幻想大陸テイワットで生きる (ソフト)
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第1話 転生者?の利点 (アンバー)

 原神が好きなので書きはじめました。
 設定は「実はこうなんだろ」って考えてる独自設定(妄想)が入ります。ご注意ください。
 初期勢なら無微課金で満足にプレイできる高クオリティなアニメ調オープンワールドのソシャゲがあるってマジ?
 さらに、探索マップがある程度の頻度で無料で追加されるってマジ?





 肌寒さと朝日によって自然に目が覚める。

 

 (寒っ ここはどこなんだろう 俺は何故こんなところにいるんだろう。)

 

 朝日に照らされながら見知らぬ場所でおきあがる。

 

 まわりを見渡すと大きな池が広がっており、めのまえに大きな神像が立っていた。よくみてみるとどこかで見た記憶がある像だ。

 

 (……もしかしてモンドの七天神像か、縮尺がおかしくて大きかったから気がつかなかったのか。)

 

 (つまりこれは異世界転生ってやつか? 原神の世界に転生してしまったのか? というか俺は死んだのか? 原神以外の記憶が曖昧だ。自分が何をして生きてきたかが曖昧で、逆に知識はなくなってないようだ。)

 

 アキは何もわからぬまま力を得ようとして、主人公と同じように神像に元素をもらえないかモンドの神像に触れる。

 

 (……なにも起こらないな)

 

 神の目をもってないか自分の身体を調べて見る。何もない子綺麗なだけのただの普段着だった。

 

 まわりにはゲームより数倍大きい池に囲まれている。これからのことを考えて、肌寒い朝に池につかってスライムやヒルチャールを避けながらモンドにつくなんていう行為には命の危険がある。 しかもモンドについたとしてもモラを持っていない。

 

 (詰んだか?)

 

 (記憶にある転生系作品ではほかにどんなことしてたっけ? )

 

 転生系作品でありがちなことを片っ端からためしていくことにする。

 

 (ステータスオープン)ブォン「うおっ!ビックリした。」

 

 一発目で当たりだったのか頭の中にステータスが浮かびあがる。

 

 (少し慣れないせいで気持ち悪いな)ステータス欄を見ていく

 

 

 アキ

 Lv.1/∞

 

・ステータス

・武器

・聖遺物

・元素

・天賦

・プロフィール

 

 (よく原神の画面でみるやつだな。レベル上限が変わってるのと、よくみると命の星座の場所が元素に変わってるな)

 

 元素の場合に集中するとさらに情報がでてくる。

 

 元素取得 0/1

*+元素(光)

 ・炎

 ・水

 ・氷

 ・雷

 ・岩

 ・風

 ・草

 ・塩

 ・渦

…………etc

*-元素

 

 (プラス元素めっちゃ長いなどれだけあるんだ。マイナス元素のほうはひらけないな。元素はもともと7つじゃないってことか? まぁ、魔神の残滓である邪眼とかもあるしありえるか。マイナス元素はアビス関係の力だったりするのかな?元素とアビス関係の澱みは打ち消し合うらしいし。邪眼は代償あるみたいだしデメリットある可能性が少ないメジャーな七元素のほうを取ったほうがいいよな。)

 

 (いま現時点で1番ほしい能力は死なないためのシールド能力か回復能力だ。水元素か岩元素をえらぶのが良さそうだな。初期にゲームで役にたったのは回復能力のほうだったな。水元素を選ぶか。)

 

  水元素を選ぶと身体の中に不思議な感覚が広がる。

 

 (これが元素の力か?)

 

 (とりあえず天賦を見てみるか)

 

・通常攻撃

 Lv.1

・心配で臆病な心

 Lv.1

・慎重で臆病な旅

 Lv.1

・死なない為に

 Lv.1

・神からの祝福

 Lv.5

・転生者

 Lv.1

 

 (なんかなさけないスキル名が並んでるな、ひとつひとつ読んでいくか)

 

・心配で臆病な心 スキル

 泡のシールドを作り出し、自分だけを継続回復させる。

 シールドは水元素にたいして250%の吸収量をもつ。

 継続時間16秒

 クールタイム16秒

 

 (いま1番ありがたいスキルだな。バリアはディオナより少しひくい程度で、回復はバーバラと同じくらいか。水付着なしで攻撃もなしで自分だけ回復と考えたら妥当だな。願い通りのスキルがうまれたんかな)

 

・慎重で臆病な旅 元素爆発

 高範囲に自身を中心とするフィールドを作り出し、敵に継続的に水元素付着を行いながらフィールド内の仲間を持続回復をする。

 継続時間18秒

クールタイム18秒

 元素エネルギー60

 

 (元素スキルと若干被ってるな、でも回復できるだけいいかな。しかし、攻撃方法が一切ないな。ここまでないと結構こまるな。)

 

・死なないために

 逃げるための移動速度40%アップ、hpが40%以下のときダッシュのスタミナが減らない。

 

 (これも生存率を上げるのにありがたいな)

 

・神からの祝福

 手違いで死んだためその埋め合わせとしての祝福

 メニュー操作とステータス操作とアイテムボックスと魂強化とマップ追加

 

 (手違いで死んどったんかい!神様、悪気もなくめっちゃ雑に対応してるな。まぁ祝福なかったら死ぬやろうしありがたいけど。でも、進撃の巨人とかの終わってる世界になげだされんでよかった。マップ追加は同じように思い浮かべたらいいんかな)

 

 マップを思い浮かべると、頭の中にマップが浮かび上がる。

 

 (ゲームと違っていった場所が開く形式みたいやな。池じゃなくて星落としの湖か。)

 

 

 (メニュー操作は図鑑とかが見れる感じだな、祈願はないみたいだ。アビスが[運命の織機計画]を企んでて、紡がれた運命を使って本来の運命を変えるみたいなことを考えてたから、ワンチャン祈願はあると踏んでたんだけどな。原石もないんだろうか。天然樹脂はありがたいことに存在する感じやな)

 

・転生者

 異世界の文字、言語を理解することができる。

 

 (ひととおりみたしスキル使ってみるか)

 

 スキルを発動してみると自分のまわりに泡が形成されて、泡型のシールドが形成される。

 

 (安心感がすごいな。)

 前に手をだして意識して攻撃してみると、法器攻撃みたいな水元素攻撃になった。

 

 (ゲームと違って武器はなんでも持てそうだな。弓とかは使えそうにないけど)

 

 

 

 そうこうしてるうちに、太陽が真上にのぼり始めた。

 

 (日が落ちる前にモンドに入りたいな。でも湖超えるのだるいな。明らかに服濡れるし、なんでこんなとこからスタートさせたんや神様。いちおう溺れる可能性減らすために服ぬいでまとめたりするか。)

 

 服脱いで全裸になり、服をくるんでかためて湖を泳ぎ始める。

 

 (寒っ、しかもこんなところだれかに見られたら終わりやな)

 

 

 10分ぐらいかけて星落としの湖を渡りきる。

 

 (風邪ひくかもしれんが服着ていくか。モンドの人にあって裸のせいで敵対されても洒落にならんしな。それにしても縮尺全然違うなゲームよりかなり世界が広がってるって考えたほうがいいな。)

 

 (マップもあるし、敵がでてきたら逃げるの第一でモンド城に向かうか。)

 

 

 

 アキは遠目に見えるスライムやヒルチャールを避けながら、森まで突き進む。「yaya ika! kudala ye plata!」崖の上から音がなる。

 視界が悪くなったせいで崖上のヒルチャールに気づかなかった。

 

 一匹のヒルチャールが崖上から飛びおり、棍棒を振り回しながら近づいてくる。

 それにスキルを使ってバリアを張って攻撃を受ける。

 

 (よかった、ヒルチャールの攻撃ぐらいは受けられたみたいだ。水元素攻撃をしてみるか。)

 

 あまりダメージは入ってないみたいだ。

「kucha pupu gusha ye!」ヒルチャールは怒って棒を振り回している。

 水元素攻撃を結構な時間していると、ヒルチャールを倒せたみたいだ。

 

 (思ってたより、時間かかるし元素生成量も少ないから元素爆発もなかなかたまらんな。レベルもまだまだ先だし。)

 

 そのすぐ後に、水スライムが近づいてきてたみたいでスライムに攻撃される。

 

 (スキルがあるおかげでどうにでもなるけど、シールド系スキルがなかったら命がけだったな。殴ってみるか?)

 

 少しの間殴ってみる。

 

 (いくらスライムを殴ってもダメージ入ってるきがしないな。レベルがあがるまでは水元素無効の敵は戦えないか)

 

 水スライムとぴちゃぴちゃ争っていると、ビュンと水スライムに火の矢が突き刺さり、はじけとぶ。

 

 「うおっ」アキは矢に驚いて声をあげる。

 その直後、崖上から赤いりぼんをした少女が飛びだしてくる。

 

 トチャッ! 着地音が響く。

 

 アキの前でとまり少女が心配した表情で話しだす。

 「大丈夫?怪我していない?えっと、見知らぬ……尊敬できる旅人さん。」

 

 (アンバーだ、少しいい慣れていないみたいだ。それにしても時代は大昔とかではなかったみたいだ。魔神戦争時代とかじゃなくてよかった。あとは主人公が来ているかどうかが大事かな。)

 「は、はい。大丈夫です。ありがとうございました。」

 

 (めっちゃ緊張する。死ぬ前はもともと話すのが得意じゃなかったのかもしれない。ききたいこともあるのにあまり言葉がでてこない。)

 

 アンバーは少し安心したようで、表情が少し柔らかくなる。

 「遠くから、スライムに襲われてるのが見えてね。 助けなきゃって、急いできたんだ。 あっ、自己紹介がまだだったね。 わたしは西風騎士団の偵察騎士、アンバーよ。 あなたは?」

 

 「ア、アキです。よろしくお願いします。」

 

 固い受け答えのアキをみたアンバーは少し警戒する。

 「アキさんはモンドの人じゃなさそうだし、変わった服も着てるね。 元素も使えるみたいだし、モンドに何をしにきたのかな。」

 

 「た、旅人で遭難してしまったんです。その時に昔の記憶もなくなってしまったんです。もしよかったらそのモンドにまで案内していただけるとありがたいです。」

 (嘘はついていない)

 

 アンバーは少し警戒を解いて話しだす。

 

 「最近、バドルドー祭の間にいろいろあってね。 用心深くしてるのごめんね。 それにしても、記憶がないなんて大変じゃない。 わたしがモンドまで安全に案内してあげる。 アキさんの話し方が丁寧で服もかなりいいものだから、旧貴族や大商人だったりするのかもね。 水スライムのせいで服が濡れてるみたいだし、風邪をひかないうちにモンド城へ急ぎましょう。」

 

 

 (それにしてもバドルドー祭のゴタゴタとなると、アンバーがコレイにあったあとだから主人公はまだきてなさそうだな。)

 

 「本当に助かります。アンバーさん。 ありがとうございます。」

 (アンバーはかなり優しいしいい子だ)

 

 アンバーはイキイキしながら張り切って声をあげる。

 

 「それじゃあ、モンド城へしゅっぱーつ!」

 

 

 

 

 

 モンド城に到着する頃にはすでに夜になっていた。

 アンバーが元気よくはなす。

 「とうちゃーく。 風と蒲公英の牧歌の城、自由の都モンドへようこそ。 アキくん。 それに怪我してたところを回復してくれてありがとね。 たしかモラもなかったんだよね。 お礼も含めてだけど、宿と少量だけどモラもわたすね。回復ができるなら、仕事は教会に行くと困らないかもね。」

 

 アキはアンバーとの旅の道中で元素爆発がたまったので回復ついでに使ってみたのだ。

 (アンバーを回復したのもあって少し仲良くなれてよかった。あと元素爆発の元素付着量がかなり高かったのも良かった。アンバーの元素爆発で連続溶解起こしてくれた。教会はロサリアさんいるのもあって、モンドの敵扱いされそうで少し怖いな、服を売って少しの間の軍資金にするか。)

 

 「アンバー本当に助かったよ。 モンドにこんな騎士がいるなら安心だね。 あと一つ、モンドにある服屋でいい店と安い店を教えてほしいんだ。」

 

 アンバーは誇らしい顔をして話す。

 「わたしは偵察騎士として当然の行動をとっただけだよ。 気にしないで。 服屋の紹介もこの優秀な騎士に任せて。 じゃあこのまま 宿屋までしゅっぱーつ。」

 

 アンバーは笑顔で歩きだす。そんな可愛いらしい少女についていく。

 

 この先いろいろなことを考えていかなくてはならない。誰と過ごすのか、どこにいくのか、何をするのか、自分自身でどうやって生きていくのか。

 

 

 

 

 




 次のガチャはためてた石で綾香ひくんだ。あと10連で75連の確定実質天井だから、エウルア、雷電、ベネット、綾香の爆発パーティー組むんだ。




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第2話 気をつけなければならない人達を考える。

 今回のイベントは現実の出来事と雷電五歌仙と雷電五箇伝を対比させたストーリーでよかったですね。いろんなキャラもでてきて、楽しいキャラストーリーもあって良かったです。
 雷電五箇伝のはなしがでたときにスカラマシュのはなしくるってテンション上がった人はどれだけいるんだろうか。
 原神ってめっちゃ文章で伏線貼りますよね。ストーリーだけみてたら、なんでこのキャラがこんな行動とったんだってなりやすい気がする。
 2dじゃなくて、すべて3dで製作してるから容量的にストーリーを短くしなくちゃいけなくて難しいんだろうな。




 ベッドの上で目が覚める。昨日と違って目覚めはかなりいい。昨日のできごとで疲れてしまったのか爆睡していて、昼過ぎになってしまっている。

 

 (アンバーに宿屋をとってもらったり、モラを恵んでもらえたりかなり助かったな。本当にいい子だな。いつか借りを返さないとな。それにしてもかなり腹が減ったな。)

 

 昨日、道中で拾った夕暮れの実を恐る恐るたべる。特殊な香りがする。

 

 (腹とか壊さないといいけどな。昼過ぎになっちゃったし、今日は一日かけてこれからどうするか決めるか。)

 

 まず自分自身がどうしたいか? これが生きていくなかで一番大事だ。これさえ自分のなかで叶えていれば、周りにどう思われようと貧乏だろうとその他のマイナス要素があろうとも幸せに生きていける。

 逆にお金持ちでも自分自身の願いが叶ってなければ、他の人より不幸せなこともある。周りからどれだけ幸せに見えたとしても、自分自身が幸せじゃないと意味が薄い。

 

 一番考えていることは、苦しまず、死ななく、自分勝手に自由に生きることだ。

 

 これを叶えるためには、なんらかの力が必要になる。それは、経済力であったり、純粋な戦闘力であったり、コミュニケーション能力や、他人を出し抜く能力や、情報力であったりする。

 

 

 経済力にかんしてテイワットでは、戦闘力による争いが現代日本よりも多いだろう。なので戦闘力が有れば自然と経済力はつくだろう。

 

 戦闘力に関しては、他のテイワットの人々と違って一定間隔で天然樹脂を手に入れられることもあり、さらに元素もあつかえる他人よりも有利だろう。

 

 コミュニケーション能力については、苦手なのが判明したので少しづつ慣れていくしかないだろうし、他人を出し抜く能力も才能が大きいだろう。

 

 情報力に関しては、原神の情報をそこそこ持っている。これはかなりのアドバンテージになる。逆に持っているということは知られたくない人にとっては排除したい存在となるので、危険でもあるということだ。なので、自分よりも情報をもっていそうな人には気をつけないといけない。

 

 このことから、これから幸せのために考えないといけないことは戦闘力をどうつけていくかと危険人物や組織にどう自分の存在がバレないかだ。

 

 危険人物や組織から考えていく、現状一番危険なのは天理だろう。アビス教団が一番と思われるかもしれない。しかしアビス教団と戦うことになるかもしれないが自分個人を直接追い回すほどの敵にはならないだろう。現状のアビスの目的は天理を落とし、7国を倒し、カーンルイアを復興することだからだ。わざわざ一般の旅人を狙う可能性は低い。

 

 現在わかっている天理の情報について整理してみる。

 もともと旧世界(幻想大陸テイワットの前時代)には七名の恐怖の王(龍)がいて世界には純粋な元素力に溢れた光界があった。

 そこに天理がきて、王を倒して世界を創り直した、そして[宇宙(闇の外海)]と[世界の縮図(光界)]を隔離した。そして[偽りの星空(神による運命)](モナの占星術で運命がわかるのはこのため)を創り出し幻想大陸テイワットを創りあげたと考えられる。

 

 世界を創造するには卵の殻を破らないといけない(地球の表面に文明を作る)らしい、しかしテイワットは卵の殻を破らず卵の殻の内側で創り出されたようだ。つまり地球で考えると地球の表面が隔離された旧[世界の縮図]とその先の旧[本来の空]であり旧[宇宙(闇の外海)]である。そして地球の内側である地下が現在の幻想大陸テイワットであり世界の中心が[偽りの星空]であり、天空の城セレスティアであると考えられる。

 

 アビスと関わりがあり、地下にかかわりがあるタルタリヤの星座が[闇の外海]にいるとされる空鯨座であり、[闇の外海]にすむ鯨に空がつくのも。古代遺跡が逆さまに建造されているものがあるのも。地下深くにあるはずの深境螺旋に月と宇宙にあるのもそういうことだろう。

 

 天理はテイワット上で摩耗をかけており、いろいろな生物がこの摩耗にさらされている。人間にかかっている場合長生きできないだろうため、基本的にはかかっていないと考えられる。

 

 摩耗(魂の吸収)によって幻想大陸テイワットを闇の外海から守り維持するための力を蓄えてるのかもしれない。神の目を配っているのは各国の神ではなく、天理であり。魂の強い人間には神の目をわたして、別途に魂を徴収してるのかもしれない。神の目を取られると夢がなくなり、生きがいもなくなるのは神の目に魂や思いが吸収されてるからだと思われる。

 

 神の目に溜まった力が大きな力として使えるのは稲妻の最終章で千手百目神像に貯められた神の目たちと共鳴して主人公が超強化し稲妻の神を倒すほどの力を得られることからわかっている。

 

 もしかしたら、神の目に魂を貯め天理に捧げた人が神になれるのかもしれない。もしそうなら、力を天理にわたせば渡すほど神になれるのはシステムとしてもよくできている。神の目をもっているものは原神つまり神のもとである。

 

 天理は魔神戦争を起こしており、その勝者の七体の魔神に[俗世の七執政]として民を纏めさせ。大量の大まかな元素を風、岩、炎、水、草、雷、氷の7つにまとめたようである。妄想ではあるが、天理に保護されていない人間には摩耗がかかる可能性もある。

 

 そのあと天理はカーンルイアと戦争を起こしている。戦争が起きた理由は想像するしかないが、天理は地底の力やアビスの力を嫌っており、地脈の力を使っていたドラゴンスパインのシャールフィンドニールや鶴見の古代人などを滅ぼしている。

 

 カーンルイアの技術のメインは錬金術である。錬金術によってニグレド[黒土(黒化、腐敗したもの、澱み)]をアルベド[白亜(精神的浄化、再結晶)]にさせ、最終的にルベド[赤化(賢者の石、神人合一)]を目指すものである。

 

 アルベドの師匠の[黄金]レインドットはニグレドを生み出しており、悪龍ドゥリン(龍本人に悪意なし)やハウンド(生み出す意図なし)がいる。

 そしてアルベドの段階として、アルベドを生み出した。そして[原初の人間計画]としてルベド(ちなみに主人公は穢れを浄化する力を持っている)を創造しようとしていた可能性もある。

 

 天理は大量の摩耗による力や徴収した力によって闇の外海の穢れに真反対の力である元素で対抗し、カーンルイアは穢れを浄化しアビスのエネルギーじたいを良いものにして使おうとしていた違いがあるのではないか。

 

 アビスのエネルギーを浄化するために使うということは、テイワット内にアビス(穢れ)の侵入を許すことになる。それを嫌って戦争を起こしたのかもしれない。

 

 つまり天理は自分を見つけたら、追い回して排除してきそうな雰囲気がある。天理は情報が少ないのもあって情報が集まるまでは避けたほうがよさそうだ。

 

 正義の神にまで恐れられる天理に、もし命を狙われたらひとたまりもないだろうし。

 

 現在、各国の神たちにはそこまで悪い印象を抱いていない。何故ならほとんどの国が天理や天空の城セレスティアに良い印象を抱いてないからだ。

 

 ウェンティはセレスティアを好いておらず、氷神は対天理で神の心を集めている。鍾離はその氷神と契約し神の心をわたし、氷神はまだその代償を支払っていない。さらに雷電はセレスティアと連絡は絶っており、カーンルイアは天理を恨んでいる。さらに正義の国の水神は正義であっても天理には逆らえないと言っている。8国のうち、すでに6国が天理にマイナスな感情を抱いている。

 天理の味方が少ないのである。

 

 つぎに危険なのは身近で強力な人物だろう。

 例にだすと、ロサリアとかモンドを裏から守る裏組織に敵と認定された場合何が起こるかわからない。現在自分は神の目をもたないで元素力を使える(まだバレてないといいな)記憶喪失を名乗っている怪しい人物だ。敵対しないように、ウェンティのように偽の神の目を手に入れる必要があるだろう。

 

 他に気をつけないといけないのはクレーの母のアリスだ。淵下宮の書籍で名前が有栖とのっており、淵下宮にいたとされる。淵下宮の人の名前はギリシャ系の有名な偉人の名前になっており。有栖とたいしょうされるギリシャ系の神はエリスとなっている。

 

 エリスは災いの神とされていて、黄金のリンゴ(金リンゴ)に「最も美しい女神に」となげいれて、トロイア戦争の原因になった逸話がある。つまり、アリスがつくった金リンゴ群島とも繋がりがある。

 かなり古くからいて、大量の情報を持っていそうな人だ。

 

 アリスはレインドットとも繋がりがあり異世界人でもある。何を起こすかわからないし、どんなハプニングに巻き込まれるかもわからない。なるべく関わらないほうがいいだろう。

 

 スネージナヤとファデュイとはそこまでは敵対関係になる必要はないかもしれない。対天理をしてくれるのはありがたいし。冒険者協会の本部がスネージナヤにあるのもあって、冒険者協会も利用しようと考えてるのもあって避けるのが難しそうだからだ。

 

 凝光は敵対したとしても、殺すよりも、自分を上手くつかって利用してくれそう。ブラック企業なみに働かせられて自由がなくなるが、死にはしなそうだ。

 

 アビス教団には、アビスに飲み込まれた強者がいて気をつけなければならない。500年前に真実を知った血染めの騎士、闇にのまれた狐斎宮。

 

 気をつける敵や組織はこんなものかな?

 

 次はどうやって戦闘力を強化していくか考えないとな。

 

 

 




 次回は戦闘力の強化方法を考えていく話になります。
 



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