氷炎の星 (白黒の男)
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設定(その都度更新)

主人公の周りはオリジナル設定が多いため一度は見て楽しめると思います。


シリウス・フォカロル 今作の主人公。転生者ではあるものの神様にも合わなければ前世の記憶もない。しかし、前世は神話や伝承、アニメなどにはまっており知識だけがある。前世にはハイスクールD×Dはなかったため原作知識で無双はしない。以下シリウスのスペック設定(0歳時)

 

地位:フォカロル家長男で次期当主

年齢:原作時20歳(リアスの2つ上)

誕生日:2月26日(シリウスのあるおおいぬ座の20時南中の日)

魔力:水(氷)、炎、風

魔力量(初期):上級悪魔上位級

魔力操作:初期のナルトのように膨大かつ、水と炎という対の魔力を持つため制御が非常に難しく最低クラス

身体能力:これだけは三歳時、物理タイプの下級クラス

特殊能力:不死

性格:クールだが、無表情ではなくとても優しい。一人称は僕

好きなもの:甘いもの、猫

嫌いなもの:猫を傷つけるやつ(確実に半殺し以上確定)

容姿:紫がかった銀髪に紫紺の目のイケメン身長は平均程度(幼少期は変化が激しいため)

追記、猫が大好きで猫と猫系妖怪は傷つけることができない傷つけようとするとそれる

魔力がかかわっているだけでもダメで罠にも反応しない(感知以外)

ネコ科の動物は殺せないがそれ以外は可能

 

フォカロル家:原作では断絶してないが出てこないため記述基本Wikipedia知識から作成ソロモン72柱序列41位の公爵。海と風を支配する悪魔で船を転覆させ人々を溺死させたという。

しかし、召喚者に命じられなければ人を傷つけようとしないため悪魔の中では優しく、常識的だが身内に手を出されると周りが海に代わる。

銀髪が特徴で名前に星の名前を付けることが多い

 

アルファルド・フォカロル シリウスの父でフォカロル家当主。知り合いにはアルと呼ばれる。最上級悪魔で氷の扱いを得意とする。

とても温厚で子煩悩。愛妻家としても有名で所かまわずいちゃつく妻のミラのみを眷属として持つ。

名前の由来は「孤独なもの」という意味の恒星。理由はイケメンで孤高の存在となっていたため

 

ミラ・フォカロル シリウスの母。最上級悪魔でアルの女王。眷属はいない。フェニックス家出身で炎の扱いを得意とする。天然な性格で可愛いものはとても甘やかす。アルが大好き。

最強夫婦と名高く、レーティングゲームではアルと二人だけで無敗

名前の由来はクジラ座の不思議星と言われる恒星。

アルとミラの両親は仲が良くアルの父に名前を付けてもらった

 

前世の軽い設定 20代後半の会社員。

趣味:アニメ鑑賞、神話伝承調べ、保護猫活動

好きなもの:猫

嫌いなもの:無責任な人

追記、名前は付けないのでご自由に

前世からの生粋の猫好きで記憶はないのにそこは引き継がれた

 

原作開始時の一部曖昧なキャラの年齢

シリウス:20歳

ライザー:24歳(20代前半という記述のサイトがあったため)

サイラオーグ:20歳(20代前半でライザーはいないのに若手会合にいるため)




新しい設定やキャラが出てくるたびに追加します。
シリウスの眷属の設定も作るので見てくれると嬉しいです。
物語が進むのを待って読みたい人のための振り返りにもなると思うので活用してください。


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プロローグと0歳前編

生まれた次の日からスタート!
今回はものすごく早く進みますが、赤ちゃんじゃイベント起こそうにも難しいのでどんどん進めます。ものすごくグダグダですが意見をもらえたら改善しようと思うのでよろしくお願いします。


 皆さんこんにちは、シリウス・フォカロル生後1日です。なんか僕、転生したみたい。

 前世の記憶はないんだけど、知識はあるからもしかしたら知っているアニメの世界かもしれないから情報収集をしたいと思います。

あれ、誰に話してるんだ?

まぁいい、とりあえず情報収集するか...

 

生後3日

 

 とりあえず、最低限の情報は得られた。

1、ここは冥界で僕は悪魔だということ

2,名前でわかってたがフォカロル家つまり公爵家に生まれた貴族だということ

3,祖父母にあって知ったが母親はフェニックス家出身だったということ

4,僕には上級悪魔?とかいう階級でも上位に位置するほど高い魔力を持っていること

5、僕の魔力は三種類の力があり水と炎が対の魔力だから暴走し、三つ目の風の魔力が吹き荒れて今結界で包まれた部屋にいること

6,言葉はわかるが文字は読めないこと

7,一番大事でここは知っている世界じゃないことだ

 

畜生、何で知ってる世界じゃないんだよ…(涙)

気を取り直して、まずは膨大なこの魔力を扱えるようにしなくては…

あれ、母さんじゃないか。ちなみに母さんは金髪碧眼のたれ目でスタイルもいいすごい美女だ。

ご飯の時間か、授乳されるわけなんだが母親じゃ興奮もしないどころか恥ずかしさしかない…

しかし、本能には逆らえず飲んでいる。

 

 赤ちゃんは寝るのが仕事、というわけでお腹もいっぱいになったのでおやすみなさい

 

生後4日目

 

 魔力操作の練習を始めるか、生まれたときに魔力が暴走したので定期的に魔力を吸い取ってもらってるから魔力の感知はできる…あったこれを外に出して

ガタッ、ドタバタ

え、まずい魔力を出した途端足音が、あれ?魔力の制御ができない暴走する。あっ、意識が…

 

数時間後

 僕がいる部屋はどうやら魔力を感知するとすぐに伝わってしまうらしいので外には出せないから体内で循環させることにした。よし、これなら…あれ、どんどん大きくなってる、止めなきゃ

あっ、また意識が…

 

数十分後

 また気絶してしまった。しかし、人が来た気配はなかったからこの特訓はできる!

魔力を一定に保てるようになれば暴走は減らせるはずこの特訓をしよう!

 母さんも来たしとりあえず、腹ごしらえと行きますか。それではさようなら

 

生後1ヶ月

 魔力制御の練習を始めて1ヶ月がたった。この一ヶ月で数えきれないほど気絶したが今ではとりあえず気絶することはなくなった。

 しかし、まだ一定に流せないのでそこを今練習してる。

とにかく、赤ちゃんというのは暇なのだ普通の赤ちゃんなら抱っこしてもらって出歩けるが、何せ僕は生まれたときに魔力が暴走してしまった。そのため、基本的にこの部屋から出ることができない。

まぁ、おかげで魔力制御の練習はすごく捗っているが。ちなみに今使っているのは風の魔力だ。水と炎の魔力は今はバランスが崩れたら暴走しかねないので使えない。しかし、風の魔力の制御が完璧になったらとりかかろうと思う。

 

生後3ヶ月

あっ、父さんと母さんだ。

 ちなみに父さんは銀髪碧眼のイケメンだ。僕も銀髪なので恐らく父さんみたいなイケメンになれるはず…

 両親とも碧眼だが僕は紫紺の目らしい。恐らく魔力が影響してるとか誰かが言ってた。

なになに、おっ、ついにこの部屋から出られるのか!

 魔力を安定させる道具ができたらしくこれで外にも出られるらしい。これはこの上なく嬉しい。魔力制御をしていたから部屋にいるのに苦痛は感じなかったが出られるのはうれしい。

 ちなみにこの部屋にいるときは外すらしい自分で暴走しないように最低限慣らすためだとか。

まぁ、練習してたからそれぐらいはもうできるのだが好都合。もう少しで風の魔力が体内では完全に制御できそうだからここで自動的に制御されるのはつらい。しかし、これならあと1ヶ月もあれば制御できるだろう。

 

 僕は今両親に連れられて屋敷の庭にいる。初めて外に出たのだが、うちの家は規格外にでかかった。屋敷のレベルすら超えておりもう城だ。前世でいうところのノイシュヴァンシュタイン城みたいな雰囲気といえば伝わるだろうか?冥界の空は禍々しい色をしていた。こんな色の空は嫌いだ。僕はきれいな空が好きなのにこんな色とはすごく残念だ。

 

翌日

 今日は両親が領地の視察に連れて行ってくれるらしい。

初の外出!冥界にはどんな場所があるんだか

 僕たちは今、海に来ている

「シリウス、我が領地には多くの湖があるがその中の一つには冥界一の大きさを誇る湖グリフォル湖があるんだよ。グリフォル湖には冥界中から観光に来るから観光業もにぎわっているんだ。」

「そうね、グリフォル湖には助けられてるわ。この湖のおかげで我が家の財政は潤ってるのよ」

 海かと思ったら湖だったらしい向こう岸が見えないほどとはどれだけでかいんだよ。でも流石にこれより大きい湖はないらしいな。しかし、冥界には海がないとはなこれは驚いた。

 

次に訪れたのはグリフォンの生息地だった

 グリフォンと聞いたときには驚いたが、冷静に考えるとそこまでおかしくない。

フォカロルの伝承では確かグリフォンの翼をもった人の姿をしていたともされているから不思議ではない。

「シリウス、見てごらんあれがグリフォンだ。フォカロル家は代々当主となるものは一体のグリフォンと賢く領地を守り、強者でありあり続けることを契約で結ぶ。結べなかったものにはフォカロル家を継ぐことはできない。また、グリフォンに契約破棄されたものは当主の座を空け渡すこととなっている。だがお前なら大丈夫だ必ず契約を結べるはずだ」

 空の覇者である鷲の頭と翼と百獣の王ライオンの胴体を持つグリフォンは王と知識の象徴として扱われることが多いほど賢く7つの大罪の一つである傲慢の象徴ともなるほどプライドの高い生物だ。グリフォンに認められることは並大抵のことではない。

 しかし、それはすなわち領地を賢く守ることができ、強者である証ともなる。フォカロル家が断絶せずに残り続けた理由の一つを知れた気がする。

 そして、屋敷に帰宅した。

 シリウスにとって今日はォカロル家について多くのことが知り。そして、自分が次期当主なんだということを自覚した日となるのだった。

 

生後4ヶ月

 ついに風の魔力の体内制御が完全とは言えなくともだいぶ高いレベルへと達した。体内で動かせる最大クラスの魔力でも一定に維持ができるようになり、感知できる最低限の魔力でも一定に維持が可能になった。

 外に出すとまた別なのだろうがだいぶ魔力を扱うコツがつかめたので外に出せるようになってからも暴走させることはないと思う。

 体もだいぶ成長してきて人間よりも成長が少し早いのかもう自分でつかまり立ちができるようになった。魔力を循環させるのは身体強化の効果があるようなので使えば少し歩けるが頭の比重が重くてうまくは歩けないでいる。

 風の魔力が終わったので水の魔力に入るのだがやはり不安が残る。一度だけ水の魔力でやってみようとしたのだがその瞬間炎の魔力が溢れ出てしまったのだ。その時はなんとか暴走しなかったが次はわからない。水の魔力を循環させるには水の魔力を制御しながら炎の魔力を抑えなくてはいけない。

 魔力自体は三つあるのではなく一つの源泉から三つの出口がありそこから取り出す感じなのだが風は問題ないのだが水と炎は一方の出口を緩めるともう一方も緩んでしまうのだ。出口を閉めることはもうできるのだが一つだけ閉めることが難しい。しかし、これができれば後は少し頑張れば水と炎両方の魔力の制御が可能になるはずなのだこればかりはひたすら特訓しかない。

 

生後5ヶ月

 今までずっと固く締めていた水と炎の魔力だったが開けてみると風よりも適性が高かったらしい。少し開けたつもりが一気に膨大な魔力が出てくることもよくあり気絶も何回もしたが開けているときは普段よりも体が軽く感じ、身体能力も開けているだけで風の魔力を循環させている時クラスになっていた。

 一方のみをあけることが可能になったが循環させようとするとまだ空いてしまうので要特訓だ。

 今では身体強化を使えば安定して歩くことができるようになり、問題の一つだった文字も絵本などを照らし合せて基礎は読めるようになった。これで問題はほとんど解決した。まだ書斎で調べ物はできないが情報源は増えたからな。

 魔力が安定し始めたということは両親も言ってたから無意識レベルでも以前に比べればだいぶ安定したみたいだ。

あと一、二ヶ月でこの部屋にいる必要もなくなり他の部屋で遊ばせるとあか言ってたのであと少しでこの部屋ともお別れだ…約半年ここにいたが愛着も沸くもんだな。

まぁ、屋敷の中だからいつでも来れるんだがあと一、二ヶ月この間に少しでも水と炎の魔力をものにしなくては…ずっと考えてたからか眠いな…おやすみなさい




次回は0歳後編になると思います。淡々と情報を並べるだけで会話がほとんどなくなってしまいましたが後編からは部屋の外での話が増えるのでおそらくフォカロル家関連の情報や他の領地の訪問もあるかもしれません。
感想や評価をしてもらえると嬉しいです。では次回でお会いしましょう。


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0歳後編

今回はネタシーンもありそこではキャラが崩壊しかけますがあまり気にせず見てくれると幸いです。
今まで視聴側だったので気にしてなかったのですが、UA数が1,000を24時間強で達成できました!凄いのかわからないのですが自分にとってはとても嬉しいです!
見てくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
3歳編まで二話で1歳くらいで進行していきます。しばらく会話を入れようにも話せるとおかしいのでしばらく語り掛けられる形になりますがよろしくおねがいします。
前書きが長くなりましたが、スタート!


生後半年

 今、僕は屋敷にいない。いや、屋敷にいないというのは語弊があり、屋敷にいないというより実家にいないというのが正しいだろう。

 今、僕は母の実家であるフェニックス家の屋敷にいる。

フェニックス家の屋敷はでかいのだがそれ以上に豪華という感じだ。炎の道やフェニックスの像、炎の噴水?みたいなものまであり、ゲームの魔王城みたいというのが正しいだろう。

 しかし、これだけ炎が使ってあるのに熱いと思わないのはフェニックスの血を引いてるからなのか、悪魔だからなのだろうか。

まぁ、使用人とかもいるわけだし後者でだろう。

 

 フェニックス家の現当主は母の兄で僕の叔父にあたるらしい。子息も三人いるらしいのだが、今日は上二人は仕事があり三男のライザーさんしかいないらしい。

 

「伯母上、叔父上お久しぶりです。こちらがお二人のお子さんのシリウスですか。」

「えぇ、そうよ。仲良くしてあげてね。」

「そうだ、ライザー君。シリウスと遊んでやってはくれないか」

「わかりました。シリウスおいで」

 

 なんだか、ライザーさんと遊ぶことになったのだが、4歳(20代前半と書いてあるサイトがあったため)と0歳(精神年齢20代後半)で成立するのだろうか。

 

 場所が変わってライザーさんの部屋

 さて、ライザーさんは何をしてくれるんだろうか。本を持ってきてくれたので読み聞かせてくれるのだろう。

子供らしく楽しんで聞かなければ。

どれどれ…これは、エロ本じゃねえか、なんで子供がこんなの持ってんだよ!てか0歳にこんなの見せるんじゃねぇ。

おほん、少々キャラが崩壊していましたが、これはどんな対応をするのが子供として正解なんだ。わかるわけがない。

 

「俺はこの乳が好きだが、お前はどの乳が好みだ?」

 

 なんだよ、酔ったおっさんみたいな質問じゃねえか。

落ち着け、僕は純情な赤ちゃんなんだ。首をかしげればいいんだ、そうすればわからないと思ってこの話題をやめるはず…

 

「ふむ、悩んでいるのか。わかるぞ、その気持ちどれもいい乳だからな。なに直感で選べばいいのさ。」

 

 あぁ、悩んでるよライザーさん。どうすればこの話題を終わらせられるかを

そうだ、僕は赤ちゃんなんだ。つまり、どれを選んでも変態にはならない。じゃあこれだ!

 

「ほぉ、お目が高いそれは一番の美乳と名高い乳だ。流石シリウスだ」ガシガシ

 

 あれ、なんか褒められてしまった。だけど、ライザーさん頭なでるの気持ち良いな~

 

「じゃあ、こっちはどうだ」

 

 あ、やっぱり終わらないか。でも、また撫でられたいからがんばろ~

 

一時間後

 

「じゃあこれは…寝てしまったか。まぁ、赤ん坊だしな。伯母上に伝えるか」

「あら、寝ちゃった?随分懐いたのね。また遊んであげて。」

「任せてください、伯母上」

「ライザー君遊んでもらったお礼は何がいい?」

「では最近始めたフェニックスの炎の制御を見ていただきたいです。」

「わかったわ、では庭に行きましょう。」

 

また、一時間後

 

「これぐらいにしましょうか。」

「伯母上、ありがとうございました。」

 

寝てしまった、母さんとライザーさんは修行をしていたみたいだな。

 

「あら、シリウス起きたのね。屋敷に戻るわよ」

 

「ミラ、シリウスもうそろそろ帰るぞ」

「わかったわ、ライザー君今日はシリウスと仲良くしてくれてありがとうね」

「いえ、僕も楽しかったので今日は修行をつけてくださりありがとうございました。」

「フェニックス卿、ライザー君今日はありがとうございました。さようなら」

「お兄様、ライザー君さようなら今度はうちにも遊びに来てください」

 

 今日はなんだかんだ楽しかったな~エロ本は驚いたけど。また、遊びに来たいな~

 

生後8ヶ月

 

 遂にできた、水と炎の制御が風と同じくらい制御できるようになった!

いや~大変だった、片方を高めたらもう片方も高まって溢れようとするから予想以上にかかってしまった。

う~ん、これからどうしよう魔力の放出はばれるからまだできないし、かと言ってまだ体術は体ができてないからできないしな~

そうだ、2つの魔力を循環させるのはどうだ今まで水と炎の魔力は一つでさえ苦労したから難易度は跳ね上がるはず

 まずは風を循環させて…次に炎を追加する…あっやばいまたいつもみたく…バタ

 

久しぶりに気絶したがこれができれば魔力制御がだいぶ伸びるはず。

 

生後10ヶ月

 

 全然できない、今までとはレベルが違う。

風と炎だと相性が良くて魔力がものすごく強くなって抑えられないし、風と水だと水を風が加速させてものすごく速くて抑えれない。水と炎は反発するから論外だし…

はぁ、努力あるのみか…

 

 明日は久しぶりにフェニックス家に行くらしいフェニックスは炎と風を支配する悪魔だし何かヒント得られないかな~

 

翌日フェニックス邸にて

 

「シリウスよ、お前の好きな、美乳系のエロ本を集めておいたぞ。」

 

 変態に絡まれていた。

 僕はまだ2回しか会っていないが、ライザーさんは悪い人とは思わない。4歳にしては精神が成熟しすぎだが、前遊びに来た時楽しんでいたものを集めといてくれるし、頭なでるの気持ちいい優しい親戚のお兄ちゃんくらいの間隔だ。印象は最高といってもいい。

 しかし、集めといてくれるものの内容がエロ本でなければな。0歳にエロ本を進めてくる4歳が居てたまるかってんだ。僕だって女性が好きだが、巨乳派か貧乳派かそんなものねぇ、好きになった女の胸が好きだ、他の胸なんて興味ない。

 おほん、少々取り乱しましたが、つまり僕はエロ本に微塵も興味がない。ライザーさんは僕を美乳派だと思ってるみたいだが違い、いうところの僕の嫁の胸最高、他はいらない派だ。

 まぁ、こんな派他にいるかは知らないけど。一生懸命集めてくれて悪いが適当に流させてもらおう。

 

一時間半後

 

「シリウス見よ、この素晴らしい乳を…寝てしまったか。今日も楽しんでいたみたいでよかった。伯母上を呼ばなくては」

 

「あら、また眠ったのね。」

「おそらく疲れて眠ってしまったのでは。」

「そうね。きっとライザー君と遊ぶのが楽しくてはしゃいじゃったのよ。また、お礼をしなきゃね。」

「ではまた炎の制御を見てください。」

「わかったわ。庭に行きましょう。」

 

場所はフェニックス家の庭に変わり、また一時間半後

 

 あぁ~よく寝た。おっ、母さんとライザーさんが修行してる。何かわからないかな~

 

「ほらもっと魔力を高めて。」

「はい、伯母上。あれ、制御が。」

「力を抜いて、力んだら魔力の操作はできないわ。」

「はい。…できました!」

「凄いわ、ライザー君。この年でここまでできるなんて天才だわ。」

「えへへ、ありがとうございます。」テレ

「シリウスも起きた見たいいだし、ここまでにしましょうか。」

「伯母上ありがとうございました。」

 

 力まない…か。確かに制御ができなくなってるときって力んでる時が多かったような気がする。

力まないのがコツというのはおそらく気づくことは簡単でも自分で意識するのは相当難しい制御ができなくなったら自然と力んでしまうのが普通だからだ。

 しかし、これは大きな収穫だ。屋敷に帰ったら意識して練習してみよう。

 

生後11ヶ月

 

 やっと糸口を見つけて何とか循環させられそうだ。ここ1ヶ月で力まないことを意識して行ってきたがだいぶ力まずにできるようになった。

 しかし、それではまだ足りないみたいだったのでもう少し考えてみたんだが以前考えてた魔力の属性相性が関係しているみたいだ。

風が水と炎を強化しているみたいから先に水と炎を循環させてから風を少しずつ追加していく方がいいみたいだ。

風は水と炎を強化するので軸は他の2つになる。軸を固めてからでないと安定しない当たり前のようであって重要なことだったのだ。

でもまだ2つでの循環は成功してないから頑張らなくては。

 

 もうすぐ、シリウスとして一歳になるみたいだ。

随分他人事のように言ってるが冥界には四季なんてものはなく一年たったという自覚がなかなか生まれないのだ。

 冥界に生まれて早くも一年。

ほとんど家から出ないで、出てもフォカロル領を回るかフェニックス家に行くしかないため、魔力制御の練習をしていたがまだまだ未熟もいいところ。あくまで制御の域を出ず操作とまで行けるレベルを抜け出せるかといったところだ。

しかし、制御の域を抜け、操作の域も超えられれば生まれ持った膨大な魔力と強力な魔力属性、不死の能力で強くなれるはずだ。




以上で0歳後編終了です。
ライザーが大人っぽ過ぎましたが大人の真似をしたい年ごろということで勘弁してください。
現在のシリウスの魔力操作のレベルは自己評価より少し上で中級クラスになっており、十分魔力操作と言えるラインを超えています。魔力量も成長して最上級クラスに達したほどです。

読みにくい文章もあったかもしれませんが今後ともよろしくおねがいします。
評価や感想、意見をしてくださると嬉しいです。

ヒロイン追加についての質問がいくつか来ていたのでまず人数を決めようと思います。
また、人数のアンケートが終わり次第追加キャラについてのアンケートを取ろうと思いますので追加希望キャラがいたらメッセージなどをください。
協力してくださると幸いです。長文になりましたが次回でまたお会いしましょう。


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