自称ヤニカスはアストルフォの容姿でガラルを舞う (賽振り狂)
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自称ヤニカス ガラルの地に立つ

リハビリの投稿
匿名は自分が投稿してる作品が難産ではよ書けって言われないように
ある程度書けるようになったら匿名は解除する予定


スローペースな投稿ペースと思う


 長い夢を見ていた。昨日まで働き詰めで、自らの趣味に時間を割く余裕がなくなってきた。

 ポケットモンスター、縮めてポケモン。彼はポケモンにのめり込んでいた。初代の赤緑に始まり、USUMまでやってきた。しかし、仕事が忙しくなりすぎて、彼は買いはしたものの、一度も剣盾をプレイすることは叶わなかったそして新たに発表されたダイパリメイクとアルセウス。彼はプレイできるかわからなかったが、仕事の合間になんとか予約することができた。

 最近吸うタバコの量も増えた気がする。ま、どうせヤニカスだし…うちの家計の6割はポケモン関連とタバコで消えるようだ……

 だが、彼の元に遂に安息が訪れる。だが、それは“死”という意味でだった。過労死。それが彼の死因であった。そんな中でも彼は薄れゆく意識の中ですらポケモンのことを考えていた。

 

 

 ああ、ねがうならぽけもんとくらしたい。と、

 

 

 

 そして、彼の願いは叶えられる。

 今日は星の橋が空にかかる日、七夕であった。

 願いは星を流れ、あるポケモンへと……

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「あーーうーん……」

 

 彼は寝転がっていた地面から身体を起き上がらせる。

 

「うん………うん?」

 

 あたりを見回してみると……雪?

 ここ……どこだ?そう思い、さらにあたりを見回す。だが、自分が見知った景色ではない。さらに、お腹の下…具体的には男の大事なところあたりが寒い。視線を下ろす。

 

「あいすす〜」

 

 だっ、誰?なに、新種の虫?

 ひじょーーーーーに寒そうな虫が彼の大事なところの上にいた。彼の名誉のため、服の上とは言っておく。

 

「なにこの虫……あれ?なんで俺の声、こんなにも高いの……?」

 

 彼はそこで、自らの声が彼の元々も声より高いことに気づく。何かの夢かと思い、頬をつねっても痛い。彼はタバコと愛用していたオイルライターを取り出そうとするが、見当たらない。代わりに見つけたのはどこかで見たことがあるボール6つ。

 

「はっ、えっ?なんでここにコレが?」

 

 そう呟いたと同時にどこからともなく、1匹の鼻水垂らした熊(?)が迫ってくる。鼻水を垂らしながら彼の腕に抱きつく。

 

「ちゃむっ……えっ、クマシュン?」

 

 鼻水垂らした1匹の熊、もといクマシュンが彼の腕に抱きついていた。だが、寒さによって意識が一気に薄れる。なけなしの力を振り絞って見つけたボールのうちの1つを直感で選び、投げる。そして、近くにあるちょうどいい感じに置いてある木材に『かえんほうしゃ』を命じた。そして彼の意識は……………

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「うっ、うーん」

 

 身体を揺さぶられる感覚で彼は目を覚ます。彼の目の前には暖かそうな炎と、少し炎を遠巻きに見つめるさっきの虫とクマシュン。そして………

 

「ウナ……ピポ……ヒメ……クロロン……シュシュ……」

 

 彼がかつてアローラの地で相棒として共に戦ってきた仲間たち、シビルドンのウナ、フライゴンのピポ、クチートのヒメ、黒いオノノクスのクロロン、そして、シェイミのシュシュがこちらを心配そうに見つめていた。

 

『ごしゅじん!ごしゅじんはウナに感謝するでしゅよ!』

 

 シュシュのテレパシー。映画やアニメで見たそれは彼を大変驚かせるも、ポケモンと暮らしたいと思っていた彼にとって願ったり叶ったりのものだ。さっきから変なところで寝たせいで身体のあちこちが痛いし、夢じゃない。

 

「ああ、ありがとうウナ……あれ?スイスイは?」

『ごしゅじんは馬鹿でしゅか!スイスイは水の中で暮らしてるんでしゅよ!』

「嫌だって、シュシュは寒いところ苦手じゃん?だからスイスイも無理してモンスターボールから出てるんじゃないかって心配で心配で…」

『でしゅっ!?』

 

 テレパシーで器用に変な声を出すシュシュに可愛らしさを覚えつつ、ウナの唇を撫でる。すると、とても喜んでくれる。彼は顔は……緩みきっているが、内心もポケモンへの愛でいっぱいだった。

 

『ごしゅじん、顔キモイでしゅ。ががみで見てみるといいでしゅ。』

 

 そう言われたので、何故か持っていた手鏡で自分の顔を見る。映るのはピンク色の髪、可愛らしい顔、だが男だ。

 

(アッ、アストルフォだぁ!服もよく見ればトゥリファスでの思い出じゃんかよ!)

 

 型月作品の1つ、Apocryphaに出てくる黒のライダー、アストルフォ。型月作品の中でも人気が高く、かつ、男の娘という最高の属性を持ち、男女問わずガチ恋勢が存在する…だが男だ。

 型月作品で暮らすのには心臓が痛すぎる、ポケモン世界で良かったと胸を撫で下ろし、同時に思い出す。ポケモン世界で必須のトレーナーズカードと、お金の存在。彼は急いで探す。

 せめてもの救いか、トレーナーズカードはアストルフォ名義で…アローラ地方のものだがあった。問題はお金だ。アニポケではポケモンセンターに泊まる描写があるが、なんらかしらの対価が必要なはずだ。もしくはご飯がないとか。やはりタケシはサトシの嫁かッ!

 

「金がない……」

 

 まさかの一文無し。懐が寒い状況、そんな中、悪魔的発想が頭を過ぎる。

 

「シュシュ……悪魔的発想を思いついたんだが…聞く?」

『……なんでしゅか?』

「ヒメかクロロンにトレーナーをボコボコにしてもらう。」

「ヒッ!?」

 

 遠くでこちらを見ていたトレーナーの1人が小さな悲鳴を漏らす。すぐに口を押さえるが、こちらがアストルフォになったおかげか、悲鳴を漏らす前から気づけてはいた。

 

「クトッ!」

 

 ヒメがトレーナーに向かって……向かって?あの大顎の方を向けてトレーナー達を威嚇する。散り散りに逃げるトレーナー達に興味を無くしたのか、モンスターボールに戻ってしまった。

 

「ちぇっ、せっかくの金づるだったのに逃げちゃった。」

『ごしゅじん!?』

 

 ついでとばかりに、彼は全員にモンスターボールに入ってもらう。ピポとクロロンにシュシュ。特にシュシュは寒さに弱いはずなのにこちらの心配をさせてしまった。彼は急いで街へ向かおうとして……

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 

 彼が街へ向かおうとする最中、ホワイトヒルえきから降りてきた男が1人。男はマイナーリーグのジムリーダー、クサギはシュートシティ目指して重い足取りで歩いていた。

 男の相棒であるアーマーガアに乗って空を飛べばすぐに着くはずなのだが、今日はそんな気分にはなれなかった。

 

 

 ガラル初のタイプに拘らないジムリーダー。全てのタイプのポケモンを、ドラゴンタイプですら人並み以上に扱える彼の実力は確かであった。

 しかし、所詮人並み以上でしかなかった。ジムリーダー達とは遠く離れたタイプの相性の才能。ポケモンの相性で覆そうにも、当然相手のジムリーダーも対策していないはずがない。嘗てはもてはやされた男も次第に負け続け、人が離れていき、今では男のホームであるハロンスタジアムは2人で経営しているようなものであった。しかも、ダイマックスができるスポットでなかったことも災いし、訪れる人は迷子の人か、観光客だけ。

 

 

「はぁ……」

 

 そんな現状にため息しか出ない。男は必死に努力した。だが、いかんせん相手は才能の塊たち。努力することで己をただの石から綺麗な石にした己と比べれば、始めから宝石で、その宝石を最もいい方法で磨いたジムリーダーたちはまさに天と地ほどの差がある。

 さらに追い討ちをかけるよう、新チャンピオンは複合タイプ使い。男の存在はさらに薄れ、ネットでは金泥棒扱い。

 

 

 しかし、男が今までしてきたことに偽りはない。だからこそ、男は今年を最後として、来年で引退するつもりであった。そう、あの馬鹿と出会うまでは。

 あの馬鹿のせいで引退は少し早まったが、ホームであるハロンタウンに訪れる人は一気に増えた。

 ……一部、過激派とタバコ税反対派閥がやってくるのは癪だが、あの馬鹿のお陰であることも事実。せいであることもまた事実なのは少し虚しい

 

 

 ピンク色の髪を揺らしながら、街とは“反対”方向に駆けてくるあの馬鹿な彼女、いや彼と出会うまであと30秒……

 




登場人物紹介

彼(主人公)

 アストルフォの容姿で転生した自称ヤニカス。ただし、タバコはモラルのあった吸い方をしないと怒る。そりゃもう烈火の如く。受動喫煙ダメ絶対。前世ではタバコのせいで肺が弱っていたが、ポケモンの世界に来てからは、後述のシュシュのおかげで肺が常時綺麗な状態に。ポケモンの力ってスゲー!
 手持ちは後述の6体。切り札は全員。
 実は前世で結構武術を嗜んでおり、アストルフォの力もあり、マジカル☆八極拳を行使することができる。
 トレーナーとしての才能はダンデと同格で主人公格以下。

ポケモンたち


ピポ Lv79 おくびょう ふゆう いのちのたま
フライゴン 性別オス
HP6 特攻252 素早さ252
りゅうせいぐん とんぼがえり エアスラッシュ だいもんじ
240-168-155-205-155-260

 昔からお世話になっている特殊型なフライゴン。性格通り臆病で、すぐ後述のヒメ又はクロロンの後ろに隠れる。だが、バトルとなると話は別。普段ビビり散らしているのが嘘のように本気を出し始める。その覚悟はいのちのたまを持つことに躊躇がないほど。


ヒメ Lv80 いじっぱり いかく クチートナイト
クチート 性別メス
HP132 攻撃252 特防126
じゃれつく つるぎのまい きあいパンチ ふいうち
221-237-165-105-142-109
メガシンカver
221-272-229-105-206-109

 素早さという概念を捨てた攻撃特化変態クチート。目立ちたがり屋で、傲慢。バトルも目立つよう振る舞うが、どうやって目立つか、かつバトルに勝てるかを自ら考える勤勉さも持っている。


スイスイ Lv78 ずぶとい ちょすい たべのこし
ラプラス 性別メス
HP6 防御252 特防252
いのちのしずく ぜったいれいど ねごと ねむる
315-144-223-161-226-122

 今回は登場しなかったが、主人公のことはめちゃくちゃ心配していた。努力値と技構成で2回友人をスペースキャットにした変態その2。これが案外強く、USUMのバトルツリーのスーパーシングルでは大活躍を見せる。友人の伝説もすぐ溶けるならぬ凍る。


ウナ Lv79 ひかえめ ふゆう たべのこしorおおきなねっこ
シビルドン 性別オス
特攻126 防御192 特防192
ギガドレイン かえんほうしゃ みがわり ねむる(どくどく)
244-187-191-238-191-107

 こちらも友人をスペースキャットにした変態シビルドン。ハマる時はハマるが、相性がとことん悪い相手にはボコボコにされる。控えめな性格なのだが、ビビりであるピポには大きく出る。が、仲間思いであることに変わりはなく、ビビっているものを取り除くなど優しさが見える。


クロロン Lv80 ようき かたやぶり メトロノーム
オノノクス(色違い) 性別オス
HP6 攻撃252 素早さ252
ドラゴンクロー りゅうのまい つるぎのまい じしん
237-315-173-112-141-258

 BW時代になんの奇跡か野生で出てきた色違いキバゴが進化した姿。常に明るく、全員、特にピポとシュシュに優しいが、仲間を傷つけられても明るいその裏には普段は傲慢なヒメですら震える静かな怒りを持っている


シュシュ おくびょう しぜんかいふく(ランド) きあいのタスキ(ランド)
           てんのめぐみ(スカイ)  こだわりスカーフ(スカイ)
シェイミ 性別不詳
HP6 特攻252 素早さ252
エアスラッシュ シードフレア どくどく やどりぎのたね (ランド)
エアスラッシュ シードフレア でんこうせっか エナジーボール(スカイ)
275-170-189-240-189-264(ランド)
275-174-149-272-149-311(スカイ)

 テレパシーを使うことができ、主人公のことを『ごしゅじん』と呼ぶ可愛い子。普段はツンツンしているが、デレるときはとことんデレ、ピポと同じくビビりなため、よくクロロンの後ろに隠れている。


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自称ヤニカス おじさんに巻き込まれる


書き溜め()を投稿。次からは不定期(1か月以内)です


駆ける駆ける駆けるーーー

 彼は10番道路を街とは反対方向に駆けていた。街から離れているとはつゆ知らず。

 

 隅々までトレーナーを探しながら駆けるものの、怯えて隠れているトレーナーしか見当たらず、そんな連中にバトルをふっかけるのも気が引ける。

 しかし、身体が軽い軽い。前世では武術を嗜んではいたが、タバコのせいで肺が弱っていたから激しい運動は出来なかった。しかし、今の身体はアストルフォのものでもあるからでもあるが、肺が弱っていないのが大きい。それでも身体はタバコを欲しているのだからヤニカスであるのだろう。

 

 

 山の中腹くらいで思い悩んでいるような、重い足取りで歩いている渋いおじさんが目に入る。こちらには気づいていない様子なおじさんはパッと見、結構金持ってそうに思えた。しかし、何か悩んでそうなおじさんにバトルをふっかけるのは……

 少し悩んだ末、バトルをふっかけることに決めた。思い悩んでいるところ悪いけどバトル頼むッ……

 

「おじさん、少し悪いけどポケモンバトルしない?」

「あ…?ああ、いいよ。おじさんなんかで良ければね。でも、おじさん手は抜かないよ?」

「あれ?悩んでいる様子だったけど大丈夫?」

 

 おじさんの方は少し動揺したけど、すぐにモンスターボールを構える。それに合わせてモンスターボールを取り出して、投げる。

 

「行ってこい、サザンドラ!」

「頼むよ、ヒメ!」

 

 おじさんはサザンドラを、こちらはヒメを出す。おじさんは相性的な問題で一瞬顔を歪ませるも、慣れているのか、

 

「サザンドラ、空を飛べっ!」

「行こうかヒメ。まずは舞おっか?」

 

 すぐにヒメの射程外に出て行くサザンドラ。それと同時にヒメはつるぎのまいを使う。それに焦りを覚えたおじさんはサザンドラが使え、クチートに効果的な技を使おうとする。

 

「サザンドラ!だいm「ふいうち」なっ!?」

 

 上空を飛ぶサザンドラが技を放つ瞬間、ヒメはサザンドラの後ろにいた。自らの顎を用いて高く飛び上がったのだ。そしてそのままガブリッ。サザンドラは地面に沈み、気絶していた。

 

「あらら、おじさんの負けか…お嬢ちゃん強いんだね〜」

「おじさんまだ手持ちいるのに諦めるの?」

「ハハハ、経験上わかるのさ。おじさんお嬢ちゃんには勝てないってね。」

 

 どこか哀愁漂うその言葉と同時にボールの中からクロロンが出てくる。そして期待したような眼差しでこちらとおじさんを見る。

 

「ああ、クロロンもバトルしたかったのね…でもおじさんとは…「ちょっと待ってくれ!」うん?」

 

 おじさんが希望に満ちた顔でこちらを見てくる。えっえっえっ?まって一体全体どういうこと?

 

「お嬢ちゃん他にどんなポケモンをゲットしているんだい!?」

「えっ、えっと、フライゴンのピポ、ラプラスのスイスイ、シビルドンのウナとかですかね…?」

 

 それを聞いて、さらに目を光らせるおじさんに恐怖を抱きつつ、シュシュはバラしちゃ不味いだろうから言わない。ポケモンのどこの地方か分からない……多分剣盾の地方なのだろうけど、悪の組織とかにバレちゃ大変だからね。

 

「なあお嬢ちゃん……」

 

 急に肩を掴まれ、身体が跳ねる。クロロンが威嚇するが、そんなことはお構いなしに、絶対にこちらを逃さないようにして口を開く。

 

「おじさんの後継者になってくれないかな!!!」

「えっ、えっ、ファッ!?」

「ハロンタウンに後で来てくれ、いや今すぐ来てくれ!頼む、おじさんの代わりにうちのスタジアムを…ハロンタウンに活気をくれっ!!!」

 

 伝家の宝刀、DO☆GE☆ZAを敢行してまで……だと?

 

「お願いお嬢ちゃんッ!!!」

 

 何!?DO☆GE☆NEに移行しただと!?

 っく、Noとは言えない日本人の感覚がっ……

 

「うっ、わっ、わかった。いいですよ。」

「なら早速!」

 

 おじさんに手を掴まれて引っ張られる。おじさんはすぐにカラスみたいなポケモンを出して2人はそれに乗る。ヒメとクロロンは仕方なしに彼のボールに戻っていった。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

side クサギ

 

 10番道路を歩く中、今日はトレーナーがいないことに気づく。いつもは何人か、こちらがマイナーリーグだということもあり、舐めてかかってくるトレーナーもいるのだが……

 

 山の中腹くらいでいきなり声をかけられる。男とも女とも取れるその声の主は、バトルをしたいようだ。少しおじさんと呼ばれてショックだが、こちらはいい歳したおじさんなのだ。寛大に寛大に……

 

 

 

 ポケモンバトルだが、負けた。瞬殺だった。ありゃ、チャンピオンと互角くらいの技量だなと思う。こっちではなかなか見ない格好だったから観光客なのかと思う。ってかそんな薄着で大丈夫かいお嬢ちゃん!?

 そんな時だ。お嬢ちゃんのボールから、黒いオノノクスが出てきた。

 

「ちょっと待ってくれ!」

 

 えっ?まさかと思い、持っているポケモンを聞く。すると、ドラゴンタイプが被っている以外では全体的にタイプがバラけているではないか。これはもしかすると……

 後継者になってもらう他ない!そう考えたらお嬢ちゃんの肩を掴んでいた。絶対に離せない、結構な力が入っていたと思う。

 

「おじさんの後継者になってくれないかな!!!」

 

 お嬢ちゃんならマイナーリーグからメジャーリーグに。下手すればチャンピオンになれるような存在だとおじさんの感が言っている。絶対に逃がさんと、気づいたら顔を地面に打ち付けていた。

 



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自称ヤニカス ホワイトな職を手に入れる

ハロンタウンってもっと栄えててもいいと思うんです…
一部後書き追加しました


おじさんに連れ去られ、幾時間……はじめての空の旅を楽しみながら風に揺られ、ハロンタウンに着いた。ここがおじさんのホームらしい。しかし、簡素な街だなぁ……喫煙所は…

 おっと、ボクは今、トレーナーカードを見る限り14歳のよう……あり?今、ボクのことボクって……容姿に引きずられているみたいだ。そもそもおじさんっておま……

 不意に、おじさんが1つの施設、簡素な街になぜか存在するスタジアムを指差してボクの方を見た。

 

「お嬢ちゃん!あのスタジアムがおじさんのスタジアムさ!ハロンスタジアム!ガラル初のタイプに縛られないジムさ!」

 

 ボクはその言葉に驚いた。剣盾から追加されたダイマックスをするためには大きなバトルフィールドが必要だと思っていたが、まさかスタジアムだとは……

 

 

「へー。おじさん、ダイマックスってこのくらいの施設が必要なんだ。」

 

 そう言った瞬間、なぜかおじさんが落ち込む。なにか問題でもあったのかと自らの行動を思い返す。

 まさかとは思うけど……

 

「もしかしておじさん……ここじゃダイマックスできないとか?」

 

 おじさんは悲しさなのかなんなのか両腕を地につけ、orzのポーズでさらに落ち込む。マジか……映像で見た限り、大迫力な演出だったのに…スタジアムがあるってことは観客がいるってことだし、大衆ってのは大迫力な、満足がいくようなものを望むから……

 

「おじさん……このジム大ピンチ?」

 

 おじさんは無言で頷く。orzのポーズは崩さないまま……すすり泣く声が聞こえる……おじさん、強く生きて………

 なるほど、ボクを新しい風として取り込みたいわけだ。でもダイマックスはホームじゃできない。

 

 

 

 ボクは腕にある2つの腕輪を触る。ガラルでの続投はなかったメガリングとZパワーリング。そしてボックスにいるはずのあのポケモン…いなかったらしゃあなしだけど、いるならば、ゲーム本編ではできなかった同時発動もできるかもしれない。

 でもZクリスタルは持っていないけどね!クソが!

 まっ、あのポケモンは流石にUSUMのウルトラネクロズマ級の被害が出ない限り手持ちに加えるつもりはないけどね。

 

 

「クサギさーーん?女の子の前で何をしているんですか?」

 

 おじさんがorzのポーズを全然崩さないので、無視して思考を巡らしている中、多分おじさんのことを呼ぶ、1人の女性が現れた。ってえぇ……(困惑)じょせい?まだ130cm程のこどm

 

「何?」

 

 彼女はいつのまにか握っていたボールペンでボクの顔ギリギリに突き刺していた。嘘ん。今のボクでも見えなかった…だと?

 

「その声はセチアちゃんかい!?後継者だよ!このお嬢ちゃんがおじさんの後継者だよ!」

「はえ?後継者ですか?はん、なんの冗談を…」

「このお嬢ちゃんのクチートがおじさんのサザンドラを1発で倒したの!しかもあくタイプの技で!」

 

 おじさんの発言を皮切りに、口を大きく開けながらおじさんとボクの方を見る。うーん、見せるバトルをしないといけないなら今のうちにアストルフォロールした方がいいか?

 とりあえずボクは彼女がこちらを向いた時にウィンクをする。

 

「マッ、マジですか!?」

 

 はい、マジです。しっかし、ここまで驚くとは……さてはこのスタジアム潰れ掛けだな(名推理)

 詰み一歩手前かよオイ。

 

 

「ああ、マジのマジで大マジだ!!!お嬢ちゃんはきっとメジャー、いやチャンピオンレベルの強さだぞ!」

「えっと、よろしくね、セチアちゃん?」

「ええ、よろしく……あっ、名前は?」

 

 おじさんはハッとした顔をして、明後日の方向を向く。そういえば名前言ってなかったな。

 

「うん、ボクの名前はアストルフォ!あと、さっきからお嬢ちゃんお嬢ちゃん言ってるけどボク男だからね!」

 

 うん、ボクの大事なところはあったから男で大丈夫だと思う。でも、男って知っただけで、後継者ってところより驚かないでほしいな。声が出てないじゃないか。

 

「えっ、えっ、えっ?」

「お嬢ちゃんじゃなくて坊主……?」

「あ、ボクの仲間を紹介するよ!でも、最後の子は他言無用でね〜」

 

 そう言ってボクは6つのモンスターボールを手に取る。2人はなんとか再起動したが、最後の子でまた停止しないといいけど…

 

「クチートのヒメ、フライゴンのピポ、ラプラスのスイスイ、シビルドンのウナ、オノノクスのクロロンにシェイミのシュシュだよ、よろしくね!」

 

 

 

黒いオノノクスに、幻のポケモン、シェイミを目にした2人はめのまえがまっくらになった




> ゲーム本編ではできなかった同時発動もできるかもしれない。
→あのポケモンの謎である。なぜかメガシンカとZ技を両立できないのである。絶対カッコいいのに……


> 黒いオノノクスに、幻のポケモン、シェイミを目にした2人はめのまえがまっくらになった
→色違いのポケモンは知っているけど見たことがない。作者もUSUMのストーリーが終わるまで1度も見なかった。とある場所で戦える金のタマタマも実はとってもレアなのである。おじさんはこちらでは驚かなかった。
 シェイミは幻のポケモンなので、こちらも知っていても見たことはない。作者の友人はインターネット環境がなかったので、全く幻のポケモンを持っていなかった。


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自称ヤニカス 相性の大切さを思い知る






「ファイナルトーナメントは、毎年ガラルで1番のトレーナー、つまりチャンピオンを決める催しなんです。チャンピオン及びジムリーダー、そして8個のジムを突破したトレーナーのトップ含む16人のトレーナーによるトーナメントなんです!」

 

 彼女はおじさんをペチペチしながら説明してくれた。どちらかと言うと、四天王いないからトーナメントでチャンピオン決めようぜ。ただし、いきなりチャンピオンと当たるかも。って感じか。

 

「おーい!ローズ会長から許可貰えたぞ!おじさんの代わりに後継者として出てくれ!」

「ほんとですか!!!」

 

 おー、随分と楽しそうなことになったなぁ。よし!チャンピオン倒すつもりで頑張るか!

 

 

 ……ボックスの子達はお留守番だけどね。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 スタジアムに立つ2人それと審判。その2人を歓声が包むが、どうにもボクの方にはその声援が薄い気がする。

 

「オレさまの相手はオマエか?」

 

 ファイナルトーナメント1戦目。いきなりドラゴンタイプ使いと当たりました。個人的にはこおりタイプと当たらなかっただけよしとするか。しかし、クロロンが出たい出たいとボールを揺らして訴えてくる。ま、相手はドラゴン使いだし、問題はないでしょ。例のアレも試せるし。

 

「それではドラゴンストーム キバナvsタイプレス アストルフォの試合を始めます。ポケモンの使用は5体まで。交代ありのルールです」

 

 タイプレスはおじさんのキャッチコピーだったらしい。なんかカッコつけてんな……

 

 

「行くよ、クロロン!」

「頼んだぜコータス!」

 

 へっ、コータス?あれ、コータスってドラゴンないよね?オマエさてはドラゴン使いでねぇな?

 

「黒い…オノノクスだと……?」

 

 おっと、色違いのオノノクスに驚いている様子。うんうん、ボクもこの子ゲットできたのは相当運が良かった。まさかBW2でシンボルエンカウントで手の入るようになるとは思わなかったけど。

 赤いギャラドス然り、前世では有名な色違いだったな…

 

「…仕掛けてこないならこちらから行くぜ?コータス!ふんえんだ!」

「おっと…クロロン、少しジャンプしながら舞おっか?」

 

 コータスによって撒き散らされる炎も、少しジャンプしたクロロンには届かなかった。さらに、その隙に攻撃力を上げていく。観客席からはクロロンがジャンプしたことに驚く声も聞こえるが、意外とオノノクスって早いんだぞ?

 

「クロロン、着地したらもう一回舞って、そのままドラゴンクロー」

「コータス!近寄らせるな、ソーラービームだ!」

 

 クロロンが再び舞う。これで十分、そのまま一撃で沈めれる。コータスのソーラービームも、クロロンのスピードの前では無力。あらかじめ指示していた攻撃は優先的に躱すという指示が大きく出ている。

 

「コータス!?」

「ナイスだクロロン!」

「コータス、戦闘不能!」

 

 その結果がこれだ。クロロンが自ら考えて(・・・・・)コータスの懐からのドラゴンクロー1発でコータスは気絶した。そりゃあ舞っていたから1発で沈むのはほぼほぼ確定だが。

 そして悲しいお知らせ。今の時点でクロロンを追い越せるドラゴンはスカーフ持ちのみ。もしくはにっくきせんせいのツメ。無論、スカーフ持ちが出たらヒメに交代しますがなにか?ツメは許さん。やってしまいなさいスイスイさんピポさん。まぁ、スイスイは今回、手持ちに入ってないけど(涙目)

 

 

「っく、なかなかやるな!行くぞ、バクガメス!」

「出会い頭のドラゴンクロー」

 

 歓声が止む。あるのは戸惑いの声と、バクガメスが地面に叩きつけられ、舞い上がった砂ほこりの音。勝負は一瞬だった。

 

「っ!バクガメス戦闘不能!」

 

 最初に声をあげたのは審判だった。そして巻き起こるブーイングの嵐。だが、クロロンにはそれが1番効く。否、1番効いてしまう。

 

「グオォォォォォッ!!!」

 

 仲間、この場合ボクを馬鹿にされたと思ったクロロンはようきな性格から一変、冷酷モードに入る(おじさん命名)このモードに入ったクロロンは体感で3割くらい攻撃力が上がっているような感じです。あと急所率が尋常じゃないです。

 対戦相手のキバナさんはブーイングが始まった瞬間、あちらを少し睨んでいたので対象にはなっていないみたいですが、観客の皆さん。ご愁傷様です……多分、攻撃しませんから、多分……

 

 

「行くぜ!フライゴン!」

 

 今度はフライゴンが出てくる。だが、それはもう慣れたもの。クロロンの仮想敵はいっつもピポかヒメだからね。ピポの射程もわかってるんだよね……

 

「フライゴン!ドラゴンクローだ!」

「クロロン、指示するからそっちに避けて、まずは右、一歩下がって左にフェイント、右、少しジャンプ」

 

 キバナの指示通り、ドラゴンクローを何度も使用するフライゴン。そしてそれを冷静に回避していくクロロン。ほんと、アストルフォって凄いよ…初動を見ただけである程度攻撃範囲を予測できるんだから。

 

「クロロン、浮いてる下を通ってドラゴンクロー」

「!?フライゴン、後ろだ!」

 

 オノノクスって実はなみのりを覚える。その要領で、地面を滑りそのままドラゴンクローを叩きこむ。そのまま気絶して、地面に落ちる。

 

「フ、フライゴン戦闘不能!」

 

 ほんの数十秒に満たない、それでも観客を掴むのには十分だったのか、最初はなかったボクへの歓声が増える。人間ってほんとこういう時都合いいな。今さっきブーイングしてたのに凄い手のひら返し。あっ、クロロンが睨んでる。あちゃー、冷酷モード継続ですね、はい。

 

 

「……行くぞ、ヌメルゴン」

「クロロン、落ち着いて行くよ」

 

 突如、ヌメルゴンが水を吐く。否、アレは……

 

「クロロン!躱せ!」

 

 いきなりのことに反応できず、指示が遅れてしまった。クロロンはもう指示が出る前に動いてはいたが、それでも掠めてしまう。予備動作なしでハイドロポンプを放ってくるのかよ!

 

「クロロン、一旦距離を取って、舞って、舞って、舞って、舞って」

「!?させるかよ!ヌメルゴン、かみなり!」

 

 ここはゲームの世界ではない。当然、水に濡れたら感電する。そして今、クロロンは感電している。だが、それをものともせず、指示した通り4回舞終わる。

 

「クロロン!ヌメルゴンの懐に潜り込んで、ドラゴンクロー!」

「躱せ、ヌメルゴン!」

 

 だが、ヌメルゴンは躱すことができない。素早さが6段階も上がったクロロンは異常な速さでヌメルゴンを吹き飛ばす。

 

「ヌメルゴン!?」

「よし、いいぞクロロン!」

「ヌメルゴン…戦闘不能!」

 

 

 

「行くぜ、ジュラルドン!荒れくるえよ! オレの パートナー スタジアムごと やつを 吹きとばす!」

 

 彼は1度出したポケモンをボールに戻す。そして、彼の持つボールが巨大化する。……ついにくるか、ダイマックス。ボクもやりたいところだけど、生憎ダイマックスバンド持ってないんですわ。

 

「ラストだ。行くぞクロロン!ドラゴンクローだ!」

「ジュラルドン!キョダイゲンスイだ!!!」

 

 素早さ的にはクロロンの方が上だが、相手はその巨体を生かし、なんとか同時に持ち込む。土煙が舞い、あたり一面を覆い隠す。一瞬、その巨体が見えたことから、相手は耐えたようだ。攻撃を6段階上げたのに……オノノクスの姿は見えない。だが、ボクは確信を持って言う。

 

「クロロン……ドラゴンクロー!」

「ジュラルドン!キョダイ…」

 

 彼が指示をする前に決着がつく。キョダイゲンスイを耐えたクロロンはその巨体をほぶる。ガラルに伝わる巨人討伐のように。

 

 

「グオーッ!!」

 

 

 クロロンが「俺が勝者」と、宣言するかのように勝鬨をあげる。

 ボクの初試合は5タテで終わったのであった。




>16人のトーナメント
→メジャーのジムリーダー+ジムチャレンジをしたトレーナーだと9人になるので、16人に。チャンピオンを入れた理由は、マイナーから7人出るうち、1人が可哀想()だから


>手持ち5体
→公平性を出すため設定。キバナの手持ちが5体ってオマエ舐めてんだろ……


>キバナ
→まだ自撮りはしていないが、既にメジャー入り。歳は主人公と同じという設定(仮)


>初手コータス
→これでドラゴン使いってオマエ……って思ってたけど、ゲームでは一瞬で退場した。やっぱりミミッキュ強い


>冷酷モード
→友人の親戚の子供の相手をしているときに発動。手加減しようと、クロロン以外はイーブイとかラッキーとかをそこまで厳選せずに使っていたが、そのガキが伝説厨で、それ以外のポケモンを馬鹿にし始めたら、手加減なんのその。伝説ポケモンを6タテした。急所率が100%だった。その時友人命名。


>せんせいのツメ
→友人がせんせいのツメ成功→一撃必殺を3回連続で成し遂げやがった。これ以来嫌いに。お前はどこのクズ饅頭か


>素早さ6段階アップ
→ようきレベ80オノノクス努力値素早さ252振り6段階アップのスピードは1000を超える。超速い。


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自称ヤニカスに対する掲示板の反応 キバナ戦

一回掲示板形式で書きました
不評だったら今後やりません


104:名無しのポケモン

おっ、次は最近熱いキバナとタイプレス(笑)さんのバトルだぜ。勝ったな

 

105:名無しのポケモン

>>104どっちが勝ったんだよwww

 

106:名無しのポケモン

>>105そりゃ当然キバナだろ。ダンデがいなければアイツは今頃チャンピオンや

 

107:名無しのポケモン

メロンに安定して勝てるようになれ定期

 

108:名無しのポケモン

ポプラの婆さんにも安定しろ定期

 

109:名無しのポケモン

しかし、クサギのおっちゃん引退か…

バトルは弱かったけど、人間としてはできていたんだよな

 

110:名無しのポケモン

おじさんよりセチアちゃんペロペロしたいお

 

111:名無しのポケモン

>>109人間としてできていても、バトルが弱いからNG

 

112:名無しのポケモン

おっ、出てき……ゑ?

 

113:名無しのポケモン

美少女……だと?アストルフォちゃんね。メモメモ…

 

114:名無しのポケモン

ユニフォームは変わらず白か。番号は384?なんか意味思いつくか?

 

115:名無しのポケモン

みやよ、みはし、さんばし……ワカンネ

 

116:名無しのポケモン

閃いた。アストルフォちゃん男の娘だ。俺の股間がそう言ってる

 

117:名無しのポケモン

通報した。男の娘はないだろ…私女だけどこれでアストルフォちゃん男だったら女としての自信無くすわ。

 

118:名無しのポケモン

キバナは初手コータスか。オマエやっぱりドラゴン使いじゃねぇな?

 

119:名無しのポケモン

アストルフォちゃんは……黒いポケモン?何あのポケモン初めて見るんだけど?

 

120:名無しのポケモン

えっ、あのポケモンもしかしてだけど、オノノクスじゃない?

 

121:名無しのポケモン

間違いない!あれは色違いのオノノクスだ!前にどこかの自然保護区で見たことがある!

 

122:名無しのポケモン

今会場にいるんだけど写真

 

  《画像》

 

 

123:名無しのポケモン

 

 

124:名無しのポケモン

 

 

125:名無しのポケモン

 

 

126:名無しのポケモン

えっ、マジ?確か色違いってタマゴから産まれた子を除いてなつきにくいんだよな?今、トレーナーと目を合わせて笑っていたぞ?

 

127:名無しのポケモン

クサギのおっちゃん後継者に宝石当てた!

 

128:名無しのポケモン

>>126どうせタマゴを孵化させまくって色違い以外は捨てたんだろ。前にもそれで誰か捕まってたじゃん

 

129:名無しのポケモン

>>128いや、クサギのおっちゃんの後継者ぞ?人格者に決まっているだろう

 

130:名無しのポケモン

バトルの話になると全く挙がらないのに、人格者になると挙がる定期

 

131:名無しのポケモン

おっと、バトルのお時間だ。初手ふんえんかよwww

 

132:名無しのポケモン

ファッ!?キバナドラゴン使え定期するつもりが、オノノクスが跳んだ!

 

133:名無しのポケモン

待てあのオノノクス、空中で竜の舞してないか?

 

134:名無しのポケモン

着地してからまた舞いましたよ?

 

135:名無しのポケモン

あっ

 

136:名無しのポケモン

 

 

137:名無しのポケモン

 

 

138:名無しのポケモン

 

 

139:名無しのポケモン

嘘だろおい、ワンパンってマジ?

 

140:名無しのポケモン

おいおい、クサギのおっちゃんが拾ったの宝石どころのものじゃねぇぞおい!

 

141:名無しのポケモン

いやまだだ、自称チャンピオンのライバル様ならここで見せてくれるはずだ。コータスはドラゴンじゃないからこうなったんだ(汗)次は

ファッ!?

 

142:名無しのポケモン

何も……見えなかっただと……?

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

640:名無しのポケモン

いやぁ、アストルフォさんは強敵でしたね(白目)

 

641:名無しのポケモン

>>640現実を見ろ、強敵……アレで?

ラスボスが増えたよ(白目)

 

642:名無しのポケモン

これの恐ろしいところって、手持ちまだオノノクスしか判明していないんだよね(白目)

 

643:名無しのポケモン

アストルフォきゅんは試合後のインタビューで相性が良かっただけと言ってる模様。いや、トップトレーナークラスは余程のことがない限り相性だけじゃ決まらないんだ、キバナvsメロンみたく、ドラゴンで対策が取りにくいこおりならともかく、ドラゴンで5タテは……(白目)

 

644:名無しのポケモン

おい、みんな白目剥いてんな。奇遇だな、俺もだ(白目)

 

645:名無しのポケモン

お前らそろそろ正気に戻れ!キバナが5タテされたんや(白目)

 

646:名無しのポケモン

>>645オマエモナー

 

647:名無しのポケモン

……このままやとチャンピオン大丈夫か?

 

648:名無しのポケモン

>>647無敵のチャンピオン様やぞ、大丈夫だろ(白目)

 

649:名無しのポケモン

次の対戦相手ポプラさんやけど、むっちゃ悔しがってたな

 

650:名無しのポケモン

>>649なにそれkwsk

 

651:名無しのポケモン

>>650ggrks

ポプラさんはな、後継者を探してるんや。それでな、ポプラさん曰く、「クサギはいい子を見つけたね!ウチの新しいピンクとして欲しいくらいだよ!」とのこと

 

652:名無しのポケモン

や さ し い せ か い

 

653:名無しのポケモン

や さ い せ い か つ

 

654:名無しのポケモン

>>651サンキュ、ツンデレニキ。ところで、ピンクってなんや?

 

655:名無しのポケモン

ggrks

 

656:名無しのポケモン

ggrks

 

657:名無しのポケモン

ggrks

 

658:名無しのポケモン

我々はピンクの謎を追うため、ジャングルの奥地へと赴いた

 

659:名無しのポケモン

おい、お前ら!アストルフォちゃんの手持ち判明したぞ!

 

   《画像》

 

 

660:名無しのポケモン

>>659嘘つけと思いながら画像開いたらマジで草。って服装寒すぎてグラスミキサーしそう

 

661:名無しのポケモン

残りはクチートにラプラス、フライゴンにウナギか。ウナギは……でんきタイプか?知らんポケモンやな。

ドラゴン被りがある以外では結構バランスいいな

 

662:名無しのポケモン

ウナギはシビルドンやな。イッシュ出身のワイは知ってる。でんきタイプで特性がふゆうって、「ウナギじゃねぇのかよ!」ってツッコミをお前らはするだろう。

 

663:名無しのポケモン

なん……だと?でんき、ふゆうって普通のポケモン相手に弱点無くないか!?

 

664:名無しのポケモン

>>663かたやぶりとか、いえきで特性無効化するとか(汗)

 

665:名無しのポケモン

一時期カブさんが使っていた燃え尽きる戦法を素でできるのかね?(ほのおタイプじゃないけど)

 

666:名無しのポケモン

でも、案外ヤバいポケモンはいなかったな(オノノクスェ……)

 

667:名無しのポケモン

ここでお前らにカロス在住の俺が教えてやろう。アストルフォちゃんのつけていた腕輪はな、メガシンカするためのものや。そしてクチートはな……メガシンカする。

 

668:名無しのポケモン

>>667メガシンカってあれか?あの……えっと……こっちのダイマックスみたいなやつ

 

669:名無しのポケモン

>>667続き それでな、クチートのメガシンカした個体、メガクチートの特性はな……

 

 

ちからもちや

>>668どっちかというとキョダイマックスのほう

 

670:名無しのポケモン

いや、ちからもちを持っているポケモンは攻撃力弱いから(顎から目を逸らして)

 

671:名無しのポケモン

>>670ああ、大体メガガブリアスの5分の3くらいやな、素が。それに特防がまぁまぁ低く、すばやさは全然ないからな。ちな、メガクチートは個体によってはメガガブリアスのじしんを2回耐えるからな?

 

672:名無しのポケモン

クチートって確かはがね、フェアリーだよね?キバナ相性悪いどころの話じゃねぇぞ?

 

673:名無しのポケモン

きっとカブさんならいける……はず

 

674:名無しのポケモン

ラプラス「ハーイカプゥ?」

フライゴン「やあ」

オノノクス「実は俺、じしん覚えるんだぜ?」

 

675:名無しのポケモン

/(^o^)\ナンテコッタイ

 

676:名無しのポケモン

そういえば、アストルフォちゃんが持ってる花ってグレデシアのはなだっけ?

 

677:名無しのポケモン

>>676グラシデアな、ここ間違えやすいけどレじゃ無くてラだし、デとシ逆だからな

 

678:名無しのポケモン

>>676言われてみればグラシデアのはなに見えなくも……

 

 

くぁwせdrftgyふじこlp

 

679:名無しのポケモン

>>678どうした?何かあったか?

 

680:名無しのポケモン

やばいあすとるふぉやばいしんおいにすんでるおれみたことあるわ

 

681:名無しのポケモン

>>680おい、誤字ってんぞ

 

682:名無しのポケモン

あれしぇいみや

 

683:名無しのポケモン

ファッ!?




掲示板を見たアストルフォ「バレるのはやっ!?」


>384
→ちゃんと意味がある。でも、言葉遊びではない



> /(^o^)\ナンテコッタイ
→まだ、ラプラスの変態さには気づいていません。フライゴンもキバナくらいしか使ってないので、じしんあると思っています



>グラシデアのはな
→グラデシアのはなでも、グレデシアのはなでもない。グラシデアや。ここテストによく出るで


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自称ヤニカス いいものを手に入れる

アストルフォはいいものを手に入れた!


「アストルフォさあああああああん!」

「嬢ちゃあああああああん!」

 

 あぁぁ!もううるさいな、あとトーナメント3人居るんだよ?そんないちいち反応してちゃ意味ないじゃない。

 

「で、次の対戦相手のポプラさんってどんな人?」

「ピンク」

 

「へっ?」

「ピンク」

 

 ピンク?なにそれ、フェアリー使いってことは知ってるけど、何故にピンク?

 ボクは訳のわからないままスタジアムへと向かうことになった……

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 興奮で熱が高まる中、ある理由で観客たちは苛つき始めている。

「お嬢ちゃんに何かあったのかね?」

「クサギさん…男だとわかってもお嬢ちゃん呼びなんですね……」

 

 

 観客たちからの苛つきがピークになる中、ついにアナウンスでアストルフォ及び、ポプラ両名が到着していないことを明かした。そのアナウンスに発狂しかける二人であった。

 

 

 

 

 

 

ー20分前ー

 

 アストルフォはスタジアムに向かっていた。別に方向音痴でもないし、沖縄時間みたく遅れてくるわけでもない。彼は見つけてしまった。ベンチに座って困っている風なお婆さんを。

 前世の彼なら見捨てたであろうが、今の彼はアストルフォ。思考回路がどっちかというとアストルフォ寄りになっている。故に……そのお婆さんの手を取るのに数秒もかからなかった。悲しかな、そのお婆さんは困っていなかったのだけれども。しかし、お婆さんより、己の方が迷惑をかけることになることをアストルフォはまだ知らない……

 

 

 

「大丈夫ですか、お婆さん?」

「大丈夫だよ!それにあたしはまだ若いよっ!」

「おっと、失礼しました貴婦人?」

 

 お婆さんは満足そうに頷く。そして、ゆっくりと、やはりスタジアムの方を目指す。ボクはそれについて行く。この時、無理にでもおぶって行けば結果は変わっていたとも思うし、結局運命だったとも思う。だけど、ボクは後悔していない。

 

 

 

「オイ!お前シェイミ持ってんだろ!?」

「ちょっとオレらに貸してッス?」

「すまえねぇな?でも人助けと思ってよ?」

 

 

「・・・ハイ?」

 

 お婆さんと一緒に歩いていると、不良3人に絡まれた。つまりだ、ウチのシュシュを狙ってる……だと?

 

「えっと、おとといきやがれ?」

「いや、なんで疑問系なんだよ!」

「おいおい、お婆さん。アンタ、ヨボヨボじゃねぇか?ほら、早く行きな。用があるのはそこの女だけだ。」

「そうだぜ。なんなら送って行こうか?」

 

 アレェ?結構優しい?でも、お婆さんはいくらなんでも……

 

 

「アンタ!あたしはまだ若いよ!」

「「「すみませんでしたぁ!」」」

 

 アレェ?もしかして、もしかしなくとも良い人?ねぇ、良い人なの?なんでこんなことやってんの?

 

「っく、それは言えねぇ……」

「とりあえずバトルだっ!オレらが勝ったらシェイミを貸して貰うッス!」

「覚悟はいいか!」

 

 はぁ、何か理由があるみたいだけど……バトルなら本気で行かせて貰うよ?

 

 

「貴婦人は下がっておいてください……行くよ、ヒメ。」

「頼むぜ、ニンフィア!」

「頼ッス!ルカリオ!」

「お願いだ、ブラッキー!」

 

 

 アイエエエエエ!?なつきしんか!?なつきしんかナンデ!?

 お前ら本当に悪か?

 

「ニンフィア、ドレインキッス!」

「ルカリオ、波動弾ッス!」

「ブラッキー!あくのはどう!」

「えぇ……(手加減して)ふいうち。」

 

 攻撃しようとした3体はヒメのアゴの一撃を貰い、気絶する。ワンターンスリーキルゥ…

 

 

「こなクソォォォォォォ!」

 ヒメの鮮やかなワンターンスリーキルゥ… に見惚れていると、不良?に殴りかかられた。でも、ボクの前世+アストルフォの身体能力のせいで…

 

「シッ!」

「グギャッ!」

 

 背負い投げ、1名伸びた。それを見て、怯えるも、目は死んでいない2人。少し、O☆HA☆NA☆SIをするために、ボクはクロロンをボールから出した。

 さて、ここから先は蹂躙(精神的)のお時間だ

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「ほう、シンオウ出身のリーダーが大怪我で死にかけてて、それで故郷の花が見せたかったわけね。最初にそれ言わないと……」

「いえ、グスッ、オレら元不良で、今のリーダーに救われた立場なんでグスッ、」

「どうしても信じてもらえないと思ったんス。だから……」

 

 だから、シュシュを文字通り借りようと……

 いやぁ、お婆さんには迷惑をかけちゃいましたね。

 

「怪我したのもポケモンを守るためだしグスッ、お願いします!」

「「「リーダーにシェイミを見せてやってください!」」」

 

 いつのまにか伸びた状態から回復した不良も一緒に土下座をしてきた。

 Noとは言えない日本人の感覚がっ……(パート2)

 

 

 そこで、今まで口を開かなかったお婆さんが口を開く。

 

「何を悩む必要があるのかいアストルフォ。お前さんはクサギの後継者だろう?やるべきことはただ一つじゃないか」

 

 過去の情報を調べて得た、クサギのおじさんの聖人話。おじさんの後継者たるなら、聖人であるべきなのだろう。それにボクはアストルフォ。お人好しの騎士だ!

 

「そうだね貴婦人。よし、案内してよ!行くよピポ!」

 

 ピポに不良を……お婆さんもついてくるみたいなので4人頑張って乗せてもらって、ボクは、

 

「クロロン、ボクを乗せてピポを追って!」

 

 空を飛ぶピポを追うよう、クロロンに乗せてもらった。残念なことに、アストルフォには騎乗スキルがあるので、無様に落ちたりはしなかった。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「……って、ことがあってさ。やめてくださいしんでしまいます!痛い!」

「いっぺん死んで償えや!」

 

 セチアちゃん、やめてやめて!アイアンクローなんて死んでしまいます、マジで!マジで死ぬぅ!

 

「観客達がポプラさんやクサギさんへの信頼、そしてその理由がなければもっと大変なことになってたのよ!」

「だって、ボクはカロスの昔のお人好しな騎士と同じ名前だよ!それにクサギのおじさんの後継者だよ!?お人好しじゃなくっちゃ!それに貴婦人……ポプラさんとの試合勝ったし!」

 

 待たせた挙句、すぐに試合は終わってしまった。これには観客にも抑え切らなかった人もいた。でも、

 

「ええ、まさか相性不利なオノノクスでポプラさんの手持ち全員倒すとか信じられませんよ!」

 

 りゅうまいで6段階アップさせてじしんで余裕でした、まる

 

「はぁ、次チャンピオンとですよ?」

 

 ゑ!?




>いいもの
→秘密。でも、すぐに判明する。チャンピオン戦後くらいに



>ピンク
→ピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンクピンク



>発狂
→ファンブルおこしました。一時発狂です。



>沖縄時間
→沖縄の方で見られる、待ち合わせ時間に一時間くらい遅れてくること。沖縄では当たり前なので、沖縄の方に行くときは注意するべし



>なつきしんか
→懐いていないと進化しないはずのポケモン。ポケモンに愛情を注いだ証。時折、悪の組織の幹部やボスが繰り出してくるクロバットやはなつきしんかのポケモン。他人から奪ったのかはたまた……



> ワンターンスリーキルゥ…
→某カードアニメの某蟹が言われたセリフ。コマンドーとかで言われてそうだが、違う。コマンドー以上にヤバい奴らがいた時代ではあるが。サモサモキャットベルンベルン……



>騎士
→アストルフォは騎士。あんな感じでも騎士。理性が月にあるけど騎士である。



>カロス
→カロスの元ネタはフランス。そしてアストルフォはフランスの騎士。あとはわかるね?


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自称ヤニカス vs ダンデ

なんか筆が乗ったので投稿。チャンピオン戦です。


 ものすごい歓声。もう、うるさくてものすごいって感想しかでない。あっ、うるさいも感想か。

 向かい側に立つのがチャンピオンだからそうであろう。ハッキリ言ってうるさい。マジで。

 ボクは力を抜いて、軽く跳ぶ。そして……笑った。チャンピオンも笑っている。肌で感じているんだ。相手は自分と同格だと。ボクが手に入れた才能と同じ位に才能があると。

 

「キャアアア!!!」

「チャンピオン頑張って!!!」

「熱いバトルを!!!」

「頑張ってください姉御!!!」

「がんばれアストルフォちゃん!」

「アストルフォきゅんハァハァ」

 

 聞こえてくる歓声にさらに笑みが深くなる。昨日の不良に、一部変態もいるが。

 

 

「さてっ、覚悟はいいかいチャンピオン?」

「ああ、俺も負けるつもりはないぜ?」

「ふっ、ボクだって負けたくないさ!ボクだって男だもんね!いくよクロロン!」

「いくぜオノノクス!」

 

「「グオォォォッ!!!」」

 

 時が止まる。お互いに睨み合う。歓声すら聞こえぬボクとチャンピオンとポケモン達だけの世界。そして、お互いにお互いのポケモンを見つめ、頷く。

 

「「ドラゴンクロー!」」

 

 ぶつかり合う一撃。その一撃は黒い衝撃波となって、お互いのトレーナーを襲う。お互いの服を揺らし、そして……僅かだが、黒いオノノクス。クロロンが一歩引いた。

 いじっぱりオノノクスかっ!このポケモン世界、バトルがアニメ版のこの世界では最速と準速の間には確かに大きな差がある。だが、今ここに立っているのは同格のトレーナー。その差は些細な話であり、そして、準速であるオノノクスのパワーが最速のクロロンを上回った。ただそれだけである。

 

 

「クロロン!そのままドラゴンクロー!」

 

 だが、こっちだって負けちゃいられない。クロロンが自分の判断で一旦下がる。そしてすぐさま、ボクが指示すると同時に突っ込む。技を積んでる暇はないっ!

 

「オノノクス!ドラゴンクローだ!」

 

 2度目の撃ち合いは、クロロンがすぐさま引いた(ダメージを抑える)ことで衝撃波も出ずに終わった。

 

 

 だが、ダンデはオノノクスに迫る黒い一撃に反応が遅れた。

 

「オノノクス!」

「グオォッ!?」

 

 反応が遅れたせいで満足に撃ち合えなかったこともある。だが、今確実に、クロロンの方が攻撃の力が上だった。

 

「なっ!?オノノクス!」

「クロロン!ドラゴンクロー!」

 

 4回目の撃ち合いは圧倒的にクロロンが上を行った。重たい一撃がオノノクスに入る。感覚では削り切った。

 

「オノノクス!ドラゴンクロー!」

 

 だからこそ、そして、ゲーム時代の癖が抜けていなかった。レート戦やバトルツリーばかりをやっていた弊害がここで出る。

 

「なっ、クロロン!」

 

 絆耐え。ゲーム時代では懐いていれば時折、トレーナーの為にポケモンが意地で耐える。ゴルゴのオクタン……あれはちょっと違うが、あれと同じようなものだ。

 ふらつくクロロン。だが、その目はまだ強く輝いている。

 

「クロロン!じしん!」

 

 力強くじめんに足を撃ちつける。たったそれだけの動作。そして巻き起こるじしん。

 

「オノノクス!すまないな。」

「クロロン!っ!ありがとうね。」

 

 そして2人のオノノクスは力無くして倒れる。ボクらはすぐにボールに戻すと、有無を言わさず、ボクは頬を叩いて、チャンピオンは少し下を向いて切り替える。

 

 

「まさか、クロロンだけでいけるかなって思ってたけど、そうじゃないっぽいね。」

「当たり前だ!チャンピオンタイムはこれからだ!」

「翻弄しよう!ウナ!」

「こっちもだ!バリコオル!」

 

 相手はバリコ……バリアード!?なんか知ってる姿と全然違う!リージョンの進化ってことか!なんかこおりタイプっぽい見た目してんなオイ!

 

「ウナ!かえんほうしゃ!」

「バリゴオル!かえんほうしゃだ!」

 

 お互いにはなった炎はぶつかり合う。そのまま消えてしまった。

 

「ウナ!みがわり!」

「バリゴオル!同じくみがわり!」

 

 ちょこん、と置かれる人形がふたつ。この時点でボクはバリゴオルが何をしたいのかがわかった。

 

「すぐさまギガドレイン!」

「こっちもギガドレイン!」

 

 お互いに人形から体力を奪う。

 そういえばなんでみがわり人形からギガドレインしても体力を奪えるんだろう?みがわり出した時のコストで?

 

「ウナ!使ってない技を使え!」

「!?バリゴオル、やり返せ!」

 

 ウナがはなった10万ボルトはバリゴオルが真似る前に当たる。そして、遅れてバリゴオルの10万ボルトがウナ目掛けて飛んでくるが、ウナは逆にそれを利用して、

 

「ウナ!そのまま10万ボルト!」

 

 10万ボルト+10万ボルト。合計20万ボルトの1撃がバリゴオルを襲う。それでも、バリゴオルは立っていた。

 そこからは混戦だった。同じ技を同じ技で返してお互いにダメージが蓄積されていく。ただ、食べのこしを持たせていたウナの方が有利であっただけで、一歩間違えれば負けていた戦い。最後まで立っていた(?)のはウナであり、倒れたのはバリゴオルだった。

 

 いやぁ、セチアちゃんに言われて10万ボルトの練習しておいてよかった!

 

「仇をとるぞ!ドラパルド!りゅうのいぶき!」

「ウナ!かわしてかえんほうしゃ!」

 

 しかして、普段はかわせるようなものでも、疲れていれば話は別。かえんほうしゃは掠めた程度に止まり、ウナはかわしきれずに当たってしまう。

 

「ッ!ウナ!意地を見せるぞ!ギガドレイン!」

「ドラパルド!ドラゴンアロー!」

 

 今度は知らない技。それに判断がまたしても遅れる。ウナの一撃も決まるが、倒すまでには至らない。そして、ドラパルドの頭の方からはなたれた小さな子供に撃ち抜かれたウナは倒れてしまった。

 

 

「ありがとうウナ。じゃあ次はピポ!速攻で決めろ!」

「かわせドラパルド!」

 

 出てきた瞬間、だいもんじをすぐさま2回はなつ。1回はかわされたものの、2回目は当たった。そして、

 

「ピポ!

「ドラパルド!

 

 

            りゅうせいぐん!!!」」

 

 

 2体のポケモンのりゅうせいぐんがぶつかり合う。トレーナーどころか、観客席にまで届く砂埃にけたたましく響く轟音。観客達は相打ちだと感じてるだろう。だが、ボク達2人は確信している。ピポもドラパルドも耐えていると。

 

「ドラパルド!ドラゴンアロー!」

 

 経験の差でチャンピオンが先を行く。そして砂埃が晴れる。そこに映るのは地面に転がりながらも、闘志を燃やすドラパルドと、その身体をドラパルド目掛けて突っ込ませるピポがいた。とんぼがえり。ピポが覚えている唯一の物理技であり、下がった特攻を戻すためのもの。さらに手持ちと入れ替わる技。だが、入れ替わらない。

 

「ピポ……」

「ドラパルド……」

 

 そして、2体はその場に崩れる。お互いにお互いの最後の一撃が決まり、気絶したのだ。お互いの残りは2体ずつ。2人は戦ってきたボールを撫で、次の一手を探る。

 ここは……シュシュ。任せたぞ

 

 

「任せたぞシュシュ!」

「頼む!ギルガルド!」

 

 

『どんとこいでしゅ!』

「ああ、エアスラッシュ!」

「シェイミか!ギルガルド、キングシールド!」

 

 チャンピオンはシェイミに一瞬驚くも、すぐさま指示をする。だが、当たらない。

 

「セチアちゃんが手持ちに持っていたからねっ!」

「成る程……だが!せいなるつるぎ!」

「遅い!エアスラッシュ!」

 

 素早い一撃でギルガルドに攻め込むシュシュ。だが、ギルガルドはその一撃を盾で防いでいた。ボクはそれを見て、ヒメも応用できそうだと思いつつ、BD150の脅威を考える。ギルガルドはキングシールドと攻撃を巧く使い分けるポケモン。相手より遅い方が強く、ABCD150とか、合計種族値創造神とか色々強いポケモンだ。だが、弱点もある。それは、遅いことだ。遅くないといけないポケモンの悲劇とも言えよう。シュシュの実質すばやさ400越えには決して及ばない。

 

「シュシュ!縦横無尽に駆け回れ!」

「なっ!?」

 

 それを生かせばいい。セチアちゃんとの戦いで生み出した戦術。ギルガルドは隙のないように見えるが、攻撃するときはBD50になるし、盾で守っている時でも後ろがガラ空きだ。

 

「シュシュ!隙を見てエアスラッシュだ!」

『任せるでしゅよ!』

「ッ!ギルガルド!耐えてくれっ…」

 

 だが、誰の目をしても、今の状況が不利な方は一眼でわかる。隙を確実に、正確に攻撃していくシュシュと、防戦一方のギルガルド。だが、一撃一撃は軽い。それでも確信にダメージを蓄積させていく。そして、感覚では3割程度を削った頃、

 

「ギルガルド!キングシールド!」

「シュシュ!エアスラッシュ!」

 

 ギルガルドの反応が一瞬遅れた。その隙を突き、シュシュが重たい一撃を当てる。

 

 

 

 

 

 

『でしゅ!?』

 

 ギルガルドからはなたれる凄まじいエネルギーの光線。思わず目を瞑ってしまうほどのそれは、シュシュを吹き飛ばした。

 

 

「てっていこうせんか!シュシュ!」

 

 隙を突いた筈が、完全に隙を突かれてしまった。シュシュは目を回して気絶していた……

 

「ありがとうシュシュ。ボクらのエースがどうにかするから。」

「……ギルガルド、警戒するぞ。」

 

 

「チャンピオン、ボクはね、負けたくないんだ。」

「……ああ、俺もだ。」

 

 チャンピオンの獰猛な笑みを同じ位獰猛な笑みで返す。負けたくないんだ。ボクがこの世界に来て、初めてのゼンリョクのバトル。

 

 

「でも、ボク達にはダイマックスという武器がない………Zクリスタルは用意できなかったけどね。もう一つの方を見せよう。いこうかヒメ。ボク達のキズナを みせつけよう! メガシンカ!」

 

 ヒメを包む進化の光。その光が収縮した瞬間、強い足取りでふたつの顎をもつ1体のポケモンが現れる。

 

「最終幕の始まりだッ!!!ヒメ、つるぎのまい!」

「ギルガルド!ねむるだ!」

 

 ヒメが舞う中、ギルガルドは眠って起きる素振りを見せない。だが、ボクの勘が言っている。ギルガルドは起きていると。大方、攻撃する瞬間、キングシールドを使うつもりだろうが……

 

「ヒメ、つるぎのまい」

 

 油断しているわけでも、失敗なわけでもない。確実に……そして切り札すらねじ伏せるッ!

 

「ヒメ、つるぎのまい」

 

 世間話でもするような、でもどこか真剣に言う。だからこそ気づかない。いや、直前でバレてしまったようだが関係ない。これは……全てを突き破る槍だ!

 

「!?ギルガルド、キングシールド!」

「……行けッ、ヒメ!!!」

 

 僅かにキングシールドを展開する方が早かった。だが、それだけ。攻撃6段階アップ(4倍)ちからもち(2倍)きあいパンチ(威力150)の暴力には耐えられない。

 ギルガルドはスタジアムの中央から一気に端まで吹き飛ばされ、一撃で気絶する。

 

「なっ、どうしてギルガルドにかくとう技がッ!?」

「チャンピオン、いいこと教えよう。ギルガルドは実態を持ってるんだ。それに、キングシールドも。それをヒメがおもいっきし吹き飛ばしただけさ。」

 

 攻撃実数値、約1000の暴力を喰らえッ!(なお、手助けすればさらに上がる模様)

 

「・・・そうか……でも、まだまだ チャンピオン タイムは終わらない! 終わらせないッ!!いくぞリザードン!

 

 

リザードンの 本気を みせよう!

キョダイマックス タイム!!」

 

 一度ボールに戻ったリザードンは、大きく、キョダイになって現れる。

 

「グオォォォ!」

「クトッ!」

 

 キングシールドによって2段階攻撃が下がったが、それでも一撃は十分、

 

「ヒメ!ふいうち!

「リザードン!キョダイゴクエン!

 

 ヒメのふいうちが先を行く。ポケモンのゲームも、アニメも相手が攻撃技なら絶対先行を取れる摂理。そして……

 

 

 

 キズナという不確定な摂理。一撃で刈り取られるはずだった体力は、絆耐えと言う目に見えない大切なものによって僅かに残る。

 

「リザードオオオオオオオオオン!!!」

 

 そして、リザードンの口から飛ぶ火の鳥は確実にヒメを包み込んだ。

 

 

 

「ヒメッ!」

 

 だが、見えない大切なものはこっちにもある。そうだ、ボクは信じなくちゃいけない。だって、仲間だから。

 

「クトォォ!」

 

 こちらも熱いと思うほどの熱を、炎を耐え、ヒメは立ち上がる。だけど………

 

「ヒメ、ありがとう。そしてごめん。ボクまだ弱いや。」

 

 

 

 

 

 

 リザードンが巻き起こした熱で気絶しそうになる程熱いスタジアム。そこを、立ち上がったまま気絶したヒメのもとに駆け寄る。

 ボクはすぐにヒメをボールに戻し、そしてげんきのかたまりを使う。

 

「クト……」

「気にしないでヒメ。だってほら……」

 

 徐々に聞こえ始める歓声。集中している中では聞こえなかった外野の声。そのどれもがお互いを称えるものであった。

 

「チャンピオン。おめでとう、君の勝ちだ。次はボクも負けないからな!」

「ああ!」

 

 そして、チャンピオンは両足を開き、左手の指を3本立て、腕をまっすぐ上に伸ばす、噂に聞くリザードンポーズをする。

 

 瞬間、爆発する歓声。

 ボクはそれを聞いて、ふっと、糸が切れたように気絶した。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 ボクが目を覚ますと、そこはクサギのおじさんの家であった。クサギのおじさんと、セチアちゃんが居た跡があり、メモ書きがあった。

 ふふっ、あの2人も喜んでるみたい。なんでも今回の活躍でメジャーリーグの候補に上がったようだ。

 

 

 ボクはなんでも丸一日寝ていたらしい。その間に3位決定戦は流れたけれど、相手とは今度機会があったら戦うことになった。カブさんって言う人らしいんだけど、人格者らしいね。クサギのおじさんと聖人勝負してた。

 

「みんな、今日はゆっくりしよっか。」

 

 ボクはみんなを連れて、ハロンタウンの外れの森に入る。

 野生のポケモンと少し戯れつつ、森の奥深く、古びた剣と盾の元に向かう。

 

「ごめんね、君たちの邪魔はしないから。」

 

 森のさらに奥深くから、2体の、パッケージにいたポケモンに似ていて違うポケモンに出会うが、ボクの持つ“12”個のボールを見て何か察したのか、木の下でこちらを見張りながら寝転ぶ。

 

「みんな!出ておいで!」

 

 いつものメンバーに、サブの手持ちである、ミミッキュ、フシギバナ、ラティアスを出す。そして、ボクは一応森の守護者らしい2体に手持ちのこの3体を出していいか聞く。天候に関してはこっちでどうにかするからと、断りを入れ残りの3体も出す。

 

「今日は存分に遊ぶぞ!」

『おー!でしゅ!』

 

 みんなも元気そうに返事してくれた。

 

 

 

 後で、時間を忘れて遊びすぎて、ボクが行方不明扱いになりかけていたことを知り、探し回っていたクサギのおじさんとセチアちゃん。そして、ボクのお見舞いに来ていたらしいチャンピオンが迷子になりかけるとかなんとか。




>不良
→半舎弟化。後日登場する。



>絆耐え
→廃勢ほどあまり見ない光景。アストルフォの前世は廃勢に近かったので計算外だった。



>バリゴオル
→つまり(主人公の手持ちは)そういうこと。



>ウナ
→10万ボルト覚えた。(意地で)今、ウナは5つ技を使える状態。



>ギルガルドBD150
→アストルフォはギルガルドがまさかの種族値弱体化を喰らったことを知りません。強化こそあれど、弱化はギルガルドが初ですしね……
3割削れてる計算でしたが、実際は4割以上5割未満です。



>ヒメvsギルガルド
→ギルガルドは実態を持っていると知ったからやりたかった。ゲームではできない。原理は実態を勢いよく押し出し、その衝撃と壁にぶつかった時のダメージで気絶させるというもの。なお、USUM時代では6段階上がったメガクチートがきあいパンチを撃った場合、水タイプに変化したB特化B252H252ギルガルドを約2,5回倒せる。急所に入れば3回超える。



>ヒメvsキョダイマックスリザードン
→相性が悪すぎる。絆耐えしても確実に殺してくるキョダイゴクエン。ヒメは泣いていい。



>古びた剣と盾
→例のアレ。これ持たせない変態構築結構楽しい



>サブの手持ち
→友人とのエンジョイ対戦でヒメとクロロンのトラウマを避けるよう懇願され使っていたパーティ。それぞれの変態さは出した時に……残りの名前出てない3体はガチ構築。天候云々とか一体どこの伝説なんだ?
それぞれの選抜理由は、
ミミッキュ→むっちゃ好みのポケモン。
フシギバナ→毒枠を考えたら自然と。
ラティアス→本来は入ってなかったが、ある人物との絡みを用意するため。
天候変える奴ら→趣味だよ悪いか?



>ダンデ方向音痴
→公式設定である。


 もう一度言おう。公式設定である。


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自称ヤニカスとFall

ダイパリメイクはメガシンカできずに泣きそうです(クチートのメガシンカどこ?ここ?)
フライゴンは6V確保しました

あと、深夜テンションで書いたので、書き直すかもです。


禁断の果実ってどんな味がすると思う?

 

 

 甘い?苦い?酸っぱい?辛い?旨い?

 

 じゃあ食感は?匂いは?色は?形は?

 

 

 りんごとする説、イチジクとする説、ぶどうとする説、色々ある。だけども、ボクが食べたのは

 

 

 

 

 

 甘くて硬いけど中は柔らかい、なんとも言えない、いい匂いの赤い赤いりんごだった。

 だけどもたべたおれときみはおちちゃった

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 ボクは今、ローズ会長(胡散臭い人)から頼まれて、ある人と会うことになっている。

 ローズ会長……フラダリパターンだな?メガフラダリ化するんだろ?

 

『右でしゅ。』

 

 まっ、そんなことはどうでもいい。いや、それ以上に不味い。ローズ会長が会うように言ってきた相手。ハンサムと言う男だと聞いていたが、ハンサムは国際警察だ。

 ん?なんで不味いかって?

 

 剣盾ではリストラ(言い方ェ…)されたポケモンが多数居た。ウナもそのうちの一体。そして、この世界では、剣盾に登場しないポケモンは持ち込み禁止、許可がないと連れてこれないポケモンだったのだ。剣盾に登場しなかったガブリアスやボーマンダが持ち込みOKだったり、UBや伝説準伝幻は何も記載がないのは笑ったけど。もし来たらヒメがじゃれつくぞ。

 

 

『そこ左でしゅ。』

 

 

 もしも、もしもだ。ウナに関して言われたら?ボクは道筋を考える。

 ……とりあえず、UBを捕獲に行くのは確定として、残りの3体という切り札を切るしかない。報酬も・・・

 

 

 

 ボクの思考が纏まらない中、待ち合わせ場所に着いてしまう。ありがとうシュシュ。おかげで迷子にならなかったよ……

 しっかし、ウナの為だけの理由で国際警察が来るもんかねぇ?来るように言われていたホテルのエレベーターを使い、8階へ行く。その際、偶然同じエレベーターに乗り合わせた女性2人組がこちらを見て騒いでいるが、関係ない。関係ないったらないのだ。今はトゥリファスでの思い出だし、バレないと思ったんだけどね?

 

 

 

 指定された部屋はえっと・・・

 

『はぁ、836でしゅよ。』

 

 836っておもいっきしハン(8)(3)(6)じゃん、隠すつもりねェのかよオイ。

 扉を4回ノックする。返事が返って来ないので、ドアノブを回してみると……お、開いてんじゃん!

 

 

 とびら開ーけーーーてーーーーーえぇーーー!!!

 2人飛びだーすの今ホラァ⤴︎

 

『わけがわからないでしゅ。』

 

 いいだろ?ほら、ちょうど2人だろ。迷惑?知りませんねぇ。極論言えば、こうやって呼ぶ方が迷惑な気が『それはご主人だけでしゅよ!』あっ、そう。

 いやしかし、目の前にはやはりかスーツ姿の人が……ハンサムシャキーンって山◯ボイスで言ってくれないかしら?レベル1すずもちココドラ出してきそう。ジムに組み込むかなぁ……

 

 おっと、ズルッグもいるじゃないですかヤダー(ズルッグはXY、SM、USUMでは側に居ないけど)よし、ある程度時間軸は絞れたな(確信)

 

 

「わたしの名はハンサム、所謂国際警察だ。はじめまして、アストルフォ・・・君で良かったかな?君が呼ばれた理由はわかるかい?」

「ええ、はじめまして836さん。それで要件はなんだい?ボクだって暇じゃないんだけど?」

 

 お互いに圧をかけ合う。そりゃ、こっちだって仲間がかかっているんだ。負けるわけにはいかんのだよ!

 

「「はっはっはっは……」」

 

 顔は笑っているようだが、お互いに目は笑っていない。如何に相手の弱みを見つけるかの勝負。まっ、ボクにはシュシュという心強い味方がいるけどね(相手にもいる)!ケツイを抱き続けるんだ!

 

????「やってみせろよ、マフティー!」

?????「何とでもなるはずだ!」

???「ガンダムだと!?」

 

 鳴らない言葉をもう一度描いて

 

 

 えっと、カボチャはどこっすかね?

『・・・何してるでしゅか?』

 反省を促すダンスを……

 さぁ!みんな踊れ!

 

『はぁ、昨日早く寝かせておくべきでしゅた。』

 

 いやぁ、ジムリーダーの仕事って忙しいね!おっちゃんと交代するだけで、まさか3日も徹夜になるとは思っても見なかったよHAHAHA!約6ヶ月後のジムチャレンジまでになんとかしないと!(順序では4番目らしいので……)だからぶっちゃけ早めに終わらせて寝たいッ!

 

「はぁ、それで本題は?」

 

 折れた。眠い。ガチで眠い。ボクがアストルフォになってから体力は昔よりあるけれど、睡眠耐性は消えたようだ。女神転生シリーズのRTAだと即リセ案件ですね。

 

「……君はウルトラビーストと呼ばれるポケモンを知っているか?」

 

 UB・・・ウルトラビーストは知っている。SMおよび、USUMに出てくる別の世界からやってきたポケモンたちのことだ。また、全員が特殊なワープゲート的なウルトラホールを開くことができる。(アンノウンやフーパも多分これに分類される)

 言ってしまえばネタに事欠かない奴ら(クラゲ、マッチョ、紙、ナルシスト、でっかい!説明不用!、石の集合体、花火、フェアリー4倍、蜂)ん?そういやなんか足りねぇな?太月コンビと約1100は除くとして……誰だっけ?確か、技構成が雑魚だった記憶が……

 

「うんにゃ、知らない。……それがボクに何か関係するの?」

 

 だ が 言 い く る め を す る

 

 

 こっちだってどうしてこの世界に来たか知らないんだ。だからさ、可能性はあるよね(極論嘘は言っていない)

 

「そうか…ならば聞こう。君はどこから来た?」

 

 や っ た ぜ

 

 

 でも、これってウルトラホールから来たことを確認しているような………ハッ、そうか、USUMの10年前!そして、ウルトラホールを通った人間はウルトラビーストに狙われやすい!そうか、そういうことか!ハンサムさんがガラルに来た理由は、ガラルにウルトラホールができていないかの確認と、アレか!

 

 

 じゃあ、それに合わせて喋れば勝ちなのでは?

 

 

「・・・覚えていない。いや、全部ではないけれど、ビル群が立ち並んでいた記憶はある。」

「……ヒウンシティか?……いや……」

「……わからない。」

「そうか。」

 

 そして、ハンサムは少し考える素振りを見せた。勝った!第3部完!ビル群と言うことで、似た場所が出てくる!

 さらにさらに!嘘は言っていない()

 最後に!シュシュはツンデレだから、ボクが寝ていない間、ずっと起きてたんだ!つまり!今寝てる!!!

 これがボクの秘策だ(ドヤッ)

 

「また、会いに来る。それまでに、ーーーーーーー考えておいてくれ。それではさらばだ。」

 

 

 ふうん、やっぱりか。ボクは少し考えつつも帰る。すぐにでも寝るために。

 

 

 

 

 

 

 なお、帰りはシュシュが起きるまで逆方向に向かっていた模様。




> とびら開ーけーーーてーーーーーえぇーーー!!!
→結構前に流行ったアレ。再放送が偶然流れたため、採用。



> ????「やってみせろよ、マフティー!」以下略
→流行りのアレ。作者はダンスバトルが好きです。



>UB
→順にウツロイド、マッシブーン、カミツルギ、フローチェ、テッカグヤ、ツンデツンデ、ズガドーン、アクジキング、アーゴヨン、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマのこと。ん?やっぱり1人少ないな?



>アレ
→SM、10年前、そしてあのキャラを踏まえたら多分わかる。



>ヒウンシティ
→ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2に出てきたでっかい都市。ここにもゲームフリークがある。ビクティニ道場の入り口でもある。



>3徹目
→辛い、ただただ辛い。2徹目の時点でテンションが変になる。3で狂う。



>ーーーーーーー
→アレと同じ。



>禁断の果実
→秘密♡


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自称ヤニカスとジムミッション?

ダイパリメイク、追加コンテンツでメガシンカ来ないかな〜来ないかな(クソデカボイス)


 ハンサムから呼び出されて1月が過ぎた。その間に色々あった……ハンサムがアデクさんから貰ったタマゴをこちらに渡してきて(色違い確定のヤツでは?)カブさんと仲良くなって、ポプラさんのお茶の手伝いをした。だが、一番の変化は、

 

「アストルフォマスター!仕込み終わったッス!」

「マスター!内装は仕上がったぜ、ありがとうニンフィア。よしよしよしよし……」

「マスター!リーダーの方はそろそろ退院できるそうです!リーダーもマスターに感謝してたです!」

 

 例の不良たちがボクの部下?的なものになったことであろう。ちなみに呼び方は最初は姉御だったが、男だと判明し、兄貴は違うとのことで、マスターになった。うん、聖杯戦争でも始まりそうだなオイ。

 

 それで問題なんだが、ジムってさ、毎回毎回何か仕掛けあるじゃん?アレ、今作ってる(パワーワード)

 前のクサギのおっちゃんは相性のクイズにしてたみたいだけど、なんか味気ないじゃん(唐突のdisり)

 

 ってなわけで、まぁ一通り完成した。んだけど……

 

「これ結構難くね?」

 

 不良たちが一回チャレンジしたんだが、全員成功できなかったんだ。その驚愕の内容は……

 

 

 

「バナバーナ♪」

「「「ダネダーネ〜♪」」」

「ピカ〜チュウ!」

「チャア〜♪」

「グルルルル……」

「ピャア!」

「グォォォ!」

「キュキュ!」

 

 

 

 ポケモンたちの放牧された場所を 駆 け 抜 け ろ しかも、ワイルドエリアって呼ばれる強い野生のポケモンの住処で。(ちゃんとある程度の柵は作ったけど)

 勿論、あくまでもバトルの範疇を超えたことはしないし、全員が全員バトルが好きってわけでもない。但し、中にはテトテト歩きながら、やることはえげつないレベル4くらいのココドラ(かいがらのすずは勿論持たせてますとも)、メタルバーストを覚えているボスゴドラ、ピカチュウと何故かペアを組んでるミミッキュ、まひるみ最速スカーフ持ちトゲキッス、キョダイマックスを“自力で”できるカメックス、拾った色違いのサザンドラ(凄くつおい)や、こちらも色違いボーマンダ(メガストーン持ち)、そして我らが

 

「グオオォォォォ!!!」

 

 クロロンさん等々。いやぁ、クロロンさんは静かに(?)お散歩してるだけなのに、凄い威圧感。凄い(語彙力喪失)。でも、後ろには何体かのキバゴが付いていっているし、背中にはピカチュウがいるし、頭には花冠みたいにキュワワーが乗ってるし……可愛い。

 

『はぁ、ところでグラシデアの花畑はいつできるでしゅか?』

「ふっふっふ、今作ってる途中さ!」

 

 不良たちのリーダーが詳しく、今度手入れをしてくれるらしいぞ。なんでもリーダー群生地の近くに住んでたらしく、その群生地の管理を知り合いの爺さんと暫くやってたんだって。今はシンオウのリーグとかが助けてくれているらしいんだけどね。そのお爺さん、こっちに来てくれないかなぁ……

 

 ん、そろそろかな?

 

 

「やぁ、アストルフォ君。例の物、できたんだって?」

「ああ、カブさん!えっへん、できたよ!」

 

 まぁ、難易度高すぎるけどね。

 ジム3つ突破できてイキがってるアホどもは悉く粉砕されていくだろうけどね、ふふふ……

 

 それにだ、ここの放牧にあたって、ほかのジムリーダーのみなさんに手伝って貰ったところもある。カブさんのミッションは似通ったところがあって大いにアドバイスをくれたし、キバナ(例の一回戦の相手)は柵を作るの手伝ってくれたし、ダンデはワイルドエリアに作るのを許可してもらうための仲介役になって貰ったし、ジムリーダーたちは捨てられてたり、理由があるポケモンたちを頂いたし、シュシュはワイルドエリアに住んでいたポケモンたちに説明をしてくれたし(ジムチャレンジの面を持ちつつ、ポケモンたちの保護の面もあるからすぐOKもらった)他にも……

 まぁ、沢山の人とポケモンに支えられたわけだ。圧倒的感謝ッ!!!

 

「アストルフォ君……これは……やりすぎだね。」

「あっ、やっぱり?うーん、シュシュ、とりあえずみんなにもうちょっと手加減するようお願いしますね〜」

 

 おーい、みんな!もうちょっと手加減……えっ、嫌?なんかブーイング起こってるし。そこまでバトルしたいの?

 

 

 

「・・・ねぇねぇ、アストルフォ君ってさ、みんなに絶対懐かれてるよね?」

「・・・えぇ、ポケモンたちの為に特注の鍋でカレーを何度も作ったり、みんなが過ごしやすいよう、場所に応じて色々な変化を加えたり、ホウエンのきのみプランターを買ってきたり、そのきのみをポケモン1体1体の好みに合わせて作ったりと、マスターは確実にヤバい人です。」

「あっ、きのみプランターなら僕使えるよ!」

 

 少し尊敬した顔で見つめる不良と、少しズレてる、こちらも人垂らしなカブさんがそこにいた。そして、不良たちの視線の先には、沢山のポケモンから抗議の「じゃれつく」を受けているアストルフォがいた。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

side 緑色のボーマンダ

 

 拙者、ボーマンダと申す。あくまでボーマンダというのは、人間共が言っていただけで、本当かどうかは知らぬが、おそらくボーマンダであろう。拙者の主人もボーマンダと呼んでいる。うむ?この口調変であるか?昔、人間共が見ていた“てれび”なるものに出てきた人間の口調を真似ているのだが……ふむ、たしかに主人とその仲間たちの口調とは全然違うがもう慣れてしまってな。うむむむ……

 

 

 

 おっと、其方は拙者の過去が知りたいのであったな。ふむ、まず生まれた地はよく覚えておらん。周りに拙者と似た、そして決定的に色が違う仲間?兄弟がいたのは覚えている。其方も同じ経験をしなかったか?

 だが、そやつらは拙者を攻撃してきた。拙者はその時、生まれてまもなかったので、抵抗する術を持たなかった。そして、すくすくと、攻撃されながらも育っていく中、拙者は進化した。周りより圧倒的に早く。そして、すぐに次の進化もした。ほかの仲間が進化するよりも早く。その時、拙者は飛ぶ術を得た。そして出て行った。初めて飛ぶ空は気持ちよかった。

 

 

 

 さまざまな地を巡った。天にも届く雪山、伝説なるポケモンが暮らす水域、遥か昔に人間共が作った塔のてっぺん。色々と巡った。そしてある時、とんでもない威圧感の竜とであった。拙者は力を欲していたので、当然戦いを挑んだ。結構いい戦いをしていたと思う。序盤は、だが。突然、相手は変形したのだよ。竜から人のような型に。そこからは一方的だった。拙者は辛うじて生き残ったが、一歩間違えれば死んでいたであろう。拙者はその時誓った。新たなる進化を得ようと。

 

 

 

 数年経ち、ある老いた仲間と出会った。そのお方は拙者のことを攻撃してこず、拙者を快くもてなしてくれた。あのお方は拙者の親のような人物であったよ。拙者はお方に進化の可能性を尋ねた。すると、“めが進化”なるものが存在するそうではないか!拙者はその鍵を必死に尋ねたが、はぐらかされた。しかして、そのお方はいい方であった。拙者にバトルのコツをさまざま教えて貰った。しかし、そんな日々は長くは続かなかった。寿命だ、お方の命は尽きかけていたのだ。拙者は必死に看病をした。だが、その甲斐もなくそのお方は亡くなった。初めて泣いた。

 

 

 

 拙者はお方の墓を作った。不器用だったが、必死に作った。すると、お方の口からある石が現れた。その石は拙者となにかを結んでいるようだった。拙者はその石を口に入れ、お方を埋め、旅立った。その時だ。拙者を光が包み込んだ。光が収まり、空を飛ぶと速い。とんでもなく速いではないか!拙者は歓喜した。お方のお陰で新たな道がひらけた!その時、拙者は結んでいるものに気づいた。お方とのキズナだ!縁だ!かのお方が天から拙者を見守っているのだ!

 

 

 

 それから拙者はこの地にたどり着いた。さまざまな人間共がポケモンたちとキズナを結んで挑んできた。拙者は人間共とポケモンのキズナもあるのかと感嘆していた。中にはキズナどころか拙者と同じく攻撃されていたポケモンもいた。その時は大抵人間共が悪いので、大怪我を負わせることもあった。ポケモンはボールを壊せば離れることはこの時知った。そうやって攻撃されてきたポケモンもここには居る。なんなら拙者の子分たちは皆そうであった。

 

 

 

 ある時、拙者の子分たちを狙い、様々な人間共が襲ってきた。拙者も必死で戦った。中には倒れ、起き上がらなかった人間も、ポケモンもいた。全員が逃げるか動かなくなって拙者は子分たちを連れてその場所を離れた。拙者がここまで傷ついたのはあの新たなる進化を見て以来であった。子分たちは必死に看病をしてくれた。だが、拙者の意識は薄れていく。そんな中、拙者の目の前に現れたのは主人であった。

 

 

 

 あとは其方も知る通りだよ。むむむ?其方も新たなる進化を物にしたいと?拙者にもよくわからないが、其方ではできない……と思う。しかし、其方は新たなる進化をものにしたいのであろう?例えば其方の口……口?両手のそれを使うとかはどうであるか?むっ、今から勝負がしたいと?待て待て、今から主人にお客さんが来るんだ。せめてそのお客さんが帰ってからにしよう。確か名を……ユウリと申したか?




ボーマンダ いじっぱり Lv76 キズナしんか(自力でメガシンカする) 
ボーマンダナイト 
H32 A198 B18 D10 S252
げきりん じしん りゅうのまい そらをとぶ


サザンドラ ひかえめ Lv75 ふゆう
じゃくてんほけん
H4 B56 C252 D52 S146
りゅうせいぐん だいもんじ あくのはどう はかいこうせん



>タマゴ
→ハンサム曰く「バトルしないから」と、もらった。色違い確定のフカマルかタツベイが生まれるが……?少なくともアストルフォの手持ちには入らない。おっと、少し揺れてるようだが?



> レベル4くらいのココドラ(かいがらのすずは勿論持たせてますとも)
→頑丈ココドラで調べてもろて。連続持ちやかたやぶり持ちには弱いが、その他には強く出れる。強い(確信)



>メタルバーストを覚えているボスゴドラ
→こっちも伝説級をワンパンしてくるヤベェ奴。ただ、伝説系はかたやぶりに似たものを持つ場合もあるので注意。



>ピカチュウと何故かペアを組んでるミミッキュ
→マジかよ(真顔)設定的には不味いんですけどねぇ……(USUMミミッキュイベント参照)



>まひるみ最速スカーフ持ちトゲキッス
→シュシュの弱体化版(タイプ的にはトゲキッスの方が優秀だが)それに、夜でも使える。



>キョダイマックスを“自力で”できるカメックス
→こちらもヤバい。ワイルドエリアでのレイド以外でのトレーナーの特権を奪う勢い。



>拾った色違いのサザンドラ、色違いボーマンダ
→一昨日ゲットした。モノズとボーマンダの厳選をしてたら孵った。びっくりした。個体値は、得意であった方がいいものを高くし、野生でありそうな(無いと思うけど)物にした。



>キズナしんか
→オリジナルの特性。キズナへんげみたいなイメージで



>ユウリ
→剣盾の主人公。なお、アストルフォはそのことを知らない。


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自称ヤニカスとユウリとタマゴ

 ジムチャレンジに関することをカブさんとある程度話して解散となった。カブさんも次のジムチャレンジの仕込みをしなければならない。ボクも今から引っ越してくる子供の相手をしなければならない。どうやら、この町には子供と同年代の子が1人しかおらず、次に歳が近いのはなんとボク。これにはビックリだ。

 

 まぁ、相手をするって言っても、危険な場所とか教えるだけなんだけど。あとは自由にしてもろて(一応不良を1人つけるけど)

 マジでごめん!ボクこれからセチアちゃんとワイルドエリアについて説明に行かなきゃいけない!ったく、なんで貴族どもはそこら辺うるせ〜んだよ!提出した資料だけで納得してくれよ……

 

 

「えっと、それじゃあ危険な場所はわかったかな?」

「おう!」

「……」

 

 

 うん……この町に住む子供ってチャンピオンの弟のホップ君なんだよね、すっごい元気。対照的にユウリちゃん。もうホップ君と仲良くはなってるけど、ホップ君の後ろに隠れている。

 あゝ悲しかな。心なしか睨まれてるようにも感じる……。まっ、いっか!よっぽどのことがない限り、問題はないでしょ(これをフラグという)!

 

 そして、ボクはフライゴンに、セチアちゃんはカイリューに乗る。って、セチアちゃん、ギルガルドといい、カイリューといい、結構強いのでは?あと、ネギガナイトならぬカモネギの進化も手持ちにいるらしい。詳しいことは知らぬ。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

side ユウリ

 

 わたし、ユウリはこのたび、このハロンタウンにひっこしてきました。それのひっこしいわい?かなにかでおかーさんはいません。かわりにごきんじょさんになるホップといっしょにあそびにいきます。

 そのまえににテレビでみたあすとるふぉさんとあいました。どこかからかいあつをかんじます。すこしこわいです。

 

 

 

「なーなー、アレってポケモンのタマゴだよなぁ?」

「うん、まえにテレビでみた!」

 

 あすとるふぉさんと別れてすこし、もりのなかでわたしたちはきのかぶのうえにあるタマゴをみつけました。そのちかくにはみしらぬおとなのひとがいます。ほかにもいっぱいのポケモンが。

 

 

「おっ、確かホップ君とユウリちゃん、ですッスね!このタマゴ持ってみるッスか?」

「「おう!(うん!)」」

 

 みしらぬおとなにはついていってはいけないと、おかーさんにいわれてますが、タマゴをさわってみたい……というよく?がでてしまいました。

 

「いがいとあたたかいな……」

「このなかにポケモンがいるの?どんなこかなぁ?」

 

 

 わたしたちがもつにはすこしおおきかったですが、そのおとながささえてくれました。

 おとなのひとはまわりをみわたして……とつぜんポケモンをだしました。いっぱいいたポケモンたちはみんなにげだしました。

 

「ルカリオ、はどうだんッス!」

 

 そのさきにはおおきなみどりいろのポケモンがさんたいも……おとなのひとはこちらをちらっとみたあと、

 

「ここを真っ直ぐ行けば町に出れるッス、タマゴを持ってはやく逃げてッス!」

「おっおう?」

 

 

 わたしたちははしりました。けんめいにけんめいに。すこしとおくできこえていたおおきなおとはとちゅうできこえなくなりました。

 あのおとなのひとはだいじょーぶでしょうか?

 

 

 それからすこしして、もりでぜんぜんみなかったポケモンがでてきました。さっきのおおきなポケモンのいったいです!わたしとホップはすぐにきのかげにかくれました。

 

 

(ホップ!あのおおきなポケモンどうしよう……)

(たぶん、こっちをおってるんだぜ……こんなときにアニキがいてくれたら……)

 

 

 わたしたちのきもちはさがっていきました。そのきもちをふるいたたせる?ようにあたまをニャビーのようにふって、たちあがります。そのとき!わたしはあやまって、きのえだをふんでしまいました。きずいたときには、あのおおきなポケモンがこっちにせまってきます!

 

「ユウリ!さきににげろ!」

「ホップ!?」

 

 タマゴをこちらにわたし、ホップがおちていたこいしでポケモンにこうげきしました。おこったポケモンは、ホップをこうげきしようとせまっています。わたしはいてもたってもいられず、わたしもいしをなげました。

 

「ユウリィィィ!」

 

 わたしのほうにむかってくるポケモンからにげようとするも、あしがからまってしまい、ころんでしまいました。ポケモンのタマゴはぶじでしたが、めのまえにあのおおきなポケモンがせまっています。わたしはめをつぶっていました。

 

 

 なんびょうでしょうか?とつぜん、おおきななにかがたおれるおとがしました。わたしがめをあけると、そこにはくろくてめをあかにひからせるおおきなポケモンが、みどりいろのポケモンをたおしていました。わたしはそれをみたあと、きぜつしてしまいました……

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

side アストルフォ

 

「おい、3人の容体は!?」

『マスター!子供たちは主に気絶しただけですが……サンちゃんとルカリオがまだ目を覚ましません……』

「わかった。バンギラスは全員トレーナーがいたんだよな?待ってろ。殲滅してくる。」

『マスター……お気をつけて。』

 

 ボクは受信機を握りつぶしそうになりつつも、抑えながら用意を始める。

 

「すまん、セチアちゃん。クソ貴族共は任せた。」

「えっ、えぇ……わかりました。わかりましたよ!ふふふ、帰ったらお高いプリンでも請求しましょうかねぇ!」

 

 ボクはそれにウィンクで返した。

 

 

 

 日が沈む街を駆けて、誰もいない場所であるボールを取り出す。紫色の少しダサいそれは、限られたトレーナーのみが使うことを許されたボール……マスターボール。そのなかにいるポケモンが姿を表す。

 

「キュリィィィ!」

「いくぞ、クロユリ、Come on, you guys, I'll make hell?(さあ諸君─地獄を作ろうか?)

 

 

 その竜は一筋の流星となって、天を登った。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

side ???

 

「はぁ、はぁっ!」

 

 ああ、クソ!こんな依頼なんか受けなければよかった!なんだあのボーマンダにサザンドラ、フェアリータイプやらこおりタイプやらを連れて行ったが全く意味ないじゃないか!あのバンギラス共も3体もやられちまった。

 

 

「だけどなぁ!あと3体いるんだよ!」

 

 追いかけてくる黒いナニカに向けて3体のバンギラスを繰り出す。だが……一閃。そう、たった一瞬のことだった。黒いナニカが赤い光を宿した。その瞬間、バンギラス共が全員やられた。

 

「はぁ!?クソが!色違いもでねぇし、ホント役立たずだなぁ!ああ!もっとはやく走れや!」

 

 乗っているファイアローを叩く。だが、いや。何がいけなかったんだろう。あのクソ鳥は俺を落としやがった。そして、その黒いナニカが目の前に迫る。いや、いや違う。黒いナニカだけじゃない。

 

 周囲にはピカチュウやミミッキュが俺を囲み、ファイアローの遥か上にはさっきの色違いのボーマンダにサザンドラ。そして、黒いナニカを追いかけるようにトゲキッスが迫っている。

 

 

「は、はは、ハハハハハハハハハハハ!なんでだ!なにか俺がやったか?俺は頼まれてやってるだけなのに?文句は依頼者に言えや!」

 

 

 その言葉が届いたか届いてないか知らないが、人影が見えた。その影の主は、ピンク色の髪を風に揺らせて───その眼はこちらを射ている。

 

「へっ、なんだ?殺すのか?」

「うん……社会的にね。」

 

 だが・・・

 

「アブソル、噛みつけ!」

 

 残念だったな!俺がポケモンをたくさん連れてることは今来たオメェは知らないだろうな!

 

「クロロン、行け。」

「グオォォォォォォォォォォ!!!」

「ガハッ…」

 

 俺の薄れゆく視界には吹き飛ばされるアブソルの姿が。ああ、クソ。結局何もできなかったのかよ……




>タマゴ
→色違い確定のアレ


>???
→もう多分登場しない屑。実はもう既に一度出演してる。



次は掲示板回の予定。


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自称ヤニカスに対する掲示板の反応 その2

VSポプラ

 

460:名無しのポケモン

えっと、既に両者30分の遅刻です。

 

461:名無しのポケモン

草ァ

 

462:名無しのポケモン

クサギのおっちゃん気絶済み、セチアちゃんガチギレです……ハイ。

 

463 :名無しのポケモン

おいおい、ポプラのばーちゃんは兎も角、アストルフォきゅんは大丈夫か?

 

464 :名無しのポケモン

大丈夫だろ……大丈夫だよな?

 

465 :名無しのポケモン

>>464むしろ相手の方が大丈夫か?あの5タテ色オノノクス先輩ですぜ?

 

466 :名無しのポケモン

33-4でオノノクスが勝ちますねぇ。やりますねぇ

 

467 :名無しのポケモン

>>466なんでや電流関係ないやろ

 

468:名無しのポケモン

>>466その4の影があればいいんだけど……

 

469 :名無しのポケモン

あっ、

 

470 :名無しのポケモン

空から……降ってきましたねぇ

 

471 :名無しのポケモン

おいおい、ポプラさんとアストルフォきゅん大丈夫か!?

 

472 :名無しのポケモン

おわっ!オノノクスが2人をキャッチした。てか、よく見たらあれ、お姫様抱っこじゃね?

 

473 :名無しのポケモン

>>472ほんまやな。なんだよ、ステータスイケメンに全て振ってんのかよ。

 

474:名無しのポケモン

オイラ知ってる。これ夢女子や夢男子増えるやつや。

 

475 :名無しのポケモン

>>476結局どっちやねん。

 

476 :名無しのポケモン

っていうか、嫌な予感がするんだが……

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

621:名無しのポケモン

 

 

622:名無しのポケモン

 

 

623:名無しのポケモン

 

 

624:名無しのポケモン

あー、そろそろ帰ってこい

 

625:名無しのポケモン

まさかの5タテ!

 

626:名無しのポケモン

タイプの関係で相性悪いと思ってたけどそんなこと全然なかったぜ!

 

627:名無しのポケモン

オノ『ドラゴン効かない?ならじしんを喰らいやがれ!』

アス「ドラゴン効かない?ならじしんなら関係ないね!」

ポプ「今度トゲキッス連れてくるから覚悟しな!」

アス「エアスラッシュとかオススメですよ!」

 

628:名無しのポケモン

>>627草

 

629:名無しのポケモン

完全に発想が脳筋なんですがこれは……

 

630:名無しのポケモン

実際、ひこうとフェアリーを両方持っているのはトゲキッス系統だったりする。逆に言うと、それ以外いない。

 

631:名無しのポケモン

これが黒い悪魔か……

 

632:名無しのポケモン

えっ、チャンピオン大丈夫かこれ?

 

633:名無しのポケモン

>>632無敵のチャンピオン様やぞ!大丈夫に決まってんだろ(震え声)

 

634:名無しのポケモン

アストルフォを許すな

アストルフォを許すな

アストルフォを許すな

 

635:名無しのポケモン

>>634おう、荒らしは帰れ。ここはアストルフォきゅんを見守るスレや

 

636:名無しのポケモン

>>634でもまあ、一理ある。正直言って失望したので、ダイゴのファンやめます。

 

637:名無しのポケモン

>>634ポプラさん連れてやってきたんだから問題ねぇだろ?それに、そんなこと言い出したらチャンピオンはどうなる?

 

638:名無しのポケモン

出たよ、チャンピオンの迷子。

 

639:名無しのポケモン

 い つ も の

 

640:名無しのポケモン

テレビの企画でシンオウに行くはずが、1人だけ何故かアローラに行った伝説。

 

641:名無しのポケモン

アローラ側も驚いただろうな、

職員「アローラに来た目的は?」

ダン「ん?ここシンオウじゃないのか?」

職員「」

 

642:名無しのポケモン

まっ、それに比べれば……可愛いか?(キョダイマックスすら一撃で葬るオノノクスを従えている図)

 

643:名無しのポケモン

>>642どっちもどっちだろ

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

VSチャンピオン

 

286:名無しのポケモン

いやぁ、遂にやってきてしまいましたよ、VSチャンピオン

 

287:名無しのポケモン

ワイ、普段トーナメントとか関係なく仕事民。今日はいつもは怖い社長が珍しく休みくれた。娘と一緒に試合見に行くらしい。

 

288:名無しのポケモン

ワイ、飲食店のアルバイト。今日の時給は普段の2倍です。

 

289:名無しのポケモン

ワイ、スタジアム周辺の警備。相棒のウインディと共に今日も一日頑張るぞい!

 

290:名無しのポケモン

ワイ、今日も今日とて残業確定です クソ上司が仕事押し付けてきました

 

291:名無しのポケモン

ワイ、クレープ屋。すっごい売れる。

 

292:名無しのポケモン

今日も仕事をしてくれている方々のお陰で社会は成り立っています。敬礼ッ!

 

293:名無しのポケモン

敬礼!

 

294:名無しのポケモン

敬礼!

 

295:名無しのポケモン

敬礼!

 

296:名無しのポケモン

流れを切るようで悪いが、そろそろ始まるぞ。今、凄い歓声。何人か鼻息荒くしてる変態いるけど。

 

297:名無しのポケモン

お互い初手はオノノクスか……どっちが強いんだろう

 

298:名無しのポケモン

お互いにドラゴンクロー!同じくらいのファッ?

 

299:名無しのポケモン

アストルフォきゅんのオノノクスが競り負けた……だと!?

嘘だろ、ダンデお前やっぱりチャンピオンだ!

 

300:名無しのポケモン

2発目の打ち合いだ!

しかし、すぐに引くぅ!ん?

 

301:名無しのポケモン

えっ?

 

302:名無しのポケモン

やっぱり、アストルフォきゅんのオノノクスは素早く攻撃するタイプのくぁwせdrftgyふじこlp

 

303:名無しのポケモン

はぁ!?はぁ!?力負けしてたオノノクスがオノノクスを吹き飛ばした!?

 

304:名無しのポケモン

あっ!アストルフォきゅん油断したな。今ので確実に削り切れるって確信持ってた。でも耐えちった。

 

305:名無しのポケモン

いやでも、確実に削って行くあたりアストルフォも流石だわ。

 

306:名無しのポケモン

頼むチャンピオン勝ってくれ!アストルフォきゅんが勝っても嬉しいが、同僚と10000円賭けてるんや!

 

307:名無しのポケモン

>>306ガチでどっちが勝ってもおかしくねぇからな。今むっちゃ心臓バクバクさせてそう。

 

308:名無しのポケモン

しかし、これで初めてオノノクスが落ちたな。次は……ウナギか。

 

309:名無しのポケモン

ダンデはバリゴオルか……アイツいっつも覚えてる技違うから何がしたいかわからへん。

 

310:名無しのポケモン

>>309それ言ったらキバナの初手コータスってなんや?

 

311:名無しのポケモン

やっぱり同じ技を使っていくゥゥゥ

 

312:名無しのポケモン

バリゴオルってこおりタイプだよな?なんでかえんほうしゃ覚えんだ?

 

313:名無しのポケモン

>>312それ言ったらウナギもだろ?

 

314:名無しのポケモン

みがわり……両方にちょこんと置かれましたねぇ……

 

315:名無しのポケモン

ほんっと、コイツ何がしたいんだか……

 

316:名無しのポケモン

ん?流れ変わったぞ?

 

317:名無しのポケモン

ファッ!?

 

318:名無しのポケモン

アス「使ってない技よろ!」

ウナ「オッケー!」

バリ「ファッ!?」

 

319:名無しのポケモン

わけわからんが、凄いってのはよくわかる。

 

320:名無しのポケモン

もしかしたらやが、バリゴオルはモノマネの応用をしてたんじゃないかね?ダンデのバトルセンスとバリゴオルの訓練でズレをコンマ単位に縮めて。

 

321:名無しのポケモン

>>320もしそうだとしたら、それをやってるダンデもスゲェし、それを3回程見ただけで見抜いたアストルフォきゅんもスゲェな。

 

322:名無しのポケモン

どっちも人間辞めてて草

 

323:名無しのポケモン

そして地味な絵面が続きます……

 

324:名無しのポケモン

地味〜

 

325:名無しのポケモン

ダンデの次はやっぱりドラパルドか?

 

326:名無しのポケモンだろうな。アストルフォきゅんは誰だろう?やっぱりラプラスかなぁ?

 

327:名無しのポケモン

フライゴン推しのワイが通りますよ〜

 

328:名無しのポケモン

それにしても、アストルフォきゅん、名付け下手説あるくないか?

 

329:名無しのポケモン

>>328なしてや?

 

330:名無しのポケモン

今までのポケモンのあだ名

オノノクス→クロロン

シビルドン→ウナ

 

331:名無しのポケモン

おい、お前らドラパルド出てきたで。

 

332:名無しのポケモン

やっぱり疲れてますねぇ…最初のキレ?がなくなってる。

 

333:名無しのポケモン

ありゃま。反応遅れちった。アストルフォきゅんの次の手持ちは……フライゴンか。

 

334:名無しのポケモン

渾身の名前

 

_人人人人_

> ピポ <

 ̄Y^Y^Y^ ̄

 

 

335:名無しのポケモン

オノノクス→クロロン

シビルドン→ウナ

NEW

フライゴン→ピポ

330ニキありがとうな、コピペさせてもろたわ。

 

336:名無しのポケモン

うわぁ、おそらからいしがふってくる〜

 

337:名無しのポケモン

うわぁ

 

338:名無しのポケモン

うわぁ

 

339:名無しのポケモン

うわぁ

 

340:名無しのポケモン

お前ら語彙力の霊圧が……消えた!

 

341:名無しのポケモン

お前もうわぁにならないか?

 

342:名無しのポケモン

もう、砂埃で何も見えねぇ

 

343:名無しのポケモン

む?ダンデが何か指示しましたねぇ

 

344:名無しのポケモン

えっ、ファー

突進するフライゴンを迎え撃とうと構えてますわ!

 

345:名無しのポケモン

あっ、崩れた。

 

346:名無しのポケモン

ッスーーー

今年のリーグ色々ヤバない?

 

347:名無しのポケモン

>>346いや、チャンピオンはこれからや。ダイマックスしてからが光るんや(汗)

 

348:名無しのポケモン

>>347いやでも、アストルフォきゅんダイマックス使えんのやで?

 

349:名無しのポケモン

使えなくてもあそこまで強い……初手ダイマックス……あっ(察し)

 

350:名無しのポケモン

チャンピオンはギルガルド、アストルフォきゅんは……シェイミ!?グラシデアを嗅いだシェイミです!

アストルフォきゅんやっぱりすごかった!!!

 

351:名無しのポケモン

凄いな。物理的に何も見えん。シェイミがはやすぎる。

 

352:名無しのポケモン

そしてそれを目線で追いきっているチャンピオンとアストルフォきゅんェ……

両方とも人間じゃねぇな!?

 

353:名無しのポケモン

しかも、キングシールドを全て躱してる?っぽい。

 

354:名無しのポケモン

でも、アストルフォきゅん、何もしてねぇな。

 

355:名無しのポケモン

>>354いや……違う、タイミングを見計らっている?でも、シェイミがタイミングを見極めきってるし……なんの?

 

356:名無しのポケモン

おそらく、ギルガルドの攻撃タイミング……か?

 

357:名無しのポケモン

地味な時間(その2)

 

358:名無しのポケモン

これ……凄いな。ギルガルドって隙を全然見つけられないんだわ。それなのにあのシェイミは完全に理解できてる。

 

359:名無しのポケモン

うおっ!?

 

360:名無しのポケモン

なんだこれ!

 

361:名無しのポケモン

なっ、あの一瞬でてっていこうせんを使った……だと?

 

362:名無しのポケモン

うわっ、アストルフォきゅんが追い詰められた。

 

363:名無しのポケモン

いけー!チャンピオン、俺の10000円がかかってんだ!!!

 

364:名無しのポケモン

>>363草

 

365:名無しのポケモン

最後の手持ちはクチートか……

 

366:名無しのポケモン

すごい……笑っています……

 

367:名無しのポケモン

本来笑うと言うのは以下略!

 

368:名無しのポケモン

メガシンカだ!

 

369:名無しのポケモン

メガシンカきちゃああああ!

 

370:名無しのポケモン

顎が2つじゃあああ!

 

371:名無しのポケモン

チャンピオン、ギルガルドを眠らせました!

 

372:名無しのポケモン

アストルフォきゅんは全く動じず、舞わせてます。

 

373:名無しのポケモン

まだ舞ますねぇ……

 

374:名無しのポケモン

そろそろか……そろそろだよな?

 

375:名無しのポケモン

っ!?

 

376:名無しのポケモン

うえ?

 

377:名無しのポケモン

ふぁ?

 

378:名無しのポケモン

吹き飛んだ?ヤベェ、スッゲー衝撃波。耳鳴りもする。

 

379:名無しのポケモン

やっば

えっ、やっば

 

380:名無しのポケモン

えっ、今のかくとう技だよね?なんで当たった?

 

381:名無しのポケモン

チャ「何!?」

アス「ギルガルドは実態を持ってるんだ。それに、キングシールドも。それをヒメ(クチート)がおもいっきし吹き飛ばしただけさ。」

 

お前何言ってんだ?

 

382:名無しのポケモン

へー、全然分からん

 

383:名無しのポケモン

おっけ、ちょっと計算してきた。スタジアムの長さは約100m。それの半分を、俺らが認知できない速さで飛んだ。人間の脳が処理できる速さは1F、1/60秒であるから、秒速3000m、マッハ9くらいで吹き飛んだ。

 

384:名無しのポケモン

>>383オイオイ!マッハ9って衝撃波とか大丈夫かよ!?

 

385:名無しのポケモン

>>384距離が短かかったから救いがあったが、もっと広い場所だとヤバい。(ダンデとアストルフォが無傷なのがわけわからん)

そして、運動エネルギーの計算は、1/2×質量(kg)×速度(m/s)の2乗

つまり、53(ギルガルドの重さ)×3000^2=238500000J

gに直すと、約12tになる。なお、これで壊れない壁も壁で異常だし、ポケモンもポケモンで異常。

 

386:名無しのポケモン

お前ら!リザードンがキョダイマックスしたぞ!

 

387:名無しのポケモン

>>385すごいのはわかるが……わけわかめ

 

378:名無しのポケモン

うおおおおおおおお!リザードンをクチートが吹き飛ばしたあああああああああああ!!!

 

379:名無しのポケモン

すげえええええええええ!

 

380:名無しのポケモン

あっ、

 

381:名無しのポケモン

耐えた、耐えた!耐えたあああ!リザードン、耐えてます!!!

 

382:名無しのポケモン

あっ、熱い熱い熱い!現地の最前線だが、ここまで伝わる熱が!

 

383:名無しのポケモン

クチートはほのおタイプに弱いぞ!あああああ!

 

384:名無しのポケモン

クチートォォォ!!!

 

385:名無しのポケモン

あれ、

 

386:名無しのポケモン

耐え……た?

 

387:名無しのポケモン

うああああああああああああああ!10000円がああああああああああ!

 

388:名無しのポケモン

えっ、アストルフォきゅん?

 

389:名無しのポケモン

クチート、立ったまま気絶してます!

 

390:名無しのポケモン

リザードン、踏ん張るも倒れました!

 

391:名無しのポケモン

チャンピオンの勝ちです!!!

 

392:名無しのポケモン

うわあああああああああああ!アストルフォきゅん、惜しかったああああああああ!

 

393:名無しのポケモン

よっしゃあああああああ!10000円は俺のもんじゃああああああ!

 

394:名無しのポケモン

クチートすごかったし、ほかのポケモンたちもすごかった(語彙力消失)

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

タマゴ 後日談

 

512:名無しのポケモン

いやぁ、昨日の記者会見は伝説でしたねぇ

 

513:名無しのポケモン

いいネタが欲しい記者VSアストルフォの愉快な仲間たちVSミミロップ

 

514:名無しのポケモン

VSまたしても何も知らないシロナさんを忘れてるぜ!

 

515:名無しのポケモン

ミミロップもシロナも休めよ。

 

516:名無しのポケモン

>>512記者たちがネタを漁りに集まる中!現れたのは爆睡中のアストルフォきゅんとセチアちゃんを背負ったクサギのおっちゃんとカブさんの聖人コンビ!

 

 爆 睡 中 の

 

517:名無しのポケモン

あれは、本当に衝撃的だった。静かに寝息たててたんだもの

 

518:名無しのポケモン

記者「なんで寝てんねん。起こせや。」

聖ク「彼ら、今4徹目でしてね。疲れてるんですよ。」

記者「知らんがな。問題起こしたのそっちでしょ?礼儀ってもんがあるでしょ?」

聖カ「そうですか。じゃあお帰りください。どう書かれようが構いませんよ。ただし、会社が残ってるといいですね?」

 

519:名無しのポケモン

>>518ラスボスの風格www

 

520:名無しのポケモン

ちなみにここに、ポプラさんも加わる予定だったんだが、急遽行けなくなって悔しがってた。

 

521:名無しのポケモン

ポプラさん、アストルフォきゅんを孫のように可愛がってるもんな

 

522:名無しのポケモン

そして伝説の

 

記者「なんで犯人確保が遅れたんですかねぇ?」

聖ク「ええ、アストルフォ曰く犯人がウザくてですねぇ。ポケモンたち総出で当たったんですが、一応ポケモンを人質に取られていたようなものですから。」

記者「その追ったメンバーとは?」

聖カ「こちらの写真のポケモンたちです。」

 

何十匹ものポケモンが戯れている様子。ー

 

記者「」

聖ク「あっ、2枚目行きますね〜」

 

523:名無しのポケモン

>>522長い。-114514点

 

524:名無しのポケモン

あれも衝撃的でしたねぇ

アイツらさては伝説しか作れないな!

 

525:名無しのポケモン

極め付けはアストルフォ起床→質問攻めからの、

記者「子供怪我させて責任者としてどうなんですか?」

アス「それは犯人が悪いのであって、こちらが完全な悪ではないのでは?こちら側も1人重症ですし……」

記者「それでも責任があるんですよ?貴方ジム潰す気ですか?」

アス「はぁ、その言葉はそっくりそのまま返しますよ?貴方達がボクとおんなじ立場で、犯人を捕まえれますか?ボクらはボクらで仕事はあったし、犯人の依頼人も仕事側の人間だったし……それにさ、クサギのおっちゃんが頑張って残して来たジムを潰す?はっ!寝言も大概にしろよ?」

記者「そんな自分勝手な行動が「お前らさ、ジムリーダーを無礼るなよ」ヒン」

 

526:名無しのポケモン

>>525記者たちの言うことも一理あるんだわ。でも、それを物理(威圧)で黙らせるアストルフォきゅんェ……

 

527:名無しのポケモン

実際、生で見ていた私の息子は縮まりました。

 

528:名無しのポケモン

しかし、犯人の依頼人が仕事側の人間?わけわかめ

 




>電流関係ないやろ
→阪神のこと。この世界では、電流ライコウズ。33-4でお馴染みの野球チーム。なん電。



>VSミミロップ
→ いつものダークライさんのこと。この世界では、エルレイドVSバンギラスVSミミロップ
ポケウットで撮られたB級映画。今、2が作られてるとの噂。



> またしても何も知らないシロナさん
→四天王とチャンピオンのお出かけ(地獄の)企画
いつもの通り企画を知らされないシロナさん。これと「ねぇ、パイ食わないかしら?」は有名。



> 無礼るなよ
→中央を無礼るなよ(うららは別)


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自称ヤニカスとはじまり

どうも8ヶ月ぶりですね
シビルドン内定おめでとう!


129:名無しのポケモン

やっぱり、アストルフォきゅんとポプラさんは孫と祖母よ

 

130:名無しのポケモン

アストルフォを孫のように可愛がるポプラの婆ちゃん……

全然想像できて草

 

131:名無しのポケモン

そういえば、そろそろアストルフォのジムリーダー就任から初のジムチャレンジか……

 

132:名無しのポケモン

去年はヤローにルリナ、そして満を辞してのアストルフォきゅん……

驚くことなかれ、この2年でジムリーダーとチャンピオンが5人も入れ替わっておる

 

133:名無しのポケモン

衝撃的だったなぁ……

2年間公式非公式問わず無敗を誇ってたチャンピオンを公式戦でないにしろ、倒したアストルフォきゅんェ……

 

134:名無しのポケモン

まさかの全てのジムリーダー、チャンピオンをダイマックス無しで倒すとは思わなんだ

 

135:名無しのポケモン

キバナは強く生きて

 

136:名無しのポケモン

今のところ32戦32敗らしい

ラスボスを突破できた回数は3回、その後全部あの変態に持ってかれてるもんなぁ……

 

137:名無しのポケモン

メロンさんには相性悪いからという理由だけで初っ端から裏ラスボスを切るのは流石としか言いようがねぇ……

 

138:名無しのポケモン

実際、こおり4倍が2匹、2倍が1匹、変態は機能停止するからしゃーなし

 

139:名無しのポケモン

なお裏ラスボスであるクチート殿に6タテされた模様

 

140:名無しのポケモン

すみません、私最近ガラルのジムチャレンジにハマった者なんですけど、ラスボスとか変態とは……?

ラスボスとか裏ラスボスはなんとなくわかるんですけど……

 

141:名無しのポケモン

>>140

ggrksと言いたいが、囲め!そして布教じゃぁ!

 

142:名無しのポケモン

>>141

ハッ!

>>140

ラスボスとかはアストルフォきゅんの使ってるポケモン達の通称

 

142:名無しのポケモン

>>140

ラスボス オノノクス

またの名を漆黒の魔王。キバナ5タテ、ポプラ5タテ、そしてジムリーダーの半数くらいをこのオノノクス1匹で全滅させたことからラスボスとの異名を手に入れた

 

143:名無しのポケモン

変態 ラプラスのこと

初戦でまさかの耐久型一撃必殺とかいう常識外れのことをやってくれたためにそのあだ名が

こいつがアストルフォ突破の第2の鬼門

 

144:名無しのポケモン

裏ラスボス クチートだぞ

ダンデのキョダイマックスリザードンをタイプ相性をもろともせずぶち飛ばす最強のクチート。リザードンがもっと遅かったらダンテはアストルフォに絶対に勝てないって言われてる理由

 

145:名無しのポケモン

名前が出てないが

りゅうせいぐんマシン フライゴン

兎に角りゅうせいぐん。あっちでもこっちでもりゅうせいぐん。とんぼがえりされたら死刑宣告と思いましょう。大体クチートがやってきます。

 

146:名無しのポケモン

鬼畜ウナギ シビルドン

なんでか技を5個使えるウナギ。ふゆうででんきタイプなせいで弱点が実質ないのも鬼畜具合に拍車をかけてる。アストルフォのパーティでは比較的優しい部類(なお耐久のお時間です)

ちなみにウナギとは、はるか昔にいたとされる水生のポケモン(?)です

 

147:名無しのポケモン

司令官 シェイミ

アストルフォきゅんのシェイミはテレパシーが使える。そしてガラルどころか、カントーの本拠地でさえエスパー持ちとかのこともあるだろうが、テレパシーは禁じられていない。シェイミを通して最大15匹くらいに指示できるからついたあだ名は司令官

 

148:名無しのポケモン

ちなみにアストルフォきゅんのネーミングセンスは壊滅的で、

オノノクス→クロロン

ラプラス→スイスイ

クチート→ヒメ

フライゴン→ピポ

シビルドン→ウナ

シェイミ→シュシュ

と呼ばれてるゾ

 

149:名無しのポケモン

はぇぇ、いっぱいサンクス

もっとアストルフォ様を推すわ

 

150:名無しのポケモン

>>149

おっと、この新人もう既にだいぶ堕ちてるな(確信)

 

151:名無しのポケモン

いいぞもっと堕ちろ

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 風に揺られ、草木がぶれる。シュートスタジアム、そこは多くの人が集まり彼らの勇姿を、そして真新しい3人を一眼見ようと大勢が集まった。

 そして時はきた。

 

 巻き起こる大量の歓声。その轟音は確かにジムリーダー達を歓迎していた。

 そんな中、異質な1人。

 何故かガントレットをつけ、更にマントも身につけている。かの者がただのジムリーダーなら批判があがっただろう。しかし、かの者にはそれら全てを黙らせるものがあった。

 

 その容姿が、実力が全てを物語っている。

 

 

 そして不敵に笑った。

 

「ダンデェ!今回こそ首洗って待ってね!」

「いいや、オレが勝つ!」

「オレさまを忘れんなよ?」

 

 他のジムリーダー達はその光景に微笑ましそうに笑う。

 だが、誰1人たりともその目はくすんでなどいない。燃えている、彼らを見つめている。

 負けたくない、そんな気持ちで……

 

 

 

「みんな…………勝とう」

『ったく、ご主人は勝手でしゅねぇ』

 

 ハロンスタジアムで彼らは向かい合う。

 

「さあ、行こうかっ!」

 

 彼らは台風の目となりうるのか……

 

 

 

『しかし、どうしてガントレットでしゅか?』

「ポプラさんに勧められて騎士風の格好にしたよ」

 




>ネーミングセンス
→壊滅的と言われました(遠い目)

>騎士
→アストルフォだもの


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自称ヤニカスに少年は

いつものパーティはUSUM以降組めてないんですが……内定まだ?


side さる少年

 

「いらっしゃいチャレンジャー君。君は3つのジムを突破して意気揚々とここにきたわけだ」

 

 少年はゴクリと息を呑む。ここの主であるかの男性……女性?はかのチャンピオンですら喰らうような強者である。

 しかし、今まで3つのチャレンジを攻略してきたわけだ。少年はそんな挑発をするおじさん……クサギを鋭い眼で見た。

 

「ははは、威勢がいいじゃないか…………では、これを。使い方はわかるかい?もし、自らが危険だと判断すれば、すぐ鳴らすんだよ」

 

 少年は頷く。流石に防犯ブザーの使い方くらいはわかる。だが、防犯……ブザー?

 

 

 何に使うのだろう。

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「マジかマジかマジか!正気じゃねぇぞ!」

 

 少年は叫ぶ。ただでさえ、ワイルドエリアの中でチャレンジを行うというのに、

 

───『あ、アストルフォ君が何処にいるのか誰も知らないから気をつけてね!』

 

「じゃねぇんだよオイ!」

 

 相棒であるエーフィがなんとかしてくれるが、流石にこれは……最初は1匹でなんとかなりそうだったのに、2,3匹と増えていくうちに怪しく感じて逃げたのが正解だった。

 後ろを振り返れば大量のピカチュウ達が追いかけてくる。………って、よく見ればミミッキュいない?うわぁ、怖い。確かミミッキュってピカチュウのこと嫌ってなかった筈……では?

 

「エーフィ頼む!」

 

 その言葉だけで相棒は「サイコキネシス」を地面に撃ってくれる。その衝撃で地面が抉れ、ピカチュウ達が追ってくるのを阻害……

 

「ピッカ!」「キュキュ!」

 

 しかし、ピカチュウとミミッキュの連携攻撃によって壊される。これでもう3度目だ。

 なんとかエーフィのお陰で生き残れているが……追いつかれたら踏み潰され、引き摺られ、電気攻撃で最悪死ぬだろう。エーフィまで巻き込むのは御免だ。

 

 うん、これもう無理だ。

 

「あーーー、無理!助けてください!」

 

 防犯ブザーを少年は鳴らした。すると、何処からともなく黒い風が吹く。

 思わず顔を手で覆ってしまう。その手をずらした先には……

 

 

「ストップ〜!終了だよ!」

 

 そこにはラスボスとも、漆黒の魔王と呼ばれるかの黒いオノノクス、そしてそれに跨るアストルフォがいた。

 アストルフォはピカチュウ達に手を振って行進を止めさせた。そして、こちらを見る。

 

「やぁ、チャレンジャー君。大丈夫だったかい?」

 

 少年はピカチュウに追われた恐怖で身体を倒した。

 

「大丈夫……じゃないですよ。エーフィ、大丈夫だった?」

 

 それにエーフィは短く鳴く。なんとなく、大丈夫だと言っているみたいだった。

 それを見てアストルフォは笑って、口笛を吹いた。

 

「じゃあ行こっか!」

「………何処にですか?」

 

 アストルフォはこちらに来る……あれは色違いのボーマンダ!?を、手を振って迎えながら答えた。

「そりゃ、スタジアムにさ!」

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

「………アストルフォさん、僕は助けを呼んだんですが………」

 

 少年はずっと考えていた。何故自分がここまできて、今からバトルすることになってるのだろう。それにアストルフォの代わりに、最初のおじさんが喋る。

 

「君はもうワイルドエリアに入ったかい?」

「ええ、今日初めて」

 

 皮肉気味に言ってみたが、2人は笑った。

 

「ああ、そうかい。じゃあ、危険性はわかったかい?」

 

 それにハッとする。そうか、

 

「うん、ワイルドエリアの危険性をわかってもらうのが目的なんだよね」

「まぁ、マセガキはもう入ってる例が多いんだけどね〜、えっと……マクワ君だったけな。うん、彼は捻くれてたねぇ。でも、心は確かに強かった。そして……君もだ」

 

 ………自分は黙っていた。

 今まで自分がトレーナーとして誇れるものなんて

 

「誇っていい。君はワイルドエリアで確実に生き残れる。あの量のピカチュウ達を相手するのはよっぽど相性の良いポケモン以外じゃ無理だ。逃げて正解なの」

 

 アストルフォはマントを翻す。そして不敵に笑った。

 

「さぁ、時間だ。いくぞチャレンジャー………ここが大きな壁だぜ?」

「……エーフィ、いこう!」

 

 いつのまにかおじさんは審判の立ち位置にいた。

 そして両者構える。

 

「頼んだ、フシギソウ!」

「さて、楽しく行こうか!行け、モノズ!」

 

 

 

ー・ー・ー・ー・ー

 

 

 

 少年はエーフィと共にスタジアムを後にする。

 

「エーフィ、なんだか自信が湧いてきたよ。自分には何もないと思ったけど………そっか、逃げることも大事か……」

 

 エーフィに目を向ける。相棒は頷く。

 

「さあ行こうか!

 

 

 

 

 

 リベンジするためにィ!畜生!」

 

 少年は負けた。そりゃもう盛大に。




>マクワ
→おやおやおや?


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