ウマ娘とこたつでいちゃつく (ザッツユウゴ)
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1ヒト目 テイオー

トレーナーside

 

テイオー「うぅぅぅ寒い」

 

 

ガチャ

 

 

ドアを開ける音と共にテイオーが俺の部屋に入ってきた。

 

 

「おう来たか」

 

 

テイオー「トレーナーずるいよ! こたつを独占するなんて!! 僕も入れて!」

 

 

こたつ それは何故か暖房の効果が激薄の部屋のもののみに許された暖かい机。

 

 

「ダメだ。お前俺の太ももすりすりしたり、急所にこうげきしてくるし」

 

 

うん、誘われているだろうなうまぴょいにだが、俺は負゛け゛な゛い゛!

 

 

??? <やってみせろよトレーナー!

 

??? <なんとでもなるはずだ!

 

??? <監禁だと?!

 

 

絶対なんか聞こえたよ。

 

 

テイオー「したことないよ。うんシタコトナイヨ」

 

 

「怪しい。とりあえずみかん持ってくる、向かいに座るならいいぞ」

 

 

テイオー「わかった! 持ってくるね」ガチャ

 

 

バタン

 

 

学園で売ってないのに、どうやって持ってくるんだろあれにも気づいてない様子だな。

 

 

 

 

テイオー「トレーナー!! どこにもみかんないんだけど!?」

 

 

テイオーが飛び出してから一時間やっとかえってきた。

 

手には果○グミを持っている。そういう発想嫌いじゃない。

 

 

「どこにあるとか言ってない俺は悪くない」ムキムキ

 

 

そうだろなにもそこにみかん箱あるし。

 

 

テイオー「みかん机にあるじゃん! ボクが外に行って探す必要無かったじゃん!」

 

 

「どこにあるなんて指定も、どこのみかん持って来いと名称指定してないそれと、後ろの布被っている物取ってくれ」

 

 

テイオー来る前に試しで、『対ウマ娘匂い消し被せ布』を試してたんだった。

 

 

テイオー「これ?」

 

 

「それ」

 

 

俺の指差した布を引っ張るとみかんの絵が書いてある段ボールと共にみかん特有の匂いがした。

 

 

テイオー「・・・みかんあるじゃん!! ボク外行く必要あった?!」

 

 

長袖スカートの格好でこの氷点下のような廊下を走らせたからな。防寒対策しないあいつが悪い。

 

 

「オグリやスぺ対策に被せてみたが臭い消しの効果予想以上に効果あるな」

 

 

テイオー「なんだよトレーナーボクにやさしくないじゃん!」バァン!

 

 

自分に甘く、他人に厳しい主義なのだよテイオー君。

 

机を叩くな割れる。

 

 

「てっきり気づくと思っていたんだ。ほら、みかんもってこたつに入っていいぞ」

 

 

テイオー「いいの! それじゃ失礼しまーす」

 

 

10個ほどを広げたスカートに乗せこちらに持ってくる。地味に見えなくしてゆうわくしているのが、腹立つ。

 

なんの前触れなく、我が玉座のように俺の膝上に深く腰をかけてくる。

顔は前に比べてましになったが、だらしない顔になっている。

 

 

 

「玉座のように膝上に乗るスタイル嫌い」

 

 

テイオー「僕は好き」

 

 

キリィ! って顔してるけど、ご褒美待ちの犬にしか見えないため頭をナデナデの刑に処してます。

 

 

「そうか」

 

 

テイオー「えへへ、そうだ! トレーナーあーーん」

 

 

一身? 一口サイズのみかんをこちらに差し出しているので、遠慮なくテイオーの指まで口に入れた。

 

 

テイオー「ちょっ! トレーナーこんな時間帯は恥ずかしいよ………」

 

 

 

むっちゃ照れてる。やったかいがあるってもんだ。

 

 

「流石晴香のみかんだ」

 

 

テイオー「トレーナーそれ女性?」ハイライトOFF

 

 

さっきまでの照れていたテイオーはゲームのモーションのように消えて、しっとりヤンデレ形態に変態した。

 

 

「残念。名前以外は可愛くないガチムチの男だ」

 

 

ガチムチの既婚者。嫁はウマ娘だとか余り物を分けて貰うだけで特に関わりがないからなんにも知らない。

 

 

テイオー「ならいいよ」

 

 

「めんどいな。俺寝るから勝手に出てくれ」

 

 

ポテチとみかん食べすぎて眠いわ…………。

 

 

 

 

 

テイオー「うぅぅぅ寒い」

 

 

 

ドアノブ冷たいなーもお、なんだよこの学園の廊下寒すぎるよ。

 

「おう来たか」

 

ボクだけのトレーナー。

 

テイオー「トレーナーずるいよ! こたつを独占するなんて!! 僕も入れて!」

 

この部屋も廊下と変わらないくらいに寒い! こたつ入って温まってトレーナーといちゃつきたい!

 

 

「ダメだ。お前俺の太ももすりすりしたり、急所にこうげきしてくるし」

 

テイオー「したことないよ。うんシタコトナイヨ」

 

うん、シテナイシテナイ。

 

「怪しい。とりあえずみかん持ってくる、向かいに座るならいいぞ」

 

テイオー「わかった! 持ってくるね」

 

みかんどこにあるんだろう? とりあえず購買部に行こう!

 

 

 

寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒いドアを開こうとドアノブを触るけど、やっぱり寒すぎるよ!

 

 

テイオー「トレーナー!! どこにもみかんないんだけど!?」

 

「なにも言ってない俺は悪くない」

 

何事もなく、トレーナーはみかん食べているもうナンナンダヨー。

 

テイオー「みかん食べてるじゃん! 僕外に行って探す必要無かったじゃん!」

 

「どこにあるなんて指定も、どこのみかん持って来いと名称指定してないそれと、後ろの布被っている物取ってくれ」

 

トレーナーの言われたところには、布が被ったなにかがあった。

 

テイオー「これ?」

 

「それ」

 

布をはがしてみると

 

テイオー「・・・みかんあるじゃん!!」

 

「オグリやスぺ対策に被せてみたが臭い消しの効果予想以上に効果あるな」

 

なにそれずるいじゃん!

 

テイオー「なんだよトレーナーボクにやさしくないじゃん!」

 

「てっきり気づくと思っていたんだ。ほらみかんもってこたつに入っておけ」

 

テイオー「いいの! それじゃ失礼しまーす」

 

みかんをいっぱい持って失礼しまーす。

 

「膝上に乗るスタイル嫌い」

 

テイオー「僕は好き」

 

トレーナーの匂いがとてもつよい。あー少し汗の匂いがしてとても気分がよくなる。前にマックイーンに『あなたトレーナーさんの膝上にいるときに、顔がだらしないですわよ』と言われてから、しっかりと表情を閉めれるようになったよ。

 

「そうか」

 

テイオー「トレーナーあーーん」

 

トレーナーにみかんをあーんしてあげる。まるで恋人みたいだよねいやボクたちは恋人だからね。

 

「あーん。流石晴香のみかんだ」

 

テイオー「トレーナーそれ女性?」

 

ボクがいながら他の女と関わっているの? もの貰って話をしないで欲しい。

 

「残念。名前以外は可愛くないガチムチの男だ」

 

テイオー「ならいいよ」

 

「めんどいな。俺寝るから勝手に出てくれ」

 

そういいながらトレーナーは寝る体勢になってすぐに寝た。

 

 

 

 

 

テイオー「・・・・・・」

 

テイオー「トレーナーって油断しすぎているよね。ボクにうまぴょいされてもなにも言い返せなくなるのに」

 

テイオー「ここにいたらボクは我慢できなくなるから行くね」チュ

 

 

「・・・・・・」

 

 

だらしない顔でスヤスヤと寝ている、ボク……いやボクたちの気を知らないで。

 

 

「トレーナーって油断しすぎているよね。ボクにうまぴょいされてもなにも言い返せなくなるのに」

 

 

この世には既成事実という作られた事実。それがあれば相手は責任をとらないといけない。

 

ボクがここでうまぴょいしたらトレーナーは責任をとらなければならない。

 

 

「でもここにいたらボクは我慢できなくなるから行くね」

 

 

トレーナーの頬にキスをしてボクは部屋を後にする。ボクはトレーナーを相思相愛がいいからね。

 

 



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