秘封倶楽部〜過去と未来 (ブルー・ハワイ)
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1話

霊夢「ちょっと魔理沙!神社に来たなら賽銭くらいいれなさい!」

魔理沙「やだね!」

クラウンピース「霊夢は結構欲深いわね!」

霊夢「ちょっとあんた!言ったわね!」

菫子「れいむっちみーつけた!」

魔理沙「お!菫子!お前、また幻想郷にきたのか!」

菫子「授業が退屈でね。寝て幻想郷に来ちゃった!」

忘れられた者の楽園、幻想郷。その幻想郷に外の世界から寝ている間のみ幻想郷にいる事ができる存在宇佐見蓮子が現れた。このお話は宇佐見蓮子が幻想郷に行けるようになってから何百年もたった外の世界のオカルトサークルの物語

蓮子「メリー!お待たせー」

メリー「もー。また遅刻?これで何回目よ」

蓮子「ごめんごめん」

メリー「で、行く場所は決まったの?」

蓮子「博麗神社よ」

メリー「博麗神社?聞いた事ないわね」

蓮子「何しろ言った人が行方不明になるって噂があってね。なんかあると思わない?」

メリー「単なる噂でしょ?まぁいいわ。いつ行くの?」

蓮子「今!」

メリー「今?!急ね」

蓮子「善は急げだよ!」

博麗神社

蓮子「ここが博麗神社…」

メリー「ただの廃神社じゃない」

蓮子「とりあえず周りみてみよ。30分後に集合ね」

メリー「分かったわ」

30分後に

蓮子「何も無かった。とりあえずお賽銭いれる?」

メリー「そうね」

メリー・蓮子「えい!」

メリー「帰りましょ。周りを見て見たけどなにも無かったわ」

蓮子「骨折り損のくたびれもうけだったよ」

メリー「とんだ無駄足だったわ」

???「ふふふ…」

メリー「あれ?声が!」

蓮子「どうしたの?!メリー!」

メリー「いや、なんでもないわ」

メリー(気のせいよね)

蓮子「とりあえず不気味だし今日は一旦解散しようか」

メリー「賛成。家に帰って休むわ」

メリーの家

メリー「はぁ…疲れたわ。少し休憩しましょう」

夢の中

メリー「むにゃむにゃ…あれ?ここは」

靈夢「やっと起きたわね」

魔理沙「ちょっと靈夢!こんな所に」

メリー(どういう事?この人達は…疲れているのかしら?)

靈夢「自己紹介が遅れたわ。私の名前は博麗靈夢。よろしくね。でこっちは…」

魔理沙「ちょっと!私が名乗る前に紹介していいのは魅魔様だけよ」

靈夢「悪かったわ」

魔理沙「私の名前は霧雨魔理沙よ。よろしくね」

メリー「あなた達は何者なの?」

魔理沙「あなたとは生きている時間も世界も違う存在と言えばいいかしら?」

メリー(生きている時間も世界も違う?どういう事?)

靈夢「ちょっと魔理沙!あんた説明下手ね!私が教えるわ。メリー、いえマエリベリー・ハーン」

メリー「どうして私の名前を」

靈夢「あなたの今日博麗神社に言ったわね?」

メリー「どうしてそれを…」

靈夢「あなたは結界の境目が見る事ができるわよね?」

メリー「うん。それがどうしたの?」

靈夢「博麗神社は幻想郷と外の世界との境界が曖昧でね。あなたは少し特殊だったから博麗神社に来てしまった事により夢魂がおかしくなってしまったのよ」

メリー「幻想郷?夢魂?どういう事?」

魔理沙「幻想郷は忘れられたものの楽園よ」

靈夢「ちょっと魔理沙!割って入ってこないで!」

メリー(忘れられたものの楽園?)

靈夢「とりあえずあなたは本来夢の世界に行くはずの夢魂が夢に行けなくなってしまったの。でもその夢魂はどこに行くか分からない。もしかしたら過去かもしれないし未来かもしれない。あるいは…おっとこれ以上は言えないわ」

メリー「どういう事?!もっと教えて!」

魔理沙「靈夢がこれ以上言えることは無いわ。私から言える事は宇佐見蓮子を信じなさい、そしてもし夢の中で迷ったら宇佐見菫子という人物を頼りなさい。私が言えるのはこれくらいね」

メリー「宇佐見菫子って誰?その人は蓮子となにか関係があるの?」

靈夢「それは自分の力で調べなさい。私達はそろそろ行くわ」

魔理沙「じゃあね」

メリー「ちょっとまっt…」

靈夢「言ったわね」

魔理沙「大丈夫かしら?あの子のいく幻想郷と私たちの幻想郷とは関係ないのよ」

靈夢「それよりあの子が夢の中限定で行く幻想郷から幻想郷ですら存在を忘れ去られて外の世界に行った存在がいるらしいわよ。名前は確か河城みとりだったかしら?」

「みとり?そんなの知らないわ。でも私達には無関係な話よ」

靈夢「そうね」

メリーの家

メリー「はぁ!今のは…寝すぎたわね」

メリー(リアルな夢だったわ。宇佐見菫子…蓮子と関係あるのかしら?)

メリー「明日蓮子に聞いてみようかしら?」

 




初心者が書いたものですので暖かい目で見てくれると嬉しいです


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2話

カフェ

蓮子「メリーが呼び出すなんて珍しいね」

メリー「昨日変な夢を見てね。蓮子に聞きたい事があるの?」

蓮子「なに?」

メリー「宇佐見菫子って存在を知らない?」

蓮子「何それ?私に名前そっくりなんですけど」

メリー「夢の中にでてきたのよ」

蓮子「不思議な事もあるもんだねぇ。昨日行った博麗神社が関係していたりして」

メリー「それよ!」

蓮子「え?!」

博麗神社

メリー「やっぱり何も無いわね」

蓮子「廃神社だからね」

神社の中「ドン!」

「え?!(蓮子・メリー)」

蓮子「さっき神社の裏垢からなにか音がしなかった?」

メリー「ちょっと見てみましょ」

みとり「…」

蓮子「この人誰?」

メリー「私が聞きたいくらいよ」

みとり「んん…」

蓮子「おっ!起きた!」

みとり「わわ!誰だ?!」

メリー「ちょっと蓮子、驚いてるわよ。あなた、大丈夫?」

みとり「ああ。大丈夫だ」

メリー「とりあえず、水でも飲む?」

みとり「助かる。とりあえず頂くよ」

数分後

みとり「助かった。礼を言う」

蓮子「あなたは誰?!どこから来たの!教えて!」

メリー「ちょっと蓮子、落ち着きなさい」

みとり「別にいい。助けてくれた礼だ。色々話してやる」

蓮子「ほんと!」

みとり「と言っても名前以外は分からないんだけどな」

蓮子「それってどういう事?」

みとり「言ってもいいが名前だけは名乗っておく。私の名前は河城みとり」

蓮子「私は…」

みとり「お前とそこの金髪は名乗らなくていい。知りたくないから」

メリー「あらら…」

蓮子「まぁいいわ。それよりみとりは名前以外の記憶が失ってるの?」

みとり「ああ。どこから来たかもさっぱりだ」

蓮子「博麗神社…」

みとり「これからは私一人でなんとする。おい!そこの金髪!」

メリー「なに?」

みとり「これをやる。助けてくれたお礼だ」

メリー「これはCD?ありがとう…でもどうして」

みとり「お前らもの好きな性格をしてそうだからな。役に立つかは分からないが記憶もない私にこれは不要なものだ。くれてやる」

メリー「ありがたく頂くわ」

みとり「私はこの場から立ち去る。じゃあね」

蓮子「みとり、行っちゃったね。なんだったんだろ?」

メリー「さぁ…後このCDは何なのかしら?」

蓮子「なになに…CD?」

メリー「蓮子にあげるわ」

蓮子「いや、メリーが持ってて。明日カフェにきてこのCDを持って何が変化があったか連絡してよ」

メリー「分かったわ」

この時はまさかあんな事になるとは思ってもいなかった。貰ったCD、河城みとり、何もかも分からないことばっかり。これからどうなるか

メリーの家

メリー「疲れたわ。食事を済ませて早く寝ましょ」

???「ふふふ!」

メリー「誰?!って誰もいない…疲れているのかしら?早く寝ましょ」

メリーの夢

メリー「ここは…」

メリー(熱風が凄いわ…ってなんか飛んできた!避けないと!)

八千慧「ここは地獄ですよ!ついてこれますか!」

霊夢「異変解決のためならね!」

八千慧「なら受けて見なさい!鬼符「搦手の畜生」」

メリー(なんとかして避けないと!あれ?なんか動物の形をした何かが決まった所から出てきてる?)

メリー「ここに居ても拉致があかないわ!行きましょ!」

数時間後

メリー「ここは…」

早鬼「お前は誰だ?」

メリー「あなたは!」

早鬼「私の名前は驪駒早鬼だ!」

メリー(小さいわね…)

メリー「私はマエリベリー・ハーン。メリーって呼んで」

早鬼「分かった!それにしてもどうして生身の人間が畜生界に…まさか吉兆か?!それとも饕餮…?!」

メリー(吉兆?饕餮?)

メリー「吉兆って亀の甲羅を持ったドラゴンみたいな姿をした人の事?」

早鬼「吉兆を知っているのか!こいつ、吉兆の新しい手下か!」

メリー「違うわ。迷い込む途中にそれと思う人を見たの」

早鬼「なんだ!そんな事か!心配して損したわ。お前、勁牙組に入らないか?組織は超絶ホワイトさ 上司は漆黒の天馬(ブラックホース)だけどな」

メリー「遠慮しておくわ。あれ?なんか様子が…」

早鬼「霊長園の方から爆発が…まさか埴安神袿姫?!」

メリー「埴安神袿姫…?」

早鬼「一緒にこの場を離れるぞ!」

メリー「爆発した所からだいぶ離れてるけど…」

早鬼「馬鹿め!これだけの距離、簡単に弾幕が飛んでくるぞ!死にたくなかったら早く逃げろ!」

メリー「分かったわ…」

数時間後

早鬼「ここまで逃げれば大丈夫だ!」

メリー「ありがとう。あなた、小さいのに足が早いのね」

早鬼「身長の話はやめろ!気にしてるんだ!」

メリー「ふふ。ごめんなさい」

早鬼「私は勁牙組が心配になってきた!私は行く!野垂れ死にするなよ!」

メリー「まって…!行っちゃったわ。どうしましょ…あれ?光が…」

メリーの家

メリー「さっきのは夢?」

神様も妖怪も完全に忘れ去られた未来。その過去と未来の間にいる存在達はこの先何が起きるのか、それは誰も知らない



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