私が最推しの双子? (渡瀬ユズリハ)
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…これは2次小説の設定ですね。

 わたしが好きになるキャラは殆どみんな敵キャラなんだ…。


 唐突に言うが、私は原神というゲームが好きだ。

 例えるなら任◯堂のゲームであるど◯ぶつの森並みにハマっている。

 

 もちろん、ハマったということは「推しキャラ」もいるわけで。

 

 Twitterでもトレンド入りしたことがあるから、皆も好きなのだろうけど、私はスカラマシュが好きだ。アップデート2.1紹介動画でそのキャラに一目惚れした。

 私はスカラマシュを知ったから原神を始めたと言っても過言では無いと思う。

 …他にも好きなキャラはいますよ?レザーとか万葉とか胡桃とか魑様とか。

 

 っと、樹脂がそろそろ溢れちゃう。

 

 帰りのバスを待っている時、スマホを取り出し、原神を起動する。

 ロードが終わり、秘境周回をしようと地図を開く。

 

 

「――通り魔よ‼︎‼︎」

 

 え?

 

 と顔を上げて声がした方を向く。

 包丁を構えた人がこっちへ向かって走って来る。

 

 状況が整理できた時にはもう腹を刺されていた。

 

 血が出ているのだろうか?ぬめぬめしている。痛みはないが、身体が動かせない。

 死ぬのかな?最期に鍾離先生を引いて使ってみたかったな…、螺旋12層クリアしてみたかったな…とか考えれるから余裕はあるのだと思う。

 

 周りの人が私をみて喋っているけど徐々に聞こえなくなっていく。

 あ、視界もブラックアウトしていく…貧血だ。うとうとしてくる…これ眠ったら死んでるパターンですかね?

 

 あ、ヤバい

 

 起きていようと奮闘虚しく私の意識は闇へ落ちていった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、起きろ。…お主じゃお主」

 

 言われるがままに目を開ける。

 どうやら私は宙に浮いているようだ…。

 

「ようやっと起きたか…」

 

 白髪お爺さんだ。…誰?

 

「ん?ワシは転生組合の日本担当の神じゃ」

 

 アクア様みたいな設定だ。…転生?

 

「そうじゃ、転生じゃ。お主は生きたい世界を選ぶ事が出来るぞ」

 

 何故私が…

 

「抽選じゃ」

 

 そんなので決めて良いんです?

 

「ほれ、あれじゃ。運も実力の内、とな」

 

 よくわからないけど、え、行きたい世界…。原神の世界かな。でも生きづらそう。所々鬱しているし、戦争してるし天理やら神の目やら怖い。

 

「ふむ、原神の世界じゃな…」

 

 え、私まだどこの世界に行きたいか言ってない…

 

「まぁそう言うな。どのポジションで転生させようかのぉ…」

 

 ちょっと待って、これ二次創作の展開だ。オリ主とかぶち込むやつ。出来れば気楽な役目がいい…。

 

「そういやお主、スカラマシュというキャラが好きなんじゃったな」

 

 ん?

 

「ではそのキャラクターの双子として転生させよう」

 

 お?

 

「転生特典は制作者である雷電影の能力を使えるようにしよう。これでどうじゃ?かなり御膳立てしたのじゃが…」

 

異議ありぃ‼︎ちょっと待ってマシュの双子?原作介入の為に何年かかるとお思いで⁉︎

…雷電将軍の能力はありがたく貰います無双の一太刀ヒャッハーしてみたいので。

 

「しかしもう設定してしまったのじゃ。という事で新しい人生を楽しんで来るといい…」

 

 あっ拒否権ないんですね分かりましたやってやりますよぉ‼︎

 

 白髪のお爺さんが手を振ると、私の周りが白く光る。

 

「くれぐれも死なんようにな…」

 

 二度目の気絶…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「脆いですね…。これでは心を入れる事が出来ません」

 

 ん、この声は…影たそ様⁉︎お綺麗な御尊顔が私の目の前に…。

 

 周りを見ると、スカラマシュ…今はまだ「国崩」か。が座っている。やっぱりお顔がよろしです…。

 

「創ってすぐに壊すのは…、封印を施します。心の置き場所は、鳴神大社でいいでしょう。八重巫女に預けます」

 

 これがあれか。華館の聖遺物のストーリーにあった事。

 

 そして三度目の気絶…。

 

 

 

 

 

 

 

 

  彼は最初、「心」の器として生まれた。

  しかし、夢の中で涙がこぼれた。

  創造者は認めたくないが、それを気づいた。

  彼は器物としても人間としても、あまりにも脆いこと。

 

  創造者は、彼を破壊する事を忍びない、そのまま眠り続けさせた。

  彼女のそれ以来の作品は、心臓を収納する設計を諦めた。

  その直後、世間で最も高貴で尊い「証」が、

  置き場所がないため、影向山にある大社に送られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きれる?」

 

 声をかけられめを開ける。

 

「良かった、雪!」

 

 ……⁉︎

 純粋なマシュが居る⁉︎

 綺麗な笑顔、スカラマシュだと絶対にしない、というか出来ない。例えるならクレーちゃんの笑顔のようなキラキラしている笑顔…好きです。

 

「わ、急に抱きつかないでよ。びっくりした!」

 

 抱きしめたい、って思ったけど実際にやるとは思わなかったよ私も。思ったことをすぐにやる身体なのかな。

 あ、国崩の口調も全然違う。かわいい。この状態からどうしたらあんなに嫌味っぽくなるんだろう?でもまぁ、私はどんなスカラマシュでも好きだよ。だってスカラマシュだから!

 

「国崩、どうしたのです」

 

 あれ、微妙に敬語…?なんでだ。

 

「ようやっと二人で目覚めれたから、ここから逃げよう!」

 

「逃げる…逃げれるのです?」

 

 これもストーリーにあったな…。

 

「分かった、逃げるのです。私は国崩について行くのです」

 

「ついてきてね。…取り敢えず、この場所から離れようと思うんだ。だから、」

 

「たたら砂の方へ向かうのです?」

 

「うん。そのつもりだよ」

 

「了解です」

 

 私は国崩と一緒に窓から外へ出る。が、出た所はびゅうびゅうと風が当たる天守閣の最上階だった。

 

 風の翼は持っていないしどうしよう?

 そう思って国崩を見ると、国崩は私を抱きしめて身投げした。

 

「⁉︎ くにっ、くずし⁉︎」

 

 無言で抱き抱えられて紐なしバンジーは怖い!私らは人形だから大丈夫そうだけど怖いものは怖いから‼︎

 

 地面が迫ってきたので衝撃に耐えるため、目をギュッと瞑る。

 その時、バチィッと音がしたと思ったら地面に私と国崩は立っていた。

 

「良かった。成功した」

 

 着地に成功したってことね。

 

「こ、こわっ、怖かったのです、国崩」

 

「ご、ごめん!でももし失敗しても僕が下敷きになってたから安心して!」

 

 いやもっと安心できないのですが。マシュが死ぬって私にとってはこの世界での生きがいを失うことと同義だからね。

 

「ダメです。私が下敷きになるのです」

 

「えぇ⁉︎」

 

「国崩、たたら砂へ行こう。創造者とその仲間が来るかもしれないのです」

 

「そう、だね。…雪、創造者って言うのやめない?」

 

「何故なのです?」

 

「…あー、うんえっと、たたら砂に行こっか」

 

「はいです!」

 

 誤魔化したよ、今の絶対。

 …とにかく、私達はたたら砂へ向かうことになった。

 




 続く(?)


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