咲さんは白糸台から無双する? (ks.太郎)
しおりを挟む

夏のインターハイ編
白糸台入学式そして麻雀部入部?


初投稿です温かい目で見守ってくれると助かります


ツモ嶺上開花ドラ1の3本場で2900オール

「やったー1位だぁー」

咲の歓喜に満ちた声が部屋の中に響いた。

「わっかんねーなんで負けたかわっかんねー」

咏プロの、悔しいのか嬉しいのかよくわからない声で呟いた後に、

「え、マジで結構ガチで打ったのに」

と健夜プロの結構ガチで悔しがる声が聞こえた。

「なんとか3位だけど…めげるわー」

と照の声が霧のように霧散した。

「明日は入学式だからもう寝なさい」

と母の声がしたので、咲と照はそれに従って床に就いた

その後ろ姿を眺めながら、

「今年のインターハイ荒れるなぁー」

と同じことを考えるのだった。

 

 

翌日

「それじゃー私は長野に帰るから仲良く暮らしてちょうだいね」

と咲の母はそう言って長野に帰っていった。

「私達も出よっか」「そうだね」

この姉妹も高校に向けて出かけるのだった。

()が通っている高校は東京の白糸台という高校であり

今から()も通う高校である。

要約すると魔王姉妹が白糸台に降臨したのである。

「付いたね白糸台」「うん麻雀部で待ってるね」

照はそう言うと部室に向かっていった。

咲も入学式の会場に向かうのだった。

 

 

入学式、最初のホームルーム割愛

 

「宮永さんもし良かったら麻雀部の見学に行かない?」

モブAが咲に声をかけてきたので、

「もちろん私も行く予定だったから」

とその誘いに乗って麻雀部に行くのだった。

「ここが麻雀部」

咲はその大きさに驚くと同時にその中でトップに立つ姉の凄さに尊敬の念を抱いていると、

「そこの一年も入部テストを受けに来たのか?」

二人がはいと答えると、

「それならちょうど一人で来た一年がいるから私が入って4人だから卓に入ってくれ」

これが咲と大星の初めての出会いだった

「よろしく「「「お願いします」」」

 

モブA 25000

淡 25000

先輩A 25000

咲 25000

 

東一局0本場 モブAの親

「ダブルリーチ!」

打北

淡がいきなりダブル立直で仕掛けてきた

そして、

「ツモダブリー一発のあれ?裏が乗らないまぁいいや2000/4000」

宇宙のようなオーラを撒き散らしながらそう宣言した。

モブA 21000

淡 33000

先輩A 23000

咲 23000

 

東ニ局 0本場 淡の親

配牌 一ニ三①②③123西西西北南

「なにこれ何かおかしい」

淡が何かを感じそして、

打3

聴牌を蹴った。

そして次の順先輩Aの順に周り、

打北

「ロン」

この声に先輩Aは驚いたが開かれた牌を見て更に驚いた

一九①⑨19東南西北白發中

「国士無双十三面待ち32000先輩の飛びですね」

こうして入部試験は幕を閉じなかった

「悔しーもう一局やろえーと「私の名前は宮永 咲だよ」」

「そうよろしくねサキー私は大星 淡なんて読んでもいいよー」

「こちらこそよろしくね」

「ちょっといいかな」

ふと振り返ると背の高い女性が立っていた。

「私は弘世菫この麻雀部で部長をやっている二人とも少しついてきてくれないか?」

私達はハイと答えその先輩についていくのだった。




キャラ解説
この作品の宮永 咲
家族麻雀によるトラウマがなかったおかげで、プラマイ0なんて能力抹消された代わりになんか役満聴牌しやすくなってしまった。冒頭のプロとの対局勝率2割程度を誇る強い子。
大星 淡
金髪のアホの子


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

隣の部屋にて

前回のあらすじ13面和了った
前回ドラ表示牌をつけ忘れたので今回から付けていきます


菫さんになんか広い部屋に連れ込まれると、

「咲ー」

お姉ちゃんに抱きつかれた。

「ちょっお姉ちゃん人が見てるから恥ずかしいよ///」

そんななんとも言えない状況にいると、

「ねぇあなたが宮永照ー?」

この空気を読んでか読まずか淡が声をかけてきた。

「そうだけど貴方が菫の言ってた大星さん?」

「あれ、私ってもしかして有名?」

そう言って淡が調子に乗っていると、

「うん中学生時代に一軍の面子3人同時に飛ばしたんだから覚えてないほうがおかしい白糸台に来てくれてよかったまぁ今から潰すんだけど」

あれ、なんかおかしな方向に…

「へぇ私を潰すんだその挑発乗ってあげるよ」

先程とは打って変わって二人からオーラが放たれだすと、

「そういう訳だ面子は4人いることだしやるか」

「あ、私は強制参加ですね」

何故かやる気の菫と巻き込まれた咲が卓に座って対局が始まった。

 

東家 照 25000

南家 淡 25000

西家 咲 25000

北家 菫 25000

東一局 0本場 照の親 ドラ5

照の手牌

①②③222679西西發發 ツモ北

非常に軽くて早い1手が照のもとに入った。

「まずは和了る」

打北

「ダブルリーチ」打ニ

大星が高らかとそう宣言すると、

「カン」

咲が5をカンそして新ドラ5そして

「ツモ嶺上開花ドラ88000/4000」

倍満のツモ和了りで咲がトップに立った

照 17000

淡 20000

咲 41000

菫 21000

淡の親 ドラ西

「ダブルリーチ」打9

淡はまたしても仕掛けた

55(5)②③④⑤⑥222888

①④⑦の三面張普通ならとてもいい手なのだが、

咲 打 8

菫 打 9

照 打 2

「大丈夫一発でツモれる」

淡はそう信じていただがツモ牌西

リーチしている以上切るしかないゆえに震えながら切るしかなかったそして、

「ロン混一色ドラ312000」

この和了で淡の自信は完全に消えてしまった。

 

時間を飛ばして終局

 

1位 照 43100

2位 咲 42500

3位 菫 25000

4位 淡 −10600

「テルとサキってすご~いこれなら白糸台三連覇間違いなしだね」

何事もなかったかのように淡いが話しかけて来た。

「白糸台は部内リーグで勝ち上がったチームがインターハイ団体出場できるからとりあえずここでチーム組もう」

照のこの発言により魔王軍が着々と出来上がりつつあるのだった。

 

2ヶ月後

「ツモ九蓮宝燈16800オール」

魔王軍は亦野誠子と渋谷尭深を引き込んで部内リーグを照一人で荒らしていた。

「さて照が無双したおかげで代表になったが…」

菫が戻った時には5人がお菓子を食べて待っていた。

「おかえり菫なにか食べる」

照の一言に菫は、

「それじゃいただこうかなって違ーう」

見ればわかる通りこのメンバー菫以外常識に欠けている故に、

「まだチーム名とオーダー決まってないんだよ早く決めるぞ」

そんなこんなで

チーム名 虎姫

オーダー

先発 宮永照 3年生

次鋒 弘世菫 3年生

中堅 亦野誠子 2年生

副将 大星淡 1年生

大将 宮永咲 1年生

補欠 渋谷尭深 2年生

オーダーも決まり地区予選に向けての調整が始まった。




宮永照
お菓子好きのシスコンインターハイチャンピオン
弘世菫
この作品の苦労人(予定)作者は彼女が二番目に好き一番は淡


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

咲と淡は麻雀カフェに行くようです

「サキー家の近くに麻雀カフェが出来たから一緒に行こー」

淡はそう言うが咲は非常に嫌な予感がした。

「いや私は「それじゃー行こー」」

結局そのカフェに行くことになった。

 

麻雀カフェside

「不味いです店長私以外全員熱を出して倒れました」

「何ーなんとかならんのか」

「多分なんともなりませんせめて私以外後二人いれば…」

その時ドアベルの音が鳴り二人の白糸台生が入店した。

「ご都合主義ってホント素敵」

女性定員はそう言って神に感謝するのだった。

 

咲淡side

入店したと同時になんか声をかけられた。

「貴方達その制服白糸台の制服よね麻雀打てないかしら?」

「いやまぁ「ふふふ当然高校100年生の実力舐めないでよね」」

その言葉を聞いて店員が、

「従業員私以外倒れたので今日一日手伝って下さーい」(土下座)

咲は感じたこれは断れないやつだこうして一日バイト生活が確定した。

 

着替えシーンはカットされました

 

「ええと本当にこの服着ないといけないのですか?」

咲は顔を少し赤らめながら話すと、

「似合ってるよサキー」

メイド服を着て淡が待っていた、

「なんで淡ちゃんは平気そうなの」

「それはコスプレしてみたかったからねぇ」

そんなことを淡と話していると、

「着替え終わった?それじゃ手伝ってー」

そんなこんなで咲と淡のバイトは始まった。

「おじさん強いですね」

「そうかな」

なんやかんやで接客の上手い咲と、

「どうしてこうなるのー」

何故か厨房を一人で回す淡がいた。

「ふぅやっと接客できるよ」

「いやなんで厨房一人で回せるのよ」

現在は午後の四時客足もだいぶ落ち着き雑談する程度の余裕も出てきたのだが、

「どこか開いてるところあるか?」

どこかで見たことのある人と、

「晴子ちゃんと久々に打てそうね」

確実に見たことがある人が来た。

「そういえば白糸台の麻雀部の方が2名ほど来ているのでお二方がよろしければ打たせてもいいですか?」

店員は確実にプロだとわかって卓を囲むように誘導したのだろうありがた迷惑なんだよなぁー

「それじゃ打ちましょ」「カツ丼一つくれ」

確実にこちらに気づきウインクする健夜と少し緊張している淡諦めの咲と何も知らない藤田プロこの四人が卓を囲み打ち始めた。

東家 淡 25000

南家 咲 25000

西家 健夜 25000

北家 藤田プロ 25000

東一局0本場 淡の親 ドラ一

当然のことながら淡は能力全開で、

①①①②③④⑤⑥⑦⑧⑧⑧⑨ツモ西

以前の淡ならダブリーをしていただろうだが、

打西

ダブリーをして何度も痛い目を見たせいか確実に展望を拾いに行くことを選択だが、

「ダブルリーチ」

健夜が白を切り

「ポン」

咲が鳴いたそして①を切ったのだが、

「ロンダブリー裏38000」

咲にとって非常に幸先の悪いスタートとなった。

淡 25000

咲 17000

健夜 33000

藤田プロ 25000

東二局0本場 咲の親 ドラ九

取り返したいけど配牌が…

咲の配牌 一四九②②⑤⑦⑨西西西發發ツモ發

本来この配牌はいい配牌と言えるだろうが実はこのとき、

淡の配牌 ニ三四(五)六七八九①①①55

健夜の配牌 一ニ三七七八八九⑨⑨123

咲は知っていたかのように⑨から回し打っていった。

15巡後

「なんとか張ったけど…」

咲の手牌 一四四四九②③④西西西發發發

このとき淡は5巡目健夜は14巡目にリーチしていた。

「うわー次の健夜さんのツモ九っぽい」

もし健夜にツモられたら倍満の親っかぶりで9000点まで得点が落ち込んでしまうそんなことを考えていたときに咲に電流走る。

打④

「ロン平和のみ1000点」

咲の緊急回避手段それは対面(藤田プロ)へと振ることだった。

藤田プロside

「対面の子ちょっと振り過ぎかな防御面に難あり?」

プロとして目の前の高校生を分析していた。

「少し酷かもだけどプロとの差を…え?」

この後の対面の子の提案に藤田プロは驚くのだった。




この作品の宮永咲能力
嶺上牌、新ドラ裏ドラの支配
本人曰く目を凝らしたら牌が見えるらしい
なお役満に関してはただの運らしい
それと最後に一つ±0なんてなかったいいね


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

終局そして

前回のあらすじ
咲がなんか提案をするようです
それと句読点を付け忘れていたの修正しました


「私賭け麻雀してみたかったんですよ良かったら最下位が一位の命令を一つ聞くっていうルール追加しませんか?」

金品を賭けていないため合法的な賭けだが、プロ相手にしかも負けている状況でする提案とは思えない驚愕にも似た空気が一瞬流れるが、

「あはは面白いね咲ちゃん私は乗るわ」

最初にこの沈黙を最初に破ったのは健夜だったそして、

「覚悟してよねサキー私が潰すから」

謎の自信と共に淡は咲に宣戦布告した。

「はぁー乗るわそれとごちそさん」

この流れに流され渋々藤田プロも了承し対局が再開された。

淡 25000

咲 16000

健夜 33000

藤田プロ 26000

 

東三局 0本場 健夜の親 ドラ③

「さーて終わらせる」

健夜の配牌 一一一九九①①①⑨⑨⑨19ツモ九

プロの意地か、はたまた彼女の本質かそれが四暗刻単騎清老頭というものを引き寄せた

打1

「ポン」

これを咲が鳴いたそして5巡後

「カン」

鳴いた1を加槓し、

「ツモ嶺上開花のみ400/800」

これを和了りダブル役満を安手で流すのだった

淡 24600

咲 17600

健夜 32200

藤田プロ 25400

この後三局流れ南3局

淡 21600

咲 16600

健夜 35200

藤田プロ 24400

南3局 0本場 健夜の親 ドラ六

「さーて天和って思ったけどそううまくは行かないわね」

健夜の配牌 1112345778999ツモ⑧

打⑧

「ポン」

これを咲が鳴いたその後、

「リーチ」

淡がリーチをしてきた。

13巡後ついに魔物()が動いた

「カン」

藤田プロの捨てた二を明槓すると

「カン「もういっこカン」」

続いて白、南を暗槓したそして

「カン」

最後に⑧を加槓したが、

「その槓成立せずロン槍槓裏合わせてドラ14数え役満」

もう一人の魔物()によってこの対局咲の負けで終わるのだった。

「さーてサキが一つお願い聞いてくれんるんだよねじゃあ帰って麻雀打と」

「わかったよ淡ちゃんそれで誰呼ぶ?」

対局が終わりいつもどおりの咲と淡いの会話が始まった。

「まじかよ」

藤田プロは咲の牌と嶺上牌を見て驚いていた

咲の手牌 一 嶺上牌一

もし淡が和了っていなかったら藤田プロは責任払いで飛んでいた。それを読んで咲を飛ばすためにリーチしていた淡このハイレベルな読み合いを前に藤田プロは、

「こいつらほんとうに高校生か?」

「それな」

変なところで共鳴し合うプロ達に対し、

「もし良かったらこれから麻雀打ちませんか?」

咲きたちがプロ二人を誘いそれをふたりとも了承した。

「さーてここも閉店時間なので帰って、え?」

その時運悪く()が入店してきてしまった

「あ、えとなんかごめん」

照は咲きのメイド服姿を見て写真を撮って即退店した

「さて早く麻雀打とっか?」

その八つ当たりを近くの雀荘でした結果出禁を喰らう咲であった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地区予選?

「あのーすみませんそろそろ辛いので正座やめてもいいですか?」

「大星お前反省してないのか?」

現在菫先輩によって淡と咲は正座をさせられていた。

「だいたい何をしたら雀荘を出禁になるんだよ」

A.3人のオーラで電化製品全部潰れました

「菫そのぐらいにしてあげてまだ初犯だから」

(常習犯)が宥めたのだが、

「お前だってよく雀荘出禁になるじゃないか照もそこに正座」

結局誠子と尭深が来るまで3時間程説教を喰らうのだった。

「うへー酷い目にあった」

一切反省することなく淡が口を開くと

「お姉ちゃんどこか出禁にならない雀荘ない?」

「ここらへんだと裏麻雀しかないかなぁそこイカサマやってくる人多いから勝つの難しいんだよね」

この姉妹も同類だったようで共鳴していた。

「考えても仕方がないしお菓子でも食べよう「「賛成」」」

そんなこんなでまったりと前日を過ごしていった。

予選当日

「あのー菫さん手を離してくれませんか?」

「淡いちゃん手を繋がなくても大丈夫だよ」

「迷子で棄権とか避けたいから我慢して(しろ)」

そうこの姉妹超がつくほどの方向音痴である。

特に照は咲に会いに行くと言って何故か山で遭難した前科があるので信用ゼロなのも相まって会場に連れて行かれ(連行され)ていった。

予選後

「予選突破を祝って乾杯「「「「「乾杯」」」」」」

「いやー照が全部終わらせちゃったねぇー出番欲しかったよ」

淡がそう口にすると、

「調整にもならないくらい弱かったけどね」

そう返したそれに対し菫が、

「そういえばお前らに言ってなかったが明後日から合宿行くから退屈はしないと思う」

菫が続けて、

「本来白糸台の合宿は秋なのだが、一軍だけやるらしい」

咲と照は一人の人物を思い浮かべ確信した。嵌められたと。

とはいえ祝いの席でそれを言う事はなく飲み物を飲んだ。

「あれ?それってお酒じゃ…」

淡の指摘は正しくそれはお酒だったが時すでに遅し、

「なんで私が先鋒で全員飛んじゃうのぉーもっと打ちたいよぉー」

完全に酔ってしまった。

「あ、やべー家にあったお酒間違えて持ってきちゃった逃げよ」

そそくさと(元凶)が逃げようとするが、

「そういえばこれ持ってきたの咲だよなちょっと隣の部屋までこい?」

青筋を浮かべたすみれに連行され隣の部屋に連れて行かれた。

翌日、シャープシュートの傷だらけで気絶する咲の姿が発見された。

side ???

「ツモ河底撈魚飛びだ」

「有象無象下等生物共が衣にかなうはずがない」

「衣ちゃんお疲れ様全国には面白いのがいるから期待していいわよ」

その女はそう言うととある映像を衣に見せた

「ほぅ白糸台か精々衣を楽しませろ」

満月光のもとその少女は白糸台との決戦をうずうずと開戦を待つのだった。




衣って少女誰なんでしょうね(すっとぼけ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

対策

6割型姫松の白糸台対策です(意味があるとは言っていない)


「海だぁー」

淡がはしゃいでいるが遊びに来たわけではない。

「大星一応合宿に来ているから遊ぶのはあとにしてくれ」

そうとある人のせいで招集かけられた虎姫の6人に対し、

「揃ったかいそれじゃ始めよか」

謎の人物が待っていた。

「ねぇテルーこの人は?」

「この人は貝瀬監督だよ」

人が集まったことで合宿が始まった…

部屋の中にはPC3台雀卓一台が置いてあった。

「さーて淡と咲はネトマを打っていてくれ他の四人は普通に打ってくれ」

こんな合宿でいいのかと思われつつ始まった。

「はぁーダブリー出来ないし相手が普通に和了るしというか牌見えないしこんなの麻雀じゃないだろー!」

淡は荒れていた。

それもそのはずネトマは能力の使えないデジタル麻雀能力に頼り切っていた淡が勝つのは不可能である。

「ふぅ~とりあえず三連勝」

それとは対象的に咲は能力なしでも勝っていた。

「およ、大星はともかく咲は普通に打てるんだな」

監督が急に声を掛けて来たので、

「はい、単純に防御主体の麻雀なのでデジタルも知っておいて損はないと思い4年ぐらい打っていますね」

流石咲ちゃん麻雀においては隙がない。

「それじゃー照と変わって咲が卓に入ってくれ」

そうして大星以外はネトマとリアル麻雀を楽しんだ。

 

合宿後

 

「うへー結局ネトマしか打てなかったサキーはいいなみんなと打てて」

「ええー淡ちゃんそんなこと言われても困るよぉー」

この二人は明日の全国大会の準備をしながらそんな雑談をしていた。

「サキーそろそろ行くよ三連覇みんなでしようね「うん」」

白糸台三連覇に向けて少女たちは動き始めた。

 

姫松高校side

「えー本日は2回戦に当たる白糸台の対策をしていきたいと思う」

凡人の天才である末原恭子が対策会を始めた。

「まず先鋒の宮永照だがとにかく流せ最悪生きて次に回せればいい」

と、初めから相当な爆弾発言をした。

「次に次鋒の弘世菫だが点数下げて他者をわざと狙いに行くやつだ。だが、それがやつの弱点だ手を読んで曲げてやれば十分勝機がある」

「中堅の亦野誠子だが、鳴くから手が早い子のときは流させて親の連荘だけ気おつければどうにかなる」

「そして副将だが、こいつも照と同じぐらいやばいダブリーされて配牌ゴミとかワテらではどうしょうもないから最悪3体1でしのぐ他ないかな」

「そして大将の宮永咲だが、ここで稼ぐしかないと思う」

あれ?雲行きがなんか…

「やつは恐らくデジタルでかつ非常に防御力の高い麻雀を打つから捨てる牌が読みやすいそれにまだ一年生だ一度崩れてくれたら2回戦突破してワンチャン白糸台を二回戦で倒せるかもしれん」

咲はデジタルだけで予選を突破した事実を知らない彼女たちはとんでもない勘違いをしたまま対策を進めていった。

これが後にどのような影響を与えるのか彼女たちはまだ知らない。




個人戦の描写は脳内補完でお願いします(やる気ゼロ)
淡、照、咲が勝ちました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宮永咲失踪事件

お待たせしましたUAが想像の10倍伸びていてビビっています。
これからも不定期ながら投稿できたらなと思いますのでもしよかったら読んでいってください。


「いーやほぉー都会だー!」

「おい、淡あまり駅ではしゃぐな」

テンションの上がっている淡にそれを注意する菫、

「菫ーこの糸ほどいてー」

なぜか縛られている照、

「まぁまぁ先輩。先輩が迷子になられると困るので」

釣り糸で拘束する誠子が駅にいた。

「そういえば咲は?」

「あれ尭深もいない」

疑問に思う二人、

「あぁあいつらがいない?なら私が探す。二人は照を連れて会場に行っててくれ」

そうして3人は会場に向かっていった。

 

side咲&尭深

ここは地下に作られたヤクザの本拠地なのだがそこにいるべきでない二人のJKが、

「ごめんね咲ちゃんちょっとお金が欲しくて」

「いえ、大丈夫です尭深さん私も最近金欠で」

まるでバイトをするかのように組の資産を根こそぎかっさらっていた。

「ねぇ1点100円の卓でー私たちが12万8000点の勝ちだから早く1280万払ってくれない?」

当然相手は暴力に訴えることもできなくはないのだが、

「なら私が立て替えよう」

見届け人に辻垣内組の令嬢兼幹部の智葉がいるため逃げられない。ゆえに今ここで払ってしまうほうが傷が浅く済むため、

「これが1280万だ受け取ってくれ」

払う決断をするしかし、

「この対局は半荘最低5回から金を払えなくなったら人権を手放すっていう勝負だったよねぇー」

「え、」

「だからあと最低4半荘打ってもらおうか」

この悪魔のような発言に、

「いくらぐらい稼げるんだろ?」

咲はただただお金のことを考えていた

 

対局後

「「んーこのパフェおいしい」」

辻垣内(ヤクザ)の家で呑気にパフェを食べていた。

「さて勝ち分8200万の分配だが」

勝ったのだから当然分配の話になるのだが、

「んー智葉が1/2で私たちが1/4ずつで大丈夫だよ」

尭深の提案に咲と智葉も了承し、分配の話はこれで終わった。

「ところで咲はインターハイ出るようだがなぜ尭深は出ないんだ?」

この疑問に対し、

「単純にこの大会に自分が出たら誠子ちゃんの枠がなくなるので来年に出ようと思っているだけです」

智葉は疑問に思って質問してしまった。

「ほう、伸びしろがあるのかそいつ?」

その質問に対し尭深が、

「のびしろは全く感じられないし、何があっても私には勝てない差を感じていますねでも、それでいいんですよ誠子ちゃんがこの大会で戦犯を起こすそれを私がフォローして来年の誠子ちゃん落とした点棒を私が回収するそれで誠子ちゃんが私に依存してくれる最高の方程式ができているそして、「あぁーすまん私が悪かったからやめてくれ」」

深い愛に智葉は降参をして、

「一つ提案なのだがインターハイが終わったら一度台打ちをしてくれないか?」

「私はいいですよ」

尭深は特に何も聞くことなくうなずき、

「予定次第ですね」

咲もその提案に乗った。

「そういえば言い忘れていたがお迎えが来ているぞ?」

そういって部屋を出ていく智葉と交代で入るように、

「おーまーえーらー!!」

菫が部屋に直撃してきて、

「開会式遅刻するから早くいくぞ」

そうして菫に連れられて会場へと走っていった。




ここから原作崩壊は加速する…
東東京の個人戦勝者5人は訂正し忘れていたため訂正しました


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。