原神の世界に転生したよ!ヤッタネ‼︎ (オタクくん)
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第0章 プロローグ
転生?


刻晴持ってないけど可愛いね
何歳なんだろ


 バタフライエフェクト。

 どんな小さな物事でも、それは、後に大きな効果を及ぼしてしまう。

 

 例えば、転生。

 転生した世界に、大きな変化をもたらす。

 それが、(原作)崩壊につながるのかどうかは誰も分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ふと気がつけば、知らない部屋にいた。

 ベッドの上にいて、窓から見える空から今は夜で、寝ようとしていたことが伺える。

 

 隣にいた少女ーー紫色の髪のツインテールで、筍ヘアな子が話しかけてきた。

 

「刻雨、大丈夫?今から寝ようって言う時に、いきなり変な事を言うから…」

 

「大丈夫だよ、刻晴お姉ちゃん!ちょっとボーッとしてただけ」

 

「なら良かった!今日はもう寝よう?」

 

「寝よう!おやすみ‼︎」

 

 バサリ、と布団を頭までかぶって今の状況を整理する。

 

 刻晴お姉ちゃん?原神のキャラ?

 ついつい口に出ちゃったけど、もしかして、原神の世界にいるの⁉︎可愛い‼︎小さい刻晴!

 

 …テンション上がってたね。

 状況整理をしよう。私の最後の記憶は、トラックに轢かれ……

 

 あれ?普通の死に方だ。

 

 いや、普通の死に方っていうのは分からないけども!

 とりま、原神の世界に転生したよ!ヤッタネ‼︎

 

 前世で原神にハマりにハマって、やり込んでたからな…。確か、稲妻のストーリーが終わって、スメールに行くぞ〜!って所だったっけ。それじゃあ、今は「原神」何年前かな?刻晴の年齢的に、10年くらい前だと思うけど...。

 私は主人公と関わりたいから、前々からフラグ?を立てとかないと。……どういうフラグがいいんだろ。いろんなキャラのイベントに関わっていく、かな。改変しないくらいに。

 

 10年前ってことは、皆大好きディルックの旦那が確か、神の目を貰う時だ!モンドに行って、その後も関わりたいから、会っておかないと。

 後は、七神に会いたいね…。

 

 私の今後の羽振りは、大体セレベンツの物語に沿っていこうかな。

 それと、スネージナヤに特攻してみたいし、鎖国される前に稲妻にも行きたいし……。

 後は自由に動けるように人脈作りかな。北斗姐さんとかと仲良くなっておきたい。

 

 そういえば私って神の目持てるのかな?なかったら大変だ。

 だったら銃を作ろう。私でも銃が使えれれば生き残ることができるはず!リーユエを出る前に、持っておきたいな。鍛冶屋さんで作れるかな?

 

 ファデュイって、銃を持ってなかったっけ?スネージナヤに行った時に色々調べなくちゃな。

 神の目が貰えないなら、邪眼を作ったりしないとダメだしな〜。

 

 そもそもこれは転生というの?そこからなんだよねぇ。どこぞの天理さんのせいかな。それかなんかの魔法で連れてこられたとか?

 

 取り敢えず、新しい人生を満喫しよう!原神の世界で‼︎

 




 小説書くって難しいね。主人公の一人語りだぁ!
 改善点等教えていただけると嬉しいです。

 暫く説明みたいな準備期間です。文も短い...、今回で今後の展開説明みたいなものです。


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VS爆炎樹

 原神の歴史を知るための資料集めで、世界中を駆けずり回ってました。


「ん…、おはよう。刻雨」

 

「おはよう!刻晴お姉ちゃん。顔洗いにいこ!」

 

 鏡を見て気づいたけれど、私の見た目って凄い異質だね。

 くすんだ金髪……?茶髪、ブロンド?分からないけれど、何か不思議な感じがする。

 

 髪の色が違うと言うことは、「刻雨」は刻晴の家族じゃない、拾われた子なの?「刻雨」ってどう言う人なんだろ。本当に分からないことが多い…。

 この事は後で調べて見よう。

 

 今は、モンドに行く前までに武器を用意しなきゃ。銃とかも作れるかな…?作り方は暗記しているから多分いける。設計図を鍛冶屋に持っていけば作ってもらえるよね。解決‼︎

 

 後は、神の目問題か…。元素力使えないと辛い!

 …そういえばスクロースが「無双の風、シュミレート!」とか言っていたし、再現できなくも無いのかな。だとしたら私でもBOSSのドロップ品で、元素が操れるようなものを作れるよね。

 

 

 

 

「刻雨―!朝ご飯だよー」

 

「わかった!今行くね」

 

 ご飯食べたら、鍛冶屋の章さんに依頼をしよう。その後は、一番近い爆炎樹狩りだね!なんとかして神の目がなくても元素力を扱えるようにするぞ。

 

 爆炎樹は、水を入れたタンクを投げれば良いかな。それかそのまま物理で殴る?剣とか溶けたりしない?大丈夫?

 …心配だけど、剣を持たない限り始まらないよね。お金は貯めていたみたいだから、剣を買おう。

 

 

 

 

 

    ―ご飯食べ中―

 

 

 

 

 

「ごちそうさまー!」

 

 早く章さんに依頼しよう!

 

 

 

 

 

   ―移動中―

 

 

 

 

 

「章さん!この紙に書いてあるものを作ってくれませんか?」

 

「ん、なんだ?…これは凄い細かいな。かなりモラがかかるが、作れない事は無いな」

 

「お願いします!」

 

「あぁ。4日有れば作れると思うぞ」

 

「わかりました、4日後また来ますね‼︎ それと、剣を売ってくれますか?」

 

「あぁ、良いが、嬢ちゃんに持てるのはかなり限られるぞ。…この辺から見て行ってくれ」

 

 おぉ、親の許可は〜っていうのはないんだ。私としては楽だから良いんだけど。

 私は一応剣道習っていたし、使っていたものと形が似ているのを選ぼう。

 

「章さん、これください!」

 

「おう、毎度あり」

 

 依頼した分のモラは金花行こう。私も“原神”の世界の人だから樹脂を持っているはず。受け取れない事は無い…と思いたい!じゃ無いと何も出来ないし。

 それじゃあ、爆炎樹狩りに行きましょうか‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――あっつ!あっっっつ‼︎ 体の水分が蒸発するよ⁉︎ HPバーが見えないからいつ倒せるかわからないし、それよりもあつい‼︎ 暑い通り越して熱い!」

 

 誰⁉︎ 爆炎樹なんて攻撃パターン知ってるし、(ゲーム内で)瞬殺できる雑魚だと余裕ぶっていたのは!……私かぁ‼︎

 かれこれ30分くらい殴り続けてるよ!コアが破壊できない‼︎腕が死ぬぅ、明日は筋肉痛だ…。

 

 あ…視界がチカチカしてきた…なんかキラキラ光ってる…?脱水症状?いずれにしてもやばい状況だ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ハッ」

 

 ここはどこ?私は誰?

 …とはならず。よかった!死んで転生してまた死ぬのはまずいし、まだ原神世界を満喫したいし。

 

 ていうか、爆炎樹倒れてない?…私が倒した?ふらふらだったはずだけど。

 まぁ、とりあえず、花を回収しますか。

 

“爆炎樹のコア”×3

 

 3個。いい収穫だ!

 聖遺物も一緒にドロップしたね。剣闘士と楽団が一個づつ出てきた。あともう一個づつてにいれれば、攻撃力と熟知が上げれるな。

 レアリティは、星4、かな?

 あと、火祭りの人も出てきた。これでこれから爆炎樹に挑むのが楽になりそう。

 

 それよりも、私はどうやって聖遺物をつければいいの?

 キャラクター達がやっていたように、顔の目の前で祈るようなポーズをすればいいのかな。それとも、頭の中に直接〜みたいなの?よくわからないな…。

 

 まあ、今は一度家に帰って神の目に代わるものを作ろう。




 聖遺物厳選は闇。新たな深淵だよ…….。


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神の目が無くても元素力は扱える!

さっさとモンド行きたいよー。凄い駆け足気味。すまぬ


 帰ってきました我がy…………、刻雨の家!

 

「さて、BOSSのコアをどう加工して武器として使おうかな?」

 

 アビスの魔術師みたく、魔法陣を描いて炎元素を操れたりする?

 

「えーと、こんな感じの模様で、書いてあった文章は…

 

 ex culmine lucis in magno elementorum

 

 だったけ」

 

 今は墨で書いただけだから何も起こらないけれど、これを爆炎樹のコアを粉末にして、鉛筆みたいに固めて書いたとしたら?

 アビスの魔術師は神の目を持っていないけど、元素力を扱えるからね。魔法陣を使えば多分できるはず!

 

 そしてそれを紙に書いて持ち運べるのであれば、かなり幅が広がる。これをやってみる価値はある!

 

 でも、コアをまずどうやって粉末にする?できるの?

 …取り敢えず、今あるものでやってみよう。

 

「あるのは、剣、金槌、木槌、後は台所から失敬してきた包丁。結構あるね」

 

 まずは剣から。

 

             ガキン!

 

 傷は…ついてないね。次は金槌か。

 

             ゴン!

 

 ダメか…。

 BOSSのコアだからかなぁ。粉々にするのはやっぱ難しいね。

 

 金槌でもダメなら、木槌も無理だろうね…。まあ、物は試しだ。やってみよう!

 

       ゴッ………ボッ

 

「燃えたぁ⁉︎み、水、水‼︎」

 

 失念してた!木槌……木は草元素だ!…えっと、振り回せば火は消えるかな⁇…って、もう消えてる。

 そうか、燃焼反応って、継続時間5秒だもんね。

 あ、もしかして、原神の世界の火事は全て5秒で消えるってこと?だとしたらすごい火事の消化が楽だね!そうなると、料理ってどうしてるんだろ。継続的に炎元素を与えてるのかな。

 

「…って、そうじゃなくて!」

 

 残るは包丁。

 料理をする時みたいに、普通に切ってみるか。

 

 

 

    ストッ…ストッ…

 

 普通に切れたわ。包丁イズゴッド。

 

 ……私の包丁さばきをみよ!キャベツの千切りならぬ、コアの千切りだー‼︎

 

 

 

 

      ...なんやかんやありまして。(書くのめんどくなった)

 

 

 

 

 

 コアを粉末にして、固めて、なんとかクレヨンみたいにできた!

 鉛筆はどうやって木で巻くのかわからなかったし、インクにして筆につけて使おうかとも思ったけれど、それだと持ち運びに不便だし。で、一番楽で簡単なクレヨンにしましたー‼︎

 粉々にして少し油に溶かして型に入れて固めるだけ。簡単だね!

 

 さあ、これを紙に書いて…、あれ、起動ってどうすればいいんだ?中に書いてあった文章を読めばいい、のかな。

 

「……頂点の光に照らされし大いなる要素よ」

 

 

 

   ゴオォッ

 

「ッ⁉︎」

 

 メモ帳くらいの小さい紙に書いたのに、其れなりの炎が出たよ⁉︎

 おおきな紙に書いたらどれくらいの炎が出るのかな?やってみよー!

 

「頂点の光に照らされし大いなる要素よ!」

 

    ごおおおぉぉおおぉ!

 

 うわ、めっちゃ火ぃ出るじゃん。…部屋の物に引火しないかな、大丈夫、だよね。

 大丈夫だった。良かった…。

 

 このクレヨンを量産するとして。他のBOSSのドロップ品も取っていきたいな。近いのは無双の岩、ローデシア、エンシェントヴィシャップだね。

 無双の岩は、孤雲閣まで行かなきゃならないから無理。風の翼がないと行けないわ。

 ローデシア…凍らせれないから難しいな。

 ということは、ヴィシャップ君討伐かな。未熟の玉石だっけ。シールドどうする?攻撃食らって結晶反応してもらうか?

 

 …まあ、次はヴィシャップ君を討伐だね!




 神の目ないのに元素を扱うのは、テイワットの人もやってます。料理とかにね..….。


2021/11/17編集:未熟の石ではなくて未熟の玉石でした。


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お姉ちゃん、部屋に入って来たらダメだよ⁉︎

 評価9が入ってる⁉︎感謝〜


 不意に、部屋の外からバタバタと足音が聞こえる。

 

「刻雨ッ!」

 

 刻晴お姉ちゃんが私の部屋のドアをドカン!と開けて入って来た。どうした。

 

「お姉ちゃん、どうしたの?」

 

「凄い大きな音がしたから、心配になって来たの。何をやってたの?大丈夫?」

 

 そんな大きな音出してたっけ?…炎の音か。無駄に大きな音だったもんね。

 

「(まだ)大丈夫だよ、刻晴お姉ちゃん!」

 

「そう。良かっ…これは何?もしかして爆炎樹のコア⁉︎」

 

 あ、お姉ちゃんに見つかった。なんで片付けておかなかった、過去の私⁉︎

 

「包丁もあるし。爆炎樹のところに一人で行ったの?それで一人で倒したの?」

 

「う、うん。一人で行って、倒したよ」

 

 怒ってるよね、BOSS短期討伐行ったから。それと刻晴さんの後ろから、なんかス◯ンドみたいな雷龍が見えるんですが⁉︎神の目発現しましたか⁉︎神の目発現は時期的にまだだと思うんだけど…。

 

 

 …怒られるかと思ったら、なんか抱きしめられた。

 

「刻雨。危険なことしないで?お姉ちゃん、心配なの」

 

 ぎゅって抱きしめる刻晴。

 

「刻雨、危険な事とか、何かあったらお姉ちゃんに言ってね?お姉ちゃんがなんとかするから」

 

 安心を通り越して怖いです、お姉ちゃん。

 後は、これ絶対モンドに行こうとすると猛反対するやつよね。どうやって出ていこう、リーユエ。

 いや、出て行かなくてもいいのか?ここで刻晴と一緒に暮らす?

 

「…お姉ちゃん、5日後のお祭に一緒に行こう!」

 

 秘技、話題転換!

 うん。その日までに考えておこう。刻晴と一緒にいるのもいいかなって思った。リーユエ広いし色々なところあるし。

 

「お祭り…?あぁ、降臨祭のことね。年に一度岩王帝君が降りてくる日のことよ」

 

「そうなんだ〜!お姉ちゃん、一緒に行ける?」

 

「えぇ、もちろんいくわ」

 

 一緒に行くことになった〜!その日までに準備しておかないと。そのために、

 

「そうだ。刻雨、今度一緒に軽策荘に行かない?」

 

「軽策荘って北の方にある?」

 

「そうよ、明日行こうと思うの。散歩がてら一緒に行ってみない?」

 

 この後とある武器のために絶雲の唐辛子を取りに行こうと思ってたから、ちょうどいい!刻晴とも行けるし、乗らない手は絶対無い。

 

「行く!明日行くんだよね、準備しとくね!ところで、どうして軽策荘に行くの?」

 

「い、今から準備はちょっと早いと思うわ。…なぜ行くのかっていうと、軽策荘にある本を借りに行くの。前々から言っていた本でね、最近準備できたって言われたんだ」

 

「ふーん?」

 

 取りに行くのは巻物、かな。そういえば刻晴はどのくらいで岩神の統治が〜って言い始めるんだっけ。まだその時期じゃないと思うけど…分からないや。

 

「それじゃあ刻雨、明日の軽策荘へ行くの忘れないでね?」

 

「忘れないよー!」

 

 刻晴はそう言い、部屋を出て行った。

 

 

 

「…次にやるべきことを確認しよう」

 

 今日はもう日が暮れているから外には出れない。明日は軽策荘へ刻晴と散歩。明後日にエンシェントヴィシャップを倒しに行くかな…?そこで未熟の玉石を手に入れて、シールドが張れるようになったら色々なBOSSを倒しに行ける。ただ、今私が使える元素は炎だけだから、元素が炎だったら時間を置いて、もしくは日を跨がなきゃいけないね。

 

 明日は刻晴と散歩!楽しみだな…




 色々なところに伏線が仕込まれているから原神は面白い。ストーリーに凄く凝っているから好き。




 次回は間話です。刻晴と刻雨の過去みたいなのを書こうと思います。


2021/11/17編集:未熟の石ではなくて、未熟の玉石でした。


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