私は〇〇〇〇【旧】 (星のすみっこ)
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旅立ち編
【初心者です】はじめまして


ウルトラマンタイガからウルトラマンにハマり、
超全集を見て思いついたので投稿。

ウルトラ初心者です。皆様と比べると、勉強不足で至らない所もあると思います故
温かい目で見てくださると嬉しいです。

お目に適いませんでしたらそっとブラウザバックをお願いします。


エタらないように頑張れるといいな…



1:名無しの1

こんにちは。転生板とはここですか?

 

 

 

2:名無しの転生者

そうだよ

 

 

 

3:名無しの転生者

お、新人さん?いらっしゃい!

 

 

 

4:名無しの転生者

ようこそー!

どこ世界よ?

 

 

 

5:名無しの1

>>4

わからないです

自分は転生前は人間っていう生き物ではなかったので…

今でも体の動かしかたが難しいです。

困っていたら、この掲示板を見つけました。

 

 

 

6:名無しの転生者

おお…大変だな。

 

 

 

7:名無しの転生者

元人外!?久しぶりだな

前回のスレでは某魔法少女の外道マスコットに転生してた奴がいたな。

 

 

 

 

8:名無しの転生者

今どこなのよ?

 

 

 

9:名無しの神喰

周囲は安全か?食われないように気を付けろよ?特に上とか…

 

 

 

10:名無しの転生者

>>9

神喰ニキがいうと重みが…

 

 

 

11:名無しの傘社員

下手なもんに触んなよ?ウイルスとかやべーから…初見殺しとかまじであるから…

 

 

 

12:名無しの1

>>8

前世の自分が死んだ星にいます

 

 

 

13:名無しの宇宙キター!

星?地球じゃ無さそうだな…どの作品だ?

同じ世界なら行けそうだけど…

 

 

 

14:名無しの転生者

>>13

流石宇宙ニキww

 

 

 

15:名無しの転生者

ちょっとまて、同じ世界に転生し直したってこと?

いや、パラレルワールドって線もありそうだな。

 

 

 

16:名無しの転生者

死んだ星っておま…

ってことは宇宙人なん?転生の神になんか願った?

 

 

 

17:名無しの転生者

親とかは?

 

 

 

18:名無しの傘社員

種族は?

 

 

 

19:名無しの1

>>16

気づけばここに生まれてました。

 

>>18

なにも分からないです…両手と両足があります。

前世の影響か、前世の体質が少し混じってるとおもいます。

 

 

 

20:名無しの転生者

ざっくりしすぎィ!

 

 

 

21:名無しの転生者

大まかにも程があるww誰でも手足あるだろwww

 

 

 

22:名無しの神喰

写真とれるか?

 

 

 

23:名無しの繭

>>21

あたし手足ないわよ

 

 

 

24:名無しの転生者

>>23

マユルドネキ強く生きて‥‥

 

 

 

25:名無しの転生者

>>22

写真はどうしたらいいですか?

 

 

 

26:名無しの神喰

念じたらいける。動画も同じく

 

 

 

27:名無しの転生者

そんな適当な…

 

 

 

28:名無しの1

やってみます!えい!!

【画像】

 

 

 

29:名無しの傘社員

できるんかい!!って

 

 

 

 

30:名無しの転生者

こっ!!これは…!

 

 

 

31:名無しの転生者

ファッ!?

 

ちょwww何で四つん這い…

 

 

 

32:名無しの宇宙キター!

見たことない星だな…。

 

 

 

 

33:名無しの転生者

シルバーの顔!

 

 

 

34:名無しの転生者

青い模様!

 

 

 

35:名無しの転生者

すごく…ウルトラ族です…

 

 

 

36:名無しの転生者

ブルー系か。子供?

小柄な気がするけども対比物ないから

分かんねぇな。

 

 

37:名無しの転生者

青トラマンじゃん。

なんで、よごれてんの?

 

 

 

38:名無しの転生者

良く見たら周りゴミだらけだな。

あと体になんか光沢ないか?

 

 

 

39:名無しの転生者

orzのポーズしてるwww

 

 

 

40:名無しの1

>>35

ウルトラ族っていうんですね。

ありがとうございます!

 

>>39

二本足で歩くの難しくて…

こっちの方が落ち着くんです。

 

 

 

41:名無しの傘社員

生まれたてだし、元人外なら仕方ないか。

 

 

 

42:名無しのジョーズ

すごい絵面WWW

まず体に慣れないとな…

 

一応歩けるんだよな?

 

 

 

43:名無しの転生者

>>42

鮫ニキ、前世泳げなかったもんな…

 

 

 

44:名無しの1

>>42

なんとか…

【動画】

 

 

 

45:名無しの転生者

めっちゃフラフラしてる…

 

 

 

46:名無しの転生者

生まれたての子鹿かよwww

 

 

 

47:名無しの転生者

か細い声でてんのじわる

 

 

 

48:名無しの転生者

生まれたてのウルトラマン…あ、転んだ。

 

 

 

49:名無しのいびるジョー

慣れない体って難しいよな。

前世との違いが激しいと特に。

 

 

 

50:名無しの傘社員

こんなに切ない声、初めて聞いた…。

 

 

 

51:名無しの転生者

子供のウルトラ族でも、家よりでかいよな

作品的にはどこの時間軸なんだろ

 

 

 

52:名無しの転生者

まず体に慣れないと探索できないしな…

世界越えできる魔術師ニキはいま決戦中か。

 

 

 

53:名無しの転生者

ここらへん転生ってなんか縁のあるやつになるんだろ?

>>1は前世人外なら、どこで縁があったんだ?

 

 

 

54:名無しの転生者

確かに。同じ世界なら元怪獣とか?

 

 

 

55:名無しの神喰

種族名とかわかるか?

それか特徴や、自分の名前。

あー…でも前世の名前は、憶えてるパターンと覚えてないパターンがあるな…。

俺は後者。

 

 

 

 

56:名無しの転生者

覚えている記憶の量は個人差あるもんな。

そういえば>>1は前世の体質混じってるっていってたし

少し光沢帯びてるのがそれみたいだな

 

 

57:名無しの1

>>55

えっと、自分を作った人からは

スナークって呼ばれてました。

 




掲示板形式にしてみました。
拙いですがよろしくお願いします。







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【初心者です】はじめまして  その2

続き出来ました。

お気に入りしてくれた方ありがとうございます。

最近、ウルトラマンZを見始めました!セブンガーが好きです!


58:名無しの転生者

えっ…あ…

 

 

 

59:名無しの神喰

oh…

 

 

 

60:名無しの宇宙キター!

スナーク?

お菓子みたいな名前だな

 

 

 

61:名無しの転生者

>>60

それは スナック

 

 

 

62:名無しの転生者

こう…お酒飲んだり…ママと話したり…

 

 

 

63:名無しの転生者

>>62

それもスナック

 

 

 

64:名無しの転生者

手首の力をきかせる

 

 

 

65:名無しの転生者

>>64

それはスナップ…ってもういいわ!!

 

 

 

66:名無しのジョーズ

おまいらWWW

 

 

 

67:名無しの繭

だから、指先とか透明感あるのね

 

 

 

68:名無しの転生者

ウルトラマンにスナークってキャラいたっけ?

 

 

 

69:名無しの転生者

うーん…映画でも聞いたことないな

 

 

 

70:名無しの転生者

スナーク…(´;ω;`)

 

 

 

71:名無しの神喰

本編には出てない。ウルトラマンタイガの超全集に収録されてる小説[トレギア物語]に登場する。

トレギアが作り出した軟体生物だ。成長前はティカ=ドゥの宇宙ヒルに、

成長後は、ナメゴンに似た見た目をしている。

 

72:名無しの転生者

トレギアが作った!?大丈夫なのかそれは?

 

 

 

73:名無しの転生者

確かゴミのせいで巨大化して暴走したんだよな?今は大丈夫か?

 

 

 

74:名無しのいびるジョー

ウッ…蛞蝓苦手なんだよな…

 

 

 

75:名無しの口寄せ蛞蝓

>>74

(´Д`)蛞蝓かわいいだろ!!

 

 

 

76:名無しの転生者

流石、神喰ニキ!

 

 

 

77:名無しの転生者

>>75

カツユさんェ…

 

 

 

78:名無しの転生者

サンキュー神喰ニキ。

 

 

 

79:名無しの1

>>71

自分は小説?っていうものの世界だったんですね。

 

 

>>73

あのときは苦しかったけど今はげんきです

あ!水辺を見つけましたよ!

今自分の姿をやっと見れました!

【動画】

トレギアさんにすこし似てますね。

ってことは、トレギアさんも、ウルトラ族っていうやつなんですか?

なんかお揃いでうれしいなぁ。

 

 

 

80:名無しの転生者

お、おう。ウルトラマンだ…うん

 

 

 

81:名無しの傘社員

そうか…

 

 

 

82:名無しの鉄社長

改めて見るとどことなく似てるな。

前世の関係や思い出からの影響だろう

 

 

 

83:名無しの転生者

顔さわったり水面覗きこんだりしてる。

なんか可愛いなwww

 

 

 

84:名無しの転生者

さん付けなのな?

 

 

 

85:名無しの転生者

落っこちて溺れないようにな。

 

 

 

86:名無しの1

>>84

はい!目上のひとには

さんをつけるんですよね?

すれで少し勉強しました。

 

 

 

87:名無しの転生者

>>86

それ参考にならんやつや…

間違った知識学んでなければいいけど

 

 

 

88:名無しの口寄せ蛞蝓

そういえば1には胸の光るやつがついてないけど?

 

 

 

89:名無しの転生者

>>88

カラータイマーか。

光の国出身じゃないからかな…

 

 

 

90:名無しの転生者

確かスナークといたの頃のトレギアは

邪神前だったよな。

 

 

 

91:名無しの転生者

周囲の風景や1の情報から惑星チュツオラだと思うが、

時間軸、つまりどの作品かは不明。

 

 

 

92:名無しの神喰

>>1お前はこれからどうするつもりだ?

 

 

 

93:名無しの1

>>92

トレギアさんをさがします。

 

 

 

94:名無しの転生者

あー…言いにくいけど、お前の知ってるトレギアとは変わってしまってるぞ…。

時間軸によっては、会えるかわからん。

 

 

 

95:名無しの1

>>94

がんばります!

前世では喋れなかったので、今世こそ、伝えられなかった事を伝えたいんです。

 

 

 

96:名無しの転生者

そうか(´;ω;`)

がんばれよ!協力するからな!

 

 

 

97:名無しの転生者

しかたねぇ。一肌脱ぐか!

 

 

 

98:名無しの神喰

おう。まずは二足歩行をマスターしような

 

 

 

99:名無しのジョーズ

ちょwwww

 

 

 

100:名無しの転生者

確かにwww

 

 

 

101:名無しの転生者

途中までイイカンジダッタノニナー

 

 

 

102:名無しの転生者

マイナスからのスタートじゃねーかwww

 

 

 

103:名無しの傘社員

他の人外転生者達にアドバイスもらうとか?

 

 

 

104:名無しのジョーズ

>>103

大体、人間から人外のケースだしなぁ…

人外から人型とは違うと思うぞ。

 

 

 

105:名無しの転生者

確かに…

 

 

 

106:名無しのいびるジョー

うーん…

俺の場合は前世が車椅子生活のせいで歩くの苦労したけど、

今世はこの長い尻尾のおかげでバランス取れてる感じだな。

 

 

 

107:名無しのジョーズ

あ~わかる!尻尾いいよな。尾鰭の重要性よ…

 

 

 

108:名無しの転生者

参考にならないwww

 

 

 

109:名無しの転生者

やっぱり地道に練習とかじゃね?

 

 

 

110:名無しの転生者

何気にいびるニキ前世大変だったのな…

 

 

 

111:名無しの転生者

>>1は前世の体質混じってるっていってたよな?

それってどんなの?なんか能力とか?

 

 

 

112:名無しの転生者

確かに。特に小説では書かれてなかったよな。

そこらへんどうなんだ?

 

 

 

113:名無しの転生者

ナメゴンみたいに光線出せたりして。

 

 

 

114:名無しの神喰

見た目が似てるってだけだし違うんじゃないか?

 

 

 

115:名無しの転生者

あれ?

>>1の反応なくね?

 

 

 

116:名無しの転生者

まさか水に落ちたんじゃ…

もしくは原生生物…?

 

 

 

117:名無しの転生者

ははは…やめろよ縁起でもない

 

 

 

118:名無しの転生者

笑えなさすぎ

おーい!>>1!

 

 

 

119:名無しの傘社員

返事しろー!

 

 

 

120:名無しの1

アドバイスありがとうございます!尻尾できました!

 

 

 

121:名無しの転生者

 

はっ?

 

 

122:名無しの転生者

 

えっ…!???

 

 

 

 




ウルトラマンのデザインってかっこいですよね。
自分は背びれの部分とか何気に好きです!



オリトラマンのタグを追加しました


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【初心者です】がんばります!

はじめて感想もらいました!バンドリーマーVさんありがとうございます。
ありがとうございます!嬉しくて何度も読み返してはニマニマしています。

ありがたいです!


1:名無しの転生者

ど  う  い  う  こ  と  な  の  ?

 

 

 

2:名無しの転生者

アイエエエエ! シッポ!?シッポナンデ!?

 

 

3:名無しの転生者

生やせるもんなの!?おしえてえらいひと!

 

 

 

4:名無しの傘社員

詳しいぽい神喰ニキは知ってる?

1はとりあえず様子見せて!

 

 

 

5:名無しの噛ませ眼鏡

どういうことだ!?説明しろ!

 

 

 

6:名無しの神喰

>>4

知らん…何それ…怖…怖っ…

 

 

 

7:名無しの転生者

wwww

 

 

 

8:名無しのジョーズ

きっと誤字だよな?

尻尾じゃなくて進歩だよな…?(震え声)

 

 

 

9:名無しの1

すごい!うごきやすいです!

【動画】

おしえてくれてありがとうございます!

 

 

 

10:名無しの転生者

ファッ!?

 

 

 

11:名無しのいびるジョー

わー長い尻尾かっこいいなー(現実逃避)

 

 

 

12:名無しの転生者

すげぇ!さっきより安定してる!!

 

 

 

13:名無しの転生者

体色と同じ色でしなやかな感じの尾だな。

うんうんヨカッタナー(遠い目)

 

 

 

14:名無しの転生者

えぇ…(困惑)

ええええええ‥‥(宇宙猫状態)

 

 

 

15:名無しの鉄社長

私の予想なんだが、暴走したスナークを止める為にトレギアがバグを作動させた時、

DNAを組み換えて色んな生物に変わっていただろう?それじゃないのか?

そんな不安定な状況と、人工生物の転生って言うイレギュラーが重なり

今の状況なんだろうな。

 

 

 

16:名無しの転生者

社長さん流石!

 

 

 

17:名無しの転生者

キャー!シャッチョサンステキー!

 

 

 

18:名無しの転生者

鉄社長さん有能…昔やらかしたのが嘘みたいだ

 

 

 

19:名無しの鉄社長

>>18

その話は忘れてくれ

若気の至りなんだ…(´;ω;`)転生直後で調子に乗ってたんだ…

 

 

 

18:名無しの転生者

じゃあなんでも変身できるのか?

やばくね?

 

 

 

19:名無しの転生者

それは難しいんじゃない?

 

 

 

20:名無しの1

>>18

うーん…おおきくかえるのは難しいです…一部や部位ならいけそうなんですけど

全身かえようとすると、いたいです。

 

 

 

21:名無しの転生者

ちょ!?無理するなよ! 1!

 

 

 

22:名無しの転生

そういえばエネルギーは大丈夫なのか?

 

 

 

23:名無しの転生者

小説内でトレギアが暮らしてたくらいだからこの星は大丈夫なんじゃね?

1ってコテハンなんか寂しいな…

 

 

24:名無しの転生者

超全集買おうかな。

 

>>23

そうか?シンプルでいいんじゃね?

 

 

 

25:すなーく

わー!見てください!

うごける!はやい!!

こんなにはやく走れたのはじめてです!!

【動画】

 

>>23

これでどうですか?せっかくならこの名前でよんでほしいです!

付けてもらった名前なのでお気に入りです!

 

 

 

26:名無しの転生者

はしゃぐなwwww

 

名前気に入ってるようで良かったな。

俺の実家の猫(どんぶらこ)にももっとましな名前つければよかった…

 

 

 

 

27:名無しの転生者

飼ってた犬思い出したわ。

良く雪の日走り回ってたな

 

 

 

28:名無しの転生者

前世鈍足そうにみえるもんな。

 

>>62

ネーミングセンスェ…。

俺、名付けは慎重にしよ…。

 

 

 

29:名無しの傘社員

尻尾効果すげぇ…

 

 

 

30:名無しの転生者

>>29

いや、すごいのは1の順応性じゃね?

 

 

 

31:名無しの転生者

あっ転んだ…と思ったら尻尾で体支えて…その反動を利用して、また走り出した!?

使いこなしてんじゃん…。

 

 

 

32:名無しの転生者

じゃあ次は飛んでみるか?

 

 

 

33:名無しの転生者

まてまて!光線出そうぜ!

 

 

 

34:すなーく

>>26

猫?って言う生き物はしらないですけど、名前を付けてもらえるのは嬉しいし、どんぶらこさんも

貴方に名前を呼んでもらえてうれしいと思ってますよ!自分がそうだったので!

 

 

>>32

えっと…飛ぶのってどうしたらいいですか?

 

 

 

35:名無しの転生者

トレギアが飛んでたの真似したらいいんじゃね?

liveオナシャス!!

 

 

 

36:名無しの転生者

思いっきりジャンプ!

 

 

 

37:名無しの転生者

こう…シュワッチって!

 

 

>>34

ありがとな!今度実家に帰ったら、沢山遊んでみるわ!

 

 

 

38:名無しの転生者

>>35

サラッと要求すんなwwww

 

 

 

39:名無しの転生者

俺には分からん。とりあえず実践だ!!

 

 

 

40:名無しの転生者

脳筋しかいねぇwww

 

 

 

41:名無しのジョーズ

感覚派と言ってくれ!

 

 

 

42:すなーく

やってみます!!

えーと…しゅわっち?

【live開始】

 

 

 

43:名無しの転生者

おお!膝を曲げて…

 

 

 

44:名無しの転生者

ジャンプ!

 

いけたんじゃね!?

 

 

 

45:名無しの転生者

ちゃんと浮遊できてるぞ!!

やるやん!すなーく!

 

 

 

46:名無しの転生者

おめでとう!!

 

 

 

47:名無しの転生者

はえ~かっこいいやん。

 

 

 

48:名無しのいびるジョー

いいなぁ、俺も飛びてぇ。

 

 

 

49:名無しの転生者

ん?いまぐらついた?

 

 

 

50:名無しの転生者

なぁ…徐々に減速してないか…?

 

 

 

51:名無しのいびるジョー

フラフラして…

 

 

 

52:名無しの傘社員

落ちたァァァー!

 

 

 

53:名無しの転生者

すなーくうううぅううう!?

 

 

 

54:名無しの神喰

おい!?頭から落ちたぞ!!

 

 

 

55:名無しの転生者

ささってる…

 

 

 

56:名無しの転生者

 

 > 犬  神  家 <

 

 

 

57:名無しの転生者

…綺麗にささるもんだな。

 

 

 

58:名無しの転生者

お子様ランチの旗みたいだ。

 

 

 

59:名無しの転生者

いや心配しろよ!?頭からってやばくね?

 

 

 

60:名無しの転生者

大丈夫か!すなーく!

 

 

 

61:名無しの繭

あっ!!動いた!

バタバタしてる!!

 

 

 

62:名無しの転生者

頭がぬけないwww

 

 

63:名無しの転生者

クッソあらぶる胴体www

 

 

64:名無しの転生者

尻尾もびったんびったんしててwww

 

 

65:名無しの宇宙キター!

シュールすぎて草

 

 

66:名無しの傘社員

草生えすぎィ!!

 

 

67:名無しの転生者

流石ウルトラマンだけあって体丈夫だな。

 

 

68:名無しの転生者

お?両腕と尻尾で踏ん張って…

 

 

69:名無しのジョーズ

抜けたぁ!!

 

 

70:名無しの繭

頭汚れすぎwww拭きなさいよwww

 

 

71:すなーく【live中】

びっくりしました…。

 

 

72:名無しの転生者

怪我は無さそうだな。

 

 

73:名無しの転生者

浮遊自体はできてたので後は練習次第か?

 

 

74:名無しの転生者

次は光線ためそうぜ!

 

 

75:名無しの鉄社長

あの巨体での飛行の仕組みも気になるが、

光線も気になるな。

 

 

76:名無しの転生者

社長さんwww

 

 

77:すなーく【live中】

光線…うーん…確かにこうしてたような?

 

 

 

78:名無しの転生者

おっ!構えは様になってるな…って

闇堕ち前のトレギアの構え真似してるのか?

なんかギャラファイの時のににてる。

 

 

 

79:名無しのいびるジョー

さっきの刺さってたごみ山を的にするのか

 

 

80:名無しの転生者

ん?何も起こらないぞ?

 

 

81:名無しの転生者

うんともすんとも言わない…

 

 

82:名無しの転生者

パワーを集中させるんだ!

 

 

83:名無しの傘社員

力をぐぐっと込めて…

あ!光を帯びはじめたぞ!

 

 

84:名無しの転生者

いけっ!!

 

 

85:名無しの転生者

+(0゚・∀・)wktk

 

 

86:名無しの転生者

撃て!撃つんだ!

 

 

87:名無しの転生者

なんか光が不安定じゃね?

 

 

88:すなーく【live中】

いきま

 

 

89:名無しの転生者

うわあぁぁ!?

 

 

90:名無しの転生者

爆発した!!

 

 

91:名無しの転生者

すなーくうううううぅぅ!?

 

 

92:名無しの転生者

爆風やっば。

画面見えん…。

 

 

93:名無しの転生者

すなーく…いいやつだったよ…。

 

 

94:名無しの岩柱

南無…。

 

 

95:名無しの転生者

おまいら勝手に殺すなwww

 

 

96:名無しの転生者

お、煙がひいてきたな。

 

 

97:名無しの転生者

うっはwwww痛みに悶えてゴロゴロしてる。

 

 

98:名無しの神喰

よかった…

あんまり威力が高くなかったのが幸いだったな。

 

 

 

99:名無しの転生者

こんなんで大丈夫か…?

 

 

100:名無しの転生者

飛行:ふらふらで落ちる

光線:自爆

 

大丈夫じゃない 大問題だ

 

 

101:名無しの転生者

自分の光線で自爆って…マムシが自分の毒にやられるみたいな…

 

 

102:名無しの転生者

 

【悲報】スレ主、クソザコナメクジだった

 

 

103:名無しの転生者

ウルトラの面汚しめ!

 

 

104:すなーく【live中】

ううっ…ごめんなさい…

 

 

105:名無しの転生者

プスプス煙あげながら丸くなってるwww

 

 

106:名無しの転生者

表情分からんけどしょんぼりしてるのがわかるwww

 

 

107:名無しの繭

ほら~男子のせいで落ち込んでんじゃん!!

 

 

108:名無しの転生者

ごめんて 許してクレメンス

 

 

109:名無しの転生者

許してヒヤシンス

 

 

110:名無しの傘社員

ほら、伸びしろがあるとおもえば…

最初からうまいやつなんていないし。

 

 

111:名無しの転生者

そうそう、練習しようぜ。

 

 

112:名無しのジョーズ

まだ一回目だぜ!何度もトライだ!

 

 

113:名無しの鉄社長

私達もサポートしよう。

 

 

114:すなーく【live中】

はい!皆さんありがとうございます!

がんばります!

 

 




閲覧ありがとうございます


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かつての人工生命は青い巨人の夢を見るか?

今回は掲示板形式でなく、すなーくの視点です。短め。
拙い文章ですがよろしくお願いします。




(いったいなぁ…)

 

ぐわんぐわんと目が回る。

またおっこちてしまったようだ。

 

 

これで何回目だろう。両手の指でも足りない。

 

ゴミが体に絡みついて、なんだかもやもやする。

ガシガシと首の所を掻いて、痛む体をおこすために瓦礫をかき分けようと

動かした『うで』が視界に入る。

 

あの人を思わせる青の体。

 

『うで』『あし』

 

前世の自分にはなかったもの

 

何もかもちがう。

 

この体で目覚めたばかりの頃は、何もわからず、慣れない体では這うことしかできなくて、

孤独の中ただ考えることしかできなかった。

 

どんどん増えていくゴミと呼ばれるものを見ながらある日、意識の海の中で掲示板と言うものを見つけた。

 

にんげんという存在や、ことば、転生などを学んだ。

 

掲示板でいろんな人達と話し、寂しかった気持ちが柔らかくなったのを感じて、

いつも一緒だったあの人を思い出した。

 

あの人は今独りなのかな。

 

 

 

======================================

 

 

前世のあのひ。

なんだか体がおかしくてどうにもできなかった…

大きくなりすぎた体で、ただ暴れることしかできず、

 

 

 

『やめるんだスナーク!』

 

 

呼び掛けてくれたのに止まれなくて。

 

いっぱい壊した。

 

いっぱい傷つけた。

 

小さいみんなは、いっぱい怪我をして、泣いたり、怒ったりしながら逃げていった。

 

 

あの人の哀しい声が、その表情がつらかった。

 

どうして良いか分からなくて、こわくて…

 

そう。ただひたすらに怖くて、苦しくて、悲しくて

 

 

そして…

 

 

 

急にドクリと体が苦しくなると、どんどん体が変わってものすごく痛かった。

 

自分でも気づかなかったところがこじ開けられるような、

次々に体が歪んで動いて作り替わってはまた別のものになって。

 

痛くてひたすらに声をあげた。

 

でも、悲しそうな顔をした貴方がみえて、力を振り絞り、

かつて教えてくれた『花』というものになってみた。

 

最期に何かを言っていたけどごめんなさい。

ぶつりと意識が消えて…

 

貴方の声が聞こえない。

 

 

=====================================

 

 

《おーい!大丈夫か?≫

 

掲示板のよびかけが頭に浮かぶ。

しまった。ぼーっとしていたみたいだ。

 

ごめんなさいと謝って、瓦礫をかき分けてようやく地上に出た。

ぐぐっと体を動かしてみる。

 

うん。大きなけがはなし。

 

元気。まだある。

 

うで。動く。

 

あし。動く。

 

気持ち。負けていない!

 

 

勢いをつけるために少し後ろにさがって、両手をついて走りやすい体勢になる。

 

 

《お?クラウチングスタートぽい?》

《これで78回目か。》

 

 

 

ぐっと力を入れ走り出す。

徐々に上体を起こし走る!尻尾のおかげで、多少前のめりでも倒れない。

 

 

 

《がんばれ!》

 

 

ぐんぐん周りの景色が変わって行く!

あしが遅くて、ついていこうとしても追いつけなかった自分を

抱えて飛んでくれた時を思い出した。

 

 

《速い!》

《その調子!》

 

 

いつまでもここに止まっていられない!

あの時は追いつけなかったけど、

今の自分ならば…!追いつけるかもしれない!

 

 

 

《跳んだ!いや、飛んだ!?》

 

 

追いつけるかもしれない?いや、追いつくんだ!!

だからこそ、この限界(そら)を越えるんだ!

 

 

《いっけええええええええ!!!》

《行けーーーーッ!》

《頑張れ!!!》

 

 

ゴウッと体が空へ吸い込まれるように浮かんだ。

気付けば、かつて暮らしていた星が足元に広がる。

 

そして見渡せば、お話の中で聞いていたもの。

 

果てしない宇宙が目の前に広がった。

 

 

《おめでとう!!》

《やるやん!!》

《うおおおお!!!おめでとう!!!》

 

 

 

嬉しくて震える手をぐっと握り。大きく吼えた!

 

 




皆さんメリークリスマス!


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【宇宙にいます】移動中!

投稿遅れました!すいません!

お気に入り等ありがとうございます!
見てくださる皆様に感謝。


1:名無しの転生者

あれから大分たつな。

 

 

2:名無しの転生者

あの後、光線の練習してたし、そのあと移動してたとすると

休憩無しのぶっ続けで飛んでるのか…?

スパルタじゃね?意外とスナーク体力あるのか?

 

 

3:名無しの転生者

ジープ特訓に比べたら天国だろ。

 

 

4:名無しの傘社員

>>3

あれとくらべたらいけない

 

 

5:名無しの転生者

>>3

  逃  げ  る  な !

 

 

6:名無しの転生者

>>3

ジープ…うっ…頭が。

 

 

7:名無しの転生者

キツいときは、掲示板の接続切って良いからな?体力使うだろうし。

 

 

8:名無しの転生者

>>5

お願いです!やめて下さい!

 

 

9:名無しの転生者

一応飛べるようになったし、

良いペースじゃね?

 

 

10:名無しの転生者

飛べたときめっちゃ感動したわ。

 

 

11:名無しの転生者

初めて自転車に乗れたとき思い出した

 

 

12:すなーく【live開始】

ありがとうございます!近くの星で休憩してます。

 

 

13:名無しの転生者

土まみれwww

また着地失敗したのかwww

 

 

14:名無しの転生者

克服前のゼアスがみたら卒倒しそう

 

 

15:名無しのジョーズ

まさか飛行に助走がいるとはな。成長したらそのうち楽に飛べるようになると思う。

俺も子鮫のとき長距離泳げなかったしさ。

 

 

16:名無しの転生者

今のすなーくスペック

 

飛行:できる。着陸は下手

光線:自爆はしなくなった。射程がめっちゃ短い。

 

 

17:名無しの口寄せ蛞蝓

>>16

発射?放出?が苦手みたいだよな。

 

 

18:名無しの転生者

だよなぁ。もうそのまま殴るとか?

いやでも、光の国基準でスナークがブルー族だったら

フィジカル面が不安だな。

 

え?ヒカリ…? あの人は特殊だろ。

 

 

19:名無しの転生者

>>18

最低でも身を守れるくらいの戦闘力は欲しいよな。

 

 

20:名無しの転生者

トレギアと会うんだろ?グリムドどうすんよ…?残機システム…

 

 

21:名無しのいびるジョー

次の目的地は光の国か?みんないい奴だし協力してくれそうだぞ、

カラータイマーもつけてもらったらいいんじゃね?場所知らんけど…

 

 

22:名無しの転生者

>>20

グリムド…。

あの赤が映えるのと…角がかっこいいんだよな。

 

 

23:名無しの傘社員

>>21

でも光の国の場所分からなくね?誰か協力者が欲しいところだ。

 

 

24:名無しの転生者

>>22

黄色い目とかなんかオーラあるよな。

 

 

25:名無しの神喰

なぁ…思い出したんだが…。

惑星チュツオラって、都市あるよな?

飛行や光線の練習で暴れてたけど大丈夫だったのか?

 

 

26:名無しの転生者

あっ

 

 

27:名無しの転生者

宇宙規模の迷子か…

 

 

28:名無しの転生者

>>25

都市から離れてるならセーフ?

 

 

29:名無しの繭

落ち着いたらちゃんと謝りにいくのよ…

 

 

30:名無しの転生者

ってか言語通じるの?

この掲示板は思念や、思考を分析して翻訳したりしてるから

気にならなかったけど…

 

 

31:名無しの転生者

最初のすなーくの動画でも鳴き声?だったよな。

 

 

32:名無しの転生者

確かに。テレパシー的なのでなんとか…なるといいなぁ。

でもZさんの例があるし…

 

 

33:名無しの神喰

前世あれだしな…コミュニケーションに不安が…

 

 

34:すなーく【live中】

しゃべる…練習してみますね!ちょうど、だれか来たみたいです!

小さいひとですね。挨拶してきます!!

 

 

35:名無しの転生者

はっ!?

 

 

36:名無しの転生者

小さいんじゃなくて君がでかいんやで…

ってかこの虫っぽい宇宙人ってなんだ?

 

 

37:名無しの転生者

げぇっ!?闇商人!

 

 

38:名無しの転生者

あかん

 

 

39:名無しの転生者

なんでここに!?

 

 

40:名無しの転生者

ちょ…『ショアッ!』って言いながら近づいてったぞ!

なんかちょこっと声に怪獣っぽいの混じってたけど。

 

 

41:名無しのジョーズ

発声は不安定なんじゃね?前世の影響だと思うぜ。

俺はもう声帯ないし、喋ろうとしても上手くいかないんだよなぁ。

 

 

すなーくは挨拶できて良い子だなー(現実逃避)

 

 

42:名無しの転生者

テ ラ バ カ ス www

 

 

43:名無しの転生者

うちのアホ犬思い出した…番犬なのに人懐っこいやつ。

 

 

44:名無しのいびるジョー

しゃがんだすなーくと見つめあってるな。

 

 

45:名無しの転生者

目と目があう~♪

 

 

46:名無しの転生者

なんだこの雰囲気…すなーくも首を傾げながら

じっと見てる。

 

 

47:名無しの転生者

瞬間~好~きだと

 

 

48:名無しの転生者

>>45

>>47

やめろwww

 

 

49:名無しの転生者

マーキンド星人じゃないですかやだー!

 

 

50:名無しの転生者

顔みて…尻尾みて…顔みて…えっ!?尻尾っ!?

凄い勢いで二度見www

 

 

51:名無しの転生者

ちょwww困惑してるwww

 

 

52:名無しの転生者

まぁ、違う宇宙のウルトラマンだと思えば…。

 

 

53:名無しの転生者

気持ちはわかる。俺だってそーする

 

 

54:名無しの転生者

ニセトラマンの可能性も考えられてそう…

 

 

55:名無しの転生者

お?何かを取り出したぞ…?

 

 

56:名無しの転生者

やっべ…!逃げろ!!

 

 

57:名無しの転生者

ぎゃああああ!!

 

 

58:名無しの転生者

出た!!フォイ!!

 

 

59:名無しの転生者

なんか来た!??

 

 

60:名無しの傘社員

あれは…ドラコ!!

 

 

61:名無しの転生者

すなーく初戦闘じゃね?

 

 

67:名無しのジョーズ

逃げろ!!

 

 

68:すなーく【live中】

初めてあうひとがもうひとつ?えっと…逃げるってことは危険なんですね。

分かりました!逃げます!

 

 

69:名無しの転生者

危険だよ!ひとじゃなくて怪獣!!

 

 

70:名無しの転生者

襲ってくるぞ!

 

 

71:名無しの転生者

警戒しろ!

 

 

72:名無しの転生者

うわ!追いかけてきた!!体当たりしてきたぞ!

 

 

73:名無しのジムリーダー

避けれた!あっぶね!!

 

 

74:名無しの転生者

うっわ!!鎌が!ザクッと!

 

 

75:名無しの転生者

いたたたた!!

 

 

76:名無しの転生者

落ちるぞ!

 

 

77:名無しの繭

追い討ちやめてよぉ!!

 

 

78:名無しの神喰

これはもう戦うしかないか

 

 

79:名無しの転生者

とりあえず攻撃だ!!

 

 

80:名無しの転生者

殴れ!

 

 

81:名無しの転生者

キックだ!!

 

 

82:名無しの傘社員

ドラコの方がデカイから体格的には不利か。

 

 

83:名無しの転生者

ドラコってこんな強かったか!?

 

 

84:名無しの転生者

ボッコボコにされてて書き込む余裕がないみたいだ、ここの接続やliveもいつまでもつか…

 

 

85:名無しの転生者

戦えて…いるのか?あ、抜け出してもう一回飛んだ!

なんか動きがぎこちない?一応それっぽい構えはしてるけど…

 

 

86:名無しのジョーズ

もしかして…戦い方があってないのか?

 

 

87:名無しの転生者

やばいやばい!また鎌が!

ドラコ速いって!

 

 

88:名無しのいびるジョー

あ、鮫ニキも気づいた?

 

 

89:名無しの転生者

すなーく…!

 

 

90:名無しの転生者

どうしよう!このままだと…

 

 

91:名無しの傘社員

翼を狙え!機動力を削ぐんだ!

 

 

92:名無しのジムリーダー

噛みつきがくるぞ!避けろ!

 

 

93:名無しの転生者

人外ニキたち、それってどういうこと?

 

 

94:名無しの口寄せ蛞蝓

>>93

えっと、考えすぎて上手く動けない?みたいな?

 

 

95:名無しの繭

>>93

考えるな感じろってこと…?

 

 

96:名無しの転生者

疑問形かよ!!

 

 

97:名無しの神喰

あー…なまじ知性があって、前世の記憶があるから、

お互いに邪魔しあって上手く動けないってことだよな?

ウルトラマンに怪獣の心っていうチグハグさが仇になってるのか?

 

 

98:名無しの転生者

だとしたらどうすんだ?逃げ回るのも限界があるぞ

 

 

99:名無しの口寄せ蛞蝓

>>97

そう!それ!それが言いたかった!

 

 

100:名無しのいびるジョー

こういうときは本能に任せるのがいいと思うが…。

 

 

101:名無しの転生者

げっ!?頭蹴られて墜落した!

 

 

102:名無しの転生者

やばい音したぞ!!

 

 

103:名無しの転生者

クレーターできてる(´;ω;`)

やばばばば…死んじゃう

 

 

104:名無しの転生者

すなーく!!大丈夫か!?

 

 

105:名無しの転生者

あ!なんとか起き上がった!

 

 

106:名無しの転生者

ん?様子が…?

 

 

107:名無しの転生者

なんか様子が変だぞ?

 

 

108:名無しの傘社員

おーい?

 

 

109:名無しの転生者

どうした?大丈夫か!?

 

110:すなーく【live中】

逞帙>逞帙>逞帙>!諤悶>雖後□!雖後>?∝ォ後>!

 

111:名無しの転生者

えっ

 

 

112:名無しの転生者

すなーく…?

 

 

 

 




…おや!? スナークのようすが…!


小説形式と、掲示板形式を織り交ぜていこうかなと考えております。




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【宇宙にいます】謌ヲ髣倅クュ

文字化け部分を作るにあたって変換ツール(サイト)を使わせてもらっています。


今年最後の投稿になります。




ざくりと体が斬られ思わず身をよじる。

 

(痛い!)

 

 

自分の体からキラキラした光がこぼれおちてゆく。

 

(こわい!苦しい!)

 

なんでこんなことするんだろう?

 

ドラコと呼ばれてた彼に話しかけるけど応えてはくれない。

すごくこわい目で追いかけてくる。

 

大きく恐ろしい口を開くとがぶりと腕を噛まれた。

鋭い牙がぎちぎちと食い込む。叫びたいけど声がでない。

 

殴られて  切られて、 痛くて 苦しくて。

 

何とか抜け出し、空を飛んで距離をとる。

 

瞬間、

 

頭にものすごい衝撃がくると地面に叩きつけられた。

 

あまりの威力に意識が途切れそうになりぐっとこらえる。

 

ぐるぐる。ぐつぐつ。

 

熱いものがこみあげてきて気持ちが悪い…

 

(痛い苦しい怖い恐い痛い嫌い?…嫌い!!)

 

砂塵の間から、あいつ()が見えた。

 

 

 

敵…?そうだ。あいつは…敵だ。

 

 

ごちゃごちゃした頭の中が、敵意によってスッキリとしてくる。

 

『倒せ!』

 

そう叫ぶように魂が震えた。

 

 

 

======================================

1:名無しの転生者

なんだ今の…

 

 

2:名無しの転生者

文字化け?言語になってなかったぞ!?

 

 

3:名無しの転生者

すなーく…さん?なんか唸ってない?

 

 

4:名無しの転生者

だ…大丈夫か?

 

 

5:名無しの傘社員

姿勢を低くして…飛びかかったぞ!速い!!

 

 

6:名無しの転生者

踏み込んだ部分の地面が抉れてる!?

あいつもしかして、四足歩行の方が早いんじゃね?

 

7:名無しの転生者

跳躍してドラコに背に飛びついた!

 

 

8:名無しの転生者

えっ!?

 

 

9:名無しの転生者

ちょっ!?

 

 

10:名無しのジムリーダー

ぎゃああああ!?

 

 

11:名無しの転生者

ひぇっ!?

 

 

12:名無しの転生者

ファッ!?

 

 

13:名無しのジョーズ

首に噛みついたぞ!?

 

 

14:名無しの転生者

うわああああ!?

 

 

15:名無しの転生者

野性的だ…

 

 

16:名無しのいびるジョー

ってか口開くのか!?

 

 

17:名無しの口寄せ蛞蝓

ブチブチいってるんですが…食いちぎろうとしてない?

(´;ω;`)

 

18:名無しの転生者

うわうわうわ!!今度は羽を引っ張り始めたぞ!!千切るつもりか?

 

 

19:名無しの神喰

>>16

ゼアスやべリアルの例があるから…ありえるんじゃないか?

 

 

20:名無しの転生者

こっわ…

 

 

21:名無しの転生者

ねぇ…

なかなか千切れないから、光線帯びた手で

焼きながらもぎもぎし始めたんだけど…

 

 

22:名無しの転生者

ブルーだし小柄だから力は低いんかな

 

 

23:名無しの転生者

音が…いやあぁぁあグロい!!

 

 

24:名無しの転生者

すなーくファイッ…?

 

 

25:名無しの転生者

光の戦士の戦い方じゃねえ…

 

 

26:名無しの養殖

なんか彩度低くなった気が…

 

 

27:名無しの転生者

羽もげた!!

 

 

28:名無しの転生者

ドラコおぉぉ!?

 

 

29:名無しのジムリーダー

そのまま着地して低姿勢から尻尾で

足払いしたぞ!!

 

 

30:名無しの転生者

恐いけどかっこいい!

 

 

31:名無しの転生者

口をまた開いて…?

 

 

32:名無しの転生者

まさか…

 

 

33:名無しの転生者

なんかでた!?吐いた!?

 

 

34:名無しの神喰

あれは…もしや…!

幻の技!シルバーヨード!?

 

 

35:名無しの転生者

そんな技あるの!?

 

 

36:名無しの転生者

ツッコミ所しかない!

 

 

37:名無しの鉄社長

シルバーヨード…

まさか見れる時が来るとは。

 

 

38:名無しの転生者

ゼロ距離で光線撃ったぞ!

 

 

39:名無しの転生者

大  爆  発  !!

 

 

40:名無しの転生者

めっちゃ雄叫びあげてる…むしろ咆哮?

 

 

41:名無しの転生者

おい…闇落ちはやめてくれよ…?

そこまで飼い主に似なくていいからな?

 

 

42:名無しの転生者

飼wwいwww主ww

 

 

43:名無しのいびるジョー

あれは闇落ちってより暴走かなぁ。極度の興奮状態が原因みたい?

 

 

44:名無しの紫メダル

暴走と聞いて

 

 

45:名無しの転生者

>>44

帰れ!

 

 

46:名無しの転生者

>>44

森へお帰り

 

 

47:名無しの転生者

>>44

お帰りやがれ

 

 

48:名無しの紫メダル

(´;ω;`)

 

 

49:名無しの転生者

紫メダルパイセンwww

 

 

50:名無しの転生者

紫メダル…!お前、某ライザーにセットしようとした恨み忘れないからな。

 

 

51:名無しの転生者

ワロスwww

 

 

52:名無しの転生者

あっ、岩場にマーキンド星人隠れてる?

 

 

53:名無しの転生者

ドン引きしてる…気持ちは分かるが

けしかけたのお前さんやろがい!!

 

 

54:名無しの転生者

すなーく意外と強かったんだな

 

 

55:名無しのジョーズ

なんだろう…温厚そうな分ギャップが…。野生動物みたいな本能に任せた戦い方だった…

 

 

56:名無しの転生者

怪獣倒したけど大丈夫かな。

攻撃かなりくらってたけど(´・ω・`)

 

 

57:名無しの鉄社長

掲示板やliveの接続にノイズが混じっている

少し接続不安定になってるな…

すなーく。応答できるか?

 

 

58:名無しの転生者

ふらついてるけど…落ち着いてきたみたいだ

 

 

59:名無しの転生者

おーい大丈夫かぁ?

 

 

60:すなーく【live中】

縺斐a繧薙↑縺輔> だいじょうぶ です

 

 

61:名無しの転生者

おっ!もどった?

 

 

62:すなーく【live中】

くち へんな かんじ です

 

 

63:名無しの転生者

噛んでたしな…あれは不味そうだ

 

 

64:名無しの転生者

お腹壊したりしないでよ…?

 

 

65:名無しの転生者

ああっ!星人逃げたぞ!!

追いかけた方が良くないか!?

 

 

66:名無しの転生者

援軍きたりしないよな…?

次また怪獣呼ばれたらまずいぞ!

 

 

67:名無しの転生者

すなーくも追いかけて飛んだ!

…けど飛び方が不安定だ。

 

 

68:すなーく

胸がどきどきします

 

 

69:名無しの転生者

あかん

 

 

70:名無しの転生者

やばい

 

 

71:名無しの転生者

ちょ!?

 

 

72:名無しの傘社員

休め!回復に努めるんだ!!

 

 

73:すなーく

ねむたい…休むます…




皆さん良いお年を!


追記:評価ありがとうございます!


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宇宙を見上げて

お久しぶりです。あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ、本作をよろしくお願いします。




スナークはとある星で宇宙を見上げながら

休息をとっていた。

 

ドラコとの戦いで負った傷がズキズキと痛むが、

それ以上になんだか(こころ)がシクシクと

痛むのだ。

 

(怪我が無い場所なのになんで痛いんだろう。)

 

スナークは胸を抑えぼんやり考える。

産まれたゴミだらけの星を飛び出したはいいが、

外の世界は決して優しくはなかった。

 

あの戦いの後、

スナークはふらふらと宇宙を彷徨っていた。

宇宙語を知らない為、何とかヘタクソながらも

テレパシーを覚え、トレギアの捜索を行ったが、

アイツの仲間かと襲われたこともあった。

 

身の危険を感じたスナークはそれから、

自分の身体を指し

"こんな感じの(自分に似ている)ウルトラ族を探しています"

と訪ねるようにした。

幸いにも今のスナークはトレギアの面影があるからだ。

 

(どうしたんだろう。同じ名前の人でもいるのかな。

もしかして、掲示板の人が言っていた

変わってしまっているってこういう事?

いやでも…やっぱり違う人なのかな。)

 

うーんと悩むスナークだったが、想像がつかない。

 

(そもそも、ウルトラマンってなんだろう。)

 

掲示板や出会った者たちの言葉を整理してみる。

 

 

(しゅぞくってのは分かるけれど。

トレギアさん以外に会ったことないし…。)

 

 

スナークはトレギアが沢山いる所を想像してみて

良いかもしれないと感じたところで、

道中で出会った者たちを思い出した。

 

 

(そういえば。同じしゅぞくってやつでも

少しずつちがうひともいたよね。)

 

 

自分の姿もトレギアの面影があるが

やや違う事を思い出し、うんうんと頷く。

 

(この間きいた、うちゅーけーびたいって

なんだろう?ご飯じゃなさそうだし。

ひとのなまえ?あと、なんで初めて会う人に

追いかけられるんだろう。)

 

そう、ウルトラ族は目立つ為、恨みのある者や

力を狙う者にとって小柄で未熟なスナークは

良い獲物で、追われることもあった。

しかし、死に物狂いで逃げた経験はスナークを

逞しくして、道中で見かけた怪獣たちの

生きる様子は良い先生になった。

 

 

スナークにとって、怪獣も宇宙人も"ひと"であり、

何もわからぬ自分より生きることに長けていたからである。

 

 

気配の殺し方、足場の悪い陸地の体の動かし方、能力の生かし方、狩りの仕方。

中には危険な怪獣もいたが、戦うのが怖いため、

逃げるのに長けたスナークは

距離を取りつつどんどん学んでいった。

 

前世のせいか、スナークにとって宇宙人の動きより、

彼らの動きの方が不思議と馴染んだ。

 

道中で前世の自分に似た生き物を見た時は、

最初は喜んだものだったが、悲しくも

今の見た目のスナークでは、同じ鳴き声を使っても仲良くはなれなかった。

 

 

(次はどこに行こう。掲示板も使えないし、ずっとここにいるわけにもいかない。)

 

文明、技術、法律、規律。

怪獣だったスナークにはどれも馴染みがなくて居心地が悪く、前世を、あのゴミだらけの星を恋しく思った。

 

しかし、今あの星に帰っても、いつも一緒にいたあの青い巨人はいないのだ。

 

初めて見た時はワクワクした宇宙も今は冷たい孤独を感じさせるばかりだった。

 

 

しょんぼりと尻尾も下を向く…すると

 

 

 

凄まじい爆発と轟音が大気を揺らした。

 

 

『わわっ!?』

 

 

びっくりしたスナークは思わずひっくり返る。

 

がばっと起き上がると空の向こうで赤と紫のオーラがぶつかり合うのが見える。

ふと懐かしい匂いを感じスナークは轟音のする方へ向かった。

 

(なんだろう。この感覚。強い力がぶつかり合ってる。ちょっと怖いけど少しだけ…。)

 

宙を漂う星のかけらに身を潜め、近付いていくと2つの影が見えた。

 

(誰かが戦っている?)

 

ゴウッとその2つ影から、恐ろしい勢いで炎のような力が噴き出す。

 

片方は闇を思わせる紫の炎を、もう片方は真っ赤な輝く炎をそれぞれ身にまとい

ぶつかり合う!

 

(しまった!)

 

その攻撃の余波でスナークは吹き飛ばされる!

あまりの凄まじい力に思わず震えた。

 

吹き飛ばされながらも、様子を伺うと真っ赤な炎から何かが再生していくのが見えた。

激しい炎の合間から、赤く照らされた二本の雄々しい角。

そして黄色く輝く双眸がのぞいた時スナークは、かつて掲示板で得た情報を

思い出し、そしてただならぬオーラにぞくりとした。

 

 

(逃げないと…!)

 

敵わない。 

 

 

圧倒的な強者を感じ、スナークの本能がそう叫ぶ。

ぶるぶると震える体を無理矢理動かすとその場からすごい勢いでなりふり構わず逃げ出した。

 

 




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挿絵に挑戦してみようか悩み中です…!


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脱出編
【お久しぶりです】いきてます!


凌斗さん感想ありがとうございます!

お気に入りや評価、感想をくれる読者の皆様のおかげで頑張れそうです!


挿絵に挑戦しているんですけど絵にするのって難しいですね。



1:名無しの転生者

あれから数日経つけど大丈夫かな

 

 

2:名無しの転生者

すなーく無事だといいなぁ

 

 

3:名無しの転生者

掲示板に接続してない時って時間の流れが違うから、向こうだと年単位ってこともあるぞ。逆もまた然り。

 

 

4:名無しの繭

やめてよ不謹慎な。

 

 

5:名無しの転生者

ポジティブに考えようぜ。きっと元気にしてるって!

掲示板使えない時空とか圏外になるしそれじゃない?

 

 

 

6:名無しの鉄社長

ウルトラマンの世界は時空越えるやつが多いからな…

その影響じゃないか?

 

 

 

7:名無しの転生者

社長もちょくちょく接続できなくなってたもんな。

 

 

 

8:名無しの転生者

てかトレギアに会えても上手くいく

想像が出来ない…

 

 

 

9:名無しの転生者

確かに…あの拗らせおじさんは手強そうだ

 

 

10:名無しの転生者

だいたいアイツのせい

 

 

 

11:名無しの転生者

仮に解決しても、他次元の残機になる可能性もあるぞ。

 

 

12:名無しの転生者

残機か。その中には闇落ちしてなかったり

幸せに過ごしてる奴とかも居たと思うとなんかやるせない…

何人犠牲になったんだろう。

 

 

 

13:名無しの転生者

ボンテージ闇落ち仮面…

 

 

 

14:名無しの転生者

闇落ち回避した次元のトレギアか。想像がつかないな.

 

 

 

15:名無しの神喰

なんにせよ、ある程度戦闘力や生存能力ないと

この先死ぬぞ。

 

 

16:名無しの転生者

強敵揃いだもんな。

前回のドラコ戦は最初ボッコボコにされてたけど…

ドラコ相手に苦戦するのってヤバくね?

 

 

 

17:名無しのジムリーダー

初戦闘だからじゃないか?

前世との体の差異を加味すると、後半から逆転してたし

意外とポテンシャルてか成長性はあると思うぞ。

 

ところで

すなーくってモンスターボールでいけるとおもう?

 

 

18:名無しの転生者

>>17

さらっとゲットしようとすんなwww

 

 

 

19:名無しの転生者

>>17

キョダイマックスかな

 

 

 

20:名無しの養殖

野性味溢れる戦い方だった!

 

 

 

21:名無しの傘社員

変に型にはめるより、あの戦い方の方が動きやすいみたいだな。

 

 

 

22:名無しの転生者

ある意味意表をつきやすいんじゃね?

 

 

 

23:名無しの鉄社長

経験も積まないとな

そして解析させてほしい…。

 

 

 

24:名無しのジョーズ

意表どころかドン引きされてたんですが…

 

 

 

25:名無しの転生者

まぁ…ヒーローの戦い方かって言われるとな。

 

 

 

26:名無しの転生者

すなーくって何歳くらいかな?

 

 

 

27:名無しの転生者

他のウルトラマンに会って欲しいなぁ!

やっぱ憧れるやん?オレはグリージョちゃん推し!

 

 

 

28:名無しの転生者

>>26

うーん…前世の年齢とかは難しくね?

すなーくも数えてなさそうだし。

今世は掲示板の転生者登録された時期からなら割り出せるけど…。

 

>>27

俺はセブン推し

 

 

 

29:名無しの転生者

何にせよ情報がねぇ!!

 

>>27

レオ、アストラ推し

 

 

 

30:すなーく

お久しぶりです。やっとつながりました!

 

 

 

31:名無しの転生者

おおぉ!?

 

 

 

32:名無しの転生者

おかえり!?

 

 

 

33:名無しの宇宙キター!

身体大丈夫か?

 

 

 

34:名無しの転生者

生きてた良かった!!

 

 

 

35:名無しの転生者

生存確認!ヨシ!

 

 

 

36:すなーく

ごしんぱいをおかけしました。

 

 

 

37:名無しの転生者

あのあと大丈夫だった?

 

 

 

38:名無しの転生者

なんか収穫あった?

 

 

 

39:すなーく

>>37

あのあとは身体を休めてトレギアさん探しをしました!

いろんな所にいきました。あ!てれぱしぃが出来るようになりましたよ。

 

 

 

40:名無しの転生者

成長したじゃん!

 

 

 

41:名無しの転生者

テレパシーか!よかったな!

 

 

 

42:名無しの転生者

飛ぶの慣れた?

 

 

 

43:すなーく

>>42

はい!勉強しました

 

 

 

44:名無しの傘社員

いまどこら辺にいるんだ?

 

 

 

45:名無しの転生者

他のウルトラマンに会った?

 

 

 

46:すなーく

>>44

ちきゅーって星の近くって聞きました

 

>>45

会ってないです。噂とかはよく聞くんですが…

 

 

 

47:名無しの転生者

地球!?

 

 

 

48:名無しの転生者

まじか!?いきなり!?

 

 

 

49:名無しの宇宙キター!

でも、地球の方もどの世界か時間軸か

分かりやすいから正解じゃないか?

 

 

 

50:名無しの転生者

ようこそ地球に!地球の飯は旨いぞ!

 

 

 

51:名無しの転生者

たしかに…

 

 

 

52:名無しの転生者

地球での活動どうすんの?擬態?憑依?

 

 

 

53:すなーく

えっ?どういういみですか?

 

 

 

54:名無しの転生者

あぁ、知らないのか。

地球だと3分くらいしか活動出来ないんだよ.

だから、地球で活動するために擬態したり誰かに憑依したりする。

 

 

 

55:名無しの転生者

たしか、憑依は傷とか治るんだっけ?

 

 

 

56:名無しのジョーズ

そうそう。ハルキやレイトの命を救ってた。でも他人巻き込むのはな…

 

 

 

57:名無しの転生者

じゃあ擬態か?

どんな見た目になるんだろ。

 

 

 

58:名無しの傘社員

ちょっと気になったんだがいいか?

"ちきゅーって星の近く聞きました"って誰から聞いたんだ?

 

 

 

59:名無しの転生者

あ、ほんとだ。誰か宇宙人にあったのかな

 

 

 

60:すなーく

>>58

えっと。檻の外のひとですかね

 

 

 

61:名無しの転生者

はっ?

 

 

 

62:名無しの転生者

檻?

 

 

 

63:名無しの繭

なんで!?

 

 

 

64:すなーく

捕まっちゃいまして…

 

 

 

65:名無しの転生者

オワタ

 

 

 

66:名無しの転生者

何でいつも危機に陥るんだお前は…

 

 

 

67:名無しの転生者

大丈夫なのかそれ…

 

 

 

68:名無しの転生者

なんか悪いことしたとか?

 

 

 

69:すなーく

えっと…体が疲れて休んでたら

探してるやつを知ってるぞーって親切な方から教えてもらって…

ついて行ったら、襲われて戦闘になりました。

大きい怪獣のトゲ?みたいなのが刺さって苦しくなり、気づいたらこうなってました。

 

 

 

70:名無しの転生者

ホイホイついていくな!

 

 

 

71:名無しの転生者

チョロすぎてワロタ

 

 

 

72:名無しの転生者

騙されとるやんけ!

 

 

 

73:名無しの傘社員

相手は毒持ちか

 

 

 

74:すなーく

反省してます…。

 

 

 

75:名無しの転生者

捕まったもんはしゃーない。

で、誰に捕まったんだ?

 

 

 

76:すなーく

えーっと…たしかびらんぎるど?って言ってました

 

 

 

77:名無しの転生者

あっ…

 

 

 

78:名無しの傘社員

と…いうことは

 

 

 

79:名無しの転生者

運命ってあるんだな…。

 

 

 

80:名無しの鉄社長

 

ああ、君のいる世界が分かった。

 

そこはウルトラマンタイガの世界だ。

 

 

 




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【お久しぶりです】いきてます! その2

こたつむりさん!感想ありがとうございます!

お気に入りや評価、感想をくれる読者の皆様に感謝です。




81:すなーく

たいが?なんだか強そうな名前ですね

 

 

82:名無しの転生者

強そうというか強いんだよ!

 

 

83:名無しの転生者

実際強いぞ。

 

 

 

84:名無しの転生者

ホマレ達にも会おうぜ!

作品のキャラに会えるの羨ましい!

 

 

 

85:名無しの傘社員

それはさておき、まず脱出しないとな

すなーく込みで周りの写真だせるか?

 

 

86:名無しの転生者

脱出ゲーみたいでワクワクしてきた

 

 

87:名無しの嚙ませ眼鏡

まずは情報が要るな

 

 

88:すなーく

>>85

こうですか?【写真】

 

 

89:名無しの転生者

まじでなんもない部屋だな…広い。

流石宇宙技術

 

 

90:名無しの転生者

拘束されてて草

 

 

91:名無しの転生者

両手に手錠と、足が拘束されてて口元にマスク?

 

 

92:名無しの繭

うーん?助けを呼べないようにとか?

 

 

93:名無しの転生者

テレパシー使うし意味ないんじゃ…

 

 

94:名無しの転生者

シルバーヨード対策じゃないのか?

 

 

95:名無しの転生者

飼い主揃って拘束すきなん?

 

 

96:名無しの転生者

>>95

こwwwらwww

 

 

97:すなーく

口のやつはテレパシーをそがいするって

言ってました。ごはん食べられないので外して欲しいなぁ…

 

 

98:名無しの転生者

はっ?飯くうの?

 

 

99:名無しの転生者

光さえあればいいんじゃね?

 

 

100:名無しの転生者

飯代やばそう

 

 

101:すなーく

必要ないんですか?そういえばお腹減らないような…

前世は食べたりしてたので今もそうだと思ってました

だから檻の外のひとに、ごはん下さいってお話したら困ってたんですね

 

 

102:名無しの転生者

捕まってんのにメシ要求すんなwww

 

 

103:名無しの転生者

ず太いwww

困ってんじゃなくてあきれてんじゃね?

 

 

104:名無しの転生者

食い物要求するとか危機感がねえ…

 

 

105:名無しの転生者

つか何食ってたの?

 

 

106:名無しの神食

拘束は千切れそうか?

 

 

107:すなーく

>>105

そこらへんのものを。いろいろ落ちてたので…

 

>>106

千切るのは難しそうです

 

 

108:名無しの転生者

そうだった。

前世チュツオラ暮らしだったな…

 

 

109:名無しの転生者

なんでも食っちゃ駄目だぞ!

 

 

110:名無しの転生者

地球の飯食ってみな飛ぶぞ。

 

 

111:すなーく

地球のごはんは飛ぶんですか?

 

 

112:名無しの転生者

ちがうwwwそうじゃないwww

 

 

113:名無しの神食

飯…食いてぇなぁ。

トウモロコシとレーションばかりで前世飯が恋しい…

 

 

114:名無しのジョーズ

分かる…料理が食べたい!

生魚か人間かの2択はもういやだ

 

 

115:名無しのいびるジョー

料理…(´;ω;`)

パンが食いたい…調味料がほしい

 

 

116:名無しの転生者

ニキ達…食事情もいろいろあるんだな…

 

 

117:名無しの宇宙海賊

見たかんじ怪獣用の檻の改造みたいじゃね?

 

 

118:名無しの転生者

>>117

宇宙…海賊…?

 

 

118:名無しの転生者

>>117

有識者ニキ…?

 

 

119:名無しの宇宙海賊

バロッサー!って言えばわかるか?

世界は違うが助言位はできるぜ!

 

 

120:名無しの転生者

まじか!!

 

 

121:名無しの転生者

ありがてぇ!!

 

 

122:名無しの転生者

檻の脱出どうすっかなぁ。見たかんじ四角の部屋で

出入口は鉄格子がついてるのか。

 

 

123:すなーく

>>117

ありがとうございます!

 

情報もってる人を待ってるんですけど

まだ来ないんですよね…

 

 

124:名無しの転生者

ファッ!?嘘に決まってんだろ!

騙されたんだよ!

 

 

125:名無しの転生者

こいつ色々ずれてんな…

 

 

126:名無しの傘社員

>>117

怪獣用の檻の改造って怪獣扱いなのか?

下手すると研究材料や合成材料コース?

 

 

127:名無しの転生者

よく分からんヤツだし…

大きさ的に丁度いいからとか?

 

 

128:名無しの転生者

>>126

確かにべリアル因子がオークションされてたからあり得るな…

 

 

 

129:名無しのジムリーダー

>>127

よく分からんヤツか。

本人も良く分かってないみだいだしな…

 

 

130:名無しの転生者

すなーく因子…なんか弱そう。

 

 

131:名無しの転生者

頭わるくなりそう

 

 

132:名無しの転生者

知能がさがりそう

 

 

133:名無しの転生者

デバフじゃねーかwww

 

 

134:名無しのジョーズ

マブゼあたりだとやばくね?

実験材料か改造か…

抹殺か…バラバラに解剖か…

 

 

135:すなーく

えっ…どどどどうしよう

 

 

136:名無しの転生者

脅すなwww

 

 

137:名無しの転生者

www

 

 

138:名無しの転生者

危機感がやっと追い付いたか

 

 

139:名無しのジムリーダー

腕の拘束とかどうにかしたいな。

とりあえず指示を出したいから

liveできる?

 

 

140:名無しの転生者

後ろ手に縛られてんだよな…

 

 

141:すなーく

【live開始】

分かりました!

腕の拘束…うーん

手を使うなら…前の方に動かした方がいいですよね

いててて。

 

 

124:名無しの転生者

ギャー!?

今腕が変な方向に曲がった!?

 

 

125:名無しの転生者

関節が…

 

 

126:名無しの転生者

流石軟体生物…?

 

 

127:名無しの転生者

こっわ…変異の応用?

 

 

127:名無しの転生者

どこぞのビックリ人間だよ!!

あ、人間じゃなかったわ。

 

 

128:すなーく【live中】

これで少しはまし…ですね!

 

 

129:名無しの繭

見ない間に成長してたのね…

 

 

130:名無しの転生者

後ろ手からぐりん!って前に…

手錠邪魔だな。あと使えるのは尻尾?

 

 

131:名無しの口寄せ蛞蝓

これはすなーくの体質が役に立つとき…?

 

 

132:名無しの宇宙海賊

他にできる事やすなーくの能力、体質とかの情報があれば教えてくれ。

脱出プランを立てるぞ!

 

 

 

133:名無しの転生者

やだ宇宙海賊ニキかっこいい///

 

 

134:すなーく【live中】

はい!よろしくお願いします!

 

 

===========================================

 

「まじで捕獲できるとはな…」

 

 

タブレットに似た機械を操作しながら、一人のマグマ星人が呟いた。

画面にはブルーのウルトラ族と思われる姿がドラコと戦う様子が写っている。

 

「っていうか、尻尾あるけどウルトラ族だよな?多分?」

 

隣でセミ人間が首を傾げた。

 

「そうなんじゃないか? 今分析中だとよ。」

 

つまらなさそうにレキューム人はため息をつく。

 

そう彼らが疑問に思うのも無理はない

 

何故なら捕獲したそれは思ったより弱かったからだ。

 

 

変わったやつがいる

 

 

最初はマーキンド星人がもたらした情報だった。

 

宇宙をふらふらとしており、戦闘しようにも戦わずに逃げる。

逃げ足だけは早く、半ばやけくそで声を掛けたら(騙してみたら)、信じてホイホイついてきたのだ。

 

襲わせたキングゲスラの棘にも警戒せず、あっさり捕獲できた時は拍子抜けした。

今思い返すと疲労の色が見えていたので体力を消耗していたのかもしれない。

 

ドラコとの戦闘映像では、噛みつくわ、口から何か出すわで驚愕したものだ。

火星ではナメゴンと似た鳴き声で話していたという奇妙な情報もある。

小柄だし、テレパシーは下手くそだし、宇宙語も拙い。

挙句の果てにはのほほんと飯の要求をしてくる。

 

まあ、利用価値はいくらでもあるので一応収穫と言えるだろうが…。

 

 

イレギュラーすぎると3人が首を捻っていると、どこからか通信音が鳴る。

 

「やべ。そろそろ時間か。ちょっと一仕事してくるぜ。」

 

マグマ星人が席を立つと、自分もとレキューム人も席を立つ。

転送装置にて二人が消えると、残されたセミ人間も重く腰をあげる。

 

「さて。俺は見回りでもするかな。」

 

空間を抜け、オークション用の怪獣のスペースへ移動するセミ人間。

 

先ほどの話題に上がった、例のウルトラ族?の独房の前に来る。

怖がらせて憂さでも晴らそうか、そう考え中をのぞくと驚きにピシリと固まった。

 

「なんだと…!?」

 

だれもいないのだ。

 

慌てて独房の中に入り確認する。

 

 

「あんなでかい図体が…!何処に消えやがった!」

 

 

縺薙%縺ァ縺吶h(ここですよ)

 

 

不思議な鳴き声のような音を最後にセミ人間は意識を失った。

 

 

 




ギャラファイ3が楽しみです…。


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【全力全開】脱出中!

バンドリーマーVさん!感想ありがとうございます!

読者様の感想が作者の創作意欲を活性化させるバル…!





「そろそろ交代だってのに遅いな。」

 

イライラした様子でクカラッチ星人が呟く。

商品の見回りに行ったセミ人間が帰ってこないのだ。

 

「サボってやがんのか?」

 

通信機を使うが応答がない。

文句のひとつでも言ってやろうと、フック星人と共に通路へ出るとふと違和感を覚える。

 

「やけに静かだな…。」

 

「別の区域にいるんじゃないか?ほら、最近変なやつを捕まえただろう。」

 

そう言い扉を開錠するフック星人の背を見ながら、例の変なやつの姿を思い出すと

チラリと足元が陰った。

 

「あ?」

 

頭上を見上げようとした次の瞬間

 

ギュルリと首に太いものが巻き付くと、クカラッチ星人を締め上げて

凄い勢いで天井にぶつけ意識を奪う!

 

「なっ!なんだぁ!?」

 

その音で振り向いたフック星人が頭上へ武器を向けると、

例の"変なやつ(青いウルトラ族?)"が何故か天井にいるではないか。

 

「くそっ!」

 

驚きつつも発砲するが、"変なやつ"いや、スナークは銃撃を両腕の手錠で受け止める。

バキッと音を立てて手錠にヒビが入り、そのまま力をこめると音を立てて弾け飛び、

手錠だった破片が舞う。

 

「てめぇ!くらいやがれ!」

 

もう一度引き金を引くがもう遅い。

自由になったその両腕を一振りすると、

スナークは野生の動物のように低い体勢から踏み込み初弾を躱す。

 

縺翫d縺吶∩縺ェ縺輔>(おやすみなさい)

 

その勢いのまま、スルリと距離を詰めると大きく拳を振るった。

 

====================================

 

 

1:名無しの転生者

なぁ、あいつ本当に俺のしってるすなーく?

 

 

 

2:名無しの転生者

身のこなし上手くなってるな…

 

 

 

3:名無しの転生者

やっぱりしばらく来てない間に成長してたんだ。

 

 

 

4:名無しの転生者

あ、次の敵を天井にぶら下がりながら

両脚で締め上げてる

 

 

 

5:名無しの転生者

ワザマエ!!

 

 

 

6:名無しの転生者

無駄にステルスうめぇな…

両腕自由になったし足のやつは光線で壊してしまえ。

 

 

 

7:名無しの口寄せ蛞蝓

うんうん!俺のアドバイスのお陰だな。目指せ!蛞蝓の地位向上!

 

 

 

8:名無しの転生者

すなーくクソザコナメクジ卒業?

 

 

 

9:名無しの転生者

明るい所で良く見たら以外と筋肉ある?

 

 

 

10:名無しの転生者

頭脳はまだへっぽこ

 

 

 

11:名無しの転生者

ウルトラマンとしては役に立たなさそうな能力だけどな…飛べるし

 

 

 

12:名無しの宇宙海賊

あ、すなーく。さっき締め上げた奴、なんか持ってないか?

 

 

 

13:名無しの転生者

こういうのワクワクするな!

 

 

 

14:名無しの転生者

敵の懐を漁るウルトラマン…すごい絵面だ

 

 

 

15:名無しの転生者

ってか壊して脱出したらよくね?

 

 

 

16:すなーく【live中】

>>6

とれました!!

 

>>12

武器と四角い板があります

 

 

 

17:名無しの転生者

>>15

下手に壊して爆発とかあれば、地球とかにも被害いく可能性があるし、避けてるかんじだな

 

 

 

18:名無しのいびるジョー

人間大がいつまでももつか分からないからとりあえず急げ!!

 

 

 

19:名無しの宇宙海賊

四角い板…ってか通信機は壊しとけ。そこの扉、生体認識で開くみてーだから

さっき倒したやつの顔を、あの光ってる所にかざしてみてくれ。

 

 

 

20:名無しの転生者

すなーく。人間大になれたんだな

 

 

 

21:名無しの転生者

変異とかできるし変身系が得意なんじゃない?

あとは口元のマスクだけか。

 

 

 

22:名無しの傘社員

宇宙海賊ニキ手馴れてんな…

お、扉開いた。

 

 

 

23:名無しの転生者

宇宙海賊だし…色んなところに盗みに入っt…潜入してるからな

 

 

 

24:名無しの転生者

げっ!!また敵だ!

 

 

 

25:名無しの転生者

3人いる…奇襲でいく?

 

 

 

26:名無しのジムリーダー

俺に任せろ!

すなーく!頭上から攻撃だ!

奥の一人に飛び蹴りから後ろの二人に尻尾で足払い!

 

 

 

27:名無しの転生者

ジムニキwww

 

 

 

28:すなーく【live中】

>>26

はい!!

 

 

 

29:名無しのジムリーダー

いいぞ!行けっ!マッハぱn…パンチだ!!

 

 

 

30:すなーく【live中】

>>29

りょうかいです!

 

 

 

31:名無しのジムリーダー

とどめにキック!

 

 

 

32:名無しの転生者

ちょwww

 

 

 

33:名無しの転生者

圧勝ww流石ジムリーダーw

 

 

 

34:名無しの転生者

ジムニキ生き生きしてて草

 

 

 

35:名無しの転生者

戦い方の参考にはなるか…?

 

 

 

36:名無しの転生者

ポケ〇ンか…確か昔、カプセル怪獣持ち込んだ奴がいたな。

 

 

 

37:名無しの転生者

>>36

あのスレかww

「行けっ!ウィンダム!きみにきめた!」ってのは笑ったわwww

 

 

 

38:名無しの転生者

すなーく うるとらポ〇モン

 

わくせい チュツオラに せいそく。

ぜんせのまじった からだを いかして

カベや てんじょうを はいまわる。

 

 

 

 

39:名無しの転生者

やwめwろwwwww

 

 

 

40:名無しの転生者

>>38

ヒー〇ランじゃねぇかwwwww

 

 

 

41:名無しの転生者

ん?ここって研究室か?

 

 

 

42:名無しの転生者

ほんとだ!なんか怪しげなものが沢山ある。

 

 

 

43:名無しの鉄社長

ちょっとそこのモニターに寄ってくれ。

ついでにそこの見取り図もな。

 

 

44:すなーく【live中】

>>43

これですか?

 

 

 

45:名無しの転生者

すなーくが映ってる?すなーくの情報が書いてあるみたいだけど。

文字が読めない(´・ω・`)

 

 

 

46:名無しの転生者

簡易的だけど見取り図ゲット!宇宙語読めないけど!

 

 

 

47:名無しの転生者

隣に映ってるのは、すなーくがつけてるマスクのやつかな?

 

 

 

48:すなーく【live中】

>>47

そうみたいです?

 

 

 

49:名無しの寄生生物

読んでみた。マスクの方はエネルギーを貯める機能があるな。

すなーくからエネルギーを継続的に吸いとって、電池代わりに使おうとしてたみたいだ。

起動前で良かったなすなーく。

 

 

 

50:名無しの転生者

>>49

そんなソーラー発電みたいな…でもよく考えたら、ウルトラマンの

あのエネルギーはすごいよな。…って寄生生物?

 

 

 

51:名無しの宇宙海賊

もう片方はすなーくの解析情報みたいだな。幸い送信前みたいだから情報が渡る前に

ぶっこわしちまえ!!あの四角いものが制御装置と記憶装置だ!壊せ!

 

 

 

52:名無しの転生者

ヒャッハー!!破壊だぁ!!

 

 

 

53:名無しの転生者

物理www

 

 

 

54:名無しの宇宙キター!

まあ、そっちの方が確実だしな。

やはり物理がすべてを解決する!

 

 

 

55:名無しの転生者

脳筋すぎる…

 

 

 

56:すなーく【live中】

こわしました!

なんか大きな音がしますね?

 

 

 

57:名無しの転生者

げっ、警報!?

脱走がばれたか!?まだマスクが外れないのは残念だけど、

とりあえずここから出よう!

 

 

 

58:名無しの寄生生物

マスクはそのままもらったほうがいいと思う。

さっきの資料見た感じ使い道があるからな!

 

 

 

59:名無しの転生者

>>58

まじで!?信じるぞ寄生ニキ?

 

 

 

60:名無しの宇宙海賊

やっべ!足音がする!奥の扉から出るぞ!

 

 

 

61:名無しの転生者

駄目だ!そっちからも来る!

 

 

 

62:名無しの転生者

流石に数が多いか!?時間ロスはきついぞ…

 

 

 

63:名無しの傘社員

すなーく上だ!!

 

 

 

64:名無しの転生者

そうか!ダクトなら!

 

 

 

65:すなーく【live中】

>>63

分かりました!

 

 

 

66:名無しの転生者

えっ狭くないk…おぉ…ぬるっと行けたな。

 

 

 

67:名無しのジョーズ

体が柔らかいもんな。おかげで助かった。

 

 

 

68:名無しの宇宙海賊

すなーく。そのまま真っ直ぐ進んでくれ。

 

 

 

69:名無しの転生者

うわぁ。下でバタバタ捜索してるな。

今出て行ったら蜂の巣にされそう。

 

 

 

70:名無しの宇宙海賊

そこを右。お箸持つ方。

 

 

 

71:すなーく【live中】

>>70

お箸…?

 

 

 

72:名無しのいびるジョー

ちょっ!?逆!逆

 

 

 

73:名無しの転生者

あっぶね

 

 

 

74:すなーく【live中】

すいません…!

あ、少し外の匂いがしてきました。

 

 

 

75:名無しの転生者

外の匂い?宇宙の匂いか。何か不思議な感じだな。

 

 

 

76:名無しの転生者

一説によれば、金属的な感じの匂いとか甘い香りの溶接煙っぽいって

宇宙飛行士が言っていたらしいぞ。

 

 

 

77:名無しの転生者

まじで?俺はラズベリーやラム酒っぽいって何かの記事で読んだけど…

宇宙って謎が多いなぁ。

 

 

 

78:名無しの宇宙海賊

お!もうそろそろ降りていいぞ。

 

 

 

79:名無しの転生者

着いた!宇宙船の格納庫か?ハッチがあるなそこから出よう!

宇宙に出たら、もう元の大きさに戻っていいぞ!

 

 

 

80:名無しの神喰

すなーく体力大丈夫か?

大きさ維持するの疲れないか?

 

 

 

81:すなーく【live中】

>>80

疲れてきたけれどまだいけます!

 

 

 

82:名無しの転生者

ここを抜ければ地球に行ける!あと少しだ。

頑張ろうぜ!

 

 

 

83:名無しの転生者

目指せ!地球!

 

 

84:名無しの転生者

原作のどこらへんなのかな

 

 

85:すなーく【live中】

>>82

はい!頑張ります!




ちょっとおまけ


セミ人間:前話で気絶させられた。1話に出てた個体だが何気に死を回避している。運のいいやつ。


・掲示板の人・


傘社員:職場がブラックすぎる。辞表が遺書になりそうで胃を痛めてる。


ジムリーダー:実は前世がひと狩り行くハンターさんだったので、その経験を活かして成りあがった。大型のポケ〇ンを見るとちょっと血が騒ぐ。



閲覧ありがとうございます。
よろしければ感想等を頂けると励みになるので嬉しいです!


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【脱出中!】宇宙です

“妄蛇”蛇さん、こたつむりさん感想ありがとうございます!
元気をもらってます。



挿絵というかこの小説のイメージの絵を描きました!


【挿絵表示】


背の模様や耳等はナメゴンをイメージしました。




1:名無しの神喰

やっと宇宙か…

ばれないようにそーっと離れるんだぞ。

 

 

 

2:名無しの転生者

まだ外にでたのばれてないよな?

 

 

 

3:名無しの転生者

宇宙すげー!!

 

 

 

4:すなーく【live中】

そーっと…

 

 

 

5:名無しの転生者

なんか見ない間に飛ぶの上手くなった?

ちょっと癖があるけど。

 

そういえば体力大丈夫か?

 

 

6:名無しの転生者

なんか泳ぐように飛ぶんだな。尻尾のせいか?

すなーくも青いから水族館の気分…

 

 

7:名無しのジョーズ

俺も飛びたい…こう、ギューーーンと!

 

 

 

8:名無しの転生者

>>7

鮫ニキが飛ぶとなるとB級映画臭が…

ってか別映画になるwww

 

 

 

 

9:名無しの転生者

>>7

シャークネーd…ウッ…アタマガ…

 

 

 

 

10:すなーく【live中】

あちこち行っていた時に、水の中の生物さん達をお手本にしたんです。

 

>>5

ちょっと苦しくなってきたので、場所を見つけたら休憩します!

 

 

 

 

11:名無しの転生者

なるほど…学ぶのはいい事だ!

 

 

 

12:名無しの転生者

気になったんだけど、地球に行くとして地球の言葉喋れるの?分かるの?

 

 

 

13:名無しの転生者

あっ

 

 

 

14:名無しの戦闘員

イーーッ!

 

 

 

15:名無しの転生者

うっ…

 

 

 

16:名無しの転生者

えぇ…

 

 

 

17:名無しの転生者

おい、一人ショッカーまじってんぞ。

 

 

 

18:すなーく【live中】

>>12

テレパシーじゃ駄目なんですか?

 

 

 

19:名無しの転生者

人間はテレパシー使えないんだよ…

 

 

 

20:名無しの転生者

なんてこったい…

受信だけで相手の言葉を知るだけなら良いかもしれないけど

送信は宇宙人バレするよな…

 

 

 

21:名無しの転生者

静かに暮らしてる宇宙人もいるし、その人たちの事も考えないと。

 

 

 

22:名無しの傘社員

えっと…簡単なジェスチャーだけ覚えるとか?

外国人のフリとかで。

 

 

 

23:名無しの転生者

思い出される、

 

>ナイスチューミーチュー<

 

 

 

24:名無しの転生者

ってか、今はマスクのせいで使えないんじゃ…

 

 

 

25:名無しの転生者

>>23

やwwめwwろww

 

 

 

26:名無しの伝道師

肯定で頷く、否定で首を横に振るとかの簡単なのでいいよ。

あんまりベラベラ喋ると神秘性が薄れるよね…

 

 

 

27:名無しの転生者

>>26

チェレーザニキ成仏してwww

 

 

 

28:名無しの夢を追う男

あとはなんだろ…個人的には、サムズアップとかお勧め。

(OΨO)

 

 

 

29:すなーく【live】

色んなのがあるんですね。

 

>>28

サムズアップ?

 

 

 

30:名無しの転生者

えっと、グッドサインとも言う。親指だけ立てて、他の指は握る。

賛成・同意・満足とかの意味。あとはいいね!とかそういう意味

 

 

 

31:名無しの神喰

地球の注意事項まとめとくか?

参考にちょっとログ読んでくる。

 

 

 

32:すなーく【live中】

>>30

指にも名前があるんですね。

 

 

 

33:名無しの転生者

そこwww

確かに、宇宙には指がない奴もいるもんな。

親指はでかい指だぞー。

 

 

 

34:名無しの宇宙海賊

転生で前世と体とか体質違うと戸惑うよな、

地球へ旅行した時に流行りの飲み物ってのを飲んだら巨大化した…

 

 

 

35:名無しの転生者

>>34

大丈夫だったのか?

 

 

 

36:名無しの宇宙海賊

>>35

大丈夫じゃねぇ…セブンガーにボッコボコにされた。

以前に兄弟がやらかしてたっぽいんだわ。

 

 

37:名無しの転生者

どんまい…

 

 

 

38:すなーく【live中】

>>33

でかい指…

 

 

 

39:名無しの転生者

ストーーップ!!

 

 

 

40:名無しの転生者

ちがうちがう!!一番端の指!

ひとつ離れてるのがあるでしょ!太いのが!!

 

 

 

41:名無しのいびるジョー

危うく最悪の絵面になるとこだった…

 

 

 

42:名無しの転生者

クッソwww確かに一番でかい(長い)指だなwww

 

 

 

43:名無しの繭

すなーくが不良になるかと…

 

 

 

44:名無しの転生者

すなーく、さっきの間違えた方のは絶対するなよ!!絶対だぞ!

 

 

 

45:すなーく【live中】

はい。皆さん物知りですね。

勉強になります!

 

 

 

46:名無しの転生者

お前が知らなすぎんだよ…

 

 

 

47:名無しの転生者

色んな意味で住む世界が違うもんな

 

 

 

48:名無しの転生者

大丈夫かこんなんで…

 

 

 

49:名無しの寄生生物

今、すなーくの宇宙に向かってる。

地球で会おう。

 

 

 

50:名無しの転生者

>>49

ファッ!?

 

 

 

51:名無しの伝道師

>>49

えっ?

 

 

 

52:名無しのジョーズ

>>49

行けんのか!?

 

 

 

53:名無しの転生者

寄生ニキ何者?てっきり海苔の佃煮みたいな、あいつかと…

 

 

 

54:名無しの転生者

もしかして…

 

 

 

55:名無しの寄生生物

ブルトン見つけたから利用できそうだ。

カレカレータ

 

 

 

56:名無しの転生者

ぎゃあああ!?

 

 

 

57:名無しの転生者

出たー!?

 

 

 

58:名無しの転生者

寄生ニキ…敵じゃないよな?

 

 

 

59:名無しの宇宙キター!

ヒールしてる転生者もいるし一概に皆善人とは言えないぞ?

 

 

 

60:名無しの鉄社長

魔術師呼んで解剖するか…?

 

 

 

61:名無しの寄生生物

まぁ…作品中ではあれだったしな。だが俺は悪事は少ししかしてない!!

ぷるぷる ぼく わるい せれぶろじゃないよ

 

 

 

67:名無しの転生者

少し…?

 

 

 

68:名無しの宇宙海賊

まあ、宇宙で生きるには綺麗事だけじゃ駄目な時もあんだよ。

 

 

 

69:名無しの繭

でも協力者ができるのはありがたいよね。

すなーく一匹だと不安だし…

 

 

 

70:名無しの転生者

>>69

匹でかぞえんなwww

 

 

 

71:名無しの転生者

確かにすなーくだけだとやらかしそうだ…

 

 

 

72:名無しの転生者

道端の草食ってそう

 

 

 

73:名無しの転生者

海におっこちそう

 

 

 

74:名無しの転生者

職質受けそう

 

 

75:名無しの転生者

ちくわ大明神

 

 

 

76:名無しの転生者

またホイホイ騙されそう

 

 

 

77:名無しの転生者

フルボッコで草www

すなーくしょんぼりしてらwww

 

 

 

 

78:名無しの転生者

>>75

誰だ今の

 

 

 

79:名無しのジョーズ

皆www

 

 

 

80:名無しの寄生生物

まぁ、協力するっていっても100%善意じゃないぞ。

俺の好奇心が半分ってとこ、あとちょっと手伝ってほしいことがあってな

 

 

 

81:名無しの傘社員

>>80

えぇ…まさか乗っ取ったりしないよな?

 

 

 

82:名無しの転生者

寄生ニキは作品知識持ち?

 

 

 

83:名無しの寄生生物

>>81

俺は前世が邪魔するのか寄生あんまり得意じゃない…必要があればするけど。

 

>>82

タイガは残念ながら見てないな。

全部見たのは前世で弟に勧められたZとかで、他のはちょこっとづつ齧ったり

スレとかネット等の情報くらい

 

 

 

84:すなーく【live中】

>>80

なるほど?協力してもらえるのは嬉しいです!

自分も寄生にきさんのお手伝いしますね。

 

 

なんか、色んなものがふわふわ浮いてます。

 

 

 

85:名無しの転生者

ホントだ。

人工衛星に見えるけど壊れてるな。

 

 

 

86:名無しの転生者

沢山ゴミが浮いて…ってデブリじゃね?

 

 

 

87:名無しの転生者

すなーく!青い星見えない?

 

 

 

88:名無しの転生者

デブリ問題…何とかしないとな

 

 

 

89:すなーく【live中】

>>87

見えます!きれいですね!

 

 

 

 

90:名無しの転生者

それが地球!

 

 

 

91:名無しの傘社員

ようやくか…長かったな。

 

 

 

92:名無しの鉄社長

改めて思うが宇宙服無しで宇宙空間に居れるウルトラマンはすごいな…

 

 

 

93:名無しの転生者

確かに…すなーくのポンコツっぷりで忘れてた

 

 

 

94:名無しの転生者

そうだった、すなーくは一応ウルトラ族(多分)だったな。

 

 

 

95:名無しの転生者

一応と多分を一緒に付けるなwww気持ちは分かるが

 

 

 

96:名無しの転生者

デブリ見て思ったんだけど、今ストーリーはどこら辺なんだろ?

 

 

 

97:名無しの繭

>>96

うーん…ヴィランギルドの情報だけじゃ分からないね

 

 

 

98:名無しの宇宙キター!

すなーく、捕まる前に何か珍しいものとか見なかったか?

 

 

 

99:すなーく【live中】

>>98

珍しいもの…前世の自分に似てるひとに会いましたよ!

 

 

 

100:名無しの転生者

ナメゴンかな…ってことは火星?

 

 

 

101:名無しの転生者

手掛かりにはならないか

 

 

 

102:名無しの転生者

宇宙には珍しいものいっぱいあるもんな…

 

 

 

103:すなーく【live中】

あとはぐりむど?っぽいのをみました!

戦ってました!

 

 

104:名無しの傘社員

ファッ!?

 

 

 

105:名無しの転生者

はっ????

 

 

 

106:名無しの転生者

そういうのは早く言えよ!!

 

 

 

107:名無しの転生者

えっ!?グリムドというと…映画!?

 

 

 

108:名無しのジムリーダー

ニュージェネクライマックスか?

 

 

 

109:名無しの転生者

そもそも、すなーくってグリムド知ってたっけ?

 

 

 

110:名無しの転生者

戦ってたって誰が?

 

 

 

111:すなーく【live中】

>>109

前のすれで皆さんが特徴とか言っていたので、それを参考にしてます。

とってもすごい強さをかんじました!

 

>>110

相手は良く見えなかったです。紫のほのおの人?です。

赤い炎とぶつかった時に、離れたとこにいたんですけど、どかーんとふきとばされました!

 

 

 

112:名無しの転生者

どういうことだってばよ…

 

 

 

113:名無しの転生者

ってか俺ら、グリムドの話してたっけ?

 

 

 

114:名無しの転生者

巻き込まれて被弾しなかったのは幸いか…?

 

 

 

115:すなーく【live中】

確か、生まれた星からの移動ちゅ…うわあ!?

 

 

 

116:名無しの転生者

げっ!宇宙船!?戦闘機か?

やばい!すなーく体力あんまり残ってないのに!

 

 

117:名無しの転生者

しつけぇ!!!

撃って来たぞ!こっちも攻撃を!

 

 

118:名無しの転生者

すなーくの光線は射程が短いから届かないぞ!

 

 

 

119:すなーく【live中】

うわわわ!

 

 

 

 

120:名無しのいびるジョー

そうだ!デブリを使え!

 

 

 

121:名無しの転生者

>>120

なるほど!投擲か!

 

 

 

122:名無しの転生者

すなーく!掲示板の接続維持やばいだろ!?

とりあえず接続切って体力を温存しろ!

 

 

 

123:すなーく【live中】

わかりました…!いってきます!!!

 

 

 

124:名無しの転生者

あ、接続切れた。

 

 

 

125:名無しの転生者

頑張れよすなーく!

 

 

 

126:名無しの傘社員

行ったか…

 

 

 

127:名無しの転生者

逝ったか…

 

 

 

128:名無しの寄生生物

俺はなるべく早く合流できるように急ぐ!

 

 

 

129:名無しの転生者

>>127

やめろォ!!

 

 

130:名無しの転生者

結局、すなーくの言うグリムドってなんだったんだ?

 

 

 

131:名無しの転生者

>>128

寄生ニキ任せた!

 

 

 

 

132:名無しの転生者

紫の炎…と赤い炎?

 

 

 

 

133:名無しの神喰

スレ読み返して戻ってきてみたら、すごいことになってたんだな!?

 

>>130

恐らくすなーくが言ってた情報はここの部分だと思うんだが‥‥。

 

-----------------------------------------------------------------

 

        【宇宙にいます】移動中!

 

22:名無しの転生者

 

>>20

 

グリムド…。

 

あの赤が映えるのと…角がかっこいいんだよな。

 

 

 

24:名無しの転生者

 

>>22

 

黄色い目とかなんかオーラあるよな。

 

 

 

---------------------------------------------------------------------

 

 

134:名無しの転生者

さすが神喰ニキ…探してきてくれたんだな

 

 

 

135:名無しの転生者

ぐう有能…

 

 

 

 

136:名無しの傘社員

 

出た要素を纏めると

 

・赤が映える

・角がある

・黄色い目

・オーラがある

 

 

 

137:名無しの転生者

あ。

 

 

 

 

138:名無しの転生者

ああああああ!?

 

 

 

 

139:名無しの転生者

なんということでしょう。

 

 

 

 

140:名無しのジョーズ

ってことは、すなーくの言っていた場面は‥‥!!

 

 

 

141:名無しのジムリーダー

やばい!ヤバイ!

 

 

 

142:名無しの転生者

すなーくうううううう!!早く戻ってきてくれ!!!

カムバーーーーック!

 

 

 




ちょっとおまけ

・掲示板の人・

伝道師:某社長な方、宿主の人との関係は良好。前世の推しは勿論オーブ


神喰:エリック事件時に前世の記憶を思い出した人。面倒見がいい。前世飯が恋しい


繭:丸っこいポケモンなネキ。進化はまだだけど今のボディも気に入っている



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地球:群狼編
青い星


こたつむりさん。その辺のブルトンさん。感想ありがとうございます!
感想めちゃくちゃ嬉しいです。カレカレータァ…(ネットリ)

アンケートに協力してくれた皆様ありがとうございました。
擬態が人気でしたので擬態ルートでいきます!



宇宙船に追われるスナークは、デブリの間を縫うように飛ぶ。

青く尾を引くその姿はさながら流星のようだが、その優美な姿とは裏腹に本人は必至だった。

 

デブリの影から出たスナークを、宇宙船からの光線が掠め、

チリチリとした熱を感じながらスナークは焦っていた。

 

相手も苛立っているのか、幾度も射撃を繰り返す。

光線が苦手なスナークの攻撃手段は乏しく、逃げようにも遠距離からの攻撃で、逃がしてはくれない。

 

(地球は見えているのに!!このままだと体力が…)

 

 

気にかかるのは、交戦中に地球から感じた悲しい感情()

 

 

前世の影響からか、動物的な行動をとる普段のスナークであれば本能的に警戒しただろう。

だが、意味は分からなくも、その声は強くスナークの心を揺らし

 

(行かなくちゃ。)

 

そう強く感じさせた。

 

次の一撃を右へ回転し回避すると、近くのデブリを宇宙船に向かって蹴りつけるが、

ひらりと旋回し躱される。

 

(いまだ!)

 

その隙にスナークは加速し一気に突っ込んだ。

無防備なその姿に、良い的だと船内の宇宙人は「はっ、馬鹿な奴だ。こいつを喰らいやがれ!」とニヤリと笑う。

 

チャージされた強力な一撃が放とうとされるその瞬間、

スナークは突っ込んだ勢いのまま、前方へ体を回転させると、尾で掴んでいたデブリを思いっきり叩きつけた!

 

尾による死角から、更にスナークの体重も乗った一撃は宇宙船を穿ち、宇宙船は爆発する!

 

 

『やっt…うぐぁっ!?』

 

爆風によりスナークは、青い星へ吹き飛ばされた

 

(うわああ!?目が回る!確か声はあの辺から聞こえたはず…?!)

 

目を回しながらもなんとか、進路を決めると青い星(地球)へ落ちて行った。

 

========================================

 

 

地球へ降りそそぐ太陽の光で少し回復した為か

ゴウゴウと凄まじい風を感じてスナークはハッと目覚めた。

 

目を開けると青と緑の美しい星が眼前に広がる。

 

(お…!おちるううううぅ!?)

 

慌てて飛ぼうとするスナークだったが、混乱ているせいで上手く飛べない、

なんとか落下の勢いを殺すと、体を回転させ両手両足の4点で着地を行い、衝撃を逃がした。

 

 

(ここ、どこ?…あ、そうか地球!)

 

起き上がり、土にまみれた顔をぶるりと振ると起き上がり辺りを見渡す。

 

 

産まれ故郷であるゴミだらけの星や、ドラコと戦った星、立ち寄った星とも違うその様子に、

スナークは困惑した。

 

おそるおそる一歩踏み出すと、足元の小さな四角い物(自動車)の群れがけたたましい音を出す。

 

 

繧上▲�√#繧√s縺ェ縺輔>��(わっ!ごめんなさい!)

 

 

威嚇されたと思い、近くの四角い山(ビル)に登ると山がミシミシと軋む、

内部から色んな鳴き声をあげながら沢山の生き物が出てくる様子を見てスナークはまた驚いた。

 

 

(これは…巣…?)

 

 

よく観察するとその生き物はあちこちに居て、変わった見た目をしている。

頭にフサフサしたもの(かみのけ)が生えていて、ヒラヒラしたもの(衣服)を纏った

その生き物達をスナークは知っていた。

その生き物はかつて掲示板で知った…

 

 

(人間…!)

 

 

それにより掲示板の存在を思い出したスナークは、助言を求めるべく

掲示板へ意思を繋げようとする…が繋がらない。

 

(ど…どうしよう。)

 

頼れるものもなく困っていると、人間達が次々に小さい板をスナークへ向ける。

かつての戦いでマーキンド星人が、ドラコを呼び寄せたのを思い出し

ゾッとしたスナークは身構えた。

 

(もし、あの数ぐらい襲ってきたら…!?

      いや、掲示板の人間は親切な人ばかりだったし…敵じゃないはず…?)

 

ぐるぐると考えをめぐらせるが何も思い付かない。

体も重く感じたすなーくは掲示板のアドバイスを思い出した。

 

(そうだ擬態ってのをしないと。小さくなったときの応用でできるはず。)

 

擬態の参考にするべく、人間をよく見ようとスナークは体を伏せ、

小さい板を向けている人間達にぐっと顔を近づける。

人間は鳴き声をあげて逃げていってしまった。

 

縺セ縺」縺ヲ!(待って!)

 

(あぁ、驚かせちゃったかな。)

 

観察してみると胸部にコブのある人間や、更に小さい人間など

色んな種類の者がいる事に気付いた。

 

(うーん…テレパシーがうまくいかない。やっぱりこれのせいか。)

 

ガリガリとマスクを引っ掻き、頭を振るが頑丈に出来ているようでなかなか取れない。

 

(でもあの時、声はたしかに感じたのだけれど…)

 

体を起こし周囲を観察すると、誰かが戦った跡なのか、あちこち壊れていた。

ブーンと音を立てて回転する羽を持ったものがスナークの回りを飛ぶ。

 

(わっ!?なんだ!?)

 

縺上k縺ェ��(来るな!)!』

 

先程戦った宇宙船の仲間かと思ったスナークは思わず吠えて威嚇した。

 

咆哮の衝撃でふらついたそれは逃げて行ったが、更に騒ぎが大きくなり悲鳴が混じり始めた。

 

『ぁ…』

 

その様子に前世の惑星チュツオラでの記憶が、

小さい人々が怪我をして、泣いたり、怒ったりしながら逃げていったあの光景がよぎる。

 

(このまま、ここに居たら駄目だ!)

 

恐ろしくなったスナークは急いでその場を去った。

 

 

==========================================

 

 

夕焼けでオレンジに染まる公園で少女が一人、下を向いている。

少女の心は手に握っている割れた風船のようにブルーであった。

その気持ちを癒すために、お友達の"ぬいぐるみ(うさみちゃん)"をぎゅっと抱きしめる。

 

ふわふわのその感触に笑顔が生まれると、視線を感じて少女は顔をあげた。

 

「お兄ちゃん。どうしたの?」

 

お兄ちゃんと呼ばれたその人物は、ビクッと肩を震わせると視線を彷徨わせた後に

割れた風船を指さした。

 

「風船ね。割れちゃったの。」

 

少女がそう言うと、彼は首をかしげ、興味深そうに割れた風船をしげしげと眺める。

 

「割れてるけど欲しいの? いいよ。お兄ちゃんにあげる。お兄ちゃんと同じ目の色だね!」

 

少女が差し出すと、きょとんとした様子で受け取った彼は、何か考え込むと一輪の花を手渡した。

 

「わあ!お花!いいの? ありがとう!」

 

少女が微笑むと、その表情を真似するようにニッと彼も口角をあげる。

 

「あはは!うさみちゃんも、お花ありがとうだって!」

 

ぬいぐるみ(うさみちゃん)を掲げ少女がそういうと、彼は首をかしげる

 

「うぁ…みちゃん?」

 

「そう!うさみちゃん!私のともだち!」

 

嬉しそうに答える少女は、ぎゅーっとぬいぐるみ(うさみちゃん)を抱きしめた。

 

「お家にかえるよー!ご飯食べよう!」

 

公園の外から少女の母親が呼ぶ声がする。

 

「あ!お母さんだ!帰らないと!お兄ちゃんじゃあね!」

 

大きく手を振りながら帰っていく少女を見送った後、帰る場所の無い彼は、石の上に座り込むと

空を見上げ、汚れたビニール袋に入った破片のようなものにそっと触れる。

 

 

「トモダチ…」

 

 

その呟きは日が沈む空に消えていった。

 

 




閲覧ありがとうございます。
お気に入りや評価、感想等とても励みや活力になっています。
これからもどうぞよろしくお願いします。


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【到着】カレカレータ!【したぞ!】  

お気に入り、感想等ありがとうございます。
いつもニコニコしながら見ています。

最近はジードを見始めました。
ぺガとリクの友情いいですね…

今回はすなーくとは別視点です。




「警護中だぞ。ぼーっとするなよ熱血バカ。」

 

前を歩く男、宗谷ホマレに呼びかけられた地球人。工藤ヒロユキはハッとし応える。

 

「してませんよ。」

 

 

「してただろ。」

 

 

「してません!っていうか熱血バカってなんですか。」

 

ムッとしたように言うヒロユキに、ホマレはやれやれというように返す。

 

「なんだお前、デブリも分からないのに熱血バカも分からないのか。

 それに、その納得してないって顔もやめろ。」

 

「ですから、してませんって!」

 

そのやり取りを、通信機越しに聞く、民間警備組織E.G.I.S.の社長。佐々木カナは

オペレーターの旭川ピリカと共に笑みを溢す。

「子供か!」

 

「熱血バカかぁ…確かにそんな感じ!」

 

「もう…。」

聞こえてくるやり取りを聞きながら呟くヒロユキの肩に、

小さなアストラル体のウルトラマン。タイガがひょいと腰掛ける。

 

『やっぱこの間の事が気になるのか?』

 

肩のタイガをちらりと見るとヒロユキは頷く。

 

思い出すのは前回の戦い。大切な友達チビスケとの再会、そしてトレギアの所業による悲痛な別れ。

 

目を伏せるヒロユキを気遣うように、ポンポンと肩を叩くとタイガは腕組みして続ける。

 

 

『戦いの後に現れたアイツは一体なんだったんだろうな…。』

 

戦いの後、落ち着き始めた街に突如として降ってきた謎のウルトラマン…?

 

ブルー族のような体色で小柄だがそれ以上に目を引いたのは

顔の下半分を覆うマスクと、しなやかに波打つ長い尾。

動物のような動きが目立ち、街が混乱してきた為、ヒロユキと共に駆けつけようとするが、

怪獣のような咆哮をあげると、その場から去って行ってしまった。

 

 

(タイタスがいれば…何か知ってたかもしれないな。)

仲間である力の賢者が頭をよぎり、タイガの胸が痛む。

 

 

 

「来たぞー!」

「社長だ!」

「社長ーーーー!!」

「脅迫動画が届いたのは本当ですか!?」

 

 

考え込む二人を現実に引き戻すように大きな声が上がる。

 

(仕事に集中しないと!)

 

気持ちを切り替えるとヒロユキは、仕事(警護)をするべくホマレと共に報道陣の方へ向かった。

 

 

 

 

===============================================

1:名無しの寄生生物

地球に着いたぞ!やっぱり地球は良いな!

 

 

 

2:名無しの転生者

おお!

 

 

 

3:名無しの転生者

寄生ニキテンション高いwww

 

 

 

4:名無しの転生者

お疲れさまー!

 

 

 

5:名無しの寄生生物

早速、地球飯だ!!カレーでもいいし唐揚げもいいな。

ピザにケーキやアイスも…いや、やっぱこの時間は呑みに行くのもいいな!

 

 

 

 

6:名無しの転生者

こwwwらwww

 

 

 

7:名無しの転生者

ってか寄生ニキ食事いるのか?

 

 

 

8:名無しの転生者

目的忘れんなwww

 

 

 

9:名無しの転生者

セレブロボディで食えんの?

 

 

 

10:名無しのいびるジョー

いいなぁ。ピザ食べたい…

 

 

 

11:名無しの寄生生物

>>7

心が飢えてんだ!

 

>>9

ボディが無いなら寄生すればいいじゃない

【画像】

 

 

 

12:名無しの転生者

こいつやりやがった!!

 

 

 

13:名無しの転生者

一般市民が!!

夜みたいだし闇夜に紛れて寄生したのか…!

 

 

 

14:名無しの転生者

借りパク野郎!!

 

 

 

15:名無しの繭

罪のないおじさん…

 

 

 

16:名無しの転生者

この人でなし!

 

 

 

17:名無しの金寿司屋

セレブロの活け造りでも作るか?

 

 

 

18:名無しの寄生生物

>>16

俺は人間ではないからセーフ!ってのは冗談で、

この人も宇宙人で地球に来るときに相席させてもらったんだんだよ。

 

>>17

まじでやめて…トラウマ

 

 

 

19:名無しの転生者

相席とは…

 

 

 

20:名無しのジムリーダー

相席(寄生)

 

 

 

21:名無しの転生者

えー…

 

 

 

22:名無しの寄生生物

だってセレブロボディだと移動すら大変だし目立つだろ?あとで体かえすって。

 

 

 

23:名無しの宇宙海賊

本能的なものもあるんだろうな

 

 

 

24:名無しの転生者

そうだけど…!

ちゃんと早めに体返すんだぞ!絶対だからな

 

 

 

25:名無しの伝道師

地球人もだけど、種族によってはデリケートなのもいるから寄生するときは

気を付けて扱うんだよ。

 

 

26:名無しの寄生生物

あと、うっかりして忘れてた事がある…

地球に来たはいいが、どうやってすなーくと合流しよう…

 

 

 

27:名無しの転生者

そこ大事じゃない!?

 

 

 

28:名無しのジョーズ

やーいガバガバプラン~

 

 

 

29:名無しの転生者

やーいガバブロ~

 

 

 

30:名無しの転生者

やーい寄生虫~

 

 

 

31:名無しの転生者

お前のカーチャンで~べ~そ~

 

 

 

32:名無しの転生者

おまいらwww

 

 

 

33:名無しの傘社員

そもそもすなーくは地球に着いているのか?

前回の最後がアレだったので心配

 

 

34:名無しの寄生生物

 

>>28

>>29

>>30

>>31

…お前ら覚えとけよ。

ゲネガーグけしかけるぞ

 

 

 

35:名無しの転生者

>>33

一応ウルトラ族だし、あの宇宙船にくらい勝てるだろ

 

 

 

36:名無しの転生者

>>34

すまなかったンゴwww

 

 

 

37:名無しの転生者

>>34

俺ら正直者だからさ…

 

:名無しのジョーズ

>>34

ごめんて

 

 

38:名無しの神喰

というか日本に居るのか?

 

 

 

39:名無しの転生者

そっか!外国の可能性もあるのか!

 

 

 

40:名無しの宇宙キター!

野生にかえってないよな?

 

 

 

41:名無しの転生者

>>40

そんな動物みたいなwww

 

 

 

42:名無しの寄生生物

その心配はないみたいだぞ。

【動画】

 

 

 

43:名無しの転生者

テレビ?

 

 

 

44:名無しの転生者

ニュースか?

 

 

 

45:名無しの赤いチュン

アア゛ーーーーーッ!

 

 

 

46:名無しの転生者

すなーくだ!!

 

 

 

47:名無しの転生者

ワイルドな着地だ…

体が柔軟なせいか良い感じに衝撃を逃がしたぞ。やるじゃん

 

 

 

48:名無しの噛ませ眼鏡

すなーくでかい!

 

 

 

49:名無しの転生者

普段対比が無いからピンと来なかったが、

こうやって地球の建物と比べると改めてデカイと実感するな。

 

 

 

50:名無しの転生者

なんか格好いい?普段はアレだけど。

黙ってたらクールに見えるかも?

 

 

 

51:名無しの転生者

あっぶね!!車踏む所だったぞ!!

衝撃で警報鳴りまくってる…

 

 

 

52:名無しの転生者

ちょwwwびびってビルの上に避難したぞ

 

 

 

53:名無しの転生者

ビルがぁぁぁ!?ミシミシしてるぅ!!

 

 

 

54:名無しの転生者

中の人達大丈夫か!?

 

 

 

55:名無しの転生者

>>50

尚、喋るとへっぽこの模様

 

 

 

56:名無しの転生者

はじめてルンバ見たうちの猫みたいwww

 

 

 

57:名無しの転生者

>>53

数トンはあるもんな体重…

 

 

58:名無しの転生者

車見たの初めてだもんなこいつ

 

 

 

59:名無しの繭

ビルの中から人が出てきて更にびっくりしてる…

 

 

 

60:名無しの転生者

大丈夫?パニクってない?

 

 

 

61:名無しの転生者

尻尾がピーンってなってる。

地球初心者か…他のウルトラマン達って、しっかり勉強してきてたんだな。

 

 

 

62:名無しの宇宙キター!

これは視聴者からの提供映像か…ってうおおお!顔近っ!!デッッカ!!

 

 

 

63:名無しの転生者

伏せて人間を観察してる?

でも、地球人から見るとこれは怖いだろうな

 

 

 

64:名無しの傘社員

やばい!なんか飛んできた!!ヘリ?

 

 

 

65:名無しの転生者

混乱中に刺激したらやばいぞ!

あいつヘリ知らないだろ!?

 

 

 

66:名無しの養殖

あっ!

 

 

 

67:名無しの転生者

うわあぁぁ!!なにやってんだあの馬鹿!!

 

 

 

68:名無しの転生者

やばい!すなーく素の方が!

 

 

 

69:名無しの転生者

素(怪獣)www

すごい声だ…バラゴn…ゲフンゲフン

ナメゴンみたいな鳴き声しやがって!

 

 

 

70:名無しの転生者

そこで吠えるのはまずい!

怒ったのか?

 

 

 

71:名無しのいびるジョー

あれはびびって威嚇しただけっぽい。

 

 

 

72:名無しの転生者

挙動不審すぐる…あっ、逃げた!

 

 

 

73:名無しの転生者

滅茶苦茶だ…一応足元を気にして避けてたのは幸いだったけど…

 

 

 

74:名無しの転生者

タイガが出てこなかったな?周りがなんか壊れてたけど戦闘後で消耗してたのかな。

 

 

 

75:名無しの転生者

そこら辺なんか情報ある?

 

 

 

76:名無しの転生者

このすなーくの行動って、すなーくの性格知ってる俺らだから察せれるけど

何も知らない視点から見るとマズイのでは…( ノД`)

 

 

 

 

77:名無しの寄生生物

>>75

確か、すなーくが来る前に、タイガがキングゲスラと戦ってて、

そこにトレギアが出てきてキングゲスラ倒してたみたいだ。

その戦いが終わって落ち着き始めたころにすなーくが落ちてきた感じ。

それから大分たつけど情報なし。

 

 

78:名無しの転生者

それって!!!???

 

 

 

79:名無しの赤いチュン

ア゛アアアアア゛ーーーーーッ!

 

 

 

80:名無しの転生者

チビスケーーーーーーッ!!!(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

81:名無しの転生者

よ゙り゙に゙よ゙っ゙でぞごがよ゙ぉ゙!!!

間に合わなかった…!

 

 

 

82:名無しの寄生生物

えっ?どういうことだ

 

 

 

83:名無しの転生者

纏めると。

そのキングゲスラはヒロユキの友達「チビスケ」

ヒロユキは分かるな?

 

 

 

84:名無しの寄生生物

>>83

ああ、主人公とかそこら辺は前世のネットでかじったから分かる。

 

 

 

 

85:名無しの転生者

続けるぞ。

チビスケはヴィランギルドに改造されて怪獣兵器として操られてた。

トレギアの力で暴走したけど、ヒロユキとの友情を思い出し暴走が収まった…

しかしその後は…寄生ニキが見たとおりだ

 

 

 

 

86:名無しの寄生生物

()

 

 

 

87:名無しの転生者

心中察する…

 

 

 

88:名無しの転生者

知っていても何もできない…俺たちは無力だな。

 

 

 

89:名無しの繭

ほ、ほら!悲しいけれど、今できることを考えよ?

早く合流しないとだし…ね?

 

 

 

90:名無しの寄生生物

ああ…どう合流するかなんだが、

あの後目撃した情報がないから多分擬態してると思う。

 

 

 

91:名無しの転生者

擬態した容姿が分からないから探そうにもな…

 

 

 

92:名無しの神喰

すなーく、掲示板繋がらないみたいだしな…

というか持ち物ゼロじゃないか?

 

 

 

93:名無しの転生者

文字通り一文無しじゃん!?

 

 

 

94:名無しの鉄社長

それにしてもすなーくの接続は、他の転生者たちと比べるとかなり不安定だな。

転生者が2人同じ世界にいるせいか?それとも多次元移動するトレギアのせいか?

 

 

 

95:名無しの転生者

少なくとも一人で宇宙さ迷った経験があるから、大丈夫だとは思うが。

なにかしでかしてないか心配だな。

 

 

 

96:名無しの転生者

木とかそこら辺に蜂蜜塗ったら来るんじゃない?

 

 

 

97:名無しの転生者

>>96

そんなカブトムシみたいなwww

 

 

 

98:名無しの転生者

>>96

それで来たらなんかやだwww

 

 

 

99:名無しのジョーズ

誘き寄せるってのはいいかもしれないな。

 

 

 

100:名無しの転生者

うーん…すなーくを誘き寄せれそうなもの…

 

 

 

101:名無しの転生者

>>100

食べ物とか?いや、なんでも食べそうだし好物がわからないな

 

 

 

102:名無しの転生者

名前だけで探すのも大変だし…

 

 

 

103:名無しの転生者

>>101

好物か、なんか美味しい匂いで誘き寄せる?

 

 

 

104:名無しの転生者

>>100

トレギア

 

 

 

105:名無しの転生者

>>104

ちょwwwそれは難易度高過ぎ!

 

 

 

106:名無しの寄生生物

>>104

準備できるか!殺す気か!!

 

 

 

107:名無しの転生者

寄生すればワンチャン…?

 

 

 

108:名無しの転生者

>>107

その手があったか

 

 

 

109:名無しの転生者

それで解決するんじゃね?

行け!寄生ニキ!

 

 

110:名無しの寄生生物

>>107

>>108

無理無理無理無理!!!

リスクが高過ぎる!ゲームオーバーになる!

ウルトラマン相手とか無理!光線で爆散したくない!

 

 

 

111:名無しの転生者

www

 

 

 

112:名無しの転生者

ここは寄生ニキが頑張ってセレブロダイナマイッ!するしか…

 

 

 

113:名無しの転生者

挙動不審なやつとか探していくか?

この世界ってSNSとかあんだろ。情報集めやすいはず。

 

 

 

114:名無しの宇宙海賊

あ、宇宙人関係なら心当たりが…確かファントン星人の情報屋がいたよな。

 

 

 

115:名無しの転生者

そういえばいたな!

 

 

 

 

116:名無しの転生者

ああ!あいつか!

普段はヒッピースタイルの人間に擬態してるんだっけ?

 

 

 

117:名無しの転生者

情報を手に入れるにはそれなりの情報料がいるんだよな。

作品内では、年代物のカスピ海ヨーグルトとかジュースの王冠とかと

交換してたな…基準が良く分からないけど.

 

 

 

118:名無しの寄生生物

なるほどな…とりあえずその線で探してみる。

その前に必要になりそうなものを作ったり地球生活用に金策してくる。

製作系は得意だからな。

 

 

 

 




二次創作のssって今作が初めてなもので、キャラの口調が難しいです…



閲覧ありがとうございます。


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迷い人のプレリュード<前編>

こたつむりさん。感想ありがとうございます!

皆様、お気に入り等ありがとうございます。
いつも活力を貰っています。






「○○○○!」

 

駆け寄ってくるのは人間の子供。

優しく呼ぶ声。

動かす手に合わせて頭を動かす二人だけの合図。

甘くておいしいちょこれいと

優しく撫でてくれるぽかぽか温かい手。

 

 

「…は僕のともだちなんだ!かえせーーー!」

 

迫りくる大きな手

 

別れの悲しみ。

 

苦痛の日々

 

再会

 

赤く染まる視界と青い闇

 

 

そして‥‥

 

 

『ーーーーっ!!!』

 

喉を震わせ、スナークは飛び起きた。

その動きで、体の下の廃棄物(ごみの山)がガラガラと音を立てるが

その音を気にも留めずに、汗で貼りつく髪を震える手でかき上げると

バクバクと激しく打つ鼓動を抑えるように身を丸めた。

 

 

(今のは…!?)

 

大きく息を吸い、はく。何度か繰り返し落ち着いてきたスナークは

大事に抱えた包みを見つめ、中を覗く。

 

少女から貰った、青いもの(割れた風船)

擬態前につけられていたマスク型の装置。

 

そして、棘のような破片。

 

あの騒動の後、擬態をしたスナークが声を感じた場所を探し、見つけたのがこの破片だ。

発見した時には声が消えかかっており、追いかけられながらもスナークは

本能的に自分の光を分け与えた。

その甲斐あって声は持ちこたえたが、疲弊しており上手く力の使えないスナークでは

維持させるので精一杯であった。

擬態していなければ危なかっただろう。

 

 

破片にそっと触れると、途切れ途切れに先ほどの感情と光景がほんのり流れ込んでくる。

 

 

(そうか…今のは君の…。)

 

 

その感情の温かさと、強い想いにスナークは頷く。

 

 

(君も会いたい人がいるんだね。うん。一緒に探そう。)

 

 

 

そっと破片を撫で、スナークは自分の周りを見渡す。

消耗したままで、あちこち彷徨ううちに、どうやら倒れてしまっていたらしい。

周囲は暗く、どれくらい眠っていたか察することは出来ない。

 

 

路地の隙間から明かりが見えたため、スナークはぼんやりと観察する。

 

街は色とりどりの光が灯り、沢山の人間がひしめきながらもそれぞれ移動しており、

建物の中では泡立つ液体を飲む人間や、あの時に見た四角いものに乗り込む

その様子を見て目を見開いた。

 

(なるほど。あの四角いのは、人間が入る乗り物だったんだ…。)

 

どの人間も小さな板を持っており、板に話しかけたり食い入るように見つめるその様子をスナークは奇妙に思った。

 

人達の喧騒や街頭の明かり、色んな音がごちゃごちゃと混ざり

四角い箱からは変な音がひっきりなしに流れている。

 

慣れない環境の刺激に気圧されて、スナークは路地裏に戻ると腰を下ろした。

 

 

(これからどうしようか…。トレギアさんを探して、君の"ともだち"も探して…

あ!寄生にきさんに会わないと!どこにいるんだろう…。誰かに聞いたほうがいいかな。)

 

あまり星が見えない空を寂しく思いながら悩むが、一向に思いつかない為

とりあえず動こうと、スナークはひょいと立ち上がり、尾が無いためふらりとするがぐっとこらえる。

 

 

周囲には地球の色々なものが廃棄されており、

珍しい物達にスナークは興味をそそられ物色を始める。

擬態をしてから、空腹感の様なものが燻ってきたのを感じるのだ。

 

 

宇宙を旅していた経験から、地球も"カネ"というものが重要で、

それがないと食べ物や物も入手できないらしい。

観察するかぎりでは人間は狩りをしないようでスナークは不思議に思う。

 

廃棄物の中で目を引いたのは、青いつるりとした容器(ポリバケツ)

持ちやすい取手も付いており、蓋もついてて手触りも良い。

荷物を入れていた袋が破けそうだったので代わりに使うことにした。

 

(綺麗な色!これなら丈夫そうでいいね。)

 

次に人間の顔の描かれた精巧な装飾の施された紙を見つける。

 

(これは写真?でも色がついてない…。)

 

紙はくしゃりと柔らかく、これならいけそうだとスナークはパクリと口に入れた。

 

(うーん…?不思議な感じがする。)

 

あまり馴染みのない感覚(あじ)をゆっくり感じながら、生えていた小さな花もパクリと食べる。

 

(こっちの方がいいかな?)

 

ふと、視界に入った鮮やかな色に惹かれ、ボトルを手に取り振ってみる。

中には液体が入っておりブクブクと泡が出た。

人間が飲んでた泡立つ液体を思い出し蓋を開けてみると、ふわりと良い香り漂う。

 

(いい匂い。綺麗な色!)

 

期待しながらゴクリと口に含むと、思ったより粘度のあるそれは喉にへばりつくようで、

良くない感覚にスナークは顔をしかめる。

 

「うぇ…」

 

思わず舌を出し首を傾げる。

 

(これは良くない…うわぁ。ぶくぶくする)

 

咀嚼するとどんどん泡立つ為、スナークは困ってしまった。

口内に収まらない泡を、シャボン玉の様にぷくぷく吐き出す。

 

(あ、これはちょっと楽しい。)

 

 

「お前…何してんだ?」

 

 

「んぶっ!?」

 

 

背後からの声に驚いたスナークはゲホゲホと泡を溢しながら蒸せる。

恐る恐る声の方を見ると、1人の人間が此方を見ていた。

 

(なんか怖そうな人…?)

 

人間はスナークの持つ泡の出る液体をみて、呆れたように言う。

 

「これ洗剤じゃねぇか!」

 

『せんざい?』

 

(あっ!)

 

相手の言葉を理解するためテレパスを使ったのがまずかったのか

そのまま思わずテレパシーで答えてしまい、しまったとばかりに口を手で覆う。

 

「…お前も、宇宙人か。」

 

 

(ち、ちがいますよー。)

 

 

ぶんぶんと音がしそうなほど首を振ると、人間はハッと鼻で笑う。

 

 

「下手な嘘つくなよガキが。家に帰れ。」

 

 

(家に帰る?)

 

 

家とは確か巣の事のはずだ。

 

 

『いえは、ない。』

 

 

スナークは巣を持たないのでそう言い、首を振ると人間は眉をひそめた。

 

 

「…訳ありか。」

 

 

じっと観察され、落ち着かなく感じていると、スナークは気付く。

 

 

(そういえば、「()()()」って言ってた!と言うことはこの人…)

 

尋ねようとした瞬間、通路の奥から慌ただしい声と足音が聞こえてくる。

 

 

 

「居たか!」

 

「こっちには居ねぇ!」

 

「あの野郎何処に行きやがった!!」

 

「おい!こっちを探すぞ!絶対に見つけ出せ!」

 

「あいつの仲間も、まだこの辺りに居るはずだ!」

 

 

 

ガシャガシャと硬質的な音も混じり、徐々に近づいてくる。

その様子に彼は、忌々しげな様子で舌打ちをすると、

スナークの首根っこを掴み、ぐいと引っ張る。

 

「ぐえっ。」

 

「ちっ、追って来やがったか。…おいガキ!逃げるぞ!」

 

『にげる?なに…!?』

 

「話してる場合じゃねぇよ!さっさと走れ!」

 

そう怒鳴り駆けだす彼の首元で、空色のペンダントがキラリと光る。

 

その光を目印に、スナークは彼の後を追った。

 




投稿してしばらくしてから誤字に気付く事ってありません?
作者はよくあります…(ガバ)

閲覧ありがとうございます。
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迷い人のプレリュード<後編>

ワクチンの副反応でダウンしてました‥‥

お気に入り、評価、誤字報告ありがとうございます。



「食え。」

 

そう言い茶碗を机に置くと、目の前のスナークと名乗る青年は、青い目を丸くして首を傾げる。

 

(白いつぶつぶがいっぱい…良い匂い。)

 

スナークはクンクンと匂いを嗅ぐと、あろうことかそのまま顔を突っ込み食べ始めた。

ぎょっとして「箸ぐらい使え!」と声を掛けようとすると、スナークは目を見開き固まる。

 

「どうした?」ただならぬ様子に眉を潜め訪ねると、キンキンと大きな思念で応えてきた

 

『凄い!くち!幸せ!初めて!

 すごいもの、くれる…!ありがとうございます!えっと…』

 

 

「ヴォルクだ。お前、箸ぐらい使えよ。」

 

そう答えた男、ヴォルクは自分もかつて自分も食べた茶漬けを思いだし、

懐かしむように目を細める。

 

初めての味に興奮しながらも箸に気付いたスナークは手に取ると尋ねた。

 

『箸…!お箸ですか?』

 

そうだと頷くと、箸を手に取り、しげしげと眺める。

 

『これがあのお箸…!右の手で持つんですよね!』

 

得意気に箸を掲げるその様子に、一体どんな辺境から来たんだとヴォルクは呆れた。

 

親や家も無い様子に、自分や住む星を追われた者達を思いだし、ふと端末の映像をみる。

そこには丸い形状の怪獣爆弾が写し出されていた。

 

(この計画、成功させてみせる)

 

 

ガツガツとあっという間に完食したスナークは満足げに息をつくとペコリと頭を下げる。

 

どことなくちぐはぐとした身のこなしや、常識知らずな様子から見るに、

擬態慣れしていない宇宙人だろうかとヴォルクは目星をつけた。

 

スナークは、ヴォルクから何処か懐かしく、闇の混じったような匂いが微かにするのに気付き

じっとヴォルクを見つめる。

 

あの後、隠れながらも追手から逃げるうちにすっかり夜は明け、町は再び賑わい始めていた。

 

ピピピと通信機が音をたてる。

確認すると外事X課を探らせていた仲間からであり、ヴォルクは通信に応じる

 

「なんだ?」

 

《X課のやつ、俺らを嗅ぎ回り始めました。どうやら警備会社に依頼したみたいです。》

 

「警備会社だァ?そんなもん」

 

《いえ、普通の警備会社ではなく、社員に…彼がいるんですよ。》

 

 

「何だと…!分かった。すぐに向かう。」

 

告げられたその名前にヴォルクは立ち上がった。

 

「じゃあな、ガキ。さっさとこの辺から離れた方がいい。巻き込まれるぞ。」

 

そう言い背を向けると、ヴォルクは外へ駆け出して行った。

 

残されたスナークは不思議な力が遠ざかっていくのを感じる

 

(やっぱりヴォルクさんから、あの力は出てたんだ。多分…首に掛けてたやつから?)

 

そして"巻き込まれる"と言う言葉について考えていると、ドタドタと足音が近付いて来るのが聞こえた。荒々しい足音に危険を感じたスナークは窓から外に出ると室外機の陰に隠れる

 

バン!と音を立てドアが開くと男が入ってくる、武器を持っている様だ。

 

そっと耳をすますと、なにやら喋っている様で、なんとか断片的に聞き取る

 

 

「居ない」「ヴォルク」「始末」

 

 

(なんだって!?)

 

スナークは急いでその場を離れるとヴォルクの後を追った

 

================================

 

「狸の居場所は?」

 

ヒロユキは先輩であるホマレとファントン星人との取引を見守っていた。

いつもと違うその様子を案じていると

 

「そこまでは言えない 帰ってくれ。」とファントン星人はそっぽを向く

 

「ただでさえ、裏の動きが活発になってるってのに…。深入りしない方がいいぜ。」

 

「何があった?」

 

訝しげにホマレが尋ねると、ファントン星人は気だるげに答える。

 

「知らないのか?…なんでも、商品が逃げ出したんだとよ。

それでバタついているときに怪獣爆弾が盗まれたとあって、ご立腹ってワケだ。

お陰でピリピリしていけねぇや…ん?客か?」

 

そうボヤくファントン星人の視線の先には男が立っている。

その男はヒロユキを見ると体を強ばらせた。

 

(あれ?今片目が赤く?)

 

『ヒロユキ、知り合いか?』

 

尋ねるタイガに知らないと首を振ると、男は近づいてくる。

ファントン星人の飼う犬が、うなり声をあげ吠えたてるが、男は表情を変えずに

じっと此方を観察しており不気味さを感じさせた。

 

「情報がほしい。」

 

震えた声で男は尋ねると、鞄から一着のシャツを出す。

 

「お代はこれでどうだ?」

 

そのシャツは何とも言えない字でうちゅ~んと書いてある。

 

『うちゅ~ん?』

 

覗き込んだタイガが首を傾げると、隣のタイタスがスクワットをしながら頷く

 

『ふんっ!なかなか味のある。ふんっ!デザインだな。ふんっ!』

 

「これはっ!うちゅ~んTシャツ!良いだろう。ほら、商売の邪魔だ!」

 

しっしっと追いたてられるままに去ろうとするヒロユキ達。

 

ふと、ファントン星人の視線がヒロユキを捉える。

 

「まて小僧、ポケットの中に何を持ってる?」

 

ヒロユキは立ち止まるとポケットの中のもの、ジュースの王冠を取り出した。

 

「これ?」

 

王冠を見せると、ファントン星人は興奮したように目玉をギョロギョロ動かす。

 

「それは!伝説のヒノデジュースの王冠ッ!ごく短期間で生産終了したハズ…!」

 

わなわなと手を震わせると身を乗り出す。

 

「我が星ではそれは、とてつもない価値があるのだ!いくらだ!?いくらだせばいい?」

 

凄い剣幕にヒロユキはたじろぐ。

 

「ちょっと何言ってるか…」

 

「いくらでも払う!!どんな情報でも言うから!それ頂戴~!」

 

その様子を見る、置いてきぼりにされた男は苦笑しながら、小さく呟いた。

 

「カレカレータ…」




寄生ニキ:作品のキャラを生で観れてとても嬉しい模様




閲覧ありがとうございます。
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【進捗】ダンベル何トン持てる?【報告】

カランカさん。感想ありがとうございます!すごーく嬉しいです。

誤字報告、評価、お気に入り等も感謝申し上げます。

ちょっと息抜きに今回は掲示板回です


1:名無しの寄生生物

みてくれ!これはやっべぇぞ…

【動画】

 

 

 

2:名無しの転生者

すなーくみつけた?

あく合流しろよ

 

 

 

3:名無しの転生者

お?またニュース映像?

 

 

 

4:名無しの転生者

これは!

 

 

 

5:名無しの転生者

このお方は!

 

 

 

6:名無しの転生者

タ!

 

 

 

7:名無しの戦闘員

イッ!!

 

 

 

8:名無しの転生者

タス!

 

 

 

9:名無しの繭

キレてるよ~!

 

 

 

10:名無しの転生者

ナイスバルク!!

 

 

 

 

11:名無しの転生者

肩にちっちゃい恐竜戦車のせてんのかい!!

 

 

 

 

12:名無しの神喰

背中の広さまるでべムスター!

 

 

 

 

13:名無しの転生者

ナイス!上腕二頭筋!戦士の頂き!

 

 

 

14:名無しのジョーズ

泣くホーも黙る大腿筋!

 

 

 

15:名無しの転生者

筋肉の徳が高すぎる!

 

 

 

16:名無しの傘社員

デカ過ぎて固定資産税がかかりそうだな!

 

 

 

17:名無しの転生者

キングトータスかと思ったら大胸筋かい!

 

 

 

18:名無しの転生者

筋肉密集!満員電車!!

 

 

 

 

19:名無しの転生者

大胸筋の大行進!

 

 

 

20:名無しの転生者

仕上がってるね~!

仕上がってるよ~!

 

 

 

 

21:名無しのいびるジョー

ウルトラマッスル!

はい!ずどーん!

 

 

 

22:名無しの転生者

ちょwwww

 

 

 

23:名無しの転生者

皆w

 

 

 

24:名無しの岩柱

筋肉は全てを解決する

 

 

 

25:名無しの転生者

一体感やべぇw

 

 

 

26:名無しの転生者

タイタスが出たってことは3話終わったんだな…。

 

 

 

27:名無しの転生者

( ゚∀゚)o彡゜マッスル!マッスル!

 

 

 

28:名無しの転生者

こwwれwwはww

 

 

 

29:名無しの転生者

すなーくは動き無しか。

まじで野生に帰ってないよな…

 

 

 

30:名無しの傘社員

寄生ニキは進捗どうだ?

 

 

 

31:名無しの転生者

筋肉は良いぞ!筋肉は!

 

 

 

 

32:名無しの転生者

やっぱ迫力あるなぁ。生で見たかった…

 

 

 

33:名無しの寄生生物

一応、拠点としてアパート借りてボディは乗り換えた。

前のボディは記憶消して、レンタル代として財布に少しいれといたぞ!

今は資材集めながら色々作ったりしてる。

 

公園で休憩なうwwwコーヒーうめぇ! カレカレータ!

 

 

 

34:名無しの転生者

レンタル代wwww

 

 

 

 

35:名無しの転生者

良心的…なのか?

 

 

 

 

36:名無しの転生者

飲んどる場合かーッ!

 

 

 

 

37:名無しの鉄社長

ほう…宇宙の技術は気になるな。

 

 

 

 

38:名無しの転生者

>>35

ほら、作中のセレブロは借りパクしてたし…

 

 

 

 

39:名無しのジムリーダー

地球満喫してんじゃねぇwwww

 

 

 

40:名無しのジムリーダー

すなーくが大きく動いてくれたら、発見しやすいんだけどな

 

 

 

41:名無しの転生者

あれ?あいつ変身アイテム持ってなくね?

 

 

 

42:名無しの転生者

>>41

変身というかもとの姿に戻るアイテムな

 

 

 

43:名無しの傘社員

つまり今は擬態のまま、戻ろうにも戻れない?

 

 

 

44:名無しの転生者

え?ジャックは?

 

 

 

45:名無しの転生者

>>44

しーっ!

 

 

 

46:名無しの寄生生物

アイテムに関しては作る予定だ。

一応、ノウハウってか参考になる情報は仕入れてる。

なんか良く変身アイテム盗まれたりしたウルトラマンがいたらしい。

 

 

 

47:名無しの転生者

んんっwwww

 

 

 

48:名無しの転生者

ダレダロウナー

 

 

 

49:名無しの傘社員

ワカラナイナー

 

 

 

50:名無しの転生者

寄生ニキは技術力あるのか…

 

 

 

51:名無しの寄生生物

あと、足りない所はこれを参考に…俺と言ったらこれだろ?

【画像】

 

 

 

52:名無しの転生者

ゼットライザー!

 

 

 

53:名無しの転生者

盗ったのか!?

 

 

 

54:名無しの転生者

ってことはウルトラメダル?

 

 

 

55:名無しの神喰

すなーくの力の補助をする感じか?

 

 

 

56:名無しの寄生生物

ウルトラメダル…あれば良かったんだけどなぁ!

 

 

 

57:名無しの転生者

えっ?

 

 

 

58:名無しの転生者

ないの?

 

 

 

59:名無しの転生者

マ?

 

 

 

60:名無しの寄生生物

この際だから、俺のこと説明するわ

 

1:俺、誕生

2:作中通りに光の国を襲撃して盗む

2:本編開始し、地球でゼットさん見て前世思いだしてやらかしに気付く。

 

 

 

61:名無しの転生者

あぁ…

 

 

 

 

62:名無しの転生者

m9(^Д^)プギャー

 

 

 

 

63:名無しの転生者

駄目じゃん!

 

 

 

 

64:名無しの寄生生物

もっと駄目なのは、このゼットライザー壊れてんだ。ギリギリあと数回使えるくらい。

修理しようにも、これ作った人天才すぎて今の俺の技術じゃ難しいし…資材足りない。

 

 

 

 

65:名無しの転生者

ガバブロさん…元気だして

 

 

 

 

66:名無しの転生者

やらかしさん…気にすんなって!

 

 

 

67:名無しの転生者

ダメブロさん…ドンマイ!

 

 

 

68:名無しの転生者

ガバブロさん。ファイト♪

 

 

 

69:名無しのジョーズ

おまえらw励ます気ないだろw

 

 

 

70:名無しの鉄社長

ウルトラメダル作ろうにも無理か…

 

 

 

71:名無しの転生者

ヒカリやっぱすごいな

 

 

 

72:名無しの寄生生物

うるせーーー!

こちとら、性能ガン積みなハイスペック転生者様じゃねーんだよ!

ぼくのかんがえたさいきょうのみたいな能力があればどんだけよかったか…

今の俺が作れるのは怪獣メダル位だ!

 

 

 

73:名無しの転生者

まあまぁ、落ち着けって

 

 

 

74:名無しの転生者

怪獣メダル作れるのもすごいのでは?

 

 

 

75:名無しの紫メダル

紫のメダルとかどう?

 

 

 

76:名無しの転生者

>>75

いりません

 

 

 

77:名無しの転生者

>>75

またお前かwwww

 

 

 

78:名無しの転生者

>>77

帰れ!

 

 

 

79:名無しの紫メダル

(´;ω;`)

 

 

 

80:名無しの鉄社長

それはそうと…ちゃんと光の国に謝りに行くんだぞ?

というか、寄生ニキの宇宙大丈夫か?

 

 

 

81:名無しの転生者

>>79

プトティラニキwwww

 

 

 

82:名無しのいびるジョー

足りないとこは力を合わせようぜ!

「衆力功あり」とか「一人の好士より三人の愚者」って言うじゃん。

 

 

 

83:名無しの寄生生物

 

すまん…取り乱した。ありがとうな

 

>>80

俺の居た宇宙は大丈夫。ゼットさん達がウルトラ頑張ってくれた。

足向けて寝られないな…足無いけど。

 

 

 

84:名無しの転生者

資材足りないなら変身アイテムどうする?

ヴィラン・ギルドから資材買うとか?

 

 

 

85:名無しの宇宙海賊

外事X課あたりにないか?あるなら盗r…貰いに行くか?

 

 

 

86:名無しの寄生生物

変身アイテムのベースはすなーくが持ってるやつを使おうと思ってる。

複雑な操作は覚えられないだろうし簡単なのでいいよな。

 

 

 

87:名無しの転生者

そんなら、合流してからじゃないと着手できないんやね。

 

 

 

88:名無しの転生者

持ってたやつ…あ、捕まってたときのあれか

 

 

 

89:名無しの寄生生物

あとは、前回のスレで言ってた情報屋と接触したぞ!

 

 

 

90:名無しの転生者

まじでか!情報あった?

 

 

91:名無しの寄生生物

商品が逃げ出したとか、これってすなーくが捕まってた時の事だよな。

あとは裏の宇宙人達が騒がしい。ゾリンって人が爆弾盗まれたんだと。

 

ふふふ…おまえら。これを見ろ

【画像】

 

 

 

92:名無しの転生者

ヒロユキとホマレだ!

 

 

 

93:名無しの転生者

ウホッ、良い男♂

 

 

 

94:名無しの転生者

好青年だな~

あれ?このシーンって作中の…

 

 

 

95:名無しの傘社員

うやらましい…

 

 

 

96:名無しの寄生生物

いいだろ~

俺はこの喜びを噛み締めている…

 

 

 

97:名無しの転生者

端に写ってる犬www

寄生ニキめっちゃ威嚇されてて草

 

 

 

98:名無しの転生者

>>97

動物の本能的なやつで感じ取ったのかな

 

 

 

99:名無しの転生者

わんこ可愛いんじゃ~

 

 

 

100:名無しの寄生生物

ヒロユキの方がなんかキョロキョロしたり

肩の方みてたりしてたんだが?

 

 

 

101:名無しの転生者

タイガがいたんじゃね?

 

 

 

102:名無しの転生者

タイタスもな

 

 

 

103:名無しの転生者

トラスク良いよね、とっても癒される…

 

 

 

104:名無しの転生者

タイガーかと思ったけど虎っぽくないよな…

 

 

 

105:名無しの転生者

>>104

そっちちゃうわwww

タイガは光の国の言葉で「太陽を抱く勇気あるもの」って意味な

 

 

 

106:名無しの転生者

はえ~かっこよ

そんな意味あったんや

 

 

107:名無しの転生者

なるほど、だから光の勇者ね

 

 

 

108:名無しのいびるジョー

そんな意味があったのか。

 

 

 

109:名無しの転生者

ちなみにタロウは「勇気があり正義を愛するもの」

 

 

 

110:名無しの転生者

なにそれ最高

 

 

 

111:名無しの転生者

良い名前だなぁ…

 

 

 

112:名無しの転生者

>>109

ギャラファイで言ってたけど

トレギアは「狂おしい好奇心」だっけ?

 

 

 

113:名無しの転生者

この落差よ

 

 

 

114:名無しのジョーズ

名は体を表すってやつ?

 

 

 

115:名無しの鉄社長

興味深いな。

 

 

 

116:名無しの転生者

なんでそんな名前…

地球だったらいじられそうだな。

 

 

 

117:名無しの転生者

>>116

光の国の方々は皆ぐう聖だから…

 

 

 

118:名無しの寄生生物

じゃあ、スナークも意味あるのか?

 

 

 

119:名無しの転生者

スナークって聞くとルイス・キャロルの作品を思い出すな。

 

 

 

120:名無しの宇宙海賊

>>118

スナークは確か光の国の言葉で「小さきもの」

ペットにつけるとするならチビスケみたいなもん。

 

 

 

121:名無しの転生者

ファッ!?

 

 

 

122:名無しの寄生生物

おいおいおい…トレギアがぶっ倒してたキングゲスラも…

 

 

 

123:名無しの転生者

この闇落ちボンテージ仮面…曇らせてくるな

 

 

 

124:名無しの転生者

全方位曇らせおじさん

 

 

 

125:名無しの転生者

>>124

全方位曇らせおじさん(自分含む)

 

 

 

126:名無しの転生者

やめろぉ!!

 

 

 

127:名無しの転生者

再会したかつての飼い主が闇落ち仮面になってると思うと大変だな…すなーく

 

俺だったら泣く。

 

 

 

128:名無しの傘社員

 

すなーくはアーリー時代しか知らないんだったな…。

 

 

 

129:名無しの神喰

流れを切って悪いが、ちょっと待てくれ!!!

画像のシーンがあるってことは…群狼の挽歌だろ!

 

寄生ニキ!怪獣爆弾ってのが爆発して怪獣が出てくるぞ!

 

 

 

130:名無しの転生者

>>129

そうだった!!!!確かデアボリック!

 

 

 

131:名無しの神喰

寄生ニキは戦えるのか!?

 

 

 

132:名無しの転生者

>>131

怪獣メダルは持ってるけどライザーが壊れてるんじゃなぁ…

 

 

 

133:名無しの転生者

寄生ニキ無茶しないようにな?

ボディの人しんじゃう…

 

 

 

134:名無しの寄生生物

手札はあるっちゃあるけど…

 

 

 

135:名無しの転生者

敵怪獣の口にぶん投げてもらって寄生しようぜ!

 

 

 

136:名無しの寄生生物

ぎゃあああぁ!!爆発した!?

 

 

 

137:名無しの宇宙キター!

寄生ニキ!?

 

 

 

138:名無しの転生者

怪獣爆弾!?

 

 

 

139:名無しの寄生生物

 

あれがデアボリックか…

【live開始】

 

 

 

 

140:名無しの神喰

迫力がすごいな。

 

 

 

141:名無しの転生者

ヒェッ…!

市民目線だと恐いな

 

 

 

142:名無しの転生者

結構近い…はぇ~大きいンゴ…

 

 

 

143:名無しの転生者

うわぁ

 

建物がめちゃくちゃ…

 

 

 

144:名無しの寄生生物【live中】

あ、ああああああああああああああああああ!??!?!?

 

 

 

145:名無しの転生者

どんどん家がなぎ倒されていく!

 

 

 

146:名無しの転生者

どうした!?

 

 

 

147:名無しの転生者

座り込んだけど大丈夫か寄生ニキ!?

 

 

 

 

148:名無しの宇宙キター!

破片とか当たったか!?

 

 

 

149:名無しの寄生生物【live開始】

 

俺の家ーーーーーーーッ!!!?!?!?!

くぁwせdrftgyふじこlp

 

 

 

150:名無しの転生者

あっ

 

 

 

151:名無しの転生者

oh…

 

 

 

152:名無しの岩柱

南無

 

 

 

153:名無しの転生者

寄生ニキの家ぇぇがぁぁぁぁ!!!

 

 

 

154:名無しの転生者

 

 

 

155:名無しの転生者

お労しや寄生ニキ…

 

 

 

156:名無しの転生者

寄生ニキの家は犠牲になったのだ

 

 

 

157:名無しの寄生生物

あばばばばばばばば

 

 

 

158:名無しの転生者

えっと…なんというか…ドンマイ?

 

 

 




何故か急に作品が伸びてびっくりしています。作者です。

これからもできる限り執筆を続けていきたいと思います。
色々と拙いところも御座いますが、応援していただけると嬉しいです。


これからもよろしくお願いします。 読者様に沢山の感謝を。


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群狼のブルース

ミトコンドリアンさん感想ありがとうございます!活力になります!

戦闘描写が難しく、とても難産でした…。

評価、お気に入り、感想などいつもありがとうございます。
ウルトラ嬉しい気持ちでいっぱいでございます。


毎回サブタイで悩んでしまう…サブタイセンスが欲しいです。


スナークは慣れない体でふらつきながらも走る。

虫の知らせとでも言うのか、胸のざわつきがスナークを焦らせた。

 

(えっと…こっちだ!)

 

地面に伏せ、力と匂いを辿るスナークに、人間達の良いとは言えない視線が向けられる。

視線を投げ掛ける人間の方を見ると、目があった人間はそそくさと引っ込んだり、

曖昧な笑みをうかべたりと遠巻きに此方を観察している。

今迄の星でもあったその様子に、居心地の悪さを感じながらもスナークは捜索を続けた。

 

 

 

痕跡を追い続けていると、古びた建物にたどり着く。

侵入者を阻むためか施錠がしてあった為、開け方の分からないスナークは壁をよじ登ると

窓から身体を滑り込ませた。

途中、持ち物を落としそうになりつつもスナークはどんどん進む。

進むごとにどなり声や、銃声が聞こえてきて空気が張り詰めてゆくのを感じたスナークは、

心細くなり容器をぎゅっと抱える。

 

(大丈夫…大丈夫。)

 

自分に言い聞かせる様に、語りかけるように繰り返すとスナークは進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「アンタは牙を抜かれちまったんだあぁぁ!!」

 

「うおおおお!」

 

吼えるような大声、その声を頼りにスナークはヴォルクを発見した。

 

険しい目付きの青い服の人間と激しく戦っており、奥にある謎の丸い装置が威圧感を放っている。

 

スナークはヴォルクを助けるべく身を乗り出し構える…と、もう一人の人間に気付いた。

 

(あれ?)

 

ヴォルクと戦う人間と同じ、青い服を着た人間である。

彼は拘束されており、必死に鎖を解こうとしていた。

 

(この人…見たような気が…?)

 

どこか不思議な力を感じ、スナークは首を傾げる。

 

(敵…?さっきの人のなかま?捕まってる?いや、それよりまずはヴォルクさんをたすけないと!)

 

ブンブンと頭を振り、声をかけるべくテレパシーをつなげるとゴキッと固い音が響く、

ヴォルクと青い服の人間、お互いの一撃が交差したのだ。

 

 

「お前…つよくなったな」

 

 

「物事は変わる…!」

 

 

怒りや哀しみ、数多の複雑なものが混じった激情にスナークは息を飲む。

 

 

カシャン

 

 

ふと聞きなれない物音に目を向けると、そこにはヴォルクへ武器を向ける男の姿があった。

 

(あれは…!?危ない!!)

 

スナークは飛びかかろうと膝を曲げ、ハッと思い出した。

 

 

 そう、人間(この体)は飛行できないのである。

 

 

スナークは即座に持っていた容器の蓋をとると、男へ投擲する。

 

かなりの力を持って投げられたそれは、男の近くの壁に当たり怯ませたが

惜しくも放たれた弾丸は肩を掠め、ヴォルクは膝をついた。

 

「ヴォルク!!…今のは!?」

 

戦っていた敵であるはずの男が、心配そうにヴォルクへ駆け寄る姿を見たスナークは

混乱しつつも、皆が蓋に気をとられている隙に静かに物陰へ着地する。

 

 

ひたりと地面に手をつき身を伏せると気配を消し、這うような動きで

静かに男へと忍び寄る。

これはかつての惑星に住む生物の、狩りの様子から学んだ物だった。

 

(このままだと…動きにくいし、君も危ないよね。)

 

スナークは容器から破片とマスクを出すと服の内側に収納し、

落ちないように風船の紐でぐるぐると巻き固定した。

不恰好だが、落とす心配は無いのを確認すると静かに息を吐き集中する。

 

「ゾリンの差し金か!」

 

ヴォルクは肩を抑えながら忌々しげに男を睨み付けると銃を握り、男へと駆け出した。

男がカチリと再度、銃口を向けた瞬間

 

「がああああぁぁっ!!」

 

スナークは吼えながら男に飛び掛かると、強烈な一撃を食らわせる。

 

 

「お前…!?」

 

 

目を見開くヴォルクに、スナークは頷く。

 

『たすけ、きました!』

 

「何故来た!?ここは…」

 

 

「危ない!!」

 

 

拘束された人間の声で飛び退くと、先ほどまで居た場所に銃痕が刻まれる

 

 

「クソッ!まだ居るのか!」

 

 

先ほどの男に似た風貌の二人組が入ってくると、武器を構えた。

 

 

「ヴォルク!爆弾の解除コードを教えろ!」

 

 

丸い物体に向かう男の言葉、その聞き取れた単語にスナークはぎょっとして振り返る

 

 

(爆弾!?爆弾ってあのどかーんってする…!?)

 

 

襲い来る敵と戦いながらヴォルクは叫ぶ。

 

 

「無駄だよホマレさん!もうおしまいだぁ!」

 

 

「ホマレさん!もう駄目だ!逃げましょう!」

 

 

拘束された人間も口にする"ホマレ"の単語。

 

 

(ほまれ…?どこかで聞いたような。)

 

 

襲い来る相手の頭に容器を被せ視界を奪うと、勢いよく蹴り上げる。

その隙に、ヴォルクが追い打ちをかけた。

 

そのままクルリと着地すると、拘束された人間と目が合う。

 

(この人はさっき助けてくれた…やっぱり見覚えがある気がする…。)

 

とても真っ直ぐな目をした人間。

 

敵であれば先ほど撃たれそうな時に、警告したりはしないのではないか?と思い至り

スナークは、ガシッと鎖を握り引っ張る。

 

「君は…?!」

 

鎖を握るスナークの手に光が瞬くと、鎖は弾けるようにちぎれる。

 

「ありがとう!」

 

自由になった人間はその鎖を振り回し、敵の振り上げた武器に絡めて奪いとった。

そのまま武器を振り上げ敵を倒すと駆けだしていく。

 

「ホマレさん!もう時間がないです!」

 

ホマレと呼ばれた男が、爆弾を触っていると大きな声をあげる

 

 

「どうなってる…!?操作ができないだと?!ロックされてるのか!?」

 

 

その言葉にヴォルクは目を見開く

 

 

「まさか…!」

 

 

爆風、閃光、衝撃。

 

 

全てがまぜこぜになり目の前が真っ白になった。

 

 

 

============================================

 

 

 

「ヴォルク…!しっかりしろ!」

 

ホマレは瓦礫をかき分け、ヴォルクを引っ張り出す。

 

「ゲホッ…!ホマレ…さん。」

 

足を引きずってはいるものの、無事に体を起こしたヴォルクにホマレはほっと息を吐く。

 

 

少し離れた場所ではタイガと怪獣爆弾から出現した怪獣が戦いを繰り広げており、

その余波で地面が揺れていた。

 

ヴォルクは街を見渡すとガクリと膝をつく。

 

「…ヴォルク?」

 

項垂れたヴォルクはかすれた声で言う。

 

「…政府から金をせしめたら…俺みたいなガキの為に使って…やりたかった。」

 

「お前…。」

 

強くこぶしを握るとヴォルクは続ける

 

「俺みたいな宇宙人のガキの為に…使ってやりたかったんだ。住む星を追われたやつらの為に!」

 

その目には涙が光っていた。

 

「だがなヴォルク…暴力じゃ何も解決しねぇんだ…

 手を染めて手にした金で、本当にガキたちが救われるのか?胸が張れるのか!?」

 

そう言うホマレの方にバッと振りむくとヴォルグは詰め寄る。

 

「分かってる!!! 本当は…気づいてんだよ…。こんな手段じゃいけねぇって!」

 

「だったら…!」

 

その先を言わせないかのように、ヴォルクは叫ぶ。

 

「アンタが俺を助けてくれたみたいに、誰かを助けたかった!

 アンタみたいに強くなりたかった!でも俺は…!!

 ホマレさん。アンタみたいになれない!強くなれないんだ…。だから力が欲しかった!」

 

 

「ヴォルク…。」

 

 

ホマレとヴォルク、お互いの目に熱い涙が流れる。

 

 

「なぁ、俺はどうしたらよかった…?帰る星も力もない俺は…。」

 

 

嗚咽まじりに言うヴォルクにホマレは手を伸ばし…

 

 

 

「あーあ。」

 

 

退屈そうな男の声が空気を震わせる。

 

 

「誰だ!」

 

コツコツと足音を立て、現れた男は嘲るように言う。

 

 

「いくら吠えたところで…所詮負け犬は負け犬か。」

 

 

 

============================================

 

気がつくと目の前は暗く、体が上手く動かせない。なんとか身を捩ると石の擦れるような音と

焦げ臭さを感じ、スナークは自分が埋まってしまったのに気付いた。

 

(はやく 出ないと。)

 

暗い中、怪獣の咆哮と轟音が身体を揺らす。誰かが戦っているのか凄まじいエネルギーを感じ

スナークは怖くなった。

体が挟まれているせいだろうか、胸が痛んで上手く声が出せす、煙も目に染みる。

 

(痛い…。)

 

じわりと目から水が出たのに驚きつつも、声の聞こえる方へ懸命に身体を動かす。

 

(誰か…?戦ってる?今の声は…ヴォルクさんと確か…ほまれって人?)

少しづつ瓦礫を動かすと光が見え、その光に向かってスナークは進む。

上手く息が吸えないせいか少しづつ苦しくなってくる、砂塵を吸い込んでしまい

大きく何度も咳き込むと声が聞こえてくる。

 

「おい!ガキ!大丈夫か!?」

 

瓦礫の隙間から見えたヴォルクが足を庇いながらも瓦礫をかき分ける。

なんとか出ることに成功した、スナークは蒸せて涙目になりながらも頷く。

 

「へぇ…。盗まれた商品と脱走した商品が一緒にいたなんてね。」

 

その声にスナークはバッと顔をあげた。

 

白と黒の衣服をまとったその男は、青い閃光でホマレを吹き飛ばす。

 

「ぐあっ…!」

 

「ホマレさん!」

 

倒れ込んだホマレに駆け寄ったヴォルクは、その男を睨みつけると

怒りを帯びた声で、その男の名を口にする。

 

 

「‥‥霧崎!」

 

 

霧崎と呼ばれた男は 嗤った。 

 

 

 




すなーく:茶漬けで助けに来る子。自然界では食料を分けることは基本なく
今世では初めて他人から食べ物を貰った。前世は飼われてた怪獣なので人懐っこさも併せ持った結果。餌付けに弱い。米を知らないので白いつぶつぶが不思議。


容器:青いポリバケツ。迷い人のプレリュード<前編>ですなーくが拾ったもの。
捨てられてたので、少し汚れてるけど丈夫。カバン代わりに使ってた。
触り心地と色が気に入ったらしい。
投擲武器になったり戦闘時に目隠しに使えたりと使い道はいっぱい!

水を入れて、ぶっかけることで酔っ払いの酔い覚ましに使った者もいたとか




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【悲報】ホームレス爆誕

トリガーのエピソードZ‥‥ついに公開ですね


“妄蛇”蛇さん、ぜやさん 感想ありがとうございます。
心とモチベーションの支えになっています。感謝…


寄生ニキ視点こと掲示板回です


1:名無しの寄生生物【live中】

俺の家…俺の家…

 

 

 

2:名無しの繭

ほらしっかりして!!

 

 

 

3:名無しの転生者

建物の倒壊に気を付けるんだぞ!

 

 

 

4:名無しの寄生生物【live中】

(´;ω;`)

ゆるさん…

 

 

 

5:名無しの転生者

自宅の恨みwww

 

 

 

6:名無しの転生者

群狼の挽歌なら

ヴォルクしんじゃうくね?

 

 

 

7:名無しの転生者

>>6

でもテロリストみたいなもんだしなぁ…

 

 

 

8:名無しの寄生生物【live中】

うお!?あれはヴィランギルドのやつらだ!!

 

>>6

ってかヴォルクって誰!?

 

 

 

9:名無しの転生者

物騒だな…

 

 

 

10:名無しのジョーズ

まじか…もしかしてゾリンの手下?

 

 

 

11:名無しの転生者

>>8

ヴォルクはホマレの昔の弟分みたいなもん

 

 

 

12:名無しの転生者

>>10

それだったら順序可笑しくない?

ゾリンの差し金とヴォルクが交戦してから爆発してなかった?

 

 

 

13:名無しの傘社員

>>12

ん!?そもそも差し金は一人じゃなかったか?なんかおかしいぞ!?

 

 

 

14:名無しの転生者

作品とのズレが出てきたな…

 

 

 

15:名無しの寄生生物【live中】

とりあえず向かいたいが、このボディの人危険にさらしたくないな…

 

 

 

16:名無しの転生者

確かに…

 

 

 

17:名無しの転生者

義肢ならぬ義体があれば良いんだけど

 

 

 

18:名無しの口寄せ蛞蝓

>>17

造るのにも時間かかりそうだし、今はどうするかを考えようぜ

 

 

>>15

…ところで、寄生ニキ。手に持ってる それは何だ?

 

 

 

19:名無しの転生者

銃?

 

 

 

20:名無しの鉄社長

いや、テーザー銃か?

 

 

 

21:名無しの寄生生物【live中】

おう。改造したやつだけどな。

あそこにヴィランギルドのやつがいるだろ?

 

 

22:名無しの転生者

嫌な予感が

 

 

 

23:名無しの転生者

まさか…

 

 

 

24:名無しの寄生生物【live中】

これをアイツの背にシュゥゥゥーーッ!!

超!エキサイティン!

 

 

 

25:名無しの転生者

ぎゃあああ!!

 

 

 

26:名無しの転生者

飛距離やばくねぇ!??!

 

 

 

27:名無しの寄生生物【live中】

おら!!ボディチェンジだ!!

 

 

 

28:名無しの転生者

ぐあぁぁ!!なんてモンみせやがる!!

 

 

 

29:名無しのジョーズ

ヒエッ…フェイスハガー…

 

 

 

30:名無しの転生者

食事中の俺涙目…

 

 

 

31:名無しの転生者

動けなくしてから寄生するのえぐい…。

 

 

 

32:名無しの転生者

あれが寄生ニキ本人?いや、本体なのか。

エイみたいだな。

 

 

 

33:名無しの転生者

ぐろい…古生物にいそう

 

 

 

34:名無しの転生者

確かにあの身体なら地球生活できないよな…

 

 

 

35:名無しの寄生生物【live中】

よし、引っ越し完了!

あとは前の身体の人を安全な場所に隠しとく。

 

 

 

36:名無しの転生者

手馴れてんな…

 

 

 

37:名無しの転生者

寄生ニキの貴重な引っ越シーン

 

 

 

38:名無しの寄生生物【live中】

念のため爆心地の位置情報を元にSNSとか確認しながら向かう。

愛車でな!

 

 

 

39:名無しの転生者

寄生ニキが有能だと…!?

 

 

 

40:名無しの転生者

愛車…?

 

 

 

41:名無しの転生者

がんばれ~

 

 

 

42:名無しの転生者

怪我しないようにな!

 

 

 

43:名無しの転生者

自w転w車www

 

 

 

44:名無しの転生者

移動方法が自転車なの草

 

 

 

45:名無しのジムリーダー

敵が多いのって、すなーくが脱走した影響?

作品より多く人員を配備したのか?

 

 

 

46:名無しの転生者

自転車…乗り物(身体)に乗りながら乗り物に乗るのか…

 

 

 

47:名無しのいびるジョー

>>45

確かに…脱走に盗難、重なると痛手だな。

やっぱりすなーくというイレギュラーで、正史とは離れていってるみたいだ

 

 

 

48:名無しの転生者

実は寄生ニキすごいのでは…?

 

…たまにガバあるけど。

 

 

 

49:名無しの繭

>>47

できるだけいい方に変わるといいね

 

 

 

50:名無しの傘社員

正史の矯正力がかなり働く世界もあるからなぁ…何が起こるか分からないぞ

 

 

 

51:名無しの転生者

>>48

まぁ、ガバブロニキだしwww

 

 

 

52:名無しの転生者

原作知識に胡座をかいて全てを失ったやつもいるかならなぁ。

作品じゃなくてちゃんとその世界に生きていることを肝に銘じておかないとな。

 

 

 

53:名無しの転生者

>>52

尚、寄生ニキは家を失った模様

 

 

 

54:名無しの転生者

>>53

やめて差し上げろwww

 

 

 

55:名無しの寄生生物【live中】

>>53

傷をえぐるんじゃねぇ!

 

ネット見る限り、情報過多ってか混雑してるな…

地球侵略説や自称宇宙人な人もいるし、避難警報も飛び交ってる。

 

 

 

56:名無しの転生者

ほ~寄生ニキ、スマホ持ってるのか。

そのSNS、なんかつぶやいったーに似てるな。

 

 

 

57:名無しの転生者

色んな呟きがあるね。

不審人物の宝庫や…目が光る人影とか、地面の匂い嗅いでる兄ちゃんに

怪しげな商人。オカルト好きの血が騒ぐぜ…

 

 

 

58:名無しの転生者

この写真の端に見切れてるサングラスのやつ、ゾリンの手下じゃね?

ほら、ラケット型の袋もってるし。確か変形する銃いれてたよな

 

 

 

59:名無しの転生者

セレブロがママチャリに乗ってんのじわじわくる

 

 

 

60:名無しの転生者

寄生ニキ、苦手みたいな事言ってた割にはちゃんと寄生できてるな。

 

 

 

61:名無しの寄生生物【live中】

>>60

人型はまだやりやすいんだよ…

 

 

あの忍者みたいなウルトラマン…フーマだっけ?

めっちゃ早いな。かっこいい…

 

持ってて良かった双眼鏡。これで周囲の様子が良く分かるぜ

 

 

 

62:名無しの転生者

チャリブロ…

 

 

 

63:名無しの転生者

警戒しすぎワロタwwwってフーマじゃねーか!!

 

 

 

64:名無しの転生者

ひょ~~~~かっこいい!!

フーマ推しの俺大歓喜

 

 

 

65:名無しの転生者

双眼鏡か。無駄に移動するより効率は良いな

 

 

 

66:名無しの繭

凄い!速い!全部攻撃避けてる!

 

 

 

67:名無しの転生者

これで3人揃った!

 

 

68:名無しの転生者

トライスクワッド大復活~~!

 

 

69:名無しの宇宙キター!

流石の強さだな。

 

 

 

70:名無しの転生者

残像やっべぇ!

 

 

 

71:名無しの神喰

あ!右の方!人がいるぞ!

 

 

 

72:名無しの転生者

ホマレだ!!

 

 

 

73:名無しの転生者

ホマレパイセンじゃないっすか!!

 

 

 

74:名無しの転生者

あれ?霧崎いなくね?

俺の記憶違いじゃないなら、たしか遭遇してたよな?もう遭遇後とか?

 

 

 

74:名無しの転生者

ファッ!?おい…まじかよ!

 

 

 

75:名無しの傘社員

ええっ!?隣のやつって、ヴォルク!?

 

 

 

76:名無しの転生者

生き延びてる!?

 

 

 

77:名無しの転生者

生き残ったんかいワレ!やったー!

 

 

 

78:名無しの転生者

ヴォルク怪我してるみたいだ…肩押さえて足を引きずってる。

 

 

 

79:名無しの寄生生物【live】

なるほど、あの人がヴォルクか。

 

…廃墟どころか瓦礫の山になってるのに

よく生き残ったな。

ヴィランギルドのやつと戦ってるけど加勢に行った方が良いか?

 

 

80:名無しの転生者

寄生ニキのボディはヴィランギルドだろ?

ぶちのめされない?

 

 

 

81:名無しのジョーズ

ウルトラ世界の方々は皆タフだから…

 

 

 

82:名無しの転生者

>>80

両手あげるか、白旗あげて敵意がないのをしらせるとか?

 

 

 

83:名無しの繭

ヴォルク、怪我はしてるけど生き延びてよかった!

 

 

 

84:名無しの転生者

ん?あいつ誰だ?

 

 

 

85:名無しの傘社員

あいつ?モブまでは把握してないな…

 

 

 

86:名無しの転生者

ほら、ヴォルクの後ろで戦ってるやつ。

ホマレ達と共闘してるってことは味方だろ?

 

 

 

87:名無しの転生者

ほんとだ、あんなキャラいたっけ?

 

 

 

88:名無しの転生者

ヴォルクの仲間とかじゃないのか?

何人かいただろ?

 

 

 

89:名無しのいびるジョー

良く見るとあちこちボロボロなやつだな。

砂ぼこりまみれだし埋まってたのか?

 

 

 

90:名無しの転生者

なんか苦しそうにしてる…。

 

 

 

91:名無しの転生者

学生にも成人にも見えるが…目が青いってことは、外国人?

いや宇宙人の可能性もあるな。

 

 

 

92:名無しの繭

土まみれか…着地失敗したときのすなーくを思い出すね。

そうそう確かにこんな感じに吠えてて…あ

 

 

 

93:名無しの転生者

あ…

 

 

 

94:名無しのジョーズ

ファッ!?

 

 

95:名無しの傘社員

あっ。

 

 

96:名無しの戦闘員

イイッ!?

 

 

97:名無しの転生者

うおお⁉

 

 

98:名無しの繭

えっ…!?

 

 

99:名無しの転生者

おいおい…!?

 

 

 

100:名無しの神喰

ってことは…

 

 

 

101:名無しの寄生生物【live中】

い、行ってくる!!余裕ないから一回接続切るぞ!

俺…この騒動が落ち着いたら地球観光するんだ…

 




プロットの微調整をしてたら更新が遅くなり申し訳ないです…


閲覧ありがとうございました


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困惑のカルテット

最近、投稿ペースが下がってきてて申し訳ない…
中々筆が進まない…。




 

(霧…崎?)

 

そう呼ばれた、妖しげな雰囲気の男からスナークは目が離せなかった。

 

霧崎はスナークをじっと見つめ、ヴォルクたちへ視線を移すと嘲る。

 

「負け犬…弱者は群れるのが好きみたいだ。」

 

「てめぇ…!」

 

ヴォルクは足を庇いながらも立ち上がり、掴みかかろうとするが霧崎はヒラリと回避し、突き飛ばす。

 

『ヴォルクさん!!』

 

「ぐっ…!大丈夫だ!!」

 

スナークは駆け寄ると庇うように前に立つ。

 

「おいおい。気をつけてくれよ。」

 

やれやれと服の埃を払う霧崎に、ホマレは銃を構える。

二人の様子から、霧崎と呼ばれるこの男は敵であると判断し、スナークも身構えるが先程までの敵とは違う、得体の知れない強さを感じて飛び出せないでいた。

 

(なんだ…?この人…)

「どうした?怖じ気づいたかい?商品くん?」

 

霧崎はその様子を嘲笑いながら、かかってこいと言うかのように手招きをする。

 

(ショーヒンくん…?)

 

聞きなれない名で呼ばれたことに疑問に思いつつも、スナークは立ち向かうが

攻撃を受け流され、体勢を崩される。

 

起き上がり再度立ち向かう度に、弄ぶように何度も転がされ、瓦礫に挟まれた際のダメージもあるのか、スナークの体はズキズキと痛んだ。

 

 

あきらかな力の差を感じ、スナークはたじろぐ。

 

 

(この人…つよい!!)

 

 

霧崎はゆっくりとスナークを見下ろすと、囁いた。

 

「弱いなァ。君。」

 

その姿を見上げた時、スナークは胸がざわめくのを感じた。上手く表せないその感覚に、戸惑いを隠せず身体がこわばる。

 

(なんだ‥?この感じ…。)

 

 

「無茶するな!」

 

後方からヴォルクが声をあげると、霧崎はスッと3人を指して告げる。

 

「そこ、危ないよ?」

 

 

頭上からゴウゴウと音が聞こえ、見上げると灼熱が空から降ってくる!

 

 

「しまっ…!?」

 

瞬間、ヴォルクの首飾りから眩い光が解き放たれ空へと昇っていく!

あまりの眩しさにスナークはぎゅっと目をつぶった。

 

 そして 一陣の風がふく。

 

(この力は…!?)

 

轟音と風が身体を揺らし、恐る恐る目を開けると辺りはもうもうと煙が立ち込めていた。

 

「…今のは一体。」

 

ヴォルクがペンダントを見つめ呟く中、霧崎は此方を一瞥するとニヤリと笑う。

 

「お客様もお見えみたいだ…では、また地獄で。」

 

「待て!!」

 

『待って!』

 

去っていく霧崎を追おうと駆け出すホマレ、同じく駆け出そうとしたスナークは

自分の言葉にハッとし立ち止まる。

 

(あれ…?)

 

霧崎とは初対面であり敵で、即ち"危険"である。

ならば、危険が去るのは良いことで、危険を引き留めるのは良くないと旅のなかで学んでおり、そのおかげで今まで生き延びてきた。

自分のことながら矛盾した行動に、スナークはなんだかモヤモヤしてガシガシと首元を搔く。

 

 

悩んでる時間はないとばかりに、地響きと共に風が煙を吹き飛ばしてゆくと

その中から現れたのは青色の巨人。

 

(ウルトラマン!…でも違う。)

 

青い巨人にスナークは目を輝かせるが、しょんぼりとすると同時に緊張した。トレギア以外でウルトラ族を見たのは初めてだったからだ。

 

その青い巨人は怪獣の攻撃を次々と躱し、翻弄していく。

残像すら見えるほどの速さと卓越した技にスナークは目を丸くした。

 

 

(すごい…!同じ青いひとなら、ウルトラマンだよね? トレギアさんのことしってるかな?)

 

 

巨人の方に向かおうとすると、戻ってきたホマレにグイッと首根っこを捕まれる。

 

「んぐっ!?」

 

「お前にも聞きたいことはあるが…とりあえず此処を離れるぞ!ゾリンの狸親父め…!増援をよこしやがった!」

 

 

倒壊した建物を抜け進む3人を、荒々しい足音を立てて怪しげな者達が取り囲む。

その様子にスナークは肩を落とした。

 

(爆弾に怪獣に怖い人…地球がこんなに危険な星だなんて…。)

 

 

「逃がしては…くれないみたいだな。」

 

ため息交じりにヴォルクがつぶやくと、

ホマレは拳を握り構える。

 

「あぁ。やれるか?」

 

「勿論…!」

 

ホマレの問いにヴォルクは口元に笑みを浮かべ、銃を構る。スナークは静かに頷いた。

 

 

====================================

 

寄生ニキことセレブロは走る。

途中までは自転車に乗っていたのだが、近づくごとに建物の崩壊が酷くなり、瓦礫でタイヤがパンクする恐れがあるため徒歩に切り替えたのだ。

 

(居た!)

 

ホマレとヴォルクと言う男、そして青い目の青年を見つける。

 

(まずは周りの奴等を片付けねぇと…)

 

銃を構えると、青年が振り返りセレブロ目掛けて走ってくる。

 

「ちょっ!?」

 

両手を上げ、敵意がないことを知らせるが止まる様子はない。

 

(だあぁっ!!そうだよな!意味知らないもんな!!)

 

振り上げられた拳に、顔をひきつらながらセレブロは叫ぶ。

 

「スナーク!待て!!」

 

ビタッと止まった拳がセレブロの前髪を揺らす。

 

「?」

 

目を見開いた青年が首を傾げると、スンスンとセレブロの匂いを嗅ぐ。

 

「っぶねぇ!お前、スナーク…だよな?」

 

きょとんとした表情で青年は頷くと脳裏に声が響く。

 

『はい!あなたは…?』

 

「地球で合流するって言っただろ?」

 

セレブロの言葉にスナークはハッとすると声を上げた

 

『もしかして…きせいニキさん!?』

 

「おう。」

 

『わあぁ!!やっと会えました!』

 

喜ぶスナークをまじまじと眺めるセレブロは安堵するも束の間、鋭い声が飛ぶ。

 

「動くな!!」

 

敵を片付けたヴォルクとホマレに鋭い眼光を向けられ、 背筋に冷たいものが走る。

 

(こっ…こえぇ…。)

 

「ま、待ってくれ!俺は敵じゃない!な?」

 

これはヤバイとセレブロは両手を上げ、スナークに同意を求めるように見ると、

察したのか何度も頷く。

 

(ファントン星人の所で会ったんだが…あ!!ボディ代わってるから初対面になるのか!?)

 

慌てていると、二人は訝しげにしながらも拳と銃を下ろす。

セレブロとスナークはホッと息をついた。

 

「つまり、こいつの仲間ってことか?」

 

訪ねるホマレに頷き、セレブロはスナークを指す。

すべてを話すわけにはいかないため、セレブロは簡単な事情だけを話すことにした。

 

「あぁ。コイツの人探しに付き合うってことで地球に来たんだ。」

 

「人探し?」

 

『はい!わたしをうみだしたひとで青いうると…い゛っ!?』

 

(べらべら喋るな!)

 

素直に喋りだしたスナークを黙らせるべく、セレブロは後ろからスナークの尻をつねった。

 

「こ、こいつは辺境育ちで地球に疎くてな!一人で大変だったみたいだ

 …ほら、今にも泣きそうだ。」

 

尻をさすり、涙目で見てくるスナークからセレブロは目をそらす。

ヴォルクは思い当たる節があったのか、「成る程な…どうりで…」と頷いた。

 

(確かこの人、作中では死んでたって言ってたな。傷をこのままにするのも不味いか?)

 

「あ、よかったらこれ使ってくれ。」

 

セレブロは持っていた医療ツールをホマレに渡すと、二人は察したのか「助かる」と頷く。

スナークは良く分かってないようで首を傾げていた。

 

ズシンとまた地響きがする。

 

「…っと、もう少し離れた方がいいか?」

 

ふと目線をあげると、そこには闇を纏った青い仮面のウルトラマン。

 

トレギアがフーマと戦っていた。

 

「げっ…!?トレギア!?」

 

(このタイミングで出てくるのか!?これって作中通りなのか…?

あー!こんなことなら前世でタイガも観ておくんだった!!)

 

セレブロは焦る気持ちを抑えると、スナークへ呼び掛ける。

 

「スナーク!まだ行くなよ?お前も怪我してるみたいだし…スナーク?」

 

返事が聞こえず振り返ると、凄い勢いで駆け出していくスナークの姿があった。

 

「おい!?待て!!…って足速っ!?」

 

元が四足歩行…いや這う生き物だったせいか足場が不安定であろう瓦礫の上を、

手を着きながら駆けるスナークの速さに声をあげるセレブロ。

その隣でヴォルクに肩を貸しているホマレが戸惑った声をあげる。

 

「おい!どこいくんだ!」

 

此方の声が聴こえないほどハイになっている様子に、

セレブロは頭を抱える。

 

 

「あ…あいつはちょっと不思議な奴で…じゃ!俺はこの辺で!オイカケナイトナー!」

 

「お、おい!?」

 

慌てて早口で二人に声を掛け、会釈しスナークの後を追う。

 

 

(だーっ!アイツちっとは考えて行動しろっての!!

 変身分のエネルギーもアイテムも無いのは幸運だったか。ふん捕まえて説教だ!)

 

前を走るスナークがポケットから何かを取り出すのが見え、

瓦礫の向こう側へと消えていく、セレブロは悪い予感がした。

 

(まさか…)

 

バッと視線を交戦中のフーマとトレギアへ移動させる。

フーマの光線がトレギアへと放たれた時、閃光と共に

すごく…物凄く見覚えのあるマスクの巨人が飛び出してきた。

 

 

「はは…は。」

 

セレブロは思わず顔を引きつらせ笑った。

 

 

飛び出した巨人、スナークは忘れていたのだ。

加速の加減と…自分のサイズを。

 

前世であれば、まだ小さい大きさのスナークが飛びついても

人間で言う、犬がじゃれてくる程で済んだだろう。

だが今世は、小柄とはいえそれなりのサイズはあるのだ。

 

また、戦闘中の二人にとって敵意や殺気を含まないスナークの行動は死角からというのも

加え、察知しにくく…十分に加速した暴走ともいえるそれは…

 

 

繧上≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ>(わーーーーーい!)

 

 

『ぐっ!?』

 

 

『うわ!?なんだ!?』

 

 

 

 

渾身のタックルとなりトレギアに直撃した。

 

 

 

そしてセレブロは頭を抱え絶叫した。

 

 

「あんの‥‥!!ど阿呆がぁあああああーーーーっ!!」

 

 

 




寄生ニキ:やっと合流。医療ツール(地球で言う救急箱)を持ち歩いてるのは
     寄生している体が負傷した時に手当てするため。


ヴォルク:生存。作中より軽傷。フーマが飛び出した際に首飾りは砕けた。


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blues

お話のテンポや構成上、気になるところがあったので
書き直しました…申し訳ないです



感想ありがとうございます!一つ一つ大事に読ませていただいてます!


(あんの…馬鹿!!!)

 

寄生ニキことセレブロは、駆け出した後に建物の影へ身を隠し様子を伺う。

見上げた先にそびえ立つは、蒼然たる巨人達。

びゅうと吹く風を受けながら佇む、その光景は圧巻であった。

 

 

飛び出したスナークを観察すると我にかえったようで、セレブロは胸を撫で下ろした。

 

(ったく…これも未熟さ故か…あとで説教だな。)

 

無鉄砲な様子に、呆れつつも取り出した端末を操作する。

 

(怪我してるみたいだし、消耗している今、活動エネルギーも心配だな。

 あいつのエネルギー残量が分からないのが難点か。変身できたのは驚いたが…。)

 

 

恐らくマスク型の装置に蓄積されたエネルギーで変身したんだろうと、セレブロは考察する。

よく見ると、発光部分が光を失っており、機能が停止しているようだ。

以前スナークが捕まった際に、掲示板でみた画面の情報を思いだし、セレブロは思考を続ける。

 

 

(変身プロセスは不明だが…あり得なくはない。無理な使い方をしたせいで壊れたって所か。無理やり変身したんだ、エネルギーの消耗が危ういな。

ったく…。ウルトラ族ってよく解らないな。詳しく解析したいが…なんだかんだで前の世界ではできなかったし‥‥おっと!今はそんな場合じゃねぇ!)

 

ムクムクと好奇心が湧いてくるのを振り切ると、セレブロは端末にパスワードを入力する。

画面には95%と赤い文字がゆっくりと点滅しており96、97と徐々に数値が上がっていく。

 

(もう少しか…?)

 

99…100%。赤の文字が緑へと変わるとセレブロは小さく頷き、

気合を入れるようにパシンと頬を叩く。

 

(よし!行くぞ!)

 

画面が切り替わると金色の機体がキラリと輝いた。

 

 

==================================

 

 

 

勢いあまって、ゴロリと転げたスナークは青い空を見てハッと我にかえった。

 

 

(しっ…しまったぁ!やってしまったあぁ!)

 

 

戦っているトレギアを見て、考えるより先に体が動いてしまい、再会の嬉しさや前世の事も含め、やらかしたのが今の状態である。

前世と今世のちぐはぐさのせいか、スナークは頭では分かっていても自己を理性で

上手く制御することが苦手だった。

 

 

そうと知らないスナークは、あたふたと慌てながら痛む体を起こす。

 

(いたたた…なんだか体が重い…。)

 

 

見上げるとそこには青い仮面に黒と青の体…

トレギアが不機嫌そうな様子で佇んでいる。

 

やっと会えたトレギアは、記憶している姿とは大分異なっており、スナークは首を傾げた。

思い当たるのは、宇宙をさ迷っていた際に人間のような形の種族が身を守ったり

飾ったりする為に、色んなものを身に着けていた光景だった。

 

肩のトゲや金色の爪なども、そう考えると不思議ではない。

宇宙には爪や棘を持つひと達(怪獣や宇宙人)は沢山いたからだ。

 

(えっと、あの胸のやつとか硬そうだから、()()()って言うやつかな。でもなんだか…。)

 

トレギアから異質な力が蠢くのを感じるが、経験や知識が足りない分、

そういうものなのかもしれないとスナークは考えた。

 

いざ会ってみると、何から話したらよいか分からず、沢山の感情から掛ける言葉を

探していると、もう一人の青い巨人がこちらを向くのを察知し身構えた。

 

トレギアと交戦していた風のような速さの青いウルトラマンである。

胸のピカピカ(カラータイマー)が赤く点灯している彼が、ものすごい威力の光線を

放っていたのを思い出し、スナークは懸念を抱いた。

 

(トレギアさんに攻撃してた…。あのひとは…敵?)

 

 

 

======================================================

 

『なんだ…あいつ?』

 

突然の乱入者にフーマは呟く。

怪獣のような鳴き声をあげたそいつは、なにやら唸るとブルブルと顔をふっている。

 

《彼がタイガとヒロユキの言っていたウルトラマンだな。

 ふむ…別の時空の者だろうか…?≫

 

インナースペースにて、タイタスは呟く。

 

《まさかこのタイミングで出てくるなんて…。≫

 

 

『知り合いなのか?』

 

タイガの言葉に、フーマが問うとヒロユキが答える。

 

《いや…以前見た時は、僕らが駆けつける前に姿を隠したんだ。》

 

長い尾を波打たせる彼は、此方に青い双眸を向けると低い声で唸って身構える。

 

 

『敵…なのか?』

 

 

警戒の色を滲ませるタイガ。タイタスは冷静に相手を分析すると述べる。

 

『敵であれば先程の不意打ちの際に、消耗している此方から狙うはずだ。

 しかし…此方を警戒しているようだな。』

 

身構えたその様子は格闘に関する構えにしては隙も多く、あまり戦闘には慣れていないようで、

手を着くように低く構えたその様子は、どこか動物のような印象を受ける。

 

警戒を解くべくフーマが声をかけようとすると、不機嫌そうな声がした。

 

 

『不意打ちとは…随分な挨拶じゃないか。』

 

 

声の主はトレギアだった。

体についた砂塵を払うと乱入者を指し、

指された彼はゆらりと体をトレギアへ向け緊張感が漂う。

 

暫しの間トレギアを見つめる彼は言葉を探すように視線を彷徨わせ…

 

 

『お久しぶりです!ぶつかってごめんなさい!』

 

 

拙い(テレパシー)と共にぎこちない動きで頭を下げた。

 

 

『へっ…!?』

 

『何…?』

 

 

思わず声をもらす二人を余所に、彼はトレギアの姿勢を真似するように背筋を伸ばし、

嬉しそうに尾を揺らめかせると続ける。

 

 

『ん?えっと…はじめましてのほうがあってます?いや、ひさしぶりの方でいいはず…

 うーん…言葉ってむづ…かしいですね。』

 

 

あまり慣れていないのか、出力が安定せずキンキンと響く声にフーマは首をかしげる。

 

 

(久しぶりって…どういうことだ?トレギアの関係者ってことか?そうは見えねーんだけど!?)

 

 

『…何なんだ君は。』

 

 

訝し気に尋ねるトレギアとは対照的に、青い瞳を明るく煌めかせ彼は答えた。

 

 

『私はスナーク!』

 

 

 

 




寄生ニキ:何気に有能。前世に弟がいたためか面倒見が良い。
     いろんなものを集めるのが趣味。(収集癖)


すなーく:やらかした。前世の死から文明しらずのぼっちスタートでサバイバル中も
     敵にあったり捕まったり、慣れない環境に晒されてたので、
     本人も気づかないうちにメンタルすり減ってた。未熟。
     一人称はトレギアの影響や、最初に会った女の子、
     そして男女兼用で使える利便性の高さから。
     







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