超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMATION サイヤ人の体質になった地球人が転生した (ドッカン)
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プロローグ

[地球:日本]

 

?「ちっ、雨か.....」

 

オレは坂田一馬(さかたかずま)、ただの高校二年生だ。歳は17。今ゲーセンから出たとこだ......全く、ついてねぇぜ......

 

一馬「仕方ない、このまま帰るか」

 

オレはずぶ濡れになりながら歩いた。しばらく歩いていると、クラクションの音が聞こえた。前を見ると横断歩道のど真ん中で立っている男の子、そして.......クラクションを鳴らしている車が見えた

 

一馬「ッ!」

 

瞬間オレは走り出した。男の子に向かって

 

一馬「はぁぁぁあ!!」

 

そして横断歩道に飛び出した瞬間........オレは意識を失った

 

[?????]

 

?「..........て......」

 

..............

 

?「.........きて.......,」

 

.............ん........

 

?「起きて..........」

 

誰だ........オレを呼ぶのは..........

 

?「起きてって言ってるでしょ!この寝癖頭!」

 

何だと.....

 

一馬「誰が寝癖頭だ!これはれっきとした髪型........ん?どこ、ここ?アンタ誰?」

 

目が覚めると真っ白い空間、それに女性が1人いた

 

?「あたしは神よ」

 

と女性がそう言った

 

一馬「神様ねぇ........で、なんでここにいるの?」

 

神「それはね......あんた、死んだのよ。あの男の子を庇ってね」

 

一馬「死んだ.......のか......オレは......待ってくれ、あの男の子はどうなった?」

 

神「ご心配なく、あの子は助かったわよ」

 

そうか.....良かったぜ。でも長生きしたかったな〜。まぁ、1人の若い命を救えたし.........

 

神「あんたはあの子を救えて良かったと思ってる?」

 

一馬「あぁ!」

 

神「そう.........なら、あんたには転生してもらうわ」

 

転生?

 

一馬「は、転生?」

 

神「そう、転生。行き先はこのルーレットで決めてもらうわ」

 

そう言って神様はルーレットマシンを出した。本格的なルーレットだな.......てかもう回ってる

 

神「さぁ、ボタンを押して止めなさい、針に止まった所があなたの行き先よ!」

 

一馬「お、おう.........ここだ!」

 

オレはボタンを押した。ルーレットはピタッと止まった

 

神「行き先は..........ゲイムギョウ界よ!」

 

一馬「ゲイムギョウ界?ゲーム業界じゃ無くて?」

 

神「ゲーム業界じゃ無くて、ゲ・イ・ム・ギョ・ウ・界よ...........まぁいいわ。願いなんかある?可能な限りなら叶えれるわ」

 

願い..........か。よし

 

一馬「オレの体質をサイヤ人の体質にしてくれないか?それと気を使えるようにも」

 

神「サイヤ人の体質って超サイヤ人とかの変身込みかしら?」

 

一馬「あぁ」

 

神「オーケーよ。ほいっと」

 

神様が指パッチンした。するとオレの中から力が湧いてくるのを感じた

 

一馬「すげぇ、力が湧いてくる.......」

 

神「おーっと、注意があるわ、変身は今はまだ出来ないわよ、それだけは覚えておいてね」

 

一馬「あぁ」

 

神「......さっきは寝癖頭とか言ってごめんなさいね」

 

一馬「もう良いよ、この髪型、悟空を真似てみたんだが、失敗しちゃってさ、でも中々気に入ってるんだぜ?」

 

神「そうだったの........そうだ、もう願いは無い?」

 

一馬「あぁ」

 

神「では、今から送るわ」

 

一馬「おう!」

 

神「良い二度目の人生を〜」

 

そしてオレは光に包まれた.........

 

神「しまった!?転送場所上空じゃん!?何やってんのよ私のバカぁ!」




[主人公の簡単な紹介]

名前 坂田一馬
年齢 17歳
種族 地球人

性格は、多少口が悪いが正義感が強い青年。だが思春期で若干むっつり。髪型は悟空に似た黒髪。目は少し鋭く、黒目である。好きなDBキャラはバーダックである


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1話

オッスオレ一馬。今俺は神様によって、ゲイムギョウ界って世界に来たんだけど

 

一馬「うぎゃぁぁぁ!!!!落ちる!!!!」

 

現在絶賛落下中.......何してくれたんだ.......神様のバカ!そうだ!舞空術で.......ってどうやれば良いんだ!!!うっ......なんか急に意識が.......遠退いて.........

 

[一馬が落ちている間]

 

?「ゲイムギョウ界にあまねく生を受けし皆さん」

 

ここゲイムギョウ界では、ある式典が始まろうとしていた

 

?「新しき時代にその第一歩を記すこの日を皆さんと共に迎えられることを、喜びたいと思います」

 

紫のドレスを着たナイスバディな女が現れた。彼女の名はネプテューヌ。またの名を女神パープルハートである

 

パープルハート「ご承知の通り、近年世界から争いが絶える事はありませんでした」

 

そして、黒いドレスを着た女が歩き始めた

 

パープルハート「女神、ブラックハートが治めるラステイション」

 

そして、白いドレスを着た少女も歩き始める

 

パープルハート「女神、ホワイトハートが治めるルウィー 」

 

最後に、緑のドレスを着たこれまたナイスバディな女性が歩き始める

 

パープルハート「女神、グリーンハートが治めるリーンボックス。そして私、パープルハートが治めるプラネテューヌ」

 

そして、床が浮き始める

 

パープルハート「四つの国が国力の源であるシェアエナジーを競い、時には女神同士が戦って奪い合う事さえしてきた歴史は、過去のものとなります。本日結ばれる友好条約で武力によるシェアの奪い合いは禁じられます。これからは国をより良くする事で、シェアエナジーを増加させ、世界全体の発展に繋げて行くのです」

 

そして、四女神達は手を合わせた

 

四女神「私達は過去を乗り越え、希望溢れる世界を作ることを、ここに誓います」

 

こうして、友好条約は結ばれた.........だがそこに

 

「み、みんな上を見て!」

 

パープルハート「え?」

 

この式場にいる全員が上を向いた。上を見ると、1人の青年が落ちてきていた

 

ブラックハート「誰か落ちてきている!?」

 

すると、パープルハートは、ドレスから、プロセッサユニットを装着して、飛び上がり、青年を抱き抱えた。そして、着地してドレスに戻った

 

パープルハート「ねぇ、あなた大丈夫!?」

 

一馬「...............」

 

パープルハートは揺するが、青年は目を開かなかった

 

パープルハート「駄目.....気絶してるわ.....」

 

ホワイトハート「医務室に運んだ方が良いんじゃねぇか?」

 

パープルハート「それが良いわね」

 

グリーンハート「でもこの人何者なんでしょうか.....」

 

パープルハート「それは、彼が目覚めたら、聞くつもりよ」

 

そして、パープルハートは青年を抱き抱えたまま医務室へ向かった



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2話

一馬「ッ!」

 

オレは目が覚めた。オレは確か落下していた筈.........見たところ、部屋の様だな。綺麗だ。他にもベッドがある。それに機械もある。と言うことは、ここは医療関係の部屋なのだろう。窓から景色を見てみるか

 

一馬「夜か.......それに街を見下ろせるって事は、結構高いところにあるって事だな。ここは」

 

あの街並みは地球じゃ見たことがない。それに建物の感じも。どうやら本当にゲイムギョウ界とやらに来たみたいだ

 

「失礼します........!?」

 

一馬「!?」

 

男の人が入って来た。そしてオレを見た途端びっくりした

 

「き、君!目が覚めたのかい!?」

 

一馬「え、あ、あぁ.....さっきな」

 

「身体に異常は?」

 

一馬「無い」

 

まぁ、体質がサイヤ人になっちまったけどな

 

「そうか。ちょっと待っててくれ、今ネプテューヌさまを呼んでくるから!ここから出るんじゃ無いぞ!」

 

一馬「ちょっと、ネプテューヌさまって...........もういねぇ........」

 

誰だ?ネプテューヌって。しばらくすると、1人の女性が入って来た。き、綺麗だ........にしてもドレス姿がエ........おおっと何考えてんだオレは。にしても目の模様が独特だな、電源ボタンのマークみたいだ

 

パープルハート「起きた気分はどうかしら?」

 

一馬「普通だ............あんたがネプテューヌか。さっき、男の人が呼びにいっていた」

 

パープルハート「えぇ、わたしがネプテューヌ。パープルハートとも呼ばれているわ。この国、プラネテューヌの女神よ」

 

一馬「え?女神?」

 

パープルハート「そうよ」

 

この国はプラネテューヌって言うのか

 

パープルハート「さて、わたしは名乗ったからこんどはあなたの番よ」

 

あぁそうか、まだ言ってなかったっけ

 

一馬「オレは一馬、坂田一馬だ」

 

パープルハート「じゃあ、一馬って呼ぶわね」

 

一馬「良いぜ」

 

パープルハート「一馬、聞きたい事があるわ。なぜあなたは空から落ちて来たのかしら?」

 

一馬「なぜ.......か」

 

死んで転生しましたーなんて言ったら.........ダメだな、うん。よし

 

一馬「別の世界から来た.........ってとこかな」

 

オレは一度死んだことを隠して言った

 

パープルハート「別の世界から!?嘘じゃ無いわよね」

 

一馬「嘘じゃねぇって」

 

パープルハート「............分かったわ」

 

一馬「ホッ........」

 

良かった.........しかし

 

一馬「これからどうしようか..........」

 

パープルハート「そうね............」

 

どうするか考えていると

 

?「ネプテューヌ、話は終わったかしら?」

 

銀髪の女性、水色の髪の女の子?と最後に緑髪の女性が入って来た。ぜ、全員綺麗だな........ん?あの目の感じもしかして........

 

パープルハート「あら、ノワール、それにブランにベールも来たのね」

 

ブラックハート「彼が気になってね......見たところ大丈夫そうね」

 

一馬「ど、どうも。あ、オレ坂田一馬。よろしく」

 

ブラックハート「わたしはノワール、またの名をブラックハート、ラステイションを治めている女神よ。よろしく」

 

ホワイトハート「ブランだ、ホワイトハートとも呼ばれる。ルウィーの女神だ。よろしくな」

 

グリーンハート「わたくしはベール。グリーンハートとも呼ばれています。リーンボックスという国の女神ですわ。よろしくお願いします、一馬さん」

 

やっぱり女神か、ネプテューヌと同じ目の模様があったからまさかとは思ったが.........女神は要するに国のトップだよな.......て事はオレはすごい奴らと知り合いになったって事か.........

 

ホワイトハート「で、コイツは何者なんだ?」

 

パープルハート「彼は......別の世界から来たそうなの」

 

3人「別の世界から?」

 

3人がオレを見つめる........

 

ブラックハート「まぁ良いわ。それより一馬、あなたはこれからどうするの?」

 

一馬「絶賛今考え中........」

 

するとオレの腹の虫が鳴った

 

一馬「.........腹減った」

 

パープルハート 「あら?お腹が空いたのかしら?」

 

一馬「あぁ....」

 

パープルハート「じゃあ、パーティーに参加する?」

 

一馬「え、パーティー?」

 

パープルハート「そう、パーティー」

 

なるほど〜だからドレス姿なのか〜ってなるほど〜してる場合じゃねぇ!

 

一馬「オレみたいなのが参加して良いのか!?」

 

グリーンハート「当然ですわ、今日は友好条約が結ばれた記念すべき日ですから、これくらい当然ですわ」

 

なるほどそんな日だったのか.......なんかごめん、そんな日に落ちて来て......

 

一馬「ありがとうベール。さてと、行くなら服をなんとかしないとな.........これじゃあ門前払い食らうだろうし」

 

ホワイトハート「だろうな」

 

パープルハート「一馬、わたしについて来て」

 

一馬「あぁ.......」

 

オレはネプテューヌと一緒に部屋を出た

 

パープルハート「さ、ここが更衣室よ。色んなパーティー用の衣装があるから、好きなのを選んで着替えると良いわ。じゃ」

 

そう言ってネプテューヌは更衣室を後にした。さて、何を着ようか..........よし決まった。オレは選んだ服に着替えた

 

一馬「待たせたな」

 

パープルハート「意外と遅かったわね」

 

一馬「こんな服着るの慣れてなくってさ........どうかな?」

 

パープルハート「良い見た目だわ」

 

ブラックハート「な、なかなか似合ってるわ......」

 

ホワイトハート「カッコいいじゃねぇか.........」

 

グリーンハート「お似合いですわ」

 

一馬「そ、そっか〜」

 

パープルハート「それじゃあ、パーティーに行きましょう。わたしの友達も紹介するわ」

 

一馬「あぁ」

 

オレはネプテューヌ達と一緒にパーティー会場へ向かった。ネプテューヌの友達かどんな人なのだろうか



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3話

オレはノワール達と一旦別れた。今はネプテューヌと一緒だ

 

一馬「ふぅ.......なんか緊張するなぁ.......」

 

パープルハート「大丈夫よわたしがついてるから」

 

一馬「ありがとう、ネプテューヌ」

 

しばらくネプテューヌと歩いていると

 

?「あ、ネプ子.......と、その男誰?」

 

?2「誰です?ねぷねぷ」

 

二人の女性が話しかけてきた。なるほど、この2人がネプテューヌの友達か

 

パープルハート「ああ、あいちゃんにこんぱ。紹介するわ、あの時、空から落ちてきた。一馬よ」

 

一馬「どうも」

 

?「あ、あんたがあの時、空から落ちてきた!?」

 

一馬「ああ」

 

コンパ「えっと、一馬さん?わたしはコンパです。よろしくです」

 

アイエフ「あ、私はアイエフよ、よろしく」

 

一馬「よろしくな。アイエフにコンパ」

 

アイエフ「ところで一馬。なんでアンタがこんなところにいるのよ」

 

パープルハート「あいちゃん。わたしが誘ったのよ。ノワール達の了承も得ているわ」

 

アイエフ「なるほどね........ネプ子が了承してるなら良いか」

 

パープルハート「それじゃあ、一馬。わたしはこの辺で失礼するわ」

 

一馬「おう」

 

パープルハート「2人とも、一馬を頼むわね」

 

アイエフ「分かったわ」

 

コンパ「はいです!一馬さん、一緒に行きましょう」

 

オレは2人と行動していた.......しばらく歩いていると、4人の女の子と遭遇した。その内2人は双子の様だな

 

?「あ、アイエフさん、コンパさんと........誰ですか?」

 

アイエフ「あぁ、ネプギア、それにユニさま、ロムさま、ラムさま。紹介するわ、彼はあの時空から落ちて来た一馬よ」

 

一馬「坂田一馬だ」

 

ん?ネプギアって子以外はさま付け?って事はこの子達はネプテューヌ達女神の関係か何かか?

 

ネプギア「え、えと、わたしはネプギアと言います!」

 

ユニ「アタシはユニよ」

 

ロム「わたし.....ロムです」

 

ラム「わたしラムちゃん!よろしくねお兄ちゃん!」

 

一馬「よろしく」

 

アイエフ「ネプギアはネプ子の妹、ユニ様はノワール様の妹、そしてロム様とラム様はブラン様の妹よ」

 

一馬「なるほど〜」

 

だからか、様つけてたのは、後ネプギアはネプってとこだけでネプテューヌと関係があると思ってた。でもなんでネプギアは呼び捨てなんだ.....あそっか、仲が良いからか。ネプテューヌの友達だしな........それよりも疑問が新たに浮かんだ

 

一馬「なぁ、ベールには妹はいないのか?」

 

アイエフ「残念ながら、ベール様には妹が居ないの、それに妹が欲しいって飢えているわ」

 

一馬「な、なるほどな」

 

ああ見えてそんな一面が......

 

パープルハート「あ、一馬。ちょっと話があるのだけど」

 

ネプテューヌが来た、なんの話だ?

 

一馬「ネプテューヌ?」

 

パープルハート「実は、あなたをわたしの所で預かるすることになったの」

 

一馬「え?預かる?」

 

パープルハート「えぇ、一馬はこの世界の事を何も知らないでしょ?」

 

一馬「あ、あぁ........」

 

パープルハート「だから、私があなたを保護する形を取ろうと思ってるのだけど......いい?」

 

本当か!野宿を考えてたが.......,嬉しい!

 

一馬「マジか!やったぜ!行く宛が無かったから助かった!」

 

パープルハート「ええ、いーすんにも話をしたら了承してくれたから」

 

一馬「いーすん?誰?」

 

?「私のことですよ」

 

オレは声のする方へ振り返った

 

一馬「うわ!?本の上に妖精が乗ってやがる......」

 

そこには本の上に乗った妖精みたいな人?がいた

 

イストワール「よ、妖精.......それはともかく、初めまして金剛一馬さん。私はイストワールと申します。プラネテューヌで教祖を勤めさせていただいてますよろしくお願いします」

 

一馬「ああ、よろしくっすイストワールさん」

 

パープルハート「それじゃあまた後で」

 

一馬「おう」

 

ネプテューヌはその場を後にした

 

一馬「しっかしネプテューヌって本当に綺麗だな。なぁ普段からああなのか?」

 

ネプギア「え、えっと........」

 

イストワール「普段からあれくらいだったらどれだけ良いか........」

 

一馬「ゑ?どゆこと?」

 

アイ「まあ、時期に分かるわよ」

 

一馬「?」

 

オレは首を傾げたがすぐに元に戻した。ネプテューヌの普段ってどんなんなんだ?イストワールさんの反応を見るからにとても良く無い方向だが.........



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4話

その後、開会式の挨拶があった。そして、料理がずらりと出てきた。どれも美味しそうだ。そして挨拶が終わった

 

一馬「いただきます」

 

オレは食べ物を皿に取って盛り付けて食べた

 

一馬「美味い」

 

それからも皿にあるものが無くなったら、また皿に盛り付けに行くを繰り返した............変だ、結構食ったのに、全然満腹にならない..........もしかして、胃袋も強化されてる?

 

アイエフ「ちょっと一馬!一体どんだけ食べるつもりよ!」

 

一馬「え......満腹になるまでかな」

 

ユニ「この人、どれだけ食べるのよ......」

 

ラム「お兄ちゃん食いしん坊!」

 

ロム「食いしん坊.....」

 

コンパ「凄いです.......」

 

イストワール「これは、食費が大変になりそうですね.........」

 

一馬「また行ってくるぜ」

 

ネプギア「まだ行くんですか!?」

 

一馬「まぁな」

 

オレはネプギア達と別れた

 

一馬「おっ、あれは......」

 

歩いていると、オレは佇んでるネプテューヌを見かけた

 

一馬「よっ」

 

パープルハート「あら、一馬。どう?パーティー楽しんでる?」

 

一馬「ああ。お陰様でな」

 

パープルハート「それにしても、あなたがあんなに食いしん坊だったとはね......」

 

一馬「あれ?見てた?」

 

パープルハート「えぇ、とても」

 

一馬「まぁ、めちゃくちゃ腹減ってたし」

 

パープルハート「そうだったのね。あらノワール」

 

一馬「ん?」

 

俺は後ろを振り向いた。そこにはノワール、ブラン、ベールがいた。するとネプテューヌが突然光り出した

 

ネプテューヌ「ひゃっほう!」

 

一馬「........は?」

 

なんだこのテンションの高い子は

 

一馬「お、おい.....お前は誰だ?」

 

ネプテューヌ「え!?さっきまで会話してたのにそんなにすぐ忘れる!?ネプテューヌだよ!!ネプテューヌ!!」

 

一馬「はぁぁぁあッ!?」

 

マジかよ!これがさっきまでのネプテューヌか!?全然違うだろ!見た目や性格が!

 

ブラックハート「ネプテューヌが変身すると、性格が思いっきり変わるものね。驚くのも無理ないわよ......」

 

ノワールも光り出すと黒髪ツインテールの女が立っていた。あ〜こうしてみるとユニと姉妹だって分かる〜じゃなくて!

 

一馬「おいおいどういうことだよ!説明してくれ!」

 

ホワイトハート「そういえば、説明がまだだったな。今私達のこの姿が女神化と言って、あー分かりやすく言うと変身だ。その変身を解くと........」

 

すると、ブランも光り出し、帽子を被った茶髪の女の子が立っていた。なるほどこっちもロムとラムとは姉妹ってことが分かるな

 

ブラン「......こうなる」

 

一馬「テンション低いな!?んじゃベール、あんたもか?」

 

グリーンハート「ええ」

 

ベールも光り出した。そこには金髪の気品の溢れる女がいた。オレを転生させた神様とはまた違う感じだなうん

 

一馬「あんま変わらんのだなあんたは」

 

ベール「そうですわよ」

 

そして、みんなで乾杯して、パーティーが続いた。そして、パーティーが終わると、オレはイストワールさんに今日から暮らす部屋に案内された。あ、その前にちゃんと私服に着替えたぜ

 

イストワール「今日からこの部屋が、一馬さんの部屋になります。生活に必要な物は一通り揃っているはずです。もし、足りない物があれば言ってくださいね?」

 

おお、こりゃ広いな。向こうがガラス張りだ.....絶景だなぁ〜。お、シャワーに風呂もある〜

 

一馬「ああ、ありがとうございます。イストワールさん」

 

イストワール「はい、こちらこそ。ではまた明日お休みなさい」

 

一馬「お休みなさい」

 

オレは部屋に入った。さーてと、どうしようか。このまま寝ても良いんだが.......よし、筋トレしよう。オレは筋トレを始めた

 

[数時間後]

 

結構やってるが、全然疲れねぇな。すげぇや......っともうこんな時間か。オレはシャワーを浴びて、ベッドに横になった。おぉ、気持ちえぇ〜よく寝れそうだ〜



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5話

翌日、オレはネプテューヌ達と一緒に衣服やパンツ、靴を買いに行った。プラネテューヌの町はオレからしたら、未来都市って感じがめちゃくちゃした。後買い物してる時に分かったが、この世界の通貨はクレジットと言うらしい。それから帰って今まで来てた服を洗濯に出して着替えた。それから何日も掛けて、イストワールさんから、この世界の事を教えてもらった。あーそれと、他の部屋案内もな。

 

[数日後]

 

オレはイストワールさんと一緒に書類整理をやっていた

 

イストワール「ありがとうございます一馬さん。いつも書類整理を手伝ってくれて」

 

一馬「いえいえ良いっすよ。しっかし.....」

 

オレはネプテューヌの方を見る

 

ネプテューヌ「ムキー!またゲームオーバー!」

 

はぁ.......初めて知った時は呆れたぜ......まさかネプテューヌがあんなダメ人間だったとは。変身してた方がずっとマシだ

 

一馬「あいつ..........イストワールさん。残りの書類整理はオレがやるので、あいつを叱ってやって下さい」

 

イストワール「分かりました。では、後はお願いしますね」

 

そう言ってイストワールさんはネプテューヌの方へ向かった

 

一馬「さてと、続けますか」

 

オレは書類整理を続けた。イストワールさんの怒号とネプテューヌの悲鳴を聴きながら

 

[数十分後]

 

一馬「ふぃー終わった終わった」

 

なんとか、残りの書類を整理し終えたぜ。すると、イストワールさんが来た

 

イストワール「一馬さん。今からシェアクリスタルルームへ行くので、あなたも付いてきて下さい」

 

一馬「ああ、分かりました」

 

俺はイストワールさんと一緒にシェアクリスタルルームへ向かった。そこには、ネプテューヌとネプギアもいた。

 

イストワール「皆さん。シェアクリスタルを見て下さい」

 

アレがシェアクリスタル。要は国の大事な物だ

 

ネプギア「シェアクリスタルがどうかしたのですか?」

 

イストワール「クリスタルに集まる我が国のシェアエナジーが、最近下降傾向にあるんです」

 

そう言ってイストワールさんはグラフを出した。なるほど確かに下がっているな。

 

ネプテューヌ「まだ沢山あるんでしょ?心配する事なくない?」

 

こいつ.......一発殴りたい所だ。

 

イストワール「無くないです。シェアの源が、何かご存知でしょ?」

 

ネプギア「国民の皆さんの、女神を信じる心......ですよね」

 

イストワール「そう、この下降傾向は、国民の心が、ネプテューヌさんから少しずつ離れているという事なんです」

 

ネプテューヌ「えー?嫌われるような事した覚えないよ?」

 

ギア「......好かれるような事も、最近してないかも」

 

ネプテューヌ「えぇ〜?そうかなぁ〜」

 

アイエフ「ネプギアの言う通りでしょ」

 

アイエフとコンパが入ってきた

 

一馬「おっす、アイエフ、コンパ」

 

アイエフ「あら、一馬も来ていたのね。すいません、イストワール様。話が聞こえたもので」

 

イストワール「アイエフさんとコンパさんなら別に」

 

ネプテューヌ「あいちゃんまで!いーすんの味方をするの!?こんぱは違うよね」

 

コンパ「ねぷねぷ、これ見るです」

 

コンパはあるチラシを見せた。何々?女神いらない?

 

ネプテューヌ「ふぇ?女神いらない.......!?」

 

コンパ「こういう人達にねぷねぷを分かってもらうには、お仕事を頑張らないとです」

 

ネプテューヌ「いーやーだー、働きたくない!一馬助けて!」

 

この野郎.......

 

一馬「バカなこと言ってねぇで働け!」

 

ネプテューヌ「ガーン!?一馬まで.......」

 

全く........ちなみにこれ、悟空が言ったセリフだな。まぁあっちは[バカなことやってねぇで働け!]だったが

 

ネプテューヌ「.......決めた!わたし!女神の心得を教わってくるよ!」

 

イストワール「.....へ?教わるって、誰にです?」

 

ネプテューヌ「えっと.......ノワール!」

 

一馬とネプテューヌ以外「ええ!?」

 

一馬「は?」

 

ネプテューヌ「ラステイションのノワール!」

 

こうしてオレ達はネプテューヌの突然の発案でラステイションに行くことになった



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6話

今オレ達はネプテューヌの思いつきで、ノワールが治るラステイションに来ている。まずオレがラステイションの街並みを見て思ったことは、見渡す限り色んなところに工場が建っていることだな。スチームパンクだな〜

 

ノワール「ねぇ、よく分からないんだけど.......どうしてお隣の国の女神がうちの教会で寝ているのかしら!」

 

で、ラステイションの教会に来ているのだが、ここへ来ると言ったネプテューヌ本人は、デッキチェアで寝ている

 

ネプテューヌ「あ〜、構わずにお仕事してー。わたし気にしないから〜」

 

ノワール「わたしが気にするわよ!」

 

一馬「悪いなノワール。おい、起きろ」

 

ネプテューヌ「良いじゃーん」

 

全くこいつは..........

 

一馬「お前、女神の心得を聞くんじゃなかったのか?」

 

ノワール「悪いけど、わたし敵に塩を振る気なんて無いから」

 

ネプテューヌ「えー?敵は違うでしょ?友好条約結んだんだから、もう仲間でしょ?」

 

ノワール「シェアを奪い合う事には変わらないんだから敵よ」

 

そういやイストワールさんから聞いたが、友好条約を結ぶ前はシェアを奪い合う敵同士だったって.......

 

ネプテューヌ「もぉ〜そういう可愛く無いことが言うから、友達居ないとか言われちゃうんだよ〜」

 

ノワール「と、友達なら居るわよ!」

 

ネプテューヌ「へぇ〜、誰!どこの何さん?」

 

ノワール「へ!?そ、それは.....」

 

すると、エレベーターから誰か出てきた

 

ユニ「お姉ちゃん、この書類終わったよ」

 

ノワールの妹のユニだ

 

ノワール「ユニ、お疲れ様。そこに置いといて」

 

ユニ「あ、あのね、今回....早かったでしょ?アタシ結構頑張って」

 

ノワール「まぁそうね、普通レベルにはなったわね」

 

厳しいな〜ノワールは

 

ネプテューヌ「あー!もしかして友達って、ユニちゃんのこと?妹は友達とは言わないんじゃ無いかな?」

 

ノワール「違うわよ、ちゃんと....他に......」

 

ネプテューヌ「本当かな?とか言ってぼっちなんじゃ無いの?」

 

ん?ユニの顔......悲しげだったな

 

ノワール「そんな事ないから!」

 

っと、こんなやりとりが続いて、俺達は完全に蚊帳の外だった。ネプギアは、悲しげな顔をしてたユニの後を追って、エレベーターに乗って行った。んで現在は

 

ネプテューヌ「おーっとっと」

 

ノワール「止めて!!!それ以上書類を触らないで!」

 

一馬「あの馬鹿.......!」

 

えー、現在ネプテューヌが書類をわやくちゃにして、ノワールが絶叫してる

 

ネプテューヌ「え〜?女神の心得その1は、書類の整理からって」

 

と、ほざくネプテューヌ

 

ノワール「それはあなたの仕事場でやって!」

 

ネプテューヌ「ちぇ、やる気無くすなぁ」

 

上から目線.......殴りたい

 

ノワール「どうしてそんな上から目線なのよ!」

 

アイエフ「あのー?」

 

アイエフが何か提案を出した

 

アイエフ「国民からモンスター退治の依頼入ってますよね?それをやりながら、女神の心得を教えて頂くのはどうでしょう?」

 

コンパ「それなら、書類に触らなくても良いです」

 

一馬「良いなそれ!ノワール。お前もそう思うだろ?」

 

ノワール「ふーむ......それもそうね」

 

って事で、依頼を受けるため、ノワールはパソコンのリスト表を見た

 

ノワール「えーっと......これが良いわ、場所もここからだと近いし、歩いて行ける距離よ」

 

ネプテューヌ「えぇ〜歩いて行くのぉ〜?」

 

一馬「駄々こねてんじゃねぇよ!少しは運動しないと駄目なんだぜ」

 

ノワール「一馬の言う通りよネプテューヌ。ただでさえ、あなたは平和ボケしてるんだから」

 

ネプテューヌ「ちぇ〜分かった」

 

一馬「じゃあ行くか!」

 

ネプ&アイ&コン「おおー!」

 

ノワール「なんであなたが仕切ってるのよ!?」

 

一馬「まぁ、良いじゃねぇか。あ、後ネプギアとユニも誘うぜ」

 

こうして、オレ達は、依頼の場所へ向かった



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7話

今オレは、ネプテューヌ、ネプギア、ノワール、ユニ、アイエフ、コンパの6人と一緒に依頼の場所まで歩いてる途中だ

 

ノワール「今回のモンスター退治は二箇所。ナスーネ高原と近くのトゥルーネ洞窟。どっちも難易度はそう高く無いけど.....」

 

ユニ「お姉ちゃん」

 

ノワール「何?」

 

ユニ「一馬さん以外誰も聞いてない......」

 

ノワール「え!?」

 

一馬「はぁ......あいつら.......」

 

コンパ「疲れたです......」

 

アイエフ「コンパ大丈夫?」

 

ネプテューヌ「おぉ!これは有名な裏から見ると読めない看板!」

 

ネプギア「お姉ちゃん......看板は基本そうだよ」

 

そうそう、そういうのはRPG限定だから........って違う!

 

ノワール「ちょっと!」

 

一馬「ノワール、ユニ。ほっといて行くぞ」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?待ってよ一馬ぁ〜!」

 

まぁ、こういう事がありながらも目的地に着いた

 

村人1「あ、女神様よ!」

 

村人2「本当に来てくださいましたわ!」

 

村人3「おぉ、女神様!」

 

村人達が出迎えてくれる。ノワールはそれに手を振ろうとするが、すぐに止めた

 

ノワール「いけない!アクセス!」

 

そして、ノワールは変身する

 

一馬「今変身すんのか!?」

 

ネプテューヌ「まさかの今変身!?」

 

やがて、光が収まると女神化したノワール、ブラックハートがいた。うぅ....前にネプテューヌの女神化した時の見た目は見たが、プロセッサユニットってのは、やっぱアレだな.......目に毒だ。言い換えれば、エロい

 

ブラックハート「女神の心得その2、国民には威厳を感じさせる事よ。皆さん!モンスターについて聞かせてもらうかしら」

 

そう言いながら、ノワールは飛んで行った。

 

一馬「威厳ねぇ........変身した後に言われても説得力が無いぜ......」

 

ネプテューヌ「........だね」

 

それから、オレ達はノワールが村人から得た情報で、早速モンスターが生息する場所へと向かった

 

[ナスーネ高原]

 

ブラックハート「ここがナスーネ高原ね」

 

村人4「はい、スライヌが大量発生して、困っているのです」

 

村人5「私達も出来るだけ対処したのですが、あまりにも数が多すぎまして........」

 

対処しきれなかったのか.........あ、スライヌっつうのは、いま目の前に大量にいる、犬みたいなスライムだ。図鑑で見たからな。ま、スライムだから戦闘力はゴミだ

 

ブラックハート「分かりました。あのスライヌ達はお隣の国のネプテューヌさんと、ネプギアさんが対処してくれるそうです」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?いきなり振る!?」

 

ネプギア「私達がやるんですか?」

 

ブラックハート「心得その3活躍をアピールすべし」

 

ユニ「広報用に撮影をしとくわね」

 

ネプテューヌ「めんどくさいなぁ〜まぁ、スライヌくらい、ひのきのぼうでも倒せるからね」

 

そして、ネプテューヌは坂を側転しながら降りた。何気にあいつ身体能力良いんだな。意外だぜ.....

 

ネプテューヌ「やっちゃおうか!ネプギア!」

 

そして、ネプテューヌは刀を出す。確か、武器は普段、身に付けているアクセサリーに入っていて、戦う時に出すって言ってたな

 

ネプギア「うん!お姉ちゃん!」

 

そして、ネプギアも武器のビームソードを出す。初めて見せてくれた時は、中々良いなぁ〜と思ったぜ。そして、二人はスライヌを倒しまくるが、数が多すぎる

 

アイエフ「数が多すぎるわ」

 

一馬「そのようだな.....」

 

コンパ「わたし達も手伝うです!あいちゃん!一馬さん!」

 

一馬「おう!」

 

アイエフ「そうね」

 

オレ達もネプテューヌ達の方へ向かった。オレは構えて、アイエフはカタールって武器だっけ?それを出して、コンパは.....デカい注射器を出した。何で注射器!?ゲイムギョウ界にはあんな物も武器として扱われてるのか!?っと集中!

 

ネプテューヌ「一馬!あいちゃん!こんぱ!」

 

一馬「行くぞ!」

 

オレは主に回し蹴りでスライヌを駆除した。純粋な格闘技じゃ、これが範囲が広いからな

 

ネプテューヌ「まさに、百人力いや、二百人力!勝ったも同然」

 

すると、スライヌがさっきの倍以上の数が現れた。いくらなんでも多いわ

 

ネプ&ギア&アイ&コン「!?」

 

一馬「まだいたのかって、うぉい!?」

 

スライヌ達「ぬらぁ〜」

 

スライヌの大群は、雪崩のように降り注いだ

 

一馬「おいお前ら大丈.......ヘアッ!?」

 

オレは目の前の光景に驚いた。その光景とは

 

アイエフ「へ、変なところ触るな!」

 

コンパ「気持ち悪いです.....ひゃぁ!」

 

ネプギア「そんなところ......入ってきちゃダメ!」

 

ネプテューヌ「あははは!くすっぐったい!笑い死ぬ!!あははは!!」

 

スライヌ達「ぬらぁ〜♪」

 

一馬「おぅ........」

 

オレ以外の奴らが、スライヌにまとわりつかされているからだ。しかも結構エロい.......といけねぇいけねぇ、まだ集中しないと.......ぶっつけ本番であの技をやってみるか

 

一馬「こうなったら......はっ!」

 

オレは、右手に気を纏わせたスピリッツソードを発動した。出来た.....

 

ユニ「お姉ちゃん!あ、あれ見て!?」

 

ブラックハート「手に剣みたいなオーラ!?」

 

一馬「はぁ!」

 

俺は一振りして、周りのスライヌを一掃する

 

村人6「凄い.....」

 

村人7「あの人強えぇ.........」

 

ユニ「一瞬でスライヌの群れを倒した!?」

 

ブラックハート「一馬.......あなたは一体.......」

 

一馬「待ってろよ......」

 

短く短く.......よし、これも出来た!

 

一馬「今助けるぜ!」

 

オレは、ネプテューヌ達の周りにいるスライヌを短くしたスピリッツソードで切り刻む

 

一馬「大丈夫か!」

 

アイエフ「え、ええ......」

 

コンパ「ありがとうです、一馬さん」

 

ギア「でもそんなに強かったなんて.....」

 

ネプテューヌ「すっごいよ!一馬!」

 

一馬「あ、あぁ.......」

 

すると、また群れが現れた

 

スライヌ達「ぬらぁ〜」

 

一馬「良い加減にしやがれ!」

 

何とスライヌ達はくっついて巨大なスライヌになった

 

巨大スライヌ「ぬらぁ〜」

 

一馬「そう来たか!」

 

アイエフ「デカっ!?」

 

コンパ「大きいです!?」

 

ネプテューヌ「よーし!デカくなっても、所詮スライヌ!みんなで倒すよ!」

 

一馬「いや、今度はオレ一人で十分だ」

 

ネプテューヌ「ねぷっ!?」

 

ネプギア「大丈夫なのですか!?」

 

一馬「まー見ててな」

 

オレは巨大スライヌの前に立った。

 

一馬「......」

 

巨大スライヌ「ぬら?」

 

一馬「ハッ!」

 

巨大スライヌ「ぬらぁ!?」

 

目を大きく見開いたと同時に衝撃波が巻き起こり、巨大スライヌを吹っ飛ばした。吹っ飛ばされた巨大スライヌはバラバラになってスライヌに戻り、一斉に逃げ出した。ちなみにこの技は気合い砲と呼ばれる技だぜ

 

一馬「ふぅ.....」

 

ネプテューヌ「デカスライヌが吹っ飛んだ!?」

 

ネプギア「す、凄い!」

 

アイエフ「今の、衝撃波!?」

 

コンパ「ビックリしたです......あわわわ」

 

凄い......か。するとノワールがやって来た

 

ブラックハート「一馬、さっきのオーラの剣といい、巨大なスライヌを吹き飛ばした衝撃波.......あなた、普通の人間じゃないでしょ」

 

一馬「........まぁな......こう見えて、結構強いんだぜ、オレは」

 

ユニ「強くなったらあんな事も出来るんだ......」

 

ブラックハート「そう.......」

 

ネプテューヌ「いやぁ〜まさか一馬があんなに強かったとは〜それにしても、しばらくゼリーや肉まんは見たくないな〜」

 

気持ちは少し分かる。あんなにいたし、ネプテューヌ達はあんな事もされたしな......ま、エロかったけど

 

ブラックハート「どうして変身しないの!変身すればスライヌくらい.....」

 

ネプテューヌ「えへへ......まぁ、何とかなったし」

 

ブラックハート「一馬に何とかしてもらったんでしょ!そんなんだからシェアが........」

 

一馬「ノワール、そのくらいにしとけよ」

 

ブラックハート「.........とにかく!せいぜい休んでる事ね!後は私一人でやるから!誰かトゥルーネ洞窟に案内してちょうだい!」

 

村人4「わ、分かりました!」

 

ユニ「あ、アタシも......」

 

ブラックハート「大丈夫よ、ユニはネプテューヌ達の所にいて」

 

ユニ「あ......うん........」

 

村人4「こっちです!」

 

ブラックハート「ありがとう」

 

村人に礼を言うと、ノワールは単身トゥルーネ洞窟に向かった。なーんかやな予感がするんだよな..........



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8話

ネプテューヌ「短気だなぁノワールは。あ、ユニちゃん!写真撮れた?」

 

ユニ「え?あ、はい」

 

そう言ってユニは、ネプテューヌに端末を渡した

 

ネプテューヌ「おお!可愛い。わたしのメルマガアドレスにも送っちゃえっと」

 

一馬「..........オレ、トゥルーネ洞窟に行ってくる」

 

ユニ「え?どうしてですか?」

 

一馬「なんか、ノワールに危険が迫ってる気がするんだ........」

 

ユニ「お姉ちゃんに......ですか?」

 

一馬「あぁ」

 

ネプテューヌ「あ、一馬!それならわたしも行く!わたしもイヤな予感を感じたんだ!」

 

ネプギア 「お姉ちゃんも行くの!?」

 

ネプテューヌも感じたのか.........

 

一馬「そうか、なら行こうぜ!」

 

ネプテューヌ「うん!というわけでみんな、一馬と一緒に、ちょっとノワールを助けに行ってくるね!」

 

一馬「お願いするぜ!洞窟への案内」

 

村人3「は、はい!」

 

オレとネプテューヌは村人の案内でトゥルーネ洞窟へ向かった

 

[トゥルーネ洞窟 入口]

 

ここが、トゥルーネ洞窟か.......さてと、入ろう。と、入ろうとしたその時

 

ブラックハート「きゃあああああ!!!!」

 

一馬「!?今の声は!やはり、俺の勘が当たっていたか。今行くぞノワール!ネプテューヌ行くぜ!」

 

ネプテューヌ「おっけー!」

 

オレとネプテューヌは洞窟の中を走った。そして、洞窟の最深部っぽい場所。そこではノワールがデカいドラゴンに襲われていた。しかも何故か変身が解けていた

 

一馬「はぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ネプテューヌ「どっせぇい!」

 

ドラゴン「グォ!?」

 

オレとネプテューヌは、飛び上がり、オレはドラゴンの顔面に向かって、パンチを、ネプテューヌは飛び蹴りをした。ドラゴンはそのまま吹っ飛んだ

 

一馬「ノワール!大丈夫か」

 

ネプテューヌ「やっほーノワール」

 

ノワール「ネプテューヌ!?それに一馬!?どうしてここに!?」

 

一馬「まぁその......勘ってやつだな。それにしても、何で変身が解けているんだ?」

 

ネプテューヌ「あれ!?ほんとだどうして?」

 

ノワール「分からないけど突然.......!?2人とも!」

 

オレとネプテューヌは振り向いた。先程ぶっ飛ばしたドラゴンが向かって来たからだ

 

ネプテューヌ「良い?ノワール、変身っていうのはさ、こういう時にやるんだよ!」

 

そう言うと、ネプテューヌはパープルハートに変身する

 

パープルハート「さあ、女神の力!見せてあげるわ!」

 

すると、ネプテューヌの後ろに別のモンスターが襲いかかろうとしていた。

 

ノワール 「カッコつけてる場合!?」

 

ノワールは剣で、モンスターを倒した

 

パープルハート「っ!助かったわ。2人とも、こっちはわたしに任せて」

 

一馬「あぁ、分かった!」

 

ネプテューヌはドラゴンへ向かっていった。魔法陣みたいなのを蹴って踏み込む......ちょっと良いなぁ.....

 

パープルハート「はぁ!やぁ!」

 

ネプテューヌは太刀でドラゴンを追い詰めた。やる時はやるんだな

 

パープルハート「クロスコンビネーション!」

 

ドラゴン「ギャァ!?」

 

そしてネプテューヌは必殺技を繰り出してドラゴンを倒した。ガラスの破片見たいで中々綺麗だな......

 

ノワール「た、助けて貰わなくても1人で出来たわよ」

 

パープルハート「でしょうね。でも、助け合うのが仲間だわ」

 

ノワール「別に仲間だなんて...」

 

パープルハート「どうして今日はこの辺りを選んだの?」

 

ノワール「それは、早く帰ってほしくて」

 

パープルハート「わたしが活躍すれば、噂が国境越しにプラネテューヌに伝わる。そうすればわたしはシェアを回復できる」

 

ノワール「.......」

 

パープルハート「ありがとうノワール」

 

ほんと変身すると性格変わるな。それとノワールのアレがいわゆるツンデレってやつか..........っとネプテューヌが元に戻った

 

ネプテューヌ「でも、やられそうになってた女神の事も、バッチリ報告しなきゃね」

 

ノワール「え!?そ、それは黙ってて!」

 

はぁ、元に戻った途端これだ.........っ!?何だ!?入り口から、足音が聞こえてくる......この足音からしてまさか!

 

一馬「っ!?」

 

ネプテューヌ「ねぷ?どうしたの?一馬」

 

ノワール「何?そんな険しい顔をして....」

 

一馬「.........何かがこの洞窟に入って来た。この足音からして........モンスターだ」

 

ネプテューヌ「ねぷっ!?何ですとぉ!?」

 

ノワール「嘘でしょ!?」

 

そして、その足音の主がやって来た。それは

 

ドラゴン「グルルルルル.......ガァァァァ!!!」

 

さっきネプテューヌが倒したドラゴンと同じ見た目のドラゴンだった。しかもさっきの個体よりデカい

 

ネプテューヌ「さっきのよりデカッ!?」

 

ノワール 「エンシェントドラゴン!?もう一体いたの!?」

 

なるほど、アレはエンシェントドラゴンって言うのか

 

ネプテューヌ「まさか、もう一体居たなんて.....聞いてないよー!」

 

一馬「大方、外で狩りをしてたところ、仲間の悲鳴を聞いて駆けつけて来たのだろう......ネプテューヌ、ここはオレにやらせてくれ。見た感じ、さっきの個体よりも強力だ.......」

 

ネプテューヌ「一馬がそういうのなら.......分かった!今度は一馬に任せる!」

 

一馬「あぁ、任された!」

 

ノワール「大丈夫なの!?」

 

一馬「あぁ!問題ない!」

 

オレは咆哮しているエンシェントドラゴンの方へ向かった

 

一馬「へ、かかって来な!」

 

エンシェントドラゴン「ギャァァァァ!!」

 

オレの安い挑発に乗ったエンシェントドラゴンが向かって来た

 

一馬「はっ!」

 

オレは飛び上がって蹴りを入れた

 

エンシェントドラゴン「グゥッ!?」

 

一馬「やぁ!」

 

エンシェントドラゴン「ギャッ!?」

 

そこからアッパーをして怯んだ隙にオレは後ろへ周り、エンシェントドラゴンの尻尾を掴んだ。そしてそのまま

 

一馬「うぉぉぉぉぉ!!!!」

 

エンシェントドラゴン「ギャァァァ!?」

 

ノワール「ジャ、ジャイアントスイング!?」

 

ネプテューヌ「あのエンシェントドラゴンをぐるぐる振り回してる!?」

 

一馬「おりゃぁ!!」

 

ジャイアントスイングした。そしてそのまま天井に投げ飛ばし、天井に叩きつけた

 

一馬「終わりだ。はぁぁぁあ!!!」

 

エンシェントドラゴン「ガァァァァ!?」

 

ネプテューヌ「手、手からビーム出たー!?」

 

オレは右手からビーム.......リベリオントリガーを撃って、エンシェントドラゴンを倒した、同時に天井の一部を破壊した

 

ノワール「あのエンシェントドラゴンを簡単に.....」

 

ネプテューヌ「手からビームが出るなんて.......凄いよ一馬!」

 

一馬「どんなもんだい」

 

ノワール「もう流石に出ないわよね.....」

 

一馬「あぁ、大丈夫だ」

 

ネプテューヌ「よーし!そうとなれば、洞窟を出て、みんなにノワールのことをバッチリ報告しなきゃ!」

 

ノワール「ちょ、ちょっと!それだけはやめてよネプテューヌ!仲間なんでしょ!」

 

一馬「はぁ、やれやれ」

 

オレは呆れながらも2人と一緒に洞窟を出て村に戻った

 

[村]

 

村人子供1「ブラックハート様とパープルハート様が!」

 

村人子供2「ハイパー合体魔法でモンスターを倒してくださったわ!」

 

村人子供「「バンザーイ!」」

 

村人達「バンザーイ!」

 

ネプ「なんか話し作られちゃってね?」

 

一馬「はぁ......」

 

ハイパー合体魔法って、あれオレのリベリオントリガーなんだけどな

 

ノワール「どうして変身が......」

 

『一方その頃』

 

?1「ふふふふ、洞窟のモンスターを一掃してくれたか」

 

?2「これで、例のブツを心置きなく探せるっちゅね」

 

一馬「?」

 

ネプ「どうしたの?一馬」

 

一馬「あ、いや何でもない」

 

何だ.....いま感じた変な感じの気は.......ま、いいか。そして、俺達はノワール、ユニと別れて、プラネテューヌ教会へ戻った

 

一馬「明日から、少しずつ舞空術の練習でもするか........」

 

部屋で呟いてると

 

ネプギア「キャー!?」

 

一馬「!?な、何だ!?」

 

ネプギアの悲鳴が聞こえて来た。オレは急いで向かった

 

一馬「どうした!ネプギア!」

 

ネプテューヌ「どうしたの?」

 

ネプテューヌとイストワールさんも来た。多分悲鳴を聞いて駆けつけて来たんだろう

 

ネプギア「わ、わたしの変な写真がネットに.....」

 

一馬「どれどれ?.........おーう、これは......」

 

パソコンには、高原で撮ったネプギアのエロい写真が載っていた

 

ネプテューヌ「おぉ〜わたしのメアド宛に送った写真!ネプギアかわいいよネプギア!」

 

ネプギア「恥ずかしいよ......」

 

アイエフ「ネプ子、送り先間違えたんじゃ.......」

 

ネプテューヌ「まさかそんな.........あ、国民向けのメルマガアドレスに.......」

 

アイエフ「やっぱり.......」

 

一馬「......アホ」

 

コンパ「でもコメント、なんだか好評みたいです」

 

一馬「コンパ、本当にそうかな?」

 

コンパ「?どういう事ですか?」

 

一馬「一部抜粋して読むぜ..........ビジュアルショック.........脳天直撃........まだまだ行けるぜプラネテューヌ..........こんな感じだ」

 

アイエフ「へぇ、支持されてるわね」

 

一部のエロ国民にな!

 

ネプギア「え?え?」

 

イストワール「もしかして、シェアが急に伸びたのは........」

 

一馬「そ、ネプテューヌの手違いで送ってしまった、この写真のせいだな」

 

ネプテューヌ「凄いじゃんネプギア!」

 

ネプギア「そ、そうかな.......」

 

一馬「どうだかな〜.....」

 

ネプテューヌ「とすれば、この写真をもっと公開すれば!」

 

ネプギア「へ?」

 

ネプテューヌ「ネプギア!シェアのためだよネプギア!」

 

ネプギア「ちょっとお姉ちゃん!?」

 

一馬「この国民の一部による欲望パワーでシェアが回復した........何とも言えねぇ.........」

 

イストワール「欲望パワー!?.........はぁ、この国の行く末が色んな意味で心配です」

 

ネプテューヌ「流出は任せろーバリバリ!」

 

ネプギア「やめてぇ!!!」

 

やれやれだぜ



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9話

[ルウィー]

 

ネプギア「うわぁ〜綺麗な町」

 

一馬「たしかに、綺麗っちゃー綺麗だな」

 

おっす、オレ一馬。いまオレはルウィーに来てるんだ。ブランが治めてる国だな。あと、ルウィーは雪国だから、冬服に着替えてるぜ。今の服装は、セル編で悟空が着てたジャンパー.........に、似たカラーリングのジャンパーを着てるな。ネプテューヌは長袖のパーカーを着ている

 

ネプギア「ルウィー、ずっと来たかったんだ」

 

ネプテューヌ「ネプギアがそう思ってるような気がしてさ」

 

絶対に思ってねぇな.....

 

ネプギア「ロムちゃんとラムちゃんから遊びに来てって言われてたの。二人が他の国に行くのは、ブランさん許してくれないんだって」

 

一馬「ま、あいつらはまだ子供なんだからな」

 

外見と性格もな.....

 

ネプテューヌ「あーそれもそうだけど、ブランってお堅いところあるからねー。そういう事をしてると、ノワールみたいにぼっちになっちゃうのにねー」

 

ノワール「目の前にいるんですけど」

 

おっと、そういやノワールとユニも一緒だぜ

 

ノワール「っていうか、誰がぼっちよ。わたしには一馬っていう友達がいるんだからね」

 

そう、オレとノワールはあの時から、友達になったのだ

 

ネプテューヌ「あ、ごめんごめん。でも、面と向かって聞く方が、自分を変えるきっかけになるよ」

 

ノワール「グータラ女神に言われたくないわよ!はぁ、誘いに乗ったの、失敗だったかしら」

 

[ルウィー教会]

 

そして、オレ達はルウィーの教会へついた。初めて見た感想としては、綺麗それだけだった。あと、中は暖房が効いているのか暖けぇ。そして、歩いていたらブランとロムとラムに会った

 

ラム「ネプギア!ユニちゃん!」

 

ロム「お兄ちゃんも、来てくれたの?」

 

ネプギア「うん、遊びに来たよ」

 

一馬「おっす」

 

ネプテューヌ「やっほーブラン。来ちゃった」

 

ベール「あら?皆さんいらっしゃってましたの?」

 

奥から、ベールがあらわれた

 

一馬「おっすベール」

 

そして、今は四女神は中庭で団欒、妹達は雪遊び、オレはトレーニングをしている

 

ネプテューヌ「かーずーまー、遊園地に行くよ!みんなで!」

 

一馬「遊園地か.....良いな!」

 

ラム「やったー!お兄ちゃんと一緒だ!」

 

ロム「お兄ちゃんと......一緒........ワクワク」

 

ってわけで、オレ達はルウィー に新しくできた遊園地[スーパーニテールランド]に行くことになった。でも、何故かブランは来なかったんだよな、何でだ?

 

[スーパーニテールランド]

 

ラム「うわぁ〜!」

 

ロム「待って、ラムちゃん」

 

ネプギア「2人とも、ちゃんとコート着て!」

 

ユニ「ネプギア!入場チケット忘れてる!」

 

一馬「元気だな〜」

 

ベール「そうですわね〜」

 

オレ達は遊園地を歩き回った。そして、分かったことはこのスーパーニテールランドの雰囲気、どうやって空中に浮かんでいるのか分からんコインやブロック、旗、そして、あちこちにある土管にキノコ..........そうこの雰囲気はまるで

 

一馬「マリ◯かよ!」

 

ノワール「な、何よ!?突然大声出して」

 

一馬「あ、いやその、何ていうか......オレの知ってるゲームの世界観に似てたからさ、つい叫んじまった」

 

ノワール「そ、そうなの.......」

 

ベール「そのようなゲームと似てるのですね......気になりますわ」

 

ネプテューヌ「ゲーマーとしてはすっごく気になるよ!」

 

一馬「そ、そうか.......」

 

しっかし、本当に◯リオに似てるな。途中で、妹達とは別れた。ロムとラムは......まぁ、ネプギアとユニがついているから、大丈夫だろう

 

ネプテューヌ「くださいな!」

 

ノワール「他国の女神がわざわざ着てるんだから、ブランも付き合うべきじゃない?」

 

一馬「確かにな〜」

 

ノワール「ほんと、何考えてるか分からないわ」

 

ベール「確かに、彼女はもう少し、大人になるべきですわね、私のように」

 

それ本人の前で言ったら殺されるぞ

 

ノワール「そういえば、ベールはどうしてルウィーに」

 

すると

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?」

 

一馬「どうしたんだネプテューヌ」

 

ネプテューヌ「この亀、わたしのピーチを狙ってるよ。いやぁ!一馬助けて!」

 

ネプテューヌが亀に襲われていた。亀が狙ってるのはネプテューヌが持ってる紙袋に入ってる桃か

 

一馬「全くしょうがねぇな」

 

オレはネプテューヌが持ってる紙袋から桃を1つ取った。おっこれ、桃型のお菓子か、匂いも桃だ.....

 

一馬「こいつが欲しいか?」

 

亀はオレの方に振り向いて、こくこくとうなづく

 

一馬「よし、持っていけ」

 

オレは桃を地面に置いた。亀は口に桃を咥えた。そして亀は満足そうにのっしのっし歩いて行った

 

ネプテューヌ「ほっ、ありがとう、一馬」

 

それにしても、桃と亀......あー、ピー◯姫とクッ○か

 

ネプギア「お姉ちゃん!一馬さん!」

 

すると、ネプギアとユニが急いで走ってきた。しかし、そこには足りないものがあった

 

一馬「どうしたんだ2人とも.......ん?ロムとラムはどうした?」

 

ネプギア「そ....それが」

 

ユニ「ロムちゃんと......ラムちゃんが......誘拐されちゃったの!」

 

三女神「!?」

 

一馬「ダニィ!?」

 

ユニから発せられた言葉にオレ達は驚いた。アイツらが......誘拐されただと!?

 

一馬「ネプギア、ユニ。ロムとラムが誘拐された状況を詳しく語ってくれるか?」

 

二人は頷いた。ロム、ラム、待ってろよ、兄ちゃんが必ず助け出してやるぜ!



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10話

オレはネプギアとユニから、その時のことを話してくれた。どうやら犯人は二人組で、片方は長い舌を持つ怪物と下っ端のような奴がロムとラムをさらったと

 

一馬「許せねぇ.........今すぐそんな奴からロムとラムを助け出す!」

 

あの時オレがいれば......こんな事には.......クソッ!

 

ノワール 「何処にいるか分かるの!?」

 

はっ、そうだった!どこにいるか分からん!

 

一馬「あ......分からない.......」

 

ベール「まずは、教会に戻って、ブランにこの事を報告するのが先ですわ」

 

一馬「そうだな。行こう」

 

そして、オレ達はルウィーの教会に戻った

 

[ルウィー 教会]

 

一馬「おい!ブランに会わせてくれ!」

 

俺は、今メイドと話している

 

メイド「し、しかし......誰も通すなとブラン様に申しつけられているんです」

 

ネプギア「せめて、謝らせてください!」

 

ユニ「ロムとラムが誘拐されたのは、アタシ達のせいなの」

 

メイド「す、すでに警備兵を総動員して、捜索させていますので」

 

ノワール「それは知ってるけど」

 

すると

 

ブラン「帰って.......」

 

扉の奥からブランが話してきた

 

ブラン「あなた達はいつも迷惑よ」

 

一馬「ブラン.......!?」

 

やべ、こんな時に便意が........しかも大の方だ

 

一馬「わりぃ、ちょっとトイレ行ってくるわ」

 

ネプテューヌ「えぇ!?こんな時に!?」

 

ノワール「は、早く行きなさいよ!」

 

一馬「あ、あぁ!」

 

オレはトイレへ向かった。

 

[数十分後]

 

ふぅ、スッキリしたぜ。そういや、ブランの様子も気になるな。行ってみるか。オレはブラン元へ向かった

 

?「今日はこの辺にしといてあげるわ、幼女女神!」

 

ブランの部屋の前に三人組がいた。目立ってるのは、マイクを持ったガキだなすると、三人組は奥へ走っていった

 

一馬「何だ?アイツらは」

 

ネプテューヌ「なんだと幼女!いつでも来やがれ幼女!幼女でどうじょ〜」

 

ネプテューヌ達もブランの部屋に来ていた

 

ネプテューヌ「あ、一馬」

 

一馬「なぁネプテューヌ、さっきの三人組は......」

 

ネプテューヌ「たしか、アブネスだっけ?あの幼女の名前は」

 

なるほど、アイツはアブネスって名前なんだな。まぁ、今は気にせんとこう

 

ノワール「全く、何なの今の」

 

ベール「どうやって入り込んだのかしらね」

 

すると、ブランがふらついた

 

一馬「ブラン!?」

 

オレは急いでブランの元へ走り、支える

 

一馬「おい!しっかりしろ、ブラン!」

 

メイド「だ、誰か呼んできます!」

 

一馬「頼む!」

 

ネプギア 「どうしたんだろう?」

 

ユニ「今の中継をルウィーの国民が見て、シェアが一気に下がったとか?」

 

一馬「中継?何のことだ?」

 

ノワール「ああ、一馬はトイレに行ってたから知らないか。あのね.......」

 

俺は、ノワールからその中継のことを聞いた。オレは、また怒りが湧いたが、すぐに収まった。まぁもう過ぎたことだしな。しかし、今はブランの事だ。これは......疲れてるな

 

一馬「これは、疲労だな。シェアが下がったとかじゃないぜ」

 

シェアが下がると、女神は力が出なくなる。前にイストワールさんから聞いたからな。でもこれはシェアが下がったんじゃない。それだと、いくらなんでも影響が出るのが早すぎるぜ。

 

一馬「よっと」

オレはブランを抱き抱え、ベッドに寝かせた

 

一馬「ブランは寝かせたぜ」

 

ネプテューヌ「さてと、どうやって二人を探そっか」

 

一馬「そうだな......」

 

ベール「皆さん。方法がありますわ。ロムちゃんとラムちゃんの、居場所を突き止める」

 

一馬「マジか!ベールさん!」

 

そして、ベールさんは、ブランのパソコンを起動した

 

ベール「実は、ブランとはある計画を進めていましたの。ルウィーで、人工衛星を使ったサービスが行われていたのは、ご存知ですわね」

 

ネプテューヌ「えっとーたしかお寺ビューだっけ?」

 

一馬「え?サテラビュー?」

 

ベール「違いますわ、お寺ビューですわよ」

 

一馬「は、はい」

 

ノワール「確か、10年くらい前に終わったやつよね?」

 

ベール「ええ、実は、あの人工衛星はまだ稼働していて、地上写真のデータを送ることができるのですが、ただし低解像度の。それを解析して、高解像度にするソフトウェアを開発いたしましたの」

 

ネプテューヌ「おおっ、さすがはベールの所は進んでるね」

 

ベール「そこでブランに持ちかけたのですわ。ルウィーの写真データを提供してくれれば、我が国は、このソフトを提供すると」

 

ノワール「え!?それって、あなた達だけが世界中の情報を得られるって事じゃない」

 

ネプテューヌ「ええ!?わたし達見られすぎちゃって困るじゃん」

 

ベール「いいえ、私達、そのデータをみんなで共有しようと思っていたのですわ。ブランが言い出したのですのよ、友好条約を結んだのだから、4つの国で、等しく利用すべきだと」

 

ノワール「そうなの?」

 

ベール「だから、公開するタイミングをうかがってたのですわ。サプライズプレゼントみたいで、洒落てるでしょ?」

 

知らね。すると、音がなった

 

ベール「解析が終わりましたわ。これで誘拐犯の逃げた場所が.......あら?ここは....」

 

画面に記された場所はなんと

 

一馬「ここは!あの遊園地じゃねぇか!」

 

ベール「えぇ、それも、建設中のアトラクションの中に隠れていますわ」

 

そう、昼間に行ったニテールランドだった

 

ベール「さて、皆さん、行きますわよ」

 

オレ達は部屋を後にする。その時

 

ブラン「ロム......ラム.......」

 

ブランが呟いた

 

一馬「安心しろ、オレ.......オレ達がロムとラムを必ず助け出してやるからな........」

 

オレはそう言って部屋を後にした



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11話

[スーパーニテールランド建設中のアトラクション前]

 

着いた頃にはもう日が暮れていた。職員の方にはちゃんと話してるぜ

 

一馬「ここだな......」

 

ネプテューヌ「よーっし!今すぐ殴り込みだ!」

 

ベール「お待ちになって」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ?」

 

一馬「ベール?」

 

ベール「こういう時は、人質の救出が最優先ですわ。ここは.......まずわたくしが身代わりになりますわ」

 

なっ!身代わりだと!?

 

一馬「いや、あんたが身代わりになる必要はない。ここは.........オレが行く」

 

ベールを危険な目に合わせたくねぇ.......

 

ベール「一馬さんが!?し、しかし危険では.....」

 

ネプテューヌ「大丈夫だよベール。前も話したけど、一馬ものすっごく強いんだから。ね、ノワール」

 

ノワール「そうね、前に一馬に助けられたし。強いのは事実よ。エンシェントドラゴンを1人で倒すくらいの実力はあるわ」

 

一馬「そうだぜ。それに、あんたを危険な目に合わせたくないしな」

 

ベール「危険な目に......」

 

ネプテューヌ「そういえば、どうして前の時にわたし達を助けたの?」

 

ノワール「わたしも、どうしてなの?」

 

一馬「なんつぅかその.......誰かが危険な目に合ってると、オレはどうしても助けたくなるんだよな......」

 

一馬以外全員「っ!」

 

全員顔を赤くしてた........今の発言のせいか

 

一馬「そういうわけだ。じゃ行ってくるぜ」

 

オレは建物へ入って行った

 

[建物の中]

 

オレは建物の中を進んだ。そして、扉を見つけた。耳を当てると、声が聞こえた

 

ラム「やだ!やめて!やめなさいってば!」

 

怪物「アクククク......」

 

ロム「いや........」

 

ロムとラムの声、そして、無性に殺意が湧く笑い声が聞こえた。俺は一呼吸して、扉を開けた

 

一馬「そこまでだ!」

 

怪物「ん?また幼女か?......なんだ男か」

 

そこには、でかい化け物がいた。舌に2人が捕まっている......

 

ラム「お兄ちゃん.......」

 

ロム「一馬お兄ちゃん....」

 

こうなったら、.ダメ元で言ってみるか

 

一馬「おい化け物。そいつらを解放しろ、代わりにオレが身代わりになってやる」

 

トリック「俺は化け物じゃない!トリック様だ!そして.......何言ってんのお前、俺紳士だし、それ以前に男に興味ないし、興味あるのは女で守備範囲は幼女だし。あと言っとくけどその髪型ダサい」

 

一馬「は?この髪型の何処がダサいんだよ!」

 

するとトリックはこう言った

 

トリック「大っ嫌いな少年漫画の主人公みたいだから」

 

もういい、2人を助けてアイツを撃退する

 

一馬「ああ、そうかよ..........ハッ!」

 

オレは気合い砲を繰り出した

 

トリック「アグッ!?」

 

下っ端「な、なんだ!?うわぁ!?」

 

トリックは怯んだだけだった。ついでに下っ端みたいなのも吹っ飛ばした........む!?奴の舌から2人が落ちた。

 

トリック「あ、幼女が!?」

 

一馬「させるか!」

 

オレは2人を助けた

 

トリック「あっ!」

 

一馬「っと、2人とも大丈夫か?」

 

ロム「うん.....ありがとう」

 

一馬「よし、あそこから逃げろ!」

 

オレは通路を指さした

 

ラム「うん!行こうロムちゃん!」

 

ロム「うん」

 

2人は通路へ走って逃げた

 

トリック「逃がさんぞ!幼女!」

 

させるかよ

 

一馬「あの2人を追いかけたいのなら、オレを倒してからにしな!」

 

トリック「そこをどけぇ!」

 

トリックは殴って来た。オレは回避する

 

トリック「何!?避けた!?」

 

一馬「はぁ!」

 

トリック「アグ!ぬぅぁ!」

 

一馬「何!?ぐわっ!?」

 

オレは奴の腹にパンチをしたが、跳ね返され、奴のパンチを喰らった。ちっ弾力があるな

 

トリック「アクククク、避けられた時は驚いたが、この俺にそんなパンチが効くかよ」

 

ま、今のは普通のパンチ。だがな、次はキツめだぜ

 

一馬「てててて.........そうかよ........なら、これならどうだ!」

 

俺は、一瞬で、トリックの近くに寄った

 

トリック「は、早い」

 

そして右拳に力を込めて殴った。

 

一馬「吹っ飛べ!」

 

トリック「嫌ーー!!!!」

 

オレは、力を込めて敵の懐で殴る技レボルトパイルで、トリックを吹っ飛ばした。おぉ、三日月の夜空が見えるぜ

 

一馬「さて、ロムとラムは無事だろうか.........不安だ」

 

オレは2人が心配で通路を走った。そして外へ出た

 

[外]

 

トリック「この域の良さ.....全く幼女は最高だぜ。んーレロレロレロ!」

 

ロム&ラム「っ!?」

 

2人を見つけた!しかもトリックまでいやがる。ちっ、調整ミスったか。今度こそ遠くまで吹っ飛ばす!と、その時

 

トリック「いでっ!?」

 

ハンマーが飛んで来て、トリックの脳天にヒットした

 

ブラン「わたしの大切な妹に何しやがる.......許さねぇぞ......この変態が」

 

ブランが来た。回復したのだな

 

ロム/ラム「お姉ちゃん!」

 

トリック「変態?それは褒め言葉だ」

 

あーあ、どうしようも無いクズ野郎だ

 

ブラン「そうかよ......なら、誉め殺しにしてやるぜ」

 

そしてブランが光ってホワイトハートに変身した。うーん.....何かな......どう感想を言えば良いのか分からん

 

一馬「ブラン!もう大丈夫なのか?」

 

ロム「お兄ちゃんも...,来た!」

 

ホワイトハート「一馬か、あぁ!大丈夫だ!」

 

一馬「そうか!さてと.....」

 

ホワイトハート「あぁ.....」

 

オレとブランはトリックの方へ向く。オレはジャンパーを脱いだ

 

一馬/ホワイトハート「覚悟しやがれ!このクズ野郎!/このド変態!」

 

おぉ、タイミングが被ってしまった。トリックは大ジャンプした

 

トリック「アクククク!クッ!」

 

トリックは舌を物凄く伸ばして来た。汚ねぇがやるか。ブランはジャンプしてオレは......

 

一馬「掴んだ!」

 

奴の舌を掴んだ。うへぇ気持ちわりぃ。だが我慢!

 

トリック「何!?お前!その手を離せ!俺の舌を掴むな汚らわしい!触ったり掴んだりして良いのは、幼女だけだ!」

 

トリックは舌を引っ込めようとするが、引っ張って阻止した

 

一馬「知るか。ブラン!今だ!」

 

ホワイトハート「あぁ!この!超絶変態!激重変態!」

 

ブランが罵倒しながら斧をトリックに振り下ろす。おぉう、凄まじいな

 

ホワイトハート「テンツェリントロンペ!はぁ!」

 

ブランの技が決まってトリックは地面に叩きつけられた

 

ホワイトハート「女神に喧嘩売ったんだ。文句はねぇよな?」

 

トリック「ククク......」

 

一馬「おーっとまだ終わりじゃねぇぞ!はっ!」

 

オレはトリックの舌を掴んだまま大ジャンプして、空中に浮いた。ただいま修行中の舞空術、なんとか空中で浮けるようにはなれたぜ

 

ホワイトハート「浮かんでる!?」

 

一馬「うぉぉぉぉ!!!!」

 

オレはそのままジャイアントスイングした

 

トリック「め、目が、目が回るぅ〜」

 

ロム「グルグルしてる.......」

 

ラム「すごーい!」

 

ホワイトハート「ネプテューヌとノワールから、エンシェントドラゴンをぶん回したって聞いてはいたが、本当だったとはな........」

 

一馬「宇宙の果てまで、ぶっ飛びやがれ!そらぁ!!!」

 

オレはトリックを投げ飛ばした

 

トリック「あぁ!?幼女ばんざーい!!」

 

そしてトリックは星となった。オレは地面に降り立った。ブランも変身解除した

 

ブラン「ロム......ラム.......ごめんなさい。こんな目に合わせて.......わたし、姉失格ね」

 

えーっとジャンパー....あった。さて、少し離れて見るか

 

ロム「お姉ちゃん。お土産」

 

ラム「デッデリュー!」

 

姉のためにプレゼントか........良いじゃねぇか。ブランは2人をそっと抱きしめた

 

ブラン「一馬.....あなたもありがとう」

 

一馬「良いってことよ」

 

ラム「お兄ちゃんありがとう!」

 

ロム「ありがとう......」

 

一馬「おう!」

 

その後、ネプテューヌ達と合流して、オレは奴の唾液を少しでも落とすために、手洗い場で手を洗った。そして今夜は遅いから、ルウィーで止まることになった。風呂で念入りに洗ったぜ!で翌日

 

一馬「ね、寝不足!?」

 

少し遅く起きたオレは、ブランから疲労の原因を聞いた。まさか寝不足とは......

 

ブラン「えぇ、徹夜でちょっとね」

 

ちなみにオレが来るまであのアブネスについて話してたらしい

 

ロム「見て、お姉ちゃん」

 

ロムが絵を持ってきた。ほほう、よく出来てるな........ん?この斧は何だ?

 

ブラン「よく書けてる.....ん?」

 

次の瞬間ブランは走り出した。オレ達も慌てて追いかけた

 

ブラン「ラム!落書きやめて!」

 

追いかけた先にはネプギアとユニとラム、そして大量のダンボールがあった。ダンボールには特急便と書かれてる

 

ラム「こんなに同じ本がいっぱいあるんだから、良いでしょ?」

 

ブラン「だ、だめ!」

 

ラム「どうして?」

 

ブラン「そ、それは........わたしが徹夜で書いた小説だからだ!」

 

こ、これ全部か........やり過ぎだ.......いくら何でも

 

ベール「つまり、ブランの書いた同人誌ってことですかしら?」

 

ノワール 「え!?ユニ、どんな話なの?」

 

ユニ「空から落ちてきた少女と、生まれつき特殊能力を持った少年が世界を救う話」

 

あーあ、暴露タイム突入だな

 

ネプテューヌ「ふむふむ、[邪気眼]と書いて[デスティニー]と読む」

 

ブラン「よ、読むな!」

 

ネプギア「凄い!主人公が新しい力に目覚めた........カッコいい!」

 

真面目に読んでるところ悪いが、ブランのメンタルにダメージ与えてるぞ

 

ブラン「頼むから読むなァァァ!!!!」

 

一馬「はぁ........」

 

この光景にオレは呆れてため息をつくしかなかった

 



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12話

おっすオレ一馬。今オレは、リーンボックスに来ている。んで、今はライブに来ている。とにかくスタジアムが物凄くでかい。日本武道館の倍以上だ。

 

一馬「へぇー、ジェット機も使うなんて派手だな」

 

ネプテューヌ「おぉ!」

 

アイエフ「さっすがリーンボックスの歌姫、5pb.(ファイブピービー)ちゃんよね」

 

コンパ「です」

 

5pb.って字だけ見るとまじで、読み方が分かんねぇよ。最初オレはゴパブって読んだからな(笑)まぁアイエフに注意されたけど。そして、ライブは続いた

 

[リーンボックス教会]

 

ライブが終わった後。オレ達はリーンボックスの教会へ向かった。理由は、あのライブにベールが来なかったからだ。教会の見た目としては、これまた気品溢れる見た目だった

 

ノワール「ライブに招待してくれたのは良いけど、肝心のベール自身が来ないなんて......どう言うことなの?」

 

そう、5pb.のライブに招待してくれたのはベールなのだ

 

ブラン「何か事情があるのよ、きっと」

 

ネプテューヌ、ロムとラムは扉見つけ次第開くかどうか調べている。

 

一馬「で、何処なんだ?ベールの部屋は」

 

するとネプテューヌが

 

ネプテューヌ「あ、開いてる」

 

一馬「お、でかしたネプテューヌ」

 

オレ達は開いてる部屋に入った。中は薄暗く、そして、色んな物が散乱してた

 

コンパ「何が.....あったです?」

 

ブラン「荒らされた後みたい」

 

ノワール「と言うより片付いてないだけじゃ」

 

ネプテューヌ「おおっ!これは18歳にならないも買えないゲーム!」

 

何だと!?

 

一馬「ちょおま、止めろよネプテューヌ。小さい子もいるだからよ」

 

全く、こう言うのは、子供にとっては悪影響なんだからよ。すると

 

ベール「後方の部隊は何をしていますの!」

 

奥からベールの声がした。オレは扉をゆっくり開けた

 

ベール「わたくしが援護しますわ」

 

そこには、飲み物片手にオンラインゲームをやってるベールの姿があった。何やってんだ.......

 

ベール「あなた方は先に行ってくださいまし。ああっ!もう、早い、それは早すぎますわ」

 

ネプテューヌ「あ、いた」

 

ノワール「何やってんのよベール」

 

ベール「ちょ、ちょっとそこはぁ。あぁん」

 

一馬「なんちゅう声出してるんだ.....」

 

ブラン「どう見てもネトゲね」

 

それにしてもオレ達がいるのに気づいてないのか......

 

ユニ「四女神オンライン?」

 

ネプテューヌ「おーいそこの廃人さーん?」

 

ネプテューヌがベールを突っついた

 

ベール「あら!皆さんいらっしゃいませ。今ちょっと手が離せませんの」

 

ノワール「って、なんで約束すっぽかして、ゲームなんかやってるのよ」

 

ベール「出かける前に1時間だけってログインしたら、攻城戦が始まっちゃいまして、抜けられなくなったのですわ」

 

なんだろう........すげぇ言い訳にしか聞こえない

 

ブラン「ライブの後は、ホームパーティーでもてなしてくれるんじゃなかったのかしら?」

 

ベール「?.......あっ、もう少しで城を落とせますからその後で......」

 

ブラン「こう言う人だったのね」

 

一馬「以外だぜ.......」

 

気品溢れる人かと思ったら、本性はネトゲ廃人とはね.......

 

ノワール「まぁ、趣味は色々だから」

 

ネプテューヌ「ダ女神だねーもしかしたらわたしよりダメかも」

 

一馬&アイエフ&ノワール&ブラン「いやそれはない」

 

あれま、完璧にハモった

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?こんな時だけ気が合ってる!?

 

一馬「で、どうすんだよ。このままだともう少しかかりそうだが」

 

ノワール「んー、そうね......あっ、ちょっと待ってて」

 

そう言って、ノワールは部屋から出た。そして、戻ってきた。メイドエプロン姿で。か、可愛い

 

ノワール「さあ、みんなで準備するわよ!」

 

ネプテューヌ「えー!なんでわたし達が準備?」

 

ノワール「文句言わない。せっかくリーンボックスに来たんだから、きっちりパーティーして帰るわ。まず一馬、ネプギア、アイエフ、コンパの四人は食料の買い出し」

 

ネプギア&アイエフ&コンパ「は、はい!」

 

一馬「お、おう.........」

 

なんかノワールに変なスイッチが入ったみたいだな

 

ノワール「他の人達は部屋の掃除よ!はい、今すぐ始めて!」

 

ネプテューヌ「で、でたーこう言う時に妙に張り切って指揮る奴」

 

一馬「ノワールの変なスイッチが入ったっぽいぜ」

 

ノワール「うるさい!ちゃっちゃと働く!」

 

一馬「は、はい!ネプギア!アイエフ!コンパ!行くぞ!」

 

ネプテューヌ「ねぷっ!?」

 

そして、オレ、ネプギア、アイエフ、コンパは外へ出た



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13話

オレ、ネプギア、アイエフ、コンパは、それぞれ、ショッピングモールで別行動して食料を調達した。オレは主に肉などの重い食料を買ったな。さてと急いで待ち合わせ場所に行こう。

 

一馬「お、アイエフ。お前も買い終わったのか」

 

アイエフ「一馬、そうよ。あなたの方も買い終わったようね」

 

一馬「じゃ、一緒に行こうぜ」

 

アイエフ「ええ」

 

俺とアイエフは一緒に、待ち合わせ場所に向かった。その道中

 

?「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゆ」

 

アイエフ「?」

 

一馬「なんだ、あのネズミは」

 

急いでいるだろうネズミとすれ違った。どっかで感じたことのある気なんだよなー。いつだっけかー

 

アイエフ「あのネズミ......もしかして」

 

一馬「知ってんのか?」

 

アイエフ「確信はないけど、後で同僚に聞いてみるわ」

 

一馬「そうか」

 

そして、オレとアイエフはコンパとネプギアと合流した。コンパから聞いたのだが、俺とアイエフが来る少し前、ネプギアは急に立ちくらみしたらしい。あのネズミといい、何かやな予感がするぜ。とにかく、オレ達はリーンボックス教会へ帰った

 

[リーンボックス教会]

 

ベール「皆さん、お待たせしましたわね。我が家のホームパーティーへようこそですわ」

 

一馬「あんた何もしてないだろ.....」

 

ノワール「やめましょ、言っても虚しいだけよ」

 

そうだな

 

ネプテューヌ「さっき立ちくらみしたんだって?」

 

ネプギア「うん、でももう平気だよ」

 

ベール「さあ、皆さん。遠慮なく食べて飲んで騒ぎましょう。今日のためだけに、とびっきりのゲームも用意してますわ」

 

ネプテューヌ「おお!何々?」

 

ベール「説明するより、見せた方が早いですわね。ネプテューヌとノワール。少し後ろに立ってくださいな」

 

ネプテューヌ「はいな!」

 

ノワール「な、何?」

 

オレ達はベールの方へ寄った。ネプテューヌとノワールは向かい側に立っている

 

ベール「さぁ、華麗に戦ってくださいまし」

 

すると、ベールはどこかで見たコントローラのボタンを押して、起動した。すると、辺り一面森になった

 

ラム「わぁ、すっごーい」

 

一馬「何だこりゃ......」

 

コンパ「あ、ねぷねぷが」

 

一馬「っ!?」

 

オレは笑いそうになったが、慌てて口元を塞いだ。だって、今のネプテューヌとノワールは

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?スライヌになってる!」

 

ノワール「こ、これ私なの!?」

 

ベール「二人の動きを特殊なカメラで読み取って、立体投影しているのですわ。中々の技術でしょ?」

 

すげぇな。地球とはえらい技術が進歩してるな

 

ネプテューヌ「じゃあ、この格好で、ノワールと戦えばいいんだね?やいノワスライヌ!ねぷねぷにしてやんよ!」

 

ノワール「え?何よノワスライヌって」

 

ネプテューヌ「てゃぁ!」

 

ネプテューヌはノワールに体当たりした。すると、ノワールの頭上に50pと出た

 

ネプテューヌ「いぇーい!ポイント先取!」

 

ノワール「私を怒らせたわね、覚悟しなさい!ネプライヌ!うわぁ!?」

 

ノワールも負けじと体当たり....ではなく転んだ

 

ネプテューヌ「やーい、逆さノワイヌ」

 

ベール「ちなみに、もっと実戦寄りのシュミレーションモードも用意してますから、戦闘の訓練にも使えますわよ」

 

一馬「ほう?それはいい事聞いたぜ。修行にも使えるかもな」

 

ユニ「凄い.....」

 

ロム「面白そう」

 

ラム「わたしもやりたーい!」

 

ベール「ええ、どんどん遊んでくださいな」

 

そして、ネプテューヌ達はその立体ゲームで遊んだ。オレか?オレは飯だよ。丸鶏にかぶりついたりしてな。いやー美味かったぞ。そして、気が付けばもう暗くなっていた。すると、ドアをノックする音が聞こえた。

 

ベール「なんですの?パーティーの最中に」

 

「ベール様実は....」

 

オレは様子を見た。ベールの顔がだんだん真剣になっていった。そして、ベールの様子に気づいたのか、ノワールは立体ゲームを解除した

 

ネプテューヌ「ねぷ?もう終わり?」

 

ノワール「何かあったのベール?」

 

ベール「いえ、ズーネ地区にある廃棄物処理場に、多数のモンスターが出現したという知らせがあったのですわ」

 

すると、ベールさんは部屋に入ってノートパソコンを起動した

 

ブラン「ズーネ地区.......離れ小島ね。引き潮の時だけ地続きになるという」

 

ネプテューヌ「モンスターぐらい普通にどこでも出るっしょ」

 

ベール「国が管理している地区ですから、そんな事はありえませんわ。でも.......事実のようですわね。わたくし今から行ってきますわ」

 

ネプテューヌ「わたしも行くよ!」

 

ベール「けれど、これはわたくしの国の事ですから」

 

ネプテューヌ「こうしてわたし達がいるのも、何かの縁だしさ手伝わせてよ」

 

ノワール「またお決まりの、友好条約を結んだ以上仲間ってやつ?」

 

ネプテューヌ「まぁね」

 

ブラン「わたしも手伝うわ」

 

ネプテューヌ「よーっしじゃあ三人で」

 

ノワール「わ、わたしも行くわよ!あなた達だけじゃ、どれだけ待たされるか分からないもの」

 

はいはいツンデレ乙

 

ベール「皆さん......分かりました。では四人で参りましょう」

 

ネプギア「あの!わたしも行きます!」

 

ユニ「ア、アタシも!」

 

ラム「わたしも!」

 

ロム「わ、わたしも」

 

ブラン「あなた達はダメ。遊びじゃないの」

 

ラム「えー!」

 

ノワール「ユニも当然留守よ。あなたまだ変身できないんだから」

 

ネプテューヌ「ネプギア!ここはお姉ちゃんに任せといて!たまにはいいとこ見せないとね!一馬も留守番よろしく!」

 

ネプギア「うん」

 

一馬「あぁ、分かった」

 

オレも暴れたかったな

 

ネプテューヌ「よーっし!それじゃあ.....変身!」

 

ネプテューヌ達は変身した。しかし

 

一馬「ぶっ!?」

 

オレは、ベールの姿を見て、鼻血を出してしまった

 

パープルハート「どうしたの?一馬」

 

コンパ「一馬さん、鼻血が出てるです」

 

ブラックハート「鼻血?.......あー.......なるほどね」

 

鼻血が出た理由はベールの見た目だ。ベールの見た目は、他の女神よりも露出が高いからだ

 

一馬「ベール........あんた.......,露出がたけぇんだよ!」

 

グリーンハート「まぁ、もしかして、わたくしの胸が気になりまして?」

 

一馬「!?そそそそそのようななななこここことがあろうはずががががががございませんんんんんん」

 

ホワイトハート「思いっきり動揺してるじゃねぇか」

 

一馬「うるせぇ!男だから胸に目が行くのは当然だ!」

 

ホワイトハート「開き直りやがった......」

 

全く......

 

グリーンハート「では皆さん参りますわよ」

 

そして、四女神は飛んでいった。さて、床掃除でもするか



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14話

床に垂れた鼻血を掃除してから数十分が経った。あいつらなら楽だと思うが、なんだこの胸騒ぎは。嫌な予感がする、それもとびっきりのな。

 

アイエフ「そう.......分かった。ありがとうオトメちゃん」

 

オトメ......例の同僚か

 

一馬「例のネズミの事か?」

 

アイエフ「ええ、やっぱり思った通りだったわ」

 

ネプギア「何か分かったんですか」

 

アイエフ「ショッピングモールで見たネズミ、気になってたから、諜報部の同僚に調査を頼んどいたの。案の定、各国のブラックリストに載っていたわ。要注意人物いや、要注意ネズミとしてね」

 

一馬「やはり怪しい奴だったか」

 

コンパ「え!?あのネズミさん悪い人だったです?悲しいです.......」

 

アイエフ「しかも、数時間前にズーネ地区に船で向かっていたことも分かったの」

 

ネプギア「それって.......つまり」

 

アイエフ「推測でしかないけど、廃棄物処理場にモンスターが突然出現したのには、裏があるんじゃないかって事。今ならまだ引き潮に間に合う、私様子を見にいってくるわ」

 

ネプギア「わたしも.....わたしも!連れて行ってください」

 

アイエフ「え?ダメよ、ネプギアまで危険に晒す訳には......」

 

ネプギア「どうしても気になるんです。お願い!アイエフさん!」

 

アイエフ「......はぁ、分かったわ。一馬、ここの留守番をお願いしても良いかしら?」

 

また留守番かよ。まぁ良いか

 

一馬「良いぜ」

 

アイエフ「ネプギア、行くわよ」

 

ネプギア「はい」

 

そして、ネプギアとアイエフは部屋を後にした。ネプテューヌ達.......無事だと良いが

 

[数時間後]

 

一馬「何だと!?」

 

ズーネ地区から帰ってきたネプギアとアイエフから聞かされたのは、ネプテューヌ達が何者かに捕まってしまったという事だった。そして、アイエフは今イストワールさんに報告している

 

イストワール『一体、どういう事なんですか?アイエフさん』

 

アイエフ「よく分からないんですが.......アンチクリスタルがどうとか......多分。それがネプ子達の力を奪ってるんです」

 

イストワール『アンチクリスタル?』

 

アンチクリスタル.....察するにシェアクリスタルの真反対のクリスタルか。そして、ネプギアはオレの隣で落ち込んでいる。戻ってきてからずっとこうだ

 

アイエフ「イストワール様、調べていただけませんか?

 

イストワール『もちろんです。でも3日かかりますよ?』

 

あー、そういや言ってたっけ。イストワールさんは調べ物に3日かかるって。なぜ3日なんだ?

 

アイエフ「こ、心待ち、巻きでお願いします......」

 

イストワール『やってみます。では、ネプギアさん達はプラネテューヌに戻ってきてください。ユニさん達も国にお帰りになった方がいいと思います。それでは』

 

そして、イストワールさんとの通信が終わった

 

アイエフ「そういう訳だから......」

 

ユニ「待って!」

 

アイエフが説明しようとした時、やはりユニが待ったをかけた

 

ユニ「帰れって言われて、大人しく帰れるわけないでしょ!もっとちゃんと説明して!」

 

ラム「いつものお姉ちゃんだったら、悪者なんか一発なのに!」

 

ロム「お姉ちゃん....,.死んじゃうの?」

 

確かに、このまま詳しく説明しないで帰れって言われてもな、誰だってこんな反応をする

 

コンパ「き、きっと大丈夫です。女神様がそう簡単にやられるわけ......」

 

ユニ「でも!力か奪われたってさっき.......」

 

コンパはそんなことはないと言うが、さっきの会話を間近で聞いていたんだからなんとも言えない

 

ネプギア「ごめんなさい.......」

 

今まで黙っていたネプギアが口を開いた。だがその声は沈んでいた

 

コンパ「ギアちゃんが悪い訳じゃ........」

 

ネプギア「うぅん.....買い物の時に拾った石.....あれがきっと.....アンチクリスタルだったんです」

 

あの時言ってた立ちくらみ、その原因はそれか!

 

アイエフ「やめましょ。そんなこと今考えたって......」

 

ネプギア「どうして.......どうしてあの時、目眩がしたのか、ちゃんと考えてれば......お姉ちゃん達に知らせてれば......!!」

 

ユニ「ネプギアのバカ!!」

 

その時、ユニが怒鳴った。ネプギアの目には、涙が浮かんでいた

 

ユニ「お姉ちゃんは........アタシのお姉ちゃんはすごく強いのに.......あんたのせいで......ネプギアが代わりに捕まっちゃえばよかったのよ!」

 

ユニはそう叫ぶと部屋から出て行った。

 

一馬「おい!ユニ、言い過ぎだ.......行っちまったか........」

 

ネプギア「う........ううっ.........」

 

一馬「ネプギア.......」

 

泣いているネプギアに、オレは、なんとも言えなかった。どうすりゃ良い......こういう時はどうすりゃ.........クソッ良い案が浮かばねぇ......仕方ねぇ、修行するか

 

一馬「オレはちょっと修行しに行ってくる...........」

 

アイエフ「え?どうしてよ!」

 

一馬「無論、ネプテューヌ達を助ける為に!」

 

ロム「修行.......」

 

ラム「お姉ちゃん達を助けるため......」

 

コンパ「行ってらっしゃいです.........一馬さん」

 

一馬「あぁ........それと」

 

オレはロムとラムに近づいて

 

一馬「ロム、ラム、ネプギアとユニを仲直りさせろよ」

 

と、小さい声で言った

 

ロム「うん.....分かった」

 

ラム「任せて!」

 

一馬「頼んだぜ..........ごめんな、力になれなくて」

 

オレは部屋を後にして教会を出た。さーて、とりあえず.......人気が無い場所に行くか



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15話

教会を出て、街を出て、だだっ広い草原に出た。人気は.........よし、居ない。早速オレは修行をした。平原を何十周も走ったり、素早いパンチやキックで体を動かす。しばらく動かしていると

 

一馬「ふぅ.......ん?朝日?」

 

朝日が見えた。そういや一睡もしてねぇ.......寝不足は体に支障を来すからな.......寝るか。オレは木にもたれて寝た

 

[数時間後]

 

一馬「ふわぁ〜」

 

よく寝た〜さーて、続きするか。オレは座って集中した。今からするのは今まで戦った強いモンスターでイメージトレーニングだ。頭の中でも運動しないとな........

 

[数十分後]

 

一馬「はぁ〜」

 

いやぁ、我ながら凄い想像しちまったな〜最初はエンシェントドラゴン1体だったが最終的には何十体ものエンシェントドラゴンを同時に相手したからな〜さて次は.........みんなに何言われるか分からんが.......やるぜ!オレは舞空術で空に浮いた。やーっと物にできたぜ、舞空術

 

一馬「はぁ!!」

 

そこからオレは気功波を撃った。そして気功波を曲げて自分の方へ来るようにした

 

一馬「くっ......やぁ!」

 

オレは気功波を受け止め、かき消した

 

一馬「まだまだ、はぁ!!!」

 

オレはそれからも、気功波を撃っては受け止め、撃っては受け止めを繰り返した。時間が経つごとに連続で撃ったりなどをした。そして数時間経った今は......

 

一馬「はぁぁぁあ!だぁりゃ!」

 

フルパワーでリベリオントリガーを撃ち、戻って来たリベリオントリガーを真っ向から受け止めかき消すことをやっていた

 

一馬「はぁ......はぁ.....はぁ.......」

 

あれから何度もやった。もう身体中がいてぇ......服も少しだけボロくなって来たな........が、コイツは無事だったか.......プラネテューヌで最近買ったお守り代わりの赤い布.....暗くなって来たしもう戻るか。オレは平原を後にした

 

[リーンボックス教会]

 

一馬「ただいま........」

 

ネプギア「これでトドメです!」

 

教会に戻ると、ネプギア、ユニ、ロム、ラムがベールがお披露目してた装置を使って特訓をしていた、仲直り出来たんだな......

 

コンパ「凄いです!みんなでエンシェントドラゴンをやっつけたです!」

 

一馬「へぇ、やるようになったじゃねぇか」

 

アイエフ「あら一馬.........ってどうしたのよその傷!?」

 

コンパ「ひゃっ!?ボロボロです.....」

 

一馬「ちょっと無茶な修行をな.......っと、立ち直ってユニと仲直りしたんだな......ネプギア」

 

ネプギア「はい!それとわたし達もお姉ちゃん達を助けに行くって決めましたから........ってそんなこと言ってる場合ですか!?」

 

ユニ「傷だらけじゃ無い!」

 

ラム「お兄ちゃんボロボロ!」

 

ロム「お兄ちゃん.....治してあげる」

 

ロムが魔法でオレの傷を治してくれた。あぁ.....回復ってこんな感じなんだな.....安らぐ.....

 

ロム「ばっちり!」

 

一馬「ありがとうな....ロム」

 

オレはロムの頭を撫でた

 

ロム「えへへ.......」

 

ネプギア&ユニ&ラム「むぅ.......」

 

な、何だこの視線は........

 

ユニ「それにしても、随分倒したけど、変身出来るようにはならないわね」

 

ネプギア「うん.....だけど、もっとたくさん倒せば」

 

なるほど、変身できるようになる特訓か........

 

アイエフ「もうその時間は無いみたい」

 

ネプギア、ユニ「え?」

 

アイエフはある写真を見せた。そこには、縛られているネプテューヌ達が写っていた

 

一馬「ネプテューヌ........ノワール......ブラン.......ベール.......」

 

アイエフ「四女神が囚われたことは、間も無く世界中に広まるわ。国民が女神のこんな画像を見たら、急激にシェアが下がるかもしれないわ」

 

いや、この写真。一部の奴らが興奮して、逆にシェアが上がるんじゃねーの?ネプギアのアレみたいに.......

 

アイエフ「もしそうなると......」

 

一馬「シェアクリスタルから、ネプテューヌ達に与えられる力が少なくなると......」

 

ユニ「なら、影響が出る前に早くお姉ちゃん達を助けなきゃ!」

 

一馬「だな.....,よし」

 

オレはズボンのポケットから赤い布を取り出して、それを頭に巻いた。あのサイヤ人のように......

 

アイエフ「それ、前に買ってた赤い布じゃない」

 

ネプギア「えっとたしか、お守り用......でしたっけ?それをどうして頭に?」

 

一馬「まぁな、確かにこれはお守り代わりに買った........だがな、頭に巻いたのは.......ネプテューヌ達を必ず助ける!って決意を固めてこの布を頭に巻いたんだ」

 

アイエフ「な、なるほど........」

 

一馬「さ、行こうぜ!」

 

一馬以外「おー!」

 

そして、オレ達はズーネ地区へ向かった。待ってろよ......必ず助けてやるからな!ノワール!ブラン!ベール!そして........ネプテューヌ!



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16話

[ズーネ地区]

 

オレ達は決戦の舞台であるズーネ地区にたどり着いた。

 

一馬「お前ら、覚悟を決めろよ」

 

ギア「うん.....」

 

ユニ「アタシはいつでも!」

 

ロム「大丈夫....」

 

ラム「バッチリよ!」

 

アイエフ「ええ」

 

コンパ「です!」

 

オレは深呼吸する。そして

 

一馬「行くぜ!お前ら!」

 

オレ達は一斉に走り出した。すると、モンスター達が現れた

 

一馬「でやぁ!」

 

オレは、モンスターの大群に向かって、気弾を撃ちまくる。気弾を掻い潜って来たモンスターは格闘で対応した

 

ネプギア「覚悟してください!」

 

ネプギアはビームソードで切り裂く

 

ラム「えい!」

 

ロム「ラムちゃんは、わたしが守る!」

 

ラム「うん!わたしがどんどんやっつける!」

 

ラムは攻め、ロムはラムのサポート。双子ならではのコンビネーションだ

 

ユニ「当たって!」

 

ユニは、長距離ライフルで撃ち抜く。この時はオレ達は善戦していた。だが次第に、数がどんどん増えていった

 

一馬「みんな!」

 

オレは、ネプギア達の元へ走った。理由は、モンスターから攻撃を受けているからだ。しかも、ネプギアは武器も消滅している。オレがネプギア達の元へ向かってる途中。モンスターがまた、オレの目の前に大群で現れた

 

一馬「ちぃ!邪魔だぁ!」

 

オレは、気功波で道を開く。しかし、まだ現れた

 

一馬「そこを.......どけぇ!」

 

オレは両腕に剣のオーラ、リベリオンエッジを纏って斬り裂いた

 

一馬「はっ!せぇや!」

 

周りにいたモンスターはあらかた掃除した。すると、ネプギアは突然オーラを纏っていた

 

一馬「ネプギア?」

 

ネプギア「わたし.......ずっとお姉ちゃんに憧れていたかったんだ。だけど、お姉ちゃんを取り返すためなら、わたし!誰よりも強くなる!」

 

そして、ネプギアは光り出した

 

一馬「あの光は....ネプテューヌ達と同じ.....ということは、やったんだな!ネプギア!」

 

そして、光が収まった。ネプギアは女神に変身していた。気も大幅に上がっている。そして、ネプギアは持ってる武器で一掃した

 

ユニ「ネプギア!」

 

ロム「ネプギアちゃん!」

 

ラム「凄い!」

 

変身出来るようになったネプギアの姿を見て、ユニ、ロム、ラムは歓喜の声を上げた。

 

一馬「すげぇじゃねぇか、ネプギア」

 

パープルシスター「えっ?そ、そうですか......//」

 

一馬「ああ!」

 

オレはサムズアップをした。ネプギアは頬を赤くしていた。やばい、変身前より可愛いかも

 

ユニ、ロム、ラム「むぅ......」

 

また変な視線を感じたが、オレ達はさらに奥へ進んだ。

 

パープルシスター「ミラージュダンス!」

 

一馬「でぇやぁ!」

 

オレ達は引き続きモンスターを倒しながら進んでいた

 

パープルシスター「わたし、気づいたの。お姉ちゃんにずっと守られていたい.....だから弱いわたしで良い、そう思ってたって、だけど、それじゃダメだ。強くなりたいって、あの時願ったら.......」

 

ユニ「変身出来たってこと?参考にならないわね。弱くて良いなんて思ったことないもん」

 

一馬「だな」

 

パープルシスター「そ、そうだよね?」

 

アイエフ「さて、そろそろよ」

 

前方に、禍々しい光が見えた。あそこにネプテューヌ達が.......もう少しだ、それまで生きててくれよな.......



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17話

[ズーネ地区 奥地]

 

目的地にたどり着くと、そこには、結界のようなのが貼られていた。よく見ると、ネプテューヌ、ノワール、ブラン、ベールが身動きのできない姿で捕らえられていた。しかも変身が解けている。あれもアンチクリスタルの影響か.....

 

一馬「ネプテューヌ!ノワール!ブラン!ベール!」

 

女神候補生「お姉ちゃん!」

 

ブラン「ロム......ラム......」

 

ノワール「ユニ......」

 

ベール「一馬さん........」

 

ネプテューヌ「ネプギア、変身出来たんだね.......」

 

オレ達の声が届いたのか、その表情は希望に満ちていた。よし、今のところは安心だな

 

パープルシスター「うん!」

 

一馬「待ってろよ!今直ぐに助けてやるからな!」

 

?「さぁどうかな?」

 

一馬「っ!誰だ!」

 

そこへやって来たのは、魔女の格好をした女だった。あとあのネズミも一緒にやって来た

 

マジェコンヌ「よく来たな......私の名はマジェコンヌ。四人の小娘が支配する世界に混沌という福音」

 

ネズミ「コンパちゅわ〜ん、会いたかったっちゅ」

 

マジェコンヌ「おいコラ!邪魔をするな!」

 

魔女の女、もといマジェコンヌが話している時に、ネズミが割って入ってきた。コンパは苦笑いしてた

 

パープルシスター「どうしてこんな事をするんですか!一体何の目的で.....」

 

マジェコンヌ「ふっ、教えてやろう。私が求めているのは女神を必要としない新しい秩序......誰もが支配者になり得る世界だ」

 

ネプギアの問いかけに答えるマジェコンヌ。誰もが支配者になり得る世界だと?

 

パープルシスター「それって.....あなたが支配者になろうとしているだけじゃないですか!」

 

マジェコンヌ「私より強いものが現れれば、その者が支配者となる。これこそ平等な世界だ......違うか?」

 

なるほどな。つまり、弱肉強食か

 

ユニ「何尤もらしい事を言ってんのよ!要するに女神の力が羨ましいんでしょ!」

 

ユニが言い返す。だが、マジェコンヌの言ってる事も少しは分からなくもない。本当の意味での病気な世界というのは、地球でも難儀な課題だ。そう思っていると

 

マジェコンヌ「そのように思っていた頃もあったかもしれんな.......だが今は違う。何故なら!」

 

すると、マジェコンヌが禍々しい光に包まれる。光が消え、現れたのは......

 

マジェコンヌ「私自身が女神の力を宿しているからだ!」

 

禍々しい女神のような姿のマジェコンヌが空中に佇んでいた。しかも気も大幅に上がっている。ネプギアよりもデケェ気だ。 オレ以上か?

 

ユニ「変身!?」

 

パープルシスター「あの人は女神じゃないのに!」

 

すると、マジェコンヌの武器が剣に変わった

 

マジェコンヌ「ふっ、クロスコンビネーション!」

 

一馬「何!?クロスコンビネーションだと!?」

 

その技は、ネプギアを切り裂いた。今のはネプテューヌの.......

 

パープルシスター「っ!きゃぁ!」

 

一馬「ネプギア!」

 

オレは、ネプギアを受け止めた

 

ネプテューヌ「嘘!?わたしの必殺技!?」

 

一馬「ネプギア、大丈夫か?」

 

パープルシスター「は、はい....でも、どうして....その技を!」

 

マジェコンヌ「ふっふっふっ、私には他人の能力をコピーする能力があってな。ついには4女神の技までも、我が物にしたという事だ」

 

何だと!?

 

一馬「バカな!そんな事、お前のような奴がが出来るわけねぇだろ!」

 

マジェコンヌ「だが、そうなのさ!」

 

今度は斧に変わった。まさか!

 

マジェコンヌ「テンツェリントロンベ!」

 

ブランの技でネプギアを攻撃しようとした。不味い!

 

一馬「ネプギア!」

 

オレは、とっさにネプギアの前に出て庇った

 

一馬「ぐはっ」

 

い、いてぇ.....

 

パープルシスター「一馬さん!?」

 

一馬「へっこれくらい擦り傷だ」

 

マジェコンヌ「邪魔だ小僧、そこを退け」

 

一馬「へへっ、退くかよ!」

 

マジェコンヌ「ほう?なら、先にお前を始末してやろう。今度は擦り傷じゃ済まさんぞ!」

 

マジェコンヌは、斧を振り上げる。オレは白刃取りの構えを取ろうとした。が

 

ロム「やめて!」

 

マジェコンヌ「あん?」

 

一馬「ロム!ラム!」

 

ラム「お兄ちゃんとネプギアに酷い事しないで!」

 

ロムとラムが叫び、マジェコンヌを制止させるが

 

マジェコンヌ「ガキはおしゃぶひでもくわえてな!ふん!」

 

一馬「はっ!」

 

マジェコンヌ「チッ.....,」

 

それを無視し、オレに攻撃するマジェコンヌ。が、白刃取りで止めた。な、何とか白刃取り出来た......その時、ロムとラムは

 

ロム「わたし.....あの人嫌い!」

 

ラム「うん、わたしも大っ嫌い!」

 

ロム「やっつける!」

 

ラム「わたし達2人で!」

 

すると、二人の体が光り出した

 

一馬「ふっ.....あいつらも覚醒したか......」

 

ブラン「ロム......ラム.....」

 

そして、光が収まると、2人は女神に変身していた。おぉ、かわいい.....

 

ホワイトシスターロム「絶対に許さない!」

 

ホワイトシスターラム「覚悟しなさい!」

 

マジェコンヌ「あん?ハッ.......ガキが2人変身したところで.......」

 

一馬「隙あり!」

 

マジェコンヌ「むっ!?」

 

オレは、マジェコンヌの隙をついて、殴った。しかし

 

マジェコンヌ「効かんなぁ」

 

効いてなかった......だが、少しは注意を逸らせることが出来た!

 

一馬「なっ......なーんてね」

 

ホワイトシスター(ロム&ラム)「はぁぁぁぁぁ!!アイスコフィン!」

 

マジェコンヌ「ぐぅお!?」

 

2人が魔法で作ったハート型の氷が、マジェコンヌに命中した

 

ホワイトシスターラム「やった!」

 

マジェコンヌ「ふっ」

 

だが、マジェコンヌは無傷だった。そして、武器を斧から剣に変え切りかかる

 

マジェコンヌ「レイシーズダンス!」

 

ホワイトシスター(ロム&ラム)「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

技が直撃してしまい、ロムとラムは吹き飛んでしまう。今のは確かノワールの技か!

 

一馬「ロム!ラム!」

 

オレは、地面に叩きつけられる前に、2人をキャッチした

 

マジェコンヌ「ちっ、余計な邪魔が入ったか.....ん?あの小娘はどこだ?」

 

パープルシスター「ここです!」

 

ネプギアはマジェコンヌに攻撃した。だがそれも無傷だった。ちっ

 

一馬「化け物が......」

 

マジェコンヌ「化け物?違うなぁ、私はゲイムギョウ界の新たなる支配者マジェコンヌだ!」

 

そこは悪魔だって返して欲しかったなぁ、っとこんな馬鹿な考えはやめよう

 

マジェコンヌ「さて......反撃させてもらうぞ?」

 

そして、マジェコンヌはファンネルを射出した

 

一馬「くっ......」

 

オレはガードしている。避ける暇は無かったんだよ!

 

一馬「ちっ、キリがねぇな.......」

 

しばらくガードしていると、ファンネルがユニの銃撃でどんどん破壊されていく。おまけに、ユニの姿も変わっていた

 

ブラックシスター「エクスマルチブラスター!」

 

マジェコンヌ「ぬわぁぁぁ!!!」

 

変身したユニの一撃が、マジェコンヌの左ウィングを破壊した。マジェコンヌめ!ざまぁみろ!

 

一馬「グッジョブだ!ユニ!」

 

ブラックシスター「迷いはないわ、あるのは覚悟だけ!」

 

パープルシスター「ユニちゃん!かっこいい!」

 

ブラックシスター「え?あ、あれ.....変身してる?」

 

ホワイトシスターラム「やったね、ユニちゃん!」

 

ホワイトシスターロム「凄い!」

 

ブラックシスター「ま、まあ当然ね。主役は最後に登場するんだから!」

 

ユニは照れていた

 

一馬「あ、ああ。そう......だな」

 

ノワール「ユニ!」

 

ベール「みんな、素晴らしいですわ!」

 

マジェコンヌ「ふっふっふっ」

 

一馬「お前、何がおかしい!」

 

マジェコンヌ「あれを見るがいい!」

 

マジェコンヌが指した場所。それはネプテューヌ達が捕らわれている結界だった。よく見ると、黒い手のようなものが、ネプテューヌ達に纏わりついていた。それと同時に、気も減っている........はっ!まさか!

 

ブラックシスター「何なの、あれ?」

 

パープルシスター「わ、分からない」

 

一馬「これはオレの推測だが、ネプテューヌ達があのままだと.......死ぬ!」

 

パープルシスター達「!?」

 

マジェコンヌ「その通りだ小僧。アンチクリスタルはアンチエナジーを生み出し、アンチエナジーはああやって、女神を殺すのだ」

 

マジェコンヌは武器を槍に変えた。確か槍は!

 

マジェコンヌ「レイニーナトラピュラ!」

 

一馬「しまっ」

 

オレ達は、ベールの使う技をまともに受けてしまった

 

パープルシスター達「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

一馬「ぐはぁぁぁぁ!!!」

 

俺達は地面に叩きつけられた

 

一馬「まだだ.......」

 

マジェコンヌ「ほう、立ち上がるか小僧........レイニーナトラピュラ!」

 

マジェコンヌはまた槍を高速で突いてきた

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

オレは串刺しになりながら岩場に叩きつけられた。そして、ネプテューヌ達は完全にアンチクリスタルに飲み込まれてしまった.......

 

パープルシスター「お、お姉ちゃん.....」

 

畜生......

 

一馬「ネ、ネプテュ.......ーヌ.......」

 

マジェコンヌ「ふっ、私の勝ちだな」

 

パープルシスター「嫌......いやぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬「あ....ああ.....くっ....,」

 

オレは力を振り絞って立ち上がった。それと同時に、何かがキレた

 

マジェコンヌ「何?小僧、まだ立ち上がるのか?タフな奴だな」

 

一馬「ゆ......許さん......」

 

マジェコンヌ「ほう?」

 

一馬「許さんぞ.......よくもよくも.............」

 

マジェコンヌ「何だ?急に空模様が変わったぞ?」

 

アイエフ「か、雷!?」

 

コンパ「な、何が起こってるです!?」

 

ネズミ「な、なななな何でちゅか!?」

 

ホワイトシスターラム「揺れている.......ぐらぐら」

 

ブラックシスター「地震!?」

 

一馬「........よくも.......よくも.........」

 

アイエフ「コンパ見て、一馬の髪が」

 

コンパ「キラキラしたり黒くなったりしてるです」

 

ホワイトシスターラム「どうなってるの......お兄ちゃん」

 

一馬「オレが.....オレが.......貴様を倒す!」

 

オレはマジェコンヌを睨んだ

 

マジェコンヌ「ふっ、小僧.....私を倒すだと?」

 

挑発してやがる.............

 

一馬「くっ.....あぐっ.....ああああああ!!!!!!がああああああああ!!!!!!!!!」

 

マジェコンヌ「!?」

 

一馬(?)「.........」

 

[ナレーター]

 

今この場にいる者達は、一馬の変化に驚いていた

 

マジェコンヌ「な、何だあの小僧は......どうなっている!」

 

アイエフ「何よ......あいつの変化は」

 

コンパ「変身......です?」

 

パープルシスター「一馬さん?」

 

ブラックシスター「髪が金色に.....」

 

ホワイトシスターラム「キラキラしてる。カッコいい......」

 

ホワイトシスターロム「でもなんだか、怖い.....ぷるぷる」

 

そう、今の一馬は.....金色のオーラを纏い、金色に逆立った髪。そして黒眼から碧眼となった眼はマジェコンヌを睨みつけていた



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18話

[一馬視点]

 

この湧き上がるパワー.......まさか..........超サイヤ人!?今なら、あいつを倒せる!

 

マジェコンヌ「ふん!そんな派手な姿になったくらいで、この私を止められるか!レイニーナトラピュラ!」

 

マジェコンヌはレイニーナトラピュラを繰り出してきた。遅い

 

一馬(ss)「.........」

 

オレは突いてくる槍を回避した

 

マジェコンヌ「何!?」

 

ブラックシスター「避けてる!?」

 

マジェコンヌ「ならば.......テンツェリントロンペ!」

 

今度は斧か

 

一馬(ss)「.........」

 

振り下ろされた斧を、オレは左手で受け止めた

 

マジェコンヌ「何だと!?」

 

ホワイトシスターラム「すっごーい!」

 

一馬(ss)「.....その程度か」

 

マジェコンヌ「4女神の力を吸収した私が、その程度だと!?どうなっている!小僧、貴様は何者だ!」

 

一馬(ss)「オレは........穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた戦士......超サイヤ人!坂田一馬だっ!

 

マジェコンヌ「ス、超サイヤ人だと!?」

 

一馬(ss)「今度はこっちの番だ!覚悟は良いな?」

 

オレは斧をオレ側に引いて、マジェコンヌを引き寄せた。そしてそのまま

 

一馬(ss)「はぁ!」

 

マジェコンヌに右ストレートをお見舞いした

 

マジェコンヌ「ぐはぁ!?」

 

更にそこからパンチラッシュを繰り出した

 

一馬(SS)「だだだだだだだ!!!!!!」

 

マジェコンヌ「ぐっ、うぐっ、ぐはぁ!?」

 

一馬(SS)「だぁりゃ!!!!」

 

最後に、思いっきりマジェコンヌの顔面を殴った

 

マジェコンヌ「うわああああ!!!!」

 

マジェコンヌは吹っ飛ばされ、アンチクリスタルの結界に叩きつけられた

 

パープルシスター「す、凄い......あの人を圧倒してる!」

 

ホワイトシスターロム「カッコいい......キラキラ」

 

マジェコンヌ「おのれ.....おのれぇ!貴様のような小僧如きに!私は負けん!私はマジェコンヌ!世界の支配者だ!」

 

一馬(ss)「いつまで寝言ほざいてんだ?」

 

マジェコンヌ「寝言だと!?」

 

ん?結界の中のあの光は.....

 

ブラックシスター「!?みんな!あれを見て!」

 

ユニも気づいて結界の方を指差した

 

マジェコンヌ「何?.........あれは!?」

 

一馬(ss)「あの光....まさか」

 

ネプテューヌ達は、今でも戦っているって事か!死んで無かったんだな!

 

ホワイトシスターロム「お姉ちゃん......」

 

パープルシスター「お姉ちゃん達は.....まだ戦っている」

 

ブラックシスター「アタシ達だって.....!」

 

ホワイトシスターロム「絶対に!」

 

ホワイトシスターラム「負けない!」

 

一馬(ss)「みんな.......」

 

4人の気が大幅にアップした。そしてネプギア達は、オレの周りに来た

 

パープルシスター「一馬さん、助太刀します。そして、あなたを倒します!全身全霊をわたし達の全てを賭けて!」

 

一馬(ss)「オレもだ!全身全霊を掛けて、貴様を倒す!」

 

そして、あたりにまばゆい光が照らされる

 

マジェコンヌ「これは....シェアエナジーの共鳴!?」

 

アイエフ「あんなに......」

 

コンパ「輝いてるです」

 

そして、その光はマジェコンヌを弱らせた

 

マジェコンヌ「アンチエナジーが......私の奇跡が、打ち消されていく.....チッ!」

 

マジェコンヌは飛び去った。逃すと思うか?

 

一馬(ss)「行くぜ!」

 

オレ達もマジェコンヌを追いかけた

 

ブラックシスター「逃さない!」

 

マジェコンヌ「うわぁ!」

 

ユニの銃撃がヒット、さらに

 

ホワイトシスター「えーーーい!!!」

 

マジェコンヌ「ぐわあああああ!!!」

 

ロムとラムの魔法が炸裂し、マジェコンヌを再度結界に叩きつける。さぁ終わりだ

 

パープルシスター「はぁぁぁぁぁ!!」

 

一馬(ss)「はぁぁぁぁあ!!」

 

オレはファイナルスピリッツキャノンの構えを、ネプギアは武器の銃口をマジェコンヌに向ける

 

パープルシスター「消えて!」

 

一馬(ss)「くたばりやがれ!」

 

ネプギアのビームとオレのファイナルスピリッツキャノンが混ざり合い、マジェコンヌとアンチクリスタルの結界を飲み込んだ

 

マジェコンヌ「うわあああああああああ!?

 

そして、アンチクリスタルを破壊した

 

一馬(ss)「はぁ.......はぁ........」

 

これで、終わったのか.........

 

パープルシスター「お姉ちゃん......どこなの?ねぇ.....」

 

そして、朝日が昇った

 

パープルシスター「お姉ちゃん.....」

 

一馬(ss)「ネプテューヌ......」

 

すると

 

パープルハート「ここよ。一馬、ネプギア」

 

オレ達は上を見た。そこにいたのは、ネプテューヌ達4女神だった

 

ホワイトシスターラム「お姉ちゃん!」

 

ロムとラムがブランに抱きついた

 

ホワイトシスターラム「会いたかったよ!」

 

ホワイトシスターロム「良かった!」

 

二人とも泣き出した

 

ホワイトハート「子供みたいに泣くなって。ごめんな心配かけて」

 

ブラックシスター「ごめんね、お姉ちゃん。遅くなって」

 

ブラックハート「何謝ってるのよ?だいぶ成長したじゃない。ありがとう」

 

ブラックシスター「お姉ちゃん......」

 

ユニも泣いて抱きついた

 

パープルシスター「お姉ちゃん.......あのね、わたし.....わたし.....」

 

パープルハート「うん、頑張ったわね。ネプギア、これからはずっと、一緒にいるから」

 

パープルシスター「お姉ちゃん!」

 

ネプギアもネプテューヌに抱きついた。そして今度はベールの方へ抱きついた

 

パープルシスター「ベールさん.......お疲れ様でした......」

 

グリーンハート「.......ありがとう......」

 

パープルハート「全く、今日だけだからね?ベール」

 

ああ、本当に.....本当に.......良かっ.......た......

 

[ナレーター]

 

一馬は黒髪に戻り、その場に倒れかけた

 

パープルハート「一馬!?」

 

パープルハートはすぐさま、一馬を支えた

 

パープルシスター「どうしたんですか!?一馬さん!?」

 

アイエフ「どうやら、気を失ってるわね......無理もないわ、こんな傷だらけだとね.......」

 

コンパ「すごい傷です......」

 

パープルハート「こんなにボロボロになって......」

 

パープルハートは、一馬を抱きしめる

 

パープルハート「ありがとう.......一馬.......さて、帰りましょうみんな」

 

パープルハート達はズーネ地区を後にした




超サイヤ人の見た目

髪型 初期の超サイヤ人孫悟空の髪型に似ている。色は白に近い金色、眼は碧眼


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19話

ゲイムギョウ界を支配しようとして四女神を攫ったマジェコンヌは、四人の女神候補生と一人の超サイヤ人によって打ち砕かれた。だがその超サイヤ人は教会の医務室で眠っている。そして.......

 

[プラネテューヌ教会、医務室]

 

[一馬視点]

 

一馬「はっ!」

 

気がつくと、オレはベッドで横になっていた。あの部屋か?ここは.......それに半裸で体の至る所に包帯で巻かれていた。えっとオレは.......どうしてたんだっけ..........そうだ、オレはネプギア達と一緒にマジェコンヌを倒して、ネプテューヌ達も無事で......そこからは覚えていない.......もしかして、超サイヤ人になっていた時の体力の消耗とマジェコンヌから貰ったダメージが合わさって........

 

一馬「どうやらオレは、ここに運ばれたようだな」

 

誰か入って来た

 

ネプテューヌ「!?一馬.....」

 

ネプテューヌだった

 

一馬「よぉ、ネプテューヌ」

 

ネプテューヌ「一馬.......起きたんだね!やったー!一馬が起きた!早速みんなに連絡しよっと!」

 

ネプテューヌはそう言うと、部屋から出て行った

 

一馬「お、おいネプテューヌ!?」

 

そういや前にもこんなことがあったな〜あの時は職員の人だったが

 

[数分後]

 

外から、ドタドタ言う音が聞こえた。そして、扉が開くと

 

ベール「一馬さん!」

 

一馬「わわっ!?ベール!?」

 

ベールが勢いよく抱きついてきた。や、柔らかい.......どこがとは言わないが

 

ベール「本当に!本当に!ご無事で良かったですわ!」

 

一馬「ちょっ、ベール!当たってる当たってる........」

 

ノワール「はいベール、そこまでよ。心配してた気持ちは分かるけど」

 

ノワールによってベールは引き剥がされた。

 

ラム「もう起きないかと思ってたぁ〜!」

 

ロム「起きて良かった........」

 

イストワール「本当に......本当に心配したんですよ!」

 

そうか.......心配してくれてたんだな

 

コンパ「みなさんで必死に看病、治療したです!」

 

一馬「そっか、あんがとよ。そういや、何日寝てたんだ?」

 

アイエフ「そうねぇ.....5日かしら」

 

一馬「5日!?」

 

アイエフ「そ、5日よ。本来なら数ヶ月って言われてたんだけど......」

 

自分の回復力に驚いてる.....コレもサイヤ人の体質になったからなのかな?

 

一馬「なぁ、腕の包帯を取っても良いかな?」

 

コンパ「は、はい....」

 

一馬「んじゃ」

 

オレは右腕の包帯を解いて取った。傷が治ってる.....

 

ネプテューヌ「ねぷっ!?傷が治ってる!?」

 

コンパ「昨日まではあんなにたくさんの傷があったはずです!?」

 

イストワール「まさかたった5日で完治するなんて........」

 

アイエフ「あ、あんた.....とんでもない回復力ね......」

 

一馬「それほどでも.......」

 

[ぐううううう〜]

 

あ、腹の虫が鳴った

 

一馬「腹減った.........」

 

ノワール「そう言うと思ったわ。さぁ、みんな!一馬の料理を沢山作るわよ!一馬は包帯を解いたら、服を着て来なさい。もし、裸で来たら........タダじゃおかないわよ?」

 

一馬「あ、ああ......」

 

そして、ネプテューヌ達は部屋を出た。オレは包帯を全て取って、側に置いてあった服を着てバンダナも持って。リビングへ向かった

 

ノワール「来たわね、さぁ、どんどん食べなさい!」

 

おぉぅ、テーブルにはご馳走が......コレ全て手作り......美味しそうだ

 

一馬「いただきます!」

 

美味い!どれも美味いぞ!あ、そうだ

 

一馬「なぁ、オレが寝てる間、何かあった?」

 

ベール「そうですわねぇ........あ、リーンボックスではホームパーティでお披露目したとびっきりのゲームを、一般向けに発表いたしましたわ」

 

一馬「アレか〜へぇ〜」

 

ラム「ルウィーでは、お姉ちゃんが考えた[ぶらん饅頭]が大ヒット中よ!」

 

一馬「特産品って奴か」

 

ロム「はいこれ、お兄ちゃんのだよ」

 

これがブラン饅頭か

 

一馬「どれどれ?」

 

.....美味い!

 

一馬「美味いぜ!」

 

ブラン「あ、ありがとう....」

 

一馬「ノワール!ラステイションはどんな感じなんだ?」

 

ノワール「こっちは、ユニと一緒に失ったシェアを稼いでいるわ。特にモンスター退治ね」

 

ユニ「アタシも変身出来るようになったしね」

 

一馬「そうだな。で、プラネテューヌは......」

 

アイエフ「相変わらずネプ子はグータラしてるわ」

 

イストワール「お陰でシェアが......」

 

一馬「はぁ、変わってないんだな....」

 

ネプテューヌ「だって働きたくなーい!」

 

ネプギア「あははは.....あ、そう言えば。一馬さん」

 

一馬「なんだ?」

 

ネプギア「あの金色になった姿。えーっと.......超サイヤ人でしたっけ?あれは一体何なのですか?」

 

ネプテューヌ「マザコングをボッコボコにしたってネプギアから聞いたよ!」

 

超サイヤ人についてか........

 

ラム「あのキラキラ状態教えて!」

 

ロム「教えて......ワクワク」

 

仕方ない、教えるか

 

一馬「ん〜そうだな、超サイヤ人って言うのは........簡単に言えば怒りで覚醒した超強い状態って事だな」

 

ユニ「そう言えば、穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた。とか言ってたわね」

 

ネプテューヌ「つまり、激おこぷんぷん丸状態って事だね!」

 

一馬「ま、更にわかりやすく例えるとそんな感じ」

 

ノワール「超強いって言ったわよね......それってどれくらいなの?」

 

ここは誤魔化すか

 

一馬「.......ごめん、そこまでは知らないんだ。でも超強いのは事実だ」

 

ノワール「そ、そう......」

 

一馬「あーでもデメリットはある......体力をかなーり消耗する」

 

ブラン「それであの時倒れたのね......」

 

一馬「まぁな、だがそれプラス、マジェコンヌから貰ったダメージも蓄積されてたしな」

 

ベール「パワーアップする代わりに、体力を消耗する......お約束ですわね」

 

修行のメニューに[超サイヤ人に慣れる]を追加だな。体力消耗を抑えたいし。その後は特に何もなくご馳走を平らげて、ノワール達と別れた後、部屋で寝た

 

[翌日]

 

ネプテューヌ「あ〜むっ、美味しい〜」

 

今オレ達はプラネテューヌの山にピクニックへ着ている。言ったのはネプテューヌだった。ノワール達は仕事出来ていない

 

一馬「全く......あんな目にあったのに、いきなりピクニックとか.......相変わらずだな」

 

ネプテューヌ「えー?逆だよ!逆!。あんな目にあったからこそ、毎日がエブリデイ!なの!」

 

アイエフ「意味が分からないわ」

 

ん?何だ?誰か来る

 

?「あーーーーーー!!!!」

 

全員「?」

 

オレ達は後ろを振り向いた。そこにはオレ達を指差して、叫んでる女の子がいた

 

一馬「誰だ?この女の子は」

 

ネプギア「さ、さぁ?」

 

すると女の子は、アイエフとコンパを指差すなり

 

?「こんぱ!あいえふ!」

 

アイエフ「うえっ!?」

 

コンパ「だ、誰です!?」

 

この女の子.....アイエフとコンパを知ってるようだ。何だか知らねぇが、新たな波乱の予感がしたぜ



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20話

あの後、オレ達は、あの女の子を教会へ連れて帰った。どうやらあの子は迷子らしく、親戚の事を聞いても分からないの一点張りだった。オレの考えでは、捨てられたか、あるいは死別したかのどちらかだと予想してる。イストワールさんは了承してくれた。ちなみに、名前はピーシェだ.........あの子の下着にそう書かれていたからだ..........言っとくが、オレは何もしてないぞ。あの子の服がたまたま枝に引っかかって、その時に見えたのだからな。そして、三週間が過ぎた

 

ネプテューヌ「おーっとっと、危ない、間一髪」

 

現在ネプテューヌは間変わらずゲームをしている。ちなみにオレは、イストワールさん、アイエフ、コンパと一緒にいる

 

ピーシェ「ぴぃ、たいくつ!あそんで!ねぷてぬ!」

 

ネプテューヌ「だからピー子何度も言ってるでしょ?ねぷてぬじゃなくてネ・プ・テュー・ヌ!」

 

ピーシェ「ねぷてぬ!ねぷてぬ!」

 

ピーシェはネプテューヌの事をねぷてぬ。ネプテューヌはピーシェの事をピー子と呼んでる。まぁ、あんな小さい子にネプテューヌって、言いにくいからな。その間もネプテューヌはゲームをやめなかった。そして

 

ネプテューヌ「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

一馬「どしたネプテューヌ?」

 

ネプテューヌの絶叫が響いた。オレ達は振り返ると..........

 

アイエフ「あれ、完全に切れてるわね.......」

 

コンパ「ですねぇ.........」

 

絶叫した理由は、ネプテューヌのゲーム機の電源のコードが完全に切れていたからだ、ピーシェの手によって。そしてピーシェは満面の笑みを浮かべて、思いっきりネプテューヌに飛び掛かる

 

ピーシェ「ねぷてぬあそんで!」

 

ネプテューヌ「ぐほぁ!?」

 

ネプテューヌはタックルをまともに受けて、倒れる。あの子.....結構戦闘の才能があるだよな。前にもネプテューヌをパンチでダウンさせたしな

 

一馬「ふっ、結構仲が良くなってるじゃねぇか」

 

アイエフ「というか、完全に翻弄されてるわね。イストワール様、あの子の保護者はまだ?」

 

イストワール「ええ、もう三週間も経つのに.....何か手がかりは無いですか?」

 

一馬「無いね」

 

アイエフ「どうしてピーシェは、わたしやコンパの事を知っていたのかしら」

 

コンパ「不思議ですね〜」

 

そうなんだよな。どうしてあいつが知ってるのだろか........ま、今は考えたら無駄だな。その時

 

ピーシェ「ぴぃぱあああああんち!」

 

ネプテューヌ「ぐほぁぁぁぁっ!?」

 

一馬「はぁ......」

 

やれやれ、そろそろ止めに入らんとな



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21話

昨日ドッカンバトルでようやくSS4コンビ当てたー!


[教会 バルコニー]

 

オレはピーシェとネプテューヌを止めた後、アイエフとコンパと一緒に屋上へ向かった。そこでは、ネプギアとベールが戯ていた

 

アイエフ「こっちはこっちでこうなってるわけね............」

 

コンパ「リリィランクが爆上げです........」

 

一馬「何やってんだ、あいつら..........」

 

ダメだあの人、何とかしねぇと、するとエレベーターのドアが開く、そこにいたのは、ネプテューヌだった。結構お怒りである

 

ネプテューヌ「くぅおらぁ!ベール!うちの妹に何してくれとんじゃあ!」

 

ネプギア「お姉ちゃん!あはぁん」

 

ベール「良いんじゃありませんの、たまに親睦を深めるくらい」

 

一馬「たまになら、な。ここんところ毎日来てるじゃん。前はオレに絡んできたし」

 

そう、この人は毎日来ているのだこの頃な。その目的がネプギア半分オレ半分だ

 

ベール「それはそうと。今日はネプテューヌ、あなたを誘いに来たんですよ?」

 

ネプテューヌを誘いに来た?もしかして、ブランからの連絡の件か?

 

ネプテューヌ「わたしを?え!?もしかして、わたしも攻略対象?でもわたしには一馬という将来誓った未来の夫が........ねぷぅ〜」

 

くねくねと身を寄って、オレを見ながらトンデモ発言をするネプテューヌ

 

一馬「オレとお前がいつ将来を誓い合った!」

 

ネプテューヌ「ねぷっ!?違うの!?」

 

ベール「違いますわよ。それに、誘いに来たのはあなただけじゃなく一馬さんもですわ。ブランから連絡が来ていますわよね?」

 

ビンゴ、えーっと確か........

 

一馬「ラステイションに集まるようにって連絡があったな」

 

ネプテューヌ「え?そうだったっけ?」

 

一馬「ネプテューヌ..........連絡事項はちゃんと見ろよ.......」

 

ベール「そうですのよ、まぁ、時間の方はまだ大丈夫ですから、急がなくても平気ですわ」

 

一馬「そうか〜」

 

オレは屋上で座って、ベールとネプギアの戯れを見ながら時間を潰した。そして行く時間になったので、オレ、ネプテューヌ、ネプギア、ベール.......そしてピーシェで行く事になった。何でピーシェもかって言うと、ピーシェ本人が行きたいって言ったからだ。で、連れて行く事になったんだ。ちなみにアイエフとコンパは留守番な〜で.........飛んでラステイションへ行く.......だがアクシデント発生した

 

ネプテューヌ「あーれー!」

 

もう少しで協会ってところで、ピーシェが暴れてうっかりネプテューヌは変身を解いて落下してしまった

 

一馬「ちぃ!2人とも!ピーシェを頼んだぜ!」

 

オレは急いで落ちているネプテューヌを追いかけた

 

ネプテューヌ「どいてどいてどいてぇ!」

 

ノワール「のわぁぁぁ!?」

 

不味い!このままだとネプテューヌとノワールが!

 

一馬「間に合えーっ!」

 

何とかネプテューヌに追いついてそのままお姫様抱っこした

 

ネプテューヌ「わっと!?」

 

そのままラステイション教会のバルコニーに着地した

 

ネプテューヌ「助かった〜ありがとう一馬」

 

一馬「はぁ......」

 

っと、ネプギアとベールも来たな

 

ノワール「全く.....いきなり落ちてくるなんて、非常識にも程があるわよ」

 

ネプテューヌ「ごめんごめーん、飛んでくる途中でピー子が暴れてさ、うっかり変身が解けちゃって」

 

ノワール「うっかりすぎるわよ」

 

一馬「悪りぃ.....」

 

ネプギア「すみません.....」

 

ブラン「ところで、ピー子ってもしかしてその子?」

 

一馬「あぁ。ほら、ご挨拶」

 

ネプギアはピーシェを降ろした

 

ピーシェ「ぴぃだよ!」

 

一馬「名前はピーシェな」

 

ブラン「まさか、2人の間にもうこんな大きな子供がいたのね......」

 

ネプテューヌ「そうそう、初めてお腹を痛めた子だからもう可愛くって.....」

 

一馬「それに、元気すぎて子育てが大変でな........」

 

一馬&ネプテューヌ「ってちがーう!」

 

ブラン「ツッコミのタイミングが一緒.....」

 

あらら

 

ネプテューヌ「あ、本当だ。ってそれはともかく。教会で預かってる迷子だから」

 

ブラン「まぁ知ってたけど」

 

ネプテューヌ「ブランがまさかの誘いボケ!?」

 

一馬「オレとした事が、乗せられちまった.......」

 

ブラン「ロム、ラム、仲良くしてあげて」

 

ラム「はーい!」

 

ロム「一緒に遊ぼ?」

 

ピーシェ「うん!ぴぃあそぶ!」

 

ロムとラムと一緒にはしゃぎながら、動物を追いかけるピーシェ。うむ、子供はやっぱ、元気が一番だな!

 

ブラン「で、さっきの話だけど」

 

ノワール「はぁ、場所を変えましょう。ユニ、ここを頼むわね」

 

ユニ「う、うん」

 

一馬「オレも残るぜ」

 

ネプギア「わ、わたしも!」

 

ネプテューヌ「じゃあ頼んだよ、ネプギア、一馬!」

 

そしてネプテューヌ達はエレベーターに乗って降りた

 

ユニ「あのね、2人とも......ちょっと相談があるんだけど.......」

 

一馬&ネプギア「?」

 

相談って何なんだ?一体.....



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22話

ネプギア「ノワールさんの様子がおかしい?」

 

ユニ「うん、最近夜になるとずっと執務室に篭って何かやってるの」

 

一馬「仕事か?」

 

ユニ「仕事だったら、執務室に鍵かけたりしないわ。それに.....」

 

ネプギア「それに?」

 

ユニ「たまに変な笑い声も聞こえてくるし。何だか心配なのよ」

 

あのノワールが.......どうも想像出来ん

 

ネプギア「つまり、ノワールさんが一人で何してるか知りたいって事なの?」

 

ユニ「まぁそう言う事.....かな?」

 

一馬「なるほどな......しかしどうすれば........」

 

ネプギア 「じゃあ、良いものがあるよ。たまたま持って来た物だけど」

 

ん?小型のカメラ.........おいまさか

 

ユニ「これって.......」

 

ネプギア「映像を遠隔地に無線で送る、目立たない大きさの機械だよ」

 

ユニ「要するに隠しカメラよね?」

 

ネプギア「こんなに小さいのにHD映像をリアルタイム圧縮するんだよ!凄いよね!一馬さんもそう思いますよね!」

 

ユニ「う、うん......」

 

一馬「お、おう......」

 

そういやこいつ機械オタクだったんだった。でも確かに、こんなサイズでそんな事が出来るなんて、こんなカメラ地球でも見たことがねぇぞ......

 

ネプギア「一度ちゃんとセットアップしてみたかったんだ!良い!良い!良いよね!」

 

嬉しそうだな〜ネプギア

 

ユニ「え、えっと......良い.....かも」

 

ネプギア「やったー!」

 

一馬「ネプギア、嬉しいのは分かるが、落ち着け」

 

ネプギア「......はっ!ご、ごめんなさい......えーっとそれじゃあ.......」

 

ネプギアはある本棚にある本の上に隠しカメラを置いた

 

ネプギア「良し!」

 

そしてネプギアはNギアを起動した

 

ネプギア「あ、ちゃんと写った!」

 

どれどれ?おぉう、結構クッキリハッキリしてるな......

 

ユニ「こんなにハッキリ見えちゃうんだ......何だかすっごく悪い事をしてる気がして来た」

 

一馬「そう......だな」

 

実はオレも思ってたんだが、あんなに嬉しそうなネプギアを見てたら言えなくなって来たんだよな.....

 

ネプギア「い、言われてみればそうだね......」

 

ピーシェ「まてー!」

 

ピーシェ達は元気だな〜

 

ユニ「そっちは駄目!お姉ちゃんに怒られちゃう!」

 

ん?何だ?Nギアの画面が変わったぞ?

 

ネプギア「?」

 

一馬「また画面が変わった......」

 

ユニ「何これ.....」

 

ネプギア 「混線してる.....あれ?混線してるって事は......」

 

一馬「あそこに、隠しカメラがあるって事か...........今仕掛けた奴とは別の、それも複数だ」

 

ユニ「え?えぇーーー!?」

 

ユニのでかい叫び声が響き渡る。まぁそうだよな........ちなみにカメラは沢山見つかったぞ

 

一馬「まさかこんなにあったとは........」

 

ユニ「執務室にこんなにも......許せないわ!」

 

一馬「同感だ.....行こうぜ!盗撮犯をとっ捕まえによ!」

 

ネプギア達「おー!」

 

こうして盗撮犯をとっ捕まえるために、オレ、ネプギア、ユニ、ロム、ラム、ピーシェとえーっと....

 

一馬「この動物は?」

 

ユニ「最近アタシが飼い始めた、ミミナガバンディクートのクラたんよ」

 

ピーシェ「クラたん!クラたん!」

 

一馬「なるほど」

 

クラたんの6人+1匹で出発した。待ってろよ盗撮犯め.......



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23話

とうとう私は......二十歳となったのだ


オレ達は、ノワールを隠し撮りする盗撮犯をとっ捕まえにラステイションを探索していた

 

ユニ「もうムカつく!お姉ちゃんを隠し撮りするようなバカはこのアタシがメッタメタのギッタギタにしてあげるわ!」

 

ネプギア「なんだか.....わたしにも言われてる気が.....」

 

ま、まぁ、オレ達も隠し撮りしようとしてたしな.....にしても

 

一馬「張り切ってるな、ユニは」

 

ユニ「当然よ!それで、どの建物なのよ?ネプギア」

 

ネプギア「この電波逆探知機だと大体の位置しか......」

 

一馬「にしても、お前よくそんなの持ってたな」

 

ネプギア「はい!これはいつも持ってるんです!モバイル充電器と電波逆探知機は、女の子の必須アイテムなのです!」

 

一馬「いや、モバイル充電器はともかく、電波逆探知機は必須じゃねぇだろ」

 

ネプギア「嘘!?ユニちゃんは必須アイテムだと思うよね?」

 

ユニ「思わないわ。それ、どこの異世界の女子よ.......」

 

ネプギア「ガーン!?」

 

あちゃー相当ショックみたいだ

 

ピーシェ「お兄ちゃん、おなかすいたー!」

 

ピーシェが抱きついて来た。何だ?腹減って来たのか?だけど今は財布と携帯とバンダナしか無いし......

 

ピーシェ「すいたすいたすいたー!おなかすいたー!」

 

はぁ........こうなったら仕方ない。ピーシェに我慢を教え...ん?

 

ラム「ピーシェってば子供ね、わたしはもうお姉さんだからお腹すいたって我慢できるわよ?」

 

ラム「わたしも、お姉さん......えっへん」

 

まさかこの2人が......それを聞いたピーシェは

 

ピーシェ「.........ぴぃもおねえさん」

 

あらら、意地張っちゃったよ

 

ロム「じゃあ、我慢する?」

 

ピーシェ「うん.........がまんする」

 

ロム「なでなで......」

 

一馬「何だろう、今のアイツらがすっごく大人に見える........」

 

ネプギア「はい、2人とも凄い........」

 

ユニ「自分よりちっちゃい子がいると、俄然大人びるのね.......」

 

前は悪戯ばっかりしてた2人が.......成長したな.......ん?ネプテューヌ達の気だ.......上か!」

 

一馬「みんな!上を見ろ!」

 

上を見るとネプテューヌ達が飛んでいくのが見えた

 

ネプギア「え?......!?お姉ちゃん!?」

 

ユニ「行ってみよう!」

 

一馬「あぁ!」

 

オレ達はネプテューヌ達を追いかけた。まさか盗撮犯の居場所へ?

 

一馬「ネプテューヌ達はここに入って行ったな........見たところ、廃工場っぽいが......」

 

追いかけた先は、廃工場だった

 

ネプギア「もしかして、お姉ちゃん達も盗撮犯を追ってるのかな?..........」

 

すると、クラたんが廃工場の中へ入っていった

 

ロム「クラたん!?」

 

ピーシェ「あー!にげたー!」

 

ピーシェはクラたんを追いかけに、門をすり抜けて廃工場に入っていった。こんな小さい子なら入れるサイズなのかよ!

 

一馬「おいピーシェ!」

 

ネプギア「ピーシェちゃん!」

 

一馬「よし、オレ達も行くぞ!ちょっと離れてな.......門を開けるからよ」

 

ネプギア「え、えぇ......」

 

ネプギア達は離れた。オレは門の端を持ってそのまま

 

一馬「ふんぬ!」

 

無理矢理開けた

 

ユニ「も、門を無理矢理開けちゃった.........」

 

ラム「お兄ちゃんすごーい!」

 

一馬「よし!行くぞ!」

 

オレ達は廃工場の中に入った。中は当たり前だが、薄暗かった。時たま微かにノワールの悲鳴が聞こえた。一体何が起きてんだ........

 

ラム「ピーシェ!クラたーん!」

 

ロム「どこ?......」

 

見つからねぇな.......こうなったらピーシェとクラたんの気を探るか

 

一馬「こうなったら、気を探って見つけるしかねぇな................」

 

どこだ.......どこにいる.......ハッ!見つけた!近いな。でも3つの反応がある、ピーシェとクラたんと........誰だ?知らない気だ。取り敢えず

 

一馬「見つけた!オレに続け!」

 

ネプギア「は、はい!」

 

ユニ「分かったわ!」

 

ラム「分かったお兄ちゃん!」

 

ロム「うん!」

 

オレが先導して向かった。そして

 

ラム「あ、ピーシェとクラたん!」

 

よし!いた!って、まさかあの人?ロボ?にタックルした?

 

ネプギア「だ、ダメでしょピーシェちゃん!ご、ごめんなさい!」

 

ユニ「ごめんなさい!」

 

一馬「すまねぇ!この子が突然。あの、大丈夫か?......えーっとロボット?」

 

アノネデス「あ、アタシはロボットじゃなくてアノネデスちゃん、れっきとした人間よ!」

 

一馬「それは失礼しましたー」

 

てかオカマかこの人!

 

アノネデス「それにしてもピーシェ?アンタの名前、ピーシェ?」

 

ピーシェ「うん!ぴぃだよ!」

 

何だ、この人、ピーシェを知ってるのか?、いやそれよりも錯乱した紙を整理しないと..........ん!?こ、これは!

 

一馬「ノワール?」

 

ユニ「お姉ちゃん?」

 

コスプレしてるノワールの写真だった。か、可愛い.......じゃなくて!コイツが!

 

一馬「お前だったのか!」

 

ユニ「アンタだったのね!盗撮犯は!」

 

そして、ユニは変身した

 

一馬「覚悟は良いか?.....え?アノネデスさんよぉ.......」

 

ブラックシスター「許さない!」

 

オレも気を少し解放した。おぉ、ユニの奴、オーラ出まくりだな

 

するとアノネデスの後ろで爆発が起きた

 

アノネデス「!?」

 

向こうからネプテューヌ達が現れた。てかノワール変身してるし

 

ブラックハート「このオカマ!逃がさないわよ!あら?ユニに一馬」

 

一馬「ノワール?」

 

ブラックシスター「お姉ちゃん?」

 

っと唖然としてる場合じゃねぇ

 

一馬「っと、さーてどうする?抵抗するか?」

 

アノネデス「はぁ......はいはい、諦めるわよ」

 

一馬「え、えらくあっさり諦めたな........」

 

そして警察の方を呼んでアノネデスを連行させた。その後

 

一馬「まさかお前にコスプレの趣味があったとはな〜」

 

ユニが言ってたノワールが様子がおかしい理由、それは執務室でコスプレ衣装を作ったり着たりしてたからだ

 

ノワール「ふ、2人とも?コスプレやってるわたしなんて、嫌よね?もし2人が嫌ならわたし.....やめても」

 

ユニ「ううん、やめないで」

 

ノワール「え?」

 

ユニ「そういうことが出来るのって、お仕事に余裕があるからでしょ?」

 

ノワール「そうね.....最近時間が出来たから」

 

ユニ「それって、アタシがちょっとは役に立てるようになったかな〜なんて思って」

 

ノワール「.......それはどうかしら?」

 

ユニ「え?」

 

ノワール「ちょっとどころじゃ無いわ。すっごく頼りにしてる」

 

ほうほう

 

ユニ「お姉ちゃん!」

 

ノワール「次は一馬ね。あなた、わたしのコスプレ写真を見てどう思った?変だった?」

 

一馬「いや、変じゃねぇよ。むしろすっごい可愛いかったぜ」

 

ノワール「す、すっごい可愛いって......もぅ!一馬のバカ!」

 

赤くなったノワールも良いな......

 

一馬「いや、ホントのこと言ったまでだぞ」

 

ノワール「全く........ありがとう」

 

一馬「ははっ.........ん?」

 

何か来る......誰だ?知らない気だ

 

ノワール「どうしたの?」

 

ユニ「一馬さん?」

 

一馬「何か来る。いや、落ちてきている!?」

 

?「どいてどいて!どいてぇぇぇ!!」

 

空から女の子が落ちてきているのだ

 

ノワール「のわぁぁぁぁぁあっ!?」

 

一馬「女の子!?

 

何でネプテューヌみたいに落ちてくるんだよ!っていかん!このままだとノワールに激突して、大怪我どころじゃ済まないぞ!?

 

一馬「はぁ!」

 

ノワール「一馬!?」

 

ユニ「一馬さん!?」

 

オレは思いっきりジャンプし、そのまま女の子をお姫様抱っこした。ふぅ、間一髪だぜ.....

 

一馬「大丈夫か?」

 

?「ふぇ〜.......どうもありがとう〜」

 

一馬「無事で何よりだ。それより怪我はないか?」

 

?「うん、大丈夫だよ〜」

 

すげぇ柔らかそうな雰囲気の女の子だ.......この子は一体......

 

ネプテューヌ「さっきの声何.......ねぷぷぷっ!?一馬が見知らぬ女の子をお姫様抱っこしてる!?」

 

ブラン「一馬テメェ!」

 

一馬「ち、違う!誤解だ!こいつは空から落ちてきたんだよ。だから助けた!」

 

さっきのノワールの声を聞きつけて、ネプテューヌ達が来たのだが........オレ、ひどい言われようだぜ......

 

ネプテューヌ「本当に〜?でも、確かに。誰?」

 

すると、女の子は自己紹介をした

 

プルルート「あたし〜?あたしは〜プルルートっていうの〜。プラネテューヌの〜女神だよ〜」

 

一馬以外「へ?えええええええっ!?」

 

一馬「ゑゑゑゑゑゑっ!?」

 

プルルート「えへへへ.......」

 

プラネテューヌの女神だと!?何者なんだ?一体...........はぁ、どうやら、また新たな波乱の幕開けのようだぜ



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24話

プラネテューヌ教会]

 

あの時、オレがキャッチした女プルルート。彼女は、プラネテューヌの女神と言ったのだ。オレだって驚いたさ。んで、今教会で、プルルートのパーティを開いているぜ。プルルート、そしてオレにネプテューヌ、ネプギア、アイエフ、コンパ、ピーシェ、イストワールさんがテーブルに座ってた

 

プルルート「それじゃあ、改めて自己紹介〜。あたし〜プルルート〜、よろしくね〜?」

 

そして、コンパがグラスを掲げる

 

コンパ「プラネテューヌの新しい女神さん、ぷるちゃんに乾杯するです!」

 

ネプテューヌ「ちょっと待った!」

 

コンパ「んう?」

 

コンパが乾杯の音頭を取るが.......ネプテューヌがそれに待ったをかけた。

 

ネプテューヌ「こんぱ、それじゃわたしがぷるるんに女神の座を奪われたみたいじゃない!」

 

コンパ「え?でも、ぷるちゃんもプラネテューヌの女神さんです」

 

ネプテューヌ「プラネテューヌはプラネテューヌでも、別のプラネテューヌだから!そこんとこよろしく!」

 

そう、このプルルートはこのゲイムギョウ界の女神ではない。別の次元のゲイムギョウ界の女神なのだ。まさか別の次元から来るとはな.......正直驚いたぜ

 

プルルート「えへへへ〜、一馬くん、改めてよろしくね〜」

 

一馬「あ、ああ、オレの方こそよろしく」

 

しかし、柔らかい物腰と雰囲気........変身したらどうなるんだ?

 

一馬「お前、変身できるんだよな?」

 

プルルート「出来るよ〜、でもあんまり変身しないようにって、みんなから言われてるんだ〜」

 

一馬「何故だ?

 

プルルート「ん〜どうしてかなぁ?」

 

ん〜これはもしかしたら変身すると、ドラゴンボールで言うブロリーやケールみたいに暴走して敵味方関係なく暴れ回るタイプなのかな?

 

一馬「分からんか.........!?

 

オレはふとピーシェの方を見た。そこには、ネプテューヌのステーキにめがけてフォークを刺そうとしていたからだ。オレはすぐ様ピーシェの腕を掴んだ

 

ピーシェ「!?おにいちゃん!はなして!」

 

一馬「離すかよ。お前、ネプテューヌの皿のステーキを食おうとしただろ?」

 

ネプテューヌ「ねぷ!?わたしのお肉、ピー子に狙われてたの!?」

 

一馬「あぁ」

 

ネプテューヌ「ふぅ、危うくピー子に盗られるところだった」

 

全く、他人の食い物を盗ろうとするとは、何て子だ。叱るしかねぇな

 

一馬「ピーシェ、この肉はネプテューヌの物だろ?自分の物は食べ終わったんだから、それでお終いというわけだ。お前も、自分の物が盗られたら嫌だろ?」

 

ピーシェ「うう.......うん......」

 

一馬「だったら、ちゃんとネプテューヌに謝ろうか」

 

ピーシェ「はい........ねぷてぬ、ごめんなさい」

 

ネプテューヌ「良いよ」

 

ピーシェはネプテューヌに頭を下げて謝る。ネプテューヌの方も笑って、頭を撫でながら許した。おっ、そうだ

 

一馬「よし、よく謝ったな偉いぞ。そんなお前に褒美をやろう。ほらよ」

 

オレはステーキ(半分)をピーシェにあげた

 

ピーシェ「いいの!?」

 

一馬「ああ」

 

ピーシェ「おにいちゃんありがとう!」

 

ピーシェはそのステーキを食べた。ふっ、ちゃんと出来た奴には、それなりに褒めて褒美をやらんとな。するとピーシェがネプテューヌに

 

ピーシェ「ねぷてぬ!」

 

ネプテューヌ「ん?」

 

ピーシェ「これあげる!」

 

ピーシェはネプテューヌに、自分の皿にある食べ物を差し出した。多分さっきの詫びのつもりなんだと思う。しかし、それを見たネプテューヌは青ざめていく、何てったって差し出された物は

 

ネプテューヌ「ぎゃあああああ!?近付けないで!わたしナス嫌いなの!」

 

そう、ナスだ。ネプテューヌはナスが大嫌いなのだ。同じ紫なのにな?最初俺が知った時、克服させようとしたんだが、イストワールさん曰く、昔克服させようとして無理矢理ナスを口に入れた瞬間、ゲロを吐いた事とのこと

 

アイエフ「ネプ子、たまには食べてみたら?今日は我ながら美味しく出来たのよ?」

 

そうそう、この料理はアイエフが作ったんだ。結構うまいぜ

 

ネプテューヌ「やだよナスなんて、あの匂いだけで力が出なくなっちゃうんだから!口に入れられた時は.......うぇ」

 

一馬「勿体無いぜネプテューヌ。こんなに美味いのによ」

 

アイエフ「そうそう、人生の三分の一は損してるわよ」

 

ネプテューヌ「何度言われたって嫌い!」

 

イストワール「ネプテューヌさん?茄子はとってもヘルシーなんですよ?」

 

ネプテューヌ「うわぁ、いーすんまでナス頬張っちゃってる。それに知ってるでしょ!わたしの口にナスを無理矢理入れた時に吐いた事を!」

 

イストワール「ネプテューヌさん!女神が好き嫌いなんて国民に示しが.........あば、あば、あばばばば」

 

突然イストワールさんが変な声を出して震え出した。どうしたんだ?

 

アイエフ「イストワール様!大丈夫ですか!?」

 

イストワール「わ、分かりません」

 

ネプテューヌ「祟り!ナスの祟りだよ!」

 

一馬「どう見ても違うだろ!」

 

こうしてる間にも、イストワールさんは震え続けていた。どうすれば......ん?何だ、気配がする

 

?「ほう.......あの女神の弱点はナスか。これはいい事を聞いたな」

 

一馬「!?」

 

プルルート「ん〜?どうしたの〜?一馬くん?」

 

一馬「いや.......何でもない。とにかくイストワールさんを!」

 

気のせいか、一瞬ヤツの気配がしたんだが.........とにかくイストワールさんをどうにかしないとな!



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25話

イストワールさんは、震えてシェアクリスタルがある部屋に向かった。そして、オレはプルルートがこの世界に来た理由を聞いた。どうやら向こうの世界からこの世界に巨大なエネルギーが確認されたらしく、向こうの世界のイストワールさんによって、この世界に来たらしい。んで、プルルートが来た理由は、そのエネルギーの存在を突き止める。そして、その存在を連れ戻すことだ。巨大な存在........まさか、女神か?..........まさかな。その後は、ネプテューヌとピーシェのプリンの取り合いなど、まぁ色々あったぜ

 

[翌日]

 

 

イストワール「っと言うわけで、何か変わった事があれば、早めに報告をお願いしたいのですが.........」

 

翌日、イストワールさんがオレ達に説明をする。それは、昨日プルルートから聞いた事とほぼ同じだった。説明してくれるのはありがたいんだが

 

ネプテューヌ「おりゃああああああ!!!!」

 

プルルート「ちく〜ちく〜♪」

 

ピーシェ「これで遊ぶ!」

 

ネプギア「それ返して、お願い!」

 

イストワール「あの、聞いてます?」

 

一馬「はぁ........」

 

ギア「あ、すみません。いーすんさん聞いてます........あ、待って!」

 

ピーシェ「きゃははは!!」

 

ネプテューヌ「変わった事があったらでしょ?今んとこないよ〜?」

 

一馬「何も見に行ってねぇじゃねぇか!」

 

ネプテューヌはいつも通りのゲーム、ネプギアはピーシェと追いかけっこ中(この原因はピーシェで、ネプギアは悪くない)プルルートの奴は裁縫。ちなみに裁縫はあいつの趣味だ。女の子らしいな

 

アイエフ「イストワール様、私がパトロールしてきますから」

 

一馬「オレもだ」

 

イストワール「いつもすみません。よろしくお願いします」

 

一馬「おう!」

 

アイエフ「あ、コンパ今から仕事よね?バイクの後ろ乗っていく?」

 

コンパ「わーい!ありがとうです!」

 

そして、オレとアイエフとコンパは外へ出た。

 

[町]

 

アイエフ「じゃあ、一馬。また会いましょう」

 

一馬「ああ」

 

そして、オレはアイエフとコンパと別れた。さてと、聞き込みをするか

 

[数十分後]

 

俺は町で聞き込みをしたが、手かがりはゼロだった。そして、俺は今人通りが少なく、狭い道に来ている。すると、あるものを見つけた

 

一馬「手紙?どうしてこんなところに?差出人は..........不明か」

 

オレはその怪しい手紙を開封した。中には地図、それに写真も入っていた。そして、手紙の内容は

 

一馬「!?何だと!?」

 

オレは一通り文を読んだ後、ポケットに入れて走った。そこに書いていたのは

 

『写真の二人を返して欲しければ、そこの地図に書いてある場所へ来い。待っているぞ。小僧 マジェコンヌ』

 

そう、送り主はあのマジェコンヌだった。同梱されてた写真にはアイエフとコンパが捕まっていた。くそっ、まさか生きていたとはな、しぶとい野郎だぜ。待ってろよ......アイエフ!コンパ!



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26話

そして俺は地図の場所へ着いた。そこは一面畑だった。アイエフは.......いた!どうやら柱に縛られているようだ。だがコンパはどこだ?

 

一馬「アイエフ!無事か!」

 

アイエフ「か、一馬.........」

 

マジェコンヌ「来たな!小僧!」

 

一馬「マジェコンヌ......」

 

やっぱり、生きていたか

 

一馬「コンパはどうした?」

 

マジェコンヌ「ああ、あの小娘か。あの小娘は今あそこだ」

 

俺はマジェコンヌが指をさした方を見た。そこでは、コンパが寝ていた。あのワレチューってネズミもいる。どうやら今んとこは無事なようだ......多分。すると上から

 

パープルハート、パープルシスター、プルルート「一馬!/一馬さん!/一馬く〜ん〜」

 

一馬「ネプテューヌ!?」

 

マジェコンヌ「これで役者は揃った。女神!そして小僧!今日こそお前達を葬ってやる!」

 

ネプテューヌ「お望みならいくらでも戦ってあげるわ、とにかくあいちゃんを離し.......うぐっ!?」

 

突然ネプテューヌが急に口を押さえて苦しみだしたのだ。何やら吐き気を感じてるようだが........

 

一馬「おい!ネプテューヌ!大丈夫か!?」

 

パープルハート「ごめんなさい。ナスの匂いがちょっと.....うっぷ」

 

おいおい、その姿でゲロるのは止めろよ。って言うか、今ナスって言ったよな?まさか、この畑は!

 

一馬「ナス畑か」

 

マジェコンヌ「ご名答だ小僧。女神の弱点を突くためにこの農園を買い占めたのだ!ここが女神の墓場となる!そして小僧。貴様の墓でもあるのだ」

 

一馬「は?」

 

オレは間抜けな声を出してしまった。こいつ.......アホか?

 

一馬「お前馬鹿か?どうしてこんな作戦考えるんだよ。かしこさ26(ブロ)なのか?」

 

こんなアホくさくてイカれた作戦を考えるとは..........

 

マジェコンヌ「うるさい!あの女神供を倒したら、今度は小僧、貴様だ!覚悟するんだな!」

 

パープルハート「ふざけないで!あなた一馬とネプギア達に負けたのにまだ懲りてないの?こんなナスの匂いなんかでわたしの戦力が落ちるなんて思わないことね!」

 

マジェコンヌ「ふっ、それはどうかな?」

 

一馬「何?」

 

マジェコンヌ「いでよ!我が紫の僕!」

 

マジェコンヌは近くに置いてあったカゴいっぱいのナスを放り投げた。すると、ナスが

 

一馬「何だありゃ?」

 

パープルシスター「ナスのモンスター!?」

 

ナスのモンスターへと変化し、襲ってきた。ふん、たかがナスだ、そう苦戦はしないだろうと思ってたその時

 

パープルハート「ヒッ!?」

 

案の定ネプテューヌは悲鳴を上げた、するといきなり変身が解けた。

 

ネプテューヌ「うわぁ!?」

 

プルルート「へぅ〜!?」

 

パープルシスター「うっ!?くっ.........」

 

一馬「ネプテューヌ!ネプギア!プルルート!」

 

ネプテューヌの変身が解除されたことで、ネプテューヌは飛行不可能になってしまった。そのせいで、ネプギアが二人を支えなければならなくなってしまった。そして、ネプギアはついにプルルートの手を離してしまう

 

パープルシスター「あっ!?」

 

ネプテューヌ&プルルート「わぁぁぁぁぁ!?」

 

一馬「ネプテューヌ!プルルート!」

 

オレは追いついて、ネプテューヌとプルルートを抱き抱えた

 

一馬「無事か!」

 

ネプテューヌ「か、一馬!?うん.......大丈夫!」

 

プルルート「ふ、ふぇ〜.....」

 

ふぅ、良かったぜ。オレは二人を降ろした

 

一馬「とりあえず、怪我はねぇよな?」

 

ネプテューヌ「一馬のおかげだよ、ありがとう」

 

プルルート「ほぇ〜.......」

 

一馬「どうしたプルルート?」

 

プルルートはボーッとしていた。オレを見つめながら。くっ、そんな目で俺を見るなよ。かわいいじゃねぇか畜生!

 

プルルート「えへへ〜、前に一馬くんに助けてもらった時の事を思い出したの〜。あの時は何も言わなかったけど〜、あたし〜男の子とこうやって触れ合うの初めてだったんだ〜」

 

一馬「そうだったのか。嫌........だったか?」

 

プルルート「ううん〜、そんな事ないよ〜。一馬くんはすっごく温かくて〜、何だか落ち着くの〜」

 

一馬「そうか.......」

 

プルルートが居ると、一気に和んでしまうな。

 

マジェコンヌ「和んでる暇があるのか?」

 

すると、マジェコンヌの声が聞こえてきた。振り向くと、目の前には大軍が迫ってきていた

 

ネプテューヌ&プルルート「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

一馬「ちぃ!はぁぁぁあ!」

 

オレはリベリオントリガーで、大半を消し飛ばした

 

プルルート「すご〜い」

 

一馬「ネプギア!手伝え!」

 

パープルシスター「は、はい!」

 

ネプギアも加勢する

 

一馬「はぁぁぁ.......だだだだだ!!!!!」

 

オレは気弾の連続撃ちでモンスターの数を減らす。だがネプテューヌとプルルートはその間にも襲われる

 

ネプテューヌ「ナス怖い!?ナスストップ!?」

 

プルルート「やだ〜もう〜」

 

アイエフ「ネプ子!しっかりして!オバさんの魔力で出来たモンスターなんて蹴散らして!」

 

マジェコンヌ「まだ懲りぬようだな?」

 

アイエフ「うぐぅ!?」

 

マジェコンヌ「せっかくだから、茄子を食わせ続けてやる!」

 

アイエフはネプテューヌに一喝するが、マジェコンヌが口に生のナスをねじ込んだ。あの野郎!

 

一馬「アイエフ!」

 

一通り片付いたオレはアイエフの元へ走り出した。あと少し、その時

 

マジェコンヌ「ふっ.....そぉら!」

 

一馬「まだ来るか!」

 

再びナスの入ったカゴを放り投げ、ナスモンスターを出現させた。くっ、囲まれたか.......

 

ネプテューヌ「一馬!とぉりゃああああ!」

 

オレの援護に向かおうと、自分を追ってきたモンスターを刀でなぎ払った。だが

 

ネプテューヌ「ううっ!?ナス臭がすぷらっしゅ.......!?」

 

案の定、ネプテューヌは吐き気を感じた。まだまだ増殖してくるモンスターに対して、ネプテューヌは全力で走り抜けた。

 

一馬「突き破れぇ!」

 

ライオットジャベリンで数を減らすが、減らない。結構多いなこりゃ

 

一馬「くそ.......ん?プルルート?」

 

何故か、プルルートから異様な気を感じた。すると、巨大な音が響き渡った。オレはプルルートを見たが、まだ黙りこくってやがる。いやそこじゃねぇ。オレはプルルートの足元を見た

 

一馬「クレーターが出来てやがる.......それに、気がどんどん上がってやがる」

 

どう見てもオレみたいな力じゃ出来ないような凹み。クレーターがプルルートの足元に完成していた。するとプルルートがゆっくりと顔を上げる

 

プルルート「なんか〜........むかつく〜.......」

 

一馬「なっ!?」

 

するとプルルートは足元にある人形を何度も何度も踏みつけたのだ。流石のオレも驚く

 

プルルート「なんで〜アイエフちゃんを〜、そこまで〜いじめるのかな〜?」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?」

 

パープルシスター「ひぅっ!?」

 

マジェコンヌ「!?」

 

その威圧感で、オレ以外の奴は背筋が凍ったようになる

 

マジェコンヌ「ひ、人質を私の好きにして何が悪い!」

 

プルルート「そういう事言うんだ〜?じゃあ.....」

 

すると、プルルートの身体が光りだす。どうやら変身を開始したようだ。前に思ったオレの予想だと、ブロリーやケールのように、暴走するのかと思った。そして、変身完了した姿を現した。だが、オレは目を疑った

 

プルルート?「あたしも好きな様にやらせてもらおうかしらねぇ?」

 

一馬「.........ゑ?」

 

そこにいたのは、エロい格好をした女神だった。まぁベールよりはマシ.....なのかな?



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27話

一馬「お、お前.......本当にプルルート.......だよな.....」

 

プルルート?「そうよぉ、一馬くん」

 

一馬「ゑゑゑゑゑゑっ!?」

 

どう見ても別人だぜ。暴走するかと思ったら、まさかのネプテューヌのと同じ、いやそれ以上の性格が変わるタイプだったとは。ネプテューヌとネプギアも固まってるし.......けどよ......

 

一馬「変貌し過ぎにもほどがあるぜ........」

 

プルルート?「あらぁ?一馬くんどうしたのぉ?あたしをまじまじと見てぇ?」

 

一馬「な、何でもねぇよ........」

 

口調まで完全に変わってやがる。さっきの柔らかそうな雰囲気が一ミリも感じられねぇ。しかも気も大幅に上がっている。

 

マジェコンヌ「貴様何者だ!?」

 

アイリスハート「あたしぃ?アイリスハートよ?でも覚えなくていいわ......」

 

なるほど、プルルートが女神化した時の名前はアイリスハートか。何つうか綺麗な響きに聞こえる.........っといけねぇ、それよりもマジェコンヌの方だ。プルルートは突撃した

 

プルルート「身体に刻み込んであげるからぁ!」

 

マジェコンヌ「うぐぁぁぁぁぁっ!?」

 

プルルートの攻撃により空中に吹っ飛ばされたマジェコンヌ。結構強いなあいつ

 

アイリスハート「もしかしてぇ、見た目の割には淡白なタイプぅ?」

 

マジェコンヌ「ヒッ!?」

 

そして、プルルートはマジェコンヌを地面に叩きつける。さっきのマジェコンヌの声、相当ビビってたな

 

マジェコンヌ「うう......ひぃっ!?」

 

プルルート「無駄に年食ってないとこをぉ、見せてほしいわぁ........ねぇ!」

 

マジェコンヌ「うぐっ!?ああっ!?」

 

だがそこへ、連続攻撃をかける。心なしか、プルルートの表情が嬉しそうに見えるのは、オレだけか?.............はっ!ま、まさかあれが.........ドSって奴なのか?っとそんな事はどうでもいい。とにかく片付けてアイエフを助けなければ

 

一馬「ネプテューヌ!ネプギア!雑魚は任せた!オレはアイエフを!」

 

ネプテューヌ「わ、分かった!」

 

パープルシスター「は、はい」

 

そして、ネプテューヌは女神化する。

 

一馬「さてと、行くぜ!」

 

オレ達はナスモンスターの大群へ突っ込んだ

 

一馬「どけぇ!」

 

オレは気を纏って突進した。ナスモンスターは吹き飛ばされていく

 

一馬「っと、アイエフ!今解くからな!」

 

アイエフ「ん〜!」

 

だがその前にオレはアイエフの口にあるナスを取った。そしてその後縄を解いた

 

一馬「大丈夫か?」

 

アイエフ「え、えぇ.....ありがとう」

 

一馬「ネプテューヌ!ネプギア!アイエフを助けたぜ!そっちは終わったか」

 

パープルハート「あいちゃん.....良かった。こっちも大半は片付いたわ」

 

パープルシスター「でもまだ沢山........」

 

確かに、まだまだいるな。よし

 

一馬「お前達は出来だけ下がっていろ。あとはオレが一掃する!」

 

ネプテューヌとネプギアは下がった

 

一馬(SS)「はぁぁぁぁぁ!!だだだだ!!!

 

オレはナスモンスター達に向けてグミ撃ち、いわゆる気弾連射をした。ナスモンスター達は悲鳴を上げながら消滅していった。そして、オレ達はアイエフを非難させて、プルルートの元へ向かった

 

一馬「プルルート!」

 

アイリスハート「あぁら一馬くん〜アイエフちゃんは......無事のようね。良かったわぁ」

 

一馬「あぁ。さてと......」

 

俺はマジェコンヌを睨みつけた

 

一馬「こいつをどう料理してやろうか........」

 

アイリスハート「そうねぇ......もうとどめを刺そうかしらぁ?」

 

マジェコンヌ「ふふふふふ........」

 

一馬「ついに頭がイカれたか」

 

マジェコンヌ「違うな。私に奥の手が無いとでも思ったのか?紫の恐怖をもっと与えてやる。見よ!私の新たなる力を!」

 

そして、マジェコンヌは姿を変え、巨大化した.......がその姿は

 

ナスコンヌ「ナスを取り込み、ナスと一体となった。人呼んでナスコンヌ!」

 

全員「...........」

 

クソでかいナスだった

 

マジェコンヌ「な、何だ......?その薄い反応は.......?」

 

パープルハート「そこまで大きいと逆にナスって気がしないわ。ただの紫の物体ね」

 

一馬「ああ」

 

マジェコンヌ「何だと!?」

 

パープルハート「それに、私は今、怒りの方が勝っているわ。あいちゃんをあんな目に合わせた事。そして、よりによってナスを戦いに持ち込んだ事。後悔させてあげるわ」

 

一馬「そういう事だ.........はぁ!」

 

オレは超サイヤ人に変身する。少しは維持出来るようになれたぜ.....

 

一馬(ss)「......テメェを料理してやるぜ」

 

アイリスハート「あらぁ、その姿は?」

 

パープルハート「超サイヤ人よ。昨日言ったでしょ?」

 

アイリスハート「あぁ、それが超サイヤ人ねぇ、結構カッコいいじゃなぃ、あたしは好みよぉ」

 

一馬(ss)「そ、そうか......っといけねぇ。お前ら、準備はいいか?」

 

パープルハート「いつでも良いわよ」

 

パープルシスター「私も行けます!」

 

アイリスハート「あたしも行けるわよぉ〜」

 

ナスコンヌ「なっ!?」

 

女神達「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

まず、ネプテューヌ達がマジェコンヌを切り裂く。そこへ

 

一馬(ss)「終わりだ!吹き飛べ!」

 

オレはフィニッシュで気を纏った拳をマジェコンヌにぶち当てた

 

ナスコンヌ「うあああああ!!!!作戦が大ナスだぁぁぁぁぁ!!!!」

 

と、叫びながら奥の山までぶっ飛ばされて、山に巨大なクレーターが出来た。同時にオレも超サイヤ人から通常へ戻った

 

パープルハート「どうせなら、色んな野菜をバランスよく取るべきだったわね」

 

一馬「あぁ。さて、と」

 

さて次はあのネズミだ

 

ワレチュー「コンパちゅわん。運命のチューをするっちゅ、んチュー」

 

コンパ「ネズミさんは......」

 

ワレチュー「?」

 

コンパ「ネズミさんはもう悪い人じゃないです?」

 

ワレチュー「ちゅ!?」

 

コンパ 「わたし悪い人は......嫌です」

 

ワレチュー「........もしオイラが悪い人じゃ無かったら.....」

 

見つけた

 

ワレチュー「ちゅ!?誰だちゅ!今いいところを邪魔するなっちゅ.......!?お、お前は!」

 

一馬「よぉネズミ、お前如きがコンパに手を出すのは......」

 

オレは腕を振り回す

 

ワレチュー「ちゅちゅちゅ!?」

 

一馬「53万年早いんだよぉ!」

 

ワレチュー「ちゅー!?」

 

オレはワレチューを投げ飛ばした

 

コンパ「ネズミさん、ビューンって飛んで行きましたです!」

 

パープルハート「なんで53万年なのよ.......」

 

こうして、アイエフとコンパを助け出したオレ達だった。また、この戦いで、プルルートが女神化を禁止されてる理由が分かったぜ。ドSだからだ。ま、暴走じゃ無いだけマシか。

 

[プラネテューヌ教会]

 

その後、オレはあの畑からすこーし回収したナスで、麻婆茄子を作った。片方の鍋はネプテューヌ達用でもう片方がオレ用(ご飯入り&結構辛い)だ。ちなみに麻婆茄子はピーシェのリクエストだ

 

一馬「今日の晩飯が出来たぜ」

 

オレは、鍋を置いた

 

プルルート「わぁ〜」

 

ネプギア「うわぁ〜!おいしそう!これ一馬さんが作ったんですか?」

 

一馬「ああ、こう見えて料理も出来るぜ」

 

ネプギア「凄いです!」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?麻婆茄子!?」

 

一馬「ああ」

 

ネプテューヌ「な、何であんな事の後でまたナスなの?」

 

一馬「ピーシェのリクエストさ。昨日食って気に入ったみたいだぜ」

 

ピーシェ 「なーす!なーす!」

 

一馬「ネプテューヌお前、ナス嫌いを克服したんだろ?」

 

ネプテューヌ「いやぁ.....あれは克服じゃなくて、火事場の馬鹿力的な.......」

 

すると

 

アイエフ「ナスいやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬「ゑゑっ!?」

 

アイエフ「ナス怖い!ナス怖い!ナス怖い!」

 

何と、アイエフがナス怖いと叫んだのだ。まさか、あの事件でトラウマを植え付けられたのか。仕方ない

 

一馬「.............良し、ネプギア。アイエフを逃げ出さない様に椅子に座らせろ。そしてオレが縛り上げる。アイエフのナス嫌いをを克服させるぞ」

 

ネプテューヌ「ねぷぅ!?あいちゃんにそんなことするの!?」

 

アイエフ「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬「行くぞ、ネプギア。心を鬼にしろ」

 

ネプギア「は、はい......し、失礼します!アイエフさん!」

 

ネプギアはアイエフを椅子に座らせ、オレが縄で縛った。その間も暴れ続けてたがな。そして、麻婆茄子を食わせた。アイエフは嫌がってたが、食った瞬間一心不乱に麻婆茄子を食い始めた。ネプテューヌは残念がってたけどな。その後は全員(ネプテューヌ除く)は麻婆茄子を食べた



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28話

ピーシェ「ねぷてぬのばかあああああ!!!」

 

いきなりピーシェのうるさい叫びが、オレの鼓膜に響く。理由は、さっきネプテューヌのプリンを食べているところ、それを目撃したピーシェが羨ましかったのか、ネプテューヌからそれを奪い取ろうとした。だが取り合いが続く内に、ネプテューヌが手を滑らせて、プリンを床に落としてしまったからだ。そして、激怒したネプテューヌはピーシェを強く叱ってしまい、今に至ると言うわけだ

 

ピーシェ「ばかああああ!!!!!」

 

ピーシェは泣き出しながらその場を去った

 

ネプテューヌ「ば、馬鹿って言う方が馬鹿だもんね!」

 

一馬「おい何子供に対してムキになるんだよ」

 

ノワール「そうよ。なに、子供レベルの喧嘩してるのよ」

 

後ろにはノワール達がいた。みーんなお揃いで

 

一馬「あれ?お前らいつここに」

 

ブラン「ネプテューヌがプリンを落としたあたりよ」

 

マジでかいな気づかんかった...........

 

ラム「ピーシェいじめた!」

 

ロム「かわいそう......」

 

ベール「もう少し大人になりなさいな」

 

ネプテューヌ「ええ!?わたしが悪いの?」

 

一馬「大人しくプリンをやればこんな事にはならなかった。だからお前が悪い」

 

ネプテューヌ「うぅ、そりゃわたしだって言い過ぎたかなって思うけど。あ、それにしてもみんな揃って何の用?」

 

一馬「誤魔化したな」

 

ベール「実は、ここに来た理由は」

 

そして、ベールさんは理由を話したそれは

 

ネプテューヌ「R-18アイランド?」

 

そう、そのR-18アイランドに調査へ行くのに誘ってきたのだ。なんでもそこに、不審な砲台を見つけたらしい

 

ネプテューヌ「名前から察するにそれはもしや」

 

ベール「ええ、大人しか入ることの許されない、禁断の島ですわ。あ〜んなコトやこ〜んなコトが昼夜問わず行われているという。魅惑のテーマパークに、今から行くのですわ」

 

あ〜んなコトやこ〜んなコト.......

 

一馬「..........ゴクッ.......」

 

ベール「あらあら、一馬さん?もしかして変な妄想してます?」

 

一馬「し、してねぇよ!」

 

ネプテューヌ「えー?でもさっき、ゴクッって聞こえたような」

 

一馬「言ってねぇから」

 

ネプテューヌ「そういうことにしといてあげる」

 

一馬「おいおい......で、まさかオレも行くのか」

 

ベール「勿論ですわ!だって、たまにはこう言う場所に調査に行くのも良いですのよ?」

 

絶対調査はついでで、本音は遊びに行きたいのだろう......だが

 

一馬「悪いな。オレ行かん」

 

ネプテューヌ&ベール「え!?」

 

なんだその反応は.......

 

ノワール「ま、そういうと思ったわ」

 

ブラン「そういう事で、ネプテューヌ、ベール諦めなさい」

 

ベール「そ、そんなぁ〜。一馬さんも行きましょうよ」

 

一馬「行かんったら行かん。それに名前的にそんな変な所へ行ったら、オレの身がいろんな意味で持たん。それにまだ17だし」

 

ネプテューヌ「で、でも17歳も18歳も変わらないよ?」

 

一馬「それでも、オレは行かない。修行しに行ってくる」

 

オレは自分の部屋に向かおうとする。すると

 

ベール「お待ちになって一馬さん!」

 

一馬「ん?何だベール?」

 

ベール「あの装置が完成いたしましたのでお渡ししますわ」

 

ベールは、ある機械を俺にくれた。見た目はリモコンに似て、上下ボタンと緑のボタン、そして、モニターには、『1G』と表記されていた

 

一馬「何だこれ?」

 

ベール「それはリーンボックスが作った人工重力装置ですわ」

 

一馬「え!?これが!?」

 

嘘だろ、すげぇなゲイムギョウ界の科学力は。実は、前にベールに重力装置を作ってくれって頼んでいたんだぜ

 

ベール「使い方は簡単ですわ。まずはその上下ボタンで重力を設定して、緑のボタンで重力空間が生成されますわ。解除したいときは、もう一度緑のボタンを押してくださいな」

 

一馬「あ、ああ。サンキューベール」

 

ベール「これくらいお安い御用ですわ!」

 

ネプテューヌ「一馬、ベールにいつのまに頼んでたの!?」

 

一馬「まぁ、前に一人でリーンボックスに行った時.......頼んでた」

 

ネプテューヌ「へぇ〜」

 

一馬「じゃ、行ってくるぜ!」

 

オレは修行場である広ーい草原へ向かった。ここはイストワールさんに紹介された場所で、街から結構離れてるから、存分に暴れても良いって言ってたぜ。さて、こいつの性能を試すか

 

一馬「さてと、どんだけ範囲があるか試してみるか」

 

オレは2Gに設定して、緑のボタンを押した。すると、辺りが透明な膜に覆われる。

 

一馬「なるほど、まずまずな広さだな」

 

オレは装置を操作して重力を50Gにする

 

一馬「くっ.......重いな........」

 

だが、これでいい。オレはそのまま修行を始めた

 

[数時間後]

 

一馬「はぁ.......はぁ.......はぁ.......はぁ.......,」

 

あれから何時間やっただろうか、身体中の至る所が痛い。空も赤い、もう夕方か............

 

一馬「そろそろ帰ろう」

 

オレは教会へ向かって飛んだ

 

[上空]

 

一馬「お、お前らも帰りか?」

 

オレは帰り道にネプテューヌ達と会った

 

ブラックハート「ええ、そうよ」

 

パープルハート「全く........あなたも同行してくれたら良かったのに.......」

 

一馬「悪りぃな、オレはまだまだ強くならんといかんからな。で、そっちはどうだった?」

 

ブラックハート「まだ強くなるつもりなの........それはともかく、くだらないシャボン玉製造機だったわ」

 

一馬「そうか」

 

そして、オレ達は教会へ帰った

 

[プラネテューヌ教会]

 

オレ達は無事プラネテューヌ教会へ着いた

 

一馬「ただいま」

 

ネプテューヌ「たっだいまー!」

 

ユニ、ロム、ラム、イストワール、アイエフ、コンパ「お帰りなさい..........」

 

ユニ達が迎えてくれたんだが、元気がなかった。何かあったのか?いや、違和感がある

 

ネプテューヌ「見てみてほら!お土産!名前書いてきちゃった。これでぜーんぶ『ねぷのプリン』もう喧嘩しなくて済むね、ピー子?.......あれ?」

 

ピーシェがこの場にいないのだ.......どこへ行ったんだ?

 

ネプテューヌ「ピー子は?」

 

一馬「もしかしたら、寝てるんじゃねぇの?」

 

イストワール「お二人とも、実は.........」

 

イストワールさんから告げられたのは、とんでも無い事だった

 

ネプテューヌ「ピー子が家に帰った?」

 

そう、ピーシェが家に帰った事だった

 

イストワール「はい、お母様が迎えにいらして」

 

ネプテューヌ「そんな!いくらなんでも急すぎるよ!」

 

そしてネプテューヌは走り出した。ピーシェの母親と言った人物..............絶対に何か裏があるな........母親と偽ってピーシェを攫った、としか思えねぇ。一体何が目的なんだ.......

 

イストワール「ピーシェさんが、どうしてもすぐにお母様と帰ると言って」

 

ラム「わたしたちの知らないうちに行っちゃったの」

 

ロム「さみしい.........」

 

ネプギア「で、でもまた会いに行ったりとか、できるんですよね?」

 

イストワール「それが.......」

 

ユニ「住所を聞く前に居なくなっちゃったのよ」

 

ギア「そんな.......」

 

これで確信した。やはり、ピーシェは攫われたんだ。クソが!オレが.........オレが残っとけば..........こんな事には.............クソったれが!

 

ネプテューヌ「ピー子のバカぁぁぁぁぁぁ!」

 

ネプテューヌの悲しみのこもった叫びがここまで聞こえる。その叫びにオレは何も言えなかった.............ピーシェ.....お前は必ず取り戻す!



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29話

あれ以来、ネプテューヌの奴はネプギア、プルルートを無理やり連れて、ピーシェを探すため、パトロールに行っている。

 

一馬「すみません、こんな女の子見ませんでしたか?」

 

「いや、見たことがないな」

 

一馬「そうですか。ありがとうございます」

 

かく言うオレも街に行って探してはいるけどな。っとは言っても、手がかりは0だけどな

 

一馬「何処にいるんだよ........ピーシェ......」

 

オレは今でも自分の行動に後悔してる。ほんとオレってバカ......

 

一馬「はぁ..........ん?電話?」

 

電話が鳴り響いた........イストワールさんからだ

 

一馬「はい、坂田です」

 

イストワール『一馬さん!新しい国が出来たと言う情報が入りました!』

 

一馬「ッ!?」

 

新しい.......国だと?つまり.......新しい女神が誕生した.......てことか?.......ピーシェの誘拐に新しい国........もしかしたら繋がってるかも知れない

 

イストワール『既にネプテューヌさん、ネプギアさん、プルルートさんにも連絡はしています!』

 

一馬「分かった、イストワールさん。直ぐに合流してその国とやらに向かってみる。で?その国の場所は?」

 

イストワール『それは.......R-18アイランドです!』

 

R-18アイランド!?何でそんな島に........

 

一馬「了解!」

 

オレは電話を切って飛び去った。途中、ネプテューヌ達と合流。そしてノワール達とも合流し、共にR-18アイランドへと向かった。ちなみにユニ、ロム、ラムは居ないぜ

 

ブラックハート「R-18アイランド........何か怪しいとは思ってたけど」

 

ホワイトハート「あの砲台、意味があったってことか」

 

グリーンハート「予兆をみすみす見逃してしまいましたわね」

 

オレは実際に行ったことないから知らんけどな

 

パープルハート「ぷるるん、あなたの探している大きな存在も、そこにいるのかしら?」

 

そういや、プルルートはそれを探しに来たんだったな

 

一馬「どうなんだ?」

 

プルルート「分かんないけどぉ......そうかもぉ.......」

 

すると、前方に島が見えてきた。あれが........R-18アイランド...........すると、砲台がオレ達の方に砲身を向けた

 

一馬「!?気をつけろ!」

 

その直後、砲台から何かが発射された。それは黄色い泡のようなものだった...........そして、腹立つ声が聞こえた

 

?「はぁ〜い、愛しの女神ちゃん達」

 

ハァッ☆オレスルーされたし、つかあの野郎は........

 

アノネデス「謹んでお迎えするわ。おニュー国家エディンへようこそ!」

 

刑務所にぶち込まれたはずのアノネデスだった

 

アノネデス「あらぁ、ノワールちゃん」

 

ブラックハート「どうして!?刑務所にいるの、つい3日前に確認したのに.....」

 

アノネデス「知ってるわよ〜ん。ノワールちゃん........服役中の私に会いに来てくれたわよねぇ?正確には私の影武者にだけど♪」

 

ブラックハート「ふざけた真似して..........今ここで捕まえてやるから!」

 

相当頭にきてるな.......ノワール。ま、それもそうか

 

アノネデス「あっはぁ〜ん、ダメよ。ここは独立国なんだから、いくらノワールちゃんでもそんなことは出来ないわよぉ、お馬鹿さん」

 

馬鹿はお前の方だろうが........

 

ブラックハート「犯罪者が作った国なんて、認めるもんですか!女神だって居ないじゃない!」

 

一馬「確かに」

 

するとノワールが剣を出して、アノネデスに構える

 

ブラックハート「さぁ!観念しなさい!」

 

すると

 

?「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

!?なんだこの気は.......何処だ......何処からこの乱れた気が!.........そこか!

 

一馬「ノワール!上から何か来るぞ!避けろ!」

 

だが時すでに遅し

 

ブラックハート「うわぁ」

 

上から来た人物が激突して、墜落した

 

パープルハート「ノワール!?」

 

一馬「あちゃー、だから避けろって言ったのに」

 

?「いったたたぁ〜、とぶのむずかしいよぉ」

 

それにしてもあいつは一体.........

 

一馬「お、お前........まさか女神なのか?」

 

?「ん?うん!そうだよ!」

 

あっさり答えやがった........

 

イエローハート「なまえはね〜、うーんと、えーと、ああそうだ!イエローハートだ!よろしくね」

 

するとイエローハートの胸が揺れた。で、デケェ胸.......そしてあのガキみたいな顔つき.........うん、エロ可愛い。じゃねぇ!

 

グリーンハート「な、なんて大きさ.......」

 

あー、ベールさんよりデカイのか

 

ホワイトハート「ベールのアイデンティティが無くなっちまうな」

 

アイデンティティ........ああ、あのでぇベテランのモノマネが得意な人と、よいしょーのコンビか.......ってそれは違うアイデンティティだ

 

グリーンハート「何を言いますの!重要なのは大きさではなく形.........はぁ......これは私がずっと耳にしてきた負け犬の遠吠えと同じ.......」

 

ホワイトハート「同情できねぇな」

 

一馬「な、なんとも言えね...........」

 

ブラックハート「ちょ、ちょっとあなた!」

 

あ、忘れてた

 

イエローハート「うわぁ!おしりからひとがはえた」

 

ブラックハート「生えてない!いいから早くどいて!あいつをとっ捕まえるんだから!」

 

イエローハート「つかまえる?」

 

何だ....雰囲気が少し変わったぞ。そして、イエローハートは浮かび上がり

 

イエローハート「そんなのさせない!」

 

ノワールに向かってきて

 

ブラックハート「ぐはっ.......」

 

パンチをして、吹っ飛ばしたのだった。

 

一馬「な、何て戦闘力だ.........あのノワールを吹っ飛ばすとは.......」

 

アノネデス「いい子ねぇイエローハート。この怖いお姉さん達とあの怖いお兄さん。みーんな私を捕まえようとしてるのよ」

 

するとイエローハートはオレ達を睨みつける

 

イエローハート「そんなの.....ダメ!」

 

イエローハートが俺達に向かって殴りかかる。俺達は避けるが、地面にクレーターが出来る

 

グリーンハート「そちらがその気なら、覚悟はよろしくて!」

 

ベールさんが槍を出して斬りかかる

 

イエローハート「うわぁ!?」

 

ホワイトハート「ボロ雑巾に......」

 

次はブランが斧を出して攻撃する

 

ホワイトハート「なりやがれ!」

 

イエローハート「きゃあ!?」

 

グリーンハート「たわいもないですわね」

 

ブラン「所詮はルーキーか」

 

しかし.......

 

イエローハート「あっははははは、たのしい!」

 

一馬「何だと!?」

 

イエローハート「もっといっぱいあそぼうよ!」

 

なんなんだこいつ.......戦いを遊びだと思ってやがる

 

パープルシスター「全然ダメージ受けてない...,...」

 

すると、イエローハートは爪を出して、オレ達を攻撃した

 

一馬「ぐっ.......」

 

オレは耐えたが、ネプテューヌ達は全員墜落した

 

一馬「ネプテューヌ!ネプギア !ブラン!ベール!」

 

イエローハート「あれぇ?おにいさんまだプカプカしてるの?もしかしてあそんでくれる?」

 

やるしかねぇな

 

一馬「ああ、テメェはこのオレが直々に遊んでやるぜ」

 

イエローハート「やった!じゃあいっくよぉ〜」

 

一馬「来い!」

 

オレは構えた。しっかし何だ、こいつの気は...........[乱れまくって]やがる........その中に何でピーシェの気が.........こいつ、何なんだ........



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30話

イエローハート「いっくよー!それー!」

 

一馬「でりゃ!」

 

オレは向かって来たイエローハートを吹っ飛ばす。だが奴は空中で浮いた。効いてないのか?

 

イエローハート「あはははは、ここまでおいで!」

 

イエローハートは飛び去った

 

一馬「逃すか!」

 

オレはイエローハートを追いかける。するとイエローハートがこっちに向き

 

イエローハート「あはははは」

 

こちらに向かってきた。ならこっちも!

 

一馬「せぇやぁ!」

 

イエローハートの攻撃とオレの攻撃が交差した

 

イエローハート「!?」

 

一馬「ふっ」

攻撃はオレの方が当たっていた。しかし、手応えはあんまり無かった

 

イエローハート「あはははは!おもしろーい!もっともっと!」

 

一馬「ぐっ!?」

 

何だ!?さっきよりも重い!

 

イエローハート「そーれ!」

 

一馬「ぐはぁ!?」

 

気のせいじゃねぇ、強くなってる.....

 

イエローハート「どーん!」

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

オレはイエローハートの攻撃で海底に叩きつけられた。い、意識が.........

 

[ナレーター視点]

 

イエローハート「おにいさん!おにいさん!もっとあそぼうよ!.........ん?あー!」

 

イエローハートは何かを見つけて向かった。イエローハートが見たものは....

 

?「だ、だから言ってるじゃないですか.......私は騙されて手伝わされてるだけなんです。被害者なんです」

 

アイリスハート「ふーん?あたし、被害者面する子って嫌いなのよねぇ」

 

アイリスハートが一人の女性に詰め寄っていた

 

?「ヒィィィィ!?お願いです!痛くしないで~」

 

そこへ

 

イエローハート「いじめちゃダメ!!!」

 

アイリスハート「!?」

 

イエローハートがアイリスハートに攻撃をして来た。が、アイリスハートは攻撃を受け止め、上空へ飛んだ

 

アイリスハート「あたし、良いところで邪魔する子も......嫌いなのよね!」

 

アイリスハートの攻撃が決まったが、イエローハートは全く効いていなかった。

 

アイリスハート「っ!?」

 

イエローハート「ふふん。はぁぁぁぁあ!!!」

 

アイリスハート「ぐっ!?」

 

イエローハートの攻撃を喰らい、アイリスハートは砂浜に叩きつけられた

 

パープルハート「ぷるるん!?」

 

同時に、回復したネプテューヌ達が来た

 

パープルシスター「プルルートさん!大丈夫ですか?」

 

パープルシスターがプルルートの元へ向かった

 

プルルート「う〜ん、かすっただけ〜」

 

パープルハート達はイエローハートを囲んだ

 

プルルート「ねぷちゃん......ダメだよぉ〜」

 

パープルシスター「え?それってどういう......」

 

[上空]

 

パープルハート「新しい国の女神だからって、いきなり戦うとは思ってなかったけど」

 

ブラックハート「先にやったのはあなたの方なんだからね」

 

ホワイトハート「もう手加減しねぇぞ!」

 

イエローハート「え〜?もうあそばないの?」

 

イエローハートは無意識に胸を揺らした

 

グリーンハート「ゆ、揺らせば良いってものじゃ無いですわよ!」

 

ホワイトハート「落ち着けベール....」

 

その様子を離れた場所でアノネデスが見てた

 

アノネデス「そろそろ、クライマックスかしら?」

 

ホワイトハート「そういや、一馬はどうした!」

 

イエローハート「あのお兄さん?どぼーんしたよ!」

 

パープルハート「.....まさか海の中に!」

 

[その頃海中では(一馬視点に戻る)]

 

一馬「........!」

 

オレは一体........そうだ!イエローハートに!先ずは空気を口に.......よし、さてと上では........ネプテューヌ達がアイツを囲んでる。回復したんだな、良かった。だが...........しかたない巻き込む可能性があるが、このままアレをやってみるか!まずは気弾を二つ作る!

 

一馬「ッ!」

 

よーし、そのまま気弾を固定して静かに離れて離れて........バレるなよ........この辺で良いかな.........よーし!いけぇ!

 

一馬「ッ!」(左手を上にあげる)

 

パープルハート「海から光.......ハッ!みんな避けて!」

 

ネプテューヌ達が離れた!

 

イエローハート「ふぇ?うわぁ!?」

 

当たらなかったか。まぁ元々当てないつもりだったが

 

イエローハート「いまの......あそこにおにいさんが!」

 

もういっちょ!よし!

 

イエローハート「またひかった!うわぁ!あれ?おにいさんがいないよ?どこどこ?あそんでー!」

 

オレは気弾と共に上昇したのだ。そして

 

一馬(ss)「だっはーーーーッ!!!」

 

超サイヤ人になってイエローハートの死角からドロップキックをお見舞いした

 

イエローハート「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

イエローハートはぶっ飛ばされ、海に落ちた。通じた!やっと通じた.......ざまぁみろ!

 

一馬「どうだ!」

 

パープルハート「一馬!無事だったのね!」

 

一馬「へへっ、オレがあの程度でくたばるかよ」

 

ホワイトハート「だろうな。それにしても.......やったか?」

 

グリーンハート「そのセリフ、やってないフラグですわよ?」

 

ホワイトハート「悪りぃ.......」

 

ん?アイツはアノネデス!

 

一馬「おい、ノワール。あそこ」

 

ブラック「!?」

 

何だあの装置は........!?海底からピーシェの気が........まさか!

 

ピーシェ「プハァ」

 

一馬「!?」

 

イエローハートの正体、それは.......」

 

ピーシェ「いたかった、へんしんとけちゃったよぉ〜」

 

一馬「ピー.........シェ.......」

 

パープルハート「ピー........子?」

 

イエローハートの正体......それはピーシェだった。だがピーシェの目つきがおかしい。まるで洗脳されたみたいに、死んだ魚の目みたいになってる......くそっイエローハートからピーシェの気を感じ取ったのは気のせいじゃ無かったんだ!

 

ピーシェ「パパ、ママ、どこ?」

 

一馬&パープルハート「!?」

 

アノネデス「ここよぉ〜、よく頑張ったわねピーシェちゃん。ほら、ママも褒めてあげて?」

 

?「い、良い子ねぇ........あ、ありがとう」

 

ピーシェ「えへへへへ、抱っこして!」

 

アノネデス「はいはい。よいしょ、かわいい」

 

一馬(SS)「ピーシェ........どうしてお前がいる」

 

パープルハート「ま、まさか、そんなわけないよね?」

 

ピーシェはオレとネプテューヌを睨みつける。そして

 

ピーシェ「あっちへいって!」

 

一馬&パープルハート「!?」

 

ピーシェ「パパとママをいじめるひときらい!だいっきらい!」

 

パープルハート「ピー子........」

 

一馬「ピーシェ..........っ!」

 

オレはアノネデスを睨みつける

 

一馬「貴様.......ピーシェに..........ピーシェに何をしやがった!返答次第では...........タダじゃおかねぇぞ!」

 

アノネデス「あらぁ?何をしやがった、なんてとんでもないわ。私は単なる執政官。この方にお仕えする身よ」

 

一馬(SS)「執政官だと?寝言はあの世で言え!」

 

アノネデス「寝言じゃないわよ?遅ればせながらご紹介するわ。この方こそ、我らがエディンの女神、イエローハートこと、ピーシェ様よ」

 

一馬「貴様.......」

 

このクズ野郎が..........誘拐して無理やり女神にしたくせによ!

 

パープルハート「.........」

 

プルルート「ねぷちゃん.......一馬くん.........」

 

アノネデス「あ、それからここで、レイちゃんから重大発表があります。ほらレイちゃん。あれ読んで」

 

レイ「え?あ、はい」

 

レイと呼ばれた女は紙を取り出す

 

レイ「め、女神イエローハートが治め.........」

 

アノネデス「声が小さーい」

 

レイ「エディンは、国内で生産された、成人向けコンテンツの制限の無い流通を各国に求める」

 

すると同時に兵隊がオレ達を囲む。この人達も洗脳されてるのか、目が死んだ魚のようになっている......ますます許せねぇ

 

レイ「これに賛同しない場合は.....我が国への戦線布告と見なす......!」

 

ブラックハート「や、やる気!?出来たばかりでシェアもろくに無い国が、私達に勝てるとでも思っているの?」

 

アノネデス「ほーんと、無茶よねぇ、でもこういう展開って、燃えるじゃない?」

 

っと落ち着けオレ......このくだらない事にキレるんじゃねぇ.......ふぅ

 

一馬「.......帰るぞ」

 

パープルハート「ちょっと一馬!?」

 

一馬「ここでキレても仕方ねえ......落ち着くんだ」(小声)

 

ブラックハート「.........分かったわ。今日は引いてあげるわ」

 

アノネデス「分かったわ、返答を楽しみにしてるわぁノワールちゃん」

 

こうしてオレ達はR-18アイランドを後にした.........ピーシェ。お前は必ず助け出してやる。洗脳を解いてな!



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31話

オレ達はノワール達と別れ、それぞれの国へと戻った。それから翌日、エディンへ返答したが、答えはノー!と言ってやったぜ。で今は........

 

一馬「ネプテューヌは.......あのままか」

 

ネプテューヌ「...........」

 

ネプテューヌは昨日から、暗い部屋で落ち込んでいる。無理もない、エディンの女神イエローハートの正体がピーシェだったからな。とてもショックだったんだろう。そして、イストワールさんによると、ネプギアとアイエフは、マイダカイ村に行ってエディンの進行を食い止めてるらしい。ちっ、あいつらもう攻めてきたか。そして、しばらくコンパとプルルートと一緒にネプテューヌを見てたら、イストワールさんが、シェアクリスタルルームに来てくださいと言ってきた。オレ達はシェアクリスタルルームに向かった

 

[シェアクリスタルルーム]

 

俺達はシェアクリスタルルームに来た。そこには、ちっさいイストワールさんがいた

 

プルルート「あ〜、いーすん〜」

 

一馬「ダニィ!?じゃあこの人が........」

 

コンパ「ぷるちゃんの次元の.......いーすんさん!?」

 

この人が別次元のイストワールさん......イストワール:ゼノ略してイスゼノさん........

 

イストワール:ゼノ「お初にお目にかかります。こっちの次元のコンパさんと坂田一馬さん。わたしはプルルートさんの次元のイストワールです。プルルートさんが毎日お世話になってますm(_ _)m」

 

一馬「あ、ああ、ご丁寧にどうも.......」

 

気のせいだろうか、時々顔文字が見える

 

イストワール:ゼノ「では本題を.......あのイエローハート、ピーシェさんこそ、探していた大きな存在だったみたいです」

 

イストワール「やはりそうですか.......」

 

一馬「んじゃ、ピーシェが最初からアイエフとコンパの事を知っていたのは」

 

イストワール「あちらの次元のコンパさん達と知り合いだったから.......と」

 

なるほどな

 

コンパ「複雑ですう〜」

 

イストワール:ゼノ「今こちらでは、世界の一部が凄い勢いで荒廃しちゃってるんですよ\( ;´Д`)/」

 

一馬「そりゃ大変だ!」

 

イストワール「!?本来なら、ピーシェさんが本来治めるべき場所は、そこだったと言う事ですか?」

 

イストワール:ゼノ「はい多分。ですから、プルルートさんには一刻も早く力尽くでも連れて帰ってもらわないと」

 

プルルート「無理矢理は嫌だな〜」

 

イストワール:ゼノ「放って置いたら、わたし達の国も大変なことになるんですから!」

 

プルルート「分かってるけど〜........」

 

そして、オレ達はネプテューヌの所へ戻った。やはり、あのままだった。すると、ネプテューヌの携帯が鳴っているのをみた。オレはそれに出た

 

一馬「もしもし?.........あ、分かった」

 

オレはネプテューヌの耳のそばに近づけた

 

ブラックハート『こら!ネプテューヌ!」

 

ネプテューヌ「うわぁぁぁあ!っと、ノ、ノワール!?」

 

電話の主はノワールだった

 

ブラックハート『まだそんな所にいるの?早く国民を守りに行ったらどうなの?』

 

ネプテューヌ「でもぉ.....だって.....だって......ピー子だよ........」

 

ブラックハート『あなたねぇ、女神でしょ!女神なら自分の感情より国の事を、考えて行動しなさいよ!』

 

ネプテューヌ「ピー子を、やっつけるってこと?」

 

ブラックハート『わたしならやるわ、言いたいのはそれだけ、じゃあね!』

 

そして、電話が切れた

 

ネプテューヌ「ノワールには出来るかもしれないけど......」

 

一馬「ネプテューヌ.......お前......」

 

すると後ろからプルルートの声がした

 

プルルート「出来ないのなら〜それで良いと思うよ〜」

 

一馬「プルルート、それにコンパ」

 

コンパ「一馬さん、ここはわたし達にお任せです」

 

プルルート「だから〜安心して行ってきて〜」

 

一馬「分かった。それとネプテューヌ。お前にある人が言った言葉を教えてやる。[「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだっ!!]ってな」

 

この名言は、まぁある漫画のキャラが言ったセリフだな

 

ネプテューヌ「覚悟.......」

 

一馬「お前は今、暗闇の荒野をさまよっているんだ。オレは既に、ピーシェと戦う覚悟は出来ている。だからお前も、覚悟を決めろよな」

 

そして、オレは、赤いバンダナを巻いた

 

一馬「待ってろよ..........ピーシェ!!!」

 

オレはマイダカイ村へ向かった



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32話

[マイダカイ村]

 

一馬「まずは、挨拶代わりだ!」

 

俺はエディンの軍隊に向けて、超手加減の気弾をばら撒いた

 

エディン兵士1「うわぁ!?」

 

エディン兵士2「どこからの攻撃だ!?」

 

エディン兵士3「あ、あれを見ろ!」

 

エディン兵士4「あ、アイツは......」

 

アイエフ&パープルシスター「か、一馬!(さん!)」

 

プラネテューヌ兵士1「おお、一馬さんだ」

 

プラネテューヌ兵士2「あの人が来たからには百人力いや、百万人力だ!」

 

イエローハート「あーっ!ツンツンおにいさんだ!」

 

一馬「待たせたな!ネプギア!お前は下の雑魚共の相手を頼む。ピーシェとの戦いはオレが引き継ぐ!」

 

パープルシスター「分かりました。あとは頼みます!」

 

ネプギアはアイエフ達の所へと戻った

 

一馬「さてと」

 

ピーシェを止めねぇとな

 

イエローハート「わるいめがみより、ツンツンおにいさんとあそぶほうがだいじだってパパがいってたよ?またあそんでくれる?」

 

一馬「ああ。いーっぱい遊んでやるよ」

 

イエローハート「いっくよー!」

 

ピーシェが向かってくる

 

イエローハート「あははは!!!あははは!!!」

 

一馬「...........」

 

オレはピーシェの攻撃を全て避ける

 

プラネテューヌ兵士1「す、すげぇ.......」

 

プラネテューヌ兵士2「イエローハートの攻撃が当たってない!?」

 

一馬「はっ!」

 

イエローハート「うわぁ!?」

 

オレはピーシェの隙をついて、ピーシェを蹴り飛ばす

 

イエローハート「あははは!!!」

 

一馬「やはり、手応え無しか.......」

 

イエローハート「ねーねーおにいさん!パパがいってたキラキラになってよ!」

 

一馬「き、キラキラ?」

 

イエローハート「うん!キラキラでブワァー!ってなってるの!ねぇはやく!」

 

まさか超サイヤ人か?

 

一馬「分かった。お望み通り見せてやるよ。はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

オレは超サイヤ人になった

 

イエローハート「キラキラー!もっかいいくよー!それー!」

 

ピーシェはまた向かってきた。オレはまた避ける。が!

 

イエローハート「ドーン!」

 

一馬(ss)「ぐっ!?」

 

当てて来やがった......

 

イエローハート「やったー!」

 

一馬(ss)「この野郎........でりゃりゃりゃりゃりゃりゃあ!!!!!だりゃあ!」

 

イエローハート「うわぁぁぁぁぁ!!!!あははははは!!!!」

 

オレは蹴りのラッシュを浴びせて、ピーシェを崖の方へ蹴り飛ばした

一馬(ss)「必殺!ワイルドリベリオントリガー!!!」

 

オレは崖に向かってワイルドリベリオントリガーを撃った

 

一馬(ss)「..........」

 

イエローハート「あははは!!!おっもしろーい!!!」

 

一馬(ss)「まさかあれを喰らっても、平気とは.......」

 

イエローハート「いっくよー!!!」

 

ピーシェの攻撃をオレは防いでいく

 

一馬(ss)「体力無限に成長していくパワー.....クソっ厄介だぜ」

 

むっ!?一つの気が近づいている。この気はまさか!そして、その気の正体が来た

 

一馬(ss)「へっ、ついに覚悟を決めたか。ネプテューヌ」

 

パープルハート「ええ、遅くなってごめんね。一馬」

 

一馬(ss)「良いってことよ。だが、大丈夫か?」

 

イエローハート「ねぇ?もっとあそぼうよー?」

 

ピーシェが何か言ってくるがオレ達は無視した

 

イエローハート「おーい!」

 

パープルハート「一馬。あなたはネプギアやあいちゃん達と一緒に兵隊やモンスターをお願い」

 

イエローハート「ねぇ、きいてる?」

 

一馬(ss)「........悪いが、断る」

 

パープルハート「どうして!?」

 

一馬(ss)「オレだってピーシェを助けたいんだ。ここは、一緒に救おうぜ?」

 

パープルハート「........はぁ、分かったわ.........ピー子!」

 

一馬「ピーシェ!」

 

イエローハート「ん?」

 

パープルハート「今度はわたしも一緒に遊んであげるわ!」

 

オレ達は地面に降りた。するとネプテューヌはなんと元の姿に戻った

 

一馬(ss)「馬鹿何考えてるんだ!」

 

ネプテューヌ「これがわたしのやり方だよ」

 

そうか。ならオレも!

 

一馬「........」

 

一馬&ネプテューヌ「さぁ来い!ピーシェ!/ピー子!」

 

オレとネプテューヌは構えた。絶対にオレらのことを思い出させてやるぜ!



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33話

イエローハート「おっきいのいくよー!」

 

オレとネプテューヌは身構えた.......来る!

 

イエローハート「ばーん!」

 

ネプテューヌ「くっ!」

 

一馬「ぐっ....」

 

こいつ、また強くなってる.......はっ!

 

イエローハート「ずっどーん!」

 

ネプテューヌがピーシェの追撃を喰らってしまった

 

一馬「ネプテューヌ!」

 

イエローハート「あはははは!あはははは!」

 

ネプテューヌの側へ行こうとするが、ピーシェのクローの連撃を受けてしまう

 

一馬「ぐぁ!?」

 

イエローハート「へへん......ん?」

 

畜生、痛ぇじゃねぇか。お陰でシャツがボロボロだぜ......

 

イエローハート「あれー?もうおわりー?」

 

ネプテューヌ「こんなのに負ける........ねぷてぬじゃないよ!」

 

一馬「そうだ!おにいちゃんはこの程度では倒れねぇぜ!」

 

オレ達は立ち上がった

 

一馬「知ってるだろ、ピーシェ!」

 

ネプテューヌ「ピー子!」

 

イエローハート「ねぷてぬ?おにいちゃん?..........っ!しらない!」

 

ぐっ、まだ洗脳の方が強いか......

 

ネプテューヌ「はぁ.......はぁ.......ううん、きっと覚えてる.......だって、ピー子のねぷてぬだもん!」

 

一馬「オレのことだって、覚えてるはずだ。オレはピーシェのおにいちゃんなんだからな!」

 

イエローハート「むぅ....しらない!」

 

ネプテューヌ「知ってる!」

 

イエローハート「しらない!」

 

一馬「いいや!オレ達の事を知ってるはずだ!」

 

イエローハート「しらない!しらない!」

 

ネプテューヌ「あぁ!?」

 

一馬「ぐっ.....」

 

知らないと言いながら攻撃して来た......

 

イエローハート「よわい!つまんない!おにいさんもキラキラのほうがもっとあそべたのに!キラキラじゃないとつまんない!もうあそばない!」

 

ピーシェが後ろを向いた.......

 

一馬「ネプテューヌ」(小声)

 

ネプテューヌ「うん」(小声)

 

一馬&ネプテューヌ「えりゃああ!!/とぉりゃああ!!」

 

オレ達は立ち上がって同時に飛び蹴りをピーシェにお見舞いした

 

イエローハート「うわぁ!?ととっと」

 

ピーシェはバランスを崩した

 

一馬「へっ、オレ達が弱いだと?弱いのはお前の方だ!」

 

ネプテューヌ「そうだよ!弱いって言う方が弱いんだもんね!」

 

イエローハート「..........きらい........きらい!きらい!きらい!きらい!きらい!だいっきらい!」

 

弱いにキレたのか、ピーシェはオレ達を殴って来た。何だ......ピーシェの目に涙が......もしかして、少しずつ解けてる?

 

イエローハート「きらい!きらい!きらい!」

 

今だ!オレとネプテューヌはピーシェの腕をそれぞれ掴んだ

 

一馬「へへっ、掴んだぜ」

 

ネプテューヌ「掴まえたよ.....ピー子」

 

イエローハート「.....はーなーせー!はなせ!はなせ!はなせ!はなせ!」

 

ピーシェはオレ達を離そうと蹴って来た。ここで離したらもうチャンスは無いかもしれない!

 

一馬「離すものか!もう二度と.......」

 

ネプテューヌ「離さない!もう二度と......」

 

一馬&ネプテューヌ「絶対に!」

 

イエローハート「はなせぇぇぇぇ!!!!」

 

ピーシェはオレ達ごと飛び上がった。空中で振り落とそうってか!

 

イエローハート「はなせ!はなせ!はなせ!」

 

ネプテューヌ「離さない!」

 

一馬「離してたまるものか!」

 

イエローハート「いやぁぁぁ!!!!」

 

一馬「思い出せ!」

 

ネプテューヌ「思い出してよ!」

 

一馬&ネプテューヌ「ピーシェ!/ピー子!」

 

イエローハート「っ!?」

 

今度こそ.......

 

イエローハート「しらない!しらない!しらない!なんにもしらないのぉ!!!!」

 

ぐっ、眩しい!そして、ピーシェは......

 

ピーシェ「いやだ!はなせぇ!!!」

 

戻った.......のか?

 

ネプテューヌ「ピー子......」

 

一馬「お前......」

 

ピーシェ「きらい!きらい!きらい!きらい!」

 

まだ.....完全には.....だが良かった.....

 

ネプテューヌ「わたしは好き!ピー子のことが大好き!」

 

一馬「オレもだ!ピーシェ。お前のことが大好きだ!」

 

しかし、このままだと川に落下......それだけは回避しなきゃ.....オレはネプテューヌを掴んで舞空術で地面に降りた。ピーシェはネプテューヌが抱いてるぜ

 

ピーシェ「きらい......きら.....い.....」

 

ネプテューヌ「良いよ、嫌いでも良い。ピー子がここにいるのなら......」

 

一馬「そうだな.......」

 

ピーシェ「きらい.......」

 

ん?あれは.....ネプギアだ。オレ達を探しに来たのか.........こうして、エディンは短い歴史に幕を下ろしたのだ。あまり被害は出すことなく収まり、全て元通りになるはずだった。しかし..........ピーシェは記憶喪失になったのだ。つまりだ、オレやネプテューヌの事を覚えていないという事だ。..............そして、プルルートとピーシェとの別れの時が訪れた.....

 

プルルート「みんな〜元気でね〜」

 

ベール「これでさよなら、だなんて寂しくなりますわ」

 

ノワール「なんか、ずっと前から友達だった気がするわね」

 

ブラン「あなた達のこと忘れないわ.......」

 

プルルート「あたしも〜あれ〜?一馬くんは〜?」

 

ブラン「一馬ならあそこ」

 

一馬「.........」

 

俺は離れたところで腕を組んでいた。そして、ベジータが未来トランクスと別れる時のポーズを取った

 

プルルート「一馬くん?何〜それ?」

 

一馬「だぁは!」

 

オレはずっこけた。まぁ、分かるわけないか

 

一馬「何でもない、気にするな」

 

プルルート「そう〜あ、ぎあちゃんと一馬くんに渡したいものがあるの〜」

 

一馬「何だ?」

 

ネプギア「?」

 

オレとネプギアはプルルートに呼ばれた。何だ?渡したいものって

 

プルルート「まずは〜ぎあちゃんから〜はいこれ〜」

 

ネプギア「え?これ、わたし?」

 

それはネプギアのぬいぐるみだった。うむ、よく出来てるな

 

ネプギア「ありがとうございます!大事にします!」

 

プルルート「大事にしてね〜次は〜一馬くん〜はいどうぞ〜」

 

手渡されたのは、オレのぬいぐるみだった。ほぉ〜これは.....

 

一馬「これはオレのぬいぐるみか?へぇ、よく出来てるじゃねぇか」

 

プルルート「えへへ〜ありがとう〜離れていても〜だ〜いすきだよ〜一馬くん〜」

 

一馬「そうか..... プルルート、またいつか会おうな。ピーシェもオレ達の事を思い出してくれよ」

 

プルルート「うん〜」

 

ピーシェ 「........」

 

ピーシェはまだこのままか

 

イストワール「では皆さん。名残はつきませんがそろそろ」

 

イストワール:ゼノ「ゲートを開けられる時間は限られてるんです!」

 

ネプギア「待ってください!お姉ちゃんがまだ」

 

そうだ、あいつどこで油売ってるんだろうか.......

 

イストワール:ゼノ「時間です。ゲート開きます!」

 

ネプテューヌ「おーい!」

 

ネプテューヌが走りながらやってきた

 

一馬「おせぇぞネプテューヌ」

 

ネプテューヌ「ごめーん」

 

そしてネプテューヌはプルルートに抱きつく

 

ネプテューヌ「ぷるるん、来てくれて本当にありがとう。きっとまた会えるよね?」

 

プルルート「うん、きっとね〜」

 

ネプテューヌ「ピー子はこれ持って行って」

 

ピーシェ 「?」

 

ネプテューヌがピーシェに渡したもの。それはねぷのプリンだった

 

ピーシェ「ネプテューヌ、なぁに?これ」

 

ネプテューヌ「世界で一番美味しいものだよ!」

 

イストワール:ゼノ「あ、あの、そろそろゲートに入ってください」

 

プルルート「はぁ〜い。みんな〜じゃあね〜」

 

一馬「グッバイ......プルルート......」

 

プルルート「ピーシェちゃん.....」

 

もう別れか.......すると、ピーシェに奇跡が起こる

 

ピーシェ「おにいちゃん?ねぷてぬ?」

 

一馬&ネプテューヌ「!?」

 

それと同時にゲートは消えた.......奇跡が......起こった......

 

一馬「あいつ........最後の最後で記憶を取り戻しやがって......遅すぎるんだよ.......」

 

きっとあのねぷのプリンがピーシェの記憶を呼び覚ましたのかもしれない.......

 

一馬「.......帰ろうか、ネプテューヌ........」

 

ネプテューヌ「うん........一馬.......」

 

そして、オレ達はそれぞれの国へ戻った



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34話

シェアクリスタルルーム]

 

ネプギア「うわぁ、こんなに眩しいシェアクリスタルを見るのは初めて.....」

 

コンパ「凄いです.....」

 

一馬「確かにな」

 

アイエフ「ネプ子、これって........」

 

プルルートとピーシェを見送って数週間後。今オレ達はシェアクリスタルルームでシェアクリスタルを見ている。めっちゃ輝いてるな

 

ネプテューヌ「えへへ、見ての通り、プラネテューヌ大ブレイク中ってこと」

 

イストワール「ずっと、緩やかに下降していたシェアが、ある日突然跳ね上がって、今や他の三国を大きく引き離す勢いなんです」

 

アイエフ「どうして.....そんな......」

 

ネプテューヌ「決まってるでしょ。プラネテューヌは時代が求めた64ビット級だからだよ!」

 

一馬「その例えはおかしい」

 

ネプテューヌ「ぷ〜おかしくなんかないもん!」

 

64ビット級っておかしいだろ.....どう考えても

 

イストワール「多分、エディンの進行を食い止められたのが、一番の理由だと思います」

 

一馬「それにしても.....少し増えすぎのような.....」

 

何か良くない事の前触れでなきゃ良いのだが........

 

コンパ「でも、ねぷねぷ頑張ったですから」

 

ネプギア「そうですよね。お姉ちゃん、おめでとう!」

 

ネプテューヌ「ま、わたしが本気になればこんなもんだって。でもぉ.....今日の本題はこっち、刮目せよ!」

 

すると、ネプテューヌは持っていた絵を広げた。ほう、よく出来てるな

 

ネプテューヌ「国民のみんなにお礼をしようと思って、教会の式場を解放して、大っきな祭りをやろうと思うんだ!」

 

祭りねぇ

 

ネプテューヌ「名付けて、ダイナマイトデカイ感謝祭!」

 

こうして祭りが開催されることとなった。

 

住民1「すいませ〜んたこ焼き下さ〜い」

 

一馬「あいよ!」

 

住民2「こっちは焼きそば3人前頼むぜ!」

 

一馬「かしこまり!」

 

えー、今俺は祭りでの屋台をしている。出している料理は、たこ焼き、焼きそば、お好み焼き、もんじゃ焼きだ

 

一馬「あいよ!たこ焼き一丁!」

 

住民1「美味しい〜」

 

一馬「へいおまち!焼きそば3人前!」

 

住民2「サンキュー!」

 

住民3「お好み焼きお願いしまーす」

 

住民4「もんじゃ焼き下さーい」

 

一馬「はい!ただいま!」

 

とまぁ、結構行列ができるほど繁盛しちまってる。屋台もそれなりに広いからなんなくやっているが、まぁ普通のやつなら焦げまくること間違いなしだろう。ちなみにコンパは軽傷した来場者(主に子供)に治療するスタッフとして、アイエフはマジックショーをしてる。

 

[シェアクリスタルルーム]

 

何とか屋台をやりきった後、オレは、アイエフと一緒にシェアクリスタルルームに来ていた

 

イストワール「私が、イベントの挨拶ですか?」

 

アイエフ「はい。ネプ子がどっか行ったきり戻って来なくって」

 

一馬「あいつ......またどこかで油売ってるかもな。イストワールさん、お願いします」

 

イストワール「分かりました、どうしたんでしょうか、ネプテューヌさんは?」

 

そして、シェアクリスタルルームから出ようとする。すると、警告音みたいなのが鳴り響いた。それと同時に邪悪な気を感じた

 

一馬「!?アイエフ!イストワールさん!」

 

アイエフ「どうしたの.......!?これはいったい」

 

イストワール「どうかされました?一馬さん.....!?これは」

 

一馬「ヤバい気だ......マジェコンヌ以上の何かとてつもない邪悪な気を感じる。それにこの部屋に鳴り響く警告音........やべぇ奴かもな......イストワールさん、オレ行ってきます!」

 

イストワール「はい.......気をつけて.....」

 

一馬「アイエフ......後は頼んだぜ」

 

アイエフ「ええ.....分かったわ」

 

俺はシェアクリスタルルームを後にして、道着に着替えて、外へ出た

 

一馬「!?空が黒いだと!?........それにあれは一体.......」

 

オレが見たのは........プラネテューヌの一部の地形が浮かんでいる事だった。そして、女神のような奴がいた

 

一馬「なんだ......あいつは」

 

オレは、そいつのところまで、飛んで行った

 

一馬「!?、ネプテューヌ!」

 

パープルハート「一馬!?どうして」

 

ちょうどネプテューヌとも会った

 

?「あら、もう来たんだ、プラネテューヌの女神様。そしてツンツン頭の坊や」

 

あいつ、髪色とあの声的に........

 

一馬「その声......お前.......レイか!」

 

レイ?「あー、それ好きじゃないのよね。だってー、そんなダサい名前女神っぽくないですし」

 

パープルハート「あなたも、新しい女神なの?」

 

レイ?「はぁ?バカにしないでもらえますぅ?」

 

なんだか無性に腹が立つ喋り方だ.....

 

レイ?「あなたよりもずっと先輩なんですけどぉ」

 

パープルハート「!?」

 

タリの女神「私は、タリの女神.....この大地を統べる大いなる国の女神よ」

 

一馬「あ?アタリメの女神?」

 

タリの女神「アタリメの女神じゃ無いわよ!タリの女神!タ・リ・の・め・が・み!覚えたかしら?坊や?」

 

一馬「あーはいはい、覚えましたよーっと」

 

パープルハート「タリって........確か、遥か昔に滅んだという太古の国」

 

へー、タリってそんなに古い国なんだな

 

タリの女神「コホン、はぁーい、そこ間違ってまーす。滅んで無かったんでぇーす。実はずーっと復活のタイミングを待ってたわけ」

 

一馬「お前がそのタリの女神だとして、一体何が目的だ?」

 

タリの女神「この土地と、国民もまとめて、ぜ〜んぶ私にくれますぅ〜?そしたら命だけは助けて、あげるかもしれないしぃ〜ていうか元々私の国なんだしぃ〜、黙って返しやがれこのクソアマァ!ってことなんですけどぉ?」

 

あっそ

 

一馬「だが断る」

 

タリの女神「なんですってぇ?」

 

一馬「その言葉、そのまま返してやるぜこのクソアマ。ここはプラネテューヌ。ネプテューヌの国だ!お前ののような奴の国じゃねぇ!」

 

パープルハート「そうよ、ここはわたしの国よ。そんなこと出来るわけないでしょ!」

 

タリの女神「へぇ〜、そういうこと言っちゃって良いんだ〜、そんな簡単に」

 

パープルハート「他に選択肢は無いわ」

 

一馬「そうだぜ!」

 

タリの女神「じゃあ」

 

パープルハート「!?」

 

一馬「あれは!」

 

大陸から砲身が現れた。そしてタリの女神はパネルを操作して

 

タリの女神「エナジー充填オッケー」

 

パープルハート「わたしを脅しても、無駄よ」

 

タリの女神「あー待って待って、こうなっても同じこと言えるんですか?お偉い女神様?」

 

すると、砲身は教会の方を向いた。まさか!

 

一馬「させるかぁ!」

 

タリの女神「ポング・レーザー砲......発射!」

 

パープルハート「きゃあ!」

 

一馬「ぐっ!」

 

レーザーが放たれる。オレ達は後ろを見た。そこには!

 

一馬「あ、ああ.......プラネテューヌ教会が.....!」

 

そう、プラネテューヌ教会の上が真っ二つにされていた。それに街にも被害が出ている

 

パープルハート「........」

 

一馬「あ.......ああ.......」

 

タリの女神「どぉ?まだ答えは同じですかぁ?アッハハハハ、アーッハハハ!」

 

許せねぇ........

 

一馬「きぃ.......さぁ.......まぁ.........よくも......」

 

タリの女神「アーッハハハ!!!答え、変わったわよねぇ〜?これで変わらないと、ただのバカだもんね」

 

パープル「ええ、そうね、変わったわ。これ以上、あなたの好きにはさせない!わたしの国は、わたしの国民は、わたしが.......わたしたちが守る!」

 

一馬「オレが.......オレ達が.......貴様を倒す!」

 

オレは超サイヤ人に変身した。それと同時にバンダナを巻いた

 

一馬(SS)「貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎ォッ!!!!!!!!」

 

オレおネプテューヌVSタリの女神の戦いの火蓋が切って落とされた



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35話

パープルハート「はぁ!」

 

まずネプテューヌがタリの女神に攻撃を仕掛ける。だが

 

パープルハート「!?」

 

タリの女神「全然効きませぇーん!」

 

パープルハート「ぐっ、ああっ!」

 

翼を出現させて攻撃を防ぎ、稲妻を落とした

 

一馬(ss)「ネプテューヌ!くっ.....だだだだだだだだだ!!!!!!」

 

オレは気弾を撃ちまくる。しかし

 

タリの女神「そんな攻撃が効くと思ってるの?」

 

一馬(ss)「何!?」

 

翼で全て防がれた。くっそー!

 

タリの女神「あなたも邪魔ですぅ〜」

 

一馬(ss)「しまっ......」

 

ネプテューヌの数倍の稲妻がオレに落ちる

 

一馬(ss)「ぐはっ!?」

 

オレは稲妻を喰らってしまう。い、痛ぇ......

 

一馬(ss)「はぁ!」

 

オレはお返しにとワイルドリベリオントリガーを撃つ。しかし

 

タリの女神「それも効くかぁ!」

 

リベリオントリガーも翼でガードされた。ちっ、どんだけ硬いんだ......

 

パープルハート「ブレイズブレイク!」

 

ネプテューヌも技を繰り出すが、やはり翼でガードされてしまう

 

タリの女神「ハハハハハ!だからぁ、何度攻撃したって無駄なんですぅ〜」

 

ん?. 何だ、ネプテューヌの気がどんどん減ってきている........何かがおかしい

 

タリの女神「さてと、もっかいエナジー充電しちゃいまぁーす。次の目標は........たくさんいるから、あそこにしよーっと」

 

砲身は、ネプギア達の方へ向いた

 

パープルハート「!?やめなさい!」

 

タリの女神「いやでぇーす、ロックオン」

 

パープルハート「はぁ!」

 

ネプテューヌは止めようとする。しかし

 

パープルハート「ああっ!」

 

稲妻を喰らう。そして翼に捕まり壁に叩きつけられた

 

一馬(ss)「ネプテューヌ!」

 

このままじゃ......何とかしねぇと

 

一馬(ss)「それを切り落としてやら!」

 

タリの女神「はいざんねぇーん」

 

一馬(ss)「何!?ぐはぁ!」

 

オレはリベリオンエッジで砲身を切り落とそうとした。だが奴の翼に捕まって、そのまま壁に叩きつけられた。握り絞められた

 

一馬(ss)「ぐああああ!!!」

 

締め付けられる.......

 

タリの女神「あなた達にはここで見てもらうわ.......国民が無様に死ぬ様をね!」

 

一馬(ss)「くっ、くそっ.....たれ....」

 

くそっ......握り絞められてるせいで力が.......ちくしょう..........すると

 

ブラックハート「でぇやぁぁ!!!」

 

ノワールが現れて、奴の翼を攻撃した。そしてさらに

 

グリーンハート「はぁぁぁあ!!!」

 

タリの女神「!?」

 

グリーンハート「レイニーラトナビュラ!」

 

ベールも現れて、オレとネプテューヌを助けてくれた。オレは体制を立て直す

 

一馬(ss)「ノワール.....ベール.....来てくれたんだな.......」

 

ブラックハート「ええ。ネプテューヌ?これがあなたの言っていたイベント?随分派手ね」

 

パープルハート「ノワール?ベールも!来てくれたの?」

 

よし、ネプテューヌの意識も戻ったぜ

 

グリーンハート「わたくしは、5pb.ちゃんを送り届けに来ただけですわ。それにしても......随分大仰な物を引き連れていらっしゃいますけど、どこのどちら様かしら?」

 

パープルハート「かつての大国、タリの女神らしいわ。昔滅んだ国があるどうしてシェアエナジーを得たのかは、分からないけど」

 

ブラックハート「あれよ」

 

すると、ノワールが指を指す。

 

一馬(ss)「ありゃ一体.........」

 

ブラックハート「エディンも同じ装置を使っていたわ。あれでシェアエナジーを作り出しているの」

 

何!?エディンも使っていた.......だからあんなに強かったんだな.....アイツは

 

一馬(ss)「オレが破壊してやるぜ!」

 

オレは装置を破壊しに向かった。あいつがオレをやすやすと装置まで通すはずがない

 

一馬(ss)「むん!」

 

オレは残像拳を使った

 

一馬(ss)「これでどれが本物か分からないだろ!」

 

タリの女神「それがどうしたの?はぁ!」

 

奴は沢山の稲妻を落とした

 

一馬(ss)「ぐわぁ!?」

 

パープルハート「一馬!?」

 

くそ、まさか稲妻を落としまくって残像拳を破るとは......

 

グリーンハート「はぁ!」

 

ベールが、装置に槍を投げる。しかし

 

タリの女神「はぁ!」

 

稲妻によって槍が破壊された

 

グリーンハート「くっ.......」

 

ダメだったか.......すると、ユニが現れた

 

ブラックシスター「アタシは本丸を!」

 

ユニはタリの女神向かってレーザーを撃つが、翼で防がれる

 

タリの女神「流石に、五人はちょっと鬱陶しいわね」

 

タリの女神はパネルを操作する。すると

 

ブラックハート「くっ.....」

 

ブラックシスター「力が......抜けていく.......」

 

グリーンハート「どういう........ことですの......」

 

たしかに......三人の気が減り続けている

 

一馬(SS)「貴様!何をした!」

 

ブラックハート「シェアエナジーが........無くなっていく......まさかあれ.....シェアを奪う装置なの!?」

 

タリの女神「そういうこと、あ、そろそろレーザーのエナジー溜まりました。じゃあ、行っちゃって良いですか?」

 

一馬(SS)「止めろ!」

 

パープルハート「ダメ!やめて!」

 

タリの女神「って言われてもやりますけど。発射!」

 

レーザーが撃たれた。くっ.....間に合え!

 

ネプギア「一馬さん!?」

 

一馬(ss)「押し返してやるぜ!ファイナルスピリッツキャノン!!!!」

 

オレは何とか間に合い、ファイナルスピリッツキャノンでレーザーを押し返そうとする

 

タリの女神「くっ....生意気な!」

 

タリの女神はレーザーの出力を上げる。ま、不味い......

 

一馬(ss)「お、押される........」

 

あともう少しで押し切られる。と思ったその時

 

ホワイトシスター「アイスサンクチュアリ!」

 

氷の壁が現れ、レーザーを弾いた

 

タリの女神「何!?」

 

更に、斧が飛んできて、装置を破壊した。斧........ということは!

 

ホワイトハート「レーザーの下を通せば、稲妻は撃てねぇ、だろ?」

 

パープルハート「ブラン!」

 

一馬「ロム!ラム!」

 

ホワイトシスターラム「やったねロムちゃんわたしたちってば最強!」

 

ホワイトシスターロム「うん!ラムちゃん。最強!」

 

一馬(ss)「あぁ、お前達は最強だ」

 

すると、ネプギアが光りだす

 

ネプギア「感じる......シェアエナジー......いーすんさん!」

 

イストワール「はい!」

 

一馬(ss)「行くぞ!ネプギア!」

 

ネプギア「はい!」

 

ネプギアは変身してオレと一緒に飛んだ

 

パープルシスター「お姉ちゃん!」

 

女神達が全員揃った

 

タリの女神「何人来たところで止められませぇぇん」

 

一馬(ss)「さぁ、そいつはどうかな?さぁ、ここからは」

 

パープルハート「わたし達のターンよ!」



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36話

タリの女神「アッハハハ!!もう遅いですから!世界を破壊するだけのシェアエナジー、バッチリもらっちゃったしーアハハハハ!!!」

 

なっ、破壊だと!?

 

一馬(ss)「破壊だと?貴様はこの国が欲しいのじゃないのか!」

 

タリの女神「ばっかじゃなーい。そんなもの、全然興味ありまっせーん。私がしたいのは、全部無茶苦茶に壊すことよ」

 

パープルハート「なぜ?あなたも女神でしょ?」

 

タリの女神「そうよ女神よ、なのにアイツらは、文句ばかりで、私に従わなかった!」

 

一馬(ss)「あいつらだと?」

 

ホワイトハート「タリは、女神に不満を持った国民に弾圧を加えたんだ。国民は女神を信じなくなり、国はシェアを失って滅びた」

 

リーンボックス「いわゆる、タリショックですわね」

 

自業自得か

 

一馬(ss)「ふん、自業自得じゃねぇか。愚かだぜ」

 

タリの女神「違う!」

 

一馬(ss)「あん?」

 

タリの女神「アイツらが私から国を奪った。今度は私が奪う番よ!エナジー、再充電!」

 

パープルハート「可哀想な人.......」

 

タリの女神「!?」

 

パープルハート「あなたには、仲間が居なかったのね.........同情はするけど、わたし達の世界をあげることは出来ないわ!」

 

タリの女神「ふん、次は最大出力だし〜もうなんちゃらキャノンやちょこざいな魔法では防げませんから〜アーッハハハ!!!!」

 

一馬(ss)「.........お前達、貸してもらうぜ!」

 

そして、ネプテューヌ達は散らばった

 

一馬(ss)「はぁぁぁあ!」

 

オレは気合を入れて突っ込んだ。右手に力を込めながら

 

タリの女神「どうせポング・レーザーを壊そってんでしょ?エナジーが溜まるのと、どっちが速いかしらね?」

 

オレはブランへ突っ込んだ。そしてオレは彼女の斧によって飛ばされる

 

ホワイトハート「光の速さで飛ばすぜ!」

 

オレは黄金の弾丸と化す。が方向は砲台では無かった

 

タリの女神「どこ飛ばしてんのよ」

 

ちっ、狙われる.....そこへ

 

ブラックシスター「喰らえぇ!!」

 

ユニが攻撃する。しかし

 

タリの女神「痛くも痒くもありまっせーん!ん?」

 

羽でガードされた。だが注意は反らせた!オレの前にネプギアが来たからだ

 

パープルシスター「一馬さん、お願い!」

 

一馬(ss)「あぁ!」

 

オレは砲台へ向けて飛ばされた

 

タリの女神「させるか!」

 

杖を向けて来たか.....が

 

ホワイトシスター「えい!」

 

ロムとラムが攻撃した

 

タリの女神「無駄だっつてんだろ!」

 

がそれも羽で防がれた

 

タリの女神「ちぃ!行かせるか!」

 

タリの女神は、稲妻を撃ってきた。ここでか.....

 

グリーンハート「お行きなさい!一馬さん!」

 

ベールがビットを射出する。オレはベールのビットで稲妻に当たらずに突破した

 

一馬(ss)「サンキュー!ベール!」

 

タリの女神「くっ........溜まりきらなくても!」

 

ブラックハート「はぁぁぁ!!!」

 

パープルハート「やぁぁぁ!!!」

 

ノワールとネプテューヌの一撃が、タリの女神にヒットした

 

タリの女神「なっ!?」

 

ブラックハート「最初っから固まってるなら」

 

パープルハート「斬りようはあるわよね!」

 

タリの女神「クソが!」

 

しかし、レイは体制を立て直し、照準を合わせた

 

タリの女神「発射ぁ!」

 

まずい.......だがここで決めてやる!

 

一馬(ss)「リベリオンハンマー!」

 

オレは右手を前に突き出してそのまま突っ込んだ

 

一馬(ss)「砕けろぉ!」

 

そして砲台は大陸諸共砕け散って、地面に落ちた

 

タリの女神「私の大陸が.......」

 

一馬(ss)「諦めろ。もうお前の望みは叶えられないぜ」

 

パープルハート「降参することね」

 

タリの女神「クックックッ.......」

 

笑ってる?

 

一馬(ss)「何がおかしい!」

 

タリの女神「大陸を壊したぐらいで、勝った気になっちゃって」

 

一馬(ss)「!?」

 

奴の気が、それほど落ちてねぇ......それにあの禍々しい光、何が起きている

 

タリの女神「アーッハハハ!!!残ったエナジーを解放するだけで、世界の半分くらいは軽ーく無くなりますから!」

 

一馬(ss)「野郎.....!!」

 

グリーンハート「確かに、驚くほど強い憎しみですわ。ですけれど」

 

ベールさんとブランは手を繋ぎ始める

 

ホワイトハート「所詮は憎しみだろ?」

 

そして、次々に手を繋ぎ始める女神達

 

ブラックハート「例えわたし達のシェアエナジーを使い果たしたとしても」

 

パープルハート「女神は、わたし達がやる事は一つだけよ!」

 

一馬(ss)「お前ら、一体何をするつもりだ!」

 

パープルハート「わたし達が被害を抑えるわ。一馬、あなたは離れて」

 

一馬(ss)「だ、だが!」

 

ブラックハート「行って!ここからは、わたし達がやるわ」

 

一馬(ss)「.........分かった」

 

オレは離れ、アイエフ達のところへ行った

 

アイエフ「アンタどうして!?」

 

一馬「アイツらに離れてって言われたのさ」

 

タリの女神「ふん!そうやって正義の味方ごっこしてろってーの!.........あの世でなぁ!!!」

 

そして、タリの女神はエナジーを解放した。辺りに凄まじい爆風が起こる

 

一馬(ss)「くっ......はぁぁあ!!!」

 

オレはバリアを張って爆風を防いだ。ぐっ.....結構あるな....そして、爆風は収まった.......空が晴れているが......微かにネプテューヌ達の気を感じた!まだ生きてる!

 

一馬(ss)「オレ、行ってくる」

 

オレは走った

 

アイエフ「ちょ、ちょっと!」

 

コンパ「一馬さん!」

 

一馬(SS2)「なんだ......こりゃ.....」

 

向かった場所ではネプテューヌ達が倒れていた.......

 

タリの女神「まだやれる.......あいつらだけでも吹っ飛ばして!それから!あのツンツン頭も吹っ飛ばして世界を粉々に!あはははは!!!」

 

タリの女神がネプテューヌ達に攻撃を放った。させるか!

 

一馬(ss)「はぁ!」

 

オレは奴の攻撃を弾いた

 

タリの女神「っ!?お前!」

 

一馬(ss)「これ以上、ネプテューヌ達はやらせない.......」(オーラに稲妻が追加されて髪型が更に逆立つ)

 

タリの女神「!?髪型が更に変わった?」

 

ん?奴のあの発言、それにパワーが漲ってくる.......オレは超えたのか?超サイヤ人を

 

一馬(ss2)「お前の相手は、このオレだ!はぁ!」

 

オレはタリの女神を殴り飛ばした

 

タリの女神「ぐっ!?良いわ......まずは女神や世界の前にアンタから吹っ飛ばしてあげる。坊や......」

 

?「それは困るな。この世界はいつか私のものになる予定なのでな」

 

タリの女神「ん?」

 

一馬(ss2)「お、お前は!」

 

タリの女神「誰よ」

 

それは何とマジェコンヌだった。さらに

 

ワレチュー「OKっちゅよ、オバハン」

 

何だ?

 

マジェコンヌ「ふん!絶望の奈落へ沈め!」

 

そう言ってマジェコンヌは何かを投げた。それはアンチシェアクリスタルの破片だった。

 

タリの女神「何!?ああああああああ!!!う、動かない!!体が動かない!」

 

タリの女神は黒いオーラを放出していた

 

マジェコンヌ「やはり破片では拘束が限界か.......小僧!とどめは貴様にくれてやる」

 

拘束していたのか

 

一馬(ss2)「サンキューマジェコンヌ。はぁぁぁあ!!!」

 

オレは右手を上に上げて虹の気弾を生成し、それを握りしめる。コイツを覚えて良かったぜ!

 

タリの女神「な、何よ....」

 

一馬(ss2)「ソウルパニッシャー!」

 

オレは握りしめた物を投げつけた

 

タリの女神「っ!?あああああ!!!力が抜けていく......」

 

タリの女神から邪悪なオーラが立ち昇ってレイに戻った。だが、邪悪なオーラはまだ漂っていた。まさかアレが!?だったらあの技で終わりにしてやる!

 

一馬(ss2)「終わりだ。か......め.....は......め........」

 

オレは構えて気を溜めた。そしてそのまま

 

一馬(ss2)「波ぁー!!!!」

 

かめはめ波をオーラに向けて撃った。オーラは消滅した

 

一馬「終わった.......ぐっ」

 

結構体力使ったか........

 

ネプテューヌ「一馬!」

 

ネプテューヌがこっちに来て支えてくれた

 

ネプテューヌ「ありがとう.....一馬......」

 

一馬「気にすんな......」

 

ワレチュー「やっと回収したアンタクリスタルの破片をここで使ってホントに良かったっちゅか?オバハン」

 

マジェコンヌ「ふん、ちょっとした気まぐれだ」

 

ワレチュー「気まぐれ属性がありなのは、ギリ二十歳までっちゅ」

 

二人は立ち去ろうとする

 

一馬「おい!」

 

オレは二人を止めた

 

一馬「助けてくれて.......サンキューな!マジェコンヌ」

 

マジェコンヌ「馬鹿を言うな。私はいつでもお前達の敵だ」

 

一馬「そうかい.........またな」

 

マジェコンヌ「ふん!」

 

そう言って帰って行った............

 

ネプテューヌ「ねぇ、どう言うこと?何でマザコングが.......」

 

一馬「アイツらが助けてくれたんだよ」

 

ネプテューヌ「そうだったの!?」

 

一馬「あぁ」

 

さて、これから忙しくなるぜ




超サイヤ人2の見た目

髪が完全に逆立つが前髪1本は垂れている。オーラは金色で雷のようなものも纏う


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37話

[数ヶ月後]

 

オレはあれから目覚めた後、教会の復旧作業を手伝った。幸いオレの部屋は無事だったぜ。まぁ、家具とかは錯乱していたが。んでオレの復旧作業の役割は、やはり力仕事関係だった。いやぁ大変だったぜ。そして現在

 

一馬「ふわぁ〜」

 

オレはいつものように目覚める。すると、電話がかかってきた。ノワールからだ

 

一馬「なんだ?」

 

ブラックハート『なんだ?じゃないでしょ!何時だと思ってるの!?』

 

一馬「え、8時半だが?何かあったっけ?」

 

ブラックハート『今日は新プラネテューヌ教会の完成式典でしょ?』

 

一馬「........あーっ!しまったぁぁ!!!!」

 

ブラックハート『全く.....早く来てよね!みんなもう待ってるんだから!』

 

一馬「.......やべぇ!急いで着替えないと」

 

オレはさっさと正装に着替え、普通に降りたら間に合わないと判断したオレは窓から飛び降りた。そして、ネプテューヌ達のところへ着地した

 

一馬「待たせたな!」

 

ブラックハート「なぁ〜にぃ〜がぁ〜待たせたな!よ!遅いわよ!」

 

一馬「わ、悪りぃノワール」

 

パープルハート「それに、あなたその格好で出るつもり?乱れまくってるわよ」

 

一馬「え?........あっ」

 

まずった急いでたから乱れまくってる。ヤベッ!

 

一馬「どうだ、これで」

 

パープルハート「バッチリよ。さ、行きましょう」

 

一馬「あぁ」

 

そして、式典が始まった

 

パープルハート「皆さんの信じる心のお陰で、こうして新しいプラネテューヌ教会がも完成しました。プラネテューヌの街も日々復興しつつあります。この国の女神として、皆さんに感謝します。本当にありがとう」

 

その大半の仕事はオレだったってこと忘れんなよ

 

パープルハート「そしてもう一つ、この場を借りて宣言したいことがあります」

 

あいつ.........何を宣言するんだ?

 

パープルハート「それは......少し待って」

 

そして、ネプテューヌは元に戻った。あいつ......本当に今度は何を言う気だ?

 

ネプテューヌ「やっぱり姿じゃないとね!えっと......わたし、プラネテューヌの女神ネプテューヌは、本日をもって、友好条約を破棄します!」

 

一馬「ゑゑ!?何考えてんだ!」

 

確か友好条約を破棄するっつうことはだな、ネプテューヌ達女神がシェアを奪い合いをするんだろ?それってまずいんじゃ........

 

ネプテューヌ「そんなの、もう必要ないでしょ?わたし達とっくに本当の仲間なんだからね?ノワール、ベール、ブラン」

 

ブラックハート「それもそうね」

 

グリーンハート「これからは、正々堂々と競い合うと言うことですかしら?」

 

ブラン「たまには気の利いたこと言うじゃねぇか」

 

へっ、あいつらしい答えだ。オレ達は拍手した

 

ブラックハート「じゃあこれから........エキシビションマッチでどう?」

 

ホワイトハート「いっちょやるか!」

 

グリーンハート「胸が高鳴りますわ」

 

ネプテューヌ「あー!待ってよ!」

 

ネプギア「ユニちゃん!ロムちゃん!ラムちゃん!」

 

こうして、女神達は飛んで行った

 

イストワール「ふぅ.......また騒がしい日々が始まりそうですわね」

 

一馬「そうっすね.....」

 

こうして式典は女神達のエキシビションマッチで幕を下ろした................最終回じゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ



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38話

新プラネテューヌ教会完成式典が終わって数ヶ月後.........

 

ネプギア「らめぇ〜」

 

一馬「熱下がらないな.....」

 

コンパ「可愛そうです」

 

えー今ネプギアが変な寝言を言いながら熱に侵されているぜ

 

ベール「バッドエンドな夢を見続ける病気ですの?」

 

ああ、ベールも来ていたんだった

 

イストワール「はい、三世代前の女神がかかっていたのを、三日かけてやっと思い出しました」

 

ネプテューヌ「バッドエンドシンドロームって言うんだって」

 

ベール「バッドエンドシンドローム........」

 

一馬「要するに、熱出しながら悪夢を見続けるってことだろ?」

 

イストワール「はい、そんな感じです」

 

すると、パソコンから音が鳴り響いた。この音はビデオ通話が来たってことだな。そのビデオ通話はノワールからだった。

 

一馬「どうした?ノワール」

 

ノワール「ええ、実は........」

 

ノワールが話したことは、ユニが悪夢を見ながら熱を出している事だった

 

一馬「まじか......ユニもかかったとは........」

 

するとブランからもかかってきた

 

一馬「ブラン、一体どうしたんだ?............まさか........」

 

ブラン「ええ、ロムとラムも同じよ」

 

くそっ、まさか全員かかっちまってるとは......

 

ブラン「教育上悪い夢を見ていそうで心配..........一刻も早く、治してあげたい」

 

ネプテューヌ「大丈夫!特効薬の事もいーすんが思い出してくれたから、ね!」

 

イストワール「はい、この病気はコウリャクボンの花という植物を煎じて飲めば、たちどころに治ります」

 

コウリャクボンの花.......本みたいな花なのか?そんな訳ないか。にしてもど直球すぎるネーミングだなおい

 

ノワール「本当!?それどこにあるの?」

 

イストワール「最近は随分少なくなってしまって、ルウィーとラステイションの国境付近の洞窟にあったようですが、今でもあるかどうか........」

 

ブラン「少しでも望みがあるなら」

 

ノワール「わたし達で探してくるわ!」

 

ベール「でも........それだけでは不確実ですわね、もっと他に情報はありません?」

 

イストワール「後もう1箇所、あると言われている場所があります。でも結構遠くて」

 

ネプテューヌ「遠くだってわたしは行くよ!」

 

ベール「ええ、ネプギアちゃん達の為ですもの」

 

一馬「オレも同じだ!」

 

イストワール「そうですか、その場所は.........」

 

その場所とはなんと.......

 

ネプテューヌ「いやっほぅ!」

 

ベール「遠くというのが、別の次元の事だなんて」

 

一馬「全くだ、このオレでも驚いたぜ」

 

そう、別次元のプラネテューヌだったのだ

 

ネプテューヌ「いやぁ、まさかうちのいーすんが次元を超えるゲートの作り方をいつのまにかおぼえているとはね、あ!見て見て!」

 

一馬「多分あれが、別次元のプラネテューヌだな。あそこに.....,...プルルートが!」

 

ネプテューヌ「うん!それに........ピー子も!」



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39話

ネプテューヌ「あ〜れ〜!」

 

一馬「ちっ、まさか落ちることになるとはな」

 

イストワールさんめ......いや、待てよ......もしかしたらゲートから出る時ってまさか上空固定なのか!?いや、そんな事考えてる暇はない

 

一馬「ネプテューヌ!ベール!待ってろ!」

 

オレは舞空術を.......アレ?

 

一馬「で、出来ねぇ!」

 

ネプテューヌ「ど、どうしたの!?」

 

ベール「何かお困りごとが!?」

 

一馬「舞空術が.....出来ねぇ」

 

自分の気は感じ取れるのに!

 

ネプ&ベル「えぇ!?」

 

そしてそのまま墜落した

 

一馬「ててて......大丈夫か二人とも」

 

ここは見る感じ竹林か?

 

ネプテューヌ「大丈夫〜」

 

ベール「わたくしもですわ」

 

一馬「そいつは良かったぜ」

 

ネプテューヌ「それにしても、変身して華麗に着地しようと思ってたのに、何で」

 

ベール「こちらの次元では、わたくし達、変身できないのかしら?」

 

一馬「分からんオレも何故か舞空術が使えないし.......む!?誰か来る」

 

奥から、誰かが歩いてきた。って、ゑ!?

 

一馬「ブ、ブラン!?そ、それに......」

 

ベール:ゼノ「あら?」

 

ベール「わ、わたくし!?」

 

歩いてきた人の正体は、ブランとベールだった。だけど服装が違う。ベールは緑と黒を基調としたドレスに、ブランは巫女装束みたいな服を着ていた。ややこしいから、今後はブラン:ゼノ略してブラゼノとベール:ゼノ略してベルゼノと呼ぼう

 

?「う、うーん」

 

ん?ネプテューヌが誰かを下敷きに.......ノワール !?

 

一馬「ゑ!?ノワールまでか!?」

 

ネプテューヌ「ノワール!?」

 

ノワール:ゼノ「もう!何なのよ、急に落ちてくるなんて、非常識にも程があるわよ!」

 

しっかしこっちのノワールの服装......ヘソ出しか......ありかも

 

ネプテューヌ「おかしい、ブランとノワールは洞窟に.......あ分かった!これはきっと偽ノワール、略してニセモノワールだ!」

 

ノワール:ゼノ「それ略してない、大体私偽物じゃないから!ていうか、あなた達は誰よ!」

 

ネプテューヌ「わたし?わたしは......」

 

すると

 

?「ねぷちゃ〜ん!一馬く〜ん!ベールさ〜ん!」

 

奥から懐かしい奴が走ってきた

 

一馬「プルルート!」

 

そう、プルルートだった

 

プルルート「また会えたね〜無事こっちに来られて良かったね〜」

 

ベール:ゼノ「あなた方ですわね?プルルートさんが話してた、別の次元の女神とえーっとヤサイ人って人は」

 

ヤ、ヤサイ人......!?

 

ブラン:ゼノ「サイヤ人よベール。わたし達は、こちらの女神よ」

 

うーん、オレはサイヤ人じゃなくて本当は地球人なんだけどなぁ〜

 

[プラネテューヌ教会(別次元)のエレベーター内]

 

プルルート「えぇ〜?あたし〜ちゃんと言ったよ〜?こっちの次元にもノワールちゃんとブランちゃんとベールさんがいるって」

 

ネプテューヌ「本当?こんなにそっくりさんがいるって言った?」

 

プルルート「言ったってば〜」

 

ブラン:ゼノ「そんなに似ているの?そっちの次元の私....」

 

一馬「まあな、見た目も喋り方もそっくりだ。まあ、服装は違うが.......それに、性格も同じらしいしな」

 

ブラン:ゼノ「ふむふむ.....」

 

ノワール:ゼノ「じゃあ、向こうのわたしも相当やり手の女神ね」

 

一馬「ああ、確かに結構やり手だが.......昔は友だちがいなかったんだぜ」

 

ノワール:ゼノ「はい!?」

 

あ、いるのかこっちには。とまぁ、こんな会話がありながらも、リビングに着いた

 

[リビング]

 

イストワール:ゼノ「ようこそいらっしゃいました!」

 

イスゼノさんが迎えてくれた。ああ、イスゼノってのは、イストワール:ゼノの略だ。しかし本当に小さいな

 

ネプテューヌ「うわぁ!こっちのいーすんだぁ、本当にちっちゃーい、可愛い」

 

イストワール:ゼノ「そ、そうですか?」

 

ネプ「ねぇぷるるん!このいーすん頂戴!」

 

一馬「アホか!」

 

ネプテューヌ「あいた!?」

 

オレはネプテューヌをしばいた。ああ、無論手加減はしてるぜ

 

ネプテューヌ「あいたたたたた..........もう、叩かないでよぉ、一馬」

 

一馬「うるさい、お前がそんなこと言うからしばいたんだよ」

 

ネプテューヌ「ほんの冗談だってばぁ〜........」

 

冗談に聞こえないんだよ.....

 

一馬「全く.......お?」

 

オレはタンスの後ろに隠れてる女の子を見つけた。アイツは!

 

一馬「オッス、久しぶりだなピーシェ。元気にしてたか?」

 

ネプテューヌ「ピー子........おいで!ピー子!」

 

ピーシェ「おにいちゃん........ねぷてぬ.........」

 

やはり、別れた時に名前を呼んだのは間違いなかったな。記憶を取り戻してる

 

ネプテューヌ「良いんだ、ネプテューヌでもねぷてぬでも、どっちでも良い。だってピー子はピー子だもん。ほら!おいで!」

 

そして、ピーシェはゆっくりと近づいてくる。そして、だんだん走ってきた

 

ピーシェ「ねぷてぬ!」

 

あ、これはネプテューヌにとって嫌な予感が

 

ネプテューヌ「ピー子!」

 

ネプテューヌも走り出した。そして.......

 

ピーシェ「どーん!」

 

ネプテューヌ「ぐはっ!?」

 

一馬「あちゃーやっぱりか」

 

案の定、ネプテューヌの腹部にタックルしたピーシェ。ネプテューヌはそのまま倒れた。ピーシェはネプテューヌの上に乗って、笑っている

 

ピーシェ「ねぷてぬよわい!」

 

懐かしいな、この光景も

 

ネプテューヌ「完全復活したのはよーく分かった。ピー子」

 

一馬「よし、じゃあ今度はオレの方に来な」

 

ピーシェ「おにいちゃん!」

 

ピーシェは勢いよく抱きついてくる

 

一馬「ははっ、相変わらずお前は元気だな!」

 

ピーシェ「おにいちゃん、ぴぃあいたかったよぉ」

 

一馬「心配するな、こうしてオレが来たんだ。嬉しいだろ?」

 

ピーシェ「うん!うれしい!」

 

この後何分かピーシェとじゃれあったネプテューヌとオレだった。さて、ここでの目的を果たさないとな!



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40話

今オレ達は、カリン塔ぐらいの長さのある塔に来ている

 

ベール「あそこに、コウリャクボンの花が」

 

ブラン:ゼノ「呪われしヘルデビル・デスブラッディ・スペクトラルタワー。あの塔の一番上、1万階にあるそうよ」

 

すっげぇ長い名前.......だが、1万階か、オレにはどうってことないな

 

ネプテューヌ「強いモンスターとかいるの?」

 

ベール:ゼノ「ええ、それはもう」

 

一馬「強いモンスターか、ワクワクしてきたぜ」

 

別次元の女神&イストワール:ゼノ「!?」

 

一馬「ん?どした?」

 

ノワール:ゼノ「あなた、さっきワクワクしてきたとか言ったけど、本当に強いの?」

 

一馬「ああ、強いぜ。プルルートから聞いてなかったのか?」

 

ブラン:ゼノ「たしかに強いっては聞いたけど......」

 

イストワール:ゼノ「あ、あの、絶対忘れないでくださいね!三人の次元へ変えるゲートが開くのは、3時間後ですよ!」

 

三人「え!?」

 

てか、前から思ったんだけど、イストワールさんもイスゼノさんもどうして『3』にこだわるんだ?何か理由があるのかな?もしかして癖だったりして

 

プルルート「はい〜」

 

するとプルルートからタイマーを貰った。もうタイムが減ってきている

 

イストワール:ゼノ「その次にゲートが開けられるのは、三年ほど後になるんです。ですから、時間までに教会に戻ってきてください!」

 

一馬「っし!行くか!」

 

ってなわけで、オレ達はスペクトラルタワーへ突入した。中には雑魚モンスターが大量にいて、手分けして片付けて登った

 

一馬「っ!」(睨みつけて衝撃波)

 

モンスター達「!?」

 

ノワール:ゼノ「えぇ!?衝撃波!?」

 

オレは気合い砲、そして殴り、蹴り、気弾、掴んで投げ飛ばすなどをしたりしてモンスターを倒した。そして4階から何とエレベーターがあり、オレ達はそれに乗った。何でも1万階の手前行きだとか

 

ネプテューヌ「まさかエレベーターがあったなんてね〜」

 

ベール「助かりましたわ....」

 

一馬「そうだな」

 

プルルート「うん〜」

 

ピーシェ「エレベーター!」

 

1万階を登るのは大変だからな。エレベーターを追加されて良かったぜ

 

ノワール:ゼノ「ちょっと一馬!」

 

一馬「ん?」

 

ノワゼノ、ブラゼノ、ベルゼノがオレを見ていた

 

ノワール:ゼノ「さっきの戦闘見たわ。あなたのどこにそんな力があるのよ!」

 

ブラン:ゼノ「殴り飛ばしたら小さいクレーターは出来る、手からは魔法の用な弾を撃つ、モンスターを片手で掴んで投げ飛ばす」

 

ベール:ゼノ「挙げ句の果てには、衝撃波まで.....」

 

ノワール:ゼノ「あなた本当に人間なの?」

 

一馬「あぁ、人間だぜ。まぁ、鍛えた結果、あんな事が出来る様になったしな」

 

本当は転生した時の力のおかげなんだけどね......

 

ノワール:ゼノ「どんな鍛え方をしたのよ......まぁ良いわ。プルルートの言ってた通り、強いってことが分かったし」

 

それから、オレ達はゆっくりと休んだ



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41話

エレベーターは最上階........の手前の階で止まった

 

ネプテューヌ「到着!」

 

一馬「やっとか......長かった分、リラックス出来たぜ。さて早いとこ最上階への階段を見つけるか」

 

ブラン:ゼノ「ここから最上階へは、階段じゃなくてワープポイントを使うらしいわ」

 

なるほど、だからここでエレベーターが止まったのか

 

ノワール:ゼノ「この階には、手強いモンスターがいるって事も書いてあるけど」

 

ベール:ゼノ「ええ、いらっしゃってますよ」

 

目の前を見ると、モンスターが沢山いた

 

ブラン:ゼノ「ずいぶん硬そうね......へっ、腕がなるぜ!」

 

すると、ブラゼノは変身した......何か、こっちの見た目の方があっちのブランの見た目よりも危ないのは、気のせいか?

 

ベール:ゼノ「お付き合いしますわ」

 

すると、ベルゼノさんも変身した。こっちも露出が高いなぁ......

 

ホワイトハート:ゼノ「こいつらは任せろ!」

 

グリーンハート:ゼノ「先にお進みになって」

 

一馬「頼んだぜ、ブラゼノにベルゼノ!」

 

オレ達は先へ行った

 

ピーシェ 「ん?あーっ!ワープするところふたつあるよ!べるべる!」

 

ベール「ええ、そうですわね!.........ってべるべる!?今、べるべるとおっしゃったの!?」

 

ピーシェ「うん!べるべる!」

 

何だ、ベールが今にも泣き出しそうだ

 

一馬「どした、ベール?」

 

ベール「この子は、初めて私を相性で呼んでくれて.....うっうう......」

 

一馬「ま、マジ泣き!?今やんの!?」

 

プルルート「ベールさん、こういうのに飢えてたんだ〜」

 

ああ、そうか。ベールは妹がいないから、妹に飢えてたんだったわ。忘れてた

 

ノワール:ゼノ「!?来たわよ!」

 

すると、オレ達の目の前にモンスターが現れた

 

ノワール:ゼノ「やっと私のターンね!」

 

ノワゼノも変身した。ってツインテール!?ストレートじゃないのか.........でも、ツインテールのブラックハートも新鮮で可愛いかも

 

プルルート「あたしも〜」

 

プルルートも変身する。来たぜ、ドS女神が

 

ブラックハート:ゼノ「さぁ、かかって来なさい!」

 

アイリスハート 「一馬くん達行かせてあげる」

 

一馬「へっ、相変わらずだなプルルート。行くぞ!ネプテューヌ!ピーシェ!」

 

オレ達はワープポイントへ向かった。そこには、二つのファミコンがあった。片方は最上階。もう片方は外とカセット部分に書かれていた。なぜにファミコンなんだ?まぁいいや、オレは最上階と書かれたカセットの方の電源?にあたるスイッチを入れた。すると景色が変わったいや、移動したのか

 

ネプテューヌ「最上階キター!!!」

 

ベール「どこかにコウリャクボンノ花が......」

 

オレ達はタイマーを見た。あと24分か

 

ピーシェ「ぴぃさがす!」

 

っと、ピーシェがベールさんから降りて、探しに行った.......まぁあいつのパンチとタックルなら大丈夫かも、多分......

 

一馬「手分けして探すぞ!」

 

オレ達は四手に別れた

 

一馬「ここにはないか」

 

しばらく走ったが、見つからなかった......すると

 

ネプテューヌ「うわぁぁぁ!?」

 

ベール「きゃぁぁぁぁ!?」

 

一馬「!?」

 

ネプテューヌとベールの悲鳴が聞こえた。今行くぜ!

 

一馬「ネプテューヌ!ベール!」

 

ネプテューヌ「一馬!」

 

ベール「一馬さん!」

 

オレは二人のところへ向かったが、2人はモンスターに挟み撃ちにされていた

 

一馬「さてと、どいつから料理してやるか.......」

 

ピーシェ「ねぷてぬ!おにいちゃん!」

 

するとピーシェが走って来た。そして、光り出した。まさか!やがて光が収まるとそこには、かつて戦った女神、イエローハートがいた。なるほど変身能力は失われていなかったか

 

イエローハート「はぁぁぁぁあ!!!!」

 

ピーシェはモンスターに攻撃をする

 

ネプテューヌ「ピー子.......」

 

一馬「お前......」

 

イエローハート「ねぷてぬ!べるべる!おにいちゃん!はしって」

 

そう言ってピーシェはモンスターの大群へ向かった

 

ネプテューヌ「うん!ありがとう!」

 

一馬「ここは任せるぜ!ピーシェ!」

 

オレ達はワープポイントまで走った

 

イエローハート「でぇや!」

 

ピーシェはモンスター達を倒す。

 

ネプテューヌ「もうちょっとだ!」

 

その時

 

イエローハート「うわぁぁ!やめろ!はーなーせー!」

 

ピーシェがヘマをやらかして捕まった

 

ネプテューヌ「ベール!」

 

ネプテューヌは花をベールに渡した

 

一馬「それを持って先に戻ってろ!」

 

ベール「引き受けますわ!」

 

一馬「頼んだぜベール!」

 

ベール「ええ、でも、あなた達も必ず」

 

一馬「分かってるぜ!さてと、ピーシェ !今助けるぞ!」

 

オレは構えた

 

ネプテューヌ「ピー子、今行くよ」

 

ネプテューヌも刀を出す

 

一馬「リベリオンエッジ!」

 

ネプテューヌ「ピー子を離せぇぇ!!!」

 

イエローハート「ねぷてぬ!おにいちゃん!」

 

一馬「ピーシェ !!!」

 

ネプテューヌ「ピー子!!!」

 

そして、オレとネプテューヌは尻尾を切断して、ピーシェを助けた

 

一馬「でぇやぁ!」

 

オレはピーシェを捕まえていたモンスターを殴り飛ばした

 

ネプテューヌ「うわぁ!?」

 

ネプテューヌの方もモンスターを倒すが、別のモンスターの一撃で倒れた。やはり、今のネプテューヌだと厳しいか。オレはネプテューヌのところへ向かった

 

一馬「ネプテューヌ!大丈夫か!」

 

ネプテューヌ「う、うん......何とか.....」

 

一馬「よくもネプテューヌを......ピーシェ!」

 

イエローハート「うん!ねぷてぬを!」

 

一馬「リベリオン.......」

 

イエローハート「いじめるな!」

 

一馬「ファングッ!」

 

ピーシェの蹴りとリベリオンファングでモンスターを吹き飛ばす。そして、モンスターは残り一体となった

 

一馬「後1体、行くぞ!」

 

ネプテューヌ「オッケー!」

 

イエローハート「うん!おにいちゃん!」

 

ネプテューヌ&イエローハート「はぁぁぁぁあ!!!!」

 

ネプテューヌとピーシェが、モンスターに傷を合わせる

 

ネプテューヌ「一馬!とどめ!」

 

イエローハート「やっちゃって!」

 

一馬「あぁ!リベリオン........トリガー!」

 

オレはリベリオントリガーで最後のモンスターを倒した。タイマーを見ると、ちっタイムオーバーか。ピーシェは元に戻る

 

ピーシェ「ねぷてぬ....おにいちゃん......どうしていかなかったの?」

 

ネプテューヌ「ピー子がピンチなのに、ほっとけるわけないじゃん」

 

一馬「そうそう、あのまま行ってたらオレは.......オレを殴っていたぜ」

 

ピーシェ「でも.....」

 

ネプテューヌ「それにね、ピー子とは、戦いたかったんだよね。今度は、味方同士でさ」

 

一馬「オレも同じだぜ」

 

ピーシェ「ねぷてぬ.....おにちゃん.......」

 

ピーシェはオレ達に抱きついた。オレはピーシェを撫でる

 

ノワール:ゼノ「あー!?まだこんな所に居た!」

 

ネプテューヌ「ああ、みんなお疲れ様〜」

 

ベール:ゼノ「お疲れ様〜じゃありませんわ。どうしますの?」

 

一馬「まぁ、オレとネプテューヌの判断でこうなったんだ。3年間世話になるぜ」

 

ネプテューヌ「まぁなんとかなるよ!取り敢えず、教会に戻ろ?」

 

ネプテューヌはワープポイントを起動しようとした。しかし

 

ネプテューヌ「あれ?おかしいな、接触が悪いのかな?」

 

ネプテューヌはカセット部分をガチャガチャする

 

ブラン:ゼノ「そんな、乱暴に扱ったら......」

 

すると、突然ワープポイントが光り出した

 

一馬「な、何だ!?」

 

しばらくして、光は収まった

 

ネプテューヌ「びっくりした〜、何だったんだろう?」

 

ノワール「ネプテューヌ?それに一馬も」

 

ブラン「ピーシェも.......どうして?」

 

一馬「ゑ?」

 

ネプテューヌ「ノワール......ブラン.......あれ!?あれれ!?」

 

何と目の前には、元の次元にいるはずのノワールとブランが居た

 

ノワール「え!?嘘っ!私!?」

 

ブラン「私もいる、何これ?........」

 

こうしてみると、本当にそっくりだな、クローンって言っても良いくらいだ

 

ベール:ゼノ「あなた達の次元の、ノワールとブラン、ですかしら?」

 

ネプ「うん、てことは......ひょっとして!ワープポイントの誤作動で次元超えちゃった!?すっごいわたし!」

 

まさか誤作動で次元を超えるとは.......あいつの悪運か、それとも奇跡か......ま、そんな事はいいか

 

ブラン:ゼノ「本当にそっくりだわ.....」

 

ブラン「その服可愛いわね」

 

ブラン:ゼノ「あなたのも可愛い」

 

目を瞑って聞くとどっちが喋ってるのか分からん

 

ノワール:ゼノ「嘘みたい......ねぇ、あなたって......」

 

ノワール「な、何よ?」

 

ノワール:ゼノ「昔はぼっちだったの?」

 

ノワール「はい!?」

 

こんなやり取りがあったとさ。そして、ネプギア達は無事完全復活した。あん時、ロムとラムが嬉しそうにオレに話しかけてきた。何でも、オレが助けて、結婚する夢を見たらしい。なんともかわいらしい夢だな。で、あの誤作動で開いたゲートだが、今も開きっぱなしだぜ。ま、行き来しやすくなったて事だ。まぁ、いつ閉じるかは分からんがな。因みにプルルートが向こうの次元のコンパとアイエフの写真を見せたのだが、なんと二人ともまだ子供だった。結構可愛かったぜ、それを言ったらこっちのアイエフとコンパが顔を赤くしてたが。まぁこれで、しばらくは平和になるかな........



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番外編
番外編 VSマジェコンヌ(IFバージョン)


もしも、一馬が超サイヤ人に覚醒しなかったら


パープルシスター「お、お姉ちゃん.....」

 

畜生......

 

一馬「ネ、ネプテュ.......ーヌ.......」

 

ネプテューヌ達は完全にアンチクリスタルに飲み込まれてしまった

 

マジェコンヌ「ふっ、私の勝ちだな」

 

パープルシスター「嫌......いやぁぁぁぁ!!!!」

 

一馬「あ....ああ.....くっ....,」

 

オレは力を振り絞って立ち上がった.......許さねぇ......よくもネプテューヌ達を

 

マジェコンヌ「ほう?小僧、まだ立ち上がるのか?意外と体力があるんだな」

 

一馬「ゆ......許さん......」

 

マジェコンヌ「ん?」

 

一馬「貴様だけは絶対に......」

 

オレは力を最大まで振り絞った

 

一馬(覚醒)「許さん!」(オーラを纏う)

 

マジェコンヌ(雰囲気が変わっただと?)

 

パープルシスター「一馬さんがオーラみたいなのを纏った?」

 

ホワイトシスター(ロム)「白い.......モヤモヤ?」

 

一馬(覚醒)「........」

 

パープルシスター「一馬さん.....」

 

一馬(覚醒)「マジェコンヌ........お前をブッ倒すッ!」

 

マジェコンヌ「ブッ倒すだと?ふん、やれるものならやってみるんだな......レイニーナトラピュラ!」

 

マジェコンヌはレイニーナトラピュラを繰り出して来た。さっきより遅い!

 

一馬(覚醒)「ッ!」

 

オレは一瞬でマジェコンヌに近づいた

 

マジェコンヌ「なっ!?」

 

ホワイトシスター(ロム)「ふぇ!?」

 

ブラックシスター「速い!?」

 

ホワイトシスター(ラム)「え?何?お兄ちゃんがパッと消えて、何であそこにいるの?」

 

一馬(覚醒)「はぁ!」

 

オレは奴の腹を殴った

 

マジェコンヌ「うっ!?」

 

そしてそのまま殴り飛ばした

 

アイエフ「パ、パワーアップしてる!?」

 

コンパ「すごいです!」

 

オレは吹っ飛ばされた方へ向かった

 

マジェコンヌ(何だ.....今の強さは.....)

 

マジェコンヌ「お、己.....はっ!奴は何処に!」

 

一馬(覚醒)「オレはここだ」

 

マジェコンヌ「後だと!?くっ.........テンツェリントロンペ!」

 

マジェコンヌは斧を振り下ろしてきた

 

一馬(覚醒)「でぇやぁ!」

 

オレは斧を足で蹴り砕いた

 

マジェコンヌ「何だと!?ならば!」

 

マジェコンヌは剣を出してきた。ならこっちも

 

一馬(覚醒)「はっ!」(右手にリベリオンエッジを纏う)

 

マジェコンヌ「行くぞ!」

 

オレとマジェコンヌは空中で何度もぶつかり合った

 

パープルシスター「凄い......あの人と互角...いや、それ以上に戦ってる!」

 

ホワイトシスター(ラム)「いっけぇ!お兄ちゃん!」

 

ホワイトシスター(ロム)「ファイト!お兄ちゃん!」

 

一馬(覚醒)「せやっ!」

 

マジェコンヌ「うわぁぁぁ!?」

 

オレは勢いよく振り下ろしてマジェコンヌを地面に叩きつけた

 

マジェコンヌ「ぐっ!何故だ.......何故だ!女神の力を吸収した私が圧倒されている........どうなっている!小僧、貴様は何者だ!」

 

一馬(覚醒)「オレは........地球人だ!」

 

ま、体質はサイヤ人になったが、オレは地球人だぜ!

 

パープルシスター「地球人?」

 

ブラックハート「地球人って何?」

 

ホワイトシスターズ「チキュージン?」

 

マジェコンヌ「地球人だと?ふざけるな、貴様のような小僧如きに私は負けん!私はマジェコンヌ!世界の支配者だ!」

 

やれやれだ

 

一馬(覚醒)「いつまで寝言ほざいてんだ?」

 

マジェコンヌ「寝言だと!?」

 

ブラックシスター「っ!みんな!あれを見て!」

 

何だ?結界の中に光......まさか!良かった....まだ希望はある!

 

マジェコンヌ「何?.........あれは!?」

 

一馬(覚醒)「どうやら、希望は消えてないようだな!」

 

そうとなれば、コイツに勝って、さっさと助けるか!

 

ホワイトシスターロム「お姉ちゃん......」

 

パープルシスター「お姉ちゃん達は.....まだ戦っている」

 

ブラックシスター「アタシ達だって.....!」

 

ホワイトシスターロム「絶対に!」

 

ホワイトシスターラム「負けない!」

 

一馬(覚醒)「お前達......」

 

4人の気が大幅にアップしてる.......そしてネプギア達は、オレの周りに来た

 

パープルシスター「一馬さん、助太刀します。そして、あなたを倒します!全身全霊をわたし達の全てを賭けて!」

 

一馬(覚醒)「オレもだ。全身全霊を掛けて、貴様を倒す!」

 

すると、あたりにまばゆい光が照らされる。これは一体......

 

マジェコンヌ「これは....シェアエナジーの共鳴!?」

 

アイエフ「あんなに......」

 

コンパ「輝いてるです」

 

そして、その光はマジェコンヌを弱らせた

 

マジェコンヌ「アンチエナジーが......私の奇跡が、打ち消されていく.....チッ!」

 

マジェコンヌは飛び去った。逃すかよ!

 

一馬(覚醒)「行くぜ!」

 

オレ達もマジェコンヌを追いかけた。ここで終わらせる!

 

ブラックシスター「逃さない!」

 

マジェコンヌ「うわぁ!」

 

ユニの銃撃がヒット、さらに

 

ホワイトシスターズ「えーーーい!!!」

 

マジェコンヌ「ぐわあああああ!!!」

 

ロムとラムの魔法が炸裂し、マジェコンヌを再度結界に叩きつける。さぁ終わりだ

 

一馬(覚醒)&パープルシスター「はぁぁぁぁぁ!!」

 

ネプギアは武器の銃口をマジェコンヌに向け、オレはオレの全ての力を込めた気弾を作り出した

 

パープルシスター「消えて!」

 

一馬(覚醒)「これで最後だ!!!」(一瞬金髪になる)

 

ネプギアのビームとオレのファイナルスピリッツキャノンが混ざり合い、マジェコンヌとアンチクリスタルの結界を飲み込んだ

 

マジェコンヌ「うわあああああああああ!?

 

そして、結界を破壊した

 

一馬(覚醒)「はぁ.......はぁ........」

 

これで、ようやく終わったのか.........

 

パープルシスター「お姉ちゃん......どこなの?ねぇ.....」

 

そして、朝日が昇った。オレ達の勝利を祝ってるのかな......

 

パープルシスター「お姉ちゃん.....」

 

一馬「ネプテューヌ......」

 

すると

 

パープルハート「ここよ。一馬、ネプギア」

 

オレ達は上を見た。そこにいたのは、ネプテューヌ達4女神だった

 

ホワイトシスターラム「お姉ちゃん!」

 

ロムとラムがブランに抱きついた

 

ホワイトシスターラム「会いたかったよ!」

 

ホワイトシスターロム「良かった!」

 

二人とも泣き出した。まぁ、無理もないか

 

ホワイトハート「子供みたいに泣くなって。ごめんな心配かけて」

 

ブラックシスター「ごめんね、お姉ちゃん。遅くなって」

 

ブラックハート「何謝ってるのよ?だいぶ成長したじゃない。ありがとう」

 

ブラックシスター「お姉ちゃん......」

 

ユニも泣いて抱きついた

 

パープルシスター「お姉ちゃん.......あのね、わたし.....わたし.....」

 

パープルハート「うん、頑張ったわね。ネプギア、これからはずっと、一緒にいるから」

 

パープルシスター「お姉ちゃん!」

 

ネプギアもネプテューヌに抱きついた。そして今度はベールの方へ抱きついた

 

パープルシスター「ベールさん.......お疲れ様でした......」

 

グリーンハート「.......ありがとう......」

 

パープルハート「全く、今日だけだからね?ベール」

 

ああ、本当に.....本当に.......良かっ.......た......

 

[ナレーター]

 

一馬は突然意識を失ってその場に倒れた

 

パープルハート「一馬!?」

 

パープルハートは倒れた一馬を逆お姫様抱っこした

 

パープルシスター「お姉ちゃん?一体........一馬さん!?」

 

ブラックハート「まさか....」

 

ブラックシスター「そんな訳ないわ!」

 

ホワイトハート「おい、くたばってるとかないよな?」

 

ホワイトシスター(ラム)「お兄ちゃん......」

 

ホワイトシスター(ロム)「死んじゃ......だめ!」

 

グリーンハート「一馬さん.....」

 

一馬「..........」

 

アイエフ「どうやら、気を失ってるわね......無理もないわ、こんな傷だらけだとね.......それにさっきの戦いの疲労も蓄積されてると思うわ」

 

一馬の体には至る所に傷が出来ていた

 

コンパ「確かにすごい傷です......」

 

パープルハート「こんなにボロボロになって......」

 

パープルハートは、一馬を抱きしめる

 

パープルハート「ありがとう.......一馬.......さて、帰りましょうみんな」

 

グリーンハート「一馬さんは、リーンボックスの病院でしばらく治療ですわね」

 

パープルハート「そうね。頼むわベール」

 

パープルハート達はズーネ地区を後にした




一馬(覚醒)
一馬が怒りを糧に覚醒した状態。白いオーラを纏い、パワー、スピード、全ての能力がアップする


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