ポケモンユナイトストーリー (ゆうたx)
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ルール、設定、後付け設定一覧表

これは、ポケモンユナイトストーリーのルール、設定、後付け設定、をまとめたものです

ここに書いてある内容は本編でも説明されていますが、分かりやすいようにまとめました

これを読まないで本編を見ていただいても、全く問題ありません

設定は本編を見ながら少しずつ知りたいという方は、これを見ないで本編をご覧ください

それでも見ていただけるという方は是非ご覧ください

まず、ポケモンユナイトストーリーでは上に二人、中央に一人、下に二人の

プレイヤーが行くという暗黙の了解があります、これは人数に差で不利になって

撤退しなければならないという事態を避けるためです

あくまで暗黙の了解ですのでやぶってもルール上問題はありません、ただマスターランクで

暗黙の了解を破ると批判が殺到します

ただ上、下で一人やられて人数不利になったら他のプレイヤーの加勢に行くのは

仕方ないとされています(そうでないと2対1で戦わなくてはいけない事になるので)

そして、ポケモンユナイトストーリーでは、一人一つのアイテムを持てます、このアイテムは

ポケモンを回復したり、敵の妨害をしたり、ポケモンをパワーアップさせたりするアイテムです

これは一度しか使えないので使うタイミングが重要です

そして、脱出ボタンという使うと自軍スタート地点に戻れるアイテムが持てます、これは

ポケモンユナイトストーリーでは、一度戦闘不能になったポケモンはもう戦えないので

戦闘不能になる前に自軍ゴールに行って回復するためのものです

ポケモンユナイトはポイントを競い合う競技なので

ポケモンが全滅して負ける、などということを避けるためにこのアイテムが渡されます

そして、脱出ボタンを使うときはエオスエナジーを全ておいていかなくてはなりません

なので、脱出ボタンを使うタイミングは重要です

そして、自軍のゴールに行くとポケモンを回復することができます

自軍のゴールで回復するメリットは脱出ボタンでスタート地点に戻るより

早く戦場に戻れるということです

スタート地点から戦場に戻るのは時間がかかりスタート地点から戦場の戻っている間に

敵チームにガンガンゴール決められる可能性があります、なので

できるだけ自軍のゴールで回復したほうがいいのですが敵チームと戦っているときに

自軍ゴールに回復に向かうと後ろから攻撃される可能性があるので敵チームがいないときにだけ

自軍ゴールで回復したほうがいいです

そして、脱出ボタンを使っている間は技を使ってはならないというルールがあります

これは、脱出ボタンを使っている時に敵を迎撃できると

ポケモンが戦闘不能になる可能性が低くなりすぎるからです

なので脱出ボタンを使うときは早めに使わないと、敵にたおされます

とはいえ、敵が遠くにいたりスピードが遅かった場合は攻撃をくらう前に逃げることができます

ビギナーランク、スーパーランクの大会はいつどこで行われるか知らされず

見に行くのが困難なので、ハイパーランクに行くまでは

敵の情報がないまま戦わなくてはいけません

これが今のところの設定です

また後付けで設定を足すかもしれませんが、その時はまたここに書き込みます

それでは、本編をお楽しみください

 

 

 

 

 

 



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第一話 初めての大会

大会前日ビギナーランクの大会に出る予定に5人は大会に出る前いろいろ話しようと

リーダーの家に集まっていた、ビギナーランクの大会はよく開かれる上に

そんなにレベルも高くはないが初めての大会となると緊張する

「明待ちに待った大会だ緊張するな」

この男はカケル、チームのリーダーでファイアローの使い手

「適度な緊張感ならいいですが緊張しすぎるのもよくないですよ」

この女はカナ、チームのサブリーダー的存在でキリキザンの使い手

「まっ、ビギナーランクなんだから気楽に行こうぜ」

この男はナギ、チームのムードメーカー的存在でカメールの使い手

「私の計算によれば明日は60%の確率で勝てるでしょう」

この男はソウタロウ、チームの頭脳派でユンゲラーの使い手

「まっ、とにかく明日はベストを尽くしましょう、そうすれば後悔なんてするわけない」

この女はマリン、チームのまとめ役でアオガラスの使い手

「そうだな、明日はベストを尽くして頑張ろう」カケルがみんなを鼓舞する

「はい」「おう」「了解」「はーい」みんながそれに答える

「えいえいおー」「「「「えいえいおー」」」」リーダの掛け声に皆が答える

そして大会本番みんな気合はバッチリだ

「あれが今日戦うライバルかー」

「おっしゃー燃えるぜ」カケルは気合たっぷりだ

「今日はお手柔らかによろしくお願いします」相手のリーダーらしき男が握手を求めてくる

「おうよろしく頼むぜ」カケルが握手する

そして試合開始の時間がやってくる

「あと3分で試合開始ですね、マリンさんが言っていたようにベストを尽くしましょう」

「ああ絶対に後悔しないように頑張るぜ」

「私の計算によればベストを尽くせば後悔する確率は1%未満でしょう」

「ははっ、なんでそんなもの計してるのさ」

「あっもうすぐ試合開始だよ

「おっしゃー気合い入れていくぜー」

カケルが気合を入れる、だがこの時カケルたちは知らなかった、まさか初めての大会で

一生忘れられないであろう、一方的な試合になることを

そして試合開始の合図を審判がだす

「試合開始」

一方そのころ敵のチームは

「ククク我々に勝とうなどとは愚かな、この勝負の結果は戦う前から決まっているというのに」

「ギスタ様がいる限り我々が負けるなんて絶対にありえませんものね」

「そういうことだ、もらった金の分はしっかりと働かせてもらう、マスタークラスのこの私が

ビギナーのやつらに負けるなど100%ありえない」

「クククもうすぐ始まるな一方的な蹂躙が」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第二話 金で雇われた男

ごめんなさい 1話修正がありモンスターボールを相手ゴールに入れると書きましたが
正しくはエオスエナジーをユナイトボ―ルに集めて相手ゴールにいれるでした
ちゃんと設定を見ないで投稿してしまいすみませんでした



「よし、俺は中央から攻める」カケルが中央に行く

「じゃあ、私たちは下ね」「はい」マリンとソウタロウは下から攻める

「では、私たちは上ですね」「はーい」カナとナギは上から攻める

「ファイヤロー、キバゴにアクロバット」カケルはまず野生のキバゴを倒す

「よし、エオスエナジーゲット」カケルはエオスエナジーを3手に入れた

上と下の4人も野生ポケモンを倒しエオスエナジーを順調にゲットする

そして敵チームがゴールを阻止しエオスエナジ奪い取ろうと襲い掛かってくる

「行け、フライゴンマスタークラスの力思い知らせてやれ」カナとナギをフライゴンが襲う

「2対1で戦おうなんてなめられたものだね」ナギは少し余裕を持っている

「気を付けてください2対1で戦おうなんて自信がある証拠です」カナは緊張感を持っている

「その通りだ戦いには自信しかない」ギスタと呼ばれていた男は余裕の表情だ

「カメール、冷凍パンチ」「キリキザン、つじぎり」ナギとカナは同時攻撃を仕掛ける

「フン、身の程を思い知れ、フライゴン、ワイドブレイカー」

フライゴンのワイドブレイカーでカメールとキリキザンが吹き飛ぶ

「カメール大丈夫」「キリキザン大丈夫ですか」2人はポケモンを心配する

キリキザンはぎりぎりで戦えるようだがカメールは戦闘不能だ

「思い知ったか、これがマスターランクの力だ」

「さっきからマスターランクとか言ってるけど、どういうこと」

「ここばビギナーの大会のはずですが」

そうここはビギナーの大会、マスターランクがいるなんておかしいのだ

「俺は金で雇われたんだ」

「なっひどいお金でやとわれて大会に出るなんて」ナギが怒る

「ここはポケモンを愛しマスターランクでいつか戦おうと夢を見る初心者が集まる大会です

あなたのような人がこの大会に出ていいわけがない」カナも怒る

「フン、何とでも言え、そんなことより脱出ボタンを押さなくてもいいのか2人もやられたら

勝負が本当に終わってしまうぞ」

そう、このポケモンユナイトのルールは一度やられたポケモンはもう戦いに参加できないのだ

その代わりプレイヤー全員に脱出ボタンが配られるこれを使えば自軍のスタート地点に戻り

回復することができる、だが相手にゴールを決められやすくなってしまうため使うタイミングが

重要である、これと1人一個持てるバトルアイテムを使うタイミングが重要である

「悔しいけど、ここはいったん引くしかないよ」

「そうですね分かりました」

ナギに言われてカナは一旦引くことにする、悔しいがここで戦っても絶対に勝てない

「いい判断だ」

「このままで済むと思わないでくださいね、あなたは絶対に許さない」

カナは脱出ボタンで自軍のスタート地点に戻っていく

「・・・さて残り奴らも倒しに行くか」

ギスタの一方的な蹂躙が始まろうとしていた

 



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第三話 リーダーのもとへ

ギスタ、ナギ、カナが戦っている時ほかの場所でも戦いが行われていた

「ユンゲラー、サイコショック」「フワンテ、シャドーボール」

ユンゲラーのサイコショックとフワンテのシャドーボールが激突する

勝ったのはユンゲラーフワンテに少しダメージが入る

「キルリア、サイケこうせん」「アオガラス、かわしてつばめがえし」

アオガラスがキルリアのサイケこうせんをかわしつばめがえしが炸裂する

だが完璧にはかわしきれず少々ダメージを追う

「一気に決めますよユンゲラーサイコショック」とどめのサイコショックがフワンテを襲う

「くっフワンテ、アオガラスにシャドーボール」

フワンテの使い手はユンゲラーに勝てないと思ってアオガラスを狙った

サイケこうせんがかすってダメージを受けているアオガラスを、シャドーボールが襲う

「アオガラス、かわして」

マリンの声でアオガラスはシャドーボールをかわすが

そこをキルリアのサイケこうせんが襲う

フワンテは戦闘不能になったがアオガラスがダメージを負った

「アオガラス」マリンがアオガラスを心配する

「マリンさんすみません」「今のは仕方ないわでもフォローよろしく」「はい」

ユンゲラーがダメージを受けたアオガラスのフォローにまわる

「くっ2対1ここはさすがに引いたほうがいいかしら」キルリアの使い手はひこうとするが

「んっ」キルリアの使い手が何かにきずく「アオガラスが混乱している」

運の悪いことにマリンのアオガラスは、サイケこうせんの追加効果の混乱を引いてしまった

にやり、キルリアの使い手が、これはチャンスだとにやける

「アオガラスだけでもここは仕留めておきましょう、プラスパワー」

キルリアにプラスパワーを使いキルリアがパワーアップする

「いきますよキルリア、サイケこうせん」

パワーアップしたキルリアのサイケこうせんがアオガラスを襲う

「させません、ユンゲラーサイコキネシス」

キルリアのサイケこうせんをユンゲラーがサイコキネシスでとめる

「くっ邪魔を」

そうこうしているうちにアオガラスの混乱がとける

「さあ、アオガラス復活よ、反撃開始」マリンが意気揚々という

「ここは引いたほうがよさそうね、私たちに勝ったからっていい気にならないことね

私たちには絶対に負けない切り札があるんだから」

キルリアの使い手はそう言い残すと脱出ボタンで逃げていく

「負け惜しみかな?」

「さあ、どうでしょうビギナーランクは情報がないのでわかりません」

「気は抜かない方がよさそうね」「そのとうりです」

「まっとにかくゴールにユナイトボールを入れましょう」「そうですね」

そんなことを話していたらナギからソウタロウのスマホに連絡がきた

「どうしたんですか」「なに、緊急連絡?」

「ソウタロウ、マスターランクの人が敵チームにいるどうしよう」

「「マスターランク!」」マリンとソウタロウは驚く、当然だとこれはビギナーの大会なのだから

「カナさん、ナギさんあなたたちは無事ですか」「カナは逃げれたでも僕はやられちゃった」

「カナさんにリーダーのもとへと行くように伝えてください、私たちもすぐに行きます」

「わかった」ではいったん切りますソウタロウはスマホをきった

「ソウタロウ、どういうことだろ」

「わかりませんが、今はみんなで集まりましょうそうしなければ勝てない」

ソウタロウとマリンそしてカナもカケルのもとへと急ぐ

そしてギスタはカケルとすでに戦っていた

「フンッ、くだらん」「ちくしょう、ファイヤロー」カケルの叫びがスタジアムにこだます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第四話 最強、ギスタのフライゴン

ごめんなさい3話でまた修正があり、ナギの一人称が私になっていました正しくは僕です
執筆中にナギとカナがごっちゃになってしまいました
すみませんでした



カナとカナそしてソウタロウとマリンが戦っているとき、カケルは二人の敵とあっていた

「一人か」「我々が手を下す必要もありませんが一応戦いますかマキト様?」

「2対1かちょっと分が悪いかな」カケルはリーダーというだけあってチームで

一番強いが流石に2対1は分が悪い

「おい、きさまここで引くとゆうのなら見逃してやろう」

「俺はリーダーだそんなことはできない」

「フンッばかめ、ならば容赦はしないぞ」

「オノンド、ダブルチョップ」「イーブイ、てだすけ」「ファイヤロー、ブレイブバード」

イーブイのてだすけで威力が上がったダブルチョップが襲うだが

ファイヤロのブレイブバードも体力が満タンなため、特性のはやてのつばさでスビードあがっていた

オノンドのダブルチョップが炸裂する前にファイヤローのブレイブバードが炸裂する

ファイヤローは反動でダメージをくらったがオノンドも大ダメージををくらった

「どうだ俺ファイヤローの力はカケルは喜々として言う」

「素晴らしいスピードだ、イーブイのテ助けをもらったオノンドが負けるとは

だがきさまのファイヤローは特性を失った、そしてこちらに援軍が来たようだ、あれを見よ」

マキトが指をさす方向には

凄まじいスピードでこちらにやってくるフライゴンとギスタの姿があった

「2対1だというのに押されているようだな」ギスタが呆れるように言う

「仕方がないだろう、俺たちは弱いんだ、だからお前を雇ったんだ」

「フンッあんな奴1擊で倒してやる」

「一撃で倒すとは言ってくれるじゃないか俺のファイヤローの力見せてやる」

「こい、格の違いを見せてやる」

「ファイヤロー、ブレイブバード」「フライゴン、ドラゴンクロー」

ファイヤローのブレイブバードとフライゴンのドラゴンクローが激突する

そしてファイヤローが吹き飛ばされ戦闘不能になった

「そんな、俺のファイヤローが一撃で」カケルは呆然として呆然としていた

「フンッくだらん」「ちくしょうファイヤロー」カケルの叫びがスタジアムのこだます

「さすがだギスタ」「素晴らしいさすがギスタ様」「この程度当然ぁだ」

「・・・・・」カケルは言葉を失ったカケル」がもっとも信頼していたポケモン、ファイヤロー

そのファイヤローが一撃で倒された、あまりにもショックが大きすぎる

そこに仲間が到着した「「カケル」」「「リーダー」」

ソウタロウ、マリン、カナ、戦えなくなったが一応ナギもきていた

「ククク一足遅かったなもうファイヤロは戦闘不能だ」

「たった3人では私は倒せない、さあフィナーだ、フライゴンワイドブレイカー」

「くっキリキザン、不意打ち」「ユンゲラー、サイコキネシス」「アオガラス、ドリルくちばし」

キリキザンが不意打ちをしかけ、ユンゲラーがフライゴンの動きを止めようとし

アオガラスが最大火力の技を放とうとするがギスタのフライゴンの圧倒的力の前には無力だった

3匹とも吹き飛ばされ戦闘不能にならなかったのは

ドラゴンタイプの技が効果今一つのキリキザンだけだった

「キリキザンは一撃では倒せないんだったな、フライゴン、キリキザンにとどめだ、

ドラゴンクロー」

フライゴンのドラゴンクローが炸裂しキリキザンは戦闘不能

こうして初めての大会初戦が終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第五話 黒幕セヒト

「ククク我々の勝ちだな」

「こんなの認めない」カナが怒る

「そうだよ、ビギナーランクの戦いにマスターランクの人が出るなんてずるい」ナギも怒る

「勝てばいいんだ勝てば、勝者こそが正義だ」

「なんですって」マキトあまりの物言いにカナの怒りは増す

「怒ったところできさ敗北に変わりはない」

「いいえ、あなた方の負けですよマキトさん」

カナたちとマキトがしゃべっているところに大会の関係者らしき男がやってくる

「どういうことだ」ギスタが動揺しているようだ

だがマキトは平然としているまるでこうなることが分かっていたかのように

「ビギナーの大会にマスターランクのあなたが出てはいけないことは、知っていたはずですよねギスタさん」

「おいマキト、大会の関係者は買収したんじゃなかったのか」

「買収!」「あいつらそんなことを」「まっだと思いましたよ」

ナギとカナは怒り、ソウタロウはこのことを予想していたようだ

「ソウタロウ、買収の件わかっていたの」マリンが聞く

「ビギナーの大会にマスターランクの人は出てはいけない、もし出られるのだとしたら大会の関係者を買収しているとしか思えません」

「でもあのギスタって人動揺しているみたいだけど」「どういうことでしょうか」

「どうやらこちらの手違いで、大会の関係者を買収するのを忘れちまったみたいだ、悪いなギスタ」

「てめえ、俺をはめやがったな」

「ポケモンユナイト協会の規則としてあなたたちを公式大会から永久追放します」

「そっそんな」「悪いなギスタ、こちらのミスで」

謝るマキトだがその顔は完全にギスタを馬鹿にしている顔だった

「永久追放ですか」「厳しいねー」「当然です」

ナギとソウタロウは、同情しているようだったがカナの怒りは収まっていないようだ

「ですが、今回は特例措置としてギスタさんは1か月の出場禁止そしてセヒトさんを公式大会から永久追放します」

「なっなんだと」「俺じゃなくてセヒトがどういうことだ」

「それは俺が説明しよう」

そこに現れたのはカケルの父タケルだった「父、さん」元気がないカケルは小さな声でい言った

「リーダー」「ひどい目にあったなギスタ」

「リーダーってカケルのお父さんが、ギスタさんのチームのリーダー」

「それにセヒトさんが永久追放だってよー」「どういうこと」

みんなが混乱している

「おいどういうことだなぜ我々が永久追放でギスタが1ヶ月出場停止処分なんだ

それになぜセヒトが永久追放なんだ」マキとは混乱し怒っている

「それはお前が一番よくわかっているんじゃないのかマキト」

「リーダー、どうゆうことですか」ギスタも状況がのみこねないようだ

「説明してやろうすべての真実を、ギスタをはめて公式大会から永久追放しようとした黒幕を

今回の事件の真実をすべてを話してやる」

タケルはすべての真相を話し出した

 

 

 

 

 

 



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第六話 泣き虫ギスタ

「まずギスタが金を求めていたのは孤児院を救うためだ

ギスタは孤児院で育っていてな、だがそこは経営が厳しくどうしても金が必要だったんだ

そんな時ギスタはマキトから声をかけられた、ビギナーの大会に出場して優勝することが出来れば

孤児院を救うための金を出してやると、だがそれは罠だった

セヒトはマスターランクの大会で優勝するためには俺たちの存在が邪魔だと思った

だからギスタをはめて大会から永久追放し目障りな俺たちを戦わずしてつぶそうと思ったんだ

だがその計画はセヒトのところの心あるチームメンバーによって俺に伝えられた

このボイスレコーダ―がその証拠」

タケルはボイスレコーダーを取り出した

「このボイスレコーダーにすべての証拠が詰まってる、さあマキト言い訳はあるか」

「ちくしょう、全部ばれちまったのか」

「ギスタ」タケルはギスタのもとへと向かう「リーダー」「馬鹿野郎」

タケルがギスタをぶん殴る「なぜ俺に相談しなかった」タケルがギスタに激怒している

「すまねえリあんたに迷惑かけたくなかったんだ」ギスタが頭を下げる

「迷惑なんて思うわけねえだろう、俺たちは仲間だろうが

困ってるときに助け合えねえで何が仲間だ」

タケルはギスタを厳しく説教する、だがそこには愛が詰まっていた

「すまねえ、すまねえリーダー」タケルの愛のある説教でギスタが泣き出した

「ギスタ、もうこんな馬鹿な真似するんじゃねえぞ、わかったな」

タケルはギスタを思いっきり抱きしめた

「根はいい人だったんですね」「そうだねー」「まっ今回だけは許してあげましょ

う」

「そうね、今回だけはゆるしてあげましょう」

ソウタロウとナギはギスタがいい人だったと安心し

マリンは今回だけは許してあげることにした、一番怒っていたカナもマリンと同意見だ

そしてカケルは、まだショックを受けているようだ、静かに沈黙している

「マキト、このことはテレビの全国放送で流されるだろう

会社のイメージアップをするつもりだったんだろうが

大幅なイメージダウンになっちまったな、まあ自業自得だ」

そうマキトはセヒトが優勝したら会社を宣伝してもらうつもりだったのだ

「さっさと会社に帰って謝罪会見の準備でもしておくんだな」

「ちっくしょー」マキト泣きながら自分の会社に帰った

「さて、ギスタ、俺のほかにもっと謝らなきゃいけない奴らがいるんじゃないのか」

タケルはカケルたちのほうを見る

そしてギスタはカケルたちのほうに謝りに行った

「本当に申し訳ないことをした、今更謝って許されるとは思わないが本当にすまなかった」

ギスタは土下座で謝罪する

「孤児院のためだったんだからしょうがないですよ」「そういうこと」

「もう私たち怒ってませんから」「もうこんなことしないででくださいね」

「今度から何かあったら父さんを頼ってください」

カケルたちはギスタにやさしい言葉をかける

そのやさしさに包まれてギスタはまた泣き出してしまう

「今回のお前は泣き虫だなー」タケルがギスタを茶化す

ギスタはそれを否定せず「そうだな、今回の俺は泣き虫だな」笑い出した

それにつられてみんなも笑い出す

自分のやったことは許されることではない一生をかけて償うと固く決意したギスタであった

 

 

 

 



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第七話 ファイヤローvsキリキザン

「よしギスタ俺たちはもう帰るとするか」

「そうですねここにいてもしょうがないですからね」

ギスタとタケルは家に帰ろうとする

「ギスタさん今度はマスターランクの大会で会いましょう」「次は負けないぞー」

「ああ、君たちと戦える日をたのしみにしているよ」ギスタは笑顔で言った

「じゃあ、俺たちは行くから、大会がんばれよ」

ギスタとタケルはそう言い残すと家に帰っていった

「では、僕たちはどうしましょう」「作戦会議でもする―」「でも、相手の情報がないよ」

そうビギナーランクの大会には誰も興味がないため情報を入手するのは難しいのだ

「私は、リーダーと2人きりで話があります」とカナがいう

「俺と?」何の話だろうか、カケルはきょとんとしている

「何の話」「僕たちには言えないのー」「はい、こればかりは言えません」

「まあ、カナさんがそうゆうなら深追いはしません」「言いたくないならしょうがないね」

「そうですね、私もカナさんを信じるとします」「ありがとう、みんな」

「ではいきましょう、リーダー」「おっおう」カケルは少し戸惑いながら了承する

そしてカケルとカナは誰もいない平原に行った

「こんな所で何の話だ」「リーダーあなたかなり動揺してるでしょう」

「・・・やっぱりばれてたか」「バレバレですよ」

「やっぱショックでかいんだよな、俺のファイヤロが一撃なんて」

「ですがそれをいつまでも引きずっているようでは大会優勝は不可能ですよ」

「だよなー」カケルは深くため息をつく

「リーダー私と戦ってくれませんか」「おまえと?」

「はい、戦えば少しは気がまぎれるんじゃないですか」」「でも俺とお前、相性最悪だろう」

そうキリキザンは鋼タイプ、ファイヤローは炎タイプ、ファイヤローが圧倒的に有利だ

「それでも今のリーダーには負ける気がしませんよ」「言ってくれるじゃねえか」

カナの一言はカケルの心に火をつけた

「勝負だカナ」「それでこそリーダーです」そして勝負がはじまった

「ファイヤロー、フレアドライブ」

ファイヤローの技の中でも最強クラスの技カケルは一切手加減しない

「それは読めていました、キリキザンかわして不意打ち」

キリキザンはフレアドライブをかわし不意打ちを叩きこむ

ファイヤローはダメージを受けるが燃える体に当たりキリキザンもダメージを受ける

「そのまま決めろファイヤロー、ねっぷう」「キリキザンがんせきふうじ」

ファイヤローねっぷうとキリキザンのがんせきふうじが同時に炸裂する

至近距離でねっぷうを受けたキリキザンも

同じくがんせきふうじを受けたファイヤローも同時に倒れた

「引き分けか」「いつものリーダーだったらあんな強引には攻めないはず

距離を取ってじわじわと削りにきたはずです」

「そうだな、フライゴンに瞬殺されて頭に血が上ってたようだ」

「リーダー、一度負けたぐらいなんだっていうんですか、相手が強ければ強いほど燃える

それがリーダーでしょう

そんなリーダーにみんなはついてきたんです失望させないでください」

カナは厳しいことを言うがそれはリーダーを信じているが故だ

「そうだな、お前の言うとおりだ一度負けたぐらいでグダグダ下らねえこと考えちまって

こんなの俺らしくないよな、カナありがとう俺はもっともっと強くなって

いつかギスタさんも父さんも超えて見せるぜ」

「それでこそリーダーです」元気を取り戻したリーダーにカナは一安心した

「おっしゃー俺は帰ってポケモンお勉強だ、カナお前も付き合え」「はいリーダー」

カナはとびっきりの笑顔で返した

 

 

 

 

 



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第八話 裏目×2

そして元気を取り戻したカケルは順調に大会を勝ち進んだ

ビギナーの戦いだけあってそのレベルは低く、苦戦した試合はなかった

そしてついに決勝戦、これに勝てばスーパーランクになることができる

「ついに、ここまで来たな」「レベル低かったね」「でも、気を抜いてはいけませんよ」

「そうだね、気を引き締めていかないとね」

「私の計算によると、油断したら敗北確率が10上がります」

「うし、じゃあ気い引き締めていくぞ」「「はい」」「うん」「はーい」

一方そのころ敵チームはというと

「これで勝てばスーパーランク到達だ」「先月はここで負けたんだよね」

「今月こそは負けられん」「ベストを尽くそう」「そうだな」

「絶対勝つぞ」「「「「おー」」」」

そして試合が始まる「決勝戦、試合開始」

「俺は真ん中だ」「私はたちは下ね」「はい」「じゃあ、僕たち上だね」「はい」

前と同じカケルが中央、マリンとソウタロウが下、ナギとカナは上だ

みんな順調に野生ポケモンを倒しさあ本番、敵チームのお出ましだ

ファイヤローvsハガネール、カメール&キリキザンvsペルシアン&ギモー

ユンゲラー&アオガラスvsテブリム&ナゲキ、バトル開始

まずはファイヤローvsハガネール

「行くぜファイヤローアクロバット」

まずは様子見ハガネールが炎タイプが弱点だということをむろん知っている

だがまずは特性はやてのつばさで強化されたアクロバットから入る

だがこれが裏目「ハガネール、ロックカット」まさかの積み技ハガネールのスピードが上がる

4倍弱岩技を警戒し過ぎた、結果、効果今一つな上

ハガネールが硬すぎてほとんどダメージが入らない、最悪の結果を招いた

「岩技を警戒しすぎたな」「クソ、ファイヤローねっぷう」「ハガネール、あなをほる」

ハガネールは穴を掘ってファイヤローのねっぷうをかわす

「どこ行きやがった」「ここだー、ハガネールもろはのずつき」

「くっ、ファイヤロー、アクロバットでかわせ」ファイヤローのHPは満タン

特性はやての翼の補正が乗ったアクロバットで何とかかわす

「ちっ、厄介な特性だ」「クソどうすればいい」

攻撃に移ったらスキが生まれる、だが攻撃しないと始まらない

ハガネールもファイヤローに当てられる技がなく硬直状態となる

硬直を破ったのはファイヤロー、一か八かねっぷうを放つ

「ハガネール、ロックブラスト」ねっぷうを受けながらもロックブラストを放つ

「かわせ、ファイヤロー」だがスピードの上がった連続技

しかも、炎技をはなったファイヤローはかわしきれずに致命傷をおう

だがねっぷうで威力をおとしていたのかギリギリでたえる

ハガネールもダメージを受けたがファイヤローのほうが致命傷だ

「クッいったん引くぞファイヤロー」カケルは脱出ボタンを使う

「いまだ、ハガネール」ユナイトボールをゴールに入れるハガネール20ポイントゲット

裏目に次ぐ裏目カケルは自信を失い始めていた

 



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第九話 ハガネールvsファイヤロー、第二戦

「ファイヤローごめんな俺のせいで」カケルは落ち込んでいた

自分のミスでファイヤローを傷つけてしまったと思っているからだ

そんなカケルを鼓舞するようにファイヤローが叫んだ「ファイヤロー慰めてくれるのか」

そしてカケルはカナの言葉を思い出した

『相手が強くければ強いほど燃えるそれがリーダーでしょう』

そうだよなファイヤローこれじゃカナに笑われちまうなァ

「うっしゃー、行くぜリベンジだ」そんなカケルに答えるようにファイヤローも叫ぶ

「っと、その前にファイヤロー、作戦を伝える」カケルには策があるようだ

そしてファイヤローvsハガネール第二戦が始まる

「また来たのか」「おうよ、勝つまで挑んでやるぜ」「いいだろう今度こそ戦闘不能にしてやる」

「行くぜファイヤローブレイブバード」カケルは初戦で痛い目をみた飛行技をあえてつかう

特性はやてのつばさでスピードの上がったブレイブバードがハガネールを襲う

「血迷ったかハガネールに飛行技は半減そのうえ反動で特性も失うぞ」

「それはどうかな」「フン、どうせブラフだろう、ハガネール、ロックカット」

ここまでは初戦とほぼ同じ展開、むしろブレイブバ-ドの反動で特性を失う分悪化している

「フッ、かかったなファイヤロー」だがこれはカケルの作戦だった

ファイヤローはギリギリのところでハガネールをかわしハガネールの後ろを取る

「なっなに」ハガネールはロックカットの途中、後ろを振り向けない

「ファイヤロー、フレアドライブ」「クッ、ハガネール、あなをほる」

ハガネールは穴を掘ってかわそうとする、だが至近距離からのフレアドライブは

さすがにかわせない、半分体がうまった状態でフレアドライブが直撃する 

だがハガネールは強引にあなをほる、さすがの耐久力だ

一見悪手に見えるが、後ろへの岩技は時間が掛かる、フレアドライブが先に決まり

吹き飛ばされて終わりだろう、だからあなをほるしかなかった

「クソっだが、これで攻撃できまい」「フッ、俺のファイヤローなめんじゃねえよ」

「ファイヤロー、ニトロチャージで穴の中に突っ込め」「なっなに」

ファイヤローはニトロチャージで穴の中に突っ込む

「ハガネール、早く出てこい」「ぶちかませ、ファイヤロー」

ハガネールはロックカットでスピードが上がっているが、フレアドライブのダメージで

動きが鈍くなっている、だが先に出てきたのはハガネール

「よし、ハガネール、穴の中にロックブラストだ」「遅い」

ハガネールは穴の中にロックブラストを放とうとするだがその前にファイヤロが出てくる

「クソッ、間に合わなかったか」「ファイヤロー、アクロバットでハガネールの後ろに」

ニトロチャージでスピードの上がったファイヤローがハガネールを翻弄する

「ちっ、ここは引いたほうがよさそうだ」

フレアドライブをくらいその上ファイヤローはニトロチャージでスピードが上がっている

勝ち目は薄いそう判断したハガネール使いは脱出ボタンで逃げる

「よっしゃ、リベンジ成功」

「さあいくぜ、ファイヤロー、ユナイトボールをゴールにぶち込め」

ファイヤローのゴール、カケルのチームに7ポイントが入る

なぜこんなに少ないかというと

初戦で勝てばお互いに野生ポケモンを倒しながら進んでいるため大量に得点が入るだが

2回戦目で勝っても相手がどんどんゴールできてしまうため早く戦場に行かねばならず

野生ポケモンを倒している暇がないそれゆえあまりポイントが入らない

(脱出ボタンを使うときはユナイトボールを置いていかなくてはならない)

「よっしゃーやったぜファイヤロー」それでもカケルは喜々として雄たけびを上げる

「さていったん回復しに戻るぞ」自軍のスタート地点に戻らなくても自軍ゴールに行けば

回復できる、敵がいない場合はゴールで回復したほうが早く戦場に戻れていいのだ

カケルはファイヤローを回復させて次の戦いに備える

 

 

 



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第十話 利用された積み技

第九話でファイヤローがゴールした所が説明不足だったので補足して説明します
(脱出ボタンを使うときはユナイトボールを置いていかなくてはならない)
という説明を書き足しておきました、説明不足ですみませんでした



一方そのころ上ではキリキザン&カメールvsペルシアン&ギモーの戦いが行われていた

「ペルシアン、ねこだまし」「キリキザン、ふいうち」ペルシアンのねこだましが先に決まり

キリキザンがひるむ、ふいうち失敗だ半減とはいえ特性テクニシャンで少しダメージをくらう

「クッ、ですがそれは一度しか使えない、キリキザンつじぎり」

「ペルシアン、みだれひっかき」これは互角だ

「カメール、ねっとう」「ギモー、あくのはどう」これも互角だ

「ならば、キリキザン、ギモーにメタルクロー」カナはキリキザンで弱点をつける

ギモーを狙った「かわせ、ギモー」だがギモーのスピードではかわせそうにない

「ペルシアン、こごえるかぜ」そこに、ペルシアンの邪魔が入る

「カメール、だくりゅう」カメールはだくりゅうでこごえるかぜを返そうとする

タイプ一致補正ののった、だくりゅうとテクニシャンのこごえるかぜが激突する

ポケモンたちの前に氷の壁ができる、キリキザン壁の前でストップする

「キリキザン、つるぎのまい」「カメール、ふるいたてる」「ペルシアン、わるだくみ」

おそらく攻撃されないであろう状況を利用してみんな積み技を使う

だがギモーは違った「ギモー、しっとのほのお」しっとのほのおが氷壁の上から炸裂する

つるぎのまい、ふるいたてるで、能力が上がっていた

キリキザン、カメールはしっとのほのおの追加効果でやけど状態になってしまう

「しまった」「能力アップを利用されるとは」カナとナギはショックを受ける

「フッ、甘い」「ペルシアン、スピードスター」わるだくみで強化されたスピードスターが

キリキザン、カメールを襲う

テクニシャン+タイプ一致補正の乗ったスピードスター、これはかなりの威力だ

しかもこれは必中技だ、絶対にかわせない、カメールは致命傷をおう

キリキザンも、半減とはいえ、かなりのダメージをくらってしまう

「ここはいったん引くしかないよ、」「わかりました」

ナギの提案で2人はいったん引くことにし脱出ボタンを使った

「今だよペルシアン」「ギモー決めろ」

ペルシアン14ポイントギモー12ポイントゲット

「さあガンガン決めるぞー」「今のうちに畳みかけるぜ」

「クッまんまとやられちゃったね」「・・・今上に戻るのは得策ではないかもしれません」

ナギが深刻な表情で言う

「どういうこと?」ナギは訳が分からないといった表情だ

今上はがら空き、早く戻らねばポイントをガンガン決められてしまう

「上に行っても勝てる保証はない、ならば下に行き4対2でポイントを決めまくるのがいいのかも」

つまりカナは、上を完全に捨てて下でポイントを稼ぎまくるつもりだ

「そのほうが勝てる確率が「駄目だよそんなの」カナの声を遮るようにナギが言う

「確かにそのほうが勝てるかもしれない、でも僕らが目指しているのはマスターランク

そんなやり方じゃマスターランクになんていけないよ」ナギが珍しく熱くなる

「・・・すみません、たった一回負けたぐらいで私は何を言っていたのでしょうか

そうですよね、そんなやり方じゃマスターランクなんて夢のまた夢ですよね

わかりました私は上に行きペルシアンとギモーを倒します」

「うん、それでこそカナだよ」

「ポケモンは完全に復活しましたさあ行きましょう」「はーい」

カナとナギはペルシアン&ギモーにリベンジに向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十一話 決められない

「さあ、リベンジしにきたよ」「今度こそ負けません」

「いいだろう、相手になってやる」「またたおしてあるよ」

「ペルシアン、ねこだまし」「キリキザン、メタルクロー」

やはりペルシアンのねこだましでキリキザンはひるんでしまう

「これを防ぐ方法はないよーだ」ペルシアン使い舌を出し挑発する

「確かにそうかもしれませんですが」

「攻撃したその瞬間スキが生まれるんだよねーカメール、うずしお」

ねこだましをうったペルシアンそのスキを突うずしおに閉じ込められる

「や、やっばー」「作戦どうりです」「自慢のスピードなくなっちゃたねー」

だがそのすきにギモーがでんじはをつかっていたキリキザンがマヒしスピードが落ちる

「フッ、キリキザンのスピードも落ちたな」「しかもしびれる確率もあるねー」

「フッ、問題ありません、なんでもなおし」キリキザンはなんでもなおしで麻痺が解ける

「ナイス、カナ」「なんでもなおしをもっていたとは」「やるね」

「さあ行きますよキリキザン、メタルクロー」「ギモー、イカサマ」

キリキザンの攻撃力をギモーは利用してきた、威力は互角だ

「クッ、キリキザンの攻撃力が利用されるとは」「これがギモーの戦い方だ」

「ペルシアン、あなをほる」ペルシアンは穴を掘ってうずしおから脱出する

「カメール、穴の中にねっとう」うずしおがなければねっとうをくらうまえに

穴から出てこれたかも知れないがうずしおのせいで穴を掘るのに

てこずってしまい、ねっとうをくらう

「クッ、遊びは終わりよ、スピーダー」ペルシアンはスピーダーでスピードが上がる

「ならばこちらは、どんそくスモーク」ペルシアンのスピードが落ちるプラマイゼロだ

「そんなアイテムを隠し持っていたのね」「まあね」えんまくでお互いの姿がみえなくなる

「ペルシアン、こごえるかぜ」「カメール、からをやぶる」

ペルシアンは姿が見えなくても当たるであろう広範囲技を

カメールは今がチャンスだと積み技を使う

こごえるかぜでスピードがダウンしたがからをやぶるでそれ以上にスピードが上がる

そのうえ攻撃特攻も上がった

「なっそんな技を持っていたの」

「まあね、初戦で使わなかったのは君の手の内がわかってなかったからだよ

でももう、だいぶ君の手の内見させてもらったからね」

「さあ、えんまくも消えたし一気に決め「ギモーでんじは」えっ」ギモーのでんじはが入る

「キリキザン、メタルクロー」ギモーが吹き飛ぶ

「すみません、ナギさんギモーを止められなかった」「あー、まあしょうがないよ」

特性いたずらごころのギモー止められないのも仕方ない、とはいえからをやぶるを使ったカメールにでんじはが入ったのはかなりショックである

「ナイス」「あっぶねえ、からをやぶるはさすがにやばいからな」

アイアンヘッドをくらったギモー、ギリギリで耐えたみたいでたちあがってくる

「まっ、これがチーム戦ってことだね」「そう言ってもらえると助かります」

カメールのからをやぶるで一気に勝負が決まると思われまだまだ戦いはこれからのようだ



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第十二話 退場したなら応援よろしく

「さて、どうしますかねー」「まずは、ギモーを倒したいですね」

キリキザンの攻撃で致命傷をおったギモー、まずはギモーから倒したい

「まずは、カメールから倒したいねー」「ああ、そのためにまずは、プラスパワー」

「なっ」「マジかよ」ギモー使いがプラスパワーでペルシアンの火力を上げてくる

「くらえ、ギモー、マジカルシャイン」「ペルシアン、スピードスター」

ギモーとペルシアンはカメールを同時攻撃を仕掛けてくる、カメールはからをやぶるを使ったが

こごえるかぜとでんじはのせいで最終的にはスピードが下がっている、技をかわすのは難しそうだ

「く、キリキザン、つるぎのまい」「カメール、だくりゅう」

キリキザンは、つるぎのまいで、攻撃力を上げる

カメールはからをやぶるで強化された、だくりゅうで2匹とも倒しに行く

そしてギモーは、だくりゅうが当たり戦闘不能になる、ペルシアンもだくりゅうで大ダメージだ

カメールもスピードスターとマジカルシャインで戦闘不能

キリキザンは技を耐えつるぎのまいで攻撃力が上がっている

「キリキザン、つじぎり」キリキザンはペルシアンにとどめを刺しに行く

「ペルシアン、みだれひっかき」ペルシアンは応戦する

だがプラスパワーでパワーアップしているとはいえ

つるぎのまいをつかったキリキザンには勝てず押し負けてしまう

「クッ、いったん撤退」ペルシアン使いは脱出ボタンで逃げていく

「いまよ、キリキザン、ユナイトボールを集めてゴールに入れなさい」

一匹残ったキリキザンはユナイトボールをかき集めゴールに入れる

「よくやりました、キリキザン」カナは頑張ったキリキザンを褒める

「ナイス、カナ&キリキザン」ナギもカナとキリキザンにを送る

キリキザン13ポイントゲット

「さて、いったん回復しましょうか」「そうだね」

ペルシアンが復活して帰ってきたら厄介だカナは自軍ゴールに行きキリキザンを休ませる

「ほかのところはどうなっているのかなー」「みんなならきっと大丈夫だと思いますよ」

「それより今は自分たちの戦いに集中しましょう」「僕もう戦えないけどね」

「それなら、応援よろしくお願いします」「おー、それなら大得意任せといて」

一方そのころ敵チームは

「わりいな、俺、退場だ」「むこうもカメールが退場したんだから条件は同じよ」

「でもかなり、ポイント入れられちまうな」

「それでも最初のゴールはこっちのほうが入ったんだからこっちのほうが有利なはずよ」

「味方の頑張り次第だがな」「まっ私たちは活躍したんだからいいじゃない」

「まあ、そうだな、俺は退場だから応援してるわ」「うん、応援よろしく」

 

 

 

 

 



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第十三話 しっぺがえしのプレッシャー

そして下のほうではユンゲラー&アオガラスvsテブリム&ナゲキの戦いが行われていた

「マリンさん、ナゲキに気を付くださいタイプ相性は有利ですがおそらく岩技も悪技も持ってます」

「わかったよ、ソウタロウ」

「いくよ、テブリム、マジカルシャイン」「アオガラス、そらをとぶでかわして」

「ユンゲラー、あっち側にかわしてください」

アオガラスは、そらをとんでかわし、ユンゲラーは、ソウタロウの指示どうりにかわす

なぜかわす方向の指示を出したかというと、ナゲキはしっぺがえしという自分が後攻だと威力が

上がる技を持っている可能性が高い、しっぺがえしはユンゲラーに効果抜群なため

できれば先に

動きたくない、とはいえアオガラスと離れすぎるとアオガラスが二対1でやられてしまうため

アオガラスと離れすぎずナゲキに近づきすぎずマジカルシャインをかわさなければいけない

「絶妙な距離感、しっぺがえしを警戒してるようだな」「マジカルシャインかわされちゃったかー」

「アオガラス、そのままテブリムに攻撃」「テブリム、サイコキネシスで止めて」

テブリムのサイコキネシスでアオガラスが止まる

「クッ、アオガラス」「テブリム、そのまま倒しちゃえ」

「クッ、マリンさんナゲキを頼みます、ユンゲラー

ナゲキと距離を取りつつテブリムにシャドーボール」

アオガラスがテブリムに勝てないと判断したソウタロウはしっぺがえしを覚悟したうえで

テブリムにシャドーボールを放つ

「いまだナゲキ、アオガラスにがんせきふうじ」「なっ、しまった」

ナゲキがしっぺがえしを放ってくると思っていたソウタロウは予想外の一撃に驚く

ユンゲラーがシャドーボールを放ったそのすきを突かれてしまう

だがテブリムにシャドーボールが命中する効果は抜群だ

そのおかげで、テブリムのサイコキネシスが解けてそのすきにユンゲラーのほうに逃げる

「アオガラス、大丈夫」アオガラスはかなりダメージを受けたようだがまだ戦えるようだ

だが、がんせきふうじでスピードが落ちてしまった

「テブリムも大丈夫」テブリムも大ダメージを受けたようだがまだ戦えるようだ

「すみませんマリンさん、僕のミスで」

「しょうがないわよ、テブリムもかなりダメージを受けたみたいだし、まだまだこれからよ」

「テブリム、プラスパワー、一気に決めるわよ、マジカルシャイン」

テブリムはプラスパワーで強化されたマジカルシャインでアオガラスにとどめを刺しに行った

「ふっ、アオガラスにはこんな技もあるのよ、アオガラス、はねやすめ」

アオガラスははねやすめで回復する、これなら岩技がとんできても大丈夫だ

「くらえ、どんそくスモーク]「なっなに」ソウタロウはナゲキにどんそくスモークを投げた

「ユンゲラー、テブリムにシャドーボール」、マジカルシャインを放っていてスキがあるテブリム

そのテブリムにシャドボールでとどめを刺しに行く

ナゲキのしっぺがえしは怖いがどんそくスモークでスピードを下げているので

攻撃を喰くらう前にアオガラスが守ってくれるだろう

「クッ、ナゲキ、しっぺがえし」やはりもっていたしっぺがえし、だが遅い

ユンゲラーとアオガラスがマジカルシャインをくらうがシャドーボールがテブリムに命中する

そしてしっぺがえしは「アオガラス、ナゲキにドリルくちばし」アオガラスが防ぐ

テブリムはボロボロでほぼ戦闘不能ナゲキは元気だがテブリムがまともに戦える状態ではないので

「クソッいったん引くぞ」「わかったわ」ナゲキ使いとテブリム使いは脱出ボタンで逃げていく

「いまだ、決めろユンゲラー」「アオガラスもいっけー」

アオガラス13ポイントユンゲラー14ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十四話 正解は一つじゃない

敵チームスタート地点

「クソが、まんまとやられちまったぜ」「判断は悪くなかったと思うんだけどね」

「まあそうだな、相手のほうが1枚上手だったということだ」

「さて、どうする」「当然、リベンジマッチだ」

「まあ確かに、このまま終われないもんね、でも作戦は考えないとね」

「そうだな、色々と情報は手に入れたこれをどう使うか」

「私がアオガラスの相手すれば、ユンゲラー倒せそう?」

「たぶん行けるとは思う、だがそう簡単にはその状況にさせてくれないだろうな」

「ポケモンは回復したね、とにかく早くいかないと」

「そうだな、このままじゃポイントを決められまくる、走りながら話そう」「うん」

一方そのころマリンとソウタロウは、ポケモンを回復させ野生ポケモンを倒し、ゴールしつつ話していた

「勝てたとはいえ、ナゲキに意表を突かれ、アオガラスにダメージが入ってしまいました、すみません」

「まあでも、あの時の判断はあってたと思うよ」

「そう、ですかね?」「うん、正解は一つじゃなくて沢山あると思うんだ

その中に上手くいく選択肢と上手くいかない選択肢があるんだと私は思うよ

結果的にうまくいかなくてもそれは間違いじゃないんじゃないかな」

マリンは、自信を失いかけているソウタロウを、励ます

「確かにそのとうりですね、ありがとうございます自信がつきました」「それは良かった」

「さて、作戦を考えましょう」「そうだね、とりあえずアオガラスはテブリムに勝てなそうだね」

「確かに、サイコキネシスで止められてましたからね

ですが正面から行かなければもしかしたらいけるかもしれませんよ」

「なるほど、確かに私、正面から行っちゃったもんね、的を絞らせなければいけるのかも」

「ですがいけない可能性もあるので、最終手段ということで」「そうだね」

「テブリムは僕が止めるので、マリンさんは岩技を警戒しつつナゲキをお願いします」「OK]

「作戦は整ったかい」「リベンジにきたよ」敵チームがやってきた

「まあ、一応整いました」「返り討ちにしてあげる」

「ユンゲラー、テブリムにシャドーボール」

「それは読んでいた、ナゲキ、テブリムをかばってユンゲラーに、しっぺがえし」

「させませんよ、アオガラスはねやすめをしつつを、ユンゲラーをかばって」

「テブリム、アオガラスにサイコキネシス」

「ユンゲラー、アオガラスの後ろからサイコキネシス、ナゲキを止めろ」

テブリムへのシャドボールはナゲキが止める、そしてすかさずしっぺがえしを

ユンゲラーに放とうとする、だが正面のアオガラスが邪魔だテブリムがサイコキネシスで

どかそうとするがアオガラスは踏ん張る、そしてユンゲラーがサイコキネシスでなげきを

止めようとするがシャドボールを放ったばかりで、少し遅れる

そしてしっぺがえしがアオガラスにあたりナゲキがサイコキネシスをくらう

ナゲキはサイコキネシスで大ダメージアオガラスはサイコキネシスとしっぺがえしをくらうが

はねやすめで回復だ、「ナゲキ、ばかじから」「ユンゲラー。サイコキネシスを続けろ」

「テブリムもそのままサイコキネシス」「アオガラス、はねやすめ」

一気に決めようとするナゲキ、サポートするテブリム、ナゲキを止めつつ倒そうとする

ユンゲラー、耐えようとするアオガラス、勝つのは誰だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十五話 ラストスパート突入

ナゲキのばかじからがアオガラスを襲う、本来なら飛行タイプなので格闘タイプの技が

半減なはずなのだがはねやすめのせいで飛行タイプを失っているので等倍のダメージをくらう

それでもなぜ、はねやすめなのかというとテブリムのサイコキネシスのせいで地面から離れるのは不可能と判断した、ならば少しでも回復しようというマリンの判断だ

とはいえ、テブリムのサイコキネシスのせいでまともに回復できない

そして、ナゲキのばかじからが炸裂する、ユンゲラーのサイコキネシスのおかげで

威力は落ちているが、それでも大ダメージだ

前のしっぺがえしのダメージもサイコキネシスで回復できなかった

アオガラス、戦闘不能になってしまうポケモン

ナゲキも効果抜群のサイコキネシスをくらい続け、戦闘不能になってしまう

ここからは、ユンゲラーとテブリムのタイマン勝負だ

「シャドボールには警戒しないとね」

「サイコキネシスでシャドボールを返されるのだけはまずいですね」

テブリム使いはユンゲラーのシャドボールを警戒し

ソウタロウはシャドボールをサイコキネシスで返されるのを警戒する

ユンゲラーがサイコキネシスを放てばいいだけだが、こちらが動かない限りむこうも動かないだろう

ソウタロウは、そう思い何かほかに良い作戦はないかと模索する

2人は硬直状態に陥る、そんな時アナウンスが聞こえる

「これよりバトルはラストスパートに突入します、得点は2倍、ボスポケモン出現です

現在の状況はオレンジチーム92ポイント、紫チーム95ポイント接戦です

そしてオレンジチーム、カメール、アオガラス、戦闘不能

紫チーム、ギモー、ナゲキ、戦闘不能です」

ポケモンユナイトではオレンジチームと紫チームに分けられカケルたちはオレンジチームである

そしてラストスパートとは、試合終了まであと少しというタイミングでおきる、逆転チャンスだ

ボスポケモンとはとても強いが倒せば大量得点のポケモンのことである

追い詰められているときは逆転のために戦うしかないがボスポケモンと戦って疲労した所を

敵に襲われるとまずいためあまり戦いたくない相手である

今カケルたちは、負けているとはいえ接戦なのでボスポケモンに挑む必要はないだろう

とはいえ、ボスポケモンにいどむかどうか決めるのは、リーダーのカケルである

カケルたちは事前にボスポケモンに挑む場合はラインにゴーの頭文字のGを

挑まない場合はストップの頭文字のSを送ると決めている

そしてカケルが指示を送る、送ったのはやはりS

ボスポケモンに挑むなということだ、ボスポケモンに挑むのはリスクがある

この接戦の状態でストップをかけるのは当然の判断だ

となれば目の前の敵を倒して、誰かがゴールを決める必要がある

カケル、カナ、ソウタロウは目の前の敵を倒しゴールを決めようと構える

そして敵も接戦なので、自分がゴールを決めたほうがいいと思いゴールを決めようと構える

果たして、ゴール決めるのは誰なのだろうか

 

 

 

 

 

 

 



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第十六話 覚悟を決めた一撃

試合はラストスパート突入、カケルはリーダーとして点を決めなければと思う、だが

目の前には戻ってきたハガネール、もう同じ手は通用しないだろう、どうすればいいかと迷う

それは、ハガネール使いも同じだった、ロックカットを見せているため

もう飛行技は飛んでこないだろう、だがスピードを上げなくては

ファイヤローに攻撃を当てるのは難しいだろう

「ファイヤローアクロバットでハガネールの後ろをとれ」硬直を破ったのはカケル

ファイヤローにハガネールの後ろを取るように指示する

「ハガネール、後ろを取られるな」

後ろから攻撃されたらまずい、ハガネール使いは後ろを取られないようにと指示を出す

ファイヤローは圧倒的な速度でハガネールを翻弄する、そして

「ファイヤロー、ニトロチャージ」覚悟を決めてカケルが、攻撃指示をだす

「ハガネール、もろはのずつき」ハガネールもそれに応戦する

「ファイヤロー、かわせー」カケルがもろはのずつきをかわすように指示を出す

そして、紙一重でハガネールのもろはのずつきをかわしたファイヤローの、ニトロチャージが

ハガネールに炸裂する、ハガネールはダメージを負いファイヤローはニトロチャージの追加効果で

スピードが上がる、そして「ファイヤロー、フレアドライブ」

スピードの上がったファイヤローのフレアドライブがハガネールを襲う

「クソっ、撤退だ」ハガネール使いが脱出ボタンを使うが間に合わず

ハガネールにフレアドライブが直撃するだがさすがハガネールそれをギリギリで耐える

とんでもない耐久力だ

「これを耐えられるのかよ、どういう耐久力だ」ニトロチャージの威力は高くないが

フレアドライブの威力はかなりのもの、しかも両方効果抜群ハガネールが異常だと思うカケル

だが、この硬さこそがハガネールなのだ

「まあいいや、ファイヤロー決めろ」ファイヤロー12ポイントゲット

ファイヤローもハガネールも大してポイントを持っていなかったので、あまり点が入らないが

ハガネールが撤退したので、これからポイントを入れまくる

ラストスパートでの勝利、これは大きいハガネールはこれから回復して

戦場に戻ってくるだろうが、その頃にはほぼ試合終了時間だろう

「上と下は任せたぜ、カナ、ソウタロウ」

ファイヤローvsハガネールの戦いはファイヤローの勝利

カケルは上と下はカナとソウタロウの任せてポイントを決めまくる

そして上では、ペルシアンvsキリキザンの戦いも行われていた

果たしてカナはペルシアンに勝つことができるのか

 



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第十七話 唯一の有効打

今更ながら第九話に修正がありました、ファイヤローがゴールに回復に行く時ですが
ゴールではなく自軍ゴールで回復できるにしました説明不足ですみませんでした


「タイプが不利と分かりながらくるとは、流石ここまで勝ち残っているだけありますね」

キリキザンVSペルシアンの戦いはタイプ相性でキリキザンのほうが有利である

それでも逃げずにやってきたペルシアン使いのその正々堂々と戦おうとする姿勢は素晴らしい

「不利だからって逃げてたら、この先の戦いに勝てっこないからね」「耳が痛いですよ」

一度負けて逃げ出そうとしたカナ、敵のセリフが心に響く

「耳が痛い?もしかして最初に負けた時、逃げ出そうとしたー」

「まあそんなことはいいじゃん、さっ続きをやろー」ナギがカナのフォローをする

「まあそうだね、さあリベンジマッチを始めよう」「ええ勝負です」

「キリキザン、つじぎり」「ペルシアン、みだれひっかき」威力は互角だ

「うーん、これじゃ決着がつかないなー」「決定打にかけますね」

キリキザンとペルシアンの戦いは硬直状態に陥る

ペルシアンはキリキザンへの有効打がなく、キリキザンは有効打はあるが、あまり見せたくない

『あんまり、この技見せたくないんですよねー』

この技を避けられて警戒されたらもう絶対に当てられないだろう

なるべく体力を削り確実に当てたいそう思っていた、しかしペルシアンはつるぎのまいを警戒して

なかなか自分から攻撃してくれない、それ故になかなかスキができない

『なかなかスキを見せてくれませんね』そして勝負はラストスパートに突入

アナウンス、そしてリーダーからの指示が来た

「リーダーからの指示はSだよ」カナは戦っているのでナギがリーダーの指示をカナに伝える

『指示はSですかまあ妥当ですね、リーダーはおそらく自分でゴールを決めに行くでしょう

とはいえ私もゴールしたいですね』

カナがそんなことを考えていたら「ペルシアン、キリキザンと距離を取りながらこごえるかぜ」

ペルシアン使いが、一気に勝負を決めに来た、これはナギの言った言葉を深読みした結果だ

こごえるかぜでスピードを下げれば、キリキザンの攻撃が当たらないと考えた

カナが見せた攻撃技は、つじぎりそしてメタルクロー、特性のまけんきで攻撃力が上がっても

一発は耐えて、そのあとの攻撃はスピードですべてかわすという算段だ

「キリキザン、ローキック」「なっ」今がチャンスとばかりに

カナが唯一ペルシアンに弱点をつける技ローキックを放つようにキリキザンに指示を出した

つじぎりとメタルクローぐらいしか有効な技がないと思っていたペルシアン使いこれは大誤算だ

ペルシアンのこごえるかぜを受けながらも強引に前に進みローキックをぶちかますキリキザン

ペルシアンにキリキザンと距離を取るように指示を出したが

技を放ちながら後ろに下がるスピードなど高が知れている

そして、キリキザンは能力が下がったことにより特性のまけんきで攻撃力が上がる

攻撃力の上がったキリキザンのローキックがペルシアンの足に炸裂するそして

「キリキザン、つじぎり」「ペルシアン、かわして」

ペルシアン使いはつじぎりをかわすように指示を出したが

ペルシアンはローキックの追加効果でスピードが落ちている

攻撃力の上がった効果抜群のローキックをくらった状態ではかわし切れない

ペルシアンは戦闘不能となった「そんな、ペルシアン」「よくやりましたね、キリキザン」

ペルシアンVSキリキザン、勝者キリキザン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十八話 まさかのタイミング

「まさかローキックを持っていたなんて」ペルシアン使いはショックを受けている

「最後まで取っておくものですよ」「さっすがカナー淒ーい」

「作戦は悪くなかった、だが相手のキリキザン使いがお前の考えの上を言ったんだ」

「はー、悔しいな負けちゃった」「さあ、キリキザンゴールを決めてください」

キリキザンにゴールを決めるように指示を出すカナ、そしてキリキザンがゴールを決める

キリキザン10ポイントゲット「さあ、ガンガン決めますよキリキザン」

ペルシアン使いに勝ったカナ、ポイントをガンガン決めまくる

『後は、リーダーとソウタロウが頑張ってくれることを願うだけですね』

リーダーとソウタロウの勝利を願うカナそして、下ではユンゲラーVSテブリムの戦いが行われていた

「もう、ラストスパートですか」「リーダー、からの指示はSだよ」「やはり、そうですか」

『冷静な判断ですねリーダー、ボスポケモンに挑まないとなれば

リーダーは自分でゴールを決めに行くでしょう、ですが必ずしも勝てるわけではない

万が一の場合を考えてここは勝っておきたいですね』

『さて、どうしようか勝負を決めに行きたいけどシャドーボールが怖いんだよね』

相手のテブリム使いも勝ちたいようだがシャドーボールを警戒してなかなか動けない

そして、ソウタロウが動いた「ユンゲラー、サイコキネシス」「テブリム、サイコキネシス」

ソウタロウがサイコキネシスを放った途端に

テブリム使いもサイコキネシスを放つようにテブリムに指示を出す

ユンゲラーVSテブリム、サイコキネシス対決勃発

勝っているのはユンゲラーの方、テブリムは追い詰められていく

「そのまま決めてください、ユンゲラー」「テブリム、負けるな」

両者の声が響くテブリム使いも応援の声なら負けていないが、テブリムよりユンゲラーの方が

強いようでかなり押されている、このままテブリムが負けるとその場にいた誰もが思ったその時

テブリムの様子がなんだかおかしくなった

「テブリム、どうしたの」「あれはまさか、早く決めてくださいユンゲラー」

テブリム使いは何が起こっているのか分からないといった感じだが

ソウタロウは何かにきずいたらしく焦っているそして、何とテブリムがブリムオンに進化した

「やったー、テブリムがブリムオンに進化した」「くッ間に合いませんでしたか」

テブリム使い改めブリムオン使いは喜び、ソウタロウは啞然としている

様子がおかしかったのは、進化の前兆だったようだ

「さあ、ブリムオン、決めちゃえ」「ユンゲラー、負けるな」

ブリムオン使いは一気に勝負を決めにかかる、ソウタロウもそれに対抗するように

ユンゲラーを応援するが、ブリムオンにユンゲラーは勝てずやられてしまう

「やったー、ブリムオンすごーい」「まさか、このタイミングで進化するとは」

「これはしょうがないよ、ソウタロウ」落ち込むソウタロウをマリンが励ます

ユンゲラーVSテブリム改め、ユンゲラーVSブリムオン、勝者ブリムオン



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第十九話 まだ見ぬ強敵

今更ながらですが、脱出ボタンで逃げるポケモンに、追撃しなかったり
脱出ボタンで逃げる時に襲ってくる敵を
迎撃しなかったりするのは謎だなと思いました
(脱出ボタンを押しながらでも迎撃指示は出せると思いました)
脱出ボタンで逃げる時は技を打ってはいけないというルールと、
敵が近くにいなかったり、スピードが足りないと脱出ボタンで逃げられる前に
技を当てられないという設定を追加させてください、設定が雑で申し訳ありません


「さあブリムオン、ゴールを決めて」ブリムオンがゴールを決める、ブリムオン10ポイントゲット

「さあ、ドンドン決めるよー」ブリムオンがゴールを決めまくる

「後はリーダーとカナに任せるしか無いですね」「そうだね、でもあの二人ならきっと大丈夫だよ」

「そうですね、あの二人を信じることにしましょう」2人で負けてしまったソウタロウとマリン

後はリーダーとカナに任せるしかなくなってしまった、そして、試合終了のアナウンスが流れる

「これで試合は終了です、さあ気になる得点発表をします、紫チーム117ポイントオレンジチーム

134ポイントよって勝者オレンジチームです」カケルたちのチームオレンジチーム勝利

「よっしゃー優勝だー」カケルが勝利の雄たけびをあげる

「やったね、カナ優勝だ」「ええ、やりましたね」カナもナギも喜んでいる

「やったね、ソウタロウ」「ですが、私は負けてしまったので複雑な気持ちです」

マリンは喜んでいるがソウタロウは複雑な心境のようだそして、

スタジアムからでてみんなで合流する

「おい、優勝だぞ優勝やったぞ」「うん、僕たちやったんだね」カケルとナギは大はしゃぎだ

「これで、スーパーランク到達ですね」「うん、やったねみんな」

「そうですね、みんな頑張りましたよね」カナ、マリン、ソウタロウは静かに喜んでいる

そして、優勝トロフィーがカケルに渡されカケルはそれを上に掲げながら「俺たちの優勝だー」

喜びを爆発させる「おめでとう、素晴らしい戦いだった」

敵チームのリーダー的なハガネール使いの男ががカケルを称賛し、握手を求める

「おう、お前もなかなか強かったぜ、正直かなり危なかった」

カケルもハガネール使いを称賛し握手に応じる

「次は負けないぜ」「おう、俺も負ける気はねえぜ」

「あなたもキリキザンもとても強かったわ、まさか私のペルシアンが負けるなんて」

「あなたのペルシアンも素晴らしかったですよ、タイプ相性が有利じゃ無ければ

私の負けもあり得たかもしれません」

「君もギモーも強かったよ、まさか積み技を利用されて

からをやぶるで得た勢いをでんじはで止められるとは思わなかったよー」

「今回はたまたまうまくいっただけだ、からをやぶるを止められなかったら

かなりまずいことになってたかもしれない」

「私のナゲキがやられるとは、お二人の連携素晴らしかったです」

「きみのナゲキも凄かったよ、タイプ相性有利なのに私のアオガラスがやられるなんて」

「君のユンゲラーもすごかったよ、ブリムオンに進化していなかったら

負けていたのは私の方だったわね」

「あなたのテブリム、改めブリムオンも素晴らしかったですまさか、ユンゲラーが負けるとは」

お互いにお互いのポケモンを称賛しあう

「また準優勝かー、今回は勝ちたかったな」

「準優勝だと、前の大会でお前らを倒したやつらがいるのか」「ああ、正直言って別格だった」

「お前にそこまで言わせるなんて、いったいどんな奴らだ」

勝ったとはいえ自分たちをここまで追い詰めた相手

そんな奴らにここまで言わせるなんてどんだけ強いやつなのか気になる

「名前はわからない、大会に優勝したらさっさとかえっちまった、だが

つかっていたポケモンなら分かる」

「一体どんなポケモンだ」「あれは、メタグロスだった」「メタグロス、か」

まだ見ぬ強敵の存在にカケルはワクワクしていた

 

 

 



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第二十話 スーパーランクでまた会おう

今更ですが、第一話の最初のほうにに本来ならあらすじに書かなければいけないことが
書いてあると思って、第一話の最初のほうをあらすじに移して
第一話に別のことを書いて編集しておきました
あらすじに書かなければいけない事を第一話に書いてしまいすみませんでした
そして、新しく書いた、ルール、設定、後付け設定一覧表に
まだ本編で書いていない内容が含まれていますが、投稿予定小説に書いてあります
ルール、設定、後付け設定一覧表は見なくても、全く問題ありません



「なになにー前の大会の話してるのー」「あいつらは、とんでもない強さでしたね」

ブリムオン使いとギモー使いが話に入ってくる

「そんなに強かったの―」ナギが聞く「ああ、怪物だったよ」ギモー使いが答える

「そこまでですか」「僕たちは、勝てますかね」カナとソウタロウは深刻な表情だ

「大丈夫だよ、僕たち優勝チームだよ」

「そうだよ私たち、この大会で前よりも強くなったんだから大丈夫だよ」

ナギとマリンは深刻なムードを壊しに行く

「ナギとマリンの言うとおりだ、敵は強いかもしれないが、俺たちもこの大会で強くなった

敵が強いなら、俺たちがもっと強くなればいいだけの話だ」カケルが二人を元気づける

「そうですね、敵が強いなら私たちがもっと強くなればいい話ですよね」

「ええ、もう二度と負けないように僕も強くなります」2人は元気を取り戻したようだ

「お前ら、いいチームだな」ハガネール使いの男が言う「だろ」カケルが答える

そしてカケルたちは、ハガネール使いたちが戦ったメタグロス使いたちの情報を詳しく聞きだした

「そうか、わかったありがとう」「ああ、奴らとやり合うときは気を付けろ」

「おう、わかったぜ気を付ける」「俺たちも強くなって、絶対リベンジしてやるぜ」

「そうか、お前らならきっと勝てるさ」「フッありがとう」

「そういえば名前、聞いてなかったな」「ああ、俺の名前はコウガだ」ハガネール使いが答える

「私はニャールだよ」ペルシアン使いが答える「俺はローゲンだ」ギモー使いが答える

「私はリム」ブリムオン使いが答える「俺はカゲキ」ナゲキ使いが答える

そして、カケルたちも名乗った

「へえ、そんな名前だったんだな」「ビギナーは情報が少ないから不便だよな」

「そうだな、だがこれからランクが上がれば情報が集まる、それまでの辛抱だ」「そうだな」

「だが、俺たちはまたビギナーランクだがな」「えっ準優勝二回したんだランクアップだろ」

「えっマジで」「知らなかったのか、ビギナーからスーパーに上がる方法は3つあって

1つは優勝すること2つ目は準優勝2回3つ目はベストフォー以上をを3回だ」

「じゃあ、俺たち」「スーパーランク到達だ」「やったー」

「マジかよ」「やったわね」「スーパーランクだー」「やったぜ」

「チーム全員が知らないなんて」「大丈夫なんでしょうかあのチーム」「まっ大丈夫でしょ」

「一応私たちと、接戦を繰り広げたチームだもんね」カナとソウタロウは心配をして

マリンとナギは大丈夫だと楽観視している

「おい、カケルスーパーランクでまた戦おうぜ」「おう、次も負けねーぞ」

「またねー、カナちゃんナギ君」「スーパーランクでは勝たせてもらうぜ」

「次も負けるつもりはないよ」「ええ、次も勝たせてもらいます」

「次は負けませんよ、リムさん」「うん、私も負けないよー」

「次はやられないように、アオガラス鍛えておくからねカゲキ君」

「ああ、俺もナゲキを鍛えておくぜ」

そうしてカケルたちとコウガたちは別れていく、次あうときはもっと強くなっている

そう心に誓った両チームなのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第二十一話 カレーパーティー

「さて、大会終わったし俺の家でカレーパーティーだ」

実は大会が終わったらみんなでカケルの家に行きカレーパーティーをする約束をしていた

「待ってましたー」「うん、楽しみだなー」「カケルのお父さんが作るカレーは絶品ですからね」

「ええ、あれは本当においしいですよね」カケルの父タケルはあまり料理が得意なほうではないが

カレーを作るのだけは得意、お祝いの時などにいつもカレーを作ってくれる

「じゃあ、俺の家にレッツゴー」「「「「レッツゴー」」」」みんなでカケルの家行った

「いらっしゃいませ」カケルの母、カリンが出迎えてくれた

「ただいま」「「「「お邪魔しまーす」」」」そうして家の中に入っていく

「おう、お前らよく来たな、カレーはもう完成してるぜ」タケルが歓迎してくれる

カレーはもうできているようだ

「よっしゃー、カレーパーティー開始だ」「イエーイ」「ちょっと、騒ぎすぎですよ」

うるさく騒ぐカケルとナギに、カナが注意する

「いいのよ、子供は元気が一番よ」「ありがとうございます、カケルのお母さん」

優しく許してくれるカリンに、カナが礼を言う

実はカケルたちの年齢はまだ12歳、うるさく騒いでしまうのも仕方ない

「ほら、カレー盛り終わったぞ」タケルがカレーを盛り終わった

「よし、じゃあ皆手を合わせましょう」皆が手を合わせる

「いただきます」「「「「「「いただきます」」」」」」

「うんま」「おいしーい」「最高」「当たり前だ、俺の作ったカレーだぞ」

「流石、カケルのお父さん」「本当においしいです」

「おかわりはたっぷりあるからないくらでも食え」「おかわり」「おう」

カケルが速攻で食い終わる「リーダー、ちゃんと嚙んでください」カナが注意する

「はーい」

そうしてカレーを食べ終わって大会の話をする、なぜ食べながら話さないかというと

カケルとナギはしゃべるのに夢中になって、食べているものが口から吹き出しまくり

カナとソウタロウに滅茶苦茶怒られたことがあるからである、頃合いを見てマリンが止めたが

すごく長く怒られていた、それ以来食事中には絶対にしゃべらなくなった

「で、決勝戦はどうだった」ナギが聞く「最終的には勝てたがミスも目立ったな」

「僕もそうですね」「判断は間違ってなかったと思うんだけどね」

カケル、マリン、ソウタロウが答える「ミスって何があったのー」

ナギが話を聞き出し、メンバーの自虐、喧嘩、等はマリンがフォローする

いつも話すときはこんな感じである、以外にもナギはあまり話さない

ナギは自分が話すより相手から話を聞きだすのが得意である、相手から聞いた話を

肯定しつつオーバー目のリアクションで相手を気持ちよくさせ相手が調子にのって

繰り出した話題から面白そうなネタを見つけて話題を広げていく

そして、相手がちょっと暗い話をしだしたら、マリンがフォローを入れていく

そうしてナギは全員から話を聞きだした、ちょっと暗い話もあったがマリンのおかげで

暗い雰囲気になることはなかった、そうして大会の話はいい雰囲気で終わった

そして、皆は風呂に入り布団に入って眠ることにした

 

 



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第二十二話 感謝の言葉と謎の感情

「眠れねえな」皆が寝静まる中カケルは眠れずにいた

「水でも飲むか」カケルは水を飲みに食事室に向かう、そしたらカナがソファー座っていた

「お前も眠れねえのか」「あっリーダー、はいリーダーも眠れないんですか」

「ああ、大会の熱が冷めなくてな」「ふふっリーダーらしいですね、となりどうぞ」

「ありがとう、お前はどうしたんだ」「大会で卑怯な行動をしようとした事が、忘れられなくて」

カナはペルシアンとギモーに負けた時、4対2で敵を倒そうとしたことが忘れられないようだ

「ああ、そういえばそんなこと言ってたな、でも結局やらなかったんだろう」

「はい、ですがナギがいなければ私は卑怯な戦い方をしていたと思います」

「マリンも言ってたが、仲間が間違った行動をしようとしたとき止めてやる

それが仲間ってもんだろう、ナギに止めてもらったことは、恥じるべきことじゃないと思うぞ」

「ええ、それでも私は自分の弱さが嫌になってしまって」カナはだ落ち込んでいるようだ

「・・・弱いのは俺もだよ、お前がいなきゃ俺はまけてたかもしれない」「えっ」

「俺がハガネールに負けたのは話したよな」

「ええ、その時ファイヤローがリーダーを鼓舞するように叫んだんですよね」

「ああ、あの時ファイヤローが鼓舞してくれなければ俺はハガネールに勝たなかっただろうなァ

だが、助けてくれたのはファイヤローだけじゃなくてお前もだったんだ」「わっ私ですか」

「ああ、あの時、俺がフライゴンに負けた時に言ってくれたお前の言葉を思い出したんだそれで

俺は立ち直りハガネールに勝つことができた、お前がいなきゃ俺はハガネールに勝てなかった」

「私も少しは役に立てたんですね」

「少しどころかお前は昔っから、俺を支えてくれてるよ・・・本当に感謝してるありがとなカナ」

「ちょっとなんですか、急に改まって・・・私もリーダーには感謝してますよ、リーダーが

みんなを引っ張ってきてくれたから、今までやってこれたんですありがとうございますリーダー」

「なんか、照れくさいな」「私もですよ、そもそもリーダーから言い出したんでしょう」

「ははっそうだったな」お互いに感謝の言葉を述べ恥ずかしくなってしまった

そんな中カケルがカナの手を握る「りっリーダー」カナは当然驚いている

「なんか、お前の手握りたくなっちまって、嫌か」

「・・・嫌じゃないです、むしろずっとこうしていたいです」

「じゃあしばらく、こうしていてもいいか」「はい」

カケルの突然の行動に驚きながらもずっとこうしていたい

そんなことを思っている自分にカナは戸惑っている、そして

カケルも自分の行動に戸惑っていた『なぜ俺は急にカナの手を握ったんだ』

自分がやったことなのに、カケルはわけがわからない状態だ

『この気持ちは何?』『この感情はいったいなんだ?』

二人がこの感情を理解するのはもう少し先のお話である

 



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第二十三話 願いよ届け

そうして朝が来て皆が起きる「おっはー」「「おはよう」」「「おはようございます」」

「「おはよう」」皆で朝の挨拶タケルとカリンが遅れて言う

「朝食できているわよ、カリンが朝食を用意してくれた

「おーう」「「「「ありがとうございます」」」」皆で朝食を食べ、そして

手食べ終えて皆、家に帰る「「「「お邪魔しました」「はーい、またいらっしゃい」

「いつでも遊び来いよ」タケルとカリンが見送ってくれて皆、家に帰ろうとしたが

「ちょっと待ってくれ、カナ」カケルがカナを止める「はい、なんですか」

「えーと、あのーあれだ、あのー話があるんだ」珍しくカケルの歯切れが悪い

「話ですか?」「何の話ー」ナギが興味を持つ「あー大事な話だ」「僕たちには言えないの」

「まあーそうだな、言えねえ」「ナギ、その辺にしときな」

朝の様子から何かを察したのかマリンがナギに耳打ちする「分かった」ナギが小声で言う

ソウタロウはマリンがナギを止めたのを見て、この件には触れないでおこうと思った

カリンとタケルも、何かを察しているようだ

「じゃあ、私たちはこれで行くからバイバイ」「バイバーイ」「さようなら」

「ああ、バイバイ」「さようなら」ナギ、マリン、ソウタロウとカケル、カナは別れる

「じゃあ、リーダー部屋に戻りますか」「ああ」カナとカケルは、カケルの部屋に行く

「大事な話とはなんですか、珍しく歯切れが悪かったようですが」

「あーそのーお前と離れたく無くてな、つい噓ついちまった」

「わっ私と離れたくない、リーダー昨日からなんか変ですよ」

『とか言ってる私も内心うれしいんですよね、私も昨日から変です』

カケルもカナも自分の気持ちに気付けずに戸惑っている

「そうなんだよなー俺、昨日からなんかおかしいんだよな」

「・・・私も昨日からおかしいです、リーダーに離れたくないって言われたことが凄く嬉しくて

どうしちゃったんでしょう私」

「まあ、ポケモンカードゲームでもして遊ぼうぜ」「はい」

カナとカケルはいったん考えるのをやめて、カードゲームをやりだした

一方そのころマリン、ナギ、ソウタロウは

「マリン―、カケルどうしたのかな」「明らかに様子がおかしかったですね」

「あれはたぶんカケル、カナに恋してるよ」「マジで」「リーダーがカナさんに恋を」

ナギとソウタロウは驚いている

「たぶん、カナもリーダーのこと好きなんじゃないかな」「えっ両想いじゃん」

「リーダーとカナさんが付き合ってるということですか

「まだそこまで行ってないと思うよ、そもそも2人が自分の気持ちに

気付いてないかもしれないしね」

「じゃあ僕たちどうすればいいの」「どうもしなくていいんじゃない、2人の邪魔しなければ」

「分かりました、2人の邪魔をしないようにきおつけ気付けます」「僕も気を付ける」

「あの2人お似合いだよねー」「そうだね」「僕もそう思います」

「ちゃんと自分の気持ちに気付けるといいね」「そうだねー」

「あの二人なら大丈夫だと思いますよ」

「そうだね、今はあの2人を信じてうまくいくように願いましょう」「僕も願うー」

「願うのなら神社に行きましょう」「ははっガチじゃん」「まっでも、それぐらいいんじゃない」

「じゃあ、神社にレッツゴー」「「おー」」

マリン、ナギ、ソウタロウは神社に行った、果たして願いはかなうのか



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第二十四話 カケルのポケモン魂

カナとカケルはカードゲームをやり終わり、ポケモンユナイト公式チャンネルを見ていた

「これコウガたちが言ってた、メタグロス使いたちじゃないか?」「確かにそうですね」

何とポケモンユナイト公式チャンネルに、コウガたちが言っていた

メタグロス使いたちの戦いが載せられていた、タイトルは

異例の対決ハイパーランクVSマスターランク、最強の男ゼクト

どうやらスーパーランクでかなりの実力を見せたゼクトたちに、マスターランクのチームが

興味を示して、戦いを挑んだようだ

「ハイパーランク、あいつらハイパーランクに上がっていたのか」

「ということは、スーパーランクで敵を全滅させたということですね」

スーパーランクからハイパーランクに上嫌というほどがる方法は4種類ある

1つは優勝を二回、2つ目は準優勝以上を3回、3つ目はベストフォー以上を5回

そしてこれはかなりの実力差が必要だが

決勝戦で敵チームを味方が全員残った状態で全滅させることでランクアップできる

コウガたちがゼクトたちと戦った大会からまだ1ヶ月

スーパーランクの大会は1回しか開かれていないはずだ、ということは

ゼクトたちは、敵チームを味方が全員残った状態で全滅させたことになる

「スーパーランクで敵チームを味方が全員残った状態で全滅させたって、強すぎだろ」

「・・・コウガたちが言っていた事は本当だったようですね」

二人はゼクトたちの圧倒的強さに驚いている

「とりあえず、試合見てみるか」「そうですね」2人は試合を見ることにした

そこにはマスターランクたちと互角の戦いを見せる、ゼクトたちの姿があった

戦っているのはマスターランク優勝経験もある、ギズたちのチームだ

ギズの使うポケモンはマニューラ、マニューラの弱点は6つ

タイプ一致補正の乗っかった効果抜群技を受けることも多々ある

それに対しメタグロスは弱点が4つ、だがでんじふゆうを覚えるため

地面タイプの技が効かない、それ故実質弱点は3つだ

なのでタイプ一致補正の乗っかった効果抜群技を受けることはあまりない

マニューラはメタグロスの弱点をつける、あくタイプ

メタグロスもマニューラの弱点をつける、はがねタイプ

お互いに、タイプ一致補正の乗っかった効果抜群を放つことができる

タイプ一致補正の乗っかった、効果抜群技を受けることはあまりないメタグロスの方が

一見不利に見えるが、メタグロスはマニューラ唯一の4倍弱点、格闘技を使える

相性は良くも悪くもないだろう

「マジかよ」「私たちはマスターランクのギスタさんに手も足も出なかったのに」

カケルたちは、マスターランクのギスタと戦った事があるので

マスターランクの強さを嫌という程知っている、それ故にゼクトの強さに心底驚いている

「コウガたちは、こんな怪物たちと戦っていたのか」

「コウガさんたちが怪物だといったのもよくわかります、とんでもない強さですね」

「それでもコウガたちは、心を折られなかったんだな」「ええ、凄い人達ですね」

そして、ギズとゼクトの対決に決着がつく、マニューラのプラスパワー補正乗っかった

じごくずきを耐えたメタグロスが、アームハンマーで、反撃しマニューラを倒した

「勝っちまった」「ゼクトさんの実力はすでに、マスターランクに到達しているみたいですね」

そしてゼクトたちは、そのままバトルに勝利した

「ゼクト以外も強いな」「ええ、チーム全員が強いですね」

「こうしちゃいらんねえ、すぐにトレーニングだ、カナ手伝え」

ゼクトたちの強さが、カケルのポケモン魂に火を付けた

「はいはい、わかりましたよリーダー」カードゲームをやる前はロマンチックなムードだったのに

と思うカナ、やっぱりリーダーの頭の中はポケモンでいっぱいなんだな、と少し呆れる

でもリーダーはこうでなくちゃと、思うカナであった

 

 

 

 

 

 

 

 



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第二十五話 相性最悪バンギラス

ビギナーランクの大会から1ヶ月カケルたちはポケモンたちと、厳しいトレーニングを積み

スーパーランクの大会に出ていた、スーパーランクはまだ情報が少なく

初戦の相手の情報は集められなかった、なので

いつもと同じくカケルが中央、カナとナギが上、マリンとソウタロウ下に行っていた

だが、これが最悪の状況を招いてしまった

「これはラッキー、まさかファイヤローが相手とは」「バンギラス、マジかよ」

中央に来たのはバンギラスだった、ファイヤローは岩技が4倍弱点かなり厳しい

しかもバンギラスの特性のすなおこしのせいで、ファイアローは特性はやてのつばさを失う

「この勝負もらったな」「俺のファイヤロー、なめんじゃねえ」と強がったはいいが

ファイヤローVSバンギラス愛称は最悪だ、どうやって勝てばいいかカケルは頭を悩ませていた

「遠慮はしないぜバンギラス、ロックブラスト」「ファイヤロー、アクロバットでかわせ」

バンギラスのロックブラスト、別に早いわけではないのでアクロバットで難なくかわす

「クソッならばバンギラス、ロックカット」「ファイヤロー、つるぎのまい」

バンギラスにスピードを上げられたら、いくらフアイヤローのスピードでも

岩技をかわしきれなくなる、とはいえステルスロックをやられたら自由に飛べなくなる

ならば、つるぎのまいで一気に勝負を決めに行った方がいいと考えた

「ほういい度胸だ、ならば真っ向勝負バンギラス、ロックブラスト」

「ファイヤロー、でんこうせっかでバンギラスの後ろをとれ」「なっなに」

ビルドアップを積んで正面から挑んでくると思っていたバンギラス使い、これは想定外だ

ファイヤローはロックブラストをかわしバンギラスの後ろを取る

「ファイヤロー、はがねのつばさ」「バンギラス、ストーンエッジ」

バンギラスはストーンエッジを放つがファイヤローに後ろを取られていたためかわされてしまう

そして、フアイヤローのはがねのつばさが炸裂する

「畳みかけろファイヤロー、はがねのつばさ」カケルは一気に勝負を決めにいく

「バンギラス、ストーンエッジ」

バンギラス使いはファイヤローにバンギラスが負けるはずないと強引に岩技で仕留めにかかる

そして、ファイヤロのはがねのつばさとバンギラスのストーンエッジが同時に決まり

引き分けとなる

「そんな、ばかな」バンギラス使いは信じられないといった表情だ

「ふうー危なかった、岩タイプのポケモンへの有効打が、はがねのつばさしかないのは問題だな

今回はたまたま引き分けに持ち込めたが、新しい技を覚えさせたほうがいいかもな」

相性最悪の相手バンギラスと引き分けの持ち込むことができたカケル、だが岩タイプへの有効打を

他に覚えさせないと、この先勝ち進むのは厳しいそう思った

「カナ、ナギ、ソウタロウ、マリン後は任せたぞ」

ともに厳しいトレーニングを積んだ仲間たちをカケル信じて、後を任せるカケルであった

 

 



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第二十六話 以外にレベル低い?

カケルがバンギラス使いと戦っているころ、上ではカナとナギが戦っていた

「ポニータ、ニトロチャージ」「キリキザン、つるぎのまい」

相手のポニータがキリキザンにニトロチャージを放ってきたが

カナはキリキザンの耐久力ならニトロチャージぐらい余裕で耐えると

思ってキリキザンにつるぎのまいの指示を出した

「トゲデマル、ほうでん」「カメール、だくりゅう」トゲデマルはカメールとキリキザンに

ほうでんを放ち、カメールはポニータとトゲデマルにだくりゅうを放つ

ポニータにだくりゅうは効果抜群だニトロチャージが当たる前にだくりゅうで押し戻される、しかも

ほうでんのせいで水に電気が流れ大ダメージだトゲデマルはでんき技が効果今一つな上

みず技も等倍なのであまりダメージを受けていないようだが、ポニータは致命傷だ

そして、ほうでんをくらったキリキザンとカメールは少しダメージをうけたようだ

さらに、ほうでんの追加効果でキリキザンがマヒした、だが状況はかなり有利だ

「クッここはいったん撤退」「必ずリベンジしてやるからな」敵チームは撤退した

「キリキザン、ゴールを決めてください」「カメール、ゴールを決めて」

キリキザンとカメールがゴールを決める、キリキザン14ポイント、カメール13ポイントゲット

「キリキザンがマヒしたので、回復に向かいます」

「僕も効果抜群のほうでん受けたから、回復に向かうよ」カナとナギは、自軍ゴールに回復に向かう

「これが、スーパーランクかー」ナギはレベルの低さにガッカリしている

「油断してはいけません、仮にも彼らはスーパーランクです、このまま終わるとは思えません」

油断するナギにカナが喝を入れる「はーい」

敵チームスタート地点

「まさか、ほうでんをだくりゅうで返されるとは」「ポニータのニトロチャージも失敗しちゃった」

「さて、どうするか」「ポニータとトゲデマルを離れさしたほうがいいかもね」「そうだな」

ポニータとトゲデマルが一緒にいると2匹ともだくりゅうをくらう

それなら離れさせたほうがいいという判断だ

「あとポニータが近くにいるときにほうでんは打たないで、あれ味方も巻き技だから」

「ああっごめん忘れてた、次から気を付けるよ」

「ふうーっ全く、まっ試合は序盤これからだよ」「ああ、そうだな気合入れていくぜ」

カナ&ナギゴール地点

「さて、作戦を考えましょう」「ほうでんは、もうこないだろうね」

「キリキザンとカメールを離れさせてくるかもしれません」カナには敵の考えがお見通しだ

「そしたら、ほうでん打ってくるかもね」

「離れるにしてもトゲデマルは私、ポニータはナギさんが相手したほうがいいでしょうね」

「そうだね、タイプ相性でそっちのほうが有利だもんね」

「ええ、くれぐれも逆にならないように気を付けましょう」「了解」

ポニータはキリキザンに強く、トゲデマルはカメールに強いため

キリキザンにポニータをカメールにトゲデマルをぶつけられるとまずい

そうならないようにいかにして戦えるかがこの勝負のカギを握るだろう

「気を引き締めて行きますよ、ナギさん」「わかってるよ、カナ」

ナギとカナが戦終わったころ、バンギラス使いとの戦いを終えたカケルはもやもやしていた

『何故だ、カナとナギが一緒にいると思うとモヤモヤする

俺があいつの隣にいたいと思ってしまう』

戦いを終えて暇になったカケル、ポケモンのことばかり考えて忘れていたはずの感情が蘇る

「この戦いが終わったらカナを誘ってポケモンと、トレーニングでもするか」

やっぱりポケモンのことが忘れられない、カケルであった

 



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第二十七話 先に敵を倒したら

今更ですが、いくらビギナーランク、スーパーランクだからといって
戦う敵の情報が全くないのはおかしいと思いました
(敵の試合を見に行けばいいと思いました)
なので、ビギナーランク、スーパーランクの試合はいつどこで行われるか
知らされないので、見に行くことすら困難な上に
他に情報を集める手段がないということにさせてください
投稿した後に矛盾に気付くことが多くてすみません


「さあ、リベンジマッチだ」「もう一度勝負」敵チームがリベンジに来た

「いいよ相手になってあげる」「今度も負けませんよ」

「ポニータ、右側から攻めて」「トゲデマル、左側から攻めろ」

「挟み撃ちにするつもりですか、いいでしょうキリキザントゲデマルにローキック」

「カメール、ポニータにだくりゅう」予想どうり挟み撃ちにしようとしてきた、敵チーム

作戦どうりトゲデマルはキリキザン、ポニータはカメールが相手する

「やべっポニータ、とびはねる」「くっトゲデマル、ニードルガード」

ポニータでキリキザン、トゲデマルでカメールを相手にしようとしていた敵チームこれは予想外だ

よく考えればこの結果は予想できたはずだがまだスーパーランク、やはりレベルが低いようだ

そして、キリキザンはトゲデマルのニードルガードでダメージをおい

カメールはだくりゅうをかわされた、結果オーライのようだ「ははっミスったけどうまくいった」「だな」

「くっニードルガードとは」「とびはねるを持っていたのか」作戦成功したはずなのに、うまくいかなかったカナとナギ

読みはあっていたが、それで必ずうまくいくとは限らないのがポケモンバトルだ

「トゲデマル、びりびりちくちく」「ポニータ、そのまま突っ込んでワイルドボルト」作戦失敗したはずなのに上手くいって

すっかり調子に乗っている敵チームそのまま突っ込んできた、そしてそれが最悪の結果を招く

「キリキザン、技を受けてリベンジ」「カメール、ねっとうで吹き飛ばして」「なっ」「やばっ」

トレーニングでリベンジを覚えたキリキザントゲデマルの攻撃を受けリベンジで返す

リベンジは相手の攻撃を受けると威力が2倍になるかくとう技

トゲデマルはかくとう技が効果抜群なので4倍のダメージを受ける

ポニータはとびはねるからのワイルドボルトでカメールを倒そうとしたが、その前にねっとうで吹き飛ばされる

「トゲデマル」「ポニータ」敵チームは自分のポケモンを心配する

2匹とも効果抜群の技をくらったが、まだ戦闘不能ではない

「くそっまた撤退だ」「次こそは、次こそは―」「逃がしませんキリキザン、ローキック」

ポニータは遠くにいたがトゲデマルは近くにいて撤退される前に倒せそうだったので

効果抜群のローキックを放つそして、トゲデマルが倒される

「トゲデマルー」叫んでもトゲデマルは復活しない

「よくやりましたキリキザン、さあゴールを決めてください」「カメールも決めて」

キリキザン7ポイント、カメール6ポイントゲット

「これで人数は有利だね、カナ」「ええ、そうですね」「ポニータは下か中央に行くかなー」

「その可能性はありますね、2対2で勝てなかったのに2対1で戦おうとは思わないでしょう」

そう、上で戦っていたプレイヤーが、下、中央に行ってはいけないというルールはない

ポケモンユナイト大会では上に二人、中央に一人、下に二人のプレイヤーが行くという暗黙の了解

がある、これは人数に差で不利になって撤退しなければならないという事態を避けるためだ

だが、こうなってしまってはそんなことも言っていられない

マスターランクの戦いでも人数不利になったら、他のプレイヤーの加勢に行くのは

仕方ないという事になっている、そうでないと2対1で戦わなくてはいけない事になるからだ

この辺はプレイヤーの道徳心に任せられている

ただし、マスターランクで暗黙の了解を破ると批判が殺到する

「じゃあ僕、中央行くけどいいよね」「まあ、こうなったら仕方ないですね、私は下に行きます」

カケルたちは事前に先に敵を倒した時の対応を、相談してあった

先に敵を倒したら、他のプレイヤーの加勢に行くのは仕方ないと決めている

そして、中央にカナが言った場合、ポニータが中央に来たら

ポニータとキリキザンのタイマン勝負になるので、カナが下にナギが中央に行く

果たしてどこに、どのプレイヤーが行くのだろうか

 

 

 

 



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第二十八話 苦渋の決断

そして下では、マリンとソウタロウが戦っていた

「ウォーグル、ブレイククロ―」「アオガラス、ドリルくちばし」

ウォーグルのブレイククロ―とアオガラスのドリルくちばしが激突する

押し勝ったのはウォーグルのほう、ウォーグルの方が元々パワーが高いうえ特性のちからずくで

技の威力が上がっている、トレーニングでパワーアップしたとはいえ

アオガラスでは、ウオーグルのパワーに勝つのは難しかったようだ

「ユンゲラー、サイコキネシス」「スナヘビ、あなをほる」

ユンゲラーのサイコキネシスを、あなをほるでかわそうとしたスナヘビ、あなをほる前に

ユンゲラーのサイコキネシスが決まってしまい、あなから引きずり出される

「そのまま倒してください、ユンゲラー」「スナヘビ、へびにらみ」

ユンゲラーのサイコキネシスをくらいながらも、へびにらみでユンゲラーを麻痺させるスナヘビ

「くっ麻痺する前に倒してしまいなさい」「スナヘビ、じしん」

パワーで強引にサイコキネシスを解こうとするスナヘビ使い

ユンゲラーのサイコキネシスをくらいながらも、強引にじしんを放つ

サイコキネシスのせいで威力が落ちているじしんが、ユンゲラーを襲う

ユンゲラーは少しダメージを受ける、さらにここにウォーグルが突っ込んできた

「ウォーグル、ユンゲラーにブレイブバード」「アオガラス、ドリルくちばし」

ユンゲラーに突っ込むウォーグルを止めようとしたが、アオガラスのパワーでは止められない

とはいえ、威力の下がったブレイブバードがユンゲラーを襲う

「ユンゲラー、ウォーグルにサイコキネシス」ユンゲラーはスナヘビのサイコキネシスを解き

ウォーグルにサイコキネシスを放つドリルくちばしで威力の下がったブレイブバード

ユンゲラーはこれを何とか止める

「くっここは撤退です」「わかった」「逃がしませんウォーグル、シャドークロー」

ウオーグルのシャドークローがユンゲラーを襲う

だがサイコキネシスで威力が下がったシャドークロー、何とか耐える

そして、ソウタロウとマリンは自軍ゴールに逃げた

「ちっ逃がしましたかまあいいです、ウォーグル、ゴールを決めなさい」

「スナヘビもゴールを決めて」ウォーグル15ポイント、スナヘビ12ポイントゲット

マリン、ソウタロウゴール地点

「ごめん、ウォーグル止められなかった」

「仕方ないですよ、あのウォーグルは強い、僕でも勝つのは無理だったと思います」

スナヘビはあまり強くなかったが、ウォーグルが圧倒的に強い

「どうすればいいかな」ウォーグルが強過ぎて、勝つ方法が思い浮かばない

「戦って勝つのは難しいと思います、時間稼ぎぐらいに考えたほうがいいかもしれません」

ソウタロウも勝つ方法が思い浮かばなかったらしく、時間稼ぎをしようと提案する

「つまり、ポイントを入れるのはほかのみんなに任せると」

「悔しいですが、それしかないと思います」ソウタロウは苦渋の決断をする

「わかった、それしかないよね」マリンも苦渋の決断をする

「では、野生ポケモンは無視していくということで」

「エオスエナジーを集めても奪われるだけだもんね」「はい、そういうことです」

「じゃあ、ポケモンも回復したし、いこっか」「はい」

時間稼ぎにいくマリンとソウタロウ、2人は知らない下に向かっているカナのことを

カナは加勢に間に合うのか、そしてポニータはどこに向かうのか

 

 



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第二十九 時間稼ぎ

「さあ、第二回と行こうか」「次は負けませんよ」

「ふふっ、まだ実力の差がわかっていないのですか」敵のウォーグル使いが余裕の笑みを浮かべる

「また返り討ちにしてあげるよ」スナヘビ使いが、大して活躍もしていないくせに調子に乗っている

「ウォーグル、アオガラスにブレイククロ―」「スナヘビ、ユンゲラーにへびにらみ」

「アオガラス、ドリルくちばしで迎え撃て」「ユンゲラー、しんぴのまもり」

アオガラスはやっぱりパワー負けする、ユンゲラーはへびにらみをしんぴのまもりで防ぐ

「ふんっやはりアオガラスでは、私のウォーグルに勝てないようだな」

「しんぴのまもり、そんな技を隠し持っていたのか」

アオガラスにパワーで勝ったウォーグル使いは余裕の笑みを浮かべ

へびにらみを防がれたスナヘビ使いは悔しそうにする

「それでも、私は諦めない」「残念でしたね、ユンゲラーにへびにらみはききません」

「くだらん、ならばユンゲラーから仕留めてやるウオーグル、ユンゲラーにブレイククロ―」

「アオガラス、ドリルくちばしで止めて」「スナヘビ、じしん」「ユンゲラー、みがわり」

アオガラスのドリルくちばしで威力の下がったブレイククロ―と、スナヘビのじしんが

ユンゲラーに襲い掛かったがユンゲラーはみがわりを出してかわす

「小賢しい」「そんな技まで持っていたのか」「フフッ切り札は最後までとっておくものですよ」

「そんな技が切り札ですってお馬鹿さん、そんなもの技時間差で攻撃すればいいだけです」

そう、みがわりを壊された後に攻撃されたらユンゲラーは普通に攻撃をくらう

「もうばれましたか、ならばマリンさん脱出ボタンを」「うん」

アオガラスがユンゲラーとウオーグルの間に入る、これは一度撤退した時指示していた

撤退する時に、アオガラスにユンゲラーを守るようにと指示を出した

ユンゲラーは耐久が低いのでウォーグルの攻撃をまともに受けたらやられる可能性がある

なので、アオガラスにユンゲラーを守るように指示を出したのだ

「逃がすなウォーグル潰せ、ブレイククロ―」

ウォーグルが近くにいたので脱出ボタンで逃げられる前に攻撃を当てられると思って

ブレイククロ―を指示するが、アオガラスに耐えられる

そして、マリンとソウタロウは脱出ボタンで逃げていく

「ちっ雑魚が」「でも、僕たちの勝ちですよ」「まあ、そうだな」

ユンゲラーとアオガラスを二回も逃がしたのは気に入らないが、勝てたので良しとする

「彼らエオスエナジ-が0じゃないですか」

「途中であった野生ポケモンを無視したみたいですね」

「あらあら、まけるの覚悟で時間稼ぎですか」マリンとソウタロウの作戦がばれた

「まあいいでしょう、上はどうか知りませんが中央のリーダーが勝ってくれるでしょう」

「そうですね」敵チームリーダーは、信頼されているみたいだが既にやられている

「敵チーム倒せないなら、こっちはポイント入れまくるだけだ」「そうですね」

そして、下にカナが到着していた「まさか、あの2人がやられているとは、草むらに隠れて

連絡を取るとしましょう」カナは草むらに隠れてスマホで連絡を取る

「もしもし、マリンさん」「もしもし、カナどうしたの」

「上で一人倒して人数有利になったので今、下にきました」

「そうなんだ、ごめんこっちは負けちゃった」

「大丈夫ですよ、今ポニータが下にきました、下の方で合流し3対3で戦いましょう」

「うん、わかった」マリンはそう言うとスマホを切った

「だって、ソウタロウ」「わかりました、では下で3対3のバトルと行きましょう」

3対3の戦いが始まる

 

 



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第三十話 間に合わせ

カナは脱出ボタンを使い自軍スタート地点に戻るそして、マリンとソウタロウと合流する

「下のほうの相手は強かったみたいですね」「そうなんだよー、でもカナが来てくれたから大丈夫」

「心強いです、カナさん」カナはカケルの次に強い、チームのナンバー2だ

「ありがとうございます、ポケモンは回復したみたいですし走りながら作戦を考えましょう」

カナとマリンとソウタロウは敵チームのもとに向かいながら作戦を考える

「ウォーグルが強いからカナはウォーグルを相手にして」「スナヘビは、私が足止めします」

「ポニータは、私が止める」「では、それでいきましょう」

一番強いウォーグルはこの中で一番強いカナがへびにらみを使うスナヘビはしんぴのまもりを使える

ユンゲラーが残ったポニータはアオガラスで相手にする作戦だ

そして、敵チームの所に着く

「さあ、最強の助っ人連れてきたよ」「マリンさん、ハードル上げないでください」

「誰が来ようと、私の相手ではありません」「上では負けたけど今度は負けないよ」

「さあ、いくよスナヘビ、へびにらみ」「させませんユンゲラー、しんぴのまもり」

スナヘビのへびにらみをユンゲラーが止める、あなをほるは潜る前サイコキネシスで地上

に引きずり出されるし、じしんはポニータがいるので打てない、スナヘビ万策尽きる

「ウォーグル、アオガラスにブレイククロ―」「キリキザン、つじぎりで止めなさい」

ウォーグルのブレイククロ―をキリキザンが止める

「ポニータ、キリキザンにおにび」「アオガラス、ポニータにドリルくちばし」

ポニータのおにびは、ユンゲラーがしんぴのまもりを使っているので意味がなく

ただアオガラスのドリルくちばしが決まるだけで終わる

「えっなんで鬼火効かないの」「お馬鹿さん、ユンゲラーのしんぴのまもりは味方も守れるのです」

ポニータ使いのミスに、ウォーグル使いがキレる

「そういうことです、残念でしたね」「そっそんなー」そんなことをしている間に

ユンゲラーが、スナヘビを倒しそうだ

「スナヘビ、じしん」耐えきれなきなったスナヘビ使いが、じしんを放つ

「キリキザン、飛んでかわしなさい」「ポニータ、とびはねる」

キリキザンとポニータは空中にかわすが、だがそこは飛行タイプの得意とするとこだ

「アオガラス、ドリルくちばし」「ウォーグル、インファイト」

空中に上がったキリキザンとポニータを、飛行タイプポケモンが襲う

「くっキリキザンつじぎり」「ポニータ、かえんほうしゃ」

キリキザンとポニータは何とか空中で戦おうとするが流石に飛行タイプ相手に空中戦は分が悪い

アオガラスはかえんほうしゃをかわして、ドリルくちばしをぶち込む

ウォーグルはキリキザンの4倍弱点、インファイトで仕留めにかかるが、つじぎりで迎撃される

とはいえ、キリキザンはかなりのダメージを負った

「決めなさいウォーグル、インファイト」「アオガラス、ドリルくちばし」

「ポニータ、かえんほうしゃ」「キリキザン、つじぎり」

ポニータとキリキザンは何とか迎撃しようとするが、戦闘不能になる

そして、スナヘビもユンゲラーがに倒されていた、キリキザン、ポニータ、スナヘビ戦闘不能

「やれやれ、やはり間に合わせで作ったチームでは勝てませんか」

「間に合わせ?」「ええ、このチームは優秀な仲間が集まるまでの、間に合わせのチームです」

「えっそんなのきいてないよ」「言ってませんからね」敵チーム内で動揺が起こる

「新しい仲間が見つかったら、捨てられちゃうの」「はい、そのとうりです」「そんな」

「当然でしょう、実力が違い過ぎる」敵チームのウォーグル使いによって明かされた衝撃の事実

果たしてこの先どうなるのか

 

 



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第三十一話 アオガラスの叫び

すみません、今更ながら二十四話で訂正があります
スーパーランクの大会決勝戦で、敵を全滅させることでランクアップ出来ると
書きましたが、これだと味方が何人やられてもいいと言うことになり
あまり実力差がなくても出来るんじゃないかと思いました
なので、味方が全員残った状態で敵を全滅させることでランクアップ出来ると言う
ことにさせて下さい、二十四話は編集しておきました、考えが浅くてすみません



「あなたは、仲間を見捨てる気ですか」カナが怒っている「仲間?違いますよ、ただのゴミです」

「僕たちが、ゴミ」「酷い」敵チームのスナヘビ使いとポニータ使いはショックを受けている

「黙りなさい大した実力もないくせに、私と一緒に戦えたことを幸運に思いなさい」

「仲間をゴミ扱いとは、許せません」「うん、絶対負けない」マリンとソウタロウも怒っている

「ふんっ二対一でも負ける気はありません」仲間がやられたというのにウォーグル使いは余裕だ

「二対一じゃないよ、私がタイマンで相手してあげる」マリンがタイマンで戦うと言い出した

「マリンさん、流石にタイマンは無理です」

「そうです、僕と一「こんなやつ相手に二対一はいやなの」

カナとソウタロウが止めるが、それを遮るようにマリンが叫ぶ

「そこの二人の言うとおり、タイマンでは勝ち目がありませんよ」

「それでも戦う、絶対に負けない、同じ飛行タイプポケモンの使い手としてあなたは許さない」

マリンの意志は固いようだ、マリンは飛行タイプのアオガラスを使っているだけあって

飛行タイプのポケモンに、特別な思い入れがあるようだ

「わかりました、もう止めません」「マリンさん、頑張ってください」

カナとソウタロウは、マリンの固い意思に負けてタイマン対決を見守ることにした

「やれやれ、そういうことなら仕方ない相手になってあげましょう」

ウォーグルVSアオガラス飛行タイプ対決勃発

「ウォーグル、ブレイブバード」「アオガラス、ドリルくちばし」

ウォーグルとアオガラスが激突だが、やはりアオガラスではパワー負けしてしまう

「だから言ったでしょう、タイマンで勝ち目がないと」「まだだ、アオガラス空を飛ぶ」

「さらに、上での戦いで戦おうということですか、ふふっ無意味ですウォーグルブレイククロ―」

やっぱりパワー負けする、その後も何度も挑むがアオガラスではウォーグルに勝てない

「無駄なんですよ、何度やっても」『・・・やっぱりアオガラスじゃウォーグルに勝てないの』

マリンがあきらめかけたその時、アオガラスが俺はまだやれるといわんばかりに叫んだ

「アオガラス」「マリンさん、あきらめないでください」「あなたなら、きっと勝てます」

ソウタロウとカナの応援がスタジアムに響く

『そうだ、あきらめちゃいけない、こんなに頼もしい仲間と相棒がいるんだから』

「私は絶対に負けない」マリンが闘志を取り戻す

「はあー、うざったいですね、早くあきらめればいいものを」「私は、絶対に諦めない」

そして、諦めないめない心が奇跡が起こす、何とアオガラスがアーマーガアに進化した

「アオガラス」「ほう、アーマーガアに進化しましたか、これで少しは楽しめそうですね」

「アーマーガア、いくよ反撃開始」「来なさい、返り討ちにしてあげます」

アーマーガアVSウォーグル、絶対に負けられない戦い、勝つのはどっちだ

 



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第三十二話 アーマーガアVSウォーグル

「アーマーガア、ドリルくちばし」「ウォーグル、ブレイブバード」アーマーガアとウオーグルが

激突する、しかしアーマーガアの方がパワー負けする

進化してもウォーグルの方がパワーが上のようだ

「フフフフッ進化しても私のウォーグルには、かなわないようですね」

アーマーガアはパワーより耐久力があるタイプ、しかも進化したばかりでどんな技が使えるのか

マリンもわからないという状況だ、これでは勝てない

『くっ進化したばかりでアーマーガアが何ができるかわからない、ならば』

「アーマーガア、この戦いはあなたに任せます、進化したあなたの力を見せて」

自分ではアーマーガアの力を引き出せない、そう判断したマリンはアーマーガアに戦いを任せる

「指示出すのを放棄しましたか、それで勝てると思うとはなめられたものですね」

「なめてなんかいないよ、私は進化したアーマーガアの力を信じただけ」

ポケモンに戦い方を任せるという、本来ならば有り得ない戦い方

だが、マリンとアーマーガアの信頼関係があるからこそできる戦い方だ

「ウォーグル、今のうちに仕留めてしまいなさい、インファイト」

ウォーグルのインファイトがアーマーガアを襲うだが、アーマーガアその場から動かない

「ほほほほっやはり無謀なんですよポケモンに戦いを任せるなんて」

「アーマーガア、やっぱり私の指示なしじゃ戦えないの」マリンは作戦失敗だと思ったが

「いえ、そうでもないみたいですよ」「ええ、アーマーガアをよく見てください」

アーマーガアをよく見るとさっきより硬くなっているように見える

「今のは、てっぺき」「アーマーガア、あなたてっぺきを覚えたの」

何もしていないように見えたアーマーガア、実はてっぺきをしていた

「ですが、アーマーガアはもうボロボロです、早くとどめをさしてしまいなさい、ウォーグル、インファイト」

ウォーグルのインファイトが襲ってくるそこで、アーマーガアが使った技は何とはねやすめ

「ほほほほっやはりポケモンに戦い方を任せるなんて無謀だったんです」

アーマーガアは、飛行、鋼タイプなので格闘タイプの等倍だがはねやすめをすると

鋼タイプだけになってしまい、インファイトが効果抜群になる

「散りなさい、アーマーガア」「君、うちのアーマーガアをなめ過ぎよ」

「どういうことですか?」「確かに鋼タイプになったアーマーガアに、インファイトは効果抜群、

でもタイプ一致補正も乗っかってない特性での補正も乗っかってないそんな技なら耐えれる」

何とアーマーガアの回復量が、ウォーグルの攻撃の威力を上回った

「なっなにその耐久力」アーマーガアの耐久力にウォーグル使いは驚いている

「アーマーガアに進化するとね、スピードが落ちる代わりに耐久力が一気に増すのよ」

「ならば、ウォーグル、ビルドアップ」ウォーグルは攻撃力と防御力を上げる

アーマーガアは、はねやすめで回復した後、てっぺきを積み防御力を上げる

ウオーグルとアーマーガアの積み合い合戦、そしてウォーグル攻撃、防御を2段階

アーマーガアは防御を最大まで積む

「ウォーグル、インファイト」アーマーガアは攻撃を受けてから返しの一撃を繰り出そうとする

アーマーガアVSウォーグル勝つのはどっちだ

 

 



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第三十三話 アーマーガア、最強の一撃

ウォーグルのインファイトがアーマーガアを襲う、だがアーマーガアは持ち前の耐久力で耐える

そして、返しの1擊ウォーグルに炸裂する、その一撃でウォーグルが何と戦闘不能なった

「ばかな、ウォーグルが一擊」想像をはるかに超えるアーマーガアの一撃に動揺を隠せない

「すごいよアーマーガア、でもなんで攻撃力を上げてないのに倒せたの?今の技は何」

「あれは、ボディプレスという技です」「ボディプレス?」

「攻撃ではなく自分の防御を攻撃の数値としてダメージを与える技ですアーマーガアは

防御力を最大値まで上げていたので、あの威力が出たのだと思います」カナが説明してくれる

「すごいよ、アーマーガアそんな技を覚えたの」「ですが、それだけではありません」「えっ」

「いくらアーマーガアの防御力が高いとはいえ、防御力を二段階上げたウォーグルを

一撃で倒すなど不可能です、インファイトで守りを捨て、耐久力が落ちていたとはいえ、

急所に当たらない限りは倒せません」ソウタロウが補足を入れる

「急所に当たったから一撃だったってこと」

「ええ、急所は自分の不利なランク補正を無視してダメージを与えられます、アーマーガアは

ウォーグルの防御力が2段階上がったのを無視してダメージを与えた、しかもダメージ1、5倍で

だからこそ倒せたのです」

「ここで急所を引くとは何という強運、ですがあのまま戦っていても勝てたかどうか

・・・運がいいのは私のほうかも知れませんね」

アーマーガアに急所に攻撃を当てられ、運が悪いように見えるウォーグル使い、だが

プライドが傷つかないで済んだ分、運がよかったのかもしれないと思った

ここで、アナウンスが流れる、「オレンジチーム全滅よって、勝者紫チーム」

「リーダーも倒されたのですか、スーパーランクの大会ぐらいだったら、間に合わせのチームで

勝てると思ったのですが、甘すぎる考えでしたね」

「今度は間に合わせのチームじゃなくて、ちゃんとしたチームでリベンジにしにきてよ」

「はい、次こそは必ず勝たせてもらいます」「あと、君の仲間にもちゃんと謝って」

「・・・わかりました、2人とも私の実力もまだまだだというのに、上から目線で雑魚扱いして

間に合わせのチームと言ってしまったことを謝罪いたします、どうもすみませんでした」

ウォーグル使いは深く頭を下げた

「まあ、おかげでスーパーランクの大会に出れて楽しかったよ」

「うん、僕たちは別のチームを作ってまたビギナーランクからやり直すよ」

「お二人とも本当に優しいですね、人間として劣っていたのは私の方ですね」

マリンに負けて、2人に優しさに触れてウォーグル使いは少し謙虚になった

そして大会初戦は終わり、みんなで合流ウォーグル使いはトゲデマル使いに謝罪し

バンギラス使いも3人に謝罪し和解した、5人は2、3に分かれて

別のチームを作って、また大会に参加するようだ

そして、カケルはカナを誘ってトレーニングに、ナギとソウタロウは2人で遊ぶようだ

マリンも誘ったが用があるといって家に帰ってしまった

『正解は1つじゃない、それが私の座右の銘、法に触れない限りどんなことであっても

正解の要素を持っている、そう考えてきた、それなのにウォーグル使いのやり方を

完全に否定してしまった・・・ウオーグル使いのあのやり方は、本当に間違いだったの?』

マリンは一人悩んでいた

 

 



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第三十四話 マリンの相談

ナギと遊び終わって家に帰ったソウタロウ、自室で勉強をしているとマリンから電話がかかってきた

「もしもし、マリンさんですか」「うん、そう」「何かようですか」「ちょっと相談があって」

「相談、珍しいですね、僕でよかったら聞きますよ」「ありがとう、ソウタロウ」

こんな時にいつも相談しているリーダーのカケルは、カナのことが好きらしく相談しづらいので

いつも下で一緒に戦っているソウタロウに相談をした

「スーパーランク大会の初戦で、私とウォーグル使いが戦ったじゃん」

「ええ、見事な戦いでしたよ、アーマーガアとマリンさんの絆があってこその勝利だと思います」

「ありがとうソウタロウ、で相談ってのは、私ウォーグル使いにすごく怒ちゃったじゃん」

「まあ、確かに怒ってましたね、ですがあれは当然のことだと思いますよ、彼は仲間をゴミ扱いし

切り捨てようとした、飛行タイプに特別な思い入れがあるマリンさんが怒るのは当然だと思います」

「まあ、私も最初はそう思ってたんだけどね、でも大会で勝ち進むにはそういう合理的な判断も

必要なのかなって思うし、私たちは仲間と強い絆で結ばれてるけど、そうじゃないほかの人たちは

ああいうやり方もありなのかなって思って、ひどいとは思うけど完全に否定したのは

よくなかったのかなとも思うんだよね」

「なるほど、マリンさんは柔軟な発想の持ち主ですからね、相手を完全に否定することに

抵抗があるんですね、ですがあそこで怒ったあの判断は間違いじゃないと思いますよ

実際に傷ついている人がその場にいたわけですし、あそこでウォーグル使いのいうことを

否定しなかったら、傷ついた人たちをさらに傷つけることになっていたかもしれません

それに、いくら合理的だからと言って人を傷つけるような行為は認められないと思います」

「そうだよね、ありがとうソウタロウ元気が出たよ」マリンは元気を取り戻したようだ

「お役に立てて幸いです」「私はもっと強い意思を持ったほうがいいのかな」

「いえ、今のままでいいと思いますよ、マリンさんはその柔軟な考えが長所なのですから」

「そっかわかった、相談乗ってくれて、ありがとうソウタロウ」「どういたしまして」

「私はこれからも、この柔軟な考えを持っていくね」「はい、それがいいと思います」

「じゃあ、電話切るねソウタロウ」「わかりました」マリンは電話を切った

「相変わらずとても柔軟な考えですね、マリンさんは・・・」

『正解は一つじゃなくて沢山あると思うんだ、その中に上手くいく選択肢と上手くいかない

選択肢があるんだと私は思うよ、結果的にうまくいかなくても

それは間違いじゃないんじゃないかな』

「私が大会決勝戦でミスをしたと思って落ち込んでいた時に、そう言ってくれましたよね

マリンさん、それはポケモンの話ですか、それとも・・・

もしそうでないというならば私がマリンさんに告白するのも、間違いじゃないですよね」

マリン自室

「私、なんでソウタロウに電話したんだろう、いつも下で一緒に戦っているけど同性のカナの方が

話しやすかったと思うんだけど、なんでソウタロウに電話したいって思っちゃったんだろう

私、もしかしてソウタロウのことが・・・」

マリンのことが好きなソウタロウ、それは片思いなのだろうか

それともマリンもソウタロウのことが・・・・果たしてソウタロウの恋の行方は

 

 

 



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第三十五話 コウガたちの戦い

カケルとコウガたちは順調にスーパーランク大会を勝ち進み、ついに準決勝まで来ていた

これにお互いが勝てば、再びカケルとコウガが戦うことになる

カケルたちとのリベンジマッチをしたいコウガたちは、いつも以上に燃えていた

そして今日は、コウガたちの大会準決勝の日だった

「この勝負に勝てば、カケルたちとまたやり合うことができる」「緊張しますね」

「カゲキってさ元気な時と、元気ない時で喋り方変わるよね」「そうですかね?」

「元気な時おまえ、敬語使わねーし」「そうだねー、一人称も変わるよね」

「確かに俺になったり私になったり、している気がします」

カゲキは、その時の感情によって話し方がめちゃくちゃ変わる

「カゲキ、俺たちは強くなったんだ、もう誰にも負けたりしねーよ」

「・・・おう、そうだなもう俺は誰にも負けねーぜ」カゲキは、一瞬で元気になる、

「相変わらず単純ですね」「そうだな」仲間もカゲキに、呆れている

「とにかく、この戦いに勝ったらカケルたちとリベンジマッチが出来る、絶対勝つぞ」

「「「「おー」」」」

そしてスーパーランク大会、準決勝が始まった

「俺はいつもどうり真ん中いくぞ」「俺とニャールが上だな」「私とカゲキが下だね」

いつもどうり、コウガが真ん中、ローゲン、ニャールが上、リム、カゲキが下だ

そして真ん中のコウガは、モルフォン使いと戦うことになった

「ハガネール、こおりのキバ」「モルフォン、ねむりごな」

ハガネールのこおりのキバが、モルフォンをとらえる、コウガのハガネールの特性はちからずく

追加効果は発動しないが、その分ダメージが上昇する、モルフォンは効果抜群のちからずく

こおりのキバで大ダメージだ、しかしハガネールねむりごなでねむってしまう

「ハガネール、おきろ」だがハガネールは起きない

モルフォンをくわえたままねむっているので、モルフォンが自由に動けない

「くっモルフォン、むしのさざめき」くわえられながらも、強引にむしのさざめきを放つ

虫タイプの技はハガネールに効果今一つだが、モルフォンの特性いろめがねで等倍の技として放てる

そして、タイプ一致補正も乗っている、さらにハガネールとくぼうが低い

コウガのハガネールは、弱点のとくぼうをめちゃくちゃ鍛えてあるが

それでも、とくぼうよりぼうぎょの方が上である

なので、本来なら効果今一つで大したダメージを受けないはずのむしのさざめきで

結構なダメージを受けてしまう、だがそのダメージでハガネールが起きる

「よし、ハガネール、もろはのずつき」「モルフォン、かげぶんしん」

ハガネールのもろはのずつきを、かげぶんしんでかわす

「モルフォン、むしのさざめき」何故ねむりごなではなくむしのさざめきかというと

ねむりごなが、すなあらしで吹き飛ばされると思ったからだ

ハガネールがいきなり攻撃してきたからねむりごなが決まったが、

ねむりごなは防がれることが多い、みがわり、しんぴのまもり、ちょうはつ、

かぜで吹き飛ばされるなど、決まらないことが多々ある

決まれば強いが中々決まらない技なのだ、なのでここはむしのさざめきで倒しに行った

「ちっハガネール本体は一つだまどわされるな、ロックブラストでつぶせ」

ハガネールは連続技でモルフォンを倒しにいく

だがモルフォンをとらえることができない、そして、むしのさざめきがハガネールを襲う

ハガネールはだいぶ弱ってきた

「くそっここは一旦引く」コウガ脱出ボタンを使い逃げる、逃げるハガネールをむしのさざめき

での追撃が襲うがハガネールはそれを耐えて自軍スタート地点に戻っていく

「モルフォン、ゴールです」モルフォン、19ポイントゲット

 

 



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第三十六話 目の前の敵に集中しろ

「ハガネールすまない、モルフォン相手にいきなり攻撃はなかったよな」

コウガはモルフォンがねむりごなを覚えることを知っていた、だが勝てばカケルたちとの

リベンジマッチができる、そのことで頭がいっぱいで忘れてしまっていた

「俺はバカ野郎だカケルたちとのリベンジマッチのことばかり考えて目の前の敵に

集中できないなんて、ハガネール俺は絶対にこの戦いの集中する、だから俺に力を貸してくれ

俺は信じているぞお前は必ず攻撃を当てられるって、だからお前も俺を信じて力を貸してくれ」

ハガネールは叫び尻尾で軽くコウガの背中を叩く、分かった俺に任せろと言っているようだった

「ありがとうハガネール、さあ俺とお前の本当の力を見せ付けてやろうぜ」

ハガネールは再び叫び、コウガたちはモルフォン使いのところに行く

「あなたのハガネールでは、モルフォンをとらえることなど出来ません」

「俺のハガネールなめんじゃねえ、さあリベンジマッチ開始だ」

「モルフォン、かげぶんしん」「ハガネール、りゅうのまい」

コウガが選択したのは以外にも、スピードだけを上げるロックカットではなくりゅうのまい

スピード、パワーその両方を上げることができる技、だがロックカットの方がスピードは上がる

コウガは、ハガネールならロックカットを使わずとも

モルフォンをとらえることができると信じたのだ

「無駄です、モルフォンむしのさざめき」「ハガネール、動きを見切れアイアンテール」

モルフォンの動きを見切った、ハガネールのアイアンテールがモルフォンをとらえる

パワーの上がったアイアンテールをくらい、モルフォンが動きを止める

「今だハガネール、もろはのずつき」「くっ撤退です」モルフォン使いが脱出ボタンを使うが

時すでに遅し、ハガネールのもろはのずつきがモルフォンに直撃し戦闘不能になる

「そんな、モルフォン」「これが俺のハガネールの力だ、さあハガネール、ゴールを決めろ」

ハガネールはゴールを決める、ハガネール8ポイントゲット

「私は負けましたが、リーダーが必ずあなたたちを倒します」

「なにっお前がリーダーじゃないのか」コウガは驚く、基本中央はリーダーが来るからだ

「ハイパーランク以上に上がれば、毎回同じ所に同じ人を向かわせたらそれを読まれる

可能性があります、私たちはハイパーランクを見据えて行動しているのです」

「すでに、ハイパーランクを見据えているのか」コウガはショックを受けている

自分は目の前のことに集中し、ハイパーランクのことなど考えていなかった、だが目の前の男は

ハイパーランクに上がったことを考えて行動している、自分は甘かったじゃないかと思っている

だが、ショックを受けつつも自軍ゴールに戻りハガネール回復させる、喋りながらでも

やるべきことはしっかりとやる

「そう落ち込むことはありませんよ、私たちは前の大会の決勝戦まで勝ち進んだチーム

なのですから、そして2つ前の大会では優勝をしています」

「前の大会で決勝戦、お前らもゼクトにやられたのか」

(コウガたちはポケモンユナイト公式チャンネルでゼクトたちを見ている)

「その口ぶりではあなたたちもですか、彼らは別格でした、手も足も出ず全滅してしまった」

「・・・ゼクトやはりお前らは怪物だな、だが必ずお前らを超える」コウガはリベンジに燃える

そんなコウガの背中をハガネールが軽く叩く

「うおっハガネール、目の前の敵に集中しろってことか分かってるよ」

ハガネールは呆れたような表情だ、世話が焼けるトレーナーだなと言っているようだった

 

 



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第三十七話  強すぎだろギャロップ(ガラルのすがた)

そしてコウガが戦っている時、上ではニャールとローゲンが戦っていた

「ペルシアン、みだれひっかき」「ギャロップ、じゃれつく」

ペルシアンのねこだましが決まった後、ギャロップ(ガラルのすがた)とペルシアンは激突していた

しかしペルシアン、ギャロップにパワー負けする、ペルシアンはパワーが高いわけではないが

みだれひっかきにはテクニシャン補正がかかっていた、パワー負けするのは、

ギャロップがパワーを鍛えているもしくは、ペルシアンがギャロップより弱いということになる

『相手のギャロップは、パワーを重点的に鍛えているようですね、ならば』

「ペルシアン、スピードで翻弄しつつスキを見てダストシュート」「ギャロップ、じゃれつく」

ギャロップは普通にじゃれつくをうってきた、そしてペルシアンがスピードで負けてじゃれつくが直撃してしまう、そしてペルシアンは大ダメージを受ける

「そんな、スピードでもパワーでも勝てないの」「私のギャロップは最強なのよ」

『まずいペルシアンがやられる、ならば』「ギモー、ギャロップにでんじは」

ローゲンがニャールをフォローする、そしてギャロップにでんじはが入ったのはいいが

「ウインディ、ペルシアンにインファイト」ローゲンが相手にしていたウインディ使いが

ペルシアンを狙ってきた、ペルシアンはギャロップに集中しすぎてウインディの方は全く警戒

しておらず、インファイトをまともにくらってしまうそして、ボロボロになる

「くっここは一旦撤退」「ギモーペルシアンを守れ」ニャール、ローゲンが脱出ボタンを使い

撤退しようとする、そしてボロボロのペルシアンをギモーがまもる

「逃がすかウインディインファイト」「ギャロップ、じゃれつく」

ウインディのインファイトは決まったが、ギャロップのじゃれつくはでんじはでスピードが

落ちていたせいで、間に合わないニャールとローゲンは撤退に成功した

「にがしちゃったかー、まあいいかギャロップゴールを決めなさい」

「ウインディもゴールを決めろ」

ウインディ、ギャロップがゴールを決める

ウインディ12ポイントギャロップ14ポイントゲット

ニャール、ローゲンスタート地点

「わりい、ウインディを止めとくべきだったかもしれねえ」

「いや、ペルシアン押されてたしあのまま戦っていれば負けてたよ」

「あのギャロップ強すぎだろ」「もしかしたら、サブリーダーなのかも」

否、ギャロップ使いはリーダー、だがリーダーは中央だと思っている2人

そんなことはわかるはずもない

「さて、どうするか」「ギャロップはギモーのイカサマで止められないかな」

「物理技だったら止められると思うが、特殊技は無理だ

そもそも技の威力が相手のほうが上だったら止められない」「だよね」

イカサマは相手の攻撃力を利用して攻撃できる技、だが技の威力までは利用出来ない

ギャロップが技を鍛えていたら、負ける可能性が高い

そして、いい案は思いつかずポケモンは回復する

「とりあえず戻らないと、ゴール決められちゃう」「戻りながら、作戦を考えるか」

ゴールを決められたらまずいと、良い案を思いつかないまま戦場に向かう2人

この行動が、吉と出るか凶と出るか

 

 

 



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第三十八話 リーダーすげえ

「さあ、リベンジに来たぜ」「完璧な作戦を考えてきたからね」

ニャールがはったりをかますが何も作戦を考えていない、大噓だ

「そうなんだ、どんなさくせんか楽しみー」ギャロップ使いは全然動揺していない

『やばい、はったり作戦失敗だ』『何も、作戦なんてねえぞどうしよう』

はったりが全く効かず、ニャール、ローゲン焦る

「ギャロップ、ギモーにじゃれつく」「ギモー、イカサマ」

ギャロップのじゃれつくをイカサマで返そうとする、だがギャロップ技を鍛えているようだ

パワーは互角だが、技術でギモーに勝つ

「くっ」『やはり負けたギャロップ、技の威力もかなりのものだ』

「ペルシアン、みだれひっかき」「ウインディ、かえんほうしゃ」

ペルシアンをウインディのかえんほうしゃが襲う「ペルシアン、かわしながら突っ込め」

ペルシアンにかえんほうしゃをかわしながら進むように指示を出す、完璧にはかわせないが

持ち前のスピードでかえんほうしゃの直撃を避けて、みだれひっかきを当てる

ペルシアンとウインディの力は互角のようだ、となるとギモーがギャロップに押されているため

ニャール、ローゲンの方が不利ということになる

「ギャロップ、マジカルシャイン」「くっギモー、でんじは」

ギャロップの、マジカルシャインを止める手段がないので、でんじはをいれにいく

「ウインディ、ギモーにインファイト」「ペルシアン、みだれひっかきで止めて」

でんじはを放った瞬間をウインディに狙われたギモー、ニャールの指示でペルシアンが止めに行く

そしてインファイトは止められたものの、タイプ一致効果抜群の

ギャロップのマジカルシャインで、ギモーが大ダメージを受けてしまう

「また撤退しましょ」「おう」ニャール、ローゲン脱出ボタンを使い撤退しようとするが

「ウインディ、ねっぷう」ウインディのねっぷうが、ギモー、ペルシアンを襲う

ギャロップのタイプ一致効果抜群のマジカルシャインで

大ダメージを受けていたギモー、戦闘不能になってしまう

「くそっギモー」ローゲンはショックを受けつつもニャールと一緒にスタート地点に戻る

「ウインディ、ゴールを決めろ」「ギャロップもゴールを決めて」

ウインディ8ポイント、ギャロップ7ポイントゲット

ニャール、ローゲンスタート地点

「やべえな、負けちまった」「ギャロップが強すぎたね」「どうする」

「とりあえずリーダーに連絡を取ってみましょう、出てくれるか分からないけど」

ニャールはリーダーに電話をかける、戦闘中だったら出てくれないが果たして

「もしもし、ニャールか」「あっリーダーそっちはどうなってる」

「俺は何とか勝てたよ、そっちは」「ごめん負けちゃった、ローゲンもやられちゃった」

「そうか分かった、ニャールは下に行ってくれ中央に来た敵は俺が倒す」「うん、わかった」

「ということで、私は下に加勢に行くね」

「リーダーすげえな、敵チーム超強えのに勝っちまったのか」

「流石、私たちのリーダーだね」ニャールとローゲンは、リーダーの強さに惚れ惚れしている

だが、実はリーダーが戦っていたのは敵チームのリーダーではなく

自分たちが敵チームリーダーと戦っていたということを知るのはまだ先である

 



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第三十九話 全体攻撃対策

そして、下のほうではカゲキとリムが戦っていた

「ブリムオン、マジカルシャイン」「カイリキー、ワイドガード」

カケルたちとの戦いで進化し、フェアリータイプが追加されたブリムオン

マジカルシャインで敵全体を攻撃するが、ワイドガードで止められてしまう

「残念でしたね、全体攻撃は私のカイリキーには通用しませんよ」

「ワイドガードかー、良い技持ってるねー」リムは感心している

「スカタンク、ブリムオンにどくづき」「ナゲキ、やまあらしで止めろ」

スカタンクがマジカルシャインを放ち、スキができたブリムオンを狙ったので、ナゲキが止める

「ちっ当たれば致命傷だったんだがな」「そう簡単に効果抜群の技は、当てられねーよ」

「ブリムオン、カイリキーにサイコキネシス」「カイリキー、バレットパンチで止めて」

ブリムオンのサイコキネシスが決まる前に、先制技のバレットパンチが決まる

だが、ブリムオンひるまずサイコキネシスを当てる

「まずいスカタンク、ナゲキにえんまく」「ナゲキ、スカタンクにともえなげ」

ナゲキはえんまくで周りが見えなくなり、スカタンクは遠くにぶっ飛ばされる

「スカタンク、あなをほる」「ナゲキ、えんまくから脱出しろ」

ぶっ飛ばされたスカタンクがあなをほるで地中に潜る、ナゲキはスカタンクを見失う

「カイリキー、どくづき」「ブリムオン、そのままサイコキネシス」

ブリムオンのサイコキネシスで動きを止められているカイリキー、だがカイリキーの

バレットパンチが効いたのか、ブリムオン少しサイコキネシスが弱いそして、どくづきをくらう

サイコキネシスで動きが鈍っているとはいえ、効果抜群のどくづき結構くらう

「カイリキー、こらえる」「ブリムオン、プラスパワーよ一気に決めて」

カイリキーはもう限界だと思ったのか、カイリキー使いはこらえるの指示を出す

リムは、スカタンクがこっちに来る前にカイリキーを倒したいので

プラスパワーを使い、一気に勝負を決めにかかる

そして、スカタンクが穴から出て来た、そこはブリムオンの目の前だ

「スカタンク、ブリムオンにどくづき」「ナゲキ、やまあらしで止めろ」

ブリムオンにどくづきを放つスカタンク、ナゲキはスカタンクを見失しなっていたせいで

反応が遅れるそして、ブリムオンに効果抜群タイプ一致のどくづきが炸裂する

ブリムオン戦闘不能、そしてカイリキーも効果抜群タイプ一致のサイコキネシスをくらい続け

戦闘不能となる、ブリムオンただではやられない、意地を見せカイリキーを道ずれにする

「ブリムオン、よくやったわ」「カイリキー、あなたもよく頑張りました」

効果抜群タイプ一致の攻撃を受けながらも、敵を倒したポケモンたちを労う両トレーナー

「タイマン対決だな」「ああ、そうだな勝つのは俺とナゲキだ」「いや、俺とスカタンクだ」

「口で戦かっていても仕方ない、ポケモンで勝負だ」「ああ、望むところだ」

ナゲキVSスカタンクのタイマン対決、勝つのはどっちだ

 

 

 

 

 

 

 

 



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第四十話 タイマン対決ナゲキVSスカタンク

『さてどうするか、こっちはナゲキに効果抜群で攻撃できるじゃれつくをもっている、だが

ともえなげをくらってダメージを受けているこっちが不利だ、効果抜群の攻撃されたら・・・』

「おいを何黙って考えてるんだ、こねーならこっちから行くぞナゲキ、じしん」

「くそっここはいったん退く」スカタンクはダメージを受けているので、効果抜群の技をナゲキが

持っているならスカタンクの方が不利だと判断した、なのでここは一旦退いて

ダメージを回復してから、ナゲキに挑んだ方がいいと判断した

「なんだよ、タイマン対決じゃなかったのかよ」カゲキは少しガッカリしている

「ともえなげのダメージを回復したほうがいいと思ったんじゃない」

「そういうことか、まあいいナゲキにゴールを決めろ」

ナゲキはユナイトボールをかき集めゴールを決める、ナゲキ25ポイントゲット

「今のうちにガンガンゴールを決めちまおう」「ナゲキ、頑張って」

ナゲキはダメージを受けていないので、回復せずガンガンゴールを決める

そして、スカタンク使いが戻ってきた

「それ以上のゴールは許さねーぜ」「戻ってきたか、悪いが倒させてもらう」

「倒れるのはお前のナゲキだ、スカタンク、じゃれつく」「ナゲキ、じしん」

スカタンクのじゃれつくとナゲキのじしんが炸裂する、両者大ダメージだ

「スカタンク、そのままじゃれつくだ」「ナゲキもじしんだ」

効果抜群の攻撃を受けながらも、ひるまず攻撃を当て続ける両者

効果抜群の攻撃で、ボロボロになっていく

「ナゲキ、プラスパワーだ」「こっちは、キズぐすりだ」

カゲキはプラスパワーを使いナゲキの攻撃力を上げる、スカタンク使いはキズぐすりで回復する

そして、お互いに効果抜群の攻撃を当て続け、当てられ続け、両者戦闘不能になった

「相打ち、か」「まあ、よく頑張ってくれたよ、お疲れ様ナゲキ」「お疲れ様、スカタンク」

両者効果抜群の攻撃に耐え続け、攻撃し続けた自分のポケモンをねぎらう

「あとは、味方に任せるしかねえな」「だな」

自分のポケモンがやられたので、後は味方に任せるしかない

「私たちいい勝負だったよね」「ええ、そうですね」「お前ら中々やるな」

「お前らこそ2つ前の大会で優勝した俺たちを、ここまで追い詰めるとは大したもんだ」

「お前ら、2つ前の大会で優勝してたのか」「すごーい」

「まあ、前の大会は決勝戦で負けたんだけどな」「前の大会ってことは」「ゼクト」

「そうだ、知ってんのか」「ああ、ポケモンユナイト公式チャンネルで見た、後、一回負けてる」

「へーえ、流石私たちを倒したチームね公式チャンネルに出てたんだ」

「家に帰ったら、公式チャンネル見とくか」「ええ、それがいいです」「本当に強かったぜ」

戦いが終わり雑談を始める4人、そんな4人の所に近づいている2人がいた

「2人とも無事だよね」「下の2人は負けてないよな」

ニャールとウインディ使いが、下に向かっていた

 

 

 



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第四十一話 危険をおかす必要はない

4人が下で雑談していると、下にウインディ使いがやってきた

「お前ら、相打ちになったのか」「ああ、そうなんだよ勝てなかったぜ」「すみません」

「まあ、負けるよりはましだ、ウインディゴールをきめろ」ウインディがゴールを決める

「やば、ゴール入れられまくっちゃう」「くっ上の方は負けたのか」リムとカゲキが焦る

「悪いが、俺たちのチームの方が強かったみたいだな」「そうでもないみたいですよ、ほらあれ」

カイリキー使いが指を指す方向には、ニャールがいた

「これ以上のゴールは許さないよ」「ニャール」「上の方は勝ったのか」リムとカゲキ歓声をあげる

「いやー負けちゃった、けどリーダーが勝ってくれて下のほうに来れたの」

「流石リーダー」「頼りになるな、あいつは」リムとカゲキのテンションは上がりまくりだ

「さて、上のほうではギャロップが強すぎて負けちゃったけど、今度は負けないよ」

「強いのはリーダーだけじゃないってことを、思い知らせてやるぜ」

「えっ中央で負けたのはリーダーじゃないの」

ニャールは驚く、中央でコウガに負けたのがリーダーだと思っていたからだ

「そのことは後で説明してやる、今はポケモンで勝負しようじゃねえか」

「そうだね、いくよペルシアン、ねこだまし」「ウインディ、かえんほうしゃ」

ウインディ使いはかえんほうしゃを指示するが、ねこだましでひるんでしまう

「ペルシアン、スピードで翻弄してみだれひっかき」「ウインディ、かえんほうしゃ」

ペルシアンとウインディが、互角の攻防を繰り広げているとアナウンスが聞こえてきた

ラストスパートに突入したらしい

ポイントはコウガのチームは84ポイント、敵チームは92ポイントコウガのチームは少し劣勢だ

「こっちが少し劣勢か―」『中央にはリーダーのコウガがいる、敵はガラルのギャロップ

タイプは相性はリーダーのハガネールの方が有利、ここで無理に勝ちにいかなくてもいいかな』

ポイントは少し少ないが中央にはリーダーのコウガがいる、その相手はタイプ相性で

有利な

ガラルのギャロップ、危険をおかして勝ちにいかなくてもいいとニャールは判断した

当然ボスポケモンにも挑まない、味方が4人以上残っていない状態で

ボスポケモンと戦わないと、前もってチーム全員で決めている

一方、敵のウインディ使いはというと

『こちらの方がポイントで有利、となれば無理に勝ちにいかなくてもいいな

中央のリーダーの相手が誰かは知らないが、リーダーが負けるなんて中々無いだろう

ここは危険をおかさず無理のない程度に戦っていればいい』

中央のリーダーが誰と戦っているか知らないウインディ使いは

リーダーが負ける事は中々無いだろうと、こちらも危険をおかさず戦う気だ

お互いに中々攻めに行かないので、勝負が中々つかないで時間が過ぎていく

勝負に行方は、中央のリーダー対決にゆだねられた



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第四十二話 最悪の展開

中央ではコウガとギャロップ使いの、リーダー対決が行なわれていた

「ハガネールが相手かー、これはちょっと不利かな」

ギャロップ使いは、口ではそう言いつつ余裕がありそうだ

「本当に、そう思っているのか?」口では不利と言いつつ余裕がありそうなギャロップ使いの態度に

コウガは本当のことを言っているのかと疑問を抱く

「さあ、どうでしょうね、戦って見ればわかるんじゃない」

「そうだな、ならば行くぞハガネールアイアンテール」「ギャロップ、かわして」

ハガネールのアイアンテールを、ギャロップが余裕でかわす

「ちっスピードが足りないか」「当たったらやばかったかな、まあそのスピードじゃ無理だけど」

『・・・俺を挑発して何かを狙っているのか?、スピードを上げる技を打たせて

その隙に・・・だとしたらここは、アイアンテールを連発だ』

「ハガネール、アイアンテール」「ギャロップかわしなさい」

ギャロップ使いの挑発には乗らないコウガ、ここは冷静に行く

「こんな事をいつまで続けるつもり、意味がないでしょう」

「俺がスピードを上げる技を使った隙に何かするつもりだろう、挑発には乗らねえよ」

「意外に冷静なのね、ならこっちから行かせてもらうよギャロップあまえる」

「くっやはりそんな技を持ってやがったかハガネール、てっぺき」

ハガネールの攻撃力が下がり、防御力が上がる

「てっぺき?そんな技を使ってどうするつもり」てっぺきを積んでも攻撃力が戻に戻る

わけじゃない、あまえるのせいで攻撃力がダウンし続けるだけだ

何故ここでてっぺきなのかギャロップ使いは理解できないようだ

「どうせ、りゅうのまいじゃあまえるの攻撃力ダウンに追いつかないんだ

ならば攻撃を急所に当てさせてもらうぜ」

コウガは攻撃力を捨てて防御力をアップし、ギャロップの攻撃に耐えて

アイアンテールを急所に当てるつもりだ

「ふーん、だったらもう一度あまえる」「ハガネール、アイアンテール」

ハガネールのアイアンテールがギャロップに命中、だが急所ではないようだ

「結構ダメージくらっちゃったな」ハガネールのアイアンテール攻撃力ががダウンしている

とはいえ、効果抜群タイプ一致の攻撃、結構なダメージが入る

そしてここで、ラストスパートのアナウンスが流れる

コウガは、自分チームが少し劣勢であることを知って、少し焦り始めた

二人では当然ボスポケモンに挑むことが出来ないので、ギャロップを倒すしかない

逆にギャロップ使いは、自分チームが優勢であることを知り余裕が生まれる

「ハガネール、アイアンテール」「ギャロップ、かわして」

ハガネールのアイアンテールは、ギャロップにかわされる元々ハガネールのアイアンテールは

ギャロップに当たっていなかった、ギャロップがあまえるで攻撃力を下げてきたからこそ

当たっていたのだ、優勢なギャロップ使いはハガネールに勝つ必要が無いなので

攻撃をかわし続けての、タイムアップを狙ってきた

最悪の展開だ、果たしてコウガはこの状況から勝つことが出来るのか

 

 

 

 



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第四十三話 急所

「ハガネール、ロックカット」「ギャロップ、つるぎのまい」

コウガは自分が勝たなくてはいけないのでロックカットを指示しスピードを上げに行く

だが、そのすきにギャロップがつるぎのまいを積んできた

この展開は予想できたが仕方がない、ロックカットを積んでスピードを上げなければ

攻撃を当てられないままタイムアップになってしまう、それだけは避けなくてはならない

「ハガネール、アイアンテール」「ギャロップ、ドリルライナー」

スピードの上がったハガネールのアイアンテールはかわせないと

ギャロップ使いはドリルライナーを指示したドリルライナーは急所に当たりやすい技

しかもハガネールに効果抜群だ、急所に当たれば致命傷、最悪の場合戦闘不能になる

「ハガネール、攻撃を受けてから当てろ」ギャロップの攻撃と正面からぶつかれば

攻撃力の落ちているハガネールは、パワー負けする、なので攻撃を受けてから当てろ指示を出した

だが、ドリルライナーが急所に当たらないで、アイアンテールが急所に当たらなければならない

その確率はかなり低いが、どうしようもない

そして、ドリルライナーがハガネールに命中するこれは、急所に当たらなかったようだ

ハガネールのアイアンテールもギャロップに当たる、これも急所ではない

「ギャロップ、もう一度ドリルライナー」「ハガネール、攻撃を受けてアイアンテール」

また同じ展開になる、一つ違うのはギャロップの攻撃が急所に当たったことだ

「ハガネール」コウガが叫ぶ「残念でしたね私の勝ちです」ハガネール戦闘不能、勝者ギャロップ

そしてタイムアップで試合が終わり、コウガたちのチームは敗北となった

そして健闘を称え合い、名前も聞いた

ギャロップ使いはイッカ、モルフォン使いはガドク、ウインディ使いはレジェ

カイリキー使いはカイリ、スカタンク使いはカンク

そして、コウガたちは反省会を開いた

「すまない、タイプ相性で有利なはずのギャロップに負けてしまうとは」コウガは落ち込んでいる

「しょうがないよ、技の相性が不利だったんだから」「タイプ相性で有利だからといって

必ずしも有利とは限りませんからね」リムとカゲキがコウガを励ます

「2人ともフォローありがとう」コウガは少し元気を取り戻す

「私も、戦いを完全にリーダーに任せちゃったのが良くなかったかもなー」

ニャールは自分の判断が間違っていたんじゃないかと思う

「いや、ギャロップがあまえるを覚えてるなんて知らなかったんだからその判断は

間違ってなかったと思うぞ」ローゲンがニャールをフォローする

「ありがと、ローゲン」自分をフォローしてくれたローゲンに礼を言う

「今回は、相手が一枚上手だったってことだな」「そうだねー」

「前の大会で優勝したチームだもんな」「相手が悪かったんだ」「うん、私たち悪くないよね」

コウガの言葉に皆が賛同する

「カケルたちが勝ち進んだんだとしたら、あいつらと戦うことになるんだな」

「カケルたち勝てるかなー」「あいつらなら、大丈夫じゃないか」「そうだね」

「あいつらも、俺たちを倒したチームだからな」「・・・楽しみだな」

コウガたちはカケルたちとイッカたちの戦いを楽しみにしている

 

 



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第四十四話 流石スーパーランク

コウガは、スーパーランクの大会準決勝が終わった後カケルに電話をかけていた

「何か用か、コウガ」「わりい、俺負けちまった」

「・・・そうか」カケルの声は小さく、ショックを隠せていなかった

「すまねえな、決勝戦でリベンジマッチする予定だったんだがな」

「相手はだ・・・いや、これを聞くのはフェアじゃねえな」

相手はカケルたちのことを全く知らないだろう、ここで相手のことを聞くのは卑怯だと思い

カケルは相手のことを聞くのをやめた

「だな、まあ戦ってみればわかるさ、お前らが決勝戦まで行けたらの話だがな」

「俺たちはもう決勝戦に行くことが決まってるぜ」「そうか、準決勝勝ったんだな」「ああ」

「俺たちも勝ててれば、お前らとまた戦えたんだがな」「いつかまた、戦えるさ、諦めない限りな」

「そうだな、お前たちと戦う楽しみは、まだとっておくとするか」

「おい、コウガ」「なんだ、カケル」「お前たちに敵は俺たちが必ず取ってやる」

「頼もしいなカケル、まあ楽しみにしとくぜ」「おう、任せとけ」

「カケル、敵のリーダーが必ずしも中央に来るとは限らないぜ」「まっそうだろうな」

「お前、知ってたのか」コウガは驚いている

「今、スーパーランクなんだぜ、ハイパーランクを見据えている奴がいても

なにもおかしくないだろう」カケルはまるで当然だと言わんばかりだ

「流石、俺たちに勝ったチームのリーダーだな」コウガは感心している

「まあな、だが俺はまだハイパーランク見据えて行動するつもりはないぜ、今は目の前の事に集中

ハイパーランクのことはハイパーランクに上がってから考えるとするよ」

「じゃあお前はいつも通り、中央に行くんだな」「ああ、俺はいつも通り真ん中で戦うぜ」

「そうかわかった、カケル俺たちはもっと強くなってお前も今回負けた相手も必ず倒す

次は絶対に負けねえからな」コウガはリベンジに燃えている

「俺たちも絶対に負けねえ、コウガ次ぎ会う時はお互いもっと強くなってるよな」

「当然だ、強くなってなかったらぶん殴るからなカケル」

「お前こそ、前と強さが変わってなかったら渾身の一撃くらわせてやるよ」

「まあそれだけだ、電話切るぞ」「ああ、じゃあなコウガ」「おう、じゃあなカケル」

コウガは電話を切った

「・・・まさかコウガたちが負けるとはな、流石スーパーランク楽しませてくれるぜ」

カケルは、コウガたちが負けたことのショックを受けつつも、ワクワクしている

「決勝戦、一体どんな強敵が待ち受けているのか楽しみだぜ」

次の戦いはいよいよ決勝戦、カケルたちは勝つことが出来るのか

「うおおおー、燃えるぜー」「カケル声が大きい、近所迷惑でしょ」「ごめんなさい」

いくら戦いが楽しみだからと言って、大声を出したら当然怒られる

カケルは、母のカリンに怒られては反省する

『フフッやっぱり俺の血をしっかり受け継いでいるな』タケルは昔を思い出した

 

 



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第四十五話 話し合い

カケルは、チームの皆を家に呼んで決勝戦の前に話し合いをすることにした

「カケルー、大事な話って何」「大会決勝戦のことですか」

「ああそうだ、皆に聞きたいことがあるんだ」「聞きたいことー?」

「コウガから聞いた話なんだが、敵はハイパーランクの戦いを見据えて中央以外にリーダーがいったらしい、それで俺たちもハイパーランクの戦いを見据えて行動した

ほうがいいんじゃないかと思って、皆の意見を聞くために呼び出したんだ」

コウガには自分は中央で戦う、まだハイパーランクを見据えて行動するつもりはないといったが

仲間の意見も聞いたほうがいいと思い、カケルは仲間を集めて意見を聞くことにした

「ハイパーランクのことは、ハイパーランクに上がってから考えればいいと思うよ」

「いえ、今にうちにハイパーランクの戦いを見据えて行動することも大事だと思います」

「ええ、ハイパーランクの戦いを見据えて行動することは私も大事だと思います」

「まあ、ハイパーランクの戦いを見据えて行動することも大事だと思うけど、まだ先の事なんだし

ナギの意見も一里あると思うよ、私はどっちが良いかは分からないな」

ナギは今行動する必要はないと言い、カナ、ソウタロウは今から行動した方がいいと言い

マリンはどちらでもなく、両方の意見がわかると言っている

「リーダーはどう考えているんですか」カナが、リーダーカケルの意見を求める

「俺はまだハイパーランクのことは考えられないな、今は目の前のことに集中したい

コウガたちを倒した敵を倒したい、そう考えている」

「じゃあ、今は目の前のことに集中ってことでいいんじゃないかな」

「そうですね、私もマリンさんと同意見です」「そうだねー、リーダーはカケルだもんね」

「そうですね、私もリーダーに従います」皆リーダーのいうことに従うことにした

「いいのか、それで」「ええ、私たちはリーダーの意見に従います」

「そうか、お前らがそれでいいなら今は目の前のことに集中ってことで行かせてもらうぜ

コウガたちを倒した相手、超強いと思うが俺たちなら勝てる、絶対に勝つぞ」

「「「「おー」」」」試合前日に皆の心が一つとなり一致団結した

そしてスーパーランク大会決勝戦、当日を迎えた

コウガたちを倒した敵との戦いで、カケルたちは気合が入っている

「今日はコウガたちを倒した強敵との戦いだ、中央にリーダーが来るとは限らないからな」

「分かってるって、誰が来ようと負けるつもりはないよ」

「ええ、誰が相手だろうと全力で戦うだけです」

「コウガたちを倒した相手、一体どれ程強いのでしょうか」

「まあ戦ってみればわかるでしょ、誰が相手だろうと全力で戦うそれだけだよ」

「そういうことだ、相手が誰だろうと関係ないただ全力で戦い勝つそれだけだ、絶対勝つぞ」

「「「「おー」」」」



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第四十六話 コウガたちを倒した相手

そして、決勝戦が始まった

いつもと同じくカケルが中央、カナとナギが上、マリンとソウタロウ下に行った

中央にはリーダーのイッカがいたが、リーダーだということはカケルは知らない

『こいつがコウガたちを倒した奴か、まずは様子見と行くか』

「ファイアロー、アクロバット」「ギャロップ、スマートホーン」

カケルは、ファイヤロ―の特性はやてのつばさでスピードの上がった飛行技、アクロバットを放つ

しかし、ギャロップが放ったのは必中技のスマートホーン

半減とは言えダメージを受け、特性はやてのつばさを失ってしまう

「ファイアローのこと、よく知ってんだな」「まあ、一応リーダーだからね」

『こいつがリーダーか、普通に中央に来るとは、まあ想定内だな』

カケルは、敵チームのリーダーが中央に来る事も想定していた

『誰が相手だろうと、全力で戦い勝つ』「ファイアロー、はがねのつばさ」

「ギャロップ、しねんのずつき」

ギャロップのしねんのずつきと、ファイアローのはがねのつばさが激突

はがねのつばさの方が、タイプ一致補正がない分威力が低かったらしく

ファイアロ―が、吹き飛ばされた

「くっならば、ファイアロー、フレアドライブ」「ギャロップ、でんこうせっかでかわして」

ファイアロ―のフレアドライブは、でんこうせっかでかわされた

「くそ、かわされたか」「さすがにそれはくらいたく無いからね」

「それならファイアロー、こうそくいどう」「ギャロップも、こうそくいどう」

お互いにこうそくいどうを使い、超スピードのバトルになった

「ファイアロー、フレアドライブ」「ギャロップ、でんこうせっかでかわせ」

フレアドライブは、またかわされたファイアローのスピードは上がっているが

ギャロップのスピードも上がっているので、当然の結果だ

「くっきりが無いな、仕方ないファイアロー、アクロバット」「ギャロップ、しねんのずつき」

ファイアローのアクロバットは当たったが、ギャロップのしねんのずつきも当たった

そのダメージにより、両者スピードが少し落ちた

「ギャロップ、ワイルドボルト」「ファイアロー、はねやすめ」「あっしまった」

イッカは、ファイアローのスピードが落ちた瞬間を狙い、飛行タイプに効果抜群の

ワイルドボルトを放ったが、ファイアローがはねやすめをしたので飛行タイプがなくなり

効果抜群ではなくなってしまった、ファイアローは、はねやすめでワイルドボルトのダメージ以上に回復し、ギャロップはワイルドボルトの反動でダメージを受けた

「くっここは撤退」「させるか、ファイアローブレイブバード」

ファイアローのブレイブバードは、ギャロップをとらえたが

耐えられて、脱出ボタンで逃げられてしまった

「くそ逃がしたか、まあいいやファイアロー、ゴールを決めろ」

ファイアローがゴールを決める、ファイアロー18ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第四十七話 ちょうはつ

そして上では、カナとナギが戦っていた

「モルフォン、かげぶんしん」「キリキザン、ちょうはつ」

かげぶんしんをしたモルフォンをちょうはつするキリキザン、モルフォンはちょうはつを受けたら

かなりヤバいので、ちょうはつに対する抵抗力を身につけていたが、キリキザンのタイプは悪

悪タイプのキリキザンのちょうはつは、耐えきることが出来なかった

モルフォンは、かげぶんしんをやめてしまう

「ちょうはつに乗ってしまいましたか、これはまずいですね」

「ちょうはつはキリキザンの得意技の一つですからね、当然です」

「カメール、ねっとう」「ウインディ、しんそくでかわせ」

カメールのねっとう、当たれば致命傷だったがしんそくでかわされる

「流石にしんそくを使われたらかわせないかー」

「からをやぶるを使ったらどうだ、どうせ持っているんだろう」

レジェは、カメールがしんそくをもっているのをお見通しだ

「これはリスキーからね、そう簡単に使えないんだよ」

「まあそうだよな、だがウインディのスピードをどうとらえるつもりだ」

「とらえる必要はないようだよ、ほらあっち見てみ」「あっち?」

レジェはナギが指さした方向を見る、そこにはカナに押されているガドクの姿があった

「キリキザン、がんせきふうじ」「モルフォン、かわして」

モルフォンは、キリキザンのがんせきふうじを辛うじてかわす

「くそウインディ、キリキザンにフレアドライブ」レジェがガドクの加勢に入る

「なっキリキザン、じごくづきで迎え撃つって」

カナはキリキザンに、じごくづきで迎え撃つように指示を出す

「カメール、ウインディにねっとう」

ナギは、スキができたウインディに攻撃するようカメールに指示を出す

「モルフォン、キリキザンにむしのさざめき」

ガドクは今までのお返しと言わんばかりにキリキザンに攻撃するようにモルフォンに指示を出す

そして、ウインディのフレアドライブをじごくづきで迎え撃ったキリキザン

フレアドライブの方が技の威力があったため吹き飛ばされる、だがウインディも反動で

ダメージを受ける、そしてカメールのねっとうがウインディに命中

ウインディは、タイプ一致効果抜群の攻撃で大ダメージを受ける

キリキザンはモルフォンのむしのさざめきもくらったが、タイプ一致補正が乗っているだけで

弱点の攻撃を食らったわけではないので、大したダメージはくらっていない

ウインディだけ技の反動とタイプ一致効果抜群の攻撃で、致命傷をくらってしまった

「くそっさすがに引いたほうがいいか」「そうですね」レジェとガドクは脱出ボタンで一旦退く

「よし、カメールゴールを決めて」「キリキザン、もゴールしてください」

カメール12ポイント、キリキザン14ポイントゲット

 

 

 

 



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第四十八話 二人掛かり

敵チームスタート地点

「すみません、私がキリキザンに押されていたせいで」「相性が悪かったんだ、仕方ねえよ」

「さて、どうしましょう」「俺がキリキザンの相手、お前がカメールの相手できればいいんだが

俺がキリキザンと戦っている隙にカメールに攻撃されるな」

「ええ、私のモルフォンは敵の技を止められるような技を持っていませんからね」

ガドクのモルフォンは敵の攻撃をかわすのは得意だが、敵を止める技は、あまり持っていない

「となれば、キリキザンを二人掛かりで攻撃して潰す」「カメールはどうするんです」

「無視だ、キリキザンの攻撃に集中する、キリキザン倒せばお前はカメール倒せるだろ」

レジェは、キリキザンさえ倒せばガドクがカメールを倒せると信じている

「絶対に倒せるとは言えませんが、相性は悪くないと思います」

「なら、それでいこう」「そうですね、キリキザンが非常に厄介ですからね」

そして、レジェとガドクが戦場に戻る

「さあ、リベンジマッチだウインディしんそくでキリキザンに近づけ」

「モルフォン、キリキザンにむしのさざめき」作戦どうり、キリキザンを二人掛かりで攻める

「カメール、だくりゅうでウインディを止めて」「キリキザン、かわして」

ナギはカメールにウインディを止めるように、指示をカナはキリキザンに攻撃をかわすように

指示を出す、そしてモルフォンのむしのさざめきかわせたが、ウインディのしんそくが早すぎて

カメールのだくりゅうが決まる前に、キリキザンの近くに行かれてしまった

「ウインディ、フレアドライブ」「モルフォン、むしのさざめき」

「キリキザン、じごくづきで迎え撃って」「カメール、ねっとう」

ウインディのフレアドライブで、やはりキリキザンは吹き飛ばされる

そしてそこに、モルフォンのむしのさざめきが決まる

カメールのねっとうはウインディが攻撃をした隙を狙ったので、ちゃんと決まった

「ひるむなウインディ、だプラスパワーもう一度フレアドライブでキリキザンに攻撃」

「モルフォン、むしのさざめき」「キリキザン、じごくづきで迎え撃って」

「カメール、ねっとうでウインディを倒せ」

レジェはここが勝負を決めるポイントだと思い、アイテムプラスパワーを使う、そして

ウインディはダメージを受けながらも攻撃し、キリキザンもダメージを受けながらも

攻撃を止めようとする、カナもアイテムを使いたかったが、なんでもなおしという

このタイミングでは役に立たないアイテムなので、使えない

そして、キリキザンはプラスパワーで強化されたフレアドライブを止めきれずダメージをくらい

そこに、モルフォンの攻撃が決まって戦闘不能になった

ウインディもカメールのねっとうそして、フレアドライブの反動で、戦闘不能になる

ガドクとレジェの作戦は成功しウインディは倒されたものの、キリキザンを倒すことに成功

カメールとモルフォンのタイマン対決に持ち込めた

「これでちょうはつの心配はない、さあ反撃開始といきましょうか」

「やられたのはそっちのウインディも一緒でしょ、負けるつもりはないよ」

勝つのは作戦が成功し勢いに乗るガドクか、それともレジェを倒したナギか

ガドクVSナギ一対一の戦いが始まろうとしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第四十九話 ユンゲラーの耐久

そして下ではマリンとソウタロウが戦っていた

「ユンゲラー、マジカルシャイン」「カイリキー、ワイドガード」

リムと同じくユンゲラーにマジカルシャインを指示したソウタロウ

リムがやられたように、ワイドガードで止められてしまう

「ワイドガードですか」『リムさんはこれでやられたんですね』

「スカタンク、ユンゲラーにじごくづき」「アーマーガア、アイアンヘッドで止めて」

スカタンクの攻撃を、アーマーガアがアイアンヘッドで止める

「ちっやっぱそう来るよな」「ユンゲラーに悪タイプの攻撃を当てられるわけにはいかないからね」

ユンゲラーはエスパータイプ、悪タイプの攻撃は効果抜群だ

しかも耐久がないので、スカタンクので一撃でやられるかもしれない

なのでユンゲラーはアーマーガアが守るしかない

「スカタンク、あなをほる」「あっやばい」「くっ見失いました」

スカタンクがあなをほるで地中に潜り、スカタンクを見失なってしまう

スカタンクは悪タイプなのでエスパー技のサイコキネシスが効かない

なのでサイコキネシスで地中に潜るのを防ぐことが出来ない

「カイリキー、アーマーガアにかみなりパンチ」「ユンゲラー、サイコキネシスで止めなさい」

カイリキーのかみなりパンチを、ユンゲラーがサイコキネシスで止める

カイリキーにサイコキネシスは効果抜群、だがそれでもカイリキーは

かみなりパンチをアーマーガアに当ててくるだが、威力はかなり落ちている

効果抜群の攻撃とは言え、アーマーガアは耐久力があるので大したダメージではない

そして地中からスカタンクが出て来た、スカタンクのあなをほるがユンゲラーに直撃する

「スカタンク、そのままじごくづき」「アーマーガア、アイアンヘッドで止めて」

「ユンゲラー、かわしてください」

スカタンクの攻撃をアーマーガアが止めに行き、ユンゲラーがよけようとする

そして何とかスカタンクの攻撃をかすめる程度に抑えることができた

とは言えあなをほるのダメージと、直撃を避けたとはいえじごくづきのダメージで

ユンゲラーがけっこうなダメージをおっている

ユンゲラーの物理耐久は物凄く低い上、ソウタロウはユンゲラーの物理耐性を鍛えていない

短所を改善するより、長所を伸ばしたほうがいいと考えた

その考えが悪いとは言わないが、今は短所を改善しなかったせいでピンチになっている

『ユンゲラーがかなりのダメージを受けていますね、さてどうしましょうか』

ソウタロウは、この窮地をどう乗り越えるか考える

「スカタンク、あなをほる」「くっまずい、ここは撤退しましょう」「うんわかった」

スカタンクの攻撃をもう一度くらえば、ユンゲラーが戦闘不能になるかもしれない

そう考えたソウタロウは、スカタンクが地中に潜った隙に一旦撤退しようと提案した

マリンもここは撤退した方がいいと考え、ソウタロウのいうことに同意する

「逃げられましたか、まあいいですカイリキーゴールを決めて下さい」

「スカタンク、お前もゴールを決めろ」

スカタンク12ポイントゲット、カイリキー13ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 

 



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第五十話 活かせない知識

マリン、ソウタロウスタート地点

「ユンゲラーの耐久を鍛えていないことが、ここに来て裏目となりましたね」

「でも、耐久を鍛えてないってことは他を重点的に鍛えているって事でしょ」

「ええ、耐久を鍛えていない代わりにサイコキネシスをとことん鍛えてあります」

ユンゲラーのタイプはエスパータイプ、サイコキネシスがユンゲラーが使える最も強い技だ

そのためソウタロウは、ユンゲラーのサイコキネシスをとことん鍛えている

「じゃあ、そのサイコキネシスでカイリキーを倒してよ

あなをほるはアーマーガアの上に乗ってかわせばいいじゃん」

「なるほど、アーマーガアはタクシーとして人を乗せて飛べるほどのパワーを持っている

ユンゲラーを乗せながらでも飛ぶことが出来るということですね」

「そういう事、これならスカタンクのあなをほるも怖くないよね」

「ええ、これならいけると思います」「じゃあ、リベンジマッチといきますか」「はい」

『流石マリンさん、ポケモンの長所を見つけそれを活かすのが得意だ

それに比べて僕はポケモンの知識なら誰にも負けないはずなのにあまりそれを活かせていない

このままでは僕はマリンさんに相応しい相手になれない、リーダーはカナさんにお似合いだと思うが

僕はなんて・・・』「ソウタロウ、大丈夫」「あっマリンさん大丈夫です、問題ありません」

ソウタロウがとても苦しそうな顔をしていたので、マリンが心配して声を掛ける

「そう、ならいいんだけど、あんまり無理しちゃダメだよ」「はい、ありがとうございます」

『何をしているんだ僕は、今は目の前のことに集中だ』

ソウタロウは焦りを感じていた、ポケモンの知識なら誰よりもあるはずだが

それを活かしているとは言えない、初恋の相手マリンの前であまりいい所を見せられていない

それどころか今回は、自分がユンゲラーの耐久を鍛えていないばかりにピンチに陥ってしまった

良いところを見せるどころかかっこ悪い所を見せてしまってこのままではマリンに嫌われる

のではないか、というかそもそもすでに嫌われているのではないかと思ってしまっている

最近リーダーのカケルとサブリーダー的存在のカナが上手くいっているのを知っているため

余計に焦ってしまっている

『ソウタロウ、本当に大丈夫なのかな心配だな』

ソウタロウの不安とは裏腹にマリンはソウタロウのことを心から心配している

そしてそのまま、ソウタロウとマリンは下に着いた

悩むソウタロウとそれを心配しているマリン、果たしてこんな状態で勝つことができるのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第五十一話 ぶん投げる

「やっときたか」「もう一度負かしてあげるよ」

「いいえ、今回は負けるつもりはありませんよ」「完璧な作戦を考えてきたんだからね」

「やってみろスカタンク、あなをほる」カンクは一戦目と同じようにあなをほるを指示する

「ユンゲラー、アーマーガアの上に乗ってサイコキネシス」当然スカタンクのあなをほるを

読んでいたソウタロウは、作戦どうりアーマーガアの上に乗るように指示を出す

「そう来ましたかカイリキー、いわなだれ」カイリはいわなだれで

空中のユンゲラーと、アーマーガアを攻撃する

「ユンゲラー、サイコキネシスでカイリキーに跳ね返しなさい」

ソウタロウは、それをサイコキネシスで跳ね返すよう指示する

ユンゲラーはサイコキネシスを鍛えているだけあって、いわなだれをカイリキーに返す

「くっカイリキー、ばくれつパンチで防いで」カイリキーはばくれつパンチで全ての岩を粉砕する

そして、地中からスカタンクが出て来た

「よしカイリキー、スカタンクをユンゲラーにぶん投げなさい」

「ユンゲラーサイコキネシスでカイリキーを止めなさい」

ユンゲラーのサイコキネシスをくらうが、カイリキーがそれでも強引に

スカタンクをユンゲラーにぶん投げる

「アーマーガア、アイアンヘッドでスカタンクを落としなさい」

ユンゲラーのサイコキネシスは効かないので、アーマーガアが対処する

「スカタンク、かえんほうしゃ」カンクは、ユンゲラーには攻撃が届かないと思い

アーマーガアに攻撃するように、スカタンクに指示を出す

このかえんほうしゃが、アーマーガアに直撃だがアーマーガアは持ち前の耐久力で余裕で耐える

こうなると、サイコキネシスをくらっているカイリキーが辛い

「カイリキー、スカタンクをもう一度投げて」カイリキーはサイコキネシスをくらいながらも

もう一度スカタンクを空中にぶん投げる「スカタンク、アーマーガアにかえんほうしゃ」

カンクも、もう一度アーマーガアを攻撃するように指示を出す

「アーマーガア、かわして」アーマーガアにかわすように指示を出すが

元々あまりスピードがない上、今回はユンゲラーを乗せているので動きが鈍い

かえんほうしゃをくらってしまう

「カイリキー、きずぐすりだ」スカタンクとアーマーガアが空中で戦っている隙に

カンクが、カイリキーにきずぐすりを使う

「カイリキー、プラスパワー、もう一度スカタンクをぶん投げて」

カイリがカイリキーにプラスパワーを使う、きずぐすりとプラスパワーを使ってもらった

カイリキーが、もう一度スカタンクをぶん投げる

「スカタンク、かえんほうしゃ」「アーマーガア、かわして」

アーマーガアに、かわすように指示を出すがアーマーガアはやはりかわせない

そして、アーマーガアが戦闘不能になってしまった、だがカイリキーも戦闘不能だ

「カイリキー、よく頑張りました」「アーマーガア、よく頑張ったね」

「さあ、これでタイマン対決だな」「くっまずいですね」

スカタンクと一対一となってしまったユンゲラー、タイプ相性は最悪だ

果たして、ソウタロウとユンゲラーは勝つことが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 



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第五十二話 未完成の技

「スカタンク、こわいかお」カンクはユンゲラーのスピードを下げようと

スカタンクに攻撃をこわいかおを指示する

「くっ一旦撤退します」ユンゲラーはスピードが結構速いため、スピードをさげられなければ

攻撃をかわし続けられたかも知れないが、こわいかおでスピードが落ちてしまったので

スカタンクの攻撃をかわすことは難しいだろう、なのでソウタロウは一旦撤退した

「逃げたか、まあ当然かスカタンクゴールを決めろ」

スカタンクがゴールを決める、スカタンク13ポイントゲット

マリン、ソウタロウスタート地点

「ごめん、私の作戦失敗だね」マリンは自分の考えた作戦が失敗した事を謝る

「いえ、あれ以外に方法が無かったと思います、僕のほうこそ何も作戦が思いつかなくて

すみませんでした」ソウタロウも作戦を思いつかなかった事を謝る

「どうする、相性がかなり不利だよね」

「そうですね、悪タイプのポケモンにはエスパー技が効かない、ユンゲラーはエスパータイプ

しかも相手の弱点を付ける技ももっていない、かなりまずい状況ですね」

スカタンクとユンゲラーの相性は最悪だ、この状況を打破するのは並大抵のことではない

「・・・一応未完成ではありますが、スカタンクに有効な技があります」「えっ何」

「ミラクルアイ、悪タイプのポケモンにエスパー技が当たるようになる技です」

「じゃあ、それを使えばスカタンクに勝てるかもしれないってこと」

「ええ、スカタンクは毒、悪タイプミラクルアイを使えばサイコキネシスが効果抜群になります」

ミラクルアイは悪タイプのポケモンに、エスパー技が等倍で通るようになる技

つまりスカタンクは毒タイプなのでエスパー技が効果抜群になる、エスパー技が効果抜群になれば

ユンゲラーの得意技、サイコキネシスでスカタンクに勝てるかもしれない

「凄いじゃん、悪タイプのポケモンに有利になれるなんて」「ですが、この技は未完成です」

ソウタロウはユンゲラーにミラクルアイを練習させていたがまだ完成はしていなかった

「それでも、勝てる可能性があるなら挑戦しようよ、もうそれしか方法がないでしょ

ダメもとでチャレンジしようよ」マリンはソウタロウにミラクルアイを使うように言う

「分かりました、ダメで元々やってみます」「うん、それがいいよ」

もうこれ以外にスカタンクに勝てる方法が無い為、ソウタロウはぶっつけ本番で

ユンゲラーにミラクルアイを使わせることを決意した

「大丈夫だよ、きっとユンゲラーはやってくれるよ」

「そうですね、今はユンゲラーを信じてみます」

マリンとソウタロウはユンゲラーのことを信じて、下の向かう事にした

そして、ソウタロウとマリンは下に行き、カンクたちとのリベンジマッチに挑む

果たしてユンゲラーは、ミラクルアイを成功させることができるのか



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第五十三話 決まるかミラクルアイ

「この相性の悪さで、よく逃げずに来たな」「こちらには切り札があるんです」

「切り札か面白いやってみろスカタンク、こわいかお」「ユンゲラー、ミラクルアイ」

「なっミラクルアイだと」予想外の技にカンクは戸惑いを隠せない

『成功したのかな?』『ユンゲラー、私はあなたを信じます』「ユンゲラー、サイコキネシス」

「スカタンク、じこくづき」カンクはスカタンクにじこくづきを指示する、ユンゲラーの

ミラクルアイが決まっていなければ倒されてしまうだろう、果たして成功しているのか

「スカタンクの動きが鈍ってるよ」「そして、ユンゲラーは無事です」「ということは」

「成功しました、ユンゲラー私はあなたを信じてましたよ」「すごいよ、ユンゲラー」

スカタンクは、くらったことのないエスパー技を初めて受ける、しかも効果抜群でタイプ一致補正も

乗っかっている、そもそもスカタンクは地面タイプしか弱点がないので効果抜群の攻撃を

くらう事もあまりない、その上今回はタイプ一致補正の乗っかっている効果抜群のエスパー技

初めてくらう攻撃で、スカタンクは致命傷をおっている

「くそっここは一旦撤退だ」「逃がさないでくださいユンゲラー、サイコキネシスで倒しなさい」

ユンゲラーにサイコキネシスで倒しきるように言うソウタロウ

だがスカタンクにサイコキネシスを耐えられて、逃げられてしまう

「逃がしましたか、まあいいですユンゲラー、まだゴールは待って下さい」

ソウタロウはユンゲラーがゴールを決めるのを止める

「なんでゴールを決めさせないの?」「あと少しでラストスパートですそのタイミング

で決めれば得点が倍になります、それにユンゲラーが次も勝てるとは思えない」

「なんで?ミラクルアイ完成したのに」ユンゲラーのミラクルアイが完成したのに何故ユンゲラーが

勝てると思えないのかマリンは分からない

「ミラクルアイを使っている隙を狙われたら、じごくづきで倒されてしまいます

ユンゲラーの物理耐久は低いですからね、だから相手が帰って来る前により多くの得点を決める必要があるのです」「なるほど、そういう事か」

ミラクルアイは完成したが、ユンゲラーの物理耐久が低いのには変わりない

今回は相手が油断して、こわいかおを放った瞬間にミラクルアイを決めることができたが

次からは相手もミラクルアイを警戒して来る、そうなればミラクルアイが決まるとは限らない

なので今のうちに得点をより多く決める必要があるのだ、あと少しでラストスパートの時間になる

相手がそれまでに帰って来れるとは思えないなので、ここは一旦ゴールを決めないで待つ事にする

「まあとにもかくにも、ユンゲラーよくやりました、素晴らしいです」

「うん、すごいよユンゲラー未完成の技をこの土壇場で決めるなんて」

マリンとソウタロウはユンゲラーを褒める、ユンゲラーは嬉しそうにしている

『さてここからが大変ですね、何とかして敵が来る前に点を入れそして時間稼ぎをしなければ

ユンゲラーあなたの頑張りは絶対に無駄にしませんよ、この戦い絶対に勝ちます』

ソウタロウは、まだ戦いは終わっていないと気を引き締める

果たして、ソウタロウたちは勝つことが出来るのか

 

 

 



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第五十四話 連発つのドリル

敵チームスタート地点

「まさかミラクルアイを持っているとは、完全に予想外だったぜ」

「しかも敵チームのあの反応から察するに、おそらくは未完成の技だったみたいですね」

「未完成の技をこの土壇場で決めてきたってことかよ」「彼ら中々やりますね」「そうだな」

未完成の技を完成させた事に気付いたカイリとカンク、ソウタロウとユンゲラーの力感心している

「どうしますか、エスパー技当たるようになっちゃいましたよ」

「ユンゲラーがミラクルアイを使った隙をついて倒しちまえばいい」

カンクはすでにミラクルアイの弱点に気付いている

「なるほど、確かにそうすればユンゲラーを倒しすことが出来ますね」「そういうことだ」

カンクとカイリが話していると、ラストスパートのアナウンスが流れた

オレンジチーム62ポイント、紫チーム65ポイント

オレンジチームキリキザン、アーマーガア戦闘不能、紫チームカイリキー、ウインディ戦闘不能

ボスポケモンが出現した

「やべえ、早く戻らねえと」「そうですね、急ぎましょう」

ラストスパートのアナウンスが流れてカイリとカンクは焦りだすここからはポイントが倍だからだ

「ユンゲラー決めなさい」ラストスパートになったので、ユンゲラーにゴールを決めるよう指示する

そして、ユンゲラーゴール18ポイントゲット

「さあ、この調子でガンガン決めましょう」ユンゲラーがソウタロウの指示でポイントを決めまくる

ラストスパートなので、リーダーカケルからはボスポケモンに挑むなと指示が来る

「俺たちのゴールから離れやがれ」ゴールを決めていたら、カンクたちが戻ってきた

「戻ってきましたか、では時間稼ぎをしましょうか」

本来敵と戦うなら敵のゴール前は良くない、回復されてしまうからだ

しかし今回は敵を倒すのではなく、時間稼ぎが目的なので敵ゴール前で勝負する

「ここで勝負する気か、なめやがって」「いえいえ、なめてなんかいませんよ」

「スカタンク、じごくづき」「ユンゲラー、かわしなさい」ソウタロウの時間稼ぎが始まった

そして、中央でもラストスパートのバトルが行なわれていた

「ファイヤロ―、アクロバット」「ギャロップ、じゃれつく」

一進一退の攻防は中々決着がつかずラストスパートまで戦いが行なわれていた

「くそっ決め手に欠けるな」「そろそろ決着をつけるよギャロップ、つのドリル」

「ファイヤロ―、かわせ」一撃必殺のつのドリル、当たれば一撃だがスピードが速い

ファイヤロ―に、当たるわけがない「そんな技が当たると思うか」

「当たらないなら、当たるまでやるだけだよギャロップ、つのドリル」

「ファイヤロ―、かわせ」「ギャロップ、つのドリル」

イッカは何故かつのドリルを連発して来る、そして

「ギャロップ、つのドリル」「ファイヤロ―、こうそくいどう」

しびれをきらしたカケルが、こうそくいどうを指示する

「それを待ってたんだよギャロップ、トリックルーム」「なっしまった」

ギャロップはスピードが遅い方が速く動けるようになるトリックルームを放った

こうそくいどうを使ったファイヤロ―のスピードが落ちる

「くそっここは撤退だ」「逃がさないでギャロップ、ワイルドボルト」

ギャロップのワイルドボルトが決まったが、ファイヤロ―は耐えて撤退した

「逃がしたか、まあいいやギャロップ、ゴールを決めて」ギャロップが、ゴールを決める

ギャロップ10ポイントゲット

 

 



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第五十五話 ガドクVSナギ

カケルスタート地点

「くそッまさかトリックルームをもっているとは、最初に使わなかったのはラストスパートの

このタイミングで使い、より多くの得点を入れるためか、まんまとはめられちまったぜ」

最初の戦いでファイヤロ―がこうそくいどうを使った時、トリックルームを使わなかったイッカ

イッカはこうなることを読んでいた、トリックルームを使わず最後まで隠し持っていることによって

ラストスパートのこのタイミングで勝ち、より多くの得点を決める

カケルはイッカの仕掛けた罠にに、まんまと引っかかってしまった

「・・・こういう時こそ冷静にならないとな、残り時間を考えると

ギャロップを倒すのは無理だろうな、ここはこれ以上点を決められないようにするしかない」

残り少ない時間でギャロップを倒すのは無理だと判断したカケル、ギャロップを倒すのは諦め

これ以上得点をきめられないようにし、後のことは仲間に任せる事にした

「ナギ、ソウタロウ後は任せたぞ」カケルは残っているナギとソウタロウに後のことを託した

そして、ナギとガドクの戦いは硬直状態になっていた

モルフォンがかげぶんしんをしたタイミングで、からをやぶるを指示したナギ

モルフォンがカメールに効果抜群なエナジーボールをもっていたので、中々攻撃に移れない

モルフォンもからをやぶるをしてスピードが上がったカメールを、中々とらえきれずにいた

そしてそのまま、ラストスパートに突入した

『もうラストスパートかー、そろそろ攻撃に移りたいな』

『ラストスパートですか、そろそろ決めきってしまいたいですね』

中々決着がつかないこの戦いにそろそろ終止符を打ちたい2人ともそう思い始めていた

「モルフォン、こうそくいどう」ガドクが先に動いた

モルフォンのスピードを上げて、一気に決めるつもりだろう

「カメール、なみのり」ナギはこの隙になみのりを放つ

敵味方全員を巻き込む技だが、今はキリキザンがやられていていないので遠慮なく放つ

からをやぶるで強化されたなみのりが、モルフォンをとらえたかに見えたが

とらえていたのはモルフォンのぶんしんだった、カメールのなみのりは外れてしまっていた

「噓でしょ」ナギはショックを受けている

「モルフォン、エナジーボール」ガドクは容赦なくモルフォンにエナジーボールを指示する

「カメールかわして」ナギはカメールにエナジーボールをかわすように指示を出すが

スピードが上がったモルフォンに捉えられてしまう

からをやぶるで耐久が下がっていたせいで、致命傷をおってしまった

「ここは、一旦撤退」「逃がしませんモルフォン、エナジーボール」

モルフォンのエナジーボールがカメールをとらえてカメールが戦闘不能になってしまった

「そんな、カメールが」ナギはまたショックを受ける

「モルフォン、ゴールを決めて下さい」モルフォンがゴールを決める

モルフォン12ポイントゲット

そして、普段は楽観的ナギがまだ立ち直れずにいた

「そんな、からをやぶるを使ったカメールが攻撃をかわされた」

「ナギさん、今回は相手が悪かったんですよ、仕方がないです」

落ち込むナギを見かねて、カナが慰める

「そうだよね、相手が悪かったね」ナギは口ではそういうがショックが隠し切れない

からをやぶるを使ったカメールが、何も出来ないまま負ける

今までそんなことは一度もなかったからだ

ナギはかなりの精神的ダメージをおっていた、ナギは立ち直ることが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 



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第五十六話 2人きり

そして、試合終了のアナウンスが流れる、試合は90対117で敵チームが勝利した

ソウタロウのユンゲラーは敵の攻撃をかわし続けることに成功したが

リーダーカケルの敗北とナギの敗北がいたかった、

中央と上でポイントを決められ過ぎてソウタロウの活躍だけでは、カバーしきれなかった

そしてこれがショックを受けているナギに追い打ちをかけた

「今回は相手は強かったねー」平然を装っているが内心かなり辛いナギ

「そうですね、今回は相手が悪かったですね」

カナはナギが内心相当なショックを受けていることが分かっているが、どうしようもない

そして、みんなが集まり敵チームに優勝トロフィーが渡された

そこで、敵チームが2つ前の大会の優勝者そして、前回の大会で準優勝戦った相手はゼクトたちで

あると知り、これなら仕方ないかとナギは少し元気を取り戻す

そしてお互いに健闘を称え合い、名前を聞いて解散となった

そして、カケルたちは反省会を開く

「わりいな、俺がイッカの罠にはめられ無ければ勝てたかもしれないのにな」

「それは、相手が一枚上手だっただけだよ」「そうそうしょうがないよー、それよりも

僕のカメールがモルフォン相手に何も出来なかった方が問題だよ」

「いえ、あのモルフォンはかなり強かったのでしょうがないと思いますよ」

ナギが精神的にかなりのダメージをおっている事を

知っているカナが、すぐにナギのフォローに入った

「そうそう、からをやぶる使った時のカメールの強さは俺がよーく知っている

それで勝てなかったってなら、しかたねえさ」

ナギに明らかに元気がないと察したカケルもフォローに入る

「ありがと、でもモルフォンになみのりかわされたのは問題だと思うから

カメールのスピードをもっと鍛えようと思うよ」

「ああそれがいい、俺ももう罠にはめられないようにポケモンの勉強もっとしとくよ」

「うんそれがいいよ、イッカたちはハイパーランクに行っちゃうからしばらくは戦えないけど

次ぎ合う時は負けないように、もっととよくなっていよう」

「ええ、次は勝てるように頑張りましょう」「そうだな、おっしゃあ早速練習だ、行くぞ」

「リーダー、今日はポケモンたちも疲れているでしょうし休ませてあげましょう」

大会が終わった直後だというのに、いきなり練習しに行こうとしたカケルをカナが止める

「そうだよな、今日は休ませてやらねえと可哀想だよな」カナに止められカケルは反省する

「ポケモンの知識を鍛えるのならば問題無いと思います、それなら付き合いますよ」

「そうかわかった、早速俺に家で勉強だ」カケルは走り出した

「ちょっと待ってください、リーダー」それをカナが追いかける

「行っちゃったね」「相変わらずだなーリーダーは」「僕たちはどうしますか」

「今日は家に帰って休みたいかなー色々あって疲れたし」

ナギは、からをやぶるを使ったカメールがやられたショックがまだ消えたわけではなく

早く家に帰って休みたいらしい

「そっか、じゃあソウタロウ二人でどっか遊びに行こう」「えっ、はいわかりました」

ソウタロウは、マリンが二人で遊びに行こうといった事に戸惑いながらも了承する

「じゃあ、また明日」「うん、さよならナギ」「ナギさん、さようなら」

ソウタロウ、マリンはナギと別れた

「じゃあいこっか、ソウタロウ」「はい」ソウタロウは、超緊張していた

『マリンさんと2人きり、これは夢か』

マリンに恋するソウタロウ、まさかのマリンと突然2人きりになってしまった

果たして、ソウタロウの恋は進展するのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第五十七話 マリンとソウタロウのデート前編

「さて、どこに行く」「えっそうですね、どこがいいですかね」

『どこがいいでしょうか、ポケモンは疲れているので休ませなくては

というか僕たちも結構疲れているんですよね、となれば近場がい良いか

でもここ大会があるので来ましたがこの辺あまり知らないんですよね』

「ソウタロウ、おーい」「えっマリンさん何ですか」

「何ですかじゃないよ、さっきから話しかけているのに全然反応しないんだもん」

「すっすみませんマリンさん」『やってしまった、マリンさんが話しかけているのに

気付けないとは、私としたことが何という不覚』

どこに行けばいいか考えるのに集中しすぎてマリンが話しかけているのに

全く気付けなかったソウタロウ、ソウタロウはそのことを後悔している

「大会で疲れてるの?」「はい、実は少し疲れています」

大会で疲れているせいで話しかけに反応出来なかったわけではないが大会で疲れているのは

事実である、なので別に噓をついた訳ではない、ソウタロウはそう思う事にした

『そう僕は噓をついた訳ではない、大丈夫問題ないはずだ』

「じゃあこの辺をのんびり散歩でもしようか、疲れているならあまり遠くにも行けないもんね」

「ええ、ではそうしましょう」マリンとソウタロウはのんびり歩き始めた

「紅葉が綺麗だねー」「ええ、もう秋ですからね」季節は秋、紅葉が綺麗だ

ソウタロウとマリンは、美しい紅葉を見ながら話し始めた

「ソウタロウはさ、尊敬するポケモントレーナーっている」

「尊敬するポケモントレーナーですか、僕はマスターランクのビャクガさんですね」

「あっ知ってるー、あのフーディン使ってる人でしょ」「はい、あの人に憧れて僕はケーシイを

捕まえたんです、そしてユンゲラーになるまで育てたんですよ」

「そっか、フーディンに進化するのが楽しみだね」「はい、その時を楽しみにしています」

そんな他愛もない会話を楽しみながら、二人は秋晴れの空の下を歩き続ける

「あっ焼き芋が売ってる、美味しそう」マリンが焼き芋の屋台を発見した

「本当だ美味しそうですね、あそこにベンチもありますし

焼き芋を買って、あそこのベンチで食べませんか?」「うん、賛成」

焼き芋も屋台の近くにベンチがあったためそこで座って食べる事にした

「美味しいね」「そうですね」『マリンさんの笑顔が可愛すぎる』

焼き芋を食べて笑顔になったマリンの顔を見て、ソウタロウは思わずにやけてしまう

『ソウタロウ凄いにやけてる、そんなに焼き芋好きなんだ』

自分の笑顔でソウタロウがにやけているとは夢にも思わないマリン

ソウタロウが焼き芋を好きなんだと勘違いをしている、そして2人は焼き芋を食べ終わった

そして辺りが暗くなり初めて、別れの時間が近づいてきた

後半に続く



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第五十八話 マリンとソウタロウのデート後編

「ふー、美味しかったごちそうさまでした」「ごちそうさまでした」

「もうだいぶ暗くなってきたね、そろそろ帰ろうか」「そうですね」

もう夜が近づいてきたので、ソウタロウとマリンは家に帰ることにした

『もうこんな時間ですか、もっと二人きりでいたいですがあたりが暗くなってきたので

そういうわけにもいきませんね、名残惜しいですが今日のところはもう帰るしかないようですね』

本当はもっとマリンと2人きりでいたいソウタロウだが、もうあたりが暗くなってきてしまった

マリンの家に泊めてくれなどとソウタロウに言えるはずもなく、もうお別れの時間がやって来た

「今日は久しぶりにソウタロウと2人きりで楽しかった」「そっそうですか、それは良かったです」

『えっどういう意味ですかマリンさん』マリンの言葉にソウタロウは激しく動揺する

「焼き芋食べてるとき凄いにやけてたよ、そんなに好きなの焼き芋」

「えっ、はいそうなんですよ」『やばい、僕そんなににやけてたのか』

にやけていたのは無論焼き芋のせいではないがマリン笑顔でにやけていたなんて言えるはずもなく

焼き芋でにやけていたことにした

「ソウタロウがにやけていてるところなんて、初めて見た気がする」

「そうですか、確かにあまりそういう表情をすることはないかもしれませんね」

「うん全然見ないそういう顔、だからみんなも見たことないんじゃないかな、ふふッソウタロウの

にやけた顔は私が独り占めだね」「そうですね、もうそんな顔しないと思います」

「じゃあまたねソウタロウ、ばいばーい」「はい、さようなら」そうして二人は家に帰っていった

ソウタロウの家

「まさかマリンさんと2人きりになるなんて思いませんでした、今日は楽しく二人で散歩して

少しは距離が縮まりましたかね・・・マリンさん久しぶりに2人きりで楽しかったと言って

いましたが、僕なんかと2人きりで何が楽しいんですかね・・・きっと気を遣って

言ってくれただけですね、あまり期待しないほうが良さそうです」

マリンの家

「今日はまさかのソウタロウと2人きり緊張したなー、今日はちょっと大胆発言が多すぎたかな

でもソウタロウと二人きりになれる機会なんてめったにないんだから

少ないチャンスを活かさないとね、ソウタロウは私のことどう思ってるんだろうな

ソウタロウも私と同じ気持ちだったらいいんだけどな」

マリンの大胆発言を気を遣って言ってくれたなどとあまり気に留めていないソウタロウだが

マリンの方もどうやらソウタロウに好意を示しているようだ

今回のデートで少し距離が縮まったソウタロウとマリン

果たしてこの気持ちが届く時は来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 



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第五十九話 リーダー同士の会話

スーパーランク大会決勝戦の次の日、カケルはコウガと草原で待ち合わせていた

スーパーランクの大会を終えて、大会の話を電話でした2人

一度会って話がしたいということで今回は草原で待ち合わせする事になった

「よう、コウガこうして会うのは久しぶりだな」「そうだな、ビギナーランク大会以来か」

電話で話をしたりはしてたものの、直接会うのはビギナーランク大会以来である

「お互い同じ相手に負けることになるなんてな」「まあ、それだけあいつらが強かったって事だ」

「お前もリーダーのイッカに負けたんだっけ」「そうだ、つるぎのまいを積んだギャロップの

ドリルライナーがハガネールに命中してしまってな、負けてしまったんだ」

「あれは急所に当たりやすい技だからな、何回も放てば一回ぐらい急所でもおかしくはない」

「そうだな、お前はこうそくいどうを使ったタイミングでトリックルームを使われて

負けたんだったな」「ああ、エスパータイプ相手にこうそくいどうはうかつだったぜ」

「スーパーランクは、やっぱレベルが高えな」「このレベルでそんなことを言っているようでは

マスターランクなど夢のまた夢だがな」

「だな、このレベルの大会ぐらい余裕で勝てるように、強くならなくちゃだめだよな」

カケルたちのランクはまだスーパーランク、やっとビギナーから抜け出した程度だ

この程度のランクの大会で負けているようではマスターランクになどなれるわけがない

スーパーランクの大会ぐらい余裕で勝てるように、強くならなくてはならないとカケルは思った

「なあコウガ、久しぶりに二人で戦って見ないかお前がどの程度強くなったのか気になるしな」

「・・・悪いなカケルお前と戦いたいというのは俺も一緒なんだが、お前へのリベンジマッチは

大会ですると決めているんでな、今お前と戦うことは出来ない」

コウガもカケルと戦いたかったが、リベンジマッチは大会でやると決めているので我慢する

「そうかじゃあしょうがないな、大会でまた戦える日を楽しみにしているぜ」

カケルもコウガと戦いたいが、コウガに戦う気がないのに無理やり戦ってもしょうがないと思い

戦いたい気持ちを抑えて我慢することにした

「ああそうしてくれ、俺は次はお前の負けないようにもっと強くなってリベンジマッチを

挑むからな、だからお前も俺に負けないように強くなれよ」

「お前に言われなくてもそのつもりだ、俺は誰が相手だろうと勝てるぐらい強くなるつもりだよ」

2人は必ず強くなると決意を新たにする

「俺はそろそろトレーニングに行くとするよ、次は負けないように強くならなくてはいけないからな、またなカケル今日は久しぶりに会えて話せて楽しかったよ

ライバル同士、リーダー同士で話すというにはやはりいいものだな」

「ああ、またなコウガ次ぎ合う時は大会で戦えてるといいな」

「そうだな、俺もその時を楽しみにしているよ」そうしてコウガは去っていった

「よし、俺もトレーニングをするとするか、ファイヤロ―出てこい」

カケルはモンスターボールからファイヤロ―を出して、トレーニングを開始した

もう誰にも負けないようにカケルとファイヤローは日が暮れるまで、トレーニングをしていた

 

 

 

 

 



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第六十話 2度目のスーパーランク大会

そしてスーパーランクの大会がまた始まった、カケルとコウガたちは順調に勝ち進んでいた

カケルにとってもコウガにとっても今回は2度目のスーパーランク大会だ

前回も出ているので、少し慣れ始めているところだ

そして今日は第3回戦、相手はスーパーランク大会で前に戦った事があるチームだった

前に戦ったことがあるのでどんなポケモンがどんな技を使うか、そして敵の名前も知っている

上と下は少し手こずったようだが、カケルはあっさりと勝っていて

それがチームの勝利の要因となった、カケルとしては強敵という認識がないが油断は禁物だ

敵がどの程度強くなったか、わからないからだ

「このチームは前に戦ったチームですね」「ああ、あの時は強敵というには程遠い相手だったな」

「ですが、油断は禁物ですよ」「ああ、分かってるって」「気を引き締めて行こうか」

「そうだね、敵がどの程度強くなったか分からないもんねー」

そして、スーパーランク大会、第3回戦が始まる

いつもどうりカケルが中央、カナ、ナギが上、マリン、ソウタロウが下に行った

そして中央カケルは、前に戦ったダルマッカの使い手マッカルと戦う事になった

前とは違いダルマッカがヒヒダルマに進化していた

前はスピードが遅かったことに加えて、特性のはりきりのせいで全然攻撃が当たらなかったが

今回は違う、進化したことによりスピードが格段に向上し、特性も変わっている

前回のように簡単に勝つことはできないだろう

「ヒヒダルマ、いわなだれ」「ファイアロ―、アクロバットでかわせ」

ファイアローはアクロバットでいわなだヤれをかわすが、前回よりも威力、精度共に格段に

向上している、中々攻撃の隙を見出すことが出来ない

『前回よりも明らかに強くなっているな、攻撃の隙を見出すのは至難の業だぞ』

「ヒヒダルマ、狙いすましてほのおのパンチ」

「ファイアロ―、アクロバットでかわしつつ攻撃だ」

マッカルはファイヤローに効果今一つの、ほのおのパンチを選択した

炎タイプのポケモンに、炎タイプの技が効果今一つなのは知っているが

ファイヤローへの有効打を岩タイプの技しか持っていなかった

その岩タイプの技がファイヤローに全然当たらなかったので仕方なくほのおのパンチを選択した

特性のはやてのつばさを消して、改めて岩タイプの技を放つつもりだ

そしてヒヒダルマのほのおのパンチが、ファイアローの翼をかすめて

ファイアローのアクロバットが、ヒヒダルマに直撃した

ファイアローは特性はやてのつばさを失ったが、ヒヒダルマに結構なダメージが入った

そしてファイアローのスピードが、落ちていることにカケルが気付く

かすっただけにしては、かなり大きなダメージをおっている

『かすっただけにしては、スピードがだいぶ落ちているな結構なダメージをおっているようだ

ヒヒダルマはかなり攻撃力が高いポケモンだがそれだけではないな、おそらく特性がちからずく

なんだろうな攻撃が直撃しないように気を付けなくては』

ファイアローのダメージでヒヒダルマの特性をカケルは見抜いた

強力な攻撃を持つヒヒダルマに、カケルは勝てるのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第六十一話 強力メガホーン

そして上ではカナとナギが戦っていた

「キリキザン、アイアンヘッド」「ドンカラス、ドリルくちばし」

キリキザンのアイアンヘッドをドンカラスがドリルくちばしで迎え撃つ、威力は互角のようだ

「カメール、だくりゅう」「ペンドラー、メガホーン」

カメールのだくりゅうをくらいながらも、強引にメガホーンをカメールに当てるペンドラー

カメールは結構なダメージをおってしまった、だくりゅうは相手全員が対象だが

ドンカラスが離れた位置にいたため、だくりゅうは当たらなかった

「随分と強力な技を覚えてきたんだねー、ドラーク」

「ナギ、君たちに負けてから修行したからね」

ドラークのペンドラーは前にナギたちと戦った時はメガホーンなど覚えていなかった

ナギたちに負けた時よりかなり強くなっているようだ

「でもこっちも新技を覚えさせてきたんだよカメール、ハイドロポンプ」

ナギは前回の大会で負けた後、もっと強くならなくてはと思い

カメールとトレーニングをして、カメールにハイドロポンプを覚えさせていた

「ペンドラーメガホーンで迎え撃て」ドラークはペンドラーにメガホーンで迎え撃つように言う

カメールのハイドロポンプをくらいながらも強引に突き進んでメガホーンをカメールにくらわせる

お互いにかなりダメージが溜まってきたようだ、そこにドンカラスが突っ込んできた

「ドンカラス、ブレイブバードでカメールにとどめをさしなさい」

ドンカラス使いのガラスが、ドンカラスに弱っているカメールを襲うよう指示を出す

「キリキザン、ドンカラスにストーンエッジ」カナはドンカラスの攻撃を防ぐべく

キリキザンにストーンエッジを指示し、ドンカラスの攻撃を止めようとする

「カメール、だくりゅう」「ペンドラー、メガホーン」

ナギはドンカラスがカメールに近づいてきたので、だくりゅうで

ペンドラーとドンカラスを、同時に攻撃するようにカメールに指示を出す

前回はこれで両者の攻撃を弱らせて耐えることができたが、前回のドンカラスの攻撃は

つじぎりだった、今回ガラスは前回の反省を生かし威力の高いブレイブバードを放ってきた

ペンドラーもメガホーンを放ってきて今回は前回よりもダメージを受けてしまう

その上ペンドラーの攻撃でカメールにはかなりダメージが蓄積している

そんな状態で2匹の攻撃を耐えられるはずもなくカメールが戦闘不能になってしまう

そしてドンカラスにストーンエッジが直撃したがタイプ不一致のストーンエッジでは

ドンカラスを倒すことができず、カメールだけが戦闘不能になってしまった

その上カメールの攻撃で、ペンドラーがの特性

むしのしらせが発動して虫技の威力が上がってしまった

「くっここは一旦撤退するしかありませんね」

こんな状況では勝てないと判断し、カナは一旦撤退することにした

「逃がすなドンカラス、ねっぷう」「ペンドラーメガホーン」

ドンカラスのねっぷうとペンドラーのメガホーンをくらってしまうが

キリキザンは何とか耐えて、撤退することに成功した

「逃がしましたか、まあいいですドンカラスゴールを決めなさい」

「ペンドラーもゴールを決めて」ドンカラスとペンドラーがゴールを決める

ペンドラー12ポイント、ドンカラス13ポイントゲット

 

 

 

 

 



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第六十二話 加勢に来たドラーク

カナ、ナギスタート地点

「ごめんね、やられちゃって」ナギがやられてしまった事を謝る

「ペンドラーが、新技を覚えてパワーアップしていたので仕方ないです」

「どうする」「先ずは皆に連絡を取りましょう、戦っていたら無理だと思いますが」

「じゃあ僕は下の二人ね」「では私はリーダーに」二人は仲間に連絡する

「出てくれない、そっちは」「こっちも出てくれません」3人は戦いの最中のようだ

「キリキザン、が回復したので私は下の方に向かいます」「カケル、大丈夫かな」

「リーダーのファイヤローは機動力があるので大丈夫だと思いますよ、すぐにしたの敵を倒して

中央に向かうしかありません」「そうだよね」カナは下で戦っているマリン、ソウタロウの下に急ぐ

そして下ではマリンとソウタロウが戦っていた

「アーマーガア、アイアンヘッド」「ゴローニャ、ほのおのパンチ」

アーマーガアのアイアンヘッドと、ゴローニャのほのおのパンチが激突する威力は互角だ

「くっ流石のパワーね、タイプ不一致のほのおのパンチでアーマーガアのアイアンヘッドと

張り合うなんて」「弱点が多いからねえ、これぐらい出来ないと勝てないのさ」

ゴローニャは弱点が6つ、その内4倍弱点が2つ、これぐらい出来ないとやっていけないのだ

「ユンゲラー、サイコキネシス」「カジリガメ、かみくだく」

ユンゲラーのサイコキネシスをくらいながらも、カジリガメが強引にくらいつきに行く

くらいつくはユンゲラーに効果抜群、しかもカジリガメの特性がんじょうあごで威力上がっている

カジリガメのかみくだくをくらったら、物理耐久の低いユンゲラーではやられてしまうだろう

「ユンゲラー、かわしてください」なのでここは、かみくだくをかわすように指示を出す

ユンゲラー、持ち前のスピードでギリギリかわす「カジリガメ、かみくだく」

カジリガメ使いのカミキが、かみくだくを連続で指示する

「ユンゲラー、かわてください」ソウタロウも、それをかわすように指示を出す

ユンゲラーはカジリガメの攻撃をかわし続ける、ソウタロウは攻撃の隙を見いだせないでいた

『前回と同じ展開、前回はここの戦いでは決着がつかず上と中央が、頑張ってくれて勝てましたが

今回も前回にように行くとは限らない、何とか攻撃の隙を見出したいのですが』

前回ソウタロウたちはこの展開で勝てているが、今回も同じようにいくとは思えないソウタロウ

反撃の隙を伺うが、中々反撃に出れずにいた、カミキもユンゲラーを倒したいと思っているが

他に有効な技もなく、ゴローニャ使いのゴロニャンも手こずっている

両者共に、中々硬直状態から抜け出せずにいた

そこに上で勝利を収めたペンドラー使いのドラークが加勢に来た

「カミキ、ゴロニャン加勢に来たよ」「ドラーク」「上では勝てたのかい?」「もちろんだよ」

「くっカナとナギがやられちゃったかー」「ここは撤退しましょう」「うん、わかったアーマーガア、ユンゲラーを守ってあげて」

3対2では勝てないと判断しソウタロウとマリンは一旦退く事にした

ユンゲラーが守ってもらわないとやられてしまうので、アーマーガアに守ってもらう

「逃がすなゴローニャ、ほのおのパンチ」「カジリガメ、かみくだく」

アーマーガアが2匹からの攻撃をくらうが、持ち前の耐久力で何とか耐える

そして撤退に成功した

「カジリガメ、ゴールを決めて」「ゴローニャもゴールを決めて」

カジリガメとゴローニャがゴールを決める

カジリガメ12ポイント、ゴローニャ13ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 



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第六十三話 2対1の戦い

マリン、ソウタロウスタート地点

「ナギとソウタロウやられちゃったみたいだね」「そうですね、だとしたらこっちに来てますかね」

カナとナギはマリンとソウタロウの下に向かったがまに合わず、すれ違いになったようだ

そしてカナとナギが、遅れてやってくる

「すみません、私たち負けてしまって」「まあそんあこともあるよ、気にしないで」

「カケルはまだ来てないみたいだねー、中央はどうなっているのかな?」

「こっちに来てないということは、まだ戦っている最中という事でしょう」

「流石リーダー、頼りになるー」「さて、いくらリーダーといえど2対1では勝てないでしょう

早く下で勝たなくてはまずいです」

ソウタロウの予想どうりカケルは2対1でもなんとか戦っていた、ヒヒダルマから受けたダメージを

持ち物のきずぐすりで回復させ、特性のはやてのつばさが復活しなんとか時間稼ぎをしていた

だがカナの予想どうり、いくらリーダーのカケルといえど2対1で勝つのはかなり厳しい

なので、下で3人が早く勝利を収めないとまずいのだ

「そうだよね、ポケモンは回復したし早く戦場に戻りましょう」「はい、急ぎましょう」

3人は急いで下の戦場に戻る、そしてカケルは、2対1で苦戦を強いられていた

「ドンカラス、ブレイブバード」「ヒヒダルマ、ほのおのパンチ

「ファイヤロ―、ヒヒダルマから距離をとりつつアクロバットでかわせ」

カケルは一度攻撃をくらったことのある、ヒヒダルマから距離を取りつつ

ドンカラスの攻撃をかわすように指示を出す

「ヒヒダルマ、ゴールに向かって」マッカルが、このままでは埒が明かないと思ったのか

ファイヤローを無視し、ヒヒダルマにゴールに向かうように指示する

『くっゴールは止めたいが、ドンカラスがいるせいで深追いは出来ない』

今攻撃すれば、ファイヤローに背中を見せて無防備なヒヒダルマに攻撃を当てることが

できるだろう、だがそうした場合ドンカラスの攻撃をくらって特性のはやてのつばさを失い

そのまま2対一でやられてしまう可能性がある、なのでここは深追いは出来ない

「ヒヒダルマ、そのままゴ-ルを決めて」ヒヒダルマがゴールはを決める

ヒヒダルマ8ポイントゲット、ファイヤローからポイントを

奪って無いので、少しだけポイントは控えめになっている

『くそっこのままだとどんどんポイントを決められてしまう、

だが2対1では流石に俺でもどうしようもない、ほかの仲間に勝ってもらうしかない

皆頼んだぞ早く勝ってくれ、じゃないと俺たちのチームが負けちまう』

カケルは2対1では流石にどうしようもないので味方を頼るしかない

果たしてカナ、マリン、ソウタロウは勝つことが出来るのだろうか

 

 

 

 



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第六十四話 地に落ちたアーマーガア 

そして3人は下の戦場に向かい、3対3の勝負を開始する

「ペンドラー、メガホーン」「ユンゲラー、サイコキネシスで止めて下さい」

ユンゲラーは自分に放たれたメガホーンを、サイコキネシスで止める

ペンドラーはエスパー技が効果抜群だが、何とか耐えてメガホーンを当てる

サイコキネシスで威力が落ちていたとはいえ、メガホーンはユンゲラーに効果抜群

物理耐久の低いユンゲラーは、大ダメージを受けてしまった

「ゴローニャ、ほのおのパンチ」「キリキザン、つじぎりで迎え撃て」

ゴローニャのほのおのパンチを、キリキザンがつじぎりで迎え撃つ

タイプ一致補正が乗っていた分、キリキザンのつじぎりの威力のほうが少し上回った

「やるねえ君、タイプ一致補正が乗ってなかったとはいえゴローニャのほのおのパンチの威力を

上回るとは」「今度はタイプ一致補正の乗った技を打ったらどうですか」

「僕もそうしたいんだけどねー、味方を巻き込んじゃうからねー」

ゴローニャのタイプは岩、地面タイプ、岩タイプの技はキリキザンに半減なので

地面タイプの技を放つしかないのだが、味方を巻き込むような技しか持っていない

アーマーガアが、飛行タイプをもっているので、地面技が当たらない

なのでゴロニャンとしては、地面タイプの技を指示しにくいのだ

『アーマーガアがはねやすめでもしたら、地面タイプの技をうたせてもらおうかね』

「アーマーガア、アイアンヘッド」「カジリガメ、アクアブレイクで迎え撃て」

アーマーガアのアイアンヘッドをカジリガメがアクアブレイクで迎え撃つ、威力は互角だ

そしてソウタロウとドラークの戦いに、決着がついたようだ、ペンドラーはユンゲラーの

サイコキネシスで戦闘不能、ユンゲラーもメガホーンをくらい戦闘不能になった

「ペンドラー、よくやりました」「ユンゲラーもよくやった」

そしてゴロニャンとカナの戦いは、硬直状態になっていた

ゴローニャのほのおのパンチはキリキザンのつじぎりで返された、カナは攻撃に移りたいが

ゴローニャが格闘タイプの技を持っていた場合、攻撃した隙に格闘タイプの技を放たれて

キリキザンが戦闘不能になる可能性がある、なので迂闊には攻撃が出来ない

そしてマリンとカミキの戦いが動く

「アーマーガア、てっぺき」「カジリガメ、つるぎのまい」

カジリガメがアーマーガアに対する有効打を持っていないと思ったマリンが

アーマーガアにてっぺきを積むように指示を出す

そしてカミキは、てっぺきを積まれてしまったら今以上に攻撃が通らなくなってしまうので

つるぎのまいを選択した、しかしここでゴロニャンが動く

「ゴローニャ、アーマーガアにうちおとす」「キリキザン、アイアンヘッド」

キリキザンのアイアンヘッドをがゴローニャに直撃する

だがアーマーガアがうちおとすで、地面タイプの技が当たるようになってしまった

「ゴローニャ、いまだよじしん」その隙をのがさずにゴロニャンがじしんを指示する

3匹をじしんが襲う、果たしてこの攻撃を防ぐすべはあるのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 



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第六十五話 ゴローニャのじしん

「カジリガメ、まもる」「キリキザン、アイアンヘッド」「アーマーガア、てっぺき」

ゴローニャのじしんにそれぞれの対応をする、カジリガメは

ゴローニャと一緒に戦っているだけあって、まもるを覚えていた

カナはキリキザンとゴローニャの距離が近すぎて、じしんをかわせないと思い

ゴローニャにタイプ一致補正の乗った効果抜群のアイアンヘッドをキリキザンに指示する

マリンはアーマーガアが地面にうちおとされていて、じしんが効果抜群になっているとは言え

てっぺきを積んでいるので余裕で耐えると思い更にてっぺきを積んで防御力を上げる

そしてキリキザンは、タイプ一致補正の乗った効果抜群のじしんを

くらったものの何とか耐えて、アイアンヘッドをゴローニャにぶち当てる

その攻撃で先ほどもアイアンヘッドをくらい、弱っていたゴローニャが戦闘不能になった

そしてアーマーガアは、てっぺきを積んでいたおかげでじしんを余裕で耐えた

カジリガメはまもるを使ったのでダメージを受けていない

だが仲間のゴローニャが倒されたことにより、ピンチに陥っている

「くっここは一旦撤退した方がいいね」カミキはゴローニャが戦闘不能になって

2対1の状況になってしまったため、撤退することにした

少し距離があったため攻撃を当てることが出来ず、撤退されてしまった

「キリキザン、ゴールを決めて下さい」「アーマーガアも、ゴールを決めて」

キリキザンとアーマーガアがゴールを決める

キリキザン9ポイント、アーマーガア7ポイントゲット

「私はリーダーが心配なので中央に、行かせてもらいます」「わかった、ここは私に任せて」

中央ではリーダーカケルが2対1の状況で戦っている、いくらリーダーといえど2対1で勝てるほど

この戦いは甘くない、なのでカナはカケルがいる中央に急ぐ

カナはキリキザンのダメージを回復させてから、中央のカケルのもとに急いで行った

そして中央のカケルは2対1で当然おされていた、ファイアローの特性はやてのつばさで

なんとか攻撃をかわし続けていたものの、2対1で攻撃に転じることが出来るはずもなく

特性はやてのつばさの失わないように、相手のポケモンと距離を取りつつ

攻撃をかわし続け、防戦一方の状況だった

ファイアローの特性はやてのつばさが無ければ、とっくにやられていただろう

ファイアローの圧倒的な機動力があったからこそ何とか今まで耐えることが出来たのだ

「リーダー、加勢に来ましたよ」「おおカナ、上で勝つことが出来たのか」

「いえ、上では負けてしまいましたが下の方で勝つことが出来て、ここに来ることが出来ました」

「そうかよくきてくれた、おいお前ら今まで良くも2対1で襲ってきてくれたな

加勢が来たからにはもう防戦一方にはならねえぜ、さあ反撃開始だ」

カケルの反撃が始まる

 

 

 

 



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第六十六話 始まった反撃

「やれやれ加勢が来てしまいましたか、ですが2対2になっただけに事まだこちらが不利とう

事ではありませんよ、二人まとめて倒して差し上げましょう」

加勢が来てもガラスは焦っていない、ファイアローが特性はやてのつばさで逃げ回るっていたせいで

二人掛かりでも倒しきれなかったが、別にガラスたちの実力が劣っている

というわけではない、なのでまだまだ勝利する気は満々だ

「ガラスの言う通りよ、まだまだ2対2になっただけ負ける気はないよ」

マッカルも負ける気は一切無い、勝つ気満々だ

「やっぱりそうだよな、なら全力で倒しに行かせてもらうぜファイアロー、ブレイブバード」

「ドンカラス、あなたもブレイブバードで迎え撃ちなさい」

ファイアローのブレイブバードをドンカラスにブレイブバードで迎え撃つように指示を出すガラス

自分のドンカラス方が強いと思っているようだ、だが勝ったのはファイアロー特性はやてのつばさ

でドンカラスよりも先にブレイブバードが決まりドンカラスが吹き飛ばされた

「馬鹿な私のドンカラスが」「これがファイアローの力だなめんじゃねえ」

だがブレイブバードの反動でダメージを受け特性のはやてのつばさを失ってしまう

「ヒヒダルマ、ほのおのパンチ」「キリキザン、つじぎりで迎え撃ちなさい」

ヒヒダルマのほのおのパンチがキリキザンを襲う、カナはキリキザンにつじぎりで迎え撃つように

指示を出した、だがヒヒダルマの特性ちからずくの分

ほのおのパンチの威力が上で、キリキザンの方が吹き飛ばされてしまった

「これがヒヒダルマのパワーだよ、君のキリキザンじゃ勝てないんだよ」

「くっやりますね、ならばキリキザン、いわなだれ」「ヒヒダルマ、ばかじから」

カナはヒヒダルマとドンカラスに効果抜群で、相手全体を攻撃できるいわなだれを選択した

マッカルはその隙にキリキザンを倒そうと、キリキザンの4倍弱点格闘技をヒヒダルマに指示する

「ファイアロー、つばめがえしでヒヒダルマを止めろ」「ドンカラス、いわなだれをかわして」

カケルはファイアローにつばめがえしを指示し、ヒヒダルマのばかじからを止めに行く

ガラスはドンカラスが効果抜群のいわなだれをくらったら嫌なのでファイアローを止めに行かず

いわなだれをかわすように指示を出す、その結果ヒヒダルマのばかじからでファイアローが

吹き飛ばされる、だがこれこそがカケルの狙いこれによりヒヒダルマから離れることに成功し

ヒヒダルマだけがいわなだれをくらうことになった、あえて威力が低い技を選択してわざと

吹き飛ばされる事で、いわなだれをくらうことを避けたのだ

これによりヒヒダルマだけが、大ダメージを受けてしまった

「くっ中々やりますね」「攻撃をしたのは失敗だったかな」

ガラスもマッカルもこの展開は予想外だったようだ

「流石リーダー、ナイスです」「おう、お前も中々いい攻撃だったぜ」

ヒヒダルマに大ダメージを与えることが出来たカケルとカナ、まだまだ反撃は始まったばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第六十七話 ボスポケモンに挑め

そして4人が戦っているとラストスパート突入のアナウンスが流れた

カケルのチームは20ポイントマッカルのチームは58ポイント

カケルのチームはユンゲラー、カメールが戦闘不能

マッカルのチームはペンドラー、ゴローニャが戦闘不能になった

そして得点が2倍、ボスポケモンが出現した

「ポイントは凄く負けているが3人でボスポケモンに挑んで勝てるだろうか」

「この点差はボスポケモンに挑まなくては覆りそうにありませんよ」

「そうだよな一か八かボスポケモンに挑んでみよう、マリンにもそう伝えておくよ」

「分かりました、それがいいと思います」

「彼らボスポケモンに挑むようですよ」

「まあそうするしかないよね、38ポイントも点差があるんだもんね」

「彼らがボスポケモンと戦い、消耗した所を襲い掛かりましょう」「そうだね、それがいいね」

カケルのチームとマッカルのチームの点差は38ポイント凄く負けている

これは上で負けたせいでポイントを入れられ、そのせいで下と中央に加勢が来て

撤退させられたり、ポイントを入れられたりしたせいだ

この圧倒的な点差を覆には、ボスポケモンに勝つしかない

カケルとカナは、ボスポケモンに挑もうと覚悟を決めた

そしてカケルが、マリンにもそのことを伝える

「ボスポケモンに挑むんだ、まあそうするしかないよね」

マリンはカジリガメに隙を見せないように、ボスポケモンの下に進む

カケルとカナも敵に隙を見せないようにボスポケモンの下に向かう

敵チームの3人はカケルたちの戦いに巻き込まれないように距離を取りながら

カケルたちがボスポケモンに挑み、消耗した隙を狙っている

ボスポケモンを倒し、消耗した所を襲い掛かられたら勝てる可能性はかなり低いだろう

そもそも3人でボスポケモンに勝てるかどうかも分からない、だが仕方がない一発逆転は甘くない

「いい彼らがボスポケモンを倒した瞬間直ぐに襲うのよ」「分かってるよ、マッカル」

「消耗した敵を狙うのは、このガラスの得意分野ですよ」

マッカルたちがボスポケモンに挑み消耗したカケルたちを襲おうと、準備を整えている

ボスポケモンとの戦いに勝ったとしても、かなり厳しい展開になることが予想される

「覚悟はいいな、ボスポケモンに挑むぞ」「はい、大丈夫ですよ」「私も心の準備は出来てるよ」

「ならば行くぞ、ボスポケモン勝負だ」カケルたちがボスポケモンに挑む

今回のボスポケモンは、エキスパートランクのトレーナーのドランが使うヤドランだ

エキスパートランクではかなり遅いほうのポケモンだ水、エスパータイプのポケモンなので

水技でファイアローの弱点をついて来るだろう、だがキリキザンの悪タイプの技が効果抜群なので

キリキザンの攻撃が命中すれば、勝ち目はあるだろう

カケルたちは意を決してボスポケモン、ヤドランに挑む

「さあこいチャレンジャー、このドランが相手になってやろう」

カケルたちは最強の敵ドランに勝つことが出来るのだろうか

 



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第六十八話 VSドラン

「行きますよ、キリキザンつじぎり」「ファイアロー、にほんばれ」

「アーマーガア、ブレイブバード」「ヤドラン、ファイアローにハイドロポンプ」

キリキザンはヤドランに効果抜群のつじぎりを、ファイアローは水技の威力を下げられ

ソーラービームもためなしで撃てるようになるにほんばれを、アーマーガアは最大火力の

ブレイブバードを、ヤドランはファイアローに効果抜群のハイドロポンプを放った

積み技を使わなかったのは、ボスポケモンとの戦いでは積み技が禁止されているからだ

積み技を使えるようになれば、ボスポケモンをあっさりと倒してしまったということに

なりかねない、それでは逆転が簡単になってしまう、なのでボスポケモンとの戦いでは積み技が

禁止されているのだ、逆転のチャンスは楽ではないということだ

そしてファイアローにハイドロポンプが炸裂する、にほんばれで威力が下がっているが

元々効果抜群の攻撃なのでかなりのダメージをおってしまう、キリキザンのつじぎりと

アーマーガアのブレイブバードも炸裂するが、ヤドランの物理耐久が高いため

余裕で耐えられてしまった、タイプ一致補正の乗った効果抜群のキリキザンのつじぎりをくらって

余裕で耐えるのは、流石エキスパートランクと言ったところだろう

「天候を晴れにしてヤドランのハイドロポンプを耐えたか、だがそれでも効果抜群タイプ一致

かなりのダメージをおってしまったようだね」

この中でファイアローが一番ダメージをおってしまっている

「とどめをさしてあげよう、ヤドランファイアローにサイコキネシス」

ドランがファイアローにとどめを刺しにかかる、ファイアローをサイコキネシスが襲う

「くっファイアローでんこうせっかでかわせ」「無駄だこの攻撃はかわせない」

「キリキザン、つじぎり」「アーマーガア、ブレイブバード」

ヤドランのサイコキネシスをでんこうせっかでかわすように指示するカケル

だが、ヤドランのサイコキネシスをかわすことは出来なかったファイアローが戦闘不能になる

だが、キリキザンとアーマーガアの攻撃がヤドランをとらえる、そしてキリキザンのつじぎりか

ヤドランの急所に直撃した、つじぎりは急所に当たりやすい技なのでこの結果は妥当と言えば

妥当だろうこの攻撃でヤドランが大ダメージを受けただが、ヤドランは耐える

「ヤドラン、キリキザンにドレインパンチ」「キリキザン、イカサマで迎え撃って」

「アーマーガア、ブレイブバード」

ヤドランはキリキザンの4倍弱点格闘技を放ってくるが、カナはヤドランの攻撃力を利用して

イカサマで迎え撃つようにキリキザンに指示を出す、その結果威力は互角

エキスパートランクのヤドランと、互角に張り合う事が出来た

そしてその隙にアーマーガアのブレイブバードがヤドランに命中する

ヤドランもかなりのダメージが蓄積してきた、このままいけば勝てるかもしれない

果たしてカナとマリンはドランに勝てるのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第六十九話 エキスパートランクの実力

「このタイミングでイカサマか、あえて今まで隠し持つ事によりヤドランの攻撃を誘ったか

やるな、私もこのタイミングでドレインパンチはうかつだったか、ヤドランあまごい」

「キリキザン、つじぎり」「アーマーガア、ブレイブバード」

カナとしては別にイカサマを隠し持っていたつもりは無かった、ヤドランは攻撃力が高いポケモンではないので、キリキザンの攻撃力とヤドランの攻撃力が

どっちが高いか分からなかった、なのでつじぎりを指示しただけだ

ドレインパンチに対してイカサマを放ったのは、より確実に攻撃を防ぐためだ

だがそれが結果としてヤドランの攻撃を誘いブレイブバードが決まる形となった

そしてヤドランがあまごいをした、これにより天候が雨になり水技の威力が上がる

それと同時にキリキザンとアーマーガアの攻撃がヤドランに炸裂だがヤドランは倒れない

これがエキスパートランクのポケモンの強さなのだろう、凄まじい耐久力だ

「先ずはヤドランの弱点をついて来るキリキザンからだ、ヤドラン、キリキザンにハイドロポンプ」

「キリキザン、かわして」「アーマーガア、ブレイブバード」

カナはキリキザンにハイドロポンプをかわすように指示を出すが入ったハイドロポンプを

かわすことは出来なかった、キリキザンは雨状態のハイドロポンプをくらい

戦闘不能になってしまった、そしてアーマーガアのブレイブバードが当たるがヤドランは耐える

「ヤドラン、ハイドロポンプ」「アーマーガア、ブレイブバード」

ヤドランのハイドロポンプに、ブレイブバードで対抗しようとするマリン

だが雨状態のハイドロポンプにかなうはずもなく、これまでのブレイブバードでの反動ダメージも

あったのか、アーマーガアは戦闘不能になってしまった

「ヤドランよくやった、悪いがこれがスーパーランクとエキスパートランクの差というものだ」

3にんでボスポケモンに挑むのはまだまだ早かったようだカケルたちのチームは全滅してしまった

この結果に少し離れた位置から見ていたマッカルたちも衝撃を受ける

自分たちの方が少しおしていたとはいえ、そこまで実力差があった訳ではない

カケルたちはハイパーランクの敵と戦った事があるがマッカルたちはスーパーランク以上の敵と

戦った事は無い、なのでカケルたち以上に衝撃を受けている

「まさかボスポケモンがカケルたちを全滅させちゃうなんて」

「これがエキスパートランクの実力、半端ねえ」

「これほどまでにスーパーランクと、エキスパートランクに差があるとは」

マッカルたちは、エキスパートランクドランの強さに驚いている

だが勝ったのはマッカルたち、カケルたちは負けてしまった

これから先に進むにはさらなる力が必要となるだろう、カケルたちのマスターランクへの挑戦は

まだ序盤も序盤、始まったばかりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第七十話 もっと強く

マッカルたちに負けたカケルたち、3回戦で敗退という結果にショックを受けている

だがこれは、マッカルたちの戦いが見事だったというしかない

「見事だったよマッカル、まさか俺たちが負けることになるなんてな」

「勝負には私たちが勝ったけど、私とカケルの戦いは互角ってところね」

カケルはこの勝負に負けはしたが、ドンカラスの加勢が来る前はカケルはおされていなかった

カケルとマッカルの戦いは互角といえるだろう

そして他のメンバーも健闘をたたえあい、マッカルたちとカケルたちは別れた

そしてカケルたちの、反省会が始まった

「ごめんね、早々に僕が負けなければ勝てたかもしれないのに」ナギが早々に負けた事を謝る

「いえ、私も上手くナギさんをフォロー出来ませんでした、申し訳ないです」

カナも上手くフォロー出来なかった事を謝る

「まあでも、敵も相当パワーアップしてきてたんでしょう」

「ええ、そうでなければナギさんがそう簡単にやられるわけないですからね」

マリンとソウタロウがフォローに入る

「こっちもマッカルのヒヒダルマがパワーアップしててかなり苦戦したから

そっちも敵がパワーアップしていたんだろう」

「まあ新技を覚えて、かなりパワーアップしてはいたかな」

「ペンドラーが、メガホーンという虫タイプの技の中でも最強クラスの技を習得してきていました」

「そう言えば、僕のユンゲラーもそれで倒されてしまったんですよね」

「強力な技なんだねメガホーン、これは敵を褒めるしかないよ」

「俺のファイアローも、前回は全然攻撃をくらわなかったのに今回は攻撃当てられたからな

まだまだ俺たちは未熟ってことだな、もっと強くなって次は必ずリベンジを成功させよう」

「そうだね、私たちもエキスパートランクのヤドラン相手に3人がかりで負けちゃったもんね

もっともっと強くならなくちゃこの先に行くのは難しそうだね」

「そうだねー、僕ももっともっと修行して必ず次は勝てるようにするよ」

「その意気だぜ、だが今日はポケモンたちも疲れているし修行出来ないけどな」

「あれリーダー今日は随分と冷静ですね、絶対に修行するとか言い出して

私が止めるパターンかと思ったんですが」カナがそんなことを言いカケルをいじってくる

「僕も絶対そうなると思ってた」「私もー」「僕もです」カナの発言に皆が乗ってくる

「失礼な奴らだな、俺だって成長しているんだぞ」カケルがそう言って怒る

「ふふっごめんなさい冗談ですよ」カナがそう言って笑った

「まったくもう、まあ今日は家でポケモンの勉強でもするか」「そうですね」

カケルたちは家に帰って、ポケモンの勉強をする事にした

もっと知識をつけて、今度は絶対に負けないようにもっと強くなろう

と皆は心の中で強く思ったのだった

 

 

 



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第七十一話 実は幼馴染

そしてスーパーランク大会に負けた夜、カケルに電話がかかってきた

「もしもし、カケルか」「もしもし、ああそうだよどうしたんだ」「お前マッカルに負けただろう」

「何でそのことを知ってるんだ?俺たちの戦いを見てたのか」

スーパーランクの大会に負けたことをカケルたちはまだ報告していない

という事は、コウガが戦いを見に来ていたとしか思えなかった

「いや、本人が直接俺に電話をかけてきたのさ」「本人が直接?って事はマッカルが」

「そういう事だ、俺とあいつは幼馴染でねファイアロー使いの奴に勝ったって

電話をかけてきたんだよ、それで名前を聞いたらお前の名前を言って確信したんだ」

そう、実はコウガとマッカルは幼馴染だったのだ

「へえ、お前とマッカルのやつは幼馴染だったのか」

「ああそうなんだよ、昔ポケモンバトルをやったんだが相性が最悪でな、俺のハガネールは

当時はまだ進化前のイワークで、マッカルはダルマッカ使ってたからな、俺に有利過ぎたんだ」

「そうか、ハガネールって進化前は岩、地面タイプで滅茶苦茶炎タイプのポケモンに強いもんな」

岩、地面タイプは両方炎タイプの弱点をつける、一方炎タイプの技は岩タイプに半減だ

という事で、イワークとダルマッカの相性は最悪なのだ

「そういうことだ事だ、俺のポケモンの方が早く進化しちまったし幼馴染なのにほとんど戦って

ないんだよ、でもあいつのポケモンが進化したっていうからこの前久しぶりに戦ったんだよ」

「結果はどうだったんだ」カケルが戦いの結果を聞いてみる

「お前と同じだ、俺もあいつに負けちまったよ、あの野郎超パワーアップしてやがった

まあ俺も当時よりかなり強くなったはずなんだが、あいつの力はその上を行っていた驚いたよ」

「前に戦ったのはいつなんだ」「昔過ぎて覚えてねえな」覚えてない程昔だった

「そりゃあ、パワーアップしてて当然だな」「そうだな、タイプ相性も良い感じになったしな」

イワークはハガネールに進化すると、岩、地面タイプから鋼、地面タイプになり炎タイプの技が

半減から効果抜群になる、なのでヒヒダルマとの相性は良くも悪くもない

「だが今度は負けるつもりはない、大会での戦いが本番だ、次は必ず勝って

お前のかたきは俺がうってやる」コウガはリベンジに燃えている

「お前ならそう言うと思ったぜ、頑張れよコウガ俺の分までな」

「おう、必ずマッカルに勝って大会も優勝してやるぜ、イッカがいないのが残念だがな」

前のスーパーランク大会でコウガが負けた相手イッカ、もうハイパーランクに

上がっているので、スーパーランクの大会では戦うことが出来ない

「イッカにはハイパーランクに上がってからまたリベンジすればいいさ

今は目の前の事に集中しな」「そうだな、今はスーパーランク大会優勝に全力を尽くすぜ」

「その意気だ、コウガ」「おう、じゃあまあ話はそれだけだまたなカケル」

「ああ、いい報告を期待しているぜコウガ」

そうしてコウガは電話をきった、コウガはスーパーランク大会優勝を目指して燃えている

だがコウガはまだ知らない、マッカルたちと戦う前にある強敵と戦わなくてはいけないという事を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第七十二話 精一杯

2回目のスーパーランク大会が終わった後ナギはある男を家に呼び出していた

「俺を呼び出して何の用だナギ」「ごめんねー、ローゲンこんな所に呼び出して」

そうナギが呼び出した男はローゲン、以前ビギナーランク大会決勝戦で戦った男だ

「こんな所って、中々いい家だと思うぜ」「そうかなー、ありがとうローゲン」

「で、何の用だ」「君のポケモン、チームの中で最終進化系ではないよね」「まあな」

ローゲンのチームのポケモンは皆最終進化系で、まだ最終進化系でないのはローゲンのギモーだけだ

「そのこと、どう思っているのかなーって」「どうって、まあポケモンが進化したらもっと強く

なれるだろうしまだ最終進化系で無いのは俺だけだからな、進化してほしいとは思っているけど

こればかりはギモーが頑張っても俺が頑張っても、どうすることもできないからなあ」

「僕の周りも、最終進化系じゃないのはソウタロウのユンゲラーと僕のカメールだけになっちゃった

からさあ、もしもソウタロウのユンゲラーが進化したらって思うとちょっと不安で・・・」

「別にいいと思うけどな、俺のギモーだって最終進化系ではないけれど別に弱くないぜ

最終進化系

じゃなくたって、ちゃんと育てれば強くなると思うぞ、まあ進化したほうが強いとは思うけどよ」

「そうだよね、でも僕スーパーランクの大会で負けちゃってそのせいで僕のチームが負けるっていう

事が2度もあったんだよね、だから正直言ってお荷物になりかけてるのかなって」

ナギはスーパーランク準決勝と第3回戦、カケルたちのチームが負けた試合で両方負けている

そのせいで自分がお荷物なんじゃないかと気にしていようだ

「ポケモンユナイトはチーム戦だぜ、お前のカメールがまだ最終進化系じゃないのは皆知っている

んだから今は周りの人間がフォローしてくれなきゃダメだろう、お前のカメールが進化したら

今までフォローしてきてもらった分を返すぐらいに考えた方がいいんじゃないか俺もそう

考えているよ、今はどうしようもないんだからギモーが進化したらこの借りを返すってな」

「そうだよね今は弱いのは仕方ないよね、僕は今できる精一杯をやることにするよ

それでだめだったら仕方ないよね」「そういう事だ」

ローゲンの言葉によりナギは元気を取り戻したようだ

「ありがとねローゲン、相談に乗ってくれて」ナギはローゲンに礼を言う

「まあこれぐらいお安い御用だ、俺を倒した男がこのざまじゃ気分が悪いからな

しかし何で俺に相談したんだ?お前にも仲間がいるだろう」

「仲間だからこそ相談しにくい事ってあるでしょう」「・・・まあそうだな」

ナギも最初はカケルたちに相談しようと思ったが、仲間にこんな姿を見せたくなかったようだ

仲間ではないからこそ、相談できることもあると言う事だ

「まあ、俺でよければいつでも相談に乗るぜ」ローゲンは任せておけと親指を立てる

「ありがとうローゲン、君が困っている時は僕が相談に乗るよ」

「ははっありがとうナギ、じゃあ俺はもう帰るわじゃあなナギ」ローゲンは帰ろうとする

「待ってよローゲン、家でご飯食べて行かない?」「いいのか?」「もちろんだよ」

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうぜ」

そうしてローゲンはナギの家でご飯を食べていき、家へと帰って行った

「さて修行するとしますか、出てこいカメール」ナギはカメールと修行を開始した

ナギは今自分に出来る精一杯をやることにした

 

 

 

 

 

 



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第七十三話 新たなる仲間を連れて

コウガとマッカルたちはスーパーランク大会を順調に勝ち進んでいた、そして準決勝まで来ていた

この戦いに勝てばマッカルたちと戦える、そう思っていたコウガの前に

カケルたちと戦い敗れ、新たな仲間を得たあの強敵がたちふさがる事になる

「遂にここまできたな」「うん、ここで勝てば決勝戦そこで勝てば優勝だね」

「まだ決勝戦の事は考えるな、今はこの戦いに集中した方がいい」

「確かにリーダーの言うとうりだな、この戦いに勝たなくちゃ決勝戦にも行けないからな」

「そうだね、先ずは目の前の戦いに勝つことだね」「そういうことだ事だ、絶対勝つぞ」

「「「「おー」」」」

そしてコウガたちにとって2度目のスーパーランク大会準決勝が始まった

コウガたちはいつもどうり、コウガが真ん中、ローゲン、ニャールが上、リム、カゲキが下に行った

そして上の戦いローゲンとニャールの前にたちふさがったのは、まさかのバンギラスとウオーグル

つまりカケルたちにスーパーランク大会初戦で負けたあの二人が、新たなる仲間を連れて

またスーパーランク大会に挑んできたという事だ、だがそんなことはローゲンとニャールは知らない

「いくよペルシアン、ウォーグルにねこだまし」この攻撃でウォーグルが怯む

「くっこざかしい真似をウォーグル、インファイト」「ペルシアン、みだれひっかきで応戦して」

ウォーグルのインファイトを、ペルシアンがみだれひっかきで応戦する

威力はタイプ一致補正の分だけ、ペルシアンの方が上だった

「くっタイプ不一致の技で勝てるほど甘くありませんか、やりますね」

「まあね、一応ここまで勝ち残った実力者だからね」「それ自分で言いますか、まあいいです」

ニャールの態度に、ウォーグル使いが少し呆れている

「ギモー、でんじは」「バンギラス、ヘビーボンバー」「げっやばい」

でんじはをうったギモーに、バンギラスのヘビーボンバーが炸裂する

この技は自分の重さが相手より重いほど威力がます、バンギラスの体重はギモーの16倍以上

この圧倒的な体重差で効果抜群の攻撃をくらったギモーは当然致命傷をくらっている

後少しでもダメージを受けたら、戦闘不能になってしまうだろう

「バンギラス、ヘビーボンバー」「ギモーかわしてくれ」

ギモーはふらふらになりながらもバンギラスの攻撃を何とかかわす、バンギラスのスピードが

元々遅いのに加えてでんじはのせいで落ちている、そのおかげでギリギリかわせた

「おや、あちらのギモーはかなりのダメージをおっているようですね、とどめをさしてして

あげなさいウォーグル、ギガインパクト」「ペルシアン、ギガインパクトでウオーグルを止めて」

ノーマルタイプ最強の技ギガインパクトでギモーを倒しに行くウォーグル、それを止めるように

ペルシアンに同じくギガインパクトの指示を出すニャール

果たしてペルシアンは、ウォーグルを止める事が出来るのだろうか



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第七十四話 真の仲間

「バンギラス、アイアンヘッド」「ギモー、かわせ」

ウォーグルのギガインパクトとほぼ同時にバンギラスがアイアンヘッドを放ってきた

ローゲンはそれをかわすように指示を出すが、その隙にウォーグルがギガインパクトを当ててきた

ペルシアンのパワーではウォーグルのパワーにかなわず、ギガインパクトを止める事が出来なかった

ただでさえボロボロのギモーに、ペルシアンが威力を下げたとは言えウォーグルのギガインパクトが

炸裂する、ギモーはその攻撃に耐えることが出来ず戦闘不能になってしまった

「ギ、ギモー」「くっここは一旦撤退かな」ギモーがやられて一人になったニャールは

2対1では勝てないと思い、一旦撤退することにした

ウォーグルはギガインパクトの反動で動けず、バンギラスはマヒのせいで攻撃が遅れてしまい

ニャールは無事撤退に成功した、だが一人プレイヤーがやられてしまって不利な状況は変わらない

「バンギラスゴールを決めろ」「ウォーグルもゴールを決めなさい」2匹がゴールを決める

バンギラス14ポイントウォーグル13ポインとゲット

ニャール、ローゲンスタート地点

「わりい、やられちまった」「仕方ないよ、あの二人強かったもん」

「効果抜群の攻撃とは言え、タイプ不一致の攻撃でギモーにあのダメージかよ

体重差がかなりあったとは言え、あのバンギラスかなり強いな」

「ウォーグルのほうも、同じギガインパクトでニャールに勝っちゃった、相当強いね」

あの二人の力はニャールとローゲンを上回っっている、間に合わせのチームで

スーパーランクまでのし上がった事のある二人、かなりの実力者だ

『俺のギモーが進化してたらこんな事にはならなかったんだろうな、俺に相談して来た

ナギの気持ちが今ならよーくわかるぜ、くそっ』

ローゲンはナギとのやり取りを思い出し、自分のポケモンが進化していたらと悔しがる

「私はどっちに向かえばいいかな」ニャールは下と中央どっちに行けばいいか迷う

「リーダーが2対1ではかなり厳しいと思うからそっちに行った方がいいんじゃないか」

「分かった、じゃあ私は中央に行くね」ペルシアンが回復しニャールは中央に、向かった

敵チ―ム視点

「今回勝てましたね、ギラスさんやはり私たちが組めば敵なしですよ」

「ああ、元リーダーとサブリーダーだからな、強くて当然だ」

「フフフッしかも中央には、あの御方がいる」ウォーグル使いが不敵に笑う

「真の仲間を得た今の俺たちなら狙える、マスターランクの頂点を」

「そうですね、さて敵が他の場所に加勢に行く可能性がありますね」

「そうだな、俺は下の方が心配だから下に行く、ウグルお前は一応中央に行け」

「了解では私は中央に、いくらあの御方でも2対1では不覚を取る可能性がありますからね」

ウグルとギラスは中央にいる味方に絶対的な信頼を寄せているようだ、カケルたちを苦しめた

この二人が信頼を寄せる実力者、いったいどれ程の強さ持っているのだろうか

 

 

 

 



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第七十五話 どんどん下がる攻撃力

そして下ではリムとカゲキが戦っていた

「ブリムオン、サイコキネシス」「ジジーロン、どわすれ」

リムはジジーロンに効果抜群のフェアリー技ではなく等倍の技サイコキネシスを指示した

「なるほどなジジーロンのぎゃくじょうを心配しているというわけか

ならばジジーロン、どわすれ」ジジーロンがどわすれで特防を上げる

「くっブリムオンサイコキネシス」「ジジーロン、へびにらみ」

リムはサイコキネシスを続けるように指示を出す、ぎゃくじょうが発動しない程度にダメージを

与えるつもりだろう、そしてブリムオンのサイコキネシスをくらいながらも

ジジーロンがへびにらみでブリムオンをまひさせる

ブリムオンのスピードが下がったのは問題ないかも知れないが、まひして動けなくなってしまったら

まずい、このまひは後々響いて来るかもしれない

「ワカシャモ、フェザーダンス」「ナゲキ、やまあらし」

ナゲキがワカシャモのフェザーダンスにより攻撃力を下げられたが、やまあらしは確定急所の技

急所に当たれば攻撃力を下げられていようが関係ない、ナゲキのやまあらしが

ワカシャモの急所に当たり、ワカシャモが結構なダメージをおってしまった

「くっワカシャモ」「甘すぎるぜ、お前」ワカシャモにやまあらしが命中しカゲキが調子に乗る

「この野郎調子に乗るなよ」ワカシャモ使いがカゲキに対して激昂する

「ワカドリ、ちょうはつに乗るな確定急所以外の攻撃は弱っているはずだ問題ない」

「ロンさん、すみません取り乱して」ロンの言葉でワカドリが冷静さを取り戻す

『ワカドリの奴才能はあるがまだまだ若いな、私がフォローしなくてはならないな』

『ちっあの野郎の言葉で冷静さを取り戻しやがった逆上して突っ込んできてくれたら

楽に勝てたかもしれないのにな』カゲキは心の中で舌打ちした

『ロンさんの言う通りだ、敵のナゲキはフェザーダンスで攻撃力が下がってる

確定急所のやまあらしさえくらわなければ何も問題ない、それにこちらは特性かそくで

スピードが上がり続けて行く長期戦に持ち込めば余裕で勝てる』

「ナゲキ、ビルドアップ」「無駄だワカシャモ、フェザーダンス」

これによりナゲキの防御力が一段階上がり、攻撃力が一段階下がる

「そんなことし続けても、攻撃力はどんどん下がって行くぜ」

そうビルドアップで攻撃力を一段階上げても、フェザーダンスで攻撃力が二段階下がってしまう

このままでは攻撃力がどんどん下がって行ってしまう

「ふっだが防御力は上がった、ナゲキにはこの技があるナゲキ、きあいだめ」

カゲキが選択したのは急所に当たる可能性を上げる事が出来る気合だめこれにより

ナゲキのの攻撃が急所に当たる可能性が一気に上昇する

「ちっその手できたかワカシャモ、つるぎのまい」

急所に当れば攻撃力を下げていようと関係ない、なのでここはワカシャモの攻撃力を上げるため

つるぎのまいを選択した、これによりワカシャモの攻撃力が二段階上がる

「これでフェザーダンスで攻撃力を下げられた分がチャラになったな」

「まだ急所に当たる可能性が上がっただけだろ、調子に乗るんじゃねえ」

そうきあいだめは急所に当たる可能性が上がる技、一回使っただけでは確定急所ではない

「かそくしたワカシャモの力見せてやる、」「こいよ、返り討ちにしてやる」

「ブリムオン、マジカルシャイン」2人がぶつかろうとしたその時

ブリムオンのマジカルシャインが襲ってきた

このマジカルシャインにワカドリはどう対応するのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第七十六話 怒りのハイパーボイス

作中でポイントを集めてゴールを決めると表現している箇所が多々ありますが
エオスエナジーを集めてゴールを決めるという表現が正しいと思いました
以後気を付けます、すみませんでした


ワカドリのマジカルシャインに対する対応は冷静だった「ワカシャモ、かわせ」

ワカシャモは特性のかそくのおかげでスピードが上がっている

なのでマジカルシャインを簡単にかわしてしまった

そしてジジーロンはへびにらみを使った後どわすれとめいそうでサイコキネシスを耐え続け

このマジカルシャインにより遂に特性のぎゃくじょうが発動した

ロンは特性でとくこうが上がるこのタイミングを狙っていた

「ジジーロン、ハイパーボイス」ジジーロンのハイパーボイスが2匹を襲う

ジジーロン怒りのハイパーボイスがナゲキとブリムオンに決まり

2匹とも大ダメージを受けてしまった、ロンはこの展開を読んでいた

「忘れるなよポケモンユナイトはチーム戦なんだ、ブリムオン使いのお嬢ちゃん

君の作戦は悪くなかった、ジジーロンのぎゃくじょうを発動させないように

サイコキネシスで少しずつダメージを与えていった、だが甘いジジーロンが特防を上げてしまえば

フェアリー技でぎゃくじょうが発動していないジジーロンを倒すことは不可能だ

その後めいそうで特攻、特防を上げたが、まひじょうたいで積み技合戦など愚の骨頂

ぎゃくじょうの特攻アップを少しでも薄れさせたかったんだろうが

ジジーロンは敵全体を攻撃出来るハイパーボイスを持っているんだ

特攻をこんなに上げられたらアウトだよ、甘すぎる実に未熟なプレイだ」

ロンにはリムの作戦が全てお見通しだった、かなりの知力の持ち主のようだ

「まあ私に負けるのは恥ではない、本来ならば私はこんな所にいる人間ではないのだから

リーダーさえいれば私はいまごr「ロンさんその辺で」

ロンが喋っているところをワカドリが止める

「おっと私としたことが少し喋りすぎたな、悪い癖だ」

どうやらロンたちには、過去に何かあったようだ

「さて、とどめをさしてやろうジジーロン、ハイパーボイス」

「ワカシャモ、ブリムオンにフレアドライブ」

「くっ撤退するぞリム」「わかった」リムとカゲキは撤退しようとする

「無駄だこの攻撃から逃れることは不可能だ散るがいい、青き果実たちよ」

ジジーロンのハイパーボイスとワカシャモのフレアドライブから逃れる事の出来なかった

ブリムオンとナゲキは戦闘不能になってしまった、だがブリムオンに近づいたワカシャモが

ジジーロンのハイパーボイスを巻き添えでくらってしまい、戦闘不能になってしまう

「私のジジーロンがハイパーボイスを放ったら、近づくなと言っておいただろう」

「すみませんロンさん、すっかり忘れてしまっていました」

ロンがワカドリを り、ワカドリはロンに謝る

「まあいい結果的にブリムオンを倒せた、ジジーロン

エオスエナジーを全て集めて、ゴールを決めるんだ」

ロンのジジーロンが全てのエオスエナジーを集めてゴールを決める、ジジーロン25ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第七十七話 VS最強のリーダー

「さて、後はここでポイントを決め続ければ良いだろう、今回の戦いも難なく終わりそうだ」

「スーパーランクなんて所詮こんなレベルなんですね、まじでくだらないですよ

どうせ上の二人とリーダーも勝っているんでしょうね」ワカドリはつまらなそうにしている

「まあそういうな我々の実力があれば直ぐにハイパーランクに上がれるだろう、それまでの辛抱だ」

つまらなそうにしているワカドリをロンがなだめる

「ハイパーランクには、まともな奴がいるといいんですけどね」

「そうは言うがワカドリ、貴様さっき私のジジーロンのハイパーボイスに巻き込まれてやられて

しまっているのだからな、ハイパーランクに上がるまでにそういう所を直しておけ」

「すみませんロンさん、ハイパーランクに上がるまでには直しておきます」

ロンに怒られて、ワカドリはミスを犯したことを反省する

「中央のリーダーも今頃決着をつけているんだろうな」ロンが中央のリーダーのことを思う

そして中央では、コウガが絶望していた

「そんな、俺のハガネールが」「くだらねぇ、これがスーパーランクか」

数分前

『敵はエンペルトか、ハガネールは特防が低いし水技は効果抜群なんだよな、だが特防は鍛えて

あるから大丈夫だろう、じしんはエンペルトに効果抜群だしな』

「行くぞ、ハガネールじしんだ」「エンペルト、プラスパワーだ、ハイドロカノンをうて」

『いきなりプラスパワー使ってきやがった、しかも技使った後の反動があるハイドロカノン

ハガネールを一撃で倒せると思ってやがるのか、なめやがって俺のハガネールは特防を鍛えて

あるんだよ、一撃で倒されるなんてありえねえ』

コウガのハガネールの特性はがんじょうではなくちからずく、がんじょうと違いどんな攻撃でも

一撃耐える訳ではないが、特防を鍛えてあるので一撃は耐えると思っていた

だがハガネールはエンペルトの一撃で戦闘不能になってしまった

「嘘・・・だろ、俺のハガネールが・・・一撃」コウガはかなりのショックを受けている

ハガネールは特防が低いが、コウガのハガネールは特防をかなり鍛えていた

だからこそ特性をがんじょうではなく、ちからずくにしていたのだ

そんな自慢の相棒が一撃やられてしまって、コウガのショックは計り知れない

「特性はがんじょうではなかったか、まあがんじょうだったとしてもじしんぐらい二発耐えて

アクアジェットで倒せていただろうがな、スーパーランクやはりこの程度か決勝戦も

期待しないでおいた方が良さそうだな」エンペルト使いの男はがっかりしている

「・・・エンペルトもう動けるだろう、エオスエナジーを集めてゴールを決めろ」

エンペルトがエオスエナジーを集めてゴールを決める、エンペルト13ポイントゲット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第七十八話 タイマン

「なあ俺のハガネールの特性が、がんじょうだったらどうするつもりだったんだ」

少し気持ちを切り替えたコウガが、エンペルト使いに質問をする

「どうもしない、じしんを二発耐えて倒すそれだけの事だ」コウガの質問にエンペルト使いが答える

「随分と自信をがあるんだな、その自信は何処からやってくるんだ」

「これに関しては誰にも語るつもりはない、何1つとしてな」

コウガの質問に今度は答えない、どうやら何か事情があるようだ

「まあ答えたくないなら、もうこれ以上の詮索はよそう」「そうしてくれるとありがたい」

エンペルト使いには何か答えたくない事情がある様なので、コウガはこれ以上詮索するのをやめる

そして上の方で勝利を収めたウグルが中央にやって来た

「ウグルか、上の方で勝ったのか」「はい、もちろんですリーダー」

「上の二人も負けてしまったのか、こいつら一体何者なんだ」

上の二人が負けてしまった事にコウガはショックを受け、敵が一体何者なのかと疑問に思った

そして上の方で敗北したニャールが中央に加勢に来た

「加勢に来たよリーダーってもう手遅れだったみたいだね、ごめんリーダー私たちが負けたせいで」

ニャールはコウガのハガネールがやられているのを見て、2対1でやられたと思っているようだ

「ニャール、俺はそこのエンペルト使いの奴とタイマンで負けたんだ、お前らのせいじゃない」

コウガはニャールに事情を説明する

「そういうことだ事だお前の事も2対1で倒すつもりはない、ウグル元々はお前の相手だろう

奴とタイマンで決着をつけてやれ、そして思い知らせてやれどのチームが最強なのかを」

「了解しましたリーダー、奴は私一人で倒して見せます」

エンペルト使いがウグルにタイマンで戦うように言い、ウグルもそれを受け入れる

「私も随分となめられたものね、上等じゃないあなたを倒してその後リーダーの敵もうってやる」

ニャールはウグルとエンペルト使い、両方を倒すつもりでいる

「くくくっこの俺も倒すつもりでいるのか、面白いならばまずそいつを

倒してみろよ、そしたらリーダーの俺が相手になってやるよ」

ニャールの言葉にエンペルト使いが余裕の笑みを浮かべている

「ええ、必ずリーダーのかたきをうって見せます」ニャールはl気合を入れている

「やれやれ私の事を忘れていませんか、あなたのペルシアンは上での戦いで私のウォーグルに同じ技でパワー負けしているんですよ、そのことをお忘れなく」

「パワーで負けているならスピードで翻弄してあげる、行くわよペルシアン」

「返り討ちにしてあげます、行きますよウォーグル」

ペルシアンVSウォーグル絶対に負けられないタイマン対決が幕を開ける

果たして勝利を収めるのは、どっちなのだろうか

 

 

 

 

 

 



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第七十九話 ウォーグルVSペルシアン

「ペルシアン、ねこだまし」先ずはペルシアンのねこだましが炸裂しウォーグルが怯む

『これはどうしようもないな、問題はこの後だウグルよどう動く』

「ウォーグル、ブレイブバード」「ペルシアン、かわして」

ウォーグルのタイプ一致のブレイブバード、流石に正面からぶつかってはパワーの劣る

ペルシアンの方が負けてしまうだろう、なのでここは正面からぶつからずに技をよける

『パワーで劣るならスピードで翻弄する、いい判断だニャール』

『あのペルシアン、スピードだけなら俺のエンペルトより上かもな、だがよけているだけでは

何も始まらないぞ、さてどっちだ先に動くか見ものだな』

『スピードでは劣っている、ならば』「ウォーグル、こうそくいどう」「ペルシアン、わるだくみ」

先に動いたのはウグルの方、ウォーグルにこうそくいどうを指示しスピードを上げる

それに対してニャールはわるだくみを指示し、とくこうを上げる

『ウグルがこうそくいどうを指示しウォーグルでスピードが上がったのに対し

ペルシアンはわるだくみを使って、とくこうを上げてきたか

ペルシアンの特性はテクニシャンの可能性が高い、あの技があったらまずいな』

エンペルト使いがある技を警戒しているようだ、だが戦っているのはウグルなので

どうすることも出来ない、エンペルト使いは黙って勝負を見守っている

『これでスピードは逆転した、俺のウォーグルの技が当たるはず』

「ウォーグル、ブレイブバード」「ペルシアン、スピードスター」

「スピードスター、必中技か」ウグルはこの攻撃を想定していなかったようだ

ブレイブバードで襲ってくるウォーグルに、必中技のスピードスターが命中する

わるだくみを積んだ特性テクニシャンのスピードスター、かなりの威力だ

「いいぞニャール、ペルシアン」ニャールたちに有利な展開になりコウガが喜ぶ

『ウグルめ油断しやがったな、わるだくみを積んだテクニシャンのスピードスター

かなりの威力のはずだ、これはかなり不利な展開だな』

「ウォーグル、ギガインパクト」「ペルシアン、はかいこうせんで迎え撃って」

ウグルは長期戦に持ち込んだら不利になると思い、ギガインパクトを指示し

一気に勝負を決めにかかる、ニャールはそれに対してペルシアンに特殊技で最強の威力を誇る

はかいこうせんを指示し、ギガインパクトを迎え撃つ

ウォーグルのギガインパクトはかなりの威力だったが、ペルシアンのわるだくみを積んだ

はかいこうせんはそれ以上の威力がありウォーグルを吹き飛ばす

そしてタイプ一致わるだくみを積んだはかいこうせんで、ウォーグルが戦闘不能になった

勝者はニャールとペルシアンだ

「そんな、俺のウォーグルが」ウグルがショックを受ける

『ちっ役立たずが、まあいい俺が勝てばいいだけの話だ』エンペルト使いは腹を立てている

ウグルに勝つことが出来たニャール、次はリーダーコウガのかたきをうつべく

エンペルト使いに挑む、果たしてニャールは勝つことが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第八十話 リーダーとしての在り方

「やったな、ニャール、ペルシアン」コウガがニャールとペルシアンの方に駆け寄る

「うん、やったよリーダー」ニャールもペルシアンも喜んでいる

それに対してウグルとエンペルト使いはと言うと

「申し訳ございません、リーダー」「気にするな、元から期待していない」

謝るウグルにエンペルト使いは、厳しい言葉を投げかける

「おいおい、そんな言い方したら可哀想だろう」コウガがウグルを庇う

「そうだよ、その人弱くなかったよ私が強すぎただけで」続けてニャールもウグルを庇う

「うるせえよ、次は俺が相手ださっさと回復して俺に挑んでこい」

「えっ回復させてくれるの、以外に優しいんだね」ニャールは予想外の発言に驚いている

「優しさじゃねえよ、ダメージをおっているお前らを倒しても意味が無いってことだ

完全な状態のお前らを倒してこそ、俺の最強が証明出来る」

エンペルト使いは完全な状態のニャールとペルシアンを倒して、自分が最強だと証明したいようだ

「随分と自信があるんだね、まあ回復させてくれるっていうなら回復させてもらうね」

ニャールとペルシアンは回復しに向かう

「おいウグル、俺の戦いを見て学ぶんだ、ポケモンバトルっていうものをな」

「了解しました、リ―ダー」エンペルト使いの言葉にウグルがうなずく

「お前ら堅っ苦しすぎるんじゃないか、もっと楽しくやったほうがいいと思うんだがな」

「黙れ負け犬、俺たちはマスターランクを本気で目指しているんだ

そのためには、こんな所でつまづいている訳にはいかないんだ」

エンペルト使いは本気でマスターランクを目指しているようだ

それ故に言葉遣いが悪くなっているのかもしれない

「まあ、マスターランクを目指して本気で頑張っているのかもしれないが

厳しくし過ぎるのも良くなと思うぜ、まあ甘やかしすぎるのも良くないがな」

「お前にリーダーとしてのあり方を教わる筋合いは無い」

エンペルト使いはコウガのいう事に全く耳をかすつもりはないようだ

「同じリーダーとして忠告してやったのにな」「余計なお世話だ」「はいはい」

コウガはリーダーとしての威厳は保ちつつも、厳しくなり過ぎないように気を付けている

余りにも厳しすぎる、敵チームのリーダーを少し気に入らないと思いつつも

リーダーとしての在り方は人それぞれだと思いなおし、これ以上の口出しはしないようにした

そしてニャールとペルシアンが回復して戻って来た

「ようやく来たか俺はウグルのようにはいかないぜ、完璧に倒してやるよ」

エンペルト使いは、やはり自信満々なようだ

「ニャール、悪いが俺のかたきをとってくれ」「うん、わかった任せといてリーダー」

コウガがかたきをとってくれるように頼み、ニャールがそれを了承する

果たしてニャールかコウガのかたきを取ることが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 



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第八十一話 俺のやり方を貫く

『あの男リーダーであるにも関わらず、仲間に自分のかたきをうってくれるように頼むとは

恥ずかしく無いのか?だがあんな男についてきてくれている仲間がいる

ああいうリーダーの在り方もあると言う事か、だが俺は俺のやり方を貫くとおす

その為にもこの戦い絶対に負けるわけにはいかない、絶対に勝つ』

エンペルト使いはコウガの言う事も一理あるのかもしれないと思いながらも、自分のやり方を貫く

事にしたようだ、その為には絶対に負けるわけにはいかないと強く決意している

「ハガネール使いの男、貴様のリーダーとしての在り方も正しいのかもしれない

だが俺には俺のリーダーとしての在り方というものがある、このやり方を変えるつもりはない

だからこそこの戦い絶対に負けるわけにはいかない、悪いが完璧に勝たせてもらうぞ」

「そうかお前がそう言うならば俺はもう何も言わない、だがな俺の仲間を甘く見ない方がいいぞ

そう簡単に勝てると思ったら大間違いだ、俺の仲間は一筋縄じゃいかないぜ」

「そういうことだ事、あまり私をなめすぎると大やけどするよ」

コウガはニャールが負けると思っていないし、ニャールも負ける気はないようだ

「良いだろう全力で行かせてもらうぞエンペルト、ハイドロポンプ」「ペルシアン、ねこだまし」

ペルシアンのねこだましでエンペルトがひるんでしまう

だが効果今一つなので、ダメージはほとんど入っていないようだった」

『さすがの俺のエンペルトでもひるんでしまうか、まあいいこれは想定内だ』

「エンペルト、ハイドロポンプ」「ペルシアン、あなをほる」

エンペルトのハイドロポンプをペルシアンがあなをほるで回避する

「なるほど、エンペルトに効果抜群の地面技かだが当てられるかな」

「当てて見せるペルシアン、地面から出て来て」ペルシアンが地面から出て来てエンペルトを襲う

「エンペルト、アクアジェットでかわしてそのまま攻撃だ」

エンペルトがペルシアンのあなをほるをかわしそのまま攻撃する

『地中からの攻撃を回避したうえ攻撃に転じるとは、やはりかなりの強者だな』

「エンペルト、そのままハイドロポンプで倒せ」「ペルシアン、10まんボルト」

ペルシアンの10まんボルトとエンペルトのハイドロポンプが至近距離で激突する

勝ったのはエンペルト、タイプ一致補正が乗っていたのとそもそもエンペルトの方が強かった

「くっやっぱ強いなー、何しても通用しないよ」「当然だ、俺はリーダーだからな」

「ニャール、焦るなよ落ち着いて対処していけば大丈夫だ」「うん、ありがとうリーダー」

ニャールのピンチにリーダーコウガが、アドバイスを送る

『流石我らがリーダー、圧倒的な強さで完全におしているこれなら余裕で勝てそうだ』

エンペルトの圧倒的な強さに手も足もで無いニャールとペルシアン、果たしてニャール

たちはこの状況から逆転する事が出来るのだろうか

 



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第八十二話 隠し持っていた一撃

「どうする、お前のペルシアンの攻撃全てが俺のエンペルトには通用しないようだぜ」

何をしてもエンペルトに通じず、ニャールとペルシアンは窮地に陥っていた

『今のままでは何をしても通用しないみたいだね、ならこの技の出番』

「ペルシアン、わるだくみ」「エンペルト、こうそくいどう」

ニャールはこのままでは何をしても通じないと思い、ペルシアンにわるだくみでとくこうを

上げるように指示を出す、そのすきにエンペルトはこうそくいどうでスピードを上げる

「どれだけとくこうを上げても、当たらない攻撃には意味がないんだぜ」

「わかってるよそんなこと、でもこれは確実に当たるよペルシアン、スピードスター」

ニャールは必中技のスピードスターをペルシアンに指示する、だがこの技は・・・

「その技はエンペルトに半減だエンペルト、構わずハイドロポンプだ」

エンペルト使いは必中技のスピードスターなどお構いなしに、ハイドロポンプを指示する

わるだくみでとくこうが上がってテクニシャン補正が乗っかっているとはいえ

ダメージ半減のノーマル技スピードスター、エンペルトに余裕で耐えられてしまう

そして返しのハイドロポンプで、ペルシアンが大ダメージを受けてしまった

「ううっやっぱり半減の技じゃダメか、ごめんねペルシアン」ニャールがペルシアンに謝る

「当たればいいってものでもないだろうエンペルトにノーマル技は半減、わるだくみを積んでも

大したダメージにならないんだよ、こいつは耐久力もあるからな」

『いくら半減とはいえダメージがなさすぎる、あのエンペルトやはりかなり鍛え上げられている』

『リーダーのエンペルトに半減の技を使うとは、なめすぎなんですよ』

「もう万策尽きただろう、そろそろ終わりにしてやるよ

エンペルト、アクアジェットでペルシアンの死角に潜り込め」

エンペルトはこうそくいどうで手に入れたスピードを生かしてペルシアンの死角に

潜り込もうとするだがこのタイミングをニャールは狙っていた

「今よペルシアン、でんげきは」「ちっエンペルト、ハイドロポンプ」

ニャールは必中技のでんげきはを隠し持っていた、エンペルト使いは動揺するが

それでもなお冷静に、ハイドロポンプを指示する

アクアジェットでペルシアンの死角に潜り込もうとしたエンペルト

だがその隙をニャールは狙っていたのだ、ペルシアンにでんげきはを指示する

エンペルト使いはハイドロポンプを指示するが、アクアジェットを使っていたエンペルト

一旦止まってからハイドロポンプをうたなくてはいけない

その為少しタイミングが遅れてしまい、先にペルシアンのでんげきはが炸裂する

「ナイスだニャール」コウガが歓喜の声をあげる「リッリーダー」ウグルは動揺している

ペルシアンのでんげきはがエンペルトに直撃する、わるだくみで強化されてテクニシャン補正も

乗っているでんげきははかなりの威力、そしてエンペルトに効果抜群だ

だがそれでもなおエンペルトはそれを耐えて、ハイドロポンプを当てる

そしてペルシアンを戦闘不能にしてしまった、エンペルトはやはり強かった

「・・・このタイミングまででんげきはを隠し持っているとは、中々やるなお前

認めようお前は強い、だが俺とエンペルトがその上をいってしまったただそれだけの事だ」

エンペルト使いがニャールのことを認めたが、それでも結果は変わらない

エンペルトVSペルシアン勝者エンペルト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第八十三話 大きく変わるチーム

『最後のペルシアンの攻撃でエンペルトの特性げきりゅうが発動していた

俺のエンペルトがそこまで追い詰められていたという事か、俺もまだまだ未熟だな』

「・・・ウグル先ほどは厳しい言葉を投げかけてしまってすまなかったな

俺もまだまだ未熟な用だ、お前に何も言う資格は無かったようだよ」

エンペルト使いはニャールとの戦いで、想定外に追い詰められて自分がまだまだ未熟だと

言うことを知り、ウグルに厳しい言葉を投げかけた事を反省している

「いえいえリーダーは勝ったじゃないですか、充分私を咎める資格がありますよ」

「エンペルトが頑張ってくれただけだよ、俺自身はまんまと敵の罠にはめられてしまった情けない

俺はやはり、リーダーの器ではないということか」

「そんなことないよ、動揺してもなお冷静にエンペルトに指示を出したのはすごいと思うよ」

「ああ俺たちは二人ともお前にやられちまったしな、お前も中々強いと思うぜ」

落ち込むエンペルト使いをコウガとニャールが励ます

「ありがとう、敵に塩を送るなんてお前ら器がでかいな、特にハガネール使いのお前なんて

俺はかなりひどい言葉を投げかけてしまったというのにな」

「敵だったのはさっきまでの話だよバトルが終われば友達だ、あと俺の名前はコウガだ」

「バトルが終われば友達か、ふっ面白い考え方をするんだなだがいい考えだ

俺の名前はエント、先ほどは無礼な態度をとってしまってすまなかったな」

「もう気にしていないさ、ただこれからは戦う相手への敬意を忘れるんじゃねえぞ」

「ああ肝に銘じておくよ」エントはコウガの言葉を決して忘れないように、強く心に留めた

そして戦いが終わり、コウガたちは仲間のもとへと集まる

エントの仲間たちはニャールに追い詰められて大きく変わったエントを見て戸惑っていた

だがロンだけはいつかこうなることをわかっていたようだ

『強者と出会い追い詰められて天狗の鼻が折れたか、これでエントはもっと強くなれる

前のリーダーもいつか超えてしまうだろう、その時が楽しみだな』

エントたちとコウガたちはお互いの健闘をたたえあった

そして次会うときはもっと強くなっていると、約束したのであった

リーダーのエントが変わりチーム全体にも変化がおきる、次会うときは

エントのチームは大きく変わっているだろう、コウガはそう思った

『ふっ眠れる獅子を起こしてしまったかな、だがそれでも次は絶対に負けない』

「リーダー、ニャール中央で何があったなんだか敵チームが戸惑っているみたいだけど」

「まあ、色々とあったのさ」コウガは仲間に中央であったことを皆に話した

「そんなことがあったんだ」「次挑んでくる時はもっと強くなっているだろうな」

「それでも次は必ず勝たせてもらうがな」「うんそうだね、ねっリーダー」

「ああ次は必ず勝つ、敵が強くなっても俺たちがそれ以上に強くなればいいだけだ

次はもっと強くなってもう絶対に負けない」

敵チームのリーダーが変わり、更なる強さを手に入れて挑んでくるであろうエントたちを

楽しみにしていると共に、次は必ず勝てるように強くなろうと思ったコウガはたちであった

 

 

 

 

 

 



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第八十四話 エントとロン

「エンペルト、ハイドロポンプ」「エンペルト、ラスターカノン」

エントとエンペルトは野生のポケモンを倒しまくって、トレーニングをしていた

「精が出ますねリーダー」エントとエンペルトがトレーニングしていると、ロンがやって来た

「ロンかまあな俺はリーダーとしてまだまだ未熟だと言う事に気付かされたからな」

スーパーランク大会など楽々勝てると思っていたエント、だが追い詰められて

自分の未熟さに気付き、もっと強くなりたいとトレーニングをしていた

「スーパーランクの相手にやられかけ、自分の未熟さに気付きましたか」

「ロンお前は俺がまだまだ未熟だと気付いていたんじゃないか」

「そうですね、このままではいつか痛い目を見るんじゃないかと思ったいました、ですが

スーパーランクの相手を完全になめていた、あの時のリーダーに何を言っても

聞いてくれないと思っていました、それにいつかリーダーを追い詰めてくれる

相手が現れると思っていました、なので私は黙っていました」

ロンはこうなることを全てお見通しだったようだ

「なるほどな全部お見通しだったってわけだ流石ロンだな、お前の言う通り俺は

スーパーランクの奴に追い詰められて、自分の未熟さに気づいたよ

それにエンペルトの事も、俺は全然知らなかったみたいだ」

「おや、それは驚きですねエンペルトの事をリーダーは良く知っていると思いましたが」

エントとエンペルトの関係に関しては、ロンも知らなかったようだ

「最初に敵のリーダーコウガと戦った時、エンペルトがじしんをくらったんだが

余裕で耐えていたと思っていたんだ、でも本当はただのやせ我慢だったらしい

敵のペルシアンにげきりゅう発動まで追い詰められた時も、余裕で耐えたって様子だったからな」

「本当はダメージを受けていたのに、やせ我慢して余裕を装っていたということですか」

「そういう事だ俺がスーパーランクをなめていたから、弱みを見せられなかったのかもな」

「なるほど、確かにエンペルトは弱みを見せずらかったのかもしれないですね」

「・・・だとしたらこいつに悪いことしちまったな、悪かったなエンペルト」

エンペルトはエントの頭をなでて優しく鳴き声を上げる、気にするなと言っている様だった

「エンペルトは、リーダーの事が大好きみたいですね」

「エンペルト、こんな俺をまだ好きだと言ってくれるのか」

エンペルトは今度は力強く鳴いた、エントの事が大好きなようだ

「エンペルト俺はもう慢心などしない、必ず一緒にマスターランクまでいこうな」

エンペルトはまた力強く鳴いた

『リーダーは大きく変わってくれた、彼らに追い詰められた事は無駄では無かったようですね

このチームならば狙える、マスターランクをそして必ず奴を倒す』

大きく変わったリーダーエント、これによりチームはより強くなるだろう

そしてロンはこのチームで誰かを倒したい様だった、その相手とはいったい誰なのだろうか

『リーダーいや元リーダー、必ず私を見捨てた事を後悔させて見せます』

「ロンお前も一緒にトレーニングしようぜ」「はいわかりました」

『今はそのためにも力をつけなくてはな』ロンはエントとトレーニングを開始した

「エンペルト、ハイドロポンプ」「ジジーロン、ハイパーボイス」

エントたちの戦いは続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第八十五話 コウガVSカゲキ

「リーダー本当に俺が相手でいいんですね、手加減は出来ませんよ」

「ああ手加減などする必要はない、こちらも全力で行かせてもらうぞカゲキ」

とある平原にてコウガとカゲキが戦っていた

「ハガネール、アイアンテール」「ナゲキ、あてみなげ」

ナゲキがハガネールのアイアンテールを受け流して、投げ飛ばそうとするが

ハガネールの特性のちからずくで強化されたアイアンテールを、受け流せない

だが、それでもナゲキは気合でハガネールを投げ飛ばす

効果抜群タイプ一致の技で、ハガネールが大ダメージを受けるはずだったが

ハガネールは異常なまでの耐久力で、致命傷のダメージは受けていないようだった

「投げ技はナゲキの得意技のはずなのに、ハガネールは致命傷をおっていない

相変わらずの凄まじい耐久力ですね、リーダーのハガネール」

「そういうことだ事だ、タイプが有利だからと言って油断していると不覚を取るぞ」

「そのようですね、では全力で行かせてもらいますナゲキ、けたぐり」

「ハガネール、アイアンテールで迎え撃て」

けたぐりは相手の体重が重いほどダメージが増える技、ハガネールの体重は400㎏

ナゲキのタイプ一致けたぐりなどくらったら、流石に致命傷をくらうなのでアイアンテールで防ぐ

「くっ流石に決めさせてはくれませんよねそれならナゲキ、ローキック」

カゲキはローキックを指示しハガネールのスピードを下げに行く

「ハガネール、りゅうのまい」

コウガはりゅうのまいを指示しスピードを戻した上に、攻撃力も上げに行く

ハガネールの攻撃力は上がったが、ローキックで結構なダメージを受けてしまった

『リーダーのハガネールは、序盤で決めたあてみなげのダメージもあり

かなりダメージが蓄積されてきているはずだ、一気に勝負を決めに行く』

「ナゲキ、ばかじから」「ハガネール、攻撃を受けてサイコファングだ」

コウガはダメージを受けているハガネールにばかじからを受けるように言う

そしてナゲキのばかじからがハガネールに直撃した

『これは勝負ありだな』ナゲキが勝利を確信するが、ハガネールは何とかばかじからを耐えた

そしてりゅうのまいで攻撃力が上がったサイコファングがナゲキを捕らえた

「馬鹿な、俺のナゲキが」「甘いぞカゲキ、俺のハガネールをなめすぎたな」

ばかじからを使い防御力が下がった所に、特性ちからずくで強化され

りゅうのまいで攻撃力が上がった効果抜群のサイコファングが決まる

ナゲキはこの一撃で戦闘不能になってしまった

「流石リーダーのハガネールですね、負けてしまいました」

「まあ俺はリーダーだからな、悪かったなこんな所に呼び出してエントに負けたのが悔しくてな

戦う相手が欲しかったんだ、それでタイプ相性で不利なお前に来てもらったんだ」

コウガは対戦相手が欲しかったが、チームのメンバーで自分とやり合えそうなのは

カゲキしかいないと思い、平原にカゲキを呼び出していた

「そうだったんですね、流石リーダーですよタイプ相性不利でも勝っちゃうなんて」

「ハガネールはかなり物理耐久に偏っているから、そんなに不利でも無かったけどな」

「それでも流石ですリーダー」「ありがとう、カゲキ」

「リーダーのハガネールが一撃で倒されたなんて今だに信じられませんよ」

「エントはかなりの強者だったんだ、それにハガネールは特防が高くないからな」

「そうですか、まあ次は勝てるように頑張りましょう」「そうだな」

コウガとカゲキは次は勝てるように頑張ろうとと誓うのであった

 

 

 

 

 

 

 

 



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第八十六話 それぞれの思いを胸に

スーパーランク大会決勝戦に勝ち進んでいたマッカルたちはエントたちと戦う事になっていた

「今日の相手は私の幼馴染コウガを倒した相手よ、コウガたちと戦った時よりも

強くなっているらしいわ、詳しくは知らないんだけどね」

「コウガさんはリーダーのヒヒダルマと互角に戦えるぐらいに強いんだよね」

「そうよ、この前戦った時は勝ったけど正直言って負ける可能性もあった試合だったわ」

「今回の相手は一筋縄ではいかなそうですね、ですが負けるつもりはありません必ず優勝します」

「そうだね、絶対に優勝しよう」「ええ、必ず勝たせてもらうさ」

「ええその意気よ、コウガには悪いけど優勝するのは絶対に私たちのチームよ」

「「「「はい」」」」マッカルの言葉に全員が力強く返事をした

『コウガ、あなたが負けるなんて今回の敵は相当強いんだよね、でも負けるつもりはないよ

私にはこんなにも頼もしい仲間たちがいる、絶対に優勝して見せるんだから』

エントたち視点

「コウガとの戦いは俺にとって非常に大きな収穫となった、俺はもう慢心しない

相手が誰であろうと敬意を忘れずに、全力で倒しに行く」

「リーダーが変わった時は正直言って驚いたけど、こっちのリーダーの方がいいな」

「ええ、このチームならば絶対に優勝出来るはずです、チームがいい方向に向かい始めましたね」

「私の昔の頃を思い出します、慢心して敵チームをなめてかかり敗北した事を

私はあの時に負けて変わることが出来た、勝利よりも価値のある敗北というものはあるんですね」

「リーダーは負けてないけどな」ウグルが昔を思い出しているとワカドリのツッコミが入った

「ははっそうでしたね」ワカドリの容赦ないツッコミにウグルは少しばつが悪そうだ

「トレーナーとしては負けていたさ、エンペルトが頑張ってくれただけだ」

エントは勝負には勝ったが、トレーナーとしての自分は負けていたと思っている

「そうですね、ですが今のリーダーならばトレーナーとしても負けることはないと思いますよ」

「そう言ってもらえると嬉しいな、ありがとうロン」エントが礼を言う

「そろそろ試合が始まるようだな、絶対に勝って優勝するぞお前ら」

「「「「はい」」」」エントの言葉に全員が力強く返事をした

『コウガにニャールよお前たちには色々と学ばせてもらったよ、リーダーとしての在り方

そして俺はまだまだ未熟だと言う事、俺はお前たちのおかげで変わることが出来た

その恩を変えすためにもこの勝負絶対に負けるわけにはいかない、必ず俺たちが優勝して見せる』

そして試合が始まった、それぞれの思いを胸にぶつかり合う両チーム

果たして勝利を手にするのはどちらのチームなのだろうか

 

 

 

 



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第八十七話 負けられないリーダー対決

そして試合が始まった、両チーム共にいつもどうりの場所に向かう

そしてリーダーマッカルとエントが出会う、リーダー同士絶対に負けられない戦いが始まる

『あれが敵チームのリーダーかな、タイプ相性は悪いみたいだけどしょうがないね

どんな状況であろうと私はリーダー、絶対に負けるわけにはいかない』

『あれが敵チームのリーダーか、タイプ相性は有利な様だが油断は禁物

どんな相手だろうと敬意を忘れず全力で相手する、それがあいつらから学んだ事だ』

「先ずは様子見だなエンペルト、なみのり」「ヒヒダルマ、フレアドライブ」

今までのエントだったら、いきなりハイドロカノンで勝負を決めに行っていただろう

だが今回は慢心せずに、先ずはなみのりで様子見から入っていく

そしてエンペルトのなみのりの攻撃範囲が広過ぎて、ヒヒダルマかわしきれないと判断したマッカル

なみのりにフレアドライブで突っ込むように指示を出す

そしてエンペルトのなみのりにフレアドライブで突っ込んだヒヒダルマ

巨大な波を貫きエンペルトにフレアドライブが決まる、だがなみのりのせいで威力が落ちていた

効果抜群タイプ一致のなみのりが直撃したヒヒダルマは、大ダメージを受けてしまった

「エンペルト、ハイドロポンプで畳みかけろ」「ヒヒダルマ、よけて」

エンペルトのハイドロポンプがヒヒダルマを襲う、なみのりで大ダメージを受けているヒヒダルマはこの攻撃をかわしきれない、ハイドロポンプをもろにくらってしまう

「ヒヒダルマー」マッカルの悲痛な叫びが轟く、ヒヒダルマは戦闘不能になってしまった

「エンペルト、エオスエナジーを集めてゴールを決めろ」

エンペルトがゴールを決めるエンペルト14ポイントゲット

「強いなあ、流石私の幼馴染のコウガをを倒しただけの事はあるよ」

マッカルがエントに賞賛の言葉をかける

「あいつはお前の幼馴染だったんだな、あいつらのおかげで俺は成長できたんだ」

エントはコウガたちのおかげで成長出来たことを伝える

「やっぱりそうなんだ、そんなようなことコウガが言ってたな~

全く敵に塩を送るなんてお人好しなんだから、でも成長出来たあなたと戦えて良かったわ」

「負けた事が悔しくは無いのか」エントは負けて悔しいはずなのに

成長出来た自分と戦えて良かったと言っている、マッカルに疑問を投げかける

「そりゃあ負けたのは勿論悔しいよ、でも弱い人と戦って勝つよりも強い人と戦って負けるほうが

価値があると思うの、まあ強い人に勝つのが一番いいんだけどね」

「・・・面白い考え方をするんだな、でもその通りなのかもしれないな」

「言っておくけど私の仲間は強いからね、私は負けちゃったけど仲間はきっと勝ってくれると

信じてるんだから、まだ優勝は諦めていないよ」

マッカルはまだまだ優勝を諦めていないとエントに伝える

「そうかだが俺の仲間も強いぜ、優勝するのはこの俺だ」エントも負けじとマッカルに張り合う

両チームのリーダー対決はタイプ相性で有利なエンペルトに軍配が上がった

だがまだ勝負は決まっていない、勝つのはいったいどちらのチームなのだろうか

 

 

 

 

 



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第八十八話 一か八か

中央でリーダー対決が行なわれているころ上でも戦いが行われていた

「ウォーグル、ブレイブバード」「ドンカラス、ブレイブバード」

ウォーグルとドンカラスの空中対決ブレイブバードがぶつかり合う、威力は互角だった

「私のウォーグルと張り合いますか、そのドンカラス中々の強さを持っているようですね」

「貴方のウォーグルの方こそかなりやりますね、ですが勝つのは私とドンカラスです」

「いえいえ私とウォーグルです」ウグルとガラスが張り合っている

「ペンドラー、メガホーン」「バンギラス、ストーンエッジ」

ペンドラーのメガホーンとバンギラスのストーンエッジが同時に決まる

お互いかなりのダメージを受けたようだが、ストーンエッジが急所に当たったらしく

ペンドラーの方がダメージを受けたようだ、だが元々耐久力が無いペンドラー

この急所により特性むしのしらせが発動した、次の攻撃で勝負が決まりそうだ

「行きますよウォーグル、いわなだれ」「ドンカラス、フェザーダンス」

ウォーグルの特性ちからづくで強化されたいわなだれをくらい、ドンカラスは大ダメージを受けたが

フェザーダンスでウォーグルの攻撃力が下がる、つるぎのまいを覚えていない

ウォーグルにとっては、この攻撃力ダウンは致命的だ

そしてバンギラスVSペンドラーの勝負が決まったようだ

特性むしのしらせで強化されたメガホーンがバンギラスに決まった

だがバンギラスのストーンエッジがペンドラーをとらえていた、両者戦闘不能となった

「よくやったバンギラス」「ペンドラーも良く頑張ったね」

両者共に頑張ったポケモンを労う、だがしかしこうなるとつらいのはウグルの方だ

フェザーダンスで攻撃力が下がってしまったウォーグルでは、ドンカラスに勝つのは難しい

頼みの綱のバンギラスも戦闘不能になってしまい、かなりやばい状況になってしまった

「どうしますか、もう仲間の力を借りることは出来ない大人しく引き下がりますか」

『ここで引いても勝てる可能性は高くでしょうね、ならばいくしかないでしょう」

「ウォーグル、ぼうふう」「ドンカラスはねやすめ」

ウグルは一か八かぼうふうを指示するが、ウォーグルは特殊技が得意ではない

ちからづくの補正が乗っかってもドンカラスを倒すことは出来ず、はねやすめで回復されてしまう

「なめられたものですね、ドンカラスは耐久力が高いポケモンではありませんが

そんな技でやられるほど弱くありませんよ」

「くっここは一旦撤退する」「ドンカラス、ブレイブバードで追い打ちをかけなさい」

ドンカラスにはねやすめで回復された以上、もうドンカラスを倒すことは出来ないだろうと思い

ウグルは一旦撤退する事にした、だがドンカラスのブレイブバードの追い打ちが襲う

ブレイブバードはくらってしまったが、やられる事はなく撤退には成功した

「流石に一撃で倒せるほど甘くありませんか、まあ当然ですね

ドンカラス、エオスエナジーを集めてゴールを決めなさい」

ドンカラスのゴール、ドンカラス25ポイントゲット

 

 



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第八十九話 通りが良すぎる

そして下でも戦いが行なわれていた

「ゴロ―ニャ、じしん」「カジリガメ、まもる」「ワカシャモ、まもる」

「ジジーロン、ゴローニャにエナジーボール」

ゴローニャのじしんが敵味方全員を襲うがを、カジリガメとワカシャモがまもるで防ぐ

ワカシャモは特性のかそくでスピードを上げるため、まもるを採用していた

そしてジジーロンがじしんをくらうが、エナジーボールがゴローニャに決まる

ゴローニャは草タイプの技が4倍弱点、タイプ不一致とは言えかなりのダメージを受ける

「エナジーボールか、いい技持っているんだねえ」「甘いな、4倍弱点の攻撃を受けてしまうとは」

『エナジーボールを持っているなんてね、僕のカジリガメにも4倍弱点なんだよねどうしよう』

エナジーボールはゴローニャ、カジリガメの両方が4倍弱点かなりピンチな状況である

「草技の通りが良すぎる、もっと考えて一緒に戦う相手を選ぶべきだと思うぞ」

『『正論過ぎて何も言い返せない』』カミキとゴロニャンはロンに論破された

「それでも手加減する気は一切ないジジーロン、カジリガメにエナジーボールだ」

「カジリガメ、かわして」まもるは連続で使うと失敗する確率が高くなっていく

なのでここはエナジーボールをかわすように指示を出す

そしてカジリガメがエナジーボールをかわした

「これをかわすか中々良いカジリガメだ、それ故に惜しい貴様の甘さが」

ロンはカミキのカジリガメをほめつつも、カミキ自体の甘さを嘆いている

『まずいこのままではカミキがやられる、ならばその前に俺が奴を倒せばいい』

「ゴローニャ、ロックブラスト」「ワカシャモ、かわらわり」

ゴローニャのロックブラストをくらいながらも、ワカシャモはかわらわりを当てる

この効果抜群タイプ一致の攻撃でゴローニャが戦闘不能になってしまった

「そんな、ゴローニャ」敵を倒しに行ったら返り討ちにされて、ゴロニャンがショックを受ける

「なんで効果抜群でもないロックブラストで、俺のポケモンを倒せると思った

そんなボロボロのゴローニャが、俺のワカシャモに勝てるわけないだろう」

『そうかワカシャモは格闘タイプあるから岩技が効果抜群じゃないんだ、忘れてた』

ゴロニャンは追い詰められて焦ってしまい、ワカシャモのタイプを忘れてしまっていた

「大方ワカシャモのタイプを間違えて、岩技が効果抜群だと思って

しまったんだろう、甘い我々と戦うにはあまりにも未熟すぎる」

「くっここは一旦撤退するしかないね、カジリガメジジーロンから離れて」

カミキは撤退しようとするが、ジジーロンの攻撃を受けてしまったらまずいので

カジリガメにジジーロンから離れるように指示する

「逃がさんジジーロン、エナジーボール」「カジリガメ、まもる」

「ワカシャモ、まもるが解けたらかわらわりで攻撃だ」「げっやばい」

ワカドリはジジーロンの攻撃を防いでまもるを使った後の隙をつくようにワカシャモに指示する

これをくらえばタイプ一致効果抜群の攻撃で、カジリガメは大ダメージを受ける

果たしてこの攻撃を防ぐすべはあるのだろうか

 

 

 

 

 



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第九十話 絶体絶命カジリガメ

「カジリガメ、攻撃をかわして」カミキは一か八か攻撃をかわすように指示を出す

しかし技を出し終わった隙を狙われたので、カジリガメは攻撃をかわせなかった

ワカシャモのかわらわりで、カジリガメは大ダメージを受ける

「やけになったな、そのタイミングでワカシャモのかわらわりを

かわせるわけがないだろう、とどめだワカシャモ、かわらわり」

「ジジーロン、かわらわりが防がれたらエナジーボールだ」

ワカシャモとジジーロンの攻撃を両方防ぐのは不可能だ、カジリガメは絶体絶命のピンチを迎える

『やばいどうしようもない、こうなったらもうやけくそだ』カミキが脱出ボタンを押す

だが2匹の攻撃はかわせず、カジリガメが戦闘不能になってしまった

「やっぱりだめだったか、ごめんねカジリガメ」カミキがカジリガメに謝る

そして下の二人がやられてしまい、下の敵がただでさえ劣勢の上に加勢に行く

そしてそのまま上もぼこぼこにされて、マッカルたちのチームは敗北してしまった

そしてその瞬間エントたちの優勝が決定し、エントたちは優勝トロフィーを受け取った

「凄いね君たち、私たちのチームがぼこぼこにされちゃった」マッカルがエントたちを賞賛する

「相性の問題もあったと思うぜ、少なくとも中央の俺たちの戦いは水タイプ対炎タイプ

完全にこっちが有利な状況だった、相性次第じゃ勝負は分からなかったぜ」

エントがマッカルに慰めの言葉をかける

「まあ確かに相性の問題もあったかもだけど、それも含めての勝負だからね

今回は私たちの負けだったと素直に認めるよ」

「そうかわかった、また再戦出来るときを楽しみにしているよ」

「うん次は絶対に負けないからね、覚悟しておきなさいよ」

「ああ、俺たちもその時はもっと強くなっていられるように頑張るよ」

「貴様らも次会うときはもっと考えて味方を配置をするんだな」ロンが忠告する

「えっ今のままじゃだめなの?」事情を知らないマッカルはポカンとしている

「下で草技の通りが良すぎるせいで、負けちゃったんだ」カミキが事情を説明する

「えっ草技・・・確かにそうだね」マッカルが事情を察する

「まっ次会うときは味方の配置を変えておくんだな、じゃないとまたロンさんの

ジジーロンと俺のワカシャモにやられちまうぜ」ワカドリが忠告する

「肝に銘じておくよお」「次は気を付けます」ゴロニャンとカミキが答える

「じゃあそろそろ行こうかじゃあな」「うん、ばいばい」

そしてエントたちとマッカルは別れた

次会うときはマッカルたちは今回のの戦いの反省を活かして味方の配置を変えるだろう

そして両チーム共に今よりもっと強くなっているだろう

これにて今回のスーパーランク大会は終了となった

次は全部のチームが今よりもっと強くなって大会にいどむだろう

カケルたちがマスターランクになるのはまだまだ先の話になりそうだ

 

 

 

 

 

 

 



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第九十一話 もしもの世界なんて無い

「もしもしコウガ」「もしもしマッカルか、エントたちとの戦いはどうだった」

「負けちゃったよ、流石コウガたちを倒した相手だね」「相性の問題もあっただろう」

エンペルトは水、鋼タイプ、ヒヒダルマは炎タイプ、エンペルトに炎技は等倍だが

ヒヒダルマに水技は効果抜群だ、確かに相性の問題もあった

「確かに相性の問題はあったと思うよ、でもそれも含めてのポケモンバトルだし

それ以前にエントの方が私より強かったんだと思う、私もまだまだ未熟だよ」

マッカルはタイプ相性の問題はあったと言いつつも、自分の未熟さを認めている

「そうか、タイプ相性を言い訳にしないなんて流石俺の幼馴染だな」コウガが感心している

「スーパーランク大会、結構レベルが高いね私はもっとレベルの低いものだと思ってた」

「俺ももっとあっさりと勝てると思ってたんだが、現実は厳しいな」

コウガとマッカルはスーパーランク大会の厳しさを、身をもって知った

「私たちもっと強くならないとだよね、そうじゃないとスーパーランク大会すら突破できない」

「そうだな、俺ももっともっと強くなれるようにハガネールと一緒に頑張るつもりだよ」

「ねえ、コウガたちと戦った時のエントってどんな感じだったの」

マッカルは、コウガたちと戦った時のエントが気になる様だ

「そうだな、エントのやつは俺との戦いでいきなりハイドロカノンをうってきたんだ

ハガネールの特性ががんじょうかもしれないってわかっていながらな、敵をなめきっている

そんな感じがしたよ、ああいうのを唯我独尊っていうのかな、実力はあるが味方に厳しいリーダー

て感じだったな、だが俺の仲間に追い詰められて負けかけて大きく変わったそんな印象を受けたな」

コウガは前のエントのイメージを話した

「そうなんだね、確かに私と戦った時は攻撃した後に反動がないなみのりから使って来たよ

ハイドロカノンが当たったらヒヒダルマは一撃だっただろうけど

もしかしたらハイドロカノンだったら避けられていたのかな

なんてもしもの世界なんて存在しないのに、こんな話してもしょうがないよね」

「まあお前のヒヒダルマは早いからな、もしかしたら避けられていたかもな」

もしもの世界の話そんな世界は有り得ないが、どうしても考えてしまうものだ

「こんな話しててもしょうがないよね、今いる世界これが現実私はエントに負けた

その事実を認めて、私はもう負けないようにもっともっと強くなるよ」

「そうだな、この世にもしもの世界なんて存在しない今いるこの世界、現実を受け止めて

もう負けない様に、強くならないといけないよな」

マッカルとエントは現実を受け止めて、強くなる事を決意する

「というわけでコウガ、今度一緒にトレーニングしようよ」

「おう、次は絶対に負けないぜ覚悟してろよマッカル」「うん、私も負けないよ」

更なる強さを求めて共にトレーニングする事にしたコウガとマッカル

スーパーランク大会での経験は決して無駄にはなっていないようだ

次はもっと強くなっているであろう2人に、カケルたちは勝てるのだろうか

 

 

 

 

 



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第九十二話 リベンジマッチ

そしてカケルたちは、3度目のスーパーランク大会に出場していた

今回はコウガたちとの、ビギナーランク大会以降初めての戦いとなった

「久しぶりだなコウガと戦えるのは、あいつ次戦うときは大会でとか言って

全然戦ってくれなかったからな、再戦が楽しみだぜ」

「前回は私たちの勝ちだったんだよね」

「そうそう、それでビギナーランク大会優勝してスーパーランクに上がれたんだよ~」

「前回は勝てましたが油断は禁物ですよ、彼らも前回よりパワーアップしているはずです」

「ソウタロウさんの言う通りです、気を引き締めて行きましょう」

ソウタロウとカナが、油断しないように注意をする

「わかってるよ、油断はしねえ全力で勝ちに行く」

コウガたち視点

「ようやくきたぜリベンジマッチの時が、前回はやられちまったからな今回は必ず勝つ」

「おう、今回はいつもより気合たっぷりだぜ」「ああ、今回は絶対に負けられないな」

「あれから私たち強くなったよね」「うん、今回は絶対に勝てるよ」

「ああ、パワーアップした俺たちの力見せてやるぞ」

そして戦いが始まった、カケルたちはいつものどうりの場所に向かう

そしてカケルとコウガが中央で出会う

「久しぶりだなカケル、今回は勝たせてもらうぜ」「悪いが今回勝つのも俺たちだ」

お互いに一歩も譲らない、一切負ける気はないようだ

「行くぞハガネール、ロックブラスト」「ファイアロー、アクロバットでかわせ」

ハガネールのロックブラストを、ファイアローがアクロバットでかわす

「やはりかわされるか、ならばこれならどうだハガネール、ステルスロック」

「くっファイアロー、フレアドライブ」

素早い動きで翻弄してくるファイアローの動きを封じるべくコウガはステルスロックを選択した

そしてカケルは動きを封じられる前に、フレアドライブで勝負を決めに行く

「フレアドライブで勝負を決めに来たか、だがこれで特性のはやてのつばさは失われたはず」

「関係ねえよ、このまま一気に勝負を決めに行くからなファイアロー、フレアドライブ」

「面白いどっちのポケモンが強いか真っ向勝負だハガネール、もろはのずつきで迎え撃て」

ハガネールのもろはのずつきとファイアローのフレアドライブが激突する、威力は互角だった

「くっさすがだな、だが倒さないというならば何度でも挑むまでだ

ファイアロー、フレアドライブ」「ハガネール、攻撃を受けてからもろはのずつきだ」

「何だとファイアローのフレアドライブを耐えられると思っているのか」

「俺のハガネールは物理耐久が超高いんだよ、見せてやれハガネールお前の物理耐久を」

ハガネールにファイアローのフレアドライブが決まる、だがハガネールそれを耐える

「なっそんなばかな」「これが俺のハガネールだ、いけハガネール」「かわせファイアロー」

ファイアローにハガネールの攻撃をかわすように指示を出すが、攻撃した隙を狙われた

ファイアローは攻撃をかわせず、もろはのずつきが直撃してしまった

そしてハガネールは、攻撃の反動で戦闘不能になってしまった

「反動でやられちまったか、よくやったハガネール」「ファイアローお前も良く頑張った」

コウガVSカケル、ハガネールVSファイアローの戦いは引き分けとなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第九十三話 いつもと違う布陣

そして上ではソウタロウとナギが戦っていた、今回は中央以外いつもと違う布陣だ

話し合いの結果前に戦った事のある相手は、いつもと違う布陣で戦うことになったのだ

相性の不利など関係なく勝てるぐらいじゃないとマスターランクに行けない、という意見も出たが

スーパーランク大会で2度も優勝を逃し、前回は3回戦で負けてしまいこのままでは

ハイパーランクにすら行けないという事で、この戦いはいつもと違う布陣で戦う事になった

そしてそこには、前回の戦いではいなかったカゲキの姿があった

その代わりに今回はペルシアン使いであるニャールの姿が見当たらなかった

「今回はいつもと違う布陣なんですね」「いつもと同じ布陣だとまずいと思ったのかな~」

「まあ前回と同じ布陣だったら読まれると思ったからな、一度戦った事があるんだから」

「リーダーはカケルとリベンジマッチするって中央行ったけど、カケルは中央にいるのか」

「私たちのリーダーも同じことを言ってましたよ」「あの二人気が合うんだね~」

カケルとコウガのいる中央だけが、今回いつもと同じ布陣である

カケルとコウガは、リーダー同士の戦いをもう一度やりたかったようだ

「そうかそれはよかった、カケルが中央じゃなかったらどうしようかと思ったぜ」

「じゃあ俺たちは、個人ではなくチームとしてのリベンジマッチさせてもらうぜ」

「うん、かかってきなよカゲキにローゲン」「今回も負けるつもりはありませんよ」

「行くぞギモー、マジカルシャインだ」「カメール、だくりゅうで迎え撃て」

「それはさせんナゲキ、ワイドガード」「今ですユンゲラー、ナゲキにサイコキネシス」

ギモーが相手全員にマジカルシャインで攻撃し、カメールがそれをだくりゅうで迎え撃つ

だがカメールのだくりゅうはナゲキのワイドガードで防がれてしまう

だがそこに、ユンゲラーのサイコキネシスが決まった

これによりナゲキは、サイコキネシスで大ダメージ受けて

カメールとユンゲラーが、マジカルシャインで少しダメージを受けた

「ならばナゲキしっぺがえしで反撃だ」「カメール、ハイドロポンプでナゲキを止めろ」

「いまだギモー、ユンゲラーにどげざずつだ」「ユンゲラー、ワンダールーム」

ナゲキの反撃しっぺがえしを、カメールがハイドロポンプで止めようとする

だがその隙をローゲンは見逃さない、どげざつきを指示しユンゲラーに攻撃する

だがソウタロウはユンゲラーにワンダールームを覚えさせていた、これにより全てのポケモンの

防御と特防が入れ替わる、特防は少し高いユンゲラーはどげざつきを耐える事が出来た

そしてハイドロポンプをくらいながらも、ナゲキはしっぺがえしを

ユンゲラーの前に立ちふさがったカメールに当てる

「ワンダールームか、なるほど低い物理耐久をその技で補っているってわけだ」

ローゲンはそう言って関心している

「俺と戦った時は、そんな技使わなかったよな」カゲキが質問する

「ええこの技は最近になって覚えさせた技ですからね、前は使いませんでした」

「カメールも、ハイドロポンプなんて使わなかったよな」ローゲンも質問する

「この技はね、結構前に覚えさせた技だよ」ナギがそう答えるとローゲンが

「そうか、あれから結構時間がたっているんだな」と懐かしそうに言う

「そうだね!お互いにあのころから成長したよね~」とナギが言う

「ああ、成長した俺たちの力見せてやる」カゲキが張り切って答える

「僕たちもあのころから成長していまよ」とソウタロウだ張り合う

「じゃあどっちが成長したか、この戦いで見せ合うとしようぜ」

お互いに成長し強くなった力を見せ合う、果たして勝つのはどっちだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第九十四話 出だしの対決

「ナゲキ、ともえなげだ」「カメール、ハイドロポンプ」

「ユンゲラー、サイコキネシスでナゲキを止めてください」「ギモー、あくのはどう」

ナゲキのともえなげが決まったら、カメールが遠くに飛ばされ2対1の状況を作り出されてしまう

なのでナギとソウタロウはそれを阻止するべく、ハイドロポンプとサイコキネシスを指示する

だがギモーのあくのはどうがユンゲラーを襲う、ワンダールームの効果で特殊耐久が下がっている

ユンゲラーはあくのはどうで大ダメージを負ってしまい、戦闘不能になってしまった

だがナゲキも、ハイドロポンプとサイコキネシスで大ダメージを受けて

ともえなげをうつ前に、戦闘不能になってしまった

「ナゲキ、よくやった」「ユンゲラーも、よく頑張りました」

これによりローゲンとナギ、カメールとギモーのタイマン対決になった

「さあ、一対一になったな」「そうだね~、でも負けないよ」

『とは言ったけど、カメールはダメージを受けているしここはいったん撤退かな』

ギモーがノーダメージなのに対し、カメールはマジカルシャインのダメージを受けている

確実に勝つためにナギは撤退を決意する、そして脱出ボタンを使う

ギモーがマジカルシャインをうってきたが、カメールはそれを余裕で耐えた

そしてナギとカメールは自軍ゴールに撤退した

「逃げられたか、まあいいダメージを回復して万全の体制になったらまた勝負だ

とりあえずギモー、エオスエナジーを集めてゴールを決めるんだ」

ギモーがゴールを決める、ギモー26ポイントゲット

「やったなローゲン、俺は負けちまったがな」

カゲキは、ローゲンの勝ちを喜びながらも自分がやられてしまった事は残念に思っている

「お前のナゲキは集中砲火を受けていたからな、だがそのおかげでギモーがダメージを受けなかった

ノーダメージでカメールとのタイマン対決に持ち込めた、勝てたのはお前とナゲキのおかげだよ」

「おう、ありがとなローゲンそう言ってもらえると嬉しいよ」

「まだまだ勝負はこれからだ、カメールが万全の体制になったらまた戻ってくるはずだ

その時が本当の勝負だよ、まだ出だしの勝負に勝ったに過ぎない」

ナギ、ソウタロウ視点

「出だしの勝負は負けちゃったね~、でもカメールが復活したら絶対に勝つつもりだよ」

「ええ頑張ってくださいね、私とユンゲラーのかたきをとってください」

「任せといてよ、僕とカメールでローゲンとギモーを倒してあげる」

出だしの戦いはローゲン、カゲキのコンビに負けてしまったナギとソウタロウ

果たしてナギとカメールはローゲンとギモーに勝つことが出来るのだろうか

 

 

 



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第九十五話 ブリムオンピンチ

そして上ではカナとマリンが戦っていた

「キリキザン、ブリムオンにアイアンヘッド」「ペルシアン、キリキザンにねこだまし」

「ブリムオン、マジカルシャイン」「アーマーガア、ブリムオンにアイアンヘッド」

ペルシアンのねこだましでキリキザンは怯み動けなかった

そしてキリキザンとアーマーガアに、ブリムオンのマジカルシャインが襲う

キリキザンは等倍の攻撃で、まあまあなダメージを受けて

アーマーガアはフェアリー技が半減なので、あまりダメージを受け無かった

そしてアーマーガアの効果抜群タイプ一致のアイアンヘッドで、ブリムオンは大ダメージを受ける

一番ダメージを受けたのはブリムオンだ、やはり鋼タイプ二匹をフェアリータイプで

相手するのはかなりきつい、ブリムオンは大ピンチだ

『次の攻撃はペルシアンのねこだましで防いでもらえない、私のブリムオンが大ピンチだね』

ねこだましは最初の一回しか使うことができない、もうねこだましでキリキザンは止められない

「キリキザン、ブリムオンにアイアンヘッド」「アーマーガアもブリムオンにアイアンヘッド」

「ペルシアン、イカサマでキリキザンを止めて」「ブリムオン、マジカルシャイン」

キリキザンを敵の攻撃力を利用出来るイカサマで止めるよう指示したニャール

だが攻撃力は一緒でも技の威力は違う、タイプ不一致のイカサマではタイプ一致のアイアンヘッド

に勝つことは出来なかった、ペルシアンが負けて少しダメージを受ける

そしてアーマーガアのアイアンヘッドが、ブリムオンを襲う

再び大ダメージを受けてしまって、ブリムオンが戦闘不能になってしまった

ブリムオンのマジカルシャインは決まったが、大したダメージになっていない

ブリムオンが戦闘不能になり、ニャールとペルシアンが劣勢になった

「くッここは流石に退くしかないね」ニャールが脱出ボタンを使う

「キリキザン、つじぎりで追い打ちです」「アーマーガアも、ブレイブバードで追い打ちよ」

キリキザンとアーマーガアの追い打ちの攻撃でペルシアンは

ダメージを受けるが何とか耐えて、撤退する事に成功した

「逃がしちゃったかまあいいやアーマーガア、エオスエナジーを集めてゴールを決めて」

「キリキザンもエオスエナジーを集めてゴールを決めてください」

キリキザンとアーマーガアがゴールを決める

キリキザン13ポイント、アーマーガア12ポイントゲット

「今回は相性がかなり良かったね、そのおかげで余裕で勝てたよ」

「そうですねですがまだ油断は禁物です、ペルシアンはおそらく他のところに

加勢に行くでしょう、私は中央に行くので上を頼めますか」

「うん、了解」カナの指示を特に断る理由がなかったので、マリンは従う事にした

『ふふっカナったらカケルの所に行きたいのね』マリンがそんなことを考えながらにやける

「マリンさん、何かおかしな事でもありましたか」

にやけるマリンをカナが不審に思ったのか、おかしな事があったのかと聞く

「ううん、何でもないよ」マリンが焦ってそう答える

「試合はまだ終わっていませんよ、気を引き締めてください」カナがマリンに注意する

「ごめんなさい、そうよねまだ油断しちゃいけないよね」マリンが謝罪する

そしてマリンは上に、カナは中央に向かった

カナが中央に行くと言ったのは、特に深い意味は無いのかそれとも

カケルの所に行きたかったのだろうか、それはカナだけが知っている

 

 

 

 



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第九十六話 リベンジマッチ1

そして上のナギ&カメールVSローゲン&ギモーの戦いは硬直状態になっていた

お互いに戦った事のある相手なので手の内は知られている、だからこそ慎重になってしまう

そうしてお互いに攻められずにいると、下で勝利をおさめたマリンが加勢にやって来た

「ナギ加勢に来たよ、一緒に戦おう」「マリン、下では勝ったの~」「うん、勝ったよ」

『まずい下の二人は負けてしまったのか、2対1じゃ勝ち目がないどうする』

ローゲンはかなり焦っている、そしてマリンが加勢に入ろうとするとナギがそれを止める

「悪いんだけどさ、ローゲンとは1対1でやらせてもらえないかな」「えっ」

ナギの頼みにマリンが驚く、2対1で戦えば余裕で勝てるだろうなのに1対1で戦うというからだ

「ローゲンは前回のリベンジに来ている、僕はそのリベンジを受けてたちたいんだよ」

ナギがローゲンのリベンジを受けて立ちたいと言う、そしてマリンは

「わかった、じゃあ私はポイントを決めに行くね」と言いナギの意思を尊重する事にした

「そういうことだから、1対1で戦おうよローゲン」ナギが再びローゲンの方を向いて言う

「ありがとよナギ、お礼は全力で戦うでいいよな」

ローゲンはナギの想いに、全力で戦うことで応えるつもりだ

「うん、僕も全力で行くよ」「おう、全力のお前を倒してやるよギモー、でんじは」

ローゲンが先に動いた、下の二人が負けている以上早くナギを倒さなくてはまずい

なのでローゲンが先ずはでんじはで、カメールの動きを鈍らせに行く

「カメール、ハイドロポンプ」ナギは最大火力のハイドロポンプをカメールに指示する

でんじははくらったものの最大火力のハイドロポンプがギモーに命中、かなりのダメージだ

「カメール、ハイドロポンプ」ナギはカメールがマヒで動けなくなる前に勝負を決めにいく

「ギモー、かわせ」ローゲンはカメールがマヒするまで時間を稼ぐつもりだ

そしてカメールのハイドロポンプは、動きが鈍っているせいでかわされてしまう

「くッならばカメール、なみのり」「ギモー、マジカルシャイン」

ローゲンは広範囲技のなみのりは、ギモーではかわせないと判断し

マジカルシャインで攻撃するように指示を出す、そしてマジカルシャインがカメールに命中

だがなみのりがギモーに命中、ギモーにダメージが蓄積されてきた

「カメール、とどめだなみのり」「ギモー、マジカルシャイン」

カメールのとどめのなみのりが決まると思ったら、マヒで動けなくなってしまった

そこにギモーのマジカルシャインが決まる、カメールもダメージが蓄積されてきた

「カメール、動いてくれなみのり」「ギモー、決めろマジカルシャイン」

お互いに勝負を決めに行く、そして今度は両方とも動き両方の技が決まる

そしてギモーが、戦闘不能になってしまった

カメールは持ち前の耐久力で何とか攻撃を耐えて、この戦いに勝利した

「やったーカメール、ナイスだよ」「ギモーよくやった、さすがだなナギ」

ナギが喜び、ローゲンはナギを賞賛する、

ローゲン&ギモーVSナギ&カメール、勝者ナギ&カメール

 

 

 

 



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第九十七話 リベンジマッチ2

そしてコウガとカケルの戦いが終わった中央にカナが到着した

「おおカナか、上での戦いは勝ったのか」「ええ、でもニャールに逃げられました」

カナは上での戦況をカケルに報告した、そしてコウガがそれを聞きへこんでいる

「てことはリムがやられたか、あいつもかなり強くなったはずなんだけどな」

「相性の問題もあったと思いますよ、こちらは鋼タイプが2匹いましたから」

「そうか、それは相性がかなり悪かったな」コウガはカナの言葉に納得する

「お二人は引き分けという事でよろしいですかね」「ああ」「そのとうりだ」

「リーダーと引き分けとは、流石ですねコウガさん」カナがコウガを賞賛する

そんな話をしていると、一時撤退したニャールが中央にやって来た

「リーダー同士の戦いは引き分けみたいだね、さすがだねカケル」

「そういうことです、ここからは私とあなたの1対1の戦いですよ邪魔は入りません」

「そう、それは良かったカナには前回負けた借りがあるからね返させてもらうよ

さあリベンジマッチといこうかカナ」「ええ、お相手致します」

ニャールのリベンジをカナが受けてたつ、そしてニャールが仕掛ける

「ペルシアン、フラッシュ」「キリキザン、いやなおと」

これにより、キリキザンの命中率が下がり特性の負けん気で攻撃力が上がる

ペルシアンはいやなおとで防御力が下がってしまう

『妙ですねニャールはキリキザンの特性を知っているはず

なぜキリキザンの特性負けん気が発動する、フラッシュを選んだのでしょうか』

この思いはカケルも同じだった、なぜキリキザンの特性が発動するフラッシュを選んだのか

カケルもカナもわからない、だがニャールとコウガは心の中で思っていた、作戦どうりだと

「ペルシアン、フラッシュ」「キリキザン、かわらわり」

ペルシアンのフラッシュでキリキザンの命中率が下がり、キリキザンが技を外してしまう

だがフラッシュで能力が下がったため、キリキザンは再び攻撃力が上昇する

『攻撃はかなり当たりづらいけど、攻撃力はかなり上がっている

そしてペルシアンは防御力が下がっている、技を当てれば勝てる』

カナはそう思ったが、キリキザンの攻撃力を上げたのはニャールの作戦だった

「ペルシアン、じこあんじ」「くっキリキザン、かわらわり」

カナはペルシアンがじこあんじを終える前に、ペルシアンを倒そうとする、だが当たれば一撃で

ペルシアンを倒せるキリキザンのかわらわり、ペルシアンにかわされてしまう

ペルシアンの攻撃力の上昇率がキリキザンと同じになる、これがニャールの狙いだったのだ

「これが狙いだったんですね」カナが心底悔しそうに言う

「そういう事、キリキザンの特性利用されてもらったよ」ニャールは作戦が決まって嬉しそうだ

「さあ勝負を決めに行くよペルシアン、あなをほる」ニャールが勝負を決めに行く

「キリキザン、あなをほるを耐えてリベンジを当ててください」

ニャールはペルシアンに、キリキザンに効果抜群のあなをほるを指示する

カナはキリキザンにそれを耐えてリベンジを当てるよう指示する

キリキザンはあなをほるを耐えられるのか

そして耐えたとしてもリベンジを当てることが出来るのだろうか

 

 

 

 

 



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第九十八話 リベンジの行方

『キリキザン、私はあなたを信じていますよ必ずあなをほるを耐えてリベンジを当ててくれると』

『ペルシアン君ならやってくれるよね、一緒に勝つって誓ったもんね

もう絶対に負けないってたくさん修行したもんね、信じてるよペルシアン』

そしてペルシアンが地中から出て来る、キリキザンにあなをほるが命中する

そしてキリキザンがそれを何とか耐えて、リベンジをペルシアンに当てる

ペルシアンはその一撃で、戦闘不能になってしまった

「キリキザン、よくやりました信じてましたよ」カナが喜んでいる

「やったなカナ、流石俺の仲間だぜ」そしてそこにカケルが行き一緒に喜ぶ

「ペルシアン、良く頑張ったよあと一歩だったね」ニャールは悔しそうだ

「ニャール作戦は悪くなかった、相性が悪かったのに良く頑張ったよ」コウガがニャールを慰める

両者の実力は紙一重だった、ただ今回はキリキザンのリベンジが運よくペルシアンに当たった

これが外れていれば結果は真逆だっただろう、だが今回は当たってしまった

「ニャールさん勝負には勝ちましたが、今回はたまたま攻撃が当たっただけです

真逆の結果も十分にあり得ました、流石ですねニャールさん」カナがニャールを賞賛する

「負けは負けだよカナ、でも次は絶対に負けないからねもっともっと強くなって

次は絶対にリベンジを成功させるんだから、その時まで待っててね」

「ええ、私も強くなってお待ちしていますよ」

そうしてニャールのリベンジは失敗に終わった、そして試合はカケルたちの勝ちとなった

「コウガ、チームとしての戦いは俺が勝ったがリーダー対決は引き分けだな」

「ああだが俺が勝っていれば、チームとして勝利もあり得たかもしれない俺もまだまだ甘いな

・・・カケルこの先負けるんじゃねえぞ、絶対に優勝しろよ」「ああ、負けるつもりはないさ」

そして両チームは色々と喋った後、解散し別れていった

「今回は何とか勝てましたが、彼らが強くなっていると実感しました、この先勝ち続けるには

私たちももっと強くなる必要があるみたいですね」とニャールに負けかけたカナが言う

「そうだね~、まだまだ強くならないとね」「うん、そうだね」

「ええ、まだまだ僕たちは未熟ですからね」と3人が続く

「ああ、チームとしては勝てたがリーダー対決は引き分だったからな

今度は勝てるように俺もまだまだ強くなるぜ、次は絶対に勝つ」

コウガたちとの勝負に勝ったカケルたち、だが今回は運良く勝ったという側面もある

次も絶対に勝てるように、そして大会に優勝できるように

必ずもっと強くなると、全員が思ったのであった

 

 

 

 

 



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第九十九話 最終進化系ではない

「ローゲンどうしたの、私を呼び出すなんて珍しくない」「ちょっと話があるんだよニャール」

スーパーランク大会で負けた後日、ローゲンはニャールを平原に呼び出していた

「単刀直入に聞く、俺は足手まといかな」「えっ何言ってるの、そんな事ないよ」

「本当か俺は1人だけ最終進化系ではないポケモンを使っている、そして先日の大会俺は

まだ最終進化系ではない、ナギのカメールに負けている正直言って足手まといだと思っている」

ローゲンはナギに負けた事を、かなり気にしている様だ

「確かにナギに負けたのかも知れないけど、私だってカナに負けているよカナたちは強いんだよ

それにローゲンのギモーだってずっと進化しないわけじゃ無いでしょう、いつか必ず進化する

その時になったらきっとローゲンのギモーは強くなるよ、だから落ち込まないでよ」

ニャールがローゲンを励ます、それによりローゲンに元気が戻って来たようだ

「確かにお前の言う通りだな、俺のギモーはいつか進化する仮に今足を引っ張いたんだとしても

ギモーがオーロンゲに進化したとき、今までの借りを返せばいいだけの話だよな」

「そうだよ、ローゲンは私たちの大切な仲間だよ」「ありがとう、ニャール」

ローゲンは前の戦いでもバンギラスに負けていて、その時のショックもあり今回落ち込んでいた

なので今回一緒に戦う事の多いニャールを呼び出して、相談していたと言う訳だ

だが、ニャールの励ましでローゲンは元気を取り戻したようだ

「そもそもローゲンのギモーって一対一で戦うって言うよりはチーム戦で強いポケモンでしょ」

「ああ確かにそのとうりだな、何故俺はそんな事も忘れていてしまったんだろうか

ギモーにも失礼なことを考えちまったな、申し訳ないごめんなギモー」

ローゲンはモンスターボールの中のギモーのに謝る

「ローゲン一緒にトレーニングしよう、もっと強くなればこんな事考え無くて済むよ」

「ああそうだな、ニャール悪いがトレーニングに付き合ってもらうぜ」

「何言ってんの、私だってトレーニングして強くならなくちゃいけないんだから

全然気にすることはないよ、むしろトレーニングに付き合って欲しい」

ニャールもカナに負けているので、トレーニングをしなくてはならない

これはお互いにとってメリットのある話なのだ

「そうだな俺たち二人とも強くならないとだよな、じゃあ行くぞ出てこいギモー」

「ペルシアン、も出てきなさい」2人がモンスターボールからポケモンを出す

「ギモー、でんじはだ」「ペルシアン、ねこだまし」

そうして2人のトレーニングが開始された、そのトレーニングは夜遅くまで続いたという

 

 

 

 

 

 

 



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第百話 カケルの自覚のない恋

コウガたちに勝った次の日、カケルはナギとソウタロウを自宅に呼び出していた

「話とは何ですか、リーダー」「カナとマリンは呼ばなくて良かったの?」

「話ってのはカナのことだ、マリンを呼ばなかったのは

カナが一人だけ仲間外れにされたと思ったら嫌だったからだ」

「なるほど~、それで男子だけ集めたんだね」「カナさんに何か問題が?」

「いや、問題があるのは俺のほうなんだ」「カケルが?」「何の問題ですか」

「あーなんつったらいいかな、そのーカナのことを考えたり、カナと一緒にいるとなんか

ドキドキするんだよな、それでこう胸が苦しくなるような、それで俺以外の男に

カナに近づいてほしくなくて、俺以外の男とカナが一緒にいると、モヤモヤするんだよな

何なんだろうなこの感情は」

「それ、恋でしょ」「そうですね」ナギとソウタロウが断言する

「これが、恋なのか」カケルはこの感情が恋だと知り戸惑っている

「逆に恋以外の何だと思ったんですか」「いや、この感情が全くわからなかった」

「どう考えても、恋でしょう」「まあ、言われてみれば確かに恋以外の何物でもない気がするな」

「気がするじゃなくて、もうそれ恋なんですよ」「そっそうか」

ナギが勢い良くカケルに迫り、カケルはナギの迫力に少し気圧される

「リーダー、恋に関しての知識がなさ過ぎです」「ああ、そうだな」

ソウタロウは呆れた様子だ、カケルは少しショックを受ける

「俺は、どうしたらいい」カケルは自分の気持ちに気付いたが、どうすれば良いかわからない

「もう直ぐクリスマスだし、その時に告白しちゃったら」ナギがカケルに告白するように促す

「こっ告白、まあ確かに俺はカナの事好きだしもう直ぐクリスマスだしな、いいタイミングかもな」

カケルはカナに告白するように促されて、まんざらでもない様だ

「結構リーダーも乗り気なんですね、確かにクリスマスに告白はいいかもしれませんね」

ソウタロウもカケルがクリスマスに告白する事に賛成の様だ

「ね~良いよね~クリスマスに告白何て、ロマンチックじゃで超いいじゃん!」

「でも俺告白何てしたことがないし、どうすればいいのか不安なんだけど」

「何のために僕たちがいるのさそれをこれから話し合うんでしょう、ね~ソウタロウ」

「僕もそういう事は未経験ですが、リーダーが本気なら手伝わせていただきます」

カケルの告白をナギとソウタロウが手伝ってくれる様だ

「ありがとうナギ、ソウタロウ」カケルはしっかりと礼を言う

そしてカケルの告白、その作戦会議が始まった、果たしてカケルの告白は上手く行くのだろうか

 

 

 

 



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第百一話 クリスマス告白大作戦、作戦会議

「じゃあカケルのクリスマス告白大作戦、作戦会議開始~」とナギが宣言する

「とは言え何から考えて行きましょうか」「俺も何から考えればいいかわからないぜ」

ソウタロウもカケルも何から考えていいのかすらわからない様だ

「先ずはどうしたらロマンチックなシチュレーションで告白出来るか考えて見よう」

ナギは右も左もわからないカケルとソウタロウに先ず何から考えるか伝える

「クリスマスに告白するんだろう」「でも、クリスマスの中にも色々な状況があるでしょう」

「確かにそうですね告白する場所、それに至るまでの経緯、色々考える事がありますね」

「そういう事、何処で告白するのか、告白するまでどういう道のりで行くのか考えないと」

「なるほど、確かにそのとうりだな」カケルはナギとソウタロウの言葉に納得する

「そもそもクリスマス告白なのかクリスマスイブに告白なのかどっちだ」

「それはカナさんの予定を聞いてみてでしょう」「確かに、そのとうりだな」

「じゃあとりあえずスマホで色々調べて見るね、クリスマス~告白~で検索ッと」

ナギがスマホを使い色々と調べ出した、告白未経験者しかいない

カケルたちにとっては、これが最善の策なのかも知れない

「先ずはデートコースを、色々と考えて見よう」「なるほど、デートコースか」

「眺めのいいレストラン、イルミネーションスポット、夜景の見える公園なんかが良いみたいだね」

「それは夜までデートする事にならないか?そんな遅くまで大丈夫だろうか」

「大丈夫でしょ、僕たちポケモントレーナーとして旅に出られる年齢をとっくに過ぎているんだよ」

ポケモンの世界では10歳になれば、ポケットモンスター取扱免許証の試験を受けられ

これに合格すると、ポケモントレーナーとして修行に出るという名目で義務教育も免除される

なので多少帰るのが遅くなった所で、何も問題はないだろうと思われる

「確かに俺たちはもう子供じゃないんだよな、大丈夫だよな」「そういう事~」

「ですが先ほども言いましたが、事前にカナさんに連絡しておかなくては駄目ですよ

カナさんにはカナさんの事情というものがあるんですから」

ソウタロウがカナの事情も考えて、事前に連絡するようにもう一度釘を刺す

「わかってるよ、カナにはこの作戦会議が終わったら連絡するつもりだ」「なら良かったです」

「後は~当日はいつも以上にオシャレしたり~プレゼントも用意しないといけないよ」

「オシャレな服も、プレゼントも俺持ってないんだけど」「じゃあ今から買いに行こう」

「えっ今からか」「善は急げっていうでしょ、ほら行くよカケル、ソウタロウ」

「わかった、わかった」「わかりました、行きましょう」

そうしてオシャレな服と、カナへのプレゼントを買いに行った3人

果たしてどんな買い物になるのだろうか

 

 

 




持病のクローン病の悪化により下痢がひどく体調を崩してしまいました、それに伴い精神障害の方も悪化してしまいしばらくの間投稿をする事が困難な状況となってしまいました、一区切りつくまではストックしてあるので投稿できますが、それが終わったらしばらくの間連載を休ませていただきます、この小説を楽しみにしている方には大変申し訳ございませんがご理解のほど宜しくお願い致します


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第百二話 オシャレとプレゼント

そしてオシャレな服とカナへのプレゼントを買いに行った3人は、先ず服を探す事にした

「色々な服がありますね」「俺はどういう服が良いかわからないんだけど、ナギわかるか」

「勿論だよ~僕はこういう事には結構詳しいんだよ、大船に乗ったつもりでいてくれて良いよ~」

ナギは自信満々な様だ、確かにナギの服装はこの中では一番オシャレだ

ナギはこういう事には自信があるのだろう、ウキウキで服を持って来る

「先ずは~これとこれ着てみて」「ああ、わかった」カケルがナギが持ってきた服を試着して見る

「うーんちょっといまいちかな~」「そうか?俺はよくわからないんだが」「僕もです」

カケルとソウタロウはオシャレにはあまり詳しくない、なのでここはナギに任せている

「次はこれとこれ、着てみてよ」ナギがまた服を持って来て、カケルがそれを着る

そんな事を繰り返し続けて、遂に納得のいく服装が決まった様だ

「うん、いい感じどうかなカケル」「俺もこれでいいと思うぞ」「僕もこれでいいと思います」

カケルとソウタロウは、オシャレの事は良くわからないが

ぱっと見いい感じだと思ったので、この服で良いといった

「よし、じゃあその服で決定ね次はカナへのプレゼントを買いに行こう」

そして今度はカナへのプレゼントを買いに行った

「プレゼントは何がいいかな~アクセサリー、スイーツ、この時期ならマフラーや手袋もいいね」

「色々と候補があって迷いますね、リーダーはどれがいいと思いますか」

「わからねえ、カナにプレゼントなんてした事無いからな」

カケルは初めてカナにプレゼントを渡す、何を選んだらいいかわからない様だ

「まあ、カケルが一生懸命選んだものなら何でも喜んでくれると思うけどね~」

「ああ、俺もそう思う一生の思い出に残るものだからな一生懸命に選ばないとな」

カケルは真剣な顔でプレゼントを選んでいる、はたから見れば少し怖いぐらいだ

「カケルったら真剣な顔してるね~ちょっと怖いよ」「それぐらい真剣だという事でしょう」

「これ良いかもな、いやでもこっちも良いなどれが良いんだ、くそッ全くわからねえ」

カケルはナギやソウタロウに色々と聞きながら真剣に悩み続けて遂にプレゼントを決めた様だ

「良いプレゼントじゃーん、きっとカナも喜ぶと思うよ」

「ええ、愛がこもっていて素晴らしいプレゼントだと思いますよ」

「だがまだ完成したわけじゃ無いからな、ここからが大変だぜ」

「頑張ってくださいリーダー、リーダーならきっと出来ますよ」

「うん、頑張ってねカケル僕たちも応援してるから」

「ありがとうナギ、ソウタロウ必ずこれを完成させて告白をに成功させて見せるぜ」

プレゼントはまだ完成していないようだ、一体どんなプレゼントなのだろうか

そしてカケルは告白を成功させることが出来るのだろうか

 

 

 

 

 



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第百三話 ついに告白、成功するかそれとも・・・

そしてカナに告白をする準備を整えたカケルは、カナをデートに誘いOKを貰っていた

デートはクリスマスイブにする事になった、カケルはデートプランもしっかりと考えてきている

先ずはイルミネーションスポットにカナを呼び出したカケル、待ち合わせ時間の30分前に来ている

「少し早く来すぎたかな、でもこっちから誘っておいてカナより後に来るわけにもいかないしな」

カケルは雪の降る中カナを待っている、流石のカケルもかなり寒そうだ

そうしてしばらく時間がたち、カナがやって来た

「すみませんリーダー、待たせてしまって」「大丈夫、俺も今来たところだよ」

カケルはカナが来るのを20分近く待っていたが、カナが遅れた事を気にしないよう優しい噓をつく

「じゃあ、行こっか」「はい」カケルとカナは、イルミネーションで飾られたキラキラの道を歩く

「マスターランクトレーナーのポケモンのイルミネーションがいっぱいですね」

「そうだな、やっぱりマスターランクのトレーナーは人気なんだな」

イルミネーションはマスターランクのトレーナーが使っているポケモンでいっぱい

やはりマスターランクのトレーナーは人気が高い様だ

「あっあれギスタさんのフライゴンじゃないですか」「えっ本当だ、すげえ」

初めての大会でカケルたちを倒した相手、ギスタのフライゴンの姿があった

「あの時はギスタさんにぼこぼこにされてしまって、ビギナーランクとマスターランクの

力のさを思い知らされましたね」とカナが懐かしそうに言う

「そうだな、でもあの時より俺たちは成長したよな、いつかギスタさんを超えられる日が来よな」

「そうですねギスタさんにはいつかリベンジして、その時はぼこぼこにしてやります」

「ははッ頼もしいな、カナ・・・その時は俺たちマスターランクになっているんだろうな

今はまだその時を想像すら出来ないけど、絶対マスターランクになってやるぜ」

「ええそうですね、その時まで私たちずっと一緒に居られますよね」

「ああ、お前が俺のチームからいなくならないなら俺はずっと一緒にいるつもりだぜ」

「そうですか、それを聞いて安心しました、私はこのチームを辞めるつもりはありません」

「そうか、なら俺たちはずっと一緒だな」「ふふっそうですね、ずっと一緒ですね」

そうしていいムードでイルミネーションの飾られた道を歩いて行く二人

長い間歩き続け、遂に全てのイルミネーションを見終わった

「もう終わりみたいですね、そろそろ帰りますか」

「ちょっと待ってくれ、カナに大事な話があるんだ」

イルミネーションを見終えて帰ろうとするカナをカケルが止める

「大事な話?」「ああ、ここは人が多いから、人が少ない所に来てくれないか」

そうしてカケルが人の少ない公園にカナを連れていく

「リーダー、大事な話って何ですか」「その前にこれを受け取ってくれ」

カケルがカナにプレゼントを渡す「これは、キリキザンの人形」

カケルはプレゼントを何にするか迷った結果、手作りのキリキザンに人形を渡す事にした

作り方は母であるマリンに教わって作った

「これリーダーが作ってくれたんですか」カナが驚いている

「ああ、こんな事したこと無かったからうまく作れなかったけどな、わりいな下手くそで」

カケルが申し訳なさそうに言う

「私はリーダーの気持ちが嬉しいですよ、とても嬉しいです、ありがとうございますリーダー」

カナがとても嬉しそうに微笑んでカケルに礼を言った

「それでもう一つ大事な話があるんだ」「はい、何ですかリーダー」

「俺はカナの事が好きだ、俺と付き合ってくれないか」「えっ・・・私で良いんですか」

カケルが勇気を出して告白しカナはそれに驚いている

「ああ俺はカナの事が好きだ、カナで良いんじゃないカナが良いんだ」

カケルは必死に言葉を探しだしカナが好きだという事を伝える、そして

「私もリーダーの事が好きでした、私でよければよろしくお願いします」

「本当かカナ」「ええ本当ですよ、私はリーダーが大好きです」

「よっしゃああああ」カケルが大声で叫び大喜びする

「ちょっとリーダー声が大きいですよ、もう夜なんですから」そしてカナが注意をする

「ああそうだな、わりいカナ嬉し過ぎてつい叫んじまった」カケルがカナに謝る

「ふふっ気持ちはわかりますけどね、私も嬉しくて叫びたいぐらいですよ」

カナも叫びはしないが、とても嬉しそうだ

「これからもよろしくな、カナ」「ええ、私の方こそよろしくお願いします」

そうしてカケルの告白は成功に終わった

 

 

 

 

 



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第百四話 報告

カケルとカナが恋人になった翌日、カケルはその事を仲間にに報告する為に仲間全員を自宅に呼んだ

「よう皆よく来てくれた、今日は大事な報告があって呼んだんだ」カケルが嬉しそうに話す

「大事な報告?」マリンは事情を知らないのでポカンとしている

「俺とカナが付き合うことになりました~」カケルがテンションMaxで報告する

「えっえええー!カケルとカナが付き合う?まあいつかそうなるとは思ってたけど

こんなに急に報告されるとビックリするね」マリンはいつかこうなる事は

わかっていた様だが、カケルの急な報告に驚いている

「やりましたねリーダー」「おめでとう!カケル」事情を知っている二人は然程驚かず祝福する

「あれっなんか驚いてるの私だけじゃない?ナギとソウタロウはなんでそんなに平然としてるの」

マリンはナギとソウタロウが平然としてる事に疑問を抱く

「それは色々と事情があってな・・・」カケルがマリンに事情を細かく説明した

「・・・まあ事情はわかったけどさ、それでも告白する前に電話の一本位

かけてくれてもいいんじゃないの~」マリンは事前に何も知らされてない事が不満な様だ

「いやー色々と準備が忙しくてさ、すっかり連絡するのを忘れちまったんだよ悪かったな」

カナにあげるプレゼントを作っていたり計画を考えていたりしたカケルはマリンに伝えるのを

完全に忘れてしまっていた、カケルはその事を申し訳なく思ってマリンに謝る

「僕たちも電話位かけるべきでしたかね、すみませんでしたマリンさん」「ごめんね~マリン」

ソウタロウとナギが、カケルに続いて謝る

「まあ良いんだけどね告白上手くいったみたいだし、おめでとうカケル、カナ」

3人に謝られて機嫌を直したマリンは、カケルとカナが付き合った事を祝った

「おう、ありがとうマリン」「ありがとうございます、マリンさん」

カケルとカナが祝って貰った事に対して礼を言う

「ナギとソウタロウもありがとな、色々と手伝って貰って」

「2人にはカケルが告白するのを大分手伝って貰ったみたいですね

お陰でカケルと付き合う事が出来ました、ありがとうございます」

カケルとカナが2人に告白を手伝って貰った事に礼を言う

「まあお二人はお似合いだと思いましたからね、お役に立てて良かったです」

「うんとってもいいカップリングだと思うよ、告白手伝った甲斐があったよ」

ナギとソウタロウはカケルとカナがお似合いだと思ったから告白を手伝ったのだ

二人はとても良いカップルだと二人は思っている

「ありがとう、これからもカナと一緒に幸せになれるように頑張るよ」

「ええ、カケルと一緒なら絶対に幸せになれると思います

いつまでも仲のいいカップルでいられるように私も頑張りますね」

こうして付き合った事を仲間全員に報告したカケルとカナ

二人一緒ならきっと幸せになってくれるだろう、仲間もその事を願っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 




体調を崩してしまいしばらくの間投稿をする事が困難な状況となってしまいました、しばらくの間連載を休ませていただきます、この小説を楽しみにしている方には大変申し訳ございませんがご理解のほど宜しくお願い致します。


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第百五話 記念に優勝を

カケルとカナが付き合ってからしばらくたった、カケルたちは順調に大会を勝ち進んでいた

そして今回は決勝戦まで勝ち進んでいた、相手はスーパーランク大会では№1の実力者であろう

最強の男エント率いるチームだこれに勝てば大会優勝である、カケルたちは勝つ事が出来るだろうか

「今回の相手は前大会の優勝者だ、コウガたちやマッカルたちもこの相手に倒されたらしい

直接戦った事はないからどんな相手かわからないが、相当な実力者である事が想定される

だがこの相手に勝てば優勝だ、どんな相手だろうと絶対に勝つぞ」カケルが皆に気合を入れる

「前回決勝戦まで上り詰めた時は、イッカさんたちに負けたんだよね今回は優勝できるように

頑張ろう」カナはカケルと付き合ってから、カケルと話す時はため口になった

「うん、今回はカケルとカナが付き合った記念に優勝できるように頑張るよ~」とナギが言うと

「ふふっそうだね!しっかりと優勝してカケルとカナの付き合った記念にしよう」マリンも乗っかる

「それは良いな付き合った記念に優勝、最高の記念になるじゃないか」

「そうだね、優勝したらきっと一生忘れられない思い出になりそう」

「その為にも優勝しないといけませんね、皆で頑張りましょう」

「ああ、燃えてきたぜ敵がどんな奴だろうと絶対に勝つ」

カケルとカナが付き合って初めての大会を最高の思い出にしようとカケルたちは燃えている

だが相手はスーパーランク大会最強の実力者たち、一筋縄ではいかない相手ばかりだ

エントたち視点

「ついにここまで来たな、これに勝てば優勝ハイパーランクに昇格できるという訳だ」

エントたちは前回の大会で優勝をしているので、この戦いはハイパーランクに昇格出来るか

どうかという大事な試合だ、エントたちにとっても絶対に負けられない戦いだった

「私たちの実力は、この大会の間にもかなり上がったと言っていいでしょう

このチームなら絶対に優勝出来ると、私は思っています」

「ええそのとうりだと思いますよロンさん、このチームなら絶対勝てますよ」

「ですが油断は禁物です、どんな相手かわからない以上気を引き締めて行った方がいいでしょう」

「ああそれは私もわかっているさ、油断せずに本来の力を引き出すことが

出来れば優勝出来るという意味だ」とロンが補足する

「ああ、俺たちにはハイパーランクで通用するだけの力がある、この大会絶対に優勝して

ハイパーランクにまで上り詰めてやろうぜ」ギラスも優勝する気満々だ

「そうだなギラス、この大会優勝して絶対にハイパーランクに上り詰めよう」

そうして両チーム絶対に負けられないスーパーランク大会決勝戦が始まる

勝つのはスーパーランク大会最強の実力者エントたちか

それとも優勝して付き合った記念にしたいカケルたちか

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第百六話 エント対カケル

そして試合が始まった、カケルたちはいつもの布陣で戦う

カケルが中央に行くとそこにはエントがいた、スーパーランク大会最強の実力者だ

「ようお前がエントか、前大会の優勝者だよな?」カケルがエントに質問する

「コウガたちから聞いたのか?そうだよ俺がエントだ、お前はカケルだよなコウガから聞いたぜ

中々強いらしいじゃないか、だが優勝するのは俺だ」エントはカケルの質問に答える

エントの方もカケルの事をコウガから聞いて知っている様だ

「お前も俺のことを知っているのかなら名乗りは不要だな、お前の力見せて見ろよ」

エントが自分の事を知っているようだったので、カケルは名乗らず勝負を始まるように言う

「ああ、行かせてもらうぜエンペルト、なみのり」「ファイアロー、にほんばれ」

エントが水技をうってきたので、カケルは水技の威力を半減しつつ炎技の威力を上げられる

にほんばれを選択した、これにより天候が晴にかわったがファイアローになみのりが直撃した

『ファイアローの特性はやてのつばさを捨ててまで天候を変えてくるか、だがこれで唯一の

効果抜群タイプ一致の技の威力が半分になった、しかも炎技の威力が上がってしまった』

『特性のはやてのつばさを失ったのは痛いが天候を晴らしたのはでかい、さあ反撃開始だ』

「ファイアロー、フレアドライブ」「エンペルト、ハイドロポンプ」

エンペルトのハイドロポンプにファイアローが突っ込む、ハイドロポンプは直撃したが威力は半減

そしてファイアローのフレアドライブが、エンペルトに当たる

晴化のフレアドライブはかなりの威力だった、エンペルトはかなりのダメージを負った

だがファイアローもかなりダメージが蓄積されて来たようだ

「ファイアロー、もう一度フレアドライブだ」「エンペルト、攻撃を受けてハイドロポンプだ」

ファイアローはかなりのダメージを負っているが、カケルはフレアドライブでごり押そうとする

そしてそのフレアドライブをエントは受けるように言い、返しのハイドロポンプで倒すつもりだ

そして晴化のフレアドライブが再び炸裂、エンペルトはかなりのダメージを負う

そして特性のげきりゅうが発動する、特性げきりゅうが発動したハイドロポンプの威力は

晴化でもかなりの威力だった、ファイアローはこのハイドロポンプでやられてしまった

「くそっファイアロー」カケルはファイアローがやられてショックを受ける

「エンペルト、エオスエナジーを集めてゴールを決めろ」

エンペルトがゴールを決める、エンペルト14ポイントゲット

「タイプ相性が不利だった割にはよく頑張ったほうだと思うぜ、カケル」

エントがタイプ相性で不利なのにも関わらず、エンペルトを追い詰めたカケルを賞賛する

「そうか、ありがとうファイアローよく頑張ってくれたよお前は」

カケルはエントに礼を言い、頑張ったファイアローを労う

炎タイプと水タイプでは流石にカケルの方が不利だったらしく、カケルもよく頑張ったが

スーパーランク大会最強の実力者、エントには勝つ事が出来なかった

そして勝負の行方は仲間たちに託された



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第百七話 せめて道ずれに

そして上ではカナとナギが、ウグルとギラスに合っていた

「あなたたちは、スーパーランクの大会最初の方に戦ったウグルさんとギラスさん

新しい仲間を見つけてここまで上り詰めていたんですね」

「まさか前大会の優勝者が君たちだとは思わなかったよ~ビックリしちゃった」

ウグルとギラスは間に合わせのチームで大会に出た時に、カケルたちに倒されてしまっている

そして新しい仲間を探していたはずだが、こんなに早く仲間を見つけるとは想定外だったようだ

「私たちはあの時とは違い、本物の仲間を連れてこの戦いに挑んでいるのですよ

あの時のように簡単に倒せると思ったら、痛い目にあうことになりますよ」

「そういう事だ俺たち自身の力も、あの時より格段に上がっているんだよ全力で来いよ」

真の仲間を手に入れたウグルとギラスは今度こそ負けるつもりはないようだ

「ええ、全力で行かせてもらいますよ」「君たちが強いのはわかってるからね」

「そうですか、では行かせてもらいますウォーグル、カメールにブレイブバード」

「カメール、ハイドロポンプで迎え撃って」

ウォーグルのブレイブバードをカメールがハイドロポンプで迎え撃つ

ウォーグルはハイドロポンプをくらいながらも、ブレイブバードをカメールに当てる

ウォーグルのブレイブバードの方が威力が高かったらしく、カメールの方がダメージが大きい

『まずいですね、このままではカメールがやられてしまいます、その前に攻めなくては』

「キリキザン、バンギラスにかわらわり」「バンギラス、受けてばかじからだ」

お互いに4倍弱点の格闘技が怖くて動けなかったが、カメールが押されているのでそんな事を

言っていられなくなった、カナがキリキザンにバンギラスを格闘技で攻めるように指示を出す

ギラスは4倍弱点のかわらわりを耐えて反撃するよう、バンギラスに指示を出す

『まずいですね、かわらわりを耐えられたらキリキザンが返しの一撃で倒されてしまう』

バンギラスはかなりの耐久力があるので、かわらわり程度なら耐えそうだと思ったカナ

その思いはナギも一緒だったようで、ナギがカメールにバンギラスを攻めるよう指示を出す

「カメール、バンギラスにハイドロポンプ」カメールがハイドロポンプでバンギラスを攻める

『くそっキリキザンのかわらわりぐらいなら耐えると思ったが、カメールのハイドロポンプ

までくらっちまったら流石の俺のバンギラスでも耐えられねえぞ』

「ウオーグル、ブレイブバードでカメールを止めなさい」ウグルがカメールを止めるように

ウォーグルに指示を出すが、カメールを止めることは出来なかった

バンギラスが、かわらわりとハイドロポンプを同時にくらって戦闘不能になってしまった

カメールもブレイブバードが直撃したが、持ち前の耐久力で何とか耐えた

そしてさらにこの攻撃でカメールの特性げきりゅうが発動した

「ナギさんナイスです」「でしょ~完璧な連係プレイだったね」

「くっせめてカメールだけでも仕留めるウォーグル、カメールにギガインパクト」

「カメール、ハイドロポンプで迎え撃て」

「キリキザン、アイアンヘッドでウォーグルを止めてください」

カメールを道ずれにしようと考えているウグル、それを阻止したいナギとカナ

果たしてカメールの戦闘不能を阻止することが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 



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第百八話 ウォーグルの意地

バンギラスはやられてしまったが、せめてカメールだけでも倒しておこうと

ウグルがウォーグルにギガインパクトを指示する

ノーマルタイプ最強の技ギガインパクトがカメールを襲う、特性げきりゅうで威力が上がった

ハイドロポンプで威力は下げたがキリキザンのアイアンヘッドは間に合わず、カメールに

ギガインパクトが決まった、げきりゅうのハイドロポンプで威力を下げても

やはりノーマルタイプ最強の技はかなりの威力だ、カメールが大ダメージを受ける

これによりカメールが戦闘不能になってしまったが、ウォーグルにアイアンヘッドが決まる

ウォーグルも戦闘不能となってしまった、ウォーグルが最後に意地を見せて敵一体を道ずれにした

「カメールがやられちゃったか~ウォーグルが最後の最後に意地を見せて来たね~」

「ですが敵は二匹とも倒すことが出来ました、さあキリキザン

エオスエナジーを集めてゴールを決めてください」

一匹残ったキリキザンがゴールを決める、キリキザン26ポイントゲット

「やったね!カナ」「ええ、ナギさんナイスアシストでしたありがとうございます」

ナギが喜び、カナが完璧なアシストを決めてキリキザンを助けてくれたナギに礼を言う

「くそっキリキザンのかわらわりぐらいなら耐えて返しのばかじからで倒せると思ったが

まさかあそこでハイドロポンプが襲ってくるとは」ギラスはバンギラスをやらショックを隠せない

「すみませんギラスさん、私がカメールを止められていればバンギラスがやられる事などなく

キリキザンを倒す事も出来たというのに」ウグルがギラスに謝る

「いや、あれは敵の方が一枚上手だったという事だ、お前は悪くないむしろよく最後の最後で

カメールを道ずれにしたなウグル」ギラスが落ち込んでいるウグルを慰める

「あれはウォーグルが頑張ってくれただけですよ、よく頑張りましたウォーグル」

「・・・あそこでバンギラスにハイドロポンプを放つとはな、やるじゃないか

あれは完全に想定外だったぜ」ギラスが完璧なアシストを決めたナギの事を賞賛する

「まあね~ポケモンユナイトは個人戦じゃないからね、ああいう助け合いの戦いこそが

ポケモンユナイトなんだよ」ナギが上機嫌で言う

「確かにそのとうりだな、助け合いこそがポケモンユナイトの面白さだな

まさに完璧なアシストだったよ、まんまとやられてしまったぜ」

上の戦いはナギのナイスアシストで勝利することがで来た、これで中央で負けた分は

取り戻したと言えるだろう後は下のマリンとソウタロウが勝てるかどうかにかかっている

果たしてマリンとソウタロウは勝利を収めるが出来るのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第百九話 ロンの狙い

そして下ではマリンとソウタロウが戦っていた

「ユンゲラー、ワカシャモにサイコキネシス」「ワカシャモ、まもるで防げ」

決まったらやばいユンゲラーのサイコキネシスを、特性かそくでスピードを上げるため採用した

まもるで防ぐよう指示を出す、だが相性が悪いという状況は変わらない

『まずいな、敵はアーマーガアとユンゲラー格闘タイプでは勝つことは難しい

ならば先に私が敵を一体倒して二対一の状況を作り出す』

「ジジーロン、ユンゲラーにシャドーボール」「アーマーガア、ジジーロンにブレイブバード」

耐久力の低いユンゲラーにシャドーボールが命中する、だが特防は少しましな方なので何とか耐える

そしてジジーロンにブレイブバードが炸裂、中々のダメージだ

『ユンゲラーが狙われている、早くジジーロンを倒さなくちゃ』

『これで早くジジーロンを倒さなくてはならない、そう思ったならばすでに私の作戦どうりだ』

「ユンゲラー、サイコキネシス」「ワカシャモ、つじぎり」

ユンゲラーのサイコキネシスを受けながらも、何とかワカシャモがつじぎりをユンゲラーに当てる

効果抜群タイプ一致のサイコキネシスで動きを鈍らされ、威力は落ちてしまっているが

ユンゲラーの耐久力が絶望的に低いので、まあまあなダメージが入る

だがワカシャモの方が、かなり大きなダメージを受けてしまっている

「アーマーガア、もう一度ブレイブバード」

「甘いジジーロン、攻撃を受けてからユンゲラーにシャドーボールだ」

アーマーガアのブレイブバードがジジーロンに命中する、だがこれにより

ジジーロンの特性ぎゃくじょうが発動する、ロンはこの瞬間を狙っていた

とくこうが一段階上がった、ジジーロンのシャドーボールがユンゲラーに命中

ただでさえ耐久力の低いユンゲラーは、この攻撃を耐えることが出来ずに戦闘不能になった

「なっしまった特性の発動を狙っていた何て」「まだまだ未熟だな、少女よ」

これにより特性のかそくでスピードの上がっているワカシャモと、特性のぎゃくじょうで特攻の

上がっている、ジジーロンの二匹対通常状態のアーマーガアの2対一の状況になってしまった

「流石だロンさん、ワカシャモ決めろ、フレアドライブだ」「ジジーロン、十まんボルトだ」

「くっここは一旦撤退するしかない」マリンは一旦撤退を試みるが

スピードの上がっているワカシャモと距離の近かったジジーロンの攻撃を避けられず

アーマーガアに直撃する、威力の高いフレアドライブととくこうの上がっている10まんボルトを

耐久力の高いアーマーガアとは言え耐えることは出来ず、戦闘不能になってしまった

「そんな、アーマーガア」マリンはアーマーガアが倒されてショックを受ける

「よっしゃあ、俺たちの勝ちだ」「甘いな、まだまだ未熟過ぎる」

ワカドリが喜び、ロンはマリンの未熟さに呆れる

アーマーガア、ユンゲラーVSワカシャモ、ジジーロン、勝者ワカシャモ、ジジーロン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第百十話 また準優勝

そして上と中央で負けたカケルたちはそのまま試合に負けて、優勝はエントたちとなった

「流石だぜエント、優勝おめでとう」「ありがとう、まあ相性の問題もあったあまり落ち込むなよ」

「私たちは負けてしまいましたので、何だか複雑な気分ですがまあ優勝は優勝です」

「ああそうだな、ナギとカナ素晴らしい連係プレイだったよ」

ウグルとギラスは上の戦いで負けてしまっているので、複雑な気分の様だ

「まあ、今回はたまたま上手くいっただけだよ」

「優勝はあなたたちです、素直に喜んで良いんですよ」

「ウグルとギラスは俺たちに感謝しろよ、俺たちのおかげで優勝出来たんだからな」

「ワカドリあまり調子に乗るんじゃない、お前自身はかなりおされていただろう」

「すみません、ロンさんつい調子に乗っちゃいました」

優勝して調子に乗ったワカドリにロンが注意をする

「まんまとやられてちゃったよ、凄い頭脳プレーだったね」

「ええ、あの作戦にはやられてしまいましたよ、流石ですね」

マリンとソウタロウがロンの頭脳プレーを賞賛する

「お前らはもうハイパーランクに行くんだよな、俺たちも直ぐに行って

お前たちにリベンジしてやるから待ってろよ」

「ああ、その時を楽しみにしているぞカケル」

カケルはエントと、ハイパーランクでまた戦う約束をした

「じゃあまたなカケル、ハイパーランクでまた戦おう」「おう、次は負けねーぞ」

そうしてエントたちは去っていった、そして大会の事を話し合った

「上の戦いは勝っていたんだな、悪いなリーダーの俺がまけちまって」

「リーダーは相性の問題があったので仕方ないですよ、それよりも僕は

相性が有利なのに負けてしまいました、申し訳ない」

「それは私が相手の罠にはまったせいだよ、ごめんねソウタロウ」

「相手の方が一枚上手だったということだよ、敵にかなりの頭脳派がいるみたいだね」

「やはり前大会の優勝者というだけあって、かなり強い相手だったようですね」

「ああ、俺たちももっとポケモンと頭を鍛えなきゃいけないようだな」

「そうですね、もっと鍛えて今度こそは優勝しましょう」

「おう、次は絶対に勝って優勝してやるぜ、その為にも鍛えないとな行くぞカナ」

カケルだそう言って走り出して行く

「ちょっとカケル、どこに行くの」「俺の家で頭を鍛える」

走り出したカケルを、カナが追いかけていく

「あの二人いいカップルだよね~」「そうだね、本当にお似合いって感じ」

「ええ、告白を手伝った甲斐がありましたね」

3人は仲良く走って行く二人の姿を見てそう思った

今回は準優勝で終わったが、このチームなら次は優勝できるかもしれない

果たして次の大会は一体誰が優勝するのだろうか

 

 

 

 

 



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第百十一話 エントのトレーニング

スーパーランクで2度の優勝をして、ハイパーランクで戦える事になったエントたち

ハイパーランクに上がれば、いつもと違う布陣で戦う事が増えるだろう

なので今回いつも一人で中央に行き2対2で戦った経験があまりないエントに2対2の戦いに

慣れてもらおうとコウガたちのチーム全員で集まり2対2のトレーニングをする事になった

「リーダーハイパーランクで勝ち進むには2対2の戦いを経験しておくことがとても大事です

あまり経験が無くて最初はうまくいかないかも知れませんが、リーダーならすぐに慣れられる

と思います大変だと思いますが、皆で頑張りましょう」ロンがそう言いエントを鼓舞する

「ああわかったよ、ありがとなロン、俺はいつも中央で一対一で戦ってきたから

上手く出来るかわからないが、全力で頑張るよ」

エントはロンに礼を言い、あまり慣れていない2対2の戦いをする覚悟を決める

「ではこれより、リーダー、ワカドリのタッグ対ウグル、ギラスのタッグの戦いを始める

審判はこのロンが務めさせてもらう、そして戦いを見て問題点を指摘させてもらうからな」

エントと組むのはいつもロンと組んでいるワカドリだ、ロンは今回4人の戦いを見て

問題点を指摘する役目に回っている、これは頭脳派であるロンの得意な役割だ

そしてエント達の相手を、ウグルとギラスのタッグで迎え撃つ

この二人もかなりの実力者なので、リーダーエントとは言え不覚をとる可能性は十分にある

「ああ頼んだぜロン、俺は2対2で戦った経験があまりないから問題点だらけだと思うが頼むぜ」

「ええ忌憚なき意見を言わせてもらいますよ、覚悟していて下さいね」

ロンはリーダー相手でもは遠慮なく意見を言うつもりの様だ、

「ワカドリ、もしかしたら少々足を引っ張ってしまうかもしれないがよろしくな」

タッグの経験のあまりないエントは足を引っ張ってしまうかもしれないという不安が少しある様だ

「リーダーなら大丈夫ですよ、頭もいいしポケモンも強いし自信をもって下さい」

「相手は2対2の経験があまりないとは言え我々のリーダーです、心してかかって行きましょう」

「ああわかってる、経験が無くてもリーダーならばそれを補って余りあるくらい強いだろうからな」

ウグルもギラスも、自分たちリーダーであるエントの実力は良く分かっている

エントに2対2の経験があまりないとは言え、油断したらあっという間にやられてしまうだろう

「では皆準備は出来たか?」ロンの問いに皆が出来たと答える

「ではリーダー、ワカドリ対ギラス、ウグルの戦いを始める、両者正々堂々戦う様に

では勝負開始」ロンが勝負開始の宣言をする、そして勝負が始まった

リーダーエントは2対2の経験はあまりないが、果たしてギラスとウグルの

実力者二人のタッグに勝てるのだろうか、それともやられてしまうのだろうか

 



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第百十二話 完璧なコンビネーション

そしてエントの普段はやらない2対2の戦いが始まった

「バンギラス、じしん」「ワカシャモ、まもる」「エンペルト、なみのり」

「ウォーグル、ワカシャモのまもるが解けた瞬間を狙いブレイブバード」

バンギラスのじしんが飛行タイプのウォーグル以外の2体を襲った

しかもワカシャモとエンペルトは地面タイプの技が効果抜群、くらったら大ダメージを受ける

なのでワカドリはまもるを指示してじしんを防いだ、そしてその瞬間をエントは見逃さない

味方も全員巻き込んでしまうなみのりを、ワカシャモがまもるを使った瞬間に指示し

ワカシャモが巻き込まれないようにする、それによりなみのりが敵2体だけにダメージを与える

『リーダーこのタイミングでなみのりを指示するとは流石だ、ワカシャモがまもるを使った

このタイミングならなみのりでワカシャモを巻き込む心配もない、そして敵2匹を

タイプ一致のなみのりが襲う、2対2の戦いには慣れていないというのにこんな指示を出せるとは

やはり我々のリーダーはエントだと言う事だな』ロンがエントの指示に感心している

エンペルトが効果抜群のじしんをくらってしまったが、バンギラスとウォーグルになみのりが命中

バンギラスには効果抜群タイプ一致のなみのりで大ダメージを与える、さらにウォーグルにも

そこそこなダメージが入る、そしてウォーグルのブレイブバードがワカシャモを襲う

「ワカシャモ、でんこうせっかでかわせ」ワカドリからブレイブバードをかわすように指示が出る

そしてブレイブバードを完全にはかわせなかったが、なみのりで勢いが落ちていてワカシャモも

特性のかそくでスピードが上がっていた事もあり、ギリギリで直撃は避けることが出来た

「ワカシャモ、バンギラスにかわらわりだ」「ウォーグル、ブレイククローで止めろ」

バンギラスへのかわらわりを、ウォーグルが

特性のちからずくで威力の上がった、ブレイククローで止める

「エンペルト、バンギラスにフェザーダンス」「バンギラス、じしんだ」

ワカシャモ、エンペルトの両方に効果抜群のじしんを持っている厄介なバンギラスを

弱体化させようと、エントがフェザーダンスを指示しバンギラスの攻撃力を下げる

2匹ともじしんはくらってしまったが、フェザーダンスのおかげでダメージは半減だ

そしてエンペルトがバンギラスのじしんをくらった事により、特性のげきりゅうが発動した

「さあ一気に勝負を決めさせてもらうぞ、エンペルトなみのりだ」「ワカシャモ、まもる」

エントが特性のげきりゅうが発動したエンペルトに、威力の上がったなみのりを指示する

そしてこのなみのりにワカシャモが巻き込まれないように、ワカドリがまもるを指示する

このタッグは、初めてだったはずなのにエントとワカドリが

阿吽の呼吸で、ウグルとギラスのタッグを攻める

『素晴らしいコンビネーションだ、私が知る限りあの二人が一緒に戦った事など

無かったはずだが完璧なコンビネーションでウグルとギラスを攻めている、流石我らがリーダーだ

ワカドリも上手くリーダーに合わせられているようだな、リーダーが慣れていないはずの

2対2の戦いは少し不安だったが要らぬ心配をしてしまっていたようだな』

ロンがエントとワカドリの完璧なコンビネーションに感心する

そしてエンペルトの特性げきりゅうが発動したなみのりがバンギラスとウォーグルを襲う

この圧倒的な威力のなみのりに、ウグルとギラスはどう対応するのだろうか

 

 

 

 

 

 



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第百十三話 玉砕覚悟

『これをくらっちまったら俺のバンギラスは戦闘不能だな、何とか回避しなくては』

「バンギラス、あなをほるでなみのりを回避しろ」

ギラスの指示により、バンギラスはあなをほるでエンペルトのなみのりを回避する

「ウォーグル、そらをとぶでなみのりを回避しなさい」

ウグルの指示により、ウォーグルもエンペルトのなみのりを回避する

『この判断は当然だな、リーダーのエンペルトの特性げきりゅうの発動したなみのりなど

くらってしまったら無事ではすまない、だが肝心なのはこの後だ

いつまでも地中や空の上にいるわけにはいかない、必ず戻ってこなくてはならない

その時にどういった行動をとるかこれが一番肝心なところだ』

そして地中のバンギラスと空中のウォーグルが戻ってくる

「ウォーグル、ワカシャモに攻撃です」「バンギラス、お前はエンペルトに攻撃だ」

ウォーグルはワカシャモ、バンギラスはエンペルトに襲い掛かった

「ワカシャモ、でんこうせっかでかわせ」「エンペルト、アクアジェットでかわせ」

ワカシャモには飛行技、エンペルトには地面技が効果抜群なので当然かわすように指示を出す

「エンペルト、そのままハイドロポンプで、バンギラスを倒してしまえ」

あなをほるの攻撃をかわしたエンペルトが、そのままバンギラスに至近距離から

ハイドロポンプを放つ、この攻撃が決まれば、バンギラスは戦闘不能になってしまうだろう

『ぐっ至近距離からのハイドロポンプこれはかわせねえ、ならば玉砕覚悟で攻めるしかない』

「バンギラス、ばかじからでエンペルトを道ずれにしてやれ」

バンギラスはハイドロポンプをくらいながらも、ばかじからでエンペルトを道ずれにしようとする

『なるほど、どうあがいても避けられないならば、玉砕覚悟でエンペルトを道ずれにしようと

そう考えているんだなギラスよ、だがリーダーのエンペルトはそれを許すほど甘くは無いぞ』

ロンの言うとうり、バンギラスの渾身のばかじからはエンペルトに届くことは無かった

エンペルトのハイドロポンプが直撃してしまったバンギラスは、ばかじからがエンペルトに

当たる前に戦闘不能になってしまい、バンギラスVSエンペルトはエンペルトの勝利となった

「悪いなギラス、俺のエンペルトの特性げきりゅう発動したハイドロポンプ至近距離でくらったら

技をうつことなんてできねえ、その前に戦闘不能になって終わりなんだよ」

「それはわかっていましたが、何もしないよりはましだと思いましてね」

「・・・確かにお前のいうとうりだな、何もしないよりは玉砕覚悟で突っ込んだ方がましだな」

ギラスのいう事に、エントも同意した

「さて、ワカドリの加勢に行くとするか」

そうこれは2対2の戦い、一人倒すことができたとしても

もう一人を倒すことができなければ、勝負は終わらないのだ

「ウグル残るはお前だけだ、悪いが2対1で倒させてもらうぜ」

一人残ったウグルに、ギラスとの戦いに勝ったエントが襲い掛かる



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第百十四話 スーパーランク大会を乗り越えて

大変長らくお待たせいたしました。
ポケモンユナイトストーリーこれからも少しずつ書いていこうと思います。
完結まで時間がかかると思いますが、温かい目で見てくれたら嬉しいです。



ギラスがやられ、一人になってしまったウグルに、エントとワカドリが襲い掛かる

『ギラスが先にやられたか、ウグルのやつは弱くはないが、リーダーとワカドリを同時に相手にして

勝てるほどの実力はないはずだ、これは勝負あったか?』

ロンの想像どうりウグルがエントとワカドリの二人を同時に相手にして勝てるはずもなく

最後はリーダーエントのエンペルトによる、ハイドロポンプでウオーグルが倒されて決着となった

「勝負あり、勝者リーダー、ワカドリチーム」ロンが勝負の終わりを告げた

「すまないウグル、俺が先にやられちまったばかりにこのタッグ戦に負けちまった」

「仕方がないですよ、相手は私達のリーダーですから、私の方こそうまくサポートできずに

申し訳ありませんでした。」ギラスとウグルがお互いに謝った

「ウグルもギラスも良い戦いだったよ、だがリーダーが2対2の戦いに慣れていないはずなのに

非常に上手く立ち回っていた、流石は我らがリーダー想像以上の力だ」

ロンがギラスとウグルのフォローをしつつ、リーダーのエントを褒めた

「ロンさん、俺の戦いはどうでしたか?」ワカドリがロンに聞く

「お前の戦いも悪くはなかったよ、ただリーダーの活躍が凄すぎてお前の戦いの印象が

薄れてしまったがなあ、はははっ」ロンがワカドリに少し意地悪を言う

「ロンさんそりゃあないっすよ、俺も結構頑張って戦ってたでしょうが」

「ふふっそうだな、すまないお前もいい戦いっぷりだったよ」ロンがワカドリを褒めると

「でしょう、俺も中々いい戦いができたと思っているんすよ、実際に勝ちましたしね」

ワカドリが調子に乗ってそんな事を言い出した、なのでロンが少し注意する

「ワカドリ調子に乗りすぎるな、お前が勝てたのはリーダーがギラスを先に倒したからだろうが」

「すみませーん」ロンに注意されてワカドリが謝った

「ロン、俺の戦いはハイパーランクでも通用すると思うか?」エントがロンに聞く

「ええ、リーダーの戦いっぷりならハイパーランクでも十分に通用すると思いますよ」

ロンがそう言うと、エントはほっと胸をなでおろしこう言った

「次の戦いはハイパーランクだ、今までの相手より一段階強い相手と戦うことになるだろう

だが俺たちならばきっと勝てるはずだ、次はハイパーランク大会優勝目指して頑張るぞ」

「「「「おー」」」」エントの言葉で皆が気合を入れる

スーパーランクの大会を乗り越えてハイパーランクの戦いに出られることになったエント達

次は一体どの様な強敵が立ちはだかるのだろうか

 

 

 

 

 

 

 



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第百十五話 時がたち

そして2年の時が経った、カケルたちもそのライバルたちも著しく成長し

カケルたちはエキスパートランクの大会に出場できるまでになっていた

今日は同じくエキスパートランクの大会に出場できるまでに成長した、コウガたちとの試合である

「ソウタロウ、一応今日の対戦相手の情報を教えてくれ」「はい、リーダー」

ソウタロウはチームの頭脳として、対戦相手の情報を集める役割を担うようになっていた

「今日の対戦相手は皆さん何度も戦って、わかっていると思いますがハガネール使いの

コウガさんが率いているチームです。そのほかのメンバーはオーロンゲ使いのローゲンさん

ペルシアン使いのニャールさんブリムオン使いのリムさんナゲキ使いのカゲキさん

となっております、主な注意点としましてはカナさんはキリキザンが格闘タイプが4倍弱点なので

ナゲキに注意して下さい」「わかったわ

」「リーダーはハガネールが岩技を持っている可能性が高いので注意して下さい」「了解」

「ソウタロウさんはカメックスでからをやぶるを使った時、ブリムオンにトリックルームされると

スピードが大幅にダウンするので、ブリムオン相手の時はからをやぶるは

なるべく控える様にしてください」「オッケー」

「マリンさんは、アーマーガアがはねやすめをすると地面技と格闘技が効果抜群になってしまうので

地面タイプのハガネールと格闘タイプのナゲキの前では、なるべく使用を控えてください」

「は~い」「主な注意点としては、このくらいですね」そうしてソウタロウの敵チームの情報と

注意点についての話が終わった、そして今度はリーダーカケルが話し出す

「ありがとうソウタロウ、皆わかっていると思うが一応言っとくぞコウガたちとはもう何度も

戦っているがあいつらはかなりの強敵だ、油断したら絶対に負ける気を引き締めて

だが戦いを楽しむ心も大切にしながら戦っていこう」「「「「はい」」」」

カケルの言葉に皆が元気よく返事をする

「ブリムオンとは戦いたくないなあ、技を一つ使えなくなったら技3つで戦わなくちゃ

いけないんだもん、かなり厳しいよ」とナギが言う

ポケモンが覚えられる技は4つまでその技の1つを封じられるのはかなり厳しい

「まあ、それも含めてのポケモンだからね、仕方がないよ」マリンがナギをなだめる

「そういう事です、どんな相手が相手でも戦える力がないとマスターランクにはいけませんよ」

とカナがナギに少し厳しい言葉を言う、ナギは「は~い」と適当に返事をした

「そろそろ試合が始まるな、久々のコウガたちとの戦い楽しみだぜ」カケルは

久々のコウガたちとの戦いに胸を躍らせている、そんな姿を見てカナは

『相変わらずだな、私の彼氏は』と心の中で笑うのであった

 

 

 

 

 

 




このままのペースで続けて行くと、物語が完結する前に話を書く気がなくなると思い
一気に物語を進めさせていただきました、成長したカケルたちの戦いにをお楽しみ下さい


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第四十五話 セヒトの復讐

カケルたちが大会初戦を終えた夜、ギスタが襲われていた

「お前ら何者だ」「我々はロケット団ものだ」

ギスタはロケット団を名乗る仮面をかぶった集団、6人に囲まれていた

「ロケット団、聞いた事があるな、確かポケモンを利用した悪事や犯罪行為をしている

集団だよな」

「まあ、そんなとこだな」「そのロケット団が俺に何の用だ」

「決まっているだろう、マスターランク、ギスタお前のフライゴンを奪わせてもらう」

「6人がかりなら、俺に勝てると思うか」大勢の敵に囲まれてもギスタは余裕だ

「フフッ雑魚が何人そろっても、お前には勝てないだろうな、だが相手は俺だ」

ロケット団の人間が仮面を取る「おっお前はセヒト」「久しぶりだな、ギスタ」

「マスターランクのチームでリーダーだったお前がロケット団か、落ちたものだな」

「黙れギスタ、俺はお前には大会で負けてからすべてを失った」

1年前、マスターランク大会、決勝戦

「お前が中央か、てっきりリーダーのタケルが中央に来るものだと思っていたがな」

「俺には、お前を倒せる実力がある」

「ほう、大した自信だな、いや過信というべきか、お前のフライゴンが俺のガブリアスに

勝っている要素などどこにも無いだろう、パワー、スピード、タフネス全てガブリアスが上だ」

「確かにそうかもしれない、だがフライゴンにはこれがあるフライゴン、であいがしら」

であいがしら、威力も高くスピードも早い技だが、戦闘になって最初の技じゃないと使えない

「くだらん、ガブリアス、まもる」まもるを使われたらであいがしらは失敗に終わるはずだった

しかし、フライゴンはまもるを貫きガブリアスの背後を取った

「くっフェイントか」フライゴンの使った技は、であいがしらではなくフェイントだった

これは、試合が始まる前から決めていたギスタの作戦だった

フェイントなら、まもるをつかわれても関係なく攻撃できる

「フライゴン、ワイドブレイカー」「ガブリアス、ワイドブレイカー」

セヒトはガブリアスの後ろにいるフライゴンに、尻尾でこうげきするワイドブレイカー

ならば、当たるんじゃないかと思いワイドブレイカーを選択したが、特性ふゆうで空中にいる

フライゴンには当たらなかった

「フライゴン、げきりん」ギスタは勝負を決めにいく

「ガブリアス、げきりん」セヒトはガブリアスに、げきりんで迎撃するように指示を出す

しかし、効果抜群のワイドブレイカーをくらって弱っているうえに

ワイドブレイカーの追加効果で、攻撃力がダウンしている

ガブリアスは、フライゴンのげきりんで倒された

「馬鹿な、俺のガブリアスが」「言ったろ、お前を倒せる実力があるって」

スタジアムは大盛り上がり、誰もがギスタはセヒトに勝てないと思っていたが大番狂わせがおきた

「何とギスタのフライゴンがセヒトのガブリアスを倒した、これはとんでもない大番狂わせだー」

実況がさらに、スタジアムを盛り上がらせる

そんな中セヒトはギスタに激しい怒りを募らせていた

『ギスタ、お前は絶対に許さねえ』セヒトの復讐はここから始まった

 

 

 

 



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第四六話 6対2

「俺はお前に負けて決勝戦で敗れた、そして新聞やニュースでこのことが大々的に取り上げられた

多くのファンを失い、Twitterは大炎上、仲間からも冷たい目で見られ、自暴自棄になった俺は

家族に八つ当たりするようになった、そして離婚届を出されて、家族も失った挙句の果てに

俺は大会から永久追放された」

「全部お前の自業自得だろう、逆恨みも甚だしい」「黙れ、お前さえいなければ、俺は、俺は」

「はあー分かったお前は俺を恨んでいるんだなだがおしゃべりが過ぎる、ほら加勢が来ちまったぜ」

「お前ら、俺の仲間に何してんだ」リーダーのタケルがやってきた

「フフフっこの展開はむしろ望んでいた」「なにっ」「私には最強の仲間がいる」「仲間?」

セヒト以外の仮面をかぶった人間たちが、仮面を取った

「おっお前らは」そいつらは元マスターランクでありながらポケモンにドーピングをして

大会を永久追放された連中だった

「ちっお前らまでロケット団に入ったのか」5人は何も喋らない

「さあ、いくぞお前らのポケモンをいただく」「くそ」「諦めるな、戦うぞ」

リーダーのタケルの言葉を貰い、セヒトたちと戦ったギスタとタケルだが

6対2では勝ち目がなく、倒されてポケモンを奪われた

「我々の力はこんなものではない、ロケット団は更なる戦力を手に入れてほかのマスターランクの

ポケモンを全て奪いつくしてやる、ではさらばだ」そう言い残してセヒトたちは去っていった

「くそっまさかマスターランクが六人も出てくるとは」ギスタは悔しがる

「更なる戦力をてにいれるといっていたな、いったい誰を味方につけるつもりなんだ」

「とにかく、警察に連絡しましょう」「そうだな」

ギスタとタケルは警察に連絡し、このことはニュースや新聞で大々的に取り上げられた

そして当然、この事はカケルも知ることになる

「父さん、大丈夫なの」カケルが心配する

「父さんは大丈夫だ、カケルはまだスーパーランクだからあまり襲われることがないと思うが

絶対に一人で外を出歩かないようにな」「うん、分かったよ」

「さて、父さんはマスターランクの仲間と今後どうしていくか話をしてくる」

マスターランクのギスタ、タケルを倒せるほどの戦力をロケット団が持っていることを危惧して

一度、マスターランク全員で集まって話し合いをすることになっていた

「気を付けていってね」カケルは父が心配なようだ

「ああ、わかったよ気をつけていくありがとう」そう言い残してタケルは出ていった

「母さん、父さん大丈夫かな」「大丈夫よ、あの人はマスターランクだもの」

カリンもタケルのことが心配だが、カケルに不安を与えないように気丈に振る舞う

『あなた、無事で帰ってきてね』カリンは心の中で強く願っていた

 

 



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第四十七話 警備を頼む

マスターランクの話し合いに行ったタケルは無事に帰ってきた

「父さん、無事だったんだね」

カケルは家で落ち着かない様子だったが、タケルが無事に帰ってきて安心している

『良かった』カリンが心の中でつぶやく

「まあな、ポケモンを持っていない俺を襲ってもしょうがないと思ったんだろう」

「それで、どんな話し合いをしたの」

「まず奴らの目的なんだが、おそらく強奪したポケモンを洗脳、強化して

世界征服をするのが目的だと思われる」

「洗脳に強化って、父さんのポケモンは大丈夫なの」

「わからんが、こっちにも優秀な科学者と医者がいる何とかなるだろう」「それならいいけど」

「世界征服を目的としているって言ったわよね、そんな子供みたいな目的をもっているの?」

「言ってることは子供みたいだが、それを実現できるだけの力を奴らは持っている」

「ロケット団って、そんなに強いの」「世界征服を実現できるなんて相当大きな組織なのね」

カケルとカリンは衝撃を受けている、当然だ世界征服を実現できる力

そんな力を持っている悪の組織がいるなんて、とても信じられない

「ロケット団の目的は世界征服だが、元マスターランクの6人の目的は違うかもな」

「えっ元マスターランクの6人はロケット団に入ったんでしょ」

「そうだが、ロケット団に入ったからと言って、目的が一緒とは限らない

もしかすると、元マスターランクの6人の目的はポケモンユナイト公式大会から追放されたことに

対する復讐が目的なのかもしれない」「そんなっ、そんなの逆恨みじゃん」

「まあそうだな逆恨みだな、まあ目的が何であれ奴らがポケモンを強奪しようとしている

ことに変わりはない、これからは最大限に警戒して過ごしていくしかない」

「そうだね、ポケモンユナイトの大会もしばらくはできないよね」

「大会が寂しいけれど、しかたないわね」

「いや、マスターランク、エキスパートランクの大会は厳重な警備のもと開かれる」

「えっ大丈夫なの」「まあ、マスターランクやエキスパートランクが警備するから大丈夫だろう」

「そうか、それなら大丈夫だね」「そして、お前にも警備を頼みたい」「えっ」

「人数は多いに越したことはないからな、それにスーパーランクにも多数、警備がいる」

「でも俺、足を引っ張っちゃうかもしれないよ」カケルは少し不安そうだ

「お前なら大丈夫だ」「行っておいでカケル、あなたなら大丈夫よきっと」

「うん、わかった俺も警備する」二人に説得されてカケルは覚悟を決めた

「それでこそ我が息子だ、大会は3日後に開かれるその時は頼んだぞ」「うん、わかった」

ロケット団ユーレン地方支部アジト

「サカキ様、マスターランクのポケモンを二体捕獲しました」

セキトはスマホで自室からサカキに連絡をとる

「ご苦労、引き続きポケモンを捕獲してくれ」「了解しました」サカキはスマホをきった

「ギスタ、タケル、すまないがもう少し待ってくれ、必ずロケット団の野望を食い止めて見せる」

ロケット団の一員となったセキト、その真の目的はいったい

 

 



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