色んな時代の凄いやつだいたい俺 (めんぽ)
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混乱のこんばんわ

人理を救おうと獅子奮迅、色んな英霊、反英霊、 神霊と心を通じ合い

戦った人類最後のマスター藤丸立花(ぐだ子)

つい一週間前までロストベルト、ベリルの異聞帯でまさに一生懸命戦っていた。何とか異聞帯を、未来を救う戦いで勝った。

今いつものトレーニングを終えマイルームで一休みしているところである。

ぐだ子「疲れたー」

マシュ「お疲れ様です 先輩まだ休んでなくて大丈夫なんですか?」

ぐだ子「うん大丈夫、婦長にも許可は貰ったから。」

ウィーン マイルームのドアが空いた

ナイチンゲール「軽い運動はですけどね。」

ぐだ子「ふ、婦長、な、なにかようですか?」

ナイチンゲール「いえ、明後日に診察があることを伝え忘れていたので…

決してこれ以上動いたら撃とうとは思っていません」

ぐだ子「やはりバーサーカー(は、ははそんな事しないのわかってるって)」

マシュ「先輩逆です、心の声が出てます」

ナイチンゲール「全く…あなたを見ているとあの人を思い出します。」

ぐだ子「あの人?」

マシュ「先輩みたいな人?、私気になります。」

「はぁ〜」と、ため息をしながらナイチンゲールは言う

ナイチンゲール「えぇ、えぇいましたよ。あなたのように怪我をしても頑張ろうとして、あまつさえそれを隠そうとする愚かな人が、」

ナイチンゲールは興奮したように、昔を思い出して怒っているように

そして少し愛おしそうに言う

ぐだ子「ふ、婦長、ストップ、ストップ!怖い怖い。拳銃を出さないでーー」

今のナイチンゲールは制止が効かず話を続ける

ナイチンゲール「彼は、彼は私が唯一、病気と分かっていて止めれなかった人です」

今度は悲しそうに言う

ナイチンゲール「あの人がいないと医療が回らないから、あの人が頑張らないとたくさんの人が死ぬから、それがわかっていたから彼は足をとめなかった、今でも後悔はあるのかもしれません。」

どんどん声が小さくなっていく

マシュもぐだ子も悲しそうに話を聞いていた

ボソッ

ぐた子、マシュ「うん?」

ナイチンゲール「もし次会う事があるのなら、次はあなたを........」

ぐた子は聞き逃さなかった

ぐだ子「あれれ、まさか、婦長その人のことが好きなのではー」ニヤニヤ

マシュも笑顔でナイチンゲール見ている

ナイチンゲールはマイルームから出ようとした

「いえ、決して次は無理させないように手足を結ぼうとか思っていません。」

........え????

ぐだ子とマシュの時間は止まった

乙女の顔してなんてことを口走っているんだこのバーサーカー

ぐだ子 は口に出そうになった言葉を心にしまった

ぐだ子「は、HAHAHA婦長また明日ねー」

ナイチンゲールは自分の部屋に戻って行った

よく見ると耳は少し赤くなっていた

 

 

 

 

そして次の日、聖晶石を使って英霊を引こうとした。

ぐだ子「婦長の話を聞いたら引かないとと思うじゃん」

そして英霊召喚を行った

(あれ?名前聞くの忘れてたーーー!!!)

 

すごい光がでる。

ぐた子「うわぁー」

 

???「フフ、なんだその顔は?普通は有り得ることが無いことなんだがな。

お主が 俺のマスターか?」ニヤリと、20代後半くらいの少し筋肉質のカルデアにいる男たちとも勝るとも劣らない顔がぐだ子に話しかけた

ぐた子「出たーーー」

???「俺の名は」

ガシャーーーーン カルデアの召喚室の壁が壊れた

ナイチンゲール「ジーンね、ジーンなのね、また会えてよかった」

信長(第3再臨)「久しぶりじゃな、仁、なぜお主儂の前から勝手に消えた

まだ怒っているのじゃ、今日はゆっくり話そうではないかわしの部屋でな」

景虎「おーおー仁、仁殿ではないか、まだあなたに勝ったらあなたのすべてを貰える約束は継続ですよね?にゃはは」

森「おー仁さん、また俺に戦いを教えてくれ、とりあえず俺の部屋にこねーか」

 

金時「おーゴールデンだぜ大将、それより頼光さんと酒呑のやつが来る少しは構ってやってくれよ」

綱「お久しぶりです、また会えるとは!」

酒呑 「久しぶりやなー、どうもあんたはんは私のものになりまへんなー」

頼光「お、お久しぶりです仁、わ、私と一緒に夕餉を食べに行きましょう」

 

 

時代が違くなーーーい

ぐだ子は驚いた

だがまさか他にもいるとは思わなかった

 




シンプルに暇だったので、受験終わったら続くかもです。


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俺は誰でしょう?

歴史ちょくちょくおかしいのでよろぴく


私はたくさんの人生を歩んだ。私はたくさんの人と出会った。

なぜか知らぬがどの人生にもなにかしらの才能があった。

戦いの、知識の、喋りの、

なぜか知らぬがどの人生にも何かしらの欠陥があった。

無情の、病気の、短命の、

私には全ての記憶がある。

さぁ次はどんな命なのだろうか

 

 

事実で当たり前のことを言うが、出会いがあるなら別れもある

全知の才がある時は感情がなかった。私が死ぬ時の彼女の悲しそうに苦しそうにした顔の意味がわからなかった、次の命で私は前の命の分後悔をした。そんなことが何十、何百あっただろう。比較的真面目な俺が数えるのが面倒になるくらいの数だろう。

 

これは私が経験した人の命の記録書だ。暇であるのなら見たまえ。

(名前ジーンとか仁とか出るんですけどとりあえず名前欄は仁で頼まーBy作者)

 

とある時代

 

おーいおーーーい

仁「うるさいのーこんなことなら戦わなければよかったわい」

????「おい!俺とまた戦え、エメルのために強くなりてんだ」

????「聞いてんのかー!ガキだからって舐めんなよ。前は油断して負けたけどな今回なら勝てる。そして勝ってらお前のその技教えろー。」

 

木の上で休んでいたら下の方から騒々しい音が聞こえる

仁「お主これで何回目じゃ、両手の指どころか足の指も必要になるの。」

????「ぐっ、」

仁「今のままじゃ勝てるどころか、当たらんわ。」

????「ならせめて俺の名前くらい聞けよ」

仁はこのやり取り嫌いではなかったが、まだ俺がなにかするには早いなと思い

仁「そうだな、ならなんか俺に興味を持たせる話作ってこい、なんでもいい俺の興味が引けるならな」

????「言ったなー!!絶対だかんな!」

仁「分かったからとっとと行ってこい」

????「その後俺を弟子にしろよなー!じゃーなー」

仁「はぁー?そこまでいっ」もうそこにはあの少年はいなくなっていた

仁「逃げられたかぁー、まあいいか、少し寝よう」

 

 

盗賊A「へへ、この女たちは高く売れるぜ、おっと怪我したくなきゃ大人しくしておきな」

盗賊B「女は味見していいのかなぁー!へっへっへ」

少女「怖いよー、誰か助けてよぉー」

小さな声で潰れるような声で少女は泣いた

ボス「泣いても誰も来ないよーギャハハハハハハ」

 

????「汚ぇ口塞げクソ野郎共!!!!」

ボガーン さっきまで豪快に笑っていたボスらしき男が吹っ飛ばされた

ABC「誰だー!何が起きた!」

????「女子供にクソッタレなことしようとしやがってテメーらは俺がぶん殴る」

????「俺の名前はセタンタ!!!太陽神ルーの息子。テメーら命おいていけ。」

少年とは思えない覚悟と威圧、それに虚勢をはるように

盗賊D「は、ははこの人数にたったの1人かい坊主、舐めんなよ、こちとら50はくだらない数がいるんだ!!」

セタンタ「数でしか威張れない男にはなりたくないぜ!死にたいやつからかかってきな!!」

おおおおー!!!盗賊たちがいっせいに襲いかかる

盗賊「しねぇ!!」    ヒョイっとセタンタは避けてカウンターを食らわす

セタンタ「当たんねーよ 、おら!!」

どんどん敵を投げ飛ばしていくまさに一騎当千だ

少女「危ない!後ろー」

セタンタ「あ?」ドカーン 後ろから蹴り飛ばされた

セタンタ「痛てーなちくしょう、最初に吹っ飛ばしたやつか」

ボス「さっきはよくもやってくれたな!クソガキもう逃がさねーぞ」

 

(誰が逃げるか)心の中でそう思いながらもさっきの蹴りは効いたなクソ!!

 

ボス「テメーら何ぼさっとしている!早く女ども人質にしろカス共!

まぁー必要ねーかもな、さっき応援を呼ばせた、もう少ししたら数百の部下共が来る!!ギャハハハハハハ」

セタンタ(まじでやべーな)「クソっ!!!」

ボス「今なら土下座して「俺は負け犬です」って言えば許してやらんこともないぞ」

ギャハハっと汚い笑う、そして周りの盗賊たちも勝ちを確信してか卑下た笑みを浮かべる

セタンタ「冗談じゃねー!そんなことするくらいならっ、ちきしょう

おい!俺になら何してもいいこの女と子供達には手を出すな」

遠いところから小さな影がみている

??「ほぉー生意気なガキかと思ったら自分よりも女子供を優先するか、」

 

ボス「自分の立場をしれ、どっちにしても助けんがな」

セタンタ「ならせめて相打ちを!!」

衝突するところで相手のボスの頭が落ちた

仁「まぁー及第点よな、それなりに面白いものを見せてもらったから助けてやるよ、小指くらいは興味を持ったわセタンタ」

セタンタ「俺の名前ー」輝いた目で仁を見てきた

まぁーとりあえず

仁「お前ら不愉快だから飛んどけ フライ」

人質の後ろからナイフを構えていた男達は空の彼方へ飛んでいった

仁「とりあえずこれで終わりだ、この女、子供はお前が何とかしろ坊主」

すげーっとあっけに取られていたセタンタは思い出したように

セタンタ「すぐにあいつらの部下が来る、今度は俺一人で迎え撃つ!」

次こそは俺一人で出来るという強い意志で話した

仁「やる気があるのはいいがもう俺がやっておいた」

...............ん?

セタンタ「まじかよー!でもよ弟子だろでし、名前で呼んだんだからよ」

仁「とりあえずこの子供たち何とかしてこい、その後さっきの木のとこに来い」

嬉しそうにセタンタは

「おう」

 

その後約10年セタンタ、いやクーフーリンを育てた、自分で言うのもなんだかクーフーリンは才能がある。そろそろ影の国とやらに送ってみるか

クーフーリン「師匠、いつもの勝負しようぜ、そろそろ致命傷くらい打ちてーな」

仁「とりあえず俺にしっかり1発決めれるようになってからにしたまえ」

あと、お前明日から旅行ってこい

何も変なことは言っていないみたいな顔して仁は言った。

クーフーリン「はぁーーどーゆーことだよ師匠」

クーフーリンはまだ一撃も決めていない師匠に飽きられたのかと一瞬焦ったが仁は続きを話した。

仁「お前は才能がある。それなりに強くなったからエメルとやらの気が引けたのだろう。なら今度は新しい目標をもって自分で旅をして成長してまた俺のところに戻ってこい」

クーフーリン「そーゆうことかよ、でもな一撃も与えないでサヨウナラなんてさせねーぜ、戦士として、お前の弟子として

ゲッシュを捧げる、今から10年経って戻ってきて一撃も与えられなかったら俺の命は燃え尽きる」

こうするのが俺の生き方だというふうに俺を見る。

仁「まぁいいか、なら最後の戦いだ気合い入れろよクーフーリン!!」

 

 

 

10分後

クーフーリン「くそー、はぁ、はぁ、またかなわなかった。」

仁「本当に10年後が楽しみだ、セタンタ」

少し照れたようにクーフーリンは

クーフーリン「ギャフンと言わせてやるよ」

じゃあな、そう言うと仁は森の中に入っていった

 

10年後

仁「お前なんも変わらんのなクーフーリン」

クーフーリン「師匠こそなんも変わらねーな、戦いの後に俺の旅の途中で出会った師匠がいんだ、あんたと戦いたいらしい頼むぜ!」

仁「お前は自分の心配をしろ、その戦いにお前は見られないかもしれないだからな」

フフと笑う

クーフーリン「とりあえず俺の10年味わえや師匠、行くぞー!」

仁「こいクーフーリン!!フライー、ロック、バースト!!」

クーフーリン「危ねー!アンサズ!」

(小癪にもルーン魔術覚えてきたな、噂のスカサハとやらか?)

仁「当ててみろクーフーリン!!」

????「あのクーフーリンを育て、私とも戦えるくらいにまで育て上げだクーフーリンが、圧倒されてるな、あの者なら私を殺せるかもしれんな」

仁(なんか視線感じんな)

クーフーリン「よそ見はいけねーな、あんたに並の攻撃が聞かねーのはわかってる、行くぜ師匠、」

クーフーリンの周りに濃密な死が纏まる、

クーフーリン「その心臓貰い受ける、ゲイ・ボルグ!!!!!!」

凄まじい殺気と威圧が仁に襲い掛かる

そして仁に直撃する

かと思われた

仁「まぁー合格だな、」

クーフーリン「はぁー、俺ゲッシュ守れなかったかー」

仁「よく聞け小僧、槍の穂が俺の心臓部に少し刺さってらー」

クーフーリン「マジかよ!!はぁー次はぶち抜く!」

そう言いながら

嬉しそうに成長を感じた自分を褒めるように槍を撫でた

仁「おい、まさか終わりじゃねーよな、」

え????

クーフーリン「ん?、師匠、そのおびただしい力はなんだ!?」

仁「大丈夫今のお前なら死なん、それに10年前のお前なら楽しそうに来るだろうに、俺からの褒美だ食らっとけ、」

クーフーリン「ちょ」

仁「万年の死と生(デス アン ライフ オブオールエージ)

ありえない濃密な死、

スカサハ「なんだあれは、この私が冷や汗だと」

あのスカサハですら感じるものであった

クーフーリン「俺の力全部避けに使うなんて初めてだぜ、動けやー俺の体ーー!!」

近くにある森大きさにして半径5キロを壊した、いや殺した。

クーフーリン「危ねーいや1回死んだろ俺、」

顔真っ青なクーフーリン

仁「殺す訳なかろうに、お前には強力な守りの魔術を使っておるよ」

イテテ、これ打つと疲れるんだよ、そうボヤいて仁はクーフーリンの所へ行った

仁「強くなったなクーフーリン、嬉しいぞ、だがまだまだだな」

 

 

仁「あと早く出てこい影の国の女王」

 

スカサハ「ふむ、お前私のものにならんか?」

クーフーリンは目が飛び出るくらい驚いていた

クーフーリン(何となくスカサハ師匠は惹かれるだろうなと思ったけどここまでかよー)

スカサハ「好きなものをくれよう、私の体も、神秘のルーンも、全てくれよう、だからお前は私のものになれ」

 

仁「顔も美しく、強力な力も持っている、戦いに関しての貪欲さ、見た感じの印象は、最高の女だな。、だが断らせてもらおう」

断られると思っていなかったスカサハは

スカサハ(ふむ、こやつは何を求むのだ?私を褒めておいて何が足りないのか語らない、まるで私が弟子のようではないか)

スカサハ「そうか、お主なら私を殺せると思っ

話している途中に仁は語った

仁「それだ、それが気に食わん、俺を、男を求むのなら愛せ、愛のない関係などつまらない上に面倒だ。」

なっ、スカサハは驚いた。私に語るか、私に教えをとくか。

面白い、面白い

スカサハ「余計欲しくなった。前言は撤回しよう。お前を愛そう

愛は知らぬが、知るように努力しよう。いやお前が責任を取って教えてくれ」

ん?

仁「おい待て、いつのまに責任問題になっている。俺はまだ

クーフーリン「おい、師匠、往生際悪いぜー。スカサハ師匠はほの字だぜ

責任取れよー、」ニヤニヤしているクーフーリン

仁(あいつは後で本気で半殺しだな)

スカサハ「よく分からないが私に情熱的に告白してくれ。なにか分かるかもしれんぞ」

仁はこの人生初の焦りを感じていた

ヒューヒューヒュー、クーフーリンが騒ぎ立てている

仁「分かった、スカサハ、お前が俺を愛そうと努力するのならお前を愛そう。

お前のものになるつもりは無いが、お前が俺のものになれ、そして俺はお前のそばにはいてやろう(できる限り)」

スカサハは今までたくさんの豪傑たちと会った、だがここまで心を動かされたことは無い、ここまで心臓が激しく動いたことは無い、ここまで顔が赤くなったことは無い。

端的に言う、スカサハ初めての恋である

スカサハ「んんっわかったお前の気持ちは分かった」

お前が言わせたのだろうスカサハ

スカサハ「(永遠に)そばに居てくれ」

 

 

 

それから長い時間が経った

たくさんのことが起きた、クーフーリンに子供ができた、エメルとの子だ

(私が半神との子が産めるようにした)私もスカサハもそれはもう可愛がった

1番の事件は1度だけ起きたスカサハとの喧嘩だろう

スカサハ「責任取れ、結婚しろ、(永遠に)いると言った」

仁「結婚はしよう、愛している、(できる限り)いると言った」あれ?

スカサハ「そうか分かってくれたか、ならば…」

待て、まさかの言葉足らず

いやいいか仁は諦めた、クーフーリンは爆笑していた

(その後子供のいない所でボコボコにした)

そして結婚をした。

 

 

数十年後

 

仁(俺の今世はここまでか)

仁は死期を悟った、当然スカサハも

クーフーリン「本当にいいのかよ、あぁ、わかったよそんな目で見んな」

スカサハ「仁これが本当にお前が求む最後なのだな」

スカサハは仁との生活で感情がいい方向で豊かになった

だからなのか少し泣きそうだ

仁「そうだ、最後だからこそ、お前の願っていたものが手に入るかもしれぬぞ」

仁はもう歳だ、実力は全盛期ほどないだろう

今ならクーフーリンにも力負けするほどだ

仁「スカサハ、愛するお前と全力で戦おう」

 

 

仁「行くぞー!スカサハ!!」

スカサハ「受けよう仁!!」

 

約30分長く短い試合だった

仁もこの最後となる時に最高の力を出した

スカサハ、仁((これが最後の........))

 

仁「私が生きた全てが力となる、この力全てを貫き全てを殺す     愛死合おう         万年の死と生」

 

スカサハ「私もそれに答えよう、愛しているぞ仁、  

      絶技発動 刺し穿ち、突き穿つ、貫き穿つ死翔の槍」

 

決着が着いた

 

 

スカサハ「この先私を振り、口説いたものはお前以外におらぬだろうな。そのまま私の心の臓を貫き通して欲しかったものよ。修行にかまけすぎ、強くなりすぎ死ぬことの出来ない私に感情をくれた、愛をくれた お主のことを、忘れることは無いだろう、本当に強力な呪いはこの愛かもしれぬな」

ゴホッおびただしい量の血が男の口から出てくる

仁「いつかまた会えるだろう、何故かそう感じる、最後に言っておこう私はたくさんの人生を歩んだ、これがいくつ目の人生が覚えておらぬ、だがこの思いは、お前のことは忘れぬだろう、あと今だから言えるが今までの人生で結婚したのはお前が初めてだ、告白されたことはいくらでもあるがな」

スカサハ「仁、私は感情が豊かになったからか、すごく心が寒い、だが次の人生で愛すなと言っている訳では無い、お前の1番であれば良い」

仁(意外といや確実に重い)

スカサハ「次会ったら覚えておけ、次はお前から惚れさせてやろう」

 

クーフーリン(俺空気?)

仁「クーフーリン、!!」

クーフーリンは驚く

仁「こっちに来い、クーフーリン、」

クーフーリン「お、おう」急いで仁の元へ行く

仁「お前は俺の一番弟子だ、だがまだ俺に勝っていない、次俺に会う時はもっと成長した姿で俺の前に来い。、泣くなセタンタ!、もっと強くなれ、そして家族を幸せにしろよ、あとスカサハのことを頼む。」

クーフーリンは何十年ぶりかの涙を流した

クーフーリン「師匠、ありがとよ、次会えるのを楽しみにしているぜ、」

仁「そろそろか、今世はとても楽しかったさ、また会おう、」

そして仁は動かなくなった たくさんの人生を歩む仁は死んだあとは姿を残さない。灰になって消える。

スカサハ「綺麗だな」静かに泣きながらそう言う影の国の女王はもう死にたがりの女ではなくなった

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんちゃん

どうだった俺の人生の一端は楽しめたかい?

また聞きたくなったら来るといい。待っているよ




多分、本気でこの後は忙しいので少し時間経つかも
次は織田系行きたいなー


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カルデア(スカサハ クーフーリン)

あと1、2話で…休みます


召喚室で聖杯戦争すら優しく見える戦いが起きた

ナイチンゲール「ジーン何を思い浸っているのです。私を見なさいほかのことは考えないで私を見なさい。」

ナイチンゲールは拳銃を片手に半ば脅迫的な感じで問い詰めた

ナイチンゲール「あなたを救うことが出来なかった私を、見殺しにした私を、許さないでください、忘れないでください、愛してください」

仁「何度言えばわかる俺の名は仁だ!ジーンでは無い、確かに発音が悪かったもしれんが、私は仁だ」

ナイチンゲール「えぇえぇそれも私の罪です、だから私を許さないでください、忘れないでください、愛してください」

仁(なんか罪の念と一緒にとんでもない告白をしてないか)

仁「お前の気持ちには気づいてあげることが出来なかったのは悪いと思っている。だがその罪の意識で私のことを愛そうとしなくていい」

ナイチンゲール「いいえ、私は罪の意識からの愛ではありません、時代を生きるもの達のために自分を犠牲にし、最後まで戦ったあなただから愛したのです」

覚えていますか?とナイチンゲールは続ける

ナイチンゲール「あなたはまだ男尊女卑が激しい時代に私が医薬品、道具を増やして欲しいと上層部に掛け合った時、女だからと笑われ、戦った者たちに「使うのはもったいない」と言われ上層部の人を殴った時のことを」

ぐだ子(それでも殴るのすげー。さすバサ(さすがバーサーカー))

仁は頷く

仁「あー覚えているともし、たくましい女性がいるものだと感心したな」

ナイチンゲール「あの時私は死ぬかもしれなかった。当然です、上層部の中でも特に偉い人をぶん殴ったのだから、でもあの時死ぬ訳には行かなかった、まだ助ける命があった、だから私は.....あの時助けてくれたあなたを忘れられないのです、あの時の私は恋とかそんなことは分からなかった、でも今の私はよく分かります、あなたの事を愛しています!!」

仁(あったなーそうゆうこと、ムカついてたから拳銃ぶっぱなしたんだっけか俺、あの時の俺は人脈と話術だっけか?、でも確か難病持ってたんだよなー)

 

ナイチンゲール「あの時は伝えることが出来ませんでしたが今なら伝えられます、私はあなたのことが

 

バキュン!!

ナイチンゲール「なんですか、織田信長さんあなたのその病気は後ほど診察しますので、邪魔をしないでください」

 

信長「それは無理な願いじゃな、ワシも仁には言いたいことが山ほどあるのでな、そこを退けナイチンゲール、穴だらけになりたくなければな!!」

 

頼光「信長さんあなたも遠慮してください、仁は私と夕餉に向かうのです、」

信長の首元に刀をそっと置く頼光

信長「クハハ、バーサーカー共が喚いておるわ、しかしこのままでは拉致があかんのう、ならこの第六天魔王織田信長が両方を叩きのめして、はーぴーえんどにしてやろう、あーそうしよう」

ぐだ子「バーサーカーよりアヴェンジャーの方がめんどくさくない?」ボソッと呟くぐだ子

信長「何か言ったか立花、ふむここは危険じゃ少し離れておけ、本当の戦を教えよう」

ぐだ子(やべーどーしよ、何とかしてよ仁さんとやら)

仁(そんな事言われてもな、ふむ)

仁「フローレンス、お前はいつも決断が早すぎる、もう少し考えて行動しろ、だがお前の気持ちは嬉しいまた後日話を聞こうではないか」

ナイチンゲール「あ、名前覚えていてくれたのですか、はい、しっかりと話をしましょう2人で」

 

仁「信長、お前こんなにでかくなったのか色々と、あの頃は小さかったのにな色々と、お前の言いたいこともわかるがすまぬな、話は後でだ」

信長「ワシにそんなことを言えるのはお主だけじゃ、本当に怒っているのだ、なぜ黙って行った、だが理由があるのだな、あいわかったわしの部屋でじっくり話そう2人でな」

信長「あと本当に今のワシの体はすごいぞ、後で一緒に風呂に入ろう、小さい頃のようにな」

ほかの2人に勝ち誇る信長 デコピンをかましてやったが

 

仁「頼光、お前も母を名乗るのならもっと自制をきかせろ、夕餉には当然行こう、もちろん全員でだ、マスターとも話したいしな」

頼光「う、わ、分かりました、みんなで行きましょう、そして私にあ〜んとしてください、あの頃のように」

仁(本当に小さい時の話じゃねーか)

仁「まず行こうか」

 

 

 

 

仁「ふむこんなところだろう、ではマスター案内を頼むぞ」

 

ぐだ子(すげー仁さんパネェーす)

 

移動中

 

ぐだ子「ここが仁さんの部屋になります」

仁「ありがとよ、ちなみに両隣と前の部屋は誰だい?

なんか菓子でも持って行って挨拶でもとそう言った仁にマスターは答える

ぐだ子「はい、右が王様あ、ギルガメッシュ王とエルキドゥがいます」

仁「私はあったことがないが英雄王と呼ばれる男、とても楽しみだな」

ぐだ子「凄いですね仁さん、仲良くなれるかもですね、そして左は鬼一法眼さんです」

仁「クハハハハ、あいつもいるのか、てことは牛若もいるな?」

ぐた子「えーなんで知っているんですが」

仁は「あいつはな俺に求婚してきたんだ、すごい長い時間な、まぁー来る度に撃ち落としていたがな、」

ぐだ子(えーーあの鬼一法眼さんを?あの唯我独尊系の人を、すげー)

仁「そして正面は誰だい?」

ぐた子「はい、正面の方はクーです、」

仁「くー?」

ぐだ子は急いで訂正した

ぐだ子「あ、いえクーフーリンです。クーは私が人理を救おうとした最初の時から居たんです、だからすごい砕けた話し方をしちゃいました、やめた方がいいですよね?」ションポリ

仁「気にするな、セタンタはお前のようにフレンドリーの方がいいだろう、今のままで大丈夫だ、なんなら俺のこともじんと呼んでみるかい?」

ぐだ子(やっぱり仁さんたらしだー、それも天然)

ぐだ子「ありがとうございます、仁さんは仁さんでお願いします」

ウィーン、扉が開いた、中からは

クーフーリン「トレーニング後のシャワーは最高だな、お、マスターどうしたんだ、そんなとこに立ってて、なんかあっ

仁「おう、セタンタ元気そうだな、スカサハも元気か?」

クーフーリンは驚愕している

クーフーリン「師匠!ついに来たのかよ!はははっ明日が楽しみだぜ、当然戦ってくれるだろう師匠、あ、あとスカサハ師匠はあんまり元気じゃねーな、でもよ師匠を見れば元気なると思うぜ、確か今食堂で飯食ってんぜ」

仁「わかった、丁度行くところだったんだ、また明日な、成長しているのだろうな?」

クーフーリン「あたりめーだ!あとカルデアには色んな奴がいるからな師匠も楽しめると思うぜ

 

その場から離れ歩いていると

???「ふははははははは、貴様が新しい英霊か、不思議なものを持っているな、この我から見ても貴様は異色だ、この我からの栄誉を受けるが良い

愉悦部に入れてやろう」

ふはははははははと笑う男

ぐだ子「あ、王様、今日来てくれた仁さんです、部屋は隣なので仲良くしてくださいね」

ギルガメッシュ「雑種、絆レベル10だからと不遜がすぎるぞ」

ぐだ子(メタイ、めたいよ王様)

ギルガメッシュ「だが許そう、寛大な我に感謝しろ」

仁「ところでお前さん英雄王と呼ばれているのだろう。その実力名前負けしていないことを願うばかりだ」

メキ、メキメキ

ギルガメッシュ「ほーう吠えるな仁とやら、ならば思い知らしてやろう我という偉大な力を」

ぐだ子「はーいストップ王様また今度お願いします」

ギルガメッシュ「ふん、まーよい次はそうはいかんぞ、敵ごとやられぬように気をつけておけ!」

仁(ありゃ本物だな、面白いやつだ次が楽しみだな)

ぐだ子「仁さん行くよー」

仁は頷いて進む

???「んーーーーーマスター殿誰か新しい英霊ですかな、この道満にご紹介してくだ

仁「ん?お前蘆屋か?クハハハハハお前どうしたその姿、あのころの愛い顔はどこいったハハハ」

仁は堪えきれないように笑う

道満「んーーーーー仁殿おやめなされ脇腹をつんつんするのはおやめなされ

晴明と共に拙僧をいじめていた頃を思い出してしまいそうです」

仁「いじめていたのでは無い、育てていたのだ、お前の才能は俺が認めていた、晴明はどうか知らんがな」

道満「本当ですかな、拙僧の才能を認めていた本当ですかな!!! 」

嬉しそうな顔してこちらを見る道満にデコピンして移動を開始した

道満「後でどこのどの辺を認めていたのか拙僧にご教授を!」

無視して進む仁

道満「あと清少納言殿があの時のことまだ根に持っていますよ、しっかり答えるのが男ですぞーんーーーーー」

ぐだ子「仁さんまだ居たんですね」

仁「聞かないでくれ」

 

 

移動中

仁がいきなり後ろに向かって飛びついた

???「うぎゃー」

仁「まだまだ気配を消せてないぞ千代女」

千代女「うーまだまだですか、主殿、、あー頭をこねくり回さないでください」

仁「愛い愛い、相変わらず可愛いな千代女」

千代女「お戯れを、主殿、本気にしてしまいます」ションボリ

ぐだ子「仁さーーーん!!!」

気がついた仁

仁「おーすまないマスター、ではまた今度な千代女また遊んでやろう」

千代女「は、はいではまた」

 

そして到着

 

バダン扉を開ける仁

仁「新しく召喚された仁だ、私と知り合いの者もいるだろ、1人ずつ話すつもりだからこれからよろしく頼むぞ」

 

???「ーーー」

???「ーーーー」

 

ドカーン

スカサハ「当然最初は私だろうな仁」

爆発のあった方からありえないスピードでスカサハが来た

仁「あーお前のその後の話聞かせてくれ」

スカサハは微笑んだ

スカサハ「あー色んな話をしよう、クーフーリンがオルタとやらになったり違う世界の私だったりな」

仁「楽しみだな」

スカサハ「仁忘れていないだろう?今度はお前から惚れさせると、覚悟しておけよ」

仁「部屋で昔話でもしようか、とりあえず美味しそうな匂いだなご飯を食べてからにしようか」

またその給仕係とも1悶着あるのだがそれは後で語ろう

 

 

 

 

 

 

 

 




テスト期間が来てしまいました、1週間ちょっと空きますごめんなさい


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代償はあなたの心です

すみません、戦国時代書こうと思ったんですけど、データが飛びまして、気力がなくなり辞めようかなって思ったんですけど、奇跡的に前のデータが残っていまして、信長の話は今直し中です
ですのでその後出そうと思っていた違う時代のものを先にあげたいと思います
すみません、もしも少しでも楽しみにしていた方がいるのなら本当にすいません
ですのでこの時代が完結したら信長載せます

あとあのキャラの人が性別女ですが勘弁してください


私の数ある命のうち、唯一完璧に感情が消えた、いや感情が分からなくなった人生があった。少し心が欠落していた、人と気持ちが共感しにくいなどはいくらでもあった、だがその時は本当に何も感じなかった、愛も恋も友情も、親愛も、憎悪すらも、私には分からなかった、唯一私にあったのは、薄っぺらい笑顔と強力な力だった。

お主は聞きたいか?こんな話を、笑いの種にもならんこの話を

そうか、なら聞いていってくれ

 

 

 

 

 

 

おぎゃー、おぎゃー、おぎゃー

赤ちゃんの元気な鳴き声が聞こえる

侍らしき者「お、おい大丈夫なのか片方は元気だが、もう片方全然泣かねーぞ」

仁(ふむ、泣いているのは俺では無いのか、、どんな人生でも生まれた時は泣いていたんだがな。)

では隣は誰だ と仁は疑問に思う、

仁(別に誰かと一緒に生まれ育つのは初めてな訳では無い、だが高確率で俺の人生に大きく関わってくるからな)そう思いながら耳を澄ました、

侍らしき者「おーーい、せ め 様 は元気だぞ。だがもう片方が」

聞こえないな。なんて言ったんだ

侍らしき者「晴明様は元気だぞーー!」

仁は(せいめい?俺と共に生まれた赤ん坊の名前か)

侍らしき者「おーー仁様も目を開けたぞ、息もしておるーー!」

仁(当たり前だろっと言いたいがまぁいいか)

 

それから10年という長い月日が経った。

???「おい仁よ、あの獣を倒しただけで天賦の才と褒められたぞ、つまらんつまらん、学びも呪いも妖術も、もう飽きた。」

 

そう言うのは腰まであろう長い綺麗な髪と人も妖怪も引き寄せる綺麗な目を持つ少女だった

 

仁「そうだな、確かにお主ほどの力ならそう思うのも仕方ない、だがまだ学ぶものはあるだろう?頑張れ、お主ならどんなことでもできるだろうよ」

 

ぷーー、少女の頬は膨らむ

????「お主とかじゃなく、ボクの名前を呼べと何度言ったらわかる、そうゆうところだぞ仁、お前は唯一ボクが認めた友なんだ、親しく、仲良く、ラブラブな仲を目指して行こう!」

 

仁は「すまんな晴明、あまりその気持ちがわからんのだ、前も言ったが俺には、その辺の感情が疎くてな」

 

また晴明がふくれた

晴明「ふーんだ、いいもん君には骨の髄まで私の気持ちでいっぱいになってもらうから、暇だった私に最強だったボクに勝ったこと、そして堕とした事後悔するんだな。」

 

ふふふふと仁は笑う

 

仁「そうかい?後悔というのはよく分からんが、晴明と出会いここまで一緒にいたのを私は嬉しく思うよ」

 

ぼふんっ、なんの音かと思ったら晴明の顔が真っ赤そまる音だった

 

晴明「そ、そうゆうところだぞ仁、ボクがこんなに動揺するのはお前だけだからな、あーもう!とりあえず今日は一緒に遊ぶんだからね、」

 

仁「すまない、俺はこの後、詩を学びに行かないと行けないのだ、また今度俺から誘おう、だからまた今度にしよう」

 

晴明「えーー!また行くの!うーー仕方ないな、また今度だよ!約束だからね」

 

仁「あー約束だ」

 

 

仁、晴明「「嘘ついたら」」

仁「針千本のーます」 晴明「私と一緒に一生過ごして、あの子とあの子とあの子ともう絶対話さないと誓う」

仁、晴明「「指切った」」

 

仁「はは、よく聞こえなかったけどまた今度な、またな」

手振って玄関に向かう仁

その後ろから

晴明「逃がさないよ、仁、詩を学ぶのはいいけど、あの胸の大きな将来的に紫の地味めな服着てそうな子とホンワカしてて誰にでも楽しく接する将来的に、すごいカラフルな女になりそうな子、特にこの2人は本当に危ない

大人しめな子は何気なく仁に呪いかけてるし、活発な子はみんなに平等みたいな感じだけど、仁にだけは完璧に違う感情向けてる、この前勝手に婚約を結ぼうとしてたし、ボクが止めたけど、でもダークホースはあの源家の小さい女の子、懐いてるような顔してるけど。あれもう女の顔要注意しなきゃ、」

 

晴明(それよりもいつになったら本当の笑顔で私に微笑みかけてくれるのかな?

分かってるよ十年一緒「にいるけど私に全然本音を言ってくれてない、悲しいな、そろそろ悲しすぎて、監禁しちゃいそうでも仁私より強いしどうしようか」

 

 

???「声が出てますよ、晴明様、ところで仁様は?」

 

晴明「きやがったな源氏の!!」

 

???「ふふ私には頼光という名前がありますよ、もうボケましたか?」

 

ピキピキ

晴明「私も大人だそんなことでは怒らないよ、先に答えておくと仁はいまさっき出かけた、ちなみにその後はボクと遊ぶからさ、君に構ってる時間ないよ?分かったら帰りなよお家に」

 

ピキピキ

頼光「いえいえ、私も待ちますとも一緒に遊びましょうなんなら気を使って帰ってくれてもいいのですよ晴明様」

 

頼光、晴明「「ふふふふふふふふふふ」」

 

そこから怒涛の仁との自慢を言い合った

 

 

その頃 仁は詩を学びに行く途中である

 

仁(そろそろかな)

 

???「いぇーーーーい 、元気してるーー??」

 

後からとんでもないスピードで仁に飛びつこうとしている影が見える

 

それを仁はいつもの事かと思いながら避ける

 

???「今日はそうはいかないぜーとりゃー!」

避けられたあと、前宙をしながら方向転換してこちらへ飛びついた

仁(これは受けた方が良いのかな?)

 

どさぁ

???「へへん、捕まえたー」

仁「ふむ、清少納言殿お茶目が過ぎますよ、後淑女なのですから着物で飛び跳ねないでください、下着が見えますよ」

 

清少納言「どりゃしゃーい!いいのいいの、それよりまた敬語?そろそろくだけていこうよー、あと清少納言じゃなくて諾子(なぎこ)って呼んでよー何回言わせんのー?」

プンスカプンスカ怒っている

仁「すまない、諾子これからは気をつける」

清少納言「もー前も同じこと言ってたよー、あ、あの子は今日来てないの?」

 

仁「あの子?あー晴明のことですか、はい今日は俺だけですよ。」

諾子はとても嬉しそうに話した

清少納言「へぇーそうなんだ⤴︎︎じゃー今日は2人きりかな?、もうこの可愛い諾子ちゃんと一緒だからっていやらしいことしちゃいけないよー、まぁー仁だったら少しく

被せるように仁は

仁「えぇ、そんなことはしませんよ絶対に、あと今日は香子(かおりこ)殿が一緒かと」

諾子の顔は能面のような顔になった

清少納言「そうなんだ、かおるっちか」

 

仁「諾子どうしたんだい?」

すぐ笑顔に戻り

清少納言「ううん、3人かー楽しみだね、うんそれよりそんなに私魅力ない?」

 

仁「いいえいいえ、とても魅力的な女性ですよしかしまだ生まれてから十年と少ししか経っていません、これからもっと魅力的になるでしょう」

 

顔を真っ赤にする諾子

 

清少納言「そ、そーだよね。で、でもそんな魅力的なわたしちゃんが将来モテモテになるのは分かってるなら、倍率高くなる前にわたしちゃんと結婚する?今なら100%受かるよー!」

 

仁「いえ、俺は恋や愛など分からないもので答えることができませぬ」

清少納言「そー深く考え

 

チラ、チラチラ

 

仁「ん?あれは、香子殿、どういたしましたか、そんなところで」

清少納言「てかなんでかおるっちには最初から名前なの?」

仁「紫式部とは言わないでと名前で呼んでと言われたからですね」

清少納言「私も前から言ってたーー!!」

 

紫式部「あ、あのお話は終わりましたか?、じ、仁様おはようございます、今日も天気が宜しくて、あ、あのえーと、は、早く行きましょう先生が怒ってしまいます」

仁「香子そんなに慌てなくても大丈夫だぞ」

いつも香子は俺の前になると慌てふためく、その度にあることをすれば治る

仁「仕方ない、また手を繋いで行こうか?」

香子は嬉しそうに

紫式部「は、はいお願いします、ふふふ」

清少納言「ずっこいーかおるっちばっかずるい、わたしもー」

仁「ちょうど両手が空いてます。一緒に繋いでいきましょう」

 

仁(しかしいつも香子と手を繋ぐと体が少し重くなるんだよな)

 

紫式部「いつになったら」ボソッ

 

 

詩の学習も終わり帰宅

 

清少納言、紫式部「「この後一緒にお餅食べに行こー」きましょう」

清少納言、紫式部「「ムム!!」」

珍しく香子が諾子に...。

 

仁「そうだならではふ

 

晴明「やっぱりそうなると思った、ダメだよ仁はこの後ボクと一緒に遊ぶんだからね」

 

清少納言「何しにここまで来たのー?せ・い・め・い・さ・ま、まさか嫉妬ですか、そんな恋人でもなんでもないのに仁の行動に制限するなんて気持ち悪いよー」

 

紫式部「そうですそうです、邪魔しないでください」

 

晴明「へぇーそんなこと言っちゃうんだ、ねぇー仁、諾子ったら君が着ていた羽織顔くっつけて、くんかくんかしてるんだよー」

 

清少納言「ぎゃーーーー、なんで知って、じゃなくてじ、仁違くてね、1回匂い嗅いだら止まらなくなったとかじゃなくて、たまたまでね、あのね。もーーーーー」

 

紫式部「そんなことするなんて羨ま、じゃなくて最低です変態です」

 

晴明はニヤッと

晴明「香子ちゃんもそんなこと言えないんじゃない?、ボク知ってるよ手繋いでる時毎回少しづつだけど呪いかけてるの、あれ意識が自分に来るようにするやつでしょ。ま、ボクが仁と会う度に祓ってるんだけどね」

 

紫式部「くーー、あなただったんですね、毎回毎回全然効いてないなーって少し自分の力不足に泣きそうになったんですよ」

 

清少納言「え、かおるっち怖。罪の意識がない!、よく私に言えたね!!」

 

晴明「ふふん、これで分かったろ僕がいちばん相応しいんだ」

 

清少納言「そんなこと言ったら、晴明様、仁が寝ている間に首に、ち、ちゅうしてるでしょ!!」

紫式部「そうだ、呪い呪い言いますけど、晴明様だって四六時中、仁の周りに呪霊で監視しているじゃないですか」

 

晴明「うぎゃーーーーー、仁、違うよ、唇にはしてないからね、あとお風呂とか厠とかは見てないからホントだよ!!」

 

仁「とりあえず俺は先に帰ってます、好きなだけ話していてください」

 

晴明、清少納言、紫式部「「「じーーーーん!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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憧れし男達

お久しぶりです、まだ続くでごわす
楽しんでいってくだせい

あと、感想、評価してくれると嬉しいです、モチベ上がります

30連で沖田ちゃん(水着)来ました
これはその時代をやれと言うことか


帰宅途中

 

仁(これで暇になったな、どうしようか?最近あまり顔を見せれなかった人たちのところにでも行ってみようかな)

 

仁(綱のところに、蘆屋家、かでも通る道に大江山やらなんやらがあるからなーどうしようか)

仁は考える、明日仁は源家の談合に参加しなければならないそうなると仕事(妖退治等)が来るので休みが取れない

でも仁(時間開けすぎると少し面倒なんだよな、特に蘆屋)

 

 

少し考えてから

仁「では綱のところから先に行こうか」

綱の家は大江山を超えそのずっと奥にある、仁ならば風の術でひとっ飛びである、それをしなくても面識のある人たちの家には仁自ら力を込めた札があるので、現代で言う瞬間移動ができる。

 

しかし、大江山は鬼の住む山、いや鬼だけではない化け狐や天狗もいる

少しでも力を出すと気付かれて面倒なことになる。

仁「はぁ、たまには走るか」

 

???「かんらかんら!久しぶりに会ったな!人の子よ、いや僕の嫁っはいやだと言っていたっけ?じゃー夫でもいいぞーかんらから」

ちょうど山に入ろうとしたところで木の上から話しかけられた

???「今日はあの子娘もいないな!会う度に「ボクキャラは1人でいいです、キャラ被っているので帰ってください」と言われることもないな。てか僕のほうが先に使っていた」

 

仁「久しぶりっと言うほど経ってませんよ、前会ったのはは二、三日前ではなかったですか?鬼一?」

鬼一法眼「ふむ、そうかな?時の流れは早いものだかんらからから」

 

鬼一法眼「それよりもだ、ここを通りたいんだろ?なら僕の夫になれ、僕の体を使い放題だぞ?、まぁー僕も好きにやらせてもらうけどね?」

仁「鬼一、あなたは私が初めて出会った妖怪です。これでも仲良くしていると思うのですがらそれでは不満ですか?」

 

鬼一法眼「かんらからから、言うようになったでは無いか!だがどこのどいつだ?その最初の出会いで僕を倒したのは?」

 

仁「それはあなたがお酒によっていたからでしょうに、動きが硬かったし、顔も赤かったですよ」

 

鬼一法眼「そう言うことにしておくよ、まぁー急いでいるようなら止めるなんて無粋なことはしないよ。ただ酒を飲める歳になったらここに来て1杯だからな約束だからな」

かんらからから、と笑いながらどこかへ行ってしまった

 

 

鬼一法眼side

鬼一法眼「初めて会った時酔っていたのはお酒じゃなくてお前だと言ったらどんな反応するのかな。長い間生きていて一目惚れなんて言ったら笑うだろうか、」

鬼一法眼(何故か分からないんだ、ただあいつの目を見た時不思議に感じたんだ、決して理解することが出来ない、この僕ですら気にとめないあの目、かんらからから )

 

鬼一法眼「最初で最後でありたいと思うのは罪だろうか  」

 

 

 

仁side

少しハプニングはあったもののあまり支障がないと確認し再出発した。

大江山を通って40分ほどで綱の家に着いた

 

家の前で相撲を取っている少年達は仁が見えると戦うのをやめて、近づいてきた、

 

???「おーー仁さん久しぶりじゃねーか!珍しいな、こんな家に来るなんて」

とめちゃくちゃ元気な声の少年と

 

???「こんな家とはなんだ 金時、、お久しぶりです仁さん、前の妖怪退治以来ですね」

冷静、しかし少し嬉しそうな少年が話しかけてきた

 

仁「お前もいたか金坊、久しぶりだな綱」

 

金時「大将ー!金坊はやめてくれよー、ガキ扱いされんのは頼光さんだけで勘弁だぜ」

 

仁「ふふ、そうだな、源氏軍として、あの鬼たちにも負けない力を見せたらな」

 

金時「おー!次の戦いじゃ、俺が先陣を切るからなー、いいな綱の兄貴」

 

綱「ふん、構わないが、お前はまた次の戦いに呼ばれんかもしれんぞ」

仁「かもしれんな、これではいつまでたっても金坊だな」

金時「そんなー大将、頼光さんに言ってくれよー、あの人が言うこと聞くのあんたくらいしか居ないんだよー」

 

仁「そうだなー明日、源氏談合があるその時に行ってやってもいいが」

 

金時は目を輝かせた

仁「ただし、俺を相撲で1歩でも動かしたらな、なんなら2人掛りでもいいぞ」

 

金時「上等!俺一人でいい、相撲じゃクマにもなんでも負けた事ねー、大将でも無理だぜー!、」

綱「さすがに仁さんでも無理ですよ、金時は本当に強い、俺でも勝てません」

 

仁「そうか、楽しみだな、じゃあかかってこい金坊、合図を頼む綱」

 

綱「分かりました、では、はっけよーい、」

金時は足に力を込め、1発で仕留めようとする

 

綱「のこった」

どん 金時は全力で飛び込んだ

 

金時「どりゃーーー!」

仁はそれを受け止めた、体どころか、足も1歩も動いていない

仁「そんなものか、金坊、これでは連れて行けないなー」

綱(なんて足腰、金時の一撃を何も動かさずに止めた、)

金時(う、動かねー!)「おおおーー!負けてたまるかーー!」

 

金時「はぁはぁはぁ、」

仁「1歩動いてしまったな。なら約束だ頼光には私が言っておこう」

金時「よっしゃーー!約束だぜ大将」

 

なんじゃなんじゃ、うるさいのー、これでは寝れん

 

???「ん?じ、仁ではないか、つなーー!来ているなら教えんかあほぉー」

 

仁「久しぶりですね、茨姫様、」

茨姫「おーひ、久しぶりだな、べ、別に会いたかった訳では無いがな」

仁「そうですか残念です、私は久しぶりにあえて嬉しいのに」ヨヨヨ

仁は慣れない泣き真似をする、

茨姫「じ、仁そ、その、嘘じゃ、会いたくないわけではなくて」オロオロ

 

仁「冗談です、さすがに意地悪しすぎましたかね」

 

茨姫「だ、騙したなじーん!ふん、嫌いじゃ嫌いじゃそなたなんて嫌いじゃ」

 

仁「そう怒らないでくれ茨姫、今度お茶とお菓子準備しておこう」

茨姫「なにーそ、そうか、なら許そう我は優しいからな」

 

綱「結局、何しに来たのでしょうか?」

金時「あ、そうだ何しに来たんだ?」

仁「あー、時間が空いたのでな、久しぶりにお前らに会いたくなった、この後は道満のところにも行く、だからもう少ししたら出発するさ」

 

綱、金時「「道満を甘やかしすぎです」だぜ」

仁「まぁそう言うな、あいつは構ってやらんといつか爆発するぞ」

綱(否定できない)

仁「そろそろ行こうか、では明日、約束は守るぞ金坊」

 

 

仁は蘆屋家に移動を開始した

 

 

 

 

金時side

俺にとっての大将は、最強の兄貴って感じだ、俺と綱、そして茨姫が、強い妖怪がいると言われている山に入った時、まぁ何してんだって話だけどよぉ、どうしても頼光さんや上の奴らに俺らは戦えるって示したかったんだ、茨姫は知らないうちに着いてきていたけどな

そしたら案の定、山の妖共は強かった、源氏の討伐表にも名前が乗るような奴らもいた、俺も綱も防戦一方で、死ぬかと思った、

その時だ、上からすっげぇ力を感じたんだ、そしたら大将が、雷と俺も分からない黒いなんかで倒して行ったんだ、あんなに居た妖共は一瞬で消滅してたんだ、特に強いやつは大将に何か言ってから逃げてった、逃げた鬼らしき女?はすっげぇ衣を来ててよ、お酒と果物持ってて、あ、あぁ違くて、とりあえず大将は最強だってこと!いつか背中を任してくれるような男になりてぇって俺は、オイラは思ったんだ

 

待ってろよ大将

 

 

 

綱side

 

俺は剣の才能がない、かと言って術が使えるわけでは無い、不貞腐れることなく全力で努力をしていた、その時、周りが笑っている中、仁さんは笑わずに助言をしてくれた、まだ誰にも見せていないが、俺の、ある一撃は鬼の首をも簡単に切れるものにまでなった、

だからこそ感謝しているからこそ、戦場でのあの人を助けられる男になりたい、あの人がいつも1人で無表情で妖怪を祓うだけの人生にさせたくない

待っていてください俺も今その高みに行きます

 

 

 

 

???side

 

人は好かぬ、皆んな我に石を投げる、この角が悪いのか?、鬼なのが悪いのか?なら、人の姿になろう、人になり養子になり姫になった

誰も我を疑わなくなった、それどころか、姫だからと媚びるやつもいた、

だから人は好かぬ、

あれは忘れぬ春の桜が満開の日、あいつは我にこう言った

仁「鬼だろうが人だろうが、俺は差別せん、泣きたいのなら泣け、笑いたいのなら笑え。」

なんて阿呆な やつだと思った、その場で殺してやろうと思った、だけど何故か殴れんのだ、前が見えぬ、雨でもないのになんでだ?

わからぬわからぬ何もわからぬ

なぜ鬼を抱きしめる、やめろ、やめろ、やめろ!!優しくするな

 

少し時間がたった後我は言ってやった

茨???「我は許さぬ、許さぬぞ仁よ、我はお前を殺すぞ、だが今は倒せぬそうだな、お前がヨボヨボの爺さんになったら殺そう、そうしよう」

そう言ったら仁は

仁「こうか、だがジジィになっても負ける気はせぬがな」

 

あいつ気の利いた事は言えんのかっと思ったがまぁいい

 

我は好きでもなんでもないが、あいつを殺すために待っていよう

 

 

我は待つぞ、我がお前を殺すまでは(愛せるまでは)

 

 

 

 

 

 

 

????side

あんないい男がいるなんて知らんかったわー

金髪碧眼も良かったけど、あの陰陽師、好みやわー、あの顔痛みで歪ませたいわー

でもあの子らころしても多分顔歪まないやろなー

うちにはわかるわ、だからこそ欲しいわー、あの目、あの顔あの体

んであの心

 

逃がさへんで、陰陽師はん

 

 

 

 

 

 



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誰だお前は?

てすとおわた


蘆屋道満「どうすれば、あの人たちに勝てるのだ、才能は晴明に負け、技量は仁殿に負けている、周りからは天賦の才だともてはやされていた拙僧はあの二人にあって粉々に砕かれた、そして今では、からかわれ、遊びのようなことに、簡単に禁術を使うあの2人に勝てるのか?いや勝つのだ、蘆屋家として、負けられんのだ」

 

仁「なんて言っていたあのころのお前はどこに行ったのだ?道満」

 

道満「えーえー最初は全力でどんな手を使っていても勝とうと思いましたよ、今でも変わりませぬ、ただあの時から貴方には勝てないと思ってしまった、その時点で貴方は諦めました、ただあなたに鍛えてもらった今の拙僧の力で晴明は倒します、あと単純に気に食わないので。」

 

仁「懐かしいな、俺らにボコボコにやられて、禁術中の禁術理塵切り(ことわりちりぎり)を使った時だろう、あの時のお前は本気だったからな、あれほどやめとけと言ったのにな」

 

道満は恥ずかしそうに

 

道満「確かにあの時の拙僧は愚か者でした、本当は死んでいたかもしれない、あなたがいなければ確実に死んでいたでしょう」

 

仁「本当にな、晴明は「自業自得、勝手に死なせとけば?」なんて言ってたからな、ははは」

 

道満「笑い事ではありませぬ、確かに拙僧が悪かったですが、晴明も悪いのです、仁殿はまだ比較的優しいものでしたが、晴明のあれは酷かったですよ、ほとんど雑用に、この拙僧がお使い?あー今思い出しても腸が煮えくり返ってきましぞーーー!」

仁は困ったように

仁「そう言うな、晴明も収めるのに力を貸してくれただろう」

道満「それはそうですが、貴方は一切の迷いなく助けてくれた、本当に感謝しているのです」

 

 

 

これはまだ8歳くらいの時のことである

 

道満「もう一度勝負だ、晴明、仁」

 

晴明「ボクもう飽きたー、そろそろ工夫とかさー基本から練習してきなよー、そんなんでボクを倒そうなんて無理無理、仁なんてとかもってのほかだよ」

仁「そう言うな、道満、次は何をする?」

まるで弟の成長を喜ぶような反応をする、

道満「く、お、覚えてろー!」

 

 

次の日

 

晴明「また来るんじゃないかい?あの蘆屋家のやつ、そろそろ諦めろって思うんだけど」

 

ドカーーん

 

道満「きょ、今日こそは貴様らを倒す、これを見ろ」

 

道満は私たちにある書を見せた、

晴明「あ、それはおいなんでお前が持っている、それは安倍家の地下に隠してあったはずだろう!」

 

道満はニヤリと笑った

道満「これを使いこなせばお前らなぞ一捻りだ、」

仁「それはやめておいた方がいいと思うがな、道満」

 

道満「ここまで来たら止められないのだ、行くぞ」

そして道満は下に書を叩きつけ、呪文を解き解放した

 

 

道満「臨兵闘者皆陣烈在前、解き放たれよ、解き放たれよ、理をも塵のように切りたまえ」

グチャり、床が沈み、周りの空気が崩壊してきた

道満「すごい力だこれなら勝てるぞー、勝てる、ぞ、かて、ぞ??」

 

道満の体にその黒い呪いは絡みついた

道満「なんだこれは、違う、違う、拙僧が求めた力は、拙僧が獣になることではないのだー!うぅーくそ、自由が効かない、」

がはぁと道満は吐いた

道満「いたいいたいいたいいたい!助けて、誰か」

晴明「あれもう自業自得でしょ、ねぇ、じ

仁「収めたまえ、納めたまえ、治めたまえ、その呪い、その呪縛全ては無に返す、無限地獄周略天文(むげんじごくしゅうりゃくてんもん)

 

道満に巻きついていたその呪いは、仁の後ろに空いた空間に飲み込まれた

 

仁「大丈夫か?道満、お前の力はそんなもので強くなるのではない、、強くなりないのなら単純に強くなりたいのなら、俺のところにたまに来なさい、教えをこえば教えてやる」

 

道満「はぁ、はぁ、な、なぜ?、お前らを殺そうとした拙僧をたすけた?

 

道満は呪いを解除されたばかりか言葉がタジタジだ

 

晴明「助ける気はなかった」

道満「お前には聞いていない!!!!」

 

仁「ふむ、お前には才がある、もったいないと思ったのと、ここまで来たら、弟分みたいなものだろう?」

 

道満「か、勝てませぬ、貴方には勝てませぬ、仁殿、貴方には勝てませぬ」

 

晴明「当たり前だろ」

道満「だから、聞いていない!!!!」

仁「ふふ、俺にもたまにはかかってこい、また半殺しくらいにしておいてやる」

 

道満「ふ、ふふ、んーーー、分かりました、仁殿、これからは貴方には色々ご教授して頂きます、晴明はいりませぬが」

 

仁「楽しみにしておけ」

 

 

 

 

 

仁「懐かしいなー、なぁ道満、今幸せか?」

道満はぽかんとしている

道満「ふふふ、ええ、えぇ幸せですとも、何せ、あの晴明にギャフンと言わせられる力を手に入れれるかもしれないのですよ」

 

仁「そうか、ならいい、俺は明日やることがある、そろそろ帰らせさせてもらう、ではな」

 

道満「はい、今度は拙僧から会いに行きまする」

 

 

 

次の日

 

 

源氏談合

 

 

頼光「お久しぶりです!!仁、会いたくて会いたくて昨日は寝れませんでした」

仁「久しぶりだな、頼光、積もる話はこれが終わったあとだ、では話をしよう」

 

偉い人「ふむ、仁よお前は今年で11となる、頼光は8、私達はお前たちに、婚約を結んで欲しいと思っている、どうだろうか?仁、頼光どうだ?」

 

頼光「まぁー!構いません、いえ、それがいいでしょう!ねぇ?仁?」

頼光は同意を仁に求める

仁「私は、俺は反対です、もし結婚するにも18になってからと昔から決めております、それまで勘弁を!」

 

偉い人「そうか、仕方あるまいならお前が18になる時、誰と婚約するのか決めてくれ」

 

頼光「んーー!もう、いや、それまでに仁を口説き落としてみせます、源氏に撤退の言葉はありません」

 

仁「それだけではないでしょう?」

 

偉い人「そうだな、今から6年後、お主が17となる時に大江山へ、全面戦争を挑むつもりだ!、理由は2つ、大江山の酒呑童子、、そしてこれは本当か分からぬが、狐、それも恐ろしいほど強い狐がいるらしい、このままにはしておけない、だが今戦うのは被害が大きすぎる、だからお前らの世代が育ち、勝てるようになるまでそのくらいの時間がかかると思っている」

 

仁「妥当でしょう、金時や綱、他にも2人、頼光の手となり足となるものたちが育つのにはそれくらいかかるでしょう、そして、晴明、道満、私の3人が今より力を持つことが出来れば、街に被害を出させることは無いでしょう、私は賛成です」

 

偉い人「わかった、そうしよう、だが普段の被害を無視することはできん、なので一月後、ある村が鬼の集落になったらしい、それを討伐してきてくれ」

 

仁「分かりました、なら私と道満、頼光そして金時と綱を連れていきましょう」

 

頼光「いけません!金時と綱はまだ行かせるほど力がないです、」

仁「これは金時と私の約束なのです、彼は私に相撲で勝った(1歩動かしただけ)のです、金時や綱は私が守りながら行きましょう、いい経験になるでしょう」

頼光「うー分かりました、認めます、一緒に行きましょう」

 

一月後、鬼の集落となった町を討伐しに行った、金時、綱を中心に戦って行った、道満も文句を言いながら、成長している

 

その後も何度も何度も戦いに行ったが、いつもいつも俺に視線を送る奴がいる

1度話す必要があるようだ

 

 

 

 

 

仁「おい、そろそろ鬼ごっこは飽きた出てこい鬼」

 

???「うーん堪忍なー、手を出したくても、あんたはんずっとすきないもん、むりむり、ただまぁこんなとこで2人きりやから少し期待してもいいん?」

 

仁「誰なんだ?前もそうだったが、ただの鬼じゃないだろうお前、1人2人の人間の血じゃない」

 

???「ふ、ふふふふそうやねー、なんか名前交換なんてお見合い見たいですなぁー、まぁ答えましょ、酒呑、酒呑童子や、あんたはんも聞いたことある?」

 

仁「あぁあるな、最近力をつけ、人を襲っている鬼だと、そしてお前を切る事が今の最優先事項だ」

 

酒呑童子「そーお?なら本気でやってみたら?」

 

ブォン

仁が切りかかる

酒呑童子「うそぉー、あんたはんそっちもいけるん?怖いわー、これは本当にやばいわ」

 

戦いは直ぐに終わった、

酒呑童子「舐めてたわぁーこんな強いなんて、いいよ?首を切って手柄にしても、あんたはんみたいな人にならやられてもええわぁー」

がしっ仁は無表情で、酒呑童子の頬を掴んだ

 

仁「お前には俺のために働いてもらう、今から6年後大江山に俺たちは攻撃を仕掛ける、お前はそれに対して、鬼や獣、妖を準備しておけできるだけ多く、そしてその間街に手を出すな、面倒だ」

 

その目はあのさやしい目でも、笑顔のある素敵な目でもない

どす黒く、塗りつぶされた目であった

 

酒呑童子「は、はははそんな顔もできるん?、その顔知ってるのってウチだけ?そっちも素敵やなぁ旦那はんは、とりあえずその話は分かりました、でもうちが裏切ったらどうするん?うち何するかわから

ちゅ、仁は少し舌を噛み口の中に血をため酒呑の口に流し込んだ

酒呑童子「んーーーーーぷはぁ、な、いきなり何するん?、うっなにこれあんたはん何したん?すごい不思議な感じやわ、体が熱「そんな力はない」仁は話す

仁「これは俺の血に従属の術をかけてある、だがそれは俺に服従すると心から誓わないといかないようになっている、まぁ見た感じ大丈夫そうだろ」

 

酒呑童子「うちの心があんたはんに堕ちたっちゅうこと?、ふふふふなら、これは責任取ってもらわへんと割に合わんわー旦那はん、次会うのは6年後なんて言わへんよね?あと鬼の白無垢って似合うかなぁ?」

 

仁「まぁ良いたまには逢いに来てやろう、状況報告とかな」

酒呑童子「またさっきみたいに血を飲ませてくれるん?」

仁「それはお前次第だ、ではまた後で」

 

 

酒呑童子「怖いわーでもこの人のこの顔知ってんのうちだけやろ、独占欲湧いてくるわァ!襲わない言うたけど、あんたはんに近づく女やったら食ってもええやろ?」ボソッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




誰だこいつは?


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着々と

投稿頻度少し落ちるかも
あと今回超短め


晴明「どうして、ボクを連れていかないの?その大江山の時も連れていかないの?」

この前の鬼の集落を討伐しに行った時連れていかなかったのを根に持っているようだ

仁「いや、大江山での戦いにはお前が必要だ、お前だけじゃない、源氏も蘆屋家もな」

 

晴明「ボクと君さえいれば、なんとでもなるよ?他の人なんかいらない、鬼も狐も天狗もボクたちだけで十分だ。」

 

仁「そう言うな、だがそれくらい力をつけてもらわないと困るぞ?ふふふ」

 

晴明「はいはい、君のためにも頑張るよ」

 

 

 

 

それから6年が経った

色々なことがあった、俺と頼光の婚姻を結ぶ結ばないの話がバレて、18になる時俺が決めるということになっているのもバレた、そこで晴明は待ったをかけ、「ボクも立候補するよ。負けないからな」と決意表明、それに負けじと、清少納言と紫式部が名乗りを上げた、「あたしちゃんだって仁のこと好きだし」

「仁様さえ良ければ私とけ、結婚を」と

 

当然他の人たちも黙ってはいない、鬼一法眼に無理やり連れていかれ、少し怒った鬼一法眼が、「おい、君は結婚するのか?僕以外のやつと?ふーーんへーー、そうかいそうかい、結局僕とは体だけの関係なんだね」よよよ

当然体の関係もない、その時1匹の鬼が来た

酒呑童子「あらあら、天狗さん、ありもしないことを言うのは良くないんじゃないどすか?、あっうちなんて接吻もしたもんな旦那はん♡」

 

鬼一法眼「へぇー、あの魔性の鬼がキスなんて言うとは思わなんだ、牙ならぬ角でも取られたか?かんらからから」

酒呑童子「あんたはんには分からへんよね?したことなさそうやもん、幸せな気持ちなんでぇ、口から心臓に心臓からここまであつーいのが流るんよ」

そう言って酒呑童子は自分の下腹部を触った

それはそうである、血を飲ませたのだそれも呪い入りの

 

鬼一法眼「ふん、おい仁、この酒を飲めお前もう飲めるだろ、あの時の約束だ、飲め、」

酒呑童子「お酒の強要はダメちゃう?と言いつつもうちのお酒もあるから、旦那はん飲みましょ?」

 

さすがに1杯くらいはと飲んだ

クラクラしてきた俺は起きたら朝になっていた、両サイドに裸の女が2人、なぜか鬼一法眼の方からも俺の血の匂いがする、あぁ、やってしまった

(そう、仁はどの人生、どの世界線でもお酒は弱いのだ、それも酔えばめんどくさいタイプ、しかも記憶は残るタイプ)

 

酒呑童子「うーーん、起きたん?旦那はんあんな獣みたいな、うち初めて主導権握られへんかったわぁ、上だけじゃなくて下からも

全て言わせる前に仁は酒呑童子の頭を叩き気絶させた

 

鬼一法眼「うー、うるさいぞぉ、お、起きたか仁、僕も初めてのことで分からんかったが、とても気持ちよかったぞ、途中で仁が「俺に服従しろ」なんて言われて、せ、接吻した時は心がぎゅっとなったぞ」

 

仁はどうしようか迷っている、計画を伝えるべきだろうか?あとから気づかれるのはめんどくさい

 

仁は全てを鬼一法眼に伝えた、鬼一法眼は驚いた顔の後

鬼一法眼「あいわかった、邪魔をしない、ただ手伝うこともできん、すまんな」

 

仁「わかった邪魔さえしなければそれでいい」

 

なんてこともあったそれから仁はお酒をほぼ飲まなくなった

 

 

 

 

 

現在

 

 

皆が成長をした、俺は背が伸び体格も良くなった、当然力もつけた

 

晴明は身体的成長はなかったが、能力としては頭ひとつ抜きん出てる

 

清少納言は、より元気そしてより、淑女となった、有名な歌人として紫式部とは、切磋琢磨している

 

紫式部はすごくなった、主に体と呪力が、前から才能があったが道満と一緒に教え始めたら開花した

 

綱はだんだん男らしくなってきた、今では1人で鬼の集落を落とせるくらい強くなった

 

金時はごつくなったな、あの鉞から来る一撃は並の妖怪じゃ簡単に消滅する

 

茨姫は昔とほとんど変わらない、強いて言うなら少し姫様らしくなった

 

 

道満は、晴明に奇跡的に一撃与えた(頬をかする程度、その後ボコボコにされたが)それに喜ぶ道満、本当に力が伸びてきている

 

 

 

 

そして遂に大江山に攻め込む時が来た

 



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大江山大戦

100連で沖田2体、これは勝ちですわ


大江山の戦いは、将来こう伝えられるこの世の地獄だと

 

 

 

戦いは始まった、源氏が先陣を切り、鬼たちを倒していく、空を飛ぶもの達は俺や晴明が撃ち落とす

 

仁(まぁ圧勝だろうな、それほど実力差が離れてる、だがまぁ俺の計画のためだ、)

仁は全員を呪い、少しだが確実に体力と力を奪うものをかけた

 

金時「どりゃあ、そんなもんかよ鬼ども、」(おいおい、どんだけいんだ、俺らは大丈夫だがほかの侍たちがヤベーな)

 

横から鋭い矢が飛んでくる

 

金時(や、ヤベ)

しかし届くことは無かった

頼光「しゃんとしなさい金時、これはただの戦いではありません、油断をしたらあなたでも簡単に死にますよ、次は助けません、気を引き締めなさいね」

金時「おう!すまねぇ頼光さん、よっしゃ気合い入ったいくぜぇ!」

 

頼光(しかし、本当に少しずつですが力が...いや気のせいです、そんなことできる人なんてあの人しか、だからこれは勘違いなのです)

 

そのまま有利のまま大江山を攻めきった

 

しかし、

酒呑童子「あらあら、もう来たん?源氏の棟梁に、金髪の坊主、それに蘆屋家の坊主もいるなぁ?、ウチも暇だったさかい、遊んでやぁ?」

 

頼光「その首落とさせてもらう、行きますよ金時、道満」

 

金時「おう!」

道満「了解致しました」

 

 

 

???「がぁーーー!」

仁「あれは?獣か?妖狐か?」

晴明「あれはやばい、ボク達で倒せるかな?」

 

綱「なんて力だ、今までどこでその力を身を隠していたんだ」

 

???「妾の名は玉藻の前、頭を垂れて願え、生きたいと願え懇願すれば許してやろう」

 

仁「いらん、とりあえずお前を封じる」

玉藻の前「封じる?妾を?殺すのではなく?あ、はははははは、そこだよ人間、そこがお前らの弱さだ、舐めるなよ!!」

 

晴明も綱も最初から全力で戦った、しかしただでさえ強い玉藻の前、それに仁の呪いもある、勝てるはずがなかった

晴明「くそ、ボクの力が通じない」

 

 

しかし1人本気を出していない者がいる

 

玉藻の前「おい、そこの陰陽師も侍も倒れたぞ?お前が何かを企てていることなんて分かっている、だがお前妾が殺そうとしても本気を出す素振りも見せなかったな、気に食わん、ここで食ってやろう、お前の野望がここで途絶えるのも一興よな」

 

仁「ぁぁぁあ!!これが悲しみか、憎みか?、殺意か?、あああこれが感情の一端か少しわかった、これが俺に足りないものの一端ふははは」

 

玉藻の前「狂ったか?まぁ良い死ね」

 

仁「調子に乗るな駄狐、」

ぐしゃ、

玉藻の前「な、なにをした、」

仁「お前の力は封じた、殺生石だ、殺しはせん、、あの時の狐がでかくなりよって」

玉藻の前「はぁ??妾のことを知っている人間なぞもう居ない!!」

仁「お前に名をつけたのは俺だろう?忘れたかお嬢さん」

玉藻の前「そ、その言い方その呼び方、あの時のおじい様なのですか?しかしなぜその姿なのです?意味が?え?」

仁「驚くのは仕方ない、俺はな、たくさんの人生を廻っている、輪廻転生のようなものだ、」

玉藻の前「な、ならひとつ答えてください、なぜ妾を、私を置いていったのです!!私を匿っていたから貴方は町の、人達に嫌われていた、それでも私を愛でてくれた貴方がなぜ?」

 

仁「あぁ、あれはな殺されたのだ、人にな」

 

玉藻の前「は?そんな、あの恩知らず共が!グアーー〜!」

仁「落ち着け、今の俺はここにいる、そして今の俺には心が足りないみたいなのだ、感情がわからん、今まで、そしてこの今ですら嘘で塗りたくった顔と在り来りな言葉でしか、お前らに話せん、だから、俺はこいつらからそれを貰う、俺の術で死んでいくものたちの声を、気持ちを貰う、いや奪う、そうして俺は心を手に入れる、それで初めて俺は完成するのだろう?玉藻?」

 

玉藻の前「い、いえ違います、私が言うのもなんですが、そのやり方は違う、昔のあなたならやらない、貴方は人が、皆が傷つくのを嫌っていたではありませんか、」

 

仁「お前は俺を否定するのか?俺が間違っているというのか?、なら、お前を殺せば、俺はお前のその気持ちを、心を奪えるのか?お前のその俺への気持ちを手に入れれば、俺は愛を恋を知れるのか?」

 

玉藻の前「あなたの為なら構いません、しかしせめて一思いに、あ、出来れば、熱いき、キスを」

玉藻の前は口をんーーとしている

 

仁「やる気が失せた、消えろ、玉藻、もう俺に関わるな」

 

 

玉藻の前「そ、それだけは嫌です、奇跡の再会をしたんですよ、絶対に離しません、ずっーーーと見てますから、」

 

 

 

 

酒呑童子がこちらに歩いてきた

酒呑童子「あー疲れた、仁、うち疲れたわー途中で逃げてきたわ、これは血が必要やわ、ん?なんやその女、え?まさかあの狐?ふふふふふははははは、こんな女やったん?うちびっくり」

 

玉藻の前「あーあの鬼さんですか?この人に触れないでください」

 

玉藻と酒呑が、笑ってない目で、口戦を始めた

 

 

仁「ふむそうか、俺はあいつらを回収して、帰るか」

 

 

 

 

 

 

 

戦い後

 

 

結局仁1人で、倒したことになり、大江山大戦は勝利というふうになった

しかし納得出来るわけがなく

 

金時「俺らは足でまといだったか?大将?」

 

仁「そんなことは無い、よく頑張った」

道満「そのような慰めはいらないですよ仁殿」

 

綱「私たちよりもあの人たちの所へ行ってあげてください、相当こたえていたようで」

仁「そうか、わかった」

 

 

 

 

 

仁「せいめ

 

清少納言「晴明ちゃんこれは詩に残すしかないっしょ?あんなに強い強いアピールしてたのに、どんな歌がいい?」

 

紫式部「諾子さん煽りすぎですよ、この失敗は、物語として残しましょう」

 

晴明「つーーん、どうぞどうぞ、ボクはへっぽこですよ、、」

 

仁「そんなことは無いさ。晴明」

 

晴明「うーー、今はボクの顔を見ないでおくれ、」

 

清少納言、紫式部「「では一緒にお団子食べに行来ましょう?」」

 

晴明「だめーー、仁は今日1日僕を慰めるの」

 

仁「済まない、この後は頼光のところに行かないといけなくてな、」

 

晴明「あの子も相当きてたよ 、だって鬼にやられたんだもん」

 

 

仁はそれを聞いた後頼光の部屋まで歩いた

 

 

仁「頼光入るぞ」

 

頼光「.........」

 

仁「辛いのは分かる、武士として、」

頼光「違います、金時と道満がやられたあと、あの鬼と一騎打ちをしました、私が倒れた時にあの鬼は言ったのです、仁、あなたのやろうとしたことを、嘘ですよね?貴方がそんなことするわけありませんよね?」

 

仁「.........」

頼光「答えてください、仁、お願い嘘と言って!!」

仁「本当だと言ったら?」

 

頼光「私は、あなたを斬らなければ、なりません、棟梁として、」

 

仁「ふふふ、そんなわけないだろう?、その鬼とやらが、何を言ったのか分からんが、お前に動揺を与えようとしただけだろう」

 

頼光「そ、そうですよね、は、私の考えすぎのようです、、明日からしっかり元気で参りますので!」

 

仁「そうかなら良かった、お前が元気なのは俺たちも喜ばしいからな、ではな」

 

 

頼光「はい、」

 

 

 

 

頼光(ならなぜ、あの鬼からあなたの匂いが、するのですか?)

頼光は武士としての誇り、棟梁として危険を招く可能性のある仁を斬らなければならない、しかしこの時だけは、頼光は女として、他の役割を放棄した)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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勝ち取るのはだれだ?

遅くなりすいませんでした
めちゃくちゃ短いです


18となり俺は婚約を結ばなければならない、今そのお見合いをしている。

 

 

晴明「ボクのことを選ばないの?仁、今まで1番君を想ったのはボクだよ。1番長く一緒にいたのもボクだよ。君のことはボクが1番分かってる。

たとえ、君が何をしても、ボクは君を見捨てないよ、絶対に。何も感じなかったボクに、何も無かったボクの心に色彩を、愛情を与えてくれた君はボクの全てなんだ。君が何よりも愛おしい。あの女たち(メス)妖怪(ケダモノ)なんかと違う、ボクは純粋な気持ちで愛しているんだ。今までボクは待った、何度も何度も君がボクを誘うように過ごすから、襲いそうになったけどボクは我慢したんだ。ボク以外と結婚したら、多分ボクはボクじゃいられなくなっちゃうよ? 呪いなんてボクもかけたくないよ。 ねぇお願いボクと結婚しよう、後悔はさせないから、ね。」

 

1人目 幼馴染呪い系ヤンデレ

 

 

清少納言「あなたのために詠みたかったのですが、わたしちゃんが選ばれるとは思ってな い、から、ただ一言だけ言わせて、仁、私はあなたのことが好き、きっと選ばれなくても私はあなたを忘れることは無いでしょう、私の目を見て仁、もし、もし私を選んでくれるならあなたのために、あなたのためだけにずっと詩を詠みます。死ぬまでずっと。 あなたと結婚したら最初に詠む詩は決まってるの。

わすれじの 行く末までは かたければ けふ限りの 命ともがな、

意味はわかる?いや、わかってよ仁、あ、喋りすぎちゃったかな、あはは」

 

2人目 選ばれる気満々将来を見越し中系ヤンデレ

 

 

 

 

紫式部「貴方は私の初めての友人です、でも私はその関係で終わりたくない、晴明様のような力もありません、諾子さんのような明るさもありません、頼光さんのように名声もありません、で、でも好きなんです、この気持ちだけは負けません、今書いています物語もあなたと私の純愛な物語です、少し出会いが違いますが、ほとんどあなたとの思い出で書いています。私はあなたと婚約してその次の物語を書きたい、いえ、少し書いています、私と婚約したあとは、こ、子供を.........い、いえあなたと幸せになるというものです。物語は事実が1番面白いのです、あなたも分かりますよね?」

 

3番目 まさかの妄想系ヤンデレ

 

 

 

頼光「元々は私と貴方の婚約の話だったのですが、皆様がどこからか嗅ぎつけて今に至りますが、別に全く関係ありません。なぜなら貴方は私と結婚するのですから、今なら可愛い金時と綱が着いてきますよコホンコホン 冗談はそこまでにして、正直に言います、あなたのためだったら今の名声もいりません。財産も、全くいりません。なんならあなたと2人で1から始めるのも全く悪くありません、むしろいいです。仁が何を考えているかはまだ完璧には分かりません、でも私はあなたを止められない、源氏の棟梁よりもあなたの女でありたい。何があってもわたしは貴方を傷つけられない、きっと。、ここまで私を狂わせて堕としたのに、責任は取ってくれませんの?仁。」

 

 

4人目   シンプルに愛と期待が重たい豊満系ヤンデレ

 

 

 




試験の後の検定、模試勉強、その合間に少しでも書きたいものをかければと思います

自分文才ないんで時間と面白さがまちまちです。
面白い時あった?という感想はご勘弁を


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