戦姫絶唱しないフォギア〜装者に愛されし者〜 (963POR)
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戦姫絶唱しないフォギア〜太陽と陽だまりに好かれた者〜

多分ブラックのコーヒー要るよ。用意しておくことをおすすめするよ。


さて、急にだが、現状を説明しよう。

 

「んへへ〜♡」スリスリ

「ん…♡」スリスリ

「…」(無言でスイ○チでカー○ィを続ける)

 

ど う し て こ う な っ た

 

俺は前世を持つ、所謂転生者という奴だ。どうして死んだのかとか、どうして転生したのかとか、神様にあったのかとか、は一切思い出せないんだけども…この世界が戦姫絶唱シンフォギアの世界だということは、思い出したときに理解できた。思い出したのは丁度原作で例の最初のライブ事件後、響が学校へ行っていたタイミング。この世界は原作通りではないらしく、奏さんが生き残っていたり、ライブ被害者が元より少なかったりと原作との差異がある。それでも生存者狩りはあった。そう、あの日…

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「嫌だ!離して!」

「生き残ったやつを許すわけねぇだろ!」

「響!」

「おっと、あの子は助けさせないぜ?お前が悪いんだぞ…?あんなやつを庇うからなぁ…?」

 

恐らく生存者狩りを行おうとしていたのだろう。その場面に俺は偶々遭遇した。

「…?何か声が…?」

「あっちからか…」

俺は声が聞こえた方向へと向かい、目撃した。

金髪の少女がガラの悪い男達に掴まれているのを。それを助けようとしたのか、羽交い締めで抑えられている黒髪の少女を。

その時、俺は思い出した。

俺が、転生者であることを。

 

「ぐあぁッ!?」

金髪の少女の腕を強引に引っ張ろうとした男が強く腹を蹴られ、後ずさる。

「テメェ…いきなり来て何しやがる!」

「お前こそ何やってるんだ?この子が嫌がってるだろうが。」

「ふざッけんな!そいつはライブ生存者だ!狩って何が悪い!」

ピクッ「へぇ…ライブ生存者…ねぇ…」

 

俺はチラッと後ろの金髪の少女を見る。

その子は、酷く怯えていた。

だから俺は、その子へこう告げた。

「大丈夫。」

「キミ達は傷つけさせない。」

 

「コイツらは俺がなんとかするよ。」

「アァ!?テメェ一人で勝てると思ってんのかよォ!」

 

男が殴りかかってくる。

俺は素早く構えて…そいつのパンチを受け流し、腕を流れで脇で捕まえ、股間を蹴り上げる

「〜〜ッ!?!?」

男は声にならない悲鳴を上げて蹲る。

俺はその隙を逃さず男の背後に周り、後ろへ投げ飛ばす!

その様子を見ていた黒髪の少女を抑えていた男が俺に攻撃しようとしてくるが、俺が片方を短時間で倒したからか、膝が震えている。

「お、お前…何なんだよ!?」

「俺か?…俺は…」

 

「俺は只の通りすがりだよ。」

震えていた男の鳩尾を殴り、気絶させる。

 

「響!」

「未来!」

二人の少女が駆け寄り、身を寄せる。怪我が無いかを互いに確認しているようだ。

それを見た俺は安心し、立ち去ろうとした。

「あ…あのッ!」

声で振り返ると、

「ありがとうございます!」

金髪の少女が頭を下げていた。

「危ないところを助けてくれて、ありがとうございました!」

「んにゃぁ別にそんな気にすることでもないよ。俺がしたくてしたことだし。」

「でも…」

 

「でもどうしてライブ生存者の私を助けてくれたんですか…?」

彼女の目は、震えていた。

 

「俺は…あのライブで彼女を亡くしてね。でも、そのライブのチケットを渡したのは、俺なんだよ。」

「バカだよねぇ…自分が行きたいくせに、彼女が行きたがってるからってチケット渡すなんてさ…」

「それがなけりゃ、彼女は死なず、俺も生きてたかもしれないのに。」

自分でも驚く程冷えた声が出た。

 

「だから、俺は実質彼女を殺したようなもんだ。だから、俺は君達を、生存者を罵る資格なんて無い。」

 

「むしろ、俺が罵られるべきなのに…ッ

「…んな事…」

「?」

「そんなこと…無いです。」

「だって、貴方は何も悪くないじゃないですか…!」

「…いいんだよ。別に。」

「とにかく、もう俺は帰るから、君達も気を付けてね。」

「あのッ!」

少女に呼び止められる。

「何かな?」

「名前を、教えてもらっても良いですか…?」

名前…名前か。

「俺は…嶺川 隼人(みねかわ はやと)。隼人でいいよ。」

「ハヤト…ハヤトさん!」

助けてくれて、本当に有難うございました!

 

〜〜〜〜

 

その後色々有ったんだが、まぁ割愛させていただく。

結果的に彼女達と再会し、時折家に遊びに来るようになったまでは良かったんだが…

何故か凄く懐かれている。

俺が自宅のソファーで真ん中に座り、Switchでカー○ィをやっていたら彼女達が到来。部屋に上げた後ゲームを再開すると響は左へやってきて、俺の太ももを枕に俺の方へ向いて寝転がり、未来は響と反対位置に座り、俺にもたれ掛かってきてゲームを見ている。

「えへへ〜隼人さん〜撫でて下さい〜」

仕方ないので撫でる。

「〜〜〜〜♪」

目を細めて微笑み、嬉しそうにしている。可愛い。

「(じーっ)」

未来は…こいつ画面じゃなくてずっと俺の指見てんな。

仕方ないので頬を撫でてやる。

「〜////♪」

同じく目を細めて、少し恥ずかしいのか頬をほんのり赤く染めながらも喜んでいる。可愛いなこいつも。

ここまでの間に気がついたんだが、響は少し犬っぽくて、頭を撫でてやると無いはずの尻尾をブンブン振ってるのが見える。

逆に未来は懐いた猫に近い。顔を撫でたり頭を撫でるとスリスリしてくる。

あとこいつ手フェチっぽくて自分から俺の手を取って頬につけて満足そうな顔をする。

「俺の手そんなに好きなの?」

「好きだよ?男の人とは思えないくらい綺麗だし、指長いし、爪も綺麗だし、ゴツゴツしてなくてすべすべだし。」

「そ…そうか」

「♪」ニコニコスリスリ

本当にどうしてこうなった…?

「隼人さん〜こっちも撫でてよ〜」ムゥ

「ハイハイ」ヨシヨシ

「えへへ〜//」ニマニマ

クッソ!可愛いなコイツ等!(二度目)

 

〜〜〜〜

 

ちなみにだが、未来に家事と料理を教えたのも俺だ。

あとコイツ等偶に寝込みに布団に潜り込んできてる時がある。

男なのでそういうことは非常に良くないので、一時止めろと言ったのだが、

「隼人さんなら…良いかなぁ…って////」

「私も、隼人さんなら…良いですよ?////」

ウッソだろお前等。

「まだ高校生なんだし駄目に決まってんだろアホ。」

「でも隼人さんも高校生ですよね?」

グッ…言ってくれるな…でも実際高校生なのは仕方ない。

 

…大変薄い寝間着で何でこんな会話してるんですかね。

「明日も休みだし、俺は寝るからな。」

「えぇ〜…」

「なんだ、何か文句あんのか?」

「据え膳食わぬは男の恥…」

「ウッセ」

…( ˘ω˘)スヤァ…

 

〜〜〜〜

 

「隼人さん本当に寝た…」

「寝込みを襲うのは…」

「隼人さんに怒られるかもしれないんだし駄目だよ響」

「うぅ〜…でも隼人さんとシたいし…」

「それはわかるけど…あっちからシてくれるまで辛抱だよ、響」

「そうしようか…おやすみ、未来」

「おやすみ響」

 

〜〜〜〜

 

「んん…」

なんだ?体が思うように動かん…そう思って前を見ると、

「スゥ…スゥ…」

黒髪の天使が居た。

「んんぅ…」

後ろには響もか。

なんでこうなるんだ…とにかく夢だと信じて二度寝だな!

(結局先に起きた未来に響と二人して起こされました。)

 




ブラックコーヒーがクソ甘い気がするんだけど、多分気の所為。
正直長編になる原作にオリ主足したの書き始めてるんだけど甘々でひびみくとイチャコラするやつもっと増えてほしい。
あと俺色々なシンフォギア二次創作読んでるけど、面白い人多いから皆も読もうね!

2022/1/7/04:00追記
続編決定しました。
アンケ取りましたが先ずは先に個々に出そうかと思います。
(理由 個々に出してデレ状態のキャラを掴んでから複数を書きたい)


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暁はいつだってやって来る

なんと!!!
続編が決定してしまいました!!!パチパチパチパチ
作者の好きなキャラ順に出した後に複数を考えていますので
アンケートに答えてくれた方はしばしのお待ちを…


俺は朝は好きかと言われれば嫌いだ。

なんでかって?それはもちろん…

 

ガチャッ…バタン!ドタドタドタ…

ガチャッ

「朝デース!今日は一緒に遊ぶデスよ〜!」

 

ほ〜ら朝っぱらからうるさい奴が来た…

こういうのが来るときって大体、

朝から来る→

夕方頃まで居て→

下手すると泊まり、無ければ夕方頃に帰る

とかいう。うちに来る人は皆大体こんな感じ。

どうしてこうなった…

 

~~~~

彼女と出会ったのは本当に偶然だった。

 

「あうぅ…完全に迷子になってしまったデスよ…」

 

買い物でスーパーに来ていたら迷子になったのか、

売り場を彷徨う彼女、暁 切歌(あかつき きりか)と出会った。

困っているのと、響などから聞いた情報から、彼女が暁切歌ちゃんだと解り、折角なので助け舟を出すことにした。

 

「あの〜…」

「うひゃぁっ!?」

「うおっ!?」

「…」

 

えっと…気まずいんですけど…

 

「( ゚д゚)ハッ!な、何の用デスか…」

「イヤ、迷子みたいだし一緒に来た人が居るなら手助けしてあげようかと思ったんだけど…」

「そ、そうデスか…?」

(あ、怪しいデスね…急に話しかけてくる男の人には気をつけろってマリアに言われたデスけど…)

「うん。君…暁 切歌ちゃんで、合ってるよね?」

 

「!?な、なぜそれを…!?」

(なんでこの人アタシの事知ってるデスか!?)

そう思ったアタシは、この人を警戒したけど…

次の言葉が、アタシの心から力を一気に抜かせた。

 

「いや響から話は聞いててね?その子と同じ特徴してたから…」

 

な〜んだそういうことデスか〜…警戒して損したデス。

ってそうだ!折角だしお言葉に甘えて助けて貰うデス!

 

「ならいいんデス!それより!」

「調を見てないデスか!」

「調…?っていうのは…黒髪でツインテールの子…だったかな?」

「もしかして調の事も?」

「勿論聞いてるよ。黒髪でツインテール…」

「アタシと同じくらいの身長してるデス!」

「なら…たしかあっちに居たかな?」

そう言って俺は、向こうを指差す。

「ありがとうデス!今度お礼をするデス!」

そう言って、彼女は指差した方に駆けて行った。

 

コテッ「デデデ-!?」 

あ、コケた。

 

~~~~

まぁその後も一緒に遊んだり色々話聞いたり相談に乗ったりしてたら…

 

「〜♪」

横でうつ伏せに寝転がりながらゲームをする彼女を見る。

な〜んでうちに来て早々堂々と俺のゲームやってんの?」

「ここはゲーム機もソフトも沢山あるからここにきてやるのが一番遊べるデス♪」

口に出ちゃってたよ。ってかそうじゃねぇよ。

 

「俺んちのお菓子勝手に食わないでくんない?」

ポリポリ…「♪駄目デスか?」

「いやまぁ響が食うから多めに置いてるけどさ…」

「じゃあ良いじゃないデスか〜♪」

「いやでも…」

 

「太るぞ?」

 

「…」

「……」

「」シロメ

 

あ…すまん。

 

「あ〜…もしかして気にしてたか?」

「当たり前デス!女の子にそれは言っちゃいけない言葉デスよ!」

ドスッドスッ「イタイイタイわかったわかったもう言わないってだから体当たりはヤメロォ!」

「ふ〜んだッ酷いこと言うお兄さんには当然デス!」プイッ

 

俺…何も悪くないよな?勝手に人ん家の物食うからいけないと思うんですが…(正論)

 

「ゆ…許してほしかったら…」

「ん?」

「許してほしかったら、抱き締めて、頭撫でてくれたら…許してあげなくも…ないデス…よ?」

そう言って、彼女は恥ずかしそうに頬を朱く染めながら目を反らしつつ言った。

 

 

……

 

なんだこの可愛い生き物は。

 

可愛いすぎだろ!なんだコイツ!

 

「ッたく…しょうがねぇな…」

「っわぷ!?」

ナデナデ「これで良いか?」イケボササヤキ

「ひうっ!?う、うぅ〜〜〜〜////」

「もっとか?」ナデナデササヤキ

「えへへへ////…まだまだデス♪////」

 

なんだこの可愛い生き物は。(二度目)

 

~~~~

こうして俺は今日一日を過ごす。

彼女曰く、

「今日と明日は休みデス!」

とのこと。

…明日も来る気のある言い方だな。

ちなみに普段一緒の調ちゃんはというと…

 

「あぁ〜…なんか今日、用事があるらしくてマリアと一緒に出掛けてるデス。」

 

らしい。

基本的に彼女、切歌はうちに来るとゲームをしだす。

寝そべりながらだったり、俺と一緒にスマOラSPやって、

「うわぁぁ!?なんデスかその即死コンボはぁぁ!?」

とか、

「メテオを食らうデス!」「よっと、」

「あれ!?」ウワァァ…チュドーン

とか、

「切り札を食らうデス!」

「そこは当たらねぇぞ」

「アイエェェェ!?」

だったり散々なことになったりもするが、なんだかんだで楽しそうに遊ぶもんだから、ついつい一緒に遊んでしまう。

 

時々方にしなだれ掛かってきたり、俺が膝枕する羽目になったりだとか、急に

 

ポスッ「…どした?」

ウワメヅカイ「…撫でて?」

…ナデナデ…ポワァァァ「えへへ///」

ん゛ん゛っ(可愛い死寸前)

 

そんな感じで、ダラダラと休日を過ごす。

 




ちなみにうちの切歌の謎の悪魔尻尾(?)はうつ伏せの時は謎にフヨフヨ動いてます。

隼人「…なぁ、切歌。ちょっと聞きたいんだが…」
切歌「なんデスか?」
隼人「その服の…その尻尾どうなってんのそれ?なんで動いてんの?」
切歌「え?なんの事デスか?」
隼人「えっ?」
切歌「えっ?」
…深くは考えないようにしよう。と心に決める隼人だった。

嫁を優先的に書こうかと。そのご複数をやるつもりです。
スマンノ。


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月は青く照らす

切ちゃん書いたら書きたくなる調。
どう見てもエッッッッ!
どっからどう見てもドスケベ・ザ・エロボディです。
なんであんなにエッッッなんですか。
でもここじゃ書けないというか俺の技量が無いので無理です。
ダラダライチャイチャしながらエロエロしたいけどエロエロ書く技量がねぇ!無いんですよ!(泣)
いつか書くかもしれません。(微妙になる可能性)
あと作者は癖の業が深すぎてフカイッ!ボボボボッ!ってボーちゃん化する位深いのでやりすぎると引かれそうで書けない。
ロリコンでケモナーで合法もイケて両性具有もイケて…俺やべぇな(今更)
まぁここでは砂糖話を書きますよ。えぇ。
希望が多ければ若干蜂蜜入れてもよくってよ。


「〜♪〜♪」ブルガリア♪

「ンッ…グウウウウ…」ノビー

そうやって起きて伸びをしたあと、スマホの目覚ましを止める。  

今日は少し早く起きたようだ。アラームが某音ゲーのPVにピエロとトランプが出る奴が鳴っているので間違いない。

 

「今日はキンハでもやるか…」

 

そう思い、寝室を出て、PS4を起動する。

時刻は09:12。朝飯を摂ろうと立ったところで…

 

ピンポ~ン♪

 

チャイムが鳴る。

律儀にチャイムを鳴らす時点で切歌と響と奏は除外。

すぐ入って来ない時点で未来と翼やマリアも除外。

(セレナか調か?)と思いつつ玄関先へ。

 

ピンポ~ン♪

「ハイハイ今出ますよっと…」

扉を開ける。

…居ねぇ。調か。視点を下に下げると…

 

「…」ムッ

「…いらっしゃい。」

「♪」ニコッ

 

(また面倒な一日になりそうだ…)

そう思いつつも、どこか嬉しいと思った隼人だった。

 

〜〜〜〜

 

「ただいま。」

「いやお前の家じゃねぇっつの。」

トタトタ…と先へ行く調。聞けよ。

彼女とは切歌が最初にお礼に来た際に会った。

 

「切ちゃんを手助けしてくれてありがとう。」

 

無表情でそんな事を言うので少し戸惑ったが、

 

「まぁ…響達から話は聞いてたから。放っておけなくてさ。」

「…そう。切ちゃんはよく迷子になるからそうしてくれると助かる。」デデデ!?>

と言われたときは少し笑ってしまった。不可抗力だろう。これは。

その後も何度か関わり合いがあり、親交を深めることになったのだが、関わるようになって気付く。

 

(こいつ顔には出ないがアグレッシブだな…)

と。

 

だって考えてみろ。

ちょくちょく人の話聞かないわ、強引に来るわ、最初は人の家に来て玄関開けて閉めようとしたら力押しで開けて押し入って来るわでもうね。

 

キレそうだった。(半ギレ)

しかも来て早々、「部屋グチャグチャ…片付けるね。」

って。ゲーム機周りは多少ゴチャってるけどそれ言われたとき心にグサッと来たよねグサッと。

それ以降はある程度整理整頓するようにした。学ぶ男だよ俺は。

 

でも態度というかね、来てやることがもうね。

 

「朝ご飯食べた?」

「今作ろうとしてた所。」

「じゃあアタシが作るね。」

 

エプロンを付けてキッチンへルンルンで向かう調。

「おさんどん♪おさんどん♪」

…いや本当にね。やってる事が通い妻。

しかも作ってるときの後ろ姿が可愛いんだなこれがまた。

 

「〜♪〜♪」

 

鼻歌歌いながらやってるし。どれだけ楽しいんだよって。

そんなことを思いつつ、好意に甘えてキンハ3を起動する。

今日はクリティカルモードの続きだ。

 

〜〜〜〜

 

―カチャカチャ…ウワァァァ…あっまた死んだよ…―

今日は隼人、ゲームしてるんだ。

と、おさんどんを作りながら、後ろでコンティニューを繰り返す音を聞く。

今日は切ちゃんは居ない。理由は

 

―「前回はアタシだけだったから、今回は調だけで行ってくるデス!」―

 

って、切ちゃんに言われたからアタシ一人。

セレナやマリアが任務で居ない為、切ちゃん一人になるかと思ったけど、

「クリス先輩の家に遊びに行くデス!」

って言ってたし、多分大丈夫。

そんな事を考えながら、隼人と二人で食べるお昼を作り終える。

「隼人〜お昼出来たよ〜」

と言うと、「わかった〜ちょい待ち〜」と返事が返ってくる。

すぐ来れないのかな?と思い、そちらを見ると

ウワァァァ…あっ…やられた。

「…今そっち行くわ。」

隼人…頑張れ。

 

〜〜〜〜

 

お昼を二人で運び、テーブルに着く。

「「いただきます。」」

…マジで通い妻だな。

そうして、昼ご飯を食べながら過ごす。

視線を感じたので、そっちを向くと、

「…」ジーッ

…。

「美味しいよ。」

「本当?」

「ああ。」

「そっか、ありがとう。」

そう言って、微笑む。

「…」

「…何か付いてる?」

「ッ!いや、別に?」

「…そう?」

「ああ、そうだよ。」

そう言って笑い誤魔化す。

 

あっぶね〜…珍しく微笑んだ顔が可愛いくて見惚れてたとか言えねぇよ…

 

そう思いつつ、昼ご飯を食べ終える。

「「ごちそうさまでした。」」

 

そう言って手を合わせ、皿をシンクの容器へ浸ける。

 

「皿洗いは私がやっておくね?」

「ああ…悪いな。」

「いいよ、私がしたくてやってるから。」

 

全く…ダメ男になりそうだ。

そう思いつつ、先程の続きへ手を出す。

 

「月よ…青く照らせ!」

 

そう言ったボスの攻撃を避けていく。

そうして戦ってると、横に皿洗いを終えた調がやってくる。

手が空いた隙に自分の右膝を軽くポンポンと叩く。

それだけでわかったようで、膝枕状態になる。

 

「…♪」ニコニコ

顔をテレビに向けつつ、微笑んでいる。

…まるで猫だな。それもかなり懐いてる。

「…これは、どういう状況?」

「ん?」

「この、戦ってるの」

「ああ〜これね。」

「裏ボスっていうか…強化ボスと戦ってるの。」

「へぇ〜…強いの?」

「強い上に最高難易度だからキツすぎる。」

「なんでやってるの?」

「達成感。」

「へぇ〜」

 

ウワァァァ…

「「あ」」

 

嘘だろ…あとゲージ一本だったのに…

 

「ドンマイ」と起き上がり、俺の顔を胸側へ引き寄せ頭を撫でられる。

「隼人は頑張ってる。えらいえらい。」ヨシヨシ

「なぜ俺は頭を撫でられている?」

「えっ…嫌だった?」

「全然嫌じゃないです。」

「即答…でも良かった♪」ヨシヨシ

…なかなか癒やされるな。これ。

 

なんだかんだ、調といる時が一番まったりしているかもしれない。

事実、切歌や響、奏といる時と違って静かだし、翼やマリアは構ってくるし、未来やセレナはべったりだし…

なんだかんだ、一番穏やかな時間なんじゃなかろうか…

そんな事を考えつつ、今日を過ごしていく。

 

ガララッ「背中流すよ。」

「オワァッなんで入ってくるんだよ!」

 

「よいしょ…」

「なんで俺の布団入ってくるんですか。」

「…駄目?」ウワメヅカイ

「…しょうがねぇな…」

「えへへ…///」ギュ~

 

…一番(理性が)危ないかもしれないわ。




エッッッ!な調様です。
シリアスチカレタ…
なんか書きたいこと書いてたら一番長くなりました。なんだよ2337文字って。一番多いぞ。
調表現難しくて文字数多くなっちゃうんだね。なんかわかったよ。


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音は雪のように流れ行く

皆エッ!なの好きなんすね〜^^
そんなあなたにおあつらえ向きのをご用意しましたわ。
ツンデレは強い。

ではでは。


今日は学校が無いから、折角だしって事でアタシはここに来てる。…別に会いたくて来たんじゃねぇし…そう!あくまであいつが独りだと寂しいだろうから来てやったんだ!

 

ピンポーン♪

チャイムを鳴らして少し待つ。

 

ガチャ「はいはいどちら様で…」

「よ…よぉ。」

「…」( ゚д゚)ポカーン

「な…なんだよ!何か言えよ!」

「いや…いらっしゃい。上がって。」

「お、お邪魔します…」

 

男の家ってのはやっぱ慣れねぇな…

 

~~~~

 

ピンポーン♪

チャイムの音で目が覚める。

時刻は…11:00。

寝ぼけ眼を擦りながら玄関へ向かう。

(こんな時間に来るやつなんて居ないはずだが…)

そう思いながら玄関を開ける。

 

ガチャ「はいはいどちら様で…」

 

「よ…よぉ。」

 

そこには、頬を朱に染めて視線を逸らした雪音クリス(天使)がいた。

 

「な…なんだよ!なんか言えよ!」

「いや…いらっしゃい。上がって。」

「お、お邪魔します…」

 

「しっかしクリスが来るなんて珍しいな。」

「わ…悪いかよ」

「いんや?ただ余り良い印象持たれてないと思ってたから…」

「な!?そんな訳…」ブツブツ

「ん?なんか言ったか?」

「な、何でもねぇよ!気にすんな!」

 

えぇ…(困惑)

…よくわからんな。ツンデレなのはわかるけど…

( ゚д゚)ハッ!何か照れ隠しになるような事を口走ったのか!」

「〜ッ!////」ゲシッゲシッ

「痛ッ!痛い!なんだよ!」

「恥ずかしいこと言ってんじゃねぇ!」

「口に出てたか…」

 

だってしょうが無いじゃない。

「可愛いんだもの。」

「な!?か、可愛…!?////」

「あっやっべ(ゴンッ!)グフゥ…」

「あ、アタシは別にそんな…可愛くなんか…////」

 

そう言って顔を逸らし、照れるクリス(天使)。そういうのを可愛いって言うんだよォ!

 

「昼飯は食ったのか?」

 

…そういやまだだな。

「んにゃ、まだ。」

「なら作ってやるよ♪何がいい?」

「んん〜…」

 

寝起きで頭回ってないなやっぱ。

「…クリス。」

 

「…」

「ヘッ!?なっ!?はぁ?!////」

「ミートソースあったはずだからそれにしようぜ」

「あっ…あぁ…なんだ…そうか。びっくりした…」ブツブツ…

 

~~~~

 

「…駄目か?」

「いんやアタシもそれでいいぜ。」

 

な〜んだ驚かせやがって。昼飯何食べるか聞いてアタシって答えたときはマジでビックリした。…まぁ、コイツになら別に…

って!アタシは何考えてんだ!

 

それにしても…コイツ寝起きか?さっき玄関でもボーッとしてたし…

「なぁ、お前まさか寝起きか?」

「んん…そう。」

 

マジかよ。

「お前…この時間まで寝てたのか?」

「いや…朝起きて…飯食って…ちょっとゲームして二度寝。」

なんだそういう事かよ…

 

「またぐーたらしてたのか…そんなんじゃ太るぞ?」

「体操とか運動はしてるから平気だよ…リング○ィットとかあるし。」

「あぁ…あれか?」

「そう。」

へぇぇ…そんなゲームもあるんだな…

「飯食ったらやらして貰ってもいいか?」

「いいけど…結構キツイぜ、あれ。」

「ヘッ…上等。」

アタシ様の実力を見せてやる!

 

~~~~

 

「ぜぇ…はぁ…ぜぇ…はぁ…」

 

ほれ見たことか。

「飯食ったあとにソレは死ぬから止めとけって言ったんだけどな…」

「うるせぇ…まだ行けるぞ…」

「…ったく、調子乗らずに普通にすればいいのに…ほら。」ピトッ

「ヒャァッ!」ビックゥゥ!

「あ…」

「テメェ…急に何しやがんだ…」

「汗かいてるからスポドリとタオル持ってきてやったんだよ。」ホラ

「おう…悪ぃな。」

 

しっかし…こうして見るとクリスってエッロい体付きしてるよなぁ…

胸デカいし…締まるところは締まってるし…

太ももはムチッとしてるし尻はデカいし…

 

「ジ…ジロジロ見んじゃねぇよ…////」

「あ、悪い。」

 

汗かいてるせいで余計にエロい。

 

「シャワー借りていいか?」

「良いけど…下着とかあんの?」

「一応な…見んなよ。」

「見ねぇよ…」

「どうだか…」

 

なぜここまで疑われるか。それは単純。

彼女の裸は一度(事故だが。)見てしまっている。

 

~~~~

それは彼女がフィーネの元を離れた直後。

俺は偶然彼女の事を拾ったのだが、なぜか暫く同棲状態になった。

そして互いの生活サイクルを理解していなければ当然事故は起こる。

俺が朝偶々ジョギングをして戻ってきた後、シャワーを浴びようと風呂場へ入ると…

 

ガララッ「あっ」

「え?」

 

…そこには先日入れた湯船を再度沸かして浸かる彼女の姿。

先日は濁るタイプの入浴剤を入れていたのでアソコは見なかったものの、当然それより上にある大きな物は視界に入る訳で。

 

「な…なぁぁぁ…////」カァァァァ

「あっ…あっ…」ジーッ

「…ッ!変態!」ポイッ

「すまんっ!痛で?!」ガツン!

 

まぁ…こんな事があったのだ。うん。

 

~~~~~

 

「見ねぇよ…」

「どうだか…」

 

ここまでアタシがコイツを疑う理由は一つ。

あの日の出来事が切っ掛けだ。

 

シャワーを浴びながら思い出す。

フィーネの元を去り、こいつに拾われて少しした日。

アタシは湯船を再度沸かして浸かっていた。

 

その時は先日まで色々あって疲れていて、朝日もあったので電気を付けず浸かっていた。

疲れからかウトウトしてしまっていたが、洗面所に人が来た音で目を覚ましたが少し遅かった。

 

ガララッ「あっ」

「えっ」

 

シャワーを浴びるとなれば当然裸な訳で。

アタシが居ることに気が付いていなかったのだろう。ソコを一切隠すことなく入ってきたソイツを一瞬だが凝視してしまう。

 

「な…なぁぁぁ…////」カァァァァ

「あっ…あっ…」

 

少しだけしか無いが、昔見たことのある父親のソレと比べていくらか大きいソレはグロテスクに見えて。

 

「…ッ!変態!」ポイッ

「すまんっ!痛で?!」ガツン!

 

そうして、ソイツは急いで戻る。

 

その時のことを思い出す。

…大きかったな…それに…皮?みたいなの剥けてた…

「って!何考えてるんだアタシは!」

あんな…あんな…

「〜ッ!////」

と、そこでだ。アタシの声に気付いたのか、ここに向かってくる声が。…って!ヤバガララッ「どうした!?何が…」〜ッ!////

 

「変態野郎が!」ポイッ

「桶を投げるnグフッ」ゴツン!

 

あ、やべ。

 

~~~~~

 

頭を撫でられる感覚と後頭部の柔らかい感覚で目を覚ます。

(…これは…膝枕されてる?)

なんでこうなったんだっけ…と思い出そうとすると頭が痛む。

 

「目は覚めたみたいだな。」

「…クリスか。」

「さっきは…悪かったな。」

そうか。俺は風呂場から叫び声が聞こえて向かったんだったか。

「俺も…外から確認すればよかったな。」

「当たり前だ!ったく…」

 

前々からクリスとは何かしらハプニングに遭うな…

 

「なぁ…お詫びにと言っちゃぁ何だが…」

「ん?」

「添い寝…位ならしてやるぞ…」

 

…。

 

お願いします。

 

~~~~~

 

「…だからってよ…これは恥ずかしいんだが…」

「なんだ?添い寝してくれるんじゃないのか?」

「うぅ…////だってよぉ…」

 

そこには、背中側から俺に抱きしめられるクリスがいた。

腕に胸が当たる。凄く柔らかい。

 

(尻に!デカいのが!当たってるんだよ!)

 

「な…なぁ…」

「なんだ?」

「そ…その…し…尻によぉ…」

「な…なンかデカいのが当たってるんだがよ…」

「なんだろうな?」

「う…うぅぅぅ…////」

 

当ててるんだよなぁ…

あぁ…それにしても…クリスは柔らかくて…寝心地が良さそう…だ…

 

~~~~

 

「おやすみ…」

「は!?おい!まさかこのまま寝る気じゃ…」

「Zzzz…」

「嘘だろ…んっ♡」

 

胸の下に回ってた腕が片方上がり、胸をまさぐる。

「オイ…どこ触って…んんっ♡」

「Zzzz…」

 

嘘だろ…コイツ寝ながら…!?

 

「んんっ♡バカ…バカァ…♡」

 

~~~~~

 

起きたら顔真っ赤にして帰っていった。

何かあったのか聞こうとしても

「何でもねぇよ…////」

と聞かずじまい。

?????となりながら、今日を過ごした。

 

しっかし…寝起きのクリス、服がはだけてて超エロかったなぁ…




とりあえず試験的にちょこっと入れてみる。
好評ならもうちょい増やす。
眠い。
オヤスミ〜


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閑話〜装者会議〜

すまん。
本当にすまない。
次の話の内容浮かばないのと原作初期の展開忘れてシリアスの方も書けないのにこんなの書いててすまない。



それは、とある会議室。

 

「…」

 

そこには、重い空気が流れていた。

 

「すいません!遅れまし…た…」ガチャッ…バタン

「「…」」

 

「え…えぇっと…?」イススワリ

「…全員揃ったようだな。」

「…えぇ。それじゃあこれより、」

 

「第1回 隼人に手を出させる会議を始めるわ。」

 

「…って、この議名どうにかならなかったのかよ…」

「何を言う雪音。合っているだろう。」サキモリェ…

「いやドヤ顔で言うけどな、直球すぎるんだよ!題名がよ!」

 

「でも先輩も参加してるんだし」

「手を出されたいと思ってるのは確実デス」

「ぐっ…確かにそうだけどよ…アタシは別に、そんな…」ゴニョゴニョ

 

「まぁまぁ、いいじゃねぇか今はそんなこと。「ソンナコト!?」それより、何か案はあるのか?」

「それなんですが、私考えてみたんですけど、薄着で添い寝するのはどうかなって…」

 

「あっセレナちゃんそれやったよ私達」

「うん。でも手は出してくれなかった。」

 

「そんなぁ…」(´・ω・` )

 

「マリアはどうだ?」

「私も駄目ね。酒入れても襲われなかったわ。」

 

「あぁ…」

「まぁ…」

「だろうな…」ウンウン

「だろうよ…」ウンウン

「だろうな…」ウンウン

 

「何故よッ!」バンッ

 

「だってマリアだもん(デスし)…」

「うっ…狼狽えるな!」

「お前が一番狼狽えてるだろうが…一旦落ち着けって、な?」

 

「…ところで、雪音。なんか余裕そうだな?」

「はッ?別に…何もねぇよ…」メソラシ

 

「ハッ!?まさか…もう手を出されて…」

 

装者全員「ッ!?」バッ

 

「ンな訳ねぇだろうが!ただあすなろ抱きで抱き枕にされただけだよ!」

 

「抱き…ッ!?」カオマッカ

「そこ!変な想像すんな!普通に抱きつかれて寝ただけだよ!」

 

「ただ…その…」

「その…何?」キラキラ

「キラキラした目でこっちみんな馬鹿…」

「」( ´・ω・`)

「あんまり抱きつかれて寝させるのはオススメしねぇ。」

 

「…む?それはなぜだ?雪音。」

「その…だな。こう、胸の下辺りに手を回されるんだが…」

 

「「「ゴクッ…」」」

「その…手がな?こう…もにゅっと…」

 

「やっぱりクリスちゃん手を…!」

「ちげぇよ!…ただ、一番恐ろしいのはそれがあいつの寝相なんだよ。」

「…寝相…?」

「どういうことデス?」

 

「あいつに抱きつかれて寝ると一晩中生殺しにされる。」

 

この瞬間、全員心のなかで想像して顔を朱に染めて(うっわ…)と期待しつつ恐怖した。

 

「なら…彼の方を向いて寝ればいいのでは?」

「それだッ!それだよエルフナインちゃん!」

「成程…なら今度それで行ってみよう。」

 

「翼…頼んだわよ。」

「任せておけ。この防人に、二言はない!」

 

(平気かなぁ…翼…)と思う奏。だが口には出さない。

(面白そうだし黙っとこ♪)と思った奏でであった。




ってことで次マリアからの防人が確定しました。
自分で自分を縛って行くぅ!(白目)
あとエッッッな表現欲しい方で特定のキャラだけ欲しい方、またはこんな感じの出して!って要望は活動報告へ。


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酒と母と甘えんぼ

マリアとか年上系は書くのが初めてというか考えること自体初めてかもしれん…
ですので所々口調がおかしいかもしれません。
良質な砂糖を大量摂取したければ是非訂正箇所の指摘をしていただけると、今後マリアなど年上を書くときに砂糖の甘さと質が上がるので「ここはこうがいいんじゃない?」等の指摘はどしどし。
俺はコメントが貰える、皆は上質な砂糖を摂取できる。
Win-Winな関係だ。
<OK?
<OK! バァーン(銃声)

…すいませんふざけました。


…さて、今の状況を客観視して見よう。

 

「ンン…フフ♪…Zzz」スリスリ

 

…なんでこの人俺の布団で添い寝してんの?

 

って酒の匂い…

 

酔ったのかぁ…(´Д` )ハァ…(クソデカため息)

 

「ンフフフフ♪襲っても良いのよ〜♪ンフフ〜♪」ニヘ〜

 

「いや寝顔可愛すぎかよ」

でも言ってることが危なすぎる!服若干はだけてるのにその寝言は不味い!蕩けた寝顔に服がはだけてる上でその言葉は(理性への)殺傷力が高すぎる!

おちつけ…落ち着いて素数を数えるんだ…

 

1.3.5.7.9.11.13.15…

ちげぇよ何やってるんだよ起こすんだよ。

 

「マリアさん?起きてください。ここ俺の家で俺の布団ですよ?」

「んん〜?」ポケ〜

 

お、起きた。

 

「隼人…?」ポケ〜

パチパチ…

「…え?隼人?!」

(つд⊂)ゴシゴシ…

 

「何故あなたがここにッ!?」

「いやおせぇよここ俺の家だよ」

 

閑話休題(ややあって)

 

「申し訳ないことをしたわ…(´・ω・` )」

 

「いやまぁ酔ってたのはわかりますけどね?…なぜうちに?」

 

「それはね…」ホワンホワン

 

~~~~~

ガァン!

「酷いわよ!」ヒック

 

「まぁまぁ落ち着けマリア。ほら、水でも飲むといい。」スッつコップ

「だって彼!」

 

―今日はやることあるんで来ないでくださいね―

 

「って!やっと私も行けると思った矢先にそんなこと言われたらッ!」

「自棄酒したくもなるわよ!」

 

「ハハハ…マリアは忙しいからな。彼にも都合はある。仕方あるまい。」つつお水

「調や切歌は少し前に行ったって聞いて〜!やっと私も行けると思ってたのに〜!」

 

「ハハハ…そうかそうかそれは私への当てつけか?マリア。」ニッコリ

「え?…あっ(察し)」

 

「緒川さんにバラエティの仕事を入れられている私は行けないんだがな…?」ニコニコ

「…う、狼狽えりゅな!」噛んだ

 

「…」( ゚д゚)ポカーン

「…/////」カァァァァ

 

「…マリア、飲もう。やってられない。」チーン

「えぇ…そうね。飲まないとやってられないわ…ハハ…」チーン

 

~~~~~~~~~~

 

「ってことがあってね…」ハハ…

「あぁ、そういう…」

(ってか噛んだことまで言わなくても…?)

顔を見るとまだほんのり朱い。それに酒臭いので間違いなく酒が残っているのが判る。ってかどんだけ飲んだんだよ…まだ酒の匂いするぞ…

 

「ってかどうやって入ったんですか…」

「え?…それは…こう、怪盗やってたときにね?こう、針金で…ちょちょいっと…ね?」

「えぇ…(困惑)」

この人酔っ払った状態で鍵開けしたのかよ…どうなってんだよ…

「愛よ」

「何故そこで愛!?って酒で酔った状態でほんとよく開けましたね…」

「ふふふ〜♪も〜っと褒めていいのよ〜?」ニヘラ〜

 

「っていうか今日はよく甘えてきますね…」ヨシヨシ

「仕事疲れたのよ…翼の方が忙しいから翼に甘えるわけにもいかないし…」

(撫でられてニコニコの顔で言うことじゃねぇな)

 

「っそうだ、多分翼も甘えてくるわよ?」

「まぁ…でしょうね…マリアさんより忙しいですし…」

「…むぅ。」

「…どうしました?」

「その敬語やめなさいっていつも言ってる…」ムスッ

「ン…素面なら敬語外してもいいですけどね?」

(だって今敬語外したら)

「…ハァ。悪かったよ。これでいいか?マリア。」微笑ヨシヨシ

 

「隼人〜♡」ニコニコスリスリ〜

(こ れ だ よ)

カ リ ス マ ブ レ イ ク !

にっこにこでふにゃふにゃのマリアさんが正面から体に寝転がりながら抱きついてきてすりすりしてる構図

 

(…デカいのが!何がとは言わないがデカくて柔らかいのが!下腹部に当たってるんですよ!)

「は〜や〜と〜♡」スリスリスンスン

(鎮まれ…鎮まれ俺のマイサン…起きたら切り落とすからな…)

マイサン「ヒェッ」ショボン

 

…このまま一日中とかならないよな?…ならないよな。(フラグ)

 

「そうだ!隼人の為に酒持ってきたわ!」つつ氷結ストロング

「…飲みませんよ」

「まぁまぁいいじゃない〜」ゴクゴク

(自分で飲んでるし…)

「ん〜♡」

「ッ!そう来たかッ!」サッ

「ン…ゴクッ…なんで逃げるのよ!」

「当たり前ですよ!」

「僕一応まだ未成年ですからね!?梅酒なら仕方なく飲んであげましたけどスト缶は嫌ですよ!」

「ぶ〜っ」プク〜ッ

「膨れてもだ〜め。」

「ムニュウ」

(…はぁ、どうしたものかな…)

 

…ゴクットントン…

「?どうしましtンムッ!?」

「ヂュ〜♡」

「ンッ!?グッゴクッゴクッ…プハッケホッケホッ…」

「ップァ…ふふっ♡」

「飲ませましたね…僕が酒弱いの知ってて…」

「えっ」

「あ〜…もう眠い…急に高濃度は…だめだって…Zz」グゥ

「ヒャワァ!?…もう…♡」ヨシヨシ

「( ˘ω˘)スヤァ…」

「( ˘ω˘)スヤァ…」




後日…
「本当にごめんなさい…」ショボン
「…無理やり酒のませたことは許しませんからね。」
「ごめんなさい…」
「それより…あの…」
「?えっと…まだ他にあったかしら?」
「酒のませたとき…」
「???無理やり飲ませてしまったのよね?…大人として情けないわ…」
(これマリアさん覚えてない…?)
「…覚えてないならいいですけど…」
「???なんの事???」
「覚えてないなら僕は知りません。」
「えぇ〜教えてよ〜気になるじゃない!」
「い〜や〜で〜す〜」プイッ

ブランクが開いた分のリハビリも込めて少し短いかも。かもかも。


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鞘と言う名の帰る場所

なんか…翼が剣なら…鞘って…
すいません…あの…何がとは…言えないんですがねぇその…興奮…してしまいまして…
翼に対して鞘とかなにそれもうエチチ!
とか言ってるけどR18じゃないですよ!健全ですからね!
…健全じゃないのは…(書くなら)未来から書きますよ…(ボソッ)


さて…諸君。

 

「ウニュウ…マリア…そこは駄目だ…隼人ォ…助けて…フニャ…」スヤスヤ

 

ま た か よ

 

 

 

「翼さん?起きてください?ここ俺の布団。」

「ウニャ…エヘヘへ♪」ニヘラ

「ン゛ッ…起きろ!」

 

「ッ!?何だ!?敵襲か!?…なぜお前がここに!?」

「俺が聞きたいよ…(2度目)」

 

「で、なんで家に居るんですか…なんとなく予想付きますけど」

「その…だな。昨日マリアを呼んで酒を飲んでいたんだが…」

「酔っ払ってここに来たと。」

 

「…多分…」

「多分…え?多分?」

「ああ。」

「覚えてないの?」

「マリアに肩を借りた記憶はある。」

(何家に連れてきてるんだマリアァァァァァ!)

 

「え?鍵は?」

「わからん…マリアが針金でどうたらとは…聞いたような…」

「マリアァァァァァ!(半切れ)」

「あまり叫ばないでくれ…頭が痛いんだ…」オテテツキダシ

「ごめん…ならもう少し寝るか?俺は起きるが…キツイなら布団使ってていいぞ?」

「いや…私も起きよう。マリアに怒られる気がする…」

「そういえば翼さんそこら辺ずぼらでしたね…」

 

「…い、言わないでくれ…////」カァァァ

(そっぽ向いちゃったけど耳まで真っ赤…)

(…ってか今更気がついたけど服!はだけそうになってる!危ねぇ!)ップイ

「…?どうした?何故お前まで顔を背ける?」

「あの…翼さん、服…」

「えっ…?あ…う…すまない////」プシュゥゥゥ

「…とりあえず朝飯にしますけど…何が良いですか?」

「…任せる…」

 

〜〜〜〜

 

「はーいお待たせしました〜」

「頭痛キツイって言ってたので軽くお茶漬けとお味噌汁にしましたけど…平気でした?」

「いや…気遣いありがとう。…頂きます。」

「んじゃ俺も…頂きます。」

ズズズ…「美味ぃ…」ほわ〜

「そりゃよかったです。」

ピタッ「…口に出てたか?」

「えぇそりゃもうしっかり。美味しいって言われれば作った側として冥利に尽きるのでいいんですがね。」

「そ…そうか///」

(なんだこの…ポンコツというか…いつもよりホワホワしてる翼さん…頭痛いだけでこんななるか…?)

 

「隼人は料理が上手だな。いい夫になりそうだ。」ニッコリ

「…フッ…そうですねぇ…料理は自信ありますから♪」ニッコリ

 

「「ごちそうさまでした」」

「さて、俺は食器片付けるんで、ソファで休んでていいですよ。」

「助かる、苦労をかけるな…」

「いえいえ、いつも頑張ってる皆に比べたら、こんなもん平気へっちゃら!な〜んて…」ニヒヒ

「ハハッ!なるほど、確かにそうだな。」

 

「さて…横失礼しますよ…っと。」

「あぁ」

「…なぁ、隼人」

「なんです?急に」

「ひ、膝枕とやらを…してもらっても…構わないか…?」ウワメズカイ

「!ええ、いいですよ。ほら。」ポンポン

「ありがとう。」

「いえいえ♪」ナデナデ

「…立花に聞いたが…案外良いものだな。」ニコニコ

「そうですか?…喜んでもらえて何よりです♪」

 

「…なんだか…」

「?」

「既婚者みたいだな…とな?////」

「…なるほど。確かにそうかもしれませんね…こんなにまったりしてるはあんまり無かったですし…」

「そうなのか?」

「えぇ。切歌とはゲームしたり、響と未来は犬とか猫みたいだし…マリアは酔ってたし」

「フ…マリアらしいな。」

「こっちは酒飲まされて大変だったんですから…」

「ハハハ!それは災難だな。」

「本当ですよもう…」

 

「こういう穏やかなのも偶にはいいですねぇ…」

「そうだな…所で隼人?」

「なんです?」

「耳かきも頼んでも…いいか?」

「…喜んで。」

 

「どっちから先にしますか?」

「このまま右から頼む。」

「了か〜い♪」

 

〜〜〜〜

 

ザリ…ザリ…

「ン…」

ソリソリソリソリ…

「ン…ンンッ」モジモジ

ザリザリ…ザリザリ…

「ンッ…ッ!フゥ…」ビクッ…モジモジ

 

「隼人は…耳かきが上手いな…」

「そうですか…?」

「あぁ…ンッ…とても心地良い…フゥ…」モジモジ…

 

フワフワフワ…ッ!

「ッ!?フーッ…フッンンッ!?フーッ…フーッ…ンンッ…」ビクッビクビクッ!ビクッ…

 

(…エロい…声に艶がありすぎだろ…)

 

フーッ

「ヒャァッ!?////」ビクビクッッ!

「…はい、これで右耳は終わりましたよ。」

「ンンッ…そうか…フゥ…反対にならなくてはな…」

「あ、じゃあ…」

「?」ポーッ

グイッ「?…!」

「これで左耳できますね♪」

(〜ッ!?///だからって顔を体側に向けさせるのは…ッ////)

 

ソリッ…ソリソリッ

「ンンッ…」

(不味い!このままでは彼に顔が見られる…仕方ない…ならば下腹部に顔を埋めるまで!(錯乱))

(あぁ…でも…隼人の香りに包まれて…眠く…)「Zzz…」

「…翼さん?…寝ちゃってる…」

「疲れてるだろうし…このまま寝かせてあげるか。」




後日…
「〜〜〜〜ッッッッ!!!!!///////」ジタバタジタバタ
(あのときの私はなんて声を…ッッッッ////しかも彼の前で…前で…イッ…////)
「〜〜〜〜ッ!!/////」ボフボフ(布団でうつ伏せでジタバタしながら枕を叩く様子)
(しかもその後になんでよりにもよって下腹部へ顔をうずめたの私!あと一歩で彼の…アレに顔を押し付けるところだったのよ!?)
「〜〜〜〜〜〜ッッ!/////」ボフッボフッ

自宅の布団で転げ回る乙女防人であった…
一方…
「…あのときの翼さん…」

〜〜〜〜

フゥ~
「ヒャァッ!?////」ビクビクッッ!

〜〜〜〜

(翼さんってもしかして…耳弱い?)

耳が弱点とバレる防人であった…




長くなった。防人とはほのぼのしたくなったの。…あと防人は乙女だって信じてる。

奏「翼は耳弱いぞ。」
隼人「この間知りました。」
マリア「なんですって!?」
マリアさんがこのあと想像して「この剣…可愛いッ!」ってなるのは想像できよう。
ちなみに翼さん初心だから隼人の隼人が反応してるかどうか見てません。戦犯。
隼人「…ぜってぇ言わねぇ。」プイッ


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