FAIRY TAIL~八股大蛇伝~ (ゴッドバイバイ)
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プロローグ

プロローグ

 

 

憑依転生。

原作キャラクターに憑依転生して新たな人生が始まった。

 

俺の名は八神竜太郎。

ハーレムを作ろうとして八股をした男である。

転生したキッカケは八股がバレて逃げているところをトラックに引かれて昇天したどうしようもない男だ。

 

そして、よくあるテンプレで神様に出会って憑依転生した。

今の名前はゴッドセレナ。

大人気漫画FAIRY TAILのキャラクターである。

 

どうして、俺がゴッドセレナに転生したかを説明しよう。

まず、神様に出会った。

この神様がまた面白い奴で前世の俺を見ていたらしく欲望に忠実でなかなかのクズ男だったから気に入ったらしく転生させてやろうと思ったらしい。

 

自分でも思うが頭のおかしい俺を選ぶなんて神様も頭がイカれてやがる。

 

本当は、神様とのやり取りをみんなに教えてやりたいがめんどくさいので説明はしない。

 

簡単に説明すると、神様が面白いクズ男を発見→もう少しクズ男を見たい→そうだ無理矢理転生させてもう一度鑑賞しよう!

 

そんな流れで俺の転生が決まった。

 

なぜ、FAIRY TAILのキャラクターなのか?

それは、俺がFAIRY TAILが好きだったからだ。

 

どうせ、転生するのだったら好きな漫画のキャラクターが良いと思いお願いしたのだ。

でも、なぜゴッドセレナ?

ナツやグレイ、ジェラール、ラクサスなどイケメンキャラクターはたくさんいるのに

 

それは、俺の目的がFAIRY TAILの世界でもハーレムを目指すためだからだ。

せっかく転生するのだからFAIRY TAILの最強キャラクターに転生して修行などせずに楽にFAIRY TAILの世界をエンジョイするためである。

 

最強ならば、アクノロギアやゼレフに、転生すればいいじゃんと思うわけだが、完全に悪役じゃん?ハーレムは無理だと思い諦めた。

 

ゴッドセレナなら、FAIRY TAILでそんなに過去も分からないし謎が多いから都合がいいんじゃないかと思って最強キャラクターに近いゴッドセレナに転生することに決めた。

 

ちなみにゴッドセレナは最期はアクノロギアに腹抉られたり、ギルダーツにやられたりと、散々だけどこっそり生きてアクノロギアに会わないようにしたりゼレフ側に寝返りしなければ助かるんじゃねぇのか?と思っている。

 

ちなみに保険としてゴッドセレナの魔法、八竜のラクリマを神様にお願いしてあるゲームの龍達の力に変えてもらってるからもしかしたら、生き残れるかもしれない。

 

魔法については後々みんなに教えるとしよう。

 

あともう1つ神様情報によると、漫画には出ていないオリジナルの滅竜魔導師達が居るらしくてソイツら仲間に引き込んで、原作にでてる滅竜魔導師達も仲間にいれればアクノロギア倒せるんじゃない?知らないけどと神様が言っていた。

 

あと、ゴッドセレナに転生して新しい人生を原作とは違った生き方を目指すから、本来ゴッドセレナが歩む人生を違うオリキャラが居るらしいソイツが本来のゴッドセレナの生き方をするらしい。まぁ、俺の身代わりにアクノロギアに腹抉られると考えるとかわいそうだけど、俺には関係ないけど。

 

そんなこんなで新たなゴッドセレナ(転生者)の新たなる人生がFAIRY TAILの世界で始まる。

 

目的は2つ。

 

・滅竜魔導師を全員仲間に入れてアクノロギアに対抗し滅竜して平和な時間を手に入れる。

 

・FAIRY TAILの世界の可愛い女の子達と八股ハーレムを作って人生をエンジョイする!

 

 

この2つを目指してゴッドセレナになった俺は第2の人生を始めた。

 

「八竜の……いや、八股のゴッドセレナ(転生者)

ゴッド生誕!!」

 

 

 

 

 

次回

第1話~ゴッドセレナ、ローズマリー村に降臨~




感想、評価よろしくお願いします。
不定期更新です。


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八股大蛇伝~登場人物~主人公とオリキャラ

登場人物の紹介です。
本編にオリキャラなど登場したら詳細を載せていきます!
活動報告にてオリジナルキャラクターの名前、イメージ画像、魔法、簡単な紹介があります!

アンケートでは、自分が好きなFAIRY TAILの女の子とオリジナルキャラクターも含まれますのでよろしくお願いします!
メイビス、レヴィ、ジュビア、エバーグリーンは原作
カップリングが好きなのでそのままです。


名前

ゴッドセレナ

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

妖精の尻尾

 

容姿

ゴッドセレナ

 

魔法

第2世代

【オリジナル八竜の滅竜魔法】

 

第1魔法・銀火竜

モチーフ

(リオレウス希少種)

第2魔法・鏖魔竜

モチーフ

(鏖魔ディアブロス)

第3魔法・金雷竜

モチーフ

(金雷公ジンオウガ)

第4魔法・恐暴竜

モチーフ

(イビルジョー)

第5魔法・怨虎竜

モチーフ

(マガイマガド)

第6魔法・天彗竜

モチーフ

(バルファルク)

第7魔法・滅尽竜

モチーフ

(ネルギガンテ)

第8魔法・黒蝕竜

モチーフ

(ゴア・マガラ)

 

【ラブパラメーター】

 

相手がゴッドセレナに対するラブパラメーターを、見ることができる。

10%→知り合い

30%→友達

50%→親友

80%→好きかも

100%→大好き

120%→超好き何でも言うこと聞いちゃう

 

 

 

備考

八神龍太郎が神様の力により憑依転生したゴッドセレナ。

原作とは違った生き方を選び、妖精の尻尾の魔導師として生きていく。

目的は2つあり

1つは、滅竜魔導師(既存キャラクターとオリジナルキャラクター)を全員、集めて不安要素であるアクノロギアの討伐。

もう1つは、FAIRY TAILの世界でハーレムを作って女の子に囲まれた自分だけのハーレムで人生をエンジョイすること、そのためにはどんなクズ行為もする覚悟。

 

現存の八竜の滅竜魔法ではなくて、ゲーム、モンスターハンターの龍達の力をモチーフにした滅竜魔法を使用する。

 

神様の力により子供狩りが始まるローズマリー村に転生する、ちなみに年齢はエルザと同じ年齢で転生する。

ローズマリー村では、子供狩りによって楽園の塔に連れて行かれて奴隷として始まるがここから原作改変しまくり、エルザはもちろんのこと、ジェラールやエリックを助けて、ジェラールを洗脳しようとしていたウルティアを無理矢理連れて楽園の塔を脱出して、ゴッドセレナ、エルザ、ジェラール、エリック、ウルティアの5人は妖精の尻尾の家族として生きていく。

 

その後は、アクノロギアに怯えながらも妖精の尻尾の魔導師として活躍する。

なお、S級魔導師ではない理由は、アクノロギアが怖くて(転生しても腹を抉られるかもしれない)

天狼島やアクノロギアが出没する場所には近寄れない。

 

原作知識を生かして、ハーレムを築くためにFAIRY TAILの可愛い女の子達に手をだしていくのだった。

 

どうでもいい情報だが、女の子達よりFAIRY TAILの男達になぜか異常に好かれてなにもしなくても好感度が上がってしまうため日々、違う意味で怯えている。

 

 

 

 

 

 

 

名前

ゴッドエレナ

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

聖十大魔導序列1位

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第2世代

【八竜の滅竜魔法】

 

第1魔法・煉獄竜(火)

 

第2魔法・海王竜(水)

 

第3魔法・岩窟竜(大地)

 

第4魔法・暴風竜(風)

 

第5魔法・金剛竜(岩)

 

第6魔法・閃光竜(光)

 

第7魔法・

 

第8魔法・

 

備考

明るい性格な残念系女の子。

ゴッドセレナをそのまま可愛い美少女に変えた感じなので言動や行動は残念系。しかし、可愛い美少女がやると、なぜだか可愛く見える。

 

聖十大魔導序列1位なので、この世界ではイシュガル大陸で最強の存在。

本来のゴッドセレナの生き方を代わりにしていくので最期はイシュガルを裏切り、アクノロギアに腹を抉られる運命が待っている。

 

しかし、憑依転生したゴッドセレナは原作改変をして美少女の自分を助けようとしている。

 

魔法は原作通り、八個の竜のラクリマを使用している。この力で原作同様にアクノロギアを倒そうとしている。

 

原作改変で滅竜魔導師達が妖精の尻尾に所属しているためか、妖精の尻尾のギルドに顔をだしている。

 

突然、4人の弟子を連れて、全滅竜魔導師を集めて

全員が敵同士で、最強の滅竜魔導師を決める。

 

【バトル・オブ・ドラゴンスレイヤー】を開催する。

 

果たして、彼女の真意は?

 

 

 

 

 

 

 

名前

アクア・マーベル

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

妖精の尻尾

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第1世代

【水の滅竜魔法】

 

備考

名前の通り、ウェンディの姉で行方不明の妹を捜していた時、妖精の尻尾に入ることになる。

仕事をしながら、妹のウェンディを捜している時、ゴッドセレナと出会う。

 

胸にコンプレックスがあり、妖精の尻尾の大きい人達を羨ましく思っている。アクアの胸の大きさは大きくもなく、小さくもない、普通ぐらいである。

時折、ウェンディに胸を見られて、ウェンディはションボリしている。姉妹だからこそ成長してもこの程度かと。

そんなウェンディにアクアは

「お願い!ウェンディ、お姉ちゃんの胸を見てそんなにガッカリしないで!」

女子達の間でお胸様の話になるとだいたいこんな流れになる。

 

滅竜魔導師としては、実力は高く意外にもナツに負けないぐらい努力している。

 

「大丈夫!大丈夫!」が口癖で、みんなを励ますときや自分を奮い立たせる時などによく使う。

 

 

 

 

 

 

 

 

名前

アイシャ・ブラッド

 

性別

 

年齢

21歳

 

所属

ポーリュシカ助手 件 看護師

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第2世代

【血の滅竜魔法】

 

備考

元々は聖十大魔導序列2位のハイペリオンの愛弟子であったが、ある事件をキッカケに破門となる。

今は、ある症状を克服するため、妖精の尻尾のマスターマカロフの友人であるポーリュシカの元で症状を直すために患者となる。

治療代の代わりにポーリュシカの助手件看護師として働いていて妖精の尻尾に協力している。

 

後にゴッドセレナと出会い、アイシャのある症状を解決していくことになる。

ついでに、看護師ということで仕事服としてゴッドセレナがオーダーメイドのピンク色のナース服を贈られて着用している。

 

お姉さん気質の年上系女子でなかなかエロい性格をしていてゴッドセレナを虐めて楽しむというSの一面も持っている。

 

戦闘センスも高く、血を見ると高揚して制御できなくなる時もあり、魔法が血の滅竜魔法ということで戦闘が激しくなると興奮してしまうという悪い癖もある。

 

血の滅竜魔法のラクリマはブラッド家が代々受け継いでいる家宝である。

 

 

 

 

名前

シェレン・ガーフィール

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

ハートフィリア家メイド→妖精の尻尾

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第1世代

【銀の滅竜魔法】

 

備考

ハートフィリア家のルーシィ専属メイド。

子供の頃、兄のシリウスと共にルーシィの母親のレイラに拾われてハートフィリア家に仕えるようになる。

 

ルーシィお嬢様、一筋の僕っ娘メイド。

ルーシィが、家出した後に兄のシリウスと共に捜索に出ている。

幽鬼の支配者との戦争の際には、始めはルーシィを取り戻すために兄と共に妖精の尻尾と争うが妖精の尻尾のゴッドセレナに敗北後、ルーシィの真意を知って妖精の尻尾に協力して幽鬼の支配者と戦うことを決意する。

 

幽鬼の支配者との抗争が終わるとルーシィに着いていくと決めてハートフィリア家のメイドをやめて妖精の尻尾に加入する。

 

妖精の尻尾、加入後はルーシィと共に一緒に家に住んで身のお世話をする。

 

ルーシィに手を出そうとする、男を嫌っていてゴッドセレナに目を光らせている。

ルーシィを守るためと、ゴッドセレナにイタズラセクハラを受ける。

 

身体が敏感でルーシィの代わりにゴッドセレナのクズなセクハラで身を悶えることもある。

 

 

 

 

名前

リーフィア・シーケン

 

性別

 

年齢

 

所属

妖精の尻尾相談役

 

容姿

イメージ画像

 

 

妖精の尻尾創設時

 

【挿絵表示】

 

 

妖精の尻尾現代時

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第2世代

【木の滅竜魔法】

 

備考

妖精の尻尾の相談役。

妖精の尻尾のマスター、マカロフの良き理解者で相談役であり、他のギルドメンバーからも信頼されている。

 

妖精の尻尾の創立メンバーの1人で、イシュガル四天王のウォーロッド・シーケンの妹であり、メイビス、プレヒト、ユーリなどとも仲がよかった。

木の滅竜魔法のラクリマの影響で身体は少しずつしか成長が出来なくなり、年齢はメイビス達と同じぐらいだが見た目は今の妖精の尻尾の美少女達と変わらぬ姿なのである。

一人称は儂で経験豊富のロリババアなのである。

 

マカロフを実の子供のように思い、孫のラクサスは実の孫のように可愛がり気にしている。

 

迷い葛藤することがある、ゴッドセレナの話し相手になり、迷った時の道標となってくれていて、大人の余裕を持って時々セクハラをする。

 

母性本能が強く、妖精の尻尾の父親がマカロフとするならば母親のようにギルドメンバー達を可愛がっているのだった。

 

 

 

 

 

名前

シリウス・ガーフィール

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

ハートフィリア家用心棒→妖精の尻尾

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第1世代

【金の滅竜魔法】

 

備考

ハートフィリア家の用心棒。

子供の頃、妹のシェレンと共にルーシィの母親のレイラに拾われてハートフィリア家に仕えるようになる。

 

用心棒として、ハートフィリア家に仕えていてルーシィの父親ジュード・ハートフィリアの懐刀として信頼を得ている。

幽鬼の支配者との抗争では、始めは幽鬼の支配者側として妖精の尻尾のゴッドセレナと対決する、敗北後はルーシィとルーシィの真意を理解した妹のシェレンの説得で妖精の尻尾側に味方して幽鬼の支配者との抗争に参加する。

 

この世界はお金が1番だと思い、お金のためなら何でもしてきた。

お金への執着は、幼き日にお金が無く、妹のシェレンに貧しい思いをさせてしまった為である。

 

抗争が終わった後は、ジュードと決別し妖精の尻尾のギルドに妹と入る。

ギルドでは、より高い報酬金を得るためにS級魔導師を目指す。その際にS級に早くなるためにラクサスに教えを乞い仲良くなっていく。

 

顔が整っていてイケメンのため、魔導師イケメンランキングの上位になり、モデルの仕事もしている。

 

 

 

 

 

名前

シオン・アルバート

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

ゴッドエレナの弟子

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第3世代

【剣の滅竜魔法】

 

備考

最強の滅竜魔導師のゴッドエレナの4人の弟子の1人。

ゴッドエレナの弟子件付き人で第3世代、剣の滅竜魔導師でゴッドエレナと共にバトル・オブ・ドラゴンスレイヤーに参加する。

 

後に詳しい詳細を載せます。

 

 

 

 

 

名前

ハルキ・ソルーシャ

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

ゴッドエレナの弟子

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

第3世代

【盾の滅竜魔法】

 

備考

最強の滅竜魔導師のゴッドエレナの4人の弟子の1人。

ゴッドエレナの弟子件付き人で第3世代、盾の滅竜魔導師でゴッドエレナと共にバトル・オブ・ドラゴンスレイヤーに参加する。

 

後に詳しい詳細を載せます。




ハーレム作るぞー!!
今後ともよろしくお願いいたします!


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八股大蛇伝~原作改変登場人物~

ここでは、原作改変した登場人物を紹介します!
設定や性格など変わっているかもです。


原作改変登場人物

 

 

名前

エルザ・スカーレット

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

妖精の尻尾

 

異名

妖精女王(ティターニア)

 

魔法

ザ・騎士

 

備考

妖精のS級魔導師の1人で最強候補。

妖精女王(ティターニア)と呼ばれている。

 

ゴッドセレナが憑依転生した際に初めて出会った美少女。

楽園の塔での出来事でゴッドセレナの事が気になり、始めに好きになる。

ギルドメンバーには、優しく、時には厳しくギルドのことを、1番に思っている。

 

ゴッドセレナのことになると、嫉妬心が強く暴走することもあり、ゴッドセレナの周りに可愛い女の子がたくさん集まっていることに不満に思っている。

特にミラジェーンとは、ゴッドセレナを巡って争うこともある。

 

元楽園組のことを大切にしており、ジェラール、ゴッドセレナ、ウルティア、エリックとチームを組んでいる。

もちろん、ナツやグレイ、ルーシィなどとも仲良くしている。

 

 

名前

ジェラール・フェルナンデス

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

妖精の尻尾

 

異名

妖精王(オベロン)

 

魔法

天体魔法

 

備考

妖精の尻尾のS級魔導師。

妖精王(オベロン)と言われていて、妖精の尻尾の最強候補の1人。

 

ゴッドセレナ、エルザ、ウルティア、エリックと共に、チームを結成していて【楽園(エデン)】のリーダーを務める。

 

妖精の尻尾のギルドメンバー達からは、信頼され頼りにされている兄貴ポジションである。

マスターのマカロフからの評価も高く、次期マスター候補の中に入っている。

 

正義感が強く、仲間思いでギルド1のイケメンである。

ゴッドセレナに楽園の塔の際に、助けられており、ゴッドセレナを親友と思っている。

 

 

 

 

名前

エリック・スネイク

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

妖精の尻尾

 

異名

毒竜(コブラ)

 

魔法

第2世代

毒の滅竜魔法

 

聴く魔法

 

備考

妖精の尻尾のS級魔導師。

毒竜(コブラ)と呼ばれていて、羽の生えた蛇キュベリオスを連れている青年。

 

楽園の塔で奴隷だった頃、同じく奴隷であったゴッドセレナ達と反乱を起こし後に、妖精の尻尾のギルドに入る。

 

キュベリオスとは、奴隷時代に出会って以来、苦楽を共にしている。

マカロフによってキュベリオスに呪いがかけられていると知ると呪いを解除するため方法を捜すのだった。

 

心を聴く魔法を会得していて、ギルドメンバー達の心の声を聴いてたまに1人で爆笑している。

しかし、ゴッドセレナだけは心の声が【おっぱい】としか聞こえなくまったく心の声が聞こえない。

そのためか、エリックはゴッドセレナには対等の立場として接している。

 

意外と妖精の尻尾のメンバー達とは、仲良くやっていて、同じ滅竜魔導師のナツやガジル、ラクサスなどを気にかけている。

 

 

 

名前

ウルティア・ミルコビッチ

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

妖精の尻尾

 

異名

時の妖精(タイムフェアリー)

 

魔法

時のアーク

 

氷の造形魔法

 

備考

妖精の尻尾のS級魔導師。

楽園の塔でジェラールを洗脳しようとしていたがゴッドセレナに度々邪魔をされて失敗。

その挙げ句、反乱の際にゴッドセレナに無理矢理一緒に逃亡させられる、任務失敗で悪魔の心臓のマスターハデスを怖れて、ゴッドセレナに言われるまま、妖精の尻尾に流れで入ることになってしまった。

 

ギルドでは、頼れるイタズラ好きなお姉さんポジションでギルドメンバー弄っている。

 

グレイには、ウルの娘とは名乗っているが、和解はしていない。

 

天狼島編が近づいてくると、マスターハデスから連絡が入り、悪魔の心臓に戻るか妖精の尻尾に残るかで葛藤し心揺れることになる。

 

自分の計画を台無しにした、ゴッドセレナを最初は嫌っていたが、ゴッドセレナと関わっていくうちに嫌いでは無くなっていき気になる存在になっていく。

 

ゴッドセレナにより、常習的なセクハラ被害を受けている。

ゴッドセレナにより、【恋鎖の呪い】という呪いをかけられてしまう、解除方法は呪いを発動させた人を好きになること。

 

 

名前

カグラ・ミカヅチ

 

性別

 

年齢

16歳

 

所属

六魔将軍

 

コードネーム

カグヤ

 

魔法

不倶戴天

 

重力魔法

 

聴く魔法

 

備考

シモンの妹である意味憑依転生したゴッドセレナの原作改変の被害者。

 

本来、助かるはずだったが、原作改変で楽園の塔に連れてこられて奴隷となる。

反乱直後、シモンやエルザ、ゴッドセレナ達と脱出しようとするがはぐれてしまい楽園の塔に1人取り残されてしまう、そこで六魔将軍のブレインと遭遇して言葉巧みに洗脳されエリックの代わりに六魔将軍の1人にされてしまう。

 

コードネームは【カグヤ】。

ブレインのことをパパと呼んでいて養子になっていて、他の六魔のミッドナイト、レーサー、ホットアイを兄のようにエンジェルを姉のように思っている。

 

シモン、ゴッドセレナ、エルザ、ジェラール、エリックをブレインの洗脳ため激しく憎んでいる。自分を置き去りに逃げたと勘違いしている。

不倶戴天を所持しており、憎む5人を倒すために誓っている。

 

祈りは、【大好きだった兄に会いたい】

 

 

名前

シモン・ミカヅチ

 

性別

 

年齢

20歳→27歳

 

所属

悪魔の心臓

 

異名

楽園の支配者

 

魔法

闇刹那

 

傀儡魔法

 

備考

元、楽園の塔の奴隷でゴッドセレナ、エルザ、ジェラール、エリックの仲間だった。

 

反乱後、1度脱出するために船に乗るが妹のカグラが居ないことに気づいて楽園の塔に戻り、ゴッドセレナによって殲滅された塔の中でカグラを捜すが見つけることが出来なかった。

この際にカグラは死んでしまったと勘違いする。

 

その際に強大の魔力(ゴッドセレナ)の力を感じて楽園の塔に現れた、悪魔の心臓のマスターハデスと出会う。

ハデスに言葉巧みに懐柔されて、死者を復活させるためにRシステムつまりは、楽園の塔を完成させることを誓い、原作改変前のジェラールのようになっていく。

悪魔の心臓の力を借りて、脱出したゴッドセレナ達以外を楽園の塔に連れ戻し福利厚生をしっかりとして楽園の塔を建設するため楽園の支配者となるのだった。

 

シモンは、悪魔の心臓のメンバーとなり、マスターハデスに師事をしてロストマジック【傀儡】魔法を会得するのだった。

 

後に、思念体を評議院に潜入させて、傀儡魔法で評議院のメンバーを操り、エーテリオンを発動させるのだった。

 

 

名前

ミラジェーン・ストラウス

 

性別

 

年齢

19歳

 

所属

妖精の尻尾

 

異名

魔人

 

魔法

接収(テイクオーバー)

サタンソウル

 

備考

妖精の尻尾のS級魔導師。

憑依転生したゴッドセレナにより、原作改変でリサーナが生存しており、性格や容姿は昔の不良娘のままである。

 

ある事をキッカケにゴッドセレナを好きになり、積極的にアプローチする。時には色仕掛けなど

 

ミラジェーン、エルフマン、リサーナ、アクアの4人でチーム【ヴァルハラ】を結成していてゴッドセレナをチームに入れようとしている。

ちなみにチームに入る条件は家族になることつまりは、結婚である。

 

エルザとは、ゴッドセレナを巡ってライバル関係である。

 

不良娘ぽい見た目や言葉使いとは裏腹に家庭的で一途な性格であり、妹や弟、また好きな人に対しては優しい。

 

 

 

ミストガン(女)

 

 

名前

ミストガン(エドラスジェラール)

 

性別

 

年齢

20歳

 

所属

妖精の尻尾

 

容姿

イメージ画像

 

【挿絵表示】

 

 

魔法

魔水晶が埋め込まれた杖での魔法

 

備考

 

 魔導士ギルド妖精の尻尾のS級魔導士。

顔を布で覆って隠したり、眠り魔法でギルド内にいる人を眠らせるなどしていた為、ラクサス・ドレアーやマカロフ・ドレアー以外誰も顔を知らない。

 正体は、エドラスのジェラール(女)。

ジェラールなのだが、原作改変の影響なのか謎だが女性になっている。

ゴッドセレナに尾行され、水浴びをしている姿を見られる、女性だとバレたあとはゴッドセレナのハーレム計画に入れられる




後々、追加致します!
感想、評価よろしくお願いいたします!


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第1章~楽園の始まり編~
第1話~ゴッドセレナ、ローズマリー村に降臨~


本編開始します!

オリキャラ3人詳細追加しましたー!
詳細は本編進むに連れて更新していきます!

アンケート投票ありがとうございます!
どんどん投票よろしくお願いします!

おっふ……ジェラールに投票してるの誰やwww




 

 

ローズマリー村

FAIRY TAILのメインキャラクター

エルザ・スカーレットが子供の頃に育った村である。

他にもシモンやカグラといったキャラクター達が住んでいる。

 

そんな村に1人子供が村に向かって歩いていた。

その子供こそ、憑依転生したゴッドセレナであった。

 

「へぇー、ちゃんと憑依転生できたんだ。すごいな」

 

ゴッドセレナは、事前に雨が降っていたのか水溜まりができていたので、水溜まりを鏡代わりに今の姿を確認した。

 

オレンジ色の髪に年相応の顔である。

ちなみにまだ鼻の所には傷は出来ていない。

 

なぜ、ゴッドセレナがローズマリー村に居るのか?

なぜ、子供の姿なのか?

 

説明しよう。

ゴッドセレナが子供の姿の理由は神様にお願いして子供狩りが起こる直前のローズマリー村、時代からのスタートを望んだのだった。

エルザと同じぐらいの年齢で

 

それはなぜなのか?

目的は3つある。

 

1つ目は、エルザとジェラールのフラグを折るため。このままの流れになるとエルザとジェラールは仲良くなり、あの伝説のエルザの名前であるスカーレット事件が起こり、確定カップリングが完成してしまうのだ。

 

エルザとジェラールのカップリングを阻止して、代わりにゴッドセレナがエルザにスカーレットと名付けてイベントを起こさなくてはならないからだ。

 

これを阻止できなければ、エルザ攻略は不可能なのだ。

 

2つ目は、ジェラールの救済。

エルザを、貰ってしまうのだ。可愛そうだからなんとか、闇堕ちルート回避して、妖精の尻尾に入れてやろうと思っている。

それが、少しでもジェラールからヒロインを奪うという罪の償いである。

 

ついでにジェラールを狙って動いているであろう、ウルティアを見つけてゴリ押しで連れ出してしまおうとゴッドセレナは考えていた。

 

3つ目は、滅竜魔導師の確保。

これも、やっておかないといけないことだ。

楽園の塔では、六魔将軍(オラシオンセイス)となるコードネーム・コブラ、本当の名はエリック。

エリックも奴隷としているはずなので、助けて妖精の尻尾に入れる予定だ。

 

それ意外にも、奴隷として居るキャラクター達を助けられる範囲は助けようと思っている。

 

正直に憑依転生したゴッドセレナは、基本自分の事しか考えていないので原作改変上等!

つまりは、アクノロギアが怖いので強い人達を全員味方につけたいだけなのだ。

 

もちろん、ハーレムも忘れてはいない。

可愛い女の子達はどんな手を使ってでも

好きになってもらう予定だ。

 

 

 

「派手に始まったなー、派手、派手だぜー!」

 

ゴッドセレナがローズマリー村にちょうど着いた瞬間ローズマリー村は火の手が上がり、子供を奴隷にするため黒魔術教団の奴らが村を襲い始めたのだった。

 

まさに地獄。

抵抗する大人達は、教団のメンバー達によって殺されていく。

自分の子供の目の前で、残された子供達は逃げ惑い泣き続ける。

 

そんな泣き続ける子供達の目の前を普通の顔で走っているゴッドセレナ。

 

「いやぁー、悲惨だなー。さっさと見つけないと……」

 

ゴッドセレナは走っていた。

緋色の髪の少女を捜すために、正直ここで見つけておきたい。

第一印象は大事なのだ。

 

「どこだ?どこだ?どこだぁー!……あ、シモン捕まった」

 

捜しながら走っていると、ちょうどカグラの兄であるシモンが教団に捕まっていた。

そんなことは無視して、ゴッドセレナは走り続ける。

 

そして、ようやく見つけたのだった。

 

 

「パパー!ママー!お兄ちゃん!!どこにいるのー」

 

黒髪の少女。

カグラ・ミカヅチ。

 

親と兄と離ればなれになってしまい、立ち尽くして泣いていたのだった。

 

本当ならば、助けたかった。

しかし、ゴッドセレナの目にはカグラの奥の方で緋色の髪の少女、エルザが今にも捕まりそうになっていた。

 

きっと、この後の展開はなんやかんや、エルザは上手く逃げて、原作通り泣いているカグラを箱に隠した後に捕まるのであろう。

 

「ヨッシャャッッー!見つけたぁーー!」

 

ゴッドセレナはやっと見つけた嬉しさで、行動してしまう。

エルザを捕まえようとした教団メンバーをドロップキックで倒して笑顔で

 

「大丈夫?一緒に逃げよう!」

 

「あ、ありがとう!」

 

ゴッドセレナは、エルザの手を握り走り始める。

逃げ出した瞬間チラッと後ろの方を見ると、泣いていたカグラが教団のメンバーに捕まっていた。

 

 

「お兄ちゃん!シモンお兄ちゃん!助けてぇ!」

 

 

正直、やってしまったと思った。

原作通り、カグラをエルザが助けた後に、エルザを助ければよかったと…………まぁ、やっちまったことはしょうがない。

 

これが憑依転生して初めての原作改変である。

 

そんなことより、今はエルザへの第一印象が優先だ。

幸い、エルザはまだカグラに気づいてなかったし。

ハーレムを作るにはカグラも捕まっていた方が後々楽だし良いかなとゴッドセレナは思っていた。

 

 

 

その後、ゴッドセレナは、エルザと1度家の中に入り隠れる。

 

 

「さっきは、ありがとう。」

 

「別に気にしなくてもいいよ。君の名前は?」

 

お礼を言うエルザにゴッドセレナは名前を尋ねるのだった。

 

「私はエルザ……あなたは?」

 

「俺はゴッドセレナ、セレナでいいよ。」

 

2人は自己紹介をする。

ぶっちゃけ、ここでスカーレットイベントを起こそうかと思ったが、さすがに出会ってすぐに「君の髪色はスカーレットだ。だから君はエルザ・スカーレットだ」などと言うのはさすがにキモい。

もう少し、仲良くなってからにしようと決めたのだった。

 

 

それから、軽く喋ってゴッドセレナとエルザは家の外に出て村から逃げるため走り出した。

 

手を握りながら走っているので、ゴッドセレナは、小さいながらもエルザの手の感触を楽しみながら逃げているふりをしているのだった。

 

「そろそろ、いいかな……」

 

「どうしたの、セレナ?」

 

ゴッドセレナが何かを呟いたと同時にゴッドセレナとエルザは教団のメンバーに捕まってしまう。

 

「いや、離して!離して!セレナ助けて!」

 

エルザは逃げようと必死もがきながら、ゴッドセレナの名前を叫ぶ。

しかし、相手は大人、力には勝てずエルザは抵抗出来なくなってしまう。

 

同じようにゴッドセレナは捕まるが逃げるふり、もがいているふりをしながらエルザに向かって叫ぶ。

 

「エルザ!必ず、俺が!ゴッドセレナが助けるから!!エルザぁぁーー!」

 

 

これで、エルザへの第一印象は良いだろう。

後は楽園の塔で奴隷生活をしながら、エルザのスカーレットイベントをジェラールより先にしなければ。

 

 

こうしてゴッドセレナとエルザ、またローズマリー村の子供達は、教団の子供狩りによって、楽園の塔に送られるのだった。

 

 

 

次回

第2話~楽園奴隷生活~

 

 

 

 

 

 

 

 

 




不定期更新ですが頑張っていきます!
ランキングにも少し入れてめちゃくちゃ嬉しいです!

誤字報告などもしてもらい、本当に助かります!
ありがとうございます!

今後も、感想、評価よろしくお願いいたします!


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第2話~楽園奴隷生活~

第2話です!
よろしくお願いします!

アンケート投票もよろしくお願いします!
ブランディッシュがめっちゃ人気でビックリ!
オリキャラ、ゴッドエレナも地味に人気でみんな、可愛い残念系女子が好きなのか!?




第2話~楽園奴隷生活~

 

 

あれから、楽園の塔へ連れてこられて数週間が経っていた。

 

ゴッドセレナは絶賛奴隷生活を日々繰り返していた。

楽園の塔を建設するため、捕まった大人や子供達が重労働をさせられている。

子供達の主な役割は塔を建設するための資材運びが主な仕事であった。

 

朝、早くから始まり、お昼ごはんも食べずに夜まで働く。

夜になると質素なパンや少量の水を与えられ、鉄格子が付いている牢屋で少人数で暮らしていた。

 

今日も資材運びの仕事を終えて、ゴッドセレナは明日の仕事に備えてしばしの休息を取っている。

幸運の事に同じ、牢屋にはエルザも居た。

他には妖精の尻尾のロブ爺さんや、ローズマリー村で見かけたシモンとカグラも同じ牢屋に居たのだった。

 

しかし、残念ながらジェラールやコブラことエリックは仕事をしながら捜してみたがまだ見つけられていない。

意外と捜しては居るのだがまだ、発見は出来ていない、もしかしたら、まだ捕まってはいなく楽園の塔には居ないのかもしれない。

 

「今日も疲れたね。セレナ」

 

話しかけてきたのは重労働によりボロボロになっているエルザだった。

 

「エルザ、怪我は大丈夫か?あいつら今日も派手に鞭で叩きやがって」

 

資材運びの際には、監視の黒魔術教団のメンバー達が見張っている。

作業が遅れている者達には、大人、子供、関係なく鞭で罰を与えてくるのだ。

 

ゴッドセレナも例外ではなく、鞭で叩かれ全身痣だらけである。

しかも、食事は1日1食。

たまに腐りかけやカビが生えたパンなどもある、しかし、そんなものでも食べないと身体がもたない。

 

もちろん、全く栄養は摂れていないが、食べないよりはマシだった。

そのせいで、ゴッドセレナやエルザ、シモン、カグラ、ましてや大人のロブ爺さんはガリガリだ。

 

そんな、生活も必死に耐えながら、日々生きていく。

ぶっちゃけて、滅竜魔導師であるゴッドセレナは 、身体が頑丈なので大丈夫だが、女の子のエルザやカグラは心配だ。

 

特にカグラはこの中でも1番小さく、身体も弱い。

自分のせいで、原作改変をして酷い目にあわしていて、ゴッドセレナはかなり、罪悪感に囚われている。

しかし、これもハーレムを築き上げるためだとゴッドセレナはぐっと自分の心を抑える。

 

「カグラ、眠いなら寝ていいぞ、兄ちゃんがずっとそばにいるから」

 

「ありがと、シモンお兄ちゃん」

 

シモンとカグラは2人、寄り添いあって兄妹の絆を確かめあっている。

 

そんな、2人を見ていたエルザがふと

 

「兄妹か羨ましいな」

 

2人を見ながら、言葉を溢す。

 

「エルザは家族は?」

 

ゴッドセレナは、知っていながらも会話をするためエルザに聞く。

 

「家族は分からないの。お母さんも、お父さんも顔を知らない、赤ちゃんの頃にローズマリー村に捨てられてたらしい」

 

エルザの母親、原作を知っているからこそゴッドセレナは悲しくなる。

 

「セレナは家族は居るの?」

 

エルザが同じ質問をする。

 

「家族は居ない……俺もエルザと同じかな」

 

この世界に家族は居ない。

ゴッドセレナに転生したことによってこの世界では家族というものは居ないのだった。

もしかしたら、ゴッドセレナも人の子、転生したゴッドセレナが知らないだけで、どこかで自分を捜している人が居るのかもしれない。

 

ふと、転生する前の父と母や2人の兄貴達を思いだす。

迷惑かけて、ばっかりだったな。

俺が死んだ後、みんなを悲しませてしまったかな。

 

「セレナ、泣いているの?」

 

エルザに言われて、気づく自分の頬に涙が流れていたことを。

 

ゴッドセレナは、ハッ!と気づいて目を服で拭く。

そして、ゴッドセレナ……いや、八神竜太郎は、自分はこの世界でハーレムを築くと決めたのだと涙を堪え、笑う。

 

「大丈夫、ちょっと目にゴミが入っただけだから」

 

エルザに笑いかけるのだった。

 

「そっか」

 

エルザも、何かを察したのかこれ以上は何も言わなかった。

話題を変えるかのようにエルザが言う。

 

「セレナの名前はゴッドセレナなんだよね」

 

「そうだよ」

 

「ゴッドって、神様ってことかな。私、名前を聞いた時嬉しかったんだ。村が襲われて悪い人達に捕まりそうな時、セレナが助けてくれた、ゴッドセレナって聞いた時、神様が助けに来てくれたんだって」

 

エルザは、ゴッドセレナがドロップキックで自分を助けてくれた時のことを思い出していた。

 

「でも、結局、捕まっちゃったけどな」

 

「……でも、凄くかっこよかった!」

 

エルザは天使が降臨したのではないかと思うぐらい、可愛い笑顔で笑うのだった。

 

ゴッドセレナはその笑顔を見て、決心する。

 

 

「ありがとう。……エルザ」

 

「なに、セレナ?」

 

ゴッドセレナに呼ばれた、エルザはゴッドセレナを見つめる。

 

「エルザは必ず、俺がここから助けるから。エルザを助ける英雄(ヒーロー)になるから……必ず!」

 

ゴッドセレナは、自分の本心の決意をエルザに伝える。

 

「うん。待ってる……約束ね」

 

「約束だ」

 

2人は指切りをするのだった。

 

 

 

そして、2人は横目で見ていたロブ爺さんに

 

「明日も早い、早く寝なさい」

 

と言われて。

シモンとカグラのように2人寄り添いながら眠り、夢の中の楽園に旅立って行くのだった。

 

 

 

 

次回

第3話~新しい奴隷仲間とスカーレット事件~

 

 

 

 

 

 

 




感想、評価よろしくお願いします!

次回はジェラールとエリック登場と原作改変スカーレット事件です!

不定期更新予定


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第3話~新しい奴隷仲間とスカーレット事件~


オリキャラ詳細、原作改変登場人物を追加しました!
1人目のヒロインに決定したのは
ミラジェーン(不良娘)です。
原作改変ということで、優しいミラさん好きな方は申し訳ないです。
しかし、昔の不良娘ぽい感じのミラさんも最高だとは思いませんか?




 

 

 

 

今日も楽園の塔で日々、建設のために奴隷として働いているゴッドセレナ達。

資材を運んでいるときだった、一緒に作業をしていたシモンが話しかけてきた。

 

「知ってるか?明日から別の地区から俺達の担当地区に補充要員が来るらしいぞ」

 

「へぇー、ここも人手不足だからな、少しは楽になるといいな」

 

「まったくだ」

 

補充要員、楽園の塔は建設するため幾つかの地区に分かれて作業をしている。

ゴッドセレナ達が作業しているのはB地区と言われていて、そこで働いている奴隷達はB地区奴隷と言われている。

 

決してビーチクビではないのでお間違い無く。

 

楽園の塔では、作業が、遅れている所には応援要員として別の地区から補充されるか新しい奴隷が捕まって補充されるという仕組みなのである。

 

「お前達!喋ってないで働きやがれ」

 

話をしていた、シモンとゴッドセレナは鞭で叩かれる。

滅竜魔導師である、ゴッドセレナは身体は頑丈ので平気であるがシモンは痛いだろう。

 

ゴッドセレナとシモンはお喋りを辞めて、黙々と作業を続けるのだった。

 

今日の作業を終わらした奴隷達は、それぞれ分けられた牢屋に戻っていく。

 

「エルザ、今日は大丈夫だったか?」

 

牢屋に戻ったゴッドセレナは、別で作業をしていたエルザ達と合流する。

 

「今日も失敗しちゃって叩かれちゃった」

 

エルザの身体には新しい青アザが無数にできていた。

 

「そうか……見せてみて」

 

ゴッドセレナは切り傷ができているエルザの肌にボロボロだが布切れを巻いて少しでも良くなるようにと身体を撫でる。

 

言っておくが、この男、クズなので内心でエルザの肌スベスベで気持ちいいぜ、と思っている時だった。

 

急に牢屋の扉が開いた。

その方を見ると、教団の監視役が複数人の人を連れてきていた。

 

「さっさと、入れ!お前達の新しい犬小屋だ」

 

その言葉を合図に連れてこられた奴らが牢屋に入る。

元々、狭いのに余計ぎゅうぎゅう詰めになるのだった。

 

違う地区からやって来た、新しい補充要員の奴隷達であった、数人の大人と2人の子供が揃っていた。

他の牢屋でも、同様に補充要員の奴隷達が入っていくのを見かける。

 

そして、ゴッドセレナは発見する。

2人の人物を

 

「……あれは、間違いない」

 

2人の少年。

 

ジェラール・フェルナンデス。

 

コブラことエリック。

 

 

何て幸運のことだろうか。

捜す手間が省けたのだから。

 

 

「お兄ちゃん……誰なのあの人達、怖い」

 

カグラが身体を震わせて、シモンの後ろに隠れる。まだ、カグラは小さい、急に大人数入ってきたら普通に怖いだろう。

 

「大丈夫、兄ちゃんが一緒に居るから」

 

シモンは怖がるカグラを抱きしめ、安心させようと頭を撫でる。

 

とても良い光景だ。

兄妹愛、溢れていつまでも見ていたくなるほど微笑ましい。

楽園の塔、脱出後2人仲良く一緒に居てくれるといいなとゴッドセレナはそう思いながら、2人を見ていた。

 

そして、全員が牢屋に入ると扉が閉められ、監視役は戻っていった。

 

その後は、この牢屋のリーダーである、ロブおじいちゃんが仕切り、新しく来た大人の奴隷達と話をしている。

 

そして、取り残された少年2人は同じ、子供組のゴッドセレナ達の元へとやって来ていた。

 

しかし、この瞬間、ゴッドセレナは嫌な気配を感じて焦りだす。

 

「今日からよろしく、俺はジェラール・フェルナンデス。こっちが」

 

青い髪のイケメンで正義感溢れるオーラを出す、ジェラール・フェルナンデス。

 

「……僕はエリック・スネイク。よろしく」

 

肩に小さな羽の生えた蛇を乗せて、少し気弱そうな、エリック・スネイク。

 

 

ゴッドセレナの嫌な予感が的中する。

これから、スカーレット事件が起こるのだと

 

 

 

 

 

 

あれから、自己紹介の流れが来ていた。

 

「俺達は、A地区から来た、補充要員でこれから一緒に作業すると思うのでよろしく」

 

「……よろしく。キュベリオスもよろしくって言ってると思う」

 

ゴッドセレナ達に握手を求めるジェラールとキュベリオスを紹介するエリック。

 

そして、ゴッドセレナの中からシモンが先陣を切る。

 

「俺はシモン・ミカヅチ。ジェラール、エリック、よろしくな」

 

シモンは2人と握手をして、妹のカグラを紹介する。

 

「こっちが妹の」

 

「カグラ・ミカヅチ…………です。……よろしく」

 

小さい声であったが、カグラは自己紹介をするが兄のシモンの後ろに恥ずかしがって隠れてしまう。

 

まったく、モジモジして可愛いな。

と、ゴッドセレナはカグラを見て思う。

 

 

「私はエルザ…………只のエルザだよ。よろしく」

 

エルザが自己紹介をする。

自分だけファミリーネームが無いことに気づいて少し遠慮気味に

 

その、瞬間ゴッドセレナはエルザの言葉を聞いて確信する。

 

この、流れはマズイ!

絶対にアレだと

 

もう少し仲良くなってからだと、正直ゴッドセレナは思っていた。

まさか、出会ってすぐだとは……

 

 

すると、ジェラールがスッとエルザに近づいてエルザの緋色の髪を触る。

 

イケメンだから、許される行為!

初対面でいきなり、女の子の髪を触るなんて

 

ジェラールは

 

「綺麗な緋色の髪だな…………じゃあ、エルザは――」

 

何かを言いかけた瞬間。

 

ゴッドセレナは突然、ジェラールの肩を掴み。

自分の方に向けた。

 

顔の距離は数センチ、お互いの息遣いが分かるほどの距離だった。

 

「俺は……ゴッドセレナ……只のゴッドセレナだ。もう一度言う、只のゴッドセレナだ。ファミリーネームの無い、只のゴッドセレナ、よろしく」

 

突然の出来事にジェラールは驚いていた。

 

「よ、よろしく。ちょっと近いかな」

 

「すまない。只のゴッドセレナがすまないと申し上げる」

 

ゴッドセレナは、ジェラールを離して距離を取る。

 

ゴッドセレナの内心は正直、焦りまくっている。

突然の来訪、突然のイベント。

なんとか阻止することはできたが、どうしたらいいかパニックで自分が何を言っているのかもよく分かっていない。

 

一呼吸吐いた、ジェラールは再び

 

「エルザだっけ?なら君は……」

 

まだ言うか!

イケメン野郎とゴッドセレナも再び、ジェラールの肩を持って自分の方に向ける。

 

2回目の行動にさすがのジェラールも戸惑いを隠せない。

 

「ど、どうしたんだ?」

 

ゴッドセレナは打開策として

 

「ジェラール!お前しかいない!」

 

「だから、なんなんだ!?」

 

さすがの温厚のジェラールも少しイライラし始める。

 

「俺は只のゴッドセレナだ。もう一度言う、只のゴッドセレナなんだよ。お前を見た瞬間気づいたんだ!お前に俺のファミリーネームを決めて欲しい!頼むジェラール!」

 

苦肉の策である。

初対面である、ジェラールに言うのは頭がおかしいとは思うが仕方がない。

 

「え?え?どういうことなんだ?」

 

ゴッドセレナの言葉を聞いた、ジェラールは理解不能になっていた。

 

そして、それを見ていたエリックがジェラールに話しかける。

 

「ジェラール、あいつヤバイよ。あっち行って話し聞いてるふりしよう」

 

エリックは小声でジェラールに伝える。

さすがにジェラールも思ったのか。

 

「わ、わかった。ゴッドセレナ!考えておくよ、じゃあ、また後で」

 

ジェラールとエリック2人はそそくさと大人組の方へと向かって行った。

 

なんとか、スカーレット事件を無理矢理ねじ曲げたゴッドセレナであった。

 

その後、シモンやカグラに頭が大丈夫か?と言われて少し悲しくなったゴッドセレナだった。

 

その後、シモンやカグラも大人組の話しに聞きに行ってしまい、ゴッドセレナとエルザの2人きりになった。

 

すると、エルザがゴッドセレナに声をかける。

 

「セレナ、ごめんね。私に気をつかってくれたんだよね?自分でも分かるの自己紹介する時、みんなファミリーネームがあっていいなぁー、羨ましいなって……顔にでちゃってたかな?」

 

エルザだけは、ゴッドセレナが気をつかって、わざとやっているのだと思っていた。

 

実際は、テンパりまくってパニックになってただけだが……

 

ゴッドセレナは決意する。

やるなら今しかない、またあの青髪イケメン野郎が行動を起こす前に

 

「……エルザ」

 

ゴッドセレナはスッとエルザの緋色の髪の毛を触る。

 

「セレナ、くすぐったいよ」

 

エルザは、くすぐったそうに照れ笑いをしている。

 

ゴッドセレナには恐れるものはない。

初対面の相手にファミリーネームが、無いので名前を付けてくれと言ってドン引きされたゴッドセレナに失うものはない!

 

勝手にエルザの名前を決めて、エルザにドン引きされても怖くない!勇気を出していこうとゴッドセレナは

 

「エルザ・スカーレット」

 

エルザ・スカーレット。

遂にゴッドセレナはイベントを起こした。

 

そして、エルザは

 

「……スカーレットって」

 

「スカーレット、エルザのファミリーネームだよ。エルザの綺麗な緋色の髪と一緒」

 

ゴッドセレナは、満面の笑みでエルザの頭を撫でて見事、スカーレットイベントを起こして楽園の塔での目的を1つクリアするのだった。

 

「エルザ・スカーレット」

 

エルザは、自分の名前を復唱する。

 

「そうだ、今日から君は、エルザ・スカーレットだ!」

 

「エルザ・スカーレット……セレナ、ありがとう」

 

「気にするな、エルザ」

 

そして、エルザは天使のような笑顔で

 

「セレナ、さすがに勝手に人に名前を付けるのはキモいと思うよ……ドン引きかな。……でも、せっかくだから、使わせてもらうね!」

 

エルザの天使のような笑顔を見て、悪魔のような言葉を聴いたのだった。

 

 

その夜、ゴッドセレナは、みんなが寝静まった頃、隠れて泣いたのだった。

 

「イケメン……イケメンじゃないとダメなのか!」

 

 

 

 

何はともあれ、ゴッドセレナの目標であった、ジェラールとエルザのフラグを折ることには成功したのだった。

 

残る、目標はあと2つ。

 

・ジェラールの救済。

 

・エリックとウルティアを連れて、楽園の塔を脱出すること。

 

ゴッドセレナは、次の目標に向かって行動するのだった。

 

 

 

次回

第4話~毒蛇と宝物~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第4話~毒蛇と宝物~

第2世代の滅竜魔導師は竜の魔水晶の力で使用できるということは、ホルダー系の魔導師ということなのだろうか?
教えて詳しい人!

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ウェンディが急激に投票が上がっている!
幼女好き紳士がたくさん居るのデスね!



第4話~毒蛇と宝物~

 

 

 

1つの目標をクリアした、ゴッドセレナは次の目標を目指すべくエリックに接触していた。

 

「ごめんね、僕は少し勘違いしていたよ」

 

ゴッドセレナに謝っているのは、新しくゴッドセレナ達が担当している地区に、補充要員として来た、六魔将軍の1人になる、コブラことエリックだった。

 

この日は、ゴッドセレナとエリックは、同じ作業をしていて、看守の目を盗んでちょっとした雑談をしていた。

 

「誤解が解けて何よりだ」

 

「正直、頭がおかしい人かと思ったよ」

 

確かに急にジェラールにあんなことをしていたのを見ていたら誤解するのも当たり前だ。

 

というか、ゴッドセレナは逆に驚いていた。

何せあの闇ギルド、六魔将軍ではあんなにもカッコいいイケイケな、コブラが幼少の頃は弱気で大人しい少年だとは。

 

もしかしたら、第2世代の滅竜魔法のラクリマを身体に埋め込むと性格にも影響があるのかもしれない、妖精の尻尾のラクサス然り。

 

「エリックは、違う地区でジェラールと?」

 

ゴッドセレナは、不思議に思っていたことをエリックに聞いた。

 

「そうだよ。あっちの地区で最近仲良くなったんだ。実は仲がよかった、友達が1人、また1人と杖を持った男の人が連れていってしまって」

 

杖を持った男。

おそらく、六魔将軍のブレインであろう。

マスターゼロを封印するべく、魔力が高く生体リンクができそうな子供を選んで連れていっているのだろう。

 

「エリックはその男の人とは?」

 

ゴッドセレナは、現在のエリックとブレインの関係が知りたくエリックに質問をする。

 

「何回か話して、次、来たら一緒に行こうって言われてるよ」

 

あまり、時間はないようだ。

いつブレインが来るかは分からないが、そろそろ急いで楽園の塔を脱出しなければならないとゴッドセレナは考えるのだった。

 

ついでにもう1つ聞く。

 

「エリックの友達の名前は?……あれだよ、もしどこかで出会って分かるといいなぁーと思って」

 

ゴッドセレナは、誤解がないように説明しながら友達について聞くのだった。

 

「えっと……マクベス、リチャード、ソーヤー、ソラノだよ」

 

ゴッドセレナは、名前を聞いて納得をする。

どうりで、楽園の塔で見かけないわけだ、既にブレインに連れていかれていたら会えるわけがない。

見つけたら、助けてやろうと思っていたがしょうがない、諦めるかとゴッドセレナは決めるのだった。

 

いつか、ミッドナイト、ホットアイ、レーサー、エンジェルとして目の前に立ちふさがる時に考えよう。

 

ふと、ゴッドセレナは思う。

ここで、エリックを助けるとどうなるのだろう?六魔将軍は、5人になるのか?それとも他に誰かが代わりを務めるのか、ある意味楽しみである。

 

「教えてくれてありがとう。もし、会えたら仲良くするよ」

 

「ありがとう」

 

ゴッドセレナとエリックが、話しているとモゾモゾとエリックの服から羽の生えた小さな蛇が、現れた。

 

「キュベリオス、ダメじゃないか勝手に出てきちゃ」

 

エリックは、小さな蛇のキュベリオスの頭を撫でる。

 

それを見ていた、ゴッドセレナは思う。

 

キュベリオスは、キナナという女の子が呪いか魔法で変身させられていると、原作で知っているので少し親近感が湧く。

 

呪いか魔法の解き方は、あまり載っていなかったので今一、分からないが、そのうちどうにかなるだろう。

 

「エリックは蛇……キュベリオスが好きなんだな」

 

ゴッドセレナは、エリックに聞きながらキュベリオスの頭を触ろうとしたが威嚇されたため止めた。

 

「初めてこの楽園の塔に連れて来られた日にキュベリオスに出会ったんだ。泣いていた僕を励ましてくれて友達になってくれた」

 

エリックは懐かしそうにキュベリオスを眺めて言葉を続ける。

 

「とても大事な友達なんだ。僕の夢はいつかキュベリオスの声を聞いて話すことなんだ」

 

祈りではなく、今はまだ夢。

エリックの、願いは叶うのか果たして――

 

 

「夢が叶うといいな」

 

ゴッドセレナもエリックと関わってしまった以上は夢が叶うことを祈るのだった。

 

「そうだ、せっかくだから僕の宝物を見せてあげる!」

 

エリックは突然、腰に付けていた小さな袋からある丸い物を取り出した。

それは、紫色の魔水晶。

 

「キュベリオスと出会ってから少しして、キュベリオスが僕に持ってきてくれたんだ……綺麗でしょ?僕の宝物なんだ!」

 

エリックは嬉しそうにゴッドセレナに見せるのだった。

 

「へぇー綺麗だな」

 

ゴッドセレナは、気づくのだった。

これが、毒竜のラクリマなのだと、この力によってエリックは毒の滅竜魔法を使えるようになるのだと

 

そして、自分の中にこれと同じ竜のラクリマが8個あるのだと再認識するのだった。

 

ゴッドセレナはあることを思い出す、転生する前に滅竜魔法を神様に頼んで練習をしたことをその時は、8個の竜のラクリマのモチーフになっているモンスターハンターの龍達を相手に滅竜魔法を練習したが、めちゃくちゃモンハンの龍達に良くてボコボコにされ、悪くて殺されていたためある意味トラウマである。

その度に神様に復活させてもらっていた。

 

そのお陰で今は、力を使いこなせていられるが、転生してからはまだ使用していないため、少し不安である。

 

「大事にしないとな、キュベリオスも綺麗な魔水晶も」

 

「うん!」

 

 

 

その後、作業が終わったエリックとゴッドセレナが牢屋に戻るとある事件が起こっていたのだった。

 

「ただいまーって、エルザ……その目」

 

ゴッドセレナの目の前には、右目を包帯で巻いて落ち込んでいるエルザと、エルザを慰める、シモンとカグラの姿が。

 

そして、ジェラールの姿はどこにも見えなかった。

 

 

ゴッドセレナは予感する。

 

この楽園の塔を脱出することを

 

つまりは、奴隷達の反乱が始まったことを。

 

 

 

 

 

 

次回

第5話~ジェラール、俺を神様と崇め奉れ~

 

 

 

 

 

 




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第5話~ジェラール、俺を神様と崇め奉れ~


1話書くだけで気づくと、2~3時間経っています。
もっと早く執筆できるようになりたい!

アンケート投票よろしく、お願いします!
女の子達のこういうシチュエーション見てみたいという提案あれば僕の方に直接メッセージを!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鏖魔竜の暴虐黒砂!!」

 

黒い砂が生き物ように蠢き、様々な形となり人間を襲う。

 

「化け物だ……化け物だぁー」

 

「逃げろ、じゃないと死ぬ……」

 

「なんだって、こんなガキがここに居るんだよ!」

 

黒い砂でできた槍は1人の男を突き刺し。

 

形を変えた黒い砂は巨大なハンマーとなり押し潰す。

 

人間の身体に纏わりついては、圧迫して身動きを取れなくして、黒砂の中に閉じ込め窒息させる。

 

それ以外にも黒い砂は、様々な方法で人間達を蹂躙しているのだった。

 

「……これが鏖魔竜の力」

 

この暴虐非道のことをしているのは、奴隷だった少年、ゴッドセレナであった。

 

そして、ゴッドセレナに蹂躙されているのは、楽園の塔を支配していた。

教団の過激派集団が誇り主戦力の、魔法部隊であった。

その数は100名を越えるエリート集団、しかし、ゴッドセレナの手により半数まで減っていた。

 

 

しかし、なぜゴッドセレナが教団と戦闘をしているのか。

答えは簡単である。

 

奴隷達の大反乱。

きっかけは、小さな反乱であった。

 

何もしていないエルザが反乱の首謀者として罪を被され、拷問を受け右目を失った。

正義感が強いジェラールが怒り狂い、教団を相手に反抗したのだった。

 

このことを反乱と捉えた、教団の看守達はジェラールを捕らえて、凄絶な拷問をするのだった。

 

ジェラールの身を心配した、エルザ達や共に奴隷としてここに居た大人達が楽園の塔から解放されるため、大反乱を起こしたのだった。

 

反乱軍のその数は、時間が経つに連れて増えていき、楽園の塔全域を巻き込んだ騒動となっているのだった。

 

 

エルザ達は、奴隷達を指揮しながら、ジェラールを助けるべく動いている。

 

そして、ゴッドセレナはエルザ達とは別れて行動していた。

狙いは教団の魔法部隊を襲撃するために。

 

 

「半数近くは減ったな……悪いがお前達は殲滅させてもらう」

 

ゴッドセレナは、今まで受けてきた酷い仕打ちを思いだし、圧倒的な力で制圧していく。

 

この場にはゴッドセレナと魔法部隊の人間のみ、エルザ達が居ないので思う存分に力を発揮するのだった。

 

「鏖魔竜の」

 

鏖魔龍……モンスターハンターに現れる。

角竜ディアブロスの特殊個体。

 

古くからとある砂漠地方に伝わる伝承の中にて存在が語られており、

曰く、憤怒に従いその目に映る全てを狂奔の末に抹殺せんとする「鏖殺の暴君」。

多くの大国や組織から特級の危険性を警戒され、幾度となく歴戦の勇士や討伐隊が派遣されるも、

逆にそれ等の全てを絶望的なまでの暴威で以て蹂躙し、誰一人として無事に帰すことはなかったという。

その苛烈極まる性質と常軌を逸する暴れ様から、「鏖みなごろす悪魔」として恐れられ、

現在ではハンターズギルドからも≪鏖魔≫の二つ名で呼ばれるディアブロス。

 

鏖魔ディアブロスの力をモチーフにした

滅竜魔法。

 

「鏖魔竜の黒双刺角!」

 

ゴッドセレナは、両腕に黒い砂を纏い、ディアブロスの双角をモチーフにした黒い砂でできた角を魔法部隊の男達の腹に突き刺す。

 

「や、やめてくれ」

 

「頼む命だけは」

 

魔法部隊の男達は、命乞いをするが

 

「お前らは奴隷達が同じように、やめてくれ、助けてくれと言ってきた奴隷達の命を奪って来ただろ?なら、殺られて当然だよな?」

 

ゴッドセレナは、魔法部隊の男達の言葉を無視して、血に濡れた双角で命を奪っていくのだった。

 

まさに、鏖殺(みなごろし)。

鏖魔ディアブロスの如く。

 

 

「これで、終わりだ……」

 

ゴッドセレナは大きく息を吸い、魔法部隊の人間達に向かって

 

「鏖魔竜の大轟咆哮ッッ!!!」

 

鏖魔の咆哮は

 

黒い砂を纏わせ

 

人間の命を奪うブレスとなるのだった。

 

 

 

 

 

 

「終わったか……ジェラールの元へ行こう」

 

ゴッドセレナは魔法部隊を壊滅させ、囚われの身となっているジェラールの元へ走る。

 

 

ゴッドセレナが魔法部隊を壊滅させたことでエルザ達反乱軍は戦闘を優位にすることができたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

囚われの身となっていたジェラールは未だに

拷問を受け続け、心身共に極限状態に、なっていた。

 

「ガキを拷問するのは、楽しいなぁ~、楽しいなぁ~!」

 

「次は電気の魔法を使おうぜ」

 

2人の男は、ジェラールへの拷問を楽しみ下品な笑みを浮かべながら拷問を続けていた。

 

「………………」

 

ジェラールは、声を出す体力もなくただ我慢するしかなかった。

 

「なんだ、こいつへばりやがったか?これならどうだ?」

 

拷問をしていた、看守は電気の魔法をジェラールに使う。

 

電気はすぐにジェラールの身体全体に広がり、痛みや苦しみを与えていく。

 

「っ!!ぐわぁぁぁぁっ!!」

 

ジェラールは余りの痛さに、悲痛な叫びを出す。それを見た2人は

 

「いいなぁー、いいなぁー、いい声だなぁー」

 

「まだ、叫べるじゃねぇか」

 

ジェラールを見て、下劣で下品な笑みを浮かべている。

そして、この楽園の塔、Rシステムについて語るのだった。

 

「どうだ?これで分かったか?我等がゼレフ神の、偉大さが!」

 

そんな時だった。

ジェラールが微かに喋る。

 

「…………いない。…………どこにもいない」

 

「あ?なんだって?」

 

「神様なんていない……神様なんてどこにもいないんだ…………」

 

徐々にジェラールの様子がおかしくなっていく、まるで他の誰かと喋っているようだった。

 

「虐げられ、痛みを我慢している俺達に神様なんていないんだ…………この世界に神様なんて、この世界に……この世界が…………世界が………全てが………憎い」

 

ジェラールの言動はどんどんおかしくなっていき、ジェラールの目には闇が芽生え始めている。

 

何かに洗脳されているかのように、全てが変わっていく……

 

「このガキ、おかしくなりやがった。もう、おしまいだな」

 

「殺っちゃおー、殺っちゃおー!」

 

2人の男は、ジェラールを殺そうとした時だった。

 

「…………邪魔だ」

 

2人の男は、突然、黒い砂に襲われその命を落とす。

 

ジェラールの目の前に現れたのは、ゴッドセレナであった。

 

「ずいぶんと闇に飲まれそうな顔してんな、ジェラール?」

 

「…………セレナか?」

 

ジェラールは、ゴッドセレナに気づいて話しかける。

 

「…………セレナ。俺は何を信じればいい?分からないんだ……頭の中ではゼレフ、ゼレフと……何かが俺を…………」

 

どうやら、ジェラールはまだ完全に洗脳には堕ちていないようだった。

 

「俺は……俺は……何を……ゼレフ……ゼレフ以外……何を……教えてくれ……」

 

ジェラールは、懇願するようにゴッドセレナに聞くのだった。

おそらくここで、何もしなければ、ジェラールは闇に堕ちるのであろう。

 

それでは、目標を達成できない。

ジェラール救済を

 

 

しかし

 

しかしだ……

 

まったくやる気がでない。

 

これが、可愛い女の子が闇堕ち寸前だったら、やる気を出して本気を出すのだが

ジェラールは男だ。

 

救済すると決めたが

正直、めんどくさい。

この憑依転生した、ゴッドセレナは中身はクズだということを忘れてはいけない。

 

ゴッドセレナは少し考えて、メンヘラ化してきたジェラールの対応がめんどくさくなってしまい。

 

「なぁ……セレナ……俺は……何を……?」

 

ゴッドセレナはジェラールの両肩を手で掴み。

 

「神様でも信じれば?」

 

「神様なんていない……俺達を助けてくれない神様なんて……俺……なんて……」

 

どんどん、ジェラールはメンヘラ化が進んでいく。

 

しかし、神様は実在するのだから、信じないとと、思うゴッドセレナ。

憑依転生は神様の力によるものであり、ゴッドセレナは実際に神様に出会っているので神様信じてる派である。

 

メンヘラ化していく、ジェラールがめんどくさくなってきて

 

「ジェラール、神様はいないんだろ?信じるものがないんだろ?

この、ゴッドセレナを神様と崇め奉れ!そして信じろ!ウジウジ言ってないで俺を信じて生きていけ!」

 

めんどくさすぎて、適当なことで言いくるめようとするゴッドセレナは

 

「だが……俺は……ゼレフ……」

 

ジェラールは煮えきれない態度。

今も、絶賛洗脳されかけているのだろう。

 

ゴッドセレナは遂にキレて

 

「ジェラール!黙って俺だけを信じてればいいんだよ!!!他のことは考えるな!!!」

 

ゴチン!!!

 

と、ゴッドセレナは、やけくそにジェラールの頭に頭突きをするのだった。

強烈な頭突きをされた、ジェラールは気を失う。

 

これは、ジェラール救済失敗か?

そう思った時だった。

ジェラールの目から何やら、闇?みたいな変な物が出ていった。

 

そいつを目で追った場所に

 

捜していた念願の人物が居た。

 

ウルティア・ミルコビッチ。

 

ジェラールを洗脳しようとした、張本人。

そして、ゴッドセレナに狙われている少女である。

 

ゴッドセレナは、ウルティアと目が合うと、ウルティアは素早く身を隠し逃げていく。

 

 

「みぃ~つけたぁぁ~!!」

 

 

ゴッドセレナは気絶している、ジェラールを放っておき、ウルティアの追跡を始めるのだった。

 

 

ちなみに、その後のジェラールは無事にエルザ達に保護されるのだった。

 

 

 

 

 

 

次回

第6話~ウルティアとセクハラ脱出計画~

 

 

 

 

 

 

 





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第6話~ウルティアとセクハラ脱出計画~

久々な更新です!



 

「どうしてこうなった!全部アイツのせいだ!」

 

1人の少女が、暴動が起き奴隷達の反乱が起こっているこの地、楽園の塔で何かから逃げるように走っている。

 

「この計画が失敗したら、私は悪魔の心臓として認めてもらえない!……マスターハデスは失敗は許さない」

 

少女の名は、ウルティア・ミルコビッチ。

妖精の尻尾のグレイや蛇姫の鱗のリオンの、氷の造形魔法の師である、ウルの娘である。

 

しかし、今は闇ギルド、悪魔の心臓のマスターに拾われて闇に生きるものとして暗躍してきた。

 

そして、ウルティアに命ぜられた任務は、楽園の塔を乗っ取り、死んだものを復活させるというRシステムを完成させることだった。

 

楽園の塔を完成させるために、魔力が強く操りしやすそうなジェラールをゼレフの名で洗脳しようと楽園の塔に潜入してからずっと暗躍してきた。

 

だが、あと少しでジェラールを洗脳ができるという時であった。

 

1人の少年によって邪魔が入ったのだった。

その1人の少年のせいで計画は失敗、楽園の塔の奴隷達も逃げ始めていて計画の続行は不可能の状態となっていた。

 

現在、ウルティアは逃げている。

何から逃げているというと

 

「ウルティアちゃーん!待ってくれよ~!」

 

ウルティアの計画を台無しにした少年が、凄い勢いで追いかけてきていた。

 

その少年は、教えてもいないはずの自分の名前を呼びながら、徐々に迫ってきている。

 

ウルティアは、1つその少年について気がついたことがある。

 

少年は、ウルティアを追いかけながら、視線はずっとウルティアの尻に向けられていることをただ、真っ直ぐに尻だけを見つめていた。

 

さすがにウルティアも少年の視線に気がついて

 

「なんで、追いかけて来るのよ!というか視線が気持ち悪いんだけど!」

 

走りながらウルティアは、抗議をする。

それと同時に、焦り始める。

 

この少年はヤバい、きっと捕まると大変なことになるとウルティアの頭の中で警報が鳴りまくる。

 

「なんで、追いかけるだって?……そこに素敵なお尻があるからさ!俺の目はウルティアちゃんのお尻から視線が外せない呪いなんだ!」

 

「聞いたことないわよ!そんな変な、呪い!」

 

訂正する。

ヤバい少年ではなく、変態な少年であった。

 

 

少年とウルティアの追いかけっこも遂に終わりが近づいてきたのだった。

 

「逃げなきゃ、逃げなきゃ!…………っ!?」

 

必死に逃げていたウルティアだったがここで最悪の事態が発生する。

楽園の塔は、まだ建築中でほとんど足場が悪く、運が悪いことに躓いて転倒してしまったのだった。

 

「痛い……足……挫いちゃった」

 

ウルティアは、地面に座って、自分の足を見ると擦り傷や転倒の際に足を挫いてしまって赤く腫れ上がってしまっていた。

 

「なんで……なんでこんな事に」

 

ウルティアは足の痛みや、計画が失敗してしまい自分の理想が遠さがってしまったことへのショックなどで我慢していたが泣きそうになり目尻から涙が流れそうな時だった。

 

突然、肩を叩かれる。

そして、同時に思いだす。

 

後ろを追いかけていた変態を

 

「ウルティアちゃーん……捕まえた~」

 

振り返るとニヤリと嫌な笑顔で少年がウルティアを見ていたのだった。

 

ここから、ウルティアの災難が始まる。

 

そして、本来は進むはずのない人生を送ることになっていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽園の塔を1人の少年が走る。

彼の名はゴッドセレナ。

 

この楽園の塔で奴隷として捕まっていた少年である。

 

今は、奴隷達による反乱が起きていてゴッドセレナも楽園の塔から逃げるために走っていたのだった。

 

「今日は本当にいい日だと思わないか?こんなに全てが順調にいくなんて」

 

ゴッドセレナは上機嫌になっていた。

今のところ目標に掲げていたことが順調に進んでいるからである。

 

「そうは思わない?…………ウルティアちゃーん?」

 

ゴッドセレナは左肩に担いでいるウルティアに声をかけるのだった。

 

「うるさいわよ!変態!」

 

ウルティアは捕まっていた。

足を挫いて動けないところをゴッドセレナに捕まり担がれて無理やり行動を共にしているのだった。

 

「って、なんでアンタ、私の名前を知ってるのよ!」

 

「昔からのファンだからだよ!君を救うためのヒーローになるために!」

 

「答えになってないわよ!というか、キモい!」

 

さっきからこの調子である。

いろいろと質問をするが全て適当に答えられはぐらかされる、分かったことは名前だけ。

 

「キモいって恥ずかしがっちゃって!そんなこと言っちゃダメだぞ!」

 

ポン!

ゴッドセレナは、ウルティアのお尻を叩く。

 

ウルティアは担がれていて、お尻がゴッドセレナの顔近くにあるためさっきからセクハラにあっているのだった。

 

「だから、お尻を触るな!」

 

「あー、はいはい。こうですね」

 

ウルティアの尻を叩くのではなく、手を手のひらいっぱいに広げて、撫でるように揉んでいく。

 

まるで愛玩動物を愛でるかのように、優しく、時には激しく、時にはキワドイ場所の付近までその手は止まることがなく容赦なくウルティアのお尻を可愛がるのであった。

 

 

「っ!だからって、そんな触り方するなぁ……」

 

時より、ウルティアから小さな声でダメって可愛い声が漏れるが気にせずにセクハラをするのだった。

 

 

 

しかし、セクハラも永遠に続くことはない、突如、終わりを迎える。

 

走って逃げていたゴッドセレナ達の前に

 

「おーい!セレナ!」

 

ゴッドセレナを捜していた、エルザ、エリック、ジェラールと合流するのだった。

 

 

その後、エルザ達と合流したゴッドセレナ達は楽園の塔から逃げるため、小さな小船を奪い楽園の塔を旅立つのであった。

 

 

そして、もちろんウルティアもゴッドセレナに縄でぐるぐる巻きにされて一緒に連行されるのであった。

 

縄でぐるぐる巻きにしているゴッドセレナを見るその時のエルザの目はとても冷たく軽蔑が混じった目で見て、そして

 

「セレナ、最低」

 

エルザの冷たい声がゴッドセレナの心を抉るのだった。

 

そして、ウルティアからも

 

「最低な……変態野郎」

 

とゴッドセレナは、非難されるがなぜか心がゾクゾクして高鳴るのであった。

 

 

 

 

  第1章【楽園の始まり編   完 】

 

 

 

 

 

 




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第2章~妖精の尻尾加入編~
第7話~恋鎖の呪い~


第2章の始まりです。

第2章は誰が出るかな?


 

 

 

 

 

 

楽園の塔で反乱により奴隷達が解放されてから数日が経っていた。

 

ゴッドセレナはエルザ、ジェラール、エリック、ウルティアと共にエルザの提案でロブおじいちゃんが所属していたという魔導師ギルド妖精の尻尾(フェアリーテイル)に向かって旅をしていた。

 

ちなみに、シモンやカグラなど楽園の塔で一緒であった、奴隷仲間達は教団の大型の船を奪い楽園の塔から脱出したとエリックが言っていた。

 

エルザ、ジェラール、エリックはゴッドセレナを捜していたため乗り遅れたらしい。

 

なので、近場にあった小船で脱出をしたのだった。

正直、ここでハーレムを作るのにカグラと離ればなれとなってしまったのは痛い誤算であった。

 

しかし、誤算ばかりではなかった。

ウルティアを捕獲できたことは、ゴッドセレナにとって嬉しい事であった。

 

捕まった、ウルティアもゴッドセレナにちょくちょくセクハラされつつも今のところは大人しくエルザ達と共に行動をしている。

 

実は少し前に、ゴッドセレナとウルティアはある呪いにかかっている。

 

その話を回想しよう。

 

 

 

 

「ねぇ!私は関係ないから抜けたいんだけど!」

 

楽園の塔から逃げてきたエルザ達グループから抜けたいと言っているのは、ゴッドセレナに捕まり無理やり行動を共にされているウルティアだった。

 

彼女としては、すぐに悪魔の心臓(グリモアハート)のギルドに戻り、マスターハデスに謝罪をしなければと焦っていた。

 

実は、今回の楽園の塔での一件はウルティアが悪魔の心臓に正式に加入をするための試験のようなものであった。

 

成功すれば、晴れてギルドメンバーの仲間入りであったのだがゴッドセレナに邪魔をされ失敗。

しかも、捕まって無理やり行動を共にさせられている。

 

「ダメダメ!ウルティアちゃんも一緒に行くの!みんなで居たほうが安心だし」

 

ゴッドセレナはウルティアの提案を適当に返し断る。

 

それならば、了承など得ずに勝手に逃げ出せばいいと思うだろうが、それが簡単ではないのだすでにウルティアは何度か3度逃走をした。

 

結果、3度捕まった。

こっそりと、みんなが寝ている間に逃げてみたがいつもゴッドセレナに発見されては、捕まり尻を揉まれる。

 

しかも、まだ挫いた足がまだ完全には治っていないため全力では逃げれないのだ。

 

 

「ウルティアさん、せめて足が完全に治ってからにしたほうがいいよ」

 

ウルティアに言うのは、行動を共にしている、エルザ。

 

「セレナはお前を心配しているんだ。その気持ちを分かってやってくれ」

 

洗脳しようとしていた、ジェラールにも言われてしまう。

 

「キュベリオス、今日も元気?」

 

エリックは、興味がないのか相棒の毒蛇のキュベリオスに話しかけていた。

 

「…………もう、いいわ。なら、少し足が痛いから休憩したいんだけど?」

 

ウルティアはこの場は諦めて、チャンスがある時に逃げるため作戦を考えようと決めたのであった。

 

「そうだね。じゃあ、みんな少し休憩しよう。マグノリアまではまだ長い」

 

ジェラールの言葉でみんなは近くの木陰に座って休憩をする。

 

そして、ウルティアは少し離れた場所で座る。

まだ、エルザ達とは打ち解けてはいないので休憩の時はいつも離れて座っている。

 

しかし、いつも邪魔をする奴がいる。

 

「お隣失礼するよ」

 

ゴッドセレナである。

ウルティアの了承など聞かずに隣に座ってくる。

本当に勝手な奴で、嫌な奴で、変態な奴。

これが、ウルティアが現在、ゴッドセレナに思っていることだった。

 

「勝手に座るな」

 

「いいだろう?減るもんじゃないし?」

 

ゴッドセレナはヘラヘラ笑いながら、話しかけている。

 

「ねぇ、アンタ」

 

「アンタじゃなくて、セレナでいいって言っただろう?尻を揉む、揉まれる仲なんだし?」

 

ゴッドセレナはいやらしい手つきで手を動かしながらウルティアに絡む。

ゴッドセレナは仲良くしたいだけなのだ。

あと、少しのセクハラを。

 

「最低変態クズ野郎……いつまで、私に付きまとうつもり?いい加減目的が分からなくてキモいんだけど」

 

ウルティアは、睨みつけながらゴッドセレナに言う。

正直、ゴッドセレナの目的が分からなくてイライラが止まらないのだった。

 

「目的?前にも言っただろう?ウルティアちゃんを助けるヒーローになるって」

 

ゴッドセレナは親指を立てて歯をキラッとさせる、この行動が余計にウルティアをイラつかせる。

 

「何が助けるヒーローよ。今、絶賛迷惑かけられてて最悪なんだけど」

 

「むぅ……そうか……」

 

ゴッドセレナは突然、黙り込む。

 

少し、言いすぎただろうか?

ウルティアは少し心配をするが

 

クズにはそのような心配は必要ない。

 

「そんなに嫌ならもう捕まえないよ、その代わり最後に少し遊ばないか?」

 

予想外な言葉がウルティアの耳に入ってきた。

やっと、諦めてくれるのかと

 

「本当に?本当よね?」

 

「うん、追いかけたりしない、自由だよ」

 

「……わかった、なら早く始めるわよ」

 

ゴッドセレナの言葉を信じて、ウルティアはゴッドセレナと遊ぶのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊ぶというか、儀式?みたいなものであった。

 

「ウルティアちゃん、髪の毛を1本貰える?1番長そうな髪の毛でお願い」

 

ゴッドセレナは、ウルティアの髪の毛を要求してくる。

ウルティアは少しキモいなと思いながらも、これが、終われば自由なのだと思い我慢しながら髪の毛を1本抜いてゴッドセレナに渡す。

 

「はい、これでいい?」

 

「ありがとう」

 

ゴッドセレナは、自らの髪の毛も1本抜く、以外と長髪で髪が長いのだ。

 

すると、ゴッドセレナは自分の髪の毛とウルティアの髪の毛を結んで1本にする。

 

「じゃあ、これ小指に巻いて」

 

ウルティアにゴッドセレナの髪の毛の部分を小指に巻かせる。

 

「うっ……キモッ」

 

ウルティアは引いていたがゴッドセレナは気にせずに進める。

 

「こっちも同じように」

 

ゴッドセレナは同じように、ウルティアの髪の毛の部分を自身の小指に巻くのだった。

 

「ねぇ、これで何するの?」

 

ウルティアは遊びと称した奇行に怪しみながらゴッドセレナに問うが

 

「大丈夫、大丈夫。あと、少しだから」

 

ゴッドセレナは、キチンと自身とウルティアが結ばれているのを確認するとニヤリと笑い

 

「コイビトホシーナ」

 

何やら、呪文のような言葉を発する。

その瞬間にウルティアは気づく、これは遊びではない、相手を縛る呪いの魔法だと。

 

「まさか、アンタ!」

 

ウルティアは、すぐに結ばれた髪の毛を千切ろうとしたが、すでに1本となった髪の毛は赤く染まって赤い糸となる。

 

その赤い糸はキラキラと光ったと思うと消滅する。

 

そして、ゴッドセレナ、ウルティアの小指には赤いハートの形の痣が浮き出るのだった。

 

「……成功」

 

ゴッドセレナは呟く。

その言葉を聞いてウルティアはゴッドセレナに詰め寄る。

 

「お前!何の呪いをかけた!?」

 

ウルティアは、勢いよくゴッドセレナの胸ぐらを掴む。

 

ちなみに、エルザ、ジェラール、エリックは今、水と食料を捜しに行ったため、今はゴッドセレナとウルティアの2人きりであった。

 

「恋鎖の呪い」

 

ゴッドセレナは、呪いの名前をウルティアに伝える。

 

「恋鎖の呪い?なによそれ?説明しなさいよ!」

 

「呪いって言っても、簡単な恋のおまじない的な感じだよ、別に体に悪いわけじゃない」

 

【恋鎖の呪い】

 

恋鎖の呪いとは、恋愛に関する呪いだ。

この恋鎖の呪いの儀式をした2人は、普段は見えないが赤い鎖によって結ばれている。

どっちかが片方を強く念じ呼ぶことで呪いが発現して遠く離れていても赤い鎖が縮んで必ず2人は巡り会うという。

 

恋愛成就の幸せの呪いである。

 

なぜ、ゴッドセレナが恋鎖の呪いを知っているのかというと、楽園の塔でちょくちょく作業を抜け出しては、資料室に入り込みいろんな、魔法や知識を得ていたからである。

 

まさか、成功するとは

ゴッドセレナも思っていなかった。

 

これも、転生したゴッドセレナの高い魔力のおかげであろう。

 

 

「……嘘でしょ」

 

ウルティアは、ゴッドセレナから呪いの詳細を聞いて絶句する。

 

「可哀想だから、解除の方法を教えてあげる」

 

ゴッドセレナは、呪いを解除する方法をウルティアに教える。

 

そして、さらにウルティアは血の気が引くように顔が真っ青になるのだった。

 

恋鎖の呪いの解除方法は

 

【相手を好きになること】

 

恋鎖の呪いは呪いと言っても恋愛のおまじないのようなものでそんなに難しくはない。

 

そして、今回に限っては、ゴッドセレナが呪いをウルティアにかけたため。

解除方法は

 

【ウルティアがゴッドセレナを好きになること】

 

これだけである。

好きになるだけでいい。

恋愛対象としての好きに。

 

 

「嫌だー!」

 

ウルティアは、この場から逃げ出そうと走り出すが

 

「ウルティア!」

 

ゴッドセレナが念じて、名前を呼ぶと呪いが発動して、赤い鎖が現れ、呼ばれたウルティアは引っ張られて、ゴッドセレナの近くまで行くのであった。

 

「これで、約束通り、追いかけないし自由だよ」

 

満面の笑みで、ゴッドセレナは笑うのだった。

 

まさにクズの極み。

 

「最低!!」

 

ウルティアの悲壮な叫びが虚しく響くのだった。

 

 

 

 

 

こうして、ウルティアとゴッドセレナは

【恋鎖の呪い】に呪われる。

 

ウルティアは、抵抗も逃げることもできずに

これから先、ゴッドセレナと共に

 

妖精の尻尾の魔導師として人生を生きていくのだった。

 

 

果たして【恋鎖の呪い】が解ける日が……

 

ウルティアがゴッドセレナを好きになる日が

 

来るのだろうか?

 

今は、誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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第8話~シモンとカグラ~


シモンとカグラのその後の話しです。

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ゴッドセレナ達が楽園の塔を脱出した後の話である。

 

 

「最後の六魔を迎えに来たというのにどういうことだ……」

 

楽園の奴隷達の反乱後、1人の男が楽園の塔の地に現れた。

 

彼の名はブレイン、後に闇ギルドのバラム同盟の一角を担う、【六魔将軍(オラシオンセイス)】を設立する男だった。

 

彼の目的は、六魔将軍を設立するため最後の子供を迎えに来ること

 

つまりは、コブラことエリックを迎えに来てたのだった。

 

本来であれば、六魔となる子供達は、楽園の支配者となったジェラールとの取引で迎えるのだがこの世界ではそれ以前に行動していたのだった。

 

しかし、転生したゴッドセレナの知らない時に原作改変が行われていた。

 

「エリックは居ないか」

 

彼は荒れ果てた楽園の塔を捜し回るが、目当てのエリックは楽園の塔から脱出していたため発見することはできなかった。

 

そんな時にブレインは1人の少女を見つける。

 

 

「お兄ちゃん……みんな……どこ、行っちゃったの?」

 

少女の名はカグラ・ミカヅチ。

本来ならば、この楽園の塔には居なく、転生したゴッドセレナの原作改変の被害者である。

 

「……迷子になったのか娘よ、この地で、何があった?」

 

ブレインはカグラに近づき話しかける。

カグラは突然、話しかけられ驚くが人が居たことに少し安堵をするが、その目からは涙が溢れていた、

 

「わかんない……お兄ちゃんとはぐれちゃったし、みんな居ないし……ひっく、おじさんはみんなを知らないの?」

 

「すまないが私も来たばかりで何も、泣くな娘よ」

 

ブレインは、泣いているカグラを怯えさせないように極力優しく、語りかけ頭を撫でた。

 

しかし、この瞬間にブレインは気づくのだった。

 

「……この魔力は!?…………ふふふ、私は運がいい」

 

ブレインは不敵に笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面は変わり、楽園の塔を脱出した大型船ではシモンが船内を走り捜していた。

 

「カグラ!カグラ!どこにも居ない!」

 

反乱の騒ぎではぐれてしまった妹のカグラを捜していたのだった。

 

「どうしたの、シモン?」

 

シモンに話しかけたのは1人の少女。

ミリアーナであった。

 

彼女もシモン達同様に楽園の塔で奴隷として働かされていて、シモンやエルザ達と仲良くしていた反乱の際に脱出したのだった。

 

「ミリアーナ!……カグラを妹を見なかったか!?」

 

「カグラちゃん?私は見てないよ?見た人いる?」

 

ミリアーナは、一緒に行動していたショウやウォーリー、リチャードに聞くが三人とも見ていないと首を振る。

 

「カグラが居ないんだ」

 

「もしかしたら、まだ塔の中にって、シモン!」

 

シモンはミリアーナの言葉を聞かずに船から海に飛び込む。

 

最愛の妹が船でら見つからず、楽園の塔を捜すために泳いで楽園の塔に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽園の塔内

 

「今日から……お前は私の娘だ」

 

楽園の塔の中でブレインはカグラに語りかける。

 

「……はい。私はパパの娘」

 

カグラの目は虚ろぎ、目の前の人物をパパと呼ぶ。

まるで洗脳されているかのようにカグラはブレインに抱きつく、そしてブレインもカグラを抱き抱えると

 

「お前の名は今日から【カグヤ】と名乗るがよい、さぁ行こう……我らが家に六魔となって」

 

「パパのお願いは絶対」

 

 

ブレインは、カグラ……いや、カグヤを抱き抱えたまま姿を消すのであった。

 

 

カグラが身に付けていた兄、シモンから貰った大切なリボンを残して。

 

 

 

こうして、カグラ・ミカヅチは本来ならばありえない人生を

 

六魔将軍【カグヤ】として、生きていくのだった。

 

そして、これは後に原作改変をしたゴッドセレナの【罪】として彼に重い罰を与えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽園の塔へと、なんとか時間はかかったがたどり着いたシモンは楽園の塔内をカグラを捜しながら走っていた。

 

 

「カグラ!カグラ!兄ちゃんが来たぞ!居たら返事をしてくれ!……頼む……頼むよ」

 

そんな時であった、シモンは瓦礫近くにあるリボンを見つける。

 

それは、カグラの誕生日にシモンが渡したリボンであった。

 

「……嘘だろう?……嘘だ!?カグラ!?」

 

シモンは残されたリボンを手に取り周りの瓦礫を乱暴にどかし捜す。

 

そこには、瓦礫の下敷きとなっていた小さな女の子のような手が

 

「…………カグラ!?ごめん、ごめん!全部、兄ちゃんのせいだぁぁぁ!カグラァァァァ!」

 

シモンは泣き崩れ、後悔ばかりが彼を襲うのだった。

 

 

 

 

 

そんな、シモンの背後では1人の老人が居た。

 

「ウルティアと連絡が取れず、妙な魔力の気配を感じたと思って来てみれば、楽園の塔が崩壊しているとはな」

 

老人の名は、ハデス。

闇ギルド【悪魔の心臓(グリモアハート)】

のマスターであった。

 

 

 

 

このシモンとハデスの出会いも、また原作とは違った形で始まる。

 

 

シモンも本来ならばありえない人生を迎えるのだった。

 

これも、また、原作改変をしたゴッドセレナの【罪】として、後に彼を苦しめるのだった。

 

 

 

 

 

 

兄妹の道は別れ

 

いずれ再開できるのか?

 

または、すれ違いのまま終わるのか?

 

2人の兄妹は

 

幸せを

 

手にすることは

 

できるのであろうか?

 

 

新たな物語が始まる。

 

 

 

 

 





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第9話~妖精の尻尾~


今回、初めてオリキャラでます!
詳細はオリキャラ詳細にありますので、気になったら閲覧よろしくお願いいたします!


第9話~妖精の尻尾~

 

 

 

 

旅を続けていたゴッドセレナ達は、ようやく目的地である、マグノリアの町に到着する。

 

「長い旅だったね、ようやくマグノリアだ」

 

「見て、ジェラール。大きな教会があるよ」

 

「あれが、マグノリアの名所、カルディア大聖堂か」

 

エルザやエリック、ジェラール達は、大きな町に興味津々で珍しいものを見つけては立ち止まり大はしゃぎであった。

 

楽園の塔から奴隷として解放されて初めての町で見るもの全てが新鮮なのである。

 

「あぁとてもいい尻だな」

 

ゴッドセレナは、町の景色にテンションが上がっているエルザの尻を見ながらゴッドセレナはやっと、FAIRY TAILの物語が始まるのだと実感する。

 

「キモいわよ、変態」

 

そんな、ゴッドセレナを軽蔑する目で見ているのは逃げることができなくなったウルティアだった。

 

「嫉妬するなよ、お前の尻も最高さ」

 

「キモい」

 

ウルティアの尻もエルザの尻と同等に素敵だよ言うゴッドセレナだっはたがキモいと一蹴されてしまう、道中言われまくっているのでそこまで気になりはしない。

 

「おーい!セレナ、ウルティア行くぞ」

 

ジェラールの呼ばれて2人は歩きだすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

5人はある建物の前に着く

 

そこは、マグノリアの町にある、魔導師ギルド

妖精の尻尾であった。

 

「意外と小さいな、もっとデカイのかと思った」

 

原作を知る、転生者であるゴッドセレナから見るとギルドは意外と小さく古い。

 

ギルドが新しくなる前なので、当たり前である。

 

5人が入るか入らないかとギルドの前をウロウロしていると

 

「何か用かね?」

 

突然、背後から話しかけられる。

 

「あなたはこのギルドの人ですか?」

 

代表して、ジェラールが目の前に現れた老人に話しかける。

 

「ワシはこのギルドの者じゃよ」

 

この人物こそ、妖精の尻尾のマスターである。

マカロフ・ドレアーであった。

 

ゴッドセレナは言葉には出さないが感激する、エルザ達原作の、キャラクター達と出会った時もそうだったが、この世界で重要な人物達に出会うと感激する。

 

自分はやはり、FAIRY TAILの世界に居るのだと

 

 

「まぁ、立ち話もなんじゃ、中に入りなさい」

 

とマカロフは、ゴッドセレナ達5人をギルドの中に招き入れる。

同時にボロボロの服を着ている5人を見て何かを察したようだった。

 

 

5人はマカロフの後を着いて行ってギルドの中に入るのだった。

 

ギルドの中は、大人から子供まで居て、5人を不思議そうに見るのだった。

そして、ギルドの奥まで行くと1人の女性が居た、年齢は10代後半ぐらいであろうか。

 

「マー坊、その子達はどうしたのじゃ?」

 

緑色の髪をサイドで、結んだ美少女はマカロフをマー坊と呼ぶ、その仕草はまるで経験を積んだ妙齢の女性のように

 

「相談役殿、この者達はギルドの前に居ましてな、何か事情がありそうなので連れてきました」

 

マカロフに敬語で話されている相談役と、呼ばれた美少女は

 

「そうか、子供達よ、話を聞こうじゃないか」

 

ゴッドセレナは戸惑う。

こんな人、FAIRY TAILに居たのか?

自分が知らないだけなのか、はたまた原作未登場なのか?

 

それにしても、可愛い顔をしてスタイルも良いぜひとも仲良くしたいものだ。

 

とりあえず、様子見をするためにゴッドセレナはその場は流れに任せるために、今のところ5人のリーダーであるジェラールに任せる。

 

「はい、俺達は…………」

 

ジェラールは、自分達が何者なのか自己紹介と、どういう経緯で妖精の尻尾の、ギルドに来たのかを話すのだった。

 

途中、楽園の塔で、命を落としたロブおじいちゃんの最後をエルザが涙しながら話す。

 

そんな、光景を見ていたゴッドセレナも自分の欲望に忠実になりすぎて、ロブおじいちゃんを助けることができなかったことを深く後悔するのだった。

 

 

一通り、話を聞き終わったマカロフは

 

「そうか、ロブは最後まで妖精の尻尾の魔導師として全うしたのじゃな」

 

かつての友を思う。

 

「マー坊、そんな顔をしていてはロブも報われまい、こんな時こそ……良くやった、それでこそ妖精の尻尾の魔導師じゃと労ってやろうではないか」

 

マカロフは、相談役と呼ばれた美少女に言われて

 

「そうですな、相談役。……改めてワシから感謝を言うぞ、ロブの最後を伝えてくれてありがとう」

 

マカロフは、5人の、頭をそれぞれ撫でるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ゴッドセレナ達はマカロフに今日はギルドで休みなさいと言われて、久々にふかふかのベッドで1夜を過ごすのであった。

 

朝になると、5人はマカロフに呼ばれて集まる、そしてエルザに

 

「エルザと言ったかね?君は目を怪我しているようだ……着いてきなさい」

 

マカロフは、エルザ連れてある場所に向かう準備をする。

 

エルザも不安なのか

 

「セレナも一緒に来て?」

 

ゴッドセレナに震える手を差しのべるのであった、その手を握り

 

「もちろん、一緒に行くよ」

 

ゴッドセレナは、エルザと共に歩き出すのであった。

エルザの手は手触りが気持ちいいと思っているのは内緒である。

 

「それでは、相談役殿行って参ります」

 

マカロフは一緒に居た、相談役に後の事を頼んでエルザとゴッドセレナと共にギルドを出るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後を任された相談役と呼ばれた美少女は残された3人、ジェラール、ウルティア、エリックと話をするのだった。

 

「そういえば、自己紹介がまだじゃったの?

儂はリーフィア・シーケン、このギルド妖精の尻尾のマスター相談役を務めさせてもらっておる…………ジェラール、ウルティア、エリックであったな、お主達はこの後どうするのじゃ?」

 

リーフィアと名乗った、相談役の美少女は、ジェラール達の今後を話す。

 

「まだ、決めてません」

 

「僕も、みんなに着いてきたから」

 

「……あたしも」

 

それぞれ、ジェラール、エリック、ウルティアは今後の事は決めていなかった。

 

3人の言葉を聞いてリーフィアは

 

「ふむ、やはりそうじゃったか。ならば、3人ともこのまま妖精の尻尾の魔導師としてこのギルドに入らぬか?ここは、お前達のように事情がある者達がたくさん居る。もちろん、マスターであるマー坊と話し合って決めたことじゃ、エルザとゴッドセレナの2人にもマー坊から話がいくであろう」

 

リーフィアは、3人に妖精の尻尾に入らないかと誘う。

 

すると意外にも最初に声を上げたのはエリックであった。

 

「あの、ギルドに入れば魔法を覚えられますか?生き物の友達の声を聴く魔法を」

 

エリックの問いにリーフィアは

 

「生物の声を聴く魔法じゃな、お主の頑張りしだいじゃが可能であろう」

 

エリックの願いは友達つまり、キュベリオスの声を聴くこと。

 

「僕は入りたいです!お願いします!魔法を教えてください!」

 

今まで、黙ってジェラール達の後ろに隠れていたが覚悟を決めてエリックは魔導師の道をえらんだのであった。

 

それを見ていたジェラールも

 

「……エリック。俺も負けてられないな、それにセレナもエルザもここに残ると思う。俺もお願いします!」

 

ジェラールは、リーフィアに頭を下げお願いするのだった。

 

「ふむ、2人とも分かった。それで、お主はどうするのじゃ?他の4人とは少し事情が違うみたいじゃが?」

 

リーフィアは、ウルティアを見て何かを見透かすようにウルティアに言葉をかけるのであった。

 

「…………私は……あの変態……いや、ゴッドセレナが入ると決めたら入るわ」

 

若干、諦め気味にゴッドセレナの判断に任せるのであった。

 

「ふむ。では、ジェラールとエリックはギルドに残る。ウルティアは保留ということでいいんじゃな?」

 

リーフィアの問いかけに3人は頷くのであった。

そして、リーフィアは3人に歩みより3人同時に抱き寄せる。

 

「これより、儂達は家族じゃ。3人とも儂の子供のように愛情を注ぐとしよう……ギルドの家族と仲良くするのじゃぞ」

 

その声は、とても優しく愛溢れる言葉であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカロフ達は、ポーリュシカと呼ばれる妙齢の女性の家に来ていた。

 

「これは…………あまりにも酷い」

 

「ポーリュシカよ、この子の目は治るかね?」

 

ポーリュシカと呼ばれた妙齢の女性は、エルザの潰れた目を見て、こんな子供にこんな酷いことを腹を立てる。

 

「時間はかかるが、安心しな必ず私が治してやる」

 

ポーリュシカは安心させるかのようにエルザに言うのだった。

 

「マカロフ、この子はしばらく家で預かるよ」

 

「任せたわい」

 

 

エルザは、潰れた目を治療するためにしばらくポーリュシカの家にお世話になることが決まったのであった。

 

「して、2人とも。どこにもいく場所が無いならばギルドに妖精の尻尾に残りはしないかね、もちろん無理強いはしないが」

 

マカロフは、エルザとゴッドセレナをギルドに入らないかと提案する。

 

その言葉を聞いた、エルザは、ゴッドセレナの方を見る、その視線に気づいたゴッドセレナは

 

「入りまーす!」

 

戸惑うこと無く、入ることを決めたのだった。

もとより、そのつもりで来たので答えは決まっていた。

 

「…………お主は軽いの」

 

ゴッドセレナの言葉にマカロフは少し戸惑いながらもニカッと笑いゴッドセレナの頭を撫でるのであった。

 

そして、エルザも

 

「ロブおじいちゃんに助けてもらった命、私もロブおじいちゃんみたく、立派な妖精の尻尾の魔導師になりたい!お願いします!」

 

ロブおじいちゃんの意思を継ぐようにエルザも妖精の尻尾の加入を決めたのであった。

 

「エルザ、ゴッドセレナ、2人とも妖精の尻尾にようこそ、今日からワシ等は家族じゃ。決して親のワシより先に死ぬことは許さぬ。よいな?」

 

マカロフも2人を優しく、暖かく、父親のように抱きしめるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

こうして、楽園の塔から逃げてきた5人は妖精の尻尾の家族として生きていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、リーフィアと共に居たジェラール、エリック、ウルティアはたまたま通りかかったラクサスに出会っていた。

 

 

「ラク坊、ちょうどいいところに」

 

リーフィアにラク坊と呼ばれたラクサスは

 

「なんだよ、ロリババア」

 

「ほう……誰がロリババアじゃ?少し前まで

【ばぁば】と呼んで、可愛げがあったのに全く生意気になりおって」

 

強烈なアイアンクローを喰らっていた。

ぷらーんとぶら下がっていた。

 

「ごめんなさい」

 

ラクサスはリーフィアに謝る。

それを見ていたジェラール、エリック、ウルティアはこの人には逆らわないようにしようと決めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第10話~ラブパラメーター~


皆さんは相手が自分に思っている好感度を見れたらどうしますか?



 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグノリアにある魔導師ギルド妖精の尻尾にゴッドセレナ達、5人の楽園組がギルドに加入して数ヶ月が経っていた。

 

加入したばかりの時は、あまり周りに馴染むことが出来ず、いつも5人で行動をしていたが今では順応してギルドメンバー達と関わり馴染むことに成功していた。

 

そして、彼等5人は魔導師として生きていくために、日々魔法を磨くため修練に励んでいた。

 

ちなみに、ゴッドセレナは、憑依転生者なので初めから8個の竜のラクリマを体内に所持していて、隠してはいるが魔力もアルバレスで力を付けた原作のゴッドセレナと同等の魔力を持っているが詮索されるのが嫌なので今は隠しながら魔法を覚えるふりをしているのだ、全くもってズルい奴だ。

 

正直な感想は、修行に時間を割くのではなく、どうやって、女の子と仲良くなってハーレムを築くかを考えるのが最優先事項である。

 

ウルティアは、元々悪魔の心臓のマスターハデスに与えられた魔術書で、時のアークを習得していたので今は魔力を高めるためそれなりに修練に励んでいる。

 

ゴッドセレナとは、今も距離を置こうと必死に頑張っているが、その願いは叶わず毎日セクハラをされている。

周りのギルドメンバー達は、仲が良い子供の戯れだと思い、ゴッドセレナを注意する人はいなかった。

 

エルザは、楽園塔での反乱の際に、魔法を多少扱えるようになっており、今は武器や鎧の換装の魔法の練習をしている。

 

この魔法が後のエルザの魔法となる【ザ・騎士】である。

この数ヶ月の間に、治療をしていた目は完治はしたが、涙が流れることはなかった。

いつの日か枯れてしまった涙が元に戻るのかは今はまだ誰も知らない。

 

エリックは、宣言通り聴く魔法の習得に励んでマスター相談役のリーフィアと修練しているようだ、しかし残念なことにまだ習得はできていない、それと同時にラクサスと隠れてある魔法の練習をしていて完璧に扱えるようになったら披露すると言っていたのだった。

 

本来ならば、妖精の尻尾には加入していなかったエリックであったが、意外にも相性がいいのかギルドメンバー達と仲良くしており、ラクサスと仲良くしているようだった。

 

 

そして、問題なのがこの少年。

ジェラール・フェルナンデスであった。

 

ギルドの書庫にある魔導書やマカロフ、リーフィアに教えてもらった魔法では満足していないのか1人だけまだどんな魔法を使うのかを決められないままであった。

 

「この魔法も違うな……」

 

ジェラールは、ゴッドセレナの隣に座りながら魔道書を読み漁っていた。

 

「セレナ、どんな魔法がいいと思う?」

 

ジェラールは、隣に座っていたゴッドセレナに参考に聞くが

 

「知らん」

 

心底、男には興味がないゴッドセレナは知らんと一言で一蹴する。

ジェラールが、何の魔法を使うかどうかは、どうでもいいのだ。

 

それより、ゴッドセレナはある魔法が使えることを思いだし現在、魔法の試しをしている最中であった。

 

 

ゴッドセレナの魔法は八竜の滅竜魔法以外にもう一つ魔法がある。

その魔法とは【ラブパラメーター】。

 

憑依転生した際に神様から授けられたセカンドマジックである。

このラブパラメーターと呼ばれる魔法は目から発動することができる。

 

簡単だが紹介しよう。

ゴッドセレナのセカンドマジック

【ラブパラメーター】

 

この魔法はゴッドセレナ以外がゴッドセレナのことを、どう思っているかが分かる魔法だ。

 

ゴッドセレナへの好感度表示ということだ、ラブパラメーターを発動している時は、対象の頭上にハートマークとその中に数字と%が表示される。

 

たとえば、ウルティアを見ると。

ウルティアの頭上にはハートマークがありそのマークの中に5%と表示されている。

 

この数字がウルティアのゴッドセレナへの好感度表示である。

 

さらに%の説明を続けると

 

10%→知り合い

 

30%→友達

 

50%→親友

 

80%→好きかも

 

100%→大好き

 

120%→超好き何でも言うこと聞いちゃう

 

簡単だが、このような数字の%の意味をもっている。

 

「5%か……もっと、セクハラせねば」

 

ウルティアの頭上には5%つまりは、ウルティアはゴッドセレナのことを知り合い以下だと思っている。

普通に嫌われているか何とも思っていない初対面状態である。

 

しかし、ポジティブに考えるのだ。

5%とはいえ、5%も上がっているのだ、数字の%は低いが上がるということは脈無しでは無いということなのだから。

 

「……他の奴も見るか」

 

ゴッドセレナはちょうど、エルザとエリックが話しているのを発見して2人を見ることにする。

 

エリックのラブパラメーターは35%。

つまりはゴッドセレナのことを友達と思っている、まぁこれは妥当だろう。

エリックとは、意外と話が合うので会話をする方だ。

 

そして

 

エルザのラブパラメーターは52%。

つまりはゴッドセレナのことを親友だと思っている、正直もっと好感度が高いと思っていたのに時々、ウルティアのセクハラ現場を見られたり、キモい発言をしてしまうからであろうか?

でも、ポジティブに考えよう。

高い数値の%を得られているのだから。

 

「さて、次は……」

 

ゴッドセレナが他のギルドメンバー達を見ようとした時だった。

 

「セレナ、この魔法はどう思う?」

 

ジェラールが再び、ゴッドセレナにこの魔法はどうだろうと魔道書を見せようとしてくるが

 

鬱陶しい。

今は、自分のセカンドマジックの力を試しているのだから邪魔をされたくない。

 

このまま、放置していると邪魔をされるし、しょうがないと

 

「ほらよ、これでいいだろう」

 

と、売ってお金にしようと思っていた1冊の魔道書を雑に投げ渡す。

ちなみに、この魔道書は楽園の塔を脱出する際に盗んできた魔道書である、中身は確認していないが後で売ってお金にしようとしていたのだが、めんどくさいのでジェラールに渡すことにしたのだった。

 

渡されたジェラールは、魔道書の中身を見ていく。

 

「これは、天体魔法。星の力を使う魔法…………ありがとう、さすがはセレナだな、セレナが決めた魔法だ、俺はあの時からお前を信じると決めていた」

 

あの時とは、洗脳されかけていたジェラールを、助けた時の事だった。

 

ジェラールは、天体魔法を気に入ったようでゴッドセレナに感謝を言いながら彼を見るが

 

「あ、そう……よかったね」

 

素っ気ない態度で返されてしまう、その態度もゴッドセレナらしいと思うのだった。

 

 

ジェラールは、自分が覚える魔法に納得がいったのか、魔道書を読み始めた。

 

これで、静かにラブパラメーターの魔法を試せるとゴッドセレナは、再び魔法を発動させ他のギルドメンバーを見ようとした時、たまたまジェラールが視界に入る。

 

ジェラールのラブパラメーター85%。

つまりは、ゴッドセレナのこと好きかも。

ということは、現在ゴッドセレナへの好感度は

1番ということであった。

 

 

「なんでお前が1番高いんだよぉぉぉ!!!」

 

 

ゴッドセレナの叫びがギルド中に響き渡るのであった。

 

 

それから、しばらくゴッドセレナは、ジェラールの好感度……ラブパラメーターを見ることを止めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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次回は、ウルティアと初のクエストにストラウス家登場予定!

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第11話~悪魔の住む家~


久しぶりの投稿です!
萎えていないのでご安心を!!
時間がないのです(-_-;)


 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで、私が一緒に行かなきゃダメなのよ!」

 

不満を漏らすのは、ウルティアだった。

 

「いいじゃん、別に、暇してただろ?」

 

ウルティアに文句を言われていたのはゴッドセレナであった。

 

実は2人は、ある依頼を受けるため道中を共にしていたのだった。

 

 

妖精の尻尾に加入してから、しばらくの時が経っていた。

 

妖精の尻尾の魔導師として、ゴッドセレナは過ごしてきて依頼をしながら魔導師生活を送っていたのだった。

 

そんな時にある1つの依頼を見つけた。

 

悪魔が住む村からの依頼である。

村の村長からの依頼で村に居座る、悪魔を退治して欲しいという依頼。

 

ゴッドセレナは、1つ心当たりがあって、すぐさま依頼を受けて悪魔が住むという村に向かっていたのだった。

 

「なら、ジェラールかエルザかエリックを誘えばいいじゃない!?」

 

ウルティアは初めから、ゴッドセレナから一緒に依頼に行こうと誘われたが、嫌だ!と断って逃げていたのだが、ゴッドセレナとの恋鎖の呪いのせいで無理やり連れて来られてしまったのである。

 

「だって、エルザはジェラールと一緒に依頼に行ったし、エリックはラクサスと秘密の特訓があるから無理だって断られたし……ちょうど、ウルティアちゃんが暇そうにしてたから、それにあれだろう?まだ、ギルドのみんなと打ち解けられてないだろう?1人で居るのも可哀想だし、尻を揉む、揉まれる仲の俺が一緒に仕事しようってこと」

 

そう言いながら、ゴッドセレナは隣を歩いていたウルティアのお尻を右手でナデナデと撫でる。

 

「だから、尻を撫でるな!」

 

「あっ!揉む方がよかった?ごめん、ごめん」

 

ナデナデから、いやらしく揉み始めるが、すぐに手を叩かれ弾かれるのであった。

 

「最低変態クソ野郎」

 

ウルティアは、ゴッドセレナを睨み付けるのであった。

そんなウルティアを見ながらヘラヘラとゴッドセレナは笑い、余計にウルティアをイラつかせるのであった。

 

何はともあれ、仲良くやっている。

それにギルドに馴染めていないウルティアにとっても、今のところゴッドセレナの前では素の自分でいることができるのだ。

 

 

 

 

そうこうしている内に、ゴッドセレナとウルティアの2人は悪魔が住むという村にたどり着き、村の村長に出会い依頼内容を確認するのだった。

 

村の村長からの依頼成功の条件は、悪魔を退治すること、悪魔に従う2人の人間を排除することであった。

 

ちなみに、何度か違うギルドの魔導師が来て、悪魔を退治しようとしたが全て失敗。

逆に悪魔によって追い返されていた。

 

そして、村の村長は今回は有名ギルドの妖精の尻尾に依頼をお願いしたが無名の少年、少女の子供が来たことに落胆していた。

 

しかし、そんな落胆していた村長など、放っておきゴッドセレナは意気揚々と悪魔が住んでいるという村の隅っこにある家に向かって歩きだすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいませーん!誰か居ますかー?」

 

「ちょっと!バカなの?悪魔が住んでるっていう家に正面から行くの!?」

 

ゴッドセレナは家に着くと、普通に家のドアをコンコンと、叩いて大きい声で家の中にいるであろう人物達に声をかける。

 

それをウルティアが制するのだが

 

「ウルティアちゃんは、あれか?俺に勝手に人の家に入って住居不法侵入という犯罪を犯せって言うのか!?」

 

「あんたが言うな!セクハラで犯罪を起こしているでしょ!?」

 

ウルティアは、キツイ一発をゴッドセレナの腹にぶちかますのであった。

 

「ぐふ……それは、お互い了承した上のセクハラ……いや、スキンシップであって」

 

「了承してない!?」

 

さらに、重い一撃がゴッドセレナの、腹を襲うのであった。

 

そんな時であった。

家の玄関の扉が開いて

 

「あの……誰ですか?」

 

「またお姉ちゃんをいじめに来たの!?」

 

 

2人の少年と少女が現れた。

銀色の髪に少しおとなしそうな少年と睨み付けて威嚇している少女である。

 

そう……この2人こそが後の妖精の尻尾の仲間となる。

 

エルフマン・ストラウス。

 

リサーナ・ストラウス。

 

妖精の尻尾の主要人物であり。

 

そして、その奥から

 

「エルフマン、リサーナ……下がってな。また嫌がらせに来たんだろ?お姉ちゃんが相手するから」

 

右腕が悪魔の腕になっている美少女。

 

ミラジェーン・ストラウス。

 

妖精の尻尾の主要人物。

我らがミラさん。

 

「みぃ~つけた!」

 

ゴッドセレナが捜していた人物であった。

 

「何が見つけただ!?あんたら、あたし達を退治しに来たんだろ!?」

 

まさに一触即発の雰囲気。

原作をしる憑依転生者であるゴッドセレナが知っているおしとやかミラさんではなく。

 

荒々しい、不良のような口調のゴッドセレナがあまり知らないミラジェーンであった。

 

 

「別に退治しに来たわけじゃない……君を助けに来たんだ」

 

ゴッドセレナは、ミラジェーンに言うのであった。

 

そして、同時に

 

「信じられるか!?」

 

ミラジェーンは、ゴッドセレナを追い返そうと突き飛ばして、玄関の扉を閉めてしまうのだった。

 

「いきなり助けにきたなんて……あんた本当にバカね」

 

「すいませんでした」

 

 

ゴッドセレナは自分の失敗を自覚して後悔しながら一旦、家から離れるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、数日間、ゴッドセレナは何度か家に訪ねるが全て失敗に終わり、珍しく萎えていた。

 

「なかなか、上手くいかねぇな」

 

ため息混じりに悪魔が住むという家を眺めながら試行錯誤する。

 

どうすれば、ストラウス家の3人と仲良くできるか、そして、同時にミラジェーン可愛かったなぁと思いながら考えていると突然話しかけらる。

 

「珍しく、やる気がないわね?」

 

村長のところで現状報告をしていたウルティアが戻ってきていた。

 

「ウルティアちゃん、おかえりー……で、どうだった?」

 

「村長や村人達は、助けるのではなく、早々に排除してほしいみたい」

 

「……ふーん」

 

ウルティアの報告を受けるが、適当に流す。

 

「お望み通り、さっさと消した方がいいんじゃない?私は早く帰りたいの、私が代わりにやってもいいけど?」

 

「……却下。物騒すぎるよ、ウルティアちゃん」

 

「なぜ、そこまで粘るのよ?」

 

ウルティアは、ゴッドセレナがなぜこんなにも執拗に執着するのかが気になる、できないならば、依頼失敗でもギルドに帰ればいいのにと

 

「理由は簡単。ミラジェーンちゃん、可愛いから」

 

「クズが」

 

ゴッドセレナは、ウルティアに蹴りを入れられるのだった、その瞬間、スカートの中を見るのも忘れていない。

 

「……ピンクか、可愛い下着だね」

 

「最低!私は、もう協力しないからあんたが1人で何とかしなさいよ!」

 

ウルティアは怒って、村の宿に向かって帰ってしまった。

 

「怒っちゃったよ」

 

ゴッドセレナは、ウルティアの後ろ姿を見ながら呟くのだった。

そんな時に2人の人影が近づいてきた。

 

「まだ、帰ってないんですか?」

 

「お姉ちゃんに見つかる前に帰った方がいいよ」

 

2人の人影は、ミラジェーンの弟のエルフマンと妹のリサーナであった。

 

2人はなかなか諦めないゴッドセレナに少しの興味を持って、姉の隙を見計らって接触をしに来たのだった。

 

「君達は…………どうしたんだい?」

 

「あの……なんで、僕たちを退治したり追い払ったりしようとしないんですか?」

 

エルフマンが少しオドオドしながら聞いてきた。

おそらく、今まで来た人達は3人を化け物同然に扱い危害を加えていたのであろう。

 

「そうだな……助けたいと思ったから、これじゃ理由にならないか?」

 

ゴッドセレナは笑顔で2人に答える。

表面上の理由だ、本当はミラジェーン、リサーナとハーレム作りたいから、エルフマンはオマケである。

 

「本当にお姉ちゃんを助けてくれるの?」

 

エルフマンの後ろに居た、リサーナがゴッドセレナに歩みより質問をする。

 

今は、まだリサーナは、幼いが後に成長するとめちゃくちゃ可愛い美少女になる。

そんな、リサーナを見ながらゴッドセレナは答える。

 

「もちろん、そのために来たんだ」

 

ゴッドセレナの返事を聞いたリサーナは何かを決心したようで

 

「嘘じゃないよね?……なら、私とエルフマン兄ちゃんでお姉ちゃんを説得する!」

 

リサーナはゴッドセレナに言うのだった。

 

「リサーナ!?姉ちゃんに、黙って勝手なことしたら」

 

「エルフマン兄ちゃん!!エルフマン兄ちゃんはミラ姉を助けたいとは思わないの!?ミラ姉は私達のせいで……」

 

リサーナは、泣きそうになるのを我慢しながら、エルフマンに訴える。

 

「……リサーナ。……わかった、俺からもお願いします!」

 

エルフマンも妹の真剣な表情を見て、何かを決心したのかリサーナの意見に賛同するのだった。

 

「お願いします!ミラ姉を助けてください!」

 

リサーナもエルフマンと一緒にゴッドセレナに頭を下げるのだった。

 

そして、ゴッドセレナはこれは幸いと思い

 

「もちろん、必ず助ける!……2人でお姉ちゃんを説得してくれるかな?」

 

ゴッドセレナは2人の頭を撫でながら姉の説得をお願いするのだった。

 

「うん!わかった!」

 

「姉ちゃん、少し怖いけど俺、頑張るよ!」

 

 

2人は姉を説得することに了承して意気揚々とするのだった。

 

「そうだ、まだ、自己紹介がまだだったね、名前を教えてくれるかな?」

 

ゴッドセレナは、本当は知ってはいるが一応、自己紹介をするのだった。

 

「俺はエルフマン」

 

「私はリサーナだよ、お兄ちゃんの名前は?」

 

エルフマンとリサーナは自己紹介をして、目の前の少年の名前を尋ねる。

 

「俺は……妖精の尻尾の魔導師」

 

ゴッドセレナは決めポーズをとりながら

 

「神が愛した美少年」

 

2人を指を指しながら

 

「ゴッドセレナ…………だ。」

 

最近、何かとカッコつけたくなるのだ。

憑依したゴッドセレナの影響なのであろうか?

身体がいうことを聞かない時がある。

 

「兄ちゃん、カッコいい!!」

 

男である、エルフマンは決めポーズに憧れカッコいいと称賛する。

男のロマンである。

 

「お兄ちゃん…………ダサい」

 

時に、幼い少女の言葉は、人の心を抉る。

これが、性別の違いであろう。

 

「それじゃ、エルフマン、リサーナ。お姉ちゃんの説得頼んだよ」

 

気を取り直した、ゴッドセレナの言葉に

 

「兄ちゃん!待っててくれ!必ず姉ちゃんを説得するから!」

 

「約束だよ!必ずミラ姉を助けてね!」

 

2人は、ミラジェーンが居る家に走って戻っていくのだった。

 

「2人共、ゴッド……バイバイ!」

 

決めポーズしながら、ゴッドセレナは2人を見送るのだった。

 

 

そして、すぐ後ろから声が聞こえる

 

「ダサい……恥ずかしくないのかしら?」

 

いつの間にか、戻ってきたウルティアにダサいと罵られる。

 

幼いリサーナに、言われた時は心を抉られたが

 

ウルティアに、言われるとなぜか心が高ぶり興奮する……。

 

これだから……ウルティアちゃんに罵られるのはやめられない。

 

と、思う、ゴッドセレナであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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次回
ミラさんにセクハラするよ


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第12話~ペロペロ大事件!~


久しぶりの更新です!
少しずつ投稿していきます!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に……変なことはしないんだな?本当だな?約束破ったらぶっとばすからな?」

 

 美少女の名前はミラジェーン・ストラウス。

 右腕を悪魔に侵食され村人達から迫害を受ける美少女であった。

 

「約束する、絶対にたぶん……変なことはしない!」

 

 この少年はゴッドセレナ、悪魔退治を依頼されこの村に来た変態クズ野郎の少年である。

 

 2人は、ミラジェーン宅のベッドの上に座っていた。

 

 

 

 時を遡ること1時間前。

 

「エルフマン!リサーナ!何言ってるんだ!?あの変な奴を信じろだって!?」

 

 ミラジェーンは怒っていた、少し前に現れた、少年と少女の2人組には接触するなと言っていたのに2人は約束を破り、接触していたからだ。

 

 

「だって姉ちゃん!俺はもう我慢できないんだよ!悪魔から村を守った姉ちゃんを村の人達は化物扱いして……俺は耐えられない。ゴッドセレナの兄ちゃんは約束してくれたんだ!姉ちゃんを助けてくれるって!」

 

「そうだよ!ミラ姉!わたしも耐えられない!大好きなミラ姉が化物扱いされているのは!少しでも悪魔から解放される希望があるなら、あの人達を頼ろうよ!」

 

 エルフマンとリサーナの2人は、ゴッドセレナのお願いでミラジェーンの説得に来ていた。

 

「そうか……わかったぞ。2人とも変な奴に洗脳されているんだな!」

 

 ミラジェーンは、2人を疑う。

 それほどまでに、ミラジェーンの心は村人達の容赦のない罵声や迫害が心を閉ざしていた。

 それと、同時に自分の右腕に宿る悪魔が暴走して、みんなを傷つけるのではないかと不安になっていた。

 

 本来はとても、心優しい美少女。

 それほどまでに、悪魔の右腕はミラジェーンを追いこんでいたのだった。

 

 

 

「姉ちゃん……違う!俺達は……ぐすっ」

 

「本当にミラ姉を助けたいそれだけなのはに……ぐすっ」

 

 2人は我慢していた涙が溢れだし泣き始めてしまった。

 今まで、村人達に迫害を受けても泣くことがなかった2人が初めて、姉のために涙を流したのだった。

 

 弟と妹の涙を見たミラジェーンは、ハッとなり、自分は何をしているのか?両親を失くしてから弟と妹が泣かないように自分が2人を守っていくと決めたのに、そんな大切な2人を疑い泣かせてしまった。

 

 バカだったのは、自分の方か。

 意地を張って、助けの手をとらないのは自分自身、なんとか自分で解決しようとしたが、もう弟と妹を泣かせる自分ではどうしようもないとミラジェーンは悟るのだった。

 

 

「……エルフマン、リサーナ、悪かったよ。お姉ちゃんが意地を張りすぎていた……2人の言う通りにする。だから、お姉ちゃんを助けてくれ」

 

 ミラジェーンは、涙を流しエルフマンとリサーナを抱きしめるのだった。

 

 

「ありがとう!姉ちゃん!」

 

「ミラ姉大好き!」

 

 2人は笑顔になり、ゴッドセレナを呼んでくると家を飛び出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 こうして、現在に至る。

 

 

 

「それじゃあ、ベッドに横になって、ミラジェーンちゃん」

 

 ゴッドセレナの不気味な笑顔に違和感を覚えながらミラジェーンは言われた通りにベッドに横たわる。

 

 ちなみに、エルフマンとリサーナは危ないからと言って、家の外でウルティアと一緒に居るのだ。

 

 つまりは、家の中はミラジェーンとゴッドセレナの2人きりである。

 

 

「変なことするなよ!絶対だぞ!」

 

 ミラジェーンは、再度ゴッドセレナに警告する。

 

「はいはい……分かりましたよー」

 

 ゴッドセレナはミラジェーンに近づくと、悪魔となった右腕を触る。

 

「…………ミラジェーンちゃん、辛かっただろう?悪魔の侵食が右腕だけなのは、ずっと押さえ込んでいたんだろ?痛かっただろ?苦しかったな……今、助けてやるから」

 

 ゴッドセレナは優しくミラジェーンの右腕を撫でるのであった。

 

 

 ミラジェーンはずっと苦しかった。

 悪魔の侵食から耐え続ける日々。

 

 相当の痛みや苦しみ。

 

 ミラジェーンの中の悪魔はミラジェーンの身体を乗っ取ろうとしている。

 

 ミラジェーンは、悪魔を自分では知らない内に接収(テイクオーバー)したが、全ては接収できずに右腕だけ悪魔が残ってしまっている。

 

 

 

 

「んな!?急に何を!?」

 

 突然、ゴッドセレナがミラジェーンに馬乗りになったのだった。

 

「安心しろ、今から悪魔を喰ってやる」

 

「悪魔を喰う!?」

 

「だから、もう悪魔を押さえる必要はない」

 

 ゴッドセレナの真剣な眼差しにミラジェーンはゴッドセレナを信じ、押さえこむのをやめる。

 

「くっ!あぁぁぁぁ!悪魔が私を……右腕が熱い!!」

 

 押さえを失った悪魔は、ミラジェーンの身体を乗っ取ろうと侵食を始める。

 

 

「大丈夫…………暴食竜の暴飲暴食!!」

 

 ゴッドセレナは、滅竜魔法を発動させる。

 

 暴食竜・イビルジョー。

 

 全てを喰いつくす貪欲で暴食の竜の力。

 

 その力でゴッドセレナは悪魔に対抗するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ペロペロペロペロペロペロ!

 ペロペロペロペロペロペロ!

 

 

「んっ……んっ!お、お前何してる!?はぅ……んっ!」

 

 ミラジェーンは、驚く。

 ゴッドセレナが赤いオーラの用なモノを纏ったと思うと身体をペロペロと舐められるのであった。

 

 

「じゅるり……今、悪魔を喰ってるから、大人しくしてねミラジェーンちゃん」

 

 ゴッドセレナは、そう言うとまたペロペロと舐め始める。

 

 ミラジェーンの格好は露出が多い服なので、その柔らかい素肌をペロペロと舐められるのである。

 

 右腕や指やお腹のヘソ回り、脇腹、首筋、そんなとこまでと脇の下をペロペロとゴッドセレナの舌が這いずり回る。

 

「あ、あん……んっ!……くっ、はぁはぁ。や、やめろ……」

 

 なぜか抵抗できずにミラジェーンはやられるばかりであった。

 

 

 

 正直に言うと、暴食竜の力で悪魔の魔力を喰っているのは間違いない。

 その証拠に悪魔の侵食する力は弱くなっている。

 

 

 だが、ペロペロする必要は全くない。

 

 ぶっちゃけ、素肌に手があたるだけでよかったのだが

 やっている男が悪かった。

 

 変態クズ野郎のゴッドセレナだったことが。

 

 運の尽きである。

 

 

 

 それから、ゴッドセレナの行為はエスカレートして、ミラジェーンの柔らかい太ももをペロペロするのだった。

 

「あっ!どこを舐めようとするんだ……っ!?」

 

 ゴッドセレナのペロペロは、ミラジェーンの太ももを外から内側へと向かって、這いずり回る。

 

「やっ……そこは……ダメ……ダメ!?」

 

 ミラジェーンは、何か自身から溢れ来る何かに怯えながらも、舐められる快感に逃れられなく

 

 そして

 

「あっ!あっ!……っく!?何かくるっ!あっあぁぁぁぁ!!」

 

 と身体を小刻みに震わせながら身体を大きく震わせるのであった。

 

 

「はぁはぁはぁ……意識が……」

 

 疲れ果てた、ミラジェーンは突然の睡魔に襲われて気がつくと、眠るように気を失う。

 

 

「ミッションコンプリート!」

 

 ゴッドセレナは口元を拭うのである。

 

 

 そして、ミラジェーンの右腕を見ると悪魔の腕はなく、綺麗な右腕があったのだ。

 

 表面に出ている、ミラジェーンが接収できなかった魔力を喰い尽くし悪魔の右腕は直ったのであった。

 

 

「…………エルフマン……リサーナ……」

 

 ゴッドセレナは、悪魔から解放されたからか、はたまた軽い絶頂をしたからなのかは分からないが、ぐっすり眠っているミラジェーンを見て。

 

「報酬貰ってないな…………」

 

 エルフマンとリサーナにお願いされた、つまりは依頼。

 

 依頼ならば、成功の証に報酬を貰うのはあたりまえ、ならば

 

「ゲヘヘ……ミラジェーンちゃんの胸を服の上から」

 

 変態クズ野郎は、寝ているからバレないだろうと、ミラジェーンの胸を服の上から揉もうとした時だった。

 

 

 

「…………最低。」

 

 ゴッドセレナが振り返ると見慣れた人物が

 

「……変態クズ野郎死ね!」

 

 ウルティアだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、ゴッドセレナの変態行為は、ウルティアによって阻止されるとミラジェーンが目を覚ますまでみんなで待つのであった。

 

 ちなみに、ゴッドセレナの顔がぼこぼこなのは、ウルティアの水晶でフルボッコにされたからである。

 

 

 

 

 

 

 

 その後、目覚めたミラジェーンは、自分の右腕が直っていることに驚き、エルフマンとリサーナと共に涙を流した。

 

 

「その……あの……ありがとう!本当にありがとう!」

 

 ミラジェーンは、ゴッドセレナにお礼を言って頭を下げる。

 

「兄ちゃんは俺達の英雄だありがとう!」

 

「お兄ちゃん、ありがとう!ミラ姉もこれで、自由になれる!」

 

 エルフマンとリサーナもゴッドセレナに抱きつきお礼をする。

 

「あぁ、よかったな。で、お前らはこれからどうするんだ?」

 

 ゴッドセレナは、3人のこれからの事を聞く

 

「直ったとしても、この村には居られないし……旅に出ようと思う」

 

 直ったとしても、村人達の畏怖の感情はすぐには直らないだろう、ならば3人で旅に出て新たな場所で暮らすのが最善の手であろう。

 

 

「なら、俺達のギルドに来いよ」

 

 ゴッドセレナは、3人を勧誘する。

 元々、そのつもりで来たので問題はない。

 

「いいのか?もしかしたら、また今回みたいに悪魔が暴走するかもしれない」

 

 ミラジェーンは、不安げな表情になる。

 

「だからこそ、妖精の尻尾に来いよ!今回はミラジェーンちゃんは、接収の魔法を完全に扱えなくこうなった、ならギルドに来て一緒に魔法の勉強をしよう。そうすれば、もう弟、妹を悲しませることはない」

 

 ゴッドセレナは笑顔でミラジェーンに言うのだった。

 

「ありがとう、お言葉に甘えてお願いするよ」

 

 ミラジェーンは、微笑み。

 妖精の尻尾に入ることを決断するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 妖精の尻尾のギルドへの帰り道。

 

 ゴッドセレナとミラジェーンは並んで歩いていた。

 2人の少し離れた前では、ウルティアがエルフマンとリサーナに質問責めされながら歩いていた。

 

「僕達も姉ちゃんと同じ魔法使えるかな?」

 

「ミラ姉とお揃いにしたいんだ」

 

「えぇ、きっと大丈夫よ。ギルドに着いたら練習しましょう」

 

 いつの間にか仲良くなっている3人は、ウルティアを真ん中にエルフマンとリサーナは左右に手を繋ぎながら歩いていた。

 

 その光景を微笑ましく、ゴッドセレナとミラジェーンは見ていた。

 

「ウルティアちゃんは、いつの間にかエルフマンとリサーナと仲良くなってるね、ミラジェーンちゃん」

 

「あぁ、2人があんな風に懐くのは珍しい…………ゴッドセレナ、私のことはミラで良い」

 

「そう?ミラ、よろしくな。俺のこともセレナでいいよ」

 

 2人も出会った頃とは違い、ミラ、セレナと呼ぶまで仲良くなっていた。

 

「ところで、セレナ。…………責任とってくれるんだよな?私にあんなことしたんだから……」

 

 ミラジェーンは、恥ずかしい出来事を思いだし、顔を赤くしながらゴッドセレナに聞くのだった。

 

「ん?なんのことだー?」

 

 ゴッドセレナは分かりつつも、はぐらかす。

 

「分かってるくせに…………セレナ覚悟しろよ。

 それと、ありがとう」

 

 チュッ

 

  ミラジェーンは突然、ゴッドセレナの頬にキスをする。

 

「え?」

 

「報酬代わりのお礼だ!」

 

 顔を真っ赤にした、ミラジェーンは前に居る、3人の元へ走って行くのだった。

 

 

 走るミラジェーンを見つめるゴッドセレナは頬を擦りながら

 

「不意打ちは卑怯だな」

 

 照れながらも顔を赤くしていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 こうして、ストラウス家の3人は妖精の尻尾に入り、ゴッドセレナのハーレム計画は着実に進展していくのである。

 

 

 

 

 

 

 





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第13話~チーム楽園(エデン)~


原作の幽鬼の支配者編手前ぐらいまで飛びます!


第13話~チーム楽園(エデン)~

 

 

 

 

 あれから、数年の月日が流れた。

 

 ゴッドセレナは成長し、ちょうどルーシィが加入してから少し経った頃で原作でいうと幽鬼の支配者編が始まる前ぐらいであろう。

 

 

 この数年でゴッドセレナはいろいろな事があった。

 

 もちろん、女の子関係だ。

 当初の予定では、妖精の尻尾の女の子みんなハーレムだヒャッホーイ!!

 

 頑張っていたが、全員は無理だった。

 好感度を上げるのも一苦労で、なかなか上手くいかずゴッドセレナは悶々としていた。

 

 なので、当初の予定を変更して、人数を減らしてハーレムを作ろうとしている。

 

 8人ぐらいだろうか?

 八竜にかけて、八股がちょうどいい。

 

 現在の候補も数人決まっている。

 

 1人目

 エルザ・スカーレット。

 

 エルザは当初の予定通り、攻略対象である。

 エルザに対しては真面目に接して頼りになる感じで好感度を上げてきたので現在好感度か80%まできている。

 

 2人目

 ミラジェーン・ストラウス

 

 ミラジェーンとも、あれからいろいろあった。

 特に原作改変があった人物であろう。

 一時期、ずっとストラウス姉弟と行動を共にしてきた時期があった、理由は簡単だ、リサーナ救済である。

 リサーナは、本来、アニマに呑み込まれエドラスへと消えてしまう。

 しかし、リサーナの消失イベントをゴッドセレナの汗と涙の頑張りで回避したことにより、リサーナは原作改変され、現在も妖精の尻尾に居る。

 

 それにより、ストラウス姉弟のゴッドセレナの好感度は爆上がり、ミラジェーンに関しては好感度80%までくることができたのだった。

 

 ちなみに、リサーナ消失を回避したため、ミラジェーンは原作改変され優しいミラさんではなく、不良風ミラさんである。

 これはこれで悪くはない。

 

 優しいミラさん好きな人には申し訳ないが

 

 

 3人目

 ウルティア・ミルコビッチ。

 

 ウルティアに関しては頑張った方だ、好感度0%から30%ちょっとにはすることができ、友達ぐらいまではいけたのだから上等であろう。

 

 ウルティアは、初対面が最悪でセクハラばかりしているからしょうがない。

 

 

 現在はこのエルザ、ミラジェーン、ウルティアをハーレムにするため頑張っている。

 

 ルーシィとは、まだ1度も会えていない。

 神様のイタズラなのか、タイミングが悪いのか本当に1度も会えていないのだ。

 

 ルーシィと出会うことができれば、攻略開始である。

 

 残り4人はまだ、誰を攻略してハーレムにするかは決めていない。

 

 

 

 そして、最もゴッドセレナを悩ませる人物が1人居る。

 

 その人物とは

 

 

 

「セレナ、ボッーとしてどうかしたのか?」

 

 現在、ゴッドセレナは妖精の尻尾の酒場で椅子に座りながら、好感度を見ることができる魔法ラブパラメーター発動してギルドの仲間を見ながらボッーとしている。

 

 そして、ゴッドセレナの隣に居る男。

 

「悩みがあるなら、相談にのろう」

 

 FAIRY TAILで1番イケメンだと言われている男

 

 ジェラール・フェルナンデスだ。

 

「……ゴッドバイバイ」

 

 ゴッドセレナは、ジェラールとは会話しないように適当に手をヒラヒラとするだけで無視をする。

 

「愛想の無い、返事はいつも通りだな!だが、俺はセレナの友……いや、親友……それ以上だと思っている、セレナが悩んでいるならば力になりたいんだ!」

 

 ジェラールは、無視をされても凹まない、不屈の精神でゴッドセレナに絡むのである。

 

 これが、ゴッドセレナを悩ませる種だ。

 

 なぜなら

 

 ジェラール・フェルナンデス。

 

 好感度

 

 120%!!

 超好き、何でも言うこと聞いちゃう!状態である。

 

 

「はぁー……なら、俺に絡むな」

 

「それは、できない相談だな」

 

 

 なぜ、ジェラールの好感度がMAXになるのかは全くもって理解できない。

 

 それだけではない、ジェラール以外の男達も好感度が上がるスピードが早くてヤバいのである。

 

 エリックやナツ、グレイなど妖精の尻尾のメンバー達も70%以上と高い。

 

 あの、ラクサスでさえ好感度が高いのである。

 

 しかし、ジェラールは異常だ。

 すぐにMAXの120%に到達したのである。

 

 

 女の子の好感度を上げるのは大変なのに。

 

 

 

 

 

 ゴッドセレナが頭を抱えていると1人の美少女が声をかける。

 

「セレナどうしたんだ?やけに暗い顔をしてるじゃないか?」

 

 ミラジェーンである。

 

「ゴッドハロー、ミラ」

 

 銀髪の長髪をポニーテールにして、黒のパンク系ファッションのミラジェーン。

 

 いろいろと成長して身体がナイスバディになっている。

 

「って、お尻を撫でるな!……別にみんながいない場所なら……」

 

 ミラジェーンのお尻を撫でていた手を振りほどくミラジェーン。

 

 誰も居ないならいいのか?

 

「で、話しは変わるけど、前の話しの答えを聞かせろ」

 

 ミラジェーンはゴッドセレナに詰め寄る。

 

 ミラジェーンのいい匂いがする。

 全くもって興奮するいい匂いである。

 

「ミラ、今は俺がセレナと話している」

 

「邪魔、ジェラール」

 

 ジェラールは、ミラジェーンに押し退けられ、セレナの隣を奪われる。

 

「セレナ、で?」

 

「チーム移籍の話だったかな?」

 

 妖精の尻尾のギルド内では、仲が良いもの同士チームを組む。

 

 ちなみに、ゴッドセレナは

 

 ゴッドセレナ、エルザ、ジェラール、エリック、ウルティアと組んでいて

 

 

 チーム名

 

 【エデン】

 

 という、チームを組んでいて、妖精の尻尾の最強チームと呼ばれている。

 

 

 ミラジェーンは、弟のエルフマン、妹のリサーナ、そして、ミラジェーンと仲が良いアクアとチームを組んでいる。

 

 アクアに関しては、また別の時に説明しよう。

 

 チーム名

 

 【ヴァルハラ】

 

 ミラジェーンを、中心にしたチームである。

 

 みんな可愛い女の子の中に漢1人のエルフマンが羨ましいかぎりである。

 

 

「なぁ?いいだろ?」

 

「うーん、でも、エルザがなぁー」

 

 ゴッドセレナが、所属している。

 チーム【エデン】は、ジェラールをリーダーにエルザ、エリック、ウルティアの楽園の塔出身者で組まれたチームだ。

 

 確かにミラジェーンのチームに入れば、ミラジェーンが甘やかしてくれるが、それだとエルザがおもしろくなくなってしまう。

 

 悩みどころだ。

 

 

 そんな時だった。

 

「ミラ、勧誘はやめてもらおうか?」

 

 緋色の長髪に鎧を着た、エルザが登場したのだった。

 

「……エルザ」

 

「セレナは私のチームメンバーだ。まずは、私に話を通すのが筋ではないか?」

 

 エルザとミラジェーンは、バチバチするのだった。

 

 正直、可愛い女の子が自分を取り合っているのを見るのは悪くないと思うゴッドセレナであった。

 

 

「エルザ、ミラ、エデンのリーダーは俺だ。まずは俺に話を通すのが筋だと」

 

「「ジェラールは黙っていろ」」

 

 ジェラールは、怒られて。

 隅っこで体育座りをしているのだった。

 

 

 

「なら、エルザ、今日こそ決着つけて、セレナはチーム、ヴァルハラが貰う!勝負だ!」

 

「いいだろう、セレナはエデンのチームメンバーだということを証明してやる」

 

 2人は戦闘態勢に入る。

 

 そんな時だった。

 

「へぇー、何やら騒がしいと思ったら、セレナのチーム移籍を掛けての勝負か?なら、俺も混ぜてもらうぜ?」

 

 雷をバチバチとさせて、ギルドの2階から

 

「この、チーム【サンダーボルト】がな」

 

 ラクサス・ドレアーであった。

 

 ラクサスもチームを組んでいて、本来【雷神衆】となる、フリード、ビックスロー、エバーグリーン、そしてなぜなのか分からないがミストガンもチームに参加しているらしい。

 

 

「ラクサス……てめぇもか?」

 

「また、ややこしい奴が」

 

 ミラジェーンとエルザは顔をしかめるのであった。

 

 ちなみにラクサスは、原作より丸くなっている。昔、ゴッドセレナが本気でラクサスをボコボコにしたからであろうか?

 

 それから、ラクサスのゴッドセレナへの好感度が急上昇したのは、また別の話である。

 

 

「誰がセレナをチームに入れるか勝負だ!」

 

「私が勝って、セレナは渡さん!」

 

「ジジイがうるせぇから、場所を変えるぞ!」

 

 ミラジェーン、エルザ、ラクサスはバタバタとギルドを出ていったのであった。

 

 

 

 

 

「モテるのは罪深いものだ」

 

 ゴッドセレナは、決めポーズをしながら、やれやれとするのだった。

 

「調子に乗るんじゃないわよ、セレナ。本当になんでアンタが人気なのか分からないわ」

 

 近くで見ていたウルティアがゴッドセレナの頭をペシっと叩くのであった。

 

「ティア……この人気こそが、ゴッドセレナだ!!からの、ゴッドナデナデ!」

 

 ゴッドセレナは、ウルティアのお尻を撫でる。

 

「変態クソ虫が!!」

 

 ゴッドセレナがウルティアの水晶によって、宙に浮かぶのは妖精の尻尾の恒例であるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして、成長した。

 

 ゴッドセレナの物語が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、ミラジェーン、エルザ、ラクサスの勝負は決着がつかず、マスターのマカロフに怒られてギルドに戻ってくるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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エピソード・エルザ【第1話~好きピとお買い物デート~】


エピソード話です!
ヒロイン視点からの初挑戦!

本編の合間に投稿予定!


 

 

 

エピソード・エルザ【第1話~好きピとお買い物デート?~】

 

 

 

「これか?これでは……露出が高すぎて、私だけ気合いが入ってると思われるだろうか?」

 

 私の名前はエルザ。

 

 妖精の尻尾の魔導師で、今日はある約束のために私は朝早くから、自分の部屋の鏡の前で悩んでいる。

 

「しかし……これだと、子供っぽいか?」

 

 何をしているかというと、私は今日、セレナと王都に出かける。

 

 

 時は遡ること数日前

 

「セレナ、少しいいか?」

 

「ん?なんだい、エルザ?」

 

「実は、フィオーレ王国の王都にあるハートクロイツの本店で、私が愛用しているハートクロイツの服が欲しくてな…………えっと……その……だから……一緒に買い物に行かないか?あ!あれだぞ!?デートではないぞ!私に合う服を誰かに選んで欲しくて!そ、そう!他の人の意見が聞きたくてだな!」

 

 私は、途中から何を言っているか、恥ずかしさで分からなかったが、セレナを買い物に誘った。

 

「ゴッドオッケーだ!買い物に付き合うよ」

 

 

 

 こうして、私はセレナとデート……ではなく、買い物に行くことが決まった。

 

 

 

 そして、セレナと買い物する日、シャワーを浴びて今日着ていく服を決めているのだった。

 

 

 

 

「どうすればいいのだ?……はっ!し、下着は!?そ、そう!万が一!万が一のためだ!」

 

 私は1番のお気に入りの下着を着用する。

 赤を貴重としたセクシーで布が少ない下着だが何かあった時のためにと買っていた。

 

 何かって?何かあるかもしれないからだ!

 

 私は、自分に言い聞かせて、今日出かけるための服を、換装の魔法を使いながら着用し鏡で見るがなかなか、決まらない。

 

 

 

「…………はっ!ヤバい!約束の時間だ!?」

 

 今日、着る服に悩みすぎていて、時計を見ていたなかった。

 

 

「……仕方ない」

 

 私は、迫る時間に諦めて、結局はいつもと同じ服装である。

 

 ハートクロイツの白い服に青いスカートで待ち合わせの場所に向かうのだった。

 

 

 昨日、決めておけばよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 待ち合わせの場所に着くと、セレナはすでに着いていて私を待っていた。

 

 

「せ、セレナ!待たせてすまなかったな!」

 

「ゴッドハロー!エルザ!」

 

 セレナは遅れてしまった、私を笑顔で迎えて手を振ってくれている。

 

「すまない。遅刻してしまった」

 

「ゴッドナッシング!可愛い子を待つ時間も楽しいものさ」

 

「なっ!?か、可愛い!?」

 

 私はセレナの言葉に赤面してしまった。

 突然、可愛いと言うのは卑怯である。

 

「エルザは可愛いよ」

 

「そ、そうか……」

 

 私は後悔する。

 もっと、可愛い服で来ればよかったと

 

 

「今日は付き合ってもらう、お礼に昼食は私が払おう」

 

 遅刻してしまった、せめてもの償いだ。

 

「気は使わなくて大丈夫だ!……ティアの家から少々お金を拝借して…………なんでもない!楽しんで行こう」

 

 ん?ウルティアの家から?声が小さくてあまり聴こえなかったが……まぁ、いい、こうして2人で出かけることはないため、私も楽しもう。

 

 

 私とセレナはフィオーレ王国の王都に向かうため列車の駅に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 駅に着き、王都へ向けて列車に揺られる、私とセレナ

 

 

「………………」

 

「………………」

 

 

 

 会話が無い。

 全くもって、会話がない。

 

 列車に乗ってからは、少なからず会話をしていたが、時間が経つにつれて会話が減り。

 

 今は、お互い会話がないまま、列車から見える景色を窓越しに見てるだけ。

 

 このままではダメだと私は

 

「セ、セレナは、滅竜魔導師なのに、列車は大丈夫なのか?ほら、ナツは同じ滅竜魔導師で乗り物酔いが酷いから」

 

「ん?俺は問題ないな」

 

「そうか………………」

 

 

 会話が終わってしまった!

 終わってしまったぞ!気まずい!

 

 普段は、ナツやグレイ、ルーシィ、ハッピー達と列車に乗っていても会話が途切れず、逆にうるさいくらいなのに!

 

 それに、セレナを前にすると緊張してしまう!

 

 

 私は列車が王都まで、着くまでチラチラとセレナを見ているだけで終わってしまった。

 

 

 そういえば、私はセレナとは、古い付き合いだがあまりセレナの事を知らない。

 

 もっと、セレナについて、聞いておけばよかったと私は後悔するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから、私とセレナはハートクロイツのお店に着くと店内を見渡す。

 

「店内は広くて綺麗で、高そうな服がいっぱいだな、エルザ!鎧も置いてあるぞ!」

 

 セレナは、こういう店は初めてなのか、テンションが上がっている。

 

 私もハートクロイツ社の服は好きなのでテンションが上がるのが感じる。

 

「私が無理言って、ハートクロイツ社に鎧を作ってもらっているからな」

 

 私は鎧が置いてあるコーナーを見渡すと

 

 

 あなたも妖精女王(ティターニア)エルザ!になれる!!

 

 広告が出されていて、私の写真も載っている。

 

 ハートクロイツ社では、有名な私は今日、来店するということを伝えてあるので今日は少しだけ貸し切り状態なのである。

 

 

「エルザ!エルザ!この、ゴスロリの服なんて凄い似合いそうだぞ!」

 

 セレナは、黒を貴重としたフリフリのゴスロリファッションの服を私に持ってくる。

 

「ありがとう、セレナ」

 

 私は、セレナに選んでもらったことに嬉しくてすぐに買い物カゴへと服を入れる。

 

 

 それからは、セレナと共に店内を見て歩き楽しい、買い物をすることができた。

 

 

 一通り、見て終わると私の買い物カゴは、セレナに選んでもらった服ばかり

 

「これを全て買おう」

 

 私は店員さんに買い物カゴを渡す。

 

「サイズは大丈夫でしょうか?」

 

 店員さんに言われて、気づくサイズを確認していたなかった。

 

「………………全部、大丈夫だ」

 

 サイズを確認すると、セレナの選んでくれた服は私のサイズと合っていた。

 

 なぜ、だろう?と疑問に思ったがこの際、気にすることはやめた。

 

 私が会計をしている時、何やらセレナがコソコソしていたが気にしないようにしよい。

 

 

 

 それからは、買った服を換装の魔法で片づけて、ハートクロイツのお店を後にすると私とセレナは、王都をブラブラと目的もなく歩いた。

 

 

 途中でお腹が空いたので売店でご飯を買ったり、お土産屋さんをブラブラしている。

 

 

 時間はあっという間に過ぎて、夕方になっていた。

 

「セレナ、今日は付き合ってくれてありがとう、感謝する」

 

「全然いいよ、エルザに似合いそうな服も選べたし……もうすぐ夜になるから、帰るか」

 

「……そうだな」

 

 私とセレナは、駅に向かい歩き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いいのか?本当に買い物で終わるぞ?

 

 デートぽく……いや、デートではない……しかし、このようなチャンスは……

 

 

 私はこのままでは、何もなく終わってしまう。

 と、焦っていると

 

 ふと、セレナの空いた右手が目に入る。

 

 

 恋人同士なら、帰り道に手を繋いで帰るのであろうか?

 

 そういえば、セレナと初めて会った時は、手を繋いで一緒に逃げていたな。

 

 私は昔の事を思い出す。

 

 あの、暖かい手の温もりを今でも覚えている。

 

 

 そして、私は…………

 

 

 

 

 

「ん?どうしたエルザ?手、繋いで?」

 

 

 私は、セレナの手を掴み、繋いでいた。

 

 

「…………嫌か?」

 

 私は赤面する顔を隠すように下を向く。

 

「…………嫌じゃないよ」

 

 セレナは、私の手をしっかりと掴み繋いでくれた、身体が熱くなるのを感じる。

 

 

「……駅に着くまででいい……このまま少しだけ……」

 

 

 沈みかけた夕陽は私とセレナの影を写し、見守るように私達を包み込むのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから、マグノリアに帰ってきた私とセレナ。

 

 それから、私の家まで送ってくれた。

 

「今日はありがとう、セレナ……その、また……付き合ってもらってもいいか?」

 

 私はセレナに聞く。

 セレナの返事は

 

「ゴッドオッケーだ!またな、エルザ!……って、忘れるところだった」

 

 セレナは私に1つの紙袋を渡した。

 

「これは?」

 

「俺からのプレゼント」

 

 それだけを言うと、セレナは歩きだし帰っていった。

 

 

 セレナからのプレゼント。

 

 私はとても、嬉しかった。

 プレゼントの紙袋を抱き抱えた私は、自分の部屋に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 こうして、エルザとセレナの買い物が終わった。

 

 いつの日か、買い物ではなく、デートする日が来ることを祈って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………誘惑の鎧?」

 

 セレナのプレゼントを開けると

 破廉恥な鎧であった。

 

 

「…………今度、着て見せてあげるか……」

 

 私はまた、顔を赤くするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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エピソード・ミラジェーン【第1話~気になるアイツ?~】


ミラジェーンのエピソードです!


 

 

 

 

 

エピソード・ミラジェーン【第1話~気になるアイツ?~】

 

 

 

 

「今日は、エルフマンとリサーナは、アクアと一緒に仕事に行った……ということは、今日はわたし1人だけ……このチャンスを逃すわけにはいかないよな?」

 

 

 わたしはミラジェーン。

 妖精の尻尾の魔導師だ。

 

 今日は、弟のエルフマン、妹のリサーナは、親友であるアクアと一緒に仕事に行っている。

 

 ということは、今日はわたしは1人。

 仕事もない。

 

 そして、アイツも今日も暇そうにギルドに居る……なら、やるしかないよな?

 

 わたしは、意気揚々とアイツ……セレナの元に向かう。

 

 

「セレナ!今日暇か?」

 

 わたしはセレナに話しかける。

 すると、セレナは

 

「ん?ゴッドハロー、ミラ。何か用か?」

 

「今日、暇か?って聞いたんだけど?」

 

「まぁ……エルザとジェラールとウルティアとエリックに置いてかれたから、ゴッド退屈していたところだ」

 

 セレナは、変な決めポーズをしながら答えた。

 出会った頃から予兆があったけど、成長すると余計に酷くなった気がする。

 

 ま、嫌じゃないんだけど。

 

「ならさ、わたしの家に遊びに来ないか?」

 

 わたしはストレートにセレナを家に誘う。

 セレナは鈍感な部分があるから、ストレートに言った方が伝わる。

 

「ほう…………エルフマンとリサーナ?」

 

「アクアと一緒に仕事」

 

「ゴッドオッケーだ!」

 

 セレナはエルフマンとリサーナが居ないことを確認すると了承した。

 

 あの2人、エルフマンとリサーナは、セレナが居るとべったりくっついて離れないからな。

 

 こうして、2人きりになれる瞬間はない。

 

 

 

「じゃ、行くぞ」

 

「ゴッドオッケー」

 

 わたしとセレナはギルドから出ると、わたしの家に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 家へと向かう途中わたしは

 

 家で2人きり。

 なんとか展開を発展させたい。

 

 アクアが言うには、アタックあるのみだと、言っていたが……さて、どうするか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………全くもって、ゴッドエレガントのお尻だ」

 

 わたしは、セレナと共に家に着くとセレナがお腹が空いたと言うので昼食の準備をしていた。

 

 今日はシンプルにシチューだ。

 

 エルフマンやリサーナ、アクアも美味しいと食べてくれている。

 

 そして、わたしは普段はしないピンク色のエプロンを着て料理をしている。

 

 アクアが言っていた、男は可愛い女の子のエプロン姿が大好きだと……

 

 それに、胃袋を掴んでしまうのが手っ取り早いと……なので、わたしはシチューを作っている。

 

 しかし

 

 セレナの視線が気になる。

 間違いない、セレナに背を向けているわたしのお尻を視線をずらさず真っ直ぐに見ている。

 

 …………気まずい。

 

 

「セレナ、もう少し時間かかるけど大丈夫か?」

 

 わたしは少しでも視線をずらそうと話しかけるがセレナはテーブルに腕を組んで、顎を両手に乗せて

 

「…………問題ない。むしろ、時間がかかった方が好都合」

 

 

 ダメだ……この男。

 変態だ。

 

 しかし、好きになってしまったのは、わたし自身、恥ずかしいけどセレナを振り向かせるため我慢する。

 

 

 

 いつからだろうか?

 

 この男……セレナを好きになったのは?

 

 出会いは間違いなく最悪。

 

 でも、悪魔に苦しむわたしを助けてくれて、妖精の尻尾に誘ってくれた。

 

 人付き合いが苦手なエルフマンを可愛がり、リサーナを窮地から助けてくれた。

 

 そして、いつからかセレナを目で追うようになり、好きなのだと自覚した。

 

 

 

 

 

 

 それから、手作りシチューが出来て、わたしはセレナの前にシチューが入った皿を出した。

 

 

「おぉ!美味しそうだ」

 

「不味いって言ったら、張り倒すからな」

 

 わたしは、セレナの前に座り、頬杖をつきながらセレナが食べるのを待つ。

 

 家族意外の異性に料理を作るのは初めてだ。

 緊張する。

 

 

「いただきます!」

 

 セレナはスプーンでシチューを掬い上げると口に運んだ。

 

 美味しくできているだろうか?

 美味しいと言ってくれるであろうか?

 

 わたしは、不安に駆られる。

 

「………………」

 

 セレナは、何も言わずシチューを食べ続ける。

 そして、シチューを全て食べ終わると

 

「美味い!ゴッドデリシャスだ!」

 

「ほ、本当か?」

 

「あぁ、ミラがこんなに料理上手だとは知らなかったよ。おかわり!」

 

 

 よかった。

 美味しいと言ってもらえて

 

「たくさんあるから、いっぱい食べてくれ」

 

 わたしはすぐにおかわりのシチューを皿に盛りつけセレナに渡す。

 

「美味い!美味い!」

 

 セレナは、シチューを食べていく。

 

「焦らなくても、シチューは逃げないよ」

 

 好きな人に美味しいと言ってもらえ、たくさん食べてもらうのがこんなに嬉しいとは

 

「ミラは食べないのか?」

 

「わたしは、後で食べるよ」

 

「そうか、ミラは将来良いお嫁さんになりそうだな!部屋も綺麗だし、料理上手だし……まぁ、メスゴリラみたくすぐに暴力しなければ……あっ!」

 

「………………」

 

「ごめん、今のはつい……」

 

 セレナは、慌てていた。

 わたしはそんな風に見られていたのか?

 気をつけないと…………

 

 

「いいよ、別に……」

 

「……ごめん」

 

 シュンとしている、セレナが可愛いと思いつつもわたしは

 

「……ならさ、セレナ」

 

「ん?」

 

「ストラウスになる?」

 

「え?それって……」

 

 わたしは何を言っているのだろうか?

 セレナが固まってしまっている。

 

「だから、わたしと結婚する?」

 

 ニヤニヤとわたしは、セレナを見つめる。

 

「いやいや、結婚って…………確かに悪くはないけど……順序というものが……」

 

「じゃあ、始まりの第1歩として、付き合う?」

 

 セレナの顔は赤くなっている。

 意外と純情なのか?

 

「もっと、お互いを知ってから……ほら、えーと……」

 

「冗談だよ!……何を本気にしてるんだ?」

 

 わたしは、本当に勇気がない。

 結局、冗談だと言ってしまった。

 

「ははは……冗談ね」

 

「でも、セレナがわたしを好きになってくれたら…………将来、お嫁さんになってあげてもいいよ?」

 

 もし、そんな未来があるならば。

 わたしは、何もかも捨ててセレナに着いていく。

 

 この、気持ちだけは。

 

 本当だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、わたしとセレナはリサーナ達が帰って来るまでわたしの家でゆっくりとするのだった。

 

 

 ちなみに後で親友のアクアに出来事を話すと

 

「意気地無し!襲ってしまえばよかったのに!」

 

 と、言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「危ない、危ない…………結婚したら、八股ができなくなるからな、気をつけないと」

 

 セレナは、呟くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 果たして、ミラジェーンとゴッドセレナはどんな未来になるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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エピソード・ウルティア【第1話~お姉さんとヒモ】


ウルティア姉さん、ダメな男に引っ掛かりそうなイメージがある!


 

 

 

 

 

エピソード・ウルティア【第1話~お姉さんとヒモ】

 

 

 

 

「…………気持ち悪い。昨日飲みすぎたかしら?」

 

 私は、ウルティア。

 昨日、妖精の尻尾のギルドで飲みすぎてしまい少し、気持ち悪い。

 

 朝起きて、目を覚ますためシャワーに入り、化粧をする。

 

 

 

「ゴッドハロー!ティア!」

 

「………………」

 

 この男は、ゴッドセレナ。

 私の家に勝手に居座り、我が物顔で生活している変態である。

 

「無視か?朝から無視なのか?」

 

「…………うざい」

 

 二日酔いの私はセレナの相手をするのは正直辛い、顔を見るだけで気持ち悪くなる。

 

 セレナと私の初対面は最悪だった。

 悪魔の心臓の一員に認められるため、楽園の塔でジェラールを洗脳して利用しようとしていた。

 

 しかし、セレナのせいで全て水の泡に、しかも私を無理矢理、捕まえて、呪いをかけて、セクハラをしてくる。

 

 最悪、最低のゴミクズクソ変態野郎である。

 

 何度か逃げようとしたが、呪いの恋鎖の呪いのせいで逃げることもできず、成り行きのまま妖精の尻尾へと入った。

 

 私の夢も希望もゴッドセレナによって、打ち砕かれた。

 

 

 でも、最初は嫌だった、ギルドでの生活も、今は少しだけ嫌じゃなくなっている。

 

 私は、化粧をしながら、考えていた。

 

 

 

「ティア、化粧いつも濃くないか?」

 

 セレナは私に話しかけてくる。

 ちなみにゴッドセレナをセレナと呼ぶのは親しいからとかではない、単純に呼びずらいからセレナと呼んでいる。

 

 セレナは私の事をティアと馴れ馴れしく呼ぶ、最初はウルティアちゃん、成長するにつれてウルと呼んできたことがあったが私はウルと呼ばれるのは嫌い。

 

 すると、セレナはティアと呼ぶようになったのだ。

 

 

「うるさいわね……セレナには関係ないでしょ?」

 

 私は化粧を濃くする。

 別に濃い化粧が好きなわけじゃない。

 

 本当はめんどくさいし、ナチュラルやスッピンでいたいが私は嫌だった。

 

 化粧をしない私は自分でいうのもあれだが、母にそっくりだ。

 

 鏡を見るたびに母の顔がチラつく。

 だから、私は顔を隠すように濃い化粧をするのだ。

 

「絶対、可愛いのにな」

 

 セレナは化粧をする、私の背後に回ると私の胸をモミモミと触る。

 

「…………クズが!」

 

 私は魔法を使い、水晶でセレナをボコボコにする。

 

 本当にセクハラがエスカレートしている。

 私に対してはセレナは素の本性を現す。

 

 まさに、性獣だ。

 

 腹が立つことに、他のギルドメンバー、エルザなどの前では猫を被りセクハラをしているところを見たことがない。

 

 ミラには少々、セクハラをしているようだが。

 

 

 

 

 それから、化粧を終えた私は朝食の準備をする。

 

「セレナ……あなたも食べるわよね?」

 

「食べる」

 

 今さらながら、セレナと朝食を食べるのがルーティーンとなっている。

 

 セレナは暇な時は何かと絡んできて、べったりとくっついてくる。

 

 セレナは、自分の家はなく、いろんな女の子の家を転々としている。

 最近はなぜだか、私の家ばかりに来る。

 

 正直、うざい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝食は、簡単に食パンを焼いて、適当に食べる。

 

「今日は仕事か?」

 

「えぇ、2日ぐらいエリックと仕事に行ってくるわ……セレナ、アナタも仕事しなさいよ?」

 

「気がむいたらする」

 

 セレナは、仕事をしない。

 めんどくさいのか知らないが、依頼をするところをあまり見たことがない。

 

 そのくせ、私にヒモのように着いてくるので腹が立つ。

 

 

 しかし、私も悪い。

 なぜだか、頼られたりすると結局放っておくことができなくなる。

 

 だから、今のような生活が続いてしまう。

 ダメだと分かりつつも。

 

 

「2日も居ないのか」

 

「ジェラールにお願いしてあるから、私が戻るまでジェラールの家に泊まりなさい」

 

「えぇー……ジェラール?」

 

「嫌なの?」

 

「嫌だ」

 

 セレナは本当に嫌な顔をしていたが、今回はしょうがない。

 

 って、私がなんでセレナの世話をしなくちゃならないのよ?

 

「お土産買ってきてあげるから、我慢しなさい」

 

 私はコイツの親か?

 心底呆れる。

 

「仕方ない、ジェラールで我慢するか」

 

 

 ……そうだ。

 ジェラールに良いことを教えてあげよう。

 

 セレナは嫌がるだろうが、毎日されるセクハラの仕返しだ。

 

 

 

 

「それじゃあ、私は先にギルドに行くわ。セレナ、家の鍵は渡してあるんだから戸締まりちゃんとするのよ?」

 

「了解した」

 

「あと、これ今日と明日のご飯代置いていくわ」

 

 私は、セレナにお金を渡して、依頼に向かうため家を出るのだった。

 

 

 

 あれ?これ完全に私が悪いのかしら?

 完全にヒモを養うダメな女に…………

 

 ダメだ……考えないようにしないと。

 

 

「いってらっしゃい」

 

「…………行ってきます」

 

 私は、セレナを置いてギルドに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 ウルティアとヒモの生活は続く!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジェラール!」

 

「どうした?ウルティア?」

 

「セレナ、今日から2日間よろしく」

 

「あぁ!任せろ!」

 

「それと、良いことを教えてあげるわ」

 

 私はジェラールに耳打ちをする。

 

「わかった!やってみよう!」

 

 ジェラールは、笑顔だった。

 

 

「ぷっ……なかなか、ヒデェ事をするな?」

 

 魔法で聴いたのかエリックが笑う。

 

「さぁ?どうかしら?依頼に行きましょう」

 

 

 私は、エリックと共に仕事に向かうのだった。

 

 

 ウルティアの仕返しとは?

 

 ゴッドセレナの運命は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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エピソード・ジェラール【第1話~男の尻はトラウマです~】


尻相撲しようぜ?


 

 

 

 

 

エピソード・ジェラール【第1話~男の尻はトラウマです~】

 

 

 

 

 ゴッドセレナは眠っていた。

 

 ジェラールの家にお邪魔して、1日目は何事もなく普通に過ごし、夜、ソファーで眠りついた。

 

 

 

 そして、夢を見る。

 

「わーい!エルザとミラとウルティアのおっぱいの谷間の滑り台だぁぁー!」

 

 セレナが小さくなり、エルザ、ミラジェーン、ウルティアの胸の谷間を交互に滑り台のように滑ったり、顔をうずめているいる夢。

 

 まさに、男のロマン。

 男ならば、誰でも憧れるであろう。

 

 

「ぐへへ……堪りませんなぁー!」

 

 夢の中でゴッドセレナは己の欲望のまま、3人の胸の谷間を堪能する。

 

 

 しかし

 

 夢は時に残酷に

 

 悪夢に変わることがある。

 

 

 

 

「……あれ?急に真っ暗に?」

 

 夢の世界が急に真っ暗になる。

 

 

 

 そして……

 

 

 眩い光が

 

 

 ゴッドセレナが目をあけると

 

 

 

 

 

「セレナ!みんなで熱く滾ることをしようぜ」

 

 全裸のナツ。

 

「寒いだって?俺は大丈夫だが、こんな時はみんなで寄り添い暖めるのがいいんだぜ」

 

 全裸のグレイ。

 

「僕が暖めてあげるよ」

 

 全裸のロキ。

 

「漢!漢はみんな全裸で!」

 

 全裸のエルフマン

 

「聴こえるぜ……セレナ、お前がみんなを求める声が」

 

 全裸のエリック。

 

「強者こそが絶対だ!俺は男達を纏めあげ最強のギルドを!!」

 

 全裸のラクサス。

 

「なっ!?どうなってる!?」

 

 驚愕する、全裸のゴッドセレナ。

 

 

「悪夢だ!悪夢だ!俺はこんなこと望んでいない!」

 

 ゴッドセレナはただ、恐れ、恐怖して、絶望するしかない。

 

 さっきまで、可愛い女の子達に囲まれていたのに。

 

 ゴッドセレナの目の前の男達はみんな、ゴッドセレナにお尻を向けて近づいてくる。

 

「「「なぁ?セレナ?」」」

 

 全裸のナツ、グレイ、ロキ。

 

「「「尻相撲しようぜ?」」」

 

 全裸のエルフマン、エリック、ラクサス。

 

 

 ゴッドセレナに近づき、迫ってくるのだった。

 

 

「いやぁぁぁーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪い夢でも見ているのか?セレナ?」

 

 俺の名はジェラール。

 妖精の尻尾の魔導師だ。

 

「んー!んー!尻が……男の尻が迫ってくる……」

 

 ウルティアに頼まれ、昨日から泊まりに来ているセレナが、ソファーの上でうなされている。

 

 

 どうしたんだ?セレナ?

 俺は心配だ。

 

 こんな時、仲間だというのに何もしてやれない俺は無力だ。

 

 今は、夜が明けて、朝だ。

 

 せめて、朝食は美味いものを食べさせてあげよう。

 

 俺は慣れない料理をするため、キッチンに向かうのだった。

 

 

「そういえば……ウルティアが……」

 

 俺は依頼の仕事に行く前に言われた、ウルティアの言葉を思いだした。

 

 本当にアレをやっているのか?

 

 しかし、ウルティアが言っていた。

 

 セレナは毎朝、アレをすると大変喜ぶと

 

 仕方ない。

 

 俺とて、恥ずかしいがやるしかないか。

 

 仲間のために。

 

 

 俺は、アレの準備を始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁ!?……悪夢だ……悪夢だ……危うく男の尻に埋もれるところだった…………冷や汗かいたな……水が飲みたい」

 

 ゴッドセレナは、ソファーから立ち上がると、ジェラールに水を貰うため、キッチンへと向かった。

 

「悪い、ジェラール……水を…………」

 

 ゴッドセレナは、言葉を失くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セレナ、おはよう。今、朝食を作っているところだ」

 

 セレナが起きてきた。

 

 なにやら、凄い冷や汗をしながら

 

 そして、俺を見るなり

 

 固まっていた。

 

 

「ゴッドオーマイガー!!!???」

 

 

 どうしたのだろうか?

 固まっていたセレナは叫んでいた。

 俺の格好が可笑しいのか?

 

 ウルティアに言われた通りなんだがな。

 

 

 

 俺は、ウルティアに言われた通り。

 全裸にエプロンを着て朝食を作っていた。

 

 恥ずかしいが、仲間のため俺はやるしかないのだ。

 

 というか、ウルティアとセレナはどういう関係なのか?

 

 

「お、お前……何、やってるんだ?」

 

「全裸にエプロンで朝食を作っているのだが?」

 

 俺は尻をぷりんとさせながら答える。

 いつもやっているのだろう?

 

 

「いやぁぁぁーーー!!!」

 

 セレナは突然、叫びだすと気絶してしまった。

 

「おい!セレナ!?大丈夫か!?」

 

 

 

 ゴッドセレナの悪夢は現実となったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、依頼をしているウルティアとエリックは

 

「ウルティア、お前、毎朝、裸エプロンで朝食作っているのか?」

 

「ふふふ……まさか、冗談よ。ジェラールには悪いけど、セレナに日頃の仕返しがしたかっただけよ」

 

 ウルティアは笑みを浮かべる。

 

「まったく……怖い女だ……」

 

 エリックはウルティアの笑顔に恐怖するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、気絶から目覚めたゴッドセレナは

 

「絶対に!絶対に!ジェラールの家にはもう行かない!!」

 

 と、心に誓うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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第14話~次のターゲットはお隣さん~


ルーシィとの本格的な絡みは、幽鬼の支配者編から予定!


 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ、時間だ……もうすぐ出てくるだろ」

 

 ゴッドセレナは、現在、ウルティアの家の玄関のドアに張りつき、ドアに耳をあてて何かを探るように耳をすましている。

 

 片手にはゴミ袋を持って。

 

「…………何をしているのかしら?気持ち悪いんだけど」

 

 ウルティアは、ゴッドセレナの謎の行動にゴミを見る目で見ていた。

 

「ティア……俺は今、忙しい。セクハラなら後でするから……」

 

「そんなことお願いするわけないでしょ!」

 

 ペチンと頭を叩かれる。

 完全に不審者になっているゴッドセレナ。

 

 

「…………!?今だ!」

 

 ゴッドセレナは、何かを察知して、玄関のドアを開けて、外に出る。

 

「あ……こんにちは!よく会いますね!」

 

 ゴッドセレナが外に出ると1人の美少女がちょうど家から出てきたところであった。

 

「ゴッドハロー!今日も気持ちのいい朝ですね」

 

 ゴッドセレナは、笑顔に爽やかに挨拶をする。

 ゴッドセレナが挨拶をする人物こそ、最近、妖精の尻尾に入ったばかりの新人。

 

 ルーシィであった。

 

「お嬢さんは今からお仕事ですか?」

 

「はい、そうなんです。まだ、入ったばかりの新人なのでお仕事頑張らないと!」

 

 ルーシィは、笑顔で話してくれる。

 そう、今のいままでゴッドセレナは、ルーシィに遭遇しなかった。

 

 しかし、このままではマズイ。

 ルーシィをハーレムに入れる計画が台無しになると、自ら動き接触したのだ。

 

 ちなみに、ルーシィの家の隣はウルティアが借りている。

 原作を知っているゴッドセレナは、いずれルーシィが来るだろうと考えて、昔、家を探していたウルティアにこの家がいいんじゃないかと勧めていたのである。

 

 ウルティアはすでに、ルーシィと会っては居るがここに住んでいることをお互いに知らない。

 

 なんと、好都合なのであろう。

 

「3日連続、会うなんて奇遇ですね」

 

「そうですね。お隣さんは綺麗好きなんですね、3日連続ゴミ袋を持ってるから掃除が好きなんですか?」

 

「そうなんですよ、暇があれば掃除してるんですよ、どうしても大量のティッシュがゴミになってしまい放って置くと匂いが気になって」

 

 ゴッドセレナとルーシィは他愛もない話をする。

 

 3日前に会ってはいるが、お互い自己紹介はしていない、ゴッドセレナはルーシィの事を知っているが、ルーシィはまさか同じギルドの仲間だとは、まだ知らないのだ。

 

「それじゃあ、お隣さん。あたしは今からギルドに行くので!」

 

「お仕事……頑張ってください!いってらっしゃい!」

 

「いってきます!」

 

 ルーシィは、手を振りながらギルドに向かうのだった。

 

「今日はこんなもんだろ……」

 

 なぜ、ゴッドセレナがこんなことをしているのか?

 第一印象は大事だ。

 素敵な好青年を演じて後に同じギルドの仲間ということで、ルーシィと仲良くなろうという作戦である。

 

 

 

 

 

 

「何をしてるか知らないけど変なことはしないでよ?」

 

「ははは……ただ、ゴミ出しをしているだけだよ」

 

 ウルティアは、ゴッドセレナの行動に心底、興味がないのか無視している。

 

 

「それじゃあ、待たせて悪かったな!ゴッドセクハラの時間だ!」

 

 ゴッドセレナはウルティアにセクハラをしようと飛びかかるが

 

「変態ゴミ野郎!!」

 

 ボコボコにされて、ごみ捨て場に捨てられていたのはいつもの事であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ルーシィは、ギルドに向かって歩いていた。

 

「3日連続出会うなんて、ありえるのかしら?たまたま、だとは思うけど」

 

 ルーシィは、先程あった、出来事の事を考えていた。

 

「優しそうな人でよかった。隣人トラブルは大変だって聞くし…………でも、小説にある運命てきな感じよね……偶然出会う、名前も知らない男女が恋に堕ちる……ないない!あたしは何を考えてるのかしら?」

 

 恋愛小説の見すぎであろうか?

 恋愛小説みたいなことが実際に自分に起こると、いろいろと考えてしまう。

 

「今日もお仕事頑張ろう!やっと、憧れていた妖精の尻尾に入れたんだから!……そういえば、妖精の尻尾の最強チーム、エデンのみんなはかっこいいな……エルザは怖いけど優しいし」

 

 ちなみにエルザとは、いろいろと依頼を共にしている。

 

 エルザはエデンのチームメンバーだが、掛け持ちで、ナツ、グレイ、ルーシィ、ハッピーと、チームを組んでいる。

 

 チーム名はまだ、決まっていない。

 ナツとグレイが争っているから。

 

「ジェラールもイケメンで優しいし、エリックも頼りになるし、ウルティアは大人のお姉さんみたいで……そういえば……」

 

 ルーシィは、チーム、エデンでまだ会ったことがない人を思いだす。

 

「ゴッドセレナ……いったい、どんな人なんだろう?タイミングが、合わなくて会ったことがないのよね」

 

 ルーシィはまだ、会ったことがない、チームエデンのゴッドセレナの事を考える。

 

「噂では実力は、S級魔導師達を圧倒して妖精の尻尾最強に近い人らしいのよね。実力がありながらS級魔導師にならず遊んでいるって、週刊ソーサラーでも、チームエデン特集でもゴッドセレナ1人だけ載らないしどんな人なんだろう?」

 

 

 ルーシィは、今だ会ったことがない憧れのチームエデンのゴッドセレナに会う日が来ることを心待にするのであった。

 

 

 現在、ウルティアにボコボコにされて、ごみ捨て場に捨てられているとは知らずに。

 

 





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第15話~リーフィアの悩み相談?ゴッドセレナS級にならない理由~


原作の100年クエストでゴッドセレナ再誕したんですね!
楽しみだ!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 妖精の尻尾にはS級魔導師がいる。

 

 S級魔導師とは、通常とは異なる、難しい依頼を受けることができる資格である。

 

 

 

「……S級魔導師か」

 

 ゴッドセレナは、いつものように妖精の尻尾のギルドにて怠けながら椅子に座り、テーブルに頬杖をついていた。

 

「なんじゃ、若者が昼間から怠けおって?」

 

 ゴッドセレナの前に現れたのは、妖精の尻尾のマスター相談役にして、ロリばばあ。

 

 リーフィア・シーケンであった。

 

「リーフィア様?ゴッドハロー……暇すぎて……」

 

「仕事はどうしたんじゃ?」

 

「……労働は嫌い」

 

 ゴッドセレナは、暇をもて余していた。

 

 エルザ、ミラジェーン、ウルティアは、仕事に向かい、話し相手となるエリックやジェラールなども今はギルドに居ない。

 

 暇すぎて、やることがない。

 仕事をするのは嫌だ。

 

 仕方ないのでギルドで怠けているのだ。

 

「まったく、お主は昔から変わらんな……ならば、儂が話し相手になってやろう」

 

 リーフィアは、ゴッドセレナの向かいの席に座る。

 

「して、悩みごとなどはないのか?」

 

 リーフィアは、ゴッドセレナに話しかける。

 マスター相談役だが、こうしてギルドメンバーの相談や悩みを聞いたりするのもリーフィアの仕事であり、家族へのスキンシップである。

 

「……悩み事?……んー?そうだな、最近、エルザやミラ、ジェラールがS級昇格試験に受けろと煩いんです」

 

 ゴッドセレナは、S級以上の力を持ちながら、S級魔導師ではない。

 

「ふむ。儂も不思議に思っていたのじゃが……なぜ、セレナはS級を嫌がる?実力も充分でマー坊も太鼓判を押していた。まぁ、少し品性が欠けるがの」

 

 リーフィアは、疑問に思っていたことを、ゴッドセレナに聞く。

 

「別にS級が嫌いなわけじゃないです……ただ、天狼島に行きたくないだけです」

 

 S級魔導師になるためには、昇格試験を天狼島でやるしかないのだ。

 

 しかし、天狼島にはゴッドセレナにとっては嫌なことがあるのだった。

 

 

 黒竜アクノロギアの襲来する可能性。

 

 原作では、黒竜アクノロギアが天狼島に襲来し妖精の尻尾のメンバー達は、7年間も妖精の球の力により行方不明となる。

 

 行方不明が嫌なわけではない。

 

 アクノロギアが嫌なのだ。

 

 憑依転生したゴッドセレナ。

 本来とは違う生き方をしていて、そして、本来歩むべきゴッドセレナの代理をする者が居ることは知っているが、念には念を。

 

 腹を抉られるのは嫌だ。

 

 アクノロギアにビビっているのだ。

 

 ビビっているだけではしょうがない。

 アクノロギアに対向するため、本来居ないはずの滅竜魔導師や敵になる滅竜魔導師を探し仲間に入れている。

 

 良い例は、六魔になる予定のエリック。

 原作に登場しない、アクアやアイシャ。

 

 アクアとアイシャについては、また後日話そう。

 

 

 

「天狼島が嫌なのか?我らが妖精の尻尾の聖地じゃぞ?」

 

 リーフィアは、目を細める。

 少し機嫌が悪くなった。

 

「いや……天狼島は嫌いというか……なんというか……行きたくないんです。理由は言えませんが……」

 

「無理に理由は聞きはせんが……」

 

 

 ゴッドセレナが天狼島に行きたくない理由はもう1つ有る。

 

 

 

 

 これは、少し前の話し。

 

 ビビっているだけではダメだ!

 試しに1度だけ天狼島に行ってみようと、ゴッドセレナが1人で天狼島に行った時の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここが、天狼島か?大丈夫だよな?きっと、大丈夫アクノロギアは来ない!大丈夫、来ない!」

 

 アクノロギアの恐怖に腹を押さえながら、自分に大丈夫と言い聞かせながら、天狼島へとやって来たゴッドセレナ。

 

 アクノロギアは、ドラゴンの匂いを感知してやって来る。

 そして、天狼島は実際にアクノロギアが襲来する場所。

 

 

「ゴッドブルブルだ」

 

 天狼島へ来た、ゴッドセレナは島を散策する。

 もちろん、アクノロギアが来たらすぐに逃げる準備をしながら。

 

 

 

 そんな時だった。

 ゴッドセレナが島を散策していると。

 

「……なんだこれ?木々や動物達が……」

 

 ゴッドセレナの前には、森が黒く枯れ、動物達が屍となり、大地が枯れていた。

 

 この光景に見覚えがある。

 

「……マジか。この時から居るのかよ……」

 

 この、事態を引き起こしている人物が居る。

 

 

 

 

 【黒魔導師ゼレフ】

 

 

 

 ゼレフは、原作でも天狼島に居た。

 まさか、天狼島編が始まる前から居るとは知らなかった。

 

 

「……帰ろう」

 

 ゴッドセレナは、アクノロギア以外にも、この状態にしたゼレフが危険だとすぐに帰ることにしたが

 

 

 

 

 

「…………なぜ、この場所に人が?」

 

 

 黒髪の青年が現れたのだった。

 

 すると、青年は急に頭を抱え始め、黒いオーラのようなものを纏い始めた。

 

「っく……ダメだ……逃げて……逃げてくれ……早く!!」

 

「あれって!?マズイ!?」

 

 ゴッドセレナは、黒髪の青年を見てすぐに察する、目の前の人物がゼレフだと認識してすぐに逃げようとするが

 

「ダメだ……抑えきれない!?」

 

 ゼレフの身体から黒い波動のオーラが放たれる。

 

 大地を黒く染め、森を枯れさせ、生物の命を刈り取る……アンクセラムの呪いだ。

 

 

 アンクセラムの神に呪われてしまったゼレフは、アンクセラムの呪いにかかっており。

 

 不老不死となったゼレフは、400年もの間生き続けている。

 このアンクセラムの呪いには、不老不死になる事以外にも様々な特徴があり、アンクセラムの呪いは「矛盾の呪い」とも呼ばれており、考え方に矛盾が生じてくることがある。

 

 また、最も悲劇的な矛盾が、命を大事に思うと、命を奪ってしまう。

 

 アンクセラムの矛盾の呪いに苦しむゼレフは、黒い波動のオーラで全てを蝕んでいく。

 

 

「……ごめん、名も知らぬ人……僕はまた……罪を」

 

 ゼレフは、倒れているゴッドセレナに近づく。

 

 

 しかし

 

 ゼレフは驚愕している。

 

「うわぁ!ビックリした!?って、アレ?」

 

 ゴッドセレナは生きていた。

 なぜ、生きているのかはゴッドセレナ本人も分からない。

 

「生きている?……僕の矛盾の呪いの力が効いていないのか!?」

 

 ゼレフは、周りを見渡すが大地や森は枯れはてている。

 

 呪いの効果は間違いなくある。

 しかし、目の前の人物は生きている。

 

 数百年生きているゼレフにとって初めての出来事であった。

 

 

「なぜ、君は生きているんだい!?僕の矛盾の呪いは命を刈り取ってしまう!なぜ、なぜ君は!?」

 

 ゼレフら、ゴッドセレナに詰めより、肩を掴むと激しく揺らす。

 

「し、知らん!」

 

 ゴッドセレナは、ゼレフの黒い波動のオーラにビビりながらも返事をする。

 知るはずがない、自分でも知らないのだから。

 

 その間も、ゼレフの身体からは黒い波動のオーラが放たれている。

 

 周りは大変な事になっている。

 

「君の名前は?」

 

「ゴッドセレナ」

 

「ゴッドセレナ!僕と少し話そう!!」

 

 ゼレフは、喜んだように笑顔でゴッドセレナに提案するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ……君は妖精の尻尾の魔導師なのか」

 

「あ、はい。そうです」

 

 ゴッドセレナとゼレフは、枯れはてた木に背中を預け話をしている。

 忘れてはいけない、ゼレフの身体からは黒い波動のオーラがずっと放たれている。

 

 それから、ゴッドセレナとゼレフはいろいろな話をする、世間話やアンクセラムの呪いについてなど。

 

 どこか、ゼレフは嬉しそうであった。

 

「あははは……こんなにも、誰かと楽しく話せるのは久しぶりだよ……数百年ぶりだ」

 

「それは、よかったですね」

 

 楽しげなゼレフとは、裏腹にゴッドセレナは冷や汗をかいて顔が青ざめている。

 

「なんだい顔が青ざめているじゃないか?」

 

「そんなことはないです」

 

 早く、帰りたい。

 怖い。

 ギルドが恋しい。

 

 

 

 すると、突然ゼレフは

 

「黒魔導師ゼレフ!ジャスティス!発進する!」

 

「はぁ?」

 

「ヅラじゃない!?ゼレフだ!?」

 

「はぁ?」

 

 突然のゼレフの奇行にドン引きする、ゴッドセレナ。

 

「なぜだか、君と話していると……やらなければと思ってね!」

 

 こいつはヤバイ。

 焦るゴッドセレナ。

 

 ゴッドセレナは、試しにラブパラメーターの魔法を発動させ、ゼレフを見る。

 

 

 

「………………」

 

 おかしい!?

 ラブパラメーターの数値を見ると0から数字はどんどん伸びて最終的に

 

 

 ゼレフ好感度100パーセント。

 

 本当におかしな世界。

 男達の好感度の上がり方がおかしい。

 

 

「どうかしたのかい?」

 

「いや、なんでもないです」

 

 ゴッドセレナは、ゼレフへの恐怖心が増すばかりであった。

 

 

「ゴッドセレナ……素晴らしい提案をしよう」

 

「何ですか?」

 

「君は僕の物にならないかい?」

 

「………………」

 

 ゴッドセレナは固まる。

 コイツはヤバイと。

 

「いやいや、何を言って」

 

「僕はアルバレス帝国という国造りをしていてね、君を最高幹部のスプリガン12にしてあげるよ。」

 

 ゼレフからの勧誘であった。

 

「いや、俺は妖精の尻尾の魔導師ですので……」

 

「僕は決めたんだ。君を僕の物にすると、こんなにも楽しく話せる相手はいない」

 

 人の話を聞けと思いながらもゴッドセレナは焦る。

 

「欲しいものはあるかい?何でもあげるよ」

 

「…………欲しいものですか?可愛い女の子ですかね」

 

「ゴッドセレナは、可愛い女の子が欲しいのかい?なら、僕が可愛い女の子をあげよう。どうだいアルバレス帝国に来ないかい?」

 

 確かに、ゼレフの元に行けば、可愛い女の子とハーレムをできるかもしれない。

 

 しかし

 

 ゴッドセレナの頭に現在ハーレム計画に入れる女の子達が頭によぎる。

 

「いや、お誘いは嬉しいですが俺は……」

 

 ゴッドセレナは、自分が決めたハーレム計画のため断ろうとする。

 

「そうだね、急には決められないよね。僕はこの天狼島で君を待っている。」

 

 だから、人の話を聞け。

 やはり、ゼレフは話の通じない男であった。

 

「あ、もうこんな時間だ!帰らないと!じゃあ、また今度!」

 

 ゴッドセレナは話が通じないと、全速力でゼレフから逃げるのだった。

 

 

「僕は!信じている君が来てくれることを!」

 

 ゼレフが言っていたが、ゴッドセレナは逃げるように天狼島を出るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 これが、もう1つの天狼島に行きたくない理由。

 

 ゼレフに会いたくない。

 おそらくまだ、天狼島に居るのであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、いろいろ……あるんですよ」

 

 ゴッドセレナは、ゼレフやアクノロギアについては、リーフィアに話せないと適当に話をする。

 

「まぁ、無理に聞かぬ。他に悩み事はないのかの?」

 

 リーフィアの問いにゴッドセレナは考え

 

「最近、気づいたんです…………気づくと女の子のお尻を触ろうとすることが悩みですかね。呪いですね、リーフィア様」

 

「もう、病気じゃろ?」

 

 

 こうして、リーフィアとの悩み相談は終わった。

 

 

「リーフィア様、お話しありがとうございました、これからポーリュシカさんのところに用があるので」

 

 ゴッドセレナは、リーフィアに別れを告げ、ポーリュシカさんに呼ばれていることを思い出して立ち上がる。

 

「ポーリュシカによろしくの!」

 

 ポンッとお尻をリーフィアに叩かれる。

 

「リーフィア様……それ、セクハラです」

 

「若い男の尻を触るのが儂の趣味じゃよ」

 

 リーフィアは、ニコニコと笑顔で

 

「若者よ!もっと悩むのじゃ!悩んで、悩んで、立派に成長するのじゃぞ?」

 

 ゴッドセレナのお尻をもう1度ポンッと叩くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在の天狼島

 

 

「ふふふ……僕は振られてしまったか……でも、僕は諦めないよ……ゴッドセレナ」

 

 ゼレフは念話の魔法を発動させる。

 

「アイリーンかい?君にお願いがあるんだ……僕はどうしても欲しい物がある。……アイリーン、君にはある人物をアルバレス帝国へと連れて来てもらいたいんだ……お願いできるかい?」

 

 

 ゼレフは、アイリーンという人物に命令を下す。

 

 

 

 緋色の絶望が動きだす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第16話~ポーリュシカさんとアクアとアイシャ~


オリキャラ2人登場!
詳細はオリキャラ詳細にて!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ポーリュシカさん、俺の身体おかしいみたいなんだよ」

 

 ゴッドセレナは、ポーリュシカの家に来ていた。

 昔から、たまに来てはご飯を食べさせてもらっている。

 

「どうしたんだい?怪我かい?病気かい?」

 

 ポーリュシカさんは、人間は嫌いだと最初の方は嫌がってはいたがなんやかんや、マカロフのギルドの子達と甘い部分がある。

 

「いや、気づくと……手が女の子のお尻を触っているんだ……呪いだろうか?」

 

 ゴッドセレナは、自分の右手を見ながら言う。

 気づくとウルティアのお尻やミラジェーンのお尻を触り、この前も好青年で接しようとしているエルザのお尻に手が出そうになった。

 

 もはや、病気……いや、呪いであろう。

 

「私は、頭の病気は専門外だよ」

 

 ペシッと頭を叩かれる。

 

 治ることはないのだろうか?

 我が身にいったい何が……

 

「ポーリュシカ先生、頭を叩いたらダメですよ?より、バカになります……お茶どうぞ?」

 

「ゴッドサンキュー!」

 

 ゴッドセレナは、現れた1人の美少女のお尻を触る。

 

「いやん、もうエッチなんだから!ダメよ?お姉さんにセクハラしちゃ?」

 

 美少女の名前は。

 アイシャ・ブラッド。

 

 ある、病を治すためポーリュシカの家で治療している。

 治療代、代わりにポーリュシカの手伝いをしている美少女である。

 

 ピンク色の長髪にピンクのナース服を着ていて、少しエッチなお姉さんである。

 

 ちなみに、ナース服はゴッドセレナから贈られた服である。

 

 

「アイシャ、ゴッドセレナを甘やかすんじゃないよ?」

 

「はーい!」

 

 ゴッドセレナはある用事があり、ポーリュシカさんの家に来ていた。

 

「それじゃあ、今日もお願いするわね?」

 

「ゴッドオッケーだ!」

 

 ゴッドセレナは、腕をアイシャに差しだす、アイシャは注射器を取り出してゴッドセレナに注射するのだった。

 

「ちょっと、チクッてしますからねー」

 

 アイシャは、注射器でゴッドセレナの血を抜いていく、血を抜き終わると

 

「はーい、終わりよ。よく、頑張ったわね」

 

 まるで子供をあやすように優しく声をかけゴッドセレナの頭を撫でる。

 

「それじゃあ、ご褒美に」

 

 アイシャは、胸元のボタンを外して胸チラをして白く艶やかなおっぱいの谷間をゴッドセレナに見せる。

 

「ゴッドおっぱい!」

 

 ゴッドセレナは、アイシャのおっぱいの谷間を凝視するのだった。

 

「はい、おしまい」

 

 アイシャは、ボタンをとめてナース服を整える。

 

「ポーリュシカ先生、お願いします」

 

「確かに預かったよ、調合して薬にするからちょっと待ちな」

 

 ポーリュシカは、ゴッドセレナの血を受けとると薬の調合を始めた。

 

 

 何をしているかというと

 

 ゴッドセレナの血はアイシャの薬となる。

 アイシャがポーリュシカの元に来る前、アイシャは、聖天大魔導師序列2位のハイペリオンの元で修行をして愛弟子であった。

 

 だが、ある事件を起こして破門となってしまった。

 

 その後、大陸を旅をしていた時、ある発作により、重大な事件を起こしてしまった。

 

 アイシャは血の滅竜魔導師でラクリマを使用した第二世代の滅竜魔導師である。

 ブラッド家に代々、伝わる血竜のラクリマの後継者で、その血竜のラクリマのせいで吸血鬼となってしまい、血を求め住民を襲ってしまった。

 

 そんな時、ゴッドセレナと出会い。

 助けられポーリュシカの元に連れてこられたのであった。

 

 

 そして、ゴッドセレナの血はなぜかは分からないが、アイシャにとって薬になることが判明した。

 

 ゴッドセレナの血をポーリュシカが薬の錠剤に変えて、アイシャの血を欲する発作を緩和しているのである。

 

 

「いつも、ありがとうね?お姉さん、感謝してもしきれないよ?」

 

「気にすることはない!助け合いだ!」

 

 ゴッドセレナは、決めポーズをする。

 すると、アイシャはゴッドセレナの耳元により小声で

 

「今度、お姉さんとイケナイことしよっか?」

 

「ゴッドオッケーだ!!セクハラ以上ということですね!」

 

「もう、エッチなんだから!冗談よ、冗談!」

 

 アイシャは、笑顔で笑うのだった。

 

「アイシャ、手伝いな!?」

 

「はーい!」

 

 ポーリュシカに呼ばれて、アイシャはポーリュシカの元へと向かうのだった。

 

「…………遊ばれた」

 

 ゴッドセレナは、シュンと落ち込むのである。

 

 

 そんな時だった。

 ポーリュシカの家の扉が開いて、誰か入ってきた。

 

 

「こんにちは!ポーリュシカさん、アクアです!依頼された薬草持ってきました!」

 

「アクアかい?いつも、悪いね。そこに置いといておくれ」

 

「わかりました!」

 

 ポーリュシカにアクアと呼ばれる美少女。

 

「アクアちゃん、ありがとう!今、お茶持ってくるわね」

 

「ありがとう、アイシャちゃん!セレナも来てたんだ?あぁ、なるほどアイシャちゃんのお薬ね」

 

「ゴッドハロー!アクア」

 

 美少女は、ゴッドセレナの目の前の椅子に座る。

 

 美少女の名前は。

 アクア・マーベル。

 妖精の尻尾の魔導師で名前の通り、原作のキャラクター、ウェンディ・マーベルと関係のある人物だ。

 

 ウェンディとの関係は、本来ありえないが、この世界では姉妹となっており、行方不明の妹のウェンディを捜している。

 

 見た目も、ウェンディに似ている。

 ミラジェーンと仲が良く、ミラジェーンのチーム【ヴァルハラ】のメンバーである。

 

 アクアも水の滅竜魔導師で第一世代の滅竜魔導師である。

 

 妹のウェンディとナツ達と同じく水竜アクリオンを捜しているのだ。

 

 妖精の尻尾に入ったきっかけは、ウェンディとアクリオンを捜しながら旅をしている時にゴッドセレナに出会い、勧誘され妖精の尻尾の魔導師となった。

 

 この話しはまた別の時に

 

 

 

「どうだ?妹ちゃんやドラゴンは見つかったか?」

 

「見つからないかな……今回も、薬草採取のついでにいろんな場所を回ったけど、ウェンディもアクリオンも見つからない」

 

 アクアはアイシャに出された、お茶が入った湯呑みを弄りながら、下を向く。

 

「まぁ……いつか、見つかるさ。俺もいろんなところに行った時は捜してるし気長に捜そう」

 

 ゴッドセレナは、ウェンディが今、現在どこにいるかは原作の知識で知ってはいるが、まだその時ではない、時がくればウェンディは妖精の尻尾に入るのだから。

 

 ちなみにアクリオンもおそらく、ナツ達と同じであろうと思いながらも黙っている。

 

 心苦しいが仕方ない。

 

 

「ありがと……ダメ、ダメ!!アクア!大丈夫!大丈夫!必ず見つかる!諦めちゃダメよ!」

 

 アクアは、自分に大丈夫と言い聞かせて弱った心を奮いたたせる。

 

 アクアなりのおまじないである。

 心が弱った時、挫けそうな時、仲間を励ます時に使う口癖である。

 

 

「そういえば、セレナ。これから、妖精の尻尾の魔導師全員集まって、今回の収穫祭の前夜祭でする、妖精の尻尾の恒例の行事を決める話をするから集まって、って、マスターが言ってたよ?」

 

「もう、収穫祭が近いからな」

 

 収穫祭、マグノリアで行われるお祭りだ。

 マグノリアを拠点とする妖精の尻尾は、魔導師による魔法を使ったファンタジアをする。

 

 そして、前日には前夜祭として、ミスフェアリーコンテストとミスターフェアリーコンテストを行い、それとは別にギルドメンバーみんなで決めた行事をする。

 

 前回は、ゴッドセレナの提案のもと、妖精の尻尾の女の子達による、メイド喫茶をやったのであった。

 

 今回は何になるのか?

 

「それじゃあ、ギルドに戻るか」

 

「ポーリュシカさん、失礼します!アイシャちゃん、またね!」

 

「マカロフにバカなことはするなと言っておきな」

 

「セレナ、アクア、また、妖精の尻尾に遊びに行くわ!」

 

「ゴッドバイバイ!」

 

 

 ゴッドセレナとアクアは一緒に妖精の尻尾のギルドに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第17話~ゴッドセレナは、メイドが欲しい~


そろそろ、幽鬼編に入ります!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆、集まっておるな?毎年恒例の、収穫祭の前夜祭の行事を決めるぞい?」

 

 ここは、妖精の尻尾のギルド。

 今日、前夜祭の行事を決めるため、ギルド所属の魔導師達が集まっていた。

 

「何が始まるのかしら?」

 

「そうだね、ルーシィは初めてだもんね!毎年、マグノリアのお祭りの収穫祭で魔法を使ったファンタジアをしているんだけど、その前夜祭でちょっとした行事をやっといるんだよ」

 

 初めてのことに戸惑うルーシィ。

 ハッピーはそんなルーシィに説明をする。

 

「あい!盛り上がるんだから!」

 

「へぇ……そうなんだ?ちなみに前回は?」

 

「前回は妖精の尻尾の女の子達でマグノリアの人達に日頃の感謝をこめてメイド喫茶をやったんだよ!」

 

「メイド喫茶!?……魔導師関係あるのかしら?」

 

 ルーシィは、困惑する。

 なぜ、メイド喫茶なのだろうか?

 

「でね、今日は今回やることを決めるんだ!」

 

「そうなんだ、どうやって決めるのかしら?」

 

「簡単だよ!その年に一番、依頼を頑張って妖精の尻尾に貢献した人が決めるんだ!」

 

「そうなの!?ちなみに前回のメイド喫茶を提案した人は?」

 

 ルーシィは、メイド喫茶発案者が気になりハッピーに聞くと

 

「あい!ゴッドセレナだよ!凄かったんだから!その年は珍しく依頼を頑張って一番になってたんだよ!普段は仕事しないのに!」

 

「えぇ!?本当にどういう人なのかしら?ゴッドセレナって人!?」

 

 ルーシィは、まだ会っていないゴッドセレナにある意味興味津々だった。

 

「セレナは……うーん、残念な人だよ!」

 

「残念な人?」

 

 さらに、謎が深まるばかりであった。

 そうしていると、今年一番、依頼を頑張った人が発表される。

 

 今年一番仕事を頑張った人は

 

「今回の前夜祭行事の提案することができるものは!………………ラクサス……お前じゃ」

 

 なんと、マスターの孫である。

 ラクサスであった。

 

 

「うおぉぉぉ!ラクサス!」

 

「やったじゃねえか、ラクサス!」

 

「さすがは私達のリーダーね」

 

 普段、あまり顔を出さない、フリード、ビックスロー、エバーグリーンは歓声をあげる。

 

「俺はこの日のために、今回は面倒な依頼もやってきたんだ……文句はねぇよなジジイ?」

 

「む……仕方あるまい。で、何か提案があるのかラクサス?」

 

 マスターは、やれやれとラクサスに聞く。

 

「俺はバトル・オブ・フェアリーテイルを開催する!!」

 

 ラクサスは、バトル・オブ・フェアリーテイルの開催を宣言した。

 

「バトル・オブ・フェアリーテイル?なんじゃそれは?ラク坊?」

 

 マスターマカロフの隣で見守っていた、相談役のリーフィアがラクサスに質問する。

 

「簡単なことだ、ババア。バトル・オブ・フェアリーテイル!この、妖精の尻尾で誰が最強の魔導師かを決めるお祭りだ」

 

 ラクサスは、説明を続けた。

 ようするにこうだ。

 

 妖精の尻尾のギルド全員が参加者で、みんなで戦い誰が最強かのバトルをする祭。

 

 もちろん、マスターである、マカロフや相談役である、リーフィアも参加する。

 

「どうだ、面白いだろ?」

 

 

 ラクサスの提案にギルド内は騒然とする。

 

 嫌だと言うものもいたり、面白いと言うものもいる。

 

「しかし、ラクサス。家族同士で争うのはワシは好かんぞ」

 

「別に殺し合うわけじゃねー!ちょっとした、バトルだ……妖精の尻尾の最強が誰かってことをそろそろハッキリさせてぇんだよ俺は」

 

「どうしますか?相談役?」

 

 マカロフは、隣のリーフィアに相談する。

 

「うむ。マー坊、今回はラク坊も頑張っておる、よいのではないかの?」

 

「相談役がそう仰るのならば……」

 

 まだ、納得のいかないマカロフだが

 

「決まりだな?ジジイ、ババア?」

 

 ラクサスは笑う。

 

「ラク坊、じゃが条件があるぞ?」

 

「条件だ?」

 

「うむ。収穫祭の前の前夜祭じゃ……あまり、危険なことはさせられぬ、そのバトル・オブ・フェアリーテイルのルールは儂とマー坊で決めさせてもらう……よいな?」

 

「別に構わねぇよ…………ジェラール、エルザ、エリック、ウルティア、ミストガン……そして、セレナを倒して最強がこの俺だということを証明してやる」

 

 ラクサスは、ギルド内に居る、現在、この場に居ないミストガン、ゴッドセレナ以外を見ながら言うのであった。

 

 

 こうして、妖精の尻尾の収穫祭前夜祭の行事が決まり、解散となるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみにゴッドセレナとアクアは間に合わず、現在、ポーリュシカさんの家から、妖精の尻尾のギルドに向かう途中であった。

 

 

 

「今年は何になるのかな?セレナ?」

 

 アクアは隣を歩く、ゴッドセレナを見ながら言うのだった。

 

「何でもいいんじゃないか?俺は去年で満足したし」

 

 ゴッドセレナは、興味なさげに答える。

 

「凄く頑張ってたよね?セレナ?提案するために依頼も頑張って1番になったし、みんなのメイド服を用意するのも人一倍頑張ってたし」

 

 メイド喫茶が決まってからの、ゴッドセレナの活躍は凄かった。

 準備をほぼ、1人でして、依頼で稼いだお金は全て、メイド服に注いだ。

 

「でも、女の子全員のメイド服の寸法からサイズまで合ってたのは少しキモいかな?」

 

 アクアは笑顔で言った。

 この美少女は、時折、正直者になることがある。

 

 

「……ゴッドオーマイガー」

 

 ゴッドセレナは、アクアの毒舌に心を痛めながらゴッドセレナは思いだす。

 

 妖精の尻尾の女の子達のメイド姿を

 

 

 

 

 

「お帰りなさいませ、ご主人様?……ふふ、こういうのが好きなのかセレナは?」

 

 ノリノリのエルザ。

 

「お帰りなさいませ!ご主人様!って、フリフリでスカート短いじゃねぇか!?」

 

 少し怒りながらも照れているミラじぇーン。

 

「なんで、私が……分かったわよやればいいんでしょう?…………お帰りなさいませ……ご主人様?」

 

 本気で嫌がりながらも、やってくれるウルティア。

 

 他のギルドメンバー達のメイド姿を思いだし本当にやってよかったと思うゴッドセレナ。

 

 

「お帰りなさいませ……セレナ?」

 

 なぜか、メイド服を着たジェラールが頭にチラツキ、イラッとする。

 

 

 今に思えば、良き思い出だ。

 

 

 

「アクア……俺は専属のメイドが欲しくてな、マグノリアにチラシを貼ろうと思う!ゴッドセレナの専属メイド大募集と」

 

 ゴッドセレナは、密かに作ったチラシをアクアに見せるがアクアにチラシを捨てられる。

 

「普通にキモいよセレナ?」

 

 アクアの毒舌に心を痛めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、妖精の尻尾に帰った2人は、前夜祭でラクサス提案のバトル・オブ・フェアリーテイルを知るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 捨てられた、ゴッドセレナのメイド大募集のチラシを拾い見るものが居た。

 

 

「…………ゴッドセレナ。これが、陛下が欲している男……陛下の命令なら仕方ない。ふふふ、面白くなりそうね?」

 

 チラシに載った決めポーズをしているゴッドセレナを見る謎の女性。

 

 緋色の絶望が動きだす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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第18話~アイリーンとメイド契約~


着実にヒロインを集めていく!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……暇だな」

 

 ゴッドセレナは、マグノリアの町を歩いていた。

 特になにもすることもなく、女の子とのイベントもない。

 

 こんな日は、マグノリアの町をふらふらと歩いている素敵な出会いがあるかもしれないと心踊らせ町を散策したこともある。

 

 実際はなにもない。

 

 それでも、やることがないのでふらふらとする。

 

「……ティアの家に行くか?それともミラの家に行こうか?」

 

 女の子の家にでも行こうかなと思っていた矢先ゴッドセレナはふと、おしゃれなカフェを見つける。

 

「こんなところにカフェなんてあったのか?」

 

 見たところ、営業はしているが人はあまり居ない、穴場スポットなのか?人気がないのか?

 

 暇だし、とりあえず入ってみるかとゴッドセレナはおしゃれなカフェへと入る。

 

 中は普通のカフェ。

 特に面白みもないが、とりあえずはアイスコーヒーを頼み、時間を潰す。

 

 

 そんな時であった。

 テーブルに座っていたゴッドセレナのまえに1人の美女が現れる。

 

「相席しても構わないかしら?」

 

 テーブル席はたくさん、空いているというのに物好きな奴が居るな。

 

 と、思いながらも外を見ていたゴッドセレナは声をかけた者をあまり見ずに

 

「どうぞー」

 

「ありがとう」

 

 

 いい匂いがする……しかも、なんとなくエルザに似てる。

 

 ゴッドセレナは、目の前に座った人物を見る。

 

「ぶっ!??」

 

 盛大にアイスコーヒーを吹き出した、幸いにも目の前の人にはかかっていない。

 

「あら?ずいぶんと酷いことをするじゃない?」

 

 ゴッドセレナは、目を疑った。

 なぜならば、目の前の人物は

 

 アイリーン・ベルセリオン。

 アルバレス帝国のスプリガン12の1人にして最強の女魔導師であり、エルザの母。

 

「え?」

 

 なぜここに居るのか?早くないか?出会うのはもっと後だと思っていた。

 

「貴方がゴッドセレナよね?」

 

 アイリーンは、ゴッドセレナの驚きにさほど気にせず話しかけてくる。

 

「そうですけど」

 

 ゴッドセレナは、困惑する。

 なんて綺麗で美しい人なのだろうか?

 男が喜びそうな身体に、人の目を集めそうな派手な服装で。

 

 アイリーンこそ、魔女と呼んでも疑わない。

 

 というか、エロい。

 

「このチラシを見てね?貴方を捜していたの」

 

 アイリーンは、1枚のチラシをゴッドセレナに見せる。

 それは、アクアによって捨てられたはずのゴッドセレナが作ったメイド大募集のチラシであった。

 

「これは……なんで?」

 

「たまたま、拾ったのよ?」

 

 チラシには決めポーズをしたゴッドセレナにメイド大募集中と書かれている。

 

 まさか、このチラシを見て会いに来たのか?

 

 と、ゴッドセレナはアイリーンを見る。

 

「私は違う大陸から来たのだけれども、仕事を捜していたの……ちょうど面白そうなチラシがあったから、会いに来たのよ」

 

 原作とは違う、少し優しい口調で話すアイリーン、おそらく警戒されないようにしているのであろう。

 

「で、まだ、募集をしているのかしら?」

 

 アイリーンは真っ直ぐにゴッドセレナを見る。

 

 ゴッドセレナは考える。

 よく分からないが、これは大チャンス!アイリーンをハーレム計画に入れるチャンスである!

 

 まさかのゴッドセレナの専属メイド希望!

 まぁ、何かしら裏があるとは思うがソレを差し引いても魅力的なチャンスである。

 

 

 しかし、ゴッドセレナとてバカではない。

 ノリで作ったチラシだが、後でよく考えると専属メイドを雇うとなると家を借りないといけない、それに報酬としてお金を払わなければならない、仕事をするのは嫌だ。

 

 いろいろと考えた結果、断ろうかなと思う。

 もったいないが。

 

 

「希望としては私も少し忙しい身だから、週3で雇ってもらいたいの……どうかしら?」

 

 週3か……週3もアイリーンを専属メイドにできるのか……心が揺らぐ。

 

 

 だが、仕事をしたくない!!

 現在のゴッドセレナは仕事をしないが気持ちとして上回る。

 

「いや、すいません。やっぱやめとこうかな」

 

 ゴッドセレナは断ろうとするが

 

「……!?なぜかしら?確かに若くはないけれども、見た目には自信があるわよ?」

 

「いや、とってもお綺麗です!俺的にも採用したいですが…………俺、家がないんですよ!それじゃあメイドの仕事できないですよね?」

 

 なんとか、断ろうとするが

 

「家ならば私の家ですればいい、ちょうどマグノリアに引っ越してきたばかりなの」

 

「いや、でも……」

 

 なんでこの人、こんなに引かないのだろう?

 強引だなと思いつつも

 

「アレなんです!俺、お金がないんですよ!働いてないですし、女の子にヒモしてる男なんで……それにチラシも冗談で」

 

 これならば、さすがにアイリーンは引くだろうと思ったが

 

「報酬は払うわ!家も好きに使ってくれて構わない!だから、私に貴方のメイドをさせるのよ」

 

 アイリーンが専属メイドになる。

 家も提供してくれる。

 奉仕される側なのに報酬も貰える。

 

「よろしくお願いします!!!」

 

 ゴッドセレナはアイリーン手を握りしめ激しく首を縦に振るのだった。

 

 

 

 暇な日のマグノリアの散策。

 

 今日は、ゴッドセレナにとって、大きな出来事であった。

 

 深く考えない結果、ゴッドセレナにとって悲劇となるとも知れずに。

 

 

 気をつけよう。

 知らない人からの甘い誘惑には。

 必ず裏があり、罠があるのだと。

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、契約で書類に血印をしてくれるかしら?」

 

 アイリーンに差し出された、書類を目も通さずに

 

「ゴッドオッケーだ!」

 

 契約するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 契約違反をした場合、強制的にアルバレス帝国のゼレフの物になること。

 

 書類の最後にはそう書いてあったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第3章~幽鬼の支配者編~
第19話~隣人はごみ捨て場~


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁー……部屋の掃除って疲れるわね……お屋敷のみんながやってくれてたから、自分でやるのは大変……」

 

 ゴミ袋を持ちながらため息を吐くのは、ルーシィであった。

 

 最近は依頼ばかりで部屋の掃除をしていなかった、こう見えてもルーシィはハートフィリア財閥の令嬢。

 

 今までは屋敷の者達がやってくれていたのだ。

 

「ゴミ捨て行かなきゃ」

 

 ルーシィは、2つのゴミ袋を両手に持ちながら、家の外に出る。

 

「今日は居ないか……」

 

 ルーシィは、ポツリと呟く。

 なぜなら、毎回ゴミ捨てやギルドに向かう途中に隣人の青年と毎回会うのだ。

 

「ま、さすがに毎回会うわけ無いわよねー」

 

 ルーシィは、指定されているゴミ捨て場へと向かい、ゴミ袋を捨てる。

 

 少しは期待したルーシィであったが、今日は特に何もなく、ゴミ捨てが終わる。

 

「……名前知らなかったな」

 

 ふと、ルーシィは思う。

 毎回会う、隣人の青年の名前を知らない。

 

 只の隣人だし気にしないと決め、家に戻ろうとした時だった。

 

「ルーシィ?」

 

 後ろから聞き覚えのある声が聞こえる。

 

「……ウルティア!?」

 

「あら、奇遇じゃない?」

 

「ウルティアこそ!」

 

 ウルティア・ミルコビッチ。

 妖精の尻尾の魔導師で、ルーシィが憧れる。

 

 チーム【楽園(エデン)】のメンバーである。

 

「なんで、ウルティアが?」

 

「それは、こっちの台詞よ」

 

 意外な人物との再会にルーシィは驚くのだった。

 

「ウルティアもゴミ捨て?」

 

 ルーシィは、ウルティアが持つゴミ袋を見ながら尋ねる。

 

「えぇ、最近、掃除してなくてね」

 

 依頼で、忙しくしていたウルティアは久しぶりに家の掃除をしてゴミ出しに来たのだった。

 

「もしかして、ウルティアの家近いの?」

 

 ルーシィは、ウルティアに尋ねる。

 ギルドの仲間が近くに住んでいるのは嬉しいものだ。

 

「えぇ、そうよ。あそこよ」

 

 ウルティアは、自分の家を指差す。

 すると、ルーシィは驚いた表情で

 

「え!?あたしの隣じゃない!?」

 

「ルーシィ、隣人だったのね知らなかったわ」

 

「まさか、ウルティアがお隣さんだなんて!?」

 

 ルーシィは、ふと思う。

 ということは、隣人の青年は?

 

「ウルティア……もしかして、彼氏と同棲してるのかしら?よく、男の人と会うんだけど……」

 

 ルーシィは、驚きながらも、若干落胆する。

 小説のような運命的なものを、少しだけ……本当に少しだけ期待していただけに。

 

「……男?……あぁ……アイツね」

 

 ウルティアは、何かを察したように

 

「アイツは彼氏じゃないわ」

 

「え?じゃあ、旦那さん!?ウルティア結婚してたの!?」

 

 ルーシィは、さらに驚愕する。

 まだ、若いのにもう結婚してるなんて。

 

「違う!違うわよルーシィ、勘違いしすぎ」

 

「え?じゃあ?」

 

 ウルティアはめんどくさそうに、本当にゴッドセレナについて話すのはめんどくさい。

 

「アイツは居候……害虫?クズ?変態?寄生虫?……まぁ、わたしはアイツとは、何もないわ勝手に住み着いてるだけ……」

 

「友人なのかしらー?」

 

 ウルティアの返事に戸惑いつつも、きっとウルティアの友人なのだと解釈するのだった。

 

「あんまり、触れないで」

 

「あ……うん。わかった」

 

 ウルティアにとっては触れられたくない事なのであろうとルーシィは触れることをやめた。

 

 

 

「ウルティアは、今日はギルドに行くの?」

 

 ルーシィは、話題を変えてウルティアに話しかける。

 

「掃除が終わったらね、ルーシィは?」

 

「あたしも」

 

「そ、じゃあ、お互い頑張りましょう」

 

 ウルティアは、ルーシィに別れを告げて家に戻ろうとしたが

 

「ウルティア!」

 

「ん?どうしたのかしら?」

 

 せっかくのチャンスだと、ルーシィはウルティアを呼び止めた。

 

 なかなか、ギルドでも話ができないのでいろいろと話がしたい。

 

「ついでだから、聞きたいことがあって」

 

「何かしら?」

 

 ルーシィが聞きたいこと。

 ウルティアと同じ、チーム【楽園(エデン)】のメンバーの1人で、まだ、1度も話したことがない人物。

 

 ゴッドセレナについてだ。

 

「ウルティアのチームメンバーのゴッドセレナさんって、ギルドには来ないの?」

 

 ルーシィは、ウルティアに問いかける。

 他の人の話では、ギルドには来てるらしいのだが、タイミングが合わなく1度も会ったことがない。

 

 同じギルド……しかも、憧れのチーム【楽園(エデン)】のチームメンバーだ、1度会って挨拶したいとルーシィは思っていた。

 

「チッ……ゴッドセレナ?」

 

 ウルティアの表情が強張り、舌打ちをしたのがルーシィは聞き逃さなかった。

 

「え?あのー、なんかあたしダメだった?」

 

 ルーシィは、何かウルティアの感に障ることを言ったかと思う。

 

「ごめんなさいね……その名を聞くとイラッとしちゃって、舌打ちしてごめんなさい」

 

 ウルティアは、ルーシィに謝る。

 

「あたしは大丈夫…………もしかして、仲悪いの?」

 

「……わたしは嫌いだわ。ウザイ男よ」

 

 ウルティアは、心底嫌そうな顔で言うのだった。

 

 続けて、ウルティアはルーシィに言う。

 

「ルーシィ、ゴッドセレナに会いたいの?」

 

 ウルティアの問いかけにルーシィは戸惑うも

 

「まだ、会ったことがないから1度挨拶をしたいなぁーって」

 

 ルーシィはウルティアに言うが、ウルティアの反応からゴッドセレナはヤバい奴なんじゃないかと思う。

 

 妖精の尻尾、最強に近い男で、ウルティア以外のギルドメンバーは、みんな褒めていた。

 

 特にジェラールは凄い推していた。

 

「ふーん……じゃあ……そこのゴミ袋、どかしてみなさい」

 

「え?」

 

 ルーシィは、ウルティアの言葉に困惑しながらも、積み上げられたゴミ袋を1つどかすと。

 

「…………」

 

 ゴミ袋の下には、気を失った人間の顔が

 

「きゃぁぁぁぁ!!え!?なに!?人!?どういうこと!?」

 

 ルーシィは、驚きのあまり、叫び声を上げる。

 

 この人物こそ、ルーシィが会いたがっていた人物……そして、見覚えのある隣人。

 

「……あれ?お隣さん……?」

 

 ルーシィは、恐る恐る顔を確認すると、あの隣人の青年だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は遡ること少し前。

 

「ティア!ゴッドハロー!今日も触りたくなる、素晴らしいおっぱいだ!」

 

「って、触るな!揉むな!!」

 

 ほぼ日課のようになっている、朝のゴッドセレナによる、ウルティアへのセクハラ。

 

 最近は度を越えてきて変態度が上がっている。

 

「この感触!素晴らしい!」

 

「ゴミクズ変態野郎!!!」

 

 ウルティアにより、制裁がゴッドセレナに炸裂する。

 

 そして、気絶したゴッドセレナは、ゴミ捨て場に捨てられる。

 

 これが、毎朝のルーティーンである。

 ゴッドセレナにとっては、またこれもご褒美なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、現在。

 

 

「ルーシィ……あなたが会いたがっていた」

 

「……まさか」

 

 ルーシィは、察する。

 ウルティアの家に居て、旦那でも彼氏でもない存在。

 

 チーム【楽園(エデン)】の仲間なら、ウルティアの家に居ることも納得できる。

 

 

 

「ゴミ捨て場で転がって居るのが」

 

「…………」

 

「ゴッドセレナよ」

 

「えぇぇぇぇ!!!!」

 

 

 

 心地よい、マグノリアの朝。

 ウルティアの言葉に

 ルーシィの叫び声が町に響くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第20話~ルーシィとゴッドセレナ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの……えっと……なんていうか……こんにちは」

 

 ルーシィは戸惑いつつも目の前に居る青年に挨拶をする。

 

 ここは、ウルティアの家。

 あれから、ゴミ捨て場から這い出てきたゴッドセレナは、話しは家でということでルーシィを連れてウルティアの家に来ていた。

 

「まぁ、そんなに緊張せずにリラックスして」

 

 ソファーでくつろぎながら、ゴッドセレナは言った。

 

 もう1度言うがここはウルティアの家だ。

 我が物顔でソファーに座る。

 

 当然、ウルティアに

 

「ここは、私の家よ?ねぇ?分かってる?」

 

 不機嫌そうなウルティアを無視しながらゴッドセレナは話をする。

 

「ゴッドハロー!お隣さん」

 

「え……あ、はい……」

 

 ルーシィは、緊張する。

 それはそのはずだ、目の前に居る青年は、ただの隣人だと思っていたのに憧れのチーム【楽園(エデン)】の1人、ゴッドセレナだと先程、知ったからだ。

 

 

「ルーシィ……どうぞ」

 

 紅茶を用意してくれたウルティア。

 

「ありがとう、ウルティア」

 

 ルーシィは、紅茶を一口飲んでお礼を言う。

 同時にウルティアが一緒に居てくれてよかったと

 

「ティア、俺のは?」

 

「自分でやりなさい!……しょうがないわね」

 

 と、言いつつもゴッドセレナの分も用意してしまうウルティア。

 まさにヒモ男に尽くしてしまう女性。

 

「ゴッドサンキュー!」

 

 ウルティアに用意してもらった紅茶を飲む。

 

「…………本当に2人は付き合ってないのかしら?」

 

 ルーシィは、2人のやりとりを見ながら疑問に思うのだった。

 

「ルーシィ?」

 

「あ、ごめんなさい!」

 

 ウルティアに凄まれてルーシィは反射的に謝ってしまう。

 それほど、ウルティアは怖い。

 

「ほら、ティア、そんな顔するなよ?嫉妬か?なんなら本当に付き合う?」

 

「ウザイ!!」

 

 ウルティアに頭をシバかれて、ゴッドセレナは頭を押える。

 

「おっと……ごめんな。それじゃあ自己紹介でもしとく?何回か会ったけどしてなかったね」

 

 ゴッドセレナは、ルーシィを見ながらヘラヘラ笑いながら言う。

 

「えーと……あたし、ルーシィです!妖精の尻尾に最近入りました!よろしくお願いします!」

 

 緊張からかルーシィはタジタジになりながら自己紹介する。

 

「うん、俺はゴッドセレナ。よろしく頼む!」

 

 ゴッドセレナは、お決まりの決めポーズをしながら自己紹介する。

 

「…………変な人なのかしら?」

 

 つい、ゴッドセレナの変な決めポーズにルーシィは言葉が出てしまった。

 

 間違いはない。

 

 それに、賛同するようにいつの間にかルーシィの隣に座っているウルティアが

 

「ルーシィ、見る目があるじゃない?こいつはドを越えた変人よ」

 

「…………まぁ、自己紹介はこんなもんでルーシィは俺に会いたかったのか?ティアがさっき言ってたから」

 

「あ、はい、妖精の尻尾に入ってまだ、1度も会ってないので挨拶したくて」

 

「なるほど、律儀なことだ。これから、よろしく!基本的にティアの家で警備をしているから何か用があったり、困ったことがあったら言ってくれ」

 

 ゴッドセレナは、ルーシィに手を差し出す。

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

 ルーシィは、ゴッドセレナの手をとり握手をする。

 その時、モミモミと手を揉まれたが気にしないことにした。

 

「それと、敬語じゃなくていいよ?もう、妖精の尻尾の仲間なんだし、気をつかわなくていいよ」

 

「うん!ありがとう!」

 

 ルーシィは、笑顔で頷くのだった。

 同時にゴッドセレナが気さくて話しやすい人でよかったと、ラクサスみたく怖い人だったらどうしようかと

 

「いい加減……ルーシィの手を離しなさいよ」

 

 ウルティアに言われる。

 

「ティア、嫉妬か?」

 

「違うわよ!ルーシィの手が汚れるから離しなさい!ってことよ!」

 

 ゴッドセレナは、名残惜しそうにルーシィの手を離すのだった。

 

 

 

 

 こうして、ルーシィとゴッドセレナは出会う。

 

 この時、今後ルーシィはヒモ男ゴッドセレナに絡まれるとは知らずに。

 

 

 

 

 その後は他愛もない談笑をするのだった。

 

 

 

 

 ゴッドセレナのハーレム計画。

 本格的にルーシィは狙われる。

 

 はたして、ゴッドセレナのハーレム計画は成功するのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、ルーシィ、ティア、俺はちょっと出かけてくる!」

 

「わかった!あたしはせっかくだからウルティアともう少し話してる」

 

「セレナ今日は帰ってくるのかしら?夜ご飯は?」

 

「今日は大丈夫だ!俺にはメイドが待っている!」

 

 ゴッドセレナは、それだけ言うとウルティアの家から出ていくのだった。

 

「ねぇ?やっぱりウルティアとゴッドセレナって?」

 

「……!?違うわよ!今のは!いつものことだから……ってもう!違うわよ!ルーシィ!?誤解しないでね!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 意気揚々に歩くゴッドセレナ。

 

「今日は、ついに俺専属のアイリーンメイドが待っている!」

 

 ウキウキとしながら、ゴッドセレナは鼻歌混じりに歩くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第21話~アイリーンのメイドご奉仕~


アイリーンのミニスカメイド服(谷間見える)を想像してください。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日、この時ゴッドセレナはずっと待ち望んでいた。

 

 そう、あのアイリーンがメイドとなって奉仕してくれるのだ。

 

 ゴッドセレナにとって、好都合の条件でなぜか、アイリーンがゴッドセレナ専属のメイドとなった。

 

 経緯や目的は分からないが、こんなチャンスを見逃さないのがこの男だ。

 

 ゴッドセレナは、指定された家に着くとチャイムを鳴らす。

 

 ガチャッと鍵が開く音を聞き、ゴッドセレナは胸の鼓動が高鳴るのを感じる。

 

「この瞬間を俺は待ち望んでいた」

 

 扉を開き、家の中に入ると

 

 ゴッドセレナの期待どおりに

 

「お帰りなさいませ、ご主人様」

 

 たわわな胸を大胆にも露にして、短いスカートのメイド姿のアイリーンがゴッドセレナを迎える。

 

 なんて、幸せなのであろう?

 あのアルバレス帝国の、緋色の絶望と呼ばれる大魔導師が今日、自分のためにメイド服を着てご主人様となんとも扇情的な感情になる。

 

「さぁ、お入りください」

 

 アイリーンに案内されて、彼女の部屋に入る。

 

 これからどんな事が起こるのか?

 もしかして、エロティックな奉仕もあるのか?

 

 期待に胸を踊らせてゴッドセレナは歩みだす。

 

「まだ、何もないのですが……さぁどうぞ」

 

 アイリーンは笑顔でゴッドセレナを迎え入れる。

 

 その笑顔の裏に何があるのかは何も知らずにゴッドセレナは意気揚々とする、

 

「お邪魔します……いやぁ~なんと美しい」

 

 ゴッドセレナは、アイリーンのメイド姿に心打たれ、感激する。

 

 今からこの美女が奉仕してくれるのか?

 

 そこで、疑問が1つ浮かぶ。

 メイドって何してくれるの?

 

 転生前の世界ではメイド喫茶なるものがあったが、行ったことはない。

 

 はたまた、本物のメイドを見たこともない。

 あるとすれば、夜の行為のコスプレぐらいであろうか?

 

 何はともあれ、期待しながらアイリーンの部屋に入る。

 

 すると、アイリーンは備え付けられたベッドに座り足を組む。

 

「ん?」

 

 何事かと思うゴッドセレナだったが。

 

「ご主人様、早速、ご奉仕をして差し上げましょう」

 

 アイリーンは不敵に笑う。

 

 ベッドに座るアイリーン。

 つまりはベッドの上でのご奉仕なのだろうか?

 

 ゴッドセレナは興奮する。

 全くもって良いのだろうか?

 

 お金も貰えて、こんな美女にご奉仕をしてもらえる。

 

 なんて、ラッキーだと。

 

「シャワー浴びた方がいいかな?」

 

 ゴッドセレナは、気遣いシャワーを先にと提案するが

 

「いいえ、構いませんわ……すぐに汗だくになりますから」

 

「それは……激しい運動ということで?」

 

「えぇ…………それでは、ご奉仕を始めましょう」

 

 

 

 ゴッドセレナの専属のメイド。

 アイリーンによる、ご奉仕が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら、ご主人様。舐めれるぐらい綺麗にしてください」

 

「は、はい!頑張ります!」

 

「もっと強く」

 

「は、はい!すいません!」

 

 人が舐めれるようにゴッドセレナは必死に拭く。

 綺麗にゴミがないように、四つん這いになりながら。

 

「ご主人様、角が汚れていますわよ」

 

「すぐに!」

 

 額から流れる汗を必死に拭いながらゴッドセレナは頑張る。

 

 

 床掃除を。

 

 

 

「どういうことだ?俺が知っているメイドのご奉仕とは?」

 

「ご主人様……口ではなく手を動かしてください」

 

 

 ゴッドセレナは、床掃除をしている。

 なぜかというと、引っ越したばかりで、キレイ好きなアイリーンは床の少しの汚れを嫌い、ご主人様ことゴッドセレナに磨かせている。

 

 はたして、メイドとは?

 

 普通、逆なのでは?

 

「メイドとは、良いものだな。そうは思わない?ご主人様?」

 

 必死に床を掃除しているゴッドセレナを見ながらアイリーンはニコリと笑う。

 

 正直、アイリーンのメイドという仕事への考えは違った。

 

「あの……アイリーンさん。これなんか違いません?」

 

「あら、何か間違ってるかしら?」

 

「いや、普通、逆なのでは?」

 

「私に床を掃除しろと?」

 

 アイリーンの眼光が鋭くなる。

 

「いえ……」

 

「だって、あれでしょう?メイド服を着た私にご主人様……つまりは貴方が必死にメイドの私に奉仕するのでしょう?」

 

「え…………」

 

「何か問題でも?」

 

「いえ……ありません」

 

 騙された。

 

 騙された!ゴッドセレナは後悔する。

 仕事内容を聞けば良かったと、ちゃんと内容を確認して契約すればと、激しく後悔する。

 

 

「私が見てあげてるのだから、頑張って床を磨きなさい」

 

「は、はい!」

 

 こうなってしまっては仕方がない。

 逆らったら怖そうだし。

 

 それに、ゴッドセレナはあることに気がついた。

 

 それは、床を必死に拭いていた時である。

 床を拭く体勢的に四つん這いになる、そして目線は低くなる。

 

 アイリーンは、ベッドに座り足を組んでいる。

 

 そこから導かれる答えは

 

 

「…………これはこれで、素晴らしい」

 

 ゴッドセレナは呟く。

 なぜならば、ゴッドセレナの目線の先にはアイリーンの美しい足が見える。

 

 アイリーンはミニスカート。

 生足を隠すようにソックスを履いているが、ミニスカートとソックスの間の太ももは生だ。

 

 絶対領域。

 

 ご主人様=アイリーンの奴隷となる価値は充分にある。

 

 それに、ミニスカートならではの、アイリーンの下着が見えそうで見えなさそうなチラリズムにゴッドセレナの胸は高まる。

 

 これはこれでご褒美だ。

 

 美しいアイリーンがメイド服を着ていて、ゴッドセレナを奴隷のように扱う。

 

 ご褒美だと……キツイ肉体労働の対価として、アイリーンの素晴らしい肉体を見ることができるのだから。

 

 

「あら、ご主人様?目線がいやらしいですよ?」

 

 アイリーンも分かっているのか。

 ゴッドセレナを挑発するように片足を伸ばして見えそうで見えない。

 

 高度なテクニックである。

 

 

「申し訳ありません」

 

「ほら、続けて」

 

 

 こうして、アイリーンとゴッドセレナ。

 

 メイドとご主人様。

 

 奇妙な関係が始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上から見たらもっと凄い!!」

 

 ゴッドセレナは、立ち上がりベッドに座っているアイリーンの谷間を上から見て、下も凄いが上も凄いと歓喜するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はたして、ゴッドセレナはアイリーンをハーレム計画に入れることはできるのか?

 

 

 

 

 

 

 、

 

 

 

 

 

 





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第22話~ミストガン尾行作戦~


ミストガン(女)イメージ画像、原作改変登場人物にてあるので興味ある方はどうぞ( ゚∀゚)つ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ……急がねば……アイリーン様にお仕置きされてしまう!」

 

 マグノリアの町をゴッドセレナは走っていた。

 専属メイドとなったアイリーンにおつかいを頼まれ必死に走る。

 

 少し遅れれば、お仕置きが待っている。

 

 あれ?メイドとは?

 それに、ゴッドセレナはアイリーンのことをアイリーン様と呼んでいる、数日のアイリーンのご奉仕により完全に上下関係が決まってしまった。

 

アイリーンのパシリとなった、ゴッドセレナは買い物を済ませて、いざアイリーン様の元へと帰るときだった。

 

 マグノリアの町で1人の人物を見つけた。

 

「…………あれは、ミストガン?」

 

 そう、妖精の尻尾の魔導師で謎が多い人物。

 ギルドでは、まったく見かけないが、なんとクレープ屋さんでクレープを買っている姿を目撃した。

 

「…………これは」

 

 ゴッドセレナのセンサーが反応する。

 これは、何かあると。

 

 それに、少しだけ気になることもある。

 

 前に1度だけ見かけたことがある。

 その時、あることに気づいた。

 

 匂いが違うのだ。

 

 ゴッドセレナは、滅竜魔導師、鼻が良く遠く離れた場所でも分かる。

 

 そして、今も違和感がある。

 

 転生者である、ゴッドセレナはFAIRY TAILの原作を知っている。

 

 つまりは、ミストガンの正体も知っている。

 

 ミストガン……エドラスのジェラール。

 

 目の前に居る、ミストガンが、ゴッドセレナが知るジェラール(エドラスバージョン)なら、興味がなかった。

 

 しかし、ゴッドセレナに興味を持たせるものが匂いだ。

 

 ミストガンの匂いは、ジェラールの匂いとは違う。さらには、男特有の匂いもしない。

 

 ミストガンからは女性特有の甘い匂いがするのだ。

 

「アイリーン様のお仕置きを覚悟せねば」

 

 ゴッドセレナは、覚悟を決める。

 アイリーン様のキツイお仕置きを受ける覚悟を

 

 同時に、ミッションスタートである。

 

 

 緊急クエスト

 【ミストガンを尾行せよ】

 

「ゴッドワクワクだ」

 

 ゴッドセレナによる、ミストガンへのストーキングが始まる。

 

 

 

 

 ミストガンは、クレープを買い終わると、大事そうに持ちながらそそくさと町の外へと向かって歩いていく。

 

 顔を隠しているため、人前では食べれないのであろう。

 

「ミストガン……意外と小さいか?」

 

 ゴッドセレナは、違和感その2に気づく。

 エドラスのジェラールならば、背丈もいっしょのはずだが、ちゃんと見ると小柄である。

 

 よく見ると細い気がする。

 

 とりあえずストーキングする。

 バレないようにミストガンをストーキングしているとマグノリアの町の外れにある森に来ていた。

 

 ミストガンは、綺麗な川が流れる場所に着くと大きめの岩に座る。

 

「………………」

 

 相変わらず無口であるが

 

 口元を少しずらすのを確認できる。

 

「ん?……やっぱり?」

 

 微かに見えるミストガンの口元を見てゴッドセレナはさらに頭を悩ませる。

 

 小さな口だと……。

 

 それに、艶々とした唇。

 

 ミストガンは、先程買ったクレープを食べる。

 小さな口で少しずつ、クリームが溢れないように

 

「………………あっ」

 

 ミストガンは、声を漏らした。

 気をつけてはいたが、クレープのクリームが溢れ服に付いてしまった。

 

 すぐに布で拭くが、結構な量を溢したのかベタベタになっている、よく見ると口元も、顔を隠しながらだから食べづらいのであろう。

 

 

「意外とおっちょこちょいなのか?」

 

 ゴッドセレナは、木の陰に隠れながら様子を見ている。

 

 すると、ミストガンは、ベタベタが、嫌なのか川に近づき、川の水で手を洗っている。

 

 綺麗好きなのだろうか?

 

「………………」

 

 川を見ながら何かを考えているミストガン。

 すると、周りをキョロキョロと見渡し誰も居ないことを、確認すると

 

「なっ!?」

 

 ゴッドセレナは、驚愕する。

 なぜならば、ミストガンは着ている服を脱ぎだした。

 

 きっと、水浴びだろう。

 特に驚くはずないことのはずだった。

 

 しかし、ゴッドセレナは、見てしまった。

 

 白く艶やかな肌、膨らみのある胸、丸みを帯びたお尻。

 

 そして、ミストガンはマスクを外す。

 マスクを外すと青い綺麗な長髪が、そしてとても綺麗な女性の顔が

 

 ミストガンは水浴びをする。

 そう、なんと、原作改変であろうか?

 

 男であるミストガンがこのゴッドセレナが転生したFAIRY TAILの世界ではミストガンは女性であった。

 

「…………なんて、綺麗で美しい」

 

 つい、ゴッドセレナは普通に呟いてしまった。

 

「…………!?…………誰!?」

 

 すぐさま、ミストガンは気づきゴッドセレナの方を見る。

 

 これは、ミスったと思いゴッドセレナは覚悟してミストガンの前に現れる。

 

「悪い……ミストガン、見かけたから気になって」

 

「…………貴方は…………!?」

 

 ゴッドセレナの姿を確認したミストガンは、ハッと気づきゴッドセレナに距離を縮めて押し倒す。

 

「……ゴッドセレナ。…………見たの?」

 

 押し倒されたゴッドセレナは、ミストガンの柔らかい胸の感触にドキドキしながら

 

「すまん、見た……丸見えだ」

 

 その言葉を聞いたミストガンは、自身の裸だということに気づきハッとした様子で顔が赤らんでいく。

 

「…………っ!?」

 

 すぐにミストガンは、ゴッドセレナから離れ置いていた杖を手に持ち

 

「ゴッドセレナ…………このことは、誰にも言わないで……」

 

 それだけを言って杖による魔法を発動させる。

 周りは霧に囲まれ、霧が晴れるとミストガンの姿は無くなっていた。

 

 

「居なくなっちった」

 

 ゴッドセレナは、唖然とする。

 ミストガンが女性であったこともそうだが、かなりの美少女であることに。

 

「フフフフフ…………ゴッドラッキースケベだ」

 

 突然のラッキースケベに遭遇できて喜ぶゴッドセレナ。

 

 同時に決める。

 ミストガンをハーレム計画に入れようと。

 

 おそらくジェラールの女性版なのだろうが、可愛かったから問題ない。

 

 

 その後、ゴッドセレナはミストガン(女)ハーレム計画の作戦を練るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人様?覚悟はできているわよね?メイドであるわたしを待たせたのだから?」

 

「……はい。覚悟はできています。アイリーン様」

 

 その後、アイリーンに土下座をしているゴッドセレナがお仕置きをされた話しはまた別の時に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第23話~行方不明のゴッドセレナ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………帰って来ない」

 

 1人呟くのはウルティア。

 ウルティア以外誰も居ない家。

 

 普段ならヒモ男であるゴッドセレナが我が物顔で居座っているのにしばらくの間、家には居ない。

 ちょくちょく、他の女の子の家に居ることもあるが居なくて数日ぐらい。

 

 しかし、今回は長い。

 ギルドにも顔を出さず、他のギルドメンバーにも聞いてみたが誰も見ていないという。

 

「珍しいこともあるのね……依頼に行ってるのかしら?」

 

 ゴッドセレナが長期の依頼。

 ありえない。

 

 めんどくさがりで、女の子に寄生している男だ、真面目に依頼をする可能性は低い。

 

 誘拐?

 

 ありえない、あんな変態を誘拐する物好きが居るはずもない。

 

「…………腹立つはね」

 

 本来、居なくて清々するはずだが、連絡もなく音信不通になるのも、これはこれで腹が立つ。

 

「ダメダメ!何で私があの男の心配をしなくちゃならないのよ!ムカつく!」

 

 

 そんな時であった、ウルティアの家のチャイムが鳴る。

 

「やっと、帰ってきた……あんた、どこで何やってたのよ…………って、ミラ?」

 

 ウルティアが扉を開けると、目の前にはミラジェーンが立っていた。

 

「ウルティア!セレナは居るか?」

 

 どうやら、ゴッドセレナに会いに来たようだ。

 

「残念だけどしばらく来てないわよ」

 

 ウルティアは、正直にゴッドセレナの不在を伝える。

 

「そっか……探してるんだけどどこにも居なくてさ」

 

「その辺で転がってるんじゃない?」

 

「相変わらず、セレナに対して冷たいな……なんで、ウルティアの家ばっかり居るんだよ?わたしのところに来れば可愛がってやるのに」

 

 ミラジェーンは、若干イライラしながら髪を弄る。

 

 本当になぜ、私のところばかりに来るのだろうか?歓迎しているミラジェーンのところに行けばいいのにと内心ウルティアは思うのだった。

 

「なぁ、ウルティア今日暇だろ?」

 

「えぇ……まぁ、特にはやることはないけど」

 

「ならさ、セレナ探しに行こう!2人で探した方が見つかりやすいし」

 

 ミラジェーンの提案にウルティアは嫌な顔をする。

 

 休日にあの変態を探しに行くのは嫌だ。

 

「ほら!行くぞ!」

 

 ミラジェーンは、ウルティアの手をとり無理やり外に連れ出す。

 

「ちょっと!私はまだ、行くとわ」

 

「いいから!」

 

 ウルティアは、強制的にミラジェーンに連れられてマグノリアの町へと出るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウルティアとミラジェーンがゴッドセレナの捜索してから、数時間後。

 

 何やら、町が騒がしい。

 

「騒がしいわね?」

 

「ん?ちょっと行ってみるか」

 

 ウルティアとミラジェーンは、ざわついている場所へと向かう。

 

 

 人混みを抜けて2人の目に入った光景は。

 

「ご主人様、ちゃんと歩きなさい」

 

「はい!申し訳ありませんアイリーン様」

 

 首輪と鎖に繋がれた、四つん這いのゴッドセレナがメイド服を着た女性が鎖を持ちながら歩いていた。

 

 まるで、犬の散歩である。

 

「ご主人様、散歩に行きたいと言ったのは貴方ですよ?」

 

「アイリーン様に散歩に連れて行ってもらい大変光栄でございます」

 

 

「………………」

 

「………………」

 

 ウルティアとミラジェーンは、唖然とする。

 何の冗談なのだろうか?

 

「……羨ましいな」

 

 ポツリとミラジェーンが呟く。

 その言葉にウルティアは、言葉を失くすが、そういえばミラジェーンは昔からドSなのだと思い出す。

 

「ミラ……どうする?声はかけたくないわよ?変態と同じだと思われてしまうわ」

 

 それだけは、絶対に阻止しなければ、同類と思われるのは嫌だ。

 

「わたしも賛成かな…………でも、面白そうだから尾行してみよう」

 

 ミラジェーンは、まるで子供がおもちゃを見つけたかのような笑みで笑っている。

 

 こうして、2人は謎のメイド美女と犬となったゴッドセレナの後をついて行くのだった。

 

 

 

 

 

 マグノリアの美しい風景の町並みを1人のメイド美女と変態が散歩をしている。

 

 飼い主と犬。

 

 2人は、行く宛目なくただ散歩をしている。

 

 周囲の目は冷たく、ヒソヒソ話をしている、マグノリアの住人達。

 

 

 そんな、2人を尾行する美少女2人。

 

 

 今日もマグノリアは、平和である。

 

 

 

 この後、美しいマグノリアの町が幽鬼の支配者によって破壊されるとは知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の夜。

 

「ティアただいま……」

 

 疲れきったゴッドセレナがウルティアの家に帰ってきた。

 

「………………」

 

「なんで無視!?それはそうと、ティアメイドとはとても良いものだな……今度、俺のメイドになって散歩してくれないか?」

 

 何かに目覚めたゴッドセレナ。

 ただ、ウルティアの視線は冷たい。

 

「……嫌よ。変態」

 

 

 こうして、ゴッドセレナのプチ家出は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幽鬼の支配者のギルド。

 

「皆さん、準備はよろしいですね?」

 

 ギルドメンバーが集まるなか1人の男が告げた。

 

「問題ないぜ、マスタージョゼ……ギヒッ、早く暴れてぇな」

 

 黒髪の青年がギヒッと笑い鉄をかじる。

 

「ルーシィお嬢様!僕が必ずお助けします!」

 

「ジュード様のため、この任務果たして稼がせてもらうよ」

 

 銀色の髪の美少女と金色の髪の美青年が何かを決意するように覚悟を決める。

 

 

 

「さぁ、妖精狩りの始まりだ」

 

 

 

 

 幽鬼の支配者が動きだす。

 ルーシィを巡って

 妖精と幽鬼の戦いが始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





アイリーン様の奴隷になりたい同士は挙手を


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第24話~幽鬼の支配者~

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウルティア!セレナ!ギルドに来い!」

 

 それは、ある朝のことであった。

 ウルティアの家のチャイムが鳴り、出てみると焦った表情のエリックが居た。

 

 久しぶりにエリックを見た気がすると思いながらもゴッドセレナはあくびをしながら

 

「どうした?エリック?そんなに慌てて?」

 

「何よ……朝早すぎるわよ」

 

 寝ぼけ顔のゴッドセレナと、薄着姿のウルティアが2人同時に出てくる。

 

「…………お前らやっぱり……」

 

「エリック?シバくわよ?」

 

「実は熱い夜をティアと共に…………ぐへっ!」

 

 ウルティアの肘打ちがゴッドセレナに炸裂する。

 目が覚める一撃だ。

 

 

「ギルドに来い!ギルドがやられた」

 

 いつもは冷静沈着のエリックが慌てている。

 珍しいこともある。

 

 ゴッドセレナは思うのだった。

 ついでにエリックは楽園の塔に居た時は可愛らしかったのに成長すると可愛らしさが無くなったなと思う。

 

 

 とりあえず、準備をしてエリックとウルティア、ゴッドセレナは妖精の尻尾のギルドに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………私達のギルドが……」

 

「昨日の夜らしい」

 

 ウルティアは、ギルドを見て絶句する。

 妖精の尻尾のギルドは巨大な鉄の棒が数本突き刺さり半壊状態である。

 

 みんなの思い出が詰まった大切なギルド。

 それが、無惨の姿になり、それを見るウルティア、エリックの怒りから手に力が入るのだった。

 

「……………………」

 

 ゴッドセレナとはいうと、無言でギルドを見つめていた。

 

 そして、考えていた。

 

 ついにやって来たかと。

 

 転生したゴッドセレナは、FAIRY TAILの原作を知っている。

 

 そろそろ、幽鬼の支配者が動き出すのではないかと思っていたが、まさかこんなタイミングとは。

 

 狙いはルーシィであろう。

 

 転生した世界での初めての大イベント。

 ゴッドセレナは、不謹慎に思いながらもやっぱりFAIRY TAILの世界に来たのだと実感するのだった。

 

 何はともあれ、起こってしまったのだから仕方ない、原作改変の可能性も高いが、やれることはやろうと決めるのだった。

 

「なぁ……エリック。しばらく、アクア誘ってルーシィに付いててもらえるか?」

 

 ゴッドセレナはエリックに頼みごとをする。

 

「ルーシィに?どうしてだ?」

 

「何か嫌な予感するんだよ……頼むエリック」

 

「仕方ねぇな……こういう時のお前の予感は当たるんだよな……アクアに声かけてくる」

 

 エリックは、走りながらアクアを探しに行ったのだった。

 

 エリックはふと思う、こんな時にセレナの心の声が聴こえればとセレナが何を考えているのかが分かるのにと…………。

 

 エリックの聴く魔法はゴッドセレナには効かない。

 なぜならば、ゴッドセレナの心の声を聴こうとすると

 

 (おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、エルザのおっぱい、おっぱいおっぱい、ミラのおっぱい、おっぱい、おっぱい、ウルティアのおっぱい、おっぱい、おっぱい)

 

 と、おっぱいしか聴こえてこないからだ。

 

 だから、エリックはゴッドセレナの心の声を聴くことを諦めたのである。

 

 

 エリックを見送りながら、ウルティアとゴッドセレナは、半壊したギルドの中に入る。

 

 中には妖精の尻尾の魔道師達が集まり、何か騒いでいる。

 

「じっちゃん!俺は納得いかねぇよ!幽鬼の奴らに俺達のギルドがやられたのに!」

 

 マスターに詰め寄るのはナツであった。

 人一倍、ギルドが大好きなナツは怒り心頭で今すぐに幽鬼の支配者の連中を倒しに行こうとマスターに言っている。

 

 そう、今回、ギルドを襲撃したのは、幽鬼の支配者(ファントムロード)の連中だ。

 

 おそらく、ギルドを襲撃したのは、鉄のガジルであろう。

 

 

 ナツを止めるようにジェラールがナツを制する。

 

「ナツ!マスターにも考えがある。今はマスターの言うとおりにしよう」

 

 こんな時は頼りになる兄貴肌のジェラール。

 マスターが居ないときはよく、エルザと共にみんなのまとめ役だ。

 

「ジェラール!悔しくないのかよ!」

 

「悔しいさ!俺達の大事な家だ!悔しいに決まっている!」

 

「ナツ、ギルドをやられ、悔しいのはみんな同じなんだ……今は様子を見るしかない」

 

 ナツ、ジェラール、エルザとみんな、大切なギルドを思う気持ちは同じだ。

 

「まぁ、やられたのはボロ酒場じゃ……そう、熱くなるな……今は様子を見るしかない」

 

 マスターマカロフは皆に伝える。

 

「それにの、半壊したギルドも……おっ!ちょうどウルティアが来たの」

 

 マカロフは、ウルティアにこっちにおいでと手招きする。

 

「分かっているわマスター。…………時のアーク!」

 

 ウルティアは、マカロフの考えを呼んで時のアークを発動させる。

 

 すると、半壊したギルドは以前の姿のように戻っていく。

 

「ウルティア、すまんの」

 

「いえ、大丈夫です」

 

 ウルティアの時のアークの力によりもとに戻ったギルドにて話しは続いた。

 

 

 話し合いの結果。

 

 幽鬼の支配者の襲撃がある可能性があるため、しばらくはギルドメンバー同士で固まって行動することになったのだった。

 

 

 

 

 

 みんなが話し合っている時、ゴッドセレナは離れた場所で考えていた。

 

 

「…………このままだと……レヴィちゃんが危ないんだよな……ついでにジェットとドロイも……」

 

 この先、鉄のガジルの襲撃でレヴィ、ジェット、ドロイが負傷する。

 

 その事を知っているゴッドセレナは、悩む。

 

 可愛いレヴィちゃんがボコボコにされるのは見逃せない……知ってて見逃すのも後味が悪い。

 

 しかし、変に原作改変するのもよくないか?

 

 ゴッドセレナは、悩む。

 

 レヴィ達の件で妖精と幽鬼の抗争が始まる。

 

 男なら放っておいたがレヴィちゃんは可愛い女の子…………。

 

 しばらく、考えたゴッドセレナは

 

「仕方ない……俺がボコボコにされるか……」

 

 1人、何かを決めるのだった。

 

 

 

 

 

 妖精と幽鬼の抗争は幕が上がる。

 

 果たしてどんな未来になるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 





幽鬼の支配者編はオリジナル展開全力で行きます!

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第25話~磔のゴッドセレナ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんて、清々しい……朝なんだ」

 

 今日の天気は晴天。

 気持ちの良い、暖かな風と太陽の光にゴッドセレナは目が覚める。

 

 外で寝たのは久しぶりだ。

 

「そうは思わないか?ジェット、ドロイ?」

 

 ゴッドセレナは、両隣のジェットとドロイに声をかける。

 

 2人ともまだ、気絶している。

 

「こんなこと人生でなかなか無いよな……貴重な体験だ」

 

 ゴッドセレナは、貴重な体験をした。

 

 昨日の夜、ジェットとドロイと共に歩いていると鉄のガジルに襲撃された。

 

 

 

 

 

 

 昨日の夜

 

「珍しいな!ゴッドセレナが俺達と一緒に居てくれるなんて!」

 

「凄い、組み合わせでレヴィに自慢できるぞ!」

 

 そう、ゴッドセレナは、ジェットとドロイを誘い、夜の町を歩いていた。

 

 ちなみに可愛いレヴィちゃんには、ルーシィが呼んでいるとルーシィの家に送った。

 

 これで、レヴィちゃんのボコボコルートは回避できた。

 

 ジェットとドロイには申し訳ないが、自分と一緒にボコボコにされてしまうが本当に申し訳ない。

 

 1人は寂しいから。

 

「たまにはいいだろ?今日は仲良くしようぜ」

 

 ゴッドセレナは、心の中でジェット、ドロイ、ごめんなと謝りつつ、奴をガジルを待つ。

 

 

 そして、時は来る。

 

「ギヒッ!つまらねぇな!せっかく壊したギルドが元通りで……妖精は売られた喧嘩も買えねぇのか?」

 

 喧嘩上等、ガジルの登場である。

 

「てめぇら、妖精のケツだろ?悪いが新しい喧嘩を売る材料になってもらうぜ?」

 

「お前は鉄のガジル!」

 

「レヴィが居なくてよかったぜ」

 

 ジェットとドロイも何かを察したようだ。

 2人ともゴッドセレナをチラチラ見る。

 

 ゴッドセレナ頼りであろう。

 

「お前がガジルか?ギルドの仇はとらせてもらうぞ」

 

 とりあえず、それっぽいことを言っておく。

 

「何だテメェは?知らねぇ顔だな」

 

 露出が多くないゴッドセレナはあまり知られていない。

 

 そして、ゴッドセレナは手加減というか無抵抗のまま、ジェットとドロイと共にガジルにボコボコにされるのだった。

 

 

 

 

 回想は終わり、見事に磔のゴッドセレナの誕生である。

 

 

「磔なんて人生で起こることじゃない…………いい体験だ」

 

 磔にされたゴッドセレナはこれもいい体験だとポジティブ思考である。

 

 当然、ボコボコにされ体は痛い。

 ほとんど無抵抗のサンドバッグ状態だったので意外と怪我をしている所もある。

 

 仕方ない……これで、可愛いレヴィちゃんがボコボコにされずに済んだのだから。

 

「本当にジェット、ドロイ……ごめんな」

 

 再度、同じく磔にされているジェットとドロイに謝りながら、誰かに発見されるまでゴッドセレナは待つのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………」

 

 ゴッドセレナは気絶しているふりをしている。

 ギャラリーが集まってきた。

 

 妖精の尻尾のギルドメンバー達も集まり、薄目で確認するとみんな驚愕の顔をしている。

 

 

「セレナ……お前ほどの者がやられたのか」

 

 怒りを露にするエルザ。

 可愛い顔が怖い顔になっている。

 

「昨日、珍しく見ないと思ったら……」

 

 珍しくウルティアも悔しそうな顔である。

 

「クソッ!幽鬼の奴ら!セレナをやりやがって!」

 

 怒り心頭のミラジェーン。

 

「セレナぁぁぁぁ!セレナぁぁぁぁ!」

 

 うるさいジェラール。

 

「酷い!セレナにジェット、ドロイ……」

 

 心配しているルーシィ。

 

「セレナ……ジェット、ドロイ……」

 

 涙を流すレヴィ。

 

「………………!!」

 

 怒りで言葉が出ないナツ。

 

 他にもギルドメンバー達が怒りに満ちている。

 

 そして

 

「すまん、通してくれ……ギルドの者じゃ」

 

 みんなの横を通り歩き現れたのは

 マスターマカロフ。

 

「ボロ酒場までなら我慢できたんじゃがな」

 

 マカロフの魔力で大気が揺れる。

 

「ガキの血を見て黙ってる親はいねぇんだよ…………戦争じゃ!!!」

 

 巨人の逆鱗に触れ

 

 今、妖精と幽鬼の戦いが始まるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、磔にされたゴッドセレナ、ジェット、ドロイは磔から助けられギルドに運ばれるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ギルドの療養専用のベッドにて

 

「…………セレナ、ジェット、ドロイ」

 

 涙目で3人を見つめるレヴィ。

 レヴィは考える、まさか自分の代わりにセレナが怪我をしたのではないかと

 

「……大丈夫よ、レヴィ。ジェットもドロイも男よ?それに……このバカも……すぐに良くなるわ」

 

 ウルティアが涙を溢れるレヴィを抱きしめる。

 

「うん……うん……ありがとう、ウルティア」

 

 そんな、2人を薄目で見るゴッドセレナ。

 正直、心苦しいが、レヴィちゃんが怪我をした姿を見るよりはマシかと思うのだった。

 

 

 

「どうせ……油断してたんでしょ?マヌケセレナ……アホセレナ……バカ……」

 

 ウルティアに心配をさせてしまったか?

 薄目でウルティアの表情を見るが上手く見れない。

 

 君は心配してくれているのだろうか?

 

 と、思いながらもゴッドセレナはしばらく眠りにつくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ルーシィは、星霊のプルーと共に歩いていた。

 

「ファントム……なんて、最低の奴らなのかしら……セレナ、ジェット、ドロイ……大丈夫かな」

 

 ルーシィは、幽鬼にやられた3人を心配していた。

 

「ププーン」

 

 そんな時であった。

 ルーシィの前に2人の人物が現れる。

 

「ルーシィお嬢様!やっと見つけました!」

 

 銀色の長髪をポニーテールにしてメイド服を着ている美少女。

 

「ジュード様が心配しております……帰りましょうルーシィお嬢様」

 

 金色の髪でイケメンな美青年。

 

 突如として現れた2人にルーシィは固まる。

 

「……シェレン。……シリウス。……何で……ということは……お父様が……」

 

 ルーシィは、2人を見てある事実に気づくのであった。

 

 ルーシィの父。

 

 ジュード・ハートフィリアが関係していると

 

「ルーシィお嬢様!会いたかった!僕のお嬢様ー!」

 

 美少女でありながら、自分のことを僕と呼ぶ美少女。

 名をシェレン・ガーフィール。

 

「シェレン……待て。…………ずっと隠れてるつもりかい?」

 

 金色の髪の美青年こと、シリウス・ガーフィール。

 

 シリウスは、物陰の方を見て声をかける。

 

 

 すると、物陰から現れた2人。

 

「貴方達、幽鬼の支配者ですか?」

 

 現れたのはゴッドセレナにルーシィを護衛するように頼まれたアクアと。

 

「セレナの予感は当たったか……聴こえるぞ……ルーシィは仲間だ、連れて行かせねぇ」

 

 シェレンとシリウスの心の声を聴いたエリックは状況を理解して、2人の来訪者の前にアクアと共に立ち塞がるのだった。

 

 

 

 

 

 金、銀、毒、水、4人の滅竜魔導師のルーシィを賭けた戦いが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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第26話~金竜(レオーネ)、銀竜(フェンリル)~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アクア!エリック!どうしてここに?」

 

 ルーシィは、現れた2人に驚きながらも、2人の来訪者に警戒する。

 

「セレナに頼まれてな」

 

「エリック、この2人は?」

 

「アクア、気を抜くなよ?こいつら強いぜ?」

 

 エリックは、聴く魔法により2人の思考を読む。

 

 1人は、ルーシィに会えた喜びから、テンションが上がっており。

 

 もう、1人は、呆れながらも明らかな敵意が感じる。

 

「お前ら幽鬼の支配者じゃねぇな?だが、目的はルーシィか?」

 

 エリックとアクアは、ルーシィを守るように立ち、目の前の2人に備える。

 

「へぇ?俺達の考えが分かるのかい?なら、話が早いね……シェレン、俺達の邪魔をする奴らだ手加減は無用……俺は男の方をやる、シェレンは女の方を」

 

「お兄さま!了解!ルーシィお嬢様!待っててください、すぐに終わらして迎えに行きますので」

 

 どうやら、2人は兄妹のようであった。

 美青年が兄で美少女が妹。

 

「妖精の尻尾を舐めるなよ?アクア!」

 

「はい!」

 

 4人は戦闘態勢に入る。

 

「アクア、エリック!気をつけて!2人とも凄く強いから!」

 

 ルーシィは、知り合いなのだろう。

 来訪者の2人の強さを知っているようだ。

 

 

「イケメン野郎、覚悟しな?俺はエリック、毒竜(コブラ)だ」

 

 エリックは、共に居たキュベリオスの背に乗り、戦闘態勢に入る。

 

「威勢がいいね……じゃあ、俺も……俺はシリウス……金竜(レオーネ)」

 

 毒竜と金竜の 戦いが始まる。

 

 

 

「ルーシィは渡しません!わたしはアクア……水竜(ウンディーネ)行きます!」

 

「僕からお嬢様様を奪った、憎き妖精の尻尾!このシェレンがお相手する!銀竜(フェンリル)の名にかけて行くぞ」

 

 水竜VS銀竜。

 

 4匹の滅竜魔導師による、戦いが勃発するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、妖精の尻尾のギルドでは

 

 幽鬼の支配者のギルドに乗り込んでいった、ギルドメンバー達が戻ってきていた。

 

 

 しかし、皆の顔は暗く。

 焦っていた。

 

 なぜならば、エレメント4の1人。

 大空のアリアにより、マスターマカロフの負傷。

 

 マカロフは、魔力を枯れさせられ、命の危機になっていた。

 

 その後はすぐにポーリュシカさんの元へ

 

 

 

「マスターがやられてしまうなんて……俺の責任だ……」

 

 ジェラールは、落ち込む。

 一緒に向かい、一瞬の隙でやられてしまった。

 

「私にも責任がある……ジェラール、今は私達がどうにかしなければならない」

 

「あぁ……そうだな……エルザ」

 

 マカロフと共に幽鬼の支配者のギルドに乗り込んだ者達も負傷している。

 

 マカロフがやられた原因は

 

 ルーシィを、人質に取られ、油断したところをアリアの魔法でやられた。

 

 

 ルーシィが人質に。

 ということは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 4人の滅竜魔導師の戦いは決着がついていた。

 

 

 

「……ごめんなさい……ごめんなさい……私のせいで……ごめんなさい……ルーシィ……エリック……」

 

 涙を流しながら、謝り続けるボロボロのアクア。

 そして、その目の前には

 

 金で身体を固められ、その上から氷漬けにされた、エリックとキュベリオスの姿が

 

 

 エリックとシリウスの勝負は均衡していた。

 どちらが、勝ってもおかしくはなかった。

 

 だが、アクアとシェレンは違った。

 

 アクアの滅竜魔法は水。

 

 シェレンの滅竜魔法は銀。

 銀とは名ばかりの氷属性の魔法であった。

 

 水を扱う、アクアは完全に不利だった。

 アクアの魔法は、水……全て氷にされてしまい圧倒的な力の差に敗北。

 

 助けに入ろうとしたエリック。

 

 しかし、その隙をシリウスは見逃さなかった。

 

 金色の鱗粉がエリックとキュベリオスの体に纏わりつく。

 その瞬間、シリウスが滅竜魔法を発動させた。

 

「金竜の鱗粉」

 

 突如として、エリックとキュベリオスの体に纏わりついた金粉が固まる。

 

 動きは読んだが、時にすで遅し。

 

 動けなくなったエリックとキュベリオスにさらなるダメ押し。

 

「銀竜の粉雪」

 

 シェレンが発動させた魔法。

 銀色の粉雪がエリックとキュベリオスを氷の牢獄へと包むのだった。

 

「……くそっ……すまねぇ……セレナ……約束守れなかった…………」

 

 

 4人の滅竜魔導師の戦いは

 

 金竜(レオーネ)、銀竜(フェンリル)の勝利に終わったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 そして

 

「お嬢様、お待たせしました」

 

「さぁ、ルーシィお嬢様!一緒に帰りましょう!」

 

 2人はルーシィに迫る。

 

「嫌!あたしは行きたくない……!あたしの仲間を傷つけて!離して!」

 

 ルーシィは抵抗するが

 

「申し訳ありません……ルーシィお嬢様」

 

 シリウスは、ルーシィに一言謝るとルーシィを抱える。

 

「お兄さま!ルーシィお嬢様が怪我でもなされたら!」

 

「大丈夫……軽く気絶させただけだ……行くぞ、シェレン」

 

 シリウスとシェレンは、ルーシィを抱えその場を去るのだった。

 

 

「やっと、前の生活に戻れる!お嬢様!また楽しく、屋敷で暮らしましょうね」

 

「ジュード様に怒られなくてすむな」

 

 

 2人の正体は

 

 ハートフィリア家のメイドと用心棒。

 

 ジュード・ハートフィリアの2本の懐刀である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさい……ルーシィ……ごめんなさい……エリック……私が弱くて……」

 

 降り始めた雨に濡れてアクアは自分の弱さに押し潰されそうになる。

 

 

 そんな、アクアの元へ1人の人物が

 

「…………間に合わなくて…………すまない」

 

「………………」

 

 顔をマスクで隠した人物。

 

「……ミスト……ガン……?」

 

 アクアは突然現れたミストガンに驚くが、消耗激しく、倒れる。

 

 アクアを受けとめるミストガン。

 

「………………帰ろう……私達のギルドに…………」

 

 ミストガンは、エリックとキュベリオスにかけられた魔法を解き、アクア達を連れて霧に包まれる。

 

 その目には激しい怒りの眼光を灯して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





金属性って何となく予想できるけど銀属性は迷ったあげく銀という名ばかりの氷属性にしました。

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第27話~雷と霧~

 

 

 

 

 

 

 

 

 妖精の尻尾のギルド内では、ギルドメンバー達が騒がしく戦闘の準備をしていた。

 

 幽鬼の支配者のギルドに乗り込むが、マスターマカロフが負傷して妖精の尻尾は撤退。

 

 そして、同時にルーシィを2人組により誘拐されたが、後にナツの機転によりルーシィを奪還することに成功し無事にギルドに連れ帰った。

 

 今は、妖精の尻尾のギルドにて、対幽鬼の支配者の対抗策を考えている。

 

 

 そんな時、ミラジェーンがある男とラクリマにより通信していた。

 

「おい!ラクサス!てめぇ!何してやがる!?ギルドがマスターがやられたのにどこで何やってんだよ!?」

 

 ミラジェーンの怒号がギルド内に響き渡る。

 

「あぁ?何って?仕事してるんだよ?俺は?」

 

 ミラジェーンと会話をしていて、一方的に怒鳴られているのはラクサス。

 

「それによ……ジジイが始めた喧嘩だろう?何で、俺が尻を拭いてやらなきゃならねぇ?」

 

 ラクサスは、若干丸くなっているとはいえ、マスターマカロフとは、まだ疎遠になっている。

 

「だから!マスターがやられたんだ!孫のてめぇが、出ねぇでどうするんだ!?あぁ!?悔しくねぇのかよ!?」

 

「だから……俺には関係ねぇ。それに、ジジイが居なくてもロリババアとセレナが居るだろ?」

 

 ロリババアとは、妖精の尻尾の相談役であり、昔からラクサスを可愛がっているリーフィア・シーケンだ。

 

「相談役はダメだ……マスターがやられちまって、血相変えてポーリュシカさんの所に行った。それに、怒りで冷静な判断ができねぇだろ」

 

 マスターマカロフをとても大事にしている、リーフィアはマカロフが、やられ取り乱してしまった、正直今は頼りにならない。

 

「チッ……あのロリババア。…………セレナは?」

 

 ラクサスはリーフィアに呆れつつも、もう1人の人物の名を口にする。

 

「セレナは…………やられた……」

 

 ミラジェーンは、ポツリと呟く。

 その拳は強く握られている。

 

「……!?…………そうか……」

 

 ラクサスは、それだけを言って何か考えている。

 

「分かったな!ラクサス!!てめぇ絶対来いよ!!来なかったらシバいててめぇの大事なヘッドフォンぶっ壊すからな!!いいな!?」

 

 ミラジェーンは、ラクサスにお願いという、脅迫で迫り、怒りに任せて、パリンと通信型ラクリマを割ってしまった。

 

 ちなみにこの、通信型ラクリマはめちゃくちゃ高い。

 ルーシィの家賃より。

 

 

「どうだった?ミラ姉?」

 

 不安そうにミラジェーンに、話しかけるのはミラジェーンの妹のリサーナであった。

 

「リサーナ…………大丈夫だ……きっと来る」

 

 ミラジェーンはなんやかんや、ラクサスを信頼している。

 ヘラヘラしていたラクサスだが目は笑っていなかった。

 

 きっと来てくれると……ミラジェーンは信じる。

 

 

 一方、ミストガンを探しているカナは

 

「あぁ!ダメだ!占いでも、ミストガンの居場所わからない!」

 

 カナはカードを投げ捨て、頭を抱えている。

 

 妖精の尻尾は、マスターを失い、ゴッドセレナもダウンしている。

 

 幽鬼の支配者に対抗するには妖精の尻尾のS級魔導師を集めて対抗するしかない。

 

 本来であればもう1人の最強。

 ギルダーツも呼びたいが、連絡手段がない。

 

 

 ミストガンの居場所が見つからず、イライラしている時だった。

 

 

 ギルドの扉が開いた。

 

「アクア!……それに、エリック?」

 

 そばに居たジェラールが2人に駆け寄る。

 2人はボロボロで、気を失っているエリックをなんとかアクアが、背負いながらギルドに入る。

 

「どうした!?2人とも!?」

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……私のせいでルーシィが…………」

 

 アクアは泣き崩れ、ずっと謝り続ける。

 事情は先にナツが連れ戻したルーシィから聞いていたジェラール。

 

「アクア……大丈夫だ。ルーシィならナツが連れ戻してきた…………よく、頑張ったな」

 

 ジェラールは、アクアに優しく告げる。

 同時にルーシィが、奥から飛び出してきて

 

「アクア!エリック!ごめん……ごめんなさい!あたしのせいで……」

 

 ルーシィは、アクアに泣きながら抱きつき謝罪する。

 

「ルーシィ……ルーシィ!ごめんね!守れなくてごめんね!!」

 

 2人は泣きながら再会に喜ぶのだった。

 一方、気を失っているエリックはギルドメンバー達により、ゴッドセレナが居る医務室まで運ばれる。

 

「アクア、その傷でどうやって?」

 

 ジェラールが、アクアに質問する。

 

 すると、アクアは

 

「ミストガンがギルドまで運んでくれたの……私も途中で気を失っちゃったけど……気づいたら妖精の尻尾のギルドで」

 

「ミストガン……来てくれたのか」

 

 ジェラールは、安心したように一息つく。

 

「何か言っていたか?」

 

「ミストガンは、マスターの魔力を集めて来るって」

 

 

「アクア……私はマスターの魔力を集めて来る…………後は頼んだ…………」

 

 

 ミストガンは、その後、援軍が来ないよう幽鬼の支配者の支部を潰しながら、マカロフの散り散りになった魔力を集めている。

 

「そうか…………よかった………」

 

 ジェラールは、ミストガンに心の中で感謝を言うのだった。

 

 

 

 こうして、一応はラクサス、ミストガンに連絡は取れた。

 

 だが、まだ油断はできない。

 さらに妖精の尻尾のギルドメンバー達は、ジェラールを中心に幽鬼の支配者の対抗策を考えるのであった。

 

 





勝手な妄想だが、昔のミラさんのままだったら、ラクサス喧嘩口調で吹っ掛けられて嫌がりながらも素直に従いそう。


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