白龍皇のデート (剣崎雷太)
しおりを挟む

異世界でも戦うか

 

「いきなりだがアルビオン、ここはどこだ?」

 

『わかっていたら既に話しているが』

 

「確かに」

 

どうしてこうなった?今一度整理してみよう…確か俺はリゼヴィムを追っていて奴の拠点を探していてアガレスの空中都市で戦っていて…

 

「リゼヴィムとトライヘキサが正体不明の敵に殺されたのは覚えている、その後で」

 

『アザゼルはその正体を探るために行動していた、しかし異世界の侵略者の存在だ出てきたがそれも同じく殺害されていた』

 

「ああ、そして俺は空間がゆがむ程の振動に巻き込まれて」

 

『気づいたらここにいたんだったな』

 

改めて街を見ていると…大爆発が起こったような被害が出ていた。ひとまず俺は無事なのであたりを散策する。

 

「兵藤一誠の乳髪とやらの差し金か?」

 

『だとしたら私はそいつを本気でつぶすぞ!まじで』

 

アルビオンの怒りは俺にはいまいちわからないな、なぜ女の乳房にそこまでの怒りと悲しみが出るのだろうか?俺はそうこうして歩いていると

 

「戦闘か?」

 

『恐らく、しかし妙だな』

 

「妙?」

 

『ああ、人間の気配が多数と後、異形の者の気配に人間と異形の混ざり物の気配がする』

 

此方の世界の悪魔だろうか?なんにしても今は情報が大事だな、俺は気配のする方にかけていくとそこでは戦闘が行われていた。

 

「見たところ鎧を着ている少女に、空を飛んでいる女たちに一人の男か…あの鎧を着ているのは面白そうだな」

 

『そうだな』

 

「アルビオン」

 

『Vanishing Dragon Balance Break」

 

俺は鎧をまとって一番強い少女の元へ飛ぶ

 

「勝負だ」

 

「何」

 

鎧をまとっている少女は剣を出しこちらに応戦してくる

 

『ヴァーリ、理由は分からないが剣からは天使の魔力を感じるぞ』

 

「アーサーの聖王剣と同じか」

 

『恐らくは』

 

俺は魔法の剣を出し少女と切りあう、反応速度も強さもこちらの世界なら確実に最上級クラスの物だろう

 

「これほどの者か」

 

「ほう、貴様は他の奴らとは違うな」

 

この瞬間!まさかここでも味わえるとは!俺は戦闘を激しくしようとしたら

 

「何」

 

突然少女が消えたのであった、前触れもなくいきなり

 

「逃げたわけではないな、透明化でもな」

 

瞬間今度は俺が光に包まれた、これは転異か?

 

 

 

 

 

 

「ここは」

 

『どうやら強制的に連れてこられたらしいな』

 

俺は転移のようなもので連れてこられたのが何かの建物みたいなところで近くにさっきの少年?がいた

 

「ここどこだがわかりますか?」

 

「知らん」

 

『何かの建物だろな』

 

「今の声「いいかな?」はい」

 

「なんだ」

 

声をした方を見ると女性が立っていた、なんだか眠そうな感じだな

 

『(なんだこいつ…人間のような身なりだが、人とは違うな)』

 

「ついてきてくれるかい」

 

「はい」

 

「かまわん」

 

俺たちは女性の後についていき建物を進んでいく、まるで舟だな…ここにだれがいるんだが、扉を入るとブリッジのような所に出てそこでさっきの男がなにやら話している

 

「(にしてもここはどこなんだ)」

 

『(異世界なのは確かだが…私たちの世界の常識は通じないだろうな)』

 

「(俺は元の世界に帰れるのか)」

 

『(どうだろうな)』

 

「いいかしら?」

 

「ん?」

 

俺がアルビオンと話していると子供が話しかけてきた、確司令官だったか?

 

「なんだ」

 

「貴方の事を教えてくれない」

 

俺は可能な限り自分の世界の事と俺に起こった状況を話した。その後でさっきの女性がある事を言い出した、曰く「精霊の天使により次元が裂けてこちらの世界に来てしまったのだと」

 

「つまり俺は事故でここに来たと」

 

「そういう事になる。対処法としてはその精霊を探すことだが…」

 

「何か問題が」

 

「君はこの世界の常識がないだろう」

 

「なるほど…どうすればいい?」

 

「月並みであるが私たちの機関に入らないか?」

 

話をまとめると…俺はあの精霊とやらに互角に戦えていたからもしものための備えらしい、五河士道というそこの少年が基本的に精霊を出れさせるのだが戦闘を避けられないのであると

 

「戦闘要員はいないのか?」

 

「いたんだけど…精霊を妹と見ていて」

 

「戦うがかわいい子が近くにいないと戦闘しないらしい」

 

「前までは椎崎がなんとかしてたんだけど」

 

「私でも支えきれないほどのショックで」

 

…………大丈夫なのか?そいつは兎に角

 

「その話は受けよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、俺の住まいがここと?」

 

「何か問題があるかい?」

 

俺はこの世界で原因となる精霊を探すために住居が必要になったのだが…そこは一軒家だった、なんでも戸籍もラタトスクがやってくれて家賃もただらしい…けど

 

 

「でかくないか」

 

「万が一の保険だよ」

 

そう言って村雨令音は去っていく…確か俺が通う学校に

 

 

 

 

「と言うのが今朝だな」

 

「テンポが速いな」

 

俺は士道と教室で会話をしていた、令音がきたりギャルゲーしたり大変だがここまでめんどくさいと逆に大変だな

俺はここまでの流れを思い出していた、異世界に来て精霊と戦って、スカウトを受けて家をもらって学校に通ってでここにいると

 

「お前も大変だな、ギャルゲーか?兵藤一誠がすきそうだな」

 

「大変なやつだな」

 

俺たちは学校の授業を受けているとなんかサイレンが鳴った

 

「来たな」

 

「頑張れ」

 

「ヴァーリもだろ」

 

『またあの精霊だろか』

 

「だとうれしいな」

 

 

 

 




行くぜ暇つぶし


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ASTなんだそれは?

相も変わらず 自己満足


 

 空間震警報という物が鳴り俺たちは避難をして…いなく教室に向かっていた。士道も教室に向かっていて、

 

『ヴァーリ、士道、どうやらお前たちの教室にいるらしいぞ」

 

「そうか」

 

『便利だなアルビオンの存在は』

 

「ヴァーリの神器だったか、俺も欲しいよ」

 

『可能性はあるかもしれないが…低いだろうな』

 

アルビオンの声が耳から聞こえてくるな、ラタトスクの技術力は驚かさせる

 

『いい?士道、ヴァーリ、貴方達への指示は基本的に私たちが出すけど現場にいないからアクシデントが起きた時にはアドバイスできない時があるわ』

 

「それでアルビオンか…確かにアルビオンなら万が一でも大丈夫だな」

 

『頼むよ…アルビオン』

 

『任せておけ!この程度の境地など赤いのが生み出したものに比べたら…万倍楽だ』

 

『どんなところから来たんですか』

 

「女性の胸で世界が震えた」

 

「『どんな世界だよ』」

 

司令官たちが驚いているな…改めて考えたらよくあれで世界が持ったな、ここに兵藤一誠がいたら確実に精霊に消されてたな。そういう意味では俺なのは救いだろう…俺たちはフラクシナスのメンバーの紹介(大丈夫か)を受けて目当ての教室に来た

 

『ここに「だれだ」気づかれたな』

 

俺たちがドアを開けると一人の少女が

 

「おっと」

 

俺に攻撃をしてきた

 

『まずいな、ヴァーリに対して攻撃的だな』

 

「貴様はあの時の」

 

「安心しろ、攻撃はしない」

 

「信用できんな」

 

「これでどうだ」

 

俺が取り出した物は

 

「「なんでカップ麺」」

 

何を言ってるんだ?カップ麺はいつでもどこでも食べられる物で、広い世代に親しまれているんだぞ

 

「なんだこれは」

 

「人類が編み出した最も偉大なものだ」

 

『偉大だけれど』

 

『彼はラーメンが好きなのかい?アルビオン』

 

『ああ、小さい時から食っている』

 

酷い言われようだな、精霊はカップ麺を手に取り中身をそのまま

 

「まてええええええ」

 

「なんだ!きさま「黙れ!」…はい」

 

「いいか、カップ麺に多数の食い方やアレンジレシピがあるのは理解できるが、そのまま食うのはふざけている!この商品への侮辱にも等しい行為だ、食べ方がわからないのなら俺に聞くべきだろう?それにこのカップ麺は技術をかけ集めて作られた物だぞ、水でも作れるものでありお湯でも作れる逸品だ。しかも味も豊富にそろえているだけでなく保存期間も他を圧倒している、通常のカップ麺の寿命の三倍の期間を保存できるんだぞ!これはもはやカップめんの禁手化と言っても差し支えないほどの…」

 

『ちょっと!止めなさいよアルビオン!あんた神滅具なんでしょ』

 

『無茶を言うな…こうなったらヴァーリは止まらない』

 

周りがうるさいが俺は精霊にラーメンの何たるかを教え込む。

 

「つまりこれは人類が編み出した神器だ」

 

「よくわからないが…すごいという事は分かった」

 

そのあとで俺たちはいくつか話をして

 

「名前などない」

 

「よし、お前は『待ちなさい、いま投票してるわ』なに」

 

「えっと」

 

いまフラクシナスと連絡を取りながらこの精霊に名前を考えてるが…とめはないだろう

 

「お前の名前は『待て!士道』アルビオン?」

 

『いくら何でもとめはない。お前が考えろ。この精霊もお前の名前の方がいいに決まっている』

 

なるほど、アルビオンもなかなか良い事を考えるな!確かにこいつの名前なら納得する。

 

「えっと…十香!でどうだ」

 

いい名前だな、確かにましだな。二人は黒板に名前を書いて

 

「ふせろ」

 

攻撃が始まる、あいつら確か

 

『ASTね』

 

「なんだそれは?」

 

『説明したでしょ!対精霊チームよ』

 

なるほど、十香を倒しに来たというわけか…けどあいつらでは勝てないだろう。

 

『ヴァーリ、いいかい?』

 

「なんだ?」

 

『おそらく君なら何とかできる。君の鎧姿は精霊だと認識されている』

 

なるほど、確かにあの程度なら俺一人でも行けるなけど鎧か

 

『ヴァーリ、気に食わないのは分かるがここは村雨の指示に従おう』

 

「はぁ、分かった」

 

『すまないねヴァーリ、今度フラクシナスクルーのオススメのラーメン屋を案内しよう』

 

「本当か?」

 

『ああ、いいだろう皆』

 

『ええ、今回はアルビオン君にも頭を下げられそうな感じですし』

 

『むしろラーメンを紹介するだけで言いならお安い御用だ』

 

『なんでしたらヴァーリ君の分はおごりますよ』

 

「感謝する、椎崎雛子ラーメンは流石に自分で払うさ、紹介してくれるだけでもありがたいからな」

 

俺は鎧の姿になりASTに突っ込んでいく

 

「あれは」

 

「全体、目標を謎の精霊!識別名ドラゴニックに変更!」

 

ほう、ドラゴニックか

 

「まぁ俺は龍そのものだけどな」

 

「食らえ!」

 

俺は魔力などを使い変な奴らを攻撃する、よくわからないシールドを使っているが俺の攻撃を防いげていない

 

「ち、直接」

 

ん?直接俺に攻撃を

 

「精霊は許さない」

 

…ああ、鳶一折紙かこいつもASTなのか?に相手もひどい物だな。こいつは剣で俺に対抗してるが俺は鎧ではじくだけでいい、けれど府に落ちないな一体この世界のだれがトライヘキサを倒したんだ?俺はそんなことを考えながらこいつらの相手を続ける

 

「俺はお前を否定しない」

 

なんだ?俺がこいつらを相手している時にどうしてそうなった?

 

『簡単に言えば、彼女を肯定して一緒にいよう…みたいな話になって今デートに誘っている』

 

話の展開が川よりも早く感じるな、まぁ所詮暇つぶしと称しての前章だから『メタい!』すまん

 

『ヴァーリ、帰るはよ』

 

「いいのか」

 

『ええ、目的は達成したわ」

 

俺はフラクシナスに転移するように魔法陣を出す

 

「次は倒す!ドラゴニック…」

 

「ふむ、やはり悪くないな」

 

『早く帰ってなさい」

 

この後映像でカップ麺について語っている映像を見せられながら司令官にお説教を食らった…解せぬ




ヴァーリのキャラが崩壊…ある意味してないな


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラーメンは時に災害を生む

ヴァーリのラーメン道


 

「なぁアルビオン」

 

『言いたいことは分かる』

 

「なんであいつらのデートを見なきゃいけないんだ?」

 

時は巻き戻り

 

 

 

 

俺は精霊とのデートの約束を終えた次の日に椎崎オススメのファミレスに来ていた、ファミレスと言っても定食屋見たいな感じでラーメンが美味ししらしい、

 

「ふむ、濃厚なスープかと思ったが案外あっさりだな」

 

「でしょう!よく弟と来るんですよ」

 

「弟と言うのは」

 

「はい、精霊誘拐犯です」

 

『色んな意味で大丈夫なのか?』

 

と言う感じに俺たちは食事をしていた、椎崎の弟は朝から旅(散歩)に出ていて帰ってくるのは夕方らしい。

 

「にしても、昨日は大変でしたね」

 

「まさか精霊認定されるとはな」

 

『あながち間違いでもないだろ』

 

「うるさいぞアルビオン、俺は悪魔だぞ」

 

と言う感じの話をしつつ散歩をして、ある喫茶店に入ってたら

 

『ヴァーリ!椎崎!隣の席に』

 

「ん?ヴァーリ君!(小声で)」

 

俺は言われた通りに隣をむくと士道と十香がデートしていた

 

「(おいどういう事だ?なぜこいつらがここにいる)」

 

「(いま指令に聞いたんですけど、どうやら士道君独断でのデートらしいです)」

 

『(あいつも男だという事か)』

 

俺と椎崎はそのまま士道のデートを援護する為に尾行することを決めた、カフェを出てからすぐにパン屋できな粉パンを買い、くじを引いたり色んなことをしていた、ああしてみると本当のカップルだな

 

「このまま、放置か?」

 

「いえ、私たちは士道君と十香さんが二人になるのを待ってからフラクシナスに戻ります」

 

「何もなければいいのだが」

 

「ASTについても恐らくはすぐに仕掛けてこないと思います、士道君が近くにいますし」

 

だといいがな、にしてもさっきから何か変な気配がしてならないのだが

 

「(アルビオン…近くにいるのは誰だ?)」

 

『(鳶一折紙だな、恐らくこちらの動きを調べているのだろう)』

 

俺は鳶一に警戒をしつつデートを見守る、途中ででかいパンのぬいぐるみをゲットした十香が随分ご機嫌だな。それにしてもASTがこのデートを監視しているとなると恐らく人がいないところで十香に攻撃すると考えるのが妥当かとすると

 

「椎崎雛子、あの司令官に伝言頼めるか?」

 

「はい」

 

「人気のない高い所を警戒してくれと、恐らくそこで精霊に攻撃を加える、考えられるのはライフルの射撃だが」

 

「他の事も警戒せよと…」

 

「ああ」

 

椎崎はフラクシナスとの連絡を取ってい最中に俺は周囲に気を配りながらデートを観察していたやっている事は普通のデートらしいが周囲の反応が恐ろしく重い、ASTの鳶一折紙に十香と士道…そしてさっきから向かいのビルの屋上でこちらの様子を見ているひとりの人間

 

「(アルビオン、あいつについてどう思う?」

 

『(こちらに敵意はないが見方でもなさそうだ、第三勢力とみるべきか否か、どちらにしても明らかな強者だ俺たちの世界だとオーフィスを超えているだろうな…魔力だけで)』

 

となると今の俺は魔王化を使わないと話にならないか。幸い霊力がそのレベルだから純粋な戦闘能力なら俺に分があるとみるべきか…クロウ・クルワッハのように修行して強くなるタイプなら流石に辛いな

 

「(ここで戦うのは得策ではないな…それでも対策は必要だな、魔法陣の準備をしておくべきか)」

 

「ヴァーリ君」

 

「なんだ椎崎?」

 

「恐らく警戒しての魔法陣ですがここではやめた方がいいと」

 

「村雨玲音か」

 

「はい、いまの十香ちゃんは少しの事でも警戒を強める事があるかもしれません」

 

だから魔法陣は使えないと、確かに下手に警戒されて台無しになったらもうチャンスは来ないかもしれないがあの人間への警戒が『ヴァーリ』

 

「(アルビオン)」

 

『(あの人間への警戒については私がやっておこう)』

 

「(頼む)」

 

俺達はそのままデートの観察を続けたよこうして見ると本当の人間みたいだな。

 

「そういえば、精霊はどうして生まれて来たんだ?」

 

「というと?」

 

「簡単だ、俺達の世界で何かが生まれるにはその根源が存在する。例えばそうだな……俺の持つ神器ならドラゴンが封じられて生まれた物だな」

 

「生まれた根源ですか…あまり考えた事はないですね、私達にとって精霊は生まれた物でなくて存在した物なので」

 

「だが少なくとも三十年前の災害で精霊の存在は認知されたのだろう?なら原因が精霊だけでないと思いそうだが」

 

もしくは世間には何も知らされてないのか?けど精霊がなぜこちらの世界に来たのかも気になるな…それに精霊の数も気になる所だな。

 

「ヴァーリ君、指令からです直ぐに戦闘準備をして高台の近くにいてくれと」

 

俺はその事を着てすぐに高台に向かう、そこにはちょうど二人がついて所でいい雰囲気であ…

 

「十香!」

 

間に合わなかった、士道は撃たれて…なんだ?

 

「世界は私を否定した!」

 

『ヴァーリ!今は十香を止めるぞ」

 

「わかっている」

 

兎に角今は十香を何とかしなければ…俺は戦闘を始める為に十香に集中して気づかなかった、あの男が動いて事に

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・へぇ、あの子は十香ちゃんっていうのか、姉の言う通り見に来てよかったな念の為に○○もいるけど

 

「…聞こえるかしら?」

 

「ああ、聞こえる。今は精霊ちゃんの近くにいるぞ」

 

「ええ、こっちも把握してるわ…頼めかしら十香は彼が止めるわ、ASTをお願い」

 

「了解、司令官様」

 

さて、祭りの始まりだ

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最強と最恐 龍と王

今回はオリジナルキャラが出ます


 

 白龍皇か、確か半減と吸収と反射の力を持つ異世界の悪魔だったか?

 

「力量は申し分ないと言いたいが…精霊相手だと少し役不足だな、俺が精霊の相手をしてもいいんだが」

 

その場合は精霊の好きにさせるからな…最悪ASTの奴が犠牲になる

 

「確かにこの状況だと俺があいつらの相手をするのは正しいな」

 

俺は霊力を纏ってASTの人間の方に突っ込む、

 

「私が…士道を…」

 

人を撃ったというよりあの男か、でもカマエルの力で大丈夫のはず…ん?

 

「やらせないわよ」

 

「隊長さんか?久しぶりだな」

 

「ええ、椎崎優也(ゆうや)」

 

隊長さんは俺にむかって近接戦を仕掛けてくるが

 

「(遅いな、四方からの斬撃は速度はあれど俺に傷をつけられないだろ)」

 

俺は斬撃全てをよけて霊力の雷で動きを止める、周囲の電気を利用すればこの程度の事は余裕だ

 

「ゆうやああああ」

 

「ふん」

 

他の隊員も隊長を助ける為に俺に向かってくるが

 

「そろそろか…●●●●」

 

俺はASTの雑魚を倒して精霊さんを拝む

 

「見せてもらうぜ・・・白龍皇」

 

 

sideヴァーリ対十香

 

「はあああ」

 

「このおおお」

 

俺は十香と戦闘をしていたが近くで強いやつが戦闘を開始していたな

 

「十香!落ち着け」

 

「いやだ!お前のいう事もきかん!」

 

『クッソ、ヴァーリこいつを何とか戦闘不能にするしかない』

 

簡単に言うな!こいつ下手すればトライヘキサ位なら吹き飛ばせるだろう…改めて考えると最初の時はあくまでも自衛の為だが士道の為に怒っている今だと力が段違いだ

 

「(このままだと…負ける)」

 

「鏖殺公(サンダルフォン)」

 

「話には聞いていたが本当に天使か!」

 

俺は斬撃をよけ「ヴァーリ!」

 

「くっ」

 

「divide divide divide divide divide divide divide」

 

何とか半減しようとするが…冗談だろ一撃でも受ければ龍王クラスのダメージか、アジ・ダハーカや曹操の攻撃が子どもの攻撃みたいだ

 

「アルビオン、大丈夫か?

 

『何とか、十香の攻撃の半減したエネルギーを吸収し続けて鎧の耐久力などに回して無事だ…和平会談までのお前なら今ので死んでいた』

 

「はは、笑えないな…確実に神クラスは超えているという事か」

 

『ああ、下手すればグレートレッド位なら倒せるのではないか』

 

「冗談に聞こえないな」

 

俺は十香の方を見る。いまだに傷一つもないとはな

 

「なぜだ?なぜ邪魔をする?」

 

「なに?」

 

「士道は…否定しなかった、お前も否定しなかった」

 

「なんでなんだ?なんで」

 

十香はそのまま言葉を出した、その言葉をフラクシナスもあの男も聞いている

 

「士道は言ったぞ…私にいていいと、この世界には楽しいことがいっぱいあると」

 

「・・・・」

 

「私に色んな物をくれたぞ、食べ物もぬいぐるみという物も…私に」

 

「…名前か」

 

「うれしかった、忘れたくなかった…十香と言う名前は私にとってかけがえのない物だから」

 

十香は泣きながらこの世界での思い出も吐き出していた、士道との会話やデートがこの精霊は

 

「・・・・十香」

 

「なんだ」

 

「‥…いいのか?」

 

「何がだ!私はこの世界を」

 

「この世界を壊すのか?」

 

「そうだ「やめろ」なに?」

 

十香は天使を俺に向けて言う

 

「士道を奪った世界を壊すのになぜおまえの許可がいる」

 

「・・・・一つ聞くぞ、士道がいた世界だぞ」

 

「!」

 

そのまま十香は力なく地面に落ちる、俺はその十香の頭に手を置く…ようやくここまでこれたな

 

「時間は稼いだぞ…司令官、アルビオン!」

 

『divide』

 

十香の力を半減させて俺は十香の後ろを見る、そこには

 

「十香ああああ」

 

「士道!」

 

ふぅ、これで十香の事はすんだな、後は士道がキスをするだけだな、俺はフラクシナスから転送された士道に視線を送る

 

「本物も士道なのか?ほんとに」

 

「ああ、本当だ本物の俺だよ、十香」

 

「ひっく、士道」

 

士道のやつ、「キッス、キッス」おい!こちとら死にかける思いで精霊との戦闘をやっていたんだぞ!何がキッスだお前ら、畜生…覚えていろよお「ひゅん」!

 

「禁手化(バランス・ブレイク)!」

 

俺は十香が下りたと同時に解いた鎧をまた纏った、こいつ

 

「なにしてるの!優也」

 

こいつ、いま俺を

 

「一応初めましてだな、ドラゴンに精霊に人?かまぁいい、俺は先輩だからな」

 

「俺の知り合いにいきなり攻撃する奴なんていないが?」

 

「噂は知ってるだろ?フラクシナスの戦闘員」

 

こいつが椎崎雛子の弟の

 

「自己紹介、椎崎優也だ…精霊の力を使える人間さ」

 

・・・・・精霊の力を使える

 

「優也!」

 

「司令官様か」

 

「何をしているの?」

 

「何ってふがいないこの男に教えてやるのさ」

 

「なんだと、」

 

「お前はこのままだと、死ぬぞ」

 

そして、優也という男は俺に攻撃を仕掛けてくる、この男はかなり強い

 

「はじ「ゆうやあああ」げ」

 

瞬間優也は逃げ出した・・・・何がしたかったんだ?

 

「ごめんさい、空気を壊してしまって」

 

「いえ、大丈夫ですけど…椎崎さん今のは」

 

「弟です」

 

あれが噂の弟か、とりあえず十香の封印は終わったので俺たちはフラクシナスに行く

 

 

 

 






  ネタがなかった…こいつのキャラはワカンナイ


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。