水面に映る輝きの色 (みなづきとーや)
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epilogue
epilogue…
「キレイな…所だな…。」
水平線まで広がる美しい青…
振り向けば新緑の山々が対比して、美しい自然を形成していた。
少年は幼少期より気管支の病に侵されていた。
常に病院に入退院を繰り返し家族に心配をかけて育ってきた経緯がある。
転機となったのは中学3年の卒業に合わせて気管支の病床となっていた部分に手術を行い、目覚ましい成果を得ることができた事。
リハビリを兼ねて、自然が多いこの地へ今回単独で引っ越す事になった。
家族…特に昔から彼を心配していた姉は…
「1人で暮らしていけるのでしょうか…」
「わたしが着いていき…一緒に暮らすのが1番良いのでは…」
と最後まで着いて来る姿勢を崩さなかったのには苦笑いしかなかった。
「心配…させちゃったからな、いつか必ず恩返ししなきゃな…」
呟きにも近い声で1人思いにふけっていた。
ここ内浦の地では家族はいない。そして自分自身の成長を心に課して過ごす事に決めていた。
「ここ…か…」
美しい自然に囲まれた中で優しく風景と同化している…少し歴史を感じる建物の前に少年はたどり着く。
横の看板には…
十千万旅館
と書かれていた。
「とりあえず家が使えるようになるまで3日か…こんな旅館に滞在させてもらえるなんてちょっとラッキーかもな…」
少年が引っ越すにあたり、家族はきちんと計画して家を探してくれていたのだが、改装トラブルがあり業者よりこちらでトラブルが解決するまで滞在して欲しいとの要請があった。
家族は出発を遅らせて行けばいいと言ってくれはしたが…
「新しいスタートはしっかり切りたい。心配してくれるのは嬉しいけど大丈夫だよ。」
少年は微笑みながらも力強い口調で言い切った。
彼がこれから通う学校の新学期に合わせて、彼自身も遅れる理由など関係なく行動したかったのだ。
「あ~!!遅れる~!!いってきま~す!!」
そんなことをふと少年が思い出していると…
少し鼻にかかる…幼い声がその時少年の耳に飛び込む。
「千歌!カバン忘れてる!着替えないであんた帰ってくる気!?」
「はわわ…あぶな~い!ありがと!いってきま~す!!」
旅館の中から勢いよく飛び出してくる人影が1つ。
自然と視線がそちらに向かってしまった時
少年はその輝きに目を奪われた
大自然の中で燦然と輝く
「みかん色」の眩い輝きに…
「遅れる~!遅れる~!」
少年の横をすり抜けた柑橘系の爽やかな香りが
潮風と共に心地よく空へ流れて行った
epilogue…end
おかしいところがないかドキドキしながら書きました。
自分の文章を公開するのは初めてです…
本当にゆっくりになってしまいますが1人でも読んでいただければ嬉しいです。
宜しくお願いします。
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あね。
まとまった時間がとれたらどんどん書いていきたいのですが…
気持ちだけ先に進んでなかなか書けません…
まだまだ描写などが稚拙ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
「ようこそいらっしゃいました。ご事情は伺っておりますよ…。よろしければ当旅館をご自宅だと思って、ゆっくりしていってくださいね。」
十千万旅館の正面入口を開けるとふわりと立ち振る舞いの美しい女性が声をかけてくる。
和風美人という形容詞がふさわしい佇まいを醸し出す…
この女性はこの旅館の女将さんだろうか??
「ご丁寧にありがとうございます。急な事で申し訳ありませんがお世話になります。」
少年は荷物を降ろして、背筋を伸ばしきっちりと一礼を述べた。
「あらあら…随分としっかりされているんですね。ご年齢もお伺いしていますが…妹にも見習わせたいくらい。」
ふふっと微笑みながら賛辞を述べる女将はそのまま台帳に向かう。
「こちらがお部屋の鍵になっております。時間等関係なく出入りは自由なので貴重品だけは御自身で管理してくださいね。」
その笑みのままの澱みない案内が、少し緊張していた少年への気遣いにもなるあたり女将として素晴らしい人柄を醸し出していた。
「姉さんみたいだな…」
気づけば少年は呟いていた。
「あら?なんか嬉しいですね。お姉様と言えば…」
「あぁぁ!な、なんでもないです!」
少し小悪魔のような笑みと共に女将が少年に近づく。
「ふふっ申し訳ございません。ではこちらにお名前を…」
出された台帳に少し狼狽えながら少年は名前を書いた。
「はい。ありがとうございます。あらやだ…申し遅れました。わたくしこの十千万旅館の女将を務めております『高海志満』と申します。こちらに滞在中はお姉様だと思って何でも仰ってくださいね。」
美しすぎる女将は舌をだしながら自己紹介を行うのだった。
………
「ふぅ…やっと落ち着いた。」
案内された部屋は落ち着いた感じの10畳ほどある清潔な部屋だった。
少年にとっては仮住まいではあるが自分の空間である。
少し緊張していたのが少し解れてきてリラックスしてきた。
「…わぉ。」
部屋について1番驚いたのが、窓から見える景色だった。
すぐ目の前に広がる美しい砂浜と光り輝く海。そして先に見える小さな島。内浦という自然溢れる景色を少年は時を忘れて見入っていた。
「ちょっと行ってみようかな。」
少年は少し伸びをして外にむかう。
「行ってらっしゃい。」
女将…志満さんの優しい声に見送られながら
さきほどまで眺めていた景色へと少年は進んでいった。
………
都内某所
「大丈夫でしょうか…」
「だいじょうぶだよ! りっくんしっかりしてるもん!」
「ふふっ…あなたと違って…ですか?」
「ひど~い!最近はしっかりしてるもん!」
to be continued…
最後は…
みなさんなら予想がつきますよね。
初期設定とだけ…
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名前をおしえて
こんな拙い小説を見てくださった方がいるだけで感激しているのに…
お気に入りも3名様もして下さいました。
ありがとうございます。
頑張って執筆していきますので宜しくお願いします。
一面に広がる砂浜
見渡す限りの青、青、青。
内浦の美しい海岸に少年は1人で立っている。
「すごいな…海ってこんなにも綺麗だったっけ…?」
幼少期より病気で外出することも少なく、当然1人で海に来たのも初めてな少年にとってそこは感動すら覚える光景だった。
…どのくらい眺めていただろう。
これから始まる新生活、1人での暮らし、色々な不安要素もその海に流れて消えていった。
その時…少年は砂浜に1人の少女を見つけた。
見つけたと言うより引き寄せられた。
運命は回り始める…輝きを共に求めていくために。
……
「輝きはいつでもわたし達の中にある。」
Aqoursで輝きを放ち、全国大会であるラブライブ!に優勝した。
大好きな浦の星女学院は無くなってしまったが、名前は残った。
スクールアイドルをしていて得たものは常に彼女の中で輝き続けている。
大好きな先輩は卒業し、新しい旅にでた。
今は大好きな友達と一緒に新しい学校生活を送っている。
大好きな後輩も一緒だ。
何も変わっていない。満たされている生活。
「つまんないな~。今日は。」
高海千歌は1人で海岸を歩いていた。
親友の渡辺曜は水泳部に参加する日だ。隣に住んでいる桜内梨子は後輩の津島善子と出かけてくるらしい。練習後に1人はかなり珍しいが少し考え事をしたかったから都合が良かった。
「最終学年かぁ…卒業までに静高にも何か残せたらいいな~」
スクールアイドルとしての活動は今も続けている。地元への貢献は彼女が思っている以上に高く、統合した静真高等学校でもラブライブ決勝大会まで進んだが惜しくも第二位で連覇はならなかった。
しかし、Aqoursは現在のスクールアイドルでも屈指の人気を誇るグループであり、全国のスクールアイドル達の憧れでもあった。
「次が最後のラブライブ!…悔いのないように頑張らないとなぁ。」
そんなことを呟きながら大好きな内浦の海岸をゆっくりと歩いていた。
「なんか考えすぎるのなんてわたしらしくないかな!明日曜ちゃんと梨子ちゃんと新しい曲に対して相談してみよう!」
高海千歌は普通である。本人はいつもそのように語っている。
しかし傍からみれば超がつくほどの美少女であり、愛らしい声や無邪気な行動はファンを魅了してやまないカリスマ性すら漂っていた。
ただ歩いている今も無自覚に自然とマッチした美しさを醸し出している。
そんな彼女にアタックする強者は今彼女が通っている、静真高等学校には存在せず、本人はモテないと思っているが…
「千歌ちゃんはわたしが守るであります!」
「千歌ちゃんに似合う『オトコノコ』はなかなかいないよ?」
親友達のガードも鉄壁だった。千歌は異性に接する機会もあまりなかったのである。
「あの…」
「へ?!」
目の前に1人の少年が立っていた。
「あ、あの…わたしですか??」(やばー!なんか可愛い男の子から声をかけられちゃったよ!?ファンかな!?まさかナン…キャー!すごい!)
千歌の頭の中にそんなワードが飛び交っている。
「朝…すれ違いましたよね。十千万旅館の前で。」
「あ、そうだったんですね!全然わかりませんでした!」(お客さんかーい!やばー!はずかしいよー!)
「今日から十千万旅館に自宅が改修作業が終わるまでお世話になる…「あ!おねーちゃんから聞いてます!わたし十千万旅館の看板娘!高海千歌といいます!よろしくお願いします!」
「あ…はい。宜しくお願いします。」
「お客様は…あれ?名前聞いたっけな??」
「今…言おうと…(苦笑)」
「あ!ごめんなさい!さえぎっちゃいましたね!ア、ハハハハ…」
千歌が少し照れながら謝罪をすると…
「クスッ…僕の名前は…園田陸玖と申します。」
少しはにかみながら少年はそう答えた。
to be continued…
という事で3話目にしてやっと主人公のお名前が明かされました!(笑)
下手くそな表現でなかなか物語が進まなくて申し訳ありません…。
わたしとしては内浦や沼津の良さ、Aqoursメンバーの魅力もなるべく伝えていきたいと思っています。
テンポの悪さは…がんばります…。
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うみとりく
少しでも『水面』の世界観をお伝え出来たらなと頑張って書きます。
今回も宜しくお願いします。
「園田くんにはお姉ちゃんが必要だよ!キリッ」
「え、えっと…アハハ…」
海から帰ってきた陸玖と千歌は十千万の食堂にて会合を開いていた。2人は帰って来る途中でお互いの自己紹介をし合いながら歩いてきたのだが、陸玖の病に侵されていた話をした時から千歌の様子が…
前のめりで役にたちたいオーラを醸し出していた。
「とにかく内浦で美味しいみかんを食べて暮らせば病気なんて吹っ飛ぶんだよっ!」
「高海さんはみかんが大好きなんですね。」
「あと…それだよ!それ!」
「えっ??」
「もー!!家じゃみんな『高海さん』だよ!わたしは千歌でいーよ!」
確かに。
「じゃあ…ち、千歌さん」
「千歌おねえちゃん!で!どうかな!?」
「えっ…。あっと…ちょっと恥ずかしいですよ。」
なんだろうこの姉押しは…
「えー!なんでー!プクーッ」
姉とは??
「ほら!ラブライブ!優勝したおねえちゃんとか言えちゃうんだよ!( ˶ˆ꒳ˆ˵ )フフン」
「あれ?千歌知らないの??」
何やら後ろから知らない声が…
「ん??知らないって何をー??あ、お帰り美渡ねぇ。」
「ただいまー。あ、初めましてだね。わたしはここの二女の『高海美渡』だよ。よろしくー。」
OLといった服装から千歌の姉としては大人びて見えるその人は、ここ十千万旅館の二女の高海美渡である。
恐るべしは高海家…どなたもやたら美人です…。
「初めまして。お世話になります。」
陸玖は姿勢を正し一礼する。
「かたくしないでいーよ?気楽に接してよね!」
「ねーねー美渡ねぇ!知らないってなーにー!?」
話に割り込みながら千歌が美渡に詰め寄って質問を続ける。
「いやだから…もうラブライブ優勝の姉もちじゃん陸玖くん。」
「えっ…??」
千歌がキョトンとした表情でおどけていると…
「あんたファンだったんじゃないの??園田…」
「園田…陸玖?そのだ…」
「み、μ'sの園田海未さん!??」
千歌が天地がひっくり返ったかのような驚きの表情で陸玖に詰め寄る。
「海未は…僕の姉です…アハハ」
陸玖は引き攣りながら千歌に告げた。
「園田くん…いや!陸玖くん!ぜひ!ぜひ!お姉様をしょうか…」
顔が近い。千歌だけに。
「わ、わかりました!もちろんいいですよ!」
勢いもあるが、姉を慕ってくれているのは純粋に嬉しいようで、陸玖は顔を赤らめながらも承諾した。
……
園田海未。陸玖の姉にして…伝説となったスクールアイドルμ'sの作詞担当。大和撫子と言われ当時の高校生の憧れとなった女性である。
千歌もスクールアイドルを始めたのはμ'sのライブ動画を秋葉原で見たのがきっかけと言うこともあり、また、Aqoursの作詞担当という部分でも園田海未には憧れを抱いていた。
……
「ところで陸玖くん!なんでずっと敬語なの??かたいよー!」
「えっと…僕はまだ15歳なので…高校1年生ですよ?」
「え!?1年生なの!?」
「はい。二学期から…静真高等学校に新しく通わせていただきます。宜しくお願いします。」
爽やかな笑顔で陸玖はそう挨拶をするのだった。
to be continued…
まだ1日も作中で経過していないです…
文章って難しいですね。
美渡ねぇさまが登場しました!早く沢山登場させてあげたいですね!
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お隣様
宜しくお願いします。
side 陸玖
昨晩は姉について根掘り葉掘り色々聞かれてしまった。
正直姉に関してはかなり尊敬している。
普段の凛として正道を地でいくような姉…仲間といて年相応に可愛らしい仕草をする姉…自分をいつも支えてくれた優しい姉。
ラブライブの時会場には行くことが出来なかったが、映像でも必死で応援したっけ…。
同じラブライブという舞台で最高に輝いた女性が、その自慢の姉を慕ってくれている。
僕が嬉しくないわけがない。姉が褒められるのは僕にとっていつまでも喜びでしかない。それくらい…姉は僕にとって大切な存在だ。
命が病気でなくなるかもしれない危機になった時も、歌で勇気をくれた。
回復に向かって行った時も常に傍で支えてくれた。
僕が姉に返せるものはなんだろう。
姉が教えてくれた『今をめいいっぱい楽しむ事』
僕が見せられる最高の輝きを見せること。
ここ内浦の地でそれを自分自身の手で探して磨いていきたい。
side 陸玖 end
side 千歌
園田…陸玖くん。うちに少しの間居候として滞在する事になった年下の可愛い男の子。
あの…園田海未さんの弟さん。μ'sの海未さんの弟さん。
スクールアイドルをしていれば必ず憧れる伝説のアイドルグループμ's。
わたしたちAqoursもラブライブ優勝はしたけど…
かっこいいよねー!!μ's!
わたし達も同じように輝き続けたい!
陸玖くんは海未さんを紹介してくれると言っていたけど…(言わせちゃったのだ…苦笑)
そんな贅沢な事を実行して迷惑をかけたくないのが本音。
わたし達はわたし達の輝きをもう見つけた。
μ'sさんから伝わった大切なものを大好きと言えるキモチ。
わたし達は後輩達に今の輝きを伝えられるかな?
地元が大好きでスクールアイドルが大好きで仲間が大好き!
Aqoursとして、高海千歌が伝えられる何かをもう一度見つけて…
みんなと伝えられたらいいなぁ…
side 千歌 end
……
「おはようございます。」
「あ、おはよう!早いね~!」
「千歌さんこそ、いつもこんなに早く起きられるんですね。」
「まぁね!毎朝トレーニングしてるもん!」
「僕も少しづつではありますが、朝に運動をしています。出来るようになったのは春からなんですが…体力もついてきたので動くのが楽しくなってきました。」
「自分でも努力してるんだね!凄いよ~!」
朝の爽やかな空気も相まって朝から2人の会話が弾む。
他愛ないやり取りでもあるが、病気の事に遠慮せず…素直な話をしてくれる千歌はとても好ましい相手だった。
「千歌ちゃん。おはよう!」
「あ!梨子ちゃん!おはよー!!」
微笑みながら隣の家から…やたら美人な女の子がゆっくりと近づいてくる。すると陸玖に対してちょっと驚いた様子で千歌に尋ねた。
「えっと…この子は?」
「あ、昨日から十千万にお泊まりしてる、園田陸玖くん!」
「初めまして、園田陸玖と言います。」
千歌が陸玖の方を向き、陸玖は姿勢を正して一礼する。
「お泊まり…?」
「うん!昨日は遅くまで一緒にいて凄く興奮しちゃったよ!」
ん?千歌さんちょっとその言い方は…
「ちょっと、千歌さん!その言い方にはごh「千歌さん…?陸玖くん?と言いましたね。千歌ちゃんと何があったか詳しく説明してもらえるかな?」
…そこには氷の笑みを浮かべたお隣様がいました。
to be continued…
梨子ちゃん登場です。
可愛いですよね!梨子ちゃん!
わたしも大好きなキャラなのでどんどん出していきたいと思います!
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Aqours
宜しければ感想、誤字脱字のご指摘などいただければ幸いです。
今回も宜しくお願い致します。
「千歌ちゃんの言い方が悪いよ…ちょっと心配しちゃったじゃない。」
陸玖の懸命な説明により、氷が溶けたお隣様が呆れた顔でボヤく。
「そうですよ…千歌さんが誤解するような言い方するからですよ?桜内さんが不信に思うのも無理ないと思います。」
「もー!二人して怒ることないじゃんかー!ちょっとした言葉のアレだよ!アセアセ」
気づいたら初対面のはずなのに三人で普通に会話していた。
こういう所も千歌が持つ天性の才能なのかもしれない。
「改めまして、桜内梨子です。千歌ちゃんとは同じ…「あれ?陸玖くん今さぁ桜内さんって…?」
千歌が不思議そうな顔で陸玖の顔を見る。
梨子もハッとした表情に変わって陸玖を見ていた。
「…知ってましたから…。」
陸玖は少し顔を赤らめながら頭を掻いて呟いた。
「えー?!梨子ちゃんは知ってて千歌は知らなかったのー!!」
「あ…ありがとう?///」
不満気な千歌と少し照れくさそうに俯く梨子が対称的である。
「いやいや!千歌さんも知ってましたよ!一応…高校生なので…」
「なーんかでもさー梨子ちゃんに対する感じとわたしに対する接し方が違くない??ズルい!プクー」
「Aqoursは…姉も知ってますよ?」
「え!ホント!?嬉しいな!!」
百面相のようにコロコロと表情が変わる千歌である。
「お姉さん?もスクールアイドルに興味があってわたし達の事を知ってくれているのね。ありがとう。」
と梨子はフワッとした笑顔で答えた。
「後輩がいるって自慢していましたから…アハハ」
「後輩…??」
「あ!そっか!梨子ちゃんも音ノ木坂学院だったもんね!」
千歌が深く頷きながらしみじみと言うと…
「え?お姉さん音ノ木坂学院だったの??」
梨子は驚いた表情で陸玖に問いかける。
「アハハ…そうですね。音ノ木坂学院…卒業です。」
「海未さんだよ!梨子ちゃん!園田海未さん!」
「えっ??あのμ'sの…?園田海未さんの弟さんなの?!」
「あ…はい。そうです。でも…僕は…ゴニョゴニョ…」
珍しく陸玖が緊張した趣で言葉を濁している。
ちょっと様子がおかしい事に千歌が気づいて問いかけた。
「なんか陸玖くん…やたら緊張してない??顔も赤いし…」
「いやいや!そんなことはないですよ!ただ…」
「ん?なになに!?」
「…ファンナンデスヨ…桜内さんの…」
Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
……
「なんか…ありがとう///」
「こ、これからも頑張ってクダサイ…///」
「あれ?あれあれ?なんだろう…この空気…わたしと全然違くない??」
お互いを恥じらい合ってる中…千歌が不満そうに問いかけている。
そう。園田陸玖(15)はAqoursの中でも梨子推しだった。
実は海未と一緒にAqoursのパフォーマンスを見た時に、1番心惹かれたのが桜内梨子である。流石に梨子が十千万の隣に住んでいるということまでは知らなかったが、ひょっとしたら同じ学校になるということでご挨拶くらいはできるのではないかと淡い期待もしていた。
「千歌さんも好きですよ??」
「照れがないよ!?照れが!!」
爽やかな笑顔で陸玖が答えたが、千歌は不満気である。
「じゃ、じゃあまた後でね!千歌ちゃん!り、陸玖くん!」
ちょっと恥ずかしそうに綺麗なお隣様は去っていった。
「やば…名前で呼ばれちった…嬉しいなぁ…⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄テレテ 」
「おーい!陸玖くーん!ちょっと贔屓がすぎませんかー??」
「さて朝ごはんをいただきに参りましょうか」
「こらー!ごまかすなー!」
陸玖が先に十千万に向かうと慌てて千歌は追いかけた。
……
プシュー…
「ご利用いただきましてありがとうございます。次は終点の…」
「次…ですか」
to be continued…
まさかの陸玖くん梨子ちゃん推しでした!笑
次回も宜しくお願い致します!
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よーぎらん
Liella!ロスが激しくて更新が遅れました。申し訳ございません。
μ'sからAqoursが紡いでくれた輝きを虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、Liella!共に発展してくださっていると感じています。
やはりその中でもAqoursのみなさんが居なかったらラブライブ!というコンテンツはここまで広がっていなかったのではないかと思います。
二次創作ではありますが、各グループの繋がり、絆を少しでも描ければいいなと思っています。
「明日から新学期だけど…制服取りに行かないと…。」
明日から静真高等学校の1年生として転入する手筈となっているが、時期外れの転入ということもあり、ギリギリでの準備となってしまったことを陸玖は悔やみながら沼津にある制服専門店に向かう。
「陸玖くん!わたしも一緒にいくよー!」
「千歌は夏の繁忙期の片付けあるでしょ!」
「えー!?いーきーたーいー!!」
というやり取りもあったが、阿修羅と化した美人女将降臨もあり千歌は留守番と相成った。
「内浦に比べたら結構栄えてるんだなぁ…」
駅前周辺のビルを見ながら1人呟く。ふと横をみると街に似つかわしくない漆黒の服を纏う…美少女?が周りを気にしながら歩いていた。
「あれって…ヨハネさん??」
陸玖は当然ながらAqoursのメンバーは網羅しているのですぐに気づいたが、ヨハネ?は何かを探しているらしくキョロキョロと周りを見ている。
「下手に話しかけても…不審に思われるだろうからほっとこうかな…」
普通に常識人である陸玖は気を使ってその場を立ち去り、制服店に向かおうとすると…
「善子ちゃーん!おはヨーソロー!( •̀ω•́ゞ)✧ビシッ!!」
「ヨハネよ!曜!遅いわよ!」
…生Aqoursのやりとりを普通に見てしまった…普段でもアレやるんだな…
陸玖は苦笑しながら制服店に向かう。
先程の二人はAqoursの元気っ子『渡辺曜』と自称堕天使アイドル『津島善子』だろう。
同じ静真高等学校に通うことになるため、千歌と梨子と知り合いな事もありそのうち挨拶することもあるかな…と思いながら歩きはじめると…
「あ!そーのーだくーん!!見つけたー!!」
…なぜか呼び止められた。なぜか…
「えっと…僕ですか?」
「うんうん!千歌ちゃんから聞いてね!善子ちゃんと待ち合わせて制服店に連れてってあげようと思っ「だからヨハネよ!貴方がわたし達の学校の新しいリトルデーモンの陸玖ね。」
静真の生徒はみんなリトルデーモンなんだろうか…
曜は苦笑いしながら、善子はポージングしながら高らかに宣言した。
……
「わたしは千歌ちゃんの幼馴染で同じ学校の渡辺曜!宜しくであります!」
「堕天使ヨハネよ…新しいリトルデーモンとして敬いなさい?」
「渡辺先輩、津島先輩。明日静真高等学校に転入します園田陸玖と申します。宜しくお願いします。」
例のごとく陸玖は姿勢を正して一礼する。
園田家では礼儀はかなり躾られており、その立ち振る舞いも同年代の若者にしては立派なものである。
「渡辺先輩…もいいけど、実は生徒会長も渡辺さんだから…わたしは曜でいいよ!宜しくね!」
「つ、つしませんぱい…真名デハナイケド悪くないわね///」
…1人なぜか悶えているのがいるが…
「では申し訳ありませんが、制服店に案内していただけると嬉しいです。曜先輩、津島先輩は詳しそうですしね…ニコッ」
「そだね!ふふっ千歌ちゃんに聞いた?」
「わ、わたしは詳しくは無いわよ…」
渡辺曜はAqoursの衣装担当でもあり、津島善子は…推して知れよう。
「こっちだよ!行こう!」
曜と善子と一緒に制服店に向かったのだった。
……
内浦 十千万前
「こちらが…十千万…」
「ごめんください。」
to be continued…
曜ちゃんと善子ちゃんが登場しました。
次回も一波乱ありそうな雰囲気ですが…
宜しくお願いします!
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らぶあろ
本作はわたしも1ラブライバーとして楽しみながら描いています。
そのうちμ's、Aqoursの年代を作中だけでなく背景としてわかりやすくまとめられたらいいなぁと思っているので、お楽しみに。
わたしはスクスタもやっていますのでスクスタ時空も魅力的だったのですが、あえて年齢差をつけたリアルに近い年代にしたいと思っています。
今回も宜しくお願いします。
「いらっしゃいませ。十千万へようこそお越しくださいました。さぁこちらへどうぞ。」
…流れるような美しい礼からの案内で志満が対応する。
初見でも安心できる柔らかい接客は十千万の最高の武器の1つだ。
「いえ…お客ではないので…しかし、ご丁寧にありがとうございます。こちらに滞在させていただいている者の姉で…本日はご挨拶とお礼をお伝えしに参りました。」
「まぁ!それでしたら陸玖くんの!!」
「…はい。園田海未と申します。弟の陸玖が昨日より大変お世話になっております。」
十千万の和風美人に勝るとも劣らない…優雅な微笑みを浮かべた大和撫子がそこにいた。
………
しらゆ〇沼津店
「ここだよー!まぁ使うのは最初だけかもしれないけどねっ!」
曜の案内で陸玖と善子はいかにも学生服を扱うお店にやって来た。
発注自体は終わっているので早く受け取るだけ受け取ろうと陸玖が言う。
「じゃあ僕は中で受け取ってきます。曜先輩とヨハネ…津島先輩にお礼がしたいので少し待っていてください。」
「善子よ!あれ?合ってるわ…ヨハネ!」
「クスッ では行ってきます。」
「ヨーソロー!!」
愉快な先輩達に見送られ、陸玖が店内に入っていく。
「しかし礼儀正しい子ね…あの情報はホントなの??」
「千歌ちゃんによるとAqoursの結構なファンらしいよ!(*`艸´)ニシシ」
「全然そんな感じ見せないわね…やるわね。あのリトルデーモン…。」
……
side 陸玖
ヤバいヤバい…!?生ヨーソローキマシタワー!!ヨハネさんも超美人だし…こんな贅沢な買い物とかある!?
昨日から緊張が止まらないよ…顔にでてなきゃいいけど…
ミーハー行為だけはやめよう。本当に。
side 陸玖 end
……
「クックック…リトルデーモンになるための装いは無事手に入ったのかしら?」
「これで明日から同じ高校の仲間だねっ!」
陸玖が気持ちを落ち着かせ、制服を手に戻ったら2人が迎えてくれる。
「はい。ありがとうございました。良ければ先輩方にそちらで何かを贈らせてください。ニコッ」
陸玖が指を指すその横の路地には『制服、衣装』を取扱うお店があった。
……
十千万旅館
「お姉ちゃーん!浴場のお掃除終わったー!!陸玖くん帰ってきたー??」
千歌の大きな声が向こうから響き渡る。
「お客様もいるんだから…静かになさい?」
「そうだけどさー!まだまだ海未さんの事とかμ'sの事たくさん聞きたいよー!!」
千歌が待合に叫びながら現れると…
「フフッ…わたしの事はわたしがお教えしますよ?」
「ふぇ?」
Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
「ええええええ!?!?」
千歌の前には憧れの大先輩がいた。
to be continued…
千歌ちゃんはわたしの中で超リアクション王です!笑
明るくてとても可愛いと思います!
さぁ…満を持して海未姉さん登場です!
次回も宜しくお願いします!
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μ's
色々とこの後の構成を練ったり、キャラの関連性を考えたり…
大好きなキャラ達の事なのでじっくり考えながら書いていきたいと思っています。
目の前に画面越しでしか見たことがない憧れの存在がいる。
何回繰り返し動画を見たことだろう。
スクールアイドルを始めたきっかけであり、自分を奮い立たせてくれた存在であり、自分の輝きに気づかせてくれた存在。
千歌にとってμ'sはそんな存在で『あった』
今は昔ほど動画をみたり参考にしたりはしていない。
しかしずっと憧れている存在に変わりはない。
あのμ'sの園田海未を目の前にした時…
千歌の目には自然と涙がこぼれ落ちていた。
「はじめまして、Aqoursのリーダー高海千歌さん。陸玖の姉の園田海未です。」
その表情を察して…ふわりと柔らかい笑みを浮かべながら…
優しく包みこむように海未が自己紹介をした。
「あの…わた…わたしμ'sに憧れて…スクールアイドルを始めました。あ、はじめまして…高海千歌です。なんか…なにを話せば…」
胸がいっぱいなのだろう。同じラブライブで優勝しているAqoursのリーダーはどこへやら…憧れの存在に会えて、感激しているだけの一人の少女がそこにいた。
「フフッ…千歌は可愛いのですね。そんなにもμ'sを好きでいてくれてありがとうございます。」
海未がそっと千歌の涙を拭く。
「あらあら。千歌ちゃん子供みたい…。ほら、大好きなμ'sの海未さんがいらっしゃってくれたんだから、しっかりしなさい?」
志満も感激している妹に気を遣いつつ優しく肩をたたいた。
「ありがとう…ございます。えへへ…画面でみるよりずっとずっとかっこいいや…」
「ありがとうございます。わたしもAqoursのパフォーマンスは何度も拝見させていただきましたよ。」
「え!ホントですか…!?」
「ええ!とても素晴らしいパフォーマンスでしたよ。」
「あ、ありがとうございます!!.*・゚(*º∀º*).゚・*.」
千歌らしさが少し戻ってきたのか、海未の一言で満面の笑顔である。
そんな千歌を愛おしい後輩のように海未は感じた。
「前回の決勝大会は残念でしたね。しかし優勝チームに勝るとも劣らない出来でした。わたし達が選べなかった道を…しっかりと進んでいる貴女達を…わたしは素晴らしいと思っています。」
μ'sとはラブライブ第二回優勝チームであり、音ノ木坂学院のスクールアイドルグループである。
第一回優勝チームのA-RISEと共に、スクールアイドルというジャンルを世に知らしめ…全国的な人気を確立した。
リーダーの高坂穂乃果をはじめ、園田海未、南ことり、星空凛、小泉花陽、西木野真姫、矢澤にこ、東條希、絢瀬絵里の9人は学校の廃校をスクールアイドル活動によって阻止し、その輝きによって全国のスクールアイドル達に希望を与えた存在として…今も尚慕われ続けている。
μ'sは3年生が引退してからはμ'sとしての活動にピリオドを打った。
2年生メンバー、1年生メンバーともにラブライブ!の大会では一線を退き、ファンの前で恩返しにパフォーマンスをするだけで、基本スクールアイドル達が活動しやすいようにサポートに近い形でスクールアイドルというものに携わっていたのである。
全国のスクールアイドルがμ'sを神聖化するのはこれも1つの要因であり、まさに伝説のスクールアイドルグループである。
「そんな…わたし達は学校を救えなかった…ですから…」
「何を言っているのです!」
「Aqoursの…浦の星女学院の名前は…ラブライブ!いや、みなさんの心と歴史にしっかりと刻まれていますよ。素晴らしいことです。」
海未がそんな千歌を誇らしそうに撫でる。
「素晴らしい輝きでした。わたし達がスクールアイドル達に続けていって欲しかった本当の輝きがそこにありました。」
「う、うみさ…ん」
千歌が堪えきれず涙を浮かべて海未を見上げると…
「Aqoursがまた新しいスクールアイドルの形を示してくれたのです。わたし達の想いを継承しながら…新しい形を創ってくれたのです。1人のスクールアイドルファンとして…心からありがとうを贈ります。ありがとう…千歌。」
海未は優しく千歌を抱きしめながら礼を伝えるのだった…。
to be continued…
主人公…消えてます…笑
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ちょ!おま!
本当にこんな稚拙な話を読んでくださる方がいらっしゃることに感謝しております。
二次創作なので皆様の思っているストーリーやキャライメージとは違う形になってしまうかもしれません。
しかしこれはこの話として楽しんでいただけたら嬉しいです。
……
沼津駅前
「曜先輩。津島先輩。案内していただいてありがとうございました。よかったら後日またお礼しに行きますね。」
「こちらこそ!衣装の参考になるお店に付き合ってもらっちゃってありがとね!」
「リトルデーモンなら堕天使に頼るのはあたりまえね。これからも何かあったらいつでも話に来なさい!」
陸玖と曜と善子の3人は衣装やアクセサリーが置いてあるお店から出ると、駅までの間に学校の話などをしながら歩いていた。
「じゃあ僕は内浦に戻ります。学校でお会いできるのを楽しみにしています。」
「うんうん!千歌ちゃんに宜しくね!ビシッ」
「またの会合を…楽しみにしているわ…」
ポージングしている曜と善子を背に陸玖は内浦行きのバスに乗り込んだ。
「なんかすごいいい子だったけど…あれなら千歌も大丈夫ね。」
「だねー!男の子が十千万に滞在するって聞いたから凄い心配したんだけど、陸玖くんなら安心かな!」
Aqoursの二人は目を見てほくそ笑みながら安堵の表情で相槌をうった。
変な男子だったら指導(笑)するつもりだったようだが杞憂に終わったようだ。
「それじゃわたしは帰るわね。曜も明日また朝練なんだから早く帰りなさい?」
「善子ちゃんも気をつけてね!また明日!」
曜と善子も帰路についたのだった。
……
十千万前
「さて…無事に制服も持ち帰ってこれたし、置いたら何しようかな…」
そのような事を考えながら十千万の玄関をくぐる。
「あら?おかえりなさい。制服は無事にできていたかしら?」
「あ、志満さんただいま戻りました。」
志満がにこやかな表情で出迎えてくれる。
…ちょっとにこやかすぎる気がするが…
「身体は大丈夫ですか?陸玖。」
…すごく聞き覚えのある声が横から聞こえた。
「えへへ…陸玖くんおかえりなさい。海未さん来てるよ!」
「…みたいですね。わざわざ様子見にきたの?姉さん?」
陸玖が声の方に振り向くと姉と千歌が仲睦まじく歩いてきた。
「まだ完調ではないのだから無理をしてはいけませんよ?」
「いやいや…もう大丈夫だよ…アハハ…」
「陸玖くん海未さんに色々μ'sのエピソードとか聞いちゃった!いいでしょ!」
千歌は海未とたくさん話ができてご満悦だ。
「姉さんが自分から?珍しいね。千歌さん良かったですね。ニコッ」
陸玖はその様子をみて微笑ましく感じたのか笑みを浮かべながら話しかける。
「わたしも千歌とお話ができて嬉しく思っていますよ。可愛い後輩ですから…」
「じゃあ千歌さんにラブアローシュートを伝授すr「陸玖?ちょっと話があります。ニッコリ」
どうやら地雷を踏み抜いたらしい。
「陸玖くんラブアローシュートって…「千歌?世の中には知らなくていい事もたくさんあるのですよ?」
お淑やかな仮面が般若のように変化していく。
どうやら陸玖はまだ触れてはならないものに触れたようだ。
「それに…名前呼びとは些か親密すぎるのでは??」
「ちょ!待って!こちらでは全員高海さんだy「破廉恥です!そのような軽い御の子に育つなど…精神が少し曲がってきているのでは…」
海未の変なスイッチが入ってしまったらしい。
千歌は少し顔を赤らめながら苦笑いしている。
「姉さん。変な勘ぐりをすると千歌さんにも失礼だよ…だいたい「あー!そう言えば陸玖くん梨子ちゃんにはデレデレしてたよね?」
空気…読んで?
「千歌さん?余計な事を今は言わないでいただけ…」
「ほう…千歌くわしくお聞かせ願えますか??」
ガラガラ…その時玄関がゆっくりと開き…
「千歌ちゃーん。ちょっと相談したい事があるんだけど…」
「あ、梨子ちゃん。」
あ、\(^o^)/
to be continued…
/(^o^)\
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