馬の感情が読める厩務員が転生した件 (泰然)
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1話

我々の業界は朝が早い。

 

水の交換、飼葉から掃除色々ある。朝が早い以外とても充実した仕事である。

 

佐竹「今日も、可愛いなぁお前は。」

 

○〇「ヒヒ~ン(腹減った飯くれー)」

 

佐竹「お前は、食うことしか頭に無いのか...」

 

○〇「ブルルル(じゃあ、もっとくれよー)」

 

俺は、馬の言葉がわかる特殊体質でここで仕事している。

生まれた時から、馬の気持ちがわかるのだが

他の動物の言葉は解らない、何とも可笑しな事であるが...

面白いんだよなぁ、こいつら。

 

佐竹「じゃあ、もうちょっと持ってくるよ。」

 

○〇「ブルル(ゆっくりでいいよ~、そのあと寝る~)」

 

佐竹「さっきまで、寝てただろ!太るぞ...」

 

○〇「ヒヒ~ン!?(女に向かって、よくそんな事言えるな!?)」

 

佐竹「まぁまぁ、そんな怒るなってぇちょっと待っとって」

 

その後、掃除をしたはずなのに湿った藁に足を取られて

頭を強く打ち、その後意識を失った

 

 

 

 

佐竹「あれ?何で俺の部屋にいるんだ?転んだ所は、覚えてるんだけど...」

 

佐竹「紙があるな...トレセン学園に行けって書いてあるな、何かわかるかもしれないし行ってみるか。」

 

紙に書いてあった、トレセン学園の住所に向かうことにしたのだが...

近くまで行くと、耳と尻尾を付けた女の子がたくさん見えるようになり

ウマ娘のワードが、沢山あって近くの人に聞いてみた。

 

佐竹「あの、ウマ娘って何ですか?」

 

○〇「あんた、知らないの!?競バ場で幾多のウマ娘がレースを繰り広げてるってのに!?」

 

○〇「テレビでも、ネットでも大人気の娘達でアイドルだよ。」

 

佐竹「レース?アイドル?」

 

○〇「レースが終わった後、ウマ娘達が踊るんだよ。」

 

おじさんに、色々聞いてレースに行って見ればと言われたが、

そのまえに、トレセン学園に行けばわかると思って急いだ

トレセン学園に着き、先ほど目にしたウマ娘達がトレセンに入っていき此処だと思い

誰に話を聞けばいいかと、思ってウロウロしてたら

 

たづな「あの、すいません関係者以外立ち入り禁止ですのでってトレーナさん!?」

 

たづな「大丈夫ですか?トレーナーさん随分顔が、真っ白ですけど...」

 

たづな(大丈夫でしょうか?まだ入ったばかりだから、私がお世話しないと。)

 

佐竹「あの、トレーナーって何ですか?(それに何で、心の声が聞こえるんだ)」

 

そのあと、駿川たづなさんに色々説明してもらい少し落ち着いたら

トレーナー寮に引っ越ししてもらえるように手続きしてらった

たづなさんから、ウマ娘の事、トレーナーの役割、俺が記憶喪失かもしれないという事で

話が付きこれからの事を、説明された。たづなさん、ウマ娘っぽく無いのに何で心の声が聞こえるんだ?

 

たづな「トレーナーさんには、最低一人ウマ娘の担当をしていただきます。」

 

佐竹「絶対ですか?」

 

たづな「絶対です!それに他のトレーナーさんが少ないので、複数掛け持ちしてほしいんです。(トレーナー試験を受けてくれる人が、ドンドン減っているんです...)」

 

佐竹「わかりました、出来るかわかりませんがスカウトしてみます。(心の声が悲痛なんだよなぁ)」

 

たづな「ありがとうございます!では、トレセン学園を案内しますね。(人数問題は解消できそうですね♪)」

 

佐竹「はい、お願いします。(まだ、一人も決まってないのに気が早いなぁ、まだ、この世界に慣れてないけど頑張るしかないかぁ)」

 

そして、たづなさんに連れられトレーニング施設を案内してもらった

 




本当の馬の話ってドラマ性強くて好き


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2話

タイキシャトル、可愛いですよね。


たづな「トレーナーさん、ここが筋トレルームになります。

ここで以前、ウララさんがトレーニング中にサンドバッグに振り回されて

大変でした...」

 

佐竹「そうなんですかって、ウララ!?その娘の名前ハルウララですか!?」

 

たづな「はい、そうです。お知合いですか?」

 

この世界では、かつての名馬が存在するのかもしれない。

会ってみたいが、今後可能性はあると思うし我慢しよ。

 

佐竹「いえ...勘違いでした。」

 

たづな「そうですか...じゃあ次に、行きますね。」

 

今度は、レース場を模した練習場がありウマ娘達が練習しており

様々なコースが、沢山あった。

 

たづな「これは、出走の際に使うゲートです。よくゲート難の娘が、

トレーニングに使います。」

 

たづな「あとは、ウォーキングマシン、トレッドミル、ミスト、温泉施設、疲労回復などに使われます。」

 

 

たづな「それと、坂路コース、トラックコース、プール施設、自分を鍛える練習場になっています。覚えられました?」

 

佐竹「まぁ、なんとなくですかね。(やっぱりトレーニングセンターの

施設と同じような感じなんだな)

 

たづな「ちゃんと、覚えてくださいね!トレーナーさん。(心配ですね、ちゃんと私が見てあげなきゃ)」

 

佐竹「はい...すいません。(あんまり、たづなさんに心配かけないよにしよう、たづなさんの心の声刺さるなぁ)」

 

たづなさんに、模擬レースがあると言われたので先ずは、一人担当を決めて下さいと強めに言われたのでレース場に行くことにした、怒られそうなので。

模擬レースは、夕方まで行われるらしく20R見た中でどのウマ娘にするか決めようかと思う。その中で、喧嘩しているウマ娘がいた。

 

ウオッカ「よー、スカーレット今度はオレが勝たせてもらうぜ。」

 

ダスカ「ふん、いくらでも吠えてなさい返り討ちにしてあげるんだから。」

 

ウオッカ「なんだと!?ぜってえ泣かしてやるからな!」

 

ダスカ「今度も、あたしが勝つんだから精々頑張りなさい。」

 

佐竹「あれ、ウオッカとダイワスカーレットかぁこの二人を、生で勝負が見れるなんて転生する前だったらありえないから感動するなぁ。あっ、レース始まるな。」

 

1Rが始まり、結果はウオッカの差し切り勝ち、最初はスカーレットのペースで進んでいたのだが最後の直線で差されてしまった。だが、まだ模擬レースの段階でこんなに会場が沸くほどだからすごい。

 

ウオッカ「よっしゃー!見たかスカーレット!今度こそオレの勝ちだな。」

 

ダスカ「もぉー!絶対あたしが、一番だと思ったのに!」

 

ウオッカ「へへっ、またいつでもかかって来いよ今度も勝つからな!」

 

ダスカ「くっ、次は絶対一番になるんだからー!!」

 

その後、新人トレーナーからベテラントレーナーのスカウトが始まった。スカウトの相手は、スカーレットとウオッカを中心に囲むようになっていった。俺も、スカーレットをスカウトしに行こうと思ったんだが。

 

ダスカ(みんな、同じことしか言わないのね...)

 

佐竹「同じこと?ティアラ路線の事か...」

 

恐らく、他のトレーナーの方々が牝馬三冠というのが気に障ったのか、スカーレットはそれを受け流す形でスカウトは終わった。

 

佐竹「気になるけど、また今度にしよう。他の娘も見てから決めても遅くないし。おっ、2Rが始まるな。」

 

2Rが始まる時、一際大きいウマ娘がいた。

 

 

 

 

 




初めて書くから、色々分らん


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3話

ハルウララ、元気だよね


?「イエェーイ!いよいよ模擬レースデース!」

 

モブ娘「タイキシャトルさん、もぉ始まっちゃうよー!」

 

その中で、一際声の大きいウマ娘がいた。

バ体も大きくて、その中では一番目立つ存在である

 

佐竹「タイキシャトルかぁ、海外遠征でも勝った強いウマだから、ヤンキーっぽいのかと思ったら、元気で明るい娘なんだな。てか、声がデカい。あっもう、始まるな。」

 

結果は、タイキの最後尾、中団まで良かったが最終コーナーで観客席に友達がいたのか、そっちに気を取られてドンドン失速してしまった。

だが、中団まで好位置をキープし、バ群に呑まれなれない姿が評価され様々な、トレーナーからスカウトされていたのだが...

 

タイキ(レースで走れば、忘れられると思ったんデスケド...)

 

佐竹「こっちの、タイキもやっぱり気を取られて勝利を逃すのか...それにしても、何でそんなに落ち込むんだ?」

 

負けたとはいえ、ここまで注目されスカウトされているのに何故だと思い、他のトレーナーがいなくなるのを待ってタイキシャトルに聞いてみることにした。

 

タイキ(パパとママにアイタイデース...)

 

佐竹(なるほどなぁ、海外から一人で来て寂しかったんだな。)

 

佐竹「タイキ、ちょっとお話いいかな?」

 

タイキ「アレ?あまり見ないトレーナーさんですネ、ゴメンナサイ、スカウトは...」

 

佐竹「なぁ、一緒に食べに行かないか?」

 

タイキ「えっ、でも...」

 

佐竹「タイキの、好きな食べ物でいいよ。」

 

タイキ「ウ~ン...じゃあBBQがしたいデス。」

 

佐竹「いいね、やろう!」

 

 

 

 

そこから、移動して美浦寮の隣でBBQをさせてもらえるようにヒシアマゾンに頼みに行った。

 

ヒシアマ「えっ!?寮の隣でBBQかい...まぁ、火事にならなきゃいいけど、あっ!良かったら野菜使わないかい、傷んだ野菜だけど味は保証するよ。」

 

佐竹「ありがとございます!ヒシアマ姐さん、今度お礼しますんで。」

 

ヒシアマ「お礼するなら、タイキを元気づけてやってくんないかい最近元気ないんだよあの娘。(小声)」

 

佐竹「はい!必ず。」

 

美浦寮の隣にBBQセットをタイキと、用意しながら夕方になった頃にタイキがポツリと言いました。

 

タイキ「トレーナーさん何で、ワタシが落ち込んでるってわかったんデスカ?」

 

佐竹「まぁ、感かな。」

 

タイキ「感デスカ...」

 

佐竹「あと、君が落ち込んでいてBBQをしたいって言ったから、多分家族のぬくもりが恋しいのかなと、思ったんだ。」

 

タイキ「ッ!」

 

その話をした後、タイキの瞳から涙ドンドン溢れしばらくタイキを慰めた。

 

タイキ「何で、そんなに気づかってくれるんデスカ?」

 

佐竹「だって、タイキは元気が一番似合うし、笑顔が可愛いと思うし。」

 

タイキ「ッ!?///ト、トレーナーさんは、何でスカウトじゃなくて食べに誘ったんデスカ?」

 

佐竹「あんなに、落ち込んでたらスカウトどころじゃないじゃない?」

 

タイキ「////、あのワタシトレーナーさんの担当ウマ娘になりたいデス。」

 

佐竹「えっ、いいの?いっぱいスカウトされてたけど...」

 

タイキ「トレーナーさんが、いいんデス///。」

 

タイキシャトルの担当が決まり二人で今後の出走目標とトレーニングメニューを、決めることになった。

 

 

 




馬体大きい言うとヒシアケボノと、勘違いするよね
でも、アケボノ出すので気長に待ってて下さい。


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4話

理事長も、かわいい


佐竹「タイキは適正距離が1000メートル短距離から1800メートルのマイルだからNHKマイルカップは必須だよな。」

 

タイキ「そうですネ、最初の目標はNHKマイルカップですネ。その前に、いくつかレースで勝ち星を挙げてから仕上げていきたいデース。」

 

佐竹「タイキ、最初だけダートで走っても大丈夫?」

 

タイキ「いいですけど、どうしてですカ?」

 

佐竹「タイキには、パワーがある、先ずはダートで力量を量りたい。」

 

タイキ「わかりました、メイクデビューはダートにしマース!」

 

佐竹「一応、今後の出走予定を掲載するよ。」

 

 

 

 

 

・メイクデビュー出走

 

・東京スポーツ杯ステークス GⅡ

 

・シンザン記念 GⅢ

 

・ファルコンステークス GⅢ

 

・ニュージーランドトロフィー GⅡ

 

・NHKマイルカップ GⅠ

 

・休息(トレーニング期間)

 

・富士ステークス GⅡ

 

・マイルチャンピオンシップ GⅠ

 

・香港マイル GⅠ

 

 

 

 

タイキ「ワーオ!香港マイルですカ!?しかも、ほとんど重賞クラスですネ。」

 

佐竹「タイキであれば、マイルで負けることは無いと思ってるからさ。」

 

タイキ「ッ!///(好き...)」

 

佐竹「次は、トレーニングメニューだけど瞬発力、パワー、コースでの読み合いを鍛えていきたいから、それを中心に組んでいこうかなぁと思います。(トレーナーとして、鼻が高いなぁこんなに信頼してくれるなんて)」

 

明日から、本格的にトレーニング予定して、午前中はタイキのトレーニング、午後は模擬レースがあるというので、たづなさんに言われた通りにもう一人スカウトしようと思い、候補のダイワスカーレットもそうだが、先ずは模擬レースを見て決めてタイキと別れ、たづなさんに引っ越しの事を話に行こうとした時...

 

?「激励ッ!頑張っているな佐竹トレーナー!!」

 

佐竹「ありがとうございます、あの、どちら様ですか?」

 

理事長「失礼ッ!我がトレセン学園ようこそ私が、秋川やよい此処の理事長である。(決まった...)」

 

佐竹「あっ、失礼しました先ずは挨拶に行かなければいけないのに...(ドヤってる、可愛いなぁ、あれ?理事長も何で聞こえるんだろう?)」

 

理事長「不問ッ!わたしとしては、ウマ娘達に情熱ッ!愛情ッ!注ぐことこそ我が本望ッ!」

 

佐竹「それで、俺に何か?」

 

理事長「盲点ッ!そうだった先程まで、君とタイキシャトル君とのやり取りを観察していたッ!そこで、わたしはとても感動したッ!」

 

佐竹「感動?」

 

理事長「その通りッ!最近のタイキ君は、精神的に不安定な時期が多かった...わたしとしても、何か手助けがないかと思ったのだが、仕事で中々その機会が作れなかった...そこでッ!佐竹トレーナーが着任し、一日で彼女の不安を取り除き、短時間で担当トレーナーになった。他の者が救おうとしても彼女は拒み続け、わたしもずっと憂いていたが、君のお陰で彼女の笑顔を取り戻せたッ!有難う...」

 

佐竹「いえ、あんなに沈んだ顔をされたら声をかけずには、いられなかったです。(あんなに心の中で悲しい声出してたら、そりゃあ声かけるさぁ)」

 

理事長「そこでッ!佐竹トレーナーには、他にも多くのウマ娘の夢を叶えるために、協力してほしい。君にはまだ見ぬ才能があると、確信しているッ!そしてッ!一人でなく、多くのウマ娘の担当をしてほしいッ!」

 

佐竹「はい、わかりました。これからも精進していきます。」

 

理事長「気丈ッ!これからも、気持ちを強く持ち君の才覚を以てウマ娘に愛情を注いでいってくれッ!ではッ!(素晴らしいトレーナーだ、これからの発展が楽しみだ。)」

 

佐竹「ウマ娘への愛情が凄い伝わったなぁ、何で理事長の心の声聞こえたんだ?まぁいいや、たづなさんの所に行こう。

 

理事長室にいたたづなさんを訪ね、引っ越しの手続きは済んでいると言われ、トレーナー寮に荷物も運んだという事で、部屋に入り明日の準備で、タイキに話があったので美浦寮長のヒシアマゾンに、許可を取りに行った。トレーナーは、ウマ娘の寮には入れないので。

 

佐竹「すいません、ヒシアマ姐さんタイキ呼んできてもらっていいですか?」

 

ヒシアマ「おう!いいよ、ありがとねトレーナータイキの、悩みを解いてくれて。今呼んでくるよ。」

 

しばらくして...

 

タイキ「トレーナーさん!会いに来てくれたんですカー!」

 

佐竹「うぐっ、抱きつかんでくれぇ明日の予定を言い忘れたことがあって言いに来ただけだから、放してぇ...」

 

ヒシアマ「タイキ放してやりな、トレーナー死んじゃうよ...」

 

タイキ「オウ!ソーリー、トレーナーさん(シュン)」

 

佐竹「うん...大丈夫、明日の朝なんだけどさトレーニングする前に、一緒に食べようかなぁと思って。」

 

タイキ「イエス!一緒に食べまショウ!(それで、食べさせ合いしたいデース)」

 

佐竹「じゃあ、朝に迎えに行くよ。(恥ずかしいから、やめてほしい...)」

 

タイキ「オッケー!一緒に食堂に行きまショウ!」

 

朝の約束を決めて、お互い別れて部屋に着き明日の準備をして就寝した。

 

 

 

 




ゆっくりウマ娘増やしていきます。


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5話

今回、ハルウララ回です。


朝になり、タイキを迎えに行ったら寮の玄関前に立っていてそしたらデカい声で...

 

タイキ「トレ~ナ~さ~ん!!」

 

佐竹「まだ、朝だから静かに。」

 

タイキ「オウ...ソーリー、トレーナーさん...」

 

佐竹「いいよ、元気なタイキの方が、好きだし。」

 

タイキ「アリガトウゴザイマース!(やっぱり、優しいデース///)」

 

佐竹「じゃあ、食堂に行こう!」

 

タイキ「イエーイ!!」

 

食堂では、色んな料理を並べてタイキが豪快に平らげていき、ウマ娘の胃袋ってどうなってんのかなぁと思いながら、口移ししてこようとしているタイキを制止しながら食べ終わり、午前中のトレーニングも終わり休息という形で別れ、午後の模擬レースを観戦した。

 

佐竹「今回は、ダート戦を見てみようかなぁ。」

 

?「今日は、ぜったい!一着取るぞぉー!」

 

モブ「ウララちゃん、今日もがんばろうね!」

 

ウララ「うん!いっしょに頑張ろうね。」

 

佐竹「あれが、ハルウララかぁやっぱり体が小さいなぁ、あっちの世界のウララもバ体が小さい故に差しバでの位置から、バ群から出てこれないからなぁ。取り敢えず、レースを見よう。」

 

結果は、案の定バ群に呑まれ上がってこれず、最下位となった。だが、最下位でゴールしたとしても笑顔を崩さず、声援に応えていたこと、足腰が丈夫だという事、あっちの世界のウララも100戦以上出走をし、勝つ事はできなかったが一度も怪我をしたことがない。

彼女は丈夫で健康な、ウマである。

 

ウララ「はぁ、はぁ、最後だったけどたのしかった~!(でも、何で速く走れないんだろう?あんなにがんばって練習してるのに...)」

 

佐竹「やっぱり、走り方に問題はあるなぁ、砂を蹴る際に足が外側に逃げてるから本来の走りは出来ない、でもそれを直せたらウララの丈夫でパワーのある脚でバ体が小さいとしても、外から上がれる位の足だと思うんだよなぁ。」

 

その後は、他のトレーナーは各々ウマ娘にスカウトしていくのだが、ウララには誰もスカウトしなかった。そんな事は、関係なく俺はウララに歩みを進めた。

 

佐竹「君が、ウララちゃんでいいのかな?」

 

ウララ「ん?ウララでいいよ!どうしたの、トレーナー?」

 

佐竹「君をスカウトしたい。」

 

ウララ「えぇー!!何で、どうしてウララなの?」

 

佐竹「ウララには、他のウマ娘より力のあるレースが出来ると思ったから。」

 

ウララ「ウララ速くなれる!?」

 

佐竹「ダートのGⅠは絶対取れる!」

 

ウララ「わーい!じゃあ、これから、ウララのトレーナーだね!よろしくね、トレーナー!」

 

佐竹「少しだけ、証明するためにタイムを計ってみよう。」

 

ウララ「もう一回走るの!?やったー!。」

 

佐竹「じゃあ、練習場に行こう。」

 

 

 

 

 

練習場に着き、先ずウララ足を蹴る際の外向きを直し、腕の振り方などを直しタイムを計ったら...

 

 

 

 

 

ウララ「やったー!トレーナーすごい!タイム縮んだよー!」

 

佐竹「すごいなぁ、直しただけなのに練習で走ったら重賞なんかすぐ取れるぞ!」

 

ウララ「ほんとう?ありがとう!トレーナー!大好きー!!」

 

佐竹「ははっ、ありがとう。(ウララ裏表が、尚更ないから言葉が出るんだろなぁ可愛い)」

 

ウララ「ねぇねぇ、トレーナーこれからどうするの?」

 

佐竹「う~ん、先ずはウララの名前を覚えてもらう為にファンを増やしていこう。」

 

ウララ「ファンを増やす?人気になればいいの?」

 

佐竹「そうだね、ファン数が増えていったら他の重賞レースを走って最終的に、冬のチャンピオンズカップに挑戦してみよう!」

 

ウララ「うん!トレーナーが決めたレースだもん!全部一着とっちゃうよー!」

 

佐竹「よおーし!その意気だ!(ウララの調子もいいし、これなら大丈夫だな、あっちの世界のウララは練習はするものの、二回以降の練習をやろうとしないウマだったから心配だったけど、さっき練習何回かしてた時は、そんな事なかったから大丈夫そうだけど何でだろう?)」

 

そして担当が、二人になったという事で明日からの予定で、タイキとウララで合同練習すという事になり今日は、帰ろうと思った時見られている気がしたので、見渡したら...

 

?「君でしょ?最近たづなさんと理事長に気に入られてる、トレーナーって?」

 

佐竹「君は?」

 

シービー「アタシ?アタシは、ミスターシービー。」




ウマ娘の中で一番ミスターシービー大好きなんだよな~。
早く実装してくれぇ。


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6話

ミスターシービー回です。
本当にゲームのモデルが可愛い過ぎてヤバいです。


佐竹「ッ!?あの三冠バのミスターシービー!?」

 

シービー「そんなに、びっくりするかなぁ?アタシなんかよりルドルフとか、ブライアンの方が知名度あると思うけど。」

 

佐竹「そんな事ないですッ!俺がこの業界に入ったのは、シービーのお陰と言っても過言じゃないんです!大好きなんです!」

 

シービー「おっと、そんなつもりで言ったんじゃないんだけど、でも、熱烈な告白ありがと、ミスタートレーナー♪」

 

佐竹「すいません、大きな声出して...」

 

シービー「ダイジョブ、ダイジョブ言ってもらうのは嬉しいし、まぁ君位かな、そんなに褒めてくれたの。」

 

佐竹「...」

 

ミスターシービーはあっちの世界では、三歳限定のレース、一度しかないレースでそれも、運と実力がないと勝てない、皐月賞、日本ダービー、菊花賞ですべて一着で勝利した。そのレースの中で本調子じゃない中での三冠達成を成し遂げた。この世界でも、三冠を達成し同じ競争成績らしい。だが、翌年にルドルフがあっさり三冠達成をして世間の目は、三冠バ同士の対決に心躍る観衆なのだがミスターシービーは一度も、ルドルフに勝つ事が出来なかった。そこから、シービーの豪快な追込みを見ること叶わなかった。そして、ルドルフは七冠を達成していった。シービーも引退して、ルドルフも引退し二頭のお墓が建てられるのだが、ルドルフは荘厳な作りで華々しく飾られている。シービーのお墓は、小さくこじんまりしており、あまり目立たない場所に建てられている。これを見た時、俺はとても悲しかった、何がそんなに違うのかと心の中で思った。

 

佐竹「やっぱり、ルドルフのことですか...」

 

シービー「彼女は唯アタシより、強かっただけだよ。でも、楽しかったよ、ルドルフと走ったレース。(それに、アタシは自由に走りたかっただけだから...)」

 

佐竹「楽しかったのに、何でそんな悲しい顔をしてるんですか?」

 

シービー「ッ!?佐竹トレーナー凄いね、隠してたつもりなのにそりゃあ、理事長とたづなさんが気に入る訳だ。アタシ、ファンの期待に応えられなかったんだ...最初ルドルフと走った時、惨敗だったんだ。言い訳にしかならないけど、ファンのプレッシャーに負けちゃったんだ、それに脚にも違和感があった...格好悪いでしょ。」

 

佐竹「何も格好悪くないですッ!貴方が掴んだ栄光は、本物です。ファンの皆さんは、終わりの方のレースしか見てないんです。貴方が本当に輝いていたの、三冠を走った時の走りです。軽やかにそれでいて力強く、自由に天にも昇るような走りを観客に見せてくれた、そんなウマ娘だったと俺は思います。」

 

シービー「ッ!?ありがとう、そんな真剣に言ってもらったら、泣きそうになっちゃった///」

 

佐竹「すいません、出過ぎた事を言って...」

 

シービー「ミスタートレーナー、トレーナーの手伝いをしても構わないかな?」

 

佐竹「と言うと?」

 

シービー「トレーナーのウマ娘の、トレーニング補助をしたいと思ったんだ、ダメかな?///」

 

佐竹「俺は、いいけどシービーは大丈夫?」

 

シービー「もう、引退したしフラフラするのもなぁと思ってたから、アタシは喜んで手伝えるし色々教えられると思うよ?」

 

佐竹「じゃあ、これからよろしくミスターシービー!」

 

シービー「やった!よろしく!ミスタートレーナー。(それに、アタシも他の娘には負けてられなくなったし♪)」

 

佐竹(シービーもまだ、闘争心は消えてないだなぁ、それより腕組むのやめてくんないかなぁ、腕折れそう...)

 

シービーがトレーナー補助という役割で進み、心強い助っ人が加わってこれからの事を考えながら、陽が落ちてきて夕方、寮に着いたのだが...

 

 




シリアスが続くので、イチャイチャ部分を出せたらなぁと
思ってます。


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7話

イチャイチャ書けない、難しい...


寮に着いたのだが...

 

佐竹「あの〜シービーもう、トレーナー寮何ですけど?」

 

シービー「ん?入らないの?入ろうよ〜。」

 

佐竹「わかって言ってますよね...トレーナー寮ですよ?」

 

シービー「イイじゃ〜ん、入ろう?(頭グリグリ)」

 

シービーが俺の胸に頭を擦り付けてくるのだが、流石に迷惑だと思ったのか、離れてくれた。

 

シービー「仕様がない、今回は諦めるけど、何かで穴埋めしてよね〜♪(本当は部屋で、一緒にゲームしたいけど...)」

 

佐竹「じゃあ、トレーナー室を使ってゲームでもします?」

 

シービー「すごいねぇ、今ゲーム一緒にしたいなぁって思ってたら、当てられちゃった本当に心読めるんじゃないの?」

 

佐竹「偶々ですよ、トレーナー室で何か出来ないかなぁと思っただけです。(今のは、あからさま過ぎたな気を付けよ。)

 

シービー「じゃあ!一緒にゲームしよ♪」

 

佐竹「夕方ですし、ちょっとしか出来ませんよ?」

 

シービー「いいの?時間勿体ないから、早く行こう!」

 

本当は、トレーナー寮でタイキとウララの、練習メニューを考えようと思ったらシービーが駄々をこねたので諦めて、トレーナー室で練習メニュー兼ゲームをしようとして...

 

シービー「う~ん、強くない?トレーナー...」

 

佐竹「いや、シービー弱すぎません?」

 

ボードゲームがしたいと、言ったのでやったら予想外にシービーが弱すぎた...

 

佐竹「やめます?」

 

シービー「ヤダ!勝つまでやる!」

 

いつまで続くのかと思いながら、整理してない資料の事考えていたら...

 

?「失礼するよ。」

 

シービー「あッ!ルドルフ~トレーナー強すぎて、勝てないぃ~...」

 

ルドルフ「ほう、ボードゲームか、楽しそうだな。」

 

佐竹「あの、シンボリルドルフさん?」

 

ルドルフ「あぁ、初めましてトレーナー君、トレセン学園の生徒会長をやらせてもらっている以後よろしく頼む。(シービーがこんなに懐いてるなんて珍しい...)」

 

佐竹「初めまして、佐竹です。(シービーは誰にでも、こういう接し方だと思ってた)」

 

ルドルフ「渡すものがあって、寄ったんだが何やら楽しそうな声が聞こえてきたものでね、愉快適悦、まさにウマ娘とトレーナーの理想像だな。(いいなぁ、私もあんな風に甘えたい...)」

 

佐竹「渡すもの?(ルドルフってもしかして、甘えん坊?)」

 

ルドルフ「たづなさんから、トレーナー君の担当ウマ娘の、出走登録票を提出して欲しいそうだ。(甘えたい...)」

 

佐竹「わかりました。(ちょっと撫でたいな)」

 

あの耳と尻尾を見た時から、ウマ娘を撫でたいという欲求があった。自分の手は、ルドルフの頭を撫でていた。

 

ルドルフ「ッ!?///ど、どうしたんだ!?トレーナー君!?(優しい手だ///)

 

部分的に動物に似ていると少し、撫でたくなる欲求が抑えられなかった。

 

佐竹「すいません!少し頭を撫でてたくなってしまって...」

 

ルドルフ「わ、私には良いが他の娘にはしない方がいいぞ///(何だ?これは胸が苦しい?)

 

佐竹(やべぇ、気持ち悪かったかなぁあんまりやらない方が...)

 

シービー「ねぇ...二人で甘い空気作らないでくれる?トレーナー、罰としてアタシの頭も撫でて!」

 

佐竹「えぇ~、あんまりやんない方が

 

シービー「撫でて!!」

 

佐竹「はい...」

 

シービー「う~ん♪気持ちいいねこれ♪毎日やってもらおうかな~♪」

 

佐竹「お気に召したようで良かったです...」

 

ルドルフ「用は済んだので、失礼するよトレーナー君///」

 

佐竹「あっ、すいませんでした。ルドルフさん。」

 

ルドルフ「ル、ルナって呼んで...///」

 

多分、ルドルフの幼少の時の名前だったかな?そのあと、急いでルドルフは出て行った。

 

シービー「トレーナー流石だね、あんなルドルフ見たことないよーさて、いいもの見れたし。」

 

佐竹「シービー、悪いんですけど明日タイキとウララの練習を見てて欲しいんです。」

 

シービー「いいよ、任せて!」

 

シービーに二人の、練習を見てもらう事になった。俺は、前々から気になっていたスカーレットを訪ねたかったので、明日に備えた。

トレーナー達がいなくなった廊下で、ルドルフはまだ、廊下の隅でしゃがみこんでいた。

 

ルドルフ「な、何なんだこの胸の、締め付けは///私はどうしてしまったんだ...///」

 

 

 

 




会長をチョロインにしてみました。


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8話

スカーレット回になります。


朝になり、朝食を済ませようと食堂へ足を運んだ。

そこには、もう他のウマ娘が談笑しながら朝食を取っていた、あとからタイキ、ウララ、シービーが一緒に入ってきた。

 

タイキ「グッモーニン!トレーナーさん!」

 

ウララ「おはよー!トレーナー!」

 

シービー「いい朝だね、トレーナー♪」

 

佐竹「みんな、おはよう!すいませんシービー二人を起こしに行ってもらって。」

 

シービー「いいよ、アタシとトレーナーの仲でしょ♪」

 

朝食を食べ終え、二人の練習はシービーに任せて、スカーレットを探した。

もしかしたら、担当が決まっていると思うが他のトレーナーに聞いてみた。

 

佐竹「すいません、ダイワスカーレットってもう、担当は決まったんですかね?」

 

中堅トレーナー「いや、止めておいた方がいいぞ。」

 

佐竹「何でですか?」

 

中堅トレーナー「一着への、拘りが強すぎる、それにウオッカの入れ込み方も異常だ。」

 

佐竹「じゃあ、決まってないんですね、失礼します!」

 

中堅トレーナー「おい、お前!...変わった奴だな。」

 

スカーレットが何処にいるか隈なく探した、そして坂路コースで練習しているスカーレットがいた。

 

ダスカ「一番じゃッ、一番じゃなきゃ意味無いのよッ!!」

 

スカーレットはひたすらに、坂路コースを往復していた。疲労が溜まっていても、がむしゃらに練習を続けていた。そして...

 

ダスカ「はぁ、はぁ...うっ。」ドサッ

 

スカーレットは、オーバーワークにより倒れてしまった。直様保健室に運び休ませた。スカーレットが目を覚ますまで、看病し夕方にようやく、目を覚ました。

 

ダスカ「はッ!あれ?何であたし...保健室で?」

 

佐竹「単純なオーバーワークだよ。朝から夕方まで、ぐっすり寝てたぞ。大丈夫か?」

 

ダスカ「アンタは?トレーナー?」

 

佐竹「練習場に来たら直ぐに、倒れたから保健室まで運んだ。」

 

ダスカ「ありがとう...迷惑かけたわね、それじゃ。」

 

佐竹「なぁ、スカーレット何でティアラ路線で走らないんだ?」

 

ティアラという、言葉が気に障りスカーレットは急に...

 

ダスカ「アンタも、それなの!?いい加減にして!!」

 

ダスカ(ウオッカに、勝たなきゃ意味ないのよ!)

 

中堅トレーナーがそういえば、一着の拘り、ウオッカへの執念、これが原因なのか?

 

佐竹「もしかして、ウオッカか?」

 

ダスカ「何で...」

 

佐竹「他のトレーナーが噂してた...」

 

ダスカ「あいつに、勝たなきゃ意味なんて...」

 

佐竹「見返してやればいいだろ、ウオッカに。他のレースでウオッカより、勝利数を上げれば悔しがると思うぞ。ウオッカの悔しい顔、見たいだろ?」

 

ダスカ「見たい...」

 

佐竹「だろ?別にウオッカに勝つだけが、全てじゃない。いい勝負をする事に意味がある。」

 

ダスカ「そう、ね。冷静に考えれば、わかることだわ。気づけて良かったわ、ありがとうトレーナー。」

 

佐竹「でも、それに気づけて反省も出来てる。偉いな、スカーレット...」

 

ダスカ「ッ!?///」

 

ダスカ(ただ、褒められただけなのに何で...///)

 

佐竹(よかった、少しは気持ち軽くなったかな)

 

佐竹「それで何だけど、スカーレットはまだトレーナー付いてないよな?」

 

ダスカ「そうだけど...」

 

佐竹「よかったら、俺の担当ウマ娘になってくれないか?」

 

ダスカ「ッ!?し、しょうがないわね、なってあげてもいいわよ///」

 

ダスカ(嬉しい!嬉しい!凄い嬉しい!///)

 

佐竹(言ってる事と、心の中、違過ぎない!?)

 

佐竹「あ、ありがとう。うちのメンバースカーレットで、三人目なんだけど今後の出走目標を決めたいんだ。」

 

ダスカ「いいわよ。今なら何でもできそうだから。」

 

スカーレットの出走目標を二人で考え。

 

 

 

 

・チューリップ賞 GⅡ

 

・桜花賞 GⅠ

 

・オークス GⅠ

 

・トレーニング期間(休息)

 

・ローズステークス GⅡ

 

・秋華賞 GⅠ

 

・エリザベス女王杯 GⅠ

 

 

 

 

佐竹「やっぱり、ティアラは要らない?」

 

ダスカ「何言ってんのよ、一番を取ってウオッカに、吠え面かかせてやるんだから!」

 

佐竹「じゃあ、これでいいね。明日から、本格的に始めるからこれからよろしく、スカーレット。」

 

ダスカ「えぇ、よろしくトレーナー!」

 

明日から、シービーも入れて四人でトレーニングしていくことをスカーレットに伝え、しっかり休むように言い別れたのだが...

 

佐竹「あの、ルドルフさん...何してるんですか?」

 

ルドルフ「ルナ...」

 

佐竹「う~んルナ、さん何してるんですか?」

 

ルドルフ「やあ!トレーナー君、奇遇だね!まさに、合縁奇縁、不思議な巡り逢わせだな!」

 

佐竹「突然ですね...話が終わるまで、陰で待ってたじゃないですか!?」

 

ルドルフ「それはそうと、トレーナー君頭を撫でてはくれないか?」

 

ルドルフ(キスしたい...)

 

佐竹(大丈夫かなぁ、この会長...キスは出来ないから撫でるだけならいいかな...)

 

佐竹「な、撫でるくらいなら、大丈夫ですよ。」

 

ルドルフ「では、存分に撫で回してくれ!」

 

そして、頭に手を置き撫でた。

 

ルドルフ(あぁ~///満たされる///)

 

佐竹「あの、ルナさんもういいですか?」

 

ルドルフ「まだだ、まだ駄目だ私が良いというまで、続けてくれ!」

 

かれこれ、一時間は撫で続け会長の顔はどんどん蕩けていった。色々ヤバかった。

 

 




ルドルフファンの皆様許してください。


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9話

腹ペコオグリ。


朝になり、何時も通り食堂に向かった。四人共入って来たので、一緒に食べる事になった。

 

ダスカ「ねえ、あんた何時もこうなの...」

 

テーブルに座るなり、俺の隣にギュウギュウに座るタイキとウララ、膝にシービー、めっちゃ食べづらい。

 

佐竹「俺が知りたい...助けて。」

 

ダスカ「あんたで、何とかしなさいよ。じゃ、先に準備してるわね。」

 

タイキ「トレーナーさん!私のステーキ食べてくだサーイ!」

 

ウララ「トレーナー!お腹パンパンで、牛さんみたーい!」

 

シービー「トレーナー、早く食べさせてよ。」

 

佐竹「勘弁してよ...」

 

食堂内の他のウマ娘に白い目で見られながら、何とか食べ終え練習場に向かった。

 

一人一人練習を見ていき、それぞれ苦手な種目をやりちょっとずつ、克服していった。トレーニングは、ここまでにして明日は休みという事にして、別れた。夕方になり残りの時間を三人の栄養管理表を、作ろうとトレーナー室に向う途中に、知らないウマ娘が倒れていた。

 

?「うぅ、お腹が空いた...」

 

佐竹「大丈夫?」

 

?「何か...食べ物を...」

 

?(おにぎりが、食べたい...)

 

佐竹「ちょっと待ってて!」

 

俺は食堂に向かい、大きめのおにぎりを五個作り倒れていたウマ娘の下まで走った。

 

佐竹「唯の、塩むすびだけど、どうぞ。」

 

?「ッ!!」

 

無我夢中で食べるそのウマ娘は、葦毛で綺麗だった。

 

佐竹「君の名前は?」

 

?「パクパク...」

 

?(トメさんの塩加減と、同じだ!)

 

佐竹(トメさん?誰?)

 

佐竹「あの...」

 

オグリ「んっ、すまない美味しかったからつい...私はオグリ、オグリキャップだよろしく頼む。」

 

佐竹「俺は、佐竹よろしく、まだひよっこトレーナーだ。何で、ここで倒れてたんだ?」

 

オグリ「それは...食堂を探していたんだが、道に迷ってしまったんだ。そこでトレーナーに助けられた、ありがとう。」

 

佐竹「そうなのか、じゃあ食堂まで案内するよ。」

 

オグリ「それなんだが、トレーナーの料理が食べたいんだがいいか?」

 

佐竹「ある程度、自炊してたからいいけど量はそんなに、出せないよ?」

 

オグリ「それでも、構わない!」

 

そして、厨房を借りてナポリタンを作ろうと思い、先にパスタを茹でてその間に、食材を切ってフライパンで炒めて、茹で上がったパスタも入れて、ケチャップで味付けをして完成。その間オグリの鼻息が、凄かった。

 

佐竹「はい、召し上がれ。」

 

オグリ「いただきます。」

 

オグリ(ッ!?優しい味だ、まるでトレーナーのように優しさで包み込むような味だ...)

 

あっという間に、オグリはナポリタンを平らげた。

 

オグリ「ごちそうさま、トレーナーとても美味しくて、優しい味だった。」

 

佐竹「お気に召して何より。」

 

オグリ「なあ、トレーナー偶にでいいんだが、トレーナーの手料理を食べさせてくれないだろうか。」

 

オグリ(トレーナーの傍にいれば、迷子になっても大丈夫だし手料理も食べられる、一石二鳥だな)

 

佐竹「偶になら、大丈夫だよ。お腹が空いたら、食べに来ていいからね。」

 

佐竹(毎日は無理だぞ、オグリ...)

 

オグリ「今日は、本当にありがとうトレーナー、それじゃあまた逢おう!」

 

佐竹「待て!オグリ寮までの、道のりわかるか?」

 

オグリ「フワッとしか...トレーナー頼んでいいか?」

 

オグリ(本当に優しいなトレーナーは...この人がお兄ちゃんだったら楽しいだろうな。)

 

佐竹「いいよ、送っていくよ。」

 

佐竹(横に、並んで歩いたら不釣り合いだろうな...兄妹には見えないと思う)

 

そしてオグリを栗東寮まで送り、別れ一日が終わった。

だが、オグリに手料理を食べさせたことによって、とんでもないことになる事を、トレーナーはまだ知らない。

 

 




いっぱい食べる君が好き。


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10話

もう、オグリとルドルフはネタ要員です。


数ヶ月が経ち、三人の担当ウマ娘がメイクデビューに出走し、結果は快勝。

シービーのトレーニング法が、功を奏し華々しく勝利した。そして、それぞれがそれぞれの出走目標に向けて、練習に取り組んでいった。トレーナー室にいたトレーナーは、皆の苦手な条件が無いか探しそれを、ノートに纏めていた。そしたら、出入り口から音がした。

 

佐竹「ん?何だ、誰ですか?」

 

返答がないので、歩いてドアを開けたが、誰もいない。戻ろうとしたら、足首を掴まれた。

 

佐竹「えッ!?」

 

そこに、オグリが倒れていた。

 

オグリ「たの、む...トレーナー何か、たべ、もの...」

 

佐竹「オグリ!?大丈夫か!?」

 

オグリ(オムライス...)

 

佐竹「お腹空いただけね...」

 

早速厨房を借りて、オムライスを作った。少し、多めにご飯をフライパンに入れて、色々な野菜を細かく入れ、ケチャップを入れて後は卵で包んで完成。そして、オグリの前に差し出すと飲むように食べた。もぐもぐ顔がかわいい。

何でトレーナー室で倒れてたか、事情を聞くと...

 

オグリ「私は、とある日から力が出なくなった。最初は、食事が足りないと思い普段より、多くご飯を食べる様にしたんだ。だが、それでも一向に治る気配がなかった。そこで、私は気付いた!!」

 

オグリ「トレーナーのご飯だ、と!!」

 

オグリ「今日!トレーナー室に行こうとしたんだが、迷子に

なってしまった。そして、何とかトレーナー室に辿り着いたのだが...そこで力尽きて、今に至る。」

 

佐竹「それで大丈夫なのか?オグリにトレーナーいないの?」

 

オグリ「いる、練習が終わったら、ほぼ放任だから自由にさせてもらっている。そんな事は、どうでもいいんだトレーナー!私はとある事に気付いたんだ!!私は...トレーナーの料理でしか、満足できない身体になってしまったんだ!!」

 

佐竹「えっ...」

 

オグリ「だが、トレーナーだけに作らせるのは不公平だ。だから、私の体を好きにしていい!!」

 

オグリ(あわよくば、トレーナーとうまぴょいしたい)

 

佐竹「うまぴょいは駄目だろ!?」

 

オグリ「な、何を言っているんだ、トレーナー!?私はうまぴょいとは...待てよ、もしかしてトレーナーもしたいのか、うまぴょい?///」

 

佐竹「何故そうなる!?その前に、オグリのトレーナーに怒られるわ!」

 

オグリ「大丈夫だ、殆どあのトレーナーとは練習の時にしか会わない。つまり、私に興味が無いんだ。」

 

佐竹(何で、オグリの担当になったんだよ...)

 

オグリ「もう、どうでも良い!君を抱きたい!!」

 

佐竹「男らしいなあ、お前は!」

 

佐竹(ヤバい...ドンドン近付いてくる、どうすれば...)

 

迫って来るオグリを、何とか躱したいトレーナーは何か無いかと考える中、そこに救世主が現れた。ルドルフである。

 

ルドルフ「まさに、これも決められた因縁。一樹之陰だな。トレーナー君、数ヶ月逢わなかった分存分に甘やかしてもらおう。」

 

佐竹「ルナさん!良い所にあとで、何でも言う事聞くからオグリを何とかしてくれ頼む!」

 

ルドルフ「何でも、だな。聞き入れた、トレーナー君。全力で阻止させてもらうぞ、オグリキャップ。皇帝たる由縁、示させてもらうぞ!!」

 

ルドルフ(そして、トレーナー君に褒めてもらって、あわよくば...ふふッ)

 

そこは何とか回避できたが、ルドルフにとんでもない爆弾を投下した事に気付いていないトレーナーである。まさに、一難去ってまた一難とはこの事。

 

 

 

 

 

 

 

 




オグリとルドルフは書く人によって、格好良いんだけど
まあ、こういう二人も可愛いですね。


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11話

遅い投稿になるので、気長に待ってて下さい。


今日は、タイキの足に違和感があるみたいなので、理由を聞いてどんな具合いか見る事になった。

 

タイキ「トレーナーさん...練習で踏ん張る度に少し痛いデース...」

 

佐竹「じゃ、蹄鉄シューズ脱いで見てみようか。」

 

見てみると、爪が巻いていて肉に食い込んでいた。酷い時には、化膿して感染症になる場合があるので、保健室の先生にやってもらえる様に言ったのだが俺にやって欲しいらしい。

 

佐竹「痛かったら、言いなよ。」

 

タイキ「わかりましタ!」

 

タイキ(唯、触れて欲しいだけ何ですけどネ♪」

 

佐竹(それが、理由ね。)

 

佐竹「はい、終わり。あと保健室に行って先生に診てもらいな。」

 

タイキ「センキュー!トレーナーさん!また、あとデー!」

 

 

 

 

その後、タイキの練習に付き合い着々と実力を付けていった。

数ヶ月が経ち、東京スポーツ杯とシンザン記念を出走し、見事に圧勝でゴールした。

 

佐竹「タイキすごいな!重賞二連勝だぞ!」

 

タイキ「イエーイ!トレーナーさんとシービーさんのお陰デース!」

 

シービー「元々マイルの、適正が高いし練習も積んで来た。尚の事、勝つのは必然的だね。」

 

勝利した後話に花を咲かせていた時。

 

?「優勝おめでとう、タイキ。」

 

タイキ「スズカ!?ヘーイ!!」

 

佐竹「君は、サイレンススズカ?」

 

スズカはタイキに抱き着かれながら話した。

 

スズカ「はい...タイキがお世話になって...ます。」

 

苦しそうにしながら話ていくと、何とスズカもファルコンステークスに出走するそうだ。スズカは、マイルから中距離を得意とするウマ娘でタイキとしては負けられない相手である。スズカは、大逃げする事で有名で相手のペースに保って行かれると難しいレースになる。その際、タイキのペースに保って行ける様にしたい所である。お互い、負けないと言う意思表明をして、俺は、スズカに気になる事聞いた。

 

佐竹「スズカ、足の具合いは何ともないか?」

 

まだ、先の事だが元の世界でのスズカは、天皇賞秋で大ケヤキ四コーナーで故障し予後不良となり、安楽死と言う処置となる。その日の、観客席はどよめき、沈黙の日曜日となった。俺は、それだけが気掛かりで聞いてしまった。

 

スズカ「うん?今は、大丈夫ですが...どうしてですか?」

 

スズカ(どうして、そんな事聞くんだろう?)

 

佐竹「いや、何も無ければ良いんだけどもし、足に違和感があれば言ってくれ、絶対。」

 

スズカ「はい...何かあれば伝えますね。」

 

本当に悲劇が起こるのであれば、来年の秋にスズカが予後不良となってしまう。仮の話をすると天皇賞秋では無く別の、レースでその悲劇が起こる可能性もある。その可能性も、ゼロでは無い。スズカのトレーナーにはより、足をケアしてレースに臨んで欲しい。そこで、スズカと別れた。

 

タイキ「トレーナーさん...怖い顔してマース。スズカと何かあったんですカ?」

 

佐竹「何でもないよ。タイキも怪我しない様に、頑張ろうな。」

 

タイキ「トレーナーさんも、無理しないで下さいネ。」

 

スズカが登場した事で俺は、あの悲劇が繰り返さないよう自分の胸にそう、言い聞かせた。

 

 

 




スズカにはもっと、長生きして貰いたかった。


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