虹ヶ咲迫真スクールアイドル同好会 (Alecto@kocya砲)
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第1話 

何を食えばこんなもの思いつくんだ(呆れ)


ー東京臨海広域防災公園ー

「う~トイレトイレ」

今トイレを求めて全力疾走しているの僕は虹ヶ咲学園に通うごく一般的な男の子。強いて違うところを上げるとすればスクールアイドルにきょうみがあるってことかな…名前は道下正樹(みちしたまさき)。そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやってきたのだ。

ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた。。

「ウホッ!いい男…」

これが僕と阿部さんの出会いだった。

 

 

-虹ヶ咲学園-

「今日からここで学ぶのかー」

「そーなのかー」

こ↑こ↓は虹ヶ咲学園、通称ニジガク。

その制服を着た二人の女子高生。どうやら新入生らしい。

「えーっとお兄ちゃんのいる部室は…」

「校内が広すぎるのだー」

二人の生徒はマップを見ているが完全に迷っている。

「そこの人に聞いてみるのだー」

二人は金髪のギャル風の生徒に声をかける。

「おっ、どうしたどうした?(煽り)」

「部室がわからないのだー」

マップを見せるとうーんと唸ってしまう。

「ごめん、愛さんさすがにこの部活は知らないかな」

「そーなのかー」

ギャル風の生徒は自身を宮下愛と名乗った。

「まあこの学校部活と同好会が無数にあるからね、仕方ないね(レ)」

二人は宮下愛と別れ、再び部室棟を歩く。

「新入生ですね!入って、どうぞ」

いきなり上級生に呼ばれ、部室に入る。

 

 

-流しそうめん同好会-

「「流しそうめん同好会へようこそ!」」

部員一同歓迎される。

「あの、私たちこの部活探してまして」

「二人ともお名前は?」

二人の聞きたいことを無視しながら入部を強制する先輩の屑。

「えっと…」

二人は顔を見合わせてから角が生えたほうから自己紹介をする。

「私は田所萃香」

「ルーミア・T・ミュラーなのだー」

「萃香ちゃんとルーミアちゃんね」

「ささ、入部届にサインを」

「やめてくれよ…(絶望)」

ガチャリ(迫真)

その時部室のドアが開く。

「やはり、大人数で流しそうめんをするのは最高や。もう一度やりたいぜ」

「部長!」

スキンヘッドにサングラスを掛け、腹の出た海坊主をほうふつとさせる男が入ってくる。

「先輩!」

そうめん部の一人が声を上げる。

「部室にあるレールの真ん中あたりが取りやすいぜ」

「あの私たちこの部活を探してまして」

「申し訳ないが県北(兼部)先はNG」

どうやらこの男は兼部をしているらしい。

「部長!この子たち入ってくれないんです部活に!」

「申し訳ないが強制はNGや」

部長の助けもあり勧誘を断り何とか脱出する二人。

「部員が暴走して申し訳ないぜ。あぁ^~しょうがないぜ。不快な思いをさせてしまったがそれでも興味があるならこんな流しそうめん部と流しそうめんしないか?」

「はい、考えてみます。先輩方も悪気があったようには見えなかったし」

「そーなのだー」

3人は歩きながら部室を目指す。

「あっ、そうや、二人の名前は?わしは変態糞土方や」

「私田所萃香」

「ルーミア・T・ミュラーなのだー」

「ということは浩二とミュラーの妹か」

 

 

-淫夢同好会部室-

ガチャ(迫真)

「(新入部員獲得)やったぜ。」

土方が部室に入ると活動している先輩たちが集まってくる。

「萃香よく来たな」

「ルーミアもよくきたゾ~」

兄二人が駆け寄ってくる。

「ゆがみねぇな(賛美の心)」

「おめでとうダルオォン」

「(一緒に部活)やらないか?」

他の部員も二人を歓ゲイする。

「こちらの方々は?」

「紹介するゾ。左からアメリカからの留学生のビリー阿仁木、下半身が貧弱そうなのがタクヤ、この部の副部長の阿部孝和(たかかず)だゾ」

「ああん?木吉サーン?」

「よろしくナス」

「ああ、次は入部届だ」

阿部さんは入部届を差し出す。

「ちなみにタクヤはこの部の書記で会報なんかに活動報告として怪文書を乗せてるゾ」

「そーなのかー」

ゴンゴンゴン(迫真)」

「あっ、おい待てゐ!(江戸っ子)」

突如として扉がノックされ、慌て始める部員をよそに冷静なミュラー。

「マズいですよ!」

「最近だらしねぇな!」

「もう許せるぞオイ!」

バンババン

扉が開き、一人の女子生徒が入ってくる。

オイゴルァ(皆さん)免許持ってんのか?(今すぐここから出なさい)!」

「NKGW姉貴オッスオッス!」

「オッスオッスじゃありません!この部は今から廃部です」

「あぁんヒドゥイ」

生徒会長のNKGWNN(中川菜々)はこのクソ汚い部活を廃部にしようと躍起になっている。それもそのはずこの部活は生徒会非公認の部活だからである。

「今すぐ荷物をまとめて出て行きなさい!」

「もう許さないからな」

「頭に来ますよ!」

「ああん?最近だらしねぇな!」

「何と言おうと出て行ってもらいます!」

「修羅場なのだー」

何かと能天気な表情のルーミア。

「どかないのなら私がどかします!」

「誰かにケツ舐められたことあんのかよ(嫉妬)」

「け、ケツ⁉」

流石の菜々も顔を赤らめている。

「爆砕掛けますね」

その後何とか存続は守られた。




淫夢同好会が全員集合するのは次回?だと思いナス。
それじゃあ屋上で体焼きながら次回を楽しみに待ってな。


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第2話

前回のラブオイル!

パラパッパッパッパッパ-(ラッパ先輩迫真の演技)

新入生を迎えさらににぎやかになった淫夢同好会。突如として現れたNKGWNNからの攻撃を何とかしのぎ、部を守る浩二たち。頑張れシャミ子、負けるな浩二。



-部室-

「ぬわああああああん疲れたもおおおおおおおん」

「チカレタ…」

「いやもうキツかったっすねー今日は」

部室には2年の田所浩二、3年のベッキー・T(チショー)・ミュラー、1年の木村直樹の3人がいる。これはNKGWNNの妨害を避けた後の話である。

「あぁもう今日は…すっげえキツかったゾ~」

「風呂入ってさっぱりしましょうよ~」

「入ろうぜ二人とも」

「そうですね」

「うし」

「ふぁー、あ待ってくださいよぉ」

場面は風呂場へ。

 

 

-シャワー室-

「おい、KMR早くしろ~」

「早くしろよ~(便乗)」

ここは虹ヶ咲の生徒ならだれでも利用できるシャワールームにある風呂。

浩二はミュラーの背中を流している。汚い場面なのでカット。

先輩に奉仕する後輩の鑑。

一通り体を洗う直樹。

次は木村がミュラーの背中を流す。

「じゃ、流しますね…」 

「あっ、おぃ待てぃ(江戸っ子)」

突如としてミュラーが立ち上がる。

「おい、肝心なこと忘れていたゾ」

ミュラーは木村に視線を合わせる。

「何トボケてんだよ、ココアライオン(ここ見落としてるぞ)

「あ、わかりました…」

直樹はミュラーの指さす方を見ると、シャワーブースに入っていくNKGWを見つける。もちろん全年齢対象作なのでタオルは巻いている。。

「何だ木村嬉しそうじゃねえかよー」

「いや~そんなこと…」

直樹はNKGWのボディラインを視線を目で追っている。この際一瞬ミュラーが正面を向く

「フゥーッ↑…ミュラーさん上がりますかぁ?」

「そうだな…流してくれ」

「あっ…はい」

直樹はミュラーに掛け湯をする。

「ふぅ~」

浩二は今なお湯船に浸かっている。

ここからしばらくは3人の意味のない会話が続く。

「上がったらこどもビールですよ~先輩~」

「そうだな~」

「たぶん冷えてますよ~」

「今日はいっぱい飲むゾ~」

「あーさっぱりした(皮肉)」

3人とも風呂から上がる。MURは一度も湯船に浸かっていない。ここがいわゆる「リスポーン地点」

バン!ババン!バン!(迫真)

引き戸先輩が迫真の演技と共に開かれる。

「ふぉ~~あっつー」

「こどもビール!こどもビール!あっつー↑!」

「はやくこどもビール飲もうぜ~。おい、冷えてるか~?」

「んぁ、大丈夫っすよ、バッチェ冷えてますよ」

木村も後に続くがしばらく無言。なぜNKGWを風呂場で襲わなかったのか

 

 

-部室-

「フゥー↑」

しばらく部室でくつろぐ3人。直樹は雑誌『ろべりべだいず』を読書中。

「ミュラーさん、夜中腹減んないすか?」

「腹減ったなぁ」

部活で動いたせいか、下校時刻ギリギリなのに腹ペコ。

「ですよねぇ」

「うーん」

「この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台、来てるらしいっすよ」

「あっ…そっかぁ…」

「行きませんか?」

「あっ、行きてぇなぁ」

「行きましょうよ」

「じゃあ今日の(じゃけん)夜行きましょうね~」

「おっ、そうだな」

「あっ、そうだ(唐突)おいKMRァ!」

ミュラーはいきなり部室にいる自由に過ごしている他の部員たちに声をかける。

ちらほら反応する部員たち。

「お前さっき俺ら風呂行ってるときNKGWをチラチラ見てただろ(因縁)」

「いや、僕見てないですよ」

「嘘つけ絶対見てたゾ」

「何で見る必要なんかあるんですか(正論)」

「あっお前さKMRさ、さっきヌッ…背中流してる時にさ、なかなか風呂こなかったよな?」

「そうだよ(便乗)」

「い、いやそんなこと…」

「それだ!」

突如として阿部さんがミュラーを指さす。

「ん、何ゾ?」

「それだよ、俺たちが性徒会に勝つ方法」

「阿部さんさ、ヌッ…いい案があんのかよ」

「ああ、成功する確率は低いがやってみる価値はある」

阿部はうなずく。

「実はよぉ、お前らが風呂行ってる間も俺たちは考えてたんだよ。生徒会に勝つ方法。

タクヤは本棚から写真を数枚取り出して見せる。それは3バカが裸踊りをしているところの盗撮であった。

「あっ、おいタクヤァ、こんなもんいつ撮ったんだゾ?」

「これかぁ?そこに居るんにゃぴこら太の目ん玉がカメラになっててな」

一同はんにゃぴこら太へ視線を集める。

「つまりタクヤの言いたいことはこうだ、NKGWの弱みを握って我々の言いなりにしようってことだ」

阿部が代弁する。

「早くやろうぜ、あぁ^~NKGWの悶絶する顔が見たいんじゃ」

「部活邪魔するからね。最近だらしねぇな(戒めの心)」

これには他の部員も賛同する。

コンコンガチャリ

「「⁉」」

その時だった、扉の開く音がすると同時に皆は身構える。

「お ま た せ …みんなどうしたのそんな警戒して」

現れたのは1年生の天王寺璃奈。

「りなりーオッスオッス」

浩二は安心したのか挨拶をする。

「頼まれてたカッティング今〇○司先輩BBを使った新作MADできたよ」

そういうと璃奈は一枚のBDを差し出す。

「やったぜ。」

「いい技術持ってんねぇ!」

糞土方がBDを受け取り浩二に渡す。

「ありがとナス」

「うん、それじゃ」

璃奈は部室を出ていく。

しばらくするとまた一人の生徒がやってくる。

こんこん

「どちらさん?」

流石に警戒している。

「私です。高咲侑って言います」

相手が偽名を使ったNKGWNNかもしれない。そう思った淫夢同好会は萃香という一人の新入部員を使うことにした。

「きをつけるのだー」

「うん」

萃香は廊下へ。

「初めまして、私は2年の高咲侑です。よろしくナス。ここって淫夢同好会の部室で会ってるよね」

「はい」

萃香はうなずく。

「何の用で来たんですか?」

「そんなに警戒しないで、スクールアイドル同好会に入ってるんだけどこっちにも入部したくて」

「あ、糞土方さんと同じで兼部したいんですね。でもなぜこの部に?」

「それがさぁ、中学生の時に淫夢MADハマっちゃってさあ」

どうやらこの女はNKGWNNの息がかかってないらしい。

萃香は侑を部室に入れることを決めた。

 

 

 




淫夢同好会メンバー(今のところ)
3年
ミュラー(部長)
変態糞土方
ビリー阿仁木
2年
浩二
阿部(副部長)
タクヤ(書記)
1年
ルーミア
萃香
遠野
木村


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第3話

前書きとか特に書くことないんですよねぇ


-淫夢同好会部室-

とりあえず椅子に座らされた高咲侑。部員一同が侑の周りを取り囲んでいる。どうやら璃奈の後を追ってきたらしい。

「えっとー私はなんで尋問みたいな状況にあるのかな」

「それは例のアレだゾ、廃部寸前だからだゾ」

ミュラーが答える。

「これで廃部寸前⁉うせやろ!ぼったくりやん!」

侑はきれいに掃除のイき届いた室内、整理整頓された本棚、ソファーの上に置かれたんにゃぴこら太のぬいぐるみと言った他の部活や同好会と遜色ない部室を見渡して叫ぶ。

「部費か人間かのせいじゃないんです」

「え、じゃあなんで…」

木村の悲しそうな答えに侑はただ事でないと察する。

「生徒会が許可してくれないんだよ!もう許さないからな!」

「ああん、ヒドゥイ」

タクヤとビリーは激怒している。

「そうなんだ、確かにあの堅物生徒会長は困ったものだね。かすみちゃんも苦しめられていたし」

「何か飲みますか?」

気の利く妹、萃香はただ座らされている侑に話しかける。

「とりあえず、紅茶で!」

「かしこまり!」

ガキィン(謎の金属音)

タクヤは冷蔵庫からキンキンに冷やしたグラスと紙パックを取り出して浩二に渡す。

ドンカッジョロロロロロサーッ(迫真)

浩二はグラスに紅茶を注ぎ、砂糖を入れる。

「お待たせ、アイスティーしかなかったけどいいかな?」

侑の前にアイスティーを置く。

「あっ、いいですよ。突然訪ねて来たのにすいません」

「それでこの部に入りたいと?」

侑の向かいに座り、浩二は切り出す

「なんか中学の時に淫夢の魅力に惹かれちゃって」

「えぇ…(困惑)」

「それで幼馴染の歩夢には偽って淫夢同好会があるこの学校に来たんです」

その後、侑は虹ヶ咲に来た理由を30分延々と話し続ける。

「幼馴染カワイソス」

「もう許せるぞオイ!」

NKGWNNの息がかかってないとみると手のひらを返したように喜び始める同好会。ホモは嘘つきはっきりわかんだね。

「そういえば伝説のスクールアイドル中川菜々って知ってる?」

「ん、まぁそう…よくわかんないです」

浩二は答える。

「そっかー、歩夢たちがなんか言ってたからさ」

その後、入部手続きを済ませた侑はスクールアイドル同好会の部室へ帰っていく。

チャカポコチャカポコ

 

 

-スクールアイドル同好会部室-

「ふーん、侑さん入ったんだ」

二人きりの部室に響くのはPCの作動音。

「そうなんだよ、天王寺さんは入らないの」

「うん、私は作るのが専門だから。それにみんなとスクールアイドルやりたいから」

PCの画面にはぶん殴り先輩BBを使った格闘動画だった。

「あっ、そっかぁ」

「侑さん、みんなの前で淫夢ごっこは…やめようね!(キリッ」

「あはは、さすがに歩夢に怒られるからね、仕方ないね(レ」

しばらく二人でいるとほかの部員もやってくる。

「あ"あ"あ"あ"あ"もうやだぁぁぁぁ!(デスボイス)」

「かすみさん、少し黙ろう?」

「彼方ちゃんもう寝るね、んにゃぴ…」

外でのレッスンを終えて次は(ボイス)トレーニングを始めるためにカラオケブースへ。

「大好きを伝えます!聞いてください!Love together!」

優木せつ菜の持ち歌と化したノーナくん。

今後のライブに向け、部室で話し合う部員もいる。

「彼方ちゃんはぁ…みんなとぉ…屋上でお昼寝がやりたいなぁ…」

「それでもかすみんは王道を往く…大規模ライブですかねぇ!」

「稲荷が入って無いなりーなんつって」

「ブッフォww」

笑いの沸点が一ミリも成長していない侑は笑い転げている。

「もうみんな!虹ヶ咲で淫夢ごっこは恥ずかしんだよ!」

歩夢はプンプンと頬を膨らませながら怒っている

「へ?愛さん特有のガバガバダジャレを披露しただけだけど?」

「かすみんだってライブ提案しただけじゃないですか!」

「私も~」

「そ、そうなの?」

ホモ(レズ)はせっかち。

「イキスギクイクンアーッ」

「枕がデカすぎます!」

侑とせつ菜の悪ノリ。

この時淫夢同好会では優木せつ菜中川菜々説という結論にはまだ至ってなかったのである。

 



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第4話

-シャワールーム-

ザアアア

※シャワー先輩迫真の演技

「は~生き返るわ~」

優木せつ菜こと中川菜々はスクルールアイドルモード、つまり優木せつ菜の状態でシャワーを浴びている。

「やはり大勢で練習すると最高です!もう一度やりたいです!」

頭から湯を被りながらシャンプーを洗い流していく。

 

 

-淫同好会部室-

サーフ系ボディービルダーのタクヤは子供ビールをグラスに注いでいる。

「お待たせナス!」

「ありがとナス!」

「ああ、次はビールだ…」

タクヤは浩二と阿部の前にグラスを差し出す。

「ドウモータクヤサーン」

「おっ、阿仁木もなんか飲むか」

「私のもください、とりあえず子供ビールで」

「かしこまり!」

ビリーに萃香もやってくる。

「ちょっ先輩何してるんですか!マズいですよ!」

「大丈夫だって、ヘーキヘーキ」

遠野は時計を指さして慌てている。

「ファッ⁉マズいですよ!」

どうやら部長同士があつまりがあるようだ。部長のミュラーは家の用事のためにルーミアと共に欠席。副部長の阿部もバイトのため欠席。その二人の代行として浩二が参加するようだ。

 

 

-生徒会室-

「お集まりいただいたのは他でもありません」

司会は中川菜々。

来る(きたる)八月十日に控えている虹ヶ咲学園第一一四五一四回文化祭!その出し物についてです!」

「ファッ⁉一一四五一四回⁉この学園の創立、紀元前よりも前⁉」

「うせやろ⁉創立から毎日開催しても313年はかかる計算やん!はーつっかえ!」

因に114514÷365=313.73…となる。

生徒たちから不安と驚きの声が上がる。

「とまあ回数は気にしないで」

数ある部活、同好会の部長が集まっている。ちなみにスクールアイドル同好会からは歩夢と侑が出席。

「んにゃぴ…淫夢同好会は毎年恒例の作り置きMADの公開ですかね。今年は文化祭当日に公開した動画をその日のうちに糞UNEIに投稿しようかと」

「ん、そうですね(無関心)」

「辛辣ゥ!」

菜々は実は重度の淫夢厨(そういう設定)つまりホモ(レズ)は嘘つきはっきりわかんだね。

 

 

-虹ヶ咲中庭-

集まりを終えて部室に戻ろうとする田所浩二。疲れからか不幸にも黒塗りの高級車に衝突してしまう。

ヴゥゥゥ…バアン(大破)

「チッ」

見 返 り 美 人

車から一人のスーツを着た男が出てくる。

「おいゴルァ、降りろ!学生証持ってんのか」

「な、ないです」

一体何に乗っているというのであろうか、とっさに嘘をつく。

「なんで見せる必要があるんですか(正論)」

「じゃあお前個々の学生って証明できんのか」

「いやーほならね、学生課に聞いて、どうぞ」

男は電話を掛ける。

「あくしろよ…」

電話に出ないことに苛立ちを覚える。

『虹ヶ咲学園学生課です。ご用は何ですかおにいたま?』

「ヨツンバインダよ」

『かしこまりました』

学生課の担当者は田所の名簿を確認する。

『確かに彼はウチの生徒です』

男は谷岡と名乗った。新任の教師らしい。

「よし、案内しろ。あくしろよ」

「あ、ハイ」

浩二は校内を案内する。

 

 

-淫夢同好会部室-

「こ↑こ↓が我々の部室です」

「おう、いいじゃねぇか、あくしろよ」

浩二は部室の扉を開き谷岡を案内する。

「結構きれいじゃねぇか、おう」

「いらっしゃい!飲み物は何にしますか?」

すっかり接客サービスのプロと化したタクヤ。

「とりあえず何でもいい」

「かしこまり!」

谷岡は席に着く。

「結構きれいにしてるじゃねぇか、おう」

「まあそりゃ暇人多いっすからね、しょうがないね」

 

 

-中庭-

「ぷは~今日もいいペンキ(天気)

中庭のベンチに腰掛け、湯呑を片手にお茶を飲む淫夢同好会入部検討中の霊夢。

「霊夢またサボり?」

「休憩中よ」

霊夢の友達である魔理沙がやってくる。

ビュオォォン

※風先輩迫真の演技。

「きゃあ!」

「オォン!」

「サイアクー」

突如として吹いた|突風《神風)により、生徒全員のスカートがめくれ上がる。

「「あっ…(察し)」」

二人は何かを察した。

「すごい風だね」

「大丈夫だった?」

「侑ちゃんこそ」

仲よさそうに歩く生徒(婦婦)も見られる。

「なあ霊夢、今の三鷹?」

「ああ魔理沙、がっつり吉祥寺だぜ」

「どうよ西荻窪」

「ちゃっかり荻窪なんだぜ」

「阿佐ヶ谷みたいだったな」

「Go円寺 is God!」

「「次はもうサンプラザNKN!」」

二人は意味不明な会話をしながら生徒会長中川菜々のパンツを実況している。

菜々のパンツはめくれたのではない。鞄を背負った際に引っ張れてめくれたままになっていたのだ。

「ここから先は青、黄色、(オレンジ)に別れるんだぜなあ魔理沙」

「まるでデ○マスの属性じゃんか霊夢」

因に僕は久川颯と高垣楓が好きです。



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第5話

-中庭-

「霊夢、私淫夢同好会に入部する!」

「じゃあ私も」

二人は入部届を持って同好会部室へ。

 

 

-淫夢同好会部室-

魔理沙は勢いよく部室の扉を開ける。

「ちわー!姉さん生きてっかー?」

「バッチェ冷えてますよー!」

浩二が二人を見て反射的に返す。

「私たち入部希望者っすー!」

「いいよ、来いよ!」

こんなに入りやすい同好会はどこを探してもないだろう。

「じゃけん早速生徒会室行きましょうねー」

浩二は二人を生徒会室へ案内する。

コンコン(迫真)

「ドゾー」

「お邪魔しナス」

「「失礼します」」

三人は生徒会室へ。

「生徒会長は不在ですけど」

副生徒会長が三人を見て言う。

「大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ」

浩二は副生徒会長に入部届を渡す。

「受理しナス」

副生徒会長は机の中から判子を取り出し、生徒会長権限(大嘘)で判を押す。

「よっしゃー!これで同好会入部だ―」

魔理沙は飛び跳ねて喜ぶ。

 

 

-淫夢同好会部室-

「おっ、ええやん!」

タクヤは新入部員を歓迎する。

「お前ら歓迎してやるよ、おう」

「部活仲間が増えたね!」

顧問の谷岡先生、浩二の妹萃香も歓迎している。

「姉さん聞いて聞いて-!」

「おっ、どうされました(煽り)」

「さっき私たちNKGWNNのパンツ見たんだ―!」

「「あっ…(察し)」」

意味のないことを話す魔理沙に同好会一同は何かを察する。

「それで魔理沙さん!写真とか動画は!」

「ないです」

「あっ、ない…」

萃香は落胆している。

「くぅーん」

「もう許さねえぞ!もう許さないからな!」

あまりの悲しみに遠吠えをする浩二と撮影されてないことに憤慨するタクヤ。

画像を使って脅そうという算段らしい。

翌日淫夢同好会には正規のメンバーのほかに璃奈も出席していた。

「実はさ、スクールアイドル同好会に所属している優木せつ菜は中川菜々だったんだよね」

高咲侑の爆弾発言。この一言がきっかけで淫夢同好会は狂気と化す。

「そーなのかー」

「ウッソだろお前!」

驚いているルーミアとタクヤ。

「あっ、そっかぁ…」

「最近だらしねぇな!」

「ウホッ、新情報」

なんとなく察していた三人。

「よし、じゃあカチコミに行くぞ、あくしろよ」

「待って!」

顧問を止める侑。

「スクールアイドル同好会には淫夢をよく思わない人が多いから気を付けて!」

「せつ菜攫って終わりッ!30分で5万!」

侑の忠告も聞かずに作戦を立て始める同好会。

「実はせつ菜さん淫夢好きらしいんだ」

璃奈の一言は同好会を凍り付かせた。

「は?」

「もう許さないからな!」

中川菜々と優木せつ菜とでも温度差に掌返しを覚え、怒り出す同好会。

「具体的によく思ってないのは?」

萃香が質問する。

「歩夢でしょ、かすみんでしょ、しずくちゃん、果林先輩、彼方先輩あたり」

思いつく限りの人を上げる侑。

「愛さんはそもそも淫夢を知らない」

りなりーの補足情報。

「じゃけん今から行きましょうねー」

「おっ、そうだな」

「行くのだー」

「行こうお兄ちゃん」

「ああ、次は中川菜々だ…」

「ドウモー優木サーン」

「卍解!」

「お前らクルルァについてこい」

「私もちょっと隠してたことは頭に来ますよ!」

淫夢同好会、専門分野は違えど団結する。

 

次回:NIJIGAKU STAGE 1145141919 スクールアイドルと化した菜々

 

 

 



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第6話

-虹ヶ咲学園中庭-

「ぷは~今日もいいペンキ」

霊夢は中庭のベンチに腰掛けお茶を飲んでいる(既視感)

「霊夢、またサボり?」

そこに同級生の魔理沙や同好会の部員がやってくる。

「休憩中よ」

「オッスオッス」

「部室行くぞおう、あくしろよ」

「行くゾ~これ」

部室へと歩き出す淫夢同好会。

 

 

-淫夢同好会部室-

「あっ、おい待てゐ(江戸っ子)」

同好会の部室に続く廊下を歩いていると、部室の扉の前によく知る人間が立っていた。

「生徒会長の中川菜々です」

「何してるゾ?」

「今日付けで淫夢同好会は廃部とします」

NKGWの一言で同好会部員は騒然としている。

「は(威圧)」

「頭に来ますよ!」

「おいゴルァ(生徒会長の座)降りろ、学生証持ってんのか」

「もう許さねぇからな卍!」

「舐めてんじゃねぇぞ(超覚性)」

「せつ菜ちゃん何してるの」

「せつ菜さんと菜々さんは同一人物だもんね」

「ここでせつ菜に用のある侑と璃奈が参戦。

「取り押さえるゾ~!」

ミュラーの指示で同好会部員は一気に菜々に向かって走り出す。

「ンですか貴方たち?!(驚愕)」

「オロナイン、押えろ!」

オロナインとは直樹が谷岡と言ったのであろう(すっとぼけ)

「何するんですかあなっ…流行らせ(離しなさい)コラ!」

〆サバァ!(迫真)

菜々はうつぶせの状態で取り押さえられる。これは暴れる人間を取り押さえる有効な取り押え方。(多分)

「ンなんですかあなた達?!(驚愕)……ラブライブ!(名作)や~めなさいあなた達!チッ!(舌打ち)あ"~もう!(乙女)

「転校しても無駄だ!!」

仰向けで取り押さえられた菜々。タクヤは菜々の顔を覗き込む。

阿部は頭を、土方は右腕を、阿仁木は左腕を、魔理沙と霊夢は右足を、ルーミアと萃香は左足を、璃奈は真顔で腰をそれぞれ抑えている。

「ウザったぃ…!」

「素晴らしき菓子…(虹ヶ咲製菓店)」

「ウザコン、あなた達に、あなた達拾二人なんかに負けるわけんあいでしょお前オゥ!(猛者)」

取り押さえられても必死に抵抗を続ける菜々。

流行らせ(離しなさい)コラ・・・流行らせ(離しなさい)コラ! 郵便屋GOあなた達放せコラ!(人違い)」

カラカラカラカラ…

部室のドアくん迫真の演技

 

 

-13P乱入(部室)-

「何ですか侑さん?!(困惑)チッ!(謎の舌うち)」

「しばらくホッとしたでしょ!!(指摘)」

菜々に馬乗りになっている侑。

「コラドキナサイコラ!」

「12人に勝てるわけないだろ!!」

タクヤは叫んでいる。

「馬鹿野郎あなた達私は勝ちますあなた達!!(天下無双)」

12人に(正確には璃奈も居れると13人)に取り押さえられながらもまだ抵抗を続ける。

「どきなさい!コラ!」

「繰り出すぞ!(切り札)/フル焼きそば!(大盛り)」

璃奈は部室の棚から薬瓶を取り出し、浩二に渡す。

「ちょっと粉降りかかんよ~ゲホッゲホッ!!(致命傷)」

浩二は化学部からもらってきた怪しいクスリをハンカチにトントンと落とす。これがいわゆるやわらかスマホというものである。そしてその薬を吸ってむせる。クソダサTDKR。

「あ~やめて!(舌打ち)あ~ヤメテ!!(舌打ち)あ”~!」

むせながらハンカチを侑に渡したのちその場に倒れる。

手足を床に押さえつけられ、菜々に馬乗りの侑。

「暴れないで、暴れないでよ!」

マジキチ(トキメキ)スマイルのままハンカチを菜々の口元へ。

「う、羽毛⁉」

薬を嗅がされた菜々はその場で意識を失う。



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第7話

時系列や未登場キャラたくさん出て来るがお兄さん許して。キャラ崩壊もあります。

 

-淫夢同好会部室-

捉えられた中川菜々は目を覚ます。

「ここは…」

薬を嗅がされ眠らされたため、記憶が曖昧らしい。

これからタクヤ指導の下、侑によるSI調教が始まろうとしていた。

「おはようございます中川さん」

「み…ふねさ…ん…?」

「どうやらあなたにはスクールアイドルの適性があるようなので、その検査を受けてもらいます」

「私…三船さんにもバレて…」

アニメでいうといきなり2期に飛んでいる。

「私はねぇ…せつ菜さんみたいなねぇ…スクールアイドルが悶絶する顔が大好きなんだぁ(ゲス顔)」

この調教が歩夢にバレ、ヤンデレ度合いがひどくなったのはまた別の世界線で。

「侑さん…信じてたのに…」

「さあ高咲さん、一思いに」

栞子は侑に縄跳びを渡す。

「やっちまえよ」

部室の隅で見守るタクヤ。

「やっちまおうぜ」

部室の隅でぴあを読む超覚醒KMR。

「やっちゃうのだー」

部室の隅でホラホラダンスを踊るルーミア。

「やったぜ。」

部室の隅で盛りあう変態糞土方。

ヒュッ

※風切り音

侑は縄跳びを空中で勢いよく振っている。

「ひぃっ!」

風切り音に菜々はおびえている。

バァン(迫真)

突如として部室の扉が破壊される。

「もうやめて侑ちゃん!これ以上罪を重ねないで!」

「歩夢!」

「上原さん、高咲さんに何の罪もありませんよ」

「いいや違う!今の侑ちゃんはネットミームに脳を汚染されている!そんなの侑ちゃんじゃない!」

「えぇ…(困惑)」

流石の侑も困惑している。

「戻ってきて!昔の侑ちゃんに!」

「歩夢、これはせつ菜さんを理解らせようと」

「そうですよ、人の好きなものを応援する。生徒会には彼女らを守る義務があるんです。たとえそれが人権侵害していてクッソ汚い汚物を題材にしたものとしても」

「栞子ちゃん…」

歩夢はドン引きしている。

「なのに知っていて…なおかつ姿を偽ってまで妨害しようとした中川さんは到底許されるべきでなはい」

「止めて二人とも!」

歩夢の叫びは届かず、ついに縄跳びで菜々を縛り始める侑。

「何するんですか!やめてください!解いてください!訴えますよ!」

「せつ菜ちゃん、ハァハァ…もうしばらく我慢してね♪」

侑はもはや獣と化している。

「同好会の皆さん一旦外に出てください。もちろん上原さんは中へ」

「おかのした」

「さ~行くゾ~これ」

「ウッホ、なんか面白そう」

「わし待つぜ。いつまでも待つぜ。」

一同は部室の外へ。

「さあ優木せつ菜…いや中川菜々。あなたの罪を数えなさい!(KMNライダー)」

「私は何も悪いことしてません!早く解いてください!今解いたら何もなかったことにしますから!何でもしますから!」

「ん、今何でもすると?」

言質を取る栞子。

「何でもするとは言ってません!」

「中川さんあまり暴れないほうがいいですよ」

「さっきよりキツく!」

「それはパンツレスグ同好会が教えてくれた本格的♂亀甲縛りだからね」

ノリノリの侑。

「ううっ…」

もはや縛られた菜々に目も当てられず、その場に座り込んで顔を手で覆う歩夢。

「ランジュ、出てきなさい!」

ヒュッビィィィィンッ

栞子はロッカーに向かってボールペンを投げる。

ギィィバンッ

「わかったわよ」

ロッカーからランジュが両腕を後ろで組んで出てくる。

「ランジュさん!」

「せつ菜ちゃんは少し黙ってようね」

侑は叫ぶせつ菜顔を覗き込むとマジキチ(トキメキ)スマイルで見つめる。

シュルッ

謎の衣擦れの音。

「止めてください!これ以上はいじめとして学園に助けを」

「ごめんなさいねせつ菜」

菜々の言葉を遮るようにランジュがつかつかとやってくる。

「この学院の権限は現時刻を持って私のものヨ♡」

「なっ!ふごふご!」

「咥えて差し上げろ」

侑は菜々の下着を菜々の口に突うずるっこむ。

「さあ侑、栞子!連れて行きなさい!」

ランジュの指示で二人は菜々を持ち上げて部室を出ていく。

「侑ちゃん…」

淫夢同好会部員はランジュたちと共に別の部室へ。

部室には一人取り残されすすり泣く歩夢の嗚咽のみが聞こえるのであった。

 

 

-淫夢同好会簡単なプロフ-

顧問

谷岡先生…せっかちな国語教師。クルルァやズルルォンなど国語教師とは思えないほどネイティブな発音。

 

3年

ミュラー…なんにでも便乗したがる大先輩で部長(普通科)

阿仁木…アメリカからの留学生でパンツレスリング部と掛け持ち。(航空科)

変態糞土方…特定の場所で盛りあう特殊な性癖を持っている。流しそうめん同好会を掛け持ち。(施設科)

 

2年

浩二…王道を往く本作の主人公。(機甲科)

阿部…イイオトコ(武器科)

タクヤ…調教という名の指導が得意。広報担当(警務科)

侑…歩夢の幼馴染。本格的♂兄ガサキにおいてあなたちゃんの役割を持つ。(音楽科)

 

1年

ルーミア…ミュラーの妹でこちらも便乗が好き。(特科)

萃香…浩二の妹。(特科)

遠野…浩二の後輩で彼氏。よく睡眠薬入りアイスティーを飲まされる。(普通科)

正樹…阿部と交わったことのある人。阿部をバキュームカーと思ってない。(普通科)

直樹…ミュラーと浩二の後輩。よくチラチラ見てると指摘される。(機甲科)

霊夢…博麗神社の巫女(らしい)が最近はサボりという名の休憩が多い。ク☆要素が少ない。(会計科)

魔理沙…霊夢の同級生で姉さんと呼ぶ。ク☆要素が少ない(化学科)



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第8話

-演劇部部室-

淫夢同好会メンバーとせつ菜を担いだ栞子と侑、璃奈は更衣室兼物置と化した演劇部の部室にいる。

「何が始まんだよおう、あくしろよ」

「ふごふご!」

縛られた菜々は身動きも口も塞がれている。つまり菜々は今ノーパンである。

「私たちも呼ばれたけど何があるのよ」

「彼方ちゃんんにゃぴしたい…」

「かすみんはこれからしず子のケツでコッペパン生産しなきゃいけないんです!つまり忙しいんです!」

「かすみさん、だからさっきあんなに小麦粉を食べさせたのね」

「と、言うわけで今から呼んだ人はこっち来てね」

演劇部部長が名簿を取り出す。

「まずは桜坂しずく」

しずくを先頭に、次々と呼んでいく。

「何が始まるんですか部長?」

「まあまあ、これに着替えて」

「ニジガクじゃないところの制服ですか」

「そうそう」

しずくは受け取った衣装を体の前に当てる。

呼ばれた者たちとQU4RTZは校舎のとある教室の前へ移動。

 

 

-廊下-

「さあついたよ」

「こんな教室ありましたっけ?」

「(こんな教室なんて)ないです」

しずくの質問に答える部長

「さ、ちょうどいいところにバールが」

部長の足元、もとより扉の手前にバールが置かれている。

「少し待っててくれ」

「ん、そうですね」

浩二は廊下の掲示板を見ながら答える。

ガンッガンッ(迫真)

「ちょっ!何してるんですか部長!マズいですよ!」

部長はバールを使って扉をこじ開けようとしている。

ガキィン(謎の金属音)

「やりますねぇ!(大声)」

扉をこじ開けた部長を称賛するかすみ。

「後は頼みます、部長」

いつの間にか魔法少女CYDMMのコスプレをした彼方は部長にGO is Godサイン。

「いってきな、みんな!」

ドムッ

部長は最後尾にいた栞子の背中を押す。

「ファッ⁉」

「部長⁉」

「糞が!」

「キラメキハドコー!」

「いってきますぅぅぅぅ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-地下-

謎の音楽が流れている。

「っ…ここは」

真っ先に起きたのはしずく。

「そういえば部長から着替えるように言われて…」

カッ

※ライト先輩迫真の演技。

「っ…栞子ちゃん…」

ライトの手前に立っているのは三船栞子。足でリズムを取っている。

「んーっ!んーっ!」

拘束が解かれたにもかかわらずまだ口の中に自分の下着を突うずるっこんだままのせつ菜。

「せつ菜さん、もう拘束解けましたよ」

ヌポッ

「ふごっ!なんですかここは!」

しずくは菜々の口からパンツを摘まみだす。

「せつ菜さんとりあえずパンツ穿こうよ」

「そうですね」

しずくはパンツであやとりをはじめる。

「はい」

「え?」

しずくはしゃがんでクロッチ部分が上になるように持つ。

「早く穿いてください」

「自分で穿けます」

「穿いてください!」

このやり取りが5分くらい続いたところで三船の足のリズムが小刻みになり、菜々は渋々穿くことになる。

「うわっ!先輩びっしょりですよ!」

「しずくさん⁉」

しずくは菜々がパンツに片足差し込んだ時にしゃがんでいることから、菜々のスカートがしずくの頭を覆っていることになる。

「うーん芳醇な女の子の臭いがしますね!」

「嗅がないでください!」

「もしかして縛られて濡れちゃいました?」

「変なこと言わないでください!」

しずくは一気にパンツをずり上げる。

「うわっ…」

菜々は気持ち悪いと訴える。

「どうですか?自分の涎まみれの下着を後輩に穿かされる気分は」

「エマさんならよかっ…って何言わせるんですか!」

「エマ先輩ならいいんだ」

隣で見ている侑は満足そうな顔をしている。

「あっ、おい三船ェ(唐突)」

「その恰好は何ゾ?」

「列車は必ず次の駅へ、ではスクールアイドルは?私たちは…」

栞子は持っていた脇差を前に持ってきてスラリと抜く。

 

『ガチムチパ――――――ンツレスリング…妖精のレヴュー、開演です!掴んで破って奪い合いましょう!』

 

※天の声



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第9話

見切り発車で初め、行き当たりばったりで書いているのでネタがもう尽きかけている。


-ニジガクの地下-

6人が気を取られている隙に栞子は浩二たちの前にジャンプで距離を詰める。

「三船…」

ミュラーの横に立つ浩二は立っている三船を見て言う。

「栞子…」

浩二の横に立つミュラーは言う。

栞子はそのままミュラーに切りかかる。

カンッ

ガキィン

バアン

金属同士がぶつかり合う音が続く。

浩二とミュラーの攻撃を躱しながら、その後ろにいたしずくに切りかかる

「っ!栞子ちゃん⁉」

ガンッ

侑はデュランダルで反撃。

土方やせつ菜は襲い掛かる栞子に応戦している。

栞子は舞台の端へ。

「始まったのよ、ラブライブがまた!」

しずくは声を荒げる。

プァァァァン

電車の舞台装置先輩迫真の登場。

「やっときた…」

ヒュッヒュッ

射出装置によって打ち出された刀をキャッチすると。一振りする。

再度土方足りを襲う。

「こんどこそ!私がセンターになって!」

パンッ

しずくの胸に付けられたニジガクの校章が落ちる。

「これはラブライブにあらず」

栞子は冷たい目で言う。

「あぁ^~糞がっ!」

「だから…ラブライブじゃないって…」

しずくに続き、土方とせつ菜の校章の弾かれる。

ヒュッ

栞子は刀を投げる。

「きゃあっ⁉」

バァン(大破)

デュランダルが宙へ浮く。

「栞子ちゃん…」

ピンッ

「こんな栞子ちゃん、知らない…」

その場にへたり込む侑。

「ガーチムチパンーツレスリーング妖精のせいなのねー」

栞子は意味不明な歌を歌いながら浩二とミュラーへ近づいていく。

「列車は必ず次の駅へ、ではスクールアイドルは?私たちは?」

「ポッチャマ…」

「視聴者とホモガキが望むのなら、王道を往く…ソープですかね」

「あっ、おい待てィ(江戸っ子)さっきから何言ってるゾ?」

浩二は一歩前へ。

「あっ、おいTDKRォ(唐突)!」

しびれを切らしたミュラーは栞子を睨み付ける。

「三船!」

助走をつけ栞子に向かって猛ダッシュ。

「ポッチャマのセリフを無視するなゾ!」

「ミュラーさん…ちょっとしゃべりすぎ!」

ピンッ

ミュラーの校章が落とされる。

オォンアオン

ピンッ

浩二の校章も落とされ終了。

「ふぅ…」

栞子は立ち尽くしている。

「なんだか…ホイホイチャーハンを食べたみたい…」

栞子は言う。

「え…」

侑は何を言ってるんだと困惑している。

「なんだか…ホイホイチャーハンを食べたみたい」

「栞子ちゃん…」

侑は未だに状況を理解していない。

「だーかーらー、なんだか…ホイホイチャーハンを食べたみたい」

「何言ってるの…?私たち、妖精哲学路信仰してるわけじゃ…」

ブシャッ

突如として天井から大量のスペルマが。

「やりますねぇ!(大声)」

「シュー…」

浩二はただ栞子を見つめている。

「列車は必ず次の駅へ、ではスクールアイドルは?私たちは…」

ガキィン

「私たち…もう…」

栞子の顔がマジの目で語る。

「蟹になってるよ」

最後の一言と共に浩二たちの意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-淫夢同好会部室-

「ヌッ…こ↑こ↓は?」

真っ先に目を覚ましたのは浩二。

「ポッチャマ…」

続いて目を覚ましたのはミュラー。

二人はあたりを見渡す。

「ここは淫夢同好会の部室…」

「そういえば部長やランジュは…」

しずくや侑が起きてくる。

「おっ、大丈夫か?」

「お兄ちゃん大丈夫?」

周りにはルーミアや萃香たちが侑たちの介抱をしていた。

「よし、じゃあぶち込んでやるぜ」

タクヤは土方のケツの穴にイチジク浣腸を注入する。

「ぐるぐるぐるぐる…あぁ^~目が覚めたぜ」

土方が目を覚ます。

「侑ちゃん大丈夫?」

「生きてるよ、歩夢」

そんなわけで今日も淫夢同好会は平和。



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第10話

-ニジガク(食堂)-

「うん、おいしい!」

ミ…ミア・テイラーはハンバーガーを食べている。

「イキスギクイクンアーッ!枕がデカすぎるラ!」

元気な中国娘、ランジュが大声を出している。

コロナ禍の中で公共の場において大声を出すのは…やめようね!(キリッ

「止めてくださいランジュ(建前)!日本で淫夢は誇らしいことなんですよ(本音)!」

「無問題ラ!」

「キャノン砲ー!」

一つ飛ばした席に座るミアが、蟹に股間を掴まれた兄貴のような声を発する。

「どうしたのよミア」

「うるさいよランジュ!ボクのルルァンティツァイム(ネイティブ)を邪魔しないでくれ!」

「ミアさん、あなた谷岡先生のネイティブ発音が移ってますよ」

「うるさいな、食堂では静かにしろってそこの張り紙に」

「ミアさん、あなたも十分うるさかったですよ。そんな大声出せるならレズビ女優目指したらどうです?適正ありそうですよ」

「やだよレズビなんて、それこそ市場に出回ったらしずケツドラムやファ楽器にされかねないよ」

「これからは世界よ!世界一を目指さなきゃ!」

ランジュは勢いよく立ち上がり、指で一番を作る。

「世界を目指しましょう!世界のミフネ!」

「止めてください!世界のトオノみたいな!」

「そういえば栞子」

ミアが唐突に話題を変えて来る。

「無印から始まって日光、超星に至るまでの王道オレンジ髪主人公の系譜では金髪(アマ)のセリフが徐々に規模拡大してるよね」

「ハラショー」

「シャイニー」

「ギャラクシー」

誰かが外で叫んでいる。

「ミア、口が悪いわよ」

「そうですよ、あろうことか女子高生がアマとか」

後のリバースは校庭へ移動。

その後、アニメ9話のようにいろいろあって淫夢とスクールアイドルをあきらめかけたランジュは空港へ

 

 

-HND空港-

「ランジュ!」

栞子が叫ぶ。

「もう終わりなのよ、スクールアイドルも淫夢も」

「なんで決めつける必要があるんですか(正論)」

「スクールアイドルはやりきった。それに淫夢だってオワコン説を視聴したらわかるわ…衰退の一途をたどるだけだって」

悲しそうな眼をするランジュ。

「もう行くわ」

ランジュはスーツケースに手を掛ける。

「イかせません!」

「待ってよランジュさん!」

「そうだよ(便乗)」

かすみ、萃香、ミュラーが立ちはだかる。

「待てよランジュ!」

颯爽と登場するミア。

「なんでスクールアイドルも音MADもやめるって言うのさ!僕とはレ淫(ビジネス)の関係じゃなかったのか!?」

「違うわミア、やり切ったのよ。スクールアイドルも淫夢も」

「この曲を聞け!」

「だから私たちの関係ももう」

「これは君のために作ったMADじゃない!僕のために作ったMADだ!」

ミアはアニメで流れた持ち歌(曲名書くと著作権云々とUNEIが五月蠅そうなので明記しない)を使ったファ楽器MADを披露する。

※そんなMADあってたまるか。

「どうだい、これがボクの答えだ」

「ミア…」

ランジュは仲よくしたくてもどう接したらいいかわからないというアニメほんへの悩みを打ち明ける。

「たった一人の友達の心もわからない」

「そんなことはありませんよ」

「いいのよ栞子」

「何だって淫夢は世界共通言語ですから」

「それに、ボク一人がこんなに集められると思うのかい?」

周りにはスクールアイドル同好会、淫夢同好会の一面が勢ぞろい。

「みんな…」

フホーッフホホホホッフウンン(大好きを隠すことはありません)!」

後ろ手で縛られ、口に自身の下着を突うずるっこまされた菜々。

「もう許せるぞオイ!」

菜々の拘束を担当し、縄で逃げないように引っ張るタクヤ。

「ランジュちゃん!」

菜々の口に菜々のパンツを突うずるっこんだ侑。

「ランジュちゃん」

同じ留学生枠のエママも聖母のような微笑みを向ける。(実際聖母なんだが)

「ランジュちゃん」

歩夢も続く。

「いいよ、来いよ!」

浩二も淫夢同好会への入部を歓ゲイ♂している。

「ぱぱぱっと仲直りして、終わりッ!」

「もう一度やろうや」

「いい友達を持ちましたね、ランジュ」

「栞子…」



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第11話

-校庭-

「はー、ローストターキー先輩ってのは実際に売ってそうだから食欲失せそうよね」

「まったく、これだから淫夢厨は…まさかの兄貴が交通事故で他界しているとわかったときには発狂したよ」

「ところでランジュ、特級茶葉というのはどこで売ってるんですか?」

「「「はっ!」」」

三人は気づいてしまった。

「「「私たち」」」

「「「レ淫棒同盟ー!!!」」」

この瞬間R3BIRTHが誕生した。ヴォエ!

「というわけ人分の入部届を確保しました。淫夢同好会とスクールアイドル同好会に行きましょう」

「今更だけどいいの?」

ランジュが尋ねる

「気にすることありません」

 

 

-淫夢同好会部室-

「三船です」

部室の中からは誰の声もしない。普段ならこの時間は部活の時間である。

「おかしいですね」

「スクールアイドル同好会から行ったらどうだい」

「ん、そうですね」

ミアの提案でスクールアイドル同好会の部室へ。

 

 

-スクールアイドル同好会部室-

「三船です、入りますよ」

≪オォン

≪やりたいぜ

≪枕がでかすぎます!

ガラッ

扉先輩迫真の演技

「三船さん!」

真っ先に気づいたのは桜坂しずく。

「あっ、おいSZK(唐突)こっちも見ろよ見ろよ」

三船そっちのけでテレビ画面に視線を戻す。

「わぁ!棒読み演技ですね!」

ミュラーはしずくにホモビを見せている。

「こんな大根役者にならないように精進しなきゃ(使命感)」

自分を戒める大女優の鑑。

「ホラホラホラwww」

「セクシーな腰使いね、是非参考にさせてもらうわ」

菜々のホラホラダンスを見て果林も真似をしている。

「えぇ…(困惑)」

この部室内のあまりの汚さに困惑する栞子。

「ウェオッホッホッホッイヒーッww…あっ、栞子ちゃん!」

淫夢MADを見てげらげら笑っていた侑がパソコンを閉じるとやってくる。

「はいみんな注目ー!」

侑は手をパンパン♡と叩くと、全員が注目する。

「おっ、どうされました?」

「なあに、侑ちゃん?」

「璃奈ちゃんボード【アンニュイ】」

「今日から同好会に入ってくれる3淫(3人)です」

侑はさらに机の上に置かれたプレートを持って一周。

「はい、ミュラー部長との話し合いの結果、今日からスクールアイドル同好会と淫夢同好会は合併することになりました」

「やったぜ。」

「楽しさ二倍ラ!」

「そんなこと聞いてませんよう!」

部長である中須かすみは驚いている。

「え、かすみさんが部長だったんですか?」

スクールアイドル同好会に関しては全く無知識の萃香。

「そうですよ!」

「そうなのかー」

ルーミアも知らないようだ。

「先輩、マズいですよ!」

遠野のどかも何かにおびえている。

「ウホッ、新情報」

「仕方ないね(許容の心)」

阿部と阿仁木も驚いている。

「そういうことなので迫真スクールアイドル同好会に改名します!」

侑はもう一度みんなに部室に掛けるプレートを見せる。

「そんなぁ!じゃあ部長は誰がするんですか!もちろんかすみんですよね!」

かすみん余裕の表情。

「璃奈ちゃんボード【うっせやろお前】」

璃奈ちゃんボードの汎用性高い、高くない⁉

「それでも僕は王道を往く…【スクールア淫夢同好会】ですかね」

「その【ア】だけカタカナなの何なんですか!」

突っ込みは負けないかすみん。

「アイドルと淫夢を掛けた、はっきりわかんだね」

「そこはスクール淫夢同好会でしょう!」

かすみんのツッコミの切れはいつも良い。

「あっおいかすかすぅ(唐突)」

「かすかすじゃないですかすみんです!ブ○カスみたいに言わないでください!」

便乗先輩は何かを聞きたいようだ。

「お前本当に部長なのかゾ?」

「そうですよ!(便乗)」

中須かすみは考えていた、のちのR3BIRTHを加えた迫真スクールアイドル同好会(略称:迫真SI会)の親睦会について。

※作者はあくまでアニメ準拠で進めている(つもり)

「それで~三人はどういう関係なのかな~」

枕を抱えた彼方が栞子たちを見てこっくりこっくりしている。コイツいっつも眠そうにしてんな。

「えっと…ランジュと私は幼馴染、ランジュとミアは米中ビジネス条約の関係だそうです」

栞子が答える。

なんだそのバイ○ン×○平のカップリングみたいなのは…

「とりあえずなんか飲むか?」

冷蔵庫の前に立つタクヤ。

「とりあえず子供ビールラ!」

「かしこまり!」

ガキィン

「ちょっとしず子ォ(唐突)」

「どうしたんですか?」

「しず子の家この人数泊れる?」

「ないです」

「え、じゃあ庭とかは?」

「面積ないない」

上手いこと考えた挙句、かすみんの鎌倉親睦会は決行となる。

 

次回!迫真SI会の細かい役職が明らかに⁉



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第12話

-横浜-

「オッハー(激寒)」

「朝から叫ぶなゾ」

「そーなのだー」

「おにいちゃん朝から近所迷惑だよ」

「近江彼方見てるかー?愛さーん中川さーん!見てるー?」

フラッシュ!(幻覚)あえっ?

山下公園にて点呼。

「さー始まりましたよ!かすみん部長の座を掛けたクソデカ企画!その名もかすみんワンダーツアー!」

バスガイド風かすみんを筆頭に…ほぼ自由行動と化しているが横浜を楽しんでいる。

 

 

-桜坂家正門前-

横浜を堪能したあとは鎌倉にあるしず子の家に。

「こんな遠くから来てるん?うっそだろお前⁉」

タクヤはしず子の家にの実家が鎌倉にあることに驚いている。

「は~つっかえ(疲れ)ないの?」

覚醒KMRも質問する。

「んな~学校にぃ…鎌倉からやってきて?ね?早朝から通学ですか!」

タクヤは更に踏み込んでみる。下半身が貧弱。

「朝から勉強するんだよ!この小説に出て来る桜坂みたいによぉ!」

覚醒KMRはコ↑コ↓アシガレットと糞土方から借りたサングラスを身に付けながら、作者読者に啓蒙する。

「ん、そうですね」

栞子は便乗する。

「立ち話もなんですし、中入りません?」

「あぁ~いいっすね~」

しずくは家に案内する。

 

 

-桜坂家玄関-

ガチャ、ゴンッ

†悔い改めて†(いいよ上がって)

しずくは扉を手で押さえ、来客を先に中に入れる。

エスコートのできる良家の鑑。

「はぇ~おっきぃ」

「広い家だぜ。岡山の県北にある川の土手の下より広んじゃないのか?」

「ウッホ、イイ家」

遠野、土方、正樹は家の中を見渡している。

「ワンワン(迫真)」

オフィーリア先輩迫真の演技。

「オフィーリア!」

しずくは飛び掛かるオフィーリアを抱きしめる。

「なんかオフィーリアが横むくと田所君の横顔に似てるね」

侑はオフィーリアを撫でながら笑っている。

「横むくんだよ90度」

しずくがオフィーリアの首を横に向ける。

「似てますねぇ(大声)」

しずくは浩二とオフィーリアを交互に見る。

初期設定にあったSI同好会は淫夢嫌いという設定はどこに行ったのか。

そのまま夕食へ。

 

 

-桜坂家厨房-

ドンッ

厨房にある大きな大宇の上に人数分のグラスが置かれる。

カッ

冷蔵庫からポットを取り出す音。

ジョロロロロッサーッ(迫真)

ポットの中に入っている茶色い液体をグラスに注ぎ、白い粉を入れる。

 

 

-桜坂家食堂-

「もう待ちきれません!早く出してください!」

菜々は椅子に座るなり夕飯の催促。

「まずは、ウェルカムドリンクです」

桜坂家に仕える料理人はお茶の入ったワイングラスを台車に乗せて人数分持って来る。

「おっ、ええやん!」

タクヤは目の前に差し出されたグラスを眺める。

「ありがとナス」

萃香はグラスが置かれると料理人に一礼。

迫真SI部はウェルカムドリンクを口にする。

「桜坂家特製のウェルカムドリンクは如何でしょうか?」

料理人は腰の後ろで手を組み、厨房と食堂をつなぐ通用口の端に立っている。

「うん、非常に新鮮で、非常に美味しい」

侑はグラスを傾けながらウェルカムドリンクを楽しむ。

料理人は厨房へ消える。

しばらくして前菜を積んだ台車を押して現れる。

「すみません、お待たせいたしました。二品目が前菜になります」

皆の前に前菜の乗った皿を置いていく。

「こちらデジタル…スティック(ベジタブルスティック)になりますので、特製ソースに、付け、お召し上がりくださいませ」

料理人は再び通用口の端へ。

「それでは、ごゆっくりどうぞ」

顔を見合わせるASKとMYST)

「うーん!」

野菜の味を楽しむASK。

「お味の方は如何でしょうか?」

「ウマイ!フフフ(笑い)」

料理人の問いに笑いながら答えるASK。

「気に入っていただけまして幸いでございます」

「うーん…Psycho…ウーン…」

「お気に召していただけたのなら、どうぞもっとソースを掛けて、お食べになってください(日本語の乱れ)」

前菜を楽しむ迫真SI部、料理人は再び厨房へ

 

 

-厨房-

料理人はパックから取り出したひき肉(こねくり回し済み)を豪快にフライパンへ。

ハンバーグを焼いているようだ。

 

 

-食堂-

料理人は再び食堂へ。

「お待たせしました、次はメインのハンバーグでございます」

部員たちの前にハンバーグの乗った皿を置いていく。

「当店特製のソースの味を存分にご堪能ください」

「ウン…」

中々ハード(?)な献立にそろそろ食後の睡眠の時間が迫ってきているのか、箸の進みが遅くなる彼方。

「では早速用意いたします」

料理人はソースの入った小瓶をハンバーグお横に置いていく。

「えー先程のソースが残っておりますので、こちらにチョット付け加えて、ということで、提供し、いたしますので、どうぞご堪能ください、ハイ(船場吉兆)」

どうやらおなじソースを使用していたそうだ。

「うん、おいしい」

エマはまず、何もつけないでハンバーグを一口。

次の料理はミート・ソース・スパゲッティ 。

(胃袋満タン)

「お待たせいたしました。次のメニューでございます」

かすみは待ってましたと言わんばかりにスパゲッティに手をつける。

「これあなたが作ったんですか?」

「はい」

料理人は微笑んで答える。

「やりますねぇ!(大声)」

料理人を褒めるかすみ。

「やはり~料理人さんの~料理を…最高ですね!」

しずくは普段食べなれている料理をみなと囲めたことを感謝している。。

デザートはクリーム・ブリュレ。テーブルに皿が置かれる。

「お待たせいたしました。デザートでございます」

再度通用口のから登場。

「カリンやっとまともなものが出てきたよ」

愛は隣に座る果林に話しかけている。

「いえいえ、これからですから、お客様。特製プリンでございますから、少々お待ちください」

「おぉなにすんの、このまま食べさせてもらえないの?」

愛はやっとデザートが食べられると思っていたが予想外の展開に少し落ち込んでいる。

「いえいえコレでは普通の料理と変わりませんので、特製ですから。分かりますか?」

「ぉ何すんのさ」

料理人はフォークを皆の前に置いていく。

「あぁ~すわわ~(松浦)」

愛は軽く砕かれたブリュレを見て言う。どうやら自分で崩して食べたいところを料理人が崩してしまったようだ。

※これはスクスタの世界線ではない(戒め)



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第13話

-脱衣所-

ジョバーッ

「痒いところはありませんか~?」

「ないです」

愛に髪を洗ってもらっている璃奈。

「スキンケアは大切よ」

「だから乳にもハリがあるんですね!」

「うるさいわね!」

菜々にたっぷたっぷされる果林。

「そういうあなたも身長の割に大きすぎるのよ!」

ゆうぽむは体洗いっこ(歩夢からしたら侑の体を合法的に触れる)

元SI会が出た後は浩二たち元淫夢同好会。

「白菜掛けますね~」

「頼むゾ~」

ミュラーの頭の上から湯をかけるる浩二。

「よし、じゃあ次はポッチャマが洗ってやるゾ」

「助かりますよ~本当」

入れ替わるように浩二は椅子へ。

ブッチッパッ

「あっ…(察し)」

ミュラーはシャンプーを多く出してしまう。

「あ、僕も洗うんで多い分貰います」

「先輩、もらいますよ」

「すごく…多いです」

木村、遠野、道下の三人は手を差し出す。

「よし、じゃあ分けてやるぜ」

ミュラーは指でシャンプーを救い、4人の手のひらに擦り付ける。

桜坂家の風呂はデカイ。

 

 

-寝室-

RBNDKSG(リボンデカすぎ)こと桜坂しずくはリボンをテーブルの上に置くと、布団に潜り込む。

「ね、寝ますよ」

電気を消して布団をかぶる浩二。

「その前に枕投げですよ!」

宿泊施設でおなじみの枕投げ、提案したのは萃香。

「私から行きますね!えいっ!」

萃香の投げた枕は菜々へ。

「受け取りました!せつ菜!スカーレットストォォォォォォォム!!

ブォンッ

「ンンッ… ラ゜ッ!ア゛ッ!↑」

菜々が投げた枕がランジュの顔面にクリーンヒット。

「せつ菜強すぎるわ!タクヤ!行きますよ!」

ランジュはタクヤに枕を投げる。

「おっ、投球力無いんじゃないか?鍛えてやろうか?ってことで卍解!」

ヒュッ

「どびゅぼぁ⁉」

果林は胸に亜音速で飛んできた枕があたり、変な声が出てしまう。

巨乳で助かったな朝香。

「やったわね~!」

ブンッ

「もう果林ちゃん!えいっ!」

枕をうまいことを受け止めたエマは、魔理沙に向かって枕を。

「霊夢ガードなんだぜ!」

「ぐっっふぇ⁉」

霊夢は腹で枕を受け止めることになる。

「やりかえすんだぜ!」

フッ

「すやびっ⁉」

寝ている彼方は横から枕の直撃を受ける。

「投げたのは誰かな~?」

「霊夢なんだぜ」

「お仕置きだよっ!」

ドッ

「ごほっ⁉ファッ⁉ウーン…(心停止)」

クッキー☆組は音速で投げられた枕を間一髪でよけ、後ろに寝ていた浩二を直撃。

「ねえ侑ちゃん、今なんか変なの出てなかった?」

「なんか出てたなぁ」

「歩夢さんも侑さんも見えたんですね」

「栞子、なんか見えたと思ったら一瞬のうちに浩二が死んだんだけど」

歩夢、侑、栞子、ランジュの四人は彼方を見ている。

「あはは~やりすぎちゃったかなぁ…」

彼方は頭を掻きながら照れている。

「マズいですよ!」

遠野のすばやい祖人工呼吸(幸せなキス)で田所は復活。

「今のはソニックブーム」

「そにっくぶーむ?」

聞きなれない言葉に首をかしげる歩夢。

「物体が音速を超えた時に発生する現象、璃奈ちゃんボード【レズは博識】」

璃奈の解説で彼方は凄いということはわかった。

「侑ちゃん寝た?」

「(寝て)ないです」

「そっち行っていい?」

「いいよ」

その後深夜三時くらいまで《コンプラ》をすることになるなんて歩夢以外誰が知るだろうか。

 



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第14話(おしり)

何だこのクソ最終回は!(大団円)


-購買部-

「あらこんなところに購買部が」

NKGWNNは廊下の一角にいつの間にかできているお菓子の材料屋さんを見つける。

「ちょっといいですか!」

「なんですかー?」

「こ↑れ↓は何なんですか!」

「お菓子の材料屋さん」

「そういうことではなくて!」

「は?(威圧)」

「生徒会と保健所の許可は取ったんですかと聞いてるんです!」

「あたまわるわるー」

店員と思われる生徒は菜々を挑発している。

二人の不毛な会話は続き、菜々が負ける。

「ここはお菓子の材料屋さん、大抵のものは売っているよ」

「じゃ、じゃあチョコを」

「ないです」

「あ、ない…」

店員に言われ、最近は暑くなってきているので溶けやすいものは売っていないと察する菜々(これ書いてるとき8月)

「じゃあアイスとかっていうのは」

「ないです」

「はーつっかえ!やめたらこの仕事」

「あたまわるわる~」

 

 

-部室-

「んにゃぴ…」

こ↑こ↓は虹ヶ咲迫真スクールアイドル同好会の部室。一人の汚いうんこの化身が何やら悩んでいた。

「おっ、どうされましたどうされました?」

カウンターでアイスティーを作っている、下半身が貧弱そうな男が田所に話しかける。

「おまたせ、アイスティーでよかったかな」

「ありがとナス」

田所はタクヤからグラスを受け取り、ぐびぐびと飲み干す。

ガラガラバンッ(迫真)

ドア先輩が迫真の物音を立てながら開かれる。

「かすみん一番乗り―!」

中須かすみが大声を上げながら入ってくる。

「オッハー‼(激寒)朝香果林!みてるかー?田中さーん矢野さんありがとー!」

「田中さんと矢野さんが誰なのかはわからないが宮下愛が元気よく入ってくる。

「フラッシュ!(スポットライト)あえっ?」

二人の乗りにしっかりついてくる大女優の鑑。

「おっ、やっと来たか」

タクヤが冷蔵庫からグラスを三つ取り出す」

「とりあえず(こども)ビールで」

「わたしはアイスてィー」

「かすみんは~コーヒーで」

「かしこまり!」

タクヤは風のごとくオーダーされた飲み物をグラスに注いでいく。

ドンドンドンッ

おまどうま!(お待ちどうさま!)

威勢のいい声と共に三つのグラスがテーブルの上に置かれる。

「「ありがとナス!」」

三人はグラスを受け取ると一気に中身を飲み干す。

ガラガラバンッ(迫真)

盛大な音を立て、ドアが開くと、そこに立っていたのは侑だった。

「みんな!ライブやるよ!」

「ファッ⁉」

一番驚いているのは木村の読み捨てたぴ〇を読む田所であった。

その後、ぞくぞくと部員たちが集まる。

「侑ちゃん、唐突にライブやるって言ってもお金と場所が…」

あゆぴょんは幼馴染特有のストッパー役になる。

「うっほ、いいステージ」

正樹はステージに立つ自分を想像している。

「だよねぇ!みんなが輝いてるところ見たいなぁ!ね?歩夢」

「や、それは…」

侑の頼みには弱い歩夢。

「やりたいぜ。投稿者、兼部糞土方」

「俺も、くそみそなライブがヤりたいと思ってたんだ」

土方と阿部さんもこれからどうしようと考え始める。

「これで決まり、はっきりわかんだね。理奈ちゃんボード【キリッ】」

こうして「ニジガク」として初めてのライブが始まるのであった。

 

 

-ニジガク-

アニメ準拠の通りライブは始まる。

パンッパンッパンッパンッ

規則的なケツドラムの音と共に田所がステージ上に立っている。

「今日はぁ…スペシャルゲストォ…大体誰かわかってんだろうけどぉ…Ms.演劇部部長!ンハッ!」

田所に呼ばれ、演劇部部長がステージ上に上がる。

「いえーい!ハホーン?」

若干ノリについていけない部長。

「なんなんですかねそのノリは(呆れ)」

「いや、そういわれてもね…第一しずくの頼みではないわけだし」

「あっ、そっかぁしっかりやって、どうぞ」

「いやぁほならね、君がやってみろって話でしょ」

部長の一言で、田所は背中に背負っていた模造刀を抜く。

「たった一回出ただけで、一生ネットの晒し者!お前(遠野)のことが好きだったんだよ!81期性田所浩二!いい世、来いよ!」

「そう来たか…ならば私も!」

部長も背中に隠し持っていた舞台用の剣を取り出す。

カンカンッ(大迫真)

舞台上でレ〇ューを始める二人。

レヴューソング【DJDJ届かぬ思い】

レヴューに決着が着き、次の組へ。

「上原歩夢ー!上原歩夢みてるかー?桜坂さーん優木さんありがとー!」

部長が叫ぶと、A・ZU・NAランドが登場。

その後、ランジュやMUR大先輩と続き、遠野の番に。

※歌詞(前奏部分?)はジャ○ラック等の組織とはあまり関わりたくないという作者の意向で省略。

カバー曲【世界のトオノ】を披露。

続いて野獣妹こと萃香は【Love Together】を熱唱。

 

 

-部室-

ライブを終えた迫真スクールアイドル同好会は疲れからか不幸にも黒塗りの谷岡先生のセンチュリーに衝突することもなく、部室へと戻っていた。

「あのね侑ちゃん」

「どうしたの歩夢」

「私短期留学に行くの」

「あっ、そっかぁ…」

歩夢と離れることに抵抗感を覚える侑。

「それで、いつ帰ってくるの?」

「短期だから来月には」

「え、そんなに長くいくの」

「私だって侑ちゃんと離れたくない!」

部室のど真ん中で侑に抱きつく歩夢。

「昼間から抱き合うとかアーナキソ」

「純愛、実にいい…」

「歪みねぇな(賛美の心)」

田所、阿部、阿仁木の三人は抱き合う二人をみてほんわかしている。

「しず子のことが好きだったんだよ!」

大胆な告白は女子の特権、世って中須かすみは女である(Q.E.D)

「ファッ⁉かすみさん⁉みんながいる前でマズいですよ!」

今まで自分から誘ってきたのにいきなり相手からの誘いに困惑する大女優。

「好きに理由と場所と雰囲気とその他諸々なんて関係ないよ!」

隙を語り出すと話が止まらなくなる、これが高咲侑という人間である。

「そーなのかー」

「そうだよ(便乗)」

ルーミアとミュラーも便乗している。

「侑ちゃんのそういうところ好き♡♡♡」

舌を絡めてのキスをする歩夢。

「歩夢さん!破廉恥です!」

「三船さんの言う通りです!」

ウブな生徒会二人。

「栞子!私たちもするのよ!」

「おう、お前ら楽しんでるか?」

「「谷岡先生!」」

キャッキャウフフをしていると、顧問の谷岡先生がやってくる。

「おう、考えてやるよ」

「何を出すか!」

唐突の案件に困惑するかすみ。

「同好会から部への変更だよ、おう」

「あの、それなんですけど」

菜々が手を上げる。

「部への変更はやっぱなしです」

「ん、いいのか?」

「はい!かすみんもせつ菜先輩に同感です!」

他のメンバーたちも頷く。

「そういうことなら早く言えよおう、あくしろよ」

谷岡はうんうんと頷くと変更のための書類をその場で破り始める。

「すいません、決めていたことなんですけど…ライブの準備とかで言いだす機会が無くて。それに先生妙に忙しそうでしたし」

「そうだよ(便乗)」

菜々の発言に便乗。

「朝香の補修のための課題作ってたんだよ、おう」

「なんですって!私は十分点数を取ったはず!」

「あんなんで卒業できると思うなよ」

「私にはモデルになるという夢が!」

「おバカタレントとして売れても知らないぞ」

「それは嫌よ!」

「じゃあオラオラ来いよもっとよぉ!」

「イヤ!イヤ!イヤ!小生イヤッ!」

谷岡に襟首をつかまれながら部室を出ていく果林。

「ちなみに果林は何点を取ったの?」

愛が彼方に聞いてみる。

「国語が33点、数学が4点だぜ~」

「これもうわかんねぇな」

あまりのずさんさに呆れている浩二。

「ちなみに田所君は?」

「浩二のやつは国語81点、数学19点、社会が93.1点(0.1点は部分点)、理科総合が警告:0点だゾ~これ」

「あ、まってくださいよ~」

理系科目をばらされて困惑する浩二。

「理系科目が絶望的なんだぜ」

「クゥ~ン」

特待生の彼方に言われ、生気を失う浩二。

「わしは16.3、90、53(数学、国語、社会の順で小数点以下部分点)の偏向糞土方や。早くテストから解放されようぜ。」

テストの点数で競うという学生特有の糞遊び(マウンティング)をするメンバーたち。

そして阿仁木を翻訳担当として歩夢はイギリスへ。

 

 

-虹ヶ咲学園駅前-

「ここら辺にぃ、美味いラーメン屋の店、出来たらしいっすよ」

「あっそうですかぁ、行きたいですね!」

クソデカボイスでおなじみの田所と中川が一緒に登校している。

「じゃけん放課後行きましょうね!」

「そうですね!あっ璃奈さん!」

「なに?」

前を歩く璃奈に声をかける。

「さっきから私たちの事チラチラ見てましたよね!」

「や、そんなこと…璃奈ちゃんボード【因縁】」

「お前さて、天王寺さ、さっきアッ、歩いてるとき時折振り返ってたよな」

「そうですよ(便乗)」

「私もラーメン、行きたい」

璃奈は珍しく璃奈ちゃんボードを外して素顔で向き合う。

「行きましょう!」

「おにーちゃーん!」

「待つのだ―」

その時3人の後ろから新に2つの声が聞こえる。

「おはようナス!」

「きゃあ!みんな揃って何を話しているの!」

「ハァハァ…ランジュ、急に走り出さないでください」

更に生き一つ上げずに駆け寄ってくるタクヤとランジュ、息切れを起こしながらも追いつく栞子。

「浩二ーまたサボりー?」

「遊びに行くだけやぞ」

「ぷはー今日もいい天気」

霊夢と魔理沙も緑茶ココアを片手に参戦。

校門を潜り、校舎に入るその時、中から誰かが走ってくる。

「先輩!何してるんですか遅刻ですよ!マズいですよ!」

「う~朝会朝会!」

遠野と正樹が浩二たちを迎えに来る。

 

 

-体育館-

「お前ら遅いぞ、次は早く来るんだよおう!あくしろよ!」

後ろの口から入ると、谷岡先生が手招きしている。

「あっ!みんな!」

「おはようせつ菜ちゃん!それにみんな!」

3年生の列の最後尾に並んでいる侑と歩夢が振り返る。

「せんぱーい!ちこくですよー!」

「おはようございナス」

2年生の列からはかすみとしずくも振り返って手を振っている。

「いきますよー!」

菜々はまっすぐに歩夢の後ろに並ぶ。

「あ、まってくださいよー」

浩二も菜々に続く。

「これより、県北16年度、始業式を始めます」

校長先生の声が体育館に響く。




ラ!虹の淫夢小説を最後までお読みいただき誠にありがとナス!
先に言っておきますが無印、日光、超星の淫夢小説を作る気は元から無いです。
ニジガクはチームというより個性を獣視した作品で、レ淫棒くそ糞メンバーは癖が強い人が多いので、ベストマ゜ッチしてると思い書いたまでです。
やる気があればまた何か書きますので、その時はどうぞ生暖かい目で見守ってください。
執筆完了時刻:8月6日深夜三時くらい


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