地獄先生ぬ〜べ〜×BLEACH - 最強の霊能教師と死神代行 (桂ヒナギク)
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Episode 1 - 死神代行
俺は
今、俺は童守町の隣にある、
ここ、空座町は、童守町のように霊がよく現れる。
小学校に通っていた当時、俺は極度の霊媒体質で、妖怪に取り憑かれては、ぬ〜べ〜に救ってもらっていた。
ぬ〜べ〜は左手を失っており、その代わりに
鬼の手はあらゆる霊を切り裂くことができる最強の武器であるが、これはピンチの時にしか開放したことがないのである。
俺は今日、童守小学校の同窓会に参加するべく、童守町を訪れていた。
「童守町は変わんねえなあ」
童守町の様子は当時と比べてもあまり様変わりはしていなかった。
俺は集合場所である、童守小学校へ足を運ぶ。
「翔!」
当時のクラスメイトが駆け寄ってくる。
彼は
「久しぶりだな、広。聞いたぞ、
俺は辺りを見渡す。
「翔!」
郷子が姿を現す。
「二人とも、おめでとう」
「ありがとう。翔は今、仕事は何してるの?」
「俺は死神代行をやってるよ」
「死神代行?」
「ほら。俺、小学校のころ霊に憑かれまくってたろ? 俺、当時から秘められた力を持っててさ。最近になって、それが発現したんだよ」
「ふーん。で、死神代行って?」
「死神ってのは
「翔くん、警察官なの?」
割って入ってきたのは、
「菊池?」
「そうだよ。私も童守警察署の警察官なんだ」
「俺は空座警察署にいる」
「そうなんだ」
「ぬ〜べ〜は?」
「校舎内にるよ。行ってみようか」
俺たち四人は、校舎に入った。
ぬ〜べ〜は宿直室にいた。
「ぬ〜べ〜!」
「おう! 翔じゃねえか。それにみんなも!」
俺を見たぬ〜べ〜の表情が変わる。
「翔、話がある」
ぬ〜べ〜が俺を屋上に連れ出した。
「お前、本当に翔か?」
「そうだけど?」
「以前の翔とはどこか違うように感じるのだが」
「ぬ〜べ〜にはお見通しか。俺、死神になったんだ」
「死神?」
「うん」
俺は代行証を見せた。
「死神代行戦闘許可証。現世で生まれた死神に尸魂界から与えられる免許みたいなもの」
「子どものときから只者じゃないと思ってはいたが、そんな能力があったのか」
「グオオオオ!」
ん?
「なんだ今の?」
「虚だ」
「虚?」
「うん。悪霊だよ。妖怪とは別の……」
叫び声の主である虚が、俺たちの前に現れる。
「これが虚?」
「イイ匂イガスルナア」
俺は代行証で肉体から飛び出し、
「おいおい、せっかくの同窓会を台無しにするんじゃねえよ」
俺は虚に斬りかかった。
ミス。虚は斬撃をかわした。
俺は空中に霊子の足場を作り、方向転換をして再度斬りかかる。
「グエエエエ!」
右腕を一本削ぎ落とした。
「貴様、俺ノ腕ヲ!」
「ウザイ」
俺は斬魄刀で虚の首を撥ね飛ばし消滅させた。
「こっちの翔はどうなってんだ?」
「そっちは今、空っぽだよ」
俺は肉体へ重なった。
「戻ろうか」
俺とぬ〜べ〜は校舎に戻るのであった。
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