白銀御幸♀ (深紫Sιn姉)
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白銀御幸♀

異世界行きてぇー^ならぬ異世界で生きてぇー^と通常運転で現実逃避無双をしていた時だった。

ちなみに、今の無双は夢想と掛けていることを忘れてはならない(戒め)

 

突如目の前に幼女が現れて車から救ったわけでも、寝て起きたらどこか森の奥深くに転移していたわけでもない。また他にも、好きなVRゲームが現実になったわけでも、数年遊んでいるゲーム世界に転生したわけでもない。

 

 

目の前が白くなったのだ。

 

……っ! また白い世界で女神か何か超人的なやつが現れてチートするんでしょ! 男の人っていつもそうですよね!!!

 

「ごめんて」

馴れ馴れしく発言するのは主人公の特権だからね、仕方ないね、うるさい許せ!(豹変)

 

そして目の前に幼女が現れたのだ。

どのような容姿かと俺の類まれな人類でも突出しているであろう表現技法でその容姿を隅から隅まで舐め回すように表そうと思ったが出来なかった。

白い光でその幼女は朧げに姿が隠れていたからだ。

 

「白い光なのに幼女とか意味不明だろいい加減にしろ!」兄貴姉貴たちは許してほしい。

何故ならば、その白い光? が例え男の娘であっても俺には幼女にしか見えないからだ。

 

異世界に行った簡単なやりとりはこうだ。完結三行は無理だったが許せサスケェ、今北産業。

 

 

白い幼女「死ね!」

 俺  「ぐっ」

白い幼女「逝けっ!」

 俺  「ヌッ!」

転生した。

 

 

どうだろうか。五行じゃないか、いい加減にしろ! ひなな~~何のことか分からない~

何はともあれ、タグに掲示板形式を入れるか悩んだが転生したのだ。

 

竹取物語の世界へ。

 

 

 

 

違う。アゴの長いやんごとなき御方は別に出ていないし、奈良~平安時代に転生して知識チートをするわけでもなかった。

 

どうしてかって、俺の生まれたアナザースカイは漫画の世界だったからだ。

それは『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』である。

 

ちなみにタイトルに~〇〇〇〇〇~と付いているが、ランキングを意識したネット小説の名残ではなく、それこそ純粋な天才たちの賢い商法だろう。

 

いきなりDAGAここで伏線回収をしよう。何か見覚えがないかね。

……まだ分からにゃいにょ~? はぁ…呆れたさね。“まだまだ“ですわねッ!

 

答えを授けよう、それが真の預言…ド・デモイイdeathの呪いだとしても……一人の少年は、静かにそう語った。(ノムリッシュ翻訳感)

 

『ひなな~~何のことか分からない~』

 

そう、これも何というかおなろうっぽいノリだろうルリまでそうだろう。

Tipsとして大事なポイントは、これを先の法則に当てハメると題名は『ひなな~』と、伸ばし棒♂までつくことになるのだッピイハメ!

 

 

 

 

 

転生した訳だが、これは何という事か六歳を迎えることに成功した。

記憶というか意識の発現は最近ではあるが、これは憑依でなく転生に違いない。

なぜならば、子供は予防接種を二回受ける必要性があるという忌々しい体験をわざわざ人生二周目でも甘受しており、それは今現在ナウでもつまり進行形で医者から受けているのだから。

 

証拠が柔らかい。しかし気にするな、それより今は大事なことがある。カッコつけることだ。

幼馴染というか彼女というか白銀御幸ちゃんがそこに居るのだからッ!

 

彼女はただ同じ保育園に通う幼馴染である。

彼女はめっちゃカワイイです! とくに目が鋭い所だねぇ……孫を見る親の気分ですええ。

 

ちなみに今の『彼女』というのはSheである。揚げ足取ろうとした人……いいね?

さぁ、御幸タソの目の前に立ち止まり決めゼリフ。

 

「ぜ、全然痛くなんてなかったんだからねッ!」

「……そう」

「そうだよ(適当)」

「…………」

 

全く……照れてるなんてやはり最高やな! アイツ俺に惚れてるに違いない(確信)

 

互いの親が挨拶をし、強制的に頭を下ろされお辞儀をした俺はそのまま五体投地をキメようとした………が、白銀家は番号が回ってきたらしく、診察室へと向かって逝ってしまった。

御幸は俺が守る(正義の味方)

 

ベッドの下に籠城するなど激戦奮闘の抵抗をしない限り、接種は早く終わるものだ。

うちの親が診察料を払う順番を待っていると、白銀はもう部屋から退出してきた。

その目にはうっすらと雫が、そして目元はほんのり紅く灼けていた。

 

そんなあられもない姿の白銀を俺は本能からガン見した。そして一瞬目が合う。

ふいっと逸らされたが、目を一瞬だけ細めこちらを睨んだのを俺は見逃さなかった。

 

…………アイツ、俺に惚れてるな(二回目)

 

俺の接種もこれで二回目である。後一年はここに来なくて良いと考えると幸せなものだ。

 

「というわけで、まったの~~」

 

支払いを済ませた親に引っ張られ、小児科を去る。

泣かなかった褒美としてフライドポテトをドライブスルーしに行った。身体に悪いは旨い(確信)

 

帰宅、車から降り一軒家に侵入する。ちなみに我が家だ。

刹那、隣の家の車からも美少女が顔を出した。白銀さんちゃそだ!

神速で彼女に近づいた俺はすっと白馬の騎士が如くフライドポテトを花に見立て献上する。

 

「あの……」

「どうぞッ!」

「いや、でも……その」

「受け取ってくれ俺のソウル!」

「……う、うむ。嬉しいけどでも…むむ」

 

じれったい、でもあざとさがそれを魅力へと昇華させる。加え、困惑した白銀という珍しさだけで極みへとその信仰は到達した。 

 

押してばかりではダメだと、俺は外堀を埋めることにした。白銀パパに抱かれた彼女の妹、つまり三歳児の胸に半ば無理やりこのポテイトを押し付けた…渡したのである。

 

「あっ…あのちょっと待って!」

「ジャナ! 良い明日ヲ!」

 

我ながら口下手である。というか珍妙な人間として仕上がっている気がしなくもない。

えっ、普通に迷惑だろうって?

……しかし! 

これは可愛いものに対するお布施……信仰、ゲームにおける課金のようなものだからノーカンだ。

許せ御幸ィ……これはオトコ一族の宿命なんだ。

 

 

とはいえここは漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の世界である。

主人公の白銀御幸とヒロインの四宮かぐやらが繰り広げる壮絶な戦記モノなのだが、既に矛盾が生じている。

そう、主人公が女の子なのだ。

御行くんではない。白銀御幸“ちゃん“なのだ。

 

勿論、百人の少年がいれば百二人の少女が振り向くであろうあの絶世の美少女はただ単純に人違いな可能性もあった。

だが、彼女の妹の真名は白銀圭であるし、父親母親は絵で見た人に限りなく似ており別人である可能性はほぼゼロでもあった。

 

やったぜ。 となれば簡単、彼女は紆余曲折の末に秀知院学園に入学することだろう。

恋愛頭脳戦が女々しくなる気もするが、この目で見ること叶うなら喉から手を出してでも覗こう。

 

 

 

 

 

と、言うわけでね。

小学校、入学してからもそれなりにちょっかいを掛けて仲良くさせて頂きましたええ。

だが一つ懸念があった。それは、俺が秀知院学園に高等から入学する場合、例え前世の知識があってもそれなりに面倒なのでは? ということだ。

 

となれば解決方は簡単、しかし同時に苦虫を嚙み潰すような思いで決断を下した。

それは俺が中等部に受験することだ。

 

 

そして、合格しました(即落ち)

「過程がガバガバじゃねえか」というご指摘は止めて頂こうか。ごめん許して^お兄さん許して。

んマぁ~~何ていうかな、英語っていうの? なっかなっかできることじゃないよね。

 

英語は許す、でも社会は許さねぇ。何だよこの国、財閥生きてるってGHQ壊れちゃう~^

だが、ここさえ埋めれば何とかなる。長男だから耐えられた。

 

小六からの一年程度の勉強で秀知院に合格したので親戚共々から褒められはしたが、何というかズルしてる気がして心ガガガ………何て痛みません。まぁ何て言うの? 前世含め“チカラ”ってやつだよね。

 

 

小学卒業式の日、皆と別れることに哀しみ泣いていた白銀に近づきこう言った。

 

「あっ、そうだ(唐突) 俺、色々あって白銀と別の中学校行くことになったわ」

 

哀しんでくれよな~

見たところ固まってこちらを呆然と眺めている。やめろ、恥ずかしい///

 

今後、彼女には多くのことが降りかかるだろう。しかし、きっと秀知院に来てほしい。

俺は原子番号47のAg銀となった彼女に、一応変な男に引っかからないよう注意し華麗に去った。

何か言いたげだった気がするのは気のせいか。

 

……だが俺は、やっぱり言い忘れを思い出し彼女の元へ戻った。

 

「あっ、そうだ(適当) 白銀、圭ちゃんにもハイ宜しくゥ」

「待って……」

「ン? おかのした」

 

呼び止められたと思ったら、そこからは白銀の大泣きによって二度も涙の雫が溢れだし、洋服中、身体中水まみれになった。あぁ~たまらねぇぜ^

 

周りからの視線はチクッとしたし、白銀の涙にはこちらもうるっとした。

だが大丈夫、また会える、お前も秀知院にならないか? と誘ったら落ち着いてくれた。

 

…………だが帰宅後、そういえば東京引っ越すんだったわと白銀に伝え忘れたことを思い出し、ピンポンしてその件を伝えたらまた大泣きされた。妹ちゃんも泣いていた。

 

やっぱり…美少女たちの涙は……最高やな! 

 

ですが白銀パパ、どうして貴方も娘たちに混ざって泣いてるんですかええ。

 

 

 

 

 

中学校、俺という存在はもしかしたら変態なのではと薄っすら感じ始めた。

なぜならば、

四宮財閥の令嬢である四宮かぐや。

運良く同じクラスに入り、俺の右横に席を構える彼女を授業中に観察している時だった。

 

大和撫子とはこのことか。出るとこ出ず、出すところも出ていない……不思議だ。

そんな事を考えながら、こっそり眺めていた。ジロジロと。

 

すると、鉄の男ならぬ鉄の女である四宮がなんと! こちらをスッと一瞥したのだ!!!

とても迷惑そうな目で。

 

「あの……何か御用ですか?」

 

小声でこちらにそっと訪ねてくる四宮。

………えぇ、何というか、“興奮“しちゃいましてね。ついウィンクをしたわけですよ。

そしたらですね、四宮さんの右横の生徒……早坂さん? がですね、ウィンクをなんと返してくれたんですよ。

 

…………アイツ、俺に惚れてるな(三回目)

 

俺は中学校生活を満喫していた。

 

四宮さんを説得し、何とかカラオケに連れて行ってみた。

何故か客が一人もいなかったが知らない。俺は何も知らない。

 

四条さん、柏木さん、早坂さん、他にも野郎含め皆と交流した。

 

そしてその刺激的(物理)な思い出を纏め、今は珍しく出す人少ないだろう手紙にして白銀に送っていた。

ついでにこれ見よがしに土下座して取らせて頂いたツーショット写真を添えて送った。

プライバシーガバガバな気がするがアイツらにバレてないし大丈夫だろう。うん

 

 

満喫していたドキドキの中学三年生の陣。

転校生が現れた。

そして訪れる朝のHR、そして担任からの入ってドゾの声。

 

現れたのはどこか非常に見覚えのある少女。

 

彼女はこちらを向きそっと微笑んだ。

 

 

「―――白銀御幸です。 ―――両親の――仕事―――東京に――――至る所―――が―――ですので――――宜しくお願いします。」

 

 

至上に可憐な幼馴染が、そこに居た。

 




二人は幸せなキスをして終了

御幸♀はオリ主君に会うため頑張ったのでハッピーエンドです
多分白銀パパも頑張った。愛だよ愛! ラブアンドピース!


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