スーパーロボット・ストラトス (暁海斗)
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主人公達の設定

現時点での設定


朝霧ユウマ

 

元の世界で困った人を多く助けていたのを神に認められ転生した主人公

 

見た目はスーパーロボット大戦Dの主人公 ジョシュア・ラドクリフ

 

cv 中村悠一さん

 

 

転生したインフィニット・ストラトスの世界でも困った人を助ける心情は変わらず行く先々で助けている

 

 

所有IS

 

エグゼクスバイン (スーパーロボット大戦OG)

 

ゲシュペンストtypeハーケン (スーパーロボット大戦OG)

 

ヒュッケバイン30th (スーパーロボット大戦30)

 

量産機ゲシュペンストtypeTT (スーパーロボット大戦OG)

 

アルトアイゼン・リーゼ (スーパーロボット大戦OG)

 

 

腰に着けているアイテムボックスには様々なアイテムが入っており食料品も賞味期限を気にせず入れておける優れもの

 

中には家やバイクなどが入ったホイポイカプセルや

 

 

ドラえもんのお医者さんカバンなどが入っている

 

最近スーパーロボット大戦OGに出てくる換装出来る武装の開発をしようか悩んでいる

 

 

 

篠ノ之束

 

言わずも知れたISを作った人

 

テロリストに追われていたところをユウマに助けられてから行動を共にする

 

今は一緒に宇宙に行く夢を叶えるため日やスーパーロボット達のデータを解析中

 

最近はユウマが居るとドキドキしちゃう乙女な女の子

 

最近は、クロエとシャルロットを実の娘と同じように溺愛してる

 

お気に入りの機体はラインヴァイスリッター

 

 

 

 

クロエ

 

束さんがドイツで助けた女の子

 

ドイツでの人体実験の影響で両目のウォーダーン・オージェの過剰適合により見えすぎる為目を開けることが出来ない

 

ユウマに綺麗な目と言われ少し心が楽になった

 

現在は、束とユウマの協力の元少しずつ目の見えすぎを抑えるリハビリ中

 

家事のできない束さんに変わり基地内での家事を全般担当している

 

最近はユウマが家事を手伝ってくれるようになり余裕が出来、束とユウマと一緒に機体の開発をしだした

 

 

 

お気に入りの機体はヴァルシオーネRとサイバスター

 

 

 

 

 

セシリア・オルコット

 

 

イギリスで家族旅行中テロリストの鉄道ジャックに巻き込まれたがユウマに助けられる

 

それ以来ユウマに会えるのを楽しみにしている

 

現在は、メイドのチェルシーに教わりながらお菓子作りや料理を学んでいる

 

最近の得意料理はビーフシチュー、アップルパイ

 

現在代表候補生になる為に必死にISの事を勉強中

 

 

今作のセシリアはメシマズではありません

 

 

シャルロット・ブロウニング

 

ユウマ達がフランスで出会った女の子

母親が心臓病になっているところをユウマ達に助けられる

それ以降ユウマ達の秘密基地で暮らしている

今は母であるマリアに家事などを教わりながら幸せに暮らしている

ユウマの事をユウマお兄ちゃん、束の事を束お姉ちゃん、クロエの事をクロエお姉ちゃんと呼んで3人を悶えさせた

ドイツ国籍を取得した際に苗字をブロウニングに改名した

 

 

マリア・ブロウニング

 

見た目 スーパーロボット大戦OG等に出ているテュッティ・ノールバック cv 井上喜久子さん

 

重度の心臓病を患い諦めていたところをユウマ達に助けられる

それ以来秘密基地で暮らしている

今はシャルロットに家事を教えながら親子仲良く暮らしている

研究室を散らかし気味の束をしっかり怒ってくれるユウマ達のお母さん的存在

シャルロットをユウマに貰って欲しいと心の中で思ってる

シャルロットと一緒に苗字をブロウニングに改名した

 

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

ドイツで出会いユウマ達と仲良くなった女の子

部隊のみんな日本のロボットアニメが大好き

いきなりお姉ちゃんが出来たが本人はすんなり受け止め家族として過ごしている

 

 

 

ドイツの博士とメカニックの人達

 

束の夢を心から応援してくれる良い人たち

 

 

 

アマテラス

 

主人公ユウマを転生させた神様

 

日頃人間界の出来事を見るのが楽しみ

 

生前善行を施した人達を転生させている

 

今まで転生させた中で1番ユウマを気に入っておりユウマの事を見守っている

たまにスマホに電話を掛けてお話をするのが好き

 




とりあえずの設定です


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第1話 転生 出会い

ユウマ)

「俺は目を覚ますと何もない真っ白な空間にいた。」

 

確か仕事を終えて家に帰っている途中だったはずだけど、そこからが思い出せない。

 

 

すると後ろから女性の声が聞こえた

 

 

?) 

初めまして、朝霧ユウマ様

 

 

 

アマテラス

 

「私はこの世界を担当している主神 アマテラスと申します。」

 

「突然ですが朝霧様、あなたはトラックに撥ねられて事故により亡くなってしまいました」

 

 

ユウマ

 

えっ!! 

 

 

アマテラス

 

「完全に私たちの不手際により朝霧様の運命を変えてしまい申し訳ございませんでした!!」

 

 

ユウマ

そうか、俺は死んだのか

    

「これから俺はどうなるんですか?」

 

    

アルテミス 

 

あの、怒らないんですか?

 

 

 

ユウマ

 

「わざとじゃないなら仕方がないですよ。

    

ここは天国なんですか?」

 

 

    

 

アマテラス

 

「ここは神の間です

 

    

朝霧様、あなたは生前多くの人たちを助けてきました

 

今回のこちらの不手際への謝罪とあなたの生前の功績を称えて転生をしてみませんか?」

 

 

 

ユウマ

 

転生ですか?

 

 

 

 

 

アマテラス 

 

はい、ユウマ様をいろんな世界の中から選んだ世界へ転生させていただきます

 

         

ユウマ

 

分かりました、転生してみます

 

 

アマテラス 

 

ユウマ様、この中からランダムになりますが転生先の世界をクジで選んで下さい

 

 

 

ユウマ

 

はい、選びました。

 

 

アマテラス

 

これは、インフィニット・ストラトスの世界ですね

    

この世界は女尊男卑の世界です 

    

   

身を守るすべがないと大変ですのでいくつか転生した際に特典をお渡しします

 

特典の数はこちらのサイコロを振ってください

 

 

ユウマ

 

6が出ましたね

 

 

アマテラス

 

ではお好きな特典を6つまで決めてください

 

 

ユウマ

 

1つ目はスーパーロボット大戦の機体である、エグゼクスバイン、ヒュッケバイン30th、ゲシュペンスト・ハーケンをISで下さい

 

 

2つ目はスーパーロボット大戦の念動力を下さい

 

 

3つめは身体能力と頭脳をハイスペックでお願いします

 

     

4つ目はスーパーロボット大戦の機体を開発するために必要なデータが入ったUSBメモリーを下さい

 

 

5つ目は旅をする際に必要な自給自足生活が出来るサバイバルセット、ドラえもんの秘密道具はある程度使いたいですね特に怪我や病気になった時用のドラえもんのお医者さんカバン、荷物を仕舞えるアイテムボックス、寝泊りができる家とバイクが入ってるドラゴンボールに出てくるホイポイカプセルを下さい

 

 

6個目はスマートフォンと困っている人を見つけることができるアプリみたいなものをお願いします

 

 

     以上でお願いします

 

 

アマテラス 

 

これなら大丈夫ですね

 

     

スマートフォンで私と連絡が取れるようにしておきますね

     

     

それでは特典を付与させていただきます

 

     

それとこちらが機体の開発に必要なデータの入ってるUSBメモリーです

 

     

以上で転生の準備が終わりました

 

     

これから転生の儀式に入ります

 

        

ユウマ

 

足元に魔法陣が出てきた

  

 

アマテラス  

 

転生時は18歳から無人島からのスタートになります  

 

 

     

それではユウマ様新しい世界での人生をお過ごしください

 

 

     

ユウマ

 

俺の意識はここで途切れた

 

  

 

 

 

 

 

 

     

気が付くと俺は何処かの砂浜に倒れていた

 

 

     

俺は現在の持ち物、状態を確認していく

 

     

ISはそれぞれ指輪の待機状態になって左手にはまっていた

 

     

ホイポイカプセルもありアイテムボックスは小型バックで腰についていた

 

     

とりあえず俺は無人島を調べ始めた

 

     

さいわい無人島には食料になる物がたくさんあった

 

     

サバイバルグッズの中に自動で調べてくれる図鑑もあり助かった

 

     

すると持っていたスマホにアプリからの通知があった

 

     

 

 

     

アプリによると困っている人のところまで自動でナビしてくれるらしい

 

     

試しに使ってみると30キロ先から反応があった

 

 

     

俺はエグゼクスバインを展開し目的の方角へ飛んで行った

 

 

 

     

この先で俺の運命を変える出会いがあった

   

 

 

 

 

 

 

束 

 

束さんは今追手から逃げていた  

 

 

 

     

秘密基地付近に謎のエネルギー反応があり調べに出ているときにタイミング悪く某亡国機業のIS部隊に見つかってしまった

 

 

     

必死に逃げていると崖に追い込まれてしまった

 

 

 

 

テロリスト

 

篠ノ之束博士今日こそは我が亡国機業に連行させてもらいます

 

 

 

束)   

 

嫌だよ、私の大切な娘たちを使ってテロ行為をしている奴らのとこなんかに誰が行くもんか

 

 

 

テロリスト)  

 

ならば無理やりにでも連れていくまで

 

        

博士の四肢を撃ち連行しなさい 

 

 

 

束)   

 

私もここまでかと思ったとき藍色のブレード状の物がテロリストを吹き飛ばした

 

 

 

 

 

ユウマ) 

 

俺は今目標の無人島に飛んでいた

 

     

 

するとモニターに崖に追い詰められているうさ耳の女性を見つけた

 

     

女性がアサルトライフルで狙われているのを確認した瞬間に俺はエグゼクスバインに搭載されているストライクシールドを射出した

 

 

 

     

ストライクシールドがアサルトライフルを持った相手を吹き飛ばしたのを確認するとうさ耳の女性守るように立った

 

 

  

     

あんたらこの人をどうするつもりだ、と聞くとテロリストは女性を捕まえて無理やりISを作らせるために連行するといった

 

 

 

     

それを聞いた俺は瞬時にストライクシールドを展開しテロリストたちを無力化した

 

 

 

 

 

束)   

私は目を疑った

      

 

いきなりテロリストが吹き飛んだと思ったら見たこともないフルスキンのロボットが目の前に降りてきたからだ

 

 

     

すると男の声で話し始めた後一瞬でテロリストを無力化してしまった

 

 

     

私は言葉が出なかった

 

     

するとロボットが大丈夫かと声を掛けてきた

 

     

私は警戒しながら大丈夫と答えた

  

     

するとロボットは白く光ったと思ったら若い男性に変わった

 

 

ユウマ) 

 

俺は女性を助けた後彼女が篠ノ之束博士だと知った

 

     

それから今の状況を束博士に聞いた

 

     

博士は俺のロボット姿を見てからそれを調べさせてくれと言ってきた

 

     

俺はこの世界の情報を教えてくれることと絶対に悪用しないことを条件に承諾した

 

 

 

    

 その後俺は束博士の秘密基地に案内された

 

 

     

     




正直初めてなので続くか分かりません

お医者さんカバンは旅をする際には絶対ほしいですよね

ちょっと追加してドラえもんの秘密道具はいくつか使えるようにしました


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第2話 束さんの夢

短くセンスのない文ですが続きです


ユ)

 

束さんを助けた後、彼女の秘密基地に案内された

 

  

そういえば名前を言っていませんでしたね

 

  

俺は、朝霧ユウマって言います

 

 

  

篠ノ之博士はここで何をしているんですか?

 

 

束) 

 

ユウマね、ならゆーくんだ!

 

 

この子はクーちゃんだよ

 

 

 

クロエ

 

初めまして、朝霧様 私はクロエといいます

 

 

 

 

 

束)

 

私は、束さんでいいよ

 

 

  

束さんはここで夢を叶える研究をしているんだよ

 

  

本来ISは私が、宇宙に行くために開発したものなんだよ

 

  

  

だけど世界の人達は子供の絵空事だって笑って切り捨てた

 

   

  

でもある時、どこかの国が日本の向けて沢山のミサイルを撃ってきたんだ

 

 

  

気付いた時にはミサイルはもう発射された後だった

 

 

  

ミサイルを撃墜しないといけないと思ったときに目の前にあったISを見てこの子を使えばミサイルを落とせると思った

 

 

  

でもそれをすれば間違いなくISは兵器認定されてしまう

 

 

  

でも背に腹は代えられなかった

 

 

  

束さんは友達のちーちゃん 織斑千冬にお願いしてIS 白騎士を纏ってもらいミサイル迎撃をお願いした

 

日本の自衛隊と協力して迎撃し結果ミサイル2000発は無事撃墜

 

 

自衛隊の人達には申し訳なかったけどちーちゃんにはすぐに撤退してもらった

 

 

  

その後、世界各国はミサイル撃墜のニュースを見て白騎士の行方を捜した

 

 

  

一部の国がISを日本が隠している兵器ではないのかと批判してきた

 

 

  

日本は、知らないと主張したが世界各国が納得するはずもなかった

 

 

  

束さんは後日、全世界のネットワークに中継をつなぎミサイルを撃墜したのはISだと発表した

 

 

  

それからは世界が騒ぐ中、束さんはISを作る際に必要なコアを467個作り表舞台から姿を消した

 

 

  

それから家族は国の保護プログラムによりバラバラになった

 

 

  

これが束さんのざっとの出来事かな

   

 

 

ユウマ

 

 

束さんは宇宙に行きたいんですね

 

 

  

素敵な夢だと思いますよ。

 

 

  

俺にはまだしっかりとした夢がないのでそれを見つけるのを目標に旅をしようと思っていたので羨ましいです

 

 

束)

 

ゆーくん束さんの夢を笑わないの?

 

 

 

ユウマ

 

笑いませんよ、その人の夢はその人だけのものですから赤の他人に馬鹿にされたとしても諦めなかった束さんはすごいと思いますよ

 

 

そう言うと束さんは涙を流していた

 

 

 

 

束)

 

ゆーくん、ありがとう。

  

 

私の夢を笑わずにすごいって言ってくれたのはゆーくんが初めてだよ

 

 

そういえばゆーくんはどこから来たの?

 

 

  

束さんあんなIS見たことないよ!!

 

 

 

 

ユウマ

 

俺は少し考えてから、多分言っても信じられないと思いますよ

 

 

俺は、この世界の人間じゃありません

 

 

  

違う世界で亡くなった後、神に選ばれて転生した人間です

 

 

 

その際に、自分の身を守るために神様がくれたプレゼントみたいなものがさっきのISです。

 

 

他に、もう二機ISを持っています

 

 

 

 

束)

 

神様の作ったISなら納得かな  

 

 

  

束さんでもあんなハイスペックなものはまだ作れないからね

 

 

 

ゆーくん、そのISちょっと調べさせてくれないかな?

 

 

  

 

ユウマ

 

調べるのは構いませんけど束さんの夢のためだけに使うのであれば良いですよ

 

 

  

それに俺の持ってる機体は全部宇宙対応なので何かヒントがあるかもしれませんし

     

 

 

束)

 

えっ!! ゆーくんのIS宇宙行けるの?

 

 

  

なんで?? 教えてよ!!!

 

 

 

ユ)

 

俺の機体はとあるゲームに出てくる、対異星人向けのロボットですから宇宙での戦闘もあるので当然水中も対応です

 

 

 

束)

 

マジか・・・  

 

 

 

ユ)

 

それに束さんならこのデータを渡してもいいかもしれません

 

 

  

俺はUSBメモリーを取り出す

 

 

 

束)

 

これは?? 

 

 

  

 

ユウマ

 

俺の持っている機体同じパーソナルトルーパー(PT)と呼ばれる機体のデータが入ったものです

 

 

それにすべての機体が宇宙対応です

 

 

  

俺は、機体を最初から作ってみたかったので一緒に作ってみませんか?

 

 

俺がいればどんな機体か説明できますから

 

 

  

たまに人助けで居なくなりますけど

 

 

 

 

 

 

束)

 

良いの!!!

 

なら一緒に作ろうよ!!

 

 

  

クーちゃんも一緒にさ

 

 

 

クロエ

 

分かりました、私も微力ながらお手伝いします

 

 

 

 

 

 

こうして束さんと一緒に宇宙に行く夢を叶えるために俺は新しい人生を始めた

   

 

 

 

  

  




クロエが空気になってしまった


とりあえず過去に少し辛い事を抱えている原作ヒロインは助けていこうと思います


セシリアの両親とか、シャルロットのお母さんとか、
 

ラウラは、千冬さんにあまり依存しない方向でいければいいな


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第3話 イギリスでの出会い

主人公をあまり旅に行かせていなかったのでちょっと旅に出ます


ユウマ

 

束さんと一緒にISを組み始めて半年で試作機として量産型ゲシュペンストが完成した

 

 

 

 

束)

 

ゆーくん、ようやく出来たね

 

でもこのゲシュペンストて機体ホントに量産機なの?

 

スペック的に量産機のスペックじゃないんだけど

 

 

ユウマ

 

この機体ってパイロットに合わせてそれなりにカスタマイズ出来る機体なんですよ

 

それにオプションで武装を変えられるんで結構ハイスペックなんです

 

 

 

そうなんだね、とりあえずこのゲシュペンストの起動テスト少しずつ始めようか

 

 

ユウマ

 

 

そうですね、まずは飛行テストと歩行テストですかね

 

俺が乗ってみるんで束さんはモニターのチェックをお願いしますね

 

 

ゲシュペンストのテストは無事に終了し、2人で作ったISはきちんと動くことが確認できたので ゲシュペンストの派生系の機体も作ってみましょうか

 

個人的に作りたい機体があるので

 

 

 

ゆーくんはどれを作りたいの?

 

ユウマ

 

これですよ、アルトアイゼン・リーゼです

 

ゲシュペンストの技術がいくらか使われていてかなり接近戦に特化していて思いっきりブースト吹かせる機体なんで1度乗ってみたいんですよ

 

 

束)

 

なるほどね、ならまた一緒に作ろうか!!

 

 

ユ)

 

ならデータを解析していきましょう

 

 

 

こうして1年を掛けてアルトアイゼン・リーゼを完成させた

 

 

俺はアルトアイゼンの稼働データをとるためにあまり人目のない山奥や成層圏、水中などで稼働データを集めた

 

 

 

気づいたらデータを取りにイギリスまで来ていた

 

 

すると束さんから通信が来た

 

 

 

束)

ゆーくん聞こえる?

 

今イギリスで鉄道がテロリストにジャックされて大変なことになってるみたいなんだ

 

その鉄道に束さん達が発注した資材が乗ってるみたいなんだよ

 

このままいくと鉄道が脱線して大事故になる可能性があるからゆーくん鉄道を止めてくれないかな

 

 

ユウマ

 

了解しました、丁度同じ場所からの人助けの反応があるので行ってきますね

 

 

束)

 

ゆーくんのスマホって便利だね 

 

相手はISを持ってるみたいだから回収出来そうならお願いできるかな?

 

 

ユウマ

 

了解です!!

 

俺はゲシュペンストをステルスモードにして鉄道に近づき中をハイパーセンサーで覗いた

 

車両は七両編成、それぞれの車両にテロリストが2名ずつか

 

俺は、ゲシュペンストのT-LINKリッパーを起動させる

 

車内のテロリストを全てをロックオンし乗客に当たらないように念動力を使いながら軌道を修正する

 

ターゲットロック!! T-LINKリッパー GO!!!

 

 

 

 

???side

 

?)

 

私はセシリア・オルコットです

 

今日は久しぶりにお休みが取れた両親と我が家のメイドチェルシーの4人でイギリスのグロスター大聖堂に鉄道で向かっていました

 

久しぶりの家族での旅行に私はワクワクしていました

 

ですがとある駅を過ぎたあたりで急に車内が騒がしくなり、しばらくするとテロリストがこの鉄道は我々がジャックさせてもらったわと言ってきた

 

車内で銃を乱射し乗客の人達は身動きが取れなくなり、恐怖に震えていると窓から高速回転するブレードのような物が入ってきました。

 

それは乗客を避けるような不規則な動きをしてテロリスト達に当たり無力化していきました

 

驚いていると車両後部から若い男性が入ってきました

 

皆さん、落ち着いてください。

 

テロリストは私の仲間が無力化しました、これから列車を止めますので座席に座ってしっかりと捕まってください

 

と言われ乗客の人達は少し落ち着きを取り戻しました

 

ですが車両前方で爆発音がしたと思ったら車両が激しく揺れはじめました

 

男性の方を見ると無線を聞きながら何か話していた声が聞こえ先頭車両が爆破されたと聞こえました

 

それを聞いた乗客はパニックになり、あたりは混乱していました

 

 

ユウマside

 

テロリストを無力化した後、俺は車内に入り乗客の人達を落ち着かせた

 

すると急に先頭の方で爆発音がした

 

束さんから通信が入った

 

 

 

束)

 

ゆーくん、マズイよ先頭車両がテロリストに爆破されたよ

 

このままいくと止まらずに列車がこの先のロンドン駅に突っ込むよ!!

 

 

 

 

ユ)

 

マジかよ、アイツらやりやがったな

 

束さん止めるにはどうすればどうすれば良いですか⁉️

 

束)

おそらく操舵室を爆破した筈だから、止めるには何かに突させるか正面から力技で止めるしかないよ!!

 

 

ユウマ

 

仕方ない、やるしかないか

 

束さん、俺IS展開して列車止めます

 

多分また世界が騒がしくなると思いますけど目の前の助けられる人達を見捨てるのは絶対したくないので!!

 

 

 

 

束)

 

ゆーくん、分かったよ

 

 

絶対列車を止めてね

 

ISは壊れても直せるけどゆーくんは壊れたら治せないから絶対無理はしないでね!!

 

 

ユ)

 

了解です

 

 

セシリアside

 

先程の男性は何か無線で話したあと覚悟を決めた顔で私たち家族に今から列車を力技で止めるから動かないでと仰いました

 

そして何かを呟くと真っ赤で頭にツノの生えたロボットになりました

 

 

 

ユウside

 

 

お嬢ちゃん、今から見ることは出来れば黙っていて欲しい

 

列車が力技で止めるから座席から動かないでくれ

 

 

ふぅ いくぞ、アルト!!!

 

 

 

 

俺はアルトアイゼンを展開し列車の目の前に行き先頭車両に組み付きスラスターを全開に吹かした

 

チッ アルトのスラスターでもキツいか

 

でも諦めねぇ、

 

スラスターをレッドゾーンまで吹かしていく

 

 

よし、少しずつスピードが落ちてきた

 

 

あと少しだ、持ってくれよアルト!!!

 

 

 

なんとか止まったけどさっきからスラスターがヤバい

 

バチバチいってオーバーヒート寸前だ

 

直ぐにアルトを待機状態に戻しその場から立ち去ろうとすると先程のお嬢ちゃんが声をかけてきた

 

 

 

セシリア

 

お待ちください、助けてくれてありがとうございます

宜しければお礼をしたいのですがお時間はありますか?

 

ユウマ

 

お礼なんていいよ、俺がしたくてしたことだから

 

それにそろそろここから立ち去らないと面倒だからね

 

 

セシリア

 

ならせめて御名前だけでも教えてはいただけませんか?

 

私は、セシリア・オルコットです

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

 

名前くらいなら良いかな

 

俺は朝霧ユウマ、また何処かで会えるかもね

 

それじゃあ

 

 

 

セシリア

 

行ってしまわれました、でもまた会えそうな気がしますわ

 

朝霧ユウマ様♡

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

俺は無事に秘密基地に帰ってきた

 

束さん、今帰りました

 

 

すみません、アルトのスラスターオーバーヒートしちゃって

 

多分オーバーホールしないとダメそうです

 

 

 

 

 

 

ゆーくん、おかえり!!!

 

大丈夫?怪我とかしてない?

 

ISは直せるから大丈夫だよ!!!

 

今日は疲れてるだろうからゆっくり休んで!!

 

後は束さんに任せなさい!!!

 

 

ユ)

 

 

分かりました、束さん後はお願いしますね

 

そう言って俺は食事と風呂を済ませてすぐに寝てしまった

 

 

 

 

 

 

ゆーくんが無事で良かった(*^^*)

 

ゆーくんが帰ってくるまで凄く不安だった

 

なんでゆーくんの事を考えると胸が苦しくなるんだろう

 

ゆーくんの笑顔見ると凄くどきどきする

 

束さんどうしちゃったんだろう?




束さん主人公に恋しちゃったかな?


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第4話 ウサギさんの告白

ユウマ

「イギリスから帰ってきてから俺は長い時間眠っていた。時計を見たら夜の9時前だった」

 

 

 

俺は、一体何時間寝てたんだ? 体中痛いし、初めて念動力使ったせいなのか頭痛い

 

  

 

 

 

「あ、ゆーくんおはよう!! 随分とお寝坊さんだね、丸2日寝てたよ」

 

 

ユウマ

「丸2日ですか、頭痛いのはそのせいなのかな」

 

 

 

「ゆーくん、頭痛いの? 大丈夫? そういえば確かおととい初めて念動力使ったんだよね? もしかしたら脳波に変化でも起きたのかな」

 

「ちょっと検査してみない? 念動力で感覚が鋭敏になってるのかもしれないし」

 

 

ユウマ

「脳波に変化ですか? そうですね、お願いします」 

 

 

 

「じゃあこのベットに横になってくれる?  ちょっと頭に圧迫感があるかもだけど」

 

  

  ピッピッピッピッ  

 

「ふむふむ、ゆーくん確かに脳波の波長が変わってるね、今までに見たことない波長してるよ。」

 

「これは、束さんにもちょっと分からないからしばらく安静にして様子を見ようか。」

 

「あまり無理して脳にダメージとか負ったら大変だからね」

 

 

 

ユウマ

「そうですね、しばらくはISは使わずどっかでのんびりしますかね」

 

  

「ちょっとまた小旅行に行こうかな、そうだ折角ですし束さんとクロエも一緒に行きませんか?」

 

「束さん、ずっと外出てないでしょ、たまには息抜きしましょう」

 

 

「そうだね、でも束さんほぼお尋ね者だよ。」

 

 

「出かければ絶対ばれちゃうよ、そんなことになったらせっかくの旅行も台無しだよ」

 

 

 

ユウマ

「変装すれば大丈夫ですよ、髪型とか服装を変えて眼鏡も掛ければそうそうバレませんよ、世間の人はアリス服の束さんしか知らないんですから」

 

 

「それに俺が近くにいるんですよ、よからぬ輩にバレたとしても束さんに指一本も触れさせませんよ」

 

 

 

「キュン!!!!

 

何今のときめきは!!!

 

ヤベーよ、ゆーくんめっちゃカッコいいよ   

 

あれ束さんを落としに来てない⁉ 

絶対顔が真っ赤になってるよ!!」

 

  

 

 

ユウマ

「あれ、俺今すげぇ恥ずかしいこと言ってない?  

 

束さんも顔真っ赤にしてる、メッチャ可愛い」

 

 

 

「ねぇ ゆーくん、ゆーくんは束さんのことどう思ってるのかな?」   

 

「束さんはゆーくんの事考えると凄くドキドキするんだよ」 

 

「ゆーくんはどう?」

 

 

 

ユウマ

「・・・・俺は、束さんが好きですよ、」

 

「いつも可愛く笑いかけくれる束さんが、いつも心配してくれる束さんが、楽しそうに話しかけてくれる束さんが大好きです」

 

 

  

「俺は、束さんとずっと一緒にいたいです、 束さんとこの先ずっと仲良く暮らしていきたいです」

 

 

「ゆーくん、ありがとう。

 

こんな私で良ければお付き合いしてくれませんか?」

 

 

 

ユウマ

「束さん・・・・いや束、俺からも言わせてほしい」

   

 

「束、俺と付き合ってください!!!」

 

 

 

「こんな私で良ければ喜んで!!!」   

 

そう言って私はゆーくんに抱き着いた

 

 

ゆーくんは、優しく抱きしめてくれた   

 

 

 

ユウマside

 

束は、俺に抱き着いてきた、俺は束を包み込むように抱きしめ束の顔を見つめるとそっとキスをした

 

 

 

束side

 

ゆーくんとキスしてからずっと幸せな気持ちでいっぱいだった、すると後ろから

 

 

クーちゃんが 「束様、ユウマ様おめでとうございます!!」

 

  

  クーちゃんに見られてた、 ヤダ恥ずかしいよ~

 

 

 

ユウマside

 

クロエに見られてた~  でもクロエは笑顔で祝福してくれた

 

 

 

「クーちゃん ありがとう!!」

 

「これからは束さんはお母さんって呼んでね、ゆーくんはお父さんね!」

 

 

ユウマ

 

「えっ!!  二十歳の俺にいきなりこんな可愛い娘ができるなんて思わなかった!」

 

 

 

クロエ

 

「お父様、可愛いだなんて照れちゃいます(〃▽〃)」

 

  

 

 

 

この日から俺と束は恋人になりクロエとは本当の家族になれた気がした

 

 

 

 

  

   

 

 

  

 

 

 

 




ということで展開がハチャメチャですが束さんが幸せになりました



夜桜さんからアドバイスを頂き書き方を少し変えてみました

これで少し読みやすくなっていれば幸いです


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第5話 フランスの少女との出会い

何人もの方がお気に入り登録をしてくださりびっくりしています

今回の話ではフランスのあの女の子が出てきます

また短いですがどうぞ


ユウマ

 

 

 

俺は、束と恋人になってから初めての旅行に出かけている

 

 

 

もちろんクロエも一緒だ

 

 

 

「束、クロエと一緒に出かけるのなんて初めてだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだね、今までずっと隠れてたから無理ないよ」

 

 

 

 

 

「でもちょっと髪型と服装変えるだけで全然気づかれないね

 

 

 

ゆーくんどう? 今日の束さん可愛い?」

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

 

 

「ポニーテール姿の束も新鮮で可愛いよ、

ますます惚れ直しそうだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

束side

 

 

 

ゆーくんったらこんな殺し文句をサラッと言うなんてズルいよ

 

 

 

「ゆーくん、ありがとう♡

 

 

 

今日のゆーくんはいつもよりオシャレだね、どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

 

 

「そりゃ惚れた彼女と娘とのせっかくのお出掛けですよ、気合い入れない方がおかしいでしょ」

 

 

 

 

 

 

 

クロエside

 

 

 

 

 

最近お父様は私を本当の娘のように可愛がってくれます

 

 

 

お父様が寛いでいる時にリビングに行くとお父様がクロエ、おいでと呼び膝枕をしながら撫でてくれます。

 

 

 

今まで家族を知らなかった私としては涙が出るほど嬉しかったです

 

 

 

お母様も一緒に私を可愛がってくれます

 

 

 

この2人の娘になれて私は幸せです♡

 

 

 

 

 

 

 

束side

 

 

 

「ゆーくんすっかりクーちゃんのお父さんだね♪」

 

 

 

 

 

「私もこんな娘思いの素敵な人が出来て幸せだよ」

 

 

 

 

 

「これからもよろしくね、ゆーくん♡」

 

 

 

そう言ってゆーくんのほっぺにキスをした

 

ゆーくん、大好き♡ 愛してるよ

 

 

 

 

 

 

 

ユウマside

 

 

 

束からほっぺにキスされてびっくりしていると束は綺麗な笑顔をしていた

 

 

 

思わず束の笑顔を写真に収めて俺たちは飛行機に乗りフランスに旅立った

 

 

 

 

 

無事にフランスに着き俺はアルザス地方に向かった

 

せっかく20歳になったのだから本場の美味しいワインを探しに来た

 

それと俺と束の記念のボトルのワインを買いに来ていた

 

 

 

もちろん試飲もするけどね

 

 

 

束side

 

 

フランスに着いてからはゆーくんはずっとワクワクしていた

 

そーだよね、せっかく20歳になったんだもんね

 

束さんも一緒に楽しまなきゃね♪

 

 

ユウマside

 

俺たちはワインセラーに向かう途中とある村に立ち寄った

 

のどかでとても居心地の良さそうな場所だったので観光と家族写真を撮りに寄った

 

 

村の中を歩いていると少し先で若い女性が倒れたのが見えた

 

 

「大丈夫ですか!!!

束、彼女の顔色があまりにも悪すぎる、何処かの家にあがらせて貰えないか聞いてくれ!」

 

 

 

 

「任せて、ゆーくん!

ごめんください、直ぐそこで女性が倒れてしまったので介抱できるスペースを貸して貰えませんか?」

 

 

 

村人side

 

 

「それは大変だ!!

庭先にベンチとテーブルがあるからそこを使ってくれ、直ぐに医者を呼んでくるからな」

 

 

 

 

束side

 

それからしばらくして村人の人がお医者さんを連れてきてくれた

 

 

 

医者side

 

 

「彼女は、心臓病を患っていますね

 

この街ではできる治療法があまりありません、何処か大きい病院に行った方がいいです。このままいくと余命は2年は無いかもしれません」

 

 

ユウマside

俺達が医者の説明を聞いていた時子供が女性に駆け寄ってきた

 

 

少女side

 

「お母さん大丈夫!!! また具合悪くなっちゃったの?

僕お母さんが苦しんでるのもう見たくないよ 

お母さん直ぐに大きい病院に行こうよ、行ってお医者さんに治してもらおうよ!!」

 

 

ユウマside

 

女の子が泣きながら母親を説得していた

 

「束、俺たちで2人を助けてやれないかな。こんな悲しい運命なんて間違ってる、子供には母親が必要だ2人をこのままにはしておけない」

 

束side

 

「そうだね、2人を助けてあげようよ。ゆーくん」

 

 

 

 

俺は、親子に向かって話を切り出した

 

「2人共、よく聞いて欲しい。俺達には君のお母さんを助けることが出来る方法がある、でもそれをやるには俺たちと一緒に来てもらう必要があるんだ。一緒に来てもらえば間違いなく君のお母さんを助けられるしこれ以上辛い思いはしなくて済む」

 

 

俺がお嬢ちゃん名前はなんて言うんだい?と聞くと少女は泣きながらシャルロットと名前を教えてくれた

 

「ならシャルロットちゃん俺たちと一緒に来てお母さんを助けよう、俺達が絶対にお母さんを助けてあげるから!!」

 

 

シャルロットは泣きながらお願いします、お母さんを助けて!!

と言ってくれたので俺達は家族旅行の予定を切り上げ秘密基地に帰る段取りをした

 

 

その夜直ぐに帰りの飛行機に親子を乗せて帰ってきた

 

俺達は、直ぐに準備を済ませアイテムボックスからアマテラス様から貰ったお医者さんカバンを取り出し診察を開始した

 

お医者さんカバンには未来の技術が詰まっておりシャルロットのお母さんの心臓病にも特効薬があることが分かりそれを処方してくれた

 

その後、薬を飲んでからだいぶ落ち着いてきた様子でお母さんは眠りについた

 

シャルロットちゃんにはご飯を食べさせてお母さんのそばにいさせてあげた

 

1週間ほど経過観察をしてもう一度診察をしてみると病気は完治していた

 

 

それを聞いたシャルロットちゃんは泣きながらお礼を言ってくれた

 

 

話しを聞くと2人はフランスのISメーカー、デュノア社の関係者らしくあの村まで逃げてきたらしい

 

村の人達は話を聞き親子を匿ってくれていたそうだ

 

その途中で心臓病が発症してしまいもうダメだと諦めかけていた時に俺達と出会ったらしい

 

俺達はシャルロットちゃんとお母さんのマリアさんを匿うことにした

 

最悪居場所がバレたとしても俺達が居るから大抵の有事には対応出来るしIS部隊連れてきても俺の自慢のスーパーロボット達で返り討ちだからね

 

シャルロットちゃんとマリアさんは了承してくれた

 

 

この日から我が家に新しい家族が増えた(*^^*)




お医者さんカバンで出した心臓病の特効薬はドラゴンボールの人造人間編でトランクスが悟空に渡した薬とほぼ同じものです

今作のお医者さんカバンはあらゆるパラレルワールドの病気にも対応しているアマテラス印のスグレモノです

スーパーロボット大戦OG系で他の方はどんな機体が好きなんでしょう❓

個人的にはソウルゲイン、R-1改、エール・シュヴァリアー、グルンガストがお気に入りです


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第6話 ある日の日常

今回は、平和な日常編です



また短文ですがでは続きをどうぞ


ユウマside

 

シャルロット、マリアさん達と一緒に暮らし始めてから半年ほどたった

 

二人とも日本の生活にも慣れたみたいで毎日幸せそうだ

 

最近、シャルロットはオシャレに目覚めたのかファッション雑誌をよく読んでいる

 

シャルロットは、日本では中学二年生ぐらいだから無理もないか。

 

今までそこまでの余裕もなかっただろうし

 

ある日、マリアさんとシャルロットの買い物に付き合っていた時急にマリアさんが

 

とんでもないことを言ってきた

 

 

マリアside

 

「ねぇ、ユウマ君て結構キレイな顔立ちしてるから女装とか似合うんじゃないかしら?」

 

 

 

シャルロットside

 

「確かにユウマお兄ちゃんお化粧したらキレイになりそうだよね!」

 

 

 

ユウマside

 

「いやいや、待て待て待て待て!! 二人して何言ってるんだよ!!」

 

「俺は嫌だからな! 女装なんてしないぞ絶対に!!」

 

 

マリアside

 

「そんなこと言わずに一回やってみましょうよ、大丈夫よ洋服のセンスはまかせて!!」

 

 

 

ユウマside

 

「えっ!! ちょっと待って、マジでやるの⁉ イヤー!!!!」

 

 

 

1時間後

 

 

 

マリアside

 

「やっぱり私の目に狂いはなかったわ~~♡」

 

 

 

シャルロットside

 

「お兄ちゃん凄くキレイだよ~~♪  モデルさんみたい♪」

 

 

 

ユウマside

 

俺は、1時間ほどシャルロットとマリアさんの着せ替え人形にされた

 

 

「確かに凄くクオリティ高いですけどここまで本気でやらなくてもいいでしょ!!」

 

 

出来上がった姿は、スーパーロボット大戦OGのレオナ・ガーシュタインをご想像ください

 

 

 

マリアside

 

「ユウマ君似合ってるしこのまま帰りましょうか♪」

 

 

 

ユウマside

 

「マジで⁉」

 

 

 

シャルロットside

 

 

「お姉ちゃんただいま~~」

 

 

束side

 

「シャルちゃんおかえり~~   お買い物楽しかったかな?」

 

 

シャルロットside

 

「うん、すごく楽しかったよ♪  ねぇねぇ束お姉ちゃん、この女の子が誰だかわかる?」

 

 

束side

 

「シャルちゃんダメだよ、知らない人連れてきちゃ! ここは秘密基地なんだから」

 

「君も君でついてきちゃダメ で しょ・・・ あれ、その目元と口元のほくろって

 

  まさか・・・ゆーくんなの!!!!!」

 

 

ユウマside

 

「はい、朝霧ユウマです。マリアさんとシャルロットに着せ替え人形にされました」

 

 

 

束side

 

「ゆーくん凄い可愛いよ♪♪ ねぇゆーくん今度この格好でデート行こうよ!!」

 

「クーちゃんと束さんとゆーくんの3人で美人三姉妹だよ!!」

 

 

 

ユウマside

 

「勘弁してくれよ、束・・・」

 

 

この日を境に俺は1か月に2回ほど女装で皆と出かける事になってしまった

 

 

 

後にこの女装が役に立つとは思わなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第7話 そうだドイツにいこう

今回はスーパーロボット大戦OGから2名ほどキャラが出てきます



では続きをどうぞ


ユウマside

 

 

12月某日

 

とある日、俺は新しいIS R-1改の開発を終えのんびりビールを飲んでいると

 

急に本場のドイツビールが飲んでみたくなり

 

「束!! 俺ちょっとドイツに行ってくるわ!!!」

 

 

 

 

「いきなりどうしたの、ゆーくん!! 束さんビックリだよ⁉」

 

 

 

ユウマ

 

「本場のドイツビールとソーセージ食いたくなっちゃったからさぁ、ちょっと遊びに行ってくる」

 

 

シャルロット

 

「お兄ちゃんドイツいくの?? 僕も行きたいよ ねぇ一緒に連れてってよ!!」

 

 

マリア

 

「そうね、ドイツは行ったことないし私たちも行きたいわ」

 

 

 

 

「そうだよ、どうせ行くなら家族みんなでいこうよ。じゃないと束さんおこだよ!」

 

 

ユウマ

 

「みんなゴメン、クロエは大丈夫なのか?ドイツにはいい思い出がないだろう?」

 

 

クロエ

 

「確かにドイツには辛い思い出ばかりですが今はお父さま、お母さま、シャルロットやマリアさんが居てくれるので大丈夫ですよ、なので私も行きます」

 

 

ユウマ

 

「分かったよクロエ、じゃあ皆で行こうか!!」

 

 

1週間後俺たちは空港にいた、毎回束が作ってくれたパスポート使ってるけど凄くドキドキする。  バレるんじゃないかって

 

 

シャルロット

 

「飛行機乗るのなんて久しぶりだなぁ、今回は皆で行けるから楽しみ!!」

 

 

ユウマ

 

「流石に13時間飛行機に乗ってるのは疲れるな、みんな大丈夫か?」

 

 

 

「束さんも流石に疲れちゃったよ、クーちゃんとシャルちゃんは疲れて寝ちゃってるね」

 

 

「今日は、もうホテルに行って寝ようか。明日みんなで観光しようよ」

 

 

ユウマ

 

「そうしようか、マリアさんも時差ボケで辛そうだしね」

 

 

ホテルにチェックイン    

 

 

 

次の日   

 

 

ユウマ

 

「さて、みんなは今日どこ行きたい?俺はとりあえずビールとソーセージが食べられればいいから最初は子供たちの行きたいところ行こうか」

 

 

シャルロット

 

「なら僕はクリスマスマーケット行きたいなぁ、前テレビで見てからずっと行ってみたかったんだよね」

 

 

 

「ならそこ行こうよ、何かおいしい物があるかもね♪」

 

 

ユウマ

 

俺たちは目的のクリスマスマーケットに向かうことにした、道中何か嫌な予感がした

 

すると100メートル先の領事館から男性が何人か慌てて出てきた

 

 

 

???side

 

 

「落ち着いてくれエルザム兄さん、今ここで対応を間違えたら俺たちだけでは対処しきれなくなる」

 

 

 

 

「離せ、ライディ―ス!あの建物には我がドイツの守るべき人々が居るんだ」

 

「私の役目は彼らを守ることだ!!」

 

 

 

ユウマside

 

何か物々しい雰囲気を察した俺は、束たちを近くの建物内に避難させ俺は路地裏で

 

マリアさんに見繕ってもらった女装セットで変装し男性に近づき話を聞いた

 

「なにかあったんですか?」

 

 

 

 

 

エルザム

 

「君は、レオナか⁉ 何故ここに居るんだ!!危ないから離れていなさい」

 

 

 

ユウマ

 

「レオナ? 私はレオナという名前ではありませんよ、私はクリスといいます」  

 

「それで何があったんですか?」

 

 

 

エルザム

 

「すまない、身内の女性に似ていたんで勘違いしてしまった。」

 

 

「先ほどドイツ領事館にテロリストが乱入して利用者が何人も人質に取られているんだ」

 

 

 

ユウマside

 

なんで俺は行く先々でトラブルが起きるのかな・・・

 

でも手を伸ばせば助けられるのに助けなかったら俺は一生後悔する!!

 

「ここは私に任せてくれませんか?あまり大きな声で言えないんですけど私専用ISを持って居るのできっとお役に立てると思います」

 

「任せていただければテロリストを速やかに制圧することをお約束します」

 

 

 

エルザム

 

「・・・分かった、あなたに任せるのは心苦しいが頼めるだろうか?」

 

 

 

ライディ―ス

 

「俺からも頼む、中には兄さんの奥さんで俺の義理の姉も取り残されているんだ、

だからお願いだ中の人を助けてほしい」

 

 

ユウマ

 

「了解しました、ちなみにエルザムさんは領事館の職員ですか?もしそうでしたら相談したいことがあるので後ほどお願いします」

 

 

 

エルザム

 

「君の相談事がどんな内容かは分らんが全力で対応することを約束しよう」

 

 

ユウマ

 

「それでは行ってきます、私が合図をしたら警官隊の突入をお願いします」

 

私はエルザムさんに領事館内に入れる通路や裏口を聞きR-1改を展開しハイパーセンサーを使いながら調べ始めた

 

 

この裏口は施錠されていない、扉の向こうには誰もいないな

 

束にドイツ領事館の管内図調べておいてもらって良かった、確かエルザムさんはメインホールに人々が集められてると言っていた

 

T-LINKシステムが搭載されてるR-1改はT-LINKセンサーが使える

 

「よし、T-LINKフルコンタクト T-LINKセンサー起動!!」

 

 

 

「領事館内のテロリストは合計5人か、全員メインホールにいるな。」

 

「ならT-LINKリッパーで銃火器を破壊した直後にG・リボルヴァ―にスタンバレットを装填して発射、即無力化、よしこのプランで行こう」

 

 

T-LINKリッパー アクティブ  ターゲットロック GO!!

 

 

 

 

テロリストside  

 

「なんだか随分と静かだなぁ、どうなってんだ?」

 

  ガシャン!!!!(窓ガラスが割れる音)

 

 

「なんだ⁉ うわ、俺たちのライフルが壊されたぞ、どうなってんだこれ!!」

 

 

 

ユウマ

 

銃火器の破壊を確認、よしっ!!

 

バァン(扉を蹴り破る音)

 

「スタンバレット発射!!!  目標無力化確認!!」

 

 

「エルザムさん対象を無力化しました、突入をお願いします!!!」

 

 

エルザム

 

「警官隊突入!!! 速やかに対象を捕縛後、救助者の保護を最優先だ!!」

 

 

 

 

ユウマ

 

ふう、無事に事件解決だな。

 

私はISを解除し外に出ていく、良かった誰もケガしなくて済んだな

 

 

 

エルザム

 

「クリスさん、ご協力ありがとうございました!!」

 

「それで相談とは何だい?」

 

 

 

 

ユウマ

 

「その前に家族と合流してからでいいですか?すぐ戻りますんで」

 

 

「束、皆ただいま!!」

 

 

 

 

「ゆーくん、おかえりなさい!! ケガしてない?」

 

 

ユウマ

 

「大丈夫だよ、束 これからドイツ領事館の人と話をするから皆にも来てほしい」

 

 

 

「エルザムさんお待たせしました、それでお話なんですが中でお願いしてもいいですか?」

 

 

「実は、私男で朝霧ユウマって言います。今無国籍の状態なんです。それでご相談なんですがここに居る俺の家族全員分のドイツ国籍を取得できませんか?」

 

 

エルザムside

 

「ちょっと待ってくれ、君は男でありながらISを動かせるのかい⁉」

 

「それが本当なら世界が大混乱するぞ!!」

 

「見ず知らずに私たちを助けてくれた君が嘘をついているとは思えない、ISが使えることは本当なんだね」

 

 

ユウマ

 

「はい、何ならドイツのIS研究所で実際にISが使えるかやりますのでおねがいできませんか?」

 

 

「ドイツが世界に先駆けて男性操縦者のデータを集められるっていう大きなメリットもありますし何よりここにISの生みの親の篠ノ之束博士もいますよ」

 

 

 

エルザム

 

「篠ノ之束博士がいるっていうのは本当かい!!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「はい、 束もう変装を解いてもいいよ。エルザムさんは信用できる人だ」

 

 

 

 

束side

 

「分かったよゆーくん・・・初めまして篠ノ之束です」

 

「実は、私たちずっと秘密基地に隠れていたんですけどゆーくんの事もそろそろ隠せなくなってきそうだったのでどこかの国に所属すればゆーくんを守れるんじゃないかと思ったんです。」

 

「だからお願いします、私たちをドイツに居させてください」

 

 

 

エルザムside

 

「なるほどね、分かったドイツ国籍は私が責任をもって用意しよう」

 

「IS関係については後日我が国の研究所にて検査させてもらうけど構わないね」

 

 

 

 

ユウマ

 

「構いません、束も構わないね」

 

 

 

「はい、それでゆーくんが守れるなら精一杯協力させてもらいます」

 

 

エルザム

 

「なら今日はドイツ大使館に泊まっていきなさい。」

 

「ことが事だけに君たちは国賓待遇並みの人物だからね」

 

「何か困ったことがあれば専属の使用人を付けるから彼に言うといい」

 

「それではまた後日予定を組むからそれまでゆっくり休んでくれ」

 

 

 

 

ユウマ

 

「疲れた…慣れないことはするもんじゃないね」

 

でもこれで家族みんなでゆっくり暮らせるかな

 

 

 

 

この日久しぶりに俺は念動力の使い過ぎでまた2日ほど眠り続けた

 

 

 

 

 




スーパーロボット大戦OGからエルザムさん、ライディ―スに出てもらいました

これからユウマたちはドイツ所属になります

ドイツといえばあの子ですがあの子はヒロインではなく娘ポジションの予定です

初めてこんなに長く書いた


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第8話 新しい生活

アンケートの結果 一夏と箒はアンチ無しになりました

なるべく綺麗な一夏と綺麗な箒になるように頑張ります


ユウマ  

 

あれから1週間後、大使館にエルザムさんが訪ねてきた

 

 

エルザム

 

「君たちに頼まれていたドイツの戸籍の件だが無事取得できたよ」

 

 

ユウマ 

 

「エルザムさん、シャルロットとマリアさんの苗字なんですが変更して登録できましたか?」

 

 

エルザム

 

「それなら問題なかったよ、[シャルロット・ブロウニング]と[マリア・ブロウニング]で登録したから安心してくれ

 

 

ユウマ

 

「うまくいって良かったです、でも俺たちを登録する時揉めませんでした?」

 

 

エルザム

 

 

「それがね満場一致で是非皆さんを我がドイツにってみんな賛成だったよ」

 

 

ユウマ

 

 

「そうですか、でも自分で言ってもなんですが皆さん良く信じてくれましたね。

 

こんな眉唾物みたいな話を」

 

 

エルザム

 

「それがだね、実はこんな記事があって2年前のイギリスで男性が赤いISを纏っていた写真が掲載されたんだ」

 

「その男性の姿がユウマ君にそっくりでね、当時は誰も信じていないし何よりもイギリス貴族のオルコット家がこの記事をすぐに差し止めたようなんだよ」

 

 

ユウマ

 

「それ俺がイギリスで暴走列車を止めたときに丁度セシリア・オルコットっていう女の子にこのことは内緒にしてくれって言ったんでそれで差し止めてくれたんだと思います」

 

 

エルザム

 

「そういうことだったんだね、道理で騒ぎになってないはずだ」

 

 

「それで今後の予定なんだが明後日にIS研究所で研究員立会いの下起動実験をしたいんだが大丈夫かい?」

 

 

ユウマ

 

「明後日なら大丈夫ですねISは研究所に訓練機みたいのはありますか?」

 

 

エルザム

 

「それなら問題ない、ドイツ軍の部隊からISを一機借りてきているそうだから安心してくれ」

 

「当日その部隊の面々が見学したいそうなんだが構わないかね?」

 

 

ユウマ

 

「構いませんよ、見られても減るもんじゃありませんから」

 

「エルザムさん話は変わりますけど俺たちドイツに家を借りたいんですけど、何処かおススメの所とかありますか?」

 

 

エルザム

 

「それならドイツ政府が君達用に家を用意してくれるそうだよ、場所は少し郊外になるけど少し行けば大きい街も有るし生活にはまず不自由しない所だよ」

 

 

ユウマ

 

「なんかすいません、色々迷惑かけちゃって」

 

 

エルザム

 

「これくらい構わんさ、我々としても得られるものが多い取引だからね」

 

「さて、これが君たちが住む家の住所と周辺地域の地図だよ」

 

「車で家まで送っていくからみんなを呼んでくるといい、要人警護用の車だからちょっと窮屈かもしれないがね」

 

「みんなを呼んで来たら裏口の方に来てくれるかい?」

 

「あとこれがドイツ国籍を証明する身分証だから皆に渡してあげてくれ、くれぐれも無くさないようにね!」

 

 

ユウマ

 

「分かりました、皆を呼んできます」

 

 

「束~クロエ~シャルロット~マリアさ~んドイツ国籍の身分証が出来たよ、ちゃんと苗字も変えてくれたよ」

 

 

マリア

 

「あら本当ね~ちゃんとブロウニングになってるわ、何から何まで申し訳ないわね」

 

シャルロット

 

「お母さん僕たち新しい名前に変わったんだね!本当はお兄ちゃんと同じ苗字がよかったなぁ」

 

 

マリア

 

「シャルロット、ユウマ君と結婚すれば同じ苗字になれるわよ♪」

 

 

シャルロット

 

「お母さん何言ってるの!!僕はそんなつもりで言ったんじゃないよ⁉」

 

 

マリア

 

「あら、そうなの?でもユウマ君格好いいし優しいし良いと思うわよ♪」

 

「今度束ちゃんに相談してみましょうか、束ちゃんに許可もらえればOKよ♪」

 

 

シャルロット

 

「お兄ちゃんと結婚・・・お兄ちゃんの奥さん・・・そうだね今度お姉ちゃんに相談してみるよ」

 

 

 

「お~これがドイツの身分証明書なんだね、これでまたゆーくん達と一緒に居られるね♡」

 

 

クロエ

 

「これが身分証明書なんですね、お父様ありがとうございます♪」

 

 

ユウマ

 

「さて、皆ドイツ政府が家を用意してくれたからこれから新しい家に行くよ~」

 

 

みんな

 

「は~い♪」

 

 

    車で移動中

 

 

エルザム

 

「ここが君たちの家だよ、家具なんかは備え付けてあるから好きに使ってくれて構わないからね」

 

「それじゃあ困ったことがあったらいつでも連絡してくれ、また明後日迎えに来るからな、それじゃあみんなおやすみ」

 

ユウマ

 

「エルザムさんありがとうございました!!また明後日よろしくお願いします」

 

「それじゃあみんな入ろうか」

 

 

「あ、今日買い物に行けてないから晩御飯が無い・・あれ使うか」

 

「みんな、今日晩御飯作れないからこのグルメテーブル掛け使うから座って食べたいものを思い浮かべれてくれ。」

 

「どんな料理でも出てくるからジャンジャン食べてくれ♪」

 

 

束・クロエ・シャルロット・マリア

 

「やったー♪  いただきまーす♪♪♪」

 

 

この日は皆でたくさん食べてゆっくり休んだ

 




今回イセリアルさんからいただいたアイデアのグルメテーブル掛けを出してみました


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第9話 イギリスの淑女との再会と婚約

今回はヒロインが全員揃います

にらさん、はぜさん、津島ヨハネさん☆評価ありがとうございます♪


 

ユウマ

 

 翌日俺たちは新しい家の冷蔵庫に入れる食材などを買いに町の市場に来ていた

 

 

 

「束、今日のお昼と夕ご飯は何が食べたい?リクエストがあれば俺が作るよ」

 

 

 

「ゆーくんの手料理なんて久しぶりだね!今日はお昼はパスタで夕ご飯はハンバーグがいいな~」

 

 

ユウマ

 

「パスタとハンバーグね、パスタは何味のパスタがいいの?」

 

 

 

「今日はカルボナーラの気分かな♪」

 

 

ユウマ

 

「カルボナーラね、了解!」

 

 

 

 

???

 

「あの、もしかして朝霧ユウマさんですか?私セシリア・オルコットです。

 

覚えていらっしゃいませんか?」

 

 

ユウマ

 

「オルコットさん、覚えているよ。イギリスで列車騒動の時に会って以来だね

 

 今日はどうしてドイツに居るんだい?」

 

 

セシリア

 

「私、今イギリスで代表候補生をしていまして今日はドイツとの親睦を深める交流会に参加しに来たんですの」

 

 

ユウマ

 

「オルコットさん、代表候補生になったんだね。凄いじゃないか!!」

 

 

セシリア

 

「はい、ありがとうございます朝霧様♪」

 

 

ユウマ

 

「堅苦しいのは苦手だからユウマでいいよ」

 

 

セシリア

 

「なら私もセシリアと呼んでくださいな♪」

 

 

 

 

「ねぇねぇゆーくん、この子はだあれ?」

 

 

ユウマ

 

「こちらは、セシリア・オルコットさん。2年前にイギリスで列車騒動の時に会ったんだよ」

 

 

 

「あの時に会ってたんだね、初めまして朝霧束です。こちら朝霧ユウマさんの婚約者です。」

 

 

 

セシリア

 

「ゆ、ユウマ様婚約者がいたんですの・・・」

 

 

 

 

ユウマ

 

「おい束、婚約者ってなんだよ⁉」

 

 

「え~、ゆーくん私にずっと一緒に暮らしたいって言ってくれたじゃん。それってもうプロポーズでしょ!」

 

 

ユウマ

 

「プロポーズなら指輪用意してロマンチックな感じで言うでしょ!!」

 

 

 

「え~、束さん的にはあの時は凄くロマンチックだったよ♪」

 

 

ユウマ

 

「プロポーズはもう少しセリフとかシチュエーションとか考えてしようと思ってたの!!」

 

 

 

 

 

セシリア

 

「そうですわよね・・・ユウマ様は素敵な方ですから婚約者がいてもおかしくありませんよね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この子もしかしてゆーくんの事を好きなのかな?

 

 

 

「ゆーくん、束さんちょっとこの子とお話したいことがあるからちょっと席外してもらってもいい?」

 

 

 

 

ユウマ

 

「?? 分かった、とりあえずどこかのカフェで時間つぶしてるから終わったら連絡してくれ」

 

 

 

 

 

「りょーかい、じゃあゆーくん後でね♪」

 

 

さて、シャルちゃんも呼ばないとね

 

   PULL PULL PULL

 

 

「あ、もしもしシャルちゃん今どこにいるの~?今から言う所にマリアさんと来てほしいんだけど大丈夫?なら今から言うカフェまで来てね~」

 

これで良し

 

 

「セシリアちゃんもう少し待っててね、大丈夫何もしないからただお話がしたいの」

 

 

 

シャルロット

 

「あ、お姉ちゃん来たよ~急にどうしたの?」

 

マリア

 

「何か急用かしら?」

 

 

 

「ちょっとシャルちゃんとこちらのセシリアちゃんを交えてお話がしたかったんだ」

 

 

「単刀直入に聞くね・・・二人ともゆーくん、朝霧ユウマくんの事が好きだね」

 

 

 

セシリア&シャルロット

 

「え、なんでそんなこと聞くんですか・・・私たちはそんな事・・」

 

 

 

「別に怒ったりしないよ、二人の正直な気持ちを教えてほしいんだ」

 

 

 

セシリア

 

「私は2年前の鉄道の事件の時からずっとユウマ様の事が好きでした・・」

 

 

 

シャルロット

 

「僕は、お母さんを助けてもらってから一緒にいるうちに好きになっちゃって・・」

 

 

 

マリア

 

「束ちゃんはシャルロットの気持ちに気付いていたの?」

 

 

 

「まあね、束さんも恋する女の子だし大体わかるよ・・・」

 

 

 

「それでね二人ともゆーくんと結婚したい?」

 

 

 

セシリア&シャルロット

 

 

「無理だとは分かってはいます・・・でも私たちは願いが叶うなら結婚したいです」

 

 

 

 

「なるほどね・・よしこうなったら束さん達3人でゆ~くんと結婚しちゃおうよ!!」

 

 

 

セシリア&シャルロット

 

「え・・良いんですか・・・束さんがお付き合いしてるのに」

 

 

 

「束さんは、シャルちゃんにもセシリアちゃん・・・長いからセーちゃんでいいね

 

二人に辛くて悲しい思いはさせたくないの・・・」

 

 

「それに私たち3人とゆ~くんが納得していればそれはそういう形の愛情なんだよ」

 

 

 

 

「別に浮気でも不倫でもないかけがえのない大切な家族として接していければそれで良いんだと束さんは思うよ」

 

 

 

 

「束さんとゆーくんには血の繋がってない娘が居るんだけど私たち二人はそんなこと関係ないぐらいの愛情を注いでるんだよ」

 

 

 

「血の繋がりが無くても奥さんが3人いても家族全員が幸せで楽しく暮らせれば束さんは全然かまわないんだよ」

 

 

「だからゆーくんに皆で思いを伝えようよ。ゆ~くんは皆の幸せを最優先に考えてくれる素敵な人だよ、だから大丈夫!」

 

 

「まずは、セーちゃんのご両親に説明してご了承を得ないといけないね」

 

 

 

????

 

「その必要はないよ、話はだいぶ前から聞かせてもらっていたんだよ」

 

 

セシリア

 

「お父様、お母様!!!何時からこちらにいらしていたんですか?」

 

 

セシリアの両親

 

「皆さん初めまして、セシリアの父のジェームズ・オルコットです。」

 

 

「私は母のエミリア・オルコットです。」

 

 

 

「初めまして、私は朝霧束です。それで先ほどのお話なんですがご両親は今回の事をどうお考えですか?」

 

 

ジェームズ

 

「私は、娘の幸せを第一に考えていてね・・セシリア本人が幸せだと思っているのであればそれでいいと思ってるんだ」

 

 

エミリア

 

「大切な娘が自分の意志で決めたことなら親はそれを精一杯応援するものよ♪」

 

 

「ましてや2年前に危険を顧みずに多くの列車の乗客を助けてくれた彼なら安心して娘を任せられるわ」

 

 

セシリア

 

 

「お父様・・お母様・・良いんですか、こんな私の我がままを聞いてもらっても」

 

 

 

ジェームズ

 

「これぐらいの我がままなんて気にならないさ、私たちはいつでもセシリアの味方なんだから・・・」

 

 

セシリア

 

「お父様、お母様、ありがとうございます・・・・」

 

 

 

「ならゆーくんをそろそろ呼びますね、ちゃんと事情を説明しないといけないので」

 

 

PULL PULL PULL

 

「あ、ゆーくんお話は終わったよ。でねゆ~くんに聞いてもらいたい話があるんだ」

 

「さっきのカフェまで来てくれる?  分かった、待ってるね」

 

 

「5分くらいで戻って来てくれるみたいです」

 

 

 

 

        5分後

 

 

 

ユウマ

 

「今戻ったよ~  あれ、なんか人増えてない?」

 

 

 

 

 

ジェームズ

 

「初めまして、君が朝霧ユウマ君だね。

 

私たちはセシリアの両親でジェームズとエミリアだよ、以前は列車事件の時に助けてくれてありがとう」

 

 

 

ユウマ

 

「気にしないでください、俺が助けたくて助けただけなんで」

 

 

「それで今日はどうしたんですか?」

 

 

 

ジェームズ

 

「実はね、ユウマ君に娘のセシリアをお嫁にもらってほしくてね」

 

 

マリア

 

「私も、ユウマ君に娘のシャルロットをお嫁に貰ってほしいのよ」

 

 

 

ユウマ

 

「え・・ どうゆうことですか?話が全然見えないんですけど・・」

 

 

 

ジェームズ

 

「実はね娘のセシリアが列車事件以来ユウマ君の事が好きになったようでね、先ほどこちらの束さんと話して・・束さん、セシリア、シャルロットさんの3人を纏めてお嫁にしてもらおうってことになったんだよ」

 

 

 

ユウマ

 

「マジですか・・みんなはそれで良いの?」

 

 

 

束、シャルロット、セシリア

 

 

「みんなで話し合って決めたんだ。だから私たちをお嫁さんにしてください!!」

 

 

 

ユウマ

 

「これから俺の自身の境遇はどうなるか分からない、それでも良いんだね?」

 

 

束、シャルロット、セシリア

 

 

「はい、どんなことがあってもユウマさんと一緒に生きていきます!!」

 

 

 

ユウマ

 

「分かった・・・俺も覚悟を決めるよ。」

 

 

 

「束、シャルロット、セシリア、俺と結婚を前提にお付き合いしてください!!」

 

 

 

束、シャルロット、セシリア

 

「はい・・・喜んで♪♪♪」

 

 

 

 

こうして俺に3人の婚約者が出来た

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

 

「そういえば、ジェームズさん列車事件の時の記事が新聞になりそうな所を止めてくれたそうで、ありがとうございました。」

 

 

ジェームズ

 

「セシリアの頼みでもあったからね、それに君は私たちの命の恩人だからね♪」

 

 

「それにあの時の世界情勢は中々不安定だったからね、男性操縦者なんて現れたらそれこそ一大事だったからね」

 

 

 

「それに、娘の未来のお婿さんに恩を作るのも悪くないと思ってね♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

 

「ハハハ・・・この人には敵わねえや・・・」

 




今回もちょっと無理やりですが原作前に束、シャルロット、セシリアの3人と婚約してもらいました

全員が幸せならそれが一番なんですよね


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第10話 黒兎達

ユウマ

 

束、シャル、セシリアの3人と婚約した次の日、俺と束、シャル、セシリアの3人はドイツのIS研究所に来ていた

 

 

 

エルザム

 

「ユウマ君、こちらにいるのが我がドイツのIS研究の第一人者の博士たちで右から」

 

[マリオン・ラドム博士]

 

[シュウ・シラカワ博士]

 

[ロバート・オオミヤ博士]

 

[カーク・ハミル博士]

 

 

「この4人でドイツのISを開発、設計しているんだ」

 

 

「そしてこっちにいるのが我がドイツの誇る最高のメカニック達で右から」

 

[アストナージ・メドッソ]

 

[キッド・サルサミル]

 

[ロウ・ギュール]

 

[セレーネ・マクグリフ]

 

[イアン・ヴァスティ]

 

 

「ちなみにセレーネさんはIS操縦者としても優秀な人だよ」

 

 

 

ユウマ

 

「皆さん、今日はよろしくお願いします」

 

 

「まずこちらも自己紹介ですね」

 

「自分が朝霧ユウマです」

 

「私は篠ノ之束です」

 

「僕はシャルロット・ブロウニングです」

 

「私はセシリア・オルコットです、今回は特別にこの場所に同席させていただきました」

 

 

 

ロバート

 

「君がISを最初に開発した篠ノ之束博士なんだね!!あえて光栄だよ♪」

 

「我々もISで宇宙に行くために研究してるんだけど中々上手くいかなくてね・・行き詰っていたんだ、その時に朝霧ユウマ君と篠ノ之束博士の話を聞いてね是非とも色々意見を交わしたいと思っていたんだ」

 

 

 

シュウ

 

「私たちの作るISはフルスキンではないのでどうしてもパイロットの安全をまだ完全に守れる段階ではないのです」

 

「朝霧君のISは全てがフルスキンだと聞きます、是非ともこの目で見せて頂きたいものです」

 

 

ラドム

 

「朝霧君あなたは赤い武骨なISを持っているそうね、あとで纏ってもらってもいいかしら?」

 

 

カーク

 

「我々としても未知のISだからな、貴重な機会だ。色々と学ばせてもらおう」

 

 

アストナージ

 

「お前さんたちは自分でISをメンテナンスしてるのか?何かわからないことがあったら何でも聞いてくれよ!道具も好きなだけ使っていいからな♪」

 

 

キッド

 

「お兄さん、お姉さん新しい武装に興味は無いかい?俺は色々武装メインで開発していてね、色々アイデアとかも欲しいんだ。後で見ておくれよ!」

 

 

ロウ

 

「俺たちは修理もプロだからな、壊れたらなんでも直してやるぜ」

 

セレーネ

 

「私の夢も宇宙に行くことなの、あとで色々話しましょうね♪」

 

 

イアン

 

「お前さん達のISは格好いいらしいじゃねえか、あとで見せてくれよ!!」

 

 

 

 

 

エルザム

 

「みんな少し変わっていたりするが良い人達だろう、彼らは信頼できるメンバーだからユウマ君たちも安心してくれ」

 

 

 

 

 

「・・・・皆さん私の夢を馬鹿にしないんですか?・・・世界の人たちは子供の夢だって笑ったのに・・叶うはずもないって否定したのに・・・」

 

 

イアン

 

 

「束ちゃんだったね、開発者もメカニックも夢を追い求めるもんなのさ。夢を叶えるために研究して開発してメンテして改良してドンドン夢に近づけていくもんさ」

 

 

「だから世の中の馬鹿どもが束ちゃんの夢や目標を貶して侮辱してとしても生粋の研究者とメカニックは絶対に人の夢を否定なんてしない、むしろ応援してやるもんさ!!」

 

 

「だから束ちゃんも自分の夢に自信を持つんだ!!夢に向かって地道に努力すれば必ず夢は叶う!!!だから世の中の馬鹿どもは放っておいて信頼できる仲間と頑張ればいいんだ!!」

 

 

「だから、そんな辛くて泣きそうな顔は辞めな!!!!笑顔で夢に向かって進めばいいんだよ!!!」

 

 

 

 

ユウマ

 

 

束は、イアンさんにそう言われて今までの自分の苦労を、夢を認めてもらえて嬉しかったんだろう・・・大粒の涙を流して泣いていた・・・

 

俺は、束に寄り添いシャルとセシリアも束を抱きしめ束が泣き止むまで抱きしめ続けた

 

 

 

 

「皆さん、ありがとうございます。私を認めてくれて・・・これで少し前に進めそうです」

 

 

 

アストナージ

 

「良いってことよ!!相談事があれば誰でもいいから相談しろよ!!束ちゃん」

 

 

 

エルザム

 

 

「彼らとユウマ君たちを会わせたの正解だったな。」

 

 

「みんな話に水を差してすまないが、当初の予定のユウマ君のIS展開等のテストをしよう」

 

 

 

アストナージ

 

「いけね、すっかり忘れてたぜ⁉ 博士達準備できてますか!!」

 

 

 

シュウ

 

 

「当然です、彼らと会う前に前もって既に準備は完了していますよ」

 

 

 

エルザム

 

「ユウマ君、すまないがテストをする時から見学者が入るんだが大丈夫かい?」

 

 

ユウマ

 

「ええ、一昨日に言った通り見られても構いませんよ」

 

 

 

エルザム

 

「ありがとう、さあ君達入ってきたまえ。」

 

 

 

 

????

 

「今回はテストの見学を許可していただきありがとうございます、私は[シュヴァルツェ・ハーゼ隊]所属のラウラ・ボーデヴィッヒ少佐です」

 

 

ユウマ

 

「これはご丁寧に、自分は朝霧ユウマです。ユウマって呼んでください」

 

 

ラウラ

 

 

「今回は我が部隊から試験用のISを貸し出したということで特別に部隊一同で見学させていただきます」

 

 

 

 

ロバート

 

「ユウマ君すまないね、今丁度使えるのが試験中の第三世代のシュヴァルツア・レーゲンしか回せなくてね。一緒に稼働データなんかも収集することになるけど構わないかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「全然構いませんよ、丁度普通のIS乗ってみたかったんで。でも俺のISどれも現行ISと比べるとぶっ飛んだスペックなんであんまりあてにならないと思いますけど」

 

 

 

カーク

 

 

「構わんさ、とりあえずの一連の動きと武装がしっかり展開できるか、どの程度負荷がかかるかが分かればいいからな」

 

 

 

ユウマ

 

「なるほど、了解です」

 

 

 

ラウラ

 

「ユウマ殿のISはどんな感じなのだ・・後で見せていただけないだろうか?」

 

 

 

ユウマ

 

「構わないよ、ついでに俺のIS纏ってみるかい?別に装着者に指定はかけてないから。でも明確な悪意とか盗もうとか犯罪経歴とかあると無理だけどね」

 

 

 

ラウラ

 

 

「良いのか!!ぜひお願いしたい!!!私達の部隊は全員が日本のロボットアニメが好きでな部隊の皆も構わないか?」

 

 

 

ユウマ

 

「良いよ~  束~俺のIS全部持ってきてくれてる~?」

 

 

 

 

 

「もちろんだよ!!ゆーくんのISは束さんの大切な宝物だからね!!!」

 

 

 

ユウマ

 

 

「あ、エルザムさんこの場所にもう一人呼んでほしい人が居るんですけど待合室にいるクロエを連れてきてもらえませんか?」

 

 

 

エルザム

 

「クロエ君だね、ちょっと待っていてくれ・・」

 

 

 

クロエ

 

「お父様お呼びですか?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、クロエちょっと紹介したい子たちが居るんだ。こちらのラウラさん達だよ」

 

 

ラウラ

 

 

「初めまして私はラウラ・ボーデヴィッヒ少佐だ、よろしく頼む」

 

 

 

クロエ

 

 

「私は朝霧クロエです、よろしくお願いします」

 

 

「お父様どうして私を呼んだのですか?」

 

 

 

ユウマ

 

「クロエ、今ここに居るラウラさん達シュヴァルツェ・ハーゼの皆はクロエと遺伝子情報が似ている。おそらくはクロエの妹たちだよ」

 

 

 

クロエ

 

 

「妹ですか・・・私に妹・・・・私がお姉さんになるんですね・・・」

 

 

ラウラ

 

 

「私たちに姉上がいたとは驚きだ、だが私たちはクロエ殿をどう呼べばいいんだ?」

 

 

 

クロエ

 

 

「試しにお姉ちゃん、姉上、お姉さまって呼んでもらえますか?」

 

 

 

 

ラウラ

 

 

「??   お姉ちゃん!!  姉上!!  お姉さま!!  此れでいいのか?」

 

 

 

クロエ

 

「ラウラ、今度から私の事はお姉ちゃんと呼んでください!!」

 

 

 

ラウラ

 

「なら部隊の皆にも伝えておこう・・・お姉ちゃんこれからよろしくね♡」

 

 

 

クロエ

 

「お父様、妹が凄くかわいいです♪♪」

 

 

ラウラ

 

「そうなるとユウマ殿は我々の父親になるのか・・・・これからよろしくねお父さん♪♪♪」

 

 

 

ユウマ

 

 

  ズキューン♡♡♡

 

 

「束~~~新しく出来た娘がメチャクチャ可愛い~~~~♪♪♪」

 

 

 

 

 

 

「ええ!!娘ってどういう事⁉⁉」

 

 

 

ラウラ

 

 

「これからよろしくねお母さん♪♪♪」

 

 

 

 

 

「キャ~~~♡♡らーちゃんメッチャ可愛い~~♪♪♪」

 

 

シャル

 

「お姉ちゃんだけズルいよ~~ラウラ僕の事は姉さんって呼んで!!」

 

 

ラウラ

 

「シャルロット姉さんこれからもよろしくね♪♪♪」

 

 

シャル

 

「キャ~~~♡♡♡もう世界一可愛いよラウラ♪♪♪」

 

 

セシリア

 

「そうですわ、ラウラさん私はお姉ちゃんと呼んでくださいな!!」

 

 

ラウラ

 

「セシリアお姉ちゃんよろしくね♪♪♪」

 

 

セシリア

 

「これは堪りませんわ~~~♪♪♪」

 

 

 

 

ロバート

 

 

「なんだか向こうが賑やかだね♪ とりあえずユウマ君はISを纏ってみてくれるかい?」

 

 

 

ユウマ

 

 

「はい、よろしくなレーゲン」

 

そう声を掛けてレーゲンを纏うと

 

 

???

 

「よろしく、お兄さん」

 

 

 

ユウマ

 

「ん、今の声はどこから?」

 

 

 

レーゲン

 

 

「僕だよ今君が纏ってるレーゲンだよ♪」

 

 

 

ユウマ

 

「マジか、コア人格の声が聞こえるとは」

 

 

 

レーゲン

 

「今はまだ本調子じゃないからこんな感じだけどすぐに向こうのお姉ちゃんたちとも話せるようになるよ♪」

 

 

ユウマ

 

「なら真っ先に束に話しかけてやってくれ、すごく喜ぶからさ」

 

 

レーゲン

 

「ん、了解・・・今から制御の方に回るからまた後でね~~」

 

 

ユウマ

 

 

「はいよ~~」

 

 

 

ロバート

 

「ユウマ君今から少し室内を歩いてくれるかい?それが終わったら少し休憩しよう」

 

 

 

ユウマ

 

 

「はい、じゃあ行ってきます」

 

 

 

 

ロバートside

 

 

「これは凄いな、ISとの適合率とシンクロ率がかなりの高さだ」

 

 

カーク

 

「ロバートどうしたんだ?」

 

 

ロバート

 

「カークこれを見てくれ、ユウマ君とレーゲンとの適合率だ」

 

 

カーク

 

「なんだこの高い数値は!!今までこんな数値は見たことがないぞ」

 

 

ロバート

 

「ああ、どうやらユウマ君はISに選ばれた人間みたいだね。ここに居る皆で協力すれば男性専用のISも夢じゃないかもしれないな」

 

 

カーク

 

「そうだな、とりあえずそろそろ休憩にしよう。向こうの彼女たちがユウマ君のISを見たくて堪らないそうだ」

 

 

ロバート

 

「僕たちも一緒に見せてもらおうか♪」

 

 

カーク

 

「だな」

 

 

ロバートside 終わり

 

 

 

ラウラ

 

「お父さん早くISを見せてくれ!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「はいはい、これが一番武骨なIS[アルトアイゼン・リーゼ]だ!!」

 

 

 

ラウラ

 

「おお~~格好いいぞお父様!!」

 

 

 

しばらくみんなで俺のISの見学会をした




今回は、スパロボOGから開発者に皆さんとガンダムから神のメカニックさん達に来てもらいました


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第11話襲撃 ユウマの覚醒

アクルカさん、イセリアルさん、葉月ねずみさん評価ありがとうございます


皆で俺のISを見学し終わりしばらく談笑しているといきなりアラートが鳴った

 

 

ロバート

 

「何処かの国のIS部隊がこちらに向かってきています!!」

 

 

エルザム

 

「何!!!今すぐに緊急シェルターモードを起動しろ!!」

 

 

シュウ

 

「了解しました!!シェルター起動!!!!」

 

ガシャ ガシャ ガシャ ガシャ

 

「シェルター起動しました!」

 

 

 

 

?????

 

「出てきなさい朝霧ユウマ!!!アンタがここに居るのは分かってんのよ!!」

 

 

エルザム

 

「誰だアイツは!!」

 

 

 

カーク

 

「おそらく女性権利団体の代表のアギラ・セトメです!!」

 

 

「残酷なことを平然とやる最低の科学者です!!」

 

 

 

ユウマ

 

 アギラ・セトメって確かスパロボに出てたあのクソばばあだよな!

 

 なんでこの世界に奴が居るんだ?

 

 

アギラ

 

「出てこないなら炙り出すまでよ!!お前たちシェルターを破壊しろ!!」

 

 

兵士

 

「リョウカイシマシタ・・・ハカイシマス・・」

 

 

 

 

ユウマ

 

 あいつら辺り一帯ににバズーカを乱射しやがった!!

 

「エルザムさんどうすればいいですか?」

 

 

エルザム

 

「今ドイツ政府に連絡を取ってすぐに部隊を派遣してくれるそうだがそれまでシェルターが持つかどうか・・」

 

 

ロバート

 

「エルザムさん、大変ですシェルターの損害率が50パーセントを突破しました!!」

 

 

エルザム

 

「何!!奥の方に避難するんだ!!」

 

 

     ドカーーーン

 

 

アギラ

 

「ようやくシェルターが壊れたかい・・・見つけたよ!!朝霧ユウマ」

 

 

ユウマ

 

俺は情報を引き出すために話を繋ぐことにした

 

「誰だアンタは、一体ドイツに何の用だ!!」

 

 

アギラ

 

「何の用だと?お前を始末するために決まっているだろう!!!」

 

「男の分際で女にしか使えない神聖なISを汚しおって恥を知れ!!」

 

 

ユウマ

 

「恥だぁ、俺からすればタダISが使えるだけで選ばれた気になっているテメェらみてなヒステリー拗らせたクソばばあなんかよりよっぽどマシだがなぁ!!」

 

 

アギラ

 

「貴様言うに事欠いて私をクソばばあだと!!!許せんここに居る奴らを皆始末しろ!!」

 

 

ユウマ

 

「みんな此処は俺が時間を稼ぐから安全な場所まで逃げるんだ!!」

 

 

 

「そんな!ゆーくんを置いていけないよ!!!」

 

ユウマ

 

「いいから行け!!束お前の夢を此処で終わらせるわけにはいかないんだよ!!」

 

 

 

「嫌だ!!私の夢はゆ~くんとここに居る皆の夢になったんだよ!!!

 

 それなのにゆ~くんが居なくなっちゃったら私はもう夢を追いかけられないよ!」

 

 

アギラ

 

「おや、よく見れば篠ノ之束博士が居るじゃないかい・・・お前たちあそこにいる博士を捕まえろ、何多少なら傷つけても構わん・・ヤレ」

 

 

ユウマ

 

 マズイ、ヘイトが束に向いた!!

 

 

兵士

 

 

「博士を補足・・・攻撃を開始します・・・・」

 

 

 

「キャ――――」

 

 

ユウマ

 

「束ーー、こんな時どうすればいい・・・そうだ!!こんな時はドラえもんの道具に確か・・・あったタンマウォッチ・・これで・・タンマ!!!!」

 

 

 

「よし、一時的に止まったな・・・これで束を安全なところに運んで・・・兵士をアギラの方に向かせて・・よし、タンマ解除!!」

 

 

アギラ

 

 

「フフフ・・話にならないね・・所詮この程度・・何!!!!」

 

 

「なぜ兵士たちが私の方に向かって攻撃している!!!」

 

「貴様・・・何をした⁉⁉」

 

 

 

ユウマ

 

「言うわけないだろうクソばばあ!!!」

 

 

アギラ

 

「チッ・・ん、よく見れば[クロエセブン]と[ラウライレブン]が居るじゃないかい」

 

 

ユウマ

 

 

 なんだ、[クロエセブン]と[ラウライレブン]だと・・・・まさか!!!

 

 

アギラ

 

「あの時の出来損ないどもが生きているとはな・・まあいい処分してやる」

 

 

 

ユウマ

 

 クロエとラウラを処分だと・・・・あのクソばばあ、よりにもよって俺の大切な娘を処分だと・・・

 

      ブチっ!!!!!!

 

「おい・・アギラ・セトメ・・・テメェ今なんつった・・・・」

 

 

アギラ

 

「出来損ないの欠陥品を処分するといったのだ・・・・それが何だ」

 

 

ユウマ

 

「俺の娘たちが出来損ないだと・・・・・・」

 

 

「アギラ・セトメ・・人間を欠陥品呼ばわりするんじゃねえ!!!!!!!」

 

 

 

「俺から言わせればテメェの方がよっぽどポンコツの欠陥品のクソばばあだ!!」

 

 

 

「来い・・R-1改・・俺たちの力見せてやろうぜ・・・・俺の大切な嫁を・・

 

大切な娘を・・・俺の大切なもの全部傷つけようとしたあのクソばばあをぶちのめすぞ」

 

 

 

????

 

「へっ・・・その声を待ってたぜ!!!  行くぜ相棒!!!!」

 

 

ユウマ

 

今の声は、まさか・・・

 

 

???side

 

 

「ようやく声が出せるようになったぜ・・よう、俺はリュウセイだ」

 

「ユウマなら分かると思うがR-1改のパイロット リュウセイ・伊達だぜ」

 

「ユウマのさっきの言葉シビレたぜ!!!」

 

 

ユウマ 

 

「なんでリュウセイがここに居るんだ・・・これはコア人格なのか」

 

 

リュウ

 

「お、当たりだぜ。俺たちはアマテラスさんにユウマの力になってくれって言われてこの世界にコア人格としてやってきたんだぜ」

 

 

「にしてもさっきのセリフ俺がラトゥーニを欠陥品呼ばわりしたテンザンにキレて言ったセリフとおんなじこと言ってたぜ!!」

 

 

ユウマ

 

「そういえば確かそんなセリフがあったような・・・」

 

 

リュウ

 

「まあ、今はそんな事どうでもいいんだよ・・・ユウマが今やりたいことはなんだ?」

 

 

ユウマ

 

「俺の大切な家族を侮辱したあのクソばばあをぶっ飛ばす!!!」

 

 

リュウ

 

「だよな!! 今から俺がユウマに掛けられた念動力のリミッターを外す」

 

「アマテラスさんがまだ力の使い方に慣れてないユウマには危険だからってな

 

リミッターを掛けてたんだとよ」

 

 

「でもコア人格の俺が目覚めたなら話は別だ!」

 

「俺の方で念動力のコントロールをするからユウマは思いっきり行け!!」

 

 

ユウマ

 

「ありがとう・・リュウセイ!!!!!!」

 

「行こうぜ・・あのクソばばあをぶちのめしによ」

 

 

????side out

 

 

ユウマ

 

「覚悟しろよ・・アギラ・・・・テメェだけは許せねぇ」

 

 

 

 

アギラ

 

「なんだアイツ・・急に雰囲気が変わった・・・ええいお前たち奴を始末しろ!」

 

 

 

ユウマ

 

「リュウセイ・・行くぜ!!! 念動拳 T-LINK ナッコォ!!!!」

 

 

 

「オラぁ オラぁ オラぁ こんなもんかよ!!!!」

 

 

 

「G-リボルヴァー ランダムシュート!!!!!」

 

 

アギラ

 

「なんだあのISは・・あんな高スペックなISなどこの世にないはずだ!!」

 

「いや、あいつを倒して奪えばいい・・・・そのISをよこせぇ!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「誰がテメェなんかに渡すかよ・・・てめえに渡すのは引導だけだぁ」

 

 

「テメェみてえなクソ野郎は永遠に地獄に落ちて苦しみ続けろ!!!!」

 

 

「 行くぜ  破を念じて刃となれ  天上天下念動破砕剣!!」

 

 

「これで終わりだ    アギラ・セトメ!!!    破!!!!!!」

 

 

 

アギラ

 

「馬鹿なぁ⁉⁉⁉この私がやられるなんて・・・そうだ、これは夢だ・・・・」

 

 

「これは夢なんだ!!!!!!」     

 

       [ドカーーン] 爆発音

 

 

 

ユウマ

 

「あばよ、アギラ・セトメ お前に待ってるのは永遠に出ることができない牢獄だろうさ」

 

 

 

 

 

 

「束、シャル、セシリア、クロエ、ラウラ、皆・・・ただいま」

 

 

 

クロエ&ラウラ

 

 

「お父様(お父さん)私たちは生きていていいのですか?」

 

 

 

ユウマ

 

 

「当たり前だろ、二人は俺たちの大切な子供なんだから!!」

 

 

「たとえ二人の過去がどんなモノであろうとも俺達には関係ない・・・」

 

「大事なのはこれからなんだから♪」

 

 

クロエ&ラウラ

 

「ありがとう、お父様(お父さん)♪」

 

 

 

 

「ゆーくん、守ってくれてありがとう・・・」

 

 

ユウマ

 

「束、ケガはないか?」

 

 

 

 

「うん・・でもゆーくんに買ってもらったお洋服がボロボロになっちゃったよ」

 

 

ユウマ

 

束が泣きながらそう言ってきて、俺は束を優しく抱きしめながら

 

 

「束、ここに座って・・・これはタイム風呂敷って言ってね・・物の時間を決められた時間だけ巻き戻せるんだよ」

 

 

「これで大丈夫だよ・・・」

 

 

 

 

「ゆーくんありがとう・・・」

 

 

 

 

 

ユウマ

 

「なぁ、束こんな時に言うのは間違ってるかもしれないけど俺は今日束が俺の中でどんだけ大切な存在か気付いたよ・・・だから・・・」

 

 

 

俺は指輪を取り出し

 

 

「束、こんな俺だけど生涯をかけて君を愛し守り抜くから俺と結婚してくれないかい?」

 

 

 

 

 

「私も、これから凄く迷惑かけると思うよ・・・それでも私と一緒に居てくれる?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、束じゃなきゃダメなんだ・・・・」

 

 

 

 

「はい・・・こんな私で良ければよろしくお願いします  ゆーくん」

 

束はプロポーズを受けてくれた・・・・しばらくすると後ろにいた皆が

 

 

 

 

みんな

 

 

「ユウマ君・・束さん・・・結婚おめでとう!!」

 

 

 

「さっきまで散々だったけどこんな幸せな事があるなんて!!」

 

 

「さあ、皆片づけてお祝いをしよう!!」

 

 

「今日は皆で宴会だ~~~♪」

 

 

 

 

 

クロエ

 

「お父様とお母様が本当の夫婦になったんですね・・・おめでとうございます♪」

 

 

ラウラ

 

「お父さん、お母さん私たちを受け入れてくれてありがとう・・おめでとう♪」

 

 

 

シャル&セシリア

 

 

「ユウマ(さん)僕たちの指輪は!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「昨日婚約したばかりでいきなり指輪は渡さないでしょ!!!」

 

 

 

エルザム

 

「みんな大丈夫か!!!  なんだか皆楽しそうだな・・何があったんだい?」

 

 

 

みんな

 

「ユウマ君と束ちゃんが・・結婚しました~~~~♪♪♪」

 

 

 

エルザム

 

 

「なんと!! 決定的瞬間を見逃すとは・・・全部アギラのせいだな!!」

 

 

「早く此奴をインターポールに渡して宴会に参加しなければ!!!」

 

 

 

 

この日は皆で朝まで楽しく宴会が続いた

 

 

 

ユウマ

 

 

「なあリュウセイ、他のロボットたちのコア人格も目覚めるのか?」

 

 

リュウ

 

「ああ、じきに皆目覚めるらしいぜ・・因みにライとアヤが目覚めればなんと

 

SRXに合体できるらしいぜ!!!」

 

 

ユウマ

 

「マジで!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにアギラ・セトメは重度の精神的トラウマにより精神を病み2度と表には出てこなかった

 

 

 




というわけでユウマと束が結婚しました


シャルとセシリアにはもう少し後で結婚イベントを書く予定です


シリアスはハッピーエンドでぶち壊します


今回はドラえもんのヒミツ道具はタンマウォッチとタイム風呂敷を出しました

タイム風呂敷のアイデアをくれた覇道神さん、トツオさんありがとうございました


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第12話 それぞれの専用機完成

アンケートが大分拮抗してますね。
もう少し様子を見ます


ユウマ

 

アギラの襲撃から3週間経ったある日、俺は研究所に来ていた

 

「こんにちは~  ロバート博士居ますか~?」

 

 

 

ロバート

 

「ん、ユウマ君じゃないか  今日はどうしたんだい?」

 

 

ユウマ

 

「すいません実は、ちょっと作りたいものがあって工場の一角とパソコンをお借りしたいんですけど良いですか?」

 

 

ロバート

 

 

「それは全然構わないけど一体何を作るんだい?」

 

 

ユウマ

 

「束とシャルとセシリアとクロエとラウラに専用のISを作ってあげようと思って、この前あんな事があったんでせめて自分の身を守る術があった方が良いと思って」

 

 

ロバート

 

「ユウマ君そのISを作るところを見学しても構わないかい?」

 

 

ユウマ

 

「スペースとパソコン貸してもらうんですしそれくらい良いですよ」

 

 

ロバート

 

「ちょっと待っていてくれるかい?皆を集めてくるから!」

 

 

スタッフの呼び出しをします

 

 

[第一開発室所属の博士及びメカニックは直ちに第三格納庫に集合せよ]

 

 

「これで皆すぐに来ると思うよ」

 

 

 

 

みんな

 

 

「ロバート博士急に呼びだし何かしてどうしたんです?」

 

 

ロバート

 

「これからユウマ君がISを作るからその工程を見学させてもらおうかと思って皆を呼んだんだよ」

 

 

アストナージ

 

「そういえば俺たち完成系は見ましたけど制作過程は知りませんもんね」

 

 

シュウ

 

「あんな精巧なフルスキンIS一体どうやって作るんでしょう」

 

 

イアン

 

 

「あんな格好いいデザインどこの国にも無いからな」

 

 

 

ユウマ

 

「まあ見ていれば分かりますよ、このUSBメモリーに俺が作りたいISの設計図・細部の詳細データ・武装系・コア系の設計図が入ってます」

 

 

「このデータはこのままだと一切解読できないようになっているんでこの[3Dスキャニング]を使ってIS用の設計図に作り変えます」

 

 

「そして設計図を作り変えたら一度プリントアウトします、そうするとこんな風に設計図自体に各パーツの形状・寸法・細部の形状・組付け方なんかが全部掲載されて出てきます」

 

 

「あとはこの通りに作っていけば形だけは作れますよ」

 

 

「でも大変なのはこのあとなんです、こいつ等のISコアは特殊コアなんでコア自体を最初から作らなきゃいけないんですよ」

 

 

「既存のISコアでは絶対動きません、これは俺と束で確認したので間違いないですね」

 

 

 

ロバート

 

 

「ユウマ君ちょっと待ってくれ、僕たちのISの設計図とユウマ君の設計図では構造そのものが全然違うんだがどうしてだい?」

 

 

ユウマ

 

 

「それを説明するとなると俺の人生そのものを説明する必要があります」

 

 

「皆さんは転生って信じますか?」

 

 

 

みんな

 

「転生というのは何なんだ?」

 

 

ユウマ

 

「こことは違う世界で一度死んだ人間が更に異なる世界で新しく生まれ変わることです」

 

 

シュウ

 

 

「つまりユウマ君はこう言いたいんですね・・・自分はこの世界の人間ではないと」

 

 

 

ユウマ

 

 

「その通りです、俺はこことは違う世界で事故で一生を終えました。その後神であるアマテラス様の力によりこの世界に来ました」

 

 

「その際この設計図に入ったUSBメモリーと特注のISを何機か貰いました、他にも幾つか貰ったんですがここで見せられない物だったり肉体的な物だったりするんですけど」

 

 

「束とはこの世界に着た直後に会ったんです、それから一緒にこの設計図を見ながら二人で何機か作りました」

 

 

「これが俺の作るISが今のこの世界にあるISと決定的に違う理由です」

 

 

 

 

俺はそう言いながらパソコンを操作しスーパーロボット大戦の映像を出した

 

 

「俺のISのモデルは皆このゲームに出ている機体です。この機体達は異星人からの侵略から地球を守るために作られたものです」

 

 

「戦闘用の機体だから宇宙でも使えるんです、俺が使ってるのは元は兵器なんですよ」

 

 

「今日これを皆さんに教えたのは使い方を一歩でも間違えれば兵器になり正しい使い方をすればここに居る人たちの夢を叶えられるものであるという事を知ってほしかったからなんです」

 

 

「これを聞いて皆さんはどう思いましたか?」

 

 

 

ロバート

 

 

「確かにユウマ君のISは元は兵器なんだろうけど君はそれを常に正しい事に使ってきたんだろう?」

 

 

「イギリスの列車事故の時もこの前のアギラ博士の時も誰かを守るために使っていた・・・違うかい?」

 

 

「それに今ここに居るメンバーは皆ユウマ君が只者じゃないことは何となく気付いていたんだよ・・」

 

 

「けどユウマ君には聞けなかった・・・ユウマ君が話したくないなら無理に聞かないことにしてたんだよ」

 

 

「でも今日こうして話してくれたのは僕たちを信じてくれたんだろう」

 

 

ユウマ

 

 

「これから一緒に夢を追いかけていく仲間の人たちには隠し事はしたくなかったんです」

 

 

「束の夢を応援してくれる人たちに嘘はつきたくなかった、でも言えなかった・・・」

 

 

 

 

シュウ

 

 

「ユウマ君、ありがとうございます・・・話してくれて」

 

 

「辛かったですよね・・・こんな重大な秘密を抱えていて」

 

 

「私たちはユウマ君を大切な仲間だと思っています、ユウマ君も私たちを仲間だと思ってくれたんですね」

 

 

 

アストナージ

 

 

「ありがとうな、ユウマ・・・」

 

 

「よし!暗い雰囲気はここまでだ、嬢ちゃんたちのIS作るんだろう」

 

 

「どれを作るんだ、俺たちにも手伝わせてくれよ!」

 

 

 

ユウマ

 

 

「みんなありがとうございます・・・」

 

 

作るISなんですが束は[ラインヴァイスリッター]

 

 

シャルロットが[フリッケライガイスト]

 

 

セシリアが[ビルドファルケン]

 

 

クロエが[エクスバイン ガンナー]

 

 

ラウラが[エクスバイン ボクサー]を作ろうと思います

 

 

 

「エクスバインなんですけど多分コア人格で出てくる人が大体予想できるのでT-LINKシステムを組み込もうと思います」

 

 

「装着者が念動力使えなくてもコアの方でアシストしてくれるはずなんでこの設計図通りにお願いします」

 

 

 

 

メカニック達&博士達

 

 

「よーし、皆早速取り掛かるぞ!!」

 

 

 

 

 

それから1週間後

 

 

 

ユウマ

 

「みなさんご協力ありがとうございました!!これで完成になります」

 

 

 

イアン

 

 

「まさかこんなに格好よくなるなんてな!惚れ惚れするぜ♪」

 

 

 

カーク

 

 

「貴重な体験だったよ、ありがとうユウマ君」

 

 

 

ロバート

 

 

「ユウマ君はこれを皆に早速渡しに行くんだろう?早く行っておいで」

 

 

ユウマ

 

「ロバート博士ありがとうございます!!それじゃあ行ってきます!!!」

 

 

 

ラドム

 

 

「ふふっ  若いって良いわね♪」

 

 

 

ユウマ

 

 

「みんな、ただいま~」

 

 

 

「束今大丈夫?」

 

 

 

 

 

 

「ゆ~くんどうしたの?  何か急ぎの用事かな?」

 

 

 

 

ユウマ

 

「リビングにみんなを集めてくれないか、ちょっと渡したいものがあるんだ」

 

 

 

 

「りょーかい、みんな~リビングに集まれ~」

 

 

 

ユウマ

 

 

「みんな早速集まってくれてありがとう、実は皆に専用ISを作ってきたんだ」

 

 

みんな

 

「えっ!!!専用機作ってくれたの⁉」

 

 

 

ユウマ

 

 

「この前みたいな事があったときに自分の身を守れる術があった方が良いと思ったんだ」

 

 

「一応待機状態は束、シャル、セシリアが指輪でクロエとラウラはネックレスにしたけど形は変える?」

 

 

 

みんな

 

「その形でいいよ!」

 

 

 

ユウマ

 

「じゃあ束からね・・ISは[ラインヴァイスリッター] 俺のアルトアイゼンのパートナー機だよ」

 

 

 

 

「ねぇゆーくん、指輪嵌めたらキスしてくれる?結婚式の予行練習みたいにしたいの」

 

 

ユウマ

 

 

ドキっ!!!    なんだ今の束、メッチャ可愛いな  凄まじい破壊力だ  

 

 

「わ、分かった、」

 

 

俺は束の左手の薬指に指輪を嵌めて「束、愛してる」と言ってキスをした

 

 

メッチャドキドキした

 

 

 

「つ、次はシャルロットだな・・・シャルのは[フリッケライ・ガイスト]この機体は俺のアルトアイゼンの兄弟機だ」

 

 

 

シャル

 

 

「ねぇ、ユウマ・・僕にも指輪嵌めたらキスしてよ・・僕まだユウマとキスしたことないよ。だからね・・おねがい」

 

 

     シャルの上目遣いの破壊力は凄まじいな・・・

 

 

 

ユウマ

 

 

「分かった、シャル左手を出してくれ」

 

 

俺は優しくシャルの薬指に指輪を嵌めて「シャルロット、大好きだよ」と言ってキスをした

 

 

 

    シャルの唇は凄く柔らかかったな・・・・

 

 

「次はセシリアのは[ビルドファルケン]こいつのパートナー機は現在制作中だから待っててくれ」

 

 

 

セシリア

 

 

「ユウマさん、私にもキスをお願いします・・・・私もファーストキスなので・・その・・優しくしてください」

 

 

 

ユウマ

 

     セシリア顔が真っ赤だな

 

「分かった、さあお嬢様お手を失礼して」

 

 

セシリアの薬指に指輪を嵌めて「セシリア、こんな俺を好きになってくれてありがとう」と言いキスをした

 

 

セシリアは、柑橘系のいい匂いがしたな

 

 

 

「クロエとラウラはそれぞれ同じ機体[エクスバイン]だけど追加パッケージが違うからな

 

 

 

クロエ&ラウラ

 

 

「お父様(お父さん)私たちは強く抱きしめてくれますか?」

 

 

 

ユウマ

 

 

「良いよ、おいで・・・」 

 

 

俺はクロエとラウラにそれぞれネックレスを掛けた後「俺の子供になってくれてありがとう」と言ってちょっと強めに抱きしめた

 

 

 

ユウマ

 

 

「それぞれISは時間あるときに研究所に行って基本動作なんかをセレーネさんに聞いて教えてもらってくれ、俺が時間があるときは俺も教えるから♪」

 

 

 

「それじゃあ今日はもう遅いしねようか」

 

 

 

その日の夜はラウラの希望で皆で川の字になって寝た

 

 




スーパーロボット大戦OGってなかなか合体攻撃できる機体少ないから組み合わせにちょっと困る


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第13話 国家代表就任 

 

みんなに専用機を作ってから半年後、俺はエルザムさんに呼ばれドイツ領事館に来ていた

 

 

エルザム

 

「ユウマ君急に呼んですまないね、実は折り入って頼みがあるんだ」

 

 

ユウマ

 

「なんですか頼みって?」

 

 

エルザム

 

「実は我がドイツで新しくISを作る専門の会社を立ち上げようと言う声が上がってね、その会社の設立に協力してほしいんだよ」

 

 

ユウマ

 

「協力するのは構いませんけど一体俺は何すればいいんですか? 社長とかは無理ですよ」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君にはドイツの国家代表になってもらい会社のPR等をしてもらいたいんだ、詳しい内容は大統領から説明があるはずだよ」

 

 

ユウマ

 

「大統領って普通そんな簡単に会える人じゃないでしょう・・・まあ話を聞かないと何とも言えませんが」

 

 

エルザム

 

「さぁ、ここだよ」

 

 

    コンコン

 

「エルザムです、失礼します。大統領 朝霧ユウマ君をお連れしました」

 

 

???

 

「エルザムご苦労だった、こうして会うのは初めてだね。私は大統領のマイヤー・V・ブランシュタインだ、よろしく頼むよ朝霧ユウマ君」

 

 

ユウマ

 

「朝霧ユウマです、この度は会社設立の件でお話があると伺っていますが」

 

 

マイヤー

 

「そんなかしこまった感じでなくてもエルザムと話す感じで構わないよ」

 

 

ユウマ

 

「なら失礼して、大統領国家代表って一体何をするんですか?俺そこらへんは全く分からないんですけど」

 

 

マイヤー

 

 

「まず今回立ち上げる会社の宣伝・それとドイツ製のISの性能のアピール・あと他国との友好的な切っ掛け作りが大まかな仕事だね」

 

 

ユウマ

 

「切っ掛けですか?」

 

 

マイヤー

 

「ISは今や世界各国で研究されているが研究が進んでいるのは[ドイツ][イギリス][日本]位だ、研究が停滞している国は他国と協力してIS開発をしたいと思っている国もある」

 

「そこでユウマ君にはその国とのパイプ作りの切っ掛けになってもらいたいんだよ」

 

 

ユウマ

 

「そこで俺の規格外のISですか・・・・・」

 

 

マイヤー

 

 

「もちろんISデータを他国に渡す必要はない、ただドイツはこんなハイスペックなISを作れるぞとアピールをしてほしいんだ」

 

 

ユウマ

 

「なるほど、分かりました  でもそうなると家にいる束、シャル、セシリアはどうなるんですか?」

 

 

マイヤー

 

「彼女達には新しい会社の部署に希望を聞いて配属という形にはなるけどセシリアちゃんはイギリスの代表候補生だから一度イギリス本国に許可を取らないといけないが多分大丈夫だろう」

 

 

ユウマ

 

「何でですか?」

 

 

マイヤー

 

 

「実はイギリス王室にちょっとした伝手があってね、私の妻の妹が王室で秘書官をしているんだよ。」

 

「その伝手を使って今聞いてみるよ」

 

 

PULL PILL PULL PULL

 

 

???

 

「はい、もしもし?」

 

 

マイヤー

 

「リンダか?私だマイヤーだ」

 

 

リンダ

 

「あら義兄さんどうしたの?電話なんて久しぶりね!」

 

マイヤー

 

「実は少し力を貸してほしいんだが・・イギリスの代表候補生でセシリア・オルコットという少女がいるだろう?その子をドイツのIS会社で預からせてほしいんだがエリザベス女王陛下に聞いてみてくれないか?」

 

 

リンダ

 

「なるほどね、少し待ってて」

 

      10分後

 

「お待たせ義兄さん、セシリアの件だけどOKみたいよ!彼女品行方正でどこに行かせても恥ずかしくない人材だから是非ともだって!」

 

 

 

マイヤー

 

「リンダありがとう、また時間が出来たらイギリスにいくと伝えておいてくれ・・・それじゃあな」

 

 

「ユウマ君これで問題は解決だ!」

 

 

ユウマ

 

「大統領スゲー・・・そういえば会社名ってもう決まってるんですか?」

 

 

マイヤー

 

 

「まだ決まってないぞ、何か希望でもあるのかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「家にはウサギさんが居るので[ラビット・インダストリー]にしたいんですけど良いですか?」

 

 

 

マイヤー

 

 

「可愛い名前だなぁ♪よしその会社名で登録しよう!」

 

 

 

ユウマ

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

 

その頃家では

 

 

 

「ハックション!!」

 

 

「あれれ、風邪かな?それともゆ~くんが噂してるのかな♡」

 

 

 

マイヤー

 

「それで国家代表に就任するにあたって全世界に発表しなければ行けないんだがそこでユウマ君が男でISが使えることを発表する必要がある」

 

 

「きっと世界が混乱するが覚悟はいいかい?」

 

 

ユウマ

 

「もう幾つか修羅場を潜り抜けてますからね、それくらい大丈夫ですよ」

 

 

マイヤー

 

「なら1週間後に記者会見を開く予定で段取りを組んでも構わないかい?」

 

 

ユウマ

 

「はい、それでお願いします」

 

 

マイヤー

 

 

「分かった。今日は呼んだりしてすまなかったね」

 

 

ユウマ

 

「いえ、では今日はこれで失礼します」

 

 

 

 

俺は領事館を出て帰り道にとあるアクセサリーショップを見つけ立ち寄った

 

 

店主

 

 

「いらっしゃい、今日はなにかお探しかい?」

 

 

「ええ、実は俺婚約者が3人いて皆に結婚指輪を買いたいんですけど中々決まらなくて」

 

 

店主

 

「兄ちゃんも隅に置けないねぇ、結婚指輪ならこの辺りが人気のデザインだね」

 

 

「これなんかはついこの間有名セレブが身に着けて話題だよ」

 

 

ユウマ

 

「俺的にはこの指輪が気になるんですけど」

 

 

 

店主

 

 

「兄ちゃんお目が高いね、これは以前イギリス王室で使われた指輪をデザインした作家の指輪だよ」

 

 

「いま丁度3つあるけど如何する兄ちゃん?」

 

 

ユウマ

 

 

「この指輪を3つ下さい」

 

 

店主

 

 

「まおどあり、それで嵌める宝石・カラーストーンはどうする?」

 

 

「ここに宝石の一覧表と宝石言葉が書いてあるよ」

 

 

ユウマ

 

「このパパラチアサファイアってありますか?」

 

 

店主

 

 

「ちょっと待ってな、今手持ちにあるのは5つあるね。にしても[一途な愛][運命的な恋]の石を選ぶとはね・・あんたずいぶんと婚約者たちにぞっこんだね!!」

 

 

ユウマ

 

「ええ、俺には勿体ないくらいの美人たちですよ」

 

 

 

店主

 

 

「その子たちは幸せ者だね・・・ちょっと待ってな3時間で仕上げてやるよ。サイズは此れでいいのかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「はい、これでお願いします。

 

 

 

    3時間後

 

 

店主

 

「待たせたね、これがそうだよ。」

 

 

ユウマ

 

「凄いきれいですね、ありがとうございます」

 

 

 

店主

 

 

「さあ、嬢ちゃんたちに渡してやりな!!」

 

 

ユウマ

 

「はい!!」

 

 

 

 

「みんなただいま~束、シャル、セシリア居る~?」

 

 

 

 

「みんな居るよ~どうしたのゆーくん?」

 

 

ユウマ

 

 

「ちょっと3人に渡したいものがあるんだけど」

 

 

シャル&セシリア

 

 

「どうしたの~?(どうかしましたか)

 

 

ユウマ

 

「3人とも丁度よかった、実はね・・・これなんだけど」

 

 

 

3人

 

 

「これって!!」

 

 

ユウマ

 

 

「シャルとセシリアは指輪渡してなかったし束にはまだ婚約指輪しか渡してないから・・その・・結婚指輪なんだけど・・受け取ってほしい」

 

 

 

俺がそういうと3人は泣きながら

 

 

束・シャル・セシリア

 

 

「喜んで!!私たちを奥さんにしてください♪♪♪」

 

 

 

ユウマ

 

「みんな・・ありがとう♪」

 

 

 

こうして俺たちは正式に結婚した

 

 

 

 




ちなみにユウマは一夫多妻制が既にドイツから認められています


そろそろ原作に入りたい


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14話 またも襲撃 勧誘

俺たちが結婚してから一週間経った日、俺たちは記者会見の準備をしていた

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん、会場はこんな感じで良いんですか?」

 

エルザム

 

「ああ、そこに机とマイクを取り付けてくれないか?」

 

ユウマ

 

「了解です、とうとう今日発表するんですね」

 

「またどっかの馬鹿どもが襲撃してきそうですね・・・」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君が言うと現実になりそうだからやめてくれないかい」

 

ユウマ

 

「すいません・・・これで一通りの準備は完了ですね」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君ありがとう、1時間後に記者会見を始めるから少し休むといいよ」

 

 

ユウマ

 

「そうさせてもらいますね」

 

 

俺はそう言って控室に戻っていった

 

 

一時間後

 

 

なんか騒がしいな、なんかあったのかな

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん何かあったんですか?」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君テレビをつけてニュースを見てくれ・・・」

 

 

ユウマ

 

「テレビですか?」

 

 

俺は言われた通りにテレビをつけると

 

テレビ

 

「緊急ニュースです!!なんと日本でISを動かすことができる男性が現れました!!名前は織斑一夏くんです!!」

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん、これって・・・」

 

 

エルザム

 

「ああ、日本で彼が試験会場置いてあったISを起動してしまったらしい・・」

 

 

ユウマ

 

「どうします?この記者会見・・・」

 

 

エルザム

 

「記者会見は予定通りに行うそうだ、そこでユウマ君が先にISを動かしていたことを発表する」

 

 

ユウマ

 

「分かりました、俺は一回会社に戻って準備してきますね」

 

 

エルザム

 

 

「了解だ、ユウマ君くれぐれも気を付けてくれ・・一部の組織には君がISを使えるのが知れ渡っているはずだ」

 

 

ユウマ

 

「気を付けます」

 

 

俺は周囲を警戒しながら会社に向かっていると女性が声を掛けてきた

 

 

???

 

「あなたが朝霧ユウマ君?」

 

 

ユウマ

 

「そうだったらどうなんですか?」

 

 

 

???

 

「私の名前はスコール、ちょっとファントムタスクからあなたを連れて来いって命令なの・・大人しく着いて来てくれない?」

 

 

 

ユウマ

 

「嫌だと言ったら?」

 

 

スコール

 

「その時は力ずくね」

 

スコールさんは金色のISを起動して襲い掛かってきた

 

 

ユウマ

 

「危な!!!そんな物騒なもの振り回さないで下さいよ!!!」

 

 

スコール

 

「私もこんな事はしたくない!それにファントムタスクには逆らえないのよ!!!」

 

「仲間が人質になってて私が逆らうとあの人達の命が無くなるの!!私はあの子達を失いたくないのよ!!」

 

「だからこんなやりたくもない任務をやらないといけないんのよ!!」

 

 

ユウマ

 

それを聞いた俺は瞬時にR-1を展開し念動フィールドを展開した

 

 

「このフィールド内なら無線の類や盗聴器すら意味をなさない」

 

「良ければ話を聞かせてくれないか?」

 

 

俺がそう言うとスコールさんは少し泣きながら話してくれた

 

スコール

 

「私達は少し前までファントムタスクの実働部隊にいたがある日、組織の機密事項を見てしまったの」

 

「それがバレて仲間のオータムとMが人質に取られて私は奴らの言いなりよ」

 

「でもそうしないとあの子達が組織に殺されてしまう・・・それだけは・・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「なるほどな、なあその仲間の二人が捕まってるファントムタスクの基地とか本拠地って何処にあるの?」

 

 

スコール

 

 

「それを聞いてどうするの?」

 

 

ユウマ

 

「そりゃあそいつらをぶっ潰しに行くんだよ・・・俺は人を無理やり従わせたり服従させようとする屑どもが嫌いでね・・」

 

 

「あんたはその場所を教えてくれればいい、あとは俺が速攻潰してくるから・・・」

 

 

「で本拠地の場所教えて♪」

 

 

スコール

 

 

「なら私も行くわ、その二人は大切な仲間なの・・だから私も2人を助けたい・・・だから頼む私も連れて行って!!」

 

 

ユウマ

 

「決意は固そうだな・・・分かった、ならその盗聴器のついてるISは処分しないとな・・・とりあえずそれ解除してくれる?」

 

 

スコール

 

「わ、分かったわ・・」

 

 

そういって彼女はISを解除してくれた

 

 

 

バキッ!!!

 

 

ユウマ

 

「とりあえず盗聴器は破壊したけどそのISも遠隔操作とかされるかもしれないからコアを抜いちゃおう」

 

「これで良し、スコールさんはこの俺のISですけどゲシュペンスト使ってください、俺はこいつで行きますから」

 

 

そう言って俺はゲシュペンスト・ハーケンを展開した

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん、今良いですか?」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君如何した?」

 

 

ユウマ

 

「少々トラブルです、ドイツ内にファントムタスクの本拠地があるみたいなんでちょっと潰してきます」

 

 

エルザム

 

 

「潰すって危険じゃないのか!!」

 

 

ユウマ

 

「大丈夫ですよ、こっちの方には協力者が居るので」

 

 

エルザム

 

「分かった、とりあえず会見は4時間ほどずらしておく。それまでには帰って来てくれよ」

 

 

ユウマ

 

「了解です、それじゃあちょっくら行ってきます。束たちには内緒にしといてください」

 

 

スコール

 

 

「あなたそんな簡単に私の事信用していいの?」

 

 

ユウマ

 

「仲間の事を話してるあんたの目は本気だった、そんな真剣なやつを疑うかよ・・・ほら行くぞ、案内してくれ」

 

 

スコール

 

「ええ、こっちよ」

 

俺はスコールさんの案内で本拠地に向かった

 

 

ファントムタスク工作員達

 

 

「スコールの奴遅いな、任務失敗か?」

 

「こっちには人質が居るんだぜ、そう簡単に失敗しないと思うぜ(笑)」

 

 

 

 

ユウマ

 

此処が本拠地ねぇ、とりあえず中の構造を把握しないとなぁ

 

本来タイプ・ハーケンにはT-LINKシステムは付いてないがこの前無理やり取り付けたからなぁ、T-LINKシステムが使えるならT-LINKセンサーの出番でしょ

 

T-LINK コンタクト T-LINKセンサー 起動

 

 

「なるほどね、ここが独房エリアか・・・この生体反応がそうかな?二人の反応があるから多分そうだな」

 

「スコールさん、あんたの仲間って一人は女性でもう一人は少女か?」

 

 

スコール

 

 

「どうして分かるの?まだ教えてないのに」

 

 

ユウマ

 

「センサーで調べたんだよ、場所は分かった・・・最初に二人を助けに行くぞ」

 

 

スコール

 

「ええ、待っててねオータム、M」

 

 

ユウマ

 

 

ハーケン・ステルスモード起動、この壁の向こうか・・・

 

   コンコン

 

「オータムさんですか?おれはスコールさんに頼まれてあなた達を助けに来ました、今から壁を切るので離れてください」

 

 

 

オータム

 

「離れたぞ、頼む」

 

 

ユウマ

 

「了解です」

 

グラン・プラズマカッター アクティブ!!

 

  ズバン

 

 

「あなたがオータムさんですね、そっちの少女がMさんですね。助けに来ました」

 

 

オータム

 

「なぜこの場所が分かった?ここはかなり奥の独房なのによ」

 

 

ユウマ

 

「それは後で話しますので行きましょう」

 

 

俺はオータムさんとMを連れて外に出た

 

 

スコール

 

「オータム!M!無事だった?」

 

 

オータム

 

「ええ、コイツが速やかに助けてくれたから大丈夫だ」

 

 

スコール

 

「ありがとうユウマ、借りが出来ちゃったわね」

 

 

ユウマ

 

「気にするな、それに本命が終わってないからな。ちょっくら本部潰してくるから皆はここに居ろよ」

 

さて人を無理やり従わせようとする屑どもをぶちのめさないとな

 

 

ファントムタスク工作員

 

 

「おい!独房から人質が逃げたぞ!!」

 

「一体どうやって!!」

 

 

ユウマ

 

「それは俺が逃がしたからだよ~♪」

 

 

「さてお前ら屑どもにはお仕置きが必要だね♪」

 

 

グラン・スラッシュリッパー  アクティブ!! 建物すべてを切り刻め!!!!

 

 

ファントムタスク工作員

 

 

「わ~!!!!逃げろ~~~~」

 

 

 

 

 

入口

 

 

ファントムタスク工作員

 

 

「あいつは何なんだ・・・・」

 

 

 

???

 

「お前たちがファントムタスクのメンバーだな、私はインターポールの捜査官[ギリアム・イエーガー]だ。お前たちを国家転覆罪で全員逮捕する!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「さすがギリアムさん仕事が早いぜ!!」

 

 

「とりあえず3人はこれからどうするんだ?」

 

 

 

オータム

 

「行く当てはないな、如何すっかな」

 

 

ユウマ

 

「なら今度ドイツで起業する会社で働きません?」

 

「今警備担当の人たち探してるんで良かったらどうです?」

 

 

スコール

 

「良いの?私達元テロリストよ・・」

 

 

ユウマ

 

 

「過去はどうでもいいんですよ、問題はあなた達今如何したいかなんですよ」

 

 

スコール

 

「私は出来ればユウマのそばで働きたい・・・借りがあるし何より・・その・・優しいから(*ノωノ)」

 

 

オータム

 

「ついにスコールにも春が来たのか~」

 

 

ユウマ

 

「とりあえず一旦帰りましょう。二人の健康状態の検査とかしないといけないですから」

 

 

オータム

 

「ありがとなユウマ」

 

 

ユウマ

 

 

「それじゃあ行きますよ~」

 

 

 

俺はひと仕事終え気分良く帰ると束たちに何処に行ってたのかを質問攻めされた・・・解せぬ

 




スコールさんがデレた


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ようこそラビットインダストリーへ

アンケートの結果ガンダムの機体を出そうと思います


記者会見当日、当初より予定は狂ったが記者会見が始まった

 

 

エルザム

 

「ではこれから記者会見を始めます」

 

 

「我々ドイツは新たにIS専門の会社を設立することになりました」

 

「そして此方に居る朝霧ユウマ君を我がドイツの国家代表に任命しました」

 

 

記者

 

「質問宜しいでしょうか?」

 

 

エルザム

 

「どうぞ」

 

 

記者

 

「国家代表ということは彼は織斑一夏君同様に男性でISを動かすことができるということですか?」

 

 

エルザム

 

「はい、朝霧君は2年前からISを動かしています。そしてISを用いて数々のテロを未然に防いでいます」

 

「イギリスの列車ジャック・研究所襲撃・ファントムタスクの壊滅などです」

 

 

記者

 

「なら何故今まで公表していなかったのですか?」

 

 

エルザム

 

「それは当時の社会情勢を鑑みての事です」

 

「当時は女尊男卑主義が台頭しており公表すれば彼の命が狙われる可能性があったためです」

 

 

記者

 

「なるほど・・ありがとうございます」

 

 

エルザム

 

「そしてラビットインダストリーの技術顧問には篠ノ之束博士をお招きしています」

 

 

記者

 

「質問宜しいですか?」

 

 

エルザム

 

「どうぞ」

 

 

記者

 

「篠ノ之束博士は現在行方不明とのことですがドイツはどういった経緯で知り合ったのですか?」

 

 

エルザム

 

「それは朝霧君経由で紹介してもらいました」

 

「朝霧君は篠ノ之束博士と結婚していますので」

 

 

記者

 

「・・・今なんと?」

 

 

 

エルザム

 

「朝霧君と束博士はご夫婦です」

 

 

記者

 

「ちなみにこの情報は全世界に中継されていますがよろしいのですか?」

 

 

 

エルザム

 

「問題ありません、束博士は今ドイツ国籍を取得しており国連にも許可を頂いておりますので大丈夫です」

 

「ラビットインダストリーは最高のセキュリティーと警備体制を敷いており何処かの国が攻めてきても逆に返り討ちに出来る優秀な警備スタッフが常駐していますので安易に侵入などはしない方が良いですよ」

 

 

記者

 

「ありがとうございます」

 

 

エルザム

 

「では本日の記者会見はここまでとさせていただきます。個別に聞きたいことがありましたらドイツ政府にアポイントを取ってください」

 

 

 

 

ドカーン   (破壊音)

 

 

 

 

女性権利団体メンバーA

 

「見つけたわよ朝霧ユウマ!お前のせいでアギラ様が捕まってしまったぞ!お前だけは此処で始末する!」

 

 

ユウマ

 

「またヒステリー拗らせた馬鹿が来たよ・・・エルザムさんどうします?」

 

 

 

エルザム

 

「無力化してくれるかい?」

 

 

 

ユウマ

 

「喜んで♪」

 

行くぞR-1改 リュウセイも頼んだ

 

 

 

リュウ

 

「おう!」

 

 

ユウマ

 

「コールドメタルナイフ!」

 

 

 

 

メンバーA

 

 

「バカな!一撃でシールドエネルギーが無くなるなんて⁉」

 

 

ユウマ

 

「はい、他のメンバーの事話してもらうからね~警備員さんお願いします」

 

 

 

エルザム

 

「やっぱり襲撃してきたな・・・」

 

 

ユウマ

 

「もう今後は来ないと思いますよ。全世界中継で恥さらせば当分は表立った活動なんて出来ませんよ」

 

 

エルザム

 

「そうだな」

 

「ではユウマ君今日はありがとう!後はゆっくり休んでくれ」

 

 

 

ユウマ

 

「では失礼します」

 

 

さて会社に行くか

 

 

移動中

 

 

 

ユウマ

 

「ただいま~」

 

 

 

「ゆーくんおかえり~♪」

 

 

ユウマ

 

「束、ちょっと聞きたい事が有るんだけど」

 

 

 

 

「なぁに~」

 

 

 

ユウマ

 

「織斑姉弟と連絡って取れる?」

 

 

 

「ちーちゃんといっくん?取れるけどどうして?」

 

 

ユウマ

 

「多分日本の企業が馬鹿みたいに扱いにくいスペックの機体を渡すのが目に見えてるからこの際ドイツに呼んじまえばいいんじゃねって思ったから」

 

 

 

「ああ~確かにちーちゃんはモンドグロッソ優勝経験者だからいっくんにもデタラメスペックの機体渡しそうだね~」

 

 

「ちょっと待っててね」

 

 

PULL PULL PULL

 

 

千冬

 

「もしもし私だ」

 

 

 

「もしもしちーちゃん!久しぶりだね♪」

 

 

 

千冬

 

「そうだな♪今日はどうしたんだ?」

 

 

 

「実はねいっくんに日本の企業がデタラメスペックの機体を渡す可能性があるんだよね~」

 

「そこでちーちゃんといっくんドイツに来ない?」

 

「束さんの旦那さんがちーちゃんといっくんの事をドイツで面倒見てくれるって言ってるんだよ~」

 

 

 

千冬

 

「束・・・今なんて言った?」

 

 

 

 

「うん?旦那さん?」

 

 

千冬

 

「まさか束に先を越されるとは・・・・・」

 

 

 

「も~ちーちゃんは束さんの事を何だと思ってるのさ~~!」

 

 

千冬

 

「すまん・・ドイツか・・世話になっても良いか?」

 

 

「既に一夏に無理やり専用機を持たせようとする動きが有ってな・・私は反対したんだが」

 

 

 

「ならドイツ国籍取ってドイツにおいでよ~♪ドイツの大使館の人に凄く良くしてくれる人が居るから力になってくれるよ♪」

 

 

千冬

 

「分かった、明日すぐにドイツに行く。一夏と箒を連れていくが問題はないか?」

 

 

 

 

「問題ないよ~こっちで大使館の人に話は通しておくから~」

 

 

千冬

 

「すまんな、では明日な」

 

 

 

「ちーちゃんまた明日ね♪」

 

 

ガチャ (電話を切る音)

 

 

「ゆ~くん、ちーちゃん明日日本を出るって~」

 

 

ユウマ

 

「了解。ならエルザムさんに話を伝えるよ」

 

PULL PULL PULL

 

 

エルザム

 

「もしもしユウマ君如何したんだい?」

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん明後日に織斑千冬さんと織斑一夏君と篠ノ之箒さんがベルリン空港に来るそうなのでお迎えをお願いできますか?」

 

 

エルザム

 

「それは構わないが随分とビックネームな人たちが来るもんだね」

 

 

ユウマ

 

「なんでも日本の企業のやり方についていけないそうですよ、そこをヘッドハンティングしちゃいました」

 

「多分3人ともドイツ国籍を取得希望すると思うんで準備をお願いします」

 

 

エルザム

 

 

「了解したよ。当日はスパイや尾行の存在は居ると思うかい?」

 

 

ユウマ

 

「間違いなくいますね、日本からはおそらく暗部系の尾行、各国の諜報員は動向を探る程度だと思いますけどね」

 

「暗部の連中は何するか分かりませんから当日は俺も近くに行きますんで」

 

 

 

エルザム

 

「頼むよ」

 

 

2日後

 

 

千冬

 

「久しぶりのドイツだな」

 

 

一夏

 

「なぁ千冬姉ここに束さんが居るの?」

 

 

 

「千冬さん私も来て良かったんですか?」

 

 

千冬

 

「束の奴が連れてきて良いと言ったんだ、構わないさ」

 

 

エルザム

 

 

「失礼・・織斑さんですね。私はドイツ大使館から来たエルザムです」

 

 

「ここからは専用車で行きます、着いて来てください」

 

 

Pi

 

「ユウマ君やっぱり何人かが一般客に紛れ込んでいるようだ」

 

 

 

ユウマ

 

「予想通りですね、では俺の方で一時的に気分悪くなる程度に念を使っとくんでエルザムさんはラビットインダストリーまで皆さんをお願いしますね」

 

 

エルザム

 

「了解したよ」

 

 

ユウマ

 

「さて始めますか・・念動フィールドon ちょっとばかしダウンしてねぇ~」

 

 

諜報員達

 

 

「なんだ!急に気分が・・・・」

 

 

ユウマ

 

「よし、これで時間稼ぎ完了っと」

 

 

 

移動中

 

千冬

 

「ここに束が居るのか・・・しかしデカい会社だな・・」

 

 

 

「ちーちゃん!いっくん!箒ちゃん!ラビットインダストリーへようこそ!」

 

 

千冬

 

「本当にドイツに居たんだな、束」

 

 

 

「姉さん・・・ずっと会いたかった・・・(´;ω;`)」

 

 

 

「ゴメンね箒ちゃん・・・何も言わずに居なくなっちゃって」

 

 

 

「姉さんは悪くありません!悪いのは姉さんの研究を馬鹿にした人たちです!」

 

 

 

「ありがとう箒ちゃん・・・・」

 

 

一夏

 

「姉妹の感動的な再会は素晴らしいですけど取り合えず中に入っても良いですか?」

 

 

 

 

「ごめんごめん!さあどうぞ~」

 

 

千冬

 

「かなり広い会社だな、束お前は此処で何をしているんだ?」

 

 

 

「束さんは此処で技術顧問で働いてるんだよ♪」

 

 

千冬

 

「あの束が働くとは・・・」

 

 

 

「束さんだって結婚すれば流石に働くよ!」

 

 

 

「姉さん結婚してるんですか⁉」

 

 

 

「うん♪とっても素敵な旦那さんだよ~♪ちなみに後2人奥さんが居るよ♪」

 

 

千冬

 

「3人も嫁が居るのか・・・」

 

 

一夏

 

「3人も奥さんが居てケンカしないんですか?」

 

 

 

「全然♪むしろ束さんが一夫多妻を進めたからね♪」

 

「皆仲良しだからケンカなんてしないよ♪」

 

 

 

「義理の兄に加え義理の姉が一度に2人も出来るのか・・」

 

 

 

「ちなみに血は繋がってないけど娘もいるよ♪」

 

 

 

「姪っ子まで・・・」

 

 

千冬

 

「あの束が母親になるとは・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「ただいま~」

 

 

 

「ゆーくんおかえりなさ~い♪」

 

 

「紹介します!束さんの最愛の旦那さん朝霧ユウマ君です!!!!」

 

 

ユウマ

 

「初めまして、束の夫の朝霧ユウマです。」

 

 

 

「あなたが私の義理のお兄さんですか・・初めまして、篠ノ之箒です」

 

 

ユウマ

 

「君が束の妹さんだね♪これからよろしくね」

 

 

千冬

 

「初めましてだな、織斑千冬だ。今回はドイツに話を通してくれてありがとう」

 

 

一夏

 

「初めまして!織斑一夏です!よろしくお願いします!!」

 

 

ユウマ

 

「よろしくな♪」

 

 

「取り合えず此処じゃ何だから応接室に行こう」

 

移動中

 

 

「さて現在の状況はどんな感じですか?」

 

 

 

千冬

 

「日本の倉持技研が代表候補生の専用機の開発を止めてでも一夏の専用機を作ると言い出してな・・」

 

「私は反対したんだが日本政府も話も聞く耳もたん感じでな・・嫌になっていたところだ」

 

 

ユウマ

 

「日本の企業は馬鹿ばっかりか・・・よしこうしよう!」

 

「3人にはドイツ国籍を取得してこの会社に所属してもらう。そして一夏君と箒さんにはテストパイロットをやってもらおう」

 

「千冬さんにはISの教官をしてもらいたいです、サポートに黒兎部隊を付けます」

 

「日本政府が難癖付けてきたら俺が責任もって黙らせますんでご安心を♪」

 

 

千冬

 

「黒兎部隊?なら、ラウラたちもこの会社に居るのか?」

 

 

ユウマ

 

「ええ居ますよ、ラウラはクロエっていう子と一緒に俺と束の娘になってます」

 

 

千冬

 

「ラウラが娘か・・・」

 

 

ユウマ

 

「取り合えずこの事を日本政府に伝えますね」

 

 

「エルザムさん準備は出来てますか?」

 

 

 

 

エルザム

 

 

「ああ、準備OKだよ」

 

 

PULL PULL PULL

 

 

 

総理大臣

 

「はいこちら日本政府だ」

 

 

ユウマ

 

「どうも~ドイツの国家代表の朝霧ユウマで~す♪」

 

 

「突然ですが織斑千冬さんと織斑一夏君と篠ノ之箒ちゃんは今日からドイツ所属になりました~♪」

 

 

 

総理

 

 

「なんだと!!!そんな事を勝手に決めるな!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「勝手に決めるなって言っても本人たちが望んでるんだから仕方ないでしょ♪」

 

 

「日本政府は全く話を聞いてくれないって言ってましたよ~♪」

 

 

「なので本人たちに確認してドイツに亡命してもらいドイツ国籍を取得し企業に所属したのでもう日本の所属になることはありませ~ん♪」

 

 

 

総理

 

「ならドイツに直接抗議してやる!!」

 

 

 

ユウマ

 

「抗議しても無駄だぜ~なんせ今回はドイツ政府全面協力だからな!!」

 

「あんまり駄々捏ねると日本の隠してる秘密バラしちゃうよ~♪」

 

 

「例えば一夏君が第2回モンドグロッソの大会を観戦していた時に誘拐された際、日本政府は知っていたにも関わらずそれを千冬さんに黙ってた事とかな!!!!」

 

 

 

千冬

 

 

「なんだと!!!!このクソどもが!!!!」

 

「だったら此処で宣言してやる!私織斑千冬は今後一切日本政府と関わることはもうない!!!!」

 

 

一夏

 

 

「俺も日本政府はもう信用できねぇ!!!俺たちはもうドイツの人間だ!!!!今後俺たちに関わるな!!」

 

 

 

 

「姉さんの夢を馬鹿にしただけでなく一夏と千冬さんを苦しめるとは・・・なんて国だ!!私も日本とは縁を切る!!!」

 

 

 

 

 

 

 

総理

 

「ああ~~~~~~」

 

 

ユウマ

 

「アンタらがやってきた事のツケだ・・・せいぜい後悔し続けな」

 

 

 

ガチャ  (電話を切る音)

 

 

 

「さてこれで日本からのちょっかいは無くなるな」

 

 

 

「あのユウマさん、私達の両親や叔母さん達はどうなるんでしょう?」

 

 

ユウマ

 

「心配ないよ、わが社の優秀なエージェントがご近所さんとして常に守ってくれるから大丈夫だよ。なんなら時期を見計らって皆ドイツに連れて来ればいいさ♪」

 

 

 

 

「そうですか・・・良かった」

 

 

ユウマ

 

 

「さて取り合えず一夏君と箒ちゃんはテストパイロットになったから自分の乗るISを選んでもらおうかな」

 

 

「じゃあラボの方に行こう」

 

 

 

移動中

 

 

 

「ロバート博士こんちわ~」

 

 

 

ロバート

 

「ユウマ君どうしたんだい?」

 

 

 

ユウマ

 

「こちらの二人がわが社のテストパイロットになったのでどのISに乗るか決めてもらおうかと思いまして」

 

 

ロバート

 

「なるほどね、じゃあ君達はこのデータの中から好きなISを選んでみてくれ」

 

「織斑千冬さんもどうぞ選んでみてください」

 

 

 

選択中

 

 

一夏

 

 

「俺はこのアストレイブルーフレームかな、最初は操縦に慣れてないから動かしやすそうなこれにします」

 

 

 

 

「私はこのビルドラプターシュナーベルが良いな、シシオウブレードも装備したい」

 

 

 

千冬

 

「私は、アストレイレッドフレーム改だな!何と言っても刀が使えるのが良いな♪」

 

 

 

ユウマ

 

「一夏君のブルーフレームは改装して強化改造出来るから操縦に慣れていこうな」

 

 

「箒ちゃんのは高機動型だから慣れるのに少し手こずると思うけど慣れれば強力なパートナーになるから頑張ってな♪」

 

 

「千冬さんはザ・侍の機体ですね。これは高火力型なので慣れると一騎当千の活躍も出来ますよ」

 

 

 

「じゃあロバート博士皆でチャチャっと作っちゃいましょう♪」

 

 

 

「千冬さん達は泊まる部屋を用意してあるのでゆっくりしていてください」

 

「束~千冬さん達を部屋に案内してあげてくれ~」

 

 

 

 

「は~い♪じゃあちーちゃん達着いて来てね~」

 

 

 

千冬

 

「ああ、ありがとう」

 

 

 

 

3人の専用機は1週間で完成した・・・やっぱりアストレイはカッコいいな♪




千冬さん、一夏君、箒ちゃんは日本と決別し主人公の仲間になりました


鈴と簪はどうしよう・・


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一夏の思い

中国からあの子が出ますがユウマのヒロインではありません


ユウマ

 

「さて無事にISは出来たけどまだこのISには皆の生体情報が入ってないからこれから入れていくよ」

 

 

千冬

 

「一体どうするんだ?」

 

 

ユウマ

 

「別に難しい事はしませんよ、パソコンでそれぞれの生体パターンを読み取ってISにインストールしてパイロットとリンクしやすくする感じです」

 

 

一夏

 

「それって痛いんですか?」

 

 

ユウマ

 

「体に電極を付けてデータ取るだけだから痛くはないよ」

 

 

 

「なんだかドキドキしますね、こうゆうのは初めてなので」

 

 

 

ユウマ

 

「そんな緊張しなくても大丈夫だよ♪」

 

 

「それじゃあロバート博士、ラドム博士、シュウ博士、データ収集を始めましょう」

 

 

博士達

 

「了解♪」

 

 

データ採取中

 

 

ロバート

 

「どうやら千冬さんは剣術の適性がずば抜けて高いようだ、まあモンドグロッソで刀一本で優勝した選手なら当然なのかな♪」

 

 

千冬

 

「まあ私は昔から剣術を学んでいたのでそのおかげだと思います」

 

 

ロバート

 

「これならISは射撃系はあんまり載せずに格闘主体のプログラムを組んでみるかい?」

 

 

千冬

 

「そうですね、私は射撃武器はほとんど使ったことがないのでその方が助かります」

 

 

ロバート

 

「分かった。最初はそれでやってみて少しづつ調整していこう」

 

 

 

ラドム

 

「どうやら箒さんは剣術主体ですが射撃適性もあるようですね」

 

「最初は射撃訓練をしてみましょう」

 

 

 

「私は今まで剣術しかやってこなかったんですがそんな私でも射撃は出来るんでしょうか?」

 

 

ラドム

 

「何事もやってみなければ分かりませんよ♪」

 

 

 

「はい!やってみます」

 

 

 

シュウ

 

「一夏君は格闘、射撃適性が半分ずつありますね、アストレイブルーフレームを選んだのは正解でしたね♪」

 

 

一夏

 

「どういう事ですか?」

 

 

シュウ

 

 

「ブルーフレームは最終的にビット兵器、ガトリング砲、大剣を装備します。なので射撃適性と格闘適性が両方あるのはブルーフレームを乗るには必要不可欠なんです」

 

 

「なのでこれからは訓練時に両方を伸ばす計画でやりましょう」

 

 

「それに格闘武器だけで戦うのは限界がありますからね、射撃武器が使えるに越したことはありませんよ」

 

 

一夏

 

「分かりました!お願いします!」

 

 

 

 

ユウマ

 

「みんな順調そうだね」

 

 

「とりあえず俺は一回執務室に戻りますね、ロバート博士、ラドム博士、シュウ博士、なんかありましたら執務室か束の居る研究棟に連絡ください」

 

 

ロバート

 

「分かったよ、ユウマ君」

 

 

 

 

執務室

 

 

「ふぅ~、とりあえず今のところは順調で良かった。あれから日本は何にも言ってこないし♪」

 

 

「今世界情勢はどうなってるのかな?テレビでニュースでも見るか」

 

Pi (ボタンを押す音)

 

 

 

テレビ

 

 

「たった今入った情報によりますと中国で女性権利団体による大規模なデモが起こり大変混乱している状況です!」

 

 

「なんでも先日逮捕された女性権利団体代表のアギラ・セトメ氏の身柄が一時中国に運ばれることを察知したメンバーたちが身柄を奪取するためにデモを起こしたそうです」

 

 

 

ユウマ

 

「アイツら全然懲りてねえな・・・一回全世界中継で恥さらしてんのにまだやるかねぇ」

 

 

 

ピピッ

 

 

ロバート

 

「ユウマ君三人のデータ取りは無事の終わったよ。これから皆で一度執務室に戻るよ」

 

 

 

ユウマ

 

「了解です」

 

 

 

ロバート

 

「いや~貴重なデータが沢山取れたよ♪」

 

 

「ん?ユウマ君は何のニュースを見てるんだい?」

 

 

ユウマ

 

「なんでも中国で大規模なデモらしいですよ。女性権利団体の」

 

 

「アイツらは性懲りもなくこんな事ばっかやって皆に迷惑かけてるってのに何で団体は無くならないんですかね」

 

 

ロバート

 

「女尊男卑主義に染まった人はまだ世界にたくさんいるからね。その人たちが支援しているんだよ」

 

 

ユウマ

 

「束の作ったISをくだらねえことに使いやがって・・・・一回〆てくるか」

 

 

 

一夏

 

「ユウマさん中国で何かあったんですか?」

 

 

ユウマ

 

「なんでも大規模なデモらしいよ」

 

 

一夏

 

「鈴の奴大丈夫かな・・・」

 

 

ユウマ

 

「その鈴って子は知り合いなのかい?」

 

 

 

一夏

 

「はい、幼馴染なんですよ」

 

 

 

「私以外にも幼馴染が居たのか?」

 

 

一夏

 

「箒が保護プログラムで転校した後に中国から転校してきたのが鈴なんだよ」

 

 

「まだ上手く日本語が話せない鈴の世話をしているうちに仲良くなったんだ」

 

 

「でも去年両親が離婚してお母さんの居る中国に帰ったんだ」

 

 

 

ユウマ

 

「なら連絡してみればいいんじゃないか?」

 

 

一夏

 

「そうですね、連絡してみます」

 

 

PULL PULL PULL PULL

 

 

 

 

 

「はいもしもし?」

 

 

一夏

 

「もしもし鈴か?一夏だけど」

 

 

 

「久しぶりね一夏!急に電話してくるなんてどうしたの?」

 

 

一夏

 

「さっきテレビで中国が大変になってるニュースみて心配になったから電話したんだよ」

 

 

 

「そうなのね、今のところ私が住んでるところは大丈夫よ」

 

 

「でも此処もそろそろ危ないかもしれないから避難しようと思ってたところよ」

 

 

一夏

 

「そうなのか、俺今訳あってドイツに居るんだよ。千冬姉も一緒だよ」

 

 

 

「ニュースで見たわよ!日本は随分と過去にメチャクチャやったみたいね、一夏がIS動かしたのも驚いたけどね」

 

 

「でも元気そうで良かったわ♪私近いうちにドイツに遊びに行ってもいいかしら?」

 

 

一夏

 

「ああ!歓迎するよ♪」

 

 

 

「良かった♪ならドイツに行ったときにまた会いましょう♪」

 

 

 

一夏

 

「ああ!楽しみにしてるよ」

 

 

 

 

「じゃあね一夏・・・・」

 

 

 

ガシャ―ーン (窓ガラスが割れる音)

 

 

 

 

 

一夏

 

 

「おい!鈴!大丈夫か!!!!返事しろ!!」

 

 

 

 

女性権利団体メンバー

 

 

「お前たちこの小娘を監禁場所に連れていけ、母親もだ」

 

 

「我々の思想に賛同しない者は粛清対象だ」

 

 

 

一夏

 

「鈴とお母さんが攫われた・・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「アイツらやりやがったな・・・・束、一夏君の通話履歴から鈴ちゃんの大体の場所を割り出してくれ」

 

 

 

 

「任せてよゆ~くん!!いっくんスマホ貸してくれる?」

 

 

 

一夏

 

「束さんお願いします・・・・」

 

 

カタカタカタ・・・・

 

 

 

「ゆーくん分かったよ!場所は〇〇自治区の〇〇地域で最後に電波が切れてるよ!」

 

 

ユウマ

 

 

「了解・・・さてちょっくら中国行ってくるわ」

 

 

「皆留守番よろしく、一夏君鈴ちゃんの写真があったら貸してくれないかい?」

 

 

 

一夏

 

「はい、これです。去年撮ったやつなんでそんなに変わってないはずなんで分かると思います」

 

 

ユウマ

 

「ありがとう、じゃあ行ってくるわ」

 

 

 

一夏

 

「ユウマさん鈴の事お願いします!」

 

 

ユウマ

 

「任された!!!!」

 

 

さて今回はスピード勝負だ! 

 

 

 

なあリュウセイ、R-1は変形できるのか?

 

 

リュウ

 

「問題なく変形できるぜ!変形中は体は量子変換されるからダメージもないから思いっきり飛ばせるぜ!!」

 

 

ユウマ

 

それは良いこと聞いたぜ

 

 

「来い!!R-1改  チェンジ R-ウィング!」

 

 

「全速力で飛ばすぜ!!」

 

 

 

只今マッハ4で飛行中

 

 

 

 

「そろそろ中国だな・・・ここが鈴ちゃんの電波が切れた場所か・・」

 

 

今回はかなり広範囲でセンサーを使う必要があるか・・・

 

 

リュウセイ、力を貸してくれ。今回はかなり広範囲でT-LINKセンサーを使う必要がある

 

 

 

リュウ

 

「任せろ!!T-LINK フルコンタクト!」

 

 

 

ユウマ

 

「T-LINK ツインコンタクト! T-LINK センサー オーバードライブ!」

 

 

よし!見つけた!!!

 

 

 

 

 

ここから反応があるな

 

 

「おらぁ!!!!」

 

ドガーーーン  (ドアを蹴り破る音)

 

 

 

権利団体メンバー

 

 

「なんだ貴様は!!!!」

 

 

「どうして此処が分かった!!」

 

 

 

ユウマ

 

「そんなことはどうでも良いんだよ・・・テメェら覚悟は良いな・・・・・」

 

 

「全員生きて帰れると思うなよ・・・・」

 

 

リュウ

 

「ユウマ、こいつらは無力化してギリアム少佐に渡そう」

 

「こんな奴ら殺す価値もねえよ、それに今回の目的は鈴ちゃんとお母さんの保護が第一目標だ」

 

「さあ、目的を果たそうぜ」

 

 

 

ユウマ

 

「そうだな、君が鈴ちゃんだね、俺は朝霧ユウマ、一夏君達の雇い主って言えばいいかな」

 

「鈴ちゃんとお母さんを助けに来たよ、とりあえず君たちはドイツで保護するから一緒に来てくれるかい?」

 

 

 

 

「はい、お願いします」

 

 

ユウマ

 

「じゃあ鈴ちゃんとお母さんを運ぶのにどうするかな~」

 

「鈴ちゃんはISは使えるかい?」

 

 

 

「一応代表候補生を目指しているんで使えます」

 

 

ユウマ

 

「ならこのゲシュペンストを使ってくれ、この機体ならそんなに癖は無いから問題なく動かせるはずだよ」

 

 

 

「はい、来てゲシュペンスト!!」

 

「これは・・フルスキンのIS? でもスペックが高すぎる」

 

 

ユウマ

 

「説明は後でするからとにかくここから脱出しよう」

 

 

 

「はい!お母さん行こう?」

 

 

 

 

「鈴、お願いね」

 

 

ユウマ

 

「それじゃあゆっくり行くから着いて来てくれ」

 

 

 

 

「はい」

 

 

 

 

 

ドイツに向かって移動中

 

 

ユウマ

 

「さあ、着いたよ」

 

 

「ここが俺の働いてる会社だよ。」

 

 

 

「デカい・・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「とりあえず中にどうぞ」

 

「一夏君たちは応接室で待ってるよ」

 

 

 

 

「一夏・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「ただいま戻りました~」

 

「一夏君にお客さんだぜ~」

 

 

 

「一夏!!」

 

 

 

一夏

 

 

「鈴!!良かった・・無事だったんだな」

 

 

 

「ユウマさんが助けてくれたから」

 

 

「ユウマさん助けてくれてありがとうございました!!」

 

 

ユウマ

 

「気にしなくていいよ、俺があいつ等が気に入らなかったし」

 

 

 

「さて鈴ちゃん・・・良かったらラビットインダストーで働かないかい?」

 

 

「今ならテストパイロットとして雇うし、お母さんの仕事も紹介出来るよ」

 

 

「今ならドイツ国籍を取得出来るように交渉もするよ」

 

 

 

そして俺は小声で鈴ちゃんだけに聞こえるように

 

 

「そして一夏君のそばに居られるぜ♪」

 

 

 

「な、な、なんで・・・私が一夏を気にしてるのが分かるんですか?」

 

 

ユウマ

 

「俺はこう見えて奥さんが三人いてね♪女の子の気持ちは分かるんだよ♪」

 

 

「それでどうする?返事は別に急いで出さなくてもいいよ」

 

「お母さんと相談して決めてくれ」

 

 

 

 

 

 

「分かりました、お母さんと相談してみます」

 

 

 

 

 

 

「ねえお母さん、私この会社で働こうと思うんだけどお母さんはどう思う?」

 

 

 

 

「私は鈴が自分で決めたのなら応援するだけよ♪」

 

「私たちのせいで迷惑かけちゃったからそれ位はさせて頂戴」

 

「それにこの会社の食堂で働かせてくれるみたいだし私もこの会社で働くのは賛成よ」

 

 

「それに一夏君と一緒に居たいんでしょ♪」

 

 

 

「そ、それは・・・うん・・・出来れば一夏のそばにいたいかな」

 

 

 

「なら決まりね♪」

 

 

 

 

「ユウマさん、私この会社で働きたいと思います」

 

「私をテストパイロットとして雇ってください!!」

 

 

 

 

ユウマ

 

「ハハッ♪喜んで。ようこそラビットインダストリーへ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一夏、私ねこの会社で働くことにしたわ」

 

 

「ねぇ一夏、去年私が別れ際に一夏に言った言葉覚えてる?」

 

 

 

一夏

 

「ああ、酢豚をずっと食べさせてくれるってやつだろ」

 

 

「あれって・・・その・・そういう意味で良いのか?」

 

 

 

 

「うん・・そういう意味で言ったんだけど・・その・・返事を聞かせてもらえないかなって」

 

 

一夏

 

「そうだな・・・俺は・・鈴の事が」

 

 

 

「ちょっと待った~~~!!」

 

 

 

一夏&鈴

 

「どわ~~~~っ!!!!!!」

 

 

一夏

 

 

「いきなり叫ぶなよ!!!心臓が止まるかと思ったぞ!!!」

 

 

 

 

「確かにそれは済まなかった・・・だがそれよりも!」

 

「私も一夏の事が好きだ!!!!」

 

 

一夏

 

「ええっ!!!」

 

 

 

「嘘!!!」

 

 

 

「私は子供の頃からずっと一夏の事が好きで・・・」

 

 

「一夏になかなか告白できなくて・・・」

 

 

「でも姉さんが三人の奥さんが居てもケンカせず仲良くしてるのが羨ましくて・・」

 

 

「だから鈴さんが良ければ・・・私も一夏と一緒に居させてくれないか?」

 

 

 

 

 

「一夏も罪づくりな男ね・・・こんな可愛い女の子に好かれてさ」

 

 

「箒さんだったわね、良いわよ♪二人で一夏を愛しましょう♪」

 

 

一夏

 

「良いのか?鈴も箒も俺なんかで」

 

 

 

 

「私たちがアンタが良いって言ってんだから良いのよ♪」

 

 

 

「そうだぞ!私たちが一夏を好きなんだから良いんだ♪」

 

 

 

一夏

 

 

「分かった。箒、鈴、これから恋人としてよろしくな♪」

 

 

 

箒&鈴

 

「ええっ♪喜んで♪」

 

 

 

その時、一夏たちの後ろの壁際では

 

 

 

「箒ちゃんと鈴ちゃんがいっくんとね~」

 

「これはお祝いしなくちゃね♪」

 

 

 

ユウマ

 

 

「そうだな♪盛大に祝ってやろうぜ♪」

 

「とりあえず鈴ちゃんの専用機作らないといけないけど束は何かいい案ある?」

 

 

 

「束さんは鈴ちゃんにはアルトロンガンダムが良いと思うな~」

 

 

ユウマ

 

「ナタクか・・・よし!明日鈴ちゃんに聞いてみようぜ」

 

 

 

「だね♪さて今日は三人だけにしてあげようか」

 

 

ユウマ

 

「じゃあお邪魔虫は退散するぜ~」

 

 

 

この後俺と束が隠し撮りしていた映像を皆に見せ会社の全員でお祝いをした

 

 

 

この日新たに幸せカップルが誕生した

 




一夏君のヒロインは箒ちゃんと鈴ちゃんにします

この世界の一夏君は唐変木ではありません、ちゃんと女の子の気持ちが理解できる紳士です



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鈴のISとガンダム

ある日

 

 

ユウマ

 

「さて、鈴ちゃんはラビットインダストリーのテストパイロットになった訳だ」

 

 

「そこで鈴ちゃんの専用機を作るんだけど、このタブレットのデータの中から好きな機体のデータを幾つかピックアップしてみてくれる?」

 

 

 

「この中から・・・うわ!何ですかこの膨大な数のロボットは!!」

 

 

ユウマ

 

「俺が専用機作るときに使う設計図だよ、とりあえずその中から好きなもの選んでみてね♪」

 

 

 

 

「はい・・・」

 

私はえ~と・・・このガンダムって言うのが気になるかな・・・でもこのパーソナルトルーパーもカッコいいし・・・

 

 

アルトロンガンダム・・・グルンガスト・・・ストライクガンダム・・・サーベラス・イグナイト・・・ヴァルシオーネR・・・ヴァイサーガ・・・キリがないわね

 

出来れば汎用性が欲しいから・・・・よし!

 

 

「ユウマさん決めました!ストライクガンダムにします」

 

 

 

ユウマ

 

「ストライクガンダムか・・戦況に応じて瞬時に装備換装出来るこの機体を選ぶなら・・・最初は何も装備が付いてない状態から始めるけどいいかい?」

 

 

 

 

「はい、大丈夫です」

 

 

ユウマ

 

「なら早速ラボに行こう」

 

 

 

移動中

 

 

「ここのラボで全てのISを作ってるんだよ」

 

 

「こんちわ~イアンさん、セレーネさん、シュウ博士居ます?」

 

 

 

シュウ

 

「おや?ユウマ君どうしました?」

 

 

 

ユウマ

 

「鈴ちゃんの専用機を何作るか決めたんで手伝ってほしいんですけど」

 

 

 

シュウ

 

「分かりました少し待ってください、スグに準備するので」

 

 

「では始めましょうか・・・では何を作るんですか?」

 

 

 

ユウマ

 

「ストライクガンダムを作ります、最初は装備なしの状態で始めるのでIS本体だけ作りましょう」

 

 

セレーネ

 

「あら♪ストライクガンダムなんてカッコいいの選んだのね♪」

 

 

イアン

 

「これは作り甲斐があるぜ!!」

 

 

ユウマ

 

「さてやりましょうか♪」

 

 

 

 

 

 

「これが私のIS・・・良いんですか?貰っても」

 

 

ユウマ

 

「鈴ちゃんはテストパイロットだからね、色々とデータなんかを取らせてもらったりするけどね」

 

 

 

「ありがとうございます!!!私頑張ります!」

 

 

ユウマ

 

「よろしく頼むよ鈴ちゃん♪」

 

 

「セレーネさん、鈴ちゃんに基本的な操作方法を教えてもらえますか?」

 

 

セレーネ

 

 

「ええお安い御用よ♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

「イアンさん、シュウ博士、俺のビルドビルガーの製作が遅れてるので手伝ってもらえます?」

 

 

シュウ

 

「ええ構いませんよ」

 

 

 

イアン

 

「ドンとこいだぜ♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

 

「ようやくビルドビルガーも完成したしセシリアとのコンビネーションもそろそろ出来るように調整するかな」

 

 

「束とシャルとのコンビネーション攻撃もプログラム作らないとな」

 

 

「俺もガンダム作ろうかな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「良いこと聞いちゃった♪こっそり作ってゆ~くんにプレゼントしよう♪」

 

 

「ゆ~くんにはいつも助けてくれて守ってくれるからお礼をしたいな・・」

 

 

セシリア

 

「束さん、それ私達にも協力させてもらえませんか?」

 

 

シャル

 

「ユウマにはいつも助けてもらってばかりだから僕もお礼がしたいんだ」

 

 

 

 

「よし♪三人でとびっきりカッコいいガンダムを作ってゆ~くんにプレゼントしよう♪」

 

 

「ねぇ、セーちゃん、シャルちゃん、どのガンダムが良いと思う?」

 

 

シャル

 

「僕的にはこのストライクフリーダムガンダムかな、ユウマに似合いそうだし♪」

 

 

セシリア

 

「私はこのウイングガンダムゼロカスタムでしょうか、翼をはためかせるユウマさんがカッコいいと思うので」

 

 

 

「なるほどね、束さん的にはこのHi-νガンダムかな♪絶対ゆーくんに似合うよ♪」

 

 

 

アストナージ

 

 

「話は聞かせてもらったぜ!俺達も協力させてくれよ♪」

 

 

「俺達もユウマに世話になってるからな、俺達も恩返ししないとな」

 

 

 

 

「アストナージさんありがとう♪」

 

 

「よしやろう!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「出来た!!!ゆーくんにプレゼントするIS[Hi-νガンダム]です!」

 

 

シャル

 

「僕も出来た!ユウマへのプレゼント[ストライクフリーダムガンダム]だよ♪」

 

 

セシリア

 

「出来ましたわ!ユウマさんへのIS[ウイングガンダムゼロカスタム]ですわ♪」

 

 

アストナージ

 

「俺たちは[ガンダムサバーニャ]を作ったぜ!」

 

 

 

「じゃあ皆でゆーくんに渡しに行こう♪」

 

 

 

 

 

IS調整用アリーナ

 

 

ユウマ

 

「セレーネさん、鈴ちゃんの様子はどうですか?」

 

 

セレーネ

 

「鈴ちゃんは筋が良いわね♪もうしっかり動かせるようになるなんて驚いたわ♪」

 

 

ユウマ

 

「それは今後が楽しみですね♪」

 

 

 

「ゆーくん♪」

 

 

 

ユウマ

 

「ん・・束どうしたの?みんなも」

 

 

 

 

「実はね束さん達ゆーくんに日頃のお礼にゆーくんの専用ガンダムを作ったんだ♪」

 

「だから受け取ってほしいの♪」

 

 

 

ユウマ

 

「俺専用のガンダム・・・・ありがとう、束・シャル、セシリア、アストナージさん」

 

 

「凄くうれしいよ・・・・でも何で俺がガンダム欲しいって分かったんだ?」

 

 

 

 

「それはね、鈴ちゃんのガンダム作ってるときにゆーくんがガンダム作ろうかなって言ってるのが聞こえたからね、日頃のお礼にって」

 

 

「ゆーくん、いつも助けてくれて、守ってくれてありがとう♪」

 

 

 

ユウマ

 

「どういたしまして♪」

 

 

 

「それにしても一気にガンダムが4機も手持ちに増えるとは」

 

 

「今度使ってみるかな、その時は皆に協力してもらおう」

 

 

 

 

 

 

 

俺は良い人達に巡り合えたんだな

 

 

アマテラス様に感謝だな♪

 

 

 

 

 

 

 



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IS学園に入学と赴任

今回はかなり飛ばして原作に入ります


 

鈴ちゃんのISを作ってから一年経ち、俺は24歳になった

 

俺はエルザムさんとマイヤー大統領に呼ばれドイツ大使館に向かっていた

 

 

ユウマ

 

「失礼します、朝霧ユウマです。入ります」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君すまないね、急に呼びだしたりなんかして」

 

 

ユウマ

 

「今日は暇してたので大丈夫ですよ、何か急用ですか?」

 

 

エルザム

 

「詳細は大統領から説明があるはずだよ」

 

 

 

ユウマ

 

 

「そうですか・・・」

 

 

エルザム

 

 

「大統領、ユウマ君をお連れしました」

 

 

 

マイヤー

 

「入ってくれ」

 

 

 

ユウマ

 

「大統領今日はどうしたんですか?」

 

 

マイヤー

 

「実はな、日本にあるIS学園からユウマ君、束君、千冬君、一夏君、箒君、鈴君、シャルロット君、セシリア君、ラウラ君、クロエ君の全員をIS学園に入学、赴任させてほしいと打診が来てね」

 

 

ユウマ

 

 

「日本には以前盛大にケンカ売ったんで行きたくないです!!!」

 

 

マイヤー

 

 

「その辺は大丈夫だ、以前ユウマ君が日本の隠していた秘密の一部を公開したことで官僚の全員が入れ替わり新しい日本政府として機能している」

 

「今の日本政府はユウマ君達に正式に謝罪したいそうでね」

 

 

ユウマ

 

「まぁ、俺は束と千冬さん達にキチンと謝罪してくれれば良いですけど」

 

「詳しい話は皆集まったときにお願いできますか?」

 

 

マイヤー

 

「それもそうだな、では明後日皆を集めて詳しい話をしよう」

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます、では明後日皆で来ます」

 

 

エルザム

 

「ユウマ君車で家まで送るよ」

 

 

 

移動中

 

 

「ただいま」

 

 

 

「ゆーくんおかえり」

 

 

シャル

 

「ユウマ今日はエルザムさんに呼ばれて何処に行ってたの?」

 

 

セシリア

 

「何か急用ですか?」

 

 

ユウマ

 

「なんでも俺たちに日本にあるIS学園に来てほしいらしい」

 

 

千冬

 

「日本か・・・・行きたくないな」

 

 

一夏

 

「俺も行きたくねぇ」

 

 

 

「私も姉さんを馬鹿にした国にはちょっと・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「なんでも俺らが秘密をばらしたせいで官僚が総入れ替えされたらしいよ、でもって日本政府は俺たちに正式に謝罪したいそうだよ」

 

 

 

「その人たちは良い人かな・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「それは明後日みんなで領事館に説明をしてくれるように大統領に頼んだからその時に教えてくれると思うよ」

 

 

 

「ゆーくん、いつの間に大統領と仲良くなったの?」

 

 

 

ユウマ

 

「結構前から知り合いだよ。ラビットインダストリーの設立を持ちかけてくれたのが大統領だからね、因みに会社の名前決めたのは俺だから」

 

 

セシリア

 

「なぜラビットインダストリーにしたんですか?」

 

 

 

ユウマ

 

「ウチにはウサギさんが居るからね」

 

 

みんな

 

 

「なるほど」

 

 

ユウマ

 

「とりあえず明後日みんなで領事館に行くからね」

 

 

 

 

「了解だよ、ゆーくん」

 

 

 

明後日まで移動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

「エルザムさん、みんな連れてきましたよ」

 

 

 

エルザム

 

 

「ユウマ君、すまないね」

 

 

「みんな中に入ってくれたまえ」

 

 

マイヤー

 

「ユウマ君以外は初めてだったね」

 

 

「私はドイツの大統領、マイヤー・V・ブランシュタインだ。皆よろしく頼むよ」

 

 

 

「初めまして私は・・」

 

 

マイヤー

 

「皆の事は知っているよ、ユウマ君に聞いているからね♪」

 

 

「さて本題に入ろう、実は日本のIS学園から打診が来てね、皆を学園に入学、赴任させて欲しいそうだ」

 

 

 

千冬

 

「質問ですが、IS学園は何処の国からも干渉されない治外法権の場所だと聞きましたが本当でしょうか?」

 

 

マイヤー

 

 

「それは間違いないよ。実は学園長が昔からの友人でね、今回の打診も学園長からの打診でね」

 

 

ユウマ

 

 

「IS学園に赴任するのは俺と束と千冬さんですか?」

 

 

マイヤー

 

「ああ、後の皆は生徒として入学して欲しいそうだ」

 

 

ユウマ

 

「でも俺人に教えるの苦手なんですけど・・・」

 

 

 

千冬

 

「素人の一夏と箒に一日教えただけで基本動作をマスターさせた男が何を言ってるんだ」

 

 

 

ユウマ

 

「ギクッ!!!!」

 

 

「千冬さん見てたんですか?」

 

 

 

千冬

 

「まあな、遠目で見ていたがあれで苦手だと言われれば私たちはもっと苦手だぞ」

 

 

一夏

 

「そうですよ!ユウマさんの教え方凄く分かりやすかったですよ」

 

 

 

「はい、ユウマさんは教え方も優しくて落ち着いてできたので」

 

 

 

ユウマ

 

「仕方ねぁな、分かりました。俺は学園に赴任します。会社には優秀な仲間が居るんで俺が居なくても大丈夫そうですし」

 

 

 

マイヤー

 

「助かるよ、ユウマ君」

 

 

 

「ゆーくんが行くなら束さんも行くよ♪」

 

 

みんな

 

「ユウマさんが行くなら皆で行きます!!!」

 

 

 

マイヤー

 

「みんな、ありがとう」

 

「IS学園には半年後の四月の予定だから準備を進めておいてくれ」

 

 

ユウマ

 

「了解です」

 

 

「さて皆この半年間の間に準備を進めていこう」

 

 

「鈴ちゃんのストライクの換装パッケージの製作、千冬さんのレッドフレーム改の追加オプション、一夏君のブルーフレームの残りの装備品、箒ちゃんのシシオウブレードとシュナーベルへの改造」

 

 

「やる事が多いな、皆で分担してやっていこう」

 

 

みんな

 

「りょうかーい!!」

 

 

 

 

 

半年後

 

エルザム

 

「ユウマ君、みんなIS学園でも頑張ってくれ!何かあれば何時でも連絡してくれ」

 

 

ユウマ

 

「はい、いってきます!」

 

 

 

アストナージ

 

 

「束ちゃん、これISメンテ用の道具一式だ!良かったら使ってくれ♪」

 

 

 

「アストナージさんありがとう!!」

 

 

セレーネ

 

「鈴ちゃん、ストライクの装備換装はもう完璧ね♪学園でも頑張って来てね」

 

 

 

「はい!セレーネさんありがとうございます♪」

 

 

マリア

 

「シャルロット、体には気を付けて頑張ってね」

 

 

シャル

 

「ありがとうお母さん!僕頑張ってくるね♪」

 

 

ジェームズ

 

「セシリア、日本でも頑張りなさい」

 

 

マリア

 

「体には気を付けてね」

 

 

セシリア

 

「はい!!お父様、お母様行ってまいります!!」

 

 

シュウ

 

「一夏君、ブルーフレームの真価をぜひ発揮させてくださいね」

 

 

一夏

 

「シュウ博士、俺頑張ります!」

 

 

ラドム博士

 

「箒さん、貴方の実力は私が保証します。頑張ってね」

 

 

 

「はい!頑張ってきます!」

 

 

ロバート

 

「千冬さん、格闘プログラムは完成してるから後はユウマ君と束ちゃんに頼んでおくから頑張ってくれ!」

 

 

千冬

 

「ありがとうロバート博士、頑張ってくるさ」

 

 

カーク

 

「ラウラ、クロエ、君たちのISはフルメンテをしておいた。向こうでも頑張るんだぞ」

 

 

ラウラ

 

「カーク博士、行ってくる」

 

 

クロエ

 

「博士、行ってきます」

 

 

ユウマ

 

「みんな、行ってきます!!!!!!」

 

 

 

 

日本に向けて移動中

 

 

 

 

ユウマ

 

「日本まで十三時間はキツイよ・・・・・・」

 

 

 

「束さんも・・・・」

 

 

千冬

 

「これならISで飛んで来た方が楽だな・・・・」

 

 

ユウマ

 

「とりあえず空港に迎えが来てるはずなんだけど・・・・」

 

 

???

 

 

「朝霧ユウマさん、皆さんお待ちしてました。今回皆さんをお迎えに来ました小林アヤです」

 

 

「これから一度日本の国会議事堂に行き総理と面会してもらいます」

 

 

 

ユウマ

 

「分かりました、スグに行きましょう」

 

 

 

移動中

 

 

アヤ

 

「到着しました、こちらにどうぞ」

 

 

ガチャ (扉を開ける音)

 

 

???

 

「初めまして、私は総理大臣をしています[水無瀬大鉄」です」

 

 

「以前は日本が皆さんにご迷惑をお掛けし申し訳なかった」

 

 

「今後はあのような事がないように徹底していきます」

 

 

 

ユウマ

 

「アナタの謝罪を受け入れます、でも千冬さん達は日本の所属になることはないのでそれだけはご理解ください」

 

 

 

ダイテツ

 

「それは重々承知しています、アヤ君皆さんをIS学園までよろしく頼むよ」

 

 

アヤ

 

「はい」

 

 

移動中

 

 

 

アヤ

 

「此方がIS学園です。ユウマさん、束さん、千冬さんのお三方は学園長と面会していただきます」

 

 

「一夏さん、箒さん、セシリアさん、シャルロットさん、ラウラさん、クロエさん、鈴さんは最初にIS学園に入学する際に受ける試験を受けていただきます」

 

 

「試験内容はIS学園の教師陣との試合です」

 

 

 

「それは千冬さん達が相手になるんですか?」

 

 

 

アヤ

 

「いえ、他の教師の方たちが担当します」

 

 

 

「そうですか・・・」

 

 

此処からはヒソヒソ話

 

 

 

「ねぇ、一夏私たちの相手が教師陣で務まるのかしら・・・」

 

 

一夏

 

「いや、無理だろ・・」

 

 

セシリア

 

「私たちはあのユウマさんに鍛えられたんですよ・・それを教師のかたでは・・・」

 

 

シャル

 

「そうだよね、最近は千冬さんにも鍛えてもらったから・・・」

 

 

ラウラ

 

「父上に鍛えられた私達の腕を舐めているのか?」

 

 

クロエ

 

「ラウラはお父様の呼び方を変えたんですか?」

 

 

ラウラ

 

「この前部隊の皆でみたアニメの影響でな・・・父上にも許可を貰ったぞ」

 

 

クロエ

 

「ラウラのそんな所好きですよ♪」

 

 

ヒソヒソ話終了

 

 

 

アヤ

 

「ここからの担当はIS学園の方に変わりますので」

 

 

 

???

 

「皆さん、此処からは私山田真耶が担当します。よろしくお願いします」

 

 

一夏

 

「よろしくお願いします」

 

 

真耶

 

「では早速アリーナの方に向かいましょう」

 

 

移動中

 

 

 

 

真耶

 

 

「ではこれから皆さんの試験を開始しますが順番はどうしますか?」

 

 

 

一夏

 

「なら俺が一番最初に行きます」

 

 

真耶

 

「分かりました、では三十分後に始めますので準備をお願いますね」

 

 

一夏

 

「了解です」

 

 

「ブルーフレームの装備はセカンドリバイにしよう」

 

 

「さて準備完了っと」

 

 

真耶

 

「織斑君準備は良いですか?」

 

 

 

一夏

 

「はい大丈夫です」

 

 

真耶

 

「では織斑君発進どうぞ」

 

 

一夏

 

「織斑一夏 アストレイブルーフレーム セカンドリバイ 行くぜ!!!」

 

 

 

教師

 

「アンタがISを動かした男ねぇ、男のくせに神聖なISを汚すなんて許されることじゃないわ。ここで始末します」

 

 

一夏

 

「おいおい、IS学園にもこんなクズが居るのかよ・・・ユウマさんを見習って徹底的に潰すか・・・」

 

 

???

 

 

「やるなら徹底的にやるんだぞ」

 

 

一夏

 

 

「ん?今のは・・・」

 

 

 

「俺は今君が纏ってるアストレイのコア人格の叢雲劾だ」

 

「アイツを倒すなら徹底的にな♪」

 

 

 

一夏

 

「はい!!!」

 

 

「俺はアンタみたいな女尊男卑主義者が嫌いでね・・・アンタを此処で潰す」

 

 

 

教師

 

「やれるものならやってみなさいよ!!」

 

 

一夏

 

「なら遠慮なく!!!!タクティカルアームズ!!!!!!」

 

 

「ぶっ飛べ!!屑野郎!!!!!」

 

 

 

教師

 

 

「キャーーーーー!!」

 

 

 

真耶

 

「シールドエネルギー EMPTY 織斑君の勝利です」

 

 

「カザキリ先生・・・・後で学園長のもとで話があります・・・・逃げないでくださいね・・・」

 

 

 

一夏

 

「弱っ・・・・・これで教師とか・・・・」

 

 

 

 

 

「一夏瞬殺だったな・・・・・」

 

 

 

 

「きっと一夏を怒らせること言ったのよ、馬鹿ね」

 

 

 

真耶

 

「お次は誰がやりますか?」

 

 

 

 

 

「なら私が行きます」

 

 

 

摩耶

 

「では再び三十分後に開始します」

 

 

 

 

「今日の気分は・・・・ストライクノワールにしよう」

 

 

真耶

 

 

「では鈴さん発進どうぞ」

 

 

 

「凰 鈴音 ストライクノワール 出るわよ!」

 

 

 

教師

 

「あら、随分と小さい子が来たわね」

 

 

 

「小さいですって・・・・・コロス!!!」

 

 

 

「食らいなさい!!アンカー!!!!!」

 

 

 

教師

 

「えっ?」

 

 

 

「フラガラッハビームブレイドの威力思い知りなさい!!!!!!」

 

 

教師

 

「キャアーーーー!!」

 

 

摩耶

 

「シールドエネルギー EMPTY 鈴さんの勝利です」

 

 

「つぎは誰が出ますか?」

 

 

 

ラウラ

 

「私が行こう」

 

 

 

真耶

 

「ではラウラさんも三十分後に」

 

 

 

ラウラ

 

「エクスバインボクサー・・・今日は頼むぞ」

 

 

 

???

 

「任せて、君の力になるから」

 

 

ラウラ

 

「??今の声は・・・」

 

 

 

リョウト

 

「僕はリョウト・ヒカワ・・・このISのコア人格だよ」

 

 

「このISは僕が目覚めることで真価を発揮するんだ。君に力を」

 

 

 

真耶

 

「ラウラさん、準備はいいですか?」

 

 

ラウラ

 

「大丈夫だ」

 

 

真耶

 

 

「ではラウラさん発進どうぞ」

 

 

 

ラウラ

 

「朝霧ラウラ エクスバイン ボクサー 行くぞ!」

 

 

 

教師

 

「アナタが私の相手ね、では始めましょう」

 

 

 

ラウラ

 

「リョウト・・行くぞ」

 

 

 

リョウト

 

「分かったよ! T-LINKシステム リンク」

 

 

 

ラウラ&リョウト  

 

「ガイスト・ナックル!!!」

 

 

 

教師

 

 

「クッ・・・なかなかやるわね・・・でもこれならどうかしら!」

 

「ミサイル発射!!!!」

 

 

 

ラウラ

 

「リョウトどうする?」

 

 

 

リョウト

 

「ならボクサーの奥の手を使うよ!!」

 

 

 

ラウラ&リョウト

 

「G・ソードダイバー!!!」

 

 

教師

 

 

「キャ――!」

 

 

麻耶

 

「シールドエネルギー EMPTY ラウラさんの勝利です」

 

 

「皆さん大変申し訳ないんですが今日の試験担当の教師が今の方で最後になってしまって・・・どうしましょう・・・」

 

 

 

 

???

 

「ならこちらの新任の先生に担当してもらいましょう」

 

 

 

真耶

 

「学園長!!いつこちらに?」

 

 

学園長

 

「ついさっきですよ、皆さん初めまして。学園長の轡木十蔵です」

 

 

真耶

 

「もうお話は良いんですか?」

 

 

十蔵

 

「ええ、簡単な話ですから。」

 

「それで朝霧先生、織斑先生、テスト教官をやっていただけますか?」

 

 

 

ユウマ

 

「引き受けましょう」

 

 

真耶

 

「では次は誰が試験を受けますか?」

 

 

 

 

「なら私が行きます」

 

 

真耶

 

「試験官は誰を指名しますか?」

 

 

 

「千冬さんお願いします」

 

 

 

千冬

 

「いいだろう」

 

 

真耶

 

「では三十分後に始めます」

 

 

 

ユウマ

 

「千冬さん手加減しなきゃダメですよ」

 

 

千冬

 

「それ位分かっているさ」

 

 

真耶

 

「では双方とも発進どうぞ」

 

 

 

千冬

 

「織斑千冬 アストレイレッドフレーム改 出るぞ!!!」

 

 

 

「篠ノ之箒 ビルドラプターシュナーベル 出る!!!」

 

 

 

 

千冬

 

「こうして剣を交えるのは久しぶりだな箒」

 

 

 

「ええ、行きます!!」

 

 

「ブレード・サイ!!!」

 

 

 

千冬

 

「来い!」

 

 

「ガーベラストレート!」

 

 

 

 

ギィン ギィン ギィン

 

 

 

千冬

 

「ここまで腕を上げるとは流石だな」

 

 

 

 

「ラドム博士と一緒に様々なパターンを作りましたから」

 

 

千冬

 

「ならこれで決めよう・・箒お前も刀を抜くんだ」

 

 

 

「はい・・・」

 

 

千冬

 

「ハァ!!!」

 

 

 

 

「ハァ!!!」

 

 

 

真耶

 

「シールドエネルギー EMPTY 千冬先輩の勝利です」

 

 

 

「やっぱり勝てませんか・・・」

 

 

千冬

 

「そんの事はないさ、ちゃんと私のシールドエネルギーを半分も削っているんだ。箒は着実に強くなっているよ」

 

 

 

「ありがとうございます、義姉さん」

 

 

千冬

 

「フフッ♪箒もようやくその呼び方にもなれてきたな♪」

 

 

 

「まだ少し恥ずかしいですけどね」

 

 

千冬

 

「なに、少しずつ慣れていけばいいさ」

 

「私は箒や鈴のような妹なら大歓迎だよ♪」

 

 

真耶

 

「次は誰が出ますか?」

 

 

セシリア

 

「次は私が出ます、ユウマさんお相手をお願いできますか?」

 

 

ユウマ

 

「レディの頼みなら喜んで♪」

 

 

真耶

 

「では三十分後に始めますね」

 

 

「お二人とも準備はよろしいですか?」

 

 

 

セシリア

 

「ええ、大丈夫です」

 

 

ユウマ

 

「OKです」

 

 

真耶

 

「では発進どうぞ」

 

 

セシリア

 

「セシリア・朝霧 ビルドファルケン 行きます!」

 

 

 

ユウマ

 

「朝霧ユウマ ビルドビルガー いくぜ!」

 

 

セシリア

 

「ユウマさん、それが私のビルドファルケンのパートナー機ですか?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、何となく似てるだろ♪」

 

「じゃあ始めようか・・・」

 

 

セシリア

 

「ええ、私のワルツにお付き合いくださいな」

 

 

ユウマ

 

「生憎俺はダンスは苦手でね!」

 

「ビルガー高機動モード!!ウイング展開!!ドライブ全開!!!」

 

 

 

セシリア

 

「負けませんわ!!テスラドライブフルブースト!!!!」

 

 

ユウマ

 

「モズの一刺し受けてみろ!ビクティム・ビーク!!!!」

 

 

セシリア

 

「オクスタンライフル Wモード!!」

 

「狙いは外しませんわ!!!」

 

 

 

ドカーーン

 

 

セシリア

 

「やっぱりまだ勝てませんわね・・・・」

 

 

ユウマ

 

「そんな訳ないだろ、俺のシールドエネルギー二割も削ってるんだからな」

 

「ちょっとしたご褒美にピットまでお姫様だっこで運んでやるよ♪」

 

 

セシリア

 

 

「キャ!」

 

「ユウマさん、私今幸せですわ♪」

 

 

ユウマ

 

「それは良かった♪」

 

 

真耶

 

「朝霧先生って大胆なんですね・・・」

 

 

千冬

 

「あれくらいユウマにとっては普通だぞ?」

 

 

真耶

 

「うらやましい・・・・」

 

「いけない、いけない」

 

 

「さて次は誰が出ますか?」

 

 

 

シャル

 

「なら僕が行くよ」

 

「ユウマ、相手してくれる?」

 

 

 

ユウマ

 

「はいよ」

 

 

真耶

 

「ではまた三十分後に始めますね」

 

 

「お二人とも準備は良いですか?」

 

 

シャル

 

「いつでもどうぞ」

 

 

ユウマ

 

「良いですよ」

 

 

真耶

 

 

「では発進どうぞ!!」

 

 

 

シャル

 

「シャルロット・朝霧 フリッケライ・ガイスト 出るよ!」

 

 

 

ユウマ

 

「朝霧ユウマ アルトアイゼン・リーゼ 出るぞ!!」

 

 

 

シャル

 

「ユウマのそれが僕の兄弟機なの?」

 

 

ユウマ

 

「そうだよ、シャルのはアルトアイゼンがベースになってるからな」

 

「さてやるぞ」

 

 

シャル

 

「望むところだよ!!」

 

 

「リボルビング・ステーク!!」

 

 

ユウマ

 

「リボルビング・バンカー!!!」

 

 

シャル

 

「嘘!僕と同じ武器⁉」

 

 

 

ユウマ

 

「言っただろ!アルトがベースだって!ベースが同じなら武器も似るさ!」

 

 

「クレイモア!全弾もってけ!!!!」

 

 

シャル

 

 

「なら!フォースレイ発射!!!!」

 

 

 

ドカーーン

 

 

シャル

 

 

「ユウマは強いな~」

 

 

ユウマ

 

「まあ、自分が規格外の人間なのは自覚してるよ」

 

 

「さてシャルもお姫様だっこで運ぶよ」

 

 

 

シャル

 

「わぁ!!」

 

「ユウマ・・・僕・・幸せだよ♡」

 

 

ユウマ

 

「良かった♪」

 

 

真耶

 

「後はクロエさんですね」

 

 

クロエ

 

「私はお母様に相手をして欲しいです」

 

 

 

「クーちゃんのご指名なら受けましょう!!!」

 

 

真耶

 

「え?お母さん?束先生はもうお子さんが?」

 

 

千冬

 

「彼女は束の養女だ、細かいことは気にするな」

 

 

真耶

 

「では三十分後に始めますね」

 

 

「お二人とも準備は良いですか?」

 

 

 

「いいよ~♪」

 

 

クロエ

 

「大丈夫です」

 

 

真耶

 

「では発進どうぞ!」

 

 

 

「朝霧束 ラインヴァイスリッター 出るよ~♪」

 

 

 

クロエ

 

「朝霧クロエ エクスバイン・ガンナ― 出ます!」

 

 

 

 

「クーちゃんから指名を貰うとは思わなかったよ~」

 

 

クロエ

 

「私はお母様に勝ってみたいんです・・」

 

 

???

 

「なら思いっきりぶつかっていかなくちゃね♪」

 

 

クロエ

 

「え?」

 

 

リオ

 

「初めまして!私は[リオ・メイロン]よ」

 

「このエクスバイン・ガンナ―のコア人格なの♪」

 

「アナタに力を貸すわ♪」

 

 

 

クロエ

 

「ありがとうございます、リオさん」

 

 

「お母様、行きます!!」

 

 

「マルチトレースミサイル発射!!!」

 

 

 

 

「そうくるんだね♪ならスプリットミサイル発射!!」

 

 

 

クロエ

 

「ファングスマッシャー!当たってください」

 

 

 

「ハウリングランチャー Bモード 発射!」

 

 

 

リオ

 

「こうなったら最後の武器を使いましょう!」

 

 

クロエ

 

「はい!リオさん!」

 

 

 

クロエ&リオ

 

「Gインパクト・ザッパー 発射!!!!」

 

 

 

 

「ハウリングランチャー Xモード 発射!!」

 

 

ドカーン

 

 

真耶

 

「両者 シールドエネルギー EMPTY この勝負引き分けです!」

 

 

 

クロエ

 

「やった・・・・・」

 

 

 

「クーちゃん・・・凄いよ!!!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「クロエ~凄いな♪束相手に引き分けに持ち込むなんて・・・・」

 

「束、俺たちの娘は天才かもしれない」

 

 

 

「だよね♪クーちゃんは束さんとゆーくんの自慢の娘だよ♪」

 

 

 

ラウラ

 

 

「姉上、お疲れ様♪私の姉上は凄いな♪」

 

 

 

真耶

 

「うそ・・・・」

 

 

「( ゚д゚)ハッ! これにて本日の試験は終了です」

 

「今日は学園の教職員用の寮にお部屋を用意しているのでそこを使ってください」

 

 

「入学式は一週間後になります。それまでは寮のお部屋を使ってくださいね♪」

 

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます、さて今日はクロエが頑張ったご褒美にパーティーだ!」

 

 

 

みんな

 

「さんせーい♪」

 

 

 

 

十蔵

 

「さて、カザキリ先生・・・・あなたには学園を去ってもらいましょう」

 

 

「私はこの学園を女尊男卑主義のない学園にする為に日夜頑張ってきました」

 

 

「それは妻も同じです」

 

 

「ですがアナタはそれを踏みにじりました・・今すぐ荷物を纏めて出ていきなさい」

 

 

 

カザキリ

 

「クッ・・・私を辞めさせた事を後悔させてやる!!!!」

 

 

 

 

 

ユウマ

 

「クックックッ・・・そんな事を言える立場なのかな?」

 

 

「俺が先日中国で女性権利団体の本部は潰しちまったからアンタが泣きつく場所なんてないんだよ」

 

 

「アンタはこの先一生無職だよ。世界は今少しづつ変わってる」

 

「いつまでもふざけた女尊男卑主義が続くと思うなよ」

 

 

カザキリ

 

「クッ!!!!」

 

 

 

ユウマ  

 

「それにアンタが今までやってきた悪事を全部調べさせてもらったぜ」

 

 

「色々やってんだな、男に冤罪の罪をきせて自分は高笑いか・・・・」

 

 

「屑野郎が・・・」

 

 

「それにもう警察がここに来る頃だ、アンタは一生牢屋行きだ」

 

 

「一生牢屋で自分の犯した罪を数えて過ごせよ・・・屑野郎」

 

 

 

カザキリ

 

「ああ・・・・・・」

 

 

 

ユウマ

 

「それじゃあ学園長、一週間後よろしくお願いします」

 

 

十蔵

 

「ええ、朝霧先生よろしくお願いします」

 

 

 

一週間後

 

 

 

 

ユウマ

 

「なぁ束・・どうしてもスーツ着なくちゃダメか?」

 

 

 

 

「ゆーくん、入学式と新任教師の紹介があるのに私服でいいわけないでしょ?」

 

 

 

ユウマ

 

「おれスーツは嫌いなんだよ・・・」

 

 

 

「ほらゆーくん少ししゃがんで、ネクタイ結んであげるから」

 

 

ユウマ

 

「頼むよ・・・」

 

 

 

「ねぇゆーくん、今の会話って普通の夫婦みたいでいいね♪」

 

 

ユウマ

 

「そうだな♪束・・・愛してるよ」

 

 

 

「私もだよ・・・ゆーくん・・・」

 

 

ユウマ

 

 

俺と束はゆっくりキスをした

 

 

「さて会場に行こうか・・」

 

 

 

「うん♪」

 

 

移動中

 

 

IS学園 体育館

 

 

 

入学式中  

 

 

ユウマ

 

「ほら束、クロエとラウラがあそこに居るよ」

 

 

 

「ホントだ♪二人とも可愛いね♪」

 

 

 

十蔵

 

「では本年度より我がIS学園に赴任していただいた先生方を紹介します」

 

 

「先生方此方にどうぞ」

 

 

 

ユウマ&束&千冬

 

「はい」

 

 

 

 

十蔵

 

 

「右から朝霧ユウマ先生です、彼にはISの実技を担当していただきます」

 

 

ユウマ

 

「朝霧ユウマです、よろしくお願いします」

 

 

十蔵

 

「次に朝霧束先生です、彼女にはISの座学を担当していただきます」

 

 

 

 

「朝霧束です、よろしくお願いします」

 

 

 

十蔵

 

「次に織斑千冬先生です、彼女は朝霧先生と一緒に実技を担当してもらいます」

 

 

千冬

 

「織斑千冬です、よろしくお願いします」

 

 

十蔵

 

 

「此方の三人の先生は1学年の副担任をしていただきます」

 

「皆さん失礼のないようにしましょう」

 

「では本日の入学式をこれで終わります」

 

 

司会

 

「各生徒は自分のクラスの教室に移動してください」

 

「そちらで今後の授業などの説明をします」

 

 

クラスに移動中

 

 

ユウマ

 

「俺は1年1組か・・・担任は誰かな?」

 

 

プシュー―― (扉の開く音)

 

 

???

 

「あら?アナタが朝霧先生ね!私はこの1年1組の担任のマリュー・ラミアスです♪」

 

「これから一緒に頑張りましょ♪」

 

 

 

ユウマ

 

 

「ええ~さっきの入学式で名前は知ってると思うけど朝霧ユウマです」

 

「主にISの実技を担当する、ISの製作、メンテナンスも出来るので気になる事が有れば聞いてくれ」

 

 

 

 

生徒A

 

「はい先生!質問良いですか!!」

 

 

ユウマ

 

「どうぞ」

 

 

 

生徒A

 

「朝霧先生は、束先生とはどんなご関係なんですか?」

 

 

ユウマ

 

「夫婦だ」

 

 

生徒たち

 

「イケメンなのに奥さんも美人とか・・この世に神はいないのか!!!!!」

 

 

「美男美女夫婦とか羨ましすぎる!!!!!!」

 

 

「チクショー――!!!!!!」

 

 

「ならこのクラスに居る織斑君を狙えば!!!!!」

 

 

ユウマ

 

 

「残念だけど一夏には彼女が居るぞ~~」

 

 

生徒たち

 

 

「嘘だ~~~~~!!!!!!」

 

 

「なんで朝霧先生がそんな事知ってるんですか⁉」

 

 

ユウマ

 

「俺が一夏と彼女たちをくっ付けるキッカケを作ったから」

 

 

生徒たち

 

 

「ギャー――!!!!!!」

 

 

「ん?彼女達?」

 

 

ユウマ

 

「一夏には2人の彼女が居るし、俺には束以外にあと2人嫁が居るぞ」

 

 

生徒たち

 

「一夫多妻が導入されるってホントだったんだ!!!」

 

「なら私たちも!!!!」

 

 

ユウマ

 

「生憎俺も一夏も物珍しさで近づいてくる女性は嫌いでね、そんな事をすれば・・・

俺の嫁と一夏の彼女たちが黙ってないぜ」

 

「だから変な気を起こさないことをおススメするよ」

 

 

 

生徒たち

 

 

「ガックシ」

 

 

マリュー

 

「ハイハイ、皆これから自己紹介をしましょう。これから一年間一緒に学ぶ学友だからね」

 

 

自己紹介中

 

 

一夏

 

「織斑一夏です、日本人ですがドイツ国籍です。ラビットインダストリーのテストパイロットをしています。これか一年間お願いします」

 

 

パチパチパチ

 

 

 

「篠ノ之箒です、一夏と同じラビットインダストリーのテストパイロットをしています。一年間よろしくお願いします」

 

 

シャル

 

「シャルロット・ブロウニングです、ラビットインダストリーのテストパイロットをしています。料理が趣味です!一年間よろしくお願いします」

 

 

ラウラ

 

「朝霧ラウラだ、そちらに居る朝霧先生の養女だ。これから一年間よろしく頼む」

 

 

 

セシリア

 

「セシリア・オルコットです、イギリスの代表候補生ですが現在はラビットインダストリーに出向中です。私も料理が趣味です。一年間よろしくお願いいたします」

 

 

パチパチパチ

 

 

マリュー

 

 

「なんだか凄い情報が多かったけど一年間頑張りましょうね♪」

 

 

 

生徒たち

 

「はい!!!」

 

 

ユウマ

 

「マリュー先生、俺他のクラスにも顔出してきますね」

 

 

マリュー

 

「ええ、頑張ってね♪」

 

 

 

1年2組

 

 

プシュー (ドアの開く音)

 

 

ユウマ

 

「鈴ちゃん頑張ってるかい?」

 

 

 

「ユウマさん!」

 

 

 

生徒たち

 

「嘘!朝霧先生カッコいい!!!!」

 

 

「超イケメンだ!!!」

 

 

「お母さん産んでくれてありがとう!!!!」

 

 

ユウマ

 

「俺は他のクラスに顔出しに来ただけだからまたね~」

 

 

 

1年3組

 

 

ユウマ

 

「千冬さん頑張ってます?」

 

 

生徒たち

 

「キャ―――」

 

 

「カッコいい!!!!!」

 

 

ユウマ

 

「他のクラスに顔出しに来ただけだからじゃあね~」

 

 

 

1年4組

 

「束~頑張ってる?」

 

 

生徒たち

 

「束先生!最愛の旦那さんが来たよ~♪」

 

 

 

「も~!みんなして束さんをからかうなんていい度胸じゃないか~♪」

 

 

「束さん怒っちゃうぞ!!!!」

 

 

 

生徒たち

 

「キャーーー束先生が怒こった♪」

 

 

ユウマ

 

「みんなと仲良くなったんだな♪」

 

 

 

 

???

 

「あの・・少しお話良いですか?」

 

 

ユウマ  

 

 

「別に大丈夫だよ、束またな~」

 

 

 

 

 

「それでどうしたんだい?」

 

 

 

「私更識簪って言います、実は朝霧先生にお礼が言いたくて」

 

 

ユウマ

 

「お礼?俺何か君にしたっけ?」

 

 

 

 

「朝霧先生のお陰で倉持技研が潰れました、私のISは倉持技研が製作してたんですけど織斑君の一件で世間に隠していた悪事が露見して潰れました」

 

 

「お陰であんな会社のISを使わなくて済みました、ありがとうございました。」

 

 

ユウマ

 

「あんまり褒められることじゃないけどどういたしまして」

 

 

 

 

「それでお願いがあるんです、私と幼馴染の布仏本音をラビットインダストリーに所属させてもらえませんか?」

 

 

 

ユウマ

 

「その幼馴染の子は分からないけど君は日本の代表候補生だろ?」

 

 

 

 

「それなのにドイツの会社に所属しても良いのかい?」

 

 

 

 

 

「日本政府からはその辺は自由にしても良いと言われています。おそらくラビットインダストリーとの繋がりを作りたいんだと思います」

 

 

 

ユウマ

 

「分かった、とりあえずドイツの大使館の人に確認を取るから待ってくれ」

 

 

PULL PULL PULL PULL

 

 

エルザム

 

「もしもしユウマ君どうしたんだい?」

 

 

ユウマ

 

「実はですね、日本の代表候補生の子とその子の幼馴染の子がラビットインダストリーに所属させて欲しいって言ってきてるんですけど」

 

 

 

エルザム

 

「その子達は何か日本政府から頼まれているのかい?」

 

 

ユウマ

 

「特に無いそうです」

 

 

エルザム

 

 

「ふむ、とりあえず本所属ではないが体験のような感じでしばらく様子を見てみよう」

 

 

ユウマ

 

「了解しました」

 

 

 

Pi (電話を切る音)

 

 

「とりあえず仮所属で様子を見ることになったからまた後日細かい話をしよう」

 

 

 

「ありがとうございます!私ラビットインダストリーの作るISが好きなんです!」

 

「映画に出てくるスーパーロボットみたいで♪」

 

 

 

ユウマ

 

「なるほどね♪」

 

 

「君はイアンさんと話しが合いそうだ♪」

 

 

 

「それじゃあ何か聞きたい事が有ったら束に聞けば教えてくれるからね♪」

 

 

 

 

「はい!朝霧先生ありがとうございます♪」

 

 

 

 

 

???

 

「簪ちゃんを誑かすなんて・・・・許せない」

 

 




今回はかなりすっ飛ばしました。

簪ちゃんを仲間にしました

???は誰でしょう?

セシリアとシャルロットの苗字が違うのは狙われないためです


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初めての授業

 

 

 

ある日、俺は職員室でお茶を飲みながら千冬さんと束と話していた

 

 

ユウマ

 

「はぁ~今日の実習授業やりたくねぇな~」

 

 

 

「ゆーくん、そんなこと言ってもはじまらないよ~」

 

「私たちは先生なんだからしっかり教えてあげないと」

 

 

 

千冬

 

「あの束が他人に説教をしているとは・・・・人は変わるな」

 

 

 

「聞こえてるよちーちゃん!」

 

「前にも言ったけどちーちゃんは束さんの事を何だと思ってるのさ!!」

 

 

千冬

 

「スマン、今の束があまりにも新鮮でな」

 

 

ユウマ

 

「千冬さん、昔の束ってどんな感じでした?」

 

 

 

千冬

 

「昔の束は他人にあまり関心がなかったな・・・」

 

「今とは正反対だな、ユウマが束を変えたんだろうな♪」

 

 

 

「確かにゆーくんと出会わなかったらまだ秘密基地に引きこもってたかもね」

 

「結婚もしてないだろうし、ラーちゃんとも出会ってないだろうし、こんな幸せな家庭とは程遠い人生を送ってたと思うよ」

 

「ゆーくんが束さんを変えてくれたんだよ・・・ありがとね♪ゆーくん」

 

 

ユウマ

 

「俺は大層なことはしてないんだけどな」

 

 

千冬

 

「大きなことを成し遂げる人は大概そんなものさ」

 

「幸せそうな束を見てると私も結婚したくなってくるよ」

 

 

 

「ちーちゃんは良い人いないの?」

 

 

千冬

 

「私の場合どうしてもモンドグロッソを優勝した世界最強の女という肩書きが邪魔してあまり男性が寄ってこないんだよ」

 

 

 

「確かにそうかもね・・・束さんも昔は私の天才的な頭脳をモノにしようと薄汚い大人たちが寄ってきたからね~」

 

 

「ちーちゃんはどんな男の子が好みなの?」

 

 

千冬

 

「そうだな・・・私を普通の女性として見てくれる男性が良いかな・・・あと私を大切にしてくれる人が良いな」

 

 

 

「ちーちゃんも乙女さんだね♪でもちーちゃんの好みの男の子ってかなり身近にいるよ?」

 

 

千冬

 

「誰だ?」

 

 

 

 

「ここに居るよ? ゆーくん」

 

 

ユウマ

 

俺は飲んでいたお茶を噴き出した

 

 

「ゲホッゲホッ・・・・いきなり何言いだすんだよ束!!!」

 

 

 

「だって~1人の女性として見てくれて大切にしてくれる男性なんて束さんが知る限りゆーくんしか居ないよ?」

 

 

ユウマ

 

「あのなぁ~そういうのは本人が決めることで他人がとやかく言う事じゃないだろ」

 

 

千冬

 

「・・・確かにそうかもな・・・」

 

 

ユウマ

 

「千冬さん?」

 

 

千冬

 

「ユウマ!私を嫁に貰ってくれ!!!!!!」

 

 

 

職員室内

 

 

「えぇーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「ちょっと落ち着いてくださいよ千冬さん!」

 

 

千冬

 

「私は落ち着いているぞ!既に嫁が3人居るんだ!一人増えたところで変わりなかろう!」

 

 

ユウマ

 

「千冬さん、俺は3人とお付き合いして3人を幸せにしたいと思って結婚したんです」

 

「仮に千冬さんと結婚するならちゃんとお付き合いしてから決めたいと思います」

 

「千冬さんは衝動的に結婚して後悔しないと思いますか?」

 

 

千冬

 

「確かに・・・芸能人でも結婚して1年で離婚はザラだからな・・・・分かった・・・最初はユウマとお付き合いから始めようと思う」

 

 

 

「これでちーちゃんもゆーくんのお嫁さん候補だね♪」

 

 

ユウマ

 

「た~ば~ね~~~お前は所かまわず女性を口説くんじゃありません!!!」

 

 

 

「だって幼馴染のちーちゃんに幸せになってほしいもん!!」

 

 

ユウマ

 

 

「あぁ~~~~!!!!もう分かったよ。とりあえず最初からお付き合いじゃなくて友達以上恋人未満位から始めましょう」

 

 

千冬

 

「ああ、よろしく頼むよユウマ♪」

 

 

 

 

 

この日IS学園内である話が出回った

 

 

生徒たちside

 

 

「ねぇねぇ聞いた?」

 

 

「なになに?」

 

 

「今日職員室で織斑先生が公開プロポーズしたらしいよ♪」

 

 

「なにそれ!」

 

 

「相手は誰なの⁉」

 

 

「なんでも朝霧先生らしいよ!」

 

 

「キャー!!」

 

 

「朝霧先生って紳士だし優しいし世の女性の理想の男性だよね!!」

 

 

「だよね!」

 

 

「分からない所も優しく丁寧に教えてくれるもんね♪」

 

 

「私は朝霧先生みたいなお兄ちゃんが欲しかったな~」

 

 

「分かる!!」

 

 

「絶対私ブラコンになる自信があるよ!」

 

 

「私も!!」

 

 

「あぁ~~朝霧先生とお近づきになりたいなぁ~」

 

 

「だよねぇ~~」

 

 

 

生徒たちside Out

 

 

 

これからISの実習授業が始まります

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

「え~今日の実習授業はISの乗り方、簡単な動かし方をやります」

 

 

「では6つの班に分かれてくれ」

 

 

千冬

 

 

「一夏、箒、鈴、ラウラ、シャルロット、セシリアの下に出席番号順に分かれるように」

 

 

 

 

一夏

 

「じゃあこれからISを持ってくるけど[打鉄]・[アルブレード]・[ジム]の3つがあるけどどれがいい?」

 

 

「個人的にはジムとアルブレードが使いやすいけど」

 

 

 

生徒

 

「ならアルブレードでお願いします」

 

 

 

一夏

 

「了解、ちょっと待っててくれ」

 

 

 

 

 

「私たちの使うISを用意するがお任せでいいか?」

 

 

生徒

 

「いいよ♪」

 

 

 

 

「分かった、少し待っていてくれ」

 

 

 

 

「皆の使うISを持ってくるけど動かしやすいのがいいよね」

 

 

生徒

 

「うん」

 

 

 

「なら待っててね」

 

 

 

ラウラ

 

「皆は使いやすいISが良いと思うがお任せで良いか」

 

 

生徒

 

「お願いします」

 

 

ラウラ

 

「なら少し待っていてくれ」

 

 

セシリア

 

 

「皆さんはどのISが良いですか?」

 

 

「個人的にはジムが感覚がつかみやすいですけど」

 

 

 

生徒

 

「ならジムでお願いします」

 

 

 

セシリア

 

「なら少々お待ちくださいな」

 

 

シャル

 

「皆はどのISが良いかな?」

 

 

生徒

 

「ジムが良いかな」

 

 

シャル

 

 

「分かったよ♪待っててね」

 

 

 

 

 

一夏

 

「じゃあゆっくり乗ってみよう」

 

「乗ったら背中を預けてくれればISが展開するから」

 

 

 

生徒

 

「分かったよ」

 

 

 

 

「まずはゆっくりISに乗ってくれ」

 

「そしたら背中を後ろに倒すとISが展開するぞ」

 

 

生徒

 

「分かりました」

 

 

 

「さあ、ゆっくり始めましょう」

 

「ISに乗ったら最初に背中を後ろにつけてね」

 

「そしたらISが展開するわよ」

 

 

 

生徒

 

「分かった」

 

 

 

ラウラ

 

「ISを持ってきたぞ」

 

「最初は背中を預けてゆっくり座るとISが展開される」

 

「そしたらゆっくり立ってみよう」

 

 

生徒

 

「はい!」

 

 

 

セシリア

 

「ではゆっくりやりましょう」

 

「まずはここに座って下さいな」

 

「そしたらゆっくり膝立ちから立ち上がってみましょう」

 

 

生徒

 

「分かった」

 

 

 

シャル

 

「じゃあ皆ゆっくりやろうね」

 

「背中を此処の場所に預けてみてね」」

 

「そうすればISが展開されるからね」

 

 

 

生徒

 

 

「はい!」

 

 

 

 

ユウマ

 

「みんな教えるのがうまいな」

 

 

「これなら起動までは問題なさそうだな」

 

 

 

 

千冬

 

「皆優秀だな♪」

 

 

「一夏たちもなかなか教えるのが上手いな」

 

 

「ユウマの教え方が上手いお陰だな♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

「では今日はこれで実習授業を終わります」

 

「各自気になる事が有ったら遠慮なく聞いてくれよな♪」

 

 

千冬

 

「皆、寮の部屋に帰ったらよくストレッチをしておくように」

 

「ISの操作は思いのほか筋力を使うからな、筋肉痛になりたくなければ念入りにほぐしておくように」

 

 

 

 

生徒

 

「はい!」

 

 

 

ユウマ

 

 

「今日は無事に終わって良かったぜ」



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簪の専用機と新たな嫁候補

今回はSRXチームの隊長さんが少し出ます


ゴールデンウイーク前、俺は学園長の呼ばれて学園長室に来ていた

 

 

十蔵

 

 

「実は朝霧先生に折り入ってご相談がありまして・・・」

 

 

ユウマ

 

「相談ですか?」

 

 

十蔵

 

「ええ、実はIS学園のセキュリティを強化したいと思いまして、ラビットインダストリーから何人か警備要員を派遣して欲しいんです」

 

 

ユウマ

 

「社長に聞いてみないと分かりませんけど、先日何人か警備要員を新しく入れたって聞いたので何人かは確約できませんけどそれでも良いですか?」

 

 

 

十蔵

 

「ええ、お願いします」

 

 

ユウマ

 

「ならゴールデンウイークに一度ドイツに帰ります。その時に社長に聞いてみます」

 

 

十蔵

 

 

「お願いします」

 

 

 

職員室

 

 

ユウマ

 

「なぁ束、俺ゴールデンウイークに一度ドイツに帰るわ。学園長からお使い頼まれちゃったから」

 

 

 

 

「おつかい?」

 

 

ユウマ

 

 

「なんでもIS学園のセキュリティを強化したいからラビットインダストリーから何人か派遣して欲しいんだってさ」

 

 

 

「なら社長のオーちゃんに聞きに行くんだね。でもそれなら電話でもよくない?」

 

 

ユウマ

 

「束のクラスに更識簪って子が居るだろ?」

 

「その子が今ラビットインダストリーに仮所属してるんだけど丁度ゴールデンウイークだから本社で色々説明と社長の許可貰おうと思ってさ」

 

 

 

 

「そっか、かんちゃんが色々ラビットインダストリーの事聞いてきたのはその為か」

 

「でも確か幼馴染の子も一緒に仮所属してるんだよね?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、その子も連れて行こうと思ってさ。なんでも整備課を目指してるみたいだからイアンさん達の所に体験就職させてあげようかと思ってね」

 

「簪ちゃんもスーパーロボット系が好きらしいから喜ぶかと思ってね」

 

 

 

 

「確かにゆーくんのISは皆スーパーロボット系だから喜びそうだね♪」

 

 

 

ユウマ

 

「だろ?だから束から簪さんに伝えておいてくれるか?」

 

「俺は幼馴染の布仏本音ちゃんに伝えておくからさ」

 

 

 

「了解したよ♪」

 

 

 

 

一年一組

 

 

ユウマ

 

「本音ちゃん、ちょっと良いかな?」

 

 

本音

 

「なぁに~ゆうゆう先生~」

 

 

ユウマ

 

「来週のゴールデンウイークに俺ラビットインダストリーに一回帰るんだけど本音ちゃんも着いてくるかい?」

 

 

「簪ちゃんも予定が空いてれば来ると思うけど」

 

 

本音

 

「少し待っててねぇ~かんちゃんに聞いてみるねぇ~」

 

「かんちゃんも行くみたいだから私もお願いしま~す♪」

 

 

ユウマ

 

「了解したよ。ドイツに行くのは4月29日に出発するから前日までに準備はしておいてね」

 

「基本は着替えと貴重品と何か自分の大事なものがあれば良いよ。会社にお客様用の泊まれる部屋もあるからホテルの手配もいらないからね」

 

「食堂も使い放題だよ♪デザートも好きなだけ食べていいよ♪」

 

 

本音

 

「食べ放題!やった~♪」

 

 

 

ユウマ

 

「それじゃあそうゆうことでよろしくね♪」

 

 

本音

 

「は~い♪」

 

 

 

 

 

4月29日当日

 

 

ユウマ

 

「さて簪ちゃん、本音ちゃん、今日は会社が手配してくれたプライベートジェットで行くからね」

 

 

 

「こんな高そうな飛行機で行くんですか?」

 

 

ユウマ

 

「君たちは大切なお客さんだからね♪」

 

 

本音

 

「乗り心地も良いんですか?」

 

 

ユウマ

 

「ファーストクラスと同等レベルだから乗り心地は良いと思うよ♪」

 

 

本音

 

「なら寝ちゃいそう~」

 

 

 

「本音!寝ちゃだめでしょ!!」

 

 

ユウマ

 

「構わないさ♪なんせ13時間も掛かるんだから寝た方が早く着いた気がするから慣れないうちはその方が楽だよ♪」

 

 

 

「そうなんですか?」

 

 

ユウマ

 

「俺の実体験だからそれなりに信憑性はあるぜ!」

 

 

 

「なら私もそうします♪」

 

 

ユウマ

 

「さて飛行機が来たから搭乗口に行くよ~」

 

 

簪&本音

 

「は~い」

 

 

???

 

 

「簪ちゃんが出発するわ・・・着いて行かないと・・・」

 

 

警備員

 

「ちょっと君?あの飛行機はプライベートジェットだから関係者以外乗れませんよ」

 

 

???

 

「そんな事知ったことじゃないわ!!あの飛行機に妹が乗っているのよ!!私は着いて行かないといけないのよ!!」

 

 

警備員

 

「各所応援求む!!!意味不明の発言をした怪しい女生徒が暴れています!!!暴徒制圧部隊の出動を要請します!!!!」

 

 

???

 

「放しなさいよ!!!妹が行ってしまうわ!!!早く行かないと!!!」

 

 

制圧部隊

 

「そこまでだ!!!大人しく両手を上にあげろ!!!」

 

 

???

 

「うるさいわよ!!!!邪魔しないで!!!!」

 

 

 

「誰かな~~最愛のゆーくんのお仕事を邪魔するお馬鹿さんは~~」

 

 

「皆さんここはラビットインダストリー所属の朝霧束が受け持ちます。皆さんは他の方が近寄らないように警戒をお願いします」

 

 

警備員

 

 

「了解しました!」

 

 

 

「さて、君は束さんを怒らせたんだよ・・・・命が幾つあっても足りないぐらいの恐怖を味合わせてあげる・・・・・・」

 

 

 

???

 

「そんなこと言っても暗部の力を使えばいくらでももみ消せるのよ!!!!」

 

 

 

 

「言っておくけど・・・君、もう暗部の長じゃないよ・・・さっき大鉄総理に話を通して君達[更識家]と[更識楯無]を暗部の任から外してもらったからもう暗部の力なんて使えるわけがないじゃん」

 

「君だよね・・・私たちの部屋に盗聴器と隠しカメラ仕掛けたの・・・・そんな事して自分は何ともないと思ったのかな?」

 

「私たち家族の幸せな生活の邪魔するなら・・・・君・・・・コロスよ・・・・」

 

 

楯無

 

 

「そんな・・・」

 

 

 

 

「ちなみに簪ちゃんにはこの事筒抜けだから・・・ね♪簪ちゃん」

 

 

 

 

 

柱の陰から簪が出てきた

 

 

 

 

 

「今までいつもお姉ちゃんが邪魔してたんだ・・・・そんなに私を出来損ないにしたいの・・・」

 

 

「そんなに私の邪魔するのが楽しいの?・・・ねぇ・・・教えてよ・・・・」

 

 

「私が自分で決めた事を姉であるだけで邪魔する権限なんてない・・・・もう私に近づかないで」

 

 

「私とちゃんと話がしたいなら更識家と縁を切ってから出直してきなさいよ!!!!」

 

 

「それに私もう更識の人間やめたから・・・来月から朝霧先生と織斑先生の所でお世話になるから。」

 

 

「更識家にもさっき絶縁状叩きつけてきたから今後は苗字は朝霧になるから」

 

 

「じゃあね・・・・更識さん?」

 

 

 

楯無

 

「ああ・・・・・そんな・・・簪ちゃん・・・行かないで・・・・・」

 

 

 

「君はこれから私とちーちゃんと学園長との四者面談だよ、これからの君の身の振り方をよく考えると良いよ」

 

 

「さて表に護送車待たせてるから行こうか♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

「簪ちゃん、本当にこれで良かったんかい?」

 

 

 

「あのシスコンでストーカーの[シストーカー]の馬鹿にはいい薬です!!!!」

 

 

 

本音

 

 

「虚お姉ちゃんも思う存分にやっていいって言ってたから大丈夫だよ♪」

 

 

ユウマ

 

「俺は兄弟とかいないからそういうのは良く分かんないけどまあ時には距離を置くのも大事か」

 

 

 

 

「そういう事です♪」

 

 

ユウマ

 

「それじゃあドイツに向かおうかね~」

 

 

本音

 

「レッツゴー♪」

 

 

 

ドイツに移動中

 

 

 

ユウマ

 

「な!寝ていた方が楽だっただろ♪」

 

 

 

 

 

「確かにあんまり疲れてないんで楽でした」

 

 

本音

 

「寝心地も最高だったねぇ~~♪」

 

 

 

ユウマ

 

「さて迎えの車が来てるはずだけど・・・・」

 

 

スコール

 

「ユウマ~♪」

 

 

 

ユウマ

 

「スコールさん、お迎えありがとうございます♪」

 

 

 

スコール

 

「気にしないで♪さて皆乗った乗った!」

 

 

 

ラビットインダストリーに向かって移動中

 

 

 

ユウマ

 

「ここが俺の家族みんなが所属してるドイツのIS会社[ラビットインダストリー]だよ」

 

 

 

「大きい・・・・」

 

 

本音

 

「大企業だ~♪」

 

 

 

ユウマ

 

「とりあえず一回社長の所に挨拶しに行こう」

 

 

スコール

 

「ちょっと待っててね、私も行くからさ♪」

 

 

 

 

 

社長室

 

 

コンコン

 

 

ユウマ

 

「失礼します、朝霧ユウマです。入ります」

 

 

 

オータム

 

「お~ユウマ久しぶりだなぁ!今日の要件は聞いてるぜ」

 

「そっちの嬢ちゃん達の正式な所属の承認だろ?」

 

「基本的にはユウマに採用云々は任せてるから正式採用で良いぞ」

 

 

 

「そんな簡単に決めていいんですか?」

 

 

オータム

 

「お前が更識簪だな、今は朝霧簪だったか?」

 

「ユウマの人を見る目は確かだ、実際問題ユウマの勧誘してきたメンバーでクソだった奴はいなかったからなぁ」

 

「ユウマが認めた奴なら即決って決めてんだよ」

 

 

 

ユウマ

 

「オータムさん、それとIS学園に警備部隊で何人か派遣して欲しいんだけど出来ます?」

 

 

 

オータム

 

「幸い先日元ファントムタスクのメンバーを拾ってリクルートしたから人数は余裕がある」

 

「何人欲しいんだ?」

 

 

ユウマ

 

「人数の指定はされてないからとりあえず4人、足りないようならまた追加で頼むやり方で良いと思う」

 

 

オータム

 

「なるほどな、分かった」

 

「メンバーは、スコール、マドカ、カチーナ、リューネ辺りでどうだ?」

 

 

 

ユウマ

 

「また随分と過剰戦力だけど良いのか?」

 

 

オータム

 

「構わねえよ、スコールなんかはユウマに会いたがってたし、マドカは姉貴と兄貴の近くに居た方が楽しいだろうからな」

 

「カチーナはIS操縦が上手いから操縦系の講師でもついでにやらせておけば文句は言わんだろう、リューネは日本に行きたがってたからな、丁度いいだろ」

 

 

 

ユウマ

 

「ありがとうオータムさん」

 

 

 

オータム

 

「気にすんな、ユウマには命を救ってもらった恩が有るからな」

 

 

 

ユウマ

 

「それじゃあ俺たちはこれからラボ区画の方に行くからメンバーへの通達お願いします」

 

 

オータム

 

「おお任せときな、嬢ちゃん達も頑張れよ♪」

 

 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

本音

 

「ありがと~♪」

 

 

 

オータム

 

「スコール、お前もユウマに着いて行けよ♪」

 

「この際ユウマに思い切って告っちまえよ♪」

 

 

 

スコール

 

 

「うん・・・でも勇気がね・・・」

 

 

オータム

 

「気にすんなよ、束の奴にも言われてんだろ?」

 

「スコールならユウマのお嫁さん候補に是非ともってよ♪」

 

 

 

スコール

 

「うん!私告白してくるわ!!」

 

 

 

オータム

 

「頑張れよ~」

 

 

「しかし若いってのは良いね~」

 

 

 

ユウマ

 

 

「ここがラボ区画だ、博士達居るかな?」

 

 

「朝霧ユウマ帰還しました!!」

 

 

 

ロバート

 

 

「おお!ユウマ君久しぶりじゃないか♪」

 

「話は社長から聞いているよ、こちらのお嬢さん達の専用機開発と整備実習だったね」

 

 

 

ユウマ

 

「ええ、簪ちゃんこのタブレットから好きなロボットのデータを幾つかピックアップしてくれ?」

 

 

 

 

「好きなロボットのデータ?」

 

 

「なにこれ!!凄いロボットの数!!!この中から好きなの選んでいいんですか♪」

 

 

 

ユウマ

 

「ああ、何個か選んで簪ちゃんの適性を測ってみて最終的に決める感じだけ、とりあえず何個か選んでみ♪」

 

 

 

「さて本音ちゃんは好きなロボット選んだらこっちだよ、アストナージさん居ます?」

 

 

アストナージ

 

「ユウマこっちだ!!」

 

 

ユウマ

 

「アストナージさん久しぶりです♪」

 

 

 

アストナージ

 

「社長から話は聞いてるぜ、本音ちゃんだったか?」

 

「今日からIS整備の課外実習を始めるから何でも聞いてくれよ♪」

 

 

本音

 

「今日からお願いします♪」

 

 

ユウマ

 

「それじゃあ皆本音ちゃんの事よろしくお願いしますね♪」

 

 

 

整備班

 

 

「任せときな!」

 

 

 

ユウマ

 

「簪ちゃん決まったかい?」

 

 

 

「私このガンダムヘビーアームズにします!」

 

 

ユウマ

 

「ガンダムタイプで良いの?」

 

 

「もっとザ・スーパーロボットもあるけど」

 

 

 

「これが良いんです!本音と兄弟機らしいので♪」

 

 

 

ユウマ

 

「本音ちゃんはデスサイズヘルか・・・確かに戦術的には理にかなってるな」

 

 

「分かった、これで発注しよう。1週間で出来上がるからそれまでアリーナでISの訓練をすると良いよ」

 

 

「アリーナはこっちだよ」

 

 

 

移動中

 

 

「ここがアリーナだよ」

 

「ええっと今日はあの人が居るはずだけど・・・・居た」

 

「ヴィレッタさーん!」

 

 

 

ヴィレッタ

 

「あらユウマ、久しぶりね♪今日はどうしたの?」

 

 

ユウマ

 

「今日は此方の簪ちゃんにISの基本操作なんかを教えて貰おうと思いまして」

 

 

 

ヴィレッタ

 

「なるほどね、構わないわよ♪」

 

 

「簪さん今日から少しずつ動かし方を覚えていきましょう♪」

 

 

 

「お願いします!」

 

 

ユウマ

 

「それじゃあお願いします」

 

 

 

スコール

 

「ねえユウマ今時間あるかしら?」

 

 

ユウマ

 

「とりあえず今は暇だぞ、どうかした?」

 

 

 

 

スコール

 

 

「なら今から私とデートしましょう♪」

 

 

ユウマ

 

「へ?」

 

 

 

ローテンブルク旧市街

 

 

ユウマ

 

「スコールさんいきなりどうしたんです?」

 

 

スコール

 

「私一度ユウマとデートしたかったのよ♪」

 

 

ユウマ

 

「さいですか、とりあえず何処かでお昼でも食べましょう」

 

 

スコール

 

「ええ♪」

 

 

やっぱりユウマと一緒に居るとドキドキが止まらない

 

やっぱり私ユウマが好きなんだ

 

もう今日ユウマに告白しよう!!!

 

 

ユウマ

 

「すいませーん、注文お願いします」

 

 

店員

 

「は~い!ご注文は?」

 

 

ユウマ

 

「とりあえずヴァイツェンビール2つとジャーマンポテトとカリーブルストをお願いします」

 

 

店員

 

「はい!ご注文承りました」

 

 

 

チンピラ

 

「おいおい、兄ちゃん随分と綺麗な姉ちゃん連れてんなぁ~」

 

 

「オメエじゃこの女に釣り合わねえ、俺らにこの女よこせよ」

 

 

「俺らの方がもっと楽しませられるぜ!!!」

 

 

ぎゃははは!!!!!!

 

 

 

ユウマ

 

 

ブチっ!!!!!!

 

「大けがしたくなきゃ今すぐここから消え失せろ・・・そうすりゃ俺からは何もしねえからよ」

 

 

 

チンピラ

 

「テメェ、俺が誰だか知らねえのか?」

 

 

「俺様はこの界隈を牛耳ってるギャングのテンザン様だぞ!!!」

 

 

「頭が高いんだよ!!!良いから女をよこせ!!!!!」

 

 

 

 

 

ユウマ

 

「俺はさっき言ったぞ、今すぐ消え失せろと・・・最後通告を無視したのはテメェらだ・・・さぁ…地獄を楽しみな!!!!」

 

 

「オラぁ!!!」

 

 

ゴキンっ!!!!!!  ボキッ!!! ドカッ!!!!

 

 

チンピラ

 

「ギャァー 俺の腕が折られた~~~」

 

 

「関節外された~~~」

 

 

「鼻が潰された~~」

 

 

 

ユウマ

 

「俺は大切なものを奪われるのが大嫌いでね・・・・お前らは今後2度とこんな事が出来ない体にしてやろう・・・・」

 

 

「なに、痛いのは一瞬だ・・・・」

 

 

 

スコール

 

「ユウマもうやめて・・・・・私はアナタが誰かを手に掛けるのは見たくないわ・・・だからお願い・・・やめて」

 

 

 

ユウマ

 

「分かった・・・テメェらまた同じことをやったら今度は男として使い物にならなくしてやるから覚悟しとけよ・・・」

 

 

「スコール、行こう」

 

 

「店員さんすいません、これ迷惑料です。ご迷惑おかけしてすいませんでした」

 

 

 

店員

 

「迷惑料なんていりませんよ。アイツ等はここらで悪さする屑どもだったんですけどアナタが懲らしめてくれたのでお代はいりません」

 

 

「よろしければまたお店に来てください、ご来店お待ちしております。」

 

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます」

 

 

スコール

 

「ユウマは私のために怒ってくれたの?」

 

 

ユウマ

 

「スコールは今日は俺の大切な人だからな」

 

 

スコール

 

ドキッ!!!!

 

「ねぇユウマ・・・私ね・・・あなたの事が好きなの・・・・お願い私を・・・貰ってほしいの」

 

「ダメ?」

 

 

 

ユウマ

 

「分かった、とりあえず束に聞いてから返事を返すよ」

 

PULL PULL PULL PULL

 

 

 

「もしもしゆーくんどうしたの?」

 

 

ユウマ

 

「束、俺スコールから告白された。俺はどうすればいい?」

 

 

 

「スーちゃんなら大丈夫だよ!!前に束さんがスーちゃんもゆーくんのお嫁さんになりたいならなっちゃいなよって言ってあるから告白を受けてあげてよ♪」

 

 

ユウマ

 

「分かった、それじゃあな」

 

 

 

 

「うん♪」

 

 

 

ユウマ

 

「束からOKが出たからスコール俺と恋人になってくれ」

 

 

 

スコール

 

「はい!お願いします♪」

 

 

 

 

この日5人目の嫁候補が出来た・・・・俺はなぜこんなにモテるんだ⁉

 

これじゃあ天然ジゴロの女たらしじゃねえか・・・・・




一応今のところ楯無は微アンチにしています

簪ちゃんと本音ちゃんが強くなりますのでお楽しみに


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姉妹の真実と更識家の罪

早速楯無さんを救済します


 

俺がドイツに行った次の日IS学園にて四者面談が行われていた

 

 

「さて君は自分が何をしたか分かってるのかな?」

 

 

楯無

 

「今回はご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」

 

「言い訳にしかなりませんが私何故か感情と言動のコントロールが出来ないんです」

 

 

千冬

 

「どういう事だ?」

 

 

楯無

 

「五年前に両親から何かの処置をされてから簪ちゃんの事が大事なのに何故か追い詰めるような言動を取ってしまったりして」

 

「それであんな騒動を起こしてしまって・・・・」ポロっ ポロっ

 

楯無は涙を流していた

 

 

 

 

「一つ聞いても良いかな?」

 

 

楯無

 

「はい・・」

 

 

 

「君が両親から何らかの処置を受けたのは五年前のいつぐらいかな?」

 

 

楯無

 

「以前暗部の仕事で失敗した際に治療みたいなのを受けたのが七月ぐらいなのでその時だと思います」

 

 

 

「なるほどね・・君多分両親から洗脳の類の処置を受けてるね」

 

 

「ちょっとおでこに触るけど怖がらないでね」

 

 

楯無

 

「はい」

 

 

 

バチッ!!!

 

「やっぱりね・・・」

 

千冬

 

「束今のは何だ?」

 

 

 

「私たちのISはゆーくんお手製のISでしょ?」

 

「このISには私たちに対して害成す存在を感知する力があるんだよ」

 

「それで今みたいにバチッてなるんだよ」

 

 

「ここはゆーくんから借りたマル秘アイテムの出番かな」

 

 

♪~~~~

 

「こんな時はタイムテレビ~♪」

 

 

「これを使うと過去に起きたことを映像にして見る事が出来るんだ~♪」

 

 

千冬

 

「束・・・どうしたんだ急に」

 

 

 

「これはゆーくんに聞いたアイテムを使う時になる音と口調なんだって~♪」

 

 

「さて五年前の七月辺りにダイヤルを合わせて~」

 

 

「ここかな」

 

 

 

タイムテレビside

 

 

「刀奈は任務に失敗したようだな」

 

 

「ええ、相変わらず簪は暗部の仕事を拒否しているようね」

 

 

「なに、簪は所詮欠陥品だ。いらなくなったら更識家から追い出せばいい」

 

 

「そうね、でも刀奈が黙ってないわよ」

 

 

「なに刀奈には洗脳でもして簪を追い詰めるように仕向ければいいさ」

 

 

「それは名案ね、なら早速刀奈に洗脳の処置を施しましょう」

 

 

「ああ、これで更識家も安泰だな」

 

タイムテレビside out

 

 

 

千冬

 

「なんだと・・・・こいつらは娘を何だと思ってるんだ!!!!」

 

 

 

「これは束さんも激おこだよ・・・・」

 

 

十蔵

 

「この場合は彼女に非はありませんね・・・これは早急に対処しないといけませんね」

 

 

 

「まずは君の掛けられた洗脳を解かないとね」

 

「でもその場合ゆーくんの力が必要なんだけど・・・今電話繋がるかな?」

 

PULL PULL PULL PULL

 

 

ユウマ

 

「もしもし束どったの?」

 

 

 

「ゆーくん、昨日簪ちゃんのお姉さんの事覚えてる?」

 

 

 

ユウマ

 

「ああ覚えてるけどなんかあった?」

 

 

「その子がね洗脳の処置を受けてるみたいでね・・そこでゆーくんの力を借りたいんだけど」

 

 

ユウマ

 

「なるほどね・・・分かった、スグに行くよ」

 

 

 

「お願いね、ゆーくん」

 

 

Pi(電話を切る音)

 

 

ユウマ

 

「さて今回は姉妹の誤解を解く必要があるから簪ちゃんも連れていくか・・・」

 

 

移動中

 

「ヴィレッタさん、少し簪ちゃん借りても良いですか?」

 

 

ヴィレッタ

 

「ええ大丈夫よ、今休憩中だから」

 

 

ユウマ

 

「どうもです」

 

「簪ちゃん・・・君のお姉さんだけどうやら何か洗脳的な処置を受けていたらしい」

 

「俺はこれから一度日本に帰ってお姉さんの洗脳を解いてくる」

 

「簪ちゃんはどうしたい?」

 

 

 

「私は・・・・・私も連れて行ってください!!!」

 

 

ユウマ

 

「分かった、ちょっと待っててね。今ラボから必要なもの取ってくるから」

 

移動中

 

「さて俺がこの前作ったグルンガスト参式が必要だからな・・・・」

 

「グルンガスト参式、念のためR-1、エグゼクスバインも持っていくか」

 

 

移動中

 

「簪ちゃん準備できたよ」

 

「ヴィレッタさん、半日ほど簪ちゃん借りてきます!ちょっと急いで日本に行かなくちゃいけなくなったので!」

 

 

ヴィレッタ

 

「あら、あれを使って行くのね。気を付けて行ってらっしゃい♪」

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます!簪ちゃん準備は良い?」

 

 

 

「大丈夫です!」

 

 

ユウマ

 

 

「さてこんな時は」

 

♪~~~~~

 

「どこでもドア~~~~♪」

 

「これを使うとどんなに離れていてもあっという間に移動できるんだ♪」

 

 

 

「どうしたんですかユウマ先生?」

 

 

ユウマ

 

「スマン、マル秘アイテム使う時たまに口調が変わるんだよ」

 

 

「さて気を取り直して、どこでもドア!日本のIS学園まで繋いでくれ!」

 

 

ガチャ

 

 

「束待たせたな、その子がお姉さんだね」

 

 

 

「そうだよ、ゆーくんお願いできる?」

 

 

ユウマ

 

「分かった、えーと刀奈ちゃんで良いのかな?」

 

 

 

刀奈

 

「はい」

 

 

ユウマ

 

「ならこのベットに寝てもらえばいいか、刀奈ちゃんこのベットに仰向けに寝てもらえる?」

 

 

刀奈

 

「分かりました」

 

 

 

ユウマ

 

さて、クスハ、ブリット、イング、リュウセイ、俺に力を貸してくれ・・・・

 

 

イング

 

「分かった、力を貸そう」

 

 

ブリット

 

「よし!俺達で助けよう!」

 

 

クスハ

 

「任せて!」

 

 

リュウ

 

「任せろ!」

 

 

 

ユウマ

 

「よし!念動力を高めるぞ!!」

 

 

イング

 

「T-LINK フルコンタクト」

 

 

ブリット

 

「やるぞクスハ!」

 

 

クスハ

 

「うん!」

 

 

リュウ

 

「念動集中!」

 

 

クスハ

 

「彼女に巣食う悪しき力よ!汝を滅し元の彼女に戻り給え!急急如律令!!!!!」

 

 

ギャア~~~~~

 

ユウマ

 

 

心の声

 

「おいおい、此奴はただの洗脳じゃねえぞ・・こいつは悪霊を使った精神支配術だぞ」

 

 

「仕方ねえなぁ・・・みんなやるぞ!」

 

 

イング&ブリット&クスハ&リュウ

 

「ああ!(ええ!)」

 

 

ユウマ

 

「彼女を操る悪しき悪霊よ!お前はこの世界に居るべき存在じゃない!地獄に帰れ!!!!!」

 

 

ギャア~~~~  シュウ~~~~~(消滅)

 

 

ユウマ

 

「よし・・・これで大丈夫なはずだよ」

 

 

 

「お姉ちゃん?」

 

 

刀奈

 

「あら・・・・簪ちゃん・・・しばらく見ないうちに大きくなったわね・・・こんなに美人になって」

 

 

 

「お姉ちゃん・・・・お姉ちゃん!!!!!」

 

「良かった・・私の知ってるお姉ちゃんだ・・・私が大好きなお姉ちゃんだ♪」

 

 

刀奈

 

「あらあら、簪ちゃんは泣き虫な所は大きくなっても変わらないのね♪」

 

ナデナデヾ(・ω・*)

 

 

 

 

「グスッ・・・・お姉ちゃん今までの事は何も覚えてないの?」

 

 

 

刀奈

 

「なんだか頭の中にもやが掛った感じで何も思い出せないのよね・・・」

 

 

 

「細かいことは良いよ・・・お姉ちゃんが戻って来てくれただけで嬉しいから」

 

 

 

刀奈

 

「なんか簪ちゃんに迷惑かけちゃったみたいね・・・・ゴメンね」

 

 

 

「気にしないで・・・ユウマ先生ありがとうございました!」

 

「お姉ちゃんを元に戻してくれて・・・・」

 

 

ユウマ

 

「今回は色々な偶然が重なったお陰で何とか解決できただけだよ」

 

 

「それに俺のISのコア人格の皆に助けてもらったからな」

 

 

 

「ゆ~くんお疲れ様、最近ゆーくん念動力使っても倒れないね」

 

ユウマ

 

「このR-1のコア人格のリュウセイがコントロールしてくれてるから倒れずに済んでるんだよ」

 

 

 

「そうなんだ・・・ゆーくんその指輪貸してくれる?」

 

 

ユウマ

 

「ん?はいよ」

 

 

 

「いつもゆーくんを助けてくれてありがとね♪」チュっ♡

 

 

リュウ

 

「おわ!こんな事されたの初めてだからどう反応すりゃあ良いんだ?」

 

 

ユウマ

 

「ハハっ・・あんまり揶揄うなよ束♪」

 

 

千冬

 

「ユウマはこんな事も出来るんだな」

 

 

ユウマ

 

「俺はある意味規格外の人間なんでね、気味悪いですか?」

 

 

千冬

 

「全然♪むしろもっとユウマが好きになったよ♪」

 

 

ユウマ

 

「そうですか・・・面と向かって言われると照れますね」

 

 

千冬

 

「中々照れてるユウマも可愛いぞ♪」

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます」

 

 

「さて俺は更識家にお礼参りに行ってきますね」

 

 

千冬

 

「待て、私も行こう。彼女たちを苦しめた毒親達を成敗しに行こう」

 

 

 

「束さんも行くよ~あいつ等だけは許せないからね・・・」

 

 

 

「私も行きます、お姉ちゃんを苦しめたあいつ等を許せないので」

 

 

ユウマ

 

「みんな言っても聞かなさそうだな・・・分かったよ」

 

「簪ちゃんはまだ専用機出来てないからこのゲシュペンストを貸すよ」

 

 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

刀奈

 

「なら私も行くわ・・・簪ちゃんを追い詰めるように仕組んだあいつ等を地獄に落としてあげる」

 

 

ユウマ

 

「よし、皆行くぞ」

 

 

 

 

「はい!」

 

 

IS学園の外

 

ユウマ

 

「さて行くぞ・・・ヒュッケバイン30th」

 

 

千冬

 

「行くぞ、レッドフレーム改」

 

 

 

「おいで、ラインヴァイスリッター」

 

 

刀奈

 

「いくわよ、ミステリアス・レイディ」

 

 

 

「力を貸して、ゲシュペンスト」

 

 

ユウマ

 

「全員出撃!」

 

 

 

 

「了解!」

 

 

更識邸に向かって移動中

 

 

ユウマ

 

「簪ちゃん、刀奈ちゃんこのデカい家で合ってるかい?」

 

 

刀奈&簪

 

 

「間違いありません」

 

 

ユウマ

 

「この中に助けたい人とかは居るかい?」

 

 

 

 

「お手伝いさんの海東さんは助けたいです、いつも私の事を助けてくれていたので」

 

 

刀奈

 

「私は、家政婦の雪さんを助けたいです」

 

 

ユウマ

 

「ならこの石ころ帽子を使うといいよ、これを被れば周りから一切見えなくなるから」

 

 

刀奈&簪

 

「分かりました」

 

 

更識邸から救助中

 

 

刀奈&簪

 

「ユウマさん二人を連れてきました」

 

 

ユウマ

 

「了解・・・ならこの家を片っ端から破壊しよう」

 

 

「ただし人は殺しちゃだめだぞ、全員警察に突き出すからな」

 

 

 

「了解」

 

 

 

ユウマ

 

「じゃあ、パーティーの始まりだ!!!!!」

 

「グラビトンライフル発射!」

 

 

千冬

 

「150ガーベラストレート!!!」

 

 

 

「ハウリングランチャー発射!!!」

 

 

 

「メガビームライフル発射!!!!」

 

 

刀奈

 

「クリア・パッション!!」

 

 

 

父親

 

「貴様らこんな事をしてタダで済むと思うのか!!!!」

 

 

母親

 

「楯無!あなたいったい何をしているのか分かっているの!!!!」

 

 

刀奈

 

「うるさいわよクソ野郎!!!私を洗脳して簪ちゃんを追い詰めようなんて考えが下種なのよ!!!」

 

 

 

「お姉ちゃんを苦しめるなんてやっぱり暗部なんて無い方が良い」

 

 

ユウマ

 

「よお、毒親ども・・・刀奈ちゃんの洗脳は俺が解いちまったよ」

 

「なぁ、因果応報って知ってるか?」

 

「お前らはそれ以上の事をやってきたんだ。せいぜい苦しめよ・・・・屑ども」

 

 

 

千冬

 

「お前らは人の皮を被った畜生だ・・・せいぜい牢屋で一生懺悔し続けろ」

 

 

 

「お前たちに親の資格なんてないよ・・・今後は暗部なんて必要ないから全員まとめて牢屋にぶち込むよ」

 

 

 

父親

 

「貴様ら~私たちを舐めるなよ!」

 

 

母親

 

「親に歯向かったことを後悔させてあげます」

 

 

ユウマ

 

「うるせえよ・・・さっさとくたばってろよ」

 

 

「ブラックホールキャノン・・・・・・・発射」

 

 

「圧壊しろ・・・・・」

 

 

ドカーーーーーン

 

 

ユウマ

 

「さて、あとは警察に任せよう・・・」

 

「IS学園に帰るよ、皆」

 

 

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

十蔵

 

「皆さんお疲れさまでした。今回は日本政府が責任をもって対処するそうなので皆さんはお咎めなしになるそうです」

 

 

「それで更識さんは今後は苗字はどうしますか?」

 

 

刀奈

 

「私は・・・」

 

 

千冬

 

「なら私の妹になればいい、幸い給料にも余裕があるし一夏も稼いでいるからな、それに先日妹が増えたばかりだが賑やかな方が私は好きだからな」

 

「どうだ刀奈?」

 

 

刀奈

 

「お願いできますか?」

 

 

千冬

 

「なら手続きは此方でしておくから今日は簪とゆっくり話すと良い」

 

 

ユウマ

 

「ヤベ!急いでドイツに戻らないと簪ちゃんのトレーニング時間が無くなる!!」

 

「刀奈ちゃんも着いておいで、パスポート無くても幾らでも小細工するから早く!!」

 

 

刀奈

 

「はい!」

 

 

 

「ユウマ先生、お姉ちゃんも会社に所属できますか?」

 

 

 

ユウマ

 

 

「本人が望めば出来るよ」

 

 

 

刀奈

 

「ならお願いします。私昨日ロシア代表をクビになってISも明日没収されるので」

 

 

ユウマ

 

「なら会社で手続きしちゃおう、専用機の開発もついでにやっちまおう」

 

「ほら二人とも行くよ」

 

 

 

刀奈&簪

 

 

「はい♪」

 

 

 

ユウマ

 

「さてオータムさんに説明しないとな」

 

 

コンコン

 

「オータムさん、ユウマです 入ります」

 

 

 

オータム

 

「どうしたユウマ?」

 

 

ユウマ

 

「簪ちゃんのお姉さん勧誘してきたんでその報告です」

 

 

「なんでも元ロシア代表らしいですよ」

 

 

オータム

 

 

「そいつはデカい収穫だな!」

 

「ロシアも馬鹿な奴だぜ・・・折角の国家代表をクビにするなんてよ」

 

 

ユウマ

 

「ちょっとしたトラブルもありましたけど大収穫でした♪」

 

 

オータム

 

「報告ご苦労さん、今日はもう遅いから帰って寝ろよ」

 

 

「残りの事は明日で良いだろ」

 

 

ユウマ 

 

「分かりました、それじゃあ失礼します」

 

 

 

その頃ゲストルームでは

 

 

本音

 

「それじゃあお嬢様は元の優しい刀奈ちゃんに戻ったんだね!」

 

 

 

「うん、ユウマ先生たちが力を貸してくれたから」

 

 

刀奈

 

「本音ちゃんもゴメンね、今まで酷いことしてたみたいで」

 

 

本音

 

「気にしないで♪」

 

「そうだ!今日は3人で一緒に寝ようよ♪」

 

 

 

「そうだね、お姉ちゃん一緒に寝よ?」

 

 

刀奈

 

「ええ♪良いわよ」

 

 

この日簪と本音と刀奈は久しぶりの幸せな時間を過ごしたらしい

 

やっぱり姉妹は仲良しが一番だな♪

 




今回はドラえもんの道具で タイムテレビ どこでもドア 石ころ帽子を出しました

道具を出すときちょっと口調を意識してみました


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刀奈の専用機

刀奈をリクルートしてから三日後

 

ユウマ

 

「なぁ刀奈ちゃんホントに専用機インフィニットジャスティスガンダムで良いの?」

 

「結構使いにくいと思うよ」

 

 

刀奈

 

「良いんです、私が好きで選んだので後悔はありません」

 

 

ユウマ

 

「なら良いけど、まあ最悪自分に合わなかったら途中で変えることも出来るから遠慮なく言ってね」

 

 

刀奈

 

「ありがとうございます」

 

 

 

「お姉ちゃんもガンダムにしたんだね、私も本音もガンダムなんだよ♪」

 

 

刀奈

 

「簪ちゃんはどんなガンダムなの?」

 

 

 

「私はガンダムヘビーアームズだよ、自分の好みでカスタムに変えられるように特別仕様にしてくれたんだよ♪」

 

 

本音

 

「私はね~ガンダムデスサイズヘルだよ~♪私もかんちゃんと同じでカスタムに変えられるんだよ~」

 

 

刀奈

 

「ユウマ先生も随分と太っ腹ね、それってほぼ機密レベルの技術じゃないの?」

 

 

 

「大丈夫みたいだよ、この会社じゃないと作れないようにプロテクト掛けてあるみたいだし、設計図ないと作れないしその設計図のデータもユウマ先生の持ってるパスワードが必要みたいだから」

 

 

本音

 

「それにねぇ~この会社の整備班の人たちの技術が凄いんだよ~」

 

「この会社のISって独特だから整備しにくいと思ってたんだけど~凄く分かりやすく教えてくれてもう完璧に整備できるようになったんだよ~♪」

 

「今度お姉ちゃんも連れてきてあげようよ~♪」

 

 

刀奈

 

「そうね、虚ちゃんにも迷惑かけただろうからせめてものお詫びに招待してあげましょう」

 

 

 

「決まりだね♪それにもう更識家は無いから、しがらみもないし、新しい家族も出来たし毎日が幸せだよ♪」

 

 

刀奈

 

「私が織斑刀奈で簪ちゃんが朝霧簪になったんだもんね」

 

「布仏家はそのままだけど暗部はもうないから普通の家になったしもう本音ちゃんも虚ちゃんも普通の女の子になったから良かったわ♪」

 

「第一女性にあんな汚れ仕事強要することがおかしいのよ!」

 

「でもあの人たちの最後の顔は見て笑っちゃったわ♪」

 

 

 

 

「確かに♪あの白目向いて気絶してる顔はホント笑っちゃった」

 

 

 

ユウマ

 

 

「簪ちゃん、刀奈ちゃん、本音ちゃん、これからデータ取りするから来てくれる?」

 

 

本音

 

「は~い♪かんちゃん、刀奈ちゃんいこ?」

 

 

簪&刀奈

 

「うん♪」

 

 

 

ユウマ

 

「これからみんなの適性なんかのデータ取ってISに反映させるからこの電極を腕に張ってくれる?」

 

「そうすればパソコンの方にデータが出てくるからね」

 

「それじゃあ、ラドム博士、セレーネさん、ヴィレッタさん、3人のデータを見てアドバイスなんかをお願いしますね」

 

「俺整備課の方にISを取りに行ってくるんで」

 

 

セレーネ

 

「分かったわ♪」

 

「それじゃあ刀奈ちゃんのデータを見ていきましょうか」

 

「刀奈ちゃんは格闘系に適性があるわね、射撃も悪くないわね」

 

「となるとインフィニットジャスティスを選んだのは正解かしらね♪」

 

 

刀奈

 

「そうなんですか?」

 

 

セレーネ

 

「ええ、インフィニットジャスティスは格闘寄りの機体だから格闘適性の高い人が上手く使えるの」

 

「だから刀奈ちゃんの選択は正解よ♪」

 

「今日は格闘特化タイプのISで少し模擬戦をしてみましょう」

 

 

刀奈

 

「模擬戦はセレーネさんが相手をするんですか?」

 

 

セレーネ

 

「そうよ♪こう見えて私国家代表だったのよ♪今は研究職に専念したくて引退したけどね」

 

 

刀奈

 

「そうなんですね、セレーネさんお相手よろしくお願いします!」

 

 

セレーネ

 

「任せて♪」

 

 

 

 

 

 

ラドム

 

「では本音ちゃんのデータを見ましょうか」

 

「本音ちゃんは格闘特化タイプね、これはデスサイズヘルに乗るには適性が高すぎるわね・・・」

 

 

 

本音

 

「適性が高すぎると良くないんですか?」

 

 

ラドム

 

「いえ、適性が高すぎるとかえって強くなりすぎる傾向がありまして・・・その時はリミッターをかけるので安心していいわ」

 

 

本音

 

「ほぇ~~私最強になれますか?」

 

 

ラドム

 

「多分なれるわよ♪」

 

 

本音

 

「なら頑張ります!」

 

 

ラドム

 

「フフッ♪」

 

 

 

 

 

 

ヴィレッタ

 

 

「さて簪ちゃんデータを見ましょうか」

 

「簪ちゃんは射撃適性が凄いわね、これならヘビーアームズカスタムのスペックを発揮できるわね」

 

 

 

「そんなにですか?」

 

 

ヴィレッタ

 

 

「ええ、幸いヘビーアームズは射撃特化の機体だから簪ちゃんに最も適した機体と言っても良いわ」

 

「それにマルチロックオンシステムの恩恵もかなり受けられるわね」

 

 

 

「マルチロックオンシステムですか?」

 

 

ヴィレッタ

 

「ええ、複数のターゲットを一度にロックオン出来るシステムよ」

 

「あとで訓練機が有るから使ってみましょう♪」

 

 

 

「はい♪」

 

 

 

 

ユウマ

 

「皆のデータ取れましたか?」

 

 

 

セレーネ

 

 

「ええ、皆どちらかというと特化タイプね」

 

「みんなかなり強くなると思うわよ♪」

 

 

ユウマ

 

「マジか・・・これ以上わが社の戦力増強してどうするんだろうな俺」

 

「でも優秀な人材はリクルートするに越したことないからなぁ」

 

「でもこれ以上強くすると世界のパワーバランスが・・・」

 

「まあ考えたって仕方ねえよな、俺は好きなように生きるって決めたんだし♪」

 

 

本音

 

「ゆうゆう先生どうしたの~?」

 

 

ユウマ

 

「なんでもないよ、ただの独り言だよ♪」

 

「それじゃあISにデータインストールしちゃいましょう」

 

 

その日に皆に専用機を渡し、次の日に日本に帰る準備を始めた俺だった



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帰ってきましたIS学園

無事に簪ちゃん、本音ちゃん、刀奈ちゃんのISを受け渡しが済み俺たちはIS学園に帰る為に空港に来ていた

 

刀奈ちゃんはパスポートを持ってないから先にどこでもドアで先に帰らせた

 

 

 

 

現在空港には俺、簪、本音、スコール、マドカ、カチーナ、リューネが居た

 

 

 

ユウマ

 

「さて皆日本に行くよ~」

 

 

「は~い」

 

 

 

「ユウマ先生帰りも飛行機ですか?」

 

 

ユウマ

 

「そうだよ~帰りもまた13時間掛かるからゆっくり寝てていいよ♪」

 

 

カチーナ

 

「飛行機なんて乗らねえでISで飛んでく方が早えじゃねえかよ」

 

 

ユウマ

 

「仕方ねえだろ、ISじゃ入国審査せずに入るから不法入国になるんだよ!」

 

カチーナ

 

「ケッ!融通が利かねえな」

 

リューネ

 

「でも念願の日本だから私は楽しみだよ♪」

 

 

マドカ

 

「私は早くお姉ちゃんとお兄ちゃんに会いたいな」

 

 

スコール

 

「ねぇユウマ、私ユウマの隣の席に座っても良い?」

 

ユウマ

 

「まあプライベートジェットだし席の指定は無いから好きに座りな」

 

 

スコール

 

「ありがと♪後でユウマと手繋いで眠るからよろしくね♪」

 

ユウマ

 

「はいはい、好きにしろよ」

 

 

本音

 

「でもまた高級ホテルみたいな寝心地で寝れるね~♪」

 

 

 

「折角ならお姉ちゃんと一緒に帰りたかったな」

 

 

ユウマ

 

「まあ刀奈ちゃんは今回はどこでもドアで来たから不法入国に近い形だからバレたら捕まっちゃうからね」

 

 

本音

 

「でも学園に帰ればすぐに会えるよ~」

 

 

 

「そうだね・・・帰ったら虚さんにも事情を説明しないとね」

 

 

ユウマ

 

「それなら束と千冬が説明してくれてると思うよ」

 

 

 

「お二人なら大丈夫ですね」

 

 

ユウマ

 

「さて日本に帰るよ」

 

 

日本に向けて移動中

 

 

その頃IS学園では

 

 

 

「かたちゃんおかえり~♪」

 

「ドイツは楽しかったかな?」

 

 

刀奈

 

「はい、皆さんのおかげで簪ちゃんとも仲直りできました。ありがとうございました。」

 

 

 

「気にしなくていいよ♪今回はかたちゃんは被害者だからね、かんちゃんと仲直りできてよかったね~♪」

 

「やっぱり姉妹は仲良くなくちゃね」

 

 

千冬

 

「そうだな♪刀奈私の事は無理に姉呼びする必要はないからな」

 

「刀奈の呼びやすい呼び方で良いからな」

 

 

刀奈

 

「なら千冬さんって呼ばせてください♪」

 

 

千冬

 

「フフッ♪可愛い奴だな」

 

 

「さて刀奈の誤解を解くために生徒会室に行くぞ」

 

 

刀奈

 

「はい・・・虚ちゃん・・・」

 

 

 

 

「大丈夫だよ、私達がちゃんと説明してあげるからね」

 

 

刀奈

 

「はい・・」

 

 

生徒会室前

 

 

コンコン

 

千冬

 

「織斑だ、入るぞ」

 

 

 

「織斑先生すみません、今生徒会長は行方知れずでして」

 

 

千冬

 

「それなら心配ない、刀奈こっちに」

 

 

刀奈

 

「虚ちゃん・・・ごめんなさい」

 

 

 

「お嬢様・・・事情は聴きました・・・私こそ気付いてあげられなくてごめんなさい・・」

 

「お嬢様が辛いときに・・・キツイ事を言ってしまってごめんなさい・・」

 

 

刀奈

 

「虚ちゃんは悪くないわ・・・でももう更識家は無くなったわ」

 

「布仏家も暗部とは関係なくなったからもう私をお嬢様なんて呼ばなくていいのよ」

 

 

 

「なら今後は刀奈と呼びますね、これからもよろしくね刀奈♪」

 

 

刀奈

 

「此方こそよろしくね虚ちゃん♪」

 

 

千冬

 

「束、私達の出番は無かった♪」

 

 

 

「だね♪」

 

 

刀奈

 

「虚ちゃん、私を千冬先生と束先生とユウマ先生が助けてくれたのよ」

 

 

 

「先生方ありがとうございました、刀奈を助けてくれて」

 

 

 

 

「気にしなくていいよ♪」

 

 

千冬

 

「ああ、今回は束が気付いた結果だが実際助けたのはユウマだからな、流石私たちの旦那だな♪」

 

 

 

「だよね~♪流石私たちの旦那さんだよね~」

 

 

 

「朝霧先生は奥さんが何人も居るんですか?」

 

 

 

「うん♪今お嫁さん候補も合わせると5人かな♪」

 

 

 

「5人もですか⁉」

 

 

 

「みんな束さん公認のお嫁さん達だよ♪」

 

 

千冬

 

「新しい嫁候補派は誰だ?」

 

 

 

「ドイツでちーちゃんも会ったと思うよ?スコールのスーちゃんだよ♪」

 

 

千冬

 

「ああ、スコールか。確かにスコールはユウマに恋している目をしていたからな♪」

 

 

 

「ゆーくんは普通にしてるだけで女の子をときめかせちゃうからね♪」

 

「まだお嫁さん候補は増えるかもね♪」

 

 

千冬

 

「あと何人増えるかな♪」

 

 

 

 

「お二人は奥様が何人いても構わないんですか?」

 

 

 

「ゆーくんと居ると皆幸せになるからね♪だから人数にこだわりは無いんだよ♪」

 

 

 

「凄いですね」

 

 

 

「虚ちゃんも、もしお嫁さんになりたくなったらいつでも言ってね♪」

 

 

 

「は、はい」

 

 

千冬

 

「それではな、何かあれば遠慮なく相談しろよ♪」

 

 

 

 

「それじゃあね~♪」

 

 

 

「凄い人たちでしたね・・・・」

 

 

刀奈

 

「でもみんないい人よ♪」

 

 

「今度虚ちゃんも一緒にドイツのラビットインダストリー社に行きましょ♪」

 

 

 

「そうですね、是非一緒に行きましょう♪」

 

 

 

 

その頃空港では

 

 

 

ユウマ

 

「本音ちゃん、簪ちゃん、今回のフライトも大丈夫みたいだね」

 

 

本音

 

「今回もぐっすり眠れました~♪」

 

 

 

「私もゆっくり眠れました♪」

 

 

ユウマ

 

「さてIS学園から千冬が迎えに来てるはずなんだけど」

 

 

千冬

 

「ユウマここだ」

 

 

ユウマ

 

「悪いな千冬、迎え頼んで」

 

 

千冬

 

「気にするな、それよりも・・待ってたぞユウマ・・チュッ♡」

 

 

ユウマ

 

「へ?」

 

千冬

 

「恋人なんだからこれ位は許せよ♪」

 

 

スコール

 

「千冬ばかりズルいわよ!ユウマ私とも♪  チュッ♡」

 

 

ユウマ

 

「二人ともここには学生も居るんだぞ・・・するならせめて場所は選んでくれ」

 

 

 

「はわわ~千冬さんもスコールさんもなんて大胆な⁉」

 

 

本音

 

 

「らぶらぶだね~♪」

 

 

カチーナ

 

「相変わらず幸せそうだなお前らはよ♪」

 

 

マドカ

 

「お姉ちゃん会いたかった♪」

 

 

千冬

 

「フフッ♪マドカ久しぶりだな」

 

 

マドカ

 

「うん♪早くお兄ちゃんにも会いたいな♪」

 

 

千冬

 

「そうだな、皆乗ってくれ」

 

 

ユウマ

 

「皆行くぞ~」

 

 

 

「は~い」

 

 

移動中

 

 

 

ユウマ

 

「到着っと、簪ちゃんと本音ちゃんは先に部屋に戻っていいよ。その後生徒会室に顔を出しに行っておいで」

 

 

簪&本音

 

「はい♪」

 

 

ユウマ

 

「俺とマドカとスコールとリューネは一度学園長の所に行くぞ」

 

カチーナ

 

「はいよ」

 

 

移動中

 

 

コンコン

 

ユウマ

 

「朝霧です」

 

十蔵

 

「どうぞ」

 

ユウマ

 

「学園長、とりあえず4人警備要員連れてきました」

 

「リューネ・ゾルダーク、カチーナ・タラスク、スコール・ミューゼル、織斑マドカです」

 

 

「それで彼女、マドカは学生と兼任でお願いします。まだ15歳なんで」

 

 

十蔵

 

「学生と兼任ですか・・・わかりました。では生徒手帳を発行しますね。」

 

 

マドカ

 

「ありがとうございます」

 

十蔵

 

「では1週間で生徒手帳が発行させるので受け取ってください」

 

「マドカさんは1年3組に転校生として編入出来るように手続きしておきます。学生生活を楽しんでくださいね」

 

 

マドカ

 

「ありがとうございます」

 

 

十蔵

 

「朝霧先生、もう少し人数が欲しいのですがまだ大丈夫ですか?」

 

 

ユウマ

 

「社長は足りなかったら連絡しろって言ってたんで大丈夫だと思いますよ」

 

 

十蔵

 

「では後3人ほどお願いします」

 

ユウマ

 

「なら後で社長に手配を頼んでおきます」

 

 

十蔵

 

「お願いしますね、では今日は皆さんに職員寮の案内をお願いしますね」

 

 

ユウマ

 

「了解です」

 

 

「そんじゃスコール、リューネ、マドカは着いて来てくれ」

 

 

「ここが職員寮だ、スコール、リューネ、カチーナはこの空いてる7号室から10号室から好きな部屋を使ってくれ」

 

「マドカは千冬と同じ部屋で良いか?」

 

 

マドカ

 

「うん、お姉ちゃんと一緒の部屋が良い」

 

 

ユウマ

 

「さて俺は社長に連絡してくるから」

 

PULL PULL PULL PULL

 

 

オータム

 

「おう、どうしたユウマ?」

 

ユウマ

 

「オータムさん、学園長がもう3人ぐらい人員が欲しいらしいんですけど」

 

オータム

 

「なるほどな、ならルナマリア、マリーダ、ステラはどうだ?」

 

ユウマ

 

「また随分と過剰戦力だな・・・」

 

オータム

 

「皆ユウマに会いたがってたぞ、特にステラなんかお兄ちゃんに会いたいってな」

 

ユウマ

 

「俺はステラのお兄ちゃんじゃないんだけどな~」

 

オータム

 

「良いじゃねえか♪あんな可愛い妹が居てよ♪」

 

ユウマ

 

「分かった、その3人を来月送ってくれ。空港には俺が迎えに行くから」

 

オータム

 

「分かったぜ、楽しみにしてろよ♪」

 

Pi (電話を切る音)

 

 

ユウマ

 

「さて俺も部屋に帰って寝るかな」

 

スコール

 

「ねぇユウマ、今日皆で飲むんだけどユウマもどう?」

 

ユウマ

 

「みんなって誰?」

 

 

スコール

 

「ユウマのお嫁さん達と子供達よ♡」

 

ユウマ

 

「わかった、どこで飲むんだ?」

 

スコール

 

「ユウマの部屋よ♪」

 

ユウマ

 

「俺の部屋今酒は無いぞ」

 

スコール

 

「そこは大丈夫よ♪束がたくさん買ってきてあるから」

 

ユウマ

 

「なるほどね、分かった。後で来てくれ、摘まめるもん作っとくから」

 

スコール

 

「ありがとねダーリン♡」

 

ユウマ

 

「はいはい、愛してるよハニー♪」

 

 

 

スコール

 

もう!ユウマったら急にハニーだなんて・・・・照れるじゃない!!!

 

 

ユウマの部屋

 

「さて、何作るかな・・・・今作れるのは、冷奴、チキン南蛮、ホッケの塩焼き、もやしが有るから中華風炒めかな、ポテトサラダ、冷凍のフライドポテト、ヤゲン軟骨が有るから梅水晶こんなもんかな」

 

 

ユウマ調理中

 

 

シャル

 

「ユウマ来たよ~」

 

セシリア

 

「ユウマさんお邪魔します」

 

 

「ゆーくんお酒いっぱい持ってきたよ~♪」

 

千冬

 

「ユウマ、ちゃんとジュースなんかも持ってきたぞ」

 

スコール

 

「ユウマ遊びに来たわよ~」

 

クロエ

 

「お父様お邪魔します」

 

ラウラ

 

「父上、お邪魔するぞ」

 

 

 

ユウマ

 

「色々作っといたから食べててくれ」

 

 

みんな

 

「いただきまーす♪」

 

 

 

「ゆーくんは料理上手だね♪」

 

 

千冬

 

「私も練習してるんだが此処までは出来ないな」

 

シャル

 

「ユウマの料理好きだな」

 

セシリア

 

「私も料理は好きですが此処までは出来ませんわ」

 

スコール

 

「おいし~い♪」

 

クロエ

 

「お父様美味しいです♪」

 

ラウラ

 

「これがホッケか・・・中々に上手いな」

 

 

 

大人たちは酔いがまわり・・・・・

 

 

「ねぇゆーくん!束さんの事どれだけ好きなのさ~~~」

 

 

千冬

 

「ユウマ~私を貰ってくれてありがと~~~~」

 

スコール

 

「ねぇユウマ~私とキスしましょ~~~~」

 

 

ユウマ

 

「なんだ・・・・この状況は・・・・・・」

 

シャル

 

「皆・・・お酒の癖が独特だね・・・・・」

 

セシリア

 

「これは中々に衝撃ですわね・・・」

 

クロエ

 

「お母様・・・・・・飲み過ぎです」

 

ラウラ

 

「父上、少し眠くなったから膝を貸してほしい」

 

ユウマ

 

「ほら、ラウラおいで」

 

ラウラ

 

「ありがとう、父上。おやすみ」

 

 

 

 

大人組が酔いつぶれて寝た事でお開きになった

 

 

 

 

次の日

 

 

 

「うう~頭痛い~~」

 

千冬

 

「私は記憶がないぞ・・・」

 

スコール

 

「私はちゃんと覚えてるわよ♪」

 

 

みんなでユウマと一緒のベットで寝ようかと思ったけど寝ちゃって出来なかったわ

 

今度はリベンジよ♪

 

 

 

 

ユウマ

 

「お前ら酒はほどほどにしておけよ~」

 

 

 

 

 

束たちは二日酔いで仕事を休みかけた事は内緒だ



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クラス別トーナメント

今回は予定より早くガンダムの女の子が着任します


ある日、社長のオータムさんから電話があった

 

ユウマ

 

「もしもしオータムさんどうしました?」

 

 

オータム

 

「おう、実はなステラが速くお兄ちゃんに会いてえって聞かなくてよ~今日の飛行機で日本に送ったぞ」

 

ユウマ

 

「はぁ⁉そう言うことはもっと早くに言ってくれよ!!」

 

 

オータム

 

「悪い悪い♪ステラを言う事聞かせるにはこれしかなかったんだよ」

 

ユウマ

 

「まぁ、あのステラを落ち着かせるには仕方ねえか・・・・で何時に日本に着くんだ?」

 

オータム

 

「予定では今日の夕方の6時だ、迎え頼むぜ♪」

 

ユウマ

 

「はいよ」

 

 

 

夕方の6時前 空港のゲート前

 

 

ユウマ

 

「そろそろ来る頃か・・・」

 

ステラ

 

「お兄ちゃ~ん♪」

 

ユウマ

 

「ん?」

 

ステラ

 

抱きっ

 

「お兄ちゃん会いたかった~♪」

 

ユウマ

 

「久しぶりだな、ステラ♪元気だったか?」

 

 

ステラ

 

「うん♪マリーダもルナも一緒に来たよ♪」

 

 

ユウマ

 

ナデナデヾ(・ω・*)

 

「話は社長から話は聞いてるよ」

 

マリーダ

 

「すまないな、兄さん・・・どうしてもステラが聞かなくてな」

 

ユウマ

 

「マリーダも元気にしていたか?」

 

マリーダ

 

「ああ、会社の皆も良くしてくれるし何より毎日が楽しいよ♪」

 

 

ユウマ

 

ナデナデヾ(・ω・*)

 

「そうか♪あの時マリーダ達を助けられてよかった」

 

マリーダ

 

「兄さん、あの時私とステラ、姉さんたちを助けてくれてありがとう」

 

ユウマ

 

「気にするなよ」

 

ルナマリア

 

「ちょっと二人とも勝手に走らないでよ!!」

 

 

ユウマ

 

「よう♪ルナ元気してた?」

 

ルナ

 

「ユウマさん♪私はいつも元気ですよ♪」

 

ユウマ

 

「そっか♪二人の引率ご苦労さん。ルナ、学園に行く途中にケーキ屋が有るから好きなだけ買っていいぞ」

 

ルナ

 

「え!良いんですか♪」

 

 

ユウマ

 

「いつも大変な役回りしてるルナへのご褒美だよ♪」

 

 

ルナ

 

「やった~~♪」

 

 

ステラ

 

「お兄ちゃん!私もケーキ食べたいよ!!」

 

マリーダ

 

「私も食べたいぞ、兄さん」

 

 

ユウマ

 

「はいはい♪さて行くぞ~」

 

 

ケーキ屋に移動中

 

ユウマ

 

「さてみんなお待たせしました♪」

 

「最近ここら辺で有名なケーキ屋さん[パティスリー 間宮]です♪」

 

 

ルナ

 

「うわ~♡美味しそう♪」

 

ステラ

 

「お兄ちゃん!ステラ、このイチゴのケーキが食べたい!」

 

マリーダ

 

「兄さん、私はこのチョコレートケーキが食べたい」

 

ユウマ

 

「はいはい、みんな好きなだけ頼みなよ♪」

 

 

間宮

 

「あらあら可愛いお客さんですね♪」

 

ユウマ

 

「すいませんね、お騒がせしまして・・」

 

 

間宮

 

「気にしないでください♪」

 

 

ユウマ

 

「皆ケーキは決まったか?」

 

 

ルナ&ステラ&マリーダ

 

 

「決められないよ!!!!」

 

 

ユウマ

 

「こんなにあれば迷って当たり前か」

 

「すいません、このショーケースの中のケーキを全部3つずつお願いします」

 

 

間宮

 

「全種類を3つずつですね♪畏まりました」

 

「ではお会計が34650円になります」

 

 

ユウマ

 

「ではカードでお願いします」

 

 

間宮

 

「はい♪」

 

「本日はありがとうございました!またのご来店お待ちしてます♪」

 

 

ユウマ

 

「では♪」

 

 

「ほれ、みんなこのケーキは学園に着くまでお預けだからな」

 

 

ステラ

 

「は~い」

 

 

学園に向けて移動中

 

 

ユウマ

 

「着いたよ、まずは学園長に挨拶するよ」

 

ルナ

 

「はい!」

 

 

学園長室 前

 

 

コンコン

 

ユウマ

 

「朝霧です」

 

 

十蔵

 

 

「どうぞ」

 

 

ユウマ

 

「学園長、彼女たちが会社から新しく派遣されたメンバーです」

 

 

ステラ

 

「ステラ・ルーシェです」

 

 

マリーダ

 

「マリーダ・クルスだ」

 

 

ルナ

 

「ルナマリア・ホークです」

 

 

十蔵

 

「始めまして、私はIS学園の学園長の[轡木十蔵]です」

 

「皆さんは職員寮を使ってください」

 

「朝霧先生皆さんを寮まで案内してあげてください」

 

 

ユウマ

 

「了解しました」

 

 

寮に移動中

 

 

ユウマ

 

「さて3人はこの15号室使ってくれ、丁度3人部屋だからな」

 

 

ステラ

 

「後でお兄ちゃんの部屋にケーキ持って遊びに行ってもいい?」

 

 

ユウマ

 

「良いぞ~待ってるからな」

 

 

ステラ

 

「うん♪」

 

 

ユウマ

 

「さて俺は明日の準備するかな」

 

 

準備中

 

ステラ

 

「お兄ちゃん来たよ♪」

 

 

ユウマ

 

「おお、来たか。ちょっと待ってな」

 

PULL PULL PULL

 

 

「もしもしゆーくん?どうしたの」

 

 

ユウマ

 

「束、俺の部屋に来てくれない?お客さんが居るから」

 

 

 

「ちょっと待っててね~」

 

「ゆ~くん来たよ!」

 

 

ステラ

 

「あ!お姉ちゃん♪」

 

 

 

「ステラちゃん!いつ来たの?」

 

 

ユウマ

 

「今日だよ、学園の警備要員としてオータムさんに派遣してもらった」

 

 

「そうなんだね♪ステラちゃんまた一緒だね♪」

 

ステラ

 

「うん♪」

 

マリーダ

 

「博士は相変わらずだな・・・」

 

 

 

 

「マリーダちゃんも!久しぶり~♪」

 

 

ルナ

 

「博士もケーキ食べますか?」

 

 

 

「ルナちゃんも~♪」

 

ユウマ

 

「ほら、今日は一緒にケーキ食べようぜ」

 

 

 

「うん♪」

 

 

この日は仲良くみんなでケーキを食べた

 

 

ヤバい、このケーキ滅茶苦茶うめぇな!

 

 

また今度買いに行こう

 

 

 

翌日

 

 

1年1組

 

 

ユウマ

 

「さて、ゴールデンウイークが終わったところでイベントがあります」

 

 

「クラス対抗のトーナメントです」

 

 

みんな

 

「IS学園っぽいの来たー!!」

 

 

ユウマ

 

 

「今回のトーナメントを優勝したクラスにはデザート無料券が進呈されます」

 

 

「今回は全クラスにラビット社のパイロットが居ます。」

 

「身贔屓にはなりますが俺がパイロットの皆をあまりに強くし過ぎたため他の候補生が出場すると勝負にならないので今回は・・・・」

 

「ラビットインダストリー社のパイロットだけのトーナメントを行います!!!!」

 

 

「ちなみに誰を出すかはみんなで決めてね♪」

 

 

みんな

 

「ええ~~~~~!!!!!!」

 

 

ユウマ

 

「ちなみに俺を指名しても良いけど、勝負にならないから気を付けてね♪」

 

 

 

一夏

 

「ちなみに1組のラビット社のパイロットは大体同じ実力だから誰を選んでも良いぜ」

 

 

「だな」

 

セシリア

 

「そうですわね」

 

シャル

 

「僕たちのISで選んでも良いよ」

 

ラウラ

 

「私はあまり試合は得意ではないが選ばれれば頑張ろう」

 

本音

 

「私はまだISに慣れてないから今回は遠慮しま〜す」

 

 

 

みんな

 

「じゃあ・・・織斑君を選びます」

 

 

ユウマ

 

「なら一夏を出場選手として登録しとくね」

 

「2組は鈴、3組はマドカ、4組はクロエと簪・・・・誰が勝つかな~♪」

 

 

「みんな当日はちゃんと応援してね~♪」

 

 

 

 

 

1週間後、トーナメントが始まる   

 

 



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乱入者

クラストーナメント当日

 

ユウマ

 

「さて今日の組み合わせはどんな感じかな・・・」

 

「一回戦は・・・一夏と鈴か」

 

「さて二人の戦いを見せてもらおうかな」

 

 

一夏

 

「一回戦は鈴か、彼女が相手でも手加減はしない」

 

「俺の全力で相手をする・・・・」

 

「今回の装備は・・D装備で行こう」

 

「よし・・行くぞ!!!」

 

 

 

 

「相手は一夏か」

 

「いくら一夏でも手は抜かないわよ」

 

「今日は、パーフェクトストライクにしましょう」

 

「よし・・・行くわよ一夏!!」

 

 

 

 

刀奈

 

「さて今回行われるクラストーナメントの司会を担当します、織斑刀奈です!」

 

「アシスタントは布仏虚ちゃんです♪」

 

 

「今回のクラストーナメントはラビットインダストリー社所属のメンバーのみで行われますがこれには理由があります」

 

「理由は、ラビットインダストリー社に所属しているメンバーは世界最強と言ってもそん色ないレベルの強さです」

 

「そこに代表候補生の面々が入っても勝負にならないという事実に基づき今回の様式になりました」

 

「なので代表候補生の皆さん、クレームはご遠慮願います。後で自分の目で嫌になるほど目にするので」

 

「ちなみに、一番強いのは朝霧ユウマ先生です♪」

 

管制室

 

 

千冬

 

「ではこれより各機ピットから発進をした後、定位置に着いた後バトルスタートとする」

 

 

真耶

 

「それでは一夏君、鈴さん準備が出来次第発進どうぞ」

 

 

一夏

 

「織斑一夏、アストレイブルーフレームD 行くぜ!!!」

 

 

 

「凰鈴音、パーフェクトストライク 出るわよ!!」

 

 

 

 

一夏

 

「鈴はパーフェクトストライクにしたんだな」

 

 

 

「ええ、今日はそんな気分だったのよ♪」

 

 

千冬

 

「ではこれより試合を始める、ブザーが合図だ」

 

 

ビィ――――

 

 

 

一夏

 

「いくぜ鈴!ドラグーン射出!!!縦横無尽の射撃を受けてみろ!!!」

 

 

ピシュン ピシュン ピシュン ピシュン

 

 

 

「くっ・・・鬱陶しいわね!!ガンランチャーで叩き落してあげる!」

 

ガガガガガガガガ

 

 

一夏

 

「チッそう簡単にはいかねえか・・なら接近戦に持ち込むまでだ!」

 

 

「装備換装!セカンドリバイ」

 

「タクティカルアームズ!」

 

 

「ぶっ飛べ!!!!!!」

 

 

 

「受けて立とうじゃない!!」

 

「シュベルトゲペール!!切り裂け!!!!!」

 

 

 

ドカーン!!!!!!!

 

 

ユウマ

 

「なんだ?おい刀奈何があった⁉」

 

 

刀奈

 

「ユウマ先生!何者かがIS学園のバリアを破って侵入してきました!」

 

 

ユウマ

 

「どこの馬鹿だ?この学園にケンカ売るなんてよ」

 

 

「スコール!マドカ!カチーナ!リューネ!ステラ!ルナマリア!マリーダ!試合は中止だ」

 

「直ちに観覧席に居る生徒たちを避難させろ!」

 

「ドアが開かなきゃぶち壊せ!!」

 

 

「避難が終わったら侵入者を学園内から追い出すぞ!」

 

 

「俺が先に侵入者とドンパチかまして注意引いてるから慌てずに避難を進めろよ」

 

 

警備組

 

「了解!!」

 

 

ユウマ

 

「さてこの学園に来た事後悔させてやるぜ」

 

 

「セシリア!箒!ラウラ!シャルロット!クロエ!簪!本音!鈴!一夏!俺達で侵入者を相手するぞ!」

 

 

みんな

 

「了解!」

 

 

 

 

「ゆーくん!あの侵入してきたIS、昔私の研究所の失敗作として置いておいたゴーレムだよ!」

 

 

「あの時失敗作の3機全部を盗まれて私の方で使えないようにコアを遠隔操作で完全ロックして使えなくしたのに、なんで・・・・」

  

 

 

ユウマ

 

「どっかの科学者がゴーレムをコピーして疑似コアでも使って無理やり動かしてるんだろうよ」

 

 

「束、あれはどうする?」

 

「破壊するか?」

 

 

 

「うん、あの子達には何の罪もないけどこれ以上悪いことはして欲しくないから」

 

 

ユウマ

 

「分かった」

 

 

「みんな聞いたな、あのゴーレムを破壊するぞ」

 

「束はゴーレムが何処から来たか調べてくれ」

 

 

 

 

「任せて!」

 

 

みんな

 

「了解!」

 

 

 

ユウマ

 

「行くぞ!ビルガー!!!」

 

 

「セシリア!パターン[T・B・S]は出来るようになったか⁉」

 

 

 

セシリア

 

「ええ!問題ありませんわ!」

 

 

ユウマ

 

「なら行くぞ!」

 

 

「ビルガー!ジャケットパージ!ウイング展開!ドライブ全開!」

 

 

セシリア

 

「テスラドライブ出力最大!ブースト!!」

 

 

ユウマ

 

「行くぜ、セシリア!アインス!!」

 

 

セシリア

 

「ツヴァイ!」

 

 

ユウマ

 

「ドライ!!」

 

 

 

ユウマ&セシリア

 

「ツインバードストライク!!!!!!」

 

ユウマ

 

「セシリア、初めてにしては良かったぜ!」

 

 

セシリア

 

「ありがとうございます♪」

 

 

ドカーーン 

 

 

 

ユウマ

「シャル!パターン[E.D.N]は覚えたか⁉」

 

 

 

シャル

 

「完璧だよ!」

 

 

 

ユウマ

 

「なら行くぞ!アルト!!!」

 

 

シャル

 

 

「スプリットミサイル!!」

 

 

ユウマ

 

「リボルビング・バンカー!」

 

「撃ち抜く!!!」

 

 

シャル

 

「こっちも行くよ!」

 

「リボルビング・ステーク!!!」

 

 

ユウマ

 

「クレイモア!!!!受け取れ!」

 

 

シャル

 

「フォースレイ!!発射!!」

 

 

ユウマ

 

「やっぱりアルト同士だから合わせやすいぜ」

 

シャル

 

「だね♪」

 

 

 

ドカーーン

 

 

 

ラウラ

 

「姉上、ここは姉妹のコンビネーションといこう」

 

 

クロエ

 

「ええ、そうしましょう」

 

 

 

ラウラ

 

「姉上!上に打ち上げるぞ!!」

 

 

クロエ

 

「ええ!」

 

 

ラウラ

 

「行けー!!!!」

 

 

 

クロエ

 

「ボクサーユニット換装!!」

 

「ラウラ!!」

 

 

ラウラ

 

「ああ!」

 

「ダブルカタパルトキック!!!!」

 

 

 

ドカーーーン

 

 

ラウラ

 

「流石姉上だな♪」

 

クロエ

 

「ラウラも良かったですよ♪」

 

 

 

 

「姉さんを悲しませる奴は敵だ!!」

 

 

「パターン・ラプターシュナーベル!!!!」

 

 

「ブレード・サイ!アクティブ!!」

 

 

「切り刻む!!」

 

 

「モードチェンジ!!」

 

 

「ソニックブースト!!!!砕けろ!」

 

 

ドカーーーン

 

 

「姉さん・・・」

 

 

 

 

「本音、私が援護するから突っ込んで!」

 

 

本音

 

「は~い!」

 

 

 

「マイクロミサイル 発射!!!」

 

 

本音

 

「私の姿を見た人は死んじゃうよ~♪」

 

「ビームシザース!切れちゃえ~」

 

 

 

「ダメ押しでもう一発!!」

 

「フルオープンアタック!ファイア!!!」

 

 

 

ドカーーーン

 

 

 

「本音、やったね♪」

 

本音

 

「私たちが揃えば無敵だよ♪」

 

 

 

一夏

 

「鈴!大剣二本でぶった切るぞ!!!!」

 

 

 

「ええ!」

 

 

「パンツァー・アイゼン!!!」

 

「捕まえたわよ、一夏!」

 

 

 

一夏

 

「おう!切り裂け~!!!」

 

 

 

「束お姉ちゃんを悲しませる奴は消えろ!!」

 

 

ドカーーン

 

 

一夏

 

「やっぱり剣のコンビネーションは良いな」

 

 

「そうね♪脳筋プレイだけどね」

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウマ

 

 

「侵入したゴーレムは無事破壊完了」

 

 

 

「ゆ~くん、ゴーレム達は山の中から来てるみたいだよ」

 

 

ユウマ

 

「その大体の座標を送ってくれ」

 

 

 

「はい、送ったよ」

 

 

ユウマ

 

「さてちょっとそいつとお話してくるわ・・・」

 

 

クスハ、ブリット、悪いが手を汚すかもしれないが力を貸してくれ

 

 

ブリット

 

「気にするな、彼女のためだろ」

 

 

クスハ

 

「うん、気にしないで」

 

 

ユウマ

 

「二人とも悪いな・・・・来い、グルンガスト参式」

 

 

山に移動中

 

 

「ここら辺か・・・T-LINK センサー発動」

 

 

Pi Pi Pi Pi Pi Pi Pi PiPiPiPi

 

 

「見つけたか・・・・さて束を悲しませたんだ」

 

 

「顔を拝ませてもらおうか・・・マッドサイエンティストさんよ」

 

 

 

 

???

 

「何故じゃ!ワシの技術で大幅に強化したゴーレムが簡単倒されるんじゃ!!!!」

 

 

「あの間抜けな博士が捨てたガラクタを拾ってまで作ったんだぞ!!」

 

 

 

ユウマ

 

「なるほどね、テメェが束のゴーレム盗んであれをIS学園に送ってきやがったんだな」

 

 

「なあ? ア―ドラー・コッホ」

 

 

ア―ドラー

 

「何故ワシの名前を⁉」

 

 

ユウマ

 

「んなことはどうでも良いんだよ・・・・よくも束を悲しませやがったな」

 

「テメェはやり過ぎたんだよ・・・・」

 

 

 

「さてテメェはギリアムさんに引き渡そう・・・・この研究所は破壊だな」

 

 

「ア―ドラーお前は暫く寝てろ・・・スタンバレット・・・」

 

 

「さて、破壊するか・・・・」

 

 

 

「ドリルブーストナックル!!!」

 

 

 

「オメガブラスターーーー!!!」

 

 

「獅子王刀・歳破! 一刀両断!!!!!」

 

 

「こんだけ破壊すれば・・・いや、念のために山ごと吹き飛ばそう」

 

 

「オメガブラスター!!!!!」

 

 

「よし、これで大丈夫だな。帰るか」

 

 

 

Pull Pull Pull

 

ギリアム

 

「もしもしユウマ君どうしたんだ?」

 

 

 

ユウマ

 

「ギリアムさん、ア―ドラー・コッホを捕まえました。後で日本支部に送り付けるんで逮捕の方お願いします」

 

 

ギリアム

 

「了解した。後は任せてくれ」

 

 

ユウマ

 

「お願いします」

 

 

 

IS学園

 

 

 

ユウマ

 

「束、ゴーレム送り付けてきたマッドサイエンティストは捕まえて引きわたして研究所は跡形もなく破壊したから大丈夫だ」

 

 

 

「ゆーくん、ありがとね」

 

 

ユウマ

 

「さて皆の所に行こうぜ」

 

 

 

 

「うん♪」

 

 

 

この日、無粋な侵入者はあっという間に破壊されラビット社のパイロットの強さが学園内に広まった

 

 

 

 



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嫁たちとデート

今回はデート回です




ある日、俺は土日休みが出来たのでどうしようか考えていると

 

 

 

「ゆーくん、土日は何処か出かけるの?」

 

 

 

ユウマ

 

「いや、今のところなんも予定はないからどうしようかと思ってね」

 

 

 

「なら私達とデートしようよ♪」

 

 

ユウマ

 

「そうだな、IS学園に来てからデートは行けてないもんな」

 

「よし、デート行くか!!」

 

 

 

「やった~♪」

 

 

 

「じゃあ皆呼んでくるね~♪」

 

 

ユウマ

 

「おれは表に車持ってくるから」

 

 

 

「みんな!ゆーくんとデート行くよ♪」

 

 

千冬

 

「デートだと!!」

 

 

シャル

 

「ユウマとデート!!」

 

 

セシリア

 

「ユウマさんとデート!!」

 

 

スコール

 

「ユウマとデート!!!」

 

 

 

「みんな今から急いで準備だよ!!」

 

 

千冬

 

「デートにはどんな格好で行けばいいんだ・・・」

 

シャル

 

「こんな時はお母さんの教えて貰ったコーディネート術で・・・」

 

 

セシリア

 

「こんな時はワンピースで良いんでしょうか?」

 

スコール

 

「どうしよう!私スーツしか持ってないわ!!」

 

 

ユウマ

 

「みんな遅いな・・・・」

 

 

 

「ゆーくんお待たせ♪」

 

 

ユウマ

 

「みんな遅かっ・・た・・な」

 

 

千冬

 

「どうした?私たちの綺麗さに見惚れたか?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、みんな綺麗だよ」

 

 

スコール

 

「そうだ!みんなで写真撮りましょう♪」

 

 

 

「賛成~♪」

 

「さあ、みんな真ん中によって~」

 

「はい、チーズ!」

 

パシャ

 

 

シャル

 

「綺麗に撮れたね♪」

 

 

セシリア

 

「オシャレした甲斐がありましたね♪」

 

 

生徒

 

「朝霧先生、みんなとお出かけですか?」

 

 

ユウマ

 

「ああ、これからみんなでデートなんだ」

 

「この事は他の皆には内緒だぞ♪」

 

 

生徒

 

 

「はい♪」

 

 

 

「お土産買ってくるから内緒だよ♪」

 

 

生徒

 

「良いんですか!!」

 

 

 

「口止め料だよ♪」

 

 

 

ユウマ

 

「さあ、みんな車に乗ってくれ」

 

 

生徒

 

「先生方お気をつけて♪」

 

ユウマ

 

「はいよ♪」

 

 

 

移動中

 

 

東京渋谷

 

 

ユウマ

 

「俺は車停めてくるから待っててくれ」

 

 

「ちょっと申し訳ないけどインターポールの日本支部に停めさせてもらおう」

 

 

「ごめんください、朝霧ですけど少しの間車を停めさせて欲しいんですけど」

 

 

職員

 

「朝霧様、いつもご協力ありがとうございます。お車でしたらあちらの駐車場にどうぞ」

 

 

 

ユウマ

 

「ありがとうございます」

 

 

その頃束たちは

 

 

チンピラA

 

「なぁ、綺麗なお姉さんたち良かったら俺達と遊ばない?」

 

 

チンピラB

 

「俺達と来れば気持ちいい事してやるよ!!」

 

 

チンピラC

 

「そうそう♪俺達と遊ぼうぜ」

 

 

ギャハハハハ

 

 

千冬

 

「悪いが男を待ってるんだ、お前たちに用はない」

 

シャル

 

「君達、香水つけ過ぎて悪臭放ってるよ」

 

セシリア

 

「その悪臭で女性に声を掛けるのはマナー違反ですわよ」

 

 

「私達に話しかけないでもらえるかな・・・」

 

スコール

 

「そういうわけでここから立ち去ってね~」

 

 

チンピラA

 

「このアマ!こっちが下手に出てりゃ~」

 

 

ユウマ

 

「おい・・・・俺の女に何の用だ・・・・」

 

 

「返答次第じゃ・・・殺すぞ・・・・」

 

 

 

チンピラB

 

「あぁ!!いきなり出てきてうるせえんだよ!!!」

 

 

チンピラC

 

「テメェじゃこの女たちには釣り合わねえんだよ!!!俺達にこの女達寄越せよ!!!!」

 

「この女たちは俺達とこれから気持ちいい事するんだよ!!!!」

 

 

 

ユウマ

 

ブチっ!!!!

 

 

「そうか・・・・折角逃げるチャンスをやったのによ」

 

 

「お前らは自分の命を捨てたいんだな・・・・」

 

 

「ならいっぺん地獄に行けよ!!!!!!」

 

 

念動力開放・・・威圧MAX  

 

 

「さて君達にはいっぺん死んでもらおうか」

 

 

スコール

 

「ユウマ、そこまでよ」

 

「私達の為に怒ってくれるのは嬉しいけどこれ以上はダメよ」

 

 

千冬

 

「ユウマ・・・・チュ♪」

 

「私たちの為に怒ってくれてありがとう」

 

「でももう良いんだよ・・・・さあ、行こう」

 

 

ユウマ

 

「そうだな・・・二度目は無いぞテメェら」

 

 

 

 

チンピラ達

 

「は・・・はい」

 

 

 

「ゆーくんがキレたの久しぶりに見たよ・・・・」

 

シャル

 

「怖かったね」

 

セシリア

 

「でもユウマさんの優しさを感じましたわ」

 

 

 

「ゆーくん・・・・」

 

 

ユウマ

 

「束どうした・・・」

 

 

 

「チュ♪・・・・チュル♪・ん・・チュパ♪・・・・チュ♪・・・ん・・チュパ♪」

 

 

「ぷはっ・・・ゆーくんありがとう。」

 

 

「でもやり過ぎはダメだよ」

 

 

ユウマ

 

「分かった」

 

 

スコール

 

「ユウマ♪」

 

 

ユウマ

 

「ん?」

 

 

 

スコール

 

「チュ♪・・・・ンッ・・・・チュ・・ンハァ・・・チュパ♪」

 

 

「ふぅ・・・以前もユウマは怒ってくれたわよね」

 

 

「嬉しかったけどやり過ぎはダメよ」

 

 

ユウマ

 

「分かったよスコール」

 

 

シャル

 

「ユウマ、ありがと・・・チュ♪」

 

 

セシリア

 

「ユウマさんありがとうございます・・・・チュ♪・・・・ん・・チュパ♪」

 

「これは私達からのお礼ですわ」

 

 

ユウマ

 

「ありがと」

 

 

「気を取り直して買い物行こいうぜ」

 

 

みんな

 

「うん♪」

 

 

 

 

渋谷市街 洋服屋

 

 

ユウマ

 

「スコールにはこんな服はどうだ?」

 

 

シャル

 

「こっちも良いんじゃないかな?」

 

 

 

「ちーちゃんはクールビューティーだからライダースーツタイプが良いんじゃない?」

 

セシリア

 

「こちらの西洋ドレスも良いのでは無いですか」

 

 

ユウマ

 

「千冬には革ジャンじゃないか?」

 

スコール

 

「千冬にはこっちのスーツタイプも良いんじゃない?」

 

シャル

 

「千冬さんは、これなんてどう?」

 

 

千冬

 

「みんなありがとう♪」

 

「次は束だな」

 

 

 

ユウマ

 

「束はゴスロリか?」

 

 

スコール

 

「束はこのホワイトワンピースじゃない?」

 

 

千冬

 

「束は昔からアリスドレスが好きだったな」

 

 

シャル

 

「これはどう?」

 

 

セシリア

 

「こちらのダメージ衣装はどうでしょう?」

 

 

 

「わ~♪みんなありがとう!」

 

 

「次はゆーくんの女装用の衣装だよ!」

 

 

 

ユウマ

 

「ブッ!!!!!」

 

「おい!俺はもう女装はしないって言っただろ!!!!」

 

 

 

 

「ダメだよ♡ゆーくんの可愛い姿をちーちゃんとスーちゃんとセーちゃんにも見せてあげないと♪」

 

 

千冬&スコール&セシリア

 

「ユウマ(さん)の女装見たい!!!!」

 

 

ユウマ

 

「またかよ・・・・・」

 

 

 

「じゃあゴスロリ衣装から始めよう♪」

 

みんな

 

「おお~~♪」

 

 

 

この後みんなに着せ替え人形にされて最終的に・・・

 

 

 

「みんなでゴスロリ衣装を着てゴスロリ六姉妹だよ♪」

 

 

ユウマ(ゴスロリ長女)

 

「なんでこんな事に・・・・」

 

 

千冬(ゴスロリ次女)

 

「良いじゃないか♪たまにはこんな事が有っても」

 

 

束(ゴスロリ三女)

 

「ゆーくん可愛いんだからたまにはやらないと♪」

 

スコール(ゴスロリ四女)

 

「そうね♪これなら学園のイベントでやりましょうよ♪」

 

シャル(ゴスロリ五女)

 

「やっぱりユウマお姉ちゃんは綺麗だね♪」

 

セシリア(ゴスロリ六女)

 

「これなら姉妹と言っても違和感がありませんね♪」

 

 

ユウマ

 

「こんな所誰かに見られたら・・・」

 

 

一夏

 

「あれ?千冬姉とみんなだ。」

 

ユウマ

 

「ゲッ!!!」

 

一夏

 

「あれ?もしかしてユウマさん?」

 

 

ユウマ

 

「良く分かったな、一夏」

 

一夏

 

「今日皆と出かけたって聞いてたしよく見ると目元とか似てるから」

 

 

「ユウマさんがこんなに綺麗になるとは」

 

 

「ユウマさん!!今度私のお姉ちゃん役で一緒に出掛けましょう!!」

 

 

ユウマ

 

「何故!!!」

 

 

「こんな綺麗なお姉ちゃんと出かけたかったんです!!」

 

 

ユウマ

 

「そんなときがあればな」

 

 

「ヤッター♪」

 

 

 

「ならユウマさん、私と姉さんと一緒に三人で出掛けましょう」

 

ユウマ

 

「箒もか・・・・」

 

 

「私も出掛けたいんです!」

 

「あまり姉さんと一緒に出掛けられなかったので」

 

 

ユウマ

 

「仕方ねえな・・・義妹の頼みだ・・・今度な」

 

 

 

「よし!!!」

 

 

ユウマ

 

「俺はそろそろ着替えたいんだけど・・・・」

 

 

 

「仕方ないなぁ~~良いよ~もう写真も撮ったし♪」

 

 

 

「最後にプリクラ撮って帰ろうよ♪」

 

 

プリクラ

 

 

 

「はいみんな!笑って~♪」

 

「ここで皆でゆ~くんにキス!!!」

 

 

チュッ♪

 

 

カシャ!!!!

 

 

ユウマ

 

「また束にやられた・・・・・」

 

 

 

 

 

「ゆーくん大好きだよ♪世界で一番愛してる♡」

 

 

千冬

 

 

「私もユウマを愛してるぞ♡」

 

スコール

 

「ユウマ!大好き♪愛してるわ♡」

 

 

シャル

 

「ユウマ♪愛してるよ♡」

 

セシリア

 

「ユウマさん♪誰よりもアナタを愛しています♡」

 

 

 

 

ユウマ

 

「俺もみんなの事愛してるよ♡」

 

 

 

俺はこっそり作っておいた指輪を出し

 

「千冬、スコール、結婚しよう」

 

 

千冬

 

「喜んで♪」

 

 

スコール

 

「私も喜んで♪」

 

 

この日正式に千冬とスコールは俺の嫁になった

 

 

 

 

 

 

その頃IS学園では街中でユウマたちをたまたま見かけた生徒によりある話が学園内で広まった

 

 

生徒たち

 

「私今日朝霧先生の奥さん達が誰だか分かっちゃった♪」

 

 

「え⁉いったい誰なの?」

 

 

「それは言えないなぁ~♪」

 

 

「もったいぶらないで教えてよ!」

 

 

「だって教えたら先生たちに怒られちゃうし~」

 

 

「そこを何とか!!」

 

 

「言えませんな~」

 

 

「え~~」

 

 

「ヒントは大人の女性とクラスメイトとブロンド美人だよ♪」

 

 

「なにそれ~~⁉」

 

 

 

 

どうやらあの生徒は上手くはぐらかしてくれたみたいだな・・・あとでこっそりお菓子をあげよう

 

 



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学年の親睦を深めよう

今回はオリジナル回です


ある日、俺は仕事を終え寮に帰ろうとしてると

 

 

生徒

 

「朝霧先生~」

 

 

ユウマ

 

「ん?どうした」

 

 

生徒

 

「私達ってクラスが違うからあんまり朝霧先生と関りが無いんですよね~」

 

 

「なのでなにかイベントをやって皆と親睦を深めればと思うんですけど」

 

 

ユウマ

 

「なるほどね、ちょっと学園長に聞いてみるよ」

 

 

生徒

 

「お願いします」

 

 

 

学園長室前

 

 

コンコン

 

 

ユウマ

 

「朝霧です」

 

 

十蔵

 

「どうぞ」

 

 

ユウマ

 

「失礼します、学園長」

 

 

「実はご相談がありまして」

 

 

 

十蔵

 

「相談ですか?」

 

 

 

ユウマ

 

「ええ、実は先ほど生徒達から他のクラスの担任、副担任との関りが無いそうです」

 

 

「なので何かしらイベントを開催して欲しいそうです」

 

 

十蔵

 

 

「なるほど、では1か月後にイベントの時間を設けましょう」

 

「イベントは何をしますか?」

 

 

 

ユウマ

 

「そうですね~1学年全クラスと関われるものが良いと思うんでお店でもやろうかと思ってます」

 

 

十蔵

 

「お店ですか?」

 

 

ユウマ

 

「簡単なカフェみたいなお店が良いと思いまして」

 

 

十蔵

 

「では機材の準備は此方で手配しましょう、衣装などはどうしますか?」

 

 

ユウマ

 

「衣装はみんなで作ろうと思います、幸い俺も束も裁縫は得意ですしクラスの皆で作った方が思い出に残ると思うので」

 

 

十蔵

 

「では衣装の材料を手配しますが布の柄の指定はありますか?」

 

 

ユウマ

 

「布の色は白・紺・青・赤の布をかなり多めにお願いします」

 

 

十蔵

 

「分かりました」

 

 

ユウマ

 

「ではお願いします」

 

 

 

職員寮

 

 

ユウマ

 

「束、俺明日からクラスの皆でメイド服作るから束にも手伝ってほしいんだけど」

 

 

 

「なんでメイド服?」

 

 

ユウマ

 

「来月に1学年全体の親睦を深めるイベントを1年1組でやるからその時に使うメイド服を作るんだよ」

 

 

 

「なるほどね、良いよ♪」

 

 

ユウマ

 

「放課後から皆で少しずつ始めるからよろしく」

 

 

 

「は~い♪」

 

 

 

翌日の放課後

 

 

ユウマ

 

「みんな今朝説明した通り今日からメイド服を作るんだけど一応デザインはこれなんだけど」

 

 

本音

 

「うわ~♪可愛い~♪」

 

 

ユウマ

 

「このメイド服を皆で作るけど今回は助っ人を呼びました」

 

 

 

「ヤッホ~♪束さんだよ~♪」

 

 

「今日から皆にお洋服の作り方を教えま~す♪」

 

 

スコール

 

「私も洋服の作り方を教えるわ♪」

 

 

ルナマリア

 

「私も手伝うわ♪」

 

 

ユウマ

 

「今日から皆で頑張るぞ~」

 

 

生徒みんな

 

「お~~!」

 

 

 

メイド服製作中

 

 

 

「そうそう、そんな感じで縫っていくんだよ」

 

 

「上手い上手い♪」

 

 

「本音ちゃんは器用だね~♪」

 

 

 

スコール

 

「いい、この端と端を合わせて縫っていくのよ」

 

 

「アナタ上手いわね♪今度一緒にドレス作ってみない?」

 

 

 

ルナマリア

 

 

「この部分はこうして縫うの」

 

 

「そうよ、そんな感じよ♪」

 

 

 

ユウマ

 

「そこはこうして縫えばいいよ」

 

 

「こうして此処と此処を合わせてミシンで縫っていくんだよ」

 

 

「そう、上手い上手い♪」

 

 

生徒

 

「なんかいいなぁ・・・お兄ちゃんとお裁縫してるみたいで」

 

 

生徒

 

「束先生って優しくて綺麗で教えるのが上手くて・・・お姉ちゃんって呼びたくなっちゃうな・・・」

 

 

生徒

 

「スコールさんって凄くキレイだな~私もスコールさんみたいになれるかな・・・」

 

 

生徒

 

「ルナマリアさんってホントお姉ちゃんみたい・・・今度お姉ちゃんって呼んでみようかな・・・」

 

 

 

ユウマ

 

実は俺と一夏用に少し特別な衣装を作りました

 

 

どんな衣装かはお楽しみに

 

 

 

こうしてイベント当日

 

 

 

この日に向けて学園の掲示板にイベントのチラシなどを貼った

 

 

 

中々の反応みたいだ

 

 

 

ユウマ

 

「さて一夏、衣装は着れたかい?」

 

 

一夏

 

「はい、でもこのタキシード衣装って誰得なんですか?」

 

 

ユウマ

 

「それは俺の場合は愛する嫁たち、一夏の場合は箒と鈴へのご褒美だよ」

 

 

一夏

 

「なるほど」

 

 

 

「ゆーくん、こっちは準備できたけどゆーくんといっくんはまだ時間掛かる?」

 

 

 

ユウマ

 

「こっちは準備できたよ」

 

 

一夏

 

「俺も良いですよ」

 

 

 

 

「一体どんな格好なのかな?」

 

 

ユウマ&一夏

 

 

「お待たせ~」

 

 

 

 

 

「ゆーくんはどんな・・衣装・・・」

 

 

 

ユウマ

 

 

「束どうした?」

 

 

 

 

「ゆーくん・・・・今すぐ私達と結婚式挙げようよ!!!!」

 

 

 

生徒達

 

「キャ~~~~~~♪」

 

 

ユウマ

 

「ちょっと待て!」

 

 

 

 

「待たないよ!実はスーちゃんと一緒にウエディングドレスを作ってたんだよ♪」

 

 

 

ユウマ

 

「なんて用意が良い・・・」

 

 

「まあ、良いよ」

 

 

「でも会場はどうするんだ?」

 

 

 

 

「それは大丈夫♪」

 

 

 

「体育館に用意したんだよ♪」

 

 

ユウマ

 

「用意良すぎないか・・・」

 

 

 

「ちなみに、みんなのウエディングドレスも拵えました♪」

 

 

「さあ!ゆーくん私達と結婚式だよ♪」

 

 

 

ユウマ

 

「この際だ、一夏も結婚式挙げちまえよ」

 

 

 

一夏

 

「ええ!でも箒と鈴にはどう説明すれば・・・」

 

 

 

箒&鈴

 

「その必要はないわよ!」

 

 

「何故なら私たちもウエディングドレスを着ているからよ♪」

 

 

一夏

 

 

「準備が良すぎる・・・」

 

 

 

「さて一夏!この場で箒と私と結婚式をしましょう♪」

 

 

 

「これからよろしく頼むぞ・・・アナタ♪」

 

 

一夏

 

「分かった」

 

 

 

ユウマ

 

「一夏!これをやるよ。鈴と箒のISの待機状態を指輪状態に変えといたからそれ使いな」

 

 

 

一夏

 

「ありがとうございます!!」

 

 

ユウマ

 

「さて、束、シャル、セシリア、千冬、スコール、綺麗だよ」

 

 

一夏

 

「箒、鈴、スゲー綺麗だよ」

 

 

十蔵

 

「今回は私が神父役をやらせていただきます」

 

 

「朝霧ユウマ殿、アナタは生涯新婦[朝霧束、セシリア・朝霧、シャルロット・朝霧、朝霧千冬、スコール・朝霧]の5名を愛し守り抜くことを誓いますか?」

 

 

「織斑一夏殿、アナタは生涯新婦[織斑箒、織斑鈴音]の2名を愛し守り抜くことを誓いますか?」

 

 

 

 

ユウマ&一夏

 

「誓います」

 

 

十蔵

 

「それでは誓いのキスを」

 

 

ユウマ

 

「束、シャル、セシリア、千冬、スコール、愛してるよ」

 

チュ♪

 

 

一夏

 

「箒、鈴、こんな俺を選んでくれてありがとう。愛してる」

 

チュ♪

 

 

十蔵

 

「それではこれで結婚式を終わります」

 

「では皆さん、お店の方は頑張ってくださいね」

 

 

ユウマ

 

「束たちは衣装どうするの?」

 

 

 

 

「着替えるの大変だからこのまま行っちゃおうよ♪」

 

 

嫁`s

 

 

「賛成♪」

 

 

 

1年1組

 

 

生徒

 

「先生たちまだかな~」

 

 

「先生たちの結婚式見たかったな~」

 

 

「ね~、きっと凄く絵になるんだろうな~」

 

 

 

ユウマ

 

「みんなゴメンゴメン、遅くなっちゃった」

 

 

 

 

「ごめんね~」

 

 

千冬

 

「遅くなってしまったな」

 

 

生徒

 

「先生方写真撮らせてください!!!」

 

 

ユウマ

 

「良いよ~」

 

 

 

生徒

 

「ヤッタ~♪」

 

 

パシャパシャ!!

 

 

生徒

 

「眼福です!」

 

 

生徒

 

「織斑君達も写真撮ってもいい?」

 

 

 

一夏

 

「良いよ、でもフラッシュは控えめにね」

 

 

生徒

 

「ありがとう♪」

 

 

パシャパシャ

 

 

生徒

 

「幸せそうだね♪」

 

 

 

ユウマ

 

「それじゃあ、喫茶店を開店します!」

 

 

 

みんな

 

「いらっしゃいませ~♪」

 

 

生徒

 

「朝霧先生・・・カッコいい・・・」

 

「束先生、ドレス着てる!綺麗!!!」

 

「織斑先生・・・カッコいいしキレイ・・・」

 

 

ユウマ

 

 

「いらっしゃいませ、お嬢様」

 

 

生徒

 

「はぅ!!!」

 

 

「女子が倒れたぞ~救護班!!!」

 

 

「メディック!!!」

 

 

 

ユウマ

 

「あれ?似合わなかったかな?」

 

 

 

 

「ゆーくん、似合い過ぎてこうなっちゃうんだよ」

 

 

千冬

 

「ユウマは罪な男だよ♪」

 

 

 

一夏

 

 

「おかえりなさいませ、お嬢様」

 

 

 

生徒

 

「尊い・・・・・」

 

 

「これは・・・眼福!」

 

 

「神様ありがとう!!」

 

 

 

この日は他のクラスの皆と色々話す事が出来た

 

 

また今回みたいな企画をやりたいな




ちゃんと結婚式はやってなかったので簡単にやってみました


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水着を買おう

 

学年での親睦会も無事終わり、IS学園はとあるイベントで持ちきりになっていた

 

ユウマ

「さてみんな、再来週はお楽しみの林間学校だけどくれぐれも忘れ物等をしないように念入りに準備しといてくれよ~」

 

「必需品は今から渡すプリントに書いてあるから各自無いものは予め買っておくようにね」

 

「それと今回は海に行くので水着は自分の好きな選んで買っておくようにね。水着の規制は無いけどあまり際どいのはダメだから」

 

生徒

「林間学校の時にはユウマ先生も行くんですか?」

 

ユウマ

「俺は1学年の副担任だから行くよ」

 

生徒

「ならその時は、ユウマ先生の水着姿も見れるんですか!」

 

ユウマ

「俺の水着姿は高いぞ~」

 

生徒

「いくら払えばユウマ先生の腹筋込みで水着姿を見れますか⁉」

 

ユウマ

「なんでみんなそんなに必死なのさ・・」

 

生徒

「だってユウマ先生の貴重な水着姿ですよ!そんな貴重なものお金払ってでも見たいに決まってるじゃないですか!」

 

ユウマ

「え~、そんなに俺の水着姿が見たいの?」

 

生徒

「見たいです!」

 

ユウマ

「分かったよ。当日俺の水着姿が見たいなら浜辺に設置する救護所に来れば見れるぞ」

 

生徒

「ヤッタ~!」

 

ユウマ

「それじゃあ各自準備はもう始めていくように。今日のホームルームはここまで」

 

その日の放課後

 

 

「ゆーくん、今度の日曜日にみんなで今度の林間学校の時に着る水着買いに行こうよ!」

 

ユウマ

「いいけど、何処に買いに行くんだ?」

 

「学園の近くに大型ショッピングモールが有るから其処に色々なお店があるみたいだから其処で選ぶの」

 

ユウマ

「なるほどね。みんなも一緒に行くんだろ?」

 

「もちろんだよ♪みんなで色々見て意見を聞いて決めるんだよ」

 

ユウマ

「分かった。皆には束から伝えていてくれ」

 

「りょうか~い♪」

 

 

約束の日曜日

 

「ゆーくん、みんな集まったからお買い物行こうよ~」

 

ユウマ

「はいよ~」

 

移動中

 

千冬

「しかし、生徒たちがユウマの水着姿をお金を払っても見たいとはユウマも人気者だな♪」

 

ユウマ

「笑い事じゃないよ・・」

 

シャル

「良いじゃん♪僕たちの旦那様がみんなの人気者なんだから」

 

セシリア

「そうですわ♪ユウマさんの素敵さは皆さんが知っていますもの」

 

「そうだよね~ゆ~くんはカッコいいし、優しいし、みんなの事大事にしてくれるし、最高の旦那さんだよね~。束さんはゆーくんに出会えてよかったよ」

 

「あの時、ゆーくんが助けに来てくれた時がきっと私の幸せの始まりだったのかも」

 

千冬

「私もロマンチックな出会いが欲しかったがユウマに出会えたことが何より幸せだよ」

 

シャル

「僕もお母さんが病気になったときにユウマが助けてくれたのがキッカケだったね。僕はその時からユウマが好きだったのかもしれないな」

 

セシリア

「私の時は、お父様とお母様とチェルシーと出掛け先で助けてもらったのがキッカケでしたね。その時に一目ぼれしたのは間違いではありませんでした」

 

ユウマ

「みんなで俺を照れさせて楽しいの?」

 

みんな

「楽しい♪」

 

ユウマ

「はぁ~。ほら、もう少しで着くから降りる準備するよ」

 

ショッピングモール内

 

ユウマ

「しかし中は広いな・・・とりあえず水着を決めていこうぜ」

 

みんな

「は~い♪」

 

「ゆーくん、どの水着が良いかな?」

 

ユウマ

「このパープルのパレオ付きなんてどうだ?」

 

「ゆーくんはこうゆうのが好きなの?」

 

ユウマ

「確かに俺の好みではあるけど束が着たら凄く似合いそうだから選んだんだけど・・」

 

「ならこれにする♪」

 

ユウマ

「即決で良いのか?」

 

「ゆーくんが選んでくれたからこれが良いの♪」

 

ユウマ

「そうか」

 

 

 

千冬

「ユウマ、私にはどんな水着が似合うと思う?」

 

ユウマ

「この黒のビキニなんてどうだ?千冬のクールビューティーな感じに合うと思うけど」

 

千冬

「ならこれにしよう」

 

ユウマ

「千冬も即決して良いのか?」

 

千冬

「旦那が選んでくれたんだ。それを選ぶのは当然だろ♪」

 

ユウマ

「ありがとよ」

 

 

 

シャル

「ねぇ、ユウマはどれが良いと思う?」

 

ユウマ

「シャルは・・・このオレンジの水着はどうだ?元気なシャルにはぴったりだと思うけど」

 

シャル

「ならこれにするね。折角ユウマが選んでくれたんだし」

 

ユウマ

「気に入ってくれたなら良かったよ」

 

 

 

 

セシリア

「ユウマさん、私はどの水着が似合うでしょう」

 

ユウマ

「セシリアは・・・この水色の水着はどうだ?」

 

セシリア

「ならこの水着にしますわ。折角ユウマさんが選んでくれたんですもの」

 

ユウマ

「絶対似合うと思うよ」

 

 

ユウマ

「さて、俺も水着選ばないとな・・」

 

???

「ちょっとアンタ、この服を片付けときなさい」

 

ユウマ

「はぁ?んなもんテメェで片付けろよババア」

 

ババア

「何ですって!男の分際で口答えするんじゃないわよ!」

 

「ISを使える私の方が偉いのよ!」

 

ユウマ

「ISを使えるねぇ・・・じゃあ今ここでIS纏ってみろよ、そんなに威張るんなら専用機位持ってんだろ?」

 

ババア

「はぁ!専用機なんて持ってるわけないでしょ!」

 

ユウマ

「専用機を持っていないのに随分と偉そうにしてたな、お前」

 

「ゆーくん、水着決まった?」

 

ババア

「な!篠ノ之博士!」

 

「ゆーくん・・このオバサン誰?」

 

ユウマ

「IS使える私が偉いって言ってる馬鹿」

 

千冬

「ユウマ、どうしたんだ?」

 

ババア

「織斑千冬⁉」

 

ユウマ

「このババアがさっきからイチャモン付けてきて五月蠅いんだよね」

 

千冬

「ほぉ・・・キサマ・・今すぐここから消えろ!」

 

ババア

「すいませんでした~!!!」

 

ユウマ

「ざまあないな・・散々威張り散らして自分の頭の悪さひけらかした結果がこれか」

 

「とりあえず水着は決めたから帰ろう」

 

みんな

「は~い」

 

 

この日、みんなの水着を決めたけど実際に試着したりはしてないからどんな感じか楽しみだな



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やってきました林間学校

今回は林間学校の導入編です

導入編なので短いです


 

本日は生徒のみんなが待ちに待った林間学校当日、俺は移動手段のバスの座席の説明をしていた

 

ユウマ

「今渡したプリントにみんなの座席表が書いてあるから各自自分の乗るバスに乗ってね」

 

「ちなみに今回の座席表はクラス関係なしに組んであるから普段あまり話すことのない人と色んな話してみてね、交友関係を広げるのは大切だからね」

 

生徒

「ユウマ先生は何号車に乗るんですか?」

 

ユウマ

「俺は一号車だよ、移動中は普段聞けない質問とかあれば応えられる範囲で答えるよ」

 

生徒

「それって束先生との馴れ初めとか聞いても良いんですか⁉」

 

ユウマ

「良いよ~ただし移動中の間だけだからね」

 

生徒

「一号車のみんなは良いな~」

 

ユウマ

「他のバスには、束、千冬も乗るんだし本人に聞いてみな。案外いつもと違う可愛い一面が見れるかもよ」

 

生徒

「分かりました!」

 

ユウマ

「それじゃあみんながバスに乗り次第出発するから各自準備始めてくれ~」

 

「ゆ~くんもすっかり先生が板についてきたね、束さんはゆ~くんのカッコいい姿を見れて満足だよ♪」

 

ユウマ

「束もすっかりみんなの人気者だな♪美人で優しくて大好きだってさ」

 

「みんな可愛い教え子だからね♪それじゃあ、ゆ~くん宿泊先の旅館でまた会おうね♪ほっぺにチュッ♡」

 

ユウマ

「あ!こら束!公衆の面前でやるなっての!」

 

本音

「先生たちラブラブだね~♪かんちゃんもそう思うよね~」

 

「先生たちあんなに大胆な・・」

 

本音

「ありゃりゃ、かんちゃん顔真っ赤にして固まっちゃった。かんちゃ~ん、起きて~バスに乗ろうよ」

 

「ハッ!急いでバスに乗らないと」

 

本音

「これはかんちゃんに好きな人が出来たらどうなるのかな~今から楽しみだな~♪」

 

 

ユウマ

「さて全員乗ったし出発するぞ~」

 

本音

「レッツゴ~~!」

 

移動中のバスの中では・・・

 

生徒達side

 

「それでユウマ先生は束先生とどこで出会ったんですか?」

 

ユウマ

「俺が束と出会ったのは無人島で密かにISを作ってた時に俺が作ったセンサーとカメラにテロリストに追われてる束が映っててね、それで試作段階のIS纏ってテロリストを倒して助けたのが最初かな」

 

「それから色々話すうちに仲良くなって付き合いだして結婚した感じかな」

 

生徒

「ユウマ先生は当時世界から追われていた束先生をどうして助けたんですか?」

 

ユウマ

「困ってる人が居れば助けてあげるでしょ、それにずっと追われて疲れていた束をほっとけなかったんだよ。それで暫くは一緒に暮らしてクロエと束と共同でIS作ったりしてたかな」

 

生徒

「ユウマ先生ってその頃から束先生を好きだったんですか?」

 

ユウマ

「俺が束の事を好きと自覚したのは束がよく笑うようになった頃かな。束の笑顔って凄くキレイで可愛いんだよ」

 

「その笑顔に俺はノックアウトされたんだよ、その後にイギリスで起きた列車テロを阻止した後に束に告白して付き合い始めたんだよ」

 

生徒

「ユウマ先生って奥さんが何人もいるんですよね?」

 

ユウマ

「今は5人奥さんがいるね。ドイツから一夫多妻を認められてはいるけど一番は束の助言が大きいかな」

 

「束が幸せはみんなで分かち合いたいって言われたからそれが奥さんを何人も貰うキッカケかな。でもみんなケンカとかしないし奥さん同士の仲は良いよ」

 

生徒

「プロポーズはどっちからしたんですか?」

 

ユウマ

「俺からだよ、5人の奥さん全員にね。指輪もみんな同じデザインで同じカラーストーンが嵌めてあるんだよ」

 

生徒

「そのカラーストーンってどんな石なんですか?」

 

ユウマ

「パパラチアサファイアってカラーストーンで石言葉が一途な愛と運命的な恋かな」

 

生徒

「ユウマ先生って結構ロマンチストなんですね」

 

ユウマ

「そんなのかね?俺自身はあまりそういうのは意識したことはなかったけど」

 

生徒

「こんなに奥さんの事を想ってるなんて素敵ですね」

 

ユウマ

「みんな俺には勿体ないくらいの素敵な人たちだよ」

 

「そろそろ目的地に着きそうだから質問タイムは終了です」

 

生徒

「もっと質問したかったのに~」

 

ユウマ

「今度束と千冬とシャルとセシリアとスコール誘って女子会でもやってみな。みんなお茶会とか好きだからきっと色んな話が聞けると思うよ」

 

生徒

「分かりました!」

 

ユウマ

「それじゃあみんなバスから降りてくれ~降りたら旅館に行くから」

 

生徒達

「は~い」

 

ユウマ

「今日からお世話になる旅館の出雲旅館です。各自決められた部屋に行くようにね」

 

「俺は職員専用の部屋に行くから。何かあったら朱雀の間に居るから呼びに来てね」

 

生徒

「分かりました」

 

ユウマ

「今日は各自好きに過ごしていいからね、でも羽目を外し過ぎない事」

 

「温泉に入って来ても良いし、旅館のゲームコーナーで遊んでも良いし、海に行ってきてもいいから」

 

生徒

「ユウマ先生も後で来てくれますか?」

 

ユウマ

「分かった、後で行くから」

 

生徒

「楽しみにしてますね♪」

 

ユウマ

「さて俺は自分の仕事片付けてから海に行くかな・・・束たち来るかな?」

 

「あとでみんな誘ってから行くかな」




生徒たちにユウマが転生者であることを隠すため一部の設定が違います


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とある生徒の悩み

 

俺は自分の仕事をある程度片付けた後、束と千冬を迎えに行った

 

コンコン

 

ユウマ

「束~、千冬~、今大丈夫?俺これから海に行くけど二人も来る?」

 

「行く~♪」

 

千冬

「私も行くから先に行っていてくれ」

 

ユウマ

「はいよ~」

 

俺は旅館が特別に設置してくれた更衣室で水着に着替えて海に向かった。俺の体にはこの世界に来る前に事故などで付いた古傷が多数ある為パーカーを羽織っていた

 

「さて一応救護所設置しとくかな、お酒は飲めないから旅館の自販機でジュース何本か買ってきて良かった」

 

生徒

「ユウマ先生、パラソル立ててどうしたんですか?」

 

ユウマ

「これ?全員じゃないけど何人かは海に来てるから何かあった時の為に救護所立ててるんだよ。今日いつもより暑いから熱中症になる子もいるかもしれないからね」

 

生徒

「私ここに居ても良いですか?私暑いの苦手でどうしようかと思ってたんです」

 

ユウマ

「良いよ、無理して炎天下の中にいる必要ないからゆっくりしてくと良いよ。クーラーボックスの中にジュース有るから好きなの飲んでいいからね」

 

生徒

「ありがとうございます・・・ユウマ先生って女性にかなりモテますよね?」

 

ユウマ

「意外と全然モテなかったよ、束と出会うまで彼女は居なかったから」

 

「それに今はこんな感じだけど昔はかなり地味目のクラスに必ず居るオタク男子っぽい見た目だったから女子には煙たがられてたし」

 

生徒

「意外です、ユウマ先生は世の女性の理想の男性だってこの前雑誌にも書いてありましたよ」

 

ユウマ

「俺雑誌の取材なんて受けてないから勝手に出版社が画像とか使ったな・・・ドイツから抗議の連絡してもらおう」

 

「その雑誌って何処の雑誌か分かる?」

 

生徒

「週刊〇〇って雑紙です」

 

ユウマ

「出版社は・・・〇〇社か。本人の承諾なしで画像使うなんて肖像権の侵害で徹底的に抗議してやる」

 

生徒

「ユウマ先生って結構色んな雑誌で取りあげられてますよ、他の雑誌は写真は使ったりはしてませんでしたけど」

 

ユウマ

「今後の為に俺の事を唯一掲載できる出版社と契約して独占させて他社を牽制させるか・・」

 

生徒

「今のユウマ先生凄くイキイキしてますよ♪」

 

ユウマ

「そう?基本的に家族が関わるといつもこんな感じだよ」

 

生徒

「ユウマ先生のご家族のみんなが羨ましいです・・・私両親に育児放棄されて祖父母に育てられたので」

 

ユウマ

「そっか・・・君の名前は何ていうの?俺まだ1学年の生徒の名前覚えられてなくてね」

 

カナ

「私結城カナって言います」

 

ユウマ

「カナちゃんか、カナちゃんは今の自分は嫌い?」

 

カナ

「あまり好きではないです・・・祖父母には感謝しかありませんけど両親には感謝の感情はありませんね」

 

ユウマ

「カナちゃんはこれからどうしたいとか目標はあるの?」

 

カナ

「私は・・・せめて人並みに幸せになりたいです」

 

ユウマ

「ならこれから人と話してごらん、交友関係が広がると何処かで自分を変えるキッカケがあるかもしれないよ」

 

「それに何か困ったら俺でも束でも相談してくれれば幾らでも話聞くからさ」

 

カナ

「ありがとうございます・・・・」

 

ユウマ

「その内、束と千冬も来るから二人にも聞いてごらん?」

 

「二人とも優しいからカナちゃんの事精一杯甘えさせてくれると思うよ、自分の家族って言わんばかりに精一杯愛情を分けてくれるから」

 

「ゆ~くん発見!!ん?その子どうしたの?」

 

ユウマ

「この子、カナちゃんって言うんだけど悩みがあって相談にのってたんだよ」

 

「束、カナちゃんの相談にのってやってくれ」

 

「分かったよ、ちーちゃんは、直に来るからカナちゃんと3人でお話ししようよ」

 

千冬

「待たせたな・・その子はどうしたんだ?」

 

「カナちゃんのお悩み相談室やりたいからちーちゃんも手伝って欲しいんだよ」

 

千冬

「分かった、付き合うよ」

 

「それじゃあカナちゃんのお悩み相談室始めます!」

 

ユウマ

「俺は見回り行ってくるからカナちゃんをお願いね」

 

「は~い」

 

「それでカナちゃんのお悩みはなあに?」

 

カナ

「私・・親の愛情を知らなくていつも一人でずっといたからみんなとの接し方が分からなくて・・それでいつもクラスで孤立しちゃって」

 

「それで私これからどうすればいいのかなって思ってて・・・もう学園辞めて祖父母の家に帰ろうかずっと悩んでて」

 

「カナちゃん・・・誰にも相談できなくて辛かったね。カナちゃんはまず誰か一人とお話しできるようになるのが良いかな」

 

「ゆ~くんのクラスに本音ちゃんって子がいるからその子と少しお話してみよう」

 

カナ

「私なんかが話しかけて良いんでしょうか?」

 

「そういうネガティブな発言は禁止だよ!」

 

千冬

「安心しろ、ここに居る束も以前は誰とも話せなかったんだ。それがユウマと出会って変わったんだから君も変われるさ」

 

カナ

「私も変われるなら変わりたい!」

 

「なら変わろうよ♪まずは見た目から変えていこうか・・・まずは前髪の位置を変えて目を出すようにして・・髪型も明るい感じに変えようかな・・それと少しお化粧もしてっと」

 

「こんな感じになりました♪」

 

カナ

「これが私なの?前よりずっと明るい感じになってる」

 

「まずは見た目から変えないとね、それとカナちゃんは人に頼っていいんだよ?」

 

「人は誰かに頼らないと生きていけないからこれからはどんどん皆を頼る事!それと甘えたいときはいつでも私達の所に来てね。遠慮なく甘やかしてあげるから♪」

 

カナ

「はい♪私これから頑張ってみます」

 

千冬

「さっきと比べて良い笑顔になったな。これなら少し前に進めるだろう」

 

「カナちゃん、少しずつでいいからね。何事も無理しちゃダメだよ」

 

カナ

「はい!」

 

「それじゃあゆ~くんが戻ってくるまでお昼寝でもしよっか♪」

 

その頃ユウマは

 

ユウマ

「海に出てる生徒はあんまり居ないな、今日はかなり暑いし当然か」

 

生徒

「あ!ユウマ先生来てくれたんですね」

 

ユウマ

「俺は見回りだけどね」

 

生徒

「ユウマ先生はパーカー着て暑くないんですか?」

 

ユウマ

「暑いけど俺の体古傷が多いからあまり見せたくないんだよ、だから暑くてもパーカー着てるんだよ」

 

生徒

「そうなんですね、私は男性の古傷って男の勲章だと思ってます」

 

ユウマ

「男の勲章か・・・ありがと」

 

「今日はかなり暑いから早めに旅館に帰りなよ、帰ったら水分補給はしっかりね」

 

生徒

「は~い」

 

ユウマ

「それじゃ俺は一旦帰るね。何かあればあそこの建ててあるパラソルの所に居るから呼びに来てね」

 

俺がパラソルの所に戻ってくると束達が気持ち良さそうに昼寝をしていた

 

3人の寝顔を見て起こすのは可哀そうだと思って持参したタオルケットを3人に掛けて暫く海を眺めていた



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番外編 助けた子供達

今回はマリーダとステラたちを助けた時の話を日記に書いて振り返ってる感じです


 

これは俺がIS学園に赴任する前にあったことだ

 

某国のとある研究施設

 

研究員達

「今回はこの薬を使ってガキ共を強化しよう、これでISを使える男が作れるかもしれん」

 

「しかし、これ以上の投薬は危険です!この子たちが死んでしまいます!」

 

「子供が死んだとしても彼方此方から誘拐するか、孤児を攫って来れば幾らでも手に入る。それに今は研究データを集める事が最優先だ」

 

「規定量を超える薬品を使っても構わん、始めろ」

 

子供達

「ヤメテ!もう嫌だよ!」

 

「これ以上痛いのは嫌だよ!」

 

「何でこんなことするの⁉」

 

研究員達

「お前たちは私達の偉大な研究の役に立つんだ・・・ありがたく思うんだな」

 

「投薬開始します」

 

子供

「うぅ・・・」

 

研究員

「心肺停止しました」

 

「使えん研究素材どもだ・・・処分しておけ」

 

ガチャ

 

良い研究員

俺はムウ・ラ・フラガ、研究者だ

 

俺の一族はみんな医学博士だった、一族のみんなはあるとあらゆる病気を治す薬を作ろうと研究していた。だがある日、某国の部隊が突入してきて俺達を強化兵士を作る極秘プロジェクトに参加しろと言ってきた

 

俺達は拒否すると見せしめに親父を痛めつけて俺達を逆らえないようにした。それから俺達の地獄は始まった

 

「なんでこんな事を平然と出来るんだ・・・アイツは悪魔だ」

 

「これ以上この研究が黙秘され続ければどんどん罪のない子供たちが犠牲になってしまう・・・何とかしないと」

 

俺はパソコンで助けてくれそうな組織等を探した・・・するとラビットインダストリーという会社が検索にヒットした

 

「この会社は・・・国家代表の男性がテロリスト等の撲滅に貢献している・・・この会社と連絡が取れれば子供達を救えるかもしれない」

 

俺は所長にバレないように秘密裏にラビットインダストリーとコンタクトを取ってみた

 

 

ラビットインダストリー社 研究棟 設計室

 

ユウマ

「さてUSBに入ってる設計図を図面に印刷していつでも作れるようにしとくかな」

 

メールだよ♪

 

「ん?会社のパソコンにメールだなんていったい誰だ?」

 

「この会社のパソコンに直接メール送ってくるなんて珍しいな・・・何処からだ」

 

カチカチッ

 

「何々・・・某国で非人道的な研究が行われ子供たちが命を落としています。このままでは更に多くの罪のない子供たちが命を落としてしまいます」

 

「このメールが無事に届いているかは分かりませんが、もし無事に届いていたらお願いだ!子供達を助けてくれ!」

 

「場所の詳細な情報は教えられないが研究所がある国は〇〇〇で山の中に秘密裏に建てられている」

 

ユウマ

「何処の世界にもクソみたいな研究をしてる国が有るのか・・・何で子供たちが命を弄ばれなきゃいけねえんだよ!」

 

「助けに行きたいが詳細な場所が分からねえ・・・こうなれば最強の頭脳を借りるしかないな」

 

スタッフの御呼び出しをします・・・束主任・・至急設計室まで来てください

 

「呼び出しなんて何かあったのかな?」

 

コンコン

 

「束入りま~す」

 

ユウマ

「束、いきなりで悪いが力を貸してくれ。今さっき何処かの研究施設から子供達を助けて欲しいって救助要請があった、でも場所が分からねえ」

 

「そこで束の天才頭脳を借りたい」

 

「何処でそんな非道な研究してるのか調べれば良いんだね?」

 

ユウマ

「ああ、頼めるか?」

 

「任せてよ・・・何の罪もない子供達を道具みたいに使うなんて許せない!」

 

「ゆ~くんパソコン貸して!メールの送信履歴から逆探知して居場所を特定するから!」

 

ユウマ

「頼むよ」

 

カタカタカタカタッ

 

「見つけた・・・・場所は〇〇〇〇国の〇〇〇州の〇〇〇山の何処かにあるね。ゆ~くん今すぐ行く?」

 

ユウマ

「当たり前だろ!悪いけど束も来てくれ。それと千冬さんにも来てもらいたいな」

 

呼び出しをします・・・織斑さん・・・至急設計室まで来てください

 

千冬

「珍しいな、私の呼び出しとは・・」

 

ガチャッ

 

「急に呼びだしとは何かあったのか?」

 

ユウマ

「今さっき救助依頼が来た、相手の規模が分からないから俺と束と千冬さんの三人で救助に行きたいんだけど千冬さん、手伝ってくれるか?」

 

千冬

「愚問だな、今から行くんだろ?早く出発するぞ!」

 

ユウマ

「ありがとな千冬!それじゃ行くぞ!」

 

千冬

ドキッ!

「名前呼び・・・・良いな」

 

あらら~これはちーちゃんも脈ありかな?

 

「行く前に博士達には伝えたいかないといけないね」

 

ユウマ

「ああ」

 

研究棟 整備室 

 

ユウマ

「ロバート博士、俺達これから救助依頼があった場所に行ってきます。それで子供達を連れてくるかもしれないんで医療班の準備とエルザムさんを呼んでください」

 

ロバート

「分かった!三人も気をつけていくんだよ」

 

ユウマ

「行ってきます!」

 

ラビット社 中庭

 

ユウマ

「それじゃ行くぞ・・・今回は瞬間的に制圧できた方が良いからな、来いエグゼクスバイン!」

 

「行くよ!ラインヴァイスリッター!」

 

千冬

「行くぞ!レッドフレーム改!」

 

某国 山の中

 

ユウマ

「この辺りか・・・束、何処かに研究所っぽいのは見えるか?」

 

「全然見えないよ~、お決まりの地面の中じゃないかな?」

 

ユウマ

「だよな、T-LINK センサー起動」

 

「この辺りには無いな・・・もっと広範囲か。リュウセイ、悪いけど念動力全開で頼む」

 

リュウ

「任せろ!念動集中」

 

ユウマ

「これならどうだ・・・よし、見つけた!」

 

「かなり地下深くに作ってんな、でも何処かに入口がある筈だから其処さえ見つければ何とかなる」

 

「入口は・・・あそこか。今職員らしき人が入っていったから間違いないな」

 

「ゆ~くん入口見つけた?」

 

ユウマ

「ああ、でもどうするか。いきなり入れば警戒されるしゲシュペンストのステルスモードでも限界があるしな」

 

「なら上から穴開けて入ればいいんじゃない?それなら警戒されてもスグには対処されないはずだし」

 

千冬

「だがそれだと子供たちが危なくないか?」

 

ユウマ

「でも下手に刺激するよりは良いか・・・それにメールに簡単な管内図も添付してあったし俺の方で建物の大体の形状は把握してるから一撃で子供たちの居る部屋に繋げば行けるはず」

 

「よし!今から子供達の部屋に穴を繋げるから束と千冬は一気に突入して子供たちの安全の確保を頼む」

 

「他の有象無象は俺だけで対処できるはずだからな」

 

「分かったよ」

 

千冬

「了解した」

 

ユウマ

「それじゃあ行くぞ!威力弱めて・・・ブラックホールバスターキャノン発射!」

 

ドカーン!!

 

「これで穴は開いた、束!千冬!頼んだぞ」

 

束&千冬

「了解」

 

研究所内

 

「中は凄く薄暗いね、それになんだか変なにおいがする」

 

千冬

「薬品の匂いと血の匂いが混じっているな・・・無理やり投薬と虐待が行われているんだろう」

 

「許せないね・・・早く子供達を見つけないと」

 

千冬

「そうだな・・」

 

「ここが管内図では子供たちが閉じ込められている部屋か」

 

「ハイパーセンサーでも生命反応があるし随分弱ってるね。早く助けてあげようよ」

 

「でも鍵が掛かってる」

 

千冬

「離れていろ束・・・・ハァ!!」

 

バキン!!

 

「斬鉄剣だ」

 

「さすがちーちゃん・・・それより子供たちは何処に」

 

子供

「お姉ちゃんたち誰?」

 

「また私達に酷いことするの?」

 

「私達は君達を助けに来たんだよ、みんな早く逃げる準備して外に行こうよ」

 

子供

「無理だよ・・私達この研究所から出られないんだよ」

 

「私達の首についてる輪っかは爆弾なんだ・・・この研究所から出ると爆発するの。だから逃げられないの」

 

「ちょっと見せてね・・・これならスグに解除できるよ。ちーちゃん、悪いけどみんなの爆弾解除してる間に誰か来たらお願いできる?」

 

千冬

「任せろ」

 

「それじゃあチャチャっと解除しちゃうよ~」

 

 

その頃外では

 

ユウマ

「束と千冬は上手くやれてるかな・・・ん?研究所から何か出てきたな」

 

子供兵

「侵入者は排除します・・・」

 

ユウマ

「コイツは・・・子供を兵士に使ってんのか⁉」

 

「だから救助のメールが来たのか・・・クソッタレが!」

 

「この子たちは傷つけないようにしないと・・・G・リボルバー!シュート!」

 

子供兵

「クッ!!痺れて動けない・・」

 

「これじゃまた怒られる」

 

「みんなが怒られないように頑張らないと・・」

 

ユウマ

「安心しなよ、今研究所内に俺の仲間が子供達を助けに行ってるから」

 

「そろそろ出てくるんじゃないかな・・」

 

「ゆ~くんお待たせ!とりあえず部屋に居た子達は連れてきたけど、今研究室で子供を使った実験をしてるらしいんだよ!」

 

ユウマ

「ならその研究を滅茶苦茶に破壊しないとな、もう中に入っても大丈夫だろうし」

 

「それに今実験に付き合わされてる子も助けないとね」

 

子供兵

「私達を助けてくれるの?」

 

ユウマ

「その為に来たんだよ」

 

子供兵

「なら他の部屋にも子供が閉じ込められてるの!それにステラちゃんとマリーダちゃんとアウル君とスティング君がかなり弱ってて早く助けてあげないと死んじゃうの!」

 

ユウマ

「その部屋まで案内できる?」

 

子供

「うん!出来るよ」

 

ユウマ

「なら案内してくれ、俺が行くから束と千冬は子供たちの手当てを頼むよ」

 

束&千冬

「了解」

 

ユウマ

「じゃあ案内よろしく」

 

子供

「こっちだよ」

 

研究所内

 

子供

「この部屋に居るの」

 

ユウマ

「また頑丈そうな扉だな、でも関係ないけどな」

 

「ビームソード展開!切り裂け!」

 

ズバッ!

 

「いっちょ出来上がりってね」

 

「何処に居るんだ・・・・居た、この子達で間違いないか?」

 

子供

「うん!」

 

ユウマ

「よし、みんなを連れて一度外に出よう」

 

「束!この子たちも頼む。かなり衰弱してるし何より体中に傷があるから手当てを頼んだ」

 

「俺はもう一回中に入って実験中の子供助けてくるから」

 

「気を付けてね」

 

実験室前

 

ユウマ

「此処か・・・いかにもマッドサイエンティスト達が居そうな研究室だな。中を覗けないか」

 

「此処から覗けるか・・・中はどうなってるんだ?」

 

実験室内

 

研究員

「これから投薬実験を開始する」

 

???

「いい加減にしろ!私達はこんな研究に協力なんてしない!いいからこの拘束具を外せ!」

 

???

「もう嫌だよ・・・誰か助けてよ・・」

 

研究員

「いくら助けを呼んだところで誰も来ないさ、こんな山奥にある研究所の所在は誰も知らないからな」

 

「さて続きを始めよう」

 

ユウマ

「クソッタレ共が!もう突入して制圧しよう」

 

俺はガンダムサバーニャの待機状態であるハンドガン[ベレッタM9]取り出し僅かに空いていた扉からコッソリ侵入し研究員達が見ていたモニターを片っ端から破壊した

 

バンッ バンッ バンッ バンッ バンッ バンッ

 

研究員

「誰だ⁉」

 

ユウマ

「通りすがりの子供たちの味方だクソッタレ共!テメェらよくも子供達を道具みたいにしやがったな・・・」

 

「こんな研究壊してやるよ!」

 

研究員

「お前は朝霧ユウマ!この研究は人類が一歩進むためには必要な研究だ!邪魔をするな!」

 

ユウマ

「誰かの命を犠牲にした研究なんて誰も必要としてねえんだよ!」

 

「それにいくら投薬や人体改造したってISが使える男性操者なんて作れないんだよ!」

 

研究員

「そんな馬鹿な事が有るか!私の仮説では実現可能な研究だ!でたらめを言うな!」

 

ユウマ

「出鱈目なんかじゃないさ、ISのコアには女性にしか使えない欠陥がある。男が使えるIS作りたきゃコアを一から設計しなおさなきゃ無理だ」

 

「それにISコアを作れるのは世界にたった一人だけだ、それをお前が作れるわけがないんだよ」

 

「まあ俺はこの世界唯一の例外だけどな」

 

研究員

「なら織斑一夏はどうなんだ⁉」

 

ユウマ

「一夏は姉である千冬と遺伝子情報が似ているから使えてるんだよ。その例外条件を完璧にクリアするISコアを作るのは束でも無理なのに只の研究者であるテメェには無理だ」

 

「お前の研究は無作為に子供の命を奪っただけの最悪の研究だ!いい加減にしろこのクソッタレ共が!」

 

研究員

「バカな・・・俺の悲願が・・・俺の理想がこんな所で終わるなんてあってはならないんだ!!!」

 

「こうなればこの研究所を全て爆破してやる!!被検体のガキどもを道連れにしてやる!!!」

 

ユウマ

「クソ野郎が・・・・」

 

俺は、スイッチを持っている手と腕を拳銃で撃ち抜きスイッチを破壊した

 

「これでお前は終わりだ・・・インターポールの面々がもうじきこの場所に来る。お前は一生牢獄で過ごすんだよ」

 

「さてこの中でラビット社にメールを送ったのは誰だ?」

 

ムウ

「俺だ、本当に助けに来てくれたんだな」

 

ユウマ

「事が事だからな、でもよくメールを送れたな」

 

ムウ

「所長の目を盗んで送れたのがあのメールだけだったんだが良かった・・・これで子供たちが助かる」

 

ユウマ

「さて、この研究所にはもう救助者は居ないのか?」

 

ムウ

「まだ独房の中に子供達を守ろうとした研究員達が捕らわれている、彼らも助けてくれるか?」

 

ユウマ

「ああ、案内してくれ」

 

ムウ

「こっちだ」

 

「此処が独房があるエリアだ・・・彼らは所長や幹部研究員に暴行されてかなり傷ついてるんだ」

 

ユウマ

「安心しろ、全員ラビット社で治療してやるから、それに善良な研究者たちには仕事も斡旋してやるから安心しろ」

 

「さあ、外に出るぞ。子供たちは先に助け出しているから大丈夫だと思うがまだ他に独房や子供たちが居る場所はあるか?」

 

ムウ

「これで全部の筈だが・・・一応全てのエリアを確認したい。着いて来てくれるか?」

 

ユウマ

「ああ、案内頼むぞ」

 

研究所内を確認中

 

ムウ

「此処で最後だ、最後に無くなってしまった子供たちのお墓を建ててあげたいんだが」

 

ユウマ

「それならインターポールの人が身元の照合を済ませた後の方が良いだろう、担当者に伝えておくから終わったら見晴らしの良い所に建ててあげよう」

 

ムウ

「ありがとう・・・」

 

ユウマ

「アンタらにはこれからインターポールの取り調べが有る筈だけど担当のギリアムさんには俺から口添えをしておくから心配しなくていい」

 

「それとこの研究所の違法研究が分かる証拠があれば助かるんだがあるか?」

 

ムウ

「それならこのUSBに入ってるから大丈夫だ」

 

ユウマ

「なら行こう、早く子供達を運んでやらないとな」

 

ムウ

「ああ」

 

 

研究所の外

 

ユウマ

「束、子供たちはどうだ?」

 

「みんな衰弱はしてるけど今すぐ危ない状態ではないよ、でも早めに病院に運んであげた方が良いね」

 

千冬

「こっちの研究員達は怪我が酷いな、早めの治療が必要だな」

 

ユウマ

「そうか・・・」

 

ギリアム

「ユウマ君、通報ありがとう。彼は世界的に指名手配されていたマッドサイエンティストだったよ」

 

ユウマ

「そうですか・・ギリアムさん、子供達と怪我した研究者たちは一度ラビット社のメディカルセンターに連れて行きますけど良いですか?」

 

ギリアム

「ああ、構わないよ。落ち着いたら事情聴取をしに行くけど良いかい?」

 

ユウマ

「ええ、その時は一度会社に連絡入れてくれればスグに話が通るようにしておきますね」

 

ギリアム

「頼むよ、それでは我々はこれで一度失礼するよ」

 

ユウマ

「毎度毎度ご迷惑おかけしてすみません」

 

ギリアム

「我々も君のお陰で助かっているから気にしなくていいさ。それじゃ」

 

ユウマ

「束、千冬、子供達と研究者の人達を会社に連れて行ってあげよう」

 

「うん、早く治してあげたいからね」

 

千冬

「そうだな」

 

ユウマ

「それじゃどこでもドアを出してっと・・・さあみんなこのドアを潜ってくれ」

 

「そうすれば病院にスグに着くから」

 

俺がドアを開けて言うとみんな少しビックリしながらも入ってくれた

 

「俺達も行こう」

 

「博士、ただいま戻りました」

 

ロバート

「ユウマ君、彼らと子供たちをメディカルセンターに運べばいいんだね」

 

ユウマ

「ええ、お願いします」

 

ロバート

「分かった、それじゃあハサン先生後はお願いするよ」

 

ハサン

「任せてくれ、此処からは俺達の仕事だからな」

 

 

それから一か月経った

 

子供たちは全員元気になり、研究者の人達の怪我も無事回復した。子供たちは身元の照合が済み、親が待っている子達は無事家に送り届けられ、孤児だった子達はドイツ政府が運営する孤児院に引き取られていった

 

でも何故か、ステラ、アウル、スティング、マリーダ、プル、プルツーが俺のそばに居たいと言って離れなかった

 

そして・・ステラ、プル、プルツーからはお兄ちゃん、アウルとスティングからは兄貴、マリーダからは兄さんと呼ばれるようになった。

 

それとムウさんをラビット社のメディカルチームの医学博士として雇った。ラビット社で新しい病気の薬を作りたいそうだ。

 

それとみんなが俺達の力になりたいと言い出し、みんなテストパイロットとISのテスターになった・・・その後みんなの専用機を作る為にラボ総出で作り始めた

 

その後、俺はIS学園に赴任する事になりみんなとは暫しのお別れだ。でも連絡はいつでも出来るしたまに顔を出しに来ると言ってみんなを宥めて日本に向けて出発した

 

それからIS学園で教師としての生活が始まり何だかんだ毎日楽しく過ごしている。何だか最近プル達がIS学園に来そうな感じがするのは気のせいかな・・・

 

でもプルとプルツーが来たら毎日がもっと賑やかになりそうで楽しみではあるけどね

 

今日の日記はこれ位にしておこう、また何か思い返したい事が有れば書き記していこう

 

 

 




ガンダムSEEDのムウさんを出してみましたが今回は医学博士な立場なのでパイロットじゃありません


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来たる妹達と弟達

今回は主人公を兄と慕う子達が来ます


 

海でカナちゃんの悩みの相談を束と千冬に頼んだ後、見回りを終えてパラソルの場所に帰ってくると三人が気持ち良さそうに寝ていたため俺は三人にタオルケットを掛けて起きるまで海を眺めていた

 

「ん・・あれ?もう夕方になっちゃった?」

 

ユウマ

「今は丁度夕方の4時だよ、それにしても3人とも気持ち良さそうだったから起こさなかったけどよく眠れたか?」

 

「うん♪日影が心地よくてぐっすりだったよ。それにカナちゃんの悩みも少しずつだけど解決しそうだよ」

 

ユウマ

「そっか・・・今度カナちゃんを甘えさせてやってくれ。そうすればカナちゃんの表情もどんどん柔らかくなるだろうからな」

 

「その時はゆ~くんは女装して一緒に来てね?」

 

ユウマ

「何でまた女装しないといけないんだよ・・」

 

「カナちゃんの為だと思ってね」

 

ユウマ

「仕方ないか・・・分かったよ、当日はコーディネート頼むぞ」

 

「ラジャー!」

 

「それにしてもいつもクールな顔のちーちゃんの寝顔がこんなに可愛いなんて知らなかったよ」

 

ユウマ

「そうだな、写真撮ってあとで見せてあげよう。それと俺のスマホの待ち受けにしよう」

 

「なら私も待ち受けにしようっと」

 

ユウマ

「こういうのをギャップって言うのかな・・・こっそりキスしたら怒るかな?」

 

「なら私もちーちゃんにキスするよ、ほっぺにね」

 

ユウマ

「それじゃあ、せーの・・チュ♪」

 

千冬

「ん・・もう夕方か?」

 

「ちーちゃん起きた?そろそろ旅館に帰ろうよ」

 

千冬

「そうだな、それとさっき私に何かしたか?なんだか頬に柔らかいものが当たった気がしたんだが」

 

ユウマ

「俺と束で千冬のほっぺにキスした」

 

千冬

「な!生徒が居るところで何をやってるんだ!やるなら人の居ない所でやれ」

 

ユウマ

「ゴメンゴメン、それと千冬の可愛い寝顔を写真に収めた。そしてそれを待ち受けにした」

 

「私も~♪」

 

千冬

「お前らは・・・まあ今はカナを起こして旅館に連れて行こう」

 

「それが終わったらユウマ・・・今日は晩酌に付き合ってもらうぞ」

 

ユウマ

「分かったよ、それじゃあ帰ろうか」

 

「カナちゃん起きて~そろそろ帰るよ」

 

カナ

「・・・はい・・・眠い」

 

ユウマ

「こりゃ暫くはダメだな、千冬おんぶして運んであげてくれ」

 

千冬

「分かった・・・軽いな、こんど美味しい食べ物を食べさせてやろう」

 

旅館に移動中

 

ユウマ

「カナちゃんは無事に部屋に送り届けたし、晩酌をやるにしてもここ旅館だから無理じゃない?」

 

千冬

「良いんだ、ユウマと二人で酒が飲めればそれで良いんだよ。それに私からもキスしたかったしな・・・んチュ♡」

 

「私をその気にさせたんだから今日は私と沢山イチャイチャしてもらうぞ♡」

 

ユウマ

「まあ俺に出来る範囲でな・・」

 

この日の夜は千冬が満足するまで構ってあげた・・・エッチな事はしてないぞ断じて

 

 

次の日

 

ユウマ

「さて今日は海でのIS実習か・・・また教えるのか」

 

「なんか今日は知り合いに会いそうな気がするのはなんでだろう?念動力の予知的な奴かな」

 

「まあ考えても仕方ないし今日も頑張りますか」

 

 

浜辺

 

ユウマ

「これからISの実習をやりますが今日は海での実施訓練なので海難救助のやり方なども少し触れたいと思います」

 

生徒

「先生、ISでの海難救助ってどうやるんですか?」

 

ユウマ

「基本的にはチームでの捜索が第一だ。単独での捜索だと自分が災害に巻き込まれる可能性が有るからだ」

 

「それを防ぐにはチームの人数はその時の状況に応じて変わるけど基本は3人一組のチームが多い、何故だか分かる人」

 

生徒

「はい!それぞれの役割を分担するためです」

 

ユウマ

「正解だ。いいか、災害時はどこで二次災害が起こるか分からない、そんなときでの捜索になると周囲の様子を確認しながらの捜索になるから一人だとまず無理だ」

 

「二人なら作業を分担できるが周辺の安全確認をしながらの作業だからこれもかなり難しい」

 

「3人なら一人を捜索、もう一人を周囲の瓦礫などの除去、もう一人を安全確認にまわす事が出来る、その場合の作業効率はかなりのものだ」

 

「今後君達の進む進路次第では今回教える救助に必要な技術は覚えていて損はないし他の人との連携を取る事の重要性もあるから真剣に取り組むように!」

 

生徒達

「はい!!」

 

ユウマ

「それじゃあまずクラス関係なしにくじ引きでチームを決めてくれ、この決め方は実際の災害時には初めて会う人とチームを組むことを想定してるから」

 

「各自順番にクジを引いてくれ」

 

???

「お兄ちゃ~ん!」

 

ユウマ

「ん?この声って・・・」

 

プル

「お兄ちゃん♪」

 

抱きッ

 

ユウマ

「グへっ!!」

 

「ゆ~くん!!」

 

プル

「お兄ちゃん会いたかった♪」

 

ユウマ

「プル・・・後ろから急に抱き着くのはやめろっていつも言ってるだろ・・・流石の俺でも死んじゃうよ・・」

 

プル

「ごめんなさい・・・」

 

ユウマ

「分かってくれればいいんだよ、でも何でここに居るんだ?」

 

プル

「オータムさんに連れてきてもらったの♪」

 

ユウマ

「え・・・」

 

オータム

「よぉ、ユウマ元気にしてたか?」

 

ユウマ

「何でここに社長が居るんだよ・・・」

 

オータム

「旅行だよ。会社の部下全員に働きづめだから休んで来いって言われてよ。ついでにガキども連れてユウマのとこに遊びに来たんだよ」

 

ユウマ

「ガキ共ッて・・・まさか他の子達も居るのか」

 

オータム

「当たり前だろ?俺がガキ共の誰かを置いて来るわけねえだろ」

 

???

「兄貴見~つけた」

 

???

「久しぶりだな兄貴」

 

ユウマ

「アウルにスティングまで・・・プルツーはどうしたんだ?」

 

プル

「プルツーならあそこで隠れてるよ?なんでもお兄ちゃんに会うのが恥ずかしいんだって」

 

ユウマ

「何でまた・・・無理しなくても良いぞプルツー」

 

プルツー

「うぅ・・・お兄ちゃん・・・こっちに来てくれる?」

 

ユウマ

「はいはい・・・久しぶりだなプルツー、元気してたか?」

 

プルツー

「うん・・・お兄ちゃん、いつもキツイ事言ってゴメンね・・・恥ずかしくなるとついお兄ちゃんに酷いこと言っちゃってごめんなさい」

 

ユウマ

「気にしてないよ、それより束に会ってきな。きっと抱きしめてくれるよ」

 

プルツー

「うん!行ってくるねお兄ちゃん♪」

 

「みんな久しぶり~♪元気にしてた?」

 

プル

「元気にしてたよお姉ちゃん♪」

 

プルツー

「元気だよ、お姉ちゃん」

 

アウル

「姉ちゃんも元気そうだね」

 

スティング

「久しぶりだな姉ちゃん」

 

「も~みんな可愛すぎ♪ギュ~♪」

 

プル

「お姉ちゃん苦しいよ~」

 

プルツー

「お姉ちゃんのいい匂いがする」

 

アウル

「姉ちゃん!おっぱいが顔に当たってるよ!」

 

スティング

「姉ちゃん・・その、大勢の前でこれは恥ずかしいぞ」

 

「あ・・・みんな今のは見なかったことにしてね♪」

 

生徒達

「無理でしょ!」

 

「誰ですか!このかわいい子達は!」

 

「それに先生たちの事をお兄ちゃん、お姉ちゃんって」

 

ユウマ

「この子達は俺と束の里子たちだよ。前にちょっとあってね」

 

「身寄りのないこの子達を俺達で保護して引き取ったんだよ」

 

「これで納得したかい?」

 

 

生徒

「そうゆう事だったんですね」

 

ユウマ

「それじゃあ気を取り直して訓練を始めよう」

 

生徒

「はい!」

 

 



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銀の福音

これからIS実習を始めようとした時、旅館から山田先生が走ってきた

 

真耶

「朝霧先生!大変です!」

 

ユウマ

「山田先生どうしたんですか?」

 

真耶

「これを見てください!」

 

山田先生はそう言いながら俺にタブレット端末を渡してくれた

 

ユウマ

「何々・・・・おい、ふざけてんのかコレ」

 

「みんな急で悪いけど今日の実習は中止だ!各員速やかに旅館に戻ってくれ」

 

生徒

「先生・・何かあったんですか?」

 

ユウマ

「アメリカとイスラエルが極秘で開発してた軍用ISがついさっき太平洋沖で起動実験中に暴走状態になってこの海岸近くに来ているらしい」

 

「しかもその後始末を今近くに居るIS学園の専用機持ちで対処しろってアメリカ大統領からの通達だ」

 

生徒

「それって拒否できないんですか⁉」

 

ユウマ

「大統領命令だと拒否は無理だろうな・・・・でもやり方次第ではアメリカに今回の全責任を取らせることはできる」

 

「束、今すぐマイヤー大統領に通信を繋いでくれ」

 

「あいあいさ~」

 

マイヤー

「束君、どうしたんだい?」

 

「ゆ~くんが話があるみたいです」

 

ユウマ

「大統領、急にすみません。実は先ほどアメリカ大統領からこんな通達が来たんですけど・・」

 

マイヤー

「これは・・・我々は何をしたらいいかい?」

 

ユウマ

「アメリカにこの件の詳細な情報と今回の後始末をした場合のアメリカに支払ってもらう賠償金と大統領の交代ですかね」

 

マイヤー

「分かった、今すぐに始めるから何かあったらまた連絡してくれ」

 

ユウマ

「了解です」

 

「さて、外交的な事は大統領にお願いしたから良いとして・・・軍用ISは条約違反のモノなのにそれをわざわざ作るとはな」

 

「どうしてくれようか・・・まずは生徒たちの安全を確保だな」

 

「みんな今聞いた通りだ。この海岸が戦闘領域になる可能性が有るから旅館に戻ったら絶対に出ちゃダメだぞ、分かったね!」

 

生徒達

「はい」

 

ユウマ

「俺は偵察に行ってくる、束たちは生徒たちのそばに付いていてあげてくれ。何が起こるか分からないからな」

 

「アウル達はもし何かあったら専用機展開して皆を守ってやってくれ」

 

「気を付けてねゆ~くん」

 

アウル

「オーライ」

 

スティング

「分かったよ」

 

プル

「任せて!」

 

プルツー

「頑張るね」

 

ユウマ

「オータムさんも何かあったらみんなを頼むよ」

 

オータム

「任せときな、それと絶対に生きて帰って来いよ。束たちを未亡人にだけはするなよ」

 

ユウマ

「ああ、分かってるよ・・・行ってくる」

 

「来い・・R-1改!」

 

「さて、どこに居るのやら・・・・リュウセイ、偵察はT-LINK センサーを広範囲で使った方が分かりやすいか?」

 

リュウ

「ああ、でも過信はするなよ。いくら念の力を使っても限度が有るからな、それに相手が軍用のISならR-1単機じゃかなり厳しい」

 

「今回は相手の姿、おおよそのスペックなんかが分かれば御の字だ」

 

ユウマ

「そうだな・・・でもアメリカはふざけたことしやがる」

 

 

その頃ドイツ政府では

 

マイヤー

「エルザム、スグにアメリカに電話を繋げ」

 

エルザム

「了解です」

 

PULL PULL PULL

 

アメリカ政府

 

大統領

「もしもし誰だ?」

 

マイヤー

「久しぶりだな、ジャミトフ大統領」

 

ジャミトフ

「マイヤー大統領、アメリカに何用かな?」

 

マイヤー

「とぼけても無駄だ、アメリカとイスラエルで極秘に開発した軍用ISが暴走したそうだな」

 

ジャミトフ

「何故それを⁉」

 

マイヤー

「先ほどIS学園に行っているラビット社のメンバーがアメリカから今回の件の後始末を命令されたと通達が来てね・・・アメリカは随分とふざけた事をしてくれる」

 

「なぜIS学園の生徒達がそんな危険な事をしなければいけないのか説明してもらおうか?」

 

ジャミトフ

「ラビット社のメンバーが居るIS学園ならこれ位のトラブル何とかなるだろ?それに確かに我がアメリカは軍用ISを開発したが国際条約に違反はしていない」

 

「それに現場に一番近いのはIS学園が滞在している場所が近いんだ。それ位解決してもらわないと困るんだよ」

 

マイヤー

「それがアメリカの言い分か・・・国連で結んだ条約でアメリカの国際IS条約違反を確認した。これよりアメリカに対し制裁を発動する」

 

ジャミトフ

「なんだと⁉」

 

マイヤー

「この制裁によりアメリカにはラビット社に多額の賠償金の支払いとアメリカ大統領の交代が義務付けられる」

 

ジャミトフ

「そんなもの認めんぞ!」

 

マイヤー

「キサマが認めなくても関係ない、これは国連で決められた条約だ。それに以前からアメリカに対する不満が世界各国から多くてね」

 

「これによりキサマは大統領を辞めてもらうぞ」

 

ジャミトフ

「そんな・・・今すぐ国外に逃げなければ・・」

 

ガチャ!

 

ギリアム

「そこまでだ!ジャミトフ・ハイマン!お前を汚職、賄賂、機密情報漏洩の罪で逮捕する!」

 

ジャミトフ

「なぜインターポールが⁉」

 

ギリアム

「以前から内密に捜査をしていたが先ほどイスラエルの捜査員から情報が入ってね、お前の関与した犯罪が数多く出てきたぞ」

 

「これでお前の汚職人生は終わりだ。おとなしく捕まるんだ」

 

マイヤー

「これでアメリカの件は大体片付いたか・・・後はユウマ君に任せるしかないか、ユウマ君・・無事でいてくれよ」

 

 

太平洋上空

 

ユウマ

「太平洋の真ん中まで来たけど軍用ISは居ないな・・・リュウセイ、何か反応はあるか?」

 

リュウ

「まだ何も反応は無いな・・・ん?ユウマ!3時の方角から高速で接近する物体アリだ!」

 

ユウマ

「3時の方角・・・速い!」

 

???

「敵機補足・・・データを採取します」

 

ユウマ

「何だコイツ!動きが速すぎて追いつけない!」

 

「それに人間が乗っててこの動き・・・ゲイムシステムでも使ってんのかよ!」

 

???

「目標対象・・・危険度・・限りなく低い・・・このISのパイロットなら彼女を任せられる」

 

「すみません、そこのパイロットの方少しお話出来ますか?」

 

ユウマ

「音的に機械音声っぽいけどISが喋ってるのか?」

 

福音

「私は軍用IS銀の福音[シルバリオ・ゴスペル]です。」

 

「実はあなたにお願いがあります、今ISに乗っているナターシャをお願いできますか?」

 

ユウマ

「それは構わないけど君はどうするんだ?」

 

福音

「私はアメリカからIS本体に機密情報を埋め込めれているので捕まらないように逃げるだけです」

 

ユウマ

「なんの機密情報かは分からないけど一度ドイツに来ない?ISのコアをそのまま移植して新しくIS本体を作れば問題ないと思うよ」

 

「それにナターシャさんの事が大切なら彼女を一人にするのは可哀そうだよ、だから一緒に来なよ」

 

「それに今頃アメリカは大統領の悪事がバレてそれどころじゃないから行動するなら今が一番だよ」

 

福音

「そうですね・・・なら一度ドイツに行くことにします」

 

ユウマ

「分かった、なら一度ISを解除してくれる?そうじゃないと運びづらいからさ」

 

福音

「分かりました、しばらくナターシャの事をお願いしますね」

 

ユウマ

「了解したよ」

 

シュ~~ン

 

「よっと・・・この人がナターシャさんか・・・スゲェ美人だな」

 

「おっと、今はそれどころじゃない・・・旅館に帰ろう」

 

 

出雲旅館

 

ユウマ

「みんなただいま~」

 

「おかえりゆ~くん、その人は?」

 

ユウマ

「軍用ISに乗ってた人だよ、ナターシャさんだって」

 

「ISのコア人格と話して無事戦わずに解決したよ、それとこのISを一度ドイツに持って帰ってコア抜き取ったら新しく体作ってあげる約束したから夏休みの時に皆で作ってやろうぜ」

 

「そんな事が有ったんだね・・・なら先にロバート博士達にお願いしてコアを抜いておいてもらおうよ」

 

ユウマ

「そうだな、オータムさんこのISを博士達に渡してもらえますか?」

 

オータム

「任せな、それとこのパイロットはどうするんだ?会社で雇うのか?」

 

ユウマ

「それはナターシャさんが目を覚ました時に直接聞いてみましょう」

 

「今日は無駄に神経張りつめてたから疲れたよ、飯食って今日は休もうぜ。明日は予定通りIS実習だな」

 

「なら早く部屋に帰ろうよ」

 

ユウマ

「ああ、ナターシャさんを安静に寝かせてやらないとな」

 

「だね」




銀の福音を出しましたが戦いませんでした

これは賛否が分かれそうですね、戦闘描写苦手なんでこうなりました


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邪魔者達

久しぶりに更新しますが、超短いです


 

アメリカに面倒事を押し付けられた次の日・・・

 

ユウマ

「本日は予定ではIS実習の予定でしたが、前日のアメリカの面倒事に巻き込まれたせいで予定が意味を成さなくなったので今日は遊びの時間にします!!」

 

「では各自好きに過ごすように!以上!」

 

生徒

「ユウマ先生、本当に一日遊んで良いんですか?」

 

ユウマ

「学園長に許可を貰ったので大いに遊んで構いません!」

 

生徒達

「ヤッタ~!!」

 

ユウマ

「俺は仕事が有るのでみんなはこの海岸だけで遊ぶこと。良いね」

 

生徒達

「ハ~イ!」

 

ユウマ

生徒たちの事は山田先生と千冬に任せて、俺は旅館で今回の報告書を作り始めた

 

今回の報告書は、会社用とドイツ政府に渡す用のモノだ

 

アメリカからの面倒事を押し付けられた事への報復用に必要なモノだ

 

俺が報告書を作成していると、眠っていたナターシャさんが目を覚まして起きてきた

 

ナターシャ

「あの・・・」

 

ユウマ

「起きましたか、お体は大丈夫ですか?」

 

ナターシャ

「体は大丈夫よ。ココは何処なの?」

 

ユウマ

「ココは○○県の○○海水浴場の近くの旅館ですよ」

 

「昨日この近くに銀の福音が暴走状態で飛んで来たんで止めに行ったら何故かアナタを託されてこの旅館にお連れしました」

 

ナターシャ

「ゴスペルは今どこにあるの?」

 

ユウマ

「ゴスペルは今ラビット社でコアの摘出と新しいISへの更新作業中ですよ。明日には戻ってくると思いますよ」

 

ナターシャ

「そんなに早く戻ってくるの⁉」

 

ユウマ

「IS本体はもう出来ていた奴を使ったんで時間はさほど掛かりませんよ」

 

「とりあえずお茶でも飲みませんか?」

 

ナターシャ

「いただくわ。それにしても世界に2人しか居ない男性IS操縦者に会えるなんて思わなかったわ」

 

ユウマ

「ISが乗れるお陰で世界中のバカ女共に狙われていますけどね」

 

ナターシャ

「でも映像で見たけどアナタ最強じゃない」

 

ユウマ

「俺は降りかかる火の粉を払ってるだけだよ。それと新しいゴスペルのボディはコッチで決めちゃったけど良いかい?」

 

「今の時点ではR-GUNにしてあるけど気に入らなければ変える事も出来るよ。この一覧から気に入ったモノが有ったら教えてくれ」

 

ナターシャ

「この中から・・・でもR-GUNもカッコいいわね。今のままでお願い」

 

ユウマ

「了解。中身は元のままだから違和感もないと思うよ」

 

「ナターシャさんはまだ本調子じゃないから今は休んでいてください。後で旅館の方がご飯とか持ってきてくれると思いますから」

 

ナターシャ

「色々ありがとう。ならお言葉に甘えて休ませてもらうわね」

 

ユウマ

「おやすみなさい」

 

「さて、報告書も纏まったし少しだけ休むかな」

 

 

俺が部屋で眠り始めた頃、何処かの国の女尊主義の団体がユウマを亡き者にしようと画策していた・・・・

 

巨大なロボットのようなISを使って・・・

 

 

ユウマ

「ん・・・もう夕方か。少し寝過ぎたかな」

 

「ゆ~くん見つけた♪もう何処行ってたの?」

 

ユウマ

「部屋で寝てた」

 

「それなら束さんも一緒に寝れば良かったなぁ・・・」

 

ユウマ

「ココは学生も居るんだからそういうのは家に帰ってからね」

 

「今はハグとホッペにキスで我慢してね」

 

ギュ~!! チュ♪

 

「ハウッ!!!幸せだよ~♪」

 

ユウマ

「ほら、今はお部屋に帰ろうね~」

 

「ハ~イ♡」

 

ユウマ

「じゃあまた明日ね。束、おやすみ」

 

「おやすみ、ゆ~くん」

 

 

次の日・・・

 

俺は外に出て今日の実習の準備をしようとしていると・・・・

 

キュピーン!!

 

ユウマ

「痛っ!!何だ今のビジョンは?」

 

「あのロボットはソルグラビリオンだったぞ・・・もしそうなら俺の手持ちのISじゃ太刀打ちできない・・・」

 

「ソルグラビリオンに勝つにはSRXが必要だけど、今手元にRシリーズ全部は持っていない・・」

 

「やれる事をやるしかないか」

 

そんな時・・・

 

???

「朝霧ユウマ!!!居るんだろ!!!出て来い!」

 

「男のくせに神聖なISを汚す愚か者は我々が消す!!さっさと出て来い!!!」

 

ユウマ

「五月蠅いなぁ・・・今何時だと思ってるんだよ」

 

「全く・・・アンタら女尊団体は暇なの?」

 

???

「五月蠅いんだよ!!私は命令の実行するだけだ!!」

 

「この私、カテジナ・ルースは今や女尊団体最高指導者なのさ!!」

 

ユウマ

「ならアンタを消せばもう女尊団体は壊滅するってことで良いのかな?」

 

カテジナ

「アンタに出来るもんならやってみな!!」

 

「動け!ソルグラビリオン!!」

 

ユウマ

「マズいな・・・やるしかないか。リュウセイ・・・力を貸してくれ」

 

リュウ

「おう!俺の方から連絡しておくから今は足止めに専念しようぜ!」

 

ユウマ

「あぁ・・・来い!R-1改!」

 

「お前ら社会のゴミは今ここで地獄に叩き落としてやるぜ!!」

 

リュウ

「ライ・アヤ、ユウマがピンチだ!今すぐ来てくれ!」

 

 

ラビット社 ユウマの部屋  IS保管庫

 

アヤ

キュピーン!

 

「これはリュウからの救援信号!」

 

「ライ!今すぐ行くわよ!」

 

ライ

「了解です、大尉」

 

アヤ

「アヤ・コバヤシ、R-3パワード出ます!」

 

ライ

「ライディ―ス・F・ブランシュタイン、R-2パワード出る!」

 

ユウマの部屋から二機のISが発進していった・・・

 

 

 

ユウマ

「図体がデカいし攻撃の威力も桁外れかよ!!俺単機じゃやっぱりキツイ!」

 

「どうにかしないと!」

 

その時・・・

 

アヤ

「ストライクシールド、行きなさい!」

 

ライ

「ハイゾルランチャー、シュート!!」

 

リュウ

「ライ!アヤ!もう来てくれたのか!」

 

ライ

「ユウマのピンチだからな」

 

アヤ

「すぐに駆け付けないとね」

 

ユウマ

「早速で悪いけどあのデカブツを倒すには!」

 

アヤ

「ええ!念動フィールドオン!!」

 

ライ

「トロニウムエンジン!フルドライブ!」

 

ユウマ

「行くぜ!ヴァリアブル・フォーメーション!!」

 

合体中・・・・

 

「天下無敵のスーパーロボットココに見参!!」

 

「ライ!攻撃系のT-LINKコネクタを全部コッチにまわしてくれ」

 

ライ

「了解!」

 

ユウマ

「アヤ!速攻で片付ける!フィールド全開だ!」

 

アヤ

「えぇ!!」

 

ユウマ

「念動結界、ドミニオンボール!!」

 

カテジナ

「何だこれは⁉」

 

「機体が動かせない⁉」

 

ライ

「Z・Oソード射出!!」

 

アヤ

「フィールド収束!」

 

ユウマ

「全てを切り裂けSRX!」

 

「行くぜ!!天上天下念動爆砕剣!!」

 

「ハァアアア!!!念動爆砕!!」

 

カテジナ

「そんなぁ!!!この私が!!!」

 

ユウマ

「対象の殲滅完了」

 

ライ

「強制冷却開始」

 

アヤ

「強制冷却後、合体を解除します」

 

リュウ

「合体解除後は一度メンテしないとな」

 

ユウマ

「三人とも今日はありがとな」

 

こうして誰にも知られずに俺の初めてのスーパーロボットの合体戦闘は終わった

 

 



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スーパーロボット

更新します。でもまた超短いです


 

今日は、林間学校最終日

 

俺は、今朝合体させたRシリーズ3機の緊急メンテをしていた

 

今日のIS実習の教官はマリュー先生と束に変わってもらった。なので細部のメンテまでやる時間が出来た

 

ユウマ

「やっぱり合体すると可動部にいつも以上にダメージがいってるな・・・これはオーバーホールするよりもう一度設計し直した方が良さそうだな」

 

「でも設計し直すのは全然問題ないけど、可動部へのダメージを回避するとなると大幅な改修が必要になってくるなぁ」

 

「いっその事スパロボの機体にガンダムの技術を組み込むか・・・マグネットコーティングは使えそうだな」

 

「でも今組み込めそうな技術は・・・ボディ素材をガンダリウム合金を使えば強度を大幅に上げられそうだな」

 

「変形するならフレームをムーバブル・フレームに切り替えるか」

 

「よし!大体のプランは定まったから一度ドイツに帰って大規模改修を始めよう」

 

「ユウマ先生、何をしてるんですか?」

 

ユウマ

「ん?俺の機体の改修案を考えてたんだよ」

 

「ユウマ先生の機体ってもう完成形じゃないんですか?」

 

ユウマ

「全然だよ。俺の機体は所詮借り物の技術で作っているだけだからね」

 

「俺オリジナルの機体とか作ろうかと思うんだけど中々アイデアが無くてね」

 

「ユウマ先生のオリジナル機体はどんな感じにしたいんですか?」

 

ユウマ

「やっぱり男ならスーパーロボット系かな」

 

「なら今まで作ってきたスーパーロボット系の機体の良い所を幾つか合わせるのはどうですか?」

 

ユウマ

「掛け合わせか・・・その方法は良いかもしれないな」

 

「簪さんはどの機体を掛け合わせるのが良いと思う?」

 

「私は・・・グルンガスト系は好きなので入れたいですね。後はジガンスクードの強固な防御力は大切ですね」

 

ユウマ

「ならグルンガストのオリジナル版を作ってみるか」

 

「簪さん、タブレット使って試しにデザインしてみてくれる?」

 

「分かりました」

 

簪さんは真剣にグルンガストのデザインを始めた・・・

 

「こんな感じでどうですか?」

 

ユウマ

「基本ボディはグルンガスト壱式・腕は参式のドリルブーストナックル付・背部はジガンスクードのG・テリトリーを搭載した特別製のバックパックか」

 

「武装は、斬艦刀と計都羅喉剣は内蔵式だね」

 

「これが一番使いやすいと思ったんですが」

 

ユウマ

「良いね!これで一度試作機作ってみよう」

 

「それで少しずつ完成させていけばいいと思うし」

 

「簪さんは何か自分で一から開発してみたいなら遠慮なく言ってね」

 

「博士達も喜んで協力してくれるはずだから」

 

「分かりました。本音とお姉ちゃんと一緒にやってみたいです」

 

ユウマ

「なら今度の連休に一緒にラビット社に行って色々やってみようか」

 

「俺も大規模改修したいから。束達の機体もオーバーホールしようかな」

 

「ユウマ先生は自分で色々出来て凄いですね。ISの設計から開発、メンテナンスも」

 

ユウマ

「俺って束と同じくらいに規格外の存在だからね」

 

「それに俺の作るISは世界に争いを蒔く火種になりかねない代物だからね。それを作った俺には責任があるんだよ」

 

「この技術を人々の役に立つ事にのみ使うようにする責任がね」

 

「ユウマ先生は本当に凄い人だと思います。心から尊敬できる男性です」

 

ユウマ

「ありがとう。そろそろみんなの所に帰った方が良いんじゃない?」

 

「本音ちゃんが心配してるかもしれないよ」

 

「そうですね、何か手伝えることが有ったら言ってくださいね」

 

ユウマ

「そうなった時はお願いするよ」

 

 

簪さんはみんなの所に戻っていった

 

ユウマ

「さて、このオリジナルグルンガストの設計図会社に送っとくかな」

 

「イアンさんが喜びそうなカッコよさがあるな」

 

俺は新しいデザインのグルンガストの設計図を送った後、Rシリーズの新しい設計図を作り始めた

 

ユウマ

「基本の形は変えないようにして、中身をオーバーテクノロジーをガン積みで作り変えてやるぜ!」

 

「待ってろよ、リュウ・ライ・アヤ。最高の機体にしてやるからな!」

 

 

 

ラビット社 研究棟

 

イアン

「ん?ユウマからメールか・・・一体なんだ?」

 

「これは新しいオリジナルのISの設計図!それにRシリーズの大幅な改修案!これは大仕事だぜ!!」

 

「よっしゃ!!メカニック魂が唸るぜ!!」

 

 

 

俺が設計図を作ってる間に無事に林間学校も終わり、みんなで帰りのバスに揺られて学園に帰っている途中だ

 

ナターシャさんは、アメリカと縁を切りIS学園の臨時の教官になった

 

アメリカは今まで隠してきた悪い事をユウマと束にバラされて世界的に信用を失った

 

アメリカが信用を失った代わりに、今回の問題を無事に解決したドイツの世界的評価は爆上がりした

 

お陰でドイツ代表のユウマの人気度も上がってきている。昨日写真集を出さないかと日本の出版社から連絡が来たが問答無用で断った

 

写真集は既にドイツ国内で発売されており、ユウマはドイツ国内以外の仕事はしないと決めているので日本での仕事をする時はドイツの許可が必要だ

 

更に、ユウマは基本的に人前に出る仕事は好きではないが、ドイツでは人前に出る仕事は割と積極的にやっている

 

ドイツはユウマの事を最優先に考えてくれるのでユウマもその気遣いに応えている感じだ

 

 

IS学園

 

ユウマ

「ようやく帰ってきたか・・・意外に時間掛かったな」

 

「さて、明日から連休だしドイツに帰る準備しますかね・・・」

 

「ゆ~くん明日ドイツに帰るの?」

 

ユウマ

「丁度ISの改修したいから一度帰るよ」

 

「なら束さんも一緒に行く~♪」

 

ユウマ

「なら明日早く出るから準備していてくれよ」

 

「ハ~イ♪」

 

「他のみんなを連れて行くの?」

 

ユウマ

「誰か置いてくのは可哀そうでしょ。都合が合うメンバーで行くよ」

 

「なら束さんがみんなに聞いておくよ!」

 

ユウマ

「頼むよ」

 

「分かった~♪それじゃあゆ~くん明日ね♪」

 

ユウマ

「あぁ、おやすみ」

 

 

 

 

今日は束と一緒のベットで仲良く眠りについた

 



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迷惑な奴等

 

今日はドイツに帰る日だ・・・

 

事前に会社からプライベートジェットを手配してもらい、無事に帰路に付こうとしていた・・・・

 

今日の帰郷メンバーは、俺、束、シャル、セシリア、千冬、スコール、ラウラ、クロエ、簪、刀奈、本音、プル、プルツー、マリーダ、ステラ、スティング、アウル、ナターシャさんの大所帯だ

 

何でこんな大所帯でドイツに帰るんだろう・・・まぁ、色々ドイツでやる事があるから大所帯の方が楽しいから良いんだけどさ

 

今回、一夏と箒と鈴は友達の所に遊びに行くそうなのでココには居ない

 

ステラ

「お兄ちゃん♪隣に座っても良い?」

 

ユウマ

「良いよ。プライベートジェットだから席の指定は無いからな」

 

ステラ

「ヤッタ~♪お兄ちゃん大好き♪」

 

プル

「あ~!!ステラちゃんズルい!!プルもお兄ちゃんの隣座るもん♪」

 

プルツー

「コラ、あまり兄さんに迷惑を掛けるんじゃない」

 

プル

「だってステラちゃんだけズルいんだもん!!」

 

ステラ

「お兄ちゃんの隣は早い者勝ちだよ♪」

 

プル

「ム~!!!」

 

ユウマ

「コラ、仲良くしない子は嫌いになっちゃうぞ」

 

ステラ&プル

「お兄ちゃんに嫌われるのはイヤ~!!!」

 

ユウマ

「なら仲良くしなさい。俺の隣は両方空いてるんだから」

 

ステラ

「ならステラはお兄ちゃんの右側♪」

 

プル

「だったらプルは左側♪」

 

ユウマ

「うんうん。家族は仲良くないとね」

 

キュピーン

 

「痛っ!!」

 

プル

「痛い!!」

 

プルツー

「くっ!」

 

ユウマ

「この感じ・・・また何か起こるのかよ」

 

プル

「この全身に纏わりつく嫌な感じキライ!!」

 

プルツー

「何だい・・・このドロドロした悪意は」

 

パイロット

「ユウマさん!当機の後ろから高速で近づく敵影が複数確認できました!」

 

「敵機は女尊団体のIS部隊のようです!コチラの停戦要請に応じようとしません!」

 

「・・・マズイ!ロックオンされました!」

 

ユウマ

「全く・・・女尊団体は碌な事しかしねえな!!ノイマンさん、後部ハッチ開けてくれ!」

 

「俺が出て奴らを叩き落としてくる!」

 

パイロット改め、ノイマン

「了解!後部ハッチ開けます!」

 

ユウマ

「朝霧ユウマ!Hi-νガンダム出る!!」

 

俺は以前束からプレゼントしてもらったHi-νガンダムを展開して出撃した

 

ノイマン

「後部ハッチ閉めます!」

 

プル

「ノイマンさん待って!私も出るよ!」

 

プルツー

「私も出るぞ!」

 

ノイマン

「二人とも気をつけるんだぞ!」

 

プル

「おいで!キュベレイ!!」

 

プルツー

「力を貸して、キュベレイ!」

 

「プルちゃん、プルツーちゃん、気をつけてね」

 

プル

「行ってくるね!お母さん!」

 

プルツー

「行ってきます、母さん」

 

プルとプルツーはユウマの後を追って出撃した

 

 

「・・・今2人が束さんの事をお母さんって言ってくれたよ♪」

 

マリーダ

「どうやら相手の数が多そうだ。ココは私も行こう。力を貸してくれ・・・クシャトリア」

 

「行ってきます、お母さん」

 

「マリーダちゃんもお母さんって言ってくれたよ♪」

 

プル達の後を追って、マリーダも出撃した

 

 

 

上空

 

ユウマ

「全く!人様に迷惑しか掛けられない女尊男卑主義者は碌な奴等が居ないから大嫌いなんだよ!」

 

カテジナ

「朝霧ユウマ!!!お前のせいで私の最高権力者としての地位が剥奪させたぞ!」

 

「この恨み!お前を殺して晴らさせてもらうよ!!」

 

ユウマ

「この前のサイコパス女かよ!!一昨日きやがれバカ女が!!」

 

「行け!フィン・ファンネル!!」

 

プル

「お兄ちゃんを助けないと!ファンネルたち行け~!!」

 

プルツー

「ファンネル!敵を打ち落とせ!!」

 

マリーダ

「私達の敵を打ち倒せ!ファンネルたち!」

 

 

プル達三姉妹は、それぞれファンネルを射出して雑魚達を倒し始めた

 

 

カテジナ

「クッ!!男と小娘の分際で私を不愉快にさせる!!」

 

「こうなったら飛行機を落としてやるよ!!」

 

ユウマ

「させると思ってんのかよ!! Iフィールドバリア!!」

 

カテジナ

「小癪な事をするんじゃないよ!!」

 

プル

「お兄ちゃんから離れろ!このヒステリー女!」

 

プルツー

「兄さんに近づくな!この幸の薄いクソ女!」

 

マリーダ

「兄さんに近づく愚か者は排除する!!」

 

カテジナ

「こうなれば・・・実験段階のモビルドールを全期発進させろ!!」

 

「朝霧ユウマを始末できれば後はどうとでもなる!!早くモビルドールを出せ!!」

 

サイコパス女が何か言うと、何処からかトーラス・ビルゴ・リーオーが現れた・・・

 

ユウマ

「何でこの世界にモビルドールシステムを積んだ機体が有るんだよ!!」

 

「コイツ等何処でこの技術を手に入れたんだ⁉」

 

カテジナ

「ハッハッハ!!良いだろうこの技術は!」

 

「篠ノ之束でも実現できなかった無人戦闘マシーンだ!」

 

「これで我々女尊男卑主義者は世界を支配するんだ!!」

 

ユウマ

「束の夢を理解できない馬鹿野郎どもが・・・お前らは俺が直接地獄に叩き落としてやる!!」

 

 

飛行機内

 

簪side

 

「相手が多すぎる・・・私も出ます!」

 

刀奈

「ダメよ簪ちゃん!ヘビーアームズは空中戦は苦手な機体なのよ!その状態で出たらいい的よ!」

 

「でもユウマ先生が危ないんだよ!私はユウマ先生に沢山助けてもらったの!」

 

「だから今度は私が先生を助ける番だよ!!」

 

本音

「かんちゃん・・・」

 

アウル

「仕方ねえな。俺が協力してやるから準備しな」

 

「でもアウル君のアビスガンダムは水中戦専用だから戦えないんじゃ」

 

アウル

「誰も俺の機体がアビスガンダムだけなんて言ってないぜ?」

 

「準備は出来てるかい?」

 

「出来てるよ!」

 

アウル

「行くぜ!来いよ、レイダーガンダム!」

 

「俺が変形したら背中に乗れ!そしたら弾薬が尽きるまであいつ等を撃ち続けろ!!」

 

「了解!」

 

アウル

「即席移動砲台の実力見せてやるぜ!」

 

「朝霧簪!ガンダムヘビーアームズカスタム行きます!」

 

アウル

「アウル・ニーダ!レイダーガンダム、目標を叩き落とすぜ!」

 

簪は、変形したレイダーガンダムの背中に乗って出撃した

 

 

「殲滅対象ロックオン!ホーミングミサイル、マイクロミサイル発射!!」

 

アウル

「意外にこの組み合わせは悪くないな!」

 

「アウル君、向こうに敵が集中してるから向こうに行ってくれる?」

 

アウル

「了解!」

 

「ターゲットロック!全ハッチ解放!全弾撃ち尽くすよ!フルオープンアタック、ファイア!!」

 

アウル

「目的は果たしたから戻るぞ?」

 

「分かったよ。アウル君ありがとう」

 

アウル

「兄ちゃん助ける為なら何だってやるさ!」

 

 

簪side out

 

 

 

ユウマ

「Hi-νガンダムだと、どうも大勢の相手するのは上手くいかねえな・・・こうなったら機体チェンジだ!」

 

「頼むぜ!ウイングゼロカスタム!」

 

俺はセシリアから貰ったウイングゼロを纏って敵機の集団に突撃していった

 

「多勢に無勢とはよく言ったもんだが、今の俺は負ける気がしないぜ!!」

 

「まとめて落ちろ!!ローリングツインバスターライフル発射!!!」

 

カテジナ

「コイツ!!コロコロと変わりやがって!!」

 

「いい加減落ちろ!!」

 

ユウマ

「俺は負けられないんでね!!束と一緒に宇宙に行くまで俺は誰にも負けられないんだよ!」

 

「機体チェンジ!!来い!ストライクフリーダム!!」

 

今度は、シャルに貰ったストライクフリーダムに機体を変えてサイコパス女を倒しに向かった

 

カテジナ

「男の分際でISを何機も持つなど許せないんだよ!!私にお前のIS全部寄越せ!!」

 

ユウマ

「うるせぇ!!お前はとっとと地獄に落ちやがれ!!スーパードラグーン射出!」

 

「ターゲットマルチロック!!フルバースト!!」

 

カテジナ

「このゴトラタンの火力は最強なのさ!!メガビームキャノン発射!!」

 

ストライクフリーダムとゴトラタンのビーム兵器が撃ち合いになり、一時拮抗していたが機体の世代があまりにも違い過ぎる為、徐々にゴトラタンのメガビームキャノンが押されていく

 

カテジナ

「あり得ない!!このゴトラタンは現在ある技術を集めた最高傑作なのに⁉」

 

ユウマ

「ISを兵器にしか見ていないお前等が俺達に勝てるわけないだろ!!地獄で閻魔様にしっかり説教されて来いや!!!」

 

カテジナ

「馬鹿なぁ!!!!」

 

ユウマ

「全く・・・手間かけさせるなよ。さてコイツを連行しないとな」

 

俺はサイコパス女を拘束して、飛行機の貨物室に放り込んだ

 

「飛行機に戻る前にモビルドールを何機か回収しますか・・・」

 

無事モビルドールを回収した俺は飛行機に戻ると、束に抱き着かれキスの嵐を浴びた・・・

 

束曰く、心配だったんだからこれ位は我慢してとの事だった・・・

 

 

色々すったもんだがあったけど俺達は無事にドイツに着いてラビット社に向かった・・・・

 



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