百合営業の筈でした (サンゴ珊瑚)
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百合営業の筈でした

息抜きに書きました。よろしくお願いします


「ユナ〜!愛してるよ!」

「僕もリナのこと愛してるよ」

 

砂糖が吐き出せそうなくらい甘い声を囁き合う二人の女子。

リナは長い銀髪に空を連想させる青い瞳でその大きな胸を押しつけながらユナに抱きついている。二人は今にもキスしてしまいそうなくらいの距離でお互いを見つめ合っている。

 

「皆が見ている前でいけないよ」

ユナは銀髪の女子の唇に人差し指を当ててキスを阻止すると同時に今も爆速で流れるコメント欄を見つめた。

 

「ごめん、ついね…」

リナはユナからそっと離れるとリスナーたちへ向けて笑顔を向けると同時に自己紹介を始める。

 

「リスナーの皆んなこんばんは!初めましての方は初めまして!私はリナ!ユナの恋人だよ!」

ユナはリナの頭に手を置き優しく撫でると自己紹介をした。

 

「僕はユナ。今日も配信を見てくれてありがとう。初めましての人はゆっくりしていってね」

ユナは営業スマイルをするとスパチャが数万円ほど投げられる。

これがテンプレであった。

 

「さて今日するゲームはーー」

 

 

ーーー

 

僕こと水上優(みずかみすぐる)はTSした元男だ。元から女の子とよく間違われていたが、とうとう本当に女の子になってしまった僕は途方に暮れた。

何せ生理やらスキンケアだの全くもって未知の世界にいきなり放り込まれたのだ。正直言って不安でしかなかった。

その不安を増加させたのは僕の人間関係の希薄さだ。何せ今まで何故か友達というものが一人も出来なかった。

勿論僕から遊びに誘ったり、声をかけたり、挨拶をしてみたりとしてみたが全てマイナスに繋がったようで遊びに誘った男子は何故か僕をチラチラ見るだけになってしまったり、声をかけた男子は何故か告白してきたり。

挨拶をした男子は何故か僕を女子だと勘違いしていて襲おうとしてきたりと散々だった。

 

そして今の僕はかなりの美少女になってしまった。茶髪の癖っ毛で低身長な上に大きな胸。正直に言うと僕の好みだった。

元々男だった頃から身長が150なかったから視点はそこまで変わらないのだが、少し縮んだのは僕にとってはマイナスな点だ。

 

TSして初めて行った学校では多くの人に声をかけられたり、見られたりと精神的な疲労が凄かった。

 

少しは友達が出来ると思ったのだが、寄ってくる殆どが僕の体目当てで中学での友達は出来そうにもなかった。

 

一応女の子とは話が出来てはいるものの、友達とまではいけそうにないのである。

 

とある日。ふと目に止まったVtuber募集に軽い気持ちで送ったら合格していた。

何故受かったのか分からないが機会があるのだし挑戦してみることにした。

 

 

それからはあれよあれよと言う間にデビューが決まりデビュー配信をしたのだが、最初は見に来てくれていた人たちも少しずつ離れていってしまい、僕の配信は低迷していた。

 

そんな期間が3ヶ月ほど続いたところでマネージャーさんからメールが届いたのだ。

 

『リナさんと百合営業してみませんか?』と。

 

最初は悩んだものの、僕の配信はそこまで人気もないし正直辞めようかと思っていた時だったし、どうせそんな人気出ないだろうと思っていたのだ。

 

そしてデイスコーズでリナさんと初めて話をした。

 

「ユナです」

「リナだよー!」

リナは底抜けに明るい声でリスナーたちからは「この子の声を聞くとやる気が出る」や「元気になれる」などとコメントをしていて、うちのVtuberの中でもトップ3に入るほどの人気者だ。

それが何故僕なんかと百合営業することに拒否しないのか不思議だった。

 

「でねでね!あの子がーー」

「うん」

会話、というよりかはリナのマシンガントークに耳を傾けながら僕は適度に相槌を打っていた。

やはり配信者ということもあり喋りが上手い。それに対して僕はまだ彼女のように口が回らない。

まるで格の違いを見せつけられているような気がした。

 

 

「ねぇ、ユナさん!」

「はい。なんでしょう」

「オフコラボしよっか!」

「はい?」

「オフコラボしよ!」

「え、嫌ですけど…」

「なんで!?」

「なんでって言われましても…ビジネスなんですから別に会わなくてもいいでしょう」

「えー!せっかくそう言うことするんだから仲良いことに越したことないよ!」

確かに仲はいいことの方がいいのは分かるけど別にそこまでして会う必要はないだろう。

仲良くなればきっと相手の嫌な部分、もしくは噛み合わない部分が見えてしまうから。

 

「事務所で会う可能性だってあるんですからそんな気にしなくてもいいじゃないですか」

「えー…分かったよ…」

渋々引いてくれたみたいなので取り敢えずよしとしよう。それにしてもそんな僕に会いたいのだろうか。

よく分からないな。

 

その後も僕とリナさんのチャンネルは伸び続けた。

 

 

 

ーーー

チャンネル登録者が50万を突破したことで事務所から3Dモデルで生放送して欲しいとの通達が来た。それもリナさんと絡んでの生放送。

僕としてはあまり喜ばないところではあるが、リナさんは大いに喜んでいるらしい。

 

憂鬱なままその日を迎えスタジオにてリアルリナさんと初対面した。

「わー!ユナー!」

僕が口を開くよりも早くリナさんは僕に抱きつき顔をスリスリしてきた。

「あ、あの…」

「ちっちゃくて可愛いー!」

リナさんは綺麗な黒髪のショートカットに人形みたいに綺麗な顔で大きな黒目に中々の胸をしている。モデルと言われても違和感はない。

 

瑠奈(るな)さん、(すぐる)さんと話をしていてください」

マネージャーさんからそう言われた時僕は死刑宣告のように聞こえた。

リナさんの本名の名前は瑠奈さんと言うらしい。

 

「それじゃあちょっと話ししようね」

「は、はい…」

僕は瑠奈さんに連れられて控室へとやってきた。綺麗な女性と二人っきりというのは精神上よくない。

 

「優ちゃん。私ずっと会いたかったんだよ?」

そう言って瑠奈さんは僕に壁ドンしてきた。僕と瑠奈さんの身長差はそこまでないものの、おそらくだが瑠奈さんは160ちょっとあるはずだ。

「えっ、と…その…」

僕は何故か直視出来ず目を逸らしてしまう。

 

「ちゃんと私を見て」

優しい手つきで僕の顎を掴んで目と目を強引に合わせた。

「あっ…あっ…」

「私優ちゃんのこと営業とか関係なく好きだよ」

ゆっくりと僕に顔を近づけて瑠奈さんは少し前に出るだけでキスできてしまうほどの距離で口を開く。

 

「優は私のこと嫌い?」

「…嫌いじゃ…ないです…」

「ならもう営業じゃなくていいよね?」

「…そ、それは…」

「ね?」

「は、はい…」

一体これから僕はどうなるのだろうか。それは目の前の人だけが知っているのかもしれない。

 

 




続きいる…?


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2話

掲示板を初めて書くのでちょっと違和感とかあるかもしれません。
タグに掲示板を追加させて頂きました。


「り、リスナーの皆こんばんは…」

「こんばんはー!」

 

現在僕はリナさんこと矢崎(やざき)瑠奈さんと生放送をしているのだが。

隣にいる瑠奈さんを直視出来ません。助けて下さい。そんな僕の気を知ってか知らずか瑠奈さんはニコニコしながら抱きついてくる。

その、色々柔らかいし、いい匂いもするし…女性に対して耐性のない僕からすれば今にも逃げ出したくなる案件だ。

 

コメントにはちらほら僕を心配する人がいてくれて嬉しい。

「どうしたのユナ?さっきから顔が赤いよ〜?」

「えっ!?…あ、あはは…ちょっと緊張しちゃってね…」

「んー…えいっ!」

「わひゃー!?」

いきなり胸を触られて変な声を出してしまう。

 

「いきなりどこ触ってるの!?」

「心ここに在らずって感じだったからつい〜」

「だとしてもだよっ!」

「ユナ。ほら皆見てるよ」

「ッ…取り乱してしまったけど今日は登録者50万人突破ということで色んなことをするよ」

「何するのー?」

「それはねーー」

 

 

ーーー

「ここが私の家だよ」

「は、はい…」

今現在僕は瑠奈さんの家の前にいます。どうしてこうなった。

今日の放送も終わって帰ろうとしたら、瑠奈さんに捕まってそのまま車で家まで連れてこられた。

しかもかなり大きな家でここに一人で住んでいると言っていた。

たまにお姉さんとか親が来るとは言っていたけどその程度だそう。

 

「さ、入って」

鍵を開け扉を開き僕を招き入れる瑠奈さん。

「お、お邪魔します…」

もう引き返せそうにもないので取り敢えず中に入る。

 

「優ちゃんお風呂入るでしょ?」

「は、はい。でも着替えとか何も持ってきてない…」

「私の貸してあげるから心配なし」

テレビでも見ててと言われリビングに案内された。瑠奈さんはお風呂場に行ったと思われる。

 

リビングの物は最低限で必要以上の物は置いていないようだ。

リモコンを操作して適当なチャンネルを入れる。

テレビに映る人たちをチラ見しながら僕はスマホを操作する。

まずは親に友達の家に泊まることになったとだけ伝える。

その後はエゴサーチだ。今日の放送は事故という事故はなかったと思うし、大丈夫だとは思うのだがやはり視聴者がどう思ったのかは知っておきたいのだ。

 

 

しばらくエゴサーチをしていると瑠奈さんがリビングへと来たので僕はエゴサーチを止めた。

僕の隣に立つと瑠奈さんは僕を覗き込んで来た。綺麗で整った顔がこちらを見ている。

「優ちゃん一緒にお風呂入ろ」

「えっ」

「女同士なんだし恥ずかしがることないよ」

「ぼ、僕はその…」

「いいから行くよ」

僕の左手首を掴むと引っ張ってくるので立ち上がるとそのまま風呂場へと連れてこられた。

 

「ほら脱いで」

「ちょ、待っ」

僕の抵抗虚しく裸にさせられてしまいタオルで隠そうとしたらタオルも取り上げられてしまった。

 

「そんな綺麗な体してるのに隠すことないでしょ」

「うう〜…」

「ほら、行くよ」

 

 

ーーー

「な、なんで服がシャツ一枚なんですか!?」

風呂場で色々あったがそれも終わってお風呂から上がり髪も乾かした後。

瑠奈さんから貰った着替えがシャツ一枚。これよくある彼シャツとかいうやつでは…?でも彼じゃないから彼女シャツ?うーん…。

 

「優ちゃんにはそれが一番似合うと思って」

「下も貸してください…」

「嫌」

「嫌ってなんですか!?」

「優ちゃんの服はシャツ一枚以外認めません」

「どうして…」

「似合ってるから」

「そ、そんな…」

「それより一緒に夕飯食べよ」

「うう〜…」

「今日はシチューにするね」

「はい…」

どうやら僕に拒否権はないようです。

 

 

 

ーーー

シチューも食べ終わり僕と瑠奈さんはソファに触ってテレビを眺めていた。当たり前のように瑠奈さんは隣にいるけど。

「ねぇ優ちゃん」

「なんでしょうか」

「うちに住まない?」

「えっ?」

「ううん。私と一緒に暮らして欲しいの」

真っ直ぐにこちらを見つめてくる瑠奈さん。その両手は僕の肩に置かれていて、僕はただ静かに瑠奈さんを見つめている。

 

「でも部屋とかお金とか色々問題が…」

「そんなの私が全部やるから優ちゃんは気にしなくていいの」

「そう言うわけにはいかないですよ…」

「優ちゃん。私は貴女のことが好きなの」

「ありがとうございます…?」

「だから一緒に暮らしましょう」

「で、でも…」

「じゃあこうしましょう。これから一週間ここに住んでみてそれから決める。それでいいかな?」

「……分かりました」

「優ちゃんならそう言ってくれると思ったよー!」

瑠奈さんに押し倒されて抱きつかれる。瑠奈さんは柔らかくて温かった。

 

 

 

ーーー

1:名無しのブイ好き

今日の放送見た?

 

 

2:名無しのブイ好き

見た

 

 

3:名無しのブイ好き

見てないやつとかおるんか?

 

 

4:名無しのブイ好き

残業してて今から見る

 

 

5:名無しのブイ好き

今すぐ見てこい

 

 

6:名無しのブイ好き

にしても今日の放送も最高だったな

 

 

7:名無しのブイ好き

ユナ様が喘いでいたのが最高でしたね…

 

 

8:名無しのブイ好き

喘ぎ声だけ切り抜かれてもうアップされてるぞ

 

 

9:名無しのブイ好き

即マイリスした

 

 

10:名無しのブイ好き

ふぅ…

 

 

11:名無しのブイ好き

なんならトレンド入りしてTwitterでも切り抜きが上がってるぞ

 

 

12:名無しのブイ好き

ユナリナは最高なんだよなぁ…

 

 

13:名無しのブイ好き

分かる

 

 

14:名無しのブイ好き

分かる

 

 

15:名無しのブイ好き

挟まれたい

 

 

16:名無しのブイ好き

…すぞ

 

 

17:名無しのブイ好き

これは死刑

 

 

18:名無しのブイ好き

ワイも挟まりたい

 

 

19:名無しのブイ好き

あのお胸に挟まれて死にたい

 

 

20:名無しのブイ好き

上の奴らは後で処すとして今日も百合成分補給できたわ

 

 

21:名無しのブイ好き

それな

 

 

22:名無しのブイ好き

その絡みで助かる命がある

 

 

23:名無しのブイ好き

助かった

 

 

24:名無しのブイ好き

生きがい

 

 

25:名無しのブイ好き

ワイのスクショいる?

 

 

26:名無しのブイ好き

いる

 

 

27:名無しのブイ好き

助かる

 

 

28:名無しのブイ好き

一応見てやるわ

 

 

29:名無しのブイ好き

さっさと上げろ

 

 

30:名無しのブイ好き

ほらよ

 

 

31:名無しのブイ好き

オイオイオイ

 

 

32:名無しのブイ好き

いかんなぁ…えっちすぎる

 

 

33:名無しのブイ好き

この表情エッッッッ

 

 

34:名無しのブイ好き

おい!お前ら!大変やぞ!

 

 

35:名無しのブイ好き

ん?何や。ワイは今右手が忙しいんや

 

 

36:名無しのブイ好き

今度俺らのユナがあのレイ様とコラボするってよ!

 

 

37:名無しのブイ好き

嘘乙

 

 

38:名無しのブイ好き

釣りして楽しいか?

 

 

39:名無しのブイ好き

いや本当なんだって!Twitter見ろ!

 

 

40:名無しのブイ好き

んなわけ…ホンマや

 

 

41:名無しのブイ好き

ワイらが悪かった

 

 

42:名無しのブイ好き

ワイは信じてたで

 

 

43:名無しのブイ好き

うっそだろオイ

 

 

44:名無しのブイ好き

オイオイ…まさか新たなカップリングか?

 

 

45:名無しのブイ好き

ワイはユナリナ以外認めへんぞ

 

 

46:名無しのブイ好き

それはワイもや

 

 

47:名無しのブイ好き

儂も

 

 

48:名無しのブイ好き

某も

 

 

49:名無しのブイ好き

でも楽しみなんだろ?

 

 

50:名無しのブイ好き

それはそう

 

 

 

 

 

 

 

 




シャワーでの出来事はご想像にお任せします(


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3話

朝。目が覚めてボヤけている視界がクリアになる。

目の前には瑠奈さんがいる。スヤスヤと寝息を立てて気持ちよさそうに寝ている。

僕はゆっくりとベッドから抜け出してベランダに出て外を眺める。

「ちょっと寒いかな…」

シャツ1枚しか着ていないので少し肌寒い。外を歩く人に向かって手を振ってみる。

「おはようございます〜!」

手を振って挨拶をしてみたが、通行人は小さく頷きそのまま去ってしまった。いきなり声をかけられても迷惑かな…。でも反応はしてくれたんだよね…。うーん…どうして僕には友達が出来ないんだろうか。

容姿?それとも距離の取り方?言葉遣い?態度?分からないなぁ…。

 

「そうだ、写真撮ろ」

僕は一度部屋に戻りスマホを手に取って再びベランダに出ると写真を撮った。

「中々いい一枚じゃないかな」

撮れた写真を満足気に見た後僕はベランダから部屋へと戻りベッドへと潜り込んだ。

これこそ休日の特権。二度寝!この時が一番幸せを感じるよ…。

 

 

ーーー

「というわけでレイさんとコラボしてください」

「というわけじゃないですよ!なんで僕がこの企業のトップとコラボを!?」

現在。マネージャーさんから電話がかかってきて飛び起きてリビングで通話をしている。瑠奈さんは真横に控えてます。はい。

凄い形相なんだけど。これ瑠奈さんに刺されたりしないよね?

ちなみにヒイラギレイは僕の所属する企業でもVtuberの中でもトップを走る超人気のVtuberでチャンネル登録者は150万人。いつも放送は一万人以上が視聴しているほどの大人気Vtuber。それが何故僕とコラボする流れになったんだ…?いや本当になんで。

 

「先日レイさんの方からメールが届いたのですが、内容を要約すると優さんとコラボ出来なかったら引退する、と」

「いや本当にどういうこと!?」

「オフでないとコラボとして認めないとも言ってます」

「せ、せめて何度か普通のコラボをしてからでも遅くはないんじゃ…」

「いえ、コラボは断固としてオフがいいとレイさんが言ってます」

「………嘘でしょ」

もしこれを受けなかったらレイさんは本当に引退してしまうのか?だとすれば事務所的にもトップで走っているレイさんをみすみす逃したいとも思わないはずだし、説得というか考えを改めてくれないかという話はしているはずだ。でもきっとダメだったんだろうなぁ…。

レイさん意外と決めたことは曲げないタイプっぽいし…。

これは受ける以外の選択肢なさげだなぁ…。

隣にいる瑠奈さんがどう言うのか分からないけど受けるだけ受けてみよう。こんな機会中々ないからね。

 

「分かりました。そのお話受けます」

「えっ!?受けるの!?優ちゃん!?」

隣にいる瑠奈さん超動揺してるんだけど。そんなに嫌なのかな?

「本当ですか!?ありがとうございます!レイさんにはこちらからお伝えしておきますので予定のない日を後で送ってください。細かい調整はこちらでしますので!では!」

凄い嬉しそうだった。断る理由もないし、トップVtuberであるレイさんからコラボして欲しいなんて言われたら嬉しいに決まってる。

枠はどちらでやるか分からないけど、僕を知ってもらえるいい機会だ。

僕を知ると言うことは必然的に瑠奈さんことリナさんも知ってもらえるし、悪いことなんてないのだ。

 

「優ちゃん」

スマホの操作を終えて瑠奈さんに僕の方から改めて説明しようと思ったのだが、その前にどうやら話があるみたいだ。

 

「な、何…?」

無言の圧力を感じて僕は後退するが、瑠奈さんがじわりじわりと詰めてきて端まで追い詰められてしまう。

「私もついて行っていい?」

「ほえ?」

「放送の邪魔はしないし、ついて行くのはいいよね?」

「恐らくは…」

「なら決まりだね。ふふふ」

ニコニコしているんだけど何故か圧力のようなものを感じる…。

大丈夫…だよね?

 

 

 

ーーー

「皆んなー!コンレイ!皆んなのアイドルヒイラギレイだよ!」

 

コメント

《こんレイー!》

《きちゃぁぁぁぁぁぁ!!!》

《ふぅー!》

 

画面に映し出される青髪の少女ヒイラギレイが左右に激しく動きながら笑っている。

 

「今日は皆んなに改めて告知しなきゃならないことがあるよ!」

 

コメント

《なんだろ》

《決まってるよなぁ》

《ユナ様だよな》

 

「そうそう!私も大好きなユナちゃん!そのオフコラボの日程が決まったんだよ!」

画面にはヒイラギレイの横に一枚の画像が映し出される。

そこにはヒイラギレイとユナの立ち絵が仲良く映っており、祝!オフコラボとドデカイフォントで書かれている。

 

「○月×日の15時から0時までぶっ続けで放送するから楽しみにしててね!」

 

コメント

《9時間ww》

《初コラボが9時間てww》

《ユナ様大丈夫かな…?w》

 

「心配する気持ちも分かるけどユナちゃんも同意の上だし、色んな人も呼ぶから大丈夫だよ!」

 

コメント

《それでも9時間はえぐいてwww》

《放送事故ないといいけど》

《放送事故上等なんだよなぁ》

 

「ゲストには結構な大物も呼んでるからね〜えへへ…楽しみだなあ…」

 

コメント

《大物…ユナ様大丈夫かな》

《ユナ様人見知りだから…》

《大人数だと観葉植物だから…》

 

「ユナちゃんは私がサポートするから大丈夫だよ!」

 

コメント

《大丈夫…?》

《サポート…うっ…頭が…》

《思い出してはならん》

 

「皆んな酷くなーい?私これでも結構サポート得意なんだよ?」

 

コメント

《う、うん…》

《ある意味そうだね…》

《サポートして良かった場面はありましたか…?》

 

「もういいもん!ユナちゃんに電話する!」

 

コメント

《それはナイス》

《アポ無し…あっ…》

《切り抜き班頼むわ》

 

 

「もしもしユナちゃん!今大丈夫かな?」

「はい。大丈夫ですよ。どうかされましたか?」

 

コメント

《好き》

《結婚したい》

《これ放送してるの知らないやつだw》

 

「ユナちゃん今度一緒にご飯食べようよ」

「え〝」

 

コメント

《この反応は…》

《発動してますねぇ…》

《というかオフの声可愛すぎだろ》

《それな》

 

「嫌…かな?」

「い、いえ、決してそう言うわけでは…その…僕初対面の人と上手く話せなくて…」

 

コメント

《聞きまして皆さん》

《オフでも僕だと…?》

《マジィ…?》

《ユナ様可愛すぎます…》

 

「ならやっぱり一度会って話そ?そうすれば放送の時もきっと緩和されてると思うし」

「そう…ですよね…」

 

コメント

《ユナ様チョロくて可愛い》

《ユナ様流れに弱すぎるのもいい》

《ユナ様は完全にネコなんよ》

 

「あっ!ちょっ……」

「ユナちゃん?」

 

コメント

《うん?》

《トラブルか?》

《どうしたんだろ》

 

「レイさん。ユナのこと渡しませんから」

「…おやおや…これはリナさんじゃないですか」

 

コメント

《えっ…?》

《…これって…》

《気づくのがはえーよ》

 

「私ユナの恋人なの忘れないでくださいね」

「まだ恋人なんだし、奪えるじゃん」

 

コメント

《あっ…あっ…》

《我々には刺激が強すぎるかもしれん》

《いいぞ〜これ》

 

 

その後。レイとリナの話し合いは二時間にも及んだのだった。

 

 

 



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4話

 

コラボ当日。僕は瑠奈さんと一緒にヒイラギレイさんこと真白悟さんとファミレスで待ち合わせしていました。

テーブルを挟んで僕の向かいに座っている真白さんはずっと笑顔で、僕の隣に座る瑠奈さんも笑顔なのですが…。

 

非常に空気が重い!

 

いや本当に。二人とも笑顔なのに、重圧というかプレッシャーというか…。そう言えば笑顔って本来攻撃的ななんとかって聞いた覚えが…。

 

「あ、あの…真白さん?」

「なぁに?優ちゃん」

凄く優しい笑顔?で周りに花が咲くような幻覚が見えた気がしたけどきっと気のせいだ。

「きょ、今日は…そのコラボのお誘いありがとう…ございます」

真白さんは綺麗な黒髪をポニーテールにしていて、所謂美人と呼ばれる人なのは間違いない。美少女に囲まれて僕の精神はジリジリ減っていっている音がするよ…。

 

「私ね。ずっと前から優ちゃんとコラボしたかったんだよ」

「そ、そうなんですか…?」

「ええ。本当は優ちゃんが配信始めた時にコラボの申請もしてたんだ」

え?そんな話マネージャーさんから聞いてない…。やっぱり企業としては…。いや、そんなことは…。

 

「でね。ようやく優ちゃんとコラボしてもいいって許可が下りたから速攻でTwitterで告知したんだ」

それ僕の合意とか関係ないやつ…。

 

「今日は色々な人がスタジオに来るから優ちゃんには悪いかなって思ったけど、呼んじゃった☆」

キラッ。なんて擬音が聞こえてきそうなウインクを受けつつ隣に座る瑠奈さんをチラ見する。

「………」

なんか不機嫌…?何か嫌な言い回しとかあったのだろうか。

瑠奈さんにはいつも笑顔でいて欲しいけど…。

 

「優ちゃんと矢崎さん。それじゃあ行こっか」

「は、はい!」

「……」

 

 

 

ーーー

「皆んなー!コンレイー!皆んなのアイドルヒイラギレイだよ!」

 

コメント

《こんレイー!》

《始まってしまった》

《ワクワク》

 

 

「み、皆様…こんばんは…ユナ…です…」

 

 

コメント

《借りてきた猫》

《誰ぇ?》

《ガクガクじゃねーか!》

 

「ユナちゃん?大丈夫?」

「ぴょえ!」

真白さんに背中から抱きつかれて僕は変な声を上げてしまう。

 

コメント

《はい切り抜き》

《てぇ…ん?》

《あれ?画面の端に…》

 

「ユナちゃん。落ち着いて。深呼吸」

「は、はい…っすうー…はぁー…」

 

コメント

《志村ー!後ろー!》

《あ、あの…後ろ…》

《気づけー!》

 

「落ち着いた?」

「う、うん…」

「ユナ〜、大丈夫?」

「うん。ありがとうリナ」

後ろには真白さんだけではなく瑠奈もいて正直びっくりした。

 

 

「リナさん。出番までまだですよね?」

「恋人が困ってる時助けるのは当然でしょ〜?」

 

コメント

《あっあっあっ…》

《バチバチだぁ…》

《あっ…》

 

「あ、あの…そろそろ一つ目のコーナーを…」

「そうだね!じゃあリナさんには一旦出て行ってもらってー」

「………」

 

コメント

《リナさん無言で退場してて草》

《ひょえぇぇ…》

《レイに押されて退場するリナ…》

 

 

「さて。まずはこのコーナー!」

 

 

 

 

ーーー

1:名無しのブイ好き

同時視聴

 

 

2:名無しのブイ好き

もち

 

 

3:名無しのブイ好き

見てないやつとかおる?

 

 

4:名無しのブイ好き

おらんやろ

 

 

5:名無しのブイ好き

それにしても開幕から飛ばしてんな…

 

 

6:名無しのブイ好き

おいおい…

 

 

7:名無しのブイ好き

後ろ、後ろー!

 

 

8:名無しのブイ好き

ひえっ…

 

 

9:名無しのブイ好き

恐ろしい…

 

 

10:名無しのブイ好き

というか本当に人見知りするよなユナ様

 

 

11:名無しのブイ好き

昔っからああだからな…

 

 

12:名無しのブイ好き

そこがいいんだろうが

 

 

13:名無しのブイ好き

でも何回かコラボしてた奴には割と親しくなれてたから…

 

 

14:名無しのブイ好き

コミュ力…ですかね…

 

 

15:名無しのブイ好き

ああ…またユナ様の鳴き声まとめが更新されてしまう

 

 

16:名無しのブイ好き

もうユナ様の鳴き声まとめの動画二百万再生近いのに…

 

 

17:名無しのブイ好き

また新しい素材が増えたな

 

 

18:名無しのブイ好き

素材が多すぎるんだよなぁ…

 

 

19:名無しのブイ好き

無事に放送が終わるといいけど…

 

 

20:名無しのブイ好き

一つ目のコーナーが始まりましたね…

 

 

21:名無しのブイ好き

いきなりトップブイであるヴァンプ様とは…

 

 

22:名無しのブイ好き

いきなり大物来たな

 

 

23:名無しのブイ好き

え!?ユナ様とヴァンプ様のお歌!?

 

 

24:名無しのブイ好き

嘘だろ…オイ…

 

 

25:名無しのブイ好き

ユナ様ガチガチだけどちゃんと歌ってる

 

 

26:名無しのブイ好き

ユナ様頑張れー!

 

 

27:名無しのブイ好き

いいデュエットだ…

 

 

28:名無しのブイ好き

好き…

 

 

29:名無しのブイ好き

いきなりのお歌スタートとはたまげたなぁ

 

 

30:名無しのブイ好き

それな。

 

 

31:名無しのブイ好き

9時間放送なのになw

 

 

32:名無しのブイ好き

まあ流れはTwitterで告知してたし…

 

 

33:名無しのブイ好き

次はユナ様とレイのお歌か

 

 

34:名無しのブイ好き

あの歌か

 

 

35:名無しのブイ好き

列車のやつは泣いたわ

 

 

36:名無しのブイ好き

心を燃やせ

 

 

37:名無しのブイ好き

カラス泣いてるの見て笑ったやつがいるらしい

 

 

38:名無しのブイ好き

それもちもちじゃん

 

 

39:名無しのブイ好き

ていうか歌だけで三時間ってヤバいよな

 

 

40:名無しのブイ好き

しかもそのうちの二時間はユナ様もレイも歌い続けるわけやしな

 

 

41:名無しのブイ好き

やべーよ…やべーよ…

 

 

42:名無しのブイ好き

次はユナリナやぞ!

 

 

43:名無しのブイ好き

きちゃー!

 

 

44:名無しのブイ好き

ほう…ロ○ですか…

 

 

45:名無しのブイ好き

概要欄にセトリ書かれてるから知ってるやろがい!

 

 

46:名無しのブイ好き

ほんと綺麗な声だよな二人とも

 

 

47:名無しのブイ好き

それな

 

 

48:名無しのブイ好き

リナは歌マジでつよつよだからな

 

 

49:名無しのブイ好き

仰げば尊死

 

 

50:名無しのブイ好き

死ぬにはまだ早いぞ

 

 

51:名無しのブイ好き

まだ一時間経過してないんだよなぁ…

 

 

52:名無しのブイ好き

何この濃さである

 

 

53:名無しのブイ好き

歌だけでも良かった気がす…

 

 

54:名無しのブイ好き

推しがたくさん見れて幸せだろぉ!?

 

 

55:名無しのブイ好き

推しには体も大切にして欲しいんだよなぁ

 

 

56:名無しのブイ好き

それはそう

 

 

57:名無しのブイ好き

体を大切にしつつ毎秒配信しろ

 

 

58:名無しのブイ好き

気遣ってなくて草

 

 

 

59:名無しのブイ好き

ここからはユナ様が一人で10曲か

 

 

60:名無しのブイ好き

喉が心配

 

 

61:名無しのブイ好き

ワイらなら死んでる

 

 

62:名無しのブイ好き

だいぶ緊張も取れてるみたいやし大丈夫…やろ…

 

 

63:名無しのブイ好き

ユナ様大丈夫かな…

 

 

64:名無しのブイ好き

推しを信じろ

 

 

65:名無しのブイ好き

うおおおおおおおおお!!

 

 

66:名無しのブイ好き

カ○マじゃん

 

 

67:名無しのブイ好き

最近の曲じゃん

 

 

68:名無しのブイ好き

ニコ動でランキング載ってたな

 

 

69:名無しのブイ好き

うっま

 

 

70:名無しのブイ好き

ほんまユナ様緊張さえなければ完璧…なんよ

 

 

71:名無しのブイ好き

人見知りも克服してもろて…

 

 

72:名無しのブイ好き

でも歌声は完璧なんだよな

 

 

73:名無しのブイ好き

ほんと歌上手い

 

 

74:名無しのブイ好き

ユナ様の声帯欲しい

 

 

75:名無しのブイ好き

ぶっ○すぞ

 

 

76:名無しのブイ好き

ワイらがユナ様の声帯ゲットしてもしょーがないんよ

 

 

77:名無しのブイ好き

次は怪○か

 

 

78:名無しのブイ好き

また難しいのを

 

 

79:名無しのブイ好き

でも完璧なんよね

 

 

80:名無しのブイ好き

歌上手過ぎて馬になったわね 

 

 

81:名無しのブイ好き

それ某一般人さんじゃん

 

 

82:名無しのブイ好き

ユナ様歌ってみた一個もあげないのなんでなんやろ

 

 

83:名無しのブイ好き

そら権利とか色々あるんやろ。知らんけど

 

 

84:名無しのブイ好き

博識ニキ呼んでこい

 

 

85:名無しのブイ好き

ここには推しを応援する奴らしかいないぞ

 

 

86:名無しのブイ好き

もれなくIQ3になってるからな

 

 

87:名無しのブイ好き

ユナ様ーー!

 

 

88:名無しのブイ好き

次はあのアニメのOPか

 

 

89:名無しのブイ好き

これまた難しいのばっかり

 

 

90:名無しのブイ好き

こんな声張って喉枯れないのか

 

 

91:名無しのブイ好き

あー!今の表情最高なんよ!

 

 

92:名無しのブイ好き

スクショOKでほんとよかった

 

 

93:名無しのブイ好き

また俺のユナ様フォルダが潤う

 

 

94:名無しのブイ好き

これ後で単品で上げて欲しい

 

 

95:名無しのブイ好き

気持ちは分かる

 

 

96:名無しのブイ好き

今日はお祭りだー!

 

 

97:名無しのブイ好き

うおおおおおおお!

 

 

98:名無しのブイ好き

リナ泣いてね?w

 

 

99:名無しのブイ好き

ほんまやw

 

 

100:名無しのブイ好き

次はリナのパートだな

 

 

 

 

 

 



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5話

「優さんやっはろー」

「は、はい。初めましてです…」

9時間の生放送中、僕は今出番がないので端っこで休憩していると、隣にヴァンプさんこと伊達まことさんが座ってこちらを見つめてくる。

伊達さんは髪を紫に染めていて目もカラコンを入れているのか赤い目をしている。伊達さんも美人なんだけど、本当顔面偏差値どうなってるんだろ。

他の演者さんというか、他の人たちも全員美少女か美人だし。というか男の人が一人もいないんだよね。どうしてだろう。

 

「優さん。後で連絡先こーかんしよーよ」

「えっ…あ、あの…僕…」

「あーしらなら秒で仲良くなれるって」

何故かピースしながらこちらを見る伊達さん。ギャルというやつだろうか。僕はそのノリについていけるのか…?

とてもそうは思えないのだけど、頑張ってみるべきか。

 

「は、はい。よろしくお願いします」

そう言えば伊達さんは本当に嬉しそうに笑って僕に抱きついてくる。

「優ちゃんならそう言ってくれると思ってたっ!」

あまりにも嬉しそうに言うものだからこっちまで嬉しくなってしまう。

 

「これからよろしくねっ!優!」

「は、はい…。よろしくお願いします…伊達さん」

「もー!伊達さんじゃないでしょ!」

伊達さんは僕を真っ直ぐに見つめてそう言ってくる。あまりにも真っ直ぐな瞳で僕は目を逸らしたくなってしまう。

 

「ま・こ・と!」

「は、はい…ま、こと…さん」

「…まーしょーがないかな」

そう言ってまことさんは笑って僕の頭を撫でてくれた。ちなみにまことさんは17だそうだ。

 

それから僕はまことさんと談笑しつつ、出番を待った。

 

 

 

ーーー

1:名無しのブイ好き

今度はミールさんか

 

 

2:名無しのブイ好き

まーた歌つよつよ勢

 

 

3:名無しのブイ好き

まあ大切な歌の時間やし

 

 

4:名無しのブイ好き

ミールさんは羊やからな。その角が俺を狂わせる

 

 

5:名無しのブイ好き

ワイも好きやでミールさんの角

 

 

6:名無しのブイ好き

角嫌いなやつとかおりゅ?

 

 

7:名無しのブイ好き

次はエレナやぞ

 

 

8:名無しのブイ好き

なんならユナ様とのデュエットやからな

 

 

9:名無しのブイ好き

ユナ様ちょっと疲れてないか?

 

 

10:名無しのブイ好き

そりゃな。

 

 

11:名無しのブイ好き

リナとミールさんしか間に挟んでないし

 

 

12:名無しのブイ好き

それでも20分はあったし…

 

 

13:名無しのブイ好き

逆に言えば20分しかなかったんやぞ

 

 

14:名無しのブイ好き

でも上手いんよな

 

 

15:名無しのブイ好き

エレナも大概歌上手い勢なんよ

 

 

16:名無しのブイ好き

ていうか下手な奴がいねぇ

 

 

17:名無しのブイ好き

全員努力してるからな

 

 

18:名無しのブイ好き

ボイトレとか何時間も毎日してるってエレナ言ってたぞ

 

 

19:名無しのブイ好き

ユナ様はそう言う話しないな

 

 

20:名無しのブイ好き

というかユナ様一人の枠の方が少ないだろ

 

 

21:名無しのブイ好き

リナとコンビになってからはいつも二人だからな

 

 

22:名無しのブイ好き

ていうか最近同棲してるって話だしな

 

 

23:名無しのブイ好き

マ?

 

 

24:名無しのブイ好き

そうだぞ

 

 

25:名無しのブイ好き

Twitter見てこい

 

 

26:名無しのブイ好き

最近普通にオフでしかやってない時点で察しろ

 

 

27:名無しのブイ好き

なんなら前のレイの枠で気づく奴は気づいてたぞ

 

 

28:名無しのブイ好き

お前らそれより生放送を見ろ

 

 

29:名無しのブイ好き

すまんすまん

 

 

30:名無しのブイ好き

アーカイブ10周するとは言えどちゃんと見ないとな

 

 

31:名無しのブイ好き

たった10周か。雑魚め

 

 

32:名無しのブイ好き

そろそろお歌も終わりが近づいてきたな

 

 

33:名無しのブイ好き

なんだかんだでだな

 

 

34:名無しのブイ好き

最後はレイが締めるのか

 

 

35:名無しのブイ好き

そりゃ発案者やし…

 

 

36:名無しのブイ好き

オリジナル曲か

 

 

37:名無しのブイ好き

これ初お披露目じゃねーか!

 

 

38:名無しのブイ好き

しかも3D…。これは後で単体で上がるやつだな

 

 

39:名無しのブイ好き

お気づきになられましたか

 

 

40:名無しのブイ好き

歌詞に共感した

 

 

41:名無しのブイ好き

これレイが作詞してるぞ

 

 

42:名無しのブイ好き

マ?

 

 

43:名無しのブイ好き

さっき作詞作曲のところにヒイラギレイって書かれてたからな

 

 

44:名無しのブイ好き

こいつほんま多才やな

 

 

45:名無しのブイ好き

それな

 

 

46:名無しのブイ好き

何やらせても完璧な女だからな

 

 

47:名無しのブイ好き

その分突然山行ったり、海外行ったりするけど大丈夫か?

 

 

48:名無しのブイ好き

行動力の化身

 

 

49:名無しのブイ好き

突拍子のないことをさせたらピカイチだぞ

 

 

50:名無しのブイ好き

歌上手いんよ

 

 

51:名無しのブイ好き

早く単品でも上げてくれ

 

 

52:名無しのブイ好き

高評価、リスト入りは確実

 

 

53:名無しのブイ好き

というかこの生放送既に高評価が70万ついてるんだがww

 

 

54:名無しのブイ好き

なんなら視聴数は90万だぞ

 

 

55:名無しのブイ好き

エグすぎなんだよなぁ

 

 

56:名無しのブイ好き

昔から応援してたワイ号泣

 

 

57:名無しのブイ好き

分かる

 

 

58:名無しのブイ好き

ワイも昔から応援してたから嬉しいわ

 

 

59:名無しのブイ好き

古参わらわら

 

 

60:名無しのブイ好き

古参とか関係なく仲良くしてもろて

 

 

61:名無しのブイ好き

でも昔からレイたちを応援してるのはいいと思います

 

 

62:名無しのブイ好き

ワイは最近知ったからな

 

 

63:名無しのブイ好き

そう言う意味じゃブイはまだまだ知名度低いのか

 

 

64:名無しのブイ好き

Twitterとかは自分の世界だから視野狭くなるのはしゃーないかもな

 

 

65:名無しのブイ好き

まあ好きなものだけ見てるからな

 

 

66:名無しのブイ好き

お前ら放送見ろw

 

 

67:名無しのブイ好き

すまんすまん。で、今何やってるんや

 

 

68:名無しのブイ好き

ホラゲしてる

 

 

69:名無しのブイ好き

 

 

70:名無しのブイ好き

 

 

71:名無しのブイ好き

 

 

72:名無しのブイ好き

しかもプレイヤーはユナ様一人だけ

 

 

73:名無しのブイ好き

いじめかな?w

 

 

74:名無しのブイ好き

「リナ…ねぇ…リナ〜!助けデェー!」

 

 

75:名無しのブイ好き

唆るぜ…これは…

 

 

76:名無しのブイ好き

千空は大人しくしてろ

 

 

77:名無しのブイ好き

既に泣きそうになってるぞ

 

 

78:名無しのブイ好き

そこがいいんだろうが

 

 

79:名無しのブイ好き

美少女が怯える姿ほど唆るものはない

 

 

80:名無しのブイ好き

マジでエッチ

 

 

81:名無しのブイ好き

「怖いよ…ひっぐ…」

 

 

82:名無しのブイ好き

あーもう興奮しちゃうじゃないか

 

 

83:名無しのブイ好き

ユナ様の怖がる声マージで効くんよな

 

 

84:名無しのブイ好き

エッチ過ぎる

 

 

85:名無しのブイ好き

「きゃぁぁぁぁぁぁ!!でたー!!!!」

 

 

86:名無しのブイ好き

あ〜^^心がぴょんぴょんするんじゃ〜

 

 

87:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

88:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

89:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

90:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

91:名無しのブイ好き

「もうやだ〜…ひっぐ…たすけてよぉ…」

 

 

92:名無しのブイ好き

切り抜き師頼んだ

 

 

93:名無しのブイ好き

非常に効くんよね。何にとは言わんけど

 

 

94:名無しのブイ好き

「きゃぁぁぁぁ!追ってきたー!」

 

 

95:名無しのブイ好き

非常に興奮します

 

 

96:名無しのブイ好き

ニコニコで見つめるワイらとリナレイ

 

 

97:名無しのブイ好き

ていうかユナ様見てる奴ら全員ニコニコやろ

 

 

98:名無しのブイ好き

それはそう

 

 

99:名無しのブイ好き

ホラゲの次は何?

 

 

100:名無しのブイ好き

人生ゲーム

 

 

 



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6話

「ひっぐ…うう…」

僕は今泣いてます。なぜかと言われたら僕一人でホラゲーをしていたからだ。そして絶賛今瑠奈さんに抱きしめられてます。

「怖かったね〜…よしよし」

温かなぬくもりに包まれて僕は今癒されてます。なでなでされていると真白さんがやってきて僕を抱きしめてきた。

 

「怖かったよね。ごめんね…」

背中を真白さんに抱きしめられて僕はサンドイッチの具になった気分だ。

「くるじぃ…」

「あ、ごめん!」

真白さんは即座に離れると僕を覗き込むようにして見ている。

「大丈夫?」

「う、うん…」

二人ともそれなりに大きいから圧迫される…。何がとは言わないけど。

 

「優、これから人生ゲームだよ」

「う、うん」

「私も参加するし安心して」

あんまり安心出来る要素ないような…。しかも人生ゲームって個人個人だから…。

 

「それじゃ、始めよっか」

 

 

ーーー

「人生ゲーム!!!」

真白さんことヒイラギレイの開始の宣言からゲームは始まった。

参加するのは僕ことユナ、リナ、レイ、ヴァンプさんの四人だ。

 

「いぇーい!」

「っすー」

「い、いぇーい」

 

コメント

《ユナ様乗り切れてない》

《ユナ様らしいと言えばらしい》

《泣いた後に人生ゲームする気持ちを知りたい》

 

「それじゃサイコロを振って出た目の大きさで順番を決めようか!」

レイさんの言った通りに僕らはサイコロを振りそれぞれ出た目で順番を決めた。

僕が1でリナが6、レイは5、ヴァンプは3。

つまりリナ→レイ→ヴァンプ→僕の順番ということだ。

 

「それじゃあ早速ゲーム開始!」

リナがサイコロを振って出た目は5。強運だよね、瑠奈さん。

 

「5っと…ええと"好きな人を告白する"。簡単だよ〜」

リナはそう言って僕の目の前に来ると、ゆっくりと僕を抱きしめておでこを合わせると口を開いた。

 

「好きだよ、ユナ」

「あ、あば、あばばばば…」

 

 

コメント

《これが無料ってマ?》

《今日が命日か》

《じぬ》

 

 

「それじゃあ次は私だね」

レイがサイコロを振って出た目は4。強くないだろうか。なんだこの強運ぶりは。

 

「4は…大切な人とキス♡」

なんでハートマークが書かれているんだ。しかもさっきからおかしくない?

 

「それじゃあユナちゃん。目を瞑って」

「えっ、ちょ…待っ」

「待たない」

 

 

 

ーーー

1:名無しのブイ好き

ちょちょちょ

 

 

2:名無しのブイ好き

うぎゃー!

 

 

3:名無しのブイ好き

ワイらには刺激が強すぎる

 

 

4:名無しのブイ好き

待て待て待てぇ!

 

 

5:名無しのブイ好き

あびゃー!

 

 

6:名無しのブイ好き

キス…してるんよな…

 

 

7:名無しのブイ好き

これは切り抜き待ったなしですぜ…兄貴…

 

 

8:名無しのブイ好き

オイオイオイ…死んだわ…俺

 

 

9:名無しのブイ好き

こりゃ死人が出ますぜ

 

 

10:名無しのブイ好き

ただでさえ供給数多なのに、こんなの提供されたらワイは…

 

 

11:名無しのブイ好き

次はヴァンプ様の番か

 

 

12:名無しのブイ好き

出た目は…6。つよつよだぁ…

 

 

13:名無しのブイ好き

しかも内容は…気になる人と恋人繋ぎ

 

 

14:名無しのブイ好き

これは…

 

 

15:名無しのブイ好き

ユナ様影分身しないといけないだろ、これ

 

 

16:名無しのブイ好き

ユナ「ちょっ、は、恥ずかしいよ…」

ヴァンプ様「あーしら女の同士だし気にすることないっしょ」

 

 

17:名無しのブイ好き

ユナ様本当押しに弱い…

 

 

18:名無しのブイ好き

恋人繋ぎのままサイコロ振るユナ様

 

 

19:名無しのブイ好き

出た目は…1。うーん…この最弱

 

 

20:名無しのブイ好き

内容は…十回休み

 

 

21:名無しのブイ好き

最弱すぎるww

 

 

22:名無しのブイ好き

一回とかじゃないのが鬼畜

 

 

23:名無しのブイ好き

ユナ「嘘でしょ…」

三人「wwww」

 

 

24:名無しのブイ好き

ワイなら泣いてる

 

 

25:名無しのブイ好き

嫌がらせかな?w

 

 

26:名無しのブイ好き

そしてまたリナか

 

 

27:名無しのブイ好き

出た目は6。うーんこの強運ども

 

 

28:名無しのブイ好き

内容は好きな人のいいところを十個話す

 

 

29:名無しのブイ好き

ああ、早口…

 

 

30:名無しのブイ好き

十個どころか二十行きそうな勢いなんですけど

 

 

31:名無しのブイ好き

また切り抜き師の仕事が…

 

 

32:名無しのブイ好き

さて。これはワイの仕事かな

 

 

33:名無しのブイ好き

スタッフが止めに入るの草

 

 

34:名無しのブイ好き

しゃーない。止まらないのが悪い

 

 

35:名無しのブイ好き

レイの出た目は…2。

 

 

36:名無しのブイ好き

内容はブリッヂしながら愛を叫ぶ。

 

 

37:名無しのブイ好き

なんだこれ

 

 

38:名無しのブイ好き

本当にな

 

 

39:名無しのブイ好き

「ユナちゃん愛してるー!!」

 

 

40:名無しのブイ好き

………。

 

 

41:名無しのブイ好き

 

 

42:名無しのブイ好き

本当になんでこんなマス作ったんだ

 

 

43:名無しのブイ好き

 

 

44:名無しのブイ好き

 

 

45:名無しのブイ好き

ヴァンプ様は出た目は…3。

 

 

46:名無しのブイ好き

内容は…レイと握手からの抱擁

 

 

47:名無しのブイ好き

これ絶対ユナ様に踏ませるためのマスだろ

 

 

48:名無しのブイ好き

というかほとんどレイの欲望が透けてんだよね

 

 

49:名無しのブイ好き

まあゴールまでマスもそんなないし…。

 

 

50:名無しのブイ好き

なんならユナ様以外はゴールまで十マス切ってるからな

 

 

51:名無しのブイ好き

ユナ様だけw

 

 

52:名無しのブイ好き

不憫が似合う女

 

 

53:名無しのブイ好き

ここでスタッフから調整が入るw

 

 

54:名無しのブイ好き

レイ「えー…このままだとユナちゃんがゴールすら辿り着けないことが確定しているので次から参戦してもらいます」

 

 

55:名無しのブイ好き

 

 

56:名無しのブイ好き

 

 

57:名無しのブイ好き

 

 

58:名無しのブイ好き

 

 

59:名無しのブイ好き

ほんま草

 

 

60:名無しのブイ好き

レイ「それじゃあユナちゃんどうぞ!」

ユナ「う、うん!えいっ!」

 

 

61:名無しのブイ好き

掛け声可愛い

 

 

62:名無しのブイ好き

声が可愛い

 

 

63:名無しのブイ好き

キャラ忘れてますよ

 

 

64:名無しのブイ好き

いつものことだろ

 

 

65:名無しのブイ好き

いつものことだろ

 

 

66:名無しのブイ好き

というかそれでいいんだよ

 

 

67:名無しのブイ好き

出た目は1…うーん。この最弱

 

 

68:名無しのブイ好き

よっわ

 

 

69:名無しのブイ好き

ざーこ♡ざーこ♡

 

 

70:名無しのブイ好き

それ打ち込んでるのニキか?ネキか?場合によっては地獄絵図だが

 

 

71:名無しのブイ好き

絶対ニキだろ

 

 

72:名無しのブイ好き

ネキはこんなことしない!

 

 

73:名無しのブイ好き

そいつはどうかな!

 

 

74:名無しのブイ好き

それよりもユナの止まったマスの内容だ

 

 

75:名無しのブイ好き

内容は…感謝を伝えてチュー

 

 

76:名無しのブイ好き

チュー

 

 

77:名無しのブイ好き

それってぇ!

 

 

78:名無しのブイ好き

キスってコトォ!?

 

 

79:名無しのブイ好き

チュー多くね?

 

 

80:名無しのブイ好き

多すぎるくらい

 

 

81:名無しのブイ好き

これ作ったやつが悪い

 

 

82:名無しのブイ好き

ユナ「ち、チューしないとダメ…?」

 

 

83:名無しのブイ好き

ぐはっ

 

 

84:名無しのブイ好き

上目遣いエッッッッ

 

 

85:名無しのブイ好き

グレートですよ…こついぁ…

 

 

86:名無しのブイ好き

三人「ぐっ……」

 

 

87:名無しのブイ好き

ワイらと同じ反応で草

 

 

88:名無しのブイ好き

そりゃそうなる

 

 

89:名無しのブイ好き

ワイでもそうなる

 

 

90:名無しのブイ好き

三人「さぁ誰にするの?」

 

 

91:名無しのブイ好き

心がキリキリする

 

 

92:名無しのブイ好き

ユナ「えっと…えいっ!」

 

 

93:名無しのブイ好き

………。

 

 

94:名無しのブイ好き

リナ「やっぱり私よね〜!」

 

 

95:名無しのブイ好き

レイ「くっ…」

 

 

96:名無しのブイ好き

ヴァンプ「ちっ」

 

 

97:名無しのブイ好き

ッスー…。

 

 

98:名無しのブイ好き

あの空気…

 

 

99:名無しのブイ好き

空気重いんですけど…

 

 

100:名無しのブイ好き

う、うん…。

 

 

 

 



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7話

お久しぶりです…(小声)


1:名無しのブイ好き

続いてリナ

 

 

2:名無しのブイ好き

出た目は…3

 

 

3:名無しのブイ好き

レイと熱い抱擁♡

 

 

4:名無しのブイ好き

うーん…この欲望すごろく

 

 

5:名無しのブイ好き

人生は欲だらけだし…

 

 

6:名無しのブイ好き

二人「「………」」

 

 

7:名無しのブイ好き

無言で抱擁…はっ!閃いた!

 

 

8:名無しのブイ好き

>>7閃くな。ユナリナ以外認めんぞ

 

 

9:名無しのブイ好き

にしても離れるときは秒なのが…

 

 

10:名無しのブイ好き

>>9好きな子の前で別の人と抱き合うのは地獄だろ?そういうことよ…

 

 

11:名無しのブイ好き

続いてレイか

 

 

12:名無しのブイ好き

出た目は6

 

 

13:名無しのブイ好き

ユナ様以外運極めてるの???

 

 

14:名無しのブイ好き

ユナ様はそれでいいんだよ

 

 

15:名無しのブイ好き

リナは残り1マスでレイは残り3マス

ヴァンプは今振るのを抜けば残り6マス。

ユナ様は残り13マスw

 

 

16:名無しのブイ好き

>>15なにわろw

 

 

17:名無しのブイ好き

絶望的過ぎんか?w

 

 

18:名無しのブイ好き

これは何かしら救済措置が入るとみた

 

 

19:名無しのブイ好き

ヴァンプが出した目は…6

 

 

20:名無しのブイ好き

 

 

21:名無しのブイ好き

 

 

22:名無しのブイ好き

ゴールじゃん…

 

 

23:名無しのブイ好き

ヴァンプ「ま、とりま一位」

 

 

24:名無しのブイ好き

ユナ様「えっ……」

 

 

25:名無しのブイ好き

リナ「くっ…」

レイ「勝ちたかった」

 

 

26:名無しのブイ好き

ヴァンプ「えーっと…一位はユナと握手できる…へぇ〜…」

 

 

27:名無しのブイ好き

ガタッ

 

 

28:名無しのブイ好き

ガタッ

 

 

29:名無しのブイ好き

準備はいいか?俺はできてる

 

 

30:名無しのブイ好き

ステイステイ。お前らじゃない

 

 

31:名無しのブイ好き

んなアホな…。ほんまや

 

 

32:名無しのブイ好き

何故俺は画面に入れないんだ…!

 

 

33:名無しのブイ好き

入れたら入れたら放送事故確定じゃねぇーか!

 

 

34:名無しのブイ好き

可能性に殺されるぞ!

 

 

35:名無しのブイ好き

可能性…あるか…?あるかも…

 

 

36:名無しのブイ好き

ヴァンプ「さっきも思ったけどユナって結構手ちっさいよね」

ユナ様「そうかな?僕普通くらいだと思うけど…」

ヴァンプ「ぷにぷにおててマジ可愛いんですけど」

ユナ様「ええ!?そんなぷにっとしてるの!?」

ヴァンプ「うん。かーわい」

ユナ様「え、あ……うん…ありがと…」

 

 

37:名無しのブイ好き

ッスー…

 

 

38:名無しのブイ好き

俺は観葉植物…俺は観葉植物…

 

 

39:名無しのブイ好き

アッ〝〝〝〝(絶命)

 

 

40:名無しのブイ好き

ありがとう…ありがとう…

 

 

41:名無しのブイ好き

お前ら付き合い始めたカップルかよちくしょう!神父呼んでおくわ!

 

 

42:名無しのブイ好き

スパチャ祭りwwあ、僕は五万で

 

 

43:名無しのブイ好き

おら!くらえ!俺の今月の給料だ!

 

 

44:名無しのブイ好き

コメント欄が赤に染まっておるわ…。俺はワン野口で

 

 

45:名無しのブイ好き

>>43ニキ給料がいくらなのかを晒していくぅ!

 

 

46:名無しのブイ好き

にしてもええな…後ろの二人に目を瞑れば…

 

 

47:名無しのブイ好き

せやな…背景はあんま見ないでおこう…

 

 

48:名無しのブイ好き

リナ「次は私と握手しよ〜ね?」

レイ「くっ…最初勝っていれば…」

 

 

49:名無しのブイ好き

リナはもう残り1マスやもんなぁ…

 

 

50:名無しのブイ好き

対してレイは残り3マス…まあ結果として順番がーって感じだよな

 

 

51:名無しのブイ好き

道中6出せば勝ててた

 

 

52:名無しのブイ好き

せめて2回目が2以上出してればなぁ…

 

 

53:名無しのブイ好き

さて、ユナ様は…

 

 

54:名無しのブイ好き

1wwwwうっそだろオイwww

 

 

55:名無しのブイ好き

ユナ様「ねぇ!僕の時だけサイコロ意地悪してくるんだけど!!」

三人「wwwww」

 

 

56:名無しのブイ好き

どんな確率だよwww

 

 

57:名無しのブイ好き

3回もサイコロ振ってww全部1www

 

 

58:名無しのブイ好き

ユナ様別の意味でもってるなぁww

 

 

59:名無しのブイ好き

この時点でもう負け確w

 

 

60:名無しのブイ好き

2回目も1だった時点でもう絶望的だったし…

 

 

61:名無しのブイ好き

なんなら10回休みの時点で負けてるゾ

 

 

62:名無しのブイ好き

こんなマス作ったやつが悪い(

 

 

63:名無しのブイ好き

そうだよ(便乗)

 

 

64:名無しのブイ好き

さてリナ最後の一回は……6

 

 

65:名無しのブイ好き

つよい

 

 

66:名無しのブイ好き

強い

 

 

67:名無しのブイ好き

つよつよ

 

 

68:名無しのブイ好き

リナ「ユナ〜おいで〜」

ユナ様「うん」

 

 

69:名無しのブイ好き

うんじゃないが

 

 

70:名無しのブイ好き

無邪気に近寄るのなんなん?信頼関係ヤバない?

 

 

71:名無しのブイ好き

好き…

 

 

72:名無しのブイ好き

リナ「最近はあんまりユナの手触ってなかったからいい機会だよ〜…。ありがとう〜レイさん」

レイ「…………」

ユナ様「そうだっけ?昨日も…」

リナ「ユナ?」

ユナ様「アッ…ハイ…」

 

 

73:名無しのブイ好き

どんな情報を出すつもりだった!言え!言うんだっ!

 

 

74:名無しのブイ好き

情報は言い値で買おう

 

 

75:名無しのブイ好き

オフでもイチャイチャしてるのええんじゃ…

 

 

76:名無しのブイ好き

てか一位関係なくなったな???

 

 

77:名無しのブイ好き

そう言えばそうやな…

 

 

78:名無しのブイ好き

別に罰ゲームじゃないしいいかなって…

 

 

79:名無しのブイ好き

まあ…握手するだけやし…

 

 

80:名無しのブイ好き

てか二位と三位は本来何が報酬やったんやろうな?

 

 

81:名無しのブイ好き

それは気になるかもめ

 

 

82:名無しのブイ好き

やんなぁ…

 

 

83:名無しのブイ好き

そんなこんなでレイがサイコロ振って…出た目は6

 

 

84:名無しのブイ好き

こいつらさぁ…

 

 

85:名無しのブイ好き

ユナ様以外全員最後に6出してるのヤバ過ぎw

 

 

86:名無しのブイ好き

そう言えばそうやな…

 

 

87:名無しのブイ好き

レイ「ユナちゃーん!おてて出してっ!」

ユナ様「はい」

レイ「すべすべで綺麗な手だねぇ…」

ユナ様「あ、ありがとうございます…」

 

 

88:名無しのブイ好き

なんかレイ急に老けたな??

 

 

89:名無しのブイ好き

お盆とか正月に孫に会ったおばあちゃんなんよ、それは

 

 

90:名無しのブイ好き

ユナ様ちょっと困惑してんじゃねぇーかよ!

 

 

91:名無しのブイ好き

レイ「このまま人生ゲーム終わるまで手繋いでいようね」

ユナ様「えっ」

レイ「えっ?」

 

 

92:名無しのブイ好き

お互いに顔を見合わせるなw

 

 

93:名無しのブイ好き

なんとも言えない空気なすなぁ!

 

 

94:名無しのブイ好き

四人「…………」

 

 

95:名無しのブイ好き

おいw放送事故みたいになってるじゃねぇーかよっ!何してんだレイw

 

 

96:名無しのブイ好き

ユナ様「れ、レイさんの手も凄く細くて…その、綺麗な手ですよっ!」

レイ「えっ、あっ…あ、ありがとう…」

ユナ様「は、はい……」

 

 

97:名無しのブイ好き

おい!ガチデレじゃねぇーか!

 

 

98:名無しのブイ好き

生放送してんだぞ!

 

 

99:名無しのブイ好き

事件は現場で起きてるんですよ!

 

 

100:名無しのブイ好き

ベテラン何してんだww

 

 

101:名無しのブイ好き

レイ「………──」

 

 

102:名無しのブイ好き

なんて?

 

 

103:名無しのブイ好き

マイクが拾えないほど小さな音か?

 

 

104:名無しのブイ好き

いや?トラブルか…?

 

 

105:名無しのブイ好き

リナ「ユナ〜?そろそろサイコロ振ってね?」

ユナ様「え、あっ!ごめんなさい!今振りますっ!」

 

 

106:名無しのブイ好き

リナがこう言う時って大抵時間押してる時だよな

 

 

107:名無しのブイ好き

実際一時間遅れだぞ

 

 

108:名無しのブイ好き

>>107一時間遅れ!?

 

 

109:名無しのブイ好き

人生ゲーム(レイの欲望すごろく)は時間かかるやろうな…色んな意味で

 

 

110:名無しのブイ好き

ま、なんだかんだユナ様がゴールして終わり…

 

 

111:名無しのブイ好き

ユナ様「もー!1しか出なーい!」

 

 

112:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

113:名無しのブイ好き

ギャップで風邪引く

 

 

114:名無しのブイ好き

これが通常運転やぞ

 

 

115:名無しのブイ好き

むしろこのユナ様を見に来てるぞ

 

 

116:名無しのブイ好き

初見だ!囲め囲め!

 

 

117:名無しのブイ好き

レイ「えー…ここでスタッフ全員から満場一致でユナちゃんは恐らく今後いや、絶対1しか出さないので強制的にゴールとします。恐らく踏むはずだったであろうマス達の効果で見られたはずのユナ様は後日公式のチャンネルで無料公開致しますのでご安心ください…だってユナちゃん」

ユナ様「えっ」

 

 

118:名無しのブイ好き

あの絶望顔堪らんなぁ…

 

 

119:名無しのブイ好き

愉悦

 

 

120:名無しのブイ好き

ま、罰ゲームって程でもないやろ…

 

 

121:名無しのブイ好き

いや、マスの効果見てみ?

 

 

122:名無しのブイ好き

なになに…好きな人とあつぅ〜い抱擁に膝枕、耳かき、マッサージ、一緒にお昼寝…なんだこれ(

 

 

123:名無しのブイ好き

これ一部レイが昔雑談の時ユナにしてもらいたいことが混ざってんな…

 

 

124:名無しのブイ好き

あー…そう言えば膝枕されながら耳かきして欲しいって言ってたなぁ…

 

 

125:名無しのブイ好き

なんだその夢ありまくりのシチュは…ボイス出せユナ様…

 

 

126:名無しのブイ好き

デビュー当時に出した幻のボイスをお持ちでない?

 

 

127:名無しのブイ好き

あれなぁ…マージで快眠出来るし、嫌な気分も和らげてくれる最高のボイスやんな…

 

 

128:名無しのブイ好き

分かる

 

 

129:名無しのブイ好き

分からん…

 

 

130:名無しのブイ好き

リナ「楽しみだなぁ…ユナの抱擁」

レイ「されるのは私だからね!」

ヴァンプ「じゃあ、あたしは膝枕からの耳かきでよろ」

ユナ様「………え?」

 

 

131:名無しのブイ好き

さも当然ようにしてもらう気満々の三人

 

 

132:名無しのブイ好き

特権よな

 

 

133:名無しのブイ好き

なんだかんだユナ様リクエストに応える子だからな…頑張って

 

 

134:名無しのブイ好き

応えすぎな気もするけどな…リプとかファンアートとか全部見てくれてるし、めっちゃファンを大切にしてくれるよな

 

 

135:名無しのブイ好き

ほんまそれ。Vの中でも一二を争うと言っても過言じゃないくらいには大切にしてくれてるんよな

 

 

136:名無しのブイ好き

てか人生ゲームとは?やったなコレ…

 

 

137:名無しのブイ好き

レイ自作のすごろくやし…

 

 

138:名無しのブイ好き

楽しそうにやってるのがやっぱり一番よな

 

 

139:名無しのブイ好き

それは分かる。てか次何するん?

 

 

140:名無しのブイ好き

クイズやるらしい

 

 

141:名無しのブイ好き

内容は?

 

 

142:名無しのブイ好き

高級食材と普通って言ったら悪いけどまあスーパーとかに並んでる食材を食べ比べてどっちが高級か当てるやつやな

 

 

143:名無しのブイ好き

あーね。割とユナ様いけそうやけど…レイ割と舌が…うん…

 

 

144:名無しのブイ好き

レイ味音痴なとこたまーにあるからな…

 

 

145:名無しのブイ好き

言うてこの四人はそんなひどいことにはならなさそう…

 

 

146:名無しのブイ好き

チーム戦でグーとパーで別れるのか

 

 

147:名無しのブイ好き

てっきり俺はユナリナとレイ、ヴァンプなのかと思ったけどな

 

 

148:名無しのブイ好き

思った

 

 

149:名無しのブイ好き

どうやらレイとヴァンプが打ち合わせの時抗議したことによってグーとパーで別れることになったみたいやなww

 

 

150:名無しのブイ好き

二人の理由はいつもリナがユナを独占しててズルいからだそうな

 

 

151:名無しのブイ好き

可愛いかよ

 

 

152:名無しのブイ好き

中学とか高校とかで友達が別の同性と仲良くなって自分と遊ぶ時間とか減った時のやつじゃん

 

 

153:名無しのブイ好き

あれめっちゃ寂しいよな

 

 

154:名無しのブイ好き

ワイとはもう遊んでくれんのか…?ってなるよな

 

 

155:名無しのブイ好き

なるわー…。わ、ワイら小学校からの付き合いやったやん…ってなる

 

 

156:名無しのブイ好き

んで結果は…wwww

 

 

157:名無しのブイ好き

ユナリナは確定だったのかな?(

 

 

158:名無しのブイ好き

レイ「そ、そんな…私のユナちゃんが…」

ヴァンプ「今日のところは勘弁しておいてあげる」

 

 

159:名無しのブイ好き

ヴァンプのは完全に敵の台詞なんよ

 

 

160:名無しのブイ好き

ユナリナなんだよなぁ…

 

 

161:名無しのブイ好き

リナ「えへへ〜ユナならパーを出すって思ってたよ〜」

ユナ様「よく分かったよね…素直に凄い…」

リナ「ユナの事は私が一番よく知ってるからね〜」

 

 

162:名無しのブイ好き

いいぞ…もっと見せつけていけ…

 

 

163:名無しのブイ好き

レイとヴァンプが明らかに不機嫌なんですけどw

 

 

164:名無しのブイ好き

なにわろw

 

 

165:名無しのブイ好き

そんなこんなでクイズスタートか

 

 

166:名無しのブイ好き

まず始めは…ほぅ。まずは手始めに肉とな…

 

 

167:名無しのブイ好き

100g一万越えのお肉とスーパーのお肉…これは大丈夫そう

 

 

168:名無しのブイ好き

勝ったな。風呂入ってくる

 

 

169:名無しのブイ好き

ユナリナからはリナが。レイヴァンプからはレイか

 

 

170:名無しのブイ好き

リナはこう言うの間違えるイメージないわ

 

 

171:名無しのブイ好き

リナ明らかに育ちいいのがリスナーたちにバレてるしな…

 

 

172:名無しのブイ好き

目隠しして同じチームの人が食べさせるのか…

 

 

173:名無しのブイ好き

それってぇ!?

 

 

174:名無しのブイ好き

ユナ様にあーんしてもらえるって事!?

 

 

175:名無しのブイ好き

じゅゆひはいいは?なよはてきやる

 

 

176:名無しのブイ好き

>>175目隠しした上に歯抜けてますよ

 

 

177:名無しのブイ好き

これズルやな

 

 

178:名無しのブイ好き

レイ「うう…ユナちゃんにあーんして欲しかった…」

ヴァンプ「あーしら負け組かよ」

 

 

179:名無しのブイ好き

なんでもう負け組になってんだ(

 

 

180:名無しのブイ好き

そりゃお前……なぁ?

 

 

181:名無しのブイ好き

>>180なぁじゃないが

 

 

182:名無しのブイ好き

ユナ様「リナ?お口開けてね」

リナ「ん……はむっ」

 

 

183:名無しのブイ好き

お口可愛い

 

 

184:名無しのブイ好き

いつも可愛い定期

 

 

185:名無しのブイ好き

可愛い場面しかない定期

 

 

186:名無しのブイ好き

ヴァンプ「口開けろし」

レイ「はい………」

 

 

187:名無しのブイ好き

雰囲気(

 

 

188:名無しのブイ好き

まあ…うん…

 

 

189:名無しのブイ好き

不仲って訳じゃないんだけどね…

 

 

190:名無しのブイ好き

むしろ仲良い方なんだけどね…

 

 

191:名無しのブイ好き

隣で花咲いてるのにこっちは芝生みたいなものなんじゃないの?知らんけど

 

 

192:名無しのブイ好き

続いてB

 

 

193:名無しのブイ好き

ユナ様「そんな大きく開かなくてもいいんだよ?」

リナ「ん!」

ユナ様「はい、あーん…」

 

 

194:名無しのブイ好き

あーんボイス頂きましたァ!

 

 

195:名無しのブイ好き

可愛い

 

 

196:名無しのブイ好き

ほんまええ声してはるわ…

 

 

197:名無しのブイ好き

対して無言でやるのやめてもろて

 

 

198:名無しのブイ好き

リナ「うん、どっちも美味しかった〜。ありがとう、ユナ」

ユナ様「どういたしまして」

レイ&ヴァンプ「…………」

 

 

199:名無しのブイ好き

何か言ってくれ(

 

 

200:名無しのブイ好き

ほんそれ(

 

 

 



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