光耀の騎士パラディオン!(リメイク版) (ウルトラ38)
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リメイク版キャラ設定&世界観

みなさん、新年明けましておめでとうございます!
昨年は中々投稿できなくて申し訳ございませんでした、今年からは毎週とはいきませんが可能な限りで投稿したいと思っていますので、みなさん、蒼真達共々、今年もよろしくお願いします!
今回はサブタイトルにあるとおり、このリメイク版でのキャラ設定と世界観を紹介します!
最後にこの小説に関するお知らせがあります


名前:礼堂 蒼真(らいどう そうま)

CV:宮野真守

年齢:14歳

性別:男

身長:168cm

誕生日:7月10日

血液型:B型

星座:かに座

趣味:食べ歩き

 

なおとれいかの幼馴染で、スマイルプリキュアと共に戦う、光耀の騎士パラディオンである大企業礼堂財閥の社長礼堂修也と礼堂エリスの息子で髪色は金色で瞳の色は水色である。性格はとても優しく面倒見が良い、なおの弟達(妹)からも好かれている年上には必ず敬語を使う、普段は優しいが怒るとすごい怖いちなみに顔が少し幼い感じがあるせいなのか、なぎさ達、年上組にとって弟のような存在になっていて、少し純粋で、なぎさ達とまではいかないがそこそこ食べる方である、そして蒼真には恋人が複数人いて、その中には黒峰朔弥の双子の妹の椿も蒼真ラバーズの一員である

 

光耀の騎士(こうようのきし)パラディオン

蒼真が変身した戦士で姿は外側が白、中側が赤のマントを身につけていて、服は白をベースに赤と黒のラインが入っており、白をベースに赤のラインが入ったローブのような長ズボン、赤と黒をベースに白のラインが入った靴、腰にはウルトラチップが入る大きさのバックル、両手には白をベースに赤のラインが入った指抜き手袋をつけ、剣と盾を持ち、髪の色が金色のままである。

 

蒼真ラバーズ

れいか、なお、あかね、咲、舞、さあや、ほまれ、

あすか、椿、灯

 

名前:礼堂 和泉(らいどう いずみ)

CV:悠木碧

年齢:14歳

性別:女

身長:168cm

誕生日:7月10日

血液型:B型

星座:かに座

趣味:アスレチック

 

蒼真の双子の妹で陽光の騎士アヴリエルである

スポーツ万能で棒術を習っており、運動をするのが好きで、今は七色ヶ丘で蒼真と2人暮らしである、休日はよくアスレチック場で身体を動かしていて、蒼真も和泉と一緒によくやっている、黒峰朔弥の弟、黒峰琥珀と婚約者でラブラブで琥珀のことが大大大好きである、同じ琥珀の恋人同士のひまりとみのりとは誰が琥珀の正妻になるかでライバル関係である

 

陽光の騎士(ようこうのきし)アヴリエル

和泉が変身した姿で姿のイメージはバトルスピリッツの大天使アヴリエル、蒼真が1人暮らしをはじめ、みゆき達と共にバッドエンド王国から世界を守った後、蒼真がパラディオンの力とウルトラチップを手にした洞窟の遺跡の隠し扉から変身アイテムと陽光の聖剣ルチルを手にしたことで変身出来るようになった、必殺技はサンライトキックとサンシャインダイナミック

 

〜世界観紹介〜

この世界はかつてウルトラマン達が救った世界の一つで、ウルトラマンや怪獣達の力を秘めたウルトラチップがある、そしてプリキュアとナイト以外の戦士ローカルヒーローが存在している、さらにこの世界では一夫多妻制が認められている




それでは前書きでもお話ししたように、この小説に関するお知らせです、まず、以前僕が発表したNSのリメイク版投稿ですが無しにさせていただきます、理由としてはリメイク前とそこまで変わらないなと思ったからです、楽しみにしていた読者のみなさま、誠に申し訳ございません、次のお知らせは蒼真達のラバーズに関するお知らせです、実は今後登場予定のラバーズはプリキュアシリーズとは違うアニメ作品から登場です、ちなみに登場するキャラの出演作品は3作品選びました、ここからさらに登場するかは僕が朔弥や明の作者さん方と話し合って決めようと思います、ちなみにハーメルン版とpixiv版で3作品ラバーズとの出会いと物語をそれぞれで分けて投稿しようと思ってます、それでは今回のお知らせは以上
です、みなさん、この小説の投稿をのんびりとお待ち
くださいね!


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獣魔女性陣設定

今回は以前登場した宴会番長さんのオリキャラ、獣魔女性陣の設定です!


名前:鶴ヶ丘 灯(つるがおか りん)

CV:落合るみor高島雅羅(イメージ)

二つ名:白麗天舞(はくれいてんぶ)

年齢:数億歳

性別:女性

身長:175cm

3サイズ:95/59/89

誕生日:6月13日

星座:双子座

 

イメージカラー

頭:白いメッシュの入った黒いロングヘアーをラルバを用いてポニーテールにしている。

眼:紅、普段は黒いセルフレームの伊達眼鏡着用。

(ベヨネッタのメガネの様に、ツル部分に翼のレリーフが入っている)

 

懸賞金:900万F→2000万F→8000万F→1億4000万F

 

武器:天空・月華(巨大手裏剣)

 

獣魔の一員、光魔・麗鶴族。

はばたき学園に通う和風の物を好む姐御で、Rosetta†8第3小隊隊長。

蒼真ラバーズの1人であり、能楽や日本舞踊に長け、いつも先端が翼の形となっている長い喧嘩煙管も愛用している。

 

性格は気さくで頼れる姐御肌で珠美に本気で惚れられているとか、いないとか。

 

尽は引き取って育てている為、血は繋がっていない。

後輩達からも「お姉様」と呼ばれ慕われており、熱狂的な親衛隊(全員女)までいる。

 

朧(おぼろ)と名付けた、白い鳥の姿をした人語を話せる式神を連れている。

 

英検1級の他、23種類の資格を取得しており、アラビア語等、33ヶ国語をマスターしている。

健達の稼いできた100万円程を培った知識と経験で、株式取引や先物取引などで増額し、今では組織の活動に必要な資金は主に灯が賄っているが、余りにも増えすぎたのと「情報網を作りたい」という灯の考えから、今では近隣の町工場等にも融資している。

 

詐欺師のみをターゲットにする詐欺師としても活動しており、法律に精通し、かなりの演技力を備えている。

仕事(詐欺相手)がない時は、いつも法律や話術、心理術の勉強を怠らない。

 

「自分には何も守れない」という考えからか、自分の存在と自分の命を軽く見ている節がある。

 

Rosetta†8で最も拷問・尋問に長けており、その抜け目のない拷問・尋問術から別名「サディスト」とも言われる。

 

長年、あらゆる格闘家や戦士達の足技を記憶し続け、

アレンジした我流でありながら、それでいて並の悪魔程度では相手にならないレベルの強さを誇るので、その強さはまさに天性の物といえる。

 

高速の連打から、一撃必殺まで豊富な種類の蹴りを持っており、脚力を活かした機動力も高い。

血液や体液のDNA情報を舌で読み取る事も可能で、目標の抹殺にも威力を発揮する。

無音殺人術の達人で、ワイヤーを操り敵対者や対象物を真っ二つに(或いはバラバラに)切り裂いたり、時には操り糸代わりに用いたり、幾重にも編みこんで銃弾さえも防ぎ切る盾として使う。

 

そして最大500体まで自身の分身体を作り出す能力を備え、その分身と連携した集団戦を得意としており、複数の低級悪魔や巨大悪魔との戦闘に適している。

 

しかもただの分身(1/500のスペック×500人)ではなく、100%同じスペックの分身が出来る為、

簡単に言うと「500倍強くなる」と同等。だが、分身体は全て灯の意識を内包している。

 

なので、分身体というがどれが本体という訳でもなく、全てが灯自身なのである。

 

が、「全てが本体である」為、蓄積されるダメージも500倍である事に加え、「自分以外の自分が499人もいる事を自覚出来る」という想像を絶する精神的負荷は、灯自身に影響を与え人格が変わってしまう。

最悪人格を崩壊する危険性を孕んでおり、能力解除時に元に戻れた事を安堵している事から相当なレベルである事が伺える。

 

 

はば学への悪魔襲来の際にフロストの爪で斬られ、左の鎖骨から右脇腹にかけて胸の間を通る、たすき掛けの様な傷が残った。

 

特技は変装で、その辺にいた人間に早変わりするなど朝飯前。

別名「千の顔を持つ女」。

様々な変装の他、あきらやゆかり、ゆりにも化けた事もある。

 

白い折鶴を媒体に会話も可能な為、友人達の家には白い折鶴を置かせている。

 

敵に対抗する時、裏で単独行動をとる事が多く、上記の様々な特技上、潜入任務を得意としている。

 

好きな画家はエゴン・シーレと岡本太郎。

愛車はどちらも白い、カワサキ・ニンジャZX-14とトヨタ・JZA80スープラ。

愛用の香水は「レリエルのナンバーシックス」。

 

制御具ラルバ(CV:陶山章央)

灯の制御具で、先端に揺れるスカルモチーフのついた簪の形をしており、灯は普段からラルバを用いて髪をまとめている。

正義感が強く、まじめで実直。

 

りーん

灯っぽいぷちけも。

常にクールで、慌てない。

「フッ」と鳴く。

 

 

名前:黒信 真璃亜(こくしん まりあ)

CV:唐沢潤(イメージ)

二つ名:鬼手闇貫(きしゅあんかん)

年齢:数億歳

性別:女

身長:177cm

3サイズ:94/58/90

誕生日:12月9日

星座:射手座

 

イメージカラー

頭:紫色のメッシュが入った銀髪のウルフカット

眼:紫

懸賞金:1400万F→4500万F→9000万F→1億7000万F

※外見モチーフはDOA6のクリスティ+パシフィック・リムのマコ

 

トラウマ:ケーンの死

 

武器:Bonnie&Clyde(双銃)

Bonnie:トーラスレイジングブル・6インチモデルにバレルフレームにブレード搭載等のカスタムを施した白いリボルバー

Clyde:IMIデザートイーグルにタクティカルユニット搭載等のカスタムを施した黒いオートマ

 

獣魔の一員、闇魔・天鼠族。

羽ヶ崎学園に通うクールな皮肉屋で、Rosetta†8第1小隊隊長。

明ラバーズの1人で、名前も悪魔である自分を皮肉って聖母の名前を取って付けた。

 

大変美人ではあるが、指輪やピアスなどのシルバーアクセサリーを多く着け、顔の他、首筋や胸元、腕などあちこちに傷とタトゥーが残る筋骨隆々たる長躯を誇り、正に「女傑」という形容が相応しい。

 

何事にも束縛されぬ自由人であるが、一匹狼ゆえの真面目さも併せ持ち、使命よりも仲間の幸せを優先させる。

怯える格に業を煮やして股間を蹴り上げたりする等、兎に角荒っぽいが仲間を思う心は人一倍強い。

 

特筆すべきは射撃と医療の腕、そして何よりも聴力で、

いかなる状況でもまず狙いを外さない。

 

ベルトの左腰にClydeのマガジンを自動射出する機構を仕込み、右手首にBonnieの弾丸を仕込んだブレスレットをつけており、補充の際には手首を回転させて遠心力で弾を一瞬でBonnieにセットさせ、Clydeは左腰に押し付けてマガジンをオートリロードする事で、連射早撃ちを得意としている。

 

絶対音感と超人的に発達した聴覚を持っており、部屋の外の会話や普通の人間の可聴領域を超えた音域まで聴き取る事が可能で、数10km先のコインが落ちた音をも聞き分ける事が出来る。

 

また、人間の心音を聴き取り、嘘発見器として活躍する事もある。

 

数10km先にいる特定の相手に声を飛ばしたり、超音波の反響を利用して周囲数10kmの地形や生物の位置を把握したり、

音の鎧を身に纏わせて攻撃から守ったりと攻守補助万能な能力を持つ。

 

戦闘能力までは計測出来ないが、数多の戦闘経験でそれをカバーしている為打ち消している。

 

この異常聴覚にかかれば人間など音の塊も同然で、筋肉の収縮音や骨の摩擦音で相手の動きを、心臓の鼓動で相手の心理状態を手に取る様に把握する事が出来る。

 

学園への悪魔襲来の際に右目を敵の鎌で貫かれ、その後スコープ機能の付いた悪魔の目へと再生させ、この目を隠す為に黒い眼帯を着用する様になった。

(真璃亜曰く「もう悪魔だって事は隠す必要ねえからな」)

 

さすがにBonnie&Clydeを学園に持っていく訳には行かない為、日常生活では「バイオハザードの世界」で拾い、

その後ガンスミスのジョウ・ケンドの手によって真璃亜専用にカスタムされた「サムライエッジ・マリアモデル」を愛用している。

(真璃亜曰く「こいつはアタシを裏切らねぇ」「今まで出会ってきた中で最高のM9」)

 

ホルスターは使わず、ベルト(腰の後ろ側)に挟んでいる。

オリンピック射撃金メダリストと狙撃で対決した事があったが、ワンホールショットで裏世界のNo.1の実力を見せつけ、全く相手にならなかった。

 

700ヤード(約640m)以上離れた場所から、豆粒ほどの大きさをした盗聴器を正確にライフルで、しかも立射で撃ち抜く事が出来る。

これらの事から、様々な組織から"Silver Bullet" (シルバー・バレット、銀の弾丸)と呼ばれ、恐れられている。

拳銃以外にも、狙撃銃や対戦車ライフルなど、あらゆる火器を使いこなす事が可能。

 

また、あらゆる銃器の構造や特性を熟知している為、銃を持つ敵達に周囲をぐるりと囲まれた際にも、

四方八方からの銃弾を全部避けるという、非常に人間離れした芸当を披露している。

 

鏡夜曰く「第二のカルロス・ザ・ジャッカル」、「人の皮を被った肉食獣」と呼ばれる程の実力である。

その極めて高い戦闘能力と圧倒的な迫力は、瑛に「地球で一番恐ろしい女」、壬に「グラウンド・ゼロに居る気分だ」と言わしめた。

 

殺されても死なない為生きる実感を失い、少しでも多くの刺激を求めて常に危険の中に身を置く様になる。(傭兵稼業もその為と思われる)

 

ベトナム戦争での連合軍東部レンジャー08連隊『唯一の生き残り』であり、「サイゴンの災厄」という異名を持つ。

平和な明日を夢見て軍へ参加し、感情を持たない殺戮兵器として戦い続け、司令官の側近も勤めた。

戦争では戦う道を選び、14人の敵兵を殺している。

 

異常なまでの身体能力だけでなく戦略観にも長け、様々な知識を持つ。

かつて想っていた男、ケーン・ミッチェルを戦争が原因で亡くしており、普段から彼の形見のドッグタグとZippoを肌身離さず持っている。

 

その後スラム街で開業医の手伝いをしていた事から、天才的な医療技術を持ち獣医免許も持っている為、人間から動物まで地上の生物なら何でも手術出来る。

 

かつて国境なき医師団に所属していた頃、火災の現場に取り残された瀕死の少年に対し心臓マッサージを続け、

その際に背中に大火傷を負い、その痕は背中にあたかもコウモリの翼の如く刻まれている。

 

助けられなかった患者を死なせてきた過去を持ち、贖罪の為に敢えて守銭奴を演じ、高価な酒で泥酔するなど悪役として振る舞っている。

 

普段から制服の内側にはメスやハサミなどの簡易な医療器具、場合によっては医薬品が収納してあり、手術やメス投げの際に使用するメスはここから取り出す。

医師としての専門は外科だが、一般外科だけでなく特別な知識と技術の必要な心臓外科や脳外科もこなせる。

 

外科以外にも、内科や眼科、薬学、果ては獣医学までも含めて医療全般に造詣が深く、それら専門外の治療も行う事が出来、さらには中国人医師から貰った本で針麻酔を勉強し、自身の患者に対して催眠術までをも使っていた。

 

医術は勿論、読心術まで出来てしまい、あらゆる知識と技術に精通している。

 

かつては「ベアトリクス・パークライナー」、「リディア・シュタイナー」、「シャーリーン・ハートランド」という偽名で生活していたことも。

 

趣味で“ヌードライター”をコレクションしている。(擦ると隠れていた裸が見えるヤツ)

足元は基本軍用ブーツ。(単に蹴りの威力が上がる+靴底の減りが遅い為)

 

常に口が悪く、スラングを多用する。

普段の学校生活では、無口でクラスメイトとの交流を殆ど持たない為に怖がられていたが、

実際はそれとは裏腹に、饒舌で独特の皮肉を交えた論理的な喋り方をする。

 

ギャンブルに強く、酒にも詳しい。

授業中に競馬中継を聞いたり、学校をサボって雀荘に入り浸ったり屋上で歌っていたりなど学習態度は悪い。

非常に高度な声帯模写の技術を有しており、老若男女様々な声を出す事が可能。

 

歌も得意としており、よく授業をサボって屋上で歌っており、その歌声は学園内でも有名になっている。

 

 

「サムライエッジ・マリアモデル」

銃の取り回しを重視し、様々な改良が成されている。

メダリオンは真璃亜のパーソナルカラーであるパープル。

主な改良点

・シルバーメッキ仕上げのトリガーで絶妙な操作感を得、スライドを硬質スチール製へ交換。

・拡張パーツ装着の為のアンダーレールの追加

・スライドストップの小型化

・ホルスターからの引き抜き速度の向上を図り、バレルを先端部分を切り詰めたショートバレルへと交換。

・ハンマーをスケルトンハンマーへと交換。

・トリガープルの軽量化。

・射撃姿勢の安定を図り、グリップをラバーコーティングされたフィンガーチャネルグリップへと交換。

 

制御具ノルバ(CV:郷田ほづみ)

真璃亜の制御具でスカルレリーフの入ったピアスの形をしており、真璃亜はこれを左耳につけている。

冷静沈着かつ寡黙で無愛想だが、信頼した仲間や受けた恩には報いようとする義理堅い一面もある。

 

 

まりり

真璃亜っぽいぷちけも。

真璃亜のように気分屋だがツンデレで寂しがり屋でもある。

両手に水鉄砲をもっている。

ゴキブリが大の苦手。

「もっ!」「キー!」と鳴く。

 

大神 雪華(おおがみ ゆきか)

CV:相沢舞(イメージ)

二つ名:狼尾瞬氷(ろうぴしゅんぴょう)

年齢:数億歳

性別:女

誕生日:9月8日

星座:乙女座

 

イメージカラー

頭:水色のメッシュが入ったツインテールの銀髪

眼:琥珀色

懸賞金:300万F→2000万F→4000万F→1億2000万F

 

武器:狂雪(シザーハンド)

獣魔の一員、氷魔・眼狼族。

 

音ノ木坂学院に通うロリロリ系のボク少女で、Rosetta†8第5小隊隊長。

 

朔弥ラバーズの1人で獣魔内のラブリーアイテム&マスコット的存在。

 

見た目よりも幼く見え、口調は無邪気で性格は甘えん坊である等、非常に子供っぽく周りからも可愛がられている。

が、無邪気な反面、非常に残忍且つサディスティックな嗜好も持つ。

天真爛漫な性格の一方、子供扱いされる事を嫌う時も。

 

狼の力が宿されているからか、異常なまでに発達した嗅覚を持っており、毒物などの臭いをすぐさま嗅ぎ取れる。

さらに人間の体臭なども敏感に嗅ぎ取ることから、真璃亜と共に嘘発見器とも呼ばれている。

 

ぬいぐるみのクマちゃんをいつも連れており、本気を出すと国連の査察を受けるとか、指導先の米軍施設でお昼寝を邪魔され基地を1つ壊滅させた等、数々の伝説を持つ。

 

夕食後にホールケーキを3個平らげ、週1回「スペシャルケーキナイト」を催す程の甘い物好き。

CANNON†BALL内での雪華のおやつ代は灯の悩みの種。

 

普段の定位置は豪の肩の上で、大抵は飛び乗っている。

 

「氷」の「悪魔」だがお化けと寒いのが嫌い。

 

制御具メルヴァ(CV:花守ゆみり)

雪華の制御具で、狼の頭部の様な意匠のブローチの形をしている。

口調は片言で幼く、常にその場の思いつきで行動するなど、精神年齢は幼児に近い。

魔人時には右胸元に収納されている。

 

なーの

りっきーと共に、最初期に偶然開発された雪華っぽいぷちけも。

いたずら好きであり、さらにおにぎり大好き。

それ以外の時は大抵寝ていて、CANNON†BALLで寝ている場合はしょっちゅうりっきーの寝床を独占している。

健、雪華、そして真璃亜にとてもよく懐く(顔面ハグしてくっつきっぱなし)。

この時期は少々甘えん坊になるようで、引きはがされると泣き出すほど。

 

甲銀 繭(こうがね まゆ)

CV:新井里美(イメージ)

二つ名:撫子岩拳(なでしこがんぶ)

年齢:数億歳

性別:女

身長:157cm

誕生日:11月19日

星座:蠍座

 

イメージカラー

頭:アンテナの様な前髪があり、オレンジのメッシュが入った黒色のショートカット

眼:茶色

懸賞金:400万F→2500万F→4000万F→1億6000万F

 

武器:剛羅(手甲・レガース)

獣魔の一員、土魔・甲角族。

 

音ノ木坂学院に通うおとなしい少女で、Rosetta†8第7小隊隊長。

 

尊ラバーズの1人でお淑やかで心優しい性格だが、戦場では8人の内、豪の次に強い怪力で敵を殲滅する。

 

凄まじいパワーを誇るが、土の悪魔だからか体温が籠りやすく、動き続けると体温が上昇していき、

まめに腕を包帯やバンドで包まないとやがて暴走を起こし、「潰し殺す!」が口癖の敵味方関係なしに襲い掛かる凶暴で好戦的な性格に豹変してしまう。

 

暴走状態は短時間で力を使い果たし倒れるまで続く為、その弱点を狙われた事もあった。

 

しかし見方を変えれば、そのリスクを代償に、

相手と互角以上に戦う事が出来る程の戦闘能力を得る事も出来るという利点もある為、敢えて意図的にこの状態になる事もある。

 

時には自分の力を制御しきれずに暴走してしまう事も。

 

武道の達人で、いざとなると電光石火で忍者並みの動きを見せる。

合気道部に在籍し、過去に柔道と空手で全国制覇の経験がある。

 

特徴は2本の触覚を思わせるレーダーアンテナ。

 

小柄で小動物を思わせる雰囲気を持っており、実年齢よりも大幅に幼く見える。

 

一部には「熱狂的なファン」が存在するらしい。

 

制御具ニルヴァ(CV:島本須美)

繭の制御具で、兜型の面根付の形をしており、繭はこれをグローブホルダーにつけて腰から下げている。

しっかり者で優しく純真だが、割とドジな部分もある。




いかがでしたでしょうか?獣魔男性陣の設定回も出す予定なのでのんびりお待ちください!

ちなみに雪華と繭の3サイズが書かれてないのは宴会番長さん曰く、「灯と真璃亜はセクシーイメージ、雪華と繭は比較的子供っぽいイメージだったので決めなかった」とのことです

それと、獣魔と和泉の顔合わせ回の内容を少し変更しました


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獣魔男性陣&Rosetta†8の設定

今回は以前の獣魔女性陣につづき、宴会番長さんのオリキャラ、獣魔男性陣と彼らの組織、Rosetta†8設定です!


名前:王我 健(おうが たける)

CV:黒田崇矢(イメージ)

二つ名:獣帝龍王(じゅうていりゅうおう)

年齢:数億歳

性別:男

身長:188cm

誕生日:8月18日

星座:獅子座

 

イメージカラー

頭:鬣の様に逆立ったオールバック、赤いメッシュが入った黒髪に、顔の左頬から首に掛けて大きい傷跡がある。

眼:赤、覚醒時は猫眼

※外見モチーフは戦国BASARAの片倉小十郎とサクラ大戦2の金剛を足して2で割った感じ

 

武器:獣呀+覇邪+焔薙+景清(日本刀)+デルフリンガー(インテリジェンスソード)、及び異世界などから得たあらゆる得物や魔具

 

獣魔の一員、炎魔・獅子族。

きらめき高校に通う純情硬派な剣豪であり、Rosetta†8総司令官。

悪魔でありながら強い正義感と情の厚さを兼ね備え、仁義に生きる漢。

「自分は未熟であり、自分が生きているのは腕のいい部下に恵まれているからだ」という謙虚さも持つ。

部下達に対する指示の合図として、よくフィンガースナップを用いる。

 

外見はいかついが何もしなければ至って無害な存在。

その身体には、これまでの過酷な戦を戦い抜いてきた、

多数の傷痕が痛々しいまでに刻まれている。

 

言葉こそあまり発さないものの、親切にしてくれた相手には思い遣りのある丁寧な反応を返し、 その沈着な佇まいは紳士的ですらある。

男気溢れる信念を持った義理堅い性格で、獣王という立場ではあるが、仲間達とは基本的に対等な関係で接している。

 

だが、敵に対して怒りが頂点に達すると穏やかな言動が一変、粗暴な口調と振る舞いになる。

 

恋愛や女性には全く免疫がない為、魅羅やレイの水着姿を見ただけで鼻血を吹き出して倒れる等、純一郎以上の純情。

 

修学旅行先で鏡夜達と共に江戸時代風の着流しを決めて楽しんだり、尽達に頼まれて焼肉を奢る等、結構ノリが良かったりもする。

 

炎とマグマを操る事が出来、体内には常に6000℃以上の灼熱の溶岩が煮え滾る、眼光で睨んだ物を一瞬にして焼き尽くす能力を持ち、魔力を開放した時はどんな攻撃もその体に届く前に蒸発してしまう。

自分の魔力で空気を燃やし炎の翼とする事で、空を飛ぶ事も可能。

更に背中に魔法陣を展開し、炎をジェットエンジンの様に噴射する事で加速する。

 

剣の達人で、人質を取られたり等の策を用いられた以外では敗北どころか苦戦すらせず、圧倒的な強さと存在感を見せ付けている。

 

鏡夜達7人の異様なまでな戦闘能力ですら「弱くて遅い」と言い切り、恵まれた長身と凄まじい筋力を持ち、

およそ80kgの肩当と筋肉を逆さに反るという能力制御専用のロングコートを羽織ったままでも7人を圧倒するというとんでもない実力者。

 

このロングコートの中に多数の武器を隠し持っており、

しばしば気に入った敵の武器を自分の物にしている。

ロングコートという「封印」を解けば、軽く腕を振っただけで「巨象」の踏みつけを「蟻」が止める」という冗談の様な状況が発生する。

 

喧嘩も強く、数十人規模のギャングや暴走族、極道、果ては自動小銃で武装したミスルギ皇国の特殊部隊をたった1人で全滅させ、更には8頭の虎でさえ素手で制圧してしまう程の凄まじい戦闘能力を持つ。

 

例を挙げれば、100m5秒を余裕で切る脚力、防火扉を難無く破壊する腕力、銃火器の攻撃を簡単に避け、刀で弾ききる反射神経、ドスで刺され刀で斬られ拳銃で撃たれマシンガンで蜂の巣にされても、栄養ドリンクひとつで体力全回復と冗談抜きで人間離れした肉体の持ち主である。

 

生粋の武人である一方で、「野菜作りの名人」でもある。

 

自分の勘に絶対の自信が有り、無難な策を取るより自分の勘を専行させる事があるが、その裏には経験から来る確かな考えが見え隠れする。

…かと思いきや娘も同然の存在である妹達、アルゼナルの幼年部の子供達、アウラの民の子供達にねだられれば、何でも買ってあげるし、何でもやってあげる。

一緒にカラオケに行けば喧しい程の合いの手を入れるわ、ノリノリでブログを更新するわ、ユーモラス過ぎる一面も持ち合わせる。

 

男気と正義感故、街の人が困っていればついつい助けてしまう。

ちょっとした人助けは勿論、頼まれればキャバクラの経営やホスト、探偵まで勤めてしまう。多才にも程があります。

 

尽達に、「仲間の大切さ」を教えた。

 

個人的な事情で遅刻が多く、その事情とは丘の上にある美癒梨の墓に立ち寄り、死を偲んでいる為。

遅刻しない為に朝早くに来ているらしいが、曰く「クズだった自分を、いつまでも戒めたくなる」為に遅くなっているという。

 

きらめき高校に悪魔が襲来した際に、詩織と瑞穂を助ける為にヘル・バンガードの鎌により右腕と顔を斬られ、その後鼻骨から左頬を通り首にかけて傷が残り、右腕は悪魔の腕として再生した。

悪魔の腕は伸ばして敵を捕まえて投げる他、魔具を吸収して新たな力を獲得する事が出来る。

強度も凄まじく、防御にも使用している。

手をかざすだけで、軽度の創傷から現代医学では治療が困難な病気まで治す事が出来る、ただし心肺停止からの蘇生は出来ない為、心臓マッサージが必要となる。

その後はこの悪魔の腕を隠す為に右手には黒い革手袋を常につけている。

 

原則、依頼遂行以外で暴力は使わないが「いかなる理由があろうと男は女に手を上げてはならない」というポリシーから、女に暴力を振るう男を見ると容赦なく制裁する。

 

健にのみ心臓に「第二回路」があり、健本人のみの時は作動しないが、融合態となった時はこの回路に記録された「TanaTosシステム」を作動させる事が出来る。

 

羽生蛇村で宇理炎と神代の血による不死の力を、「ハルケギニア」に飛んだ際に虚無の使い魔の4つの力を、「戦国恋姫の世界」に飛んだ際に鬼の力を、「クロスアンジュの世界」に飛んだ際にドラグニウムの力を手に入れた。

 

その為、武器を持つと身体能力が増大し、本気の時は米神辺りからツノが生える。

 

かつては「帯刀 剣一」(たてわき けんいち)という偽名で新選組十二番隊(十二を組み合わせて「王」としている)隊長として活動していた事も。

 

普段からタバコを吸っているが、自分の妻達や子供達の前ではチュッパチャプスやココアシガレットを咥えており、一人だけの時にベランダや学校の屋上でゆっくり吸っている。

 

制御輪ギルバ(CV:遠藤憲一)

健が左手の中指につけている意思を持つ指輪。

リングに小さな頭部が付いたスカルリングの様な意匠。

短気かつ好戦的だが、涙もろく良識もある程度持っているなど、単純で憎めない性格。

悪魔を探知する事が出来、威勢の良い口調で健を鼓舞する相棒的存在。

元々悪魔の使命には興味がなかった為、「強く粋に戦う」という信条の為に協力者となり、健とも次第に強い信頼で結ばれていく。

魔人となった際は左手の手甲上に半埋め込みの様な状態で装着されている。

 

健ラバーズ のどか、えれな、まどか、いつき、りん、せつな

 

名前:鮫崎 鏡夜(こうざき きょうや)

CV:谷山紀章(イメージ)

二つ名:電脳絶鬼(でんのうぜっき)

年齢:数億歳

性別:男

身長:186cm

誕生日:3月2日

星座:魚座

 

イメージカラー

頭:紺色の髪を掻き揚げて後ろで結い、鮫のレリーフの入った黒いヘアバンドを頭に巻き、額にゴーグルをかけ、首にヘッドホンをかけている→正体バレ後は青いメッシュの入った銀髪を立てている。

(モチーフは刀剣乱舞の日本号と猿ロックの主人公)

眼:青

 

武器:紺碧(碇槍)

 

獣魔の一員、水魔・鮫牙族。

ひびきの高校に通う無類の女好きの尊女主義者で、Rosetta†8第4小隊隊長。

常に余裕を持ったおちゃらけている性格だが、意志の強い正義漢で、ひびきのや礎では名の知れた存在。

 

そのため、CANNON†BALLにはしばしば困難な依頼が持ち込まれるが、「めんどくせぇ!」の口癖からも分かるように面倒臭がり屋であり、当初は断ろうとするも、持ち前の好奇心と人の良さから結局首を突っ込む羽目になり破天荒な方法で解決する。

 

琴子の前でも、平気で英語を使う。

解放的な性格の為交友関係は広く、各所に人脈を持っている。

 

ウィザード級のハッカーであり、PC等の電子機器の扱いに長けている上に手先も器用で、8人の装備の開発やメカのメンテナンス、果てには玩具の修理まで可能。

本人曰くケビン・ミトニック級の腕前。

情報屋としてハッキング技術など電子・情報技術に長けているのと同時に、多くの「耳」(下請けとなる情報源)を抱えている。

復讐手段は、標的のパソコンやスマホをハッキングし、破滅させることが多い。

標的の身辺を調べ尽くし行動パターンを利用するというスキルを見せている。

別人に成りすまし、標的と問題なく話を合わせることも可能。

基本的には得意の電子・情報技術でのサポートが多い。

捜査は正確でむしろ速く、周囲からの信頼も高い。

仕事の為にネットカフェの会員カードを多く持っている。

 

工作実習用のガス式釘打機をその場のあり合わせの物品で即席の突撃銃へ改造するなど、機転にも優れている。

その為、副業として何でも屋を行っている。

外見年齢12歳でウェスティングハウス賞を受賞し、15歳で論文を出版。

その実績を買われ、長官直々に科捜研所長への就任を要請される程の天才だが、地位や名誉には興味が無い。

既に特許を幾つか取得している。

常識はあるがアホ。

 

この世の物とは思えない程の女好き&スケベで、血が昇ると即座に本能が働き暴走する。

だが、「笑ってる女の子はそれだけで奇跡」「その笑顔(キセキ)が一つでも増えるなら、俺様の魂100個でもお釣りが来る」と、本気で言い切れる程に女性には敬意を払っている模様。

その女好きは、過去に本気で愛した女「流奈」を失った反動から来ている。

 

相手を翻弄したり情報を引き出す術に長け、ピアノや華道など女性に受けが良さそうなことは何でもそつなくこなす。

 

嘗て関西最大の暴走族「泥美琉図皇死楊(デビルズオーシャン)」の族長として君臨した事があり、今でも当時の肩書きによって暴君と恐れられ、関東最大の暴走族「暮威慈畏大亜紋土(クレイジーダイアモンド)」の総長とその弟の大和田兄弟とは抗争を繰り広げていた。

 

ボウリングが異様に上手く、いつもサヨに悪態をついているが、店を手伝ったりサヨが窮地に陥りそうな時は奮起するなど、実際は優しい性格であり、好物である焼きそばもサヨの得意料理ということからも分かる。

 

ひびきのでは現役・元を問わず不良達から伝説として尊敬を集めており、絡んできた現役の不良達が鏡夜の素性を知った途端に低姿勢になる程である。

部下達の面倒見がよく「アニキ」と呼ばれ慕われている。

 

校舎の屋上から転落しても、銃弾で数発撃たれようと、車にひかれても死なない不死身の男。

極端に短気で、「青二才」と言われると自分の力を抑えられない。

キレるとパーカーのフードを被るクセがある。

 

このようないい加減な人物ではあるが、時として深い人生哲学を覗かせることもある。

未成年者を危険な目に合わせる人間には容赦をしない。

 

水中では無類の強さを誇り、人間の姿でも5時間以上は潜れる上に、水圧を一点に集めて相手を押し潰すといった応用や、空気中の水分を取り込み、背中や足から噴射する事で空中を飛行したり、水の道を作り出しサーフィンする様にその上を滑る事も可能。

 

族長時代の無数の喧嘩に加えて、ひびきのに戻ってからも無茶をし続けた為に、命に関わる程の「爆弾」を頭に抱え、心停止状態に陥り再び死亡するも不死身の生命力で復活する。

病院に入院する度に身代わりを用意し(例:交通誘導の腕の動く人形、ダッチワイフ等)、必ず脱走する。

 

運転免許はフルビット。

 

自動車整備工場「サメキバモータース」を営んでおり、スクラップヤードからパーツを集め、

何台も車やバイクをレストア及びチューン、コレクションし、その車で毎朝店のコーヒー豆を顧客へと届けている。

 

ホース船内の「時の扉」を通り過去時代から旧車を直接買い付ける事も。

毎週末はよくはばたき山などの峠道や高速を車で攻めるのが趣味。

自家用操縦士免許、小型船舶操縦士免許、漁業免許、危険物取扱者甲種も取得している。

 

戦闘機の操縦も得意で、トムキャット1機でラプターを5機相手に全機撃墜し、無傷で帰還する程。

レンタルビデオ屋の経営を任されているせいもあり、映画に詳しい。

届け屋も兼業しており、バイクに乗って届ける相手の元に行き、ポラロイドカメラで届け物を受け取った相手を写真に収めている。(曰く「受取証明代わり」)

本人曰く「扇風機にアーッてする世界大会第3位」らしい。

 

尽達には「好きな奴を大事に想う事、明るく元気にいる事」を教えた。

 

制御具アルヴァ(CV:冬馬由美)

鏡夜の制御具。

指輪型のギルバと違いペンダントの形をしている。

仮面を被った女性の頭部の様な意匠。

妖艶な女性のような声、口調で話し、鏡夜の事は「キョウ」と呼ぶ。

魔人時には喉元の甲に収納されている。

 

鏡夜ラバーズ えりか、さんご

 

牛込 豪 (うしごめ ごう)

CV:小西克幸(イメージ)

二つ名:祭煌雷光(さいこうらいこう)

年齢:数億歳

性別:男

身長:215cm

誕生日:5月5日

性別:牡牛座

 

イメージカラー

頭:金色のメッシュが入った長髪を羽根で出来た髪留めで、頭の後ろで結っている。

眼:黄色

 

武器:裂雷(棍)

 

獣魔の一員、雷魔・剛牛族。

もえぎの高校に通う祭と喧嘩が好きな傾奇者で、Rosetta†8第2小隊隊長。

名前が表す通り、8人の中で一番の巨体(215cm)+怪力。

メンバー共有のジャケットは体が大きくて着れない為、

右肩にかけている。

 

デコピン一発で大男を吹き飛ばすほどの怪力と、寸鉄や鉄球を頭に受けても決して怯まない天性の打たれ強さを誇る。

(そこをムンドゥスに目をつけられ悪魔へ改造される理由となったのだが)

 

人好きのする人物で、実直かつ純粋。

いつも天然で三枚目な存在だが、人を見る目はかなり鋭い。

過去の経験の影響からか、天下よりも恋した相手を幸せにする事を、何より素晴らしい事だと思っている。

 

誰とでも直ぐに打ち明けられる明るい所もあり、特に街のお年寄りと子供には絶大な人気を誇っている。

外に出て色んな人に触れ合って、笑いを振り撒くのが物凄く得意。

会社が倒産して多額の負債を抱えお先真っ暗な人でも、彼と出会い数分の時間を過ごした後には、笑顔満載のポジティブ人間に生まれ変わってしまう。

 

親指で首を捻って鳴らす癖がある。

飄々としているが、かなりの切れ者。

 

もえ高では教師・生徒を問わず「悪ガキ大将」として広く認知されている。

但し殆どの悪戯に悪意はなく、また厨房やCANNON†BALLから食べ物を持って来て合宿所でパーティを開くなど、兄貴分的な行動も多々見られる。

 

料理の腕前は一流で、「腹を空かしている奴なら、誰だろうと食わせる」という信念を持っている。

その特技故か、フグの調理免許を48都道府県全ての免許を持っている為、日本のどこででもフグの調理が出来る。

 

他メンバーの24.57倍の、人間の数千倍の筋繊維を持つ特異体質であり、厚さが1m以上ある鉄筋コンクリート製の壁を壊し、走行中の大型乗用車を殴って宙に浮かせ、タンクローリーを指一本で持ち上げる程の怪力を持つ。

 

体は頑丈で、数十mの高さから石畳やタイル製の床が大きく陥没するほど叩き付けられてもビクともしない。

 

裂雷は由里が豪の為に特注で作ってくれた形見で、豪は軽々と振り回しているとはいえ、実は約9tの重さを誇り、この裂雷を手放せばスピードやパワーが格段に上がる。

この裂雷は通常は穂先を収納し、棍として扱っているが、刃を出して槍として使う事も可能。

 

人間態時でも最大出力10億ボルトの電撃や落雷、電撃の槍などの攻撃技を持つ事が可能。

 

中でも物体に電磁加速を加えて放つ「超電磁砲」が決め技。

主にパチンコ玉を用いた場合は毎分8発、音速の3倍以上の速度で放つ。

空気との摩擦熱でパチンコ玉が溶けてしまう為最大射程は50mだが、威力や撃ち出す質量を調節すれば射程は伸びる。

 

他には砂鉄を操作する事で、周囲の鉄を含む金属を意のままに動せる。

これにより盾の様に組み固めて相手の攻撃を防御したり、建材や瓦礫を集めて足場を作成するなど幅広い応用が利く。

更に、地中の砂鉄を操って、表面を振動させて物体を切断し形状や長さが変化する「砂鉄の刃」や、津波の様に地表を呑み込ませたり、竜巻の様に突き上げるといった攻撃も可能。

 

他にも電磁波を利用した砂鉄の操作、自身に電磁加速を与える事での一時的な走力向上、スタンガンや雷の衝撃を無効化し、死角にある物体の動きを感じ取れるといった利点もある。

 

キレると関西弁になる癖がある。

 

尽達に、「本当の強さ」を教えた。

 

制御具ゾルバ(CV:石野竜三)

豪の制御具でバングルの形をしている。

豪放な男の声と口調で話す。

 

豪ラバーズ らん

 

青葉 陸(あおば りく)

CV:宮野真守

二つ名:青嵐隼風(せいらんしゅんぷう)

年齢:数億歳

性別:男

身長:181cm

誕生日:10月6日

星座:天秤座

 

イメージカラー

頭:茶色のショートカット

眼:茶色

 

武器:翼嵐(蛇腹剣)

 

獣魔の一員、風魔・猛禽族。

つむぎの高校に通う優しい青年で、Rosetta†8第6小隊隊長。

おっちょこちょいな所もあるが、弱者を虐げる者に対しては激しい怒りを見せる等、8人の中では最も優しい性格で、口説かなくても優しさや男らしさで女の子が寄ってくる隠れモテ男である。

またツッコミ役に回る事が多いが、決して人を傷付けない優しく心有るツッコミになっている。

 

が、本気でキレた時は更に口調が優しくなり、童謡を呟くように歌う。

 

戦闘においては大量のトランプを武器として用いて迎え撃つ。

 

このトランプは現場に居合わせた警官やマスコミのカメラマンの首を容易く切断でき、地面や車両をも吹っ飛ばし、なおかつトランプで付けられた傷は並の悪魔では修復不可能な程の威力を誇り、翼嵐を使い無数の炸裂するカードを操り戦う。

 

何故か逃げ足は妙に速い。

また、ひよこっこの言葉が理解出来る。

 

制御具ゼルヴァ(CV:落合るみ)

陸の制御具で、ラペルピンの形をしている。

気っ風の良い姐御肌な性格で陸を叱咤激励する。

 

陸ラバーズ

 

Rosetta†8(ロゼッタ・エイト)

健が指揮を執る国連及び日本政府公認の

「対次元生物遊撃独立部隊」。

 

その正体は、悪魔による地上界へ度重なる襲来への対策として設置された防諜機関。

 

正式な組織名は[国際独立救助隊 公安8課]。

 

地上界を悪魔から守る為に設けられた防衛組織であり、いかなる軍にも属さず、部隊の活動は全て総司令官である健の独断で行う事が可能。

 

その為、世界中何処で起こった災害や事故等においても、援助に行く事が容易になっている。

 

歴史上様々な災害・事故の救助・援助に向かっており、代表的な事案ではタイタニック号の乗客救助や、1995年の関西大震災被災者の救助などが上げられる。

 

なお、災害時においては各国の軍隊及び、国連軍などへの命令権を一手に委ねられる。

 

設立時における名目が国際救助隊であった事からも、世間に対しては知られていない、秘密組織である。

 

その為に隊員及び幹部は、全員異世界から救出した特殊部隊の隊員や軍人、引き抜きなどで集めている。

(例:クロスアンジュの世界から救出した、元アルゼナルのメイルライダー達など)

 

更には人外であっても健が認めた者であれば、メンバーに加えている。(例:オルフェノクやオートボット、アウラの民など)

 

その実は、実力部隊を持ち、不可能犯罪などの国民に与える影響の大きな犯罪の捜査、テロリズムの抑止・検挙、暗殺などのカウンターテロと、それに伴う警備又は要人警護も担当、と総合的な防諜機関といえよう。

 

特徴としては、構成員全員が、軍事的な作戦に参加できる程のスキルを持っているという事だ。

 

例えばCIAでは、情報を分析する者と、情報収集や工作を行う者とは別だが、8課の場合、両方を高レベルで行える者で構成されており、だからこそ少数編成で課が成り立っている。

 

また、創設者で総司令官の健の信念である「悪魔に対して常に攻性である事」はそのまま8課の特色になっており、悪魔の芽を見つけ出し、摘んでゆく。

 

社会正義を実現する為には、武力をもってこれを成し遂げる事も辞さない、まさに攻性色の強い組織である。

 

「警察庁警備局警備企画課」や「FBI」といった各国の警察組織から、「猛士」や「鴻上ファウンデーション」などといった外部組織とも協定を結んでおり、ディスクアニマルやカンドロイドが提供されている。

 

鏡夜が名乗った際は「バナナミルク早飲み隊」「ブラック企業見破り隊」「伊勢佐木町ホワイトメイツ」「ギャラクシートラベラーズ」など色々と改変される。

 

普段は「人気アイドルグループの警備」といった依頼もこなしている。

 

Rosetta†8のメカニック、マシンは物語中の時代においても、最新鋭はおろか、遥か未来の技術や異世界の技術を用いている物もある。

 

従って、悪用防止のために機体に関する情報漏洩、収集には厳重な警戒を行っている。

 

特にメカの撮影には過剰と思えるほどの警戒、機関砲による攻撃などの防衛措置を取ることも多い。

 

Rosetta†8本部基地から秘密裏に日本各地に繋がれたシークレットハイウェイを通って、速度制限や渋滞、交通規制などを避けて日本各地、あらゆる場所へと迅速に移動することが可能となっている。

 

本部内の「英雄慰霊碑」には、殉職していったRosetta†8の隊員が笑顔で写った写真が一人一人飾られ、彼らが好きだったタバコや食べ物が供えられている。

 

 

本事案は我々に権限が委譲された。これより作戦を開始する。

 

 

Rosetta†8第1小隊

隊長:黒信真璃亜

Rosetta†8において戦闘の主力、そして「医療行動」における主力がこの第1小隊である。

真璃亜が直々に育てた元軍人や傭兵、戦闘経験者及び医療従事経験者を中心に構成されている。

戦闘部隊は戦場に向かう際にヘリから大音量でクラシックやロック、ヘヴィメタルを流すのが特徴である。

 

Rosetta†8第2小隊

隊長:牛込豪

Rosetta†8において、兵糧や災害時の炊き出しなど、「食」の主力が第2小隊である。

 

Rosetta†8第3小隊

隊長:鶴ヶ丘灯

Rosetta†8において、諜報活動や情報収集、敵軍に潜入して情報を混乱させるといった「隠密」の主力が第3小隊である。

 

Rosetta†8第4小隊

隊長:鮫崎鏡夜

Rosetta†8において、装備の開発・点検・改造などといった「機械技術」の主力が第4小隊である。

 

Rosetta†8第5小隊

隊長:大神雪華

Rosetta†8において、一番最初に作戦エリアに入り、事前活動を行う「高速行動」の主力がこの第5小隊である。

 

Rosetta†8第6小隊

隊長:青葉陸

Rosetta†8において、エリア上空からの援護や救護活動など「空戦行動」の主力が第6小隊である。

 

Rosetta†8第7小隊

隊長:甲銀繭

Rosetta†8において、活動区域のパトロールなど「治安維持」の主力が第7小隊である。

 

 

なお、経過報告書等の書類は見抜かれない様に、以下の文字などを織り交ぜて執筆される。

勿論、隊員は全ての文字を解読出来る様に訓練されている。

 

DearS文字(DearS)

Unitology文字(DeadSpaceシリーズ)

アーヴ語(星界の紋章)

アクアフォール文字(絶対防衛レヴィアタン)

悪魔文字(魔入りました!入間くん)

アストラル文字(ナンバーズ文字)(遊戯王ZEXAL)

アストラム言語

アンノーン文字(ポケットモンスター)

イッシュ文字(ポケモン)

異界文字(FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~)

イマニティ文字(人類語)(ノーゲームノーライフ)

ウルトラ文字(ウルトラマンシリーズ)

エイリアン文字(第9地区)

エマーン文字(超時空世紀オーガス)

エリエス文字(MADLAX)

オーラベッシュ(スター・ウォーズ)

踊る人形(シャーロックホームズ)

鬼文字(鬼武者)

オラクル文字(アークス文字)(PSO2)

ギルガメス文字(装甲騎兵ボトムズ)

禁断文字(デュエル・マスターズ)

クリンゴン文字(スタートレックシリーズ)

ゲルド文字(ゼルダの伝説シリーズ)

古代シーカー文字(ゼルダの伝説シリーズ)

サザナミタウン海底遺跡の古代文字(ポケットモンスター)

サムナ文字(サガフロンティア)

シナプス文字(そらのおとしものアニメ版)

屍人文字(SIREN)

神部文字(魔神英雄伝ワタル)

シンフォニア文字(RAVE)

人類銀河同盟文字(翠星のガルガンティア)

星界文字(魔神英雄伝ワタル2)

セイバー文字(仮面ライダーセイバー)

ゼビ文字(ゼビウス)

ゼントラーディ文字(超時空要塞マクロス)

ゾイド文字(メカ生体ゾイド)

たまごっち文字(たまごっち)

地球文字(翠星のガルガンティア)

デジモン文字(デジタルモンスターシリーズ)

テリウス古代文字(ファイヤーエンブレム)

天使文字(エノク語)

どせいさん文字(「MOTHER」シリーズ)

ドラゴン語(The Elder Scrolls)

トリガー文字(ウルトラマントリガー)

ナメック語(ドラゴンボール)

ハイリア文字(ゼルダの伝説シリーズ)

ハンター文字(ハンターハンター)

ヒュムノス文字(アルトネリコシリーズ)

フロニャ文字(DOGDAYS)

マジカル語(魔動王グランゾート)

まどか文字(魔法少女まどか☆マギカ)

ミッドチルダ文字(魔法少女リリカルなのは)

メルニクス文字(テイルズオブエターニア)

闇人文字(SIREN2)

リージョン文字(サガフロンティア)

リント文字(仮面ライダークウガ)

ルーン文字(ナイトウィザード The Animation)




以上が獣魔男性陣とRosetta†8の設定でした!

次回の更新をのんびりお待ちください!


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日常系シリーズ
新たな日々!蒼真の双子の妹和泉登場!


みなさんはじめまして!知っている方はお久しぶりです!ウルトラ38です!約1年間投稿していなくて申し訳ございません!本日から新たなパラディオンとプリキュアとの物語を投稿していくのでお楽しみに!


ここは七色ヶ丘市、本日は土曜の休日でとある一軒家に6人の女の子と、1人の少年がいた

 

みゆき:平和だね〜♪

 

あかね:せやな〜、天気もええし、のんびりしよか〜♪

 

やよい:そうだね〜♪

 

なお:でも、いつまたピエーロのような存在が現れるかわからないね

 

れいか:そうですね、その時は私達も戦わなければいけません

 

あゆみ:みんなの笑顔と未来を守らないとだね!

 

彼女達はかつてバッドエンド王国から世界を守ったスマイルプリキュア、星空みゆき、日野あかね、黄瀬やよい、緑川なお、青木れいか、坂上あゆみである

 

すると、キッチンから1人の男の子が出てくる

 

蒼真:そうだね、その時のためにも、鍛錬しないとね

 

彼は礼堂蒼真、またの名を光耀の騎士パラディオン!彼はバッドエンド王国が生み出すアカンベェとは別の存在、怪獣や宇宙人、通称ウルトラモンスターを光の戦士、ウルトラマンの力を使って、共に戦った仲間である

 

蒼真は持ってきた麦茶をみゆき達に渡していく

 

蒼真:はいどうぞ

 

みゆき:ありがとう蒼真くん!

 

あかね:おおきに♪

 

なお:蒼真、そういえば和泉は元気?

 

蒼真:最後に会ったのは冬休みに実家に帰った時だけど、元気だったよ

 

れいか:元気で何よりです♪

 

みゆき、あかね、やよい、あゆみの4人はなおが口にした人物に興味を持つ

 

やよい:ねぇ蒼真くん、和泉って誰?

 

蒼真:和泉は僕の双子の妹だよ

 

あゆみ:蒼真くん、兄妹がいたんだ〜

 

蒼真:うん、あと小学生の弟と妹が

 

あかね:4人兄妹なんか〜多いな〜

 

蒼真:まぁね

 

れいか:和泉は元気な女の子で運動が大好きなんですよね〜

 

みゆき:へぇ〜

 

なお:また会いたいな〜

 

蒼真:そういえば、前に和泉と連絡した時に言ってたな…今度会った時にびっくりする事があるから楽しみにしててねって

 

あかね:そうなんか?

 

蒼真:うん

 

蒼真達が雑談していると

 

〜ピンポ〜ン!〜

 

みゆき:?お客さん?

 

蒼真:は〜い、今行きま〜す

 

蒼真は玄関に向かい、ドアを開ける

 

〜ガチャ〜

 

蒼真:どちら様です…か…?

 

蒼真は呼び鈴を鳴らした人物を見て固まる

 

なお:どうしたの蒼真?

 

なお達も玄関に来ると、そこには見た目は蒼真と似ているが髪型がポニーテールで蒼真より少し身長が低めな女の子がいた

 

???:久しぶり!蒼真!

 

蒼真:い、和泉!?

 

みゆき達:えっ!?

 

あかね:こ、この子がさっき蒼真らが言ってた和泉!?

 

蒼真は和泉を家の中に入れ、リビングにある椅子に座らせる

 

なお:和泉久しぶり〜♪

 

れいか:お久しぶりですね、和泉♪

 

和泉:わぁ〜久しぶり〜なお、れいか♪

 

蒼真:ねぇ和泉、どうして僕の家に来たの?

 

和泉:あっそうだった、実はね、私明後日から七色ヶ丘中学に通うことになって、それで蒼真の家に暮らす事になったの!

 

蒼真:へぇ〜そうなんだ…

 

〜ポクポクポク、チーン…〜

 

蒼真達:えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

 

こうして、僕達の新たな物語が始まった




蒼真の双子の妹である礼堂和泉が初登場です!
次回もなるべく早く投稿できるように頑張ります!


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まさかの展開!?陽光の騎士アヴリエル誕生!!

〜前回のあらすじ〜

平和な時間を過ごしていた蒼真達、そんな時、蒼真の自宅に蒼真の双子の妹、礼堂和泉がやって来た!


〜七色ヶ丘中学〜

 

今日から蒼真達のクラスに1人の転校生が仲間入りした

 

佐々木先生:本日からこのクラスの一員になる礼堂和泉さんです!

 

和泉:はじめまして!礼堂蒼真の双子の妹、礼堂和泉です!みなさんよろしくお願いします!

 

〜パチパチパチパチパチパチ!〜

 

和泉の自己紹介が終わり、クラスのみんなが拍手する

 

蒼真:まさか同じクラスになるとは…(汗)

 

数日前、妹の和泉が僕の家で暮らし始め、今日から七色ヶ丘中学に通うことになった

 

和泉は蒼真の隣の机の椅子に座る

 

和泉:よろしくね!蒼真!

 

蒼真:よろしく、和泉♪

 

佐々木先生:それでは授業を始めます!

 

それから時が進んでお昼休み、蒼真達は屋上のいつもの場所に和泉を連れて、お昼ご飯を食べていた

 

〜屋上〜

 

海:へ〜お前が蒼真の妹か〜!

 

蘭丸:双子なだけあって、瓜二つでござるな〜

 

この2人は結城海と疾風蘭丸、蒼真と同じ騎士でトライガーディアンズのメンバーである

 

海:俺、結城海!よろしくな!!

 

蘭丸:拙者は疾風蘭丸でござる!以後お見知り置きを!

 

和泉:よろしくね!海くん!蘭丸くん!

 

蒼真:そういえば和泉、唯世と仁奈は元気?

 

和泉:うん、2人とも元気だよ〜♪

 

みゆき:唯世?

 

あゆみ:仁奈?

 

なお:唯世くん、懐かしいな〜♪

 

れいか:本当に懐かしいですね〜♪

 

やよい:蒼真くん、唯世と仁奈って誰なの?

 

蒼真:唯世は2歳年下の弟で、仁奈は5歳年下の妹だよ♪

 

あかね:和泉以外にも兄妹おったんやな〜

 

和泉:ちなみに仁奈は346プロ所属のアイドルだよ〜♪

 

あゆみ:346プロってあの有名な!?

 

蒼真:うん、それと唯世は聖夜学園に通ってるよ〜♪

 

蘭丸:聖夜学園とは、これまたすごいでござるな〜

 

蒼真:さらに言うなら僕と和泉は聖夜学園の卒業生だし

 

和泉:うんうん♪

 

みゆき:すごっ!?

 

和泉:あっそうだ蒼真、学校終わったら買い物行かないと

 

蒼真:そうだね、夕飯の食材買わないと

 

そしてそれから時間は過ぎ放課後になり、蒼真と和泉は商店街に買い物に来ていた

 

和泉:変わらないね〜この町も〜

 

蒼真:和泉、僕がここに引っ越してきた時と同じこと言ってるよ♪

 

蒼真と和泉は商店街を歩きながら雑談していた

 

和泉:でも、変わったといえば蒼真だよね〜

 

蒼真:えっ?

 

和泉:だって蒼真は今じゃプリキュアと一緒に戦うナイツの1人じゃん♪

 

蒼真:…そうだね…当時の僕も、ナイツになるとは思ってなかったよ

 

和泉:普通はそうだよ、普通の人が急に人間離れした力を持つなんて、滅多に無いから

 

なぜ和泉が蒼真がナイツの1人であることを知っているのは、蒼真がはじめて、ナイツに変身するためのフォトンライザーとウルトラチップを親、和泉達に発見し、変身するところを見せたからである

 

和泉:あっ、そうだ蒼真、言いそびれてたんだけど実は…

 

和泉が蒼真に忘れていたことを伝えようとしたその時

 

〜カンコン…!〜

 

上空で謎の魔法陣が現れる

 

蒼真:!

 

蒼真は空に気配を感じ、空を見る

 

和泉:どうしたの、蒼真?

 

蒼真の視線の先には魔法陣から1体のロボットが魔法陣から出現し、空から地面に墜落した!

 

〜ドシャーーーン!〜

 

和泉:な、なに!?

 

土煙が収まるとそこには白い龍のようなロボットがいた

 

蒼真:あれは…!?

 

蒼真はそれを確認すると、そのロボットの名を言う

 

蒼真:シビルジャッジメンター、ギャラクトロン!

 

ギャラクトロン:ギュアァァァァァァン!

 

〜ガゴン、ビィィィドガーン!〜

 

ギャラクトロンは右手をビーム砲に変えると街を攻撃する!

 

街の人々:わぁぁぁぁ!?逃げろぉぉぉぉ!?

 

蒼真:なんでギャラクトロンがここに!?和泉!ここは僕に任せて避難を…!

 

和泉:待って蒼真!!

 

和泉は蒼真を呼び止める

 

蒼真:和泉…?

 

和泉:蒼真…私も戦う!!

 

蒼真:な、何言ってるの和泉!?

 

蒼真は困惑した

 

和泉:困惑してるだろうけど…私も、蒼真と同じだから!

 

和泉はオレンジ色のフォトンライザーを蒼真に見せる

 

蒼真:!?和泉…まさか…

 

和泉:うん…!

 

和泉は蒼真に力強く頷く

 

蒼真:わかった…なんでそれを持ってるかはあいつを倒してから詳しく聞くからね!

 

和泉:OK!

 

2人はギャラクトロンの前に立つ

 

蒼真:リアクト・ウル・パラディオン!

 

和泉:ルチア・シンクロ・サン・ハーツ!

 

〜ピカーーーーー!〜

 

蒼真と和泉はフォトンライザーに変身チップをセットし、変身した

 

ギャラクトロン:ギュアァァァ…!?

 

光が収まるとそこには、白がメインの赤色の騎士とオレンジがメインの白の騎士がいた

 

蒼真→パラディオン:笑顔あふれる未来を守る!光耀の騎士、パラディオン!

 

和泉→アヴリエル:闇を祓い光をもたらす!陽光の騎士、アヴリエル!

 

パラディオン&アヴリエル:我ら!双子のナイツ兄妹!

 

今ここに、双子のナイツが誕生した!

 

ギャラクトロン:ギュアァァァァァァン

 

ギャラクトロンは左腕に装備しているギャラクトロンブレードを回転させ攻撃できるようにし、パラディオン達に向かって前進する

 

パラディオン:いくよアヴリエル!

 

アヴリエル:うん!

 

〜ダッ!〜

 

パラディオン達もギャラクトロンに向かって走る!

 

ギャラクトロン:ギュアァァァ!

 

ギャラクトロンはブレードで攻撃するが

 

パラディオン:はぁ!

 

〜ガキン!〜

 

アヴリエル:えい!

 

〜ズバン!〜

 

ギャラクトロン:ギュアァァァ!?

 

それをパラディオンが聖剣グランシャリオで受け止め、アヴリエルが陽光の聖剣ルチルでギャラクトロンを斬る

 

パラディオン:ふん!

 

〜グアン!〜

 

パラディオン:おりゃあぁ!

 

〜ドゴン!〜

 

ギャラクトロン:ギュアァァ!

 

パラディオンはギャラクトロンが怯んだ隙をつき、ブレードを上に弾くとそのまま蹴りを入れ、ギャラクトロンを後退させる!

 

ギャラクトロン:グァァァァァン!

 

〜ビィィィィィ!〜

 

ギャラクトロンは目からビームを放つ!

 

パラディオン&アヴリエル:はっ!

 

〜ドガン!〜

 

2人は同時に避ける

 

パラディオン:フォトンスライサー!

 

〜バシュン!〜

 

パラディオンの放つ光の斬撃、フォトンスライサーがギャラクトロンに命中する

 

ギャラクトロン:グァァァァァ!?…グァァァァァ!

 

〜カンコン!ビィィィィィ!〜

 

ギャラクトロンは胸部から破壊光線、ギャラクトロンスパークをパラディオンに放つ!

 

パラディオン:!?ホーリーシールド!

 

パラディオンは左腕の盾から光の盾、ホーリーシールドで塞ぐが、徐々にヒビが入っていく

 

パラディオン:くっ…!

 

パラディオンはなんとか耐えるがいつ破壊されるかわからないその時…!

 

アヴリエル:サンライトキック!

 

〜ドゴン!〜

 

ギャラクトロン:ギュアァァァァァァ!?

 

アヴリエルがギャラクトロンに必殺キック、サンライトキックをギャラクトロンの頭部に決め、ギャラクトロンスパークを中断させる!

 

アヴリエル:大丈夫、パラディオン?

 

パラディオン:ありがとうアヴリエル!

 

ギャラクトロン:ギュアァァァァ…!

 

ギャラクトロンは体制を立て直そうとしていた

 

パラディオン:アヴリエル、一気に決めるよ!

 

アヴリエル:OKパラディオン!

 

〜ダダン!〜

 

2人は同時にジャンプする!

 

パラディオン:シャイニング…!

 

アヴリエル:サンシャイン…!

 

2人の聖剣の刀身に光のエネルギーが纏う

 

パラディオン&アヴリエル:ダイナミック!!

 

〜ズバン、ズバン!!〜

 

パラディオンは縦一線に相手を斬るシャイニングダイナミック、アヴリエルは相手を右斜め下に斬るサンシャインダイナミックを同時に放ち、ギャラクトロンを斬る!

 

ギャラクトロン:ギュアァァァァァァ!!!!

 

〜ドガーン!!!〜

 

2人の必殺技を同時に受けたギャラクトロンは爆発し、ギャラクトロンのチップがパラディオンの手のひらに落ちてきた

 

パラディオン&アヴリエル:大勝利!!

 

〜蒼真&和泉の自宅〜

 

戦いが終わった後、蒼真は和泉に何故変身できるようになったのか聞いていた

 

蒼真:それで、どうして和泉がフォトンライザーを持ってたの?

 

和泉:実はね…蒼真が実家からこっちに引っ越して一年経った頃に…蒼真が見つけた遺跡に興味本位で入ったの…

 

蒼真:あの遺跡に?

 

和泉:うん…そしたら隠し扉を偶然見つけちゃって…

 

蒼真:その扉の先にフォトンライザーと聖剣があったってことか…

 

蒼真は和泉のフォトンライザーを見る

 

蒼真:詳しいことはわかった、でも和泉、ナイツになるってことは…

 

和泉:わかってるよ、さっきのギャラクトロンみたいなのと戦うってことになるんでしょ、大丈夫、覚悟はできてる…!

 

蒼真:…そっか…なら僕からは何も言うことはないよ、これから一緒に頑張ろう、和泉!

 

和泉:うん、頑張ろう蒼真!

 

こうして、新たな騎士、アヴリエルが誕生した!




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蒼真と和泉と蒼真ラバーズ!同棲生活開始!

本日は同棲生活回です!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


ある日、蒼真と和泉の自宅に蒼真ラバーズのみんなが集まり作業していた

 

蒼真:れいか、この荷物はどこに置いたらいいの?

 

れいか:それはそこに置いてください

 

なお:この荷物は誰の〜?

 

あかね:あっそれうちのや、そこにあったんか〜

 

咲:舞〜、そっちはどう?

 

舞:順調に出来てきてるわ

 

さあや:この激辛調味料セットはここに置いてっと

 

さあやはキッチンの調味料を置く場所に自身が持ってきた激辛調味料セットを置いていた

 

あすか:ウサギのぬいぐるみなんて持ってきたのか?

 

ほまれ:私これがないと寝られないので

 

和泉:灯さん、この荷物はここでいいの?

 

灯:えぇ、ありがとうね和泉

 

和泉:でも驚いたよ〜まさかれいか達がここに住むことになるなんてさ〜

 

蒼真:あははは…僕が1番驚いてるよ…(汗)

 

そう、実は蒼真ラバーズのみんなが蒼真と和泉の自宅に住むことになったのだ、いわゆる同棲である

 

なぜ同棲することになったか説明すると、蒼真はラバーズのみんなに抱きつかれたりすると、ラバーズに胸を当てられたりすると顔を赤くしてパニックになったり、気絶したりするので、灯の提案で蒼真に慣れてもらう+蒼真と一緒にいたいということになり、同棲することになったのであった

 

蒼真:なんとかれいか達の親御さん達から同棲の許可を貰ったけど、その後のさあや達の親御さんへのワープゲートの説明が大変だったなぁ

 

灯:そうねぇ、あれは元々この世界の技術じゃまだ作れないものね

 

ワープゲートとは、鏡夜が作った設置した場所ならどこにでも行ける代物で、簡単にいうならドラ◯もんのど◯で◯ドアである

 

和泉:礼堂財閥の試作品ってことでどうにか誤魔化したんだっけ?

 

蒼真:うん…どういう原理でワープするとかは鏡夜さんから聞いたことをそのまま言っただけだけどね(汗)

 

和泉:そういえば蒼真、椿さんはどうして今日は来てないの?椿さんも蒼真の恋人なんだから同棲するんじゃ…?

 

蒼真:あ〜実はね…椿さんのお母さん、黒峰紅音さんが…「婿殿と椿の同棲は認めますが、今の椿を同棲させたら婿殿を性的に襲ってしまう可能性が高いのでそれを我慢できるように花嫁修業させるので、それが終えたらご連絡します」って言ってたんだ〜…性的に襲われるってどういうことなんだろ?

 

和泉:さ、さぁ〜…なんだろうね…(わかっている妹)

 

蒼真は少し純粋なので性的に襲われるってというのがどういう意味が知らないのだ

 

あかね:蒼真〜、そこに置いてるうちの荷物取ってくれやんか〜?

 

蒼真:は〜い、わかったよ〜

 

蒼真は近くに置いてあったあかねの荷物が入った段ボールをあかねの元まで運ぶ

 

それから数時間後、作業は順調に進んでいき…

 

蒼真:それじゃあみんなの引っ越し完了とこれからの新しい生活を祝って、乾杯!!

 

れいか達:かんぱ〜い!!

 

ラバーズ全員の部屋作りを終え、みんなで祝いのパーティーをしていた

 

咲:みんなとの同棲生活楽しみなり〜♪

 

あかね:せやな〜♪

 

さあや:いつもは休日の時にしか会えなかった蒼真くんとこれからは一緒に暮らせる♪

 

灯:そうだわ、これから蒼真と一緒に暮らせるのだから…今夜からの蒼真との添い寝シフトを組みましょう♪

 

蒼真:ふぇ!?///

 

なお:おぉ!いいですね灯さん!!

 

舞:それなら早速シフト表を組みましょう!

 

ほまれ:あすかさん!紙とペンを!!

 

あすか:もう用意してあるぜ!

 

灯:それじゃあ相談しながら決めていくわよ♪

 

れいか達:はい!

 

蒼真:えっ、あの、み、みなさん…?///

 

和泉:蒼真はここはおとなしく受け入れなよ♪

 

蒼真:和泉絶対楽しんでるよね!?///

 

こうして蒼真と和泉、蒼真ラバーズの同棲生活が始まった

 

ちなみに、初日に蒼真と添い寝をすることに決まったのはれいかである




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蒼真ラバーズ11人目!

今回はタイトルにある通り、蒼真ラバーズが増えます!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


ある日、蒼真は祈里に来て欲しいと連絡を受け、四つ葉町に来ていた

 

祈里:ごめんね、急に呼び出して

 

蒼真:ううん、特に用事もなかったから大丈夫だよ

 

そして現在蒼真は祈里の自宅にお邪魔させてもらい、祈里の部屋にいた

 

蒼真:ところで今日はどうして僕を呼び出したの?

 

祈里:へっ!?えっと…その…あの…///

 

祈里は顔を赤くししどろもどろになりつつも、深呼吸を始め、落ち着きを取り戻そうとする

 

祈里:す〜…は〜…私、山吹祈里は蒼真くんのことが好きです!私も蒼真くんの恋人にしてください!!///

 

蒼真:…え!?///

 

蒼真は祈里からの突然の告白に驚き顔を真っ赤にした!

 

蒼真:ぼ、僕のことが好きって…い、いつから?///

 

祈里:えっと…前に蒼真くんがカオルちゃんのお店のお手伝いに来た時のこと、覚えてる?

 

そう、以前に蒼真は社会勉強ということで、KAORU'S Doughnut Cafeでお店のお手伝いをしていたことがある

 

〜回想〜

 

蒼真:さてと… KAORU'S Doughnut Cafeはどっちかな?

 

蒼真が辺りを見回していると

 

???:ねぇ〜いいでしょ?

 

???:や、やめてください…友達と待ち合わせしてるんです!

 

蒼真:(ん?この声は…)

 

蒼真は声が聞こえた方向を見るとそこには、しつこくナンパされている祈里がいた

 

ナンパ:そんなのほっといてもいいでしょ?俺と楽しく遊ぼうよ♪

 

祈里:だから何度も断ってるじゃないですか!!

 

ナンパ:もしかして待ち合わせしてる子も女の子?ならその子も一緒に遊ぼ…

 

蒼真:僕の彼女に何か用ですか?

 

ナンパ:!?なんだテメェ!?

 

祈里:(そ、蒼真くん!?)

 

蒼真:用がないならもういいですか?僕達はこれからデートなので

 

〜ギュ〜

 

祈里:(ふぇぇぇぇぇ!?)///

 

蒼真は祈里の手を握り、その場から離れようとする

 

ナンパ:テメェ待てよおい!!

 

〜ブウン!〜

 

ナンパ男が蒼真に向かって拳を振るうが

 

蒼真:よっ

 

〜パシッ!〜

 

ナンパ:なっ!?

 

蒼真はナンパ男の拳をあっさり受け止める

 

蒼真:そちらから手を出してきたからこれは正当防衛です…よ!!

 

〜ブン、ドガン!〜

 

ナンパ:がはぁ!?

 

蒼真はそのままナンパ男の腕を掴み、背負い投げでナンパ男を気絶させた

 

祈里:す、すごい…!

 

蒼真:それじゃあ行こうか

 

祈里:う、うん!

 

蒼真は祈里の手を繋いだままKAORU'S Doughnut Cafeへと向かっていく

 

祈里:(蒼真くんの手…暖かくて、とても安心する…)///

 

祈里:その日から蒼真くんのことが頭に思い浮かぶたびに胸がドキドキするの…ラブちゃん達にも相談して気づいたの…私、蒼真くんのこと…好きになったんだって、だから…!

 

〜スッ、ギュ〜

 

祈里:…ふぇ…?

 

蒼真は祈里に近づくと、祈里を抱きしめる

 

蒼真:こちらこそ…よろしくお願いします

 

〜チュッ〜

 

祈里:ッ!……///

 

蒼真は祈里にキスをし、祈里も驚いたがそのまま受け入れ、数秒間キスが続いた

 

蒼真:ご、ごめんね、いきなりキスして///

 

祈里:ううん、蒼真くんからキスしてくれて嬉しかったよ♪

 

祈里は蒼真にそう答えるとあることを思い出す

 

祈里:あっ、そういえば美希ちゃんから聞いたけど、蒼真くん、あの時私の胸を見て顔を赤くしてたんだね〜♪

 

蒼真:うっ、はい…本当です…(汗)

 

〜回想開始〜

 

祈里を助けた後、KAORU'S Doughnut Cafeについた蒼真はカオルちゃんからエプロンを借りてお店の手伝いを始め、祈里はラブ達と合流し席に座った

 

ラブ:はいブッキー!

 

祈里:ありがとうラブちゃん

 

祈里はラブから飲み物を受け取る

 

蒼真:ドーナツお待たせしました〜

 

ラブ:待ってました〜!!

 

蒼真がドーナツを乗せた皿を置いて顔を上げると

 

祈里:んっ…んっ…

 

蒼真:ッ!///

 

ジャージの胸元を開けてドリンク飲んでいる祈里が視界に入り、その時垂れた汗が喉を経て胸の谷間移動するところを見てしまい蒼真は顔を赤くしてしまう

 

祈里:?どうしたの蒼真くん、顔が赤いよ?

 

蒼真:ッ!なな、なんでもないよ!?///

 

〜ダッ!〜

 

その視線に気づいた祈里が疑問に蒼真に質問すると蒼真は慌てて戻る

 

祈里:どうしたんだろ?

 

美希:(うふふ…蒼真も男の子ね〜♪)

 

〜回想終了〜

 

祈里:美希ちゃんから聞いた時は恥ずかしかったけど、女の子として見てもらえたって思って嬉しかったよ♪

 

蒼真:ぼ、僕だって男だから、そういうのには…その、なんというか…///

 

祈里:うふふふ、照れてる蒼真くんかわいいよ♪

 

蒼真:うぅ…///

 

その後、恋人同士になったことを祈里の両親に報告した2人は受け入れられ、祈里も蒼真の自宅で同棲することが決まったのだった




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蒼真の1日平日編

今回は蒼真の平日での1日をお見せします!
それとR-15の要素があるお話には☆マークをつけることにしました


【06:00】起床

 

蒼真:ふぁ〜…よく寝た〜

 

なお:うう〜ん…おはよう…蒼真

 

れいか:おはようございます、蒼真

 

蒼真:おはようなお、れいか

 

蒼真がラバーズのみんなと同棲を始めてからは蒼真はソウラバ2人と一緒に寝るようになった、先日はれいかとなおの2人と寝たようだ

 

蒼真:それじゃあ着替えて、リビングに行こうか

 

れいか&なお:えぇ/うん

 

れいかとなおは自身の部屋へと戻り、蒼真も着替え始める

 

【06:05】朝食とお弁当作り

 

朝食とお弁当は基本、蒼真とその日一緒に寝ていたソウラバ2人の3人で作るのである、ちなみにお弁当のおかずは作り置きなどを予め休日に作っている

 

蒼真:今日は豆腐とわかめの味噌汁と、焼き鮭と卵焼きかな

 

蒼真達はそれぞれ役割分担して、調理を開始する

 

咲:いい匂いなり〜…

 

すると、朝食を作っている途中、咲を筆頭に和泉とラバーズのみんなも起床し、リビングに集まってきた

 

ほまれ:蒼真、なお、れいかおはよう

 

蒼真:おはようみんな

 

れいか:おはようございます、みなさん

 

なお:もうすぐ朝食ができるから待っててね

 

あすか:わかった

 

【06:40】朝食

 

蒼真達:いただきます!

 

蒼真達は出来上がった朝食を食べ始める

 

あかね:今日の朝ごはんもめっちゃうまいでぇ〜!

 

舞:味噌汁も出汁が効いてて美味しいわ♪

 

灯:焼き鮭もいい焼き加減ね♪

 

【07:10】洗い物と準備

 

蒼真達:ごちそうさまでした!

 

蒼真達は朝食を食べ終え食器を洗い、それぞれ学校へ行く準備を始める

 

さあや:今日は体育があるから、体操服を持っていかないと

 

祈里:今日必要な教科書は…よし、全部ある

 

【07:40】登校

 

咲達:いってきま〜す!

 

咲、舞、祈里、さあや、ほまれ、あすか、灯の7人は通っている学校が違うので、鏡夜が開発したワープゲートでそれぞれの学校に登校する

 

蒼真:僕達も行こうか

 

なお&和泉&れいか&あかね:うん!/はい/せやな

 

蒼真もれいか達と共に七色ヶ丘中学校に登校する

 

【08:00】教室到着

 

教室に到着した蒼真達は登校途中で合流したみゆき、やよい、あゆみの3人とHRが始まるまで楽しく雑談していた

 

【08:45〜12:20】1限目〜3限目の授業と4限目のテスト

 

蒼真達は1限目〜3限目の授業を真面目に取り組む、そして4限目のテストは蒼真達は余裕だったがみゆきはギリギリセーフだった

 

【12:25】昼食

 

蒼真はいつもの屋上のテラスでみんなと昼食を食べる

 

【13:15〜15:00】5限目〜6限目の授業

 

先ほどと同じく真面目に授業を受ける

 

【15:10】下校

 

この日はれいかとあかねは部活なのでなおと共に自宅に帰っていく

 

蒼真:れいか、あかね、部活頑張ってね

 

れいか:はい

 

あかね:頑張ってくるで〜!

 

【15:30】帰宅

 

蒼真&なお&和泉:ただいま〜

 

舞:おかえり〜3人とも

 

祈里:おかえりなさい

 

なお:2人とも帰ってきてたんだ

 

祈里:うん

 

舞:そうだ蒼真、朝干した洗濯物2人で片付けておいたよ

 

蒼真:ありがとう2人とも

 

【16:00】お買い物

 

蒼真達5人は近くのスーパーで晩ごはんの食材を買いに来ていた

 

蒼真:お、今日は豚肉が安いな

 

なお:蒼真、人参とジャガイモ、後玉ねぎも安いよ

 

蒼真:となると…今日の晩ごはんはカレーにしようか

 

【17:00】晩ごはんの準備

 

蒼真:なおと祈里は野菜を切るのを手伝って、舞と和泉はごはんを炊くのを頼めるかな

 

なお達:は〜い!

 

それぞれで調理を始め、45分後

 

〜ぐつぐつぐつぐつ〜

 

蒼真:これでしばらく煮込んだら完成だ

 

〜ガチャ〜

 

咲:ただいまなり〜!

 

咲達が部活を終えて帰ってきた

 

蒼真:おかえり〜みんな、今日はカレーだよ

 

あすか:おぉ!いいじゃねぇか!

 

あかね:うちもうお腹ぺこぺこやで〜

 

【18:00】晩ごはん

 

蒼真達:いただきます!

 

さあや:う〜ん、おいしい!

 

ほまれ:ちょうど良い辛さでどんどん食べれる!

 

ちなみにさあやのカレーはみんなのより激辛である

 

【19:30】修行

 

蒼真は鏡夜が自宅の地下に作ってくれたトレーニングルームで修行をしている

 

蒼真:今日は…こいつらでいいかな

 

〜ピッ、ブウン!〜

 

蒼真が装置を起動するとバトルフィールドにダークロプスゼロが3体現れる

 

蒼真→パラディオン:それじゃあ…始めるか!

 

蒼真はパラディオンに変身して、ダークロプスゼロ3体と戦闘を始める

 

【20:45】入浴

 

蒼真:ふぅ〜…今日も疲れたな〜

 

蒼真は修行を終え、のんびり湯に浸かる

 

ちなみに普段はれいか達と一緒に入っているが、今日は1人で入る日なためのんびりしている

 

【21:15】着替え&宿題

 

蒼真は風呂から出ると、寝巻きに着替え、今日は出された宿題を済ませると、みんなとのんびりしたりテレビを見たりしている

 

【22:30】就寝

 

〜ガチャ〜

 

蒼真:お待たせ

 

さあや:待ってたよ蒼真♪

 

ほまれ:今夜は私達が添い寝する日だよ♪

 

今夜はさあやとほまれと添い寝する日で蒼真が真ん中でさあやが右、ほまれが左となった

 

さあや&ほまれ:おやすみなさい蒼真♪

 

蒼真:うん、おやすみ♪

 

こうして蒼真の平日の1日は終わりなのである




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えりか&ローラのイタズラ作戦!☆(少々手直ししました)

今回はえりかとローラのイタズラ回です!


これは、まだ椿が花嫁修行をしていた時のお話、プリキュア達が住む街に設置されたワープゲート、そのうちの1つにある2人が立っていた、ハートキャッチプリキュアのキュアマリン・来海えりか、トロピカル〜ジュプリキュアのキャアラメール・ローラ・ラメールであった

 

えりか:むふふふ、鏡夜さんの開発ラボから手に入れた透明になれる薬(笑)

 

ローラ:これを使って、みんなにイタズラするわよ〜(笑)

 

えりか&ローラ:それじゃあ作戦開始〜!!

 

えりかとローラは先に透明になれる薬を使い、ワープゲートに入り蒼真達が暮らす家に侵入した、ここからのえりかとローラの声は小声です

 

えりか:さ〜て、最初は誰にイタズラしようかな〜(笑)

 

ローラ:あ、あそこに誰かいるわよ!

 

ローラがリビングに誰かいるのを確認したら

 

咲:ふんふんふ〜ん♪今日のおやつはお饅頭〜♪

 

えりか:咲だ、どうやらおやつを食べるみたいっしゅね

 

咲:あっいけない、お茶を忘れちゃったなり!

 

〜タッタッタッ〜

 

咲はお茶を淹れ忘れたようで、キッチンに戻った

 

ローラ:ちゃ〜んす

 

えりか:今のうちに

 

えりかとローラはすぐさま咲の饅頭を2人で食べてしまった

 

えりか:ふぅ〜美味かったしゅ

 

ローラ:えぇ、とても満足したわ

 

すると、キッチンから足音が聞こえてきた

 

えりか:あっ!来たっしゅ!

 

ローラ:離れるわよ!

 

2人はその場から離れる

 

咲:やっぱりお饅頭にはお茶だよね〜♪ってあれ…?

 

〜スッカラカン…〜

 

咲の視界には、お饅頭が入っていたお皿しかなかった

 

咲:あれ…あれあれあれ!?ないないない!!私のお饅頭がな〜い!!

 

えりか:うっしっしw驚いてる驚いてる(笑)

 

ローラ:このままどんどんいきましょう(笑)

 

えりかとローラはその場から静かに移動する、やってきたのは舞の部屋、2人静かにドアを開けるそこには絵を描いている舞がいた

 

舞:〜♪

 

えりか:なにか絵を描いてるみたいっしゅ

 

ローラ:次はあの絵ね

 

舞:ふぅ…ちょっと一息入れようかな

 

〜コト〜

 

舞は鉛筆を机に置くと部屋から出ていく

 

えりか:いまっしゅ!

 

2人は舞の部屋に入ると机の上にあった鉛筆を使って絵に何かを書き足したいく

 

ローラ:これでよしっとw

 

そして2人は舞の部屋から出て数分後、舞が部屋に戻ってくる

 

舞:さて、休憩もしたしつづきを…えっ!?

 

舞の描いていた絵に変な落書きが追加されていた

 

舞:えぇぇぇ!?なんで!?私こんなの描いてないわよ!?

 

えりか&ローラ:ふっふっふっふw

 

今度は祈里の部屋に侵入した2人だったが…

 

ローラ:次は祈里の部屋に来たけど…

 

祈里:すぅ…すぅ…

 

祈里はお昼寝していた

 

えりか:…寝てる

 

ローラ:どうするの?

 

えりか:う〜ん……!そうだ!

 

〜数分後〜

 

祈里:……ん…ふわぁ〜、寝ちゃってた…あれ?身体が動かないってえぇ!?

 

祈里は目を覚ましたが自身の身体が胸を強調するように縛られていた

 

祈里:えぇぇぇ!?ななななんで私こんな格好に!?///

 

えりか:(むふふ、驚くのはこれからっしゅ)

 

〜むにゅむにゅ、むにゅむにゅ〜

 

透明になっているえりかとローラはお互いに祈里の胸を揉み始める

 

祈里:ひゃん!なに…これ…あっ…誰かに…胸を揉まれて…あん!///

 

えりか:(おぉ〜やっぱり祈里の胸は大きくて柔らかくて揉み応えがあるっしゅね〜)

 

ローラ:(いったいどうやったらこんなに大きくなるのかしらね…)

 

祈里:あぁ…!だ、誰かぁ……!(泣)///

 

蒼真:ん?どうしたの祈里?

 

えりか&ローラ:(!?)

 

すると、部屋の外から蒼真の声が聞こえてきた、どうやらえりか達が侵入した際、扉がちゃんと閉まっておらず、祈里の声が外に漏れたようだ

 

えりか:(まずい蒼真っしゅ!!)

 

ローラ:(早くここから離れるわよ!!)

 

えりかとローラは部屋の扉近くに移動し待機する

 

〜ガチャ〜

 

蒼真:祈里〜?って祈里!?どうしたの!?

 

蒼真が祈里の現状に気づき、すぐさま祈里の身体を縛っている縄を解こうとする

 

えりか:(いまっしゅ!)

 

その間に2人は部屋から脱出すると同時に蒼真は縄を解いた

 

蒼真:祈里!大丈夫!?

 

祈里:そ、蒼真くん…うわぁぁぁぁん!!怖かったよ〜!!(泣)

 

〜ダキッ!むにゅん〜

 

祈里は蒼真を見て安心したのか抱きついた

 

蒼真:おおっと!よしよ〜し、祈里、もう大丈夫だからね〜

 

蒼真は祈里を慰めるために蒼真と祈里を抱きしめ、頭を撫でるのであった

 

えりか:ふぃ〜…危なかったしゅ

 

ローラ:忘れてたわ…ここは元々蒼真の家だから家主がいるのも当然ね

 

するとキッチンから何やら匂いが漂ってきた

 

えりか:?クンクン、何やらいい匂いが…?

 

ローラ:キッチンからね、いったい何が…?

 

2人はキッチンを覗くとそこには…

 

さあや:ふんふんふ〜ん♪

 

そこにはカレーを作っているさあやがいた

 

ローラ:さあやがカレーを作ってたのね

 

えりか:どおりでいい匂いがするしゅっね〜

 

ローラ:でもこの後さあやが激辛にしちゃうのよね…(汗)

 

えりか:さあやは激辛好きだもんね〜…あっそうだ!

 

ローラ:?

 

えりかはキッチンに移動すると、調味料が入っている棚に近づくとさあや愛用の激辛スパイスの中身を別の調味料と入れ替えると、ローラの元に戻ってくる

 

ローラ:何を入れ替えたの?

 

えりか:まぁ見てるっしゅよw

 

さあや:あとはアレを入れて〜♪

 

さあやは中身を入れ替えられた激辛スパイスを手に取りそれをカレーに入れ、さらに煮込んでいく

 

〜数分後〜

 

さあや:そろそろいいかな?

 

さあやは小皿にカレーを少し入れ、それを口にすると…

 

さあや:………

 

ローラ:あれ?動かなくなったわよ…?

 

ローラが疑問に思っていると…

 

さあや:にっがぁぁぁぁぁぁぁい!!!

 

ローラ:っ!?

 

さあやの大絶叫が家中に響き渡る

 

〜ドタドタドタドタガチャ!〜

 

蒼真:さあや!?どうしたの!?

 

和泉:何があったの!?

 

さあや:か、カレーが…カレーが苦いぃぃぃ!!

 

えりか:うっしっしwあのスパイスに入れたのは鏡夜さんが作ってた超苦いスパイスっしゅw

 

ローラ:あんた…結構えぐいことするわね…(汗)

 

さあやの大絶叫を聞いた蒼真達はリビングに集まり、被害にあった咲達から話を聞いていたのであった

 

蒼真:う〜ん…咲の食べようとしていたお饅頭が急になくなったり、舞の描いていた絵に謎の絵が書き加えられてたり、祈里が身体を縛られてそのままセクハラをされたり、さあやの激辛スパイスが激苦スパイスにすり替えられてた、これって…

 

れいか:間違いなく、この家に侵入した者の仕業でしょうね

 

咲:絶対に許さない!!見つけたらタダじゃおかないんだから!!

 

舞・祈里・さあや:うんうん!!

 

あかね:せやけど、その犯人を見つけんことには話が進まへんで

 

ほまれ:たしかに、いったいどこに隠れてるんだろう…

 

蒼真達の話を聞いていたえりか達はというと

 

ローラ:(まずいことになったわよ…)(汗)

 

えりか:(ここはひとまず逃げるが勝ちっしゅ…)(汗)

 

2人が逃げようとしたその時

 

灯:あら、犯人のいる場所ならわかってるわよ

 

灯以外:…えっ!?

 

えりか&ローラ:(うぇ!?)(大汗)

 

なお:ほ、本当なの灯さん!?

 

灯:えぇ、それに蒼真とれいかも気づいてるはずよ

 

祈里:そうなの2人とも!?

 

蒼真:うん、灯さんの言ったとおり

 

れいか:私達も先ほどから私達以外の気配を感じております

 

あすか:それで犯人はどこに!?

 

灯:それはね…蒼真、れいか!

 

蒼真&れいか:はい!

 

〜スッ!ビュッ!〜

 

蒼真とれいかはどこからか扇子を取り出すとそれをリビングのドア近くに投げた!

 

〜バシン、バシン!〜

 

えりか&ローラ:いったぁぁぁ!?

 

蒼真達以外:!?

 

ほまれ:今の聞き覚えのある声…

 

あかね:まさか…

 

全員が蒼真とれいかが投げた扇子の場所を見ると

 

〜シュイィィィン〜

 

ローラ:いったぁ〜…(泣)

 

えりか:い、痛いっしゅ…(泣)

 

タイミング良く薬の効果が消えてしまい姿が丸見えのえりかとローラが額を手で抑えていた

 

蒼真達以外:あぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

なお:えりか!!

 

あすか:ローラ!!

 

和泉:2人が犯人だったんだねぇ!!

 

えりか:あっやばっ!?薬が切れたっしゅ!?(汗)

 

ローラ:え、えっとぉ…これは、その…(汗)

 

被害者組:…………

 

〜ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!〜

 

被害にあった咲、舞、祈里、さあやの4人から怒りのオーラが出ていた

 

えりか&ローラ:……テヘッ♪

 

被害者組:コラァァァァァァ!!!!

 

えりか&ローラ:ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!

 

その後、被害者組はもちろん、蒼真と灯により5時間ほど説教されたえりかとローラなのであった




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

今後の小説の投稿はDOGDAYS編、もしも編と交互に投稿しようと思います


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DOGDAYS編プロト版
勇者誕生!


団時郎さん、今までありがとうございました…心よりご冥福お祈りいたします…そして本日から蒼真の新たな物語が始まります!


〜???のビスコッティ共和国〜

 

とある世界に存在する国、ビスコッティ共和国は度重なる隣国、ガレットとの戦に連敗しており、最後の砦、ミオン砦が落とされれば、城を攻め落とされる状態である、それを聞いたビスコッティの姫はある決断を下そうとしていた

 

姫:我がビスコッティの苦しい戦況、よくわかりました

 

姫は椅子から立ち上がる

 

姫:今回は、本当に負けるわけにはいかない戦です…ですから、最後の切り札を使おうと思います

 

〜ざわざわ…!〜

 

姫の周りの者達が騒ぎ出す

 

姫→ミルヒ:ビスコッティ共和国代表、ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティの名において、我が国に…勇者を召喚します!

 

〜おぉぉぉ…!〜

 

姫の言葉に周りの者に驚きの声が上がる

 

騎士団長:では早速、急いで勇者の選抜を…

 

ミルヒ:その必要はありません…既に決めています

 

姫は近くにあった鏡に謎の光を与えると鏡から光が放たれ、映像が流れる

 

パラディオン:『はぁ!』

 

〜ズバン!〜

 

アーストロン:『アァァァァオン!?』

 

映像にはかつてウルトラマンジャック戦った凶暴怪獣アーストロンと戦うパラディオンの姿が映し出されていた

 

親衛隊長:こ、これは…!?

 

ミルヒ:あの魔物と戦っている少年が…私が選んだ…勇者様です!

 

騎士団長:彼が…!?

 

パラディオン:『スタイルチェンジ!ウルトラマンジャック!』

 

〜ピカーン!〜

 

パラディオンが変身アイテム「フォトンライザー」にジャックチップをセットし、ジャックをイメージしたスーツとアーマーを纏い、左手首にウルトラブレスレットを装着したジャックスタイルにチェンジした

 

パラディオン:『ヘェアッ!』

 

学院主席:姿が変わったであります!?

 

アーストロン:『アァァァァオン!』

 

パラディオン:『はぁぁぁぁぁぁ!』

 

ジャックスタイルとなったパラディオンはアーストロンにパンチやキック、チョップを連続で叩き込み、ダメージを与えていき、アーストロンを後退させる

 

アーストロン:『アァァァァオン!』

 

〜ボォォォォォォォ!〜

 

アーストロンは口から「マグマ光線」を放った!

 

パラディオン:『ヘァ!』

 

〜ダン!〜

 

アーストロン:『アァァァァ!?』

 

パラディオン:『はぁぁぁぁ!』

 

〜ドゴン!〜

 

アーストロン:『ギュアァァァァァァ!?』

 

〜ドシーン!〜

 

パラディオンはジャンプしマグマ光線を避けると、そのままアーストロンの頭部目掛けて「流星キック」を繰り出しアーストロンにダメージを与え横転させる!

 

パラディオン:『スペシウム光線!!』

 

〜ビィィィィィィィィ!〜

 

アーストロン:『ギュアァァァァァァ!!』

 

〜ドガーン!!!〜

 

パラディオンの放ったスペシウム光線がアーストロンに命中し、アーストロンは耐えきれず爆発した!

 

そしてそこで映像は止まり、消えてしまった

 

側近達:おぉぉ……!

 

親衛隊長:なんという力…!

 

学院主席:すごいであります!あの方なら、我が国を勝利に導いてくれるかもであります!!

 

騎士団長:姫様、あの少年の名前は…?

 

ミルヒ:彼の名は…礼堂蒼真…そして、あの姿での名は…光耀の騎士、パラディオンです!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今は春休み、蒼真は七色ヶ丘にある山の中で1人修行していて、木から木に飛び移っていた

 

蒼真:よっ、はっ、とっ!

 

蒼真は木に飛び移るのをやめて、止まった

 

蒼真:ふぅ〜、今日はこれくらいにしようかな、やりすぎはダメだし、よっと!

 

〜タン!〜

 

蒼真が木から飛び降りたその時

 

〜ダッ!〜

 

蒼真:えっ?犬?

 

なんと口に短剣を咥えた犬が蒼真の近くまで走ってきて止まると、短剣を咥え直すと、それを地面に突き刺し、蒼真の着地点に魔法陣のようなものが展開され、穴が開いた

 

蒼真:え…えぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

蒼真は急な展開に頭が追いつかず、そのまま魔法陣の穴に入ってしまい、荷物も近くにあったため穴に落ちて、犬もそれに続くように穴に入ると、魔法陣は消えてしまった

 

蒼真:どうなってるのこれ〜〜!!

 

〜???の祭壇付近〜

 

ある世界のとある丘の祭壇に1人のお姫様が向かっていた、すると、空からピンク色の光が落ちてきていた、その光の正体は…

 

蒼真:うわぁぁぁぁぁ!?

 

言うまでもなく、蒼真であった

 

蒼真:なんで空にいるの僕〜〜!?

 

蒼真はどんどん落ちていき、蒼真の視線の先には祭壇のような場所が見えた

 

蒼真:わぁぁぁぁぁぁぶつかる〜〜!?

 

〜バシュウン!〜

 

光に包まれた蒼真はそのまま激突した、すると、祭壇にミルヒがやって来て、被っていたローブを外した

 

〜パカァ…!〜

 

すると蒼真を包んでいた光が花の蕾のようになっており、まるで花が咲くように開き、蒼真が現れた

 

蒼真:あいててて…

 

ミルヒ:!///

 

ミルヒは蒼真を見た瞬間、顔を赤くする

 

蒼真を包んでいた光が消え、蒼真は目を開けるとそこには、犬のような耳と尻尾が生えた、ピンクの髪色の蒼真と同い年くらいの女の子、ミルヒがいた

 

蒼真:(…女の子?…でもなんでこんなところに…というか耳…!?尻尾…!?)

 

ミルヒ:はじめまして、召喚に答えてくださった、勇者様であらせられますね?

 

蒼真:勇者…?

 

ミルヒ:私、勇者様を召喚させていただきました、ここビスコッティ共和国、フィリアンノ領の領主を努めさせていただいております、ミルヒオーレ・F・ビスコッティと申します

 

蒼真:あっはい、礼堂蒼真です…

 

ミルヒ:勇者蒼真様ですよね…存じ上げております

 

蒼真:(えっ?存じ上げてる…?)

 

蒼真が疑問に思っていると、空から蒼真の鞄を咥えた犬が降りてきた

 

タツマキ:ワン、ワン!

 

ミルヒ:タツマキ!勇者様のお迎え、大義でした!

 

蒼真:あの〜、えっと…

 

蒼真は何が何だかわからなかった、蒼真が戸惑っていると、ミルヒが蒼真に近づいてくる

 

ミルヒ:勇者様におかれましては、召喚に応えていただき、ここフロニャルドにお越しいただきまして、誠にありがとうございます

 

蒼真:(フロニャルド…?)

 

ミルヒは蒼真の前に座る

 

ミルヒ:私達の話を聞いていただき、その上でお力を貸していただくのは可能でしょうか?

 

蒼真:えっと、とりあえず話を聞かせてくれたら嬉しいです

 

ミルヒ:はい

 

ミルヒが話そうとしたその時

 

〜ヒュ〜パンパン!〜

 

突如ミルヒの後ろの方から花火が上がった

 

ミルヒ:いけない!もう始まっちゃってる!

 

蒼真:始まってる…?

 

ミルヒ:我がビスコッティは今、隣国と戦をしています…!

 

蒼真:戦…!?

 

蒼真はミルヒの乗ってきたフロニャルドの生物のセルクル(簡単なイメージはFFのチョコボ)ことハーランに乗って事情を聞いた、ミルヒの話では隣国のガレットとビスコッティは度々戦を行なっていて、ここのところは敗戦が続いていて、今日の戦ではビスコッティの城を落とす勢いらしい

 

蒼真は移動中、戦場に向かっているガレットの部隊を発見し、それを率いている女性騎士がいた

 

ミルヒの話では彼女はガレットの領主、百獣王の騎士、レオンミシェリ閣下、彼女と渡り合う騎士はビスコッティにはいないらしく蒼真の力を借りたいとのこと

 

蒼真達は戦場が見える場所に着くと、そこには蒼真が思っていたような光景とは違い、まるでスポーツのような感じであった、戦場で戦っている戦士達も怪我をせず、獣の弾のようなものに変化していた

 

蒼真:これが…戦…?

 

ミルヒ:はい、戦場をご覧になるのは初めてですか?

 

蒼真:いや…思ってたのと違ってたから…えっと…この戦で人が死んだり怪我したりは…?

 

ミルヒ:とんでもない!戦は大陸全土に敷かれたルールに則って、正々堂々と行うものですから、怪我や事故がないように努めるのは、戦開催者の義務です、もちろん、国と国との交渉の1手段でもありますが、暑くなってしまうのも時にありますが…だけど、フロニャルドの戦は、国民が健康的に運動や競争を楽しむための行事でもあるんです

 

ミルヒは蒼真に近づき、蒼真の右手を両手で握る

 

ミルヒ:敗戦が続いて、我々ビスコッティの戦士や騎士達は、寂しい思いをしています、なにのり、お城まで攻められてしまったとなれば、ずっと頑張ってきたみんなは、とてもしょんぼりします…

 

蒼真:しょんぼり…?

 

ミルヒ:しょんぼりです…

 

蒼真は今まで聞いたことをまとめる

 

蒼真:(異世界の国…勇者召喚…これって…よく聞くファンタジーノベルの世界だよね…)

 

蒼真は周りの景色を見渡す

 

蒼真:(普通に考えれば、こんなの夢なんだろうけど…普通じゃないこと色々経験してるからなぁ……よし!)

 

蒼真はある決断をする

 

蒼真:えっと、姫様

 

ミルヒ:…はい!

 

蒼真:僕が、この国の勇者なんだよね?

 

ミルヒ:はい、私が見つけて、私が迷うことなくこの方と決めた…この国の…勇者様です!

 

蒼真は空いていた左手でミルヒの手を握る

 

蒼真:うん、じゃあ姫様の召喚に応じて、みんなをしょんぼりさせないように…勇者蒼真、頑張ります!

 

ミルヒはその言葉を聞き、笑顔を浮かべ、嬉しさのあまり、尻尾を振っていた

 

ミルヒ:…!ありがとうございます!

 

蒼真:こちらこそ!

 

ミルヒ:では、急いで城に戻りましょう!装備も武器もみんな用意してありますから!タツマキ!ハーラン!

 

ミルヒは右手に紋章のようなものを出す

 

ミルヒ:いきますよ、ハーラン!

 

ハーラン:クワァァァァ!

 

ハーランが紋章の力で光に包まれると、翼が大きく広がった

 

ミルヒ:では、勇者様!

 

蒼真:はい、姫様!

 

蒼真達はハーランに乗ると、ハーランは助走をつけ、そのまま翼を羽ばたかせ空を飛んだ!

 

蒼真:うぉぉぉ飛んでる!

 

ミルヒ:飛びますよ〜ハーランは飛ぶの、上手なんです!

 

蒼真は下の戦場を見る

 

蒼真:(姫様が…女の子が悲しそうな顔をしてるのに…断る理由なんてない…!だから僕は…勇者として…頑張るぞ!)

 

少し経ち、実況をしていたガレット出身のフランボワーズ・シャルレーに蒼真の情報が入る

 

フランボワーズ:今大変なニュースが入りました!ミルヒオーレ姫が、この決戦に、勇者召喚を使用しました!これはすごい!戦場に勇者が現れるのを目にするのは私も初めてです!

 

〜ピクっ〜

 

その放送を聞いたレオンミシェリ閣下の耳がピクっと動いた

 

フランボワーズ:さぁ!ビスコッティの勇者はどんな勇者だ!!

 

フィリアンノ城ではメイド隊が蒼真の着替えの準備をしていて、メイド長のリゼル・コンキリエが最後の確認をしていた

 

リゼル:フィリアンノ城メイド隊!勇者様の衣装と武装の準備は万端ですね?

 

メイド隊:はい!

 

リゼル:よし、勇者様到着後…30秒で着替えを完了させます!

 

メイド隊:了解!

 

戦場にいた騎士団長のロラン・マルティノッジと親衛隊長のエクレール・マルティノッジも先ほどの勇者召喚の放送を聞いていた

 

ロラン:勇者殿が…!

 

エクレ:本当に…!

 

フィリアンノ城では、姫様が戦場が見えるベランダに向かい、そこには学院主席のリコッタ・エルマールと側近が3人いた

 

リコ:姫様!

 

ミルヒ:リコ、ただいまです!

 

リコ:おかえりなさいであります!勇者様、来てくれたんでありますね!

 

リコはミルヒにマイクを渡す

 

ミルヒ:はい、私達の、素敵な勇者様です!

 

ミルヒはマイクを受け取ると、マイクを使って話し始める

 

ミルヒ:ビスコッティのみなさん!ガレット獅子団領のみなさん!お待たせしました!近頃敗戦続きな、我らがビスコッティですが…そんな残念展開は、今日を限りでおしまいです!

 

ミルヒの声が戦場のスピーカーを通して戦場に届く

 

ミルヒ:ビスコッティに希望と勝利をもたらしてくれる、素敵な勇者様が来てくださいましたから…!

 

すると、戦場に設置されている映像板に白いマントと勇者の服を見に纏い、青い鉢巻を頭に巻きつけ、棒のような武器を右手に持ち、塔の上に立つ金髪の少年が映し出された

 

ミルヒ:華麗に鮮烈に、戦場にご登場いただきましょう!

 

〜ヒュ〜バンバンババン!〜

 

花火が上がると少年は棒を空に投げ、そのまま塔からバク転して飛び降り、ウルトラマンゼロのように着地し、落ちてきた棒を右手でキャッチし、棒を回転させて、決めポーズを決める

 

蒼真:おまたせしました!姫様からのお呼びに預かり、

勇者蒼真…ただいま見参!!

 

今ここに、ビスコッティの勇者が誕生した!




というわけで、本日から新シリーズ、DOGDAYS編がスタートします!よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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輝力と紋章砲!

グリッドマンユニバース…最高で神作でした!!!もう情報量が多すぎて終盤あたりで泣いてしまいました!!


フランボワーズ:ゆ…ゆう…勇者降臨!!ここフロニャルドで国を収める王や領主のみに認められた…勇者召喚!!!

 

バナード:私も見るのは初めてです…!

 

ガレットの騎士団長で将軍、バナード・サブラージュも勇者が現れたことに驚いていた

 

フランボワーズ:そう!そんな希少な勇者が今、我々の前に現れました!!

 

〜うぉぉぉぉぉぉぉ!!〜

 

兵士達の歓声が響く中、映像板には蒼真が騎士団長のロランと合流していた

 

そして、それを城で観ていたリコッタがミルヒに質問する

 

リコ:でも姫様、あの勇者様、こっちの戦の作法とか知らないのでありますよね?大丈夫でしょうか?

 

ミルヒ:大丈夫、満ち満ちお教えましたし、今はちゃんと、ロランが確認してくれています

 

蒼真はロランからこの世界の戦の作法などを覚えているか質問されていた

 

ロラン:うん、ルールもルートもしっかり覚えてくれているようだね

 

蒼真:はい!姫様が教えてくれました!

 

ロラン:ふむ…勇者殿は召喚されて、姫様と会って…どう思った?

 

ロランは真面目な顔でそう質問し、蒼真はそれに返答する

 

蒼真:かわいくて優しそうな、素敵な姫様だなって思いました!

 

すると蒼真の左肩にロランの右手が置かれる

 

ロラン:素晴らしい!

 

蒼真の返答にロランは満足しようで、お互いに笑顔を見せていると

 

〜ウォォォォォォォォ!〜

 

蒼真/ロラン:!

 

新たなガレットの兵士達が次々と押し寄せてきた

 

ロラン:では勇者殿、前に進んで、先陣のエクレールと合流を!

 

蒼真:はい!礼堂蒼真…いきます!!

 

〜ダッ!〜

 

蒼真はガレット兵士達に向かって走り出した!

 

その頃地球では…

 

なお:…蒼真遅いな〜

 

れいか:そうですね、もう修行を終えて帰ってきても良い時間なんですが

 

蒼真の自宅では修行を終えて帰ってくるはずの蒼真を待っているれいか達がいた

 

祈里:ただいま〜みんな!

 

さあや:今日の夕飯の食材買ってきたわ

 

灯:あら?まだ蒼真帰ってきてないの?

 

すると、買い物に行っていた祈里、さあや、灯が帰ってきた

 

あすか:そうなんだ、さっきから連絡してるんだが出なくてな

 

ほまれ:まさかと思うけど…蒼真の身に何かあったんじゃ…?

 

蒼真ラバーズ:……

 

灯:私の分身で蒼真を探させてみるわね

 

舞:お願いします

 

灯は分身を数体作り出すと、蒼真を探させるために出発させる

 

灯:…(蒼真、どこにいるの…?)

 

〜一方蒼真はというと〜

 

蒼真:おりゃあぁ!!

 

〜ドゴン!ボフン!〜

 

猫玉:にゃうん…!

 

次々とガレット兵士達を薙ぎ倒して、ポイントを稼いでいた

 

蒼真は戦場に参戦する前にミルヒからビスコッティの宝剣、神剣パラディオンを受け取り、宝剣は持ち主の望む形に変化できるらしく、蒼真は普段の剣ではなく、棒に変化させた後ミルヒから直々に説明を受けていた

 

この世界ではフロニャ力というフロニャルドに偏在する加護の力が働いており、フロニャルド出身の人間はフロニャ力の働く場所においては戦いで死傷することがなく、けものだま、ガレット獅子団の兵士は猫玉に変身するだけで済むらしい

 

それを聞いた蒼真は遠慮することなく次々とガレット兵士達をどんどん倒しながら先陣目指して進んでいく

 

???:これはまたぁ…やるもんですなぁ…!

 

そんな蒼真の活躍を見ていたガレットの将軍ゴドウィン・ドリューシェルはそう言う

 

レオ:ふん…おもしろい…!

 

同じくそれを見ていたレオ閣下は地面に突き刺していたハルバートを抜くと肩に担ぐ

 

レオ:どれ…ひとつ試してみるかの…!

 

同刻、戦の前線で戦っているエクレは次々とやってくるガレット兵士達と戦っていた

 

〜ウォォォォォ!〜

 

エクレ:姫様の決断とはいえ…別に勇者などいなくても…!

 

〜バシュン!〜

 

エクレは双剣を構えると、背中から紋章を出す

 

エクレ:烈空…十文字!

 

〜ズバン!ドガーン!〜

 

エクレは双剣で目の前にX字に斬り、そのまま水色の斬撃を飛ばしてガレット兵士達を一網打尽にする!

 

その衝撃で猫玉になったガレット兵士達が次々と飛んでいく

 

エクレ:ふぅ…

 

エクレが一息ついたその時

 

ガレット兵士:せいや!

 

エクレ:!?

 

なんとエクレの攻撃を避けた1人のガレット兵士が土煙から飛び出てきてエクレに攻撃しようとするが…

 

蒼真:勇者キーーーック!!

 

ガレット兵士:ん?

 

〜ドゴン!〜

 

ガレット兵士:ぐわぁぁぁぁぁ!?

 

〜ビュン!〜

 

エクレ:あっ

 

〜ポシュン!〜

 

ガレット兵士(猫玉):うにゃ〜あん…

 

駆けつけた蒼真がガレット兵士に飛び蹴りをして、そのまま猫玉化させた、それを見たエクレは一瞬呆気に取られた

 

蒼真:初めまして!勇者として呼んでもらいました、礼堂蒼真です!

 

エクレ:…!エクレール…騎士団の親衛隊長だ…

 

蒼真:エクレールさん、さっきのアレってもしかして紋章砲ですか?

 

エクレ:ん、そうだが…?

 

蒼真:やっぱり!

 

蒼真は戦に参戦する前にミルヒから紋章術というフロニャルドの大地と空眠るフロニャ力を自分の紋章に集めて自分の命の力と混ぜ合わせ変換し輝力というエネルギー生み出せると聞いた、その中で蒼真が得意であろうのは紋章砲だとミルヒに言われたのだ

 

〜ウォォォォォ!〜

 

蒼真とエクレが話していると、新たなガレット兵士達が近づいてきていた

 

蒼真:紋章砲の扱いはエクレールさんが上手だから教えてもらうようにって姫様が言ってました

 

エクレ:…!そ、そうか…!

 

エクレールはミルヒに上手だと言われたのが嬉しかったようで両耳が少し上がり、頬も少し赤くなった、エクレールは左手を前に伸ばす

 

エクレ:まずは自分の紋章を発動させる…!

 

〜キュイン!〜

 

エクレールの左手に、紋章が浮かび上がる

 

蒼真:紋章発動!Revel1!

 

それを見て蒼真も右手を前に伸ばし、右手に紋章を浮かび上がらせる

 

エクレ:全身の力と気合を込めて…紋章を強化!

 

〜キュイン!!〜

 

蒼真とエクレの後ろに、お互いの紋章が半透明の状態で浮かび上がる!

 

エクレ:Revel2…!

 

エクレールは両手に短刀を持つ

 

蒼真&エクレ:Revel3!!

 

〜ギュイン!!〜

 

2人の後ろに浮かび上がっていた紋章の色が濃くなり、はっきり見えるようになった!

 

エクレ:フロニャ力を輝力に変えて、自分の武器から撃ち放つ!

 

蒼真:それが…紋章砲!!

 

〜ウォォォォォ!〜

 

2人は突撃してくるガレット兵士達に狙いを定めた!

 

エクレ:デェアァァァァァ!!!

 

蒼真:はぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

蒼真は棒となったビスコッティの宝剣、神剣パラディオンからオレンジ色の紋章砲、エクレは二刀の短刀から水色の紋章砲を同時に放った!

 

〜ドガーーーーーーン!!!!〜

 

ガレット兵士達:うわぁぁぁぁぁ!?

 

ガレット兵士達は2人の攻撃をまともに受け、一気に猫玉化した

 

エクレ:紋章砲は便利だが…防具や甲冑を許させた戦士長や騎士に防がれることが多い…それに何より…

 

蒼真:撃つと…結構疲れますね…

 

エクレ:よく考えて使え

 

蒼真:ありがとうございました!これからも頑張ります!

 

蒼真がお礼を言ったその時!

 

〜バシュン!〜

 

蒼真:っ!?危ない!!

 

〜ガキン!〜

 

蒼真はエクレに向けて放たれた矢に気づき、エクレの前に立ちパラディオンで矢を受け止める!

 

〜グググ…!〜

 

蒼真:なんてパワーだ…!

 

蒼真は矢をなんとか受け止めているが、矢に纏っているエネルギーのパワーがとてつもなかった

 

蒼真:ぐぬぬぬ…おりゃあぁぁぁ!!

 

〜ガキン!〜

 

蒼真は矢をなんとか逸らし、エクレに当たるのを阻止した

 

蒼真:大丈夫ですか!?

 

エクレ:あぁ…すまん、助かった…!

 

蒼真はエクレが無事なのを確認すると、矢が放たれた方角から声が聞こえてきた

 

???:ほぅ…ワシの放った矢を受け止め逸らすとは…中々やるではないか…犬姫の勇者よ…

 

蒼真&エクレ:!?

 

蒼真とエクレが振り向くとそこには、黒い大きなセルクルに乗った、1人の女騎士がいた

 

エクレ:っ!?レオンミシェリ姫!!

 

蒼真:姫様って…もしかしてガレットの?

 

レオは持っていた弓を放り投げると、「チッチッ」と言いながら人差し指を口元で2回振る

 

???→レオ:姫などと気安呼んでもらっては困るのう…

 

レオは両腕を前に組む

 

レオ:我が名はレオンミシェリ・ガレッド・デ・ロア…ガレット獅子団領国の王にして、百獣王の騎士…!

 

〜ガシャン…!〜

 

レオのセルクルが一歩踏み出し、セルクルの足が地面に少しめり込む

 

レオ:閣下と呼ばんか…この無礼者めが…!!!

 

レオの後ろにガレットの紋章が現れ、後ろで爆発が起きた!




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激突!勇者&親衛隊長VS閣下!!☆

〜前回のあらすじ〜
勇者として異世界フロニャルドにやってきた蒼真、蒼真はガレット兵士を次々と倒し、親衛隊長のエクレから輝力と紋章砲を教わったその時、ガレットの領主、レオンミシェリ・ガレット・デ・ロアが現れた!


フランボワーズ:キターー!!来ました!!レオンミシェリ閣下、戦場到着!!愛機ドーマも相変わらず凛々しい!!

 

ドーマ:グァオォォォォ!

 

レオ:ここでお主らを倒しても良いが、わしは先へ進ませてもらう!はいど〜!!

 

〜ダッ!〜

 

レオはドーマを走らせ、ビスコッティ本陣へと向かった!

 

蒼真&エクレ:あっ!!

 

エクレ:追うぞ勇者!

 

蒼真:はい!

 

〜ダッ!〜

 

蒼真とエクレはレオ閣下を追いかける

 

一方レオはダーマと共に侵攻を阻止しようとするビスコッティの兵士達を蹴散らしながらビスコッティ本陣へと迫る

 

レオ:駆け抜けるぞ、ドーマ!

 

ドーマ:グウアァァァ!!

 

〜ダン!〜

 

レオはドーマで最後の砦のスベスベエリアの吊り橋を一気に飛び越えようとする

 

蒼真&エクレ:させるかぁぁぁぁ!!

 

レオの後ろから蒼真とエクレが追いついてきた

 

〜ダン!〜

 

蒼真:はぁぁぁぁ!!

 

〜ガキン!〜

 

レオ:なんのぉぉぉ!!

 

〜ギャリン!〜

 

蒼真はジャンプすると、パラディオンで攻撃をするが、レオはそれを斧で防ぎそのまま蒼真を押し返すと

 

エクレ:もらったぁぁぁぁ!!!

 

するとエクレがレオの死角から攻撃を仕掛けたが

 

〜ガン!〜

 

エクレ:なっ!?

 

レオはそれを再び斧で受け止めた

 

レオ:あまいわぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

〜ギャリン!ドゴン!〜

 

エクレ:がはぁ!?

 

レオ閣下はエクレの剣を弾くと、そのままドーマから離れエクレの横腹に回し蹴りをして蹴り飛ばす

 

蒼真:エクレールさん!

 

〜ガシッ!〜

 

その方向には先ほど弾き飛ばされた蒼真がいて、エクレールをキャッチするが…

 

レオ:でぇぇい!

 

〜バシュン!〜

 

蒼真&エクレ:うわぁぁぁ!?

 

〜ドガーン!〜

 

レオが空中で紋章砲を放ち、空中で身動き取れない蒼真達はまともにくらい地面に落とされる!

 

〜シュタ、ビュン!〜

 

ドーマは地上に降りるとそのまま盾口に加えレオ閣下に投げ渡し、レオ閣下はそれを受け取ると蒼真達の近くに着地する

 

〜ガラガラガラガラ…〜

 

蒼真:いてて…エクレールさん、大丈夫ですか…!?

 

エクレ:あぁ、なんとか…!

 

蒼真はマントを、エクレは上着を破壊されたがまだ戦えるようだ

 

〜パァァァァァァ…!〜

 

蒼真&エクレ:!?

 

すると、突如蒼真達の前に光が現れたので2人は前を見る、そこには輝力のオーラを身に纏い、斧に集中させているレオ閣下がいた

 

レオ:おおりゃあァァァ!!

 

〜ガシュウン!〜

 

すると、レオ閣下の足元と背後に紋章が現れる

 

レオ:獅子王!炎陣!

 

〜バシュン、バシュン、バシュン!〜

 

足元の紋章の周りから火柱が次々と噴き出る

 

兵士達:うわぁぁぁ!?

 

ビスコッティ・ガレットの兵士達は次々とその場から逃げ出す

 

〜ヒュンヒュンヒュンヒュン!〜

 

今度は空から火球が降り出し、兵士達に命中し玉化していく

 

蒼真達はかろうじて避け、その場離れる

 

蒼真:紋章術って…こんなこともできるんですか!?

 

エクレ:レオ姫のは桁が違う!倒されたくなければ…!

 

〜ドガーン、ドガーン!〜

 

爆炎が徐々に蒼真達に近づいてくる

 

蒼真&エクレ:とにかく逃げる!!

 

2人はその場から離れるために走り出すが…

 

〜ズキン!〜

 

エクレ:ッ!

 

〜ガッ!〜

 

エクレ:しまっ!?

 

エクレは先ほどのレオ閣下の一撃のダメージが残っており、その痛みに気を取られつまづいてしまう

 

蒼真:ッ!エクレールさん!?

 

蒼真は左腕をエクレに向けて伸ばす…

 

レオ:大・爆・破ぁぁぁぁ!!!

 

〜ドガーーーーン!!〜

 

ミルヒ:リコ:うぅ……あぁぁ…!?

 

巨大な爆発が起こり、その爆風はフィリアンノ城から戦を見ていたミルヒとその親友のリコッタ・エルマールがいるベランダまで届いた

 

フランボワーズ:爆破!レオンミシェリ閣下必殺の「獅子王大爆破」!範囲内に居る限り、立っていられる者は居ないという!超絶威力の紋章術!味方も巻き添にしてしまうのが、たまに傷ですが…それにしても凄い!

 

レオ閣下の獅子王炎陣大爆破を見て実況席のフランボワーズは興奮しながら語った、その言葉通りレオ閣下の周囲には敵味方のけものだまが転がっており、レオ閣下は足元のいぬ玉を蹴り飛ばす

 

レオ:フランボワーズ、確認せい、勇者達と垂れ耳はちゃんと死んだか?

 

フランボワーズ:あ〜、はい! ええっとですね…

 

フランボワーズが確認しようとすると…

 

???:あ、危なかった〜…

 

レオ:!

 

声のした方角にある煙が晴れるとそこには…

 

蒼真:ぎ、ギリギリ間に合った…!

 

エクレを左腕で抱き寄せてパラディオンを大きな盾に変化させ攻撃を耐えた蒼真がいた

 

レオ:ほぉ…爆発する直前に盾を作り出し防いだか…

 

蒼真:パラディオンは僕の思った通りの物に姿を変える、だから盾にもできると思ったんです…!

 

エクレ:…勇者

 

蒼真:はい?

 

エクレ:助けてくれたのはありがたいが…いつまで私の胸を揉んでいる…!!///

 

蒼真:えっ!?///

 

蒼真は慌てて自身の左手を見ると

 

〜むにゅう〜

 

蒼真の左手はエクレの胸をガッチリ揉んでいたのであった、どうやらエクレを助けるために抱き寄せた際に揉んでしまったようだ

 

〜バッ!〜

 

蒼真:わぁぁぁぁ!?ごごごごごめんなさい!!!///

 

蒼真は慌てて手を離す

 

レオ:勇者よ

 

蒼真:!

 

レオ:これがワシの力じゃ、これ以上傷つけたくなければ降参するのが身のためじゃぞ

 

蒼真:……

 

エクレ:勇者…

 

蒼真:…お断りします!

 

レオ:…ほぅ…

 

蒼真:僕の憧れている光の戦士、ウルトラマンさん達は最後まで諦めず、不可能を可能にしてきた!それに…姫様が僕を頼ってくれたのに、諦めるわけにはいかないだろ!!だから僕は諦めない、最後まで諦めず勝利を信じて戦い続ける!!

 

〜バッ!〜

 

蒼真がフォトンライザーを取り出し変身しようとしたその時!

 

〜ピカァァァァ…!〜

 

蒼真達:!?

 

突如、大地から優しい光が溢れ出した

 

エクレ:な、何が起きているんだ!?

 

レオ:この光…まさかフロニャ力!?

 

蒼真:……

 

大地から溢れ出したフロニャ力は蒼真のフォトンライザーに注ぎ込まれていく

 

〜シュウゥゥゥゥ…パァン!〜

 

デバイス《ブレイブ…ライザー!》

 

蒼真のフォトンライザーは「ブレイブライザー」にヴァージョンアップした!

 

蒼真:これは…よし、やってみるか!!

 

〜バッ、ガシュン!〜

 

デバイス《パラディオンチップ!Ready!》

 

蒼真:リアクト・ウル・パラディオン!

 

〜カチン!ピカァァァァァァァ!!〜

 

蒼真がデバイスのスイッチを押すと、身体が光に包まれる

 

エクレ:ゆ、勇者!?

 

レオ:な、何が起きているのじゃ!?

 

光が収まるとそこには姿はマントはいつもと変わらないが服は白をベースに赤と金色のラインが入っており、黒をベースに金色のラインが入っており左右には炎のような模様が描かれたローブのような長ズボン、銀と黒をベースに金色のラインが入った靴、腰にはウルトラチップが入る大きさのバックル、両手には白をベースに赤と金色のラインが入った指抜き手袋をつけ、額には青色の鉢巻を巻いており右手には指輪状態の神剣パラディオンとロッド状態の神剣パラディオン、左手には銀色の籠手を身につけており、髪の色は金色のままでその姿はまるで勇者衣装とパラディオンの衣装が+して2で割ったような姿の蒼真がいた

 

パラディオン:燃え上がる勇気でみんなの笑顔を守る光!光耀の騎士、パラディオン!

 

フランボワーズ:え、えぇぇぇぇぇぇぇ!?な、なんということでしょう!!勇者が光に包まれたと思ったら姿が変わっております!?

 

ロラン:これは驚きですね…!

 

〜ザッ〜

 

パラディオンはエクレに近寄る

 

パラディオン:はぁぁぁぁ…!

 

〜シュワァァァ…〜

 

右手からエクレの怪我をしたところに向けて光を放つと怪我が治っていく

 

エクレ:い、痛みが消えた!?

 

パラディオン:これで思いっきり身体を動かしても大丈夫ですよ

 

レオ:…ふ、ふはははははは!面白いぞビスコッティの勇者よ!お主の力、もっとワシに見せてみよ!!

 

レオ閣下は戦闘体制をとる

 

パラディオン:エクレールさん、いきますよ!

 

エクレ:…エクレールでいい

 

パラディオン:え?

 

エクレ:エクレールでいいと言ったんだ、それとお前と私は同い年だからタメ口でかまわん

 

パラディオン:ッ!…じゃあエクレール、いくよ!

 

エクレ:あぁ!

 

〜ザッ!〜

 

パラディオンとエクレも戦闘体制をとる

 

パラディオン&エクレ&レオ:……はぁぁぁぁ!

 

〜ダッ!〜

 

3人は同時に駆け出した!

 

パラディオン:はぁ!

 

〜ブウン!ガキン!〜

 

パラディオンが攻撃をしかけ、レオ閣下がそれを斧で防ぐが…

 

〜ビキッ…!〜

 

レオ:!(勇者の力が…先ほどより上がっているだと!?)

 

パラディオン:(すごい!いつもより身体が軽い!!)

 

レオ閣下の斧の持ち手部分にヒビが入り、レオ閣下はパラディオンの力が先ほどより上がっていることに気づく

 

パラディオン:おりゃあぁ!!

 

〜ダン!〜

 

レオ閣下:くっ!

 

パラディオンはそのままレオ閣下に蹴りを入れて後ろに下がり、エクレはレオ閣下の背後にまわっていた

 

エクレ:いくぞ勇者!

 

パラディオン:うん!

 

〜ダッ!〜

 

パラディオン&エクレ:てぇあぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

〜ガキン!!〜

 

2人は同時に駆け出して攻撃した、レオ閣下はパラディオンの攻撃を盾で、エクレの攻撃を斧で防ぎ、衝撃波が放たれたその時!

 

〜バギャン!!〜

 

レオ:ッ!?

 

2人の攻撃に耐えきれず斧と盾は破壊された!

 

パラディオン達はそのままお互いの位置を入れ替えるように移動し方向転換し、再び攻撃する

 

レオ:ッ!

 

〜ビュン!〜

 

レオ閣下はしゃがむことで攻撃を避けるが

 

パラディオン&エクレ:はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

〜ギャリン!バギャン!!〜

 

レオ:おおっ…!?

 

直様放たれた2人の攻撃はレオ閣下にヒットし、レオの鎧は完全に破壊された!

 

蒼真:やった!…ッ!?///

 

レオ:ふぅ…ちびと垂れ耳相手と思うて、少々侮ったか…このまま続けてもよいが、それではちと領国民へのサービスが過ぎてしまうのぅ

 

現在のレオ閣下の服装はインナーと短いジーンズのみで蒼真には少々刺激的な格好になっており、さらにノリノリでセクシーポーズを決めていた

 

エクレ:レオ閣下…それでは

 

レオ:ん…ワシはここで降参じゃ

 

〜バシュン、ヒュルルルルル…ドガーン!〜

 

レオ閣下が宣言すると近くから花火が打ち上げられた

 

フランボワーズ:まさか…まさかのレオ閣下敗北!!総大将撃破ボーナス…350ポイントが加算されます!!

 

ビスコッティ側のカウンターに350ポイントが加算される

 

フランボワーズ:今回の勝利条件は拠点制圧ですので、戦終了とはなりませんが…このポイント差は致命的!ガレット側の勝利はほぼ無いでしょう!

 

ミルヒ:…!やった〜!!

 

リコ:やったであります〜!!

 

それを聞いたミルヒとリコは喜びながら抱きしめ合う

 

そして戦場では蒼真とレオ閣下が対談しており、エクレは蒼真から何故かマントを渡されてそれを着るように言われ、不思議に思いながら着ていた

 

レオ:勇者よ、親衛隊長の助けがあったとはいえ、ワシに一撃入れたことは褒めてやろう、だが…今後も同じ活躍ができると思うなよ

 

〜ビュン〜

 

蒼真:おっと!

 

するとレオは蒼真にマイクを投げ渡し、去ろうとする

 

蒼真:あ、ありがとうございます!姫さ…

 

と言いかけると

 

〜ビッ!〜

 

レオ:閣下!

 

レオ閣下は自身の尻尾で蒼真のことを指すと力強くそう言った

 

蒼真:…閣下!

 

レオ:うん!

 

レオ閣下は満足したように返事する

 

蒼真:閣下との戦い、怖かったけど…楽しかったです!

 

レオ:…フッ…

 

〜クイクイ〜

 

エクレ:?

 

レオ閣下は背中を向けると、尻尾でエクレを指す

 

レオ:ん

 

蒼真:(マイクを渡せってこと?)

 

蒼真は指示された通りエクレにマイクを投げ渡す

 

レオ:撮影班、垂れ耳によれ、良い絵が撮れるぞ

 

すると撮影班はエクレにカメラを向ける

 

〜パシッ〜

 

エクレ:あう、あっ

 

エクレがマイクを受け取ったその時

 

〜ビリリリリ!

 

なんとエクレが来ていた黒色の服が破れてしまい、残っているのは蒼真が先ほど渡したマントと下着だけになってしまった!幸い、大事なところはマントや下着で隠されていた

 

エクレ:〜〜〜!?はっ!?///

 

エクレは何かに気づき、先ほどの戦いを思い出した、蒼真の神剣パラディオンがエクレにも当たっていたことを

 

エクレ:あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///

 

フランボワーズ:勇者!!なんと自軍騎士に誤爆〜!!防具破壊を超えて、服まで破壊してしまいました〜!!!

 

カメラにその様子が映されているので、フロニャルドのテレビを通じてそれが戦場に放送されているので両国の男兵士達は興奮していた

 

蒼真:(あ〜やっぱり!…あの時当たってたんだ〜!!!)///

 

ミルヒ:あら〜…///

 

レオ:はっはっはっはっはっ!また来るぞ!!

 

〜ビュ!〜

 

蒼真:ッ!///

 

レオ閣下は蒼真に付けて指を指す

 

レオ:今度はきっちり侵略してやろう!

 

そう宣言したレオ閣下はガレット軍の方に戻っていく

 

フランボワーズ:ここでレオ閣下、堂々とご退場!

 

エクレ:勇者…まさか貴様気付いて私にマントを…!!///

 

蒼真:は、はい…見間違いかと思ったんだけどもしそうだったらまずいと思ってマントを…///

 

エクレに詰め寄られ、蒼真は真実を話していた

 

フランボワーズ:これは次の侵略戦にも、期待が高まりますね!

 

バナード:全くです、ですがまだ、この戦も終わったわけではありませんからね

 

ビオレ:そうですよ、前線の皆さん、最後まで気を抜かず、タイムアップまで頑張ってください!

 

両国兵士達は:おぉぉぉぉぉぉ!!!

 

エクレ:このバカ!このバカ!!このバカァ!!!

 

蒼真:だ、だからごめんって!わざとじゃ無いってば〜!!

 

蒼真はエクレに剣を振り回されながら、歯車のアスレ地帯で追いかけ回されていた

 

フランボワーズ:それにしてもこの勇者、強いしすごいが…若干アホかもしれません

 

蒼真:ほっといてよ!!

 

フランボワーズ:そして騎士エクレール…おいしい映像、ありがとうございやした!!

 

エクレ:やかましい!!

 

フランボワーズ:さて、ガレット軍が勝利していれば、この後は会場でガレットの地酒祭りが行われる予定でしたが…

 

バナード:このままビスコッティ軍が勝利すれば、戦勝イベントの開催はビスコッティ側の権利になりますね

 

フランボワーズ:はい、フィリアンノ城のミルヒオーレ姫、今回のイベントはやはり…

 

ミルヒ:はい、フィリアンノ音楽ホールから音楽と歌の宴をお届けします

 

リコ:姫様の歌のセットリストも…バッチリあります!

 

ビスコッティ兵士達:オォォォォォォォ!!

 

蒼真:へぇ〜姫様って歌とか歌うんだ…

 

〜ゲシッ!〜

 

蒼真:あいて!

 

エクレール:歌うんだとは何事だ!姫様は世界的な歌い手であらせられるんだぞ!!

 

蒼真:世界!?

 

ロラン:そうだよ

 

蒼真&エクレ:あっ

 

ロラン:お疲れ様だ、勇者殿、エクレール

 

エクレはロランの後ろで渡された服に着替える

 

ロラン:姫様は他国との会議や交流の際、楽団を連れて世界中で歌われているんだ、

 

蒼真:なるほど〜

 

ロラン:ただ、近頃は戦続きでツアーもめっきり滞ってしまっていてね、我々も久しぶりに姫様の歌を聴ける位なんだが…

 

エクレール:貴様も姫様の歌を聴けば納得するだろうよ!

 

ロラン:活躍してくれた勇者殿には特等席で聴いていただくことにしよう!

 

蒼真:ありがとうございます!あっ、あぁでもちょっと一旦家に戻るか、向こうに連絡したいんですが…

 

ロラン:え?

 

エクレール:ん?

 

同刻、フィリアンノ城では

 

リコ:勇者様のお陰で、無事に勝利を迎えられそうでありますね!

 

ミルヒ:そうですね…勇者様、コンサートは聞いていってくださるでしょうか?お帰りがあまり遅くなるとご家族の方が心配されるかもですし…

 

リコ:はい?

 

ロラン:召喚された勇者は帰る事も、元の世界と連絡を取ることもできない

 

エクレール:それが召喚のルールだ

 

リコ:一旦呼んだ勇者は元の世界には戻せないでありますよ、だからこそ、勇者召還は滅多に行われないでわけで…

 

ミルヒ:あ、あぁ…あっ…あぁぁ(汗)

 

リコ:まさか姫様、ご存知なかったのでありますか…?(汗)

 

蒼真:はははは、そんな〜またまた〜(汗)

 

ロラン:いや、冗談ではなく

 

ミルヒ:とは言っても、なんだかんだで方法が(汗)

 

リコ:ないでありますよ!そんなもん!!

 

蒼真&ミルヒ:……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

戦場とフィリアンノ城で蒼真とミルヒの絶叫が響いたのであった




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帰れない勇者!?忍び寄る謎の影!☆

〜前回のあらすじ〜
フロニャ力でパワーアップ変身した蒼真(パラディオン)はエクレと共にレオ閣下と戦い勝利し、ビスコッティの勝利を確定させた!だが蒼真はエクレにも攻撃を当てていたのでエクレの服は弾け飛び下着と蒼真が事前に着せていたマントだけになってしまいエクレに追いかけ回される結果に…w


〜地球〜

 

その頃地球にいるれいか達はというと、灯が蒼真捜索のために出現させた分身達が戻ってきており、灯は報告を聞いていた

 

灯:そう、ありがとう…

 

灯は分身達から報告を受けると分身達を消す

 

れいか:どうでしたか…?

 

ほまれ:蒼真は見つかったんですか…?

 

灯:分身達に七色ヶ丘中を探させたけど…見つからなかったそうよ

 

舞:そんな…!

 

あかね:蒼真…一体どこに行ったんや…!?

 

一方蒼真はというと

 

蒼真:あ〜む、う〜んおいしいねこれ♪

 

エクレに城下町を案内とフロニャルドの常識を教えらている途中で買った串焼きを食べていた、ちなみにお金は戦場での活動褒賞金が入った袋をエクレから渡されている

 

エクレ:勇者…さっきまであんなに落ち込んでいたのにもう平常心を取り戻したのか?

 

そう、先程まで蒼真はロランとエクレから自分の世界に帰れないと言われ落ち込んでいたが、あることを思い出し元気を取り戻していた

 

蒼真:たしかに帰れないって聞いた時は驚いたけど、よくよく考えたら僕次元というか世界を移動できる方法があるの思い出したからね〜

 

エクレ:なに!?勇者召喚以外に世界を超えられる力をお前にはあるというのか!?

 

蒼真:僕というより、僕の憧れているウルトラマンさん達がだけどね〜

 

エクレ:ウルトラマン…たしかレオ閣下と戦っていた時にも言っていたがなんなのだそのウルトラマンとやらは?

 

蒼真:「ウルトラマン」、全宇宙の平和を守るために戦っている光の戦士達だよ、そんなウルトラマンさん達の中には別の世界に行ける力を持つウルトラマンさん達が何人もいるんだ、僕はそんなウルトラマンさん達の力を秘めたアイテムを持っていて、それを使えばフロニャルドから元の世界に帰れるってわけ

 

エクレ:なるほど、それでお前は元気を取り戻したというわけか

 

蒼真:そういうこと、でも連絡が出来ないのがな〜…みんな心配してるだろうし…

 

エクレ:うむ…それについてはどうにかなるかもしれないぞ

 

蒼真:えっ!本当!!

 

エクレ:私の親友のリコが国立研究学院の主席でな、お前の持つ連絡機を使えるように出来るかもしれん、今勇者を元の世界に戻す方法を探している、何か進捗があったかもしれないから聞きに行くぞ

 

蒼真:わかった!

 

蒼真はエクレからフロニャルドや戦についてフィリアンノ城に着くまで移動しながら教えられる

 

戦は国交手段の一つでもあり、同時に国や組織を挙げてのイベント興行でもある、今回はガレットと戦ったがもっと規模の小さい村同士や団体同士の内戦もあり、いわゆるお祭りに近いものである

 

戦の興行を行う際は、興行主が参加希望者から参加費用を集めて、それを両国がそれぞれに計上する、そして戦を行い戦勝国が約六割、敗戦国が残りの約四割を受け取る、これが大陸協定で決められた基本の割合で、分配した費用の内、最低でも半分は参加した兵士の褒賞金に当てられる

 

この割合も協定で決まっており、そして残り半分が戦興行による国益で、病院を建てたり、砦を作ったり、公務の為に働く者を養ったりなど国を守る為に使われるとのこと

 

蒼真はあることが頭に浮かびエクレに質問する

 

蒼真:ねぇ…人が死ぬかもしれない戦もあるの…?

 

エクレ:…歴史を紐解けばそういった争いも無くはない、特に…魔物との戦いなどではな

 

蒼真:魔物…

 

エクレ:我々が戦で負傷せずにいられるのは、戦場指定地に眠る戦災守護のフロニャ力のおかげだ、それ以外の場所なら怪我もするし死にもする

蒼真:フロニャ力ってたしか、紋章砲などを放つ時に使う力だよね、僕のブレイブライザーに吸収されたのも

 

エクレ:そうだ、フロニャ力によって守護されている場所には国や町、砦が出来ているんだ、海道や山野は危険な場所が多いな、とくに海道は大型野生動物の危険度も高い、だが戦の為に移動する隊列に加われば逆に安全な旅が出来るという利点もある

 

蒼真:そうなんだ

 

説明を受けながら移動しているうちに蒼真達はフィリアンノ城前に到着した

 

エクレ:しかしお前は本当に何も知らんな

 

蒼真:ムッ、そんなこと言ったらエクレールだって僕の世界のこと知らないでしょ、それと同じだよ

 

エクレール:うっそれは……と、とりあえずリコの所に向かうぞ!

 

蒼真:あっ待ってよ!

 

〜図書館〜

 

リコ:も〜し訳ないであります〜!!!

 

蒼真達はフィリアンノ城の中にある図書館に入るとそこにいたビスコッティ国立研究学院の主席研究士、リコッタ・エルマールから謝罪される

 

リコ:このリコッタ・エルマール、誠心誠意、勇者様がご帰還される方法を探していたでありますが…力及ばず、未だ何ともどうにもこうにも…

 

エクレール:いやリコ落ち着け、私も勇者もそんなにすぐに見つかるとは思ってない

 

リコ:ですが…

 

蒼真:えっと…リコッタさん、僕もそこまで急いでるわけじゃないから大丈夫だよ

 

リコ:本当でありますか…?

 

エクレール:期限について何か言ってたな、いつまでだ?

 

蒼真:えっと…春休み終了の3日前…の前日には家にいないといけないから…後16日!

 

リコ:16日!!それなら希望が湧いてきたであります〜!

 

蒼真:よろしくお願いします、あっ、それと…

 

リコ:?

 

蒼真はポケットからスマホを取り出す

 

蒼真:召喚された穴の所に行ったら、電波とおったりしませんか?

 

リコ:…電波…でありますか?

 

蒼真:うん!

 

〜数十分後〜

 

リコ:勇者様〜!準備整ったでであります〜!

 

リコの近くにはセルクルで運んできた大きなアンテナが付いている機械があった

 

蒼真:えっと…それは?

 

リコ:放送で使うフロニャ周波を強化増幅する機械であります、自分が5歳の時に発明した品でありますが、今は大陸中で使われているのでありますよ〜!

 

蒼真:へぇ〜すごいね!

 

〜ガチャン!〜

 

リコは機械を起動させる

 

リコ:では、勇者様!

 

蒼真:うん

 

蒼真はスマホを取り出し起動させる

 

〜ピッ〜

 

すると、圏外のマークが消えアンテナが3本立った

 

蒼真:うわぁ〜!立った〜!すごい!リコッタすごい!

 

リコ:ありがとうであります!感激であります!

 

リコは敬礼する

 

蒼真:それじゃあ早速!

 

〜ピッピッピッ、プルルルルルル…〜

 

蒼真はれいかのスマホに連絡をかける

 

〜地球side〜

 

れいか:蒼真…

 

れいか達が蒼真の心配をしていたその時

 

〜ピリリリリリ!〜

 

れいか達:!

 

突如スマホの着信音が鳴り響く、れいかは自身のスマホが鳴っていることに気づき確認すると、画面には蒼真と表示されていた

 

れいか:!蒼真からです!!

 

ソウラバ:!!

 

〜ピッ〜

 

れいかは直様電話に出る

 

蒼真:《あ、もしもしれい…

 

ソウラバ:蒼真(くん)!!今どこにいるの/いるのですか/いるんや!!!

 

ソウラバ達は全員同時に大きな声で蒼真に言った

 

〜フロニャルドside〜

 

蒼真は至近距離の大きな声にビックリし、エクレとリコも突然の大声にビックリしていた

 

蒼真:ご、ごめん…ちょっと色々あって…

 

あかね《色々ってなんやねん!!みんな心配させといて!!!

 

蒼真:ご、ごめんなさい…

 

祈里《蒼真くん大丈夫!!怪我とかしてない!?

 

蒼真:うん、怪我とかはしてないよ

 

灯《みんな、色々言いたいことはあるだろうけどちょっと落ち着いて、蒼真、一体何があったの?

 

蒼真:灯さん、実は

 

蒼真はこれまでのことをみんなに伝える

 

舞《異世界フロニャルド…!

 

さあや《ビスコッティの勇者として召喚されて…!

 

ほまれ《戦に参戦して勝利したって…

 

咲《驚きなり〜!!

 

灯《どおりで探しても見つからないわけね

 

あすか《異世界に飛ばされてたら、見つかりっこないもんな

 

なお《それで蒼真、元の世界に帰れないって言ってたけど…

 

蒼真:そのことなんだけどゼロさんの力で帰れないかなって思って

 

あかね《そっか!ゼロスタイルの力なら次元を越えれるから帰れるかもしれやんな!

 

???《いや、やめておいた方がいいぜ

 

灯以外のソウラバ《え?

 

蒼真:この声は…!

 

???→鏡夜《ようソウ、元気そうだな

 

声の正体は灯と同じRosetta†8の鏡夜であった

 

蒼真:鏡夜さん!

 

鏡夜《灯のスマホから話を聞いてたが、ソウ、ウルトラマンゼロの力で戻るのはやめておけ

 

蒼真:どうしてですか?

 

鏡夜《お前は勇者召喚でフロニャルドに来たんだろ、もしウルトラマンゼロの力で無理矢理帰ってきたらお前の身体にどんな影響が起こるかわからねぇ、最悪2度と身体が動かせなくなるかもしれねぇ

 

蒼真:なるほど…

 

鏡夜《だからソウ、お前がこっちに戻れる方法が見つかるまではそこで生活しろ、こっちでも色々やってみるからよ

 

蒼真:お願いします、鏡夜さん

 

灯《蒼真…

 

蒼真:灯さん…

 

灯《蒼真、無茶はしないでね、私達は蒼真が元気な姿で帰ってくるのを待っているわ

 

蒼真:はい、必ず帰ります!

 

蒼真は通話を終了する

 

〜地球side〜

 

さあや:蒼真が無事でよかった…

 

祈里:うん

 

鏡夜《それじゃ俺様もこっちで色々やってみるわ

 

灯:お願いね、鏡夜

 

鏡夜《あいよ

 

灯は鏡夜との通話を終了する

 

あすか:しかし、しばらくは蒼真と離れ離れか〜

 

咲:寂しいなり〜…

 

舞:でも向こうとは連絡できるから寂しくなったらまた電話しましょう

 

なお:そうだね

 

みんなが話していると

 

〜ガチャ!〜

 

和泉:ただいま〜!

 

スポーツ雑誌を買いに行っていた和泉が帰ってきた

 

さあや:和泉お帰りなさい

 

なお:目当てのものは買えたの?

 

和泉:うんバッチリ!そうだ、蒼真やみんなにお客様だよ

 

ソウラバ:お客様?

 

和泉:うん、ど〜ぞ!

 

〜ガチャン!〜

 

するとドアが勢いよく開きそこから現れたのは

 

椿:ソウく〜〜〜ん!!お待たせ〜〜〜!!!ソウくんの彼女!!!黒峰椿!!!ただいま見参!!!

 

ソウラバ:つ、椿!?/さん!?

 

朔弥:俺達もいるぞ

 

琥珀:お邪魔しま〜す♪

 

芽依:やっほ〜♪

 

優:みなさん、お久しぶりです

 

咲:朔弥さん達もいるなり!?

 

あかね:なんでここに!?

 

椿:ふふ〜ん!それはもちろん姫修行を終えたから同棲するためなのだ〜!!!

 

れいか:まぁ、そうなのですか!

 

朔弥:俺達は椿が暴走しないように止めるのと、蒼真に久しぶりに会いに来たのさ

 

琥珀:これお土産のお菓子だよ

 

さあや:ありがとう!

 

祈里:優くんはどうしてここに?

 

優:僕は芽依さん達の実家で芽依さんとお話ししていた時に椿さん達が蒼真の家に行くと聞いたので久しぶりに会うためにご一緒しました

 

椿:ねぇねぇねぇ!ソウくんはどこにいるの!!はやくソウくんのことを抱きしめてソウクンニウムを補給したいの〜!!!

 

ほまれ:あ…その〜…蒼真のことなんですけど

 

椿達:?

 

灯達は先程までのことを話す

 

椿:えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!それじゃあ…しばらくソウくんと会えないの…(泣)

 

舞:そ、そういうことになります…(汗)

 

椿:しょ…しょんなぁぁぁぁ!!ソウくんにたくさん褒めてもらおうと思ってたのに〜〜〜…(大泣)

 

椿は泣き崩れその場に倒れる

 

芽依:あらら、お姉ちゃんショックのあまり泣き崩れちゃった…

 

朔弥:にしても蒼真の奴、まさか勇者として異世界に召喚されるとはな…

 

琥珀:フロニャルドか〜、一体どんな所なんだろうね!

 

優:僕も興味がありますね

 

琥珀と優はフロニャルドがどんな所なのか気になっていた

 

〜フロニャルドside、ガレット本陣〜

 

アレから時間が経ち、フロニャルドは夜になっていた、ガレット本陣ではレオ閣下が地酒を飲んでいた

 

ビオレ:レオ様、ミルヒオーレ姫様のコンサート窺わなくていいのですか?

 

レオ:誰が行くか、犬姫の歌など聞きとうないわ

 

ビオレ:そうですか…では軽く同会でもしますか?

 

レオ:敗戦国が戦勝国の宴の邪魔をするなど…そんなみっともないことが出来るか!

 

ガレットの近衛隊側役のビオレ・アマレットの問いにレオは言い切ると注がれた地酒を飲む

 

ビオレ:それではまぁ…今日は好きにお飲みください

 

レオ:うむ…そのつもりじゃ

 

レオが手にしている空のグラスにビオレは再び地酒を注ぐ

 

レオ:ところでガウルはどうした?こちらに来るなどというておったが?

 

ビオレ:そういえばそうですね

 

とある崖にフィリアンノ城を見つめる1人の男の子と3人の女の子がいた

 

???1:ん~、姉上が負けたってことは…勇者ってのはやっぱつえぇんかな?

 

???2:そのようです、スタイルは軽装戦士型、ガウ様と同じですが、見たことない力を使うとのことです

 

銀髪の蒼真と同い年くらいの男の子の問いに、小柄な黒髪の女の子が答える

 

???1:面白れぇ、姉上の仇ってわけでもねぇが…いっちょ遊んでやるとすっか

 

〜蒼真side〜

 

通話を終えた後、蒼真のスマホがリコによって分解されそうになったり、ビスコッティ最強の騎士ダルキアン卿とエクレとリコの友人ユキカゼが今日明日に戻るとの嬉しい報告があったり、召喚台に土地神という土地に暮らす精霊に近い生き物にあったりと色々あり、城に着く頃にはもう夜になっていた

 

エクレール:姫様のコンサートに汗臭い姿で来られても困る、コンサート前に風呂を使って来い

 

蒼真:風呂って何処にあるの?

 

リコ:案内図もありますし、中の人間に聞けばわかるでありますよ!

 

蒼真:わかった

 

〜数分後〜

 

蒼真:って…誰もいないんだけど

 

蒼真は風呂場を探していたが一向に見つからず、さらに誰にも会えてない

 

蒼真:みんなコンサートの準備で忙しいのかな…?ていうか風呂場ってどこ?

 

そう言いながら歩いていると、明るくなっている場所を見つけた

 

蒼真:おっ、あそこかな?

 

蒼真は見つけた場所に向かっていく

 

蒼真:あっロッカー!ここみたいだ!早速入ろう!

 

そして蒼真は着替えて水着を着て桶を持ち、大浴場に入る、しかし蒼真は気づかなかった、入り口近くの壁にフロニャルドの文字で書かれた張り紙が貼ってあったことを

 

ちなみに張り紙にはこう書かれていた

 

『大浴場 ただいまの時間 女性用』

 

『ミルヒオーレが使わせてもらっています』と

 

蒼真:うわぁ〜すごいや!露天だ〜!

 

蒼真は身体を洗うために移動を始めると

 

〜パシャン〜

 

どこからか水の音が聞こえる

 

蒼真:あれ?先客さんかな?

 

蒼真が音がした方向を向き移動すると

 

蒼真:うぇ!?///

 

そこには見覚えのあるピンク色の耳と尻尾が特徴の女の子、ミルヒがいた、ミルヒは立ち上がり振り向き、蒼真に気づく

 

ミルヒ:?勇者様?

 

ちなみにミルヒは今湯気と髪で隠れているとはいえ裸である

 

蒼真&ミルヒ:………

 

2人はお互いを見つめ合い数秒が経った

 

蒼真&ミルヒ:あっ!

 

〜カラン!〜

 

蒼真は桶を落とす

 

ミルヒ:はっ!はぁぁぁぁ!?///

 

蒼真:あぁぁぁぁあっ!見てません何も見てません!!!///

 

ミルヒは両腕と尻尾で身体を隠しながら後ろを向き、蒼真は慌てて後ろを向く

 

ミルヒ:す、すみません!ゆ、勇者様の前でこんなはしたない…///

 

蒼真:あぁいやあの僕…あの人がいるとかまさか姫様がいるとか思わなくてすみませ…

 

蒼真は目を瞑り早口で喋りながら後ろに歩いていたため足元に落とした桶があることに気づかずそのまま踏んでしまい滑りこけた

 

蒼真:あっ…

 

〜ボチャーーーン!〜

 

蒼真はそのままお風呂に勢いよく入る

 

ミルヒ:あっ、勇者様?

 

蒼真はゆっくり上がってくる

 

ミルヒ:ごめんなさい…

 

蒼真:?……!?///

 

蒼真は振り向くとそこには左腕で胸を隠しながら蒼真を見ているミルヒがおり、蒼真思いっきり見てしまい顔を赤くする

 

ミルヒ:私、普段はこちらの大浴場には、中々入らないものですから…///

 

蒼真はミルヒの話を聞きながらまたお風呂に潜る

 

ミルヒ:こんな時くらいしかなくて…あぁあの、私もう上がりますので!勇者様はどうぞごゆっくり…///

 

ミルヒはそう伝えるとロッカーに向かって走っていく

 

〜バシャーン!〜

 

蒼真は息が続かなくなり、風呂から出てくる

 

蒼真:ぷはぁ!はぁ、はぁ、はぁ…うん?

 

蒼真は先程までミルヒがいた場所にタオルな落ちていることに気づき、気まずそうにする

 

ミルヒ:あの〜、勇者様?

 

蒼真:!は、はい!?

 

蒼真の目線の先には大浴場の入り口からタオルを巻いてこちらを見ているミルヒがいた

 

ミルヒ:召喚の事とか、これからの事とか、勇者様にお話ししたいこといっぱいあるんです!ですから…コンサートが終わったら少し、お時間いただけますか?

 

蒼真:あぁ…はい!それはもちろん!///

 

ミルヒ:ありがとうございます!では、また後ほど!

 

蒼真:は〜い…!

 

そしてミルヒはドアを閉めていった

 

蒼真:…はぁ〜…やっちゃったぁ…///

 

それから蒼真は風呂に浸かりながら星空を眺めていた

 

蒼真:あっ!姫様に聞けばよかった…まさかここ…女湯…じゃぁないよね

 

蒼真がそう言ったその時

 

〜ガシャーーン!〜

 

ミルヒ:あぁぁぁぁぁ!!

 

蒼真:!姫様!?

 

ミルヒの悲鳴を聞いた蒼真は直様大浴場から飛び出し着替え外に出る

 

蒼真:……あっ!

 

蒼真は城の近くの塔の上に黒い小柄の女の子に口と両手を布で縛られてお姫様抱っこで捕まっている姫様を見つけた

 

ミルヒ:うう〜うう〜ん!!

 

蒼真:はっ…!

 

〜バッ!〜

 

すると、塔の上を照らすようにライトが照らされる

 

???1:我らガレット獅子団領!

 

???2:ガウ様直属秘密諜報部隊!

 

???達:ジェノワーズ!!

 

〜ドガーン!〜

 

謎の3人組が名乗ると後ろで戦隊モノのように爆発が起きる

 

1人目はうすい金髪のウサ耳の生えたスタイルの良い女の子、2人目は金髪と茶色の髪色の虎耳の女の子、3人目は黒髪で小柄の猫耳の女の子

 

蒼真:姫様!

 

男性:こっちだ!

 

ジェノワーズの近くにはカメラマンと数人の男性がおり、その様子を放送していた

 

???3:ビスコッティの勇者殿、あなたの大事な姫様は我々が攫わせていただきます

 

???2:ウチらはミオン砦で待ってるからな〜!

 

???1:姫様が歌われる時間まで、後一刻半、無事助けに来られますか?

 

ミルヒ:うう〜ん!

 

エクレ&リコ:あ、あぁ…

 

エクレ:行くぞリコ!

 

リコ:はいであります!!

 

それを観ていたエクレとリコもフィリアンノ城に向かって走り出す

 

???3:つまり、大陸協定に基づいて要人誘拐奪還戦を開催させていただきたく思います、こちらの兵力は200、ガウル様直下の精鋭部隊

 

???1:でガウル様は勇者様との一騎打ちをご所望です

 

???2:勇者さんが断ったら、姫様がどうなるか!

 

ミルヒ:うう…う〜ん!

 

ジェノワーズの3人はガウルという人物と蒼真を戦わせるためにミルヒを人質にとったのであった

 

はたして、蒼真はどう判断するのか!次回を待て!!




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

簡単キャラ紹介

黒峰琥珀 蒼真と優の同い年で騎士、白銀の騎士ブロンナイトに変身し、トロピカル〜ジュプリキュアと共に戦っている!和泉とは許嫁でラブラブだぞ!


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蒼真VSジェノワーズ!驚きの援軍登場!!

今回から蒼真はパラディオンに変身しても名前は蒼真のままになります

〜前回のあらすじ〜
元の世界に帰れないことに一度は落ち込んだ蒼真であったがウルトラマンゼロのチップを使えば帰れるのではと元気を取り戻したが、鏡夜からどんなことが起きるかわからない使うなと言われしばらくはビスコッティで過ごすこととなった、そして蒼真は大浴場を利用していたミルヒと鉢合わせた直後、ミルヒが謎の3人組、ジェノワーズに捕まり、蒼真はガウルとの勝負を挑まれた!


ジョーヌ:さぁ勇者さん…どうするんや?

 

ベール:ガウ様の要求を呑むか、それとも断るか?

 

ノワール:どちらを選ぶ…?

 

蒼真:くっ…!(もしこの戦を勝手に承諾したら、姫様のコンサートが中止になるかもしれない…なら…僕が選ぶ選択は、これしかない!)

 

 

作者:とここで、私作者からDOGDAYSを知らない読者の皆様のためにジェノワーズの3人を軽くご紹介します

 

まずうすい金髪のウサ耳の生えたスタイルの良い女の子はベール・ファーブルトン、ジェノワーズの弓術士で最年長、何もないところで転ぶほどのドジっ娘で得意な武器はもちろん弓、自身の耳で敵の位置などを把握することが可能です、ちなみにジェノワーズの中で1番胸が大きい

 

次に金髪と茶色の髪色の虎耳の女の子はジョーヌ・クラフティ、ジェノワーズの重装戦士で元気で明るい子、得意な武器はマックス、パワーに優れておりアックスを自由自在に振り回します、ジェノワーズの中では2番目に胸が大きい

 

最後に黒髪で小柄の猫耳の女の子はノワール・ヴィノカカオ、ジェノワーズのセンターを務める軽装戦士で無口で無表情な少女、得意な武器は短剣とナイフ、隠密行動が得意な子です、ジェノワーズの中では胸が1番小さ…

 

〜ザシュ!〜

 

作者《がはっ!?》

 

〜ピチューン!〜

 

作者がログアウトしました

 

ベール:の、ノワ…?

 

ジョーヌ:な、なんで急にナイフ投げたんや…?

 

ノワール:…気にしないで(怒)

 

蒼真:決めたよ…!

 

蒼真は戦を受けるかどうか選択したようだ

 

ジョーヌ:お、ようやく決めたか!

 

ベール:では勇者様、返事を聞かせてください

 

ノワール:ガウ様の戦を受けるか、それとも断るか…?

 

蒼真:僕が選ぶのは…

 

蒼真が決断した答えは…

 

蒼真:ここで君達を倒して、姫様を取り返す!!

 

ジェノワーズ:はぁ!?

 

〜バッ!〜

 

蒼真はブレイブライザーと1枚のチップを取り出す

 

蒼真:スタイルチェンジ!ウルトラマンマックス!

 

〜ガシュン!〜

 

デバイス《ウルトラマンマックス!ディスチャージ!》

 

〜パァァァァ!!〜

 

ノワール:うっ!?

 

ベール:ま、眩しい!?

 

ジョーヌ:な、なんやこれ!?

 

ジェノワーズの3人は突然の光で目を瞑った

 

〜シュウゥゥゥゥ…〜

 

光が収まるとそこには蒼真の姿がなかった

 

ノワール:いない!?

 

ベール:どこにいったの!?

 

ジョーヌ:!?ノワ、姫さんは!?

 

ノワール:!?

 

ジョーヌに指摘されたノワールは自分の両手からミルヒがいなくなったことに気づいた

 

蒼真:悪いけど、姫様は返してもらったよ

 

ジェノワーズ:ッ!

 

ジェノワーズは声がした方、塔の上を見る

 

そこにはミルヒをお姫様抱っこし、塔の上に立つ姿を変えた蒼真がいた

 

今の蒼真の姿はウルトラマンマックスをイメージしたスーツとアーマ、頭部にはマックスの頭部に似たものをかぶっており、髪は銀髪になっていた

 

蒼真:パラディオン、マックススタイル!

 

ジョーヌ:しもた!姫さんが取り返されてもうた〜!!

 

ノワール:しかも勇者のあの姿…報告にはなかった…!

 

ベール:まだ力を隠してたってこと!?

 

エクレ:姫様!勇者!

 

リコ:ご無事でありますか〜!

 

蒼真&ミルヒ:!

 

蒼真とミルヒが声が聞こえた方向を見るとそこに、城下町から駆けつけてきたエクレとリコがいた

 

ミルヒ:リコ!エクレール!

 

〜ビュン!〜

 

蒼真はミルヒを抱えたまま塔から飛び降り、エクレ達の近くに着地した

 

リコ:姫様!お怪我はないでありますか!

 

ミルヒ:はい、勇者様が助けてくださいました!

 

蒼真:2人とも、姫様連れて安全なところへ、僕はあの3人を

 

エクレ:勇者、あの3バカはガレットの中でも屈指の実力者だ、油断するなよ

 

蒼真:わかった!

 

ベール:ちょっと!誰がバカですか!

 

ノワール:バカって言った方がバカ…!

 

ジョーヌ:そうや!バーカバーーカ!!

 

ミルヒ:勇者様!

 

蒼真:?

 

ミルヒ:お気をつけて…!

 

蒼真:…はい!

 

〜ダン!〜

 

蒼真とジェノワーズの3人はジャンプして広場に降り立つ

 

ジョーヌ:このまま逃げ帰るなんて、ガウ様に顔向けできへんわ!

 

ベール:姫様を奪い返さないと!

 

ノワール:勇者…この場で倒す…!

 

蒼真:そうはさせない!見せてあげるよ、マックスさんのMAXパワー、MAXスピードを!

 

戦闘BGM「ウルトラマンマックス」

 

〜ダン!〜

 

ジョーヌ:くらえやぁぁぁ!!

 

ジョーヌはジャンプし、そのままアックスを両手で蒼真目掛けて振り下ろす

 

蒼真:ふっ!

 

〜シュン!ドゴーーーーン!〜

 

蒼真がいた場所にアックスが振り下ろされ、土煙が起きる

 

ジョーヌ:どうや!

 

土煙が晴れるとそこ蒼真の姿はなかった

 

ジョーヌ:なっ!?どこに…!?

 

ジョーヌがそう言いかけたその時

 

ノワール:ジョー後ろ!!

 

ジョーヌ:ッ!?

 

ジョーヌはノワールの言葉を聞き後ろを振り向くとそこにはジョーヌの背後に蒼真が回り込んでいて蒼真はそのまま回し蹴りの動作に入っていた

 

ジョーヌ:なっ!?(い、いつの間に…!?)

 

蒼真:シュワ!!

 

〜ドゴン!〜

 

ジョーヌ:がぁ!?

 

〜ドシャーン!〜

 

蒼真の回し蹴りをくらったジョーヌは城の壁に蹴り飛ばされた

 

ノワール:なんてスピード…見えなかった…!

 

ベール:それに、アックスを持っていたジョーが蹴り飛ばされるなんて…!

 

ノワール:ベル…

 

ノワールはベルに何かを伝える

 

ベール:わかったわ、ノワ

 

〜ダッ!〜

 

ノワール:今度は…私の番!

 

〜バババババババババ!〜

 

ノワールは蒼真に次々とナイフを投げるが…

 

蒼真:はぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

〜キンキンキンキンキンキン!〜

 

蒼真はマックスのスピードで次々とナイフと叩き落としていく!

 

ノワール:ッ!このぉ…!

 

ノワールはナイフで蒼真に斬りかかるが

 

〜ビュン!〜

 

ノワール:ッ!?

 

蒼真はナイフを簡単に避ける

 

〜ガシッ!〜

 

蒼真はそのままノワールの腕を掴むと

 

蒼真:シュワァァァァ!

 

〜ブウン、ブウン、ブウン!〜

 

ノワール:うわぁぁぁぁぁぁぁ…!?

 

ノワールの腕を掴んだままジャイアントスイングのための回転を始める

 

蒼真:おりゃあぁ!!

 

〜ブン!〜

 

蒼真は掴んでいた手を離すとノワールはそのまま吹っ飛んでいくが…

 

ノワール:…ベル!

 

〜ザッ!〜

 

蒼真の背後にベールが立っており、弓を構えていた、ちなみにノワールは壁にぶつかる前にジョーヌにキャッチされる

 

ベール:もらいました!

 

〜バシュン!〜

 

ベールはそのまま蒼真目掛けて弓矢を放つ!

 

蒼真:ッ!マクシウムソード!

 

〜ギュルルルルルルルル!ズバン!〜

 

ベール:うそっ!?ってわわわ!?

 

〜ギュイン!〜

 

蒼真は頭部に装備されていた宇宙ブーメラン「マクシウムソード」でベールの放った弓矢を斬り、そのままベールを攻撃したが、ベールはギリギリで避け、マクシウムソードはそのまま蒼真の元に戻り蒼真はマクシウムソードをキャッチする

 

〜ガシッ!〜

 

ノワール:調子に乗ってられるのも…!

 

ジョーヌ:今だけや!!

 

するとノワールとジョーヌが同時にジャンプし攻撃を仕掛けてきたが

 

蒼真:はぁぁ!

 

〜ダン!ジャキン!〜

 

ジョーヌ:もらったぁぁぁぁ!!

 

蒼真:なんの!!

 

〜バシィン!〜

 

ジョーヌ:なっ!?

 

蒼真:どぉぉぉ…せいっ!!

 

〜ブウン!〜

 

ジョーヌ:うわわわわ!?

 

ノワール:えっ!?ぶっ!!

 

〜ヒューーーーー!〜

 

ベール:えぇぇぇぇぇぇぇ!?ちょちょちょまっ…!?

 

〜ドゴーーーーン!〜

 

蒼真もジャンプしマクシウムソードでノワールのナイフを逸らし、次にジョーヌのアックスを両手で掴むとジョーヌごとぶん投げて、そのままノワールとベールも巻き込んだ!

 

〜ガラガラ…〜

 

ベール:いたた…

 

ジョーヌ:勇者…やってくれたなぁ…!!

 

ノワール:…ッ!2人とも!勇者がいない…!

 

ベール&ジョーヌ:!?

 

ノワールの発言を聞いた2人はノワールと同じ方向を見るとそこには蒼真はいなかった

 

ジョーヌ:ど、どこに!?

 

ベール:……ッ!2人とも、上よ!!

 

ジョーヌ&ノワール:!!

 

ジェノワーズの上には蒼真が空中に浮いていた

 

ノワール:そ…空を飛んでる…!?

 

ジョーヌ:勇者ってあんなこともできるんかいな!?

 

〜ギュルルルルルルルル!〜

 

ジェノワーズが驚いている間蒼真は空中で高速回転を始めた!

 

ジョーヌ:な、何するつもりや!?

 

すると、パラディオンにエネルギーが集まり光始める

 

パラディオン:マクシウムカノン!!

 

〜ビィィィィィィィィ!!〜

 

パラディオンはそのままマクシウムカノンをジェノワーズの3人それぞれに向けて放つ!

 

ジェノワーズ:キャアァァァァ!!!

 

〜ドガーーン!〜

 

マクシウムカノンは3人に命中しそのまま爆発した!

 

ジェノワーズ:きゅう〜…

 

ジェノワーズの3人は防具破壊され、下着姿になって気を失っていた、蒼真は目を閉じたまま地面に着地する

 

フランボワーズ《き、決まった〜!!!勇者蒼真!ジェノワーズ3人を相手に見事勝利致しました!!!》

 

リコ:やったであります〜!勇者様が勝ったであります!!

 

エクレ:よくやったぞ勇者!!

 

ミルヒ:勇者様…やっぱりすごいです…!!

 

リコ:ところで…何故勇者様は目を瞑っているのでありますか?

 

ミルヒ:そういえば…?

 

ミルヒ達が疑問に思っていると、蒼真が目を瞑りながらミルヒ達の近くまで歩いてきて、目を開けた

 

蒼真:目を瞑ってたのはね…恋人でもないのに歳の近い女の子の下着姿を見るのは…なんというか…その…///

 

エクレ:すまん勇者、私達が悪かった、だから何も言うな…(汗)

 

エクレは察したらしく、蒼真にこれ以上言わないように言った

 

エクレ:それはともかくとして…勇者、いい判断だったぞ、あのまま奴らの誘いに乗ってしまっていたら正式な戦になっていたからな、下手をすればコンサートは中止になっていただろう

 

蒼真:やっぱり、姫様をすぐに取り返そうと思ったのは間違いじゃなかったんだ…!

 

ジョーヌ:ま、負けてもうた…

 

ノワール:勇者…思ったより強い…

 

ベール:ガウ様になんて報告したらいいか…

 

気がついたジェノワーズの3人は近くにいたガレットの救護班の皆さんからタオルをもらい身体に巻いていた

 

蒼真:さて…ジェノワーズって言ったけ?ガウルって人にこう伝えてくれないかな?僕も戦うためにこんな方法で決闘を申し込まなくても、僕達自らミオン砦に乗り込んで君と戦うってね!

 

エクレ:なっ!?

 

リコ:ふぇ!?

 

ミルヒ:えっ!?

 

ジェノワーズ:はいぃぃぃぃ!?

 

蒼真の突然の発言にミルヒ達とジェノワーズは驚いた

 

ジョーヌ:ちょっまってや!?つまりそれは…

 

ベール:勇者様からガウル様への宣戦布告って…

 

ノワール:捉えてよろしいのですね…?

 

蒼真:うん、そう思ってくれて構わないよ

 

ジョーヌ:…わかったわ、それじゃあ勇者はん…ミオン砦で待っとるで!

 

ジェノワーズはガレットの救護班や近くにいた兵士達と共にミオン砦に撤収して行った

 

エクレ:勇者!貴様本当にミオン砦に向かうつもりか!?

 

リコ:姫様のコンサートは無事に開催できるのでありますよ…?

 

蒼真:…許せないんだ…

 

ミルヒ:許せない…?

 

蒼真:はい…ビスコッティのみんなが、今回のコンサートを楽しみにしているのに、ガウルって人は僕と勝負するためだけに姫様を誘拐しようとして、コンサートを中止にさせかけた…それがどうしても許せない…!だからこんなことをしようとしたガウルに、一言文句を言いに行くんです!

 

蒼真は力強い声でそう言った

 

蒼真:だから僕はミオン砦に向かいます、エクレとリコは姫様をコンサート会場に

 

蒼真はミオン砦に向かおうとした

 

エクレ:待て勇者!私達も行くぞ!

 

蒼真:えっ!?

 

リコ:勇者様は確かにお強いでありますが、流石に苦戦すると思われるであります

 

エクレ:それに、貴様ばかりに任せるわけにはいかんからな

 

リコ:早く終わらせて、姫様の歌を聴くであります!

 

蒼真:エクレ…リコ…!

 

優:そうですよ蒼真

 

琥珀:なんでも1人でやろうとしちゃダメだよ

 

朔弥:俺達も手を貸すぜ

 

蒼真:優…琥珀…朔弥義兄さん…!…ってえ?

 

蒼真はつい流してしまいそうになったが突然現れた朔弥達に気がつく

 

蒼真:…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!ななななんで朔弥義兄さん達がここに!?

 

蒼真はもちろん、ミルヒ達も突如現れた朔弥達に驚きを隠さないでいた

 

ミルヒ:ゆ、勇者様…この方達は…?

 

蒼真:えっと…僕の仲間と義兄さんです…

 

エクレ:勇者の仲間と義兄上だと!?

 

リコ:でもどうやってこのフロニャルドに!?フロニャルドに来るには勇者召喚しか方法はないでありますよ!?

 

琥珀:ふふ〜んそれはね

 

優:鏡夜さんがワープゲートで僕達をここに転送してくれたんですよ

 

蒼真:あっなるほどね、そういうことか

 

エクレ:納得した!?というか誰だその鏡夜というのは!?

 

蒼真:鏡夜さんは僕らの仲間でリコみたいに発明品を作れるんだ

 

リコ:そうなのでありますか!!

 

朔弥:琥珀と優がフロニャルドに興味を持ってな、鏡夜が作ったワープゲートで俺達はここに来たってわけだ、俺は保護者としてついてきた

 

ミルヒ:そうでしたか!

 

朔弥:蒼真、話はだいたい理解してる、俺達もこの戦に参戦させてもらうぜ!それに、仲間は多いほうがいいだろ?

 

蒼真:朔弥義兄さん…はい!よろしくお願いします!

 

エクレ:では私は人数分のセルクルを手配するように兵士達に頼んでくる!

 

リコ:自分は装備などを色々準備してくるであります!

 

2人はそれぞれ目的地に向けて走り出していった

 

琥珀:ねぇ蒼真、セルクルってなに?

 

蒼真:簡単に言うとF◯のチョ◯ボ

 

こうして蒼真達は、ミオン砦に向け出発の準備を始めるのであった




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

ちょこっと解説

蒼真はウルトラマンスタイルを維持できる時間はそれぞれのウルトラマンの地球で活動できる時間と同じで、基本は3分間でウルトラマンによっては活動できる時間が違うので維持できる時間も変わる、例えばウルトラマンレオだと2分30秒、ウルトラマンゼロの場合ウルティメイトブレスで3分以上維持できるが、エネルギーを大量に消耗すると変身を維持できなくなる

そしてウルトラチップは一度使用すると使った時間帯から20時間は使用できなくなるが、ゼロチップの場合はウルティメイトブレスの効果で何度でも使用できる


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激闘!ミオン砦!

〜前回のあらすじ〜
蒼真はマックススタイルとなりジェノワーズの3人からミルヒを無事救出し、そのまま戦い無事に勝利を収める!その後蒼真自らミオン砦に向かうと言い、ガウルと戦うことを決めたのだが、そんな時に現れたのはフロニャルドにいないはずの朔弥達だった!


〜ダッダッダッダッ!〜

 

蒼真達はセルクルに乗り、ガウル殿下とガレット兵士達がいるミオン砦に向かっていた

 

エクレ:勇者、貴様セルクルに乗るのは初めてなのに上手だな?

 

リコ:それに琥珀様達も上手であります

 

蒼真:まぁ元いた世界でも同じようなことをしたことあるからね、その経験が活かせてるのかも

 

優:それにしてもそのガウルという方はどんな人なのでしょうか?

 

エクレ:ガウル殿下はレオ閣下の弟だ

 

蒼真:えっ!?閣下の!?

 

琥珀:レオ閣下って?

 

リコ:レオ閣下はガレットの領主様であります

 

蒼真:僕も最初の戦で戦いましたけどかなり手強かったです

 

朔弥:ほぅ…そんなに強いのか…!

 

その時、ミオン砦に向かっている蒼真達を近くの丘から見ている和服姿で髪色は茶色でスタイルの良い1人の女性がいた

 

???:親方様〜!何か面白いものでもございましたか〜?

 

親方様と呼ばれた女性の後方から和服姿で髪色は金髪で同じくスタイルの良い女性と小狐が近づいてきた

 

親方様:お〜ユキカゼ、どうやら…戦のようでござるよ

 

その頃ミオン砦では、ミオン砦を囲うようにガレット兵士達が警備しており、中にも多くの兵士達が戦闘体制に入っていた

 

???:いや〜ガウル殿下にご指名いただき、このゴドウィン光栄でありますぞ

 

砦内部の一部屋にはガウルとその付き添いのメイドが1人と、ゴドウィンという将軍がいた

 

ガウル:ヌハハハハハ!いや〜お前も今日の様子じゃ暴れ足りねぇだろうと思ってよぉ

 

ゴドウィン:いや〜全く、砦攻めも悪くありませんが自分はやはり…夜戦が得意でございます

 

ガウル:おう!ガッツリ暴れてくれよ…!あ、まぁお前も飲め!食え!

 

ゴドウィン:はっ!では遠慮なく…

 

ゴドウィンはガウルの付き添いのメイドからグラスを受け取り、そのグラスに酒が注がれる

 

ガウル:さて…ジェノワーズを倒した勇者の力がどれほどのものなのか…楽しみだぜ…!

 

その頃ミオン砦の外では、多数のガレット兵士達が門を警備していた

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

兵士達:おっ?

 

ガレットの兵士達は前方から向かってくる謎の音に気づく

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

蒼真、エクレ、朔弥、優の4人がミオン砦の正門目掛けてセルクルに乗り真っ直ぐ向かっていく!

 

エクレ:ガウル殿下の兵は悔しいが精鋭だ!夜戦で相手にするのはぶっちゃけ厳しい!

 

蒼真:うん!

 

エクレ:だが… かつての大戦では、千を越える騎兵隊を切り抜け、見事一騎だけで敵将に辿り着いた…伝説の騎士だって存在した!

 

蒼真:すごい…!そんな騎士がいたんだ…!

 

エクレ:それを思えば我々とて、百騎やそこらの相手など!

 

蒼真:うん!リコのサポートもあるし!

 

蒼真&エクレ:やってやれないことはない!

 

優:息ぴったりですね、あの2人

 

朔弥:そうだなw

 

エクレ:やらねば時間に間に合わん!

 

蒼真:最短距離を…最高速で!

 

蒼真&エクレ:正面突破ァァァ!!

 

蒼真達を確認した兵士の1人は部隊長に報告する

 

兵士:垂れ耳隊長と勇者と謎の2人!マジで来ます!真っ正面!!

 

部隊長:よぉぉぉし!返り討ちじゃボケェ!弓兵!弓構えぇぇぇ!!

 

弓兵達:オォォォォォォ!!

 

〜ギギギ…!〜

 

弓兵達が弓を構えたその時!

 

〜ドンドンドドン!〜

 

隊長:?

 

〜ヒュ〜…ドガァァァァァァァァァン!!〜

 

兵士達:にゃぁぁぁぁ!?

 

どこからか何かが打ち上がる音が聞こえると、空から無数の桃色の砲弾が降り注ぎ、ガレット兵士達に直撃し、猫玉化していく!

 

兵士:ほ、砲撃!!砲撃〜〜!!!

 

隊長:まさか…!砲兵がいるのか!?

 

隊長はそう言いながら蒼真達の近くの森を見る

 

森の中には無数の砲台を操作するリコとリコを守るために残った琥珀がいた

 

リコ:いるでありますよ〜!ビスコッティ学術研究員主席、リコッタ・エルマール!

 

〜ギュイン!〜

 

リコは背後に紋章陣を発動させると砲台に紋章陣が現れ光り輝き、再び砲台から砲弾が次々と放たれガレット兵士達に降り注ぐ!

 

リコ:戦場では、砲術士をやらせていただいているであります!

 

琥珀:すごいねリコ!よ〜し!僕も頑張ってリコのこと守るね!

 

リコ:お願いするであります!琥珀様〜!

 

蒼真達:うぉぉぉぉぉぉ!!

 

リコの支援を受けながら蒼真達はそのまま砦まで向かっていく!

 

同時刻、ミオン砦近くの丘の上に先ほど蒼真達を観ていた2人、親方様とユキカゼがいた

 

親方様:はははは!これは凄い、暗がりゆえ誰が誰やらわからんが若い騎士達が頑張っているでござる

 

親方様は望遠鏡のようなもので戦の様子を見ていた

 

ユキカゼ:ですがお館様、ビスコッティとガレットの戦のようですから…我々も加勢するべきなのでは…?

 

親方様:若者同士楽しく戦をしているのでござろう…大人が邪魔をするのは無粋でござるよ

 

〜トクトクトク〜

 

親方様はお酒を盃に注ぐ

 

親方様:拙者はのんびり見物をさせてもらうでござる

 

そう断言した親方様はそのまま酒を飲むのであった

 

〜ガラガラガラ…!〜

 

蒼真達が門を開けるとそこには多数のガレット兵士達が待ち構えていた

 

蒼真:これはまた派手なお出迎えだね!

 

エクレ:望むところだ!

 

優:腕がなりますね!

 

朔弥:一気にこいつらを倒すぞ!

 

蒼真達:はい!

 

蒼真達はセルクルから降りて、それぞれ兵士達と戦闘を開始する!

 

蒼真:はぁぁぁぁ!おりゃあぁ!!

 

〜ボフン、ボフン!〜

 

エクレ:ふっ!はっ!やぁぁぁぁ!

 

〜ズバババババババン!〜

 

優:はっ!せいやぁぁぁ!

 

〜ドゴン!バコン!〜

 

朔弥:よっ!そらぁぁぁ!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

兵士達:ぐわぁぁぁ!?

 

蒼真達は次々と兵士達を倒していく!

 

蒼真:デェヤァァ!…そういえば、リコの砲撃が止んだような…?

 

エクレ:おそらく敵兵に見つかった可能性が高いな…砲術士は歩兵に詰め寄られれば無力なんだ、むしろここまでよく持ってくれたと褒めてやりたい…

 

優:なるほど…でもリコさんには琥珀がついていますので大丈夫だと思いますが…

 

その頃リコと琥珀がいた森では

 

琥珀:えい!!

 

〜ドゴン!〜

 

兵士1:がはぁ!?

 

〜ボフン!〜

 

兵士2:くっ!こいつ強いぞ…!

 

兵士3:ビスコッティにこれほどの強者がまだいたのか!?

 

琥珀:リコには…指一本触れさせないよ!

 

リコ:琥珀様…!

 

琥珀がリコを守りながらガレット兵士達を撃破していた

 

???:フハハハハハハ!中々やるではないか小僧ども!

 

兵士達の後ろから1人の将軍が現れた、その男は黒い鎧を身に纏い、両手には卓球が鎖で繋がれた大斧を持っている

 

朔弥:あいつは…?

 

エクレ:奴はゴドウィン・ドリュール!ガレットの将軍だ!

 

優:ゲームで言うところの中ボスというところですか…!

 

ゴドウィン:勇者の坊主は我らが主ガウル殿下のご指名なのだが…気が変わった、ここで貴様を倒してくれる!

 

朔弥:…おい蒼真(小声)

 

蒼真:?なんですか朔弥義兄さん…?(小声)

 

朔弥:お前は先にいけ…!(小声)

 

エクレ:ゴドウィン将軍と兵士達は私達が引き受ける…!(小声)

 

優:ですから蒼真はガウル殿下の元へ…!(小声)

 

蒼真:わかりました…!(小声)

 

ゴドウィン:お前ら何ごちゃごちゃ話してやがる!!

 

〜ブウン!〜

 

ゴドウィンは鉄球を蒼真達に投げてきたが

 

蒼真:オラァ!

 

〜ドゴン!〜

 

ゴドウィン:ぬぅ!?

 

〜ガシッ!〜

 

蒼真はその鉄球を蹴り返した!ゴドウィンは驚きつつもキャッチする

 

ゴドウィン:この俺の鉄球を蹴り返すとはな…!おもしろい!もっと俺を楽しませろ!!

 

ゴドウィンが大斧で攻撃しようとしたその時!

 

〜キラン…!グルルルルルル!〜

 

ゴドウィン:あん?

 

〜ガアン!〜

 

ゴドウィンの背後から謎の紫色の円盤が飛んできて、それに気づいたゴドウィンは大斧で防ぐ!

 

ゴドウィン:でゃあぁぁぁぁ!!

 

〜ガキン!ギュルルルルルルルル…!ザン…!〜

 

ゴドウィンが円盤を押し返すとその円盤は回転が弱まり、蒼真達の近くに刺さるとそれは大刀であった

 

エクレ:!この刀は…!

 

優:エクレさん、知ってるんですか?

 

優が聞こうとしたその時

 

???:遠間より失礼仕った!

 

???2:アン!

 

蒼真達は上を向くとそこには砦の壁に立つ1人の女性と犬が1匹いた、女性は先ほどから蒼真達を見ていた親方様であった

 

親方様:おぉ、久しぶりでござるなエクレール…暫く見ないうちに大きくなった…!

 

エクレ:ダルキアン卿!!

 

蒼真:えっ?

 

ゴドウィン:ダルキアンだとぉ…!?

 

親方様→ダルキアン:以下にも…そこの斧将軍と勇者様方にはお初にお目にかかる…ビスコッティ騎士団自由騎士、隠密部隊頭領、ブリオッシュ・ダルキアン!

 

〜バッ!〜

 

ダルキアンは手に持っていた巻物を広げ蒼真達に見せる

 

ダルキアン:騎士団長、ロラン殿の要請を受け…助太刀に参った!

 

ホムラ:ワォォォォォン!

 

ホムラが吠えたその時、蒼真は後ろの塔からダルキアンを狙い、月の光を反射した弓矢を確認した

 

蒼真:はっ!危ない!後ろ!!

 

〜ビュンビュビュン、ビュン!〜

 

蒼真が危険を知らせたのと同時に無数の弓矢が放たれたが…

 

ダルキアン:紋章剣…

 

〜ギュイン!〜

 

ダルキアンが腰の刀に手を掛けたのと同時に紫の紋章が現れる

 

ダルキアン:烈空…一文字!

 

〜ズバン!〜

 

ダルキアンの紫の烈空一文字が無数の弓矢を全て斬り落としたその時…

 

〜ズズズズズズ…!〜

 

兵士達:うわぁぁぁぁぁぁぁ!?

 

〜ズシャアーン!!〜

 

なんとダルキアンは弓矢だけでなく塔までも真っ二つに斬り裂き、斬られた塔の上部分はそのまま地面に落ちた

 

優:と、塔を…斬った…!?

 

ダルキアン:いや〜助かったでござるよ勇者殿♪

 

蒼真:あっ…いえ!

 

朔弥:…(あのダルキアンって人…蒼真が伝える前から気づいてたな…只者じゃねぇな…)

 

ダルキアン:おっ、登場の途中でござったな…えっと…どこまで話したか?

 

ダルキアンは足元のホムラに聞く

 

ホムラ:アン!

 

しかしホムラは犬なので吠えるしかできなかった

 

ダルキアン:まぁともかく、押しかけ助っ人の推参でござる、さぁ…いざ尋常に…!

 

〜ヒュ〜…ドパーン!〜

 

ダルキアンの後ろから花火が打ち上がる

 

ダルキアン:勝負でござる♪

 

同時刻砦の別の場所に待機していた部隊長は突然打ち上がった花火に驚く

 

部隊長:花火!?誰だあんなもの上げたのは!?

 

部隊長が後ろに待機している兵士達に振り向きながら聞いたその時

 

〜ボンボンボンボン!〜

 

突如兵士達が猫玉となりそこにはユキカゼがいた

 

部隊長:なぁがががぁ!?

 

ユキカゼ:拙者…ビスコッティ騎士団、隠密部隊…

 

ユキカゼが名乗り始めるが…

 

部隊長:おのれぇいつのまに!!

 

部隊長に名乗りを遮られた

 

ユキカゼ:うぅ…最後まで言わせて欲しいでござる…紋章拳!

 

〜ギュイン!〜

 

ユキカゼの右手の甲に黄色の紋章が現れる

 

部隊長:いいいいやぁぁぁ!

 

部隊長がユキカゼに突撃していくが

 

〜ビュウン!〜

 

部隊長:えっ…?

 

ユキカゼが凄まじいスピードで部隊長の懐に入り込む

 

ユキカゼ:ユキカゼ式体術… 狐流…!

 

〜ドゴン!〜

 

部隊長:がぁかぅ!?

 

ユキカゼは右ストレートで部隊長の鎧を破壊する!

 

ユキカゼ:…蓮華昇!

 

ユキカゼはそのまま左足で部隊長を空高く蹴り上げる!

 

部隊長:うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぇ…!?

 

部隊長は月に重なるくらいの高さまで蹴り上げられ、ユキカゼも飛び上がり部隊長と同じ高さに辿り着く

 

ユキカゼ:斬!

 

〜ジャキン!ボフン!〜

 

ユキカゼは懐の小刀を取り出し、部隊長を一刀両断し猫玉にした!

 

〜シュタ!〜

 

ユキカゼは着地し、小刀を懐に戻した

 

ユキカゼ:ビスコッティ騎士団、隠密部隊筆頭…ユキカゼ・パネトーネにござる!にん♪

 

ユキカゼは名乗り終えると左手の甲に紋章を出す

 

リコ:ユッキー〜!

 

ユキカゼ:?

 

リコ:花火も砲弾もゲットしてきたでありま〜す!

 

琥珀:いっぱいあったよ〜!

 

リコと琥珀が火薬などを集めてユキカゼの元にやってきた

 

ユキカゼ:ナイスでござるよリコ、琥珀殿!

 

部隊長:おんぐ…がぁ…

 

ユキカゼ:あっちなみに、リコを捕まえようとした兵士達は全員眠ってもらっているでござるよ、後で助けてあげるとよろしいかと

 

ユキカゼ:ではリコ、琥珀殿、早速親方様とエクレ達の支援に向かうでござるよ〜

 

ユキカゼはリコを背負いながら今度の任務を伝える

 

リコ:了解でありますよユッキー!

 

琥珀:レッツゴー!

 

〜ギュイン!…ビュウン!〜

 

ユキカゼは足元に紋章を発動させ、壁を軽々とジャンプする!

 

琥珀:へぇ〜…輝力ってこんなこともできるんだ…って僕も行かないと!

 

琥珀は壁をダッシュで駆け上がっていき、最後にジャンプし壁を越える

 

ユキカゼ達の視界には蒼真達が兵士達と戦っている様子が映る

 

ユキカゼ:おぉ〜やってるでござるな〜

 

リコ:応援の1発、ドカンといくでありますよ〜!

 

ユキカゼ:ござる♪

 

琥珀:応援の1発?

 

〜バッ!〜

 

ユキカゼとリコは砦から集めた花火と砲弾を空中にばら撒く

 

ユキカゼ:リコ&ユッキー式砲術…!

 

リコは右手の甲にユキカゼは左手の甲に紋章を発動させる

 

ユキカゼ&リコ:繚乱、大百花!!

 

〜キラ〜〜〜ン!〜

 

2人が紋章を出した拳をぶつけさせると、2つの紋章が共鳴し波動が起き、その波動は花火玉と砲弾に伝わり、点火した

 

〜ヒュ〜…ドガガガガガガガガン!〜

 

花火玉と砲弾は一気に爆発し、次々と兵士達を猫玉にしていくが…

 

琥珀:…や、やりすぎじゃない…?(汗)

 

砦内部は火の海になっていた

 

蒼真:なんかすごいことになってる!?

 

朔弥:蒼真!今のうちに殿下のところに行け!

 

蒼真:わ、わかりました!

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

蒼真はセルクルに乗り、ガウルのいる場所へ向かっていく

 

優:さて、ガウル殿下は蒼真に任せて…!

 

エクレ:我々はゴドウィン将軍達をここで倒す!

 

ゴドウィン:貴様らぁぁぁぁ!よくもやってくれたなぁぁぁぁ!!

 

ダルキアン:エクレール、勇者殿のご友人方、いくでござるよ!

 

エクレ達:はい!/おう!

 

ダルキアン達はゴドウィン将軍達と戦闘や開始する!

 

その頃砦内部に潜入した蒼真は通路のような場所にたどり着いた

 

蒼真:ここは…?

 

ガウル:よう

 

蒼真:っ!

 

蒼真は前を見るとそこには同じようにセルクルに乗り、槍を持ったガウルがいた

 

ガウル:お前がビスコッティの勇者だなぁ…俺はガレットのガウル・ガレット・デ・ロアだ!お前の名前はなんて言うんだ?

 

蒼真:僕は蒼真…礼堂蒼真!ビスコッティの勇者だ!

 

ガウル:蒼真か…良い名前だな!

 

蒼真:それはどうも…!

 

ガウル:さて…お互い名乗ったことだし…勝負といこうじゃねぇか!

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

蒼真:望むところだ!

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

蒼真とガウルはセルクルに乗ったままお互いに突撃していく!

 

蒼真&ガウル:はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

〜ガキン!〜

 

蒼真のパラディオンとガウルの槍が激突し、今2人の一騎打ちが始まる!




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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決着!蒼真VSガウル!

〜前回のあらすじ〜
ミオン砦に到着し、ガレット軍と戦いを繰り広げる蒼真達、そんな蒼真達の前に現れたのはガレットの将軍、ゴドウィンであった、蒼真達はゴドウィンと百騎を超える兵士達に足止めされていたその時、ビスコッティの自由騎士、ダルキアンと隠密隊筆頭ユキカゼが援軍に駆けつけ、蒼真はガウルとの一騎打ちに挑む!


蒼真&ガウル:うぉぉぉぉぉぉ!!

 

〜ガキン!〜

 

蒼真&ガウル:くぅ…!

 

蒼真とガウルは激しい攻防戦を繰り広げており、お互いの武器がぶつかり合う

 

〜ガン!ギン!ガン!ゴン!ガン!〜

 

2人は一旦お互いに距離を取る

 

ガウル:へっへへ…!

 

〜ブン!〜

 

ガウルは持っていた槍を蒼真に向けると

 

〜ボガン!〜

 

ガウル:おっ?

 

今までの激しい攻防によって槍がへし折れたのであった

 

蒼真:くっ…!

 

〜ボガン!〜

 

蒼真:ッ!

 

それは蒼真も同じで棒形態のパラディオンも折れてしまった

 

ガウル:良いねぇ…十分客を呼べる腕前だ…!

 

ガウルはそう言うと折れた槍を捨て、セルクルから降り、セルクルをここから離れさせる

 

ガウル:だが…もうちっと派手な技が欲しいとこだな、俺らの戦は、見せてなんぼの代物だ…!

 

〜ドォウン!〜

 

ガウルは自身の紋章を背後に出現させる

 

ガウル:強さと華麗さ・豪快さ…その辺が騎士と戦士の必須事項、そのための力が…この輝力だ!

 

〜ギュイン!ギュイン!〜

 

すると、ガウルの両手足に輝力のエネルギーが獣の爪のような形となって装備される

 

ガウル:輝力解放、獅子王爪牙!!

 

〜ダッ!〜

 

ガウルはそのまま蒼真に向かって突撃してくる

 

蒼真:くっ!

 

蒼真は折れて2本になったパラディオンで攻撃を防ごうとする

 

ガウル:へへっ!

 

〜ドオン!〜

 

蒼真:ぐぅ…!

 

ガウルの蹴りをパラディオンでなんとか防いだ蒼真だったがその衝撃でセルクルから落とされてしまった

 

ガウル:どぉぉぉりゃあぁぁぁぁ!!!

 

〜ビュビュビュビュビュビュン!〜

 

蒼真:ぐっ、ふっ、くっ…!

 

ガウルは連続パンチを繰り出し、蒼真はパラディオンで防ぐ

 

ガウル:天雷…!

 

〜ドォォン!〜

 

蒼真:ッ!?

 

ガウルは輝力の光弾を放ち蒼真はパラディオンで防ぐがそのまま吹き飛ばされ宙に浮いた

 

ガウル:へっへへ!

 

〜ビュン!〜

 

ガウルは蒼真の元までジャンプし一気に近づいた!

 

〜ビュウン!ガシャン!〜

 

蒼真:うっ!

 

ガウルはそのまま左手を突き出して攻撃し、蒼真は回避しようとしたが左手の手甲が破壊される

 

〜ドオン!〜

 

ガウルは両手を天井につけ、紋章を発動する

 

〜ドン!〜

 

蒼真:がぁ!?

 

ガウル:爆砕陣!!

 

〜ドガァァァ!〜

 

ガウルは勢いを利用して急降下キックを蒼真に喰らわせ、地面に叩きつけた!

 

そのままガウルは蒼真に乗りながら滑っていくが…

 

ガウル:…あれ?

 

〜ドゴーーーーン!〜

 

なんと2人揃って近くの柱に激突し、轟音が鳴り響き煙が舞う

 

ガウル:〜〜〜!!

 

ガウルは激突した衝撃に痛がっていたがすぐさま立ち上がる

 

ガウル:…ぐははははははははぁっ!どうよ!獅子王爪牙からの天雷爆砕陣!!街じゃ噂の輝力系必殺技だ!ふっ、終わったな…!

 

ガウルが鼻血を出した状態で自信満々に言ったその時!

 

〜バゴーン!〜

 

ガウル:ふっふぁ!?

 

蒼真:はぁ…はぁ…勝手に終わらすなぁぁぁぁ!!

 

同じく柱に激突して瓦礫に埋まっていた蒼真が瓦礫を吹き飛ばして立ち上がった

 

ガウル:あ、あ〜れぇ!?あっいや、今のは普通に終わりだろ!?

 

ガウルは蒼真が立ち上がってことに困惑していた

 

ガウル:何で立ってんだテメェ…?化け物か?化け物なのか!?お!?

 

ガウルは蒼真の身体見ていると、パラディオンの先がボロボロに傷ついていることに気づいた

 

蒼真は地面に叩きつけられる前に両手に持っていた折れて2本になっていたパラディオンを先に地面に突き刺して防御していたのだ!

 

ガウル:(へっ…こいつ…あの一瞬でそんな防御を…!)

 

ガウルが一瞬で防御姿勢を取った蒼真に感心していたその時

 

〜ブシャ!〜

 

蒼真:だぁ!?

 

ガウル:うぉ!?

 

蒼真の頭から血が噴き出たのであった

 

蒼真&ガウル:(やっぱり効いてたぁぁぁぁ!?)

 

蒼真:ダァァァえぇぇぇぇ!?

 

ガウル:あぁぁ!!ば、バカおめぇ!?

 

蒼真は頭から血を出しながら柱の周りを走り回り、ガウルはそれを追いかけて、蒼真のマントを掴み捕まえる

 

ガウル:怪我してんじゃねえか!? 異世界人はけもの玉になれねえんだから、あんまり無理な耐え方すっな…

 

ガウルは呆れた様子でそう言うと、蒼真は頭の血を祓うように頭を振る

 

蒼真:よ、余計な心配はNOサンキュー!それになんとなくわかってきたぞ…輝力ってのは…こんな感じ!

 

蒼真は両手のパラディオンに輝力を流すと2本パラディオンの先に輝力の刃が付与された!

 

ガウル:ほう…!

 

蒼真:僕は許さない…

 

ガウル:あん?

 

蒼真:姫様を誘拐して、コンサートを中止させようとした君を、僕は許さない!!

 

ガウル:へっ?こ、コンサート!?

 

〜ダン!〜

 

ガウル:!?

 

蒼真:はぁぁぁぁ!

 

ガウル:ッ!

 

〜ガッ、ガキン!〜

 

ガウルは近くにあった剣を手に取り蒼真の攻撃を受け止める

 

ガウル:いっや待て待て待て勇者!!コンサートって!?

 

蒼真:ふん!

 

〜バキン!〜

 

ガウル:なっ!?

 

蒼真はガウルの剣をそのままへし折った!

 

蒼真:デェヤァァ!

 

〜ドゴン!〜

 

ガウル:がはぁ!?

 

〜ビュン、ドゴーン!〜

 

蒼真はガウルの腹部に回し蹴りを食らわせ、壁まで蹴り飛ばした!

 

蒼真:トドメだ!

 

蒼真は再び紋章を発動させ、パラディオンに輝力を流し込む

 

蒼真:烈空…十文字!!

 

〜ズバン!〜

 

蒼真は十字のオレンジの斬撃をガウルに向けて放った!

 

ガウル:ててて…っ!?

 

〜ドゴーーーーン!!〜

 

ガウル:ガァァァァァ!?

 

蒼真の烈空十文字がガウルに命中し、煙が舞い上がった

 

ガウル:が、がぁぁぁ…!

 

煙が収まるとそこにはガウルが後ろから倒れていた

 

蒼真:どうする?まだやる?

 

ガウル:…いや…今回は俺の完敗だ…もう一歩も動かねぇよ

 

蒼真:そっか…

 

こうして、今回のミオン砦の蒼真VSガウルは蒼真が勝利したのであった

 

ガウル:ってそうだ勇者!!お前コンサートってどう言うことだ!!

 

蒼真:どうもこうも、今日は久しぶりの姫様のコンサートなのに君達が姫様を誘拐しようとしたから、危うく中止になるところだったんだぞ!

 

ガウルは蒼真から話を聞いて顔から大量の汗が流れ出ていた

 

蒼真:?ねぇ何とか言ったらどうな…

 

ガウル:ま、まじかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

蒼真:うぉびっくりした!?

 

蒼真は突然ガウルが叫んだことで驚いた

 

蒼真:えっ…まさかガウル…知らなかったの?

 

ガウル:あったりまえだ!!!コンサートがあること知ってたらそんなことするかっての!!!

 

〜ドガーーーン!〜

 

蒼真&ガウル:え?

 

すると、突然扉が破壊され、そこから見覚えのある1人の女性がやってきた

 

レオ:ガウル…貴様…!!

 

ガウル:あ、ああああ姉上ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

蒼真:レオ閣下!?どうしてここに!?

 

レオ:この…大馬鹿者がぁぁぁぁぁ!!!

 

〜ゴチーーーーン!!!〜

 

ガウル:ギャアァァァァァァァァァァ!!!

 

ガウルはレオから強烈な拳骨を喰らった

 

蒼真はレオの後ろを見るとそこにはエクレ、リコ、ユキカゼ、ダルキアン、朔弥、優、琥珀達7人と、既にお仕置きされたのか頭に大きなタンコブができたジェノワーズの3人とゴドウィンがいた

 

レオ:今回は勇者のお陰でどうにかなったが…もし誘拐してコンサートが中止になったらどう責任を取るつもりだったのじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

ガウル:ご、ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!!

 

ガウルは完全に怒っているレオの前ではまるで子犬のような感じに怯えていた

 

レオ:勇者よ、この度は愚弟(ガウル)が迷惑をかけたな…

 

蒼真:あ、えっと…最初は怒ってましたけど、ガウルのお陰でまた輝力の使い方がわかったので…その、なんというか…

 

レオ:そうか…犬姫に伝えてもらえぬか、今回のことについては後日謝罪すると…ゴドウィン!!そこの3バカを連れてこい!!

 

ゴドウィン:ハッ!!

 

ゴドウィンは気絶しているジェノワーズの3人を持ち上げる

 

レオ:行くぞ!!

 

ガウル:イデデデデデデ!!姉上頭掴まないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

 

レオはガウルの頭を思いっきり掴み、引き摺りながらその場を去っていき、ゴドウィンもそれにつづいていく

 

朔弥:蒼真、大丈夫か?

 

蒼真:はい、なんとか

 

すると、ユキカゼが蒼真の近くまで歩いてくる

 

ユキカゼ:勇者殿、自己紹介がまだでござった、拙者、ビスコッティの隠密隊筆頭、ユキカゼ・パネトーネにてござる

 

蒼真:初めまして、ビスコッティの勇者、礼堂蒼真です!

 

〜ニコ〜!〜

 

蒼真は笑顔で元気よく返事をする

 

ダルキアン:しかしさすがは勇者殿でござるな、あのガウル殿下に勝利するとは…見事でござったよ

 

蒼真:ありがとうございます!…ところでユキカゼさん?

 

ユキカゼ:さんは不要でござる

 

蒼真:じゃあユキカゼ…なんで僕の頭を撫でてるの?

 

ユキカゼ:え?

 

ユキカゼは蒼真に指摘され自身の右手を見ると

 

〜なでなで、なでなで〜

 

ユキカゼは無意識に蒼真の頭を撫でていたようだ

 

ユキカゼ:おっと、これは失礼したでござるよ

 

蒼真:大丈夫だよ、僕も頭撫でられて気持ちよかったし、ユキカゼ撫でるの上手だね♪

 

ユキカゼ:ありがとうでござる〜♪

 

ユキカゼは蒼真に頭を撫でるのが上手だと褒められる嬉しそうだ

 

蒼真:さて、それじゃあみなさん、姫様に戦の勝利の報告と歌を聴くためにホールに向かいましょうか

 

エクレ:何を言ってる勇者、姫様のコンサートまで後20分、ここからホールまで1時間はかかる…どれだけ急いでも間に合わんぞ

 

蒼真:大丈夫、このウルトラマンのチップを使えば余裕で間に合うよ

 

蒼真はあるウルトラマンのチップを取り出す

 

蒼真:スタイルチェンジ!ウルトラマンデッカー!

 

〜キュイン!〜

 

デバイス《ウルトラマンデッカー!ディスチャージ!》

 

〜ピカーーーン!〜

 

ダルキアン:こ、これはいったい!?

 

ユキカゼ:ま、眩しいでござる!?

 

光が収まるとそこには銀、赤、水色の三色のスーツとアーマー、胸には宇宙をイメージした模様と左胸に青い結晶が付いており、額にはにはウルトラマンデッカーの頭部のクリスタルが装備されていた

 

蒼真:デッカースタイル!からの…!

 

〜キュイィィィィィン!〜

 

蒼真は両腕を胸の前でクロスし、左右に広げると蒼真の周りの虹色の光が螺旋回転し囲み、消えると蒼真のスーツとアーマーの色が銀と水色の2色の姿に変わっていた

 

蒼真:ミラクルタイプ!

 

リコ:また姿が変わったであります!

 

朔弥:蒼真、そのスタイルでどうするつもりだ?

 

蒼真:まぁ見ててください

 

蒼真はみんなの前に立ち、両手を伸ばした状態で胸の前でクロスし、右手を下に、左手を上にくるように回転させると、左手が水色に光り輝き、蒼真は水色の輪を描くように左手を回転させる

 

〜ブウゥゥゥン!〜

 

蒼真が描いた輪を中心に歪みが発生する

 

エクレ:勇者、貴様この輪でどうするというのだ!?

 

蒼真:それはこの輪に入ればわかるよ

 

琥珀:この輪っかに入るの?

 

蒼真:うん、それじゃあみなさん、入ってください

 

朔弥達:おう/うん!/はい

 

〜シュイン!〜

 

朔弥達はすぐ輪の中に入り、姿が消えた

 

ユキカゼ:き、消えたでござる!?

 

リコ:どういう仕組みでありますか!?

 

ダルキアン:うむ、拙者達も入るでござるよ

 

〜シュイン〜

 

ダルキアンを筆頭にエクレ達も恐る恐る輪に入り、最後に蒼真が輪の中に入る

 

〜コンサートホール〜

 

その頃ミルヒは控え室で衣装などに着替えて、ライブの時間まで待機していた

 

ミルヒ:…(勇者様方…大丈夫でしょうか…)

 

ミルヒが蒼真達を心配していたその時

 

〜シュイン!〜

 

ミルヒ:っ!?

 

ミルヒの後ろに水色の輪が出現した

 

ミルヒ:こ、これはいったい?

 

〜シュイン!〜

 

すると輪の中から

 

先に入った朔弥達とダルキアン達が出てきた

 

朔弥:ここは?

 

優:どこかの部屋のようですね

 

ミルヒ:リコ、エクレール!?それにユキカゼにブリオッシュまで!?

 

ダルキアン:これは姫様、お久しぶりでございます

 

エクレ:姫様がここにおられるということは…ここはホール!?

 

リコ:ミオン砦からここまで一気に移動したということでありますか!?

 

ユキカゼ:すごいでござるな〜

 

みんなが驚いていると

 

〜シュイン!〜

 

蒼真:よっと

 

〜シュイン…〜

 

最後に残っていた蒼真も輪の中から現れ、変身を解除したと同時に水色の輪も消える

 

ミルヒ:勇者様!

 

蒼真:姫様…勇者蒼真、無事戦に勝利し、戻って参りました!

 

ミルヒ:とっても心配しました…でも、無事に戻ってこられてよかったです!

 

〜ガチャ〜

 

すると、控え室のドアが開く

 

アメリタ:失礼します…って勇者様方!?いつお戻りに!?

 

ミルヒ:アメリタ!

 

赤髪の彼女はアメリタ・トランペ、ミルヒの秘書である

 

蒼真:つい先ほど戻ってきました!

 

アメリタ:そうでしたか…姫様、あと20分でコンサートのお時間です、準備お願いします!

 

ミルヒ:はい!

 

アメリタ:勇者様方は特等席の方にご案内いたします

 

蒼真:ありがとうございます!

 

蒼真達が移動しようとすると

 

ミルヒ:勇者様

 

蒼真:?どうされました?

 

ミルヒ:少し、お話をしたいのですがよろしいでしょうか?

 

蒼真:わかりました、朔弥義兄さん達は先に行っててください

 

朔弥:わかった、先に言ってるぞ

 

朔弥達は先に特等席に向かい、蒼真とミルヒは近くにあった椅子に座る

 

蒼真:それで姫様、お話とは?

 

ミルヒ:…あのね、勇者様…

 

蒼真:はい

 

ミルヒ:お話ししようととしてたこと…

 

蒼真:うん

 

ミルヒ:私、ビスコッティの領主になったばっかりなんです…騎士団のみんなも、みんな父様の代からの騎士の人達ばっかり、両者としては全然ひよっこでダメダメなんです…ですから、勇者様にも本当にいろんなご迷惑…

 

〜ギュッ〜

 

ミルヒ:ッ…!

 

ミルヒが続きを言おうとしたその時、蒼真がミルヒの手を両手で優しく握った

 

蒼真:ぜぇんぜん!もう全く迷惑なんかじゃない!こっちに呼んでもらって、たった1日でもうこんなにすっごい体験ができてるし、こんなかわいい姫様にも会えてしね♪

 

蒼真は笑顔でミルヒにそう言い、ミルヒは嬉しそうな顔を浮かべる

 

蒼真:それにひよっこでもいいじゃん、僕だって勇者歴1日目のひよっこ勇者!ひよっこだって頑張れば飛べる…毎日一生懸命ならきっと立派な大人になれる、これ僕の幼馴染の1人の教え、ですから姫様は立派は領主ですよ♪

 

ミルヒ:ッ…!勇者様…!

 

〜コンコン〜

 

蒼真&ミルヒ:?

 

アメリタ:姫様、あと10分で始まりますので、着替えの方をお願いします

 

ミルヒ:はい、わかりました!

 

蒼真:それじゃあ姫様、また後で

 

ミルヒ:はい!

 

こうして、姫様のコンサートは無事に開催され、ビスコッティは2度の勝利を納めたのであった!

 

ちなみにミルヒの歌を聴いていた蒼真はこう思った

 

蒼真:姫様…歌もそうだけど、とても綺麗だなぁ




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

ちなみにミルヒの歌を知りたい方は是非DOGDAYS本編をご覧ください


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お詫び戦の準備!

〜前回のあらすじ〜

ミオン砦で行われた蒼真とガウルの一騎打ち、両者激しい戦いを繰り広げ、激闘の末勝利したのは蒼真だった!どうやらガウルはミルヒのコンサートがあることを知らずに誘拐しようとしたらしく、そのことでレオからみっちり叱られたのであった、そして蒼真達も無事にコンサートに間に合い、ミルヒの歌を聴くことができたのであった


〜蒼真side〜

 

ミオン砦戦から翌日、ガウルとジェノワーズのみんなが謝罪を兼ねて、お詫びの企画を持ってきて、現在戦の準備をしています

 

エクレ:今日の戦は不安定な足場での水上戦だ、我々軽装騎士が率先して動かねばならん

 

蒼真:うん!

 

リコッタ:勇者様〜!マントの洗濯、上がってきたでありますよ〜!

 

リコッタが蒼真の勇者服のマントを持ってきた

 

蒼真:ありがとうリコ!

 

蒼真はリコからマントを受け取る

 

リコッタ:汚れ落ちも完璧!ピカピカでありまぁす!

 

蒼真:ほんとだ!さすがはメイド隊のみなさん!

 

琥珀:ピカピカだね〜

 

蒼真がメイド隊の仕事ぶりに感心していると

 

〜ザッ、ザッ、ザッ〜

 

ダルキアン:おぉ〜、勇者殿達にエクレール、リコッタ!ずいぶん早くからの現場入りでござるな〜

 

エクレ:ダルキアン卿!おはようございます!

 

ユキカゼ:みんなお疲れ〜でござる!

 

リコッタ:ユッキー!おはようであります!

 

蒼真:おはよう!

 

ユキカゼ:おはようでござるよリコ、勇者殿♪

 

リコッタ:現場はすっかり整ってるであります!

 

ダルキアン:うん、今日も晴天、湖を渡る風も心地よい…戦日和でござるなぁ!

 

ユキカゼ:でございますな〜、拙者もワクワクでございます!

 

エクレ:ユキと一緒の戦なんて久しぶりだ〜、楽しみだな

 

ユキカゼ:そうでござるな〜、エクレがどれくらい強くなったのか、興味津々でござる

 

リコッタ:今日は自分も参加していいことになってるであります!頑張るでありますよ〜!!

 

ダルキアン:うん、良きかな良きかな♪な、勇者殿?

 

蒼真:はい!

 

〜ピンポンパンポ〜ン…!〜

 

ミルヒ:《現場の皆さ〜ん、おはようございま〜す!フィリアンノ城の、ミルヒオーレで〜す!》

 

リコッタ:はっ!姫様であります!

 

エクレ:あぁ、姫様だ!

 

フロニャルドの四角形の映像版からミルヒが映し出される

 

ミルヒ:《正午からの水上戦、戦場の準備は順調ですか?私もこちらのお仕事が片付け次第現場入りします、ガウル殿下のご厚意で開催されるこのイベント、殿下からはお客を入れての抗争興行だそうですが、まずは私や、ビスコッティ騎士団のみんなが楽しんでほしいとお言葉を頂いておりますなので、私も楽しんじゃいますよ〜!もうすぐ行きます!待っててくださいね〜!》

 

〜オォォォォォォォォォォ!〜

 

それを聴いたビスコッティの戦士達は叫ぶのであった

 

蒼真:姫様、相変わらずみんなに愛されてるね〜

 

優:こんなに大勢の方に愛されているとは…

 

エクレ:それはそうだ!我々の姫様なのだからな!

 

ユキカゼ:拙者も姫様大好きでござるよ〜!めっちゃお優しい方でござるから〜!

 

リコッタ:でありま〜す!

 

蒼真:そっか〜…(姫様とは、コンサートの前に話したっきり仕事がお忙しいから話せてないな…お話しできる時間、取れるといいな…)

 

ユキカゼ:勇者殿?どうしたでござるか、ぼや〜っとして?

 

蒼真がそう考えているとユキカゼが気にかけ話しかけてきた

 

蒼真:えっ、あっ!いやいや、なんでもないですよユキカゼ…!

 

ユキカゼ:むむ…勇者殿はどうしく機を抜くと丁寧語で話すのでござるか〜?

 

蒼真:えっ、あぁ…つい

 

ユキカゼ:リコ〜エクレ〜、勇者殿がまだ拙者に懐いてくれんでござる〜(泣)

 

リコッタ:あらあら…(汗)

 

ユキカゼ:拙者はこんなに勇者殿を可愛がろうとしているのに…うぅ、寂しいでござる、切ないでござる〜…(泣)

 

リコッタ:おぉユッキー、ヨシヨシであります…

 

エクレ:勇者ユキを泣かせるな!馬鹿者がぁ…!

 

蒼真:あぁいやだって年上だし、ユキカゼって呼び捨てするのもなんか抵抗がぁて…(汗)

 

朔弥:あ〜蒼真は真面目だから敬語が抜けないのか…

 

ユキカゼ:確かに拙者、勇者殿よりわりかし年上でござるが、そんならユキッチでもなんでも、自由に呼んでくれても良いのにござるのに〜(泣)

 

蒼真:ユキッチって…ええっと、ええっと…じゃあユッキー!(汗)

 

ユキカゼ:それにござる!

 

蒼真:ふぅ…(汗)

 

蒼真はユッキーという呼び名に納得してもらえて安心した

 

リコッタ:おぉ〜!自分とお揃いでありますな〜!

 

蒼真:ユッキー、もう大丈夫、もう丁寧語は使わないから

 

ユキカゼ:ほんとにござるな〜約束でござるよ

 

蒼真:もちろん!だって勇者と隠密筆頭は…!

 

ユキカゼ:仲良しにござる〜!

 

蒼真&ユキカゼ:イェーイ!

 

〜キラーン!〜

 

蒼真&ユキカゼ:ヘイ、ヘイ!イェーイ!

 

2人は手のひらに紋章を出して、ハイタッチしていくと紋章からキラーンと音が鳴る

 

蒼真:よかった〜ユッキーもこれ知ってて!

 

ユキカゼ:知ってるに決まってるでござる〜、可愛いリコの得意技でござるから

 

リコッタ:いや〜、2人の友情が成立であります!美しい光景でありますな〜

 

エクレ:私はお前やユキとも友達だが…あのキラーンはやらないからな…絶対に…!

 

蒼真:え〜…

 

蒼真はちょっと残念そうに言う

 

エクレ:だいたい、いったいどこから出てくるんだあのキラーンって音は!

 

リコッタ:もちろん紋章術で!

 

ユキカゼ:こう…ポーズを取ったら出るようにしてみたでござる!

 

〜キラーン!〜

 

ユキカゼはポーズを取ると、再びキラーンと音がなる

 

リコッタ:こんな感じで〜…ほい!

 

〜キラーン!〜

 

リコッタ:ほほい!!

 

〜キラキラーン!〜

 

蒼真:あ〜僕も覚えようそれ!

 

琥珀:僕も覚えようかな〜

 

エクレ:いややるな覚えるな!!

 

ダルキアン:ふっはっはっはっは!若者同士、仲がいいのは良いでことござるが…

 

エクレ:あっ!ダルキアン卿…!すみません…今は戦の準備中でした…

 

ダルキアン:ん?違うでござるよエクレール、ほれ、勇者殿はお国の勇者でござろう?それならば拙者のことも名で呼んで、呼び捨ててくれてもかまわんでござるよと

 

蒼真&エクレ:うぇぇぇぇ!?(汗)

 

ユキカゼ:あ〜!それは素敵でございますな〜

 

蒼真:むむむむ、無理ですぅ!!大陸屈指の剣豪騎士をそんな呼び捨てなんて!!(汗)

 

エクレ:私が言うのもなんですがダメです!ダルキアン卿…それはダメです!!フロニャルドの歴史に名を刻む英雄剣士がそんな不用意なことをおっしゃられては…!!(汗)

 

ダルキアン:ふっはっは、そんな名など、周りが勝手に言っておるだけでござるよ、噂には尾鰭がつくものでござるし

 

朔弥:いやいやいや、だとしても年下に呼び捨てさせるのはハードル高いと思うんだが…(汗)

 

蒼真:その〜せめてユッキーとお揃いの親方様とかでしたら!

 

ユキカゼ:ん〜…勇者殿が隠密隊に入ってくれたら、そう呼んでもいいでござるよ〜♪

 

蒼真:うわぁぁ…どうしようエクレ?

 

エクレ:私に聞くな!

 

蒼真に聞かれたエクレはそう怒鳴るのであった

 

リコッタ:いや〜、みんなでいると楽しいでありますな〜♪

 

〜ガチャ、ガチャ、ガチャ、ガチャ〜

 

するとどこからかガチャガチャと音が近づいてくる

 

リコッタ:ん?

 

優:この音は…?

 

???:みなさ〜ん!お話し中失礼致しま〜す!

 

蒼真達は音が鳴る方向を見るとそこには髪色は水色で、額に赤いバンダナをつけた1人の男性騎士が駆け寄ってきた

 

リコッタ:おや?エミりんであります

 

蒼真:えっと〜、騎士団の人だよね?

 

エクレ:エミリオ・アラシード、親衛隊百騎長の1人だ、エミリオ、どうした?

 

エミリオ:はい、先ほどガレットの方からこちらの箱を渡されまして

 

エミりんことエミリオは渡された箱を見せる

 

ユキカゼ:手持ち箱?衣装入れでござるかな?

 

リコッタ:にしても、割とちっさめのケースであります

 

エミリオ:ビスコッティ騎士団の一同、特に女性の方々はいつもの甲冑ではなく、こちらの衣装で参戦してほしいと

 

エクレ:猛烈に嫌な予感がするんだが…エミリオ、開けて見たか?(汗)

 

エミリオ:あぁいえ、まだ…

 

ダルキアン:ふぅ…どれどれ

 

〜パカっ〜

 

ダルキアンは箱を開ける

 

ユキカゼ&リコッタ:おぉ〜…!

 

エミリオ:これは…!

 

エクレ:嫌な予感が当たった…あのガウル殿下とジェノワーズがいくら謝罪とはいえ普通の水上で戦を開催するわけがないと思っていたんだ…!(汗)

 

蒼真:えっと…この箱の中に入っている色とりどりの綺麗な布はやっぱり…

 

琥珀:うん、アレだよね?

 

優:アレですね

 

朔弥:あぁ、アレだな

 

リコッタ:はい!水着であります!ほら、ピラリン♪

 

リコッタは箱の中に入っていた水着の1着を蒼真達に見せる

 

蒼真:あっほんとだ、真っ赤なセパレート!

 

蒼真はかつてれいか達プリキュアのメンバーとプールや海に行く際にみんなの水着などを買いに行く時に荷物持ちとして同行するので種類を言い当てることができた

 

ユキカゼ:ということは…本日の戦は、「水着でドキドキ!水上決戦!!」ということでござるな!

 

ダルキアン:ふっはっはっは!これは愉快(笑)

 

エクレ:ダルキアン卿やユキ達はそれでいいかもしれませんが…

 

蒼真:なんか…エクレが1人で落ち込んでるよ?

 

リコッタ:エクレ、水着系イベントはあまり好きじゃないんであります

 

蒼真:そうなんだ…でもエクレ、かわいいから水着姿似合うと思うんだだけどな〜

 

エクレ:!?///

 

エクレは蒼真にいきなり可愛いと言われ顔が真っ赤になる

 

蒼真:?どうしたのエクレ?顔が赤いよ?

 

エクレ:な、ななななななんでもない!?///

 

蒼真:えっ?でも…

 

エクレ:なんでもないったらなんでもない!!///

 

ユキカゼ:う〜ん…エクレは相変わらず照れ屋さんでござるな〜♪

 

リコッタ:親衛隊長14歳…なにしろ思春期ど真ん中、色々微妙なお年頃であります…♪

 

朔弥:ふふふ、蒼真のやつ姫様ともいい感じみたいなのに今度は親衛隊長にフラグを建設したかw

 

蒼真とエクレのやりとりを見て、そんなことを呟く3人であった

 

その頃ミルヒはロラン、アメリタの2人と今回の戦の内容について話をしていた

 

ロラン:なるほど〜、水着で水上戦ですか

 

アメリタ:今日は陽気もいいですし、丁度いいかもしれませんね

 

ミルヒ:はい!ガウル殿下、以前私が企画した水上戦が面白かったからって

 

ロラン:あ〜、去年の戦ですね、あれは実に盛り上がりました

 

ミルヒ:あの時は、波の強いガレットの海でしたからちょっと残念な結果になってしまいましたが…今回は、ビスコッティの淡水湖が舞台です!負けませんよ〜♪

 

ロラン:ほぉ〜、ということは今回は姫様自ら指揮を取られると?

 

ミルヒ:はい♪騎士団長の許可さえいただけたら

 

ロラン:いやいや、姫様が我らを指揮してくださると仰せになんのいなやがありましょうか!是非ともお願いします!

 

ミルヒ:アメリタもいいですよね?

 

アメリタ:もちろんです、どうぞご存分に

 

ミルヒ:うわぁ〜い!がんばります!水着を出してもらわなきゃ!

 

アメリタ:えぇ

 

ロラン:アメリタ、なんなら君も出てみたらどうだい?水着なんて久しく着てないだろう

 

アメリタ:き、騎士団長ご冗談を、私なんて出てもなんの役にも立ちませんし…それに、水着なんて…///

 

ミルヒ:えぇ〜、そんなことありませんよ〜、アメリタも出ましょう♪

 

アメリタ:えぇ…それはその…///

 

ミルヒ:決まりです決まり!リゼルにお願いして、アメリタの水着も用意してもらいましょう!

 

アメリタ:あ…はい…///

 

こうして、今回の戦に参加することになったアメリタであった

 

一方ガレット側はガウルとゴドウィンが一つのテントの中にいた

 

ゴドウィン:ん…ん…ん…プハァァァ!!

 

〜ドン!〜

 

ゴドウィンはノンアルのお酒を飲みきり、ジャッキをテーブルに置く

 

ゴドウィン:フィィィィィハッハッハッハッ!いやいやいやいや今日も楽しい戦になりそうですなでぇぇぇんかぁ…!

 

ガウル:おうよゴドウィン!まぁ女子供がメインの戦だからよぉ…ザコを蹴散らす分には大した歯応えはないだろうが…

 

〜ゴック、ゴック、ゴック〜

 

ガウルは手に持っていたジャッキの中のジュースを飲む

 

ガウル:カァァハッハァァァァ!!

 

〜ダン!〜

 

ガウルもジャッキをテーブルに置く

 

ゴドウィン:殿下は勇者の坊主との再戦…そして私は…!

 

ガウル:おぉ…!あっちの騎士団長ロランをぶっ叩く!!

 

ゴドウィン:ロラン殿は我がガレットのバナード将軍と互角に戦う豪傑と聞いております…うぅぅぅぅ、胸が高鳴りますなぁぁ…!!

 

ガウル:おうよ!!俺も前回は勇者に負けちまったが…今回はリベンジさせてもらう!!それに今日は姉上も来ねぇし…思いっきり戦わせてもらうぜ!!

 

ガウル&ゴドウィン:ふっはっはっはっはっは、

 

ゴドウィン:いや〜まったく…!

 

ガウル&ゴドウィン:ふっはっはっはっはっ!なぁぁはっはっはっはっ!!!

 

2人が高笑いあっていると

 

ビオレ:はい、それは結構ですがね、ガウ様…

 

ガウル:いっ!?

 

ビオレ:ゴドウィン将軍…

 

ゴドウィン:うっ…!?

 

ビオレ:今回の戦は、先の騒動に対してのお詫び興行だってことお忘れなきようお願いしますよ

 

2人の前に、髪は紫色でスタイルの良い女性、ガレットの近衛隊長でレオの側役、ビオレ・アマレットが現れた

 

ガウル:な、なんだよビオレかよ…わっ〜てるようっせぇな…

 

ゴドウィン:いや〜私も無論…忘れてなどおりませんよビオレ殿

 

ビオレ:えぇ、それならいいんですが…

 

ガウル:てか、なんでビオレがこっちに残ってんだよ?うちのルージュはどこやったんだよ!

 

ビオレ:ルージュはやっぱりガウ様に甘いですから、今日は私がお目付役なんです、彼女には私の代わりに、レオ様の側役をお願いしてますよ

 

ガウル:えぇぇぇぇ…近衛隊長だからって横暴だぞ…姉上になんてくっつけたら、緊張でルージュの尻尾が禿げちまうじゃねぇかよ!

 

ビオレ:はい!近衛隊長の人事采配に口を挟まれませんように、それに…ルージュの尻尾も大丈夫です、レオ様はメイド達にはとってもお優しいんですから

 

ガウル:まぁ…そうだけどよ…

 

ビオレ:ルージュの話は今はいいんです、いいですかガウ様、さっきも言いましたが今回はお詫び興行です、手を抜けとも勝つなとも言いませんが相手方にちゃんと見せ場を作って差し上げること、これだけは忘れてはいけませんよ

 

ガウル:へぇいへ〜い

 

ビオレ:返事は一回で結構です

 

ガウル:っ…ふぇい

 

ビオレ:将軍も、よろしいですね?

 

ゴドウィン:はっ!心得ております

 

〜バサっ〜

 

すると、テントの入り口が開く

 

ノワール:ただいま

 

ノワールがテントの中に入ってきた

 

ガウル:おぉノワ!中継観てたぜ!現場はどうだった?

 

ノワール:リコと一緒で楽しかったです…♪

 

実はノワールは蒼真達と合流する前のリコッタと一緒に今回の戦についての中継を行なっていたのだ

 

ガウル:そうかそうか!

 

〜バサっ〜

 

ベール:失礼しま〜す

 

ジョーヌ:おっじゃま〜!

 

今度はベールとジョーヌが入ってきた

 

ガウル:おぉジョー、ベル、どうだおめぇら、衣装は決まったか?

 

ジョー:それなんですがビオレねぇやんが…ってあぁ!ねぇやんおるやん!

 

ビオレ:はい?

 

ベール:ビオレ姉様…はい、これ!

 

〜ガタン!〜

 

ベールは運んできた箱をテーブルの上に置く

 

ジョーヌ:ビオレねぇやんから水着選んで

 

ベール:姉様に合わせて、私達も決めますから

 

ビオレ:えぇ!?な、何言ってるの?私は、出ませんよ?

 

ジョーヌ&ベール:えぇぇぇぇぇ!?

 

ガウル:なんだよ出ろよ!元々ルージュが出る予定だったんだからよ〜

 

ジョーヌ:そやねん、ルージュねぇがおらへん分、ビオレねぇやんに出てもらわな

 

ベール:そうそう、さぁビオレ姉様、青いハイレグと白いワンピース、どっちにします〜?この黒いセパレートもとってもセクスィ〜!

 

ジョーヌ:こっちの際どいのも…めっちゃダイナマ〜イト!

 

ビオレ:うぅ〜…わかりました、選びますから…そこに置いといて…

 

ジョーヌ&ベール:イェイ!!

 

ベール:ノワはもう決まってるの?

 

ノワール:決まってる、というか戦士団服の下にもう着てる、ホラ

 

〜ペラっ〜

 

ノワールは自身の水着を見せる

 

ジョーヌ:ほんまや!?

 

ベール:ノワってば、準備万端!

 

〜ガタッ〜

 

するとゴドウィンが席から立つ

 

ゴドウィン:あ〜、では私は兵どもの様子を見て参りましょう…ついでに、あちらで着替えて参ります…

 

ガウル:お、なら俺も行くわ!あぁ丁度いい、お前達はここで着替えちまえよ

 

ジェノワーズ:は〜い!

 

ガウル:うんじゃあ、後で本陣に集合な! 

 

ジェノワーズ:おぉ〜!

 

こうして、両陣営準備を進めているのであった




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水着お披露目!アーネット湖水上戦!

〜前回のあらすじ〜
ガウルからのお詫び戦の準備を進める蒼真達、蒼真もビスコッティの仲間達と交流を深め仲良くなっていった、ガウルからの案で今回の戦は水着を着ての戦となったため、蒼真達はもちろん、ガウル達もそれぞれが選んだ水着を着るのであった


エミリオ:勇者様のご出身世界…地球でしたっけ?そちらでも水泳などあったりするのですか?

 

蒼真:ありますよ〜、水着もだいたい…てかほぼおんなじ形です!

 

エミリオ:そうですか!やはり異世界といえど…共通点は多いのですね

 

蒼真:ですね〜

 

蒼真達は現在とある部屋で水着に着替えていた、ちなみに今回朔弥達は見学するため不参加とのこと

 

蒼真:よく別荘のプールとかで泳いだりしてましたよ〜

 

エミリオ:それならば、水上戦もお手の物と!いや〜頼もしいです!

 

蒼真:がんばります!

 

〜数分後〜

 

蒼真:よし着替え完了!

 

蒼真は白がメインのトランクスタイプの水着を着ていた

 

エミリオ:はい!私も着替えました!

 

エミリオも着替え終わったようだ

 

エミリオ:さぁ、戦場に向かいましょうか!

 

蒼真:いきましょう!

 

蒼真とエミリオは戦場に向かって歩き始める

 

その頃地球、蒼真と和泉、れいか達の家に鏡夜がやってきて、何やら謎の装置をテレビに取り付けていた

 

鏡夜:よっしこれでOK!

 

れいか:あの…鏡夜さん、それはいったいなんですか?

 

鏡夜:これはな…俺様がフロニャルドに送り込んだドローンから送られてくる映像をテレビで観れるようにする装置でな、これでソウの勇者としての活躍を観てみようと思ってなw

 

椿:ソウくんの勇者としての活躍!?鏡夜さん…これって録画とかって…

 

鏡夜:もちろんできるぜ〜、さらに高画質だ♪

 

椿:やっふ〜!!!

 

なお:蒼真が勇者としてどんなことしてるのか気になってたんだ〜

 

咲:フロニャルドに美味しいものたくさんあるのかな〜?

 

舞:咲ったら…(汗)

 

鏡夜:よし、それじゃあ起動させるぜ〜、あっポチっとな

 

〜カチッ、ブウン〜

 

鏡夜がスイッチを押すとテレビに映像が映し出される

 

《ガラ〜ンゴン、ガラ〜ンゴン》

 

テレビに映像が映ると同時に鐘の音が鳴り響く

 

あすか:お、映ったな

 

フランボワーズ《さぁ!正午の鐘が鳴り響く中、いよいよ!準備が整いました!》

 

あかね:なんやアナウンサーみたいな人が喋っとるな〜

 

祈里:アナウンサーさんに猫の耳と尻尾がある!

 

和泉:あっ!ほんとだ〜!

 

灯:どうやらフロニャルドの住人には動物の耳と尻尾が生えてるようね

 

フランボワーズ《本日の戦は、ビスコッティ領内、フィリアンノ城のすぐ近く!砂浜を持ち、穏やかな波が打ち寄せる湖、アーネット湖が舞台となります!》

 

さあや:今回は湖で戦をするのね

 

フランボワーズ《湖に浮かべられたいくつもの浮き橋と足場、そして、5箇所に設置されたバトルステージ!みなさま、ご覧に見えますでしょうか!》

 

和泉:おぉ〜!楽しそう〜!!

 

和泉は今回の戦場を観てキラキラ目を輝かせていた

 

フランボワーズ《あぁ!今丁度、現地映像が出ていますねぇ〜、本日の実況は私、ガレット国営放送、フランボワーズ・シャルレイが!そして解説には、フィリアンノ城の姫様直属メイド隊、リゼル・コンキリエ隊長をお迎えしております!》

 

リゼル《よろしくお願い致します》

 

ほまれ:メイドさんには犬の耳と尻尾がついてる

 

フランボワーズ《はい!リゼル隊長、今回の戦場はどういったルールなんでしょうか?》

 

リゼル《えぇ、簡単に言えば、浮き橋や足場を渡って、戦場各所にあるフラッグを集めていくというルールになるんですが…》

 

フランボワーズ《はい、戦場各所に…白い旗が見えますね〜、あれがフラッグですか?》

 

リゼル《はい、両軍のどちらかがフラッグを確保すると、旗の色が変わるんですが、小さいサイズの現物が今ここにあります》

 

リゼルはフラッグの見本を見せる

 

フランボワーズ《はい、白い小さな旗ですね》

 

リゼル《フランさん、ちょっと持ち手の部分を握って、紋章を出していただけませんか?》

 

フランボワーズ《はい!では失礼して…よっ》

 

〜ギュイン!〜

 

フランボワーズはフラッグを持ち紋章を出すとフラッグが青色になる

 

フランボワーズ《おっとぉ!旗が青くなりましたよリゼル隊長!》

 

リゼル《えぇ、色が変わるんです、フランさんはガレットの方ですから青く変わりましたが、ビスコッティ側の私が触ると…》

 

〜キュイン〜

 

リゼルが紋章を出しフラッグに触れると今度はピンクに変わる

 

フランボワーズ《おぉ!旗がピンクに変わりました!これは楽しい!》

 

リゼル《国立研究員による新開発製品、にタッチカラーフラッグ」と言います!

 

フランボワーズ《ガレット側があの旗、フラッグを確保すれば青に、ビスコッティが確保すればピンクになる…つまりは…!》

 

リゼル《そう、より早くフラッグの場所に辿り着いて確保、確保されたフラッグは触られないように守り切る、そんな陣取り合戦です

 

フランボワーズ《なるほど…!》

 

リゼル《双方の本陣以外の旗は持って移動できますから、奪った旗は安全な場所に持っていくことも可能ですね》

 

フランボワーズ《はい…では、本陣の守りを固めるのは当然として、これは高度な戦略が必要になりますね〜!》

 

リゼル《それから、進軍速度ですね〜、素早い機動力が勝利の鍵ですよ》

 

フランボワーズ《たしかに!そして機動力という点では、いつもは重い甲冑を着ている戦士団や騎士団のみなさんも、今日は身軽です、なんたって、軽装も軽装!素肌の上に布地1枚!みなさん、水着でのご参加で〜す!!!》

 

〜ワァァァァァァァァ!!〜

 

フランボワーズの口から水着という言葉を聞いた会場のお客さん達、特に男が大盛り上がりだった

 

祈里:え!?水着なの!?

 

椿:ということは…ソウくんの水着姿が見れるって事!!早く録画しなきゃ!!!

 

椿は鏡夜から録画方法を教えてもらい録画を開始した

 

再び視点はフロニャルド、ビスコッティ陣営は水着に着替えた戦士達がいた

 

ユキカゼ:うっんエクレ!その水着、かわいいでござるよ〜!

 

エクレ:いやユキ…気を使ってくれるのは嬉しいが…お前に言われると虚しくなるので、そっとしておいてくれ…

 

エクレもスタイルはそこそこいいのだが、自身よりもスタイルも良くて胸も大きいユキカゼをみて虚しくなっていた

 

リコッタ:そんなことないであります!エクレはもっと自分に自信を持つであります!

 

ちなみにユキカゼは水色のビキニ、エクレとリコッタはタンキニで、エクレは白がメインで黄緑が少し入っており、リコッタは山吹色であった

 

フランボワーズ《おっ!ビスコッティ側の若手女子3名!ご登場です!》

 

フランボワーズはテンションが上がったようだ

 

フランボワーズ《まずはスリムなボディに純白水着の親衛隊長!エクレール・マルティノッジ卿!

 

〜おぉぉぉぉ!たいちょ〜う!〜

 

エクレ:不用意なコメントをしなかったことには感謝しておく…

 

フランボワーズ《続いて、学院砲術士も参戦です!リコッタ・エルマール主席!山吹色の水着が、かわいらしい!!》

 

〜わぁぁぁぁぁぁぁ!〜

 

リコッタ:えへへへ、ど〜も!リコッタでありま〜す♪

 

〜せーの!主席〜!!〜

 

ビスコッティ国立研究学院のメンバーがリコッタにエールを送る

 

リコッタ:みんな!ありがとうであります〜!

 

フランボワーズ《さすが可愛がられの天才!人気者です!》

 

リゼル《ほんとです♪》

 

フランボワーズ《そして、ご覧ください!あの金色の立ち耳とフサフサ尻尾!!》

 

〜おぉ…!〜

 

周りの男性客がざわめく

 

ユキカゼ:おろ?拙者でござるか…?ど〜も〜♪

 

フランボワーズ《人懐っこい童顔に似合わず、ワガママボディ!布地の少ない水着に包まれたそのスタイルは破壊力抜群!若さではち切れそうな素肌が…特に胸元が揺れております!!あぁ私の心も揺れております!!!》

 

〜ポヨン、ポヨン〜

 

ユキカゼのたわわな胸が揺れる

 

ユキカゼ:あぁん、照れるでござる〜///

 

〜わぁぁぁぁぁぁぁ!!!〜

 

エクレやリコの時とは違いユキカゼの時の男性達の反応がすごいw

 

ちなみにユキカゼはビスコッティ陣営や現在はもちろん、今後DOGDAYSに登場する女性キャラの中で1番胸が大きいですw

 

フランボワーズ《ビスコッティ隠密隊から、ユキカゼ・パネトーネ筆頭!あと、お久しぶりでございます〜!》

 

ユキカゼ:あぁ〜そういえば、フランには久しぶりでござる〜、あどーもどーも、ありがとうでござる〜♪

 

ユキカゼがお礼を言っていると

 

ダルキアン:おぉ〜、盛り上がっているでござる〜

 

蒼真:はい!

 

エミリオ:いや〜まったく!

 

水着に着替えたダルキアン達がやってきた、ダルキアンの水着は紫色の紐ビキニ、エミリオはトランクスタイプの水着である

 

フランボワーズ《そして!大陸屈指の大剣豪!ビスコッティ最強の騎士も、堂々の水着姿でご登場!!》

 

〜オォォォォォォォ!!!〜

 

ユキカゼよりさらに大きな声が上がった

 

ダルキアン:いやいや、大変な騒ぎにござるな〜

 

フランボワーズ《素晴らしき長身と、鍛え抜かれた体躯、その素肌とスタイルは美しい!そして素晴らしい!!隠密頭領!ブリオッシュ・ダルキアン卿!!》

 

ダルキアン:うん、今日も良き戦にするでござる!

 

蒼真:エミリオさん、僕達も紹介してもらえるのかな?

 

エミリオ:ちょっと、ドキドキしますねぁ勇者様…!

 

蒼真とエミリオも紹介して貰えるのかワクワクしている

 

フランボワーズ《えぇ、なんかあと2人、若手騎士と、勇者っぽい子がいますが、男子は別にいいっす》(棒)

 

フランボワーズは棒読みでそう言い放った

 

蒼真&エミリオ:えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

リゼル《というのもかわいそうなので、ご紹介しましょう、ビスコッティ騎士団のエミリオ・アラシードと、我が国の勇者様の、礼堂蒼真様です!》

 

〜わぁぁぁぁぁぁぁ!〜

 

お客さん達は大いに盛り上がる

 

エミリオ:はぁっ…!リゼル隊長…ありがとうございます…!(泣)

 

蒼真:ありがとうございます!

 

蒼真とエミリオはリゼルにお礼を言った

 

アメリタ:えっと…///

 

フランボワーズ《そして!おおっとこれは珍しい!!フィリアンノ城秘書官!アメリタ・トランペ助手も、水着で御出陣!!》

 

〜オォォォォォォ!〜

 

アメリタ:あぁ…やっぱり恥ずかしいです…///

 

アメリタの水着はスリングショットに似たデザイン

 

蒼真:アメリタさん?アメリタさんも戦闘に参加されるんですか?

 

アメリタ:とんでもない、私は何もできませんから本陣付きで旗を持っているだけですよ

 

蒼真とアメリタが話しているとロランと騎士団の戦士達が陣形を取り始め、それをフランボワーズが目視で確認する

 

フランボワーズ《お?騎士団長ロランと、ビスコッティ騎士団は珍しく防御陣形ではなく、遊撃陣形を取っています、これは少し変わった戦術で来るのか?》

 

ロラン:今回は、国事のかかった戦ではないからな、だから堅実に守りを固めるのではなく、攻めに回って全員で楽しんでくるように!と、姫様がおおせだ!

 

〜オォォォォォォ!〜

 

ロラン:守り切るのではなく、攻めて勝つ!今回はそんな戦だ!ビスコッティ騎士団…いくぞぉぉぉぉ!!

 

〜オォォォォォォ!〜

 

騎士団のメンバーも気合の入った声を出す

 

〜ヒュルルルル…ドパーン!〜

 

フランボワーズ《そして…そして!

 

ミルヒ:すごいすごい!みんな盛り上がってる〜!

 

メイド:ほんとです〜!

 

花火のうち上がると共に、ミルヒと護衛の水着メイド隊が到着した、ミルヒの水着はピンク色で花模様がついたレディースの水着であった

 

フランボワーズ《いっらっしゃいました!フィリアンノ城当主にして、ビスコッティ共和国代表領主、慎ましくも美しいスタイルも、鮮やかな水着が彩ります!護衛の水着メイド隊と共に、戦場にご到着〜!!

 

ミルヒ:すぅ…こ〜んにちは〜♪

 

〜こ〜んにちは〜!!!〜

 

フランボワーズ《国民一同と心も一つ!今回は自ら戦の指揮を取られます、ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティ姫殿下〜!!ささ、姫様の…御出陣〜!!

 

〜ワァァァァァ!!〜

 

ミルヒの登場で観客が熱狂している

 

ミルヒ:えへへ、が〜んばりま〜す♪

 

〜ひ〜め!ひ〜め!ひ〜め!〜

 

どこからか姫コールが聞こえてくる

 

ミルヒ:ありがと〜う♪

 

フランボワーズ《相変わらずの愛され系領主様です、観客、熱狂しすぎです!!

 

リゼル《それはもちろん、ウチの姫様ですから!

 

一方ガレット側では

 

〜バン!〜

 

ブーメランパンツの水着に着替えたガウルが扉を勢いよく開ける

 

ガウル:よぉ〜しゴドウィン!準備はいいかぁぁぁ!!

 

〜バン!〜

 

ゴドウィン:ははぁぁぁぁぁ!

 

ゴドウィンの水着もガウルと同じブーメラン

 

ゴドウィン:むぅぅぅぅぅん!!

 

ゴドウィンは自身の筋肉を膨張させる

 

ゴドウィン:このゴドウィン…すでに準備万端…!

 

〜バサァ!〜

 

ジョーヌ:ウチらもバッチリ、水着装備完了!

 

ノワール:ん、水着になっても…

 

ベール:いつと同じく頑張っちゃいます♪せ〜の、我ら!

 

ジェノワーズ:ジェノワーズ!

 

水着に着替えたジェノワーズの3人は掛け声と共にポーズを取る

 

ちなみにジョーヌは黄色のビキニ、ノワールは黒色のビキニ、ベールは緑色のフリルのついたビキニ

 

ジョーヌ:ほら、ビオレねぇやんも

 

ベール:一緒にポーズ、ポーズ♪

 

ノワール:ポーズ

 

ビオレ:やりません!私はおとなしく本陣を守ってます…

 

ビオレの水着は黒色で紫色の紐のリボンがついたレオタードであった

 

リゼル《あぁ、ガレット軍の指揮官組も準備万端のようですね

 

フランボワーズ《はい!肉体美を見せつけるガウル殿下とゴドウィン将軍、そして珍しく、レオ閣下のお側役、ビオレさんも戦場に御出陣!スマートなボディと細めの尻尾が…うぅん!セクシーです!

 

リゼル《一般参加者のみなさんも、準備は宜しいですか?

 

〜オォォォォォォ!〜

 

一般参加の人達は気合を入れた声を出す

 

フランボワーズ《みなさんも、水着姿で気合十分ですね〜!

 

リゼル《さてフランさん、そろそろ開始の合図でしょうか?

 

フランボワーズ《はい!…それではみなさん、カウントをスタート致しましょう!いきますよリゼル隊長!

 

リゼル《はい♪

 

フランボワーズ&リゼル《5!!

 

エクレ&リコッタ&ユキカゼ:4!!

 

蒼真&ダルキアン&エミリオ:3!!

 

ガウル&ゴドウィン&ジェノワーズ:2!!

 

全員:1!!!

 

〜ゼロォォォォォォ!!!〜

 

〜ドォォォン!!〜

 

空に向かって空砲が放たれる

 

フランボワーズ《戦闘!開始ィィィ!!!

 

〜オォォォォォォ!〜

 

アーネット湖水上戦が幕を開けた!

 

ちなみにビスコッティ陣営の女性陣を見たソウラバと和泉はこう思ったそうな

 

エクレの場合

 

和泉:ツンデレそうな子だね〜

 

祈里:なんでわかるの?

 

和泉:なんとなく〜、後蒼真に惚れそう!

 

あすか:もしそうなったら蒼真の恋人がまた増えるなw

 

リコッタの場合

 

ほまれ&灯以外のソウラバ:かわいい〜

 

ほまれ:きゃ、きゃわたん…!

 

灯:あらあら、みんなあの子にメロメロねw

 

ユキカゼの場合

 

あかね:…デカすぎるやろ…(ズーン…

 

咲:しかもスタイルもいいなり…(ズーン…

 

椿:灯さんといい勝負かも…(ズーン…

 

ダルキアンの場合

 

なお:綺麗だねあの人…!

 

れいか:これが大人の女性というものなのですね…!

 

ミルヒの場合

 

舞:あの子が蒼真を勇者に選んだお姫様…

 

さあや:お姫様なだけあって、かわいいし、国民に愛されてるわね〜

 

和泉:もしかして…お姫様も蒼真のこと好きだったりして〜w

 

ソウラバ:!?

 

れいか:…可能性は無くはないですね…




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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白熱!水上戦!

〜前回のあらすじ〜
観客や兵士達は女性陣のセクシースタイル、ナイスバディなスタイルやかわいらしい水着を見てテンションも上がりまくり、男子メンバーの時はそこまで上がらなかったが、ついにアーネット湖水上戦の幕が上がる!!


〜ギュイン!〜

 

ガウル:おうらぁぁぁ!獅子王爪牙・爆雷斬りぃぃぃ!!

 

〜ドガーーーン!〜

 

フランボワーズ《わぁぁとぉ!開始早々ガウル殿下全開です!陣地を抑えにかかったビスコッティ騎士団と兵士達を次々と薙ぎ倒します!

 

ガウル:だぁはっはっはっ!この俺様の紋章砲!止められるもんなら止めてみやがれ!!

 

ガウルがそう発言したその時!

 

〜バシャバシャバシャバシャ!〜

 

蒼真:はぁぁぁぁぁぁ!

 

フランボワーズ《おっとっと!?爆雷斬りの爆発を抜けてやってきたのは…!勇者蒼真!!

 

蒼真が爆雷斬りの爆発を駆け抜けてガウルの元までやってきた

 

ガウル:ぬぅほっほ!蒼真のやろうの武器はあの棒だな…まずは斧で、相手してやっかぁ!!

 

〜ガシャン!〜

 

ガウルは手に斧を持つ

 

蒼真:ガウル〜、おっす〜!昨日はいろいろお疲れ〜!

 

ガウル:おうよ!お前もなぁ!

 

蒼真:デェヤァァァァァ!!

 

ガウル:デェリャアァァァァ!!

 

〜ガキン!!〜

 

蒼真の棒とガウルの斧がぶつかり合い、鍔迫り合う

 

ガウル:いいねぇ…!出会い頭にいきなり一発…!容赦なしってかぁ?

 

蒼真:そっちこそ!なんだよそのゴッツイ斧は…!

 

ガウル:ぬぅはっは!そのほっせぇ棒をへし折らだめだよ…!!

 

蒼真:させないよ…!エクレにいろいろ教わったんだから!

 

〜ガキン!〜

 

その頃別の場所にいるエクレは

 

エクレ:ッ!あれは…!

 

ガレット兵士1:おぉぉ!親衛隊長発見!囲んで襲えぇぇ!!

 

〜オォォォォォォ!〜

 

ガレットの兵士達がエクレを囲おうと突撃してくる

 

〜チャキン!〜

 

エクレは愛用武器である短刀を二刀両手に持つ

 

エクレ:一般兵約10名…ふっ、こりもせず…

 

ガレット兵士2:ぬぅぅえぁぁ!あ、あの!俺達実は、エクレール隊長のファンなんです!

 

ガレット兵士3:あ、俺も俺も!プロマイド全部買ってます!

 

ガレット兵士4:実は俺もなんすよ!

 

エクレ:えぇぇぇぇ!?///

 

エクレはガレット兵士達に自分のファンだと言われ困惑している

 

エクレ:わ、私は敵国騎士ですのに…あ、あ、ありがとうございます…!///

 

ガレット兵士達:というわけで一戦!いっちょド派手にお願いしま〜す!!

 

エクレ:はい!それでは私から、感謝の気持ちを込めて…

 

〜キュイン!〜

 

エクレ:紋章発動…Revel2!!

 

〜ギュイン!〜

 

エクレは紋章を発動させ必殺技の体制になる

 

ガレット兵士2:あぁあぁぁ、あぁ…!来る!アレがくる〜!!

 

ガレット兵士3:ヤバイ、くらっちまう!でもすごい楽しみ…!!

 

ガレット兵士4:ブァァァァァ!ハァァァァ!!

 

どうやらこのガレット兵士達…かなり変態のようだ

 

〜チャキン!〜

 

エクレ:紋章砲…烈空、十文字ィィィ!!

 

〜ズバン!〜

 

エクレは二刀の短刀で十字の斬撃を飛ばす

 

ガレット兵士達:アァァァァァァァ!!!

 

ガレット兵士1:あぁ…綺麗だ…

 

〜ボボボボボボン!〜

 

10人のガレット兵士達はエクレの烈空十文字をまともにくらい玉化した

 

フランボワーズ《決まったぁぁぁぁ!!親衛隊長お得意の紋章砲、烈空十文字!!水色の紋章も、いつになく輝いておりまぁぁす!

 

エクレ:ありがとうございました、こんな私でよかったら、これからも応援、よろしくお願いします!

 

猫玉達:にゃう、にゃう、にゃう〜!

 

猫玉達はまるで返事をするかのように鳴く

 

エクレ:で、とりあえずここのフラッグを確保っと

 

〜キュイン!〜

 

エクレはフラッグを手にし、紋章を発動させ、フラッグの色をピンクに変える

 

また違う場所では

 

ダルキアン:うむ…エクレールの烈空も、しばらく見ぬうちに随分立派になったでござるなぁ…

 

ユキカゼ:親方様直伝の一線にございますが、でも、それを一生懸命練習して身につけたエクレは、やっぱりえらい子でございます♪

 

ダルキアン:うむ、さぁてユキカゼ、そろそろ我らも出るとしよう、まずは旗の確保と参ろうか

 

ユキカゼ:はい、親方様!ビスコッティ騎士団隠密隊!参るでござるよ〜!

 

ダルキアン:いざ…出陣!!

 

同刻別の場所では激しい戦いが繰り広げられていた

 

〜オォォォォォォ!〜

 

ビスコッティ女性兵士:あぁぁ!?ジェノワーズが旗を取っちゃう!誰か捕まえて〜!!

 

ジョーヌ:あっはっは!もう遅いでぇぇ!!ほいっ!フラッグ確保♪

 

〜ギュイン!〜

 

ジョーヌはフラッグを手に取り、紋章を出して青色に変える

 

ベール:はいは〜い、ベールちゃんがちょっと通りますよ〜♪

 

ビスコッティ兵士1:おぉぉおぉ!?は、はやい!?

 

ノワール:と、言ってるところに背中をタッチ

 

〜ギュイン!〜

 

ビスコッティ兵士の背後をとったノワールはそのまま紋章を手の甲に出して背中に触れる

 

〜ボフン!〜

 

犬玉:わお〜ん!?

 

ここで解説、実は紋章を手の甲に出した状態で相手に触れると、タッチアウトとなり触れられた戦士は獣玉になります

 

フランボワーズ《おぉ!ジェノワーズの一同は今回愛用の武器を使用せず、走ってフラッグを確保する作戦のようです!まずは雄々しく駆ける虎じま尻尾!ジョーヌ・クラフティ!!

 

ジョーヌ:よっしゃあぁ!巨大フラッグ確保やぁぁぁぁ!!

 

〜ギュイン!〜

 

リゼル《ジョーヌちゃん、流石はあの大戦斧を自在に振るう腕力の持ち主、巨大フラッグを持ち上げて運んでいますねぇ

 

ジョーヌ:ほいほい、ほいっと〜!ぶつかると危ないでぇぇぇ!

 

〜ギュイン!〜

 

ベール:そぉぉれジャアァァァァンプ!!

 

ベールは両足に紋章を出し、輝力を使って大ジャンプしながら戦場を駆け抜ける

 

フランボワーズ《そしてこちらは!輝力を駆使して戦場を駆け抜ける、ジェノワーズのライト!弓兵、ベール・ファーブルトン!

 

リゼル《おっとりさんな言動とは裏腹に、脚力と跳躍力は素晴らしいですね〜♪

 

ベール:当然です!なんてったって白兵戦での弓兵は、ポジショニングは何より大事、走って飛んでベストな位置を取るのが…

 

と言いかけていたその時

 

ビスコッティ兵隊長:よぉぉぉぉしあそこだ!着地点をねらえぇぇぇ!!迎撃よぉぉぉぉい!!

 

ベール:えぇぇぇぇぇ!?あぁぁぁいやぁぁぁ!!それってちょっと想定外ぃぃぃ!!

 

ベールの着地点を狙ってビスコッティの兵士たちが攻撃しようとしたその時!

 

〜ギュイン!〜

 

ノワール:紋章砲、発射!

 

〜バババババババババ!〜

 

ビスコッティ兵士達:ぐわぁぁぁぁぁ!?

 

〜ボフン!〜

 

ノワールが無数に放った紋章砲により、ビスコッティ兵士達は一掃された

 

ベール:シュタッと…着地100点!ありがとうノワ〜!

 

ノワール:うん♪

 

フランボワーズ《出ました!ジェノワーズのセンター、ノワール・ヴィノカカオ!どこにいるかわからないでも必要な時はここにいる!そんな子です!!

 

リゼル《今も見事な紋章砲の乱れ打ちで、ベールちゃんをフォローしましたね

 

フランボワーズ《無口ですが、いい子なんですよぉ!

 

ベール:えい!フラッグ確保〜♪

 

〜ギュイン!〜

 

ノワールの援護のおかげで、ベールもフラッグを確保した

 

ノワール:私も、フラッグを確保

 

〜ギュイン!〜

 

ノワールもちゃっかりフラッグを確保した

 

リコッタ:あぁぁぁぁ!?東側はジェノワーズのみんなにやられっぱなしであります!ビスコッティ砲術士隊!東側に火力を集中であります!!

 

砲術士隊:はい!

 

〜バババババババババ!〜

 

リコッタ達砲術士隊が東側に向かって攻撃を集中させる

 

フランボワーズ《エルマール主席の砲術士隊も頑張っております!青空に綺麗な弾幕が描かれていますね〜

 

リゼル《とはいえ、今のところフラッグ数ではガレットが有利ですね、色合いは青が6割、ピンクが4割程度でしょうか?

 

フランボワーズ《うわっと!そして!

 

〜ギュイン!〜

 

ゴドウィン:オォォォリャァァァァァ!!

 

〜ガキン!〜

 

ロラン:はぁぁぁぁ!!

 

フランボワーズ《西側バトルフィールドでは!ゴドウィン将軍とロラン騎士団長が一騎打ち!!

 

ゴドウィン:ロラン殿!!お手合わせが叶って光栄でありますぞぉぉ!

 

ロラン:こちらこそ!貴殿の武勇は、バナードから聞いてるよ!!

 

ゴドウィン:我がドリュール家の魂がこもった…大戦斧と大鉄球!こいつでロラン殿を粉砕し…ガレットにドリュールあり、ガウル殿下にゴドウィンありと天下に知らしめて見せましょう!

 

〜ブンブンブンブンブンブン!〜

 

ゴドウィンは大戦斧に繋がれた鎖を回して大鉄球を振り回す

 

ゴドウィン:どりゃあぁぁぁぁ!!

 

〜ブウン!!〜

 

ゴドウィンはロランに向かって大鉄球をぶん投げる!

 

〜ギュイン!〜

 

ロラン:紋章陣!!

 

〜バギン!!〜

 

ロランは紋章陣を発動させ巨大な壁のような盾を生み出し大鉄球を防ぐ!

 

ゴドウィン:なんと!?ロラン殿に出てきたアレは巨大な光の盾…いや壁ぇぇ!!

 

ロラン:これも…紋章術の一種さ…!

 

〜バッ!〜

 

ゴドウィン:なっ!?我が鉄球が…掠りもせずに…!

 

フランボワーズ《騎士団長、無傷です!やはり防衛迎撃戦においては無敵の技術と戦術!誰が呼んだか鉄壁のロラン!

 

リゼル《我が国自慢の騎士団長です!

 

ゴドウィン:ぬぅぅぅぅ!おのれぇぇ…!その程度の壁ェェ…叩き潰してくれるわぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

ロラン:今日は攻めに回っても良いと、姫様の仰せだ!

 

〜キュイン!〜

 

ロラン:私も思う存分に…暴れさせてもらおう!!

 

〜ギュイン!〜

 

ロランは紋章を最大レベルまで発動させ、ゴドウィンと激闘を開始する!

 

フランボワーズ《さぁ、姫様は?

 

映像板がミルヒの姿を映し出すと

 

ミルヒ:よいしょ…よいしょ!

 

観客:姫様〜!がんばって〜!!

 

ミルヒ:ありがとうございます、がんばりま〜す♪

 

フランボワーズ《おおっと姫様!ややおぼつかない足取りではありますが、お淑やかにそして愛らしく浮き橋を渡って行かれます!どうやら、現場の指揮を取るために移動されているようです

 

リゼル《直属メイド隊がちゃんと周囲を守っていますね

 

フランボワーズ《なるほど!おっと!エクレール隊長が姫様と合流されました!

 

エクレ:姫様、お待たせ致しました!今私が先導を…!

 

ミルヒ:ありがとうエクレール♪

 

エクレ:いえ、では、お手を失礼いたします

 

ミルヒ:はい♪

 

エクレはミルヒの手を取る

 

ミルヒ:よいしょ、よいしょ…わ、わわわ…!

 

エクレに誘導されながら危なげなからも進んでいくミルヒ

 

フランボワーズ《そうでした、姫様が戦場を出られる時は、常に彼女が側に居ました!姫様の剣、王剣の騎士、エクレール・マルティノッジ!姫様とちょうど同い年の彼女は、幼い頃から…

 

と言いかけたその時

 

ミルヒ:あら…!あああああ、あらららら

 

エクレ:わあぁぁと、姫様、姫様!?

 

ミルヒ&エクレ:わぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

〜どぽ〜ん!〜

 

ミルヒはバランスを崩してしまい、エクレと一緒に落ちてしまった

 

フランボワーズ《あれぇ!?2人揃って湖に落下!別になんの攻撃も受けていませんが…姫様…今のは自爆でしょうか?

 

ミルヒ:ぷはぁ…ちょ、ちょっと足が滑りまして…エクレールを道連れにしちゃいました…エクレール、ごめんなさ〜い…(苦笑)

 

エクレ:い、いぇ…私こそ…(苦笑)

 

フランボワーズ《いやぁ、せっかくの水上戦、少しくらい水に濡れていただいたほうが…趣が出るというもの、これは楽しいハプニングでしたははははは!

 

一般兵士1:こっちだ!フラッグ取ったぞ!

 

一般兵士2:ぎゃあおち、ぎゃあ!?

 

〜どぽ〜ん!!〜

 

リゼル《一般兵のみなさんも、楽しくフラッグ回収されていますね♪

 

フランボワーズ《いやまったく、各所共に盛り上がっております!とはいえ…戦はまだまだ始まったばかり!

 

リゼル《熱く楽しく、盛り上がってまいりましょう!

 

その頃、客席で今回の戦を見ている朔弥達はというと

 

琥珀:うわぁ〜!みんな楽しそうだね〜♪

 

優:そうですね、前回も思いましたが、僕達が知っている戦と、フロニャルドの戦はかなり違いますね

 

朔弥:こっちでは人が怪我したりしないから、思う存分戦えるしな…次の戦では俺達も参戦するか!

 

琥珀&優:うん!/はい!

 

朔弥達も戦に参加したくなっていた

 

それからしばらく時間が経ち、現在戦況はほぼ互角、前戦で戦っていた蒼真達主力騎士達は休憩していた

 

ゴドウィン:ぜぇ…はぁ…いやぁぁ…勝負がつきませぬなぁ…!(汗)

 

ロラン:はぁ…はぁ…いやぁぁ…全くだ…本当にタフだなぁ君は…!(汗)

 

ゴドウィンとロランはあれからも一騎打ちがつづき、息切れしていた

 

〜ぐぅぅぅぅぅ…!〜

 

ガウル:あ、あぁ…ダメだ…腹…へった…

 

蒼真:ぼ、僕も…お腹…ぺこぺこだよ…

 

ジョーヌ:ガウ様〜、一旦休憩入れてくださいな

 

ガウル:…あぁ…そうするわ…

 

ガウルは元気がない声で返事する

 

ベール:蒼真くんも休憩したら?

 

蒼真:うん…僕も…そうしま〜す…

 

フランボワーズ《ガウル殿下と勇者蒼真も食事休憩のようです

 

リゼル《ですね、腹ペコ少年達です♪

 

ガウル:あぁ…あぁベル、飯は〜?

 

ベール:準備してありますよ

 

ジョーヌ:蒼真も一緒に食べよ

 

蒼真:ありがとう!あっでもちょっとまって、親衛隊長に一言言ってくる

 

ガウル:おぉ〜そうだ蒼真、一つ聞け

 

蒼真:?なに?

 

ガウル:あぁ、今回は姫様のお詫び興行だ…でもんでよ、ちょいと姫様に…おいしいサプライズを用意してあんだよ

 

蒼真:サプライズ?

 

ガウル:おぉ、せっかくだからお前も協力しろ、いいか、よぉく聞け

 

蒼真:うん♪

 

蒼真はガウルからサプライズの内容を聞く

 

〜数分後〜

 

エクレ:遅いぞ勇者、どこをほっつき歩いていた

 

蒼真:ごめんごめん、ガウルと話ししててさ

 

エクレ:騎士団メンバーには炊き出しが出ている、さっさと食べてしまえ

 

蒼真:うん…それでさエクレ、ガウルからちょっと伝言があるんだけど

 

エクレ:ガウル殿下から?

 

蒼真:うん、ほら、あそこに小さな島があるでしょ、あそこにちょっと仕掛けがあるんだって

 

蒼真が指を差した方向には小さな島があった

 

エクレ:仕掛け?

 

蒼真:その仕掛けを使って、姫様に嬉しいサプライズを用意してあるから、僕やエクレにちょぅと協力してほしいって

 

エクレ:ガウル殿下の頼みとあれば、無碍にはできんが…姫様を驚かせるというのは、私は賛同しかねぬな…

 

蒼真:でも、こういうサプライズなら、姫様も楽しいと思うけど

 

エクレ:私の分の判断も加え、兄上とアメリタ秘書官に聞いてみよう

 

そして蒼真達はロラン達に聞きに行くと

 

ロラン:あぁ良いんじゃないか?

 

アメリタ:良いと思います

 

蒼真:はやっ!

 

エクレ:ありがとうございます

 

アメリタ:姫様も、そういうのお嫌いな方じゃないですからきっと喜ばれます、いつもとまた違う、可愛らしい姫様を見られると思いますよ♪

 

ロラン:だな

 

蒼真:はい!

 

エクレ:では、ガウル殿下にもそのようにお伝えを…

 

〜ザッ、ザッ〜

 

ビオレ:あぁそれでしたら、私がお伝えしますよ

 

蒼真:えぇぇと…ビオレさんでしたよね?

 

ビオレ:はい、こんにちは、ビスコッティの勇者様♪ガレット獅子団近衛側役、ビオレ・アマレットです

 

蒼真:こんにちは

 

エクレ:ビオレ隊長はどうしてこちらに?

 

ビオレ:私は一応、あちらの現場責任者ですので、休憩中に騎士団長と秘書官とお話をね

 

蒼真:なるほど…ビオレさんもガウル…殿下のサプライズご存じだったんですよね?

 

蒼真はガウルのことを呼び捨てで言いかけたので殿下と付け加える

 

ビオレ:いぇ、それが全く知りませんでしたので、みなさんにご快諾いただいたことを伝えついでに…一叱りしてこようかなと♪(黒笑)

 

蒼真:あ、あはは…(苦笑)

 

エクレ:殿下も良かれと思ってのことと思いますので…その、お手柔らかに…(汗)

 

ビオレ:はい、ほどほもに♪(黒笑)

 

〜数分後〜

 

フランボワーズ《さて、のんびりムードの休憩時間、姫様もご休憩中のはずですが…今はどうしていらっしゃいますでしょうか?

 

リゼル《姫様は…確か中央エリアのフラッグポイントに…

 

〜姫様〜、回って〜!〜

 

ミルヒ:は〜い!くるりん♪

 

ミルヒは観客の要望に応え、その場で回る

 

ミルヒ:と、こんな感じですか〜♪

 

〜姫様〜、かわいいぃぃぃ!〜

 

ミルヒ:えへへ、そんなことないですよ〜♪

 

ミルヒはかわいいと言われ嬉しいながらも否定する

 

〜姫様〜、姫様〜!〜

 

ミルヒ:あぁそうそう、それでですね、勇者様、目に見えないスピードで私のことを助けてくれて、お姫様抱っこしてくれたんですよ〜♪

 

フランボワーズ《あぁぁっとこれは!トークライブです!姫様のトークライブが開催されております!

 

ミルヒ:はい、昨日の誘拐事件や顛末などを、みんなにお話ししてたんですよ〜♪

 

〜ワァァァァァ!〜

 

トークライブはかなり盛り上がっていた

 

リゼル《猫玉、犬玉化しているみなさんも、楽しそうに聞かれていますね、浮島に入りきれず、水に浮いている猫玉さん達もいます♪

 

同刻、そんなミルヒをガウルと蒼真はある場所で観ていた

 

ガウル:あぁ〜あまったく、あの姫様は休憩時間中も仕事しちゃってさぁ…

 

蒼真:まぁでも…姫様って、あんな忙しくて大変なお仕事なんだね…大変な時でも人前じゃ笑って、辛いそぶりも見せないで

 

ガウル:まっそれが王族の勤めってもんさ…あぁただまぁ、あの姫様が人前出て笑ってるのは…半分以上は素だろうけどなぁ

 

蒼真:うん、嬉しいんだろうね、きっと、みんなが笑っててくれるのがさ

 

ガウル:王族も領主も因果な商売さ…だがまぁその分、やりがいがあるってなぁ…

 

蒼真:それに比べたら勇者なんてずっと気楽だ、だからその分がんばらないと!!

 

ガウル:おうよ!がんばんな!

 

ミルヒ《あ、まだ休憩時間ありますよね?ちょっと後半戦に備えて、別の水着にお着替えしてきて良いですか〜?

 

〜大丈夫で〜す!〜

 

ミルヒ《それじゃあ、待っててくださいね〜♪

 

ミルヒは新しい水着に着替える為にトークライブ会場から離れていく

 

蒼真:おっ!良いタイミングだ!

 

ガウル:いくぜ蒼真!

 

蒼真:おう!

 

蒼真とガウルはサプライズの準備のため移動を開始する

 

同刻、アーネット湖付近では、レオとバナードがいた

 

レオ:得点は?

 

バナード:予想通り、ガレットが優っております、このまま勝ってしまう勢いですね

 

レオ:チッ、ダルキアンめ…露骨に手を抜きおって…あやつがシャンとしておれば、この程度の戦場いっそ1人でも制圧出来おうに…

 

バナード:まぁ、そういう方ですから

 

レオ:それにつけても、許すまじはガウルのドアほうじゃ、手など出すまいと思っていたが、これ以上空気を読めぬ行動を取るのなら…

 

レオは近くに置いていたある物を手に取る

 

レオ:こやつの出番かもしれん

 

バナード:あぁ…私もやるんですか?…本当に…(汗)

 

レオ:嫌なら良いぞ、私は1人でもやる

 

バナード:…まぁ、そういうわけにもいきませんし…お付き合いいたしましょう




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誘拐事件再び!?謎の2人組現る!!

〜前回のあらすじ〜
ついに始まったアーネット湖水上戦!各々が迫力のある戦いを繰り広げ、観客も大喜び!お昼休憩に入った蒼真にガウルからミルヒにサプライズイベントを行うから手伝って欲しいと言われ、蒼真は快く了承したのであった


ミルヒ:おまたせしました〜、お着替え終了で〜す!

 

新しい水着に着替えたミルヒがトークライブ会場に戻ってきた

 

〜ドン!ドドドン!パパン!〜

 

ミルヒ:あ、あら?なんで花火が…?(汗)

 

ミルヒが戻ってきたと同時に花火が打ち上がった

 

ベール:お邪魔します、ジェノワーズで〜す♪

 

ミルヒの前にジェノワーズの3人が現れた

 

ジョーヌ:突然ですが、今度こそ姫様を誘拐させていただきま〜す!

 

ミルヒ:えぇぇぇぇ!?ま、またですかぁ!?

 

ノワール:またなんです、姫様

 

フランボワーズ《あっと、お着替えを終えた姫様に、何か異常が?

 

リゼル《何があったんでしょうか?

 

実況席にいるフランボワーズ達も異変に気づく

 

ガウル:だ〜はっはっはっはぁ!!まんまと騙されたなぁ姫様!!それに…ビスコッティのわんころどもぉ!!この俺様が…お詫び興行なんてすると思ったかぁぁ?

 

ミルヒ:は、はいぃぃ…ものすごく思ってましたよ…

 

ガウル:あめぇ…激甘スイーツだぜ姫様ぁぁ!ここで俺様が…あちょいっと姫様を攫っていって、またまたビスコッティを困らせてやるぜぇぇぇぇ!!

 

ミルヒ:はぅ…!あぁんエクレール助けて…

 

ミルヒがエクレに助けを求めたが…

 

〜チ〜ン…〜

 

そこにエクレはいなかった

 

ミルヒ:っていません!?

 

ベール:うふふ、エクレちゃんはもう私達が始末しちゃいました〜♪

 

ジョーヌ:姫様を助けてくれる人はもうおらへんでぇ〜w

 

ミルヒ:えぇ!?(汗)

 

ノワール:さぁどうかおとなしく…

 

ミルヒ:えぇぇぇぇ!?あああの、ちょっ、いやぁ…ダメです〜!!(汗)

 

ガウル:さぁやろうども!あっちの島まで…姫様を連れてくぞぉぉぉ!!

 

ジェノワーズ:お〜!!

 

ミルヒ:はぅ〜…(泣)

 

蒼真:ちょっと待ったぁぁぁぁ!!!

 

ミルヒ:はぁ…!

 

ガウル達がミルヒを連れて行こうとしたその時、蒼真が新たに手に入れた力、「輝力武装・トルネイダー」に乗って駆けつけた!

 

フランボワーズ《おっと!現れたのは勇者蒼真!!水上を滑走しております!!

 

リゼル《彼が乗っているのは船…いや板?

 

フランボワーズ《尾を掻き上げて滑走するボード、もしやアレは、勇者蒼真の輝力武装か〜!?

 

蒼真:その通り!これが僕の輝力武装…名付けてトルネイダー!!

 

朔弥:へぇ〜輝力ってあんなこともできるのか…

 

ミルヒ:勇者様〜助けてくださ〜い!!

 

蒼真:はい!!

 

ガウル:チッ…勇者かぁ…ジェノワーズ、やっちまいな!!

 

ジェノワーズ:おぉ〜!!

 

蒼真:待ってて姫様…今助けます!!

 

蒼真がスピードを上げようとしたその時

 

???1:そこまでじゃ!

 

蒼真&ガウル:…え?

 

朔弥達:は?

 

蒼真達が声を聞こえた方向を見るとそこには仮面をつけた謎の2人組がいた

 

???2:天が呼ぶ、地が呼ぶ、人がぁぁぁ呼ぶ!

 

???1:悪を倒せと…我らを呼ぶ!

 

ビオレ:れ、レオさまぁ!?

 

アメリタ:それにバナード将軍…!?

 

ロラン:な、なんで仮面を…!?(汗)

 

ユキカゼ:そしてなにゆえ…2人であんなに高いところから!?

 

そう、なぜか2人は高いところから名乗っているのである

 

ビオレ:レオさまぁ!!!そしてバナード将軍!!!何をやってるんです何を!!!!!

 

ビオレの怒りが大爆発していた

 

???1:あぁぁ…?聞こえんな〜、私はレオ様などという名ではない!

 

???2:私も、バナードではありませんぞ!!!

 

いやどっからどう見てもレオ閣下とバナード将軍である

 

???1→獅子王仮面:我が名は!獅子おぉぉぉう仮面!!

 

???2→豹柄仮面:同じく…豹柄ぁぁぁぁ仮面!!

 

〜ポク、ポク、ポク、チ〜ン…〜

 

ミルヒ:獅子王…?

 

蒼真:豹柄…?(汗)

 

リコッタ&ユキカゼ:そのまんますぎでは!?

 

豹柄仮面:ビスコッティ共和国代表領主、ミルヒオーレ姫の危機に…!

 

獅子王仮面:そして、ガウルというボケナス王子をぶちのめすために馳せ参じた!!

 

ビオレ:それはいいですが!!2人で来ちゃって…兵達の帰国の指示は!!

 

獅子王仮面:案ずるな、よくできた近衛メイドが頑張ってくれておるわ

 

一方その頃、ガレットに帰国するために移動している本隊側では

 

ルージュ:あぁ〜…一近衛メイドが、こんな大軍の責任者なんて…尻尾が…尻尾が禿げます〜!!(泣)

 

ガレット兵部隊長:ルージュ殿、そのどうか、お気をたしかに!

 

1人の近衛メイドが泣き叫んでいたのであった

 

ジョーヌ:ルージュねぇ…(汗)

 

ベール:ご心労…お察しいたします(汗)

 

ノワール:チーン…

 

獅子王仮面:そこのガウルとかいうど阿呆!一体何事だ!ガレットの詫び興行だというのに…相手国の姫君にその無礼…やんちゃも大概にしておかんと…わしも貴様の姉も…貴様を許さんぞ!!

 

ガウル:だぁぁ違うんだ姉上!ちょっと話を聞いてくれ!!

 

獅子王仮面:誰が姉上か!我が名は、獅子おぉぉぉう仮面!!

 

ガウル:ダァァァァァ!!聞けって言ってんだろ!!獅子王仮面!!!

 

獅子王仮面:聞かぬ!!いくぞバナー…豹柄仮面!!

 

豹柄仮面:はいレオ閣…獅子王仮面様!!

 

琥珀&優:…ほとんど言っちゃってる…/ます…(汗)

 

蒼真:な、なんか嫌な予感!姫様こっち!!(汗)

 

〜ギュッ!〜

 

ミルヒ:はい!勇者様!!(汗)

 

トルネイダーに乗っていた蒼真はミルヒの手を掴み、そのままミルヒを抱きしめ、トルネイダーを起動されその場から離れる

 

〜ギュイン!〜

 

もうバレバレなのだが獅子王仮面と豹柄仮面は紋章を発動させる

 

獅子王仮面:獅子王…炎陣!!

 

豹柄仮面:天光破陣!!

 

獅子王&豹柄:W!大・爆・破ぁぁぁぁ!!!

 

〜ドガーーーン!!!!〜

 

ガウル&ジェノワーズ:うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

ガウル達がいた場所で大規模な大爆発が起こり、まともに喰らったガウル達は吹っ飛んでいった

 

フランボワーズ《し、獅子王仮面閣下と豹柄仮面将軍のW紋章砲!!ガウル殿下…ジェノワーズのみなさん…生きていらっしゃいますか…?

 

リゼル《いやぁ…無理でしょう…

 

〜ヒュウゥゥゥ〜

 

蒼真:ふぅ…危なかった〜、姫様大丈夫?

 

ミルヒ:み、耳がキーンってします〜…クラクラします〜…

 

蒼真:捕まってて、あそこの島に着陸するから

 

ミルヒ:は、はい…!

 

〜ビュウゥゥゥゥゥ!〜

 

蒼真はトルネイダーを操作し、着地点の島に向かう

 

〜ザパン!〜

 

ガウル:ぷはぁ!!がっはぁ…!!

 

獅子王仮面:さぁてガウルとやら…覚悟は良いな?

 

ガウル:だから…違うってぇ…ぁぁあっち…あっち、見ろ…

 

獅子王仮面:ん?

 

獅子王仮面はガウルが指差した方向を見ると

 

蒼真:姫さま、立てる?

 

ミルヒ:は、はい…

 

〜ヒュルルルル…ドパーン!〜

 

蒼真とミルヒが島に着陸したと同時にそこから花火が打ち上がった

 

ミルヒ:えぇぇ!?

 

蒼真:えぇ〜、あの〜姫様、あの旗の文字読んでもらってもいい?

 

蒼真が指を差した方向に、文字が書かれた旗があった

 

ミルヒ:えっと…ドッキリ大成功!…ミルヒオーレ姫殿下、領主就任22ヶ月おめでとう!…えぇぇぇぇぇぇぇ!!

 

蒼真:すみません!ガウル達からのサプライズプレゼントだそうです…!

 

ミルヒ:あは、あははは…

 

蒼真:22ヶ月ってすごい半端ですが…とりあえずお祝いということで

 

ミルヒ:あ、はい…たしかに22ヶ月です!でも、ほんとにびっくりしました!勇者様、ドッキリ大成功です!

 

蒼真:はい!

 

ミルヒ:すぅ…ガウル殿下〜!ありがとうございま〜す!!

 

ミルヒはガウルに大きな声でお礼の言葉を伝える

 

獅子王仮面:…ふむ…そういうことであったか

 

豹柄仮面:我々の誤解というか…早とちりだったみたいですね…(汗)

 

獅子王仮面:うん、褒めて遣わすぞガウル、なかなか気が利いているではないか

 

ガウル:いやぁ、褒める前に謝れ、俺達に謝れぇぇ!!

 

獅子王仮面:ん、悪かった、後で撫でてやるから許せ

 

豹柄仮面:大変失礼致しました

 

ガウル:そんなあっさりと…はぁ…はっ!てかジェノワーズ!あいつらどうした!!生きてっかぁ!?

 

豹柄仮面:3名とも、こちらに

 

ガウルは豹柄仮面の足元を見るとそこには

 

ジョーヌ:にゃ〜…!

 

ベール:にゃはぁ〜…

 

ノワール:にゃ〜

 

玉化していたジェノワーズの3人がいた

 

ガウル:ぬぅおぉぉぉぉ!?玉化してるぅぅぅぅ!?こいつら一応騎士級なのにぃぃ!!

 

ミルヒ:あの、レオ様…じゃない、獅子王仮面様〜!助けてくださって、ありがとうございました〜!

 

獅子王仮面:ふぅ……ん

 

〜バサァ!〜

 

獅子王仮面はマントを羽ばたかせる

 

獅子王仮面:我ら!これにてえぇお役、ごめん!!

 

豹柄仮面:健気な近衛メイドが待っておりますので、失礼致します!!

 

ビオレ:早く帰ってあげてください!!!!一刻も早く!!!!(怒)

 

ビオレの怒りの言葉が出たのであった

 

蒼真:姫様、ドッキリ仕掛けちゃってごめんなさい…

 

ミルヒ:うふふ、とんでもない!楽しかったです!

 

蒼真:そう言っていただけると…とりあえず戻りましょうか

 

ミルヒ:はい、勇者様!

 

こうして、ミルヒへのサプライズイベントは幕を閉じたのだった

 

ユキカゼ:そんなこんなが色々ありまして、ガウル殿下のお詫び興行はその後も続けられ、国民は大笑いのうちに、楽しい1日を過ごしたのでござる♪

 

リコッタ:獣玉化したジェノワーズのみんなも、半刻もしない内に元に戻りまして

 

ノワール:玉化したのなんて久しぶり

 

ジョーヌ:ははっ!アレはアレでまぁまぁ楽しいんやけどな♪

 

ベール:私は苦手ですぅ…

 

リコッタ:その後も結構、盛り上がるミニイベントなんかもあったりして…

 

ユキカゼ:大盛況のうちに、滞りなく興行も終わり、ガレットのみんなは国に戻れていって

 

リコッタ:戦場も綺麗に片付けられて

 

ユキカゼ:夜になる頃にはビスコッティのみんなは、無事にお城に戻ることができたでござる〜

 

〜その夜、フィリアンノ城内〜

 

蒼真:う〜ん…今日も疲れた〜…!

 

リコッタ:お疲れ様でありますよ勇者様!

 

ユキカゼ:お疲れでござる〜、あっ、お邪魔するでござるよ〜

 

蒼真:あ、どうぞどうぞ

 

リコッタ:お邪魔〜であります!

 

リコッタとユキカゼは蒼真と共に蒼真の自室に入り、蒼真のベットの上に座る

 

蒼真:ふぅ〜、でも結局、今日も姫様とほとんど話せなかったなぁ…

 

リコッタ:まぁ…本当にお忙しい方でありますから…

 

ユキカゼ:でもでも、勇者殿〜、終了間際のステージは中々おもしろかったでござるよ♪あの罰ゲーム♪

 

蒼真:うっ!?

 

リコッタ:再放送バッチリ録画しておくであります!

 

蒼真:やめてやめて!なんか恥ずかしいから〜!!///

 

ユキカゼ:なんででござるか〜

 

リコッタ:そうでありますよ〜

 

蒼真:だってさぁ〜!///

 

ユキカゼ:拙者はまた見たいでござる〜♪

 

リコッタ:自分もでありま〜す!

 

〜同刻、ミルヒの部屋〜

 

ミルヒ:ねぇリゼル、今日のステージの記録板、貰ってますよね?

 

リゼル:貰っていますよ、おやすみになられる前にどこかご覧になられますか?

 

ミルヒ:はい!勇者様と私が、一緒に歌ったところ♪

 

リゼル:はい、では、そこをかけましょうか

 

ミルヒ:はい!お願いします♪

 

リゼルは記録板の映像を映すための準備を始める、どうやら蒼真はミルヒとデュエット曲を歌ったようだ

 

ミルヒ:勇者様が来てくださって、戦にも勝てましたし、ブリオッシュ達も帰ってきてくれましたし、エクレールやリコも楽しそうですし!

 

リゼル:えぇ、色々良きございました

 

ミルヒ:なにより…今日は楽しかったです!ほんとは召喚のこともまだちゃんと謝ってないですし、勇者様ともっとお話ししたいんですが…

 

リゼル:そうですね…私も、騎士団長やアメリタ助手に相談してみますよ

 

ミルヒ:はい!

 

リゼル:では、かけますよ?

 

ミルヒ:はい!お願いします♪

 

リゼルは映像板を起動させ、映像を映すのであった

 

その頃、ガレットでは…

 

ガウル:はぁぁぁぁ…まったく、姉上はよぉ…

 

レオ:まぁそう拗ねるな…ワシが悪かったと言っておるし、さっきから撫でておろうに、ほ〜れ、よちよち

 

不機嫌なガウルとそのガウルの頭を撫でているレオが部屋にいた

 

ビオレ:私からすれば、今回はお2人とも短絡にすぎます!もう少し自覚を持っていただいてですね…

 

ガウル:ビオレうっせぇ!!

 

レオ:黙っておれビオレ、これは姉と弟の問題じゃ♪

 

ビオレ:くっ…こんな時ばっかり結託して…

 

ノワール:ルージュ、尻尾平気?

 

ルージュ:うぅ〜…怖くて、ブラッシングができないの…(泣)

 

ジョーヌ:ウチが優し〜くやったろか?

 

ベール:なんなら私も…

 

ルージュ:はぅ〜…ありがとう、みんな…(泣)

 

と、そんなこんなで、今回のハーネット湖水上戦は幕を閉じたのであった…

 

ちなみに、蒼真とミルヒのデュエット曲を聴いていたソウラバのメンバーはというと…

 

灯以外のソウラバ:お姫様、蒼真と一緒に歌うなんて…羨ましい…!!

 

灯:これはお姫様が蒼真とくっつくのも時間の問題ね♪




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フロニャルドでの日常☆

〜前回のあらすじ〜
ミルヒのサプライズの為にガウルに協力する事にした蒼真だったが、サプライズ企画の途中でレオ閣下こと獅子王仮面とバナード将軍こと豹柄仮面が勘違いでガウル達をボコしてしまったが、無事にミルヒへのサプライズは成功し、戦も大好評のまま終わりを迎えたのであった!


輝歴2911年珊瑚(さんご)の月、アーネット湖水上戦から数日が経ち、蒼真、琥珀、優の3人はフィリアンノ城、朔弥はダルキアンとユキカゼが住む風月庵で寝泊まりしていた、今日はそんな蒼真達のフロニャルドでの日常のお話である

 

リコッタ:勇者様〜!琥珀様〜!

 

蒼真:あ、リコ!

 

琥珀:やっほ〜リコ!

 

リコッタ:今日も一緒に散策に行くであります〜♪

 

蒼真:うん!

 

琥珀:一緒に行こう!

 

〜なでなで、なでなで〜

 

蒼真と琥珀はリコッタの頭を撫でる

 

リコッタ:はぅ〜、やっぱり勇者様と琥珀様のなでなでは気持ちいいであります〜♪ところで、優様はどちらに?

 

蒼真:優なら図書館で本を読むってさ

 

琥珀:フロニャルドの歴史を知りたいんだって

 

〜同刻、フィリアンノ城内にある図書館〜

 

〜ペラ…ペラ…〜

 

優:ふむふむ…なるほど…

 

優が本を読むのに集中していた

 

リコッタ:そうでありましたか〜、じゃあエクレを誘いに行くでありますよ〜!

 

蒼真&琥珀:お〜!

 

蒼真達はエクレがいる訓練場に向かった

 

〜数分後、訓練場〜

 

訓練場では、ビスコッティに所属している騎士達が訓練に励んでいた

 

エクレ:良し!親衛隊、朝の訓練はここまで!

 

親衛隊騎士達:はいっ!

 

エクレ:午後までは各自の任務についてくれ、夕刻にまた合同訓練を行う

 

親衛隊騎士達:はっ!

 

騎士達はそれぞれ片付けの作業に入る

 

〜タッタッタッ!〜

 

リコッタ:エクレ〜!

 

エクレ:!リコ、それに勇者に琥珀

 

蒼真:おはようエクレ

 

琥珀:おはよ〜う!

 

リコッタ:また一緒に城下町の散策に行くでありますよ〜!この時間はちょっと時間をあけられるでありますよね〜?

 

エクレ:まぁ一応はそうなんだが

 

蒼真:行こうよエクレ!また色々教えてよ!

 

エクレ:ッ!…仕方ない、少しだけだぞ…///

 

エクレは少し顔を赤くしながらそう答えた

 

蒼真達:お〜〜!

 

蒼真:じゃあ親衛隊のみなさん、ちょっと隊長お借りしま〜す

 

リコッタ:であります!

 

親衛隊騎士達:どうぞ〜!

 

蒼真:あ、そういえばダルキアン卿とユッキーの家…風月庵ってどっちの方なんだっけ?

 

エクレ:城下町から降りた先だ、歩いていくには少しかかるぞ

 

リコッタ:お館様とユッキーが戻られてから、風月庵には自分もまだ行ってないでありますな!

 

エクレ:そういえば私もちょうど届け物の用事があったな

 

蒼真:あ、じゃあ一緒に行っていい?

 

エクレ:ふむ、ならセルクルを出そう

 

そして数分後、蒼真、エクレは自身の相棒のセルクル、琥珀はリコとセルクルに2人乗りで風月庵に向かっていた

 

蒼真:ところで届け物ってなんなの?

 

エクレ:ちょっとした差し入れだ、ユキの好きな新鮮な葡萄桃(ぶどうとう)の果汁とジャム、それからダルキアン卿のお好きな銘酒と食材

 

蒼真:へ〜!

 

それにしても、勇者様達はビスコッティの食べ物がお口に合うようでよかったであります♪

 

蒼真:僕は元々好き嫌いはないんだけどビスコッティの食事はなんでも美味しいよ!

 

琥珀:僕もだよ〜♪

 

蒼真:リコやエクレの食べ物の好みもちょっとわかってきたし、僕達の故郷の食事を試して欲しいな〜

 

琥珀:その時は僕も料理手伝うね!

 

蒼真:ありがとう琥珀♪

 

リコ:勇者様達はお料理ができて羨ましいであります、お料理は何故だか薬品や機械油の調合のようにはいかないであります

 

エクレ:改めて心に誓うが…リコの料理は絶対に食べない…(汗)

 

蒼真:そ、そんなにすごかったの…?(汗)

 

エクレ:あぁ…(汗)

 

蒼真:ところでエクレは料理できるの?

 

エクレ:フン、甘く見るなよ勇者、騎士は野外での食料調理も心得のうちなんだ、当然わたしもひととおりできるぞ!

 

蒼真&琥珀:お〜!

 

リコ:まぁ、野外料理専門でありますがな〜

 

エクレ:確かに厨房料理とは縁がないが…基礎はできてるはずだ…多分

 

リコ:ん?おや?

 

琥珀:どうしたのリコ?

 

リコ:あそこにいるのは…

 

蒼真達はリコの視線の先を見るとそこには網を持って川に入っているユキカゼがいた

 

リコ:ユッキ〜!

 

ユキカゼ:!おや、リコに勇者殿…それに琥珀殿にエクレ!

 

蒼真:こんにちはユッキー!

 

リコ:魚獲りでありますか〜?

 

ユキカゼ:でござる〜♪さっき始めたところでござるよ〜

 

エクレ:今ちょうど風月庵にお使いに行くところだったんだ!

 

ユキカゼ:おぉ〜なるほど〜、よかったらみんなも一緒にどうでござるか〜?水が冷たくて気持ちいいでござるよ〜

 

琥珀:魚獲り…!

 

リコ:水遊び…!

 

〜くるん!〜

 

リコ:エクレ!(キラキラキラ〜

 

琥珀:蒼真!(キラキラキラ〜

 

2人は同時に蒼真とエクレの方に振り向き、キラキラした目で2人にに問いかける

 

蒼真:あははは…どうしますか親衛隊長殿?(苦笑)

 

エクレ:はぁ…わかったわかった…少しだけだぞ(汗)

 

琥珀:やった〜!

 

リコ:了解であります〜!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜バシャパシャ!〜

 

リコ:わは〜♪冷たいでありま〜すっ!

 

琥珀:気持ちいいね〜♪

 

〜バシャアァァァ!〜

 

蒼真:よし!1匹取れた!

 

ユキカゼ:なかなか上手でござる!

 

エクレ:やれやれ…4人ともあぁしていると本当に子供だな

 

エクレは水遊びと魚獲りを楽しんでいる蒼真達を見てそう愚痴る

 

エクレ:(それにしても…勇者、奴がいなければビスコッティ最大の危機、レイクフィールド防衛戦は敗北必須だった、姫様の誘拐事件の時も、奴の正しい判断のおかげで無事にコンサートを開催することができたのも奴の働きだ…本当なら感謝の言葉の一つも贈らねばならんのだが…)

 

エクレは魚獲りをしている蒼真を見る

 

エクレ:(あいつを見ていると何故かそういう気になれんのは…困ったものだ、まぁ姫様から直々にお褒めいただけているだろうし、それで充分ともー)

 

エクレがそう思いながら魚を獲ろうとしたその時!

 

〜ズルッ!〜

 

エクレ:!?わーーっ!!

 

〜バッシャーーン!!〜

 

エクレは足を滑らせ、川の中に倒れてしまう

 

蒼真:エクレ!大丈夫?

 

ユキカゼ:どうしたでござるか〜?

 

エクレ:い、いやなんでも…その…ちょっと滑った

 

エクレは川に落ちたので服はびしょ濡れになっていた

 

エクレ:うぅ、失態だ…服の替えなど持ってきてないというのに…

 

リコ:実は自分もだいぶびしょ濡れであります〜

 

リコも水遊びをして服が濡れていた

 

ユキカゼ:そういう事なら拙者にお任せでござる!リコとエクレ、ちょっとそこに並ぶでござるよ〜

 

リコとエクレはユキカゼの言う通りに並ぶ

 

ユキカゼ:では、行くでござるよ〜!ユキカゼ式忍法!

 

〜キュイン!〜

 

ユキカゼの後ろに紋章が現れる

 

ユキカゼ:疾風早着替えの術〜!

 

〜ボムっボムっ!〜

 

2人は煙に包まれ、煙が晴れると2人は水着姿になっていた

 

エクレ:おぉっ!?

 

リコ:すごいっ!一瞬で水着に変わったであります〜!

 

〜ボム!〜

 

ユキカゼ:そして拙者も水着に早変わり〜♪でござる!

 

ユキカゼも水着姿となった

 

蒼真:お〜すごいすごい!

 

琥珀:ユッキーこんな事もできるんだ!

 

リコ:ユッキーすごいであります!

 

ユキカゼ:まだ練習中の術でござるがうまくいってよかったでござる〜

 

エクレ:まぁ、こうなったのなら仕方ない!この状況を生かして充分に魚を獲ってさっさと風月庵に行くぞ!

 

蒼真達:お〜〜!!

 

蒼真と琥珀は上の服を脱いで濡れてもいいようにする

 

蒼真:エクレのこういうノリ大好きだなぁ〜

 

ユキカゼ:拙者もでござるよ〜

 

こうして蒼真達は川で魚獲りと水遊びを楽しむのであった

 

〜数十分後〜

 

ユキカゼ:さて、これだけ獲ればもう充分でござる〜

 

ユキカゼの持ってきていたかごの中にはたくさんの魚が入っていた

 

蒼真:は〜遊んだ遊んだ

 

琥珀:楽しかったね〜

 

リコ:もうちょっと遊んでいってもいいのでありますがな〜

 

エクレ:勇者達は別に残っていてもいいんだぞ?

 

蒼真:え〜一緒に行くよ、ダルキアン卿にご挨拶しなきゃ

 

蒼真はタオルでリコの髪を拭きながらそう言った

 

琥珀:僕も兄さんに会いたいしね

 

リコ:であります!

 

エクレ:…そうか

 

エクレは優しい笑みを浮かべながらそう答えた

 

蒼真:あれ?ユッキー、尻尾まだ水が垂れてるよ?

 

ユキカゼ:あ〜そうなのでござるよ、拙者の尻尾はふさふさゆえ、水を吸うと重くてかなわんのでござる

 

蒼真:あ、じゃあちょっといい?れいかに教わったロングヘアーに優しい水気の取り方があるんだけど

 

ユキカゼ:あ、ほんとでござるか〜?

 

蒼真:こうして挟んで、ポンポンッと

 

〜ポンポン〜

 

蒼真はタオルでユキカゼの尻尾を挟むと、ポンポンと優しく叩くように水気を取っていく

 

ユキカゼ:あはは…ちょっとくすぐったいでござる〜♪///

 

蒼真がユキカゼの尻尾の水気を取っていだその時

 

ユキカゼ:ふわ……は……ふぇっくち!

 

〜ボム!〜

 

ユキカゼのくしゃみと同時に煙が発生、煙が晴れ、蒼真と琥珀の目に映ったのは…

 

リコ:ほぇ……?

 

エクレ:は…?

 

ユキカゼ:……おろ…?///

 

そこには水着が消え、生まれたままの姿になっているエクレ達がいた

 

エクレ&リコ:あーーーっ!?///

 

エクレとリコは咄嗟に大事なところを両腕で隠す

 

ユキカゼ:あぁん、いやんでござる〜///

 

蒼真&琥珀:えーーーっ!?///

 

リコ:はう〜んであります!///

 

エクレ:勇者ァー!?貴様か!?貴様がまた何かしたのかっ!?///

 

蒼真:僕じゃない!僕はなにもー!!///

 

琥珀:ぼ、僕も違うよ〜!!///

 

ユキカゼ:あ〜拙者でござる〜///

 

ユキカゼが申し訳なさそうに蒼真の背後から顔をだす

 

ユキカゼ:いや〜やはりまだ試験中の忍法、疾風早着替え…もとい「葉っぱ服変化の術」はちょっとした事で解けてしまうのが難点でござる!///

 

エクレ:そんな適当な!///

 

ユキカゼがそんな説明をしている間、お互いに両手で目を隠している蒼真と琥珀であった

 

エクレ:これで二度目…また見られた…///

 

リコ:あははー…であります///

 

その後蒼真達はそれぞれ服を着て、風月庵に向かうのであった

 

〜風月庵〜

 

ダルキアン:おぉ勇者殿に琥珀殿、エクレールにリコッタ良く来たでござる

 

朔弥:ま、居候の俺が言うのもなんだがゆっくりしていけよ

 

蒼真:あの……お邪魔します……///

 

蒼真は顔を赤くしながらダルキアンに返答する、エクレ達も顔が赤くなっている

 

ダルキアン:む?皆揃って何があったのでござるか?

 

ユキカゼ:いえいえ///

 

エクレ:べ、別に何も…///

 

朔弥:(はは〜ん…こりゃ来る途中でなんかあったなw)

 

朔弥は蒼真達の様子を見てそう考えつくのであった

 

ダルキアン:まぁ熱い茶でも出すゆえ座っていくとよかろう

 

蒼真達:はいっ!

 

輝歴2911年珊瑚の月、これはビスコッティ・ガレット両国の大戦と勇者と姫にまつわる「大変な出来事」が起きる前の片時の平和の話、後に皆が思い出す熱い情熱の日々の…

 

蒼真:(姫様と…

 

ミルヒ:(勇者様と…

 

蒼真&ミルヒ:(一緒だったら楽しいだろうな…

 

これも大切な1ページ




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星詠みの姫 前編

〜前回のあらすじ〜
フロニャルドで楽しい日々を過ごす蒼真達、ラキスケなどの様々な事が起きるフロニャルドで、蒼真達はどんな物語を歩んでいくのだろうか?それじゃあ始まります!


これはアーネット湖水上戦前のお話、ミオン砦の戦とミルヒのコンサートから一夜が明け、ビスコッティ領内に駐留していたガレット軍の戦士達も祖国へ撤退していった

 

そしてフィリアンノ城・謁見の間では、ビスコッティの騎士団や蒼真達、ミルヒが集まっていた

 

ミルヒ:ビスコッティ騎士のみんな、度重なる敗戦にもめげずに、今回の2連戦では、本当によくやってくれました…ありがとう!

 

ミルヒがお礼を言うと、1人の老役が前に出てくる

 

老役:それでは報酬の授与を、騎士団長、ロラン・マルティノッジ卿、御前に

 

ロラン:はっ!

 

名を呼ばれたロランはミルヒの前に移動し、ミルヒから報酬金を受け取る

 

老役:親衛隊長、エクレール・マルティノッジ卿

 

エクレ:はっ!

 

次はエクレが呼ばれ、前に移動し、膝をつく

 

ミルヒ:エクレール、戦場働きに勇者様のお世話、本当にありがとう

 

エクレ:いぇ、そんな…

 

ミルヒ:ありがとう、エクレール♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

ミルヒはエクレの頭を撫でると、エクレは幸せそうに尻尾を振り始める

 

エクレ:きょ、恐悦至極に…ございます///

 

蒼真:エクレ幸せそうだね

 

リコ:姫様のなでなで天才的でありますから♪

 

ユキカゼ:幸せな気持ちになれるでござる♪

 

蒼真:へぇ〜そうなんだ♪

 

それから時は進みアーネット湖水上戦から数日が経過し、その日は琥珀と優は街に出かけ、蒼真はリコと共に厨房に来ていた

 

おばちゃん:おや、勇者様にリコ、いらっしゃい!

 

蒼真:あはははは…

 

リコ:お邪魔するでありま〜す!

 

厨房のおばちゃんは食材の切り落としとパンを皿に移すと蒼真達に持ってくる

 

おばちゃん:はい、いつもの切り落とし、パンと挟んで食べてね

 

蒼真:ありがとうございます

 

おばちゃん2:あぁそれから、騎士団のみんなに差し入れがあるだけど、届けてもらっていいかしら?

 

蒼真:はい!

 

おばちゃん:2人の分もあるからね♪

 

蒼真&リコ:了解であります!

 

蒼真はリコの口癖がうつった

 

そして蒼真達は厨房から出ると、訓練場へ向けて移動を開始し、その途中でリコは差し替えの入ったバケットの匂いを嗅ぐ

 

リコ:この匂い、今日のおやつは花蜜のタルトでありますな~美味しそうであります♪

 

蒼真:リコというか女の子は甘いの好きだよね〜

 

リコ:リコは女の子な上に、頭も使うでありますからな〜甘みもいっぱい必要なのであります

 

ロラン:おお、勇者殿と主席自らお使いか、これはすまないな

 

蒼真:いえ!

 

ロラン:みんな!厨房からの差し入れだ、一息入れよう!

 

騎士達:はい!!

 

騎士達は休憩を始めると、リコはエクレを見つけると話しかける

 

リコ:エクレ~!おやつの差し入れでありますよ!

 

エクレ:あぁいや、私はいい

 

リコ:ほぇ?珍しいでありますな

 

エクレ:もう少し稽古をしたいだけだよ

 

蒼真:あ、それじゃあ僕が相手をしよっか?

 

ロラン:お、それはいい!勇者殿、また相手をしてやってくれるか?

 

蒼真:はい!

 

ロラン:みんな、よく見ておけよ!勇者殿と親衛隊長の戦いを!

 

騎士達:はい!

 

ロランは騎士達に2人の戦いを見て参考にするように伝える

 

エクレ:今日の武器は何にするんだ?

 

蒼真:今日はね…

 

蒼真は武器が置いてあるところから一本の剣を取る

 

蒼真:剣でいくよ!

 

エクレ:そうか、なら私も…

 

エクレも近くにあった剣を手に取り蒼真の前に並び立つ

 

エクレ:さぁ、来い!

 

蒼真:おう!

 

両者は構える

 

エクレ:…はぁぁぁ!!

 

蒼真:はっ!

 

〜ガキン!〜

 

エクレは駆け出しながら剣を振るい、蒼真はそれを受け止める

 

エクレ:ふっ!たっ!やぁ!

 

蒼真:はっ!ふっ!せぇあ!

 

〜ガン!キン!ギャリン!〜

 

2人はお互いに剣を振い何度もぶつかり合う

 

リコ:エクレ、楽しそうでありますね

 

ロラン:妹誉めはなんだが…若い騎士らはなかなか相手になる者がいなかったからな、実力白昼の相手ができたのはエクレールにとっては良いことだな、歳も近いし、勇者殿をあれの婿に欲しいくらいだよ

 

リコ:あははっ♪

 

エクレ:やぁぁぁぁ!!

 

蒼真:はぁぁぁぁ!!

 

〜ガキィィィン!〜

 

2人の剣がぶつかると同時に剣が折れてしまった

 

エクレ:今何か、もの凄い寒気と不吉な予感がした…

 

蒼真:えっ?僕は何も感じなかったけど?

 

蒼真はエクレの前まで移動すると右手でエクレの額に触れ、自身の額を

合わせる

 

蒼真:う〜ん…風邪かなって思ったけど熱は無さそうだな

 

エクレ:〜〜〜!うわぁぁぁぁぁ!!///

 

〜ドゴン!!〜

 

蒼真:おごぉぉぉぉぉ!?

 

エクレは蒼真に、異性にいきなり触れられたから恥ずかしさと驚きが混じり蒼真の腹部に強烈なパンチを繰り出した!

 

蒼真:〜〜〜!!

 

エクレ:このアホ勇者が!勝手に騎士の額を触るなぁぁぁぁぁ!///

 

蒼真:あぁぁぁぁ!ごめんなさぁい!!!

 

エクレは地面に倒れている蒼真を何度も足蹴りする

 

ロラン:実際、仲が良さそうだしな

 

リコ:う~ん、どうなのでありましょうね…(汗)

 

それから時間が経ち、蒼真はセルクルに乗り、自身の膝の上に隠密隊所属の隠密犬ホムラと隣には蒼真をビスコッティに招いた隠密犬タツマキと風月庵に向かっていた

 

蒼真:はぁ…酷い目にあった、まぁいきなり女の子に触れた僕が悪いんだけどさ

 

ホムラ:アオ〜ン

 

蒼真:ともかく気を取り直して、わんこ達、案内頼むよ〜

 

ホムラ:アン!

 

数分後、蒼真はホムラ達の案内で無事に風月庵に辿り着いた

 

蒼真:ユッキー!

 

ユキカゼ:お?

 

蒼真:こんにちは〜!

 

ホムラ:アゥン!

 

ユキカゼ:あ〜、勇者殿!

 

蒼真はセルクルから降りるとダルキアンと朔弥がいないことに気づく

 

蒼真:あれ?ユッキーダルキアン卿と朔弥義兄さんは?

 

ユキカゼ:お二人なら近くの川へ釣りに出かけられたでござるよ〜、拙者もこれから向かうのでござるが勇者殿もどうでござるか?

 

蒼真:もちろん!僕も行くよ!

 

ユキカゼ:では色々準備をするでござるよ

 

蒼真達は持っていく道具などを用意すると近くの川へ向かった、そして到着するとそこにはのんびり釣りを楽しむ2人の姿が視界に映る

 

ユキカゼ:お館様~!朔弥殿〜!

 

ダルキアン&朔弥:?

 

蒼真:ダルキアン卿、朔弥義兄さん、こんにちは

 

朔弥:よく来たな〜蒼真

 

ダルキアン:おお、今日は釣り日和でござるよ

 

蒼真も2人と一緒に釣りを始めると、ユキカゼは近くの場所でご飯の準備を始める

 

ユキカゼ:ビスコッティも慌ただしい時期かと思い、探し物を早めに切り上げて戻ったでござるが…心配無用でござったな、勇者殿やエクレが頑張ってくれてたでござる

 

ダルキアン:しかし勇者殿は、中々おもしろい御仁でござるな

 

蒼真:え?僕がですか?

 

ダルキアン:聞けばビスコッティに来てより未だ数日…なのに、騎士団やリコ達、場内の者達はすっかり心を許している

 

蒼真:あぁ〜…エクレにはよく殴られたり蹴られたりしてますが

 

ダルキアン:いやいや、気を許している証でござろう

 

蒼真:だといいんですが…

 

〜ぽちゃん〜

 

蒼真:お?

 

話している途中で蒼真の持つ釣竿の浮きが上下に動く

 

朔弥:お、あたりじゃねぇか?

 

蒼真:本当です!おぉ、デカイデカイ!

 

ダルキアン:これは大物でござるな!

 

蒼真:ぐぬぬぬ…おりゃあぁぁぁ!!

 

〜ザッパーン!!〜

 

蒼真は力強く釣竿を振り上げると川から大きな魚が飛び出し、そのまま宙を舞うと

 

〜ドオーーン!〜

 

ユキカゼ:うわぁぁぁぁ!?

 

大きな魚は調理中のユキカゼの前に落ち、ユキカゼは驚きの声を出す

 

蒼真:ユッキーごめん!大丈夫!?

 

ユキカゼ:大丈夫でござるよ〜!

 

ダルキアン:そいつも調理を頼むでござるよ

 

ユキカゼ:心得てございます!

 

それから時間が経ち、釣り終えた蒼真達はご飯を食べていたのであった

 

ダルキアン:そう言えば、勇者殿は異世界からの客人でござったな

 

蒼真:そうですね

 

ユキカゼ:では、いつかは故郷に戻ってしまうのでござるか?

 

ダルキアン:それともこちらに永住を?

 

蒼真:実は僕異世界を飛び越える方法があるんですけど、知り合いの方から何が起こるからわからないから帰る方法が見つかるまでやめとけって言われたんですけど

 

朔弥:ユキカゼ、今お前故郷に戻るのかって言ったが…帰る方法はないんじゃねぇのか?

 

ダルキアン:「召喚勇者は元の世界に戻る方法はない」というのがこの辺りで一般的でござるが、遠方の国では役目を終え、帰郷したという話もあるでござるよ

 

蒼真:そうなんですか!

 

ユキカゼ:ん

 

蒼真:あ、ありがとう

 

蒼真はユキカゼから竹筒に入ったおにぎりを渡され受け取る

 

ユキカゼ:リコもその辺までは話が付いていると言っていたような…

 

蒼真:そうなんだ!

 

朔弥:希望が見えてきたな、蒼真

 

蒼真:はい!

 

ダルキアン:勇者殿の故郷には、やはり御家族が?

 

蒼真:はい!友人や仲間も沢山います!!

 

ユキカゼ:そうでござるか〜

 

ホムラ:アウアンアン!

 

するとホムラが蒼真達に向けて何かを伝えるやつに吠える

 

ダルキアン:お、魚が焼けたようでござる

 

どうやら先ほどの大きな魚とその後の釣りで釣り上げた数匹の魚が焼けたようだ

 

ユキカゼ:取って参りますね!

 

蒼真:あ、僕も手伝うよ!

 

蒼真とユキカゼは2人で焼けた大きな魚を持ち上げ、運ぶのであった

 

〜おまけ〜

 

蒼真がビスコッティに来てからの数日の間にこんな出来事もあったようだ

 

ある晩、リコとユキカゼが大浴場に入ろうと脱衣所で服を脱いでいたのであった

 

リコ:ユッキーとお風呂も久しぶりなのでありますなぁ〜

 

ユキカゼ:そうでござるなぁ〜

 

2人は服を脱ぎ終わり、タオルを身体に巻くと桶などを持ち大浴場に向かう

 

リコ:今日はユッキーと洗いっこするであります!

 

ユキカゼ:おや?こんなところに張り紙が…

 

大浴場の出入り口の壁にある壁紙が貼られており、そこにはフロニャ文字でこう書かれていた

 

〜勇者が入ってます〜

 

どうやら蒼真が大浴場に入ってると知らせるための壁紙のようだ、しかし…

 

ユキカゼ:勇者殿〜♪

 

リコ:一緒に入るであります勇者様!

 

蒼真:えぇぇぇぇぇ!?なんで入ってくるのぉぉぉぉぉ!?///

 

そんなことお構いなしに2人は入り、蒼真と混浴したのであったw




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蒼真、隠密隊筆頭と学院主席と混浴!?☆

今回のお話は「星詠みの姫 前編」のおまけの詳しい内容を書いたものです、前回のお話を見ていない方は先にそちらをご覧ください


〜カポ〜ン〜

 

蒼真:は〜…良い湯だなぁ〜…♪

 

とある日、蒼真はフィリアンノ城にある大浴場で1人でのんびりお風呂に入っていた

 

蒼真:こんな大きなお風呂にのんびり入れるなんて、最高だ〜…♪

 

蒼真が大浴場を堪能していると

 

〜ガラガラ!〜

 

大浴場の扉が開く音が聞こえてきた

 

蒼真:ん?琥珀達かな、でも2人は先に入ってたと思うけど…?

 

蒼真は誰が来たのか確認する為振り向くと

 

ユキカゼ:勇者殿〜♪

 

リコ:一緒に入るであります勇者様!

 

蒼真:えぇぇぇぇぇぇ!?なんで入ってきてるのぉぉぉぉぉ!?///

 

蒼真はユキカゼとリコの2人が入ってきたことに驚きの声をあげる

 

蒼真:な、なんでリコとユッキーが!?たしかに僕が入ってることを知らせる壁紙が貼ってあったはずなのに!?///

 

リコ:たしかに壁紙が貼られていたでありますが、勇者様とさらに親交を深めたいと思い、ユッキーと一緒に入ったであります〜♪

 

ユキカゼ:というわけで勇者殿、一緒に入ろうでござる〜♪

 

蒼真:いやいやいやいや!!年頃の男の子と女の子が一緒に入るのはまずいって〜!!///

 

リコ:勇者様はリコ達と一緒にお風呂に入るのは嫌でありますか…?

 

リコが目をうるうるした上目遣いで蒼真を見る

 

蒼真:うぅ…そ、そういうわけじゃ…

 

ユキカゼ:じゃあOKでござるね♪それじゃあ勇者殿、お背中流してあげるでござるよ〜♪

 

リコ:さぁさぁこちらでありますよ〜♪

 

蒼真:えぇちょっと!?///

 

蒼真はユキカゼとリコに腕を掴まれ、シャワーがある場所に座らされる

 

ユキカゼ:それじゃあ、始めるでござるよ〜

 

蒼真:よ、よろしくお願いします

 

ユキカゼはボディスポンジにボディソープをかけ泡立たせると蒼真の背中を洗い始める

 

〜むにゅん〜

 

蒼真:!?///

 

〜ゴシゴシ、ゴシゴシ〜

 

リコ:いかがでありますか勇者様?

 

ユキカゼ:気持ちいいでござるか?

 

〜むにゅん、むにゅん〜

 

蒼真:う、うん…気持ちいいよ…///

 

どうやらユキカゼが蒼真の背中を洗う際に自身の身体を近づける為その柔らかくて大きな胸が蒼真の背中に当たり形を変えていく

 

蒼真:(ゆ、ユッキーの胸が背中に当たってる〜!?)///

 

ユキカゼ:それはよかったでござる〜♪ならこのまま前も洗ってあげるでござるよ〜?

 

蒼真&リコ:えぇぇぇ!?

 

蒼真:そ、それは流石に僕がやるよ!?///

 

ユキカゼ:あははは、冗談でござるよ〜♪

 

蒼真:もうユッキー…///

 

リコ:ユッキーびっくりさせないでほしいでありますよ〜!

 

ユキカゼ:ごめんでござる〜

 

〜数分後〜

 

ユキカゼ:勇者殿、流すでござるよ〜

 

蒼真:うん、お願い

 

〜バシャ〜ン〜

 

ユキカゼはお湯の入った桶を傾けて、蒼真の背中についた泡を流す

 

蒼真:ありがとうユッキー、リコ、気持ちよかったよ

 

リコ:どういたしましてであります!

 

ユキカゼ:でござる〜、では勇者殿、次は拙者の背中を流してほしいでござる〜♪

 

蒼真:うぇ、僕が!?でもいいの…?///

 

リコ:大丈夫であります!私達は勇者様を信頼しているであります♪

 

蒼真:わ、わかった…じゃあまずリコからね

 

リコ:お願いするでありま〜す♪

 

蒼真はリコの後ろに立ち、ボディスポンジを泡立てると、リコの背中に優しく触れ、背中を洗っていく

 

リコ:わふ〜…///

 

蒼真:どうリコ?気持ちいい?

 

リコ:はい〜、勇者様、優しく洗ってくれて気持ちいいであります〜

 

蒼真:よかった、初めて女の子の背中を流すから力加減大丈夫か心配だったんだ

 

それから数分後、蒼真はリコの背中を洗い終え、お湯をかけてあげていた

 

リコ:ふわ〜、気持ちよかったであります〜!

 

ユキカゼ:それじゃあ次は拙者の番でござるよ〜

 

蒼真:うん今行く…

 

と蒼真がユキカゼの背中に移動しようとしたその時

 

〜ツル!〜

 

蒼真:うわぁ!?

 

ユキカゼ:おろ?

 

蒼真は足元の水たまりで足を滑らせ、ユキカゼにぶつかるが…

 

蒼真:……?(あれ、痛くない…?むしろ、柔らかい?)

 

ユキカゼ:ゆ、勇者殿、大丈夫でござるか?///

 

蒼真:う、うん大丈…!?///

 

蒼真はようやく自身の今の状態を確認した、今蒼真はユキカゼの胸に顔を突っ込んでいる状態になっていた、しかもユキカゼは今タオル1枚なので服を着ていない状態に近い為胸の柔らかさがダイレクトに伝わっている

 

ユキカゼ:せ、拙者も流石にこの状態は…恥ずかしいでござる〜///

 

蒼真:ごごごごごめん!?///

 

蒼真はすぐさまユキカゼから離れる

 

ユキカゼ:勇者殿…意外と大胆でござるな〜♪そんなに拙者の胸を味わいたかったのでござるか?///

 

蒼真:ち、違うよ〜!?今のは不可抗力で〜!!///

 

蒼真は顔を真っ赤にしながら必死に弁明しようとしている

 

その後、蒼真はユキカゼの背中を流した後、2人と仲良く大浴場に浸かり、大浴場を堪能して、大浴場から出て2人と別れようとした時

 

ユキカゼ:あっ勇者殿!ちょっと

 

蒼真:なに?

 

ユキカゼは蒼真に近づくと耳打ちする

 

ユキカゼ:勇者殿に顔を埋められた時、不快感どころか幸福感が優ったので、もしまた拙者の胸を触りたくなったらいつでも言って欲しいでござるよ♪///(小声

 

蒼真:ゆ、ユッキー!?///

 

リコ:勇者様?どうかしたでありましたか?

 

蒼真:なななななんでもないよ!?///

 

〜蒼真の自室〜

 

蒼真:……(いつでもって…あの、ユッキーの柔らかくて大きな胸をまた…ってこれじゃあ僕変態じゃないかぁぁぁぁ!?)///

 

〜リコとユキカゼの部屋〜

 

リコ:ユッキー、先ほど勇者様になんとおっしゃったのでありますか?

 

ユキカゼ:えへへ〜内緒でござる♪(しかし勇者殿を見ていると、すごく母性が溢れてきて、甘やかしたくなるでござるよ〜///)




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星詠みの姫 後編

前回のお話の星詠みの姫前編をまだ読んでいない方はそちらからどうぞ!

〜前回のあらすじ〜
フロニャルドに来てからしばらく経ち、蒼真はエクレと模擬戦をしたり、ダルキアンと釣りをし、ユキカゼの手料理をご馳走になったりと充実した日々を過ごしていたのであった


〜ペラッ、トン、ペラッ、トン〜

 

その頃フィリアンノ城ではミルヒが領主の仕事をしていた

 

ミルヒ:ねぇロラン?

 

ロラン:はい、姫

 

ミルヒ:勇者様は今日、何をされてました?

 

アメリタ:姫様、そのご質問…この所会う方会う方に毎日聞かれておりますが

 

ミルヒ:ふぇ?

 

どうやら無自覚だったようだ

 

ロラン:今頃は丁度、ダルキアン卿の庵に遊びに行っているはずですね

 

ミルヒ:そうですか!ブリオッシュ、勇者様を気に入ってくれたでしょうか?

 

ロラン:はい、ユキカゼや隠密達共々

 

ミルヒ:そうですか♪

 

アメリタ:はぁ…姫様、今日の午後のレッスンと夕食会のあと、スケジュールは開けてあります、勇者様とはその時にゆっくりお話をなさってください

 

ミルヒ:えっ!?本当ですか!!

 

アメリタ:そうですよね、騎士団長?

 

ロラン:はい、勇者殿にもちゃんと伝えてありますよ

 

ミルヒ:ありがとう!ロラン、アメリタ!

 

〜ブン、ブン、ブン、ブン〜

 

ミルヒは蒼真と話せるのが嬉しいのか尻尾をブンブン振っている

 

アメリタ:さぁ、騎士団長がお待ちです、こちらの書類の処理を

 

ミルヒ:はい♪

 

ロラン:お願いいたします

 

ミルヒ:は〜い!!

 

それから時が経ち現在は夜になっていた、街に住んでいる住人がセルクル2匹に水を飲ませていると、後ろから大きな影が現れ後ろを振り向くと…

 

一般人:よ〜しよし、ん?オォォォォォォ!?

 

セルクル2匹:クェェェェェ!?

 

ユキカゼ:すみませ〜ん

 

ダルキアン:あぁすまぬ、ちょっと邪魔するでござる

 

そこにはユキカゼと朔弥を先頭に大きなセルクル、ムラクモに乗ったダルキアンと体色がオレンジ色のセルクルに乗った蒼真が城に向けて移動していた

 

蒼真:街中に入ると、ムラクモは一際目立ちますね

 

ダルキアン:拙者と同じで図体がでかいゆえな…さて、拙者らは騎士団本部に顔を出すでござる、勇者殿は姫様と御会見でござるなぁ

 

蒼真:はい!

 

ユキカゼ:姫様の失礼のないようにするでござるよ〜

 

蒼真:大丈夫!行ってきま〜す!

 

こうして蒼真達は別れ、それぞれの目的地に向かうのであった

 

城に着いた蒼真はお風呂に入るため大浴場を目指して城内を歩いていると

 

蒼真:ふんふんふ〜ん♪…ん?あれは…

 

蒼真の前から琥珀と優が歩いて来ている

 

蒼真:琥珀〜!優〜!2人とも街に行ってたけどどうだっ…た!?

 

蒼真は2人を見て驚いた、なぜなら…

 

琥珀&優:………(汗)

 

2人の顔はげっそりしていたからだ

 

蒼真:ど、どうしたの2人ともそんなげっそりして!?

 

琥珀:あ…蒼真…

 

優:気にしないでください…蒼真をすぐにわかると思いますから…

 

〜テクテクテクテク〜

 

優がそういうと2人は自分達の部屋に向かって歩き出す

 

蒼真:すぐにわかるって…どいうこと…?(汗)

 

その後、蒼真は大浴場に着き、身体を洗おうとしたのだが…

 

〜大浴場〜

 

リゼル:……

 

メイド達:……

 

蒼真:……(な、なんでリゼルさんやメイド隊のみなさんがいるんだろう…?)(汗)

 

どういうわけか、リゼル率いるメイド隊が大浴場にいたのだ

 

リゼル:それでは、姫様直属メイド隊!勇者様の…徹底洗浄!!

 

〜チャキ!〜

 

メイド隊の手には石鹸とタオルが握られていた

 

蒼真:えぇ!?

 

リゼル:始めぇ!!

 

メイド隊:は〜い!

 

蒼真:わ、わぁぁぁぁ!?///

 

蒼真はメイド達に身体を洗われる

 

蒼真:や、やめてくださぁぁぁぁい!!!///

 

リゼル:やめません、一日中遊び回ったのに、ばっちぃ格好で姫様の御前に出るなど…このリゼル・コンキリエがメイド長の誇りにかけて許しません!そして勇者様が来る前に戻っていらした優様と琥珀様を見つけましたので、ついでに徹底洗浄しました♪

 

蒼真:それで2人ともげっそりしてたんですか!?というか自分で洗えますってばぁぁぁぁ!!///

 

リゼル:問答無用でございます♪

 

蒼真:うわぁぁぁぁぁぁぁ!!///

 

〜それから時は経ち〜

 

ミルヒは夜景が見える場所で、お茶とお菓子を用意して待っていた

 

ビスコッティ騎士:姫様、勇者様がいらっしゃいました

 

ミルヒ:!はい、お通ししてください!

 

〜ギャリン!スタ、スタ、スタ、スタ〜

 

護衛の騎士2人が交差していた槍を解くと、スーツ姿の蒼真はミルヒの元まで歩いてくる

 

蒼真:こんばんは、姫様♪

 

ミルヒ:こんばんは、勇者様♪

 

ミルヒ:今日はちょっと涼しいですから、温かいお茶を用意したんです、甘いお茶はお好きですか?

 

蒼真:はい、大好きです

 

ミルヒ:よかった〜♪

 

蒼真:ビスコッティのお茶っておいしいですよね、果物みたいな香りで

 

ミルヒ:お茶は我が国自慢の特産品です、遠くの国では結構高級品として扱ってくれてるんですよ

 

蒼真はお茶を一口飲む

 

蒼真:納得です♪

 

〜カチャ〜

 

ミルヒはお茶の入ったカップを置く

 

ミルヒ:で、あの…勇者様

 

蒼真:?なんでしょうか?

 

ミルヒ:改めて謝らせてください…召喚のこと、すみませんでした…

 

蒼真:あぁぁぁもう、気にしないでくださいってば…みんなによくしてもらってますし、楽しいです!

 

ミルヒ:本当ですか…?

 

ミルヒは少し不安そうに聞く

 

蒼真:勇者は嘘をつきません!それに、リコから聞いてません?帰る方法も、ちゃんと見つかるみたいですし、気にすること何にもないですよ♪

 

ミルヒ:はい…

 

蒼真がフォローしても、ミルヒはまだ負い目を感じているようだ

 

蒼真:実は僕、姫様に聞きたかったことがあってね

 

ミルヒ:あ、はい!

 

蒼真:なんで召喚勇者に、僕を選んでくれたの?他にも朔弥義兄さんや優達がいたのに?

 

ミルヒ:えぇ!?ええっと…あの…///

 

蒼真:あぁ!内緒の話だったら…聞かないでおくけど…

 

ミルヒ:その…内緒というほどでもないんですが…えっと〜ですね…

 

蒼真:はい

 

ミルヒ:勇者様は、星詠みってご存知ですか?

 

蒼真:星詠み?

 

ミルヒ:紋章術の一種なんですが、映像盤を使っていろんなものを見ることができるんです

 

蒼真:いろんなものを…?

 

ミルヒ:遠く離れた世界のこととか…人によっては探し物とか、ちょっとした未来とか…

 

蒼真:へぇ〜…

 

ミルヒ:もちろん、見えると言ってもほんのちょっとだけですし、そんなに自由に見たいものが見られるわけではありませんが…

 

蒼真:はい…

 

ミルヒ:で、私も少し星詠みができますので、時々見てたんです、フロニャルドから遠く離れた世界のこと…

 

ミルヒの脳内イメージには、当時見ていた蒼真の活躍の映像が流れている

 

ミルヒ:壊された街で暴れる、邪悪で凶暴な人型の魔物に立ち向かい、勇敢に戦っていた金色の髪の男の子のこと、街の人々や仲間を守るためにどれだけ攻撃を受けて傷ついても、立ち上がって魔物に立ち向かっていく姿はとても一生懸命で、ものすごくまっすぐで、こんな方が私の…この国の勇者様だったらいいなって…そう思ったんです…!

 

蒼真:壊された街…邪悪で凶暴な人形の魔物…それって初めて朔弥義兄さん達と会った時の!

 

そう、読者のみなさまの中にはリメイク前の前作からの読者もいるかもしれませんがご説明させていただきます、ミルヒが見た蒼真の戦いは、蒼真とみゆき達がまだ新人でバッドエンド王国と戦っていた際に起きた出来事、当時のプリキュアオールスターズと蒼真、朔弥、明の3人のナイツが集結し、バッドエンド王国の幹部、ジョーカーが生み出した悪の戦士、カオスフュージョンUとの戦いであった!

 

ミルヒ:たしかに、勇者様以外にも朔弥さん達のような人達はいました…ですが、勇者様はどんなに攻撃を受けても立ち上がって、諦めず、あの魔物を打ち倒しました!それに、勇者様から感じる暖かい光…私にはそれが皆を勇気づける勇者の光だと感じたからです!ですから朔弥さん達ではなく他の誰よりも勇者を…!

 

蒼真:へ?

 

ミルヒ:…!///あぁいえ!勇者様を勇者としてお呼びしたいと思ったって…なんか変かな〜って…うぅ…う…///

 

ミルヒは自分で自爆したことに気づき早口で喋り、恥ずかしさのあまり頭から煙を出す…

 

蒼真:あの姫様、良ければ僕のことは蒼真ってお呼びください

 

ミルヒ:蒼真…様?

 

蒼真:蒼真です

 

ミルヒ:あっはい…!えっと、コホン…「他の誰よりも、蒼真に来て欲しい蒼真がこの国の勇者になってくれたらいいなって」思ったんです…

 

蒼真:…!ありがとう、姫様

 

同刻、城内の倉庫でロランとダルキアンが整理をしていた

 

ロラン:すまなかったねぇ、ダルキアン卿、結局手伝わせてしまった

 

ダルキアン:なに、国の慌ただしい時期に、1年以上も留守にしたでござる、小さなことでも役に立たねば

 

ロラン:君は元より、国に縛られる器ではないんだ、今もビスコッティに席を置いてくれているだけでもありがたいよ

 

ダルキアン:買い被りにござる、拙者、ただの風来坊にござるよ

 

ダルキアンは近くにあった椅子に座る

 

ロラン:今度は糖分いてくれるんだろ?

 

ダルキアン:…拙者の探し物がどうなるかは、ユキカゼの星詠み次第いえ…なんとも言えぬでござるが…なるべく長く留まりたいでござるよ

 

2人は作業を再開する

 

ダルキアン:それに、隣国ガレットには何やら不穏な空気があるでござるしな

 

ロラン:あぁ、私は星を詠めないが、ガレットの戦の仕掛けようが、尋常と異なるのは明らかだ…

 

ダルキアン:ガレットというより、レオ姫が…でござるな…考えたくはないが…魔物の類が関わっておるやもしれん、そうなれば正しく…拙者の出番でござるな…!

 

ダルキアンは腰に装備している刀に触れる

 

その頃、蒼真とミルヒは話を終え、おやすみの挨拶をしようとしていた

 

ミルヒ:では蒼真、明日の朝約束です!

 

蒼真:はい!6時に裏門、了解です!

 

〜タッタッタッタッ〜

 

蒼真は自分の部屋に戻っていく

 

リゼル:姫様、勇者様とお約束ですか?

 

ミルヒ:朝の散歩、ご一緒しましょうって、蒼真早起き平気なんですって!

 

リゼル:それはようございました♪

 

メイド:お散歩、楽しみですね〜♪

 

ミルヒ:はい!…一緒のお散歩、昔はいつも、レオ様と一緒だったっけ…

 

その頃、同刻ガレットの城では…

 

〜ガシャーーン!〜

 

レオが花瓶を床に叩きつけていた

 

レオ:くそぅ…またか!戦を済ませて戻っても、やはり何も変わらん…いや!かえって悪くなった!!さして強くもないワシの星詠み…なのに何故…こうまではっきり未来が視える…!

 

レオの前にある3つの映像盤には血の海を作り倒れている蒼真とミルヒが映し出されていた、そして映像盤に文字が書かれていた

 

「エクセリードの主・ミルヒオーレ姫とパラディオンの主・勇者蒼真、30日以内に確実に死亡。この映像の未来はいかなることがあっても動かない。」

 

レオ:ミルヒだけでなく勇者まで死ぬ…!星の定めた未来か知らんが…かのような出来事、起こしてたまるか!!

 

レオは隣の部屋に向かって歩き出す

 

レオ:貴様を出すぞ、グランヴェール!!天だろうが星だろうが…貴様とならば動かせる!!

 

〜キュイィィィン…!〜

 

レオの前には青白い光を放つ巨大な大斧があった!

 

優:レオ閣下が、ビスコッティ及び周辺諸国に対して、驚きの布告をなされるのは…この、翌日のことでありました…




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

補足説明
リメイク前の小説のNS編ではなぎさ達しか出ていませんでしたが、今作の設定では朔弥・ナイトゼロ、明・ブレイドナイト、満・キュアブライト、薫・キュアウィンディが参戦しています


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朝のお散歩と宣戦布告!

〜前回のあらすじ〜
蒼真はミルヒとのお茶会に参加するために途中までダルキアン、ユキカゼ、朔弥と共にフィリアンノ城に戻ると、そこには何故かげっそりしていた優と琥珀がいた、そして蒼真は2人がげっそりしていた原因を知ることになり、その後ミルヒとのお茶会を楽しみ、蒼真は何故自分が勇者として呼ばれたのをミルヒに聞き、そして蒼真はミルヒに自分のことを蒼真と呼んで欲しいと頼み、ミルヒは蒼真のことを勇者様ではなく蒼真と呼ぶことになった


翌日の早朝、ミルヒは早朝から仕事をしていた

 

リゼル:姫様、早朝からお仕事とはあまり健康的ではないように思いますが…

 

ミルヒ:でも、今朝は蒼真と待ち合わせですから、楽しいことの前に出来ることはやっておかないと…あっ!

 

ミルヒは書類を確認しているとあることに気づく

 

ミルヒ:武器の量産、ちゃんと仕上げてくれてますね、しかも予定よりちょっと早く

 

メイド1:はい、商工会の職長達が戦の2連勝に大興奮して頑張ってくれたそうです

 

ミルヒ:職長さん達にご褒美をあげなくっちゃですね♪

 

リゼル:アメリタ助手に、手続きを依頼しておきましょう

 

ミルヒ:はい!…はい、これで今朝の分、おしまい♪

 

その頃蒼真は裏門で自身のセルクルとミルヒのセルクルのハーラン、そして騎士団の1人エミリオといた

 

蒼真:エミリオさん、この子姫様のセルクルですよね、たしか

 

エミリオ:ハーランです、フロニャルド全土でも滅多にいない飛翔セルクルですよ

 

蒼真:へぇ〜、君レアっ子だったんだ〜

 

〜なでなで〜

 

蒼真はハーランを撫でる

 

ハーラン:くぅ〜くぅ〜

 

蒼真:あはは、くすぐったい♪

 

ハーランは蒼真に頬擦りしたと思ったら今度は口を大きく開ける

 

ハーラン:クワァ

 

蒼真:え?

 

〜ガチャ〜

 

ハーランが口を大きく開けたと同時に裏門の扉が開きミルヒが騎士2人と共にやってきた

 

ミルヒ:あっ!蒼真〜!お待たせしました〜♪

 

ミルヒは蒼真を見つけると駆け寄ってきたが

 

蒼真:うわぁぁぁ!?ちょっ、いや、だから…!

 

蒼真はハーランに頭をかじられていた

 

ミルヒ:まぁ!ハーランがこんなに懐いて!蒼真、やっぱりセルクルにも好かれるんですね〜♪

 

蒼真:嬉しいだけど…できれば、その、助けて…(汗)

 

〜ダッダッダッダッダッ!〜

 

その後蒼真は一度身体を洗い、ハーランに乗りミルヒを乗せると、朝のお散歩に出かけ目的地に向け移動していた

 

蒼真:早朝の早駆けは気持ちいいね!

 

ミルヒ:はい♪

 

〜数分後〜

 

蒼真:うわぁぁぁぁ…!

 

ミルヒ:えへへ、綺麗でしょ?私の秘密の場所なんです

 

蒼真とミルヒはたくさんの花が咲いているお花畑に来ていた、蒼真はハーランからミルヒを身体を支えて降ろす

 

蒼真:姫様はここでいつも何してるの?

 

ミルヒ:そうですね…のんびりお散歩をしたり、お弁当を食べたり…

 

蒼真:それもいいですね〜、でもその前に軽く運動とかどうでしょう?

 

ミルヒ:はい?

 

蒼真:実は昨日のうちに、ちょっと試しておいたんです

 

ミルヒ:…?

 

〜キュイン!〜

 

蒼真は神剣パラディオンをフライングディスクに変える

 

蒼真:いいですか、これを僕が放り投げますから、姫様はそれを取ってきてほしいんです

 

そう言うと蒼真はミルヒから距離を取る

 

ミルヒ:…?はい…

 

蒼真:せ〜の…それ!

 

〜ヒュルルルルル!〜

 

蒼真が投げたフライングディスクは遠くに飛んでいく

 

ミルヒ:えっ!?

 

蒼真:姫様Go!

 

ミルヒ:は、はい!!

 

ミルヒは一瞬戸惑うが、蒼真の指示でディスクを追いかける

 

ミルヒ:ま、待って〜!!

 

ミルヒがディスクを追いかけて行く途中でディスクは徐々に回転を無くしていく

 

ミルヒ:えぇぇい!!

 

〜ズザァァァ!〜

 

ミルヒはディスクを飛び込んでキャッチした

 

蒼真:おぉ!ナイスキャッチ!おっと…

 

ミルヒ:はぁぁ…!

 

ミルヒはとても嬉しそうだ

 

蒼真:姫様〜、大丈夫〜?

 

ミルヒ:あ、大丈夫で〜す!

 

ミルヒはその場から立ち上がる

 

ミルヒ:キャッチしたら、どうすればいいですか〜?

 

ミルヒは楽しさのあまり尻尾を振っている

 

蒼真:こっちに投げて〜、こう持って、こう!

 

蒼真はディスクの投げ方を説明する

 

ミルヒ:えっと…こう持って…こう?

 

ミルヒは蒼真がやった投げ方を投げずに一度やってみた

 

蒼真:そうそう!

 

ミルヒ:♪こう持って、えい!

 

〜ヒュルルルルル!〜

 

蒼真:お?おぉ!よ〜し!

 

〜ダン!ガッ!ヒュルルルルル!〜

 

蒼真は自身を通り過ぎていったディスクをその場でジャンプし、空中でキャッチし、その場で一回転してミルヒに向かって投げる、ミルヒは途中で減速したディスクと同じスピードで走りしっかりキャッチする

 

ミルヒ:蒼真〜!

 

蒼真:は〜い?

 

ミルヒ:これ、すっごく楽しいです♪

 

蒼真:うん!もっとやろう!!

 

ミルヒ:は〜い!じゃあ今度はうんと強く投げますよ〜!…えぇい!!

 

〜ビュン!ヒュルルルルル!!〜

 

ミルヒは先ほどより強めに投げ、ディスクは高く飛んでいく

 

蒼真:おぉ、これは高い

 

蒼真は走り出す

 

ミルヒ:あはは♪ごめんなさい蒼真〜、頑張って〜!!

 

蒼真:うん!でも流石にちょっと高いかな、パラディオン、フォルム棒、やや長め!

 

〜キュイン!〜

 

蒼真が指輪の状態のパラディオンにそう指示すると、蒼真の両手に普段より長めの棒状態のパラディオンが現れた

 

ミルヒ:あら?

 

〜ガッ!〜

 

蒼真はそれを地面に突き刺し、棒高跳びの応用でジャンプする

 

蒼真:よいしょ!トルネイダー!

 

〜ギュイン!〜

 

今度はトルネイダーを呼び出し乗り空中でディスクを人差し指で回転させながらキャッチする

 

蒼真:それ!

 

〜ブン!〜

 

蒼真はディスクをミルヒに向かって投げ飛ばす

 

蒼真は地面に着地すると同時にトルネイダーを消した

 

蒼真:ありがとう、もういいよ

 

そして倒れてきた棒のパラディオンもキャッチしたと同時に消した

 

ミルヒ:……!

 

ミルヒはそんな蒼真の行動に驚きながらもディスクを両手でキャッチしていた

 

その後、2人は近くにあった木の下でお弁当を食べていた

 

ミルヒ:こんなに走って、こんなに大声を出したなんて…久しぶりです

 

蒼真:あっはは♪

 

ミルヒ:でも蒼真、すごいですね、輝力や紋章術もですがパラディオンもしっかり使いこなしてます!武器化だけじゃなく、分割やアイテム化まで

 

蒼真:なんか、パラディオンが教えてくれる感じがするんだよね、この子ができること、できないこと…

 

ミルヒ:それは多分、パラディオンも蒼真を好きになったんですね♪

 

蒼真:あはは、だったらいいなぁ

 

ミルヒ:きっとそうです!

 

蒼真:でも、パラディオンって剣なんだよね?なんとなく剣にできるような気がしないんだけど…

 

ミルヒ:必要な時になればちゃんと変わってくれます、今は必要ないってことなんじゃないかと

 

蒼真:へぇ〜…

 

蒼真は右手の人差し指にはめているパラディオンを見る

 

ミルヒ:私もビスコッティの領主ですから、一応は宝剣の所有者なんですが、まだ一度も目を覚ましてくれたことがないんです

 

蒼真はミルヒの右手を手に取り、ミルヒの右手の人差し指にはめられている指輪を見る

 

蒼真:ビスコッティの宝剣…聖剣エクセリードだっけ?

 

ミルヒ:はい、蒼真の神剣パラディオンとまだお見せしていない聖槍レーヴァテイン、3つで1つ、ビスコッティを統べる物の証です

 

蒼真:へぇ〜、こんなちっちゃい指輪にそんなすごい言われが…

 

ミルヒ:お隣のガレットにも宝剣が3つあるんですよ、魔戦斧グランベールと神剣エクスマキナ、そして聖剣エクセリオン他の多くの国でも三体一対の宝剣が受け継がれてます

 

蒼真:そうなんだ…僕が帰る時には、ちゃんと返さないとね、パラディオンも

 

ミルヒ:はい…

 

蒼真:…でもまた呼んでもらえたら、その時はまた貸して欲しいな

 

ミルヒ:えっ?

 

蒼真はバケットの中に入っていたサンドイッチを一つ手に取り食べる、ミルヒは蒼真の発言に少し驚く

 

ミルヒ:また来ていただけるんですか?

 

蒼真:えっ?一度帰ったら、もう呼んでもらえないの?

 

ミルヒ:いえいえ、そんなことはないんですが…

 

蒼真:じゃあ呼んで!それなら絶対また呼んで!

 

蒼真は食い気味でミルヒに言った

 

ミルヒ:お呼びします…絶対絶対お呼びします!

 

蒼真:よかった〜…

 

ミルヒ:うふふ、こちらこそよかった〜です♪

 

蒼真:うん、ありがとう姫様♪

 

蒼真は感謝の言葉を伝えると、ミルヒの頭を撫でる

 

ミルヒ:あっ…///

 

ミルヒは撫でられていることに気づき顔を少し赤くする

 

蒼真:あっごめん、ダメだった…?

 

蒼真はダメだと思ったのか手をミルヒの頭から離す

 

ミルヒ:いえいえ…あの…ちょっとびっくりしただけです…///

 

蒼真:つづけても?

 

ミルヒ:よろしければ是非…///

 

ミルヒは撫でて欲しいのを堪えきれず尻尾を振っていると、蒼真さミルヒの頭を撫で始める

 

〜なでなで、なでなで〜

 

ミルヒ:〜♪

 

ミルヒは嬉しさのあまり尻尾をさらに振っている

 

蒼真:姫様の髪はふわふわですね

 

ミルヒ:ありがとうございます〜…♪

 

〜スッなでなで、なでなで〜

 

蒼真:ほっぺもすべすべです

 

蒼真は左手でミルヒのほっぺも撫でる

 

ミルヒ:うふふふ、くすぐったいです〜♪

 

蒼真:じゃあこう?

 

ミルヒ:あははは、それはダメです〜この辺をもっと〜♪

 

蒼真:はい、了解であります!

 

しばらく蒼真はミルヒのことを撫でてあげたという、さながらその光景はまるで飼い主と愛犬だったw

 

同刻、フィリアンノ城の大浴場には、エクレ、リコ、ユキカゼの3人が大浴場に入っていた

 

エクレ:そういえばユキカゼ、今回の旅はどうだったんだ?

 

ユキカゼ:相変わらずでござるよ〜道中は親方様と隠密数匹でゆっくりした旅にござる〜

 

リコッタ:手紙で旅の報告と狩りの結果だけは聞いていたでありますが…

 

エクレ:肝心の冒険譚をもっと聞かせて欲しいところだな

 

ユキカゼ:う〜ん…それは拙者もめっちゃ話したいのでござるがなぁ〜禍太刀狩りは親方様のわりと内緒の使命ござる、無闇に公害してはならぬと釘を刺されているのでござるよ…

 

エクレ:やはりか…

 

リコッタ:残念であります…

 

エクレとリコは残念そうな顔をする

 

ユキカゼ:でも、それ以外のお話であればいっぱい話してあげると良いと仰せでもござる愉快痛快な旅の話であれば皆の時間がある時にいくらでも

 

リコッタ:聞かせて欲しいでありま〜す!

 

そしてリコ達はユキカゼの旅の話を聞くのであった

 

その頃、朝のお散歩から帰ってきたミルヒは自室でメイドに着替えさせてもらっていた

 

メイド1:姫様、勇者様とのお散歩、いかがでしたか?

 

ミルヒ:楽しかったです♪また明日も行きましょうねって♪

 

メイド1:それはようございました♪

 

〜ピリリリリ、ピリリリリ、ピリリリリ〜

 

ミルヒ:ッ!

 

ミルヒが話していた突如電源を入れニュースを流していた映像版から謎の音が聞こえてきた、映像版にはビスコッティのアナウンサーのパーシィ・ガウディが映っていた

 

パーシィー『こちら!バンネット城前のパーシィ・ガウディです!つい先ほどガレット獅子団領、レオンミシェリ閣下より衝撃的な発表がありました!!と、とにかくその発表の映像をご覧ください!!』

 

映像が切り替わり、バンネット城とレオ閣下が映し出される

 

レオ『4日後より予定していた、ガレット領民の戦闘協議会…この内容を少々変更しようと思う…先のニ連敗に加え、ビスコッティには勇者が召喚され、武勇に名が高きダルキアン卿も帰国した…これをほうったまま国内に籠っていては、獅子団戦士の名折れである…フッ』

 

その時、レオの口元に怪しい笑みがこぼれた

 

レオ『よって、ビスコッティに新たな戦を申し込む!!』

 

マスコミ『おぉ…!!』

 

レオ『急な戦を申し込む手前、ビスコッティが好きにやってくれてかまわん…商工会や個人商店の参加も大歓迎じゃ!』

 

ビスコッティ領民:おぉ…!!

 

レオ『無論、賞金や商品は大量に用意するぞ』

 

領民達:オォォォォォォ!!

 

レオ『みな稼ぎ時じゃ、こぞって参加してくれ!ビスコッティ側の承諾を得次第、チケットの売り出しを開始する、開催まで時間がない故、少々慌ただしくなるが、こちらも詳細は追ってお伝えしよう、参加の意思がある者みなにきちんと行き渡るようにするゆえな』

 

この放送を同じ部屋でロラン、ダルキアン、エクレ、朔弥の4人が観ていた

 

朔弥:ガレットの領主…一体何を考えてるんだ…

 

レオ『そして…国家間の勝利懸賞として賭けたい物がある…』

 

〜バサァ!〜

 

ガレットの大臣と思わしき男が布を外すとそこには大きな斧と青色の球体が二つあった

 

レオ『ガレットの宝剣、魔戦斧グランヴェールと神剣エクスマキナ、そして聖剣エクセリオン!』

 

マスコミは公開された宝剣三つを映したりカメラに収めたりしている

 

同じく、これを観ていた蒼真、琥珀、優、リコッタ、ユキカゼと厨房のおばちゃん達は宝剣を観て驚いていた

 

琥珀:あれが…ガレットの宝剣!?

 

優:ですが…宝剣は国を統べる者の証のはず…それを勝利懸賞にするなんて…

 

レオ『この会見を書いてあるか…ミルヒオーレ姫殿下?』

 

ミルヒ:…!

 

レオ『ビスコッティにも、コレと見合う物を出してもらえればありがたい』

 

メイド1:国の宝剣に見合う物なんて…

 

リゼル:こちらも宝剣を出せってことですね…これではまるで…

 

レオ『ガレット、ビスコッティ両国民、己の国の為、自らの為戦う勇気があるのなら…この戦に馳せ参じよ!!』

 

両国民:オォォォォォォ!!!

 

両国民の気合の入った声が街に響き渡るのであった

 

レオ閣下の宣戦布告の放送が終わり、蒼真達は城内の広場にいた

 

蒼真:宝剣を懸賞にって…宝剣は国の代表証なんだよね、簡単に懸賞にして大丈夫なの?

 

リコ:もちろんそうでありますが、国と国の友好の証として一時的に貸し出したりは時々あるのであります…

 

琥珀:そうなんだ…?

 

ユキカゼ:民衆は今回もそんなノリだと思っているようでござるが…どうやら、ちと様子が違うようでござる…

 

同刻、ミルヒもエクレ、ロラン、ダルキアン、そしてビスコッティの元老達と今後のことについて話していた

 

元老1:本当に、レオ閣下はどうされてしまったのか…

 

元老2:これではまるで本気で我がビスコッティを侵略する気としか…

 

元老3:それはないと、思いたいがのぅ…

 

ロラン:しかし現に、ビスコッティの宝剣を懸賞に差し出すよう提案されています、アメリタ、届けられた布告書を

 

アメリタ:はい

 

〜パラッ〜

 

アメリタはガレットから届けられた布告書を読み始める

 

アメリタ:宣戦布告書には宝剣の預かり期間は最長でも60日と記されていますが…展示や使用目的については、両国の審議のもと不義無きように扱い、期間内の変換を制約するとしか…

 

元老2:つまりは、期間内にはどう使おうが自由ということ…

 

元老3:断れるものかのぅ…!

 

ダルキアン:しかし、先の会見で両国の民の心はしっかり掴まれてしまっておりますゆえな

 

エクレ:こちらが宝剣を出せないとすれば、我々の非という形になってしまいますから…

 

ロラン:個展のためには、かなりの持ち出しが必要になります

 

元老1:うぅどうするかのぅ、どうするかのぅ…

 

元老3:困ったのぅ…!

 

その頃蒼真達は

 

蒼真:なにか僕達にできることってないのかなぁ…

 

リコ:政治的なお話でありますから…

 

ユキカゼ:姫様や騎士団長達の決断を待つしかないでござる…

 

エミリオ:君!

 

蒼真達:?

 

蒼真達は声が聞こえてきた方向を見るとそこには誰かを囲んでいるエミリオと騎士が数名いた

 

エミリオ:何故こんなところに?

 

???:あぁいやぁ見つかってもうたぁ…!

 

エミリオ:まさか…戦に先駆けての密偵行為か…!

 

エミリオ達が腰の剣に手をかける

 

ジョーヌ:ちゃうちゃう、そんなんちゃうて!

 

蒼真:あれ?あの子確か…!

 

優:以前姫様を誘拐しようとしたジェノワーズという3人組の…!

 

琥珀:ジョーヌだ!

 

忍び込んだのはガレットのジョーヌだった

 

〜ザッザッザッザッ〜

 

蒼真達はエミリオ達の元に向かって走る

 

ユキカゼ:エミリオ!どうしたでござるか!

 

エミリオ:パネトーネ筆頭!あいえ、ガレットの密偵が騎士団に化けて…

 

ジョーヌ:密偵ちゃうて!

 

ジョーヌは懐から手紙のような物を出す

 

ジョーヌ:ウチはさるお方から…あっ!

 

ジョーヌは蒼真を見つけると蒼真に指を指す

 

ジョーヌ:勇者蒼真宛の秘密のメッセージを持ってきただけや!

 

蒼真:えっ?僕宛のメッセージ…?

 

蒼真はメッセージを受け取り読み、その後ジョーヌの案内で城の近くの森にセルクルに乗ってやってきた

 

ガウル:…来たか

 

そこには青いフードを被りセルクルに乗ったガウルがいた

 

蒼真:ガウル、どうしたの急に?

 

ガウル:決まってんだろ、今回の戦のことさ…俺やゴドウィンはこの戦に反対なんだ、どうにも納得いかねぇことが多い

 

蒼真:こっちでもガレットは本気でビスコッティを侵略する気なんじゃないかって…

 

ガウル:いくら姉上でもそれはねぇ…ビスコッティとガレットは友好国として、何代も前からずっと支え合ってきた、それを今更侵略なんぞ道義も立たなきゃ意味もねぇ、告知されて民が楽しみにしちまってる以上、戦はもう避けられねぇ、俺はギリギリまで懸賞に出される宝剣の扱いをはっきりするよう姉上に具申してみる

 

蒼真:うん…

 

ガウル:だが、そいつが叶わずに姉上の目的がはっきりしねぇ時は…どうにかして、お前らが勝ってくれ

 

蒼真:ガウル、どうしてそこまで

 

ガウル:俺はビスコッティって国が普通に好きでよ、飯はうまいし、人も景色も気に入っている、姫様も優しいしな、それによ、フロニャルドの戦は楽しい興行じゃなきゃいけねぇんだ、参加者、支援者、見学者、それに戦に関わりのねぇ国民、勝っても負けてもみんなが楽しくなきゃいけねぇ、大変な思いをしていいのは王族だけさ…今回の戦、そこんとこの筋が通らねぇ可能性がある…そんだけさ

 

〜ギュッ〜

 

ガウルはセルクルについている手綱を強く握りしめる

 

ガウル:話は以上だ、姫や騎士団の連中には俺がこんな話をしたって言うなよ

 

蒼真:ありがとう、ガウル!

 

ガウル:あぁ、色々頼んだぜ、蒼真!

 

蒼真:あっガウル!最後に一つだけ!うちの姫様とレオ閣下って昔は仲良しだったって書いてるけど?

 

ガウル:わりぃ、俺もよくはわからねぇ、あっただ、2人のことならアメリタに聞けぇ、あいつが1番詳しい!

 

蒼真:わかった!ありがとう!

 

ガウルとジョーヌがガレット領に帰っていくの蒼真は見送るのであった

 

その頃バンネット城では

 

バナード:ガウル殿下が動かれたようです

 

レオ:よい、好きにさせておけ、今回に限っては奴とゴドウィンの働きは期待しておらん

 

バナード:ゴドウィンはガウル殿下に心酔しておりますからね

 

レオ:忠臣厚き臣下を得られるのは良いことじゃ、奴の将来の為にもな

 

その頃蒼真はアメリタにミルヒとレオの関係について話を聞きに来ていた

 

アメリタ:両国の先代領主が旅立たれる前、レオ閣下は姫さまをとても大切に扱ってくださいました、その様子はまるで、生まれついての姉妹のようでもありました、幼い頃から臣下と民を思いやる心をお持ちだった姫様と武術と紋章術にとても秀でていらしたレオ閣下、お二人は互いに足りない所を補い合い大切なことを教え合っていました、お二人が領主になられてからも目立った波乱も無く、会う機会は減っても公式・非公式問わず、ずっと仲良くされていたのですが…半年ほど前のことでしょうか、レオ閣下が急に姫様の身の回りや我々騎士団のことを気遣ってくれるようになって…

 

蒼真:気遣う…?

 

アメリタ:ビスコッティの軍備増強を提案したり、姫様が危険な目に合う興行を避けるように姫様にきちんと護衛をつけるようにですとか、それはもう一生懸命に…ですが3月ほど前からは、まるで人が変わられたように冷たくなられて

 

蒼真:ッ!

 

アメリタ:姫様との交流もパッタリと、姫様は個人と領主の両面から心を痛めていらっしゃいます、姉妹のように思っていた幼馴染の心変わりと交流を続けてきた隣国との関係具合、その上ビスコッティの宝である、宝剣まで奪われたら…

 

表情を曇られながら話すアメリタの姿を見て、蒼真は何も言えず、ただ話を聞くことしかできなかった…

 

それから時間が経ち、フィリアンノ城には今回の戦についての発表を聞く為に大勢のビスコッティの国民達が集まっていた、その中にはカメラマンも複数いる

 

〜キュイン!〜

 

国民達:オォォォォォォ!

 

すると宙に浮かんでいた映像版に映像が流れ始めた

 

元老1:良いのかのぅ、ほんとに良いのかのぅ

 

ダルキアン:姫様のご命じになったことでござる、我々も覚悟を決めるでござるよ

 

すると、城からミルヒが国民達の前に現れ、それに気づいた国民達は大盛り上がりだ

 

ミルヒ:こ〜んにちは〜!

 

国民達:オォォォォォォ!!

 

ミルヒが国民達に挨拶すると国民達はさらに盛り上がる

 

ミルヒ:さてみなさん、今朝のニュースはご覧になられましたよね?レオ閣下からのいきなりの宣戦布告、急な話でしたので、私達もビックリしちゃいました、元老院のみんななんて驚いて椅子から落っこちゃったくらいで…あ、でも怪我はありませんでしたのでご心配なく!

 

国民達:あははははは!

 

蒼真:ダルキアン卿、ユッキー!

 

ユキカゼ:勇者殿、アメリタ!

 

ミルヒがスピーチをしている途中で蒼真とアメリタがダルキアンとユキカゼと合流した

 

ミルヒ:私が領主になって以来、ガレットには沢山敗戦してしまいました、戦自体は楽しめても、皆に勝利を味わってもらうことが中々出来なくて…でもビスコッティは決して弱い国ではありません、これまでの敗戦は一重に十分な戦支度を整えられなかった私の力不足です

 

国民達:そんなことないですよ!姫〜!!

 

国民達はミルヒにそんなことないと励ましの言葉をかける、その言葉を聞き、ミルヒに笑みが浮かぶ

 

ミルヒ:…ありがとうみんな、でもですね、だからこそこれ以上負けないようにこの半年、しっかり準備を整えてきました!フィリアンノ商工会が武器と装備を揃えてくれました!若い騎士、見習い達も訓練を重ねて強くなってくれました!ですから…ビスコッティはガレットからの宣戦布告を喜んでお受けします!!

 

〜ヒュルルル…パン!パパン!〜

 

ミルヒがそう宣言すると、何発もの花火が空に打ち上がる

 

ミルヒ:勿論、聖剣エクセリードと神剣パラディオンも賭けるのも受けて立ちます!何故なら…私達は負けないからです!この戦に勝利しましょう!勝って、楽しい明日を掴みましょう!

 

国民達:オォォォォォォ!!!

 

ミルヒの力強い言葉を聞いた国民達は大盛り上がりの声を響かせた

 

蒼真:姫様…!

 

朔弥:こんなこと言われたら、俺達も黙って見てるわけにはいかないな…!

 

遅れてやってきた朔弥がそう言った

 

蒼真:朔弥義兄さん!

 

優:僕達も今回の戦に参加しましょう!

 

琥珀:戦に勝って楽しい明日を掴もう!!

 

蒼真:優、琥珀…あぁ!!

 

朔弥達も戦に参加することを決め、蒼真にミルヒとビスコッティのみんなのために戦うことをさらに強く決心したのであった!

 

〜おまけ〜

 

地球では、蒼真とミルヒの朝の様子を観ていた椿が羨ましがっていた

 

椿:う、羨ましいぃぃぃぃ!!!私もソウくんに撫で撫でして欲しいよぉぉぉぉぉぉ!!!

 

灯:それにしても今の蒼真とお姫様、まるで飼い主と愛犬ね

 

あすか:蒼真、一国の姫様を愛犬扱いするなんてな…(汗)

 

なお:いや、多分あれ素でやってると思います…(汗)




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開戦の日 前編 セリフ追加

〜前回のあらすじ〜
平和なひと時を過ごしていたビスコッティ一同であったが、突如レオ閣下による、国の宝剣を賭けた大きな戦すると国民に宣言された、これを聞いたミルヒは戦を承諾し、ビスコッティ一同は戦の準備を始めるのであった


蒼真はかつてフロニャルドに召喚された際に降り立った召喚台に来ており、れいか達にメールを送っていた

 

蒼真:(れいか達へ、今日これから、大きな戦が始まります、必ず勝ってみせるよ)…送信

 

〜ピッ、ピロン〜

 

蒼真がメールを送信し数秒後、返事が返ってきた

 

れいか:(わかりました、どうかお怪我をなさらないようにお気をつけください、頑張ってくださいね!)

 

〜スッ〜

 

蒼真はスマホをポケットにしまう

 

蒼真:…はぁ…ッ!

 

蒼真は一度深呼吸をすると、気合を入れるために自分の頬を叩いた後、自身のセルクルに乗る

 

セルクル:クァァァァァ!

 

蒼真:(僕はビスコッティの勇者として呼んでもらったから、呼んでくれた姫様のため…この国のため…みんなと一緒に戦うんだ!この戦に参加する人…みんなが笑顔になれるように…!)

 

それから少し時間が経過し、フィリアンノ城には、多くの一般参加の兵士や騎士達がいた

 

〜ヒュ〜パンパン!〜

 

すると、数発の花火が打ち上がる

 

ミルヒ:《みなさ〜ん!朝早くからこんなに集まってくれて、ありがとうございま〜す!!》

 

兵士達:オォォォォォォ!!

 

ミルヒ:《今日はガレットとの大戦ですよ〜!昨日はちゃんと、忘れましたか〜?》

 

ミルヒは聞き耳を立てながらそう質問し、マイクを兵士達に向ける

 

兵士達:《オォォォォォォ!!

 

兵士達から気合の入った声が聞こえてくる

 

ミルヒ:《うんうん!朝ごはんはちゃんと食べましたか〜?

 

兵士達:《オォォォォォォ!!

 

ミルヒ:《一般参加の皆さんは、これから騎士団の皆さんの誘導に従って、隊列を組んでくださいねぇ、今回の戦場は両国の国境付近です!

 

〜ブゥン〜

 

ミルヒの背後にある映像版から今回の戦場の地図が映し出される

 

ミルヒ:《私達の本陣はここ、スリーズ砦!ここは主に騎士団の守備隊と後方支援隊の皆さんで守ります、主力隊はチャパル湖沼地帯から渓谷アスレチックを抜けていくルートを進行、そして先駆けの二番隊はそれらの難所を最速で抜けてガレット軍の本陣であるグラナ浮遊砦に1番乗りします

 

〜キュイン…〜

 

ミルヒの作戦説明が終わると映像が消える

 

ミルヒ:《今回は遠征戦になりますので、進軍は結構ハイペースです、戦に慣れていない方、着いていくのは大変な方、気分が悪くなった方はすぐに同行している救護隊に連絡してくださいね!さぁて!それでは隊列を組みますよ〜!移動…開始〜!!

 

兵士達:オォォォォォォ!!

 

ミルヒの合図とともに兵士達は騎士団の騎士達の指示で隊列を組んでいく中、ミルヒはリコとともに元老院と研究員達に見送られていた

 

元老1:姫様、どうかお気をつけて

 

ミルヒ:元老院のみんなも、お留守番よろしくお願いしますね

 

研究員1:首席もお気をつけて

 

リコ:大丈夫であります、勇者様のご帰還の方法探し、自分が留守の間も、よろしく頼むでありますよ

 

研究員1:はい!お任せください!

 

研究員2:王立研究員の誇りかけて!

 

リゼル:姫様、首席、そろそろ騎車を出します、ご準備を

 

ミルヒ&リコ:は〜い!

 

ミルヒ:いよいよですね、リコ!

 

リコ:はいであります!

 

ミルヒ:例の作戦、準備は大丈夫ですか?

 

リコ:はい!バッチリであります!

 

リコの手には2枚の葉っぱが握られていた

 

その近くで蒼真は朔弥達と話していた

 

朔弥:蒼真、間違いなくガレットの戦士達はおまえの神剣パラディオンを奪いに来るだろう

 

優:たしかに、宝剣を懸賞にするように上手く国民達の心を鷲掴みにしてましたから、そう指示を受けていてもおかしくはないでしょう

 

琥珀:じゃあ蒼真はパラディオン無しで戦うことになるね

 

蒼真:そうなるね、僕は聖剣グランシャリオがあるからパラディオンを使わなくても大丈夫ですけど…

 

朔弥:それなんだがな蒼真、ちょっと面白いことを思いついたんだ

 

蒼真達:面白いこと?

 

その頃、騎士団によって隊列を組んだ一般参加の兵士達が戦場に向かって移動していた

 

パーシー:《さぁこちらはビスコッティ領フィリアンノ城前、本日より始まります、ガレットとの大戦に向けて行軍が開始されております!

 

近くの高台でビスコッティの女性アナウンサー、パーシー・ガウディが生中継していた

 

パーシー:《ご覧くださいこの大軍勢!ビスコッティ側の参加人数は二万人越え!近年稀に見る大軍勢です!ロラン・マルティノッジ騎士団長を先頭に各隊がつづいております!ガレット側のフランボワーズさん、そちらはどうですか?

 

映像版の場面がガレット側に切り替わる

 

フランボワーズ:《はい!こちらはガレット領、バンネット城前!ガレット軍もおよそ二万三千の兵士達が集いました!すごい!ガウル殿下と側近の皆さんもばっちりご参加です!

 

パーシー:《にゃるほど!こちらは午後の早い時間には戦場予定地に到着するものと思われます!

 

 

フランボワーズ:《かしこまり!引き続き、ガレット国営放送、フランボワーズと!

 

パーシー:《ビスコッティ国営放送、パーシーが現場の状況をお伝えいたします!

 

同刻、戦場に向かっているガレット軍は

 

ベール:ねぇノワ、ジョー、今回の戦場、守護力がいまいち強くないところがあるって聞いたんですけど?

 

ノワール:きちんと調査して、安全な場所だけで戦闘することになってる、問題ない

 

ジョーヌ:そやけど、グラナ砦もおばけ出るって言われてへん?いややなぁ〜うちはおばけだけはあかんのや…

 

ゴドウィン:アホかお前らぁ…何がおばけだぁ、そんなもん現れたら切り伏せてやれば良いではないかぁ、それで!しまいよぉ…

 

ベール:将軍頼もしいです〜

 

ノワール:ただ

 

ベール:?

 

ノワール:おばけや幽霊は別として、守護力の弱い地区には魔物が現れる可能性がある

 

ベール:魔物…うぅ…(汗)

 

ノワール:人でも獣でもない、大地のフロニャ力を蝕んで育つ禍々しき姿を持つ者、人に災いと呪いを与える魔獣…!

 

ジョーヌ:あかんそれも怖い!?(泣)

 

ベール:ノワ!怖い話禁止です〜!!(泣)

 

ゴドウィン:へん…!それもアホらしいわ…魔物の類など数百年も前に大地の底に封じられたと、言われておろうがぁ…!えぇ?

 

ノワール:進学者でも観測上でもそういうことにはなっているけど…魔物の目撃例は各地であとを絶たない

 

ベール:えぇ…!?

 

ノワール:でも、そんな魔物を倒して周る狩人がいるって話も聞く、各地を旅して月下の下に魔物を狩る、宵闇の狩人達

 

ゴドウィン:ふっ、くだらんなぁ…到底信じられん、貴様絵物語の読みすぎてはないのか…?

 

ノワール:…いるって聞いたもん、嘘じゃないもん…

 

ノワールは拗ねてしまった

 

ジョーヌ:将軍!うちのノワの機嫌損ねんといて!

 

ゴドウィン:えぇ…?

 

ベール:この子拗ね始めると長いんですよ…

 

ゴドウィン:ッ!知るかぁぁぁぁ!!ボケぇぇぇぇ!!!

 

ガウル:…

 

その時、ゴドウィン達の目の前をセルクルで移動しているガウルは自身の目の前をセルクルに乗って移動しているレオを見ていた

 

ガウル:(結局、姉上の真意は聞き出せなかったな…すまねぇ姫様、蒼真…

 

レオ:…

 

ガウルはミルヒと蒼真に心の中で謝罪をしていると、レオは戦開催宣言前夜の出来事を思い出していた

 

ビオレ:ミルヒオーレ妃様とあちらの勇者様が…!?

 

レオ:あぁ…死ぬそうじゃ…

 

レオは映像版に映し出された星読みの映像を観る

 

レオ:ミルヒに危険があるかもしれんというのは、半年ばかり前より星詠みに出ておった

 

バナード:そうでございましたか…

 

ビオレ:それでレオ様はあんなに妃様のご心配を…

 

レオ:はっきり死ぬと出るようになったのは…三月前のことじゃがな…同時に、ワシがミルヒやビスコッティの連中に危険を伝えようとするほど、星が悪くなっていくのもわかった、そして向こうに勇者が現れて、よりはっきり詠めるになった…!

 

〜ギュウ…!〜

 

レオの手に力が入る

 

レオ:死ぬのは…ミルヒオーレではなく、エクセリードとパラディオンの所有者だそうじゃ…星詠みで未来が詠めるなど、世迷言の域を出ぬとはわかったおる…そんなものを振りかざし、自国や他者を動かす等愚の骨頂…!そう思う心は変わらんが、この数ヶ月はあまりにはっきりと見えすぎる…流石に不安になってきてしもうた…

 

ビオレ:不安に思われるのは当然です…

 

バナード:せめて、我々にはお伝えいただきたかった

 

レオ:すまぬ、占いごときで国を動かすわけにはいかんという心は変わらんが、ミルヒや向こうの勇者が死ぬのは両国の不安や悲しみなろう…そんなわけでな…ワシは領主を辞めようと思う

 

バナード:なっ!?

 

ビオレ:そんな!?

 

レオ:グランヴェールだけは借りていくが、ワシ1人でなんとかしよう、連中から宝剣を奪えば奴らの死の星は遠ざかるかもしれんゆえな

 

ビオレ:領主の座を空席になど、ガレットの民はどうすれば…!?

 

レオ:どうもせんでよかろう、本来ガレットの領主はガウルの席よ、ワシは奴が大人になるまで預かっているだけじゃ、未だ未熟者ではあるが…あれには人に好かれる才がある、責任を与え周りがしっかり支えてやれば、明日からでもそれなりに領主を務めあげるであろうよ

 

バナード:ガウル殿下の資質やお人柄は私も十分に存じあげてありますが…

 

ビオレ:レオ様が領主を降りるというのはまた話が別です

 

レオ:………

 

〜ピョコン〜

 

レオは2人に背を向けると、そのまま両耳をペタッと何も聞こえないように閉じた

 

バナード&ビオレ:あっ

 

ビオレ:レオ様!!無視モードはダメです!!

 

バナード:くっ…こうなると閣下は何も聞いてくださらん…

 

ビオレ:レオ様!めっ!ですよ!

 

レオ:………

 

しかしレオは返事をしない

 

バナード:やれやれ…それではこういう策はいかがでしょうか

 

レオ:?

 

バナード:話題性のある大戦を仕掛け、その懸賞として互いに宝剣を出すこととします、戦士達も2連敗の汚名返上に燃えております新たな戦を申し出るにはちょうど良い機会でございましょう

 

〜ピョコ…ピョコ〜

 

バナードの策をレオは少しずつ耳を開き聞いていた

 

レオ:ふむ…

 

バナード:そして戦に勝利し次第、ビスコッティの宝剣はどこか誰も近づけぬ場所に保管する、もちろんこれは単に盗難を防ぐためです、と、どなたの星詠みとは全く無関係にただただガレットとビスコッティ両国の為にこんな提案を致します

 

レオ:……!

 

レオはバナードの提案を聞き笑みを浮かべる

 

バナード:いかがか、閣下?

 

これが、今回の大戦が始まるきっかけであった…

 

そして時は現在、スリーズ砦近くの渓谷、ミルヒを筆頭に騎士や兵士達が本陣に向かって移動していた

 

パーシー:《行軍は万事順調、我らがミルヒオーレ姫様の騎車も騎士達に守られて静かに進んでいます!姫様の愛騎ハーランも元気に着いてきております!お?あぁ!姫様が…手を振ってくださっています!ありがとうございま〜す!!ありがとうございます姫様〜!!

 

その様子を渓谷の近くからビオレが見ていた、こんな急襲は戦の同義に反すること卑怯者と誹りを受けるのは私1人で良いのですが…

 

戦士団員1:そんなことをおっしゃらず、我々にもお手伝いさせてください!

 

戦士団員2:我ら近衛戦士団、いつだってビオレ姉様のお供を!ねぇみんな!

 

戦士団員:はい!!

 

ビオレ:…わかりました!本日最初の任務は潜入と貴重品奪取!近衛戦士団一同でビスコッティ本陣に密かに潜入…ミルヒオーレ妃様の手から聖剣エクセリードを盗み出します!

 

ビオレ率いる近衛戦士団による、作戦が開始されようとしていた!




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開戦の日 後編(少し手直ししました)

前編をまだ読んでいない方は先にそちらご覧ください!


その頃、蒼真はエクレ、ダルキアン、ユキカゼ、朔弥、優と共にセルクルに乗りながら兵士達を率いて戦場に進軍していた

 

ダルキアン:そういえば、勇者殿とエクレールはまた一緒の組にござるな

 

エクレール:はい、不本意ながら私がアホ勇者の面倒を見ないといけませんので

 

蒼真:ちょっアホって…(汗)

 

ユキカゼ:ふふ♪

 

ダルキアン:勇者殿、相方とは仲良くせねばならぬでござるよ〜

 

蒼真:なんで僕に言うんですか!エクレがつんけんしてくるんですよ〜!

 

エクレ:やかましい、貴様がアホなことをするからであろう!

 

朔弥:アホなこと?

 

優:何があったんですか?

 

ユキカゼ:勇者殿、エクレとあった初日におっぱい揉んだり、全裸にむいたりしたらしいのでござます

 

蒼真&エクレ:なっ…!?///

 

蒼真とエクレはユキカゼの突然の暴露で顔を赤くする

 

ダルキアン:ほほ〜それはそれは♪

 

蒼真&エクレ:誤解です!!

 

エクレ:…ってユキ!お前なぜそれを知ってる!?///

 

蒼真:たしかに!?その時まだユッキーとダルキアン卿はいなかったはずなのに!?///

 

ユキカゼ:リコに、録画を観せてもらったでござる〜♪

 

朔弥:ちなみに俺達も観たぜ♪

 

優:流石にアレには僕も琥珀も驚きました…///

 

ダルキアン:勇者殿も中々どうして、大胆でござるな〜

 

蒼真:うぅ…あれはただの不幸な事故で意図してやったわけじゃ…///

 

〜ゲシッ!〜

 

蒼真:いたっ!?

 

エクレ:この!この!この!!///

 

蒼真:ちょっいた、蹴らないでぇぇぇぇ!?

 

蒼真はエクレにセルクルに乗りながら蹴られていた

 

ダルキアン:フハハハハ!先陣2人の連携に問題は無さそうでござるなぁ

 

ユキカゼ:はい!

 

優:そうでしょうか…?(汗)

 

そんな2人を見てダルキアンとユキカゼの会話を聞いた優は疑問符を浮かべるのであった

 

ダルキアン:後の懸念は魔物だが…

 

ユキカゼ:大丈夫でございましょう、空は晴天、守護の風も優しく天地に満ちております

 

〜クンクン〜

 

コノハ:コン!

 

ユキカゼ:コノハも怪しい気配は感じぬと

 

ユキカゼと共にセルクルの乗っている隠密隊の1匹、狐のコノハが臭いをかぎユキカゼに伝える

 

コノハ:コン

 

ダルキアン:うむ…

 

コノハが異常がないとダルキアンに頷くとダルキアンも頷く

 

それから時は達午後、両軍はそれぞれの持ち場についていた

 

パーシー:《さぁ!午後に入り食事も終えたビスコッティ・ガレット両軍!現在シャパル湖沼地帯にて戦闘開始の合図を待っております!

 

エクレ:いいか、開始の合図があったら私達は最短ルートでその先を抜ける

 

蒼真:うん!

 

エクレ:開幕直後なら、みな橋やフィールドの確保に躍起になるはず、我々には目もくれない筈だ

 

蒼真:わかった!(そうなってくれたらありがたいんだけどね…)

 

エクレ:砲術士隊!砲撃はしなくて結構ですのでとにかくエルマール主席を守ってしっかりと着いてきてください!

 

砲術士隊:はい!

 

リコ:はいであります!

 

???:《皆様お待たせしました!開戦の合図までまもなくです!

 

すると、シャパル湖沼地帯近くにある放送台から今回実況を務めるビスコッティ国営放送女性アナウンサー、エビータ・サレスとガレット国営放送の男性アナウンサー、ジャン・カズーニが放送を開始した

 

エビータ:《さぁカウントダウンが始まります!現場の皆さんも、放送をご覧の皆さんもどうかご一緒にお願いします!

 

エビータ&ジャン:《せ〜の!5!!

 

ガウル&ジェノワーズ:4!!

 

ダルキアン&ユキカゼ&朔弥&優:3!!

 

ミルヒ&琥珀:2!!

 

蒼真&エクレ:1!!

 

〜ヒュ〜…パパパン!〜

 

エビータ&ジャン:開・戦!!

 

ロラン:全軍進めぇぇぇぇ!!

 

バナード:ガレット戦士団!突撃ぃぃぃぃ!!

 

両軍兵士達:オォォォォォォ!!

 

開戦の合図と共に戦士達が一斉に進軍を開始した!

 

エクレ:駆け抜けるぞ!勇者!!

 

蒼真:オーライ!親衛隊長!!

 

ガレット騎士達:ヒャッハァァァ!!

 

蒼真:ッ!

 

ガレット騎士1:獲物がいたぜぇぇ!!

 

ガレット騎士2:野郎どもぉぉぉ全員で囲めぇぇぇぇ!!

 

エクレ:えっえぇぇぇぇぇぇ!?

 

蒼真:やっぱりそうきたか!!

 

エクレは予想外の出来事に驚いていたが、蒼真は朔弥達とこのような事態を考えていたので落ち着いていた

 

ガレット騎士1:弓放てぇぇぇ!!

 

〜ヒュンヒュンヒュンヒュン!〜

 

ガレット軍から無数の弓矢が蒼真達に放たれていく

 

エクレ:勇者!

 

蒼真:わかってる!

 

エクレは愛刀の二刀の短剣を、蒼真はパラディオン?を二つに分けその剣先に光の刃を作り出す

 

蒼真&エクレ:烈空…W十文字!!

 

〜バシュン!ドガーン!〜

 

蒼真とエクレは同時に烈空十文字を放ち、無数の矢を一掃した

 

ガレット騎士1:ヒャッハァァァ!!

 

ガレット騎士2:死ねぇぇぇぇ勇者ぁぁぁぁ!!

 

蒼真:やっぱり狙いは僕なんだね!

 

蒼真が戦闘体制に入ったその時

 

ユキカゼ:ユキカゼ流弓術…一ノ矢!花嵐!!

 

〜キュイン!〜

 

ガレット騎士達:うわぁぁぁ!?

 

ユキカゼが輝力を矢に集中して放つ、花嵐がガレット騎士達を吹き飛ばす!

 

ユキカゼ:勇者殿!

 

蒼真:ユッキー!

 

ユキカゼ:大丈夫でござったか?

 

蒼真:ありがとうユッキー、助かった!

 

その頃エクレも、ガレット騎士達と戦っていた

 

ガレット騎士達:ヒャッハァァァ!!

 

エクレ:私達を止めても、大したポイントにならんぞ!早々に猫玉化したくなければ…道を開けろ!!

 

〜ギャリン〜

 

ガレット騎士3:そうはいかねぇんだよなタレ耳隊長さんよぉ…

 

ガレット騎士3が剣を抜きながら言った

 

ガレット騎士4:あんたはともかく、勇者をぶっ倒して神剣パラディオンをゲットすりゃあ

 

ガレット騎士5:レオ閣下からのご褒美がた〜んまりと通達が出ててよぉヒヒヒ!

 

エクレ:なんだと…!?

 

ガレット騎士4:つうわけだからあんたの方こそ邪魔なんだよなぁ

 

〜ザッザッ!〜

 

エクレ:うっ…!

 

エクレの背後にまた新たなガレット騎士が現れた

 

ガレット騎士6:またサービスカットを提供してもらうぜぇ…!野郎どもやっちまえぇぇぇ!!

 

ガレット騎士達:オォォォォォォ!

 

エクレ:確かにあの時は…アホ勇者のせいでうっかり素肌を晒してはしまったが…ッ!///

 

〜ビュビュビュビュビュビュ!〜

 

エクレは持っていた槍に輝力を流しながら右手で回し始める

 

エクレ:だが、このエクレール・マルティノッジ!

 

〜ギュイン!〜

 

エクレの背後に紋章が浮かび上がる!

 

〜パシッ!〜

 

エクレ:てぇぇぇい!!

 

〜ドゴン!〜

 

ガレット騎士達:ぐあぁぁぁぁ!?

 

エクレは槍を両手で掴みそのまま振り回して囲んでいたガレット騎士達を一掃した!

 

エクレ:あんな恥ずかしい思いは…2度としないと決めている!!

 

〜ブゥン!ドゴーン!〜

 

ガレット騎士達:うわぁぁぁ!?

 

〜ボボボボボン!〜

 

エクレは輝力を纏わせた槍を投げ、ガレット騎士達を複数人倒し玉化させていく

 

蒼真:エクレ〜!

 

エクレ:無事だったか勇者

 

蒼真:エクレ、やっぱりパラディオンが狙われてる

 

エクレ:そのようだが、今更作戦は変えられん、念の為パラディオンは武器化させない方がいい、早く戻せ

 

蒼真:それなら大丈夫、このパラディオンは朔弥義兄さんが本物そっくりに作ってくれた偽物だから!

 

そう、朔弥が思いついた面白いこととは、朔弥がナイトゼロの能力で本物そっくりの偽物を作ることだったのだ

 

エクレ:そうなのか!?てっきり本物かと思ったぞ…よし!薙ぎ倒しながら進むぞ!

 

蒼真:おう!

 

ジャン:《さぁ両軍とも激しい戦いを繰り広げております!

 

映像にはガレット戦士団を次々と倒しているダルキアンが映る

 

ジャン:《約2年ぶりの戦場となるダルキアン卿!その強さは相変わらず、愛機ムラクモと駆け抜けます!

 

〜ギュルルルルルルルル!〜

 

ガレット騎士7:うわぁぁぁ!?

 

〜ボン!〜

 

ガレット騎士7:にゃおぅ…

 

ジャン:《同じく、パネトーネ筆頭もその華麗な技で魅せてくれます!

 

次に映された映像にはユキカゼが手裏剣を使ってガレット騎士達を玉化させていた

 

朔弥:シェル…ブリットォォォ!!

 

〜ドゴーーーーン!〜

 

ガレット兵士達:ぐわぁぁぁ!?

 

朔弥は得意技のシェルブリットでガレット兵士達を一網打尽にし

 

優:はいぃぃぃやぁ!!

 

〜ズバババババババン!〜

 

ガレット兵士達:がぁぁぁぁぁ!?

 

優も槍を使って次々とガレット兵士達を倒していく!

 

エビータ:《そしてこちらでは勇者様のお義兄さんの朔弥さん、ご友人の優さんがガレット兵士達を玉化させています!

 

ジャン:《この4人が通った後はもぅ…救護班も大忙しです!大変です!

 

エビータ:《でも早い段階で倒されれば、また早めに復帰も出来ますからね〜

 

ジャン:《そうですね〜、例え倒されても体力の続く限り戦を楽しんで欲しいです!

 

エビータ:《さて、前線のパーシーさん、そちらはいかがですか?

 

映像が切り替わりパーシーが映し出される

 

パーシー:《は〜い!先程ビスコッティ2番隊、親衛隊長と勇者様、リコッタ主席のチームが湖沼地帯を抜けました!

 

フランボワーズ:《こちら、スリーズ砦方面のフランです!こちらも先程ガウル殿下の隊もルートを抜けていかれました!ガウル殿下にしては珍しい敵陣後方への進撃です!これは何かの作戦でしょうか?

 

その頃スリーズ砦では

 

エミリオ:みんな!気を引き締めろよ!!

 

騎士&兵士:オォォォォォォ!!

 

砦も守る騎士と兵士が気合を入れており、砦内部にはミルヒと護衛を任された琥珀、そしてメイド隊、騎士が1人いた

 

メイド?:姫様、報告致します!

 

ミルヒ:ッ!

 

メイド?:先程ガレットより使者が訪れ、至急姫様にお伝えしたいことがあると

 

琥珀:…姫様…

 

ミルヒ:……(コクン

 

ミルヒはそれを承諾するように頷く

 

ビスコッティ騎士:わかりました、お通ししてください

 

メイド?:はい!

 

ビスコッティ騎士1がそう言ったその時!

 

〜バッ!〜

 

ビオレ:ふっ!

 

〜ダン!〜

 

ビスコッティ騎士1:ぐぁ!?

 

ミルヒ:っ!?

 

琥珀:姫様!

 

入ってきたのはガレットの近衛戦師団の隊長ビオレで一撃でビスコッティ騎士1を倒し、それを見た琥珀はミルヒを守るために前に出るが…

 

ビスコッティ騎士2:ぐぅぅぅぅぅ!?

 

ミルヒ&琥珀:!?

 

戦士団員1:はい!

 

〜ボフン!〜

 

ビスコッティ騎士2:わうん…

 

もう1人の騎士も玉化させられてしまった、すると、ビオレはミルヒの前で頭を下げた

 

ビオレ:姫様…無礼のほどお詫び申し上げございません…ですがどうか、我々の願いをお聞き入れください…!

 

その時、ミルヒの口から驚きの発言が出たのであった!

 

ミルヒ:あの…ごめんなさい!

 

ビオレ:!

 

〜ボフン!〜

 

突如ミルヒの身体が煙に包まれるとそこにいたのはミルヒの服を着ていたリコであった

 

ミルヒ?→リコ:自分、姫様ではないのであります…

 

〜チャキン〜

 

それと同時にビオレの首に剣が突きつけられた

 

リゼル:は〜い、動かないでくださいね♪

 

剣を突きつけたのはメイド長リゼルであった

 

ビオレ:!…ッ!

 

ビオレは周りを見渡すと他の戦士団員達もメイド隊によって完全に包囲させれていた

 

リゼル:残念でした

 

琥珀:朔弥兄さんは、ガレットが戦中に姫様のエクセリードを奪うかもしれないと予測して、姫様の目的と合同で影武者作戦を思いついたんだ

 

リコ:影武者騙し、申し訳ないであります

 

リコはビオレに頭を下げる、それを見たビオレはもう無駄だと諦め両手を上げるのであった

 

リゼル:まぁお茶でもお出ししますから、ゆっくりお話聞かせてくださいね♪

 

琥珀:リコ!蒼真達に合図!

 

リコ:了解であります!

 

〜ガチャン!バン!ヒュルル…ドパーン!〜

 

リコが打ち上げ台を起動し、上空に花火を打ち上げる

 

同行、進軍中の蒼真達の視界に花火が入った

 

蒼真:リコからの合図だ!

 

エクレ:本当に本陣への急襲があるとは…

 

〜ポン!〜

 

ミルヒ:……!

 

するとリコに化けていたミルヒも煙に包まれると姿が元に戻る

 

ミルヒ:これで確信できました、レオ様は私に何か隠し事をされています!戦にはいつだって正々堂々と向き合う方です…そんなレオ様がここまでして宝剣を必要としているのはきっと絶対理由があります!

 

ミルヒ達はリコの合図を確認した後ミルヒ達は自身が騎乗しているセルクルを走らせる!

 

ミルヒ:(だから私がレオ様に伺わなければならないんです!ビスコッティの領主として、エクセリードの主として!何より…レオ様のことが大好きな、ただのミルヒオーレとして!!)

 

そして蒼真達は再びグラナ浮遊砦に向け、進軍を開始するのであった!

 

 




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グラナ砦攻防戦!前編☆

〜前回のあらすじ〜
互いの宝剣をかけた大戦がついに戦が開始され、蒼真達もグラナ砦に向かって進軍するが…蒼真の神剣パラディオンを狙ってガレット兵士達が襲ってくる!そして聖剣エクセリードを狙うビオレ率いる近衛戦士団がスリーズ砦に侵入したが…そこにいたミルヒはリコッタが変装していた影武者であった!その報告を聴きミルヒはレオが何かを隠していることを確信するのだった


〜グラナ浮遊砦城内〜

 

ルージュ:レオ様!すみません…ビオレ姉様と近衛戦士団、任務は失敗とのこと、姉様も近衛戦士団もスリーズ砦内部に捕まっているそうです…!

 

メイドのルージュがレオに任務失敗とビオレと近衛戦士団達の状況を報告する

 

レオ:そうか…ガウルはどうしておる?

 

ルージュ:ご命令通り、ゴドウィン将軍やジェノワーズと共にスリーズ砦へ

 

レオ:……

 

ルージュ:ただガウ様達は…今回の戦にあまり乗り気ではいらっしゃいませんでしたので…

 

レオ:構わんよ

 

ルージュ:っ!

 

レオ:せいぜい派手に暴れて民と兵達を楽しませてやれば良い…ワシが1人で勝つ…!

 

その頃、スリーズ砦近くの渓谷には、ガウル率いるガレット戦士達がスリーズ砦に向かって移動していた

 

〜ドッドッドッドッ〜

 

ガウル:今回の戦に道義はねぇ、命令だから砦は攻めるが…まぁ適当にやるとすっか!

 

ベール:そうですねぇ!

 

ガウル:ゴドウィン!お前も悪かったな、つまんなぁ役回りをさせちまう…

 

ゴドウィン:なんの…こうして殿下のお供をできるなら何も文句はありませぬよぉ…!

 

ガウル:そうかい!

 

すると、ノワールがガウルの隣にやってくる

 

ノワール:ガウ様!先遣隊の報告によれば、スリーズ砦にミルヒ姫様はいらっしゃらないとのこと…!

 

ガウル:おぉ!それなら安心して砦を落とせるなぁ…大戦をサボってたって言われちゃ俺らの面目も立たねぇ…それなりに派手に、ほどほどに気合い入れていくぜ!

 

ジェノワーズ:オォォォォォ!!

 

ゴドウィン:オリャアァァァァ!!

 

ガウルの言葉を聞き、ジェノワーズとゴドウィンは気合いの声を出す!

 

そして同刻、シャパル湖沼地帯では総勢3万人の兵士や騎士が戦っており、様々な所で戦闘が起こっている、現在ポイント数はビスコッティ・5100、ガレット・4900となっており、わずかながらビスコッティが有利となっている

 

すると、映像がグラナ浮遊砦近くが映し出される

 

パーシー:《こちらはグラナ浮遊砦ルート!ビスコッティ2番隊が先ほどグラナ浮遊砦を視界に捉えました〜!

 

蒼真達もグラナ浮遊砦に向かって、凄まじいスピードで進軍していたのであった

 

同刻シャパル湖沼地帯のビスコッティ本陣に繋がる橋ではダルキアン卿が橋を渡ろうとするガレット兵士達を次々と倒しており、橋の下は猫玉で溢れかえっていた

 

猫玉達:にゃう〜…

 

ダルキアン:さぁ…この橋を抜ければ本陣もすぐでござるよ!どんどん参られよ!!

 

ガレット兵士1:えぇいかかれぇぇ!!

 

ガレット兵士達:オォォォォォ!!

 

1人のガレット兵士の指示に従い、多くのガレット兵士が突撃する

 

〜ギャリン!〜

 

ダルキアンは巨大な剣を後ろに振りかぶりながら自身の背後に紋章を出現させる

 

ダルキアン:瞬光…蓮天砲!

 

ガレット兵士達:ウオォォォォォ!!

 

ダルキアン:おりゃあ!!

 

〜ズバン!ドゴーーン!!〜

 

ガレット兵士達:うわぁぁぁ!?

 

〜ボンボンボン!〜

 

ダルキアンは輝力を纏わせた巨大剣をそのまましたに振りかぶり衝撃波を放ち、攻撃を受けたガレット兵士達は上空に舞い上がり、そのまま猫玉化し川に落ちていく

 

ガレット兵士2:やっ…やっぱり無理だ!ここは撤退!撤退〜!!

 

ガレット兵士達:うわぁぁぁ!!!

 

勝てないと悟ったガレット兵士は他の兵士達に撤退を指示、ダルキアン卿の前から姿を消すのであった

 

ダルキアン:おろ?

 

ダルキアンはその様子を見て、楽しそうに振っていた尻尾も落ち込むように振るのをやめた

 

ダルキアン:もう終わりでござるか?もっと楽しみたかったのでござるが…

 

朔弥:いやアンタが強すぎるから相手は無理だって悟ったんだろ…(汗)

 

ビスコッティ騎士:ダルキアン卿〜!

 

ダルキアン:?

 

ダルキアンが声が聞こえた方向を見ると、1人の騎士がセルクルに乗ってこちらに向かっていた

 

ビスコッティ騎士:騎士団長より、作戦の伝令でございます!

 

ダルキアン:おう

 

ビスコッティ騎士はダルキアンの近くでセルクルを停止させる

 

ビスコッティ騎士:ダルキアン卿とパネトーネ筆頭、そして朔弥様と優様の3番隊は、先行2番隊の応援に向かって欲しいとのこと!

 

ダルキアン:うむ、心得た…

 

ダルキアンは周りを見る

 

敵陣は薄く伸びておった、駆けて抜けるが速かろう…ユキカゼ、朔弥殿、優殿、そしてビスコッティ3番隊一同、拙者につづけ!敵陣を抜け2番隊の援護に向かうぞ!

 

ユキカゼ&3番隊:はっ!

 

朔弥:了解だ!

 

優:はい!

 

ジャン:《おっと戦況動きます!ダルキアン卿率いる3番隊が、ここで攻めにまわります!

 

エビータ:《これはレオ閣下の本陣狙いか、先行2番隊の応援か…おっと!?だがしかし!!

 

エビータは何かに気づき声を上げる

 

〜ズン!〜

 

バナード:お待ちあれ、ダルキアン卿

 

ダルキアン達の前に立ちはだかったのはバナード将軍とガレット戦士団であった

 

ダルキアン:おぉ久しいのう、バナード将軍

 

バナード:ご無沙汰ですね、申し訳ありませんが…ここはおとうし出来ませんゆえ…

 

ダルキアン:ほぅ…それは一騎打ちのご提案と受け取ってよろしいか…?

 

バナード:ご無礼でなければ…是非…っ?

 

ダルキアン:?

 

すると、バナードとダルキアンが何かに気づき、互いに上を見上げる

 

〜ドゴーーン!〜

 

???:その勝負待った!!

 

ダルキアン&バナード:!

 

すると上から一本の槍が飛んできて地面に刺さると同時に声が聞こえ、2人は声が聞こえた方向を見るとそこには…

 

???→ロラン:バナード!一騎打ちなら私が受けよう!!

 

ビスコッティ騎士団長、ロランがいた

 

バナード:ロラン!?

 

ダルキアン:マルティノッジ卿…!

 

ジャン:《おぉっと!状況が二転三転!ここでまさかの指揮官対決!!両軍騎士団長同士の対決か〜!?

 

〜ズッ!〜

 

ロランは地面に刺さった槍を抜く

 

ロラン:すまんなぁ…ここは預かる、行ってくれダルキアン卿

 

ダルキアン:うむ、心得た…3番隊、行くでござるよ〜

 

ユキカゼ達&3番隊:はい!/おう!

 

ダルキアン達と3番隊は蒼真達2番隊の援護に向かっていった

 

バナード:やれやれ、君との一騎打ちなど、いったい何年振りになるやら

 

ロラン:私達が、騎士団長の職を拝命してからは初めてだ、もう3年以上前だな…

 

エビータ:《両者とも生まれた時から騎士の家系、そしてプライベートでは季節の贈り物をお届けし合う友人同士でもあります!両軍騎士団長!!騎乗するセルクルもいずれ劣らぬ名騎の血統!そして両者とも武器は槍と盾!!さぁ両軍騎士団長誇りをかけた一戦か!!

 

両者互いに紋章を発動し、槍に輝力を纏わせる

 

ロラン:うぉぉぉぉぉ!!

 

バナード:うぉぉぉぉぉ!!

 

両者共にセルクルを走らせる!

 

ロラン&バナード:うぉぉぉぉぉぉ!!!

 

〜ガキン!ギャリン!!〜

 

お互いに槍が盾に当たり、凄まじい衝撃波を生み出した!

 

エビータ:《始まりました〜!!

 

ロランとバナードの一騎打ちが始まったと同時にスリーズ砦でもガウル率いる親衛隊による攻撃が始まっていた

 

ガウル:オラァァァァ!!

 

〜ズバン!ドガーン!〜

 

ビスコッティ兵士達1:うわぁぁぁ!?

 

ガウル:爪牙双剣!!

 

ビスコッティ兵士達2:ぐぁぁぁぁ!?

 

ガウルは輝力武装で両手に輝力の爪を装備し、爪牙双剣の最初の一撃でビスコッティ兵士達を薙ぎ払い、2度目の攻撃で残っていた兵士達を宙に舞い上げると…

 

ジョーヌ:はいやぁぁぁぁ!!ドッカーン!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

ビスコッティ兵士達3:ギュアァァァァァァ!?

 

空からジョーヌが大斧を振りかぶりながら降下し、そのまま振り下ろしてビスコッティ兵士達3を吹き飛ばした!

 

ジョーヌ:へへへ♪

 

ベール:弓た〜い、う〜て〜!!

 

〜ビュンビュンビュンビュン!ドガーン!〜

 

犬玉達:わお〜ん…!?

 

別の場所ではベールが弓隊を率いてビスコッティ兵士達4を玉化させていく、その光景を4人のビスコッティ騎士達が見ていた

 

ビスコッティ騎士1:あ〜…

 

ビスコッティ騎士1が唖然としていると…

 

〜ビュン!〜

 

ビスコッティ騎士1:えっ?

 

ビスコッティ騎士1は後ろから気配を感じ振り向くと

 

〜スッ〜

 

ノワール:タッチ

 

〜キュイン!〜

 

ビスコッティ騎士達(犬玉):わうん!?

 

いつのまにか騎士達にタッチしたノワールによって玉化してしまった

 

ノワール:右翼防御陣切り崩し完了、将軍、よろしく

 

ゴドウィン:おぉぉよぉぉ!!

 

ゴドウィンが斧に繋がっている鉄球に輝力を流し込みながら頭上で振り回していた

 

ゴドウィン:ぬぅぅりゃあぁぁぁ!!

 

〜ギュイン!ドゴーーン!!〜

 

犬玉達:わぉぉぉぉん!?

 

ゴドウィンが振り回していた鉄球を投げ飛ばすと、鉄球か赤黒く巨大化しそのままビスコッティ兵士達に命中に玉化させた!

 

フランボワーズ:《数の不利をもろともしません!中を舞うビスコッティのゲートキーパー達はまるで木の葉か花びらかぁぁ!!

 

その頃スリーズ砦では、メイド服に着替えたリコッタがハーランに騎乗し、出撃しようとしており、その周りにはメイドが数名いた

 

メイド1:どうですか主席、いけそうですか?

 

リコッタ:はい!風も追い風、一気に飛べそうであります!ハーラン、一緒に姫様の元に行くでありますよ!

 

ハーラン:クゥ

 

ハーランはリコッタの言葉を聴き頷くと飛び立つための体制になる

 

〜キュイン!〜

 

リコッタは右手の甲に紋章を発動させる

 

リコッタ:飛翔騎ハーランと学院砲術士リコッタ・エルマール!

 

〜ギュイン!〜

 

ハーランの足元にも紋章が浮かび上がり、ハーランは紋章の力を受け翼を羽ばたかせながら走り出す

 

リコッタ:出撃でありま〜す!!

 

ハーラン:クゥゥゥゥ!

 

リコッタとハーランが高台から飛び立ったと同時にメイド隊も弓を構えるが…

 

〜キュイィィィ…〜

 

ベール:行かせません…!

 

それを見ていたベールと弓隊がリコッタとハーランに狙いを定めていた

 

ベール:てぇぇぇぇ!!

 

〜ビュンビュンビュンビュン!〜

 

ベールの合図共に大量の矢がリコッタとハーランに向かって放たれていくメイド隊も頑張って撃ち落としているがそれでも数の差があって危ないことには変わりなかった

 

リコッタ:うわわわ!?あ、危ないであります!?

 

ベール:これで…おしまいです!

 

ベールが輝力を纏わせた矢を放とうとしたその時!

 

???:空破斬!!

 

ベール:えっ?

 

〜ズバン!!〜

 

突如声が聞こえベールは声がした方向を見ると前方から地を這う衝撃波向かってきていた!!

 

ベール:ッ!?みんな回避…!!

 

〜ドゴーーン!!〜

 

弓隊:うわぁぁぁ!?

 

ベールは弓隊に回避するように指示したが時既に遅く、ベールと弓隊は衝撃はをまともにくらい、弓隊は全員玉化した

 

ベール:ごほ…ごっほごほ…ごっほ…

 

ベールが衝撃波の影響で出来た土煙でむせていると…

 

〜バキン!〜

 

ベール:へ?

 

〜ビリッ!ビリッ!!〜

 

ベール:は?えぇ?えぇぇぇぇ!?///

 

最初に弓が壊れると連鎖的にベールの戦闘服まで散り散りに破けてしまい、ベールは身につけていた薄い黄緑色の下着だけになってしまった、ベールは突然の出来事に戸惑いながらも下着を両腕で隠す

 

ベール:な、なんでいったい誰か!?///

 

???:ごめんね、ベールだっけ?リコの邪魔はさせないよ

 

ベール:ッ!

 

ベールは砦の門前を見るとそこには、衝撃波を放った犯人である琥珀がいた

 

ベール:君はたしか蒼真君のお友達の…!///

 

???→琥珀:黒峰琥珀だよ、リコ!今のうちに蒼真と姫様達のところに行って!!

 

リコッタ:はい!ありがとうであります琥珀様〜!!

 

リコッタはハーランと共に蒼真達が向かったグラナ浮遊砦に向かっていく

 

〜タタッ!〜

 

ジョーヌ:ベル大丈夫か!?

 

ベール:はい〜…不覚を取りました…(汗)

 

ノワール:はいこれ、タオル

 

ガウル:お前、よくもうちのベルをやってくれたなぁ…

 

すると、ガウル達が先ほどの爆発に気づき、ベールの元に集結していた

 

琥珀:そうは言っても、今は戦…つまり戦いだよ、だから今の僕は…ビスコッティを勝利に導くために君達と戦うよ!!

 

琥珀は手に持った剣を構え、ガウル達と対峙するのであった!




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グラナ砦攻防戦!後編

前編を読んでいない読者の皆様は先にそちらをお読みください!


琥珀がガウル達と交戦を開始する中、蒼真達ビスコッティ2番隊はグラナ浮遊砦前で守護するガレットのゲートキーパー達と交戦距離に入ろうとしていた、するとパーシーからゲートキーパー達に関する情報が公開された

 

パーシー《なお、本陣を守る部隊には、レオ閣下の戦略により特選装備部隊が配置しております!

 

蒼真:特選装備部隊?

 

エクレ:姫様、皆の中央に

 

ミルヒ:あ、はい!

 

エクレの指示でミルヒはビスコッティ騎士達の中央に移動する

 

エクレ:第一射…来るぞ!開放陣形!散開前進!姫を守れぇぇ!!

 

ビスコッティ騎士達:はっ!

 

〜ドッドッドッドッ!〜

 

エクレの指示により、ミルヒを守るためビスコッティ騎士達がミルヒを囲うように防御陣形に入る

 

ガレット騎士1:砲術士隊!銃兵隊!構えぇぇぇ!!

 

〜チャチャチャチャッ!〜

 

蒼真達の目の前には、銃や大砲を装備したガレット騎士達が待ち構えていた

 

蒼真:特選装備って銃と大砲のことだったの!?

 

エクレ:勇者!この間教えた紋章術、間違いなく出せるな!

 

蒼真:え?この間のってもしかして盾の?

 

エクレ:そうだ!貴様が攻撃を防げ、私が切り込む!

 

蒼真:わかった!

 

〜ドッドッドッ、キュイン!〜

 

蒼真は前に出ると、紋章を発動させる

 

蒼真:ディフェンダー!

 

〜バシュウン!〜

 

蒼真の左手に大きめの盾が出現する

 

ガレット騎士1:てぇぇぇぇ!!

 

〜ドンドドンドン!〜

 

ガレット騎士1の指示で次々と弾丸や大砲の弾が放たれ、攻撃が外れることもあれば、命中することもあり、次々と土煙が上がる、蒼真は先ほどの盾でミルヒを守っている

 

〜カチャ〜

 

ガレット騎士1:砲術士、勇者を撃て!!

 

ガレット騎士2:了解!

 

すると、ガレット騎士達が蒼真に狙いを定め砲弾を放とうとしている

 

ガレット騎士2:発射!!

 

〜バシュウン!〜

 

大砲から放たれた迫撃砲弾が蒼真目掛けて飛んでいくが…

 

〜シュイン!パシッ!〜

 

蒼真:おぉぉぉりゃあぁぁぁ!!

 

〜ガン!〜

 

パーシー&カメラマン:っ!?

 

エクレ:えぇ!?

 

ミルヒ:まぁ…!

 

ガレット騎士達:はぁぁぁぁ!?

 

〜ギャリン!〜

 

なんと蒼真は迫撃砲弾が放たれたと同時に出現させたロッド状態のパラディオンで迫撃砲弾を弾き飛ばしたのであった!

 

パーシー《な、なぁぁにぃぃぃ!?勇者蒼真!!迫撃砲弾を弾き飛ばしたぁぁぁ!!

 

〜ドガーン!〜

 

弾き飛ばされた迫撃砲弾は空中で爆発した!

 

蒼真:やったよエクレ!!

 

エクレ:ふん、派手好きめ…だが、上出来だぁぁ!!

 

〜ドッドッドッドッ!〜

 

エクレはセルクルを走らせその勢いでジャンプさせ蒼真の頭上を飛び越えると、自身の背中に収納していた短剣2本を掴む

 

エクレ:閃空…

 

〜キュイン!〜

 

エクレ短剣を掴んだままセルクルからジャンプし、紋章を発動させる

 

エクレ:二重、一文字!!

 

〜ズバン!〜

 

ガレット騎士達:うわぁぁぁぁ!?

 

エクレは2本の短剣を持ちながら腕を交差し、そのまま横一閃に水色の斬撃を飛ばし、ゲートキーパー達を一掃した!

 

〜シュタッ!チャキン…!〜

 

猫玉達:にゃあ〜…

 

エクレは着地し、短剣を収めると空から猫玉がたくさん落ちてきた

 

エクレ:騎士一同、残敵掃討!!

 

ビスコッティ騎士達:オォォォォォォ!!

 

パーシー《すんごいすごい!勇者蒼真と親衛隊長エクレール!ゲートキーパーを瞬時撃破!!砦内部に潜入となります!とっ…?

 

すると、パーシーは空に黒い雲が現れたことに気づく

 

パーシー《お天気がわりでしょうか?東の空から、若干雲が出てきました!

 

空に暗雲が広がっていく中、グラナ浮遊砦屋上でレオが疲れもあって寝ており、その様子をルージュが見ていた

 

レオ:すぅ…すぅ…

 

ルージュ:レオ様…

 

その時、レオは夢を観ていた、空にグラナ浮遊砦の武闘会と周りには瓦礫浮かんでいた

 

レオ(星も見えぬ曇天というのに、嫌な絵が視える…これは、この砦の武闘台か…

 

すると、今度は涙を流しているミルヒが視界に映る

 

レオ(泣くな…泣かんでくれミルヒ…お前を悲しませるようなことは、お前を苦しめるようなものは…!

 

その時!

 

〜ズバァァァァ!!〜

 

突如ミルヒの身体から大量の血が流れ、レオの目の前で倒れてしまった!

 

レオ:………

 

レオは突然の出来事に声を出せなかった…さらに目の前には禍々しい謎の巨大な生物がレオを見下ろしていた

 

生物:グォォォォ…グアァァァ!!

 

レオ:ハッアァ!!はぁ…はぁ…!

 

生物が口を開けたところでレオは目を覚まし、息を整える

 

〜ピィィィィィィィィ…!〜

 

同刻、蒼真達二番隊の援護に向かうため移動していたダルキアン達だが、突如コノハの首輪についている宝玉から甲高い音色が聞こえてきた

 

朔弥:なんだ…この音?

 

優:これはいったい…?

 

ユキカゼ:親方様!!

 

ダルキアン:あぁ、コノハ砦の方角でござるな?

 

コノハ:コン…!

 

ユキカゼのセルクルに乗っていたコノハはダルキアンの質問に返事する

 

ビスコッティ騎士1:あの、ダルキアン卿、パネトーネ筆頭、この音色はいったい?

 

ビスコッティ騎士1が2人に質問する

 

ユキカゼ:あぁその、危険警報のようなものでござる

 

ダルキアン:一般参加の兵達が戦を楽しめなくなってしまう危険もあるゆえ、拙者らが先行して危険を排除して参る、隊の先導と指揮、預けるでござるよ

 

ビスコッティ騎士1:はっ!

 

ユキカゼ:朔弥殿優殿も、一緒に来て欲しいでござる!

 

朔弥&優:わかった!/はい!

 

〜ドッドッドッドッ!〜

 

ダルキアンはビスコッティ騎士1に指揮を預けるとユキカゼ、朔弥、優の3人と隠密達と共にグラナ浮遊砦に急ぎ向かっていく

 

ダルキアン(これは…かなりの大物か…?

 

ユキカゼ(フロニャの大地に害なす魔物…時には、国を一つ丸ごと焼き滅ぼし…時には神さえ殺す…禍々しきもの…!

 

〜ピシャーーン!ガシャーーン!〜

 

暗雲から次々と雷が発生し、雷鳴が鳴り響く

 

その後、蒼真達は残存していたゲートキーパー達を倒し、砦内部に侵入し、階段を駆け上がっていた

 

〜バーーン!〜

 

レオ《まったく待ちくたびれたぞ

 

〜シュイン〜

 

蒼真達が扉を勢いよく開けると、目の前にあった映像板からレオが映し出される

 

レオ《そこにおるのは勇者とタレ耳じゃな…

 

蒼真&エクレ:…!

 

蒼真とエクレは気を引き締める

 

レオ《ワシは今、この砦の最上部、天空武闘台におる、ここまで辿り着いた褒美に貴様らに一騎打ちのチャンスをくれてやろう!

 

〜ガシャン!〜

 

レオは右手に持っていたグランベールを持ち上げる

 

レオ《グランベールもエクスマキナもここにある、これを奪えばポイント的に貴様らの勝利は確定と言って良いであろうなぁ…無論、1人ずつでは相手になるまい、2人まとめてでかまわんゆえ、仲良くかかってくるが良かろう、ワシは貴様らを倒してパラディオンを奪い、その後ミルヒの陣をぶちのめしに向かう!

 

ミルヒ:……!

 

ミルヒは蒼真の後ろに隠れている

 

レオ《さぁ、上がってくるがよい!

 

〜ブゥン…〜

 

映像は消え、視点はレオ側に戻ります

 

レオ:ふぅ…

 

ルージュ:レオ様…

 

レオ:なに、問題ない、待っていれば何も知らぬ勇者とタレ耳がおとなしくパラディオンを運んでこよう、それだけでも、星が変わるやもしれん

 

ルージュ:…はい…

 

〜ガシャーーン!ピシャーーン!〜

 

暗雲から次々と雷が発生し雷鳴が響き渡る

 

レオ:それにしても、国の大戦の日というのに嫌な空じゃ…

 

〜チーン!〜

 

レオ:ッ!

 

すると、最上部までを繋ぐエレベーターが止まり、レオとルージュはエレベーター側を見る

 

〜ガチャン!〜

 

ミルヒ:…お邪魔いたします、レオミシェリ閣下

 

レオ:ッ!?

 

扉が開いたそこにいたのは蒼真とエクレではなくミルヒであり、そのことに驚いたレオは先ほど見た夢の光景を思い出していた

 

ミルヒ:レオ様が国の宝剣を掛けて闘うのであれば…私も宝剣を手に、この場に来なくてはいけないと思い、失礼ながら…勝手に推参しました!

 

レオ:はっ…あ…!?(馬鹿な…!何故、何故ぇ!

 

ミルヒ:レオミシェリ閣下、どうか、お聞かせください、この戦の本当の理由…レオ様のお心の真実のありかを!

 

その時!

 

ルージュ:ッ!

 

〜タッタッタ!〜

 

ミルヒ:!

 

ルージュ:ふぅ!

 

ミルヒ:ふっ!

 

〜ガキン!〜

 

突如ルージュがナイフでミルヒに攻撃を仕掛けるがそれに気づいたミルヒは持っていた剣でその攻撃を防ぐ!

 

ミルヒ:ルージュ!私は今レオ様と…!

 

ルージュ:お叱りは後でいくらでも!ですが今は説明をさしあげている時間がございません!!

 

〜ガキン!〜

 

ルージュはナイフでミルヒの剣を上に弾く!その時ルージュの視界にミルヒの右手の人差し指と中指にはめられているパラディオンとエクセリードが映る

 

ルージュ(これを奪えば…!

 

〜バッ!〜

 

ルージュはパラディオンとエクセリードを奪おうと手を伸ばすが…

 

〜キュウン…キュイーーン!〜

 

ルージュ:きゃあぁ!?あぁ…!!

 

突如エクセリードが光り輝き、ルージュを弾き飛ばす!

 

ルージュ:あぁ!うぅ…

 

ルージュはその場に倒れ込んでしまう

 

〜パァァァァァ…〜

 

ミルヒ:はぁ…はぁ…はぁ…ッ!

 

光が収まるとミルヒの右手に短剣くらいの大きさのエクセリードが握られていた

 

ミルヒ:宝剣が必要なら、事情を説明していただければ、いくらでもお貸しします!

 

レオ:………

 

ミルヒ:なのにどうしてレオ様は私に何も教えてくださらないのですか…!昔は、あんなに仲良くしてくださって…いつも優しくしてくださって…宝剣の事だけじゃないです、このところの戦の事だって…!レオ様は…レオ様はそんなに!私のことをお嫌いに…!!

 

レオ:!?……ワシは……

 

ミルヒから涙が流れ、それを見たレオは動揺していた

 

一方下で待機している蒼真はミルヒが心配で落ち着かず、その場をウロウロしていた

 

エクレ:落ち着け勇者、みっともない

 

蒼真:!そういうエクレこそ、尻尾

 

エクレ:ん?うわぁ!?う、うるさい!///

 

どうやらエクレも落ち着かず無意識尻尾を振っていたことに気づいておらず、蒼真に指摘され両手で尻尾を押さえる

 

エクレ:姫様はお一人で行くとおっしゃったのだ、我らは待つしかなかろう…

 

蒼真:でも、なんだか嫌な感じがするんだよね

 

エクレ:どちらにしろ、昇降機はコチラから動かせないんだろ?

 

エクレは後ろいたビスコッティ騎士2に質問する

 

ビスコッティ騎士2:先ほど確認しましたが、ロックが…

 

エクレ:そうか…

 

蒼真:エクレ〜!

 

エクレ:!

 

蒼真:ちょっとこっち来て!

 

エクレは蒼真に呼ばれ、蒼真に元に向かう、蒼真がいた場所は高台になっており、近くの壁は凸凹で登っていけそうだった

 

蒼真:やっぱり僕、心配だから行くよ

 

エクレ:なっ!だが勇者、姫様は…

 

蒼真:いや、姫様が言ったのは…

 

蒼真とエクレは先ほどの出来事を思い出していた、ミルヒは女性棋士に手伝ってもらい戦闘用の装備に着替え終えた

 

ミルヒ『ここからは私1人に行かせてください

 

蒼真:だからこっちから行く分には大丈夫だよ

 

エクレ:子供か貴様は…(汗)

 

蒼真:文句があるならエクレはここで待ってて、僕1人で行くから

 

エクレ:誰が行かないと言った、それにここから登っていくのは良いがかなり時間がかかるぞ

 

蒼真:?登っていくんじゃないよ?

 

エクレ:なに?ではどうやって…

 

蒼真はブレイブライザーを取り出す

 

蒼真:リアクト・ウル・パラディオン!

 

〜キュイン!〜

 

蒼真:ちょっと失礼

 

〜サッ!〜

 

エクレ:ちょえぇ!?///

 

蒼真はパラディオンに変身すると、そのままエクレをお姫様抱っこする

 

エクレ:ゆ、勇者!貴様何を!!///

 

蒼真:それじゃあいくよ!

 

エクレ:だから何をする気だと聞いているのだ!!///

 

蒼真:はぁ!

 

〜ダン!ビュン!〜

 

エクレ:なぁ!?

 

なんと蒼真はその場からエクレをお姫様抱っこした状態でジャンプすると、そのまま空を飛んだのであった!

 

エクレ:そ、空を飛んでいるだと!?勇者貴様、そんなことができたのか!?

 

蒼真:出来るようになったのはつい最近だけどね

 

実は蒼真はウルトラマンの力を借りなくても空を飛べるように灯に直々に指導され、マントを使って飛べるようになったのだ

 

蒼真:このまま姫様のところまで行くよ!

 

その頃、琥珀はガウル達と激戦を繰り広げていた

 

琥珀:はぁぁぁぁ!

 

ガウル:オラァァァァ!

 

〜ガキン!〜

 

琥珀の剣とガウルの輝力の爪がぶつかり合う!

 

ジョーヌ:おりゃあぁぁぁぁ!!

 

ゴドウィン:でぇぇぇりゃあぁぁぁ!!

 

琥珀:ッ!はぁ!

 

〜ズガーーン!〜

 

琥珀はジョーヌとゴドウィンの同時攻撃に気づきガウルから離れ、攻撃をかわす

 

ノワール:えい…!

 

〜シュンシュシュン!〜

 

琥珀:なんの!

 

〜キンキキン!スタッ!〜

 

琥珀はノワールの投げたナイフを剣ではたき落とし、着地する

 

ガウル:琥珀!俺達4人相手に中々やるじゃねぇか!!

 

琥珀:それはどうも!

 

ガウル:だがな…このままだとお前の体力はどんどん消耗するぜぇ

 

ジョーヌ:せやせや、人数ではこっちが有利やでぇ!

 

ベール:お待たせしました〜!

 

すると、先ほど琥珀に防具破壊され、下着だけになっていたベールが防具と装備を整え戻ってきた

 

ノワール:おかえりベール

 

ゴドウィン:さて坊主、これでこちらは5人、お前1人で我らを相手し続けられるかぁ?

 

琥珀:…確かに前の僕ならできなかったと思う、だけど…僕にはこれがある!

 

〜チャキ!〜

 

琥珀はズボンのポッケから1枚のチップを取り出す!

 

ジョーヌ:なっ!?そのチップは…!

 

ベール:蒼真くんが持ってたのと同じ…!?

 

ノワール:なんで琥珀が…?

 

琥珀:へっへ〜ん

 

〜回想〜

 

戦が始まる前のこと、琥珀と優がそれぞれの合流しようとした時だった

 

蒼真『琥珀、優!

 

琥珀『?なに蒼真?

 

優『どうかされましたか?

 

蒼真『これを渡しとこうと思って

 

蒼真は2人に1枚のウルトラチップを渡す

 

琥珀『これって…!

 

優『ウルトラチップ…でもどうして?

 

蒼真『今回の戦はかなり激化すると思ったから、何かあったら使って!

 

優『しかし、琥珀はともかく僕はチップを使うためのアイテムは…

 

蒼真『それなら大丈夫!えっと…はいこれ!

 

〜ガチャ〜

 

蒼真は自身の鞄からブレス型のアイテムを渡す

 

優『これは…!

 

蒼真『鏡夜さんが開発した、僕や海達以外でもウルトラチップを使えるようにするためのアイテムだよ!これを使えば優もウルトラチップを使えるはずだよ!

 

琥珀『すごい!流石は鏡夜さんだね!

 

優『えぇ…ありがたく使わせてもらいましょう

 

優は左腕にブレスを装着させる

 

蒼真『じゃあ2人とも、お互いに頑張ろうね!

 

琥珀&優『うん!/はい!

 

〜回想終了〜

 

琥珀:使わせてもらうよ…蒼真!!

 

琥珀は自身の変身アイテムにウルトラチップをセットする!

 

琥珀:スタイルチェンジ!ウルトラマンジード!!

 

〜キュイン!〜

 

デバイス《ウルトラジード!ディスチャージ!!

 

〜ピカーーーン!〜

 

琥珀の身体が光に包まれる

 

ガウル:ぐっ!?

 

ゴドウィン:なにぃ!?

 

ガウル達は思わず目を閉じる、すると光が収まり目を開けると…そこにいたのは赤と銀色、黒の三色が使われたスーツとアーマーを身に纏い、胸にはクリスタルのようなものが付いており、両腕には赤いヒレのようなものがあり、髪色が銀色、目の色が水色となった琥珀がいた

 

BGM「GEEDの証」

 

琥珀:ブロンナイト!ジードスタイル!!

 

ジャン《な、ななななんとぉぉぉ!!琥珀殿が、姿を変えましたぁぁぁぁ!!!

 

エビータ《勇者様と同じことで出来るなんて…驚きです!!

 

実況席の2人も琥珀の変身に驚いていた

 

琥珀:驚くにはまだ早いよ!ジードマルチレイヤー!!

 

〜キュイィィィン!〜

 

琥珀の左右に赤、青、緑、紺の光が現れ、光は人の形となり、その姿をソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィセント、ギャラクシーライジングの姿の琥珀に変えた

 

ガウル&ジョーヌ:はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?(汗)

 

ゴドウィン:ど、どうなっているのだこれは!?(汗)

 

ベール:えぇぇぇぇぇぇぇ!?こ、琥珀くんが…!?(汗)

 

ノワール:ふ、増えた…!?(汗)

 

ジャン:《こ、今度は分身しました!!

 

エビータ:《勇者様の世界の人達はみんなこんなことができるのでしょうか…?

 

琥珀P:いやこんなことが出来るのは僕達みたいな特殊な力を持つ人くらいだよ〜…っとそれはさておき…

 

ガウル達:ッ!

 

ガウル達はコチラを見た琥珀に警戒する、今後はそれぞれの形態の琥珀が喋る時はこのように琥珀P、琥珀S、琥珀A、琥珀M、琥珀Gと表示します

 

琥珀P:いくよ、みんな!

 

琥珀達:うん!

 

〜ダン!〜

 

琥珀達は一斉にガウル達に向かって走りだした!

 

ガウル:上等だ!返り討ちにしてやるぜ!!行くぞお前ら!!

 

ゴドウィン&ジェノワーズ:オォォォォォォ!!

 

琥珀達とガウル達はそれぞれ一対一で戦い始めた!

 

〜琥珀Svsジョーヌ〜

 

琥珀S:はぁぁぁぁ!

 

〜ドゴン!〜

 

ジョーヌ:ぐっ…!

 

ジョーヌは琥珀Sの攻撃を大斧で防ぐが琥珀Sはパワーに特化した姿なのでそのまま後方に押されてしまう

 

ジョーヌ:なるほどなぁ…ウチと同じでパワー系ちゅうわけか、せやけど!

 

〜ダッ!〜

 

ジョーヌは琥珀Sに向かって走る!

 

ジョーヌ:パワー勝負ならウチも負けへんでぇぇぇぇ!!

 

〜ブゥン!〜

 

ジョーヌはそのまま大斧を振りかぶり琥珀Sに当てようとする!

 

〜ガシュン!ガシッ!〜

 

琥珀S:ブーストスラッガー!!

 

〜ガン!!〜

 

琥珀Sは頭部に装備されていたブーストスラッガーを右手に持ち、ジョーヌの攻撃を防ぐ!

 

琥珀S&ジョーヌ:ぐぬぬぬぬ…!!だぁ!?

 

〜ガキン!〜

 

互いに押し合った結果お互いに武器が弾けお互いに体制を崩す!

 

琥珀S:なんの!!

 

ジョーヌ:まだまだや!!

 

〜ガシッ、ガシッ!〜

 

今度はお互いに両手を掴んで押し合う

 

ジョーヌ:こっからはパワー勝負や!!

 

琥珀S:望むところだ!!

 

〜琥珀Avsノワール〜

 

ノワール:えい…!

 

〜ビュンビュビュビュン!〜

 

ノワールは琥珀Aに向かってナイフを次々と投げるが…

 

琥珀A:スマッシュビームブレード!

 

〜シャキン!ギャギャギャギャリン!〜

 

琥珀Aは右腕に光の剣「スマッシュビームブレード」を出現させノワールの投げたナイフを次々と叩き落とす!

 

ノワール:っ…!?

 

琥珀A:はぁ!

 

〜ビュン!〜

 

琥珀Aはその場から素早く移動し、ノワールに斬りかかっていく!

 

ノワール:くっ…!

 

〜ガン!キン!ギャリン!〜

 

ノワールは琥珀Aのスピードになんとか喰らい付き、琥珀Aの攻撃をナイフで防いでいく!

 

ノワール:早い…攻撃を防ぐので手一杯…!

 

琥珀A:まだまだこれからだよ!

 

〜琥珀Mvsゴドウィン〜

 

ゴドウィン:姿を変えたからといって…この俺を倒せると思ったら大間違いだぁぁぁ!!

 

〜ブゥン!〜

 

ゴドウィンは斧に繋がっている鉄球を琥珀Mに投げ飛ばす!

 

琥珀M:なんの!!

 

〜ガシィン!〜

 

ゴドウィン:なんだと!?

 

琥珀M:どぉぉぉぁせっい!!

 

〜グン!〜

 

ゴドウィン:ぬぅおぉぉぉぉ!?

 

琥珀Mは飛んできた鉄球を両手でキャッチするとそのまま力一杯引っ張り、鉄球は鎖で斧で繋がっているためゴドウィンも一緒に引き寄せられる!

 

琥珀M:おぉぉぉぉりゃあぁぁぁ!!

 

〜ブウン!ブウン!〜

 

ゴドウィン:うぉぉぉぉ!?目が、目が回るぅぅぅぅ!?

 

琥珀Mはそのままジャイアントスイングを始め、ゴドウィンごと鉄球を振り回す!

 

琥珀M:そいやぁぁ!!

 

〜ポイっ!〜

 

ゴドウィン:あぁぁぁぁぁぁぁぁ…!?

 

〜ドゴーーーーン!!〜

 

琥珀Mは鉄球ごとゴドウィンを投げ飛ばし、ゴドウィンは飛ばされた方向の地面に激突した!

 

〜パラパラ…〜

 

ゴドウィン:うぅ…おのれぇ!!

 

ゴドウィンはその場から立ち上がり琥珀Mの方に振り向くと…

 

〜バチバチバチバチ…!〜

 

ゴドウィン:っ!?

 

ゴドウィンの視界には、琥珀Mの左右の角が水色と黄緑色の電撃を纏っていた

 

ゴドウィン:な、なにぃぃぃ!?

 

琥珀M:メガエレクトリックホーン!!

 

〜ビリビリビリィィィ!!〜

 

ゴドウィン:がぁぁぁぁぁ!!

 

ゴドウィンはメガエレクトリックホーンをまともに受け、身体が痺れていく!

 

〜琥珀Gvsベール〜

 

琥珀G:プラズマ光輪!!

 

〜ビュンビュン!〜

 

琥珀Gは四つの雷の光輪「プラズマ光輪」でベールに攻撃する!

 

ベール:わっ、ちょっ、危ない!?

 

ベールはその攻撃を避けたが…

 

〜ズババババン!〜

 

ガレット兵士達:ギャアァァァァ!?

 

ベール:あっ…(汗)

 

ベール避けたプラズマ光輪が後方にいたガレット兵士達に命中し猫玉化した

 

ベール:ご、ごめんなさ〜い…うわぁ!?(汗)

 

〜ビュンビュビュン!〜

 

ベールが猫玉化したガレット兵士達に謝罪していると、新たなプラズマ光輪が飛んできた!

 

琥珀G:よそ見してていいの?

 

ベール:くっ…えい!

 

〜ビュンビュビュビュン!〜

 

ベールは得意の弓で攻撃するが…

 

琥珀G:ギャラクシーカッティング!

 

〜ズバババババババン!〜

 

ベール:なっ…!?

 

ベールの放った矢は琥珀Gのギャラクシーカッティングによって全て斬られた

 

琥珀G:これで終わりなの?

 

ベール:くっ…!(汗)

 

〜琥珀Pvsガウル〜

 

ガウル:獅子王爪牙!

 

琥珀P:ジードクロー!

 

〜ガキキキキキキン!〜

 

ガウルの獅子王爪牙と琥珀Pのジードクローが何度もぶつかり合う!

 

ガウル:オラァア!

 

琥珀P:はぁぁぁ!

 

〜ガキン!〜

 

琥珀P&ガウル:ぐぐぐ…!

 

〜ギャリン!〜

 

お互いに鍔迫り合いをやめ後ろに後退すると、ガウルはそのまま上にジャンプする!

 

ガウル:獅子王爪牙!爆雷…!

 

ガウルが技を繰り出そうとしたその時、琥珀Pは両腕を自身の口元でクロスし、そのまま一気に左右に開く!

 

琥珀P:レッキングロアー!

 

〜ビィィィィィ!〜

 

ガウル:なにっ!?

 

〜ドゴーーン!ズザァァァ!〜

 

琥珀Pは口から音波を放つ「レッキングロアー」でガウルを後ろに押し出す!

 

ガウル:ちっ!衝撃波か…!?

 

琥珀P:ふっ!

 

〜ギャリン、ギャリン!〜

 

琥珀Pはジードクローのトリガーを2回押し、最後にボタンを押すと、ジードクローの刃が2回転する!

 

琥珀P:コークスクリュージャミング!

 

琥珀Pはジードクローを切っ先にし、自身に闇のエネルギー纏い回転し敵に突撃する「コークスクリュージャミング」でガウルにたいあたりを仕掛ける!

 

ガウル:ぬぉぉぉぉ!?

 

〜ガキン!ギャリリリリリリリリ!〜

 

ガウルは獅子王爪牙でコークスクリュージャミングを防ぐが琥珀Pは勢いを落とさずそのまま回転を続ける!

 

ガウル:ぐぬぬぬ…がぁ!?

 

〜ガキン!〜

 

ガウルは琥珀Pの勢いを抑えれず後方に吹き飛ばされる!

 

ガウル:くっ…!やるじゃねぇか!

 

琥珀P:ガウルもね…!

 

2人が再び激突しようとしたその時…!

 

〜ゴロゴロ…!〜

 

ガウル:ん?

 

琥珀P:なに?

 

グラナ浮遊砦に発生した暗雲がスリーズ砦まで近づいていた

 

〜グラナ浮遊砦周辺〜

 

《グラナ浮遊砦、攻略防衛戦に参加中の皆様にお知らせ致します、…雷雲の影響か、付近のフロニャ力が、若干ですが弱まっております、また、落雷の危険もありますので、みなさま、一旦戦闘行為を中断してください…!繰り返します…

 

ルージュ:あの…お二方ともどうぞあちら、屋根のあるところへ

 

グラナ浮遊砦周辺に戦闘中断を呼びかけるアナウンスが流れ、それを聞いたルージュはミルヒ達を屋根のあるところに案内しようとしたその時!

 

〜ドゴーーン!〜

 

ミルヒ&レオ:ッ!?

 

突如大きな音が鳴り響いた!

 

蒼真&エクレ:!!

 

エクレ:勇者!

 

蒼真:わかってる!スピード上げるよ!

 

〜ビュン!〜

 

蒼真は空を飛ぶスピード、エクレが耐えれる限界まで上げる

 

最上部では、ミルヒとレオがいた天空武闘台が宙に浮き始めていた!

 

レオ:ミルヒ!!

 

ミルヒ:レオ様!!

 

ルージュ:レオ様〜!!ミルヒ姫様〜!!

 

1人武闘台から降りていたルージュが2人の名前を叫ぶ

 

パーシー《こ、これはいったい!?グラナ砦名物、天空武闘台が上昇しているように見えますが…!!

 

カメラマン:ちょぉ!?あれ!!

 

その時、カメラマンが何かに気づき、声を上げる

 

パーシー:え?

 

カメラマンの視線の先には、雷雲の中に、黒く禍々しい巨大な球体が浮いていたのであった!!




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勇者と姫と希望の光 前編

〜前回のあらすじ〜
レオはグラナ浮遊砦に潜入した蒼真達に宝剣を持って悪女まで来いと指示をする、しかし屋上に来たのはミルヒでレオは動揺した!だがその時、突如天候が荒れ、暗雲の中心に謎の球体まで出現するのであった!!


突如グラナ浮遊砦に現れた謎の巨大な球体、その様子は各地の映像板にも映され、琥珀達も知ることとなる

 

ガウル:なんだありゃ…ん?

 

琥珀P:……!

 

琥珀Pはもちろん、琥珀の分身達も謎の球体を見入っていた

 

ガウル:おい琥珀、いったいどうし…

 

琥珀P:ごめんガウル、僕行くね!!

 

ガウル:はっ?

 

琥珀P:シュワッ!!

 

琥珀Pは分身を消すと、空を飛びグラナ浮遊砦を目指す

 

ガウル:お、おい!?

 

同じくダルキアン達と共にグラナ浮遊砦を目指していた優も映像板を通して謎の球体を確認した

 

優:あれは…!?

 

朔弥:優!

 

優:はい!

 

朔弥:お前は先に行け!俺達も後を追う!!

 

優:わ、わかりました!

 

優は蒼真から受け取ったウルトラチップを鏡夜特性ブレスをチップにセットする!

 

優:スタイルチェンジ!ウルトラマンアグル!!

 

〜ピカーーーン!〜

 

優は青をメインに銀と黒のラインが入ったアーマーとスーツを纏う!

 

優:フォースナイト!アグルスタイル!!はぁ!!

 

〜ビュン!〜

 

優もアグルスタイルになり、そのまま空を飛びグラナ浮遊砦まで飛んでいく!

 

朔弥:このフロニャルドで…いったい何が起きようとしてるんだ…!?

 

琥珀と優がグラナ浮遊砦に向かって飛んでいる間、ミルヒとレオを乗せた天空闘技場は上昇を続けていた

 

その上に浮かんでいる巨大な球体はゆっくりと降下していた、その球体はまるで生き物が丸まっているかのようだった

 

ミルヒ:あれは…この辺りの土地神様?

 

レオ:いや…違う…!

 

ミルヒは謎の球体の正体を土地神と考えるが、それをレオが否定する

 

レオ:昔、ダルキアンに聞いたであろう…おそらくは、アレがかつて地の底に封じされたという…禍々しき魔物であろうよ…!

 

球体→魔物:がルゥアァァァァァァァ!!

 

レオ&ミルヒ:ッ!?

 

魔物は突如雄叫びをあげ、それを至近距離にいたミルヒ達はあまりの大きな雄叫びだったため耳を塞ぐ

 

〜ドゴーン!ドゴーン!〜

 

ガレット兵士達:うわぁぁぁ!?

 

すると、突如地面から謎の光が吹き出し、近くにいた兵士達は次々とその場から避難する

 

ルージュ:はっあぁ…レオ様〜!ミルヒ姫様〜!!

 

グラナ浮遊砦に残されたルージュは2人を心配し大きな声で2人の名を叫ぶ

 

〜ドゴーーン!〜

 

ミルヒ:うぅ…!

 

レオ:ミルヒ!?

 

地面から噴き出している光が天空闘技場にあたり、ミルヒはその衝撃で倒れレオは心配の声をあげる

 

魔物:グルゥアァァァァァ!!

 

再び魔物が雄叫びをあげると、球体の中から抜け出そうと身体を動かす

 

〜ピカーン!〜

 

ミルヒ:ッ!

 

ミルヒは魔物の身体光ったことに気づく、そこには一本の禍々しい剣が魔物の身体に刺さっており、鎖で縛られていた

 

ミルヒ(大きくて、怖い魔物かもしれないけど…

 

魔物:グルゥアァァァァァ!!

 

ミルヒ(あの子、泣いてる…?

 

魔物:グルウゥゥゥゥゥ!

 

〜バシュン!バシュン!〜

 

魔物:グルゥアァァァァァ!!

 

ミルヒ&レオ:!!

 

魔物はとうとう球体から抜け出し、その姿を現す、魔物の姿はまるで九尾の狐に似ており、周りには薄紫色の霊のような狐が浮かんでいた

 

ミルヒ:くっ…

 

〜チャキ…〜

 

魔物:グルゥアァァァァァ!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

レオ:はぁ…!?

 

〜ドゴンドゴーーン!〜

 

ミルヒ:!?

 

ミルヒはエクセリードを手に取り立ち上がるとそれを見た魔物が先端が鋭利な刃となった九本の触手を使いミルヒに攻撃する!

 

〜キュイン!〜

 

レオ:はぁぁぁぁ!

 

〜バシン!〜

 

レオはグランベールを手にして紋章を発動し上に上げるとバリアが展開され攻撃を防ぐ、触手は攻撃を防がれても再び攻撃を仕掛ける

 

レオ:はぁ!

 

〜ギュイン!〜

 

レオは再びバリアを貼り触手を防ぐ

 

レオ:でぇりゃあ!!

 

〜ズババババン!〜

 

レオはそのまま触手を斬る

 

レオ:ミルヒ無事か!?

 

ミルヒ:は、はい!はっ…!?

 

ミルヒはレオの後ろから攻撃しようとしている2本の触手に気づく

 

ミルヒ:!!レオ様危ない!!

 

ミルヒはレオを守るために前に出て、短剣のエクセリードで攻撃を防ごうとする!

 

レオ:ダメじゃ!!ミルヒィィ!!!

 

〜ガン!〜

 

ミルヒ:ッ…!

 

〜ズシャアァ…!〜

 

レオ:はぁっ…!?

 

エクセリードは折られ、そのままミルヒは二本の触手で斬られてしまった!!

 

その光景を見たレオは星詠みや夢で観た光景が脳裏に浮かんだ

 

レオ:ミル…!

 

〜ドゴン!〜

 

右側から飛んできた触手がミルヒをそのまま突き飛ばし、ミルヒは霊のような狐に捕まり魔物の元まで連れて行かれてしまった!!

 

レオ:ミルヒ…はぁ…くぅ…き、貴様ァァァァァ!!

 

レオは怒り、身体に輝力を纏わせる!!

 

レオ:オォォォォォォ!!ウアァァァァァァ!!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

魔物:!!

 

〜ビュン!〜

 

レオが脅威と判断した魔物は自身の尻尾で攻撃を仕掛ける!

 

レオ:うぉぉぉぉぉぉぉ!!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

尻尾はグランベールがぶつかり、尻尾はダメージを受けボロボロになった!レオはそのまま魔物に向かって走り出すが、それを魔物が阻むため数本の触手で攻撃する!

 

レオ:ふっ!はぁ!!

 

レオは触手攻撃をジャンプしてかわし、触手を利用してさらに高くジャンプするが、今度は魔物が紫の鋭利な光弾を放ちレオに攻撃する!

 

〜ドガガガガン!〜

 

レオ:うぉぉぉぉぉぉ!!!

 

〜ドゴーーン!!〜

 

魔物:グルゥアァァァァァ!!!

 

レオは光弾をもろともせずそのまま魔物に攻撃しダメージを与えた!レオは近くに浮かんでいた岩に着地する

 

レオ:ミルヒ…ミルヒ!!

 

レオはミルヒの名を叫ぶ

 

レオ:まだ無事のはずじゃ、すぐに助け出せばきっと…!

 

その時!

 

〜ブウゥン!〜

 

レオ:!

 

土煙が勢いよく晴れると魔物が再び尻尾でレオを攻撃する!

 

レオ:ぐっ!!

 

〜キュイン!ドゴーーン!〜

 

レオはグランヴェールで攻撃を防ぐが…

 

〜ドゴン!〜

 

レオ:っ!?

 

小さい足場だったため魔物の力に耐えきれず足場が崩壊してしまった!

 

〜ブウン!〜

 

レオ:うっ!!ぐぁぁぁぁ!!!

 

〜ドゴーーン!〜

 

魔物はそれを見逃さず尻尾でレオをグラナ浮遊砦屋上に叩き落とした!

 

ルージュ:レオ様!…レオ様〜!!!

 

〜ドシーン…!〜

 

魔物はゆっくりと地面に着地し、移動を開始した

 

蒼真:ようやく着いた!!

 

すると、空を飛んでいた目指していた蒼真とエクレが屋上到着した、蒼真はエクレを下ろすとエクレは魔物がこの場から離れていくことに気づく

 

エクレ:なんだ…ここから立ち去ろうとしているのか?

 

蒼真:…!エクレ!!

 

エクレ:!

 

蒼真に呼ばれエクレは振り向くとそこには傷ついたレオとルージュがいた

 

エクレ:ルージュ殿!?

 

ルージュ:!親衛隊長!勇者様!!

 

蒼真:ッ!レオ閣下!!

 

エクレ:まさかあの魔物に…!?

 

ルージュ:はい…それに、ミルヒ姫様が…

 

蒼真&エクレ:!?

 

〜ズシン、ズシン…〜

 

蒼真達がルージュから話を聞いている間、魔物はグラナ浮遊砦から遠ざかるように移動しており、魔物の背中の上には無数の霊のような狐と球体に閉じ込められ宙に浮いていたミルヒがいた

 

エクレ:姫様はおそらく、あの魔物に取り込まれつつある…だが、今はまだ聖剣の守護が働いているそれも姫様の輝力次第だ…いつまでもはもたん…

 

蒼真:姫様の輝力が尽きたら…あの魔物に消化されるってこと…

 

エクレ:っ…そうなる…

 

蒼真:ッ!

 

蒼真は手を強く握る

 

蒼真:そんなの…絶対にさせない!!

 

その頃、魔物に取り込まれつつあるミルヒはある光景を観ていた

 

ミルヒ:…んん…はっ…!

 

ミルヒの視点には、荒れ果てた土地が映っていた…その時

 

???(姫君!

 

ミルヒ:ッ!

 

何者かがミルヒを呼び、それを聞いたミルヒは後ろに振り向くと、そこには半透明の九尾の狐がいた

 

???:聖剣の姫君…

 

ミルヒ:あっ…はい!

 

???:申し訳ありません…我が子が、あなた方に酷いことをしてしまいました…

 

ミルヒ:えっ…!?

 

???:……

 

一方蒼真とエクレは遠ざかっていく魔物を観ていた

 

エクレ:どんどん行ってしまう…

 

蒼真:大丈夫、僕が飛べば魔物の所まで一気に行ける!

 

エクレ:なっ!?馬鹿を言うな!!いま守護のフロニャ力が酷く弱まってる!!もし奴の攻撃をまともに受ければ死ぬぞ!

 

蒼真:それなら攻撃を受けなければいい!

 

蒼真はゼロチップを取り出し、ブレイブライザーにセットする

 

蒼真:スタイルチェンジ!ウルトラマンゼロ!!

 

〜ピカーーン!〜

 

蒼真はゼロスタイルに変身した

 

蒼真:このスタイルならさっきより早く飛べる!

 

蒼真が飛ぼうとするとエクレが呼び止める

 

エクレ:待て勇者!私も一緒に行く!

 

蒼真:だと思った、でもさっきみたいにお姫様抱っこになるけどいいの?

 

エクレ:か、構わん!さっきもそうやって飛んでいたのに今更だ!!///

 

蒼真:了解!それじゃあ行こうか!

 

エクレ:あぁ!

 

蒼真がエクレをお姫様抱っこして飛ぼうとしたその時!

 

琥珀&優:蒼真!!

 

蒼真&エクレ:!

 

蒼真とエクレが振り向くとそこには空を飛びこちらに向かっていた琥珀と優の姿があった!

 

蒼真:琥珀、優!

 

〜シュタ、シュタ!〜

 

琥珀:お待たせ蒼真!ってレオ閣下!?

 

優:蒼真、いったい何があったんですか!?

 

蒼真:実は…

 

蒼真はこの砦についてから現在までの情報を2人に伝える

 

優:…なるほど、では今の僕達のやるべきことは、ミルヒ姫様の奪還ですね…!

 

蒼真:うん、姫様が取り込まれる前に助け出すんだ!

 

優:わかりました!

 

琥珀:それじゃあ今だけは僕達がトライガーディアンズだね!

 

蒼真:う〜ん…それもいいけど、どうせなら違う名前にしようよ!

 

優:であれば、デルタガーディアンズはどうでしょうか?デルタは三角形を意味する言葉で僕達は3人ですからピッタリかと

 

琥珀:お、いいねそれ!さすが優!

 

蒼真:うん!僕も気に入ったよ!

 

優:そ、それほどでも…♪

 

蒼真:よしそれじゃあ…デルタガーディアンズ&親衛隊長!姫様を救出するよ!!

 

琥珀&優&エクレ:了解!!

 

〜ダダダダン!〜

 

蒼真はエクレをお姫様抱っこして、琥珀と優はそのままジャンプし飛行すると魔物を追いかける

 

〜バシュン!バシュン!〜

 

蒼真達:!

 

突如浮島から数本の触手が出現し蒼真達に襲いかかる!

 

琥珀:僕に任せて!レッキングリッパー!!

 

〜ビュンビュン!ズババババン!〜

 

琥珀は両腕を伸ばし前で交差してそのまま横に両腕を勢いよく開いて赤い斬撃を飛ばす「レッキングリッパー」で触手を切り裂く!

 

琥珀:よっし!

 

エクレ:待て!また何か来るぞ!!

 

今度は複数の霊のような狐が襲いかかってきた!

 

優:今度は僕が!はぁ!

 

優が前に出ると両腕を額の前でクロスしそのまま下に両腕を伸ばすと青いエネルギーが両手に繋がるように纏っていた

 

優:はぁぁぁぁ…

 

優は右腕のみを上に上げ、そのまま右手を下に、左手を上に移動させエネルギーを収束させ、両手を握り拳にするとエネルギーは一つの光弾となった

 

優:リキデイター!!

 

〜ドシュウン!ドガガガガン!〜

 

優は狐霊に狙いを定め、そのまま両拳をまっすぐ突き出すと青い光弾、「リキデイター」が放たれ、狐霊達を次々と撃ち落としていく!

 

蒼真:さすが優!

 

蒼真達はそのまま魔物に一直線に向かう

 

エクレ:私が言うのもなんだが…勇者、お前達はこのスピードが怖くないのか…?

 

蒼真:確かに普通ならこのスピードは怖いよ…でもね、少しくらい怖いのより、少しくらい痛いのより、期待に応えられない方が、ずっと辛い!

 

再び複数狐霊が襲いかかってくるが…

 

琥珀&優:はぁぁぁぁ!

 

〜ドガーーーン!!〜

 

琥珀と優の攻撃で狐霊達が倒される

 

蒼真:僕やみんなを信じて待ってくれている誰かのために…悲しい思いをさせる方が1番辛いんだ!!

 

エクレ:勇者…

 

優:もうすぐ到着です!

 

蒼真&エクレ:!

 

優の言葉を聞いて、蒼真とエクレは前を見るともう少しの距離に魔物の姿があった!

 

蒼真(待っててね…姫様!!

 

はたして、蒼真達は無事にミルヒを救出することが出来るのだろうか…次回につづく!




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勇者と姫と希望の光 後編☆

〜前回のあらすじ〜
ミルヒを助けるために、蒼真、優、琥珀、エクレの4人!魔物の妨害を破りつつ、ついに魔物の元に辿り着くのであった!


〜スタッ!〜

 

蒼真達は魔物の背中に着陸し、蒼真はエクレを下ろすと、蒼真達は視線の先にミルヒを閉じ込めている球体とそれを守る無数の狐の霊を確認した

 

蒼真:あれか!

 

優:蒼真!僕達が同時攻撃で奴らを倒します!

 

琥珀:その隙に姫様のところに!

 

蒼真:わかった!!

 

〜キュイン!〜

 

優達:はぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

蒼真は優の提案を承諾すると、優達は必殺技の動作に入る

 

優:アグルストリーム!!

 

琥珀:レッキングバースト!!

 

エクレ:烈空十文字!!

 

〜バシュウン!!ドガガガガガガン!!!〜

 

3人の必殺技が狐の霊達に命中し、球体のある場所までの道が開いた!

 

エクレ:今だ!いけぇ勇者!!

 

蒼真:了解!!

 

〜ダッ!〜

 

蒼真はミルヒの元まで一気に走っていく!

 

狐の霊:!!

 

〜シュンシュンシュン!キラーン!!〜

 

すると、残っていた狐の霊達が一つとなり、巨大な紫色の刀となり蒼真に襲いかかる!

 

蒼真:!邪魔を…

 

蒼真はゼロスラッガーを両手に持つと、2つをくっつけ、ゼロツインソードに変える

 

蒼真:するなぁぁぁぁ!!!

 

〜ガキン!ズバン!!〜

 

蒼真はゼロツインソードで紫の刀を一刀両断し、そのまま走る!

 

その頃、意識を失い、精神世界にいたミルヒは魔物の母狐から話を聞いていた

 

母狐:もう数百年も前の話です…大陸のほとんどがまだ人のわけ要らぬあった時代…

 

ミルヒ:あっ…

 

ミルヒの目の前には過去の映像が流れており、そこには母狐と小さな小狐がいた

 

母狐:私と我が子は山間で静かに暮らす土地神でした…ですがあの日…

 

〜ゴロゴロ…〜

 

突如空が暗雲に包まれ始めた…その時

 

〜ピシャァァァン!!

 

暗雲から赤い雷が落ち、それを見た母狐が落ちた場所に駆けつける

 

ミルヒ:あぁ…!?

 

そこには、禍々しい刀に貫かれた小狐がいた

 

母狐:落雷と共に降ってきた刀、我が子の身体を貫き通し…

 

母狐が小狐に近寄ると…

 

〜ギュルン!〜

 

突如小狐の目が開き、身体が赤黒いオーラに包まれながら小狐は空に浮かび上がる

 

母狐:あの子は禍々しい魔物の姿に変わってしまいました…

 

小狐:グァァァァァァァ!!!

 

〜ベシャ!〜

 

魔物となった小狐に母狐は取り込まれてしまった

 

母狐:私はあの子に取り込まれ、あの子は魔物として山の生き物を喰らい、大地を破壊していきました、二百年余り経ち、人里に降りようとしたところを聖剣の主人の手によって封印されたのですが…封印が弱まったのが原因なのか貴方様の政権の匂いに惹かれた…あの子は、目覚めてしまいました

 

現実では、蒼真が狐の霊を倒しながら球体のすぐそばまで辿り着いていた

 

蒼真:はぁ…はぁ…あと少し…!

 

〜ゴゴゴゴ…!〜

 

蒼真:うわぁぁ…!?くっ…!

 

魔物:グルァァァァァ!!

 

魔物は雄叫びを上げながら街を目指して進行を進めており、近くの街の人々は不安と恐怖でいっぱいだった

 

母狐:我が子はもはや破壊の魔物です、ですが、魔物の姿に変わってからずっとあの子は泣いているのです

 

魔物:グァァァァァァァ…!!

 

蒼真:どうしたんだ…?

 

魔物の異変には蒼真だけでなく、狐の霊と戦っている優達も気がついていた

 

優:何か様子がおかしいです…!

 

エクレ:いったい何が起きていると言うんだ…!

 

琥珀:…もしかしてこの魔物…泣いてる…?

 

小狐:痛いよ…苦しいよ…お願い…誰か…僕を死なせて…!僕を…殺して…!

 

ミルヒ:っ…!

 

ミルヒは思わず手で口を塞いでしまう

 

〜ダン!〜

 

蒼真:姫様!聞こえますか!?姫様!!

 

現実では蒼真がミルヒの元に辿り着き、ミルヒに呼びかけていた

 

母狐:聖剣の姫君、貴方なら魔物と化した我が子を.殺すことができるはずです…その聖剣で、この子の首を落としてください…!

 

ミルヒ:はぁっ…!?

 

母狐:そうすれば、魂の尾が離れ魔物の姿を保てなくなります

 

ミルヒ:そんな…!

 

母狐:私は、この子に触れることができないのです…これ以上、我が子を苦しめたくないのです…聖剣の姫君、どうか…

 

ミルヒ:……

 

ミルヒは少し考える様子を見せると、覚悟を決めた顔になり返答する

 

ミルヒ:お断り致します…!

 

母狐:ッ!

 

〜コツ、コツ、コツ〜

 

ミルヒは小狐の元に歩き出し、その場に座る

 

ミルヒ:ここでこの子を斬れば魔物は消えるかもしれません、ですが、積み重ねられた悲しみは消えません…

 

ミルヒは小狐を撫でながら母狐に話す

 

ミルヒ:貴方もお子様も長い時の中、どんなに辛く悲しい思いをされたことか…

 

蒼真:はっ…!

 

現実では、蒼真は球体の中に一緒に入っている聖剣エクセリードが光始めたのに気がついた

 

ミルヒ:ビスコッティの宝剣、エクセリードとパラディオンは魔を断つ剣です…ですがそれ以上に人と命を導き、大地に希望を育むための剣です!あなた方も間違いなくフロニャルドに生きる命です!妖刀如きに悲しい思いをさせられたまま終わるなんて、そんなの…私が許しません!!

 

〜キュイィィィィ…!〜

 

ミルヒの右手の人差し指と中指にはめられたエクセリードとパラディオンが光輝き始める!

 

〜パリン!〜

 

現実世界でミルヒを閉じ込めている球体にヒビが入る!

 

ミルヒ:ビスコッティが領主!ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティが、絶対絶対、許しません!!

 

〜パリパリパリ!ガシャアァァァァン!!〜

 

蒼真:!

 

球体が割れ、中から大量の液体とミルヒが出てきて、蒼真はミルヒを受け止める

 

蒼真:姫様、姫様!

 

ミルヒ:……!

 

蒼真の呼びかけで、ミルヒは意識を取り戻した

 

蒼真:姫様…!

 

ミルヒ:ん…蒼真…?

 

蒼真:はい!よかったぁ…あっ…!?///

 

蒼真はミルヒが無事で安心したがその次に視界に入った光景を見て言葉を失った

 

ミルヒ:?んぅ…?

 

それを疑問に思ったミルヒは蒼真の視線の先を見ると、そこには液体になって服が全て溶かされ、生まれたままの姿になっていた自分の身体が視界に映るのであった

 

蒼真&ミルヒ:あぁ…はあわぁ!?///

 

蒼真:すいません!すいません!!///

 

ミルヒ:ご、ごめんなさい!!//

 

2人は同時にお互いに後ろに向き謝罪する

 

ミルヒ:はっ!そ、そんなことより蒼真!私この魔物を助けてあげたいんです!!

 

蒼真:!助ける…?

 

ミルヒ:この子、元は普通の土地神様なんです!身体に刺さってる赤い妖刀を引き抜けばきっと、元に戻せるはずなんです!!

 

蒼真:わかった、姫様はここで…!

 

ミルヒ:いいえ!私もいきます!

 

蒼真:なっあっ…!?ええっと…その格好で…?///

 

ミルヒ:あえ!?///

 

ミルヒは蒼真の指摘で自身の今の姿を再認識し、顔を赤くする

 

ミルヒ:あっ…ええっと…うぅ…///

 

ミルヒがどうするか考えているその時

 

〜フゥワァァ…スゥゥゥ…〜

 

折れたエクセリードが宙に浮き、ミルヒの元まで飛んできた

 

ミルヒ:?

 

〜ポワァァァァ…パシュウゥゥゥゥン!〜

 

エクセリードが光り輝き、2人を包み込む

 

蒼真:うっう…っ!

 

光が収まり蒼真は目を開けると、目の前には自身の戦闘服を身に纏ったミルヒとミルヒの前には先ほどより大きく両手剣のサイズに変わったエクセリードがあった!

 

ミルヒ:んぁ…はぁ…!エクセリード、これは、あなたが…?

 

〜キュイィィン!〜

 

蒼真:ん?

 

今度は蒼真の右手の人差し指が光ると、そこにはミルヒが持っていたはずの指輪の状態のパラディオンが蒼真の人差し指にはめられていた

 

蒼真:パラディオン…!

 

〜パァァァァァ!〜

 

蒼真:うわぁ!?

 

パラディオンが光ると、蒼真のゼロスタイルが解除され、光耀の騎士パラディオンの姿に変わり、蒼真の右手には本来の神剣の姿のパラディオンが握られていた

 

蒼真:ん…はぁ…!

 

ミルヒ:エクセリード、私達に頑張れって言ってくれてますか?

 

〜キュイン〜

 

エクセリードがミルヒの問いに答えるように宝石を光らせる

 

蒼真:頑張るよ、だから少し力を貸して!

 

ミルヒは立ち上がると、そのまま蒼真の右隣に立つ

 

ミルヒ:蒼真!

 

蒼真:はい!姫様!

 

2人は宝剣をかまえる、目的の妖刀を視界にとらえる

 

魔物:グァァァァァァ!!

 

魔物が雄叫びをあげ、再び狐の霊と触手、紫の刀を出現させる

 

蒼真:いくよ姫様!!

 

ミルヒ:はい!

 

〜ギュイィィン!〜

 

蒼真:目標地点まで!

 

ミルヒ:一直線です!

 

〜バシュン!〜

 

蒼真はトルネイダーを出現させ、そのまま目標地点までまっすぐ突っ込んでいく!

 

蒼真:オォォォォォォォ!!

 

ミルヒ:えぇぇぇぇぇぇぇい!!

 

2人は宝剣を重ね合わせると、オレンジとピンクの光のオーラを発生され、迫り来る狐の霊や触手、紫の刀はオーラによって次々に消えていく!

 

残った狐の霊が再び攻撃を開始しようとする

 

〜ジャキン!ピカーン!〜

 

2人は宝剣を上に掲げると、宝剣は光だした!

 

蒼真&ミルヒ:ホーリー…!!

 

狐の霊達が2人に突撃していくが…

 

蒼真&ミルヒ:セイバァァァァ!!

 

〜バシュウン!〜

 

2人同時に宝剣を振り下ろすと、剣先から紋章砲が放たれ、狐の霊達を一掃する!

 

魔物:グァァァァァァ!!?

 

蒼真:ふっ!

 

蒼真はミルヒを抱き抱えトルネイダーから飛び降りた、その時に宝剣も指輪に戻った!

 

蒼真:よっ!

 

〜ザッ!〜

 

蒼真&ミルヒ:!

 

蒼真は着地し、ミルヒを降ろす、2人は目的の妖刀を視界にとらえる!妖刀は鎖で抜けないように固定されていた

 

蒼真&ミルヒ:ふっ!んんん…!!

 

2人で力を込め、妖刀を抜こうとすると

 

魔物:グァァァアァァァァ!!

 

魔物は苦しみ、その場から動き出し近くの谷に落ち、そのまま岩壁に激突する!そのせいで2人は上手く力を出すことが出来なかったその時!

 

〜ピカーン!〜

 

再び宝剣が光だし、突如鎖が緩んだのであった!

 

魔物:グァァァァァァ!!

 

〜ドシーン!〜

 

魔物は再び身体を岩壁に激突させ、2人の邪魔をする

 

蒼真:姫様、ここからは僕が!

 

ミルヒ:はい!

 

蒼真は両手で妖刀を持ち、力を込める

 

蒼真:こんのぉ…!おぉぉぉ…りゃあぁぁぁ!!

 

〜パキン、パキパキン!ドガーーン!〜

 

蒼真:うわぁぁぁ!?

 

蒼真が妖刀を抜いたと同時にその場が爆発し、蒼真は後ろに吹き飛ばされる、その時妖刀の剣先についていた肉片が抜け、宙に舞い、再び爆発すると、肉片は小狐の姿を変わった!

 

ミルヒ:はっ!…えぇい!!

 

〜ダッ…!ダン!ドシャン!!〜

 

ミルヒはフリスビーキャッチのようにジャンプし、小狐をキャッチした!

 

蒼真:いてて…はっ!

 

ミルヒ:はっ!

 

2人は小狐を見る、すると…

 

小狐:…く、くぅぅん…

 

小狐が鳴き、それを聞いた2人は安心したその時!

 

〜ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!〜

 

蒼真&ミルヒ:っ!?

 

妖刀を抜いたことで魔物身体が崩壊を始めたのであった!

 

蒼真:!土…?これはやばい、姫様!

 

ミルヒ:はい!蒼真!!はっ…!?

 

蒼真:なっあっ!?

 

蒼真が手にしてた妖刀が刀身を伸ばし、分裂され、蒼真を取り込もうと身体をまとわりつこうとしていた!

 

ミルヒ:蒼真!!

 

蒼真:こいつ…まだ…!!

 

蒼真が妖刀を振り解こうとしたその時!

 

〜ギュイィィン!〜

 

グラナ浮遊砦屋上で弓を構えたレオとレオを支える朔弥とルージュがいた!

 

レオ:魔神…閃光波!!

 

〜バァァン!!〜

 

蒼真:くっ…この…!!

 

〜バキン!!〜

 

蒼真:!?

 

レオの放った矢は妖刀の持ち手部分に命中し、見事に折れた妖刀はそのまま谷に落ちていった

 

ミルヒ:蒼真!大丈夫ですか!?

 

蒼真:う、うん大丈夫…ところで今の矢ってやっぱり…

 

ミルヒ:はい!間違いなくレオ様です!

 

〜ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!〜

 

蒼真&ミルヒ:あっ!

 

2人が話している間にも魔物の崩壊は進んでいるのである

 

蒼真:姫様、その子をここに!

 

ミルヒ:は、はい!

 

蒼真は自身の服の中に小狐を入れる

 

琥珀:蒼真〜!!

 

エクレ:姫様〜!!

 

蒼真&ミルヒ:!

 

2人は声の聞こえた方向を見るとそこにはエクレをお姫様抱っこして飛んでいる琥珀と優がいた

 

優:お二人とも〜!!早く脱出してくださ〜い!!

 

蒼真:うん!さぁ姫様、ここから脱出して、みんなの元に帰りましょう!!

 

ミルヒ:…!はい!!

 

蒼真の言葉聞いたミルヒは笑顔で返事するのであった




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夜空に花が舞うように 前編

〜前回のあらすじ〜
ミルヒを無事に助け出し、魔物と化していた小狐を助け出した蒼真!妖刀を抜き、依代を失ったことで魔物の身体が崩れ始め、蒼真達はその場から退避するのであった!


〜ゴゴゴゴゴゴ…!〜

 

魔物の身体はどんどん土に変わり崩壊していく、蒼真達はその場から飛翔し、その様子を見ていた

 

琥珀:うわぁ〜…すごいねこれ

 

優:僕達に飛べる手段が無ければ、今ごろ下敷きになってましたね…

 

エクレ:あぁ、それよりも今は姫様を安全な場所まで移動させるぞ

 

琥珀:でも、さっきの妖刀みたいなのって放っておいて大丈夫なの?

 

蒼真:たしかに、あのまま放っておいたらまた違う生き物に取り憑いて魔物になる可能性も…

 

蒼真達が妖刀のことで不安になっていると

 

朔弥:それなら心配はない

 

蒼真達:!

 

蒼真達の元に朔弥が空を飛んでやって来た

 

琥珀:兄さん!!

 

優:朔弥さん、心配がないとはどういうことですか?

 

朔弥:今その妖刀… 禍太刀をダルキアン卿とユキカゼが対処に向かった

 

蒼真:ダルキアン卿とユッキーが!?

 

朔弥:あぁ、あの2人が禍太刀を対処してくれる、俺達は姫様を砦まで避難させるぞ

 

蒼真達:はい!

 

朔弥の指示で蒼真達は砦に向かって飛翔し始める

 

その頃、森の中に落ちた禍太刀は刀身を鞭のように動かしているとそこはダルキアンが現れる

 

ダルキアン:それにしても、我らの姫君と勇者殿には驚かされる…妖刀の苗となった魔物をあぁも見事に退治なされるとは

 

〜ザッザッザ〜

 

すると、禍太刀の背後にユキカゼが姿を見せ、続いて小さな小狐も姿を見せる

 

ユキカゼ:拙者は存じ上げておりましたよ、姫様も蒼真もあぁ見えてちゃんとできる子だと

 

ダルキアン:そうであったな、さて…

 

〜チャキン!〜

 

ダルキアンは手に持っていた刀を構える

 

ダルキアン:ここからは拙者らのお役目にござる!

 

ユキカゼ:はい!

 

禍太刀:・°$+:=°○!!

 

〜ビューーービューーー!!〜

 

禍太刀は刀身を伸ばしたり分けたりし2人に攻撃を仕掛ける!

 

ユキカゼ:ふっほっはっふっ!!

 

ダルキアン:ふっ!!

 

〜ドゴーン!〜

 

2人は妖刀の攻撃を軽々と避ける

 

〜チャキン!〜

 

ユキカゼは小刀を取り出すと詠唱を始める

 

ユキカゼ:浮世にあなだす下峰の刃、封じて周るが我らの務め…!

 

ユキカゼの周りにいる隠密隊の犬や狐が咥えている小刀とユキカゼの小刀が光り輝く

 

ユキカゼ:大地を渡っていく千里、浮世を巡っていく100年…!

 

〜キュイィィン!〜

 

禍太刀を中心に地面に光の魔法陣が描かれていく

 

ユキカゼ:天狐の土地神ユキカゼと斗真の剣聖ダルキアン!

 

〜ギュルルルン!〜

 

禍太刀がユキカゼに攻撃を仕掛けたが…

 

〜キュイン!バシン!〜

 

ユキカゼのすぐ近くにいた小狐が結界を張り攻撃を封じた!

 

ユキカゼ:流れめぐった旅のうち、封じた禍太刀…

 

〜シャイィィィィィン!〜

 

2人の周りに無数に光の短刀が現れる

 

ユキカゼ:500と9本!!

 

〜ビュウゥゥゥゥ!〜

 

禍太刀が再び攻撃するが…

 

ユキカゼ:天地に下峰の華はなし!

 

〜キュイン!ビュビュビュビュ!!〜

 

無数の光の短刀が少し傾くとそのまま妖刀に刺さっていく!

 

禍太刀 ::*^〆°^+」$°〆%○=→+〒°!?

 

ユキカゼ:朽ちよ!禍太刀!!

 

〜シュウゥゥゥ、パリン!!〜

 

いくつかの光の短刀がダルキアンの刀に宿ると刀の等身に紫の光の刃が誕生した!

 

ダルキアン:神狼滅牙…封魔断滅!!

 

ダルキアンは上に飛び、そのまま刀を妖刀めがけて刀を振り下ろした!

 

〜ビキビキバキバキ、ガシャーン!〜

 

妖刀を中心に空にまで届く巨大な光の柱が発生し、妖刀はその威力に耐えきれず粉々に砕けちり、空を覆っていた雲も一気に晴れ、その様子を蒼真達は先ほど砦で合流したレオ、ルージュ、リコッタと見ていた

 

蒼真:い、今のってもしかして…

 

朔弥:間違いなくダルキアン卿とユキカゼの仕業だろうな

 

琥珀:す、すごい…

 

優:あんな力を持っていたとは…流石は大陸最強の剣士といったところでしょうか…

 

蒼真達が感心していると

 

〜ドゴーン…!〜

 

蒼真達:!

 

先程までいた場所から大きめの土煙が上がった、どうやら魔物の身体は完全に崩壊したようだ

 

ダルキアン:うん、無事に済んだか

 

ユキカゼ:はい親方様、封印刀の中にしっかりと封印しました

 

ユキカゼは自身の短刀を懐に収めると、目の前にある封印刀を手に掴む

 

ダルキアン:うむ、砦にいらっしゃる姫様達に報告に行かねばな…

 

ダルキアンは刀に纏わせたオーラを消すと鞘に刀を収める

 

ユキカゼ:はい!拙者が行って参ります!

 

ダルキアン:あぁ、頼むでござるよ

 

ユキカゼ:隠密一同!着いて来たい者、拙者につ〜づけ〜!

 

隠密達:あん!わんわん!!

 

ユキカゼの号令に隠密の犬や狐達がユキカゼを追って走っていく

 

〜数分後〜

 

ユキカゼは砦に到着するとミルヒに禍太刀を封印したことを報告し、ミルヒは自身に起きたことを皆に説明していた

 

ミルヒ:というわけで、私はこの子の母親に頼まれてそれで妖刀の事を聞いて…

 

蒼真:エクセリードとパラディオンが力を貸してくれて今に至る

 

ユキカゼ:なるほど、そうでござったか…

 

ユキカゼはミルヒの前で膝をつく

 

ユキカゼ:姫様、改めてお見事にございます、魔物の多くは呪いに見舞われた悲運な存在、それをただ退治するのみにあらず拙者の同胞を救ってくださいました…

 

ミルヒ:いいえ、私1人では何も…蒼真やレオ様達のおかげです

 

ユキカゼ:勇者殿もお見事でござる!あとでうんと撫でてあげるでござるよ♪

 

ユキカゼはそう言うと左手を頭を撫でるように動かす

 

蒼真:あはは、ありがとう♪

 

エクレ:むぅ…

 

それを聞いたエクレは面白くなさそうに顔を膨らませていた

 

朔弥:ほほぅ…w(もしかしてエクレも…こいつは面白くなってきたなw)

 

朔弥はそんなエクレを見て面白くなったと思っていた

 

ミルヒ:ねぇユキカゼ、この子の母親はやっぱり、もう…

 

ミルヒの質問を聞いたユキカゼはその場から立ち上がる

 

ユキカゼ:姫様がお会いになったその子の母親は、魔物の血肉に取り込まれた中、我が子を想う一心で心を繋いでいたと思われます…魔物としての母体が滅びこの子が助かった今母狐の魂は天に帰ったのではと…

 

ミルヒ:そうですか…

 

ユキカゼの結論を聞いたミルヒと蒼真は悲しそうな表情を浮かべていた…

 

ユキカゼ:姫様、その小狐拙者がお預かりしてもよろしいでしょうか?

 

ミルヒ:は、はい…!

 

ミルヒはユキカゼに抱っこしていた小狐を託す

 

ユキカゼ:喧嘩になるまで我が家で面倒みたいと存じます

 

ミルヒ:はい、お願いします!

 

エクレ:あとはレオ様か、お怪我の具合、悪くないと良いのだが…

 

蒼真:そうだね…

 

ミルヒ:……

 

エクレの発言を聞き、皆心配な表情を浮かべる

 

ルージュ:砦の防衛隊とビスコッティ二番隊の兵士達、負傷者は出ていますが死者や行方不明者は出ていません、魔物の様子が中継されていたため各地の戦闘は停止中、両国民とも皆レオ様やミルヒ姫様達の安否を心配しております

 

レオ:そうか…

 

レオは一室の部屋でベットに横になりながら治療を受け、現在の状況をメイドのルージュから聞いていた

 

レオ:ホールを開け報道陣を呼べ、代表放送を行う

 

ルージュ:あ、はい!

 

リコッタ《心配するビスコッティ、ガレット両国民に向けて急遽行われた代表放送、その内容はレオ様による謝罪とこの日の戦を中止するというものでした、中止の原因は巨大な魔物が現れた事、それによる負傷者が出た事、魔物出現の原因調査と安全確保のため…

 

レオ『魔物が現れた原因はまだわからんが…今回はワシが調子に乗って、国の宝剣を賭けようなどと言い出した事に対する、天罰やもしれん…皆が楽しみにしていた大戦をこのような形で終了せざるおえなかった事、興行主として心から謝罪したい、すまなかった…

 

レオは頭を下げ、両国民や両国戦士達に謝罪をした

 

レオ『次はこのような事がない楽しい戦を、近々に用意する、無論ビスコッティ側ともキチンと協議してな、ワシは今回のことを経て、領主としてより一層精進していくことを心に決めた、こんな頼りない領主ではあるがガレットの皆は今後も、ワシについて来てくれるであろうか?

 

ガレット国民&兵士:オォォォォォォォ!!!

 

ガレット国民と兵士は当然だと言わんばかりの声を上げる!

 

レオ『ビスコッティの皆も、ワシの戦に参加してくれるであろうか?

 

ビスコッティ国民&兵士:オォォォォォォォ!!!

 

ビスコッティの国民と兵士も勿論と言わんばかりの声を上げる!

 

レオ『感謝する、ありがとう!

 

ガレットとビスコッティの国民と兵士達の声を聞き、レオは感謝の言葉を述べ、報道陣とミルヒ、蒼真達はその光景を見て拍手をするのであった

 

リコッタ《レオ様の謝罪があって…そしてその日の夜には、中断した戦の埋め合わせも兼ねて姫様の臨時ライブが開催される事になったのであります!




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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夜空に花が舞うように 後編

〜前回のあらすじ〜
禍太刀も完全に封印し戦いを終えた一同、レオも今後についての会見をしそれに納得した両国民、そして今夜ミルヒの臨時ライブが行われようとしていた!


その夜、蒼真はロランに呼ばれ、外でロランと話していた

 

ロラン:勇者殿、話はあらかたエクレールから聞いたよ…ありがとう、君のおかげで大事に至らずにすんだ

 

蒼真:いえ、僕だけの力じゃありません…エクレや琥珀達みんなの力があったからこそ、姫様を助けることができたんです

 

ロラン:そうか…

 

蒼真:フロニャルドって平和な世界だと思ってましたけど、やっぱりどの世界にも魔物のような存在はいるんですね…

 

ロラン:そうだな…あれだけ大きな魔物は私も初めて見た、だが聞いてるだろ?守護地域を一歩出れば危険なことはそれなりにある、我々が日々行っている戦も「そんな脅威と戦うための力を忘れてしまわないように」という意味もあるんだよ

 

蒼真:そうだったんですね…

 

ロラン:傷つける力を振るうのは良いことではないが、戦わず蹂躙されるばかりでは大切な物を守ることもできないからね

 

蒼真:…はい!

 

エクレ:兄上!

 

蒼真とロランの元にエクレがやってきた

 

エクレ:お話中申し訳ありません、現場警備についてスタッフが相談をしたいと

 

ロラン:あぁわかった、ではまた後でな…勇者殿

 

蒼真:はい!

 

ロランはスタッフの元まで移動していく

 

エクレ:…勇者

 

蒼真:ん?なに?

 

エクレ:食事は済ませたか?

 

蒼真:えっまだだよ?

 

エクレ:向こうに露店が出ている…食べに行くか?

 

蒼真:本当!なら早速行こう!

 

蒼真はエクレと共に露店に向かっていく…

 

???:ほお〜♪

 

そんな2人をこっそり見ていた4人がいた

 

リコッタ:何やら興味深げな展開でありますよ〜♪

 

ユキカゼ:ござる〜♪(もぐもぐ

 

琥珀:だね〜♪

 

優:あの…3人ともなぜこんなコソコソと見ているのですか…?(汗)

 

リコ達は蒼真とエクレも誘おうと探していたところ、このような現場に遭遇したのでこっそり跡をつけることにした

 

〜ジュ〜…!〜

 

蒼真とエクレが向かった場所で様々な露店が出ていて、蒼真は2人分の飲み物を買って、近くのベンチにそれを置く

 

〜スッ〜

 

エクレ:ほら

 

蒼真:ん?

 

エクレは蒼真に買ってきた物を渡す

 

蒼真:ありがとう!これは?

 

エクレ:ココナツッカだ、気軽に食べられるし栄養もある

 

蒼真:へぇ〜、いただきま〜す♪

 

蒼真は早速ココナツッカを食べる

 

蒼真:う〜ん、おいしい!

 

エクレ:それはよかった…♪

 

〜ジュ〜…!〜

 

リコッタ:うぅ…!

 

店員:ん?

 

蒼真達の近くの露店の影に隠れながらリコ達が2人の様子を見ていた

 

リコッタ:エクレが男の子を食事に誘えるようになるとは…リコッタ、感激でありますよ〜!!

 

ユキカゼ:雰囲気も悪くないでござるよ〜♪

 

琥珀:これはもしかしたらエクレも…♪

 

優:あ、あの〜…覗き見してもいいんですか…これ…?(汗)

 

エクレ:お前はもちろん、あの2人にも言わねばならぬことがあった…

 

蒼真:ん?

 

エクレ:私1人では姫様を助け出すことは叶わなかった…お前の勇気と健闘にビスコッティ騎士団親衛隊長として敬意を表する

 

蒼真:光栄であります、親衛隊長…でも、エクレも1人だったら1人だったできっとなんとかしてたよ

 

エクレ:…?

 

蒼真:僕よりずっと前から姫様を守ってた、親衛達だもん

 

エクレ:!…勇者…

 

ユキカゼ:よ〜しそこでござる、もっと…ぐぐっと…!

 

リコッタ:ぐぅ〜っと!

 

琥珀:ぐぅ〜っとだよ…!

 

〜トン〜

 

リコッタ:ほぇ?

 

〜トン〜

 

ユキカゼ:お?

 

〜トン〜

 

琥珀:はにゃ?

 

3人が2人の様子に釘付けになっていると後ろから肩を突かれ、後ろを振り向くと

 

ジョーヌ:は〜い♪

 

ベール:みんな揃って何されてるんですか?

 

ノワール:やっほ〜…

 

優以外:あぁぁぁ!

 

優:ジェノワーズの皆さん!

 

そこにはジョーヌ、ベール、ノワールのジェノワーズの3人がいた

 

???:よぉ〜!

 

リコッタ達:ん?

 

リコ達は突如聞こえてきた声の方向に振り向くと

 

ガウル:蒼真、タレ耳!

 

蒼真:あれ?

 

エクレ:ガウル殿下!

 

ガウルが蒼真達に話しかけていて、その後リコ達も蒼真と合流しみんなで食事を始めた

 

ガウル:あむ!

 

〜ミチチ!〜

 

ガウルは手に持っていた骨付き肉にかぶりつく

 

ガウル:しっかしお前ら、4人で大した活躍しやがったな〜?

 

エクレ:いぇ…

 

蒼真:まぁ色々ありました…(汗)

 

琥珀:あんな大きいのと戦ったの久しぶりだったよね〜

 

優:そうですね

 

ガウル:それに魔物騒動の会見の後、うちの姉上憑き物が落ちたみてぇにさっぱりしちまってなぁ…詳しい事情はまだ聞いてねぇけど後で俺にも教えてくれるってさ

 

蒼真:そうなんだ

 

ガウルは食べ終えた骨付き肉の骨に齧り付きながら続きを話す

 

ガウル:後バナードに聞いたんだけど、戦興行も元のペースに戻すらしいぜ

 

エクレ:それはなにより!

 

ジョーヌ:まぁ戦も終わってゴタゴタも片付いて…

 

ノワール:魔物も退治されて…

 

ベール:ビスコッティとガレット両国に再び平和がってことで♪

 

ユキカゼ:そうなれば何よりでござるな

 

リコッタ:ほんとであります♪

 

ガウル:戦は中途半端に終わっちまったがまぁ今回は結果的に良しってこった

 

蒼真:だね、本当によかった♪

 

琥珀:この平和がいつまでも続けばいいね〜

 

優:同感です

 

みんなが和気藹々と話していると…

 

〜トン〜

 

リコッタ:お?手紙でありますか?

 

リコッタは違和感を感じ振り向くと、そこには隠密の犬がリコの服を咥えて引っ張っていて、首のスカーフには連絡の巻物が挟んでいた

 

リコッタ:なになに?

 

〜ペラ〜

 

リコは早速巻物を読み始める

 

リコッタ:……!(こ、これは…!?

 

〜ザッ〜

 

リコは巻物を読み終えるとその場から立ち上がる

 

エクレ:リコ、どうかしたか?

 

リコッタ:あぁ、学院のみんなが緊急で連絡を欲しいとのことで…

 

ベール:あら…

 

リコッタ:勇者様、ガウル殿下、自分はちょっと野暮用で出るであります

 

蒼真:は〜い!

 

ガウル:おう行ってこい!

 

〜ダッダッダッダッ!〜

 

リコッタは蒼真とガウルにそう言うとみんなに見送られながらその場を離れていった

 

時を同じくして、ミルヒとレオは2人で話していた

 

レオ:すまんな、忙しい合間に…

 

ミルヒ:いえ…

 

レオ:今回は本当に悪いことをした

 

ミルヒ:!いえ、そんな…

 

レオ:お前を危険な目にあわせた事、戦興行を台無しにした事、いずれ改めて謝罪をする…

 

ミルヒ:……

 

ミルヒはレオの話を静かに聞いていた

 

レオ:それに、ここ半年辛い目にあわせた

 

ミルヒ:いいえ、戦の日々や今回の事で私は領主として大事な事をたくさん学ばせていただきました…戦や危険に備える事、国民を守り、導く事の難しさと大切さ、レオ様のおかげで私はもっともっと立派な領主にならねばならないと心に深く誓う事ができました…だから、ありがとうです、レオ様…!

 

レオ:…!

 

ミルヒ:それに何より、ここ最近のレオ様のなされていた事は私の身を案じての事だと…

 

レオ:ま、まて!?誰に聞いた!?

 

ミルヒが自分のしていた事を知っていたことに驚きレオは思わず質問する

 

ミルヒ:ビオレとルージュに

 

レオ:あの…バカども…

 

レオは思わず頭に手を当てる

 

ミルヒ:あ、お2人を叱らないでくださいね!私が無理に聞き出したんです…

 

レオ:なんという…わざわざ舞台前のおまえを呼び出したのはその話をするためであったというのに…

 

ミルヒ:ご、ごめんなさい…

 

ミルヒはそんなレオの様子を見て思わず謝ってしまった

 

ミルヒ:でもね、そのお話を聞いた時本当に嬉しかったのですが…今の私はちょっと怒ってもおります

 

ミルヒはそう言いながら立ち上がると、レオも立ち上がる

 

ミルヒ:「未来は自らの手で決める物ゆえ、占いや星詠み踊らされるなど愚かしい事」とレオ様はおっしゃいました

 

レオ:…その気持ちは変わらん

 

ミルヒ:なのに…星詠みばかり気にされて、私には本当の事を告げずに、私を守ろうとしてくださいました…!

 

レオ:じゃから…それは…

 

あまりのミルヒの気迫にレオは引き気味だった

 

ミルヒ:レオ様に守っていただいてばかりだった小さなミルヒも今ではそれなりに大人になっています…信頼する臣下や友人もいます、ですからレオ様はご自分を殺してまで私を守ろうとなど…されなくていいんです!

 

レオ:いいや…おまえはわかっておらぬ…!幼い頃よりワシを見守り慈しんでくれたおまえの事…おまえがワシにくれた優しさが…どれだけワシを支えておるか…おまえにいなくなられたら…おまえがいない世界など…!

 

レオの声がだんだん弱々しくなっていく、するとミルヒは左手をレオの頬に添える

 

ミルヒ:ごめんなさいレオ様、ミルヒはいなくなったり致しませんから

 

ミルヒ達の近くに2つの影、ロランとアメリタが2人の様子を見守っていた

 

ロラン:レオ様も領主として立派にやっておられるとはいえ、まだお若い…我らも配慮が足りなかったかもしれないね…

 

アメリタ:はい…やはり騎士団長にバナード将軍と密にご連絡を取っていただけると

 

ロラン:あぁ、君にも手伝ってもらえるとありがたい

 

アメリタ:はい…!

 

レオ:ひ、久しぶりに恥ずかしいところを見せた…(照)

 

ミルヒ:恥ずかしくないですよ…(苦笑)

 

〜姫様〜?〜

 

ミルヒ&レオ:?

 

2人はミルヒを呼ぶ声の方向を見ると、そこにはミルヒを探しているスタッフやメイド達がいた

 

メイド:すみませ〜ん、もうすぐリハーサルが…

 

レオ:すまん、時間を取らせた

 

ミルヒ:いいえ

 

レオ:久しぶりにおまえの歌を聴きたい、聴いていっても良いか?

 

ミルヒ:!はい!一生懸命歌います!

 

ミルヒは笑顔でレオに告げた

 

〜数分後〜

 

ステージ前には大勢のお客さんが集まっており、蒼真達もステージに来ており、朔弥とダルキアンと合流した、ちなみにジェノワーズの3人はなぜかダンスをしていた

 

〜ガチャン!〜

 

蒼真達:ん?

 

〜ガチャン!ガチャン!〜

 

蒼真:ライトが…

 

優:?あれはなんでしょうか?

 

琥珀:え?なになに?

 

〜キラキラ…!〜

 

突如周りのライトが次々と消え始め、その時に優は空中に浮かぶ四角い光を放つ物体を見つけ、別の場所にいたレオ達もそれに気づいた、物体はステージ前まで移動する

 

〜キュルルンキュイン!〜

 

物体に変化が起き、ステージ前を隠していた壁が動き出した!

 

〜ドン!ドォン!ドーーン!〜

 

物体が大きくなっていくと最後は破裂し中から無数の光の線がステージから溢れ出し空などに飛んでいき、音楽が流れ始める!

 

観客達:わぁぁぁぁぁ!!

 

ステージのスクリーンらしき物にはミルヒが映し出され、その中から衣装を着たミルヒが現れ、スタッフに手を持ってもらいながら階段を降りていく

 

〜キュイン!〜

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪

 

今度はバックダンサーが4人ゲートから現れ、それと同時にミルヒも歌い始める

 

ミルヒの曲に合わせてビオレとルージュは身体を揺らし、レオはじっとミルヒを見ていた

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪

 

ユキカゼは子狐を抱っこしながら身体を揺らし、朔弥とダルキアンは手拍子し、蒼真とエクレはじっと見ていた

 

ジェノワーズの3人と琥珀は曲に合わせながら踊っており、それをガウルと優はやれやれといった感じで見ていた

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪

 

ミルヒの歌が中盤に差し掛かったその時、ミルヒは衣装の左胸に付いていた金具を外す

 

〜キュイン!〜

 

布らしきものが宙に上がるとミルヒの衣装が先程とは違うものに変わっていた!

 

〜キュイン!〜

 

さらにミルヒはマイクを花の蕾のような物に変えるとバックダンサーも同じ物を持っていて見る日立は同時に投げる

 

〜パパパン!〜

 

空中で蕾が花開くとそこから光のシャワーが流れ始めた!

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪

 

観客達:わぁぁぁぁぁ!!

 

観客達はその演出に驚きの声をあげていた!

 

蒼真:わぁぁぁ…!すごいねエクレ!…?

 

エクレ:………///

 

蒼真がそう言いながらエクレに振り向くと、顔を赤くしたエクレが蒼真を見ていた

 

蒼真:?……あ!

 

どうやら蒼真は無意識にエクレの左腕を掴んでいたようだ

 

蒼真:ご、ごめん…!///

 

エクレ:き、気にするな…///

 

2人はぎこちないがミルヒのライブを見るのを再開する

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪

 

ユキカゼ:見えるでござるか?あのお方はおまえを救い、母君を悲しみから解き放ってくれた姫様にござるよ

 

子狐:………

 

ユキカゼは子狐にミルヒのことが子狐にとってどういった人物が教えていた…すると

 

〜ピカァァァァ…〜

 

蒼真&ユキカゼ:え?

 

子狐:コォォォォ…!

 

蒼真:あっ…!

 

突如子狐の身体が光り始め、会場には大きな光草木が生え始めた!!

 

観客達:おぉぉぉぉぉ!?

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪(こ、これはいったい…!?

 

観客達はもちろん、ミルヒもこれには驚いていたが歌い続けていた

 

ダルキアン:これは…!

 

朔弥:いったいどうなってるんだ…?

 

ノワール:もしかしてその子狐の力?

 

ユキカゼ:それもあろうが、それだけではござらんな…

 

ミルヒ:〜〜〜〜♪(あ、あれは…!

 

ミルヒは大きな草木に半透明の母狐がいることに気がついた

 

母狐はミルヒを見ると、身体を優しい光に包み込みながらその場から空に駆け出していき、その姿を蒼真達も見ていた

 

蒼真:い、今のって…?

 

ダルキアン:おそらく母狐でござろうな

 

優:子狐を助けてくれたお礼ということですね

 

ユキカゼ:そうでござろうな…

 

蒼真達は再びミルヒのライブを見始める

 

リコッタ:………うぅ…(こんなのって…あんまりであります…

 

そんな中、リコが暗い森の中で1人、巻物を手に握りしめたまま縮こまっていた




いかがでしたでしょうか?よろしければコメント・評価・お気に入り登録をよろしくお願いします!

ちなみに歌の歌詞は載せるのはまずいと思ったのでYouTubeで投稿されていた歌のURLを貼っておきます
https://youtu.be/4wjrAtDbqhQ?si=rDSbtuSIktcXJTvw


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顔合わせ、出会い編
MaxHeart〜スイート編!


今回は和泉とMaxHeart〜スイートまでのプリキュア&ナイツが初めて出会う回です!

そして、今回はあるお二方の小説作品のオリ主も登場
します!


ある日の休日、蒼真の自宅で蒼真達はある準備をしていた

 

蒼真:よし、料理はこれくらいでいいかな?

 

和泉:ねぇ蒼真、こんなにたくさん料理作ってるけど、誰か来るの?

 

蒼真:うん、みゆき達と僕達の先輩がね♪

 

和泉:えっ!?先輩!!

 

みゆき:そうだよ〜今日は蒼真くんの家に集まることになってるんだ〜♪

 

〜ピンポーン〜

 

蒼真:あっ来たかな?は〜い

 

蒼真は玄関に向かうと、ドアを開け、お客さま達をリビングに連れてくる

 

明:ケッケッケ、ようお前ら♪

 

朔弥:久しぶりだな

 

なぎさ達:久しぶり〜♪

 

蒼真:お久しぶりです、明さん達!

 

みゆき達:お久しぶりです!

 

ゆり:あら?

 

ゆりは蒼真の後ろにいる和泉に気づく

 

ゆり:ねぇ蒼真、あなたの後ろにいるあなたにそっくりな子はどちら様?

 

蒼真:あっそうでした、和泉

 

蒼真に呼ばれ、和泉は明達の前に出る

 

和泉:初めまして!礼堂蒼真の双子の妹の礼堂和泉こと、陽光の騎士アヴリエルです!

 

明:お〜新しい後輩か〜、俺は御剣明、よろしくな♪

 

朔弥:俺は黒峰朔弥だ、よろしく

 

なぎさ:次は私達だね、私は美墨なぎさ!よろしくね!

 

ほのか:雪城ほのかです、よろしくね和泉さん♪

 

ひかり:私は九条ひかり、こちらこそよろしくお願いします、和泉さん

 

………

 

……

 

 

アコ:調辺アコ、よろしく

 

和泉:よろしくお願いします!

 

ラブ:にしても蒼真に双子の妹がいたなんてびっくりしたよ〜

 

くるみ:それも兄妹揃ってナイツだのもね〜

 

和泉:えへへ〜

 

えりか:ねぇねぇ和泉!和泉って変身したらどんな姿になるの?

 

咲:あっ、それ気になるなり〜!

 

うらら:私も気になります!

 

蒼真:3人とも落ち着いて、言うより見せた方が早いから地下のトレーニングルームに行こうか

 

蒼真達は地下のトレーニングルームに移動した

 

蒼真:それじゃあ和泉、変身していいよ!

 

和泉:OK!

 

和泉はフォトンライザーを取り出す

 

舞:あっそうだ!せっかくなら蒼真くんも一緒に変身したらどうかな?

 

りん:いいね〜兄妹変身ね!

 

蒼真:OK、なら僕も!

 

蒼真もフォトンライザーを取り出す

 

蒼真:リアクト・ウル・パラディオン!

 

和泉:ルチア・シンクロ・サン・ハーツ!

 

2人は光に包まれ、光が収まると騎士に変身した2人がいた

 

蒼真→パラディオン:笑顔あふれる未来を守る!光耀の騎士、パラディオン!

 

和泉→アヴリエル:闇を祓い、光をもたらす!陽光の騎士、アヴリエル!

 

パラディオン&アヴリエル:我ら!双子のナイツ兄妹!

 

みんな:おぉ〜!

 

朔弥:和泉の騎士としての姿、まるで天使みたいだな

 

つぼみ:とても可愛いです〜!

 

なぎさ:それじゃあ私達も、変身しようか!

 

ほのか達:お〜!!

 

明:ケッケッケ、俺達もやるか!

 

朔弥:おう!

 

海:オッス!

 

蘭丸:いくでござる!

 

なぎさ達も変身アイテムを取り出し変身する

 

なぎさ/ほのか:デュアル・オーロラ・ウェーブ!

 

ひかり:ルミナス・シャイニング・ストリーム!

 

splash☆star組:デュアル・スピリチュアル・パワー!

 

5組:プリキュア・メタモルフォーゼ!

 

くるみ:スカイローズ・トランスレイト!

 

フレッシュ組:チェインジ・プリキュア・ビートアップ!

 

ハートキャッチ組:プリキュア・オープン・マイ・

ハート!

 

スイート組:レッツプレイ!プリキュア・モジュレー

ション!

 

スマイル組:プリキュア・スマイルチャージ!

 

明:ブレイドナイト、オーバーリミット!

 

朔弥:パラディン、ウェイクアップ!

 

海:リアクト・ウル・フリーダム!

 

蘭丸:リアクト・ウル・キリカゲ!

 

パラディオン:僕達も名乗るよ!

 

アヴリエル:うん!

 

なぎさ→ブラック:光の使者!キュアブラック!

 

ほのか→ホワイト:光の使者!キュアホワイト!

 

ひかり→ルミナス:輝く命!シャイニールミナス!

 

咲→ブルーム:輝く金の花!キュアブルーム!

 

舞→イーグレット:煌めく銀の翼!キュアイーグレット!

 

満→ブライト:天空に満ちる月!キュアブライト!

 

薫→ウィンディ:大地に薫る風!キュアウィンディ!

 

のぞみ→ドリーム:大いなる希望の力!キュアドリーム!

 

りん→ルージュ:情熱の赤い炎!キュアルージュ!

 

うらら→レモネード:弾けるレモンの香り!キュアレモネード!

 

こまち→ミント:安らぎの緑の大地!キュアミント!

 

かれん→アクア:知性の青き泉!キュアアクア!

 

くるみ→ローズ:青い薔薇は秘密の印!ミルキィローズ!

 

ラブ→ピーチ:ピンクのハートは愛ある印!もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!

 

美希→ベリー:ブルーのハートは希望の印!つみたてフレッシュ、キュアベリー!

 

祈里→パイン:イエローハートは祈りの印!とれたてフレッシュ、キュアパイン!

 

せつな→パッション:真っ赤なハートは幸せの証し!うれたてフレッシュ、キュアパッション!

 

つぼみ→ブロッサム:大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!

 

えりか→マリン:海風に揺れる一輪の花!キュアマリン!

 

いつき→サンシャイン:陽の光浴びる一輪の花!キュアサンシャイン!

 

ゆり→ムーンライト:月光に冴える一輪の花!キュアムーンライト!

 

響→メロディ:爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!

 

奏→リズム:爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!

 

エレン→ビート:爪弾くは魂の調べ!キュアビート!

 

アコ→ミューズ:爪弾くは女神の調べ!キュアミューズ!

 

みゆき→ハッピー:キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!

 

あかね→サニー:太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!

 

やよい→ピース:ピカピカぴかりんじゃんけんぽん♪キュアピース!

 

なお→マーチ:勇気りんりん直球勝負!キュアマーチ!

 

れいか→ビューティ:しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ!

 

あゆみ→エコー:想いよ届け!キュアエコー!

 

ブレイドナイト:花を護る騎士、ブレイドナイト!

 

ナイトゼロ:漆黒の騎士、ナイトゼロ!

 

パラディオン:光耀の騎士、パラディオン!

 

アヴリエル:陽光の騎士、アヴリエル!

 

フリーダム:荒海の騎士、フリーダム!

 

キリカゲ:神速の騎士、キリカゲ!

 

アヴリエル:わぁ〜すごいね蒼真!

 

パラディオン:アヴリエル、プリキュアとナイツはまだまだいるから、これくらいで驚いてちゃダメだよ♪

 

アヴリエル:そうなんだ!早く会いたいな〜♪

 

そして、パラディオン達は変身を解いた後、交流を楽しんだ




というわけで、今回から葵祈つばめさんの小説作品、花を護る騎士、ブレイドナイトから御剣明、pixivで連載されているsubaruさんの小説作品、花の戦乙女・漆黒の騎士から黒峰朔弥が登場しました〜!


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和泉、獣魔との出会い

今回はとあるお二人のオリキャラ9人が登場します
そしてソウラバについてのご報告です、リメイク版
キャラ設定&世界観にて、ソウラバに咲とあかねを
追加しました、ですのでまずは注意書きをご覧ください

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真の
ラバーズになっています、そんなのを読みたくないという
方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きを
お読みください〜


ある日、蒼真はある人達を自宅に呼び和泉と会わせていた

 

蒼真:みなさん、この子が僕の双子の妹の…

 

和泉:初めまして!礼堂和泉です!!

 

健:俺は王我健だ、よろしく頼む

 

鏡夜:双子だからソウにそっくりだな〜俺は鮫崎鏡夜、

よろしくな

 

陸:僕は青葉陸、よろしくね

 

豪:ワシは牛込豪じゃ、よろしく頼むぞ!

 

真璃亜:あたしは黒信真璃亜だ、よろしくな!

 

繭:甲銀繭です、よろしくね和泉ちゃん

 

雪華:大神雪華なの〜!よろしくなの〜!

 

灯:鶴ヶ丘灯よ、よろしくね、そして蒼真の女でもあるわ♪

 

ここで解説、健達は獣魔と呼ばれる存在で蒼真達ナイトを遥かに超える実力者である、Rosetta†8という秘密組織を結成しており、世界中で起きる災害や事故等においても援助に行く事が容易である

 

和泉:よろしくお願いします…てえっ!灯さんも蒼真の

彼女なんですか!!てことは私姉が10人出来るの!?

というか蒼真!私彼女が増えたって聞いてないんだけど!?

 

蒼真:あ〜ごめん…いろいろあって言うの忘れてて…

 

和泉:そんな大事なことは先に言いなさい!

 

蒼真:はい…

 

灯:そうだわ蒼真、今日はあなたの家に泊まっても

いいかしら?

 

蒼真:え?別に構わないですけどどうして急に?

 

灯:あら?恋人の家に泊まることがそんなに不思議

かしら?

 

灯は蒼真の右腕に抱きつく、その結果灯の胸が蒼真の右腕に当たる

 

蒼真:り、灯さん!?///

 

灯:なんなら…今夜あなたのアレを卒業させてあげま

しょうか?

 

蒼真:アレを卒業ってなんですか!?///

 

灯:うふふ…さぁなんでしょうね…♪

 

灯が意味深な笑みを浮かべたその時

 

〜ガチャン!!!〜

 

???:ちょっと待ったぁぁぁぁ!!!

 

蒼真達:!?

 

ドアが勢いよく開くとそこには1人の女子高生がいた

 

蒼真:つ、椿さん!?

 

その正体は黒峰椿ことキュアハピネスであった、黒峰朔弥の双子の妹でつい最近蒼真と許嫁になった

 

灯:あら椿?どうしてここに?

 

???→椿:さっきお兄ちゃんから雪華お義姉ちゃん達がソウくんの家に向かったって聞いたから来たの!それに私だけじゃないの!!

 

すると椿の後ろから、れいか、なお、あかね、咲、舞、さあや、ほまれ、あすか、蒼真ラバーズの8人が現れた

 

蒼真:れ、れいか達も!?

 

れいか:灯さん!蒼真の独り占めはいくらあなたでも

許しませんよ!

 

なお:蒼真は私達の恋人でもあるんだから!

 

あかね達:そうだそうだ!

 

椿:それにソウくんのはじめては私が貰うんだから!

 

灯:あら、威勢がいいわね…嫌だと言ったら?

 

咲:無論阻止するなり!

 

椿:ソウくんのはじめては私達が守るの!

 

蒼真:さっきからはじめてとか卒業とか何言ってるの!?

 

灯:だったら私と戦って止めることね!

 

あすか:上等だ!!

 

椿:みんな!いくよ〜!!

 

灯:ふふふ…かかってらっしゃい!

 

椿達はプリキュアに変身して、灯と共に外に出ると戦いを始めた

 

蒼真:みんな〜戦っちゃダメだよ〜!!!

 

蒼真はパラディオンに変身して灯達を止めるために追い

かける

 

和泉:…蒼真も大変だね…(汗)

 

その後、蒼真の提案で灯達は蒼真の家に泊まることに

なる、その日蒼真は灯達に抱きしめられたり、一緒に

寝ることになった




いかがでしたでしょうか?今回は新たに獣魔の8人と朔弥の双子の妹の椿が登場しました!今後の彼らのドタバタ劇をお楽しみに!


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ドキドキ〜アラモード編!

今回はタイトルにあるようにドキドキからアラモードまでのプリキュアとナイトの顔合わせ回です!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


本日、蒼真と和泉はいちご坂にあるキラキラパティスリーに向かっていた

 

和泉:ねぇ蒼真、キラキラパティスリーにれいか達と同じプリキュアや私達と同じナイトが集まるんだよね?

 

蒼真:うん、キラキラパティスリーでいろんな料理やスイーツを用意してるらしいよ♪

 

和泉:そうなの!!楽しみだな〜♪

 

蒼真:とっ、言ってる間に着いたね

 

蒼真と和泉の目の前には、一つの建物があった、この建物こそ、プリキュアアラモードの活動拠点、キラキラパティスリーである!

 

和泉:ここがキラキラパティスリー!

 

蒼真:それじゃあ中に入ろうか

 

和泉:うん!

 

〜ガチャ〜

 

蒼真はパティスリーの扉を開ける

 

???:あっ!蒼真くん!

 

???:やっと来たか!

 

扉を開けるとそこには総勢27人の男女がいた

 

蒼真:お待たせしてすみません、妹を連れてきましたよ!

 

和泉:初めましてみなさん!礼堂蒼真の双子の妹、礼堂和泉です!

 

マナ:初めまして和泉ちゃん!相田マナです!

 

六花:菱川六花よ、これからよろしくね

 

ありす:お久しぶりですわ和泉さん、四葉ありすですわ

 

真琴:剣崎真琴よ、歓迎するわ和泉

 

亜久里:初めまして和泉さん、円亜久里ですわ

 

めぐみ:私愛乃めぐみ!よろしくね!

 

ひめ:白雪ひめだよ〜!

 

ゆうこ:大森ゆうこです!お近づきの印にハニーキャンディはいかが?

 

いおな:氷川いおなよ、よろしくね和泉

 

秀夫:大塚秀夫だ、よろしくな

 

はるか:ごきげんよう、春野はるかです!

 

みなみ:初めまして和泉、私は海藤みなみよ

 

きらら:天の川きらら!よろしくね〜いずみん!

 

トワ:紅城トワですわ、よろしくお願いします

 

優:庭瀬優です、これからよろしくお願いします

 

みらい:朝比奈みらいだよ!

 

リコ:十六夜リコよ、よろしく

 

ことは:は〜♪花海ことはだよ~♪

 

いちか:初めまして和泉さん!宇佐美いちかです!

 

ひまり:あ、有栖川ひまりです…!

 

あおい:立神あおいだ!

 

ゆかり:琴爪ゆかりよ、よろしく♪

 

あきら:剣城あきら、よろしくね、和泉ちゃん

 

シエル:キラ星シエルよ!よろしく和泉!

 

尊:庭瀬尊、優の兄だ、弟共々よろしくな

 

ドキドキからアラモード組の自己紹介が終わった

 

和泉:ありすちゃん!久しぶりだね!

 

ありす:えぇ、2年前のパーティー以来ですわね♪

 

めぐみ:和泉ちゃんとありすちゃんって面識あったんだ

 

蒼真:うん、とあるパーティーに招待された時に初めて会って、それから交流があるんだ〜

 

優:なるほど、それなら納得です

 

みらい:ねぇねぇ!和泉ちゃんに私達の変身した姿をお披露目しませんか!

 

尊:お、いいなそれ!

 

あきら:それじゃあみんなで変身しようか

 

マナ達:うん!/おう!/はい!

 

和泉:蒼真!私達も!!

 

蒼真:OK!

 

マナ達はそれぞれの変身アイテムを取り出し、変身する!

 

ドキドキ組:プリキュア!ラブリンク!

 

亜久里:プリキュア!ドレスアップ!

 

ハピネス組:プリキュア!くるりんミラーチェンジ!

 

いおな:プリキュア!きらりんスターシンフォニー!

 

秀夫:桜華抜刀!

 

プリンセス組:プリキュア!プリンセスエンゲージ!

 

優:フォース!ナイトエンゲージ!

 

魔法使い組:キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・

マジカル・ジュエリーレ!

 

はな:エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・

フラワーレ!

 

アラモード組:キュアアラモード!デコレーション!

 

尊:ナイトデコレーション!

 

ハート:みなぎる愛!キュアハート!

 

ダイヤモンド:英知の光!キュアダイヤモンド!

 

ロゼッタ:日溜まりポカポカ♪キュアロゼッタ!

 

ソード:勇気の刃!キュアソード!

 

エース:愛の切り札!キュアエース!

 

ラブリー:世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!

 

プリンセス:天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!

 

ハニー:大地に実る命の光!キュアハニー!

 

フォーチュン:夜空にきらめく希望の星!キュアフォーチュン!

 

オウリュウ:桜舞い、空征く竜の騎士!オウリュウ(桜竜)!

 

フローラ:咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!

 

マーメイド:澄みわたる海のプリンセス!キュアマーメイド!

 

トゥインクル:きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!

 

スカーレット:深紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!

 

フォース:姫を守りし正義の激流!フォースナイト!

 

ミラクル:二人の奇跡!キュアミラクル!

 

マジカル:二人の魔法!キュアマジカル!

 

フェリーチェ:あまねく命に祝福を!キュアフェリーチェ!

 

ホイップ:キュアホイップ!できあがり!

 

カスタード:キュアカスタード!できあがり!

 

ジェラート:キュアジェラート!でっきあがりぃ!

 

マカロン:キュアマカロン!できあがり♪

 

ショコラ:キュアショコラ!できあがり!

 

パルフェ:キュアパルフェ!できあがり!

 

エナジー:愛と勇気の炎で世界を照らす!エナジーナイト!

 

アヴリエル:うわぁ〜みんなかわいいしかっこいい!

 

ホイップ:アヴリエルもかわいいですぞ〜♪

 

ハート:うんうん♪

 

エナジーナイト:しかし女の騎士はアヴリエルが初めてだな〜

 

フォースナイト:言われてみればそうですね

 

オウリュウ:今までナイトは男だけだったからな、新鮮な感じだ

 

パラディオン:それじゃあ変身した姿のまま、パーティーを始めましょうか!

 

ハート達:さんせ〜い!

 

こうして、ドキドキ〜アラモードまでのプリキュアとナイトによる、和泉の歓迎パーティーが開催されたのであった




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

ここでちょこっと解説!

庭瀬優
庭瀬尊の弟でGoプリンセスプリキュアと共に戦うナイト、フォースナイトである、どういうわけかお嬢様にかなり好かれがち

優ラバーズ
みなみ、ありす、えみる、ルールー


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HUGっと〜デリシャス編!

今回はタイトルにある通りHUGっとからデリシャス組の顔合わせ回です!


ある日、蒼真は和泉をHUGっとからデリシャスまでのプリキュアやナイツに会わせるために自宅に招待し、パーティーの準備を終え待っていた

 

和泉:まだかな〜、まだかな〜♪

 

蒼真:和泉、そんなに慌てなくてもちゃんとくるよw

 

〜ピンポーン〜

 

蒼真:は〜い!

 

チャイムがなり蒼真が玄関まで行きドアを開け、来たお客を案内する

 

蒼真:和泉〜、みんな来てくれたよ〜!

 

はな:初めまして和泉ちゃん!私は…

 

最初にはなが自己紹介をしようしたその時

 

和泉:琥珀く〜ん!

 

琥珀:いずみ〜ん!

 

〜ギュッ!〜

 

蒼真&みのり以外:!?

 

和泉と黒峰朔弥と黒峰椿の弟、黒峰琥珀はお互いの名前を呼び合いながら抱きしめ合う

 

まなつ:えぇぇぇぇぇどういうこと!?なんで琥珀先輩が和泉さんと抱きしめあってるの!?

 

蒼真:あれ?はな達はともかく、まなつ達は知らないの?

 

さんご:え?

 

蒼真:琥珀と和泉は婚約者同士なんだよ

 

〜ポク・ポク・ポク・ポク・チーン…〜

 

蒼真&みのり以外:えぇぇぇぇぇぇぇ!?婚約者同士〜〜〜〜!!!

 

ローラ:というかみのり!あんたさっきから静かだけどまさか!?

 

みのり:うん、琥珀から聞いてた、婚約者がいるって

 

あすか:通りで驚いてないわけだ…

 

はな:改めまして!私、野乃はな!よろしくね!

 

さあや:薬師寺さあやです、よろしくね和泉ちゃん

 

ほまれ:輝木ほまれ、よろしく♪

 

えみる:初めましてなのです!愛咲えみるなのです!

 

ルールー:ルールーアムールです

 

ひかる:星奈ひかるです!

 

ララ:ララルン!よろしくルン!

 

えれな:天宮えれな、よろしくね♪

 

まどか:香久矢まどかです

 

ユニ:ユニよ、よろしく

 

のどか:はじめまして!花寺のどかです!

 

ちゆ:沢泉ちゆです、これからよろしくね♪

 

ひなた:平光ひなただよ!よろしくね〜!

 

アスミ:アスミと申します

 

空也:空也だ、よろしくな

 

まなつ:初めまして和泉先輩!夏海まなつです!

 

さんご:涼村さんごです、よろしくお願いします!

 

みのり:一之瀬みのり....よろしく

 

あすか:滝沢あすかだ、よろしくな!

 

ローラ:ローラ・ラメールよ、ローラでいいわ

 

琥珀:僕は黒峰琥珀!これからよろしくね♪

 

ゆい:わたし、和実ゆい!食べることが大好きな中学2年生!

 

ここね:芙羽ここね、これからよろしく…!

 

らん:らんらんは花満らん!よろしくね〜!

 

あまね:菓彩あまねだ、これからよろしく頼む

 

和泉:はい!よろしくお願いします!!

 

全員の自己紹介を終えると、恒例の変身タイム

 

HUGっと組:ミライクリスタル!ハート、キラっと!

 

スタートゥインクル組:スターカラーペンダント!カラーチャージ!

 

ヒーリングっど組:プリキュア・オペレーション!

 

空也:蒼穹転身!

 

トロピカル組:プリキュア!トロピカルチェンジ!

 

琥珀:ブロン!ウェイクアップ!

 

デリシャス組:プリキュア!デリシャスタンバイ!パーティーGo!

 

エール:みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!

 

アンジュ:みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!

 

エトワール:みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!

 

マシェリ&アムール:みんな大好き!愛のプリキュア!

 

マシェリ:キュアマシェリ!

 

アムール:キュアアムール!

 

スター:宇宙に輝くキラキラ星!キュアスター!

 

ミルキー:天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!

 

ソレイユ:宇宙を照らす!灼熱の煌めき!キュアソレイユ!

 

セレーネ:夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!

 

コスモ:銀河に光る虹色のスペクトル!キュアコスモ!

 

グレース&ラビリン:重なる二つの花!キュアグレース!(ラビ!)

 

フォンティーヌ&ペギタン:交わる二つの流れ!キュアフォンティーヌ!(ペエ!)

 

スパークル&ニャトラン:溶け合う二つの光!キュアスパークル!(ニャ!)

 

アース&ラテ:時を経て繋がるふたつの風!キュアアース!(ワン!)

 

ウィスタリア:蒼穹の騎士!ウィスタリア!

 

キュアサマー:ときめく常夏!キュアサマー!

 

キュアコーラル:きらめく宝石!キュアコーラル!

 

キュアパパイア:ひらめく果実(フルーツ)!キュアパパイア!

 

キュアフラミンゴ:はためく翼!キュアフラミンゴ!

 

キュアラメール:ゆらめく大海原(オーシャン)!キュアラメール!

 

ブロン:銀河に輝く白銀の騎士!ブロンナイト!

 

プレシャス:あつあつご飯でみなぎるパワー!キュアプレシャス!

 

スパイシー:ふわふわサンドで心にスパイス!キュアスパイシー!

 

ヤムヤム:煌めくヌードルエモーション!キュアヤムヤム!

 

フィナーレ:ジェントルにゴージャスに、咲き誇るスウィートネス!キュアフィナーレ!

 

アヴリエル:おぉ!やっぱりみんなの衣装もかわいいしかっこいい!!

 

ブロン:アヴリエルもかわいいよ♪

 

アヴリエル:えへへ♪ありがとう〜♪

 

こうしてみんなの変身を終え、パーティーを楽しむのであった




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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ひろがるスカイ編!

みなさんはプリキュアオールスターズFは観に行かれましたか?僕は公開日の翌日に観にいきました!素直な感想を言いますと、最高でした!


シュプリームとの戦いを終えた蒼真達は、友好を深めていた

 

ソラ:改めましてみなさん、ソラ・ハレワタールです!

 

ましろ:虹ヶ丘ましろです、皆さんよろしくお願いします!

 

ツバサ:皆さん初めまして、夕凪ツバサと申します!

 

あげは:聖あげはだよ〜♪プリキュアだと1番年上だから何かあったら相談してね♪

 

エルちゃん:エルだよ、よろしくお願いしましゅ!

 

蒼真:新しい仲間が増えたね〜

 

琥珀:だね〜

 

朔弥:さらに賑やかになるな

 

尊:にしてもまさか赤ん坊がプリキュアになるとはな

 

優:大きくなってプリキュアになるのは亜久里さんもそうでしたね

 

ソラ達の自己紹介が終わり、恒例の変身タイム

 

ソラ達:スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!

 

ソラ:スカイ!

 

ましろ:プリズム!

 

ツバサ:ウィング!

 

あげは:バタフライ!

 

エル:マジェスティ!

 

ソラ→スカイ:無限に広がる青い空!キュアスカイ!

 

ましろ→プリズム:ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!

 

ツバサ→ウィング:天高く広がる勇気!キュアウィング!

 

あげは→バタフライ:あげて広がるワンダホー!キュアバタフライ!

 

エル→マジェスティ:降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!

 

パラディオン達:おぉ〜!

 

フローラ:エルちゃんすっごく綺麗だよ〜!

 

オウリュウ:今まで最年少のプリキュアはミューズだったが、今日からはマジェスティが最年少プリキュアになるな

 

〜ソラと蒼真のヒーロー会話〜

 

ソラ:オォォォォォォ!!

 

ソラは目をキラキラと輝かせながら、蒼真が持つブレイブライザーに搭載されているアプリ、ウルトラヒーロー&怪獣図鑑からこれまでのウルトラヒーロー達の戦闘映像が流れていた

 

ソラ:この人達が私達プリキュアや蒼真くん達ナイツとも違う別世界のヒーローなんですね!!

 

蒼真:うん!今も全宇宙の平和を守っている、僕の憧れのヒーローの皆さんだよ!

 

ソラ:私はこのウルトラマンレオさんがお気に入りです!一度は破れても、次の戦いではさらに強くなってリベンジを果たしいるのが良いです!

 

蒼真:ソラはレオさんがとっても気に入ったんだね♪

 

ソラ:はい!!

 

ましろ:ソラちゃんと蒼真くんとっても楽しそう♪

 

れいか:ソラさんはヒーローを目指していて、蒼真はウルトラマンの皆さんのようなヒーローになることを目指していますから、気が合うのでしょうね♪

 

〜エルちゃんとはぐたん〜

 

エルちゃん:える♪

 

はぐたん:はぎゅ♪

 

シフォン:プリプ〜♪

 

アイちゃん:あい♪

 

いつき&ほまれ:あぁ〜…みんなきゃわたん♡

 

さあや:あらら、ほまれといつきったら、エルちゃん達の可愛さにメロメロになってる

 

さんご:でもみんなかわいいから気持ちはわかるな〜




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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もしもシリーズ
パイタッチその1


リメイク版でももちろんやりますもしもシリーズです!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


もしも蒼真がつまづいてラバーズの胸を触ったら?

 

蒼真:みんな〜!

 

〜ガッ〜

 

蒼真:うわぁ!?

 

〜むにゅ〜

 

蒼真:え?この柔らかい感触は…?

 

蒼真はその柔らかい感触の正体を確認するため顔を上げると…

 

れいかの場合

 

れいか:きゃあ!?

 

蒼真:わわわ!?ごめんれいか!?///

 

れいか:いえ、少し驚いただけですのでそんなに慌てないでください♪

 

蒼真:う、うん…///

 

れいか:それに…今後は蒼真から揉んでもらえるようになりますからね♪(小声)

 

蒼真:え?今なんて?

 

れいか:なんでもないですよ♪

 

みゆき:れいかちゃん、蒼真くんに胸を触られたのに気にしてないね〜

 

やよい:むしろ蒼真くんに触って欲しかったとか!

 

あゆみ:ありえるかも…!

 

なおの場合

 

なお:ひゃあ!?

 

蒼真:わわわ!?ごめんなお!?///

 

なお:いいよいいよ、それに将来はたくさん触られるしね〜♪

 

蒼真:え!?///

 

なお:なんならもっと触る♪

 

蒼真:ふぇ!?///

 

みゆき:なおちゃんも慌ててないね

 

やよい:しかもまた触るか聞いている!

 

あゆみ:さすが勇気凛々直球勝負のなおちゃん!

 

あかねの場合

 

あかね:おぅ!?

 

蒼真:わわわ!?ごめんあかね!?

 

あかね:なんや蒼真〜、うちの胸触りたかったんか〜?エッチやな〜♪

 

蒼真:ほ、本当にごめん!!///

 

あかね:せやな〜…今度デートする時なんか奢ってくれるんやったら許したるわ♪

 

蒼真:わ、わかった!それで許してもらえるなら好きな物いっぱい奢るよ!

 

あかね:お〜期待してるで〜♪

 

みゆき:あかねちゃんも2人と同じで動じてないね

 

やよい:むしろ蒼真くんの反応を楽しんでる

 

あゆみ:あかねちゃんが小悪魔になってる…

 

咲の場合

 

咲:なり!?

 

蒼真:わわわ!?ごめん咲!?///

 

咲:ううん…ちょっとビックリしたけど蒼真は私の彼氏だから問題ないなり〜♪

 

蒼真:で、でも…

 

咲:もう…だったら…!

 

咲は蒼真の右手を掴み自身の胸に触れさせる

 

蒼真:さ、咲!?///

 

咲:ほら、蒼真に胸を触られるのが嫌だったら自分から触らさせないでしょ、だから気にしないの♪

 

蒼真:う、うん…///

 

満:ふぁきってへっこうふぁいふぁんね(もぐもぐ

翻訳咲って結構大胆ね

 

薫:満…メロンパン食べながら喋らないの…(汗)

 

舞の場合

 

舞:きゃあ!?

 

蒼真:わわわ!?ごめん舞!?///

 

舞:ううん気にしないで…ねぇ蒼真…?

 

蒼真:な、なに…?

 

舞:私の胸を触ってみた感想はどうかしら♪

 

蒼真:え!?それは…その…と、とても…柔らかかったです…///

 

舞:うふふ、よかった♪

 

満:あらあら、蒼真の顔が真っ赤だわ(ニヤニヤ

 

薫:舞ったら…胸を触った感想言わせるなんてすごいわね(ニヤニヤ




いかがでしたでしょうか?次は残りのソウラバのメンバー5人との回になりますのでのんびりお待ちください!


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パイタッチその2

パイタッチその1の続きです、まだ読んでいない方はパイタッチその1を先にお読みください

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


もしも蒼真がつまづいてラバーズの胸を触ったら?

 

さあやの場合

 

さあや:きゃ!?

 

蒼真:わわわ!?ごめんさあや!?

 

さあや:……

 

蒼真:さ、さあや…?

 

〜スッ、ギュッ〜

 

さあやは困惑している蒼真をそのまま抱きしめ自身の胸に顔埋める

 

蒼真:さ、さあや!?///

 

さあや:えへへ、一回こうしてみたかったの♪

 

蒼真:そ、そうなの…ところで…いつまで僕はこのままなの…?///

 

さあや:私の気が済むまで♪

 

蒼真:そ、そう…///

 

はな:さあやめっちゃイケてる!

 

えみる:さすがはさあや先輩なのです!

 

ルールー:私も優にやってみようと思います

 

ほまれの場合

 

ほまれ:へっ?

 

蒼真:わわわ!?ごめんほまれ!?///

 

ほまれ:ううん、蒼真だから大丈夫だよ♪…

 

蒼真:ほまれ…?

 

ほまれ:なんなら…もっと胸触ってみる、もしくは揉む♪

 

蒼真:ふぇ!?いや、その…!///

 

ほまれ:(また顔真っ赤になってる…蒼真…きゃわたん!)///

 

はな:めちょっく!ほまれ、なんて大胆な発言を!?

 

えみる:蒼真先輩は顔が真っ赤になっていて、ほまれ先輩は顔がニヤけてるのです

 

ルールー:おそらく蒼真の恥ずかしがってる姿にキュンときたのでしょう

 

あすかの場合

 

あすか:おう!?

 

蒼真:わわわ!?ごめんなさいあすかさん!?///

 

あすか:いいっていいって、気にすんな!彼氏に胸を触られるなんて普通のことだしな

 

蒼真:そ、それはそうですけど…///

 

あすか:う〜ん…でも肝心の蒼真がこんな調子じゃな…よし…蒼真!

 

蒼真:な、なんですか?

 

あすか:今度蒼真の家に私達が泊まりに行く時に、女の子の身体に触れるのに慣れるように特訓するぞ!拒否権は無しだからな♪

 

蒼真:え、えぇぇぇぇぇぇぇ!?///

 

まなつ:さすがあすか先輩トロピカってる〜!

 

さんご:お、男の子に身体を触らせるなんて…///

 

みのり:ローラには出来なさそうね

 

ローラ:わ、私だってそのくらいできるわよ!

 

椿の場合

 

椿:きゃあ!?

 

蒼真:わわわ!?ご、ごめんなさい椿さん!?///

 

椿:謝ることないよ〜、それにソウくんにならもっと触って欲しいかな♪///

 

蒼真:ふぅえ!?

 

椿:えい♪

 

〜むにゅ〜

 

椿は驚いている蒼真の隙をついて、蒼真の両手を掴んで自身の胸を揉ませる

 

蒼真:!?///

 

椿:ほら、遠慮せずに私の胸を揉んでいいよ♪

 

〜むにゅん、むにゅん〜

 

蒼真:え…あ…へ…///

 

朔弥:蒼真のやつ戸惑ってるな(ニヤニヤ)

 

琥珀:蒼真…ファイト

 

芽依:わ、私もマサくんと…///

 

灯の場合

 

灯:あら?

 

蒼真:わわわ!?ご、ごめんなさい灯さん!?///

 

灯:もう蒼真ったら、私の胸そんなに触りたかったの…それなら…♪

 

〜ギュッ!〜

 

灯は蒼真を抱きしめて蒼真の顔を自身の胸を埋める

 

蒼真:り、灯ひゃん!?///

 

灯:うふふ♪どうかしら蒼真?私の胸の感触は♪

 

蒼真:や…柔らかくて…暖かいです…///

 

灯:素直な感想ありがとうね♪

 

真璃亜:あははは!流石灯だな!!

 

繭:灯さん…なんて大胆な…///

 

雪華:ソウくんのお顔が真っ赤なの〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

灯:ところで蒼真

 

蒼真:は、はい、なんですか?

 

椿:私達の中で誰の胸が1番良かったの♪

 

蒼真:ふぇ!?そ、それは…///

 

あかね:ほらほら、素直に答えた方が楽になるで〜♪

 

蒼真:〜〜///…み、みんな…それぞれ大きさや柔らかさ、弾力があって…誰が1番良かったなんて…決められませんよ…///

 

〜ズキューーーン!〜

 

顔を赤くして恥ずかしながら答える蒼真を見て、灯達のハートに刺さった

 

ほまれ:恥ずかしがってる蒼真…きゃわたんすぎる…///

 

れいか:これは…写真に収めなければ…!///

 

なお:れいか!その写真後で私達にも頂戴!!///




いかがでしたでしょうか!今後思いつき次第もしも
シリーズを投稿していくのでお楽しみに!


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我々式笑点

今回は○○の主役は我々ださんの笑点をナイト達がやります!ネタバレ防止のために我々ださんの回答を全てやらず一つだけ選んで少し変えております


〜もしも、我々式笑点をナイト達でやるとどうなるのか?〜

 

蒼真:みなさん笑点の時間でございます、今回のメンバーは朔弥さん、明さん、尊さん、秀夫さんの4人となっております

 

朔弥達:よろしく!

 

ちなみに蒼真達は通話でやっており、それを他のみんなが聴いているという感じである

 

めぐみ:始まったよ!

 

ひめ:秀夫さんファイト〜!

 

ゆうこ:楽しみね〜

 

いおな:最初はどんなお題かしら?

 

蒼真:それでは最初のお題です、みなさんは一度だけ過去を無かったことにする力を得ました、「〇〇を無かったことにしてきた」など言ってください、僕が「なんでそんなことを?」と聞くので更に返してください

 

尊:はい!

 

蒼真:尊さん!

 

尊:今日、笑点に呼ばれなかったことにしてきた

 

蒼真:なんでそんなことを?

 

尊:おつかれ〜

 

〜ポロン、尊が通話を終了しました〜

 

蒼真達:wwwww

 

朔弥:上手いこと使いやがったな…w

 

秀夫:あいつやりやがったな…w

 

蒼真:尊さ〜ん、僕が「身体が透けて…!?」をやる前に消えないでくださいよ〜w

 

尊:わりぃ家にG電王来た…

 

蒼真達:wwwww

 

蒼真:なんでG電王…w

 

明:ダメって言われたのか?w

 

尊:おう「未来を変えたらあきまへん」言われた…

 

蒼真:あきまへん…w

 

秀夫:なんで関西弁なんだよw

 

朔弥:キンタロスが憑依してたのか?w

 

いちか:通話を切りましたぞ!?

 

ひまり:通話だからこその芸当ですね!

 

あおい:やるな〜尊さん!

 

ゆかり:ふふっ尊らしいわね♪

 

あきら:そうだね〜♪

 

シエル:これが笑点なのね!

 

蒼真:次のお題です、僕達はコソ泥です、そこでですね「おい、次の標的は〇〇にしようぜ!」などと言ってください、一味の僕がですね「あそこはチョロそうですね」と言いますので更に返してください

 

尊:わかった

 

蒼真:はい!

 

秀夫:えっ!?

 

明:蒼真もやるんだなw

 

朔弥:じゃあ蒼真!

 

蒼真:尊さん返答をお願いします

 

尊:えっ?おう…

 

蒼真:次の標的は黒峰家にしましょう

 

尊:あそこはチョロそうだな!

 

蒼真:尊さん3回ほど行ってるらしいですね

 

朔弥達:ブハハハハ!!!w

 

尊:おい蒼真!?(汗)

 

明:おいおい常連じゃねぇかw

 

朔弥:まさか最近俺の実家から物が無くなってるのは…?

 

朔弥は尊を見る

 

尊:いや俺じゃねぇよ!というかやってねぇよ!!(汗)

 

朔弥:冗談だよ冗談w

 

みゆき&やよい:蒼真くん達泥棒になっちゃったの!?

 

あかね:例えや例え!

 

なお:蒼真が尊さんをイジるなんて…珍しい

 

れいか:普段の蒼真からは考えられないですね

 

あゆみ:たしかに…

 

蒼真:では最後のお題です、みなさんは…決闘者(デュエリスト)です

 

尊:マジか…

 

蒼真:「俺は〇〇を召喚!」などと自由に言ってください、僕がですね「バカな…ありえない…!」と言いますので更に続けてください

 

秀夫:マ〇クのマネだな

 

蒼真:はい♪

 

明:気合いの入った演技だな〜

 

朔弥:はい!

 

蒼真:朔弥さん!

 

朔弥:俺は聖なるバリアミラーフォースを召喚!

 

蒼真達:ウフフフフw

 

蒼真:バカな…ありえない…w (ここでもし遊戯王を知らない読者のためにご説明すると、「聖なるバリアミラーフォース」とは、罠(トラップ)カードと言われるカードの1枚で召喚は出来ません)

 

朔弥:えっ?これ召喚出来ねぇのか?

 

蒼真達:アハハハハハハハハハw

 

秀夫:マジのデュエル初心者出てくるなw

 

尊:シンプルにルールー知らねぇやつじゃねぇかw

 

つぼみ:シンプルですね!

 

えりか:シンプルっしゅ!

 

いつき:蒼真くんの演技がすごい…(汗)

 

ゆり:朔弥もやるわね

 

ももか:だね〜♪




いかがでしたでしょうか?次回の更新もお楽しみに!

今回から登場するゲストキャラ簡単解説

庭瀬尊
庭瀬たつのこさんのオリキャラで庭瀬家の次期6代目当主
で蒼真達と同じ騎士、エナジーナイト
キラキラプリキュアアラモードと共に戦っている
いつも鍛錬をやりすぎていて、よくゆかりやあきらに注意
されている

大塚秀夫
ただのライダーさんのオリキャラで、大財閥の一つ、鷲巣グループの重役の息子で御曹司、決して御曹司の地位を傘に着て奢るようなことせず邁進している、ナイトとしての名は桜竜(オウリュウ)でハピネスチャージプリキュアと共に戦っている


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魔人変身

今回は蒼真が魔人に変身します!庭瀬たつのこさんからの許可は得ていますので安心してください!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


〜もしも、蒼真が魔人に変身したら?〜

 

???:グェェェェェェェオォォォォォォン!

 

〜ビィィィィィィィィ!ドガーン!〜

 

ビューティー達:うわぁぁぁ!?

 

〜ドサッ!〜

 

スマイルプリキュアの6人とソウラバの咲、舞、さあや、ほまれ、あすかの5人と和泉は突如七色ヶ丘に現れたウルトラモンスターに苦戦していた

 

ウルトラモンスターは身体がどんな攻撃も受け付けないほど硬く、口や胸からは光線を放ち、右腕には大型の鋏、左腕の装甲は3本の爪状、その姿はまるでロボットのような怪獣であった

 

その正体はかつてトライガーディアンズ、スマイルプリキュアの9人が戦った、超合体怪獣グランドキングの強化個体、スーパーグランドキングであった!(次から名前の表示がSグランドキングになります)

 

Sグランドキング:グェェェェェオォォォォン!

 

アンジュ:つ…強い…!

 

フラミンゴ:お前ら…こんなやつと前に戦ったのか…!?

 

フラミンゴがハッピー達に質問する

 

ビューティー:いえ…かつて私達が戦ったグランドキングより、はるかに超えています…!

 

サニー:身体の頑丈さもそうやけど、攻撃力も桁違いや…!

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!

 

〜ズシン、ズシン〜

 

Sグランドキングがゆっくりと歩き始める

 

ピース:こっちに来るよ…!?

 

エトワール:私達にトドメをさすつもりなのかも…!

 

ハッピー達は先程の攻撃でかなりのダメージが入り、動けなかった

 

〜ズシン、ズシン〜

 

マーチ:こ、このままじゃ…!

 

Sグランドキングがハッピー達に近づきつつあるその時!

 

???:待て!!

 

ハッピー達:!?

 

Sグランドキング:?

 

全員が声が聞こえた方向を見る、そこには遅れてやってきた蒼真と灯がいた

 

ブルーム:蒼真!灯さん!

 

イーグレット:2人とも、今までどこに!?

 

灯:話は後よ

 

蒼真:みんな遅れてごめん!ここからは僕に任せて!灯さん、みんなを頼みます!

 

灯:わかったわ

 

〜ビュン!〜

 

灯は目に見えないスピードでハッピー達を安全な場所まで移動させ、蒼真はスーパーグランドキングの前に立つ

 

蒼真:Sグランドキングか…新しい力を試すにはいい相手だ!

 

蒼真は懐から一丁の銃剣を取り出した

 

エコー:あれは…?

 

蒼真:魔刃銃ケイローン…今日が僕達の初陣だ!魔人変身!

 

〜バキュン!〜

 

蒼真がケイローンの銃口を上に向け、引き金を引き弾丸を放つと、その弾丸は蒼真の向かって戻っていき、弾丸は蒼真に当たる直前で弾け、蒼真を光で包む

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォン!?

 

アヴリエル:な、何が起こってるの!?

 

光が収まるとそこには、身体の色は白をメインとして、胸にはクリスタルのようなものが3つあり、姿はウルトラマンに近い姿になっていた

 

蒼真→アルビオン:光の魔人、アルビオン!

 

ハピネス:光の魔人…!

 

ビューティー:アルビオン…!

 

ブルーム:灯さん、蒼真のあの姿って…!

 

灯:えぇ、あれが蒼真の魔人としての姿よ

 

フラミンゴ:蒼真と灯さんが遅れてきたのって…あの魔具を取りに行ってからだったんですね

 

ここで読者の皆様に簡単にご説明します、魔具は魔人に変身するための変身アイテムで魔具は3種類あり、1つ.人間の生み出した物が魔界に堕ち、魔力や悪魔が宿り、魔具となったもの、2つ.悪魔が相手の力を認め、魂を捧げ魔具へと変化したもの、3つ.悪魔が相手の力に屈服し、魂を奪われ魔具へと変化したもの、魔具はいずれも振るう者に一騎当千とも言える力を与えるが、魔具その物に認められぬ者が手にした時は、その者の魂を喰らい尽くすとされる

 

ケイローンの場合は2つ目に該当し、蒼真が灯からの魔具獲得の試練を達成したことにより託され、魔具に認められたから使えるのである

 

アルビオン:いくぞ!Sグランドキング!!

 

〜ダッ!〜

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォン!

 

〜ズシン!〜

 

アルビオンとSグランドキングは同時に走り出した!

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!

 

〜ブゥン!〜

 

Sグランドキングは左腕の3本の爪状をアルビオンに振りかぶるが

 

アルビオン:ふっ!

 

〜ガシッ!〜

 

Sグランドキング:!?

 

アルビオン:タァ!

 

〜ドゴン!〜

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!?

 

〜ズシャアーン!〜

 

アルビオンは簡単に3本の爪状を片手で受け止め、そのまま飛び蹴りでSグランドキングを蹴り飛ばした!

 

マーチ:あのSグランドキングの攻撃を片手で受け止めた!?

 

サニー:しかもそのまま蹴り飛ばしたで!

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!!

 

〜ブァァァァァァァァ!〜

 

Sグランドキングは口から紫色のビームを放つが…

 

〜スチャ〜

 

アルビオン:はぁぁぁぁ!

 

〜ズバン!ドガーン!〜

 

Sグランドキング:グェェェェ!?

 

アルビオンはケイローンを取り出し、Sグランドキングのビームを切り裂いた!

 

〜ビュン!〜

 

アルビオン:ゼェヤァァァ!!

 

〜ズバババババババ!ドガガガガガガガガン!〜

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!!

 

アルビオンは凄まじいスピードでケイローンを使ってSグランドキングを斬り、その余波で連続の小さな爆発が起きる

 

ピース:すごいすごいすごい!!

 

エコー:スピードが段違いに速くなってる!

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォン…!

 

〜ビュン、ガシッ!〜

 

アルビオン:ふん!!

 

〜ブウン!ブウン!〜

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!?

 

アルビオン:おりゃあぁ!!

 

〜ブン!ドガーン!〜

 

アルビオンはSグランドキングが怯んだ隙をつき、そのまま掴み上げジャイアントスイングで投げ飛ばした!

 

アンジュ:スピードだけじゃないわ!

 

エトワール:パワーも前より上がってる!!

 

Sグランドキング:グェェェェ…オォォォォォォン…!

 

Sグランドキングは立ち上がるが、アルビオンの猛攻撃でかなりのダメージを与えられフラフラであった

 

アルビオン:トドメだ!

 

〜キュイン!〜

 

アルビオンの胸の3つのクリスタルに光のエネルギーが充電されていく

 

アルビオン:アルビュウム…バースト!!

 

〜ビィィィィィィィィ!!〜

 

アルビオンは必殺技のアルビュウムバーストをSグランドキングに向かって放った!

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!!

 

〜ビィィィィィィィィ!!〜

 

Sグランドキングも胸先ほどよりも強力なビームを胸から放つ!

 

〜ドゴン!バリバリバリバリバリ!〜

 

二つの光線がぶつかり合い、押し合うが…

 

アルビオン:はぁぁぁぁぁぁ!!

 

〜バシュウン!!ビィィィィィィィィ!!〜

 

Sグランドキング:グェェェェオォォォォォォン!!!

 

〜ドガーーーーーン!!!〜

 

アルビュウムバーストがビームを押し返し、そのままSグランドキングに命中し、大爆発した!

 

〜ヒュ〜…ガシッ!〜

 

アルビオンは飛んできたSグランドキングのチップをキャッチする

 

アルビオン:モンスターチップ、回収!

 

ハッピー:や…!

 

ハッピー達:やったーーー!!!アルビオンが勝ったーーー!!!

 

灯:フフッ、上出来よ蒼真…♪

 

アルビオン→蒼真:あ、ありがとうございます!でも…ちょっと…疲れました…

 

〜フラァ、パフっ〜

 

蒼真は突如眠ってしまい、灯に倒れ込んだ

 

アヴリエル:蒼真!?

 

フラミンゴ:ど、どうしたんだ一体!?

 

灯:多分、今日初めて魔人になったからいつもより身体に疲労が溜まって寝ちゃったのよ

 

ビューティー:そ、そうでしたか…

 

灯:今後の蒼真の課題は変身できる時間を伸ばすことになるわね

 

こうして、蒼真の魔人としての初陣は終わったのであった




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、
よろしくお願いします!

ここでアルビオンの設定を簡単にご紹介!

光の魔人アルビオン
蒼真が変身する光の魔人で灯から魔具獲得の試練を受け、合格したことで魔刃銃ケイローンを託された、必殺技は胸の3つのクリスタルから放つ光線、アルビュウムバースト!姿のイメージは幻星神ジャスティライザーのシロガネ


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〇〇しないと出られない部屋☆

今回は〇〇しないと出られない部屋です!


〜もしも、蒼真とソウラバが〇〇しないと出られない部屋に入ってしまったら?〜

 

アナウンス:初めまして、私はこの企画担当のアナウンスです、この部屋は今から出す条件をクリアしないと出ることができません、お二人とも、頑張ってくださいね

 

〜あかねとの場合〜

 

[お好み焼き100枚作るまで出られない部屋]

 

蒼真:お好み焼きの材料は僕に任せてあかねは焼くのをお願い!

 

あかね:任しとき!うちのヘラ捌きを見せたるで!!

 

蒼真は材料を次々と切り、お好み焼きの素を作っていき、あかねは次々とお好み焼きを焼いていく!

 

蒼真:あかね!次のお好み焼きの素持ってきたよ!

 

あかね:ありがと蒼真!そこ置いといて!

 

〜数分後〜

 

蒼真&あかね:できた〜!/できたで〜!

 

蒼真とあかねの前のテーブルには100枚のお好み焼きが出来上がった

 

アナウンス:条件達成を確認しました、ドアが開きます

 

〜咲との場合〜

 

[種類問わずのパンを100個作るまで出られない部屋]

 

蒼真:お好み焼きからパンになっただけじゃん!?

 

咲:よ〜し!頑張って作るなり〜!

 

2人はパン作りの準備に取り掛かる

 

蒼真:咲!チョコレートはもう準備してあるから後は生地に入れるだけだよ!

 

咲:ありがとう蒼真!次はカレーパン用のカレーをお願い!

 

蒼真:わかった!

 

〜数分後〜

 

蒼真:ふぅ…!

 

咲:パン100個、完成なり〜!!

 

アナウンス:条件達成を確認しました、ドアが開きます

 

〜さあやとの場合〜

 

[蒼真がさあやの膝枕で熟睡しないと出られない部屋]

 

さあや:さぁ蒼真、どうぞ♪

 

蒼真:し、失礼します

 

蒼真はさあやの膝に頭を乗せて寝転がり、さあやは蒼真の頭を撫でる

 

さあや:お昼寝しましょうね〜♪

 

蒼真:(さあや、僕のこと小さい子だと思ってる?)

 

〜数分後〜

 

蒼真:Zzz…Zzz…

 

さあや:うふふふ、すっかり寝ちゃってる♪

 

アナウンス:条件達成を確認しました、ドアが開きます

 

〜ガシュン〜

 

アナウンスの声と共にドアが開いたが…

 

さあや:ドアが開いたけど…

 

さあやは眠っている蒼真を見つめる

 

蒼真:う〜ん…むにゃむにゃ…

 

さあや:…出るのはもう少し後でもいいかも♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

さあやは蒼真が起きるまで、蒼真を寝かせてあげたのであった

 

〜祈里との場合〜

 

[祈里の胸を蒼真が3分間揉まないと出られない部屋]

 

蒼真&祈里:え?…えぇぇぇぇぇぇぇ!?///

 

祈里:そ、蒼真くんが…私の胸を…///

 

蒼真:き、急に言われても…祈里のむ、胸を揉むなんて…///

 

アナウンス:調査によると、あなたはラッキースケベで祈里さんの胸を触ったり顔を埋めたりしているのに今更なのでは?

 

蒼真:なんで知ってるの!?///

 

アナウンス:ほらほら、早く条件をクリアしないとこの部屋から出られないですよ〜

 

蒼真:うぅぅぅ…わ、わかったよ…///

 

蒼真は祈里の後ろに移動し、触る準備をする

 

蒼真:さ、触るよ…祈里///

 

祈里:うん…来て、蒼真くん…///

 

蒼真は両手を伸ばして、祈里の胸に触れる

 

〜ふにゅん〜

 

祈里:あっ♡

 

蒼真:(故意じゃないとはいえ…前々から思ってたけど祈里の胸、大きくて柔らかい)も、揉むよ…///

 

〜もにゅん、もにゅん〜

 

祈里:あっ…ん…んん♡(蒼真くんの揉み方…とても優しく丁寧で、気持ちいい)///

 

〜3分後〜

 

アナウンス:条件達成を確認しました、ドアが開きます

 

〜ガシュン〜

 

アナウンスの声と共に扉が開く

 

蒼真:い、祈里、大丈夫?

 

祈里:だ、大丈夫じゃないかも…蒼真くんにおっぱい揉まれつづけて、気持ちよくなって、腰抜けちゃったよ…///

 

蒼真:そ、それじゃあ僕が祈里を背中に乗せて運ぶね

 

祈里:うん、お願い…ねぇ蒼真くん

 

蒼真:?なに?

 

祈里:こ、これからも2人で過ごす時間の時は、私の胸…揉んで欲しいな〜…なんて…///

 

蒼真:うぇ!?///

 

祈里:だ、ダメかな…?///

 

蒼真:え、えっとその…い、いいよ///

 

祈里:!ありがとう、蒼真くん♪

 

〜むにゅん〜

 

祈里は蒼真の首に両腕を回して、自身の胸を蒼真の背中に押し付ける

 

蒼真:!?(い、祈里の胸が僕の背中に押し付けられて…!)///




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!


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セーター&ぱふぱふ☆

今回はソウラバの中でも胸が大きい6人を選び、蒼真にぱふぱふさせました!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


〜もしも、蒼真がラバーズ6人にぱふぱふされたら〜

 

蒼真:えっと…その…みなさん、どうしてそんな格好を…?///

 

蒼真の目の前には童貞を殺すセーターを着ているれいか、祈里、さあや、あすか、椿、灯がおり、思春期真っ只中の蒼真には刺激が強い様子

 

灯:うふふ、このセーターを着てやることと言ったらアレよ♪

 

蒼真:ア、アレ…?

 

椿:それじゃあれいかちゃん!やっておしまい!!

 

れいか:はい♪

 

れいかは蒼真の目の前まで近づく

 

れいか:蒼真、失礼しますね♪

 

〜れいかの場合〜

 

〜むぎゅっ〜

 

蒼真:!?///

 

れいかは蒼真を自身の胸に顔をうずめさせる

 

蒼真:ふぇ、ふぇいか(れ、れいか)!?///

 

れいか:うふふ、どうですか?私の胸の感触は?

 

蒼真:え、えっと…い、いつもと違って、とても柔らかくて…暖かいです…///

 

れいか:それはよかったです♪真璃亜さんから聞いて、実践して正解でした♪

 

蒼真:あの…もしかしてこの後も…?///

 

れいか:はい、灯さん達5人のぱふぱふも味わってもらいます♪

 

みゆき:蒼真くんの顔が真っ赤だね〜

 

あかね:やっぱり胸がでかい方がえぇんか…

 

やよい:あ、あかねちゃん…?

 

なお:あかね、自分が選ばれなかったから落ち込んでるんだ

 

あゆみ:な、なるほど…(汗)

 

〜祈里の場合〜

 

祈里:つ、次は私、山吹祈里…!い、いきます!!

 

〜むぎゅん!〜

 

蒼真:!(祈里の胸…前から思ってたけどやっぱり大きい…)///

 

祈里:ど、どうかな…?///

 

蒼真:やわらかくて…安心する…///

 

祈里:あ、ありがとう…♪…今夜、私の胸…下着を外して触ってみる…?(小声)///

 

蒼真:!?///

 

ラブ:あれ?蒼真の顔がさらに真っ赤に?

 

せつな:どうかしたのかしら?

 

美希:うふふ♪(ブッキー、何か呟いたわねw)

 

さあやの場合〜

 

さあや:次は私だね、えい♪

 

〜むぎゅ〜

 

蒼真:むぅ!///

 

さあや:蒼真、胸の感触はどうですか〜?

 

蒼真:さあやは…なんだかとっても…落ち着く…

 

さあや:このまま寝てもいいよ?

 

蒼真:それじゃあ…お言葉に甘え…るね…Zzz…

 

さあや:よしよし、いいこいいこ♪

 

さあやは眠った蒼真の頭を撫でる

 

はな&えみる:さあやママだ!/なのです!

 

ルールー:さあやの母性が上昇していますね

 

ほまれ:いいね〜さあや…私も蒼真を撫で撫でしたい…

 

〜あすかの場合〜

 

あすか:蒼真、よく眠れたか?

 

蒼真:す、すいません寝ちゃって

 

あすか:いいっていいって、それだけさあやにされて安心したってことだろ?今度は私が眠気覚まししてやるよ♪

 

〜むぎゅっ〜

 

蒼真:むうっ!///

 

あすか:どうだ?私の胸も負けてねぇだろ♪

 

蒼真:は、はい、あすかさんも…暖かくて、気持ちいいです///

 

あすか:正直でよろしい♪

 

まなつ:あすか先輩トロピカってる〜!

 

さんご:あんな大胆に…///

 

みのり:ローラには到底出来ない行動…(私も琥珀に…)///

 

ローラ:なんですって!?

 

〜椿の場合〜

 

椿:次は私だよ!えい!

 

〜むにゅん!〜

 

蒼真:むぐっ!///

 

蒼真は顔を椿の胸にうずめられた

 

椿:えへへへ♪

 

〜むぎゅうぅぅぅ〜

 

蒼真:ふ、ふばきふぁん…?///

 

椿:もっと私の胸の感触味わっていいよ〜♪(そしてこのまま…大人の階段を…)///

 

〜ガシッ!〜

 

椿:……へ?

 

朔弥:椿、これ以上はダメだ

 

〜ズルズルズル…〜

 

椿:あぁ〜んお兄ちゃん!ソウくんと大人の階段登りたいのに〜〜!!(泣)

 

朔弥:蒼真にはまだ早いわ!!!

 

椿は朔弥に羽交締めされながら退場していく

 

琥珀:大人の階段…?

 

芽依:琥珀もそのうちわかるよ

 

〜灯の場合〜

 

灯:最後は私ね♪

 

〜むぎゅ〜

 

蒼真:むぅ!///

 

灯:私の胸の感触もいいでしょ♪

 

蒼真:はい…柔らかくて気持ちいいです…///

 

灯:これだけじゃないわよ♪

 

〜ちゅ〜

 

蒼真:!?///

 

灯は蒼真にキスをし、そのまま舌を入れたまま15秒が経過した

 

灯:ぷはぁ…♡

 

蒼真:………///

 

蒼真は突然だったため気絶していた

 

灯:ちょっと刺激が強すぎたかしら♪

 

真璃亜:はっはっは!流石にソウには刺激が強すぎたか!!

 

繭:さ、さすがは灯さんです…///

 

雪華:ボクもサクちゃんとたっくさんキスしたいよ〜!

 

こうして、蒼真は灯達の胸の感触を堪能したのであった、この日以降、蒼真はソウラバの胸に顔を埋めるようになったとのこと




いかがでしたでしょうか?よろしければコメントや評価、よろしくお願いします!

ちなみに胸の大きさ順はこんな感じです

1.灯 2.あすか 3.さあや 4.祈里 5.れいか 6.椿
7.なお 8.ほまれ 9.咲 10.舞 11.あかね


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抱き枕その1

今回はソウラバの6人を蒼真に抱きしめさせてみました!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜



〜蒼真がラバーズの抱き枕になったら〜

 

れいかの場合

 

〜ぎゅ〜…〜

 

れいかは蒼真の背中から抱きしめる

 

れいか:うふふ、やっぱり蒼真の抱き心地は最高ですね♪

 

蒼真:小さい頃からなおと一緒に僕のこと抱きしめてたよね〜

 

れいか:またこうして蒼真のことを抱きしめることができて嬉しいです♪

 

蒼真:それはよかった(にしても…)

 

〜むにゅ、むにゅ〜

 

蒼真:(背中から抱きしめられてるかられいかの大きな胸が押しつけられて…)///

 

みゆき:蒼真くん顔赤くなってるね?

 

やよい:どうしたんだろ?

 

あゆみ:間違いなくれいかちゃんのあの大きな胸が原因だね

 

〜なおの場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

なおは蒼真の前から抱きしめる

 

なお:あ〜この懐かしい抱き心地、最高〜♪

 

蒼真:このまま昔みたいに寝ちゃう?

 

なお:それもいいけど、今はこの抱き心地を堪能させて〜

 

蒼真:了解(れいかもそうだけど、なおも胸大きいからドキドキするな…)///

 

みゆき:なおちゃんは前から抱きしめてるね

 

やよい:れいかちゃんは後ろから、なおちゃんは前から抱きしめるのが好きなんだね!

 

あゆみ:なおちゃん嬉しそうな顔してる♪

 

〜あかねの場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

あかねはなおと同じように前から抱きつく

 

あかね:おぉ…!この温もりと抱き心地…最高すぎるやろ〜…♡

 

蒼真:どうですか?僕の抱き心地は?

 

あかね:もうこの温もりと抱き心地を知ったら…普通の抱き枕じゃ満足できへんわ〜…♡

 

蒼真:お気に召してよかった♪(あかねも胸はそれなりに大きいから、僕の身体に押し付けてて…柔らかいな…)///

 

あかね:なぁ蒼真、うちが抱きしめたくなったらいつでも抱きしめてもえぇ〜?

 

蒼真:うんいいよ、抱きしめたくなったらいつでも言ってね♪

 

あかね:よっしゃ〜約束やからな〜♪

 

みゆき:あかねちゃん幸せそうな顔してる!

 

やよい:それほど蒼真くんの抱き心地が最高なんだね!

 

あゆみ:あんなに幸せそうな顔見てると…どんな感じなのか気になるね…!

 

みゆき/やよい:うんうん!

 

〜咲の場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

咲は蒼真と共に寝転び、抱きしめる

 

咲:す、すごい…私の彼氏が…こんなにも抱き心地の良いなんて♪

 

蒼真:気に入った?

 

咲:すごく気に入ったなり〜…なんならこのまま…寝ちゃい…そう…Zzz

 

蒼真:あらら、寝ちゃった、誰か〜掛け布団持ってきてくれる?(小声)(咲も女の子だから柔らかくて良い香りが…)///

 

咲:蒼真…大好き…なり〜…(寝言)

 

満:咲ったらよっぽど気に入ったのね♪

 

薫:蒼真は安心して眠れるほどの抱き心地ということね♪

 

〜舞の場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

舞まさか同様に蒼真と共に寝転び、抱きしめる

 

舞:咲が寝ちゃう気持ちがわかるわ、蒼真を抱きしめると、すごく安心できるもの♪

 

蒼真:舞もこのまま寝ちゃう?

 

舞:ううん、もっと蒼真の抱き心地を堪能したいからさらにぎゅ〜ってするね♪ぎゅ〜♪

 

蒼真:あはは、OK、満足するまで抱きしめてていからね♪(舞からもみんなと違う良い香りがする…良い香りだなぁ…)///

 

満:ラブラブね〜♪

 

薫:ラブラブオーラが見えるわね♪

 

祈里の場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

祈里は前から蒼真を抱きしめる

 

祈里:わ〜すごい…れいかちゃん達から聞いてたけど、こんなに抱き心地が良いなんて…♪

 

蒼真:祈里も気に入った?

 

祈里:うん!それに…

 

〜むぎゅ、むぎゅ〜

 

祈里はさらに抱きしめて大きな胸を押し付ける

 

蒼真:い、祈里…?///

 

祈里:わ、私の胸…蒼真くんに押し付けられて、蒼真くんに堪能してもらえるから…///

 

蒼真:祈里…いつからこんなエッチな子になったの…?///

 

祈里:そ、蒼真くんにラッキースケベで何度も揉まれたりされたら…こうなっちゃうよ…蒼真くんは…エッチな子は…嫌い…?///

 

蒼真:き、嫌いじゃ…ないです///

 

ラブ:ブッキー大胆!

 

美希:ブッキーったら、いつの間にあんなエッチな子になったのかしらね〜♪(ニヤニヤ

 

せつな:これは…健さんと抱きしめ合う時に参考になるかも!




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抱き枕その2

今回は抱き枕その1の続きです!


〜蒼真がラバーズの抱き枕になったら〜

 

〜さあやの場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

さあや:すごい…!蒼真ってこんなに抱き心地良かったんだ…♪

 

蒼真:気に入った?

 

さあや:うん♪それに…

 

〜なでなで、なでなで〜

 

さあやは蒼真の頭を撫でる

 

さあや:蒼真の頭を撫でてあげられる♪

 

蒼真:それじゃあ僕もいつも撫でられてるお返しに

 

〜なでなで、なでなで〜

 

蒼真もさあやの頭を撫でる

 

さあや:ふわぁ〜…蒼真、撫でるの上手だね〜♪

 

蒼真:さおやも撫でるの上手だよ♪

 

さあや:うふふ、ありがとう♪

 

蒼真:(それにしても…さあやの胸が大きいから僕に当たってる…///)

 

はな:甘々だね〜!

 

えみる:お、大人なのです!

 

ルールー:優も頭を撫でてあげたら喜ぶでしょうか?

 

〜ほまれの場合〜

 

〜ぎゅ〜…!〜

 

ほまれ:や、やばい…めっちゃ抱き心地良い…♪

 

蒼真:彼氏の抱き心地はいかがですか〜?

 

ほまれ:めっちゃイケてるよ♪…ねぇ蒼真…

 

蒼真:な〜に?

 

ほまれ:もし怖いことがあったら…蒼真のこと抱きしめても良い…?

 

蒼真:うん、良いよ♪なんなら毎日抱きしめても良いからね♪

 

〜にこにこ〜

 

蒼真は輝く笑顔でほまれに応える

 

ほまれ:!!(蒼真…きゃわたん!!)///

 

蒼真:どうしたのほまれ、顔赤いよ?

 

ほまれ:な、なんでもないよ…///

 

蒼真:そう…?(ほまれは身体が柔らかくて…良い匂いがするな…///)

 

はな:ほまれの顔が真っ赤に!?

 

えみる:ど、どうしたのですか!?

 

ルールー:おそらく、蒼真はかわいい系の男の子ですからその笑顔にやられたのでしょう

 

〜あすかの場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

あすか:おぉ…!こ、これは…!

 

蒼真:どうですかあすかさん?

 

あすか:すげぇ抱き心地良いぜ、なんなら独り占めしたいくらいだ!

 

蒼真:喜んでもらえて良かったです♪

 

あすか:そういうお前はどうなんだ?(ニヤニヤ

 

蒼真:え?なにがですが?

 

あすか:今私はお前を抱きしめてんだ、だから…私の胸の感触を味わってるだろ?(ニヤニヤ

 

蒼真:えっ!?あ、その…///

 

あすか:どうなんだ、私の身体と胸の感触は?(ニヤニヤ

 

蒼真:の、NOコメントで…お願いします…///(あすかさん…鍛えてるとはいえ胸も大きくて、身体も柔らかい…///)

 

まなつ:蒼真先輩顔真っ赤だね!

 

さんご:あすか先輩が何か言ったのかな?

 

みのり:次の作品に使えそう…!

 

ローラ:みのりは次の本のネタにしようとしてるし…(汗)

 

〜椿の場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

椿:わぁぁぁぁぁぁぁ…!

 

蒼真:どうですか、椿さん?

 

椿:すごい抱き心地が良いよソウくん!まるで極上な質感を持つ抱き枕…!!

 

蒼真:お気に召していただいて良かったです♪

 

椿:(うぅ…このままソウくんをお持ち帰りして一夜を共にしたいけど…お兄ちゃんがまた阻止するだろうから…今は抱き心地を堪能するしか…)

 

〜むにゅ、むにゅ〜

 

椿は蒼真をさらに抱きしめ、自身の胸をさらに当てていく

 

蒼真:つ、椿さん…?///

 

椿:な〜に〜?//

 

蒼真:いえ…あの…その…(つ、椿さんの胸が身体に当たって…)///

 

椿:(照れてるソウくん…かわいい〜!!)えへへ…ソウく〜ん♡

 

朔弥:椿のやつ、相変わらず独占欲が強いな…(汗)

 

琥珀:そうだね…(汗)

 

芽依:私もマサくんと抱きしめ合いたい…///

 

〜灯の場合〜

 

〜ぎゅ〜…〜

 

灯:うふふ、なるほどね…みんながお気に入りになるのがわかるわ

 

蒼真:お気に召しましたか、灯さん?

 

灯:えぇ、とても気に入ったわ、あなたの抱き心地最高よ♪

 

蒼真:ありがとうございます♪

 

灯:それに…この状態ならこうすることも可能ね♪

 

〜むぎゅ〜

 

灯は蒼真の顔を自身の胸に抱き寄せ埋める

 

蒼真:!?///り、灯ひゃん!?///

 

灯:うふふ…今日はこのまま抱きしめ続けさせてもらうわね♪それとも…蒼真は嫌なのかしら?

 

蒼真:えっと…その…い、嫌じゃ…ないです…///

 

灯:素直で良い子ね♡

 

真璃亜:ソウもやっぱり男だなw

 

繭:蒼真くんも素直に自分の気持ちを言えるようになってきましたね♪

 

雪華:ボクもサクちゃんとだきしめあってくる〜!




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お姫様キャッチパラディオン編その1☆

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜

今回のネタは葵祈つばめさんの案をいただきました!


〜もしもパラディオンがラバーズをお姫様キャッチしたら?〜

 

敵:これでもくらえ!!

 

〜ドカーン!〜

 

ソウラバメンバーの1人が敵の攻撃を受け吹き飛ばされる

 

〜ビューティーの場合〜

 

ビューティー:きゃあぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:ビューティー!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオンは空中でビューティーをお姫様キャッチし着地する

 

パラディオン:ビューティー、大丈夫!?

 

ビューティー:えぇ、ありがとうございます、パラディオン…!

 

パラディオン:恋人を助けるのは当然だよ

 

ハッピー:パラディオンがビューティーをお姫様キャッチした!

 

ピース:これは絵の参考になるよ〜!!

 

エコー:まさに王子とお姫様ね

 

〜マーチの場合〜

 

マーチ:わぁぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:マーチ!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオン:マーチ、大丈夫!?

 

マーチ:あ、ありがとうパラディオン…(わ、わぁ〜!?私、蒼真にお姫様抱っこされてるよ〜〜!!)///

 

ハッピー:なんかマーチの顔が赤いような?

 

ピース:マーチも女の子だから大好きな人にお姫様抱っこされて嬉しいんだよ!!

 

エコー:なるほど…確かに好きな人にお姫様抱っこされたら嬉しいもんね♪

 

〜サニーの場合〜

 

サニー:うわぁぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:サニー!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオン:サニー、大丈夫!?

 

サニー:だ、大丈夫やけど…この体制ごっつ恥ずかしいからはようおろしてぇぇぇぇぇ!!///

 

パラディオン:え?わ、わかった…

 

ハッピー:サニー顔真っ赤だね〜

 

ピース:サニーああいうの慣れてないから恥ずかしいんだね〜

 

エコー:サニーすごい慌ててる♪

 

〜ブルームの場合〜

 

ブルーム:なりぃぃぃぃぃ!?

 

パラディオン:ブルーム!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオン:ブルーム、大丈夫!?

 

ブルーム:ありがとうなり、パラディオン!

 

パラディオンはブルームを降ろす

 

ブルーム:よくも吹っ飛ばしてくれたな〜!今度はこっちの番なり!いくよパラディオン!

 

パラディオン:OK!

 

ブライト:ブルームったら、怒りでお姫様キャッチされたの忘れてるわね

 

ウィンディ:まぁブルームだものね〜

 

〜イーグレットの場合〜

 

イーグレット:きゃあぁぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:イーグレット!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオン:イーグレット、大丈夫!?

 

イーグレット:ありがとう、パラディオン…!(はっ!私今…パラディオンにお姫様抱っこされてる…!?)///

 

パラディオン:イーグレット?急に顔が赤くなってるけどどうしたの?

 

イーグレット:な、なんでもないよ!?///

 

ブライト:あらあら、イーグレットったらw

 

ウィンディ:顔が真っ赤になってるわねw

 

〜パインの場合〜

 

パイン:きゃあぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:パイン!

 

〜ダン!ガシッ!〜

 

パラディオン:パイン、大丈夫!?

 

パイン:あ、ありがとうパラディオン…でもその…む、胸触ってるよ…///

 

〜むにゅう〜

 

パラディオン:うぇ!?ごごごごめん!?///

 

ピーチ:2人とも顔真っ赤だね〜w

 

ベリー:ほんと、初々しいわね〜w

 

パッション:パラディオンのパインに対するラキスケ度は高いわねw




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お姫様キャッチパラディオン編その2

前回のお姫様キャッチパラディオン編その1☆を読んでいない読者は先にそちらをお読みください


〜もしもパラディオンがラバーズをお姫様キャッチしたら?〜

 

〜アンジュの場合〜

 

アンジュ:きゃあぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:アンジュ!

 

〜ダッ!ガシッ!〜

 

パラディオン:アンジュ、大丈夫!?

 

アンジュ:ありがとう、パラディオン…!

 

パラディオンはアンジュを降ろす

 

パラディオン:さぁ、反撃開始だ!!

 

アンジュ:えぇ!!

 

エール:パラディオンナイスキャッチ!

 

マシェリ:みんなが見ているのに堂々とお姫様抱っこしたのです!

 

アムール:マシェリ、私達もフォースにお姫様抱っこを…!

 

〜エトワールの場合〜

 

エトワール:わぁぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:エトワール!

 

〜ダッ!ガシッ!〜

 

パラディオン:エトワール、大丈夫!?

 

エトワール:だ、大丈夫…(パ、パラディオン…いつもはかわいいイメージなのに戦いや一生懸命な時はカッコよく見えて…そのギャップがきゃわたんすぎる…)///

 

パラディオン:ほ、本当に大丈夫?顔赤いよ…?

 

エトワール:ハッ!だ、大丈夫!本当に大丈夫!!

 

エール:エトワール顔赤くなってたね

 

マシェリ:大好きな恋人にお姫様抱っこされて嬉しかったのですよ!

 

アムール:エトワールの心拍数上昇を確認…嬉しい反面恥ずかしさもあるようです

 

〜フラミンゴの場合〜

 

フラミンゴ:うわぁぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:フラミンゴ!

 

〜ダッ!ガシッ!〜

 

パラディオン:フラミンゴ、大丈夫!?

 

フラミンゴ:あ、あぁ大丈夫だ、ありがとなパラディオン…!

 

パラディオン:恋人を助けるのは当然ですよ(ニコッ

 

パラディオンは太陽のような笑みをフラミンゴに見せる

 

フラミンゴ:そ、そうか…///(くぅ…やっぱりパラディオンはかっこかわいすぎる…!)

 

サマー:パラディオントロピカってる〜!!

 

コーラル:お、お姫様抱っこ…!

 

パパイヤ:あれがお姫様抱っこ…実際に見るのは初めて…!

 

ラメール:パラディオンって意外に力あるのね

 

〜ハピネスの場合〜

 

ハピネス:きゃあぁぁぁぁ!?

 

パラディオン:ハピネス!

 

〜ダッ!ガシッ!〜

 

パラディオン:ハピネス、大丈夫!?

 

ハピネス:うん!ありがとうパラディオン♪

 

パラディオン:どういたしまして♪

 

〜ズキューーーン!〜

 

パラディオンの笑顔を見たハピネスは心を打ち抜かれた

 

ハピネス:ッ!(はぅ〜〜!!やっぱりソウくんかわいいしかっこいいよ〜!!!早くソウくんと大人の階段登って結婚して子供作りた〜い!!!)///

 

ナイトゼロ:…ハピネス…また暴走してるな…(汗)

 

ブロンナイト:うん、してるね…(汗)

 

マーシー:もう見慣れたね…(汗)

 

〜灯の場合〜

 

灯:くっ…!

 

パラディオン:灯さん!

 

〜ダッ!ガシッ!〜

 

パラディオン:灯さん、大丈夫ですか!?

 

灯:えぇ、それにしても蒼真にお姫様抱っこされる日が来るなんてね♪

 

パラディオン:そりゃあ僕は灯さんの彼氏なんですから、恋人をお姫様抱っこするのは当然ですよ!

 

灯:うふふ、嬉しいこと言ってくれるわね♪

 

真璃亜:灯のやつ、嬉しそうだなw

 

繭:えぇ、あんな嬉しそうな顔をしている灯さん、久しぶりに見ましたね♪

 

雪華:ぼくもサクちゃんにおひめさまだっこしてもらいた〜い!




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コスプレ編その1

みなさん!先日公開されたウルトラマンガイアスーパー・スプリーム・ヴァージョンはもうご存知ですか?ウルトラマンガイアファンの僕にとってとても嬉しいです!!

今回は蒼真が中の人ネタコスプレをします!


〜もしも蒼真が吹雪士郎のコスプレしたら?〜

 

蒼真:いいかよく聞け…俺がエースストライカー、吹雪士郎だ!!

 

〜MH組〜

 

なぎさ:ぶっちゃけありえな〜い!?

 

ほのか:蒼真くんがオラオラ系に…!

 

ひかり:一気に雰囲気が変わりましたね…!

 

〜GoGo組〜

 

のぞみ:蒼真が俺口調になってる〜!

 

りん:なんでだろ、あの蒼真に全く違和感を感じてない自分がいる…

 

うらら:いつもの蒼真くんと違って新鮮ですね!

 

こまち:小説のいいネタが出来たわ♪

 

かれん:いつもは真面目な蒼真がこんなに変わるなんて…

 

くるみ:かれん、私も今びっくりしてるわ…

 

〜スイート組〜

 

響:おぉ!蒼真の印象がガラッと変わった!

 

奏:いつもはかわいい系の蒼真がオラオラ系になるなんて…!

 

エレン:これがギャップ萌えというやつね!

 

アコ:いつもと違うのに違和感が全くないわね

 

〜スマイル組〜

 

みゆき/やよい:蒼真くんぐれちゃったの!?

 

あかね:んなわけあるかい!なりきっとるだけや!!

 

なお:オラオラ系の蒼真…いいね!

 

れいか:いつもと違う蒼真が見れて幸せです♪

 

あゆみ:蒼真くんあんな風になれるんだ

 

〜Hugっと組〜

 

はな:めちょっく!?

 

さあや:蒼真が不良っぽくなっちゃたわね

 

ほまれ:でもあの蒼真も中々イケてんじゃん!

 

えみる:す、すごい変わりようなのです!?

 

アムール:分析完了、あれは間違いなく礼堂蒼真本人です

 

〜トロピカル組〜

 

まなつ:蒼真先輩ワイルドだ〜!!

 

さんご:イメージがすごい変わっちゃったね…!

 

みのり:まるで二重人格ね…

 

あすか:アタシはあの蒼真も好きだな!!

 

ローラ:あいつってあんなに性格変わるね…(汗)

 

〜ナイツ組〜

 

朔弥:……マジか…(汗)

 

明:蒼真のやつワルになってんなw

 

尊:いや〜これは俺もおったまげた…(汗)

 

秀夫:普段の蒼真を見てたら考えられないもんな…(汗)

 

優:あの蒼真がここまで変わってしまうとは…驚きです!

 

琥珀:ちょっと怖くなってるけど、それでも蒼真は蒼真だよ〜♪

 

〜妹組〜

 

和泉:生まれてからほとんど一緒に過ごしてたけど…あんな蒼真初めて見た…

 

椿:ちょっと不良になったソウくん…これはこれでアリ!!ソウく〜ん!私のこと力強く抱きしめて〜!!!

 

芽依:お姉ちゃんったら…全然ブレないね(汗)

 

薫:さすがは蒼真くんラブな椿さんだね…(汗)

 

〜おまけ〜

 

蒼真:吹き荒れろ…!エターナル…ブリザード!!

 

りん:はぁぁぁぁ!ゴッドハンド!!

 

琥珀:バウンサー…ラビット!!

 

のぞみ:りんちゃんと琥珀くんも必殺技みたいなの出してる〜!?

 

優:というかなんで変身してないのに出せるんですか!?




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添い寝 蒼真編その1☆

今更ですが、活動報告で星詠みの姫前編での誤字に関する謝罪文を投稿しました

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


〜もしも蒼真がラバーズと添い寝したらどうなるのか?〜

 

〜れいかの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

れいか:うふふ、よく眠っていますね♪

 

蒼真:う〜ん…

 

〜ぎゅ〜…〜

 

眠っている蒼真が身体を動かしれいかに抱きつく

 

れいか:まぁ…うふふ、寝ているとはいえ蒼真から抱きしめてもらうのはやっぱり嬉しいですね♪

 

なお:いいな〜れいか…

 

あかね:何言っとんねん、次なおの番なんやから抱きしめてもらえるやろ

 

咲:私達の番はまだ後なり〜…

 

舞:早く蒼真と添い寝を…

 

祈里:添い寝したら…どうなるんだろ…///

 

〜なおの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

なお:蒼真の寝顔、かわいいな〜♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

蒼真:むふふ〜…むにゃむにゃ…♪

 

〜ぎゅ〜…〜

 

蒼真はなおに頭を撫でられながらなおに抱きつく

 

れいか:蒼真、なおに頭を撫でられて嬉しそうですね♪

 

あかね:今の2人見とると、まるでオカンと子供やなw

 

咲:たしかに!

 

舞:いつの日か私達も蒼真と結婚したら…///

 

祈里:私達との子供と一緒に寝る日が…///

 

〜あかねの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

あかね:蒼真、よく寝とるな〜

 

蒼真:むにゃむにゃ…

 

〜ぎゅ〜…〜

 

蒼真はあかねに抱きつく

 

あかね:おぉ…!まだ彼氏に抱きつかれんのはちょっと恥ずいな…///

 

れいか:あかねさん、顔が赤くなっていますね

 

なお:あかね、蒼真に抱きつかれるのまだ慣れてないみたいだね

 

咲:よ〜し!次は私の番〜!!

 

舞:いってらっしゃい咲!

 

祈里:頑張ってね〜!

 

〜咲の場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

咲:蒼真の寝顔、かわいいなり〜♪

 

蒼真:むにゃむにゃ…

 

〜ぎゅ〜…くんくん〜

 

蒼真は咲に抱きつくと、そのまま咲の匂いを嗅ぐ

 

咲:ひゃっ!?そ、蒼真…!?なんで匂い嗅いでるの…!?///

 

蒼真:おいしそうな…匂い〜

 

咲:まさかのパンの匂いを嗅いでたなり!?///

 

れいか:そういえば咲さん、先程までパンを作って焼いてましたね

 

なお:その時にパンのおいしそうな匂いがついたんだね…(汗)

 

あかね:それで蒼真、咲に抱きついて匂いを嗅いだんか…(汗)

 

舞:そういうことだったんだ…(汗)

 

祈里:急に咲ちゃんの匂いを嗅いだからビックリした〜…

 

〜舞の場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

舞:蒼真、かわいい〜♪

 

蒼真:むにゃむにゃ…

 

〜ぎゅ〜…〜

 

蒼真は舞に抱きつく

 

舞:うふふ、起きてる時もこんな風に抱きしめてくれてもいいのにな〜

 

れいか:蒼真は一緒に寝ている時はよく抱きしめたりしますが…

 

なお:起きてる時は恥ずかしがってあまりしてこないもんね〜

 

あかね:今度うちらでやれるように特訓するか?

 

咲:いいなりねそれ!

 

祈里:蒼真くんが…起きてる時にも…///

 

〜祈里の場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

祈里:蒼真くんの寝顔…かわいいな…♪

 

蒼真:むにゃむにゃ…

 

〜ぱふっ、ぎゅ〜…〜

 

蒼真は祈里に抱きつくと、そのまま祈里の大きな胸に顔を埋める

 

祈里:きゃ!…そ、蒼真くん…?な、なんで胸に顔を…ひゃ!?く、くすぐったい…///

 

れいか:やっぱり蒼真も男の子ですね♪

 

なお:そうだね〜

 

あかね:まぁ祈里のあの大きな胸は、うちらでも羨ましいと思うほどやしな…

 

咲:私達も胸が大きくなれば蒼真にあんなことしてもらえるのかな?

 

舞:大きくても小さくても、蒼真はしてくれると思うわ♪

 

〜おまけ〜

 

蒼真がれいか達と添い寝している時に胸を揉んだ時のれいか達の反応、ちなみに構図は蒼真がれいか達の後ろから抱きついて胸を揉んでいる感じです

 

蒼真:う〜ん…マシュマロ…

 

〜もみもみ、もみもみ〜

 

れいか:きゃ!?そ、蒼真…私はマシュマロでは…///

 

なお:ひゃあ!?ね、寝てる時の蒼真…大胆すぎるよ…///

 

あかね:ちょ!?な、何うちの胸揉んでんねん…!///

 

咲:なり!?そ、蒼真…そんなパン生地を捏ねるみたいに…///

 

舞:きゃあ!?も、もう蒼真ったら…そんなに私の胸揉みたかったの…?///

 

祈里:ひゃん!?そ、蒼真くん…そんなに揉んだら…あ…///




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添い寝 蒼真編その2☆

添い寝 蒼真編その1☆をまだ読んでいない方は先にそちらからご覧ください


〜もしも蒼真がラバーズと添い寝したらどうなるのか?〜

 

〜さあやの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

さあや:うふふ、よく眠ってるね♪

 

今の蒼真の体制はさあやに抱きついて寝ています

 

蒼真:むにゃむにゃ…柔らかい…♪

 

〜むにゅん〜

 

蒼真はさあやの胸に顔を埋める

 

さあや:あん…♡もう、蒼真ったら♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

さあやはそう言いながら蒼真の頭を撫でるのであった

 

ほまれ:はぁ〜蒼真きゃわたん♡

 

あすか:今の2人まるで親子だなw

 

椿:早く私もソウくんと添い寝したいよ〜…!!

 

灯:椿、順番が来るまで我慢しなさい

 

〜ほまれの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

ほまれ:蒼真の寝顔…きゃわたん♡

 

蒼真:すぅ…すぅ…

 

〜ぎゅ…〜

 

ほまれは蒼真に抱きしめられる

 

ほまれ:ふぇ!?///

 

蒼真:あったかい…♪

 

ほまれ:………ぐはっ…///

 

ほまれは蒼真に抱きしめられ、嬉しそうな寝顔を見て召された

 

さあや:あぁほまれが!?

 

あすか:蒼真のかわいさで逝った!?

 

椿:でも気持ちはわかる!普段はかっこいいソウくんのあんな顔を見たらそうなっちゃうよ!!

 

灯:たしかにそうね♪

 

〜あすかの場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

あすか:こうしてると、まるで弟と添い寝してる気分だなw

 

あすかは蒼真より一個年上だから、蒼真を弟のように感じていた

 

蒼真:すやすや…

 

あすか:お前はよく頑張ってるから、たまにはこうやってゆっくりしろよな♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

あすかは蒼真の頭を撫でる

 

蒼真:…むふふ…♪

 

撫でられた蒼真は嬉しそうな顔になる

 

さあや:うふふ、あすかさんまるでお母さんみたいね♪

 

ほまれ:そうだね♪

 

椿:次は私がソウくんと添い寝する番!!

 

椿は早く蒼真と添い寝したいのかソワソワしていた

 

灯:椿、少し落ち着きなさい

 

〜椿の場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

椿:はぅ〜、ソウくんの寝顔可愛すぎるよ〜!!そうだ!今のうちに写真を…!(小声)

 

椿が蒼真の寝顔をスマホで撮ろうとしたその時

 

蒼真:う〜ん…

 

〜ぎゅ…〜

 

椿:ふぇ!?そ、ソソソソソソウくん!?///

 

蒼真に抱きしめられた椿は動揺しスマホを落とす

 

蒼真:椿さん…♪

 

蒼真はさらに椿を抱きしめる

 

椿:ふぅわぁぁぁぁぁ!?そ、ソウくんに強く抱きしめられて、私、私ィィィィィィ!?///(小声)

 

椿は蒼真に完全に動けない状態にされてしまうされるがままであった

 

さあや:椿さん、蒼真に抱きしめられて身動きが取れないみたいね

 

ほまれ:どうしたらいいかわからなくて顔赤くなってる♪

 

あすか:こればかりは流石の椿さんもどうしたらいいかわからないみたいだなw

 

灯:さて、最後は私ね♪

 

〜灯の場合〜

 

蒼真:Zzz…

 

灯:うふふ、よく眠ってるわね♪

 

〜なでなで、なでなで〜

 

灯が蒼真の頭を撫でる

 

蒼真:ッ…むぅ…

 

灯:あら、起こしちゃったかしら…?

 

蒼真:僕が…みんなを…守るんだ…

 

灯:!…ふふふ、それならもっと強くなって、私も守れるようになってね、私の旦那様♡

 

灯は笑顔で蒼真にそう言った

 

さあや:灯さんが笑顔に…!

 

ほまれ:何か嬉しいことがあったのかな?

 

あすか:だろうな、でないと灯さんがあんな笑顔見せるわけがない♪

 

椿:後で灯さんに聞いてみよう!!

 

〜おまけ〜

蒼真がさあや達と添い寝している時に胸を揉んだ時のさあや達の反応、ちなみに構図は前回と同じです

 

蒼真:むにゃむにゃ…マシュマロ…♪

 

〜もみもみ、もみもみ〜

 

さあや:あっ…そ、蒼真…そんなに揉んじゃ…あん♡///

 

ほまれ:ひゃん!?ちょ、胸揉んだら…ひゃあ!♡///

 

あすか:なっ!?お、おい俺はマシュマロじゃ…ひゃん!♡///

 

椿:あん…そ、ソウくん、もっと私のおっぱい…揉んで良いよ♡///

 

灯:あっ…うふふ、蒼真、満足するまで揉んで良いわよ♡




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メイドご奉仕☆

今回はソウラバメイドによるご奉仕です!

〜注意、この作品では咲とあかねが原作とは違い蒼真のラバーズになっています、そんなのを読みたくないという方はブラウザバック、それでもいいよという方は続きをお読みください〜


〜ソウラバがメイド服を着て蒼真をご奉仕したらどうなるのか?〜

 

蒼真の目の前にはメイド服姿のれいか達がいた

 

れいか:うふふ、どうですか蒼真、私達のメイド服姿は♪

 

蒼真:み、みんなどうしてメイド服を着ているの?

 

さあや:今日は私達が蒼真の専属メイドになってご奉仕するわ♪

 

蒼真:ご、ご奉仕?

 

灯:そ、私とれいか、さあや、ほまれ、祈里の5人で蒼真をご奉仕するわ♪

 

蒼真:そ、そうなんですか

 

〜れいかの場合〜

 

れいか:まずは私からです♪それでは蒼真、私の膝の上に頭を乗せてください

 

蒼真:う、うんわかった

 

蒼真は横になり、れいかの膝の上に頭を乗せる

 

蒼真:これでいいの?

 

れいか:はい、じっとしててくださいね

 

れいかは耳かきを用意すると、蒼真の右耳を掃除し始める

 

蒼真:ふぇ〜

 

れいか:どうですか蒼真、気持ちいいですか?

 

蒼真:とっても気持ちいいよ〜

 

れいか:それはよかったです♪じゃあこのまま左側もやってしまいましょうか♪

 

蒼真:うん〜お願〜い

 

さあや:さすがはれいかね…!

 

ほまれ:彼氏が彼女にやって欲しいことランキング上位の耳かきをやるなんて…!

 

祈里:蒼真くんの顔が緩みまくってるね

 

灯:蒼真のあんな顔初めて見たわね♪

 

〜ほまれの場合〜

 

ほまれ:今度は私の番だね

 

蒼真:ほまれはどんなご奉仕を?

 

ほまれ:私のご奉仕はこれだよ♪

 

ほまれはお皿に盛られていたオムライスを見せる

 

蒼真:オムライス?

 

ほまれはスプーンでオムライスをすくうと…

 

ほまれ:はい、あ〜ん♪

 

蒼真:ふぇ!?///

 

ほまれ:ほら、早く

 

蒼真:あ、あ〜ん…///

 

〜パクっ、もぐもぐ…〜

 

ほまれ:どう、おいしい?

 

蒼真:う、うん…おいしかったです…///

 

ほまれ:よかった〜♪ならどんどんいくね♪

 

れいか:ほまれさんもやりますね…!

 

さあや:彼女からのあ〜んは彼氏が1番喜ぶ行動ね…!

 

祈里:蒼真くん顔赤くなってるね

 

灯:さて、蒼真がオムライスを食べ終わったら次はあなた達の番よ♪

 

さあや&祈里:はい!/は、はい!

 

〜さあや&祈里の場合〜

 

さあや:今度は私達がご奉仕するわ♪

 

蒼真:さあやと祈里、2人でご奉仕するんだね

 

さあや:うん♪それじゃあ祈里、手筈通りに

 

祈里:う、うん///

 

さあやが蒼真の前、祈里が後ろに座る

 

蒼真:?いったい何を…

 

と、蒼真が言いかけたその時

 

さあや&祈里:えい♪/え、えい…!///

 

〜むにゅ、むにゅん♪〜

 

蒼真:!?///

 

さあやが蒼真の顔に、祈里が蒼真の後頭部をお互いの大きな胸で押し当てる

 

祈里:ど、どうかな蒼真くん…?///

 

さあや:私と祈里によるおっぱいサンドイッチの感想は♪

 

蒼真:えっ…あの…ふ、2人の大きくて柔らかく温かいのに包まれて…う、嬉しいです…///

 

祈里:!よ、よかった〜…///

 

蒼真:あ、あの…このままもう少し感触を味わっても…良いかな?///

 

さあや:もちろん♪だって私達のこのおっぱいは蒼真のものなんだから♪

 

れいか:お、お二人とも流石ですね…!

 

ほまれ:まさか2人の大きな胸で蒼真を捕獲するなんて…!

 

灯:あの2人だからできるご奉仕ね♪

 

〜灯の場合〜

 

灯:最後は私ね♪

 

蒼真:最後は灯さんか〜!

 

灯:私のご奉仕は…ずばりマッサージよ!

 

蒼真:マッサージですか!

 

灯:それじゃあ蒼真、まずはこの服に着替えて、そこのベットでうつ伏せになってくれるかしら

 

蒼真:わかりました

 

蒼真は服を受け取り着替ええるとベットでうつ伏せになる

 

灯:それじゃあ始めるわね

 

そう言うと灯は蒼真の身体をマッサージする

 

蒼真:あぁ〜…すごく効きますよ灯さ〜ん

 

灯:普段から修行も頑張ってるんだから、マッサージもちゃんとしなきゃだめよ、今後マッサージが必要になったら遠慮なく言って良いからね♪

 

蒼真:はい、わかりました〜…

 

灯:あらあら、顔がとろけてるわよ♪

 

蒼真:だって〜、灯さんのマッサージ…気持ちいいんですも〜ん

 

灯:うふふ、ありがとう♪

 

れいか:流石は灯さん、整体師として超一流の腕をお持ちなだけはありますね♪

 

さあや:蒼真はいつも頑張ってるから、たまにはこうして休ませなきゃね

 

ほまれ:そうだね…って、蒼真ったら気持ち良すぎて寝ちゃってるよw

 

祈里:それだけ灯さんのマッサージが気持ちよくて落ち着くってことだね♪

 

〜おまけ〜

 

その後、灯のマッサージが終わり、寝ていた蒼真も灯に声をかけられ起床するのであった

 

蒼真:う〜ん…!よく寝た〜!!

 

灯:どうかしら蒼真、疲れは取れた?

 

蒼真:はい!灯さん達のおかげでいつもより身体が軽いです!

 

祈里:よかった〜!

 

さあや:ご奉仕作戦大成功ね♪

 

蒼真:あ、そういえば気になってたんだけど…なお達はどうしたの?

 

そう、なおをはじめ、あかね、咲、舞、あすか、椿の6人がいないことを蒼真はずっと気になっていたのだ

 

れいか:あ〜…それはですね…(汗)

 

ほまれ:椿さんのことで色々あってね…(汗)

 

蒼真:へ?

 

〜同刻、自宅の地下室では〜

 

〜グググググ…!〜

 

椿:離してみんな!!私もソウ君のご奉仕するの〜!!!

 

なお:離しませんよ椿さん!!

 

あかね:椿さんの言う蒼真へのご奉仕はR-18確実なやつやろ!!

 

咲:さすがにそれはまだ早すぎるなり〜!!

 

あすか:だから絶対に蒼真の元には行かせない!!

 

舞:みんな頑張って!!蒼真のためにもここで椿さんを抑えるのよ!!

 

蒼真にR-18指定のご奉仕をさせないためになおを筆頭にあかね、咲、あすかの体育会系チームが椿を取り押さえ行かせないようにしていたのであった、ちなみに舞はもし椿が逃げ出した時の連絡係である

 

椿:うぬぬぬ…離せぇぇぇ!!!

 

〜ドーーーン!!〜

 

なお達:うわぁぁぁ!?

 

椿がとてつもない力を発揮し取り押さえていた4人を弾き飛ばした

 

舞:み、みんな!?

 

〜ビュン!〜

 

舞:あっ!?しまった椿さんが!?

 

舞が弾き飛ばされたなお達を心配し声をかけたと同時に椿が部屋の扉を開け蒼真の元に向かう!

 

椿:(待っててソウ君!!私がソウくんにとびっきりのご奉仕をしてあげるからね〜〜!!!)

 

椿は自身が行おうとしているR-18ご奉仕を蒼真にしているところを想像し涎を垂らしていた、すると、椿の視界に上に繋がる扉が見えた

 

椿:(!あの扉を開ければソウ君に会える〜!!)

 

椿がドアノブに手を出そうとしたその時

 

〜ガシッ!〜

 

椿:……ふぇ?

 

突如椿の肩が掴まれ椿は後ろを振り向くとそこには…

 

朔弥:いったいどこに行こうとしてるんだ…椿?(黒笑)

 

椿:…お、おおおおおおおお兄ちゃん!!!?(大汗)

 

そこにいたのは椿の兄で蒼真の義兄、朔弥であった

 

椿:なななななななんでお兄ちゃんがここに!?(汗)

 

朔弥:灯から連絡あったんだよ、もしも椿が逃げ出した時は捕まえてくれってな

 

そう、灯はもしもなお達の拘束を破られた時を想定し、事前に朔弥に連絡し、地下室の別の部屋で待機してもらっていたのだ

 

朔弥:灯から話は聞いていたが…本当にやろうとしていたとはなぁ…(黒笑)

 

椿:あ、あの〜お兄ちゃん…(汗)

 

朔弥:なぁに心配するな、これからお前を実家に連れ帰って、母さんとみっちり説教してやるから…覚悟しろよ?

 

椿:!!!い、いやぁぁぁぁ!!!お兄ちゃん、お、お慈悲をぉぉぉぉ!!!

 

朔弥:慈悲はない!!

 

その後、椿は地下室にあったワープゲートで朔弥と共に実家に帰り、母親と朔弥に説教されその日は帰って来なかった




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寝言

今回はナイツ達の寝言回です!ちなみに今回のネタはとあるアニメを観ていたら閃きました、そのアニメの寝言をナイツ2人に言わせますw


とある日、深夜の時間帯に起きているプリキュア組と鏡夜がいた

 

鏡夜:今日は「アイツらの寝言を聞いてみYO!」に参加してくれてありがとな!

 

灯:番組タイトルでありそうな名前ね

 

鏡夜:その名の通り、アイツらの部屋にこっそり仕掛けた監視カメラでアイツらの寝言を聞いていくぜ〜!画面の前のあんたらも準備はいいか〜?

 

椿:鏡夜さん、誰に言ってるの?

 

鏡夜:気にすんな!それじゃあ…企画開始!

 

〜蒼真の場合〜

 

れいか:まずは蒼真の様子を観てみましょうか、鏡夜さん、お願いします

 

鏡夜:OK任しとけ!

 

鏡夜は蒼真が寝ている部屋の映像を映す

 

祈里:あっ、蒼真くんが映ったよ

 

蒼真:う〜ん…もう食べられないよ〜♪

 

あすか:蒼真のやつ、美味いものをたくさん食べてる夢を見てるみたいだなw

 

さあや:幸せそうな顔で寝てるわね♪

 

なお:いいな〜蒼真…

 

蒼真:いや、本当にもう食べられないよ〜…いや本当に、本当だって!もう無理です!!勘弁してください!!!(大汗)

 

咲:幸せそうでもなかった!?(汗)

 

あかね:むしろ悪夢やった!?(汗)

 

〜優の場合〜

 

鏡夜:じゃあ次は…優を映すぜ!

 

鏡夜は装置を操作すると、優の部屋の映像が映る

 

みなみ:あ、優だわ!

 

優:う、う〜ん…(汗)

 

ありす:なにやらうなされていますね?

 

優:ろ、ローラさんが…ローラさんが…!(汗)

 

ローラ:え?私?

 

ルールー:ローラが夢の中でいったい何をしたのでしょうか?

 

優:ローラさんが…敵の炎で塩焼きに…!(汗)

 

ローラ以外:ブフゥ!!!

 

ローラ:は、はぁぁぁぁ!?

 

あすか:あっはっはっはっ!!ろ、ローラが塩焼きにって…(爆笑)

 

あかね:あ、あかん…うち…ツボっあっはっはっは!!(爆笑)

 

みなみ:ぷっ…くく…(笑)

 

ローラ:ちょっとあんた達笑いすぎでしょ!!!(怒)

 

〜尊の場合〜

 

鏡夜:今度は尊を映すぜ〜

 

今度は尊の部屋の映像が映る

 

尊:むにゃむにゃ…

 

あきら:尊くんも何か夢を見てるみたいだね

 

ゆかり:どんな夢を見てるのかしらね?

 

尊:むにゃむにゃ…むにゃ?むっにゃあ!むにゃあぁ!!

 

はな:めちょっく!?むにゃだけ!?

 

ラブ:本当に寝言でむにゃむにゃ言う人初めて見たよ!?

 

繭:いったいどんな夢を見てるんでしょうか…?(汗)

 

〜朔弥の場合〜

 

鏡夜:最後は朔弥を映すぜ

 

画面に朔弥の自室が映された

 

朔弥:うぅ…もう勘弁してくれ…(汗)

 

つぼみ:朔弥さんもなんだかうなされてませんか?

 

奏:いったいどうしたのかしら…?

 

朔弥:も、もうやめてくれ…もう…搾り取るのはやめてくれぇぇぇぇ!!!

 

美希:し、搾り取る…?

 

つぼみ:どういうことでしょうか?

 

みんなが疑問符を浮かべている中、雪華、まりあ、ほのか、かれんの4人が冷や汗をかいていた

 

灯:……もしかしてあなた達

 

まりあ:いや〜その…なんというか…(汗)///

 

かれん:つい張り切りすぎたと言いますか…(汗)///

 

ほのか:あははは…(汗)///

 

雪華:だってさくちゃんのあれきもちいいんだもん!!///

 

灯&繭&高校生以外:アレ?

 

繭:み、みなさんは気にしなくていいんですよ(汗)

 

あきら:そ、そうそう!(汗)

 

灯:はぁ…やれやれ、あなた達には呆れるわ…(汗)

 

その後、事情を聞いた豪は性のつく料理を朔弥に差し入れたのであった




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膝枕☆

今回は包容力のあるラバを選びました!


蒼真がラバーズの膝枕で寝るとどうなるのか?

 

蒼真:う〜ん…ちょっと眠いなぁ…

 

ラバ:っ!

 

〜れいかの場合〜

 

れいか:でしたら私の膝枕で仮眠をとられますか?

 

蒼真:うん…そうさせてもらうよ…

 

〜ぽふん〜

 

蒼真はれいかの膝枕で仮眠を取り始める

 

れいか:うふふ、かわいいですね♪

 

〜なでなで〜

 

れいかは蒼真の頭を撫で始める

 

蒼真:ふにゅ〜…すやぁ

 

みゆき:あまあまだね〜w

 

やよい:うんうんw

 

あゆみ:蒼真くんも幸せそうな顔で寝てるね♪

 

〜なおの場合〜

 

なお:寝不足なの蒼真?私が膝枕してあげよっか?

 

蒼真:いいの…?ならお願いしようかな…

 

なお:ほらほら、こっちにおいで♪

 

なおは自身の膝に蒼真を誘導し寝させる

 

〜ぽふん〜

 

蒼真:ふにゅ〜…いい匂い

 

なお:ふぇ!?そ、蒼真今なんて…///

 

蒼真:Zzz…

 

しかし、蒼真は眠ってしまってその答えは聞けなかった

 

みゆき:なおちゃん顔真っ赤だね?

 

やよい:なにかあったのかな?

 

あゆみ:後で問いただしてみようよ

 

みゆき&やよい:賛成!

 

〜祈里の場合〜

 

祈里:な、なら私の膝…使う…?///

 

蒼真:いいの〜…?

 

祈里:う、うん!どうぞ!!///

 

〜ぽんぽん〜

 

蒼真:それじゃあ…失礼します…

 

〜ぽふん〜

 

蒼真は自身の頭を祈里の膝に乗せその場に寝そべる

 

祈里:ゆっくり休んでね…♪

 

蒼真:は〜い…すやぁ…

 

ラブ:ブッキー頑張ったね!

 

美希:いっそそのまま蒼真を食べちゃいなさい!!

 

せつな:食べる?蒼真は食べ物じゃないわよ?

 

〜さあやの場合〜

 

さあや:だったら私の膝枕でお昼寝する?

 

蒼真:うん…お昼寝する…

 

さあや:どうぞ♡

 

〜ぽふん〜

 

さあやは蒼真を自身の膝を誘導し寝転がらせた、すると

 

蒼真:すやぁ…

 

さあや:あれっもう寝ちゃってる…!?よっぽど疲れてたのかな?

 

はな:はやっ!?

 

えみる:もう寝てしまったのです!?

 

ルールー:どうやら程よく疲れていた時に上手くリラックスしてそのまま眠気に抗えず寝てしまったようですね

 

〜あすかの場合〜

 

あすか:眠いのか?だったら私の膝で寝るか?

 

蒼真:え…?いいんですか…?

 

あすか:当たり前だろ♪おまえこのままだと廊下とかで寝ちまいそうだし…(苦笑)

 

蒼真:それじゃあ…お言葉に甘えて…

 

〜ぽふん〜

 

蒼真は眠気に抗いながらあすかに近づき、自身の頭をあすかの膝に乗せ寝そべる

 

あすか:よしよし、いい時間になったら起こしてやるからそれまで寝てるんだぞ♪

 

〜なでなで〜

 

あすかは蒼真の頭を撫で始める

 

蒼真:わかり…ました〜…Zzz

 

あすか:ほんと、私の彼氏はかっこかわいいやつだな♪

 

まなつ:蒼真先輩すごく気持ちよさそうに寝てるね〜♪

 

さんご:微笑ましいね〜♪

 

みのり:私も琥珀に膝枕してあげたら…♪

 

ローラ:優もしてあげたら喜ぶかしら…?

 

おまけ

 

〜ババババババ!〜

 

祈里:外の音が少し騒がしくなってきた

 

蒼真:う〜ん…

 

祈里:このままじゃ蒼真くんも寝ずらいよね…そうだ!

 

〜ぐいっ、むにゅ〜

 

祈里は上半身を前に倒すと蒼真の耳を自身のたわわな胸でサンドイッチして外の音を聞こえないようにする

 

祈里:は、恥ずかしいけど…これなら聞こえないよね///

 

蒼真:ふにゃ〜…♪

 

蒼真は密着したことにより聞こえる祈里の鼓動と胸と膝の柔らかさが心地よく表情筋が緩んだ




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