IS~箱の中の魔術師~(読み切り) (ZZZ777)
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IS~箱の中の魔術師~

何となく思い付いたので書きました。
何となくですから設定もガバガバですし、戦闘シーン等も低クオリティです。

それでも宜しければ、お楽しみください!

連載版
https://syosetu.org/novel/282873/


IS学園。

此処は、とある天才であり天災である科学者が開発したパワードスーツ、ISを学ぶための世界で唯一の学園。

 

 

ISは元々はその科学者が宇宙に行くために開発したものだが、その余りにも高すぎる戦闘力から既存の兵器全てを上回る超兵器としか認識されていない。

今現在、ISはその戦闘能力の高さから軍事転用されないようにアラスカ条約と呼ばれる条約で規制されている。

また、ISを作るにはコアが必要である。

しかし、そのコアは開発者である科学者しか作ることは出来ず、その科学者も467個目のコアを造ったのち失踪したため、ISの絶対数は増える事は無い。

そういった状況だから、水面下では各国や企業、果てはテロリストといった集団がISコアを巡って争っている。

 

 

ISの出現で大きく変わった世界の軍事情勢。

しかし、変わったのはそれだけでは無かった。

ISの最大の最大の欠点、女性にしか動かすことが出来ない。

これにより、世界は女尊男卑の考えがこびりついてしまった。

 

 

だがそんな中、とあるニュースが飛び込んで来た。

 

 

『ISを動かせる男が見つかった』

 

 

そんなニュースが。

そのニュースを聞いた世界は、一瞬にして混乱に陥った。

その男を研究したり、抹殺しろという意見も出て来た。

だが、それは出来なかった。

何故ならば、彼はISのシェアトップクラスの企業、『タイニーオービット』と関わりがあり、タイニーオービットが彼の身柄を保護したからだ。

タイニーオービットは、彼に手を出したらその国や企業とは取引を停止すると発表。

その為、各国や各企業は手を出すのを断念せざるを得なかった。

だが、せめてもの抵抗として、彼をIS学園に入学させることにした。

IS学園は、アラスカ条約のもと設立した学園。

国や企業は生徒に手を出すことが出来ず、1度入学してしまえば安全である。

その為、タイニーオービットは彼をテストプレイヤーとしてIS学園に入学させることにした。

 

 

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4月になり、新しい学年が始まった。

IS学園、1年1組。

此処には、例の男性IS操縦者が在籍している。

彼の自己紹介の際には、歓声が上がる、そして担任の教員が彼に苗字が違うなどの訳が分からい事を言うなどのトラブルがあったが、それ以外は特に問題は無くIS学園入学初日は過ぎていっていた。

 

しかし、今現在新しいトラブルが発生していた。

トラブルが発生したのは3時限目。

IS学園はIS授業がある関係上、初日から授業がある。

3時限目の授業の始め、担任の教諭はクラス代表と呼ばれるクラス委員の様な存在を決めるのを忘れていたため、決めると言った。

推薦は自他ともに問わないと発言したため、彼がクラス中から推薦された。

だが、そんな中1人の女子生徒が反対意見を上げた。

彼女の名はセシリア・オルコット。

イギリスの国家代表候補生で、専用機持ち。

そして、典型的な女尊男卑思考の持ち主である。

 

 

「下等生物ある男がクラス代表だなんて、とんだ恥さらしですわ!」

 

 

彼女は席を立ちながらそう言葉を発し、彼よりも自分の方がクラス代表に相応しい事を演説していく。

そこまでならまあよかった。

だが、彼女は日本という国の事まで馬鹿にしだした。

彼女の代表候補生という立場からすると、イギリスが日本を馬鹿にしたと捉えられ、国際問題に発展する可能性がある。

それの可能性に、彼女は気付いていていない。

 

 

「そこの男!さっきから黙ってて、まさか怖気づいたのですの?これだから男は...」

 

 

「おいおいひどいなぁ」

 

 

セシリアが彼に向かってそんな事を言うと、今まで黙っていた彼が声を発する。

 

 

「俺には、()()()()()って名前があるんだよ」

 

 

そうして、この学園で唯一の男子生徒である彼...仙道イチカは、セシリアの事を見ながらそう言う。

 

 

「男の名前だなんて如何でもいいですわ!」

 

 

「おやおや」

 

 

セシリアはイチカの事を睨みながらそう言い、イチカは肩をすくめる。

 

 

「それで、お前は自分の言ったことの重大さに気付いているのか?」

 

 

「何の事ですの!」

 

 

イチカがセシリアにそう尋ね、セシリアは心当たりがないのかそう反論する。

それを聞いたイチカは1枚のカードを取り出す。

そのカードとは、タロットカードだ。

その絵柄をセシリアに見せながら、イチカは言葉を発する。

 

 

「THE TOWERの正位置、崩壊。お前はイギリスの代表候補生何だろう?さっきの発言は、イギリスが日本に喧嘩を売ったって事だ。そうなれば、イギリスは崩壊するな。何故なら、ISの開発者と世界最強は日本人なんだからなぁ」

 

 

そのイチカの言葉を聞いたセシリアは、表情を変える。

漸く自分の発言の重大さに気が付いたんだろう。

 

 

「あ、あなた!私を嵌めましたね!」

 

 

「はぁ?お前が勝手に言ったんだろ。責任を押し付けるな。それとも、責任転嫁しないとやってられない程おこちゃまだったのかい?」

 

 

セシリアの無茶苦茶な言葉に、イチカは笑みを浮かべながらそう煽る。

煽られたセシリアは肩をプルプルと震わせて

 

 

「決闘ですわ!私が勝ったら、あなたを私の奴隷にしますわ!」

 

 

イチカに向かって指を指しながらそう叫ぶ。

 

 

「やってみろ」

 

 

イチカは笑みを崩さずそう返事をする。

 

 

こうして、セシリア・オルコットと仙道イチカの模擬戦が決まったのだった。

 

 

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模擬戦が決まってから週も明け月曜日。

今から、クラス代表を掛けた模擬戦が行われる。

模擬戦が行われるIS学園の第一アリーナには、この試合を見ようと学園の生徒達が集まっていた。

全員が観客席に入れるわけが無いので観客席にはいれなかった生徒は中継を見ている。

そして、アリーナはもう既にセシリアが自身の専用機、ブルー・ティアーズを展開して浮遊していた。

観客は全員、イチカの登場を心待ちにしていた。

 

 

「おお、観客が多いのなんの」

 

 

ここで、イチカに与えれているピットのアリーナに続く入り口にイチカがISを展開していない生身の状態で現れた。

それを見たセシリアは笑みを浮かべる。

 

 

「は、ISを展開していないなんて、降伏でもしますの?」

 

 

そんなセシリアに向かって、イチカはタロットカードを1枚取り出すと絵柄を見せつける。

 

 

「JUDGEMENTの逆位置。希望は叶わず、不幸に見舞われる...お前は負け、絶望に叩き落される!」

 

 

イチカはそう宣言するとタロットカードを仕舞い、今度は別のものを取り出す。

それは...

 

 

「携帯電話?」

 

 

「違う、CCMだ」

 

 

一昔前の携帯電話を彷彿とさせる端末、CCMだ。

イチカはCCMを開き、コマンドを打ち込む。

 

 

「行こうか、ジョーカー!!」

 

 

そうして、イチカがそう言うと同時にイチカの身体を光が包み込む。

その光が止むと、その場には1機のISが存在していた。

だが、その外見は異様だった。

技術が発展した現在では珍しい全身装甲。

そして、トランプのジョーカーを彷彿とさせる道化師の様な外見。

カラーリングは黒がメインカラーで、金や赤が差し色として入っている。

そして、肩に担ぐようにして手に持っている大鎌。

その全てが、異様だったのだ。

 

 

「これが俺の専用機、ジョーカーだ」

 

 

イチカはアリーナに出て、セシリアに向かい合う位置に来てからそう言葉を発する。

 

 

「フン!時代遅れの全身装甲の機体など、私とブルー・ティアーズの敵ではありませんわ!」

 

 

セシリアはそう言うと、ブルー・ティアーズの武装であるレーザーライフル、スターライトmkⅢを展開し、構える。

それを見たイチカも肩に担いでいた大鎌、ジョーカーズソウルを構える。

 

 

『それでは、セシリア・オルコット対仙道イチカ...模擬戦、開始!』

 

 

「くらいなさい!」

 

 

開始の合図と同時に、セシリアはイチカに向かって発砲する。

だが...

 

 

「フン、遅いなぁ」

 

 

イチカはそう呟くとジョーカーを操作し、その弾丸を避ける。

 

 

「行くぞ!」

 

 

そうして、イチカはセシリアに向かっていく。

その際に()()()()()()()()()()をする事でドンドンと加速をしていく。

 

 

「は、速い!?」

 

 

セシリアは慌てて照準を合わせようとするも、イチカは空中の至る所を蹴り方向を変えつつ加速しながら接近していっているため、狙いが定まらない。

距離を取ろうとセシリアはスラスターを動かす。

だが

 

 

「遅いんだよぉ!!」

 

 

それよりも早く、イチカがセシリアに接近しきりジョーカーズソウルでセシリアの事を切り裂く。

 

ガキィン!

 

「きゃあ!?」

 

 

それにより、ブルー・ティアーズのSEが大きく削れ、火花が散る。

イチカはいったん離脱して、再び空中を蹴りセシリアに接近、切り裂く。

 

 

「如何した如何したぁ!?そんなもんかぁ!?」

 

 

イチカはそう煽りながら攻撃を繰り返す。

こうしてブルー・ティアーズのSEが4割を切った。

 

 

「あああ、もう!」

 

 

セシリアはそう言うと、闇雲に射撃を行う。

それ避けるためにイチカが身体の向きを変えると、その一瞬の隙を付きセシリアが大きく離脱する。

 

 

「はぁ、はぁ、よくもやってくれましたわね!こうなったら出し惜しみしません!行きなさい、ブルー・ティアーズ!」

 

 

セシリアはそう叫ぶと、ブルー・ティアーズのスカート部分から、4基のビットが切り離され空中に浮遊する。

このピットが、ブルー・ティアーズ。

機体名と武装名が同じなのでややこしいが、このビットは遠隔無線誘導型の武器で、セシリアの指示に従って動くというブルー・ティアーズ最大の武装。

 

 

「おおっとぉ?面白そうなおもちゃだなぁ」

 

 

「おもちゃですって!?馬鹿にするのはここまでにしなさい!」

 

 

セシリアはそう叫ぶと、ビットでイチカの事を4方向から狙撃する。

イチカはジョーカーズソウルを肩に担ぐと空中を蹴り狙撃を避ける。

ビットはアリーナを移動しイチカに狙いを定め狙撃する。

だが、イチカは猛スピードでアリーナの空中を蹴りながら移動し、避ける。

 

 

(...なんだ、この程度か。本人は動いていないしライフルでの射撃も無し。それに加えてこのおもちゃの動き方も単調。つまんねぇな)

 

 

「避けてばっかりですわね!これで終わりです!」

 

 

イチカが内心ため息をつきながら避け、セシリアは笑みを浮かべながらそう言う。

暫くこの状況は続いていた。

だが、何時まで経ってもイチカに射撃が当たる事は無かった。

その事に、セシリアはだんだんと苛立ってきている。

 

 

「何で当たりませんの!?」

 

 

「さて、そろそろ行くかぁ!!」

 

 

セシリアは苛立ちの声を発した時、イチカはそう宣言する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチィ!!

 

 

 

 

その音は、唐突に鳴り響いた。

観客も、セシリアも一瞬なんの音か分からなかった。

だが、視線を少しずらすだけで音の発生源が分かった。

 

 

 

 

....ジョーカーが、ジョーカーズソウルで1基のビットを突き刺していたのだ。

 

 

「え、な!?」

 

 

セシリアは、驚いて声を発する。

驚いているのは、ビットを破壊されたからじゃない。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()からだ。

 

 

 

バチィ!!

 

 

再び同じ音が鳴り響く。

慌ててその方向をセシリアや観客が見ると、そこには別のビットを破壊しているジョーカーがいた。

しかも、今まで視認していたジョーカーはまだしっかりと視認できている。

 

 

「じょ、ジョーカーが、3()()!?」

 

 

セシリアはそう声を発する。

そう、ジョーカーは瞬間移動したわけではない。

3()()()()()()()()()

3体のジョーカーはセシリアを囲むように空中を蹴りながら移動する。

 

 

「な、何が如何なって!?」

 

 

セシリアがそう声を発したとたん、3体のジョーカーは一斉に空中を蹴り、2体は残っているビットを、もう1体はセシリアの持っているスターライトmkⅢを破壊する。

 

 

 

「ハハハハハ!!」

 

 

イチカの笑い声が聞こえる。

だが、その笑い声はどのジョーカーから発せられているか分からない。

ライフルを破壊したジョーカーはセシリアがスカートに隠していた残りのミサイルビットを破壊し、ジョーカーズソウルでセシリアを弾き飛ばす。

 

 

「きゃあ!?」

 

 

吹き飛ばされた先には残っていたジョーカー2体がジョーカーズソウルでセシリアの事を切り裂き、その後地面に叩き落す。

 

 

「ぎゃあ!?」

 

 

地面に落ちたセシリアはそう声を漏らす。

そうして、セシリアはフラフラと顔を上げる。

すると、目の前には...

 

 

自身の顔を覗き込むように立っている3体のジョーカーがいた。

 

 

「あ、あなたはいったい...!?」

 

 

「そうだなぁ...箱の中の魔術師...とでも呼んでもらおうか?」

 

 

セシリアのひねり出すような声に応じて、イチカは笑いながらそう言葉を発する。

だが、どのジョーカーから発せられているか全く分からない。

 

 

「箱の、中...?」

 

 

「そうだろう?ISは本来宇宙に行くもんだ。だが、今はこんな地上のアリーナという箱の中でドンパチ戦っている...」

 

 

ジョーカーはそう言うと、3機同時にセシリアから距離を取る。

 

 

「まぁ、だから面白いんだけどなぁ!!」

 

 

そうイチカが言い、3体だったジョーカーは重なり、1体に戻る。

 

 

「な、何を...」

 

 

セシリアはフラフラと立ち上がる。

 

 

「必殺ファンクション!」

 

 

《アタックファンクション!デスサイズハリケーン!!》

 

 

だが、イチカはそれを嘲笑うように、必殺ファンクションの発動宣言を行い、ジョーカーから発動認証音声がなる。

 

 

ジョーカーズソウルに闇のエネルギーが集約し、ジョーカーはそのまま回転をし、闇のエネルギーで軌跡を描いていく。

そうして1度高く跳躍し、地面にジョーカーズソウルを叩き付ける!

すると、エネルギーで出来た竜巻が発生し、セシリアに向かっていく!

 

 

「きゃああああああ!?」

 

 

そのままセシリアは飲み込まれ、大きく吹き飛ぶ。

そうして吹き飛ばされたセシリアはアリーナの端に転がり、ISが強制解除される。

観客は今、目の前で起こった事が信じられないように、何も言葉を発しない。

 

 

『し、試合終了。勝者、仙道イチカ...』

 

 

勝利アナウンスすら、何とか絞り出したという感じである。

それを確認したイチカはジョーカーズソウルを肩に担ぐと自身のピットに戻っていく。

 

 

「フッハハハハ!!」

 

 

その様な、笑い声を残してから。

 

 

これが、箱の中の魔術師と呼ばれるIS操縦者の、初陣であった...

 

 

 

 

 

簡単な設定

〇仙道イチカ

 

主人公。

タイニーオービット社テストプレイヤー。

旧名織斑一夏。

IS世界大会第2回モンドグロッソの際、姉の優勝妨害目的で誘拐されるも自力で脱出。

何とか多くの人が集まる観光地近くまで来れたものの体力の限界が来てしまい気を失う。

そこを、偶々ドイツ旅行に来ていた仙道家に発見され、保護される。

その後目を覚ましたが自身を助けなかった姉の元に帰りたくなかったため、そのまま仙道家に引き取られ養子となった。

今現在は両親と兄、妹の5人暮らし。

両親が勤めているタイニーオービットに見学に言ったさい、誤ってISに触れてしまいISを起動出来る事を知る。

その後、自分の身を守るたタイニーオービットでISの訓練を積み、IS学園に入学できる年齢になってからこのことを世界に発表した。

 

兄の影響でタロットカードを常に持ち歩いており、タロットになぞらえた予言めいた言動を取ることが多い。

元々家事が得意であり、仙道家の台所を仕切っているのは母からイチカになった。

一時期家族に髪色を合わせようと髪を紫にしようか悩んだが、似合わないだろうと思い止めた。

最近の悩みはシスコンであった兄がブラコンにもなった事と、妹が兄よりも自分になついている事。

 

 

〇ジョーカー

 

仙道イチカの専用機。

タイニーオービットが開発した第3世代型IS。

見た目はダンボール戦機に登場した仙道ダイキモデルと同じものである。

全ISトップクラスの機動力を持ち、空中を蹴るような動作をする事で加速する事が可能である。

また、()()()()()であるが、イチカに合わせかなりの癖のある機体になった為、イチカ以外に使いこなすのは現状不可能だと思われている。

武装は、大鎌のジョーカーズソウル。

待機形態は、一昔前の携帯電話を彷彿とさせる操作端末、CCM。

 

必殺ファンクション:デスサイズハリケーン

一般的なISで言うところの単一能力。

エネルギーが溜まる事で使用可能になる。

デスサイズハリケーンは、エネルギーの竜巻を発生させ、相手にぶつける技。

 

 

〇タイニーオービット

 

世界シェアトップクラスのISメーカー。

女尊男卑の現在では珍しく性別で判断を付けず能力で判断する会社。

イチカが見学に来た際ISを動かせることを確認したうえで彼を守るように動く。

そうして、IS学園に入学する際にイチカをテストプレイヤーとして扱う事にした。

社長のは仙道家...特にイチカの兄と個人的な関わりを持っており、その事もあってイチカを保護してくれた。

 




いかがでしょうか。
評判がよければ連載しようかな~とか勝手に考えています。
宜しければ、感想やご意見、評価などよろしくお願いします。


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