ひょんなことから別のガンダム世界に飛ばされてしまう はたして生き延びることができるのか(1st感) (クロシオ)
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(見なくても問題ないです)知識的ななにか

初めての自作。
誤字等は報告お願いします。
脳ミソ空っぽで書いた為矛盾する可能性があります。
苦手ならブラウザバックして構いません。
初めてだし、多少はね?


【主人公】について

 

・名前 【タグズチ・シズキ】 21歳 男

 

・詳細 ロンド・ベル所属のMSージェガンのパイロットで階級は曹長だったが、アクシズを押し返すのを協力している時に例の英雄*アムロ・レイ*によるサイコフレームとやらの光に包まれて気を失ってしまい、気がついたらなぜか自身の搭乗機であるMSージェガンと共に別のガンダム世界へと飛ばされてしまう。

 

しかも燃料は多く積めるジェガンとはいえ補給も無しで!

 

はたして彼は生き延びることができるか。(某1st感)

 

ちなみに

・主人公の性能

Lv20/???(ロンド・ベル所属なら経験豊富だと考え初期レベルは20、限界レベルは未定)

主人公                   比較用(一般のレベル20兵士(CCA))

指揮 B                  指揮 D

射撃 24/100               射撃25/100

格闘 33/100               格闘20/100

耐久 39/100               耐久22/100

反応 36/100               反応16/100

 

特殊技能

現地改修3/10(MSの改修)

NTレベル1/5(初期レベルのNT能力)

シールドマスター4/10(シールドの使い方の向上とシールドの耐久上昇)

その他は(レベル不足により現時点では)ないです。

 

主人公の容姿

頭 ハゲなどではなくちゃんと髪はあります。スポーツ選手のような髪型です。

顔 メガネをかけています。某ロリコンのつけているサングラスを一般的なメガネにしているようなイメージだと分かりやいかな?あとは中性的な顔立ちです。

上半身 服装は軍服で多くもなく少なくもない筋肉。もっと鍛えろよぉ!

下半身 軍服のしたの筋肉は凄く…大きいです。靴は普通。

そしてパイロットスーツは…ちゃんと着て出撃してます!安心して下さい!

 

はい、ふざけました。主人公は中性的な顔立ちと健康的な肉体を持っています。クトゥルフでいったらAPP16レベルのかなり美形です。(恋人とかは)ないです。

 

主人公の性格は正義感は高く相手の気持ちを予測するのが好き(あたるとはいっていない)なのだが情緒不安定で感情の揺れ幅がとても大きいという変人とも言える人物である。

 

その正義感の高さにより左遷されるようにロンド・ベル隊に配属されたのはいうまでもないが…

 

ちなみに主人公はNTでもあるが本人は気付いていないため、技能のNTはしばらく1stのロリコンみたいに無自覚での使用のため、性能は発揮しきれてないです。どちらかといったら経験でのOT的な予測撃ちです。

 

ん?何でガンダムタイプに乗せないで量産機のジェガンなのか?

 

量産機を魔改造していって強くするロマンが分からないのか!

ロリコン少佐だってなぁ、量産機を改造して有名になったんだ!オレだって!(なお世界線が違うため量産機として見てもらえるかは謎。)

 




ちなみにアムロ・レイ(CCA)は
指揮B
射撃100/100
格闘98/100
耐久79/100
反応100/100

赤い属性モリモリロリコンさん(CCA)は
指揮A
射撃97/100
格闘100/100
耐久80/100
反応99/100
なのですがどちらも登場する可能性が低いです。
期待してる方々には申し訳ない。


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何の光ぃ!から始まるSeed Destinyへの転移

導入なため短いです。




「ん…ん!?」

 

眩しさのあまりに閉じていた目を開ける。状況を理解するために記憶を辿っていく。

 

自分はさっきまでアクシズを押していて、そしたら温かくて眩しい光に包まれて…?

 

だがしかしそこにはアクシズは存在していなかった。

 

「ファッ!どうなってるんだ!アクシズがない!…そうだ!戦闘は…どうなったんだ!」

 

そうして彼、タグズチ・シズキは辺りを見回す…がしかしアクシズはおろか、さっきまであんなに沢山いたMSすら一機も見当たらない…協力してアクシズを押し返そうとしていたMSが一機もだ!さらにさらに問題なのはさっきまであんなに濃かったミノフスキー粒子が綺麗事さっぱり消滅しているではないか!

 

一体何が起こっているのか、その原因を考える為にさっきまでの出来事をより鮮明に思い出そうとする。

 

ーーアクシズを押し返す為に押していて…そのあと…*光が眩しくて目を閉じて*…目を開けたら…

なるほど分かん!いや、一体なにが起こったのか情報不足すぎて検討もつかない。

 

仕方がなくいつものように母艦に戻ろうと思ったが

 

「母艦…どこ?」

 

 

お、おーちおちおちおち落ち着け!?

大丈夫、大丈夫だ、い、一回今の状況を冷静に把握する必要がある。

 

まずここがどこかなのだが……レーダーに反応は無し…敵も味方もいない。自分だけ…

周辺にコロニーなどは無し…小惑星を除くと見える範囲にあるのは地球だ…け……

 

そこで異変に気付いてしまった。一年戦争の時にジオン公国によるブリティッシュ作戦によってコロニー落としを受けたはずのオーストラリアがまるで何事もなかったかのようにもとにもどっていることを。

 

「なにが起こっているんだ…」ポカーン

 

 

 

「はっ!」

 

どれほど放心していたかは分からないが少なくとも自分の知っている地球ではないことがわかってしまった。

そして少しでも冷静になってしまえば、自分がいかに危険な状況かを理解するのは簡単だった。

 

「不味いな…動力や推進剤、燃料はともかく武器がビームサーベルとバルカンポッドシステムとシールドについてるミサイルしかない

しかも、食料も絶望的なのはとてもよろしくないぞこれは。」

 

唯一幸運だったのはシールドが壊れていなかったということだけ、悲しいことにジェガンには

大気圏突破などという性能はないということ。

 

それはつまり、このままでいると目の前に地球があるというのに重力に引かれると機体が燃え尽きて爆発しておしまいというおわりかたをするか、餓死するかという最悪な状況にあることがわかるであろう。

 

ゆえに自分がとるべき行動は【コロニー】あるいは【戦艦】、【民間機】でもいいな…を見つけて回収してもらわなければならない。

 

まずコロニーの場合まず目立つ上に【中立地域】だった場合はどうなるかわかったものではないということ。ただでさえロンド・ベル隊は嫌われているというのに中立コロニーに何の連絡もなくジェガンが現れたら国際的にも上官からの圧力という意味でも、自分にとっても連邦にとっても大問題に成りかねない。

 

逆に艦の場合は問答無用で攻撃を受ける可能性がある。戦艦相手に先制攻撃されてはジェガン単機では死んでしまいかねない。自分は戦艦を一人で何とかできるなどと自惚れてはいないし、そんな技術はもっていない。

 

だからといって民間機だとMSが収納できないかもしれない。

 

「参ったなぁ………ん?あれはなんだ!」

 

かなり遠いが大きな隕石のようなものがこちらに…隕石?

 

「まさか!コロニー落としが起こる前にタイムスリップしたのか!?」

 

彼は普通でないことが連続で起きていたために慌てていて、すぐに冷静に判断しようとした。それが、タイムスリップなどというおかしな考えが浮かばせたが、さすがにそれはないだろうと何とか考えを改めた。

 

「いや、あれはコロニーではないな…どちらかといったらアクシズと同じような…っ!あれは確実に地球に接近してきている!まだ距離はあるがこのままだと地球に落ちる!地球に落ちてしまったらあの惨劇の繰り返し!なにが何でも阻止しなくては!」

 

そして彼は動き出す。あの時なにもできなかった惨劇を回避するために…




ということでユニウスセブンを目視で発見してそれをコロニー落としと関連付けして阻止に動くのだが…というユニウスセブンの落下というところまでストーリーはもう進んでいます。


言葉足らずだったりおかしい点を一部再再修正しました。
少ししてから書き直すと自分がなにいってんだ…と賢者になって大きく書き直しました
恐らく今後も何度か書き直しが起きますが許してください(ただしなんでもするとはry)


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コロニー…じゃない!けど落とさせはしない!

書いてる途中で気付く。
エネルギーCAPがないからジェガン君ビームライフル使えないじゃんけ…


「近くで見るとこんなに大きいのか…なんとしてでも地球に落ちるのを阻止しなくてはいかんな…」

「しかしこれはどういう状況だ…ザクっぽい機体と全く知らない機体が戦っているのはわかるが全く同じ機体どうが争っている…全くもって理解できないことだらけで疲れてしまいそうだ」

 

そうぼやいているといきなりMSが1機…襲ってきた!?

 

ちなみにジェガンの今の状態は

 

RGM-89ジェガン

耐久 278/480

EN   75/120

武装

バルカンポッドシステム(残弾 240)

ビームサーベル(EN使用量5)

シールド付属二連装ミサイルランチャー(残弾 6)

シールド 耐久 197/300

 

である。ちなみにvガンダムの耐久は1400ほどで1stガンダムは330なのを考えればジェガンは量産機としては優秀な機体であることがわかるだろう。

 

だが問題なのは敵のMSが一体なんなのかが全くわからないということなのだが…。

 

「!?ロックオンだと!むぅ!」

 

しかし、彼は忘れいた…ここはミノフスキー粒子が一切ない戦闘であることを。

そして彼は全く予想外のことが起きたことに焦っていた。

 

だが彼は腐ってもロンド・ベル隊の一員だ。これが普通の部隊の人間だったら確実に当たっていただろう。

 

敵のビームライフルを急降下で回避しつつ牽制のバルカンを…え?

彼は混乱した。それは攻撃を防がれたことに対すること…ではなく相手のシールドがバルカン程度で穴だらけになっていることだ。バルカンが強い訳ではない。なぜならバルカンの威力は彼のシールドなら表面に少し傷がつくかなという程度の威力でしかないのだ。

 

予想外のことが連続したことにより混乱した頭を落ち着かせるために岩影に隠れて少しでも情報を入手しようと周辺に意識を向ける。そして自分がよく知っているガンダムタイプと似ている機体が三機も接近してきていることに気付いた。

 

「ガンダムタイプなら地球連邦軍だろう…やっと友軍に会えた…えっ」

 

そう安心したのも束の間、悪い意味で期待を裏切られた。なんと友軍だと思ってたあの機体が掘削機と思われるものを破壊したではないか!極めつけはガンダムタイプと思われるものどうしが戦闘をしているではないか!

 

「くそ!このままだと…くっ、直接機体を隣接させてパイロットから情報をもらえれば敵味方の判別はつく。地球がダメになるかならないか…やってみる価値はあるな」

 

そう考え掘削機と思われるものを守っているMSのもとに向かい、そして掘削機を攻撃しているMSに二連装ミサイルランチャーを撃つ

 

「わざわざロックオンせずに背後に回って撃ったんだ、避けてくれるなよ!」

 

そのミサイルは背後に1発命中、こちらに振り向く前に間合いを詰めてビームサーベルで一閃。この世界で初めてMSを撃破した。

 

「ちょっとオーバーキルだったかな?っと、情報を提供してもらわないとな。」

 

そして一番近くにいる掘削機を守っているMSに接触し、通信を試みる。

 

「こちらはロンド・ベル所属のタグズチ・シズキだ。地球に落下するのを阻止するために貴軍の援護をしたいのだがこちらは敵味方の区別がつかない。識別コードの情報をこちらに提供してくれないだろうか?」

「あ、ああ…今コードを送る……援護感謝する。」

 

そう言って識別コードが送られてきた、これでようやく敵味方の判別が可能になった。ただ相手のパイロットの声が少し変だった気がしたが…いや、そんなことは今は考えなくていいか。燃料と残弾が不安だがこれでまともに戦える。別れる際に他の部隊にも自分が敵でないことを伝えてもらう。

 

彼は不安を感じながらも動き出す…一年戦闘の惨劇を思い出だしながら。




ちなみに主人公は知らないけどこの世界のザクはザク改と機動力以外はほぼ変わらない性能なのでジェガン君の性能はわりと良いほうで持続戦闘も上だけどブーストの容量がseed系の世界はブーストが異常なほど長持ちするから機動力が化け物級なんですねぇ
この世界のザク(機動力と武装以外)=ザク改
つまりジェガンの頭部バルカン以外なら十分すぎる火力
ネオジオン時代の性能のジェガン=(機動力のみ)この世界のザク
つまりくっそ速い。何だこいつ!
という破格の性能。これもうわっかんねぇなぁ。


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(武器が)あっ、ないです。うっそだろお前!

間が空いた理由?
艦これやってました☆
ウワ!ナニヲスル!!



彼はアームレイカーを握り直して万が一にも友軍に誤射をしないように気を引き締めて集中する。燃料は補給できるか不安だがジェガンならきっとこの戦闘の間は大丈夫なはずだ。あとは自身が何処まで援護できるか、それだけを考えて視線を動かす。既に後ろの掘削機?は動いているのだからもうここにいる必要はない。

 

そう判断して次の場所に向かう。が、やはりそう簡単には行かせてくれそうにない。先程もらった情報の中にあるデータで【ジン】と呼ばれる機体が行く手を阻む。

 

ジンはジェガンを軸にブーストを吹かし、旋回行動を取りながら右手に持つビームライフルを連射してくる。

 

相手はとても正確な射撃をしてくるがあまりに正確な射撃過ぎてジェガンに搭載されているコンピューターで簡単に回避できてしまう。それこそシミュレーターのAIでもかわせてしまえそうな程に。

 

「正確な射撃だがそれ故にコンピューターだけでもどうとでもできる。それに普段の動きは人間とは思えないが射撃時の動きだけは直線的すぎるぞ!」

 

そう言って相手の射撃を上昇回転して回避しながらジェガンの推進力で一気に相手の進行方向先に近付き、ビームライフルを持っている方の腕を下から上へと切り上げる形で切り飛ばし、その勢いのまま慣性で上昇しジンの胸部に左脚で蹴りを入れる。

 

それにより生まれる反作用を使って距離を取りジンの腕ごと切り飛ばした手にあるビームライフルを無理やり回収し、蹴り飛ばしたジンに向けてビームを撃ち込んで直撃させる…はずだった。

 

「っ!なぜ弾が出ない!弾切れか!?」

 

しかしジンに向けたビームライフルから弾が出ることはなかった。何故ならこの世界のビーム兵器は基本的に機体本体の【バッテリー】を供給してビームを撃っているのだがジェガンの動力は【熱核融合炉】つまりライフルに供給することができない。弾がないのに撃てる銃なんて存在しない(例外あり)ため彼はビーム兵器は一切使えないことを示しているのだがまだ彼はその事を知らないが為に隙をさらすことになったが…。

 

その隙を見逃してくれる敵なんて存在せず蹴り飛ばしたジンが体制を立て直し、グフの持つヒートソードのような実態剣を取り出し一気に接近して格闘戦を仕掛けてきた。

 

「っ!間に合ってくれよ!」

 

とっさに彼はビームサーベルを可能な限りつばぜり合いに近い形に持ち込もうとするが、ビームサーベルにあたった瞬間にジンの持つ重斬刀はなんと溶けてしまい突っ込んでくる勢いをころせなかったのかビームサーベルにジンの機体が突っ込んでパイロットごと上下にさようならをすることになった(例:ニコル斬りみたいに綺麗にコックピットにあたった)。

 

ジンを撃破して再び移動を開始しながら奪ったライフルをパッと見で確認する。

 

「……マガジンと思われるものはないな…弾薬はわからないが…多分もうないのだろうな…せっかく射撃兵装を奪ったんだがなぁ~」

 

そうがっかりとした声を出したあとに小さくため息をつく。それと同時に奪うべき兵装は実弾兵器のバズーカが1番分かりやすいかな、っと普通は考えないことそんなバカみたいなを考えていたのだった。




今さらながらジェガンって操縦管アームレイカーであってたっけ?
まあ違っててもオーダーメイド品だとご都合主義の文字をかざして言い張ろう。
ご都合主義って…便利だね。ハラショー


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ドーリル!ドリル!ドーリル!ヘイヘイ♪ガリガリガリガリ

今回の言い訳

ルートに、
悩んでたら、
凄く時間が、
進んでいたマル



これは何かのマゾ向けイベントですかねぇ…(負けすなわち地球が壊れちゃう)

 

地球、やぁ( ´ ▽ ` )ノ 巨大隕石、3/5程度掘削機で分解済み 戦闘、激戦区かな? 射撃武器、あってないようなものだよ

 

うん…これはマゾだわ、十人中九人はこれをマゾ向けって答えるわ。お父さん、お母さん、どうやら僕はマゾだったようです……(;_ゞ)ゴシゴシ

 

はぁ、現実逃避はこのへんにしとこう。できるだけ目立たないように動いて掘削機を使って削る作業を手伝ってやっと4割近く削ったんだから最後まで完遂しないとな…さすがにどっかのアムロ・レイ大尉(無茶を成し遂げるまじの化け物)様みたいに押してどうこうなんてことはジェガンには一切不可能だからね!(白目)

 

「っとまた一つ掘削機が削っていったな、このまま行けばかなり小さく出来そうだが、ただ恐らく大気圏の強力な加熱でもまだ燃え尽きてくれると思えないんだよなぁ…」

 

最初の一機以上の操縦技術を持った敵とはまだ接敵していないためジェガンは今のところ左脚部の表面塗装が剥げただけでそれ以上の被害は一切なく時々流れ弾が飛んでくること以外はそこまで危険な状態に陥ることはなかった。だが予想以上の速さで削ることができているにもかかわらず、それでも間に合わないと思われるために彼は大気圏内でも破壊作業を続けることを決意する。

 

ここで自分の命を賭けて大気圏内でも地球に落下するのを阻止しようとする辺りは、やはり彼もロンド・ベルの一員としての覚悟というものがあるこのだろう。何せロンド・ベルのエースであるMS隊長アムロ・レイ大尉が命を賭けて地球を守ろうとしたのを見たばかりなのだ。それを見てしまった以上彼、シズキにも意地でも地球を守ろうとするだろう。彼は正義感が強い故、生きる英雄であったアムロ・レイと同じように地球を守ろうと思えるほど、彼にとってロンド・ベルというのはかけがえのない象徴のようなものだったのだから…

 

 

少しして、友軍のジンやザクの数十機が大気圏に突入する前だからか撤退を初めたのだが敵のジンと一部のザクとジン、友軍のガンダムタイプは一つの掘削機を巡って戦闘を行っていた。

 

それを横目に彼は残弾の少ないシールド付属二連装ミサイルを全て撃ちきってへこみができた場所にビームサーベルを使い、少しでも被害を減らすために高熱で少しずつ溶かしていく。爆発物を持たない彼はもうこれしか方法がないと判断した故の行動であった。

 

「……………っ!?なんで急に割れた?うわっ!あっぶな!」

 

彼が内部から少しずつ破壊作業をしていたらいきなり複数に割れたのだった。もし本当にもう少し前にいたら岩に挟まれたかもしれない。ちょうどギリギリのところではあったがすんでの所で内部から脱出した彼だが、一難去ってはまた一難、既に地球の引力に引かれていて何も対策をしなければ機体ごと燃え尽きてしまうだろう。

 

「考えろ…考えろ…クールになるんだ…………まだ何かできるはずなんだ…」

(ここで死ぬわけにはいかない。何か、何かないのか?何か!)

 

そして偶然にも同じように地球の引力に引かれているザクを見つける。そのザクは盾を機体の前にしっかりと向けて大気圏突破を試みていることがわかる…ガンダムならともかくザクが大気圏突破できるとは思えないのに……っ!?

 

(そうか!本機が燃えないように熱を少しでも逃がせばいいんだ!なぜそんなことに気付けなかったんだ!)

「たのむ。……ジェガンだけでは無理でも…割れた破片も盾のようにして本機に対する熱を少しでも減らせればこの機体だっていけるかもしれないんだ!」

 

彼は祈るように機体より一回りも二回りも大きな割れた岩の破片に盾を押し付け、ぴったりと張り付いて大気圏突破を試みる。そのときにふとザクが気になってそちらに目を向ける。そこそこ距離があるのできっと地球に降りたらかなりの距離が生じるだろう。だが、ザクが燃え尽きてしまうような点は見受けられなかった。

 

それを確認して、恐らくあちらは大丈夫だろうと判断し、自身のことに集中する。既に壁にしていた岩はなくなっていたがもう少しで突破できる所まで来ていた。正直今ばかりは武器がなくてよかったと思う。きっとバズーカやミサイルは熱で爆発していただろう。ビームサーベルは位置的にも大丈夫だがビームライフルは燃え尽きてしまうだろう。まあジェガンだけで地球に降りたら何も残らず御陀仏だったと思われるので岩がなかったらどっちにしろ変わらないが…

 

そんなことがあったりして何とか大気圏突破に成功してようやく一息ついた彼だった。




悩んでいたルートというのは
・戦艦ミネルバとかいうやべぇ修羅の道を進む戦艦に回収してもらうルート
・大気圏突入せず地球連合軍の(不可能を可能にする)仮面の人の戦艦に回収してもらうルート
・いっそ自分だけで突破して見せるとかいう頭のイカれたルート
の3つのどれにするか悩んだ結果、改造するなら軍に縛られるのはいあ(いや)!いあ(いや)!と感じたためにイカれたルートになったという壮絶な脳内会議のもと決められました。


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地球[連邦]軍

艦これを書くとガンダムネタが、ガンダム書くと艦これネタが頭の中に出たり消えたりするせいで凄く…(時間)かかりました。
たち悪いのはせっかく出たアイデアが消えたりするせいで何行か書き直したことせすわ。辛い(;ω;)


大気圏を突破する事に成功した彼はおおよそ太平洋の海の少し東側あたりに重力によって落下していた。

 

まだ地表に落ちきるまで時間がある。本来大気圏を突破できない機体で無理をして突入したことを考慮した彼は自機の状態を簡易的に確認していく。

 

「バルカンは…撃ってみないとわからないな。ビームサーベルはちゃんと右腰のラックについているな…キャパシターシステムは…問題無さそうだ。両手両足とも動かせる…シールドはまだ生きてるな。」

 

そうして武器から操縦系統、システムへと順番に素早く簡単に確認していく。

 

「……っ!おいおい嘘だろ…足りるのか、これ…」

 

確認していき、生きてるものとダメになっているものを確認していたその時、ふと推進剤の消費が激しいことに気付いてしまった。おそらくどこから漏れているのだろう。落ちる前になんとか気付くことができたのは幸運というべきか…

 

もし推進剤がなくなった場合、戦闘になれば回避行動の難易度が飛躍的に上昇するため接近するのがほぼ不可能になる。接近ができないということが意味するのはバルカンで撃ち合う(死ぬ)ということになる。当然ながら、接近すればするほど近くなり攻撃が当たりやすくなる。つまり射線が通らず、スラスターを吹かさずに相手に接近でき、格闘戦で一撃で仕留めるという場所と運と技術の3つが揃っていなければ無傷では勝てないといういわゆるムリゲーという奴になる。

 

そして今回の場合は推進剤が足りなくなった場合スラスターを吹いて着地することができなくなり地面と衝突し、強力な衝撃が襲ってくることになる。

 

いくらコックピットに緩衝材があってもさすがにこの高度のなかを落ちてしまえばお陀仏だろう。水面に落ちれば幾らかはましだと思われるが推進剤が漏れているのだ。ほかの場所も穴が空いていないとは思えない。もし穴が空いていればコックピット内に水が入って溺死しかねない。

 

そんなことを考えている間にも非常にも時間は進んでいく。その時だった。なんと海中に自分の良く知っている地球連邦軍のU型潜水艦の反応があり、なんと簡易通信が送られてきたのだ。

 

【我々ハ 貴殿ノMSノ回収ト 現在ノ情報ヲ 入手シタイ 指定ノ島ニ着陸 又ハ特定ノ海域内ニ 着水サレタシ】

と送られてきたためなけなしの推進剤を使って指定された海域に向かう。

 

海に落ちても 電文どおりに回収されるのならパイロットスーツにある酸素だけでも十分足りると判断したため自分はためらいもなくMSを海中に着水した。

 

だいたい3分ほどで回収され、いまは潜水艦の少し広い場所で艦長とおもわれし人物(一番階級が高い)と話しているのだが…

 

まずぱっとみわたしても若者しかいない。これはいったいどういうことなのだろうか。これについて質問してみたがわからないとしか返答は帰ってこなかった…

 

また、階級が少尉以上の物が一人しか見当たらない。その一人ですら階級は大尉となんとここには自分をふくめて佐官クラスの人がいない。こんなわけのわからない状態のなかでしっかりとまとめることができるここの艦長は素晴らしい才能だと感心した。

 

そしてここにいる人たちは間違いなく地球連邦軍の部隊だということと、MSが10機…航空機(旧式を一纏まりとして)26機。そして母艦のU型潜水艦が6、M型潜水艦が2、そして独自で改良したのかU型潜水艦(性能はM型より高い)が1。これが全戦力だと思ってくれていいそうだ。

 

資材は意外と手に入るようだが加工が難しく電子機器が一部動かなかったり食料が少し入手しにくいという現状なのだがなんと彼らは近くの島を削り水中から入艦する簡単な軍事基地を作っていた。

 

入り口が水中に有り地上は空気を供給するための穴以外は一切手を付けていないため上空からならば分からないようになっており、内部は専用機材こそ少ないがドッグやさすがに艦隊は作れないしMSを新造できるわけでもないがMSや戦闘機を修復したり改修する程度ならば不可能では無い簡易工場のようなものもある。

 

更に畑等があり少なくともあと10年は増築しなくても生きて行けるだろう。逆にいえば10年もなにもしなければ死んでしまうのだ。更にいえば推進剤やEパック等も残量が限られており資材を入手出来なければいつか潜水艦もMSもただの鉄屑になってしまう。まぁ鉄で出来ているわけではないのだが…

 

「いったいどうしたら生き残れるかな……はぁ…」

ため息をつきながら懐かしのビームライフルを持った愛機を見つめているタグズチであった




主人公 ついにビームライフルを入手。
    推進剤や頭部バルカンなどの消耗品の補給。
    そして地球連邦軍と合流

そしてどっかの種持ちフリーダムさんが暴れだすとこまで一気に時が進む予定です(予定これ大事)

推進剤を推進材と誤字しまくっていたため多くが修正されました。
こんなに誤字をするなんて…そんな大人っ修正してやるぅ!?ポコポコ
修正したのにまだ誤字するなんて…


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