バンドリ-漆黒の竜王- 外伝 (D・MAKER)
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外伝1:今井リサ

最初の外伝です。
今更ながらリサの誕生日です←


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

 

「さて、リサのプレゼント…絶対に完成させないと。ドラゾーはどうだ?」

 

『私の方も後少しで完成です。今井様もお気に召して頂けると良いのですが…』

 

「リサなら喜んでくれるさ。後は…」

 

「にー」

 

「ムーナもリサの誕生日を祝いたいのか?」

 

「にー♪」

 

「良し、リサに存分にモフらせてな」

 

「にー」

 

 

ドラゾーと共にリサの誕生日プレゼントを作成中。材料は鉱石から色々、一から作ってもうじき完成。リサにはサプライズと言う形でゆき達に強力を頼んでいる。

 

 

「竜騎さん、此方は完了しました」

 

「お料理も…バッチリ、です…」

 

「ありがとう!後はゆきとあこに連絡をして、リサを連れて来て貰うだけだ」

 

「えぇ、後はクラッカー等の準備ですね」

 

 

後はリサ達が来るだけだ。リサの喜んでくれる顔が見たいなぁ…。

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

(リサ視点)

 

 

「リサ姉、此処のクレープ美味しいでしょ?」

 

「うん、あこが言うだけあって美味しいね♪」

 

「そうね。あら?メッセージが来たわ」

 

「誰から?」

 

 

『準備が出来たから、あこと共にリサを連れてアジトまで頼んだ。  by竜騎』

 

 

「さて、そろそろ竜騎の家に行くわよ」

 

「え?竜騎の家に?」

 

 

友希那が突然、竜騎の家に行くと言い出す。どうやら抜け駆けとかじゃ無いようだけど。

 

 

「リサ姉、早く行こうよ!」

 

「あ、あこ!?そんなに引っ張らなくても…」

 

 

あこに手を引っ張られ、アタシ達は竜騎の家に向かう事になった。この2人…何か隠してるな…?

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

「あれ?真っ暗じゃん!?竜騎~、居るの~?」

 

 

パンッ!!パンッ!!

 

 

「ヒャッ!?」

 

「リサ、誕生日おめでとう!」

 

「「おめでとう!」」

 

『「「おめでとうございます!」」』

 

「にー♪」

 

「あ…今日ってアタシの…誕生日?」

 

 

すっかり忘れてた。今日ってアタシの誕生日だった…、竜騎も覚えててくれたんだね。

 

 

「みんな…ありがとう!」

 

「コレ、あこ達からのプレゼントだよ!」

 

「わぁ…凄く可愛い髪留め☆」

 

『私からは此方です!』

 

「ドラゾーは…デッキケース?」

 

『私の手作りです』

 

「凄く可愛い、ありがとう!」

 

『ささ、最後はマイロードの番ですよ』

 

「うん」

 

 

ドラゾーがそう言って、竜騎に言う。竜騎はどんなプレゼントかな?

そして、竜騎は箱を取り出してアタシに渡して来た。

 

 

「開けて良い?」

 

「うん、開けてみて」

 

 

アタシは竜騎にそう言われて開けた。中には綺麗なネックレスが入ってた。女神像とも思える神々しい物だった。

 

 

「凄く綺麗…」

 

「良かった、作った甲斐が有ったよ」

 

「作ったの!?」

 

「鉱石から色々とね?プレゼントしたかったんだ…」

 

「竜騎~…アタシ…嬉しい!!」

 

「んむっ!?」

 

 

アタシは嬉しすぎて竜騎の唇を奪う。

 

 

「んん…チュッ…んん」

 

「んん…」

 

『何時もより激しいですねぇ…』

 

「ズルイ…です…」

 

「白金さん、今日は抑えて下さい…」

 

「んん…プハッ!ご馳走様、竜騎♡」

 

「喜んでくれて嬉しいよ」

 

「じゃ、そろそろ食べましょう」

 

「あこも賛成で~す!」

 

 

それからアタシ達は燐子と紗夜が作ったご馳走と最後にはケーキを食べた。お腹よりも胸が一杯だなぁ…。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

「竜騎…まだ起きてる?」

 

「うん、起きてる」

 

 

今日もアタシは竜騎の家に泊まってる。何時も泊ってるけど…今日だけは特別…。今日は眠れないかもしれない。

 

 

「アタシ、竜騎に誕生日をお祝いして貰って、凄く嬉しいんだ」

 

「忘れた事は1度も無いさ。リサとずっと一緒に居るんだから…これからも」

 

「うん、ずっと約束だよ?アタシとずっと一緒だからね」

 

 

そう、アタシは竜騎とずっと一緒。竜騎はアタシだけの…竜王だから…。

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
初めての外伝と言う事で、今更ながらリサの誕生日を書きました。本編が書き始めるのが遅かった故に今更書いてしまいました。
今後とも、宜しくお願い致します!


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外伝2:白金燐子

今回は燐子の誕生日です!


(竜騎視点)

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

「さて、段取りの纏めだけど…」

 

「分かってるよ竜騎♪」

 

「段取りは順調です」

 

「燐子はまだ知られては無いわよね?」

 

「大丈夫、念入りに作戦を進めてる」

 

「ふっふっふ、美しき魔導士を連れて竜の巣へと誘わん…」

 

「何か俺、ダンジョンのボスっぽいぞ?」

 

「ち、違うよ!?」

 

「あこ~?」

 

「リサ姉も怖いって~(泣)」

 

「今井さん、落ち着いて下さい…」

 

「そうね、燐子の誕生日なんだし…」

 

「んも~、分かってるよ~」

 

 

取り合えずはリサを抑えた俺達。そう、明日は燐子…りんの誕生日。前日である今日は、その会議をしている。

 

 

「…と言う訳だから」

 

「OK☆」

 

「任せて下さい」

 

 

と言う訳で、明日は楽しみにね…りん。

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(燐子視点)

 

 

 

「あこちゃん…何処に行くの?」

 

「楽しい所だよ、りんりん♪」

 

「楽しい、所?」

 

 

あこちゃんが言う、楽しい所に向かっています。一体何処なんでしょう…?

 

 

「アレ?此処って…竜騎さんの、家?」

 

「そうだよ!皆待ってるよ!」

 

「…あ、そうか…今日は私の…」

 

 

思い出した…今日は私の、誕生日でした。竜騎さん達がもしかして…

 

 

「そうだよ!早く入ろうよ!」

 

「うん…」

 

 

私はあこちゃんと一緒に、竜騎さんの家に、入りました…。

 

 

「せ~の…」

 

 

パンッ!!パンッ!!

 

 

「!?」

 

「燐子」

 

「お誕生日…」

 

「おめでとうございます」

 

「りんりん、おめでとう!」

 

 

あこちゃん達が、私にお祝いの言葉を…。嬉しいです///

 

 

「はい、コレはアタシ達からのプレゼントだよ☆」

 

「ありがとう、ございます…」

 

 

プレゼントは…キーボードを入れるケース…、素敵です。…?そう言えば、先程から…竜騎さんの姿が見えません。

 

 

「…竜騎さんは?」

 

「竜騎ならもう直ぐ来るわよ」

 

「お待たせ~!」

 

「お、竜騎も来たね☆」

 

「りん、お誕生日おめでとう!」

 

「ありがとう、ございます…」

 

「俺の方も受け取って貰えるかな?」

 

「コレは…デュエルディスク、ですか?」

 

「うん、デュエルを始めたって聞いてね…どうかな?」

 

「ありがとうございます…////」

 

『私の方からもプレゼントです!』

 

「ドラゾーさんは、コレは…最近発売された、ブースターパックですか?しかも1BOXも…」

 

『白金様がお使いになられている“ブラック・マジシャン”の関連カードが収録されてますよ』

 

「ありがとう、ございます…」

 

「にー」

 

「ムーナもモフモフさせてくれるってさ」

 

「そうなんですか…おいで」

 

「にー♪」

 

「あぁ…私も撫でたい…///」

 

「友希那~?今日は我慢だよ」

 

「うぅ~」

 

 

竜騎さんとドラゾーさんからのプレゼントも、凄く良いです。

友希那さんがムーナちゃんを凄く撫でたそうにしてますが…、ムーナちゃんは…私にベッタリです。

 

 

「それでは、食事の準備も出来てますし…食べましょう」

 

「そうだね~☆」

 

「りんりん、一杯食べてね!」

 

「ありがとう…ございます…」

 

 

私はそうお礼を言って、皆さんと一緒に食事をします。その後は…皆さんと一緒にゲームをしたりと、楽しくしています。

そして、私は今日が誕生日と言う事で…竜騎さんに少し我儘を言おうと思います…。

 

 

「竜騎さん…」

 

「どうしたの?」

 

「先程、ドラゾーさんから貰ったパックで、デッキを編集しようと思って…、アドバイス・・・ 良いですか?」

 

「勿論!」

 

「では、失礼します…」

 

「ふえ!?」

 

「「「「!?!?!?」」」」

 

 

私は竜騎さんにお願いしてから、直ぐに竜騎さんの膝に座りました。

 

 

「り…りん?///」

 

「竜騎さんの膝…暖かいです…///」

 

「そ、そう…?///」

 

「ん…」

 

「んむっ!?」

 

 

竜騎さんも、凄く照れてますね…。私が唯一愛してる男性…、出会った時から好きでした…////

そして唇を奪いました…///私のファーストキスは…竜騎さんにだけ…////

 

 

「り~ん~こ~?ソレは反則じゃないのかなぁ~?」

 

「そうよ…私と代わって頂戴」

 

「そうです…羨ましいです///」

 

「あこも~!」

 

「嫌です」

 

「竜騎さんと同様に即答…」

 

『白金様も大胆ですね…』

 

「にー?」

 

 

皆さんが代われと言ってますが…今日は譲りません。

 

 

「竜騎も何か言ってよ!?」

 

「誕生日なんだし…今日位は…」

 

「ダメよ」

 

「直ぐにどいてよ燐子!」

 

「お断りします」

 

「りん…(汗)」

 

「竜騎さん、デッキ構築…しましょう?」

 

「う、うん…///」

 

 

まだ楽しい時間が終わって欲しくないと…そう思います。そして何時か…今井さんに勝って…私が竜騎さんの隣に…////

 

 

 

Fin

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
燐子の誕生日、間に合って良かったです…。


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外伝3:牛込りみ

今回はりーみん事、りみです。


(竜騎視点)

 

 

「う~ん、困った…」

 

 

俺、辰巳竜騎は今…大した事では無いけど…困った事がある。

 

 

「リサもそうだけど、Roselia全員…ホラー映画はダメなのかぁ…。折角ファンから貰ったペアチケットなのに参ったなぁ…」

 

 

リサを誘おうにも、リサはホラーとかは昔からダメで涙目になりそうだったからなぁ。あことりんにも聞いては見たが、用事があるからと言ってた。ダメ元でゆきと紗夜にも聞いては見たが、興味ないと言いながらも内心苦手なんだと直ぐに分かった。

 

 

「誰かホラー映画が好きな娘が居ないものかなぁ…」

 

「あれ?竜騎さん…」

 

「あ、ミサ…」

 

 

偶然会ったのは、ミサ…奥沢美咲。ハロハピでミッシェルをやっているDJだ。

 

 

「何か考え事してた様子でしたけど…どうかしましたか?」

 

「あぁ…実は…」

 

 

俺はミサにホラー映画のペアチケットの事を話す。彼女はまともで良い娘だわぁ。

 

 

「成程…でも、リサさんとかは怖くても、竜騎さんとならってイメージがありますけど…」

 

「無理矢理や強制をするのは元々好きじゃないからね」

 

「竜騎さんらしいです…。そう言えば…牛込さんがホラー映画が好きだって言ってましたよ」

 

「りーみんが?」

 

「はい」

 

 

そっか、りーみんはホラー映画が好きなのかぁ。誘って見るかな…。

 

 

「あ、そろそろ帰らないと。それでは竜騎さん、失礼します」

 

「うん、ありがとう。気を付けてね」

 

 

ミサは丁寧に挨拶をして帰宅して行った。

 

 

「取り合えず、メッセージを入れて見よう」

 

 

後はりーみんからの返事を待つだけだ。

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

(りみ視点)

 

 

 

「それでね、有咲ってば照れてからぁ」

 

「うるせぇ!?それ以上言うんじゃねぇ!?////」

 

「有咲がツンデレに入った」

 

「うん、入ったね」

 

「違うって言ってんだろ!?////」

 

「有咲ちゃん、落ち着いて…あれ?」

 

 

香澄ちゃん達と何時もの様に蔵でお話をしていたら、メッセージが届いた。相手は…

 

 

「ふえ!?」

 

「どうしたの、りみりん?」

 

「え?ううん、大丈夫だよ」

 

「そう?なら良いかな」

 

 

声を上げた私に対して、香澄ちゃんが訪ねて来たけど私は大丈夫と伝えるとコレ以上は詮索しなかったよ。

私が驚いたのは理由は…。

 

 

(竜騎先輩からの…メッセージ?何だろう?)

 

 

『実は今話題のホラー映画のペアチケットを貰ったんだけど、リサ達はホラー映画が全然ダメと言ってね…。りーみんがホラー映画が好きだって聞いたから、良かったら一緒に観に行かないかな?』

 

 

(えぇ!?////コレって…竜騎先輩からの映画デートのお誘い…!?)

 

 

竜騎先輩から映画を観に行こうって誘い…コレってデートだよね…?////ペアチケットだって言ってるから…2人だけだろうなぁ…。兎に角返信しないと…

 

 

『竜騎先輩の他にも居たりしますか?』

 

『ううん、俺だけ。りーみんの都合の良い日を教えて貰っても良いかな?』

 

『はい、土曜日の朝はどうですか?』

 

『大丈夫だよ!じゃあ駅で集合しよう』

 

『はい、ありがとうございます!』

 

『此方こそありがとう!じゃあまたね!』

 

 

竜騎先輩とデート…やったぁ!後は香澄ちゃん達にバレない様にしないと…。

 

 

「今度の土曜日、皆で遊びに行かない?」

 

「お、良いね!」

 

「あ、私は約束があるから土曜日は行けないんだ。ゴメンね」

 

「えぇ~!?」

 

「りみは来れないんだ…」

 

「仕方無いだろ…、りみだって約束があるって言ってるんだからさ…」

 

「そうだね」

 

「ゴメンね皆…」

 

 

折角のチャンスだもん…、香澄ちゃん達には悪いけど…竜騎先輩と一緒に映画が観れるんだもん。私は当日が楽しみで仕方ないよ。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『駅』

 

 

 

「あ、りーみん!」

 

「竜騎先輩、遅くなってすみません」

 

「大丈夫だよ、まだ時間もあるからさ。香澄ちゃん達…映画に誘うべきだったかな…?」

 

「香澄ちゃんはホラー映画が苦手ですから…、無理矢理って訳にも行きませんから」

 

「俺もリサ達に強制はしたく無かったからさ。じゃあ、バイクの後ろに乗って!」

 

「はい!」

 

 

私は竜騎先輩のバイクの後ろに乗せて貰って、映画を観に行った。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『デパート:映画館』

 

 

 

「おぉ…どうなるこの先…」

 

「この緊張感が凄く溜まりません…」

 

 

竜騎先輩と映画を楽しんでる。先輩もドキドキしてて…普段はクールでカッコイイし優しい竜騎先輩の貴重な部分を見れて嬉しい。

 

 

 

2時間後…

 

 

 

「迫力有ったねぇ、流石は話題のホラー映画」

 

「はい、凄く楽しかったです!」

 

「もう昼かぁ…何か食べる?奢るよ」

 

「えっと、じゃあ前から行きたかったお店があるんです」

 

 

竜騎先輩が食事も誘ってくれた。映画だけでも嬉しいのに…。そんな風に思ってると…

 

 

「りゅ~う~き~?何か楽しそうな事をしてるね~?」

 

「………」

 

「竜騎さん、説明して下さい」

 

「りみりん、これは一体どう言う事!?」

 

「用事があるって聞いたけど…まさか竜騎先輩と…」

 

「リサ、ゆき達も!?香澄ちゃん達まで!?」

 

「ど、どうして香澄ちゃん達が此処に?」

 

 

何処からとも無く、香澄ちゃん達やリサさん達Roseliaの人達まで出て来た。

 

 

「竜騎さん…まさか、牛込さんと一緒に…ホラー映画を?」

 

「うん、観に行くか聞いたらOK貰えたから」

 

「アタシを差し置いて他の娘と観に行くって…酷いんじゃ無いかな~?」

 

「ホラー映画が苦手って言うから…」

 

「ズルイですよ!りみりんだけ竜騎先輩と映画だなんて!!」

 

「抜け駆け酷い…」

 

「私達も一緒に観たかったです…」

 

「あれ?りーみんからホラー映画が苦手って聞いたんだけど…?」

 

「りみ…どう言う事だ?」

 

 

皆の視線が私に集まってる。うぅ…正直に話そうかな…。

 

 

「ご、ごめんなさい!折角の竜騎先輩からのお誘いだったので、香澄ちゃんがホラー映画が苦手な事を良い事に…」

 

「牛込さん、貴方だけの所為では無いから大丈夫ですよ」

 

「そうだよ!元を言えば…」

 

「竜騎が他の女の子を映画に誘ったのが…」

 

「め、面目無い…」

 

「竜騎、アタシ達にもランチをご馳走してくれるよね~?」

 

「分かってるよ…」

 

「竜騎先輩」

 

「ご馳走になります!」

 

「って、何で香澄達も何だよ!?」

 

「良いよ、折角なんだし」

 

「す、すみません…」

 

 

香澄ちゃん達も加わって、ランチに行く事になったけど…今日はとても楽しい時間だなぁ。また竜騎先輩と2人だけで過ごしたいなぁ。

 

 

 

(りみ視点END)

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

『オマケ』

 

 

 

 

「このハンバーグ美味しい」

 

「ポテトも美味しいですよ、竜騎先輩!」

 

「お前ら…」

 

「本当にすみません、竜騎先輩」

 

「大丈夫よ、竜騎は懐も暖かいから」

 

「それ、俺の台詞…」

 

「ですが竜騎さん、今度はちゃんと私達に一言だけでも言って下さいね」

 

「そうです…。今度は私と…2人だけでデートも、ですよ?」

 

「燐子~?また抜け駆け?」

 

「リサ姉なんてしょっちゅうだよね」

 

「ナニカイッタ?」

 

「な、何でも無い…」

 

「さて、ドリンク取って来るかな」

 

「あ、アタシも!」

 

 

竜騎とリサは2人でドリンクのお替りを取りに行った。

 

 

「ねぇ竜騎?」

 

「ん?」

 

「今度は、アタシと映画を観に行こうよ?アタシだって竜騎と観たい映画があるからさ…」

 

「分かった、何時行く?」

 

「来週の土曜日、約束だよ?破ったら…調教ダカラネ?」

 

「は、はい…」

 

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
ギャグを混ぜて、他のバンドの娘との映画デートでした。


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外伝4:湊友希那

友希那の誕生日回です!


(友希那視点)

 

 

 

「竜騎達、最近何かしてるわね…。まさか私に隠れて何かしてるのかしら?」

 

 

まさかと思うけど、私に隠し事してる何て言わないわよね?そうなったら調教するだけだし…。

と言っても、最近はここ数日…リサ達も何か様子が変なのよね。私1人だけ残して、何をしてるのかしら?

 

 

「考えるよりも、竜騎の家に行って白状させるだけよ」

 

 

そう、竜騎達が今日は家で何かすると言ってたのを盗み聞きしたから、直接乗り込んでやろうとね…。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

「竜騎、居るのでしょう?出て来なさい」

 

 

私はそう叫んだ。

 

 

「竜騎、来たよ…」

 

「良し、全員…行くぞ」

 

「「「『はい(おー)』」」」

 

「にー♪」

 

 

ヒソヒソと声が聞こえる。この様子だと、紗夜達も居るわね…

 

 

「友希那!」

 

「誕生日おめでとう!」

 

「「「『おめでとうございます!』」」」

 

「にー!」

 

「皆…」

 

 

あぁ、そう言う事ね…私の誕生日会の準備をしてたなんて…。ふふ、竜騎達も人が悪いんだから。

 

 

「と言うか…皆、その頭の…」

 

「あぁ…リサが皆で着けたら、ゆきが喜ぶって」

 

「うふふ~、皆で猫耳だよ~!」

 

「どう…ですか?////」

 

「キュン…」

 

『私も装着してますよ~』

 

「そう…」

 

『私のだけ反応薄いです!?』

 

「にー?」

 

「ム、ムーナちゃん!?////」

 

「にーにー」

 

「遊んで欲しそうだなムーナ」

 

「にー♪」

 

「あぁ…ムーナちゃん…皆…////」

 

 

あぁ、幸せだわ。竜騎達も猫耳を付けて、ムーナちゃんも私と遊ぼうと誘ってくれてる…

 

 

「竜騎…」

 

「どうした?」

 

「撫でさせて…」

 

「ん?」

 

「友希那さん!?」

 

 

もう我慢出来ない…私は猫耳竜騎を撫でる…。あぁ…癒される♡愛しい人が猫耳を着けると、こんなにも嬉しい気持ちになるなんて…

 

 

「ムムムムム…」

 

「今井さん、今日は抑えて下さい…」

 

「我慢…です」

 

「りんりん…」

 

『カオスですねぇ…』

 

 

リサ達が何か言ってる様だけど、私は気にしない。今は竜騎とムーナちゃんを一杯撫でたり抱き締めたいのだから。

 

 

「ゆき…プレゼントや料理もあるぞ?」

 

「もう少し…もう少しだけ…///」

 

「にー」

 

「ウフフ…ムーナちゃんももっと撫でて欲しい?」

 

「にー♪」

 

 

暫く私はこの状態を堪能してる。その後は料理を食べたり、皆からのプレゼントを貰ったわ。そして夜は…

 

 

「俺のベッドで一緒に寝ると…」

 

「誕生日くらい、こうさせて頂戴。リサもそんなに睨まないで頂戴…」

 

「今日だけは認めて上げてるよ~?でも、それ以上はダメだからね!」

 

「分かったから、今は私に堪能させて頂戴。ね、竜騎?」

 

「あ、アハハ…」

 

 

今日をまだ終わらせたくない。こう言う時間が長く続けば良いのに…

 

 

 

Fin

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
次回もお楽しみに。


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外伝5:八潮瑠唯

今回は、八潮瑠唯です。


(瑠唯視点)

 

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

 

 

「何を作ってるのですか?」

 

「次のライブに必要な機材」

 

「そうですか…」

 

 

私は現在、辰巳竜騎さんの家のガレージで竜騎さんの発明している様子を見ている。私に恋心を抱かせた張本人とも言える彼は、普段は音楽や学生だけでなく、デュエリストや仕事等を全て完璧にこなしている。

そんな彼の日常が気になってもあるけど、彼と少しでも長く居たいと思って彼の元へ来た。

 

 

「所で、るーちゃん…見ているだけで退屈しないの?」

 

「はい、竜騎さんと一緒に居るだけで満たされます」

 

「そう?」

 

 

何故か見ているだけで私は満たされている。以前にはこんな感情を持った事が無かった…だけど、彼には今井リサさんと言う彼女が居る上に、他のガールズバンドの人達から好意を寄せられており、倉田さんとは従妹同士でもある。その人数は30人以上にもなる…。

私が彼の隣に居る為にも、私は彼女達を超えて、彼に相応しい女神となる必要がある。だから可能な限りは彼と一緒に居たい。それが私の結論…。

 

 

「折角来てくれたから、紅茶か珈琲でも淹れようか?」

 

「私の事はお気遣い無く…」

 

『紅茶をお持ちしました~』

 

「ドラゾー、ありがとう」

 

『いえいえ、八潮様もごゆっくり~』

 

「ありがとう。貴方は竜騎さんから作られたのよね?」

 

『はい。私は元々はプログラムだけの存在でしたが、味覚や痛感、感情のプログラムがインストールされた結果、自我を持ちました』

 

「そうなの…自我を手に入れた時ってどんな感じ?」

 

『未知の世界に足を踏み入れた感じがします』

 

 

彼はとても喜んでいる。竜騎さんを慕うのは女性だけで無く、ロボットや動物にも愛されているのが分かる。

 

 

「竜騎さんに質問が幾つかありますが…宜しいでしょうか?」

 

「答えられる範囲内で良ければ」

 

「では1つ目です。貴方は真の竜王と言うのを目指していると聞いてます。始まりは亡くなられた恩人の影響と。もしも、真の竜王になられたら、その後はどうするのですか?」

 

 

私は1つ目の質問をする。彼は真の竜王となった後、その先に道があるのかと…。

 

 

「あるよ。AI.G>Bシステムの楽器を広めて、ちゃんと管理する為に自分で会社を設立しようとね。生み出した側の責任としてね」

 

「成程、確かに生み出した者の責任は伴いますね」

 

 

しっかりと先の事も考えてるとは、流石は竜騎さん。じゃあ最後にもう1つしようかしら?

 

 

「では最後の質問です。竜騎さんは自らを“冷酷で残忍”だと言っていると言う事を、倉田さんから聞きました。何故貴方は自分自身を悪ぶった事を言うのか…気になります」

 

「そうだね、恩人を殺された時の憎しみや怒りを抑えられずに、その時はデュエルを復讐に使った事もあるから…。その際に正義って言葉と犯罪者を極端に嫌いになった事からかな。で、俺は冷酷で残忍だなってね。間違っても俺に憧れたて真似したいとか、優しい性格だとは思わない方だ良いよ。実際の俺は折角此処まで曲がってるし…」

 

「竜騎さんの性格が曲がってるのであれば、他の男性は更に曲がってそうですね」

 

「そ、そう?」

 

 

この人は本当に変わってる。自身を冷酷で残忍と言い、それでも本当は誰よりも優しい所もある。気取らないし、とても紳士的。そんな彼だから…私は惹かれたのかも知れない。

 

 

「竜騎さんは、本当に変わったお人ですね。これ以上に無い位に」

 

「アハハ、そうだね」

 

「ですが、私はそんな貴方だから好きになったと言う事です」

 

「そ、そっか……るーちゃん?」何で膝に座るの?」

 

 

私は竜騎さんの膝に座った。理由は無いけど、今だけはこうしたい…。

 

 

「私に好意を持たせた責任は…取って頂きます」

 

「るーちゃん…(汗)」

 

 

そう、私をこんな風にしたのだから…責任は取って貰わないと。

 

 

「竜騎さん…?」

 

「り、りん!?」

 

 

そんな時、白金さんが何時の間にか居た。

 

 

「八潮さん…竜騎さんから、離れて下さい…」

 

「お断りします」

 

「………(汗)」

 

 

 

 

Fin




ご観覧、ありがとうございました!
Twitterでやってた企画で、書かせて頂きました。


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外伝6:戸山香澄

久しぶりの外伝です!今回は香澄ちゃんにしました。


(竜騎視点)

 

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

「さてと、此処のデータを纏めて整理しないと…」

 

「にーにー」

 

「ムーナ、もう少しだけ待っててな」

 

「にー」

 

 

今日は何も無い休日…データの整理をしていると、ムーナが遊んで欲しいと可愛く鳴いている。

 

 

『マイロード』

 

「どうした?」

 

『戸山様が来られましたが』

 

「香澄ちゃんが?」

 

 

ドラゾーが香澄ちゃんが来た事を伝えに来た。今日は来るとは連絡も来てなかったけど…まぁ、折角来たのだから上がって貰うかな。

 

 

「上がって貰って」

 

『了解しました』

 

「お邪魔しま~す!!」

 

『グフッ!?』

 

 

チュドーンッ!!

 

 

「………」

 

「にー?」

 

 

ドラゾーが返事をした瞬間に、香澄ちゃんが飛んで来た。しかもドラゾーは香澄ちゃんに飛ばされてる(汗)

 

 

「竜騎せんぱ~い☆」

 

「おう!?」

 

「えへへ~、おはようございます!」

 

「お、おはよう…」

 

 

俺を見るなり直ぐに飛び込んで来たよ…本当に元気が良いね(汗)

 

 

「香澄ちゃん、今日はどうしたの?」

 

「遊びに来ちゃいました!」

 

「そ、そう…」

 

「所で竜騎先輩」

 

「ん?」

 

「どうしてドラゾー君は壁に埋まってるんですか?」

 

「壁?………って、ドラゾーーーーーーーーー!!!」

 

『アガガ………』

 

 

香澄ちゃんが壁に指を指す方を見ると、さっき吹き飛ばされたドラゾーが壁に減り込んだままだった………(汗)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ゴメンねドラゾー君」

 

『一瞬、エラーを起こすかと思いました(汗)』

 

「最近、ドラゾーがギャグキャラになり掛けてる…」

 

『断じてありません!!』

 

「落ち着け…」

 

 

俺はギャグキャラじゃないと否定するドラゾーを宥める。

 

 

「竜騎先輩、今日はリサさんは来ないんですか?」

 

「今日は来るとは言ってないけど…」

 

「んふふ~♪じゃあ今日はキラキラドキドキ出来ますね!」

 

「具体的には何を………?」

 

「一緒に遊んだりしたいです!」

 

「じゃあ…何をする?」

 

「ゲームとかどうですか?」

 

「良いよ、最近出たパーティゲームがあるからさ」

 

「やったー!」

 

「ドラゾーもやる?」

 

『はい、今日こそは負けません!』

 

「にーにー」

 

「ムーナは俺の膝においで」

 

「にー」

 

 

こうして、香澄ちゃんとゲームをする事になった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

「あぁ~、またサイコロの目が1だ~」

 

『10まで出るので、確率が10分の1です』

 

「あ、でもアイテム貰えた!」

 

「お、レアアイテムじゃん!」

 

 

現在、香澄ちゃんとドラゾーを入れてゲームで遊んでいる俺。香澄ちゃんはサイコロの目で1が出てたが、レアアイテムを貰えたのか、直ぐに笑顔になってる。

 

 

「ん?もう昼か…」

 

「あ、私お弁当を作ったんです!」

 

「お、そうなの?」

 

「はい!竜騎先輩の大好物のエビフライも入ってますよ!」

 

「美味しそう!じゃあ一旦セーブして、お昼にしよっか」

 

「はい!」

 

 

そう言って、香澄ちゃんの作ったお弁当を食べる事にした。

 

 

「頂きます…お、また腕上げたんだね!」

 

「はい!竜騎先輩に美味しいって言って貰いたくて、頑張りました!」

 

「そっか、ありがとう!」

 

「どんどん食べて下さいね!」

 

 

そう言って香澄ちゃんのお弁当を堪能する俺。そして今更ながら…

 

 

「ねぇ、香澄ちゃんは俺の何処に惚れたの?」

 

「それはですね、キラキラドキドキと輝いてるからです!スッゴク優しくてカッコイイ、私の王様です!」

 

「王様か…、でも俺って一度は復讐に身を染めた冷酷で残忍な男だよ?」

 

「竜騎先輩は犯罪者相手にそうなるのは知ってます!でも、それは竜騎先輩が大事な物を守る為にそう言ってるって、私は分かりますよ」

 

「香澄ちゃん…」

 

 

この娘は本当にいい子だな…俺がこう言った人間だと分かって居ても、こんな風に慕ってくれてる…。

 

 

「それに、私は竜騎先輩の隣で星の女神になるんですから!」

 

「リサが居るのに…大丈夫?」

 

「はい、大丈夫です!私はまだ負けてませんので!」

 

『今井様が聞いたら…また黒くなりそうですね…』

 

「そうだな…」

 

「何をしてるのかなぁ?」

 

「「『!?!?!?』」」

 

「にー」

 

 

突然と後ろから黒い感情を込めた声が聞こえた。その声の主は勿論………

 

 

「り、リサ…」

 

「楽しそうだね竜騎~?香澄もアタシを差し置いてねぇ…」

 

「………………(震)」

 

『あわわわわ………』

 

 

リサだった。それも瞳から光が消えてるヤンデレリサだった………

 

 

「香澄は後で説教するとしてぇ…竜騎~?」

 

「は、はい…」

 

「今日の夜は…タノシイ調教ダカラ………覚悟シテネ?」

 

「………(汗)」

 

『「ひいぃぃぃ………」』

 

「にー?」

 

 

俺って、やっぱり黒いリサには勝てないなぁ…香澄ちゃんはこれでも負けないと言うのだけれど、実際の黒いリサには勝てないのなぁ…

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
また思い付いたら書いて行きたいです。


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外伝7:市ヶ谷有咲

今回は有咲と零一です!


※時間軸は第3章後になりますので、第3章のネタバレを含むので先に、本編の第3章を読む事を推奨致します。


(有咲視点)

 

 

 

『デパート』

 

 

「えぇ…っと…、売り切れたのか?」

 

 

えぇ、今日はポピパの練習で盆栽のカタログを買いに来た市ヶ谷有咲だ。今日は発売日なのでデパートの本屋に来ている。でも、何時もの場所に無いから探してる所なんだよなぁ…。

 

 

「あ、有った!やっと見つけたぁ…」

 

 

やっと探してた本が見つかったよぉ…。そんな風に安心してると…

 

 

「イテッ!?」

 

「あ、すまねぇ…怪我は無いか?」

 

「あ…大丈夫です………って、佐久間さん!?」

 

「ん?竜騎と一緒に居た花咲の生徒じゃねぇか…」

 

 

誰かにぶつかって、お互いに謝罪をしたら…相手は竜騎先輩の友人、“佐久間零一”さんだった。

 

 

「き、奇遇ですね…佐久間さんも本を?」

 

「あぁ、デュエルの雑誌をな…アイツに遅れを取りたくなくてな…」

 

「竜騎先輩の事ですか?」

 

「あぁ…アイツが俺にデュエルの火を再び着火してくれたからな…」

 

 

竜騎先輩の影響は凄いな…、デュエルを辞めた佐久間さんも今では完全に復活してるからなぁ。

 

 

「なぁ…市ヶ谷だったか…?お前さ…」

 

「な、何ですか!?」

 

 

急に苗字で呼ばれたからビックリした。何だろう?

 

 

「お前………喋り方無理してねぇか?」

 

「…は!?な、何の事ですか?(汗)」

 

「いや、俺には無理して敬語を使わなくても良いぜ?気にしちゃないから…」

 

「そ、そんな事無いですよ!?」

 

「はは、誤魔化してる様だが…顔に書いてるぞ?」

 

「んな訳ねぇだろうがあああああ!!………あっ(汗)」

 

「………」

 

 

し、しまった…思わぬ所で何時ものツッコミが出てしまった…。

 

 

「やっぱりな…元生徒会の連中の時に口調がそんなだったからな…」

 

「もうバレたら仕方無いな…だったら、遠慮無くこの口調にするわ」

 

「それで良い…ま、折角だし何か奢るぞ?」

 

「お、おう…そうさせて貰う」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「へぇ、アンタも色々とあったんだな…」

 

「まぁな、親戚の家に越してから…色々とあって、そしてこの間の騒動に至るな」

 

「で、生徒会長になった気分は?」

 

「ん?あぁ…忙しくて休む暇も無いな…何時もなら昼寝とかしてたのに…」

 

「昼寝かよ…(汗)でも、竜騎先輩が誰構わず推薦するとも思えないからなぁ」

 

「まぁ、アイツは推理力と観察眼は昔から優れてるからな…多分、お前のもバレてると思う」

 

「な!?別に竜騎先輩には普通に接してるだろ!?」

 

「竜騎限定…でな?ww」

 

「ニヤニヤ笑ってんじゃねぇよ!!」

 

 

あぁ、調子狂うなぁ!でも最初に会った時よりは明るくなってるなぁ…

 

 

「ま、アイツは昔からモテてるが、アイツは約束した奴が居るって事で告白されても断ってたなぁ」

 

「リサさんの事か…」

 

「この間の様子だと、アイツも大変だな…」

 

「確かに…」

 

 

竜騎先輩に好意を寄せてるのはリサさんだけじゃ無く、他のRoseliaの人達や香澄達も含まれてる。勿論だが私も…

 

 

「ま、頑張る事だな。応援はしてる…」

 

「な!?べ、別に私は………」

 

「奢ってやるから素直になりな」

 

「~~~~!!次も奢って貰うからな!」

 

 

佐久間さんも何かとカッコイイ、カッコイイんだけど…何故だろう、素直になれないなぁ…////

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!


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外伝8:コラボ回①

砂糖のカタマリ様の作品、『監視対象と約束された日々』とコラボさせて頂きました!
コラボは初挑戦となります。


(竜騎視点)

 

 

 

「えっと、このプログラムだと…」

 

「竜騎さん…どうですか?」

 

「うん、特に目立った故障も無いから大丈夫!」

 

「良かったです…」

 

『お茶をお持ちしました~!』

 

「ありがとう、ドラゾー!」

 

『白金様もどうぞ』

 

「ありがとう…ございます」

 

 

今日はりんの携帯キーボードのメンテナンスをしてる。定期的にメンテナンスはして置かないと、練習の時にも支障は出るからね…。

因みにリサは後から来るけど、友希那や紗夜、あこは都合が悪いと言う事で今日は来れないと言ってた。

 

 

『トゥルル~♪トゥルットゥルゥ~♪』

 

「この歌、もしかして…」

 

「はい…竜騎さんの、推測通りかと…」

 

『と言う事は………あがっ!?』

 

 

この場違いな歌…もとい、テーマソングが不意で流れて来た。そして彼が出て来る場所は勿論…

 

 

『ちょっ!?毎回毎回………ガハッ!?」

 

 

出て来たのは勿論、俺の空想から生まれたヒーロー、エクスこと、竜の処刑人だ。

 

 

『マイロード、邪魔をするぞ。燐子殿も久しぶりだ』

 

「いらっしゃいエクス」

 

「お久しぶり、です…」

 

『毎回言いますが、私の口を出入口にしないで下さい!!』

 

『スマンスマンw』

 

「ヤッホー竜騎☆来たよー!あれ、エクスも居たんだ」

 

『ウム、リサ殿も久しいな』

 

 

このタイミングでリサもやって来た。

 

 

「ドラゾーは…また顎を抑えてるね(汗)」

 

『毎回痛いですよ~(泣)』

 

「大丈夫…ですか?」

 

『何時もありがとうございます、白金様…』

 

「ねぇ竜騎、今日はお昼どうする?」

 

「特に決めて無いなぁ…」

 

「じゃあさ、新しく出来たお店でランチしようよ!」

 

「良いね」

 

「私も、賛成…です」

 

「あれ?燐子は何時から居たの?」

 

「最初から…です」

 

「………」

 

「………」

 

「また火花散ってる…」

 

「にー」

 

 

リサは今になって燐子の存在に気付いたのか、何時もの如く火花を散らし合ってる。今更ながら飽きないのか…、そう思った時に今回の異変が起こる。

 

 

『はが!?』

 

「ど、どうした!?」

 

『な、何故…また誰かが私の顎を抉じ開けようと………』

 

『我は此処に居るぞ?』

 

「え?なら何で?」

 

 

そう、エクスがこの場に居るのにドラゾーの顎にまた同じ異変が起こって居たのだ。

 

 

『アガ…アガガガガガ…!?』

 

「ドラゾー…さん!?」

 

「お、おいドラゾー!?」

 

「にーにー」

 

『アガガッガッガガガ…ガハァ!?!?』

 

「どわああ!?」

 

「おう!?」

 

 

何時もと余りに様子が可笑しいドラゾーから誰かが出て来た。出て来たのは…何か目つきの悪そうな少年だった、年齢は見た目で言うと1つ年下だろうか…?

 

 

「イテテ…誰だテメェは…?」

 

「オウム返しになるけど、オタクこそ誰?」

 

「俺はオタクじゃねぇ」

 

『二人称でのオタクなのですがね…』

 

『混乱しているのだろう…』

 

「な、何だコイツ等…宇宙人か………?」

 

『自我を持ったAIロボットです』

 

『我は純粋なAI生命体だ』

 

「はぁ………?コイツ等頭がおかしいだろ………ん?」

 

「………?」

 

「何?」

 

 

彼がドラゾーとエクスを宇宙人とか言いながら、りんとリサの2人を見ると様子が変わった。

 

 

「燐子先輩、姐さん。此処で何を?」

 

「………え?どうして私の名前を………」

 

「姐さんって…アタシの事!?」

 

「…は?」

 

 

急にりんとリサの事を先輩やら姐さんと呼び始めてる。リサ達の知り合いって様子でも無いな…。

 

 

「何を言ってるんですか?花咲川の後輩の、神代真言ですよ………」

 

「えっと…私、貴方と初めて会いますけど…?それに生徒の中には、居ませんけど…」

 

「アタシも君の事は知らないよ?」

 

「………冗談でも笑えませんよ?」

 

 

彼は2人の事を知ってる様子だけど、リサ達は全くの初対面。当然俺も知らない。

 

 

『マイロード、何やら話が噛み合って居ませんね…(汗)』

 

「うん…リサとりん、彼の記憶がバラバラだ…」

 

『もしやコレは…』

 

「エクス?」

 

「何々?何か心辺りがあるの?」

 

 

3人の記憶と話が噛み合わなくて困ってる中、エクスが口を開く。

 

 

『“パラレルワールド”と言う奴では?』

 

「あぁ…SFやファンタジーである要素の。確か別の世界にもう1人の自分が居るとか…」

 

「にー?」

 

『この様子だと、一番辻褄が合う…』

 

「取り合えず、この状況の整理もしよう…」

 

「そうするか…頭イテェ…」

 

 

真言と言ってた彼と共に、今の状況について話し合う事にした。

 

 

 

30分後…

 

 

 

「つまり、別世界の燐子先輩と姐さんって事か…余りにも非現実的過ぎるだろ…(汗)」

 

「私も、驚いてます…」

 

「ソッチの男とかは知らないですけどね…」

 

「アタシの彼氏の竜騎だよ~☆」

 

「姐さんの…彼氏………?」

 

「うん、俺は辰巳竜騎。リサの彼氏でデュエリスト!」

 

「あ、俺は神代真言です…」

 

「無理して敬語じゃ無くても良いよ」

 

「あっそ…じゃあ辰巳さんって呼ぶわ」

 

「俺はそうだな…真言だから………マッコウ君!」

 

「人をクジラみたいな呼び方すんな!!」

 

「え…ダメなの?」

 

「何処に良い要素があったんだ!?」

 

「ネェ…折角アタシノ竜騎ガ付ケテクレタンダヨ…?不満ガ有ルノカナ?」

 

「あ、姐さん…怖いです(汗)もうお好きに…」

 

 

リサが黒くなったのか、呼び方は好きにして良いと言う事になった。

 

 

「んで…ソコのコスプレ。何で俺がパラレルワールドって奴に巻き込まれたんだ」

 

『コスプレでは無い。我が名は竜の処刑人!エクスと呼んで貰おうか…』

 

「良いからさっさと言え!」

 

『コイツ…口が悪いですよ(汗)』

 

『恐らく、我がドラゾーを経由して通った時に空間に異変が起こったのだろう…可能性の話だがな』

 

「間違い無く、テメェが原因じゃねぇか」

 

「それはそうと…マッコウ君をこれからどうするか…」

 

『取り合えず、我がマッコウ殿の世界に戻る方法を探してみよう』

 

「すまないエクス…」

 

『気にするな、元々我が原因だ。と言う訳で行って来る!』

 

『アガ!?ちょ…また…』

 

 

エクスはそう言って、ドラゾーの口からネットの世界に行った。

 

 

「さて、俺等はどうするかな?」

 

「じゃあさ、マコ君を連れてデパート行こうよ!」

 

「デパート…俺、邪魔じゃ無いんですか?」

 

「大丈夫です、それに真君の事も知りたいな…」

 

「あ、はい…」

 

「じゃ、出掛けようか。ムーナとドラゾーも」

 

『了解しました!』

 

「にー♪」

 

 

こうして、俺達はマッコウ君を連れてデパートに行く事に。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

『デパート』

 

 

 

「と言うか…猫を連れて来て良かったのか?」

 

「入れる場所は制限されてるけど、ムーナも入れるよ」

 

「にー♪」

 

『えぇ、ペットショップ等も普通に連れて入れますし』

 

「ロボットも良いのかよ…」

 

『私は自我を持ってるので問題無いです』

 

「自我を持ってるロボットはもう、ロボットじゃねぇだろ…」

 

『このガキ…無礼執事並みに口が悪い…』

 

「落ち着けドラゾー」

 

「にー」

 

 

現在はリサと燐子が服を見ており、俺等は勿論ながら荷物持ち。マッコウ君はりんの荷物持ちを自分から買って出ていた。

 

 

「なぁ辰巳さん…」

 

「ん?」

 

「俺の事を聞いて…どう思ったんだ?」

 

「まぁ…色々と大変だったね。マッコウ君は、ソッチの世界のりんの事を大事に思ってるんだ」

 

「べ、別に…燐子先輩との約束があるからってだけだ」

 

「良いんじゃない。そう言う大事な約束の為に何か出来るのってさ。俺もリサと約束があるからね」

 

「姐さんと?…どんな約束なんだ?

 

「お嫁さんにするって約束」

 

「結婚の話かい!?」

 

「10年も前からね」

 

「10年とか長げぇ…」

 

「俺はその為にも、真の竜王になるってあの日から決めてたんだ。絶対に…」

 

「アンタ、口を開けばドラゴンばっかりだな…」

 

「俺だもんw」

 

「正真正銘のドラゴン馬鹿だな…」

 

「ドラゴン…馬鹿…?」

 

「え…あ、すません………(汗)」

 

 

俺にドラゴン馬鹿と言ったのか…?そんな事言われたら俺…

 

 

「そんなドラゴン馬鹿だなんてさぁ!不意打ちで褒めないでよぉ!エヘヘヘ…」

 

「………は?」

 

『マイロードにとって、ドラゴン馬鹿は最高の誉め言葉ですからねぇ…(汗)』

 

「おいおい…(汗)」

 

「おーい!」

 

 

俺がドラゴン馬鹿と褒められて、ついついデレデレしてると…リサとりんが帰って来た。

 

 

「食事は新しく出来たお店って言うのが、このデパートにあるからさ!」

 

「其処で…どうですか?」

 

「良いよ!」

 

『では私とムーナは、ペットショップでお待ちしてますね』

 

「あぁ、後で行くよ」

 

「にー」

 

 

ドラゾーとムーナはペットショップへ向かい、残った俺達はランチに向かう。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「それにしてもパラレルワールドかぁ…アタシ達も全く同じなのか、それとも違う部分もあるのかな?」

 

「あの様子だと、マッコウ君の世界だと俺は見た事無いっぽいし…どうなんだろうね?」

 

『必ずと言う保証は全く無い可能性が高いです』

 

「にー」

 

 

現在、俺はリサとドラゾー、ムーナを連れて別行動。りんはマッコウ君と一緒に回ってる。ま、お節介って奴かな?

 

 

「それにしても、燐子とマコ君を2人だけにして良かったの?」

 

「まぁ、マッコウ君なら大丈夫だと思うよ」

 

「そうだね…」

 

 

とリサ達と話してると…

 

 

「おい、アッチヤバイぞ?」

 

「何だろう?」

 

 

人が集まってる所に行って、何かあったのか尋ねて見る。

 

 

「何かあったのですか?」

 

「あぁ、変なチンピラ共が黒い長髪の女の子をナンパしようとしてて…」

 

「そしたら、その女の子を庇う形で…目つきの悪い男の子が必死に庇ってるのよ…」

 

「黒い長髪に目つきの悪い…」

 

『マイロード…まさか…』

 

「急ぐぞ!」

 

「うん!」

 

『了解!』

 

 

嫌な予感をした俺達は急いで向かった。

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(真言視点)

 

「ぐぅ…」

 

「オラオラ、どけよガキ!」

 

「そうだそうだ!」

 

「ざけんな…」

 

「真言君…!お願い、止めて…」

 

 

俺は燐子先輩と行動してた最中、ナンパして来た連中に絡まれていた。燐子先輩を無理矢理連れて行こうとしてたので、俺は止めたが暴行をして来た。そして燐子先輩を守る為、今は一方的に攻撃を受けていた。

反撃したいと思ってるが、燐子先輩との約束がある………、例えパラレルワールドでも、約束した人には変わりないんだ…。

 

 

「どうするソコの彼女?コイツが大事なら俺達と来な」

 

「そうだぜ…」

 

「へっへっへ…」

 

「馬鹿か…テメェ等に屈するか…」

 

「うるせえ、テメェは黙ってろ!!」

 

「真言君!!」

 

 

流石にキツイと思ったが…そんな時…

 

 

「ギャアアアア!!」

 

「!?」

 

「今のは…」

 

「あれは…」

 

 

俺が見た先には巨大なドラゴンが出ていた…その隣には辰巳さんと姐さん、ポンコツドラゴンと猫も一緒だ。

 

 

 

(真言視点END)

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

(竜騎視点)

 

 

『何か今、失礼な事を思われた気が…』

 

「気のせいだ」

 

「にー?」

 

「燐子、マコ君、大丈夫!?」

 

「私は大丈夫です…。真言君が私を守る為に…」

 

「マッコウ君…良く守った」

 

「辰巳さん………」

 

「後は任せな…」

 

 

俺はマッコウ君にそう言って、チンピラに向いた。

 

 

「おい犯罪者、随分な真似をしてくれたな…」

 

「ひっ!?」

 

 

俺は久しぶりにキレそうな状態だった為か、凄く怒りが込み上げる。

 

 

「覚悟しとけよ…?」

 

「に、逃げろ!!」

 

「あ、逃げた!!」

 

 

奴等が逃げようとした。俺は追いかけようとしたその時だった。

 

 

『トゥルル~♪トゥルットゥルゥ~♪』

 

「な、何だ…この場違いな歌は…!?」

 

「確かに場違いだけど…この声って…」

 

『アガッ!?や、やっぱり………ゴハッ!?』

 

 

このテーマソングを聞こえ、案の定ドラゾーの口から出て来たのは…

 

 

『とう!!』

 

「ギャアア!?」

 

 

エクスだった。奴等を逃がす事無く成敗してくれたのだった。

 

 

「ナイス、エクス!」

 

『マイロード、丁度良かったぞ!』

 

「取り合えず、そいつらは警察が車で抑えてくれ」

 

 

それから数分後、騒ぎを聞きつけた警察がやって来てチンピラを逮捕した。取り合えず安心した…と言いたい所だが、マッコウ君は無事か…?

 

 

「真言君、大丈夫…?」

 

「だ、大丈夫ですよ………」

 

「でも、一方的にやられて…」

 

「燐子先輩との、約束ですから…」

 

「真言君…」

 

「と言っても、俺の世界の燐子先輩だけど…」

 

「ううん、ありがとう…」

 

 

燐子はそう言って、マッコウ君にお礼を言った。そう言えば、エクスが来たと言う事は…

 

 

「エクス、もしかして…」

 

「やっと見つかったぞ。今その空間を抑えている!」

 

「じゃあマコ君はコレで…」

 

『ですが、此処では目立ちます』

 

「竜騎のアジトで良いかな?」

 

「うん、そうだな…」

 

「俺の世界に…帰れる…」

 

 

マッコウ君を元の世界に帰す為にも、アジトに戻る事にした。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

 

『アガガガ………』

 

「アレを…くぐるのか…(汗)」

 

『元々はドラゾーの口を経由してたからな。今はウヌの世界に繋がる様にしている』

 

「食べられて咀嚼される事は無いから大丈夫w」

 

「怖えよ…」

 

「ふふふ、マコ君は面白いねぇw」

 

「姐さん…(汗)」

 

「真言君…」

 

「はい…」

 

 

ドラゾーの口をゲートにして、皆でマッコウ君を見送ってる。りんが何か言いたいらしいから、俺等は少し離れた。

 

 

「ありがとう…」

 

「いえ、無事で良かったです…約束だったので」

 

「ふふ…向こうの私にも、宜しくね…」

 

「はい…」

 

 

うん、良い雰囲気だな。アッチの世界でもこうなのかな?

 

 

「それと…お土産」

 

「コレは…カードゲーム………?」

 

「うん…」

 

「ありがとう…ございます」

 

『おっと、そろそろ時間が来てるぞ』

 

「もう…じゃあ、俺帰ります」

 

「うん…」

 

 

マッコウ君は、ゲート(ドラゾー)の前に立ち最後に俺達の方を振り向いた。

 

 

「じゃあ、ありがとうございました」

 

「元気でね」

 

『達者でな』

 

「にー」

 

「じゃあね、真言君」

 

「じゃあな、ドラゴン馬鹿の竜騎さん」

 

 

彼は最後に誉め言葉を残して、ゲートに入って行った。

 

 

『アガ…や、やっと終わった………』

 

「お疲れドラゾー、後でメンテナンスするから」

 

「しっかし、不思議な出来事だったねぇ」

 

「そうですね…でも…」

 

「でも…?」

 

「彼は…優しい人、です…」

 

「そっか…」

 

 

こうして、パラレルワールドからやって来た“神代真言”との不思議な出会いは終わった。

元の世界で、彼は約束を果たす為に進むのだろう…。

俺も自分が交わした約束を果たす為にも、必ず“真の竜王”になると改めて誓う。

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オマケ』

 

 

 

 

「ん………」

 

 

神代真言は、自室で目を覚ます。

 

 

「何か…変な夢見たな…、クジラみたいなあだ名で呼ばれるわ…別世界の燐子先輩と姐さんが居るわで………ん、何だこれ…?」

 

 

真言は手に何かを持っていた。

 

 

「これは…カードゲーム…か?」

 

 

真言が持っていたのは、夢で貰ったカードゲームのデッキだった…。

 

 

「夢じゃ…無かったのかな?…これ、師匠に聞いてみるか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は初コラボと言う形で、砂糖のカタマリ様の承諾を得てやり取りをしながら執筆させて頂きました。
真言君のキャラ、ちゃんと執筆出来て居ればと思います(汗)
此処までのご観覧、ありがとうございました!
砂糖のカタマリ様の作品、『監視対象と約束された日々』の方も宜しくお願い致します!


監視対象と約束された日々
https://syosetu.org/novel/251752/


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外伝9:コラボ回②

私の相棒『ka-主』さんとのコラボです!
『青薔薇の姫君と蒼き竜騎士』から“騎龍蒼司”君が登場します!




※相棒の作品の主人公“騎龍蒼司”君は今回、漆黒の竜王独自の設定にさせて頂いてます!
(ご本人からの了承は得てます)


(竜騎視点)

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

「ドラゾー、ソッチの飾り付け頼んだ」

 

『了解しました!』

 

「にー?」

 

「ムーナ、今日は皆とクリスマスパーティだよ」

 

「にー♪」

 

 

今日は12/24、世間で言うクリスマスイブだ。今はドラゾーと一緒にリビングで飾り付けをしている最中。

ムーナは目をキラキラさせて、飾り付けを見ている。よしよし、そんないい子なムーナには後で、クリスマスプレゼントを上げようでは無いか。

 

 

それから数時間後………

 

 

「ふぅ…、こんな感じで良いかな?」

 

『そうですね、今井様や白金様…“紗夜様”の手料理を作られるだけですね』

 

「そうだな」

 

 

ピンポ~ン♪

 

 

「お、来た!はーい」

 

「ヤッホー竜騎☆」

 

「お待たせしました」

 

「お手伝いしますね…」

 

「ありがとう」

 

 

チャイムの音がして、玄関に居たのはリサと紗夜、りんの3人。料理の手伝いをしてくれると言う事だ。

 

 

『皆様、お待ちしておりました』

 

「こんにちは、ドラゾー。飾り付けお疲れ様です」

 

『紗夜様~!私はまだまだ元気ですよ!』

 

(ドラゾーってば、紗夜になるとテンション上がるよね…)

 

「そう言えば、ゆきとあこは?」

 

「あこちゃんは、ゲームを用意すると言って…遅れると言ってました……」

 

「友希那は従兄を連れて来るって言ってたよ」

 

「従兄?」

 

「うん、叔父さんの親戚の子らしいよ?アタシ達と同い年の男の子だってさ」

 

「へぇ、今日のパーティ楽しくなりそうだね。じゃあ来る前に仕上げに入ろう」

 

「オッケー!」

 

 

友希那の従兄か…、どんな人かな?デュエリストかな?←

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『竜騎のアジト:キッチン』

 

 

 

 

「良し、グラタンはコレで完成!」

 

「アタシもケーキ出来たよ☆」

 

「サラダの方も出来ました」

 

「オードブル、完成です…」

 

 

ピンポ~ン♪

 

 

「あ、友希那とあこが来たんじゃない?」

 

『私が行きます』

 

「頼むよ」

 

 

玄関のチャイムが鳴り、ドラゾーが出迎えに向かった。

 

 

「おにーちゃん、メリークリスマス!」

 

「メリクリ~!」

 

「お邪魔するわ竜騎」

 

「お邪魔します」

 

「ゆき、いらっしゃい!其方の人が従兄の人?」

 

「えぇ、蒼司よ」

 

「初めましてだな、俺は騎龍蒼司!宜しくな!」

 

「俺は辰巳竜騎、宜しく!」

 

「じゃあ、竜騎って呼ぶわ」

 

「それじゃあ俺も蒼司って呼ぶ」

 

「おう、良いぜ!」

 

 

俺と蒼司は挨拶の後に握手を交わした。

 

 

「それじゃあ竜騎、パーティと行こうよ!」

 

「うん、始めよう!」

 

 

こうして、俺達のクリスマスパーティが始まった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

開始してから、皆で料理を食べた。ドラゾーもムーナもそれぞれに用意したご馳走に喜んで居た。

リサの作ったケーキも堪能した所で、俺達は大富豪をしていた。

 

 

「8切りだ」

 

「え~、またなの?」

 

「纏めて出せば良いだろう(汗)」

 

「戦略さ」

 

 

カードゲームは好きだ、勿論トランプも例外無くね。

 

 

「革命してやる!」

 

「蒼司、このタイミングで酷いじゃない………」

 

 

蒼司も中々の腕だ。彼はデュエルしたら強いんじゃないかな?←

 

 

「お、サイコロは2だ!」

 

「あぁ!?あこのお金を取らないでよ!!」

 

「いい目が出ないわね…」

 

「あ、良いアイテムをゲットしました」

 

 

続けてはスゴロクのテレビゲームだ。交代しならがやっている。

 

 

「やった、ミニゲームに勝った!」

 

「ナイス、リサ」

 

「りんりん、頑張れ~!」

 

「うん、まだ頑張れるよ…」

 

「蒼司、次はアソコよ」

 

「分かってるよ」

 

「ドラゾー、マズいですよ…」

 

『私達が逆転出来る確率、54%です』

 

 

俺はリサと交互に交代しながらプレイしている。紗夜はドラゾー、ゆきは蒼司、あこはりんとだ。ゲームでハプニングやら、ミニゲームで楽しんでいる。

 

 

「やったあ!優勝だぁ!」

 

「まさか負けるなんてねぇ…」

 

「蒼司やるじゃん☆」

 

 

勝ったのは蒼司とゆきのタッグだ。ゲームで負けるなんて何時以来だろう?

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

「お、雪も降ってるなぁ…」

 

 

皆が会話をしている時に、俺は外が見たくて玄関を出て雪を見ていた。

前はバンド活動とデュエルで、誰かと祝うって事をしなかったからなぁ。今年は再会したリサ達と一緒に楽しめている。

 

 

「お、此処に居たのか」

 

「蒼司」

 

 

俺が外で空を眺めていると、蒼司がやって来た。

 

 

「友希那から聞いたんだけどよ、音楽とデュエルの2つ共、王になって真の竜王になるって野望があるんだっけか?」

 

「あぁ」

 

「どうして、目指す様になったんだ?」

 

「亡くなった、恩人との約束が始まりだったんだ。そして今は俺自身が叶えたい野望にもなってる。必ず、王になる…そしてリサとも」

 

「そっか、その王の資格って言うのはさ、これから俺も目指せるのか?」

 

「そうだな、しようと言う意志があるなら」

 

「俺、デュエルから初めて見るかな」

 

「じゃあさ、明日もコッチに居るならカードショップどう?」

 

「お、良いな!」

 

「竜騎~!」

 

「蒼司も此処に居たのね…」

 

「リサ」

 

「友希那も」

 

 

俺と蒼司が外で男同士話して居ると、リサとゆきがやって来た。

 

 

「んもう、何時の間にか居なくなってたんだから…ダメだよ~、アタシ抜きでさ…?」

 

「り、リサ…落ち着いて(汗)」

 

「蒼司も、寒い中で竜騎と楽しそうだったわね…」

 

「お~い、落ち着けって」

 

 

リサとゆきは何故か黒くなってるよ…男同士で会話してただけなのにね…

 

 

「さてと、じゃあ入ろうよ☆更に冷えて来そうだし」

 

「そうね、ムーナちゃんを抱っこして寝ようかしら」

 

「おいおい…」

 

「あはは…」

 

 

蒼司と苦笑いしながら家の中に入って行く俺達。彼も、何時か俺や勇の様にデュエル回に来る日が訪れるのかもしれないと思いながら、内心…彼がデュエリストになるのが楽しみだと言うのは、言わずに居た。

 

 

 

Fin

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
今回は相棒『ka-主』さんの作品から、『青薔薇の姫君と蒼き竜騎士』から“騎龍蒼司”君をゲストとしてコラボさせて頂きました!
今回は相棒と相談して、友希那の従兄と言う事での騎龍蒼司”君を執筆させて頂きました!
『ka-主』さんの作品、『青薔薇の姫君と蒼き竜騎士』も是非ご観覧して見て下さい!




『青薔薇の姫君と蒼き竜騎士』
https://syosetu.org/novel/236140/


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外伝10:市ヶ谷有咲②

再び、零一と有咲の続編と言う形です。
今回はIFと言う形ですので、本編とは異なります!


(有咲視点)

 

 

 

「はぁ…本当に調子狂うよなぁ………」

 

 

ベッドの上でゴロゴロと転がって悩んでいる私。前回の一件の事だ………そう、佐久間さんとのやり取りだ。あれ以来、時々メッセージでやり取りしている。

 

 

「全く、私もバンドを始めてから色々とあり過ぎだな。漆黒の魔竜………竜騎先輩に会ってからは尚更………」

 

 

ピンポーン!

 

 

「ん?香澄達が来たのか…?」

 

 

玄関のインターホンが鳴ったので、玄関まで向かう。ん?と言うか香澄達ってインターホン慣らす性格じゃ無いよな…?

だって、蔵でもそうだけど竜騎先輩の家にも鳴らさずに入ってるんだしさ…。もしかして竜騎先輩とか…?

 

 

「は~い………ってぇ!?」

 

「よう…」

 

「れ、零一さん!?」

 

 

玄関に居たのは、零一さんだった。と言うか何で私の家が分かったんだ!?

 

 

「用があって来たんだが…」

 

「その前に、何で私の家が分かったんだ!?」

 

「買い物してたドラゾーが教えてくれた…」

 

「ドラゾーかい!?」

 

 

ドラゾーの奴、勝手に教えるなよ…!今度竜騎先輩にチクってやろう…←

 

 

「それで用って何だ…?」

 

「あぁ、この間の盆栽の話で気になってる事があってな…」

 

「そ、そうか…ならさ、上がって行けよ。お茶なら出せるからさ」

 

「お、おう…」

 

 

取り合えず、立ち話も何だし上がって貰う事にした。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「それで、盆栽がどうしたんだよ?」

 

「盆栽を始めたいから、教えてくれ…」

 

「はぁ!?」

 

 

余りにも予想外な台詞だった…!と言うか盆栽ってキャラじゃ無いだろ!?

と、取り敢えず事情を聞いて見るか………

 

 

「それで、何で盆栽を…?」

 

「この間の本屋の話を聞いてからな…興味を持った」

 

「そ、そうか…まぁ、そこまで言うなら教えても良いぞ?ただし…」

 

「見返りか?内容に寄るが聞いておく…」

 

 

お、聞いて来た…だったら…

 

 

「わ、私と付き合って貰いたいんだ!」

 

 

つ、遂に言っちまった………零一さんはどう言うんだ?

 

「…は?」

 

 

案の定、顔の表情を変えずに拍子抜けな返事だ………。こ、こうなったら思いっきり言ってやる!!

 

 

「私はアンタが、零一さんが好きなんだよ!あの時の坑道の時に助けてくれた零一さんが気になってたんだ!は、恥ずかしいけど、私だって恋はするんだよ!!」

 

「………」

 

 

コレは…ドン引きされてるのか!?あぁ、告白失敗だぁ…!!ど、どうしよう…やっぱりいきなり過ぎたか!?

 

 

「先を越されたか…」

 

「…え?」

 

 

先を越された…?どう言う意味だ………?

 

 

「俺もさ、お前が好きなんだよな…。先に告白しようかと思ってたんだがな…」

 

「そ、そうなのか…」

 

「付き合う以上は、これからは呼び捨てで呼びな、これからも宜しくな…」

 

「お、おう…さて、盆栽の話だな…」

 

 

こうして、私と零一は付き合う形となった。告白して良かった………///

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オマケ』

 

 

 

零一と付き合い始めて、2人で雑誌を探しに来た時、竜騎先輩に会った。

 

 

「零一と有咲、付き合い始めたんだ」

 

「!?」

 

「何でお前が知ってんだよ…」

 

「香澄ちゃんがこの間言ってた…うん、言ってた」

 

「香澄いいいいいいいいいぃ!!」

 

 

 

 

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
零一と有咲が恋愛関係になったらのIFストーリーでした。


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外伝11:上原ひまり

今回は、ひーちゃん…ひまりです!


(ひまり視点)

 

 

 

「もぉ~~~!!」

 

「ひーちゃん、牛さんになってるよ~?」

 

「牛じゃ無いもん!!じゃ無くて………竜騎先輩、酷いですよ~!!」

 

「えっと…そう言われても…(汗)」

 

「だって!エクスプロードヴァレット・ドラゴンの効果でトドメを刺すって、酷過ぎるじゃないですか~!?」

 

「そう言う効果だから…(汗)」

 

「確かに効果ダメージ2000って…」

 

「お互いに受けると言っても、キツイですって…(汗)」

 

 

えぇ私、上原ひまりです!今何をしてるのか?竜騎先輩を勧誘する為にデュエルをしてました!でも、竜騎先輩ってばエクスプロードヴァレット・ドラゴンの効果で、残り2000以下しかない私に対して効果ダメージ2000でトドメを刺して来るんだもん!!

 

 

「でも、ひまりちゃんの負けに変わりは無いけどね…(汗)」

 

「つぐ~!?フォローは無いの~!?」

 

「何時も通り~」

 

「じゃあ俺は帰るね」

 

「ちょっと待って下さいよ!!」

 

「今度は何?」

 

「お詫びとして、一緒にお茶して下さい!」

 

「はい?」

 

「おい、ひまり…」

 

「巴だって、竜騎先輩とお茶したいでしょ!!」

 

「そ、そりゃあ…まぁ…」

 

「ひーちゃん、リサさんに怒られるよ~?」

 

「き、今日はリサさんは用事があるから…大丈夫だよ………多分」

 

「ひまりちゃん…それで私達までとばっちりを受けたくは無いんだけど(汗)」

 

「うん、全くもって…」

 

「んもう!折角のチャンスを見逃すの!?」

 

「あれ~、リューさんは~?」

 

「え?」

 

 

モカがそう言うと、竜騎先輩が居なくなってた。

 

 

「竜騎さんは…アソコ」

 

「って、待って下さいよ~!!」

 

 

 

 

(ひまり視点END)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(竜騎視点)

 

 

 

 

『デパート』

 

 

 

 

 

「さて、カードショップで新弾のパックが入荷したから、それを買って…」

 

「竜騎先輩!」

 

「また来た…」

 

 

俺がこれからカードショップに向かおうとしてたら、またしてもマリ達が来た。と言うか…今日に限ってしぶといなぁ…。

 

 

「もぉ~!!」

 

「ひーちゃんのご先祖様って…牛なの~?」

 

「違うから!じゃなくて…毎回私を置いてけぼりにしないで下さい!!」

 

「毎回って…俺は予定があるってデュエル前に言ったけど?」

 

「だって!私が呼んだりしてる時だって、何時も存在に気付いてすら無い時があるんですよ!」

 

「作業に夢中になってたりしてる時のか…」

 

「ひまり、先輩が困ってるから止めた方が…」

 

「蘭は黙ってて!それで先輩…そこの美味しいクレープをご馳走してくれたら…チャラにしますよ!」

 

「ひまりちゃん…最初からソレ目当てだったの?」

 

「ち、違うから!!と言う訳です竜騎先輩!一緒に期間限定の“ブルーベリーアイス・ホワイトクリーム・クレープ”食べましょうよ!」

 

「俺、カードパックのBOXを買いに来ただけなんだけどなぁ…」

 

「私とクレープを食べるのと、カードを買うの、どっちが大事なんですか!!」

 

「カード」

 

「何で即答するんですかぁ~!?」

 

「カード」

 

「しかも2回も!?」

 

「何時も通りだね…」

 

 

蘭の言う通り、何時も通りのマリの扱い。この娘は本当に絵に描いた様なギャグキャラである。

 

 

「竜騎先輩!今、私の事をギャグキャラって思いませんでしたか!?」

 

「気のせいだよ。うん………果てしなく気のせい」

 

「今の間と果てしなくって何ですか!?」

 

「さぁ…?」

 

「酷いです~!!」

 

 

しっかし、何時までこのやり取り続くんだろう?つぐみん達も苦笑いしながら呆れてるよ…(汗)

 

 

「あ、竜騎~!」

 

「リサ!」

 

「え!?」

 

 

そんな時、リサと会った。用事と聞いてたけど…?

 

 

「竜騎もデパートに?と言うか…何でひまり達と一緒なのかな~?」

 

「!?」

 

「「「「「………(震)」」」」」

 

 

マズい、何時ものリサの嫉妬による暴走が始まろうとしている…(汗)

 

 

「まぁ、ひまりがデュエルに負けても追い掛けて来て、何かご馳走しろって迫られたんでしょ?」

 

「うえ!?そ、そんな訳無いですよ~!」

 

「うん、リサの言う通りの状況だった」

 

「竜騎先輩!?」

 

「やっぱりね☆竜騎がアタシを差し置いて、他の女の子とクレープ食べる訳無いもんね~♡」

 

「勿論…(汗)」

 

 

最初から監視してたんじゃ無いかと言う位に、全て当たってる(汗)

 

 

「まぁ折角だしさ…クレープ食べよ?勿論皆で☆」

 

「リサ先輩………!!」

 

(結局奢る形なのね…)

 

 

コレは流石に避けれなかったかぁ…(汗)まぁ良いけど…。

 

 

「私達まですみません…」

 

「リューさん、ゴチで~す」

 

「本当にすみません」

 

「まぁ…良いけどね」

 

「あ…でも~」

 

「リサさん…?」

 

 

リサとオマケでアフグロメンバーとクレープを食べる事になった。でもリサが何か言おうとしている。

 

 

「ひまりもそうだけど…アフグロ皆、勝手に竜騎を奪おうとした事については………今度じっくりと、聞かせて貰うカラネ………?」

 

「ひぃ!?」

 

「だから言わんこっちゃ無い!」

 

「あたし達は関係無いですよ!?」

 

「ひーちゃんが暴走しただけで~す」

 

「問答無用♪」

 

「ひまりちゃんの所為で…」

 

「ご、ごめんなさい~!!」

 

 

やっぱ、こうなるか…(汗)

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 




ご観覧、ありがとうございました!
冒頭は、マスターデュエルでヴァレット組んでから…実際になった展開を再現して見ました!←
次回もお楽しみに!


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外伝12:八潮瑠唯②

リクを頂いて、瑠唯です!


(竜騎視点)

 

 

 

「………」

 

「………(汗)」

 

 

冒頭から何故か空気が重い………。

 

 

「ねぇルーちゃん…?」

 

「どうかされましたか?」

 

「俺と同行して…良いの?ルーちゃんの時間もあるのに…」

 

「竜騎さんと過ごす時間は貴重なので、私は有意義に過ごせてます」

 

「そ、そう…?」

 

「はい」

 

「………(汗)」

 

 

えっと、現在はルーちゃんとデパートに居ます。何故こうなってるのか?それは1時間前に遡る………。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(回想)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:ガレージ』

 

 

 

 

「良し、チューニング終わり」

 

「お疲れ様です」

 

「うお!?ルーちゃん、何時から…?」

 

「ドラゾーさんに入れて貰いました」

 

「ご、ごめん…気付かなかった(汗)」

 

 

ルーちゃん、来てるなら一言掛けてくれても良かったのに…。

 

 

「気にする事はありません。竜騎さんの作業する姿を見れて、楽しかったです」

 

「そう?」

 

 

ルーちゃん、俺を見るよりは自分の時間を使った方が良かったんじゃあ…(汗)

 

 

「所で竜騎さんは、この後予定はありますか?」

 

「デパートの中にある行き付けのカードショップにシングルカードを探しに行くんだよ」

 

「私もご一緒しても良いでしょうか?」

 

「?…良いけど…」

 

「ありがとうございます」

 

 

ルーちゃんも何かシングルカードを探しに行くのかな?取り合えず準備して、バイクの後ろに乗せる事にした。

因みに…背中に凄く当たってた…と言う事は此処だけの話。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『カードショップ:ワッショイ』

 

 

 

 

「あらら~、竜騎君!また別の女の子を連れて来たんだ~!」

 

「八潮瑠唯です。竜騎さんと一緒にシングルカードを見に来ました」

 

「お、クール系だね~!ゆっくり見てね~!」

 

 

早苗ちゃんはそう言って、他の客の所に行った。

 

 

「お、このカード出てる。これにしようっと…」

 

「竜騎さんはドラゴン族ですか…」

 

「うん、俺は基本的にドラゴン族だから」

 

「昔からドラゴン族を使ってるのですか?」

 

「俺が初めてデュエルをした時、4歳の時かな?」

 

「成程…極めたからこそ今があるのですね…」

 

「まぁね」

 

「私は整理用のストレージを買います」

 

「じゃあ払うよ」

 

「流石にソレは…」

 

「大丈夫♪」

 

「では、お言葉に甘えて」

 

 

と言う訳でルーちゃんが飼うストレージも安かったので買って上げた。その後は食事をした…ルーちゃんは白玉ぜんざいが好きな様だ。

 

 

「食事まで出して頂いてすみません」

 

「きにしないで。ましろから白玉ぜんざいが好きだって聞いたからさ」

 

「倉田さん、勝手に話したのね…」

 

 

以前にましろから聞いた事があったんだよね。いやぁ嬉しそうで良かった、ルーちゃんのそう言う貴重な表情が見れたのは良いね!

 

 

「今日はありがとうございました。楽しかったです」

 

「うん、またね」

 

 

ルーちゃんを家まで送って、俺も帰る事にした。当初の予定では無かったけどソレなりに楽しめた。リサにバレない様に気を付けたい…うん。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

翌日…

 

 

 

 

「ねぇ竜騎~?」

 

「どうかした?」

 

「アタシ以外の女の子と居たでしょ?」

 

「…は?」

 

 

え、何で分かる?と言うか何故に?

 

 

「竜騎からアタシ以外の女の匂いがするんだもん…」

 

(どんな鼻をしてるんだ…)

 

「兄様…」

 

「ま、ましろ…何時の間に…」

 

「私、見ちゃったの…」

 

「何を?」

 

「るいさんとカードショップ居た所…」

 

「え?」

 

 

何…ましろもデパートに居たの?と言うより非常にヤバイ状況だわ…

 

 

「竜騎~?今から調教だよ~♡」

 

「ちょ!?」

 

「兄様、私もするね♡」

 

「あ…」

 

「「ふふふ…♡」」

 

「あああああああああああああああ!?」

 

 

この後の調教…どうなったかは想像に任せるとしようかな…。

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
瑠唯のリクでした!


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外伝13:湊友希那②

リクであった、友希那とのバレンタインです!
(IFルートです)


(友希那視点)

 

 

 

「………コレをこうするのよね」

 

 

私は今、台所に立って居る。何故かって?決まってるじゃない…バレンタインだからよ。

そう、竜騎にチョコを渡す為よ…、本当ならリサに教えて貰う所だけど…今回は頼る訳には行かないの。リサも竜騎にチョコを渡すのが分かってる、だから私も譲れない…。

今回は自分の力で竜騎にチョコを渡す…。

 

 

「あら?湯銭って、お湯を入れるんじゃ無いのね…」

 

 

湯銭と言うから、チョコにお湯を入れて溶かすのだと思ってたわ…。料理って思った以上に難しいわね…(汗)

 

 

「次は…型に入れて…、後は何か、コーンフレークでも入れてから冷やそうかしら」

 

 

竜騎に美味しいと言って貰う為にも、私は必ず完成させる…!だからリサであっても、紗夜や燐子…あこにも…!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『道中』

 

 

 

 

「我ながら美味しく出来たと思いたいわ…。竜騎は喜んでくれるかしら…」

 

 

遂に完成したチョコをラッピングして、竜騎の元へ向かう私。絶対に美味しいって言って貰いたい…。

 

 

「リサ達も今来てるのかしら?」

 

 

もしも来てたら先を越される…、私は少し急いで竜騎の家に向かった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『竜騎のアジト』

 

 

 

 

ピンポ~ン♪

 

 

 

先ずはインターホンを鳴らす。

 

 

『は~い。湊様、どうされましたか?』

 

「ドラゾーだったわ」

 

『ドラゾーです』

 

 

何時ものボケかしら?全く、AI(?)ロボットなのに冗談なんて…。

 

 

「竜騎は居るかしら?」

 

『はい、作業が終わったのでムーナを膝に乗せてゲームをしてます』

 

「渡したい物があるの、上がっても大丈夫かしら?」

 

『はい、どうぞ』

 

「お邪魔するわ」

 

 

私はそう言って竜騎の家に上がる。

 

 

「竜騎、お邪魔するわよ」

 

「にー」

 

「お、ムーナはコッチの方を選ぶのか?」

 

「にー♪」

 

「………」

 

 

私が声を掛けても、ムーナちゃんを膝に乗せてゲームをしてる…。本当に昔から夢中になると周りが見えなくなるんだから…。

 

 

「竜騎…?」

 

「あれ、ゆき?何時から?」

 

「今さっきよ。用が有って来たのよ」

 

「にー?」

 

「あ、ムーナちゃん…////」

 

 

ムーナちゃんは今日も可愛い…!って、そうじゃ無いわ…。

 

 

「竜騎…コレ…」

 

「コレは…?」

 

「今日は…バレンタインだから…、作ったの…////」

 

「コレを…ゆきが?」

 

「えぇ…リサ達よりも、早くあげたかったから…」

 

「ありがとう、食べても良い?」

 

「えぇ…」

 

 

竜騎はそう言って、中を空けた。

 

 

「お、美味しそう♪頂きます…ん…」

 

「ど、どうかしら?」

 

「うん、美味しい…」

 

「そ、そう…ありがとう////」

 

「うん、じゃあ…リサ達には内緒でお裾分け…」

 

「え?…んん!?」

 

「んちゅ…」

 

「んん…!?」

 

 

竜騎は美味しいと言ってくれた後、私に口移しをしたのだ。竜騎の唇の味も一緒になってる…////

 

 

「どうだった?」

 

「良く…分からない…///」

 

「じゃあ、分かるまでする…?」

 

「竜騎…////」

 

 

私達は、リサ達が居ない事を良い事に口移しを続ける。偶には…こんな甘い日も良いわね………////

 

 

 

 

(友希那視点END)

 

 

 

Fin

 

 




ご観覧、ありがとうございました!


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外伝14:市ヶ谷有咲③

リクで、零一と有咲のバレンタインです!


(零一視点)

 

 

 

「今日はやたら浮かれているのが多いと思ったら、バレンタインって奴だったか…」

 

 

俺こと佐久間零一は、バレンタインなんて無縁の男だ。今まで貰った事すらねぇし…俺にくれる物好きなんで居ないだろうからよ…。

それに楓の奴なんか料理の腕は最悪だしな…

 

 

「ん?誰からだ………有咲か…」

 

 

メッセージが来たから、誰が来たのかと思って見て見たら…有咲の奴だった。メッセージは…

 

 

『今日な、渡したい物があるんだ…だから、サッサと来い!!/////』

 

 

「何つー命令を含んだメッセージだ…、まぁ仕方ないから行ってやるとしようか…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

『有咲の家:蔵』

 

 

 

 

「おい、居るか…?」

 

「お、おう…来たな………」

 

「んで、何の様だ…?」

 

「んでって…何にも察しないのか?」

 

「だから何をだ…?」

 

「………………」

 

 

用があるって事で来たんだがな…、分からないから聞いてる。だがコイツ…何か子犬の様にプルプルし始めたぞ…。

 

 

「あぁ。もう!鈍い奴だな!彼氏なら彼女の事くらい察しろよ!!」

 

「理不尽だな…。うん、理不尽だな…」

 

「2回も言ってんじゃねぇよ!竜騎先輩の真似か!?」

 

「いや、特に意識してねぇ…」

 

 

何でアイツの名が出るんだ?

 

 

「コレを渡す為だよ!!」

 

「何だコレ…?今日は誕生日じゃねぇぞ?」

 

「バレンタインだろうが!?お前、今日がバレンタインだって事くらい知ってるだろ!?」

 

「俺には無縁だからな…」

 

「私が居るのに、無縁だなんて言わせねぇぞ!!」

 

「へぇ…作ったのか」

 

 

律儀な奴だな。まぁ…折角だから貰っといてやるか。

 

 

「ほら、食って見ろ…」

 

「おう。んぐ………」

 

「どうだ?」

 

「………」

 

「…何か言えよ…」

 

 

今味わってるんだから無理だろ…。

 

 

「んまい…。うん、普通に美味い…」

 

「彼女の手作りチョコなんだから、もっと何か言えよ!?」

 

「褒めてるさ…。そう、褒めてるさ…」

 

「だから2回も言わなくて良いっての………」

 

 

2回言ってはいけないと言う法律は無いんだ、特に問題は無いだろう。

 

 

「ふん…ありがとうな…」

 

「お、零一からお礼を聞くのは初めてだな…。特別にもっと言っても良いんだぜ?」

 

「そう思うなら、また次回の時だ…。そうか…俺が食べさせてやろうか…?」

 

「は、はぁ!?な、何言ってんだよ!?」

 

「どうした?して欲しいんじゃ無いのか…?」

 

「んな訳ねぇだろ!!」

 

「ほう、残念だ…」

 

「んなっ…!?///」

 

 

お、意地悪してやったら食い付いた…。コイツの反応、見てて面白いわ…。

 

 

「だったら、やれよ…!」

 

「じゃあ、やるぜ…?」

 

「ん………」

 

 

お、口を突き出したぞ………。さて、口に入れてやろう………

 

 

 

 

 

 

指で押し込む感じでな…。

 

 

 

 

 

 

「ん…?お、おい…指でなのか?」

 

「他に方法は無いからな…」

 

「………」

 

「?」

 

 

またコイツ、プルプルし始めたぞ…?今度はどうしたんだ?

 

 

「く…」

 

「く?」

 

「空気読めよ!!!!!!」

 

「?」

 

 

突然空気読めよと怒鳴られた。何故だ………?それはさて置き、機嫌を損ねたっぽいから、後で一緒に買い物に付き添ったら、機嫌は直ったわ…。

 

 

 

 

 

(零一視点END)

 

 

 

Fin

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
零一と有咲のバレンタインでした!


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外伝15:今井リサ②

リサとのバレンタインです!…チョコはリサ以外からも貰いますが…w


(竜騎視点)

 

 

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

 

 

「おおう…正体がバレたと言えど、こんなに来てるよ…(汗)」

 

『コレは食べきれる確率が0%かと思われます…』

 

「にー」

 

 

えっと、俺は何を悩んで居るのか?ソレは………カートンを通り越してる程に、山持ってるバレンタインチョコだ。

ライブでのファンからも含めているが、ガルパや知人からもある。

その経緯を振り返ると………

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

(回想)

 

 

 

 

『RAS』

 

 

 

 

「先輩!」

 

「「竜騎さん!」」

 

「「竜騎様!」」

 

「Hey、竜騎…」

 

「あ、マーちゃん達だ。どうしたの?」

 

 

RASのマーちゃん達が揃って俺の所に走って来た。どうしたんだろう?

 

 

「コレっす!」

 

「ケーキ?」

 

「バレンタインですので…」

 

「私達から先輩に!」

 

「た、偶には…ね?」

 

「竜騎様、どうぞ!」

 

「ありがとう、頂くよ」

 

「それじゃあ、またッス!」

 

 

バレンタインにマーちゃん達から貰った。今日はバレンタインだったか…、後で頂こう。

 

 

 

 

 

『ハロハピ』

 

 

 

「ふえぇ…此処何処~?」

 

 

何か聞き覚えのある声がした。この声はカノちゃんか?

 

 

「あ、竜騎く~ん!」

 

「どうかした?」

 

「竜騎君の家まで行こうとしてたんだけど、迷っちゃって…。でも、丁度良かった!」

 

「あ、リー君だ~!」

 

「おや、花音も一緒だね」

 

「ハロハピの皆も揃ってどうしたの?」

 

「勿論、バレンタインよ!」

 

「私達、全員分です。どうぞ」

 

「ありがとう、嬉しいよ」

 

「リューキの笑顔が見れて良かったわ!」

 

 

ハロハピからもチョコを貰った。去年はファンから貰うだけだったんだけどね…。

 

 

 

 

『パスパレ』

 

 

 

「あ、オシショー様!」

 

「師匠!」

 

「ん?」

 

 

今度はハロハピと会った、今日はオフっぽいな…。

 

 

「コレ、竜騎君に…///」

 

「リュッ君にるんっ♪とするチョコだよ!」

 

「何時もお世話になってるから、プレゼントしようと…」

 

「どうぞ!」

 

「ありがとう…」

 

「じゃあね~!」

 

 

ハロハピからも貰ったよ。と言うかアイドルが、プライベートで配って大丈夫なんだろうか?(汗)

 

 

 

 

『モニカ』

 

 

 

 

「何だろう…また誰かから貰いそうな気がする…」

 

「兄様…」

 

「うお!?ましろ…」

 

「ごきげんよう、竜騎さん」

 

「ルーちゃんも…」

 

 

俺の予感は当たった。ましろとルーちゃんを筆頭に、ナナミー達も来た。

 

 

「竜騎さん、コレ受け取って下さい!」

 

「一生懸命に作りました~!」

 

「どどどどど、どうぞ!」

 

「あぁ、ありがとう」

 

「上手く出来たから、私のは最後まで食べてね?」

 

「倉田さん、1人だけアピールはダメよ?」

 

「いやいや、あたし達も作ったからね?」

 

「「黙ってて…」」

 

「はい…」

 

「………(汗)」

 

「2人共変わらずだね~」

 

 

あはは、皆仲が良いね本当に…。

 

 

 

 

 

『アフグロ』

 

 

 

 

「リューさ~ん」

 

「あ、モカっち」

 

「見つけましたよ!」

 

 

やっぱりアフグロメンバーだ。今日もコーチ勧誘?

 

 

「えへへ、先輩の為にバレンタインチョコを作っちゃいました!」

 

「と言うか、凄い量ですね…」

 

「うん、RASにモニカ、パスパレにハロハピに貰った」

 

「ひゅーひゅー。リューさんが羨ましいですね~」

 

「ま、あたし等もプレゼントするんですけどね」

 

「どうぞ、先輩!」

 

「私も一緒に味わっても良いんですよ!」

 

「共食いになるお…」

 

「マジレスしないで下さいよ~!?」

 

「何時も通りですな~」

 

「何処が~!?」

 

 

いや、何時も通りのイジられでしょ…(汗)

 

 

 

 

 

 

『ポピパ』

 

 

 

 

「あ、竜騎先輩を発見」

 

「わ!?おたえ、何時から後ろに!?」

 

「10分前から着いて来てました」

 

(気付かなかった…)

 

「竜騎せんぱ~い!!」

 

「うお!?」

 

 

ドンッ!?

 

 

「か、香澄ちゃん…取り合えず離れて貰えるかな?」

 

「香澄~!お前って奴はまた…!竜騎先輩、すみません!」

 

「香澄、抜け駆けは無しでしょ?」

 

「ゴメ~ン」

 

 

このパターン、もう予想は付いてるぞ~?

 

 

「竜騎先輩、どうぞ!」

 

「私もチョココロネです」

 

「私からもドラゴン型のチョコです!」

 

「わ、私からもどうぞ!」

 

「竜騎先輩!私達のチョコでキラキラドキドキして下さいね!」

 

「うん、ありがとう!」

 

 

 

 

 

『その他』

 

 

 

 

「リュー君」

 

「みっちゃん!」

 

「竜ちゃん」

 

「竜騎さん~!」

 

「辰巳」

 

「竜騎」

 

 

次に現れたのは、みっちゃん中心に楓と紫、モモちゃんにアミだ。

 

 

「コレ、チョコです~!」

 

「どうぞ」

 

「あ、うん…ありがとう」

 

 

楓とモモちゃん、危険な感じがする…(汗)

 

 

「大丈夫よ、私達の元で今回は上手く行ったから」

 

「えぇ、疲れたわ本当に…」

 

「お疲れさん…」

 

「リュー君、私だと思って味わってね…♪」

 

「ありがとう…」

 

 

 

 

 

 

 

(回想終了)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「そして帰ったら…」

 

『マイロードのファンから、凄い数が送られて来ましたからねぇ…』

 

「リサが見たら…また暴走するかな?」

 

『可能性は100%です…(汗)』

 

 

バレンタインに暴走したら、大変な調教を受ける事になるだろう…。それは避けたい所だけど…

 

 

「竜騎~♡」

 

「リサ、いらっしゃい…」

 

「………ねぇ、このチョコの山は何?」

 

「あ、アハハ…」

 

「教えてくれるよね~?」

 

「は、はい…(震)」

 

 

リサがやって来て、やっぱり暴走してる(汗)

当然だけど、白状せざるを得なかった………。

 

 

「そっかぁ…竜騎はモテるもんね~」

 

「そ、そんな事は…」

 

「あるでしょ?アタシと言う彼女が居るのにさ」

 

「妬いてる…よね?(汗)」

 

「うん、凄く妬いてる。………凄く妬いてる」

 

「2回言った…」

 

「竜騎は何時もこんな感じに言ってるでしょ?」

 

「まぁ………おわっ!?」

 

 

急に不意を突かれて、リサに押し倒された。

 

 

『あわわわ…私とムーナが失礼します…(汗)』

 

「にー?」

 

 

ドラゾーは危機感を感じたのか、ムーナを抱えてリビングを出た。アイツ、回避能力に磨きが掛かったな………。

 

 

「竜騎がアタシ以外を見ない様に、もっと調教しないとね…?」

 

「リサ…ん…」

 

「ん…ちゅっ…♡」

 

 

リサは俺を押し倒した状態で唇を奪い始める。

 

 

「竜騎が悪いんだからね…!アタシの心を奪って置いて、他の女にデレデレして…!」

 

「ご、ゴメンて…んむ…」

 

 

リサのキス責めはまだまだ止まらない。今は受け止める事しか出来ず、されるがままだった…。

 

 

「ふぅ…ご馳走様♡」

 

「お粗末様でした…」

 

 

やっと終わった。危うく酸素が不足する所だった…。

 

 

「そうだ竜騎☆」

 

「ん?」

 

「コレ、竜騎の為に作ったんだ////食べて欲しいな…」

 

「リサのバレンタインチョコ…嬉しいよ!ずっと楽しみだったんだ」

 

「本当?良かった~!」

 

 

うん、リサからのチョコは一番楽しみだった。何時貰えるか焦ってたからねぇ…。

 

 

「食べても良い?」

 

「勿論!」

 

 

俺はそう言って早速食べる。お、ビターだ。実を言うと俺はビターチョコが好きなんだよね。

 

 

「どう?美味しい?」

 

「うん、ビターチョコ好きだから、凄く嬉しい」

 

「本当!んふふ~♡嬉しいなぁ!アタシ、竜騎に何時かチョコを渡したかったんだもん♡」

 

「じゃあ、リサにもお裾分け…」

 

「え?…んむっ!?」

 

 

俺はチョコを口に含んで、リサの唇を奪う。

 

 

「んん…」

 

「んむ…」

 

 

俺がリサの口にチョコを入れて、お互いに味わう。勿論…唇もね…。

 

 

「んん…ぷはっ…」

 

「どう?」

 

「竜騎のキスとチョコが混ざって…分からなかったよ…////」

 

「もう1回する?」

 

「うん…」

 

 

俺がリサにもう1度するかと尋ねると…

 

 

「待ちなさい」

 

「あ、ゆき…」

 

「ちょ!?何で今来るの!?」

 

「やはり油断も隙も無いですね…」

 

「あこだって、おにーちゃんにチョコ作ったんだもん!」

 

「竜騎さん…私にも、食べさせて下さい…////」

 

「そうね、竜騎に私達の全力を込めたチョコを食べて貰いたいわ」

 

「あのさぁ…せめてアタシが終わった後にして貰えるかなぁ?」

 

「リサは何時でも出来るじゃない…」

 

「そうです。私達も…」

 

「そうだよー!」

 

 

まーたしてもカオスな展開だわぁ。そんな時…

 

 

「竜騎さん…」

 

「りん………んむ!?」

 

「ん…ちゅ…」

 

「ん………」

 

 

今度はりんに唇を奪われた。チョコを入れられて、ひたすら味見される。

 

 

「ふふ、ご馳走様です………♡」

 

「り〜んこ〜?勝手に竜騎の唇を奪わないでくれる〜?」

 

「りんりんズルイよ〜!」

 

「わ、私も竜騎さんと!」

 

「次は私よ」

 

「はぁ…」

 

 

今年のバレンタイン、カオスだなぁ…。まぁ去年より賑やかになったと言う事だけだ。

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
リサをメインと思いましたが、回想がハーレムでした←


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外伝16:倉田ましろ

ましろの誕生日と言う事で、誕生日回です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

 

「と言う訳で、頼んだキリー」

 

「分かりました!コッチはあたし達に任せといて下さい!」

 

 

今電話してる相手はキリー事、桐ヶ谷透子だ。何を話してたのか?

従妹のましろの誕生日の事だ。モニカはモニカで祝うから参加するとして、その前に俺と一緒に過ごそうと言う作戦を練っている。

 

 

「明日、猫ランドだったな…」

 

「にー?」

 

「あぁ、ムーナも連れて来て欲しいって言われてたもんな?」

 

「にー♪」

 

 

猫を愛する者の為のテーマパーク、その名も『ネコランド』。ましろが前から行きたがってたので、予約していた。

因みにリサ達にはバレない様に計画した…。

 

 

「明日、楽しんでくれると良いな…」

 

 

そう思う俺は、準備をして今日は早めに寝た。

 

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(ましろ視点)

 

 

 

 

『猫ランド』

 

 

 

 

「わぁ…猫が沢山居るよ兄様…!!」

 

「流石は人気の猫の為のテーマパークだねぇ」

 

「にー♪」

 

「ムーナちゃん、おいで」

 

「にー♪」

 

 

兄様に念願の猫ランドに来れたご機嫌な私、ニコニコしながらムーナちゃんを抱いている。

今日はテンションが高い?そうかな…えへへ///

 

 

「先ずは何行く?」

 

「あの、世界の猫シアター良い?」

 

「うん、行こう」

 

「にー」

 

 

先ずは世界の猫シアターに行く事にした。何でも、世界中の猫をシアターで見ると言うスクリーンで説明する物だ。私も兄様も夢中で見てる。

 

 

「外国に可愛い猫も居るんだね」

 

「うん、そうだね。世界は広しって事かな?」

 

「にー…」

 

「ん?ムーナ、妬かなくても大丈夫だよ…」

 

「にー」

 

 

ムーナちゃん、嫉妬してる(汗)

兄様が撫でると、ご機嫌になるけど…、でも今日は私も兄様に甘えたい。

 

 

ギュッ…

 

 

「ましろ?」

 

「今日は、リサさんも居ないから…いいよね?」

 

「勿論」

 

「ありがとう、兄様…」

 

 

今日はリサさんや、他のメス豚達も居ない。誕生日だし…もっと兄様を独り占めしたい。今日は…離れたく無いなぁ。

 

 

2時間後…

 

 

「美味しい…」

 

「ニャンバーガー、テレビでも評判だと聞いてたけど…凄く美味しい!」

 

「にー♪」

 

「ムーナちゃんも、ロイヤルバーガーを満足そうに食べてるね…」

 

「うん、ご機嫌だよ」

 

 

猫ランドの猫カフェの名物、ニャンバーガーは凄く美味しい。人間用と猫用の2種類があるから、ムーナちゃんも自分のを美味しそうに食べてる。

 

 

「そうだ、ましろ。今日の夜さ…」

 

「え?うん、良いよ…///」

 

 

夜、何かあるのかな?私は兄様の誘いを楽しみに待った。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

「お邪魔します………真っ暗だね」

 

「ドラゾー」

 

「あ、付いた…」

 

 

パンッ!!パンッ!!

 

 

「シロ、誕生日おめでとう~!」

 

「「おめでとう~!!」」

 

「倉田さん、おめでとう」

 

『おめでとうございます!』

 

「み、皆…?あ…今日は…」

 

「そ、誕生日」

 

「兄様、皆…」

 

 

そうだった…今日は、私の誕生日だった…!!じゃあ今日、兄様が猫ランドの予約をしてくれたのは………

 

 

「はい、プレゼントだよ!」

 

「受け取って~!」

 

「わぁ、可愛い…」

 

「俺からも…」

 

「わぁ、白い蝶のブローチだ…!」

 

 

透子ちゃん達から可愛いぬいぐるみが4つ、兄様からは白い蝶のブローチ…とても可愛いし綺麗。

 

 

「ありがとう兄様…あと皆も…!」

 

((((私(あたし)達はオマケ…?))))

 

「喜んでくれて良かった…」

 

「ねぇ兄様…今日、泊っても良い?」

 

「し、シロちゃん…?」

 

「ましろちゃん!それはダメだよ!?」

 

「そうね、誕生日と言えどズルイわよ?」

 

「………黙っててくれるかな…?」

 

「「「………はい」」」

 

「………」

 

「まぁ、部屋は貸すよ。後は叔母さんに連絡して置かないと…」

 

「兄様と一緒の部屋は…だめ?」

 

「部屋は良いけど…部屋は…」

 

「うん、ありがとう兄様!」

 

 

この夜は、透子ちゃん達も別の部屋で寝泊まりする形になった。私は、兄様のベッドにこっそり一緒に入って寝たよ。

今日は素敵な誕生日だった…、ありがとう、兄様!そして皆………。

翌日、リサさんが黒い表情でお説教されたのは、また別の話………。

 

 

 

 

Fin

 

 




ご観覧ありがとうございました!
ましろの誕生日でした!


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外伝17:コラボ回③

相棒、ka-主さんとのコラボ第2弾です!(IFストーリーです)
今回はデュエル描写有りです…!


(リサ視点)

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

「ヴァレルソードで、ダイレクトアタック!」

 

「うわ!?もう~、竜騎ってば少しは手加減してよ~!」

 

「ゴメン、デュエルで手加減出来なくて…(汗)」

 

「んもう~!でも、そんな竜騎も大好き♡」

 

 

竜騎の家で今、デュエルをしてるアタシ。アタシもデュエルの腕を上げたいんだぁ。水乃もそうだけど、燐子とかも強いから…油断したら竜騎を奪われるもん☆

 

 

「今日は2人きりだね~♡」

 

「そうだな…2人だけでテーブルデュエルと言うのも、久しぶりな気がする」

 

「うん、そうだね~!」

 

 

ピンポ~ン♪

 

 

「誰か来たね」

 

『マイロード、湊様が男性を連れて来られました』

 

「お、上がって貰って!」

 

「友希那が男性…?」

 

 

一体誰だろう?友希那が竜騎や友希那のお父さん以外の男性なんてねぇ…。

 

 

「お邪魔するわ」

 

「お、ゆき!」

 

「お兄様を連れて来たわ」

 

「「お兄様…?」」

 

 

え、友希那のお兄様って………まさか!?

 

 

「お、久しぶりだな!」

 

「「遊斗(さん)!?」」

 

 

そう…友希那が連れて来た男性は、友希那の兄である『湊遊斗』だった。

 

 

「竜騎、大きくなったな~!今じゃカリスマデュエリスト入りしてるし!」

 

「10年ぶりですね!いつ帰国されたのですか?」

 

「昨日の夜にな」

 

 

それから、4人で海外での事等で話をした。遊斗は今ではプロデュエリストで、D-ホイールと言うバイクでデュエルも出来るんだって。

 

 

「真の竜王かぁ、何か凄い事になってたんだなぁ…」

 

「えぇ、まぁ…」

 

 

そりゃプロの遊斗は気になるよねぇ…!

 

 

「何かデュエルしたくなったなぁ…竜騎、デュエルしようぜ?」

 

「遊斗さんと!?」

 

 

そして突然の遊斗からのデュエル誘い。おぉ、さっきの話を聞いてデュエルしたくなったのかな?

 

 

「お兄様のデュエル、久しぶりですね…」

 

「だろ?竜騎はどうだ?」

 

「勿論、海外で活躍されてるプロとのデュエル…コレは盛り上がりますよ!」

 

「じゃあ、早速」

 

「えぇ…」

 

「「デュエル!!」」

 

「竜騎、頑張れ~!」

 

「お兄様、頑張って下さい…!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

竜騎:LP4000

遊斗:LP4000

 

 

 

 

 

『1ターン目』

 

 

「俺のターン、モンスターをセットしてターンエンド!」

 

「伏せただけ?」

 

「お兄様は先ず様子を見るのかしら?」

 

 

『2ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!速攻魔法クイック・リボルブを発動!デッキからマグナヴァレット・ドラゴンを特殊召喚!」

 

「それが噂のヴァレットか…」

 

「そして現れろ!野望を突き進むサーキット!召喚条件は召喚条件は“レベル4以下のドラゴン族モンスター1体”!俺はマグナヴァレット・ドラゴンをリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク1、“ストライカー・ドラゴン”!!」

 

「先ずはリンク1か…」

 

「リンク召喚に成功したので、デッキからリボルブート・セクターを手札に加えてシャッフル!そして発動!その効果で手札のアネスヴァレットを守備表示で特殊召喚!そしてフィールド魔法の効果でヴァレットの攻撃力と守備力は300アップ!」

 

「竜騎も展開して来たね」

 

「バトル!ストライカー・ドラゴンでセットモンスターを攻撃!」

 

「セットモンスターは、シャドール・リザードだ」

 

「シャドール…!?」

 

「知ってる様だな。ならリバース効果でストライカー・ドラゴンを破壊だ!」

 

 

こうも竜騎のモンスターをアッサリと…、と言うかシャドールって竜騎の恩人、葉山亮斗が使ってたテーマだったよね?って言っても、竜騎のヴァレットやヴァレルが特殊なだけで、普通にあるんだから不思議じゃ無いかぁ。

 

 

「カードを1枚セットして、ターンエンド!」

 

「お兄様、竜騎の動きを読んでるわね」

 

「うん…」

 

 

でも、竜騎だって負ける気は無いんだから。頑張れ竜騎!

 

 

『3ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!魔法カード影依融合を発動!場のリザードと手札のヴォイドを融合!影の爬獣よ、悪魔の炎と混じりて、その炎で焼き尽くせ!融合召喚!レベル7、エルシャドール・エグリスタ!!」

 

「げ…」

 

「墓地に送られたヴォイドの効果でデッキの上から2枚を墓地に送る。そしてリザードの効果でヘッジホッグを墓地に送る。そして次にビーストの効果で1ドローだ。そしてヘッジホッグの効果で、デッキからエリアルを手札に加えてシャッフルするぜ」

 

「流石はお兄様、完全にデッキを回してる」

 

「め、目まぐるしいね…(汗)」

 

「バトル!エグリスタでアネスヴァレットを攻撃!」

 

「くっ…」

 

「俺は1枚セットして、ターンエンドだ!」

 

 

『4ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!永続罠デモンズ・チェーンをエグリスタを対象に発動!」

 

「そう来るか」

 

「これで安心して特殊召喚出来る!愚かな埋葬を発動!デッキからアブソルーターを墓地に送ってシャッフル!アブソルーターの効果で、手札からシルバーヴァレットを加える!」

 

「今度は墓地に送って、更に手札補充か」

 

「まだ行きますよ!ゲートウェイを召喚!そして効果で手札のオートヴァレットを特殊召喚!そして現れろ!野望を突き進むサーキット!召喚条件は“トークン以外のレベル4以下のドラゴン族モンスター2体”!俺は“シルバーヴァレット”とゲートウェイ”の2体をリンクマーカーにセット!リンク召喚!リンク2、ツイン・トライアングル・ドラゴン!」

 

「お、コレは竜騎の得意パターンだね☆」

 

「ツイン・トライアングルの効果で、墓地のアブソルーターを自身のリンク先に特殊召喚!更に装備魔法、ヴァレル・リロードを発動!墓地のアネスヴァレットを特殊召喚し、このカードを装備!」

 

「一気に4体、出るのか…アレが…」

 

「竜騎も出すわね…」

 

「再び現れろ!野望を突き進むサーキット!アローヘッド確認!召喚条件は“効果モンスター”3体以上!俺はアネスヴァレットとアブソルーター、リンク2のツイン・トライアングルをリンクマーカーにセット!サーキット・コンバイン!」

 

「来るよ~、竜騎のエース☆」

 

 

そう、この展開と召喚はお約束だ!遂に竜騎のエースが来る!

 

 

「強き意志を秘めし、鋼の弾丸!野望を突き進む“竜の王”となれ!!リンク召喚!顕現せよリンク4、ヴァレルロード・ドラゴン!!」

 

 

遂に出た、竜騎のエースモンスター!モンスター効果の対象にはならないし、相手のコントロールも奪える。これなら…

 

 

「その瞬間を待ってた!」

 

「え?」

 

「手札を1枚コストに、速攻魔法、超融合を発動!」

 

「超融合を発動!手札を1枚捨てて、お前のヴァレルロードと俺のエグリスタを融合!」

 

「しまった!?」

 

「炎を操る影人形よ、弾丸を放つ竜と1つとなりて新たな姿を現せ!融合召喚、レベル5、エルシャドール・ミドラーシュ!」

 

「お兄様、竜騎のエースを利用して…」

 

「う、ウソ…」

 

 

竜騎のエースであるヴァレルロードを、こんな簡単に除去した…!?

 

 

「更にエリアルの効果で、ヴァレルロードとツイン・トライアングル、そしてアブソルーターを除外!そしてエグリスタの効果で墓地の影依融合を手札に戻す!」

 

「そんな…ヴァレルロードが…!?ターンエンドです…」

 

 

竜騎の手を完璧に封じた…!?遊斗って凄く強いじゃん…!?コレがプロの実力…!?

 

 

『5ターン目』

 

 

「俺のターン、ドロー!来た…俺はチューナーモンスター、シャドール・シンクロンを召喚!」

 

「シャドール・シンクロン!?」

 

「レベル5のミドラーシュに、レベル3のシャドール・シンクロンをチューニング!」

 

「来るわ、今度はお兄様のエースモンスターが…!!」

 

「集い糸が、切れぬ絆を紡ぎだす!光差す道となれ!!シンクロ召喚!飛翔せよ!エルシャドール・ドラゴン!!」

 

「何だ、あのモンスターは………!?ほ、欲しい…!!」

 

 

竜騎も初めて見るドラゴンの様だ。凄く目を輝かせてるし…(汗)

 

 

「ミドラーシュも墓地に送られて効果を発動、墓地の影依の偽典を手札に。そしてもう1度、影依融合を発動!手札のヘッジホッグとケイウスを融合!無数の針を持つ影人形の獣よ、光を齎す人形と1つとなりて光を放つ天使となれ!融合召喚!レベル8、エルシャドール・ネフィリム!!」

 

「コレは…竜騎でも…」

 

「えぇ…」

 

 

攻撃力の合計で、竜騎のライフが0じゃん!?ま、マズいって~!?

 

 

「ケイウスの効果はパスして、ヘッジホッグの効果でドラゴンを手札に…!ネフィリムの効果でファルコンを墓地に。そして自身の効果でセット!さて、行くぞ竜騎!」

 

「どうぞ…来てください!!」

 

「ウェンディゴでダイレクトアタック!!」

 

「うわああああ!?」

 

 

竜騎:LP4000→1200

 

 

「楽しかったぜ!コレで最後だ!行け!!エルシャドール・ドラゴン!!神の写し身の糾弾!!」

 

「がああああああああああ!?」

 

 

竜騎:LP1200→-1300

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「俺の勝ちだな!」

 

「あ、あうううぅ…負けた…、これじゃあ真の竜王が遠くなった~…(泣)」

 

「でも竜騎も凄かったよ?」

 

「そうね、お兄様相手だもの!流石はお兄様です!!」

 

「ありがとうな友希那~!!」

 

「大丈夫だ、お前ももっと強くなるって!!」

 

「遊斗さん…、はい!今度は勝ちますから!」

 

「その意気だ!」

 

 

デュエルは竜騎が負けちゃったけど、でも竜騎ももっと強くなるんだろうなぁ…。

 

 

「おっと、もう空港に行く時間だ!迎えも来てる筈だ…!」

 

「お兄様、もう行くのですか?」

 

「あぁ、寂しいけどな。じゃあな!もっと強くなって必ずデュエルだ!!」

 

「はい、ありがとうございました!」

 

「遊斗、まったね~!!」

 

 

そうして遊斗は空港へと行った。また竜騎とデュエルをする時は、もっと強くなってるんだろうなぁ…。

アタシも今度はデュエルを挑んで見ようと思ったのであった。

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

Fin

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
今回のコラボは、相棒のka-主さんの誕生日祝いを兼ねて『ブラコン歌姫と劣等生決闘者』の『湊遊斗』君とオリカ2枚でした!
今回はIFストーリーと言う事で、兄であり海外で活躍しているプロデュエリストで出させて頂きました!(ご本人には了承しております)

ka-主さんの作品、『ブラコン歌姫と劣等生決闘者』のデュエルシーンやオリカも是非観覧して見て下さい!


『ブラコン歌姫と劣等生決闘者』
https://syosetu.org/novel/256118/


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外伝18:今井リサ③

ホワイトデー回です!(他のバンドキャラも出ます)


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

「さて、準備は出来た!」

 

『私も完了しております!』

 

「にー!」

 

 

今日はホワイトデー、バレンタインのお返しを貰った相手に全て返す。ドラゾーもムーナも一部から貰ってるので、一緒にお返しをすると言う訳だ。

さて…先ずは何処から向かうか………。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

【RAS】

 

 

 

 

『Circle』

 

 

 

「あ、竜騎さん!」

 

「あ、本当です!!」

 

「何、竜騎様だと!?」

 

 

マーちゃんとパレちゃん、風矢が俺に気付いて俺の元に来た。

 

 

「今日はどうしました?」

 

「本当ね、貴方から来るなんて」

 

「これ、作ったクッキーなんだ。ホワイトデーと言う事でさ」

 

「わぁ、ありがとうございます!」

 

「美味しそうっす!」

 

「わわわ…辰巳先輩からの…!!」

 

「ふん、まぁ受け取って置くわ」

 

「おいチュチュ、竜騎様からのホワイトデーだぞ?………羨ましい」

 

「お師匠様…(汗)」

 

 

RASの皆に手作りクッキーを渡すと、風矢が羨ましそうにしてた。

 

 

「風矢のもあるから、ほい」

 

「わ、私にも…!?」

 

「勿論!」

 

「あ、ありがとう…ございます………!!嬉じぐで、涙が止まりまぜん………!!」

 

『そのまま枯れてしまえ、無礼執事…』

 

「うぅ…」

 

『聞いてない…』

 

「にー」

 

「凄い涙、まるで滝の様だ…。さて、次に行かないと。じゃあ」

 

「ありがとうございました!」

 

 

先ずはRASに渡したな。次はモニカの所だ…。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【モニカ】

 

 

 

 

『広町家:アトリエ』

 

 

 

 

「兄様、いらっしゃい…」

 

「こんにちは~!」

 

「竜ちゃん、こんにちは」

 

 

ましろ達モニカ、そしてモモちゃんも一緒だったので丁度良かった。

 

 

「コレ、バレンタインのお返し」

 

「わぁ!竜騎さんからのクッキーじゃないですか!!」

 

「こここここコレ、手作りですか!?」

 

「うん、作った」

 

「ありがとうございます、竜騎さんも宜しければ一緒にどうですか?」

 

「るいさんズルイ…、私も兄様と…!」

 

 

クッキーを渡すとモニカの皆がお礼を言って来た。ルーちゃんから誘いが来てるけど、俺はこの後にもお返しに行くから断らないと。

 

 

「気持ちは嬉しいけど、他にもお返しに回るからさ。また今度ね」

 

「そうですか、ではその時にでも…」

 

「うん、じゃあね」

 

 

そう言って俺は、次の場所に向かう。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【ハロハピ】

 

 

 

 

『弦巻邸』

 

 

 

 

「いらっしゃいリューキ!」

 

「ヤッホー!」

 

「おっと…」

 

 

出迎え早々から、ココちゃんとはぐみに抱き着かれる。

 

 

「2人共、いきなり抱き着いたら竜騎さんが困るから!?………すみません、竜騎さん(汗)」

 

「ううん、ありがとうミサ…」

 

「それで今日はどうしたんだい?」

 

「お、竜騎!」

 

「あ、本当だ…」

 

「勇、カノちゃん。もしかして、カノちゃん迷子になってた?」

 

「あぁ、お約束な…」

 

「ふえぇ…お約束って言わないでよ~!」

 

 

カノちゃん、涙目になりながら言ってる。ドラゾー曰く、毎回迷子になるのは才能では無いかと…。

そう考えると、そんな気がして来た………。

 

 

「竜騎君、今何か失礼な事考えなかった…?」

 

「気のせい…うん、………気のせい」

 

「何で2回言うんですか…?(汗)」

 

「それは置いておくとして…」

 

「置かないでよ~!(泣)」

 

「はい、ホワイトデーと言う事でお返しにクッキー作った」

 

「わぁ!リー君ありがとう!」

 

「ふふ、男性からお返しを貰うのは初めてだよ。儚い…」

 

「ありがとうリューキ!貴方のお返しのクッキーで、皆笑顔になれるわ!」

 

「わざわざ、ありがとうございます…」

 

「俺の分まで、ありがとな」

 

 

ハロハピだけで無く、ちゃんと勇の分も用意はしてたぞ俺。大事な親友だしな…。

 

 

「ねぇねぇ、ミッシェルは?」

 

「ミッシェルは…既に返したんじゃ無かったか、竜騎?」

 

「そ、そうそう…!さっき会ったからね」

 

『えぇ、先程…』

 

「にー?」

 

「そうなの?一緒に貰いたかったわ…」

 

「じゃあ、俺はまだお返しに行くから」

 

「おう、またな!」

 

「またね~!」

 

 

ハロハピ+勇にも渡した。次に向かおう…。

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

【パスパレ】

 

 

 

 

 

『道中』

 

 

 

「あ、リュッ君だ!」

 

「竜騎君!」

 

 

道中でパスパレメンバーに出会った。またまた探す手間が省けた。

 

 

「オシショー様、何か持ってますね?」

 

「もしかして、ホワイトデーっすか?」

 

「そう、お返しに回ってる所」

 

「あら、嬉しいわね。どうもありがとう」

 

「わーい!るんっ♪って来た!」

 

「リュー君のクッキーだ…」

 

「うお!?みっちゃん、何時から…!?」

 

「リュー君を感じたから…」

 

『凄いセンサーですね…(汗)』

 

「カー」

 

 

と言うよりは、カールに見つけて貰ったのだろう。まぁ…みっちゃんにも渡すから、手間は省けたけどね。

 

 

「はい、みっちゃんにも」

 

「ありがとう…リュー君♪んふふふふ~♪」

 

「凄いご機嫌っすね(汗)」

 

「カー」

 

 

こうして少し雑談を交え、その場を後にした。まだ返し切って無いからね。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【その他】

 

 

 

 

『管賀吹奏学園:管楽器工房』

 

 

 

 

「あら、辰巳じゃない」

 

「竜騎さん~!」

 

「よぉ…どうしたんだ?」

 

 

管楽器工房に来て早々、零一に楓と紫に出会う。

 

 

「ホワイトデーと言う事で、クッキー作った。零一も」

 

「おいおい…、まぁ後で食べるわ。ありがとな…」

 

「ありがとうございます~!」

 

「ありがとね」

 

「お前の彼女には渡したのか…?」

 

「これから、肝心だからね。うん…肝心だからね」

 

「何で2回も言うんだ…?」

 

「それだけ重要って事よね?」

 

『マイロード、そろそろ…』

 

「にー」

 

「と言う訳で、じゃあ!」

 

「また来て下さいね~」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

【アフグロ】

 

 

 

 

 

『羽沢珈琲店』

 

 

 

 

「いらっしゃいませ!竜騎先輩、こんにちは!」

 

「あ~リューさんだ~」

 

「親分!」

 

「オッス」

 

 

羽沢珈琲店に居るかと思って来てみたら、案の定アフグロメンバーが居た。(次いでに炎も)

因みに飲食店だから、ムーナは入れないのでドラゾーと外で待って貰ってる。

 

 

「もしかして、コーチしてくれるとか…?」

 

「違うよ。うん…違うよ」

 

「だから何で2回も言うんですか!?」

 

「もしかして、ホワイトデーですか?」

 

「トモ正解!と言う訳で、はい」

 

 

俺はそう言って、6人にクッキーを上げる。

 

 

「俺の分まで、スイヤセン親分」

 

「気にすんな」

 

「竜騎先輩、ありがとうございます!あぁ、先輩からのクッキー…食べるのが勿体無い…!」

 

「じゃあ、ひーちゃんの分はモカちゃんが食べるね~!」

 

「ちょっと!?私の分が無くなるから止めて!!」

 

「所で、湊さん達にもお返しはしたんですか?」

 

「これから、次は香澄ちゃん達の所にね」

 

「そうですか」

 

「じゃあ、俺はコレで」

 

「竜騎先輩、今度は一緒にお茶しましょうね!」

 

「また来て下さい!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【ポピパ】

 

 

 

『市ヶ谷家:蔵』

 

 

 

 

有咲の家に到着。有咲のおばあさんに許可を貰い、蔵に訪れた。

 

 

「お邪魔します」

 

「あ、竜騎先輩!!」

 

「竜騎先輩だ~」

 

『私も居ますが…』

 

「にー」

 

 

蔵に入って早々、香澄ちゃんとおたえに抱き着かれる。

 

 

「おい、いきなり過ぎるだろ!?すみません竜騎先輩…、毎回この2人が…」

 

「大丈夫、馴れたから…うん、馴れたから」

 

「最近、2回言う事多くなって無いですか…?(汗)」

 

「確かに兄貴、最近…2回言ってる様な…」

 

「………気のせいだお、ラーララー♪」

 

((誤魔化した…))

 

 

最近…有咲の言う通り、何故か2回言う事が多くなって来たなぁ。大事な事だからだろうか?←

 

 

「それで竜騎先輩、今日はどうしたんですか?」

 

「あぁ、ホワイトデーのお返しにクッキーを作ったから持って来た」

 

「わぁ…ありがとうございます!」

 

「竜騎先輩からのクッキーだぁ」

 

「俺の分まで、すみませんっす」

 

「ウサギさん用のクッキーは有りませんか?」

 

「ウサギ用は用意出来なかった…(汗)」

 

「ウサギ用…」

 

「まぁまぁ、竜騎先輩が作って来てくれたんだから」

 

「そうだよおたえ!キラキラドキドキしながら、竜騎先輩のクッキー食べよ!」

 

「うん、そうだね!」

 

 

どうにかウサギ用クッキーから解放された。

 

 

「所で竜騎先輩はこれからどうするんですか?」

 

「もしも時間が空いてるなら、一緒にどうですか?」

 

「あぁ、まだお返しを配り終えて無いんだよね…。後はリサ達だけでね」

 

 

そう、リサ達Roseliaが残ってる。お返しに行かないと…リサがまた暴走したら大変だからね………。

 

 

「それなら、行って上げた方が宜しいかと…」

 

「そ、そうですよ…」

 

「えぇ~、竜騎先輩行っちゃうんですか!?」

 

「もっと居たい~」

 

「お前等!?後で死ぬぞ!?」

 

「確かになぁ…」

 

「「………」」

 

 

香澄ちゃん達は直ぐに察した見たいなので、これ以上は言わなかった。そして俺は最後、リサ達の元へ向かった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

【Roselia】

 

 

 

 

 

『竜騎のアジト:玄関前』

 

 

 

 

 

「竜騎~♡」

 

「おっと…」

 

 

アジトの前にリサが居た。リサは俺を見て早々、抱き着いて来た。

 

 

「んもう、何処に行ってたの!?」

 

「ドラゾーもムーナも居なかったので、此処で待たせて貰いました」

 

「ホワイトデーだから、お返しにアチコチ行ってた」

 

「竜騎ってばぁ、律儀なんだから~☆」

 

「貰ったんだから、返さないとね」

 

 

そう、戻るまでにリサ達以外にお返しをした事を話した。リサ達は俺が帰って来るまでずっと待ってたらしい。

 

 

「でも、私達が最後と言うのはどうなのかしらね…」

 

「おにーちゃん、あこ凄く楽しみにしてたんだよ!」

 

「私も…です///」

 

 

そんなにクッキーが食べたかったのか…。

 

 

「と言う訳で、クッキーを作ったんだ…はい」

 

「あら、美味しそうね…」

 

「ウサギとか可愛いのも入ってる!!」

 

「可愛いです…」

 

 

今更ながら、形は可愛い動物にしてたんだよね…。やっぱり女子には良いらしい。

 

 

「にー」

 

「ムーナちゃん…、抱かせてくれるの?」

 

「にー」

 

『あ、紗夜様~!私もお返しです~!』

 

「あら、コレは手袋ですか…?ありがとうございます」

 

 

ムーナはゆきに甘え、ドラゾーは紗夜に手袋をプレゼントした。

 

 

「ありがとね竜騎♡」

 

「ありがとうございます…」

 

「喜んでくれて良かった…」

 

 

これで全員分のお返しは出来た。でも、まだ1つお楽しみが残ってるんだよね…w

それは後で分かる事だから、今は言わないで置く。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『竜騎のアジト:台所』

 

 

 

 

「竜騎~、来たよ~!」

 

「いらっしゃい」

 

 

俺は夜にリサを呼んで居た。そう、彼女であるリサには食事を作ったんだ。高級レストランまでとは言わないけど、それでも食べて欲しくて準備はしていた。

 

 

「わぁ…美味しそう☆デザートも作ったんでしょ?」

 

「まぁね」

 

「じゃあ食べよ!折角竜騎が作ってくれたんだもん☆」

 

「うん」

 

「「いただきます!」」

 

 

サラダにスープ、ステーキにアイスにドリンクと1から作った。それを2人で夜に楽しむと言う、デートでもあるシチュだ。

因みに灯りはローソクにしている。

 

 

「美味しい…♡竜騎、ありがとう♡」

 

「そしてコレもね…」

 

「それは…?」

 

「新しく作った、ネックレス。どうかな?」

 

 

俺が出したのは、手作りのネックレスだ。今日の為に前から作って置いた。

 

 

「あ、ありがとう…竜騎!アタシ嬉しいよ………!!」

 

「喜んでくれて何よりだよ」

 

 

リサの目には少し涙が見えた気もするが、今は言わないで置こう。

 

 

「んふふ~♡今日も2人きりだし、今日は存分に甘えるからね~☆」

 

「させないわよ」

 

「えぇ、させません」

 

「「!?!?」」

 

 

そんな時、ゆき達4人が現れた。まだ食事をしてると言うのに…。

 

 

「何で出て来るのかな~?」

 

「何時も…今井さんだけ、狡いです…」

 

「あこも!おにーちゃんの料理食べたい!!」

 

「と言う訳よ竜騎、私達のも作って頂戴」

 

「材料が無くなったお…」

 

「もしも作ってくれたら…」

 

「イイコト…しますから…////」

 

「ダメだからね!!」

 

「今井さん、何時も独占しないで下さい!」

 

「と言うか食事中だから、空気読んでよ!!」

 

 

ま~た始まった。やれやれ………バレンタインもホワイトデーも、こうなるオチだったか。

そして周りを落ち着かせて、まぁ料理したなぁ…。

その後は、全員の抱き枕にされたのは…また別の話。

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
ホワイトデー回でした!


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外伝19:氷川紗夜

相棒のリクで、紗夜です!


(紗夜視点)

 

 

 

「さて、コレで竜騎さんの差し入れも出来ました」

 

「お姉ちゃん、何処に行くの?」

 

「竜騎さんの家よ」

 

「あたしも行きたい!」

 

「日菜は丸山さんとの約束があるでしょ?」

 

「あ~、そうだった~。残念…」

 

 

今日は竜騎さんとギターの事で相談と言う事で、差し入れのケーキを作って向かう所。

日菜が自分も行くと言ってるけど、丸山さんとの約束を忘れてたみたい。全く…自由と言うか…。

 

 

「じゃあ、私は行って来るわ」

 

「行ってらっしゃ~い!」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『竜騎のアジト』

 

 

 

 

「おじゃまします」

 

「紗夜、いらっしゃい」

 

『紗夜様~!』

 

「おはようございます竜騎さん、それとドラゾーも」

 

 

竜騎さんの家に到着し、竜騎さんとドラゾーに出迎えられた。

 

 

「えっと、弾く時のタイミングですが…」

 

「だったら、こんな感じはどう?」

 

「流石は竜騎さん、とても参考になります」

 

 

竜騎さんと2人きりになるのは、随分と久しぶりな気がする。今日は今井さんも居ないので今日は楽しく過ごせそう。

 

 

「竜騎さん、今日はケーキを作って来たんです。宜しければ…」

 

「本当?ありがとう!じゃあ珈琲でも淹れるよ」

 

 

竜騎さんは嬉しそうにして、珈琲を淹れると言ってくれた。だけどその時…

 

 

『おい、マイロードは今はお取込み中だぞ!!』

 

「フーッ!!」

 

「「?」」

 

 

何やら騒がしいわね…。ムーナも凄く唸り声を上げてるし…

 

 

「「「兄貴(親分/竜騎様)!!!」」」

 

「お前ら、揃ってどうした…?」

 

 

光君に、日向君と鈴井君が突然やって来た。騒がしいわね…。

 

 

「兄貴!俺の方が兄貴の側に相応しいっすよね!!」

 

「親分と俺には、固い絆があるんですよね!?」

 

「竜騎様、私のであれば何時でも竜騎様の望む事を!ですので、お傍には是非私と…!」

 

『おい、無礼執事共!マイロードは今、紗夜様と大事な話をされてるんだ!邪魔するな!」

 

「「「うるせぇバカゾー!!」」」

 

『フギャッ!?』

 

「え………グフッ!?」

 

 

3人が竜騎さんの一番が自分だとアピールし始めた。ドラゾーはそれを止めるが、逆に吹っ飛ばされて………竜騎さんにヒットした!?

 

 

「「「あ………(汗)」」」

 

「竜騎さん、大丈夫ですか!?」

 

「みー!みー!」

 

「『………』」

 

 

竜騎さんはドラゾーと共に気絶してしまった。

 

 

「おい、テメェ等の所為で竜騎様が気絶したじゃねぇか!」

 

「いやいや、お前が投げたからだろ!」

 

「そもそも、テメェ等が親分の隣を取ろうとするからだ!」

 

「3人共…」

 

「「「!?」」」

 

 

私は彼らが鬱陶しくなったので、睨みつけました。すると彼らはブルブルと震え始めた。

 

 

「私とデュエルです…」

 

「氷川先輩…?」

 

「あ、あの…」

 

「早くしなさい…3人同時に」

 

「はい…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「シャーク・ドレイクで終わりです」

 

「「「ギャアアアアアア!?」」」

 

 

3人相手を纏めて吹き飛ばした。全く、竜騎さんをこんな事をしたのですから、償って欲しい物ですね。

 

 

「ん…」

 

「竜騎さん、大丈夫ですか?」

 

「あぁ…うん。3人どうしたの?」

 

「大丈夫です、粗相を起こしたので制裁しただけです」

 

「そうなんだ…」

 

『全く、無礼執事共と来たら…』

 

「にー」

 

「さて、ケーキを食べましょう」

 

「うん…」

 

『私も紗夜様の作ったケーキ、食べたかったです~』

 

「にー?」

 

 

それから、竜騎さんの淹れた珈琲と私のケーキでお茶会をした。

 

 

「美味しい…!」

 

「お口に合って良かったです。竜騎さんの淹れた珈琲も美味しいですよ」

 

「良かったよ」

 

 

竜騎さんはケーキを美味しく食べている。ふふ、美味しく食べてる顔を見てると此方も嬉しくなるわね。

 

 

「竜騎さん、頬にクリームが付いてますよ?」

 

「え?拭かないと…」

 

「ジッとしてて下さい…」

 

 

ペロッ…♡

 

 

「ふぁ!?」

 

『ああああああ!?』

 

「ご馳走様です…♡」

 

「紗夜も大胆だね…」

 

『マイロード、なんて羨ましい事を…!紗夜様、私にも~!』

 

「ロボットなので、先ず無理なのでは無いかと…?(汗)」

 

『ひ、酷いです~…!?』

 

「「あはははは」」

 

「にー」

 

 

暫くは楽しいお茶会が続きました。因みに3人はアレ以来…何故か私を見る度に震えて居るけど、気きのせいかしら?

 

 

 

 

Fin

 

 




ご観覧ありがとうございました!
紗夜は怒らせると大変です…w


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外伝20:白金燐子②

久しぶりの外伝です。
今回は燐子です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

 

「ん~…」

 

 

現在、独自の楽器の発明の為にプログラミング中。何かと思いついたら試作でも作って見たくなるもんだよねw

そんな時…

 

 

「竜騎さん…」

 

「あ、りん。いらっしゃい」

 

「お邪魔します…」

 

 

りんが自室にやって来た。何か困り事だろうか?

 

 

「今日はどうしたの?」

 

「竜騎さんと、2人きりで過ごしたいと…」

 

「後でリサも来るけ………ど…?」

 

「………」

 

 

何やら以前の…嫉妬で瞳の光を失ったリサの様な目をしてるよ。

 

 

「今は2人きりなのに…どうして今井さんの名前を、出すのですか…?」

 

「えっと…リサが来るから言って置こうかと…うん、リサが来るから…」

 

「2回言わなくても、伝わってます………」

 

「………(汗)」

 

 

リサに負けない圧力、告白する前はとても大人しかったのに…何故こうなった?

 

 

「愛の力ですよ…♡」

 

「読心術!?」

 

「ほら…どうぞ…♡」

 

「むぐっ………!?」

 

 

不意を突かれて、りんの豊満なおっぱいに顔を埋められる。りん…何故か俺には堂々とするよね………。

 

 

「今井さんよりも、大きいですよね…?好きにして…良いんですよ?流石に今井さんでも、私の様に奥まで埋めれませんから…」

 

「………////」

 

 

リサより凄いと言い張ってるよ、この人(汗)毎回な爆弾発言は心臓に悪いんだけどなぁ…。

と、流石に窒息しそうなので………

 

 

トントン…

 

 

「………?」

 

 

俺はりんに離して貰おうと、背中に触れる。

 

 

「もっと、しますね…」

 

 

ギューッ

 

 

更に強く締め付けて来たよ…。でも、柔らかいし…頭の殆どが見えないのでは………って、そんな事を冷静に分析してる場合じゃ無い!リサに見つかったら大変だ…!

 

 

「んぐぐ…」

 

「あ…そろそろ…」

 

「ぷはっ!」

 

 

理解してくれたのか、やっと解放された。

 

 

「今日は、ケーキを焼いたんです…食べて下さい♡」

 

「あ、ありがとう…」

 

 

そう言ってりんは、自宅で焼いて来たケーキを出す。苺と生クリームが美味しそう…。

 

 

「はい、あ~ん…////」

 

「ふぁっ!?り、りん…?」

 

「私も、慣れて無くて…恥ずかしいんです。ですので…その…食べて下さい…///」

 

「わ、分かったよ(汗)あ~ん…」

 

 

俺は赤面しているりんが差し出しているケーキを食べた。

 

 

「お、優しい味…!」

 

「お口に合って良かったです…♡今度は………」

 

「んむっ!?」

 

 

今度はりんがケーキを口に含んで、、口移しして来た!?

 

 

「ん………チュッ…」

 

「んん…」

 

 

ケーキを移したにも関わらず、りんの舌が入って来る。逃げても逃げても、逃げられない。

 

 

「ぷはっ………んふ♡」

 

「だ、大胆だね…」

 

「竜騎さんにしか、しませんから…」

 

 

俺限定なのね…。本当に人間って、何処で変わるのか分からない物だ…。

 

 

「リュウキ…?」

 

「!?り、リサ………!?」

 

 

後ろから聞き覚えのある声が…勿論、嫉妬で暴走を通り越してヤンデレ化したリサだった。

 

 

「燐子と楽しそうだね~?アタシもしてイイ?」

 

「ダメです…」

 

「燐子に言って無いよ~?」

 

「………(汗)」

 

 

この後、滅茶苦茶美味しく頂かれました←

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝21:コラボ回④

リクエスト作品です!
相棒、ka-主さんとのコラボ第3弾です!(IFストーリーです)


(竜騎視点)

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

「大丈夫…?」

 

 

何やら息が荒い彼。誰かに追われているのだろうか…?

 

 

「取り合えず、珈琲飲む?」

 

「はい…」

 

『マイロード、珈琲をお持ちしました』

 

「ありがとうドラゾー」

 

「ろ、ロボット…?」

 

『どうぞ』

 

「あ、どうも…」

 

 

そう言って彼に珈琲を出すドラゾーを見て、彼は何これと言わんばかりに驚きを隠せない模様。

 

 

「えっと、俺は辰巳竜騎って言うんだけど…オタクは?」

 

「大江神楽です…高校3年です」

 

「あ、同い年なんだ!じゃあタメ口で良いじゃん!」

 

「あ、あぁ…」

 

 

彼はどうやら、俺と同い年の様だ。いやぁ…最近はこう言う展開が多いなぁ←

 

 

「所で何でドラゾーの口から?何かから逃げてた様だけど…」

 

「じ、自分の彼女から………逃げてた」

 

「………え?」

 

 

自分の彼女から逃げて来た…?これもパラレルワールドとやらか?俺の周りは何故か多いな………。

 

 

「その彼女、凄く優しいんだけど………ヤンデレ化すると暴走したりと、それで色々あって逃げてたら………」

 

『マイロードのガレージに出て来たと…言う訳ですね』

 

「普段からそうなの?」

 

「ううん、数年ぶりに再会して付き合い始めたんだけどさ………何か凄い暴走と言うか、愛が重いんだ。別の女性と話してただけで………」

 

(うん、凄く分かる………。俺もそうだし(汗))

 

「何時も作ってくれてる筑前煮や酢の物…凄く美味しくて」

 

(ん?………リサにソックリじゃない?)

 

 

そう、筑前煮と酢の物の部分まで似てるって………まるでリサのまんまじゃん!?でも、似てるだけで有って、何の保証も無い。無理に詮索するのも引ける(汗)

 

 

「しっかし、これからどうするか…」

 

「じゃあ…ゲームでもする?気分転換も大事だよ?」

 

「え…うん…良いけど」

 

「と言う訳でドラゾー、コントローラー持って来て!」

 

『はーい、承知しました!』

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「うわ、武器の刃を研がないと…」

 

「ドラゾー、援護頼む!」

 

『この武器、かなり難しいです~!!』

 

「にー」

 

 

現在は協力プレイのゲームで、手強いモンスターを退治している模様。俺と神楽君は攻撃、ドラゾーが支援と言う形。ムーナは………応援を頼んでいる。

 

 

「俺がやる!おおおおおおお!!」

 

 

神楽君が最後の一撃を放つ。すると…

 

 

『ギャギャギャアアアアアアア!!』

 

『やりました!!』

 

「た、倒した!!」

 

「にー♪」

 

 

見事に決まって、全員で勝利を喜んだ。

 

 

「いやぁ、ナイスなファイナルアタックで」

 

「ソコはフィニッシュって言って欲しいな」

 

「「あはははは」」

 

『すっかりと仲が良くなってますね』

 

 

と笑い合ってると…

 

 

「!?」

 

『わわわ!?体が消えかかってます!?』

 

「にー!?」

 

 

本当だ、この展開って………元の世界に戻るって言うオチだろうなぁ…うん、だろうなぁ。

 

 

「元の世界に帰ったら、彼女と向き合うよ。君から貰った勇気も有るしね…」

 

「そっか、頑張って!」

 

『私も陰ながら応援してます』

 

「にー」

 

「じゃあね」

 

 

神楽君はそう言って、元の世界へと帰った。

 

 

「それにしても、どんな彼女なんだろう?」

 

『案外、名前も似てたりして…』

 

「にー」

 

「あ、あはは…」

 

 

何時か、神楽君の彼女………見て見たいなぁと、1人思うのであった。

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
今回のコラボは相棒のKa-主さんの作品、『青薔薇ぼベーシストはヤンデレなのか?』の主人公、大江神楽君でした!


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外伝22:宇田川あこ

あこの誕生日回です!


(竜騎視点)

 

 

 

『竜騎のアジト:リビング』

 

 

 

 

 

「コッチはOK!リサ、料理の方は?」

 

「バッチリだよ!」

 

「そっか、紗夜の方は?」

 

「此方も飾り付け完了です」

 

 

現在、あこの誕生日会の準備の為にリサと紗夜の協力を借りて準備する。

 

 

ピンポ~ン♪

 

 

『マイロード、巴様が来られてます!』

 

「お、上がって貰って!」

 

 

あこの姉、トモが来た様だ。やっぱり姉妹一緒で無いとねぇと思い、呼ぶ事にしたのだ。

 

 

「お邪魔します!」

 

「ヤホー」

 

「お誘い、ありがとうございます!あこの為にパーティまで開いて貰って…!」

 

「今は準備してるから、ゆっくりしてて」

 

「そうだよ~☆巴はプレゼント準備してる?」

 

「勿論ですよ!」

 

「後は、白金さんと湊さんが宇田川さんを連れて来るだけですね」

 

 

そう、此処まで準備も完璧に出来てる。後はりんとゆきが、あこを連れて来るだけだ。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「お待たせ」

 

「お邪魔します…」

 

「ヤッホー!あれ、お姉ちゃんも一緒だ!」

 

「あぁ。竜騎さんに誘われたんだ」

 

 

ゆきとりんがあこを連れて来て、コレで揃ったかな。

 

 

『私も来ましたよ~!』

 

「にー」

 

「ドラゾー、何処行ってたんだ?」

 

『野暮用です』

 

「ムーナちゃん…!」

 

「にー」

 

 

さて、改めて………

 

 

「あこ!」

 

「「「「「お誕生日、おめでとう!」」」」」

 

『おめでとうございま~す!』

 

「にー!」

 

「皆、ありがとう!あこ、凄く嬉しい!!」

 

 

あこは目を輝かせながら、お礼を言う。

 

 

「アタシの手作りケーキ有るよ!」

 

「私が作った料理も」

 

「わ~い!」

 

「良かったな、あこ!」

 

「あこちゃん、コッチにも…」

 

 

料理を頬張るあこ、見ててまだ幼いだろうけど…少しずつ成長してるのは分かる。

 

 

「あこ~、コレはアタシ達Roseliaからのプレゼント!」

 

「わぁ!ドラムスティックだぁ!凄く格好良いデザイン!」

 

「喜んでくれて良かったわ」

 

「あこ、コレはあたしからだ!」

 

「わぁ、あこが前から欲しかったゲームだ!お姉ちゃん、ありがとう!」

 

 

リサ達のドラムスティック、トモから欲しかったゲームをプレゼントされる。そして俺達はと言うと…

 

 

「俺達からは、持ち運び式ドラム!あこの好みのデザイン!」

 

『ワイヤレスイヤホンに加え、音の衝撃を軽減可能なクッション付きです!』

 

「わぁ!おにーちゃん、ありがとう!あこ凄く嬉しいよ!ドラゾー君もありがとう!」

 

『いえいえ』

 

「じゃあさ、今日は皆でこのゲームしようよ!8人まで出来るって!」

 

「お、じゃあゲームしますか」

 

「負けません…」

 

 

こうして、ドラゾーを含めた8人でワイワイとゲームをした。あこも楽しそうで、朝までやったのは別の話。

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝23:竜騎の日常

リク作品です。


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

「さて、今日はこのパックを10BOX買ったから…開封の日だ」

 

 

自室で楽しみにしてたカードパックのBOXを10箱の開封だ。この日の為にお金も貯めていて、予約していたのだ。

 

 

「竜騎~!って、また凄い量のパックだねぇ」

 

「まぁね」

 

「アタシも一緒にして良い?」

 

「良いよ~」

 

 

と言う訳で、やって来たリサも一緒に開封する事にした。

 

 

「あ、可愛いカードが出た!」

 

「レアリティはRかぁ…でも、汎用性もありそうだし…高くなるかも」

 

「高くなるって、どれだけ?」

 

「物によるからなぁ…俺の厳重にしてあるカードも、10年以上も前のレア物だと…100万とかの価値になるって、鑑定士が言ってた」

 

「100万!?カード1枚でそんなに…(汗)」

 

「うん、そしてこのBOXでは…極稀にしか手に入らない、凄いレアカードが封入されてるらしい…」

 

「おぉ!当てたいねぇ!アタシも見つけて、売っちゃお!」

 

「何!?俺の買ったBOXで取られる訳には行かない…!」

 

 

俺もそう思って、せっせとパックを剥いた。

 

 

「お、欲しかったドラゴン族だ!」

 

「へぇ…って、昆虫!?やだやだ!?」

 

「カードでもダメなんかい…」

 

「ダメなの!!竜騎だってカタツムリは無理でしょ!?」

 

「あぁ…もう平気だお」

 

「へぇ…。じゃあ…竜騎の高価なカードコレクションを売るのと、アタシの調教…どっちがいい?」

 

「うえぇ!?」

 

 

な、何て事を言って来るんだ…!?最悪の選択肢じゃないか…

 

 

「何方もパスで…」

 

「じゃあ…後で美味しい人気店で奢ってね♪」

 

「分かった…」

 

 

まぁ、それくらいなら大丈夫だろう。さてさて…開封に戻ろうか。

 

 

「う~ん、やっぱり極稀だから当たらないかぁ…」

 

「そうだね~。確率が低すぎるよ~」

 

「ま、欲しかった汎用性が当たったから良しとしよう」

 

「アタシの、この天使族も貰って良いの?」

 

「うん、良いよ~」

 

「んふふ~♡ありがと竜騎♡」

 

 

ふぅ…最悪の選択肢からはどうにか避けれたなぁ。さて…人気店って言ってたっけ…調べて見ると。

 

 

「わぉ…人気店、入れるか?」

 

「あ、アタシが予約したから大丈夫だよ☆」

 

「おいおい、準備良いな」

 

「だって、今日は2人きりだもん☆」

 

「じゃあ行こっか…」

 

「うん☆」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

あの後に、リサの行きたい人気店へと行った。リサの予約のお陰で、どうにか並ばずに入れた。

 

 

 

「う~ん☆この料理の味付け、凄くアタシ好みだよ~♡」

 

「うん、流石はリサ!」

 

「でしょ~?今日は楽しく平和で過ごせそうだね♡」

 

「確かに今日は、平和な日常だなぁ」

 

 

うん、確かに今日は平和だと思う気がする。何時もの乱入とかは無いけど、偶には悪く無いか。

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに。


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外伝24:今井リサ&湊友希那

今回、タイトルで複数は初です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

「友希那~?竜騎はアタシとイチャイチャしてるんだけどなぁ~?」

 

「言った筈よ?いくらリサでも譲れないって…」

 

「はぁ………」

 

 

えぇっと…幼馴染2人の取り合いが始まってます。本当、飽きないよなぁ…。

 

 

「今日はアタシと竜騎は、イチャイチャと部屋で楽しく過ごすからさ☆友希那は何時も通りに、音楽の事をすれば良いんじゃ無いかな?」

 

「聞き捨てならないわね。私は音楽と竜騎を愛して居るのよ?」

 

「んふふ~☆」

 

「ふふふ…」

 

「お~い…」

 

「「何~?/何かしら?」」

 

 

言い合ってる所だけど、どうにか呼び止めると2人揃って怖い笑みを浮かべている。

 

 

「そろそろ昼を作るからさ…」

 

「そうだね☆アタシも手伝うよ竜騎♡」

 

「わ、私も…」

 

「友希那は料理出来ないでしょ~?大人しく待っててね~☆」

 

「………出来るわよ(怒)」

 

「強がっちゃって…、無理しなくて良いんだよ~?」

 

「行くわよ竜騎…」

 

「え!?」

 

 

ムキになったゆきが、俺の腕を引っ張る。

 

 

「ちょちょちょ…」

 

「友希那~?竜騎から離れてよ~!!」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「はい竜騎、あ~ん♡」

 

「あ~ん…」

 

「………」

 

 

あれから3人で料理をする形になった。ゆきの包丁の扱いとか、若干(?)危なかった気がするけど………(汗)

 

 

「どう?アタシの味付けの方が美味しいでしょ?」

 

「竜騎、次は私の…あ~ん」

 

「あ、あ~ん」

 

「むぅ…」

 

 

リサが食べさせてくれれば、ゆきの方も負けじと食べさせて来る。因みにゆきは味噌汁を作ってくれたのだが…まぁ美味い。

 

 

「竜騎、アタシのエビチリも美味しいでしょ♡」

 

「うん…」

 

「竜騎、味噌汁は沢山あるから飲んで…♡」

 

「飲むから落ち着いて…」

 

 

2人がグイグイと食べさせようと押して来る。食事もお腹何時も以上に一杯になった………気がする(汗)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

その夜…

 

 

 

 

 

 

「竜騎~♡」

 

「んむ………」

 

 

夜、リサとゆきが泊る事になって現在はリサの胸に埋まってる状態だった。

 

 

「友希那じゃあさ、この柔らかさは味わえないよね~?んふふ~♡」

 

「んく………」

 

「ん?背中に触ってるけど、離して欲しいのかな?んふふ~、ダ~メ♡もっとアタシのおっぱいで、ギュ~ってして上げるから♡」

 

「んむむぅ…」

 

 

離して欲しいと背中に触れるけど、リサは断って更に締め付ける。

 

 

「リサ、竜騎が窒息するから離しなさい…」

 

「!?」

 

 

そんな時、部屋に来たゆきが俺を引っ張って救ってくれた。

 

 

「ちょっと~?アタシが今はイチャイチャしてるんだけどなぁ?」

 

「良いじゃない、全く私が少し居ない間に抜け駆けして…」

 

 

ギュッ♡

 

 

「んむ!?」

 

 

そう言うゆきも、リサと同様に胸に俺の顔を埋め始めた。

 

 

「ふふ、私も以前より大きくなったの…分かるわよね?」

 

「んん…」

 

「友希那~、アタシがするから離れてよ~☆」

 

 

ムギュッ♡

 

 

「だったらアタシもまた埋めるだけだから~♡アタシの方が気持ち良いよね~、竜騎♡」

 

「私の方よね?」

 

「………」

 

 

2人のおっぱいに挟まれ、気絶するのも時間の問題だった。そして既にもう………

 

 

「「あ………」

 

「キュウ~…」

 

 

 

 

 

 

 

(竜騎視点END)

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝25:今井リサ④

リサの誕生日、2回目です!


(リサ視点)

 

 

 

 

『道中』

 

 

 

 

「竜騎、今日はどうしたんだろうなぁ?」

 

 

えっと、竜騎と今日は待ち合わせと言う事で駅まで向かってるよ~☆

 

 

「やほー!」

 

「竜騎、お待たせ~♡」

 

 

駅で早速竜騎を発見!アタシが竜騎を見逃すわけ無いじゃん☆うん、無いじゃん☆最近は竜騎の口調を真似する事が多くなったなぁ…んふふ~♡

 

 

「それで、何処に行くの?」

 

「うん、有名な遊園地のチケットが2枚あるから行こう」

 

「本当!?じゃあ早速行こうよ!」

 

 

竜騎、あの有名な遊園地のチケットを手に入れたんだ!中々手に入らないって聞いてたけど、竜騎ってば本当に抜け目が無いよね~☆でも、そんな竜騎も大好きだよ♡

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『遊園地』

 

 

 

 

 

「キャアアアアア!!」

 

「アハハ!」

 

 

最初はお約束のジェットコースターに乗ってるよ!コレが楽しくてつい叫んじゃったよ~☆

 

 

「ジェットコースター、楽しかった!次は何処が良い?」

 

「今度は、ゴーカートはどう?」

 

「良いね!」

 

 

その後はゴーカートからコーヒーカップ、ランチと色々と回った。勿論ながらお土産も買ったよ~☆(竜騎のお金でね☆)

 

 

「楽しかった~♪時間が経つのもあっと言う間だね~☆」

 

「そうだね」

 

 

竜騎と2人で遊園地を楽しめて満足だよ~♡でも時間が経つのはあっと言う間だね~☆

 

 

「さて、メインイベントもあるからホテルに行こう」

 

「ホテル?まさか泊りとか?」

 

「どうだろうね?」

 

「んもう、焦らすよねぇ~☆」

 

 

ホテルで何をするんだろう?楽しみで仕方が無いよ~♡一緒の部屋でイチャイチャかな?んふふ~♡

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『ホテル』

 

 

 

 

「辰巳様、今井様。本日はようこそお越し下さいました!総帥から貸し切りとお伺いしております」

 

「か、貸し切り!?!?!?」

 

 

いやいやいや!ホテルを貸し切りって、そんな事出来るの!?総帥って言ってたから、水乃のお爺さんに間違いは無いだろうけど………(汗)

 

 

「では、彼方の方でお召し物を…」

 

「え?」

 

「じゃあ後でね」

 

「う、うん…」

 

 

そう言って、スタッフの人に更衣室へ案内して貰った。

 

 

「こ、こんな豪華なドレス…アタシ初めて…////」

 

 

とても豪華な赤いドレスを着て、アタシは凄く驚いてる。芸能界や女優が着そうなドレスだし…緊張するなぁ…////

そう思いながら歩いてると………

 

 

「お待たせ!リサ、似合ってるよ」

 

「竜騎!竜騎も凄くカッコイイよ…///」

 

 

やって来た竜騎も、黒いスーツに青いネクタイで決めててカッコ良かった!ん~、流石はアタシの竜騎!凄く似合ってるよ~♡

 

 

「さ、会場に行こうか!」

 

「うん…!」

 

 

ガチャリ…

 

 

「「「「お誕生日おめでとう!!!!」」」」

 

「ゆ、友希那!?それに紗夜達も………?」

 

 

扉を開けた瞬間、其処には同じく豪華なドレスを着た友希那達が居た。しかも誕生日って………あ!今日は…

 

 

「そうだ、アタシ…今日は誕生日だった…」

 

「皆で、リサをお祝いしようと…このホテルを貸し切りにして貰ったの」

 

「頼んだのは竜騎さんですけど…」

 

「リサ姉に喜んで貰おうと思ってね!」

 

「喜んで頂けて、良かったです………」

 

「そう言う事、おめでとうリサ!」

 

「竜騎…皆………ありがとう!」

 

 

それからアタシ達は誕生日パーティを楽しんだ!

 

 

 

 

 

 

 

(リサ視点END)

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
リサの誕生日回、2回目でした!


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外伝26:松原花音

今回は外伝初の花音です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

『動物園』

 

 

 

 

「ほらムーナ、パンダが居るぞ」

 

「にー」

 

『彼方はキリンが居ますね』

 

 

今日はムーナとドラゾーを連れて動物園に居る。偶にはムーナも楽しめる場所に連れて行って上げて、遊んであげないと。

 

 

『この後1時間後、ペンギンショーが始まります!お越しのお客様は会場にてお願い致します!』

 

「お、ペンギンショーか」

 

「にー?」

 

「ムーナもペンギン見たい?」

 

「にー♪」

 

『ではペンギンショーの前に珍しい動物が居ると言う「ふえぇぇ…此処何処~?」………何処からか聞き覚えのある声が………(汗)』

 

 

うん、ドラゾーの言う通り聞き覚えのある声が聞こえた。そう…水族館で起こった状況と同じだった。

 

 

「あ、竜騎君~!!(泣)」

 

 

やっぱりカノちゃんだったわ。動物園とか水族館で毎回この状況とは、今回もチサかな?

 

 

「またチサと逸れて迷子?」

 

「ううん、今日は1人でペンギンショーの為に動物園に来たの…。でも…何処にあるか迷って、何時の間にかお昼になっちゃってるから………ふえぇ…」

 

「そ、そう…」

 

「竜騎君、一緒にペンギンショー見よう?」

 

「あ…えっと………」

 

「一緒ニ見ヨウ…?」

 

「あ、はい………」

 

 

気のせいか?カノちゃんが一瞬、黒くなって居たのは?(汗)

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

それから一緒に歩いては居るが………

 

 

 

 

「にー」

 

「どうしたムーナ………って、また居なくなってる!?」

 

『私が探して来ます!!』

 

 

早速だが、カノちゃんが既に迷子になっていた。行き成り過ぎる………(汗)

 

 

「ふえぇ…ごめんなさい」

 

「だ、大丈夫だから…」

 

「にー」

 

 

そう言いつつも、それから何回も迷子になっては探して…そしてムーナを抱いたまま迷子にまでなってしまう物だから大変だった。

 

 

「本当にごめんなさい…」

 

「ムーナも一緒に迷子になるとはねぇ…」

 

「にー?」

 

『まぁ、取り合えずは時間までに会場に到着は致しましたね』

 

 

そして時間ギリギリで会場に到着した。

 

 

『只今より、ペンギンショーが始まります!小さい赤ちゃんペンギンから、大人のペンギン達がやって参ります!それではどうぞ!』

 

 

アナウンスと共にペンギン達がやって来た。

 

 

「可愛いね…!」

 

「そうだね~」

 

 

ギュッ…

 

 

「カノちゃん?」

 

「リサちゃんが居ない時だけ、こうしてたいな…」

 

「えっと…」

 

「コウシテタイナ………」

 

「わ、分かった…(汗)」

 

『花園様と言い、最近増えてますね。ヤンデレ化する人………(汗)』

 

「にー?」

 

 

ドラゾーの言う通り、何でこう…ヤンデレ化が増えてるのだろうか?ペンギンは可愛いんだけど…そう、ペンギンは。

 

 

「私ハ?」

 

「可愛いよ(汗)」

 

 

地獄耳だった…。

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝27:白金燐子③

今年の燐子の誕生日回です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

 

『カモンドリーム』

 

 

 

 

「流石有名なテーマパーク」

 

「そうですね、人が多いです…」

 

「りん、大丈夫?」

 

「はい…竜騎さんと一緒ですから////」

 

 

今日はりんの誕生日と言う事で、日本で最も有名なテーマパーク『カモンドリーム』へと来ていた。

今はりんのやってるゲームのコラボしたアトラクションがあるらしく、今日は2人で来ている。(リサ達の説得には苦労したが)

 

 

「じゃあ、早速行く?」

 

「はい…!」

 

 

そう言う事で先ずはゲームとコラボした『ジェットコースター』へ行く事にする。

 

 

「キャアアアアアアア…!?」

 

「大丈夫~?」

 

「は、はい~…!?」

 

 

りんは若干目を回してるが、楽しそうに満喫している様だ。

 

 

「落ち着いた?」

 

「はい…ありがとうございます。では次はアソコに…行きませんか?」

 

「うん、シューティングだね!」

 

「はい…」

 

 

そう言う訳で、続いてはシューティングを楽しめるアトラクションへと向かう。

 

 

「竜騎さん、ソッチに行きました」

 

「了解!」

 

 

りんの射撃の腕、かなりの物だなぁ。俺も自身は有るけど…ゲームしてるりんって、すごい別人に感じるのは気のせいだろうか?

 

 

「愛の力です…」

 

「最近、その台詞多いね(汗)」

 

「はい、竜騎さんとですから」

 

「アハハ…」

 

 

そう言いつつも、襲い来るモンスターを銃で倒して行く。

 

 

『グガアアアアアアア!!』

 

「ボスか…」

 

「竜騎さん…!」

 

「了解!」

 

 

最後に現れたボスと対峙し、りんと共に連携射撃をする。

 

 

「俺が動きを止める、トドメは頼む!」

 

「はい…!」

 

 

俺がボスの関節を狙い、りんに弱点である目を攻撃してトドメを刺して貰う事に専念する!

 

 

「これで、終わりです…!」

 

 

チュドーンッ!!

 

 

『ギャアアアアアアアッ!?』

 

「やった…!」

 

「りん、やったね!」

 

「はい…!」

 

 

ギュッ!

 

 

りんのトドメの一撃でボスにトドメを刺して勝利を手にした。その際に、りんが俺に抱き着いて来た。コレ…リサに見られてたら死んでたかも知れん(汗)おっぱいも大きいから…感触凄い////

 

 

「おめでとうございます!クリアしたお2人には、此方のお食事券2万円分を授与します!」

 

「おぉ!」

 

「凄いです…!」

 

「なら、2人で食事する?」

 

「あの…その事なんですけど…、今井さん達も一緒に、どうですか?」

 

「りん…?」

 

 

りんがまさか、リサ達も一緒にどうだと言う話には驚いた。

 

 

「良いの?」

 

「はい、皆さんと一緒に食事をするなら…」

 

「分かった」

 

 

と言う訳で、この後リサ達に連絡して一緒に食事をする事になった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『レストラン』

 

 

 

「それじゃあ改めて、燐子」

 

「「「「「お誕生日、おめでとう!」」」」」

 

 

現在、レストランにてりんの誕生日会をしている。店には許可を貰って、店のスタッフも色々とサービスしてくれている。

 

 

「りんりん、ありがとう~!」

 

「まさか、私達も呼んで貰えるなんてね」

 

「えぇ、白金さんのお誕生日だと言うのに私達まで誘って頂いて」

 

「いえ、私も皆さんと楽しみたかったので…」

 

「んもう、燐子ったら~!今日は竜騎を独り占めしようとする計画だと思ってたけど、アタシ…感動しちゃったよ~☆………ちょっとだけね、うん…ちょっとだけ」

 

「何故2回も言うのですか…?」

 

「後、俺の台詞!?」

 

「竜騎~?今日の事はまた別で埋め合わせしてね~☆」

 

「それはまた今度。今はりんの誕生日なんだから」

 

「んもう~、竜騎ってば真面目なんだから~!でもそんな竜騎も好きだよ~♡」

 

 

リサはまぁ、今日は暴走せずに済んでるな。やれやれ…(汗)

 

 

「竜騎さん、皆さん…今日は本当に、ありがとうございます…」

 

「改めておめでとう、りん!」

 

「お待たせ致しました。特性ケーキでございます!」

 

「わぁ…!」

 

「コレは凄いわね…」

 

 

とても鮮やかなフルーツやお菓子を使った、大きなケーキが出て来た。それも1ホールで←

 

 

「ふふ…皆さん、食べましょう」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

FIN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝28:湊友希那③

友希那の誕生日、その2です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

 

『友希那の部屋』

 

 

 

 

「お邪魔します」

 

「上がって頂戴、ダーリン…♡」

 

「ダーリンって…」

 

「今日は私の言う事を聞いて貰うわよ?それに…ずっとでも良いわ////」

 

「アハハ…(リサに怒られないか?(汗))」

 

 

そう思いながらも、今日はゆきの誕生日なので黙って受け入れる事にする。ゆきが今日はダーリンになってとの事で…うん、何故だろうね?

 

 

「にー」

 

「あ、ムーナちゃん…!ムーナちゃん、今日の私は竜騎のハニーなのよ」

 

「にー?」

 

 

ムーナはゆきの言葉を聞いても、不思議そうに首を傾げる。

 

 

「さてと、それで今日だけ夫婦で何をするんだ?」

 

「ベッドでお昼寝しましょ?」

 

「寝て過ごすのか?」

 

「1時間だけよ…///勿論、ムーナちゃんも♪」

 

「にー♪」

 

 

何故ベッドで寝るのかは分からんが、今日は仕方ない。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

『竜騎のアジト:自室』

 

 

 

 

「んふふ、暖かいわね」

 

「暑かったりしないのか?」

 

「あら、貴方との愛の暑さなら大歓迎よ?」

 

「さいですか」

 

「にー」

 

 

何時もより素直にデレているゆき。

 

 

「ねぇ竜騎…」

 

「ん?」

 

 

チュッ♡

 

 

「んむ!?」

 

「ん………♡」

 

 

そして寝ながら、ゆきに唇を奪われる。毎回思うが俺…良く唇だけは奪われやすいなぁ。

 

 

「ん…美味しい誕生日プレゼントの1つは頂いたわ。リサ達はまだ来ないから…今の内にね」

 

「え?」

 

「にー?」

 

 

あぁ…準備中だと思われるリサ達の居ない所でやりたい放題と言う訳ね。俺…命持つかな?

 

 

「リサ達の事を考えるのは、今は止めなさい」

 

「………(汗)」

 

「今日は誕生日なんだから、リサ達に文句は言わせないから」

 

「そ、そう…」

 

「アタシが何かな~?」

 

「「え?」」

 

 

ゆきと2人でベッドに居たら、お約束事項として………リサが居た。

 

 

「ちょっと友希那~?誕生日とは言えど、流石にコレは許せないよ~☆」

 

「良いじゃない。今日は私が主役なのだから…」

 

「竜騎もさ~、何でベッドの中を許したのかなぁ?」

 

「えっと…(汗)」

 

 

ヤバイ…コレは調教の前触れだ…!!マズい………非常にマズい。

 

 

「アタシも一緒に寝るもん!」

 

「「は?」」

 

 

ボフッ!

 

 

「にー!?」

 

「おいおい…」

 

「ちょっとリサ!?」

 

「んふふ~♡」

 

 

調教は避けられたが、リサが一緒になってくっ付き始めた。俺は2人の幼馴染にサンドイッチ状態にされた。

 

 

「おにーちゃ~ん!準備で来たよ~!」

 

「今井さん、遅いですって………!?」

 

「何を…しているのですか………!?」

 

「「「………あ」」」

 

 

そんなこんなで、今度は紗夜にあこ…りんまで来た。更にマズい(汗)

 

 

「遅いと思ったら…何をしているのですか!!」

 

「リサ姉と友希那さんだけズルイ!」

 

「私と、変わって下さい………!」

 

「やだよ~!アタシを差し置いて竜騎とくっ付くなんて、認めないからね!」

 

「と言うか、今日は私が主役なのだから良いでしょ?」

 

「そう言う問題では有りません!」

 

「落ち着かない?」

 

「「「「「黙ってて!!」」」」」

 

「………」

 

 

何て理不尽なんだ…!この言い争いが終わるまで、パーティーはお預けなままであった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

それから暫くして………

 

 

 

 

 

「友希那~!お誕生日、おめでとう!」

 

「「「「『おめでとう(ございます)!!!』」」」」

 

「ありがとう」

 

 

本格的な誕生日パーティーを開始出来る様になった。(ドラゾーも止めるのを手伝ってくれた。)

 

 

「にー♪」

 

「ムーナちゃんも、お祝いしてくれるの?」

 

「にー♪」

 

「それでそれで、皆の誕生日プレゼントだよ!」

 

「ほい」

 

「………!!////」

 

 

そこで用意したのは、手作りの猫グッズ盛沢山。当然ながらゆきの目はキラキラと輝いている。

 

 

『凄く喜びの感情が上昇しておりますね』

 

「にー」

 

「皆、ありがとう…」

 

「さぁて、じゃあ皆でご馳走を食べようよ!」

 

「そうしよう」

 

 

そしてゆきの誕生日プレゼントが始まる。因みに食事中でも、ゆきは猫グッズに夢中であった…。

 

 

 

 

 

FIN




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝29:松原花音②

花音回、その②です!


(竜騎視点)

 

 

 

 

『駅前通り』

 

 

 

 

 

「駅へ行くのも久しぶりだなぁ」

 

 

久しぶりに秋葉原に行きたくなったので、今日は1人で行こうと駅へ居る。目的は新しい発明の為のパーツ、秋葉原なら店も部品も沢山あるからだ。

 

 

「ムーナはドラゾーに頼んでるし、大丈夫だろう」

 

 

そう思い、切符を買おうとした時だった。

 

 

「ふえぇ…此処何処~?」

 

(あ、またカノちゃんだ)

 

 

流石に今回は秋葉原に行くから、今回は此処でアデュー!

 

 

「あ、竜騎く~ん!!助けて~!」

 

「!?」

 

 

俺は全速力でその場を離れた。

 

 

「えぇ!?」

 

 

俺はそう言って去った。今回はやむを得なかったんだ…許して欲しい。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『駅:ホーム』

 

 

 

 

「はぁ、後は電車を待つだけだ」

 

 

そう言いながら、秋葉原へ向かう電車を待つ。それにしてもカノちゃん…またチサと待ち合わせて迷子だったのだろうか?

 

 

「竜騎く~ん!!」

 

「うえぇ!?」

 

 

そんな風に思ってたら、何故か俺を追い掛けて来てるよ!?何時もなら迷子が続くパターンの筈なのに!?

 

 

「どうして私を置いて行ったの…?何時もの竜騎君なら…助けてくれるのに」

 

「あぁ…もう直ぐ秋葉原行きの電車が来るから…気付いて無かった。ゴメン」

 

「エ?気付イテタヨネ…?」

 

「ううん、全くk…」

 

「気付イテタヨネ…?」

 

「………」

 

「気付イテタヨネ…?」

 

 

どうしよう、以前の様にヤンデレ化してるよ!?

 

 

「それで…何か用?」

 

「千聖ちゃんを探して貰おうとしたけど、今から竜騎君に付いてくね」

 

「は?」

 

 

いやいや、チサと待ち合わせしてると言うのに何を言ってるの!?

 

 

「良いよね?もしも断ったら…」

 

「断ったら…?」

 

「リサチャンニ、アル事無イ事…言イ付ケルカラ………」

 

「勘弁して!?」

 

 

リサに捏造された内容を言い付けられたら、間違い無く死ぬ!調教では済まない(汗)

 

 

「分かった、連れて行くだけだから…」

 

「ウン、分カッテクレレバ良イヨ」

 

 

こうして、カノちゃんも一緒に秋葉原へ向かう事になった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『秋葉原:カフェ』

 

 

 

 

 

「ふう…取り合えず必要なパーツは買えた」

 

「ふふ、良かったね」

 

「所でさぁ…」

 

「何?」

 

「何時まで一緒に居る気?」

 

 

そう、用事が終えたと言うのに何故カノちゃんはまだ一緒に居るのだろうか?しかもカフェに何故居るのだろうか…俺も含めて←

 

 

「リサチャンニ…」

 

「分かりました…」

 

 

はぁ…リサにチクられる訳にはいかない。だから今日は大人しくするしか無いか。

 

 

「此処のケーキ、美味しいね」

 

「うん…(甘いけど何か別の味も感じる)」

 

 

う~ん、ヤンデレの味と言う奴か?(どんな味だ)

 

 

「さて、コレが終わったら帰るとしようかな」

 

「え…?早過ぎるよ?」

 

「おいおい…チサは良いのか?」

 

「千聖ちゃんなら、多分大丈夫だよ」

 

「何が大丈夫なのかしら?」

 

「!?!?」

 

「え?」

 

 

ふと、何処からともなく黒い何かを含んだ声が聞こえた。そして横を向くと…

 

 

「ふふ…(黒)」

 

「ち、チサ…」

 

「ふえぇ!?千聖ちゃん…!?」

 

 

何時の間にか、ニッコリと青筋を立てて笑顔を向けているチサ…“白鷺千聖”が居たからだ。

 

 

「花音が私との待ち合わせを放り出すなんてね。しかも竜騎さんと楽しそうにね…?」

 

「ふえぇ…!?」

 

「竜騎さん、どうして私を誘ってくれなかったのかしら?」

 

「カノちゃんが無理やり付いて来ただけ…」

 

「2人共、正座…」

 

「落ち着いて…」

 

「せ・い・ざ!」

 

「「は、はい…」」

 

 

結局、チサに怒られてしまうハメに。しかも…

 

 

「竜騎クン…覚エテ置イテネ?」

 

(理不尽)

 

 

 

 

 

 

 

Fin

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!


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外伝30:Roselia

バレンタイン回です!


リサSide

 

「んふふ~☆ 今日はバレンタイン~♡」

 

 そう、今日は2月14日。アタシにとっては特別な日……そう、バレンタイン! 前日に作って準備してたチョコを持って、竜騎の家に向かってる最中なの!

 

「竜騎、今年も喜んでくれるかな~?」

 

 今回はハート型に、ホワイトチョコで文字を書いたチョコにしたんだよね~☆

 

「あ、でも友希那達もきっと……早く竜騎を独占しないね!」

 

 アタシはそう言って、竜騎の家へ走った。絶対に竜騎を渡したくないもん!

 

 

――――

 

 

「竜騎~、どこ~?」

 

 竜騎の家のスペアキーを使って、玄関から入る。今の所は他に来てないみたいだから安心したよ。

 

『おや、今井様」

「にー」

「ドラゾー! ムーナもおはよう☆」

 

 ドラゾーとムーナが玄関まで出迎えてくれた。ムーナはアタシの足に擦り寄って可愛い♪

 

「竜騎はどこ?」

『自室にいらっしゃいますよ。私はこれから買い物に行きますので』

「そっか、じゃあ竜騎とムーナは任せてよ」

「にー」

『お願いいたします。それでは私も……』

 

 ドラゾーはそう言って玄関を開けて行っちゃった。

 

「さてムーナ、竜騎の所に行こっか?」

「にー♪」

 

 ムーナを抱っこして、竜騎の元へいざ出発!

 

「竜騎~、入るよ~☆今日も依頼が来てたの?」

「あ、リサ。今日はPCのメンテナンスしてるんだ」

「そっか~、お疲れ様」

 

 ムーナを抱っこした状態で竜騎の部屋に入るアタシ。 竜騎も今日はPCのメンテナンスをしてて、今日は時間とか空いてるっぽい。

 

「アタシ以外は来てないのかな?」

「うん、今日は誰も来てないけど?」

「良かった~!じゃあ今日は竜騎と2人きりで、バレンタインを楽しもうよ~♡」

「あ、そう言えば今日だったっけ?」

「忘れてたの~? んもう、そんな竜騎も大好き♡」

「あはは……」

 

 抱き着かれて竜騎は照れてる。んふふ~、竜騎の照れてる顔もアタシには目の保養だよ~♡

 

「じゃあさ、今から2人で……」

「させないわよ?」

「「え……?」」

 

 どこからか友希那の声が聞こえた。気のせいだよね……アハハ。

 

「気のせいじゃ無いわよ」

「うわっ!?」

「ゆき、何でクローゼットから!?」

「リサが来る前からよ」

「そんな当たり前の様に言わんでも……」

 

 竜騎の言う通りだよ。んもう、折角2人きりで過ごせると思ったのに~!

 

「そうです、不法侵入ですよ湊さん!」

「こ、今度は紗夜!?」

「此処に居ます」

「何故に天井に張り付いてるし!?」

 

 いやいや、紗夜は忍者じゃあるまいし! と言うことは……残りの2人、あこと燐子も……?

 

「ババーン!」

「あこはタンスの中から。よく入れたな……」

「出るのも大変なのにねぇ……」

「ふっふっふ、どんな空間でも自由に出入り出来るのだ」

「そうだね、あこちゃん……」

「って、やっぱりりんも居た!?」

「しかも、竜騎のベッドの中から出て来た!?」

「竜騎さんのベッド、堪能してました……♪」

 

 ちょっと燐子、何を羨ましいことをしちゃってるのかなぁ? そこはアタシ専用(・・・・・)のポジションなんだよ~?

 

「竜騎さん、一緒に楽しみましょう……?」

「こら~、アタシが了承すると思ってるのかなぁ~?」

「今井さんの許可は、必要ありません」

「その事には同意よ。でもね、竜騎と一緒に寝るのは私なのよ? あと、ムーナちゃんも一緒にね……!」

「にー?」

「湊さん! 私が竜騎さんと一緒に寝ますので!」

「違いますよ~! おにーちゃんは、あこと一緒に寝るんだもん!」

「いやいやいやいや!? アタシが彼女なんだからダメって言ってるでしょ!?」

 

 何でいつも皆が来て邪魔をするのかな~? 空気読んでよねホント……。

 

「それはそうと、竜騎さん。バレンタインのチョコです」

「紗夜、ありがとう」

「あ!?」

 

 アタシが最初に渡す筈だったのに~!? 

 

「私も、頑張って作ったわ……」

「あこも作ったよ~!」

「2人もありがとう」

 

 竜騎も竜騎で、何でそんなに喜んで受け取るの~? アタシ、また嫉妬しちゃうじゃん!

 

「竜騎~、そろそろメインであるアタシのチョコだよ~☆」

「ありがとう! 開けて良い?」

「勿論だよ☆」

 

 竜騎はアタシの手作りチョコが入った箱を開ける。そうだ、良い事を思い付いちゃった♡

 

「ハート型でホワイトチョコの文字は……」

「今井さん、コレは……」

「んふふ~♡」

 

 竜騎は嬉しさの余りに固まってるのかな~? それはそうだよね~、何故なら……

 

 

 

 

 

 『アタシのハートも食べて♡』って書いてるんだから~♡

 

「見てるだけで甘いわね……」

「でしょ~? じゃあ竜騎、チョコを食べさせて上げる♡」

「リサ、チョコを口に含んで……」

「ん♡」

「んん!?」

「「「「!?!?!?」」」」

「にー?」

 

 アタシはチョコを口に含んで竜騎の唇を奪った。

 

「ん……んん……」

「ん……チュッ……んん」

 

 チョコを竜騎の口の中に入れて流し込む。アタシは両手で竜騎の頬を固定して、逃げない様にしてる。

 

「リサ、いつまでやってるの……?」

「リサ姉だけズルイよ~!!」

「んん……プハッ!! どう竜騎、アタシの口移しチョコは?」

「甘かった、凄く……うん。凄く甘かった」

「2回言ってしまうくらいに美味しかったんだね♡」

「ダメです……」

 

 そう思って、アタシはもう1回しようと再びチョコを口に入れようとしたら……燐子が邪魔をして来た。

 

「何で邪魔するの燐子?」

「次は私です……ん」

「んむ!?」

「「「「!?!?!?」」」」

 

 ちょっと、燐子まで同じ事をしてるし!? アタシの竜騎から離れてよ~!!

 

「プハ……美味しいです♡」

「えと……」

「んもう、アタシのキスで上書きしないとね~!」

「次は私よリサ?」

「はぁ!?」

「待ってください、次は私です!」

「あこですよ~!」

「ダメに決まってるでしょ!!」

「はぁ……やれやれ」

「にー」

 

 

FIN

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございました! 今回はRoseliaのみで執筆しました!


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