高校生、DDG-173こんごうになる。 (神戸六甲)
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第零章 ~艦これの世界~
自分は、、、DDG-173こんごう!?


DDG-173 こんごう
艦息。
身長 182cm(全長と全幅合わせて)
体重 72.5kg(基準排水量より)
元々艦これをやっていた高校生。寝ていたらいつのまにかこんごうになっていた。
顔はイケメン(クソがァァァァ!!!!)目の色は紅色。体はある程度ガタイはいい。
服装は海自の第3種夏服。帽子はこんごうの士官用。階級は一等海佐である。普段は幹部作業服を着ている。

DDG-173 こんごう概要
全長 161m
全幅 21m
深さ 12.0m
吃水 6.2m
機関 COGAG方式
主機 石川島播磨-GE LM2500 4基
出力 100,000馬力
推進器 スクリュープロペラ 2軸
最大速力 30ノット
基準排水量 7,250t
満載排水量 9,485t

兵装
54口径127mm単装速射砲
Mk.15 Mod2 高性能20mm機関砲 2基
ハープーンSSM 4連装発射機 2基
Mk.41 Mod6 VLS 90セル
SM-2 SAM
SM-3 ABM
VLA SUM
RIM-162 ESSM 発展型シースパロー(実際には使われていない、、、筈。多分)
68式3連装短魚雷発射管 2基
Mk.50短魚雷

C4ISTAR
AN/USC-42
NORA-1衛星通信装置
NORQ-1衛星通信装置
QYQ-102対潜情報処理装置
指揮官制支援ターミナル
イージス武器システム

レーダー
AN/SPY-1D 多機能型
OPS-28D 対水上捜索用
OPS-20 航海用

FCS
Mk.99 SAM用 3基
FCS-2-21G 主砲用

ソナー
OQS-102 艦首装備式
OQR-2 曳航式

電子戦
NOLQ-2 電波探知妨害装置
Mk.137 6連装デコイ発射機 4基
曳航具4型 対魚雷デコイ


4月某日

自分は今日も今日とて学校で勉強して部活しての1日を過ごした。そして今、俺は艦これをやっている。ちなみに自分が好きな艦艇は海自のこんごうだ。っと、もう10時じゃん。おやすみ。

 

 

 

 

 

ザザーン

キューキュー

ザザーン

 

ふぁ〜、、、ん?ここどこ?あれ?自分は確か家で寝てたよな?

「、、、、はぁぁぁぁぁ!!!!!????」

自分、今海の上立ってるんですけど!?え?夢!?夢なのこれ!?

 

???「夢じゃないですよ!」

自分「え?誰?」

???「私です!」

 

自分はゆっくり声のする方を見る。、、、自分は驚いた。そこには艦これの妖精さん、そして艤装であろうものがあった。

 

自分「妖精、、、さん?」

副長妖精「そうです!私はあなた、日本国海上自衛隊、第1護衛隊群第5護衛隊旗艦、DDG-173こんごうの副長妖精です!」

こんごう「え?自分こんごうなん!?マジかよ。それにしても、、、いや、考えてもしょうがない。よろしくな!」

妖精ズ「はーい!」

 

自分は寝ていたらDDG-173こんごうになったようです。

 

こんごう「とりあえずこの近辺に艦隊とかいるか?」

レー妖精「いますね。5時の方向53kmのところで艦影12を確認しました。多分交戦中かと」

副長妖精「どうされます?」

こんごう「ヘリないからなぁ。目視でいけるか?」

副長妖精「了解です!」

 

こんごう型はヘリ甲板あったとしても、ヘリがないから哨戒任務ができないんだよなぁ。

 

副長妖精「艦長!目視で確認できました!観測員によると艦娘が劣勢、深海棲艦が有利との事です!」

こんごう「おし、仲間がやられていたら助けるのは当たり前!これより深海棲艦を敵とみなす!対水上戦闘用意!」

副長妖精「対水上戦闘用意!」

 

自分の初めての実戦が始まる。

 

こんごう「目標、レ級!ハープーン発射!」

砲雷妖精「ハープーン発射!」

 

シュゴォォォォ

 

砲雷妖精「インターセプトまで5秒。スタンバイ」

レ級「ナンダアレハ!!?タ、タイクウsー」

 

ドゴォォォォォン

 

砲雷妖精「マークインターセプト!ターゲットキル!」

こんごう「主砲、目標駆逐イ級。撃ち〜方始め〜」

砲雷妖精「撃ち方始め、主砲発砲!」

 

ドンドンドン

 

こんごう「弾着、、、今!」

レー妖精「敵空母から50機発艦!」

こんごう「シースパロー発射始め!SALVO!」

 

シュゴォォォォ

 

砲雷妖精「インターセプト6秒前。スタンバイ、、、マークインターセプト!」

こんごう「トラックナンバー1280、主砲撃ち〜方始め」

砲雷妖精「主砲発砲!」

 

ドン ドン ドン ドン

 

レー妖精「トラックナンバー1280〜1315撃墜!残りは撤退していきます!」

こんごう「母艦を潰す。目標空母ヲ級!ハープーン発射始め!」

砲雷妖精「発射始め!」

 

シュゴォォォォ

 

ヲ級「ウ、ウワァァァァァ!!!」

 

ドゴォォォォォン

 

砲雷妖精「ターゲットキル!」

こんごう「終わった、、、か。対水上戦闘用具納め。ご苦労だった」

副長妖精「いえいえ」

 

かなーーーーーりオーバーキルだった気がする。

 

???「hey!YOUは誰ネ!」

こんごう「お?まずはそっちから聞かせてもらおうか?」

???「分かったネー。私は英国生まれの戦艦、金剛型1番艦、金剛デース!」

???「私は金剛型2番艦の比叡です!」

???「空母赤城です」

???「暁型駆逐艦の雷よ!」

???「雷ちゃんと同じの電なのです!」

???「軽巡の天龍だ。フフ、怖いか?」

 

ある程度バランス取ったような組み合わせだな。

 

こんごう「ほぉ〜。じゃ自分だ。自分はアメリカの技術を使って造られた日本初のイージス艦、日本国海上自衛隊第1護衛隊群第5護衛隊旗艦、こんごう型イージス護衛艦の1番艦のこんごうだ!そして漢字ではなく平仮名だ!あ、天龍、怖かねぇ」

天龍「シュン、、、」

 

ま、どうなるかは察している。

 

金剛「WHY!?」

比叡「金剛お姉さま!?」

電「比叡さん、多分違うと思うのです」

こんごう「あはは、、、ざっと説明すると、気付いたら海の上にいた」

天龍「へぇ〜、ドロップ艦か〜」

こんごう「ところでなんだが、お前達の鎮守府へ連れて行ってくれないか?」

金剛「いいですヨ!私達を助けてくれたノデ!」

比叡「、、、着任するとなったら、、、こんごうお兄さま?」

こんごう「まだ着任するとは決まってねぇぞ」

 

と言うより、こんごう型には榛名、比叡はいないんだよな。どっちかっていうとDDGではなくDDHだったし。

 

金剛「着いてきてクダサーイ!」

 

先代様に着いていきますか。

 

4時間後、自分は鎮守府に着いた。場所を調べたら佐世保だった。まさかの母港だとは。

 

???「大丈夫か!!?」

金剛「テートクー!」ダイシュキホールド

提督「グホォ!!だ、大丈夫そうだな、、、ん?君は、、、」

こんごう「おっと失礼した。自分は日本国海上自衛隊、第1護衛隊群第5護衛隊旗艦、こんごう型イージス護衛艦1番艦のこんごうだ」

提督「こ、金剛!!?」

こんごう「一応言っておくが、平仮名だ」

提督「それと、海上自衛隊ってなんだ?」

電「電達も気になってたのです」

こんごう「とりあえず先に今何年だ?」

提督「2015年だけど」

こんごう「なるほどな。つまり自分がいた世界とは違う世界っちゅう事や」

天龍「なるほど」

こんごう「多分どこかで技術の進歩が遅れたんだろうな。話を戻して、まず自衛隊は、専守防衛、つまり自分からは攻撃せずに戦うんだ」

提督「なるほどなぁ〜」

こんごう「それと、空母を持つ事が、、、と言いたいんだが、今度空母に改装される奴がいたんだな」

赤城「それは誰なんですか?」

 

 

こんごう「DDH-184、『かが』だ」

 

 

加賀「呼んだかしら?」

こんごう「呼んでない呼んでない」

加賀「そう」

提督「空母に改装って事は、戦艦か何かか?」

こんごう「いや、まず自分がいた世界はもう戦艦を運用してないんだな、これが」

長門「戦艦がいないだと!?」

こんごう「そーそー。記念艦としてミズーリとかはいるけど」

提督「そうなのか。ところでこんごう、君はこの鎮守府に着任するのかい?」

こんごう「暇だしいいっすよ」

金剛「軽くないですカー?」

提督「まぁそれはそれでいいじゃないか。よろしく「こんごう」!」

 

DDG-173こんごうが佐世保鎮守府に着任しました。

 

提督「てことで、着任式行うから1900に食堂へ来てくれ」

こんごう「了解」

 

自分は佐世保鎮守府に着任する事になった。



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え?え?え?えぇぇぇぇぇ!!!!????

提督「あ、俺の名前は海原晴人だ」

こんごう「じゃあ海原提督」

海原「呼びやすそうだな。それと階級は大佐な」

こんごう「ん?(副長〜、自分の階級って、、、)」

副長妖精「一等海佐ですね」

こんごう「高、、、」

 

一等海佐一等海佐、、、エグ。

 

海原「金剛、こんごうを鎮守府を案内してやってくれ」

金剛「OKデース!」

海原「入渠した後にな?」

 

1時間後、自分は金剛に案内してもらっていた。

 

金剛「それにしても、3代目が来るナンテ思ってなかったデース」

こんごう「自分もこの姿になるとは思わなかった」

比叡(こんごうお兄様〜!!金剛お姉さまに何かしたら許しません!!)

 

?、、、なんやろ?

 

金剛「ここが工廠デス」

こんごう「ここが工廠」

明石「あれ?金剛さんどうしたんですか?」

金剛「こんごうに鎮守府を案内してるんデス」

こんごう「ども。海上自衛隊DDG-173こんごうです。未来から来ました」

明石「ひぇ〜!今度艤装見させてください!」

こんごう「今度ね」

 

自分はゆっくり工廠内を見て回る。が、

 

ズルッ

 

こんごう「おおっと!!?」

 

ピッ

 

こんごう「なんか押した?」

明石「建造ボタンですね。それ」

こんごう「いや〜ごめんごめん」

作業妖精「いえいえ、オイルを拭き取るの忘れていた自分に責任ありますから」

金剛「建造時間は、、、WHAT⁉︎」

こんごう「どした?え?99:59:59?自分の目が狂ったのか?」

 

建造時間がえげつないくらい長すぎて工廠にいた全員は、自分の目が狂ったのではと思うほどだった。

 

明石「とりあえず、、、バーナーいっとく?」

作業妖精「了解です!」

作業妖精「オラオラ!!」

作業妖精「FIRE!!!!!!!!!!!!」

 

妖精さんの言葉は気にせずに、時間を見る。パタパタと時間が早まり、そして0になる。

 

こんごう「誰が来たのかなぁ〜」

???「私は、、、

 

 

 

 

 

海上自衛隊、ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の3番艦、みらいです!21世紀の戦いを見せてあげます!」

 

???????ドユコト???????

 

こんごう「え〜と、、、ゆきなみ型ヘリコプター搭載護衛艦のみらいであってるよね?」

みらい「そうですけど、、、え?こんごうさん!?」

こんごう「え?あ、うん。自分はこんごう型イージス護衛艦の1番艦のこんごうだ」

みらい「まさかとは思いましたけど、、、」

こんごう「自分もみらいが建造されるとは思わなかったよ」

 

いやほんと。『ジパング』の『みらい』だぜ?太平洋戦争を経験したイージス艦だぜ?考えてみたら太平洋戦争に参戦しているしなぁ。

 

明石「え〜と、、、誰?」

こんごう「コイツは自分と同じく海上自衛隊のイージス艦だ。まぁ、、、RIMPACに行く時に行方不明になったが、、、」

みらい「実は雷に打たれて、気付いたらミッドウェー海戦前夜にいたんです」

金剛「びっくりな話デスネ」

こんごう「みらいはどうする?佐世保鎮守府に着任するか?」

みらい「はい!」

こんごう「よし、海原提督に言いに行くぞー!!」

みらい「待ってくださいー!」

金剛「チョット待つネー!!」

明石「とんでもない事になりそう、、、」

 

ところ変わって執務室。自分はみらいを連れて執務室へ入った。

 

海原「こんごうどうしたって、、、へ?新しい艦娘?」

こんごう「滑ってボタン押したら、、、」

みらい「私、海上自衛隊、ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦3番艦、みらいが出てきたのです!!」エッヘン

こんごう「という事です。あ、みらいはここに着任する気満々です」

海原「そうか、、、よし、OK!戦力が増えるのはこっちとしても嬉しい限りだ!よろしく!」

みらい「はい!」

 

こうして、DDH-182みらいが着任した。

1900、自分達は食堂で歓迎会をしていた。

 

海原「今日は新しい艦娘と艦息が来てくれました!どうぞ!自己紹介を!」

こんごう「海上自衛隊、第1護衛隊群第5護衛隊旗艦、こんごう型イージス護衛艦1番艦、こんごうだ。よろしく」

???(え?海上自衛隊!?)

みらい「海上自衛隊、ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の3番艦、みらいです!よろしくお願いします!」

???(みらい!やっぱりあなただったのね!)

海原「ちなみに2人は未来から来たらしい。皆、仲良くしろよ!じゃあコップ持ったか?かんぱーーーい!!」

一同「かんぱーーーい!!」

 

うへぇ、、、艦娘多っ!

 

睦月「あの!?こんごうさんは何故金剛さんと名前が一緒なんですか!?」

こんごう「それは金剛を持つ名前では3代目だからな」

睦月「なるほど〜」

???「みらい!」

みらい「ふぇ?」

???「71年ぶり、みらい」

みらい「え?え?ま、まさか、、、大和!?」

大和「そう。あなたと戦って、一緒にマリアナで沈んだ大和。みらい、これからよろしく」

みらい「うん!よろしく、大和!」

 

まさかジパング大和だったとは。面白いことがあるものなんだな。

 

赤城「こんごうさん、あなたの艤装を見たら、艦尾の方に飛行甲板らしき物があるんですけど、艦載機を持っているんですか?」

こんごう「自分は持ってないけど、みらいならヘリコプター、、、オートジャイロを2機持ってるぜ」

赤城「なるほど。それは偵察用ですか?」

こんごう「そうだな。対潜哨戒とかに使われるな」

加賀「かなり技術が進歩しているみたいね」

長門「こんごう、お前達はどうやって戦うんだ?見た感じ対空砲と主砲が一門しかないが」

こんごう「あれはね、副兵装なんだよ。主に使うのはミサイルって言って、噴進弾に誘導装置を付けたもので戦うんだよ」

長門「なるほど。それと、駆逐艦はお前達の世界でもいるのか?」

こんごう「いるね。まぁ、排水量は軽巡に等しいし、ややこしいけど」

長門「曖昧なんだな」

 

まぁその後、那珂が歌って、みらいも歌って、加賀も百万石して、自分も羅針盤して、隼鷹はヒャッハーして、隼鷹は菊池妖精に「コイツを食堂から叩き出せ!」と言って叩き出して、、、とんでもねぇな。




ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦概要
全長 171m
全幅 21m
深さ 12m
吃水 6.3m
機関 COGAG方式
主機 LM2500 4基
出力 120,000馬力
推進器 スクリュープロペラ 2軸
最大速力 30ノット

兵装
54口径127mm単装速射砲
Mk.15 Mod2 高性能20mm機関砲 2基
ハープーンSSM 4連装発射機 2基
Mk.41 VLS 29セル
RUM-139 VL-ASROC SUM
SM-2 SAM
BGM-109B SSM
Mk.48 VLS 48セル
RIM-7F 短SAM
68式3連装短魚雷発射管 2基
Mk.50短魚雷

C4ISTAR
AN/USC-42
NORA-1衛星通信装置
NORQ-1衛星通信装置
QYQ-102対潜情報処理装置
指揮官制支援ターミナル
イージス武器システム

レーダー
AN/SPY-1D 多機能型
OPS-28D 対水上捜索用
OPS-20 航海用

FCS
Mk.99 SAM用 3基
FCS-2-21G 主砲用

ソナー
OQS-4 艦首装備式
OQS-21 フランク・アレイ・ソナー
SQR-19 TACTAS

電子戦
NOLQ-2 電波探知妨害装置
RBOCチャフ発射機 4基


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おーマジか

次の日、自分とみらいは起床ラッパで起きた。やっぱり自衛艦なんだなとつくづく思う。

 

こんごう「そう言えば、人工衛星がないと大変なんだよな。妖精に頼むか」

みらい「私も1941年の時は大変でしたからね。やった方がいいと思います!」

 

2人で工廠へ向かう。

 

工廠妖精「ほうほう、人工衛星ですか。任せてください!」

こんごう「お、いけるのか!サンキュー!」

工廠妖精「これくらい、私1人で充分ですよ〜」

みらい「妖精ってすごいね、、、」

こんごう「それと、スーパーカブを頼む」

工廠妖精「了解です!」

 

何故スーパーカブかって?鎮守府大きいから移動が大変なんだよ。え?自衛艦だろ?それは海の上だけだ。

 

海原「お、こんごうとみらい。丁度よかった。お前達に言っておこうと思ったんだが、俺な、次の作戦で大湊の方に転属になったんだよな」

こんごう「マジか。ということは、かなり逼迫してんじゃねぇか」

海原「だから、少しの間だけだが、よろしく」

こんごう・みらい「よろしく(お願いします!)」

みらい「そう言えば、後任はどうするんですか?」

海原「あ〜。後任は確か今日視察に来るらしいから、その時に紹介するよ」

こんごう「?と言う事は、、、演習で?」

海原「その通り。けど、的当てとか、簡単な対空演習だから」

みらい「なるほど」

海原「1000に開始だからよろしく〜」

 

海原提督はそう言って工廠を出た。にしても後任が気になる。

 

こんごう「腹減ったな」

みらい「食堂に行きますか」

 

みらいと食堂に行く。

 

鳳翔「どうしますか?」

こんごう「牛皿定食で」

みらい「サンドイッチセットで!」

鳳翔「分かりました〜」

 

自分達は席に座る。

 

みらい「あの、こんごうさん。私、さっきからもやもやするんです」

こんごう「後任の事か?」

みらい「はい。何か懐かしいようなそんな感じが、、、」

こんごう「まぁ、後で分かることだ」

みらい「そうですね!」

食堂妖精「お待たせしました〜。牛皿定食とサンドイッチセットです」

こんごう「ありがとな」

食堂妖精「いえいえ、ではごゆっくり」

赤城「おかわりを」モグモグ

 

赤城をよそに、朝ご飯を食べる。健康的な食事だ。白飯にサラダ、味噌スープ、牛皿。美味すぎる!!(某ネークみたいに)

そして、0900。自分達は執務室にいた。

 

海原「多分そろそろ、、、」

 

コンコン

 

海原「どうぞ」

???「失礼します」

みらい「え、、、」

海原「彼は俺の後輩で」

???「日本国防海軍、佐世保鎮守府後任提督の角松洋平中佐だ」

 

おいおい、右ストレート角松やんけ。

 

みらい「副、、、長、、、」

角松「?」

みらい「副長!!」

角松「うわっ!!おいおい、、、ん?DDH-182、、、『みらい』?まさか、、、みらいか!?」

みらい「はい!海上自衛隊、ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の3番艦、みらいです!」

角松「まさか艦娘になっていたとは、、、そっちは、、、」

こんごう「海上自衛隊、こんごう型イージス護衛艦の1番艦、こんごうだ。角松二佐」

角松「こんごうか、、、よろしく頼むみらい、こんごう」

海原「、、、今度話聞かせてくれ、角松」

角松「分かってますよ」

 

角松二佐が提督か〜。珍し〜。

 

1000。試験演習を行う為に、自分は『特別艦娘ドック』に来ていた。未来の艤装は装着するのが大変だからだ。

 

こんごう「さて、DDG-173こんごう、抜錨!」

 

ウィィィィィィンガショォン

 

上からアームが出てきて、艤装が着けられる。(アイアンマン1での、トニーの装着シーンを思い出して)背中に煙突、その後ろにVLS。右には主砲とCIWS。左には意味があるのか分からない飛行甲板とCIWS。腰にはハープーン。魚雷発射管は左右の外側に格納されている。レーダーは煙突の横に付いている。

 

ビービービー『ゲートが開きます。ゲートが開きます』ウィィィィィィン

 

こんごう「こんごう、出撃!」

 

キィィィィィィィィィィン

 

ガスタービンエンジン特有の甲高い音をたてながら、自分は進んだ。

 

海原『こんごう、まずはそこに棒が立ってるだろ?そこに停船して、スタートの合図で棒を避けながら往復してくれ』

こんごう「了解」

大淀『では始めてください』

こんごう「機関、最大戦速!」

 

キィィィィィィィィィィン

 

自分は難なく棒を避けて行く。それも30ノット以上で。

 

長門「機関開始から30秒だと!?」

夕立「すごいっぽい、、、」

明石「フフフ、、、これは面白そうですね、、、」

角松「現代艦の動く姿、まさか艦息で見る事になるとはな、、、」

海原「あれはすごすぎる、、、」

 

試験演習を見ていた角松二佐達は「すごい」と言っている。まぁガスタービンエンジンですし。

 

海原『すごすぎるだろ、、、おっと、次は砲撃だ。20個の的を撃ち抜いてくれ』

こんごう「なるほどね〜」

大淀『それでは始めてください』

こんごう「主砲、撃ち〜方始め」

砲雷妖精「撃ち方始め、主砲発砲!」

 

ドォンドォンドォンドォン

 

弾は的に吸い込まれるように当たっていく。まぁ全弾命中ですが。

 

大和「やはり最初から命中ですか」

角松「イージス艦とは本当に恐ろしいな」

長門「全弾、、、命中、、、」

みらい「流石こんごうさん!」

海原「、、、何も言わない」

川内「夜戦行けるかな?」

神通「姉さん、、、」

 

川内よ、夜戦は行けるがやりたくない。

 

海原『すごすぎんだろ、、、次で最後だ。次は対空演習だ。30機飛んでくるから、それを撃ち落としてくれ』

こんごう「了解」

 

ミサイル使うか。

 

大淀『それでは始めてください』

 

ブォォォォォン

 

30機か。15機は主砲で撃ち落とすとして、残りはスタンダードとシースパローでやるか。

 

こんごう「対空戦闘用意!主砲スタンダード、攻撃用意!」

レー妖精「10時の方向に航空機5機!」

こんごう「トラックナンバー1236、主砲撃ち〜方始め」

砲雷妖精「主砲発砲!」

 

ドォンドォンドォンドォンドォン

 

レー妖精「トラックナンバー1236〜1240撃墜!上空から敵航空機10機降下!」

こんごう「スタンダード発射!」

 

ドシュゥゥゥドシュゥゥゥドシュゥゥゥドシュゥゥゥ

 

レー妖精「敵航空機撃墜!前方より15機接近!」

 

ドォンドォンドォンドォンドォン

 

レー妖精「!?5機、隊列から離れて右舷より接近!」

こんごう「何!?CIWS、AAWAUTO!!」

 

ブォォォォォン

 

レー妖精「全機撃墜!」

こんごう「ふぅ〜、、、対空戦闘用具収め。お疲れ」

副長妖精「艦長もお疲れ様です」

こんごう「後で全員に間宮羊羹奢るわ」

妖精ズ「やったー!!」

 

流石にこう言うことしないと妖精と仲良くできないからね。

 

海原『こんごう、全機撃墜お疲れ。ドックで艤装を格納して、休憩してくれ』

こんごう「了解です」

 

自分はドックに戻り、艤装を格納する。

 

こんごう「はぁ〜、、、疲れた」

みらい「お疲れ様です!」つスポドリ

こんごう「おぉ、サンキュー。次はみらいか」

みらい「はい!私頑張ります!」

こんごう「頑張れ」

 

みらいは艤装を装着し、ドックから出る。

 

こんごう「よっこいしょ」

角松「お疲れ」

こんごう「角松二佐。やはり疲れますね」

角松「そのようだな。次はみらいか」

こんごう「ところで、角松二佐の他に生まれ変わった人はいるんですか?」

角松「ん?あぁいるぞ。康平と雅行だな。アイツらもみらいの事などは覚えているらしい」

こんごう「よかったですね」

角松「そうだな」

 

みらいの砲雷長をしていた菊池三等海佐と尾栗三等海佐もこの世界で生まれ変わっていたようだ。そんな話をしながらみらいの演習を見る。

 

角松「こんごう、お前はなんだ?」

こんごう「自分は一海上自衛隊の自衛艦です。護衛艦として自分は日本を護ります」

角松「その言葉が聞けてよかったよ」

みらい「こんごうさ〜ん!副長〜!」

 

みらいが演習を終え、こっちに向かってきた。

 

角松「お疲れ、みらい」

みらい「ありがとうございます!副長!」

こんごう「お疲れサマンサー」

みらい「お疲れサマンサー!」

角松(コイツら大丈夫なのか?)

海原「こんごう、みらい、お疲れのところ悪いんだが、執務室に来てくれ。角松も」

こんごう・みらい・角松「了解」

 

自分、みらい、角松二佐とで執務室へ向かう。

 

海原「呼んだのは、角松に2人をどういう感じに艦隊に組み込むか、決めてほしいからなんだ」

角松「なるほど。それはどう言う事で?」

海原「簡単に言えば、こんごうとみらいだけで艦隊を組むとか、空母の護衛をするとか」

こんごう「空母に護衛としてか、、、」

角松「分かりました。DDG-173こんごうとDDH-182みらいは俺の判断で決めさせてもらいます」

こんごう「よろしくお願いします」

みらい「副長、よろしくお願いします!」

角松「2人はイージス艦隊として、2人で行動してほしいと思う」

みらい「リンク16ですね?」

角松「そうだ。そして、2人は他の艦隊を護衛する形にする。これでいいか?」

こんごう「いいですよ」

みらい「私もです」

角松「どうですか?」

海原「俺もいいと思う」

角松「それではこれから特別艦隊を結成する」

 

ここに、イージス艦で構成された艦隊ができた。(まだ2隻だけど)



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さらば〜提督〜 旅立〜つ人は〜 こんごう「なにやっとんねん」

大和「みらい、艦隊とかはどうなったの?」

みらい「特別艦隊として、他の艦隊を護衛する事になったの」

大和「流石護衛艦ね」

みらい「それほどでも」エヘヘ

こんごう「おい、、、人の金で食う餡蜜は美味いか?」

大和・みらい「美味しいです!」

間宮「大丈夫ですか?」

こんごう「財布の中身、9/10抜かれてるので大丈夫ではないです」

間宮「あらら」

 

自分達は間宮に来ていた。妖精ズに買う羊羹と、大和とみらいに餡蜜を奢って、自分の財布はすっからかんです。

 

副長妖精「あはは、、艦長、大丈夫ですか?」

こんごう「お前達の為だ。これからどうたって事はない!」

副長妖精「モチベーションの塊ですね〜」

電「なのです!」

こんごう「おう、第六のちびっ子共」

暁「暁は立派なれでぃよ!」

雷「こんごうさん、何かあったら私に頼っていいわよ!」

響「Приятно познакомиться」(訳、よろしく頼む)

こんごう「おう!」

みらい「へぇ〜、こんごうさんってロシア語分かるんですね」

こんごう「聞きはできるが喋れん」

響「聞けるだけでもすごいと思う」

 

前の世界でロシア語やってたからな。それとドイツ語も。ドイツ語は喋れる。

そんなこんなで1日が終わる。

 

 

次の日、自分はスーパーカブで鎮守府を走り回っていた。

 

ブロロロロロロロ

 

こんごう「カブ速えー」

工廠妖精「どうですか?」

こんごう「スゲェいい!」

工廠妖精「よかったです!あ、人工衛星なんですが、明日らへんに打ち上げます」

こんごう「サンキュー」

 

人工衛星について言っておかんとな、、、

 

みらい「あれ?こんごうさん、それどうしたんですか?」

こんごう「妖精に頼んで作ってもらった」

みらい「後ろに乗せてください!」

こんごう「あいよ」

みらい「やった!」キラキラ

工廠妖精(これは激辛カレー必須ですね)

 

ブロロロロロロロ

 

みらい「ひゃ〜!速いです!」

こんごう「ヘルメット落とすなよ!」

みらい「はい!」

 

その後30分くらい爆走した。

それを見ていた提督は、、、

 

海原「俺も乗りてぇ〜!」

 

と言っていたのを大和から聞いた。

 

そしてその日から数日。自分達は鎮守府近海で哨戒任務や駆逐艦の訓練をしていた。そしてその日は海原提督の佐世保鎮守府から大湊に移動する日だった。

 

金剛「テイトクゥー!!」

海原「うぐふ!!」

金剛「今日は提督の移動日デース!今日こそ既成事実を作りマース!」

海原「だ、誰かァァァァ!!!助けてェェェェ!!!」

こんごう「こぉぉぉぉんごぉぉぉぉ!!!」

金剛「こ、こんごう!?何故ここニ!!」

海原「さっき呼んでおいて正解だった、、、」

こんごう「せめて提督にプレゼント用意しとけ!!」

金剛「デース!」

海原「それだけぇ?」

こんごう「だけ。海原提督、今日は送迎会だ。怪我しないでくれよ?」

金剛「デス」

海原「分かっているさ。角松にも言われたし」

みらい「副長にも、、、」

こんごう「来とんのかい、、、」

 

色々あって、1200。海原提督の送迎会と角松二佐の着任式をする。

 

こんごう「では、今から海原晴人大佐の送迎会、及び角松洋介中佐の着任式を行います。司会は私、DDG-173こんごうでお送りいたします。まずは海原提督から。お願いします」

海原「おう。え〜、皆、海原だ。今日は俺がここを離れるんだが、皆に一つ言いたい。ありがとう。それだけだ」

 

パチパチパチ

 

こんごう「海原提督、ありがとうございました。次はプレゼントがございます。戦艦金剛、駆逐艦暁、雷、どうぞ」

金剛「私は提督が離れてモ、ずっと愛してマース!」

暁「れでぃはエレファントに送るわよ!」

雷「司令官、、、大湊に行っても、、、頑張ってね!」

海原「おう、、、サンキューな!」グスッ

 

パチパチパチ

 

こんごう「提督LOVE勢の皆様、ありがとうございました。次は後任の角松洋平中佐から海原提督に祝言です。角松二佐、よろしくお願いします」

角松「あぁ。海原大佐、大湊での活躍を、我々一同願っております。後任提督、角松洋平」

 

パチパチパチ

 

海原「ありがとう、角松」

角松「後は任せてください」

こんごう「角松中佐、ありがとうございました。次は角松洋平中佐の提督着任式を行います。角松中佐、前へどうぞ」

 

ここで自分も出る。

 

こんごう「角松洋平中佐、あなたをここ、佐世保鎮守府の提督に任命します。日本国防海軍総司令長、山本伊志郎」

角松「拝命を確認しました」

こんごう「角松二佐、一言お願いします」

角松「俺は一軍人、一自衛官として佐世保鎮守府で戦うことを誓う。これからよろしく」

皆「はい!」

こんごう「これにて海原晴人大佐の送迎会、角松洋平中佐の着任式を終わります。司会は海上自衛隊DDG-173こんごうでした。と言う事で!皆、楽しめ!」

 

まぁ、その後提督LOVE勢は海原提督に抱きつくわなんやでうんぬんかんぬんやし、那珂は初恋したし、加賀と赤城は寝てないし、みらいと大和は乙女してもうたし。なんやこれ。うp主(那珂から、『初恋!水雷戦隊』、『Let's not sey "good bye"』、『艦隊乙女』だ)うp主、、、こっち来んなよ、、、うp主(わからん人もおるやろうからな。ここだけだ。またな!)あ、行った。



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みらいの再会

その次の日、工廠に自分とみらいがいた。

 

こんごう「みらい、ゆきなみとかは出てくるとかあると思うか?」

みらい「姉さんですか、、、どうですかね?」

こんごう「だよな、、、」

工廠妖精「そこは我々の出番ですね!」

こんごう「あ、工廠妖精」

工廠妖精「お2人の姉妹艦の建造データがあればそれを基にして建造できます!」

みらい「チートね、、、」

こんごう「ちょと待て、建造データがあれば艦娘を建造できるのは分かった。なら他の艦はどうなんだ?」

 

建造データがあれば、ならいけるのでは?と思った。

 

工廠妖精「いけます!なら早速やりますか?」

こんごう「よろしく頼む」

みらい「私も!」

工廠妖精「任せてください!みらいさんはDDH-180『ゆきなみ』で、こんごうさんはどうされます?」

 

そうだな、、、

 

こんごう「DDH-183、『いずも』を頼む」

工廠妖精「了解です!」

みらい「いずも?」

こんごう「みらいは知らないのか。いずもは戦後の日本で1番デカい護衛艦で、あの加賀に排水量こそ劣るけど、その他はほぼ一緒の護衛艦だ。ちなみに空母に改装されたぞ」

みらい「そうだったんですね」

工廠妖精「よしっと。建造データをコピーしたので、建造しますね。ついて来てください!」

 

工廠妖精について行く。

 

工廠妖精「ではスタート!」

工廠妖精1「オラオラ!護衛艦だ!」

工廠妖精2「イージス艦!」

工廠妖精3「ヘリ空母!」

工廠妖精「仲間がうるさくてすみませんね」

こんごう「大丈夫。慣れた」

みらい「同じく」

副長妖精「あれ?艦長どうされたんですか?」

こんごう「ん?建造データを基に、海自の艦娘を建造してるとこだ」

副長妖精「それは凄いですね!何を!?」

こんごう「ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の1番艦、ゆきなみと、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦の1番艦、いずもだ」

副長妖精「かなりすごいですねぇ〜。対潜哨戒でもするんですか?」

みらい「確かに対潜哨戒用ですね」

こんごう「全くだ」

 

ガンゴンガンゴンカーンカーンカーンドシュゥゥゥゥゥゥ

 

工廠妖精「建造完了しました!」

こんごう「さぁ、どうなるか」

???「私はゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の1番艦、ゆきなみよ。よろしく頼むわ」

みらい「うっうっ、、、お姉ちゃん!!」

ゆきなみ「えっ!?」

 

ギュゥ

 

みらい「お姉ちゃん、、、私だよ、みらいだよ」グスッ

ゆきなみ「みらい!?本当にみらいなの!?」

みらい「うん」ベチャァ

ゆきなみ「みらい、、、久しぶり」

みらい「うん!」グジュゥ

こんごう「ゆきなみ、コレ」つタオル

ゆきなみ「あなたは?」

こんごう「自分は海上自衛隊、こんごう型イージス護衛艦の1番艦、こんごうだ。久しぶりだな、ゆきなみ」

ゆきなみ「まさかこんごうさんまで、、、」

 

ドシュゥゥゥ

 

???「私は海上自衛隊、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦の1番艦!いずも!よろしく!」

こんごう「お、来た来た」

いずも「っと、ここはどこだ?それにあなた達は、、、なるほど、こんごう、ゆきなみ、みらい、、、みらい!?」

こんごう「よく分かったな」

いずも「それどころじゃない!何故みらいがいるんだ!?」

こんごう「そりゃここで建造されたからな。自分はドロップ艦だけど」

いずも「変な事もあるもんだね〜。て事で私はいずも!よろしく!」

 

ま、そういう事で〜。

 

こんごう「提督に建造した事と、ゆきなみといずもを会わせないと」

いずも「提督か?というより、この世界、艦だった時に乗組員が『艦これ』していたんだが、その世界に似ているな」

こんごう「まぁ、その通りだ」

ゆきなみ「やはりねぇ。艦が体を持ったって事は、艦これの世界に来たんじゃないかなぁって思ったのよ」

みらい「かんこれ?」

こんごう「みらいは知らないだろうが、この世界は艦隊これくしょんっていうゲームの世界なんだ。と言っても、ゲームの世界に似た世界だけどな」

みらい「なるほどぉ!」

いずも「とりあえず、この鎮守府の提督に会うわよ!」

みらい「私について来てください!」

 

みらい達と執務室へ向かう。

 

コンコン

 

角松「入ってくれ」

こんごう「DDG-173こんごう、入ります」

みらい「DDH-182みらい、入ります」

角松「どうした?」

こんごう「新しい艦娘が建造できたので」

角松「誰だ?」

ゆきなみ「海上自衛隊、ゆきなみ型ヘリコプター搭載イージス護衛艦の1番艦、ゆきなみです」

いずも「海上自衛隊、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦の1番艦!いずもよ!」

角松「海上自衛隊の艦艇、、、それにゆきなみか。いずもとは?」

こんごう「いずもは、みらいがタイムスリップした後に建造された護衛艦です」

角松「なるほど。いずも、ゆきなみ。これからよろしく頼む」

 

て事で、佐世保鎮守府にゆきなみといずもが着任した。



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第一章〜艦これアニメ〜
吹雪です!よろしくお願いします!


数週間後、ある艦娘が着任した。

 

???「綺麗、、、」

 

その名は『吹雪』。アニメでは主人公を務めた彼女がここに着任した。

 

吹雪「すぅ〜よし!」

 

執務室にて

 

吹雪「初めまして司令官!吹雪です!よろしくお願いします!」

角松「俺はここ、佐世保鎮守府の提督をしている角松洋平だ。吹雪、これから大変だと思うが頑張ってくれ」

吹雪「はい!」

 

ほう、、、あれが吹雪か。これからの成長が楽しみだな。(こんごう)

 

吹雪「失礼しました!、、、はぁ〜」

睦月「あの〜、、、」

吹雪「は、はい!」

睦月「吹雪、、さんですか?」

吹雪「はい!吹雪であります!本日付で、第三水雷戦隊に配属になりました、」

睦月「同じ第三水雷戦隊に所属する、睦月です!よろしくお願いします」

吹雪「あ、こちらこそよろしく」

 

ドシャァ

 

吹雪「あああ!」

 

あれで大丈夫なんかね?

 

睦月「あはは、かわいい」

吹雪「あはは、、、」

睦月「よかった、特型駆逐艦と聞いて、怖い人かなと思っていたから」

吹雪「私も怖い人と同じ艦隊になったらどうしようと思っていたから、よかった」

吹雪・睦月「あはは」

 

これから仲良くしてくれよ〜。

 

吹雪「この鎮守府、大きいね」

睦月「大抵のことは、この中ですんじゃうの。任務や作戦の他に、休日を過ごす所もあるから、睦月も外に出ることはほとんどなくて」

吹雪「へぇ〜、すごいんだね」

 

あ、そろそろ戻す?あ、そう。自分は知っていると思うが、海上自衛隊DDG-173こんごうだ。今はみらい、ゆきなみ、いずもと演習していた。

 

いずも「F-35、全機編隊飛行を継続しながら目標を攻撃!」

 

ドシュゥゥゥ

 

みらい「CIWS、AAWAOUT!」

 

ブォォォォォン

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

こんごう「スタンダード発射!」

 

ドシュゥゥゥドシュゥゥゥドシュゥゥゥドシュゥゥゥ

 

ゆきなみ「させません!シースパロー発射!」

 

ドシュゥゥゥドシュゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

こんごう「それは囮だ!」

ゆきなみ「何ですって!?」

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

夕立「特別艦隊の先輩達の演習っぽい」

吹雪「特別艦隊?聞いたことがある!確か未来から来た、すごい艦娘達なんだよね!ここに配属されてるんだぁ〜!」

睦月「ちょっと見に行ってみようか!」

吹雪「うん!」

 

こんごう「よし、後はいずもだけ!」

いずも「そうはいかないわよ!」

みらい「やってやる!トマホーク、攻撃始め!」

 

ドシュゥゥゥ

 

いずも「SeaRAM発射!」

 

ドシュゥゥゥドシュゥゥゥドシュゥゥゥ

 

こんごう「馬鹿め、ここで決める!」

いずも「まさか!?」

 

キィィィィィィィィィィンドゴォォォォォォォォォン

 

いずも「やられたぁ!」

 

吹雪「すごい、、、」

睦月「あれは、特別艦隊の海上自衛隊DDG-173こんごう先輩とDDH-180ゆきなみ先輩、DDH-182みらい先輩、DDH-183いずも先輩だよ」

吹雪「こんごう先輩、、、」

 

こんごう「いずも、F-35の運用をもうちょっと強化しておくといい」

いずも「そうだね」

 

吹雪(すごい、演習の後、ちゃんとアドバイスしてる、、、)

 

こんごう「まぁ、前よかよくなっとる。頑張りな、、、お?」

睦月「あっ」

夕立「ヤバいっぽい」

吹雪「あ、ちょっと、[ガスッ]あうう!」

睦月「大丈夫!?吹雪ちゃん!」

 

スタスタ

 

こんごう「お?演習見てたのか」

みらい「私達の演習を見て勉強になった?」

吹雪「え?あ、はい!」

ゆきなみ「よかったわ」

いずも「まぁ、私達の演習はちょっとハードだけどね!」

睦月「あ、そうそう。こんごう先輩は、艦娘じゃなくて、艦息だって!」

吹雪「艦息?と言うことは、男の人!?」

こんごう「おう、何か悪いか?それより腹減ったろ?間宮で餡蜜奢ってやる」

 

自分達は間宮に向かう。

 

吹雪「あの、聞きたいんですけど、こんごう先輩達のDDHとかDDGってなんですか?」

こんごう「そこか。DDGはイージスミサイル護衛艦、ゆきなみ型の場合はヘリコプター搭載イージス護衛艦、いずもはヘリコプター搭載護衛艦だ。ちなみにDDは駆逐艦って意味な」

吹雪「私達と同じなんですか!?」

夕立「初耳っぽい!?」

睦月「びっくりだよぉ、、、」

いずも「まぁ私達は専守防衛だからね〜。アムッ!おいひぃ〜!」

こんごう「さて、自分達はそろそろ行くから、ゆっくりしとけよ。それと吹雪」

吹雪「はい?」

こんごう「努力して勝ち取りな」

吹雪「は、はい!」

 

みらい「どう言う意味?」

こんごう「吹雪のデータを見たんだが、戦闘に一回も出ていないからな」

ゆきなみ「なるほど、そう言うことでしたか」

いずも「これからどーする?」

こんごう「艤装の手入れでもしとくか〜」

 

その頃、吹雪達はというと、、、

 

吹雪「『努力して勝ち取れ』、、、頑張らないと!」

夕立「こんごう先輩、かっこいいっぽいもんね〜」

吹雪「うん!」

睦月「私も頑張ろう!」

 

ウゥゥゥゥゥゥーーーー

 

こんごう「敵襲!!総員、ドックに向かえ!!」

い・み・ゆ「了解!」

 

大淀『主力の第一機動部隊(赤城、加賀、蒼龍、飛龍、電、雷)、第二支援艦隊(金剛、比叡、最上、夕張、暁、響)、第三水雷戦隊(川内、神通、那珂、睦月、夕立、吹雪)、特別艦隊(こんごう、ゆきなみ、みらい、いずも)』「稼働全艦隊の出撃準備、完了しました」

角松「長門、任せる」

長門「うむ。秘書艦の長門だ。第四艦隊が遠征中に深海棲艦と遭遇。その際、敵棲地を発見した。この鎮守府正面海域を制圧している艦隊の棲地であることは間違いない。これよりここを強襲する!」

特別艦隊「強襲!?」

こんごう「マジかよ。角松二佐もとんでもねぇな〜」

みらい「そうでもしないと大変だからね」

ゆきなみ「深海棲艦は国際テロリスト。私達が攻撃できる相手で、人じゃないから大丈夫ね」

いずも「F-35Bが思いっきり使える!」

長門『布陣は一航戦赤城達を主力とした第一機動部隊が強襲。第二支援艦隊はこれを援護。第三水雷戦隊はこれらの主力の前衛としてこれにあたる。特別艦隊は赤城達が強襲したところを追い討ちをかける。いいな?本作戦の目標は、深海棲艦の脅威を排除し、この鎮守府正面海域からの海上護衛航路を回復することにある。各自、心して作戦にかかってほしい。慢心は、、、禁物だ』

みらい「それは、、、もう嫌ですから」

こんごう「みらい、、、」

長門『では、第三水雷戦隊、特別艦隊、主力に先行して先発!暁の水平線に勝利を刻め!』

 

こんごう「じゃあ、、、DDG-173こんごう、抜錨!」

みらい「DDH-182みらい出ます!」

ゆきなみ「DDH-180ゆきなみ、行きます!」

いずも「DDH-183いずも、やります!」

 

ウィィィィィンガショォン

 

ビービービー『ゲートが開きます。ゲートが開きます』ウィィィィィン

 

こんごう「こんごう、出撃!」

みらい「みらい、出撃!」

ゆきなみ「ゆきなみ、出撃します」

いずも「いずも、出撃!!」

 

出撃開始。

 

こんごう「各艦、対水上戦闘用意。警戒を怠るなよ」

ゆ・み・い「了解!」

 

それより、三水戦のほうが気になる、、、だが、まずは先の事に集中だ。

 

レー妖精「本艦より10時の方向、反応6!深海棲艦です!」

こんごう「ハープーン、発射用意!」

砲雷妖精「ハープーン発射用意よし!」

こんごう「ハープーン、発射!」

 

シュゥゥゥゥゥゥ

ドゴォォォォォォォォォン

 

レー妖精「深海棲艦をやっちまったぞ」

こんごう「よし、先に進むぞ!」

 

自分達は中枢へ向かう。

 

こんごう「こちらこんごう。大淀、応答願う」

大淀『こちら大淀。特別艦隊はもうすぐで敵棲地に到着します』

こんごう「了解。攻撃火器問題なし」

みらい「ないです!」

ゆきなみ「ないわ」

いずも「飛ばすか?」

こんごう「飛ばしてくれ」

いずも「了解!F-35B、発艦!」

 

キィィィィィィィィィィン

 

こんごう「間に合え」

 

吹雪「当たってください!」

夕立「吹雪ちゃーーーん!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

吹雪「うっ!あっ!」

こんごう「ここに、特別艦隊、見 参!!」

赤城「ここは、第一航空戦隊に任せてください」

加賀「ここは譲れません」

いずも「F-35、全機ミサイルを放って!」

 

F-35「ここは俺らに任せてくんな!」

 

キィィィィィィィィィィン

 

F-35「全機、ミサイル発射!FOX1!」

 

ドシュゥゥゥドシュゥゥゥ

 

ドガァァァァァァァン

 

こんごう「みらい、ゆきなみ、艦砲射撃だ」

ゆきなみ・みらい「了解!」

 

ドォンドォンドォンドォン

ドゴォォォォォォォォォンドゴォォォォォォォォォン

 

シュゥゥゥゥゥゥ

 

こんごう「効いていない!?まさかこれほどとは、、、ん?バリアが!そうか、今なら!全艦、ハープーン発射用意」

みらい「了解、ハープーン発射用意」

ゆきなみ「いつでも」

こんごう「ハープーン、発射始め!」

 

シュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥ

 

砲雷妖精「インターセプトまで5秒前。スタンバイ、、、マークインターセプト!!」

 

バリィィィィン

 

こんごう「いずも、今だ!」

いずも「全機ミサイル発射!」

 

シュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥ

 

ド、ゴォォォォォォォォォォン

 

吹雪「すごい、、、なんてかっこいいんだろう、、、」

 

大淀「敵棲地撃破、、、海域、、、解放されました!」

 

吹雪(こんごう先輩、、、私も、あんな風に戦えたら、、、)

 

こんごう『努力して勝ち取りな』

 

吹雪「無理だよね、、、私なんかじゃ、、、」

 

角松「そんなことはない」

吹雪「はっ!司令官!」

角松「お前も訓練して、アイツらに追いついてみな。アイツらは訓練を重ねてきたからな。もしかしたらアイツらの艦隊に組み込むことができるかもな」

 

ドン!

 

睦月「吹雪ちゃん?」

夕立「事件っぽい?」

吹雪「私、、、決めた、、、私頑張って、いつかこんごう先輩の護衛艦になる!一緒に戦う!」

 

こんごう「フッ、吹雪。お前は努力すればなんでもできる。自分は待ってるぜ」

 

次回も楽しみに!



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自分、駆逐艦の先生です。はい。

こんごう「お前ら、起きろ!0600!」

みらい「はい!」

ゆきなみ「着替えます!」

いずも「急げ!」

 

自分達、特別艦隊は幹部作業服に着替え、グラウンドに走って行く。

 

こんごう「よし、走るぞ」

み・ゆ・い「はい!」

 

ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ

 

こんごう「ん?吹雪じゃねぇか」

吹雪「あ、こんごう先輩!早いですね」

こんごう「自衛隊はこれが普通だよ」

吹雪「なるほど。それでは!」

こんごう「おう!お、綺麗だなぁ」

吹雪「よし、頑張るぞー!おおっと!」

4人「あちゃー」

 

なんだろう、、、途中まではよかったんだが、、、

 

こんごう「まぁ、、、いっか」

みらい「そうですね、、、」

いずも「そう言えば、こんごうって駆逐艦達の先生だったよね〜」

 

そう、自分は駆逐艦達の先生である。妙高型が先生をやってたんだが、、、

 

足柄『ごめんだけど、しばらくやっといて!』

 

と、言われたもんで、、、

 

雷「電、リボン曲がってるわ」

電「はわわ!ありがとうなのです!」

夕立「吹雪ちゃん、見せてっぽい〜!」

睦月「昨日、一緒にやろうって言ったのに、やらなかったの夕立ちゃんだよ!」

夕立「睦月ちゃん、ケチっぽい〜」

雷「夕立、また宿題やって来なかったの?」

夕立「ぽい〜」

電「おはようなのです」カレイナスルー

吹雪「おはよう」

如月「おはよう」

睦月「あ、如月ちゃん!聞いて、夕立ちゃん、また宿題やって来なかったんだよ」

如月「そうなんだぁ」

吹雪「睦月ちゃん、如月ちゃんの事好きだよね」

夕立「姉妹艦だからっぽいしね〜」

島風「おっはよー!」

暁「もう、大声出さないで!れでぃにはれでぃの振る舞いがあるんだから」

島風「あれ?暁ちゃん、また背縮んだ?」

暁「縮まないわよ!」

響「Харашо」

 

そんなこんなで

 

こんごう「うし、しばらくの間、自分がこのクラスを担当する事になった。自分は自衛官だ。甘くないぞ」

クラス「えぇー!!??」

こんごう「それに、足柄にもやることがあるってさ」

クラス「あぁ〜」

 

皆納得のようで。

 

こんごう「と言う事で、足柄からやるとこは聞いている。じゃあ、、、夕立、答えてみろ」

夕立「は、はい!」

こんごう「問題だ。水雷戦隊の武器である酸素魚雷。その優位性は?答えられたら、先程出した大量の宿題、免除してやる」

夕立「ほ、本当、、、えっと、えっと、えぇっと、、、」

こんごう「授業をちゃんと聞いてりゃわかる話だ。どうなんだ?」

夕立「そう思うっぽいのですがぽい、、、」

こんごう「ぽいぽい言っとると、、、ハープーンで海の底に沈めてやるぞ」マックロオーラ

夕立「ぽいぃぃぃ!!」

吹雪「圧倒的長射程、そして雷速、炸薬量でも優位」

夕立「圧倒的長射程、そして雷速、炸薬量でも優位っぽい、、、?」

 

後で補習な。

 

こんごう「よし。それでは吹雪」

吹雪「はい!」

こんごう「酸素魚雷にはもう一つ、優位性がある。それはなんだ?答えてみろ」

吹雪(こんごう先輩の前で間違えるわけには!)「普通の魚雷と違って、圧縮空気ではなく、酸素を使っています。なので、発射後、排出されるのは二酸化炭素になりますね。これは海水に溶けやすいので、敵に雷足が発見されにくい、つまり攻撃の隠密性が高くて」

クラス「おぉ〜!!」

こんごう「しっかり勉強しているようでなによりだ」

 

だが知識は十分だが、、、

 

吹雪「うわぁぁぁ!!!」

利根「こうなってしまうのじゃ、、、」

吹雪「あぁ〜、、、」

利根「重心を落とせと言っとるだろ!」

筑摩「姉さん、あの子はトップヘビーなんだから、大目に見てあげないと」

利根「分かっておる」

吹雪「もう一回、お願いします!」

利根「おう〜」

 

確かに吹雪型は重いからな。だが、吹雪をアレにするまでにちゃんと戦えるようになるのか、、、

 

吹雪「うわぁぁぁ、、、キャァ!!」

 

ドカァァン

 

うわっ、大の字。大丈夫なのか、、、あれ。

しばらくして、海沿いで走っていた。

 

こんごう「エッホ エッホ エッホ エッホ」

 

吹雪「ここ?」

睦月「みらいさんがここだって言ってたけど、、、」

吹雪「うぅ〜ん、、、」

睦月「吹雪ちゃんは本当にこんごうさんの事が好きなんだね」

吹雪「好きって言うか、憧れなんだけどね」

夕立「憧れ?」

吹雪「うん!私もあんな感じに皆を護れたらなって思って」

夕立「駆逐艦には無理っぽい〜」

吹雪「それは分かっているけど、、、」

 

タッタッタッタッ

 

吹雪「こんごう先輩かな!」

こんごう「お?吹雪に睦月、夕立、どうした?」

吹雪「あの!こんごう先輩みたいになれるように、どんなことをしてるのか気になって!」

睦月「夕立ちゃん、先帰ってようか」

夕立「そうするっぽい」

こんごう「そうか。ならば今から倉庫に来てくれ」

吹雪「は、はい」

 

吹雪と一緒にスーパーカブを置いてある倉庫に行く。

 

こんごう「吹雪〜、そこにあるスパナ取ってくれ」

吹雪「は、はい!、、、ところで何してるんですか?」

こんごう「あぁ、今バイクの整備してんだ」

吹雪「こんごう先輩ってバイク乗っていたんですね」

こんごう「まぁな。こうやって趣味を楽しんで、心を落ち着かせる」

吹雪「なるほど!」

 

よかったよかった。

 

ブロロロロロロロロロロ

 

夜、自分は鎮守府内をバイクで走っていた。

 

こんごう「綺麗な夜に走るのは楽しいな。あれ?川内と吹雪、、、こんな夜中にって、あぁ、あれか」

 

どうやら吹雪は川内に連れられて、ボールに立つことをしているらしいな。そして自分は静かにそこを離れる。

 

次の日、吹雪は、、、

 

吹雪「すぅはぁ、、、すぅはぁ、、、」

こんごう「なるほど、川内と神通にねぇ、、、」

睦月「無理ないよ。昨日から一睡もしてないんだから」

暁「れでぃのする顔じゃないわね」

電「かわいそうなのです、、、」

 

電がそう言った後に、、、

 

那珂「吹雪ちゃん!あ、いた!吹雪ちゃん、起きて、起きてよー!」

吹雪「ふぇ?」

 

あ、ちょ!あ、駄目だこりゃ。

 

こんごう「とりあえず、、、授業しようか、、」

電「なのです」

 

吹雪がいない間、自分達はずっと『吹雪ちゃん、大丈夫かなぁ?』だった。

 

みらいによると

 

みらい『グラウンドで那珂に紹介されてた。ちょっとアレでしたけど』

 

だそうだ。まぁ〜〜〜〜いっか。吹雪は頑張り屋さんだからな。

 

みらい「最近、吹雪ちゃんは頑張っているわね」

ゆきなみ「そうね。あの子ならアレになれると思うわ」

いずも「それにしてもこんごうも思い切ったね〜」

こんごう「自分達、特別艦隊に入りたいようだったからな。ラインを超えたらアレをしてもらう予定だ」

ゆきなみ「アレを使うまでには練度が足りなさすぎるわ」

みらい「頑張ってほしいね」

 

『アレ』とは、、、まぁ、、、後ほど話に出てくる。安心しな。



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W島(クソみたいな駄文だぜ)

えーうp主です。今回の話、クソ駄文です。ではどーぞ


数日前、、、

 

長門「いよいよ、始まるのですね」

角松「あぁ。今から任務に当たる部隊を選定して来てくれ。ただし、特別艦隊は絶対だ」

長門「了解しました」

 

吹雪「んくっ、、、」

睦月「どうしたの?吹雪ちゃん?」

吹雪「作戦説明って初めてだから、、、緊張しているでごじゃる」

夕立「吹雪ちゃん、また口調が変わってるっぽい」

吹雪「え?私、何か言ってたの?」

夕立「気付いてないっぽい!?」

睦月「あはは、大丈夫だよ。さ、早く入ろ?」

 

ガララララ

 

お、入ってきたかってゆっくりしすぎでは、、、

 

吹雪「あれ?こんごう先輩も?」

こんごう「まぁな」

 

ガララララ

 

こんごう「総員、長門秘書艦に敬礼!」

 

ビシッ

 

長門「秘書艦の長門だ。早速だが、お前達に提督からの作戦を伝える。先日の敵棲地発見と殲滅により、近海の深海棲艦の拠点が一掃されたことが皆も承知の事と思う。これにより、近々大規模反抗作戦が決行されることとなった」

一同「えぇ!!」

長門「本作戦はその至近先となる作戦だ。目標はここ、『W島』だ。この島付近に存在する水雷戦隊を夜戦による奇襲で殲滅して欲しい」

川内「やったぁ!待ちに待った夜戦だぁ!!」

 

夜戦バカだな、、、こりゃ。

 

長門「基本の作戦は、第三水雷戦隊が囮となり、敵を引きつけて転身。第四水雷戦隊が展開する海域まで誘導し、2隊で挟撃する。特別艦隊には2手に別れ、両隊に護衛としてついていてほしい。W島を攻略すれば、哨戒線を押し上げ、さらなる作戦展開が可能となる。覚悟はいいか!」

 

その後、自分達は間宮に来ていた。

 

こんごう「吹雪、大丈夫か?」

みらい「ゆっくりしないと、明日の作戦、ちゃんとできないよ?」

夕立「顔色悪いっぽい」

雷「三水戦と特別艦隊の皆、出撃するようね」

電「夜戦だと聞いて、吹雪さん達に食べてもらおうと思ったのです」

 

電が渡してきたのは大量のブルーベリー。どうやら目が良くなるらしい。なるほどね。それと、愛宕から吹雪は御守りをもらっていた。それに利根から吹雪は餡蜜をもらっていたし。

 

こんごう「吹雪、すまないが、今回の作戦は四水戦にみらいと行く事になったから、頑張ってくれよ」

吹雪「は、はい!」

 

自室に戻り、特別艦隊で作戦の内容を確認した後、、、

 

こんごう「よし、今回の作戦はこんな感じだ。自分達は日本を護る護衛艦だ。やれるか?」

みらい「勿論です!」

ゆきなみ「イージス艦の力を舐めないでほしいわね」

いずも「なんでもやってやる!」

 

その後、2200になり、寝た。

 

次の朝、自分は艤装を確認しに行く時に睦月に出会い、吹雪に何か言ってくれと頼まれたので、、、

 

吹雪「ふぅ〜、、、」

こんごう「どうやら、頑張って追いつこうとしてるみたいだな」

吹雪「こんごう先輩!はい、皆に特訓してもらって、、、」

こんごう「なるほどね。ちょっと吹雪、見ておけ」

吹雪「は、はい、、、」

こんごう「システムをOFF。手動にて射撃を行う。撃ち方始め!」

 

ドォンドォンドォン

 

3つの的に当てる。それもシステムを切った状態だ。

 

吹雪「すごいです!」

こんごう「そうか。吹雪、何があっても努力は結果を結ぶ。だから努力を止めるなよ」

吹雪「はい!」

 

努力は結果を結ぶ。陸上をやっていた自分にとって一番大切なことだからな。

 

吹雪「ところでこんごう先輩、なんでここに、、、」

こんごう「艤装を見に行くところに睦月がいたからな」

吹雪「なるほど、、、」

 

その後、艤装を装着する為にドックにいた。

 

こんごう「さぁて、いっちょやりますかぁ!」

みらい「頑張るぞ!おー!」

ゆきなみ「こんごうさん、三水戦は任しておいて」

いずも「どんと来い!」

 

大淀「作戦開始予定時刻です」

長門『W島攻略作戦を発令する!第三、第四水雷戦隊、特別艦隊、出撃せよ!』

 

しばらくして、、、

 

こんごう「みらい、SH-60Kを哨戒に出しておいてくれ」

みらい「了解!」

 

何故みらいの艦載機がSH-60Kになっているのか。それはいずものSH-60Kをコピーして作られた。

 

みらい「なっ!?軽空母が!」

こんごう「何!?いずも!聞こえるか!」

いずも『聞こえてるよ!今から発艦させる!』

ゆきなみ『対空戦闘用意!』

 

頑張ってくれよ、、、

 

球磨「敵水雷戦隊を発見したクマ!」

こんごう「対水上戦闘用意!」

副長妖精「対水上戦闘用意!」

みらい「撃ち方始め!」

 

ドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォンドォン

 

一方、ゆきなみ達は、、、

 

ゆきなみ「ハープーンを発射しようにも、航空機が多すぎる!」

いずも「F-35がなんとかしてるけど、このままだと大変かも!」

 

やばかった。

 

ゆきなみ「睦月が!CIWS、AAWAOUT‼︎」

 

ブォォォォォォン

 

ドゴォォォォォォォン

 

ゆきなみ「吹雪ちゃん、ここからなら!」

吹雪「はい!」

 

なんとかなったようです。うp主(すまんな)

 

球磨「見るクマ!敵の増装艦が撤退していくクマ!」

如月「よかった、これでもう大丈夫そう」

こんごう「レーダー最大出力」

レー妖精「了kーあ!敵機如月の直上!」

こんごう「なんだと!?ミサイルは!?」

砲雷妖精「無理です!高度が低すぎます!」

こんごう「仕方ない、CIWS、AAWAOUT‼︎」

 

ブォォォォォォォォン

 

ドォォォォォォォォォォォン

 

如月「きゃあ!!」

夕張「どうしたの!?」

こんごう「危なかったな。レーダーを最大出力にしていなかったら、、、きっと如月は轟沈していただろう」

みらい「油断していた、、、」

多摩「よかったにゃ、、、」

如月「ありがとうございます。こんごうさん」

 

危ねぇ危ねぇ。嫌な予感してたからレーダー使ったら敵機が如月直上だったもんでよ。大変なんだわ。

まぁその後、鎮守府に戻ろうとするが、、、

 

如月「あぁっ機関停止、、」

こんごう「さっきの爆発のせいでやられたんだろう。曳航するからロープ持っていてくれ」

如月「分かりました」

文月「すごい、、、」

弥生「よかった、こんごうさんがいなかったら今頃どうなっていたか、、、」

みらい(私もこんごうさんに曳航してもらいたいなぁ、、、)

 

鎮守府に戻ろうか。

 

睦月「あっ、、、四水戦の皆さんは、、、」

利根「もうすぐ戻って来る頃じゃ。如月が機関停止したらしくての」

睦月「よかったぁ、、、よし、迎えに行ってくる!」

ゆきなみ「ふふ、よかった。アニメみたいにならなくて」

いずも「全くだよ」

 

そろそろ、、、あ、見えた!

 

球磨「岬だクマ!」

夕張「よかったぁ」

みらい「こんごうさん、後で羊羹」

こんごう「無理」

文月「もうすぐで着くな」

弥生「あと少し」

如月「多分、睦月ちゃんが迎えに来ていると思うわ」

多摩「と言うよりかは、絶対だにゃ〜」

 

睦月「あ!如月ちゃん!」

如月「睦月ちゃん、、、」

睦月「私ね、如月ちゃんのことが好き!そして、、、ありがとう!」

 

こうして、W島作戦は成功した。一隻も轟沈させずに。



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日本の空母、着任する。

チュンチュン

 

こんごう「朝はゆっくりするのに限るな」

みらい「そうですね。朝日が綺麗で私は好きです」

ゆきなみ(いずも、みらい達って付き合ってないのよ)

いずも(本当か!?てっきり付き合ってるかと、、、)

 

そんな感じで朝を迎えた。

 

チーンチーンチーン

 

夕立「ん〜、、、はぁ〜、やっと授業終わったっぽい〜」

暁「みっともないわね。そんなんじゃ、一人前のれでぃになれないわよ」

響「いや、これはちょっと気持ちがいいな」

こんごう「教師である自分が言うのもなんだが、これはいいぞ〜」

暁「こんごうさんまで、、、」

 

コンコン

 

羽黒が入ってきた。

 

羽黒「こんごうさん、長門秘書艦が島風ちゃんと吹雪ちゃんを呼んでます」

こんごう「お、そうか。吹雪、島風、執務室に行けよ〜」

島風「はぁーい!」

吹雪「分かりました!」

 

さて、今回は出番はないようだな。

 

こんごう「授業始めるぞ〜。今起きなかったら宿題を20倍な〜」

クラス「シュバッ」

こんごう「お、おう、、、て事で今回は英語な」

電「何故なのです?」

こんごう「簡単だ。もし、他の国の艦娘が来たらどうする?」

雷「なるほど!」

夕立「ちょっと難しいっぽい〜」

こんごう「て事でやってくぞ〜」

 

まぁ〜今回は作戦に出ないわけで、最高にも程がある。

 

こんごう「足柄〜、そろそろ戻ってくれよ〜」

足柄「まぁ、そろそろ戻っていいかもしれないわね」

こんごう「じゃあ担nー」

足柄「私は副担任ね」

こんごう「、、、へ?」

 

一体、自分はいつ担任を辞められるのだろうか、、、

 

みらい「こんごうさん、大丈夫ですか?」

こんごう「担任、、、担任、、、」

いずも「こりゃめいってるな、、、」

ゆきなみ「なにか奢りますよ」

こんごう「うん、ありがと、、、」チーン

みらい「そう言えば、吹雪ちゃんはどうしたの?」

こんごう「吹雪?吹雪なら第二艦隊と島風で南方海域に行ったぞ」

みらい「大丈夫かなぁ、、、?」

こんごう「金剛がいるから大丈夫だろ」

ゆきなみ「確かに。それに如月ちゃんが轟沈してないからメンタル的にも大丈夫だろうしね」

 

ん?なんでいずも、ゆきなみがアニメを知ってるかって?どうやら艦だった時に乗組員がアニメを見ていたらしい。

それはそうとて、自分は執務室へ来ていた。

 

角松「ん?こんごう、どうした?」

こんごう「いや、なんかないかな〜と」

角松「なら建造をしてくれないか?使った資材は後で報告を」

こんごう「了解」

 

て事で、、、let's建造ターイム!!

 

工廠妖精「あの、、、こんごうさん。どうします?」

こんごう「オール450で」

工廠妖精1「やってやるぜぇぇぇぇ!!!」

工廠妖精2「ヒャッハー!!!」

工廠妖精3「イェェェェェェェイ!!!!ジャァァァァスティィィィィィス!!!!」

 

なんかサンシャイン池◯がおんねんけど。

 

こんごう「もういいや」

工廠妖精「毎度すいません、、、」

 

ガーンガーンガーンゴンゴンゴンドシュゥゥゥゥ

 

???「私は、、、いぶき型航空機搭載護衛艦、DDV-192、いぶきです!」

こんごう「空母、、、多っ」

いぶき「あれ?この反応は、、、こんごうさん!?」

こんごう「え?あ、うん」

いぶき「そうだったのかぁ〜。あ、ここって、、、」

こんごう「佐世保鎮守府な」

いぶき「うわぁ、、、」

 

そんなこんなで角松二佐に報告をする。

 

いぶき「海上自衛隊、いぶき型航空機搭載型護衛艦のいぶきです!」

角松「まさか海自が空母とはな、、、」

こんごう「まぁ日本の海域はとても大きいですからね」

角松「そうだな。こんごう、いぶきは特別艦隊に組み込む。それでいいか?」

こんごう「はい」

いぶき「いいですよ」

 

DDV-192いぶきが佐世保鎮守府に着任しました。

 

こんごう「いぶき、ここが部屋になる」

いぶき「失礼しま〜す」

ゆきなみ「ん?誰だ?」

いぶき「DDV-192いぶきです!」

いずも「いぶきちゃん!」

みらい「いぶき?」

こんごう「いずも型を基本として、設計された、言ってみりゃぁ軽空母だ」

みらい「ふむふむ。私がいない間に変わりましたね〜」

いぶき「え〜と、、、あなたは、、、」

みらい「DDH-182みらいです!」

いぶき「あのみらいさん!?よろしくお願いします!」

みらい「はい!一緒に頑張ろう!」

 

みらいといぶきって性格似てるから仲良くできそう。



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あ、艦隊編成変えるんですね。

数日後、、、

 

こんごう「ほうほう、特別艦隊以外は全て再編成を行うと」

角松「そうだ」

みらい「私達はそのままでよかった〜」

角松「流石に特別艦隊だけは難しいからな」

 

特別艦隊以外の艦隊が全て再編成される事になった。

 

こんごう「再編成ねぇ〜、、、鎮守府中がわっしょいするな」

いぶき「そうですね」

吹雪「あれ?こんごう先輩?どうしたんですか?」

こんごう「おう、吹雪か。どうやら再編成されるらしいな」

吹雪「そうなんです、、、こんごう先輩もですか?」

こんごう「いや、特別艦隊だけは再編成するのが難しいと角松二佐から直々にな」

吹雪「そうですか、、、」

みらい「そう落ち込まないで。私達はこれまで通り、艦隊護衛に就くからね」

吹雪「はい!」

 

次の日

 

吹雪「駆逐艦吹雪、参りました!」

角松「吹雪、吹雪には第五遊撃部隊に拝命する」

吹雪「了解しました!」

 

吹雪「えっと、、、第五、第五っと、、、あっ、あった、、、」

こんごう「吹雪、どうした?」

吹雪「こんごう先輩。私、第五遊撃部隊に配属されて」

こんごう「なるほど。頑張れよ!」(訳、大変だからな!)

吹雪「はい!」

こんごう「荷物は先に置いておいたから」

吹雪「ありがとうございます。じゃあ失礼します、、、」

 

吹雪が中に入ると、、、あ、自分は吹雪の後ろから見る。

 

大井「あのね、ここにお花を置いたらいいと思うの。それで、壁に私と北上さんの写真を貼って、、、」

北上「いいんじゃない?それにまた大井っちと同じ艦隊になれるなんて思ってなかったよ」

大井「運命です!何があっても2人は離れられない運命なのよ」

こんごう「とんでもねぇな、こりゃ」

吹雪「そうですね、、、失礼しました〜」

 

大井と北上の百合百合したのを見させられ、自分と吹雪は撤退する。

 

こんごう「こっちにしとくか?」

吹雪「は、はい、、、」

こんごう「FF外から失礼するぞ、、、」

吹雪「失礼します、、、」

 

部屋に入ると、、、

 

瑞鶴「つまり、提督の編成が気に入らないと?」

加賀「いいえ、私は五航戦の子と一緒になりたくないってだけ」

瑞鶴「怖。随分ハッキリ言ってくれるじゃない」

吹雪「修羅場ぁ、、、」

こんごう「え〜と、、、」

加賀「あなたは?」

吹雪「あ、えっと、、、部屋を間違えました!」

こんごう「FF外から失礼しました〜」

吹雪「つい入りたくなくて、嘘ついちゃった、、、」

こんごう「ごめん、自分も」

 

そう言ってると、、、

 

金剛「hey!ブッキー!」

こんごう「あ、先代」

金剛「アレ?こんごうもこの艦隊デスカー?」

こんごう「NO。自分は吹雪がいたからつきて来ただけだ。後はよろしく。吹雪、fight」

吹雪「は、はい!」

 

自分はそう言って離れる。

 

みらい「なるほど、、、曲者揃いですね」

ゆきなみ「北上大井ペアに瑞加賀ペア、金剛さんですか」

いずも「角松二佐はどんな考えを、、、」

いぶき「角松さんにも考えがあるんですよ。きっと」

こんごう「そうだな。よし、演習すっか」

5人「はい!」

 

演習が終わり、駆逐艦の教室を掃除しに行く。

 

こんごう「お、夕立に睦月、吹雪、どうした?」

吹雪「実は、かくかくしかじかあって、、、」

こんごう「あ〜、、、そりゃ大変だ」

夕立「こんごうさんはどうしたっぽい?」

こんごう「掃除しに来たんだ」

睦月「手伝います!」

吹雪「私も!」

夕立「ぽい!」

 

その後、掃除を終え、吹雪にアイスを奢った。その際、吹雪にFS作戦について教えた。掃除している時に、睦月は最上、如月と一緒に、夕立は那珂と一緒だったらしい。

 

吹雪「ありがとうございました!」

こんごう「あいよ〜」

 

後でトマホークでも開発しようかね?

 

いずも「いぶき、F-35Bはどう?」

いぶき「はい!バッチリです!」

こんごう「大丈夫そうだな」

ゆきなみ「こんごうさん、どこへ?」

こんごう「駆逐艦の教室を掃除しにな」

みらい「こんごうさんっぽいね」

 

あ、カレーが焦げそう、、、

 

こんごう「と言うより、、、いずものSH-60K借りて見たけど、、、あれヤバ」

 

ドカーンドカーンドカーンドカーンドカーンドカーン

 

SH-60K「アレ、、、とんでもないですね〜」

こんごう「うむ。アレくらいならハープーンで、、、って無理があるな」

SH-60K「って、深海棲艦発見!」

こんごう「なんだと!?角松二佐、聞こえますか!」

角松『どうした?』

こんごう「鎮守府に、深海棲艦が北上中。現在、特別艦隊は整備に入っているので、出撃は困難です」

角松『了解した。直ちに第五遊撃部隊を出撃させる』

 

さて、、、どんな戦略を考えるのか、、、

 

こんごう「ほう、、、自分から前に出るとな」

 

いいね。戦略はSをやろうか。

 

吹雪「旗艦、、、」

こんごう「吹雪。見ていたぞ」

吹雪「あ、どうでした、、、?」

こんごう「まさに旗艦に相応しかった。吹雪、旗艦としてよろしくな」

吹雪「はぁ、、、はい!!」



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!戦作洋ーレカ、隊逐駆六第

カレーは美味しいよね。それと、劇場版編書き終わりました。


数日後

 

こんごう「へ?審査員?」

長門「みらいから聞いた。海上自衛隊はカレーが国家機密だと」

こんごう「まぁ、、はい」

長門「よろしく頼む。提督からも言っていた」

こんごう「あぁもう!分かった!」

 

鎮守府カレー大会に審査員として参加します、、、

 

こんごう「え〜と、牛乳はここで、コーヒーはここ。フルーツは、、、」

電「はわわ!」

 

ドン

 

電が運ばれてきた。

 

こんごう「大丈夫、、、か?」

電「はいなのです、、、」

雷「明日の遠征任務も頑張るわよ。ねっ!暁!」

暁「はぁ、、、」

電「どうしたのです?暁ちゃん、遠征嫌なのですか?」

こんごう「大丈夫か?」

暁「遠征任務は別にいいのよ。でもね、やっぱりアレだけはないわ!あんなの絶対にれでぃらしくないもの」

雷「また暁のれでぃが始まったわね」

暁「そうよ!れでぃならもっとこう、、、優雅にえれふぁんとにじゃないといけないの!」

こんごう「えれふぁんと、、、」ブッ

電「暁ちゃん、それを言うならエレガントだと思うのです」

暁「そ、そうとも言うかもね」

こんごう「ちゃんと勉強しろよ〜」

 

そう言って暁の頭を撫でる。

 

暁「あわわわわ」

雷「どうしたの?響」

響「これ」

雷「鎮守府カレー大会?自慢のカレーで優勝を目指せ、、、」

こんごう「あぁ〜」

高雄「あら、第六駆逐隊の」

愛宕「やっほー。パンパカパーン!」

雷・響「パンパカパーン!」

こんごう・暁「それ、挨拶なの(か)?」

電「パンパカパーンなのです!」

 

ドュグハッ!電、それをやめてくれ、、、死んじまう、、、

 

高雄「付き合わなくてもいいのよ。それよりどうかした?」

電「えぇと、これなのですけど」

高雄「またこの日が来たのね」

愛宕「去年は楽しかったわねぇ〜」

第六「?」

高雄「鎮守府では週に一度、カレーの日がある事を知ってるわね?」

電「はいなのです」

響「海上勤務の多い艦娘(一部艦息)達が曜日感覚を忘れないようにでしょ?」

こんごう「その通り。海上自衛隊では『金曜カレー』としてある。海上自衛隊のカレーは国家機密にもなる旨さを誇るぜ」

高雄「いわば艦娘にとって、カレーとは日々の道標がごとく崇高な料理。この大会の優勝者にはそのレシピが1年間採用される名誉が与えられるわ」

雷「なんかすごい。かも?」

高雄「つまり優勝者こそ、鎮守府お料理No. 1と言ってさしあげますわ」

暁「お料理No. 1」キラキラ

こんごう「じゃ、失礼するよ」

 

そう言って、出ていく。

 

こんごう「間宮さん、わらび餅一つ」

間宮「はーい」

 

自分は間宮でくつろいでいた。ちなみにみらい達は出かけていた。

 

暁「間宮さん、餡蜜を4つ!」

間宮「はい、わらび餅です。第六の子達はちょっと待っててね」

 

間宮が第六に餡蜜を渡し、何やら話す。

 

暁「暁達も、鎮守府カレー大会に出るわよ!」

電・雷・響「?」

暁「お料理と言えば、れでぃのたちなみ!、、、嗜み、、、」

響(噛んだ)

雷(噛んだわ)

電(難しい言葉を使おうとして噛んだのです)

 

暁、そこは噛んではいけないだろ、、、と言うより電、評価評価。

 

暁「つまり、優勝してお料理チャンピオンになればれでぃの近道なのよ!」

雷(チャンピオン?チャンピオン、、1番、、つまり、、、旗艦!)

 

おーい、雷ー?変な事考えんなよ?

 

雷「それ、、、いいわねぇ」

暁「でしょ?」

電「2人がやるならお手伝いするのです」

響「付き合おう」

雷「そう言ってくれると思ったわ!」

暁「それでこそ第六駆逐隊!よーし、ファイト!」

電・雷・響「おー!」

金剛「イェース!」

 

根号(間違いではないぞ byうp主)が、、、

 

暁「なんで金剛さんがいるのよ」

金剛「フッフッフ。残念ながら、curry大会の優勝は私のものデース!ツッキー、ヒビキ、ライデン」

電・雷「名前を纏めないで(なのです)!」

暁「まさか金剛さんまでカレー大会に?」

こんごう「ごめん、金剛とこんごうで間違えるから気をつけて、、、」コゴエ

金剛「YES、私のSpecialでspicyな英国式spicycurryで優勝を狙いマース!そしてこの一年、私のcurryを提督に味わってもらうのデース!」

 

と、その時。

 

足柄「甘いわね金剛」

金剛「何者デース!?」

暁・電・雷・響「足柄さん!」

こんごう「副担任、、、」

足柄「ちょっとやそっとの辛さで、私のワイルドでハードな極辛カレーに太刀打ちできると思って?」

 

おい足柄、海自のカレー食ってみな。飛ぶぞ。(色んな意味で)

 

足柄「優勝は私で決まりよ」

金剛「面白いネー、足柄。流石は英国で飢えたwolfと呼ばれたことはありマース」

暁「暁達も忘れないでよね!辛いだけがカレーじゃないんだから!」

金剛「ツッキーもどうやら本気のようデスネ」

足柄「なら心しておきなさい。優勝を狙ってるのは私達だけじゃないのよ」

第六「!?」

金剛「では決戦の日を楽しみにしてマース!」

足柄「首を洗って待っていることね」

こんごう「だから海自のカレー食ってみなって、、、スルーすんな」

間宮「今度食べてみてもいいですか?」

こんごう「いいよ」

雷「なんか燃えてきたわ!もう絶対、負けないんだから!」

響「やるからには勝つ」

電「わ、私も頑張るのです!」

暁「えぇ。絶対優勝して、暁達がれでぃだって認めさせるんだから!」

第六「おー!」

 

それを長門が見ていた。

 

こんごう「長門、、、見えてる」

長門「なっ!」

 

数日後、カレー大会当日。

 

霧島「マイク音量大丈夫?チェック、1、2!はーい!皆さんお待ちかね、鎮守府カレー大会開幕!司会実況は私、金剛型四番艦、霧島!現場実況は!」

那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃんでーす!それじゃあ出場者を紹介するよ!」

 

誰だぁ?

 

那珂「バーニングカレー!金剛さんと比叡さん!」

金剛「提督とStomach(胃)を掴むのは私達デース!」

比叡「気合い、入れて、作ります!」

霧島「五航戦の力を見せつけるために来ました。瑞鶴さんと翔鶴さん!」

瑞鶴「瑞鶴にはカレーの女神がついてるんだから!」

翔鶴「一航戦の方達に近づけるよう精一杯カレーを作ります」

那珂「ご飯も深海棲艦もお残しは許さない!一航戦の加賀さんと赤城さん!」

加賀「五航戦のカレーなんかと一緒にしないで」

赤城「一航戦赤城、いただき、、、作ります!」

霧島「辛きこと島風の如し、島風さん!」

島風「これ以上辛くなっても知らないから!」

那珂「お嫁にしたい艦娘ランキング1位の羽黒さんと、お嫁に行かせてあげたい艦娘ランキング1位の足柄さん!」

足柄「那珂、ちょっとこっち」

羽黒「那珂ちゃん、早く逃げて!」

霧島「未来のカレーは国家機密!?みらいさんとゆきなみさん!」

みらい「頑張ってこー!」

ゆきなみ「未来のカレーは任せなさい」

那珂「未来の空母は空でもカレー!?いずもさんといぶきさん!」

いずも「空でもカレー!海でもカレー!」

いぶき「空母いぶき、やります!」

霧島「遠征のスペシャリスト、第六駆逐隊の暁さん、響さん、雷さん、電さんです!」

足柄「どうやら相当の鍛錬を積んできたらしいわね。約束通り、相手をしてあげる」

金剛「YES!正々堂々勝負ネー!」

那珂「そして審査員は!我らが世界のビッグ7!長門さん!そして艦隊護衛のスペシャリストである特別艦隊旗艦、こんごうさん!最後に提督です!」

霧島「お料理No. 1を掛けて」

那珂「鎮守府カレー大会スタート!」

 

うp主(さぁ始まりました鎮守府カレー大会。まず最初に出来上がりそうなのは金剛比叡チーム。おおっとここで比叡がなんか入れて比叡カレー!ノックアーウト!

続いて翔鶴瑞鶴ペア!カレーが翔鶴のスカートに!ここから先は見ない!

加賀赤城チームは、、、加賀が切った材料を赤城が食べている!そして加賀はそれをスルー!

島風は、、、レトルトカレーだ!って食うんじゃない!

続いてゆきなみ型ペア。美味そうな匂いだ!

それに続いていずもいぶきペア!こちらも航空自衛隊の料理で攻めている!)

うp主、なんで競馬実況みたいに、、、

 

足柄「それはどうかしらね!羽黒、お願い」

羽黒「はい。どうぞ、皆さん」

 

おい、副担任。何子供に激辛カレー食わせてんだ。後でこっち来い。

 

長門「、、、」アセビッショリ

こんごう「陸奥、もしかして、、、」

陸奥「長門は辛いのが嫌いで、、、」

角松「何故そこまで、、、」

 

足柄「もうね、、、後がないの、、、」

 

チーーーーーーーーーーーーーーーーーン

 

那珂「一気に会場がお通夜に!皆今日、お祭り気分なのに、この人ガチ中のガチ、大ガチだよ!」

こんごう「あぁ、、、副担任」チーン

陸奥「こんごう!?大丈夫!?」

角松「すまん、、、俺も」

睦月「こんごうさん、提督!?」

如月「大丈夫かしら?」

 

お、、、第六駆逐隊よ、、、頑張れ、、、チーン。

 

しばらくして、、、

 

霧島「さぁ全てのカレーが出揃いました!いよいよ最終審査の時です!」

 

ここには、ゆきなみ型ペア、いずもいぶきペア、足柄羽黒ペア、第六駆逐隊のカレーがある。それを食べる。

 

こんごう「ゴフッ、、、辛、、、」

長門「、、、」アセビッショリ

角松「辛すぎるぞ、、、」

 

足柄カレーを食べるが、辛すぎるわ。

 

こんごう「あ、美味」

長門「美味しいな」パクパク

角松「どうやらカレーも進化しているようだな」

 

ゆきなみ型ペアといずもいぶきペアのカレーを食べる。美味し。

 

こんごう「なんだろう、、、何か懐かしいような、、、」パクパクパクパク

長門「努力の結果、、、か」

角松「母親に作ってもらったのを思い出す、、、」

 

霧島「さぁ、結果は!」

 

長門 第六

角松 第六

こんごう 第六

 

第六「やったー!!」

 

そして、、、

 

こんごう「第六、お疲、、、フッ、そのままにしておくか」

 

第六駆逐隊の寝ている上には、カレー大会優勝のトロフィーが置いてあった。



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トラック島へ行こう。

数日後、、、

 

大淀「暗号の解読、終わりました。FS作戦の次なる作戦と、作戦の詳細の通達です」

陸奥「報告を」

大淀「はい。作戦目標は棲地MO。本鎮守府には空母機動部隊と攻略支援艦隊、特別艦隊の出撃命令が出ています」

角松「了解。直ちに出撃する艦隊に伝えてくれ」

 

ブウェックショイ!!

 

みらい「こんごうさん、大丈夫?」

こんごう「いや、エアコンの効きすぎかもな。ちょっと温度上げるか」

いぶき「そう言えば、私達はMO作戦に出撃するんだよね?」

こんごう「あぁ。角松二佐から直々にな」

いずも「大変!加賀さんが!」

 

自分達は倉庫前まで行く。

 

電「痛そうなのです」

こんごう「大丈夫か?自分達が整備中で出てやれないのに」

加賀「いえ、大丈夫です」

こんごう「そ、そうか、、、」

いずも「とりあえず入渠してきなさい。一応、妹と名前が一緒なんだから」

加賀「はい」

長門「まさか、、、いずもの妹は、、、」

いずも「えぇ、『かが』よ」

こんごう「そうなんだ。と言うより、今は確か補給とかが逼迫してんじゃないのか?」

利根「そうじゃった」

長門「このままだと加賀も間に合いそうにない」

こんごう「かと言っていずもやいぶきを出すわけには、、、」

翔鶴「私が行きます」

瑞鶴「翔鶴姉、、、」

翔鶴「長門秘書艦、どうか提督に具申してください。この翔鶴を加賀さんの代わりに出撃させてくださいと」

 

ピッポーピッポー

 

吹雪「うわぁぁぁ!!!」

睦月「吹雪ちゃん、大丈夫?」

吹雪「多分、、、」

夕立「多分って、、、」

吹雪「だって、旗艦やれって言われて、その後色々あってちょっとうまく行くようになったかなと思ったら、初めての作戦の前にこれだもん、、、」

こんごう「それは大丈夫じゃねぇ気が、、、」

吹雪「加賀さんと瑞鶴さんって口喧嘩ばっかりだけど、いつかいいコンビになるかなって思ったんだけど、、、やっぱり私には旗艦は無理だったのかなぁ、、、」

みらい「そんな事はないよ。吹雪ちゃん」

 

このままうまくいけば、、、

 

いぶき「どうだった?」

こんごう「うまくいけば、とてもいい」

いぶき「よかった、、、」

 

さぁ、MOだ!

 

大淀『特別艦隊は出撃してください』

こんごう「DDG-173こんごう、抜錨!」

みらい「DDH-182みらい、行きます!」

ゆきなみ「DDH-180ゆきなみ、出ます!」

いずも「DDH-183いずも、やります!」

いぶき「DDV-192いぶき、やってやります!」

 

ウィィィィィンガショォン

 

ビービービー『ゲート開きます。ゲート開きます』ウィィィィィン

 

こんごう「特別艦隊、出撃!」

 

キィィィィィィィィン

 

こんごう「レーダーに感あり。これは、、、空母だろう」

いぶき「F-35、出しますか?」

こんごう「頼んだ」

いずも「F-35第一小隊、発艦!」

いぶき「スパロウ隊、発艦!」

 

キィィィィィィィィン

 

こんごう「味方艦隊を発見次第、その艦隊を護衛しろ」

F-35全機『了解!』

 

スパロウ1「ヤベェな」

スパロウ2「雲行きですか」

スパロウ1「あぁ。この機体が最新鋭だとしても、細心の注意が必要だ」

 

こんごう「ん?マジかよ!」

みらい「どうしたの!?」

こんごう「『支援艦隊の祥鳳が大破炎上。敵空母の位置は分からず』だとよ、、、」

いずも「本当に!?なら早く見つけないと!」

こんごう「分かっている!いずも、いぶき、SH-60Kによる索敵を。みらい、ゆきなみは自分とSPYレーダーで索敵だ」

4人「了解!」

 

こんごう『This is Hello. Sparrow 1, can you hear me?』訳、こちらこんごう。スパロウ1、聞こえるか?

スパロウ1「YES」

こんごう『Shoho of the support fleet is in flames. I couldn't find the aircraft carrier that bombed. Please be very careful and attack.』訳、支援艦隊の祥鳳が大破炎上中。爆撃した空母は見つからず。細心の注意をして、攻撃してくれ。

スパロウ1「I copy.From Sparrow 1 to all aircraft. The aircraft carrier that attacked Shoho was not found. All planes, pay close attention.」訳、了解。スパロウ1より全機へ。祥鳳を攻撃した空母は見つからず。全機、細心の注意を払ってかかれ。

F-35『I copy!!』

 

こんごう「おいおい、まさか、、、ヲ級だと!?」

SH-60K『こちらシーフォール1。翔鶴、瑞鶴による攻撃により、ヲ級を撃破』

みらい「本当に!?すごい、、、」

こんごう「待て!、、、この感覚は、、、まさかeliteクラス、、、」

いぶき「え!?」

いずも「それならF-35を!」

こんごう「それなら自分達が向かう方が早い。自分達は艦隊の護衛。棲地MOが目的ではない」

ゆきなみ「そうか!分かったわ」

こんごう「特別艦隊、瑞鶴、翔鶴を援護する!」

 

ヤベェ、、、速く、、、速く!

 

こんごう「見えた!トラックナンバー1596、シースパロー発射!」

 

ドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥ

 

こんごう「お前らの好きにゃあさせん!!!海上自衛隊、DDG-173こんごう、ここに見参なりィィ!!!」

瑞鶴「こんごうさん!?」

みらい「私達は艦隊護衛が優先。ならばここにいるのも間違いではない」

いぶき「ターキー隊、発艦!」

 

キィィィィィィィィン

 

ターキー1『対艦ミサイル、全機発射』

 

ドシュゥゥドシュゥゥ

 

シュゴォォォォォ

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

こんごう「ここは自分達、、、いや、海上自衛隊と第五遊撃隊にまかせな」

瑞鶴「えっ!?」

吹雪「はぁぁぁぁ!!!今!」

 

ドォォォォォォォン

 

吹雪が放った砲弾はヲ級の目を直撃する。

 

こんごう「吹雪、ナイスファイト。ハープーン、発射!」

 

ドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥドシュゥゥ

 

みらい「トマホーク、攻撃始め!」

 

シュゥゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォォォォン

 

こんごう「自分達は、、、海上自衛隊だぁぁぁぁぁ!!!!」

 

ヲ級が吹雪と自分を見る。

 

こんごう「逃げたか、、、まぁいい」

吹雪「こんごう先輩、、、」(あの時のこんごう先輩、いつもに増して強かった、、、)

こんごう「吹雪、第五遊撃隊、ナイスファイトだった」

金剛「これくらい大丈夫ネー!」

 

とりあえず向かうとするか。今度は大変そうだが、、、な。



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ホテルじゃありません!

ゆきなみ「そろそろ、、、見えました!」

こんごう「あそこがトラック、、、」

いずも「いつまでもいつまでも〜走れ走れ、いすゞのトラック〜」

 

スパァァン

 

こんごう「トラックだからいすゞを歌うな」

 

トラック島に上陸する。64式小銃を持って。

 

吹雪「あの、、、なんで銃を、、、」

こんごう「流石にこの茂みからヤベェのが出てきたらやばいだろ?」

金剛「すごいネー、、、」

 

その時。

 

大和「大和型一番艦大和、推して参ります」

みらい「大和!」

大和「みらいも来てたのね」

吹雪「???」

大和「とりあえず、案内しますね」

 

自分達は大和に着いていく。

 

吹雪「すごい、、、」

大和「FS作戦成功のために作られたとても重要な前進基地です。鎮守府の皆さんも到着してますよ」

吹雪「本当ですか!」

睦月「吹雪ちゃん!」

吹雪「睦月ちゃん!夕立ちゃん!」

 

睦月と夕立が来た。

 

こんごう「とりあえず、どうすりゃあええ?」

大和「皆さんは先に補給をしましょう。こちらです」

一同「?」

 

大和「さぁ、どうぞ」

 

大和がドアを開くと、まさにそこはホテルのようだった。

 

こんごう「わお、、、」

金剛「こんごう!そこはWAO!デス!」

こんごう「気にするんや、、、」

赤城「ハムッ」

こんごう「赤城、それは、、、」

赤城「ステーキです。美味しいです」ハムッ

金剛「さぁ、私達もdinner timeの時間デス!」

大和「はい、今日は皆さんのために手をかけて、コース料理を作りました」

吹雪「コース?」

こんごう「確か、、、前菜とかかくかくしかじかだったような、、、」

大和「はい。前菜まで時間があるので、飲み物はどうですか?」

 

チリンチリンチリン

 

大和がベルを鳴らすと、冷蔵庫のドアが開き、ラムネが現れる。

 

一同「おお〜」

吹雪「これ、ラムネですか?」

大和「はい、大和特性ラムネですよ。どうぞ」

こんごう「どれどれ、、、ゴクゴクゴグコク、、、ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

吹雪「こんごう先輩?」

こんごう「こりゃ美味い。もう一本!」

大和「はい」

 

その後、自分はラムネを三本飲んだ。

 

大和「それでは、食事にしましょう」

 

チョコ

 

メイド姿の妖精さんが出てきて、食事を出す。

 

大和「コンソメスープになります」

いぶき「本格的〜!」

いずも「まさにホテルだね」

大井「北上さんとホテル〜!」

金剛「ブッキーも大井も発音が違うネ。ホテルではなく、hotel」

大和「ホテルじゃありません!」

第五遊「?」

大和「あぁ、ごめんなさい。ではごゆっくり」

みらい(大和、、、)

 

とりあえず食事は美味かった。

 

久しぶりのこんごうside終了。

 

三人称視点START。

 

その夜、吹雪、睦月、夕立、加賀、赤城は部屋に戻る為、中庭を歩いていた。

 

吹雪「お腹いっぱい〜」

睦月「でしょ?睦月も美味しくて沢山食べちゃった」

赤城「上々ね」

加賀「赤城さん」

赤城「明日の朝ごはんも楽しみです」

夕立「部屋も食事に負けないくらいすごいっぽい!ベッドふかふかっぽいよ!」

吹雪「本当に!けど、どうしてこんなに至れり尽くせりなんだろ、、、と言うより、大和さんって何者?」

 

その言葉に加賀が反応する。

 

加賀「その存在が隠され続けてきた、史上最強の艦娘」

3人「えっ」

吹雪「そうなんですか!?」

赤城「噂では、46cm砲を装備していると聞いたことがあります」

睦月「46!?」

夕立「そんな装備なら、深海棲艦なんてぽいぽいぽーい」

加賀「ただ、実戦に出た事がないと言う話です」

赤城「その存在を隠す為に、他の艦娘と一度も出撃したことがないらしいのです。それに、、、」

吹雪「それに?」

 

吹雪が聞く。

 

加賀「ある3隻の艦娘が、大和を超える火力を持っています」

夕立「それって誰っぽい?」

赤城「私達もよく知っているあの人達です」

睦月「もしかして!」

加賀「そう。海上自衛隊、DDG-173こんごう、DDH-182みらい、DDH-180ゆきなみです」

吹雪「こんごう先輩達が!?」

 

こんごう達が大和よりも火力が高い事に驚く吹雪。

 

赤城「特に、みらいさんに限っては、大和さんとなんらかの関係があるらしいのですが、、、」

加賀「その関係は特別艦隊と提督しか知らないようです」

夕立「司令官もっぽい?」

赤城「そうらしいのですが、、、生憎ここまでしか、、、」

吹雪「まさかこんごう先輩達が、、、」

 

三人称視点OFF。

 

こんごうside復活。

 

自分は夜の海を見に、岬に来ていた。そこに

 

こんごう「大和か」

大和「こんごうさん、、、」

こんごう「失礼するぜ」

大和「はい、、、こんごうさん、何故あなたは私とみらいの関係を?」

こんごう「そうだな、、、ちょっと分かるだけだ。あの人の記憶を見てな」

大和「あの人?」

こんごう「海上自衛隊、DDH-182みらい副長、角松二佐のな」

 

実は、自分はある日突然、角松二佐の記憶を見た。漫画というものじゃない。その人物の記憶を追体験するような夢だった。

 

大和「そうだったんですか、、、こんごうさん、これからよろしくお願いします」

こんごう「あぁ」



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魚って美味しいよね。

次の日、、、

 

こんごう「魚釣りはいいね」

 

自分は1人、釣りをしていた。何故か?そんなの簡単だ。水着は見たくない。それだけ。

 

こんごう「っとおおっと!ふんくくく、、、デリャ!」

 

おぉ、、、これは大物だな。後で〆るか。

 

こんごう「はぁ、、、アッつい!!」

 

南の島なのか、とんでもないくらい暑い。

まぁ、釣った魚を〆て食べる。

 

こんごう「美味し」

 

うまうまうまうま、、、美味え、、、

 

そして夜、、、

 

赤城「お代わりを」

大和「私もお代わりを」

こんごう「え〜と、、、?」

吹雪「もうご飯が、、、」

夕立「もうないっぽい、、、」

 

バァァァァァン

 

長門が入ってきた。

 

睦月「長門、、、秘書艦、、、」

長門「吹雪」

吹雪「は、はい!」

 

吹雪が長門に連れていかれる。さらば吹雪。

そんな事は置いといて。吹雪から聞いたんだが、どうやら艤装の不具合で、通常より大量の資材が必要と言う。

 

次の日、吹雪は潮干狩りをしていた。

 

こんごう「吹雪、手伝おうか?」

吹雪「あ、こんごう先輩。お気持ちはありがたいのですが、、、」

こんごう「いいんだ。自分はシーフードが好きでね」

 

その後しばらく吹雪と潮干狩りをしていると、、、

 

吹雪「あさりーしじみーはまぐりさーん」

こんごう「大和、来たのか」

大和「私も手伝います」

吹雪「いいんです。私が勝手にやった事なんで、、、」

大和「手伝いたいんです」

 

しばらく大和の話を聞いていた。確かにそうなるわな。

 

こんごう「ちょっと失礼するぜ。演習があってな」

吹雪「はい!ありがとうございました!」

こんごう「さてと、軽く走りますか!」

 

昼飯。

 

大井「オムライス!」

大和「はい、吹雪ちゃんが採ってくれたシーフードで作ってみました」

こんごう「アム。こりゃいいな」

みらい「美味しいです」

大和「お代わりを用意しましょう。デザートも用意します」

 

バサッ

 

そこにはマカロンやケーキ、スイーツが並んでいた。

金剛が大和ホテルと言うと、大和の顔が困っていたのを吹雪と自分は見逃さなかった。

 

こんごう「ん?あれは、、、」

 

吹雪が大和を連れ、輸送艇に乗せて海に出ようとしていた。

 

吹雪「ふん!」

 

しかし、吹雪が大和を引けるわけがなく、、、

 

こんごう「吹雪」

吹雪「こんごう先輩!」

こんごう「100,000馬力に任せな」

 

キィィィィィィィィン

 

吹雪「すごい、、、」

こんごう「ガスタービンエンジンだからな」

大和「みらいとの、、、」

こんごう「ハッ!!」

レー妖精「レーダーに感あり!」

大和「どこですか!?」

吹雪「あれだ!」

 

あれは、、、確か第二艦隊から、艦載機を撃ち漏らしたと聞いたな。

 

こんごう「しかし、今はミサイルは補給中で使えない」

吹雪「じゃあ、、、」

大和「私がやります」

こんごう「大丈夫か?」

大和「責任は私が。敵機補足!三式弾装填!全主砲、薙ぎ払え!」

 

ドォォォォォォォン

 

こんごう「破壊力あるな、、、」

大和「これでも、撃った砲弾はみらいに撃ち落とされたんですけどね」

吹雪「どう言う、、、」

こんごう「とにかく戻るぞ。あんな音だ。バレている」

 

自分達は浜辺に戻る。

 

こんごう「長門か」

大和「吹雪ちゃん達は悪くないんです!」

長門「何を言っている。夕食の時間だぞ」

大和「へっ?」

長門「他の者も急げ」

吹雪「長門さん、、、」

こんごう「さて、、、『甘いでちゅね〜、長門秘書艦も』、、、聞こえた」

吹雪「こんごう先輩?」

こんごう「なんでもない。行くぞ!」

吹雪「はい!」

 

晩。

 

大和「今日のディナーは特別豪華ですから、沢山食べてくださいね」

こんごう「うまうま」

いぶき「食べるの早!」

いずも「美味しそう、、、」ジュルリ

みらい「大和は大和だね」

ゆきなみ「ありがとう。大和」

大和「いえいえ」

金剛「流石は大和hotelデスネ!」

大和「金剛さん、違います。私は大和型一番艦、大和です」

 

その夜、自分は衛星を通じて明石と電話した。

 

こんごう「もしもし、こんごうだ」

明石『こんごうさん。どうされました?』

こんごう「『アレ』の準備はどうだ?」

明石『後少しで行けます。ただ大丈夫なんですか?『アレ』を吹雪ちゃんに、、、』

こんごう「いいんだ。最後は吹雪に決めさせる。それだけだ」

明石『そうですか、、、それでは失礼しますね』ブツップープープー

 

自分は1人、夜のトラック島の星空を見る。

 

こんごう「『ふぶき』、、、か」

 

その言葉を言っても、誰も聞いてはいない。



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改装っぽい?

夕立「ぽい〜」

こんごう「なんだ?って夕立!?なんで光ってんだ!?」

夕立「分からないっぽい、、、」

吹雪「夕立ちゃん、大丈夫?」

夕立「大丈夫っぽい」

長門「どうした?」

こんごう「お、ながもん」

長門「ッ!これは、、、夕立、直ぐ工廠へ」

夕立「ぽい、、、」

 

その後、夕立は長門に工廠へ行くよう言われ、どうなったのか、、、

 

こんごう「ったく、なんだろうな?」

いずも「けど、なんかいい事が起きそう」

みらい「そしてとんでもない変化が、、、」

吹雪「夕立ちゃん、、、大丈夫かなぁ?」

睦月「特に苦しそうじゃなかったしね、、、」

みらい「けど、工廠って事はなにかあったんだろうね」

吹雪「はい、、、」

 

ガララ

 

足柄が窓を開ける。

 

足柄「夕立ちゃん?」

睦月「はい」

足柄「入ってもいいわよ」

こんごう「自分に何が起きそうだ、、、」

 

スタスタ

 

吹雪「夕立ちゃん何処だろう、、、?」

こんごう「ここか?」

 

そこを見ると、大井が北上の艤装を整備していた。

 

大井「何?」

こんごう「FF外から失礼しました〜」

 

ここではない。

 

睦月「ここかな?」

夕張「ぐへへへへ。ここをこうして、、、」

 

シャー

 

睦月「違うね」

みらい「ここかな?」

金剛「あぁ〜、提督ゥ〜、やめるデース、、、」

 

シャー

 

みらい「工廠、、、だよね?」

睦月「工廠?」

こんごう「工廠とは一体、、、」

 

その時、一番奥の個室から夕立の声が聞こえる。

 

夕立「ぽい〜ぽい〜」

こんごう「先行って。自分に何かが起きるから」

吹雪「は、はい、、、」

 

睦月と吹雪がカーテンを開ける。

 

睦月・吹雪「夕立ちゃん!」

 

しかしそこには、夕立?がいた。

 

ジャッ

 

睦月・吹雪「失礼しました!」

夕立「吹雪ちゃん?睦月ちゃん?」

吹雪「あの、、、」

睦月「夕立ちゃんがここに、、、」

夕立「ぽい〜」

みらい「もしかして、、、」

いずも「夕立ちゃんのお姉さん?」

こんごう『馬鹿言え。夕立の姉は白露だよ!』

夕立「違うっぽい!夕立は夕立っぽいよ〜」

一同「、、、え?」

 

しばらくして、駆逐艦を集める。

 

雷「改装?夕立が?」

一同「おぉー!」

夕立「選り取り見取りっぽい!」

こんごう「なるほど、そう言う事だったのか」

いずも「夕立は、もう駆逐艦の火力じゃないと聞いたよ」

みらい「そうなんだ」

 

だがな、DDは駆逐艦、駆逐艦ではなく、護衛艦の自分達がおるのはなんでだ?

 

吹雪「背とかもすごく大きくなったし、、、」

 

吹雪は夕立の、、、を見る。

 

島風「気になるの?」

吹雪「え!?何が!?」

島風「でも以外だなぁ。私は吹雪ちゃんが先になると思ってたけど」

吹雪「え、、、うん、、、」

 

しばらくして、、、

 

吹雪「改装ってどうやってするんですか!」

こんごう「自分に聞かれてもなぁ、、、まぁ練度をあげたりするのがいいと思う。自分は改装しなくてもいいからな」

吹雪「ありがとうございます!」

こんごう「ただし、努力と無謀は履き違えるなよ?」

吹雪「はい!」

 

吹雪は頑張り屋さんだが、時々ずれるからな、、、

 

みらい「吹雪ちゃん、大丈夫かな?」

ゆきなみ「これからは大丈夫かどうか、、、それに、『アレ』はこんごうさんが主体として行動しているからね、、、」

こんごう「ちょっくら吹雪を見てくる」

いぶき「はい、、、吹雪ちゃんによろしくね」

 

吹雪、、、お前はこれからの作戦に必要なんだ!ここでやられていたら、、、後がない!

 

吹雪(私には、、、やっぱり、、、)

こんごう「吹雪」

吹雪「こんごう、、、先輩、、、」

こんごう「長門から聞いた。第五遊撃隊は解散。旗艦の任を解かれたと」

吹雪「はい、、、どこかで私、失敗していたようで、、、」

 

こんごう「ふざけるなよ」

 

吹雪「えっ、、、」

 

こんごう「吹雪はこんなところで諦めるような艦娘ではないだろ!!!!この先、お前は絶対に必要になる。ここで諦めてどうする!!!!」

 

吹雪「こんごう先輩、、、うん、こんごう先輩、ありがとうございます!私、勘違いしていました!」

こんごう「よかった。吹雪、お前には色々あるからな。またな」

吹雪「はい!」

 

吹雪。お前には、、、

 

吹雪(駄目だ。あんな夢見るなんて、、、)

こんごう「どうした?吹雪」

吹雪「あっ、こんごう先輩。実は、、、」

 

吹雪から夢の話を聞く。

 

こんごう「自分が吹雪を無視、、、か。自分、、、いや、俺はそんな事しない」

吹雪「えっ、こんごう先輩、一人称が、、、」

こんごう「すまない、自分って言うのは普段、キレてない時に使うんだ。俺って言う時はキレてるか、もしくは何かがある事だ」

吹雪「そうだったんですね、、、」

こんごう「吹雪、俺は吹雪を見捨てたりなんかしない。仲間を見捨てるのは俺には合わないからな」

吹雪「先輩、、、」

こんごう「さて、吹雪。鎮守府に帰るか」

吹雪「けどこんごう先輩は、、、」

こんごう「特別艦隊はあっちでやる事があるからな。行くぞ!」

吹雪「はい!」



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奇襲

しばらくし、海上。

 

レー妖精「SPYレーダーに感あり!」

いずも「これは、、、鎮守府に向かってる!」

こんごう「マジか。対空戦闘用意!主砲スタンダード、攻撃用意!スタンダード、発射始め!」

 

ドシュゥゥゥゥドシュゥゥゥゥドシュゥゥゥゥ

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥドゴォォォォォォン

 

レー妖精「反応、消えました」

こんごう「あぁ、、、だがな、、、」

吹雪「鎮守府が、、、」

みらい「副長!」

角松『安心しろ、、、生きているぞ』

みらい「よかった、、、」

角松『まさか艦隊が帰る前に奇襲をうけるとは、、、』

こんごう「とりあえず、被害の確認だ!」

最上「ボクはこっちを」

吹雪「私と睦月ちゃんであっちを!」

こんごう「よし、自分達は瓦礫の撤去だ!」

特別艦隊「はい!」

 

にしても、、、酷い。と言うより、カブは!?

 

角松「安心しろ。カブは壊れてない」

こんごう「よかった、、、」

角松「しかし、俺も甘かった、、、もう少し早く艦隊を、、、」

みらい「副長、今悔やんでも何もないです。先に瓦礫の撤去が先です」

角松「そうだな」

吹雪「あっ、司令官!」

角松「吹雪か。すまない」

吹雪「いいんです!司令官が生きていただけでも、、、」

みらい「どうだった?」

睦月「他の皆は避難しているらしくて」

いずも「ふぅ〜、、、とにかく、私の艤装から、、、えいっ」

 

ドォォォォォォォン

 

いずもの艤装からクレーンが出てきた。

 

こんごう「マジか」

いずも「伊達にヘリコプター搭載護衛艦じゃあないからね」

こんごう「これで作業が捗る。借りるぞ」

いずも「どうぞどうぞ!」

 

自分はクレーンに乗り、瓦礫の撤去を始める。

酷い、、、な。

自分は、、、俺は、、、なんなんだよ!!いや、自分は自衛官だ、、、!!護る存在、、、!!やる事は一つしかない、、、

 

角松「幸い、皆のお陰で鎮守府復旧の目処がたった。まず、、、すまなかった。そして、この後、工廠、港が治り次第、敵機動部隊への攻撃を開始しようと考えている」

加賀「反抗作戦」

角松「そして、、、吹雪!」

吹雪「はい!」

角松「吹雪は、、、現代化改装を行う!」

吹雪「えっ?」

 

さて、『アレ』が使えるな。

 

吹雪「えっほえっほえっほ」(現代化改装、、、なんだろう、、、)

 

吹雪、、、履き違えるな、、、

 

夕立「机がちょっと低いっぽい、、、」

暁「私もちょっと低いかもね!」プルプル

こんごう「流石にないぞ」ドストレート

暁「酷い!」

吹雪「夕立ちゃん、後はない?」

夕立「特にはないっぽい」

こんごう「吹雪、、、」

 

アイツには、、、『アレ』が、、、

 

睦月「こんごうさん、、、実は、、、」

こんごう「はぁ、、、やっぱりな」

睦月「気付いてたんですか!?」

こんごう「あぁ。今からする話は、吹雪には言うな。実は吹雪に、、、

 

 

 

自分達、海上自衛隊の技術を与える事にしていた」

睦月「それは、、、」

こんごう「驚くのも無理はない。吹雪には、着任した時から目をかけていた。もしかしたら、吹雪なら。と」

睦月「そうだったんですね」

こんごう「吹雪には内緒な?あ、それと、吹雪が無謀な事をしようとしたりしたら自分のところへ来いと伝えといてくれ」

睦月「分かりました」



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現代化改装

次の日、自分は哨戒任務に就いていた。

 

こんごう「レーダーに反応なしか、、、」

いずも「シーフォールからも何も、、、」

いぶき「私のSH-60Kから報告!『深海棲艦を発見した。場所を送信する』、、、待って、『第三水雷戦隊が戦闘中!』」

こんごう「まさか、、、」

 

鎮守府に帰投し、吹雪が入渠で起きるのを待つ。

 

吹雪「ふ、吹雪です、、、」

こんごう「入ってくれ」

吹雪「失礼します、、、」ブルブル

こんごう「吹雪、何故無謀な事をした?俺は言ったはずだ。『努力と無謀を履き違えるな』と」

吹雪「現代化改装するには、、、練度が足りないって、、、」

こんごう「馬鹿言え!俺は吹雪をこんな目に会わせない為に言ったんだ!だが、、、吹雪、こっちに来い」

吹雪「はい、、、」

 

コンッ デコピン

 

吹雪「あだっ!」

こんごう「ったく、心配かけさせんじゃねぇよ。吹雪、現代化改装するぞ」

吹雪「えっ?」

こんごう「やるか?」

吹雪「はい!」

 

睦月「私も、如月ちゃんが沈んだらって思ったら、今でもこう、、」

如月「ありがとう睦月ちゃん。私もこんごうさんに助けられて、今こうしているの」

みらい「それにしても、こんごうさんの新たな一面が」

いぶき「キレたら『俺』って言うんだ、、、」

角松「下手したら俺より怖いかもな、、、」

ゆきなみ「角松二佐より怖い、、、」

 

なんか聞こえるが、、、いっか。

 

吹雪「ごめんね。睦月ちゃん」

睦月「ううん、いいの。けど、如月ちゃんが沈みそうだったのが、吹雪ちゃんと重なって、、、」

吹雪「私は、艦隊の皆を護りたい、そんな思いがあるんだ」

睦月「そうだったんだ。うん、私は吹雪ちゃんを応援するよ!」

 

自分は角松二佐と吹雪達より上にいた。

 

こんごう「角松二佐、自分は、吹雪を艦隊に組み込みたいと思います」

角松「あぁ。俺も丁度考えていた。こんごう、頼むぞ」

こんごう「任しておいてくれ」

 

次の日、自分は作戦指令室にいた。

 

こんごう「なるほど、、、航空部隊が、、、」

大淀「はい。そこで、こんごうさんの意見をと」

こんごう「自分は、攻撃開始時点では、この海域にいないと言う事を作戦に入れて欲しい」

角松「なるほど、イージス艦は紙装甲。後から支援する方がいい、、、か」

長門「だが、、、」

こんごう「この作戦では、爆撃が多いと推測する。もし自分達特別艦隊が爆撃を受けてみろ。跡形もなく消し飛ぶだろう」

角松「よし、特別艦隊は作戦開始後に合流するようにする」

一同「了解!」

 

吹雪「ほっほっほっ」

こんごう「吹雪」

吹雪「こんごう先輩、、、」

こんごう「吹雪、お前に特別艦隊に組み込む事を考えている。どうする?」

吹雪「、、、行きます!」

こんごう「そう来たか。なら来てくれ」

 

自分は吹雪を連れ、演習をする。

 

こんごう「今からミサイルを上空から落とす。それを迎撃してくれ。お前に艦隊を組み込むにはこれをしないといけない」

吹雪「分かりました!!」

こんごう「教練対水上戦闘用意!目標、吹雪!ハープーン発射始め!」

 

ドシュゥゥゥゥ

 

吹雪「でりゃぁぁぁ!!!!」

 

ドォン

 

吹雪が放った砲弾は、ハープーンに掠りもしない。

 

ドォォォォォォォン

 

吹雪「きゃぁぁぁぁ!!!」

こんごう「ただの空の噴進弾だ!まだ行くぞ!」

吹雪「はい!」

 

しばらくして、、、

 

睦月「吹雪ちゃん!」

こんごう「吹雪、、、まだ行くぞ、、、!!」

吹雪「はい!」

 

ドシュゥゥゥゥ

 

ドォン

 

ガン

 

ドゴォォォォォォン

 

こんごう「ほう、、、後二発!」

吹雪「えい!」

 

ドォン

 

ドゴォォォォォォン

 

こんごう「後一発だ!」

睦月「吹雪ちゃん!頑張って行きましょー!」

吹雪「でぇぇぇぇぇ!!!!」

 

ドォン

 

ガン

 

ドゴォォォォォォン

 

吹雪「きゃあ!」

 

ドガァァァァン

 

こんごう「大丈夫か?吹雪」

吹雪「はい、、、」キラキラ

こんごう「いよいよだな。吹雪、工廠へ行くぞ」

吹雪「はい!」

 

工廠にて、、、

 

吹雪「行くよ?」

睦月「どうぞ」

夕立「吹雪ちゃん、とても変わったっぽい!」

吹雪「ごめん、私はもう特型駆逐艦じゃないんだ」

睦月「どう言う事?」

吹雪「私は海上自衛隊、ふぶき型防空護衛艦、ふぶき」

夕立「えっ!?」

こんごう「そう言う事だ」

睦月「それにしても、変わりすぎ!」

 

吹雪、、、改め、ふぶき型防空護衛艦になった。ふぶきは海上自衛隊の第三種夏服(スカート)にふぶき識別帽をかぶっており、身長もかなり大きくなった。それに、ふぶきが気にしていた部分も。

 

こんごう「と言う事で、ふぶき、少しやるか」

ふぶき「よろしくお願いします!」

 

ふぶきに武器の使い方を教える。もう吹雪ではないのか、武器の使い方を直ぐに覚えた。

 

ふぶき「ありがとうございました!」

こんごう「いいんだ。とにかく、これからは同じ艦隊として、海上自衛隊としてよろしく」

ふぶき「よろしくお願いします!こんごうさん!」




うp主より一言。
クソみたいなアニメ編が終わります。わざわざここまでありがとうございました。アニメ編が終わると、劇場版編に移ります。またクソみたいな章になるぜぇ!!て事でよろしくお願いします。


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終わりにしようか

みらい「いよいよ、、、ですね」

こんごう「あぁ」

ふぶき「この艤装にも慣れました」

いぶき「それはよかったね。けど、紙装甲だから気をつけてね」

ふぶき「はい」

 

自分達、特別艦隊は先行する主力艦隊が出てから2時間後に出る事になっていた。

 

大淀『では、特別艦隊の皆さんは出撃してください』

 

こんごう「JS DDG-173 Kongo, anchorage!」

みらい「DDH-182みらい、出ます!」

ゆきなみ「DDH-180ゆきなみ、出撃します」

ふぶき「DD-165ふぶき、出撃!」

いぶき「DDV-192いぶき、出ます」

いずも「DDH-183いずも、出撃いたします!」

 

ウィィィィィンガショォォォン

 

こんごう「海上自衛隊、第一特別艦隊出撃する!」

 

ビービービー『ゲートが開きます。ゲートが開きます』ウィィィィィン

 

キィィィィィィィン

 

甲高い音を鳴らし、海を進む。

 

こんごう「ふぶき、ゆきなみ、先に行っててくれ」

ゆきなみ「それは、、、」

こんごう「先に、行ってくれ」

ふぶき「分かりました」

 

ふぶきとゆきなみを先に行かせる。

 

こんごう視点終わり

 

三人称視点

 

ふぶき、ゆきなみはこんごうに言われ、赤城達がいる棲地MIに向かっていた。

 

ふぶき「こんごうさん、どういう事なんだろう、、、」

ゆきなみ「何か嫌な予感がしたのかも、、、」

 

ふぶき達はMIに着く。こんごうの考えは当たっていた。

 

夕立「赤城さん!直上!」

赤城(やっぱり、、、抗えないの?運命には、、、)

 

赤城が目を瞑ったその時。

 

ふぶき「トラックナンバー12、主砲、撃ち方始め!」

 

ドォンドォンドォン

 

ふぶきが敵艦載機を落とした。

 

ふぶき「赤城さん、大丈夫ですか?」

赤城「吹雪さん!」

ふぶき「いいえ、私は特型駆逐艦の吹雪ではありません。ふぶき型防空護衛艦、ふぶきです」

赤城「防空護衛艦、、、それにしても何故、、、」

ゆきなみ「こんごうさんに言われたんです」

ふぶき「それに、今は敵艦載機を落とす事!対空戦闘用意!」

ゆきなみ「フフ、対空戦闘用意!」

 

それに加え

 

ふぶき「大和さん」

大和「吹雪ちゃん?」

ふぶき「私は『ふぶき』です」

大和「改装、して貰えたんですね」

ふぶき「はい。それよりも」

大和「分かっています。MI攻略主力艦隊旗艦大和、推して参ります!」

 

ふぶき達や長門達の参戦により、形勢逆転した、、、かと思われた。しかし、深海棲艦の本隊が現れ、またもやピンチに陥ってしまう。

 

赤城(やはり運命には抗えないのです)

 

その瞬間。

 

ドォンドォンドォン

 

ドシュゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォンドゴォォォォォォンドゴォォォォォォン

 

ミサイルが飛んで来る。しかし、そのミサイルは艦娘サイズとは違い、本来の大きさだった。

 

こんごう「ふぅ〜。自分達の本気、出させてもらおうか」

みらい「ゆきなみ姉さん、やりますよ!」

いずも「F-35B、全機発艦!」

いぶき「本来の大きさです。私達の本領はここで発揮です!」

 

そこには本来の大きさの『こんごう』『みらい』『いずも』『いぶき』がいた。

この姿はこんごう達が持っていた力である。

 

こんごう「さぁ、本来の力でやらせてもらおうか」

ふぶき「私も!」

ゆきなみ「やらせてもらいましょう」

 

パァァァァ

 

ふぶき、ゆきなみも本来の大きさになる。

 

こんごう「特別艦隊、全艦本気を見せてやりな!超対水上戦闘用意!」

特別艦隊「はい!」

こんごう「ふぶきは自分とあそこの空母を叩く!」

ふぶき「了解しました!」

 

こんごうとふぶきは隻眼のヲ級を叩く。

 

こんごう「ハープーン発射始め!」

ふぶき「撃て!!」

 

ドォンドォンドォンドォン

 

シュゥゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォンドゴォォォォォォンドゴォォォォォォン

 

こんごう「まだやられないか!」

いぶき「任せて!ターキー隊、全機対艦ミサイル発射!」

 

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォン

 

いずも「まだまだ!撃て!」

 

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

ドゴォォォォォォンドゴォォォォォォンドゴォォォォォォン

 

こんごう「やるなら今だ!」

みらい・ゆきなみ「トマホーク、攻撃始め」

こんごう・ふぶき「ハープーン発射始め!」

いずも・いぶき「全機、対艦ミサイル発射!」

陸奥「長門!」

長門「ってぇ!!」

 

ドゴォォォォォォン

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

ドゴォォォォォォン

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

ドゴォォォォォォン

 

長門「ビック7を侮るなよ」

陸奥「私もいるのよ」

 

ドゴォォォォォォンドゴォォォォォォン

 

ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン

 

こんごう「フッ、皆よくやってくれた」

副長妖精「はい。これはこんごうさん、あなたのお陰です」

こんごう「ありがとう。こんごうより艦隊へ。全艦は特別艦隊の艦艇に乗り込んでくれ」

長門「ありがとう、こんごう。艦隊、鎮守府へ戻るぞ!」

 

こうしてMI攻略作戦は終わった。

 

高校生がDDG-173こんごうになる話。

艦これアニメ編 〜完〜




大鳳「私の出番は?」

うp主(ごめん、鎮守府待機って事で)

大鳳「そんなぁ、、、」


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第三章~艦これ劇場版編~
劇場版編、始動。


やぁ皆、うp主だ!クソ駄文だから注意な!


ガァー、、、ゴォー、、、ガァー、、、ゴォー、、、

 

みらい「こんごうさん!五月蝿いです!」

こんごう「ガブッ!な、何!?」

みらい「いびきが五月蝿いですよ!」

こんごう「すまんすまん」

 

どうやらデカいいびきをかいていたようだ。

今どこかって?部屋の中。昼寝してた。

 

ゆきなみ「こうしてると、ゆっくりしてていいですね」

こんごう「さぁて、軽くアレ、やりますか」

みらい「頑張ってくださいね〜!」

 

アレって何かって?答えは、、、

 

カキーンカキーンカキーン

 

こんごう「せーの、、、どりゃぁ!!」

 

カキーン

 

野球だ。あ?陸上だったろって?野球部もやってたんだよ。

 

カキーンカキーン

 

角松「野球か、、、」

こんごう「角松二佐」

角松「今度、お前達に艦隊を移動させてほしい」

こんごう「あー、なるほど。やりますよ」

角松「頼んだぞ」

 

それにしても、、、艦これアニメの世界をぶっ壊してんだよな〜。如月救ったし、ミッドウェーを地図から消したし。つくづく思う。とんでもねぇって。武器がアレだから。

 

数日後。

 

こんごう「赤い、、」

ふぶき「何で、、、」

 

海が赤くなり始めていた。

 

こんごう「とりあえず先に島へGO」

いずも「そうだ!GO!」

 

で、ソロモン。草。そして夜。

 

こんごう「こんごう焼きそばどうだ!」

赤城「もっとください」

こんごう「あいよ!」

ふぶき「こんごうさん、似合いすぎてる、、、」

 

自分は『こんごう焼きそば』として、出店していた。

 

睦月「如月ちゃん、こんごうさんの店行こうよ!」

如月「そうね。こんごうさん、2人前、お願いします」

こんごう「あいらっせー!2人前な!ヘイお待ち!」

睦月「ありがとうございます!はい、如月ちゃん!」

如月「ありがとう。いただきます」

 

ズズッ

 

睦月「美味しい〜!」

如月「この味付けどうするんですか?」

こんごう「秘伝ソースで味付けしてるんだ。すまないが教えられん」

如月「そうですか、、、」

こんごう「ソースの作り方は教えてやるよ」

如月「ありがとうございます」

 

で?長門の話を聞いて、、、

 

長門「今日は皆、よく食べ、よく飲んでくれ、乾杯!」

一同「かんぱーい!」

 

こんごう「あちい」ジュゥー

熊野「焼きそば、2つ貰えて?」

こんごう「らっしゃい!焼きそば2つ!あいよ!」

鈴谷「出てくるの早!」

こんごう「スピード勝負のイージス艦をなめんじゃないぜ!」

熊野「それでは、、、」アムッ

鈴谷「どれどれ、、、」ハムッ

 

熊野・鈴谷「美味しい〜!(ですわ〜)」

 

美味かったらしい。嬉しいな。

 

加賀「30人前、お願いします」

こんごう「え?赤城でも20人前やぞ、、、」

加賀「じゃ、じゃあ20人前で、、、」

こんごう「あ、うん、、、」

 

その時

 

(還して、、、還して、、、)

 

こんごう「歌?」

加賀「どうかしたんですか?」

こんごう「え?いや、、、はい!焼きそば20人前!」

加賀「ありがとうございます」

 

それにしても、、、『歌』か、、、これは一体、、、?



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劇場版編2

ク ソ 駄 文 だ ぜ ! !


次の日、自分は長門に質問することにした。そこには大和もいた。

 

長門「歌、、、か」

こんごう「海から離れている筈の自分にも聞こえた」

大和「そして、何か寂しそうな声で」

大淀「その歌に関して、他の艦娘からも聞いています。そしてこれがその歌が聞こえた場所です」

 

大淀が広げた地図には、ソロモン諸島を取り囲むようにして歌が聞こえた場所があった。

 

こんごう「なるほど、、、」

陸奥「鉄艇海峡、、、」

こんごう「確か、太平洋戦争時に大量の艦艇が沈んだ、、、これは調べておく方がいいと思う」

長門「分かった。この件は調べておこう」

 

自分は簡易指令所を出、自分の部屋に戻る。

 

こんごう「これは、、、なんだ?」

 

自分はこの謎に不安をする。そして、、、

 

こんごう「DDGとして、、、大丈夫なのか?自分は元々高校生だ、、、これで、、、」

 

だが、、、自分はもう戻れない、、、いや、自分はこんごうだ。海上自衛隊なんだ。頑張るしかなさそうだな。

 

みらい「こんごうさーん。起きてます?」

こんごう「どうした?」

みらい「夜が綺麗ですので」

こんごう「おう。今行く」

 

自分はみらいと夜の空を見上げる。

 

こんごう「綺麗だな、、、」

みらい「はい」

こんごう「どうした?」

みらい「私の深海棲艦がいるかもしれないんです」

こんごう「何だと!?」

 

みらいの、、、深海棲艦だと、、、!?いや待て、みらいは艦艇時に沈んでる、、、それならば、、、

 

こんごう「それを、、、長門に言うのか?」

みらい「はい。けど、私はここにいます。深海棲艦の私はマリアナ。ソロモンからもそう遠くないです」

こんごう「つまりここで叩く、、、と」

加賀「その話、聞かせてもらいました」

こんごう「加賀、、、」

 

加賀に聞かれていたとは、、、

 

加賀「こんごうさん、みらいさん。あなた達に言っておきたいことが」

みらい「なんですか?」

加賀「それは、、、」

 

加賀の話を聞いた。まさか加賀が艦娘→深海棲艦→艦娘、だったとは、、、

 

こんごう「つまり、みらいの深海棲艦を叩けばいいと」

加賀「はい。それに、みらいさんの深海棲艦は別物。みらいさんとは違う物です。大丈夫です」

みらい「よかったぁ、、、」

こんごう「とにかく、みらいの深海棲艦は自分達、現代艦に任せとけ」

加賀「分かりました。それではおやすみなさい」

 

よし、寝よ。

 

こんごう「レーダーには何もない、、、か」

副長妖精「見つかりにくいですね、、、それにこれは、、、赤潮、、、ではなさそうですし、、、」

こんごう「あぁ」

 

自分は海の赤色化について調査していた。

その夜、金剛と共に調査結果を報告しに行く。

 

こんごう「この鉄艇海峡の赤色化現象は、自分達現代艦にも分からない。赤潮でもない。それに次第に広がっていると思われる」

長門「確か、第八艦隊からも報告があったな」

金剛「そして、この海域デハ、生態系は壊滅。そして艤装が損傷してるデス」

こんごう「しかし、自分達には損傷自体見られなかった。だが、レーダーに異常が見られた。これは建造年代の違いかと思われるが」

大淀「そして、この海域で航行していた艦程損傷が激しいです」

長門「つまり長時間航行していたら、最悪特別艦隊以外は艤装が使えなくなるということか」

こんごう「そうみたいだ」

 

そして大和、赤城、加賀が入ってきた。

そして作戦を、練るが全く進まなかった。

 

こんごう「なるほど。大体分かった。だが建造年代が違う自分達でも分からない」

金剛「どっちナンデスカー、、、」

こんごう「すまん」

長門「とにかく、特別艦隊は調査を続けてくれ」

こんごう「了解した」



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劇場版編3

超 ク ソ 駄 文 だ ぜ ! !


次の日、夕張に話を聞きに行く。

 

夕張「こんごうさん達以外には、何もないんですが、、、ふぶきちゃんだけがちょっと変で、、、」

こんごう「どんな事が?」

夕張「こんごうさん達はレーダーが偶に異常が起こるのとはと違い、元々駆逐艦だったふぶきちゃんだけは、レーダーは絶対に正常なんです」

こんごう「確かにそうだな、、、ふぶきのレーダーはいずもやいぶきが載せているのと同じだしな、、、待てよ、、、?」

 

ふぶきの前の鎮守府はどこだ?前の水雷戦隊はどこだ?謎だ、、、ならばふぶきに聞いてみるか。

 

こんごう「ふぶき、来てくれ」

ふぶき「は、はい」

こんごう「ふぶき、いや、吹雪型駆逐艦吹雪、お前の前いた鎮守府は?水雷戦隊はどこだ?」

ふぶき「えっ、それは、、、その、、、」

こんごう「それに、ふぶき副長妖精から聞いた。声が聞こえた時、宥めるように話していたと」

ふぶき「そうなんですか!?」

 

やはりか、、、ふぶきは違う、、、つまり、、、

その後、自分は長門に報告する。

 

こんごう「ふぶきだけは、自分達現代艦のレーダーの異常は見られず、そして鉄艇海峡から発する声が発生したのはふぶきがここにきた際。偶然にはほど遠い。それに、ふぶきには自分達とまた違う何かが関係している」

陸奥「どうするの?長門」

長門「それだけで判断するのは難しい、、、しかし、、、」

 

自分は指令所を出る。

 

こんごう「みらいの深海棲艦にふぶきと声の関係。レーダーに異常が出ている時にこれはキツいぜ、、、いや、これ以上考えるのはやめよう、、、おやすみ、、、」

 

自分は深い眠りについた。

 

次の日、自分は部屋を出た。

 

長門「これより、南方海域ソロモン方面への全力出撃による作戦を展開する」

 

こんごう「レーダーは異常が出ているが、攻撃火器には問題ない。行ける」

 

長門「本作戦の最終目的は、ソロモン海域周辺での拡大、侵食を続ける、アイアンボトムサウンド変色海域の発生源の発見、及び、同破砕、殲滅だ。変色海域では、敵深海棲艦以外の生物は死滅し、我ら艦娘の艤装も侵食、破壊されて行く。この中で作戦を遂行するのは困難と判断する。しかし放置すれば、変色海域は拡大を続け、アイアンボトムサウンド中枢部への攻撃をすることは永久に不可能となる。よって、このショートランド泊地の水上攻撃部隊、全力を持って突入作戦を遂行する!各艦は心して作戦に当たってほしい」

 

その後、艦隊の編成などを発表され、艦隊に分かれて行く。

 

こんごう「もう、、、終わりにする、、、」

ふぶき「こんごうさん、、、」

みらい「ふぶきちゃん、こんごうさんにも色々あるから」

ふぶき「はい!」

 

やるか。

 

こんごう「特別艦隊、及びこんごう、出る!!」

 

ガラララララララ

ドゴン

 

キィィィィィィィン

 

ザザッ

 

みらい「レーダーに異常が、、、」

こんごう「赤色化の影響か、、、」

ふぶき「私には異常が見られません、、、」

 

やはりな、、、

 

いぶき「いつでも出せるけど、レーダーに異常があったら大変だね、、、」

こんごう「SPYレーダーにもやがかかって、見えづらい。SH-60Kによる哨戒を開始してくれ」

いずも・いぶき「了解!」

 

バラララララララララ

 

レー妖精「レーダーに感あり!」

こんごう「対空戦闘用意!シースパロー発射!」

 

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

みらい「スタンダード発射!」

 

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

いずも「F-35B、発艦!」

いぶき「ターキー隊、発艦してください!」

 

キィィィィィィィン

 

ふぶき「CIWS、起動!」

 

ブォォォォォォォォン

 

ドゴォォォォォォン

 

こんごう「クソッ!レーダーが!」

 

レーダーがいよいよ使えなくなる。まさに『バトルシップ』様々だな。

 

こんごう「全艦、レーダーが使えない。これより目視での対決となる」

ふぶき「私は、、、」

こんごう「自分達のサポートを。レーダーが使えるのはお前だけだ」

ふぶき「はい!」

 

そろそろ『アレ』使いますか。

 

こんごう「さてと、これを使う羽目になるとは」

みらい「それって、、、」

こんごう「あぁ。『バット』だ。これで深海棲艦を叩いて叩いて叩きまくる」ブンッ

ふぶき「それで、、、」

こんごう「任せとけ。この一本で、俺は奴らをぶっ叩く!!さぁ、深海棲艦共!!俺が相手じゃぁぁぁぁ!!!!」

 

キィィィィィィィン

 

せいっ!!

 

ドゴォォォォォォン

 

どりゃぁぁぁ!!!!

 

バゴォォォォォォォォン

 

こんごう「何ボーっと突っ立ってる!!早よ行け!!」

みらい「は、はい!!行くよ!!」

 

さぁて、、、野球部主将の自分に、勝てるかな?

 

そりゃ!!

 

ゴォォォォォン

 

カキィィィィィィィン

 

こんごう「なんだ?お前らの力はそんなもんか?かかってこいよ!!CIWS、起動!!撃てぇぇぇぇぇ!!!!」

 

ブォォォォォォォォン

 

ズガガガガガガガガ

 

よし、殲滅が終わったか。とにかくふぶきに!!

 

こんごう「なッ!!ふぅぅぅぅぶぅぅぅぅきぃぃぃぃぃ!!!!」

 

ふぶき「はっ!!」

 

こんごう「お前は、特型駆逐艦、吹雪、そして、ふぶき型防空護衛艦だろぉぉぉぉぉ!!!!」

 

ふぶき「そうだ!!私は、皆の希望なんだ!!」

 

その時、中心部は光だし、深海棲艦が消えて行く。

 

こんごう「ふぶき、、、よくやってくれた!!」

いぶき「ふぶきちゃん、、、!」

いずも「ふぶきちゃん!!」

ふぶき「私、、、」

こんごう「やってくれた、、、!!」

みらい「レーダーの異常、治りました!!」

こんごう「よし!」

長門「ふぶき、よくやってくれた!!」

加賀「そうね」

こんごう「あぁ、戻るー」

レー妖精「ッ!?レーダーに感あり!!これは、、、イージス艦の、、、反応です、、、」

こんごう「イージス艦だと!?まさか!!」

長門「こんごう、どうした?」

こんごう「イージス艦だ、、、もしかしたらこれは、、、深海棲艦かもな」

大和「深海棲艦はさっき、、」

こんごう「違う。このIFFはみらいと一致している」

みらい「来たんですね」

こんごう「あぁ。長門、今から戦う」

長門「了解した。こんごう、敵イージス艦を撃沈せよ!!」

 

こんごう「DDG-173こんごう、やるぜ、、対水上戦闘用意!!ハープーン発射!!」

 

ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ

 

レー妖精「敵イージス艦よりジャミング!!ハープーン落ちます!!」

こんごう「艦砲射撃だ!!撃ち方始め!!」

 

ドォンドォンドォンドォン

 

レー妖精「避けられました!!」

こんごう「チッ!」

 

長門「何故、、、イージス艦が、、、」

赤城「もしかして、こんごうさん達のデータを、、、」

みらい「それはないです」

長門「どうして言い切れる?」

みらい「あれは、私です」

長門「どう言う事だ!?」

みらい「、、、分かりました。一から話します。大和、いい?」

大和「えぇ」

みらい「私、実は太平洋戦争を経験したイージス艦なんです」

ゆきなみ「みらいが、、、太平洋戦争を、、、?」

みらい「私はエクアドルに向かう途中、雷に撃たれ、気づいたらミッドウェー海戦前の大和の前にいました。そして私は大和と戦い、マリアナ沖で大和と共に沈みました」

長門「と言う事は、、、」

大和「はい。角松二佐はみらい副長でした」

長門「しかし、何故、、、」

鈴谷「それよりも、こんごうを助けた方が!!」

長門「そうだったな、、」

 

くっ!相手がイージス艦だと厳しい、、、奴め、太平洋戦争で培った勘で戦ってやがる!!

 

レー妖精「ミサイル来ます!!」

こんごう「ジャミング!」

 

シュゥゥゥゥゥゥドォォォォォォン

 

こんごう「危ねぇ、、、」

 

このままだと残弾数がヤバい、、、

 

こんごう「いずも、F-35B出せるか?」

いずも「え?出せるよ」

こんごう「現代艦に通じるか否か、もう手は残っていない。やってくれ」

いずも「了解!紅葉隊、発艦!」

 

キィィィィィィィン

 

こんごう「指揮は任せてくれ」

いずも「分かった」

こんごう「紅葉隊、直上から降下でミサイルを打ち込めるか?」

紅葉隊長『行けますよ。任してください』

こんごう「紅葉隊、全機ミサイル発射!!」

紅葉隊長『FIRE‼︎』

 

シュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥ

 

深海棲艦(アリガトウ。コンゴウ)

 

ドゴォォォォォォォォォォォォォォン

 

紅葉隊長『まさかイージス艦を沈めるとは思いませんでしたよ』

こんごう「すまねぇな」

長門「こんごう、また助けられたな」

こんごう「いや、いいんだ」

長門「これより帰投する!!」

一同「はい!!」

 

 

 

 

 

数日後、、、

 

大淀『第一、第二特別艦隊は出撃してください』

 

こんごう「さぁて、お前ら行けるか?」

ふぶき「いけます!!」

いずも「任せて!!」

みらい「21世紀の戦い、見せてあげる」

ゆきなみ「ゆきなみ、やりますよ」

いぶき「ペガソスの海を護るのは私です!!」

 

角松『第一、第二特別艦隊、出撃!!』

 

こんごう「DDG-173こんごう、抜錨!!」

 

高校生、DDG-173こんごうになる。

劇場版編 〜完〜




え〜、終わりましたねー。まぁ、日常編もちょろちょろっと書こうかな〜と思ってます。ではまた。


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