元メジロ家執事のトレーナー (宮部京一郎)
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一話

???『執事(さん)!』

 

男は夢の中の声で起きてしまった。

 

トレ「…懐かしな、あの子達は今どうしているだろうか」

 

そんな独り言を部屋で呟きながら男は朝練をする為に準備をしていた。

 

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ルド「ふぅ、こんなもんかな」

 

トレ「お疲れ、流石だなルドルフ」

 

ルド「ありがとう」ダキ

 

トレ「……」

 

トレ「(やあ、突然だが今俺はやばい状況になっちまった!

ルドルフが腕に抱きついてきて離そうとしない!

こんな所を誰かに見られたら、俺の人生終了だね(白目)

とりあえず、離れてもらうか!)」

 

トレ「あのー、ルドルフさん」

 

ルド「何だい?トレーナー君」ニコニコ シッポブンブン

 

トレ「離してもらっても…」

 

ルド「断固拒否する」ニコ

 

トレ「on…」

 

トレ「(やべぇよ、やべぇよ、マジで誰かに見られたら終わる)」

 

すると、こちらに向かってくる足音が聞こえる

 

トレ「(あっ(察し))」

 

エア「会長、新入生についてのことなのですが」

 

ルド「ああ、分かったよ、とりあえず生徒会室に向かおうか」

 

エア「分かりました」

 

トレ「(え、スルー?会長こんな事してるのにスルー?)」

 

ルド「またね、トレーナー君」パッ

 

トレ「おう、頑張れよ」

 

そう言うとルドルフは生徒会室に向かって歩いて行った

 

エア「トレーナー!」

 

トレ「はい…」

 

エア「…私も後で抱きついていいか?」カオマッカ

 

トレ「え、あ、うんいいよ」

 

エア「分かった」カオマッカ

 

「あと、これを良く読んでおけ」

 

トレ「なにこれ」

 

エア「新入生についての資料だ」

 

トレ「ありがと、あとチームの人数何人増やせばいいの?」

 

エア「最低5人くらいだそうだ」

 

トレ「…OK、分かった」

 

そう言ってエアグルーヴも生徒会室に向かった

 

トレ「ひとまず戻るか」

 

そう言って男は自身の部屋に戻った。

 

トレ「……」ペラペラ

 

トレ「…!」

 

トレ「この名前って…」

 

トレ「会えるのが楽しみだな」ニコニコ

 

そう言って男は資料をしまった

 

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次の日 入学式

 

司会「続いては生徒会室からの挨拶です」

 

ルド「新入生の皆さん入学おめでとうございます」

「我が学園のモットーは…」

 

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トレ「入学式の挨拶凄かったな」

 

ルド「フフ、あんなに緊張するのは久しぶりだよ」

 

「おっと、そろそろ行かなくては」

 

トレ「おう、分かった」

 

ルド「じゃあね、トレーナー君」

 

トレ「頑張れよー」

 

物陰からこちらを見ている

 

???「…(あの方は)」

 

To be continued…

 

 

 




えーこんにちは!
作者です、初めての投稿なので変な所などもあると思いますが気にしないでください笑

キャラ説明

トレーナー
名前 未定
性格 真面目だが、抜けている所がある
年齢 21歳
チームフォーマルハウトのトレーナー

シンボリルドルフ
チームフォールマルハウトのエース
トレーナーの初めての担当
七冠を達成
トレーナーにべったり


エアグルーヴ
チームフォールマルハウトのメンバー
トレーナーの2人目の担当
トリプリティアラなどを達成
また、トレーナーにべったり

チーム名のフォールマルハウトとはみなみのうお座α星にある恒星で。全天に21個ある1等星の1つである。
意味は大魚の口。


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二話

アルダンとドーベル実装まだっすかね?






ルドルフと別れたあと男は学園内にあるベンチで1人黙々とルドルフとエアグルーヴのトレーニング表を作っていた

 

???「……」ジー ×5

 

トレ「……(物陰からすげー視線を感じる)」カキカキ

 

「……(声でもかけてみるか)」ガタッ

 

???「…」ジー ×5

 

トレ「あ、あの…どうかしましたか?」

 

トレ「あべし!」( ゚ཫ ゚)ゴフッ

その時、2人のウマ娘にタックルされてしまった男はタックルされた勢いでその場に倒れてしまった

 

???「この匂い!正しく執事さんですわ!」クンクン シッポブンブン

 

???「この筋肉の感じも執事さんだ!」サワサワ シッポブンブン

 

???「ち、ちょっと!やめなさいよ!」

 

???「そうですよ!」

 

???「まあまあ、久しぶりですからね」

 

トレ「イテテ…って」

 

「やっぱりお嬢様達でしたか…」

 

トレ「お久しぶりです、お嬢様方」

 

 

説明しよう!

トレーナーは元メジロ家の執事だったため、メジロ家の人と会うと昔の口調が出てしまうのである。

 

トレ「皆さん大きくなられましたね、マックイーンお嬢様、ライアンお嬢様にドーベルお嬢様そしてパーマお嬢様にアルダンお嬢様」

 

「あれ、ゴールドシップ様は?」

 

マック「ゴールドシップさんなら今頃校内の見学に行ってますわよ」

 

トレ「そうですか」

 

「マックイーンお嬢様、ライアンお嬢様、もうしわけないのですが離れて頂けないでしょうか」

 

さっきのタックルによってマックイーンは右腕にライアンは左腕に抱きついているのである

 

マック「嫌ですわ!」

 

ライアン「分かりました!」パッ

 

トレ「ライアンお嬢様はいい子ですね」ナデナデ

 

「…(やべ、なでなでしちゃった)」

 

ライアン「…」カオマッカ

 

マック「あー!ズルいですわ!私にもなでなでしてくださいまし!」

 

アルダン「私にもしてください」

 

パーマ「いいなー私もー」

 

ドーベル「私もしてほしいかな…」

 

トレ「分かりました全員後でしてあげるのでとりあえずマックイーンお嬢様は離れてください」

 

マック「分かりましたわ!」

 

両腕が解放され男はやっと起きあがることが出来た

 

トレ「…ふぅ」

 

ルド「おーい!トレーナー君!」

 

トレ「どしたールドルフ」

 

ルド「トレーニングについてなんだが…」

「おや、新入生と何を話しているんだい?」

 

トレ「いや、久しぶりに会ったからね色々と」

 

5人「「「「「執事さんがタメ口で喋ってる!!!!!!」」」」」

 

ルド「え、執事?」

 

トレ「驚くことそこですか」

 

ルド「ト、トレーナー君どう言う事だい」

 

 

トレ「そうですね、とりあえずトレーナー室まで行きましょうか」

 

6人「「「「「「分かりました!」」」」」」

 

移動中 (途中でエアグルーヴも合流)

 

トレ「さあ、どうぞこちらへ」

 

マック「ありがとうございますわ」

 

ライアン「ありがとうございます」

 

パーマ「ありがとー」

 

ドーベル「ありがと…」

 

アルダン「ありがとうございます」

 

 

トレ「ほら、ルドルフとエアグルーヴも座って」

 

ルド「ありがとう、トレーナー君」

 

エア「感謝する」

 

トレ「さてと、どっから話すかな」

 

マック「まず、出会いからでいいのではないですか?」

 

トレ「分かりました、マックイーンお嬢様」

 

マック「その前に口調をタメ口にしてくださいませ」

 

トレ「分かりました」

 

「ごほん、それじゃあ俺の過去について話して行くとしよう」

 

To be counted…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ウィィィィィィィィ⤴︎︎︎⤴︎︎⤴︎︎︎ス!
どうも作者でーす。
次回はトレーナーの過去について触れていこうと思います!
ゴールドシップはいつ出すか検討中ですのでしばらくお待ちくださいm(*_ _)m


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三話

エイシンフラッシュすこすこ


トレ「まあ、最初の出会いは高校生3年生になって3ヶ月たった頃かな」

 

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『ミーンミンミンミン』

 

忙しなく蝉の鳴き声が響いていた夏のある日

俺はいつも通りバイクで下校していた時だった

 

高校生トレーナー(高トレ)『いやー、バイクは最高だねー暑いけど』

 

『ん?誰か倒れてるのか?』

 

すると道の端には倒れているおじいさんがいた

俺は慌ててバイクを停め、おじいさんの所に走った

 

高トレ『大丈夫ですか!』

 

おじいさん『……』グッタリ

 

高トレ『不味いな、救急車呼ぶか…』

 

ピッピッピ プルルル ガチャ

 

『はい、こちら〇〇消防本部です!

事故ですか、救急ですか?』

 

高トレ『救急です!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

通報から約3分で救急車は来た

 

ピーポーピーポー

ヨシ!ノセルゾイチニイサン!ガチャ !バタン!

 

隊員『通報ありがとうございました、あと少し遅かったら大変な事になっていました。』ペコリ

 

高トレ『いえいえ、俺は何もしていません。』

『後はよろしくお願いします』ペコリ

 

隊員『分かりました、任せてください』

 

『それでは』ペコリ

 

ガチャ!バタン!ピーポーピーポー…

 

高トレ『ふぅ、良かった…』

 

『さて、帰りますか 』

 

ブーンブーン

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから少し経って

 

PM 8:00

 

プルルルプルルル

 

高トレ『ん?電話?』ガチャ

 

『はい、もしもし』

 

 

???『あの、黒月 大和様でしょうか?』

 

黒月『はい、そうですが何か?』

 

???『実はわたくし、貴方様に助けて頂いた者の身内です』

 

黒月『あ、あの時のですか!』

 

???『はい。もし、あの時貴方様に救急車を呼ばれなかったらじいやは大変な事になっていました』

 

黒月『そうですか、それは良かったです笑』

 

???『それでですね、わたくしのじいやを助けて頂いたので是非お礼をさせていただけませんか?』

 

黒月『いえいえ、自分は何もしていないので大丈夫ですよ!』

 

???『そう言わずに』

 

『あ、今日は空いていますか?』

 

黒月『あー、空いてますね』

 

??? 『でしたら、9時に〇〇駅前のカフェに来てくれませんか?』

 

黒月『いや、本当に大丈夫ですって笑』

 

???『いや、そう言わずに、ね!』

 

黒月『…分かりました、有難く行かせていただきます』

 

???『分かりました!9時に〇〇駅前で、それでは』

 

黒月『はい、分かりました失礼します』ガチャ

 

黒月『あのおじいさんの知り合いか、気になるな…』

 

『よし、準備して行くか』

 

そうして黒月 大和(黒月)は駅前のカフェに向かった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

駅前のカフェにて

 

???『こんにちは』

 

黒月『こんにちは(ウマ娘!?しかもめっちゃ美人!?)』

 

???『先日はどうもありがとうございました』ペコリ

 

黒月『いえいえ、何もしていませんよ』

 

???『いえ、もしあなたが救急車を呼んでくれなかったら、じいやはどうなっていたか』

 

『命の恩人ですので少しお礼をさせてください』

 

黒月『……』

 

???『あの…』

 

黒月『あ、すいません、考え事をしていました』

 

???『いえ、いいんですが』

 

『それでお礼なんですけど、何かして欲しい事や欲しいものなどないですか?』

 

黒月『……いやー、無いですね』

 

???『そこを何とか』

 

黒月『強いて言うなら、夏休み中仕事させてくれる所を教えて貰えませんか?』

 

???『そんなものでいいんですか?』

 

黒月『まあ、そうですね、特に何もないんで』

 

???『分かりました!では私の家で執事をしてくれませんか?』

 

黒月『え』

 

???『じいやが倒れてしまって、執事が居ないので』

 

黒月『あ、なるほど分かりました(え、執事?)』

 

『その仕事させていただきます!』

 

 

???『分かりました!では早速、私の家に向かいましょうか』

 

黒月『え、あっはい、分かりました!』

 

 

To be counted

 




あ、どうも作者です。
ついにトレーナーの名前が決まりました!
その名も 黒月 大和 (くろつき やまと)にしました!


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