ハザマ「絶対に笑ってはいけないブレイブルーですよ!ひゃっはあああああ!!」 (arutairu)
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第一話 ツバキ「もう、お尻が大きくなっちゃいそう…」

どうも、アルタイルです。
自分の理由で全く書けていませんでしたが、またぼちぼちとやっていけたらと思ってます。


          ~朝7時00分 近くの公園~

ラグナ「おいテルミィ……言いたい事は山ほどあるが一つだけにしてやる…なんで俺がこんなとこに集められたんだ!?あ?」

 

ハザマ「まあまあ、それも今から説明しますからぁ」

 

ノエル「私もホントはまだ寝てる時間なのに急にこんなところに飛ばされて…」

 

ラグナ「お前もかノエル…つかお前まだ寝間着姿じゃねえか。」

 

ノエル「基本一日中これですけど?」

 

マコト「私も人のこと言えないけどさぁ…流石にそれはヒくわ~ノエルン…」

 

ハザマ「おやナナヤ少尉、やっと来ましたか」

 

マコト「いや、私できれば来たくなかったんですけど…ツバキがどうしても行きたいって無理やり……」

 

ツバキ「私、一度でいいからこういうのやってみたかったんです!!」

 

ラグナ「その様子じゃあ今から何するか知ってるみたいだな。じゃあとりあえz…」

 

ハザマ「そのことについては私から説明させていただきますよ」

 

ラグナ「てめえの説明ぃ?できんのか?」

 

ハザマ「耳の穴かっぽじってよく聞いとくんだな。なんでこんな事になっちまったか…」

 

 

 

 

 

ハザマ「そう…それは数日前の事だった……」

 

 

 

 

 

          ~数日前  帝のお部屋~

 

帝「ガキ使が見たい…」

 

ハザマ「は?」

 

帝「百年前には日本で『ガキの使い』というテレビ番組があったそうじゃ」

 

ハザマ「はぁ…」

 

帝「それをわらわは今見たいのじゃ、早急に準備をするが良い」

 

ハザマ「また急な…」

 

 

 

???「残念ながら帝よ。それは無理でございます…」

 

ハザマ「あっ……あなたは…!」

 

 

 

 

 

 

ハザマ「変態仮面!!?」

 

レリウス「やかましいわ」

 

帝「…どういう事じゃ?できないとは」

 

レリウス「今月の統制機構の予算…赤字ぎりぎりでなんとかまかなっている状態です…なぜだかわかりますか?」

 

帝「いやさっぱり」

 

レリウス「帝、あなたの生活費が今の統制機構の出費の8割を占めているからです。その額軽く億越え……」

 

帝「……」

 

レリウス「衛士達の給料も今や300円ほど、一か月の間、遠足のおやつも買えるかどうかの金でどう生活しろと、苦情も多く来ております。」

 

帝「なんとかすれば…」

 

レリウス「無理です」

 

帝「そこをなんとk…」

 

レリウス「無理です」

 

帝「……」

 

レリウス「……」

 

 

 

 

 

帝「分かった。レリウス、もっと近う寄れ」

 

レリウス「?なんでございましょうか?」

 

 

 

帝「お主が今までイグニスに秘密で会ってきた女性の名前全部イグニスにメールで送るぞ?」コソコソ

 

レリウス「もうすでにばれています。昨日も顔面にタメ無しボルテード喰らいました…」コソコソ

 

帝「じゃあ根も葉もない噂広めるぞ」コソコソ

 

レリウス「じゃあってなんですか……どんな噂です?」コソコソ

 

帝「仕事場では金髪、ボイン、セクシーの三つしかしゃべらないっていう」

 

レリウス「帝の命は絶対、必ずや成功させてみせます…」

 

 

ハザマ「ちょっちょっとレリウス技術大佐!?何を吹き込まれたんです!?」

 

帝「そうときまれば明後日までにこの企画を完成させてくるのじゃーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ~~~~~~~~

ハザマ「…と、いう訳だ」

 

ラグナ「ほんとに大丈夫なのか、統制機構…」

 

ノエル「私最近給料全然もらえなくて~。毎日そうめんで耐えしのいでるんですよ!!」

 

マコト「それはノエルンが全然仕事しないからだと思うな…」

 

 

 

 

 

 

ハザマ「は~いそっれじゃ今から……『絶対に笑ってはいけないブレイブルー ポロリもあるよ!?』開催だぜ!ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「いきなりかよ!?」

 

            プアアアアアアン

ラグナ「てかおい、最後余計なの入ってんじゃねえか…」

 

ノエル「ぷっww」

 

 

      デデーン ノエルアウトー

ノエル「ww…え?」

 

       スパーン

ノエル「痛っ!?」

 

ハザマ「あー…説明する手間が省けたわ。まあみての通り笑ったらさっきみたいに統制機構の方にお尻をたたかれるからな、ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「お前その語尾…」

 

 

 

 

ハザマ「えー…という訳で……」カンペちらっ

 

ハザマ「今回は……このメンバーで……」カンペちらっ

 

ハザマ「やって…いきたいと…思い…」

 

マコト「めちゃくちゃカンペ見てるぞ」

 

ツバキ「んっふww」

 

       デデーン ツバキアウトー

ツバキ「そういった説明は不要よwwマコトww」

          スパーン

ツバキ「うっ…く…」

 

ハザマ「ます…ひゃっはあああああ!!」

     デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキアウトー

 

ラグナ「テルミwwだからその語尾ww」

 

         スパーン

ハザマ「そして今回行くのは…子犬ちゃんよぉ、今のオレの服装から見て分かるか?

ラグナ「え?あー……諜報部の服だから、統制機構の諜報部の仕事か?」

 

ハザマ「このドアホ!!違うわ!!どっからどうみても今回の仕事はレストランのウェイトレスだろうが!!」

 

         デデーン ラグナ ツバキアウトー

ツバキ「そんな理不尽な…どう見ても違うww」

 

             スパーン

ツバキ「っく……もう、お尻が大きくなっちゃいそう…」

 

マコト&ノエル「……」

 

ツバキ「もう、お尻が大きくなっちゃいそう…」

 

 

        デデーン ノエル マコトアウトー

ノエル「なんで二回言ったww」

 

ラグナ「おまえら仲間の潰し合いはそんぐらいにしとけよ?あと24時間近くあるんだからよ」

 

ツバキ「そ、そうね…ごめんなさい」

 

ノエル「う、ううん。大丈夫だよツバキ」

 

 

 

ハザマ「それじゃ一人ずつこの中で着替えてもらいましょうか ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「もうお前それで慣れたのね…」

 

ハザマ「まずはヴァーミリオン少尉からお願いできますか?」

 

ノエル「はい!了解です!!」

 

 

 

 

 

            ~十分後~

ハザマ「できましたか~?」

 

ノエル「ばっちりです!」

 

ハザマ「…それでは、お願いします!!ひゃっh…ゴホッゴホッ…」

 

       デデーン 全員 アウトー

        スパーン

ハザマ「あー…いてぇ」

 

ラグナ「おい待て、なんでテルミも叩かれたんだ?お前進行役じゃねえのかよ?」

 

ハザマ「ご心配どうも。オレも今回は参加だよ。途中でほかの奴にバトンタッチすんだよ」

ラグナ「あー…やべえその引継ぎ役すごい不安…」

 

 

ハザマ「それはそうと、ヴァーミリオン少尉、お願いします」

 

 

          パサッ

ノエル(フリル付きメイド服)「ど、どうですか?」

 

マコト「すっごい可愛いよ!!ノエルン!!」

 

ツバキ「ええそうね、フリルもいっぱい付いていて…似合ってるわよ」

 

ノエル「私、こうゆうの一回は来てみたかったんだよね~♪」

 

ハザマ「それじゃ次は子犬ちゃんだな」

 

ラグナ「おお、着替えてくるわ」

 

 

 

 

ノエル「ねえねえ、ラグナさんどんな衣装かなぁ?」

 

ツバキ「案外フォーマルな感じになるんじゃないかしら?」

 

マコト「私はちょっと危険な感じになると思うな~…」

 

 

 

 

ハザマ「それじゃ、子犬ちゃん…じゃなくてラグナ、お願いします!!」

 

        ファサッ

 

           デデーン 全員 アウトー

 

 

 

 

 




久しぶりすぎてよく感覚つかめないけどこんな感じでだしていくつもりです。


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第二話 バング「こっちでござるwwこっちでござるww」

どうも、アルタイルです。なんとか第二話です。


前回からの続き

 

           デデーン 全員アウトー

 

ハザマ「こww、子犬ちゃんよぉwwおま、その格好ww」

 

ラグナ(巨乳ウェイトレスコス)「うるせえ!!こっちだって恥ずかしいんだよ!!」

 

ノエル「ラグナさんが巨乳ww」

 

ツバキ「や、やめなさいノエルww今私ツボってるからww」

 

 

               スパーン

マコト「あ~…いったい……というかなに『これ』?」

 

ラグナ「これ扱いすんなよ…」

 

ハザマ「あのパンダ連れた巨乳女医者も顔負けのデカパイだな…それなに詰めてんだ?」

 

ラグナ「いや、さっき女性ホルモン注入されてさ…」

 

 

 

                デデーン ハザマ アウトー

ハザマ「んな訳ねえだろうがww普通に答えやがれww」

 

 

                 スパーン

ラグナ「悪い悪い、今の内に回数稼いどこうと思ってよ」

 

ツバキ「いや、そういう趣旨じゃありませんから…」

 

ラグナ「え?マジでか」

 

ツバキ「気づいてなかったんですか」

 

 

 

マコト「それはそうと…」

 

ラグナ「ん?」バイーン

 

マコト「だ、だから……」プルプル

 

ラグナ「だから何だよ、言いたいことは言えよ」ブルンタッタブルンタッタ

 

マコト「だからその胸何を詰めてんのかなって……(よっしゃああ!!なんとか耐えきったよ天国の父ちゃん!母ちゃん!……あ、どっちも死んでないわ)

ラグナ「ん?…あぁそんな事か。それは…」ズポッ

 

 

ラグナ(つるぺったん)「この超デカ肉まんが入っててよ」

 

          デデーン ノエル マコト ツバキ ハザマアウトー

ノエル「いきなり胸から出さないでくださいよww」

 

ハザマ「くそwwあの兵器想像以上に強力だぞww」

 

マコト「あ~~もーwwさっきのにはなんとか耐えたのにー!!」

 

ツバキ「こww…これは反則ですよwwラグナ=ザ=ブラッドエッジww」

 

               スパーン

ツバキ「でも、この叩かれた時の態勢、ちょっと恥ずかしですね…」

 

ハザマ「おや、何でですか?」

 

ツバキ「こ、こう///お尻を突き出して///」

 

ノエル「立ちバックの態勢だね!ツバキ☆」

 

 

           デデーン 全員アウトー

 

ラグナ「おいノエルwwてめぇも自滅してんじゃねえwww」

 

ノエル「だってwwだってwwたっ…立ちバッkブフッwwww」

 

ツバキ「く、悔しいww衛士ともあろうものがあんな卑猥な言葉でww」

 

マコト「も~~ノエルン少し黙っててww」

 

             スパーン

 

 

 

 

ラグナ「おい…まだ始まって二十分も経ってねえぞ」

 

ハザマ「こ、これはもうすでにマズイですねぇ」

 

ツバキ「しばらくは笑い無しでいきませんか?」

 

マコト「そうだね!何回も立 ち バ ッ クの態勢は恥ずかしいもんね!!」

 

全員「………」プルプル

 

マコト「…ちっ」

 

 

ハザマ「というか次はナナヤ少尉が着替える番ですよ」

 

マコト「え~…あんなのの次とか嫌な予感しか無いんですケド…」チラっ

 

ラグナ「お前そんな事言うとこれで二段ジャンプするぞ?」

 

ハザマ「やめておこう、もうケツがもたねぇよ…」

 

マコト「そうですね…………それじゃ、マコト=ナナヤ、イッきまーーす!」

 

 

          デデーン ラグナ ハザマアウトー

ラグナ「おいwwわざとか!!わざとなのかww」

 

             スパーン

 

 

           

                十分後

ハザマ「え~…それではナナヤ少尉、お願いしまーす!」

 

                  ファサッ

マコト「きゅっぴぴぴぴーーーん!!まっこまっこり~ん♪マコト=ナナヤちゃんなりよぉ?」

 

全員「(´・ω・`)」

 

マコト「なんか…ごめんなさい…」

 

 

 

 

ノエル「服は…ふつうのウェイトレスさんのだね……」

 

マコト「う、うん…普通でよかったよ…」

 

ノエル&マコト「………」

 

 

 

 

ハザマ「さ、気まずい空気の中でツバキ中尉、着替えお願いします!!」

 

ラグナ「この調子で行くとあいつも普通の服っぽいがな」

 

ノエル「そうだといいですけどね」

 

 

 

 

 

 

 

              五分後

 

ハザマ「それでは、ツバキ中尉、お願いします!!」

 

ツバキ(アラクネタイツ)「………」

 

ラグナ「あっあぶ…あぶね~~」プルプル

                 

ノエル「顔がわからないけど多分ツバキだよねww」プルプル

 

ツバキ「きぇひひいいいいいい!!あ 我喰う う!!きひ ぃぃぃ!!」

 

 

         デデーン ラグナ ハザマ ノエル マコトアウトー

ラグナ「やwwめwwろww」

 

ハザマ「ツバキ中尉って実はこんなキャラだったっけかwww?」

 

マコト「私たちもこんなツバキ見るの初めてだよwww」

 

                スパーン

 

 

 

ツバキ「ごめんなさい…こんな感じかなと思って…」

 

ノエル「うん、あってるけどやめてね」

 

ツバキ「了 。我、理解 た。」

 

ラグナ「……っく…く…」プルプル

 

 

 

                 

 

 

ハザマ「それじゃ着替え終わったので魔操船発着所に行きましょうか、ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「お前さっきその語尾完全に忘れてただろ」

 

ノエル「プっww」

 

マコト「あ、ノエルン今…」

 

ノエル「え?笑ってないよ?」

 

マコト「でも今…」

 

ノエル「笑ってないよ?」

 

マコト「…」

 

ノエル「…」

 

マコト&ノエル「アハハ」

 

            デデーン ノエル マコト アウトー

 

ラグナ「何やってんだ、二人とも」

 

ノエル「反省してます…」

 

                スパーン

 

ハザマ「ここから発着所まで10分くらいですからそこまでは歩きますよ、ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「ちっ…めんどくせぇな」

 

 

 

             ~魔操船発着所までの道~

 

ノエル「でも、こうやって皆で行くのってなんだか遠足みたいで楽しいですねー」

 

ラグナ「はいはいそうだな、分かったからあっちの方行っといてくれ、今はそんな気分じゃねえんだ…」

 

ノエル「も~、硬いですねーラグナさんは、こういう時こそなじまないと!!」

 

ラグナ「お前はなじみすぎだ、バカノエル」

 

ノエル「バカバカ言わないでください!!」

 

 

 

ラグナ「…しかし、なんで帝…いやサヤはなぜこんな事を?」ボインボイン

 

ラグナ「統制機構か?いや、もっと大きな何か大きな力が干渉しているのか?」ボインボイン

 

 

ラグナを除く全員「……」プルプル

 

ラグナ「はっ…!まさかまたタカマガハラの干渉か!?」ブルルンブルルン

 

 

           デデーン ハザマ ノエル マコト ツバキアウトー

 

ハザマ「こww子犬ちゃんwwその格好で冷静にならねえでくれww」

 

ノエル「頭かしげるたびに胸がすんごい揺れてるんですけどwwww」

 

マコト「ホント私よりでかいんじゃない?ww」

 

 

                  スパーン

 

 

 

          8時00分  魔操船発着所

 

 

ラグナ「魔操船なんて乗ったことないからよく分からんが…揺れんのか?」

 

ツバキ「心配いりませんよ。最近の魔操船は低振動ですし、ましてや統制機構の魔操船は危険な兵器を積んでの運行もあり得ますから振動はほぼ0になっています」

 

ラグナ「そりゃ良かった」

 

ノエル「あれ?ラグナさんもしかして乗り物苦手なんですか?」

 

ラグナ「ああ、だから大抵移動は歩きだ」

 

ノエル「でもそれだと体鍛えられて良いんじゃないんですか?」

 

ラグナ「まー、そうかもな」

 

 

 

ハザマ「ん?何だかあっちの方が騒がしいですねぇ?ひゃっはあああああ!!」

 

ノエル「あ、ホントですねそれになんか衛士の人たちも見えますし、事件かなんかじゃないですか?」

 

ラグナ「テルミ、お前なんか聞いてんじゃねえのか?」

 

ハザマ「私はここにみなさんを連れてくるまでが仕事でしたからね、他の事は何も…ひゃっはあああああ!!」

 

ツバキ「次の魔操船の到着は………後8分後ですね。まだ少し時間ありますし、すこし見に行きませんか?もし何かしらの事件ならば、私達も出動する事になるでしょうしね」

 

ラグナ「オレは衛士じゃ無いんだが?」

 

マコト「史上最高賞金額の大犯罪者が加勢してくれたら百人力ですね!!」

 

ラグナ「はぁ…めんどくせぇ」

 

 

 

 

ツバキ(アラクネタイツ)「すみません、どうしたんですか?」

 

衛士A「ひっ…あっ統制機構の人ですか?」

 

ツバキ「はい、たまたまこの近くを通りかかった第零師団に所属する、ツバキ=ヤヨイ中尉であります、この近くで何やら人だかりができていたので、なにか事件か何かが起こったのかと思いまして…」

 

衛士B「ええ、今、この近くで変質者が暴れていて、手が付けられない状態だったんです」

 

ツバキ「まあ、それは。その変質者の特徴とかはありますか?」

 

衛士A「特徴ですか?…うーん、特徴の塊のような人だったんですが…」

 

ツバキ「ど、どんな人ですか…それ」

 

 

 

 

衛士達「お~~い今そっちに変質者が向かったぞ!!」

 

衛士A「あ、あいつです!!」

 

ハザマ「あいつ?」

 

 

全裸バング「こっちでござるwwこっちでござるww」ヒュンヒュン

 

衛士C「くそっちょこまかと…!」

 

衛士D「裏に回れ!!背後を取られるな!!」

 

 

 

 

            デデーン全員 アウトー

 

ラグナ「忍者ww何やってんだww」

 

ハザマ「すげぇww隠してねえよwwあれもろでチ○コさらしてるぜwww」

 

ノエル「ちょっwwあれ、良いんですか?ww」

 

ツバキ「ノ、ノエル、見ちゃダメよ!!」

 

            スパーン

 

 

               8時07分 魔操船発着所

ラグナ「あ~~…くっそ、あの忍者にはやられたわ」

 

マコト「こっちでござるwwこっちでござるww」

 

ラグナ「ぶふっww」

 

 

            デデーン ラグナアウトー

ラグナ「ちょっ、やめろお!!今沸点下がってんだからww」

 

             スパーン

ハザマ「おいおい子犬ちゃん大丈夫かよ?今お前がぶっちぎりでケツぶっ叩かれてっぞ?ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「くっ…今から本気出す」

 

ハザマ「まあなんにせよ今から魔操船に乗りますが、何個か説明があります。ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「ああ、なるべく手短にな」

 

ハザマ「ええ、まず一つは、魔操船の中でも絶対に笑ってはいけない、は変わりません、ひゃっはあああああ!!」

 

ツバキ「まあ、そうでしょうね」

 

ハザマ「そして二つ目、目的地につくまでにいくつかの停留所に止まります、ひゃっはあああああ!!」

 

ラグナ「いちいち休憩すんのか?まあ、構わねえよ」

 

ハザマ「それでは、魔操船に乗り込みましょうか!」

 

 

 

 

 

ハザマ「あ、やべ間違えた。乗り込みましょうか!ひゃっはあああああ!!」

 

 

         デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキ アウトー

ラグナ「キャラ付けぐらい最初から決めとけww」

 

ノエル「今、完全に素が出ていましたよwwww」

 

 

               スパーン

 

つづく

 




キャラの役割でいうと、ラグナが松本、ハザマが浜田、マコトが遠藤、ツバキが田中、ノエルが山崎といったところです。


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第三話 ハザマ「ハザ=マン子といいます」

どうも、アルタイルです。開始三話目でもうすでにネタが切れかかってます…
今回はアウトは控えめになっていますのでそこらへんをご了承ください


           ~8時20分 魔操船内部~

ラグナ「思ったより中はきれいなんだな…」ボインボイン

 

ハザマ「あ、そうそう席はあそこにある長椅子に私、子犬ちゃん、ヴァーミリオン少尉、ナナヤ少尉、ツバキ中尉の順でお願いしますよ」

 

ラグナ「?、もうひゃっはあああああ!!、は言わねえのか?」ボイン

 

ハザマ「なんかもうのどがやられてきたからもういいや」

 

ラグナ「ああ……やっぱりかなりのどに来てたのか…」ボインボ

 

 

 

 

 

 

 

 

マコト「今気づいたけどさ、私達以外の人も結構これに乗ってるんだね」

 

ラグナ「そりゃ公営の魔操船なんだしオレ達以外の一般人も乗ってんのなんか当たり前だろ?」ボインボイン

 

マコト「そ、そうじゃなくて、さ…」

 

ラグナ「?」ブルルン

 

マコト「すごい面識のある人が乗ってたりしそうで…」

 

ラグナ「さすがに統制機構の奴らもそこまではしてこねぇだろ。さっきの全裸忍者には驚いたが……考えてみろ、月300円の給料の施設だぞ?そんな大掛かりな事して来やしねえよ」ブルンタッタ

 

マコト「で、ですよねー」

 

 

 

 

 

             ウィイイィィィイイィン

ノエル「あ、動き出しましたよ!?」キャッキャッ

 

ラグナ「んな事ぁわかってる…頼むから隣ではしゃぐのはやめてくれ…もう寒いとはいえこん中は暖房が効いてるから暑苦しいんだよ…あと近い」ブルン

 

ノエル「少しドキッとしちゃいましたか?」

 

ラグナ「あ!?……あー、そうだな…後10センチあればな」

 

ノエル「う……良いですよ!後2年もすれば10センチぐらいすぐでかくなっちゃいますから!!!」

 

ラグナ「そんなに待ってられるか。つーかお前もう成長期過ぎてるだろ?…なあ」

 

ノエル「あ、発着所の様子が見えますよ!!」

 

ラグナ「聞いちゃいねえし…」

 

 

 

 

 

ツバキ「そういえばさっきまであった人だかりがきれいさっぱり無くなっていますね。」

 

マコト「もしかしてこの企画の為だけのエキストラだったりしてね~☆」

 

ハザマ「ハハ…まさか」

 

ラグナ「ん?でも衛士達はいっぱい集まってるぞ?」ブルンブ

 

ツバキ「あら、ホントですね。もう帰る準備でもしてるんz…」

 

 

全裸バング(手錠装備)「……」

衛士F「おい!さっさと歩け!!」

 

 

             デデーン全員 アウトー

 

ラグナ「つかまってるww」

               スパーン

 

 

ハザマ「あいつ罪どんぐらいなんだろうな…」

 

ツバキ「おそらく公然わいせつ罪、そして騒いだ事による公務執行妨害、これの場合は…」

 

ノエル「ごめんツバキ頭痛くなってきたからもういいよ…」

 

ハザマ「…ふ」

 

             デデーン ハザマ アウトー

 

ハザマ「んなっ!!今のは笑ってねえぞ!!?」

 

                スパーン

 

ハザマ「くっそ~…今の裁定絶対おかしいだろ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               ピンポンパンポーン

 

アナウンス「間もなく第二発着所に着きます。お降りの方は、お忘れ物の無いよう…」

 

ラグナ「あ、もうそんなに時間経ったのか…後何個発着所行くんだ?」ボインボイン

 

ハザマ「これを除いたら…後一つですね」

 

ツバキ「この時間帯はよく衛士の方達もよく利用してるんですよ?」

 

ノエル「私もこの魔操船使って毎日勤務してるんです!」

 

ラグナ「お前そんな金あんのか?」

 

ノエル「え?払ってませんよ?」

 

ラグナ&ツバキ「は?」

 

ノエル「あ、だれかに私が乗ってるときの写真撮られたんですけど、見ます?」

 

ツバキ「ええ、是非」

 

ノエル「これなんだけど」

 

    【ノエルが必至に魔操船の外壁にへばりついている写真】

 

            デデーン ラグナ ツバキ アウトー

ラグナ「危ないからやめなさいww」

 

ツバキ「ノ、ノエルwwお金なら私が少しなら払ってあげるからwww」

 

ノエル「え!?ホントに!?」

 

ラグナ「落ちたりしたらどうすんだよ…」

 

ノエル「……」

 

ラグナ「分かったか?だからこんな事…」

 

ノエル「………た」

 

ラグナ「あ?」

 

ノエル「そこまで全然考えてもなかった…まさか落ちる事を想定なんて…」

 

ラグナ「お前ホントにバカノエルって呼んでいいか?」

 

ノエル「な、何でですか!?」

 

ハザマ「お前ら仲良いな…」

 

 

 

 

 

 

 

アナウンス「ドアが開きます。はさまれないようご注意ください」

 

           ウィーン

???「ガッデム!!!!」

 

全員「!?」

 

衛士達「落ち着いて!そこから動かないでください!!」

 

 

 

カグラ=ムツキ「この魔操船に乗ってる奴ら!!今からその場を動くな!!」

 

ハザマ「な、何なんですか!?急に…」

 

ラグナ「統制機構の奴らもいっぱい乗り込んできたぞ!?」

 

カグラ「今ここに超高額の賞金首が紛れ込んでいるらしい!!」

 

ラグナ「!?(くっ…まさかオレの事か!?今ここは密室、逃げる事は不可能……終わったか?)」

 

ノエル「あ、あの!ちなみにその人どんな事したんですか?」

 

カグラ「ん?あー、罪は殺人、死体遺棄、強盗、公然わいせつ、公務執行妨害、強姦、偽証、その他もろもろだな」

 

ハザマ「そ、そんな事までしてたのかよ子犬ちゃん…流石にオレも擁護できねえわそれは」

 

ラグナ「ち、ちげえよ!確かに統制機構の奴らは何人かぶっ飛ばした記憶はあるがよぉ、オレは窯の破壊ぐらいしかしてねえぞ!?」

 

ツバキ「ちなみにその極悪犯の顔写真とかはあるんですか?」

 

カグラ「ん?ああすまないな。そういや提示してなかった………えーと、これだな」ピラッ

 

 

 

      【鼻をほじっているハザマ(テルミ)の顔写真】

 

ハザマ「(;゚Д゚)!?」

 

           デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキ アウトー

 

 

ラグナ「こ、これはまたww無様な姿をカメラに収められたなぁwwww」

 

ツバキ「というかwwいかにも全然殺人とかできなさそうなwww」

 

              スパーン

 

カグラ「そして今から一人ずつお前たちの名前を聞いていく!!」

 

ツバキ「え?なんでですか?」

 

カグラ「情報によると、その犯人はイニシャルがT・Uらしいからな」

 

ラグナ「いやもうそんな事しなくてもオレの隣のこいつつかまえれば良いじゃん」

 

 

 

カグラ「それじゃ端にいる変なタイツきたあんたからいくぞ」

 

ラグナ「無視かい」

 

ツバキ(アラクネタイツ)「え、あ、はい。ツバキ=ヤヨイ中尉、であります…」

 

カグラ「イニシャルはY・T…顔も……違うな…こんなに犯人は幸薄そうな顔はしてねえ」

 

ツバキ「さ、幸薄い!?」

 

カグラ「さて次、そこのあんた、名前は?」

 

マコト「マコト=ナナヤで~す」

 

カグラ「N・M…こいつも違うか」

 

 

ノエル「ラ、ラグナさん…イニシャルって何ですか?」

 

ラグナ「適当にT・Uって答えとけ」

 

ノエル「そしたらつかまるじゃないですか!!」

 

 

カグラ「あんたは……うん、違うな次」

 

ノエル「え?……なんか扱いひどくないですか?」

 

 

カグラ「おいそこの赤いコート着てるの。名前は?」

 

ラグナ「えー…ラグナ=ザ=ブラッドエッz…」

 

カグラ「うん違う、次」

 

ラグナ「だんだん雑になってきてる…」

 

 

 

カグラ「おい、そこのあんた、名前は?」

 

ハザマ「えー…私諜報部のハザマと申します」

 

カグラ「ちげえよ、コードネームじゃなくて本名を聞いてんだよ」

 

ハザマ「え?私の本名はハザマですよ?」

 

カグラ「ハハハ、面白ぇな、オレは本名を聞いてるんだ」

 

ハザマ「え?あ、ああええと……」

 

 

ハザマ「ハザ=マン子と言います」

 

           デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキアウトー

 

ラグナ「おいテルミww往生際悪いぞwww」

 

ノエル「ハザ=マン子ってwww下ネタですか?www」

 

ツバキ「最低ですね。ハザ=マン子www」

 

 

               スパーン

 

ラグナ「カグラさん、こいつの名前ユウキ=テルミです」

 

ハザマ「あっ、てめえ何言っt…」

 

カグラ「ユウキ=テルミ?イニシャルはT・Uだな。それに顔写真もそっくりじゃねえか!!」

 

ハザマ「いや、人違いです」

 

カグラ「お前自分が何したか分かってんのか!?」

 

ハザマ「い、いや自分とんだ濡れ衣…」

 

カグラ「ちょっと来い、性根叩き直してやる!!!」

 

 

 

 

 

ハザマ「あ、あの?何をなさるつもりです?」

 

カグラ「お前のその腐った性根を叩き直すんだよ」

 

ハザマ「あ~いや私、暴力は反対で…」

 

カグラ「そうか……じゃあ代わりにお前の名前を…大声で!フルネームで!聞かせてくれねえか?」

 

ハザマ「あ?それだけでいいんですか?…それじゃ」

 

 

ハザマ「ユウキ……テルミです!!」

 

カグラ「どおおおおりゃああああ!!!」

 

           バッチイィイィン

 

ハザマ「うぱひぃっ!!」

 

 

ラグナ「うっわぁ…今のめちゃくちゃ痛いやつじゃねえか?」

 

              ドサッ

 

ノエル「あ、倒れ伏した」

 

ツバキ「あの、ハザマ大尉?大丈夫ですか?」

 

 

ハザマ「大丈夫じゃないでず……」

 

カグラ「よし、それじゃこいつを拘束して本部に…」

           

            ピリリリリリ ピリリリリリ

 

カグラ「なんだ?こんな時に……どうした?………………何ぃ!?犯人がそっちで見つかって今こっちに向かってるだと!?」

 

衛士G「た、隊長!!来ました!あいつです!!」

 

ラグナ「誰だ?テルミに似たやつなのか?」

 

ハザマ「もう何が起きても動じねえよ……」

 

ツバキ「あ、ビンタされたところ大丈夫ですか?」

 

ハザマ「まだヒリヒリします…」

 

 

衛士H「来ました!!あいつです!!!」

 

 

 

                 

全裸バング「こっちでござるwwこっちでござるww」

 

 

            デデーン 全員 アウトー

 

マコト「もうこいつはいいよwwww」

 

ラグナ「おい忍者さっきつかまってただろwww」

 

ノエル「しかも相変わらず全裸ww」

 

 

 

 

全裸バング「こっちでござるwwこっちでござるうぅううぅぅぅぅww」パリーン

 

ラグナ「変態忍者が窓突き破って外に出た!?」

 

カグラ「くそっお前ら!!続け!!やつを逃がすな!!」パリーン

 

ツバキ「ちょっカグラさん!…ここ今空中ですよ!?」

 

 

 

                しーーーん

 

ラグナ「だ、大丈夫か…あいつら」

 

ハザマ「ま、まあなんとかなるんじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

          

 

 

        

 

 




次……どうしよう……


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第四話 ニルヴァーナ「アッー♂アッー♂」

どうも、アルタイルです。
ネタに少し詰まって少し時間が空いてしまいました…


前回からのつづき

 

 

 

ラグナ「あ、おい。次の魔操船発着所が見えてきたぞ」

 

ハザマ「お?ああ、じゃあこの次が目的地だな」

 

ツバキ「ふぅ、乗ってた時間は多分二十分ぐらいなんだろうけど……なんかどっと疲れたわ…」

 

マコト「まぁ、さっきの変態忍者には驚いたよね~…さっきまで魔操船の外にいたのに。どうやって入ったんだろうね」

 

 

ハザマ「………」

 

ラグナ「おいどうした?テルミ。さっきから口数少ねえじゃねえか。腹でも下したか?」

 

ハザマ「てめぇと一緒にすんじゃねえよ。こちとら別の事考えてたんだよ……」

 

 

 

 

 

ハザマ(まさかさっきのは…ファントムか?……いや流石にあの帝もそこまで大掛かりな事は………ん?いや待てよ?そういえばちょっと前に…………)

 

 

 

 

 

             ちょっと前の日 帝の部屋 トイレ前

 

                 ジャアアァアアア   ガチャッ

 

帝「ふう、今日も快調じゃ」

 

ハザマ「あれ?帝?さっきまでベッドにいませんでしたか?」

 

帝「うん?メンドクサイからファントムにトイレまで転送してもらったぞ」

 

ハザマ「そんな事にファントム使わないでくださいよ…」

 

帝「よいではないか、減るものではあるまいし……おいファントム、このゴミをゴミ箱に転送するがよい」

 

ファントム「…」

 

             フォン

帝「ふむ、やはりどこぞの緑膿菌より役に立つわ」

 

ハザマ「誰が緑膿菌ですか!!!」

 

 

 

 

 

 

 

        ―回想終了

 

ハザマ(帝ならやりかねねえぇぇぇ!!)

 

 

 

 

 

ツバキ「あら、ねえノエル、あれ」

 

ノエル「ん?何?」

 

ツバキ「ほら、そこの二人席のところ…」

 

 

 

カルル=クローバー「…」

 

ノエル「え!?カルル君!?」ガタッ

 

カルル「あ」

 

ツバキ「こっちに気づいたみたいね」

 

 

 

 

 

カルル「これはまた、ツバキ先輩、マコト先輩、ノエル先輩、それと……お二方は先輩たちのお知り合いということでいいですか?

ハザマ「かまいませんよ」

 

ラグナ「まあ、そんなもんか」

 

ツバキ「そういえばカルル君、今日はどうしてこんなところに?」

 

カルル「いや、次の魔操船発着所で有名なプロレスラーのミニライブのようなものがあるらしいので、是非見てみたいと思いまして……」

 

マコト「あれ?カルルきゅん、プロレスなんかに興味なんかあったっけ?」

 

カルル「いや、僕は全くですけど…姉が…ね」

 

ニルヴァーナ「…///」

 

              デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「こいつがプロレスすんのかwww」

 

ハザマ「頬を染めんじゃねぇwwww」

 

                スパーン

 

 

 

 

カルル「あ、着いたみたいですので僕はこれで……」

 

ツバキ「ええ、またいつか、ね」

 

ノエル「ねえ、さっき言ってたプロレスラーのミニライブってどんなのなの?」

 

カルル「あ、興味ありますか?魔操船発着所でやりますからそこの窓から見れますよ?」

 

ノエル「ホント!?楽しみだなー、どれどれ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

プロレスラーアベラエル(アズラエル)「よい子のみんな!!今日は来てくれてありがとおおおぉぉ!!!」

 

ガキ共「おおおおおおおおwwww」

 

 

                デデーン 全員 アウトー

 

ラグナ「あいつwwwよくこんなのをwww」

 

ハザマ「覆面かぶってるけどあれ、どうみても第七機関の狂犬ですよねwww」

 

 

                スパーン

 

アベラエル(アズラエル)「よーしそれじゃぁ今日も、いつものやつ、いってみよーー」

 

ガキ共「わあああああああwwww」

 

 

マコト「何やるんだろうね?」

 

ラグナ「どこぞの赤タオル野郎みたいに『1、2、3、ダー!』みたいなやつじゃねえのか?」

 

 

 

 

アベラエル(アズラエル)「アッー♂アッー♂」

 

ガキ共「アッー♂wwアッー♂ww」

 

             デデーン 全員 アウトー

 

ラグナ「くっそwwあいつ子供になに教えてんだwww」

 

ノエル「もう今度からあの人の名前アベラエルでもいい気がしてきたww」

 

ツバキ「子供に悪影響ですwww」

 

 

             スパーン

ラグナ「よく見たらさっきの紫メガネもやってやがるし…」

 

ハザマ「……」プルプル

 

ラグナ「ん?どうしたよテルミ」

 

ハザマ「…あ、あれ…」プルプル

 

ラグナ「あれ?」

 

 

ニルヴァーナ「アッー♂アッー♂」

 

            デデーン 全員 アウトー

 

ラグナ「なんだこの連続コンボwwww」

 

ノエル「色々言いたい事はあるけどwwww」

 

ハザマ「しゃべったwww」

 

 

               スパーン

 

 

 

ノエル「もうあっちの方は見ないようにしときましょう…」

 

マコト「そうだね…耐えれる気がしないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

???「おうおうおう!!いけまへんがなぁあんちゃん!!」

 

???「そっちこそあんまし調子のったらあかへんでぇ!!!」

 

ラグナ「ん?今度なんかあっちの席の方が騒がしいn…」

 

 

 

バレット「あぁん!?やんのか?あ?」

 

アマネ「上等じゃいわれぇ!!」

 

 

            デデーン 全員 アウトー

 

ノエル「キャラwwキャラがwww」

 

マコト「ぶっ壊れてるってレベルじゃないよwww」

 

               スパーン

 

アマネ「おうおうバレットさんよお!!あんましこっちを怒らせへんほうが身の為やでぇ?」

 

バレット「それはこっちのセリフや!!」

 

アベラエル(アズラエル)『アッー♂アッー♂』

 

ガキ共『アッー♂wwアッー♂ww』

 

ラグナ「まだやってるぞ…あっち」

 

ハザマ「いい加減どっか行ってほしいぞ…」

 

ノエル「あはは、いつまでやるんですかね」

 

 

             デデーン ノエル アウトー

 

ノエル「あ、やば。忘れてた…」

 

              スパーン

 

バレット「もう埒があきまへんわ!!」

 

アマネ「それはこっちも思っとったわ!!!」

 

ラグナ「なあ、この茶番見なきゃいけないのか?」

 

ハザマ「さぁ…魔操船も出発しませんし…見るしかないんじゃないのか?」

 

 

 

バレット「おうおうおう!!耳から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!?」

 

アマネ「ふざけるでねぇ!!オレがスーパーマンになったらバレットなんか秒殺やでぇ!」

 

 

 

バレット「もう…こうなったら…」

 

バレット&アマネ「変身や!!!」ドドンッ

 

ラグナ「いや、その理屈はおかしい」

 

             デデーン ツバキ アウトー

ツバキ「まww真面目につっこまないでくださいよwwww」

 

 

バレット&アマネ「いくぞ!!変身や!!!」ドンっ

 

マコト「あ、カバン出した」

 

 

アマネ「……っしょ…ん…と」モゾモゾ

 

バレット「えっと……ここがこうで……」モソモソ

 

マコト「うわっ…手際悪っ!」

 

            三分後

 

アマネ&バレット「よっしゃああ!!ほないくでえ!!」

 

 

 

アマネ「あ、上下逆だった」

 

               デデーン 全員 アウトー

 

ラグナ「時間の無駄だwww」

 

ツバキ「早く進めて……ww」

 

                  スパーン

 

 

バレット「おいどうしたよぉ!!早よ来んかい!」

 

アマネ「ちょっと待っとけやぁ!!」モタモタ

 

 

 

               二分後

 

アマネ「…………よし!!」

 

バレット「いいか?ほないくでぇえ!」

 

アマネ「おうおう!!バレットさんよお!!」

 

バレット「なんやねんなぁ!!」

 

 

 

アマネ「あのすみません…チャック閉めてもらっていいですか?」

 

バレット「あ、はい………これでいいですか?」

 

 

 

              デデーン 全員 アウトー

 

ハザマ「急にキャラを戻すなwwww」

 

マコト「しかもアマネさん社会の窓閉めてもらってるしww」

 

ラグナ「プライドねえのかwww」

 

 

                スパーン

 

アマネ&バレット「……」スタスタ

 

ラグナ「帰るときは無言なのな…」

 

               

              ウィイィイィイイン

マコト「あ、やっと動き出したよ~…」

 

ツバキ「ホントこの発着所もかなりインパクトが強かったわね……」

 

ノエル「あ、ツバキ、マコト、下見てみてよ下!」

 

ツバキ&マコト「下?」

 

 

 

アベラエル(アズラエル)&バレット&アマネ「アッー♂アッー♂」

 

 

                デデーン マコト ツバキ アウトー

 

ツバキ「くっ…ww油断したわwww」

 

マコト「ノエルン…wwwこの企画終わったら一発、殴らしてもらうかんねwwwww」

 

                    スパーン

 

 

 

 

 

ラグナ「そういや忘れてたけどさ、オレ達レストランのウェイトレスだろ?どこのかとかは分かってるのか?」

 

ハザマ「いや、まあでも聞いた話によると次の発着所でもうすでに案内役の奴が待機してるらしいぜ?」

 

ラグナ「そうか…ならまあ安心だな」

 

 

 

 

 

ツバキ「あれ?そういやラグナ=ザ=ブラッドエッジ、さっきと比べてなんか胸が小さくなったような気がするのですが」

 

マコト「…というか、なんか歯型みたいなものがあるんですけど…」プルプル

 

ラグナ「我慢できへんかった…」

 

 

               デデーン ツバキ マコト アウトー

 

ツバキ「朝ごはん食べてきてないんですかwww」

 

マコト「しかももうもはや片方の乳無いしwwww」

 

                 スパーン

 

 

ラグナ「もうメンドクサイからこれ食っちまおう」ズポッ

 

ハザマ「あ、貧乳になった」

 

ツバキ「もうこれでいいですよ…むしろ今までがおかしかったんですよ……」

 

ラグナ「あー、肩が凝ったわ…」

 

 

ノエル「一度で言ってみたいなぁ…そんなセリフ……」

 

ハザマ「ちょっと、ヴァーミリオン少尉?目からハイライトが消えてますよ?」

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 




やっと魔操船(バス)編、一区切りついたわ…
あ、ちなみにこの小説は短編ですから後2~30話で終わらす予定です。


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第五話 【子供に大人気のプロレスラーアベラエルことアズラエル、また掘られる!!】

どうも、アルタイルです。今回は次のステージへの移動編です。



前回からのつづき

 

 

 

 

             ピンポンパンポーン

アナウンス「えー、間もなく第三魔操船発着所に到着します。お降りの方はお忘れ物の無いよう…」

 

 

 

 

 

ノエル「ワー、ラグナサン、ハッチャクジョニツイタミタイデスヨ?」

 

ラグナ「アァ、ソウダナ。ジャアソロソロオリヨウカ?」

 

ハザマ「横の二人が疲労とケツを叩かれすぎた事で壊れてしまった……」

 

 

マコト「し、しっかりしてノエルン!!今度一緒にマロンパフェ食べるって言ったでしょ!?もちろんノエルンのおごりで!」

 

ハザマ「おい子犬ちゃん!てめえもしっかりしやがれ!!お前もオレに土下座して靴なめます!…って言っただろ!?」

 

 

 

 

ラグナ「はっ…!オレは一体……」

 

ノエル「う~ん…」

 

マコト「…良かった、さっきまで二人とも訳のわからないうわごとを言い続けててすっごく怖かったんだから!!」

 

ツバキ「いえマコト、ノエルが訳のわからないうわごとを言ってるのは普段通りよ」

 

マコト「あ、言われてみれば確かに」

 

ノエル「いやいや二人とも!?私そんなにアブナイ感じの人じゃないからね!?」

 

ラグナ「それとテルミ、オレそんなこと言った覚えはないからな」

 

ハザマ「あらら…覚えてましたか……」

 

 

 

 

 

            8時30分 第三魔操船発着所

 

ラグナ「…へっくし!……あーやっぱりもう冬だな…寒みいぃ…」

 

ハザマ「打ち合わせの時の話では8時30分にここで落ち合う予定だったんですけどねぇ…」

 

ノエル「ホントにここで合ってるんですかぁ?」

 

マコト「ちょっと、怖いこと言わないでよノエルン」

 

ノエル「えー、いやだって、さっきの魔操船発着所にいた人がいるんだもん…」

 

マコト「え?」クルッ

 

 

 

スーパーマンの服を着たアマネ&バレット「……」

 

 

               デデーン 全員アウトー

 

マコト「これは確かに不安になるwwww」

 

ツバキ「しかも二人ともしっかりスーパーマン装備www」

 

ハザマ「帝、ファントム乱用し過ぎだろぉぉwwwww!!」

 

                スパーン

 

ラグナ「で、本当にここで合ってんのか?あぁ?テルミィ…」

 

ハザマ「そんなに凄まれましても…私はなんとm…」

 

???「いや~、ごめんなさ~い!遅れちゃったわ~!!」

 

ラグナ「あ?」

 

 

 

 

 

ライチ=フェイ=リン「あらあら、待たせちゃったみたいね?ごめんなさい、ラオチュウが急にどこか行っちゃって…」

 

ラグナ「え?もしかしなくてもあんたが今後の進行役?」

 

ライチ「ええそうよ?今後ともよろしくね?」

 

ラグナ「お、おぅこっちもよろしくな?(あ、何だてっきりクソ弟〈ジン〉とかが来るのかとか思ってたが案外まともじゃねえか…)」

 

 

 

 

ノエル「えと、ライチさん?ここから目的地まで、どのぐらいかかりますか?」

 

ライチ「うーん…そうねえ…ここからだと………ざっと10分ぐらいってとこかしら?」

 

ハザマ「という事は、また徒歩ですか?」

 

ライチ「そうねぇ…そういう事になるかしら。まあでもあなたたちはまだ若いんだから!このぐらいなんともないでしょ!」

 

ラグナ「全然平気じゃねえよ……ハア…道中何もなければ良いが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           道中  どこかの階層都市下層の町

 

ラグナ「へえ……下層の方はもっと廃れてると思ったんだが、案外活気があるんだな」

 

ハザマ「まあ、この階層都市の首相のアヘ総理のアヘノミクス効果が色濃く出ているからなぁ」

 

            デデーン ラグナ アウトー

 

 

ハザマ「あ?どうしたよ子犬ちゃん?今のどこに笑う要素があった?」

 

ラグナ「う、うるせえよwww」

 

                 スパーン

 

 

 

 

 

マコト「ん?……ねえみんな!あの看板見てみてよ!」

 

ラグナ「あ?看板?どこの」

 

マコト「ほら、あの掲示板みたいなところの!!」

 

ツバキ「あらホント、結構デカデカとあったわね。どれどれ…」

 

 

    【子供に大人気のプロレスラーアベラエルことアズラエル、また掘られる!!】

 

           【紅潮したアズラエルの顔写真】

 

ツバキ「へ、へえぇ…」プルプル

 

ハザマ「なかなか大変なんですね…プロレスラーってのも」プルプル

 

マコト「今まで何回ぐらい掘られてるんだろうね?」

 

 

デデーン ラグナ ノエル ツバキアウトー

 

ラグナ「そういうツッコミ、マジでいらねえからww」

 

ノエル「というかこのアズラエルさんの顔、すごい…気持ちよさそう…www」

 

 

                 スパーン

 

 

 

ハザマ「おいおい二人とも、都合上書かれてないところも含めて今ダントツで一位二位を争ってる状態だぜ?」

 

ツバキ「ノエルはまあいいとして、ラグナ=ザ=ブラッドエッジって笑いには弱かったのね。知らなかったわ」

 

ラグナ「ぐ……別に弱い訳じゃねえよ…ただ……こういうのに慣れてねえだけだ!」

 

ハザマ「はいはい、じゃあ今後時間を重ねるたびにケツ叩かれる回数は減ってくんだな?」

 

ラグナ「そういう事だ」

 

 

 

 

 

ラグナ「なあ、ライチ…だっけか?まだ歩くのか?」

 

ライチ「ええ、でも後2~3分ってところね」

 

ノエル「ねえねえライチさん!ライチさんももしかしてそこで一緒に働いたりしちゃったりするんですか!?」

 

ライチ「ふふっ…働くも何も、私はそこの従業員なんだから」

 

ツバキ「え!?ライチさん医者と掛け持ちでレストランの従業員もやってるんですか!?」

 

ラグナ「んな訳ねえだろ、どうせこの訳分からねえ企画の設定みたいなもんだろ」

 

ツバキ「あぁ、そうだったんですか……すみません、少し取り乱してしまいました…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「それでお父さんが急にシャンパンをシャンパンでロケットを作って…」

 

ラグナ「お前の父親ホントに頭大丈夫か?」

 

???「ニャニャ!?いい人に乳の人ー!それに無い人に……なんだかいっぱいいるニャスーー!!」

 

ラグナ「うげ…この声は…」

 

 

 

 

 

タオカカ「ウニャー!やっぱりいい人だったニャス!」

 

ラグナ「おお、タオ久しぶりだな。…というかお前なんでこんなカグツチから離れた階層都市にいるんだ?」

 

タオカカ「ニャ?ニャんだか気が付いたらここに飛ばされていたニャス。もう訳ワカメロールニャス!!」

 

ラグナ「なんだそりゃ…。まあお前も勝手にこの企画に参加させられたんだな…」

 

タオカカ「ウソニャス。ホントはウソの人(レリウス)に『後で良いものあげるからおじさんと一緒に来ないか』って鼻息荒く言われたからホイホイついて行っちゃっただけニャス」

 

 

                デデーン 全員アウトー

 

ハザマ「あのエロ親父www何やってんだwwww」

 

ツバキ「もうあの人の半径2メートル以内に入りたくないwww」

 

ラグナ「あいついつかホントに捕まるぞwww図書館のやつなのにww」

 

 

              スパーン

 

 

タオカカ「あ、そうニャ。なんでいい人会ったか忘れてたニャ。飯をおごれニャ。」

 

ラグナ「おま、唐突だな………あー…あいにく財布持ってねえわ…」

 

タオカカ「えー…じゃあ今度からいい人の事はふつーのごみに格下げニャス!」

 

               デデーン ハザマ アウトー

 

ハザマ「このバカ猫以外と黒いwwww」

 

                 スパーン

 

タオカカ「なんでもいいから食べ物をよこすニャ!!もうタオは発狂スンゼンなのニャス!!ここで暴れてしまうニャス!!」

 

ツバキ「どうしますか?こんなところで暴れられても困りますし…」

 

ノエル「ハザマ大尉、行きますか?」

 

ハザマ「いやいや何がですか!?わが身を捧げろって事ですか?私絶対猫に殺されるだけは断固拒否ですよ!?」

 

タオカカ「タオも緑の人は別にいいニャス…」

 

 

 

ラグナ「………う~ん…あ、そうだタオ!これ食うか?」スッ

 

        【食いかけの超デカ肉まん】

 

ノエル「あ、まだ持ってたんですね、それ」

 

タオカカ「おおぉ!!食うニャス食うニャス!!やっぱりいい人はいい人だったニャス!!」

 

               ガツガツ ムシャムシャ

 

タオカカ「ふうー…まだまだいけるニャスね…」

 

マコト「あの一つがバレーボールぐらいある肉まんをほぼ一口で…」

 

 

 

タオカカ「いい人、あとその他もろもろの人、ありがとうニャス!!それじゃタオはカグツチに帰るニャス!!」

 

ラグナ「帰るっつっても魔操船だろ?金あんのか?」

 

タオカカ「大丈夫ニャス!魔操船にしがみつけばタダニャス!!!」ドヤァ

 

              デデーン ラグナ ツバキ アウトー

 

ツバキ「そんな渾身のドヤ顔で言われてもwww」

 

ラグナ「バカはみんな魔操船にしがみつくのかwww」

 

 

               スパーン

 

 

 

 

                三分後

ライチ「さ、皆ここが今日からみんなが働く場所よ」

 

           『ファミリーレストラン ココッス』

 

ラグナ「あー…『ココッス』かぁ…まあ来た事ぐらいはあるな…」

 

ハザマ「『ココッス』ねぇ…無難でいいと思いますよ?」

 

ノエル「『ココッス』かぁ…」

 

ラグナ「ん?どうした?ノエル」

 

ノエル「私一回この手のファミレスでアルバイトした事あるんですけど、その時キッチンが爆発して…それ以来トラウマなんですよ……」

 

ラグナ「やべえこいつと一緒に絶対キッチンにいたくない…」

 

ライチ「はーい、みんなーー、まずはこっちよー!」

 

 

 

 

つづく

 

 

 




ホントはこの話でもうすでにファミレス編も出してしまおうと思ったんですが、都合上六話に回す事になりました。
後、自分が書いているもう一つの作品の方も見ていただければ幸いです。


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第六話 バング「君はズバリ………緑膿菌でござる!!!」

どうも、アルタイルです。バカと天才とを振り分ける神のみぞ知る選別で更新がすっかりできていませんでした…
これからぼちぼち投下していければいいです…


前回からのつづき

 

 

 

           ~レストランココッス前~

ラグナ「というか、ウェイトレスって事はさ、もういきなりこの服で接客とかしたりすんのか?」

 

ライチ「う~~ん…私もそうしてほしいのは山々なんだけれど…まずはこの裏にある研修室で色々勉強してもらうと思ってるの」

 

ツバキ「ここ研修室なんかあるんですか……」

 

ライチ「ええ、それ程大それたようなものではないけれどね。それじゃ、早速この裏の研修室に………と言いたいのだけれど…」

 

ハザマ「けれど?」

 

ライチ「ええ、このエリアの『ココッス』のリーダーがここの店長なんだけど、丁度いらっしゃるから、まずはその方に挨拶しに行きましょうか」

 

ラグナ「それってまた歩くのかぁ?」

 

ライチ「いえ、心配いらないわ。店長室もここの裏にあるから」

 

 

 

 

 

              ~レストランココッス裏~

ライチ「それじゃみんな、まずはここでスリッパに履き替えてもらえるかしら」

 

ラグナ「おう」

 

 

 

 

 

 

 

ツバキ「……」

 

マコト「あれ?ツバキ、どうしたの?」

 

ツバキ「どうしたもこうしたも、私のスリッパだけ子供用のなんだけど…」

 

       【くまさんがプリントされたスリッパ】

 

               デデーン ノエル マコトアウトー

 

ノエル「かわいいwwww」

 

マコト「いいと思うよツバキww似合ってる似合ってるwww」

 

 

 

            スパーン

ツバキ「あのライチさん、なんで私だけこれなんですか?」

 

ライチ「ごめんなさいね。残ってるのがそれしかなくて…」

 

ツバキ「いえ、良いんです。そんなに大した問題ではありませんし」

 

ハザマ「そうですよ、大した問題じゃないですよ」

 

ラグナ「そうかもしれねえな。……つーかテルミ、なんでお前さっさと上がらねえんだ?」

 

ハザマ「いや……あの…」

 

 

 

ハザマ「私のスリッパだけ無いんですよ……」

 

ラグナ「ぶふっwww」

 

              デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「テルミwwwお前さっきから扱い散々だなww」

 

                  スパーン

 

ハザマ「あの、ライチさん…?なんで私のはないんですか?」

 

ライチ「それが、そのなんというか……紫色の髪のいかにも偉そうな人が『緑膿菌のスリッパはこれか?スリッパが可哀そうじゃ』、とか言って持って行っちゃったのよ~…」

 

ハザマ「帝の野郎……今度出会いがしらに邪翼崩天刃ぶちかましてやろうか…」

 

ツバキ「は、ハザマ大尉!?」

 

ハザマ「冗談ですよ、冗談♪、そんな事する訳ないじゃないですか(半分本気だけどな!)」

 

ライチ「ハザマさん、ごめんなさいね。後で予備のスリッパがないか探してみるわね」

 

ハザマ「すみませんねぇ…気を使わしちゃって……」

 

ライチ「いえいえ」

 

 

 

                 パタパタ ペタペタ

 

ラグナ「中は結構暗いんだな……」

 

マコト「それにすっごい静かだね~…店内はすごい賑わってたのに…」ブルルッ

 

ハザマ「だからって変な事言ったりしないでくださいよ?」

 

 

 

 

 

 

            しーーーーーん

 

ノエル(裏声)こっちでござるwwこっちでござるww」

 

 

 

               デデーン 全員アウトー

 

ノエル「いや、フリかなと思ってwwwww」

 

ラグナ「もうお前はしばらくマジで黙ってろ!!www」

 

ツバキ「くっ…せっかく気持ちが落ち着いてきたのにwwww」

 

              スパーン

 

マコト「そろそろいい加減にしようか?ノエルン?」ビキビキッ

 

ノエル「ごめんなちゃーい☆」

 

 

ライチ「ほら、皆店長室に着いたわよ」

 

                   ガチャッ

 

ラグナ「誰なんだろうな、店長」

 

 

 

???「いやあ、よく来たね」

 

ハザマ(社長とかがよく座ってるあのでかい椅子に座ってなおかつ背を向けてるから誰か全く分からない……)

 

ツバキ(声色から察するに、男性かしら?」

 

???「君たちのはこちらも多くの期待を寄せているんだ、頑張ってくれよ?」キイッ

 

ラグナ(あ、こっち向いた…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バング(スーツ姿)「私がこのエリアのココッスの統括部長この店の店長、シシガミ=バングでござる!!」

 

 

ラグナ「ぶっは!!」ハザマ「ぐふっww」ノエル「ぶっww」マコト「んっくww」ツバキ「ぷっくw」

 

 

 

                 デデーン 全員アウトー

 

ラグナ「知ってるわwwww」

 

ハザマ「もういやというほど顔とイチモツ見させられたからなwww」

 

ノエル「またこの人www」

 

 

                    スパーン

 

バング(スーツ姿)「どうしたでござるか?拙者の顔に何か付いているでござるか」

 

ラグナ「いや、なんでもねえ…いや、なんでもありません、か…」

 

バング「そうでござるか?なら良いでござるが……これからよろしく」手をさしのばし

 

ラグナ「あぁ…いやどうも……」ギュッ

 

 

 

バング「おお!そういえば忘れていたでござる!!」

 

ハザマ「急にどうしたんです?」

 

バング「この店では名前では呼ばずにそれぞれニックネームで呼び合っているでござる!」

 

マコト「へぇ…あ、じゃあ社長さんはなんて呼ばれてるんですか?」

 

バング「む?拙者でござるか?拙者のニックネームは『露出狂』でござる!!」

 

 

 

 

           デデーン ラグナ マコト ツバキアウトー

ラグナ「まんまじゃねえかwww」

 

ツバキ「あなたはそれで良いんですか?www」

 

 

 

                   スパーン

バング「ちょうど一列に並んでいるから一人ずつ順番に行くでござる!…ではそこの男なのにウェイトレス服きた頭のおかしいのから」

 

ラグナ「うるせえよ…」

 

 

 

              ー三十秒後ー

バング「う~む…なんとも悩ましいでござるが……決まったでござる!!」

 

ラグナ「頼むからまともなやついしてくれよ…」

 

バング「君のコードネームは……『肉まん』でござる!!」

 

ラグナ「ん…まあ、悪くはねえ…のか?」

 

 

 

バング「次はその隣のスーツ姿で緑髪の君、よろしく」

 

ハザマ「いえいえ、こちらこそ」

 

バング「実は君のコードネームはもう会った時からもうティンと来ていたでござる!!」

 

ハザマ「は、はぁ…(なんか嫌な予感するんですけど…)」

 

バング「君はズバリ……………『緑膿菌』でござる!!!」

 

ハザマ「ですよねー!」

 

 

                デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「理不尽すぎるwwww」

 

 

 

                スパーン

 

 

ハザマ「なんで緑膿菌なんだよ!!?緑といったらもっとメロンだとか色々あるだろうがよおぉぉぉ!!」クワッ

 

ラグナ「おい緑膿菌、店長だぞ。敬語使えよ」

 

ツバキ「そうですよ緑膿菌、いくら大尉といえどもこの程度の事はしっかりしていただかないと」

 

ハザマ「おまえらぁぁ…調子に乗りやがって…!!」

 

マコト「緑膿菌大尉、あまり近づかないでもらえますか?においがうつるんで」

 

ノエル「そう?そんなに変なにおいしないけど…」

 

 

 

ハザマ「(´・ω・`)」

 

ラグナ「……悪かったってテルミ、ちょっとオレらも調子に乗りすぎちまったよ」

 

ツバキ「私もすこし度が過ぎたかもしれません…すみません」

 

マコト「ごめんね、ハザマ大尉」

 

ノエル「なんかよくわからない、けど謝った方が良いのかな?」

 

ハザマ「いえ、ノエル嬢は結構です…」すっく

 

 

ハザマ「私も少し未熟なところもありましたし…今回はいいですよ…」

 

ラグナ&ノエル&ツバキ&マコト「ありがとう、緑膿菌!!」

 

ハザマ「ちょっと…泣いてきていいですか?」

 

 

 

               ~五分後~

 

 

バング「もういいでござるか?」

 

ハザマ「はい…もう大丈夫です」

 

バング「それではそこのリス系の亜人の君」

 

マコト「あ、はぁい」

 

バング「君には、食べ物に関したコードネームにするでござる」

 

マコト「あ、以外と普通かも」

 

バング「『マロン』、はどうでござるか?」

 

マコト「あ、なんか可愛い!しかも私の大好物だし!!」

 

バング「それは良かったでござる!…そしてそこの……黒タイツの君…」

 

ツバキ「……普段はこんな服じゃないんです……」

 

 

              ~二分後~

 

バング「君のコードネーム、これはなかなか自信作でござる」

 

ツバキ「はぁ…」

 

バング「『72』、でござる」

 

ツバキ「くっ」

 

マコト「どうしたの?ツバキ」

 

ツバキ「なんか、自然と声に出ちゃって…」

 

 

 

バング「それでは、これで全部でござるな!みんな、お疲れでござる!!」

 

ノエル「え?いや私…まだ…」

 

ライチ「それじゃみんな、次の場所に行きましょうか」

 

ノエル「え、いやだから私……」

 

ライチ「?」

 

ノエル「…いえ、なんでもないです……」

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キーボード久しぶりすぎる……誤字無いかホント心配だわ…………


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第七話 イグニス=クローバー「うふふっよろしくね?」

どうも、アルタイルです。今回は特に伝えたい事はありません。


前回からのつづき

 

 

 

マコト「ほらほら~ノエルン涙拭きなよ~」

 

ノエル「…うぇっ、ひぐ……こんな扱い、慣れてるし………学校にいた時もこういう事…!一度や二度じゃなかったし……!ひっぐ…」

 

ライチ「あらあら~~…これは泣き止むまで少し待った方が良いかしらね~」

 

ノエル「うぅぅぅうぅ……」グスッ

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「おい、いつまで鼻水垂らして泣いてやがんだ」

 

マコト「ちょっとー、そういう言い方はないんじゃないの?ノエルンは確かにバカで何もできないし一緒にいるだけでイライラする事もあるどうしようも無い娘だけどさ!」

 

ノエル「うわあああぁあん!!!」ビエエ

 

マコト「ほらも~!ノエルンまた泣き出しちゃったじゃん」

 

ラグナ「今のは九割九分九厘てめぇのせいだ!!………………ほら、これで涙を拭け」スッ

 

ノエル「うぇ?…」ズズッ

 

ラグナ「洗って返すなんて事はしなくていいからよぉ、というかこれが終わったらまた敵同士みたいなもんだから無理か……。まあなんにしてもハンカチはやるからな」

 

ノエル「ぇ…でもそんな、私」ズズッ

 

ラグナ「しゃべる暇があったらそれで顔拭けよ…何のためにやったと思ってんだ」

 

ノエル「あ、そ、そうですね…じゃあ……」

 

 

               チーン

ラグナ「うげっ…このアホ!オレは顔拭けって言ったんであって鼻をかめとは一言も…まあいいや、役に立って。」

 

 

 

ノエル「あ、あのラグナさん、これ!ありがとうございます。」

 

 

              【ノエルの鼻水付きハンカチ】

ラグナ「」

 

ノエル「これが終わったら、もういつ会えるかも分からないじゃないですか。だ、だからい、今の内に返しちゃおっかな、なんて思いまして…エヘヘ」

 

ラグナ「うん、オレも他人の鼻の粘膜液でグチョグチョじゃなければ快く受け取ったんだけどね……もうどうでもいいや…」

 

 

ライチ「それじゃ、次のところにいっても良いかしら?」

 

ラグナ「ああ、もう大丈夫そうだ」

 

 

 

 

                ~廊下~

 

ハザマ「お次はどこに行くんですか?」

 

ライチ「次はこの店、いえこの業界でもかなりの実力を持ったウェイトレスに会えるわよ」

 

ツバキ「そ、それはすごく光栄な事ですね…!」

 

ラグナ「実力のあるウェイトレスか…」

 

 

 

ヴァルケンハイン『お客様、席はこちらでございます…」

 

 

ラグナ「あり得るな……いや、もしくは…」

 

 

 

プラチナ『ご、ご主人様…!せ、せ、席はこちらでございます…き、今日はご主人様にいっぱいご奉仕しちゃうからな…///」

 

 

ラグナ「あぁ…最高だな……じゃなくて!」

 

ハザマ「さっきから独り言言ってどうした?医者に診てもらうか?幸い目の前にいるぞ?」

 

ラグナ「大丈夫だ。後オレはロリコンじゃねえ」

 

ハザマ「はぁ?」

 

 

 

 

 

ライチ「…と、ここよ」

 

              コンコン

 

ライチ「すみません、以前お話した新人の子ですが…」

 

???「あぁ、そういえば聞いていたわね。フフ…通してあげて?」

 

 

ラグナ(声だと20~30代の女性か?……別に残念だという訳じゃねえが…)

 

ツバキ(すごいきれいな声の人ね…きっと容姿もきれいな人なんだろうなぁ…)

 

ハザマ(あれ?この声聞いたことあるぞ?誰だっけ?)

 

 

              ガチャッ

 

 

 

 

 

イグニス=クローバー「うふふっよろしくね?」

 

 

 

              デデーン 全員アウトー

 

ラグナ「ニルヴァーナといい、wwこいつといいwwwなぜ喋れるwwwww」

 

ハザマ「そうだったwwwどおりで聞き覚えのある声だと思ったww」

 

ツバキ「うっわwwwお肌すっごいツヤツヤwwwww」

 

                 スパーン

 

イグニス「あなた達が今日からここで働く新人の従業員とは聞いているわ。」

 

マコト「はあ…」

 

イグニス「ところであなた」ツバキ指さし

 

ツバキ「は、はい!!何でしょうか!?」

 

イグニス「少し曇った目をしているわね。少し疲れてるんじゃないかしら?」

 

ツバキ「!?…そ、そうですね。少し疲れてるかもしれません……というかよく分かりますね」

 

イグニス「私、人の目を見るのが好きなの。その人の生き方とか、今までの事がわかるから…」

 

ノエル「へえ…」

 

イグニス「だからあなた達の目を少し見せてくれないかしら?」

 

マコト「別にいいですけど…」

 

 

イグニス「ありがとう、それじゃ端のあなたから」ズイッ

 

ラグナ「うおっ(顔近っ)」

 

イグニス「……ふ~ん、そう…なるほどね…」

 

ラグナ(ヤバいロボットだと思ってたけどこの人かなり良い匂いする…!)

 

イグニス「…ありがとう」スッ

 

ラグナ「やっと終わった…」

 

イグニス「過去に色々とつらい事があったのね…でもめげちゃダメよ?止まない雨はないんだから」

 

ラグナ「目ぇ見ただけでそんなとこまで分かるんですか?」

 

イグニス「ええ、慣れてくると」

 

 

イグニス「次はあなたね」

 

ハザマ「ハハ、なんか照れてしまいますね~」

 

イグニス「そんなに緊張しなくても大丈夫よ……失礼」

 

ハザマ「?」

 

イグニス「かぁああ…ぺっ」

 

                 べちゃ

 

ハザマ「…」

 

              デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキアウトー

 

ラグナ「タン…じゃなくてオイル吐かれたぞwww」

 

ノエル「しかもきれいにハザマ大尉の足にwwww」

 

イグニス「ごめんなさい…ちょっと溜まってて…」

 

ハザマ「い、いえ良いんですよぉ……」ヒクヒク

 

ノエル「あんな事されても怒らないなんて…」

 

マコト「ホントに紳士的だよね~ハザマ大尉は」

 

イグニス「あなたの目はあなたの前世を映しているわ」

 

ハザマ「は、はあ…」

 

イグニス「これは…なにかしら?……緑膿菌?」

 

 

                デデーン ラグナ ノエルアウトー

 

ラグナ「お前前世でも報われねえなあwwww」

 

                 スパーン

 

ラグナ「あー…いてぇ」

 

 

 

 

               ~五分後~

 

イグニス「あなたが最後ね」

 

ノエル「あ、はい…よろしく…お願いします」

 

 

イグニス「どれどれ……」ギュッ

 

ノエル「ひぎぃ!?」

 

 

イグニス「あなたの目、とても澄んでいるわね……まるで人形みたい…」ギュウッ

 

ノエル「は、はひ…そ、そうですかぁ?それは嬉し…!」

 

 

 

イグニス「ありがとう。あなた達ならこの先、やっていけそうよ。用事は済んだから帰っていいわよ?」

 

ライチ「貴重な時間を割いて頂き、ありがとうございます。…ほら、あなた達もお礼」

 

 

五人全員「ありがとうございました」

 

                 バタン

 

 

ラグナ「次はどこ行くんだ?」

 

ライチ「この後は研修室でしばらく休憩よ」

 

ノエル「やったー!やっと休める~」

 

ハザマ「ホントに休憩できればいいんですけどねぇ……」

 

 

 

つづく

 

 

 

 




ノエルが何をされていたかは最後らへんで書こうと思ってます。


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第八話 本文:たすけテ ツれてかレタ

どうも、アルタイルです。
それだけです。ええ、それだけです


前回からのつづき

 

                ガチャッ

 

ライチ「ここが今日からあなた達が使う研修室よ」

 

ツバキ「想像していたのより、ずっと立派…」

 

ライチ「当たり前よ。ココッスは新人の育成にも力を入れているんだから」

 

ラグナ「研修室にDVDプレイヤーあるし…」

 

ノエル「こんなものもありましたよ?」

 

 

            【バングの顔写真】

 

             デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

ラグナ「だからこういうの新人育成の何に使うんだよwwww」

 

                  スパーン

 

ハザマ「毎朝これに向かって拝んだりするんじゃねえのか?」

 

ラグナ「どこの宗教だよ…後ノエル、それは破壊力があるからなるべく目につかないところにでも置いといてくれ。絶対にお面みたいに使うんじゃねえぞ?」

 

マコト「なぁんだ、残念♪」

 

 

 

ライチ「それじゃ私は別の仕事があるから一旦離れるけど、あなた達は次の仕事まで各々自由にしてくれていいわよ?」

 

ラグナ「そいつはこの部屋から出てもいいのか?」

 

ライチ「う~~ん…原則としてはダメなのだけれど、トイレとかなら大丈夫だったはずよ?…あ、ちなみに場所はここの廊下を突き当り右だから」

 

ツバキ「色々とありがとうございます…。お仕事頑張ってください!」

 

ライチ「ええ、ありがとう」

 

                    ガラッ バタン

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

                  -五分後-

 

ノエル「ツバキー、そこのお菓子取ってー」

 

ツバキ「色々と種類があるのだけれど…どれがいいかしら?」

 

ノエル「じゃあバームクーヘンで」

 

マコト「あ、私もそれで!!」

 

ツバキ「投げるから、ちゃんと取ってね?……はいっ」ぽーい

 

 

ノエル&マコト「ありがとうー」モグモグ

 

 

 

ラグナ「あいつらフツーにくつろいでんなぁ…」

 

ハザマ「全くのんきな奴らだぁ…いつ笑いの刺客が来るとも限らねえってのによぉ」

 

ラグナ「でもかれこれ十分ほど経つが、まだ一回も変な事は起きてねえからな、あいつらが油断するのも仕方ねえ……………あ?」

 

ハザマ「あん?どうした」

 

ラグナ「いや、そういや今日の朝から携帯いじってねえなと思って見てみたらなんかメールが来てるからさ…」

 

ハザマ「よくある事だな。……で誰からだ?」

 

ラグナ「待ってろ、今確認を…………レイチェルからだ…」

 

ノエル「えぇ!?ラグナさんレイチェルさんとメアド交換してたんですか!?」

 

ラグナ「うおっ!?急に話題に入ってくんじゃねえよ」

 

ノエル「いや、アハハ…気になって……というか何で!?」

 

ラグナ「オレの意志じゃねえよ、あいつが無理矢理したんだよ…」

 

ハザマ「うっはw積極的」

 

ラグナ「あ、お前今…」

 

ハザマ「私はいつも含み笑いしてるような顔だから見逃したようですね」

 

ラグナ「そんなのアリかよ……というかその事なんだがな…」

 

 

 

             ~数か月前 レイチェルの小ぎれいな城~

 

 

レイチェル『ラグナ、あなたそういえばケータイ持ってたわよね?』

 

ラグナ『あ?ああ、通行人からかっぱらったもんだけどな』

 

レイチェル『どっちでもいいわ』

 

ラグナ『で?それがどうしたんだ?』

 

レイチェル『私のメールアドレスを入r…ラグナ『断る!!』

 

 

レイチェル『あら、どうしてかしら?あなたに悪い事はないはずよ?もし望むならこの私がお寝坊さんの下僕にモーニングコールをしてあげても良いのに…』

 

ラグナ『誰が下僕だ!!つーかなんで朝からお前の皮肉じみた声を聞かなきゃならねえんだ!後、オレは寝坊なんかしてねえ!』

 

レイチェル『…どうしても交換する気は?』

 

ラグナ『毛頭ねえな』

 

レイチェル『そう……』

 

ラグナ(あん?今日はやけに諦めが早いな…)

 

 

 

レイチェル『ラグナ…』スッ

 

ラグナ『なんだよ……言っとくが何言われても入れる気はねぇからな』

 

 

 

レイチェル『さっきから遠目でよく分からないのだけれど、金髪の青年がよだれを垂らしつつ時々『ハアッ↑』って言いながらあなたの昨日はいてたシャツを舐めまわしつつこっちを見てるのだけれど……』

 

ラグナ『おいゴルアァジン!!あれほどもしシャツ盗るときはもう使わない使い古したやつをとれつっただろうがぁあああ!!!」バッ

 

 

 

レイチェル『今のうち、かしら』ゴソゴソ

 

 

 

ラグナ『…どこにもいねえじゃねえか…あのクソ弟……どうしたレイチェル?』

 

レイチェル『ラグナ、これが何かわかるかしら?』スッ

 

            【薄汚れたケータイ】

 

 

ラグナ『あ!?いつの間に!?…つーか、騙しやがったな!!』

 

レイチェル『ホントにあなたって単純ね、…それじゃ終わったら返しとくわ』

 

             ヒュン

 

ラグナ『あ、おいコラ!……ったく…ブロックしとこ…』

 

             ヒュン

 

レイチェル『そんな事したら、五臓六腑七里にばら撒いて野犬のエサにするわよ…?』

ラグナ『!?』

 

             ヒュン

 

ラグナ『き、気のせいか………………ブロックするのはやめておこう…』

 

~~~~~~~~~

 

ラグナ「と、いう事があったんだ」

 

ハザマ「回想なげえよ…」

 

ノエル「そんな事より、メールみましょうよ!」

 

ラグナ「ああ、そうだな。どれどれ…」

 

 

 

 

To:ラグナ

本文:たすけテ ツれてかレタ

 

 

 

ラグナ&ハザマ&ノエル「(゚Д゚;)」

 

 

ハザマ「色々とやべえぇぇえ!?」

 

ノエル「これ、レイチェルさん大丈夫…なんでしょうか?」

 

 

 

 

ラグナ「……ハア、気にする事ぁねえよ。どうせこれもまたあいつのイタズラかなんかなんだろ?」

 

ノエル「で、でも……ちょっとは心配とかはしないんですか?」

 

ラグナ「考えてみろ、あいつがそんじょそこらの奴に負けて捕まると思うか?それにあいつにはあのクソジジイが付いてんだぜ?どうみてもありえねえよ」

 

ハザマ「ありえねぇな…………ん?でも確か…」

 

 

 

               ~昨日 帝の部屋~

 

帝「緑膿菌、レイチェル=アルカードをどう思う?」

 

ハザマ「なんですか急に……後私はハザマです!さらっと当たり前のように言わないでください!」

 

帝「うむ、分かった。で、どう思うのじゃ?」

 

ハザマ「絶対こいつ分かって無えよ……あー、そうですね……一般論で言うと見た感じはいかにも清楚なお嬢様って感じじゃないんですか?実際は雲泥の差だがな…」

 

帝「ふむふむ…なるほど……普段清楚な感じの人が我を忘れて乱れくるっている姿が視聴者にはウケが良いと…」メモメモ

 

ハザマ「ちょっとちょっと!?何訳の分からない事メモしてんですか!?」

 

帝「参考になった。礼を言うぞ、緑膿菌」

 

ハザマ「あ、いえ。恐縮です……ってだから名前!!」

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

ハザマ「あ、ヤベェなこれは…」

 

ラグナ「どうしたんだ?」

 

ハザマ「なあ子犬ちゃん、そのメール、いつ送られた?」

 

ラグナ「あ?あー…今日の6時50分だな」

 

ノエル「この企画が始まる10分前ですね」

 

ラグナ「……………お、お前…計算…できたのか?」

 

ノエル「い、いくらなんでもバカにしすぎですよ!!?」

 

ハザマ(はい確定しました。今後絶対にいつかあのクソウサギが来るな…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マコト「あ~~…暇~なんもする事がな~い!」

 

ツバキ「あそこに本棚があるわよ?」

 

マコト「いやあれ経営がどうたらとか営業の基本だとか難しい事ばっかなんだもん…」

 

 

 

 

 

 

ラグナ「なあ、おまえら」

 

ハザマ「なんですか?」

 

マコト「なんか面白い事でも思いついたの~?」ホジホジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「引き出しの中調べてみねえか?」

 

 

つづく

 

 

 




暑さのせいか全く頭が働かな~い…


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第九話 ラグナ「ハザマ=緑膿菌の定理」

どうも、アルタイルです。


前回からのつづき

 

 

 

ハザマ「あ?なんでまた」

 

ラグナ「いやさ、かれこれ三十分近くここにいるが誰も引き出しを開けようとしないからよぉ…」

 

ツバキ「何も必ず開ける必要もないと思うのですが…」

 

マコト「それにさっきまでの見てきたでしょ~?絶対中にかなりヤバいものが入ってるに違いないよ~」

 

ラグナ「でもさ、気になるだろ?」

 

ツバキ「うぐ…た、確かに……」

 

ハザマ「確か打ち合わせでは爆発物だとか劇薬だといった危険なものは使わないという話でしたし、そこまで気を付ける必要もありませんし……」

 

ノエル「逆にもしかしたら役に立つアイテム的なものが入ってるかもしれもんし!」

 

マコト「と、いう事で……」

 

 

ラグナ「じゃあ決まりだな。どの順番で開けていくか?」

 

ツバキ「では、位置的に私から順に、マコト、ノエル、ラグナ=ザ=ブラッドエッジ、緑n…ゴホン……ハザマ大尉の順で良いと思うのですが」

 

ラグナ「ああ、それで構わねえよ」

 

ハザマ「私もそれでいいと思いますよ。後さっき…」

 

ツバキ「気のせいですよ」ニコッ

 

ハザマ「ハア…もういいです……もう何言っても無駄だとわかりましたから……」

 

 

 

 

 

 

 

ツバキ「じゃあ、一段目からゆっくり開けますね?」

 

マコト「むしろいきなり開けられてもリアクションに困るしね」

 

ラグナ「リアクションて…お前完全にこの企画楽しんでんな……」

 

マコト「そりゃあ笑わない程度に目一杯楽しまなきゃ!!」

 

ノエル「マコトは全然叩かれてないから言えるんだよ……50回過ぎたあたりから私もうお尻の感覚がマヒしてきたよ……」

 

ラグナ「お前ら情けねえな。オレはもう80超えてるってのに」

 

マコト「それはラグナさんが極端に笑いの沸点が低いだけだと思うんだけど…」

 

ラグナ「ああ…そうかもしれない……おかしいな…昔はこんなにすぐ笑う事なかったんだがなぁ…」

 

ハザマ「年取って落ち着いてきたんじゃねえの?」ニヤニヤ

 

ラグナ「バカ野郎、オレまだ2×歳だぞ?まだ若い部類に入る。まだまだ現役だよ」

 

ツバキ「…あの……そろそろ引き出し開けていきたいんですけど…?」

 

ノエル「あっゴメンゴメン!」

 

 

 

 

ツバキ「ふぅ…………それでは、一段目…!」

 

               ガラッ

ハザマ「…どうですか?」

 

 

ツバキ「何もありませんね……」

 

マコト「な~んだ!期待して損した~~」グデー

 

ツバキ「いえ、もしかしたら下の方に……」

 

 

                 ガラッ ガラッ ガラッ

 

ツバキ「…っ!!」

 

ラグナ「!?どうした!?何か入ってたのか?」

 

ツバキ「ええ…こんなものが…」スッ

 

             【謎のDVD×2枚】

 

マコト「うあうあーーー!!いかにもってやつが出てきちゃったよ~!!」

 

ハザマ「っていうかDVDなんてどこで……あ、よく見たらまえのテレビの下にDVDプレイヤーがあるし………」

 

ツバキ「どうしますか?い、今見ますか?」

 

ハザマ「いえ、まずは全員の引き出しを確認してからにしましょう。」

 

ツバキ「そうですね…急いでも良いことはありませんし…」

 

ノエル「ツバキ、下の方は?」

 

ツバキ「今調べるわ」

 

 

               ガラッ ガラッ

 

ツバキ「私の中に入ってたのは、このDVDだけだったわ…」

 

ラグナ「んじゃ次は、あんただな」

 

マコト「はいはーい!それじゃマコト=ナナヤ、イっきま~す!」

 

ラグナ「だからお前その変換………」

 

 

                 ガラッ

 

マコト「うおっ!?一発目からなんかある!!」

 

ツバキ「…スイッチ、かしら?ボタンの部分に何か書いてあるわね」

 

ハザマ「どれどれ、マンガとかでアホな研究者が使う自爆ボタンのボタンに『超』と書かれていますね…」

 

           【謎のボタン『超』】

 

ラグナ「このボタンも……見送った方がいいな…」

 

ハザマ「そうですね…もしかしたら似たようなものが出てくるかもしれませんし……」

 

 

                   ガラッ ガラッ 

 

マコト「ん?」

 

ノエル「どうしたのマコト?」

 

マコト「いや、最後の引き出しのとこにあったんだけどさ…」ドサッ

 

             【北○の拳】

 

              デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

ラグナ「くそwww不意を突かれたww」

 

ハザマ「しかもこれ1巻から最終巻まで全部あるしwwww」

 

                  スパーン

 

ラグナ「あー、やべえ…このままいったらオレが一位独走なんじゃねえか…?」

 

ハザマ「そうだな…まあ一位になっても何ももらえねえけどな」

 

 

マコト「まあ、私のとこにはこれぐらいしか入ってなかったよ」パラッ

 

ラグナ「もう読んでるし………ボタンはほっとくとして、次ハザマいってみるか?」

 

ハザマ「ええ、そうですね。こういうのはさっさとスピーディーに済ましてしまうのが一番ですしね」

 

 

 

 

 

ハザマ「……」

 

             ガラッ ガラッ

 

ハザマ「ハア……」

ラグナ「どうした?なんかあったか?」

 

ハザマ「ああ、しかも……」トンッ

 

 

             【謎のボタン『ア』】

 

 

ツバキ「お、同じものが二つ!?」

 

ハザマ「いやよく見てください、ボタンに書かれているものが違います」

 

ノエル「何か関係があるかもしれまんね…」

 

ハザマ「それにしても『超』と『ア』、全くという程関係性がわかりませんし、なにより無暗に動いたってかえってアウトを増やすだけかもしれませんし……このボタンも後に見送りという事で…」

 

ラグナ「そうだな…というかテルミ、お前まだ全部引き出し調べてねえだろ」

 

ハザマ「ああ、今調べるとこだ」

 

 

 

                   ガラッ

 

ハザマ「おおっと、これは?」

 

マコト「なんかのパネル、かな?」

 

ノエル「?、でもこれ何も書かれていませんよ?」

 

ツバキ「待ってこういうのは裏返しだという可能性も…」クルッ

 

全員「………」

 

             【ハザマと緑膿菌の合成写真】

 

         デデーン ラグナ ノエル マコト ツバキ アウトー

 

 

マコト「パネル一杯に大量のハザマ大尉の顔がwww」

 

ラグナ「ぶっちゃけ言うと、フツーにきめえwwww」

 

ツバキ「しかもこれ顔が一つ一つ違っていますよwww」

 

ノエル「何この無駄なクオリティww」

 

                 スパーン

 

 

ハザマ「(´・ω・`)………」

 

ラグナ「もしかしたら広まるかもな、ハザマ=緑膿菌の定理…」

 

ハザマ「そんな不名誉な定理是が非でも広まるの阻止しますよ!?」

 

マコト「そんな事より引き出しの中身はどうでしたー?」

 

ハザマ「聞けよコラァ………まぁ中にはこれぐらいしか入ってませんでしたよ…」

 

ラグナ「そうか、それじゃ……」パネルヒョイッ

 

ハザマ「あ?そのパネルどうすんだ?」

 

 

 

 

 

ラグナ「よし、これでよし!」

 

 

           【バングの顔写真】【ハザマと緑膿菌の合成写真】

 

             デデーン ノエル マコトアウトー

 

 

ノエル「なんでわざわざバングさんの横に置くんですかww破壊力上がるじゃないですかwww」

 

 

                   スパーン

 

 

 

ラグナ「よし、じゃあ次はオレだな!ガッとやってサッと終わらせるからな!」

 

ノエル「おお!カッコいいです!!」

 

ラグナ「じゃあいくぞ!!」

 

                   ガッ

 

              デデーン ラグナ アウトー

 

              デデーン ハザマ ノエル アウトー

 

ハザマ「言ったそばから出落ちしてんじゃねえよwwww」

 

               スパーン

 

ツバキ「引き出し開けた瞬間笑ってましたけど…何があったんですか?」

 

ラグナ「い、いや、マジやめといた方がいい……これはヤバい…」プルプル

 

ハザマ「それはただ単に子犬ちゃんの笑いの沸点が低いだけだろう?」ヒョイ

 

マコト「そーだよー、私達にも見せてよ~」ヒョイ

 

ノエル「私、とても気になります!!」ヒョイ

 

 

           【滅茶苦茶リアルなラグナ&ハザマフィギュア】

 

          デデーン ハザマ ノエル マコト ツバキ アウトー

 

ラグナ「だから言ったのに……」

 

                   スパーン

 

ツバキ「そ、それにしても、体の細部にまでしっかりこだわって作られていますね…」

 

マコト「という事は服の中とかもリアルな事になってんじゃない?」

 

ラグナ「絶対にぬがすなよ……ほら貸せ。それは危ないからちゃんとハザマの机の上に置いとくから」

 

ハザマ「いや、その理屈はおかしい」

 

ラグナ「アウト連発するよりはマシだろ?それに今お前が一番アウト少ないし…」

 

ハザマ「これでアウト量産しろと?」

 

ラグナ「見なけりゃいいんだよ、見なけりゃ」ゴソゴソ

 

ハザマ「ハア…良いですよ。でも私簡単に笑うような人じゃありませんからね?」チラッ

 

 

               【ハザマのフィギュア←M字開脚】

 

                    デデーン ハザマ アウトー

 

ハザマ「おいコラァww誰がポーズ変えて良いって言ったwww」

 

ラグナ「え、だってお前が日ごろしている姿の方がリアリティ出ると思って…」

 

ハザマ「こんなバカげたポーズ誰が取るか!!」

 

 

                スパーン

 

ツバキ「ハザマ大尉……いつもあんな事やってるんですか…?」

 

ハザマ「根も葉もないデマです!!」

 

ラグナ「最初は誰でもそう言うよねぇ」

 

ハザマ「てめぇはもう黙ってろ!!」

 

 

 

                    ガラッ ガラッ

 

ラグナ「んー、オレのとこにはこのキモイ人形しか入ってなかったな」

 

マコト「じゃあ次はノエルンだね!」

 

ノエル「ホントは私はマコトの次なんだけど、ナチュラルにスルーされた時はどうしようかと思ったよ……」

 

 

                  ガラッ ガラッ

ノエル「?」

 

マコト「なんか入ってた~?」

 

ノエル「…こんなのが………」ポイ

 

                 【魚肉ソーセージ】

 

ラグナ「これは…また…なぜ?」

 

ハザマ「腹が減ったら食えって事なんじゃねえかぁ?」

 

ノエル「わ、私今はいらないから冷蔵庫にでもしまっておきますね」

 

 

 

 

ラグナ「んで、いまだによく調べれていないのが…」

 

      【謎のDVD×2枚、謎のボタン『超』、謎のボタン『ア』】

 

ハザマ「ヤバい匂いしかしねぇ…」

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 




おまけ


ラグナ「お~いノエル、DVDとボタンどっちから先にするか決めるぞー?」
ノエル「こ、これが…太くて大きな…おさかなソーセージ……初めて見るけど…すごく大きい」ゴクッ
ラグナ「あぁ!?」
ノエル「ひゃぁ!!?ラグナさん、聞いてたんですか!?い、今のは忘れてください!!」
ラグナ「お、おう…」


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第十話 レイチェル「どうも☆」

どうも☆アルタイルです。


~前回からのつづき~

 

 

ラグナ「それで、何から行く?」

 

マコト「順番で行くと、DVDなんだけ、ど…」

 

         【謎のDVD×2枚】

 

マコト「う~ん、後回しにしようか?」

 

ハザマ「そうですね、何もそんなに死に急ぐ必要もありませんからね?」

 

ラグナ「死ぬこと前提なのかよ…まあいい。それで、残るはこの二つのボタンなんだが………」

 

ノエル「どっちから行きますか?」

 

ラグナ「まあそういう事だよなぁ…」

 

マコト「いっその事二つ同時に押すってのはどうかな!」

 

ツバキ「笑えない冗談ね」

 

マコト「アハハ…」

 

 

ラグナ「それにしても…このボタンの言葉、どういう意味なんだ?」

 

ハザマ「『超』と『ア』…『超』は…超越?いや超過…?」

 

マコト「『ア』は一杯あるよ!ア○ルとかア○顔とk…」

 

ラグナ「それ以上言ったらぶっ飛ばすぞ…?OK?」

 

マコト「す、すみません…」

 

 

全員「………」

 

 

 

ラグナ「もう……一旦、押そうか?」

 

ノエル「そ、そうですね…考えてても始まらないですし」

 

ハザマ「これで一発ドカンと後腐れなくしちまった方が手っ取り早いしなぁ」

 

ラグナ「それじゃ、オレが押すけど、文句ねえよな?」

 

ツバキ「はい。仮にそれが爆発しても、被害を被るのはラグナ=ザ=ブラッドエッジ、あなただけですしね」

 

ラグナ「おぉう…怖い事言うんじゃねえよ………それじゃ、まずはこの『超』のやつから行くからな?文句はねえよな?」

 

マコト「良いから早く押してよー」

 

ハザマ「もし爆発とかしても、no problemだ!(オレ達は関係ない)」

 

ノエル「ちゃんと骨は拾いますから!」

 

ラグナ「お前ら…………あー、もういいや…じゃあいくぞ!!」

 

 

                   ポチッ

 

 

 

                   ~~~♪

 

ラグナ「あん?急にどっかで聞いたことのあるメロディが…」

 

ツバキ「これって確か…」

 

                  カパッ

マコト「あ、天井が抜けた」

 

                  シュタッ

 

ノエル「なんか人が降ってき…」

 

 

 

 

レイチェル「ゆぅ~~めぇじゃ~~ない、あるぇもこれも~~♪」

 

 

ラグナ「ぶっwww」

 

ハザマ「ここできたかwwww」

 

        -すでに笑いましたが、引き続きお楽しみください―

 

 

 

レイチェル「その手ぇええぇでドアをあけぃましょぉおおぉ~♪」

 

ノエル「わぁ…レイチェルさんノリノリですね!」

 

ラグナ「いやよく見ろ、顔これでもかという程真っ赤になってるから」

 

ハザマ(また新たな犠牲者が……)

 

 

レイチェル「しゅぅうくうぅぅふぅくが、ほぅしいのならぁあああ~♪かなしぃみを知り、ひとぉおりで泣きましょおぉおお~♪」

 

 

 

ツバキ「これ、ある意味黒歴史ですよね……」コソコソ

 

ハザマ「本人が知ってるかどうかは知らねえが、これ一応全国放送するらしいからな…」

 

マコト「えっホントに言ってんのそれ!?」

 

ハザマ「しーっ!声が大きいですよ…」

 

 

レイチェル「そして~~かが~~やく…」

 

 

 

レイチェル「ウルッ」バッ

 

レイチェル「トラッ」ビッ

 

レイチェル「ソウッ」シュバッ

 

レイチェル「へぁい!!」ズビシッ

 

 

 

全員「(゚Д゚;)………」

 

 

レイチェル「どうも☆」

 

 

 

 

                  デデーン 全員 アウトー

 

ラグナ「『超』ってこれかwwww『ウルトラソウル』のことかwww」

 

ハザマ「メチャクチャな変化球でしたねwww」

 

ノエル「これはムリwwww」

 

 

 

                       スパーン

 

レイチェル「………///」

 

                   ガラッ バタン

 

ツバキ「やっぱり帰るときには無言ねのね…」

 

マコト「…にしてもさー…」チラッ

 

              【謎のボタン『超』】

 

ラグナ「やばかったな…多分全裸ニンジャの次ぐらいは破壊力があっただろ…」

 

ツバキ「もうこれは発動しないんですかね?」

 

ラグナ「試すなよ?」

 

マコト「先生、それはフリですか?」ウズウズ

 

ラグナ「フリじゃねえ、言えばいうほどあれだが絶対フリじゃねえからな!?だからその高く振り上げたその腕を下ろせ…」

 

ハザマ「そうですよ、ナナヤ少尉、」

 

マコト「はぁい…」

 

 

 

ハザマ「それにしても…これといいさっきの写真といい…全く、悪意の塊ですね…」

 

ラグナ「ああ、そうだな…」

 

ハザマ「悪意の塊ですね!!!」

                    ポチッ

 

ラグナ「あっ!このバカ!!」

 

 

 

 

              ~~~~♪

 

ノエル「あ、また始まった」

 

 

                  ドタドタドタ…

ラグナ「おお…なんか騒がしいな…」

 

 

レイチェル「ハアッハアッ…とうっ」

 

                シュタッ  グキッ

 

レイチェル「ったい………め~~じゃない…ハアハア…あれもこれも~~~」

 

 

ラグナ「なんかさっき嫌な音しなかったか?ww」

 

ハザマ「オレも聞こえた……つーかもうヘトヘトじゃねえかww」

 

ツバキ「しかも最初の歌詞歌えてないし…」

 

 

 

 

 

~~~~~~~

 

 

 

レイチェル「ハアハア…そして~~……かが~…やく………スー、ハー」

 

 

レイチェル「ウルッ」バッ

 

レイチェル「トラッ」ビッ

 

レイチェル「ソウッ」シュバッ

 

レイチェル「へぁい!!」ズビシッ

 

 

ハザマ「これはただ純粋に拍手を送りたいですねぇ…」

 

ラグナ「あぁ…そうだな」

 

 

レイチェル「ハア…ハア…………ふう」

 

レイチェル「…どうも☆」ニコッ

 

 

全員「おー」パチパチ

 

 

 

                 ガラッ バタン

 

            デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

ラグナ&ハザマ「あ、やべ笑ってたの忘れてた」

 

 

                  スパーン

 

 

ノエル「でもすごかったですね、さっきのレイチェルさん!」

 

ツバキ「なんというか、役者魂!って言うのかしら?気迫がすごかったわね……」

 

ラグナ「あ、後テルミ、次やったらガントレットハーデスじゃ済まねえからな?」

 

ハザマ「わ、分かっていますよ…そこまで私もアホな事しませんって…」

 

 

 

 

マコト「じゃ、次はこれだね!」ドンっ

 

               【謎のボタン『ア』】

 

 

ラグナ「だろうなぁ……なぁ押さないって選択肢は?」

 

ハザマ「企画上そんな事が許されるとでも?」ニコォ…

 

ラグナ「おう…分かったからその気色悪い笑みやめろや……じゃあ押してみたいやついるかー?」

 

ノエル「はい!ノエルやりたいです!!」

 

マコト「お、いつになくノリ気だね~ノエルン」

 

ノエル「うん!なんか楽しそうだし!!」ワクワク

 

ラグナ「じゃあ…ホイ」

 

 

ノエル「じゃあ…コホン……ノエル=ヴァーミリオン、行きます!!」ポチッ

 

 

 

               デデーン ノエル アウトー

 

ノエル「……へ?」

 

 

 

                     スパーン

 

ノエル「いった!?」

 

 

 

ツバキ「ねえノエル、今あなた笑ったかしら?」

 

ノエル「ううん!!全っ然笑ってなかったよ!?」

 

マコト「誤反応かなぁ……ちょっと私が押してみるよー」ポチッ

 

 

 

                  デデーン ノエル アウトー

 

ツバキ「また!?」

 

 

                    スパーン

 

ノエル「うぅぅ…私笑ってないのに……」グスッ

 

 

ラグナ「なあ、さっきから薄々気づいてたんだけどさ…」

 

ハザマ「それ、ヴァーミリオン少尉が『アウト』になるボタンなんじゃないんですか?」

 

マコト「あ、ああ!じゃあこれ『アウト』の『ア』だったんだ~~」ポチポチッ

 

 

               デデデデーーン ノエノエル  アウトー

 

 

マコト「あ、ごめーん☆一回多く押しちゃったー」

 

ノエル「この、鬼!悪魔!マコトォォ!!!」

 

 

 

                  スパパーン

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~

 

 

ノエル「もうこのボタンはゴミ箱にでも突っ込んどいてください!!!」ドンッ

 

マコト「ごめんね~~ノエルン、今度マロンパフェおごってあげるから~!」

 

ノエル「う……た、食べ物なんかじゃ許さないからね!!…でもマロンパフェはもらおっかな…」

 

マコト「も~~欲張りだな」ボタンをゴミ箱にポイッ

 

ラグナ「あ、バカ!!投げ入れたりなんかしたら…」

 

マコト「え?」

 

                  ポチッ

 

                  デデーン ノエル アウトー

 

ノエル「やっぱりマロンパフェなんかじゃ許さなーーーーい!!!」

 

 

                        スパーン

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 




おまけ


ラグナ「あれ、そういやあの魚肉ソーセージは?」
ハザマ「さっきノエル嬢が普通に食べてましたよ?」
ラグナ「ホントに普通に?いやらしい食べ方とかしてなかったよな?」
ハザマ「してませんって…」
ラグナ「そうか、変な事聞いちまったな…わりい」
ハザマ「…変な奴」


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第十一話 ツバキ「あ、アワビおいしい…」

どうも、アルタイルです。私はどうやら長い夢を見ていたようだ…
帝好きな人はごめんなさい
でも、私は悪くない


   ~前回からの続き~

 

 

ライチ「みんな~、ちょっと良いかしら……?そこのケツだけ星人はだれかしら?」

 

ノエル「ケツだけ星人じゃないです……ノエル=ヴァ―ミリオンです…」

 

ライチ「あらごめんなさい。いかにも女性とは思えないほど品性を欠いただらしない姿をさらしているから判断ができなかったわ、悪く思わないでね?」

 

ノエル「そこまで言わなくても…うぅ……」グスッ

 

マコト「おおよしよし、いい子だから泣き止みな。泣き止むまで私がなでなでしてあげようケツだけノエル…」さすりさすり

 

 

ノエル「元はといえばマコトのせいでしょ!?後さりげなく私のおしり触るなぁ!!微妙に手つきがいやらしい!」ドドカッ

 

マコト「ひでぶっ」

 

ラグナ「おわ、キレイに二度蹴りが決まったな」

 

マコト「問題ないよ……ラグナくん…」

 

ラグナ「…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

マコト「蹴られるだけの価値はあったからさぁ…」ニヘラァ

 

ツバキ「女性がしていい顔ではないわよマコト…」

 

マコト「うへへネエチャンええ尻しとんの~」ワキワキ

 

ノエル「イヤーー!!こっち来んなバカマコト!」

 

 

 

ライチ「あらあら、ここには女性としての自覚も持たずにただ三大欲求に走るクソのようなのもいるのね、将来が楽しみだわ」ウフフ

 

ハザマ「ラ、ライチさんさっきから歯に衣着せぬ物言いですねぇ…」

 

ライチ「あら、日ごろは基本このしゃべり方よ。最近は仕事の時とで使い分けるのが面倒だからずっとこんな感じよ」

 

ハザマ「えっ、じゃあ患者さんに対してもこんな風に接してるんですか?」

 

ライチ「ええ,最近は『むしろこの罵られるような感じが良い!今後もこんな感じでオナシャス!!』っていう男性の患者さんが増えてきてるから私としては嬉しい限りよ」

 

ハザマ「は、はぁ…(カグツチおわってるな…)

 

 

 

 

 

 

 

 

ライチ「あ!そうだったわ、こんな事で一々時間を無駄にしてる暇なんか無いんだったわ」

 

ノエル「…私達のメンタルを削る以外にもまだなんかあるんですか…」ジトッ

 

ライチ「ええ勿論。そろそろお昼の時間帯でしょ?だからあなたたち全員分のお昼ご飯を持ってきてたのよ」

 

 

 

ノエル「わーいお昼だ~」

 

ラグナ「回復はやいな、おい…さっきまでダウンしてたのに…」

 

ノエル「私、ご飯前と仕事が終わる五分前はすごい元気になるんですよ?」

 

ライチ「あらあら、三大欲求に忠実なノエルちゃんは日常生活でもその程度の時にしか日ごろの喜びを感じる事ができないのね」

 

ノエル「うぐっ……ラグナ~~ん”…ライチさんがいじめる~~」

 

ラグナ「さっきの元気はどこ行った!?」

 

 

 

 

ツバキ「あの、ライチさん勿論その昼食を頂くためにはやはり何か試練的なものか何かが有ったりするんでしょうか?」

 

ライチ「ええ、期待は裏切らないわ。もちろんあるわよ~」

 

 

 

ツバキ「デ、デスヨネー。ワータノシミダナー(棒)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「…んで?具体的には何をすりゃいいんだ?悪いが肉弾戦なら魔道書持ちのオレとハザマに分があるから相手になんねえぞ?」

 

ハザマ「おやぁ?何私と同類扱いしてくれちゃってるんですか?子犬ちゃんの模倣品なんかとは比べものにもならねえっての。結局私が一番強くてすごいんですねぇ」ズズズ

 

マコト「ハザマ大尉、ラグナくぅん…?戦いは何時の時代も数。つまり相手が本調子を出す前に手数で制す私にだって十分勝機はある。いや、私にしか勝機は無いね!」ゴゴゴ

 

ツバキ「マコト?ただ眼前の敵にしか目が向かない脳筋には一生勝利なんか訪れる事は無いわ。本当の接近戦、というものを教えてあげようかしら?」ドドド

 

ノエル「ノエルです。なんか分からないけど頑張ります」

 

 

 

 

ライチ「殺気立っている所悪いけれど、そんなに激しいものでは無いわ。ちょっとしたレクリエーション、とでもいったものかしら。ただの連想ゲームよ♪」

 

 

ラグナ「あ?連想ゲームっつったらあの丸いといえば~…って感じのあれか?」

 

マコト「なぁんだ、つまんないの」

 

ツバキ「冷静になって考えてみれば、こんな狭い部屋で四人で乱闘なんて、常識的に考えて不可能ですしね」

 

 

ノエル「ラグナさん、『連想ゲーム』って何ですか?」

 

ラグナ「そこからかよ………えーと、な。例えばトウフといったら何が思い浮かぶ?」

 

ノエル「トウフといわれたらトウフしか思い浮かびませんよ、突然何を言い出すんですか?頭大丈夫ですか?」

 

ラグナ「あ.これダメなやつだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ライチ「それじゃ、始めのお題行きますよ~。あ、後順番はハザマ大尉、ラグナさん、ノエルちゃん、マコトちゃん、ツバキちゃんの順ね」

 

ラグナ「まあくじで決めたしな。異論は無いぜ」

 

ライチ「あ、後この連想ゲーム中は笑ってもOKだからね」

 

マコト「マジすか!?はっはっはやったねノエルン」

 

 

                デデーン マコト アウト―

マコト「あ」

 

                 スパーン

マコト「非常に苦痛哉」

 

ツバキ「何やつてるのよマコト」

 

 

ライチ「…もう最初のお題いってもいいかしら?」

 

マコト「あ、すみませんもう大丈夫です」

 

 

 

ライチ「それじゃ最初のお題、『バナナといえば?』」

 

 

ハザマ「まあ最初ですしこんな感じでしょうかね。えー『バナナといえば甘い』」

 

ラグナ「意外と難しいなこれ…『甘いといったらチョコレート』!」

 

ノエル「え!?え!?これ、直観で良いんですよね!?えーと、えーと」

 

ライチ「あと五秒~」

 

ノエル「ぅえ!?あーあー、あ!『チョコレートといえば茶色』

 

マコト「ふふん、『茶色といえば勿論この私マコト=ナナヤ』!!」

 

ツバキ「『マコトといったらリス』」

 

マコト「反応無し!?\(゜ロ\)」

 

 

 

ハザマ「リスといえば…そうですねぇ……なかなか良いものが思いつきませんね~まあでも先ほどのノエル嬢の待ち時間的にまだ猶予は…」

 

ライチ「はい時間切れ~」

 

ハザマ「なんか短くないですかねえ!?」

 

ライチ「答える時間は私の独断と偏見で決めさせてもらっているわ」

 

ハザマ「」

 

ラグナ「こいつはひでえ」

 

 

 

ライチ「答えられなかった人からお題の紙を引いてそこからまた再開ね~」

 

ハザマ「はぁホントなんなんですか私のこの扱い…」ゴソゴソ

 

 

      お題『ラグナといえば?』

 

ハザマ「『ラグナといえばゴミ』」

 

マコト「まさかの即答ww」

 

ラグナ「『ゴミといえばハザマ』」

 

ノエル「なんかすごい答え辛い空気なんですけど…え、えーと『ハザマといえば大尉』!」

 

マコト「これなら簡単!『大尉といえば偉い』!!」

 

ツバキ「そうね…『偉いといえば帝』、間違いではないわ」

 

ハザマ「『帝といえば、帝と云えば?自分じゃあたいして何でもできる訳じゃないのにやたらと我々部下の足りない所を一々言わなくてもいいところでベラベラくっちゃべる割にはたいして自分は世間の一般的な知識は頭に入って無えんだよ。前なんか部屋のトイレを改修するんで隣の私が仕事で使ってる部屋のトイレ使ってくださいって言ったら覗くんじゃないの?とかぶつくさ言いながらも一般のトイレ使ったんだよ。ここまでは良いんだよここまでは。あいつ流さねぇんだよ!!生まれてこの方自動洗浄しかしらないから終わったら水を流すというあの一般的な感覚が身に付いて無ぇんだよ!!自分の責任を水に流す前にまずは自分で用を足した後のそれを流すことを知れやぁあぁあ!!』

…はい次ラグナ君」

 

ラグナ「は!?えーと……あー…」

 

ライチ「はい時間切れ~☆」

 

ラグナ「理不尽だ~~~!!!」

 

 

 

 

 

    ~しばらくして~

 

 

一位:ツバキ [カグツチマグロなどの高級海鮮を用いた弁当]

 

ツバキ「あ、アワビおいしい…」モグモグ

 

 

 

二位:ハザマ [北京ダックなどのカグツチの有名食品]

 

ハザマ「以外と悪く無いですねぇ」モッシャモッシャ

 

 

 

三位:ラグナ [ただの幕の内弁当]

 

ラグナ「まあ可もなく不可もなくか……あ、鮭うめぇ」ムーシャムーシャ

 

 

 

四位:マコト [日の丸弁当]

 

マコト「ご飯の味がうまい!!」ガツガツ

 

 

 

 

最下位:ノエル [日の丸の日の部分だけ弁当]

 

ノエル「私が一体、何をしたっていうんだ…」

 

 

 

マコト「かわいそうなノエルン、私がすこし分けてあげよう…」

 

ノエル「ありがとうマコト~~」ダバー

 

マコト「はい日の丸の部分♪」

 

ノエル「」

 

 

 

つづく

 

 




連想ゲームをちょっと前に友人とやったんですが、きれいに下ネタしか出てこなくて驚きました。バナナからすぐに下ネタを持っていきました




オレは悪く無え


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第十二話 マコト「悪意の塊だね!(迫真)」

どうも、アルタイルです。
どうでもいい私事ですが先日USJなるものに行きましてそこのハリー・ポッターとかいうアトラクションがあまりにも激しく動くものだから完全に酔ってしまい、ガマンできずに吐いてしまいました。
従業員の方々、本当にごめんなさい。何でもしますから


 -お昼時を過ぎ、タオならばすでに惰眠を貪っているであろう時間帯。しかしこの五人にはそんなことをする余裕などなく、ただひたすら何時来るか分からない笑いの刺客達に緊迫した雰囲気を保っていた……そう、無駄に自ら動く事無くただ敵を迎え撃つかのごとく…-

 

 

 

 

ラグナ「ちょっくら用足してくるわ」ガタ

 

マコト「ゆっくりブリブリしておいで~♪」ヒラヒラ

 

ノエル「マコト、それ下品…」

 

ハザマ「あ、じゃあ私も行きますよ。今思い返せばこの企画始まってから一度もトイレに行ってませんのでね」

 

ツバキ「あ、じゃあ私も」

 

マコト「私もそろそろ膀胱がデンジャラスでクライシスかも~…」ピョイン

 

ラグナ「絶対にクライシスはするなよ…放送できないからな」

 

ノエル「私はさっき行ってきたから別にいいかな」

 

 

ツバキ「じゃあノエルはそこでおとなしく待っててね?」

 

ノエル「は~~い☆」

 

 

        ガラッ ピシャン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「…………」チラッ

 

 

 

ノエル「…行ったかな?……………よし、そうときまれば細工細k…」

 

           ガラッ

 

ツバキ「あ、そうそうノエル」

 

ノエル「きゃひゃぃい!?」ビックゥ

 

ツバキ「ちょ、ノエル大丈夫!?尋常じゃない驚き様だけれど」

 

ノエル「だ、大丈夫っ!つ、つつツバキはどうしたの?やけに早いじゃない」

 

ツバキ「え、ええ私はハンカチを忘れたから取りに…」

 

ノエル「そ、そそそうなんだいい行ってらっしゃい」

 

ツバキ「?」

 

 

             ガララ ピシャン

 

 

ノエル「……あ~~心臓出てくるかと思った~」ホッ

 

 

ノエル「………」チラッ

 

 

ノエル「作業再開っと♪」ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

       ~男性用トイレ内~

 

ラグナ「それにしても以外なんだよな~」ジョォォォォー

 

ハザマ「あ?何がだよ藪から棒に」シャァァァァー

 

ラグナ「帝……まあサヤの事だが、オレがまだシスターといた時にはお前がたまに言う愚痴の内容の様な事は無かったんだがな…」ジョォォォー

 

ハザマ「ハハハ、なんだそんな事かよ」シャァァァー

 

ラグナ「あ、テルミお前今」ジョォォー

 

ハザマ「やべぇやっちまった…」シャァァー

 

 

             シーン

ラグナ「あれ?おかしいなデデーンならねえぞ」ジョォー

 

ハザマ「もしかしたらトイレの中とかならセーフなのかも知れねえな」シャァー

 

ラグナ「かもな、今の内にここで笑っとくか?」ジョー

 

ハザマ「読みが外れたら怖いからオレはいいわ」シャー

 

ラグナ「だな、そろそろ戻るか」ピッピッ

 

ハザマ「そうだな、こんな所で長いしても意味無えしな」ピッピッ

 

 

 

 

 

          ~レストラン『ココッス』新人研修室~

 

ノエル「フンフンフフーン♪まずはマコトの机の中に~♪」

 

 

             デデーン ハザマ アウトー

 

ノエル「あ、大尉アウトになってる。トイレで何があったんだろ」とりあえず緑膿菌の写真を~

 

 

                ガラッ

 

ノエル「うひゃぁ!?ってあれ衛士の人?ハザマさんならトイレに行っt」

 

         スパーン

 

ノエル「いったあぁ!?」

 

 

           ガラピシャッ

 

ノエル「………………」

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「…え!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ガラッ

ラグナ「お~い、戻ったぞ。ってお前何してんだ?」

 

ノエル「さっきハザマさんがアウトになったのになぜか私がアウトになったんですよ、おかしくないですか?ねえこれ絶対におかしいですよね?私笑ってないんですよ?何もしてないんですよ?…………すみません何もしてないってのはウソです。でもやっぱり笑ってもないのにアウトになるのはおかしいですよねラグナさん?」ユサユサ

 

ラグナ「お、おう一旦落ち着け。お前いま目に光が無いぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

     ~その頃 女性トイレ内~

ツバキ「中は以外とキレイで安心したわ」

 

マコト「そうだね~、ちゃんとウォシュレットとか付いてたし」

 

マコト「でも、ひとつだけ気になるのが…」

 

 

      『……』

 

ツバキ「あそこの私達が来る前から使用中になつていたトイレね…」

 

マコト「気になるしちょっとノックしてみようか」テテッ

 

ツバキ「あ、ちょっとマコト、本当にお取込み中の人の人だったらどうするのよ」

 

マコト「その時はその時だよ。…すみませーん」コンコン

 

マコト&ツバキ「……」

 

            シーン

 

マコト「…な~んだ。誰もいないよ、ただの思い違いだっt…」

 

 

???「は、入ってま~す………」

 

マコト「ひゃぁ!?す、すみませんでしたー!」ダッ

 

ツバキ「あ、こらマコト!ちゃんと謝らないとダメでしょ!?」ガッシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マコト「結局誰なんだろ。声的に若い感じじゃなかったけど」

 

 

 

 

            ガチャっ

 

 

 

 

イグニス「…」スタスタ

 

ツバキ「ふっww」  マコト「ぶふっw」

 

 

 

 

        デデーン マコト ツバキ アウトー

 

ツバキ&マコト「…………………?」

 

ツバキ「私達、アウトになりましたよね?」

 

マコト「うん、確かに笑っちゃったよ…」

 

ツバキ「…ですよね」

 

ツバキ&マコト「……………?」

 

 

マコト「…あ、謝るの忘れてた!!」

 

 

 

 

 

 

 

ハザマ「あっちでも何かあったのでしょうか?」

 

ラグナ「俺たちみたいにやらかしただけじゃないのか?」

 

 

 

             ガラッ

 

ラグナ「ん?なんか図書館のやつらが二人?あいつらはトイレだぞ?」

 

 

              スパーン

 

ラグナ「いってえ!?」  ハザマ「ちょっ!?」

 

 

             ガラッピシャン

 

 

ハザマ「一体どうなってんだぁ?トイレでアウトになったら他の奴がアウトになるようになっていんのか?」

 

ラグナ「かもしれねえな。とりあえずあいつらが戻って来てから詳しく聞いてみようぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 ガラッ

 

 

マコト「いや~聞いてよノエルン、さっきトイレに行ったらさ~」

 

ノエル「笑っちゃったけど何故かアウトにならなかったんだよね」

 

ツバキ「あら?ノエル、なんで知っているのかしら」

 

ノエル「多分あそこの二人に聞いた方が分かりやすいと思うよ」

 

ツバキ「二人?」

 

 

 

       ~お互いに情報交換中~

 

ツバキ「そんな事があったんですか…」

 

ハザマ「こりゃいよいよ何も信じれなくなってきましたね…」

 

マコト「ほんとにこんな事までしてアウトにしようとするとは……悪意の塊だね!」

 

ラグナ「あぁ……」

 

マコト「悪意の塊だね!(迫真)」

 

        デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「なんでわざわざ二回言うんだよwwしかもドヤ顔でww」

 

             スパーン

 

 

ハザマ「とにかく、今後トイレの中では絶対に笑わない事、これでいいでしょう」

 

マコト「さっすが緑膿菌、話が早い」

 

ハザマ「もう何も言わねえからな」

 

マコト「ちぇっ、つまんないの」

 

ラグナ「おう…前から思ってたが、もう上司だとか部下とかいう概念が完全に無くなってるよな」

 

ハザマ「この企画が終わったら即行で減給だ」

 

マコト「やめてください、これ以上給料減らされたら本当に一日一本うまい棒の生活になっちゃいます」

 

ハザマ「分かったら少しは上の人に対する気遣いというものを見せてください」

 

ラグナ「お前ら、楽しそうだな」

 

ハザマ「ええ、笑顔が絶えない楽しい職場ですよ?」

 

ラグナ「諜報部がそんなので良いのかよ………ま、話を戻すと結局のところトイレにいったら絶対に笑わない、これで良いんだろ?」

 

ツバキ「はい。それに仮に他の人がアウトになるとしても、アウトになる人の名前はそのままですからすぐにわかると思いますが…」

 

マコト「アウトになる人がだれか分からないからね~。もし選択できるならトイレに籠るけど☆」

 

 

 

 

 

 

 

           ~五分後~

 

              ガラッ

 

ハザマ「ぁん?」

 

ライチ「皆~。やっとちゃんとしたお仕事よ~。」

 

マコト「お仕事?お仕事って何の?」

 

ライチ「もう、今のあなたたちは新人ウェイトレスでしょ~?」

 

ラグナ「ああ、そういや俺たち今はウェイトレスだったな」

 

ノエル「完全に忘れてました!」

 

ツバキ(アラクネタイツ)「そ、そういえば私こんな恰好ですが大丈夫なんでしょうか?」

 

ライチ「う~ん…その恰好だとちょ~っと厳しいかもしれないから裏で調理担当になるわね~」

 

ツバキ「わ、分かりました。」

 

マコト「まあ、何にしてもさ、言える事は一つだけだね」

 

 

 

 

 

 

 

五人「…不安だ……」

 

 

 

 

 

 

つづく

 







今までの話よりもアウトの数が少ないのは、ネタが尽きたのと、次からのウェイトレスの実習の時の為の温存です。

                      多分


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第十三話 レリウス「私は……お前にぶっかけたいっ!!」

どうも、アルタイルです。
今回は何時にも増して下ネタ回です。
後展開が早いです。この事をご了承ください。



ライチ「今の時間帯なら人は少ないから、初めてのあなた達でもきっとできると思うわ♪」

 

ハザマ「まぁ、確かに見る限りホントに人が少ない訳ですが……これで研修になるんですか?」

 

ライチ「大丈夫よ。えーと、それでやってもらう仕事の分担なのだけれど……」

 

 

 

 

 

 

 

 ~ウェイトレスチーム ラグナ&ノエル~

ノエル「二人で一緒に頑張って行きましょうっ!ラグナさん!!」

 

ラグナ「よりによってオレがウェイトレスかよ…メンドくせぇ………」

 

ノエル「ダメですよラグナさん、もっとしっかりしないと!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~裏で料理担当 マコト&ツバキ~

ツバキ「料理といっても、そこにあるレンジで温めたりサラダを適当に盛り付けるだけの簡単な作業なのよね…」

 

マコト「あれ?私達もしかしたら一番楽なんじゃないツバキ?」

 

ツバキ「そうね……クスッ…他の人達には悪いけど、私達は少し楽させてもらおうかしらね?」

 

マコト「お、ツバキ、早速注文が来たよ」

 

ツバキ「はいはい。えーと、抹茶フロートとクリームソーダね…ちょっと待っててね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~レジ打ち担当 緑膿菌もといハザマ~

ライチ「いきなりレジ打ちは難しいかもしれないから、最初の内は私が隣に立って教えてあげるわ」

 

ハザマ「いえいえ、レジ打ちぐらいなら私一人でもできますから、他の人の方に行った方がよろしいのでは?特に火を使う料理担当の二人には誰かが近くにいた方が良いと思いますけど」

 

ライチ「あら?そう?本当に任せちゃって大丈夫かしら~」

 

ハザマ「ええ、お任せください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~またウェイトレス班~

 

ラグナ「あ~~、客も少ねえしくっそ暇じゃねえか…」グデー

 

 

 

         カランカラーン

 

ラグナ「お、客来た」

 

 

ノエル「いらっしゃいませ!何名様ですか?」ハキハキ

 

男「…二名で」

 

ノエル「はい!かしこまりました。こちらのテーブルになりまーす」

 

男「…ああ、ありがとう」

 

女「…」

 

ラグナ「あいつ…まずは喫煙席か禁煙席かどうか聞けよ……つーか曇りガラスでよく見えねえが、女性と男性か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女「急に呼び出して…何の用かしら?」

 

男「…すまない…………」

 

女「…ふぅ……昨日の夜にも言ったでしょ?これ以上、アナタとは一緒にいられない」

 

 

 

ラグナ「…ん?なんか揉め事か?」ソソッ

 

 

 

 

 

レリウス「………っ!!違うんだ聞いてくれ、イグニス!!」

 

 

 

           デデーン ラグナ アウトー

ラグナ「あいつらかよwwww」

 

                 スパーン

 

 

 

 

 

 

 

イグニス「私なんかじゃなく、あの一緒にいた奴の所に行けば良いじゃない…どうせ遊びだったんでしょ?私のことなんて。」

 

レリウス「ち、違う!昨日の夜のことは誤解だっ!!急にあの女が言い寄ってきて…!それでっ……そのっ…」

 

 

             ドンッ

 

ノエル「お待たせしましたぁ!!こちら、抹茶フロートとクリームソーダになりまぁす!!」ドーン

 

 

           デデーン ラグナ アウトー

ラグナ「あのバカ野郎w空気ぶち壊しやがって…!」

 

           スパーン

 

ラグナ「おい、バカ。ちょっと来い」チョイチョイ

 

ノエル「?。何ですか?あ、後私バカじゃありません」

 

ラグナ「あのなぁ、お前少し空気を読め。ああいう時はもう少し気まずそうに持って行くのが基本だろうが」

 

ノエル「そ、そういうものですか?」

 

ラグナ「ああ、そうだ。ほら、もう一回行って来い」

 

ノエル「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

ノエル「お、お待たせ。こちら、抹茶フロートt…」

 

イグニス「あら…?そういえばあなた、最近入った新人研修生の子よね?」

 

ノエル「あ、は、はい…」

 

レリウス「…………」

 

ノエル「も、もしかして、デート中だったりします?」

 

イグニス「…いいえ。この人とは、ただの知り合いよ」

 

 

 

 

 

外野1「ねえ、今の聞こえた?」

 

外野2「聞こえた聞こえたww」

 

外野3「あの人、振られちゃったねー」

 

ラグナ(なんだ?今度は後ろの方が騒がしいな…)チラッ

 

 

 

 

プラチナ=ザ=トリニティ(次からルナ)「二股とか、マジありえないんですけどww」

 

レイチェル「きっとこの後に『オレが愛しているのはお前だけ~』とかくっさいセリフを吐くのでしょうね」

 

ニルヴァーナ「二股してる時点で説得力皆無なのにね」

 

            デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「何してんだあいつらwwつかなんでさりげなくガールズトークにアークエネミー混じってんだwww」

 

          スパーン

 

レリウス「……イグニス。誤解しているであろうから言うが、私はお前の事を本当に愛しt…」

 

イグニス「私は貴方のお人形じゃないの。………悪いけど恋人ごっこはもうしたくないの」

ルナ「いや人形だろwww」

 

 

          デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「あいつなんで一々含み笑い話すんだwwこっちも釣られちまうじゃねえかw」

 

            スパーン

 

レイチェル「それにしても、人形ねぇ…」

 

ニルヴァーナ「いい趣味してるわー。あの変態仮面」

 

ルナ「保存用、観賞用、布教用とかあったりしてーwww」

 

レイチェル「後あれね、実用用」

 

ニルヴァーナ「実用用?………あーぶっかけ用かー」

 

         デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「くそwwこんなのでwww」

 

               スパーン

 

 

ルナ「ぶっかけ!?あの変態仮面、イグニスさんにぶっかけたの!?ぶっかけとかマジドン引きなんですけど……」

 

ラグナ(すげえこのうるせえチビ二名とガラクタ一つ追い出してえ……)

 

ノエル「イグニスさん……ぶっかけられたんだ…」

 

 

           デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「拾うんじゃねぇwバカノエル!!」

 

 

 

イグニス「そういうこと。だから、これからはあの人にぶっかけて頂戴」

 

ラグナ「なんでイグニスの奴もぶっかけに反応してんだ…」

 

レリウス「…っま、待ってくれ、イグニス!私は……私は…………お前にぶっかけたいっ!!!」

 

 

          デデーン ラグナ アウトー

ラグナ「なんでそうなるんだよwww」

 

              スパーン

 

イグニス「…あなた///」トゥンク

 

ラグナ「え!?何?あれで良いのか?イグニスさんあんたの想う人はそんなので良いのか?」

 

 

レイチェル「これはイグニスさん、翌朝はカピカピね」

 

ルナ「顔射かー。私あんまり好きじゃないなー」

 

ニルヴァーナ「あなた髪の毛長いもんね」

 

ノエル「え、そういうのって後の処理とか大変なんですか?」

 

ルナ「すぐに洗い落とさないと大惨事になっちゃうよ」

 

ラグナ(何さらっと会話に入ってんだあのバカ…)

 

 

 

 

           カランカラーン

 

女2「レリウス様!!」

 

ラグナ「え…まだ続くのかこの茶番」

 

 

 

イグニス「あら?…あなたは確か…」

 

ココノエ「またこの女と一緒にいる…!」

 

レリウス「コ、ココノエ…!!どうしてここに…」

 

 

 

      ~かくかくしかじか~

 

ルナ「ふ~ん、なるほどね~。そんな事情が…」

 

レイチェル「ココノエっていう人も苦労していたのね…」

 

ラグナ(なんで外野共が会話に加わってんだよ…)

 

 

イグニス「ココノエさん、だったかしら…。悪いけど、私のレリウスは渡さない」

 

ココノエ「いいえ!レリウス様にぶっかけてもらうのは私だ!」

 

 

           デデーン ラグナ アウトー

 

ラグナ「何で結局そうなるんだよwww」

 

           スパーン

 

ルナ「あのココノエって人、ぶっかけの意味知ってんのwwww?」

 

 

ラグナ(こいつらホントにどっかいってくれよ)

 

 

 

 

 

 

 

レリウス「…………………………………ココノエには悪いが、私はイグニスを選ぶ」

 

ココノエ「えっ…!?」

 

イグニス「あなた…///」トゥトゥンク

 

レリウス「ココノエ…本当にすまない……」

 

ココノエ「こ、こんな結末……私は認めないっ!認めないぞ!!」ダッ

 

 

           カランカラーン

 

レリウス「さあ、行こうか、イグニス」

 

イグニス「ええ……あなた…」

 

 

 

 

            カランカラーン

 

ラグナ「マジでなんだったんだ……ケツ痛ぇ……」

 

 

 

ノエル「……あ、あの人達ジュース全く飲んでない。…………もらっちゃお♪」

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 




これはひどい


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第十四話 ラグナ「…ウソやん」

どうも、アルタイルです。
豆乳を啜っていたらいつの間にか一日が終わっていました。



    ~それから数十分後~

 

ライチ「はい!それじゃ実際の体験研修は終わりよ、皆集まってくれるかしら?」

 

ラグナ「最初の変態仮面野郎の事を除けばマジで普通の研修でビビったんだが…」

 

ハザマ「オレもだわ。何か来ても良いように構えてたんですが、杞憂でしたね」

 

マコト「レジのハザマ大尉が構えてたら店に来た人怖くて逃げちゃった人いるんじゃないの?あ、私ちょっとトイレ行ってくる」

 

ハザマ「いえいえ、アウトにならないようにですが常に営業スマイルは欠かしていませんでしたよ?」

 

ノエル「へぇ…どんな感じだったんですか?」

 

ハザマ「え?今やれと言いますか……………………ニコォ(暗黒微笑)」

 

ツバキ「衛士さん、こいつです」

 

ラグナ「お前らが衛士だろうが。それにしても、こりゃタケミカズチも全裸で逃げ出すレベルだな」

 

ハザマ「ちょっと待てやそれどういう意味だ?」

 

ラグナ「もっと分かりやすく言ってやると緑膿菌が更に腐敗したような顔だったな」

 

ハザマ「あ”?」

 

ラグナ「うん?」

 

 

 

ライチ「はいはい、元気が良いのはいいけど、今は少し抑えてね?」

 

ハザマ「…ちっ。後でぶっ潰してやるから覚悟しとけや」

 

ラグナ「その言葉そっくりそのままリボンでも付けて送料込でお返しするわ」

 

 

 

 

 

 

 

マコト「少しトイレ行ってる間に何があったし」

 

ツバキ「ええ、ちょっといざこざがあってね」

 

 

 

 

 

 

 

ライチ「あ、言い忘れてる事があったわ。そこで睨み合ってる二人もこっち向いて話聞いてくれるかしら?」

 

ラグナ「あ?」 ハザマ「お?」

 

ライチ「…か、顔は元に戻してくれないかしら……。えーと、これは最初に言っておくおくべきだったのだけど、最もアウトが多かった人には罰ゲームとして何かしらのペナルティがあるらしいの。」

 

全員「…………は?」

 

 

 

ノエル「えぇぇぇ!?そ、そんなの聞いてないですよ!?」

 

ライチ「本当にこっち側のミスだわ。本当にごめんなさいね…」

 

マコト「それは良いよ。それよりその罰ゲームの内容だよ!何?トイレ掃除とか?」

 

ツバキ「減給とか?…あ、それだと無職のラグナ=ザ=ブラッドエッジがノーリスクだわ」

 

ラグナ「うるせえな……まあ無職だけどよ…」

 

ライチ「そんな生易しいものでわ無いわ。何と最もアウトが多かった人は…」

 

ツバキ「人は?」

 

ライチ「『死ぬまで統制機構で血反吐を吐くほど働く』という内容らしいわ」

 

ラグナ「いやちょっと待てや。そもそもオレは図書館に入って無いんだが………」

 

ライチ「何でも強制的に帝の『絶対的ななんか』によって就職させられるらしいわ」

 

ツバキ「絶対的ななんかって何ですか!?」

 

ライチ「後、今ダントツでアウトが多いのはラグナ、あなたよ」

 

ラグナ「…ウソやん」

ツバキ「ふっw」

 

         デデーン ツバキ アウトー

 

ツバキ「き、急に口調を変えないでくださいww」

 

              スパーン

 

ノエル「確かにしょっちゅう色んなとこで笑ってましたもんね」

 

マコト「何も無い所で思い出したように笑ってたりしてたからそれもカウントされてたらかなりの数だよあの人」

 

ハザマ「ちなみに私達が何回かといった情報は無いんですか?」

 

ライチ「ええ、もちろんあるわ。それじゃアウトの数が今の所低い人から発表するわね……まず最も少ない人はハザマ大尉で、58回ね」

 

ハザマ「一番少ないといわれてもこれですか……これは一位の人が恐ろしいですねぇ」ニヤニヤ

 

マコト「えー、緑膿k大尉絶対もっとアウトの数多いって~」

 

ハザマ「ナナヤ少尉、根も葉もない言いがかりはやめてくれませんかねぇ?」

 

マコト「根拠はあるよ。大尉ってよく何か笑いそうな事があったらよく帽子を深くかぶり直して顔隠すようにするじゃん。その時肩がすごい震えてるの見たもん」

 

ハザマ「寒いからちょっと身体が震えただけですよ」

 

マコト「う~~…納得いかな~い」

 

ハザマ「話を戻して、次にアウトが多い可哀そうな人は誰なんです?」

 

ラグナ「自分が一番少なかったからって調子乗りやがって…」

 

ライチ「次はツバキちゃんで、63回よ」

 

ツバキ「わ、私ですか…」

 

マコト「まぁ~、これは順当かな」

 

ノエル「ツバキすごい笑うの耐えてたもんねー…顔真っ赤ですごい可愛かったもん」

 

ツバキ「ちょっノエル、からかわないでよ///」

 

ノエル「からかって無いよ?私本当にツバキは可愛いなって思ってるよ?」

 

マコト「素直になろうや、ツバキさん、あなたは可愛いんだよ」

 

ツバキ「もう!マコトまで…///」

 

ハザマ「はいそこ良い感じにならない。すみませんねぇ、いちいち話がそれてしまって」

 

ライチ「いいえ、あの子達本当に仲が良いから、見てるこっちも楽しくなってしまうわ」

 

ラグナ「何か母親臭え台詞だな」

 

ライチ「あー、私今すごいアベラエルのモノマネしたい気分なのよねー。ちょーっとラグナ=ザ=ブラッドエッジ見てもらえないかしら?自信あるんだけど」

 

ラグナ「すみません口が滑りました」

 

ライチ「全く……三位と二位は一気にいくわね。三位はマコトちゃんの79回、二位のノエルちゃんは93回よ」

 

ノエル「えぇ!?私ってそんなにアウトになってましたか!?」

 

マコト「あのアウト製造ボタンがかなり差をつけたのかもしんないね!」

 

ノエル「あれはマコトのせいでしょ!!」

 

ハザマ「まぁそして……」チラッ

 

ラグナ「あ?んだよ」

 

ツバキ「それの更に上を行く人が一人…」

 

ラグナ「うるせえよお前ら!言うんならさっさと発表してくれよ」

 

ライチ「一位のラグナ、112回よ」

 

ラグナ「は?」

 

ライチ「112回よ」

 

ラグナ「悪ぃ。よく聞こえなかったわ、もう一回」

 

ライチ「122回よ」

 

        デデーン ハザマ アウトー

 

ハザマ「さりげなく増やしやがったww」

 

           スパーン

 

ラグナ「ウソ…私のアウト、多すぎ?」

 

ノエル「すごいですねラグナさん。100回超えてますよ!」

 

ラグナ「いや全然嬉しかねえよ」

 

 

 

 

 

 

ライチ「まあさっきの研修であなた達とても頑張ってたし、しばらくは研修室でしっかりと休息を取れば良いと思うわ。また何かあったら伝えに行くから、それまでの間だけれど」

 

ツバキ「分かりました。それまではゆっくりとさせてもらいます」ペコリ

 

マコト「ゆっくりできれば良いんだけどね~」

 

 

 

 

            ~廊下~

 

ノエル「それにしてもラグナさんすごいアウトの数ですね……身体大丈夫ですか?」

 

ラグナ「分かんねぇ……だが今は何としてもこのアウトの回数一位というのを何とかして『死ぬまで図書館で働く』なんていうのを防がねえとな」

 

ハザマ「『血反吐を吐くまで』が抜けてるぜ子犬ちゃん」

 

ラグナ「んな細けぇ事ぁどうでも良いんだよ!オレは図書館で働くなんてのは死んでもゴメンだ!!」

 

ツバキ「笑顔の絶えない『楽しい』職場ですよぉ?」ニコォ

 

ラグナ「月の給料が遠足のおやつ代程度しかない職場のどこに笑顔が生まれるってんだよ!?仮に生まれたとしてもそれは笑顔という名の別の何かだ!」

 

ハザマ「ごちゃごちゃうっせえよ、ま、このままじゃ到底社畜入り不可避だけどな」

 

ラグナ「ザケンナ、こちとらまだ希望がある」

 

               ガラッ

 

 

 

           ~新人研修室~

 

マコト「……」ペラッ

 

ツバキ「マコト、その北○の拳ってそんなに魅入るほど面白いの?」

 

マコト「なんか見てたらハマっちゃってさ」

 

 

 

ラグナ「なあどうする?また引出し調べるか?もしかしたら何か変わってたりしてるんじゃねえか?」

 

ハザマ「そうやって自ら死にに行くから、アウト一位になるんだよ学習しろよバカ」

 

ノエル「あ、そうだ。ラグナさん、ハザマ大尉。前あったDVD何故か私の机の上にありましたから観ませんか?暇つぶしになると思うし。マコトとツバキも良いでしょ?」

 

ラグナ「おう、頼むわ」 ツバキ「ええ、構わないわ」

 

 

 

 

ノエル以外の四人「…………………前の?………あ」

 

マコト「ノ、ノエルン!ちょっと待ってそれは……」

 

ノエル「あ、始まるよ」

 

             ウィーーン

 

ハザマ「手遅れだったか…」

 

 

 

 

<~~~♪

 

ラグナ「何か爽快な感じのBGMだな」

 

     

         題名『統制機構の衛士100人に聞いてみた!!この五人で誰が一番アウトになってほしい!?』

 

 

全員「!!??」

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 





約2リットルの豆乳を摂取したこの私を、何人も止める事ができるだろうよ…
おなかいたい


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第十五話 ノエル「あ、ぶっかけ大佐だ」

待ってない人がほとんどだと思いますが、約一年ぶりに小説を投稿させて頂きます。
この一年間、色々とありましたがこれといった成長は『一切』、しておりません!


 

ラグナ「何だろうな、何かすごくこの数秒の間が長く感じるんだがよ…」

 

ツバキ「そうですね……。まるで私達が某小説サイトの主人公で筆者がろくに設定も練らず、挙句の果てにログインパスワードを忘れて8ケタのパスワードをひたすらに試していたらいつのまにか繋がってたが結局疲れて更に時間を延ばされたような気分です」

 

ハザマ「何訳の分からない事言ってるんですか。それよりあれどうするんですか」ユビサシ

 

DVDプレイヤー「ウィーン」<ぶちかましてやるぜ

 

マコト「と、ととりあえずこれは一旦一時停止っと…。ふぅ、リモコンに変な仕掛けとか無くて良かっt」

           ピッ シューン

 

マコト「え、えっ!?ちょ、ちょっと今どっか別の所が作動しなかった!?」

 

ラグナ「いや、お前今どこのボタンを押した?」

 

マコト「そりゃ一時停止したんだから一時停止ボタンでしょ」

 

ラグナ「そうか…どういう仕組みかは分からんがそれに連動してこの部屋のエアコンが一時停止したぞ」

 

マコト「うぇっ!?マジで!?………ホントだ…。…………ん?よく見たら一時停止の下にエ/D停止って書いてある…」

 

ノエル「…」

 

ハザマ「はぁ…全く一々手間のかかつた面倒な事をしてくれますねぇ、あの紫もやしは」

 

ツバキ「他には何か変な文字が書かれているボタンは無いかしら?」

 

マコト「そうだねぇ……うわっ何語?」

 

ノエル「…」

 

ツバキ「あ、ちょっと見せてくれないマコト、もしかしたら分かるかもしれないわ」

 

マコト「ほい」

 

ツバキ「う~ん…これはもしかしたらスワヒリ語の類で書かれているのかも知れないわね『ムバンガ』と書かれているわ」

 

ラグナ「へえ、というかそのムバンガってどういう意味なんだ?」

 

ツバキ「それは私もよく分からないわ。そこまで熱心に語学を学んでいた訳ではないし…」

 

マコト「まぁとりあえず触らぬ袖に祟り無しっていうし、そのままにしとこ。エアコン切れたから寒くなるけど…」

 

ラグナ「つーか袖じゃなくて神だろ。袖に祟りがあってたまるか」

 

マコト「あれっ?そうだっけ。あはは、私とした事が失敗しっp…」

 

         デデーン マコト アウト-

マコト「あっしまった」

          スパーン

 

 

 

 

 

 

 

マコト「うぅ……ラグナさんにハメられちゃったよ私…もうお嫁に行けない…よよよ……」

 

ラグナ「誤解を招くような言い方をするんじゃねえ。オレが指摘しなくとも他の三人が訂正入れてるだろ」

 

マコト「それもそだね、あーあ、DVD見れないと分かったとたんに暇になっっちゃったな~~。…!ノエルン、私のしっぽ触りっこする?」

 

ノエル「…」

 

マコト「ん?ノエルン?」

 

ノエル「…」

 

ラグナ「さっきからどうしたんだ?何も言わねえし微動だにしないが」

 

マコト「もぉ~、ノエルン、そういった遊びはウケないぞ~」トンッ

 

ノエル「…」  グラッ

 

           ドサッ

 

 

 

 

 

 

マコト「…え?」

 

ラグナ「ノエル!」 ツバキ「ノエル!!」

 

 

 

  ~~~~~~~~~

 

ハザマ「脈も正常、瞳孔も問題ないですね。ですが……」

 

          ガシッ

マコト「ノエル!!しっかりして、目を開けて!!あぁいや、目は開いてるわ…」

 

ハザマ「ノエル少尉は、いつ頃からこんな感じでしたか?」

 

マコト「え?う~んと、…どうだったかなぁ」ポイ

 

             ゴンッ

ノエル「…怒」

 

 

 

 

 

 

ラグナ「そうだな、DVDプレイヤー点けたのはこいつだし、間違いなくこいつは数分前までは元気そのものだったな」

 

ツバキ「それでマコトが一時停止ボタンでDVDプレイヤーを止めて、それから……それから?」

 

ハザマ「さっきから気になっていた事があるんですよねぇ」

 

ラグナ「何が?」

 

ハザマ「そのリモコンにエ/Dボタンって書いてあるじゃないですか」

 

ラグナ「え、何お前そっからボタンの下に書いてある字読めんの?マサイ族かよ、ヤバいな、そして死ね」

 

ハザマ「語彙力中学生かよ、つーかさっきナナヤ少尉が言ってただろうがIQも中学生レベルかよ……んんっではなく…そこに書いてあるのってもしかして」

 

 

ハザマ「(エ)アコン、(ノ)エル、(D)VDじゃないですか?/はスラッシュではなく」

 

一同「………」

 

マコト「…」←まじまじと見つめる

 

リモコン「」『エノD』

 

 

 

 

 

ツバキ「………ぷ」 マコト「あはは、もう心配して損した~」

 

         デデーン マコト ツバキ アウト-

 

            スパーン

 

ラグナ「そうと分かったらさっさと再生再生っと」ピッ

 

エアコン「」ウィーンガー

 

ノエル「…!あれ、何かこの部屋前より寒くないですか?あとなんか首が痛いです、何これ、むちうち?」首さすり

 

マコト「!……はあぁ、良かったいつものノエルンだよ~」

 

ノエル「いつものって…私はそんな急に変わったりしないよ~…でもなんかすごいマコトに怒りを感じるのはなんでだろう?」

 

マコト「キノセイダヨー」

 

ツバキ「念のため、DVDは取っておいて……っと。よしこれで大丈夫ね」

 

ノエル「あれ?そのDVD見ないの?」

 

ラグナ「いや、見るからに怪しいだろ。こういうのは初めから見ないのが一番だ。触らぬ神に祟りなしだ」

 

 

 

 

 

 

     ~それから30分後~

 

マコト「いいかげん本読むのにも飽きちゃったね~」ペラッ…

 

ラグナ「やっぱ引き出しいっとくか」

 

ハザマ「だから止めとけって、アウトを増やすだけの罠しかないぞ」

 

ノエル「え~、今までたぶん皆も作者も忘れてると思うけどこれ撮影だし、そういったのは番組的に『おいしくない』?ってやつなんじゃないですか?」

 

ハザマ「そんなの私は知った事じゃありませんよ。寧ろこの番組そのものを今すぐにでもぶち壊してお蔵入りにしてやりたいくらいですよ」

 

 

 

              ガラッ

 

レリウス大佐「残念だがそれは不可能な考えだ」

 

ノエル「あ、ぶっかけ大佐だ」

レリウス大佐「その呼び名はやめろ」

 

ハザマ「というかどういう事ですか?お話を聞かせてもらえますか?エロウス大佐?」

エロウス大佐「その呼び名もやめろ。…実は先程な…」

 

 

 

          ~つい先程 帝の部屋~

 

帝「番組の伸びはどうじゃ?」

 

レリウス大佐「上々ではないかと。このまま変わらず順調に行けば、予算の一部を賄えるようになるでしょう。ですがそれに至るのは難しいかと」

 

帝「難しい、とはどういう事じゃ?手短に述べよ。余は今忙しい」

 

レリウス大佐「(スマシス[スマッシュシスターズ]やってるだけじゃねえか)はい、というのも参加者の一人であるテルミがあまり積極的ではなくこのままいくと視聴率その他諸々が悪くなる恐れがございます」

 

帝「テルミがのぅ……あ、そうだじゃあこうしよう」

 

レリウス大佐「(絶対建設的な案じゃねえよ、絶対)何か良い案でも?」

 

帝「余の独断と偏見で一番面白く無かった奴は爆破じゃ。アウトの数関係なくな」

 

 

 

 

 

  ~~~~~~~~~~~~~

 

レリウス大佐「…と、いう訳だ」

 

ハザマ「ふっざっけんな…」ワナワナ

 

ラグナ「このままいくと確実にハザマ、てめえが爆破じゃね?」

 

レリウス大佐「話は以上だ」スタスタ

 

マコト「またねーぶっかけ大佐」

 

レリウス大佐「はっは…この笑顔が消えた瞬間死ぬと思え」

 

マコト「ひっごめんなさい!!」

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




家族が増えました(害虫が)


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第十六話 レイチェル「もがもごぉ…」

なんかよく分かりませんが、スマホでブレイブルーが出るらしいですね。私はクロノファンタズマで止まっているのでさっぱり分かりません(言い訳)


レリウス「それともう一つ」

 

ラグナ「まだなんかあんのか、帰れ」 ノエル「そーだそーだ」

 

レリウス「そう急ぐ必要もあるまい、それに私がこうしている間は貴様らに刺客が来る事は無いのだぞ?」

 

ノエル「あ、バームクーヘン食べます?」

 

レリウス「理解が早いのは良いことだ。………貴様らに伝えるべきことだが………良い方と悪い方、どちらからが好みかな?」

 

ツバキ「私はどちらでも……他の皆は?」

 

ハザマ「私は良くない方からお願いしますよ。良い方聞いた方に悪い事聞いちゃったら、ショックから立ち直れそうにないので」

 

ラグナ「どのメンタルで言ってんだか…オレも悪い方先に頼むわ」

 

マコト「むしろどっちも言わない方針で!」

 

ノエル「ほうしんってなんですか?人の名前?」

 

 

ラグナ「アホ二匹はほっといて、悪い方からで」

 

 

レリウス「良かろう、では良くない方………」

 

五人「……」

 

 

 

 

 

レリウス「これからのこの企画は『笑ってはいけない』、から『驚いてもいけないし笑ってもいけない』に変更となる」ドン★

 

五人「…は?………はあぁぁぁ!?」

 

レリウス「今のはカウント外だが、次からこういうのもアウト対象となるから気を付けたまえよ?」

 

ラグナ「なんでまたそんな事で俺らの尻が酷使されなきゃならねえんだよ!?」

 

レリウス「帝の勅命ではなく、スタッフの提案だ」

 

ラグナ「これ終わったらそいつ張り倒す…」

 

 

ハザマ「で?私達にとって良いことは?」

 

 

 

 

レリウス「貴様らにとって良い事、それは……」

 

五人「それは……?」

 

 

 

レリウス「この企画自体が余すところ残り半分を切ったという事だ」

 

 

五人「FOO↑--」

 

ラグナ「やっとこのふざけた企画ともおさらばできるのか…」

 

ツバキ「短いようで長かった…そんな気がします」

 

ハザマ「いざ終わると思うと、なんだか感慨深いですねぇ…」

 

マコト「何か私このまま永遠にこの企画自体が終わらないんじゃないかって思ってたよ~~、でもでも、何か終るって分かった瞬間になんか元気出てきた!!」

 

ノエル「あれ?でも私この企画終わったらその後全く仕事入ってない?これが終わったら私どうなるの?」

 

 

 

 

レリウス「私としても大変めでたい、この帝のイカれた我儘でどれほどの被害が出たか……」

 

ラグナ「お前もそっちはそっちでそれなりに苦労してやがったんだな……」

 

ノエル「今の内にここのお菓子全部食べといた方が良いのかな…」

ツバキ「それぐらい今度私が出してあげるから、その淀んだ目はやめなさい…」

 

レリウス「私としてもこの歓びを形にしたくてね、この企画をこうしてなんだかんだあっても続けてきてくれた君たちに何か今すぐにでもお礼がしたいんだ」

 

ハザマ「ちょっとw、どうしたんですか?レリウス大佐?らしくないですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レリウス「……そこでだ」指パッチン

 

            ガラガラガラー

 

ラグナ「え?」

 

レリウス「この大きいつづらと小さいつづら、どちらか好きな方を選んでくれ、遠慮はいらん」

 

 

ツバキ「……え?」

 

マコト「待って…いま私頭の中で今起こっている状況が理解できてない……まぁいつもの事だけど今は殊更に混乱してるよ…!」

 

ノエル「なんかお母さんに昔読んでもらった舌切り雀みたいな展開ですね!…あれ?おじいさん結局どのつづら持って行ったんでしたっけ?両方?」

 

ラグナ「んな欲張りな事したらじいさん蛇やカエルどころか魑魅魍魎貰ってるわ…」

 

ハザマ「まぁなんにせよレリウス大佐、すみませんがこの様なもの、私達にはとても受け取れません」

 

レリウス「む?…そうか………では」

 

五人「……ほっ」

 

 

 

 

 

レリウス「では謙虚な貴様らにはこの二つともを与えよう」

 

 

         デデーン 全員 アウト-

 

ラグナ「畜生!金の斧銀の斧システムかよ!!」スパーン

 

ツバキ「まぁ、予想はしてたんですけどね…いったぁ!?」スパーン

 

 

 

レリウス「では、私と帝からのプレゼントをありがたく受け取ってくれたまえ」

 

            ガラガラ ピシャッ

 

ラグナ「くっそ~、とんでもない粗大ゴミ貰っちまったよ…」

 

ノエル「あ、確かにすっごい可愛い丸文字で名前書いてますよ?」

 

ラグナ「あ?そりゃあ帝も一応女なんだからそんな字書くだろ」

 

ノエル「何言ってるんですか、レリウス大佐のですよ」

 

 

        デデーン ラグナ ハザマ アウト

 

ラグナ「あいつホントにどんな奴か読めないんだがww」スパーン

 

 

 

 

 

      ~おおよそ一分後~

 

ラグナ「……で、だ」チラッ

 

ハザマ「何で私を見るんですか」

 

ラグナ「いやさ、こういう中身が分からないものを開けてリアクションを取るのはお前だと思うんd ハザマ「ねーよ」

 

ラグナ「おいおい男だろー?たまには良いとこ見せてくれよ」

 

ハザマ「うるせえよ」

 

 

ノエル「なんか甘い匂いが大きい方からするんで開けちゃいますね」フラ~

 

ラグナ&ハザマ「あっおい!!」

 

 

 

 

ノエル「おいかけて~逃げるフリを~して♪」

            カパッ

 

 

レイチェル「もがごもごぉ…」

ノエル「………」

 

 

 

 

 

           ソッ

 

ノエル「…小さい方行きましょうか」

 

ラグナ「何があった!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ~~~しばらくして

 

 

ラグナ「……なんでお前がここにいんの?」

 

レイチェル「ぶふいなふぃふもんへ…わふぁふぃのふぉうどうをふぁにゃふぁにひらへるひふようは無いわ(無粋な質問ね…私の行動をあなたに知らせる必要は無いわ)」ポロポロ

 

ラグナ「口にマカロン詰め込んで話すなよきたねえなぁ……何言ってるかわかんねえよ」

 

レイチェル「…ふぁって(待って)…………んんっ…ふぅ…」

 

ノエル「大丈夫ですか?お茶いります?」

 

レイチェル「いらないわ。私のこの喉を潤すのに、そんな安物はふさわしくないわ」

 

ラグナ「うるせぇぞ、ウルトラソ○ル」

 

レイチェル「なっ///…あっ…あれは無理やりで…///」

 

マコト「そのわりにはノリノリだったじゃん、もしかしてああいうノリ好きなんじゃないの~?」

 

レイチェル「お黙りなさい、あなたみたいな下賤な輩と一緒にしないで。……まあこれから同じになるのだけれど……」

 

ツバキ「どういうことかしら?」

 

レイチェル「私も新しくこの企画に刺客ではなくされる側として参戦する事になったから、せいぜい頑張る事ね」

 

 

 

ラグナ「あ?」ハザマ「は?」ツバキ「え?」マコト「うん?」ノエル「?」

 

五人「はあああぁあ!?」

レイチェル「きゃ!?」

 

        デデーン 全員 アウトー

 

             スパーン

 

ラグナ「話を戻そうか…なんでお前が?」

 

レイチェル「それh… ラグナ「待った…俺が当ててやるよ、どうせ『帝の気まぐれ』、だろ?」

 

レイチェル「あなた…この手の企画でやっていけるんじゃない?」

 

ラグナ「嬉しくねえな」

 

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル「というか、あのつづらの方はどうするのかしら?」

 

マコト「あの中には何が入ってるの?」

 

レイチェル「内容は分からないけれど、DVDが入っていたのは覚えているわ」

 

 

ラグナ「えぇ…また?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 




今の筐体でアラクネとカルル君は使えるのだろうか?CSからずっと使ってるキャラだし弱体化とかはしてほしくないなぁ…


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第十七話 ゴリバング「ウホホンwwウホホンww」

レイチェル参加後の席順ですが、L字型の先頭から、レイチェル→ノエル→ラグナ→ハザマ→マコト→ツバキとなります。


 

ラグナ「またDVDか~?まだ前の方の奴すら見てないんだが…」

 

ノエル「それはそうと、小さい箱の方にまだ何か入っていますよ?」

 

ハザマ「どれどれ………ほうほぅ…あ~、成程…」

 

ラグナ「いや、声に出して読めよ。こっちが分かんねえだろうが」

 

ハザマ「読みたい人だけ回して見れば良いでしょうに、説明は面倒、というより直に見てもらった方が良いわこれ……ほら」

 

ラグナ「……………あ~、そういう事か…色々と大変だな、次マコト読むか?」

 

マコト「私は良いや、取説とかそういうのは読まずに進めていくタイプだから」フンス

 

ツバキ「…どちらかというと、マコトは新しく買ったものでもなんでもすぐほったらかしにしたりしてるからいつのまにか無くなってるんでしょ…探すの手伝うの大変だったんだから」

 

マコト&ノエル「反省してます」

 

ラグナ「じゃあツバキ、ほらよ」 ツバキ「どうも」

 

 

ツバキ「………?えっ?…う~ん、なるほど、こういった感じなのね…」

 

 

 

 

ツバキ「はい、レイチェルさん」レイチェル「ん」

 

ノエル「…え!?なんで!?」

 

ツバキ「あ、えと…ノエルには少し分からないものかもしれない、から?」レイチェル「届かない…」

 

ノエル「分かるよ!!これでも前にお父さんに『お前は我が家のパンドラの箱だ』って言われてたからね!」ドヤァ

 

ツバキ「絶対それ褒められてないわ…」レイチェル「腕を下しなさい、届かないわ」

 

ラグナ「あ、じゃあよぉ、それ声に出して読んでみてくれよ、分かるならさ」

 

ツバキ「え!?」

 

ノエル「バカにしないでください!!えーと…どれどれ?」レイチェル「見えないんだけど」

 

ラグナ&ハザマ「……ふっ」

 

 

 

 

 

ノエル「私と左隣の人は仲良くアウトになります!!」

 

レイチェル「えっ」

 

          デデーン レイチェル ノエル アウトー

 

          デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

レイチェル「…………………」スパーン

 

 

             スパーン

レイチェル「いっ!?」

 

ラグナ「あ~…ノエルのアウト宣言とウサギが驚いた分で二回カウントされちまったんだな」スパーン

 

レイチェル「………次やったら頭からいくわよ…」

 

ノエル「いくってどういう!?っていうかホントにすみませんでしたぁ!!」ペコペコ

 

       

 

ノエル「レ、レイチェルさん!、目!!目が怖いです!マジですよ!?」

 

ハザマ「権謀術数とかそういうのは苦手なんですが、こういったのは得意なんですよねぇ…くくっ」

 

レイチェル「………ラグナ、あなたこんな事して後でどうなるか分かっているんでしょうね?……」

 

ラグナ「いや、まぁ、ノエルの左隣を選んだ事を恨むんだな」

 

 

 

マコト「まぁ?ここの過酷な状況に少しでも慣れるようにっていう洗礼かなんかだと思えば、ね?レイチェルさん」

 

 

 

 

 

ハザマ「あのクソ吸血鬼の驚いた顔も拝めたし、このままDVD行きますかねぇ」

 

 

 

            ウィーン

 

 

  『カルル君の日常』

 

ラグナ「カルルっていうとあのプロレス好きな姉に連れられてたメガネのガキか」

 

マコト「たぶんホントはプロレスは好きではないと思うけどね…あれは破壊力やばかったからねぇ」

 

ツバキ「またそれ関連でカルル君とあの人ぎょ…カルル君のお姉さんが出たら耐えれる気がしないわ…」

 

ハザマ「やめてくださいよ……あなたの勘はよくあたるんですから」

 

 

 

    『カルル君、動物園に行く』

 

ラグナ「プロレス関連では無い……がまだ油断はできないな」ゲンドウフォーム

 

ハザマ「タイトルだけで釣り、って言うのも十分ありえますからねぇ…ここはまだ様子見と言ったところですかね」ゲンドウフォーム

 

レイチェル「たかがDVDで何をあそこまで熱心になれるのかしらね、度し難いわ」

 

マコト「あはは…ラグナさんはアウトの数的に一番やばいらしいですし、ハザマさんは帝による個人的な理由でやばいらしいですからね。なんとかして現状を打破したいんでしょう」

 

 

 

カルル(クソガキver)『わ~、キリンさんだ~!あっ、あっちにはゾウさんもいる~、うわ~すっご~い!!』

 

ノエル「カルル君の小学生くらいの時ですかね…か、可愛い…」ズイッ

 

マコト「お部屋に飾りたいくらいの若々しさが溢れ出てるよぉ…」ズイッ

 

 

 

ラグナ「女二人がガキに反応してるがお前は良いのか?」

 

ツバキ「え!?い、いや、私は別に…」

 

 

 

 

 

 

カルル『あとこっちには……ゴリラさん!』

 

ツバキ「というか二人とも、画面に近づきすg…」

 

 

 

 

 

 

 

ゴリバング『ウッホホウホホイwwwウッホホウホホイwww』シュッシュッ

 

マコト&ノエル「うぉえっ」

 

 

            デデーン 全員 アウトー

 

ノエル「キグルミから漂うあの暑苦しさww」スパーン

 

ラグナ「なんで上の方のキグルミはあるのに下は裸なんだよw、これじゃバレバレだろwww」スパーン

 

レイチェル「この私が二度までも………落ち着きなさい、レイチェル=アルカード…あなたは吸血鬼、冷酷な吸血鬼こんな下賤な事など全くいったぁ!?集中力切れた!!」スパーン

 

マコト「うわぁ…こんな焦ってるレイチェルさん見るの初めてだよぉ…」

 

 

 

 

 

 

 

イグニス『カルル君、本当にごめんなさいね…』

 

ハザマ「次はイグニスかよ…」

 

イグニス『お父さんがいてくれたら、ネ○ミーランドとか行って色んなアトラクションとか乗れたかもしれないのに……』

 

ラグナ「何やら複雑な家庭環境な感じだな」

 

 

 

カルル『ううん、僕ね、動物いっぱい見れて、楽しいよ!』

 

イグニス『お父さんが事業に失敗しなかったら、こんなことにはならなかったのに…うぅうぅぅ……』ポロポロ

 

カルル『大丈夫だよ、お母さん、元気出して。……………あっあそこにいる、ほら!あの白と黒の汚れた大きな動物は何!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イグニス『……………あんた!!』

 

 

        デデーン ハザマ ツバキ ラグナ アウトー

 

ハザマ「何してんですかあの人はwww」スパーン

 

 

 

 

 

 

   『カルル君、生まれる』

 

ラグナ「いきなり時代遡ったな……」

 

ニルヴァーナ『ぎゅーん、バーン、ヂガーン、ドガーン』

 

ノエル「あの大きな人形がミニカーで遊んでる…」

 

ツバキ「これは笑うより先にあまりの衝撃的映像に脳が付いていけなかったようだわ…」

 

ラグナ「多分それ後になってぶり返すぞ」

 

レリウス『おぉ、エイダ。今ちょっと良いか?』

 

ニルヴァーナ『あ、何?パパ』

 

レリウス『もう直なぁ、お前に妹か弟ができるぞ』

 

ニルヴァーナ『え~!?ホントに!?嬉しい~~っ!!』

 

レリウス『もうお前も立派はお姉さんになる訳だから、しっかりしなきゃダメだぞ』

 

ニルヴァーナ『分かったよパパ!』

 

レリウス『おお、そうか期待しているぞ』

 

ニルヴァーナ『あ、そうだパパ。赤ちゃんってどうやったらできるの?』

 

レリウス『あぁ~、それはな…』ニルヴァーナ『うん』

 

 

 

 

 

 

レリウス『ここんとこがな』コカンサワリ

 

ニルヴァーナ『ダイレクトだなおい、エロジジイ。少しはコウノトリとかで濁せ』

 

 

         デデーン ラグナ ハザマ アウトー

 

ハザマ「今度からあの人への対応変えようかなww」

 

 

 

    『EDテーマ 替え歌 ちいさい秋みつけた』

 

  ~♪ だれかさんが 咎追いの カルル君みつけた

 

  ~♪ 小さい奴 小さい奴 小さい奴 見つけた

 

  ~♪ メイク室に置いてある テーブルの上

 

  ~♪ 素焼きの湯飲みにかくれんぼしてた~

 

  ~♪ 呼んでる姉さん もうすぐ本番です

 

  ~♪ 小さいシャツ 小さい靴 小さい服 身に着けた~

 

 

ノエル「カルル君が可愛いって事だけは覚えてます」

 

マコト「画面いっぱいのゴリラジャングルなんか無かった、無かったんだ……」

 

ツバキ「二人の記憶が書き換えられている……」

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「最初のDVDはこんなもんか…あっ俺トイレ行ってくるわ」

 

ハザマ「……待て」

 

ラグナ「あ?なんだよ、ここでしろってか?」

 

ハザマ「ちげぇよバカ…なぁ………なんか匂わねぇか?」

 

ラグナ「何の匂いだよ」

 

 

 

 

 

ハザマ「……………これは…花火?」

 

 

 

 




     ~?????~

???「ニャスニャス、やっぱりここから一番いろんな匂いがするニャス!えーとぉ……ふんふん……良い人とぉ、無い人と普通の人と…なんか緑膿菌みたいな匂いがするニャス…………」


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第十八話 ツバキ「あ、咎を追うんじゃなくてポリスメンに追いかけられるべき人だ」

失踪HORIDAY


ラグナ「花火ぃ?今冬だぜ?……だが……」クンクン

 

ラグナ「確かに…この特有の焼けた匂い…火薬っぽいな」

 

ノエル「ラグナさん!かやくはこんな焦げた匂いしませんよ!もっと食欲をそそるような風味のあるですね…!」

 

マコト「ノエル~ん、多分それ違うぞ~」

 

ツバキ「確かに焦げ臭いですね外で誰かが野焼きでもしてるのかもしれませんよ?」

 

ラグナ「この御時世にかぁ?しかも火薬使って野焼きするチャレンジャーがどこにいるってんだよ?」

 

ツバキ「そ、それもそうですね…」

 

ラグナ「よし、ノエル見てこい、GO!」

 

ノエル「ラグナさん私を体の良い囮かなんかだと思ってません?」

 

ラグナ「?(・_・;)」

 

ノエル「もうっ良いですよ!行けばいいんでしょ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「言っときますけど、ちょろっと様子見てきて、すぐに帰ってきますからね!」

 

他五名「ぉーん…」

 

ノエル「ちょっとは心配してくださいよぉ!悲しくなってくるじゃないですか!!泣いちゃいますよ、女の子だから!!」

 

レイチェル「くどい。早く逝ってらっしゃい」

 

ノエル「はぃ…」

 

          ガララ ピシャン

 

 

 

ラグナ「何なんだろうな、この匂い」

 

ハザマ「まあまあ、焦らずともノエル嬢がすぐに教えてくれるでしょう(丸投げ)」

 

マコト「まあノエルんなら大丈夫だよ。前も公園の池の鯉追いかけまわしてたし」

 

ツバキ「何がどう大丈夫なのか全然分からないわ、マコト」

 

レイチェル「真冬の寒空の下でそんなに元気な体力とプライドを捨てきった精神の事を言ってるんでしょう、私にはよく分からないけど(丸投げ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル『きゃあああぁぁあ!?』

 

他五名「!?」

 

ツバキ「今のはノエルの声!?」

 

ラグナ「トイレのバケツに足でも突っ込んだかな?」

 

マコト「ノエルはそんな事じゃこんな声ださないよ!」

 

 

             ピンポンパンポーン

 

バング『研修生の皆、聞こえるでござるかー?』

 

ハザマ「あ、露出狂忍者だ」

 

マコト「あ、放送室じゃなくて取調室に行くべき人だ」

 

ツバキ「あ、咎を追うんじゃなくてポリスメンに追いかけられるべき人だ」

 

ラグナ「あ、変態だ(直球)」

 

レイチェル「あ…えと………その………………むぅ(思いつかなかった)」

 

 

 

バング『おぉう、結構グサグサ来るでござるなぁ……』

 

ラグナ「で、なんだよおっさん。用も無しに放送かけてる訳じゃないんだろ?」

 

バング『その通り!!まずはこれを見てほしいでござる!!』ポチッ

 

 

 

      ~モニター~

ノエル『もがもごぉ…』

 

 

 

マコト「ノエル!?」

 

 

 

バング『見ての通りノエル殿はこのように拘束されているでござる。そして君たちには彼女の拘束を解く為のカギを探してほしいのだ』

 

 

 

ラグナ「おいおい、もうファミレス研修でもなんでもねえじゃねえか?」

 

 

バング『断じて否!!!この行動にはカギを探す為の【観察眼】!早く助け出すために迅速に行動する為の【体力及び敏捷性】!その他諸々のファミリーレストランで必要なものを養う事ができるのだ!!』

 

 

ラグナ「あっそ…ま、何でも良いけどよ。気は乗らねえがカギ探しn…」

 

 

 

バング『待つでござる!』

 

ハザマ「まだ何か?」

 

バング『このカギ捜索、言い換えれば……隠れ鬼ごっこ?である!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバキ&レイチェル「………は?」

 

ラグナ「おいおい、どういう事だよ?」

 

バング『君たちはカギを探す鬼、それと同様に君たちを探している鬼がいるという事でござる』

 

 

 

ハザマ「…つまりノエル嬢を助け出すカギを探しつつ、私たちを狙う鬼から逃げれば良い、こういう事ですか?」

 

 

バング『然り!だが注意点が一つあるでござる!!』

 

ラグナ「まだ何かあんのかよ…」

 

バング『最初は二人の鬼は君たちがカギを見つけられない間の五分毎に一人ずつ増えていくでござる!!』

 

ツバキ「つまり悠長に構えてる必要は無いわけね」

 

レイチェル「で?そのかくれオニ?はいつ始まるのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バング『もう始まっているでござるよ?』

 

レイチェル「はぁ?」

 

ラグナ「っ、ウサギ!後ろぉ!!」

 

レイチェル「!」

 

 

 

つづく







更新遅くなって、すみませんでしたぁ!!!


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