機械の龍と怪獣王 (ジェームズ・ヨシダ)
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出会い

新しく書き直しました。


機龍が前世の記憶を思い出したのは15歳の時だった。前世では自分は機械の怪獣で黒い怪獣と戦っていた記憶だった最初は思い出せなかったが徐々に思い出していき15歳の時には完全に思い出した。そうだ自分はゴジラに負けてたんだ奴に復讐をしてやるその事だけが彼女の頭の中にあった。

それからと言うもの高校を卒業した機龍は働きながらゴジラを探したのだが何の情報もなく前世の記憶だけで相手を探す事なんてほぼ不可能に近い事だったが彼女は諦めずに探し続けた。

 

 

 

 

「くそここにもいないのか」

 

機龍は時間がある時を見つけてはしらみ潰しにゴジラを探してはいたのだが何の情報もなければ奴を探し出す事なんて困難だった。しかしそれでも彼女は奴を倒すと言う目的を忘れはせずに生きていた。

 

「このまま奴が見つからなかったら私はどうすればいいんだ?」

 

そんなことを考えている彼女はふと誰かの気配を感じ取って後ろを振り向くとそこには誰かがいた、暗くて見えなかったが近づいてくると男だと言うのは分かった。外見は黒い服やズボンを履いており黒髪の短髪で黒い瞳をしていた。

 

「誰だ!?」

 

警戒をした機龍に男は声をかけた。

 

「俺が誰かなんて知る必要があるのなら教えてやるよ俺はお前が殺したがっている相手だ」

「何を言って・・・まさかゴジラか」

 

自らをゴジラというその男に機龍は戦闘態勢を整えると一目散に彼に向かっていこうとしたのだがゴジラはニヤリと笑みを浮かべると機龍の目の前に一瞬で近づいてきた。

 

「っな!!」

 

一瞬の動きで反応が遅れた機龍であったがすぐに腕でゴジラの攻撃を防ごうとしたのだが素早い動きでお腹にパンチを食らってしまう。

 

「ぐっ!!」

 

攻撃をくらう機龍だがそれでも踏ん張って一撃をゴジラにお見舞いしてやろうと彼女は考えたがしかしいくらパンチやキックをゴジラに食らわせようとするも彼に攻撃が当たる事は無かった。

 

「ど、どうして、どうして当たらないんだ」

「お前は鍛えていないな動きが素人だこんなの目を瞑っていても避けられる」

 

ゴジラは目を瞑って余裕そうに攻撃を交わし続けると空中で一回転をして彼女の後ろをとると彼の黒くて長く大きい尻尾が機龍の体を包み込んで締め上げた。

 

「っがぁ!!く、苦しい」

 

体を締め上げられた事で身動きが取れなくなった事に機龍は顔を歪ませた。尻尾は彼女の全身を包み込むようにまるで蛇のとぐろを巻いた様な感じで彼女の体を締め上げていた。

 

「さて、獲物を捕まえた蛇はこの後どうすると思う?」

「し、知らないわよ」

「相手を徹底的に締め上げるんだ、暴れさせて体力を消耗させるとそのまま相手を丸呑みにする、まぁ俺は人間だからな女を捕まえた後はどうするのかお楽しみだ」

 

機龍は捕まって逃げられない事に恐怖を覚えるもそれ以上にゴジラに何をされるのか見当もつかなかった。もしもゴジラが自分の女としての威厳を失われる様な事があれば自分はこいつに屈する事となる。

 

「ふ、ふん。お前がこの後私に何をしようとも私はお前になんか屈しないぞ」

「ほぉ、面白い」

機龍は睨みつけるとゴジラはほぉと言って尻尾を自分の顔に近づけさせた、当然締め上げられているので逃げられない彼女はゴジラの顔まで近づかれると彼の手が自分の頬に触れた。

 

「綺麗だ」

「う、うるさい!!」

 

機龍は頬に触れられた事で顔を赤くして顔を横にしたゴジラは更に顔をニヤつかせて顔を再び正面に向かせた。

 

「さてとどうするかこのまますぐに殺してやってもいいけど」

 

ゴジラは締め付けを強くすると締め上げられた機龍は顔を歪ませて必死に逃げ出そうとした。

 

「や、やめて苦しい」

「俺の番になるのなら殺すのは無しにしてやる」

 

顔を歪ませて息を荒くした機龍の顔を見ながらゴジラは言うと口に近づいてキスをし出した。

 

「ん、んん!」

 

ゴジラは舌を彼女の口の中に侵入させると彼女の舌に絡み付いた。逃げられもせず彼に舌を蹂躙されていく機龍は抵抗も出来ずに彼からのキスを受け入れていく。

 

「ぷはぁ!気持ちいいか?:

「ふ、ふざけるな!!お前のキスなんか気持ちよくないわよ」

 

キスを終えたゴジラは彼女の顔を見つめると目をとろんとさせた機龍だったがすぐに睨みつけようとするもそれは出来なかった。

 

「俺の番になるか?」

「誰がお前の番になるか!!」

 

フシャーーと猫の様に威嚇をする彼女だったがゴジラからしてみれば怖くもなんとも無かったので可愛いと言って頬を触った。

 

「まぁこの捕まっている状態じゃ何も出来ないからなあとは俺の家に連れ帰ってじっくり煮込む様に味見をしてやるよ」

「あ、味見だと!?お前に味見をされるくらいなら死んだほうがマシよ」

 

機龍はゴジラに食べられるくらいなら死ぬ方を選ぶというとゴジラは顎クイをして彼女を黙らせた。

 

「いいねぇもっと俺に抵抗しろ、その方が俺も燃えるんだよ」

 

機龍が睨みつけるもゴジラは気にしてはおらず彼女を尻尾で締め付けたままジャンプをすると自分の家に彼女を連れて帰って行った。

 



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愛の巣

機龍の外見は黄色い瞳にグレーの服とズボンを着ていて目の下に赤い線が入っている感じです。


ゴジラは機龍を尻尾で締め付けたまま自分の家に到着をすると彼女を布団の上に下ろした。

 

「わ、私をどうする気だお前の番にはならないぞ」

「いつでも言っていろお前は俺のものにするからな」

 

ゴジラのニヤつきに機龍は顔を歪ませるとゴジラは彼女の手首を尻尾で巻きつけるとそのまま少しだけ上にあげた。

 

「や、やめろ」

「嫌だねやめないぞ、お前を拷問して何処が弱いのか確かめる必要がある」

 

ゴジラは機龍の首筋を舐め上げると味見をしているようだ、ここで食べられる訳にはいかない機龍は当然抵抗をするのだが手首を拘束されているので足だけをバタバタさせているだけだった。

 

「ほぉイキがいいな」

「こ、これ以上お前に喰われてなるものか!!」

 

睨みつける彼女だがゴジラには聞かないので意味はなくそれどころかゴジラをより興奮させた様でそのまま彼女はベットの押し倒すとゴジラは機龍の服を脱がし始めた。

 

「な、何をするんだ!!この変態め」

 

機龍はこれから起こることを理解したのかゴジラを変態といい逃げられもしないのに必死に逃げ出そうとしていた。当然ゴジラは逃すつもりは無いらしく服を脱がして胸の見えた機龍を見て舌を出した。

 

「いい胸だな、これが今から俺の物になると思うとゾクゾクしてきた」

「う、うるさい!!私の胸は安くないぞ」

 

機龍の胸は大きくもなく小さくもないサイズでゴジラは嬉しく思ったが機龍からしてみればいい思いではなくただ今から彼に蹂躙をされるのを待つだけだった。

 

「うぅ、あぁぁ///」

 

胸を触られた機龍は顔を横に向けて快感を悟られない様にした。しかしそれをゴジラは感じ取ったのか次には口を胸に近づけると胸を吸い上げた。

 

「中々うまいぞ」

「うぅ、うるさい///離れろ」

「離さないぞ、まだじっくり調べ上げないといけないのだからな」

 

機龍の顔を正面に戻すと黒い瞳が覗き込むと快感を得ている彼女の目はトロンとしていた。

 

「ま、まだするの?」

「当たり前だこれくらいで俺が満足すると思っているのか?」

 

胸の間からゴジラは顔を覗かせると機龍の顔を見つめた。彼女の顔は赤くなっており可愛かった。

 

「次は何処を攻めてやるか・・・」

「ヒィ!!も、もうやめてくれ頼むお願いだ」

 

機龍はやめる様懇願するもゴジラは聞く耳を持ってはおらず次々と彼女の体を攻略していき最終的に彼女はぐったりとして弱々しくなっていた。

 

「最後に聞くぞ俺の番になると言うのなら止めにしてやってもいいぞ」

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ、誰がお前の番になんかなるものかお前なんか嫌いだ絶対に逃げてやるからな」

 

機龍はここから逃げ出しやると豪語するとゴジラは機龍の首を掴むと目つきが変わった。

 

「あがぁ・・・やめろ」

「ほらどうした?逃げ出してみろお前は今死ぬかもしれない瀬戸際だ安心しろ力は緩めてある。と言ってもお前の首なんて力を込めれば一瞬で捻り潰せるけどな」

 

殺されるかもしれない恐怖に機龍は震えた、今ここで判断を誤れば確実に殺される何故ならゴジラは本気の目をしていたからだ。

 

「わ、分かったお前の言うことは聞く、お前の番にでもなるだから殺さないで」

「そうかそれはよかった」

 

機龍はゴジラの言うことは聞くと言って彼の番になる事を承諾したそれを聞いたゴジラはニッコリと笑みを浮かべて彼女の体を抱きしめた。

機龍にはもはや彼の好意を受け入れるしか選択肢はなかった。



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隣人

バトラ

ゴジラとは隣同士の隣人でモスラと暮らしている青年。性格はクールでしかもイケメンであるモスラの事が好きだが抱きつかれたりすると顔を赤くする。

モスラ

バトラと暮らしている女性で性格は優しくて可愛い。バトラとは仲良しでいつも一緒にいる。


「う・・・うぅ〜ん」

 

機龍は目を覚ますと起きあがろうとしたが何故か体が動かないでいた。その理由は分かっていたゴジラが自分の体を抱き締めているので動けないでいた。

 

「何よこいつ、さっさと退きなさいよ」

 

と言った機龍はゴジラをのかそうとして体を動かすのだがガッチリと抱きしめられているので逃げ出すのは困難に近かった。しかし彼女は突然動きを止めてしまう、それは自分の体が服を脱がされた裸の状態であり彼女は顔を赤くした。

 

「な、何よこれ!!」

 

たまらず機龍は大声をあげるとゴジラは目を開けて彼女の方を見た。

 

「どうした朝から?」

「どうしたも何も無いわよ!何で私が裸にされているのよ!」

「何って昨日お前を食べていたからな、まだ食い足りねぇから捕食させてもらうわ」

「ふ、ふざけるな!!私はお前なんかに捕食されるものか」

 

機龍は捕食されないように抵抗をするもゴジラは気にする事なく彼女を胸を触り感触を確かめた。

 

「っあ///、お前なんかが触れられる程私の胸は安くないぞ」

「ほぉ?だったら少しは抵抗をして見せるんだな」

 

ゴジラのニヤつきに機龍はイラッとして手足を使い逃げ出そうとするも完全にゴジラの体によって組み敷かれているので逃げ出すのは困難に近かった。ゴジラは機龍の体を朝から堪能すると1日の活力を得ると同時に夜も楽しみにしていると彼女の耳元で言って布団から起き上がった。

 

 

 

 

 

 

 

機龍はゴミ出しのため玄関から外に出るとゲッソリとした顔つきとなっていた。

 

「あ、あいつめ朝から私を堪能するな」

 

朝からされるだけされてそれが一生続くのかと思うと気が進まないでいた。しかしあの時番になると言わなければ殺されていた可能性もあるので言う事を聞いていればいいのだろうと考えながらゴミ出しを終えた彼女は部屋に戻ろうとした。

 

「それにしても外見はこんな感じなのね」

 

彼女が見た部屋の外側は2階建てのアパートで自分がゴジラと暮らしているのは2Fの奥から2番目の部屋だった、階段を登り部屋に入ろうとしたその時一番奥の部屋が空いて中から誰かが出てきたオレンジ色のショートヘアーをした女性で蝶々か何かをモチーフにした服を着ており水色の瞳が綺麗に機龍の視界に写った。

 

「あら?あなたは?」

「初めましてね私はこの部屋にいる男の番に強制的にされた機龍って言うのよ」

「そうなんだ、私はモスラって言うのよよろしくね」

 

モスラは笑みを浮かべると機龍の手を握るとブンブンと上下に振り回した。いきなりのハイテンションに機龍は困惑しているとモスラの後ろに現れた青年がモスラを止めに入った。

 

「おいモスラやめてやれよ困惑しているぞ」

「っあ、バトラさん」

 

モスラがバトラと呼んだ青年は日焼けした様な肌をしており黒髪の短髪で先の方が黄色い髪色となっており赤い瞳をしており黒や赤色が混ざった服を着ている。

 

「ほぉあいつにも春が来たんだな」

 

バトラは機龍をみるとゴジラにも春が来たんだなと思いこんだ。

 

「あんた達には分からないでしょうね、昨日の夜や朝にはあいつが獣になって・・・」

 

機龍は先程のことを思い出してか遠い目をするとバトラとモスラは何とも言えない表情となった、これからよろしくねとモスラに言われたので機龍もよろしくと言って彼女は部屋に入った。



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誕生日

ゴジラは朝から機嫌が良いのか鼻歌を歌っておりウキウキ気分でいた。

 

「何なのよあいつ・・・」

 

機龍はそんなゴジラを見て呆れた目をして皿洗いを続けた。

 

「機械♪♪、今日は何の日かわかるか?」

「知らないわよ」

「教えてやるよ今日は俺の誕生日だ」

「あっそう」

 

ゴジラはウキウキ気分のまま機龍に話しかけると今日は自分の誕生日だと言ったのだが彼女は冷たくあしらうと皿洗いを終えてこたつに入った。

 

「何だよせっかく夫が誕生日を迎えるんだ、何かプレゼントでもしてくれないのかな?」

「お前に渡すプレゼントは無い!!」

 

ゴジラは機龍に抱きつこうとしたが彼女は肘を使ってゴジラに攻撃を加えようとしたが彼は彼女の攻撃を受け止めると笑みを浮かべていた。

 

「可愛い妻が誕生日を祝ってくれたら俺は嬉しいのにな」

「うるさいわね!お前の誕生日なんか祝わないわよ」

 

機械は立ち上がると買い物に行く為に上着を着て家を出ようとした、何かプレゼント買ってくるのかとゴジラは問いかけると彼女は何も買ってこないわよと言ってドアを閉めた。

 

 

 

「全くあいつめ、誰がお前の誕生日なんて祝うか」

 

機龍は街中を歩いて何を買うのか考えているとふと目の前にマフラーが売られてあるのを見つめた。色々な色があり特に黒色のマフラーに機龍は見つめた。

 

「これ・・・あいつにいいかも」

 

何かを感じ取った機龍は黒色のマフラーを購入すると残りの買い物を済ませて家に帰るとマフラーの入った袋を見てゴジラは指を刺した。

 

「何だそれ?」

「マフラーよ・・・・・・お前の誕生日プレゼント、有り難くもらっておきなさい」

「っお!!まじか」

 

ゴジラは袋を開けて見てみると黒色のマフラーで彼は喜んだ。早速ゴジラは首にかけると笑顔になった。

 

「やったー!妻からの贈り物だ嬉しいな大切にするよ」

「安かったから買ってきただけよ、それと今日は腕によりをかけて作るから楽しみにしていてよね」

 

ゴジラはマフラーを喜んでくれたので機龍は小声で良かったと言うと夕食は豪勢にしようと思い大量の唐揚げや買ってきた冷凍ピザに今から作るケーキの下準備をして夜までに作り上げた。

 

 

夜になるとテーブルには豪華な食事が並べられてこれにはゴジラも驚きを隠せなかった。

 

「これお前が作ったのか?」

「何よ文句があるなら食べないで良いわよ」

「いいや全て俺が食うからなお前にはやらない」

「準備したのは私よ!!少しくらい残しておいてよ」

 

ゴジラは全部自分が食べると言ったので機龍は少しは残しておけと声を荒上げると彼女はケーキに手を付けた、シンプルないちごのホールケーキで作っている最中にゴジラがイチゴをつまみ食いした時には殺意のこもった目を機龍は彼に向けておりつまみ食いはするなとオーラを放っていた。

 

「いやぁ〜食った食った、ケーキうまかったぞ」

「それはどうもまたクリスマスの時にでも作ってあげるから」

「やったー!!今から楽しみ」

 

ゴジラはケーキはおいしかったと言うと機龍はまたクリスマスの時にでも作ってあげるからと言った、それを聞いたゴジラは今から楽しみと言って笑みを浮かべた。

 

「さてと片付けてお風呂に入らないと」

 

機龍は皿洗いをするべく立ち上がるととゴジラも手伝うと言って皿を持ってキッチンに持ってきた。先に風呂場に湯を張っておき皿を洗うと2人でやったのですぐに終わってパジャマを用意した機龍は先に入ると言ってお風呂場に向かった。

 

「良かったあいつにあげたマフラー喜んでもらえて。クリスマスには何をあげるのか考えないと」

 

と機龍はニンマリと笑みを浮かべながら湯船に浸かりゆっくりとお風呂に入った。

 

 



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デート

「デート♪デート♪」

 

ゴジラは笑みをこぼしながら機龍の腕を組んでおり彼女はすでに抵抗を諦めていた。朝に突然デートに行くぞと言われて何も言わせずに彼は彼女を連れ出してショッピングモールにやってきた。

 

「何で私をここに連れてきた?」

「何ってデートに決まっているだろ?お前と買い物をして可愛い服を着させるのが目的」

「ふざけないでよ私は帰るから」

 

機龍は帰ろうとするのだがゴジラはすぐに手を彼女の腰に回してグイッと近づけさせると機龍は顔を横にさせた。

 

「な、何よ・・・」

「お前は可愛いからどんな服を着せるのか迷うんだよな。メイド服とかチャイナ服とか」

「それってコスプレ用の服じゃないの!!誰がそんなのを着るって言うのよ」

 

機龍は怒るもそれを見たゴジラは顔をニヤつかせると彼女の頬を触って感触を確かめた。

 

「ほぅ?俺に逆らうって言うのか面白い」

 

とゴジラは言うとそのまま引きずるようにしてショッピングモールの中に入るとコスプレ用の服が置いてある店まで歩いて行き店内に入るとゴジラは早速服を選び始めた。

 

「これもいいな〜あとこれもいいな〜」

 

試着室で次々と服を着せていくゴジラに機龍はうんざりしたが色々な服を彼が選んで着れるのでそれはそれで楽しかった。

 

「これってどういう意味で選んだのよ?」

「メイド服は俺をご主人様呼びをしてもらいたい時用でチャイナ服は俺と戦うけど負けてしまい俺に食べられちゃうって訳で」

「どんなシチュエーションよ!!私は着ないわよ!!」

 

ゴジラはエッチなシチュエーションを考えておりそれを機龍に説明をすると自分は着ないわよと言ってメイド服とチャイナ服を戻すとふとウェディングドレスが目に入った。

 

「何だ?着たいのか?」

 

ゴジラの言葉に彼女はコクリとうなづくと試着室に入りドレスを切るとそれを彼に見せた。

 

「おぉ綺麗だな」

 

ゴジラは機龍に顎クイをすると彼女は顔を赤くしてゴジラの瞳を見つめた。

 

「何だお前が俺の瞳を見つめるなんて珍しいな」

「うるさい、お前が私に対して顎クイをするからだろう」

 

機龍は文句を垂れようとするのだがゴジラの顔を見ていると文句が出てこず最終的にはゴジラが可愛いと言って顎クイをやめてくれた。

 

「それでどれを買うのか決めたのか?」

「ん?全部買うぞそして夜にはその服を着てお前が俺に・・・」

「夜はしないわよ!!」

 

ゴジラは選んだ服を全部買うと言って夜が楽しみだというとそれにキレそうになった機龍だったが店内であった事もあり怒るのはやめて夜はしないわよと言って先に店から出ていった。



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メカゴジラ1

メカゴジラ

機龍と同じ銀髪の髪をしており俗に言うイケメンでゴジラとは昔からの腐れ縁で彼の相方を務めている。
機龍の事は何故ゴジラにこんな美しい女性ができたのか不思議だとよく呟いている。変装をすればゴジラと見分けがつかない程瓜二つとなる。



それと今回からゴジラと機龍の年齢を18歳から20歳に変更をいたしました。


ゴジラと機龍の隣(モスラとバトラとは反対側)の部屋にはメカゴジラという青年が住んでいる。彼はゴジラとは幼馴染で彼の仕事の補佐をしており飲みにもいったりするほどの仲だ。

 

「ほらゴジラ着きましたよ」

 

メカゴジラはゴジラを支えながら彼の部屋の前に着くとチャイムを鳴らした。するとすぐに機龍が出てきてメカゴジラからゴジラを受け取った。

 

「メカゴジラさん御免なさい。この馬鹿は酔いが覚めたら飲みすぎるなと叱っておきますから」

「えぇそれでお願いいたします全く飲み過ぎなんですよ」

 

メカゴジラはため息を吐くと部屋のドアを閉めたのだがその直後部屋の中から

 

「酒の口直しにちょうどいいなぁ」

「お、おい!!何するんだやめろ」

 

と何やら声が聞こえてきてメカゴジラは羨ましいとだけ言った。

 

 

 

「そう言えばメカゴジラは彼女とか作らないのか?」

 

バトラに言われた一言にメカゴジラは首をかしげた。

 

「私は彼女なんていりませんよ。1人の方が性に合っています」

「でも彼女とかはいた方がいいぞ可愛いし」

 

彼女はいらないと言う彼にゴジラはいた方がいいぞと言う。その言葉にメカゴジラは結構ですと言って仕事の続きをした。

 

そして仕事も終わり先に帰っていたメカゴジラはふと街灯の所に誰かがいるのを見つけた。

 

(ん?)

 

メカゴジラは誰がいるのかと見つめようとしたその瞬間姿が消えたと思ったら目の前に街灯にいた人物が現れた、手にはダガーナイフが握られておりそれをメカゴジラに向けてきた。

 

「っ!!」

 

彼は一瞬の動きでダガーナイフをかわすと後ろに下がって相手の外見を確認した。相手は女性で自分と主な銀髪の髪をしており赤いサングラスを掛けていた。

 

「あなたは誰ですか?何故私に攻撃を仕掛けてきたのでしょうか?」

「お前はゴジラだな?」

 

サングラスをかけた女性はメカゴジラの事をゴジラかと問いかけてくると何を言っているのか理解出来なかったメカゴジラは首をかしげた。

 

「一体何を言っているのでしょうか?私はメカゴジラですゴジラではありませんよ」

「そんな訳あるか!!お前はゴジラだろお前を殺してやるから覚悟しろ」

 

メカゴジラは説明をすつも女性はわかってはいないのか再び攻撃を仕掛けてきた。彼はため息を吐きながらも攻撃を受け止めると一瞬の動きで彼女の背後に回り込んだ。

 

「い、いつの間に背後に」

「うるさいですのでこのまま静かにしてもらいますよ」

 

とメカゴジラは女性を気絶させると彼女を抱えたまま自分の部屋に戻っていった。



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番外編イブの日にも

「クリスマスパーティをしたい!!」

 

というモスラの提案に最初機龍は断ろうとしたのだがゴジラがいいねーと言いやろうと乗り気となってしまったのでやる羽目となった。

 

「何だお前、やりたく無いのか」

「嫌じゃ無いけどどうせお前の事だから酔った私をお持ち帰りするだろ?」

「そうだなよく分かったな」

「お前ってやつは!!」

「ははは!!機龍は可愛いなー」

 

機龍はゴジラが酒に酔った自分をお持ち帰りするつもりだろうと聞くと彼はそうだと素直に言ったので彼女はゴジラに蹴りを入れようとして足をブンブン振ったがゴジラはそれを軽く避けながら機龍は可愛いと言っていた。

 

「ったく何やっているんだか」

 

バトラは喧嘩をしている2人を見てため息をつきモスラは苦笑いをしながらもパーティの準備をした。

 

夜になるとチキンやクリスマスケーキに様々なご馳走がテーブルに並べられて4人はクリスマスパーティを始めた。当然飲み物はシャンパンとなりモスラはそれを飲むと笑い始めたどうやら飲むと性格は変わるようだ。

 

「あははは〜〜機龍ちゃん面白いね」

 

絡み寄ってくるモスラに機龍はどうすればいいのかとバトラに助けを求めるため目を合わせようとしたのだがバトラは目を合わせようとはせずチキンに齧り付いていた。

 

(ちょっと!!あなたの彼女でしょ何とかしなさいよ!!)

 

機龍はバトラには何を言っても通じないと感じ取りゴジラに目を合わせるとやれやれと思ったのか立ち上がるとモスラを機龍から離れさせた。

 

「こらモスラ絡むならバトラに絡め俺の番に絡むんじゃねぇ」

「誰がお前の番よ!!」

 

ゴジラは機龍の事を番と言うと彼女は怒るのだがゴジラは聞く耳を持ってはおらず無視をして酔っているモスラをバトラに預けた。

 

「こいつ酒癖悪いんだよ。相手してやってくれ」

「嫌だ俺は今からこいつを朝まで骨抜きにする」

「はぁ!?嫌よ離しなさい」

 

機龍は今から骨抜きにされることを危惧してか暴れるも既にゴジラは尻尾を彼女の体に巻き付けているので逃げられもせずそのまま自分達の部屋に戻っていくとそのままゴジラは彼女を押し倒した。

 

「お前ってやつは今日はイブなんだぞ今日くらいはやめろ」

「え?やだ、イブの日だからこそいつもよりお前を堪能するんだよ」

 

機龍は食べられるわけにはいかなかったのか必死に抵抗をしようとするもゴジラは抵抗されるのを分かっておりそのまま手首を彼女の頭の上に拘束をしてどうやって食べようか考えた。

 

「さてどんな味がするのかな」

「う、うるさい今日こそはお前に負けないからな」

「言ってろ」

 

ゴジラは機龍を捕食するために口を大きく開けると彼女に食らいついた。

 

 



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新年

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


機龍は目を開けると既に年は明けており朝日が部屋の中に差し込んでいた。

 

「うぅぅ〜まさか新年からこんな目覚め方をするなんて」

 

機龍は顔を赤めながらベットから起きあがろうとしたのだがゴジラは逃さないつもりなのか彼女の腰に手を回して逃げられないようにした。

 

「ちょっと起きなさいよ」

「ん?あけましておめでとう」

 

目を開けたゴジラは機龍にあけましておめでとうと言いキスをしてきた。キスをされた彼女は当然のように何をするのよと言い怒ってゴジラと取っ組み合いの喧嘩を始めた。

 

 

 

「さてと新年早々お前を食べようかと思ったけど先に初詣に行かないといけないからな」

「ふ、ふざけるな///」

 

例の如く機龍はゴジラに負けてしまい尻尾で手首を頭の上に拘束をされた捕食されるのかと思ったのだがゴジラは食べるのをやめて先に初詣にいこうと言い一瞬で機龍を着替えさせるとそのまま外に出ていった。

 

 

 

 

 

近くの神社には人が大勢いて屋台も出ており賑わいを見せていた。

 

「人が多いわね」

「そうだな手を繋いで歩くか?」

「嫌よ誰がお前の手なんか握るか!!」

 

機龍は手を握るのが嫌だと言うと先に行ってしまいゴジラは可愛いと思いながらも追いかけていった。

本殿に着くと賽銭を入れて手を合わせて願い事を心の中で言った。

 

(今年も機龍と一緒にいられてたくさん食べられますように)

(今年こそはこいつにギャフンと言わせたいので神様の力をお貸しください)

 

チラリと機龍はゴジラの方を見た。

 

(まぁほどほどには懲らしめたいですのでそこの所はどうかよろしくお願いいたします)

 

とお願い事をした2人は本殿を出て屋台で何か食べようと思い探し出した。

 

「何か食いたいのあるか?」

「何でもいいわよ」

 

と機龍は言うのだがベビーカステラに目が行きゴジラが買うかと問いかけるとコクリと顔をうなづかせたのでゴジラはベビーカステラを購入すると一つ手に取り機龍の口の中に放り込んだ。

 

「ん!?美味しい・・・」

「そうか今度は口移しで食べさせてy「ふざけるなこのバカが」

 

口移しで食べさせてやると言いかけたゴジラに彼女はバカと言いベビーカステラを彼に押し付けた。

 

 

 

 

家に帰ってくるとおせちを食べて濁り酒を2人は飲んだ。

 

「濁り酒って苦いのね」

「そうか?俺は苦くないけどな」

「そりゃお前はいつも酒を飲んでいるから私は慣れていないのよ」

「だったら夜は飲むか?飲んで酔っ払ったお前を抱きしめながら眠るのは最高だぞ」

「私は飲まないわよ全くお前は新年からなんてやつなのよ」

 

機龍は酒を飲まないと言ってゴジラを睨みつけると彼はおぉ〜怖い怖いと言っておりそれにキレた機龍が取っ組み掛かったのは言うまでもなく再び彼に捕まりキスをされたりしたらしい。



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メカゴジラ2

少女は目を開けると彼女は手足を縛られており身動きが取れない状態となっていた。

 

「な、何が起きているんだ」

「あぁ起きたんですね」

 

少女は顔をメカゴジラの方に向けると彼は瞳を少女の顔に向けていて目を開けたことを確認した。

 

「私をどうする気だ。何も情報は吐かないぞ」

「えぇ別に情報は吐いてくれなくても結構です既に貴方の事は調べましたから」

 

メカゴジラはスマホを手にしながら既に少女の事は調べたと言った、すると少女は自分の正体がバレたのかと思うと顔を下に向けてメカゴジラの顔を見ない様にした。

 

「名前はガイガン、一流の殺し屋でこれまで何人ものターゲットを殺してきたフリーの殺し屋で今回のターゲットだったゴジラを殺そうとしていたら間違えて私を殺しそうになったと?フフフこれは傑作ですね」

「う、うるさい黙れ!!いいからゴジラの居場所を教えろ」

 

メカゴジラは自分とゴジラを間違えた事を笑いガイガンはゴジラの居場所を教えろと言うとメカゴジラはため息をついて声を出した。

 

「貴方は今の状況が理解できているのでしょうか?手足は縛られていて捕まっている状態で誰がターゲットの居場所を教えると思っているのでしょうか?」

「うるさい見ていろ今に抜け出してやるから」

 

ガイガンは抜け出そうとするとメカゴジラは彼女に近づいていき顎をクイッとさせて彼女の顔を見つめた。

 

「可愛いですねそそられます」

「だ、黙れ私は可愛くなんか」

「何を言っていますか貴方が可愛くなかったらあの時に私は貴方を殺していますよ。それに・・・」

 

メカゴジラはガイガンの足を触り感触を確かめると彼女は顔を赤くさせた。

 

「私の僕になるのなら君の命だけは助けてあげてもいいんだけどね」

「い、嫌よ誰が貴方の僕になんか」

 

メカゴジラは瞳を見つめていると自然と彼女も彼の瞳を見つめていた。

 

「いい子ですね」

 

そういうとメカゴジラは彼女の唇にキスをしていく。キスは最初は優しくしていく次第に奥深くにやっていきガイガンは息ができずに苦しくなっていく。

そして10分ほどが経過をするとメカゴジラはキスをやめてガイガンの顔を見てみると彼女は既に息を荒くしておりトロンとした目を彼に向けていた。

 

「この続きをしてほしいですか?」

「は、はいお願いいたします。私をいたぶってください私をめちゃくちゃにしてください」

「分かりましたそれでは貴方は私の僕にする事にいたします。と言っても別にぞんざいに扱う訳ではありません普段は私の部屋の管理をしていただければとそれに私の研究を手伝ってくれればいいですよ」

「そんな事はいいですから早く私を・・・」

「分かりましたそれでは」

 

メカゴジラはガイガンを自分のものにするとフフフと笑みを浮かべて彼女は盛大に捕食していった。



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お酒

お酒というのは実に嘆かわしいものだというのが機龍の考えであった。何故ならいつもゴジラがお酒を飲むといつもより激しく攻めてくるので機龍は腰をガクガク言わせてしまう。

 

「こんなのが一体何故美味しいのか理解できないんだが」

 

と彼女はテーブルの上に並べられている焼酎や日本酒などのお酒を見て考えるちなみにこれらはゴジラが飲むために買ってきたもので勝手に飲んだりしたら怒られるのを機龍は知らない。

 

「・・・ちょっとだけ」

 

とコップに日本酒を注ぐとその透明な色合いにおぉと彼女は驚く、コップを持ち一口だけ飲んでみると日本酒の美味しさが口の中に広がった。

 

「ん?!美味しいじゃない!!味がキチンと喉にまで届くし何でもっと早く飲んでおかなかったのかしら」

 

と日本酒を気に入った機龍はどんどん飲んでいきしまいには瓶の半分以上を飲んでしまう。彼女の顔は赤く目もトロンとしており完全に酔っぱらっている顔つきとなってしまった。その時玄関の扉が開きゴジラが帰ってくると部屋の特に機龍の顔を見て何かが起こっているのを理解はした。

 

「何をしているんだお前?」

「っあ、ゴジラだ〜」

 

彼は彼女に声をかけると顔の赤い機龍はゴジラを見ると抱きついてきた。

 

「お前何やって・・・この匂いまさか酒を飲んだのか」

 

ゴジラは抱きつかれたことに驚くも彼女の口から匂ってくる酒にため息を吐きそうになる。視線をテーブルに向けてみるとそこには半分以上無くなった日本酒がありそれを飲んだのだろうとゴジラは結論付けた。

 

「お前なぁあれは俺の酒だぞ勝手に人の酒を飲むなんてお仕置きが必要だな」

 

ゴジラは顔をニヤつかせた、いつもの機龍ならうるさいとか黙れとかいうのだが今の彼女にそう言ったことは見られず上目遣いをして体を抱きつかせて顔をすりすりさせてきた。

 

「ねぇゴジラ」

「何だ?」

「私をめちゃくちゃにして?」

 

いきなりの思いがけない言葉にゴジラの思考が固まる。しかしこれはまたとないチャンスだったいつものように無理矢理ではなく彼女からしてくるように言ってきたのだゴジラの気分は最高潮となり顔を近づけさせて耳元で囁いた。

 

「いいんだな?お前は今から丸呑みにされるんだぞ覚悟は出来ているんだな」

「出来ているわよいいから早くして」

 

機龍のムッとした表情にゴジラは分かったといい彼女をベットまで連れていきそのまま押し倒し服や下着を一瞬の速さで脱がしていく。

 

「さてとどこから攻めてやるか?」

「どこでもいいわよ」

 

顔を赤くする機龍にゴジラは首回りを攻めていった。野暮な噛みつきなどはせずにリップ音を立てたキスをしていき彼女の甘い声を堪能していく。

 

「中々上手ね」

「いつもお前を食っているわけじゃないからな」

 

次にゴジラは舌で舐め回していく、機龍の頬に舌で攻めらせるとヤダァという小声に気分はさらに上がっていった。

 

「酔いが回らないうちにケリをつけるか」

 

と言ったゴジラは次第にアグレッシブに動いていき機龍の体を堪能していく。対する機龍はされるがままゴジラからの行為を受けておりそのまま続けられていった。

 

 

 

 

「う、う〜ん私なんでベットに?」

 

機龍は目が覚めると自分が裸になっている事に気がついた彼女は声にならない叫びをあげて今までのことを思い出した。

 

「そ、そうだ私お酒を飲んで酔っぱらっちゃんだ、そしてあいつにめちゃくちゃにされて」

 

彼女は恐る恐るゴジラの方を見てみると彼はスゥスゥと寝息を立てており眠っていた。

 

「寝ているのね、とにかくこの体を洗い流さないと」

 

彼女はシャワーで体を洗おうと思っていた次の瞬間ゴジラの目が開きそのまま彼に引き込まれてしまった。

 

「な!!何するのよ」

「何って酒に酔ったお前をもっと見ていたいと思っていたらもう酔いが覚めたのか」

「そ、そうよ何か悪いの!?」

 

機龍はキリッとした目つきで睨みつけてゴジラを見るも彼は気にしていない様子で彼女の顔を覗き込んでいた。

 

「それよりもまた酒を飲まないのか?さっきのお前は可愛かったから俺は大歓迎だが?」

「ふざけるな!!誰が飲むものか!!」

 

 



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寒さを打ち勝つ為

ゴジラは冬になると寒がりとなり異様にベットから起き上がっては来ない、これは機龍からしてみれば普段から食べられているのでこのままベットから起き上がってこなければいいのだが朝ごはんもあるのでさっさと起きて欲しいものだった。

 

「ほらさっさと起きろ」

「・・・冬が終わるまで」

「冬眠のクマかお前は!!いいからさっさと起きろ」

 

掛け布団を機龍は引っ張るがそれでもゴジラは起きる気配を見せず膠着状態が続く。

 

「俺は寒いのが嫌いなんだこのまま寝かせろ」

「生憎私からしてみれば一緒ぷ寝ていて欲しいけど朝ごはんがあるんだ」

 

ついには降参をしたのかゴジラは眠そうな目をして起きあがってくる。

 

「顔を先に洗ってよね」

「はいはい分かってらぁ」

 

あくびをして洗面所に向かったゴジラは顔を洗うと頭もスッキリしてリビングにくると既に朝食を用意していた機龍は待っておりお互いにいただきますと言って朝食を食べ始めた。

 

「ったく朝のいらない労力を使ったせいで疲れた」

「おいおいこれから毎年冬にはあぁなるんだから今更なことを言うなよ」

 

朝から疲れたと言う機龍にゴジラは毎年冬にはあぁなると言ったのでさらに彼女は気が滅入った。

 

「何でお前は冬に弱いのよ?」

「前世の影響でな南極で20年くらいずっと凍らされていてそれ以来寒いのが苦手になった」

 

ゴジラは自分が寒さに弱くなった理由を言うと機龍はなるほどと言いお茶を一口飲む。

 

「まぁこれからは可愛い暖房器具があるからすぐに起きられるだろう」

「・・・ん?かわいい暖房器具ってなによ」

 

ゴジラの言ったかわいい暖房器具という言葉に機龍はん?と首を傾げる。

 

「何ってお前の事に決まっているだろ。これから律儀に目覚めてほしかったらお前を抱きつかせてくれたら素直に起きてやるよ」

「いやに決まっているじゃないのこのバカ!変態怪獣が」

 

機龍は顔を赤くしてふざけるなと言いゴジラを睨みつけると彼は彼女の顔に手を添えた。

 

「な、何をする気よ」

「かわいい妻が言う事を聞いてくれたら俺は普通に目を覚ますんだけどな」

「ふん、私はそんな事をしないわよ」

 

顔を横に向けた機龍にゴジラは可愛いという。

 

「とにかく明日からはちゃんと起きてよね、じゃないとメカゴジラに作ってもらったアブソリュートゼロを食らわせるわよ」

「いやマジでそれは勘弁してくれ」

 

機龍はメカゴジラに作ってもらったアブソリュートゼロで次は凍らせると言うとゴジラは頭を下げてそれだけは勘弁してくれと頼み込んだ。

 

「それはお前次第だからな(フフフやった主導権を握れそうね)」

 

ゴジラが寒いと言う弱点を知った機龍は主導権を握れそうだと感じると笑みを浮かべた。

 



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ギドラ族

薄暗い路地裏を1人の少女が歩いていた、ショートーヘアーの赤い髪色をしており赤い瞳をしている少女だ服はボロボロで何日も何も食べていないのか骨と肉だけの体になりつつあった。

 

「・・・お腹すいた」

 

ついには壁にもたれる形で行き倒れようとしたその時誰かが通りかかるのを感じ取った。そこにいたのは短髪で金色の髪色をしていて黄色い瞳をした青年で少女の姿を見ると駆け寄ってきた。

 

「どうした、そんな見窄らしい格好で一体何があったと言うのだ?」

「お、お腹がすいていて」

「そうか分かった」

 

青年は少女に理由を聞いてみるとお腹が空いていることを知った青年は彼女を抱き抱えるとどこかに連れていった。

 

 

 

 

 

 

 

青年が連れてきたのは商店のような建物で中に入るとカウンターに金色の髪に所々黒髪をした少女がいた、入ってきた青年を見てギョッとした。

 

「ギドラ様その女は誰なのですか?」

「ちょっと拾ってきてねこの子路地裏で倒れていた。それにお腹が空いているようだから何か食べさせてあげて」

「全く拾ってきたって犬や猫じゃないんですから」

 

カウンターにいた少女はため息を吐くと店の奥の方に消えていく、ギドラと呼ばれた青年も奥の方にいき布団の上に自分が背負っていた少女を下ろした。

 

 

 

 

「ここは?」

「気が付いたか気分はどうだ?」

「気分は上々だここはどこだ?」

 

金髪の少女は布団で横になっている少女気分はどうだと聞くと赤髪の少女は気分は上々だと言ってここはどこだと聞いた。

 

「ここはギドラ商店・・・まぁ俗にいう雑貨屋だ、私の名前はカイザーギドラだそれにあなたを助けてくれたのはキングギドラ様だ。後でお礼を言っておくのだな」

 

カイザーギドラと呼ばれた少女はここがギドラ商店という名前の雑貨屋だと教えてあげる。

 

「そうか私は助けられたのだな」

 

赤髪の少女は助けられた事にホッとしていると部屋の扉が開いてギドラが入ってきた。

 

「おぉもう大丈夫なのか?」

「心配をかけたようで申し訳なかった」

「ちょっとこの人はギドラ様よ!!口の聞き方に気をつけなさいよ」

 

少女は助けてもらったお礼を言おうと思っていたのだがカイザーは少女の口の聞き方が気に食わなかったのか怒った。

 

「まぁ良いカイザー、この少女は死ぬ寸前の所を助けられたのだ別に口の聞き方に関して俺は気にしていないぞ」

 

ギドラはカイザーに対して自分は口の聞き方に関しては何も思ってはいないと言うとそう言われたカイザーは黙ってしまう。

 

「それでお前はこれからどうするんだ?」

「それについてだが私はどこにもいく場所が無い、言うのは悪いがここにいさせてもらってもいいか?店の手伝いでも何でもする」

「それについてはだめy「いいぞ」え!?ギドラ様!!」

 

少女はどこにも行く当てがないと言ってここにいさせて欲しいと言う、当然それにカイザーが反対をしようとしたのだがギドラはいいぞという。

 

「ちょっとどうしてですかギドラ様」

「何を言っているんだカイザー、お前はこの子を夜道に放り出せる覚悟があるのかただでさえ夜は寒いんだから凍え死にでもさせたら嫌に決まっているだろ。それに最近忙しくなってきたkら新しいスタッフが欲しいと思っていた所だ」

「何ですかそれ・・・」

 

カイザーはギドラの決定にため息を吐きそうになるも何とか堪えて分かりましたと答える。

 

「それでお前の名前は何と言うんだ?」

「私の名前はデスギドラと言います、これからよろしくお願いいたします」

 

赤髪の少女はデスギドラと自己紹介をしてギドラ商店の一員となった。



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赤ん坊

機龍はいつもの様に朝のゴミ出しのため外に出るとブツブツ愚痴を言いながら階段を降りていく。

 

「ったく、あいつめいつもいつもやり過ぎなのよ。たまにはギャフンと言わせてやりたい」

 

ゴミ出し場にやってきた機龍はふと目の前にダンボール箱があるのを見つけた。

 

「ん?何かしらこれ今日は資源ゴミの日じゃないわよ、全く近所の人たちかしら」

 

ため息をついた機龍はダンボールを持ち上げてみるとやけに重いのを感じ取った。何が入っているのかと思い込み彼女は蓋を開けてみると

 

「え・・・・何よこれ」

 

そこには小さな赤ん坊がいた、目は開けておらずすやすや眠っていた。

 

「何で赤ん坊がこんな所に?って今はそんな事考えている暇じゃない!!」

 

機龍は何故ここに赤ん坊がいるのかと考えたが今は冬で朝は寒くこのままではいくら小さい赤ん坊といえど凍死をしてしまう慌てて機龍は段ボールを抱えて部屋に戻っていった。

 

「ゴジラ大変よ!!」

「うぉっ!!どうした!?」

 

部屋に勢いよく入ってきた機龍にゴジラは驚くが機龍はそんな事はお構いなく段ボールに入っている赤ん坊について説明をした。

 

「赤ちゃんがいたのよ段ボールの中に」

「何でそんな所にいるんだよ!!」

「私が知る訳ないでしょ、とにかく大家さんに連絡を取らなくっちゃ」

 

ゴジラはすぐに機龍を連れて下にある大家さんの部屋に向かうとチャイムを鳴らして中に入れてもらった。

 

「悪い、ムートーの旦那緊急事態だ」

 

部屋の中にいた大家さんことムートー夫妻はゴジラ達を見つめると何かあったのかという顔付きになって話を聞いてきた。機龍は腕に抱いている赤ん坊を見せるとすぐにムートー妻は駆け寄ってきて赤ん坊を見つめた。

 

「わ、私がこの子を見つめてこのままじゃ凍死しそうだと思い連れてきました」

「いいわありがとう。貴方!すぐに警察に連絡をしてね後は任せてね」

 

オドオドする機龍だったがムートー妻は慣れた手つきで赤ん坊を抱き上げてムートー旦那は警察に連絡を入れた。その後警察がやってきて赤ん坊を見つけた時の状況を機龍は聞かれて一時的に赤ん坊は保護される形となった。

 

 

「それにしても何でゴミ捨て場に赤ん坊がいたんだ?」

「警察によればどうやら捨て子だったらしくて周囲の防犯カメラにも不審な人物が映って居なかった事から近所の人だろうって警察の人は言っていたけど」

 

お昼頃になると事情の知ったバトラとモスラも悩んでいた、確かにそうだ子供がましてや赤ん坊が寒い朝の時間帯に何故ゴミ捨て場にいたのか説明が付かなかったが何の動機も分からないので何も分からなかった。ゴジラと機龍は自分達の部屋にいて何とも言えない空気が広がっていた。

 

「ねぇゴジラ」

「何だよ」

 

機龍はゴジラに声をかけると話を始めた。

 

「万が一だけどもしもあの赤ん坊の親が見つからなかったら私達で育てない?」

「・・・何でだ?」

「もしもあの子に親がいなかったらどうするのよ可哀想じゃない」

 

機龍は拾った赤ん坊に親がいなかったらどうするのだというのをゴジラに問いかけてきた、ゴジラ自身もしもあの子がこの先ずっと1人だったら可哀想だと思いどうするのか考えた。

 

「確かに可哀想だけどそれは警察がする事だ、もしも親はいなくなったとかだったら俺達で面倒を見ればいいだろう」

 

ゴジラはあの子の親がいなくなったとかだったら自分達で育てればいいと思っておりそれを聞いた機龍は小さな声でありがとうとつぶやいた。

 

 

結論から言うと警察の方で犯人は分からなかったらしく赤ん坊はこのまま施設に預けられそうになった所をゴジラと機龍は引き取ってそのまま自分達の子供にした。

 

 



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子育て

「シャーー!!」

 

機龍は赤ん坊ことリトルを自分の後ろに隠しゴジラに対して強い警戒心を持っていた。その証拠にまるで猫のようにシャーーと唸っており完全に警戒をしていた。

 

「何で俺警戒されているんだ?」

「何でって、お前がこの子に危害を加えたらどうするつもりなのよ?」

「いや危害は加えねぇーよ。そんな事をしたらお前に嫌われるだろ?」

 

ゴジラは機龍に近づくと彼女に対して笑みを浮かべると近づかれた機龍は顔を赤くして離れてよと言うもゴジラに聞く訳が無く抱きつかれた。

 

「うぅぅ〜〜」

「ん?あぁごめんねほったらかして」

 

リトルの声に気づいた機龍は離れろとゴジラに言うとリトルを抱き上げてどうしたのと聞いた。

 

「あぅぅ〜〜」

「どうしたのかな〜?お腹すいたの?」

 

リトルはあぅぅと言うもは小さい赤ん坊の言葉は伝わらないのか機龍は首を傾げるだけだった。

 

「遊んで欲しいんだろ」

「本当か?」

 

ゴジラはリトルの言っている事が分かるのか自分の尻尾を出すとリトルは喜んだのか尻尾に抱きついた。

 

「落とすなよ」

「わかってるっての落とさねぇよ」

 

リトルを落とすのじゃ無いかと危惧した機龍だったがゴジラは落とさないと言ってリトルをあやし始めた。

 

「何でそんなにできるのよ?」

「前にベビーシッターのバイトをしていたことがあってなその時に色々覚えた」

 

ゴジラの以外すぎる経歴に機龍は驚くとそろそろご飯を作らないといけなくなり夕飯の支度を始めた。

 

 

 

 

 

夕飯を食べ終えるとゴジラは食器を洗い機龍はリトルに搾乳を行なっていた。リトルは美味しそうに飲んでいて機龍もホッと一息をついた。

 

「さてとそろそろお風呂に入って」

「俺も一緒に入るか」

「誰がお前と一緒に入るか!!」

 

機龍はお風呂に入らないといけなくなりリトルを連れて行こうとしたがゴジラも入るといい彼女はゴジラに蹴りを入れようとするも彼は悠長にかわしてそのまま機龍と一緒に風呂場に入っていった。

 

「ほ〜らリトル気持ちいいか?」

「あぅぅ!!」

 

湯船に入れられているリトルを見つつも機龍は体を洗うと湯船に入ってリトルを受け取ろうとした。

 

「ほら、次は私が見る番よ」

「やだよ、この子は俺が見ている」

 

その言葉にムッとなった機龍だったが風呂場であったことやリトルがいた事もあり怒るのをやめて大人しく湯船に浸かっていた。

 

 

 

 

 

「そろそろ寝ないとね」

 

眠る時間となりリトルはベビーベットに置こうとした機龍だったがリトルはぐずり出してそのまま泣き出してしまった。

 

「え!?なにどうしたの?」

 

いきなり泣かれたことに彼女は焦るも何が理由なのかさっぱりわからず首を傾げているとゴジラがやってきた。

 

「一緒に寝たいんじゃないか?」

「え?だけど一緒に寝たらお前がこの子を潰したりするじゃない」

「いや俺そこまでしねぇよ」

 

リトルがゴジラによって潰されるんじゃ無いかと心配をした機龍だがそんな心配をするなとゴジラは言いリトルベビーベットからだすとそのまま自分達のベットの上に置いた。

 

「おやすみなさい」

「うるさい!!さっさと寝ろ」

 

お休みといったゴジラは機龍の頭を撫ぜるとうるさいといった彼女だがリトルの顔を見るとそのまま彼女も眠りについた。

 



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リトルの可愛さ

可愛い赤ん坊のリトルが家にやってきて1ヶ月が経過をしようとして機龍もようやくリトルの世話に慣れてきて余裕も持ててきた。

 

「あぅあぅ〜〜」

「お〜い、これはパパの尻尾だぞ触れたらだめ」

 

ゴジラに抱きしめられているリトルはゴジラの尻尾を触ろうとして必死に後ろに回り込もうとしていた、しかしゴジラは尻尾に触ったらダメだと言うとそれに怒ったのかリトルはあぅあぅと怒り頬を膨らませた。

 

「いやそんなに怒っても全然怖くないぞ」

 

ゴジラは可愛いなと言いリトルの頭をなぜる、機龍はじっと洗濯物を畳みながらその光景を見ていた。

 

「お前が子育てに積極的なんて思っても見なかったわよ」

「おいおい俺だって可愛い子供がいたら育てたくなるっての」

 

ゴジラは呆れて機龍の方を見てリトルは機龍の方を見ると必死に手を伸ばして彼女の所に行こうとした。

 

「ダ〜メ〜お前はパパの所にずっといるんだぞ」

「うぅ〜〜あぅ!!」

 

ママの所に向かえないリトルはしょんぼりとして泣き出しそうになる。しかしそこはゴジラパパなのだろうか機転を察知して機龍の所にリトルをあげる。

 

「ちょっと!!私今洗濯物たたんでいるんだけど?」

「少しくらい相手してやれよ」

 

ママの所に行けたリトルは嬉しさのあまり顔をお腹に当てて眠りにつく。それを見た機龍はやれやれと思いながらも頭をなぜて可愛いという。

 

「さてと」

「な、何をするのよ?」

 

ゴジラは機龍に近づくと何かを感じ取ったのか彼女は警戒心をあらわにしてリトルを守るように抱きしめる。

 

「何って今からお前と一緒にリトルの可愛さについて語るんだよ」

「その可愛さを語るに関してだけど何で舌を舐めながら近づいてくるのよ?」

 

普通にゴジラが機龍に対して子供の可愛さについて語るはずが無く警戒をしていた彼女に彼はバレたかと言うと尻尾で彼女を拘束し始めた。

 

「っく!!やっぱりか」

「あぁ今から可愛い妻を抱かせてもらおうか」

「や、やめろ!!やめてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりリトルの目は可愛いな、つぶらな瞳が俺の心を癒してくれる」

「そうか私は今お前に汚されているんだけどな」

「それに可愛い笑顔もある。お前と一緒だ」

「嬉しいわよだったら早く離れてくれないか?」

「いやだよお前の体を久しぶりに隅々までよく観察させてもらう、今はリトルがいるからたまにしか味わえないけどな」

「たまにじゃなくてこのまま一生味わうなこの変態怪獣め」

 

下着を脱がされた機龍は必死に抵抗をするも当然ゴジラとの力差はあるので抵抗できずにそのまま捕食されていく機龍にゴジラは貪り食っていった。



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尻尾の有意義

ゴジラは本を読んでおりゆっくりと過ごしていた。時折リトルの眠っているベビーベットに目をやりながらちゃんと世話をしつつじっくり本を見ていた。

 

「何見ているのよ?」

 

ひょっこりと機龍は横からゴジラの見ていた本を見つめると彼は機龍を横目に見た。

 

「妻との接し方って言う本」

「どんな本なのよそれ」

「妻とどんな暮らしをすればいいのかって書かれているんだよ」

「そんなもの見なくてもお前は常に私を縛り上げているじゃない」

「性的な意味でか?」

 

じと目で見る機龍にゴジラは言うと睨みつけてきた機龍だったがゴジラは可愛いと言うだけだった。

 

「あぅ?」

 

リトルはベビーベットから外の景色を見ていると目の前にゴジラの尻尾が左右にゆらゆらしながら現れた。パパの尻尾だと気がついたリトルは必死にベットの中から触ろうとしたのだが触れられると思った瞬間には右にいったり左にいったりと中々触れられなかった。

 

「ピィギャー!!」

「っ!!どうした!?」

 

ついにはピィギャーと叫ぶと言う叫び声に気づいたゴジラは持っていた本を手から離すとがどうしたんだと言い近寄ってきた。

 

「あぅぅ」

「何だ?またパパの尻尾に触れようとしたのか?ダメだぞパパの尻尾はお前のおもちゃじゃないぞ」

 

リトルをあやしながらゴジラ何度も言ったセリフを言うとリトルはしょんぼりとしてしまった。

 

「いいじゃないの尻尾くらい触らせたら」

 

呆れ顔で機龍はゴジラを見つめる、その言葉にゴジラはムッとして彼女の方を向く。

 

「お前なぁこの尻尾はお前を締め付けるための尻尾なんだzふがぁ!!」

 

ゴジラの言葉を聞いた機龍は思いっきり洗濯物を彼にぶつけると息を荒くして睨みつけた。

 

「ふざけるな!!お前の尻尾は私を締め付けるだと!?この変態怪獣が」

「ったくお前ってやつは。ほらほら〜パパはママとお話をするからねんねしようね」

 

ゴジラはリトルをベビーベットで寝かせようとしたがリトルはバタバタと暴れたので軽くガォというとリトルは暴れるのをやめて大人しくベットに入った。

 

「さてと・・・」

 

鋭くさせた目つきをゴジラは機龍に向けると彼女は動きを止めてしまう、その目つきは今までと同じ自分を捕食する目つきでこれはやばいと思った機龍だったが逃げ出そうとした一瞬の隙をついてゴジラは尻尾を使い彼女を拘束する。

 

「っく!!」

「つ〜かまえた、さてとどうしてくれようか?」

 

舌を舐めながら獲物を捕まえたゴジラは機龍の瞳を見つめる、今まで何度も見つめられた機龍であったが未だにこれだけは慣れなかった。

 

「言っておくけどお前の尻尾攻撃なんて屁でもないわよ」

「ほぉ?面白いいつまでその態度が続けられるのかな楽しみだ」

 

ゴジラは機龍の体を堪能するために深いキスを始めていき思う存分彼女の体を堪能していく。



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ベッド

機龍は現在あることを考えていた、それは今ゴジラと一緒に寝ているベッドの事で夜になるとリトルも一緒に寝るので手狭になっていると彼女は感じ取っていた。

 

「ねぇダブルベッドでも買わない?」

「何でだ?」

 

夜眠る前にリトルはいつものように一緒に寝ると泣きついてきたので眠っているリトルの頭を撫ぜながら機龍はゴジラに新しいベッドを買わないかと提案をしてきた。

 

「何でってそのうちリトルが大きくなってきたらどの道新しいベッドを買わないといけなくなるしそれにお前はいつも激しくするからベッドが壊れそうなのよ」

 

機龍は顔を赤くしながらベッドを買い替えるように言うとゴジラはほぉと言って尻尾でグルグル巻きにする。突然の出来事に機龍は一瞬困惑をするがいつもの事なので軽く受け流そうとした。

 

「っく!!リトルが寝ているのにお前はそれでも食べようとするのか」

「あぁ食べさせてもらうぜ、それに俺はベッドを買い替えるのには反対だな」

「どうしてよ」

「だって今のベッドは手を出せばお前とリトルをちゃんと抱きしめられるんだよ、それとダブルベッドにでもなったらお前は絶対の端の方にいくだろ?」

「っう、何で分かったのよ?」

 

機龍の考えている事にゴジラは的確に当ててくると彼女は何も言い返せずに黙ってしまう。ゴジラは顔をニヤつかせて機龍の顔を見つめた。

 

「図星みたいだな、まぁどうせ今の部屋のサイズだったらダブルベッドは無理だな」

「それはそうだけど夢くらいは見させてよ」

 

ゴジラは尻尾から機龍を離すとそのまま彼女とリトルを抱きしめるが眠っているリトルのためか抱きしめる力は弱かった。

 

「今日はお前を食べるのはやめだ、ダブルベッドを買えるほどの部屋ができたら毎日お前を捕食させてもらうからな」

「ふざけるなこの変態!!」

 

機龍はリトルを起こさないようにか小声でゴジラに向かってこの変態と言うと顔を鋭くさせて睨み聞かせたがゴジラには通じずかわいいと言われて頬を撫ぜられた。そしてその後ゴジラは寝息を立てて眠ってしまった。

 

「すー、すー、すー」

「こいつ、私の気も知らないでぐっすり眠るんじゃないわよ」

 

機龍はため息を吐きながらもリトルをゴジラから引き離すとそのまま彼女も眠りについた。

 

(もしもダブルベッドを買ったら毎日食べられるのか・・・それはちょっとごめんねそんな事したらぶっ飛ばしてやる)

 

 

朝になると機龍は起きあがろうとしたがいつものようにゴジラが抱きついてきていたのでベッドから起き上がるのに彼女は苦労をして朝食作りに取り掛かった。



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可愛い赤ちゃん

モスラは目の前にいるリトルの姿を見つめている。大きな目に小さな手をモスラに向けておりその見た目らしさから可愛さがモスラの中で爆上がりをして今では姿を見るや否やぎゅーと抱きしめてくるのが普通だった。

 

「は〜い、リトルちゃん。モスラお姉ちゃんがギュ〜してあげるよ」

「あぅぅ、にゃーう!!」

 

リトルは抱きしめられた衝撃で嫌がるもモスラは気づいていないのか力強くギュ〜っと抱きしめておりリトルは必死に逃げ出そうとしていた。

 

「こらこらモスラやめろ」

 

バトラはそんなモスラを見てため息をつきつつも彼女からリトルを救出して優しく抱きしめる。

 

「ゴジラと機龍が買い物に行っている間預かっているんだ。この子に何かあったら2人がブチギレて地の果てまで追いかけられるぞ」

「それは確かに嫌かも」

 

モスラはブチギレたゴジラと機龍の姿を想像すると体を身震いさせた。リトルを養子として育てると決意をした機龍枯らしてみれば誤っても許されるか分からずゴジラもリトルを機龍と同じくらいの愛を注いでいるのでもしもこの2人が怒ったらタダでは済まないので目に見えている。

 

「だったらこの子に危害を加えずにちゃんと預からないとな」

「だけどリトルちゃん物凄く可愛いじゃん。この大きな目に小さい手にもちもちしたほっぺ何もかもが可愛すぎるんだよ」

 

モスラはリトルの可愛さに力説しようとするもバトラは軽くあしらうとリトルの方を向く。

 

「よ〜し、今からお兄ちゃんと遊ぼうな」

「あぅぅ、あーぅ」

 

リトルはバトラの目を見ると頬えんで小さい手をバトラの顔に近づける。それを見たモスラは悔しそうにしながらバトラを見つめる。

 

「くぅぅ〜〜ずるい、ずるいよバトラ!私もリトルちゃんと遊びたい」

 

モスラはバトラからリトルを奪おうとするも彼は軽い身のこなしで交わしながらモスラの追撃を交わしていく。

 

「ほらほら〜どうした?そんなんじゃあ俺からこの子を奪い取れないぞ」

「待っていなさい必ず奪い取って見せますから」

 

 

 

 

 

「何をやっているんだあれ?」

「さぁ?とにかくリトルを回収してくるからお前はこの買い物袋を頼んだわよ」

 

ゴジラと機龍は買い物から戻ってくるとモスラとバトラがリトルを取り合っている光景を見つけた。何をやっているのかは分からないが機龍はすぐに動いてゴジラに買い物袋を託すと彼女は走ってバトラとモスラの所に行くとリトルを返してもらう。

 

「全く、今度からはムート夫妻さんにこの子を見てもらおうかしら?」

「それが良さそうだな」

「待ってー!!まだその子と遊びたいんだけど」

「だったらリトルをもっと丁重に扱いなさいよ」

「今度やったら放射熱線で消し炭にするぞ」

 

ゴジラと機龍の気迫にモスラは黙り込むしかなかった。



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初めての歩き出し

リトルは最近になり1,2歩だが歩けるようになった。最初に見た機龍は嬉しさのあまり感激となりゴジラも大喜びをした。

 

「あぅ〜あぅ〜あぅ〜」

「ん?何処にいくんだ?」

 

リトルはゆっくりと何処かへ歩いて行くのをゴジラは見つけると可愛い子供が何処へいくのか見守った。リトルは機龍の元に向かっていき彼女の尻尾を触ろうとする。

 

「っあ、こら!!ママの尻尾を触ったらっめよ」

「あぅー!!」

 

機龍は自分の尻尾を上にあげるとリトルは手をあげて必死に掴もうとしてきた。

 

「はいはい、リトル、そんなに尻尾を触りたいのならパパの尻尾を触ってもいいぞ」

 

ゴジラは泣きそうになるリトルを見てすかさず抱き上げるとリトルに自分の尻尾を触らせる。すると先程までの泣きそうになった顔は何処へやら笑顔になったリトルは嬉しそうにゴジラの尻尾に抱きつき離そうとはしなかった。

 

「どうだリトル、パパの尻尾は?」

 

リトルは嬉しさのあまりそのままかじりつきそうになったがそれはゴジラが止めてお腹の上に載せるとリトルはよちよち歩いてゴジラの顔に近づいてきた。

 

「何だ?パパの顔は面白いのか」

「あぅ〜」

 

リトルはゴジラの顔で遊び始めてゴジラは苦笑いを浮かべながらもリトルの遊びに付き合ってあげる。

 

「良かったわねリトル、パパに遊んでもらえて」

 

機龍は遊んでもらっているリトルを見て嬉しそうに笑みを浮かべてリトルの頭をなぜる。可愛い子供はパパの頬を引っ張り伸びる頬に驚いていた。

 

「子供にいいようにされているお前なんて珍しいわね」

「たまにはいいさ、ほ〜らリトル次はパパがチューしてやるぞ」

「あぅ?あぅー!!」

 

ゴジラはリトルにチューをするぞと言うのだが何故かリトルは逃げ出そうとしたのだが一瞬の動きでゴジラはリトルを抱きしめたまま離しはしなかった。

 

「おいお前!!リトルが可哀想だ潰れるでしょう」

 

機龍はリトルを取り返そうとするもゴジラは嫌だと言って逃げ出したので彼女は追いかけていくのだがゴジラは起点を聞かせて彼女を尻尾で拘束をしようとしたがいつもやられている機龍ではなく尻尾を交わしてリトルをゲットする。

 

「よしよし、怖いパパから守ったわよお昼寝しようね」

「あぅ〜」

 

リトルは機龍に抱きついたまま眠ろうとしたが機龍はベビーベッドまで連れて行きそのまま眠らせる。

 

「さてと眠ったようだし夕食の支度をしないと」

 

彼女は夕食の支度をしようとしてキッチンに向かうとゴジラも横に立った。

 

「何よ?」

「いや何、手伝おうと思ってな」

「だったらそこの野菜を切ってよね」

「はいはい」

 



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リトルと遊ぶ

リトル「あぅあぅあぅ〜〜」

 

リトルはハイハイで家の中を探検するのが最近のマイブームとなっており機龍は目を離せなくなるのが多くなっていた。

 

機龍「こら、そこはだめでしょ!!」

 

機龍はキッチンにやってきたリトルに対して怒ると抱き上げるもリトルは泣き出してしまう。

 

リトル「あぅーー!!」

機龍「だめよパパが帰ってきたら遊ばせてあげるからじっとしていなさい」

 

リトルはベビーベットに戻されると頬をムゥとさせてママを見るが機龍はだめよともう一度だけいい夜ご飯を作りにいく。

 

 

 

 

ゴジラ「そりゃ傑作だったな」

機龍「笑い事じゃ無いわよ。あの子はいつもいつもそこらをハイハイで動き回っているから目が離せないのよ」

ゴジラ「まぁそれが子供だからな多めに見てやれよ」

 

機龍は昼間の事をゴジラに話すと彼は笑っておりそれを見た機龍は目つきを鋭くさせて彼を見た。

 

機龍「全く本当にお前はリトルに甘いわね」

ゴジラ「さぁなどうだか・・・」

 

機龍はため息を吐きつつもリトルにミルクをあげて笑みを浮かべる。

 

ゴジラ「うまいか?もっと欲しいのか」

リトル「あぅぅーー」

 

ゴジラはおかわりのミルクを作るために立ち上がってキッチンに向かっていく。少しするとミルクを持ったゴジラは機龍にミルクを手渡す。

 

機龍「ほ〜ら美味しい?ゆっくり飲むのよ」

 

チュパチュパとミルクを飲む可愛い赤ん坊に機龍はうっとりとさせる。その後リトルはミルクを飲み終えると眠くなったのか寝かしつけてゴジラと機龍はお風呂を済ませて眠りについた。

 

 

 

 

 

 

朝になるとリトルは目を開けてパパの方を向いてあぅ〜と言うと一瞬で気づいたゴジラは起き上がるとリトルを抱きしめる。

 

ゴジラ「何だリトル?遊んで欲しいのか、だけど先にご飯だな」

機龍「ご飯出来たわよ」

 

ゴジラは抱き上げたままテーブルにつくと機龍が既に朝ごはんを作っていてくれて朝食を食べ始める、ミルクを飲み終えたリトルはパパに遊んで欲しいのかゴジラの顔を引っ張る。

 

ゴジラ「ん?だーめパパはまだ食べているからもうちょっと待ってね」

 

ゴジラは早急に食べ終えるとリトルと一緒に遊んでいく。最初に遊び出したのはぬいぐるみを使った遊びでゴジラはぬいぐるみを持つ。

 

ゴジラ「ほ〜らリトル、クマしゃんのぬいぐるみだぞ」

 

リトルはクマのぬいぐるみが大好きで見るとそれは自分のだと言わんばかりにゴジラからぬいぐるみを取ろうとする。

 

リトル「あぅ〜〜」

 

必死に手を伸ばしているリトルを可哀想だと思ったゴジラはぬいぐるみを渡すとリトルは喜ぶ。

 

ゴジラ「さ〜て、パパと今日は遊ぼうな」

 

リトルの頬をすりすりさせたゴジラだったがリトルはないてしまいそこに機龍が飛んできてゴジラはしばかれてしまったのは言うまでもなかった。



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朝の風景

久しぶりの投稿となってしまいました。


最近寒くなってきたのでゴジラは布団から出ようとはしなかった。しかも今はリトルもいるので更に機龍の頭を悩ませるのだった。

 

機龍「ったくもう起きなさいよ」

ゴジラ「やだよ俺とリトルはまだ寝ているんだよ」

 

そう言ったゴジラはリトルを抱きしめて起き上がる気配を見せなかった。

 

機龍「せめてリトルは起こしなさいよ」

ゴジラ「やだね、なぁーリトル〜」

リトル「あぅ〜」

 

リトルはゴジラの問いに応えるかのようにあぅ〜と声を出すと布団の中に潜り込んでしまった。

 

機龍「いいからいい加減起きなさい!!」

ゴジラ「うぉ!!」

リトル「あぅ〜」

 

布団を引き剥がされたゴジラは驚いて布団の中に潜り込んでいたリトルは目を大きく開けて体をプルプルさせていた。

 

リトル「うぅ〜」

ゴジラ「ほらリトル、寒いんだろ?パパにおいで」

 

リトルはゴジラの腕の中に収まるとそのまま再び眠ろうとしていたがそれを機龍が止める。

 

機龍「だから!早く起きさないっての!!」

 

リトルを抱きかかえた彼女はそのまま台所に向かっていくので渋々ゴジラも起き上がって朝食を食べる。

 

機龍「ほら、リトル美味しい?」

 

リトルは最近離乳食を始めたので機龍は小さいスプーンで食べさせる。リトルは美味しいのか笑みを浮かべておりそれを見た彼女も笑みを浮かべた。

 

機龍「美味しいのねよかったわ」

ゴジラ「ん、パパも少しだけ欲しいな」

 

ゴジラはリトルの離乳食を狙おうとすると機龍は目つきを鋭くさせた。

 

機龍「子供のご飯を取ろうとするんじゃないわよ」

 

リトルも自分のご飯を取られると知ったのか怒った顔を見せたのでゴジラはショックを受ける。

 

ゴジラ「分かったよリトル、パパが悪かったから機嫌直してよね」

 

ゴジラは尻尾を見せると不機嫌だったリトルは表情を和やかに見せた。一先ずは機嫌を治せた事にホッとするゴジラだった。

 

機龍「ったくお前ってやつは・・・」

 

尻尾をプランプランさせて遊ばせていたゴジラだったがきちんと朝食を取ると仕事にいく準備をする。

 

リトル「うにゃーう」

 

リトルはまだ遊びたいのか必死に尻尾に手を伸ばしていた。

 

ゴジラ「んーパパはお仕事に行くからな帰ってきたら遊ぼうな」

 

そう言ったゴジラはリトルの頭をなぜて仕事に行こうとした。

 

機龍「ほらリトル、パパにいってらっしゃいは?」

 

リトルを抱きかかえた機龍はパパにバイバイするように言うとリトルは小さく手を振ってバイバイと言う。

 

ゴジラ「可愛いなさすが俺の子供と妻だな」

機龍「いいからお前はさっさと行け!!」

 

ゴジラは機龍に抱きつこうとすると彼女はさっさと仕事に行けと言い彼の抱きつきを交わしたのでゴジラは言って来ると言い家を出た。



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リトルの1日

リトルは朝に目が覚めると目をこすりながら起き上がるのだがいつもゴジラが抱きついているので起きれないのが日常だ。

 

リトル「あぅ〜」

 

リトルは手を使ってゴジラを起こすと寝ぼけた目をしたまま彼は起き上がりリトルを見つめる。

 

ゴジラ「何だ?パパの眠気を邪魔するのは許さないぞ」

 

ゴジラはリトルを抱きしめたのでリトルは驚き暴れてしまう。

 

リトル「あぅーー!!」

 

ゴジラ「暴れるとは可愛いいなパパが可愛がってやるぞ」

 

機龍「こら!何しているのよ!リトルが可哀想でしょ!!」

 

リトルが暴れるも逃げられはせずにゴジラは楽しんでいると機龍がやってきてゴジラの頭を叩く。

 

ゴジラ「いって〜目覚めに効くな」

 

機龍「お望みならあと100回はしてあげようかしら?ほ〜らリトルおいでパパのぎゅ〜がこわっかたのかな?」

 

機龍はリトルを抱き抱えるとご飯を食べようねといいテーブルに連れて行った。

 

ゴジラ「いただきます今日もうまそうだな」

 

機龍「褒めても何も出ないわよ」

 

ゴジラは機龍の作った朝食を褒めると彼女は褒めても何も出ないと言いリトルに離乳食を食べさせる。

 

リトル「うにゅ〜」

 

機龍「美味しい?もっと食べなさいよ」

 

リトルは離乳食を美味しそうに食べるのでそれをみた機龍は笑顔になりもっと食べさせてあげる、その後朝食を食べ終えるとゴジラは仕事に出かけて行く。その瞬間にだがリトルはゴジラから離れようとはしなかったのでゴジラと機龍はお互いに苦笑いを浮かべながらリトルを引き剥がしていた。

 

機龍「さてと私は買い物に行ってくるからリトルを頼んだわよ」

 

モスラ「任せてよリトルちゃんはちゃんと可愛がって私たちの子供にしておくから」

 

バトラ「モスラ、それやったら間違いなく機龍さんに怒られるからやめておいたほうがいいぞ」

 

機龍はモスラにリトルを預けて買い物に行公都していたがモスラはリトルを自分の子供にすると言うのでバトラがそれを止めに入った。

 

モスラ「は〜いリトルちゃん、モスラお姉ちゃんと遊ぼうね」

 

リトル「あぅ〜」

 

モスラと遊ぶことになったリトルは喜んでおりバトラも遊びに加わっていく。リトルの可愛い笑顔にモスラはメロメロとなり癒されていきしまいには話さないといいバトラと言い争いになりかけ機龍が帰ってくるまで遊びは続いた。

 

夕方になりゴジラは家に帰ってくるとリトルとお風呂に入る。リトルの小さい体では湯船に入れると沈んでしまうのでゴジラがしっかり抱き抱えてお風呂に入れる。

 

お風呂から上がると少しだけゴジラの尻尾で遊んだリトルは眠くなりそのままゴジラと一緒に眠った。




感想お待ちしております。


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