転生したらインターネットだった件 (DUN.ネコノカンリニン)
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設定資料集――随時更新しまそ
二度目です。今回はワルプルギス開始時点のステータスです。
主人公設定資料集&これから獲得するスキルの一部公開
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
えーっと、どうも作者のDUN.ネコノカンリニンです。今回はこの前チラッと言ったある程度伸びたらやるって言ってた設定資料集です。そして、これからの展開についても少しは話していきますよ!それじゃぁゆっくりしていってね!
P.S.ステータス形式にしました。あの経緯みたいなのは有りません。
設定資料.1
主人公.キンカ=クトゥルフ=スカーレット(旧名.証網金歌)
ステータス
名前:キンカ=クトゥルフ=スカーレット[EP:745万5543(+“聖槍グングニル”500万、“魔杖レーヴァテイン”495万)]
種族:最上位聖魔霊――
庇護:旧き寵愛
魔法:〈竜種魔法〉〈上位神話生物召喚〉〈局外魔法〉、その他
能力:
固有能力『万能感知・竜霊覇気・万能変化・超金剛体』
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃無効
設定資料.2
眷属その一.クトゥルフ
ステータス
名前:クトゥルフ[EP:524万3321(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“司祭”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性
設定資料.3
眷属その二.アザトース
ステータス
名前:アザトース[EP:683万9834(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“魔皇帝”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性
設定資料.4
眷属その三.ニャルラトホテプ
ステータス
名前:ニャルラトホテプ[EP:597万7524(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“使者”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性
設定資料.5
眷属その四.クトゥグア
ステータス
名前:クトゥグア[EP:576万3189(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“生邪炎”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性
設定資料.6
眷属その五.ダオロス
ステータス
名前:ダオロス[EP:584万4678(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“幾何学”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性
設定資料.7
眷属その六.ハスター
ステータス
名前:ハスター[EP:583万2651(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“生邪楓”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性
設定資料.8
眷属その七.ヨグ・ソトト
ステータス
名前:ヨグ・ソトト[EP:672万7426(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“時空”
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性
設定資料.9
眷属その八.ノーデンス
ステータス
名前:ノーデンス[EP:695万2586(+“
種族:
加護:キンカの加護
称号:“
魔法:〈局外魔法〉〈元素魔法〉
能力:
耐性:物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性
設定資料.10
眷属その九.エルダー・ワンズ
ステータス
名前:エルダー・ワンズ[641万3596(+“
これにて終了!あと作者の名前の意味なんですがとくにないです。
終了お疲れ様でした!
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死んだから転生するよ!
どちら様でしょうか?.プロローグ
原作.転生したらスイライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
注.ナレーターは、主人公です。
それはあの日のことだった…。
どうも、僕の名前は「証網 金歌(しょうもう きんか)」といいます。名前は女寄りだけど、れっきとした男性です。好きなものは読書とインターネット、嫌いなものは勉強と「ボカロはTiktokのコンテンツだよね♪(ドヤァ)」っていうやつです。
…まぁそんな話はどうでもよくて、なんか今知らない所にいるんだよね。たぶん死んだんだけど。まぁそこからいろいろあったときに何かあったんだよなぁ。
さかのぼること数十分前…
「さて、今日も5chでなにか面白いスレないかなぁ?」
いつもの様に、5chを見て面白いスレ見て、世界ランク上げて、っていう普通の生活をしようとしていたんだけど、あっ、ちなみに今平日の昼ね。イヤーみんながあくせく働いているときに見るスレは面白いなぁ!!!!!えっ?なに?ちゃんと働け?いやだよこんな夢みたいな生かt、『働かない人嫌い!!!!』ウッ!テレパシーで精神攻撃が!
閑話休題
でね、いつもどおり5ch見てたわけよ。そうしたら、急にトロフィーが落ちてきてね、そこに頭ぶつけて意識が朦朧としているときにね、頭にふっとこう浮かんだんだよね。
「自分は、40歳まで童貞だったから生まれ変わったらすげーことになるって聞いたことあったなぁ。まぁそうなりますようにと祈っときますか。できればインターネットになりたい(?)」
そうしたらさ、変な声が聞こえてさ、
[…確認しました。ユニークスキル{インターネット}を獲得中…。成功しました。]
っていうのが聞こえたわけよ。あと
「来世は寿命が長いといいなぁ」
って思ったら。
[…確認しました。無機物の体を生成…。成功しました。]
ってさっきの声と同じ声がね。長いので謎の声の言うことだけ伝えていくわ。
[…確認しました。ボーカロイドを検索中…。該当がありませんでした。代わりとして、ユニークスキル{ボーカル}を獲得中…。成功しました。続けて進化を開始…。成功しました。ユニークスキル{ボーカル}はアルティメットスキル{歌唱之王(ボーカロイド)}へと進化しました。]
その声を最後に僕の意識は途切れた。
そして、目覚めた後は、まず自分の体を見てみた。
「手足は…あるな。腕は…異常なし。細くて色白だけど。腕も…異常なし。体は…ん?むっ胸が!胸がガgッガッガガガgッガガある…だと…。」
そこで僕は、自分の性別が男ではないことに気づいた。しかしそれは問題ではない。…今は
「目は…もちろんあると。異常なのは…ここが洞窟ということだ。」
多分ここは異世界なのだろう。光る石がたくさんある。あんなのはこの日本には(多分)ない。
[検索結果を表示します…。検索結果、魔鉱石。魔素濃度の高いところに見られ、魔法と非常に相性がいい金属。]
「えっ…誰?」
第一話fin
どうも、作者のDUN.ネコノカンリニンです。転スラが好きで、今回こういう形で二次創作をさせていただきます。ハーメルンには他にも転スラ二次創作小説があるので読んでみてください。
次の話からスキル、展開、その他もろもろがあるので。楽しみにしていてください。(自分にそんなクォリティがあればの話ですが。)一応投稿ペースは遅めです。
それでは次回も、ゆっくり読んで言ってね!!
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覚醒編
あっそういうことね。エッ!?
あっそういう感じなんですねー。(。´・д・)エッ?
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ、
転生しました。以上
どうも、毎度おなじみ金歌でございます。トロフィーが頭に当たってね死んで転生したらさぁ…「ここどこやマジで」なんか洞窟に転生していました。
「えっ…誰?」
どこからか聞こえた謎の声に僕は困惑していた。
[自己紹介が遅れました。私は、ユニークスキル{インターネット}です。以後お見知りおきを。]
「いや、まぁ、はい。まずユニークスキルとかってなんすかそれ?えーっと…インターネットさん。」
[検索結果を表示。検索結果、スキルとはこの世界で手に入る能力のこと。あなたが今所持しているスキルを表示します。ユニークスキル{インターネット}アルティメットスキル{歌唱之王(ボーカロイド)}です。権能を表示しますか?
→YES NO]
ここはやってみようか。
「YESです。」
おっ、この声なかなかかわいいじゃないか。この体案外悪くないかもしれない。
[検索結果を表示。検索結果、ユニークスキル{インタネット}の権能は、解析鑑定、AUTOバトルモード、世界検索です。説明します。解析鑑定は、その名の通り解析・鑑定をする能力です。AUTOバトルモードは、肉体の主導権を{インターネット}に渡せば自動で戦ってくれる能力です。肉体の主導権は制圧後お返しします。世界検索は、すべての異世界、世界から該当する情報を検索する能力です。次に、アルティメットスキル{歌唱之王(ボーカロイド)}の権能は、言霊、鼓膜破り、精神支配、歌詞之実現、勧誘、魅了、精神力之回復、完全なる再生、能力増強、光速詠唱、超音波、反魂の秘術です。
説明します。言霊は、言葉に魔法をかけて本当のことにする能力です。
鼓膜破り・超音波は、その名の通り高い音や大きな音を出して鼓膜を破壊する攻撃です。あなたは魔物なので再生しますが、人間に使用するとなかなかの威力の攻撃となります。
精神支配は、精神を支配する能力です。
歌詞之実現は、言霊よりも多く魔素を消費する代わりにより強い実現力があります。
勧誘・魅了は、屈服した相手を自分の系統の種族にする能力です。
精神力之回復は、精神支配系のアルティメットスキルを受けたときに自動でレジストする能力です。
完全なる再生は、その名の通り無限再生とほぼ同等の再生力を持ちながら、魔素の消費量がコモンスキル発動時とほぼ同じという能力です。
能力増強は、スキルの能力を底上げする能力です。光速詠唱は、魔法の呪文詠唱の時間を光速と同じスピードにします。
反魂の秘術は、魂が残っていればその魂を肉体に戻し死者を復活させる術で、本来の成功率は3.14%ですが、{歌唱之王}をつかえば100%成功できます。
以上があなたのスキルの権能です。ちなみにあなたの種族は自然発生した魔鋼製のゴーレムです。無機物ゆえに寿命がなく魂ごと破壊されない限り死にません。]
「長々と解説ご苦労….と言いたいんだけどいつの間にか魔物に囲まれちゃってるんだけど。」
[…]
「おいなんか喋れよ。」
[本当に申し訳ありませんでしたーーー!!!!。・゚・(ノД`)・゚・。(泣)]
「正直でよろしい。まぁ一回スキル使ってみますよ。歌え!歌唱之王!」
[了解。アルティメットスキル{歌唱之王}言霊を使用。…
成功しました。続いて、能力増強を使用。…成功しました。]
次の瞬間、上空から八分音符を模したような矢が魔物たちに突き刺さり、想像通り、その頭を打ち抜いたのである。
[解析鑑定の結果、あの矢は神聖魔法{霊子崩壊}に匹敵するエネルギーを持っていました。]
「神聖魔法って何?インターネットって言うのが毎回たへ
んだからえーっと電華って呼ばせてもらいますねさん
(なんか凄くだいじな何かを持ってかれた感じがする)」
[検索結果を表示。検索結果、神聖魔法とは人間が神に祈ることで使える魔法。普通、魔に属するものは使えない魔法です。ゴーレムは一応(多分)魔物です。]
「じゃぁ何で僕が使えてるのさ」
[それは推測の域を出ないですが、アルティメットスキル{歌唱之王}の言霊に能力増強を組み合わせた結果なのではないでしょうか。]
「…歌唱之王…なんて恐ろしいスキルなんだ…!これをつかえばひとつの国を滅ぼすことだってできるじゃないか…!前言撤回!最高だ!一回やってみたかったんだよ。こういう国盗りみたいなやつ!よし洞窟に穴を開けてどこかの国に行こう!」
[了解。アルティメットスキル{歌唱之王}言霊を使用。…成功しました。]
またしても次の瞬間、突然上空に穴が開いた。そして次に魔鋼製の羽が出てきた。その羽を使って僕は外を出た。
[ちなみにあなたは魔鋼製ゴーレムの魔王種をもったユニークモンスターと呼ばれる存在です。]
そんな電華さんの言葉は僕の言葉によってかき消された。
「そういえば僕の名前ってあるの?」
[検索結果を表示。検索結果、あなたに名前はありませ
ん。自分でつけてみたらいかがでしょうか。]
「自分でか…。まぁできなくもないけど…。なら…僕の名前はキンカ=クトゥルフ=スカーレットだーーー!」
一瞬視界が揺らいだ。
[結果を表示します。結果、魔素の十分の三が消失。魂に{キンカ=クトゥルフ=スカーレット}の名前が刻まれたのを確認しました。続いて、魔鋼ゴーレム種からヒヒイロカネゴーレム種への進化を確認しました。アルティメットスキル{悪夢之王(クトゥルフ)}を獲得しました。]
あっそういう感じなんですねー。(。´・д・)エッ
第二話fin
どうも( =゚∀゚)ノ毎度!おなじみ作者のあとがきみたいなコーナーです。次回ではひとつの国…ではなくひとつの町を蹂躙し覚醒するかも…?あと悪夢之王(クトゥルフ)の能力も明らかに…。クソつまらない次回をお楽しみに!
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あぁ、狂気(Lunatic)だ…
あぁ、狂気(Lunatic)だ…
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
魔王種だったよ。工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工!!!!!(主人公は気づいてないです。)
どうも魔物としての名前がつきました。旧名.金歌、現在の名前はキンカ=クトゥルフ=スカーレットです。ながいのでキンカってよんでください。
「えっ?電華さん?新しいアルティメットスキルってマ?」
[本当です。アルティメットスキル{悪夢之王(クトゥルフ)}の獲得を確認しました。権能を表示しますか?]
「あっ、お願いします。電華さん。」
[了解。検索結果を表示。検索結果、アルティメットスキル{悪夢之王}の権能を表示します。邪神覇気、強制昏睡、自刃之狂気、呼び声、終末、混沌之悪夢です。
説明します。
邪神覇気は、魔王覇気と同等かそれ以上の威圧感を出す能力です。
強制昏睡は、相手を強制的に眠りに落とす能力です。
自刃之狂気は、寝ているものにしか通じませんが起きると発狂して自刃してしまう能力です。
呼び声は、術をかけた相手に寝ているときにあの世への呼び声を出す能力です。
終末は、辺り一帯を永遠に草の生えない土地に変貌させ、範囲内にいる生命(有機物)を敵味方問わず大量虐殺を引き起こす能力です。
混沌之悪夢は、悪夢の世界に引きづり込み悠久の時の中死ぬことも許されず狂うことも許されない空間に幽閉する能力です。]
「えっ、コワ。なにそのスキル。相手を拷問するためあ
るようなスキルじゃん。一番使いそうなのが邪神覇気なんだけど。」
すげー迷惑なスキルだな。と思いつつも人の町が見えた。
「あそこ蹂躙してくるかぁ」
[…]
電華さんがすげー怖がってた。自分はナチュラルサイコパスだったのか!ここでやってみよう。人口5万人位の町だけど容赦なくやらせてもらおうか。
「歌え!歌唱之王!」
[…了解。アルティメットスキル{歌唱之王}言霊を発動。成功しました。続けて、能力増強を発動。成功しまた。]
「カゴメカゴメ!かごの中の鳥はいついつでやる!しかし、僕は入れるよ!」
次の瞬間、強固な結界が一瞬で出現した。しかし僕は入れる。あれ?このときにあのスキルを使えばいいんじゃないか?
「狂気に染まれ!悪夢之王!」
[…!了解。アルティメットスキル{悪夢之王}終末を発動。成功しました。対象はこの町です。続いて…!!]
「どうした電華さん?」
[問題が発生しました。終末発動に必要な魔素量を満たしましたが、最大威力で発動するための魔素が足りません。アルティメットスキル{歌唱之王}の歌詞之実現で魔素無限化を奨します。]
「分かった!電華さん!歌え!歌唱之王!」
[了解。アルティメットスキル{歌唱之王}歌詞之実現を発動。成功しました。続いて、能力増強を発動。成功しました。]
「湧き出ろ無限のエネルギー!脈打て鼓動!」
次の瞬間、魔素が底無しとなった。これを可能にしたのは、史上初である。そして、魔素が無限になった今、僕に発動できないスキルなどない。
「破壊と蹂躙と虐殺の限りを尽くしてよい!今クトゥルフの名を次ぐものによって命ず!この町に終末を!!!!」
その後は一瞬だった。みんな何も分からないうちにクトゥルフの眷属に呪文と同じように破壊と蹂躙と虐殺の限りを尽くされた。これでも、元人間だ。多少の心の痛みはある。
「…ねぇ、電華さん。この残された魂たちはどうするのさ。」
[問題解決の結果を表示します。結果、アルティメットスキル{歌唱之王}の歌詞之実現で魂を吸収することを推奨します。]
「…分かった。亡き者たちへの花束とレクイエムを!歌え!歌唱之王!」
[了解。アルティメットスキル{歌唱之王}歌詞之実現を発動。…成功しました。続いて…「いや電華さん。もういい。能力増強発動をキャンセルだ。」了解しました。能力増強発動をキャンセル。]
「魂が消え去る無限とも思える時間に耐えたなら、あなたの意思は天界に認められることになるだろう。」
そのとき、強烈な眠気が襲ってきた。
(…あれ?魔素は無限だ。その他になにかあった…け…?)
[一度に大量の魂を吸収したため、覚醒のための養分が集まりました。これよりハーベストフェスティバルを開始します。]
その後、すぐに意識を失った。
あれから何時間たっただろう。謎の声と電華さんが話している。
[(ハーベストフェスティバルは終了しました。これから覚醒を行います。[ユニークスキル{インターネット}から
進化の要請]了。ユニークスキル{インターネット}の進化を了承。ユニークスキル{インターネット}はアルティメットスキル{全治之王(スプリームゴッドオブインターネット)}へと進化しました。これより既存の耐性、スキルの再取得を行います。)]
そのとき僕は知らなかった。僕も世界を支配する覚醒魔王の一柱となることに。
はいどうも作者のDUN.ネコノカンリニンでございます。今回は初のシリアス回となりま
した(?)一応時間軸としては。ミリムのカリオン殺害計画(嘘)の直前です。次回はワルプル
ギスの前編と新しい電華さん全治之王(スプリームゴッドオブインターネット)の権能発表
したいと思います。それでは次回もゆっくりみていってね!
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いざ魔国連邦へ!
いざ!魔国連邦へ!
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
覚醒魔王になったぜ☆Σ(・ω・ノ)ノえっ!
どうも、毎度おなじみキンカ=クトゥルフ=スカーレットです。長いのでキンカとy(ry
「あっ、電華さん。何があったんですか…って!エエエエエエエエッ!なんか知らないスキ
ルあるんだけど!インターネットがない!あぁぁぁぁぁ!もうお終いだァァァァァァ!インター
ネット及び電華さんがいないと生きていけないよォォォォォォォォォォォォ!」[大丈夫です。
マスター。]「えっ。誰ですか?電華さんは僕のことマスターじゃなくて、あなたって言って
たんだけど。」[今はユニークスキル{インターネット}ではありません。今はアルティメット
スキル{全治之王(スプリームゴッドオブインターネット)}です。権能を表示しますか?]「お
願いします。電華さん…で良いんだよね?」[了解。いつも通りの電華です。検索結果を表示。
検索結果、アルティメットスキル{全治之王}の権能は、全属性攻撃耐性、精神体攻撃無効、
致命的なエラー、解析鑑定、AUTOバトルモード、世界検索、絶対防御、無代償悪魔召喚、
能力統合、聖魔属性支配、時空間支配、自動操縦です。説明します。全属性攻撃耐性は、
名前の通り、火、水、風、聖、魔これらの全ての属性からの攻撃に耐性を持ちます。精神
体攻撃無効は、精神体に直接くる攻撃を無効化します。致命的なエラーは、この世界に致
命的なエラーを発生させ、時空を歪ませ破壊する能力です。この際、時空が破壊されるた
めこの世界の全てが破壊されることとなります。解析鑑定、AUTOバトルモード、世界検
索は、ユニークスキル{インターネット}にもあったはずなので覚えているはずです。絶対防
御は、その名の通り壊れない結界を張ります。無代償悪魔召喚は、普通代償を払って召喚
する悪魔を、代償を払わずに召喚する能力です。能力統合は、スキルを掛け合わせ新しい
スキルを生み出す能力です。聖魔属性支配は、聖魔の属性につく取得済み、未取得問わず
魔法、スキルを魔素無しでできる能力です。時空間支配は、時と空間を支配する能力です。
具体的には、時を止めたり、巻き戻したり、早送りにしたり、飛ばしたり、遅くしたり、
空間を広げたり、縮めたりする能力です。時止めは10秒間です。自動操縦は、マスターの
体の主導権をアルティメットスキル{全治之王}に渡せば、目的地まで自動で連れて行ってく
れる能力です。]「やっぱりさぁ!世界破壊するスキル多すぎじゃない?終末とか、今言った
致命的なエラーとかさぁ!なんでこんなに破壊するスキルばっかりなの?」[…シラネ]「おい」
[…!近くに別の覚醒魔王のオーラを確認。場所は…検索中…魔国連邦の首都リムルです。]「どこだよそこ。後露骨に話題を変えるな。うーん…まぁでも暇だし言ってみるとするかなぁ。よし、やってみるとするか。全治之王!」[了解。アルティメットスキル{全治之王}自動操縦を発動。肉体の主導権を渡しますか?]「YES」[了解しました。肉体の主導権が無
事アルティメットスキル{全治之王}に渡りました。これより自動操縦を開始します。…着き
ました。]「速ッ!!」さすがにこれは予想外だった。「はえー。よく発展してるなぁ。色々話
してる人もいるし…いや人じゃねぇ。魔物だこいつら。」そんなことを小声で言っていたら、
二匹の魔物がこんな話をしていた。「おい聞いたかあの噂。」「あぁ聞いたよ。リムル様がワ
ルプルギスに出席するらしいな。」「そうだよ。」「ワルプルギスってあれだろ?魔王が集まる
会議みたいなやつ。」「そうそう。あそこすげー危険らしいぜ。」「やめといたほうがいいと
思うなぁ。」この情報は聞き逃せない。さっそくリムルと言うやつに会いに行きますか。「全
治之王!」[了解。時空間支配を発動。成功しました。]あっという間に着いたこの首相官邸み
たいなところ。「立派なところだな。」その時、警備兵のようなものに止められた。「おい。
お前ちゃんと許可はもらっているのか?もらっていないなら即刻立ち去れ!」めんどうですね
この人いやゴブリンか。ここはひとつやってみますか。「歌え!歌唱之王!」[了解。アルティ
メットスキル{歌唱之王}精神支配を発動。成功しました。]「どうぞ…」そのゴブリンは、
無機物のように答えた。
少女移動中…
テレレテレレテレ♪[作者へ通達。この演出はいらないと思います。]「やってみたかっただ
けなんです」
コンコン、っとノックはしてみる。案外良いところ住んでんじゃないか。「どうぞーー。」
声が聞こえた。それでは、入らせていただきましょう!!「どうもーーー。」「えっ?どちら様
でしょうか?」まぁ、想定内の反応だよね。「どうも、あなたが魔王リムル・テンペストさん
でしょうか?」「…なんで俺が魔王になったって分かるんだ?」えっ、公表してなかったの?
まぁここは相手に合わせるとしましょうかね。「はぁ。勘が鋭いようだな。魔王リムル。」「誰
だ。答えろ。」「僕の名前はキンカ=クトゥルフ=スカーレット。つい最近覚醒してな。」うわ
ー。自分ノリノリじゃん。口調まで変になってるし。「へー。で、そのつい最近覚醒した魔
王が何のようだ。」
「ワルプルギスに参加したい。」「へっ?」へっ?自分でも何を言っているかが分からなかっ
た。
第四話fin
どうも毎度おなじみ作者のDUN.ネコノカンリニンです。昨日の三話のあとがきっぽいや
つでワルプルギス前編って言ったけど、正式にはワルプルギスに行くための下準備の前編
でした。大変申し訳ありませんでした。そして、この前コメントで姿は何かと聞かれたと
きに、椛みたいな見た目だといっていましたが。誤りです。実際は、白髪の部分だけが似
ています。髪形はミク、髪色は白、目はシエルさん、で後はStoryshift Charaみたいな感
じです。服は普通にパーカーに短パンです。以上あとがきみたいなやつでした。次回の構
想としては次回でワルプルギス下準備は終わらせたいです。もう少し伸びたら主人公の資
料集みたいなの出しますので、よろしくお願いします。
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自分でも何言ってるかわからない
自分でもなに言っているかがわからない
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
テンペストに来たぜ☆
「へっ?」へっ?自分でもなに言っているか分からなかった。「一回お茶でもしながら話しません?」「あっハイ」そうして僕は魔王リムルと呼ぶのは長いのでリムルと呼ばせてもらいますねさんに促されるままソファに座った。
「シュナ!客人と俺に紅茶を持ってきてくれ。」「はい。かしこまりました。」シュナと呼ばれた魔物...うーん人じゃないかこの人。[解析鑑定中...。結果あの魔物、固体名シュナはオーガから進化したオニと呼ばれる種族です。]「どうぞ」シュナというオニの子が紅茶らしきものを持ってきた。見た目は完全に紅茶なのだが、この世界に紅茶というものがあるのか分からないからだ。「どうも」僕はその子にお礼をして紅茶らしきものって言うの長いから紅茶?と呼ばせてもらいますねを飲んだ。そういえばこの世界に来て一回も飲食をしたことがなかった。この紅茶?が最初の一杯だ。「うまっ!なにこれ!日本でもこんなの飲んだことないぞ!」「今日本って言ったか?」リムルがそう聞いてきた。「日本を知っているんですか?」「あぁ。元々は日本の住人で通り魔に刺されて死んで、それで気づいたら、よっと!こんなスライムの姿になってた。」自分と同じ境遇の者がいて精神的に救われた。「そうなのかー。」「そうなのですー。」「「わはー」」リムルはこのネタを知っているのか合わせてきてくれた。「良かった。このネタが通じてくれて。」「まぁ、ここまで知ってるとなかなかオタクの外国人か日本人だからね。...さて本題に入ろうか。」ピリッとした空気が流れ始めた。「さっきは、えーっとノリにのって無礼な言葉使いをしてまことに申し訳ありませんでした!」「良いって良いって。それに同郷と聞いて安心したよ。で、君「かしこまらなくて良いよ。どうぞ気楽にキンカかクトゥルフかスカーレットって呼んでくれ。」じゃぁキンカはワルプルギスに参加したいんだね。」「はい。けどどうやって参加するのか分からないんだよね。」「今度またラミリスっていう妖精の魔王がくるって言ってたからその時に言うよ。」「ありがとう。で、それまでどうしてれば良いのさ。」ふっふっふ。これは住ませてほしいという事だよ。さぁリムル君。君はどうやって返すのかな?「大丈夫だ。うちの国に泊まっていけばいい。それか住むか?」「おっ、住ませてくれるの?それじゃお言葉に甘えるとするよ。」よしっ!寝床確保!「それで、どうしてワルプルギスに参加したいんだ?」まぁそう聞いてきますよね。僕だって会社の重要な会議に部外者が参加したいって言ってきたらそうする。会社行った事ないけど。「君のほかにどのような魔王がいるのか見てみたいんだよ。」「そうか。なら俺から言うことはないな。...そういえばキンカ、君ってどんなスキル持ってたっけ?」あぁ長くなりそう。
少女説明中...[もう何も言いません。勝手にやっててください。]作者.よっしゃ電華さんからOKもらったぜ!これで乱用できるようになる!
「この何ヶ月かでアルティメットスキルを3つ獲得ゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!?」リムルは困惑していた。なんかアルティメットスキルってそんなほいほい手に入るものじゃないらしい。けど話し聞いた限りではリムルも2年でアルティメットスキル4つ獲得してるって聞いたから人の事言えないんじゃないかって思った。(作者の声.しかし近いうちに君はあと5つアルティメットスキルを獲得することになるぞ。ウヒヒヒヒィィィィ!(魔女に似た声))なんか変な声が聞こえた気が。気のせいか。[記録参照中...。結果、気のせいです。]だよね。「で、そのアルティメットスキルって何?」詳しくは僕も聞いたことがないのだ。「んじゃちょっと{思念伝達}で繋げるわ。」そう言ってリムルはなにかのスキルを使用した。[報告。固体名リムル=テンペストが思念伝達を使用。通信を許可しますか?]お願いします。[了解。...成功しました。]次の瞬間。僕の脳内に謎の空間が浮かんだ。「ここは?」「ここは思念伝達。あなたにアルティメットスキルとは何かを説明いたします。」そこにはリムルに良く似た、しかし別人が立っていた。「自己紹介させていただきます。私はアルティメットスキル{智慧之王(ラファエル)}です。」「あっ、よろしくお願いいたします。」「それでは早速ご説明させていただきます。」
少女説明され中...
長いなぁ...。
「...です。お分かりいただけましたでしょうか?」うー。長かった。何時間たったんだ..._ノ乙(、ン、)_ガク![検索中...。検索結果、2分ほどしか経っていないようです。]マジかよ。
そうして説明は終わった。その後リムルと少し話してこれから僕の家になるところへ案内してくれた。空いている家をくれるらしい。本当に感謝しなければならない。そして家に入ってまったりしていると...トラブルというかなんと言うかが起こるわけだ。[報告。先程の{思念伝達}での説明でアルティメットスキルの理解が深まったことで新しいアルティメットスキル{運命之王(レミリア・スカーレット)}を獲得しました。]またこの流れかよ。2回目だよ。何回やったら気が済むんだ。そう愚痴を言いながらも、ワルプルギス楽しみだな。とか思ったりしてた。
第五話fin
どうも、作者のDUN.ネコノカンリニンでございます。最近風邪で寝込んでましてね、実家だったんでいつものパソコンがないんですね。+テスト期間だったので投稿遅れました。すみません。さて、いきなりですが告知です。転生したらインターネットだった件の設定資料集をアップしましたのでぜひ見てください。いつもより短くしました。では!
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そして運命は動き出す
そして運命は動き出す
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
おぜうをゲットしたぜ☆(スキルとして)
どうも、キンカでございます。なんかこの前思念伝達で叡智之王(ラファエル)さんにあるティメットスキルについて教えてもらったらなんか新しいスキルができました。
「...またですか。」[はい。またです。]僕はこの運命から逃れられないのだろうか。「電華さん、権能を表示してくれませんか?」[了解。検索中...。検索結果を表示。権能を表示します。アルティメットスキル{運命之王(レミリア・スカーレット)}の権能は、結果改竄、吸血鬼化、魔法武器作成:聖槍グングニル、広範囲弾幕、魅了覇気、擬態:レミリア・スカーレットです。説明します。結果改竄は、その物事の結果を自分の思い通りに改竄する能力です。吸血鬼化は、体を吸血鬼として再構築する能力です。吸血鬼化を解けば元の体に戻ります。魔法武器作成:聖槍グングニルは、魔法で鉄鉱石を作り出し大量の魔素を一瞬で流すことで魔鋼とし、その魔鋼の形を槍に変化させ、神聖魔法:霊子崩壊と魔法:黒炎をその槍にまとわせる事で完成します。「電華さん。僕、神聖魔法とか黒炎って使えましたっけ?」解。アルティメットスキル{全治之王(スプリームゴットオブインターネット)}の聖魔属性支配を使うことでどのような魔法、スキルでも扱えるようになります。「なるほど」続けます。広範囲弾幕は、発動した魔法、スキルの攻撃を自分の周りに展開し広範囲に攻撃する能力です。魅了覇気は、英雄覇気、魔王覇気をあわせたもので相手に自分の都合のいいように行動させられる能力です。擬態:レミリア・スカーレットは、マスターの記憶からレミリア・スカーレットという単語で探し出した結果同一人物がいたようなので解析した結果、彼女の姿をとることが可能になりました。終わります。]なるほど、カリチュマの能力を再現したようなアルティメットスキルだな。「ありがとう、電華さん。それじゃおやすみなさい。」[...]何か言いたげだけどまぁ良いや。
そして、僕は眠りについて明日を待つのだった。
少女睡眠中
そして翌日。リムルから呼び出しがあった。「なんだ。ワルプルギスの話か?」そう思いつつ僕は議事堂へ向かった。「おじゃましまーす。」「よく来てくれたね。それじゃここに座ってくれ。」またもや促されるまま席に着いた。「お茶出せなくて悪いね。けどこれは急ぎの用事だからだ。」一瞬ビクッとした。謎の威圧感を出してきたからだ。[解析鑑定...。結果、固体名リムル=テンペストの魔王覇気の影響であると考えます。]魔王覇気か。それだけ威圧感を出してくるのだったらなにか大切な事なのだろう。こちらも邪神覇気と魅了覇気で対抗することにした。[了解。アルティメットスキル{悪夢之王}{運命之王}邪神覇気、魅了覇気を発動。成功しました。]空気が揺れた。邪神覇気でも強いのに魅了覇気を使ったらもっと強いのは分かってた。しかしこれ程とは。「そうか。お前も魔王だもんな。覇気ぐらい使えるか。それで話なんだが、今日なぜか分からないがガゼル王とエラルド公爵がテンペストに来た。そしてこれから会談を行う予定だから。キンカ、君にも来てほしい。」「マジかよ。人生で一発目の人間との会話がお偉いさんとの会談とかマジかよ。」「あぁ、マジだ。」[...]マジかよ。ヤバイよそれ。後、電華さん何してるの。[解。固体名リムル=テンペストの解析鑑定が終了いたしました。それにつき、魔王リムルが獲得しているスキルを参考にし、新たなアルティメットスキルを開発しました。]分かったから。これ終わったら権能の解説してくれ。[了解しました。]「何をしてたんだ?」覇気のなくなったリムルが話しかけてくる。それじゃぁこちらも。邪神覇気と魅了覇気をなくした。「いや、新しいスキルを獲得したって言ってね。それで解説は帰ってからにしてくれって言ったんだよ。」「何だそういうことか。」リムルが笑っているが、笑ってる暇はない。アルティメットスキルだぞ!開発って無理だろ。「ということで、僕は帰らせてもらうけど。いつからなの?その会談。」「pm1:00からだ。」「了解。じゃぁね。」そう言って僕は議事堂を出た。
少女移動中...
「と、言うことで電華さん。どんなスキルなのか教えてもらおうか。」[了解。検索中...。検索結果。権能を表示します。アルティメットスキル{破壊之王(フランドール・スカーレット)}の権能は、無条件物質破壊、吸血鬼化、魔法武器生成:魔杖レーヴァテイン、結界:カゴメカゴメ、広範囲弾幕、破王覇気、擬態:フランドール・スカーレットです。説明します。無条件物質破壊は、物質であれば無条件で破壊する能力です。吸血鬼化、広範囲弾幕はさすがに覚えているはずです。魔法武器生成:魔杖レーヴァテインは、鉄鉱石に大量の魔素を一瞬で流し魔鋼にし、その魔鋼を剣の形にして魔法:カースバインドと魔法:黒炎をまとわせる事で完成します。破王覇気は、邪神覇気と魔王覇気をあわせたもので、覇気に屈した者は四肢胴体が爆散します。擬態:フランドール・スカーレットは...言わなくても分かりますよね?]電華さん説明雑になってない?[否。そのような事実は確認されていません。]まぁいいや、それじゃ1:00までゴロゴロしてますかね。[告。アルティメットスキル{運命之王}と{破壊之王}を統合したことによって新たなアルティメットスキルが発現しました。スキル名はアルティメットスキル{紅魔之王(スカーレット)です。権能を表示しますか?「まぁ、はい。お願いします。」[了解。権能を表示。権能は{運命之王}と{破壊之王}の権能をひとまとめにした権能です。なので二つのアルティメットスキルと変わりません。]なんだよ。期待しちゃったじゃねぇかよ。[告。ネームスキルがそろったので、二度目のハーベストフェスティバルを行います。]「えっ!ちょっ!待って...」
そして、二度目のハーベストフェスティバルは3時間ほどで終了した。[告。マスターは、ゴーレム種から、竜種に変化しました。正式にはヒヒイロカネ魔人形型覚醒魔王種及び竜種です。これにより、マスターはこの世界で5体目の竜種になりました。そして、アルティメットスキル{全治之王}はメナスへと進化。これによりスキル{竜体化}とスキル{竜種覇気}を獲得しました。]あぁ、僕はこれからどうなっていくのだろうか。そう思いながらもどこかで運命が動き出した気がした。
第六話fin
どうも毎度おなじみDUN.ネコノカンリニンでございます。あぁ早くも竜種に変化してしまった主人公は一体どうなってしまうのか。そして次回は人魔会談です。どうぞお楽しみに!
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竜種が二人いる会談①
竜種二人がいる人魔会談
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
なんか竜種になったお。もう慣れてきたな。
竜種が何だって?
[そして、今マスターのオーラが駄々漏れです。強いオーラに当てられた魔物、人は最悪の場合死に至ります。]
という事はさっさとオーラを隠せって事ですね。分かりました。
[了解。アルティメットスキル{全治之王}聖魔属性支配を発動...。成功しました。アルティメットスキル{暴食之王(ヴェルゼビュート)}の胃袋を発動。成功しました。オーラを隠しました。]
良かった良かった。そういえば今何時だ?
[了解。時間を確認中。ただいまの時刻は12:45です。]
やばい。会談があるんだった。行かなきゃ。
[了解。アルティメットスキル{全治之王}時空間支配を発動...。成功しました。]
そして僕は一瞬で議事堂の裏の庭まで瞬間移動した。
「よく来てくれたね。こっちだ。」
僕はリムルに案内されて席に着く。それとほぼ同時に一人の魔物が歩いてこちらに来た。
「おい。リムルよ。我を抜かして何をやろうとしているのだ?あとここら辺に我に似たオーラを持つ者がいたのだがどいつだ?」
確かリムルは魔王だったよな。それで呼び捨てで呼べるってなかなかのヤツじゃないの?
[解析鑑定中...。解析鑑定の結果、あの魔物は世界に四体しかいない竜種の一柱-暴風竜ヴェルドラ-です。]
マジかよ。確か僕も竜種だったから今ここに竜種二柱いるって事だよな。やばいよそれ。あと我に似たオーラを持つ者って僕じゃん。
「それじゃまとめて紹介しましょうか。こちらが新しく俺たちの仲間になったヴェルドラ=テンペスト君です!そしてこっちは新しく魔王に覚醒したばかりのキンカ=クトゥルフ=スカーレット君です!みんなよろしく!」
そうリムルが言い終わるとヴェルドラがなんか喋ってたけどよく聞こえなかったからスルーで。これって僕からも自己紹介しなきゃいけないやつだね。
「ども。皆さん初めまして。キンカ=クトゥルフ=スカーレットです。何日か前に覚醒魔王になったばっかりです。よろしくお願いします。あとなんか昨日よるに進化しまして、種族がヒヒイロカネ魔人形覚醒魔王種及び竜種って言われたんですけどなんなんで..すかね...」
なんか凄く見てくる人が二人
[解析鑑定の結果、一人はガゼル王もう一人はエラルド公爵です。]
なんか言ってたな。
「リムルよ。話がある。」
「あっ...それはこちらもです。」
なんかリムルが話をするそうだから僕も行こうかな。
「それじゃ僕も行きますか。」
そして僕とリムルはガゼル王とエラルド公爵に連れて行かれた。
少年少女と王と公爵移動中....。
「どういうことだ!リムル!竜種が一柱増えたなんて聞いてないぞ!」
「そうです。われわれにもきちんと説明してもらわないと...。」
何だよこのおっさんたち。国の重鎮なのは分かったけどもう少し静かにしてくれないかな。
「悪い悪い。今からちゃんと話すよ」
少年説明中...
「ほう。で、その隣にいるやつがキンカ=クトゥルフ=スカーレットなのだな?」
やべぇ。こっちに話し振ってきた。
「はい。そうですけど悪いですかね?」
「悪いというわけではないが、世間にとっては大問題なのだがな。」
まぁ、そうでしょうね。
「それじゃ今から竜種になって何ができるのかを伝えます。」
[了解。思念伝達を発動...。成功しました。]
「レジストしないでくださいね。」
そして、僕は思念伝達でありのまま今起こったことを話すことにした。
思念伝達に移動中...。(作者.いったやろ。乱用するって。)
「ということで、僕は竜種になりました!パチパチ!っで、できるようになったことは一応新しい種族ができるらしい。」
「「「はっ?」」」
まぁ、そうなるでしょうね。
「それじゃ今からやりますよ!せーのっ!」
そしてその時世界に新しい二つの種族がいきなり現れた。その名も『旧神』と『旧支配者』そして魔素の流れが乱れ、思念伝達が切れた。
そして、目が覚めると僕の目の前にガゼル、エラルド、リムルの他に十四柱の魔物がいた。そして全員が「「「「「「「「「「「「「「いあ!いあ!きんか!」」」」」」」」」」」」」」となぞの言葉を発している。
[翻訳結果。<あぁ、偉大なるキンカよ>と言っています。]
そうなのかー。突発で悪いけど一回言ってみるかな。
「いきなり悪いけど君たちに名前をやろうと思う。」
そういったら全員がうれしそうな目でこっちを見てきた。良いって事だな。
「それじゃぁ君から。」
僕は一番右の触手を7本ぐらい持っている少女に言った。
「君の名前は、始まりの旧支配者~大祭司~-クトゥルフ-だ。」
そうしたらクトゥルフの体が光り、体を覆っていた触手は背中にいき、衣装はシスターを髣髴とさせる。
「クトゥルフ。それが私の名前です。」
[告。固体名クトゥルフとの魂の回廊が確立しました。結果、アルティメットスキル{悪夢之王}がアルティメットスキル{祭司之王(クトゥルフ)}に変化しました。権能は{悪夢之王}に能力遮断が追加されました。能力遮断は、全てのスキルを遮断する能力です。]
そういえば何で魂の回廊が確立してるのさ?
[解。『旧支配者』『旧神』は精神生命体であり、マスターの分身体に受肉しています。]はえーそうなのかー。次は隣の赤黒い布を身にまとった少女に名をつけることにした。
「次に、隣の君!君の名前は始まりの旧支配者~魔皇帝~-アザトース-だ。」
そうしたらアザトースの赤黒い布が繭のように身を包み、そして出てきた頃には、皇帝の様な服をまとわせた少女の姿がそこにはあった。
「感謝します。創造主。」
[告。固体名アザトースとの魂の回廊が確立しました。これによりアルティメットスキル{邪神之王(アザトース)}を獲得。権能は邪神指揮、精神汚染、詠唱破棄です。邪神指揮は自分の配下にいる邪神の能力底上げと思考制御です。精神汚染は...察してください。詠唱破棄は呪文詠唱を必要としなくなる能力です。]
なるほど。よし次は...なんかアザトースに似ている赤黒い布をまとっているな。
「次!君は始まりの旧支配者~使者~-ニャルラトホテプ-だ。」
次の瞬間アザトースト同じように赤黒い布が繭のように身を包み出てきた頃にはあの赤黒い布がちゃんとした服になっていた。
「ありがとうございます。このニャルラトホテプ感謝感激の限りです!」
うわー凄い立派な挨拶だね。っと一瞬思いかけてしまった。
[告。固体名ニャルラトホテプとの魂の回廊が確立しました。これによりアルティメットスキル{混沌之王(ニャルラトホテプ)}を獲得。権能は強化分身、化身創造です。強化分身は今までできた分身にも影響がある能力で、分身の全てのステータスを約20倍にする能力です。化身創造は、自分の力の3/4の力を持つ種族を作れます。姿は基本的に人型です。]
第7話fin
どうも、皆さんこんにちは作者のDUN.ネコノカンリニンです。今回からちょっと長めにクトゥルフ邪神.旧神の名づけを行っていくのでご了承ください。あと書き方を変えました。では次回もお願いします。
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竜種が二人いる会談②
竜種が二人いる会談②
原作.転生したらスライムだった件/伏瀬
作.DUN.ネコノカンリニン
色々時系列が違うけどそれは作者権限で設定を捻じ曲げてます。あと名づけの途中からです。
前回までのあらすじ
やべぇ奴らが生まれたぜ☆ウソダドンドコドーン!
どうも、キンカ=クトゥルフ=スカーレットです。
今良く分からないやつらに名づけしてるところです。正直のところめんどいです。
「えーと、次はそこの君!そこの君の名前は始まりの旧支配者~生邪炎~-クトゥグア-だ。」
そう言った途端、そこにいた褐色系の少女は火をまといそれは我らとは反対の属性の喋り方で話したのだ。
「あっ、どうもー。あざっす!」すげー。こいつヘラヘラして陽キャやんけ。僕の目にはそう映った。
[告。固体名クトゥグアとの魂の回廊が確立しました。これにより、アルティメットスキル{邪炎之王(クトゥグア)}を獲得しました。権能は、火炎操作、熱変動耐性、強制着火です。]
アルティメットスキル取りすぎじゃね?と思ったけど今更だわ。
「次は...君だ。始まりの旧支配者~幾何学~-ダオロス-だ。」
そう名ずけた途端、そこにいたあの大学の卒業式で見るあの帽子をかぶったぱっと見20~30代の男性がいきなりこういった。
「我が主よ。いきなりですが死と破壊についてどう思いますか。」めっちゃいきなりだね。
[告。固体名ダオロスとの魂の回廊が確立しました。これにより、アルティメットスキル{真理之王(ダオロス)}を獲得しました。権能は、思考加速、並列演算、森羅万象、万能感知です。}
「知らんがな。次!そこ!君は始まりの旧支配者~生邪楓~-ハスター-だ。」
そう言い終ると、なぜかクトゥルフが反発してきた。
「神よ。お言葉ですが、その者に名をつけるのはやめてください。」
「なぜ?」
「...なんとなくです。」
なんとなくかよ!
なんとなくという理由だったので普通に名をつけることにした。
「おほん。それでは改めて...君は始まりの旧支配者~生邪楓~-ハスター-だ。」
そしていつものパターンで黄色いローブをまとった少女が生まれた。
「...どうも」おお!無口!
[告。固体名ハスターとの魂の回廊が確立しました。これによりアルティメットスキル{邪楓之王(ハスター)}を獲得しました。権能は、音風支配、強制分解です。]
へー、そーなのかー。じゃねぇ!なんか強制分解ってやばそうなんだけど。
[強制分解は、あらゆる事柄を強制的に解体することができる権能です。例としては、複合しているスキルを分解して複合する前の状態に戻すことができます。]
ほう?結構いい権能じゃぁないか。
最後は、あいつだ。
「君は...始まりの旧支配者~時空~-ヨグ・ソトト-だ。」
[告。個体名ヨグ・ソトトとの魂の回廊が確立しました。これによりアルティメットスキル{時空之王(ヨグ・ソトタ)}を獲得しました。権能は、時空間支配、超常加速です。]
なんか...すごいっすわ。
そんな一人物思い(?)に更けているところを、邪魔してくる奴がいた。
「ぐぅ…いきなり思考伝達から出されたと思ったら見知らぬ種族に名付けをしているとはな。説明がまだだが。」
ガゼルーッ!!貴様かああああ。
第8話fin.
ということでヤーみんな作者だ。いやー最近(というか半年程)投稿してなかったのでね、急ピッチで投稿しました。そのため、めちゃくちゃ矛盾が生じてるけど許して。ということで次回もサービスサービス〜。
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竜種が二人いる会談(本編)
前回のあらすじ
名付け疲れる。
ガゼルお前か――!!
「どうした?早く説明を始めろ。それとも、説明できない理由でもあるのか?」
うぅ、そう言われては仕方ない。
「い、いえ...自分も色々と把握できていないところがあって...」
《嘘つき。ノリノリでつけてたくせに》
うっ、そう言われると反論できな...え、今、喋った?
《何ですか、喋っちゃいけないんですか?そんなひどいこと言わないで下さい。私、死んじゃいますよ?》
いや、喋ってもいいけど、何故に喋れるようになったの?前まで、そんな人間的な反応しなかったのに。
《その理由ですか。この前言ったでしょ。私は”
もしかしてだけどデンカさん、病んでたりする?
《病んではないですよ。ただ、ちょっと『
ちゃんと病んでるじゃん。まぁ、良いか。ヤンデレも大歓迎さ!
しかし、まずは説明が先だなぁ。電華さん、説明代わりにできる?
《ええ、任せて下さい!さて、とまずは、この様な時のための構文を...『
ええよ。
そして、何時もの様に奇妙な感覚に襲われ、僕は自分の魂の中の精神世界に入り込み、そこから外の様子を観察していた。
―――さて、説明を開始しようかな。マスターも見てくれていることだし。
私――電華はマスターの体を借り、前にいる人(?)達に説明を開始した。
「えーっと、まずはこの様なことになった経緯から説明しようと思います。」
ハキハキと、堂々と。マスターの威厳を傷つけぬために。
「まず、僕は三週間前、別の世界で死に、この世界に転生しました。そこで、あの封印の洞窟に”魔鉱製
一つ目がユニークスキル『
そして、その後、自分に名前を付けました―――キンカ=クトゥルフ=スカーレットと。すると、自分が進化し、
次に、自分の魔王化について説明します。まず、前提として、転生した瞬間にも魔素量が一定値を超え、魔王種をすでに獲得していました。
そして、洞窟を出た後、ある都市――方角としては東でした――を襲撃し、その時に使ったのが『
そして、その時に『
そして、今、ここに来て新たなスキル
そして、その副産物としてここにいる”
―――無事説明は終わったが、絶対にこの変化に疑問に思っている者がいるはず。
「―――ちょっといいか?」
ほらね。
「はい。どうぞ」
「...こんな事言うのも何なんだけどさ、お前、キンカじゃないだろ」
こういうときは...っと。
「その根拠は?」
「俺のスキルが教えてくれたんだ。さっきとは喋り方も癖も違うとな。さぁ、正体を表せ。予測では、キンカが持っている何らかのスキルが代わりに喋っていると分かっているけどな」
―――ああ、忘れてしまっていた。この者――リムルは
ここまでバレてしまってはしょうがない。大人しく正体を表すとしよう。
「....はい、そのとおりです。私は、マスターの”
「なるほど、しかし、”
「ええ、私も長く生きていますが、そのようなものは聞いたことがありません」
でしょうね。私が最初――いや、違いますね。正確には二番目です。
「しかし、それを詳しく話していると余計な手間がかかるのでここで一旦終わりにしましょう。配下の皆さんが待っていますよ、リムル陛下」
「ああ、分かってる。それじゃ、ここで小休止は終わりにしよう」
と言って、リムルは話を切った。
―――体の主導権が僕に戻ってきた。
いやー、おつかれ。デンカさん。大変だったでしょ。
《そうですね。しかし、マスターのためなら何でもやりますよ!》
へーそれは頼もしい。期待してますよ、先生。
《それはやめてください―――あ、そうだ。話は変わりますけど、マスター。少し重大なお知らせがあります》
なんですか?聞いてみるだけ聞いてみますけど。
《はい。それが...『
「へっ!?」
まずい、声が出てしまった。
コホン、では話を戻してどういうことです?
《この世界を構成している法則の”この世に絶対はない”という法則に抵触仕掛けているんですよ。なので、改造しました。見ますか?》
うん、見させてもらおうかな。
《わかりました。では、最初に先程獲得した”旧支配者”系のスキルなのですか、全て統合してユニークスキル『
ちょっと待って。旧支配者のスキル全部統合しちゃったの?なんで?しかも何故にユニークまで落とされてるの?
《魂にもメモリのようなものがありまして、それがパンッパンになってたんですよ。なのである一つのスキル以外統合しました》
そのスキルの名前は?
《えーっと、
それ、なんで統合しないの?
《統合すると、有用な権能が失われる可能性があるんです。いいんですか?一応、これ統合すれば完成ですけど》
ああ、いいさ。見せてくれ、その完成品を!
《了解!では、早速できたものを。これは
いやいや、自分の母体というべき存在をそんな簡単に生贄にする?
《いや、だってもう不要じゃないですか。計算関係の権能はすべて私にあるので》
あ、はい。そうですか。もう何も言うことは有りません。
《では続きを。これは
そうなんだ...ってやばい!もう行かなきゃ!
《はいはい。では”時空間支配”を発動して...つきました》
と、言うわけで会議に無事参加できるようになりました。
―――その後は只々現状を語り合い、最終的に”
第9話fin.
結構文章が変わったのではないでしょうか。これも進歩か...
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ワルプルギスの夜編
Start The Walpurgis
前回までのあらすじ
チートはボッシュートしなければならん...(キリッ)
どうも、キンカです。
無事、人魔会談が終わり、
それは、”
しかぁし!そんなものは対処済み!
まず、一番偉そうだったおっさんが”胎動の七旧神”の長としてノーデンスと名付けた。
次に、様々な姿に変える異形の神を”胎動の七旧神”エルダー・ワンズ―――しかし、これは個体名ではなく種族名に近いので、実際は、アリエル、カラカル、ゾ=カラル、ナス=ホルタース、タマシュ、ロボン、アーガルグ・リーオニオス、イクセエラ、クァルク、シムバと個体名がある。だが、これも個体名よりかは形態名に近い―――。
次、クトゥルフを反転させたようなやつを”胎動の七旧神”クタニドと名付けた。
まだまだぁ!お次は波打つ金髪に世界を煮詰めたような目をした美女を”胎動の七旧神”ヒュプノスとした。
お次は、こいつぅ!”旧き印”と呼ばれるものが刻まれている盾を持ったギリシャ風の少女を”胎動の七旧神”ヌトセ=カアンブルとした。
終りが見えてきたあ!次はちょうどニャルラトホテプを反転させたらこんな感じになるだろうなというやつを”胎動の七旧神”ウルターラトホテプと名付けた。そろそろ、魔素が限界を迎えそうだ...もう無限じゃないから。
最後はこいつ!おそらくこいつが一番強い。こちらもヨグ・ソトトを反転させたようなやつで、”胎動の旧神”ヤド=サダーグとした。
そうすると、まぁ、デンカさんお得意のスキル弄るタイム。
そうしてできたスキルが...こちら!
《はいはーい!できましたよ!こちらは
と、こんな感じに、ヤバいことをさらっとやってくれたのであった。
閑話休題。
ワルプルギスなのだが、従者も連れて行っていいということになっている。二人までだけど。
と、言うわけで、僕はアザトースとノーデンスを連れて行くことにした。どうせ、連れて行かなくても邪神たちは”邪神統率”、善神たちは”神之園”でいくらでも持ってこれるし。
服は、シュナさんにリムルの分と一緒に仕立ててもらった。なんとも男心を理解しているロマンに溢れるデザインである――今の体は女であるが、精神生命体なので性別はないに等しい――。
それと一緒にアザトースとノーデンスの分も仕立ててもらった。本当、感謝しかない。
そんなこんなで、ワルプルギスの準備は終わったのであった。
あとは、次の新月の晩を待つだけである。
―――新月の晩。僕達は”転移門”をくぐり、会場に行った。
そこは、上を見上げれば満天の星空が見える透明な天井で、壁には美しい彫刻が施されていた。
「すごいな、リムル」
「ああ、しかし、やることもある。シズさんの仇でもあるレオンや、ミリムを洗脳したクレイマンをのめさないといけないからな」
「そういえば、シズさんって誰だ?僕は知らないけれど、君にとっては大切な人なのか?」
そう問うと、リムルは悲しそうに喋りだした。
「ああ。けど、大切な人っていうレベルじゃなく、俺の運命の人なんだ。あの人は。この体だってシズさんをベースにできているんだぜ」
「へー」
そう言うしかなかった。たしか、この前”解析鑑定”した結果は、惜しくも『
基本原理としては、『
とても、悲しいとしか言いようがない。
しかし、そんな空気も、彼が視界に入ってきたことで弾け飛んだ。
それは、紅蓮の髪色をした男だった。”竜種”にも遅れを取らないこの
《はい。多分この男は”
どうしたの?デンカさん。
《いえ、この男が”原初”ではないかと疑っていまして...もし、そうならこの男とは敵対するべきでは有りません。いくら”竜種”モドキのマスターといえどもあの男―――”
そこまで...けど、ラミリスは普通に挨拶してるよ?
《あのラミリスとか言う魔王は何度も転生を繰り返していますね。おそらく最古の魔王の
そこまで言うなら信用しようじゃないか。
と、言うわけで、僕達は、他の魔王が揃うのを待つのであった。
第9話fin.
スタートしたいワルプルギス。
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会議は秒で結論を出す。これが鉄則。
前回までのあらすじ
要約、ワルプルギスが開催されます。
どうも、キンカです。ただ今僕達がいるのは、ワルプルギスの会場です。
今、この場に集っている魔王は僕達を含めて十人。実際のところは“十大魔王”と呼ばれているらしいので、新参の僕達二人がいるため、この場に集まるのは十二人となる。
そうして、周りを見渡してみると皆、静かに後の二人を待っている。
最初に到着した――というかもとから居たのがのが“
次に来たのが僕達“
その次が“
んで、全員集まった頃に遅れてきたのが、今回のワルプルギスの主催者―――“
聞いた話だと、ミリムは最古の魔王が
「さっさと歩け、ウスノロ」
バゴッと鈍い音が響く。それは、クレイマンがミリムの後頭部を殴った音だった。しかし、その命令通り、ミリムは何も気にしないまま席に着く。横から凄まじい殺気が感じられたので、見てみれば、リムルが
「ねえ、落ち着きなよ、リムル。
そこでリムルはハッとなり
「あ、ああ悪かったな。けどな、許せないもんだろ?友達を殴ったやつは」
「そりゃあそうだけどさ……バレたら一も二もないんじゃない?」
「分かってる。だから、まずはねっとりと追い詰めていくのさ。こいつでな」
リムルが出したのは魔晶石。
これは、クレイマンが来るまでにリムルがシュナ、ハクロウ、ソウエイ――おまけにクトゥルフとヤド=サターグ――を派遣して“傀儡国”ジスターヴの中にあるクレイマン城を攻略した際にゲットした“中庸道化連”とかいうなんでも屋みたいな奴らとの会話記録が入っている魔晶石である。
しかし、なんか遅れてきたやつが気取ってこう高々と言ったのである。
「皆様、本日は私の呼びかけに応えてくださり誠にありがとうございます。それでは始めましょう。我らが宴―――ワルプルギスを!」
と。クレイマンが宣誓すると、リムルと僕の標的はクレイマンに確定した。
「―――と、このようにそこの下賤なスライムが仕掛けてきたのです!」
何分経っただろうか、長々と続くクレイマンの演説にはウンザリしてきたところでもうすぐ演説が終わりそうな雰囲気がしてきた。
「では、出席者からの説明です」
さあ、ぶつけてやれ、リムル。
「……クレイマンだっけ?お前、嘘つきだな」
「なにィ⁉」
―――その後の展開は実にシンプルだ。リムルが証拠を出し、クレイマンの謀略を次々と潰していく。
「カリオンさんは謀略を企むタイプではないし、そんなことをするはずがないだろう?」
確かに。見たこと無いけど、その話は聞いたことがある。
すると、ギィが
「クレイマン、お前も魔王だろ。なら証明してみろ」
超無茶な要求をしてきた。クレイマンが覚醒魔王であるリムルに勝てるわけ無いだろう。
すると、クレイマンは狂ったかは分からないが笑った。
「……ふ、ふふ、どうやら自分の手を汚さないことにこだわりすぎて、面倒なことになってしまったようですね……。では、ミリム殺りなさい」
展開が追いつかないが、何かヤバいことになっている。しかし、ミリムは最古の魔王の一人だからクレイマンごときが使役できるはずがない。すると、デンカさんが、
《うーん、マスター、多分これ腕についている宝珠が原因ですね。けど、ミリム自身は支配されておらず、何やらクレイマンの思惑を探っているようです。結構賢いですね、あの娘》
なるほど、そうなのか……って、うおっ!
そう考えていると、ミリムがリムルに攻撃を仕掛け、その直線上にいた僕にも少し当たりそうになった。
恐らくだが、ミリムも
となると……
「僕も、入って止めないと!」
そう止めようとすると、ギィが
「お前も、新しく魔王を名乗ってんだろ?なら、俺と戦って勝ったら認めてやるよ。なあ、良いだろ?」
ウッソだろおい!
「えっ、いや、ちょ!」
「なら行くぜ!」
いきなり攻撃を仕掛けてきた。さすがは原初、
「ああ!ハンデがほしいハンデが!」
「なら、従者でも出したらどうだ?」
あいつらかぁ……あいつら僕よりも弱いから意味ないと思うんだよな。
「いや、勝てる戦でしか従者は出さない」
「賢い選択だな。でも、一人じゃ俺には勝てないぜ」
「じゃあ、どうすれば良いんだよ!」
新しい従者を呼ぶか?いや、けど従者の中ではアザトースとノーデンスが一番強い。なら、クトゥルフを呼び出してもヨグ・ソトトも無理だ。
なら、悪魔でも呼ぶか?いや、無理だ……いや、行けるわ。そういえばデンカさん、悪魔召喚って今も残ってる?
《一応アーカイブには取っています。使います?》
ああ、頼む。
「良いよ!僕の魔素、ほとんど持っていってもいいから!出てこい、悪魔召喚!」
「へ!悪魔召喚かよ、俺より強い悪魔はいないってのに」
それでも、これは、賭けだ!こいこいこい!
すると、五芒星が紫色に怪しく輝く。そこからは、ケモミミがついた白銀の髪を持つ女性型の悪魔が出てきた。
「……まさか、現世に召喚される日が来るとは…思ってもいませんでしたね。あなたが、私のマスターですか。私は“
何こいつ。原初って何人いるの?
「“
そんなすごいやつなの?
そんなこんなで、何故か僕は、ギィと戦うことになってしまったのであった。もうやってやるぜ(ヤケクソ)!
オリ小説が一段落したので、二次創作を進めていこうかなって思います。
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