現代悪魔危機~対象名:星之火亜美胃~ (架空柿)
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桃色悪魔の現代訪問

 というわけでカービィの二次創作です。現代入りって探しても東方ぐらいしか見つからなかったので、カービィを現代で暴れさせます(多分)。


 その日は草を風が撫で、鳥はさえずり、大王が昼寝をし、孤高の騎士が修行し、各々が平和的に暮らしているプププランド。,,,しかし、そこでそれは起こった。

バンワド「これで完成だ!」

 バンダナワドルディ率いる、ワドルディ建築部隊はカービィの活躍を記念した博物館を建造した。

バンワド「あ、カービィさん!丁度良いところに!」

カービィ「はあい!」

バンワド「大王様とカービィさんから頼まれてた博物館、出来ましたよ!ここにはコピーの元とか奇跡の実、さらにはコピー帽子やフレンズハートにロボボアーマーの模型、今までの活躍を記録した写真などなど!盛りたくさんの博物館です!大王様は生憎昼寝してしまってますが,,,とにかく見てってください!特別に貸し切りですから!」

カービィ「わーい!」

バンワド「喜んでもらえて何よりです!」

 カービィは博物館に入っていった。

  5分後

バンワド「そろそろ奇跡の実エリア辺りかな~。あそこには凡そ20本の奇跡の実がありますからねぇ。」

 バンダナワドルディがそんなことを言ってると、博物館上空に星形の空間ーーディメンションホールが開き、博物館とそこにあるもの"全て"を吸い込んだ。勿論、悪魔も添えて,,,

バンワド「え,,,」

????「あーあ、やっちゃっタヨ~。」

バンワド「この声は!」

 そこには青い卵のような形の存在,,,マホロアが居た。

マホロア「ローアの点検中ニ不慮の事故でアレ開いちゃっタ。ゴメンピ。」

バンワド「カービィさんが,,,」

マホロア「ン?」

バンワド「カービィさんが吸い込まれたんです!」

マホロア「,,,困ったネェ。ローアを直してもラッタ縁もあるシ,,,助けよう!」

バンワド「わかりました!大王様に伝えてきます!」

 バンダナワドルディは城へ向かった。

マホロア「えぇと、カービィが送られた場所ハ,,,地球?何か青くて変ナ星。」

 

カービィ「うわぁぁ!」

 カービィは白黒の世界を吸われるがままに彷徨っていた。レンガやら模型やらにぶつからないように。出口が見えてき、その出口に入った。出た先は夜で、木が沢山生えており、何かが焚き火をしていた。何かはアドレーヌに似てる気がした。カービィは取り敢えず焚き火の炎を吸い込み、ファイアーカービィに変身し、バーニングで逃げた。

何か,,,人間1「何だ今のは!」

人間2「火を食べて変身して逃げた,,,」

人間3「追いかけようぜ!」

 その3人はカービィを追いかけにキャンプ場から離れた。




 バーニングはロボボとかの2DアクションでダッシュしながらBとか押したら出るあの技です。
 マホロアぁ,,,


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桃色悪魔の地球冒険譚

 のーこめ


 カービィは何故か追いかけてくる人間から逃げていた。

人間2「待て待て~!」

人間1「撮影させてー!」

カービィ(さつえいってなんだろう?)

 そんなことも思いつつ、体に炎を纏い、逃げ続けた。どのぐらい経ったか判らないぐらいのとき、とうとう追いかけてきた人間は居なくなってた。いつの間にか建物が沢山建っている所に居た。

カービィ(つかれた。)

 カービィはファイアを解除し、また歩き始めた。

カービィ(なんか良いもの無いかなぁ,,,)

 カービィは護身用のコピー能力を得るための物を探していた。周りの人間が自分のことを見ている気もしたが、放っておいた。しばらく歩き、カービィはお腹が空いてきた。博物館でグルメレースが出来ると聞き、朝から何も食べていないのもあるかもしれない。とにかく、お腹が空いたのだ。

カービィ(うぅん、こっちからくだものとかけーきのにおいがする。)

 カービィは匂いのもとへと向かった。辿り着いたのは大きな建物だった。看板に文字が書いてあるが、カービィには何て書いているかなど、全く判らなかった。腹を満たせればそれで良いのだ。カービィは建物に入った。スーパー"AON"に。

  ~スーパー"AON"~

 そこはカービィにとって天国に等しい場所だった。食べ物は沢山あり、大好物のトマトもある。

カービィ「わーい!」

 カービィは喜んで食べ物を吸い込み出した。ケーキ、フランクフルト、ドーナツ、リンゴ、牛乳、栄養ドリンク、トマトなど、数えきれないほどにだ。やがて目につく食べ物を食い尽くした頃、カービィは建物を去った。

店員「会計前に商品を食べないでください!」

 また追ってくる人間が現れた。しかしカービィはあるものを見つけていた。カービィはそれを取り出し、飲み込むと、横線のフェイスペイントが施され、鳥のような羽を付けた姿、『ウィング』をコピーした。カービィはその羽で羽ばたき、逃げた。今回はカービィが悪いが、

店員「へ、変身して逃げた,,,!?」

 店員は今見た光景に驚きを隠せずにはいられなかった。

 SNSでは、

 『キャンプしてたら変な生物居たんだが。』

 『こいつ炎食ってね?』

 『変身もしてるし。』

 『CGだろ。』

 『AON東京支店店長です。今日謎のピンクの生物が現れて商品を食べ尽くしてしまったので、しばらく休業します。』

 『まじかww』

 『エイプリルフールは過ぎてんぞ。』

 と、追ってきた人間が撮影した動画などが流れていた。中にはそれをCGと疑った者もいたが。




 カービィは思ったことを表すようにしました。


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速報が入りました。

 今回はカービィはあんま出ません。


キャスター「速報です。本日午後3時頃、東京都██区にて、未知の生物が現れました。関係者によると、『突然上空から落ちてきて、火を食べて返信して逃げた。』との事で、その後この生物は近隣のスーパーの食べ物を全て食い尽くし逃亡したとの事です。発見者により撮影された動画は、多数の目撃者と実被害により本物と見なされ、命名権が発見者に与えられました。発見者はこの生物を『ホシノカアビイ』、漢字で『星之火亜美胃』と名付け、学名は属名とピンクの悪魔という意味をもつ、『Kaabii Pink Diaboli』とされました。和名の由来はというと、『見つけたとき上に星形の空間?があったんです。その後火を食べる胃の強さ、様々亜種のような姿の変化、美しいピンク色から名付けました。』との事です。警察はこの生物にに100万の懸賞金を掛けました。」

 そうニュースで流れた。

??「ふうん,,,今度探しに行こっかな~」

 そう言いながら、??はジャワ島で捕まえた美しい蝶を展翅しながら呟いた。

 

 ~プププランド~

 一方その頃プププランドではカービィが消えたことに関する話し合いが始まっていた。

パンワド「カービィさんが消えたのって大分不味くないですか?」

デデデ「そうだな,,,あいつは何だかんだでこのプププランドとかポップスターを守ってるしな。」

マホロア「そうだよネ。前にも支配しようとしたヤツから守ってたシネ。」

デデデ「,,,」

バンワド「ま、まぁ、それはともかく!どうやってカービィさんを助けますか?」

マホロア「一応カービィが行った先はわかってるヨ~。」

デデデ「お、本当か。ならもう行かないか?」

マホロア「君アホなの?何もわからない星ニ3人で行く?もう少し人を集めようヨ。」

バンワド「まぁそうですね。」

デデデ「でもどうやって集めるんだ?」

?????「何かあったのか?」

バンワド「あ、メタナイトさん!」

デデデ「実は,,,カービィが別惑星へ行ったんだ。」

メタナイト「何?」

マホロア「それで今、カービィが行った先ヘ助けニ行く為に仲間を集めようとしたところなんダヨ。」

メタナイト「成る程。私も参加しよう。」

バンワド「有り難うございます!」

デデデ「,,,というかさ、助け要請の為の移動手段が一番の問題だよな?」

バンワド「そうです。」

デデデ「ならローアで良くないか?天かける船のあの異空間ロード渡りで直接救助要請できると思うんだが。」

マホロア「あ、確かニ。じゃあ取り敢えずポップスターで仲間を集めてカラ行こうヨ!」

デデデ「賛成だ。」

バンワド「僕もです。」

メタナイト「私もだ。」




 謎の展翅してる人が出てきましたが、そいつは一体,,,?


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悪魔捕獲計画

 のーこめ


キャスター「続いてのニュースです。本日、『ホシノカアビイ』の研究の為の捕獲計画が実施されます。『ホシノカアビイ』は現在2日間でおよそ1億円相当の食べ物を食べており、それに関わらずいまだに食べ物を求めているとの事です。捕獲には専用の睡眠導入剤が塗られた網を使用して行われるとの事です。」

 

 カービィは沢山の高い建物がある場所を歩いていた。

カービィ(いっぱいあるなぁ。これだけあったらひとつぐらいすいこんで『ストーン』になるのもいいなぁ。あとそこらへんの『くるま』だっけ?をすいこんで『ホイール』とかほおばりヘンケイしてもいいなあ。)

 カービィがそんな呑気なことを考えていると、突然視界が白の網模様が入った。

人間「対象を捕獲!」

 カービィは捕まった。

カービィ(このあみをすいこもう!)

 カービィは網を吸い込もうとした。しかし、吸い込めなかった。

カービィ(だめだ!どうしよう!ん?これは!)

 カービィは地面に転がっていたコンクリートの破片吸い込んだ。すると、岩のような防止を被った『ストーン』へとなった。

カービィ「『石ころアッパーカット』!!」

 カービィは手を石に変え、勢い良く振り上げ、網を突き破った。カービィは逃げた。

カービィ(『ストーン』をかいじょして『ホイール』に!)

人間「こいつを食らえ!」

 人間は網を投げた。咄嗟にカービィは吸い込んだ。カービィは眼鏡と白衣、額帯鏡を身に付けた、『ドクター』になった。

人間「な、なんで寝ない!?」

 それは、薬だからである。薬であれば問答無用で『ドクター』に。毒薬であれば『ポイズン』に。睡眠帽や寝ている動物であれば『スリープ』になるのだ。毒薬の基準は、致死量が少量(10ml位)の物である。

カービィ「『カルテ・インパクト』!!」

 カービィは移動技で運良く近くにあったタイヤの元へ行き、『ドクター』を解除して吸い込んだ。すると、赤い帽子を前後逆に被った『ホイール』となった。

カービィ「『ダッシュ』!!」

 カービィはピンクのタイヤとなって走り去った。

人間「,,,はぁ!?いやいやあんなの捕まえられるわけ無いだろ!」

 

カービィ(うーん,,,なんでぼくをつかまえようとするのかな。ぼくなんかみてもなにもないよ?ただ食いしん坊で『コピー能力』があるだけでふつうなんだけどな。)

 現代ではそれは普通ではないことに気づくよしがないことを考えながらカービィは走っていた。

カービィ(どうしたら帰れるかな。)




 技名を叫ぶようにしました。


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悪魔標本欲望家

 漢字が多いんじゃ!


 カービィは『ホイール』で逃走し、解除した。

カービィ(ふう、ここにはあのぼうをもってるひとはいないね。あぁあ。おなかすいたなぁ。どこかにまえあったようなたてものないかなぁ。)

 カービィがお店を探していると近くの茂みから何かが飛び出してきた。

??「いたぞ!『ホシノカアビイ』が!」

カービィ「うわあ!」

??「知能があるのか。それなら自己紹介しよう。私の名前は『天束乾虫(てんそくかんちゅう)』である。標本を愛し標本に愛された男だよ。」

カービィ「ポヨ?」(ひょうほん?なにそれ?)

 乾虫は持ってきたゲージにカービィを入れようとしたが外した。

カービィ(アルマパラパみたいな事をするなぁ。)

 カービィはかつて命が始まったと言う大荒野での戦いを思い出していた。まぁ、今のこの攻撃の方が当たったら出られず、抵抗できずに殺されるのだが。

乾虫「クソ!標本にされる生物のクセに!人間以外の生物は全て剥製やら標本やらにされる運命だ!」

カービィ(やだな。ひょうほん?になりたくない。)

 カービィは必死に避けていた。

乾虫「喰らえ!虫ピンガン!」

 乾虫は銃の様な物を取り出したとき、すかさずカービィはそれを吸い込んだ。それを飲み込んだとき、カービィは星形の飾りを付けた帽子を被り、自身の身長ぐらいの大きさの銃を持った『レンジャー』になった。

乾虫「サブウェポンを奪われたか!でもまだある!」

 カービィは銃を構え、放った。

カービィ「『ためショット』!」

 大きな星の弾丸が乾虫に命中した。

乾虫「2丁目だ!」

 カービィはまたそれを吸い込み始めた。

乾虫「またかよ!」

 しかし、乾虫はそれを手放さなかった。

乾虫「喰らえ!」

 乾虫は引き金を引いた。出てきた針の弾をカービィは吸い込んだ。すると、カービィの帽子が目まぐるしく変わり、やがて一つの帽子を被った。黒い角を生やした、『ビードル』だ。

乾虫「虫になりやがった!」

カービィ「『ロケットホーン』!」

 カービィは乾虫に近づいた。

乾虫「チャンスだ!」

 乾虫はゲージを構える。しかし、

カービィ「『さみだれホーン』!」

 カービィの角で滅多打ちにされ、そして、

カービィ「『バックスラッシュ』!」

 カービィは乾虫に強力な打ち付けをした。乾虫は気絶した。

カービィ「『ロケットホーン』!『ロケットホーン』!」

 カービィは『ロケットホーン』を連発し、その場から去った。

カービィ(『ビードル』久しぶりだなぁ。『新世界』ではいっかいもつかわなかったな~。)




 謎の標本家は『天束乾虫』でした。オリキャラです。


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カービィ救出決死隊

 プププ側です。


デデデ「さてと、取り敢えずメンバーを整理しよう。」

 デデデはポップスターで集めたメンバーを点呼させた。

デデデ「クラッコ!」

クラッコ「はい!」

バンワド「主に運搬や移動のためですね。」

デデデ「アドレーヌ!」

アドレーヌ「はい!」

バンワド「食べ物や武器を描いて僕たちをサポートしてくれるっす!」

デデデ「タランザ!」

タランザ「はいなのね。」

バンワド「敵を捕獲、操作してもらうっす。」

デデデ「リック、カイン、クー!」

リカク「はい!」

バンワド「戦闘員っす。」

デデデ「マルク!」

マルク「呼ばれたのさ。」

バンワド「敵を翻弄するっす。まぁ信じられないっすけど。(小声)」

デデデ「そしてそして、グーイ!」

グーイ「ぐーい!」

バンワド「敵を補食し、情報を得るためっす。」

デデデ「最後にエフィリン!」

エフィリン「がんばるよ!」

バンワド「もしものための逃げ道を作るためっす。」

デデデ「以上だ!」

マホロア「少いネェ。」

クラッコ「確かにそうだな。」

アドレーヌ「あたし心配。」

タランザ「僕がいればどうってことないのね。」

マルク「いや~それは無いのさ。」

クー「まあまあ落ち着いて。」

グーイ「おちつき~!」

デデデ「だからこそ、次は宇宙に出て探す。盗賊団や信仰者とかだな。」

メタナイト「そのぐらいなら十分な戦力になる。」

アドレーヌ「なる程ね。デテの旦那も中々良いこと考えるね。」

デデデ「まあな!」

マホロア「それって僕が考えタやつジャ,,,」

 デデデはマホロアにハンマーをちらつかせた。

マホロア「イヤデデデガカンガエタヤツダヨ。」

アドレーヌ「なんか喋りがおかしいけど良いや。」

クラッコ「それでもう行くんですか?」

デテデ「おう。そうだな。マホロア準備出来てるか?」

マホロア「まぁ一応最終チェックさせテ。また事故が起こルと怖いかラ。」

デデデ「分かった。」

 マホロアはローアの中に入った。

カイン「ところで何で僕たちを集められたの?」

マルク「確かにそれは聞いてなかったのさ。」

デデデ「実はだな、カービィが別の星に飛ばされてしまったんだ。」

アドレーヌ「それは大変ね。」

クラッコ「まったく、大変だ。」

タランザ「それでカービィを救うためにこうして力のある者を集めたというわけね。」

デデデ「そうだ。」

マルク「つまり今この僕がここにいるやつを殲滅は,,,」

メタナイト「辞めておいたほうが良い。お前が死ぬことになる。」

マルク「恐ろしいやつなのさ。」

マホロア「チェック終わったヨ。」

デデデ「それじゃあ、乗り込もう!」

 全員ローアに乗り込み、ローアは出発した。




 時間ギリギリ!


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悪魔に関する報告書

 のーこめ


日付:202█年█月██日

差出人:██研究長

表題:ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)の観察結果にに基づく生態考察

研究対象について:ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)は今月██日に突如上空に現れた未知の空間より出現しました。ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)は数多くの擬態のような姿を有しており、本記録では、その姿についても記す。

本題:ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)は体長はおよそ30㎝程であり桃色をした球体を胴体とし、半球状の同色の手、赤い半球状の足を有し、胴体に直接目、口があります。ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)は口を開き、強力な吸引を行い、無機物、有機物問わずにありとあらゆる物を食料とし補食します。この際の補食量の制限は現在まで確認されていません。ホシノカアビイ(Kaabii Pink Diaboli)は特定の物を補食することにより何処からか出現する帽子を被り、生態を大きく変化させます。また、同時に2種類以上同時に補食した場合、帽子が高速で変わり、恐らくランダムで変化します。帽子の種類はまだ不明です。現在確認されている種類については以下に独自で命名し、記載しております。

炎型:炎を補食することによって変化。炎を体に纏い、通常よりも速い移動が可能。

 

鳥型:鳥類及び羽を補食することによって変化。手に装着した羽を使用した飛行が可能。

 

石型:石を補食することによって変化。手を巨大な石に変化させ、強力な打撃が可能。

 

医者型:薬を補食することによって変化。カルテを突きだし、速い移動が可能。

 

車輪型:ホイールを補食することによって変化。桃色のタイヤに変身し、高速で移動が可能。

 

銃師型:銃を補食することによって変化。手に持った銃から星形の弾丸の発砲が可能。

 

兜虫型:恐らくはカブトムシ(Allomyrina dichotoma)を補食することによって変化。角を使用した滅多打ち、角を突き出した速い移動が可能。

 以下は二種類同時に補食したことによる高速変化のうち、種類の判明に成功した物です。

剣型:恐らくは鶴を補食することによって変化。

 

爆弾型:恐らくは爆弾を補食することによって変化。

 

水型:恐らくは水を補食することによって変化。

 

竜巻型:恐らくは竜巻及び風を補食することによって変化。どのように補食するかは不明。

 

弓型:恐らくは弓を補食することによって変化。




 レポート風に出来たかなぁ,,,


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奇跡を掴め

 のーこめ


 カービィはしばらく道中でコピーした『ホイール』で走り続け、草原に出た。すると、一つだけとても目立った苗があり、そこを中心に人が集まっていた。

カービィ(あれは!!)

 カービィもそれに気付き反応した。そしてすぐさま取りに走った。カービィが近づくとその苗は急激に育ち、一つの赤い実を実らせた。

カービィ(ひかりかがやくみ!)

 光りかがやく実,,,通称『きせきの実』である。カービィがそれを食べようとした瞬間、近くの人に取られた。

人「こいつが近づいたら育った,,,興味あるな。持ち帰って研究しよう!この生物学者、『植動生学(しょくどういきまな)』の名にかけて!」

 生学は実を持ち、走り去った。カービィも『ホイール』で追い掛けた。

カービィ(まってそれすごいたいせつなの!)

 必死に追い掛けるが、新種の発見の興奮で猛スピードで走る生学には追い付かない。

生学「よし!後は車で行くだけ!」

 生学は車に実を積み、乗ろうとした。その時、

カービィ(『ほおばりヘンケイ』!)

 カービィが車を吸い込み、頬張った。

生学「ぼ、僕の車が,,,」

 カービィは実を乗せた車を走らせ、生学を巻くまで走り去った。

生学「,,,あのピンクの生物にも興味が沸いてきた。調べたい。」

 

 何とか巻いたのを確認し、ヘンケイを解除した。

カービィ(みは,,,あった!)

 カービィはトランクから実を見つけ、取り出し、食べた。

カービィ(あいかわらずおいしい!)

 その瞬間、体が虹色に光輝き始めた。

カービィ(ひさしぶりになったなぁ。『ビッグバン』。)

 全てを吸い込むコピー能力『きせき』とも言えるであろう最強コピー能力『ビッグバン』。家や木を始め、よく刺さってるあれからボス、さらにはボスのHPバーまで何でもありな最強コピーをカービィは手にした。

カービィ(ためしにちょっとだけすいこもう。)

 カービィは久しぶりの感覚で『ちょっと』の調整方法を忘れてしまっていた。

 

キャスター「速報です。東京都██区でビル5棟が消失しました。幸い怪我人、死者、行方不明者は確認されていません。被害者のインタビューによると『普通に仕事してたら突然ビルが浮き上がって、暫くすると窓の景色が宇宙みたいになった。それで10秒ほどして中の人達だけ器用に放り出されて元の世界に戻りました。目の前には『ホシノカアビイ』でしたっけ?が居まして頭を下げて謝っていました。』との事です。政府は『ホシノカアビイ』の動向を引き続き調査するとの事です。」




 『ビッグバン』よ、全てを吸い込め。


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第二次悪魔捕獲作戦

 のーこめ


 カービィは『ビッグバン』で少し更地にした場所を歩いていた。

カービィ(うーん、『ビッグバン』はきょうりょくすぎるなぁ。)

 カービィは土地を見て思った。すると遠くから何か武器を持った人達が近づいてきている。

カービィ(にげないと。)

 カービィは走り出そうとしたとき、何か針みたいなのが飛んできた。

カービィ(あぶない!)

 カービィは咄嗟的で吸い込めず、避けた。

カービィ(どうしようかな。)

 もう一発飛んできて今度は吸い込めた。

カービィ(『スパークニードル』か『コピールーレット』か,,,『コピールーレット』でいいや。)

 カービィはコピールーレットを発動させた。結果はというと,,,頭には3つの白翼、目の上には青いゴーグル、青の機体とエンジンを着けた『ジェット』となった。

カービィ(うんがいい!)

カービィ「『ホバリング』!」

 カービィはジェットパックを利用し空へと高速で飛び出した。

捕獲員1「クソ!また逃げられた!あいつどんだけ姿あるんだ!」

捕獲員2「でも今回の作戦ではさ,,,」

捕獲員1「そういやそっか、今回は捕獲用戦闘機が派遣されてんだっけ?」

捕獲員2「そうだよ。これであいつも終わりだな。」

 

 カービィは空高く飛んでいた。

カービィ(これならもうあんしん。)

 ところが後ろから轟音が聞こえてくる。

カービィ(もしかして,,,『ジェット』ってそっちもつかえるの?)

 カービィは慌てて方向転換した。

パイロット「逃がすか!」

 カービィの高速な飛行に戦闘機も追い付いている。

カービィ(だめかな,,,)

 そのとき、前から青く、丸みを帯びた戦闘機が来た。見覚えのある,,,

カービィ(『ロボボアーマー』!なんでここに!?)

 

 博物館にはとある英雄が乗ったとされる機械の模型が展示してあった。その模型はある『奇跡の力』を受け、かつての主人との思い出と共に、"蘇った。"

カービィ(いまいくよ!)

 カービィは素早くロボボアーマーに乗り込んだ。あの時を思い出しながら。

カービィ(いくよ!)

 アーマーは頷く。

カービィ「『ジェットガトリング』!」

 戦闘機は数発受けつつ、巧みに避けていた。

カービィ(なら,,,)

カービィ「『かくさんバスタードミサイル』!」

 カービィは沢山のミサイルを飛ばした。戦闘機は避けていたが、弾幕量に圧倒されとうとう命中し、墜落した。カービィはパイロットを救出し、地上に降ろし、飛び去った。

カービィ(おかえり,,,ロボボアーマー。もうあえないかとおもったよ。)




 ロボボアーマー登場です,,,ロボボの最後は感動しますよね,,,


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救出決死隊にスカウトせよ

 のーこめ


マホロア「さて、もうすぐ最初ノ目的地につくヨ。」

デデデ「最初は誰だ?」

マホロア「宇宙をまたにかける盗賊団。『ドロッチェ』ダヨ。」

メタナイト「私が行こう。」

マホロア「ヨロシク~。」

 メタナイトはドロッチェ団の船に入った。

メタナイト「失礼する。」

ドロッチェ「誰だ?,,,てメタナイトじゃないか。」

メタナイト「頼みたいことがあるんだが。」

ドロッチェ「言ってみてくれ。」

メタナイト「カービィが遠い未知の星に飛んでしまった。救出するために仲間に加わってくれないか?」

ドロッチェ「カービィが?わかった。行こう。その前にこの船をプププランドに置きに行かせてくれないか?」

メタナイト「私達の目的を果たしたらプププランドに向かう。」

ドロッチェ「わかった。では、プププランドで待ってる。」

 メタナイトはローアへ戻った。そして、ドロッチェ団の船はプププランドへと向かった。

マホロア「おかえり~。そんじゃ、次に行くヨ。」

 ローアはディメンションホールを開き、次の目的地へと向かった。

  ~大魔星マジュハルガロア~

 三魔官の本拠地である星。そこにあの後、暮らしているという。

マホロア「確か三魔官がここニすんでるんだよネ?」

デデデ「そうだ。」

クラッコ(三魔官って,,,?)

アドレーヌ「へえ。あの三人ここで暮らしてるんだ。」

クラッコ(あ、聞きにくい。)

バンワド「誰が行くんすか?」

デデデ「俺様が行こう。」

 デデデは大王星へと向かった。

 ~数十分後~

デデデ「やっと見つけた,,,ん?あいつは,,,」

 デデデは三魔官とハイネス、あとピンク髪のやつを見つけた。

デデデ「あいつは確か,,,スージーか?」

 デデデが見ていると、三魔官の内の一人、業火の三魔官、フラン・ルージュが気づいた。

ルージュ「そこでなに見てるんだ?」

スージー「あなたはクローン,,,の素となった,,,」

デデデ「デデデだ。」

スージー「そうそう。」

パルルティザーヌ「お、くちびるペンギン。このスイーツOLと一緒に話しててただけだよ。」

キッス「ジャマハローア。どのような用件で来たんですか?」

デデデ「カービィが遠くの星へ飛んでしまってな。」

パルメザンチーズ「何?あのずんぐりピンクが!?」

ハイネス「それはそれは。」

スージー「助けに行きましょう!」

デデデ「それで今仲間を集めているんだ。」

ルージュ「私達も行こう。」

スージー「私も行きます。」

ハイネス「すいませんが私はパスでお願いします~。この星を守らないと行けませんし。」

デデデ「わかった。では着いてきてくれ。

 4人ローアへと向かった。




 さてさて、役者が揃ってきた。
※マジュハルガロアに三魔官が住んでるというのは作者の想像です。


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決死隊の現代入場

 のーこめ


 ローアがプププランドへと帰還した。

デデデ「うむ。ドロッチェ団もちゃんと来れてるな。」

マホロア「後は『地球』に向かうだけだヨ~。」

メタナイト「別の星は地球と言うのか。」

グーイ「ちきゅー!」

スージー「地球,,,確か資源が豊富で前に侵略対象星の候補に挙がってた星ですわ。でもゲンジュウミンの影響で暑くなってて却下されました。」

キッス「暑いのですね,,,私の氷で足りるでしょうか?」

デデデ「足りるだろうさ。」

マルク「ま、最悪僕が貰っちゃえば,,,」

デデデ「辞めろ。」

マルク「へえへえ。」

マホロア「着地するヨ。気を付けてネ。」

 ローアは着地した。

ドロッチェ「お、来たか。」

メタナイト「待たせたな。」

エフィリン「もう行くの?」

マホロア「いや、まだダヨ。それぞれの武器と乗り物を用意しテ。」

メタナイト「わかった。」

 メタナイトは飛び去った。

アドレーヌ「と言われてもねえ。」

ルージュ「既に用意してある。」

マホロア「あ、そウ?」

  ~数分後~

 戦艦ハルバードが到着した。

マホロア「じゃあ、出発するヨ。ディメンションホールを開くから全員乗り物に乗ってホールに入っテ。」

 全員好きな乗り物に乗り込みそれぞれが飛び立った。ちなみに比率は、

 ローア8 ドロッチェ団6 ハルバード4

 となった。

メタナイト「何故私の戦艦は少ないんだ?」

マルク「そりゃ、よく墜落してるの見てるよ?」 

 全船はアナザーディメンションへと突入した。

  ~アナザーディメンション~

 全船はローアを先頭にアナザーディメンション内を進んでいった。

マホロア「後少しデ着くヨ。」

デデデ「早!」

マホロア「そりゃあアナザーディメンションだかネェ。」

 そして、出口用のディメンションホールから外の宇宙に出た。

   ~地球前~

 ディメンションホールから外に出た御一行は地球を見つめた。

アドレーヌ「綺麗!」

マルク「ほう、この星も悪くないな。」

 ローアが地球に向かったのと同時に他の2船も着いていった。

   ~東京上空~

 ローアらは東京へと向かっていた。その時前からなにかが飛んできた。

マホロア「何だアレ?取り敢えず撃っとこ。」

 マホロアが星形弾で撃ち抜き、命中させた。それは爆発した。

デデデ「うお、爆発した。カービィの『ミサイル』みたいな,,,」

メタナイト「むしろあれがミサイルなのではないか?」

グーイ「たしかにー!(意味はわかってない。)」

 そんなこんなで、無事にそれなりに広い平地にそれぞれの船を着陸させた。

マホロア「ここに置いといてもなぁ,,,」

エフィリン「僕に任せて!」

 エフィリンが空間移動能力で船をプププランドへ送った。




 今回の戦艦は撃墜しませんでした。


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悪魔逃亡

 「JR福知山線脱線事故に似た描写があります。注意してください。」←ネタバレ注意。事故関連のトラウマがある方は文字選択をしてお読みください。


カービィ(まだおってくる,,,)

 カービィは逃げていた。

  ~数時間前~

 それは決死隊が来る前。カービィは呑気に歩いていた。カービィ(どうやってかえろう,,,まだてがかりもみつからないし。)

 その時、黒紫の丸いものが目に入った。

カービィ(いまのは,,,)

 カービィには見覚えがあった。

カービィ(シャドー?)

 かつて鏡の国で出会ったカービィの分身で、カービィの僅かな悪い心(悪戯する程度)をディメンションミラーが写して誕生した存在、シャドーカービィを見つけた。

カービィ(でもいまは『鏡の国』をまもってるはず,,,もしかして,,,)

 カービィは来た道を戻った。案の定、例の鏡があった。

カービィ(『奇跡の力』が『ディメンションミラー』のもけいをほんものにしたんだ,,,ロボボと同じように。)

 カービィは写らないように移動し、鏡を吸い込み、シャボンとして胃の中に入れた。

カービィ(いこう!)

 カービィはシャドーを探しに行った。

  ~1時間後~

 見つけた。

シャドー(うしし、ひとがとおるところにいしをおいてやるぜ。)

 シャドーはコンクリートブロックを置いた。

カービィ(まてー!)

 カービィはシャドーを追いかけた。シャドーが石置いた場所を見ずに,,,

 カンカンカンカンカン

 

 

  ~2時間後~

 カービィは追い詰めた。

シャドー(カービィじゃないか。なんだおまえだったのか。)

シャドー「ぽよぽよ!」(ディメンションミラーあるか?)

カービィ「うぃ!」(ほらこれ!)

 カービィは鏡を出した。

シャドー「ぽよ!」(どうも。)

 シャドーは帰った。

カービィ(ふぅ。このかがみはもういちど割ろう。)

 カービィは近くの石を吸い込み、『ストーン』となり、鏡を割った。

カービィ(よし、これでいい。)

 そのとき、うしろから警察が来た。

警察「『ホシノカアビイ』!お前を特定生物として捕獲する!」

カービィ(にげなきゃ。)

 カービィは逃げ出し、現在へと至る。

 

 

 

キャスター「速報です。東京都██区で脱線事故が起こりました。脱線後、車両は近くのマンションと衝突し、マンションの一部が倒壊しました。マンションの住人を含む死者324名、重軽傷者103名、行方不明者が1名の被害が出ました。原因は線路にコンクリートブロックが置かれる『置き石』によるものであり、付近の監視カメラから『ホシノカアビイ』による犯行と断言されました。政府は『ホシノカアビイ』を特定生物とし、捕獲を警察に命じました。以上、速報をお伝えしました。『ホシノカアビイ』を見かけた人はすぐに110番を。」




 シャドーのやらかし。


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ニュースと救出作戦開始

 そろそろ終盤,,,かなぁ。


キャスター「速報です。東京都██区上空から謎の飛行船が3隻飛来してきました。落下予測地点には大きな船が着陸した跡が残されており調査が進められております。宇宙に詳しい専門家によりますと、『あんな船を作る技術力を持った生物は見たことも聞いたこともない。誰かが目立つために行ったフェイクかなんかであろう。』とのことです。しかし予測地点からは謎の成分を持った金属が発見されており、『今まで否定されていた宇宙人が実在していたかもしれない。』という声も上がっています。また、『ホシノカアビイ』との関係性があると考えられており、『ホシノカアビイ』の捕獲研究が急がれるとのことです。」

---------------------------------------------------------------------------------

 決死隊は山の中を移動していた。

デデデ「それで、カービィは何処にいるんだ?」

ドロッチェ「チューリンやスピンにも探させてるがわからん。」

アドレーヌ「もしかしてもう捕まってたり,,,」

マルク「そんな訳無いとは思うのサ。」

アドレーヌ「そうかな,,,」

スージー「きっとそうですわ。カービィならきっとうまく隠れながら逃げてるに違いないわ!」

アドレーヌ「そうよね!」

マホロア「うーん,,,なんか奇跡の力とかヲ感知できる装置無かったカナァ,,,」

デデデ「そんな都合よくないだろ。」

 マホロアはエフィリンに何処かに繋いでもらい、何処からか部品とかを取り出した。

マホロア「こんだけあれば作れるヨ。」

 マホロアは高速で部品を組み立て、そして、我々で言うゲーム███のような見た目の装置を作り上げた。

マホロア「これでよし。あトはアンテナを伸ばせバ,,,よし成功!カービィの居場所が分かるヨォ!」

 マホロア達は向きを変え、カービィの方へと向かい始めた。

マホロア「カービィの居場所を特定したヨォ!後は向かうだけだヨ!」

 決死隊の士気は上がった。

  ~10分後~

 決死隊は遂にカービィを見つけた。

決死隊「カービィ!」

 皆でカービィを大声で呼んだ。

カービィ「はぁい!」

 そのとき後ろからカービィが籠に入れられた。

アドレーヌ「カービィ!」

 カービィは連れ去られた。

人「ふうう、やっと捕まった。さ、後は生態研究とかなんやらするために研究所に持ち帰るんだな。」

 その人は車にカービィを乗せ、車を走らせた。

メタナイト「エフィリン!準備を!」

 エフィリンはディメンションホールを作るための準備を始めた。




 カービィの運命や如何に!


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カービィを救出せよ!

 誘拐されたカービィを救出できるのか!?


 エフィリンがホールを開くまで時間がかかる。

デデデ「タランザ!足止めをしてくれ!」

タランザ「了解。」

 タランザは蜘蛛の糸のようなピンクの魔法糸を車に絡めて、動きを止めた。それから数秒してホールが開き、荷台の中に繋がった。

デデデ「今助けに行くぞ!」

 デデデがホールに入った。

マホロア「待って!」

 マホロアは気づいた。デデデのあの巨大な体格は重量を伴ってることに。そして、車は物凄く後ろに傾いていた。

マホロア「だから今言ったの二。」

 でも、デデデはカービィを籠ごと連れてきた。

バンワド「カービィさん!」

アドレーヌ「お帰り!」

カービィ「ぽよ!」(ただいま!)

 カービィと皆は再会を喜んでいた。

??「動くな!」

 しかし、周りには大勢の武装した人と、白衣を着た人物が居た。

??「初めましてと、お久しぶり。僕の名前は植動生学(しょくどういきまな)。前回はよくも車を奪ってくれたなぁ、ピンクの生物。今回は周りの生物もろとも、お前を捕獲する!」

 武装人が近づいてくる。絶体絶命と思われたそのとき、小型隕石が武装人の目の前に沢山落とされた。

生学「何だ!」

 上にはまあまあ大きめのホールが開き、その前にはエフィリンが飛んでいた。

エフィリン「よし、皆!やっちゃって!」

メタナイト「感謝する。」

バンワド「ありがとうございます!」

 プププ軍が猛攻撃し始めた。

デデデ「お前も行くぞ!」

 デデデは自慢のハンマーで籠を壊し、カービィを解放した。

タランザ「ついでにこれを喰らうのね!」

 タランザは虹色輝く実、『きせきの実』を投げ、カービィは食べた。そして、『ビッグバン』へと変身した。

マルク「吸い込むのさ!」

 カービィは大きく口を開け、吸い込んだ。

人「うわ!何だこれ!」

 武装人はどんどんと吸い込まれていった。

パルルティザール「『レア・エレクトロエクレア』」

キッス「『シェイキング・ソーダ・スライダー』」

ルージュ「『ファスト・オーブン・ウェルダン』」

 三魔官もそれぞれの大技を繰り出し、敵を殲滅していた。

生学「く、ここは戦略的撤退!」

 生学は逃げようとしたが,,,

ドロッチェ「待ちな。」

生学「ひ!」

 ドロッチェが驚かして足止めし、そして、

タランザ「『タランザウェブホールド』!」

 タランザが魔法糸で拘束した。そして、その頃になると敵軍も全滅していた。

カービィ(かった!)

 カービィは例のダンスを踊った。

デデデ「疲れた,,,」

マルク「あっちも捕獲成功してるし、こんなもんで良いのさ。」

 皆、勝利後の疲れで座っていた。




 無事に救出されました。


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最終回 夢を見て、ご飯を食べよう。

 最終回です。


 カービィと決死隊は皆、アドレーヌが出した物を食べていた。

デデデ「うむ。前よりも美味しくなってる。前のも旨かったが。腕を上げたな。」

アドレーヌ「ふふ。ありがとう。」

スージー「このアイスもこれも全部美味しいわ!」

 皆、アドレーヌの食べ物を絶賛していた。

バンワド「そういえばカービィさん。こっちではどんなことをしたんですか?」

 カービィは現代での思い出を語り出した。

カービィ「ぽよ!ぽよぽよ!」

バンワド「ふむふむ、『一杯食べたり、ビックバンになったり、戦友と再会できたよ!』ですか。」

カービィ「うー,,,ぽよ!はぁい!」

バンワド「『でもたまに僕を捕まえられそうになったり、きせきの実を奪われたり大変だったなぁ。でも楽しかった。』ですね。」

 カービィは頷いた。

デデデ「よく分かるな。俺様でも一部しかわからないのに,,,」

バンワド「ふっふっふ。実は博物館の展示品の紹介文をカービィさんでも読めるようにするためにカービィさんの言葉を解読、習得したんです。」

デデデ「でもカービィて普通に文字読めなかったか?」

バンワド「はい,,,でも習得するまで全ワドルディが気付かなかったんです,,,」

デデデ「優秀なのかドジなのか,,,」

     ~数十分後~

 外での食事会は終わりを迎え、プププランドに帰る時になった。

エフィリン「じゃあ、船を出すよ!」

 エフィリンは全員の船を出し、皆は船に乗り込んだ。

マホロア「さ、そろそろ行こうかナ。」

 ローアが出発すると、それに付随するように他の2隻の船も飛び出し、ローアが開いたディメンションホールに入っていった。

マホロア「いやぁごめんネ。カービィ。」

 マホロアは今回の事を謝った。

カービィ「ぽよ!」

 カービィは許した。

    ~数分後~

 カービィ達はプププランドに着いた。

マルク「あーあ、着かれたのさ。」

タランザ「ま、たまにはこういうのも悪くないのね。」

ルージュ「では、我々は帰らせて貰う。」

スージー「私も仕事が貯まってますので。」

 元々プププランドの住人じゃないルージュなどはドロッチェの船でそれぞれの住居などに帰っていった。

バンワド「さて、改めまして、」

皆「おかえりなさい!カービィ!」

  

 

 ここは呆れ返るほど平和な星、プププランド。この日、この星を平和で穏やかな星にしている勇者(桃色悪魔)が帰ってきた。勇者は今日も昼寝をし、お腹が空いたらご飯を食べる。そんな日常を送りなおした。博物館はその後再建が進み、各地から展示品を集めなおしているという。

 

        ~完~




 ここまで『現代悪魔危機~対象名:星之火亜美胃~』を読んでくださり、ありがとうございました。では、また私の他の作品で会いましょう。


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