東方交流異界録外伝・銀次の扉 (なーき)
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記録その①

?????

 

そこは何処かの洋館の一室

そこには初老の男性が立っていた。

 

「・・・・はいるか?」

 

「・・・ここに」

 

(とき)は来た、あらゆる世界が我らが手にする時も近い、

お前にはまず、手始めに『アーリマン』と契約したという男の世界へ行き、

少々、騒がしくしてもらう」

 

男は自分の部下の一人にそう命じた。

 

「そうそう、『幻想郷』に我が放った刺客を送り込んでおいた」

 

「・・・・・様の刺客ですか・・・?

『管理局』にバレると色々とマズいのでは?」

 

男の部下は男にそう発言したが

 

「何、心配は不要だ、『管理局』と言っても所詮は

『秩序側』の犬だからな

我ら『混沌側』の計画などすぐには気付けまい」

 

男は自信満々に言い放ち、更に、

 

「何せ、あの『幻想郷』の管理人である(胡散臭いババァ)

ですら知らぬ戦争計画(プロジェクト・ゲームウォーズ)

なのだからな!?」

 

男はそう言った後、声高に笑い出し、

 

「そうだ、良い事を思いついたぞ!

・・・・・よ、

お前、あの『博麗』の巫女の弟になれ!」

 

「お、弟にですか?!」

 

男の部下はフルフェイスタイプの仮面をしてるにも

関わらず、驚きの声を出した。

 

「うーむ・・・・・、そうだな・・・・・、

お前の元の名前だと『管理局』や(ババァ)

感づかれる恐れがあるからな・・・・・、

おー、そうだ、銀次にしよう、

うん、今日からお前の名は『博麗銀次』だ」

 

男は手をポンと叩き、自分の部下に新たな名を与えたのである。

 

「は、はぁ」

 

男の部下もとい銀次は、

正直、またかと思い呆れていた、

というのも自分の主は時折、

こういった道楽(遊び)を突然思いつく

事がある為、銀次は慣れずにいた。

 

「そ、そう言えば『八雲紫』の動向ですが、

どうやら、他の賢者の力を借りているようです」

 

銀次は自分の主にそう報告し、

 

「次は任務の前に・・・・・様から頂いたこの名で

『博麗霊夢』に接触したいのですが

許可を頂きたく」

 

「うむ、良いだろう我が与えた名を使わずに置くのはもったいないからな」

 

「は、それでは」

 

主から許可を得た銀次はその場を後にして、部屋から退室した。

 

次に銀次が取った行動は自身の能力で作りだした扉を潜り、

幻想郷に辿り着いた。

 

幻想郷:博麗神社

 

「今は・・・・・、・・・・様が放った刺客を追っているだろうから、

今のうちに着替えなきゃな」

 

そう、銀次の今の姿はタイツのようなレザースーツにバイクのヘルメットのような仮面

というモノである、

懐からスマホを取り出した銀次は何かを操作した後、眩しい光に包まれた後、

姿を変えたのである。

今の銀次の姿は上は白で下は青という一般的な袴着である。

 

「そろそろ博麗霊夢が帰ってくる頃だろう」

 

続く




ゆっくり魔理沙:「・・・・・おいうp主」

何ですか魔理沙さん

ゆっくり魔理沙:「なんだコレは?」

あ、はい
実は銀次君が某仮面ライダーの無かった事にされた設定のように
消えちゃうのは可哀そうかと思って書いた外伝です。

ゆっくり魔理沙:「それだけか?」

はい、そうです。

ゆっくり魔理沙:「よし、それじゃあ、許そう

とでも思っていたのか!?」

じ、実はこれには深い訳が、

ゆっくり魔理沙:「ほぅ、なんだと言うのかね?」

・・・・・・に、逃げるんだよー!

ゆっくり魔理沙:「マスタースパーク!?」

ギャアアアアアアアア

ピチューン


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