レインボーシックスシージ in Goblin Slayer (アビスナ)
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プロローグ
、ふと頭の中で思考が生まれたので書きました
ゴミ箱に捨てる感じで書いてるので続くかどうかは未定。
レインボーシックスシージの世界のキャラクターがゴブリンスレイヤーの世界に転移した世界
いつもファキンファキングレーザーサイト言ってるサッチャーが
本当にファキングレーザーサイトすらない異世界に飛ばされた話,
宿命と偶然の神さまたちが、どちらが世界を支配するのかを賭けたサイコロ勝負の盤上世界
とある辺境のギルドには、高い実力と知恵を持ちながら、それを低級の魔物であるゴブリン退治だけに振るう冒険者がいるという。
「ゴブリンか?」
目の前に、まるで彷徨うよろいのような人間らしい人物が立っている。
薄汚れた革鎧に安っぽい鉄兜、中途半端な長さの剣に使い古した盾という新人でも着ないような薄汚れた装備で身を固めているが、
確かな実力を持っている。頭の中はゴブリンオンリーの変人ともリビングメイルとも噂されているとかなんとか
「ファッキンマジック.......」
静けさ漂う、荒野の海の様な荒れ地に佇む中、サッチャーは悪態を呟いた。 風切り音が耳に届き、空はどんよりとした夕焼けを映し出して。
自らの両足の感覚が、今この場にいる現実を確かなものだと感じさせる。今この時だけは、八つ当たりだろうと怒りを表したい気分だ。
しかし、軍人たるもの怒りで目標を1秒でも目を逸らしてしまえば次の瞬間には、それは1秒のロストとなり、
また再び標準を合わせて同じ状況になるにはそれの何倍もの労力を費やすことになってしまう。そしてそれがもしかしたら、
次の1秒で敵は、人質を射殺するかもしれないし、
仲間が凶弾に撃たれてしまうかも知れない、だがリスク無しには任務は達成出来ないだろう。なぜこうなってしまったのか
話を遡って見るとしよう
2025年12月29日 午前2時 ヘルフォード基地上空
「よし、指定した座標への移動と、目標への移動ルートを導き出したか?では座標に到達するまでの移動時間と、
目標までの到達するまでの距離を確認、それが完了すれば理想的な完了時間を導き出せ!そして
それと実際の到達完了時間との差がどれくらいか確かめて、その差が5分以内になるように縮めろ!」
キルハウスで。実戦を想定して建物内部での訓練を行っていたサッチャーは目の前のまだCQBのイロハも知らない
新兵に対してヘリコプターの座席から指示を飛ばしている。
老兵の目は厳しい。
上空から突入や立ち回りを練習、シミュレーションするための訓練施設、または実弾小型武器用の射撃場。
キル・ハウスは住宅、商業施設、工業空間を模倣して設計されている。そして今現在、新兵の教育役として駆り出されている
本名マイク・ベイカー、通称サッチャーは港湾作業員と軍人の家系に生まれる。家業である港湾作業員になることを期待されていたが、18才で軍に入隊した。
そして紆余曲折を経てSASに入隊した彼、ベイカーは時間ができると、乾ドックにある「アイアンマギー」という船の上修理をしながら暮らしている。
それが彼の「隠居生活」だ。恐らく、そこは離婚後の一時的な住まいとするつもりだったのだろうが、今ではすっかり住み着いている
それと新兵を指導するのはどこか似ている。その緻密性や、木材を加工して用途のあるものを作り出すことが楽しいのだ。
「もしもしマイクかい?、明日の午後からレインボー部隊の対テロリスト、人質訓練が行われる事になるから、昼の12時それまでにヘルフォード基地に来てくれるかい?」
レインボー部隊指揮官ハリーからの無線連絡だ、彼はどうにも苦手だ。「インテリ」が抱く疑問など、どうでもいいが、
部隊指揮官の連絡は無視は出来ない。現場主義と言うべきか、技術革新反対派とまでは言わないが、ベイカーは技術を嫌悪している。
技術とはツールに過ぎず、ハンマーやドライバーと同列にあるものだ。
その点6インチナイフであれば通信が途絶えてしまう心配がある心配がいらない。
「ああ分かった、すぐ向かうとしよう。新兵の訓練もキリがいいところまで終わった所だ」
「ヘルフォード基地まではどうやって来るのかな?もし良ければ私が手配するが」
老兵は少しの間、思想にふけり返答した。
「そうだな...丁度イェーガーに頼もうかと思っていたがそちらから連絡出来るか?」
「OK、それならこちらでヘリコプターを飛ばして貰えるように調整しておくよ、こちらに着いたら連絡してくれ少し話があるから」
「話?まぁいいが....分かった到着次第にそちらへ連絡するとしよう」
ハリーと連絡を終えて、帰宅そして次の日の朝。
移動の為に迎えに来たタクシーに乗った時、とある小さなニュースが流れたらしい。
それをスレッジが雑談の種として話題に上げた。
「
サッチャーがそう呟くと寒く白い息が、空中に漂う中、隣にいる人物が呼応するように軽口を叩く。
「Huh?まさかお前の子供に聞かされた子守唄の事か?ヘンゼルとグレーテル?それともアーサー王伝説か?」
そう言ったのは同じSAS部隊のスレッジ巨大な体が動くたびに、身長192cm,体重92kgの巨漢は体を左右に揺らしつつ笑みを浮かべてこちらに見る。
まるで神話に出てくるゴリアテのように、巨大でSPなどに出て来そうな逞しい優れた肉体を持つ、
ラグビーのU20スコットランド代表チームでキャプテンとして活躍した過去もある彼にとって、この話題は甚く関心を集めている。
その理由までは分からないが....
「馬鹿を言うな、子守唄を思い浮かべている暇があるなら今この瞬間の、目の前の事に関して考えている。」
呆れ顔になったサッチャーがぶっきらぼうにそう言い返す。そして続けて言った。
「
「........................................................」
無言が空を支配して、あたりには静寂が支配する。今スレッジとサッチャーは危機的な状況にいるのだ、
訓練の為にスレッジと一緒にイギリスの基地へ向かう為に装備を詰め込み、ヘリコプターに乗ってヘルフォード基地へ移動中の途中、霧に包まれた。
どの雲も銀の裏路地を持っている、
英語には「Every (dark) cloud has a silver lining」という格言があるんだそうです。文字通りの意味は、「すべての(暗)雲はsilver liningを持つ」。これ、考えてみればそうですよね。雲の後ろからは太陽が照っているのですから。空に太陽がある限り、雲の裏にはsilver liningがあるんです。 そこから転じて、比喩的に、「どんな困難な状況(暗雲)にも希望(silver lining)はある」と言う意味になるのだそうです。
「どんな大変な悪い状況でも、いい面が必ずある」。
大変な状況でも希望を捨てないようにと伝えたいときに使うことわざ
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