!(くっ、重心がズレた瞬間を狙われた…)…ッ」サッ

 

先輩は一旦距離を取り、手を地面に置いた。

 

出夢「吹っ飛びなよ……暴風!」ズッ

 

ビュゥゥン!

 

確か風鈴は暴風改だったわね……と思いながら、私はその技に対応する。

 

咲子「真千手観音!」ゴォッ

 

…ドスッ!

 

千手観音を出し、手を地面に突き刺すことで風に吹き飛ばされないようにし、それに紛れて手…ではなく指を分解する。

 

シュゥゥゥ…

 

風が止む。

 

出夢「まさかびくともしないとはね…神重力球!」バッ

 

ズドドドッ!

 

青紫色の弾幕が飛んでくる。やっぱり弾幕戦法で挑んでくるのね…

(予想してたん?)

 

咲子「ま、んなモン完封するけど!分解火桜!」バッ

 

パラッ…

 

私が出す白い桜に触れた弾幕は分解され消滅する。

 

出夢「何っ!?」

 

咲子「分解火桜を破れるのは…それを上回る威力だけですよ」

 

誰もが知っているであろう事実を言う。

…あ、知ってるの私だけか。

 

出夢(今思うと、咲子の能力はかなりチートじみたものになってるね…どうする…?)

 

咲子(考えこんでるようね、隙あり!)ドッ

 

…ギュン!

 

咲子「真マキシマムファイア!」ボッ

 

ギュゥゥン!

 

出夢「ッ…(考えるのは後のようだね)…重力・ザ・ハンド!」スッ

 

…ドゴォォン!

 

咲子「…うそーん」

 

割とあっさり防がれたわね。

 

出夢「舐められちゃ困るよ…伊達に鍛えなおしてないのさ」

 

…確かにそうね。2学期でメイに勝ってるし、油断はできないわ。

 

咲子「ま、私こそ舐められちゃ困りますよ」スッ

 

私は分解した指を出夢の後ろまで動かし…火を出す。

 

咲子「フレイムバレット」ボッ

 

…ダンッ!




果たして出夢は…!?

次回もよろしくおねがいします。


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激闘!咲子vs出夢②

当たらないんですねぇ。


side桜木咲子

 

咲子「フレイムバレット」ボッ

 

ダンッ!

 

私は分解した指から火の弾丸を放つ……しかし。

 

出夢「…フッ」ニヤリ

 

…ドスッ!

 

咲子「!?」

 

弾丸は出夢先輩に当たらず、地面に当たった。

 

出夢「こんな事もあろうかと、僕は自身の周りの重力を強くしている…その作戦は効かないよ?」

 

咲子「ッ…」

 

手を分解して炎天掌を撃てばよかったわね…

 

出夢「じゃ、次は僕の番だ。絶グラビティスラッシュ!」ギュン

 

ギュォンッ!

 

能力を纏った飛斬撃が飛んでくる。絶に強化されてるわね。

 

咲子「跳ね返す!グランドファイアG3!」ボッ

 

ギュゥゥン!

 

咲子))))))(((((出夢

 

カウンター成功!

 

私の技の威力を上乗せして飛斬撃が出夢先輩に向かって飛ぶ。

 

出夢「(威力が足りなかったか…!)バッテンスロウV3!せいせいせいッ!」ドッ

 

シュバッ……ドゴォ!

 

咲子(あっさり対策されたわね…)

 

うーん…一気に倒すのが得策だけど、先輩も悪魔化ができる。それと、恐らくだけど先輩は新技を隠している。

 

咲子「(様子見ね)ジ・インフェルノV2!」ドゴッ

 

ゴォォォォ!

 

小さめの獄炎を蹴り飛ばす。

 

出夢「重力・ザ・ハンド!」ズンッ

 

シュゥゥゥ…

 

しかし先輩に止められてしまった。…もっと威力を上げないと様子見ができないわね。

 

咲子「なら…コレね!」ダッ

 

ギュィィン!

 

出夢(通常状態での最強技は…天空落としか。なら…)

 

咲子「天空…落とし!V3!」ドガッ

 

ギュォォォ…!

 

夕焼けが先輩に向かって降りそそぐ。

 

出夢「(予想通りだ!)…ハッ!」バッ

 

ギュィィン!

 

咲子(新技ね…!)

 

ドゴッ

 

先輩は能力を拳に纏い、地面を殴る。

 

出夢「ヘビィドーム!」ズドォ

 

ドバッ!

 

すると青紫色のドームが先輩の前に噴出した。

…イジゲン・ザ・ハンドや結界流しから着想を得たのかしら?

 

ギュルルルル!

 

私の天空落としV3はそれによって受け流される。…かなり威力が高い防御技ね。

 

咲子「…流石ですね、先輩。まさか天空落としを受け流されるとは」

 

出夢「君こそだよ。本来この技は変身した後に使うつもりだった…」

 

…なら。

 

咲子「ならば…今、そうしましょうよ。天使化!」

 

出夢「ソレもそうか…!悪魔化!」

 

カッ!

 

私達は同時に変身した。

 

シュゥゥゥ…

 

咲子「結界の天使、アンヘル!」

 

出夢「逆さの悪魔、ネロイズム!」

 

 

ドドドドドドドドド

 

 

辺りの空気がピリピリしている。

 

咲子「超烈焼脚!」ドッ

 

出夢「暴風…拳!」ビュン

 

…ドゴォ!

 

通常状態の数倍の威力を持った衝撃波が発生する。

 

「うおっ…!」

 

「何だこの衝撃波!?」

 

…ドシャッ

 

その衝撃で私達は弾かれ、少し距離が離れる。

 

咲子「…フッ」

 

戦いはこれからよ!




読者の反応(予想)
お、出夢の新技?→イジゲン・ザ・ハンドかい!

次回もよろしくおねがいします。


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威力比べ!咲子vs出夢③

マジでいい曲になってるんで、聴いてみてね。


♪桜咲く。 - 3代目桜V2

 

side桜木咲子

 

咲子「…!」ドッ

 

拳にエネルギーを纏い、一気に距離を詰める。

 

出夢「ラッシュの威力比べかい?」

 

咲子「いかにも!エンバーラッシュ!」ボッ

 

シュバババッ!

 

私は燃える拳で先輩にラッシュをお見舞いする…しかし。

 

出夢「重連拳!」ギュン

 

ズドドドッ!

 

先輩も新技で応戦してきた。

 

 

 

咲子「ウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラァ!」

 

出夢「否テテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテテ定ッ!」

 

 

 

ドゴドゴドゴォ――z___ッ!

 

「やべぇ…なんだあのスピード!」

 

「俺悪魔化できるけどああはならんぞ!?」

 

咲子「ウラァ!…ガハッ」バゴォ

 

出夢「否定ッ!…グフッ」ズドォ

 

お互いの拳が顔に突き刺さる。

 

ヨロッ

 

しかし体勢を崩さず、その場に立つ。

 

咲子(ラッシュの威力は互角…といった所ね。なら…)サッ

 

先輩から少し距離を取り、私は…

 

咲子「ハッ…!」ギュン

 

左手に天空掌、右手に炎天掌を発動する。

 

 

 

咲子「1人版…炎空大掌!」

 

…ドゴォン!

 

 

 

強力な衝撃波が放たれた。…本来の威力と比べて下がっててコレとはね。強いわね。

 

出夢「(このパワーは…!)…ッ、神重力球!」バッ

 

咲子))))))))))))((出夢

 

パワーダウン!

 

出夢「さらに絶グラビティスラッシュ!」

 

ギュォンッ!

 

咲子))))))))))((((出夢

 

パワーダウン!

 

咲子(あ、こりゃ止められちゃうわね)

 

なら、次の技を…

 

出夢「ヘビィドームッ!」ギュン

 

ズドォン!

 

咲子)))))))(((((((出夢

 

ブロック成功!

 

案の定、技は防がれてしまった……しかし、私は技の溜めを終えている。

 

 

 

咲子「クリムゾンハリケーンG3!」ヒュン

 

ギュォォォォ!

 

赤い台風が先輩に向かって突き進む。

 

「マジか、今やるのかよ!?」

 

「デケェなおい…」

 

 

 

出夢「…!?(後隙を狙われた!?)重力・ザ・ハンドォ!」バッ

 

ドギュゥン……パキッ

 

出夢「なっ…」

 

…パリィン!

 

出夢「ぐわぁぁッ!」バゴォ

 

ギュルルルル!

 

赤い台風は後隙を突かれた先輩の防御を貫通し直撃した。

…コレ、後隙突かなくても当てれたわね、クリムゾンハリケーンは威力がバカみたいにあるし。

ただ…先輩の様子を見るにあまりダメージを受けてないわね、なんでだろ?

 

出夢「グッ…まさか後隙を狙われるとはね、君の策に嵌ったようだ」ヨロッ

 

咲子「ソレを食らってあまりダメージを受けてそうですが?」

 

出夢「当たる直前に重力で威力を下げたのさ。危なかったよ」

 

咲子「…なるほど」

 

てか、先輩ってかなり技への対策が速いわね。ソレ程警戒されてるって事かしら?




ラッシュの掛け声
咲子→ウラウラ(コロコロ変わる)
メイ→肯テテ定
出夢→否テテ定

次回もよろしくおねがいします。


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C-MOON!咲子vs出夢④

第2回質問コーナー受付中!なんでも質問してください!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=298750&uid=358559


♪桜咲く。 - 花町

 

side桜木咲子

 

咲子(かなり警戒されてるし、そろそろ私の体力も限界が近づいてるわ…なら)スッ

 

憑依を…

 

出夢「…?(もしかして憑依をするつもりかい?)させないよ!」ドッ

 

ッ、もう気付かれたわね……!?

 

 

 

出夢「突風蹴り!」ビュン

 

ドゴォ!

 

咲子「かはっ…!」

 

 

 

先輩の突風のような蹴りが私の腹に命中し、私はソレに驚いてしまった。

今の蹴り、ギリギリ見えるぐらいのスピードだったわ…音速に近い。

 

出夢「奇襲用にとっておいた技だよ、驚いたかい?」

 

咲子「ッ…ええ、驚きましたよ……でも」スッ

 

ギュン!

 

 

 

咲子「憑依の邪魔は失敗ですね…憑依:竜美!」カッ

 

 

 

…ドォン!

 

私の髪色は赤みがかり、黒い竜の角が生える。

(最近やっと竜咲子のデザイン作った)

 

出夢「ッ…(数発入れた方が良かったようだ…)」

 

咲子「ハッ!」バッ

 

…ギュィィン!

 

咲子「ドラゴン…スレイヤー!V2!」

 

ドギュゥゥ――z__ン!

 

出夢(この威力…使うしかないね)

 

オォォォ…

 

咲子「…?」

 

「おいおい、出夢は何やってんだ!?」

 

「当たっちまうぞ!」

 

光線は先輩に向かっているのに、先輩は防御する素振りを見せない。

 

出夢「………今だ!」スッ

 

…ヒュゥゥン!

 

先輩は光線を避けた……いや、天井に向かって"落ちて"避けた。

…さらに。

 

咲子「!?」フラッ

 

私は…壁に向かって落ちていく。

先輩の重力を操る能力によるものね……!

 

 

 

出夢「本来僕は重力の方向を1つにしか指定できなかったが…鍛えることで複数指定できるようになったのさ。今、この戦闘場の重力はあべこべになっている。名付けて…C-MOONと言った所かな?」

(元ネタ:ジョジョ6部)

 

 

 

あ、ジョジョ読んでたのね。

 

咲子「なら、重力の影響がない攻撃を…炎空桜舞・竜!」シュバッ

 

ズドドドッ!

 

竜のエネルギーを纏った火桜が咲き乱れる。

 

出夢「(やっぱりそう来たか!)ヘビィドーム!」ドギュン

 

ギュルルルル!

 

咲子「ッ…」

 

私の作戦を予想していたのか、あっさり防がれてしまった。憑依はしたけど、ドラゴンスレイヤーV2を撃って避けられても意味ないし……

 

咲子(竜星群を使うしかないのかしr「突風蹴り!」…!?)サッ

 

ドゴォ!

 

さっきとは段違いのスピードで蹴りが飛んできた。今のは見えなかった…声を聞いた瞬間避けたけど。

 

出夢「避けられるとは…見えたのかい?」

 

咲子「いえ、全く」

 

出夢「(見えてなくて避けられたのか…)…ま、いいか。よっ」スッ

 

…スタッ

 

先輩は私が経っている壁から跳び、床に着地する。

…慣れてないから違和感しかないわね。




ジョジョ6部に出るスタンド、C-MOONの能力は重力を逆転させる能力です。出夢はソレをモチーフにしました。

ウッキウキで書いてます。

次回もよろしくおねがいします。


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決着!咲子vs出夢⑤

投稿再開ッ。


♪Undertale Last Breath Inc. UST - Phase 38 : S A S T E R B A T I O N

 

side桜木咲子

 

出夢(流石に僕の体力も限界に近いようだ…そろそろ決着を付けるべきだろう)スッ

 

咲子「ッ…!」

 

また突風蹴りが「突風…」

 

 

 

バゴォン!

 

咲子「ガフッ…!?」

 

出夢「…蹴り!」

 

先輩の蹴りは文字通り音を置きさりにして私の腹に命中した。

 

メリィ

 

骨が折れた音がして…

 

ヒュン…ドゴォ!

 

私は天井に激突した。しかも重力の方向がおかしくなっているので落下ダメージも受けている。

 

咲子「(まずはこの重力をどうにかしないと…!)グッ…」ガサッ

 

出夢「まだ戦意はあるようだね…」

 

 

 

「おい、こりゃどうなっちまうんだ?」

 

「さっきまで3代目が押し気味だったが…」

 

 

 

咲子「…いや」

 

重力は、元々気にしなくてよかったのよ…!

 

出夢「重連拳!」ドッ

 

咲子「エンバーラッシュ!」バッ

 

ドゴドゴドゴッ!

 

咲子「(対策法は思いついた、後は実行するだけ!)ハァッ!」

 

ズドッ!

 

出夢「くっ…!」

 

拳にエネルギーをさらに纏い、一発を先輩のパンチ以上の威力にする。

その隙に…

 

 

 

咲子「超烈焼脚!」ボッ

 

仕返しとばかりに先輩の腹に蹴りをブチ込んだ。

 

バゴォ!

 

出夢「かはっ…!」ズサッ

 

おかげで先輩を怯ませ、遠ざけることができた。

やっと対策ができるわね…!

 

咲子「ハァァァッ!」

 

ゴォォォォ!

 

私は必殺技…竜星群を発動するためにエネルギーを溜める。

 

出夢「ッ、させないよ…突風「空中分解G3ィッ!」蹴り…!?」フッ

 

早めに回避技を発動し、突風蹴りは私を通り抜けた。

…よし、チャージ完了!

 

 

 

咲子「必殺……竜星群!」

 

ギュォォォォ――z__ンッ!

 

竜のエネルギーを纏った隕石が全方向に降り注ぐ。

 

 

 

出夢「ヘビィドーム…重力・ザ・ハンド!」バッ

 

ドギュゥン!

 

しかし先輩は負けじと抵抗していた。

 

出夢「ググッ…!うおおおおッ!」ギュン

 

シュゥゥゥ…!

 

咲子「…!?」

 

私の技は止められそうになっていた…でも!

 

咲子「私は、負けない!ドラゴンスレイヤーV2ゥゥゥ!」

 

ギュォォォ!

 

重力が影響しない光線をさらに上乗せした。

 

出夢「何ッ!?」

 

 

 

ドシュゥ!

 

出夢「ガハッ…!」

 

ドサッ

 

 

 

隕石と光線は先輩に命中し、そのまま先輩は倒れた。

 

出夢「…………僕の、負けだ」

 

咲子「……!」

 

 

 

『試合終了!』

 

千早「一回戦はッ!桜木咲子選手の勝利だぁぁぁッ!」

 

千代「かなりの接戦でしたね!」

 

千早「勝利した桜木選手と、大健闘をした室見選手に歓声を~!」

 

『ワァァァァ!』

 

「凄い!凄かったぞぉ!」

 

「俺、入学してよかったぜ…!」

 

咲子「…フッ」

 

なんとか、勝てたわね…

 

出夢「くっ、立てないや…」

 

咲子「先輩、手伝いますよ」

 

出夢「ありがとう、でもそしたら花が黙ってないから……先に戻ってよ」

 

咲子「あ、はい」

 

私はそのまま控え室に戻った。




戦いが長すぎましたね(汗)

次回もよろしくおねがいします。


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剣豪と闇炎!メイvs日和①

毎日投稿って楽しいっすね~。


side室見メイ

 

千早『さぁ、次は二回戦だぁ!』

 

千代『今回の戦闘では特殊ルールが設けられております!』

 

ざわざわ

 

「特殊ルール?」

 

「多分剣豪関連じゃね?確か多重人格だし」

 

「あ、確かに」

 

その通り、俺に向けて特殊ルールが設けられています。

 

千早『それでは出場!』

 

千代『まず出てきたのは今年の3月で卒業する、『闇炎』坂田日和選手~!』

 

ワァァァァ!

 

「日和様~!」

 

「勝って有終の美を飾ってくれ~!」

 

メイ「…そろそろ出たらどうです?」

 

「だね、行ってくるよ」

 

スタスタ

 

千早『次に出てきたのは…おっと、早速ルールが始動!室見クミ選手だ~!』

 

クミ「ハロー!」

 

千代『ここで特殊ルールの説明をします。室見選手が多重人格である事を考慮し、場外や降参、気絶で敗北という条件をそのままで人格は1人出場させ、交代可能とします!』

 

うおおおお!

 

「なるほど、そう来たか!」

 

「ポケモントレーナーみたいだな…」

 

「5体1だったら流石に一方的になりそうだしね」

 

納得している人が多そうですね、俺自身1対多は結構不公平だと思ってましたから。

 

ザッ

 

日和「なるほど、アホの子が先ね?」

 

クミ「むぅ、あたいはアホじゃないぞ!最強なんだぞ!」

 

観客(あ、この子アホの子だ)

 

メイ「…はぁ」パシッ

(額に手を当てる)

 

千早『それでは、二回戦…開始ッ!』

 

 

 

side室見クミ

 

クミ「…よし」フラッ

 

日和「?」

 

狙いは定めた…斬る!

 

クミ「真斬一閃」スッ

 

日和「え―」

 

ス パ ァ ン !

 

日和「ッ…」サッ

 

あちゃぁ、避けられちゃった。

 

 

 

日和(何この子、さっきの動きがほぼ見えなかったわよ!?)

 

クミ「次は当てる!」スッ

 

日和「ッ、絶月夜桜舞!」ヒュン

 

ん、弾幕?

 

クミ「ならあたいも。神雷天落桃!」BLOOOOOM!

 

シュゥ…

 

あたいの弾幕で相手の弾幕は相殺できた。

 

クミ「絶ニードルハンマー」バチッ

 

ドッ!

 

日和「(今度はパンチね?)シャドーフューリー」ゴォッ

 

…キィン!

 

あたいの攻撃は何かによって弾かれた。

 

クミ「闇の、剣…!」サッ

 

 

 

スタッ

 

前咲子と戦った時、変身してから使ったハズ…でも変身しないと使えないとは限らないし、まぁいっか。(よくない)

 

日和「私は剣で、君は刀。どちらが強いか試してみない?」スッ

 

剣と刀の戦い?

 

クミ「え、普通に嫌だけど」

 

日和「…はい?」ポカーン

 

クミ「刀だけじゃ全力は出せないからね」スッ

 

あたいは構えを取り…日和先輩に向かって走る。

 

バチッ

 

足に雷を纏い…あたいは強烈な飛び蹴りを繰り出した。

 

クミ「電凸撃!」ヒュン

 

日和「(速い!)ハァッ!」シュッ

 

…バキッ

 

あたいの蹴りは先輩の剣を折り…

 

日和「ゑ―ぐぁっ…!」ヒュン

 

バゴォ!

 

そのまま先輩の腹を蹴って吹っ飛ばした。




だんだんキャラがブレていくクミちゃん(汗)
しかもオリジナル技を作り出す(白目)

日和の技(メモ用)
絶月夜桜舞 ヘルフレイムZ 闇結界V2 煉獄パンチ改 シャドーフューリー モーニングドーンG2 など(追加あり)

次回もよろしくおねがいします。


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連戦!メイvs日和②

クミを活躍させすぎたかも。


side室見クミ

 

クミ「よしっ!」グッ

 

いい感じに蹴りが入った!

 

日和「くぅ…今のは痛かったね…!」

 

クミ「ふふっ、そうでしょ?あたいは最強!」ふんすっ

 

日和(あ、この子やっぱりアホの子だ)

 

クミ「さて、と。よっ!」ピョン

 

あたいは空中に跳んだ。

 

 

 

日和「…?(もしかしてまた?)」スッ

 

クミ「空中から~……電凸撃!」バチッ

 

ヒュン!

 

日和「闇結界!」ゴッ

 

…バキィ!

 

結界なんて突き破っちゃうよ!

 

日和「ッ…!」サッ

 

バゴォ!

 

クミ「あちゃぁ、避けられた……真斬一閃!」カッ

 

 パ

  ァ

   ン

    !

 

日和「うわっ!?」キィン

 

あれ、ちゃっかり防がれちゃった。

 

クミ「うーん…」

 

日和「?」

 

…よし!

 

クミ「交代!」

 

日和「…は!?(あっさりすぎない!?)」

 

スタスタ

 

クミ「よっ」スタッ

 

あたいは場外に出た。

 

メイ「お疲れ様です、クミ。休んでていいですよ。さて、次は…」

 

ヤエ「あたしがやるさね」

 

メイ「…分かりました、ヤエで」

 

千早『おっと、次はヤエ選手のようです!』

 

千代『ちまちまダメージを与えて倒す作戦ですかね?』

 

 

 

side室見ヤエ

 

日和「今度は…オカン?」

 

ヤエ「そんな事ないと思うけど?」

 

日和「…ま、いっか。(さっきは翻弄されたから、今度はきっちりダメージを与えておかないと!)ヘルフレイム…Z!」ボッ

 

ゴォォォォ!

 

…うわ、でっかい火球だね。

 

ヤエ「アスタリスクロックG2!」グッ

 

…ドゴッ!

 

六つの大岩が火球にぶつかる…しかし。

 

ガキィ!

 

砕かれてしまった。

 

ヤエ「…でも、ココで止まるあたしじゃない!極イジゲン・ザ・ハンド!」ギュン

 

ギュルルルル!

 

 

 

日和「…おお、止めちゃったか」

 

ヤエ「あたしは技がやや防御よりなんでね」

 

日和「ふーん?(ならクミちゃんみたいに翻弄される事はないかもね)」スッ

 

ヤエ「…!」

 

…その構え、月夜桜舞だね。

 

ヤエ「(今の内に対策を)「煉獄パンチ改!」な…グゥッ!」ドゴッ

 

ズサッ

 

危ない、咄嗟にガードしてなかったらモロにくらってた…!

 

日和「私の構えを見て対策しようとしてたでしょ?視線でバレバレよ?」

 

ヤエ「くっ…」

 

慣れない事をするんじゃなかった。

 

ヤエ「神曇天椿舞!」BLOOOOOM!

 

日和「絶月夜桜舞」シュバッ

 

シュゥ…

 

椿属性の技を使うも、あっさり相殺されてしまった。

 

ヤエ(やっぱり防御寄りね、あたしは…)

 

日和「どうするの?このままじゃ防戦一方だよ?」スッ

 

ギュン

 

そう言いながら先輩は闇の剣…シャドーフューリーを出した。

 

ヤエ「…ッ、あたしでも」

 

攻撃はできるんだ…!

 

ギュゥゥン

 

あたしは岩に椿属性のエネルギーを纏わせながら、攻撃の隙を伺った。




さて、ヤエは何をしようとしているのでしょうか?

次回もよろしくおねがいします。


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椿砲!メイvs日和③

ヒント:ネ申→神


side室見ヤエ

 

ヤエ「………ッ」

 

先輩を観察しながら攻撃の隙を伺うけど、中々隙がない。

 

日和「とうっ!」ドッ

 

そう思ってたら、先輩が剣を構えて斬りかかってきた。

 

 

 

ヤエ「命命斬り改ッ!」ギュン

 

…キィン!

 

ヤエ「んぬっ…!」グッ

 

日和「へぇ…?」ググッ

 

フワッ

 

岩はあたしの背後に浮かせ、攻撃は刀で受け止めた。

 

ヤエ「ハァッ!」ギュン

 

日和「おっと…」フラッ

 

スタッ

 

…ッ、体勢は崩せなかったね。

 

 

 

日和「ところでさ…」

 

ヤエ「?」

 

日和「さっきから君の背後に浮いてるその岩…何なの?」

 

うん…そりゃ気になるね。

 

スッ

 

ヤエ「新技に使うモノです」

 

日和「新技?…使ってみなよ」ザッ

 

ニヤニヤしながら挑発する先輩。…後悔するよ?

 

ヤエ「いいでしょう…!」グッ

 

 

 

ギュルルルル…!

 

あたしは岩に椿属性のエネルギーを集中させる。すると…

 

パァァァァ!

 

岩は光りだし、粒子のようになっていく。

 

日和(見るからに光線系だね…私も避ける準備をしないと)グッ

 

…シュッ

 

チャージ完了!

 

ヤエ「くらえ…!

 

 

      木春石包(もくしゅんせきほう)

 

 

         ハァァァッ!」

 

 

ヒュゥゥン!

 

岩の小粒が渦巻く光線を発射する。

 

日和「モーニングドーンG2!」キラン

 

ズドォン……ピキッ

 

日和「ゑ」

 

あたしの攻撃は先輩の最強防御技をあっさり破り…

 

バゴォ!

 

日和「グハッ…!」ドサッ

 

先輩の全身を痛めつけた。…上手く行ってよかった。

 

ヤエ「ハァ、ハァ…」

 

体力を使いすぎて息が少し上がっている。

 

ヤエ「交代!」

 

 

 

メイ「凄い技でしたね、さっきの…至近距離で命命斬り改を当てた威力に相当するでしょう」

 

「細かいわね…」

 

メイ「あ、次はナオですか?」

 

ナオ「ええ、久々の出番よ(メタい)」

 

千早『次はナオ選手だッ!』

 

千代『連戦で坂田日和選手は体力が減っていますが、果たして勝てるのでしょうか!?』

 

 

 

side室見ナオ

 

ザッ

 

日和「体力が減ってる、だってね?」

 

ナオ「実際はどうなんです?」

 

日和「まぁ…3割ぐらい減ったね。君達は?」

 

ナオ「そうですね…クミは5割、ヤエは8割減ってるので…全体的に2割6分ですね」

 

日和「そっか、じゃあ君達の方が少し優勢だね。私が油断してたのもあるけど。でも…」グッ

 

ドドドドド

 

先輩からドッと威圧が出た。私は気圧されないけど、辺りはピリピリした空気になる。

 

日和「ココからは、本気を出させて貰うよ?」

 

ナオ「…受けて立ちます」

 

日和「まずは私の新技を…ハァッ!」ギュン

 

先輩から闇が溢れ出し…ソレが先輩を包み込む。

 

ナオ(まるで鎧ね…)

 

日和「常闇ノ鎧…!」ドン!

 

先輩の外見は、西洋の騎士のような恰好になっていた…




木春→椿、石包→砲 よって 木春石包→椿砲
太鼓の達人の万戈イム-一ノ十(成仏二千)を元にしました。

ヤエの見せ場を書けて満足です。
日和は…ココから本気出します。

次回もよろしくおねがいします。


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落炎の桜!メイvs日和④

技名は和風なのに、外見は洋風www


side室見ナオ

 

日和「…さて」スッ

 

先輩は闇の剣を構えて…

 

フッ

 

その場から消えた…いや、後ろ!

 

日和「遅い!」シャッ

 

ナオ「ッ…!」サッ

 

さっきまでと比べてスピードが格段に上がってる…!

 

 

 

ナオ「マキシマムファイア改!」ボッ

 

ドギュン!

 

炎を足に纏って地面を裂く。しかし先輩は…

 

日和「せいっ!」キンッ

 

シャキン!

 

剣でソレを跳ね返した……は!?

 

ナオ「ッ、ゴッドキャッチG4!」ガシッ

 

シュゥゥゥ…

 

まさか跳ね返されるとはね。

 

 

 

日和「フンッ!」ドッ

 

ナオ「ッ…!」スッ

 

…キィィン!

 

剣と刀がぶつかり、衝撃波が出る。

 

日和「…ていっ!」バッ

 

ナオ「とうっ!」シャッ

 

キンッ、キンッ…!

 

 

 

 

…今だ!

 

ナオ「神炎天桜舞!」BLOOOOOM!

 

日和「絶月夜桜舞」シャッ

 

ドシュッ!

 

私の弾幕はあっという間に先輩の弾幕にかき消され…

 

ナオ「ぐぅっ…!」ドスッ

 

やっぱり、威力が足りないわね…

 

 

 

日和「そこっ!」バッ

 

ナオ「命命斬り改!」ギュン

 

キィン!

 

ナオ「流石にやられてばっかりじゃ…たまりませんからね!」バッ

 

威力が低くても、工夫次第では何とかなる!

 

ボッ

 

ナオ「烈焼脚…!」シュルル

 

空中で何度も回転を掛けながら先輩を狙ってかかと落としをする。

 

日和「モーニングドーンG2」バッ

 

…ピキッ!

 

先輩は咄嗟に防御をし、ソレにヒビが入るだけで済んだ。

 

ナオ「…チッ」スタッ

 

…まだ工夫が足りないわね。もうちょっと何か捻らないと。

 

 

 

ナオ「………」

 

日和「(あら、隙だらけね?)…!」ドッ

 

ッ、来る!

 

ナオ「真斬一閃!」

 

ガキィ!

 

日和「あっ…」ボキッ

 

先輩の剣を折った。でもどうせまた生み出される…だからその前に!

 

バッ

 

私は宙に飛び上がり、火桜を槍状の形に出す…威力を出すために土壇場で思いついたわ。

 

ギュゥゥン!

 

ナオ(もっと、エネルギーを…!)

 

日和「(新技を出すつもりかな…)させないよ?」ボッ

 

ゴォッ!

 

日和「ヘルフレイムZ!」ヒュン

 

ッ、今よ!

 

 

 

ナオ「コレが、私だけの技……落炎桜舞ッ!」

 

 

 

スパァン!

 

先輩の火球を真っ二つに裂き、火桜の槍は突き進む。

(らくえん→楽園→落炎)

 

日和「モーニングドーンG2!」シュッ

 

パリィン!

 

日和「ッ…!」

 

ドギュゥゥン!

 

…よし、当たった!

 

ナオ「ふぅっ…ん?」スタッ

 

日和「今のはいい攻撃だったよ…でも」パッ

 

先輩の体は……ほとんど傷ついていなかった。

 

ナオ「…そうとう堅いですね、その鎧」

 

日和「結構な自信作だからね」

 

…そろそろ体力切れね。

 

ナオ「交代」スッ

 

 

 

side室見メイ

 

千早『いやぁ、さっきの技はカッコよかったな!』

 

千代『土壇場で思いついたのもポイントが高いですね!』

 

ヤエ(あたしは練習してたからね…)

 

メイ「ナオの発想力は咲子さんに近しいものがありますね」

 

…さて、次は。

 

メイ「二ヨ、貴女ですよ」

 

二ヨ「はいは~い」パッ

 

スタスタ

 

日和「今度はマイペースかな?」

 

二ヨ「そーだよ~」スッ

 

実はいうと、俺達5人格で二ヨ俺の次に強いのです。鎧の攻略法を探すのも彼女でしょう。

 

メイ(頼みますよ…!)




天使化、どのタイミングでしようかな…(汗)

次回もよろしくおねがいします。


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流水の陣!メイvs日和⑤

水系の技でこんなモノを出してなかったなぁと、思ってた。

日和の技(メモ用)
絶月夜桜舞 ヘルフレイムZ 闇結界V2 煉獄パンチ改 シャドーフューリー モーニングドーンG2 常闇ノ鎧


side室見二ヨ

 

メイから頼まれたのは、鎧の攻略法を探す事…僕が適任だね!

 

二ヨ「真激流の渦!」ザパッ

 

日和「煉獄パンチ改」ダンッ

 

シュゥゥゥ…

 

うわぁ、あっさり蒸発しちゃった。

 

日和「(私の炎は高温だから、水とは相性がいいのよ!)ヘルフレイムZ!」

(↑フラグ)

 

ゴォォォォ!

 

 

 

わぁ、大きな火の玉だね。

でも…

 

二ヨ「コレじゃあ僕は当たりもしないよ?」スッ

 

日和「…?」

 

僕は拳法のような構えを取り…流れる水のような動きをする。

 

二ヨ「流水ノ陣!」ドン!

 

スゥゥゥ…

 

僕の周りに水が円状に浮かび上がり、集まる。

 

二ヨ「とうっ!」シュッ

 

ザパァン!

 

水は拳のような形状になり、火球をぶん殴る。

 

シュゥ…

 

火球はあっさり消火された。

 

 

 

日和「ええ…?(さっきの発言、フラグだったの…?)」

 

二ヨ「先輩」

 

日和「…何?」

 

二ヨ「……行くよ?」ギュン

 

シュルル…

 

僕の前に水を集め…

 

二ヨ「ハイドロポンプV4!」スッ

 

…ズバァン!

 

ソレを一気に発射した。

(いきなりV4!?)

 

日和「ッ…闇結界V2!モーニングドーンG2!」バッ

 

ギュン、バゴォ!

 

先輩の前に黒い結界が張られ、さらに青いエネルギーが噴出する。

…でもね?流水ノ陣の前では、"正面"から守っても意味はない。

 

二ヨ「ほい」くぃっ

 

ぐにゃっ

 

日和「ゑ」

 

ザパァン!

 

日和「きゃっ!?」

 

水は結界の前で曲がり、そのまま回り込んで先輩に命中した。

 

 

 

びちゃっ…

 

日和「むぅ、ソレは聞いてないよ…(あ、ヤバい。この鎧水に弱いんだった)」

 

…ん?心なしか鎧の色の濃さが少~しだけ薄くなった気がする。

 

二ヨ「(次で分かりそう)…そぉれ!」バッ

 

…ズドォン!

 

もう一発ハイドロポンプV4を撃つ。

(※普通は連続で撃てません)

 

日和「(また!?…曲がるかもしれないから、今度は全方位を…)闇結界V2!」シュッ

 

オオオ…

 

闇が先輩を包み込んだ。…ああなるほど、全方位で防げば問題ないと?

 

二ヨ「流石にコレじゃ"1回目は"当たらないね~」

 

…そう、1回目はね。

 

 

 

シュルル!

 

日和「…ふぅ」

 

水は結界に弾かれ、ソレを確認した先輩は結界を解除する。

…今だ!

 

二ヨ「ハァッ!」カッ

 

ピタッ

 

結界に弾かれ飛んでいた水飛沫はその場に止まり…

 

日和「…なっ!?」

 

…ズドドドッ!

 

水の針となって先輩を襲った。

 

日和「グゥッ…」ピキッ

 

…お?

 

 

 

パリィン!

 

 

 

日和「…あ」

 

ようやく、鎧が割れた。弱点は水だったみたいだね、なんでだろ?

 

日和「あちゃぁ、この技1回しか使えないのに…」

 

…よし。

 

二ヨ「僕の役目はココまでだね…交代」スッ

 

 

 

side室見メイ

 

千早『いやぁ、チートだろ今の!?何だよ防御を避ける攻撃って!?』

 

千代『…しかしどうやらあの技、かなり体力を削るようですね』

 

その通り、二ヨはあの技を体力的に10分しか使えません。激しい戦闘だとさらに短くなります。

 

二ヨ「ハァ、ハァ…疲れた…」

 

メイ「後は任せて下さい」

 

二ヨ「うん…」

 

俺が日和先輩を倒します!




咲子vs出夢より長くなった…(白目)
しかもまだ変身してねぇ…!

次回もよろしくおねがいします。


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疾風と黒薔薇!メイvs日和⑥

復活。といっても投稿頻度は低いままですが。

日和の技(メモ用)
絶月夜桜舞 ヘルフレイムZ 闇結界V2 煉獄パンチ改 シャドーフューリー モーニングドーンG2 常闇ノ鎧


side室見メイ

 

メイ「………」ザッ

 

日和「………」グッ

 

俺は天使化した状態で日和さんと対峙します。

…流石ですね、隙がない。

 

メイ「(無い隙は作るしかないですね)スゥッ…ハァ!」ゴォッ

 

俺を中心に風を起こす。

 

メイ「ストームゾーン!」ビュン

 

日和「うわっ!?(いきなり突風かぁー!)」バッ

 

ザザッ

 

メイ「(今!)真斬一閃!」ドッ

 

ズバッ!

 

日和「ッ」サッ

 

反射で避けられたか…

 

日和「シャドーフューリー。さてと…」グッ

 

…来る!

 

メイ「無影「遅い!」くぅっ、命命斬り改!」ズバッ

 

日和「っと」キィン

 

チッ。

 

日和「あ、そうそう」ギュン

 

メイ「?」

 

日和「足元、注意ね♪」パッ

 

見ると地面が青く光っていた。

 

メイ「なー」

 

ズドォン!

 

メイ「ぐ…!」

 

日和「(モーニングドーンG2攻撃版、なんてね?)からの煉獄パンチ改!」ボッ

 

バゴォ!

 

メイ「…危なかった」グッ

 

ギリギリ刀で止められた…

 

メイ(どうやって反撃するか…)

 

日和「考えてるようだね…させないけど。ヘルフレイムZ!」パチン

 

ゴォォォォ!

 

…そうだ!

 

メイ「(上から殴ればいい!)たぁっ!」

 

日和「!?(自ら火球に!?)」

 

サッ

 

日和(あ、避けるんだ)

 

メイ「上から…!」ギュン

 

火球に威力を上乗せする!

 

メイ「ゴッド」スッ

 

俺は足にエネルギーを纏って…

 

メイ「ブレイク…!」ヒュン!

 

ズドォォン!

 

そのまま火球を蹴り飛ばした。

火球の色は赤から白に変わり、先輩を襲う。

 

日和「(跳ね返した!?)モーニングドーンG2…!」

 

シュバッ!

 

日和「くぅ…」

 

…掠りはしたやうだな。

 

スタッ

 

メイ「次は当てる」ギロッ

 

日和「やってみなよ」ニヤッ

 

………!

 

メイ「日照飛梅!」

 

日和「絶月夜桜舞!」

 

ズドドドッ!

 

風梅と火桜の花びらが激しく衝突する。

 

メイ(弾幕に斬撃を織り交ぜる…!)シャッ

 

…ヒュン!

 

日和「…ッ!?(斬撃!?)」ササッ

 

バレたか。いっそのこと…

 

メイ「飛梅・燕返し改」キラッ

 

弾幕から斬撃の雨に切り替えよう。

 

メイ「斬!」シュバババ

 

日和「ちょ…っ!(もしかしてこの子暴走気味!?)」

※そうだよ。

 

メイ「命命斬り改ィ!」ドッ

 

日和「煉獄パンチ改!」ボッ

 

バゴォ!

 

『ッ…!』ググッ

 

そろそろ体力が限界に近い…

 

メイ「(早めに決着をつける…さっき着想を得た新技で!)んぬっ…!」ビュン

 

日和「…!(どうやらトドメを刺すつもりだね…なら)ハァァッ…!」ゴォォ

 

バチバチッ…!

 

空気が轟いている。

 

「なんだアレ…」

 

「エネルギーがバチバチ鳴ってるぞ!」

 

メイ「くらえ…!

 

疾風怒濤

 

!!」

 

日和「必殺…!

 

ブラックローズ・アポストル

 

!!」

 

…ドガァァン!

 

爆発が起きて、俺の視界はー。

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side桜木咲子

 

千早『…な、なんと!結果は…引き分けです!』

 

ワァァァァ!

 

「マジか!マジかよ!」

 

「勝敗が決まらなかったのは残念だったけど、凄かったな!」

 

咲子「メイ、日和さん…」

 

…お疲れ様。




超ゴッドノウズ→ゴッドブレイク

疾風怒濤とブラックローズアポストルは、両方太鼓の達人の曲が元ネタです。

文字色付けようとしたけど…パソコンじゃなくてスマホだったからなんかバグるんですよね。

次回もよろしくおねがいします。


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1年の差!影風vs岩拳①

現1年は留美が断トツかと思いきや、勝は茜より強かったりするんですよね。
でもその下は、うん。


side飛羽野ゼイル

 

千代『さぁ次は学年の2番手達の戦いです!』

 

千早『あれ?でも2年の2番手は剣豪だろ?』

 

千代『3代目桜と剣豪のパワーは同数値だから、実質3位が2番手になるんです』

 

そろそろ出場するか。

 

千早『あーなるほど。…っと、ココで選手が出場だ!』

 

ザッ

 

千代『まずは2年3位で影風の異名を持ち、3代目桜こと桜木咲子の恋人である飛羽野ゼイル選手!』

 

千早『どうやら超強い娘もいるらしいぞ!』

 

おい、そこまで言わなくてもいいだろ…!

 

ワァァァァ!

 

「ゼイル先輩〜!」

 

「頑張ってー!」

 

「リア充爆発しろー!」

 

何故か後輩の女子から応援されている。…なんで?

 

千代『次に1年2位で岩拳の異名を持つ、小倉勝選手〜!』

 

千早『よく1位の赤坂留美にボコされては強くなっているそうだ!』

 

勝「……(これがバトルデーか、緊張するな)」

 

ガヤガヤ

 

「頑張れよ岩拳!」

 

「リア充を粉砕しろー!」

 

野次が飛ぶ。確かに俺はリア充だが、そんなに言うか?

(堂々とイチャイチャしてるので砂糖を吐きます)

 

千早『それでは…3回戦、開始ッ!』

 

勝「先輩…行きます!」グッ

 

ドッ

 

小倉は手に岩を纏い、突撃する。

 

ゼイル「(お手並み拝見と行こうか)孤月十字斬」スッ

 

ガキィ!

 

俺の飛斬撃はあっさり砕かれた。

 

勝「オ、ラァッ!」ヒュン

 

ゼイル「っと」サッ

 

流石に舐めすぎてたようだな。

 

ゼイル「ならコイツはどうだ?デビルバーストG3!」

 

ギュォォォ!

 

勝「ハァッ!」ドゴッ

 

小倉は地面を殴る…まさか。

 

勝「グランドクエイク!」

 

ドシュゥゥ!

 

ゼイル「…マジかよ」

 

咲子の技を使うとはな。しかも本来使うべき属性を使ってるから、威力は恐らく咲子のより上に成り得る。

 

ゼイル「だが…」バッ

 

ズドッ

 

一気に距離を詰め、小倉の鳩尾に1発叩き込む。

 

ゼイル「後隙が、多すぎるぞ?」

 

勝「ぐぅ、っ!?」ヒュン

 

ドゴォ!

 

ゼイル「これからは後隙を減らすよう努力しろ。…さて、まだ行けるな?」

 

勝「もちろん、です…先輩!」ズサッ

 

どうやら余りダメージが入らなかったようだな。

 

ゼイル「よし…行くぞ!」ドッ

 

勝「…ダァッ!」バッ

 

シュバッ!

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

side桜木咲子

 

留美「…先輩、ゼイル先輩ってもしかして楽しんでます?」

 

咲子「ほぼ確実にそうね」

 

勝ってある程度骨がありそうだし、鍛え甲斐がありそうだもの。

 

咲子「それはさておき…アンタ、未例先輩の対策は考えてるの?」

 

留美「いや何も?」

 

咲子「」

 

対策してないんかい!?

 

咲子「…ま、いいわ」




楽しそうなゼイルくん。

次回もよろしくおねがいします。


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弾ける岩!影風vs岩拳②

あけおめ、ことよろ…もう2月ですね。
投稿頻度がうんちですが、読んでもらえると嬉しいです。


side飛羽野ゼイル

 

勝「…ダァッ!」バッ

 

シュバッ!

 

互いが互いに向かって駆けだす。その間に技を溜める。

 

ギュン

 

先に溜めが終わったのは小倉だった。彼は空中に飛び上がり、マリオの空前みたいな体勢になる。

 

勝「(今だ!)ギガントスマッシュ!」ググッ

 

ゼイル「…!」

 

小倉の手からゴッドハンドのような巨大な手が現れ、振り上げられた。

スピードはそれ程なさそ…!?

 

勝「ぜぁっ!」ブンッ

 

ゼイル「ぐあっ!?」ドゴッ

 

俺は意外に速い攻撃をモロに受けてしまう。完全に見掛け倒しだった、エネルギーにそれほど重量がないことを忘れていた…!

 

勝「よしっ!」パッ

 

しかもエネルギーの手を振り下ろすだけの技だからか、後隙がほとんどないようだ。

 

ゼイル「…もしかして今思いついたのか?」

 

勝「先輩の助言を参考にしてもらいました」

 

凄い適応力だな、通りで茜よりランクが上なワケだ。…さて、反撃するか!

 

ギュン

 

ゼイル「絶風神の舞!」ビュン

 

手加減なして技を放つ。

 

勝「ハッ、ラウンドロック!」ゴォッ

 

小倉は周囲の土石を体に纏い、身体を丸めた…まるでアルマジロのようだな。

あっさり防がれてしまったな、それに恐らく後隙対策でもう一芸あるな。

 

勝「(このまま…!)バースト!」グッ

 

…爆発か!

 

ゼイル「ミデアサーフ!」シャッ

 

空中でサーフボードに乗り、飛び散る土石を避ける。

 

勝「…流石先輩ですね、初見で対策されるとは」

 

ゼイル「お前こそ、いい技持ってるじゃないか…本気で行くぞ」スッ

 

悪魔化はしない、だが本気は出す。

 

ゼイル「ダークブラスター!」ギュン

 

ギュォォォ!

 

勝「…!(本気だな、なら!)」スッ

 

イィィ…!

 

小倉は体を捻り、心臓から手にエネルギーを溜める。

あの構えは…マジン・ザ・ハンド?

 

ゼイル(いや違う…!)

 

ギュィィン!

 

勝「ゴッドハンド…V!」バッ

 

ドゴッ!

 

小倉が出した金色の手はしばらく黒い光線と拮抗する。

 

…パリィン!

 

しかし勝ったのは光線だった。危ねぇ…

 

勝「グワァッ!」

 

ゼイル「(隙あり!)皇帝ペンギンXV2!」シュッ

 

ギュゥゥン!

 

パワーアップした影のペンギンを飛ばす。

 

勝「(まずい、追撃か!)土流波…ブフォッ!」ズガガッ

 

咄嗟の防御も意味を成さず、小倉は技をモロに受けた…トドメを刺すか。

俺は一気に距離を詰め…

 

ゼイル「ムンッ!」ズォッ

 

ドゴォ…!

 

鳩尾にもう一度ストレートを叩き込んだ。

 

勝「ガ、ハッ…!」ドサッ

 

小倉は気絶したようで、その場に倒れた。

 

ゼイル「…次はいい勝負にしよう」

 

千早『試合終了!勝者は飛羽野選手〜!』

 

千代『終始落ち着いた雰囲気を出していましたね!』

 

ワァァァァ!

 

「チクショー、リア充爆発しろー!」

 

「岩拳も頑張ったなー!」

 

…小倉を保健室に連れてくか。




クラスメートから「文脈だけでお前だと分かる」なんて言われました。喜んでいいのか?

次回もよろしくおねがいします。


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