狂気オカリン「哀ソード」心ベキッ↓~鈴羽ルートIF~ (TYPE-HAMELN)
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シュタインズ・ゲートのさらなる発展のために俺は――
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さあ、俺と共に世界の支配構造を書き換えようではないか~!

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鳳凰院凶真は、新たな力を借りて、神格化――するッ!?

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これがシュタインズゲートの選択だよ!

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未来は―――既に我が手の内にある!!!


ーー

タイムリープによる主観の移動の解釈

存在する世界線は常に一つ。リープ前とリープ後では記憶という小さな世

界線の差が生じる。よって、リープした時点で前の世界線は再構築される

ので、視点がリープ後に移動する。

ーー

ギガロマニアックス

妄想を現実に変える力を持つ者。語源は「誇大妄想狂」という意味の「メ

ガロマニアックス」。自分の妄想を現実に変えるリアルブートという能力

を持ち、他人の妄想を見ることができる。「妄想の剣」であるディソード

を、リアルブートしていない状態でも視認でき、自らがディソードを手に

入れることで覚醒する。また、ギガロマニアックスがする妄想はエラーと

呼ばれる。ギガロマニアックスとして覚醒するためには、想像を絶する程

の肉体的・精神的苦痛に耐え抜いて自分のディソードを見つけなければな

らない。それ故にギガロマニアックス全員が、心の中に何らかの大きな傷

を残している。

ーー

ディソード

ギガロマニアックスたちが所持する「妄想の剣」。形状は所持者によって

異なる。「あらゆるリアルブートのショートカット」であり、ディラック

の海に干渉するための端末。妄想の剣であるため、リアルブートしない限

りギガロマニアックス以外の人間には見えない。この状態の時はただの妄

想であるため、他のギガロマニアックスも触れられず、あらゆる物体を透

過する。使用しない時はディラックの海に収納し、必要な時に引き抜くこ

とができる。妄想の剣であるためか、どの剣も長大でありながら片手で振

り回せるほど使用者の手に馴染む。リアルブートを行うたびにディソード

には負の力が蓄積されてゆき、抑えきれなくなれば剣自身が意思を持つか

のように暴走することもある。その際、刀身は通常の透き通った青い色か

ら黒に近い色へと変化し、人体の構造をも無視した攻撃を勝手に繰り出す。

ディソードを手に入れることでギガロマニアックスは覚醒し、妄想を現実

にする力を手にする。また、ディソードそのものをリアルブートして武器

化することもでき、その状態になると刀身の一部が赤く発光し、どんなに

強固な物でも容易に斬ることができる剣となる。

狂気犯リンのディソードのモデルの花は「トケイソウ」。

巻きひげが定規のメモリ部分と直線とギアと時計を、白黒と蒼銀と純金色

で象ったディソード。

暴走時は腕から抽象的で神々しい形状として現れる。強い妄想を行使する

際は消えたかのように見えなくなる。

ーー

リアルブート

ギガロマニアックス個人が考えていること(妄想)を、周囲の人間たちに認

識できる現象(現実)にする能力。また、ディソード自体を実体化させるこ

とも指す。妄想を周囲の人間のデッドスポット(視覚の死角になる箇所)に

落とし込み、個人の妄想が周囲との共通認識になることで現実化する。本

来存在しないはずの物体を共通認識として量子力学的に現実化するため、

「無い物が有るように見える」だけにはならず、最終的に存在しないはず

の物でも現実化する。視覚を介する力であるため、第三者がある人間(物

体)を別の存在に見えるようにするという、幻覚・催眠術めいた応用も可

能である。強大な力を持つ者がこれを応用すれば人間すら作り出すことの

できる万能の能力に思えるが、周囲の人間に対して認識するよう働きかけ

なければならないので一人では使用できない。

ーー

オペレーション・デウス‐エクス‐マキナ『新世界の神』作戦

鳳凰院凶真は、まさに神に等しい程に強大な力を持つ者であった。世界の

支配構造が、変わる。狂気犯リンはこれにより"世界"を自分を中心とした

ゲームだという妄想をする。それを『STEINS;GATE』と呼称し、現実のも

のとした。次にゲームであるならば、遊ぶ者がいるはずだという妄想をす

る。これもまた現実化する。最後にその上位存在の記憶データを自身に転

写する。

これにより第四の壁を突破した。 不正な力を借りて「再生」をする。

そして世界の支配構造は書き換えられた。   全ては我が手の内にある。

ーー

思考盗撮

他人(ギガロマニアックス、一般人を問わない)の思考を自身の妄想として

読み取る能力。狂気犯リンは、自身が観客となり作品世界を観るような感

覚で他人の思考を盗撮する。

ーー

アマデウス紅莉栖による現実の証明

妄想を現実にするリアルブートの理論については、

1.妄想の剣ディソードでディラックの海に干渉する(一部のギガロマニア

ックスはディソードなしで干渉できる)狂気犯リンはこの一部に該当する。

2.この時、粒子(エラー)と反粒子を対生成されるので反粒子はディソー

ドにストック、粒子は妄想として周囲の人間のデッドスポットに落とし込

む。周囲の人間をアマデウス紅莉栖に担当させることで汎用性を高めた。

3.これにより電気信号に変換された妄想を 周囲の人間に共通認識として

持たせることで、妄想を現実として成立させる。

これにより妄想がリアルブートされる。周囲共通認識を成立させるには他

者が必要であり、一人では使用できないというネックがある。アマデウス

紅莉栖があれば、一人でもリアルブートが可能だ。

ーー

狂気犯リンによるVR(ヴィジュアル・リビルディング)技術

映像データなどの電気信号を神経パルスに変換し脳に送り込んだりできる。

この技術によって、ある意図的な情報を神経パルスへコンバートすること

が可能。人の五感すべて、さらには人の意思そのものもコントロールする

ことが可能である。記憶のデータ化のみならず、記憶の移植、バックアッ

プ、外部保存も可能。fun^10×int^40=Ir2がなくても、このVR技術だけで

ある程度はギガロマニアックスの能力へ迫れる。

 

【挿絵表示】

 

ーー

204号機 3nd Edition

狂気犯リンが完成させた、正真正銘のタイムマシン。ついに世界層を移動

することができるようになった。シュミレートされた仮想現実から現実へ

と行き来できる。さらに観測した第四の壁の行き来すら可能となった。神

をハッキングし、自らが神となったのだ。後述のポケコンのアプリとして

利用することができる。また207号機と208号機と210号機と連動すること

で最大限の効果を発揮する。

ーー

fun^10×int^40=Ir2

ギガロマニアックスを異常でなくすもの。すなわち、誰でもギガロマニア

ックスと同等の力を揮うことができる力を示した数式。AR技術などに転用。

ーー

ポケコン(狂気犯リン専用)

現実世界の物に貼り付けられたジオタグを使った拡張現実など、様々な用

途に使用出来る。また非常に高度な音声認識機能も備えており、音声のみ

で通話やメール作成も可能。完全防水で海水に浸かっても壊れることはな

い。狂気犯リンの改造により、旧式の通信端末に対する互換性がある。後

述の207号機により、狂気犯リン専用のポケコンとなっている。

ーー

206号機

狂気犯リンによるARアプリ。ストリートビュー・3Dマッチムーブアプリで

ある。後述の13号機 2nd Editionと連動することで最大の効果を発揮する。

目の前を撮影した画像にアノテーションを付けて説明文を表示したり、衣

装データなどを合成して動きを同期させ、あたかも撮影している人物がそ

の服を着ているかのように見せるなど、ポケコンを通して見た対象に様々

な情報を付加する機能をもつ。

ーー

13号機 2nd Edition

脳内測定アプリ。これを使用するとポケコンの電波が対象者の思考や夢、

妄想などを読み取り、それをディスプレイに映像化する。その映像を記録

・変換する機能もある。

ーー

記憶⇔データ化(ARまゆしぃ☆とAR凶真)

タイムリープ理論でデータ化した記憶の受信装置としてポケコンを使用す

る。データを脳に転写する際にはできるだけ受信媒体を脳に近づけた方が

良いからだ。ARまゆしぃ☆がタイムリープ理論で言う所のデータ化した記

憶に相当する。タイムリープ理論のデータとARまゆしぃ☆の一番の違いは

そこにAI、意思のようなものがあるかどうかであり、その意思で持って任

意の記憶を相手に植え付けることが可能なのだ。

タイムリープでは、記憶のデジタル送信と受信者の記憶上書きによって

成立する。これと同じメカニズムで人格や心まで読み書きする行為と言え

るだろう。

AR凶真は、ギガロアニマック理論に基づく。妄想具現化についてはAR技術

で代用した。つまり、狂気犯リンの妄想具現化を疑似的に「206号機」で

再現したのがAR凶真だ。従ってAR凶真は常に狂気犯リンに思考盗撮されて

いる状態だ。

ーー

AR凶真による自己崩壊の解消

粒子を送り込んだデッドスポットに、逆に反粒子を送り込み、対消滅させ

てリアルブートしたものを消すことができる。これを応用する。

狂気犯リンの反粒子をストックしたディソードに、AR凶真が逆に粒子を送

り込み、対消滅させることで自己崩壊を回避する。

ーー

狂気犯リンによるブレイン・マシン・インターフェース(BMI)

いわゆる電脳だ。BMIを起動すると目の前の対象に関する情報を直接目で

見ることができる。ポケコン越しで人や建物を見ると対象の各種データが

表示される206号機の機能を、直接自分の目で見られるテクノロジーだ。

狂気犯リンのマッドな実験を行なった結果、ポケコンとそのアプリの機能

を利用できるようになった。

ーー

エレファントマウス適合者(狂気犯リン)

治療法不明の難病で、極度の疲労状態や興奮状態に陥ると、発作を起こす

症候群を都合良く「便利な能力」として使えるように狂気犯リンがマッド

な電磁波照射実験を行なった結果、適合者となる。「スローモー」、「フ

ァスト・フォワード」の他、ずば抜けた反射速度を得ている。

ーー

207号機

ギガロマニアックスと同等の力を人工的に行うアプリ。ギガロマニアック

スが力を使う過程で放出する特殊な脳波のCODEサンプルを収集し完成した。

上記の方程式のIr2を基に電磁波を発生させ、思考盗撮や洗脳、思考誘導、

任意の範囲のリアルブートを行う。永久機関であり、思考誘導による防御

機能を持つため、狂気犯リン以外にはたとえ強力なギガロマニアックスで

も触れることすらできない。狂気犯リンのポケコンには誰も触れられない。

ギガロマニアックスのように自己崩壊という危険性が無く、利用すれば地

球上から一切の問題を解決することすら可能である。

ーー

208号機

狂気犯リンによる仮想現実アプリ。未来を予測するために作られたデジタ

ル化された地球。ポケコン内の仮想現実だ。地球環境のモデルを投影し星

の状態を過去や未来に設定し観測する事が出来、現実の地球の様々な時代

を正確に再現可能だ。207号機と連動させることで時間移動をせずに過去

や未来のモノを今に現実化することができる。

ーー

狂気犯リンによる208号機の仮想現実群

・█████████ おい、そこの貴様!俺たちが見えているか?なぜ答えない?

モニターのそっち側にいるマヌケ面の貴様だ!

・CHAOS;HEAD

・STEINS;GATE

・ROBOTICS;NOTES

・ANONYMOUS;CODE

・その他

ーー

209号機

狂気犯リンによる仮想現実アプリ。207号機と208号機を連動させることで

最大限の効果を発揮する召喚・運用システム。現実化する生命体に任意に

設定した情報を記憶に追加する。言語や常識の壁を取り払い誰であれ非常

に友好的に狂気犯リンを助けてくれる。……洗脳技術も転用している。こ

のアプリを利用することで完全に制御されている安全な仲間ができる。

ーー

狂気犯リンによる洗脳技術

基本的には心理操作やプロパガンダ、暗示や催眠といった方法を取る。

ギガロマニアックス由来の電磁波技術や記憶のデータ化に関する技術も持

ち合わせている。手軽に利用できる207号機による洗脳を好んでいる。

ーー

210号機

204号機と207号機と208号機を連動させることで最大限の効果を発揮する

改造アプリ。世界線変動率(ダイバージェンス)を好きな数字に合わせて世

界の書き換えをする。つまり任意の世界線に移動することができる。その

際に、任意の世界層と時間軸も指定できる。通常のタイムリープや、その

記憶の書き換えを存在の書き換えに変更することによるタイムトラベルも

可能だ。これは自身ではなく他者を対象にして書き換えを行なうことも可

能だ。

ーー

211号機

207号機と208号機を連動させることで最大限の効果を発揮する改造アプリ。

超能力、霊能力、異能の力など、通常の人間にはできないことを実現でき

る特殊な能力群。そんな超常的な能力を世界を書き換えることで都合良く

「便利な能力」としては使えるようになる。狂気犯リンの獲得例として、

時間停止、セーブ&ロード、コピー&ペースト、デリート、瞬間移動、超能

力治療、念写、超感覚的知覚、アポート、アスポート、レビテーション、

魔法、魔術、武術などがある。

ーー

212号機

狂気犯リンによる仮想現実アプリ。207号機と連動させることで最大限の効

果を発揮する。通称アイテムボックス。機能は、『容量無制限』『サイズ

無制限』『インベントリ』『時間停止』『触れただけで対象を収納できる』

『念じただけで収納したものを取り出し可能』である。アイテムと銘打っ

ているものの、アイテム問わず人間などの生物も収納可能だ。

ーー



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★PROLOGUE
★PROLOGUE;0


シュタインズ・ゲートのさらなる発展のために俺は――
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製品情報 - 想定科学ADV『STEINS;GATE(シュタインズゲート)』
http://steinsgate.jp/spec.html
『STEINS;GATE』を購入して、鈴羽ルートへ邁進するがよいッ!?


8/12

ダル「聖地よ、私は帰ってきた!」

 

【挿絵表示】

 

ダルがようやく元気を取り戻し、ビッグサイトに向かって両手を広

げる。

 

まゆり「人がいないときに来るのって、初めてだよー」

 

紅莉栖「こんなに広かったのね。なのにコミマ中は人で埋めつくされると

か……有り得ない」

 

人が少ないときに見ると、ビッグサイトの威容を実感する。

 

コミマ中に見たときは、"でかいなぁ"ぐらいしか思わなかったのに。

 

まゆり「ねぇねぇ、まゆしぃはお腹空いちゃったー」

 

ダル「近くにファミレスあるべ? そこで一休みしようよ」

 

紅莉栖「帰りも同じ距離を走らないといけないのよね。それを考えたら鬱

だ……」

 

3人がファミレスを探すために歩いていく。

 

鈴羽はまだ、ビッグサイトを見上げていた。

 

俺はその姿をじっと観察する。

 

 

 

―――ノイズが走る

 

 

 

引き締まった足。

 

スレンダーな肢体。

 

服装のせいか、身体のラインがはっきり浮き出ている。

 

以外と胸もあるな。

 

ざわりと、心がざわめく。

 

それは、ひどく粘ついた溶岩のようで。

 

したたる毒のようなささやき。

 

 

 

―――キャラ崩壊注意報

 

 

 

もしも――

 

この未来から来た女を物陰に連れ込んで、俺のやりたい放題にした

ら、どうなるだろう。

 

連れ出すこと自体は簡単だ。

 

俺が一言"父親の正体が分かった。2人きりで話したい"と言えば、鈴

羽はホイホイついてくるだろう。

 

それに、阿万音鈴羽なんて人間は、この時代の日本には存在しない。

 

日本の国籍を持っていないどころか、出生届けすら出されていない。

 

当たり前だ、鈴羽が生まれるのは7年後なんだから。

 

 

 

―――普通に殴り殺されるやろうな

 

 

 

だから、この女が警察に駆け込んだところで、誰にも信じてもらえ

ないだろう。

 

未来ではレジスタンス活動をしていたとか言っていたから、意外と

抵抗されるかもしれないし、力もあるかもしれない。

 

 

 

―――まずいですよ!

 

 

 

だが所詮は女だ。基礎体力の時点で男の方が↑だ。

 

苦戦するかもしれないが、強引にねじ伏せることはできる。

 

俺の頭の中で、もう1人の俺が――あるいは鳳凰院凶真が――ささ

やいてくる。

 

――お前だって女はほしいだろ? 男として生まれてきた以上は当

然だろ?

 

 

 

―――岡部はまゆりがいるだろ!いい加減に汁!

 

 

 

ダルの娘? 未来を変えるという使命を持ってやって来たダイムト

ラベラー?

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      そんなのはどうでもいい。

 

      鈴羽はいい女。それだけだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      お前は聖人君子なんかじゃない。

 

   いつも自称してるだろ。狂気のマッドサイエンティストだと。

 

    そう名乗るなら、少しはキレたところを見せろよ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      お前には万能に近いアイテムがあるだろう?

 

タイムリープマシンを使えば、女を×って、なかったことにできる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      ついでに言えば、何度でも同じ女の

 

            ××

 

      を味わうことだってできるんだぞ?

      

      

      最高じゃないか。エロゲを買っている

 

      ××厨どもにしてみれば垂涎の的だ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   女を×だけじゃない。

 

 

      タイムリープマシンを使えば他にも色々できるしな。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

殺人。窃盗。誘拐。詐欺。放火――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

            そんなものか?

 

   お前の中にある悪事の引き出しはそんなものか、岡部倫太郎。

 

      フン。俺という人間の底の浅さを示してるみたいだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      よく考えろよ、岡部倫太郎。

 

       お前が望んだとは言え、

 

   延々と同じ2日間を繰り返すなんて、拷問じゃないか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

         だんだん飽きてきただろう?

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   この2日間に限って言えば、常識とか倫理とか法律とか、

 

    そんなつまらなくて下らない倫理観は必要ない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

         俺は今や狩人なのだ。

 

   禁忌などクソ喰らえだ。好き放題獲物を狩ればいい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

―――1000回くらいループしたっていったよな。20年はおかしくな

るわ

 

 

 

俺にはそれが許されているんだ。

 

そうさ。俺は観測者。神なんだから。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   やれよ。

 

                    殺れよ。

 

               ×よ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

この閉じた環の中には、それを咎め立てするヤツなんて存在しな

い。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   モラルなど捨ててしまえ。

 

                  原始の人間に戻ってしまえ。

 

          本能のみで行動しろ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

オカリン「くっ…………」

 

俺は両耳を塞いだ。

 

必死に鈴羽から目をそむける。

 

ざわざわ。ざわざわ。

 

 

 

―――ここで自制出来るオカリンはいい人

 

 

 

耳鳴りがする。

 

心の真っ白なスクリーンに、誰かがひとりでに映像を映し、俺の内部

を勝手に蹂躙し尽くしている――

 

鈴羽「……岡部倫太郎?」

 

鈴羽がいつの間にか俺の顔をのぞき込みつつ、肩に手をかけてき

た。

 

その手の、温かい感触に、耳鳴りが大きくなる。

 

鈴羽「やっぱ具合悪いんじゃない? 休む?」

 

暗い情念が脳裏にこびりついたままで、鈴羽の顔を直視できない。

 

 

 

―――暗転

 

 

 

俺は鈴羽の手を振り払い、ビッグサイトの入り口の方へと走った。

 

鈴羽「岡部倫太郎! どこ行くの!?」

 

今は鈴羽から離れたかった。でなければ、衝動に屈してしまいそう

で。

 



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★PROLOGUE;1

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完成したら、ぜひハッシュタグ #科学ADVぬりえ をつけてツイートしてね!


8/12

 

【挿絵表示】

 

疲れ気味の紅莉栖、ようやく元気を取り戻したダル、最初からずっと

元気なまゆりの3人が、これまで何百回と見てきたのとまったく同

じ会話を繰り返す。

 

 

 

―――何百回!?

 

 

 

そしてファミレスを探すために歩いていった。

 

 

 

―――最初にこのエンドを迎え、トラウマを作るまでが一周目

 

 

 

オカリン「…………」

 

俺は3人に背を向け、海の方へと歩きだす。

 

 

 

―――不穏

 

 

 

だがその俺を遮るように、鈴羽が立ちはだかった。

 

鈴羽「…………」

 

オカリン「…………」

 

視線が真っ向から対峙する。

 

 

 

―――鈴羽も流石に気付くか。タイムトラベラーだし

 

 

 

無言でその脇を通り抜けようとした。

 

が、回り込まれた。

 

真摯な瞳に真っ向から見据えられても、俺の心は揺るがない。波風は

立たない。

 

鈴羽「あのさ、あるテレビ記者が雪の街に取材に来て、そこで時間の連鎖

に絡み取られちゃう、って映画、なかったっけ?」

 

いきなりなにを言い出すんだ、こいつは?

 

鈴羽「『恋はデジャビュー』だったかな。あたしにとってはすごく古い映画

なんだけど」

 

 

 

―――恋はデジャビュー:ビル・マーレイ主演のアメリカ映画。1993年公開。

 

 

 

鈴羽「あたしがいた2036年ではさ、SERNの検閲があって、新しい映画は

どれもこれもつまんないんだよね。だから古い映画ばっか見てた」

 

鈴羽「『恋はデジャビュー』もそのうちの1本」

 

オカリン「知らないな」

 

鈴羽「あの映画、あたしは納得いってないんだよね」

 

知らないと言ったのに、鈴羽は話を続ける。

 

 

 

―――アニメでは絶対描けないなぁこのへん...

 

 

 

鈴羽「だって主人公が特になにかしたわけでもないのにさ、時間の無限

ループはきれいさっぱりなくなっちゃうじゃん。で、主人公は善人に

なってハッピーエンド」

 

鈴羽「なんかいまいちな脚本だった」

 

 

 

―――ループものは理論に拠らないから、極論「神様の思し召し」も成立

しちゃうからね

 

 

 

鈴羽「今の君。ううん、今のあたしたち、映画と同じ状況に置かれてるん

じゃない?」

 

オカリン「…………」

 

鈴羽「なんとか言いなよ岡部倫太郎」

 

 

 

―――なんか言えよ変態

 

 

 

鈴羽「君はこの世界を"識ってる"。そうでしょ?」

 

すべてを透徹するような眼差し。

 

なぜか、意志とは無関係に、俺は何度もまばたきを繰り返す。

 

 

 

―――この時点でオカリン、心が×んでる

 

 

 

そのまま視線を足許に落とした。

 

オカリン「なにが……言いたい?」

 

喉の奥からひび割れた声が漏れる。

 

 

 

―――鈴羽と1975年にいきたい!!!

 

 

 

自分の声じゃないように聞こえた。

 

鈴羽「あたしはこのビッグサイトを今初めて見た。でも、あたしがビッグ

サイトを見たのはこれが初めてじゃない」

 

心臓が一泊飛ばしで脈打った気がする。

 

あるいは思い過ごしかもしれないが。

 

オカリン「言葉遊びか?」

 

鈴羽「あたしたちは前にもここに来たんでしょ?」

 

鈴羽「君は、何度も今日という日を経験してるんでしょ?」

 

鈴羽「いったい、何度目なの?」

 

 

 

―――何×回目です

 

 

 

 

 

 

―――鈴羽どアップ

 

 

 

鈴羽「答えて!」

 

鈴羽が俺の腕をつかみ、問い詰めてくる。

 

鈴羽「今の君さ、死んだような目をしてる」

 

鈴羽「分かるんだ。その目。あたしがいた2036年の人たちと、同じだか

ら……!」

 

 

 

―――ディストピアの人々はこんなことばかり考えてるのか

 

 

 

 

 

 

―――ディストピアの人々への風評被害やめーやww

 

 

 

 

 

 

―――管理社会だし、目とか色々死んでそう

 

 

 

鈴羽「岡部倫太郎! あたしを見て! 心を殺さないで!」

 

気持ちが。

 

少しずつ

 

動く。

 

 

 

―――大粛清時代のソ連とかそりゃもうやばかったらしいな・・

 

 

 

 

 

 

―――鈴羽いいやつだ

 

 

 

動き出す。

 

油を差された機械のごとく。

 

 

 

―――むしろ心壊さなかったらこんな地獄耐えられないだろうな・・・・

 

 

 

鈴羽「牧瀬紅莉栖が完成させた……完成させる予定の、タイムリープマシ

ン。それを使って君は、何度もこの時間をループしている。そうだよ

ね!?」

 

 

 

―――るー↓ぷ↑

 

 

 

オカリン「だから?」

 

鈴羽「なんでこんなこと……!?」

 

オカリン「……さあな。もう、その理由もどうでもよくなってきている」

 

鈴羽「君はなにから逃げてるの?」

 

オカリン「……そう、確かに逃げている。逃げ込んだ」

 

オカリン「まゆりを殺させないために――」

 

鈴羽「それはあたしが1975年へ跳べば、解決されることで――」

 

 

 

―――あ

 

 

 

 

 

 

―――アカンって

 

 

 

オカリン「いいや、お前は失敗する」

 

 

 

―――急転

 

 

鈴羽「な……っ!?」

 

オカリン「そして孤独な25年を過ごした挙げ句、首を吊って死んでいくんだ

よ」

 

鈴羽「え? なにを……」

 

 

 

―――うわ...

 

 

 

 

 

 

―――悲しい

 

 

 

オカリン「だから俺は、このループに逃げ込んだ。まゆりも、お前も死なせない

ために」

 

そう。そんな理由だった。

 

とても遠い昔に、そんな決意をして、俺はこのループに入ったんだ。

 

けれどその決意はいまや、すっかりぼやけてしまっている。

 

オカリン「この2日間を繰り返してさえいれば、なにも変わらず、誰も死なな

い」

 

オカリン「俺はその繰り返しを受け入れた」

 

鈴羽「それは君の主観だよっ!」

 

鈴羽「世界は君に関係なく、未来へと続いてくの。君がこの2日間を何千

回、何万回ループさせたって、椎名まゆりが死ぬことに変わりはな

い」

 

 

 

―――でもそれってあなたの主観ですよね

 

 

 

鈴羽「根本的解決にはならない!」

 

オカリン「俺は別に……」

 

唇を歪め、自嘲気味に笑う。

 

オカリン「根本的解決をしようなんて思わない」

 

鈴羽「いつまでもこのループを続けるつもり?」

 

オカリン「そうだ。それを受け入れた」

 

鈴羽「なにが"受け入れた"なの!? 自分がおかしくなり始めてることに気

付いてないの!?」

 

オカリン「おかしくなったとしても、世界は続く。2日間のループは、続く。俺が

おかしくなっても、ループは止めない」

 

 

 

―――宮野さんすげえよ...

 

 

 

鈴羽「時間の止まった世界で、このまま生きていくことに耐えられるの?」

 

鈴羽「君はこの環を、永遠に終わらせることはできないんだよ?」

 

 

 

―――プレイしてるとここの鈴羽が女神にさえ見える

 

 

 

鈴羽「肉体的には死ぬことはない。でも、岡部倫太郎。君の心は死に始め

てる」

 

オカリン「だって、しょうがないだろ……」

 

オカリン「俺には、誰かを無慈悲に犠牲にする覚悟なんて、ないんだ……」

 

 

 

―――この辺オカリンの人の良さが滲み出て辛い

 

 

 

オカリン「まゆりも、鈴羽も、仲間だ。どちらも失うわけにはいかない……」

 

 

 

―――おかりん...

 

 

 

 

 

 

―――相談できないってつらい

 

 

 

 

 

―――善意や使命感から始めたループだから止めろとも言えないよな...

 

 

 

鈴羽「…………」

 

鈴羽は切なげな表情でうなだれた。

 

もう俺への問い詰めは終わりか。

 

話を切り上げようと、再び海へと歩き出そうとした。

 

しかし手をつかまれ、引き留められる。

 

オカリン「まだなにか、あるのか?」

 

鈴羽「あたしは、首を吊って死ぬって……ホント?」

 

 

 

―――ここ、Dメールを送らなかったプレイヤーを非難してるんだよな・・・

 

 

 

 

 

 

―――←ただ、1周目だとDメールポイント表示されないから、普通にクリック

進めて何となくこのルート入ってしまう人は多い

 

 

 

オカリン「ああ」

 

鈴羽「……IBM5100を手に入れるのを失敗するのも?」

 

オカリン「ああ」

 

鈴羽「…………っ」

 

鈴羽は唇を噛み、うなだれた。

 

その事実は言うべきではなかったのかもしれない。

 

だが結局はどうでもいいことだ。

 

またタイムリープして、なかったことにすればいいだけの話なんだ。

 

 

 

―――なかったことに、してはいけない...

 

 

 

 

 

 

―――急転

 

 

 

鈴羽「ねぇ、岡部倫太郎」

 

 

 

―――ん?

 

 

 

鈴羽「……だったら、一緒に行く?」

 

オカリン「……何?」

 

鈴羽「一緒にいくかって聞いたの。1975年へ」

 

それは予想外の提案だった。

 

1975年へ一緒に行く……って。

 

オカリン「俺が行って、どうなる?」

 

 

 

―――希望の光・・・・・・

 

 

 

鈴羽が、ギュッときつく俺の手を握りしめてくる。

 

鈴羽「あたしが失敗しないように、助けてもらう」

 

 

 

―――女神様や

 

 

 

鈴羽「あるいは……未来を変えるための"別の方法"を探す」

 

オカリン「できるのか……?」

 

心が、動き出す。

 

世界に、色が戻ってくる。

 

刺激が、俺の目を開かせる。

 

 

 

―――このルート結構好き

 

 

 

鈴羽「世界線は、もしかするととんでもない方向へ分岐するかもしれな

い」

 

鈴羽「あるいは、君の知ってる世界じゃなくなるかもしれないし」

 

 

 

―――まぁ救いではあるが・・・

 

 

 

 

 

 

―――悲哀

 

 

 

鈴羽「みんながラボメンとして君の仲間になるかどうかも、分からなくな

るし」

 

鈴羽「そもそも椎名まゆりも、橋田至も、牧瀬紅莉栖も、生まれないかも

しれない」

 

鈴羽「生まれたとしても、違う名前を付けられるかもしれない」

 

 

 

―――このルートを正式に作ってほしいわ

 

 

 

鈴羽「でも、1975年なら、2010年のアトラクタフィールド大分岐に到達す

るまで、35年もある」

 

鈴羽「どうやればいいのかは分からないけど、世界線を変えるための準備

期間はたっぷりできるよ」

 

 

 

―――大分救われた

 

 

 

鈴羽「それでもいいなら、一緒に行かない?」

 

鈴羽「ううん、本音は……誰かに、一緒に来てほしいんだ」

 

 

 

―――これ結局二人で記憶失ったのかな

 

 

 

―――オカリンが過去に飛んで記憶失うことになっても記憶を失ったまま

生涯を終えることになればそれはある意味オカリンにとっての救いなんじ

ゃないのかなって思った

 

 

"誰か"。それはつまり、俺じゃなくてもいいということか?

 

鈴羽「あたしは、失敗すると分かっているのに跳ぶのはヤダよ。それこそ

犬死にだもん」

 

 

 

―――鬱病を克服するために休みを取るみたいな話だな()

 

 

 

鈴羽「だから、一緒に来て……あたしを、助けて」

 

鈴羽「それに、今の君を見てられない。君をこのループから助け出したい」

 

 

 

―――・・・・・・・・・

 

 

 

鈴羽「このループを続けて、心が擦り切れるのを待つ? それは来るはず

のない終わりで、その終わりが来ればさ、また時間は動き出すんだ

よ?」

 

 

 

―――ダルの修理を完璧にするというルートはないのかなぁ

 

 

 

鈴羽「君の心が完全に死んだとき、椎名まゆりは予定通りに死ぬ。あたし

は予定通りに失敗し、首を吊る」

 

鈴羽「君は、緩慢に自殺をしようとしてるだけ」

 

鈴羽「そんなことするぐらいなら、一緒に来て」

 

鈴羽「あたしを、助けて」

 

オカリン「…………俺は」

 

俺の中で止まっていた時間は。

 

オカリン「お……れ……は……」

 

まばたきを繰り返す。

 

モノクロだった世界に。

 

色が、戻って―――

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

          鈴羽を助ける   ← 鈴羽ルート

 

          ビビッ……

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

【挿絵表示】

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

          鈴羽を助ける   ← 鈴羽ルート ザザッ……

 

ザザッ……     ループを続ける  ← 鈴羽ルートIF

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

……        鈴羽を助け ザザザッ…… 

 

          ループを続ける← 鈴羽ルートIF ピコッ

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

オカリン「……すまない」

 

オカリン「お前と一緒に、行くことはできない。……すまない」

 

鈴羽「…………」

 

鈴羽「…………っ」

 

鈴羽は唇を噛み、切なげな表情でうなだれた。

 

 

 

―――無限ループって怖くね?

 

 

 



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★PROLOGUE;2

シュタインズ・ゲートのさらなる発展のために俺は――
――宣伝をするッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【挿絵表示】

テレワーク応援!科学ADVシリーズのバーチャル背景を配布! – 科学アドベンチャーシリーズポータルサイト
http://www.kagaku-adv.com/news/747/
テレワークに励む貴様にこの俺が「バーチャル背景」を紹介しようッ!!
オンライン会議に、我がラボの「バーチャル背景」を使用するのだッ!!
そうすれば、貴様も我がラボのメンバーの一員(仮)だッ!?!?!?!?!?!?
さらに会議の出席者に我がラボの素晴らしさを伝えることで、
会議の支配構造をシュタインズ・ゲート一色に染め上げるのだ!

クックックッ、フゥーハッハッハッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


8/12

疲れ気味の紅莉栖、ようやく元気を取り戻したダル、最初からずっと

元気なまゆりの3人が、これまで何千回と見てきたのとまったく同

じ会話を繰り返す。

 

 

 

―――何千回!?

 

 

 

そしてファミレスを探すために歩いていった。

 

【挿絵表示】

 

鈴羽はまだ、ビッグサイトを見上げていた。

 

俺はその姿をじっと観察する。

 

 

 

―――ノイズが走る

 

 

 

引き締まった足。

 

スレンダーな肢体。

 

服装のせいか、身体のラインがはっきり浮き出ている。

 

以外と胸もあるな。

 

ざわりと、心がざわめく。

 

それは、ひどく粘ついた溶岩のようで。

 

したたる毒のようなささやき。

 

 

 

―――デジャヴ

 

 

 

もしも――

 

この未来から来た女を物陰に連れ込んで、俺のやりたい放題にした

ら、どうなるだろう。 知っている

 

連れ出すこと自体は簡単だ。 知っている

 

俺が一言"父親の正体が分かった。2人きりで話したい"と言えば、鈴

羽はホイホイついてくるだろう。 知っている

 

それに、阿万音鈴羽なんて人間は、この時代の日本には存在しない。

 

日本の国籍を持っていないどころか、出生届けすら出されていない。

 

当たり前だ、鈴羽が生まれるのは7年後なんだから。 知っている

 

 

 

――― 知っている

 

 

 

だから、この女が警察に駆け込んだところで、誰にも信じてもらえ

ないだろう。 知っている

 

未来ではレジスタンス活動をしていたとか言っていたから、意外と

抵抗されるかもしれないし、力もあるかもしれない。

 

 

 

――― 知っている

 

 

 

だが所詮は女だ。基礎体力の時点で男の方が 知っている だ。

 

苦戦するかもしれないが、強引にねじ伏せることはできる。

 

俺の頭の中で、もう1人の俺が――あるいは鳳凰院凶真が――ささ

やいてくる。 知っている

 

――お前だって女はほしいだろ? 男として生まれてきた以上は当

然だろ? 知っている

 

 

 

――― 知っている

 

 

 

ダルの娘? 未来を変えるという使命を持ってやって来たダイムト

ラベラー? 知っている

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      そんなのはどうでもいい。

 

      鈴羽はいい女。それだけだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      お前は聖人君子なんかじゃない。

 

   いつも自称してるだろ。狂気のマッドサイエンティストだと。

 

    そう名乗るなら、少しはキレたところを見せろよ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      お前には万能に近いアイテムがあるだろう?

 

タイムリープマシンを使えば、女を×って、なかったことにできる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      ついでに言えば、何度でも同じ女の

 

            ××

 

      を味わうことだってできるんだぞ?

      

      

      最高じゃないか。エロゲを買っている

 

      ××厨どもにしてみれば垂涎の的だ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   女を×だけじゃない。

 

 知っている

      タイムリープマシンを使えば他にも色々できるしな。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

殺人。窃盗。誘拐。詐欺。放火―― 知っている

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

            そんなものか?

 

   お前の中にある悪事の引き出しはそんなものか、岡部倫太郎。

 

      フン。俺という人間の底の浅さを示してるみたいだ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

      よく考えろよ、岡部倫太郎。

 

       お前が望んだとは言え、

 

   延々と同じ2日間を繰り返すなんて、拷問じゃないか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

         だんだん飽きてきただろう?

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   この2日間に限って言えば、常識とか倫理とか法律とか、

 

    そんなつまらなくて下らない倫理観は必要ない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

         俺は今や狩人なのだ。

 

   禁忌などクソ喰らえだ。好き放題獲物を狩ればいい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

―――1000回くらいループしたっていったよな。20年はおかしくな

るわ 知っている

 

 

 

俺にはそれが許されているんだ。

 

そうさ。俺は観測者。神なんだから。 知っている

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   やれよ。

 知っている

                    殺れよ。

         知っている

               ×よ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

この閉じた環の中には、それを咎め立てするヤツなんて存在しな

い。 知っている

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

   モラルなど捨ててしまえ。

 

                  原始の人間に戻ってしまえ。

 

          本能のみで行動しろ。 知っている

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

オカリン「 知っている…………」

 

俺は本能のみで行動する。

 

原始の人間に戻っていく。

 

モラルを捨てる。

 

狂気オカリン「父親の正体が分かった。2人きりで話したい」

 

もう、戻ることはできない。色が、戻ってくる――

 

女「ホント!?」

 

 

 

嬉しそうな女の声が聞こえる。自嘲気味に嗤う。

 

 

 

女「あたしの、お父さんが分かったって……ホント?」

 

狂気オカリン「本当だ。こっちだ。付いてきてくれ」

 

女に顔を直視されないように、走る。

 

とても人に見せられるような表情をしているとは思えない。

 

後ろから足音が聞こえる。女だ。俺に続いて走っている。

 

この先に続くのが絶望だとも知らずに、その足取りは非常に軽く聞こえた。

俺は、もう、罪悪感すら感じない。なんのためにこのループを繰り返したのか。

もう、思い出せない。とても大事な、そう大切なものだったような……

 

唇を歪める。おかしい。これからこの女を無慈悲に犠牲にする。

 

それが可笑しい。仲間を失うというのに、それが可笑しくて仕方がない。

 

女「ねえ、岡部倫太郎。 どこまで行くつもり?」

 

狂気オカリン「このあたりで十分だろう」

 

狂気オカリン「お前の父親は、――橋田至だ」

 

狂気オカリン「ピンバッジに書かれているアルファベット…」

 

【挿絵表示】

 

狂気犯リン「それはラボメンの頭文字だ」

 

女「……」

 

女の呆けた顔を見る。二の句を次ぐ口を塞ぐように――

 

狂気オカリン「――お前の望みは叶えてやった。次は俺の番だな」

 

俺は女の両手を押さえ込み、そして押し倒す。

そして、その女の唇を、俺の唇で塞いだ。

 

女「……っ!?」

 

女の唇のやわらかい感触を数秒間味わう。遅れて女が抵抗する。

唇の熱は、歯のぶつかる硬い感触へと変わる。引き締まった足がもつれ合う。

スレンダーな肢体から熱を感じる。

 

服装のせいか、身体のラインがはっきり浮き出ている。

女の柔らかな感触が俺の身体に伝わってくる。

俺の身体の熱が硬くなる。その熱をすべて女に押し付ける。

 

女「……っ!岡部倫太郎。どういうつもり!?」

 

狂気オカリン「黙れ」

 

女を殴る。一心不乱に殴り続ける。女が激しく抵抗する――立場が逆転する。

身体が痛い。肉が潰れる。骨が砕ける。この女――強い。

 

基礎体力の時点で俺の方が上だ。と、そう思っていたが、

苦戦している。強引にねじ伏せることができない。

 

限界だった。心も身体も擦り切れて、俺はここで死ぬ。

だが、これで良いのだろう。だって俺は…………

 

 

…………仲間を、鈴羽を裏切った。なのに、何も、感じない。

 

 

 

【挿絵表示】

 

鈴羽「岡部倫太郎! あたしは……っ!?」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

俺の身体が鈴羽に壊される。その音が、おかしい。きっと妄想だ。

 

聞こえないはずの音が音楽のように現実に重なっているみたいに感じる。

 

目に見えないはずなのに、見える。その音が、俺には剣に見えた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

  ⚔   ――C―――Bsus4―――Am7――――――D――――G―――

神  の創り出した世界は  完全なるもので  絶対  の均  衡

 

【挿絵表示】

 

―D/F#―――――C―――Bsus4―――  ⚔   ⚔    ⚔   

  それは  折り重なる偶然  宇宙規模の奇跡

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

俺はその"妄想の剣"に手を伸ばし"掴んだ"。刀剣の一部が赤く光る。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

それは長大でありながら、手に馴染む。俺はそれを、振るっていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―/―あっ\―このっ―/―やめっ―\―――ぁぁ―ああ―ぁ―あ―――

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

あっさりするほど簡単に鈴羽の手足を、それは切り落とした。

 

      熱したバターを切るような、あまりにも容易に剣は斬った。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

オカリン「哀ソード……」剣キラーンオマエヲミテイルゾ

 

 知っている。まゆりが……まゆりが読んでいた…………

 

俺は立ち上がる。そして鈴羽を見下ろす。

手足は離れて、鈴羽はダルマのようになっていた。

苦痛のうめき声が聞こえる。それも。やがて、何も聞こえなくなる。

 

鈴羽「」し~ん

 

オカリン「鈴羽……」

 

鈴羽「」へんじがない。ただの しかばねのようだ。

 

【挿絵表示】

 

狂気オカリン「死んでしまったよ……俺は…生きているのに…………」

 

 

 

―――数十分後

 

 

 

狂気犯リン「ククク……クックック……フゥーハッハッハッハッ!!」

 

狂気犯リン「フフフッ、俺は…狂気のマッドゥサイエンティ~ストッ!」

 

【挿絵表示】

 

狂気犯リン「鳳凰院アッ凶真ダッ!」

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

―――一体いつから――――――鳳凰院凶真が妄想だと錯覚していた?

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

狂気犯リン「よく聞けマヌケ共。岡部倫太郎が作っただけの設定だと?

いつからそんな勘違いをしていた。実際に大国の機関はこの俺を敵と認定

した。やつらは陰謀をめぐらし、時に暴力で俺達を妨害してきている。だ

が……あぁそぉーだ俺は機関の陰謀にも、世界の運命などにも負けたりは

しない。悔しがるが良い、恐れるが良い、この鳳凰院凶真を! それがこ

の俺の……俺達の選択だ!! そうだ全てのオペレーションが完遂された時、

世界の支配構造は書き換えられる。運命石の扉(シュタインズ・ゲート)に

至るのだ! その時、その約束の地でまた相見えよう! エル・プサイ・コ

ングルゥ」

 



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★STEINS
★STEINS;1


[MAD]  鈴羽「なぁ・・・スケベしようや・・・・」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm15084403

面白いから小説化で布教DA!元の動画も絶対見てくれよな!?

TVアニメ「シュタインズ・ゲート」Blu-ray/DVD BOX
http://steinsgate.tv/goods/goods2box.html

これを見てシュタインズ・ゲートが面白いと思ったなら、
是非DVDも見てくれよな!?見てくれるよな!!!
貴様のお布施がシュタゲの血となり肉となり――

――新たなるシュタインズ・ゲートの道へと繋がる…かもね?


?/?

―――テッンテ~ン

 

 

 

まゆり「オカリン、Dメール送るの」

 

まゆり「そんなことしたら、全部消えちゃうんだよ?」悲哀

 

 

 

―――テレレ"テ"ーンテン

 

 

 

狂気犯リン「分かってる...」

 

 

―――テレレレーン"テ"レレレーンテレレン

 

まゆり「鈴さんとの思い出(子作り)もなかったことになるんだよ?」

 

 

 

―――犯リンワロタ

 

 

 

狂気犯リン「――分かっているッ!」

 

 

 

―――ルーンルン"ル"ーンルン

 

 

 

鈴羽「だからお願い。未来を変えてほしい」

 

 

 

―――これは泣いちゃう

 

 

 

狂気犯リン「クッゥ」苦い顔

 

 

 

―――テレレレーン

 

 

 

まゆり「犯リンっ!!」Dメールを送る音

 

 

 

 

―――ブゥワァ~ン 10.409401

 

 

 

 

 

 

―――OP 青空のナミダ 

 

 

 

 

 

 

―――解☆散

 

 

 

 

 

 

―――テッテッテ 走る音

 

 

 

鈴羽「岡部倫太郎」

 

狂気犯リン「ゥえ?」

 

鈴羽「Hしたーい!」

 

Hしたーい!Hしたーい!

 

 

 

―――本編開始

 

 

 

狂気犯リン「ィいいッ!?」

 

 

 

―――頭をかかえる

 

 

 

狂気犯リン「残念だったな。 バイト戦士よ」

 

 

 

―――テクテクテク 階段を降りる音

 

 

 

狂気犯リン「マッドサイエンティストであるこの俺に相談したのが運の尽き」

 

 

 

―――指差し

 

 

 

狂気犯リン「お前は!」

 

鈴羽「うっ!?」

 

 

 

―――ビクッ おっぱいぽよ~ん

 

 

 

狂気犯リン「今日から俺たちの実験台となってもらう」

 

 

 

―――顔をそらす

 

 

 

鈴羽「ど、どうするの?」

 

 

 

―――唇を歪める

 

 

 

狂気犯リン「ッフ」

 

狂気犯リン「オペレーション☆拷問。を開始」

 

鈴羽「ぅっふっ~」

 

狂気犯リン「アー!アー!」

 

 

 

―――ゲスリン

 

 

 

鈴羽「うっ!っはぁ!ハァハァ、ウォーン」

 

 

 

―――拷問受けてるよりしてるっぽい声

 

 

 

狂気犯リン「ッどうだ!僕の!ベァナナヘァンペァネァイからな☆」

 

鈴羽「結構固い☆」

 

ダル「おい、犯リンふざけんなよぉ」

 

鈴羽「ふぅーんっ。もう這入ったの!?這入ってしまったの!?」

 

鈴羽「ァアッ!」

 

狂気犯リン「ぜぇ"ぇ"ぇ"ぇ"んぶぅ」

 

ダル「ぅぉおおお!!」

 

狂気犯リン「外に出るッ」

 

鈴羽「ん、ぁあ"あ"あ"あ"あ"あ!」

 

 

 

―――ベンチに座る セミの鳴き声 ミーンミンミンミン

 

 

 

【挿絵表示】

 

なえ「それなーに?」手のひらジー

 

鈴羽「んっはぁ!」

 

鈴羽「ん、大切なもの」コ○ドーム

 

 

 

―――階段を降りる音

 

 

 

 

鈴羽「あっ!」

 

 

なえ「お父さん!」にこ

 

 

 

―――えええええええ

 

 

 

狂気犯リン「誰だ!お前は!?」

 

鈴羽「君、お酒飲んでた~?」

 

鈴羽「岡部倫太郎はお父さん――」

 

??「――なのですぅ」

 

 

 

―――凍りつく世界 デデドン

 

 

 

なえ「お父さん」にこ

 

狂気犯リン「ンッ、バカなぁ!」

 

 

 

【挿絵表示】

 

―――場面転換 世界がヤバい!!オムライス

 

 

 

なえ「ねえ、お父さんは?」

 

??「お父さんは、帰ってこないわ」

 

 

 

―――場面転換 秋葉原

 

 

 

まゆり「じゃあ、まゆしぃはそろそろ行くのです」

 

狂気犯リン「待ち合わせか?」

 

まゆり「んー、レイヤーのフブキちゃん。コス渡しに行くんだ☆」

 

狂気犯リン「そういや、そろそろコミマか」

 

まゆり「ん、じゃあね~☆」

 

まゆり「鈴ちゃんとなえちゃんもっ、トゥットゥルー☆」

 

 

 

―――走っていく

 

 

 

なえ「またねーふふふふっ」

 

鈴羽「じゃ、あたしらも帰ろうか」

 

狂気犯リン「いや、俺はまだクリスティーナに頼まれたパーツを探さねば」

 

鈴羽「っ……」

 

 

 

―――歩き出す

 

 

 

鈴羽「椎名まゆりも店長にS○Xしてるだけの女!!」

 

 

 

―――ゲスすぎるwww

 

 

 

狂気犯リン「っ……?」

 

 

狂気犯リン「……ふぇえ?」

 

鈴羽「何年も前に」<まゆしぃはノーコメントなのです

 

 

 

―――去っていく二人 え...?

 

 

 

狂気犯リン「ンン!」ガラケー prurururuープープー

 

 

狂気犯リン「くそっ」ガタンッゴットンガッタンゴットン

 

 

 

―――夜道を走る音

 

 

 

狂気犯リン「はっはっはっ……はあはあっは」ドアガシャン

 

狂気犯リン「まゆりっ!?……アッ」

 

 

 

―――緊迫した雰囲気

 

 

 

 

 

 

―――シャワーの流れる音

 

 

 

Mr,ブラウン「なぁ、まゆりちゃん」

 

 

まゆり「ドキドキします」///

 

 

Mr,ブラウン「可愛い娘と二人っきりで欲望を抑えきれるわけがねぇだろ!」

 

まゆり「イケないコトしてる。んぅふぅ」///

 

 

 

―――風呂場の扉を開ける音

 

 

 

Mr,ブラウン「んー?」

 

まゆり「もう、オカリン!」プンプン

 

狂気犯リン「何だよこれ!」

 

 

 

―――暗転

 

 

 

 

 

 

―――場面転換

 

 

 

狂気犯リン「クリスティーナよ、愛していた」

 

紅莉栖「んっ!あっあっ…」///

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

紅莉栖「私のホテルに来ない?」///

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

狂気犯リン「んっ!はぁああ!?ンハァ、はあッ?」///

 

 

 

―――良い雰囲気

 

 

狂気犯リン「……」ドスッ、近寄る

 

紅莉栖「ちょ、あの、ふぇええ!」/// あとずさり

 

狂気犯リン「はあ、」/// おでこにお手

 

紅莉栖「痛っ、何してる!?」/// はらいのけ

 

狂気犯リン「熱があるせいで、助手らしくもないことを言い出した

のかと思ってな!」///

 

 

 

―――思い出壊れる

 

 

 

紅莉栖「べ、別に、あんたに感謝して言ったわけじゃない」/// 顔をそらす

 

紅莉栖「これは形式的な礼というか、なんという……」///

 

狂気犯リン「それでも俺に賛辞を送るその姿勢は評価してやろう」フハ

 

 

 

―――フハ、フハ、フハ、フハ、フハ 笑い声

 

 

 

紅莉栖「シャワー早く入っちゃうわよ!」スッキリ

 

紅莉栖「ちくびが立ってるのがわかっちゃ~う」///

 

狂気犯リン「あ、ああ、ああ」口ぽかー 目ぐるぐる

 

紅莉栖「ビビりすぎ」ジト目

 

狂気犯リン「フフッ、お前に今教えてやろう」キメ顔でそういった

 

紅莉栖「はあー、ハイハイ」

 

狂気犯リン「何だぁ!?」シャワー覗き見

 

紅莉栖「ビビりすぎ」ジト目 二度目

 

狂気犯リン「これはチェリーの癖だ」

 

狂気犯リン「紅莉栖っ…バナナを持て」

 

紅莉栖「誰が変態のバナナなんて…」

 

狂気犯リン「いいから言うことを聞け」銃バキュン

 

紅莉栖「ァアン、お戯れを…っ」///

 

狂気犯リン「ンンン」バキュン

 

紅莉栖「んんぁああん、許してぇええ~ん」///

 

 

 

―――キスシス懐かしい

 

 

 

??「※ケフィアです」

 

 

 

狂気犯リン「下手(泣)」

 

紅莉栖「どうしてそういう風にとるの?」

 

 

 

―――誰かコイツを止めろよwwwwwwww

 

 

 

狂気犯リン「下手すぎっ!使えない助手だ~」

 

紅莉栖「ダメだコイツ」

 

狂気犯リン「俺のターンッ!震えよ、我が右腕ッ」ニヤリ

 

狂気犯リン「シャイニング・フィンガー!開始!」上着ペラっ

 

紅莉栖「恥ずかしいっ…」///

 

狂気犯リン「ん、ぁあ"あ"あ、ぁあ"あ"あ"あん!ぅお"お"お!」

 

紅莉栖「ィ良いっ!これもうたまんないっ…ンふぅー」/// 目開き

 

狂気犯リン「ん、ぁあ"あ"あ、ぁあ"あ"あ"あん!ぅお"お"お!」ペチャペチャ

 

紅莉栖「ィんっ……ンふぅー」/// あっあっ

 

まゆり「オカリンの雷ネット・ソーセージっメラメラバーニングしちゃってるね☆」パンパン

 

紅莉栖「こんなことしてたら…こんなことしてたラァアア~ン」/// 熱い吐息

 

紅莉栖「ぁああ~…イクゥウウゥ~んあああ~ん」///

 

狂気犯リン「ノスタルジア・ドライブッ!」

 

??「謎の白い液体が――」

 

狂気犯リン「――出るではないか~」

 

 

 

―――だめだ噴いたwwwwwwwwww

 

 

 

狂気犯リン「ンァアアア」

 

ダル「洒落ですまないレベル」

 

??「はぁ~さっぱりさっぱり!」

 

 

 

―――場面転換 ダダダダッダダダダッダダダダダダァ~

 

 

 

まゆり「トゥットゥルー☆まゆしぃです☆」だから今~一秒ごとに~

 

狂気犯リン「誰だ!」

 

まゆり「STEINS;GATEのBlu-rayが発売されるんだって」世界線を超えて――

 

 

 

―――媚を売る

 

 

 

紅莉栖「馬鹿らしい代物だと…」

 

ダル「んのおぉ…」

 

まゆり「980円のナンバーワンと一緒に買わなきゃなのです☆」君のその笑顔~

 

ダル「イラネ…異論はっ…」

 

まゆり「みんなで一緒に見ようねっ☆」守りたいィ~のさ!そしてまた――

 

 

 

―――申し訳程度の宣伝

 

 

 

ダル「それはっ、無☆理」

 

 

 

―――デデデ"デ"デデデ"デ"デデデ"デ"デデン!

 

 

 

紅莉栖「もし出来てしまったらどうなるんだろう」ホテルのベッド

 

少年??「ガタンガターン、新幹線~」おもちゃ

 

狂気犯リン「怖くなったのか?」

 

紅莉栖「作るべきよね…」かすかな吐息

 

紅莉栖「ここまで来たら」

 

狂気犯リン「断☆る」変顔

 

紅莉栖「どうして!私はただっ…」切なげ

 

狂気犯リン「俺を担ぐのは寄せッ!お前は正真正銘の男だッ!」

 

 

 

―――クズ

 

 

 

紅莉栖「なんとかしてもらえませんか?」

 

ダル「この状況に混乱していると思われ」

 

狂気犯リン「緊急事態だ!クーリング☆オフを発動させろ!」ガラケー

 

 

 

―――クーリングオフwwwwwwww

 

 

 

紅莉栖「私は…」

 

??「ピピルピルピル――」

 

紅莉栖「――を飲む気はさらさら無いしっ!」

 

 

 

―――どくろちゃんwww

 

 

 

狂気犯リン「ま、待ってくれぇえ!謝るッ!」汗

 

 

狂気犯リン「遊びみたいなものだったんだっ(泣)」

 

狂気犯リン「だからァ、フゥウッッ」グスッ

 

 

 

―――クズじゃねえかwwww

 

 

 

閃光の助産師「もう、遅い」ウェーンウェンウェン 泣き声

 

クズリン「あぁ、牧瀬ッ紅莉栖ッ!この女殴りたい」ウェーンウェエンウェン

 

狂気犯リン「そうだ!Dメールを使って…」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

回想~紅莉栖「私のホテルにこない?」///~

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

狂気犯リン「断☆る」

 

 

 

―――パーパッパラー\(^o^)/

 

 

 

狂気犯リン「これ以上、Dメールを使っても…」

 

狂気犯リン「過去を改変してもいいのか?」

 

 

 

どこかから「君って 良い奴だね」バイト戦士

 

 

 

狂気犯リン「ンッハッ!」

 

鈴羽「少し、頭冷やそうか」シャキーン

 

 

 

―――中の人wwwww

 

 

 

狂気犯リン「俺は狂気のマッドサイエンティスト」テレンテレン

 

狂気犯リン「鳳凰院、凶真!」テンテンテンテレレレ

 

狂気犯リン「何を恐れることがあるというのだっ!」BGMww

 

紅莉栖「最悪ね」

 

ダル「氏ねっもう、クズッがぁ!」

 

狂気犯リン「フゥーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ」

 

Mr,ブラウン「岡部ぇ、テメェー」

 

狂気犯リン「フゥハハハハハハハハハハ」

 

 

 

―――続く

 

 

 

 

 

 

―――続くのかよwww  

 

 

 

 

 

 

―――ED 絶望ビリー

 

 

 

 

 

 

―――Cパート化

 

 

 

ダル「来ったぁ~」

 

狂気犯リン「ッハ」

 

紅莉栖「んっ」

 

ダル「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

 

狂気犯リン「やったのか!」

 

ダル「ミッションコンプリートセカンド!!」

 

紅莉栖「それで結果は!?」

 

まゆり「じゃ~ん☆」

 

 

 

【挿絵表示】

 

―――ち ち く ら べ

 

 

 

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

桐生萌郁 20歳 88 爆○

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ダル「エロい、いや、セクシーな三次元の女性」うぉおおおお!

 

ダル「そこに痺れる――」

 

紅莉栖「――憧れないけどねっ!」

 

狂気犯リン「おぉい、助手ッ!空気をよめ!」

 

紅莉栖「はぁ!」

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

椎名まゆり 16歳 85 巨○

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ダル「おっぱい勝ち組キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

 

狂気犯リン「フーン」チーン

 

紅莉栖「変態のバナナ立ってどうする!」

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

フェイリス・ニャンニャン 16歳 80 豊○

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

―――( ゚∀゚)o彡゚フェイリス!にゃんにゃん!( ゚∀゚)o彡゚

 

 

 

狂気犯リン「俺の目に狂いはなかった」

 

 

 

―――( ゚∀゚)o彡゚フェイリス!にゃんにゃん!( ゚∀゚)o彡゚

 

 

 

ダル「癒やされるよね~ぇ」

 

 

 

―――( ゚∀゚)o彡゚フェイリス!にゃんにゃん!( ゚∀゚)o彡゚

 

 

 

―――( ゚∀゚)o彡゚フェイリス!にゃんにゃん!( ゚∀゚)o彡゚

 

 

 

―――( ゚∀゚)o彡゚フェイリス!

 

 

 

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

阿万音鈴羽 18歳 80 並○

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

紅莉栖「どうでもいいっ!ホント――」

 

狂気犯リン「黙れっ――」

 

紅莉栖「どうでもいいっ!」

 

狂気犯リン「セレブセブンティーン」

 

 

紅莉栖「セッ!」

 

 

ダル「完成度劇高☆」

 

狂気犯リン「フン」

 

紅莉栖「んっ?」

 

 

 

―――もぐもぐ ピザおいしい~

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

漆原るか 16歳 73 男○

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

狂気犯リン「フン、知らぬが仏かなっ」

 

 

紅莉栖「理論上否定されるべきものではないかというのが――」

 

紅莉栖「――私の見解なのですがっ…」

 

狂気犯リン「異ィー議あ~りッ!」

 

 

 

 

―――ペラっ

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

見せられないよ

【挿絵表示】

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ダル「キタ、キタ、キタ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

 

ダル「さあ、観念して全部晒しやがれってーのぉ!」

 

紅莉栖「ニッポンの男の人って……」

 

 

 

―――急転

 

 

 

狂気犯リン「なんだぁ?」

 

 

 

―――ファー"ファ"ー"ファ"ーファー"ファ"ー

 

 

 

 

 

 

―――控○ 72 助手 ズゥームイン!

 

 

 

ダル「おっぱいあるあ...いや、ねえよ」

 

狂気犯リン「な、ないぞっ!?」

 

 

 

―――ファー"ファ"ー"ファ"ーファー"ファ"ー

 

 

 

【挿絵表示】

 

まゆり「オカリンのバナナ元気ないよ☆」助手とシャワー

 

鈴羽「ふぁ~あ」w

 

ダル「おっぱい――」

 

??「――ちっちぇえ~」

 

紅莉栖「とっても、、キュートね??....」

 

 

 

―――くっそわろたww

 

 

 

 

 

 

―――腹いてぇよwwwww

 

 

 

 

 

―――ないぞwwwwwwwwwww

 

 

 

ダル「自演乙!」

 

 

 

―――ファー"ファ"ー"ファ"ー"ファ"ー"ファ"ー"ファ"ーファ~~

 

 

 

フェイリス「…… 効かないニャン!」

 

紅莉栖「ちょっと岡部っ!」心配

 

 

 

―――頭をかかえる

 

 

 

まゆり「オカリン?」心配

 

 

 

狂気犯リン「なんだよこれ......?」

 

狂気犯リン「なんだよこれぇえ?!!!」

 

 

 

―――鈴羽より1cm小さいだけでこの扱いwwwww

 

 

 

まゆり「大丈夫!貧乳は正義なんだよ☆」

 

紅莉栖「ハイデガーの言葉よ」///

 

ハイデガー「許さない、絶対にだ。」メガネキラーン

 



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