時代と共に廻ります (宇宙蒼生)
しおりを挟む

精霊編
始まり始まり


今回、書きたい欲求が出たので書いていきたいと思います。
処女作です。後、不定期更新になると思います。
気長に待っていただけるとありがたいです。
東方知識は二次作品や二次作品がほとんどです。
できれば優しい目で見守ってください。


 僕、白野零は15歳でこの世を去った。なんでも生まれたときからこの子は長くないと医者から言われるまで細胞レベルで欠陥があったらしい。そんな状態で15歳まで生きられたのはある意味奇跡だと思う。もし願わくば来世では健康に生きたいな……

 

 

 

 

 

「んっここはどこだろう」

気が付くと四角く白い部屋で、汚れ一つなかった。

「やぁ」

気が付くと僕の後ろに白い人型がいた。顔も体つきもあいまいで声も中世的で性別が分からなかった。

「君は未成年のうちに死んだようだね。うん、ならば最近の流行りに合わせて転生をさせてやろう。いや~私もそういうことを一度はやってみたくってさぁ。ほら、転生といえば転生特典じゃろう。ほれ、儂に欲しいものを言ってみぃ。その分欲しいものによってはデメリットはつくが。だがまずは、どこに転生したいか僕に言っみぃ。ジャンルでも二次創作でも何でもええで」

 

どうやら転生をさせてくれるらしい。さて、では行きたい場所はもう決めている。

「じゃあ、東方projectの世界がいいです」

なぜなら、病院で二次創作を読んでいて~である程度の能力が僕にあればなどと何度思ったかわからないほどだったからだった。

「OK分かった。じゃぁ次はどんな特典がいいか言ってみぃ。その中から可能そうなものを俺が選んでやるよ」

「では、まずは、私に日常生活では余りある程の力をください。次に転生しても能力が確実に発現するのと前の能力も持ち越させてください。そして、記憶も生まれ変わっても残った状態で生まれ変わりたいです。後、生まれ変わるならできれば人型がいいです。最後に、すべての言語や文字が分かるようにしてください。」

「了解だよ。うんこれなら全部かなえても大丈夫かな。もし神様級の力が欲しいとか言われたらどうしようかと思った。そして、人型については善処しよう。いやぁ~君が僕にとって初めて転生させる人間だからドキドキするよぉ。後、もしデメリットが出ても恨まないでね。それじゃあいい旅を」

 そして僕の意識は暗転していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして僕は生まれた。しかし、周りを見てみるとそこは洞窟だった。そして、耳をすませば見れば、この子を生贄になどという恐ろしい会話が聞こえてきた。けれどこの体はしょせん赤子なので、短い来世だったと思いながら瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付くと、眼の前に、氷でできたドレスを身にまとった背中に氷でできた羽をもつ綺麗な女性がいた。

 

「目が覚めたか生贄を運ぶ小舟に乗せられた人の子よ。わが土地にして、わらわの城に良く参ったな。」

そう言って赤子の僕に向かって手を伸ばした。




どうでしたか。初投稿なので、誤字訂正や、こう書いたほうが読みやすいなどといったご指摘でもいいのでコメント欄等でお知らせください。
そして神様の一人称がブレブレなのはこの神様は決まった形がないので、その時々によってコロコロ変わっている状態です。
では今回はこの辺で。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生後の日常

「かめー-とあらら」さん。ご指摘ありがとうございました。
コメント欄での質問なども受け付けますのでこれからもこの作品をよろしくお願いします。
後、主人公の前世の容姿等について少し、
主人公は遺伝子レベルでありえない程欠陥や突然変異が起こっており、15歳で亡くなったときの身長は135cmしかありませんでした。そして、容姿はアルビノでした。そして、死んだ後解剖してみると未知の腫瘍や内臓や骨格の異常が見つかりました。
つまり、悪い意味で人体の神秘の玉手箱状態でした。
そのため零君は常に激痛にさらされていたので痛覚がほぼ死んでいる状態です。
それでは、本編をどうぞ。


「目が覚めたか生贄を運ぶ小舟に乗せられた人の子よ。わが土地にして、わらわの城に良く参ったな。」

 

そう言って赤子の僕に手を伸ばしてきた女性は最初首に向かって手を伸ばしていたが、

「ふむ。お前からわらわの使うものとは違う力が今までの生贄の何倍もあるな。

よし気に入った。お前はわらわの物じゃからな。特別にわらわと共に暮らすことを許そう。」

 そう言って女性は僕の身体を抱いて歩き始めた。周りを見渡してみると辺り一面は白銀の世界だった。 前世でテレビを見たときに見た北極のようだった。

そしてきょろきょろとその女性に抱きかかえられた状態で見まわしていると、何かがズシン、ズシンと4足歩行の動物が近づいてきた。

「おぉ。迎えに来たかわらわのペットよ。」

そして目視で見えるところまで近づいてきてぼくは驚いた。

「おぉ。お前も驚いただろう。やはり体が大きいのは良い。背中に乗って楽に移動できるし、かっこよいし、殺すときに死ぬときの断末魔が面白い。」

何やらセリフの最後が不穏だったがそれよりも驚いたのが、今目の前にいる動物がマンモスだということだ。もし本当にマンモスならば生まれた場所も理由が付く。        なぜなら、まだこの頃の人類は洞窟で暮らしていたからである。そうして、女性がマンモスの上に僕を抱きかかえたまま乗り、マンモスは進みだした。

 

 

 

そうして恐らく数時間だろうか、段々正面から何かが見えてきた。

次第に見えてくるとそれは氷でできた城だった。正門と思しき扉だけでもマンモスが横に広がっても三頭はいれるほどの大きさである。そして女性は門をくぐった後マンモスから降りて最上階まで飛んだ。まるで東方キャラのようにだ。いや、この世界は東方の世界だったっけ。でもさすがに驚いた。

 そして最上階、おそらくこの城の五階。ビルにするといつの階層の高さだけでもビルの二階分はあった。

 そして、その階は一本道になっており奥に大きく分厚い氷の扉があった。そして女性がその扉を片手で開けると大きなホールにそのホールの奥に玉座があり女性が片手を持ち上げると氷でできた簡易的な椅子が作られそこに赤子の僕を座らせ、自分は逆座に座り、足を組みながら僕の瞳を真っ直ぐ見つめた後、改めて話しかけてきた。

「改めて、人の子よ。わが土地にして、わらわの城に良く参ったな。これからはお前はわらわの物だ。恨むのならお前の洞窟の者たちに思うのだな。」よし、お前はわらわの物。つまりはわらわのペットということだ。なら名前を付けなければな。では、今日からお前の名前は(ハク)だ。」

 そして、その女性は立ち上がってこう言った。

「では、自己紹介だな。わらわはこの星の端と端とのそれぞれ1/4がわらわの土地であり、支配下である。そしてわらわは神々とも互角に戦えるこの星が生み出した原始精霊の一人であり、わらわの名前を知らないものはほとんどのおらず、知名度からのブーストも無限であるわらわの名はチルノ。氷獄女王のチルノである!」




いかがでしたか。さて、このEXチルノについて少し、まず私は、妖精とは精霊の下位互換とこの世界では位置づけています。そして、本文を読んで頂けると分かるようにこの時代は氷河期なのと自然のまま手を付けられていないのでその点でもブーストを受け、今現在がチルノの全盛期となっています。実力については追々。
EXチルノの容姿はFGOのモルガン陛下の霊衣の冬の女王のドレスの黒の部分が白で、髪は水色、とイメージして頂きたいです。後、平たい胸族です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

あれから

前回のあとがきで書いたEXチルノの容姿についての描写で背中にある氷の羽について書いていなかったのでここで追記させていただきます。
チルノの羽も強化されており、羽は鳥の羽根の形をしています。
それでは本編をどうぞ


「では、自己紹介だな。わらわはこの星の端と端とのそれぞれ1/4がわらわの土地であり、支配下である。そしてわらわは神々とも互角に戦えるこの星が生み出した原始精霊の一人であり、わらわの名前を知らないものはほとんどのおらず、知名度からのブーストも無限であるわらわの名はチルノ。氷獄女王のチルノである!」

とその女性は、いや、チルノが言った。正直驚いた。なぜ妖精ではなく精霊なのかと。しかし答えはこの時から数年後に教えてくれた。

 なんでも、この星はまだ生まれてから急に気候が変化したためこの世界を維持する存在を作りその中でも寒冷地帯を担当することになったのがチルノらしい。さらに精霊は、基本的に中立であり人間が一定以下にならないとあまり干渉しないらしい。

 しかしチルノが担当している領域はもともと人間があまり多くなく、かつ、過酷な環境のため、よく干渉しなければならないらしい。そして、チルノが言っていた神様について詳しく聞くと人間を守護する上位存在をこの星は作りたかったらしく、とりあえず今は「人間を守る強い存在がいるよ~」という概念を作ろうとしたガワだけの神様所謂、星工のプロトタイプ神様のようだ。

 そして、今はチルノと暮らしている。そして食事は赤子の時はチルノがマンモス以外に飼っていた狼の母乳を貰い、ある程度成長するとチルノや狼がどこからか狩ってきた動物の肉を生のまま食べていた。

そして、妖精についてだがどうやら精霊の眷属にあたるらしい。そして精霊は自分の担当している領地ならばすべての情報が知れたり、転移のようなこともできるらしい。

 ある時のことだ。僕はチルノに戦い方の稽古をつけられていた。チルノはどうやら感覚タイプらしく、教え方が下手だった。

「いいか。自分の中から出ている力を指にギュッと集めてドワッと打ち出す。これが基本の攻撃だ。」

これがチルノとの練習の稽古での会話だった。

「では。実際に見せてやろう」

 そう言うと左手の人差し指を前に出すと直径3cm程の水色の玉が生成され、「よっ」という言葉と共に打ち出された玉は真っ直ぐ飛んでいき数メートル先の氷山の一つにぶつかり、粉々に砕け散った。

そして、こちらにふり向いて、

「さぁ」

と言われたが、まず力を指に集める所から難しく、すぐに霧散してしまった。

 チルノは「気にせずに励め」と励ましてくれた。そして、どうやら前世に神様にお願いしていた能力持ちとして生まれたらしい。教えてくれたのはチルノで僕の力について調べていた所、「ふむ。お前には能力が備わっているようだ。どれ、調べてやろう」と言っていろいろまさぐられた後、

「よし!お前の能力が分かったぞ。お前の能力は『体温を調節できる程度の能力』だ!」

そして、僕にある力(恐らく霊力)は、普通の人間の約2.5倍らしい。

そして、その時にチルノの能力も教えてもらった。どうやら『凍らせる程度の能力』らしい。

 そしてある日、チルノが僕に簡単な武器による戦闘法を教えてくれていた時、チルノが自分で作った氷の槍による構えを解いて目をつぶったのでどうしたか聞くと人間の畏怖により自分の眷属である氷とどうぶつの妖精の何匹かが変質して人間を襲っているらしいので、今から向かうと言い僕を抱きしめた状態で恐らく、その被害が出ているであろう場所に転移を行った。




第3話読んで頂きありがとうございます。
次回は戦闘があるのですが、あまりうまくかけなかったらすみません。
感想や誤字脱字の指摘でもいいので、書いて頂けると嬉しいです。
ではまた次回お会いしましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

飛んだ先で

リアルの方が忙しかった投稿が遅れました。
では本編をどうぞ



転移を行った先では白雪に覆われた大地が一面に広がっていたが、所々に血痕が残っており、一際大きい血痕。

 いや、もはや血の水たまりと呼べる程のものの中央にソレは居た。

そいつは恐らく白い毛の狼だったのだろう。しかし今は血に汚れて赤黒くなっている。そして全長もチルノが飼っていたマンモスの約三分の二程の大きさだった。

僕は怖くなりチルノの服をつかんだ。

するとチルノは僕の手を自分の服から離させ、僕の前に立ちながらソレと対峙してこう言った。

「あれは人間がわらわ達自然を恐れ、偶然いたわらわの眷属である『氷狼』にその負の感情をありったけぶつけられてあり方が歪んでしまいあのような化け物に変質してしまったのだ。あのようになってしまってはもうどうしようもない。白よ、今から見せるのが実戦というものだ。よく見ておけ。」

 そういうと、左手の人差し指を前に出し、何回かお手本で見せてもらった時と同じ様に直径3cm程の水色の玉が生成され、お手本の時に見せてもらった時よりも早い速度で打ち出されてソレ、氷狼に当たった。

 しかし、あまりダメージを与えられていないようだった。そして氷狼がこちらを見据え、その時初めてそいつの顔を見た。そいつは、琥珀色の瞳に血がべったり付いている口。

そして、遠吠えをあげてこっちに走ってきた。

するとチルノは前に出していた左手を上に伸ばすと空中につららが氷狼の進行方向に10本程生成され、チルノが手を振り下ろすとつららが一斉に氷狼に向けて飛び、その体を貫いたがそれでも氷狼止まることなく走ってきた。

 すると今度はチルノの手には氷で出来た剣を作り飛びかかってきた氷狼を正面から縦に真っ二つに切り裂かれた。

 僕はただ驚いていたがチルノは何でもないように自分で作った剣を砕き、返り血を浴びたまま僕のほうに歩いてきて僕の前に立ち、「これが実戦の殺し合いだ。」と声をかけられた。

「では、わらわ達の城に帰ろうか」

そう言うとチルノは僕の手をつかんだ状態でここに来た時と同じ様に転移を行った。そして、城に戻るとチルノは返り血を落としてくるといって滝のほうに歩いて行った。

そして僕は鍛錬場に行き先ほどの戦闘を見て、少しでも追い付けるように自主練を始めた。

 

 

 

そして自主練を始めて数時間するとチルノがやってきたので、先ほどの戦闘でやっていたつららや氷の剣はどのように出したのかを聞くと答えてくれた。

あのつららや剣は彼女の能力である『凍らせる程度の能力』で空気中の水分を凍らせたり、水や氷のエレメントを使った魔法によるものだったらしい。

そしてまた時がたち僕が15歳になったときにチルノが僕に「精霊たちによる会議があるからお前も参加させる」と言われた。




いかがでしか?今回は投稿が遅れてすみません。
感想や誤字脱字の報告等を待っています。
それでは、また次回で。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精霊円卓

どうも、作者の宇宙蒼生です。少しずつですがUAが増えていくのを澪手、いろいろな人に読んでくださっていると感じてうれしい限りです。
では、本編をそうぞ。


 チルノが僕に「精霊たちによる会議があるからお前も参加させる」と言われた。    何でも精霊は一人従者として精霊同士の会議に参加させてもらえるらしい。

 チルノは今まで従者を連れて行ったことがどうもないらしい。正直なところ、どのようなことを話しているのか楽しみだ。

 

 そして、精霊同士の会議(チルノ曰く、精霊円卓というらしい)が始まるまで数日あるらしいので、5歳の頃から続けてきた鍛錬をすることにした。最近はチルノ程ではないが簡単な弾幕が張れるようになった。

そして、自分の能力である『体温を調節できる程度の能力』も、ある程度制御できるようになり、自分自身の体温を高くして低級の妖精程度の玉なら熱で相殺できるようになった。

デメリットとしては、無理に体温を上下させるので心臓に負荷が掛かったり、体がしんどくなったりして持久戦にあまり向かないことだが、それを逆手にとって戦闘相手の体温をランダムに上下させて相手の動きを阻害することに使うことも多い。

そして数日後…

「今日は精霊円卓の日だ。では行くぞ」

そうチルノが言うと、今までに何度か見たことがある転移だが、今回はすぐに転移せず、チルノを中心に魔法陣のような物が三次元に展開されて、チルノと僕はその魔法陣の様な物に包まれて目の前が真っ白に光った。

 

 

 気が付くと、様々な色が混ざらずに漂っている空間にいた。そして、その空間を真っすぐ見ると、大きな円卓があり、そこにはすでに何人かの精霊がいた。

すると、赤いショートヘアーをしたスレンダーな15歳程の少女がイライラした様子で話しかけてきた。

「てめぇ、なんで毎回最後に来るんだよ。そのせいで俺たちは毎回待たされてんだぞ。分かってんのかてめぇ。」ととても怒っている様子で凄んでくるのでつい怖くなり、僕はチルノの後ろに隠れてしまった。

 それを見たチルノが「相変わらず貴様は切れやすいな。ふむ、貴様のそのすぐに沸騰する頭を凍らせたら少しは落ち着くか?」と煽り、更に赤い髪の女性は怒り、今にもチルノに掴みかかる直前だった。

 その様な険悪な空気が漂っていると、パンっという音が聞こえた後、「二人共落ち着きなさ~い。二人がそんな感じだと会議が始まらないし、チルノちゃんの足元で怯えてる人間の子供が可哀そうよ~」という優しい言葉と共に表れたのは、緑のロングヘアーの女性だった。その女性はいろいろと大きかった。身長は恐らく180cmだろう。そして体つきは昔、お医者さんが僕を笑わせてみようと試していたことの中で教えて貰った“わがままボディ”?というものだと思う。

すると双方の殺気が収まり、赤い髪の女性とチルノは中央の円卓にある椅子に各々座り、僕の分の椅子は無かったがチルノが左手の人差し指をくるくる回すと、チルノの左腕側に氷で出来た椅子が作られ、僕に座る様にチルノが指示した。

 そして、僕はその椅子に座り円卓の周りを見渡すと色々な人がいたが、その誰もがチルノ並の実力があると感じられる程の圧があった。そして先ほど二人を止めてくれた緑の髪の女性が「では、精霊円卓をこれより始めます。」と宣言し、精霊たちによる会議が始まった。




いかがでしたか?
今回は今までより文章が多めで驚きましたか?
ここで少し説明を、この話に出てきた医者は主人公の前世である白野零を担当した医者さんです。この人は世界的に有名な名医でしたがこの子は助けることができないと分かってしまってからはこの子がもしこの子が死んだらこの世界の人たちのために研究させてほしいとこの子の両親に土下座をしてまで頼み込み、この子が亡くなってから解剖や研究は彼主体で動きました。また、この医者は主人公がずっとこのまま娯楽を知らずに死ぬのはかわいそうだと思い、この子のために高性能PCを買ったり、アニメやゲーム、そして本人の趣味である生命体に関する研究についてを主人公に時間が空くたびに教えていました。そのため、主人公が自分の能力の欠点について分かった理由の一因の一つがこの時に教えて貰った研究です。
そして、主人公に東方projectを教えたのも彼です。
後、アンケートを出したので、できれば回答して欲しいです。

では、今回はここまで。次回からは、本格的に会議が始まります。お楽しみに。
では、私はこれで。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精霊紹介

どうも、今のアンケートの途中経過として基本的な設定を後書き、追加や変更の設定については前書きにしておきます。また、アンケートはまだ行っているのでぜひ、投票してください。
早速なのですが、EXチルノに関しての容姿の変更でモルガン陛下のイメージはそのままなのですが、平たい胸族に脳内変換をお願いします。一応2話での設定の所も追記しておきました。後、チルノの隣に座ったと書きましたが具体的にはチルノの左腕側です。後、赤い髪の女性を15歳程の少女に見た目を変更します。一応前話も修正しておきました。
では、本編をどうぞ。


まず、始めに緑のロングヘアーの女性が、「まずはチルノさんが従者さんを初めて連れてきたので自己紹介してもらった後、私たちも自己紹介しましょうか」と言うと、

「なんでんな事しなきゃならねぇんだよ」と、さっきチルノとけんかをしていた赤いショートヘアーをしたスレンダーな女性が言い返すと、

「別にいいじゃないあの誰にも興味を示さなかったチルノが従者を、しかも人間の男の子を連れてきたのよ。気になるじゃない」

と赤いショートヘアーをしたスレンダーな少女の向かいで僕の隣に座っている青いウェーブのかかったロングヘアーのこれまたグラマラスな女性がそう制した。

そして、僕は自己紹介をすることになった。

「えっと、僕の名前は白です。種族は人間で生贄としてチルノ…様に捧げられましたが、チルノ様が僕を拾って下さり、今年で15歳になるまで育てていただきました。」

そう言い終わるとチルノがいきなり真顔で頭を撫でてきた。そういえばチルノが笑った所とか見たことがないなぁ。

するとチルノが「ほら、次は貴様らの番だぞ。」と言った。どうやら僕から時計回りに自己紹介をするらしい。

 すると僕の隣に座っていたラピスラズリのウェーブのかかったロングヘアーの女性が「じゃあ私からするわね。私の名前はオウ。

水を司る原始精霊の一人よ。後、たぶんあなたが捧げられるときに乗せられた小舟で渡った海というのも私の領地よ。この星の大体は私の領地なのよ。そしてあなたは私からしたら私の子供みたいなものよ。

 だって、始まりの命は私の海から生まれたもの。だから、一目見た時から気に入ったわ。いつでも『お母さん』って甘えてきてもいいのよっ」といきなり抱きしめられた。

正直、前世では、こうやって抱きしめてもらう事が出来なかったから正直嬉しい。 嬉しいがこの歳で『お母さん』は少し恥ずかしいのと…正直隣に座っているチルノの目から今までにないようなショックと絶対零度の視線が来て気まずい。

 すると、緑のロングヘアーの女性が「次は私がするわ。私の名前はオベロン。森林などの植物とかの、自然を司る原始精霊の一人よ。一応、妖精たちの女王でもあるから妖精王とも大妖精とも呼ばれているわ。よろしくね白ちゃん。」

正直驚いた。まさかこの女性が大ちゃんこと大妖精だったとは。しかも妖精王オベロンときた。

「実は私もあなたのことを甘やかしたいと思ってたの。だから私のこともママって呼んでいいのよ」と大妖精…オベロンさんも抱きしめてきた。正直二人に抱きしめられるのはさすがに羞恥心が勝ってしまいもがいてみるがピクリとも動かなかった。

 すると今度は、水色のショートヘアーの幼女が「次は儂かの。儂の名はライというのじゃ。よろしくなのじゃ。もし何かあったら儂になんでも言うのじゃぞ」と伸びをしながらのんびりと話しかけてきてくれた。

 そして次に、チルノに突っかかってきた赤いショートヘアーをしたスレンダーな女性が舌打ちをしながら、「チッ、俺の名前はフラム。炎や熱を司る原始精霊の一人だ。分かったか人間のガキ。人間ごときがここに来るんじゃねぇ」と人間を見下した様な印象だ。

 そして、最後に銀髪の笑顔がよく似合う少女が「最後は私ね!私の名前はリースっていうの。私は光を司る原始精霊の一人なの。よろしくね。」と明るい声で話してくれた。

するとチルノが「ではこれより精霊会議を「ちょっと待った。」…何?貴様なぜ来た」

突然僕の後ろから突然声が聞こえ、振り返ると、金色のロングヘアーの18歳程の女性が現れた。




いかがでしたでしょうか。もし読みにくいとかがあれば、感想などで教えて下さい。
次回もお楽しみに。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精霊乱入

どうも作者の宇宙蒼生です。前話の精霊達の名前には一応それぞれを司る物の名前を外国語に変換して書いております。
そして、これに合わせて炎の精霊の名前を「カイ」→「フラム」に変更しました。
毎回変更してしまいすみません。
では本編をどうぞ。


 突然僕の後ろから突然声が聞こえ、振り返ると、金色のロングヘアーの18歳程の女性が現れた。精霊の皆様の雰囲気が変わった。

 まずフラムは今現れた女性にガンを飛ばし、オウは眉をつり上げ、大妖精こと大ちゃんは、苦笑いをし、ライは目を細めて、リースは頬を膨らませて、最後にチルノは舌打ちをした。

 すると、金髪の女性がオウさんを大ちゃんの方に押しのけ僕の隣に座って、「みんな酷いじゃない。私を待たずに会議を始めちゃうなんて」

 本能がこの女性がやばいって叫んでいる気がする。するとチルノが「貴様はろくに会議に参加しないではないか」と言うと、「それをあなたが言う権利があって?それよりもこの人間は何?あなたのペット?それともあなたからの珍しいご飯のプレゼント?」と返した。

すると今度はチルノが「こいつは貴様はへのプレゼントなわけがあるか!今日という今日こそ貴様をころしてやろうか!」と少しドスの聞いた声で睨んだ。

すると金髪の女性が僕の目を見ると微笑んで、「ねぇ人間。あのチルノが気に入った人間なんて興味がわいたから食べないで上げる。君の名前は?」と声を掛けられたので、「えっと、白です」と答えると、

「そう、私はルーミア。私は闇を司る元精霊で、今は邪精霊ね。ほら、あなたも見たことあるでしょう。妖精が人間共の負の感情で化け物に成れ果てる奴。あれの精霊版よ。だから人間を食べたくなるのよ。これからもよろしくね。

 後一つ教えてあげる。この座り順はね、100回戦って勝った実力順なのよ。一番は不服だけどあの氷女…じゃなかったチルノなんだけど、あんなもの初戦の不意打ちで私から1点を取っただけで後は99引き分けだったのよ。だから実質同点よ同点。」

するとチルノが「貴様、私の従者に話しかけるな」と威嚇すると、「まぁ、あなたがそんなに怒るなんて驚いたわ。」とルーミアは口に手を当てて驚いていた。

 その仕草を見ると、チルノの何かに触れたらしく、「えぇ、わらわも人間に対して興味が湧いてな。貴様とは違って成長しているのだよ。そう。貴様と違ってな」と言い返して、この後怒ったオウと大ちゃん睨まれるまで嫌味の言い合いをしていた。

 そして二人を叱った大ちゃんがどこからか出したお茶を飲んで全員が落ち着いた後、大ちゃんが

「じゃあようやく精霊会議を始めることができるわね。じゃあ改めてチルノ、精霊会議の開始を宣言して頂戴」と言うと、

チルノが「分かった。では、これより精霊会議の開始を宣言する」

これより、精霊会議が始まった。




どうも。作者の宇宙蒼生です。
今回はなかなか投稿できずにすみません。
次回から本格的に会議が始まります。
ではまた次回。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

精霊会議

投稿遅れました。
後、この円卓内の力の差を書くと
チルノ【氷】≒ルーミア【闇】>>>オウ【水】>{妖精王}オベロン(大妖精)【地『自然』】>>>ライ【空『雷』】>フラム【炎】>>>リース【光『治癒』】≧白
となり、【】の中に書いてあるのは司っている物で、『』の中に書いてあるのは特に得意な物です。
又、リースがなぜこんなにも弱いかと言うとリース相手を強い光で目くらましを行ったり回復等の戦闘よりもサポート重視のため戦闘能力が低いのと、性格的にあまり闘いに向いておらず、光を戦闘に応用する発想がないので攻撃手段が少ないのと、彼女の部下の妖精が大抵浄化の能力を持つので、化け物に落ちる(これを反転化と言います)事がほとんどないので、戦闘経験がないのも弱い理由の一つです。

次に,妖精にとっての上下関係を書くと
妖精王≧他精霊>>>>>上級妖精>>>中級妖精>>>低級妖精
となります。


「さて、では今回の会議を通知した理由を教えよ。オベロン」

そう言うと、皆がオベロンに目を向けると、

「実は今回皆を集めたかったのは私じゃなくて星の方なのよ」

 すると、円卓の中央から青い球体の周りに2つの輪が包んだものが出てきた。

しばらく見ていると、『やぁ、皆さんお久しぶりですね。そして、人間のあなたは初めまして。私はこの星の意思。[ホシ]とお呼び下さい。

さて、今回集まって頂いた理由は星の新しい考えのひとつとして人間がこれからこの星の支配者になるかもしれないという事で、その人間たちのために作った「神」を本格的に星が自ら作った神を作ろうという事になりまして、そのためあなた方の力の一部を神に分け与えることを説明するために集まってもらいました。

又、あなた方の力を使うので、どの様な神を作るのはあなた方にお任せします。そしてそこの人間。あなたにはこれから行って欲しい所が3つあるのです。大丈夫です。

きっと死にません。それにもし死んでもスペアはいくらでもいますからね。」

 そう言うと、チルノが「待て、神の話はいいが白は関係ないだろう。勝手に巻き込むな。それに人間よりもここにはこいつよりも強い我々がいるだろう。なぜだ。答えよ!」と怒りながら聞くと、

『だって、行ってもらうのはこことは違う世界、つまり異界なのですから。もしあなた方が行けばこの世界の均衡が崩れてしまいますから。それに、行ってもらう異界も出来たばかりの場所なので、生物もいないと思いますよ。』

 そしてチルノが更に何か言おうとしていたので「大丈夫だから」と言って星の意思に対して、「分かりました。」と言うと、

『うんうん。物分かりがいいのは良いことだ。手間が省ける。では』そう言うと椅子が勝手に引っ張られ、できた空間に黒い楕円形のゲートができた。

「じゃあこの中をくぐれば一つ目の所に行ける。お願いすることは簡単さ。』

 すると目の前に光る玉が出てきた。

『君にお願いすることはそのオーブを世界の中心にある核にくっつけてきてくれれば後はこちらが行う。世界の中心に行くときはこのナイフを空間に振り下ろしたとき違和感を感じたらそこが世界の中心に行けるひずみさ。そこをナイフで切り裂けば入れるよ。後、終わったらこの鈴を鳴らしてくれたら回収するから』

 そう言うと今度は歪な刀身のナイフと白い鈴が出てきた。それを両方とも掴み、ナイフを腰に鈴を右手首に括り付けると、精霊の皆さんに向かって「行ってきます」と言って僕はそのゲートの中に入っていった。




いかがでしたか。
ちなみに今回出てきた星の意思の見た目はfateの抑止力を思い浮かべて欲しいです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

1つ目の異界

どうも、今回はオリジナルの精霊達の名前の由来です。といっても基本的に名前の由来は安直なですけど(;^_^A
まず水の精霊であるオウは水をフランス語で言うとオウだからです。
次に空『雷』の精霊であるライは雷の音読みのライからです。
次に炎の精霊であるフラムは炎をドイツ語で言うとフラムだからです。
そして最後に光の精霊であるリースは光をノルウェー語で言うとリースだからです。
さて、今回から異界に行くことになりました。さてどうなるかどうぞご覧ください。
本編をどうぞ。


 ゲートを通っている際にホシから『もしかしたら生物はいなくとも私みたいな異界の意思がいるかもしれませんので気をつけて。後一応その世界の中心近くには飛ばすからね。さて今回は赤色のオーブを取り付けてほしい』と伝えてきた。

その赤色のオーブは3つの中で一番大いものだった。

 そしてゲートから出ると、そこは空が何処までも緋く、大地は真っ黒だった。

 

 そして、ホシから貰ったナイフを振り回して世界の中心を探していると、何か手応えがあった。そしてそこをナイフで思いっきり切り裂くと空間が裂け奥に道があった。

そして、その道を進んでいくと、奥には部屋が見えた。

そして部屋を見てみるとそこは部屋一体が緋かった。そして、その部屋の中心には真っ黒な球体があり、近づいてみるとこちらに話しかけてきた。

『貴様は…あぁこことは違う異界の使いか。しかも生まれたばかりのこの世界に生物が生まれる前に来るとは…まぁ貴様に対抗する術はない。いいだろう。貴様の世界に隷属してやろう。進んだ世界の恩恵を受けられるならそれは良いことなのだろう。ほら、貴様の持っている物を寄越せ。貴様の目的なのだろう。』

と、少し投げやりな言い方で言われ少し罪悪感を抱きながら、手に持っていたオーブを渡した。

『ほぅ。これは何かの核か?しかし、まさか私以外にも世界があるのだな。正直貴様がこの世界に突然出てきた時は驚いたぞ。それにしても』

突然この星の意思が黙り込んだので「どうしたの?」と聞くと、

『貴様の持っていた物を触ったとき、貴様の星の情報を知った。どうやらこの核は私の力の一部と貴様を通して貴様の種族の信仰心とやらをこの核を中心に集め作り出す物の様でな。まるで私と貴様との子供の様だと思ってな。』

「えっ」と僕が驚くと、

『ふふっ。貴様とならやぶさかではないぞ。貴様の世界で言う所の一目ぼれと言うものだと思うぞ。後、貴様の星では何にでも名前を付けるらしいな。…私に名前を作れ。その代わり、貴様との子供には私が名前を付けよう』

 そう言われてこの世界の風景などから考えて、「じゃぁ、あなたの名前はコラスィはどうでしょう。」

そう言うと、『ふむ。コラスィか。良い名だな。気に入ったぞ。そして、貴様との子供の名前も決まったぞ。』

「へぇ~どんな名前にしたの?」と聞くと、

『聞いて驚け。この子の名前はヘカーティア。ヘカーティアだ。どうだ。良い名だろう。

まぁなんだ。もし来れるならいつでも来い。私は貴様が帰りをいつまでも待っているからな。どうせ他の異界にでも行くのだろう。しかし気をつけよ。恐らく他の世界は貴様を殺す術を用意しているだろう。

気を付けよ。この世界から恐らく貴様が向かうであろう世界が近くにある。ここからひっそりと行けば不意を突けるだろう。それでは行くがよい。』

 そして、コラスィが開いてくれたゲートから二つ目の世界に進んでいった。




どうでしたか。ちなみに今回出てきたコラスィの名前の由来はギリシャ語で地獄を意味するコラスィが由来です。そしてcvは真堂圭でイメージをお願いします。
それではまた。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2つ目の異界

どうも。宇宙蒼生です。
大学やバイトなどリアルでバタバタしていて投稿が遅れました。これからしばらくは投稿できると思います。

今回、主人公以外の視点で書くかについてアンケートを取りたいと思いますので、アンケートの程協力をお願いします。


 コラスィが開いてくれたゲートから二つ目の世界に進んでいくとナイフからホシの声がして、『すごいですね。まさかまさか1つ目の異界を懐柔までしてしまうとは。

さて、今向かっている異界には黄色のオーブを取りけて欲しい。頼むよ』

そしてそのセリフを言うや否や会話を切断されてしまった。どうやら今回はこの中くらいの大きさのオーブを取り付けるらしい。

そして通路を抜けると霧が満ちている場所についた。

 そして一つ目の異界でやったようにホシから貰ったナイフを振り回して世界の中心を探していると、何か手応えがあった。そしてそこをナイフで思いっきり切り裂くと空間が裂け奥に道があった。そして、その道を進んでいくと、奥には部屋が見えた。

 そしてその奥からチルノ達とは少し違うが何か力のある物がいた。それは球体の形に纏まっている霧だった。

そしてその部屋に入ると、奥から若い男の声が聞こえた。

【おや。まさか知的生命体とこうやって話すのは初めてだな。貴様は何をしにここに来たのかね。】

 僕はその質問に対して、「僕はこの世界に近い別の世界から僕の世界の使者の様な者として来ました。」

と答えると、【成程。ところで、貴様の世界には強い者はいるのかね。】と聞かれたので僕は「はい」と答えた。

そうすると、【成程。いやこの世界には強い動物はいるが知性がなくてな。もし良かったら貴様の世界の強い者たちをこの世界に連れてくれば、そのもの達にとって最高の特訓場になってやろう。

ただし、先程も言ったがここには強い動物しかおらず、弱肉強食が激しい。

そのため一定以上の強さを持つ者にしかここには入れん。それでも良いなら貴様の持っている物を寄越すがよい。】と言われたので、僕はその事を伝えると答え黄色のオーブを渡した。

【そういえば、貴様から貰ったオーブの情報から読み取ったが貴様の世界には“名前”という物があるのだな。どうだ、おれに名前をつけてみるか。】と聞かれたので、

「じゃあ、名前を考えてみるね。」と返し、どんな名前がいいか考え始めた。

そしてしばらく考えているとある名前を思いついた。

「じゃあ『トゥイン』っていう名前はどうかな。」と聞いてみると、【トゥイン。トゥインか…よしっ。覚えやすいし、響きもいいし気に入った。よし。今からおれはトゥインだ!感謝するぞ。ええと誰だっけか。】

「そういえば自己紹介してなかったね。僕は白と言います。」

【ほう。ハクと言うのか。貴様の名前も覚えやすくていいな。…よし覚えたぞ。さて、貴様はこの後どうするのだ。】

「後1つ異世界に行かねばいけないのでこれから向かいます。」

【(もしかしてあそこか?)恐らくだが心あたりがある、あそこならここから向かえるぞ。しかし、気をつけろ。あそこは皆強いから気を付けろ。今通り道を作ってやる。】

 そう言うと、トゥインはコラスィが開いてくれたゲートと同じものを開けてくれた。

「ありがとう。じゃあまたね。」

【ああ。またな。】

そう言って僕はそのゲートに入った。




いかがでしたか。
この世界の裏設定ですが、この世界が後の仙界やヴァルハラなどといった場所と呼ばれる物がこの世界の一部として機能しています。

そして、今回出てきたトゥインの元ネタはアイルランド語で『鍛える』という意味を表わす言葉からです。
それではまた。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つ目の異界

どうも。宇宙蒼生です。
おにおん01さん誤字報告ありがとうございます。修正が遅れてしまいすみません。
そして、機能のトゥインの世界尾について補足なのですが、あそこは来た者達がどのような鍛錬方法や鍛錬場所を望んでいるか読み取ってそれを叶え、それに追加で試練などを行ってくれます。そのため、例えば強い奴と戦いたいと望めば、のぞんだものが望んだバトルフィールドと同じ望みを持つ者をその場に転移させたりします。
では本編をどうぞ。


 最後の目的地である3つ目の異界に移動中の間トゥインから最後に言われた【恐らくだが心あたりがある、あそこならここから向かえるぞ。

しかし、気をつけろ。あそこは皆強いから気を付けろ。今通り道を作ってやる。】というセリフについて考えていた。

 僕はホシから出来たばかりだから生物はいないだろうといわれたけれど僕は思っている以上に異界にいたのだろうか。チルノたちに心配をかけていないだろうか。

そういった不安を感じながら僕は新しい異界にたどり着いた。

 

 そこは不思議な場所だった。植物は緑色だけではなく紫色やピンク色のものまであった。すると奥の茂みが揺れて出てきたのは人間の倍の大きさの蜘蛛が現れて僕に向かって噛みつこうとしてきた。

 僕は噛まれないように咄嗟に指先に霊力を集めて打ち出し、相手に口に向かって打ち込んで、当たった瞬間にその霊力を爆発させた。

そして、爆風に煽られた土煙に合わせて後ろに下がりながらナイフに霊力を纏わせて追撃できる体制をとった。

 そして土煙がはれると蜘蛛があまりダメージを受けた様子がない様子で、こちらを睨みつけているように感じた。そして蜘蛛は右前足を僕に向けて振り下ろしてきた。

 僕はその攻撃をよけ僕の能力でナイフに纏わせた霊力を自分の体の一部として、霊力を体温を上げるように上げていき、90℃近くまで上げて振り下ろされた右前足の爪近くの関節を切り落とした。

すると、蜘蛛は苦しそうにしながら下がった。

 そして焼け爛れている自分の足を見た後、急にその蜘蛛から圧が発されたかと思うとそいつの口の前に紫色の液体の球体がいきなり現れ、こちらに向けて打ち出された。

「ッッ!!」僕は咄嗟に右に避けた。

 そしてその紫色の液体の球体が地面にぶつかるとジュッと音がして触れた部分が溶けた。あれは恐らく溶解させるタイプの毒なのだろう。そう思うと当たらなくて良かったと思う。それと同時にもしアレに当たっていたらと思うとゾッとした。

そして自分の攻撃を避けられた蜘蛛は更に怒ったように暴れた後、今度は紫色の霧のような物を自身の身体に纏わせた後、更に今度は前世でファンタジー作品に出てきそうな魔法陣が蜘蛛の足に発生した。なので僕は距離を取ろうと下がりながら、速度重視の弾を3発撃ち込んだけど、

「えっ」

 なんと蜘蛛はさっきよりとは比べ物にもならない速さで避けてこちらへ迫って来た。

 そして蜘蛛は僕に体当たりをしてきた。僕は何とか残りの霊力の半分を使って盾を作って防御した。だけど、「グッ」それでも衝撃は防げないのでそのまま数メートル程吹き飛ばされた。

そして蜘蛛が僕の近くまで近づいてきた。僕は咄嗟に動こうとしたけど、「痛っ」そして痛みがする右足を見るとおかしな方に足が曲がってしまっていた。どうやら吹き飛ばされた時に足の骨が折れてしまったようだ。

 僕はきっとここで死ぬのだろうと思った。そして蜘蛛が左前足を振り上げて僕の心臓めがけて振り下ろそうとしていた。

僕は目を閉じてくるであろうしを見ないようにした。

だけど次の瞬間に聞こえてきたのは蜘蛛の悲鳴だった。どうしたのだろうかと眼を開けると蜘蛛の全身が燃えていた。どうしてだろうと思っていると、

「おや、君は此処の子じゃないね。どこから来たんだい?」

その質問に答えようとしたが緊張が解けたからか意識を失っていき最後に見えたのは銀色の髪をサイドツインテールにして赤色のローブの様なものを着た女性だった。




いかがでしたか。投稿が遅れてしまってすみません。
後ここの異界の話はもう少し続くと思います。なので長い目で見守ってくれるとありがたいです。
後口調が違っていたらコメント欄等でご指摘ください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3つ目の異界その2

こんにちは。宇宙蒼生です。投稿が大分遅れてしまってすみません。一応言い訳としては大学の講義が忙しくって執筆する時間がありませんでした。
ちなみにですが、なぜ白君が世界を跨げているかの理由として、地球も含めて世界がまだ安定しておらず、世界と世界の間にある壁の様なものがまだ強固なものではなく膜の様な状態のためホシは今の間に他の世界と地球との間に、同盟を結んで世界と世界の間にトンネルの様な物を作って繋げた後壁を強固にするというのが白に託した仕事の目的でした。
それではどうぞ。


「んっ」

僕が気が付くとそこは西洋風客室の様な部屋で僕はベッドで横になっていた。

 そして僕は自分自身の身体を見てみると蜘蛛との戦闘で怪我をした箇所が治っていた。そして僕の持っていた持ち物は大丈夫かと辺りを見渡すと、ベッドの隣に椅子と机があり、机の上に僕が持ってきていた物がそのまま置いてあった。

 そのことに驚くと同時に安心していると、扉が開いておくから僕が気を失うう寸前に見た女性が入って来た。そして、その女性はベッドの隣にある椅子に座ると話しかけてきた

「初めまして。私はこの世界。そうこの魔界をね。ああそれと名乗るのが遅れましたね。私の名前は神綺といいます。どうぞよろしく。

では今度はあなたが色々教えて下さいな。あなた、この魔界とは違う場所から来たのでしょう。」

そう言われて、まだ神綺さんに何も話していないなと思い、神綺さんに話始めた。

「僕の名前は白と言います。神綺さんが言った通り、僕は此処とは違う世界から来ました。

この世界に来たのはこのオーブを僕とは違う世界の核となる方々に渡す事が僕がこの世界に来た理由です。」

僕がそう言うと、神綺さんは何か考えた後、

「いいけど条件を出すわ」

「条件ですか」

「そう、私としてはあなたの目的に協力するメリットがあまり感じられないのですが、違う世界から来たあなたには興味があります。良かったら調べさせてくれるのなら考えてもいいですよ」

僕はそう言われて調べてくれるならと思い、

「分かりました。その条件を飲みます」

と答えると、

「じゃあ早速始めますね」

と言って、神綺さんが何かを呟くと僕の周りを動きながら緑色の小さな魔法陣が複数発生し、その魔法陣は僕の周りを回りだした。

そしてそのような状態が少し続くと神綺の前に文字の様な物が現れ、それを神綺は読んでいる素振りをした後、こちらに眼を向けて、

「あなた、魔術の才能があるわね。しかもすべての属性を使えるとは。まぁ属性も高いけどその中でも水属性。特に氷が得意ね」」と言われた。

そして独り言で「やっぱり環境によって高くなる傾向が分かれるのよね。参考になったは」と言っていた。

そして、「いいわ。あなたに興味を持ったわ。よかったらあなたを私の弟子にしてあげる。

そしてもし私の特訓に耐えて私が一人前だと認めたのなら

あなたの持っているオーブと私を接続してあなたの目的を果たさせてあげる」

と言われ、

僕自身もあの化け物に手も足も出なかったから、強くなりたいと思い、

「それではお願いします。師匠」と僕は頭を下げました。




いかがでしたか。
しばらくこのような投稿頻度になるかと思いますがどうか暖かい目で見て頂ければ幸いです。
又、誤字脱字等あれば気軽にご報告下さい。又感想等もお待ちしています。
それではまた。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法習得①

こんにちは。宇宙蒼生です。



あの日、僕は神綺さんに弟子入りしてからまず教わったのは、魔力の感知と制御からだった。

神綺さん曰はく、

「まさか魔力の制御どころか魔力の感知からとは。道理でマジックシュピンネの幼体に気付かなかったのね」と言っていた。

どうやら僕があの時出くわした蜘蛛はマジックシュピンネという名前の幼体だったらしい。幼体にすら負ける程弱いと知って悔しかったがその分早く魔力の制御ができるように努力した。

魔力の感知は比較的簡単だった。

なぜなら、自分に流れている霊力を指先に集める練習の際に霊力を感じる特訓が役に立った。

だが魔力の制御には大分苦労した。

なぜなら魔力を全身に流そうとすると霊力が反発して痛みが走り、長時間維持できなかったからだ。

そして僕は解決策としてとある作品のように体内に通すようにして流してみた。

すると、だいぶ楽になった。

恐らく霊力は体の表面に纏う形で生成されている為、魔力を体内に流す方法はお互いにあまり干渉しないため理にかなっているのだと思われる。

そして、魔力を体内で制御できる様になると、その次に行われたのは神綺さんによる魔法の勉強と実践がだった。

まず彼女に黒板の様な物がある部屋に案内されて、何枚か羊皮紙とインク、羽ペンを渡された。そして、神綺がチョークで黒板の様な物に書きながら説明を始めた。

「まず、属性魔法についてですね。まず基本的な属性は火、水、地、風、の4大属性です。

正確には他にも属性があるのですが、それはまた今度説明します。

属性魔法とは文字通り属性を利用した魔法です。恐らくあなたの話を聞く限り、属性については精霊の話から説明しなくていいでしょう。

基本的にはこの4つを覚えていたら大体の魔物に対応できます」。

そして、彼女は火、水、風、そして岩のイラストと共に更にそれぞれの属性のメリット、デメリットを書き出しながら説明を続けた。

「まず火属性についてです。この属性は火力の高い魔法が多い一方、防御系の魔法が少なく、他の魔法との親和性も低い事が欠点ですね。

また、この属性を実践で訓練するのが難しいです。

理由としては先程言ったようにこの属性は火力の高い魔法が多いから暴発すると術者が大怪我を負ったり、周囲に被害を与えやすいからね」。

「次は水属性についてです。この属性は火属性程の火力は出ませんがその分応用の幅が他の属性よりも多く、相性もいい属性です。

また、実践での訓練もあまり周囲への被害も少ないですので水属性の適正があるならこの属性から習得する事をオススメします。

ただ欠点を挙げるとするならば、水魔法は制御し続けるのが大変な事ぐらいですかね」。

「次は地属性についてです。この属性は防御や探知といった、サポートや防御を中心とした属性です。

この属性は水属性の次に扱いやすい属性です。

特訓も場所を問わず行えますから。

欠点を挙げるとするなら、この属性の魔法は地形を利用する魔法が多いので地面から壁を作る魔法を使う時等にその土地の影響をもろに受ける事と、魔法を使用した後の修復作業が大変だという事ぐらいです」。

「最後は風魔法についてです。この属性は、少しトリッキーな属性です。構成としては攻守ともに優れていますが本質は風なので魔法が視認できないのです。

そのため、他の属性で意識を逸らしている間に風の刃で首を落とすといった使い方がメジャーです。

しかし欠点として、先ほど説明したように本質は風なので魔法が視認できない為、特訓や実践の際方向や角度等の制御が出来ないことが大きな欠点です。

なんせその魔法が安定しているかも分からないので」。

そして、「次は4大属性から派生する属性を説明しましょうか」

と言った。

まだまだ講義は続く。




いかがでしたか。
では次回をお楽しみに。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。