気付いたらアマトリチャーナになっていた件 (鯵缶)
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1話
アマトリチャーナはワールドトリガーの知識はゼロの状態で転生しました。
「たった今からお前たちはチームだ、このチームでA級昇格そして遠征部隊を目指すんだ!」
どうも、雨取千佳です。ということで突然ですが三雲修くん、空閑遊真くんとチームを組みます。どういう事?ってなると思うんで簡単に説明すると、1.俺誕生→2.ボーダー入る→3.チーム組む、こんな感じの流れです。はい
1については、気付いたら赤子になってたんだよなー、最初は困惑したけど人間って慣れる生き物だし、前世?には特に未練も無いから別にいいんだけどさ、何故に女に生まれ変わったの?そこは男が良かったなー前世は男だったし
2は幼馴染の三雲修がボーダーっていう組織に所属していて、色々あった結果に玉狛支部ってところにお世話になって話を聞いてたらボーダーに興味が出てきて入隊する事に決めた。
3はそのまんまで修くんと遊真くんとチーム組んだ。
↑これが昨日の話しで、今日は朝から玉狛支部にお邪魔して玉狛支部の宇佐美さんからA級に上がる為に何をすればいいのか教えてもらってるところ。
「千佳ちゃんはオペレーターか戦闘員どうする?」
「もちろん戦闘員でしょ、この先近界人に狙われても戦えるほうがいいし」
なんか遊真くんに勝手に決められたんだけど、まぁ戦闘員でいいんだけどね。それにこれも遊真くんなりの考えがあるんだろうしね。
「ぶちのめします!」
「千佳ちゃん結構野蛮だね…、じゃあポジションを決めよっか、『攻撃手』『銃手』『狙撃手』の3つのポジションがあるんだけど、どれが千佳ちゃんに合ってるかって話なんだけど」
それから宇佐美さんの質問に答えているとポジションは『狙撃手』になった。途中で修くんに自分の長所を言われてちょっと照れた、修くんよく見てるね。
それから、小南という人が部屋に入ってきて開口一番に「どら焼きがない」だのと騒ぎながら犯人を探していた。その後にゴリラとモサモサした人が入ってきて自己紹介が始まった。その際に小南さんは俺たち迅さんの兄弟という嘘の紹介をされたが小南さんだけ騙されていた。騙されやすいんだねこの人
その後は迅さんから先輩方3人にマンツーマンで指導してもらう事になり、修くんはモサモサした人こと鳥丸さんに、遊真くんは小南さん、俺はゴリラこと木崎さんに指導してもらうことになった。でけーなこのゴリラ
「それじゃあ3人とも師匠の指導をよく聞いて3週間しっかり腕を磨いてこい!」
迅さんがそう締めくくり俺たちは各々の師匠について行く
トレーニングルーム
パンッ!という音が鳴り暫くして目の前に的が移動してくる
「的に当たるようになったな」
「うす!」
「狙撃用トリガーはよくできている、ちゃんと狙えば当たる、まずは止まっている的に確実に当てられるようになれ」
「りょ」
「悪いがこれから防衛任務があるから指導出来るのはここまでだ、2〜3時間撃ち続ければお前のトリオンが足りなくなって弾切れになるだろう、そうなったら訓練は終わっていいぞ」
「おけ」
そう言って木崎レイジがトレーニングルームを出て行く
うし、訓練を続けますかね、最初は姿勢も不安定でなかなか当たらなかったけど続けていくうちになんとか止まっている的には当たるようになってきた。狙撃手って当たるようになると楽しいね!このまま頑張っていこっと
ー数時間後ー
俺はいつまで撃ち続けないといけないの?全然弾切れになる気配が無いんだけど?なに?新手の拷問?指が千切れるまで撃ち続けろ的な?
「雨取!」
お!木崎さんが帰ってきた。訓練は終わりでいいのかな?なんで「こいつマジか」みたいな顔したんだ?僕、なんかやっちゃいました〜?(・∀・)ニヤニヤ
それから訓練は終わり、夜なったということで一旦家に帰ることになった。
ー次の日ー
次の日の朝に玉狛支部に集合し、各々の近況を報告し合う、その時にトリオンの測定をしたら
遊真くんは小南さんから「ボーダーのトリガーに慣れればA級レベルになれる」と言われていた。やっぱ遊真くんは近界人だから戦いに慣れているんだね
修くんは鳥丸さんに長い沈黙の末に「今後に期待」と言われていた。修くん、もしかして弱い?
この日は訓練をして終わった。
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