ありふれた転生者?で世界最強 (ゲキ)
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転生
白い空間そこに一人の青年がいました。
「…ここは?」
青年が白い空間を見渡したら
「⁉」
「ごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみません」
土下座をしながら 謝り続けている女の子がいました
青年はもちろん
「(何で女の子が土下座しながら謝ってるの⁉)」
「すみませんごめんなさいすみませんごめんなさいすみません」
「(しかもまだ謝ってるし⁉怖)」
~数分後~
「落ち着きましたか?」
「…はい」
落ち着いた女の子は、青年と向かい合って話をする。
「まずあなたは死にました」
「あ、やっぱり」
「あまり驚かないんですね」
「あの後だとなんかね」
「忘れてください」
女の子が青年のおかれている状況を話すと青年はあっさり受け入れた事に女の子が疑問に思い聞いてみると先程の謝罪の嵐で冷静になれたようだ
「こちらの書類ミスであなたの人生録を処分してしまいました」
「人生録?」
「人の人生が書いてある記録のようなものです。そこから地獄か天国かに別れるんですが、記録の整理やその人に関わった人との関係で間違いがないいかを確認するためにも使います」
「要するに死んだ人の履歴書?」
「はい、本来どちらかに決まってから処分するのですが、まだ生きてる人がその記録を処分されてしまうとそのまま死んでしまうんです」
「なるほど、それで俺どうなるの?」
「こうなった場合は他の世界に転生するのが決まりになっています」
「転生先は?」
「【ありふれた職業で世界最強 】です」
「死亡フラグの塊!?」
青年は行き先を聞き少し驚いた
「変更は?」
「できません、ちなみに何らかの形で原作に関わります」
「もはや打つ手なし!?」
「しかし、転生特典はあります。そちらはあなたが決めてください」
「何でも?」
「はい、ただ世界を大きく変えるのはダメです。例えば、【
「わかりました」
数分後
「決めました」
「では特典を」
「・鬼滅の刃に出てくる全呼吸の適性
・呼吸の仕方や鍛練の知識
・鍛練しても壊れない丈夫な身体
・そちらのタイミングで日輪刀をください
・常中の鍛練に使う瓢箪も下さい
・アイテムボックスを下さい
・そのアイテムボックスに入れた物を増やせるようにしてください
・【ありふれた職業で世界最強】の原作に知識を無くしてください
以上です」
「それで良いんですか?他にも滅竜魔法とかじゃなくて?」
「魔法はトータスで手に入ればいいし、魔物の肉を食べればなんとかなります。原作の方も先入観で物事を見ないようにするためです」
「わかりました。それではあなたを転生させます」
「お願いします!」
青年は光に包まれ転生した
「行きましたね。さて、彼の転生した新たな人生録は」
【南雲ハジメ】
「…とりあえず彼にはおまけとして男のあれを強化しておきましょう」
女の子は軽い現実逃避をした
果たして転生した青年の運命は!?
文才は無いですがよろしくお願いいたします
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女剣士との出会い
転生者である南雲ハジメが転生してから十年になる
生まれてから二年は呼吸の鍛練をし、二歳になってから筋トレを少しづつ始めた
六歳になったハジメは、両親に自分が転生者だと打ち明けた。その反応は、
『『リアル転生者キター!!』』
であった。
父親がゲーム会社の社長、母親が人気漫画家が原因だろう。それから、ハジメが持っている前世のオタク知識を提供している。
例えば、仮想現実に捕らわれクリア以外戻れないデスゲームや。
異世界からの侵略から町を守る防衛機関の話などをしている。
そして現代の十歳のハジメは、
南雲家庭
「スー、フー」
「全集中」
「日の呼吸」
「壱ノ型
「弐ノ型
「参ノ型
「肆ノ型
「伍ノ型
「陸ノ型
「漆ノ型
「捌ノ型
「玖ノ型
「拾ノ型
「拾壱ノ型
「拾弐ノ型
「フー」
ハジメは木刀を持ち壱から拾弐の型を練習していた。そんなとき、
「ハジメ」
「?父さんどうしたの?」
「すまないが、明日取材に同行してくれないか」
「え?」
突然の父親の言葉にハジメは驚いた。無理もない、ハジメはまだ十歳になったばかり、いくら転生して精神年齢が大人でも無理がある。
それなのにハジメを連れていく理由は、
「実は、今度の取材先が隣町の道場なんだ」
「それで何で俺が行く話になるの?」
「実は、アポ取るときにハジメの事を話したら興味を持って、取材の条件にハジメを連れて来てくれって言われてな」
「父さん、俺の剣はまだまだ未熟なんだけど」
「頼むハジメ!」
「ハァ~、わかったよ」
「ありがとうハジメ!」
「は~」
~~翌日~~
ハジメは、普段から使っている木刀を竹刀入れに入れ父親と隣町の道場に来ていた
「父さんここが?」
「そうだ、ここが八重樫道場だ」
ハジメ達の目の前の道場で話してると玄関から二人の男性とハジメ位子供が出てき
「どうも八重樫さん、今回取材に応じてくださりありがとうございます」
「こちらこそ条件を聞いて下さり感謝します。その子が?」
「ええ、ハジメ」
「はじめまして、南雲ハジメです」
「はじめまして、私はここの師範している八重樫鷲三だ。よろしく」
「私は、師範代の八重樫虎一だ。こっちが私の子供の」
「はじめまして、八重樫雫です」
「はじめまして、南雲愁です。この度取材を受けてくださりありがとうございます」
互いの自己紹介を済ませたが、愁が爆弾を落とした
「いや~、しっかりした息子さんですね」
「!?」
「ふん!!」
「グホ!?」
愁の言葉に少し雫が動揺しハジメがの腹を殴った(呼吸無しの手加減)
「は、ハジメ何で!?」
「父さん!この子は女の子だよ!いくら何でも失礼だよ!!」
「「え!?」」
ハジメの言葉に愁と雫は驚いた。
「ごめんね、父さんが失礼な事言って」
「ううん、大丈夫です」
ハジメが愁の代わりに雫に謝罪をした。
「あ、あの!?」
「ん?」
「何で女の子って思ったの?」
「え?普通に一目見てかわいい女の子って思っただけだけど?」
「!?ううう」
「!?え!?もしかして男の娘だったの!?」
「ハジメなんか字違わないか?」
雫の質問にハジメが答えたら突然雫が泣き出しハジメが動揺し、自分が間違っていたのかと思い言葉にしたが、その言葉に愁が反応した
「違うの、クラスのみんなが私の事男と思っていたみたいで、私が女って知ったみんなが『あんた女だったの!?』って言われて」
「……」
「南雲君が一目で私を女ってわかってくれたのが嬉しくって」
雫が学校での事を話をしてハジメは真剣に聞いていた
「ご、ごめんなさい急にこんな事言って」
「ううん、大丈夫だよ」
「雫」
「お、お父さん」
「すまない、お前の事全く気づけなくて」
「お父さんが悪いんじゃないよ。ただ、私が黙っていただけだから」
「私こそごめんね雫ちゃん」
「わ、私は大丈夫だから」
「雫、今日確りと話をしよ、その時お前の事を確りと話して欲しい」
「お父さん、うん!」
「(よかったね)」
深まる親子の絆をハジメは温かく見守っていた
~~八重樫道場内~~
動きやすい服装に着替えたハジメは木刀を持って道場内に
入った中には同年代から目上に門下生がいた。ただ、その門下の目は、
「(なんだろうな、殺気だっている?感じだな)」
少し師範の鷲三に目を向けた。
「……」
微笑んだ顔でハジメを見ていた。
「(絶対なんか吹き込んだな!?)」
ハジメが準備している間に、師範の鷲三は門下生に、
『これから来る南雲ハジメは君達より強い油断せんようにの』
師範の言葉に目の前のハジメに殺気を向けていた。
無理もないだろう、いきなり来た余所者に君たちは彼より弱いと言われたようなもんだ。
時間は進みハジメと門下生は向き合い木刀を持っている。
相手はハジメより少し年上の門下生だ。
「両者構え!」
審判の虎一の一声に両者は木刀を構えた。
ハジメは、真っ直ぐ木刀を構え、門下生は睨む目でハジメを見ていた。
「(こんな奴が強い何かの間違いだろ)」
「(相手は経験者だ、全力でいく!)」
「始め!!」
スー!!
『!?』
虎一の合図と同時のハジメは全力で呼吸を始めると、まるでハジメの周りに炎が出たような幻影が見えた。
対戦相手、見学者はそれに目を見開いた。
「
ハジメはバットのスイングのように構え足に力を溜め一気に門下の方に動いた
「
「!?」
ハジメは門下の相手に木刀を振った。
ドン
「そこまで!!勝者南雲ハジメ!!」
『……』
ハジメの剣技を初めて見るものは(一部を除いて)まさに開いた口が塞がらない状態だった
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覚悟の刃
~~八重樫道場内~~
「
「
「!?が!?」
「
「
「だ!?」
「
「
「ぐ!?」
「そこまで!勝者南雲ハジメ!」
「ありがとうございます!」
ハジメは門下生と試合を連戦していた。
最初は門下の人間はハジメを認めていなかったが、ハジメの剣技や握手をしたときの手の剣タコが普通の十代の手ではなかったからだ。
「……」
ただ一人何かを考えている瞳で見ていた。
「南雲くん」
「?はい」
「次は、ワシと相手をしてくれんかの?」
「え?」
『!?』
師範である鷲三が試合をするなど滅多になく、ハジメや門下生、虎一、雫も驚いている。
「どうかの?」
「(何でいきなり、でもせっかくの機会だ)お願いします!」
ハジメは、鷲三の考えがわからなかったが、経験者の鷲三との手合わせできるチャンスだと思った。
だから、その誘いに応じた。
「両者構え!」
「「……」」
「始め!」
「ッ!!」
「!?(な、なんだこれ!?)」
鷲三はハジメに殺気をあびせた。
それも普通の人間なら耐えられないほどの殺気だった。
今ハジメは、何通りもの殺されるイメージが過った。
「ハァ、ハァ、ハァ」
「どうしたかな南雲くん」
「(なんだこれ、殺気なのか!?)」
「……」
ハジメは、鷲三の殺気により過呼吸により動けずにいる。
「(怖い、やだ、逃げたい!?)」
「(かなり怯えているね、さあどう動くかな?)」
ハジメは動けずに怯え、鷲三は静かに観察している。
「(別にこれは試合なんだ逃げて良いよな)」
ハジメは恐怖のあまり試合を放棄する考えをしていた。
それに気づいたのか鷲三は、
「南雲くん、連戦で疲れたろう。もうやめるかね?」
「(やめる?そうだここでやめれば)」
「南雲くん!!」
「!?」
「がんばって!!」
「!?」
鷲三の提案にハジメは乗ろうとしたが、雫の声に我にかえった。
「(何やっている!?もしこれが実戦だったらどうする!)」
「(ほう、雫の言葉で少し落ち着いたか)」
「(覚悟を決めろ南雲ハジメ!逃げるな!前を見ろ!心を燃やせ!)ふん!!」
『!?』
「見苦しいところを見せました。よろしくお願いします!!」
ハジメは自分の木刀で額を叩き喝をいれ、鷲三に挑もうとする。
「
「
ハジメは柔軟性のある水の呼吸の最大の技を鷲三に繰り出した。
「ウオオオオオオ!!」
カンカンカン
「(ほう、一撃一撃繰り出す度に威力が上がっておる)」
「(今の俺じゃ勝てないでも、全力で行く!)」
ハジメは今持てる全てを鷲三にぶつけていた。例え勝てなくても最後まで攻め続けようとしていた。
その時不思議な事が起きた。
~~???~~
そこは、ハジメが転生する時に訪れた場所、そこではハジメを転生させた神がハジメと鷲三の戦いを見ていた。
「まさかこんなに早く原作関係者に関わるなんて」
ハジメの早い原作関係者に関わるとは思っていなかったようだ。神も驚いていた。
「(少しお節介しましょうかね)」
神はハジメにあることをした。
それはまさに神のいたずらだろう。
~~八重樫道場内~~
「!?」
『呼吸だ』
『息を整え火之神に成りきるんだ』
「(今のは!?)」
ハジメは頭の中でまるで囁かれたような声が聞こえていた。
「(火之神に成りきるか、そうだよな弱い自分が誰に成りきったていいよな)」
スー!!
「!?(呼吸が変わった)」
「(いくぞ!)」
「
「
ハジメは水の呼吸から日の呼吸へと呼吸と技を変えた。
だが、
「(肺が痛くて熱い!呼吸を瞬時に変えただけでこんなにキツいのか!?)」
体が出来上がってないハジメには相当な負荷が掛かってしまう。
いくら転生特典壊れない身体とはいえ、壊れないだけで痛みや苦しみはある。
それでもハジメは
「(止まるな!走り続けろ!最後まで振り続けるんだ!!)」
「(雫と同じ年なのにここまでやるとはのう、ならばこれはどうじゃ?)」
ピン
「!?(あれは糸!?)」
ハジメの攻撃を防ぐ鷲三は、わざと隙を見せハジメの様子を伺った。
その時、ハジメには鷲三の首に糸のようなものが見えた。
「(もしかしてあれが隙の糸)」
「(さあ、気づくかのう)」
「(鷲三さんが簡単に隙を見せないはず、誘いだとしても行くしかない!)ウオオオオオオ!!」
「(なんと!?これに気づいたか!)」
ハジメは鷲三がわざと隙を見せたのに気づいたが、あえてそれに乗った。
瞬時に隙の部分に
カン
ハジメの降った木刀《刃》を鷲三は防いだ。
「ウオオオオオオ!!」
「(見事じゃ、ハジメくん)」
ハジメはそのまま力を振り絞り、そんなハジメを鷲三は心の内で賞賛する。
だが、それも終わりを迎える。
バキッ
「!?」
ハジメの日の呼吸に耐えきれずに木刀が折れてしまったのだ。
「ハァ、ハァ、ハァ」
「南雲くん、見事じゃ」
「ありが‥とう‥ございます」バタン
「「ハジメ!?/南雲くん!?」」
ハジメが息を切らしていると、鷲三はハジメに賞賛の言葉を送った。
ハジメはお礼を言った瞬間、倒れて気を失ってしまった。
倒れたハジメに愁と雫はハジメに駆けつけた。
「ハジメ!ハジメ!!しっかりしろ!?」
「南雲くん!しっかりして!?」
「どうやら無理に呼吸を変えたせいで身体に相当な負荷が掛かったようじゃの」
倒れたハジメに駆け寄り声を掛ける愁と雫。
鷲三はハジメの容態を見た。
「虎一、南雲くんを隣の部屋に」
「はい」
「雫、南雲くんが目を覚ますまで側にいなさい」
「わかった!」
「南雲殿、少しやり過ぎてしまった申し訳ない」
「いえ、形はどうであれハジメには良い経験になったと思います」
鷲三は、虎一と雫に指示を出し、愁に謝罪をした。
こうして、南雲ハジメの初の対人戦が終わった。
改めて投稿が遅くなり申し訳ありません
実は、これとは別に投稿しようと考えている作品があります。
もし良かったらそちらもよろしくお願いします
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