死んだパイロットは少女たちが戦う世界へ (熟練搭乗員)
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本編
始まりはフロンティアから


結構つくるの面白いと思いました
初投稿なので慣れていません暖かい目でみて欲しいです
艦これやっていますが初心者すぎてにわかです、キャラブレブレになることもあるかもしれませんお許しください



 

俺は死んだ。なぜ死んだかって?戦って頼れる相棒と一緒に死んだ。

俺は死を恐れていない、若いからだろうか?

仲間達は俺が死んでも戦争を続けるのだろう、そうしなければ故郷が壊滅してしまう。

 

死んだあと俺が参加した作戦の最後を見た、アークはクーパーとBTが破壊したようだ。

さすが、ラスティモーサに目をつけられたライフルマンなだけある。そしてあいつの相棒BTからも認められているなら尚更だ。

 

ただBTはプロトコル3の機能を復活させてアークとの衝突の前にコックピットからクーパーを投げ飛ばした。これにより特殊作戦217は終了した。

 

損害は大勢のライフルマンとパイロット、量産型のSDVとその搭乗者たち、BT-7274、旧式ペイントのFS-1014。

そして俺と俺の相棒RV-1418を損失した。

BTはクーパーのヘルメットに自分のデータを移行したらしいが

本人は知る由もない。

 

そしてBTとFSの残骸を回収したヴィンソン・ダイナミクスはデッドコピー機のモナーク級タイタンを造る

性能はバンガードよりは下ではあるが熟練の物が搭乗したら最強と言えるだろう。

 

そうして死後の世界を見ているとお迎えが来たようだ、最後に祈ろう

 

「ミリシアが救われますように」

 

 

???「ご、ごめんなさい!」

主人公「は?」

 

天界の人に真っ先に謝られた理由?知るわけが無い

 

主人公→暁斗「あんたがなぜ謝っているかは知らんがとりあえず自己紹介でもしよう俺の名前は三居島暁斗、階級は少尉だ。」

???→ナキ「私はナキと言います、なぜ私が謝っているかと言いますと貴方が死んでいたのに会って成仏させることが出来なかったからです。」

暁斗「えっ、何おれは今亡霊なのか?」

ナキ「亡霊というか皆さんからは英霊扱いですけど。」

暁斗「ほぉほぉ、ん?まて今英霊つったか?」

ナキ「はい。」

暁斗「ただ言われた作戦を遂行しただけなのにか?」

ナキ「そういうのは素直に受け止めておけばいいんですよ。」

 

当たり前のことをしただけで英霊か堕ちたものだなミリシアも

 

ナキ「あっ!そうそう貴方にやっとあったのに忘れるとことでした。」

暁斗「なんです?」

ナキ「貴方の成仏が遅れたお詫びに転生をしてもらいます。」

暁斗「(´˘`*)"ォンォン転生ね...はっ?」

ナキ「変なこと言いました?」

暁斗「当たり前だろぉ、転生とか実在すんのかよ。」

ナキ「私たちを舐めてもらっては困ります!」

 

天の人ってのはすげぇんだなぁ、ん?たちだと?

 

暁斗「たちって事はあんたと同じことするやつが居んのか?」

ナキ「なっ、成仏させ忘れるのは私だけです!」

 

こいつ絶対問題児だろ

 

ナキ「あー!絶対今私の事問題児とか思ってますよね!?」

 

ウッソだろ心の声読むとか俺のプライバシーが無くなったんだが

 

ナキ「コホン、と、取り敢えず貴方にはランダムで転生先を決めてもらいます。」

暁斗「そんなに軽いもんでいいのねオーケー。」

ナキ「では、1から無量大数まで選んでください。」

暁斗「こんな時に冗談はやめてくれよ。」

ナキ「いえ?ご冗談などではありませんよ?」

 

マジかよwwどんだけ転生先あるんだ?

 

暁斗「じゃあ7恒河沙で。」

ナキ「随分難しい数字出してきましたね?」

暁斗「強制的に習わさせられるんでな、ハハハ...」

ナキ(聞かないでおきましょう)

暁斗「で?俺の転生先の所は?」

ナキ「あっ、あぁ、はい転生先は艦隊これくしょんの世界です。」

 

艦隊これくしょん、あぁ、艦これか。たしかフロンティアが発達する前のゲームだと聞いたな

 

ナキ「知っていそうですね。」

暁斗「あぁ、まぁオタクのやつがいたからな知り合いに。」

暁斗「で、どんな感じで転生するんだ?」

ナキ「赤ちゃんからやり直しですねー」

暁斗「は?」

ナキ「まぁそう言わないで、代わりに貴方の言う望みは叶えてあげますよ。」

暁斗「そうか、じゃあ転生取りけ「転生取り消しとかはなしですよ?」

暁斗「・・・チッ」

 

最悪だ赤ちゃんからやり直しとか嫌だよフツーに、どうせ艦これの世界行くなら海軍入るか、確か15歳から訓練生になれたよな。

あっ、そうだ願い叶えるって言ってるからお願いしよう

 

暁斗「なぁ、ナキ。」

ナキ「はい?」

暁斗「転生先に全タイタンを送れ、ストライダーからモナークまで全部だ。あとパイロットの装備一式、あとその世界で探し物があるからそんときは手伝ってくれな?」

ナキ「えぇ、構いませんよ?」

良しこれなら俺はやって行けるいつでも準備オーケーだ

ナキ「どうやら覚悟を決めたみたいですね、では第2の人生お楽しみください。」

 

さぁ、第2の人生は必ず生きて帰ることを目標にしよう

 




スマホ投稿なので投稿間隔はバグりまくります
誤字脱字あれは報告お待ちしております


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転生すると思いきや

はぁ、毎日辛いよ
そんな中で書いた第2話どうぞ!


 

暇だ、何故かって?転生には時間がかかるんだってさ。

あの駄女神はそんなこと一言も言っていなかった、

やっぱ問題児だわあいつ

 

ナキ(今どこかで私の事を問題児って言ってる人がいる?)

 

あ〜あ暇だホント、CatMarioやりてぇ、クソゲーだけどハマるんだよなぁ、ん?

 

ナキ【転生の準備がおわりましたよ!】

 

あぁ、やっとか...

 

暁斗「転生が遅い!」ペチン!

ナキ「痛っ!?なんで居るのバレたんですか!?」

暁斗「パイロットの勘だ。」

 

とっとと転生させて欲しい

 

ナキ「転生が遅れたお詫びに色々してあげるので許してください〜」

暁斗「色々って何をするんだ?」

ナキ「それは、エッな事とか。」

暁斗「もう二度と言うな喋るな、良いな!」(#^ω^)ピキピキ

ナキ「ヒェェェェ!?ナンデ!?オコッテル、ナンデ!?」

暁斗「で?何叶えてくれんの?」

ナキ「赤ちゃんからの転生では無くなります!」

 

、、、、へっ?

今赤ちゃんからの転生では無くなるって?

 

暁斗「ッッッッィィィィイイイイヨッシャアアアアァァァァ!!!!」

最っ高じゃあねぇか!

待て、そうすると何歳に転生するんだ?

 

ナキ「あっ、転生は小学校1年からになります。」

 

結局、幼いんかーい

 

暁斗「若返るのか〜」

ナキ「今までと同姓同名になるようにしてますからね?あと成長した見た目も。」

 

おぉ、ありがたいな。いきなりなれない名前は嫌だったからな〜

 

ナキ「あと私からのプレゼントです。」

暁斗「ん?プレゼント?」

ナキ「えぇ、この世界で役立つであろう物です。

、、、、、能力をあげます!」

 

いるのか?能力とか、まぁ感謝しておかないとな

 

暁斗「あぁ、ありがとう。」

ナキ「ちなみに能力はランダムで決まります、増えたりもします。」

 

あ〜チート能力いいっすねぇ

 

暁斗「あっ忘れてた。」

ナキ「何です?」

暁斗「タイタンは当分そっちで保管しておいてくれ、頼む!」

ナキ「まぁ、それくらいなら良いですよ。」

 

いやぁ、ありがたいこのまま艦これの世界来たらやばい事になってるところだったわ

 

ナキ「・・・本当はもうあの世界に人は送りたくは無いです。」

暁斗「?なんでだ?」

ナキ「艦これの世界ではブラック鎮守府というものがあります。

今まで転生させたお方はブラック鎮守府に配属となり、そこの艦娘によって殺害されてしまいました。」

ナキ「彼女らは男、嫌、提督その物が敵対対象なのです。」

 

そんなことが許されるのか?艦これの世界の軍は何をやっている?

深海棲艦との戦争中であるというのに、そんなつまらないことに手を出しているのか、はっきり言って血反吐が出る。

 

暁斗「俺はそう簡単には死なねぇよ、俺の次の目標は必ず生きて帰ることだ!」

 

暁斗の目の奥がギラギラと光っていた、おぞましいほどの生への執着

ナキはこんな人間がいるのか、と思った

 

暁斗「さぁ、早く転生させてくれ」

ナキ「はい、ご武運をっ!」




永遠の0をタグ入れした方がいいかもしれない
はい、次回から艦これの世界の予定です。頑張ります
誤字脱字あれば報告お待ちしております


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ついに転生

はい転生させました
想像力豊かって言われるけれどそうなのだろうか?
まぁ、そんなどうでもいいことは放っておいて
第3話お楽しみください!


 

暁斗「んぉぉ?」

 

朝だ、久しぶりに朝の陽を浴びた。前まで死んでたもんな

 

未来「お兄ちゃーん!!朝だよ!」

 

あぁ小学生よりも前の記憶があるが、こんなにもうるさいとはな

未来はこの世界の俺の妹だ、人懐っこい顔をしている

 

護「そうだよ兄ちゃん今日入学式でしょ?」

暁斗「そうだねぇ、あと5分だk」

沙織「起きなさ〜い!!」

暁斗「やばいぞw」

 

護は弟だ未来とは双子なんだ

母さんは沙織という怒らせるとやばいのだ、現にやばい状況だ

脳内で語りかける

 

暁斗【RV聞こえるか?】

RV【はい、バッチリと聞こえます】

 

そうかなら良かった。ニューラルリンクを使って脳内で相棒と会話する。

ヘルメットがないからな

入学式は至ってふつーだった何も言うことは無い

あぁ、小学生か勉強とかおもんないやろな、だって分かるもん

 

<小学生時代は特に書くつもりないよ!Byうp主>

 

そ、そうか面倒臭いんだな

 

<そうだよ(便乗)>

 

なら気楽に過ごそう

 

-----------8年後-------------

 

事件が起きた、俺たち一家が深海棲艦に襲われた

よくは覚えていない、けれど母さんが俺に「護と未来を頼んだよ、」

と言って死んでしまった、だから護と未来を抱えて逃げた、

けれど追いつかれたその時に護は攻撃を受け死んでしまった、頭と体が

泣き別れになってしまった。

その時耐えることの出来ない怒りが出た何故こんな目に遭わなければならない?俺は深海棲艦に何かしたか?その時咄嗟に出た言葉は

 

暁斗「タイタンフォールスタンバイ!!!」

 

その時空から轟音がして何かが落ちてきた、その衝撃で俺の体は吹っ飛んだ、そしてその何かは深海棲艦をぐちゃぐちゃにして殺して消えた。ここで俺の意識は途絶えた

 

-海軍病棟-

 

暁斗「っ!ここは?」

 

どこだと思ったが思い出す

 

暁斗「未来は!?」

 

未来は隣で寝ていた。ただ無事とは言い難い状態だった

かく言う俺もだが

その時ガララララッど扉が開く

 

暁斗「っ!?誰!」

???「おや?もう目覚めたのかい?」

暁斗「もう一度聞くよ、誰?」

???→時雨「僕は時雨、駆逐艦時雨さ。ここは海軍の病院、海軍病棟だよ。」

暁斗「っ!そうでしたか、ありがとうございます。」

時雨「謝るなら僕じゃなくて秋生中将に言うんだね。」

暁斗「?秋生おじさんが?」

時雨「!きみ、秋生中将と血縁関係なのかい?」

暁斗「はい、俺の叔父にあたります。」

 

そうか、どうりでというような顔押している時雨

その次に

 

秋生「暁斗くん!未来ちゃん!」

暁斗「秋生おじさん!」

秋生「あぁ、良かった無事でよかった!!」

暁斗「でも母さんと護がっ!!」

秋生「知っている姉さんと護くんが死んでしまったのは知っている...」

暁斗「俺は母さんの頼みを守れなかった!護の事を守れなかった!」

秋生「でも未来ちゃんだけでも生きているじゃないか!」

 

はっ、と思った。そうだ未来は生きている俺は母さんの頼みの半分は

守れたんだ、そう思へばまた涙が出てくる

 

未来「うぅ、ここは?」

暁斗、秋生「!!」

暁斗「未来!」

未来「お兄ちゃん、良かった生きてて。護が最後に言ってたの「兄ちゃんが生き残れるなら俺は命をはってお前を守る」って。」

暁斗「そんなことが、」

未来「でも最後のピンチを救ったのはお兄ちゃんだよ?」

俺はどういうことか分からなかった

未来「お兄ちゃんが叫んだの怒った声で「タイタンフォールスタンバイ!!!」って。」

 

そこで全てを思い出した。

 




1日に2本あげしました
疲れるもんなんだなぁと思いましたよホント
誤字脱字あれば報告お待ちしております


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事件のその後①

アイディアが浮かんだらその日のうちに書いた方がいいのかな?
まだまだわからんことばかりだなぁ
少し悩みながら書いた第4話どうぞ!


 

俺はタイタンを呼んだ後1度だけ目覚めている、その時に誰かが近づいてきた

 

暁斗「誰かは分からないけれど妹を助けて欲しい、母さんに頼まれているんだ。」

???「ソウ、ワタシナラ助ケテアゲラレルワ。」

暁斗「なら、お願いする、俺の命を使ってでも助けて欲しいんだ。」

???「イイワヨ、ケレド条件ガアルワ。」

暁斗「条件とは?」

???「ワタシノ力ヲ貴方ニアゲルワ、ソノ力ヲ従エサセル事ヨ。」

 

やってやる、それで未来が助かるならいくらでもやってやる

 

暁斗「分かったやるよ。」

???→海峡夜棲姫「ワタシハ海峡夜棲姫ヨ。」

暁斗「まさかの深海棲艦か?ウッ!?ゲホォ!」

海峡夜棲姫「貴方モ体ノ限界ガキテイルノネ。」

暁斗「深海棲艦に助けてもらうのは禁忌なのかもしれないが未来が助かるなら、俺は禁忌を犯す!」

海峡夜棲姫「貴方ノ妹ニモ力ヲ与エルワ、デナイト生キ残レナイワ。」

暁斗「そうか、なら頼む。」

海峡夜棲姫「深海棲艦ノ力ヲ従ワサセタラ貴方ノ妹ニハ艦娘ノ力ガヤドルワ。」

暁斗「まさか艦娘と深海棲艦はイコールなのか?」

海峡夜棲姫「エェ、ソウヨ。深海棲艦ヲ倒シタ時ニドロップト呼バレル艦娘ガ出ルワ、深海棲艦ニナル前ノ艦娘ト違ウ艦娘ニナッタリモスル。」

暁斗「・・・頼むぜ」

海峡夜棲姫「生キタイナラガンバリナサイ。」

暁斗「あんたは優しい深海棲艦なのか?」

海峡夜棲姫「戦イハ好マナイワ」

暁斗「へぇ」

海峡夜棲姫「サァ、ヤルワヨ。」

 

その後は力の大きさに耐えきれず気絶した

その事を秋生おじさんに話そうか迷った。しかし、話せば必ずと言っていいほどの確率で未来は海軍に入れられて、轟沈するかもしれない。

 

【パイロット?パイロット無事ですか?】

【あぁ、RVか久しぶりだな】

【パイロットが無事なのであれば安心です】

 

そうだRVに聞けば未来が艦娘の力を持っているか分かるかもしれない

 

【なぁRV、未来に艦娘の力は宿っているか?】

【検知不能、私にそのような機能はありません】

【そうか、すまない。そして、ナキいるんだろ?】

ナキ【バレましたか、そしてご愁傷さまです。】

【家族を失うなんてこの世界ではやりたくなかった】

ナキ【それよりも何か頼みたいことがあるのでしょう?】

【あぁRVの機能を強化させて欲しい、この世界の事全部と艦娘の力の検知する機能を追加させて欲しい。】

ナキ【まっかせてください!】

【機能強化データをインストール中・・・完了】

【で、どうだ?】

【三居島未来に艦娘の力は宿っています。艦種は不明】

【そう、か】

 

未来が海軍に入れられる可能性がさらに高くなった。どうすればいいのだろう...

 

【パイロット、貴方にも艦娘の力が宿っています。同じく艦種は不明】

【はっ??嘘だろ?海峡夜棲姫は俺については言っていなかったぞ?】

ナキ【海峡夜棲姫って貴方、姫級の深海棲艦に助けられたんですか?】

【あぁそうだ、未来を助けてくれると言っていたからな。てかナキお前どうせ上からみていたんだろう?】

ナキ【・・・少しだけ】

【別にお前を責めようって訳ではないんだ】

【俺はもう寝る。ナキ、RVありがとうな】

【よく寝てください、パイロット】

ナキ【えぇ、おやすみ】




海峡夜棲姫可愛いなぁ
僕は深海棲艦は元艦娘説を推しています
さぁ、未来ちゃんの運命やいかに!?
誤字脱字あれば報告お待ちしております
暁斗と未来の艦娘は考えているので少しだけ待っていてください


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事件のその後②

やっと休みだよ
書きやすいですね
第5話どうぞ!


昨日は目が覚めた後に確か駆逐艦の時雨?と秋生おじさんと少し話をして、その後はナキにRVの機能を強化してもらって未来が既に艦娘の力を宿しているか調べてもらった、結果は既に宿しているだった。その時に俺も調べたらしいのだが、まさかの俺にも艦娘の力が宿っていた。

今日は秋生おじさんが今後について話をしに来る。俺は未来の艦娘の力の事を隠して、おじさんに海軍に入りたいと言う。そして未来は何処か安全なところに預ける。十中八九おじさんのところだけど...

よし、シナリオは出来た。ハプニングがなければ上手くいくはずだ(フラグ)

 

〜数時間後〜

 

秋生「おはよう、暁斗くん未来ちゃん。」

2人「おはようございます秋生おじさん。」

秋生「事件が起きてからすぐこういう話で済まないが、今後のことについて話そう。」

暁斗「俺は、母さんと護を殺した深海棲艦共を殺したい、だから海軍に入りたいです。未来は危ないからおじさんのところで引き取って欲しいです。」

秋生「そうなるのが普通だね。未来ちゃんはどうしたいんだい?」

未来「私は、お兄ちゃんと離れたくない!」

 

まだ想定内の反応だ、対応出来るな

 

暁斗「それはダメだ未来。俺についてきては母さんの頼みを守ることが出来ない。」

未来「だったら私は艦娘になってお兄ちゃんについてく!!」

 

これも想定内だ

 

暁斗「馬鹿なことを言うな!命は1つしかない、お前という存在は1つしかないんだ!」

秋生「未来ちゃん、暁斗くんの言っていることは正論だ。暁斗くんはこれ以上家族を失いたくないんだ。」

未来「じゃあ未来もお兄ちゃんを失いたくない!だって海軍の人は深海棲艦の攻撃で死ぬ可能性が高いんでしょ!?」

 

なかなか折れないな我が妹は、だからこそ生きて欲しいんだが

 

暁斗「だが、お前は女の子だろう?海軍には汚い男たちがいる。そんな所へは行かせたくない。」

未来「だったらお兄ちゃんに守ってもらう!」

暁斗「だから海軍へは、「私は絶対に海軍に入れる!」...どういうことだ?」

未来「私には艦娘の力が宿ってる!」

 

マズイ想定外な事が起きてしまった、未来が艦娘の力を宿っていることを知っている?どういうことだ?

 

未来「お母さんが言ってたもん!私は元艦娘だって!」

 

なんだって!?初耳だぞそんなこと!

 

未来「だからあなたには艦娘になれる素質があるかもねって!」

 

未来は女だ艦娘は女がなる、だから未来だけに話したのか

 

未来「それにお兄ちゃんが寝言で言ってたの!「未来の力は隠してどこか安全なところへ」って!」

 

なんてこった、寝言で言っていた?そんな、これでは未来は艦娘に...嫌、まだだ秋生おじさんがダメだと言えば

 

秋生「暁斗くん、未来ちゃんの力について教えてもらおうか。」

 

あぁ、ダメみたいだ、完全に詰んでいる

 

暁斗「これから話すことは他言無用です、もちろん未来も。」

 

俺は洗いざらい話した、深海棲艦に助けて貰ったこと俺と未来に艦娘の力が宿っていることを

 

秋生「にわかには信じ難いが、事実なんだろうなぁ...」

未来「お兄ちゃんも艦娘の力が...!?」

 

さぁ、この先どうなるんだ?

 

秋生「うん、決めた。これから君たちは海軍兵学校に入ってもらう!」

 

結局未来も巻き込む羽目になった、母さん許してくれ

 

秋生「君たちは特務生徒として3年間海軍としての必要なことを学んでもらう!もちろん他の生徒と同じやり方だ、緩くはせん!」

2人「はい!」

 

[RV、これで良かったのかな?]

[私は最初からこうなると思っていました]

[そりゃ、凄いな。]

[ありがとうございます]

 

さぁ、これから兵学校生活が始まる、ミリシアの軍とどっちが辛いか試してみようじゃないか




やっと子供時代終わった
次回は海軍兵学校の事を書きます偏見なるかもしれないですが許してください
誤字脱字あれば報告お待ちしております


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始まった海軍兵学校生活

兵学校生活は何回かに分けます
多分生きて書ける、はずだ
第6話どうぞ


 

今日は兵学校に転校生として入る日だ。表では妖精の見える孤児の兄妹2人を発見した後保護し海軍兵学校へ編入させた、という事となってる。裏は秋生中将の甥と姪で中将の姉であり俺と未来の母の子供で、秋生中将に頼んで無理矢理編入させてもらったことだ。

 

暁斗「緊張するな〜。」

未来「全然そんな風には見えないよ?」

暁斗「そういう風に見えなくても緊張してるんだよ。いつか未来も分かるさ。」

未来「それが分かったらお兄ちゃんと一緒の考えって事?」

暁斗「ん〜、それは...無いな。そうなったら性別と名前が違う俺がもう一人いることになる。」

未来「ぬ、確かに。」

 

ドア越しに色んな声が聞こえる

 

教師「全員よく聞け!今日から編入生が来る!新しい仲間として迎え入れろ!入ってこい!」

暁斗「どうも、初めまして。俺は三居島暁斗と申します。」

未来「私は三居島未来!よろしくね!」

男子生徒たち「ダニィ!?兄妹だと!?しかも可愛い!そして俺たちよりちょっとイケメン!?」

女子生徒「うわぁ〜、未来ちゃん可愛いし暁斗くんは少しイケメンだ!」

 

キャーキャー、ワーワー

うぅ、耳が耐えれん程うるさい

 

教師→横田「2人とも、俺は横田成友と言う。よろしくな!」

2人「はい!よろしくお願いします!」

 

まぁ、今日は見学になるんだけどね。だからじっくりと見させてもらった、兵学校にもコースがあって、1つ目が提督業コース、2つ目が憲兵コース、そして3つ目がそれを両立させた海軍軍人コース。俺と未来は海軍軍人コースだ、ちなみに最難関で今年の受験では25万人受けて1万5000名程が受かったという。勿論、俺と未来はテストを受けて受かっている。これでも成績は15位内には入っていたんでね。そして1つ問題が、俺は15歳だから良いが未来は14歳だ、つまり違法なのだ、だが大本営はそれを許した、そんなに人が必要なのか?昨日考えていたミリシアの訓練とどっちが辛いかで言ったら断然ミリシアの方が辛い。訓練で人が死ぬ事があるのはここもらしいが桁が違う。海軍は多くて3桁程だがミリシアは5桁に達したこともある。俺の世代だ、何故大量に死んだのか、それは実戦経験を積ませてみては?という実験感覚で実戦に入れられたのだ、その結果大量に死んだ、俺の親友もそこで命を落とした、他の仲の良かったやつもみんな死んだのだ上の実験で。だがそいつらはその後死刑になったらしい、実験で訓練兵を実践に出したと密告があったのだ、その結果SRSが駆けつけてきて全員射殺された。正直なことを言うと嬉しくなかった、なぜならクズが死んでもどうでもいい、そのクズが死んだことで俺の親友が帰ってくるなら喜んださ、でも帰ってくるわけが無い。だから嬉しくなかった。今日は見学をしたあと寮に連れていかれた、勿論未来とは別の部屋だ。ルームメイトの川田と鳴山に挨拶をしてその日は自習した、勉強についていけなくなるからな。そしたら2人とも教えてくれたもんで涙が出そうだったぜ。あぁ、懐かしいなあいつも同じことをしてくれた、高熱に連日悩まされて治ったと思ったら勉強はどんどん進んでいた、徹夜で取り戻しているとそいつは教えてくれた、その時も嬉しかったなぁ。優しいやつだった。だからこそ失いたくなかった、あんな奴らの実験のせいで。それよりも明日から授業や訓練に出るんだ、遅れを取らないようにしないと、と思ったがいい事思いついた、訓練が楽になる方法思いついちゃったよ。

 

[ナキ、願い事だ、受けてくれるか?]

[なんです?こんな時間に]

[俺の体力を昔の体と同じにしてくれ、そして筋肉は今の体と見た目変わらないくらい付けてくれ、頼めるか?]

[それってまさかしなくとも訓練楽しようと思ってますよね?]

[大正解、大好物は(ry]

[はぁ、いいですよ。ただ、訓練は手を抜かずにやってくださいね?]

[そしたら体力的には1500m走っても息上がらないんだが]

[・・・はっ?]

[確か2000mまでは息上がらず行けたぞ?まぁ、筋力が落ちるからなんとも言えんがな]

[もうそのことについては何も言いませんよ]

[おう、じゃあ任せたわ。Good night〜]

[はい、おやすみなさい]

 




兵学校生活は暁斗の古傷を抉ってしまいました
学校生活マシマシにしようと思ったけれど、ちょっとだけ過去のこと入れても怒られないと思うんで書きました、すいません許してください
誤字脱字あれば報告お待ちしております


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学習初め!

暇だったので書きました
連日暑い日や台風接近等あるので気をつけてください
第7話どうぞ!


 

今日から本格的に学校生活が始まる。1勉強は60分間で昼食は12時、学校は4時に終わる。それからは普通の学校のように部活やら自由時間になる。ちなみに俺はテニス部だ。とは言っても硬式とソフトがある、俺はソフトの方だ。

 

横田「よし、全員いるなー?1時間目は海軍規律を覚えてもらう!」

暁斗と未来以外「ウソダドンドコドーン!!」

暁斗「そんなに嫌なものなのか?」

未来「私も細々しいのは嫌いだけどここまで嫌うって...」

横田「拒否権なんてねぇ〜ぞ〜?」

生徒たち(鬼だよこの人...)

横田「まぁまぁ、今回は陸の奴らの艦娘が来ている。」

 

あれ?陸と海って仲間悪いんじゃなかったっけ?現在進行で。

 

鳴山「憲兵は陸も海も仲良いんだぜ?」

暁斗「よく、わかったな。こぇよ普通に。」

鳴山「顔に出てたぞ〜」

暁斗「マジか。」

鳴山「マジマジ。」

艦娘「海の人々はいつもこうなのでありますか?」

横田「まぁ、そうだなぁ。」

川田「ん?この人が陸の艦娘ですか?」

艦娘→あきつ丸「失礼、自己紹介がまだでありましたな、自分はあきつ丸であります。」

生徒「今日はよろしくお願いします!」

あきつ丸「こちらこそ、よろしくであります。」

横田「あっ、ちなみに次の授業もあきつ丸がいるからな〜」

あきつ丸「規律の後は体力強化と銃の実弾発砲の訓練であります。」

男子生徒たち「よぉぉし!!!!!!!」

 

銃は男のロマンだよな分かるよBy主

 

・・・気にしない気にしない

 

あきつ丸「自分は手を抜かないでありますよ〜?」

 

楽しみにしてよう、どれだけスパルタか

------------

 

そこそこスパルタだったがもう少し厳しくしてもいいのでは?と思った。まだ1時間目だけど皆死にかけている。未来なんて唸り声を出してやがる

 

あきつ丸「暁斗殿だけが耐えれたのでありますか、皆さんまだまだでありますな?」

暁斗「俺もそこそこキツかったですよ?」

あきつ丸「ならもう少しきつくしても大丈夫そうでありますな。」

暁斗以外「やめて!死んじゃうから!」

 

------------

 

あきつ丸「さて、次は体力強化であります。」

 

お、やっとか。楽しみに待っていたんだから期待したいな

 

あきつ丸「まずは1700mを走って貰うであります。」

 

生徒たちはヤムチャ状態になった

 

暁斗「1700mか望むところっ!」

生徒たち「オメーはバケモンか!?!?」

 

------------

 

暁斗と未来以外「チーーン」

暁斗未来「あ〜つっかれたぁっ!」

あきつ丸「まさかこれに耐えれるとはっ!強いでありますな?2人とも?」

暁斗「ふつーですよ体力があるだけです。」

 

良かった、体力と筋力戻してもらって。未来は若干力を使って身体を強化したみたいだ、使い方上手いな。

 

あきつ丸「では!次は射撃訓練であります!」

男子生徒たち「待ってましたァ!!!」

あきつ丸「使うのは旧式の十四年式拳銃と三八式歩兵銃とその旧式の三十年式歩兵銃であります。では、各自射撃を開始であります!」

 

三十年式歩兵銃から始めるとしようか

 

あきつ丸「あっ、言い忘れていたでありますが、最後にテストをするでありますよ〜」

 

・・・手を抜いておこう

 

------------

 

あきつ丸「射撃訓練のランキングを出すであります。1位は三居島暁斗殿、2位は三居島未来殿、3位は瀬戸雪雫殿であります!」

 

結局1位になってしまった...結構手を抜いたはずなんだか?

 

川田「流石だな暁斗。」

暁斗「どーも、ありがとさん。てか知らなかったんだが、瀬戸雪って男なんだな。」

川田「あぁ、いわゆる男の娘ってやつだ。本人結構気にしてるからな?」

暁斗「そうなのか、知れてよかったわ。」

 

知らずに女だと思って接してたらどうなっていたことか...

 

あきつ丸「自分はこれにて陸に帰らさせていただくであります。今日はありがとうございました。」(敬礼ビシッ)

生徒全員「ありがとうございました!!敬礼!」

あきつ丸「この後の勉強も頑張るでありますよ〜?」

生徒全員「はい!」

 

あぁ、初日から結構疲れたな。この後は何の変哲もない学習だった。放課後は部活動をして、風呂に入った、大浴場である。その時

 

ガラララッ

 

誰が来たな、誰だろうか

 

???「隣、いい?」

暁斗「えぇ、どうぞ。」

???「ありがとう。」

 

会話しなくてもいいよな?面倒臭いし

 

???→瀬戸雪「名前、まだ言ってなかったよね、僕は瀬戸雪雫、よろしくね。」

暁斗「知っての通り三居島暁斗だ。よろしく。」

瀬戸雪「まさか僕が射撃で負けるなんて思ってもいなかったよ。一体君たち兄妹はどうなっているんだい?」

暁斗「俺は銃が好きだから独学で学んでた、未来は偶然だなあいつは。」

瀬戸雪「結構辛口なんだね君って。」

暁斗「そりゃ、どーも。」

瀬戸雪「今度僕にも教えてよ、君の反動制御の仕方。」

暁斗「暇だったらな?」

 

瀬戸雪はその答えにありがとうと返して湯船から出ていってしまった、教えるのも悪くないか、そんなことを考えながら俺も湯船から出ていった。

 




2000字ピッタリで終わりましたねぇ、気持ちがいいです。
誤字脱字があれば報告お待ちしております。


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卒業間近で起こったトラウマ

兵学校生活は卒業間近まで端折ります。なぜなら書ける気力がないからです。お許しを
事件とは何なのか?第8話どうぞ!
UAが1000を超えました!皆様読んでくれてありがとうございます!


 

順調に学び続けて卒業が近くなってきた。それのせいなのか担任である横田の調子がおかしい。まぁ、仕方ないとは思うけど

 

横田「全員、聞いて欲しい。」

 

何だ?声のトーンが低い横田らしくない声だ

 

横田「お前たちの中から選抜で実戦に行ってもらう。」

全員「ッーーー!」

 

なぜまた提督でもないやつらを実戦に入れさせる?海軍の上のやつらはあのクズ共と同じ思考をしているのか?

 

横田「だが、俺は誰も死んで欲しくない。だから絶対に生きれ帰って来れると言うやつらを選ぶ。」

横田「実戦に行きたいものは手をあげろ!」

 

全員の手があがった。当然だと思う、これは命令ではない命令だ。逆らったらどうなるか分からない。逆らっても横田は言わないだろう。だがこの教室の中に横田ではない男が居る。よく横田は皆に死んで欲しくないと言ったものだ、これが上に伝わったらどうしたのだろう。恐らくその男は出撃を拒否したやつを上に伝えて処分させるのだろう、恐ろしい

 

横田「全員行くんだな?」

全員「コクリ」

横田「よく言ったな、では先生が出撃するものを選ぶ。暁斗、未来、川田、鳴山、瀬戸雪、小山で以上だ。」

 

俺が出るのか、それなら目標は2つ、敵の殲滅ど全員で生きて帰ることだ。その後解散して出撃組は残った

 

横田「すまない、お前たちを指名して、不満があったらぶん殴ってくれ。」

川田「殴れるわけないじゃないですか、先生は悪くないんだから。」

暁斗「先生、上の人々はなんと言っていたのですか?」

横田「上のやつらはお前たちをモルモットとして見ていると言っていい。内容は機密になるから言えないが。」

 

やはり、か。クソが!俺たちはモルモットじゃねぇ!れっきとした人間だ!そうだ保険をかければいいんだ。俺はあの時とはもう違う、助けられる!

 

[RVとそのほかのタイタンそしてナキ聞いてくれ]

[どうしました?(パイロット?)]

[ナキ、異世界からこの世界の空に穴を作ってくれ、穴の大きさはタイタンが変えられるようにして欲しい]

[分かりました]

[タイタンは全員護衛だ。何としても守れ全滅の可能性があればフォールすることを許可する]

[了解しました]

 

よし、これで俺は手をうてるだけ打った。だから頼む、もう仲間を俺から奪わないでくれ

 

瀬戸雪「先生、出発時刻は?」

横田「明朝マルゴーサンマルだ。」

鳴山「楽しもうぜ!明日死んでもいいように今日という日を、な!」

小山「そうだな、楽しんで思い残しの無いようにしよう。」

横田「おいおい、生きて帰れるやつを集めたと思ったんだがなぁ?」

暁斗「保険ですよ、保険!もし、死んでもいいように。」

未来「お兄ちゃん、もしやられたりしたら力を使うの?(小声)」

暁斗「場合によるかな。(小声)」

瀬戸雪「じゃあ、皆早く行こう!時間は有限だよ?」

5人「おぉっーー!」

 

その日は色々やった、賭け事もやった、意外と楽しかった。酒も少しだけ飲んだ、横田にバレたけど許してくれた。そして皆寝た、皆で寝た。凄く、心地よかった。嗚呼、こんな毎日が続いて欲しい、けど叶わない。明日は朝日を見よう、そして散歩して学校を回ろう、そう考えて眠りについた。




海軍の上層部はミリシアの上層部と同じように訓練兵を実戦にだすことにしました。そしてそれに出る訓練兵はモルモットと同じように見られていると言う暁斗にとって、過去のトラウマが1番掘りおこされてしまう事件です。6人の運命やいかに!
誤字脱字あれば報告お待ちしております


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戦闘前夜

今回はまだ戦闘をさせません
台風怖いですね、皆さんお気をつけて
第9話どうぞ!


 

川田「じゃあ、皆行ってくるぜ!」

横田「お前たち全員帰ってこいよ。」

鳴山「先生に鍛えられたんだからそう簡単に死にませんよ。」

暁斗「皆、しばしの間ではあるが元気でな。」

西島「おう、早く帰ってこいよ?でなきゃ学校がつまらねぇからよ!」

暁斗「あぁ、帰ってくるさ絶対にな。」

 

西島視点

 

なぜ、こいつらが行くのだろう。いつもクラスを盛り上げていた奴らが居なくなるなんて楽しみが無くなる。だからこそ

西島「おう、早く帰ってこいよ?でなきゃ学校がつまらねぇからよ!」

そういった、心から出た言葉だった。その返答は

暁斗「あぁ、帰ってくるさ絶対にな。」

だったがその時のあいつの目の奥底がギラギラと光っていた、俺は生への執着と何かをやり遂げなければならないと言う使命感に駆られた目だと予想した。

 

西島視点終わり

 

ブロロロロッ

 

迎えの車が来たようだ。中から憲兵と思われる人達が降りてきた

 

憲兵1「お前らか、実戦に出るのは。」

瀬戸雪「はっ!そうであります。」

憲兵2「では、荷物を運んでご乗車ぐださい。」

未来「じゃあ、皆行ってくるね〜!」

生徒たち「必ず帰ってこいよ〜!!」

小山「言われなくとも帰ってくるさ!」

 

車に乗ったあとはずっと手を振っていた。皆が完全に見えなくなるまで。その後は車内で作戦を立てた勿論今回の攻略のためのでは無い、みんなで生きて帰ってくる作戦だ。

 

小山「じゃあ、各自戦闘が終了したら終わっていないものの所へ行く、これでいいな?」

5人「了解だ。」

 

作戦も立て終えた。後は大本営に着くのを待つだけだ。

 

------------

 

攻略作戦を聞いて各自自室に戻っていた時、自分が指揮する鎮守府の娘を見つけた。だが首元にあったあの傷は何だ?普通艦娘が怪我をおっている状態であれば入渠するはずだが、させて貰えてないのか?まさか、これがナキの言っていたブラック鎮守府に所属している艦娘か、後ろから恨みで

砲撃されなきゃいいが...一応おじさんに報告しておこう

 

暁斗「もしもし、秋生大将。」

秋生「何だい?暁斗くん。」

暁斗「ブラック鎮守府に所属していると思われる艦娘を発見しました。所属している鎮守府は北関東鎮守府の雪風です。」

秋生「北関東鎮守府か、悪い噂の絶えない提督だったな。まさか噂が本当とは...報告どうもありがとう。攻略作戦頑張ってね。」

暁斗「はい、最大限できることを尽くします。」

 

よし、これでひとまずはOKだ。後は北関東鎮守府をつぶしてもらうだけだ。ふぅ、今日はもう眠い、最終確認をして寝るか。

 

[タイタンたち、準備はいいか?]

[はい、フォールするのはブルード、ノーススター、ロードアウトをどちらかにした私が落ちます]

[了解した、ナキはどうだ?]

[私も準備オッケーです!]

[よし、では俺は寝る!おやすみ]

[おやすみなさい、パイロット]

 

何がなんでもみんなを守る。例え俺が盾になってでも

 




ブラック鎮守府を発見し、秋生大将に報告しましたね。
書き間違えではなく、秋生は大将に昇格しました、なんせ凄腕ですから
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戦闘開始

ちょっと書き方を変えます。セリフと語りの間に1行入れることにしました。理由としては何となく読みにくさがあったからです。
それでは第10話どうぞ!


今日は攻略作戦の実行日だ。顔を洗って、支給された軍服に袖を通したら準備完了だ、っとそろそろ集合か。そういえば俺の能力って何だろう?ナキはこの世界で役に立つとか何とかって言ってたけど。未だ分からん、聞きたいが今そんな暇はない。

 

上官「総員司令長官殿に敬礼!」

全員(敬礼ビシッ)

司令長官→軽海「私は暑苦しいのが嫌いだ、楽にしてくれ。学生諸君私は軽海賢一だ、よろしく頼む。」

学生たち「了解であります!」

 

以外だったこんな司令長官いるんだと思った。サラブリックス司令官もそうだったがあの人よりも司令官らしさがないとは...

 

軽海「さて、今回の作戦はパプアニューギニアを深海棲艦から奪還することだ。今、あそこは完全に深海棲艦の支配下である、そんな場所を奪還することは容易ではない。そのため、学生数十人に来てもらい艦隊指揮を執ってもらう。」

学生たち「はいっ!」

軽海「大きな指揮を執るのは後藤基中将だ。」

上官→後藤「皆、よろしく頼む。」

 

なるほど、長官殿は後方支援的な存在か。そして、この後藤中将は凄い艦隊指揮の力を持っていると思う。気配が違う

 

軽海「では、0730に出撃としてこれから出撃準備にかかれ!」

全員「了解!」

 

よし、俺もボートの点検に行こう。と思ったがやめだ、先客がいる。相手は艦娘だな。恐らくだがボートに細工をして俺を殺そうとしている。爆弾とかかな、その方が手っ取り早いだろうし。はぁ、だっる。あいつらのとこでも行くかな。

 

暁斗「邪魔するわー。」

鳴山「なら、帰ってやー。」

暁斗「ここは大阪じゃないぞ?」

鳴山「へっ、知ってるわ。で?どうしてきたんだよ。今ボート点検してるんだけどお前はしないの?」

暁斗「してぇんだが先客がいた。艦娘だったんだがボートに細工をしてる気がするんだよねぇ。俺んとこの娘たちブラック鎮守府のとこだからさ、俺を殺そうとしてる説がある。ていうか見ちゃったもんボートに箱みたいなの取り付けてんのをさ。」

鳴山「そりゃ、お気の毒でw」

暁斗「クソッタレェ!」

暁斗「もう行くわ、最後に点検してからな。」

鳴山「おう、じゃあまた後で。」

暁斗「分かってるさ。」

 

さて、戻ってきた訳だが、爆弾の隠し方が荒いな。とりま全部取り外して、信管をぬいて、アンゼンカクニンヨシッ!

おや、これは着物の1部?確かこの着物の柄は扶桑型戦艦のものだよな?確か俺のところには山城がいたな。恐らく大破進軍を進めた時に俺を殺すためか、もしくは俺を殺す。そしてそれを解体理由にして死ぬつもりかって所か、可哀想にこんな手段しか取れないとはな。おっともう時間か、エンジン付けて、抜錨!っと。さてさて顔でも見に行くか、あの娘たちの顔をね。

 

雪風「皆さん、しれぇが来ました。」(ハイライトオフ)

山城「まさか学生が指揮を執るなんて...不幸だわ。」

翔鶴「その、よろしくお願いしますね?」

瑞鶴「とっとと死んでくれないかな(小声)」

伊勢「よろしく頼む。」

日向「私も、よろしく頼む。」

暁斗「暑苦しっ、敬語とか要らんからふつーに話せよ。」

翔鶴「いえっ!人間様にタメ口など使えません!!」

暁斗「人間様?他の人は偉くとも俺は偉くないから様などいらないが?」

翔鶴「人間様は人間様です!」

 

あぁ、問題児がいる。1人は目に光がない、1人は様呼びしてくる、1人は聞こえてないと思っているのか死ねと言ってくる。クソっ!こんなんで上手く攻略できるだろうか?答えは否、出来ないだろう。

 

暁斗「ハァ、とりあえず行きましょうか。」

艦娘たち「はい。(!)」

 

その後は驚くことに難なく戦闘海域まで着いた。だが想定外の事が起きた。敵にヲ級flagshipがいたのだ。すぐさま救援信号を打った。

<キン キン、エングンヲモトム、エングンヲモトム、テキハ、ヲキュウフラグシップ、ラタ>

<ホレ、エングンオクル、バショヲオシエロ、ラタ>

<ホレ、シュッパツチテンカラヒャクロクジュウカイリ、ラタ>

<ホレ、リョウカイ、モチコタエテクレ、ラタ>

 

暁斗「総員!防御体制!持ちこたえろ!援軍はすぐに来る!」

全員「了解!」

ドオォォン!!!

小山「援護しに来たぞ〜!!」

川田「同じく、援護に来たぞ〜!!」

暁斗「小山!川田!助かった!総員撃てぇぇ!!」

 

ドオォォン!

ブロロロッ!

 

暁斗「翔鶴、瑞鶴!艦載機はあとどれ位だ!?」

翔鶴「私はもう殆どありません!」

瑞鶴「私もよ!」

鳴山「鳴山だ!来たぞー!!」

瀬戸雪「全艦、主砲斉射!撃てぇぇぇ!!」

未来「お兄ちゃん!来たよ!!」

暁斗「皆!揃ったか!ありがたい!」

後藤「増援来たぞ〜!!」

暁斗「後藤中将!ありがとうございます!」

 

ドルルルッ!

 

瑞鶴「!敵の艦載機よ!」

暁斗「対空砲火、斉射!」

小山「艦載機の量じゃない!パプアニューギニアの基地から離陸しているんだ!」

 

ドルルルッ!

 

後藤「小山君の後方!敵機多数!」

後藤組の涼月「ダメっ!堕としきれない!」

 

ヒュルルル、ドオォォン!!

 

小山「うぎゃぁぁぁぁああああ!!」

鳴山「こっ、小山ぁ!!」

川田「!鳴山!危ない!」ドンッ

鳴山「うわっ!川田っ!」

 

ヒュルルル、ドオォォン!!

 

川田「ウッガアアァ!!」

暁斗「鳴山!川田を連れて下がれ!」

後藤(大破した艦娘が多い、これは撤退を執るべきだ!)

後藤「総員!撤退準備!」

瀬戸雪「なっ!?」

暁斗「りょうk」

 

ヒュルルル、ドオォォン!!

 

未来「お兄ちゃん!」

暁斗「クッソ!俺の艦隊も撤退だ!俺を置いていけ!未来も早く撤退しろ!」

北関東「なっ!?置いていけ!?」

未来「だめっ!私は残る!」

暁斗「力を使って帰ってくるから、な?(小声)」

未来「っ!わかった、絶対帰ってきてよ?」

暁斗「あぁ、分かってる。北関東鎮守府の総員に告ぐ!撤退だ!俺は置いていけ!」

北関東「〜〜ッ!分かりました...」

 

そして海域には死んでしまった小山と俺、そしてヲ級flagshipが残った。そういえばこいつは喋れるのだろうか?話しかけてみるか。

 

暁斗「おい、ヲ級flagship喋れるか?」

ヲ級「ヲッ、ハナシカケテクルトハ。」

暁斗「いや〜良かった話が出来そうで。」

ヲ級「ハナス?ナニヲダ。」

暁斗「タイタンフォールスタンバイ!」

ヲ級「ヲッ?」

 

ゴオオォォ!ズドン!!

 

RV「パイロット会うのは久しぶりですね。」

暁斗「そうだな。元気そうでなによりだよ。半分意識を渡すか。」

ヲ級「サッキカラナニヲハナシテル?」

海峡夜棲姫「まぁ、落ち着けヲ級よ。」

ヲ級「アッアナタハ!海峡夜棲姫様!」

海峡夜棲姫「様など要らん。今は名だけなのだ。」

ヲ級「ドウイウコトデソョウカ?」

海峡夜棲姫「私はこいつを助けるために深海棲艦を捨てた。」

ヲ級「ナッ!ウソデショウ?コノニンゲンニイワサセラレテルンダ!コロシテヤル!」

海峡夜棲姫「暁斗!後は任せる、艤装展開と唱えろ!」

暁斗「艤装展開!」

 

おおっ!主砲が出てきた!ん?飛行甲板だと?どういうことだ?

 

海峡夜棲姫[お前は今史実で未成となった天城になっている。しかも飛行甲板が着いているから発着艦ができる。]

[思ったけど声クリアだな。]

海峡夜棲姫[お前と一緒になってるからな、人間らしくなった。]

[話を戻そう、発着艦と言っても俺弓とかないよ?]

海峡夜棲姫[クナイがあるはずだそれを投げる]

[わかった]

 

暁斗「攻撃隊全機発艦!」

 

ブロロロッ!

 

ヲ級「ナッ!グワアァァ!?!?」

海峡夜棲姫[あともうひとつ今の姿のままでXO-16とかが使えるぞ。]

暁斗「よしっ!アコライドポッド斉射!」

ヲ級「グウッ!?」

 

主砲は試製51cm三連装砲のダズル迷彩と言う特別製の主砲だった

 

暁斗「主砲!ヲ級を吹っ飛ばせ!!全砲門斉射!」

ヲ級「ヤメロッ、ヤメロオォォ!!」

 

ドオォォン!!!

 

勝った、長い戦いが終わった。小山、仇は取ったぞ。だから安らかに眠れ。そう思いながら遺体を回収して大本営に帰った。ただ、道中思いついたことがあった。

 

暁斗「天城のどう名乗るんだろう?航空母艦、巡洋戦艦...航空巡洋戦艦天城とかがいいかな。」

 

今度から天城になったら「航空巡洋戦艦天城」と名乗ることにした




安倍元総理が死んでしまいましたね、ご冥福をお祈りします
そして、戦いの終わった暁斗は小山を守りきれなかった悲しみに圧迫されます。
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戦闘終了。そして・・・

どうも、最近腹痛が治まらない熟練搭乗員です
なんででしょうね、トイレしても治まらないんですよね。ツラいです
今回は作戦終了とその後をちょっとだけ書きます
第11話どうぞ!


 

暁斗「ただいま帰還した。」

鳴山「暁斗!?帰ってこれたのか!」

後藤「暁斗君、どうやって帰ってきたんだい?」

暁斗「はっ!乗っていたボートに爆弾を付けて突撃させました。」

後藤「ヲ級flagshipは?」

暁斗「撃沈しました。」

後藤「なに!?沈んだのか!?艦娘以外の攻撃で!?」

暁斗「恐らく、敵が満身創痍だったため通用したと思われます。軽海長官にはそうご報告を。」

後藤「わ、わかった。」

 

よし、これで報告は終わった。後は小山を遺体安置所におかなければ。

そういえば川田は?川田はどうなったんだ。無事とは思えないが生きていたはずだ。

 

暁斗「鳴山、小山を遺体安置所におく、手を貸してくれ。それと川田はどうだった?」

鳴山「わかった、力貸すぜ。あと川田は一命を取り留めたぞ。」

暁斗「そうか、良かったよ。」

鳴山「行こうぜ。」

 

----------

 

小山の遺体を安置所に置いた時、小山の両親が来た。髪や服が乱れていたためどれだけ急いできたかが分かる。

 

小山の母「正一!!」

小山の父「嗚呼、なんて酷い姿だ。君たちは正一と一緒に戦った子かい?」

暁斗「はい、そうであります。息子さんを守れなくて申し訳ありませんでした!」

鳴山「申し訳ありませんでした!」

小山の父「教えて欲しい、息子の最期を。」

 

小山が学校でどんなやつだったか、そして作戦中と最期について話した。両親共に涙を流していた。

 

小山の父「そうか、この子は立派だったんだな。」

暁斗「私が、死ねば良かったのです。両親が居なく、妹しか居ない私が死ねば良かったのです。」

小山の父「そんなことを言ってはいけない!その残された妹をどうするんだ・・・!」

小山の母「息子を守れなかったのは仕方の無いことよ、戦争とは犠牲が出る、その1人が正一だったのよ。だから、気に病むことは無いわ。」

鳴山「それでもです!私はただ見ているしか無かった、私は無力です、だから必ず生きて帰ると約束した仲間が死んでしまった。」

小山の父「君たちは最善を尽くした。体だけでも戻ってきて良かったよ、ありがとう。」

2人「ーーッ!うぅぅ、うわぁぁぁん!」泣

 

---------

 

小山の父「落ち着いたかい?」

暁斗「はい、すみませんでした。」

小山の母「あなた達クラスメイトの人達に正一の葬式に出て欲しいの、いいかしら?」

鳴山「は、はい!是非!」

 

葬式に出る、か。小山待ってろよ、みんなで行ってやるからな絶対に。

葬式まで小山の遺体は此処に保管しておくようだ。すると、呼び出しがかかった。

 

アナウンス『パプアニューギニア攻略作戦に参加したものは直ちに広場に集まれ!』

 

広場に?何故だ、勝った事を祝うのであれば俺は行かない。だが上官の命令である以上行くしかない。

 

軽海「よし、全員集まっているな!」

全員「はいっ!」

軽海「今回の作戦では、学生が大勢死に、ベテラン指揮官を数人失った。ただ、パプアニューギニアを取り返した。これだけ聞けば勝利だと思う。だが!大勢の死人が出たことを忘れてはならない!彼らの犠牲の上勝ったのである!」

???「ベテラン指揮官は分かるが学生は犠牲の犠の字もないと思うのだが?」

暁斗「あ?」

鳴山「今なんとおっしゃいました?」

???「貴様ら上官に対しての態度がなっていないぞ?」

瀬戸雪「では、貴方の名前と所属を教えてくださいクソ野郎様。」

???→田宮「貴様、敬語にしたからいいというものでは無いぞ?まぁいい、俺は北関東鎮守府の田宮提督だ。」

暁斗「へぇ、北関東鎮守府のねぇ?悪い噂の絶えないお方だと聞きますが?」

田宮「口を慎め、ガキが。」

暁斗「貴方には用があるんです。シグマ憲兵隊!田宮提督を拘束して下さい!」

田宮「なにっ!?やめろっぐぁっ!」

憲兵1「秋生大将からのお達しだ、お前を逮捕する!」

田宮「何だと!なぜ逮捕する!?」

憲兵2「艦娘への不当な扱いだ!既に鎮守府にガサ入れが始まっている!無駄な抵抗はよすんだな!」

田宮「くそっ!くそぉぉ!!」

 

そして田宮提督は連れていかれた。北関東鎮守府の艦娘達は困惑している。まぁそりゃそうか。いきなり自分のとこの提督の悪行が全員にバレて捕まってるんだもんな。

 

暁斗「北関東鎮守府の艦娘たち!これは作戦終了の褒美のおまけだと思ってくれていい。」

山城「えっと、その、ありがとうございます?」

暁斗「いや、いいんだよ。あぁ、あと爆弾、もう少し分かりにくく取り付けるといいぞ(超小声)」

山城「!」

 

ここで第一艦隊の旗艦と思われる艦娘から声が上がった。確か名前は...ロシア艦のガングート、だっけか

 

ガングート「貴様のやってくれたことに感謝する。だが、これ以上北関東鎮守府に首を突っ込まないでくれ。大本営もだ!」

暁斗「( ´_ゝ`)フ-ン、それで?」

ガングート「私たちは帰らさせてもらう!」

軽海「えぇ、帰っても大丈夫ですよ。言うことは行ってしまったので。」

ガングート「では、失礼する!おい、行くぞ!」

 

ゾロゾロと北関東鎮守府の艦娘が帰っていく中1人だけ俺の所へ来た。俺が指揮していた雪風だ。

 

暁斗「みんな帰っているが帰らなくていいのか?」

雪風「いいえ、帰りますが言っておきたいことがあるんです!ありがとうございます!しれぇ!」

暁斗「っ!...どう、致しまして。」

雪風「では!失礼します!」

 

いい子だ、助けて貰った人に感謝を言えるとは。ほかの艦娘とは違うな。最後まで助けてもらえる希望を持っていたんだろう。

その後長官からは報酬の話が出てきた。

 

軽海「今回の作戦に参加したものは給与を与える!1700万円が支給される!」

学生たち「・・・へっ?今なんと?」

軽海「1700万円支給する!」

学生たち「はあぁぁ!?」

暁斗「はい。」

軽海「何だい?暁斗君。」

暁斗「それは死んだものの家族へも支給されますか?」

軽海「うむ、支給するつもりだよ。」

暁斗「ありがとうございます。」

 

葬式の費用に使おう。そう考えているのは俺だけではないと思う。

 

軽海「次に勲章を与える者を発表する!」

 

ザワッ!

 

軽海「勲章は旭日大綬章である。」

 

ナニッ!? コンカイノテキヲコロシテパプアニューギニアヲトリモドシタヤツガイルノカ!?

 

軽海「授与者は三居島暁斗学生である!」

 

ザワザワッ

 

上官1「何だと!?何故学生なんかに旭日大綬章なんかを与えるんだ!与えるなら経験者の俺たちだろう!」

上官2「そうだ!こいつは細工でもしているんだ!」

軽海「私が目視でヲ級flagshipの死骸を確認した。近くには火薬の残ったボートがあった。そして最後まで残っていた三居島学生からの報告と合致している。なので、彼が今回のヲ級flagshipを仕留め、パプアニューギニアを取り返した本人とする!」

 

鳴山「良かったなぁ!暁斗!旭日大綬章なんて滅多にとれないぞ!」

暁斗「そんなものどうでもいいよ。いや、良くはないんだろうけど。」

未来「お兄ちゃん!早く司令長官の所へ!」

暁斗「わかった!わかったから!」

 

軽海「今回の作戦で君はヲ級flagshipを撃沈させ、パプアニューギニアを深海棲艦から奪還したことを此処に称する。」

暁斗「はっ!自分には勿体ないぐらいでありますが謹んでお受け取りします!」

 

そして、俺の軍服には旭日大綬章が輝いていた。周りからは拍手が起きるが嫉妬や恨みなどの籠った拍手も混じっている。まあ、仕方の無いことだろう。

 

軽海「今回はこれにて終了する!学生は明日に備えて学園に帰る準備をして眠りにつくように!」

学生たち「はい!」

 

やっと帰れる。そしてみんなに謝る。小山が死んでしまったことを。




暁斗君、旭日大綬章を授与されましたね。意味が間違ってなければいいですが...
艦娘を今回も登場させましたがガングートは書きにくかったと思いました。海外艦はまだ0なので分かりません。ほかの艦娘についてももし違うところがあれば教えていただけると光栄です。
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帰投と帰投前のトラブル

今回はある人を登場させます。タイタンフォール2をやっている人なら分かるあの人です

一体誰なのかを楽しみにしながら第12話どうぞ!


 

ガチャリ

 

ん?誰か入ってきたな。俺の安眠を邪魔するとは・・・誰だ?うっすらと目を開けて確認するか。

 

上官「どこだ?」ゴソゴソ

 

あぁ、旭日大綬章の時のやつか。そんなに旭日大綬章が欲しいのか?死ぬほど頑張れば与えられるはずなのにな?あと旭日大綬章は軍服からは外した、ポケットにも入っていない。既に鍵のかかったスーツケースの中なんだよwそしてスーツケースの鍵は隠し持っているデータナイフの中に入れたから分かるはずもないんだよなぁハハハハッwwwしかも持って帰れないようにチェーンロックを使ってベットの足に括りつけたし、絶対盗まれないせ!!

 

上官「なんで鍵が無いんだよくそが!」

暁斗「うるせぇなぁ?夜中に騒いじゃいけませんって親から習わなかったのか?あぁ?」

上官「なっ!?いつから起きていた!」

暁斗「てめぇがうるさく騒いだところだよ。で?何でいんだ?人の部屋によぉ?」

上官「いや、何もしてないぞ!決して物色など!」

暁斗「え?なんで物色なんて言葉が出てくるんですかぁ?www」

上官「いっ、嫌何でもなっ。」

暁斗「とりあえず拘束するぞ!」

上官「なっ、やめろ!俺は上官だぞ!」

暁斗「部屋に不法侵入してる奴に上官もクソもねぇよ。」

 

その後、騒ぎを聞きつけたほかの上官によって上官は連行されて行った。ざまぁwwwwちなみに音声録音と録画しておいたので証拠として提出した。檻の中まで入れたりは可哀想だったので、金を少しむしり取ってやった。

 

そして、次の日学校に帰る迎えの車が来た。帰る前にみんなにお土産を買ってから帰った。東京バ○ナとか買った。

 

--------

 

暁斗「そんなに経ってないはずなのにすごく久しぶりに感じる。」

川田「そうだな〜俺は車椅子だけど。」

鳴山「いやそこまで回復してるのがおかしいんだぞ!」

横田「お前達!帰ってきたの・・・小山は、どうした。」

瀬戸雪「小山くんは敵機の爆弾によって死亡しました。」

横田「そう、か。いやお前たちだけでも帰ってきてくれてよかったよ。」

暁斗「小山の両親からクラスのみんなに葬式に出て欲しいと言われています。葬式は3日後です。」

横田「わかった。急いで出発しよう。おいお前たち!来い!」

クラスメイト1「は〜い!ってお前ら帰ってきたのか!小山はどうしたんだ?」

川田「小山は死亡した、敵の爆弾でな。」

クラスメイト2「そうか、死んじまったか...」

鳴山「小山の葬式の招待を貰っている。もちろんクラスみんな。」

横田「葬式は3日後だそうだ。今すぐ出る準備をしろ!」

全員「はい!」

 

3日後~

 

西島「小山、ちょっとばかし会わないだけでこんなに姿が変わるなんて俺は思わなかったぞ。」

川田「俺たちはお前の意志をついで生きるよ。だから安心して見ていてくれよ!」

暁斗(後ろに気配、が・・・)クルリ

霊体小山→小山「よう、お前霊感あったんだな。」

暁斗「ーッ!!」

鳴山「暁斗?どうした。」

暁斗「今起こったことをありのまま話すぜ。」

鳴山「お、おう。」

暁斗「霊になった小山がいる。」

鳴山「・・・へ?」

 

まぁ、そりゃそうだわな。死んだ小山が霊になっているんだもん。

 

暁斗「小山なんか霊障起こしてみて。」

小山「お前の旭日大綬章を落とすからキャッチしろよ。」

暁斗「おうっ!?」キャッチ

鳴山「マジか...なら小山、俺たちがこれから提督になったら観てろよ?お前をあっと驚かしてやるからな。」

小山「脅かすのはどっちだろうね(悪い顔)。」

鳴山「ウッ!背筋が...」

暁斗「小山のこと絶対に言わないようにしよう。」

鳴山「だな。」

 

その後特に何も無く葬式は進んで行った。小山、成仏してくれよ?

 

数日後~

 

横田「お前らの卒業前に旅行をしようと思う。旅行先は沖縄だ。」

西島「沖縄って最近深海棲艦の攻撃を受け始めたところじゃないか?」

横田「深海棲艦に関してはこの前のパプアニューギニア奪還作戦のおかげで攻撃は止んだそうだ。」

川田「てことは、深海棲艦を気にせず楽しめるってことか!?」

横田「そゆこと!」

横田「あと!沖縄の那覇鎮守府に見学に行くぞ。」

 

ヤッター!! オキナワナンテイッタコトナイダガ!?

 

横田「旅費は上のやつらが払ってくれるそうだ。」

鳴山「最高じゃあねーか。」

横田「明後日出発だから準備しろよ!」

瀬戸雪「早すぎません!?」

横田「気にするなっ!!」

瀬戸雪「アッハイ」

 

沖縄か、確か前世の俺の爺さんが特攻で出たっけ。父さんから聞いただけだからよく分からん。だけど父さんはその機体を見つけて所持していたらしい。すぐタイタンの材料にされたけどね。おかげでその日はやけ酒が止まらなかった。しかも戦場で大爆発を起こしながら炎上したらしい。泣きたくなるわなここまでなると。

 

横田「暁斗、ちょっといいか?」

暁斗「どうしました?先生」

横田「実はなお前に早くも階級が与えられてる。階級は少尉だそうだ。」

暁斗「少尉ですね、分かりました。ですが階級を与えるのが早すぎやしませんか?」

横田「一応、旭日大綬章を与えられているのだから階級はあった方がいいのだろうな。」

暁斗「特務士官として頑張ります。」

横田「特務士官とか言うんじゃない、少尉は少尉だぞ。」

暁斗「そうですね。ですが上からはしっかり特務士官と呼ばれるでしょうね。」

横田「そこは仕方ないんだよ...」

暁斗「じゃあ、俺は旅行の準備をしてきます。」

横田「おう。」

 

???~

 

???「ん?これは...学生が旅行途中に見学に来る?」

大淀「提督それは...?」

???「学生がここに見学に来るそうだ。準備を頼む。」

大淀「はい、お任せ下さい。」

???「リストまであるのか。え〜と、ん?こいつは...懐かしい名だな。三居島暁斗少尉か...学生で階級を貰うなんてな。手紙でも書いてみるか。」

???「三居島暁斗少尉へ、特殊作戦217はどうなったか、教えてくれるとありがたい。那覇鎮守府提督~」

???→ラスティモーサ「ラスティモーサ大尉より。」

 




ラスティモーサ大尉もこの世界に来ていた!?
提督をやっているので指揮能力はある。オンラインのバナーでラスティモーサ隊と言うものがあるぐらいだし

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卒業旅行と鎮守府見学

最近またポケモンカードゲームを始めたんですがデッキを買い直して金が吹き飛んでいきました。
今回もあるキャラが登場します。キャラと言っていいかわからんけど。
ラスティモーサが出たなら次は...
さて、気になるキャラを見に第13話どうぞ!
(追記)
気づいていなかったのですがUA2000を超えました!ありがとうございます!


 

暁斗「え、俺宛に手紙が?」

川田「あぁ、しかもお前以外が見てはいけないって書いてあったぞ。」

暁斗「へぇ、なっ!これ出した奴のことが書いてないな。どういうことだ?送り返されるんじゃないのか?」

川田「確かにそうだな。」

暁斗「一応部屋から出てもらえるか?」

川田「おう。読み終わったら呼べよ〜」

暁斗「わかったよ。とれどれ...は?」

 

『三居島暁斗少尉へ、特殊作戦217がどうなったか教えてくれるとありがたい。那覇鎮守府ラスティモーサ大尉より』

 

なんてこった。ラスティモーサ大尉がこの世界にいるというのか!?というかどこを教える?クーパーとBTのことか、作戦全体のことかどっちだ?

ん?なんかまだ書いてあるぞ...

 

『PS.来る時に教えてくれればいい』

 

大尉よ那覇鎮守府の提督やってんのかよ...相変わらず凄いなぁ。人の上にすぐに立つから羨ましかったよそのカリスマ性。

 

暁斗「川田〜入っていいぞ〜」

川田「お〜う。で?手紙の内容は?」

暁斗「それはちょっと言えねぇわ。ただ差出人は那覇鎮守府の提督だった。」

川田「へぇ〜。目付けられてんだなお前。」

暁斗「余り嬉しいことではないけどな。」

 

はぁ、会った時に愚痴や文句を聞いてもらわんとなぁ?俺の気が済まないぜラスティモーサ大尉。

 

次の日~

 

鳴山「あっづーい!」

川田「マジで溶けそうだぜ...」

横田「全員、まずホテルに行くぞ...」

 

---------

 

暁斗「洒落にならんなこの暑さは。」

鳴山「ほんとだぜ、ホテルにクーラーがなかったらどうなってたか。」

川田「あ〜涼しっ!」

小山『いや〜暑いな沖縄って。』

暁斗「そうだよな~って、は?」

小山『どしたー?暑さで頭がやられたか?』

暁斗「お前成仏してねぇのかよ!」

小山『お前らのことを見てたいんだよ、暇を持て余さないからな。』

 

嘘だろ?こいつずっと見てんのかよ。ストーカーやんけ。

 

小山『お前、今失礼なこと考えたろ。』

 

バレてるし。でも1番の問題がラスティモーサ大尉との会話を聞かれたらどうしよう、ということだ。まぁ、その都度考えればいいか。

 

横田「全員、これから那覇鎮守府に行くぞ〜」

川田「よしっ、行こうぜ!」

鳴山「休憩が終わってしまった...」

暁斗「俺は那覇鎮守府で用があるから俺抜きで見てていいからな〜」

川田「おけ。」

 

----------

 

瀬戸雪「おぉ〜!これが鎮守府ですか!」

鳴山「でっっか!?」

大淀「皆様、お待ちしておりました。私は軽巡洋艦大淀と申します。」

全員「よろしくお願いします!」

ラスティモーサ「よく来たねみんな。」

大淀「提督!暑いから中で待ってると言っていたじゃないですか!」

ラスティモーサ「ちょっと気が変わったんだよ。今回の見学は4つのコースがある。」

ラスティモーサ「1つ目が執務体験コース。」

川田「質問いいでしょうか?」

ラスティモーサ「どうぞ。」

川田「鎮守府の提督ではない者が執務をしてよろしいのでしょうか?」

ラスティモーサ「本来はダメだ。けれどバレなきゃ誰にも知られないんだから執務を体験させる。」

川田「ありがとうございます。」

ラスティモーサ「2つ目は任務体験コースだ内容は小型船に乗って戦闘指揮を執る。うちの艦娘がサポートについてるから安心してくれ。」

ラスティモーサ「3つ目は食堂体験コースだ。食堂に行って間宮と伊良湖という艦娘とご飯を作るコースだ。」

ラスティモーサ「4つ目は工廠体験コースだ。明石と夕張と言う艦娘に艤装のメンテナンスについて教えてもらう。地図を渡すから各自場所に行って欲しい。」

横田「全員、やりたいコースに行って学んでこい。掛かれ!」

全員「はい!」

 

ラスティモーサ大尉との話が終わったら食堂体験コースに行こう。噂ではあるがとてつもない量を食べる艦娘がいるらしいからな。さて、俺の地図には場所が指定されている。鎮守府の屋上に行くか...いやまて、鎮守府の上って屋根じゃないか?パルクールで行けって言うのかよ。

 

暁斗「ぐっ!うんぬぅ!!」

ラスティモーサ「手をかそう、ふん!」

暁斗「ふぅ、助かりましたよラスティモーサ大尉。」

ラスティモーサ「なに、礼などいらん。それよりも特殊作戦217がどうなったかだ。」

暁斗「特殊作戦217は無事に終わりました。俺の知る限りの情報はアンダーソン少佐が戦死していてヘルメット情報をBTが抜き取り、情報を完全にして、艦隊に届けました。その後はフォールドウェポンと呼ばれる装置を破壊すること。BTがフォールドウェポンの動力源であるアークを露出したインジェクターコアで爆発し破壊しました。クーパーはプロトコル3で爆発前に投げられています。」

ラスティモーサ「お前はどこで死んだんだ?」

暁斗「フォールドウェポンが輸送される前に全バンガード級タイタンで叩き潰す作戦があり、その時に死亡しました。」

ラスティモーサ「お前、天使にあったか?」

暁斗「会いましたよ、ナキという天使に。」

ラスティモーサ「俺はニミエルとか言う奴にここに転生された。」

暁斗「ラスティモーサ大尉、力って貰いましたか?」

ラスティモーサ「力?力は貰ってないが願いを叶えてもらった。BTのシアキットをコピーして送ってもらった。」

暁斗「データコアはついてるんですか?」

ラスティモーサ「ついてる、だからあとはシャーシさえあればいいんだ。妖精さんにシャーシをコピーして貰って生産するだけだから。」

暁斗「なら、人のこないところは何処です?そこでRVを呼んで妖精さんにシャーシをコピーして貰いましょう。」

ラスティモーサ「なら鎮守府の裏山だ、行こう。」

 

暁斗[RV、フォールの準備を、装備はエクスペディションだ。]

RV[了解]

 

鎮守府の裏山~

 

暁斗「パルスブレード。」シュッ ドス

暁斗「よし、誰もいない。タイタンフォールスタンバイ!」

 

ゴゴゴゴッッ ドオォォォンツ!!

 

RV「ラスティモーサ大尉、お久しぶりです。」

ラスティモーサ「久しぶりだなぁ、RV元気してたか?」

RV「はい、バッテリーが尽きることがないのでいつでも元気です。」

暁斗「はやくしよう、この音で既に近くに何人か寄ってきている。」

妖精1「仕事をかかるぞ!」

 

オオオオッッ!! ポイッポイッ ドスン ガチャン

 

暁斗「生産のスピードをあげるのはいいが、精密機械だから丁寧に扱ってくれ。」

妖精2「分かりました!」

 

クミタテダアァ!! ヤロウドモイッチョウヤッテヤロウゼ!!

 

バンガード級「」バァーーン!!

暁斗「はっや!?」

ラスティモーサ「さすがだな。ほれ、褒美の甘味だ。」

 

ドケッ! コノカンミハオレノダ!! イヤワタシノダ!!

 

暁斗「大尉、シアキットを。」

ラスティモーサ「あぁ、よっと。」

バンガード級→BT「データコアを読み込み中...BT-7274起動。ラスティモーサ久しぶりですね。」

ラスティモーサ「そうだな、BT。」

BT「三居島暁斗少尉もお久しぶりです。」

暁斗「そーだな、久しぶりBT。BT、RVたちと一緒のところで保管されてて欲しいんだがいいか?」

BT「はい、私の計算でもその方が安泰です。RV頼みます。」

RV「了解、転移起動。また会いましょうパイロット。」

暁斗「おう、またな。ふぅ、俺は食堂体験コースにでも行ってきます。」

ラスティモーサ「おう、楽しんでこいよ。」




中途半端な終わり方をしてごめんなさい。
ちゃんと書きますのでお待ちください。
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卒業旅行続き

今回文字数が過去最多ですが暖かい目で見てください
今回はタイタンフォールのキャラをまた出します、誰かはお楽しみ!
それでは第14話どうぞ!


 

暁斗「うわぁ...」

赤城「ムッシャァ ゴッシャァ」

加賀「赤城さん食べ方が汚すぎます。」バクバク

赤城「えっ!?そ、そうでしょうか...」ガツガツ

 

ほんとにいたよ、えぐい量の食事をとる艦娘が。一体どこに入ってるんだ?もう既にオムライス8人前、刺身6人前、トンカツ12人前とカツ丼15人前は食べているはずなのに全くペースが落ちない。ギ○ル曽根もビックリだよ。

 

赤城「カツ丼おかわり下さい!」

暁斗「カツが切れているので新しく揚げますから時間がちょっとかかりますけどいいですか?」

赤城「えぇ、構いません。」

暁斗「〜〜♪」ジュワー

赤城「楽しそうに料理しますね彼は。」

加賀「そうですね、ああいう人は嫌いでは無いです。」

暁斗「はい、カツ丼爆盛りです!」

赤城「あひひゃひょうふぉひゃいまふ(ありがとうございます)!」ムゴムゴ

加賀「赤城さん、食べながら喋るのは行儀が悪いですよ。」

 

---------

 

川田「つ、疲れたぁ...」

鳴山「あの空母2人はダイソンか何かか?」

暁斗「結構楽しかったなぁ。また来たいよ。」

ラスティモーサ「では、これで鎮守府体験を終わる。今日学んだことは自分が提督になった時に活かして欲しい、以上。」

全員「今日は、どうもありがとうございました!敬礼!」

横田「この後は各自沖縄を楽しんでこい!1830までには戻るように!」

全員「はい!」

 

---------

 

川田「沖縄といえば海だろ!」

鳴山「ということで海行くぞ!」

暁斗「海パンは?」

鳴山「ないから買いに行くぞ!」

暁斗「ノープランかよ。」

 

水着販売店~

 

え〜と、男物は〜と...あったあった。三千円・・・高いな。でも仕方ないこれにしょう。

 

暁斗「お前ら決めたか〜?」

川田「おう、はよ買って海行こうぜ!」

鳴山「なぁ、どっちがいいと思う。」

2人「「どっちでもいいから早くしろ!」」

鳴山「えぇ...」

 

ビーチ~

 

暁斗「結構客が居るな。」

ラスティモーサ「そうだな。」

暁斗「え?」クルリ

ラスティモーサ「よう。」

3人「「「なんで居るんですか!?」」」

ラスティモーサ「いやぁ、。うちの艦娘たちが海に遊びに行きたいって言ってきて鎮守府の海で遊んで来いって言ったら、このビーチに行きたいって怒り出してなぁ。」

3人「「「そりゃそうですよ!」」」

 

---------

 

荷物をラスティモーサ大尉に見てもらって泳ぎにでたが驚いた。海が透き通って綺麗だ、こんな海は初めて見る。夢中で泳いでいると何かが沈んでいるのを見た。気になったので見に行って見ることにした。

 

暁斗(これは零戦?恐らく沖縄特攻で散ってしまった零戦だと思うんだが...)

暁斗(取り敢えず、人を呼ぼう。)

 

ラスティモーサ大尉に話したら艦娘に引き上げてもらうか?と言われたのでお言葉に甘えて艦娘に手伝ってもらった。

 

夕立「これって零戦っぽい?」

赤城「わあ、実物ですか。」

暁斗「・・・」零戦ジロジロ

夕立「どうしたっぽい?」

暁斗「いや、見た事のある機体な気がして。尾翼の機体番号が消えているので分かりませんが...」

赤城「これは二一型ですね、機体番号は確かこの辺りに...ありました!」

暁斗「なんと書いてありますか?」

 

赤城「え〜と、RV-1418は搭乗員がつけたもので実際の機体番号は721-83ですね。消えないように彫られています。」

 

暁斗「RV-1418...721-83か...」

ラスティモーサ「なぁ、暁斗。これってお前の父親が持ってた機体じゃないか?」(小声)

暁斗「恐らく、ですが搭乗員がつけた機体番号がタイタンと一致しているのが不思議です。」(小声)

ラスティモーサ「偶然だと言うことにしよう。」(小声)

赤城「ところでこの零戦、どうするんですか?」

ラスティモーサ「見つけた暁斗が所持していてもいいと思ってる。」

暁斗「その前に軍に照会をかけましょう。」

ラスティモーサ「それもそうだな。」スマホ取り出し

 

ラスティモーサ「よう、アンダーソン頼み事があるんだがいいか?」

暁斗「アンダーソン少佐!?」

アンダーソン『その声は暁斗少尉か?お前も来ているとはな。で?頼み事とはなんだ?』

ラスティモーサ「沖縄で零戦が見つかったんで照会して欲しい。機体番号は721-83だ。」

アンダーソン『その機体番号は暁斗の父親の戦闘機ではないか?』

ラスティモーサ「ここでまた見つかったんだ、とりあえず照会頼んだぜ。」

アンダーソン『分かった、何かあったら連絡する、以上。』

 

暁斗「アンダーソン少佐もいるとは...」(小声)

ラスティモーサ「俺もびっくりしたさ、でも油断ならないことがある。なんだと思う?」(小声)

暁斗「ミリシアのパイロットが来ているとすればIMCのパイロットやエイペックスプレデターズの傭兵も来ていそうですね。」(小声)

ラスティモーサ「当たりだ、実際俺は1回だけIMCの奴らに襲われたことがある。だから気をつけろ。」

暁斗「はい、分かりました。」

 

ホテル~

 

横田「よし、全員居るな。全員!晩飯を食べたらホテル内で自由行動をしてていい、ただ外には出るなよ!では各自いただきますをしてから食べろよ。」

全員「いただきます!!」

 

ウォォ!! ナンダコレウマスギル!! (’ω’)サイコウカヨォォォォォォォ!!

 

ん、確かに美味いな。ここのシェフは腕が良いようだ。ただまぁ、横では...

 

赤城「加賀さん!これすごく美味しいですよ!!」ガツガツ モリモリ

加賀「さすがに気分が高揚します!」バグバグ モリモリ

夕立「赤城さん達よく食べるっぽい〜」パクパク

 

大食らいの2人がめちゃめちゃ食べ荒らしている。俺も天城の状態だったら同じくらい食べるのだろうか?教えて海峡夜棲姫マン!

 

海峡夜棲姫[助けてアン○ンマン!みたいに呼ぶな!で?天城になった時の食の量についてだったか?勿論食事の量は多くなるぞ。]

暁斗[わぁ〜ありがとう海峡夜棲姫マン!]

海峡夜棲姫マン[おい!作者も遊ぶな!]

熟練搭乗員[いやぁ〜面白そうだったんでつい。直すから許して、ね?だから主砲向けないで?]

海峡夜棲姫[まあ、直したから許してやろう。]

暁斗[作者はご退場願ま〜す。]

熟練搭乗員[それでは皆さんさようなら〜]

 

作者が遊びに来るとは、文字稼ぎしてないで早く書きやがれ!

 

熟練搭乗員[うっ!(図星)]

 

まだ居たのか...しかも図星じゃないか、ったく...

 

プルルルッ、プルルルッ

 

電話?アンダーソン少佐からだ、零戦について何かわかったってことか。

 

暁斗「もしもし。」

アンダーソン『アンダーソンだ。暁斗、零戦についてわかったことを言う。まず、あの零戦はこの世界のお前の祖父が乗っていたものだ、次にその祖父についても話そうか?』

暁斗「ええ、お願いします。」

 

アンダーソン『お前の祖父の名は「三居島暁斗」お前と同姓同名だ。』

 

暁斗「なんだって!?」

アンダーソン『お前の父親が暁斗と名付けた理由は祖父のように立派な人間になって欲しかったからだそうだ。』

暁斗「そういや、俺の父さんはどんな人なんだ?」

 

アンダーソン『お前の父さんは前の連合艦隊司令長官だ。ただ行方不明でいまの軽海長官が就いている』

 

暁斗「行方不明、ね...」

 

アンダーソン『話を戻そう、お前の祖父は元々軍艦に乗っていた、主砲者だったそうだ。そこから戦闘機乗りに転属した。空戦と操縦技術の良さから一航戦の加賀に配属され、戦っていたそうだ。ミッドウェーでは空戦に参加して、母艦を失い近くの飛行場に着陸したという記録がある。』

暁斗「運命の5分間ってやつですか。」

 

アンダーソン『そうそれだ、そしてその後はラバウル航空隊に配属されガダルカナル出撃でも生き残っていたそうだ。その後ラバウルを離れ教官として過ごしたそうだ、特攻隊員を育てていたということだ。』

 

特攻隊員を、かどういう心境だったんだろうな...

 

アンダーソン『予備学生達には不可しか出していなかったそうだ、だから予備学生達からは嫌われてもいたそうだぞ?そして、訓練中に故障して機体を壊したものがいたそうだ、そいつに叱責を上官が飛ばしていたところその学生の名誉を守ったそうだ、話してくれたやつはこう言っていた、この人の為なら死んでやる、と。』

 

暁斗「そうでしたか...その後はどうなったんです?」

 

アンダーソン『あまり、聞いていていい話ではない。教官を終えて教え子の何人かと鹿屋に行ったそうだ、そこからは特攻機の直掩機をやっていたそうだ。教え子のな。その後彼自身が特攻隊に入ったそうだ。』

 

暁斗「・・・」

 

言葉が出なかった、自分の祖父がそんな人生を歩んでいたなんて、俺だったらどうしていたのだろうか...?

 

アンダーソン「とりあえずこの零戦はお前の所有物として手続きしておく、以上。」

暁斗「ありがとうございます、アンダーソン少佐。」

 

さて、やることを決めよう。まずは零戦を復元してまた飛べるようにすること、そして操作方法を学ぶことだ、次は俺が空を舞う番だ。

 




赤城さんと加賀さんと夕立の書き方があっているか心配です。
もしここちょっと違くね?と思うところがあったらご指摘お願い致します。
アンダーソンのところ長すぎてやばかったです、話のモチーフはタグの永遠の0です。
誤字脱字あれば報告お願いします。


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旅行の終わりは早い

既に怪しいですがこれから投稿頻度が危なくなってくるかもしれないです。
理由は夏をはっちゃけまくりたいからという簡単な理由です。ご了承ください。
先に言っておきます、今回の話はクソ長いです。
自分なりに工夫をしてなるべく見やすくなっていると思いますが見にくければ感想で報告してください。
では、第15話どうぞ!


 

沖縄に来て3日経った、今日は帰る日なので皆慌てて帰る準備をしている。俺は昨日から荷物詰めてたから慌てる必要ないけどね。

 

川田「暁斗!頼む、スーツケース押し込むの手伝ってくれ!」

スーツケース (ミシミシッ!!)

暁斗「スーツケースからなっちゃいけない音してるぞ!?」

川田「大丈夫だ問題ない。」キリッ

暁斗「大問題だ。」

 

プルルルッ プルルルッ

 

誰だ?こんな時に...

 

暁斗「はい、暁斗です。」

ラスティモーサ『よう、暁斗。』

暁斗「ラスティモーサ大尉!なにようで?」

ラスティモーサ『うちの妖精さんに手伝って貰ったお陰で零戦は直った。うちの赤城からも問題は無いと報告があった。専属妖精をつけておくからそいつから零戦について聞いてくれ。以上。』

暁斗「了解です、ありがとうございました。以上。」

 

やはり妖精さんは凄いな、ものの数日で直して組み立てているんだから

。専属妖精がどうたらって言ってたな?そいつが操縦方法を教えてくるのだろうか?

 

バキッ!!

 

暁斗「ん!?バキッだと!?」

スーツケース(大破)

暁斗「・・・」チラッ

川田「(|| ゚Д゚)オワッタ...」

鳴山「乙www」

 

このあと、川田は横田にこっぴどく叱られていた。帰ってきた時には半ば死人の顔をしていた。

 

学校~

 

暁斗「すっかり寝てたわ...ふぁ〜(あくび)。」

鳴山「また学校生活が始まるのか〜」

川田「はぁ、だっる。ん?」

 

ブロロロッ!

 

瀬戸雪「なっ、なんだ!?」

未来「あれって零戦?あと久しぶりの登場〜!」

 

メタいからやめておくれby熟練搭乗員

 

暁斗「機体番号は...721-83か。いやまて、もう片方の機体番号が違う?えぇっと...RV-1418か?復元してもらった零戦で間違いないけど機体番号片方違っていいのか?」

川田「良くはないけど分かったらいいんじゃねぇ?」

暁斗「とりあえず行くか。」

 

-----------

 

専属妖精「こんにちは、暁斗さん!ラスティモーサ大尉からの指示であなたの専属妖精となりました、よろしくお願いします!」

暁斗「はい、よろしくお願いします、専属妖精さん。」

専属妖精「タメ口でいいですよ?」

川田「おぉ、妖精さんだ!そうだ暁斗、名前は付けないのか?」

暁斗「な、名前?う〜ん...」

専属妖精「私はどっちでもいいですよ?」

暁斗「1回1回専属妖精さんと言うのも辛いし名前、付けよう!」

 

その後、名前を決めるために川田と鳴山で夜更かしをしたのは秘密だ。

 

----------

 

暁斗「専属妖精さん、君の名前が決まったぞ。『ミカ』と呼ぶことにしたんだかいいか?」

専属妖精→ミカ「はい!いい名前をどうもありがとうございます!」

暁斗「では、ミカ早速だが戦闘機の基本から教えてくれ。」

ミカ「はい!ではまず戦闘機というのは~」

 

数時間後~

 

ミカ「~と、言うことです。」

暁斗「ありがとう。で、次は何をするんだ?」

ミカ「次は実際に発動機を回しましょう。」

 

バルルルンッ!! バルッバルッ! ブロロロロ!

 

ミカ(まさか、1日でここまで上手くできるとは...顔だけではなく色んなところにあの人の面影がありますね?)

ミカ「発動機が回ったら尾翼、主翼、補助翼の動作確認をした後、発動機の吹け上がりを確かめてください!」

暁斗「ガチャガチャ 尾翼良し! ガチャガチャ左翼、右翼良し! 補助翼も良し!発動機は...(ブロロロッ!!)吹け上がりも良し!オールOK!」

 

ミカside

 

名前を聞いた時からまさかとは思いました。

あの人の子孫なんじゃないかって、現実はもう甘くないと思っていたら本当に子孫でした。

私の言うあの人とは、彼の祖父の三居島暁斗です。

私は彼が乗っていた零戦に住み着いていました。

 

1941年6月23日~

 

前日が激しく冷え込んだため、近くにあった零戦にに避難して夜を過ごしました。

しかし、乗り込んだ零戦は翌日に空母加賀艦載機になる予定の機でした。

 

???「はぁ、こんな朝っぱらから出るのか。ん?」

ミカ「あっ...」

祖父暁斗→祖暁斗「なんだ?お前。」

ミカ「私は妖精です。」

祖暁斗「そうか、なら丁度いい。お前俺のパートナーになってくれ!」

ミカ「えぇっ!?」

 

本人はそれを気にするどころか私をパートナーにしようとしていました。

私は後方の確認を任されました、そして彼は良く背面飛行をして下を確認していたため実質死角はなかったです。

彼がミッドウェーで母艦を失いガダルカナルへ転属となった時、私はついて行きました。

最初は栄光のラバウル航空隊の名は伊達ではないと思っていましたが、ガダルカナル島の戦いが起きてからはその名はもう意味の無いものになりました。

笹井中尉や西澤一飛曹、坂井一飛曹などがガダルカナル島へ出撃した際、帰還した笹井中尉や西澤一飛曹は頬がこけ、憔悴しきった様子でした、坂井一飛曹は艦爆の編隊を艦戦の編隊と見間違え後方から突っ込み風防が撃たれました。

あの坂井一飛曹が敵機を見間違えるほど疲れていたのです、そんな作戦成功することなどほとんどないとわかっていました。

彼はガダルカナル島の作戦について無謀なことが多数あると言いました。

 

祖暁斗「ガダルカナル島の作戦は無謀だ、中攻は敵の機銃を1発当たるだけで火を噴くことがある、こんな防御力の低い爆撃機じゃすぐに破壊されるのがオチだ。」

ミカ「実際にそういう場面しかありませんしね...」

祖暁斗「そして零戦の防御力も低い、零戦もF4Fの機銃の当たり所が悪ければすぐに火を噴く。560海里を飛行して判断力が鈍っているのに避けきれるはずがない。」

ミカ「そうですね。しかも最近嫌な噂を聞きました。」

祖暁斗「その噂って?」

ミカ「今まで戦場にいたF4Fの後継機『グラマンF6F』というものができたという噂です。」

祖暁斗「それは確かか?」

ミカ「あくまで、噂です。が、いつか必ず出てくるでしょうね…」

祖暁斗「違いねぇ。」

 

しかし、この噂は本当であることを数日後の出撃で知ります。

 

祖暁斗「ん!?なんだあの敵機は!?」

ミカ「もしかしてあれがグラマンF6F!?」

祖暁斗「!中攻が次々やられていくぞ!分隊長は!?」

分隊長「テ ッ タ イ ス ル ベ シ」

 

分隊長の手信号で全機撤退行動に移りました。

零戦の無線機は役に立たなかったのでパイロットどうしは手信号でのやり取りをしていました。

 

ラバウル飛行場~

 

祖暁斗「あれが、グラマンF6Fか、出るのが早い流石米国だな。」

ミカ「そうですね。それよりも驚いたのが零戦よりも遥かに性能がいいんですよ。」

祖暁斗「今日も零戦の未帰還機が8機出てしまった...また腕の良い搭乗員を失ってしまったんだな。」

ミカ「そろそろこの作戦も終わりですかね?」

祖暁斗「そうだろうな...」

整備兵「暁斗少尉!お手紙です!」

祖暁斗「ありがとう、佐々木。」

整備兵→佐々木「いえ、礼には及びません!」

祖暁斗「手紙の内容は...あぁ、これは嬉しいなぁ。」

ミカ「どうしたんです?わあっ!これは嬉しいですね。」

 

手紙は綺麗な文字で書かれていて、もう1つ手紙と一緒に写真が届いていました。

 

祖暁斗「俺が父親か...やって行けるだろうか?」

ミカ「可愛いお子さんですね〜」

祖暁斗「男の子だぞ?」

ミカ「男の子でも赤ちゃんは可愛いです!」

祖暁斗「確かに、可愛いな...」

 

この写真と手紙を受け取った数日後、彼はラバウルから転属になり、次は空母瑞鶴乗組員となりました。

ただ零戦の整備などの関係で数日だけ休暇を貰えました。

 

祖暁斗「俺は家へ帰るがお前はどうする?」

ミカ「行くところがないので一緒に行きますよ。」

祖暁斗「なら胸ポケットに居な。」

ミカ「分かりました!」

 

数時間後、彼の動きが止まったので家に着いたと分かりました。

 

ガラララッ!

 

祖暁斗「帰ったぞー!田江!」

田江「えっ!?お、おかえりなさい!事前に電報をくれれば先に夕飯を用意したのに...」

祖暁斗「今、実質ラバウルは壊滅状態で、帰ってくるということはラバウルが陥落したと思われることを避けたかったんだろう。」

田江「そんなことが...」

祖暁斗「そんなことにより!成登はどこだ!?」

田江「こっ、こっちですから落ち着いて!」

祖暁斗「おぉ...可愛らしい顔してるなぁ。」

田江「ふふっ、そうですねぇ。」

祖暁斗「お前も見るか?妖精さん。」

ミカ「見ますよ〜。おぉ、写真で見るよりも可愛いですね!」

田江「この子は...?」

祖暁斗「こいつは妖精さん、いつも俺の後方を見てくれている。」

ミカ「よろしくお願いします、田江さん!」

田江「夫を頼みますね、妖精さん。」

ミカ「まっかせてください!」

 

数日後~

 

祖暁斗「じゃあ、行くわ。空襲には気をつけるんだぞ。」

田江「はい、どうかご無事で。」

 

その後飛行場に行き、零戦に乗って空母瑞鶴まで行きました。

そうして間もなくマリアナ沖海戦が始まりました。

 

祖暁斗「敵機はいるかミカ?」

ミカ「いえ、いません。」

祖暁斗「何か、嫌な予感がする。」

 

この予感は当たっていました。

敵艦隊付近に到着するとF6Fが上空から撃ち落とそうとしてきたのです。

天山や彗星はどんどん堕とされていきます。

それでも攻撃を運良く逃れた天山と彗星は敵艦隊にグングン接近しましたが殆どが堕とされました。

米軍の新兵器「近接信管」、またの名を「マジックフューズ」

これは戦闘機が弾の先端に付いているレーダーの範囲に入ると爆発するものでした。

 

祖暁斗「っ!?なんだこれはぁ!?」

ミカ「わ、分かりません!」

祖暁斗「だろうなぁ!こんなもの見たことない!」

 

次第に彼にも銃弾が降り掛かってきました。

 

祖暁斗「もう限界だ!隣の彗星に帰還指示を出すぞ!」チラッ

 

彗星搭乗員「キ カ ン ハ モ ウ デ キ ナ イ 。ジ バ ク ス ル」敬礼

 

祖暁斗「は?おい!待てやめろ!!」

ミカ「あっ...」

 

彗星は火を吹いて空中で爆発しました。

その後、やっとの思いで自軍の海域に戻ってきましたが問題がありました。

 

祖暁斗「何で、瑞鶴だけなんだ?」

 

海域には翔鶴、大鳳の姿はなく、瑞鶴の姿のみがありました。

瑞鶴へ着艦した後、空母2隻はどうなったかを聞いてました。

 

祖暁斗「報告は以上です。ところで翔鶴と大鳳は?」

上官「翔鶴と大鳳は敵潜水艦の魚雷で沈んだ。」

祖暁斗「なっ!?その潜水艦は?」

上官「この海域からすぐさま離脱した。」

 

マリアナ沖海戦は大負けで終わってしまいました。

その後彼は教官になり学生たちを養成していました。

特攻隊員を育て上げるのが次の仕事となりました...

 

学生1「三居島教官、なぜ可をくれないのですか?」

祖暁斗「簡単だ、飛行技術が低いのとセンスがないからだ。」

学生2「教官から見れば私たちはまだまだ三流のひよっこということですか?」

祖暁斗「あらかたそういうことだ。」

 

彼は学生に可をあげませんでした。

当たり前です、普通の搭乗員になるとしても飛行技術やセンスがないのであればすぐ死んでしまいます。

そんなある日事件は起きました。

 

学生1「763番!降下します!」

 

ブロロロッ!

 

祖暁斗(不可...だな)

学生2「おい、また不可つけてるぞ!」(小声)

学生3「あぁ、いつまで不可をつけ続ける気だ!」(小声)

学生1「541番!降下します!」

学生2「お!佐渡が来るぞ!」

 

ブロロロッ!

 

佐渡「・・・くっ!えっ?機体が起き上がらない!?」ガチャガチャ!!

 

学生4「なんかおかしいぞ!」

佐渡「うわあぁぁぁ!!」

 

ゴシャッ! ズルズル ドーン!!

 

全員「佐渡!」

 

学生が零戦の故障により死んでしまったのです。

そのあとに集会がありました、そこで学生達は励まされると思っていましたが上官はこう言いました。

 

上官「あの予備士官は根性が無かった!あんな者、軍人の風上にも置けない!たかが訓練ごときで飛行機を潰すとは何事だ!」

 

上官は励ますどころか死んだ学生を責め立てたその時。

 

祖暁斗「死んでしまった佐渡少尉は軍人の風上にも置けないものではないと思います。」

上官「あ?貴様、今なんと言った?上官である私の言ったことを否定するのか!」

祖暁斗「はい。彼が軍人の風上にも置けない者であれば、あなたは男の風上にも置けない者です。権力を使い上から命令をただ出すだけの軍人は男の風上にも置けないと思います。」

上官「貴様!特務士官の癖に生意気だぞ!」ゴスッ

祖暁斗「うっ!...亡くなった佐渡少尉はあなたより立派な男でした!」

上官「貴様ァ!! ゴスッ! 立て、立て!」

祖暁斗「はぁ、はぁ。」ギロッ

上官「ひっ、く、クソがっ!!」

 

彼は佐渡少尉が立派であり、お前はその下だと上官に言いました。

その日から学生たちの反応が変わりました。

不可しかくれない教官から佐渡少尉の名誉を守った教官になったのです。

そして学生達が全ての教育過程を終え、何名かが彼と一緒に鹿屋まで飛び立ちました。

そんな鹿屋で彼は心が崩壊しました。

度重なる教え子の出撃、それを直掩機としてついて行けば教え子が次々と対空砲火で死んでいってしまう。

 

祖暁斗「俺はあいつらに何を教えていたんだろう、俺はあいつらが出撃しても死なないように訓練したかった。でもそんなことはやらせてくれない。だから俺はあいつらに不可をつけ続けて技術を磨くようにした。」

ミカ「それでも米軍の対空砲火は抜けられないです。」

 

祖暁斗「俺もあいつらの後を追うんだろうか?」

 

ミカ「そうしたら田江さんと残った学生たちが悲しむだけです。」

祖暁斗「そうだな...」

 

数週間後に事はおきました。

 

上官「今日の特攻隊員を発表する!中井少尉、江野村一飛曹、真佐中尉、有田少尉、三居島少尉だ!直掩機は以下6名で直掩してもらう、以上だ解散!」

 

祖暁斗「飛行場にでも行くか。」ハイライトオフ

学生1→中井「三居島教官!何故あなたまで特攻をするんですか!?」

祖暁斗「軍が決めたことだ、もう他に何も出来ない。」

学生2→有田「あなたは日本に必要な人間です。」

祖暁斗「いや、これからの日本を背負っていくのはお前たちだ。」

 

彼の特攻が決まってしまいました。

この決定に学生たちは反論をし続けましたが、反論全てが彼に論破されました。

私はもう腹を括っていました、覚悟する日が来た、と。

 

上官「主君らが戦果をあげる事を信じて、乾杯。」グイッ ゴクッ

 

特攻隊員全員 グイッ ゴクゴク

 

真佐中尉「かかれ!」

全員「おう!」

 

ミカsideoff

 

三人称side

 

ブロロロ ブロロロ ブロロロ

 

全ての発動機が回っている中1人、ほかの機体を見ている姿があった。

 

祖暁斗「五二型、それにこの機は...チッ。他のは?」キョロキョロ

有田「・・・二一型かぁ。」

祖暁斗「!...有田少尉。」スタスタ

有田「?三居島教官、どうかなされましたか?」

祖暁斗「機を変わってくれ、俺は五二型じゃなく、最初から戦ってきた二一型で行きたいんだ。」

 

祖暁斗は有田少尉に機体を変わってくれと頼んだ、しかし学生からは。

 

有田「えっ、ですが五二型の方が性能が優れていますし、上手な三居島教官が五二型に乗るべきかと...」

祖暁斗「そこをなんとか!」

有田「・・・無理です。」

祖暁斗「そう、か...」クルッ スタスタ

 

機体交換を断られてしまった。祖暁斗は自身の五二型に戻って少し考えた後、また有田少尉に機体交換を持ちかけた。

 

祖暁斗「俺は真珠湾の時から戦ってて腕に自信がある、だから二一型に乗っても問題無い!」

 

祖暁斗は自分の腕はピカイチだ!と言い、有田少尉に機体交換をまた持ちかけた、その後口論が始まり結果は有田少尉が折れて機体を交換した。

 

三人称sideoff

 

ミカside

 

祖暁斗「行くぞ、妖精さん。」

ミカ「はい。」

 

有田少尉に機体を交換してもらったと言われた時は驚きました。

1度戻ってきたと思ったらまた出て行ってしまって帰ってくれば機体を交換してもらったなんて言われましたから。

鹿屋を出発して270海里を過ぎた頃、1つの零戦に不調がおきました。

それは、元々乗るはずだった零戦でした。

彼は有田少尉に近づき手信号をし始めました。

 

祖暁斗「キ カ ン シ ロ 、コ ウ ウ ン ヲ イ ノ ル。」

 

声は聞こえなかったですが口の動きで分かります。

有田少尉は嫌です!と叫んでいました。

 

そして彼は針路を変えました、明らかに敵艦隊には遠回りでした。

 

ミカ「これだと敵艦隊へは遠回りですよっ!...な、にを。」バタッ

 

 

祖暁斗「許せ、妖精。最後に名前をつけたい、ずっと考えてたんだ。じゃあなミカ。」

 




はい、今回の話が長くなった理由は、話数をどう分けようか悩み、そのまま1話にしていいかなと思ったからです。
字数は初の6535文字まで行ってしまいました。

今回は暁斗の祖父のことを書きました、同名という設定は最初から決めていました。
もしかしたら海戦などに間違いがあるかもしれないので、誤字脱字と共に報告お願い致します。


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飛行訓練の次は機銃の射撃訓練、そして


どうしても書きたかったんで書いてきました16話!
今回の話でだいぶ前の話で出ていた小さい謎が解けます。
多分あれそんなのあったけ?となると思います。
どんな謎を明かすのかお楽しみに!
では、第16話どうぞ!



 

ミカ「飛行訓練はもういいでしょう、1日でかなり上達しました。」

暁斗「じゃあ、次の訓練は?」

ミカ「射撃訓練です。目標は無人機の戦闘機を撃墜することです。」

暁斗「撃墜させていいのか?」

ミカ「許可は貰っていますよ。使える兵装は7.7mm機銃と20mm機銃です。では始めてください!」

暁斗「了解。」

ミカ(さて、どれほどのものでしょうか?)

 

ブロロロロッ! ダダダダッ!

 

ミカ「ここで出しますか、那覇鎮守府から貰った独自試作中のグラマンF6F をね。」

 

ドゥルルルっ! ブロロロロッ!

 

ミカ「さあ、どう対応するか見ものですね。」

 

暁斗「意外と難しいものでもないもんだな、流れていくパターンを覚えれば見越し射撃が刺さるし、ってなんだ?あれ。」

 

グラマンF6F ブロロロロッ!

 

暁斗「ッ!敵機後方!このままじゃ不利か!ならぁ!」ガッ!

 

ブロロロロッ!!

 

ミカ「!急降下!?」

暁斗「ぬおおぉぉっ!引き起こし間に合えぇ!」グググッ

ミカ「ギリギリで引き起こした!?ま、まぐれ...ではなさそうな気もしますが。グラマンは?」

 

ブロロロロッ!

 

ミカ「暁斗さんを追っていますね...!あのグラマン相当上手です。真後ろにピッタリついています。」

暁斗「これが出来るのか!相当上手だ、なっ!」グオッ

ミカ「さらに高度を下げて何を?」

 

ドボーン!!

 

暁斗「よし!」

ミカ「!まさか海面に突っ込ませるとは、想像もしてませんでした。」

 

バルルンッ! バルバル...

 

暁斗「ふうっ!はぁ、キツかった...」

ミカ「お疲れ様です。見事な腕でしたよ、特に最後のグラマンの堕としかたなんてすごい発想でしたよ。」

暁斗「ありがとう、グラマンが出てくるのは予想外だったよ。」

ミカ「あはは...」

 

筋肉痛が確定したぜ、既に痛いもん。

 

ミカ「何日間かは飛行訓練と射撃訓練の繰り返しとします。」

暁斗「ヤメロー! シニタクナイ! シニタクナーイ!」

ミカ「オマエハモウシンデイル」

暁斗「ナニ!?」

川田「おーい、卒業アルバムの写真撮るぞ?」

暁斗「あっ、忘れてた...」

鳴山「もう、その服装で撮れ!」

暁斗「はっず!?」

カメラマン「撮りますよ〜、まずは敬礼して〜」パシャ

カメラマン「2枚目は笑って自由に〜」パシャ

横田「このあとは個人撮影だから呼ばれたらこいよ〜」

 

時間あるのかぁ、零戦の点検でもするか。ん?

 

暁斗「このプレートは?えーと『零戦二一型甲』?どうゆうこった?」

ミカ「説明しましょうか?」

暁斗「ああ、頼む。」

ミカ「実はこの零戦は他の型の零戦の部品も入れていて復元されているんです。だから零戦二一型甲なんですよ。」

暁斗「搭載エンジンは栄三一型甲?これは?」

ミカ「栄三一型甲は製造済の栄三一型から水メタノール噴射装置を撤去したものと言うだけです。」

暁斗「あぁ、それだけなの。」

 

しかし、ほかの零戦はどこから出てきたんだァ?

 

熟練搭乗員「気にするな!」

暁斗「帰れェ!!」

熟練搭乗員 (泣)

 

カメラマン「おーい、君!」

暁斗「え?あっはい。」

カメラマン「その零戦と一緒に撮ってもいいかい?」

暁斗「いえ!なんならお願いします、零戦と一緒に撮って頂きたい。」

カメラマン「決まりだね、よーしそこの妖精さんも一緒に写ろうよ?」

ミカ「い、いいんですか?」

カメラマン「勿論、はいじゃあ笑って笑って〜」パシャ

カメラマン「うん、いい写真だ。今回のベストショットかもねぇ。あぁ次の子を撮りに行かないと、それじゃあ。」

暁斗「ありがとうございました。」

 

数ヶ月後~卒業式の日

 

暁斗「はやいなぁ、もう卒業だなんて。」

鳴山「そーだな、最初はスタイル良かったお前がちょっと筋肉質になっちまって...泣けるぜ!」

川田「ミカの訓練そんなにキツイのか?」

暁斗「まぁ、飛行訓練は2時間で戦闘訓練は2時間半だからキツイっちゃキツイ。」

小山『卒業式に俺の遺影がある!俺も卒業ってことか...泣けるな。』

川田「死者はご退場願マース。」

小山『アイエェェ!?見えてる!見えてる何で!?』

川田「ずっと無視してた。」

小山『酷すぎる。』

 

まだいたのか...(呆れ)

もう何も言えんわ。

 

熟練搭乗員「卒業式は全カットです、許してください。」

 

卒業式で証書を貰って教室に戻ってきた。

何やら最後に横田から言いたいことがあるそうだ。

 

横田「皆んな、卒業おめでとう。これでお前たちに教えることはもうない。これからは各自の経験で俺の教えを活かし、より良いものにしてくれ、以上だ。」

鳴山「全員!敬礼!」

 

全員 敬礼ビシッ

 

鳴山「直れ!」

全員「横田先生、今までありがとうございました!!」

横田「お前たちのこれからの働きに期待している!」

 

ワイワイ ガヤガヤ

 

騒がしいぐらい賑やかだ、他のクラスのやつもいる。

今日はみんなで楽しむ、そう計画していた。

だが──────

 

上官「暁斗君、ちょっといいかい?」

暁斗「えぇ、分かりました。」

川田「暁斗、こいつはIMCだ気をつけろ。」(超小声)

暁斗(!こいつ!?)

 

人気のない場所~

 

暁斗「どうしたんです?上官殿。」

上官?「そんなくさい演技はやめろミリシアのパイロット。」

暁斗「は?ミリシア?」

上官?「お前はここで殺す。」拳銃 スッ

暁斗「!(殺気が凄いな...)」

 

パパァン!!

 

上官?「あいつ!どこへ消えた?」

暁斗「死ね、IMCの歩兵ごときが。」

 

ゴキッ!!

 

上官→IMC兵「ガッ!!」バタリ

川田「お手の物だな?暁斗。」

暁斗「お前その言い方、まさかシェーバーか!?」

川田→シェーバー「当たり、けれどシェーバーより川田の方になれてしまったな。どっちでも好きな方で呼んでくれ。」

暁斗「使い分けることにするよ。しかし、まさかシェーバーまで居るとはな...いや、これで納得がいった、爆弾の攻撃を受けてもすぐ歩けるまで治った理由が。」

シェーバー→川田「作者はめんどくさくて川田にすることにしたそうだぞ。」

 

熟練搭乗員「ラスティモーサ大尉とか、アンダーソン少佐もそうだけど名前が長いから。あと川田の方が読者に優しい。」

川田「そうかよ、帰れェ!!」ゴスッ

熟練搭乗員「なんなのお前ら!?」泣

 

暁斗「話を戻そう、聞きたいことがある、何であいつがIMCだと気づいた?」

川田「IMC特有の動き方をしていたからな、まさかと思ったんだが当たりだったようだな。死体は捨てとくか。」

暁斗「そうしよう。そういやお前トーンは?」

川田「保管してる。そういうお前のバンガードは?」

暁斗「同じく保管してる。少尉の俺がバンガード持ってて中尉のお前はトーンだもんなぁ〜笑」

川田「死ねゴミ!」

 

いやぁ、驚いた。

シェーバーはミリシアでの同期だ、少尉の俺がバンガードを持っていて中尉のシェーバーがトーン級を持っているという謎。

真相は誰も知らない。

 

数日後、大本営~

 

暁斗「何で呼び出しくらったの?」

川田「知るか!」

瀬戸雪「何の話が待ってるんだろう。」

未来「楽しみっ!」

鳴山「着いたっぽいぞ。」

 

コンコンッ

 

軽海「お、来たきた〜どうぞ入って〜。」

 

ガチャッ

 

鳴山「全員集合いたしました。」

軽海「ありがとうね〜わざわざ集まっちゃってもらって。」

暁斗「いえ、問題ないです。所でご要件は?」

 

軽海「君たちには早速仕事に就いてもらう。」

 

川田「マジですか?」

軽海「マジです。」

 

軽海「仕事はね一人一人に与えるよ、鳴山君はこれから呉鎮守府の憲兵隊大隊長になってもらう。」

鳴山「呉鎮守府!?って...」

軽海「暁斗君、きみには呉鎮守府の提督になってもらう。」

暁斗「!?呉鎮守府ってブラックだと言う噂がありますが?」

軽海「最悪の場合、今着いている阿島提督を殺してしまっても構わないよ。」

暁斗「分かりました。」

軽海「川田君は呉鎮守府の副提督、あとの2人は呉の憲兵隊になってもらう。未来ちゃんと瀬戸雪君は憲兵隊中隊長になってもらう。」

暁斗「憲兵隊の者も殺ってしまって構わないのですか?」

軽海「大丈夫、何とかするから。」

暁斗「了解、出発は?」

軽海「明後日の0900に出発して1030に呉鎮守府についてほしい。幸運を祈ってるよ。」

暁斗「久しぶりに殺るか、シェーバー?」

川田「なるほど、こういう時に呼ぶことにしたのか。分かった暁斗、後ろは任せておけ。」

 

さぁ、久しぶりに本気を出せるかな?楽しみにしてるぞクズ野郎。

 





シェーバー中尉はケインのミッションの最初に出てくるミリシアパイロットです。
場合によってはその場で死にますが、素早く敵を倒せば生き残ります。
ここのシェーバー中尉は死んだパターンです。
暁斗の零戦操縦は祖暁斗に引けを取らないほど上手です。
F6Fの倒し方は永遠の0に出てくる井崎源次郎飛曹長の話からとっています。
誤字脱字あれば報告お願いします


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計画変更し突入する

文字大量発生中です。
最近書く量が増えてきて3000は絶対に超えてきています。
なんか長くなった?と思っている人ごめんなさい。
これからも長くなります。

今回はタイタンフォールのキャラ2人でます。
楽しみにしながら第17話どうぞ!


 

軽海『計画変更をしたい?』

暁斗「はい。」

軽海『わかったけど、どうしてだい?』

暁斗「ブラック鎮守府ということは夜になれば現行犯で殺れると思うので夜に攻め込みます。」

軽海『あ〜、なるほどそういう事ね。分かった手配しとくよ。

それじゃあ、明日たのんだよ。』

暁斗「ありがとうございます。」

 

よし、これで皆んな迷いなく殺せるだろう。

呉鎮守府の資料を読みながらそう考えていると1つ目がとまる文章があった。

それは──────

 

暁斗「阿島提督は薬物中毒者で横流しもしているという噂有り、だと?それじゃまるで───」

 

まるでケインみたいだ。

そう思った。

 

暁斗「シェーバー、ちょっと来い。」

川田「その呼び方は呉関係か、何だ?」

暁斗「これを見てみろ」スッ

川田「何だよ ウケトリ !これは、まるでケインみたいなやつだな?」

暁斗「お前もそう思うか?」

川田「あぁ、そう思った。」

暁斗「厳しい戦いになるかもな・・・」

 

???~

 

???「あぁ〜何で俺様なんかがこんな執務なんてしてなくちゃならないんだ?」

大淀「えと、それは提督に着いたからだと思います...」

???「俺様はなぁ戦いたいんだよ、俺様と同類の奴とな。」

大淀「戦うって深海棲艦とですか?」ビクビク

???「そんなわけないだろ!?深海棲艦と戦うのはお前ら艦娘と言う兵器の仕事だ!」

大淀「ヒッ!?」

???「いいか、俺様はなぁパイロットと戦いたいんだよ、俺様の仕事はこの執務とパイロットを殺すこと。」

???「お前たち艦娘共は資源を稼いでまた出撃してとっとと敵を倒せばいいんだよ!無駄のないよう食事と睡眠なしでな!」バキッ

大淀「ウッ!うぅ...(誰か助けて...)」

 

???→ケイン「そういえば今日の相手はお前だったなぁ?大淀ぉ。このケイン様の相手になることを嬉しく思え!」

 

長門「させるか!」ゴッ!

ケイン「な、長門ぉ~貴様ァ!」バタッ

長門「こいつを地下牢に入れるぞ!」

大淀「長門さん!憲兵は!?」

長門「既に地下牢だ。心配することは無い。」

大淀「良かった、これでもう!」

長門「あぁ!これで私たちは自由だ。あの頃の、成登提督の時のように!」

 

その一方、大本営宿舎~

 

暁斗「歴代提督の中に父さんの名が!?」

川田「こりゃ隠した方がいいな?」

暁斗「そうだな。はぁ、何でこうめんどくさいことばっかなんだ!」

 

未来にもこのことを話し、2人で偽名を考えた。

その結果、苗字だけを変えることにして『島田』と名乗ることにした。

 

次の日~呉鎮守府では

 

長門「ふう、これで今日の執務は終わりだ。あの無能はこんなことをやらずに溜め込んでいたのか...」

大淀「はい...さすがの私でも捌ききれませんでした。」

長門「大淀でもかぁ...」

 

地下牢~

 

ケイン「クソっ!あの野郎ども裏切りやがった!」

憲兵1「阿島提督殿!生きていましたか!」

ケイン「おう、そっちは?」

憲兵1「1人死亡しましたがそれ以外は全員生きています。」

憲兵2「それにしても何で艦娘たちにここがバレたんでしょうか?」

ケイン「さぁな、恐らく誰かが地下牢から抜け出して長門たちに知らせたんだろう。」

憲兵1「今、憲兵3が中からピッキングしてますが終わるのはだいぶ先だと思います。」

 

大本営~

 

暁斗「作戦発表と行こう。」

暁斗「実は呉鎮守府のシステムをハッキングしたら阿島提督は艦娘たちに監禁されていた。」

鳴山「おいおい、ハッキングて...それより、監禁だと?」

暁斗「艦娘たちがキレて逆襲したらしい。」

未来「うわ、間抜けだね。」

暁斗「今はこんなになってるが強いぞ、こいつ。」

川田「お前たちじゃすぐ殺されるかもな。」

瀬戸雪「2人は大丈夫なの?」

2人「「よゆーよゆー!」」

暁斗「話を戻すぞ、作戦は──」

 

かくかくしかじか、あれそれあれそれ

 

鳴山「分かった、それで行こう。」

未来「お父さんってどんな人だったんだろ?」

暁斗「元元帥だぞ。」

瀬戸雪「は?マジで?」

暁斗「口調変わったな。」

瀬戸雪「そりゃ変わるよ。」

暁斗「とりま、1530に出発な〜」

全員「了解!」

 

暁斗「川田、ヘルメットは?」

川田「あるぜ。ヘルメッ内無線で連絡すんのか。」

暁斗「yeah!」

 

17時30分~

 

暁斗「装備の最終確認しよっと。」

川田「あ!俺のジャンプキットのノズルが歪んでやがる。」

暁斗「ほれ、ペンチ」ポイッ

川田「サンキュ、これでよし。」

 

暁斗装備

・R-4-C

・三十年式歩兵銃

・P2016

・グラップル

・虚空装置

・フラググレネード

・ファイヤースター

・ジャンプキット

 

川田装備

・フラットライン

・三八式歩兵銃

・デザートイーグル

・クローキング

・興奮剤

・フラググレネード

・電気スモーク

・ジャンプキット

 

暁斗「行くぞ。」

川田「おう、狩りの時間だ!」

 

作戦計画で俺と川田は先にバイクで行くことになっている。

憲兵3人はあとから車で来る。

 

暁斗「どっちが呉鎮守府に早くつくか勝負しようぜ。」NSR跨り

川田「排気量で負けねぇか?」隼跨り

暁斗「努力すればこせるかもよ?」

 

呉鎮守府門前~

 

暁斗「よし、勝ったな。」

川田「ほんとに負けた...」

 

「キャアアアア!!!」

 

2人「「ビクッ」」

 

???「いやぁ!誰か助けて!」

憲兵1「助けなんて来ないぞ〜?榛名〜?」

???→榛名「嫌!来ないで!」

暁斗「うわっ、キモあいつ。」

憲兵1「!?キモイだとぉ!貴様誰だ!」

暁斗「知る必要なんてない」パァン!

憲兵1「三十年式歩兵銃!?」ドサッ

 

はぁ、早速殺っちまったか...

 

暁斗「大丈夫か?えーと、榛名。」

榛名「は、はい!榛名は大丈夫です!」

暁斗「服が乱れているのに?」上着を渡す

榛名「えっ!?あ、ありがとうございます///」上着受け取り

川田「気づいておらなんだ。」

暁斗「今呉で何が起きてるんだ?」

 

榛名「実は阿島提督が憲兵たちと地下牢から抜け出して他の艦娘たちを襲っているんです!お願いします、助けてください!」

 

暁斗「分かった助けよう。榛名は安全な所へ逃げろ。川田、俺は上から行く。下から頼む。」

川田「了解した、何かあったらヘルメット内無線で。」

 

ラペリングで侵入しようと思ったがやめだ、グラップルですぐ侵入する。

 

窓 バリィーン!

 

暁斗「廊下か...」

憲兵「だ、誰だ貴様!」

 

さっそくお出ましか!

 

暁斗「知らなくていい事だ」パァン!

憲兵「ウグッ...」ドサッ

 

まだレーダーに反応ありか。

 

暁斗「そこにいるのは誰だ?出てこい。」

???「!ば、バレてたのです。」

暁斗「君は電か?」

???→電「そうなのです、電と申します。」

暁斗「隠れていたのか。悪い、目の前で人を殺めて。」

電「え、えぇっと...」チラッ

電「オロッ」

 

やばい、吐いてしまうこの娘

 

暁斗「あれを見てちゃいけない。またどこか安全な場所へ。」

電「あ、あの!」

暁斗「?」

電「暁ちゃんと雷ちゃんを助けて欲しいのです!」

暁斗「わかった、場所は?」

電「電についてくるのです!」ダッ

 

足はえーな、流石駆逐艦。

 

電「ここなのです!」

暁「い、電!?」

雷「なんでここに!」

 

まて、こいつら絶賛逃走中じゃねぇか。

憲兵がもうすぐそこにいる。

 

暁斗「3人は俺の後ろへ。」

憲兵1「誰だ?貴様。」

憲兵2「その子たちから離れてもらおうか。」

暁斗「それは出来ない相談だなぁ。」

憲兵3「イエーイ!」パァン!

暁斗「痛てぇな!」ギロッ

憲兵3「な、なんで生きてやがんだ?当たったはずだろ!」

暁斗「いい攻撃だ、痛かったよ。だが無意味だ。」ニッコリ

憲兵3人「「「ば、バケモノ!」」」

 

バケモノか、IMCの歩兵に言われたのが最後だったけ。

 

暁斗「久しぶりだ、その言葉。」パァン!パァン!

憲兵1「こ、こいつ相当上手...」ドサッ

憲兵3「ウグッ!だが、お前が耐えたんだ、俺も耐えれ パァン! 」ドサッ

暁斗「尋問と行こうか、残った憲兵殿。」

憲兵2(何なんだこいつ、目が死んでいる!)

 

尋問なんて久しいな、間違えて殺さないようにしよう。

 

暁斗「まずは手首を折る」べキャッ!

憲兵2「ぐわぁあぁぁあああぁあぁぁあぁぁ!?!?!?」

暁斗「次は血抜きだ。」

憲兵2「ヒイッ!!やめてくれ、話すからやめてくれ!!」

暁斗「分かった、じゃあ全て話せよ。」(声紋分析開始)

憲兵2「まず、ここの日常は───」

 

憲兵2「ということなんだ。」

暁斗「時々嘘が混じっていたなぁ。」

憲兵2「う、嘘など言っていない、全て本当だ! パァン!」バタッ

 

俺に嘘は通じねぇんだよ。

 

暁斗「終わった。出てきていいぞ。」

暁「た、助けてくれてありがとうございます。」

暁斗「礼は要らん、そもそもここの憲兵と提督を殺る為に来ているんだから。」

雷「今の提督が居なくなったら誰が提督になるの?」

暁斗「俺だな、上から阿島提督殺して提督になれってきたし。」

電「そ、そうなのですか。」

暁「なら、次期提督!艦娘をどう思ってる?」

暁斗「うーん、艦娘兵器派と艦娘人間派って言うのがあると聞くが何故そこしか捉えていないのか、そもそも艦娘というのは軍人なのでは?と俺は思う、つまり艦娘は軍人と思ってる。」

 

これについては前から考えていた。

それぞれの派閥から勧誘が来ると聞いたので、艦娘は軍人と思っていると言うことにしていた。

 

雷「軍人かぁ、確かに軍人よね私たち。」

電「確かにそうなのです。」

???「youー!今すぐそこから離れろネー!」ドォン!

暁斗「!」シュン!

電「こ、金剛さん!」

???→金剛「ダイジョウブー?暁と雷電!」

雷 電「「名前を一緒にしないで!(なのです!)」」

暁「えっと、そのぉー。」

雷「金剛さん、逃げた方が...」

金剛「あの男はもうこの世にいないネー!」

暁斗「虚空ってこんな長かったっけ?」シュン!

金剛「!?!?」

 

うおー!これはすげ〜な!

 

暁斗「俺のいた床に大穴が出来てるー笑」

 

金剛「まだ生きてましたカー!ならばもう一度...ビクッ」

暁斗「お〜、砲撃をやめて正解だ金剛。さて、」

暁斗「そこに居るんだろ?ケイン。」

 

レーダー『クーパーのデータと一致する人物、ケインが付近に存在。』

 

ケイン「バレてたのかよ、面白くねぇな。」

暁斗「お前の目的は俺だろ?」

ケイン「そこまで分かってるのかぁ。こりゃ難しいなぁ?でも最終的に勝つのは俺様だ。」

 

暁斗『シェーバー!ケインと対面している、艦娘たちは何処かへ避難させろ、以上。』

川田『了解した、以上。』

 

暁斗「4人とも皆んなのいる所へ逃げろ、手配はしている。」

金剛「それは無理ネー、あのゲスはyouじゃ倒せないヨー。」

 

敵でも可哀想だなゲスって、絶対怒ってるくね?

 

ケイン「どうした?来ないのかパイロット!」

 

お薬キメてるから無意味だな。もしかしたら今煽っても無意味なのでは!?ということで煽ってみる。

 

暁斗「来ないんじゃない、臨時パイロットに倒された雑魚から来るのを待ってるんだよ。」

ケイン「アァ?」ピキッ

 

キレちゃったよ!キレちゃったよどうしよう!

とは言っても殺せるけどね。

とりあえず広い場所を探してそこに行くか。

 

ケイン「どうした?広場になんか来てよぉ?逃げる準備か?」

暁斗「いや、ここで戦うということだ、タイタンしか使えない雑魚。」

ケイン「お前は俺様を舐めすぎたな?タイタンフォールスタンバイ!」

 

ゴオォォォ! ドォン!

 

ケイン「俺様の愛機スコーチの登場だァ!」

スコーチ「敵パイロットを排除します。」グォン!

暁斗「グアッ!?」

 

パンチを食らった!

クソ、体が空を舞っているせいで何も出来ん。

このまま鎮守府内に突っ込むか。

 

バリィーン!

 

また割っちゃった。

 

オイ!ナンダアレ! ヒトガトンデキテル!

 

ん?なんか騒がしいような気が...

 

電「あれって...あ、暁斗さんなのです!」

川田「ダニィ!?」

暁斗「どけろぉ!!」

 

ドン! ズルズル ドサッ

 

次は壁に激突したよ、やったネ

 

川田「おい、暁斗だいじょぶか?」

暁斗「俺の体はぼどぼどだぁ!!」

川田「俺が行ってくるからお前は休んでろ!」

 

はぁ、助かった。

あのままだったら確実に死んでいた。

骨折れたかなぁ?

 

暁斗「はぁ、ついてないな。タイタンフォールスタンバイ。」

電「も、もしかしてまた行こうとしているんですか!?」

暁斗「もちろんさー。あと驚いたりしないんだなタイタン降ってきてるのに。」

金剛「あのクズがあれを後ろ盾に好き勝手やってましたカラ。」

暁「というか貴方怪我してるじゃない!」

暁斗「してるさ、でも戦場じゃそんな言い分は通用しない、だから行く。」ズルズル

雷「貴方気づいてないかもだけど足折れてるのよ!?」

暁斗「それでも行かなくちゃならない、でないとあいつを殺せない。」

 

RV「パイロット、私からも搭乗は推奨できません。」

暁斗「分かっている。だが、俺は行くぞ。」

金剛「待つデース!行くなら1つ約束してくださいサーイ!」

暁斗「なんだ?」

金剛「あのクズをコテンパンにしてくだサーイ!」

 

コテンパン?殺すなということか?

いや、コテンパンにして殺せ、ということだろう。

 

暁斗「了解した、RV、パイロット操作へ。」

RV「了解、パイロット操縦へ移行」

 

暁斗『交代だシェーバー!』

川田『了解!』

 

暁斗「待たせたなケイン。」

ケイン「バンガードだと?ふざけるな!不利だろうが!」

暁斗「戦いに不利もクソもない!」

ケイン「殺す!絶対に殺してやる!」

暁斗「来いよォ!雑魚がぁ!」

ケイン「まずは焼き殺す!」

 

近づいてきても無駄だ、空を飛ぶからな。

 

ロードアウト『ノーススター』

 

ケイン「空だと!?」

RV「トラップ展開、クラスターミサイルコックピット部に直撃。」

スコーチ「極度の損傷、まもなく危険水準突入。」

ケイン「クソっ!ズルだ、こんな戦い無効だ!」

暁斗「無効はお前の死を意味するぞ?」

ケイン「うるさい!うるさい!」

暁斗「お前がうるさい!Slap!(くたばれ!)

 

ドォン!

 

スコーチ「危険水準突入、パイロット脱出を。」

暁斗「させるか、コックピット部を破壊するぞRV!」

RV「クラスターミサイル再発射」

暁斗「お前を逃すわけにはいかんぞ!」バッ!

ケイン「コックピットから飛び出して何をするつもりだ!?」

暁斗「コックピットが開かないように歪ませてやるよ!」

 

ゴォン! ゴォン!

 

ケイン「やめろ!」

暁斗「お前はやめろと言われてミリシアのパイロットを殺さなかったことがあるか?」

ケイン「そんな事あるわけが無い!」

暁斗「じゃあ、俺も同じだ。やめない、絶対殺す!」

スコーチ「コックピット解放部に異常、脱出不可状態。」

ケイン「何!?」

暁斗「さようなら、クズ。」

ケイン「やめろォ!!!」

 

ボオォォン!!

 

RV「敵タイタンを排除、並びに敵パイロットも排除。」

暁斗「作戦終了、戦闘データはファイル化して保存してくれ。」

RV「了解。」

暁斗「あとは人探しだな。」

RV「誰を探すんですか?」

暁斗「呉鎮守府のことを知らせた密告者、だよ。そうだよなぁ?フリーボーン!」

地下牢にいた憲兵1→フリーボーン「へぇバレてたか。」

 




ケイン
タイタンフォール2のキャンペーンの中ボス
薬物と横領が大好き
愛機はスコーチ

フリーボーン中尉
タイタンフォール2でケインのステージの最初に出てくる。
シェーバー中尉と共に戦っている場面がある。
クーパーが上手く敵を倒せば生き残るが、初めてやった時には大体死ぬ。
搭乗機体はトーン

ケイン死亡!
フリーボーン登場!
お話的にはこんな感じ?
艦娘を何人か登場させました。
書き方あっているか心配なのでどうかアドバイスを下さい。

誤字脱字あれば報告お願いします。


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密告者は元同期

今回は短めに作りました。
タイタンフォールキャラ新登場はありません、ご了承ください。
では第18話どうぞ!



 

フリーボーン「いつから気づいてた?」

暁斗「ここのセキュリティをハッキングした時だ。お前ハッキング対策システムを消しただろ?」

フリーボーン「それを知ってるならバレても当たり前か。」

暁斗「お前の悪い癖だぞフリーボーン、跡を残すなとなんど言われた?」

フリーボーン「耳にタコができるくらい。」

暁斗「それでもお前は学習しなかったんだな。ハァ、こんな奴でもパイロットだなんて信じられん。」

フリーボーン「1発しばいてもいい?」

暁斗「だが断る。」

 

やはりフリーボーンと話すのが楽しいな。

からかいがいがある。

 

???「ねぇ、君。」

暁斗「はい?」

???「君はフリーボーンさんの知り合いなのかい?」

暁斗「yeah。」

???「そうか、なら君は信用できそうだ。」

暁斗「君は誰だ?」

???→時雨「白露型駆逐艦3番艦時雨だよ。」

暁斗「秋生大将の時雨以来だな見るのは。」

 

そういや秋生おじさんはいまどうしてんだろ?

 

大本営~

 

秋生「ハックション!」

秋時雨「いきなりくしゃみだなんてどうしたんだい?」

秋生「誰かが噂でもしてるんだろなぁ。」

 

呉鎮守府~

 

暁斗「さて、次の仕事をやらなければ。」

フリーボーン「その仕事って?」

暁斗「鎮守府の提督になる書類の手続き。」

フリーボーン「お前がなるのかよ!」

暁斗「お前1回シェーバーにでも会ってこいや、ウザイから。」

フリーボーン「ひでぇな!会ってくるわ!」

暁斗「あ!執務室はどこだ!」

フリーボーン「3階だ!あとは自分で探せ!」

 

あの野郎...後で殺す。

とりあえず3階に行くか!

でも歩いて3階に行って執務室探すとかだるい!

ということでテレポートしてみた。

 

シュン!

 

暁斗「やりますねぇ!」

???「な、何でいきなり人間が!?」

???「テレポートでもしてきたのか!?」

暁斗「そうだよ(便乗)」

???「目的はなんだ!」

暁斗「あ〜何かめんどくなってきたから帰るわ。」シュン!

???「へ?」

???「なぁ龍田、あいつ何者だ?」

???→龍田「わ、分からないわぁ...天龍ちゃんは何か知らないの〜?」

???→天龍「いや、知らねぇよ。」

 

シュン!

 

暁斗「お待たせ。」

川田「帰ってくるの早いな!?」

暁斗「一旦帰るぞ。」

フリーボーン「何でだ?」

暁斗「このままここにいるのはよろしくないと俺の勘が言っている。」

 

これホント、死ぬって言ってるもん。

怖い怖い、ここで何が起きるというのだ。

 

川田「じゃあ、帰るかぁ。フリーボーンはどうすんだ?」

フリーボーン「お前たちについて行くわ、時雨はどうする?」

時雨「ついて行くよ。」

暁斗「フリーボーン、俺のNSR使え。」

フリーボーン「サンキュー!」

川田「お前は俺の後ろか?」

暁斗「嫌だわお前の後ろとか。」

川田「クソガキ締めてやろうか?」

暁斗「上等だよ。」

 

ブロロロッ!

 

暁斗「あ、来たきた!」ダッ!

川田「逃げんなァ!」

 

ミカ「ふぅ!結構疲れましたね。」

暁斗「お疲れさん。けどまた飛ぶぞ?」

ミカ「帰るんですか?」

暁斗「yeah!」

ミカ「ここの艦娘に撃たれないように、ですね。」

暁斗「フラグを立ててくれてありがとう。」

 

今日は厄日と言ってもいいなぁ。

既にいるんだよ、陰で照準合わせてる奴が。

恐らく駆逐艦だ、まともに対空砲を撃てるんだろうか?

まだ居る、東に弓を持った空母がいる。

 

暁斗「後方確認が重要だ、頼んだぞ!」

ミカ「了解です!」

 

離陸までは大丈夫そうだ、問題はこの後か。

 

ミカ「敵機!後ろ上方!」

暁斗「やはりか!」

ミカ「敵機との距離、1500m!」

暁斗「位置有利をとる!」

 

ブロロロォ!!

 

???side

 

ただの人間だと思っていたけれど、相当上手だわあの操縦。

けど、数で勝てる。

ここに来なければ良かったのよ、さようなら名も知らない搭乗員。

 

ボオォォン!!

 

???「な、何?何が起きているの──なっ!?」

 

見れば私の艦載機たちが火を吹いていた。

全ての風防に弾痕があった。

一機一機の風防に機銃を当てている。

つまり、妖精さんが死亡していることになる。

 

???「彼は一体何者?」

 

ザザッ!

 

無線だ、おそらくあの子から。

 

???『加賀さん、大丈夫かい?』

???→加賀「えぇ大丈夫よ、響は?」

???→響『私も大丈夫だよ。それと彼は私に気付いている。』

加賀「それは本当?」

響『本当だよ、彼は私の射線に入らないように飛んでいる。』

加賀「そうなっては仕留めるのは無理ね、帰りましょう。」

響『了解。』

 

加賀side終わり

 

艦載機たちが帰っていく。

たが逃がさない。

 

──────

 

暁斗「全機撃墜、戦闘を終了する。」

ミカ「は、早く帰りましょう!その傷を治療しなければ!」

暁斗「どうってことない、すぐ治る。」

ミカ「でも!」

暁斗「いーから、ほら帰還するぞ!」

 





加賀の艦載機を全滅させた暁斗、恐ろしいです。
短すぎて書くことがないですねw
次回は病院に行くかまた呉に行くかです。
誤字脱字あれば報告お願いします。


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呉に再参上!けれど...


多数決の結果呉にまた行くお話になりました!
投票ありがとうございました!
第19話どうぞ!


 

呉から帰ってきて1週間だと思いながら準備をする。

呉に行く準備だ。

 

川田「そろそろ行くのか。」

暁斗「あぁ、そろそろあいつらが来るだろうしな。」

川田「1番危惧すべきは『リヒター』だな」

暁斗「そうだ、あいつが来るのなら───あ?ヘルメットから救難信号、だと?」

川田「俺のもだ、一体誰だ?」

 

ザザッ!ザッザッ!

 

???『誰か!応答してくれ!』

暁斗「こちら三居島暁斗少尉、どうした?」

???『暁斗少尉!?』

川田「同じくシェーバー中尉だ。」

???『シェーバー中尉まで!』

暁斗「お前は誰だ?」

???→クーパー『クーパーだ。』

 

クーパーだと!?

死んだのか?いや、違うな

だとしたら何が起きてる?

 

暁斗「何があった?」

クーパー『時空の歪みで別次元に飛ばされたみたいなんだ。』

暁斗「なんだって!?」

川田「現在地は?」

クーパー『不明なんだ。』

暁斗「場所を探知するから待ってろ。」

 

レーダー[探知開始 パイロットクーパーの現在地の情報を読み込み中 逆探知成功 現在地は呉市付近 ]

 

暁斗「・・・What!?!?!?」

川田「どうだった?」

暁斗「呉市の付近だとよ。」

川田「・・・はっ??」

クーパー『えーと、俺はどうすれば?』

暁斗「今日呉鎮守府に行くんだ、その時に俺は空を飛ぶから俺のヘルメットの場所を探知して着いてきて欲しい。」

クーパー『了解。』

 

俺の聞いていた話では時空の歪みは過去と未来を行き来するものだ、別世界には飛ばされないはず。

一体何が起きているんだ...

 

暁斗「はぁ〜、どういうことだ?」

川田「俺に聞かれても時空の歪みなんて知らないんだが。」

暁斗「クーパーから聞いた話だが時空の歪みは過去と現在を行き来できるものだ、不定期でな。」

川田「なるほどな、別次元に飛ぶなんて聞いたことがない、ということか。」

暁斗「そういう事だ。」

川田「そろそろ時間だし、行くか!」

暁斗「先に行っててくれ、準備がある。」

川田「了解。」

 

格納庫~

 

俺の零戦は何処かね〜っと、あったあった。

はえ〜もう直ってる。

 

暁斗「直っているな、完璧だ。」

ミカ「もっと褒めてもいいんですよ!」

暁斗「完璧以外にかける言葉がない。」

ミカ「えぇ...」

暁斗「ハハッ!それよりも出るぞ。」

ミカ「了解しましたー。」ムスッ

暁斗「不貞腐れんなって。」

 

クーパーside

 

総頭山~

 

クーパー「何でこんなことになっちまったんだ...」

 

遡ること数時間前

惑星ハーモニーにて

 

クーパー「はぁ、皆が死んでからもう18年か。」

サラブリックス「そうね、時が経つのは早いわね。」

 

ズズズッ

 

クーパー「え?」

 

ズズズッ バシュッ!

 

クーパー「うわぁぁあ!?」

 

ヒュウウウ! ドスン!

 

クーパー「うっ!いてて...ここは?」

 

次に見た光景は生い茂る草しかない山のような場所だった。

 

クーパー「だ、誰かいないのか!?救難信号を出せば何とか!」

 

クーパー「誰か!応答してくれ!」

暁斗『こちら三居島暁斗少尉、どうした?』

クーパー「暁斗少尉!?」

川田『同じくシェーバー中尉だ。』

クーパー「シェーバー中尉まで!」

 

──────

 

現在

 

クーパー「はぁ、不幸だ。」

 

ブロロロッ

 

クーパー「来た!あれについて行けばいいんだな!」

 

ザザッ!

 

暁斗『クーパー、俺の位置が掴めたか?』

クーパー「あぁ、既に追いかけている!」

暁斗『了解、見失うなよ。』

 

クーパー「体が異様に軽い、何でだ?」

 

そう思いながらふと、体を見てみる。

そこで気づいた。

 

クーパー「体の傷がない?」

 

戦場でおった一部の傷がないのだ。

そして体が軽くなっている。

このことから体が若返っていると推測できた。

 

クーパーside終わり

 

暁斗side

 

暁斗「少し速度を落とす。」

ミカ「何でですか?」

暁斗「下に知り合いがいてな、救助してる。」

ミカ「どういうことですか??」

暁斗「後で説明する。」

ミカ「絶対ですよ?」

 

川田に知らせておかなくてはならないがヘルメット無線は届かない。

救難信号は倍以上の範囲で届くが、1回しか使えない。

モールス信号打つしかないか。

 

[ホレ クーパーミツケタ ソクドオトス トウチャクジコクハ1025 ラタ]

川田『ザッ んで ザザザッ! 使わないんだ?』

[ホレ ムセンツカイモノニナラン モールスシンゴウデタノム ラタ]

川田『ホレ リョウカイシタ ハヤメニコイヨ? ラタ』

 

暁斗「ミカ、あとどれ位だ?」

ミカ「あと数百キロほどです。」

暁斗「了解し...来るぞ!」

ミカ「!!敵機下方!撃ちあげる気です!」

暁斗「クソっ!避けきれんぞ!?」

 

シュルルルッ!

 

暁斗「この音は、まさかアーチャー?」

 

ボオォォン!!

 

ミカ「敵機が爆散しました!」

暁斗「後であいつにお礼を言っとかないとな。」

 

さて、今回の相手は誰かな?

あ?攻撃が止んだ、だと?

 

???[ミブンヲショウメイシロ]

 

モールス信号が来てるなぁ。

どうしよう三居島暁斗と名乗るか島田暁斗と名乗るか。

 

ミカ「はやめに答えた方がいいんじゃないですか?」

暁斗「そうだな。もう呉鎮守府近いしヘルメット無線を繋ごう。」

 

暁斗「まず君の身分を証明してくれないか?」

???→瑞鶴『私は、えーと今の所属はーそう!呉鎮守府所属、五航戦の瑞鶴よ、で貴方は誰?』

暁斗「元々の所属も教えてくれんかね?」

瑞鶴『元々の所属は北関東鎮守府よ。』

 

マジか、また会ったのかよ。

 

暁斗「あー、じゃあ久しぶりと言っておこう。三居島暁斗少尉だ。」

瑞鶴『・・・ええぇぇ!?!?!?!?』

 

そうだ、言っておかないといけないな。

 

暁斗「あ、今は島田暁斗と名前を偽ってるからよろしく。」

瑞鶴『いやいや、よろしくじゃないわよ!』

翔鶴『瑞鶴?どうかしたの?』

暁斗「翔鶴も居るのか。あっ!ひとつ聞きたいことがある。」

瑞鶴『何?』

暁斗「今呉鎮守府に人間が居るか?」

瑞鶴『・・・居るわ、誰がと戦ってるわ。』

暁斗「急用だ、急いで向かう。」

 

ブロロロッ!!

 

間に合え、でないと川田が死んでしまう!

 

ガキッ! シュルルルッ!

 

グラップル?クーパーか?

 

クーパー『いきなり速度を上げてどうした!』

暁斗「シェーバーが死ぬかもしれん!」

クーパー『なに!?』

暁斗「ミカ、俺はここで降りる!零戦は頼んだ!」

ミカ「えぇ!?わ、分かりました!」

暁斗「出撃だ!」

 

ヒュウウウウ!!

 

クーパー「相手は誰なんだ!」

暁斗「不明だ!だがシェーバーが危ない!」

クーパー「衝撃にそなえろ!」

 

ズドン!

 

暁斗「急げ!」

 

ダダダッ!

 

クーパー「左から銃声だ!」

暁斗「ここかっ────」

 

ヒュン

 

暁斗「あ?」

 

物が飛んできた?否、シェーバーが飛んできた。

 

クーパー「ッ!!シェーバー中尉!」ガシッ

川田「ノワッ!?あぁ助かったぜクーパー。」

クーパー「いいんだよ。それより相手は?」

???「しぶてぇな人間。」

暁斗「誰だこいつ?厨二病こじらせてんのか?」

???「あ?テメェ死にてぇのか?」

暁斗「死にたくても死ねないから〜」

???→天龍「面白いやつだな、俺の名は天龍。フフフ、怖いか?」

 

天龍と言えば艦これやってたフクダさんがフフ怖って呼んでたな。

フフ怖って呼んでみよ。

 

暁斗「あ、フフ怖だ。」

天龍「・・・なぁ、フフ怖ってなんなんだ?皆んな俺の事をフフ怖って呼んでくるんだが。」

クーパー「確かに、フフ怖ってなんだ?暁斗。」

川田「そういやフクダさんが天龍の事をフフ怖って呼んでたな。」

暁斗「それだ...って誰かまだいるな。」

 

しかも気配が全然掴めんかった、殺気も抑えて忍び寄るとは凄いな

 

天龍「なぁ龍田、出てきたらどうだ?」

龍田「天龍ちゃん、何で人間とお話してるの〜?」

天龍「質問してただけなんだが。」

龍田「人間に会ったらすぐに殺せって言われてたじゃない〜こんな風に!」ヒュン!

 

薙刀か?いやそれよりも俺の命が危ない。

そうだ!試してみよう、あれが出せるか。

 

暁斗「A.○.フィールド展開!」

 

キュイィン!!

 

龍田「・・・へっ?」

暁斗「ホントに出たァ!」

天龍「なんだそれ!カッケェ!!」

川田「なんでもありだなお前。」

クーパー「は、ハハハ...」

 

出せるとは思っていなかったけどな。

しかしまぁ、何でも防げそうなシールドだな。

 

瑞鶴「ハァハァって、なにこれ!?」

翔鶴「シールド?」

瑞鶴「暁斗さん、何これ?」

暁斗「A.○.フィールド。」

翔鶴「な、何ですかそれ...」

 

熟練搭乗員[やぁみんな!俺だ!ここで1つ!]

暁斗(こいつ脳内に直接!?)

熟練搭乗員[今度からA.○.フィールド→フィールドとするぜ!]

暁斗(フィールドと言えばお前の負担が減らされると言うことか)

熟練搭乗員[大正解、それじゃ!]

 

天龍「2人ともこいつを知ってるのか?」

翔鶴「はい、パプアニューギニア奪還作戦で旭日大綬章を与えられたお方です。」

天龍田「「ええぇぇ!?」」

暁斗「そういやそんなん貰ってたな。」

5人「「「「「忘れてる!?」」」」」

 

興味無いんだもん、勲章とか。

あ、今度こそ執務室行かないと。

 

暁斗「翔鶴、瑞鶴ちょっといいか?」

2人「「は、はい!」」

 

なんかこいつら畏まってね??

 

暁斗「なんか畏まってるからやめろ。で、執務室に案内して欲しいんだ。」

翔鶴「執務室、ですか?」

暁斗「あぁ、ここの提督になる手続きをしなければならない。」

瑞鶴「ほ、ホント!?暁斗さんがここの提督になってくれるの!?」

 

食いつき凄いな、そんなに嬉しいのか?

 

暁斗「長官殿から直接言われている、ケインあー、阿島提督を殺してでもと。」

瑞鶴「やったね翔鶴姉!」

翔鶴「はしゃぎすぎよ瑞鶴。」

 

3時の方向に艦載機だな。

近づいてこないことから見張りのようだ。

 

暁斗「なぁ、あの艦載機誰のだ?」

瑞鶴「え?どこに...ってあれ加賀さんのじゃない?」

翔鶴「そうね加賀先輩の艦載機だわ。」

 

この前撃ってきてたやつか、無線傍受してるからな知ってるぞ。

でもあの時に全滅させたはずだぞ?

 

暁斗「本当に加賀の艦載機なのか?」

翔鶴「はい、間違いありません。」

瑞鶴「そういえばこの前艦載機全滅したとか言ってなかったっけ?」

翔鶴「言っていたわね。」

 

妖精さんにでも直してもらってるのか?

とりあえず殺気を向けておくか。

あ、すぐ逃げた。

 

暁斗「また来るかもな。」

瑞鶴「流石の加賀さんでも...」

 

ブロロロッ! ブゥーン!

 

暁斗「もう来たか!」

翔鶴「えぇ!?」

 

ダダダアァッ! ボッ!

 

暁斗「ナイスタイミング!搭乗する、下は任せたぞ!」

川田「おう、いってらー」

クーパー「任せておけ。」

 

暁斗「ふんっ!ぐぬぅ...ふぅ!ミカありがとうな。」

ミカ「いえいえ、それよりも目の前の敵に集中してください!」

暁斗「これより空戦に入る、勝利は全機落とした時だ!」

 





加賀さん頑張って暁斗を殺そうとしていますね。
暁斗はまた全機撃墜を目標にしています。
ここでアンケートを取ろうと思います。
空戦で加賀が勝つか、暁斗が勝つか。
投票待っています!
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バラガキ同士の戦い


投票の結果暁斗がまた全機落とすこととなりました。
投票ありがとうございました!

暁斗「俺また全部落とすのかよ。」

何故いる!?

暁斗「お前がよくこっちに来るから逆に来てやったぜb」

帰れェ!
あーと、それよりも第20話どうぞ!



 

高度有利を取れた、これだけでも戦いやすくなる。

だが一番の問題が残っている、数だ。

前回25機編隊でやってきたのに対し今回は2倍の50機編隊だ。

 

暁斗「さすがに!きついなぁ!」

 

仕方ない、ちょっとズルだが海面1.5mまで下げて海面に敵機を沈めよう。

 

ブロロロォッ!

 

!これができるのか!ならば0.5m更に高度を落とす!

 

グオオッ! ビチャビチャ

 

ミカ「高度を落としすぎでは!?」

暁斗「そうだな、風防に海水がかかってくるぐらい低い。だが見てろ。」

ミカ「まさか、あの時と同じように!」

 

ドボーン! ボチャン! スイー

 

恐らく10機が突っ込んだな、4機が海面に着陸するよう感じになった。

けれど海面に落ちたならもう飛べん、14機撃墜確定!

 

ミカ「やっぱりグラマンと同じ落とし方でしたか。」

暁斗「操縦技術が低いのが悪い、というか艦載機自体の練度が酷いな。」

ミカ「ズバズバ言いますね。」

暁斗「もう一度上昇する、捕まってろ!操縦が荒くなるからな!」

ミカ「こんのバラガキが!」

 

口悪ーい

泣くぜ?さすがに。

 

シュルルルッ!

 

暁斗「ノワッ!?アーチャーが飛んできた!?」

 

まてよ、まさか...

 

シュルルルッ!

 

やっぱり俺をロックオンしてる!

機銃で破壊しなければ!

 

ダダダァッ! ボン!

 

暁斗「(((;°▽°))アブネェナ!?」

クーパー『スマン、ミスった。』

暁斗「しばき殺してやる。」

瑞鶴『私達も援護するわ!』

暁斗「おぉ!ありがたい!なら遠回りし、後ろをとって確実に仕留めてくれ!」

翔鶴『はい!提督!』

 

提督か、そういやそうだ俺提督だわ。

そんな提督は自分が指揮する艦隊の娘に撃たれている訳ですが。

笑えないぜ、ガチで。

そしてあの2人は五航戦とは思えないほど強いな。

既に5機落としている。

下手したらここの加賀よりも艦載機の扱い方が上手いやもしれん。

 

[現在の状況暁斗+五航戦2人の艦載機少数

加賀の艦載機50機から19機撃墜残り31機]

 

暁斗「・・・」

ミカ「どうしたんです?黙っちゃって。」

暁斗「いや、おかしいんだ。

何故加賀しか攻撃してこないのか。

 

ミカ「!」

暁斗「恐らくチャンスをうかがっているのだろう。」

 

ドォーン!!

 

やはりか!ただ1人しか撃ってきていない、まだ居る。

一体どこに隠れている?

 

暁斗「ダメだ見当たらない...なっ!?」

 

この時に俺が見た光景は無数の艦載機と対空砲火の雨だった。

 

暁斗「ッ!!」

 

言葉が発せれなかった、恐怖とはこのことを言うのだろう。

だが、こんなことで恐れている場合ではなかった。

 

暁斗「回避行動!...ダメだ間に合わない!」

 

パシュ! ピシュッ!

 

ミカ「尾翼が...!」

暁斗「左翼と右翼も穴だらけだ...」

 

シュウゥー!

 

ミカ「右翼内タンクから燃料が吹き出ています!!」

暁斗「クソォ!ヒュッ! あっ、お守りが!」バッ!

ミカ「起きちゃダメです!」

 

キュイン!

 

危なかった...いや、そんなことよりもお守りだ!

あのお守りは母さんから貰ったものだ。

お守りだけは回収しなければ...!

そう思った時、事は起きた。

 

お守りが烈風に変わったのだ。

その烈風は空戦に参加したと思えば歴戦の猛者の如く戦っていた。

 

暁斗「あの烈風は...?」

ミカ「言ってる場合ですか!?早く戦線から離脱しますよ!」

暁斗「くっ...!」

 

ひとつここで閃いたのだ。

この機体を捨て、烈風に飛び移ることが出来れば、俺はまだ落とされていない(暴論)

 

暁斗「ミカ俺に捕まってろ!」

ミカ「何をするんですか!?」

暁斗「あの烈風に飛び移る!」

ミカ「この人何言ってんだ!?」

 

クローキングからグラップルで行けるだろ!

 

暁斗「クローキング!」バッ!

ミカ「うわぁぁあ!?」

暁斗「グラップル!そして着地ィ!」

ミカ「キュウ」

 

後でぜってー怒られるやつだ...

そんなことより中に入らないとクローキングが持たない!

 

暁斗「邪魔するぜ!」

妖精さん「!?」

暁斗「操縦権を俺にくれ」

妖精さん「・・・コクコク!」

暁斗「ありがとよ!妖精さん!...」チラッ

 

俺の乗っていた零戦は海面に不時着と言っていいほど綺麗に落ちた。

幸運にも爆発はしなかった... や っ た ぜ 

さてここから反撃の狼煙を上げよう。

とりあえず生き残ったら全員に謹慎処分だな

 




はい、20話閲覧ありがとうございました。今回は短めにきります
え?暁斗が落とされてないかって?本人が認めてないんで多分落とされてないです(暴論)
お守りから烈風は描き始めた時から決めていました。
さて、生き残って全員に謹慎処分を言い渡したあと、どうなるのでしょうか、お楽しみに!
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戦闘の終わり


忙しすぎて暇な時間にしか作ってなかったからだいぶ遅れました、
すみませんでした。
UAがいつの間にか4700まで行っていました!ご愛読ありがとうございます!
第21話どうぞ!



 

暁斗「烈風なんて分からんから戦えるかね...」

妖精「えぇ...」

暁斗「ひどい...って、え?」

 

今、喋ったよな?

 

妖精「いいから戦ってください」

 

読まれている!?

 

暁斗「...下の一機を落とすか」ズガガガッ!

敵機「!?」ボッ!

暁斗「一瞬で火ぃ吹いた...」

敵機「ブゥーン!」

暁斗「襲いかかってきた...!」ズガガガッ!ズガガッ!

敵機「ボォーン!!」(大爆破)

暁斗「強すぎだろ!?」

 

シーーーン

 

暁斗「艦載機も砲撃も止んだ?」

妖精「旗振ってますし降参ってことじゃないですか?」

暁斗「...着陸準備、脚出し確認!」ガチャ

 

よかった、ちゃんと出せた

 

暁斗「脚よし!」

 

誘導されてる...が、滑走路なくね?

え、どうやって着陸すんの??

 

妖精「恐らく、もっと左にある擬似的な滑走路です」

暁斗「...砂利とかなんなら木が生えてて荒れてるあそこが?」

妖精「はい」

 

なわけ...ないよな?

 

誘導してる妖精[ヒダリ、ヒダリ]

 

まじかよぉ ︎...

てかはやく着陸しないと零戦がもっとスクラップになるかも知んないからとっとと着陸しないと

 

暁斗「ゆっくり落ち着いていこう...」ブゥーン...

妖精「地面までおよそ13m...」

暁斗「そろそろかな」

 

ブゥーン ブロロロロ...(着陸)

 

暁斗「いそげいそげ!」カチャカチャ

川田「おいおい、急がなくとも五航戦の2人が引き上げに行ったぞ」

暁斗「お前いつの間に!?」

川田「俺が会った神様から貰えた能力で来た」

 

うわ俺、瞬間移動とか憧れるわー(棒)

そんなことよりもだ。囲むように周りに艦娘がいる

 

川田「狙いは、烈風か」

???「えぇ、そうよ。あなた達が持っていても無駄ですから」

暁斗「あぁ?喧嘩うってるよな?加賀」

加賀「なぜ私の名前を?」

暁斗「甘いなぁ...俺は全員の名前が分かってる」

加賀「...」

 

さて、ここからどうしようか...そうだ、ヘルメットAIに決めてもらおう

 

1、敵じゃないと証明する[却下]

2、全員眠らせる[効果的ではあるが警戒心強まる]

3、お話する[却下]

 

全部ダメじゃねぇか...

 

電「あれ?もしかして暁斗さんなのです!?」

暁斗「おー電じゃん。あれから元気にしてるか?」

電「はい!」

 

周り[ザワザワ ドウイウコト? イナヅマチャンハセンノウデモサレテルンジャ...]

 

???「暁斗...?聞いたことのある名前でありますな...」

暁斗「アンタは俺の学校に来てたあきつ丸か」

あきつ丸「おぉ!本当にあの暁斗殿でありましたか!」

 

周り[ザワザワ!? アキツマルサンモ...!?]

 

暁斗「あきつ丸もいるとはダァン! ...」(左腕に被弾)

川田「暁斗!」

暁斗「くるな!狙われているぞ!」

川田「くっ...!」

 

どこから撃たれたんだ!

せめて何か手掛かりがあれば!

 

チカッ!

 

一瞬だった、狙撃銃が放たれた時の光が見えたのだ。

避けることの出来る弾だった。だが避ければ、俺の後ろに居る電が被弾してしまう。

ならばどうする?答えは簡単、防げばいいんだ

 

暁斗「ヴォーテックスシールド!」シュンッ!

川田「これは!?」

クーパー「どういうことだ!?」

暁斗「説明は後だ!戦闘態勢、囲まれているぞ!」

クーパー「りょ、了解!」

 

お返ししてやる!

 

暁斗「解除!」シュパァンッ!

IMC歩兵「うわあぁぁぁ!!」(頭部に被弾)

電「ガクガクブルブル」

 

クーパーと川田なら行けるだろう。

その間に応急処置をしなければ...

銃弾を摘出するなんて久方ぶりだ

 

暁斗「ブシャッ! あ痛ってー!血がさらに出ちゃったよ!」

川田「呑気に銃弾抜いてんじゃあねぇ!増援に来い!」

 

しょうがねぇじゃん...

数は...ざっと100?少ないなぁ!

これじゃあ20分少々もかからないぞ...

 

クーパー「目指すは?」

暁斗「10分だな!」

川田「俺は15分にかける」

あきつ丸「私も戦うであります!」

暁斗「絶対ダメ。獲物が少なくなっちゃう」

加賀「え、獲物...」

 

さーて何で仕留めようかなぁ...

タイタンの力を使うのはなんかダメな気がするからやめよう。まぁフォールさせるけど

いいや、スピーディーに殺るで

 

暁斗「ジャンプキットは...生きてるな」

川田「おっ先ー!」バシュン!

暁斗「タイタンフォールスタンバイ!自立戦闘で応戦しろ!」

 

シュウゥゥゥゥ!!ズドンッ!!!

 

RV「無事にフォール、戦闘開始」ズガガガッ

IMC歩兵達「敵タイタンだ!逃げろォォォ!!!」

歩兵「ダメだ!?逃げられっ!ズダダダッ!...」

 

俺が一番多く倒してやる...!

しかし...本当に100人だけなのか?

どうも俺には...こちらの体力を落として一気に叩き込む作戦にしか見えないのだが。

 

IMCパイロット「タイタンフォールスタンバイ!」

RV「敵タイタンフォールを検知、パイロット、搭乗を推奨します」

暁斗「了解、タイタンに搭乗する!」

RV「パイロットリンク起動、プロトコル2任務執行体制」

 

ケインの時以来のタイタン戦だな...捻り潰す!!

 





敵タイタンと戦う直前がキリがいいかなと思ったので今回はここまでとなります。
次回辺りに変態趣味をもったある人を登場させようと思っているので待っていてくれると嬉しいです!
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変態趣味の男

中間前にあげることが出来て良かったと思った今日この頃
変態趣味の人をちゃんと登場させてますのでお楽しみください
それでは第22話どうぞ



 

IMCパイロット「バンガード級...1度仕留めてみたかったんだ!」

暁斗「いつでも来い、鉄くずにしてやる」

IMCパイロット「舐めやがってぇ!!」ズドドドッ!

暁斗「どうした?全くあたっていないぞ?」

IMCパイロット「クソがァ!!」

 

タイタンに乗るまでもなかったな...

 

暁斗「ズダダダダァッ!!」

IMCパイロット「くそっ!」

敵タイタン「escape! escape!(脱出!脱出!)

IMCパイロット「あぁぁぁ!」シュパッ!

敵タイタン「ボォォォン!!!」

 

やりぃ...

こんなに弱くともパイロット...まだなにかして来るだろう...

 

IMCパイロット「こうなりゃ...おいお前!」ガシッ

???「きゃ!?」

暁斗「ピクッ」

IMCパイロット「お前の名はなんて言うんだ!」

榛名「は、榛名です...」

IMCパイロット「よーし、おいパイロット!お前がこれ以上俺たちと戦うのならこの榛名とやらを殺るぞ!」

暁斗以外の全員「「!?」」

暁斗「てめぇ...結局人質をとるのか!!」

IMCパイロット「お前らミリシアは習っただろ!俺達IMCは勝つためならどんな犠牲も問わないとな!」

暁斗「...」

IMCパイロット「まずは武装を全て解除しろ!!」

暁斗「...チッ」ガチャガチャ

IMCパイロット「よしよし、それでいいんだ」

暁斗「ほら、全部解除してやったぞ」

IMCパイロット「おいおい、ヘルメットをまだ被ってんじゃねぇか」

暁斗「ヘルメットもか...」ハズシハズシ

IMCパイロット「それでよし...」

 

side榛名

 

私はヘルメットを外した彼の素顔を初めて見ました。

その顔は色々な女性から好かれそうな顔でした。

ただその顔は憤怒に満ち溢れた顔をに成り果てていました。

 

IMCパイロット「よし...お前ら!撤退だ!!」

歩兵達「「は、はい!!」」

 

よかった...これで解放される...

 

IMCパイロット「女は貰ってくぜパイロット」

全員「「!?」」

榛名「え...」

暁斗「...あ、なんか言ったか?」(聞いてなかった)

暁斗以外「「へっ??」」

IMCパイロット「なっ...!いいだろう!もう一度言ってやる!この榛名と言う奴は貰っていく!」

暁斗「あぁ?お前最初そんなこと言ってなかったよな?」

IMCパイロット「あぁ言ってないさ!それがどうした!」

暁斗「...そろそろ消える」

IMCパイロット「あ?何がだ?」

暁斗?「何がジジッだと?それジジッはなぁジジジッこういうことだ」シュン

IMCパイロット「消えた!?どこへ行きやがった!」

 

目の前にいた彼がいきなり消えてしまって私を人質にしている人は困惑していました。

その時──────

 

ゾクッ

 

後ろからおぞましい気配を感じて見てみるとそこには...

悪鬼のような笑みを浮かべた彼がいました。

 

side榛名 終了

 

side暁斗

 

IMCパイロット「なっ!?」

暁斗「どういうことか分かるかアホ?」

IMCパイロット「まさか、さっきまで見ていたのはホロパイロットだったのか!?そしてクローキングを使ってずっと後ろにいたってのか!」

暁斗「大正解だ!そんなことを直ぐに見抜けなかったお前にはパイロットは向いてないな!」

IMCパイロット「黙れぇっ!!お前ら撃て!撃ち殺せ!」

歩兵達「「うわあぁぁぁぁ!」」ズダダダダダッ

 

無駄なことしかしないやつらだなぁ

 

暁斗「RVやれ」

RV「了解」

暁斗「あ、その前に保護しないとな」ガシッ

榛名「え...?」

暁斗「RV!キャーッチ!!」ブン(投げる)

榛名「きゃぁぁぁぁ!?」

RV「女性は投げるものじゃないですよパイロット」キャッチ

暁斗「...すみませんでした」

 

肝に銘じとこう...

 

榛名「キュウ...」

RV「対象の保護完了、ガードモード起動。アコライドポッド発射」パシュ!パシュ!

歩兵達「あぁぁ!?」グチャァ

RV「脅威を排除、周辺の安全を確保しました」

暁斗「秒殺かぁ」

RV「対象の保護を終了します」シュゥゥゥ

榛名「す、凄いです...」

金剛「榛名ー!!」ダダダダッ

榛名「こ、金剛お姉様!」ダキッ

金剛「怪我は無いですカー?」

榛名「はい!榛名は大丈夫です」

 

これにて任務完了っと...

まだ執務室いって正式な着任式やら執務やらしないといけないけどさ...

 

暁斗「戦闘終了!戦果報告!」

クーパー「歩兵34名撃破」

川田「歩兵28名撃破」

暁斗「歩兵37名パイロット1名撃破...MVPじゃい!」

川田「クソったれぇ!!」

暁斗「勝つのはこのデ○オだァ!!」

3人「「「アッハハハハッ!!」」」

 

ゴォッ! ボボボボッ

 

3人「「「スッ」」」(戦闘態勢)

RV「敵タイタンを検知」

 

ズドォン!!

 

敵トーン「...」

クーパー「この機体...まさか!?」

 

シュゥゥゥゥ

 

Es ist schon lange her. Heldenhafte Piloten.(久しぶりだな。英雄気取りのパイロット。)

クーパー「お前は!リヒター!!!」

リヒター「さぁ始めようか。Tötet euch gegenseitig.(殺し合いを)

 





リヒター登場が最後だったのは申し訳ありませんでした
榛名は人質にされやすい気がする(個人の感想です)
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リヒターとの契約

お久しぶりです。熟練搭乗員です。
再び長期にわたって投稿できなく申し訳ありません。
度重なる身内の不幸により作る気力が湧かなくなってしまったことが主な原因です。
私が投稿をしていない間にUAが6000を超えていて非常に嬉しかったです。
これからは更新頻度が前に比べ遅くではあるものの少しでも早く出せるように努力してまいります。これからもよろしくお願い致します。

第24話どうぞ


 

クーパー「リヒター!お前まで!」

リヒター「ほぉ英雄さんまでいるとはぁ...だが、あのDrogensüchtiger(ヤク中)を殺ったのはお前じゃないようだな」

暁斗「ケインを殺ったのは俺だ」

リヒター「...特段強いようには見えないが?」

暁斗「グサッ!」(心に突き刺さる音)

川田(うわぁ絶対精神のHPが減った...)

リヒター「まぁいい...今回ここに来たのは戦うためでは無い」

全員「「...はっ??」」

リヒター「ケインの後任が気になったということと...あいつがやらかしたことを全て話とおこうと思ってな」

艦娘達((い、今のうちに鎮守府に逃げよう!))

 

ケインがやらかしたことを話してもリヒターにはメリットが無い...恐らく、いや必ず裏があるはずだ

 

暁人「...お前にはあまりメリットがないように思えるが?」

リヒター「まぁそうなる。だから俺にとって1番のメリットになることをしようと思ってな」

クーパー「悪趣味な耳集めに手伝えとか?」

リヒター「ぶん殴るぞ?」

 

実際にやらされそうだな、耳集め

ぜってぇやりたくねぇけどな!

 

リヒター「はぁ...俺はいまドイツで提督をやっている。そこで俺の鎮守府とこの呉鎮守府の間に友好関係を築きたい、それだけだ」

暁斗「...お前のメリットは?」

リヒター「...実は演習の申し込みが多すぎてな...俺んとこの鎮守府が強いからとかじゃなくて完全に舐められてるからなんだ...」

暁斗「つ〜まぁ〜りぃ?」

リヒター「イラァッ 呉鎮守府を後ろ盾にして演習の申し込みを断る」

暁斗「こっちのメリットは?」

リヒター「そうだなぁ...ドイツ製の医学薬をやろう。なんてったって我がドイツの医学薬学は世界一ィィィィーーーーッ!できんことはないイイィーーーーーーッ!!」

 

おい待てリヒターってこんなキャラだったか!?

絶対ジョジョネタ入れるためにうp主がキャラブレさせただろ!!

 

熟練搭乗員『……君のような勘のいいガキは嫌いだよ』

 

それに関してはもうジョジョネタじゃあねぇ!!

 

リヒター「効果は入渠時にバケツの代わりとして使える。内容量は45gだ。しかも小型の瓶の形状をしてるから持ち運びも楽々だ」

暁斗「そりゃいいっすね〜」

リヒター「よし、じゃあ成r「待った」...なんだ?」

暁斗「資材を少しばかり分けて貰えねぇかと。前に来た時にちらっと見たんだが呉鎮守府とは思えないほど資材が枯渇している。十中八九ケインが金に変えたりしたんだろうけど」

リヒター「そうだな、ケインが資材を金に変えたせいで呉鎮守府とは思えないほど資材は枯渇している」

 

やっぱりか...あのヤク中野郎...もっかいぶっ殺してやりてぇ...

 

リヒター「...わかった、資材をできるだけ多く分けてやるよ」

暁斗「ありがてぇ...執務室まで行くか」

リヒター「あまり簡単には入れないんじゃないのか?」

川田「おい!集まってた艦娘たちは鎮守府に戻ってたてこもっちまったぞ!」

暁斗「...突入?」

リヒター「だな」

フリーボーン「ちょっとねぇそれは憲兵は許してくれぁせんよ」ガシッ

暁斗「許してください、何でもするんで」

フリーボーン「ん?今なんでもするって」

暁斗「言ってないっすね、そんなこと」

川田「つまらねぇ事やってねぇで行くぞ」

暁斗・フリーボーン「「うぃっす」」

 

でもなぁどうやって凸ろうか...ASH凸とか?でもブリーチング弾が無いからなぁ...

そうだ、避雷針の術を使えばいいんだ!そうすりゃ艦娘の立てこもり抗議とか無効だし

 

暁斗「俺に提案がある」

クーパー「その案って?」

暁斗「避雷針の術使って強行突破」

川田「な、なるほど?」

暁斗「俺に掴まってろよ」

全員「「おう」」ソッ

暁斗「避雷針の術」シュンッ!

全員「「シュンッ!」」

 

[執務室前廊下]

川田「お前チーターだったのか」

暁斗「ネコ科の?」

フリーボーン「おっこチーターってか?」

クーパー「ぶふっ...」

 

クーパーお前ツボ浅いのか...

 

リヒター「しょうもないことやってねぇで扉開けろよ」

暁斗「おっ、そうだなぁ」ガチャリ

 

ドドドドドォォォォォォンッ!!!

 

長門「やったぞ!」

天龍「一昨日来やがれってんだ!」

暁斗「痛ァい...」

長門・天龍「「なっ!?!?」」

暁斗「最悪だ〜!俺だけ逃げ遅れたしよぉ!!」プスプス

長門(なっ、なぜ生きている!?私と天龍の砲弾が当たった筈だ!!)

暁斗「ってかなんかよォこの部屋キラキラしすぎじゃねぇか?これ見よがしに純金で出来てる額縁とか高そうな置物、高級なカーペットも敷いてある...これはお前たちの趣味か?」

長門「そんなわけが無いだろう!この執務室は...阿島提督の好きなように作られている...」

 

なるほど...あいつなら納得だわ

資金に関しては...執務室の要らねぇもんを断捨離すりゃ結構な金になりそうだな...

 

天龍「おい人間」

暁斗「あい?」

天龍「死ねぇっ!!」ブンッ

暁斗「パシッ」

天龍「なっ!?俺の刀を片手で!?」

 

刀...良い刀だちょっとやそっとじゃ壊れないな

 

暁斗「グググッ パキッ!!」

天龍「折ったァ!?」

 

折れましたね〜YATTA

 

暁斗「お前、名前は?」

天龍「...天龍型軽巡洋艦1番艦の天龍だ」

暁斗「なるほど理解した。もう1人のお前は?」

長門「長門型戦艦一番艦の長門だ」

 

今コイツらに罰を与えておいた方がいいだろうな...かと言ってケインがやってたことのような罰はしたくねぇ...ならば正々堂々と拳で勝負するか

 

暁斗「天龍に長門か...お前ら肉弾戦はできるか?」

長門「出来なくはないが...」

暁斗「なら決まりだ。俺の対戦相手になってくれ、俺を殺そうとした罰」

天龍「誰がてめぇの言うことなんざ聞くか!!」

長門「...他の奴らに手を出さないと約束するか?」

 

...はぁ??なぜ他の奴も罰せにゃならんのだ...

 

暁斗「お前たちに対しての罰をなぜ他の奴にもやらせる?意味がわからない」

長門「そうか...ならいい」

天龍「な、長門さん何言ってんだよ!?こいつの言うことを信じるってのか!?」

長門「信じるしかないだろう...!」

暁斗「道場まで案内してくれない?」

天龍「....ちっ!こっちだよ」スタスタ

暁斗「ありがとう」スタスタ

 

道場まで案内して貰っている間に他の建物について聞いた

ここ呉鎮守府には執務室と道場の他に弓道場、酒保、食堂兼甘味、広場、トレーニングルーム、滑走路、格納庫、宿舎、営倉、防空指揮所、工廠、風呂兼入渠場、出撃ドッグやら何やらがあるらしい

やっと鎮守府生活始まりそうだな...

 

天龍「着いたぞ、ここが道場だ」

暁斗「...扉の先で誰か待ち伏せしているな?誰だ!」

「...陽炎型駆逐艦2番艦不知火です」

暁斗「不知火...」

天龍「とりあえず入るぜ」ガチャ

暁斗「...中々広いな」

長門「いつやると思ったのかは知らないが100人組手ができるほどの広さだそうだ」

暁斗「ふぁっ!?」

天龍「何だ今の声...」

 

100人組手って...アホなんじゃねぇの??

こんな有り得ねぇ道場は一体誰が作ったんだよ...

 

長門「誰が作ったか気になるか?」

暁斗「まぁ気になるっちゃ気になる」

長門「ここの道場は呉鎮守府が最盛期の時にいた提督が建てたものだ...名を三居島成登提督という」

 

三居島成登...な〜んかどっかで聞いた覚えが...

ハッ!俺の親父だった!!

 

天龍「お前の名前はなんて言うんだ?」

暁斗「お、俺か?俺はぁ...(確か偽名が...)島田暁斗だ」

長門「では島田提督よ」

暁斗「なんだ?」

長門「艦娘のことを貴方はどう思っている?」

暁斗「どう思っている、か...一言で言えば軍人と思っているぞ」

天龍「はっ!どうせ建前なだけだろうが」

暁斗「そこはご勝手にどうぞ...木人があるのか...丁度いいどれほど腕が落ちたか試すか...」

 

コォンッ!カコッ!パァンッ!カコココココッスパァン!

 

不知火「あれは中国武術(カンフー)?」

天龍「カンフーにしても何拳だ?」

長門「雪風が居ればわかったかもしれないな...」

不知火・天龍「「...」」

暁斗「もうだいぶ腕が落ちたな...」カコッコォンッ!

 

木人に打ち込むだけで手が痛くなってきた...

まぁ稽古をサボってた俺が悪いんだがな

 

暁斗「よし、始めるか!」

天龍「長門さん、オレが先に行くぜ」

長門「そうか...」

 

タイマンか...面白くないなぁ...

 

暁斗「2人1緒にかかってこい。なんなら不知火お前も参加していいぞ」

不知火「私もですか?」

暁斗「その方が面白いしな」

長門「つまり3対1でやると?」

暁斗「そうだよ。じゃけんやりましょう」

不知火「よろしくお願いします」

天龍「一瞬でぶちのめしてやる...!」

長門(なんだろうこの胸騒ぎは...私達が負けると訴えかけてくるようだ...)

暁斗「詠春拳、島田暁斗」グッ

不知火「!(まさか詠春拳とは...)」

暁斗「全滅した方が負けでいいな?」

長門「あ、あぁ」

天龍「なんか人が集まってきてる気がするぞ...さっきの木人とか言うやつを叩いたからじゃなぇのか!?」

暁斗「どうでもいいだろうそんなこと...始めるぞ!」

天龍「先手必勝だ!おりゃァァァァァァァ!!」

 

こいつ脳筋凸してきやがった!

 

暁斗「フッ!」バシィッ

天龍(流された!?)

暁斗「はぁっ!」ブンッ

天龍「うがぁっ!?」(鳩尾にヒット)

龍田「天龍ちゃん!?」

電「あ!暁斗さんがいるのです!」

瑞鶴「長門さん、新しく着任する提督は排除するって言ってたけど流石にあの人相手じゃ勝てないよ...」

翔鶴「そうね...難しいわ」

 

本当にどんどん人が集まってきたな...観客がいるなんて最高だな!

 

長門「天りゅ」

不知火「長門さん、私が行きます!」

暁斗「次は不知火か来い!!」

不知火「シュバッ シュバババッ!」

暁斗「バシッ バシシシッ」

 

こいつは格闘術をそれなりに使えるのか...1番楽しめそうだ

 

暁斗「截拳道も使ってみるか」

不知火「截拳道!?」

 

[截拳道とは、ブルース・リーが創始したフェンシングとボクシングを掛け合わせたようなものである]

 

暁斗「ワンインチパンチ」スッ

不知火「まずっ!」バキャッ!

暁斗「Two knockouts(ツーノックアウト)

長門「もう私1人か...」

「お願い長門さん!そんな人ぶっ潰しちゃってください!」「あの男も暴力を振るう人なんだ...」

 

聞こえる、俺への非難の声が聞こえる...だがそれを聞いた俺は手加減できなくなる

お前たちの最後の希望は酷い潰え方をするだろう

 

長門「ビックセブンの名にかけて!こいつを潰す!!」

「「ワアァァァァァッ!!!!!」」

暁斗「...こいやァ!!」

長門「ふんっ!」バキッ ベキャッ シュダダダッ!!

暁斗「ほぉ、中々にいい攻撃だ...だがなぁ!そんなんじゃあ強大な敵は倒せない!!」シュバッ! ズダダダダダッ!

長門「ぐっ!」

暁斗「ズダダダダダダダダダダダダダダダダダッ」

長門「ぐぁっ!まだだ...こんなところで引く訳にはいかない!!」ブンッ

暁斗「メキョッ!」ズダァンッ!

瑞鶴「壁まで吹っ飛んだ!?」

金剛「新任提督もここで終わりネー...」

 

楽しい...楽しいなぁ!ここまで心が踊る程楽しい戦いは無い!!

もっともっともっと殴り合いたい!!!

 

暁斗「ははっ...あっはははははは!!」

全員「「!?」」

暁斗「楽しいなぁ!そうだろぅ!?」

長門「まだ起き上がるか!!」ブンッ

暁斗「ガシッ」

長門「見切られたっ」

暁斗「ググググッ」

長門「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」メキョメキョペキペキ

暁斗「グオォォォォォッ!!」

川田「そこまでだ!!!戦いをやめろ!!!」

暁斗「パッ」

長門「ドサリ」

暁斗「3人ノックアウト...俺の勝ちだな」

「長門さんが倒された!」「担架持ってきて!はやく!!」「す、スクープです!!」パシャパシャ「なかなかやりおるなぁ?新しい提督は」

暁斗「...疲れた」ドサッ

川田「はぁ...面倒事を増やしやがって!」

 

こうして俺の着任初日の鎮守府生活は終わった

 




どうでしたでしょうか?
久しぶりに書くのでなんだか変わった?と思うような部分もあるかもしれませんがこれから修正していきたいと思います。

24話かかってついに暁斗を鎮守府に着任させることが出来ました。そう考えるとまだまだ先は長いなと思います。もし良ければずっと先にある完結までお付き合いしていただけたら嬉しいです。

誤字脱字あればご報告お願い致します。
アドバイスや感想もお待ちしております。


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着任2日目(前半)


1週間かからずに出せました...
前はどうやって書いてたっけと指が止まりますがちょっとずつ慣れていきたいと思います。

第25話どうぞ


 

暁斗「Zzz...Zzz...パチッ」ムクリ

 

今は0530か...ん?日をまたいでる?

昨日、長門と天龍、不知火と勝負をした時は1500...17時間半程寝たのか

早く起きすぎて暇な時は運動というよな...ランニングと木人椿やるか

そういえばさっきから暑苦しいな...冬用の羽毛ぶとんなのか?

 

布団(モッコリ)

 

暁斗「...」バサッ!

未来「Zzz...Zzz...」

暁斗「...!?」

 

そういや寮生活で部屋が離れたから無かったが家に住んでた時は何回も布団に入ってきてたな...

 

暁斗「走りに行くか」ムクリ ゴソゴソ(着替え探し中)

川田「...お前、朝早いのな」

暁斗「おめぇもいんのかよ」

川田「監視じゃい!」

 

直接監視してくるとか前時代的だなぁ...

カメラで見てればいいのに

 

暁斗「んなもん要らん。帰れ帰れ」

川田「...外に出るのはオススメしねぇぜ」

暁斗「oh......そりゃまたなんでだよ」

川田「どこぞの誰かさんが長門と天龍と不知火を一瞬でボコって艦娘たちが近寄らないようにしてるからだ。一部では暗殺なんて案も出てるぞ」

暁斗「うわー艦娘にそんな酷いことをした奴がいたもんだー(棒)」

川田「テメェーだよ!アホか!お前はァ!!」

暁斗「いやー久々の対人戦でね?羽目を外しすぎたというか...ね??」

川田「ね??じゃねぇよ!」

暁斗「ははっ!めんごめんご」

川田「長官殿に報告したら『なんというか...私の思った通りというか...』だってよ」

 

わかってたんなら配属させなきゃいいのに

 

暁斗「わかってんなら配属させなきゃいいのに...あ、口に出てた」

川田「はぁ...外に出るにしても護身用のデータナイフとかは持っといた方がいいんじゃないか?」

暁斗「データナイフだとうっかりそのまま殺っちまいそうだからヤダ」

川田「お前は力加減というものを知れよ...」

暁斗「...悪かったな!力加減を知らなくて!」

 

艦娘から喧嘩売られたらどうすりゃいいんだよ...

おそらく正面対決は無いな、戦艦の長門が瞬殺されたんだし

そう考えたら不意打ちか海上戦かなぁ...

海上戦するにしても艦娘の力は伏せておかなきゃいけないのかぁ

 

暁斗「うーん...データナイフとジャンプキット持ってくかな」

川田「ジャンプキットもか?」

暁斗「空母の奴らは弓で射ることが大好きらしいからな、機動力の確保のために」

川田「あ〜なるほど?お前には必要ない気もするけど」

暁斗「しっ!言っちゃいけねぇこともあるんだぜ。それに盗聴されてるみたいだしな」

川田「お前気にしてたのか?」

暁斗「当たり前だろ?轢き殺すぞお前」

 

本営に言った時にちらっと聞いたが盗聴器仕掛けたりするのは重巡洋艦の青葉だっけ?

なんでも新聞のネタにするんだとか

本営で愚痴ってたやつは

『青葉がいつ盗聴していてネタにされるか分からないからプライベートな話ができない...取り外してもまた盗聴器がついてるんだ!オマケに最近はカメラまで!』とのこと

 

暁斗「だからさっきからどこかでドタドタと動いてるやついただろ?多分俺がでてきた瞬間殺ってくるタイプ」

川田「そんなこと言ったら天井裏にもいるじゃん」

暁斗「本人は完璧に隠れたと思ってるんだからやめたげなさい。自分の存在がバレてるのに物音一つ出さないのはすごいと思わないかー?(棒)」

川田「うんうん思う思うー(棒)」

「さっきからムカつくー!!この後覚悟しといてよね!」

暁斗「あ“ぁ“??」

「ヒィッ!?」ドタドタドタドタ

川田「逃げたな」

暁斗「そうだな」

川田「ってアホか!?また警戒レベルが上がっただろう!」

暁斗「そうだよ(便乗)」

川田「」

暁斗「安心しろ狙ってやった」

 

もっちのろんで嘘だけど

 

川田「もう何も言わねぇよ...あ、0730に朝礼で着任の挨拶するってよ」

暁斗「お前が出て〜」

川田「提督であるおめぇが出ろ」

暁斗「はいはい...んじゃ鬼ごっこしてくる」

川田「ランニングから鬼ごっこに変わったのかよ...」

暁斗「命をかけた鬼ごっこだ」

川田「ま、頑張れ」

暁斗「おう」ガチャ

 

ドォォォォォォンッ!!

 

川田「もう攻撃!?!?」

暁斗「おめぇは確か...駆逐艦響だっけ」(回避済み)

響「...」

暁斗「加賀と一緒に零戦に乗ってる俺を落とそうとした奴だろう?」(第18話参照)

響「そこまでわかっているんだね...?」

暁斗「当たり前じゃ」

響「...このあと私は問わんな罰を受けるんだい?」

 

罰...罰...パッと思いつかねぇし無いでいいや

 

暁斗「罰は特に無いな」

響「...えっ?」

暁斗「あ〜でも、入渠場の掃除して欲しいなぁ」

川田「あそこは正しく地獄絵図だ汚すぎる」

暁斗「ということで頑張ってこい」

響「...くれないかな」

暁斗「はいぃ?」(杉下右京みたいになってる)

響「嘘つかないでくれるかな?」

暁斗「嘘ついてませぇん」

響「そんなわけない!どうけその後に夜伽や虐待をしてくるんだ!」

 

よとぎ??なんだそりゃ???

 

暁斗「なぁその...なんだっけ...そうだ、よとぎってなんだ??」

川田「(°⊿°`)エッ?」

響「え??」

暁斗「え???」

 

もしかしてみんな知ってるのか???俺だけ知らないパターン???

 

響「えぇっと、夜伽っていうのはね...カクカクシカジカ というものだ」

暁斗「つまり接吻するのか?」

響「そう、だね」

暁斗「愛し合ってないのに??」

響「そうだ、ね...」

暁斗「なんだそりゃ、初めて知った」

川田「お前はそういう授業の時寝てたじゃねぇか...」

暁斗「その夜伽とやらは艦隊運営に絶対必須なのか?」

響「そんなわけないよ...」

暁斗「艦隊運営に不必要なことであるのに阿島は夜伽を強制的にやってたのか?」

響「まぁ、うんそうだね...」

 

この反応の暗さ...憶測の域ではあるがおそらく、この響は姉妹が夜伽をさせられそうになっていたのを防いでいた筈だ。

出なきゃ同型艦の暁や雷、電は俺を見た瞬間逃げていた。

 

暁斗「もし、姉妹を阿島から庇ったのなら庇ったと言え。それは胸を張って誇れることだ」

響「!」

暁斗「S勝利の戦績よりも、手強い敵に勝って海域を解放したことよりも、胸を張って言える事だと思う」

響「ほ、本当に言っているのか...!?」

暁斗「これは個人の考え方だが...人の命を守るということほど胸を張って言えることは無いと思う。何人も殺している俺が言えたことでは無いがな...最後のは忘れてくれ独り言だ」

響「司令官は今までの人とは違うんだな...ハッ!」

暁斗「いま司令官て」

響「い、言ってない!」

 

ボイスレコーダーあるからいいんだけど

しかし情報を逐一伝え続けてる青葉はこれからどうするんだろうねぇ...

仲間だと思っていた響が裏切り、人間側についたと言うのか。

それとも響が人間に洗脳されたというのか...楽しみだ

 

響「し...暁斗はこのあとランニングに行くのだろう?」

暁斗「あぁ、でもランニングというより鬼ごっこだが」

響「言えてるね...」

暁斗「まさかついてくるのか?」

響「うん、何かあったら大変だし」

暁斗「大丈夫だ、問題ない」

響「大問題だよ」

暁斗「なら行こか」スタスタ

響「うん」スタスタ

川田「生きて帰れよ〜」

暁斗「わかってらぁに...」スタスタ

 

(3階廊下)

 

暁斗「ちまちま降りるのはダルいし窓から降りましょかヨッコラセ」

響「な、何を言ってるんだい!?ここ3階だよ!?」

暁斗「俺には落下ダメージが通らないから」(ジャンプキットのおかげ)

響(色々とやばいよこの人...)

暁斗「響は普通に降りてこいよ」

響「私は艦娘だからこれくらいじゃ傷一つつかないよ」

暁斗「あ、そう...」パッ(飛び降りる)

響「ほんとに降りた!?」

暁斗「5点着地(とジャンプキット)」ドサッ ゴロゴロ

響「も、もうわけがわからないよ...」

 

(ガーデン)

 

暁斗「すーごくきれいなガーデンだなぁ」スタスタ

 

シュパッ!

 

暁斗「んっ?」キャッチ

響「えっ??」

暁斗「これは矢か」

響「こ、この矢はっ加賀さん!!」

加賀「...今回こそ貴方を殺すわ」

暁斗「...」

 

お腹痛い...

 





お腹の痛い暁斗は一体どうやって加賀を倒すのか...
そして暁斗側についた響は今後どうなるのか...
多くの問題を残して今回は終わります

誤字脱字あればご報告お願い致します


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着任2日目(中編)


ちょっと書き切るのが遅かったかもしれない...
少し主がゴタゴタしていたという理由もあって早めに出すことは叶いませんでした...

今回は加賀との戦いです。
腹痛に見舞われている暁斗はどうするのか?
第26話どうぞ!


 

ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!

こんな時に限ってェめっちゃ腹が痛い!

今すぐにでもトイレに行きたい!!でも行けないよォ!!

 

加賀「...貴方、汗すごいわよ?」

暁斗「ぽんぽん痛い...」ダラダラ

響「あ、それ私がさっき砲撃した時の弾に仕込んでたガス状の下剤だ...」

暁斗「しかもおめぇのせいかよぉ....」ダラダラ

加賀「...御手洗に行ってきてちょうだい。そこの窓から入って右の方にあるわ」

暁斗「さ、サンキュ...」トボトボ

響「...加賀さん良かったのかい?今だったら楽に殺せたのに」

加賀「あら、人間側についたあなたが何を言うかしら?」

響「うっ...」

 

(その頃)

 

暁斗「オ"ァ"ァ"ーッ!!!!」(ムシキングの改造コーカサスみたいな声出してる)

 

(数十分後)

 

暁斗「まだ痛みは残るがマシになったぜ...」トボトボ

 

そうだ、リヒターから貰ってたお試し用の薬使ってみるか(第24話参照)

 

テンテンテレレン♪

 

暁斗「WRYYYYYY!!」(窓から飛び出す)

響「あ、帰ってきた」

暁斗「元気100那由他倍!」

響「元気すぎて死んでるんじゃ?」

暁斗「え、元気すぎると死ぬのか??」

響「さぁ?」

加賀「ちょっと、私のことを忘れてないかしら?」

暁斗「いや、忘れてないっすね。はい」

加賀「...そう、ならもういいわよね」シュパァン!

暁斗「ヒュルリ」

加賀「随分と軽く避けるじゃない」

暁斗「...いまの艦載機の矢だろ」

加賀「えぇそうよ」

 

ブゥーン!!

 

暁斗「なら聞く。妖精を殺すことは犯罪?」

加賀「結論、死刑」

暁斗「えぇ〜!?」

 

じゃあ機体だけを破壊しなきゃならないのか...

サイドワインダーSMRをメイン装備としてサブにはMGLマグランチャーを装備しよう

これなら機体は爆散しない筈だ

あの九七式艦攻の迷彩...赤城仕様になってるな

なんで加賀が赤城の艦載機を運用しているんだ?

 

RV『パイロット、MGLマグランチャーはあまり推奨しません。対タイタン用兵器なために当たり所が悪ければ相手の機体が爆散する可能性があります。サイドワインダーSMRを2丁持ちすることをおすすめします』

暁斗『おっ、そうだなぁ』

 

[暁斗現装備一覧:サイドワインダーSMRⅹ2・ジャンプキット・P2016]

 

暁斗『RV、武器をフォールしてくれ』

RV『了解』

 

加賀「まさか素手で戦うつもりじゃないでしょうね?」

暁斗「んなわけねーよアホんだら。こうやって武器が来るんだ」

 

ヒュウゥゥゥゥゥ

 

響「なにか落ちてきてる?」

暁斗「パシッ ランチャー系は慣れんな」カチャカチャ

加賀「う、上から!?」

暁斗「そりゃ」シュパパパパパパッ!

 

ズダダダダダッ!

 

暁斗「ドラララララァッ!」シュシュパパパパパパッッ!

 

メキョッ! ボオォォンッ!

 

加賀「き、機体が折れた...!?」

暁斗「妖精は脱出して無事みたいだし、死刑にならないね。YATTA!」

響(な、なんでもあり...)

暁斗『そうだよ』

響(の、脳内に直接!?)

 

ブゥーン!!

 

暁斗「まだ来るのか」シュパパパパパパッ!

加賀「こ、これ以上損害を出す訳には...!」

暁斗「いい加減うっとおしいな...」シュパパパパパパッ!!

 

ボオォォンッ!! ブゥーン!

 

加賀「わ、私の負けよ!だからもう撃たないでちょうだい!」

暁斗「あら、意外とすんなりと負けを認めた」

加賀「くっ...!」

暁斗「言い訳又は理由があるなら聞くぞ?」

加賀「そんなの無いわ...」

暁斗「嘘つけぇ、理由はあるだろ?なら聞くがなぜ艦載機の迷彩が赤城仕様なんだ?」

加賀「っ!それは...」

暁斗「それは?」

加賀「...轟沈する前に赤城さんがくれた艦載機だからよ...」

暁斗「...」

 

轟沈...ケインの野郎大破進軍をさせていたのか?

頭の悪いあいつならやりかねないな...

 

響「ねぇ暁斗」

暁斗「あ?」

響「そろそろ朝礼の時間になるよ」

暁斗「そうか...俺は一度部屋に戻る。お前らは先にグラウンドに行け」

加賀「ええ...」スタスタ

響「じゃ、後で」テクテク

 

(数十分後グラウンド)

 

暁斗「軍服は動きずれーな...」ザッザッ

川田「それぐらい我慢しろよ...」ザッザッ

クーパー「なんで俺まで出るんだ??」ザッザッ

フリーボーン「巻き添え食らっただけだ気にすんなよ」ザッザッ

鳴山(あいつらやけに仲良さげだな...初めて見るヤツいるけど)ザッザッ

未来「あづ〜い...軍服なんて捨てちゃいたいよ〜...」ザッザッ

瀬戸雪「あっ、着いたね」ザッザッ

長門「総員!提督達に敬礼!」

 

ピシッ!!

 

堅苦しいなぁ...これじゃあ俺がやりにくくなる

 

暁斗「あー、あー聞こえてっかな?ゴホンッ! 全員楽にしろ。たかが朝礼でこんなに堅苦しいと俺がやりづらい」

長門「しっ、しかし!」

暁斗「俺が良しと言ってるからいーの!」

長門「はっ、はい...」

 

まだ少し堅苦しいがまぁいい...

こっからが俺の初仕事だ!

 





下剤は効果抜群だ!
暁斗が苦しむほどの下剤ってヤバいですね...(語彙力皆無)
トイレで暁斗が発した改造コーカサスの声って伝わる人いるんですかね...

次回は暁斗が朝礼で何を話すか、です
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着任2日目(後編)

今回は朝礼から始まります。
暁斗と未来以外の呉鎮守府所属キャラクターの人名分かります。
あ、こんな名前してるんだ〜と言う感じで見てくれると嬉しいです。
それでは第27話どうぞ!


 

暁斗「まずは自己紹介から始めるか。俺は島田暁斗(しまだあきと)(偽名)、階級は少尉だ。まだ海軍学校を卒業したばっかりではあるがよろしく頼む」

川田「んじゃ次は俺な...名前は川田悠太(かわだゆうた)という。階級は無い、多分な。呉鎮守府の副提督として着任した。よろしく頼むぜ。鳴山〜パスー」

鳴山「俺か。名前は鳴山広彦(なるやまひろひこ)だ呉鎮守府の憲兵隊を率いることとなった。よろしく」

瀬戸雪「じゃあ次は僕だね。僕は瀬戸雪雫(せとゆきしずく)、呉鎮守府に憲兵として着任したよ、よろしくね。」

未来「私の番だね〜!私の名前は島田未来(しまだみらい)(偽名)!島田暁斗の妹なんだ〜!憲兵として頑張っていくからよろしくね!」

フリーボーン「前からいる憲兵のフリーボーンだ。これからもよろしく」

クーパー「ジャック・クーパーだよろしく」

 

偽名を使ってる理由は第17話を見てくれよな!メタァ

 

暁斗「んでんでんで...とりあえず現状で決めたことをここで話しておく。決まってないことは随時館内放送で知らせる。おーけー?」

全員「「はい!」」

暁斗「よし、いい返事だ...えーとまずは出撃と遠征を1週間無しにする。訓練は自由にやってくれ」

全員「「...えっ!?!?」」

暁斗「異論は認めないからな!絶対にだ!!休まなかったら上乗せするからな!」

川田(なんだそのシステムはよ...)

暁斗「えーとあとは...負傷している艦娘がいるのならば全員入渠しろ、怪我が酷い順から入れ。入渠場はあとで爆速で使えるようにする」

加賀「妖精さんがいないとそんなことできないわ!」

暁斗「妖精?ならいっぱいいるじゃん」

加賀「妖精にも種類あるのよ...装備妖精や工廠妖精とか」

暁斗「へ〜...んじゃあ俺の部屋にいたこいつは何妖精だ?」

工廠妖精「よっ」

全員「「...ええぇぇぇーーーー!?!?!?!?」」

 

みっ、耳がァ!?!?キーンッ!!

 

響「こ、工廠妖精さんだっ!!」

長門「そんな馬鹿な!?阿島提督のせいでいなくなってしまったんじゃないのか!?」

天龍「もう何が何だかぁ...」アタマカカエ

龍田「そうねぇ〜...」

不知火「確か妖精は心の綺麗な人に姿が見え、稀に声が聞こえたりすると言いますが、いなくなった妖精がまた来るなんて事例は...」

工廠妖精「モゾモゾ」

暁斗「おいコラ俺の服の中にはいんじゃあねぇ!」

工廠妖精「ヤダーここが落ち着く〜」

暁斗「俺が落ち着かねぇ!」

全員「「...妖精さんと会話出来るのおぉぉぉ!?」」

 

みっ、耳ぎゃあァァァ!!!キーンッ!!!!

 

暁斗「そんなに珍しいことか...?」ミミオサエ

瑞鶴「珍しいなんてものじゃないわよ!1000万人に1人いるかいないかよ!?」

暁斗「那覇鎮守府のラスティモーサ大尉は...?」

長門「名前は聞いたことがあるな...妖精と話が出来るおかげか鎮守府の運営はトップに君臨するほどだとか...」

暁斗「ほーん...」

長門「名前を知ってるということは軍学校でも有名だったのか?」

暁斗「いんや?会って話をしただけ」

加賀「話をしただけって...それだけでもすごいことだと思うわよ?」

暁斗「そーですか...あ、鎮守府に前からいる古参は後で執務室に来てくれ、結構重大なお話だ。それ以外は戻って良し!」

全員「「はいっ!!」」

 

(青年たち執務室に移動中...)

 

ガチャリ

 

暁斗「もう脱いでいいよな?」

川田「よし」

暁斗「はー!あっつ苦しい!!」ヌギヌギ

フリーボーン「そうだなぁ」ヌギヌギ

鳴山「おめぇら仕事中は軍服きて過ごすんだぞ...?」

暁斗「そんときになったらまた着るから、な?」

鳴山「ならいーけどよ...いやよくはねぇ」

 

コンコン

 

暁斗「あ、どうぞ〜また着なきゃか」シュルッ

長門「失礼する」ガチャリ

暁斗「あぁ長門か...一緒に来たヤツらも古参なのか?」

長門「そうだ」

響「ダー」

鳳翔「...」

時雨「鳳翔さん?」

鳳翔「はっ!す、すみません!すこしボーっとしていて...」

長門「なんだ考え事か?」

鳳翔「え、えぇ...似ているわ(ボソッ)」

暁斗「なんか言ったー?」

鳳翔「いえ?」

 

ふーむ...古参が4人か...まぁ足りるな

 

長門「すまない、あと一人いるのだが提督とは会いたくないと言って来ていないんだ...」

暁斗「その来てないやつって?」

長門「大和型戦艦二番艦の武蔵だ」

暁斗「武蔵...武蔵!?大和型の!?」

長門「あ、あぁ」

暁斗s「「いんの!?!?」」

暁斗「はへ〜...よく阿島に使われて死ななかったな」

時雨「武蔵さんは海に出たことは無いよ」

暁斗「おぉう...これはまた衝撃な一言が」

響「確か資材を大量に消費するからダメだって言われていたね」

鳳翔「代わりに夜の相手をさせられてましたね...」

暁斗「うげぇ...」

 

そりゃ精神へのダメージがヤバそうだ...

艦娘で海に出れず夜の相手をさせられれば精神のHPがほぼないぞ...

よく自殺とかしなかったな

 

長門「提督、私たちを呼んでなんの用なんだ?」

暁斗「あぁ忘れてた...だいぶ辛いだろうからやらなくてもいいんだけどこの紙によぉ轟沈と伝えられた仲間の名前を書いてくれ。」

鳳翔「轟沈してしまった皆さんのこと、ですか...」

暁斗「実は上から頼まれてんだよ。阿島が虚偽の報告をしてないかってことで」

長門「うぅむ...」

暁斗「すぐには決めなくていいからな。話は以上だ」

響「私は戻るね」ガチャリ

時雨「僕も」

暁斗「ばいならー」

長門「提督、その紙くれないか?私が部屋で全部書いてから渡す形になるが...」

暁斗「構わないぞ、ほれ」ピラッ

長門「確かに受けとった。それでは私はこれで失礼する」ガチャリ

暁斗「頼んだぜー」

鳳翔「...」

 

ヤバい、鳳翔って奴だけ残っちゃった...

なんかきまずぅい...

 

鳳翔「あの...」

暁斗「ん?」

鳳翔「提督とそちらの女性の憲兵さん、なぜ自己紹介の時に偽名を?」

暁斗「ほわっつ?」

 

な、なぜだァ!何故バレているゥ!!

 

鳳翔「成登提督のお子さんでしょう?」

暁斗「ダレデスカソノヒトー」

未来「ソンナヒトシラナイナー」

鳳翔「1度会ったことがありますよ?提督がまだ3歳の時ですけれど」

 

そんな頃のことを覚えてっかよ...

そもそも俺が身体を使い始める前だろ?

なら俺は知らねぇで当たり前だ(納得)

 

暁斗「はぁ...着任2日目で1人にバレたか...」

未来「1度会っちゃってるなら仕方ないよー」

鳳翔「ふふっ...あ提督、机の引き出しの1つは二重底になっていて成登提督がまとめた鎮守府運営の仕方という資料が入っています。ぜひお読みになってください。成登提督は貴方がいずれ着任すると踏んで書いたみたいですので」

 

未来予知能力でも持ってんのかよ...

 

暁斗「分かった。後で読むことにするよ」

鳳翔「では私もこれで...」ガチャリ

暁斗「この後はみんな自由行動でヨシ!」

鳴山「とは言っても憲兵として見回りとかしなきゃならないからな〜...」

瀬戸雪「もしかして憲兵は提督業よりツラい??」

フリーボーン「そうだよ(経験者は語る)」

暁斗「そうか頑張れ」(鬼畜さS+)

未来「また後でね〜!」ガチャリ

鳴山「じゃあ先輩戦闘どうぞ」ガチャリ

フリーボーン「いやいや、隊長が先頭で」ガチャリ

瀬戸雪「はぁ...」ガチャリ

 

憲兵組は仕事に行ったな...

クーパーは自由行動させるとして...

 

暁斗「クーパーは自由行動、川田は俺と鎮守府運営の仕方の資料を読むぞ」

クーパー「自由行動つっても...まぁいいや」ガチャリ

川田「どの引き出しだ...?」ゴソゴソ

暁斗「ゴソゴソ パコッ ビンゴ!」(300枚はありそうな量の資料)

川田「...厚すぎね?」

暁斗「それでも読むしかねぇんだよい」

川田「そうだがよ...」

暁斗「さてと読むか ヒラヒラ パサッ あん?なんだこりゃ」カサッ

川田「紙切れ?」

暁斗「どれとれ...」

 

[たすけてしれぇ]

 

暁斗「ヒュッ...」

川田「なんて書いてあんだ?」

暁斗「なんでもない、だからこれを絶対みるな」

川田「お、おう...」

 

俺の今日の仕事がらさらに増えたな...

今日翔鶴、瑞鶴に雪風の事を聞かなきゃならねぇ...!!

待ってろ雪風、必ず救ってみせるからな





暁斗の鼓膜が破れかけた朝礼となりましたね...
武蔵は...まぁ引きこもり生活ですね
鳳翔さんに一瞬でバレた暁斗と未来
15年経っているのに似ているだけでよく分かったなーと思ってしまうのは気のせいかな?
最後にアンケートを取りたいと思います
今の更新ペースが約一週間に一回程なのですがもう少し早くあげて欲しいか変わらずのペースで良い、というアンケートを取ります

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腹が減ってはウンダラカンダラ

アンケートの結果そのままが4票、もう少しはやくが5票となったため次回からの投稿は早く出せるようにやっていきたいと思います。投票してくださった皆様ありがとうございました!
UAが7500を超えました!いつも見てくださっている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです...

第28話どうぞ!


 

(それから暫くして)

 

川田「あったま痛え...」

暁斗「読み終わってもよく分からん...」

川田「逆にわかったらこえぇよ...」

暁斗「あ、確かに」

川田「今は...1250か」

暁斗「飯飯!」

川田「...食堂って開いてんのか?」

暁斗「存在はしてるらしい」

川田「場所は?」

暁斗「えーと...2階だってよ」

川田「2階つっても...」

暁斗「広いよなぁ」

 

実を言うと想像していた40倍は鎮守府が大きかった

更には敷地も広大...見回りとか一日じゃ絶対終わらん

鎮守府の地図は写メ撮ってデータとして登録しといたからヘルメットで確認できる

ただ、一回一回ヘルメット被るのはダルすぎるから小型デバイスを作って確認できるようにしたい...

え?スマホがあるじゃないかって?開くことすらめんどくさいって事だ()

 

川田「まぁ2階ぶらぶらしてたら見つかるよな」

暁斗「そうやな」ガチャリ

 

(3階廊下)

 

暁斗「Left or Right?(左か右かどっちにする?)

川田「Light!」

暁斗「勇者一行(2名)は食堂探しの旅に出た」スタスタ

川田「馬鹿なこと言わずに黙って歩きやがれ」スタスタ

暁斗「暁斗は5のダメージ(精神攻撃)を受けた」スタスタ

川田「はぁ...」スタスタ

 

ため息ひとつで締めやがったよこいつ

 

暁斗「スタスタ おっ、ここか」

川田「...なぁ今の時間はちょうどみんな昼食食ってるような時間だよな?」

暁斗「料理の匂いがしねぇ?」

川田「...」

暁斗「止まってちゃ進まん、入るぞ」スタスタ

川田「お、おう...」スタスタ

 

次の瞬間、俺たちはとてつもない衝撃を受けた

 

天龍「間宮さん補給お願いできるか?」

間宮「ええ...はいどうぞ」カチャ

天龍「サンキューな」

暁斗「...」

川田「...」

 

文字通り言葉が出なかった

それは自分たちが知っている『食事』というものとはかけ離れていたからだ

 

暁斗「なぁ川田、あのトレーにのってたものってよ」

川田「...弾薬と燃料、だな」

暁斗「燃料は昔飲んだことがある、だが弾薬なんてどう食べると言うんだ?」

川田「お前、燃料なんていつ飲んだんだ」

暁斗「ミリシアの訓練兵の時に戦場へ早期投入された時だ。あの時はどう生き延びるかで精一杯で戦闘なんてしていられなかった」

川田「...燃料ってよ、美味いのか?」

暁斗「生き延びるために飲もうと思えない代物だ。薬物漬けのプラウラーを食ったことがあるならいけるぞ」

川田「チッ...」

暁斗「俺は燃料飲んで帰ろうかねぇ」

加賀「何を馬鹿なことを言ってるのかしらね...」

川田「いつの間にっ!?」

 

ガヤガヤ ピタッ シーン

 

間宮「...あなた方は新しく着任した提督と副提督でしょうか?」

暁斗「そうだ」

間宮「ここにはあなた達の食べるものなどありません。どうぞお引き取りください」

暁斗「あっそ、なら燃料だけくれ。さっき頭使ったせいで脳みその潤滑油がないんでな」

間宮「飲めるものならどうぞ」ドンッ(1.5L程の燃料)

 

これがジュースだったら糖分の摂りすぎだっただろうな...

 

暁斗「スッ いただきます グビッグビッ」

全員「「なっ!?!?」」

暁斗「グビッグビッグビッグビッグビッ」

川田「イッキかぁ」

天龍「な、何やってんだよお前!い、今すぐ吐き出せっ!」

暁斗「グビッ...生憎と飲み終わったんでな」ドンッ!!

間宮「アッケ」

暁斗「ふぅ...そういえばここにはいないようだな...加賀、後で五航戦二人に執務室に来るように言って欲しい」

加賀「え、ええ...」

暁斗「ご馳走様。川田、行くぞ」クルッ スタスタ

川田「あ、おい!」スタタッ

間宮「一体何なのあの人は...!?」

天龍「なんだろうな...」

加賀「言えることがあるとしたら私よりも強いということかしら?」

間宮「アングリ...」

 

(2階廊下)

 

川田「お前大丈夫かよ!?」

暁斗「燃料なんて久しぶりに飲んだからな、やばいかもしれない」

 

現時点で!既に!!腹が崩壊しそうだからな!!!(吐血)

 





腹痛オチで終わらせるのが好きなのかもしれない...
燃料を飲んだことがあるという暁斗は無人島生活しても何不自由なく過ごせるような気がします
いつか暁斗はヘルメットの小型化に成功するかも...?

誤字脱字あればご報告お願い致します


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重要な証言


UAが8000を超えました!本当にありがとうございます...!
実は最近この小説を一話から見直して見たのですが10話の伊勢のセリフがすごく堅くて「あれ...伊勢ってこんな感じだっけ...?」となってしまいましたw

少し長くなりましたが第29話どうぞ!


 

川田「なんか段々と顔色が悪くなってないか?」

暁斗「大丈夫だ、問題ない」(目の焦点が合ってない)

川田「...医務室、行ってこいよ」

暁斗「面倒くさァい!」

川田「お前が体調不良でダウンした方が面倒くさいわ!」

暁斗「具体的にはどう面倒くさいんだ?」

川田「え?うーむ........」

川田「お前居なくていいわ」

暁斗「ヒドゥイ!?」

川田「そろそろ来るな、俺は一回退室するわ」ガチャリ

暁斗「ばいならー」

 

(数分後)

 

コンコンッ

 

暁斗「どうぞ〜」

翔鶴「失礼します」ガチャ

瑞鶴「提督さん、なんだか顔色が良くない気が...」

暁斗「気にするな!」

翔鶴「先程食堂で皆さんがザワザワしていたのと関係が?」

暁斗「まぁ少しはあると思う」

瑞鶴「何かしでかしたの?」

暁斗「ただ燃料飲んだだけ」

翔鶴・瑞鶴「「...へっ??」」

 

随分とお綺麗な素っ頓狂な声だこと

 

翔鶴「そ、それは本当ですか提督!?」

瑞鶴「燃料のんだって、よく生きてられるわね!?」

暁斗「死には、しないんだぜ?」(良イ子モ悪イ子モ真似シナイデネ)

瑞鶴「はぁ〜...ところで話ってなに?」

暁斗「あぁそうだったな。パプアニューギニアを奪還したときに一緒に居た雪風はどうなったんだ?一緒にここに転属となったのか?」

翔鶴「雪風ちゃん、ですか...はい確かに私たちと呉鎮守府へ転属となりました」

瑞鶴「でも...転属から1ヶ月くらいたったときかな...轟沈しちゃったって報告されたの」

暁斗「轟沈...?」

瑞鶴「うん、阿島提督がいうには随伴艦を庇って沈んだって」

「それは嘘の報告よ」

暁斗「?誰だ」

加賀「私よ」

暁斗「加賀か、何か用か?」

加賀「いえ?何の用もありません」

暁斗「じゃなんでここに?」

加賀「提督が五航戦二人に手を出さないか監視をしていただけです」

 

俺ってそんなやつに見えるのか...

すごーく悲しいよ!!

 

暁斗「...で、嘘の報告って?」

加賀「雪風さんが轟沈した任務には私もいました。ですが、最初から艦隊に雪風さんの姿はありませんでした」

暁斗「てことは...」

加賀「はい、雪風さんは轟沈していません。おそらく阿島提督によって売られた可能性があります」

暁斗「買取相手に心当たりは?」

加賀「おそらく呉市の市長かと」

暁斗「ふむ...」

 

ジリリリリリンッ!

 

暁斗「ガチャリ こちら呉鎮守府執務室」

???『執務室に提督殿はいらっしゃるか?』

暁斗「自分が提督でありますが?」

荒川『おぉ!貴方が新しい呉鎮守府の提督殿でしたか!私は呉市の市長を務めている荒川と言う者です』

暁斗「呉市市長の荒川さんですね...自分は島田暁斗少尉です」

加賀・翔鶴・瑞鶴「「「!?」」」

暁斗「今回は何用で電話を?」

荒川『午後三時に提督殿と話ができないものかと...』

暁斗「分かりました...今日の午後三時に予定は入っていないので大丈夫です」

荒川『あぁ良かった...それでは午後三時にそちらへお伺いします』

暁斗「はい、お待ちしております」

荒川『それでは...』ガチャッ!

 

ツーツーツー

 

暁斗「...加賀、放送機器ってどこにある?」

加賀「放送機器?確かこの棚の奥に...あったわ。けれど埃まみれね...」

暁斗「今は使えればそれでいい」カチッ

暁斗『あーあーマイクチェックワン・ツー...よし。呉鎮守府にいる者総員に告ぐ!たった今、呉市の市長から電話があり、午後の三時から面会することとなった。この間艦娘全員は戦艦や空母、重巡の部屋にいるように!戦艦、空母、重巡には軽巡以下の艦娘を見ていてもらうことになる。そして部屋からは1歩も出てはいけないこととする!今回このようなことをするのは皆の安全を考えての策だ。この後、戦艦、空母、重巡、副提督、憲兵隊全員とクーパーは執務室にくるように。異論などは認めない!絶対にだ!!』プツッ!

 

いま、さらなる被害が出ないようにできることはこれだけだ...

 

瑞鶴「て、提督さん...なんでみんなの行動を制限したの...?」

暁斗「その理由か...市長が来るとなると必ずボディーガードみたいな付き人が来るだろ?そいつらがバラバラになって行動して艦娘をかっさらえないようにするためさ」

加賀「その可能性は...無きにしも非ず、ね...」

暁斗「執務室に集合対象が全員来た時、詳しい対策を発表する」

翔鶴「提督、その対策には意見を出すことは...」

暁斗「可能だ、なんなら意見してくれ。その方がより良い対策を錬れる」

瑞鶴「そうね...」

暁斗「荒川とかいう野郎、自分で地獄に片足を突っ込んだことを後悔させてやる...!!」

 





市長がノコノコと死ぬ未来しかない道に歩み始めましたね...
市長について
名前 荒川太一
好きなこと 豪遊すること
前任(阿島提督)と裏の売買をやってた人。阿島の好きな危ないお薬は荒川が売ったもので阿島から鋼材などの資材や艦娘が売られてきた


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作戦会議


メリークソスマス!!
皆さんクリスマスをいかがお過ごしでしょうか?
主はクリぼっちを堪能してます!
クロちゃんでも彼女ができたのに彼女のいない自分って...

ま、まぁそんなことは置いておいて
第30話どうぞ!


 

暁斗「これで全員か?」

長門「戦艦は私と金剛型全艦、あとは武蔵だが...」

暁斗「まぁ来ないだろうな」

妙高「重巡は妙高型が全艦、高雄型の摩耶さんと最上型の最上さんです」

加賀「空母は私と五航戦の2人。鳳翔さんや瑞鳳さん、龍驤さんなどの軽空母が集まりました」

暁斗「ん、了解」

 

トビラ バァーンッ!!

 

暁斗「ファッ!?」

武蔵「この武蔵も混ぜてくれないか?」

暁斗「...マジで?」

武蔵「あぁ」

金剛「Wow...」

比叡「む、武蔵さんが...」

榛名「部屋から出て...」

霧島「提督と話してる!?」

艦娘全員「「なんで!?どうして!?」」

 

部屋から出てないってガチか...

 

 

武蔵「...提督は私の姿で興奮しないのか?」

暁斗「しない」キッパリ

武蔵「ふむ...」

川田「おい、はやく話を始めろ。時間がねぇんだろ」

暁斗「そうだな...改めて言うが今日の午後三時、まぁ1500からだな。呉市の市長の荒川とかいうやつがくる。こいつが何か企ててたら困るから全艦娘は集団で部屋に待機してもらう」

霧島「提督、質問よろしいでしょうか?」

 

早速質問が出てきたな

 

暁斗「どーぞ」

霧島「私たちに危害が加わる可能性は?」

暁斗「しっかりと部屋で待機してくれれば殆ど危害が加わることは無いだろう」

霧島「なるほど、ありがとうございました」

暁斗「話を戻す。憲兵隊はその間鎮守府内、特に艦娘寮の見回りを徹底してくれ。クーパー、憲兵隊と同じように見回りを頼む」

クーパー「了解」

暁斗「もし、部屋に強行突破で侵入しようとしてきた場合はぶん殴れ、憲兵隊は見つけ次第拘束」

鳴山「おk。拘束したらどこ持ってけばいい?」

暁斗「執務室に持ってきてくれて構わん。その時は市長に厳重注意をしとく」

妙高「提督、質問よろしいでしょうか」

暁斗「あぁどうぞ」

妙高「なぜそのまま逮捕するのではなく厳重注意なのでしょう?」

 

そこに触れてきたか...

 

暁斗「...話さない方がいいと思ったが...言ってしまうか。呉市市長の荒川は雪風を阿島から買い、家に置いている可能性がある」

全員「「!?」」

暁斗「雪風は必ず助け出す。だがここで捕まえても雪風が帰ってくる可能性は低い」

比叡「そ、それはどうしてですか?」

暁斗「荒川の部下が雪風を連れて国外などへ逃げる可能性がある。だから夜に荒川の自宅に侵入し、雪風を奪還しようと考えている」

加賀「恐らくそれが...」

暁斗「あぁ、成功率が1番高い方法だ」

川田「...なぁ暁斗」

暁斗「?」

川田「市長がウチに来てる間、俺が面会してそのうちにお前が奪還するのは無理なのか?」

暁斗「できなくは無い。だが俺が予定は無いと言ったばかりにそれは難しいかもしれん」

鳴山「『敵艦隊が鎮守府に接近しているために戦闘指揮をとっている』って言えばいけるんじゃないか?」

暁斗「...いいなそれ」

川田「ただそうなると市長を鎮守府のどこかで待機させ続けないとな」

暁斗「帰りそうになったら美味しい話でも持ちかけて居させ続けろ」

 

順調に進んでいるな...

下手なミスさえしなけりゃ成功する

もしミスったらクビが飛ぶ、物理的にな

 

武蔵「なぁ提督よ」

暁斗「なんだ」

武蔵「敵艦隊が来てるとするには艦隊を出撃させなきゃダメだが...どうするんだ?」

暁斗「そうだな...第六駆逐隊に長門、瑞鶴の編成での出撃はどうだ?」

加賀「嘘の出撃なのになぜ長門さんと五航戦の生意気な方を?」

瑞鶴「誰が生意気ですって!?」

加賀「あら、本当の事じゃない」

瑞鶴「大口叩きやがって...!」

暁斗「喧嘩するなら他所でやれ!このままここで喧嘩するなら力ずくで仲裁してやろうか!」

加賀・瑞鶴「「ごめんなさい」」

暁斗「ったく...瑞鶴と長門を入れるのは何故か、だったか。理由としては本当に敵がいたら困るからな、保険としてだ」

加賀「なるほど」

暁斗「そういや俺の零戦は直ったのか?」

翔鶴「はい、今朝の工廠妖精さんが一瞬にして...」

 

海面に突っ込んでボロボロになった零戦を一瞬って...

 

暁斗「...直ってるならいいや。烈風を出撃艦隊の護衛機としてつかせる。いいよな?烈風の妖精」

妖精「いいですよ」

暁斗「零戦は俺が持ってく」

加賀「零戦が雪風さんを救出するのに必要なんですか?」

暁斗「いや、そうじゃない。零戦と烈風を置きっぱにしたら嫌な予感がする。ただそれだけ」

金剛「まぁ、提督の好きなようにすればいいデスヨー」

暁斗「長門、1430には出撃できるようにしておいてくれ」

長門「承知した」

鳴山「暁斗、スローガンとか掲げなくていいのか?」

 

スローガンかぁ...

あまりそういうのを考えるのは苦手なんだが...

 

暁斗「うーむ...今回の作戦にスローガンを掲げるとしたら...『Risk one's life to save(命を懸けて助ける)』だな」

川田「へぇ、いいスローガンじゃねぇか」

金剛「提督は英語が上手ですネ?」

榛名「金剛お姉様、提督はなんと言ったのですか?」

金剛「命を懸けて助けるって言ったんですヨ」

足柄「カッコイイこと言ったって失敗したらねぇ?」

暁斗「失敗?俺の辞書に失敗なんて言葉はな無い。必ず成功する」

摩耶「おいおい、提督さんよォ人はそれを慢心なんて言うんじゃねぇか?」

暁斗「失敗を恐れていたら何も出来ない。大切なのは必ず成功すると信じて任務を遂行することだ」

摩耶「へぇ...ごもっともで」

 

なんだろう、すっげぇムカつく

 

鳴山「憲兵隊!とは言っても5人だけだが...全員警戒を怠らず見回るように!!」

憲兵隊全員「「了解!!」」

暁斗「川田、あとは頼む」

川田「出撃までおまえはなにしてるんだ?」

暁斗「愛機の中でずっと待機するだけだ」

川田「了解」

暁斗「なぁ、スプレー缶ってある?」

川田「スプレー缶?ほれ」

暁斗「サンキュー。じゃ、行ってくる」ガチャ

鳴山「憲兵隊も行くぞ!」ガチャ

未来「体力がないと死んじゃうよ〜!」

瀬戸雪(1700mを走りきった女の子が何言ってるんだか...)

 

[現在時刻1340 荒川訪問まで残り1時間20分]

 





次回で戦闘シーンが入れられる!とおもいます
ここ最近は戦闘とはおさらばだったので上手くかけるように頑張ります

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順調に進んでいた作戦


あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
そしてお気に入りが50人に達しました、いつもご愛読ありがとうございます!
今回更新が遅れたのは塾に縛られまくって書く暇がなかったのです...
本当に申し訳ありません...

第31話どうぞ!

追記:ケイン印の治療薬ではなくリヒター印の治療薬でした。すいません...


 

(格納庫)

 

暁斗「まずは出さないとな」ズゴゴゴゴッ

ミカ「いやいや1人でやる人がいますか!?」

暁斗「お前の目の前に居るぞ」

ミカ「はぁ...専属の整備妖精がついてくれるので今度からはその子たちにやらせてあげてください」

暁斗「俺の手伝いしてくれればそれでいい。全部任せるのは絶ッ対に嫌だ」

ミカ「そこまでやらせたくない理由が?」

暁斗「あるに決まってんだろ。よし、外に出せた」

 

ザッザッ

 

天龍「お、提督じゃねぇか。何してんだ?」

暁斗「おめぇこそ何してんだ、部屋に居ろと言ったはずだが?」

天龍「へっ、この俺が正直に言うことを聞くと思うか?」

暁斗「聞かないな、うん」

天龍「で?何してんだ」

暁斗「出撃前にデカールつけようとしてんだよ」

ミカ「機体を汚す気ですか!?」

暁斗「汚さねぇわ!」

ミカ「デカールなんて敵に殺せと言わんばかりに目立つのに!」

暁斗「俺は死を懇願しねぇ!」

ミカ「ならデカールなんてつけないでください!」

暁斗「いーや!つけるね!!例えつけたとしても俺は落とされない!」

天龍「ちょっと待った!お前らヒートアップしすぎだ!」

暁斗「むっ」

ミカ「う...」

天龍「1度話を整理した方がいいんじゃねぇか?」

 

確かにこのまま行けば話はずっと平行線だ

こんなことで時間をとられたくないぞ...

 

天龍「提督はデカールをつけたい。つけたとしても殺られることは無いって言いたいんだろ?」

暁斗「そうだ」

天龍「妖精さんの言いたいことはデカールをつければ機体が目立ち、殺られるって言いたいんだろ?」

ミカ「そうです!」

天龍「うーん...つけるデカールの大きさにもよるんじゃねぇか?大きすぎれば目立つ。だが小さければそんなに目立たないと思うぞ」

暁斗「あ〜いいっすねぇ」

ミカ「どんなデカールをつけようとしてるんですか?」

暁斗「これ」(SRSの青いプラウラーのマーク)

ミカ「うわぁ...!」

天龍「なかなかイカしたデザインしてんじゃねぇか」

暁斗「考えたのは俺じゃ無いけどな」

 

かと言って知ってる訳でもなし...

 

ミカ「か、かっこいい...」

暁斗「もしかして良い感じ?」

ミカ「こ、これならかっこいいし...いいですよ!」

暁斗「 や っ た ぜ 」

天龍「良かったな!」

暁斗「さ〜て早速取り掛かりますかね...」

「動くな!」

暁斗「あ"?」

???「貴様はここの提督だな?この後に荒川様との面会があるはずだが何している?」

暁斗「その前に、名を名乗ってもらっても?」

徳山「俺は徳山賢一、荒川様の元で働いている者だ」

暁斗「へぇ...なぜ、荒川殿ではなく徳山殿が先にここへ?」

徳山「荒川様から鎮守府の偵察に行ってこいと言われたからだ」

 

電話で荒川を警戒させるようなことは言っていないはずだ

つまり誰かが荒川に情報を渡したことになる...

でも誰が?

艦娘達は自分たちを苦しめるようなことはしないはずだ

つまり人間がやったことになる...

しかし、この鎮守府にいる人間にそんなことをする輩は居ない...

まさかケインが居た時の憲兵とかの生き残りがいるのか?

今こんなことを考えても無駄だな...

 

徳山「もう一度聞こう、何をしている?そしてこれから何をするつもりだ?」

暁斗「なんでも深海棲艦を発見したという通報がありましてね。現場で直接指揮を取ろうと思っていたんですよ」

徳山「し、深海棲艦が来てるだって!?そ、そんなこと聞かされていないぞ!」

暁斗「えぇ、伝えてないですよ」

徳山「荒川様を危険に晒す気か!?」

暁斗「それに関してはご心配なく。急遽ではありますが、第一艦隊を編成して出撃させるので荒川殿に危険が及ぶことは無いでしょう」

徳山「そ、そうか...少し待っていてくれ」プルルルッ

 

電話をかけ始めたぞ...?

 

徳山「荒川様、呉鎮守府の件でお伝えしたいことが...え?な、なんですって!?は、はい!分かりました!」プツッ

暁斗「?」

徳山「貴様ァ!私を騙していたのか!」

暁斗「は?なんのことで?」

徳山「深海棲艦の事だ!すべてでっち上げらしいなぁ!!」

暁斗「はぁ...?」

徳山「阿島前提督殿の元で働いていた者からの証言があるぞ!なんでも阿島前提督を殺害したのも貴様らしいじゃないか!!」

暁斗「は?前任を殺害した?私がですか?」

徳山「お前以外に誰がいる!!」

暁斗「私は前任の顔すら知らないんですがねぇ...(1420...もう時間がねぇ!)」

徳山「そんなことはどうでもいい!これから荒川様が手配した憲兵隊がくる!それまで大人しく待っているんだな!」

暁斗「ごちゃごちゃうるせぇよ!!!」ドスッ!!

徳山「ゲウッ!?!?」ドサッ!

暁斗「手錠をかけさせてもらうぞ」カチャン

徳山「な、なぜ手錠を!?」

暁斗「その方が色々と楽なんでな。足にもかけさせてもらうぞ」カチャン

徳山「貴様ッ!こんなことしてただで済むと思うなよ!!」

暁斗「ほざけ...さて、どこに幽閉しようか」

 

まだ執務室には持ってけないしな...

 

暁斗「天龍!ドラム缶はどこにある?」

天龍「えっ?あ、そ、そこにあるぞ」

暁斗「...怖がらせたようですまないな。」

天龍「な!?怖がってねぇし!」

暁斗「そうかよ...口にガムテープ貼っつけてと」ビリリッ

徳山「んー!!んんーー!?」

暁斗「ドラム缶へポーンッ!」

徳山「ん"!?」

暁斗「蓋は固く閉めてと...よし完成」

ナキ「なんだか手馴れてますねぇ...」

暁斗「気にすんな。あいつの持ってた無線機は...あった ガガッ 」

荒川『徳山!どうした!!はやく応答しないか!!』

暁斗「荒川殿、そんなに怒鳴り散らかしてどうしたのですか?」

荒川『な、なぜ提督殿が出てくるんだ!?』

暁斗「荒川殿、私の言いたいことは1つです。買った艦娘を返してくれれば貴方は痛い目を見ずに済みます。ですから大人しく艦娘を返してください」

荒川『な、何を言い出すかと思ったら私の艦娘を手放せだと!?図々しすぎるじゃないですかね!?』

 

もう優しいしゃべり方はやめだ

 

暁斗「はぁ...あのなぁそもそも艦娘を売買することがやばいことなんだよ分かるか?ちっぽけな脳みそでもわかるだろ?」

荒川『ちっぽけな脳みそだとっ!?』

暁斗「というかな、お前はこうやって話していれば時間稼ぎになって俺が捕まるか死亡するのを待ってんだろ?」

荒川『!?』

暁斗「お前のとこの憲兵なんて相手にならん!もっと強い奴、傭兵なんかを雇ってくるんだったな!!」ブツッ!

ナキ「どどど、どうするんですか!?」

暁斗「すぅ...全員よく聞け!!呉市市長の荒川に全てがバレていた!!これから荒川が要請した憲兵が来る!おそらく阿島の所で働いていたやつらもいるだろう!!もし部屋に入ってきた場合は副砲などをぶっぱなしていい!最後に!クーパーとシェーバー(川田)とフリーボーンはグラウンドに集まれ!!

天龍「こ、声でかすぎんだろ...」キーンッ

暁斗「天龍、お前もはやく部屋に戻るんだ」

天龍「お、おう。じゃあな!」スタタタタッ

暁斗「ミカ、零戦で上から援護射撃を頼む」

ミカ「え、えぇ!?難しいですよそんなこと!」

暁斗「信じて!」ダッ!

ミカ「い、行っちゃった...やるだけやってみようじゃないの!」ブロロロッ!!

 

(グラウンド)

 

暁斗「もうきてたか」

川田「まぁな」

クーパー「暁斗、どうするんだ?」

暁斗「まずは敵を殲滅する。タイタンを使ってもよし、だ」

フリーボーン「一応相手は憲兵だぞ?上から叱られるんじゃねぇか?」

暁斗「大丈夫だ。その憲兵全員を阿島の仲間として報告すればやっちまって問題ねぇ」

川田「なるほどな...」

暁斗「他になにかあるか?なければ各自タイタンを呼んで戦え」

クーパー「タイタンフォールスタンバイ!」シュボボボッ!

暁斗「そういやクーパー、BTってぶっ壊れたのか?」

クーパー「あぁ、アークのすぐ側で自爆して惑星タイフォンごと壊れたさ...」

暁斗「じゃあ今乗ってんのは...」

クーパー「新型のバンガード級タイタンさ。でもAIはBTのままだ」ドォンッ!

暁斗「データコアを摘出したのか?」

クーパー「いや、BTがヘルメットに自分のAIの一部を転送していたんだ。それでヘルメットからAIを移したのさ」

暁斗「頭がパンクしたわ。もっと分かりやすく」

クーパー「新しいタイタンのAIはBTだ。OK?」

暁斗「OK!」

クーパー「じゃあ俺はもう行く」

BT「パイロット操縦に移行」

 

俺も呼びますかね...

全タイタンを呼んで殺り残しのないようにしないとな

 

暁斗『全機、俺がタイタンフォールスタンバイと言ったら一斉におりてこい』

タイタンs『『了解』』

 

暁斗「タイタンフォールスタンバイ!」

 

ゴゴゴゴゴオオオォォォォォォォッ!!!!

 

あ、待ってこれ耳が死ぬやつ

 

ドオォォォォンッッッ!!!!

 

暁斗「ンアーッ!?!?!?」(淫夢な断末魔)

川田「キーンッ!!」

フリーボーン「キーンッ!!」

RV「パイロット、大丈夫ですか?」

暁斗「な、なんか、言ったか...?」

フリーボーン「こ、こいつ完全に耳が...!!」

川田「そういう俺達も結構...!!」

暁斗「リヒター印の治療薬...」グビッ

RV「パイロット、聞こえますか?」

暁斗「バッチリ聞こえる」

RV「なら良かったです。パイロット操縦に移行します」

暁斗「じゃあな2人とも」

フリーボーン「お、おう...」

 

敵の場所は割り出せるだろうか...

 

RV『パイロット、敵は玄関正面の門の前にいます。迎撃をよる大量キルを狙いましょう』

暁斗「おっ、そうだなぁ」

RV『推奨ロードアウトは『ローニン』です』

暁斗「んじゃローニンで」

RV『了解です』

暁斗「...」

 

バクヤクセット! ハナレロ!! フキトバスゾォ!!!

 

ボオオォォォォォンッッッッ!!!!

 

RV「交戦開始」ブォンッ!

 

ザシュザシュザシュ!!

 

憲兵1「な、なんだコイツは!」

憲兵2「タ、タイタンが何故ここに!?」

憲兵3「逃げろ!逃げろォ!!」

RV「レッドウォール発砲」チュドンチュドンッ!

憲兵s「「ギャッ!...」」

憲兵4「数で押せェ!!ゴリ押すんだ!!」

憲兵5「突撃ィー!!」ダダダッ

憲兵6「俺たちに続けェー!!」ダダダッ

RV『パイロット敵の人数優位により押されています』

暁斗「さすがにここまで来るとは思わなんだ...」

RV『シェーバー中尉、フリーボーン中尉に救援要請』

暁斗「コア発動」

RV『了解、ソードコアオンライン』ビリビリッ!

憲兵7「散らばれー!!」ダダダッ

暁斗「RV、ガードモードで入ってくる敵を倒せ。そのおこぼれを俺が殺る」

RV『了解、ご武運をパイロット』

暁斗『ナキ、聞こえるか?』

ナキ『はい、聞こえますよ』

暁斗『鎮守府玄関前の門に敵がいる。援護射撃してくれると助かる』

ナキ『分かりました。すぐ向かいます!』

 

暁斗「R-201しか持ってねぇや」パパパパパッ!

憲兵8「ぐぁう!」ドサッ

暁斗「まだまだァ!」パパパパパッ! パパッ! パパパパパッ!!

憲兵4・5・6「「「ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!」」」ドサッ

川田「支援しに来たぞ!」チュドドドドッ!

憲兵7「うおぉぉぉッ!......」ドサッ

暁斗「フラットライン持ってんのかお前。それ永久に貸して」パパパパパッ!

川田「ダメです(ヤーマン)」チュドドドドッ!

暁斗「頭にきますよ」パパパパパッ!

 

ブゥーン!!

 

ミカ『支援に来ました!』ズダダダダダッ!!

憲兵9・10・11・12「「「「ゴパッ!?.....」」」」ドサリ

暁斗「ナァイス!」パパパパパッ!

RV「ガション」

憲兵4人「「「「ウワアァァァ!」」」」プチッ ゴシャッ!

暁斗「Wow…」

 

(1時間後)

 

RV「周囲の安全を確保」

暁斗「全然敵の数を確認してなかったが...何人いた?」

RV「私がセンサーで確認できた数では530人です」

川田「全員で530人以上殺ったってことか」

暁斗「ぬわ〜ん疲れたモーン」

川田「何言ってんだ?お前はこれからやることあんだろ行けや」

暁斗「ヒドゥイ!?」

 

まぁ確かにそうだなぁ...はやく荒川を家に凸って雪風を取り返す!他の艦娘達も居たら救わないと...

川田、お前の給料は絶対カットしてやるからなァ!!

 





川田、給料カットの危機...!

攻めてきた憲兵達のほとんどはRVに切られるか撃たれるか潰されて死にました
暁斗は20人、川田は13人、ナキは6人と言う感じです
つまりRVは少なくとも491人殺りましたね
まぁタイタンだしおかしくない...ですよね?

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任務の最大の山場


ヤバい1週間遅れてしまった...!!
本当にごめんなさい...
しかも今回7000千字を超えています...

ちなみに今回久しぶりに登場するキャラがいます
どうぞお楽しみに...
第32話どうぞ!


 

暁斗『ミカ、できる限り低空飛行しながら俺の上を通ってくれ』

ミカ『ここで、ですか!?』(鎮守府の門の近く)

暁斗『しょうがないさ』

ミカ『もうっ!無茶ぶりばかり!!』

 

(数分後)

 

暁斗「結構スレッスレで来てる」

川田「お前がそうやって頼んでたろ」

暁斗「低すぎて急上昇しても門にぶつかっちゃうぜ」

川田「そこは...ほら、お前のとこの天使から新しい能力貰ってどうにかすればいいじゃん」

暁斗「あいつケチケチオババだから」

 

ナキ『誰がケチケチオババですって?』

暁斗『ひえっ』

ナキ『そのままお願いしてきたら新しい能力をあげること、考えてあげたのになぁ〜』

暁斗『前言撤回するんで能力ください』

ナキ『撤回してもどうしようもないですよ』

暁斗『すいませんでした心の底から反省してるんで能力ください』

ナキ『ダメです(ヤーマン)』

暁斗『頭にきますよ!』

ナキ『ま、私の心は寛大なので許してあげましょう』

暁斗『イラァ』

ナキ『で?どんな能力が欲しいんですか?』

暁斗『飛来神の術が使えるようになりたい』

ナキ『能力じゃなくて術!?それならチャクラを練ればいいじゃないですか』

暁斗『そんなもんねぇーわ!』

ナキ『じゃあチャクラと練り方の方法の知識とマーキングの仕方、移動す方法を教えてあげます』

暁斗『あ、情報は全部ヘルメットに転送しといてくれ。時間が無いんでな』

ナキ『あっはい』

 

川田「長い長いお話は終わったか?」

暁斗「あぁ終わった」チャラン(クナイ構え)

川田「そのクナイに書いてある文字はなんて書いてんだ?」

暁斗「忍愛之剣って書いてある。これは飛ぶ時に必要なマーキングだ」

川田「はへぇ〜」

 

ブゥーン!

 

暁斗「そろそろ来るな...クナイを市街地上空方面に...そぉいっ!」ビュンッ!

川田「遥か彼方へ飛んで行った...」

暁斗「ま〜...そんな遠くへは行かんしょ」

川田「零戦との距離850m」

暁斗「グラップルで飛び移ってくる」パシュッ!

川田「この距離じゃ刺さんねぇだろ」

暁斗「あと6秒あれば刺さるさ」

川田「うっそだろおい」

暁斗「...今っ!」ガキッ!

川田「( '-' )」

暁斗「ばいなら〜」ビュンッ!

川田「...はぁ」

 

ビュオォォォォッ!

 

風が気持ちいい...戦闘以外でグラップルを使うと戦闘時には気づかないこんなクソみたいなことも感じれるんだな

 

暁斗「...やっぱり平和が1番か...まぁ、これからすることは平和とは程遠いいことだけどな」ガシッ! ググッ

ミカ「荒い乗り込み方しないでください!」

暁斗「すまんすまん」ドサッ

ミカ「で...門に突撃しそうですけど」

暁斗「解決策はある、飛来神の術!」シュンッ!

ミカ「わっ!?」シュンッ

 

(???市上空)

 

暁斗「...ここどこ?」

ミカ「知りませんよ!?」

 

RV『パイロット、あなたの居る場所は尾道市の上空です』

 

 

 

 

 

 

はっ??

 

暁斗「...ここが尾道市??」

ミカ「ゑ?」

暁斗「...荒川の家ってどこにあるんだっけ?」

 

RV『呉市です』

 

暁斗「Holy shit...」

ミカ「?」

暁斗「今から呉まで戻らにゃいけんのか!?」

ミカ「えぇ!?」

暁斗「こうなりゃ呉市の方向にクナイを...でりゃあァァァ!!」シュパッ!

ミカ「( Д ) ⊙ ⊙」

暁斗「1秒経過...2秒経過...3秒経過.....今だ!飛来神の術!」シュンッ!

 

(呉市市街地上空)

 

暁斗「よしここは...?」

ミカ「南方向に鎮守府っぽい建物ありますし呉市だと思いますよ」

暁斗「└( ・´ー・`)┘」

 

RV『パイロット、荒川太一の自宅に生命反応はありません。荒川は逃走しています』

暁斗『はぁ!?どこに向かってんのよもおぉ...!』

RV『ノーススターからの情報が正しければ駅に向かっているかと』

暁斗『はぁ、ノーススターには追尾を続けろと伝えておいてくれ。俺は駅へ行く』

RV『了解、ご武運を』

 

ミカ「もしかして降りるんですか?」

暁斗「あぁ、荒川が逃走してるらしく、駅で電車に乗って県外に行くかもな」

ミカ「逃走て...腰抜けですねぇ」

暁斗「さて、降りるか」ガラガラ

ミカ「その服装で行ってもバレるんじゃ?」

暁斗「......ユ○クロでぱぱっと揃えてくるわ」バッ

ミカ「お気をつけて〜!」

 

ビュオォォォォッ!!

 

...落下傘忘れた

どうしよ...(絶望)

 

RV『心配はいりません。ジャンプキットで落下に耐えられます』

暁斗『(.⊿.)アーベンリダネェ』

 

ウ、ウエカラヒトガー! キャーッ!! タイヘンダー!!

 

暁斗「ほっ」シュタッ

市民達「「( Д ) ⊙ ⊙」」

暁斗「すいません、ユ○クロってどこにありますか?」

市民「こ、この道を真っ直ぐに300mほど進んだ先に...」

暁斗「ありがとうございます」ダッ!

 

12秒で着くな

 

(12秒後)

 

暁斗「ここか」テクテク

 

RV『パイロット、怪しまれないような服装を推奨します』

暁斗『わかってらぁに...おっ、この服いいなぁ』(めちゃめちゃ変な絵が描いてある服)

RV『...パイロットのセンスのなさを確認』

暁斗『あ"??』

 

(青年服購入中)

 

暁斗「着ていきたいので試着室を借りても?」

店員「えぇどうぞ〜」

暁斗「ありがとうございます」スタスタ ガチャ! バタン

 

ふぅ...この服装なら怪しまれんわ(街中を歩いてる若者が着てそうな服装)

小さいバックと本を持ったらただの乗客にしか見えんやろ

 

RV『パイロットにアドバイスを出すことで疲れました...』

暁斗『それは、いい経験をしたな?RV』ケラケラ

RV『ウザいですよパイロット』

暁斗『おい待てそんな言葉どこで覚えた』

RV『私のボキャブラリーにはパイロットが使った言葉を全て記録しています』

暁斗『oh......』

RV『パイロット、そろそろ駅に向かわなければ荒川の乗る電車に間に合いません』

暁斗『乗る電車がわかってんのか?』

RV『券売機のデータをハッキングしておきました。東京行きの新幹線に乗ります』

暁斗『分かった。何時何分に出発予定だ?』

RV『予定時刻は1600』

暁斗『あと...25分か』

RV『迅速な行動を心がけてください、パイロット』

暁斗『へいへい。急いで行ってくるわ』ガチャ!

 

店員「ありがとうございました〜」

暁斗「よし、行くか」ダダダダダッ

 

(1555 呉駅)

 

暁斗「えーと...16時の東京行きはっと...あった」ピッ

券売機(ガガッ カサッ)

暁斗「もう来てるかもしんねぇしホームに行くか」タッタッタッタッ

 

ガヤガヤガヤ

 

暁斗「うぉ〜人でいっぱいだなぁ」

アナウンス『間もなく、東京行きののぞみが到着致します。必ず白い線の外側でお待ちいただきますようお願い致します』

暁斗「ん、来たか...」

 

シュゴオォォォォ...

 

暁斗「uuum...nice sound」ノリコミ

RV『パイロット、荒川の生命反応は2両後ろです』

暁斗『2両後ろは指定席ってやつだったはずだが...行けんのか?』

RV『さらに1つ後ろの4両目は自由席のはずなのでそこへ行くふりをすれば行けるでしょう』

暁斗『あーなるほど』

 

暁斗「後ろ、行くか」スクッ スタスタ

車掌「お客様、切符を拝見させてもらっても?」

暁斗「あぁ、どうぞ」スッ

車掌「ありがとうございます...確かに確認しました」パチッ

暁斗「ご苦労様です」スタスタ

 

車掌ってのも大変なんだなぁ...

あっちこっちを行き来してるんだもんなぁ...

 

暁斗「この後ろが自由席か」(バレないように声を変える)スタスタ

 

.....居たな、左の1番後ろの席だ

さて、どう雪風を回収しようか...

それにしてもこの車両...女の子を連れた男が少し多すぎるな

荒川の仲間だろうなぁ...

まさかの雪風以外にも艦娘がいるのか...中には普通の子供もいるじゃねぇか

しかしここで殺っても数の暴力で負けるかもな...

それに向こうは実質人質をとってるようなもんだ

下手に刺激すりゃ『どうなってもいいのか!』なんて言ってきそうだし

誰かを連れてくるべきだったな...

 

RV『パイロット戦力不足ですか?』

暁斗『あぁ、俺一人には無理だな。誰か来れそうなやつはいるか?』

RV『...パイロット、報告があります』

暁斗『?』

RV『今回の初期の作戦で出撃するはずだった艦隊ですが...』

暁斗『作戦がバレたから出撃はなしにしたやつか』

RV『はい。その艦隊の戦艦長門、正規空母瑞鶴、第六駆逐隊の4人の生命反応が鎮守府に存在しません』

暁斗『...つまり?』

RV『海域に出撃した可能性があります』

暁斗『トーンのソナー感知は?』

RV『すでにしていますが鎮守府近海に反応はなかったようです』

暁斗『...艤装は無いのか?』

RV『艤装については確認されていません。直ちに確認します』

 

俺の嫌な予感が当たってなきゃいいんだが...

 

RV『艤装は鎮守府にあります』

暁斗『RV、この新幹線のぞみの中にその6人の生命反応は?』

RV『.....生命反応あり。パイロット、戦力不足を補えるチャンスですよ』

暁斗『おいおい、戦力って言っても第六駆逐隊の奴らは子供だし瑞鶴は空母だし...長門なら戦力になるはずなんだが...』

RV『6人の位置はさらに1両後ろの5両目にいます』

暁斗『分かった』

 

荒川の野郎小刻みに震えてやがる

声かけてやろうかね

 

暁斗「あの、大丈夫ですか?小刻みに震えてるようですけど...」

荒川「へあっ、だ、大丈夫です...」

暁斗「そ、そうですか」スタスタ

荒川「カタカタカタ」

 

青鬼に出てくるたけしかな?いや、あいつはガタガタガタガタか

 

暁斗「ここか...長門!瑞鶴!いるんだろう!」

長門「な、なぜバレたんだ!?」

暁斗「こっちの情報網が凄すぎるから」

長門「うーむ?」

暁斗「そんなことはどうでもいい。お前ら、なぜここにいる?」

瑞鶴「えぇ〜と...雪風ちゃんを助けに...」

暁斗「俺は待機しろと言っていたはずだが?」

暁「えっと...」

暁斗「はぁ...」

電「ご、ごめんなさいなのです...」

長門「な、何でもする!だからこのことは許してくれ!」

暁斗「なんでもねぇ...ならよ、ちと協力して欲しいことがあんだよ」

響「協力...」

暁斗「あぁそうだ。実はなゴニョゴニョゴニョ....」

 

(2分後)

 

長門「す、すぐそこに雪風がいるのか!?」

暁斗「ばっ、声がでかい!」

長門「す、すまない...何故いると知っているのに助けないんだ?」

暁斗「荒川の野郎、他にも艦娘や女の子を買ってたらしくてな。それぞれ1人ずつに側近かついている。さて、もう言いたいことはわかるか?」

響「下手に乗り込めばほかの子達の命が危ないかもしれないってことだね?」

暁斗「そゆこと!だからさっき言った作戦で進めていきたいんだ」

瑞鶴「雪風ちゃん以外には何人いるの?」

暁斗「ざっと数えて6人かねぇ...さすがに俺1人じゃどうしようもねぇんだわ」

雷(絶対なんとかなると思うのだけれど...)

暁斗「まずは電車の電気系統を全て落としてくれ、それから俺は電車を通電不可にして動かないようにする」

長門「そして私ができるだけ〆ればいいんだな?」

暁斗「頼むぞ?それじゃあ作戦開始」バッ!(窓から外に出る)

暁「暁たちに任せればでんきけいとう?を落とすのなんて余裕よ!」

響「да(ダー)

雷「早く行きましょ!」

電「電の本気を見るのです!」

 

(その頃)

 

暁斗「...」

 

新幹線のスピード舐めてた

 

ビュオオオオォォォォォォォォッッッ!!!!!!!

 

風に持ってかれないようにするだけで精一杯だ...!

早く停めてくれないと死ぬぅ!!

 

シュゴオオオオォォォォ.....

 

暁斗「いまだ!」(新幹線に繋がってる線を全て切る)

 

ナ、ナンダ!? マックラダ!! コワイヨママー!!!!

 

暁斗「すまないなヨッコラセ」

 

(3両目の車両)

 

荒川「な、なんだ!一体何が起きてると言うんだ...!!」オロオロ

側近1「荒川様!落ち着いてください!」

側近2「電気系統がやられていて今完全に直すことは不可能だと!?」

荒川「きっと、あ、アイツが、す、すぐそこまで来ているんだァ!」

側近3「そんなわけがありません!この行動は極秘で行われているのですよ!?」

荒川「しかしこんなことが出来るのはアイツしか居ない!!」

側近4「新しく来たという呉鎮守府の新人提督か...!!」

 

ちっ、警戒態勢に入るまでが早すぎたな...

これじゃあ長門に突入の合図をだせねぇ...

 

側近5「なぁ」

側近6「なんだ?」

側近5「ケインが負けたらしいが...俺たちが勝てば昇格間違いなしだぜ?」

側近6「やめとけやめとけ、ケインにすら勝てない俺たちが戦っても無意味だ」

 

IMCパイロットか!

クソっ、予想外な野郎たちがいたもんだ...!!

 

荒川「鎮守府にに向かわせた憲兵隊達からの通信も途絶えた...!きっと全員殺されたんだ!」

側近1「おい、まだ連絡取れないのか?」

側近2「あぁ、誰も応答しない」

側近3「暫くはこの電車居座ることになるのか...」

側近4「ガキ共は?」

側近1「隅っこの席にに全員移動させた」

 

長門『提督よ、突入はまだか?』

暁斗『まだだ、じっと待つんだ』

 

側近5「ちっ、なんでこんなことになるかねぇ...」カチッ ボボボッ

側近6「ずりぃな、俺にも1本くれよ」

側近5「やだね、自分で買ってくるんだな」

側近3「お前、新幹線では吸えないぞ」

側近4「喫煙ルームで吸ってくるんだな」

側近5「あーはい。すいません」スタスタ

側近6「タバコ貰えるまでついてってやるぜ」スタスタ

側近5「はぁ...仕方ねぇから1本やるよ」

側近6「へへっ、そうこなくっちゃ」

 

暁斗『...いまだ!』

 

長門「うおおぉぉぉ!」バァーンッ!!

荒川「ひっ!?」

側近2「な、なんだ!?」

長門「くたばれい!!」ゴスッ!

側近2「ふごおぉっ!?」ドサッ

側近1「貴様さては呉鎮守府の...!」

長門「黙れえぇぇ!」ドスッ!

側近1「うぐぁっ...!」ヨロッ

長門「まだまだァ!」(回し蹴り)

 

白のパンt(殴り ((⊂(`ω´∩)(うp主による制裁)

 

側近4「...白だ!」フットビ

長門「なっ...!?///」

側近3「動きが止まった!いまだ!」バッ

暁斗「油断したなァ!」シュバッ!

側近3「ぐああぁぁ!?...って切れてない?」

暁斗「いや、切れてるぜ。しっかりとな」

側近3「えっ、視界が反転して...」ボチャッ!

 

ローニンの刀...切れ味良すぎね?

 

荒川「あ、アンタはァ!アンタはァ!!」ガタガタガタ

暁斗「お会いするのは初めてですねぇ?荒川殿?」

荒川「たっ、頼むっ!命だけはァ!!」ガクガク

暁斗「おいおい、まだ何も言ってねぇじゃねぇかよ...」

 

パァンッ!!

 

側近5「妙な真似をするなパイロット!」チャキッ

暁斗「そんな豆鉄砲向けてどうするんだ?」

側近6「荒川さんを逃がすには十分な時間稼ぎができる」チャキッ

荒川「!よくやったぞお前たち!!そのまま銃口をそいつに向けていろ!おい、行くぞ!」ダッ!(雪風連れて逃げる)

雪風「あうぅ...」

暁斗「...ショウタイムだ!」スチャッ!

側近5「こいつ武器を空中から!?」

暁斗「お前らに慈悲は無い」

 

バババァンッ!!!!

 

側近6「やっぱり、無理、か...」

側近5「ま、まだだァ!」チャッ

暁斗「ぬぉらぁっ!」(かかと落とし)

側近5「がうっ!」

暁斗「俺と荒川、どっちのスピードがはやいかな?」ダッ!!

長門「車体が軽く揺れたぞ...?」

 

(5両目)

 

荒川「はぁ!はぁ!まだ出口は無いのか!?」タッタッタッ

雪風「...」

荒川「クソっ!こいつを買わなければこんなことには...!」

瑞鶴「こいつを、なんですって?」ギリギリッ!

荒川「お前も艦娘か!それに弓を持ってるってことは空母か...!」

瑞鶴「...後ろ、見てみなさい」

荒川「あ?」クルッ

暁斗「シュダダダダダッ!!!」

荒川「...」

瑞鶴「?」

荒川「ガクガクガクガク」

瑞鶴(怯えて動けないとはね...)

暁斗「貰ったァ!」

荒川「くっ、喰らえェェ!!」

 

パァンッパァンッパァンッ!!!

 

瑞鶴「...えっ?提督、さん?」

雪風「....!?」

暁斗「ドサッ」

荒川「はは、はっはっはっ!!やった!やったぞぉ!!」

瑞鶴「て、提督さん!目を覚まして!」ユサユサ

暁斗「...」

荒川「無駄だ!心臓に3発入れ込んだんだ!もうソイツは死んでる!!」

瑞鶴「そ、そんな...!」

荒川「ちっ!銃声聴いて人が近づいてくるな...」

暁「逃げようなんて思わない事ね!」

荒川「あ?なんだガキ共」

響「長門さんが来るまで時間を稼げば」

雷「どっちみち雷たちの勝ちよ!」

電「なのです!」

荒川「お前らが時間を稼ぐ?笑わせるな!お前らのようなチビに時間稼ぎなんてできな「もう充分時間を稼いでもらった」はっ?」

暁斗「ぬアァァァァ!!」スパァンッ!

 

ボトッ!

 

荒川「おっ、俺の右腕がァァァ!?!?!?」

暁斗「チクショー帰ったらまた川田になんか言われるよこのキズ...」(左胸の銃弾痕を指さす)

荒川「貴様、なぜっ生きているゥ!!」

暁斗「お前の撃った弾の一発目は俺に命中した。しかしそれ以外の2発はホログラムに命中した」

荒川「なっ!?」

暁斗「さて、ご同行願おうか。海軍の人間と憲兵隊が待っている」

荒川「くそっ!こんなところで終われるかよォォ!!」ピンッ!(手榴弾のピンを抜く)

暁斗「!」

荒川「お前らも道連れだァァァ!!!」

暁斗「クソみてぇなことやんじゃねぇよォォォォ!!!」ガシッ ブンッ!(手榴弾を奪い取って外に投げる)

 

ボォォォォンッッッッッ!!!!

 

暁斗「nice pitching !」

荒川「な、な、なっ....!?」

暁斗「1630、様々な容疑で逮捕する」カチャン!

荒川「ぐっ...」

暁斗「手はゴリラテープで巻かせてもらう」ビリリッ

荒川「それっ、取れなくなるやつじゃ...」

暁斗「口にゴリラテープを巻いた方がいいか?」

荒川「腕で大丈夫ですっ!?」

暁斗「よし」グルグルグル

 

「ここか!」

 

暁斗「お、その声は...!」

アンダーソン「暁斗、お前は後で説教だ!」

暁斗「いきなり酷い!?」

 





アンダーソン少佐久々の登場
次回『暁斗、アンダーソン少佐から説教!?』と『荒川、人生オワタ』の2本立てでお送りします(片方嘘です)

誤字脱字があればご報告お願い致します


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アンダーソン少佐と久しい再会


何とか書ききれました!
前回は長すぎたので今回はなるべく短く仕上げました

2月の中旬ちょっと前ほどから投稿ができなくなるかもしれないです
学年末テストがあってその勉強をしなきゃいけないので...ご理解願います

それでは第33話どうぞ!



 

アンダーソン「さて、暁斗...お前は今、何故正座させられているか分かるか?」

暁斗「全くわからないです、はい」

アンダーソン「お前が俺に連絡した時に『阿島と闇の取引してたクソ野郎を捕まえて本営に送るんで憲兵と来てください』と送ってきたよな?」

暁斗「はいはいはい」

アンダーソン「この連絡には足りないものがある、それはなにか分かるか?」

暁斗「えーと...えっと」

アンダーソン「....」

 

え、この連絡で足りないもの...?

なんかあったっけ...

 

暁斗「...あっ!場所と時間だ!」

アンダーソン「そうだ!!場所と時間が記載されてなかったせいで時間がかかったわ!!」

暁斗「え、バッチリなタイミングで来たじゃないですか」

アンダーソン「そりゃヘルメットで位置を探知したからな!」

暁斗「あーら便利ですねー」

アンダーソン「顔面一発どつくぞ?」

暁斗「そぉれはシャレにならないッス」

 

ヤイノヤイノ

 

憲兵1「おい、こいつ右腕無いぜ?」

憲兵2「しかも綺麗に切れてやがる...今少佐殿に叱られているあの提督がやったのか?」

憲兵3「多分そうじゃね...?」

長門「し、少佐?」

瑞鶴「少佐が知り合いとか...もうなんでもありだね」

アンダーソン「そういやお前、なんで呉鎮守府に着任するって決めたんだ」

暁斗「いやぁ...クズが着任してる鎮守府となりますと、ねぇ?」

アンダーソン「...それだけ?」

暁斗「はい」

アンダーソン「まだ成人してないお前ならピンク頭してると思ったのに...」

暁斗「あ"?」ピキッ

アンダーソン「いや、すまん」

 

スマンで許されると思わないで欲しいが...

ま、いいか

 

暁斗「そんな考えはないですよ...」

響「まぁ夜伽の意味を私が教えるまで知らなかったみたいだし...」

長門「!?」

瑞鶴「一体どういう思春期を過ごしたの...??」

暁「新しい司令官は闇が深いわね...」

暁斗「俺に闇なんてねーわ」

アンダーソン「あ、忘れるところだったぜ...俺からの着任祝いだ」シュルッ

暁斗「なんです?それ」

アンダーソン「俺の軍刀を作ってる所に頼んでお前用の軍刀を作ってもらった。ほれ」チャキ

暁斗「はえぇ〜...中々いい値段しそうな軍刀ですね」シャッ!

 

刃文は濤乱刃ってやつか...

いいねぇ...凄くカッコイイ軍刀だ

 

アンダーソン「それと暁斗、そして売買された子供たち。お前たちには大本営に来てもらう」

子供達「「大本営...!?」」

暁斗「なにゆえに?」

アンダーソン「荒川とか言ったっけ?アイツを裁判で有罪にするための証言者としてだ」

暁斗「ボイスレコーダーも使えますかね?」

アンダーソン「もちろん使える」

 

なら良かった。アイツが艦娘を買い自分のものにしていた証拠が出来た

あとは子供達の証言が1番重要だ

 

暁斗「...いいか子供たちよ」

子供達「「は、はい!」」

暁斗「幼い君たちに言うには残酷だが...君たちの証言があれば荒川を地獄の底まで落とせる。しかし上も汚い奴らだ、もみ消しだって有り得る」

アンダーソン「有り得るどころじゃねぇ。証言の一つや二つあいつらはすぐもみ消す」

子供達「「も、もみ消し...?」」

暁斗「例えばだな、荒川が君たちに暴力を振るっていたとしてそれを偉い人に言ってもなかったことにされるかもしれない」

子供達「「そんな...」」

暁斗「アンダーソン少佐、もみ消しがあって刑期が軽いものになった場合荒川はどうすると思います?」

アンダーソン「そうだなぁ...呉鎮守府に報復しに来るって感じか?」

暁斗「バッチリな回答をどうも...首をとれたらどれほど楽か...」

アンダーソン「上からストップがかかってるもんで」

 

その時点でもうもみ消されるのは確定か?

 

アンダーソン「うーむ...司令長官殿を仲間に出来れば強いかもな」

暁斗「あの人を!?いやいやいや!冗談はよしてくださいよ!」

アンダーソン「普段は気楽な人だがこういうことになると本気になるぞ?お前もツテを使って味方をつけたらどうだ?それこそ秋生大将とかな」

暁斗「秋生おじさんなら大将だし味方につけたら心強いか...後藤中将はどうなんです?」

アンダーソン「司令長官を味方につけたら付いてくるハッピーセットのおもちゃ的な感じだな。でもパプアニューギニア奪還作戦の戦績があるから大きな味方になりうる」

 

ハッピーセットのおもちゃは酷すぎる気が...

でも味方に出来れば心強いな

 

暁斗「一度本営に行って秋生大将、後藤中将、軽海司令長官と話しますかね」

アンダーソン「よし、ならついてこい。あ、長門、瑞鶴、第六駆逐隊の奴らも来ていいぞ」

長門「えっ」

瑞鶴「本営に行くなんて久しぶりだなぁ...」

暁「ここまで来て帰るなんてレディーじゃないわ!」

響「荒川の死刑判決が出るまでついて行こう」

雷「響の言う通りよ!」

電「あ、あまり乗り気ではないなのです...でもみんなが行くなら電もついて行くのです!」

長門「ならば私も一緒させてもらおう」

 

全員来ると言う感じだな...

 

暁斗「本営までの行き方は?」

アンダーソン「一応車があるが...この人数は乗り切れないな」

暁斗「あ〜俺は乗らないんで大丈夫です」

アンダーソン「え?じゃあ何で行くんだ」

暁斗「零戦に乗っていきます。いま来るように要請しましたし」

アンダーソン「あぁ!沖縄で見つけたあの零戦か!」

暁斗「そうそう、それです」

アンダーソン「でもどうやって乗り込むんだ?」

暁斗「グラップルを使って乗り込みますよ」

アンダーソン「分かった。ならあれだな、長門の膝の上に暁をのせて、瑞鶴の膝の上に電をのせるとかで工夫して乗ってくれい」

憲兵「少佐殿!お車の準備が終わりました!」

アンダーソン「よし、全員車に乗れ!」

 

ブゥーンッ!

 

暁斗「俺も行きますかね」パシュッ ギュオッ!!

アンダーソン「考えてみればなんちゅー乗り込み方だよ...」

 

ビュオォォォォッ!

 

暁斗「よっ」シュタッ(主翼の足置きできるところに着地する)

ミカ「本営まで行くなんて大変ですねぇ」ガラララッ

暁斗「しゃあないわ」ドカッ

ミカ「もう少し静かに座りましょうか?(ꐦ°᷄д°᷅)」

暁斗「ハイスイマセン」

 

次の目標は秋生おじさんと後藤中将と軽海司令長官を味方につけることか...

休みのない仕事、追加給料でるかな?

 





大本営へ行くこととなった暁斗一行...
次回、久々に秋生大将、後藤中将、軽海司令長官が登場する予定です
どうぞお楽しみに...

誤字脱字があればご報告よろしくお願いします


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大本営へ向かっていると


投稿が1ヶ月以上できなくて本当にごめんなさい!
理由としては学力テストが思ったよりも早くあり、さらに定期テストもあって遅れてしまいました...

そして投稿していない間にUAが9968になっていてとても嬉しかったです!

今回急いで書いて出したので内容は1000文字ちょっとしかなく、短いです。
第34話どうぞ!



 

暁斗「ひ〜ま〜だ〜!」

ミカ「黙って操縦できませんかね!?」

暁斗「だってまだ京都上空だぜ!?本営まであと何時間座り続ければいいんだよォ!」

ミカ「それじゃあ敵機が来ればいいんですか!?ならしっかりと周りを見張っておきますよ!!」

暁斗「...敵を見つけるまで俺暇やん」

 

(1時間後)

 

暁斗「敵は、来たか?」

ミカ「NO!」

暁斗「今後の暇が確定した」

ミカ「まだ、まだわかんないですよ?」

暁斗「ま、まぁ確かに本営まであと1時間ぐらいあるからまだ分からないな」

 

(1時間後)

 

暁斗「(死)」

ミカ「敵機は、来ませんでした」

暁斗「あと少しで本営だやったぁ!これで暇じゃなくなるぞぉ!」

ミカ(暁斗さんがぶっ壊れた...)

 

ブォーン...

 

暁斗「?なんの音だ、栄エンジンの音じゃねぇよな」

ミカ「確かに、なんでしょう」

 

キラッキラッ

 

暁斗「国籍不明機を確認、追従するぞ」

ミカ「深海棲艦の艦載機かもしれないので慎重に近づいてくださいね」

暁斗「あいよ」

 

ブロロロロ...

 

暁斗「あれはMiG-3か?」

ミカ「ソ連機が何故本営の上空を?」

暁斗「知らん、とりあえず追従する。ミカ、本営の通信室に報告してくれ」

ミカ「はい!」ツートトツー

暁斗「...」

ミカ「...通信室から『横須賀海軍航空隊から零戦の小隊を向かわせている。零戦隊の到着までMiG-3の追跡を続けろ』との事です」

暁斗「ん、分かった」

 

横須賀から来るならそれほど時間もかからんな

 

ミカ「それにしてもあのMiG-3、ブレイクとか後ろに回って撃ってくるとか何もしませんね」

暁斗「分からんぞ?こっちの様子を伺っていてチャンスができたら撃ってくるかもしれない。だから警戒を怠るなよ?」

ミカ「わかってますよ」

 

しかし...なぜこのMiGは一機で行動しているんだ?

普通は編隊を組んで飛行するはず...

 

ブォーンッ!

 

ミカ「っ!敵機後方!回避ィー!!」

暁斗「なっ!?」

 

シュドドドドッ! ガキッバスッ!!

 

暁斗「右翼タンク出火...!零戦隊はまだ来ないのか!?」

ミカ「まだまだ到着に時間がかかります!」

暁斗「通信室に緊急電!『我、敵機から機銃射撃により右翼タンク被弾、出火している』と送れ!」

ミカ「はっはい!」ツーツートツー

暁斗「二対一とかざけんじゃねぇよ!?」

 

ブゥーンッ!! ブォーンッ!

 

ミカ「通信室から!『貴官の機銃斉射を許可する、撃墜しても構わない』との事!」

暁斗「よぉし!」

 

ブゥーンッ!! ブロロロロッ!!

 

暁斗「ミカ!捕まってろよ!!格闘戦だ!」

ミカ「了解です!」

 

さて、ショウタイムだ...!

 





大本営に向かってる途中でMiG-3二機に会い撃たれた暁斗、今後格闘戦で敵を落とせるのかお楽しみに...
ちなみに2時間で京都から本営まで行くというのは実際には出来ないです多分

誤字脱字があればご報告お願い致します。


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激録!空中戦24時(間も続きません)!


暁斗「作者よ...最後に投稿したのはいつだ」

主「えぇと...ほとんど2ヵ月前です...」

暁斗「それまで何してた?」

主「テスト勉強と旅行と部活と塾...」

暁斗「そして今年受験生、あげる頻度だだ下がりになる未来しかないよなぁ?」

主「えと...本当に申し訳ございませんでしたァ!!!」

暁斗「2ヶ月の穴埋めは?」

主「中体連前には埋めたい...」

暁斗「出来なかったらわかってるよな?」

主「覚悟してます...皆さん本当に申し訳ありませんでした...」

暁斗「ただ2ヵ月前何もしてなかったという訳ではなく、コツコツと書いていたらしいので許してやってください...」

主「これ何話目だっけ...」

暁斗「35話だ!」

主「だ、第35話どうぞ...」

※第35話からセリフとセリフと間(人物が変わる際)に一行の間を入れていきます。読みにくいと感じた場合はお伝えください


 

MiG(1)「ゼロの野郎格闘戦をしかけてくるつもりだ!」

 

MiG(2)「ちっ、1度距離をとるか...」

 

 

暁斗「距離をとられたか...」

 

 

馬力的にも最高速度的にも追いつけない...さて、どうする...

予想ガイアだぜ...てっきり格闘戦に乗ってくるものかと

1度こちらも距離をとって作戦を練直すか

 

 

暁斗「ミカ、援軍はもうそろ着くか?」

 

ミカ「あと10分もあれば...!」

 

暁斗「その間に1機は落としてしまいたい...」

 

ミカ「でも敵機には追いつけませんよ?」

 

暁斗「う〜む...」

 

RV『パイロット、タイタンによる援護を実行しますか?』

 

 

暁斗『いや、それはちょっとな...』

 

RV『敵を効率よく撃破し、最終目標を達成するにはこの方法が最短です』

 

暁斗『まぁそうなんだけどよ...』

 

RV『できない理由があるのですか?』

 

暁斗『フェアじゃねぇなと思ってな...』

 

RV『そうですか。パイロット、敵が後方から来ています。戦闘準備を』

 

暁斗『またか...』

 

 

暁斗「こうなったら後ろから撃ってきたところを返り討ちにする以外方法は無さそうだな...」

 

ミカ「でも落とされるリスクは...」

 

暁斗「まぁ、低くはないわな、ハイリスクハイリターンってやつだ」

 

ミカ「ハイリターンでは無い気が...」

 

暁斗「...気にするな!」

 

ミカ「アッハイ」

 

 

MiG(1)(ゼロの野郎急に大人しく飛んでやがる...なにかするつもりか?)

 

MiG(2)「ゼロの後ろをとった!このまま撃墜する!」

 

MiG(1)(わかったぞ!ゼロはカウンターを狙っているッ!!)

 

MiG(1)「待て!これは罠だ!!お前を落とすための罠だ!」

 

MiG(2)「なにっ!?」

 

 

暁斗「気づいたか。だが遅かったな!」

 

 

ブゥーンッ!

 

 

暁斗「アリーヴェデルチ」ズドドドッ!!

 

 

MiG(2)「ぐわあぁぁぁぁああッ!!」ボォォーンッ!!

 

MiG(1)「同志ィィィィ!!!!」

 

 

暁斗「さぁ、残された1機はどうくる..?」ニイィッ

 

ミカ(か、完全に楽しんでる...)

 

 

MiG(1)「同志の仇をとるッ...!かならずお前は殺してやる!!」

 

 

ミカ「て、敵機ヘッドオンコース!」

 

暁斗「あ、ヤバい(真剣)」

 

ミカ「あ、ヤバい。じゃないですよ!」

 

暁斗「全力回避ィー!!」

 

ブゥーーーンッ!!

 

 

MiG(1)「逃がすかあァァァァ!!」ブゥーンッ!!! ズドドドッ!!

 

 

暁斗「ぐぅぅっヌゥアァァァァァ!!」ブロロロッ!!

 

MiG(1)「くらえぇぇぇぇ!!!」ズドドドッ!!

 

暁斗「バスッ!! がっ!?」ビチャッ!

 

ミカ「暁斗さん!?」

 

暁斗「まだまだァァァァ!!」ブゥーンッ!!

 

 

MiG(1)「最後だ...死ねぇゼロォォォ!!」ズドドドッ!!

 

 

ズダダダッ!!!

 

MiG(1)「はっ...!?」ボォォーンッ!!!

 

 

暁斗「な、なんだ...!?」

 

ミカ「あ!ぞ、増援です!増援の零戦小隊が来ました!!」

 

暁斗「おいしい所だけ持ってかれた...」

 

 

小隊長機「カッソウロマデユウドウスル」

暁斗「リョウカイ」

 

 

ミカ「どこの滑走路に行くんでしょう?」

 

暁斗「さぁな...横須賀航空隊の滑走路とかじゃねぇか...?うっ...!」

 

ミカ「傷、痛みますよね...」

 

暁斗「こんな傷、今までいくらでも負ってきたから大丈夫だ...」

 

 

けれどさすがにキツい...

今はパイロットスーツじゃないから痛みがすぐ無くならない

けれど横須賀まで遠いいと言う訳では無い、だから大丈夫なはず

 

 

暁斗「今はどこを飛んでる?」

 

ミカ「おそらく戸塚辺りかと」

 

暁斗「ならもうすぐで着くな...」

 

ミカ「入院生活が待ってますね」

 

暁斗「damn(クソッ)...」

 

まぁ入院する前にやることがあるんだが...

 

 

小隊長機「マモナクカッソウロ、チャクリクタイセイニハイレ」

 

全機「「リョウカイ」」

 

 

暁斗「ミカ、高度計と速度計を見ててくれ」ガチャ

 

ミカ「はい」

 

暁斗「...脚良し!」

 

 

ブゥーン

 

ガタン ゴトゴトゴド

 

 

暁斗「ぐぐっ...!?」ズキズキ

 

ミカ「は、早く止めて降りましょう!」

 

暁斗「あぁ...」カチャカチャ

 

 

痛えぇぇぇぇぇ!!!!

着地した意識飛びかけたぞ...!?

 

 

整備兵「お、お疲れ様です!」ケイレイ ビシッ

 

暁斗「すみませんが...医務室はどこにありますか?」

 

整備兵「い、医務室ですか?」

 

暁斗「えぇ、敵機の機銃射撃で負傷しまして...」

 

整備兵「そ、そうでしたか。あ、案内します!」

 

暁斗「ありがとうございます」

 

 

(医務室)

 

 

軍医「銃弾を抜くだけで良いって。それではダメに決まっているだろう!キミはここよりも大きな病院へ行って療養すべきだ!」

 

暁斗「それでは、ダメなのです」

 

軍医「何故、ダメなんだ?」

 

暁斗「私はこの後大本営に行く予定があるのです。絶対に行かなくてはなりません」

 

軍医「大本営へか...うぅむ...」

 

暁斗「時間が、ありません。速く銃弾を除去していただきたい」

 

軍医「.....分かった。銃弾を抜いて応急処置もしよう。けれど約束してくれ、本営への用が終わったら必ず大きな病院へ行くことを」

 

暁斗「はい」

 

 

(弾を抜き、応急処置をした)

 

(そして2時間後)

 

 

暁斗「やっと本営に着いたな」

 

ミカ「」(白目)

 

暁斗「何白目むいてんだ?ただ俺が本気で走っただけじゃねぇか」(ジャンプキット、グラップル、興奮剤を使った)

 

ミカ「あれはもう人間には出来ない所業ですよ!?」

 

暁斗「ちょ、それは傷つくじゃん...」

 

アンダーソン「おーい!暁斗ー!!」

 

暁斗「アンダーソン少佐!ズキッ イテデ...」

 

アンダーソン「お前、MiGに撃たれたらしいじゃねぇか...入院した方がいいんじゃないか?」

 

暁斗「しかし、それでは荒川の裁判に間に合わないのでは?」

 

アンダーソン「いや、実はな...裁判もう終わってるんだ」

 

暁斗「んん??」

 

裁判は終わっている??

 

アンダーソン「少し前にな、死刑判決が出て終わったんだ」

 

暁斗「じゃあ私がここまで来た意味は?」

 

アンダーソン「ない」

 

暁斗「は~(°~°)?????」

 

アンダーソン「とりあえず、お前は入院しろ!」

 

暁斗「でも俺思うんですよ入院するほどの傷じゃなくないですか?」

 

アンダーソン「いや、うーん...」

 

暁斗「入院しなくていいすか?」

 

アンダーソン「お前がいいならいいんじゃね?」

 

暁斗「とっととうちの艦娘連れて鎮守府に帰ろ」

 

アンダーソン「あ〜まてまて...」

 

暁斗「まだ何か?」

 

アンダーソン「お前が死刑執行人となった」

 

暁斗「...はっ??」

 

アンダーソン「お前が殺るんだ」

 

暁斗「マジで言ってんですか?」

 

アンダーソン「あぁ、異議を唱えるものもいなかった」

 

暁斗「荒川が腹切った瞬間首落とせばいいんですか?」

 

アンダーソン「いや、お前の好きなように殺っちまっていい」

 

暁斗「...本当にいいんですね?」

 

アンダーソン「あぁ」

 

暁斗「死ぬよりも辛い苦痛を味あわせてやる!」

 

アンダーソン(うおっ怖ぇ〜)

 

暁斗『ナキィ!!』

 

ナキ『は〜い?どうしましたぁ?』

 

暁斗『ある能力が欲しい!くれ!』

 

ナキ『どんなやつですか?』

 

暁斗『万華鏡写輪眼』

 

ナキ『あ〜...過去にもくれって言ってきた人いましたよ、その能力』

 

暁斗『まぁ、かっこいいしな』

 

ナキ『でも酷使すれば失明するんですよ?』

 

暁斗『永遠の万華鏡写輪眼だったらいいんだけどなぁ...』

 

ナキ『さすがにそれはできないんですよねぇ』

 

暁斗『とりあえず!万華鏡写輪眼を使えるようにしてくれ!』

 

ナキ『分かりました!でも一体何に使うんですか?』

 

暁斗『処刑』

 

ナキ『あっ...(察し)』

 

暁斗『1週間グサグサ刺すだけ』

 

ナキ『それカ○シ先生とかじゃないとキツいやつ』

 

暁斗『とりまよろしくー』

 

ナキ『分かりましたー』

 

 

暁斗「アンダーソン少佐、艦娘たちは今どこに?」

 

アンダーソン「本営で用意された自室だ。案内しよう、こっちだ」

 

暁斗「感謝します」

 

 

(本営)

 

暁斗「ここに来るのも久しいなぁ...」

 

アンダーソン「軽海長官から呉鎮守府に行けって言われて以来か?」

 

暁斗「その通りです」

 

軽海「僕を呼んだかい?」

 

暁斗「軽海司令長官!?」ケイレイ!

 

アンダーソン「お疲れ様です!」ケイレイ

 

軽海「前にも言ったけれど暑苦しいのは嫌いだから楽にしなさい」

 

暁斗「は、はい」

 

アンダーソン(相変わらずだなぁ...)

 

軽海「ここで話すのもアレだし長官室へ行こうか」

 

暁斗「分かりました」

 

 

(長官室へ移動)

 

 

軽海「さてと...暁斗君、今回もお疲れ様。前任阿島元提督と闇取引をしていた荒川元市長を捕まえてくれてありがとう」

 

暁斗「命令を遂行しただけですよ?」

 

軽海「それに感謝しているんだよ」

 

暁斗「そ、そうですか...」

 

軽海「今日の荒川の判決を決める会議があったんだけれど...」

 

 

俺が不参加だったやつだ(悲)

参加したかったなぁ...

 

 

軽海「参加したかったなぁ、というような顔をしているね」

 

暁斗「!?」

 

軽海「はは、バレバレだよ」

 

暁斗「お恥ずかしい...」

 

軽海「あはは!」

 

アンダーソン「笑いすぎですよ長官殿」

 

軽海「いや〜すまない!人の思考を読むのは楽しくてね!」

 

暁斗「えぇ...?(困惑)」

 

軽海「さて、話を戻そう」

 

暁斗「はい」

 

軽海「あの会議でもう1つ議題があってね。君の階級昇格についてだ」

 

暁斗「...はい?」

 

軽海「そしてその会議で君の一階級の昇格が認められた」

 

暁斗「...つまり中尉になるってことですか?」

 

軽海「そそ、だから軍服の階級章はこの中尉の物に変えとくんだよ」つ中尉階級章

 

暁斗「あ、ありがとうございます。でもなぜ...?」

 

軽海「実は暁斗君が撃墜したMiGは許可なく領空に侵入していてね」

 

暁斗「領空侵犯機ってやつですか」

 

軽海「そう、その領空侵犯機を撃墜した実績と荒川元市長の件含めて中尉に昇級となったんだ」

 

暁斗「なるほどぉ...」

 

軽海「零戦小隊に撃墜されたMiGのパイロットは落下傘を使って生き残ったみたいだけどすぐさま憲兵に連れていかれたよ」

 

暁斗「となると今は尋問中ですか」

 

軽海「うん。なにやら上からの命令で大本営を偵察しにきたそうだ」

 

暁斗「...やはりあちら側は裏切るつもりなのでしょうか」

 

軽海「分からない。ただこういう事例があったのだから警戒を強める必要があるね」

 

暁斗「そうですね...」

 

軽海「さて、僕のしたかったお話は終わりだ!寮へ戻っても大丈夫だよ〜」

 

暁斗「では、これで失礼します」ガチャ

 

アンダーソン「私も、失礼します」ガチャ

 

軽海「ふぅ...これからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだよ三居島暁斗中尉」

 

 

(本営東寮)

 

 

暁斗「ここの部屋にみんな待機してるんですね」

 

アンダーソン「あぁ、ここの部屋は結構広くてな艦娘たちの部屋にしてもらった。隣の部屋はお前の部屋だ」

 

暁斗「何から何までありがとうございますアンダーソン少佐」

 

アンダーソン「なに気にすんなよ。それじゃ、俺はこれで...」

 

暁斗「さて、部屋に入りますかね」コンコンッ

 

「はーい?」

 

暁斗「俺だ、入るぞ」ガチャ

 

雪風「しれぇ!!」ダキッ!

 

暁斗「おぐぅっ...」

 

 

雪風よ、嬉しいのはわかるんだ...

だが傷にクリーンヒットしててすごくいたい...

 

 

暁斗「いやぁ、雪風が無事でよかった」

 

雪風「ギュウゥゥッ!」

 

暁斗「うぅっ!?」

 

響「雪風、それ以上抱きしめると司令官が天に召されてしまうよ」

 

雪風「え!?」パッ

 

暁斗「死にはしないが骨は折れてたと思う」

 

雪風「ご、ごめんなさい!」

 

暁斗「許す!」

 

 

やはり雪風は可愛いと思うわ...

お前もそう思うよなうp主

 

主「は、ハイソウオモイマス」

 

 

長門「提督、MiGに撃たれたと聞いたが...」

 

暁斗「あーうん撃たれたわ」

 

長門「傷は大丈夫なのか?」

 

暁斗「全然だいじょばない」

 

瑞鶴「というかよく生きて帰ってこれたね...」

 

暁斗「増援があと少し遅かったら死んでたけどな」

 

暁「やっぱり司令官は強いわね!」

 

暁斗「訓練を欠かしてないからな!!」

 

響「その訓練って?」

 

暁斗「えーとまずグラウンド30周、その次に片腕懸垂」

 

長門(まずから始まる訓練内容では無いな...)

 

暁斗「ラペリングの高速壁移動、木人椿への打ち込みに最後は7ミリ機銃をダンベル代わりに腕の筋トレかな」

 

雷「司令官の体どうなってるの...??」

 

電「きっと筋肉モリモリマッチョマンなのです!」

 

暁斗「どこぞの元コマンドーの大佐よりは筋肉ついてないぞ」

 

長門「それでも結構筋肉質な体じゃないか」

 

暁斗「そりゃどうも」

 

響「そういえば司令官、撃たれた傷はちゃんと処置してもらったのかい?」

 

暁斗「いや?弾を抜いてもらっただけだ」

 

瑞鶴「衛生兵ーッ!!」

 

暁斗「ちょ!?」

 

長門「ちゃんとした処置をしてもらってこい!」

 

衛生兵「何かありましたでしょうか!」ゾロゾロ

 

瑞鶴「このアホ提督を入院させてきて!」

 

暁斗「アホとは失敬な!?」

 

衛生兵「え、えーととりあえず医務室まで行きましょう提督殿?」

 

暁斗「うぅ......はい....」

 

衛生兵「では、失礼しました!」ガチャ

 

暁斗「ばいなら...」バタン

 

 

その後色々な精密検査を受けて絶対安静が言い渡された

まぁ、守る気など1ミリもないがな

 

3日後

 

 

暁斗「暇だ...出入口に見張りが着いたから出られなくなっちゃったし...もっとバレないよつにやってればな...」

 

 

入院してから、病室から脱走して遊んでは連れ戻され遊んでは連れ戻されを繰り返していた

そしたら今日医者から

『脱走防止のために出入口に見張りをつけます、中の状況も監視カメラで四六時中見ていますので脱走しないでくださいね?...次やったら四肢の骨折ってベットから立てないようにしますからね...?』

と脅されたので大人しくしている

 

 

暁斗「にしたって暇だ〜...○神の聖遺物厳選もクソすぎてやりたくないし...」

 

 

コンコンッ

 

 

暁斗「お、客人だ。どうぞー」

 

秋生「久しぶりだね、暁斗くん!」

 

暁斗「秋生おじさん!お久しぶりです!」

 

秋生「はは、相変わらず元気そうだねぇ」

 

暁斗「有り余ってるぐらいですよ」

 

 

秋生おじさんと会うのはすごく久しぶりだなぁ...

電話ならあったんだけどね

 

 

秋生「そうかそうか...あ、そういえば中尉に昇格したそうじゃないか、まだ20歳いってないで中尉?すごいなぁ...」

 

暁斗「自分でもびっくりしてますよ」

 

秋生「それはそうと提督業はどうだ?慣れてきたか?」

 

暁斗「実は着任してからごったごたで出撃もまだです」

 

秋生「そうか...艦娘たちはどうだ?」

 

暁斗「1部の艦娘とは仲良くやれていますよ」

 

秋生「半ば順調と言った感じか」

 

暁斗「はい」

 

秋生「ま、暁斗くんには成登さんと姉さんの血が入ってる。それに艦娘の力も...心配することは無い」

 

暁斗「されども慢心はしません」

 

秋生「それがいい。それじゃ僕はこれで」

 

暁斗「今度うちの鎮守府に来てくださいね」

 

秋生「あぁ、都合のいい日に伺うよ」ガラララッ

 

暁斗「では、また今度」

 

秋生「お大事にね暁斗くん」

 

暁斗「はい」

 

 

秋生おじさんが来てくれたおかげでだいぶ暇をつぶせたはず...

 

 

時計[1530ナリ]

 

 

最後に時間を確認したのいつだっけ...

秋生おじさんの来るちょっと前、1100だったはず...

まぁ、そんなことはどうでもいい

今はただ...

 

 

暁斗「...腹、減ったなぁ」グキュルー

 





2ヶ月間でたったの6000字しかかけていないのはお許しください...

MiG2機との戦闘を勝ち抜いた暁斗は中尉に昇格、そして入院となりました
次回は処刑シーンを入れようと思っているのでお待ちください

誤字脱字を発見された場合はご報告お願いいたします


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荒川殺戮ショー


今回は5000字となりました
え?多いって?
少し書きすぎたのですよ

第36話どうぞ!



 

あれから更に2日たったときに退院してもよしと言われた

荒川の死刑執行の日はなんと今日!

ふざけんなってお話だ(情緒不安定)

 

 

暁斗「そういえば万華鏡写輪眼はもう使えるのだろうか...こんな感じか?」スウゥゥ ギンッ!

 

 

おぉ...万華鏡写輪眼だ...

とりあえず能力は月読と天照にしといたが...

 

 

暁斗「やっぱかっけぇな...」

 

アンダーソン「おはよう暁斗」

 

暁斗「アンダーソン少佐!おはようございます」

 

アンダーソン「今日は荒川を地獄へ突き落とす日だ、気合い入れておけよ」

 

暁斗「そりゃもうすでにいっぱいいっぱいです」

 

アンダーソン「はははっ!そうかそうか」

 

暁斗「そういえば何時に執行ですか?」

 

アンダーソン「1300だ」

 

 

現在時刻0845...時間はそれなりにあるな

 

 

暁斗「了解です」

 

アンダーソン「1300までは自由に過ごしていいらしいからエンジョイしといてくれ」

 

暁斗「あー...なら長門たちと過ごそうかな」

 

アンダーソン「おけ。時間になったら放送かかるらしいからよろしく〜」

 

暁斗「はい」

 

「お〜い!暁斗!!」

 

暁斗「んぁ?」

 

西島「久しぶりだなぁ暁斗!」

 

 

西島じゃねーかと言いたいところだが...

 

 

暁斗「誰だお前はッ!」

 

西島「ズコッ!」

 

暁斗「嘘だ嘘、久しぶりだな西島」

 

西島「お前ってやつは本当に変わらねぇな...」

 

暁斗「あったりめぇだろ」

 

西島「ったく...」

 

暁斗「あ、西島はどこに配属になった?」

 

西島「俺か?俺は憲兵隊になったはいいけど配属先が決まってないんだよ」

 

暁斗「そうなんか」

 

西島「早く配属先決まんねぇかな...」

 

暁斗「ま、ブラック鎮守府には着任しないといいな」

 

西島「怖ぇこと言うなよ!」

 

暁斗「いや、割とマジで有り得るかもよ」

 

西島「だとしてもお前のとこみたいな元ブラック鎮守府がいいわ...」

 

暁斗「あ〜...でも憲兵5人ほどいるから」

 

西島「俺は用無しってか!?コノヤロウ!」

 

 

ワイノワイノ

 

 

長門「提督は旧友と話しているようだな...」コソコソ

 

電「はわわっ盗み聞きなのです!」コソコソ

 

瑞鶴「結構仲良さげね...」コソコソ

 

雪風「しれぇは誰とでも仲がいいんですねっ!」コソコソ

 

暁斗「そうだよ(便乗)」ヒョコ

 

暁「し、司令官!?」

 

西島「こいつら全員お前のとこの艦娘か?」

 

暁斗「イエスイエス」

 

西島「じゃあ、一応自己紹介!おれは西島誠也(にしじませいや)だ!暁斗の同期で憲兵隊に所属してる、よろしくな!」

 

長門「戦艦長門だ、よろしく頼む西島殿」

 

西島「そっちからの自己紹介別にいいぞ?基本的に艦娘のことは把握してるし、それになんだか堅いし...」

 

暁斗「許してやれ、それに初めてあったんだから自己紹介ぐらいするべ」

 

西島「暁斗、北海道弁が出てるぞ」

 

暁斗「おっと失礼」

 

響「司令官は北海道出身なの?」

 

暁斗「そうそう」

 

瑞鶴「初耳なんだけど」

 

暁斗「だって言ってないもん」

 

西島「返し方ひっでぇな」

 

暁斗「事実だからね、仕方ないね」

 

西島「お、おぅ...」

 

 

テロン♪

 

 

暁斗「メールだァ」ドレドレ

 

アンダーソン『荒川を処刑する際に能力を使用することを禁止する』

 

暁斗「ファーッッ○!!!」

 

西島「ど、どうした!?」

 

暁斗「どぉしてだよォー!!!」

 

西島「こ、こいつ狂ってやがる!!」

 

長門「て、提督落ちつけェ!?」

 

暁斗「こうなったら徹底的にボコボコにするしか...」ブツブツ

 

西島(あ、そういやコイツ今日死刑執行担当か)

 

暁斗「今ァ何時だァ?」

 

西島「何気に1000だな」

 

暁斗「横須賀航空隊に電話したいんだが電話番号を知らないな...」

 

西島「そういう時は電報一択」

 

暁斗「おっ、そうだなぁ」

 

西島「電信室いくか」

 

暁斗「おけおけ」

 

 

(電信室へ移動)

 

 

暁斗「失礼します」ガチャ

 

通信兵「はい!ってこれはこれは!最近噂されている呉鎮守府の提督殿ではありませんか!」

 

暁斗「どーもどーも」

 

西島「彼が横須賀航空隊と連絡をしたいとのことで来たのですが」

 

通信兵「あ、そうでしたか。少々お待ちください...なんと送ればよろしいですか?」

 

暁斗「自分の零戦を持ってくるようにとお伝えください」

 

通信兵「?分かりました」ツーツートツー

 

 

(数十分後)

 

 

通信兵「ただいまこちらへ向かってきているそうです」

 

暁斗「ありがとうございました」

 

通信兵「また何かあったら是非いらしてくださいね」

 

西島「失礼しました!」ガチャ

 

暁斗「それでは」バタン

 

 

(食堂へ)

 

 

暁斗「何気にいい時間だし飯食うか」

 

西島「奢ってくれてもいいんだぜ?」

 

暁斗「はっ倒すぞアホ」

 

西島「ヒドゥイ」

 

暁斗「すいません、日替わりB定食をお願いします」

 

西島「あ、俺も同じものをお願いします」

 

炊事兵「分かりました!B定食2つー!」

 

 

(これまた数十分後)

 

 

炊事兵「B定食を頼みました御二方ー!完成しましたので持って行ってくださーい!」

 

暁斗「なんでもってこないんだろ、ソーシャルディスタンスかな?」ガタッ

 

西島「流行病がある訳でもないから違うだろ」スタスタ

 

暁斗「ま、そうだよなぁ」

 

西島「ありがとうございます」カチャ

 

暁斗「ありがとうございます」カチャ

 

炊事兵「ごゆっくりどうぞー!」

 

 

西島「いただきまーす」

 

暁斗「いただきます」

 

西島「モグモグ」

 

暁斗「ングング」

 

西島「そーいやお前、横田先生と連絡取り合ってっか?」モグモグ

 

暁斗「いいや?卒業してから1回も」モグモグ

 

西島「じゃあ気が向いたら連絡してやってくれ。呉鎮守府に行ったメンバーからは連絡が来ないって言ってたから」ゴク

 

暁斗「あ〜...あっちでの生活が落ち着いてから連絡するわ」モグモグ

 

西島「ん、分かったそう伝えておく。ご馳走様でした」

 

暁斗「ご馳走様でした」

 

西島「さて、戻すか」カチャ

 

暁斗「おけ」カチャ

 

炊事兵「どうも、ありがとうございましたー!」

 

 

現在時刻は1150

そろそろ支度をしないといけないな...

零戦が来てるかの確認もしなきゃいけないし

 

 

暁斗「それじゃ、俺は準備があるから」

 

西島「おう」

 

暁斗「とりあえず軍刀、重り、零戦があればいいか...」

 

 

能力が使えないから確実に殺すしかねぇな...

ここでどうやって殺すのかわかった君は勘が良い

おれは勘のいいやつは嫌いじゃあないぜ

 

 

暁斗「よし零戦以外は揃った」ゴトッ

 

ラスティモーサ「処刑にどう零戦を使うんだ?」

 

暁斗「そりゃもちろん...ヘァッ!?」

 

ラスティモーサ「よぉ、久しぶりだな」

 

暁斗「ら、ら、ら、ラスティモーサ大尉!!」ケイレイビシッ!

 

ラスティモーサ「そう固くなるなよ暁斗!」バシバシ

 

暁斗「は、はい...」イテテ

 

赤城「あら、暁斗さんじゃありませんか!」

 

暁斗「あぁ、お久しぶりです赤城さん」

 

赤城「なんだか2寸ほど大きくなりましたか?」

 

暁斗「あ〜どうなんでしょう?最近計っていないのでわからないです」

 

アンダーソン「俺の鎮守府来たときよりは確実に伸びてるな」

 

暁斗「そうですかぁ」

 

 

てことは今の身長は185cmぐらいってことか

あれ、意外と暁斗って身長あるんだねと思った画面の前のみんな!

俺人権持ってるから└( ・´ー・`)┘

 

 

赤城「はぁ〜また暁斗さんの作ったご飯が食べたいです...」

 

暁斗「呉鎮守府に来たら食えますよ、多分」

 

ラスティモーサ「おいおい、うちの艦娘たぶらかしてんじゃないよ」

 

暁斗「ごペンなさい」

 

ラスティモーサ「いいよ!」

 

赤城「お二人は仲がいいですねぇ」

 

暁斗「まぁ、はいそうですね」

 

ラスティモーサ「おもしろいからな」

 

暁斗「そういえばラスティモーサ大尉、なぜ本営に?」

 

ラスティモーサ「阿島とヤバい関係にあったやつが捕まって処刑されると聞いてな、見に来た」

 

暁斗「あぁ、荒川のことですか」

 

ラスティモーサ「そう、そいつだ」

 

暁斗「あんなクズの処刑をみてどうするんですか...」

 

ラスティモーサ「まぁ本当はそのクズよりもお前の腕が落ちてないかを見に来たんだけどな」

 

暁斗「おぉっと?これは腕が落ちてたら色んな意味で終わるパターンじゃないですか?」

 

ラスティモーサ「ま、せいぜい手を抜くなよ」

 

暁斗「はい...」

 

 

(1300 処刑場)

 

 

上官「これより!荒川太一元呉市市長の死刑を執行する!」

 

荒川「...」

 

上官「執行人は入場せよ!」

 

暁斗「...よし」スタスタ

 

 

なんだ?凄く人が多い気がする...

一般人も紛れてないか??

 

 

上官「処刑方法は貴様に任せる。くれぐれも殺し損ねないように」

 

暁斗「はい」

 

荒川「...」(右腕が無い)

 

暁斗「そういえばお前は既に片腕がないんだったな」

 

荒川「テメェの...テメェのせいだ!!」(片手に拳銃)スチャ

 

長門「提督!」

 

暁斗「そんな豆鉄砲でどうするつもりだァ?」

 

瑞鶴「ま、豆鉄砲...」

 

荒川「テメェの脳天にぶち込んでやる!!」パンッパンッパンッ!!!

 

暁斗「キィンッ!!」(銃弾を全て斬る)

 

荒川「うあぁぁぁぁ!!!」パンッパンッ!!

 

暁斗「ヒュッ!」(銃弾を避けて荒川の後ろに回る)

 

荒川「速いっ...!?」

 

暁斗「お前の左腕も斬らせてもらう!!」ズパッ!!

 

荒川「ギャッ!!!」

 

暁斗「さて...」(荒川に重りをつける)

 

荒川「な、なにをして...!」

 

暁斗「西島!準備できてるか!」

 

西島「バッチリだ!」

 

暁斗「よし!」(荒川を抱えて外に出る)

 

上官「な、何をするつもりだ貴様ァ!!」

 

アンダーソン「まぁ、待て。あいつが理由もなく外に荒川を連れていく訳がねぇ」

 

上官「しかし!」

 

アンダーソン「いいから見てるんだ!」

 

上官「は、はい...」

 

ラスティモーサ「赤城、偵察機を準備しといてくれ」

 

赤城「?は、はい」

 

 

(簡易滑走路)

 

 

暁斗「懸架装置のところに荒川を吊るしてください」

 

整備兵「了解です!」

 

暁斗「なるべくはやく頼みます」

 

整備兵「10分で完了させてみせます!」

 

暁斗「あ、投下できるようにして欲しいのですが...」

 

整備兵「わかっています!」

 

暁斗「なら良かった」

 

 

荒川はあと10分も生きれるのか...嬉しいだろうなぁ

すぐに死にたどり着くことはなく、苦しみながら死んでいくのだから

 

 

長門「提督!一体何をするつもりだ!?」

 

暁斗「荒川殺戮ショー」

 

瑞鶴「いやでもこれでどうやって殺るの...?」

 

暁斗「そんなもん瑞鶴なら分かるだろ?」

 

瑞鶴「え?うーん...」

 

暁斗「艦攻」

 

瑞鶴「...まさか海に?」

 

暁斗「イエスイエス」

 

長門「そのための重りなのか!?」

 

暁斗「はい」

 

荒川「この化け物がァァ!!」ジタバタ

 

暁斗「俺が化け物?違う俺は悪魔だァ。ハッ、ハハハハ...ウハハハハ!」

 

整備兵(絶対いつか暴走するよあの人...)

 

暁斗「あんな豆鉄砲で、俺を殺せるとその気になっていたお前の姿はお笑いだったよ」

 

荒川「クソッタレェ!」

 

整備兵「付け終わりました!」

 

暁斗「ありがとうございます!」(乗り込み)

 

整備兵「車輪止めを外せー!」

 

妖精たち「「おー!」」フワー

 

 

ブロロロロ...ゴトゴト

 

 

暁斗「発動機出力最大!からの離陸!」ブロロロロッ!! ブゥーンッ!

 

ラスティモーサ「今だ!偵察機を発艦させろ赤城!」

 

赤城「は、はい!」スパァンッ

 

彩雲「ブゥーンッ!」

 

暁斗「え、彩雲...」

 

 

凄く速いんですけど...

 

 

暁斗「零戦じゃ追いつけないわ...」

 

ミカ「追いつけるわけが無いですよ」

 

暁斗「零戦のエンジンが非力すぎなんだよなぁ」

 

ミカ「ですね」

 

暁斗「さて、これから海までは高度を上げながら行くぞ」

 

ミカ「了解です」

 

暁斗(うp主、話すネタないからここからカット)

 

 

主『カットハイリマァース』

 

(3時間後)

 

 

暁斗「高度4800m...見渡す限り海しか見えない」

 

ミカ「そろそろですか」

 

暁斗「あぁしっかり掴まってろ。急降下する!」ブゥーンッ!!

 

ミカ「しっかりと速度見ててくださいよ!」

 

暁斗「わーってるよ!」

 

彩雲「ゼロセンキュウコウカ」

 

 

赤城「暁斗くんが急降下を始めたそうです!」

 

ラスティモーサ「始まったか」

 

アンダーソン「可哀想に、一瞬で死ねないとはな」

 

上官「は、はぁ?」

 

 

暁斗「543km...!!」

 

ミカ「高度3500m!」

 

暁斗「まだだ...まだそのときでは無い...!」

 

ミカ「高度2900m!」

 

暁斗「1500だ!1500mまでは降下し続ける!」

 

ミカ「1500m!?」

 

暁斗「空中分解しないようにはする!」

 

ミカ「海面に突っ込まないようにもしてくださいよ!」

 

暁斗「分かっているさ!」

 

 

ガンッゴンッ!

 

 

暁斗「今更抵抗して何になるの言うのだ...!」

 

ミカ「2400m!」

 

暁斗「お前は...生き方を間違えすぎたのだ!」

 

ミカ「2000m!」

 

暁斗「汚職に手を出さなければまだ生きていられただろうに...」

 

ミカ「1700m!」

 

暁斗「投下用意!」ガシッ

 

ミカ「1600m!」

 

暁斗「速度600km...!」

 

ミカ「せ、1500m!!」

 

暁斗「ここだァァァ!!」ガチャコンッ ブゥーンッ!!!

 

 

ヒュウゥゥゥゥゥ...

 

ドボンッ!!

 

 

暁斗「アリーヴェデルチ(さよナランチャ)」

 





今回はネタをいくつか盛り込んでみました
そのうち3つはほぼ一緒の所に置いています
気づけなかった人は読み返してみてくだせぇ

誤字脱字を見つけた場合は報告をよろしくお願いします


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執行者帰還


修学旅行前に上げれて良かったー
寝る間を惜しんで準備と小説書いてました

第37話どうぞ


 

彩雲「ゼロセンハ アラカワヲ トウカ キカンチュウ」

 

赤城「暁斗くんは帰還して来てるそうです」

 

ラスティモーサ「そうか...」

 

アンダーソン「終わったか...それにしても...」

 

2人「「面白い殺り方だったなぁ!」」ガハハッ!

 

赤城「えぇ...?(困惑)」

 

ラスティモーサ「誰もあんな殺り方は思いつかねぇよ!」

 

アンダーソン「予想の遥か上を行ってたぜ...」

 

上官(こ、この人達頭のネジ外れてる...!!)

 

 

暁斗「はぁ...俺はァ疲れた!滑走路までよろしく」

 

ミカ「私も疲れてるんですが...」

 

暁斗「じゃあ前半俺が操縦してるから、後半はミカに任せた」

 

ミカ「それならいいですよ」

 

 

(1時間半後)

 

 

暁斗「ミカ〜後はよろしく...」スヤァ

 

ミカ「よく空の上で寝れますね...」

 

暁斗「スヤスヤ」

 

ミカ(寝顔も似てるなぁ...)

 

 

(1時間後)

 

ミカ「暁斗さん、起きてください」

 

暁斗「うぅん...」スヤスヤ

 

ミカ「起きなかったら墜落死します」

 

暁斗「うぅえ...?」パチリ

 

ミカ「おはようございます、あと少しで滑走路なので頑張ってください」

 

暁斗「おぅ...」

 

ミカ(心配だなぁ...)

 

暁斗「ノビーッ」

 

彩雲「ワレサキニ キカンスル」

 

ミカ「彩雲が先に帰るみたいですね」

 

暁斗「赤城さんのだったのか...」

 

ミカ「あの彩雲魔改造とかされてませんよね?普通の彩雲より速い気がしたんですが」

 

暁斗「独自開発でグラマン作るところだから有り得る」

 

ミカ「あ、あはは...」

 

暁斗「俺らも着陸体制に入るぞ」

 

ミカ「はいっ!」

 

 

ラスティモーサ「安定した飛行だな」

 

赤城「暁斗くん才能ありますよね」

 

瑞鶴「ありすぎる気が...」

 

長門「万能なのだろうな...」

 

アンダーソン「妖精たち!車輪止めを持ってきてくれ!褒美は金平糖だ!」

 

妖精たち「「は〜い!!」」ワラワラ

 

 

暁斗「なんだ?あの数の妖精は...」

 

ミカ「いや多っ!?」

 

暁斗「ざっと数えて120...」

 

ミカ「目が金平糖になってる...」

 

暁斗「さては甘味で釣ったら大量に来たパターン!?」

 

ミカ「それしかないですね...」

 

暁斗「何人か轢きそう」

 

ミカ「轢いたら絞首刑ですよ」

 

暁斗「オォウッ!?」

 

 

ブロロロロ......ゴトゴトゴト

 

 

暁斗「1人も轢きませんでしたとさ」

 

ミカ「それはそれは、よかったですね」

 

 

マジで絞首刑に処すつもりだったのね...

なんて恐ろしい妖精なの...

 

 

暁斗「エンジン止めてぇ、風防開けてぇ、出る ヨット!」

 

ミカ「行動をいちいち口で言わなくても...」

 

暁斗「うp主の表現力がないからこうするしかない」メタスギダロ

 

ミカ「あ〜...なるほど」

 

暁斗「はぁ〜ただいま地面」

 

ラスティモーサ「地面に言うのか、それ」

 

暁斗「そうだよ(便乗)」

 

アンダーソン「まぁ、とりあえず。おかえり暁斗」

 

暁斗「ただいまです」

 

長門「帰ってきたばかりの提督に聞くが...いつ鎮守府に戻るんだ?」

 

暁斗「んー...今から寝台特急乗って行くか?」

 

アンダーソン「自腹で頼むわ」

 

暁斗「oh......」

 

ラスティモーサ「暁斗、それなりに金あるよな?」

 

暁斗「1500万程は...」

 

アンダーソン「待て、200万何に使った?」

 

暁斗「え〜と、自分のバイクに使ったのと荒川を捕まえるために乗った電車の切符、あとは...小山の葬儀代ですね...」

 

アンダーソン「...1番多く使ったのは?」

 

暁斗「小山の葬儀代です」

 

アンダーソン「100万以上の額を?」

 

暁斗「はい。正確には125万です」

 

アンダーソン「そんなにでかい葬式を?」

 

暁斗「いえ、125万を無理やり渡しました」

 

アンダーソン「えぇ...(困惑)」

 

暁斗「ど、どうしました?」

 

アンダーソン「いや、うん。なんでもない...」

 

 

普通に渡そうと思ったら断られたんだよなぁ...

4時間ぐらい話し続けてこっちが折れたように見せかけた

そして気づかないように金を置いて帰った

 

 

ラスティモーサ「おそらく今回の件でさらに給料振り込まれてると思うぞ?あと中尉になったから給料アップじゃないか?」

 

暁斗「ダニィ!?ちょっとばかし確認してみま、す...」フラッ

 

瑞鶴「ちょっと!?大丈夫!?」

 

暁斗「に、に、に」

 

長門「に?」

 

暁斗「2000万になってる....!?!?!?」

 

全員「「はあぁぁぁぁぁ!?!?」」

 

暁斗「これは...これはぁ夢だぁ...そうに違いねぇ...」フラフラ

 

アンダーソン「お前まだ未成年だよな...??」

 

暁斗「まだ18歳ですよ...」

 

ラスティモーサ「将来安泰だな」

 

暁斗「はぁ...」

 

アンダーソン「ま、まぁお前の好きなように使うといい...(俺の貯金額とほぼ同額...)」シクシク

 

暁斗「は、はい?」

 

ラスティモーサ「俺はそろそろ鎮守府に帰るわ。行くぞ赤城」

 

赤城「分かりました」

 

暁斗「あ、俺達もそろそろ行きます」

 

アンダーソン「おう、頑張れよ」

 

暁斗「はい!」

 

 

(東京駅へ向かって出発)

 

 

暁斗「あ、全員コンビニで飯を買うからなに食べるか考えておいてくれ」

 

長門「め、飯だと?私たちは食べなくても良いのだが...」

 

瑞鶴「長門さん、提督さんが食堂で燃料を飲んだことは知ってる?」

 

長門「!?い、いや知らなかった」

 

暁斗「あー!間宮ってやつに『あなた達の食べるものなどありませんからお引き取りください』って言われて燃料だけ貰ってその場で飲んだやつだ!」

 

長門「!?!?」

 

瑞鶴「自分でやって忘れてたの...?」

 

暁斗「はい忘れてました」

 

響「えぇ...?」

 

暁斗「んで、とりあえずセ○ンイレブン行くぞ〜」

 

 

(カットカットー)

 

 

店員「お会計1万5千円です」

 

暁斗「○払いで」

 

店員「ピッ ありがとございました〜」

 

暁斗「よし、東京駅に行って切符買って乗るぞ〜」

 

 

(東京駅〜)

 

 

暁斗「ピッピッピッ」(券売機と奮闘中)

 

暁「もしかして司令官って機械音痴?」

 

雷「私を頼ってもいいのよ司令官!」

 

暁斗「ん〜あまり電車に乗らないから慣れてねぇだけさ。はい、切符」

 

電「あ、ありがとうなのです」

 

響「スパシーバ」

 

長門「ちょっと握っただけでダメにしてしまいそうだ...」

 

暁斗「は、はは...」タラリ

 

 

どんな怪力ですかねぇ...?

 

 

暁斗「あ、部屋も決まっているからな。書かれてる部屋に行けよ?」

 

雪風「しれぇと一緒の部屋がいいです...」

 

暁斗「それはいろいろアウトなんでやめましょか」

 

瑞鶴(提督さんの心にピンクな心はないの??)

 

暁斗「瑞鶴ー?置いていくぞー」

 

瑞鶴「あ、待って待ってー!」

 

 

(30分後)

 

 

暁斗「確実飯と飲み物持ったな?」

 

全員「「はい!」」

 

暁斗「じゃあ、広島が近くなるまでは自由時間だ!シャワーカード欲しいやつは早めに買ってこいよ〜」

 

長門「提督はどうするのだ?」

 

暁斗「シャワーカード買ってシャワー浴びて飯食って寝る」

 

瑞鶴「他に何もしないの?」

 

暁斗「しない予定だ」

 

暁「シャワーカード買いに行きましょ!」

 

暁斗「そうだな、早くしないと売り切れる」スタスタ

 

 

(シャワーを浴びて飯を食った)

 

暁斗「ふぅ、ご馳走様でした...」

 

 

RV『パイロット今よろしいでしょうか?』

 

暁斗『おう、どうした?』

 

RV『川田から『俺の給料カットされてんだけど。ねぇなんで??』とメッセージが』

 

暁斗『えー?そんなことした覚え.....あっ』

 

RV『心当たりがあるようで』

 

暁斗『お前が悪いって返しておいてくれ』

 

RV『了解です』

 

 

そーいや川田の給料カットしたわ...

その分は鎮守府の予算として組み込まれてるから許してくれるやろ

 

 

暁斗「帰ったらかっちゃかれるかもしれないから気をつけるか...」スヤァ

 





覚えてる人いるかなぁ?川田の給料カットの小話...
自分でも『あれ?川田って給料カットだったよな...??』と
なるぐらいには忘れていました

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電車で旅するのってワックワクだよね


ここで話すネタももうなくなってきたなぁ...
あ、皆さん地震大丈夫ですか?
最近は各地で大きい地震がおきていると聞いているので、皆さん防災意識を高めていきましょう

第38話どうぞ


 

ピピピッ ピピピッ ピピピッ

 

 

暁斗「バットモーニング...」カチッ

 

 

現在時刻0530...

あと30分寝たいがそれでは生活リズムが崩れてしまうしな...

それに乗り換えに間に合わん

 

 

暁斗「顔洗ってくるか...」ガチャ

 

 

(暁斗洗顔中)

 

 

暁斗「はーさっぱりした!飯食って準備してよっと」スタスタ

 

長門「提督じゃないか」

 

暁斗「おー長門かおはよう。朝早いな」

 

長門「それは提督もだろう?」

 

暁斗「まぁーねー」

 

長門「そういえばあとどれ位で鎮守府に戻れるんだ?」

 

暁斗「うーん...岡山で降りて新幹線に乗り換えで広島駅着が7時25分だから...」

 

長門「もしかしてだがそろそろ降りるのか?」

 

暁斗「おりるまであと1時間も無いかな」

 

長門「ということはみんなを起こさないとだな」

 

暁斗「それは長門に頼むわ〜」

 

長門「分かった」

 

 

(岡山駅)

 

 

暁斗「よし、全員いるね?」

 

長門「あぁ全員集まっている」

 

暁斗「これから新幹線に乗り換えて広島駅行くからはぐれるなよ〜」

 

雪風「しれぇの隣の席がいいですっ!」

 

暁斗「いいけど...他の艦娘たちと一緒じゃなくていいのか?」

 

雪風「しれぇと一緒がいいんですっ!」

 

暁斗「お、おぉそうか」

 

 

「まもなく○番線にみずほが到着致します。危ないですから黄色い点字ブロックより後ろでお待ちください」

 

 

暁斗「あらまお速い」

 

長門「新幹線というものはどういう原理で走っているんだ?」

 

暁斗「よく知らないなぁ...有識者の方教えてほしいです〜」スタスタ

 

雷「?誰に言っているの司令官!」スタスタ

 

暁斗「画面の前の有識者の方たち。お、座席はっけーん」

 

暁「画面の前...?」

 

電「有識者...?」

 

瑞鶴「それ以上は深堀しない方がいいかも...」

 

響「ダー」

 

暁斗「これから34分という微妙ーな時間の新幹線旅でございます」

 

長門「旅と言うより帰還と言った方が正しいんじゃ...」

 

暁斗「言い間違えた」

 

長門「そ、そうか...」

 

暁斗「しかしただ座っているのも暇だなぁ...」

 

響「確かにそうだね」

 

雷「みんなで楽しめる何かがあれば...」

 

暁斗「トランプとかか?」

 

暁「とらんぷ?」

 

暁斗「なんだ?やったことないのか?」

 

長門「私はやったことがあるが...暁たちは前提督の時に着任しているからな...」

 

暁斗「トランプなんて無かったし、あってもやる暇もないって感じか」

 

長門「あぁ...」

 

暁斗「トランプってのはな、こんなやつだ」(何も無いところからトランプを出す)

 

瑞鶴「!?!?」

 

長門「ど、どこから!?」

 

暁斗「とりまババ抜きするかー」(フル無視)

 

響「司令官はマジシャンというやつなのかい?」

 

暁斗「違います、提督です」

 

長門(違う違うそうじゃそうじゃない)

 

暁斗「まぁーそんなことは置いといてババ抜きすんぞー」

 

 

(10分後)

 

 

暁斗「...」(残り1枚)

 

暁「アワアワ」(残り2枚)

 

瑞鶴「最終局面ね...」

 

長門「これで提督が揃えば暁の負けか」

 

暁斗「...」スッ

 

暁「パァァァァッ!」

 

暁斗「...」スッ

 

暁「サァーッ...」

 

暁斗「...」スッ

 

暁「パァァァァッ!!」

 

暁斗「よし、これだ」(カードを引く)

 

暁「やったわ!司令官にジョーカーを引かせれたわ!」

 

暁斗「あー引いてしまったー」

 

響(絶対わざと引いてる...)

 

暁斗「うーむ...」スッ(カードを1枚出っ張らせる)

 

暁「えーとこれにするわ!」(出っ張ってるカードを引く)

 

暁斗「あー」

 

暁「やった!揃った!!」

 

暁斗「負けてしもうたー悔しいなー」

 

瑞鶴(ものすごく棒読み...)

 

雷「司令官手を抜きs」

 

響「それは言ってはいけないよ」(口塞ぎ)

 

暁斗「さて、次は何する?」

 

雪風「すぴーどをやってみたいです!」

 

暁斗「いいぞーけど2人しか出来ないからジャンケンで勝ったやつ2人がやることにしよう」

 

全員「最初はグー!ジャンケンポンッ!」

 

暁斗「勝ちー」

 

長門「私と提督が勝負か」

 

暁斗「テーブル破壊しないでね」

 

長門「流石にそんなことはしないぞ」

 

 

(5分後)

 

 

暁斗「俺の勝ちじゃい!」WINNER

 

長門「ビッグ7のこの私が負けるなんて...」LOSER

 

瑞鶴(ビッグ7は関係ないような気が...)

 

暁斗「じゃー次は瑞鶴、暁、響、雷、電、雪風でジャンケンして勝った2人が試合だ〜」

 

 

(15分後)

 

 

暁斗「勝者は俺と瑞鶴と電と雪風か」

 

瑞鶴「雷ちゃん何気に強かったなぁ」

 

響「電に負けるとは...」

 

電「電の本気を見せたのです!」

 

雪風「一瞬で勝てました!」(手札の出るタイミングが全て良かった)

 

暁斗「そろそろ時間だな。下車準備しとけよー」

 

瑞鶴「とは言っても準備すること何も無いけどね」

 

暁斗「まぁ確かに」

 

長門「提督よ、少しばかり頼みがある」

 

暁斗「はいなんでしょう」

 

長門「艦娘の外出を許可してくれないか?」

 

暁斗「全然おk」

 

長門「そうか...え??」

 

暁斗「全然大丈夫。言ってくれれば外出許可するよ」

 

長門「あの方と一緒のことを言うんだな」

 

暁斗「あの方ってのは成登提督殿のことか?」

 

長門「知っているのか?」

 

暁斗「あぁもちろんさ。鎮守府の資料を見ても成登提督殿の時は全盛期と言えるほどの戦果や鎮守府運営だった」

 

長門「そうだ。本当に成登提督の時は呉鎮守府の全盛期と言えるだろう...」

 

暁斗「そういや、鳳翔さんっていつからいるんだ?」

 

長門「確か、成登提督の初建造が出会いと言っていたな」

 

暁斗「なるほど...通りでバレるわけだ」

 

長門「なんだ?隠し事でもしているのか?」

 

暁斗「まぁね〜鳳翔には会った瞬間バレた」

 

長門「あの人は艦娘のお母さんのような人だ。隠し事など通用しないぞ」

 

暁斗「ガチか」

 

長門「ガチだ」

 

瑞鶴「お二人さん駅に着いたよ」

 

暁斗「お。じゃあ全員降りれー」

 

暁「おりれ?」

 

暁斗「あーっと降りるぞって事だ」

 

電「北海道弁なのです?」

 

暁斗「北海道弁というか...ら抜き言葉ってやつだ」

 

 

ブロロロロ

 

 

川田「心優しい俺が迎えに来てやったぜ」

 

暁斗「裏があるだろ絶対」

 

川田「俺の給料返して」

 

暁斗「鎮守府の予算に回してるから無理ぃ」

 

川田「鎮守府の予算になってるならいいや」

 

瑞鶴(いいんだ...)

 

川田「これで暁斗の財布に入ってるってなったら*1ネックブレーカーしてた」

 

暁斗「*2インナーピースで殺すぞ」

 

川田「ファッ!?」

 

暁斗「ほら運転しろよ」

 

川田「しょーがねぇーなぁ」

 

暁斗「ムカついたから帰ったら粛清する」

 

川田「ここ日本だよな?なんか共産主義国の粛清おじさんいない?」

 

暁斗「早く出発しないと*3レイトアタック決めちゃうぞ」

 

川田「スイマセンデシタ」

 

暁斗「ちなみにどれくらいで鎮守府に着く?」

 

川田「道路交通法フル無視したら30分」

 

暁斗「安全運転で頼むわ」

 

川田「おkおk」

 

暁斗「俺ァ寝るッ!!」スピー

 

*1
タイタンフォール2の処刑方法 コマ○ドーの大佐が飛行機で殺したやつと同じ方法で殺す

*2
タイタンフォール2の処刑方法 個人的にかっこいいと思てる

*3
タイタンフォール2の処刑方法 オクタンのフィニッシャーに通ずるものあり





寝オチです、はい

タイタンフォール2の処刑方法が3つ出て気分が高揚したそこの君!

はいないと思う!
次回は鎮守府で何かさせる予定です

誤字脱字を見つけた場合はご報告よろしくお願いします


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着任してから鎮守府外にいた時間の方が多かった件


今回、四捨五入すると10000文字になる文量ですが...
最後まで読んでくれたら嬉しいです!

UAが12000突破していたのを今気づきました!皆様のご愛読どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします

では、第39話どうぞ



 

川田「おーい暁斗ー着いたぞー!」

 

暁斗「あと5秒寝かせてくれ...」

 

川田「イチニイサンシイゴオ!」

 

暁斗「眠気さっぱり」

 

全員「「((((;゚Д゚))))」」

 

暁斗「何ぼさっとしてんだ。早く行くぞ」

 

川田「お、おぅ...」

 

ガチャコンッ

 

暁斗「久しぶりに鎮守府にいる気がするわぁ」

 

川田「お前がいない間、誰が仕事やってたと思う?」

 

暁斗「鳴山」

 

川田「うん正解だ」

 

暁斗「お前副提督なのに何してた??」

 

川田「鎮守府の状態見てた」

 

暁斗「ほう?どうだった」

 

川田「リフォームしようぜってところあるぞ」

 

暁斗「予算があればリフォームするか」

 

川田「あとよ、何か気づくことないか?」

 

暁斗「なんか鎮守府が綺麗」

 

川田「頑張って掃除した」

 

暁斗「給料アップしてやるよ」

 

川田「 や っ た ぜ 」

 

 

カチャン

 

 

今壁からトリガーを引く音が聞こえた

どういう構造になってるかは知らんが...

壁の向こう側にはなにか秘密がありそうだ

 

 

暁斗「...川田」

 

川田「何持ってくる?」

 

暁斗「ヘルメット、オルタネーターを持ってきてくれ」

 

川田「ガッテン承知」

 

暁斗「長門」

 

長門「な、なんだ」

 

暁斗「艦娘全員に自室で動かないようにと伝えてくれ」

 

長門「わ、わかった」

 

暁斗「他のやつもいいな?自室へ行くんだ」

 

全員「「は、はい!」」タタタタッ

 

川田「持ってきたぞ!あと、クーパーとフリーボーンにも伝えておいた」

 

暁斗「よし...突撃!」(タックルで壁を突破する)

 

憲兵「て、敵が突っ込んできた!!」

 

暁斗「お前に用はねぇってんだよ!!」ズダダダッ!

 

川田「これは...エレベーターか」

 

暁斗「クローキング使えるか?」

 

川田「バッチシ使える」

 

暁斗「なら行くぞ!」

 

 

ゴウンゴウンゴウン

 

 

 

 

チーン♪

 

 

ゴゴゴゴッ

 

 

IMC兵1「?パイロットが居ないぞ」

 

IMC兵2「そんな馬鹿な!上の憲兵からパイロットの侵入が報告されたんだぞ!?」

 

暁斗「それは俺たちのことか?」

 

IMC兵1「なにっ!?」

 

暁斗「さようなら」(グランドセフト・セミオートで処刑する)

 

IMC兵2「馬鹿が!単騎で乗り込んできやがっ「残念2人だ」ヘァッ!?」

 

川田「ふんぬっ!」(ネックブレーカーで処刑する)

 

暁斗「先へ行くぞ」

 

川田「おう」

 

 

コツコツコツ タッタッタッ

 

 

川田「しかしなんなんだこの部屋...?」

 

暁斗「俺はもう大方予想はついてる」

 

川田「教えてくれねぇか?」

 

暁斗「言いたくもねぇ...」

 

川田「そうか...」

 

暁斗「パルスブレードで索敵する」シュバッ

 

川田「どうだ?」

 

暁斗「この先に敵が18人だ」

 

川田「つまり広い空間があるのか」

 

暁斗「あぁ」

 

川田「残弾は?」

 

暁斗「有り余ってる」

 

川田「準備は?」

 

暁斗「オーケー」

 

川田「突撃ィィ!!」

 

暁斗「ドラアァァァァ!!!」(タックル)

 

川田「撃て!撃てぇぇぇ!!」チュドドドッ

 

暁斗「血祭りだァ!!」ズダダダッ

 

IMC兵3「てっ、敵襲ー!!」

 

IMC兵4「銃を手に取れ!」

 

IMC兵5「ウグアァッ!」ドサッ

 

IMC兵6「うわあぁぁぁ!!」

 

IMC兵7「怯むな!撃て!」ズダダダッ!

 

暁斗「無駄だ無だァ!!」ズダダダッ!

 

IMC兵3「がっ!?」

 

川田「暁斗!キリがねぇぞ!」

 

暁斗「確かにそうだな.....アレ使うか」

 

川田「アレってなんだ!?」

 

暁斗「しばらく片目を閉じる、それまでカバーしてくれ!」

 

川田「だからアレって何だよォォォ!?!?」チュドドドッ!!

 

暁斗「言わねーよks!!」ズダダダッ

 

川田「ヒドゥイ!!」チュドドドッ

 

暁斗「あと2分!それまで頑張れ川田!!」ズダダダッ

 

川田「たったの2分!この俺にはどうってことないぜぇぇぇ!!」チュドドドッ

 

暁斗「......」ズダダダッ

 

川田「チュドドドッ!」

 

暁斗「....」ズダダダッ

 

川田「おい暁斗!まだか!?」

 

暁斗「ちょうど今、終わった...!!」ギンッ

 

 

『天照』

 

 

IMC兵達「「ギャアアアァァァァァァァッッ!?!?!?!?」」

 

川田「な、なんだ...これはっ!?」

 

暁斗「うぐっ!」パチッ

 

 

フッ

 

 

川田「黒炎が消えた...!?」

 

暁斗「ふぅーっふぅーっ!」ツツー

 

川田「暁斗お前血涙が!」

 

暁斗「気にすんな、この術は発動する事に血涙を流すほど力を使うだけだ」ハァッハァッ...

 

川田「その術とやら、使いすぎるなよ?」

 

暁斗「わかってるさ...」

 

川田「で...この部屋は...」

 

暁斗「まるで...艦娘の監獄だな」

 

川田「....」

 

暁斗「クーパー、こちら暁斗応答願う」

 

 

クーパー『どうした?』

 

暁斗『高速修復材と書かれたバケツを持ってきてくれないか?』

 

クーパー『あーそれなんだがな...全て空になっている』

 

暁斗『...は??』

 

クーパー『フリーボーンに聞いてみたところケインが金に変えたそうだ』

 

暁斗『カスみたいな残りも無いのか?』

 

クーパー『そう、いやほんの少しだけカスがある』

 

暁斗『それを集めれるだけ集めてくれ!』

 

クーパー『了解!』

 

 

暁斗「くそっ前に怪我してる艦娘達を入渠させた時にバケツがあるか確認しておくんだった!」

 

川田「ケインから貰った万能薬は?」

 

暁斗「2本しか貰えなかった。そして既に使ってしまっている。あぁくそっ!何故こんなことに...!」

 

川田「怒ってないで艦娘の状態を確認をするぞ」

 

暁斗「あぁ...」

 

川田「檻の鍵は?」

 

暁斗「無い。から力づくでこじ開ける!」ギギギイィィィッ

 

艦娘達「「...!?」」

 

暁斗「あと少しで開く...ぬぁっ!!」

 

 

ガキョッ!!

 

 

川田「マジでお前化け物やん」

 

暁斗「俺が化け物?違う、俺は悪魔だァ」

 

川田「ブ○リーやめい」

 

暁斗「あ、悪魔たん...」

 

川田「悟○やめい」

 

クーパー「バケツ持ってきたぞ!」

 

暁斗「1つか...」

 

クーパー「これでも頑張って集めたんだが...」

 

暁斗「完全に治すことは出来ないか...」

 

川田「傷口を塞げるぐらいだろうか...?」

 

艦娘「私の、脚...治らないん、ですか?」

 

暁斗「えーと名前は?」

 

島風「島風です...」

 

暁斗「島風、今この鎮守府にはバケツが無い。前任が売ってしまった」

 

島風「前任...?阿島提督はどうなったの...?」

 

暁斗「天に召された」

 

艦娘達「「え!?」」

 

暁斗「まずは全員の傷口を塞がねばならん。これから1人ずつ応急処置をする」

 

艦娘「阿島提督が死んだというのは本当ですか?」

 

暁斗「あぁ本当だ。俺が殺したからな」

 

艦娘達「「!?」」

 

艦娘「ど、どうやって死んだのですか?」

 

暁斗「あいつは半ば自爆で死んだよ。して、名前は?」

 

赤城「こ、航空母艦赤城です」

 

 

赤城...加賀の艦載機の持ち主か

 

 

川田「あいつの情けねぇ最期の声は最高だったわ」

 

暁斗「無駄話をしている場合じゃないな。さ、傷口を見せてくれ」

 

島風「い、痛いことしませんか...?」

 

暁斗「治療は痛くありゃせんよ、ほれ脚をこっちに向けて」

 

島風「は、はい」スッ

 

暁斗「完全に脚を治すことは出来ないが、傷口は塞がるそれでも大丈夫か?」

 

島風「痛くないなら大丈夫です」

 

暁斗「じゃあやるぞ」(綿に高速修復材を染み込ませる)

 

川田「俺の所も誰かこい」

 

クーパー「俺はこういうのは苦手だから任せた」

 

暁斗「あ〜なら見張っといてくれ。この光景を他の艦娘たちに見せるのは流石にダメだからな」ポンポンッ(綿を島風の怪我の傷口に当てる)

 

クーパー「了解」

 

島風「い、痛くない!」

 

暁斗「だろう?」

 

赤城「私もいいですか?」

 

暁斗「あぁ、目か...」

 

赤城「はい、敵に目を打たれてしまって片目はもう何も見えません」

 

暁斗「残ってる目の瞳からわかる。赤城は綺麗な目をしている」

 

赤城「...そんなこと言ってくれたのは人生で2人目ですっ」

 

暁斗「ははっ、実際すごく綺麗だからなぁ」ポンポンッ

 

赤城「なんだか成登提督を思い出します...」

 

暁斗「...そうか」

 

赤城「鳳翔さんとはお話しましたか?」

 

暁斗「あぁ、話した」

 

赤城「元気、そうでしたか?」

 

暁斗「うーん...最初は元気がなかった。けど今はそれなりに元気だと思う」

 

赤城「そうでしたか...よかった...」

 

暁斗「あとは他は?」

 

「うち、ええかの?」

 

暁斗「大丈夫だ。名前は?」

 

浦風「陽炎型駆逐艦11番艦の浦風じ...です」

 

暁斗「その口の傷...」

 

赤城「浦風さんは前任の阿島提督に広島弁が不快だと言われ口を切られています」

 

暁斗「あのゲス...!!」

 

浦風「提督、うちの広島弁は不快です、か?」

 

暁斗「自由に発言していいんだぞ、浦風。方言は1種の無形文化財だと俺は思う。自由に広島弁で話していいんだ」

 

浦風「ほ、本当に...?」

 

暁斗「あぁ」

 

浦風「...提督は優しいんじゃね」

 

暁斗「これが普通ってやつなんだよ。傷口に綿当てるぞ」ポンポンッ

 

浦風「んっ...」

 

暁斗「口の切られた傷だけだったからか完全に治ったな。可愛い顔をしているじゃあないか」

 

浦風「かわっ...!?///」

 

暁斗「かんなに綺麗で可愛い顔に傷をつけるとは...アホなのかアイツらは...」

 

浦風「///」

 

暁斗「ど、どうしました?顔真っ赤で...」

 

浦風「て、提督のせいじゃ!///」

 

暁斗「え?す、すま」バキッ! メキッ!!

 

川田「暁斗!?」

 

IMC兵6「ちっ、近寄るなぁ!近づいたらこいつの命はないぞ...!!」(暁斗を人質にとる)

 

川田「...あ、そう」

 

IMC兵6「なっ!?こいつ仲間が人質にとられているというのに...!?」

 

赤城「提督!」

 

クーパー「おい、IMC兵」

 

IMC兵6「だ、誰だお前は!」

 

クーパー「お前、人質にする奴を間違えたな」

 

IMC兵6「え」

 

 

ボキッ!!

 

 

IMC兵6「ギャアァァ!!俺のっ!俺の腕がァァァ!?」

 

暁斗「...」ピキッ

 

川田「あーあガチギレしちゃった。しーらね」

 

暁斗「血祭りにあげてやる...!!」

 

川田「これ以上ここを汚すんじゃねぇよ」ガツン!

 

暁斗「いったぁ!?」

 

川田「血を出さずに殺せ!」

 

暁斗「...はぁ??おめーがやってみろよ」

 

川田「ネックブレーカーとか?」

 

暁斗「一瞬で楽にしたら俺の気が済まないね。月読の刑に処す」

 

川田「うーわかわいそ」

 

暁斗「おめーにもかけてやろうか?」

 

川田「間に合ってマース」

 

暁斗「さて、これからお前は俺に永久に刺され続ける。頑張って生き抜くことだな」

 

IMC兵6「いい、命だけはっ...!!」

 

暁斗「俺に手を出してなければまだ生きれたかもな」

 

 

『月読』

 

 

IMC兵6「ガクッ」

 

暁斗「こいつはもう二度と目覚めない。いい気味だぜ」

 

赤城「ま、まさか提督も阿島提督と同じ...!」

 

暁斗「あいつと一緒は違う違う。こいつらには因縁があってなぁ」

 

川田「おい暁斗、ここでその話はやめようぜ」

 

暁斗「...あいよ」

 

島風「過去にこの人たちに何かされたの...?」

 

暁斗「そうだなぁ...言えるのは俺たちは何もしていないのに、こいつらに命を狙われているってことかねぇ...」

 

川田「治療を続けるぞ」

 

暁斗「分かった」

 

艦娘「あの...」

 

暁斗「治療か?名前は?」

 

扶桑「扶桑型戦艦一番艦の扶桑です。あと私に傷なんてありません」

 

暁斗「...ゑ?」

 

扶桑「私は不運艦だからという理由でここに連れられてきました」

 

暁斗「oh....my....」

 

扶桑「それで提督...聞きたいことがあるのですが...」

 

暁斗「はいなんですか」

 

扶桑「私の妹...山城のことを知りませんか?」

 

暁斗「山城、ねぇ...北関東鎮守府の山城なら知っているが...」

 

扶桑「その山城です!」

 

暁斗「うぉう...そ、そうか」

 

扶桑「山城の様子はどうでしたか!?」

 

暁斗「うーんと...俺の小型ボートに爆弾つけて殺そうとしてきたくらいしか覚えてないな...」

 

扶桑「...え?」

 

暁斗「まぁ実害無かったし気にしてないけどな」

 

扶桑「わ、私の妹がなんてことを...!!申し訳ありません!!」ドゲザ!!

 

暁斗「もう一度言う。実害無かったから気にしてない!」

 

扶桑「し、しかし...」

 

暁斗「しかしもヘチマもない」

 

扶桑「で、ですが...」

 

暁斗「言い方変えただけじゃあねぇか!アッハッハッ!」

 

川田「ぶふぅっ...!」プルプル

 

鈴谷「ちょっと、笑って手元狂わせないでよ?」

 

川田「す、すまん...」

 

暁斗「ふぅ、とりあえず!山城が俺にしてきたことは特に気にしていない!終わり!」

 

扶桑「そ、そうですか...あ、あと山城は今どこに...?」

 

暁斗「うーん...北関東鎮守府全体が解散となったからなぁ。どこかの鎮守府にいるのかもしれない」

 

扶桑「そう、ですか...」

 

暁斗「さて、これで全員か」

 

赤城「はい」

 

暁斗「島風、俺の肩に捕まってろ」

 

島風「わ、わかりましたっ ヨイショ」

 

暁斗「...おんぶかお姫様抱っこどっちがいい?」(肩の高さが合わなかった)

 

島風「え、えぇと...お姫様抱っこで...///」

 

暁斗「分かった ヨイセ」

 

クーパー「エレベーターは全員乗れるみたいだ」

 

川田「みんなは奥へ」

 

暁斗「それって俺も?」

 

川田「当たり前だろぉ島風抱っこしてるんだから」

 

暁斗「あいよ」

 

 

いまロシア人がいた気がしたがきっと気の所為だよな...??

ロシアはあむいですか?と聞いたら当たり前だろぉと返してきそうな感じが...

 

 

川田「馬鹿なこと考えてないで早く乗れ」

 

暁斗「なんでバレたんだよ」スタスタ

 

川田「クーパー、ボタン操作頼んだ」

 

クーパー「分かった」ポチット

 

 

ゴウンゴウンゴウン

 

 

暁斗「しかしよくこんな隠し部屋を作ったものだ」

 

川田「隠し部屋があるってことは金もどっかにあるんじゃねぇか?」

 

暁斗「もし見つけたら予算とか艦娘たちの給料にあてるか」

 

赤城「お給料、ですか?」

 

暁斗「そそ、俺らだけが金を貰うってのはなんか違う気がするんでな」

 

島風「お給料ってなんですか?」

 

暁斗「お給料ってのはな、それぞれの働きに応じて支払われるお金だ」

 

島風「え、えーとお金ってなんですか...?」

 

暁斗「ん〜...例えば!俺が今モーレツにお米が食べたい!けどお米の備蓄がない!お店へ行って買わなければならない!ただお米は頂戴と言ってタダで貰えるわけがない、まぁ当たり前だな。そんなこと言ったら店員に1発殴られる」

 

川田(暁斗の例えばの話好きなんだよなぁ)

 

暁斗「そこで使うのがお金だ。簡単に言うならお金とお米を交換するんだ」

 

鈴谷「なるほど...でもさ、街の人たちから恵んでもらえないの?」

 

暁斗「どうだろうか?この前呉の市長粛清したから恵んでもらえないかも」

 

浦風「しゅ、粛清...」

 

暁斗「そそ」

 

 

チーン♪

 

 

暁斗「お、着いたな」トントン(川田の肩を叩く)

 

川田「なんだ?」

 

暁斗「待ち伏せされている」ボソッ

 

川田「...分かった」

 

暁斗「全員俺の後ろへ」

 

 

ガゴンッ ゴゴゴゴォ

 

 

IMC兵達「「撃てー!!」」ズダダダッ

 

暁斗「よいせ」ガシャコンッ(ル・ロックシールドを展開)

 

川田「ズダダダッ!!」

 

クーパー「チュドドドッ!!」

 

暁斗「増幅壁を展開する!」ブゥンッ

 

川田「ナイスタイミング!」ズダダダッ

 

クーパー「最後の一人だ!」チュドドドッ

 

IMC兵「ぐふっ...こ、これ、が同胞殺しの...あ」ベキャッ!!

 

暁斗「...」ピキビキッ

 

川田「ブルブルッ!」

 

クーパー(これか、暁斗が激怒する二つ名は!)

 

扶桑「島風さんを一瞬で私に預けて一瞬で敵の前へ...」

 

島風「て、提督速い...」

 

暁斗「全員自室を覚えているか?」

 

赤城「はい、覚えています」

 

暁斗「島風には簡易的な松葉杖を持たしておこう」

 

島風「...高さが合いません」

 

暁斗「...俺が運ぼう」

 

扶桑「戦艦寮誰かいるかしら...」

 

川田「ささ、全員早く自室へ行くんだ!」

 

暁斗「確か島風には同型艦が居ないんだよな?」シュタタタタッ

 

島風「そうです」

 

暁斗「不知火の部屋に行くか?」

 

島風「はいっ」

 

暁斗「レッツゴー!」シュダダダダッ!!

 

 

(数分後)

 

 

暁斗「ここかな??」

 

島風「も、もう着いたの!?」

 

暁斗「コンコンッ」

 

不知火「はい?」

 

暁斗「不知火、俺だ。島風を部屋に入れてやりたいんだが」

 

不知火「し、島風ですか!?轟沈したんじゃ...」

 

暁斗「ところがどっこい隠し部屋で生きていました。あと部屋に入れてくれー」

 

不知火「い、今鍵を開けます」ガチャリ

 

暁斗「失礼する」

 

雪風「しれぇ!」

 

暁斗「おー雪風ー数時間ぶりだな〜」

 

雪風「そうですねっ!」

 

不知火「司令、島風をベットに寝かせるので下ろしていただいても?」

 

暁斗「おう」

 

不知火「あまりいいベットじゃありませんが...」

 

島風「あの檻みたいなところでは床で寝てたから平気...」

 

暁斗「しかし...この部屋殺風景だな」

 

雪風「しれぇもそう思います?」

 

暁斗「それに家具も白一色だし」

 

不知火「すべて最初からあったものですから」

 

暁斗「替えるつもりないのか?」

 

不知火「替えたいのですが...」

 

暁斗「ふむ、お金が無いってところか」

 

不知火「はい...」

 

暁斗「今度から給料を支給するから自由に模様替えをするといい」

 

不知火「ほ、本当ですか!?」

 

暁斗「ほんとほんと」

 

雪風「でもどうせならりふぉーむというのをしてみたいです」

 

暁斗「予算があればね」

 

 

ピンポンパンポーン

 

 

いつまで居るつもりだ!早く執務室に来い!!

 

 

暁斗「...怒られたから俺はこれで」ガチャリ

 

不知火「はい」

 

暁斗「バタン 本気で行くか」シュダダダダッ!!!

 

 

(1分後)

 

 

暁斗「オラァ!」ドアバァーンッ!!

 

川田「来るの早くね!?!?」

 

暁斗「全力疾走してきた」

 

クーパー「グラップル使ったのか?」

 

暁斗「いや、壁ジャンしまくった」

 

鳴山「お前人間辞めてるだろ」

 

暁斗「なんでバレたんだよ」

 

未来「お兄ちゃん久しぶり〜!」ダキッ

 

暁斗「未来〜久しぶりだな〜」

 

瀬戸雪「中尉に昇進だなんて凄いね暁斗くんは」

 

暁斗「階級なんざどーでもいいよ」

 

川田「お前らしい...さて、これから地下室で見つけた艦娘たちのバケツの確保方法を考えよう」

 

暁斗「それなら俺が確保してこよう」

 

川田「どうするんだ?」

 

暁斗「秘密だ」

 

未来「それって私もついて行った方がいい?」

 

暁斗「どっちでもいいぞ」

 

瀬戸雪「なんだか2人だけで話が進んでる...」

 

鳴山「他の鎮守府から金で買ったりする訳では無いよな?」

 

暁斗「するかアホ」

 

鳴山「あ"ぁ?」

 

暁斗「あ、俺がいない間の仕事をしていてくれたらしいから鳴山には休暇をあげる」

 

鳴山「ホワイト企業だなここ」

 

暁斗「元ブラックです」

 

川田「なはははは!」

 

クーパー「何一人で笑ってるんだ??」

 

フリーボーン「巡回終わったぞ〜」

 

暁斗「フリーボーンじゃないか!元気してたか?」

 

フリーボーン「お前は元気かよ」

 

暁斗「まあまあ元気」

 

フリーボーン「あ、隊長。報告は異常無しです」

 

鳴山「分かった」

 

フリーボーン「で、なんの話しをしていたんだ?」

 

暁斗「実はこの鎮守府に隠し部屋があってな...そこで艦娘が檻の中にいたんだよ」

 

川田「そしたら大半は大怪我、バケツが必須でな」

 

暁斗「どうしようかって話をしていた」

 

フリーボーン「あー確かにこの鎮守府、バケツねぇわ」

 

暁斗「だから取りに行ってくる」

 

川田「お前ならできるだろうし行ってこーい」

 

未来「大きな箱持って言ってそれに落ちてるバケツをいれて運ぼ?」

 

暁斗「いい案だな」

 

鳴山「ん?未来ちゃんも行くのか??」

 

未来「そーだよ?」

 

鳴山「それはさすがにアウトなんじゃ...」

 

暁斗「俺がついてるから大丈夫だ」

 

鳴山「う、うーん...?」

 

暁斗「じゃ、今日の夜俺らは遠征へ行く」

 

川田「遠征て、お前艦娘じゃねぇんだから...」

 

暁斗「艦娘じゃなくて艦息だな」

 

川田「...( ´◜௰◝`)?」

 

暁斗「つまりこういうことだよ」ガション(主砲を展開する)

 

鳴山「( Д ) ⊙ ⊙」

 

瀬戸雪「( Д ) ⊙ ⊙」

 

川田「( Д ) ⊙ ⊙」

 

フリーボーン「( Д ) ⊙ ⊙」

 

クーパー「?」

 

暁斗「あ、これ司令長官殿も知らないことだから口外すんなよ!」

 

未来「ちなみに私も展開できるよ〜♪」

 

川田「兄貴がバケモンなら妹もバケモンときた...」

 

暁斗「俺の妹をバケモン呼ばわりとは...いい度胸じゃねぇか」

 

川田「オォウ!?」

 

暁斗「昼飯食った後道場で殺りあおうじゃねぇか」

 

川田「わりぃ俺死んだ」

 

暁斗「血祭りにあげてやる...!」

 

鳴山「あ、まだ予算組んでないから昼食は食堂で出ないわ」

 

暁斗「...ちょっくら食材買ってくる」

 

川田「そういや秋生大将から『まだ提督就任のお祝いをしていなかったね。暁斗君が欲しいと言っていたあれを贈ろう』とかって電報来てたぞ」

 

暁斗「マジで?」

 

川田「マジマジ。もう鎮守府に届いてるらしい」

 

暁斗「ちょ、それを先に言ってくれ」シュタタタタッ

 

川田「悪ぃ悪ぃ。あそこのガレージに入ってる」シュタタタタッ

 

暁斗「くぅおらぁ!!」バァーンッ

 

川田「こ、これがお前が欲しがっていたという」

 

暁斗「あぁそうだ...ホンダ、シビックタイプRのFK8だ...!!」

 

川田「めちゃくちゃかっこいいやんけ...!!」

 

暁斗「秋生おじさんには後で感謝の電話をしとかないとな...」バタムッ

 

川田「ちょ、俺も乗っけてってくれよ」

 

暁斗「食材を置くスペースが無くなる」

 

川田「ならしょうがない」

 

暁斗「いくぜエンジン始動!」

 

 

ブオォンッ!!

 

 

暁斗「カッチョイイ〜!」

 

川田「今度助手席に乗らせてくれよな?」

 

暁斗「あーうん今度な」

 

川田(絶対乗せる気ないな...)

 

暁斗「とりま近くのスーパー行ってくるわ」

 

川田「いってらー」

 

暁斗「何かいるものは?」

 

川田「コーヒー豆買ってきて」

 

暁斗「おk」

 

 

ブオォォォッ!!

 

 

川田「加速バケモンじゃねぇかよ」

 

 

暁斗「いやー速い!速い!最っ高だ!!」ブオォン!

 

 

ちゃんと法定速度で走ってるから警察には捕まりませんぜ

 

 

暁斗「お、イ○ンか...ここで買っていこう」ブオォォォッ

 

 

『火曜はウキウキ火曜市♪イオンの火曜市♪』

 

 

今日は運が良い

火曜市だし想定の1.5倍は買っていこうかな

 

 

暁斗「...うげっ卵たっか...卵を使う料理はやめるか...」

 

おばちゃん「あら〜卵高いわ〜...食費とかが高くて年金だけじゃ生活なんてそうそう無理ねぇ...」

 

暁斗「...」

 

 

年金の支給って2ヶ月に1回だよな?

それでいてあまりもらえないのか

近年パートで働く老人が増えるのはそれが理由か...

 

 

暁斗「今日の昼飯はパスタにして夕飯は海鮮丼にするか」(カート2台押し)

 

 

店員「こちらのレジどう、ぞ....!?」

 

暁斗「お願いします」

 

店員(山盛りのカゴが4つ!?!?)

 

 

(40分後)

 

 

店員「お、お会計5万7千円になります」

 

暁斗「12345、1234567...」(支払う)

 

店員「ご、5万7千円ちょうど頂きましたのでレシートのお返しです」

 

暁斗「あ、ありがとうございます」

 

 

このレシート、1メーター弱はあるぞ...?

 

 

暁斗「レジ袋4枚で入り切らなかったら終わりだな」(袋詰め中)

 

 

(数分後)

 

 

暁斗「ギリセーフ」

 

レジ袋(ギチィ...)

 

暁斗「これを後部座席に積んで...ヨイショヨイショ 帰るか!」

 

 

ブォンッ!

 

 

暁斗「新型のシビックタイプRはFK8より馬力上がったんだっけな...いつか乗りたいなぁ」ブオォォォッ!

 

GT-R「ブォンッ!ブォンッ!!」

 

暁斗「んだぁ?喧嘩売ってんのか??」ブオォォォッ!!ヴォンッ!!

 

GT-R「ブオォォォッ!!ブオォォォッ!」

 

暁斗「なんかこいつレースしようとしてるんだけど??俺は次の信号右折だしサヨナラだけど」ブォンッ!ブオォォォッ!

 

GT-R「ブオォォォッ!!」

 

暁斗「あいつ速度超過で捕まるくね?」

 

 

ウゥ〜!ウゥ〜!

 

 

パトカー「GT-Rの運転手さん、GT-Rの運転手さん、路肩に寄せて停車してください」

 

暁斗「あーあしーらね」ブオォォォッ

 

 

(一方その頃)

 

 

川田「食堂ってもう空いてんのか?」

 

鳴山「分からん。だが空いてるとは思うけどな」

 

川田「先に行って待ってようぜ」

 

鳴山「おk」

 

 

ヴォンッ!

 

 

川田「お、帰ってきたな」

 

フリーボーン「はよ行こうぜ」

 

クーパー「道案内頼んだ川田」

 

川田「おう」

 

暁斗「誰か荷物もってくれね?」

 

鳴山「うわぁ何だコイツ!?」

 

暁斗「お前飯抜きな」

 

鳴山「ちょ、勘弁してぇや...」

 

暁斗「なら代わりにレジ袋2つ持て」

 

鳴山「おぅ...おっっっもっっっ!?」

 

暁斗「よし行くぞー」

 

鳴山「血も涙もねぇぇぇ!!」

 





なんだか変な感じで終わった感じがありますが
今回はここまでとさせていただきます
これ以上は10000字余裕で超えて15000字行きそうなので...

次回は暁斗のクッキングシーンから始まると思います
ちなみに暁斗は料理は得意な方です(14話参照)

誤字脱字を見つけた場合はご報告お願い致します


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夜中腹へんないすか?腹減ったなぁ


最近地震多すぎて怖いんたですけど...
関東大震災発生から100年だから地震が多発するとかそういうやつなん??
何はともあれ皆さん防災意識高めていきましょう!

第40話どうぞ


 

鳴山「おじゃましーます」ガチャリ

 

間宮「あなた方は...」

 

暁斗「燃料飲んで帰った人外生物でございますが?」ヒョコ

 

間宮「あの時の...!?」

 

川田「これから全員分の昼食を作るから厨房を貸してくれないか?」

 

間宮「...ご自由にどうぞ」

 

暁斗「ありがとう」スタスタ

 

未来「ちなみに何作るの?」

 

暁斗「パスタ」

 

クーパー「川田の予想が当たったな」

 

川田「└( ・´ー・`)┘」

 

暁斗「ムカついたから粛清ね」

 

川田「ゑ?」

 

鳴山「はよ飯つくるぞ」

 

暁斗「あ、作るのはボロネーゼな」

 

川田「手間暇かからない良いメニューですねぇ〜」

 

暁斗「早速作っていこう」

 

 

(10分後)

 

 

暁斗「かんせーい」

 

川田「いただきまーす」

 

暁斗「まだ食うんじゃねぇよ」ドカッ

 

川田「アイテッ」

 

暁斗「お前には協調性というものがないようだなァ?」

 

川田「腹減ってんだもん仕方ないやん」

 

暁斗「月読の刑に処されたい?」

 

川田「ヒエッ」

 

雪風「いい匂いがします!」ドアバァーン

 

暁斗「ちょうど良かった雪風、頼みがある」

 

雪風「雪風にですか?いいですよっ」

 

暁斗「他のみんなを呼んできてくれ」

 

雪風「わかりましたっ!」スタタタッ

 

川田「若いっていいなぁ」

 

暁斗「お前も若いじゃん」

 

川田「そうだけどさぁ...精神的な年齢は...なぁ?」

 

暁斗「アッ......(察し)」

 

川田「確かに肉体年齢的には学生と同じなんだよなぁ...」

 

暁斗「ガクセー?!」

 

鳴山「いくしーやめい」

 

 

ワーホントダー イイニオイー! ナンダロウネー?

 

 

暁斗「お、来たようだな」

 

瀬戸雪「来るのはやいね」

 

未来「みんなお腹すいてるんじゃない?」

 

雪風「しれぇ!皆さんを連れてきました!」

 

暁斗「ありがとうな雪風」ナデナデ

 

雪風「えっへん!」

 

長門「...羨ましい、私も雪風を...(ボソッ)」ニタァ

 

 

うちの長門はながもんだったようだ...

 

 

暁斗「全員に言う!とりあえず飯を取りに来てくれ!」

 

天龍「飯ってなんだ?」

 

暁斗「このボロネーゼというやつが今日の昼食だ。好きなだけ麺を盛り付けてよし。ソースはこっちで量を考えてかけさせてもらうがな」

 

天龍「...美味いのか?ぼろねーぜってのは」

 

暁斗「美味い!」

 

長門「私が先に食べよう」

 

暁斗「はいよ。じゃあ麺を盛ってくれい」

 

長門「このくらいだろうか」(3人前ほどの量)

 

暁斗「だいたい3人前分か...こんぐらいがちょうどいいかな?」(ソースをかける)

 

長門「おぉ...」

 

暁斗「ささ、食ってみてくれ」

 

長門「い、いただきます...」チュルチュルチュル

 

暁斗「口にあえばいいんだが...」

 

長門「モグモグ...ッ!お、美味しい!!」

 

暁斗「おー良かった〜」

 

雪風「しれぇ!雪風にも!」

 

暁斗「麺は盛ったか?」

 

雪風「はいっ!」

 

暁斗「よし」(ソースをかける)

 

雪風「〜♪」スタタタッ

 

暁「司令官!私達もお願いするわ!」

 

暁斗「はいよ」

 

川田「暁斗ー俺も〜」

 

暁斗「お前は最後」

 

川田「´・д・`」

 

暁斗「シャキッとしろ、かっこ悪い」

 

川田「もうやめて!川田のライフはもうゼロよ!!」

 

鳴山「自分で言うのかよ」

 

 

(数分後)

 

 

赤城「提督、私たちもいいですか?」

 

暁斗「おけおけ」

 

加賀「さすがに気分が高揚します」グキュル~

 

暁斗「は、はは...」

 

 

こーれは麺とソースが空っぽになる予感しかしないな

最悪コーヒーあるしそれで耐えしのぐか

 

 

赤城「では、お願いします」(20人前)

 

加賀「私のもお願いします」(18人前)

 

暁斗「えーとこんぐらいかな?」

 

赤城「ありがとうございます♪」

 

加賀「ジュルリ」

 

暁斗「よし、鳴山達いいぞ」

 

鳴山「あのパスタの山がここまで...」

 

瀬戸雪「これ程の量が綺麗に収まる胃袋って...」

 

未来「すごいよね...」

 

フリーボーン「こんな光景見た事ねぇわ」

 

クーパー「暁斗、ソースを」

 

暁斗「はいよ」

 

川田「なー俺のはー?」

 

暁斗「ほらお前の」(半人前程の量)

 

川田「ファッ?!(白目)」

 

暁斗「俺なんてボロネーゼ食えねぇんだけど??」

 

川田「じゃあ何食うんだよ」

 

暁斗「コーヒー飲むだけ」

 

川田「うわ...」

 

暁斗「ほら席にすわれ。合掌出来ねぇ」

 

川田「あいよ」ガタッ ドスンッ

 

暁斗「食前のーッ!合掌ォーッ!!」

 

 

シン...

 

 

暁斗「いただきますッ!!」

 

全員「「いただきます!!!」」

 

間宮「チュルチュルチュル !すごく美味しい...!」

 

赤城「ムシャムシャ」

 

加賀「バクバク」

 

暁斗「ゴクゴク」

 

金剛「提督は食べないノー?」

 

暁斗「売り切れちまったからな。コーヒー飲めるだけまだ良いかなーって」

 

金剛「コーヒーなんてカフェインの塊だヨー...」

 

暁斗「それなら紅茶にだってカフェインはあるジャマイカ」

 

金剛「そうだけどー...」

 

暁斗「ゴクゴク ご馳走様」カチャン

 

川田「ほんとにコーヒーだけでいいのかよ」

 

暁斗「大丈夫だ、問題ない」

 

未来「お兄ちゃん、分けようか?」

 

暁斗「大丈夫だ、問題ない」

 

川田「お前暇じゃね?」

 

暁斗「洗い物するから暇では無い」ジャー ゴシゴシ

 

川田「あーなるほど」

 

暁斗「食べ終わったら俺のところにお皿持ってきてくれよなー」ゴシゴシ

 

全員「「はい!」」

 

暁斗「ゴシゴシ」

 

川田「モグモグ ご馳走様」

 

暁斗「お粗末様でした」

 

川田「俺も洗い物手伝うぞ」

 

暁斗「センキューセンキュー」ゴシゴシ

 

 

(10分後)

 

 

赤城「ご馳走様でした」

 

加賀「ご馳走様でした」

 

暁斗「本当に全部食ったのか...」

 

赤城「あと5人前は食べれますかね?」

 

暁斗「(白目)」

 

川田「ゴシゴシ」

 

 

(30分後)

 

 

暁斗「ゴシゴシ」

 

川田「残りの洗い物はもう無いな」

 

暁斗「おけ」

 

川田「あんなにあったパスタは全部みんなの腹の中とはな...」

 

暁斗「あんなに売れると思ってなかったわ」

 

川田「だろうなぁ」

 

暁斗「よし、洗い物終わり!」

 

間宮「て、提督...少しよろしいでしょうか?」

 

暁斗「?どうした」

 

間宮「今回皆さんにご飯を作っていただき。ありがとうございました」トゲザ

 

暁斗「土下座されるほどのことじゃないんだが...」

 

間宮「それと...この前はすみませんでした...!」

 

暁斗「こ、この前??」

 

間宮「提督が食堂に来た時に無礼な態度をとってしまったことです」

 

暁斗「あーそんなのもあったな。別に気にしてないし、謝らなくてもいい!」

 

間宮「しかし!」

 

暁斗「しかしもヘチマもない!俺は気にしてないと言っている。嘘では無いぞ?本当だ」

 

川田「余計嘘っぽく感じるやーつ」

 

暁斗「お前は最後に殺してやる」

 

川田「あっ⋯⋯(察し)」

 

暁斗「あ、そうだ。間宮と話し合っておかないことがある」

 

間宮「な、なんでしょうか?」

 

暁斗「食堂での食事についてだ」

 

間宮「食事、ですか?それなら毎日弾薬と燃料を」

 

暁斗「あれは食事とは言い難い...艦娘と言えど元は人間だった者もいる。そんな奴らからしてみれば燃料と弾薬が食事だと言うのは受けれ難いものだろう」

 

間宮「...」

 

暁斗「それに、食事というものは元気を生み出すエネルギーを補給するものだと思っている。みんなには元気で過ごして欲しいと思うからな」

 

川田「前置き長くないすか」

 

暁斗「...本題なんだが...これから鎮守府の予算に年間の食材等の金額も組み込むつもりだ」

 

間宮「ほ、本当ですか!?」

 

暁斗「あぁ、だから食材とかの予算を算出して欲しいんだ。で、その金額を1.5倍にして総予算に組み込む」

 

間宮「なんでですか?」

 

暁斗「足りなかったら困るからね〜...特によく食うお方達がいるようだし...」

 

間宮「あっ...(察し)」

 

暁斗「そんなわけでよろしくな」

 

間宮「はいっ!」

 

 

鎮守府運営に一歩近づけた気がするな...

しかし、先はまだ遠い

そう思う今日この頃だ

 





ボロネーゼ美味しいよね
ミートソースパスタと何が違うのかわからんけど

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食後の運動ってキツいよね?ね?


なんと中体連よりも先に期末テストの勉強期間があるのを忘れていました!
ということで6月17日までは確定で投稿ができません
17日以降は出来次第投稿という形になりますのでそれまでお待ちください

第41話どうぞ!


 

(執務室)

 

 

暁斗「食後の運動するやつはいるか?」

 

川田「俺は行かないわ」

 

鳴山「さすがにきつい...」

 

瀬戸雪「もどしちゃう...」

 

未来「ケフゥ...」

 

フリーボーン「俺も〜」

 

クーパー「俺は行こうかな」

 

暁斗「よしクーパー、行くか」

 

 

(グラウンド)

 

 

暁斗「とりあえずグラウンド30周」

 

クーパー「制限時間は?」

 

暁斗「15分」

 

クーパー「ファッ!?」

 

暁斗「ほら走るぞ」

 

クーパー(やめとけば良かった...)

 

暁斗「よーいドンッ!」シュタタタタッ

 

クーパー「うおぉぉぉ!」ズダダダッ

 

 

(15分後)

 

 

クーパー「ゼェーッゼェーッ!!!」

 

暁斗「まだまだこれからだってのに...情けないぞ!」

 

クーパー「アンタがおかしいだけだ!!」

 

暁斗「そうだよ。次は懸垂150回!」

 

クーパー「(白目)」

 

暁斗「はようやれ!」(既に30回)

 

クーパー「ヒエェェェ!!」

 

 

(30分後)

 

 

暁斗「ようやく終わったか」

 

クーパー「チーン」

 

暁斗「ここからは1人でやりますかね」(普通の人間には出来ないような運動しかしない)

 

クーパー「あんたは人間をどこに捨ててきたんだ...??」

 

暁斗「前世」

 

クーパー「えぇ....(困惑)」

 

暁斗「次はラペリングの高速移動をやろうかな」(鎮守府の屋根にラペリングをする)シュルシュルシュル

 

クーパー「G並の速さか」

 

暁斗「キモイ生物のスピードで例えてんじゃねえよ」

 

クーパー「ゴキ野郎」

 

暁斗「は?」

 

クーパー「ごめんちょ」

 

暁斗「いいよ」

 

クーパー「やったぜ」

 

暁斗「よし次の訓練は俺とタイマンするぞ!」

 

クーパー「え」

 

暁斗「するよな?なァ??」

 

クーパー「はっはい」

 

 

(2分後)

 

 

クーパー「ピクピク」

 

暁斗「まるで赤子の相手をしているようだった」

 

クーパー「ピクピクッ...チーン」

 

暁斗「メディーーーック!!!」

 

川田「呼んだ?」

 

暁斗「お前はメディックじゃねぇだろ」

 

川田「まぁ見てろ...ていっ」デコピンッ

 

クーパー「ヴォッ!?」

 

暁斗「...ナイスジョブ!これでまたボコせる」

 

川田「気絶したら俺を呼べ、強制的に目覚めさせてやる」

 

クーパー「ヤメロー!死にたくなーい!死にたくなーい!死にたくなぁぁぁぁい!」

 

暁斗「だが断る」(三角絞めしながら)

 

クーパー「オォウアァァッ!?ギブギブギブッ!!」

 

暁斗「あと3秒は耐えんか!」

 

クーパー「死ぬぅぅぅぅ!!!」

 

暁斗「そんな声が出てる間は大丈夫そうだな」ギチギチ

 

クーパー「パクパクパクッ」

 

暁斗「おっとさすがに死ぬな」パッ

 

クーパー「ゲホッゲホッ!!」

 

川田「いや〜平和だねぇ」

 

暁斗「お前フラグというものを知ってるか?」

 

川田「グレネードのことか?」

 

暁斗「ニコッ( ˊᵕˋ )」

 

川田「おっ当たり?」

 

暁斗「殺すよ?」

 

川田「すいません」

 

 

ゴゴゴゴオオォォッ!

 

 

暁斗「フラグっていうのは〜...平和だねぇとかそういうこと言ってるとこんなふうに敵が来るんですよ」

 

 

ズドォォンッ!!

 

 

川田「わーおピンチ」

 

イオン「ガシャン」

 

暁斗「そこにそのままいると危ないぞ」

 

 

シュゴオオォォォォッ!!

 

 

暁斗「そこは俺のタイタンの落下地点だ」

 

 

チュドォォンッ!!

 

 

リージョン「敵タイタンを破壊」

 

暁斗「ナイスキルー」

 

川田「血も涙もねぇ」

 

暁斗「あるかよ、んなもん」

 

川田「まぁこいつらにも無いからな」

 

暁斗「ここに来てまでIMCに困るとは思ってもいなかった...」

 

川田「それな」

 

暁斗「おーいクーパー!鎮守府戻るぞ」

 

クーパー「キュウ...」

 

暁斗「...運ぶか」

 

川田「起こさなくていいのか?」

 

暁斗「今のクーパーは死ぬほど疲れてる。絶対に起こすな」

 

川田「お前はメ○トか?」

 

暁斗「いいえ違いますぅ」

 

川田「ウザイねんゴキ野郎」

 

暁斗「お前もクーパーのように死を体験してみるか?」

 

川田「オォウ!?」

 

暁斗「とっとと執務室行って仕事すんぞ」

 

川田「うい」

 





なんか中途半端に終わった感が半端ない...
次回は暁斗に執務をさせるつもりでいます
約2週間の間、根気強くお待ちください

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この辺にィ美味いラーメン屋の屋台きてるらしいっすよ


期末テストはまだ1日ある!だが書いてしまった!!
悔いは無い!!

あとACで初めてのホロカード出て嬉しかった。(ちなみに鳳翔さんでした)

第42話どうぞ

※今回三人称視点?と言うやつにしてみました。不評が来ない限りは続けます多分


 

川田「暁斗ー間宮から食費の予算が提出されたぞ」

 

暁斗「あいよ。どれどれ...ん〜これは1.5倍じゃ足りないな。2倍はいるかな」サラサラサラッ

 

鳴山「お前は相変わらず計算が早いな」

 

暁斗「これぐらいは出来ないとな」

 

川田「出来ない民は」

 

暁斗「頑張ってください」

 

川田「救いは」

 

暁斗「そんなものは存在しない」

 

川田「あぁんまりだぁぁ!!」

 

 

暁斗と川田はいつものようにアホみたいなやり取りをしている

もしここに秘書官がいたならば「もう少し黙って作業してくれないかな」と苦情が入ることだろう

だが秘書官なんてものはいないので誰も2人を止めなれない

 

鳴山「しかし執務の量がおかしくないか?1mの書類の束が5束あるように見えるんだけど」

 

暁斗「お使いの眼球は正常です」

 

川田「今日で終わらせるってまじ?」

 

暁斗「マジ」

 

クーパー「...狂ってるぜ」

 

暁斗「俺は決して狂わないぞクーパー」

 

クーパー「おかしくなった奴ほどそう言うんだ」

 

川田「今日徹夜確定」

 

鳴山「これはブラックだ間違いない」

 

暁斗「しかし軍人には労基は無意味」

 

川田「ホワアァァァ!?!?」

 

暁斗「とりま予算決定。さて阿島が残した仕事もやりまっか」(残像が見えるスピードで書類を捌く)

 

川田「誰か珈琲入れて」サラサラサラッ

 

鳴山「ところがどっこい俺も書類を捌いてる」サラサラサラッ

 

クーパー「同じく」サラサラサラッ

 

川田「どーしましょ」サラサラサラッ

 

暁斗「シュバババババババッ」

 

川田(書類捌いてる音じゃねぇぞおい)

 

 

人間の作業音とは思えない轟音を響かせて数分

 

 

暁斗「シュバババッ 1束終わり」

 

3人「「「はっ???」」」

 

 

暁斗は次の束へと手をつけ始め、また轟音を響かせながら作業をする

 

 

暁斗「シュバババババババッ!!」

 

 

ここで何を思ったか凡人3名が

 

 

3人「「「負けてたまるかァァァァ!!!」」」シュバババッ

 

 

超人に対抗心を燃やし始めていた

 

 

暁斗「シュバババババババッ 2束目終わり」

 

3人「うおおぉぉぉぉ!!」シュババババッ

 

 

凡人トリオVS超人の闘いは10分でケッチャコがついた

 

 

3人「「「グテェ...」」」

 

暁斗「3人でも1束しか終えられないとはな」

 

3人「「「バケモノめぇ...」」」

 

暁斗「俺がバケモノォ?違う俺(ry」

 

 

ピラッ ヒラヒラ~

 

 

最近のお気に入りの決めゼリフ(?)を言った時に

1枚のある書類が落ちた

 

 

川田「ん?これは...」

 

暁斗「んだそれ」

 

 

その書類に書かれていたのは

『演習対決を申し込む』

と書かれていた

暁斗は当然のごとく

「だが断る」を放ったが

 

 

川田「相手は舞鶴鎮守府だそうだ」

 

暁斗「...はい?」

 

川田「無視したら乗り込んで艦娘貰うってよ。あと負けても艦娘貰うってよ」

 

暁斗「ん〜馬鹿なのぉ?それともアホなのかなぁ?」

 

川田「とりま命知らずの奴ってことは分かる」

 

暁斗「やる日はいつ?」

 

川田「3日後」

 

暁斗「舞鶴の提督の顔面を精神的にグチャグチャにしたいんでこれから編成考えて特訓を始めるか」

 

川田「お、おぅ...」

 

暁斗「えー編成は」

 

 

刹那、ドアが吹き飛んだ

 

 

バアアァァァァンッッッッ!!!

 

 

暁斗「ぎゃあァァァ!?どっドアがァ!?!?」

 

武蔵「話は聞かせてもらった!艦隊の編成はこの武蔵に任せて欲しい」

 

 

ドアがあった場所に立っていたのは武蔵だった

 

 

暁斗「ダメです(ヤーマン)」

 

武蔵「そんなこと言わずに私に任せてくれ!」

 

暁斗「えぇ〜?いいよ」

 

武蔵「!なら今すぐ人員をここに集めてくる!」

 

暁斗「おう。あとドア直してね」

 

武蔵「え?」クルリ

 

 

振り向いた先には無惨にも粉々になったドアがあった

おそらく修理は無理だと思われるほどぶっ壊れていた

 

 

ドア(オレ、ハシヌ、ノカ...)

 

武蔵「す、済まない...勢いよく開けすぎたようだ...」

 

暁斗「ま、反省してるならヨシッ! む?」

 

暁斗「なんか服の中に何かがいる気がすんだよな...」ゴソゴソ

 

工廠妖精「私の出番!」ヒョコ

 

暁斗「お前いつ俺の服に!?」

 

工廠妖精「そりゃ当然朝からずっと」

 

暁斗「...(絶句)」

 

工廠妖精「まぁまぁ。ドア直すのでそんなに落ち込まないで」

 

暁斗「あ、マジすか。あざす」

 

 

どんなときもチョロい男であった

 

 

暁斗(お前は今すぐ殺してやるうp主)

 

 

あっ⋯⋯(察し)

 

 

工廠妖精「でも直すのには条件がー」

 

暁斗「ゑ?」

 

工廠妖精「金平糖をくれないと働かないですー」

 

暁斗「Why?」

 

工廠妖精「タダ働きはゴメンです!」

 

暁斗「金平糖はないが琥珀糖ならあるぞ」

 

工廠妖精「こ、こはくとう?」

 

暁斗「なんか表面が砂糖の塊みたいなやつ」

 

工廠妖精「...ジュル」

 

 

工廠妖精は未知なる甘味に目を輝かせている

こうなった妖精さんは止められない

この後、暁斗は『琥珀糖を取引に出さなきゃ良かった!』と痛感するのはまた別のお話

 

 

武蔵「あつめてきたぞ!」

 

暁斗「一体どういう編成かな〜」ワクワク

 

武蔵「私と長門と榛名と加賀と翔鶴と瑞鶴だ!」

 

暁斗「...」ゴンッ

 

 

驚きのあまり机と暁斗の頭が衝突した

 

 

長門(提督よ、言いたいことはわかるぞ...)

 

暁斗「戦艦と空母だけか...?」

 

武蔵「無論だ!」

 

暁斗「雷撃手段は艦攻だけじゃ?」

 

武蔵「この3人にかかれば問題ない!」

 

暁斗「...却下だな。少なくとも駆逐艦か軽巡を1隻ずつでもいいから入れようぜ?」

 

武蔵「駆逐艦をいれるだと?まさか貴様ッ駆逐艦を盾に...!!」

 

暁斗「駆逐艦を盾にするような戦法は取らねぇ、俺が言いたいのは駆逐艦や軽巡を入れれば雷撃戦がもっと有利になると言いたいんだが...はぁ...」

 

 

暁斗は若干苛立っており、それは声にも態度にも出ていた

 

 

長門「武蔵、提督の言う通りだ。この編成はアンバランスすぎる。戦艦1隻と空母1隻を駆逐艦か軽巡に変えよう」

 

武蔵「な、長門まで...」

 

暁斗「それに武蔵よ、聞いたところによるとお前は海に出たことは皆無だと聞いた。つまり練度は1...相手は四大鎮守府の1つ舞鶴だ。そこに実戦経験皆無の武蔵が行っても返り討ちにあうと思わないか?」

 

武蔵「うっ、それは...」

 

暁斗「これから演習当日まで特訓をしようと思っていたが、武蔵はどう頑張っても遅れを取ってしまう」

 

武蔵「それなら休まず特訓を!」

 

暁斗「頑張りすぎってのはな...身体の崩壊を招くんだ...悪いことは言わない。今回は諦めて欲しい」

 

武蔵「ッ...」

 

 

しばらくの沈黙の後、武蔵は口を開いた

 

 

武蔵「わか、た...」

 

暁斗「...舞鶴との演習が終わったら、必ず武蔵も艦隊に編成させる」

 

武蔵「約束、してくれるか?」

 

暁斗「あぁ約束しよう、必ず武蔵を艦隊に編成するとな」

 

武蔵「...代わりの艦娘を呼んでくる。待っていてくれ」

 

加賀「空母組は私が抜けます」

 

暁斗「おや、ちょっと予想外」

 

加賀「赤城さんの傍に居てあげないといけないので」

 

暁斗「あーそっか...じゃ赤城の世話頼んだわ」

 

加賀「言われなくとも」

 

暁斗「代わりの艦娘の目星は?」

 

 

加賀は『そうですね...』と思考をめぐらせ

 

 

加賀「川内さんを呼ぼうかと」

 

暁斗「川内...?誰??」

 

加賀「夜戦が好きな軽巡洋艦の娘です」

 

暁斗「ふむ...まぁ加賀が自分の代わりになってくれると思う程のやつなんだろう?」

 

加賀「当然です」

 

暁斗「なら加賀の代わりは川内で決まりだ。あとは武蔵の代わりか」

 

武蔵「連れてきたぞ」

 

暁斗「お、早かったな」

 

武蔵「まぁな。そして、私の代わりは響だ」

 

響「司令官、私は何をするのかよく知らないんだが...」

 

暁斗「舞鶴と演習をする、響はそのメンバーに選抜された。おーけー?」

 

 

響の身体は固まった...!

程なくして状況をある程度呑み込めたのか

 

響「ま、舞鶴!?」

 

暁斗「そうだよ(便乗)」

 

響「わ、私が出るのか!?」

 

暁斗「そうだよ(便乗)」

 

武蔵「響よ、私の代わりに舞鶴を倒してくれ。頼む...!」

 

 

武蔵からの頼みに響はほぼ即答で

 

 

響「む、武蔵さんが言うなら...」

 

暁斗「よし決定!!メンバーは長門、榛名、翔鶴、瑞鶴、川内、響とする!」

 

5人「「了解!!」」

 

暁斗「明日から演習に向けた特訓をする。一日三時間の特訓だ」

 

長門「さ、3時間だけなのか?」

 

暁斗「やりすぎは良くないからな」

 

榛名「榛名達は兵器ですのでやりすぎても問題は無いのですが...」

 

暁斗「はいそこォ!自分達のことを兵器と言わなァいッ!!」

 

榛名「え...」

 

暁斗「OK?」

 

榛名「えぇっと...」

 

暁斗「OK??」圧)

 

榛名「は、はい...」

 

 

圧をかけて半ば無理やり艦娘が兵器で無いことを理解(?)させた暁斗は特訓のメニューについて一通り言い終え、演習メンバーを部屋に帰した頃にはもう夕飯時になっていた

 

 

暁斗「あ、食堂行かねぇと...海鮮丼はさすがに俺の分も余るよな...?」ガチャ

 

 

大食いの『食う母』達がどれほど食べるのか不安を募らせながら

夕食の準備のため食堂へ向かう暁斗は食堂で予想外の光景を見た

 

 

暁斗「ガチャ .........ファッ!?」

 

金剛「Hey!提督ゥー!来るのが遅いネー!」

 

鳴山「遅すぎてもう仕込み終わるとこだぞ」

 

暁斗「いやまだ1800...」

 

間宮「1700から仕込みをしていたんですよ?」

 

暁斗「ダニィ!?」

 

鳴山「お前は昼のパスタを食ってないからな、夕飯はお前が一番最初に食え」

 

暁斗「いや別に1日何も食べなくてもいいじゃん...」

 

鳴山「いーから食え」

 

暁斗「アッハイ...」

 

間宮「はい、どうぞ♪」

 

 

間宮が暁斗に渡した丼には人間じゃ食べきれない程の量が盛られていた

 

 

暁斗「...これ、何人前?」

 

間宮「赤城さんたち基準の1人前です♪」

 

暁斗(聞く相手を間違えてるよぉぉ!?!?)

 

鳴山「まー腹いっぱい食えるな良かったな」

 

暁斗「お前覚えとけよ?」

 

鳴山「俺が食う頃にはもうそんなに残ってないはずだから」

 

暁斗「お前も腹い〜っぱい食いたいだろぉ?おぉ?」

 

鳴山「お、おおぅ...」

 

暁斗「そんなわけで、念の為に買っておいた予備の刺身を使って鳴山だけの海鮮丼を作ってやるよぉ」ニッコリ

 

鳴山「は、はは...」

 

暁斗「お残しは...許しまへんでぇ?」

 

鳴山(川田...今までありがとう。俺、死んだ)

 





今日はこれで終わり!閉廷!

次回?鳴山の胃袋破裂です(ノーアイデアです)

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じゃけん夜行きましょうね〜。おっそうだなぁ(適当)。あっそうだバケツ取らなきゃ(唐突)


少しばかり遅くなりました...
あ、中体連は無事敗北を期したので安心してください

第43話どうぞ



 

鳴山「...これ何人前だ?」

 

 

今、鳴山の目の前には盛られに盛られた海鮮丼がある

 

 

暁斗「俺の2倍の量」

 

鳴山「....(白目)」

 

暁斗「食え」

 

鳴山「...パクッ...ちくしょう、うめぇ...」モグモグ

 

暁斗「そうだろそうだろ...パクッ モグモ...ヌッ!(迫真)」バタリ

 

 

暁斗が自分の海鮮丼を1口食べるとぶっ倒れてしまった

無論ネタではなくガチの方で

 

 

鳴山「暁斗!?」

 

暁斗「こ、れ毒、入って、る...(遺言)」ガクリ

 

鳴山「ウッソだろお前!?」

 

 

鳴山は一体何故こんなことになっているのか検討もつかない様子だが...

鳳翔には思い当たる節があった

 

 

間宮「そういえばさっきまで比叡さんが仕込みのお手伝いを...」

 

鳴山「oh......」

 

金剛「比叡ー!食堂に来るネー!」

 

比叡「はーい!お姉様、なんでしょうか?」

 

金剛「ディナーの仕込みの時に何を入れたノー?」

 

比叡「えぇっと...しゅーるすとれみんぐ?という缶詰を2缶ほど」

 

鳴山「衛生兵ー!!」

 

川田「俺を呼んだァ?」

 

鳴山「暁斗がヤバい」

 

川田「おk」ピシィッ

 

 

川田はクーパーの時と同じようにデコピンをする

 

 

暁斗「アァイタイ!!」

 

鳴山「暁斗ォォォ!!」(鼻水ドバー)

 

暁斗「きしょいイィィィィ!!!」(股間を蹴りあげる)

 

鳴山「ヴッ!?!?!?」バタリ

 

 

鳴山の○玉は終わりを告げた

 

 

暁斗「海鮮丼食ってからの記憶が無いんだが...」

 

間宮「じっ、実は...カクカクシカニクカレー」

 

暁斗「なるほど...今後、比叡の調理場の立ち入りを禁ずる。OK?」

 

比叡「うぅ...はいぃ...」

 

 

比叡は暁斗から調理場の立ち入り禁止と注意をうけた

 

 

比叡「...え?こ、これだけですか?」

 

暁斗「これだけとは??」

 

比叡「えぇっと...例えば鉄拳とか...げんこつとか...ビンタとか...」

 

暁斗「んなもん人間のゴミにしかやらないんだよなぁ...」

 

比叡「そ、そうなんですか...」

 

 

比叡はこんな提督がいるのだなと暁斗に感心していた

 

 

暁斗「おっと、意外と時間が経っていたんだな」

 

 

時刻は1900をまわっていた

まもなくほかの艦娘たちが夕食を食べに食堂にやってくる

 

 

暁斗「俺はそろそろおいとましますかね」

 

間宮「え?」

 

暁斗「執務が残っているんで...それに艦娘同士で和気あいあいと食事を楽しんで欲しいんでね」

 

間宮「...」

 

暁斗「んじゃそゆことで」(鳴山抱えて帰る)

 

間宮「...中には提督と一緒に食事をしたがっている子もいるのに...」

 

 

(執務室)

 

暁斗「さて、未来よ。準備はいいか?」

 

未来「バッチリ!」

 

 

暁斗と未来はこれから遠征でバケツを確保しに行くこととなっている

 

 

暁斗「30分で終わらせるぞ」

 

未来「バケツ何個ゲット出来たら良しにする?」

 

暁斗「とりま10!」

 

未来「それならすぐだね!」

 

暁斗「あ、これを着けていくんだ」

 

 

暁斗は未来にある機械を手渡す

一部の画面の前の人は聞いたことがあるかもしれない

パイロットスキル(?)クローキング。そのための装置である

 

 

未来「なにこれ?」

 

暁斗「これを使うと周りから自分の姿が見えなくなる。魔改造で自分が解除するまで姿が消えるようになっている」

 

未来「お兄ちゃんって機械いじりすぎだよね...昔から」

 

暁斗「そうかぁ??」

 

未来「小学生でAIを使ったロボットを普通は作らないよ?」

 

暁斗「あ〜あれは...うんそうだな」

 

未来「自覚してるんだ...」

 

暁斗「その話は置いといて、行くぞ!」

 

未来「了解!」

 

 

(10分後、バケツのとれる海域に到着)

 

 

暁斗「しーあわせはーあーるいてこーない だーからあーるいてゆくんだねー♪」

 

未来「いーちにーちいっぽ みーっかでさんほ さーんほすすんでにほさがるー♪」

 

暁斗「お、バケツ発見!」

 

未来「さいさきいーねー!」

 

暁斗「そーだなー」

 

 

この後も順調にバケツを見つけ、目標である10個をたっせいし、帰る頃には17個のバケツを確保した

 

 

暁斗「うっし、こんなもんだろ...そろそろ時間だし帰るぞ」

 

未来「はぁーい!」

 

暁斗「さて、帰りは何を歌うか...」

 

未来「別に歌わなくてもいいじゃん...」

 

暁斗「お前もさっき歌ったジャマイカ」

 

未来「あれはお兄ちゃんのペースに乗ってあげたんだよぅ」

 

暁斗「あーそうかいそうかい...」

 

 

お気楽な会話をし、帰路に就いている2人だったが

そんなムードは続かなかった

 

 

RV『パイロット、鎮守府が敵の襲撃を受けています。ただちに対策を』

 

暁斗『は??』

 

 

鎮守府が敵の襲撃を受けているとRVから報告されたのだ

これには暁斗は言葉が出なくなる

 

 

RV『現在、全タイタンによる敵航空機の迎撃を行っていますが数が多すぎるため落としきれません』

 

暁斗『ちっ!どうすればいいんだ...!?』

 

RV『付近の海域に敵の機動部隊がいるはずです。パイロットと未来さんの2人で殲滅してください』

 

暁斗『...了解。それと全タイタンのコアの使用を許可する』

 

RV『了解です』

 

 

リージョンのスマートコアが頼りになると考えた暁斗は

一応全タイタンのコアの使用を許可し

未来と一緒に敵機動部隊を叩き潰しに向かう

 

暁斗「未来、戦闘いけるか?」

 

未来「もっちろん!初めてだけどね!」

 

暁斗「できる限りのカバーはする、目標は敵機動部隊だ」

 

未来「敵機動部隊...空からの攻撃に要注意ってこと?」

 

暁斗「そうだな。だがこちらにも艦載機はある」チャラ

 

未来「そのクナイ?」

 

 

暁斗の右手には『戦』『攻』『爆』と書かれているクナイがあった

 

 

暁斗「あぁ。未来の場合は手裏剣か?」

 

未来「多分そう」

 

暁斗「艦載機になれ〜って念じながら投げればオーケーだ」ヒュッ!

 

 

ブゥーンッ!!

 

 

未来「おぉ〜!こんな感じかなっ」ビュッ!

 

 

ブロロロッ!

 

 

暁斗「うん、上手いジャマイカ」

 

未来「えへへ〜でしょ!」

 

暁斗「あとは艦載機たちの先制攻撃の良さを祈る」

 

未来「なるほど」

 

 

暁斗の第一次攻撃隊はものの数分で会敵した

 

 

暁斗「...敵機動部隊と会敵したようだ。敵は空母ヲ級eliteが2、戦艦ル級が2、雷巡チ級が2だ」

 

未来「なんちゅー編成...そして会敵するの早いね」

 

暁斗「まぁ流星改(熟練&*1ハ43搭載機)だから」

 

未来「何それ強そう(小並感)」

 

暁斗「艦上戦闘機は紫電改四」

 

未来「へぇ〜」

 

暁斗「ただ流星改(B7A3)は計画だけで終わった機体だし...」

 

未来「そうなんだ」

 

暁斗「お、第一次攻撃隊から入電、『ワレ テキ キドウブタイノ シュウゲキニ セイコウセリ セイクウケン ユウセイ サレドモ イゼントシテ テキ キドウブタイノ カツドウガツヅイテイル 』...敵艦隊は半壊とまでは行かなかったか...」

 

未来「みたいだね...」

 

暁斗「機関最大出力!敵機動部隊に接近し、直接叩き込む用意を!」

 

未来「了解!」

 

暁斗「敵艦隊までの距離5km」

 

未来「意外と近いね」

 

暁斗「そろそろ肉眼で目視できるはずだな...プラズマレールガンで狙撃するか」

 

未来「米粒みたいに小さくない?」

 

暁斗「俺の手にかかれば楽勝だ。見とけよ見とけよ〜」ズパァンッ!

 

 

ヲ級elite『ギャッ!?』グチャッ!!

 

 

暁斗の撃ったプラズマレールガンは見事なヘッドショットを決め

空母ヲ級eliteは轟沈した

 

 

暁斗「*2Foo↑気持ちぃ~いいゾ〜これ」

 

未来「へ、ヘッドショット...」

 

暁斗「そうだよ(便乗)」

 

未来「というか艦娘以外の攻撃で深海棲艦って沈められるんだね...」

 

 

未来や暁斗達は軍学校時代に横田から『深海棲艦に対抗できるのは艦娘しかいない』

と口を酸っぱくして言われていた

なので未来からしてみれば見たことの無いスナイパーライフルで深海棲艦が沈んだことがあまり信じられなかった

 

一方深海棲艦側は

 

 

ル級1「一体何ガ!?」

 

チ級「ワカラナイ!」

 

ヲ級elite「恐ラク狙撃サレタンダロウ」

 

チ級「一体何処カラ!?」

 

ル級1「見エル限リデハ敵ハ見エナイ...」

 

 

いきなりの狙撃による仲間の轟沈に騒いでいた

暁斗達はクローキングを使っているので姿が見えるはずがないのだ

 

 

ル級2「コチラノ損害ガ大キスギル。ヲ級ハ1人ガ小破、モウ1人ハ轟沈」

 

ヲ級elite「チ級モ1人轟沈シタ...」

 

ル級1「ソレニシテモアンナ攻撃ノサレカタハ初メテネ...」

 

ヲ級elite「モシカシタラ人間ハ新タナル艦娘ヲ開発シタノカモシレナイナ...」

 

チ級「ソレヨリモ鎮守府ノ攻撃ハドウナッテイルンダ?」

 

ヲ級elite「ソレガアマリ上手クイッテイナイ」

 

ル級2「ナンダト?一体何故ダ?」

 

ヲ級elite「謎ノロボットニ迎撃サレテイルヨウダ」

 

チ級「艦娘ジャナクテロボットダト?」

 

ヲ級elite「ヲッヲッ」コクコク

 

ル級1「新兵器カシラネ...?」

 

 

ズパァンッ!!

 

 

チ級「ギャッ!?」グチャリ

 

ヲ級elite「マタカ!?」

 

 

暁斗による狙撃は止まらない

止める為には暁斗を見つけ出さなければならない

しかし深海棲艦はクローキングを知らない為に見つけ出すことができていない

 

一方暁斗と未来は

 

 

暁斗「深海棲艦はクローキングを知らないようだな...このまま全員撃ち抜けるか」

 

未来「またヘッドショット決めたんだ...」

 

暁斗「まぁな」

 

未来「鎮守府の方はどうなってるの?」

 

暁斗「迎撃は上手くいっているようだ」

 

 

リージョンによるスマートコアで8割の敵機を迎撃出来ていた

スマートコアの次に迎撃出来ていたのがRVのバーストコアだった

 

 

暁斗「次はル級を狙う...」

 

未来「ていうか私いる必要なくない?」

 

暁斗「周囲の警戒をして欲しいなぁ」

 

未来「しなくてもいい気が...」

 

暁斗「クローキングってね、完璧に見えないわけじゃないから...」

 

未来「あー...」

 

 

クローキングはよく見てみるとバレるという弱点があるのだ

これはタイタンフォール2をプレイした人達ならばわかると思う

 

 

暁斗「誤差修正よし、プラズマレールガンはフルチャージ完了...今っ!」ズパァンッ!

 

 

ル級2「ゴッ」グチャッ!

 

ヲ級elite「次カラ次ヘト...!!」

 

ル級「退避シタホウガイインジャナイカシラ?」

 

ヲ級elite「クッ...」

 

ル級「ソレニ、次ガイツ来ルカモワカラナッ『ズパァンッ!!』グチャリ!

 

ヲ級elite「モ、モウヤメテクレ...!!」

 

 

ヲ級は見えないところからの狙撃による恐怖心で

軽度のパニック状態になっていた

 

 

暁斗「なんとも呆気ない...アリーヴェデルチ、ヲ級」ズパァンッ!!

 

 

ヲ級elite「ナントシテデモ逃ゲナイト...ツッ次ハ私d...」グチャリ

 

 

未来「敵艦隊は全滅、支援艦隊も来てないみたい」

 

暁斗「そうか」

 

未来「早く鎮守府に帰ろ!みんなが心配だよ」

 

暁斗「なら俺に掴まってろ、一瞬で連れて行ってやる」

 

 

『飛来神の術』

 

 

未来「え、それってどういう」シュンッ!!

 

 

(鎮守府)

 

 

暁斗「こういうこと」

 

未来「What !?」

 

暁斗「艤装解除して、クローキング解いて、被害確認行きましょうねー」スタスタ

 

未来「何がどーなったらこんなことが出来る人間になるの〜!?!?」

 

*1
流星改自体はあるけれどハ43を積んでるB7A3は艦これ未登場のはず

*2
空手部・○の裏技の名台詞を2個繋げただけ





今回の話に淫夢厨がいたのは気にしないでください
最近、野獣先輩vs消臭力見てから頭の中がおかしいみたいで...

次回は損害確認とかをやる話になると思います

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被害状況確認


専念できるっていいですね(暇人)

暁斗「こんなことやってるとか...暇かよ働け」

黙れ小僧ッ!

暁斗「お前にはまだ受験勉強が残っているじゃあないか」

...ニコッ( ˊᵕˋ )

暁斗「やらねぇつもりだな?将来後悔すっぞ?」

頭では分かっていても...ね?

暁斗「あぁそうかよ。てか始めろよ」

あ、ここ前書きか!

第44話どうぞ!



 

暁斗「壁が一部吹き飛んでんな〜...本営にかけ合えば何とかしてくれるだろうか...」

 

 

鎮守府の壁はところどころ爆撃により破損していて

大きな地震が来たら倒壊してもおかしくない様に見えた

 

 

RV「パイロット、おかえりなさい。ご無事で何よりです」

 

暁斗「ただいまRV。鎮守府の損傷率と被害は?」

 

RV「鎮守府の損傷率は36%程です。入渠ドック、食堂、艦娘寮が爆撃により被害を受けました」

 

暁斗「その被害の詳細を」

 

RV「入渠ドックは修繕不可避の状態に、食堂は爆撃によりガスが漏れ、引火しガス爆発が起きるなどの被害、艦娘寮は建物の一部が損傷した程度です」

 

 

鎮守府は外見をなるべく保っているだけで

内側は酷くボロボロになっていた

 

 

暁斗「みんなはどこに?」

 

RV「全員グラウンドにて待機しています」

 

暁斗「そうか...川田に『ドックの修理をする手伝え』って連絡してくれ」

 

RV「了解」

 

暁斗「それと、艦娘の皆には安全が確認でき次第部屋に戻るように言っておいてくれ」

 

RV「寮に戻るよりもグラウンドにいた方が安全かと思われます」

 

 

RVの言ったことは事実である

寮に戻ってもボロボロになった部屋が待っているだけ

そしてボロボロになった寮が所属艦娘全員の重さに耐えれるかも怪しいのだ

 

 

暁斗「じゃあそうすっか」

 

RV「修繕にマーヴィンを手配しますか?」

 

暁斗「手配できるの?」

 

RV「出来ます」

 

暁斗「いつの間にそんなことできるようになったんだよRV」

 

RV「常に私は学習と進化を続けていますので」

 

暁斗「あ、そうなの」

 

RV「で、手配しますか?」

 

暁斗「あぁ、お願いするよ」

 

 

暁斗がそういった途端

空からマーヴィンが降ってきた

そして壊れていないという衝撃的な光景を目にした

暁斗の一言は

 

 

暁斗「もうわけがわかんねぇな」

 

川田「暁斗〜来たぞってマーヴィン?」

 

暁斗「マーヴィンが手伝ってくれるんだってよ」

 

マーヴィン訳『頑張ります!∠(`・ω・´)』

 

川田「マーヴィンなんて久しぶりに見たわ」

 

マーヴィン訳『ハイタッチ!!(^^)』

 

2人「「...」」

 

マーヴィン訳『.......(;_;)』

 

暁斗「...うっし。ドック直しに行くかー」スタスタ

 

川田「そーだなー」スタスタ

 

マーヴィン訳『酷い...( ߹-߹ )』

 

 

(入渠ドック)

 

 

暁斗「...なんで入渠ドックの入口にトタンが打ち付けられてんだ?」

 

川田「どうせ阿島が入渠禁止令でも出して、封印したんだろ」

 

 

川田の言っていることは当たっている

昔、呉鎮守府では入渠が禁止となっていた

阿島が『入渠するならその分の資材を自分たちで稼いでくるんだな!』と言い放ち

入口をトタンで打ち付けたのだ

 

 

暁斗「こんなもんっ」ガキョッ

 

川田「ふんっ」ギギギィッ

 

マーヴィン訳『手伝います!』ギギギッ

 

暁斗「ドラァ!!」ギョッ!!

 

川田「よし開いたな」

 

 

3人がかりでやっと取り外せるぐらい

トタンは強く打ち付けられていた

 

 

暁斗「ここは脱衣所か?」

 

マーヴィン訳『ここはお風呂としても利用されているみたいなので銭湯のような内装ですね』

 

暁斗「つまりこのドアの先が浴場ってことか?」

 

川田「この先は地獄絵図だろうな」

 

暁斗「行くぞ」ガララッ

 

川田「...」

 

暁斗「...」

 

マーヴィン訳『...』

 

 

まさにそこは地獄絵図

浴槽と思われるところには大量の瓦礫があり

床、壁はカビだらけになっていて

所々には血と思われるシミも見受けられた

 

 

暁斗「こりゃひでぇ...」

 

川田「暁斗、短期決戦だな?」

 

暁斗「...10分でどうだ?」

 

川田「上等だ!」

 

暁斗「後は...工廠妖精」

 

工廠妖精「お呼びで?」ヒョコッ

 

 

また暁斗の服の中にいた工廠妖精が顔を出す

 

 

暁斗「これ、手伝ってくんねぇか?」

 

工廠妖精「おまかせあれ〜」

 

暁斗「うっし、やるぞぉー!」

 

川田「おぉー!!」

 

マーヴィン訳『おぉー!‎(ง •̀_•́)ง』

 





マーヴィン参戦!!

マーヴィンとは?
・殴り1発で死ぬロボット
・色々なことが出来る
・パスファインダーの前期型的なやつ
・マルチプレイでは『佳日のマーヴィン』という勢力を率いる
※その際、字幕をつけているとマーヴィンが何を言っているのか分かります
こんな感じですかね?

今回タイタンフォール2のマーヴィンの小ネタ?をぶち込んだので
気づいた方はガチ勢名乗っていいです(暴論)

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入渠ドックの修復に力を入れよ!


かける!かけるぞぉ!!

暁斗「なかなかにいいペースなんじゃないか?」

それを決めるのは俺じゃないから...

暁斗「カワイソス」

あっ、第45話どうぞ



 

川田「ダァー!瓦礫おっっも!!」グググッ

 

暁斗「気持ちはわかるが...」ポイッポイッ

 

川田「絶対わかってないダルルォ!」ドサンッ!

 

 

川田は全力で瓦礫をどかしているのに対し

暁斗は片手で瓦礫を隅に投げていく

 

 

工廠妖精「とっても万能な妖精スプレー!」テッテテー

 

暁斗「どーやって使うん」

 

工廠妖精「吹きかけるだけでおけです」シュー

 

暁斗「おぉ、シミとカビが消えた...」

 

工廠妖精「どうです?万能でしょー?」

 

暁斗「大量にあったら楽なんだがな...」

 

工廠妖精「1本しかないよー」

 

暁斗「じゃあ工廠妖精は汚れ系をそのスプレーで落としてくれ」

 

工廠妖精「合点承知之助!」

 

暁斗「瓦礫はあらかた出せたな...マーヴィン、ちょっとこっちへ」

 

マーヴィン訳『なんでしょうか?』

 

暁斗「水回りを一任するわ」

 

マーヴィン訳『分かりました!』

 

 

そういったマーヴィンはお得意の修理と整備に回った

実際、タイタンの整備などもマーヴィンがやっているのだ

 

 

暁斗「ん?これはサウナか...お、使えるのか。なら念入りに掃除して試運転して異常がなければ解放するか」

 

 

10分後

 

 

暁斗「よし、異常無しだな。水風呂も良さそうだし、サウナは解放しよう」

 

川田「もうやりたくねぇぇぇ!!」

 

暁斗「川田!外に瓦礫を持ち運ぶぞ(フル無視)」

 

川田「もっ、無理っ!死ぬぅ!」(仰向けになってる)

 

暁斗「起きんかワレェ!」ベシッ

 

川田「アウチッ!」

 

暁斗「立て」

 

川田「はい」スクッ

 

暁斗「持て」

 

川田「はい...ヴッ」ズッシリ

 

暁斗「行け」

 

川田「ゔぅぅー...」スタ...スタ

 

 

ここまで来ると川田が可哀想に見えてくるレベルである

そして暁斗が悪魔的存在にしか見えない

 

暁斗と川田は鎮守府にあるゴミ捨て場に向かった

 

 

(ゴミ捨て場)

 

 

暁斗「ここか」

 

川田「でか、いな...」

 

暁斗「あとは任せろ」

 

川田「おう...」ズッシ

 

暁斗「すぅー...どりゃあァァァァァ!!!」ブンッ!

 

 

ガァンッ!! パラパラ...

 

 

暁斗「こんなもんか」

 

川田「( Д ) ⊙ ⊙」

 

暁斗「戻るぞ、まだ終わっちゃいねぇからな」

 

川田「お、おう...」

 

 

(入渠ドック)

 

 

暁斗「おぉ!綺麗になったな!」

 

川田「見違えたなぁ...」

 

工廠妖精「エッヘンッ!」

 

マーヴィン訳『水回りの整備も完璧です!』

 

暁斗「ありがとうな2人とも」

 

川田「後は脱衣所か?」

 

 

脱衣所もなかなかに荒れており

体を清潔にする場なのに脱衣所が酷ければ

せっかくお風呂で綺麗にした身体が台無しである

 

 

暁斗「工廠妖精、妖精スプレーってまだあるか?」

 

工廠妖精「ありますよ」

 

暁斗「あのカゴって直せるか?脱いだ服を入れるカゴ」

 

工廠妖精「できますできます」

 

暁斗「お願いしても?」

 

工廠妖精「d(˙꒳˙* )」

 

暁斗「ありがとう、報酬はちゃんと払うからな」

 

工廠妖精「やたー!」

 

 

報酬の一言で工廠妖精はやる気に満ち溢れていた

鎮守府の脱衣所は一般的な銭湯とほぼ変わらず

洗面台、ドライヤー、トイレ、扇風機、体重計、椅子があった

 

 

暁斗「マーヴィン、洗面台の水回りとドライヤーの通電確認頼む」

 

マーヴィン訳『了解です!』

 

暁斗「後は...冷蔵庫無いかな?」

 

川田「探してくるか?」

 

暁斗「頼むわ」

 

川田「任せとけって!」スタタタタ

 

暁斗「さて、俺はお湯をはっとこうかな」

 

マーヴィン訳『あ、ここ温泉が出ていてお湯をはる必要は無いですよ』

 

暁斗「...ま?」

 

マーヴィン訳『まじです』

 

暁斗「疲れた体に温泉...最高だな」

 

マーヴィン訳『硫黄の匂いもほとんど無く。温泉独特の腐乱臭を気にせず入れます』

 

暁斗「そりゃいい」

 

 

人によっては硫黄の匂いを温泉地で感じると『温泉に来たなぁ』と

なるみたいだが...

無論一部の人は硫黄の匂いは好きでは無い

 

 

暁斗「本格的にやることないし...床ピカピカにするか」

 

工廠妖精「カゴの修理終わりました〜」

 

暁斗「お、なら床綺麗にしようぜ」

 

工廠妖精「えー?それならこうやって〜」シュー

 

 

工廠妖精は残ったスプレーを全て使って床を綺麗にした

便利なスプレーだが、一体どうやって作っているのかは不明である

 

 

マーヴィン訳『こっちも終わりました〜』

 

暁斗「大丈夫そうだったか?」

 

マーヴィン訳『水道も電気も生きてました』

 

暁斗「なら良かった」

 

川田「あったぞ!冷蔵庫だ!!」

 

 

川田がやっとの思いで見つけてきた冷蔵庫

ただ、当然長い間使われていなかったので

 

 

暁斗「埃まみれやないかーい...」

 

川田「洗おうぜ!」

 

暁斗「念入りにな」ゴシゴシ キュッキュッ

 

川田「通電すんのかな?」キュッキュッ

 

暁斗「しなくてもきっとマーヴィンが直してくれる」

 

マーヴィン訳『(`・ω・´)フンスッ!』

 

 

念入りな掃除は15分近く行われた

 

 

川田「こんなもんかな?」

 

暁斗「よしコンセントにぶっ刺して...」ブスッ

 

川田「...中が冷えてきた!」

 

暁斗「通電OKだな」

 

川田「飲み物は適当にかっさらってきたんだが...」

 

暁斗「全部俺が買い揃えたやつだから入れちまっていいよ」

 

川田「おっけー」

 

 

気になる飲み物のラインナップは

牛乳、フルーツ牛乳、いちご牛乳、コーヒー牛乳、コ○・コーラ、ス○ライトなどなど...定番の飲み物で埋められた

 

 

暁斗「よし、グラウンド行って艦娘たちに伝えに行くぞ」

 

川田「おけ」

 

 

(グラウンド)

 

 

長門「提督は本当に無事なのか?全然顔を見せないが...」

 

RV「パイロットは現在、入渠ドックの修繕にかかっています」

 

全員「「え!?」」

 

RV「修繕はまもなく終わるはずです」

 

暁斗「その通り」

 

長門「っ!総員!提督に敬れ「しなくていい!」で、ですが...」

 

暁斗「今はそんなことやっていられない。入渠ドックの完全修復が終わった、怪我が酷い奴らからバケツを使って入渠しろ」

 

摩耶「バケツだと?テメェ喧嘩売ってんのか!?」

 

暁斗「...は?」

 

 

これには暁斗は意味不明だと言わんばかりの返事をした

 

 

摩耶「この鎮守府にはバケツがねぇんだよ!それをテメェは!!」

 

暁斗「バケツならある。17個だけだがな」

 

摩耶「なっ!?そんなの嘘だ!デタラメだ!」

 

暁斗「ほんとですー俺が死ぬ気で集めてきました!!」

 

RV「パイロット、長話は禁物です」

 

暁斗「...そうだな。とりあえず!怪我が酷いやつはバケツを使って入渠してくれ!以上!!」

 

 

その言葉を聞いた艦娘たちは一斉に入渠ドックへと駆け込んで行った

 

 

フリーボーン「あ、そうだった。暁斗、俺転勤になった」

 

暁斗「おぉ、急だなぁ。して、どこに所属するんだ?」

 

フリーボーン「大本営直属の憲兵になることになった」

 

暁斗「出世かよざけんな」

 

フリーボーン「あざすあざす」

 

暁斗「ま、おめでとう」

 

フリーボーン「で、時雨を連れていきたいんだが...」

 

暁斗「いいんじゃね?」

 

フリーボーン「本当か!」

 

暁斗「ほんとほんと」

 

フリーボーン「ありがとうよ暁斗...」

 

暁斗「ま、本営でも頑張れ」

 

 

この日の夜はフリーボーンの送迎会で幕を閉じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かのように思われていた

 

 

赤城「提督、この度はドックの修理とバケツの用意、ありがとうございました」

 

 

暁斗は艦娘たちからの感謝ラッシュに困り果てていた

赤城で10人目である

 

暁斗「なんでこんなに俺に感謝を言ってくるやつらがいっぱいいるんだ?教えてくれ赤城」

 

赤城「え?それは当然、提督が入渠ドックを完全修復した上にバケツを確保してきてくださったのですから...」

 

暁斗「俺は当然のことだと思ってやっただけだ。後続のヤツらに伝えてくれ。礼などいらん。とな」

 

赤城「しかし!」

 

暁斗「しかしもヘチマもない!それに俺は感謝の言葉を言われるとむず痒くてたまらない。だから礼などしないでくれ」

 

赤城「...クスッ ますます提督が成登提督に見えてきてしまいます」

 

暁斗「...そうか」

 

 

暁斗は内心どこかでホッとしていた

それは自分の父親に近づけた喜びからなのか

褒めちぎられた喜びなのか

それは暁斗のみぞ知る

 

 

赤城「成登提督はですね?今回提督がしてくれたようにドックの修理をしたことがあるんです。サウナはその際に作られました」

 

暁斗「あのサウナを!?業者の人間じゃなくて提督が作ったの!?」

 

赤城「そうですよ?」

 

暁斗「そりゃすげぇや...」

 

赤城「その際にですね?冷蔵庫も買われて設置されたんです」

 

暁斗「あの冷蔵庫...」

 

赤城「今と全く同じ置き位置で、ラインナップも同じで...本当に、成登提督がいた頃に戻ったようでした」

 

暁斗「そりゃよかった」

 

赤城「ふふっ、ええ本当に...ってもうこんな時間ですか」

 

 

気付けば時刻は2155

まもなく消灯時間であった

 

 

暁斗「今日はゆっくり休むといい。俺ももう寝る...」

 

赤城「あっ、おやすみなさい。提督」

 

暁斗「あぁ、おやすみ赤城」

 

 

こうして長かった一日が終わりを迎えたのである

 





今回はここまで!

次回は本編か人物紹介にしたいのですが
アンケートで決めます
投票よろしくお願いします!

誤字脱字を見つけた場合ご報告よろしくお願いします


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気持ちの良い朝、そしてハプニング


アンケの結果は本編3、人物紹介1ということで本編にします
人物紹介は次の機会にかきます

第46話どうぞ


 

チュンチュン ピヨヨ

 

 

暁斗「朝か...」

 

 

現在時刻0530

暁斗は、よほど疲れていない限りこの時間帯に起きる

 

 

暁斗「顔洗ってくるか...」ガチャ

 

 

そう言い向かったのは

鎮守府職員用の風呂場にある洗面台

 

 

暁斗「...純金のフレームがついたデケェ鏡があんぞ」

 

 

そこは艦娘用の風呂場などとは違い

豪勢な作りになっていた

実はこれら全ては艦娘の給料や食費を使って作られていた

 

 

暁斗「...後で工廠妖精に頼んでこの鏡を外してもらおう」パシャッ

 

川田「なんだ先客がいたのか」

 

暁斗「ん、おはよう川田」

 

川田「おう、おはよう」

 

暁斗「なぁ、今度この鏡売ろうと思うんだが、どう思う?」

 

川田「やっちまえやっちまえ」パシャッ

 

暁斗「じゃ、きまりだな」

 

川田「一体いくらになるんだろうな...」

 

暁斗「金の価値なんて俺は知らないからな...」

 

川田「そういや暁斗、この鎮守府にテニスコートがあったぞ」

 

暁斗「...なんであんの??」

 

川田「知らん」

 

 

呉鎮守府にあるというテニスコートに向かった2人

そこで2人は

 

 

川田「フルボッコにしてやんよ...!!」

 

暁斗「俺にシングルス勝てたことないのによく言うよ?」

 

 

火花を飛ばしあっていた

こうなった訳は少し前

2人がテニスコートに到着した頃まで遡る

 

 

川田「見ろよ見ろよ!本格的だよこれ!」

 

暁斗「おー確かにテニスコートだ」

 

 

コートは俗に言うオムニコートというもので

砂が敷かれているコートだった

 

 

暁斗「しかしなんであるんだ?」

 

川田「俺が知るわけないだろ」

 

暁斗「それもそうか」

 

鳳翔「あら?提督じゃありませんか」

 

暁斗「あ、鳳翔さん。おはうございます」

 

 

ちょうど運良く呉鎮守府古参勢の鳳翔さんが

暁斗たちの所へ来た

 

鳳翔「私に敬語だなんて、使わなくてもよろしいんですよ?」

 

暁斗「なんだか鳳翔さんには敬語じゃないといけない気がするんですよねぇ」

 

鳳翔「ふふっ...ところでここで一体何を?」

 

暁斗「あ〜このテニスコートがいつからあるのかなーという話を川田としていたんです」

 

鳳翔「このテニスコートは成登提督が業者に依頼して作ってもらったものです」

 

 

テニスコートを作ったのは暁斗の父である成登提督であった

成登提督は他にも百人入れる道場を作るなど

運動系の人間だったとしか思えないものを作っている

 

 

暁斗「へぇ〜...」

 

鳳翔「提督は学生時代何の競技を?」

 

暁斗「ソフトテニスです」

 

鳳翔「ソフトテニスですか。ならここでやれますね」

 

暁斗「そうですねぇ...久しぶりにやりたいですね」

 

川田「お、なら俺とやろうや」

 

暁斗「お、いいねぇ」

 

鳳翔「副提督もソフトテニスを?」

 

川田「そうですよ〜」

 

 

軍学校時代の時に2人はソフトテニス部に入部していた

他にも瀬戸雪、未来、鳴山、西島もソフトテニス部であった

 

 

鳳翔「お二人とも同じ部活動...どちらが強いんですか?」

 

2人「「俺です。あ"ぁ"?」」

 

暁斗「おもしれぇ。川田、ユニフォーム着用、シューズ履いて自分のラケットもってこい」

 

川田「やってやろうじゃねぇか!」

 

 

そして現在に至る

2人はダブルスではペアを組むことはあってもシングルスではほとんど戦ったことがなかった

 

 

鳴山「ファイブゲームマッチプレイボール!」

 

2人「「お願いします」」(礼)

 

天龍「提督と副提督どっちが強ぇんだろうな?」

 

龍田「鳳翔さんはお2人とも経験者だと仰っていたわ〜」

 

未来「あの2人はシングルスで戦ったことほぼないからな〜...」

 

暁斗「ふぅ...ッ!」(サーブトスをする)

 

瀬戸雪「...副審引き受けなきゃ良かったな」

 

暁斗「あいッ!!」

 

ドゴォン!!

 

川田「...ボールは?」

 

鳴山「...フォルト」

 

川田「...まさか」クルリ

 

 

ボールは川田の後ろの網状の壁にすっぽりと挟まっていた

 

 

暁斗「あちゃあ...セカンドサーブか...スゥッ、へいっ」ドコッ

 

川田「あ〜い」パコンッ

 

暁斗「あ〜ヘイッ!」バコンッ

 

川田「ヘイッ!」バコンッ

 

暁斗「は〜い」パコンッ

 

川田「あ〜ヘイッ!」バコンッ

 

鳴山(終わらねぇ...)

 

瀬戸雪(なんというか相変わらずというか...)

 

暁斗「〜ッ!はいっ!!」ズバコンッ!

 

川田「うわっへい」パコッ

 

暁斗(甘いボール...今だっ!)ズドコンッ!!

 

川田「いっっっっったぁ!?」

 

鳴山「ダイレクト!」

 

暁斗「すみません(礼)」

 

 

暁斗のスマッシュボールは見事に川田の身体に直撃

川田は痛みの凄さで倒れてしまった

 

 

川田「ちょ、医務室に...」

 

鳴山「棄権か?」

 

 

川田はしばらく考えて

 

 

川田「...おう...」

 

鳴山「勝者は暁斗!」

 

暁斗「えぇ...(困惑)」

 

 

ほとんど何もせずに勝利した暁斗は少しばかり不完全燃焼だった

あと1戦したいなーと考えていた矢先、瀬戸雪が

 

瀬戸雪「次は僕とやるかい?」

 

暁斗「遠慮しときます」

 

瀬戸雪「今なら互角の戦いができるんじゃないのかなぁ?」

 

暁斗「高体連全国一位とやる気はない!」

 

 

瀬戸雪から誘われたが拒否した

それは瀬戸雪が強者すぎるが故にやる気が失せたのだ

 

 

 

瀬戸雪「なんだ、つまんないの〜」

 

暁斗「いざ試合やってみろ、こっちがつまんなくなる」

 

瀬戸雪「今まで僕から取ったゲーム数は両手の指で数えられるぐらいしかないもんね〜」

 

暁斗「地味に心にくる一言」

 

瀬戸雪「事実じゃないか」

 

暁斗「その通りですよクソッタレ」

 

鳴山「そろそろ朝食の時間だぞ」

 

暁斗「...飯食いに行きますか」

 

 

(食堂)

 

 

暁斗「間宮さん日替わりA定食お願いします」

 

鳴山「俺もA定食を」

 

未来「私もA定食で!」

 

瀬戸雪「僕はB定食!」

 

間宮「はーい承りましたー!」

 

暁斗「今日のA定食はザンギ定食か...久々に食べるなぁ」

 

未来「だねぇ」

 

鳴山「勢いで頼んだんだがザンギって美味いのか?」

 

暁斗「美味い」

 

 

ザンギは本当に美味いので北海道に行ったら食べてみてほしい1品である

 

 

間宮「どうぞーA定食3つにB定食お1つでーす!」

 

暁斗「はやっ」

 

間宮「これでも遅い方ですよ?」

 

鳴山「えぐぅ」

 

未来「空いてる席ないかなー?」キョロキョロ

 

 

現時点で空いている席は無く

艦娘との相席になる他ない

 

 

赤城「あ、提督!ご一緒に食べませんか?」

 

 

赤城はいち早く暁斗達が席を探していることに気がついた

現在赤城は1人でご飯を食べていたため席に余裕もあった

 

 

暁斗「んー?うん、赤城がいいなら」

 

赤城「大丈夫ですっ!」

 

暁斗「ならご一緒させてもらおう」

 

鳴山「俺らもいいかな?」

 

赤城「えぇどうぞっ」

 

 

暁斗達は椅子に座り手を合わせ始めた

 

 

暁斗「さて、いただきます」

 

未来「いただきまーす!」

 

鳴山「いただきます」

 

瀬戸雪「いただきますっ」

 

暁斗「ザクッ ん!美味い!」

 

未来「味付け完璧〜!」モッモッ

 

鳴山「これが...ザンギ!美味いなぁ」モグモグ

 

瀬戸雪「B定食は鮭だね」モグモグ

 

暁斗「脂のってて美味そうだな」

 

瀬戸雪「サイコーだよっ」モグモグ

 

暁斗「うめぇぇぇ...」モグモグ

 

赤城「皆さん、早くも間宮さんの料理の虜になりましたね」

 

 

10分後

 

 

全員「「ご馳走様でした」」

 

間宮「お粗末さまでした」

 

 

4人は食堂を出て今後の動きについて話していた

 

 

暁斗「さて、まずは執務しないとな」スタスタ

 

鳴山「舞鶴との演習までは俺たちが執務やっとくぜ?」

 

暁斗「ナズェ?」

 

鳴山「お前忙しいだろ」

 

暁斗「あ〜...まぁそうだな」

 

鳴山「お前は演習メンバーの特訓に力を入れてろ」

 

 

暁斗は少し考えて

 

 

暁斗「じゃ、執務は任せた!」

 

鳴山「おう!」

 

暁斗「あ、でも放送機使うから結局執務室には行かないとだ」

 

鳴山「そうなのか」

 

暁斗「そっ、だから執務室行くぞ」

 

 

結局4人で執務室へ行くこととなるのであった

 

 

(執務室)

 

 

暁斗「えーとこのスイッチを押したら放送のサイレンみたいなのが鳴って」カチッ

 

 

ピーンポーンパーンポーン♪

 

 

暁斗「戦艦長門、榛名、空母翔鶴、瑞鶴、軽巡川内、駆逐艦響は0900に演習場に来るように!」

 

鳴山「特訓のメニューは?」

 

暁斗「舞鶴の過去の戦闘データを盗んで来たからそれを見て何をするか決める」

 

 

戦闘データを盗んできたのはもちろんRVである

 

 

鳴山「なるほどぉ」

 

暁斗「ちょっくら体動かしてくる」

 

鳴山「ん、いってら」

 

暁斗「いってきます」ガチャ

 

 

(廊下)

 

 

暁斗「さて...何してるんだ?お前たち」

 

「「なっ...!?」」

 

 

執務室の外では暁斗が出てきた瞬間殺ろうと考えていた艦娘達が居た

 

 

暁斗「バレバレだぞ?今度からはもっと上手くやるんだな...」スタ

 

夕立「待つっぽい」

 

暁斗「...なんだ?」

 

夕立「時雨をどこにやったっぽい」

 

暁斗「時雨はフリーボーン憲兵と一緒に本営へ転属になった。本人からの希望でもある」

 

 

昨日の夜、フリーボーンの後に時雨からも「フリーボーンさんと居たい」

という要望があったため認可した

 

 

夕立「証拠は?」

 

暁斗「はい、ボイスレコーダー。お別れの言葉も入っているらしい」

 

夕立「!」

 

暁斗「あと質問はあるか?」

 

夕立「ないっぽい...」

 

暁斗「もう少し他のやつの意見も聞くべきだったか...しくったな」スタスタ

 

 

そして暁斗は道場へと向かっていった

 

 

摩耶「お前たち執務室の前で何してんだ?」

 

叢雲「摩耶さん、実は...カクカクシカニクカレーで...」

 

 

何をしようとしていたかを素直に摩耶に打ち明けた叢雲

摩耶は驚き心配した

 

 

摩耶「だ、大丈夫だったのか!?なにかされてないか!?」

 

夕立「何もされてないっぽい」

 

摩耶「そっかぁ...ならいいんだ...ところでその持ってるやつ、何だ?」

 

夕立「ボイスレコーダーっぽい」カチッ

 

摩耶「ボイスレコーダー?」

 

 

夕立はボイスレコーダーのスイッチを押してみた

 

 

時雨『提督、僕はフリーボーンさんについて行きたいんだ。だから...僕を大本営に転属させてくれないかな?』

 

 

全員「「!」」

 

 

その場にいた艦娘達は暁斗の言っていたことが嘘では無いと知り皆驚いた

皆、「提督の言っていることは全て嘘だ」と信じ込んでいたからだ

 

 

暁斗『それは今の仲間たちの元を離れるということでいいんだな?』

 

時雨『うん』

 

暁斗『今の会話はボイスレコーダーで録音している。なにか姉妹艦などに残す言葉があれば、このマイク部分に向かって喋ってくれ』

 

時雨『...夕立』

 

夕立「時雨...」

 

時雨『夕立、君を1人ここにおいて大本営に行くのを許してくれ。僕が行ってしまうと姉妹艦はもういなくなってしまうけれど、僕は何時でも夕立の中にいるよ』

 

夕立「時、雨...」グスッ

 

時雨『それと、暁斗提督を信じてね。彼はこの鎮守府を変えれる唯一の人だから』

 

夕立「...時雨が言うなら、信じるっぽい」

 

叢雲「なっ!?」

 

夕立「時雨は今まで夕立に嘘をついたことが無いっぽい、だから...」

 

摩耶「信じるってか...軽率だぜ夕立」

 

 

摩耶のその言葉は夕立以外のその場にいた艦娘達全員が思っていた

考えみれば姉妹艦に信じて欲しいと言われただけで信じる者など

殆ど居ないのだ

 

 

摩耶「とりあえずアタシが言えるのはアイツなんかに期待をかけるなってだけだ。裏切られた時、それは重くのしかかってくるだけだしな」

 

夕立「でも...」

 

 

ドオォォンッ!!

 

 

叢雲「何!?何が起きたの!?」

 

 

謎の巨大な音が鎮守府全体に響いた

そして

 

 

吹雪「しっ、司令官!?」

 

暁斗「...」

 

摩耶「一体なんだってんだ!?」

 

川田「なんの音だ!?」スタタタ

 

吹雪「副司令!司令官が!」

 

川田「!暁斗、おい!起きろ!寝てんじゃねぇ!!」ユサユサッ

 

 

暁斗は完全に気を失っているのか

川田のデコピンでも意識を戻さなかった

 

 

川田『RV!応答してくれ!』

 

RV『はい、こちらRV』

 

川田『暁斗が窓から吹っ飛んできたんだ!原因不明でだ!』

 

RV『鎮守府の敷地内に敵タイタンの反応が多数存在しています。パイロットはタイタンフォールの衝撃で吹き飛ばされたのでしょう。これから私もタイタンフォールします』

 

川田『了解!』

 

 

川田「お前たちは全員寮に戻るんだ!」

 

摩耶「これからか!?」

 

川田「無理だと感じたら執務室に入っていい!とにかく部屋から出るな!今から放送をかけてほかの艦娘にも伝える!」

 

 

執務室は大勢の艦娘が嫌な思い出しかない部屋であったが

この状況ともなれば致し方ないと感じていた

 

 

叢雲「ちっ、仕方ないわ。みんな執務室へ入りましょう!」

 

夕立「分かったっぽい!」

 

川田「クーパー!」ガチャ

 

クーパー「おわっ!?ど、どうした!?」

 

川田「暁斗が気絶した!原因は多数の敵タイタンフォールの衝撃だ!」

 

クーパー「!奴らがいるのか」

 

川田「掃討するぞ!」

 

クーパー「了解!」

 

 

川田とクーパーは敵を討ちにタイタンフォールを要請して

外へ出た

 

 

(???)

 

 

暁斗「...!敵タイタンはどこだ!?」

 

暁斗(...いない。というか鎮守府じゃないなここ)

 

「おいアンタ!こんなところで何してんだ?」

 

暁斗「いえ、少しばかり道にまよ、って、しまって....!?」

 

祖暁斗「道に迷ったって...こんな何も無いようなところでかい...」

 

 

暁斗の目の前にいたのは自分の祖父である三居島暁斗だった

暁斗は写真でしか見たことのなかった祖父を目の当たりにし

驚きを隠せなかった

 

暁斗(一体どうなってんだ!?)

 

 

そして暁斗はまだ知らない

自分が過去にタイムスリップしていると

 





さて、過去にタイムスリップした暁斗は
一体どうがるんですかねぇ...

誤字脱字を発見されましたらご報告よろしくお願いします


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人物紹介
人物紹介


 

三居島暁斗(みいじまあきと)

・誕生日 6月21日

・年齢 18歳

・呉鎮守府 提督

 

本作品の主人公

元々タイタンフォールの世界にいたが

特殊作戦217で戦死し神であるナキの力によって「艦これ」の世界に転生した

結構色んなことが出来る汎用的な人物で

タイタンフォールの世界ではバンガード級タイタンを使い

IMCとの激闘を繰り広げていた

零戦の操縦をミカからマスターしておりヘッドオン以外はほぼ確で勝てるらしい

他にも艦息としての活動もできるため深海棲艦キラーである

小学校4年生からソフトテニスをしており軍学校時代ではNo.2

武術は詠春拳と截拳道、柔道をやっており琉球空手をたしなむ程度

わたあめやべっこう飴をあげると喜ぶ

モットーは「敗けや大敗は人を育む糧」

 

 

三居島未来(みいじまみらい)

・誕生日 3月15日

・年齢 17歳

・呉鎮守府 憲兵

 

暁斗の妹で艦娘の力を宿している

明るく少しばかりお気楽な性格をしている

ただ腹の中では何を考えているか分からなかったりもする

ショートケーキが好きで2週間に一回は暁斗に作らせて食べている

暁斗と同じくソフトテニスを小学校の頃からやっているが

軍学校時代ではNo.4

モットーは「いいじゃん人間なんだし」

 

 

川田悠太(かわだゆうた)(シェーバー)

・誕生日 6月19日

・年齢 18歳

・呉鎮守府 副提督

 

暁斗と同じようにタイタンフォールの世界で戦死した後

「艦これ」の世界に転生された人物

搭乗機体はトーン

割とラフな感じで人に接することが多いがTPOを考えて接する時もある

暁斗とはタイタンフォールの世界でも同期で仲が良かった

ソフトテニスは中学生の時に始めており軍学校時代はNo.3

本人曰く「好みの食べ物は無い」とのことだが

暁斗によれば「あいつはアサリの味噌汁を気に入っている」らしい

モットーは「傲慢は惨敗への一歩」

 

 

鳴山広彦(なるやまひろひこ)

・誕生日 11月9日

・年齢 18歳

・呉鎮守府 憲兵隊長

 

暁斗の軍学校同期で暁斗、川田の中では1番まともだと考えられている

地頭も良く、困った時に頼れると評判で暁斗不在時の呉鎮守府の運営も鳴山がしていた

ソフトテニスは軍学校から始めておりNo.5

好きな食べ物はシチュー

モットーは「人に優しく自分に厳しく」

 

 

瀬戸雪雫(せとゆきしずく)

・誕生日 9月22日

・年齢 18歳

・呉鎮守府 憲兵

 

暁斗の軍学校同期で、知らない人からは女だと間違えられることがある

実際に暁斗も最初は男だと思っていなかったという

成績優秀、容姿端麗、パーフェクトヒューマンのあだ名が与えられそうな人物である

ソフトテニスは物心がついた頃には既に始めており、猛者という他ない

軍学校時代では暁斗も勝てずNo.1の座についた

しかも高体連全国大会1位という経歴持ち

好きな食べ物は暁斗が作るグラタン

モットーは「1歩、また1歩積み重ねれば結果は得られる」

 

 

軽海賢一(かるみけんいち)

・誕生日 9月25日

・年齢 34歳

・日本海軍 大将(元帥)

 

34歳という若さで海軍元帥になったが本人の意思では無いという

元々は起業する夢を持っていたが、高校生の時に空襲をうけたことにより

起業する夢を切り捨て、海軍へ志願した

好きな食べ物は、からすみ大根(をつまみに日本酒の呑む)

モットーは「この世に生を受けた者は平等」

 

 

秋生秋秀(しゅうせいあきひで)

・誕生日 6月15日

・年齢 36歳

・日本海軍 大将

 

凄腕すぎて3年間で中将から大将に昇進した人物

暁斗の叔父にあたる人で今は大本営での勤務だが、昔は桂島鎮守府で勤務していた

一緒にいる時雨は嫁艦である

好きな食べ物はそーめん

モットーは「皆が良ければ良し」

 

 

西島誠也(にしじませいや)

・誕生日 10月26日

・年齢 18歳

・憲兵

 

暁斗の同期で軍学校卒業後は提督ではなく憲兵になった

本人曰く「やっぱり悪を捕まえて規律を正す憲兵ってカッコイイやん?」とのこと

ソフトテニスを軍学校でしていたが実力はNo.6でギリ団体戦に組み込まれるレベル

好きな食べ物は干し柿

モットーは「正義は心にあり」

 

 

アンダーソン少佐

・誕生日 ?

・年齢 ?

・海軍少佐

 

謎多きミリシアのベテランSRSパイロット

キャンペーンで登場した時には

SRSのサラ・ブリックス司令官から渡された手首装着型デバイスの故障(?)により

天井に突き刺さっている姿で発見される(BTはこのことにものすごく冷たい反応をする)

ただガントレットの結果を見るにラスティモーサ大尉より弱いと感じる

 

 

ラスティモーサ大尉

・誕生日 ?

・年齢 ?

・那覇鎮守府 提督

 

クーパーの恩師ともいえるSRSのパイロット

キャンペーン序盤ではクーパーにシュミレーション訓練をさせるなどして

クーパーにパイロットの基礎を叩き込んだ人物

シュミレーション訓練が強制終了となりクーパーがポッドの扉を開いた時に『今日は新しい惑星が見られるぞ。墓場になるかもしれんがな』

という立派な死亡フラグを建て、惑星タイフォンにて戦死

原因はエイペックスプレデターズによるリンチ

 

 

クーパー

・誕生日 ?

・年齢 ?

・呉鎮守府 憲兵

 

タイタンフォール2の主人公

ライフルマンとなったクーパーは初めての任務「フラクチャー作戦」で脳震盪をおこし、記憶の一部を失っている

その後、特殊作戦217でラスティモーサ大尉が戦死し「BT-7274」の臨時パイロットに任命される

リヒター、アッシュを倒してアンダーソン少佐と合流するも既にアンダーソン少佐は死んでおり特殊作戦217の指揮権はクーパーに移るという戦地昇進もおきた

その後、リヒターを倒し、生き残った艦隊と合流を果たす

そこでサラ・ブリックス司令官はBTを適任のパイロットに再配属すると告げるもBTが反対し、リンク維持が認可された

次にアークを奪取する作戦に参加するも失敗

因みに暁斗はこの作戦で戦死している

その後もアークを追いかけ続けるがバイパーとの戦闘でBTの片腕がもぎ取られるがなんとかバイパーにトドメを刺し、勝利する

 

これより先のストーリーは自身の目で見てみて欲しい

 

艦これの世界には時空に発生した歪みによりこの世界に飛ばされた

一応は呉鎮守府の憲兵として働いている

 

 

フリーボーン中尉

・誕生日 ?

・年齢 ?

・憲兵(元呉鎮守府 憲兵)

 

シェーバーと一緒に戦っていたが敵タイタンにやられ戦死

キャンペーンではプレイヤーが敵タイタンを迅速に倒すと生き残るが

ここでは死んでしまったことになっている

タイタンフォールの世界では暁斗と同期でシェーバー同様仲が良かった

呉鎮守府がブラック鎮守府であることを告発したのもフリーボーンであり

常に本営に情報を流していた

今は本営所属の憲兵となり、仲の良かった呉鎮守府の時雨と過ごしている

 

 

リヒター

・誕生日 ?

・年齢 ?

・ドイツ海軍 提督

 

タイタンフォール2で出てくる中ボス的存在

ただ初見のバイパーよりは楽に殺せるので苦労はしないだろう

耳を切り取ってコレクションにしているという悪趣味すぎる趣味がある

艦これの世界ではドイツで提督をしているが他の提督達に舐められており演習の申し込みがやまないらしい

ただ、呉鎮守府との独自の協定により演習の申し込みはガクッと減ったんだとか

 

 

ナキ

・誕生日 ?

・年齢 女性に年齢を聞くのは失礼ですっ

・(駄)女神

 

暁斗を艦これの世界に転生させた張本人

彼女自身は女神の中でもトップクラスにえらいのだが

成仏の手続きのし忘れをするなど阿呆な一面が多々ある

暁斗が何度も力を貰えているのはナキが担当しているからで、他の女神達では1人の人間に何度も力を与えることなど不可能である

 

 

横田成友(よこたなりとも)

・誕生日 4月1日

・年齢 44歳

・海軍 提督養成者兼憲兵養成者

 

暁斗、川田、鳴山、未来、瀬戸雪、西島の教師

昔、横須賀で提督をしていたが自身の衰えを感じ教育者になる

歳の割にはノリがよく他のクラスの生徒からも好かれていた

卒業生からの連絡が楽しみの一つだが呉鎮守府組からは連絡がほとんどなかったため心配していた

好きな食べ物は鰹のたたき

モットーは「他人の命は自身の命の倍重い」

 

 

小山正一(こやましょういち)

・誕生日 12月6日

・年齢 享年17歳

・海軍軍人候補生

 

暁斗の同期だが、パプアニューギニア島奪還作戦において敵艦爆による空爆で死亡

死体はバラバラになったが暁斗ができる限りの亡骸を集め持ち帰った

今は幽霊としてどこかをほっつき歩いている

 

 

ミカ

・誕生日 ?

・年齢 ?

・妖精

 

暁斗が沖縄で見つけた零戦の搭乗員(祖暁斗)の相棒

祖暁斗との出会いは真珠湾攻撃前からと長い友好関係にあったことが分かる

しかし、祖暁斗の特攻出撃が決まりお供しようと思っていたが敵機動部隊にたどり着くまでの間に祖暁斗がミカを気絶させ落下傘を装着させて機体から放り出した

気づいた頃には那覇鎮守府におり、艦載機の妖精として働いていたが

那覇鎮守府に修理として運び込まれた零戦が祖暁斗の物だった為、次の持ち主について行くことに決めた

好きな食べ物は甘味ならなんでも

モットーは「死角のない戦闘」

 

 

後藤基(ごとうはじめ)

・誕生日 1月27日

・年齢 28歳

・海軍 中将

 

パプアニューギニア島奪還作戦において現場指揮を執っていた

28歳にして中将まで上り詰めるほど艦隊の指揮能力が高いが、パプアニューギニア島奪還作戦の時には敵が多勢過ぎたため通用しなかった

南海鎮守府で提督として着任している

好きな食べ物は真夏日に食べるアイス

モットーは「艦隊は家族」

 

 

シグマ憲兵隊

 

秋生大将直轄の憲兵隊で暁斗も指示が一部効く憲兵隊

田宮提督を捕獲し豚箱にぶち込んだ後、餓死する直前まで飯や水与えないなど慈悲が雀の涙ほどしかない憲兵隊

 

 





もし足りないキャラがいたら報告して欲しいです
気づき次第加筆します

登場キャラの誕生日の殆どがある規則があります
気づいたら凄いですよホント

誤字脱字を見つけた場合ご報告してくださると幸いです


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本編続き
ここはいつの日本?



なんだか色んな学校は今週中に一学期終わったみたいですね
僕の学校は来週に終わるという事で
今ヤムチャ状態です

第47話どうぞ


 

祖暁斗「お前さん名前は?」

 

暁斗「な、名前?」

 

 

無論、口が裂けても「あなたと同姓同名です」なんて言えるわけが無い

ただ、島田暁斗も飽きたので別の偽名を考えた

それは

 

 

暁斗「三島暁(みしまあき)、です」

 

祖暁斗「へぇ、俺は三居島暁斗って言うんだ。よろしくな」

 

暁斗「宜しく御願います。ところで...」

 

祖暁斗「なんだ?」

 

暁斗「近くに市役所かなにかありますかね?」

 

祖暁斗「あぁ、すぐそこだ。送ってくよ」

 

暁斗「ありがとうございます」

 

 

暁斗はこの世界での戸籍獲得を目指し市役所へ向かった

 

数時間後

 

 

暁斗「これで日本での戸籍獲得...」

 

祖暁斗「あんた戸籍無かったんだな」

 

暁斗「えぇ、少し訳ありで...」

 

祖暁斗「で、これからどうするんだ?」

 

暁斗「これからですか...」

 

 

暁斗には行くあてがない

家もなければ職も無い

頼れるのは自分の祖父だけである

 

 

暁斗「え〜と...いま暁斗さんは何を?」

 

祖暁斗「俺か?俺は最近海軍の艦隊勤務をやめてな、戦闘機乗りを目指してるんだ。そのための試験が明後日だ」

 

暁斗「なら、俺もそれを受けます」

 

祖暁斗「受けるのか?」

 

暁斗「それ以外に道がありませんから」

 

祖暁斗「そうか...じゃあ明後日の試験まで俺の家に来いよ」

 

暁斗「いいんですか!?」

 

祖暁斗「おう、一応妻というか許嫁がいるんだがいいか?」

 

暁斗「その許嫁さんがいいと言うのなら...」

 

祖暁斗「ま、そうだな」

 

 

その後祖暁斗の家まで行った暁斗だったが

移動方法が徒歩だった

暁斗は「筋肉痛確定」が脳内を駆け回っていた

 

 

祖暁斗「着いたぞ、我が家だァ」

 

暁斗「おぉ、結構立派な...」

 

 

暁斗は自分が生まれ育った家とは別だったため

この家は戦争で無くなるのだと分かった

 

 

祖暁斗「まぁ、元々俺の家じゃないけどな」

 

暁斗「そうなんですか」

 

祖暁斗「この家は元々な俺の許嫁の...田江という奴の実家でな」

 

暁斗「許嫁さんの実家なのですね」

 

祖暁斗「あぁ。今は2人暮らしだ。とは言っても俺は最近まで艦隊勤務だっからかな...ほとんど家にはいられなかった」

 

暁斗(確かに小さい頃に祖母が『おじいちゃんはねぇ、海軍の人で帰ってくることは少なかったんだよねぇ...その間、おばあちゃんは一人暮らしだったんだよぉ』と言っていたな...祖母はその間寂しくて寂しくてたまらなかったらしい)

 

暁斗「艦隊勤務と言えば、何に乗艦して何を担当していたんですか?」

 

祖暁斗「『戦艦日向』さ、主砲者を務めていた」

 

暁斗「戦艦の主砲者!?随分と大役で...」

 

祖暁斗「まぁな...さ、田江に確認を取らなきゃ」

 

 

ガラガラガラッ

 

 

祖暁斗「ただいま〜田江」

 

田江「あら、おかえりなさい。今回は何日間の休暇を貰えたんです?」

 

祖暁斗「ちょっとそこは分からんな...今度戦闘機乗りになるための試験を受けるからそれに合格して招集されるまでかな」

 

田江「そうですか...」

 

祖暁斗「あと田江、俺と一緒に戦闘機乗りになる試験を受けるやつがいるんだが家がないらしい。泊めてやれないだろうか?」

 

田江「あらあら、全然大丈夫ですよ」

 

祖暁斗「そうか。暁!入っていいぞ!」

 

暁斗「お、お邪魔します...」

 

田江「暁さん?ですか。私は田江と言います。よろしくお願いしますね」

 

暁斗「はい、よろしくお願いします」

 

祖暁斗「飯!飯にしよう!」

 

田江「えぇ、そうですね。今お作りします」

 

 

田江は台所へ行き

暁斗と祖暁斗は将棋をすることになった

 

 

祖暁斗「暁、今更言うのもなんだが...今軍に入るのはやめたほうがいい」

 

暁斗「なぜです?」

 

祖暁斗「...これから戦争が起きる予感化するんだ。欧米でまた大きな戦争がおきて日本も参加することになる気がするんだよ」

 

 

暁斗は驚いた

自分の祖父は2度目の世界大戦があることを感じ取っていたのだ

これは祖暁斗の生まれ持った異常なまでの勘の良さである

 

 

暁斗「まさか、2度目の世界大戦?」

 

祖暁斗「あぁ、可能性はある。今軍に入ればお前も御国のために命を捧げることになる」

 

暁斗「...暁斗さんは何故軍に?」

 

祖暁斗「俺か?俺は....生きるためだ。でも今はそうじゃない」

 

暁斗「では何のために?」

 

祖暁斗「大切な人を...田江を守りたいからだ」

 

暁斗「大切な人を守るため...」

 

 

御国のために軍に入ったと言う言葉が出ると思われたが

軍に入った理由も、今現在も軍に入っている理由も御国のためなんかではなかった

最初は生きるため、今は妻を守るため

 

 

暁斗(この人の血を引いていて良かった...)

 

祖暁斗「...お前はまだ若い、もっと生き続けるべきだ」

 

暁斗「...おあいにくさま、もう既に俺の命は一度失われています...軍に入ったところでどうということはありません」

 

祖暁斗「...そうか」

 

暁斗「...囲碁をやりましょう」

 

祖暁斗「囲碁か...教えてくれるのか?」

 

暁斗「えぇいいですよ」

 

田江「お夕飯出来ましたよ〜」

 

祖暁斗「その前に飯だな」

 

暁斗「そうですね」

 

暁斗(元の世界に帰る方法も模索しなければな...)

 

 





今回は
ここまで
です

これ投稿したらお祭りなので楽しんできます

誤字脱字を見つけた場合はご報告してくださると嬉しいです


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敵は多勢


暁斗が気絶した後の話ぃ

第48話どうぞ



 

(現代)

 

 

川田「一体何体いるんだ!?」

 

クーパー「喋る暇があるなら戦え!押されているんだぞ!」

 

川田「分かってるさ!だがこの敵の数は異常だろう!?」

 

クーパー「確かにそうだが...!」

 

川田「ッ!俺のタイタンはもうダメだ!脱出する!」

 

 

ここまで奮戦していた川田のトーンから火が吹きで始めてしまった

この状態で格闘攻撃をされれば処刑されてしまうため脱出を余儀なくされた

 

 

クーパー「...戦えるのは俺達とRVだけ、か...」

 

BT「降伏しますか?」

 

クーパー「いや、しないさ!」

 

BT「プロトコル2、任務更新。状況を打開し帰還せよ。その為には効率よく、なおかつダメージを受けずに敵タイタンを倒してください」

 

クーパー「了解!」

 

RV「戦場に接近してくる人間を感知」

 

クーパー「は!?川田が戻ってきたのか!?」

 

RV「いえ、この反応は...」

 

BT「データベースにヒット、三居島暁斗です」

 

クーパー「気絶していたんじゃ!?」

 

 

暁斗「...」

 

RV「パイロット、現在激しい戦闘が起こっているため搭乗を推奨します」

 

暁斗「...必要ない...」

 

RV「?」

 

暁斗「...変身」

 

 

いつの間にか暁斗の腰には謎のベルトのようなものが巻かれており

ベルトについているホルダーのようなものから1枚のカードを取り出して

ベルトのスキャン部分に通した

 

 

Change(チェンジ)

 

 

暁斗「...」

 

 

暁斗は*1仮面ライダーカリスに変身した

 

 

暁斗「ッ!」ダッ

 

クーパー「!?無謀だ!!」

 

暁斗「ウアァァァッ!!」ギィンッ!

 

イオン「ズシィンッ! ドォォンッ!!」(爆散)

 

クーパー(一体なんなんだあの能力は......弓!?いつの間に手に!?)

 

暁斗「ウラアァァァァァッ!」ビュンッ! ビュビュビュンッ!

 

スコーチ「チュドォォンッ!」

 

暁斗「ふっ!」ガチャッ スチャンッ!

 

 

慣れたような手つきでラウザーユニットを醒弓カリスアローに取り付けた

 

 

暁斗「カパッ これと、これだ」

 

 

Chop(チョップ)

 

Tornado(トルネード)

 

《スピニングウエーブ》

 

 

暁斗「ハアァァァァッ!」

 

リージョン「敵パイロットを排除します」ドスンッドスンッドンスッ

 

暁斗「でやあぁぁぁ!!」ドゴォッ

 

リージョン「ヒューンッ」キラーン

 

クーパー「( Д ) ⊙ ⊙」

 

 

リージョンは目視不能な所まで飛んで行ってしまった

 

 

暁斗「まだまだァ!」

 

 

Drill(ドリル)

 

Tornado(トルネード)

 

《スピニングアタック》

 

 

暁斗「フッ!」グルグルグルッ フワ~ッ

 

 

暁斗は回転しながら空を飛んでいた

これには思わず敵も

 

 

ノーススターパイロット「なにっ!?」

 

暁斗「いつ俺が空を飛べないと...言った?」シュバッ!

 

ノーススター「チュインッ! ズドンッ!」(墜落)

 

クーパー(圧倒的な力の差だ...!)

 

暁斗「変身解除は...これか」

 

 

Spirit(スピリット)

 

機械音声が流れた瞬間元の姿に暁斗は戻った

 

 

暁斗「残りはあの技で倒してやる...*2『火遁・豪火滅却』ッ!」

 

 

ボオォォォォッ!!

 

 

BT「警告、リアクターが不安定です。バッテリーの交換を」

 

クーパー「まさかスコーチのヒートシールド並の火力なのか!?」

 

BT「いいえ、それ以上です」

 

クーパー「なっ!?」

 

暁斗「ボオォォォォッ!!!」

 

 

光景はまさに地獄、敵タイタンは次々に爆発したり

暑さに耐えきれなくなった敵パイロットは血迷ったのかコックピットから飛び出して焼死する始末

 

 

暁斗「ボオォォ...こんなもんか...?」

 

クーパー「俺らまで焼き殺す気か!」

 

暁斗「いたのか...一言言ってくれよ」

 

クーパー「:( ꐦ´꒳`;):」

 

暁斗「...ごめんて」

 

クーパー「なら今度俺に美味いもん作ってくれよ」

 

暁斗「別にいいぞ」

 

クーパー「よし、許す」

 

暁斗「とりあえず、中に戻ろう」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「スクープ撮れちゃいましたっ!」

 

*1
仮面ライダー剣に出てくる仮面ライダーで変身者は相川始

*2
NARUTOのうちはマダラが使用していた術





スクープを撮って嬉しそうな艦娘とは一体誰だー(棒)
暁斗は結構早く目が覚めていますが、彼自身は数年は過去で生活していたと言っています
前話の続きは次回か次々回にあげます

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恐ろしいねパパラッチって


あっっっっっつい日が続いているので熱中症対策しましょう

第49話どうぞ


 

暁斗「...またボロボロになった」

 

 

暁斗とクーパーは戻るのと同時に被害がどれほどのものか見ていた

この前直したばかりである壁などもボロボロに

鎮守府の中に直接的な被害がなかったから良かったものの、電気系統や水道設備は再点検が必要とされる程の被害だった

 

クーパー「ま、また直せばいいじゃないか」

 

暁斗「一体誰が壁を直してると思ってるんだ?殆ど俺が直してるんだぞ?」

 

クーパー「うわーそれはめっちゃめでたいわ」

 

暁斗「*1伊藤おちょくってるとぶっ飛ばすぞ(人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ)」

 

クーパー「すまん」

 

電「暁斗さ〜ん!!大変なのです〜!!」

 

暁斗「ヴェッ!?」

 

電「青葉さんの新聞を見てきて欲しいのです!!」

 

暁斗「分かた」

 

 

電に案内されてたどり着いたのは食堂の前の掲示板

そこにある新聞には大きな文字で

 

 

『司令官の真実!!実は人間ではなかった!?』

 

 

暁斗「お〜」

 

クーパー「こ、この写真さっきの戦闘のじゃないか!?」

 

 

新聞に載っていた写真は先程のタイタンとの戦闘の写真だった

カリスとなった暁斗がタイタンを全滅させた写真や

カリスから暁斗に変わった時の写真もあった

 

 

暁斗「ま、そうだわなぁ...」

 

電「皆に説明して欲しいのです!」

 

暁斗「え、なんでぇ?」

 

電「みんなが混乱してるのです!!」

 

暁斗「はぁ〜....」

 

クーパー「俺も知りたいぞ、暁斗」

 

 

その場にいた全員の視線が暁斗に集まって行く

 

 

暁斗「...ダメだな、まだ皆に話すのは早い。クーパーなら良いだろう」

 

青葉「私もダメなんですかぁ?」

 

暁斗「ダメだ。お前に話したところで...またデカデカとした新聞を作るだけだろう?」

 

青葉「ご名答♪」

 

暁斗「あーやたやだ、そんなのに付き合いたかねぇよ」

 

 

暁斗は「それに...」と付け加えて

 

 

暁斗「俺の事を信頼してないようなやつに言うことは出来んよなぁ」

 

青葉「...」

 

暁斗「どうしても知りたいヤツらは、俺とお話でもして、俺から信用を得るんだな」スタスタ

 

クーパー「あっ、待ってくれよ!」タッタッタッ

 

 

2人がいなくなった食堂前の廊下は静まり返り

そこにいたほぼ全ての艦娘が呆然と立ち尽くしていた

 

(執務室)

 

 

暁斗「さて、これから話すことを口外したら*2俺はお前をムッコロス。覚えておけよ?」

 

クーパー「お、おう...(ムッコロスってなんだ?)」

 

暁斗「鎮守府で話すのもあれだな、場所を変えよう」パチン(指パッチン)

 

クーパー「!?こ、ここはどこだ?」

 

暁斗「...ある時代の海域だ。話をするならここでしよう」

 

クーパー「じゃあ、教えてくれ。お前はあの気絶していた間、何があって、どうやってあの能力を手に入れたのか」

 

暁斗「...」

 

 

暁斗は迷っていた全てを話すか

能力とタイムスリップ(内容は言わない)したことを話すか

 

 

暁斗(全て話すか...どうとでもなるだろう)

 

暁斗「まず、俺が気絶していた間についてだったな。俺はあの時タイムスリップしていたんだ」

 

クーパー「...はっ?」

 

暁斗「これからその内容について詳しく言おう」

 

*1
オンドゥル語の1つでダディが使う

*2
相川始のオンドゥル語。ケンジャキに「天音ちゃんに言うぞ!お前がライダーだって。そして何度も俺と戦っていると!」と言われた際に「そんなこと言ってみろ。俺は貴様をムッコロス!(ぶっ殺す!)」と言い放った





過去の話は次回となりました
次の更新はいつもより遅くなるかもしれませんがお待ちください

あと次回が50話だということで人気投票してみようかなと思います
アンケを作っておくので気軽にどうぞ〜

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暁斗の体験(真珠湾攻撃〜ミッドウェー海戦)


今回長いです

皆さん夏休みどうお過ごしでしょうか
私は宿題に手をつけず夏期講習に行ってるだけの日々です

宿題は計画的に、ゲームは程々に

第50話どうぞ



 

まず、俺が気絶していた間、タイムスリップをしていたことについて

俺はおそらく戦前の日本にタイムスリップした

その証拠に俺のじいさんがいたのさ

クーパー、お前は知らないと思うが

俺の家系は祖父、父、俺で軍人一家なんだぜ

 

タイムスリップしてから数日はじいさんの家で過ごした

それから海軍の戦闘機乗りになるために試験を受けたんだが

これまた競争率が高いんだ、合格するために勤勉したよ

 

晴れて合格して訓練を始めた訓練過程を終えてからは中国戦線、空母、ラバウル、空母、内地。という感じで色んなところで奮戦した

 

一番良かったのは中国戦線かな、まだあの頃は九六式艦上戦闘機で戦ったりもしてた。零戦一一型に乗ったこともある

 

一番酷かったのはラバウルと内地かな

え?甲乙つけがたいのかって?つけがたいんじゃない、()()()()()()()()()()()()()()()()

 

さて、話は最初に空母に所属になった時から始めよう

 

 

祖暁斗「見ろよ見ろよ、妖精さんだぜ」

 

暁斗「わぁ...なんとも非科学的」

 

祖暁斗「でも目の前にいるだろう?」

 

暁斗「確かにそうですね」

 

妖精(後のミカ)「お2人は知り合いなんですか?」

 

祖暁斗「んーまぁそんなところ」

 

暁斗「軍に入ったのは暁斗さんが先ですけどね」

 

祖暁斗「でも戦闘機乗りとしては暁の方が上手だろ?」

 

暁斗「いやいや、同等か暁斗さんの下ですよ」

 

祖暁斗「まぁどっちも優秀だから空母に配属される訳だが」

 

暁斗「これから忙しくなりそうですね」

 

祖暁斗「そうかもな...」

 

 

そして俺達は空母に着艦するところから始まった

所属は別々になった、俺は赤城だった。じいさんは加賀に所属することになった

 

 

暁斗「あれが赤城か...着艦は最後かな?」

 

 

先に着艦をしているヤツらがいたんだが酷いものだった

バウンドしたりすごいギリギリで止まったり

先輩たちが大笑いしてるのが見えたさ

 

俺か?俺はな...

 

 

暁斗「空母の着艦は陸上の着陸とは別物だからな...意識をチェンジしないと」スゥッ

 

 

俺は目を閉じた、地形を記憶し想像する。自分は今ここであとどれくらいで飛行甲板かを想像する。そうすれば

 

ゴトゴトゴトッ

 

 

暁斗「よし完璧な着艦だな」

 

整備兵「お、お疲れ様です!」

 

暁斗「あとをお願いします」

 

整備兵「はっはい!」

 

搭乗員1「あいつの着艦上手かったな」

 

搭乗員2「相当上手かもしれんな」

 

搭乗員3「実力を抜かされたら相当恥ずかしいかもな。あんな若いやつに」

 

 

周りからの評価は割と良かった

そして俺と一緒に赤城に配属されたやつから声をかけられた

 

 

???「あっ、あの!」

 

暁斗「はい、なんです?」

 

???「今までに他の空母に配属されたことがあるんですか!」

 

暁斗「いえ、空母に配属されたのも着艦したのも初めてです」

 

???「それであの着艦なのですか...あっ、申し遅れました!杉浦比叡一飛です!」

 

暁斗「三島暁一飛曹です。よろしくお願いします」

 

杉浦「私の階級は三島一飛曹よりも下なので敬語なんて使わなくて大丈夫です!」

 

暁斗「うーん...本当にですか?」

 

杉浦「本当にです!」

 

暁斗「...やっぱり敬語のままで」

 

杉浦「えぇ...?」

 

 

俺は直感的に感じた、杉浦は生き残れる

だがその為には俺がとにかく生き残ることの大切さをとかなければならないとも感じた

 

 

暁斗「杉浦一飛、戦闘において何よりも大切なこととは、なんだと思いますか?」

 

杉浦「大切なこと、ですか...うーん....敵をいち早く見つけて撃墜すること、ですか?」

 

暁斗「それも大切ですが、なにより大切なのは死なないこと。つまりは被撃墜しないということです」

 

杉浦「なるほど、それなら何度も敵機を落とす時が来るということですか?」

 

暁斗「その通りです、あなたにはこれを大切にして欲しい」

 

杉浦「うーん...でしたら、私に敬語を使わずに話してください!そうしてくれれば被撃墜しないことを大切にします!」

 

暁斗「ハハッ なんじゃそりゃ...じゃあ守ってくれよ?杉浦」

 

杉浦「はい!」

 

 

杉浦と出会って数ヶ月後の11月、俺たちは択捉島の単冠湾についた

防寒服が支給されたが、11月のオホーツク海は寒すぎて防寒服の着ていても体が震えていた

 

単冠湾には多くの連合艦隊の艦艇が揃っていた、その光景は壮観だった

 

11月の26日、全空母から搭乗員が集められた

 

 

飛行隊長「我々は!宣戦布告と同時に!真珠湾に停泊している米艦隊を攻撃する!」

 

 

搭乗員達は全員「おぉっ」という声を出した

その後、搭乗員の役割を確認した

俺は攻撃隊に入っていた

杉浦も攻撃隊になっていたが、艦隊上空を守る役割になったヤツらから代わってくれと言われていた

俺のところにも来たが艦隊の守りも立派な仕事だと説得して追い返した

 

そして単冠湾を出発し時は流れ12月8日

真珠湾攻撃の日がやってきた

もう誰も代わってくれと懇願することは無かった

皆が自身の役割を果たすことだけを考えていた

 

そして──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦は成功した

おかげで艦内は大騒ぎ

整備兵や防衛任務だった者達が着艦した搭乗員の元に一目散に駆け出し

真珠湾はどうだったか、敵の軍艦はどうだったかなどを聞いていた

 

 

暁斗「...」

 

「浮かない顔してんな?」

 

暁斗「!清水(しみず)さん」

 

 

清水は俺と同じ一飛曹の零戦搭乗員だった

真珠湾攻撃では艦隊防衛の任務で真珠湾にいけなかった

この人には真珠湾攻撃の前日まで代わってくれと懇願された

 

 

清水「どうした?攻撃は、大成功だったんだろ?」

 

暁斗「はい...ですが」

 

清水「ちょ、待て待て。俺とお前の階級は同じ一飛曹だ、敬語で喋らんでくれ、むず痒くなる」

 

暁斗「...わかったよ」

 

清水「で?何をそんなに考え込んだ顔を?」

 

暁斗「真珠湾に空母がいなかったんだ」

 

清水「あ〜、らしいな。停泊していたのは戦艦とかなんだっけか」

 

暁斗「あぁ、恐らく米軍はこの攻撃で空母と航空機の有用性を感じ、機動部隊を強化するはず、それを未然に防ぐためにも空母の一隻は沈めたかった」

 

清水「なるほどな...ま、今の俺たちは世界最強の機動部隊だ!アメ公の機動部隊が来ても返り討ちにしてやる!」

 

暁斗「そうだな...」

 

 

あの頃の日本の機動部隊は文句無しに世界一を名乗ってよかったと思うほどだった

 

 

清水「そういえば今日未帰還機が29機出たんだってな」

 

暁斗「...俺の目の前で艦爆が自爆したさ」

 

清水「...詳しく聞かせてくれ」

 

暁斗「艦爆が敵の対空砲火に被弾してな、左翼から燃料が漏れていたんだ。幸い、火はついてなかった」

 

清水「火がつかなかったのか...幸運だな」

 

暁斗「俺は艦爆に近寄ったんだ」

 

 

(真珠湾(回想)

 

 

暁斗『大丈夫カ?帰還シヨウ』

 

艦爆の搭乗員『自爆スル』

 

暁斗「なにっ!」

 

艦爆のペア『『ビシッ』』ブゥゥンッ!!

 

暁斗「ッ!」

 

 

ドオォォォォンッ!!

 

 

(空母赤城)

 

 

暁斗「俺は手信号で帰還を促したが...彼らの決意は硬く固まっていたんだろう。あの2人は俺に笑顔で綺麗な敬礼をして敵艦に突っ込んだ」

 

清水「真の軍人だな、俺だったら勲章の一つや二つくれてやってる」

 

暁斗「俺も同意見だが、上の奴らは下士官はおろか兵には勲章なんて与えないだろう」

 

清水「だな」

 

 

それから俺たちは快進撃を進める

負け無しで皆が浮かれてきた時だった

あの戦いがおきたんだ

そう──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドウェー海戦だ

 

 

(格納庫)

 

 

清水「敵はまだ発見できないのか...」

 

伊坂「奴ら、俺たちにビビって逃げたんとちゃうか?」

 

駒井「見ろ、魚雷もお役御免だ」

 

 

その時、格納庫では魚雷を陸上爆弾に換装する作業が行われていた

元々は魚雷が装備されていたのだが上は空母は出てこないと判断し

魚雷から陸上爆弾の換装を命じた

 

 

『敵機動部隊を発見、爆弾を魚雷に換装せよ』

 

 

整備兵「今終わったところだぞ!?」

 

整備兵「はぁ、はぁ...クソっ!」

 

整備長「貴様ら今のを聞いたか!!」

 

整備兵達「「はっ、はい!!」」

 

整備長「今すぐ爆弾を魚雷に換装するんだ!」

 

整備兵達「「はい!」」

 

 

そして格納庫には魚雷と爆弾が密集した

 

 

暁斗「敵機動部隊を見つけたなら直ぐに発艦させるべきだ!」

 

杉浦「でも爆弾じゃ敵空母は沈みませんよ!」

 

暁斗「沈まなくてもいい、とりあえず先手を打たないと!それに...」

 

 

ガヤガヤ ガチャンッ カチャカチャ

 

 

暁斗「こんな状態で攻撃されればひとたまりもない...」

 

 

『敵機接近中、手空きの搭乗員は甲板に上がれ』

 

 

暁斗「!いくぞ杉浦!!」

 

杉浦「はっ、はい!」

 

 

(甲板)

 

 

杉浦「自分の機...あった!」ダッ

 

整備兵「ご武運を!」

 

杉浦「出ます!」

 

 

ブゥゥンッ!!

 

 

暁斗「どこだ...」

 

 

キラッ キラキラッ

 

 

暁斗「下だ!」

 

 

ブゥーンッ!!

 

 

暁斗「喰らえ!」ズガガガッ!

 

TBF「ボッ! ブロロロ...」ドボォォンッ!

 

杉浦「ぐぅっ!」ズダダダッ

 

TBF「ボォォンッ!! ブロロッ!」

 

杉浦「よしっ!!」

 

 

見張り員「やったァァァ!」

 

整備兵「まだまだだなぁ!!」

 

整備兵「お、おいあれ!!」

 

見張り員「う、右舷!!」

 

 

ブロロロロッ!!

 

 

駒井「うおぉぉぉ!」ズドドドンッ!

 

TBF「ボッ! ブゥゥン...」

 

 

整備兵「いぃやったぁぁ!!」

 

整備兵「一昨日来やがれってんだ!」

 

見張り員「キョロ...てっ、敵機直上ォォォ!!」

 

 

数機のSBD「「ブゥゥンッ!!!」」カチャン

 

 

ヒュルルルルルゥ...

 

ズドンッ!

 

 

整備兵「あっ...」

 

見張り員「...!...!?」

 

 

ドォォンッ!! ドッゴオォンッ!!

 

 

整備兵「ぎょっ、魚雷と爆弾が!」

 

整備兵「にっ、逃げろォォォォ!!!!」

 

清水「...暁斗、お前の言うことは正しかったんだな」

 

伊坂「言うてる場合か!?甲板に行くぞ!!」

 

 

杉浦「囮だったのか....」

 

暁斗「...」

 

 

ドオォォォォンッ!!!!

 

 

暁斗「!なんだ!?」

 

杉浦「あ、嗚呼...加賀が...」

 

暁斗「じいさんは...いた!上空に上がって無事だったのか...」

 

駒井「俺たちの空母が...」

 

 

ドオォォンッ!!!

 

 

駒井「蒼龍まで...!?」

 

暁斗「これがミッドウェー海戦、か...」

 

杉浦「もう飛龍以外は発着艦出来ない...」

 

暁斗「飛龍はまだこれから戦う、俺はその援護を...」ブロロロロッ!

 

杉浦「三島一飛曹!?」

 

駒井「あれはっ!飛龍から攻撃機が!」

 

杉浦「援護します!」

 

 

俺たちは飛龍から発艦した攻撃機達を援護して

最寄りの友軍基地に着陸して本土に帰った

 

そして──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラバウル基地に送られた

 





基本的に映画版の永遠の0を入れます
時々小説版とかドラマ版入るかもですが...

ここ違くね?というところがあったらご報告お願いします

誤字脱字を見つけた場合はご報告してくださると幸いです


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予想外すぎる出来事


8000字という長文ですが最後まで見てくれると嬉しいです

これからの投稿について活動報告にて説明しているので目を通して欲しいです

第51話どうぞ



 

暁斗「まだ空母にいた頃の話しかしてないが、もう昼頃だな...そろそろ鎮守府に戻さないと他のやつに怪しまれるし、先に俺の能力について話そう」

 

クーパー「あれは...あの形態はなんだ?」

 

暁斗「仮面ライダー、というものを知っているか?」

 

クーパー「昔、地球の日本で子供向けに放送されていたテレビだったか?」

 

暁斗「そうだ、俺のあの形態は仮面ライダーカリスというものだ」

 

クーパー「仮面ライダー、カリス...」

 

 

仮面ライダーカリス、それは仮面ライダー剣に登場する仮面ライダー

 

変身時にマンティスアンデッドの封印されたカテゴリーAをカリスラウザーにスキャンすることでカリスへと変身する

 

しかし、仮面ライダーカリスはマンティスアンデッドの姿と能力をコピーした存在

 

その変身者は相川始、またの名をジョーカーアンデッド

 

同じ仮面ライダー剣に登場するライダー3人はアンデッドの力を借り、オリハルコンエレメントを通って変身するが

 

仮面ライダーカリスはマンティスアンデッドがコピーされるためオリハルコンエレメントは出現しない

 

加えてカリスラウザーはカテゴリーA以外のラウズカードでも変身可能である

 

 

クーパー「なるほど、わからん!」

 

暁斗「ここはわかってくれないと困るんだ、まだまだ話はあるんだぜ...」

 

クーパー「一旦、飯にしないか?」

 

暁斗「あ〜そうすっか」

 

 

(食堂)

 

 

暁斗「特盛カツ丼にした」

 

クーパー「ギャル曽○でも食べ切れるのか怪しい量だが、食べ切れるのか?」

 

暁斗「大丈夫だ、問題ない」

 

クーパー「まぁいいや...うん、今日も美味い」モグ

 

暁斗「たまらねぇぜ」ガツガツ

 

(2分後のためだけにカット)

 

暁斗「ご馳走様でした」

 

クーパー「ファッ!?」

 

暁斗「ちょ、米粒飛んだじゃねぇか!」

 

クーパー「おま、あの量を2分で!?」

 

暁斗「美味かった!」

 

クーパー「手品かよ...」

 

暁斗「そうだよ(便乗)」

 

 

夢にも見た普通の日常(?)、もちろんこの後は

 

 

川田「暁斗ー!助けてくれ!!」

 

 

問題が発生する(お決まり)

そしてこの三人称が作者の独り言になりつつある

 

熟練搭乗員「*1黙れぇぇぇぇぇぇ!!」

 

 

暁斗「なんなんだァ?」

 

川田「ボロボロの艦娘が来たんだ!」

 

暁斗「...分かった、今すぐ入渠させるんだ!そしてこのことは外部に口外禁止!」

 

川田「誰かボロボロの艦娘...たしか時雨だったはずだ!入渠させてやってくれ!」

 

長門「り、了解!」

 

暁斗「...これはまた何かひと悶着ありそうだぜ...」

 

川田「だな...」

 

(数時間後)

 

暁斗「ん、時間だな。今日の訓練は終わり!」

 

長門「3時間とは思えないほど長く感じた...」ゼェゼェ

 

瑞鶴「しかも凄くスパルタ...」ハァハァ

 

暁斗「これぐらいで音を上げるなんてな...訓練の量増やそうか?」

 

瑞鶴「減らしてよ!?」

 

暁斗「まぁまぁもちつけ...こんぐらいの訓練してないとな、舞鶴に勝つなんて夢のまた夢だ」

 

翔鶴「舞鶴といえば姫級の深海棲艦の撃破報告もある鎮守府ですもんね...」

 

暁斗「いえーす、だからこんぐらいスパルタじゃないと負けちゃうのよ」

 

響「それでもちょっとハードすぎる気がするな...」

 

暁斗「しゃーねーそこまで言うならちったぁ楽な訓練にするよ」

 

榛名「ほ、本当ですか...!」

 

暁斗「俺の攻撃を避ける訓練は弾いてやるシャーナイナァモウ...(´−`)」

 

全員「「└( ・´ー・`)┘」」

 

暁斗(うぜぇぇぇ!?!?)

 

 

同じ表情した事あるのに何言ってんだこいつ

 

 

川田「暁斗!時雨が目を覚ました!」

 

暁斗「おぉそれは良かった!」

 

川田「あとその時雨からだ、なんでもお前に話したいことがあるらしい」

 

暁斗「俺に...??」

 

川田「あぁなんでも急ぎだって」

 

暁斗「わかったすぐ行く」ダッ!

 

 

(医務室)

 

 

コンコン

 

暁斗「入っても大丈夫か?」

 

「う、うん大丈夫だよ」

 

ガチャッ

 

暁斗「怪我はもう大丈夫そうか?」

 

時雨「うん、高速修復材を使わせてくれたからね...ありがとう」

 

暁斗「そんくらい、当然だ...で、俺に話があるって?」

 

時雨「うん...僕を、この鎮守府に着任させて貰えないかな?」

 

暁斗「あー...別に構わないが、理由を聞かせてもらえるか?」

 

 

しばらくの沈黙の後、時雨は自分のことを語り始めた

 

 

時雨「僕はつい最近、舞鶴鎮守府で建造されたんだ」

 

暁斗(まさかの舞鶴か...)

 

時雨「建造されてまず山城から『あなたはここにいるべきじゃない』って追い出されちゃったんだ」

 

暁斗「なるほど?」

 

時雨「それからここの鎮守府に向かうために海上を走っていたら...」

 

暁斗「深海棲艦に襲われたと...」

 

時雨「もうダメかもって思ったら深海棲艦達が突然どこかへ行ってね、それで助かったんだ」

 

暁斗「運が良かったってやつか」

 

時雨「本当に、運が良かったよ...」

 

 

建造されたばかりということもあり過去話は直ぐに終わったが

暁斗には気になることがあった

 

 

暁斗「なぁ、時雨」

 

時雨「どうしたんだい?」

 

暁斗「山城がお前に『あなたはここにいるべきじゃない』って言ったやつ、ちょっと引っかかることがあってな」

 

時雨「うん?」

 

暁斗「恐らくだが、山城はお前を助けたんだ」

 

時雨「た、助けた...?」

 

暁斗「あぁ、恐らくというか絶対な。舞鶴の提督は演習相手に負けたら艦娘をよこせと要求しくるようなクソ提督だ。おそらく山城は『こんな不幸な場所に幸運艦のあなたがいるべきじゃない』って言いたかったんだと思うぞ」

 

時雨「ならなんで山城はそう言わなかったんだい?」

 

暁斗「さぁな...ただ、お前は仲間が苦しんでいれば身を削って助けるタイプな気がする。山城にそんなこと言われたら、お前は助けるだろ?」

 

時雨「う、うん」

 

暁斗「山城はそれを防ぎたかったんだろうな...ま、後は俺らに任せろ。演習で泣かすと決めてるんでな」

 

時雨「...立ち直れないぐらい泣かせてね」

 

暁斗「あたりめぇだ。じゃ、お大事に」ガチャ

 

 

暁斗「さて...お空の哨戒にでもいきますか」コツコツ

 

 

(格納庫)

 

 

暁斗「おーいミカー哨戒にいくZOY」

 

ミカ「なんか太った大王みたいな語尾が」

 

暁斗「*2その口の利き方はなんZOY!」

 

ミカ「次ZOYって言ったら*3ジョーカーエクストリームですからね」

 

暁斗「終わった...\(^o^)/」

 

ミカ「で、ここに来たということは哨戒ですか?」

 

暁斗「いえすいえす」

 

ミカ「じゃ、行きましょう!」

 

暁斗「おー」

 

ミカ「そこはもうちょっとやる気ある返事しましょうよ。読者もびっくりですよ」

 

暁斗「おォォォ!!!!」

 

熟練搭乗員「次メタいこと言ったら*4バーニングザヨゴするからな、お前」

 

ミカ「ダディャーナザン!」

 

 

哨戒は何事もなく終わったのでカットデース

 

 

暁斗「飯が食べたい」

 

川田「だが執務はまだ終わらない」

 

鳴山「終わらなければ飯は食べに行けない」

 

鳳翔「皆さん、おにぎりをお持ちしました」

 

3人「「「さすがお艦...」」」

 

 

成人男性3人の食事シーンはもちろん書くことないのでカットしマース

 

 

暁斗「*5アルティメットフォームスペシャルターボ!」カチッ

 

川田「な、なんて速さだ!」

 

鳴山「しっかりと処理されているのか!?」

 

 

アルティメットフォームスペシャルターボの速さは凄いとにかく凄い

だってたい焼きが普通の倍の早さで焼けるんだぜ?

 

 

暁斗「終わり!!」

 

鳴山「...きったねぇ字だなオイ」

 

川田「これはないわ」

 

暁斗「*6お前らに、お前らに何がわかるんだァァ!!」

 

鳴山「ま、ギリ読めるしこれでいいか」

 

川田「現在時刻2000...風呂入るか」

 

暁斗「レッツゴー!」

 

 

お風呂シーン...ちょっとだけ

 

 

鳴山「おい!石鹸投げて遊ぶな!!ガキかおめぇらは!!」

 

川田「そぉい!」ブンッ

 

暁斗「あっぶねっ!!コノヤロー!」ブンッ

 

鳴山「ツルッ! お前ら絶対殺すからな」ゴンッ

 

 

暁斗「サウナ先出たやつ明日の書類仕事倍な」

 

川田「は?」

 

鳴山「やらねぇよ?」

 

暁斗「やらなかったら社会講義だ」

 

2人「「やらせて頂きます」」

 

暁斗「それでいい」

 

(20分後)

 

鳴山「グテェ」

 

川田「早くもダウンか」

 

暁斗「余裕」

 

(40分後)

 

鳴山「ドロォ」

 

川田「それはおかしいだろ!?」

 

暁斗「こ、こいつ!スライムだったのか!?」

 

鳴山「異世界転生しそうだな...」ガチャ ザッパーン!!

 

 

鳴山は書類仕事を4倍にされた

 

 

鳴山「水風呂気持ちイィィィィィィ!!!!!アァハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

(その夜)

 

暁斗「Z.z.Z.z.Z.z.Z.z.」

 

RV『パイロット、起きてください』

 

暁斗『ふぁっ!?どうした?』

 

 

時刻は2300、良い子は既に寝てる時間である

 

 

RV『艦娘の反応が足りません』

 

暁斗『え、えぇ...?』

 

RV『不足している反応を特定...戦艦扶桑の反応が感じられません』

 

暁斗『扶桑の...?』

 

RV『広島県全域でも反応を感じません』

 

暁斗『...待て、それ結構やばくね??』

 

RV『他のタイタンが他県等を調べていますが今のところは...』

 

 

暁斗は直感で扶桑がいる場所を特定した

 

 

暁斗『...RV、俺今から舞鶴行ってくる』

 

RV『まさか舞鶴に居ると?』

 

暁斗『それ以外、考えられん』

 

RV『今、ノーススターから舞鶴にて反応を検知と報告が。何を使って舞鶴まで行きますか』

 

暁斗『零戦か、バイクだと思ってる』

 

RV『バイクならばZブリンガーを配備できます』

 

暁斗『時速1300kmのバイクを!?』

 

RV『暇だったので作成しました』

 

暁斗『まぁ、いいや。配備してくれ』

 

RV『了解』

 

 

暁斗「なんでいつも問題が発生するかね...」ガチャリ

 

時雨「...提督」

 

 

扉の前には時雨が立っていた

 

 

暁斗「時雨か、どうした?良い子は寝る時間だぜ?」

 

時雨「提督、提督は扶桑を探しに行くんだよね?」

 

暁斗「い、いやぁ?ち、違いますけどぉ?」

 

暁斗(なんで分かるんだよ!?)

 

時雨「僕見ちゃったんだ、扶桑が鎮守府からどこかへ行くのを」

 

暁斗「...」

 

時雨「それで僕を連れて行って欲しいんだ」

 

暁斗「ダメです」

 

時雨「お願い提督!」

 

 

時雨は土下座をして懇願してきた

 

 

暁斗「...はぁ時雨、顔上げな」

 

時雨「?」

 

暁斗「このヘルメットを被っとけ、後はお前にクローキングをかける」

 

時雨「わっ」カポッ

 

時雨(提督のいい匂いがする...)

 

暁斗「予備のヘルメットは...あった。よし行くぞ。バイクで行くからしっかり掴まってろよ」

 

時雨「う、うん!」

 

暁斗(扶桑には後でお説教だなぁ...二次方程式の講義でもしてやるか)

 

(4時間半後)

 

暁斗「*7ここかァ祭りの場所は・・・」

 

時雨「キュウ...」

 

暁斗「速すぎて気絶したか...時雨、起きろ」ユサユサ

 

時雨「ガクンガクン」

 

暁斗「はぁ...お・き・ろッ」ボソッ

 

時雨「はうっ!?」

 

暁斗「これから鎮守府まで行くぞ」

 

時雨「う、うん!」

 

時雨(な、なんだろうすごくゾクゾクした...)

 

 

(舞鶴鎮守府)

 

 

暁斗「いいか、お前は今誰にも見えていない。バレないようにそ〜っと行動しろ」

 

時雨「り、了解!」

 

暁斗「俺は1番上の窓から侵入する、時雨は1階から行動しろ。では開始ッ」

 

時雨「ダッ!」

 

暁斗「さて...*8ガラ準備よし」バシュ!

 

 

ガッシャーンッ!!

 

 

暁斗「...あれ?俺いつも窓から侵入してね?」

 

 

今までのガラス含めて修理費たっけえぞ

 

 

憲兵1「何事だ!?」

 

憲兵2「だ、誰だ貴様!」

 

暁斗「ワタシ、アヤシイモノデハアリマセーン」

 

憲兵1「窓を割って入ってきた奴が怪しくないわけないだろう!?」

 

 

敵が正論を言う時代である

 

 

暁斗「...確かにィ」

 

憲兵2「お前は誰だッ!?」

 

暁斗「怪しくない者」

 

憲兵1「お前ふざけてるだろう!?」

 

暁斗「バレたか...茶番はここまでにしよう」パァンパァンッ!

 

憲兵1「ヴァッ!?」ドサッ

 

憲兵2「こ、こいつ銃を!」バンッ!

 

暁斗「*9だが無意味だ( ^ U ^ )」ガシッ

 

憲兵2「*10うわあぁぁぁぁっ!!」メキョメキョッ グチャッ!

 

暁斗「とっととこの階の捜索終わらすか」ダッ

 

(数分後)

 

暁斗「部屋の中から声がする...*11開けろ!!!デトロイト市警だ!!!!」

 

 

バキッッ!!

 

 

憲兵「だ、誰だっ!?!?」

 

暁斗「その命神に返しなさい!」(飛び蹴り)

 

憲兵「ナゴサンハサイコウデス!?」ドサッ

 

暁斗「アリーヴェ帰ルチ(さよナランチャ)」

 

 

ガチャンッ

 

 

暁斗「武力解決は良くないぞ...山城」

 

山城「憲兵を殺した人がよく言えるわね?」

 

暁斗「へーへーそうですね...」

 

山城「あなた何が目的でここに来たの?」

 

暁斗「...扶桑を探しに来た」

 

山城「扶桑姉様を...?どういうことか説明してもらおうかしら」

 

 

暁斗は嘘を言ってもしょうがないと全てを話した

 

 

暁斗「時間が無い、力を貸してくれ山城」

 

山城「仕方ないわね...所で名前は?」

 

暁斗「それは後でもいいだろう」

 

山城「じゃあなんて呼べばいいのよ?」

 

暁斗「あー...『クロード』と呼べ、俺のコールサインだ」

 

山城「クロード、ね...それじゃあクロード?まずは鎮守府の構造について走りながら説明するわ」

 

(説明中)

 

暁斗「なるほどね...俺の鎮守府とはちと違うのか...」

 

山城「自分の鎮守府と同じだと思ってたなら、迷うのも無理ないわ」

 

暁斗「うぅむ...ん?部屋から声が」

 

「大人しく俺にヤられろ!」

 

「嫌っ!近づかないで!」

 

山城「ここの部屋は...伊勢と日向の部屋だわ!」

 

暁斗「鍵かかってやがる...!ドア越しで殺るしかない!パルスブレードは...よしっ!」ヒュンッ

 

暁斗「...そこかっ!!」ズダダダダッ!

 

「うわっ、ウワァァァァ!?!?」

 

暁斗「間に合ったか...?」

 

山城「伊勢!?開けなさい!」

 

伊勢「そっ、そうしたいけどクズのせいで起きれないの!」

 

暁斗「ちっ、山城ドアから離れろ」

 

山城「え、えぇ」

 

暁斗「派手に凸るぞ...!」スチャッ

 

 

暁斗は何か四角い箱のようなものとカードを取り出した

そのカードにはダイヤのAが書かれていた

 

 

暁斗「変身ッ!」ガチャン

 

《Turn up》

 

暁斗「うぉらァァァ!!」バキッッ!!

 

伊勢「きゃ!?」

 

 

暁斗は*12仮面ライダーギャレンに変身した

 

 

暁斗「ぶっつけ本番だったが適合者だったようだ...」

 

 

不適合の場合は変身はもちろん出来ない、最悪の場合体の一部が欠損する

実際にギャレンの最初の変身者の桐生豪は片腕を失う

 

 

山城「ど、どういうこと!?」

 

暁斗「説明はあと!伊勢は服を着て部屋から出るんだ!」

 

伊勢「あ!日向が睡眠薬で眠っちゃってるの!助けて!」

 

暁斗「起きろおぉぉぉ!!」ビシィッ(デコピン)

 

日向「痛っ!?て、敵襲か!?」

 

暁斗「部屋の外に出るんだよあくしろよ!」

 

日向「あ、え、わ、分かった!」

 

山城「あんたその変身とか言うやつ解除したら?」

 

暁斗「それ今ァ?」ガチャン

 

伊勢「変身解除してもヘルメット被ってるんだ...」

 

暁斗「なんだ?素顔を見たかったのか?」

 

伊勢「お願いしたら見せてくれるの?」

 

日向「それなら私からもお願いしよう」

 

暁斗「後でならな」

 

暁斗(さっきのパルスブレードで扶桑の位置も掴めた...まさか地下にいるとはな...)

 

暁斗「山城、この鎮守府に地下があるっぽいんだが...何か知らないか?」

 

山城「地下...?いや、私は知らないわ」

 

伊勢「私も知らないな〜」

 

日向「私もだ」

 

暁斗「そうか...執務室はどこにある?」

 

山城「執務室は2階にあるわ。ちょうど今日はアイツも居ないから入り放題よ」

 

暁斗「提督不在とはな...まぁいい、急行するぞ」

 

3人「「「了解!」」」

 

 

暁斗「鍵もかかってねぇのか...随分とザル警備だな」ガチャリ

 

山城「...相変わらず悪趣味な部屋だわ...」

 

 

部屋には舞鶴提督の銅像と写真があった

銅像は金属特有の光沢を放つほど綺麗にみがかれている

 

 

暁斗「自分の写真をでかでかと貼るとかナルシストか?」ガサガサ

 

日向「君は何をしてるんだ?」

 

暁斗「地下通路への入口探しだよ。だいたいこういうのは机の裏に変なスイッチが...」カチッ

 

ゴゴゴッ

 

暁斗「あるんだよなぁ」コツコツ

 

山城「こ、こんなものが...」コツコツ

 

伊勢「なんか馴れてる?」コツコツ

 

暁斗「こういうの初めてじゃないからなぁ...」コツコツ

 

日向「前例があったのか...」コツコツ

 

暁斗「全員、俺の後ろへ」

 

3人「「「?」」」スッ

 

暁斗「デトロ!開けろイト市警だ!」バキャッッ!!

 

憲兵1「!?こ、これは提督殿!お早いお帰りで!」

 

憲兵2「提督殿〜その変なヘルメットはなんですかぁw」

 

暁斗(勘違いされとるな...いつもあのセリフ言ってから入っていたのか...)

 

暁斗「変とはなんだ変とは...所で侵入者がいたと聞いているが?」

 

憲兵3「えぇ、こちらです」

 

扶桑「...」(ハイライトオフ)

 

 

扶桑の体には複数の痣が出来ていた

目も生きる気力を失ったかのような目をしている

 

 

山城「扶桑姉様ッ!」

 

憲兵4「そういえば山城の姉妹艦だったか...姉妹仲良く檻の中にはいるか?」

 

山城「このッ...!」

 

憲兵3「あぁ後、お前の姉、美味かったぞ」

 

山城「...

 

憲兵2「いい声出てたもんなぁ〜」

 

憲兵4「見た目よし中よし...最高だなぁオイ」

 

山城「このックズどもがァァァ!!

 

 

山城は憲兵を殴ろうとするが暁斗がそれを止めた

 

 

暁斗「おいおい、歯向かっちゃあダメじゃないか(少しばかり耐えてくれ)」ガシッ

 

山城「!(何か策があるんでしょうね?)」

 

暁斗「大人しくしていろよ?(あったりめぇだ)」

 

憲兵1「さすが提督殿、お強いですなぁ」

 

暁斗「鍛えてるんでな」

 

憲兵2「それよりそのヘルメット外したらどうです?絶対暑苦しいですよ」

 

暁斗「あーバレちゃったかぁ...なら外そう」スチャッ

 

 

暁斗がヘルメットを外した時、憲兵たちが見たのは

()()()()()()()()()()()()()()()暁斗だった

 

 

憲兵3「き、貴様誰だっ!?」

 

暁斗「お前らにはいい夢見してやんよ」

 

『月読』

 

憲兵達「「「「ッ...!?ッ!?」」」」ドサリ

 

暁斗「お前らに見せる夢は深海棲艦にじわじわと痛ぶられながら尋問される夢だ。現実世界で100年経つまで覚めることは無い。その間、1秒につき1年分の苦痛を味わうといい」

 

山城「こ、これは...!?」

 

伊勢「どういうこと!?」

 

日向「もしかして君は深海棲艦のスパイ?」

 

暁斗「失礼だなぁ立派な人間だよ」クルッ

 

山城「その顔...見覚えが...ッ!アンタまさか!」

 

暁斗「久しぶりだなぁ、山城。お前が時雨を逃がしたせいで色々と大変だったぞ?まぁ、いい判断だったと思うが」

 

伊勢「まさかあの時の学生の子!?」

 

日向「まぁ、そうなるのか?」

 

暁斗「伊勢と日向も北関東の2人だったか...久しぶりだな」

 

山城「そんなことより早く姉様を!」

 

暁斗「この檻...艦娘が触ると著しく力が低下するみたいだな」

 

 

なんだその海楼石出来てるみたいな檻

 

 

伊勢「じゃ、じゃあどうするの?」

 

暁斗「スゥゥ...ヤーッ!!!!」メキョッ!!ギギギィィ!!!

 

山城「うるさっ!?!?」

 

日向「でも檻をいとも簡単に曲げた!?」

 

暁斗「ふぅ...さて扶桑、帰るぞ」

 

扶桑「提...督...」ポロッ

 

暁斗「...」ガシッ

 

扶桑「!?」

 

暁斗「泣きたいなら泣け、胸はいくらでも貸してやる」

 

扶桑「ッ!ふっ、うっ、うぅぅぅっ!!」ボロボロ

 

暁斗「...」ナデナデ

 

 

扶桑「提督、もう大丈夫です」

 

暁斗「そうか?なら良かった」

 

山城「姉様...」

 

扶桑「山城...」

 

暁斗「感動の再会は、邪魔しちゃいけねぇんだぜ」

 

 

時雨「提督!」

 

暁斗「ん、時雨か。よくここが分かったな」

 

時雨「このヘルメットが提督の位置を教えてくれたんだ」

 

暁斗「あーなるほど」

 

 

時雨のヘルメットにはRVから暁斗の位置情報、生態反応が逐一知らされてきていた

 

 

時雨「扶桑は見つかったのかい?」

 

暁斗「あぁ、今は山城との再会で肩抱きあって泣いてる」

 

時雨「なら良かったぁ...」

 

伊勢「ね、この後はどうするの?」

 

暁斗「当初の目的は達成した、後は帰るだけと言いたいところだが...この鎮守府の提督が死ぬか、二度と面見せなくなるまでは帰らん」

 

日向「君、目的のためなら手段を厭わない人だな?」

 

暁斗「おぉ、当たりだ」

 

扶桑「提督、行きましょう」

 

暁斗「お、もう復活したのか」

 

山城「早く出ましょ、こんな気味の悪いところ」

 

暁斗「よし、行くぞ」

 

全員「「了解っ!」」

 

*1
某ゲーム会社のCEOのセリフである。この後作者はGAME OVERした

*2
カオスバトルでよく聞くやつ

*3
仮面ライダーWのジョーカーメモリを用いたマキシマムドライブ

*4
ザヨゴオォォォォォォォ!!!!

*5
仮面ライダー剣に登場するタイ焼き名人アルティメットフォームのターボ状態。ちなみにタイ焼き名人は公式サイトでライダー図鑑にいる

*6
ダディのセリフを少しいじった元々は「お前に何がわかるんだ!」

*7
仮面ライダー龍騎に登場する仮面ライダー王蛇こと浅倉威の迷言

*8
R6Sのキャラであるアマルの突撃時のセリフ、誰よりも早く戦場にいける

*9
ニーサン

*10
( 0M0)<キョウフシン...オレノココロニ...キョウフシン...

*11
デトロイトビカムヒューマン(日本語版)での主人公のコナーのセリフ

*12
仮面ライダー剣に登場する2号ライダーでBOARD製ライダーシステム第1号である





はい、ネタまみれの話となりましたがいかがだったでしょうか
個人的にはネタちょっと多かったかな??と感じています
もし多かったら報告してください。ネタの数を減らすので

誤字脱字を見つけた場合は報告してくださると幸いです


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ここの職員はヤバい、はっきりわかんだね


日々奮闘中

52話どうぞ



 

暁斗「時雨、そっちはどうだ?」

 

 

暁斗はヘルメット内無線で時雨に状況を聞き出す

 

 

時雨『数名の駆逐艦を保護してるよ』

 

暁斗「よし、食堂で待機してろ...お前らも食堂で守りを固めろ」

 

山城「守りを固めるってどうやって...」

 

暁斗「*1スペクター、こいつらを頼むぞ」

 

スペクター「キュッ!」

 

伊勢「ろぼっとってやつ?」

 

暁斗「そうだ、こいつはある程度の武装があるから役に立つ...スペクター、食堂で彼女らを守るんだ。他のスペクターも呼べ」

 

スペクター「キュキュッ!」ガシャガシャ

 

暁斗「後はあいつについていけ」

 

扶桑「て、提督はどこへ?」

 

暁斗「他に艦娘が居ないかの確認と制圧だ。あとはここの提督がいつ帰ってくるかも分からんからな、監視も兼ねるつもりだ」

 

山城「1人で大丈夫なの?さっきみたいに迷子になったらおしまいよ?」

 

暁斗「それは...善処するさ」

 

暁斗(舞鶴鎮守府のフロア別の図面をマップにダウンロードしないとな...)

 

 

暁斗が今着用しているヘルメットは旧式のためマップを表示する為には情報をダウンロードしなければならない

 

 

暁斗「さて、食堂行くまでになんかあったら大声で叫べよ」

 

日向「すぐに来てくれるのか?」

 

暁斗「一瞬で行くさ」

 

 

既に暁斗は4人に飛雷神のマーキングをしているため瞬時に駆けつけることが出来る

マーキングをするためには対象の体に触れるはずだが気付かれずにマーキングをした暁斗がいつか犯罪に手を染めないことを祈る

 

 

暁斗(お前は絶対に殺すからなうp主)

 

熟練搭乗員『オォウ!?』

 

 

暁斗「とりあえず戦艦寮まで戻ってきたな...ここで探索してない所はまだあるな。デトロ!アケロイトシケイダ!!」バキッッ

 

??「Ого́нь!(撃て!)」ドドォーンッ!!

 

 

ドアを蹴破った瞬間、暁斗は砲撃を食らってしまった

 

 

暁斗「わり、俺死んだ」

 

 

*2神は言っているここで死ぬ運命(さだめ)ではないと》

 

 

暁斗「*3俺復活〜」

 

??「なっ!?」

 

暁斗「お前、北関東鎮守府にいたガングートだな?」

 

ガングート「なぜ知っている!?」

 

暁斗「北関東鎮守府はパプアニューギニア島奪還作戦の後、提督が逮捕された。それに伴い艦隊は解体され北関東鎮守府の艦娘はバラバラに...舞鶴鎮守府が戦艦を全てと空母も一部引き取ったという情報を知っているからだ」

 

ガングート「...貴様、一体何者だ?」

 

暁斗「俺は通りすがりのパイロットさ...クロードと呼んでくれ」

 

ガングート「そうか...呼ぶことは無いと思うがな」

 

暁斗「あ、そう...」

 

 

「君、ここで何をしているんだ?」

 

 

暁斗「...誰だお前」

 

斎藤「舞鶴鎮守府で副提督をしている斎藤荒太(さいとうあらた)という者だ...再度君に問おう、ここで何をしているんだ?」

 

暁斗「艦娘救出」

 

斎藤「そうかそうか...なら少しばかりお灸を据えなきゃいけないね」スチャ

 

暁斗「それは...」

 

 

斎藤の手には左右非対称の謎のベルトのようなものがあった

メインカラーは黒で何かを差すような所は赤く塗装されている

 

 

斎藤「これは*4ロストドライバー...ガイアメモリの力を100%引き出せる物だ」カチッ

 

Eternal!

 

 

暁斗「あんたまさか転生者か?」

 

斎藤「...君も転生者なのか。なら油断はできなさそうだ!変身!」ガチャ

 

 

Eternal!

 

 

暁斗「おいおい...仮面ライダーじゃねぇか...」

 

 

RV『パイロット、あの*5仮面ライダーエターナルは完全体ではありません

。勝機ならあります』

 

 

暁斗「なら、やるしかねぇか...変身!」ガチャッ

 

《Turn Up》

 

 

暁斗「さぁ、始めようぜ」

 

 

ライダー同士の対決は今火蓋が切られた

 

*1
タイタンフォールで出てくるロボット歩兵。ハッキングすれば味方になってくれる

*2
ゲーム「El Shaddai - エルシャダイ -」に登場する神の啓示である。

*3
某オフ会ゼロ人の人

*4
仮面ライダーWに出てくる変身アイテム。鳴海荘吉、大道克己、左翔太郎などが使用者にあたる

*5
大道克己が変身する仮面ライダー





斎藤荒太についてちょっと紹介

斎藤荒太
・32歳
・身長173cm
・艦娘は人間の形をした化け物に近しい存在だと思っている。ただ、この戦争で深海棲艦とは戦いたくないため艦娘に頼りまくっている。
・艦娘を慰み者にすることも多々ある

こーんな感じの人です

あと今回出てる仮面ライダーエターナルは仮面ライダーエターナルレッドフレアです

誤字脱字を見つけた場合はご報告してくださると幸いです


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ギャレン VS エターナルレッドフレア


学級閉鎖になって暇になったので...

第53話どうぞ



 

エターナル「ふっ!」シュッ!

 

ギャレン「うおっ!?」ヒラリ

 

 

もし仮面ライダーエターナルレッドフレアのスペックがエターナルの半分であってもギャレンのスペックを上回るためギャレンに勝ち目は無い

 

 

ギャレン(完全体じゃないとはいえスペックは不利か...だが、ギャレンの特性を活かせば!)

 

 

ギャレンの特性それは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分より格上の相手には負けない

一度負けた相手には二度と負けない

 

 

ギャレン「俺の番だ...!」

 

《DROP》

 

《FIRE》

 

バーニングスマッシュ

 

ギャレン「でりゃァァァ!!」ドォンッ!

 

エターナル「ぐおぉっ!?くっ、まだまだァ!!」

 

ギャレン「そのベルトをひっぺがしてやる!!」スッ

 

 

ギャレンがロストドライバーに触れたその瞬間

 

 

ビリッ!!

 

ギャレン「!?」

 

エターナル「ッ!?」

 

 

ロストドライバーから電気が放たれた

 

 

E,Eter,Eterna,l,Etern...

 

エターナル「なんだ!?不具合か!?」

 

ギャレン「よく分からんが...お前、そのメモリとやらに拒否されているようだな」

 

エターナル「なんだとっ!?」

 

ギャレン(こういうことが起きるのもギャレンの特性のせいか?)

 

ギャレン「ま、いいや...」スッ

 

《DROP》

 

《FIRE》

 

《GEMINI》

 

バーニングディバイト

 

ギャレン「ザヨゴオォォォォォォ!!!!」

 

エターナル「!?」

 

ギャレン「でやァ!!」バッ

 

ブゥン

 

エターナル「ふ、増えた!?」

 

ギャレン「とぅあ!!」スドドンッ

 

エターナル「ガッ!?」

 

ボオォォォォンッ!!

 

 

バーニングディバイトもモロに受けたエターナルは大爆発

強制的に変身が解除され、勝者は暁斗となった

 

 

暁斗「...ロストドライバーにエターナルメモリは貰っていくぜ」ガチャッ

 

斎藤「好きに、しろ...俺は負けたんだ...拒否なんて、出来ない...」

 

暁斗「...なぁ、あんたに聞きたいことがある」

 

斎藤「なんだ...?」

 

暁斗「あんたはなんのためにこの世界に来た?」

 

斎藤「...艦娘たちが可哀想だと思って来たんだ...ただこの世界に来て、軍学校に入った時に俺は毒されちまった...」

 

暁斗「誰にだ?」

 

斎藤「俺の教師だったやつさ...本営にいる羽賀中将...あいつは俺たちと同じ、転生者だ」

 

暁斗「羽賀中将...名前は聞いたことがある」

 

斎藤「あいつは生徒に『艦娘は消耗品の兵器だ、たとえ失っても同じ艦娘は手に入る。犠牲など考えずに指揮を執れ。ストレスが溜まれば艦娘で晴らせばいい』と教えるような奴だった...」

 

斎藤「俺はそんなアイツが嫌いだった...でも俺は、この鎮守府で同じことが起きているのに見て見ぬふりをしてしまった...心のどこかでは艦娘を消耗品と思い、轟沈するのは仕方の無いことだと思っていたのかもしれない...それに慰み者にもしてしまった...俺はあいつと同類か...」

 

暁斗「思い出した、羽賀中将は横田先生...横田大将の同期の軍人、だよな?」

 

斎藤「その通りさ...横田大将は提督から教師だが羽賀中将は軍学校を卒業してすぐ教師になった...本物の現場を知らないんだ、だからあんなことが言える...それにあの人は自分の目的のためならいかなる犠牲も厭わない人間だ、転生前からな」

 

暁斗「そうか...」

 

暁斗(こいつ、教師がクズじゃなかったらこんな風にはならなかったか...それにこの鎮守府に来て、さらに毒されたか...ならこいつの運命(さだめ)は...)

 

 

ここで暁斗は驚きの提案をする

 

 

暁斗「あんた今度出張として俺の鎮守府に来い。イロハを教えてやる」

 

暁斗(俺が決める!)

 

斎藤「...は?」

 

暁斗「単純なことだ、俺が横田大将から教えてもらったことをあんたに教え込めばいいんだ。羽賀中将から教えてもらったことを忘れるくらいにな」

 

斎藤「お前...頭どうかしてるぞ」

 

暁斗「あぁ?それは俺の元いた世界では褒め言葉(?)だぞ」

 

斎藤「そうかよ...その話、のったぜ」

 

暁斗「じゃあお前は食堂に...と思ったがやめだな。あそこいたらお前殺されそうだ」

 

 

今、食堂には保護された艦娘たちが集まっている

そんな所に行かせれば生きてる保証は無い

 

 

斎藤「食堂でなにか起きてるのか?」

 

暁斗「保護した艦娘は全員そこにいる...まだ保護できてない奴も食堂に行かせるつもりだ」

 

斎藤「なるほどな...なら、あそこにも行かなきゃならない」

 

暁斗「あそこ?」

 

斎藤「執務室の地下室は行ったか?」

 

暁斗「あぁ行った。扶桑を助けるためにな」

 

斎藤「この鎮守府はもう一個地下がある。ジャマーによって探知はされないがな」

 

 

パルスブレードにも探知されることの無い高性能なジャマー

それはミリシアのある1人のパイロットが研究していたものだった

そんなジャマーがここにあることに暁斗は疑問を持った

 

 

暁斗(まさか...いや、そんなはずは無い。あの人は確かに...)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暁斗(俺が殺して地獄に落とした...!)

 

暁斗「...なぁ、ここの提督はよ。俺みたいなヘルメットをしてるのか?」

 

斎藤「お前とおんなじヘルメットを持ってる奴だ。知り合いなのか?」

 

暁斗「...まだ可能性ではあるが...舞鶴の提督の名前は?」

 

斎藤「舞鶴の提督のか?えーと多田中佐だ。そいつも転生者らしいが...」

 

暁斗「多田中佐...可能性は確信へと変わった」

 

斎藤「なに?」

 

暁斗「多田義人(ただよしと)中佐、コールサイン『マギ』...前の世界で俺はこの人から()()()()()()()

 





今日は終わりっ!閉廷!

多田について(可能な範囲)

多田義人(ただよしと)
・32歳
・身長176cm
・階級 海軍中佐
・元ミリシアSRSパイロットの中佐
・前世の死亡原因 暁斗による殺害
・?
なお、本作のオリジナルパイロットです


熟練「なんで斎藤を生かしてるのかは、今後こいつにはやってもらうことがあるからです」

斎藤「やってもらうことって?」

熟練「そりゃあもちろん...ムフフ」

斎藤「きっめ」

熟練「えっ(泣)」


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データなんかねぇよ


英検3級受かった
入試で役立つといいなぁ

第54話どうぞ



 

斎藤「あれ、ガングートは」

 

暁斗「ガングートは食堂に行かせたので退場です」

 

斎藤「あそーなん」

 

暁斗「この階にほかに艦娘は?」

 

斎藤「えーと、長門、陸奥、赤城、加賀、蒼龍、瑞鶴、最上、鈴谷、熊野、羽黒だったかな」

 

 

一応、暁斗が今いる階は3階である

ここの舞鶴鎮守府では3階は戦艦、空母、重巡の寮になっている

ちな執務室も3階にある

 

 

暁斗「おk」

 

斎藤「ちなみに憲兵はもう殆どいないぞ」

 

暁斗「え、なぜ」

 

斎藤「お前がほとんど殺したからだゾ」

 

暁斗「殺っちゃったZE☆」

 

斎藤「人生楽しそう」

 

暁斗「部屋訪問にイキマスヨー」

 

斎藤「イクイク」

 

 

暁斗「I'm FBI!Open the door!」ドンドンドン!!

 

長門「な、なんだ!?」

 

斎藤「デトロ!アケロイト市警だ!!」ドンドンドン!!

 

加賀「何事!?」

 

 

 

暁斗「ドアを叩いてはや数分...」

 

斎藤「全員出てきたはいいけど...」

 

2人「「廊下せっっま...」」

 

暁斗「ちょ、どうしましょ」

 

斎藤「こういう時は整列すればいいんだ、前ならえ!」

 

艦娘達「「<(˙꒳˙>)ー( ˙꒳˙ー)ー( ˙꒳˙ー)ー( ˙꒳˙ー)ー( ˙꒳˙ー)ー( ˙꒳˙ー) ー( ˙꒳˙ー) ー( ˙꒳˙ー) ー( ˙꒳˙ー) ー( ˙꒳˙ー)」」

 

 

綺麗な整列だこと

 

 

暁斗「小学生かよ」

 

斎藤「そのまま食堂までGo!」

 

艦娘達「「ズラズラ」」

 

 

暁斗「次は2階?」

 

斎藤「その前に、ついてこい」

 

 

斎藤は廊下のある所まで案内する

 

 

斎藤「ここだ」

 

暁斗「何の変哲もない廊下ジャマイカ」

 

斎藤「ここの壁によしかかってみな」

 

暁斗「?おう ヨイショ」

 

ガコンッ!

 

暁斗「ゑ?」

 

 

暁斗が壁によしかかった瞬間、音を立てて壁がドアのように開いた

よしかかっていた暁斗は

 

 

暁斗「( 0M0)<うわあぁぁぁぁ!!」ゴロゴロゴロ!

 

 

壁のすぐ先は階段で地下5mまで階段だった

普通の人間だったら体はボドボドになってしまう

 

 

暁斗「め、目が回った...ウプッ」

 

暁斗(ヤバい、どこか吐けるところ...!!)

 

側溝「ヤァミンナオレダァ」

 

暁斗「ラッキ、ヴプッ」

 

キラキラキラ〜

 

 

まるで川のように側溝に流れていく

 

 

斎藤「おーい大丈夫か?」サスサス

 

暁斗「大丈夫なわけヴッ」

 

斎藤「落ち着いたらドア破って突入するか」

 

暁斗「そうしてくれ...ヴポッ」

 

 

〜少々お待ちください〜

 

 

暁斗「あ"〜...幾分かマシになった」

 

斎藤「よし、なら入るぞ。あ、言い忘れてたが多田中佐になり済ませよ?この先にはライダーが2人いるからな」

 

暁斗「えちょ、聞いてな」

 

斎藤「Are you ready?(ビルドドライバー風)」

 

暁斗「No!」

 

斎藤「ご開帳〜」ガチャ

 

暁斗「スンッ( ˙-˙ )」

 

 

ヘルメット被ってるのだから真顔になっても意味ない希ガス

 

 

憲兵1「て、提督殿に副提督殿!如何されましたか」

 

斎藤「憲兵数人が消えてな、ここに居るかと探しに来たんだが...」

 

憲兵2「そんなことが...ここは最後の見張り番の入れ替わりからほかの憲兵の出入りはありません」

 

暁斗「そうか...」

 

斎藤「ついでにこの先の様子も見に行きますか?」

 

暁斗「あぁそうしよう」

 

憲兵3「あの、この先って一体何があるのですか?」

 

憲兵1「配属されてはや半年...一度もこの先を見た事がないのですが...」

 

斎藤「そうだな、ここでの勤務が1年を超えたら見せてやってもいい」

 

憲兵2「そうですか...」ギリッ

 

憲兵1「いい証拠になるかと思ったんだがな...」コソッ

 

 

この3人の憲兵は舞鶴鎮守府を告発しようと暗躍してるようだった

実は山城が多田中佐にバレずに時雨を逃がせたのもこの憲兵3人が1枚噛んでいる

 

 

斎藤「...告発の証拠が消えて、残念そうだな」

 

憲兵1・2・3「「「ッ!」」」

 

暁斗「告発か...」

 

憲兵1「いっ、いえ!私たちは、そんなことは!」

 

斎藤「ま、咎めることなんてしないがな」

 

憲兵3「.....はっ??」

 

斎藤「さっきお前たちが提督と言ったやつは、多田中佐じゃないぞ」

 

憲兵2「多田中佐じゃないって...どういうことです?」

 

暁斗「...呉鎮守府提督の三居島暁斗だ」

 

憲兵1「軍学校卒業後に呉鎮守府の前任阿島の後釜として着任したという方か...」

 

暁斗「よく知ってんなぁそんなこと」

 

憲兵1「自分の軍の偉い人は知っておいた方が良いので」

 

暁斗「なら、多田中佐についての情報は?」

 

憲兵1「多田中佐...最初聞いた頃はホワイト鎮守府だと聞いておりました」

 

憲兵1「完全週休二日制に、ちゃんとした食事提供、入渠も自由に出来たと聞いています」

 

憲兵1「人柄は他人に優しく、困り事があれば頼ればいいと聞かされていました」

 

暁斗「なるほど?では今の多田中佐は別人のように変わり果てているようだが、そのことについての情報は?」

 

憲兵1「多田中佐がおかしくなる前から居た先輩憲兵によると、ある日変なベルトのようなものを持ち帰ってきてから人格が別人のように変わったと聞いています」

 

暁斗「なるほど...なぁ斎藤、俺は多田中佐をおかしくしたのはそのベルトとしか思えないんだが?」

 

斎藤「恐らくそうだろうな。そしてベルトを手に入れてから人格が変わることが起こるようなベルトは俺が知っているのは1つだけ」

 

暁斗「俺も1つだけだ」

 

 

2人「「仮面ライダーレンゲルの変身ベルト、レンゲルバックルしか思いつかない」」

 

 

憲兵2「仮面ライダーレンゲル?バックル?なんです、それ?」

 

暁斗「知らない方がいいぞ。知ってしまったらこの先の登場無くなるから」

 

憲兵2「アッハイ」

 

斎藤「お前ら、1回廊下に出た方がいい」

 

憲兵3「何故です?」

 

暁斗「これから死人が出る可能性があるからな、ここに居たら巻き込まれるぞ」

 

憲兵2「まさかこの先でですか!?」

 

暁斗「その通り。あ、斎藤これをやるよ」スッ

 

斎藤「これ...」

 

暁斗「ギャレンバックル、おそらくお前の方が融合系数が高い」

 

暁斗「それに、この先の戦闘には必要だろ?」

 

斎藤「...しれっと俺も戦うことになってることに異議申し立てたい」

 

暁斗「*1拒否権なんかねぇよ」

 

憲兵1「とりあえず、これから戦闘があるんですね?」

 

暁斗「あぁそうだ」

 

憲兵3「ならばできるだけ生きた状態で相手を確保してください」

 

暁斗「約束はできない。が、善処しよう」

 

憲兵2(あ、これ絶対死体がくるやつだ)

 

斎藤「よし、行くぞ」

 

暁斗「おk」

 

憲兵3「お気をつけて」

 

ガチャッ

 

斎藤「よう、様子はどうだお二人さん」

 

??「お、副提督と提督殿か。こんな時間に来るとは珍しい」

 

??「というか提督殿は出張では?」

 

暁斗「そんなもんソッコーで終わらせてきたに決まってるだろう」

 

??「相変わらずですねぇ」ケラケラ

 

??「鳥羽(とば)、少しは舐めた態度をやめて、もう少し目上の人に対する態度を取れ」

 

鳥羽「川沼(かわぬま)はへりくだり過ぎだろ、もう少しでかい態度とったらどうだ?」

 

川沼「何言ってんだお前」

 

斎藤「相変わらずだな、お前ら...」

 

川沼「提督殿、俺の相棒を変更してくれませんかね」

 

暁斗「無理、それが現実」

 

鳥羽「...う〜ん?」

 

斎藤「どうした鳥羽、考え込んでるようだが」

 

鳥羽「いや、この人提督殿じゃないよなぁって」

 

川沼「なにっ!?」

 

斎藤「またお前の直感か?お前の直感はぜんぜん当たらないだろう」

 

川沼「副提督殿、こういう時の鳥羽の直感は当たりますよ...」

 

川沼「あなた、誰です?」カチャッ

 

 

ピストルのトリガーを引きながらそう問いかける川沼

 

 

暁斗「...俺を倒したら、教えてやるよ」

 

鳥羽「なら、遠慮は要らねぇってことだ!」スチャッ

 

暁斗「!それは...」

 

 

鳥羽が取り出したものはレンゲルバックルと似ているベルトだった

 

 

鳥羽「これはランスバックル...まぁ、知らないでしょうけれど。変身ッ!」ガチャ

 

《Open up》

 

暁斗「これは、厄介だな...」スッ

 

Eternal!

 

川沼「それは副提督殿の!?」

 

暁斗「変....身!」ガチャッ

 

Eternal!

 

エターナル「さぁ地獄を楽しみな!

 

*1
拳こそが正義





暁斗、エターナルに初変身
ちなみに前回でてきたエターナルとは違い、真のエターナルです

後は登場したキャラのちょい説明

鳥羽直哉(とばなおや)
・32歳
・仮面ライダーランスの変身者
・元々結婚しており子供もいたが離婚、親権はない

川沼航太(かわぬまこうた)
・30歳
・仮面ライダー??の変身者
・鳥羽とは違い独身で三十路まで行った男

ま、こんなんでええやろ(適当)

誤字脱字等ありましたらお手数ですが報告してくださると幸いです


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祝 コロナ初感染(タイトルは本編とは関係ありません)


今年も残るところ1日?になりました
私はコロナに感染して楽しくない年末でしたが皆さんどうでしたか?

来年も頑張って更新するので見てくれると嬉しいです



 

斎藤「いつの間にベルトを!?」

 

斎藤(見よこの迫真の演技...我ながら完璧だ。エターナルについての説明を何もしてないのに変身したか...まぁ悪いところは無いし、大丈夫か?)

 

川沼「副提督殿は下がっていてください!」スッ

 

ランス「川沼!はやくこいよ!」

 

川沼「急かすな!変身ッ!」ガチャッ

 

《Open up》

 

ラルク「覚悟しろッ!!」

 

エターナル「あれはボウガンか...?遠距離攻撃が出来るやつはめんどくさい。先に殺る!」バッ!

 

ランス「させるかァ!」ブンッ

 

エターナル「ぐおっ!?」

 

 

ランスラウザーをバットのように振るう攻撃は暁斗の予想外もいいところ

いきなりの予想外の攻撃に対応できなかった暁斗は壁を破壊しながら吹き飛ぶ

 

 

暁斗「いってて...変身解除まで行ったか...」

 

??「誰、ですか...?」

 

暁斗「誰かいるの、か...!?」

 

暁斗「あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!」

 

暁斗「地下牢に戦艦大和がいる...」

 

 

Doyukoto??

何がどうなってるの??

 

 

大和「えぇっと...大丈夫ですか?」

 

暁斗「骨が数本折れてるが問題なし」

 

??「それは大丈夫じゃないような...」

 

暁斗「ん...?時雨か?」

 

時雨「僕のことを知っているのかい?」

 

暁斗「まぁ、これでも海軍の軍人だからな...見た感じ、ここは艦娘の牢獄..あれ、既視感が」

 

 

暁斗よ気にしたら負けだ

 

 

暁斗「てか、この鎮守府は時雨が二人いたのか?」

 

時雨「二人?僕は一人だけど...」

 

暁斗「お前が牢獄にぶち込まれてからもう1人の時雨が建造されたのか...」

 

暁斗「全員ここから出してやりたいが、今は無理だな」

 

大和「ど、どうしてですか?」

 

暁斗「敵がいるからだ...さて、休憩は十分だな」スッ

 

時雨(あれ?この人、いつの間に腰にベルト?を?)

 

 

カリスのバックルは出したい時に出せる便利な仕様(だった気がする)

出す時のエフェクトがカッコいいゾ

 

 

暁斗「変身」

 

Change(チェンジ)

 

ランス「見つけたぞおぉぉぉ!!」ダダダダッ!

 

大和「ひっ!?」

 

カリス「うるっさい!!!」ブンッ!

 

スパッ

 

カリス「ん?スパ?」

 

 

カリスアローの刃は切れ味抜群、切れないものはライダーとアンデッドくらいだが...切ってしまった

 

 

ランス「え...俺の、体....」

 

『ミッション失敗』

 

暁斗「え、ミッションって、え??」

 

『コンテニュー?』

 

暁斗「YES! YES! YES! YES! ...YES!」

 

TIME VENT(タイムベント)

 

カリス「また殺しちゃいそうだからメモ残しとこ」

 

〈相手を殺すな、OK?〉

 

カリス「OK!」

 

時雨(急にどうしたんだろうこの人...)

 

ランス「見つけたぞおぉぉぉ!!」ダダダダッ!

 

カリス「ふんっ!」(左フック)

 

ランス「ア゙ア゙イタイッ!!」ドサッ

 

カリス「残すはあと一人...」

 

ラルク(あー...これ終わったわ、命ないよ、これ)

 

 

ラルクはこの後の未来を察して悟りを開いてしまった

 

 

カリス「いい夢見ろよ♡」ドスッ

 

ラルク「イキスギィ!」ドサッ

 





皆さん良いお年を


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番外編


あけましておめでとうございます

1月1日に出せるように書きます



 

暁斗「正月ということで、神社にお参りしに来ました」

 

雪風「しれぇ!屋台がありますよ!」

 

暁斗「儲かるだろうねぇ」

 

加賀「わたあめ、焼きいも、チョコバナナ、フライドポテト...」ジュル

 

赤城「加賀さん、まだ行ってはなりませんよ」ダバダバ

 

加賀「分かっています」ジュルリリ

 

 

ちなみに暁斗がお年玉を全員に配った為、屋台に行列ができた

その額1万...多いのか少ないのかはさておき(個人的には高いと思うけど)

この屋台の種類は実際に見たものを出していますが、焼きいもは今年初めて見ました

例年とは違う神社に行ったら不思議が一杯ですね

 

 

暁斗「わたあめがあるとは最高じゃないか...」

 

未来「甘いもの好きだねホント...なんで太らないの?」

 

暁斗「そういう体質ってやつなんじゃねーの?知らんけど」

 

暁斗「屋台で食べ物買いたいやつは参拝してからだぞ〜!」

 

艦娘達「「はぁ〜い!!」」

 

暁斗「前半後半に分けて神社に来たのは正解かもな」

 

翔鶴「皆さん一斉に来ていたら他の方々にもご迷惑かけてしまいますしね」

 

 

なお前半後半の決め方はクジな模様

しかしある重雷装巡洋艦が姉妹艦と一緒に行けずに部屋に閉じこもる事案が発生した為、来年からはクジ方式は廃止されることとなった

 

 

暁斗「賽銭を投げ入れてから二礼二拍手一礼だっけ?」

 

未来「毎年確認するよね、こういうの」

 

暁斗「使うのが一年に一回しかないからな、うっすらとしか覚えれないんだよなぁ」

 

未来「ちなみに神様信じてる?」

 

暁斗「あ〜...存在は信じてるけど、それ以外のことは信じてない」

 

瑞鶴「と言うと?」

 

暁斗「なんて言うんだ、ほら。神様って種類によっては効果みたいなのがあるだろ?そういうのは信じてないってことだ」

 

瑞鶴「なんか特殊な人だね、提督さんって」

 

暁斗「そうか?」

 

暁斗(実際、女神を見てしまっているからなぁ...存在は信じざるを得ない。存在は)

 

ナキ『強調しなくてもいいんですよ?』

 

暁斗『あ、駄女神さん、あけおめっす』

 

ナキ『あけましておめでとうございます。って、だ〜れが駄女神ですか!』

 

暁斗『お前じゃあァァァ!!』(逆ギレ)

 

ナキ『酷い!』

 

 

暁斗「あ〜スッとした」

 

未来「煩悩を全て消化したの?」

 

暁斗「そんなところ。さぁ〜て、屋台に並んでこよ」

 

店員「スマンが売り切れだ、また来年来てくれよ」

 

暁斗「は?(キレ気味)」

 

赤城「一足遅かったですね!提督!!」モグモグモグ

 

加賀「鎧袖一触よ」モグモグモグ

 

暁斗「もう許さねぇからなぁ!!」ゴゴゴッ

 

 

なんだこれ

 





1月2日になっちゃった

今年もよろしくお願い致します


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いきますよぉいいですかぁ?


正月太りしそうです(危機感)

最近『うざい提督とブラック鎮守府』を見たんですが、気がついたら朝日が見えるほど読み漁ってました。寝不足です
自分はこの作品好きです

ほんぺんどぞ


 

カリス「さて、檻を開ける時間が来た」グッ

 

ギッギギイィッ

 

時雨「だ、誰も開けれなかった檻を...」

 

 

檻はワン○ースでいう海楼石のようなもので作られており、艦娘が触れると力を失うものだった

しかしそんなものは大本営でも資料がないもの

つまりはこの鎮守府で作られた産物である

 

 

カリス「こんだけ開けば、通れるか。食堂にほかの艦娘たちもいる、食堂に向かって走れ」

 

斎藤「終わったか?」

 

大和「あ、あなたはっ...!?」

 

カリス「あぁ終わった。だからこのライダー二人を運んでくれ。手錠もかけといたし」

 

時雨(いつの間に!?)

 

斎藤「よっこいせ」グンッ

 

カリス「おー力持ちやん」

 

斎藤「腕力はあるが握力がゴミだな」

 

 

斎藤の握力は35である

たまーにゴリラみたいなやつがいるんだ握力測定で

 

 

大和「副提督、提督を裏切ったのですか?」

 

斎藤「あぁ、提督を裏切った」

 

大和「何故です?」

 

斎藤「人間としての道を正すためだ」

 

大和「...」ジロッ

 

カリス(なんでつるんでるんだって言う目線を感じる...)

 

カリス「斎藤、はやくライダー二人を上に連れていけ。おそらく時間無いぞ」

 

斎藤「分かった」スタスタ

 

大和「...」ジロォ

 

カリス「何故そこまで俺を見つめてくる?俺を見つめてもなんにも無いぞ??」

 

大和「なぜ一緒に行動を?」

 

カリス「磨けば光る逸材だからかな?」

 

大和「あんな人がですか!?」

 

カリス「あんな人がです」

 

 

艦娘達は知らない、あの斎藤という男の本質を

暁斗は見た瞬間に気づいてしまった、磨けば自分と同等になれる素質を持っている斎藤の凄さを

 

 

大和「人の大切なものを、目の前で破壊するような人ですよ...!」

 

カリス「そういうところは矯正する。力強くでも」

 

大和「...」

 

カリス「因みに、お前はなにか破壊されたのか?」

 

大和「大切な人から貰った、ペンダントです...艦娘になる前、幼なじみの子から貰いました」

 

カリス「例えばこんなの?」チャラッ

 

大和「!それ...」

 

カリス「なんだ〜?これは俺のだからな?あげねーぞ」

 

大和(きっとそっくりなだけでしょう...きっと)

 

カリス「なぁ、あそこでキラキラ光ってるやつ、ペンダントじゃねぇの?」

 

大和「えっ?」

 

カリス「これだよ。ん?これはぁ...これはぁ.......」

 

 

 

 

カリス「あんた、まさか紗雪(さゆき)さんか?」

 

大和「暁斗くん、なの?」

 

 

中川紗雪(なかがわさゆき)

暁斗よりも2歳年上だった彼女は艦娘の適性があるとして高校1年生の時に徴兵された

互いの父親が高校からの友人で家も近かった2人は仲も良かった

そのため徴兵されてからは文通が続いていたが、ある日を境に手紙は来なくなってしまった

暁斗が生死を心配していた矢先に暁斗は深海棲艦の襲撃を受けてしまった

 

 

暁斗「良かった...本っ当に良かった!死んだと、思ってた...!!」ポロッ

 

大和「お手紙書けなくてゴメンね...!」ボロボロ

 

暁斗「その事は、いいんだよ。生きてて...本当に良かったッ!!」

 





幼なじみなんていたの!?
いるんです。兵学校に入るまでの間のことなんて描きたくなくて飛ばしましたが初期の構想の時点で幼なじみは出すつもりでした

え?急な新規登場人物にみんな驚くって?
...これも全て乾巧ってやつの仕業なんだ(責任転嫁)

因みに2人は.........(当ててみてね)

中川紗雪(なかがわさゆき)
・誕生日 7月28日
・年齢 20歳
・戦艦『大和』
・好きな食べ物 いくら
・嫌いな食べ物 味の想像ができないもの
・人間だった頃もあまり変わらない容姿と性格だった為、なかなかモテた

こんぐらいで今回はおわりー
感想とか頂けると嬉しくて叫びたくなります


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冬休みの終わりは唐突に


三学期が始まりました。入試があります 頑張ります

最近タイタンフォール2やったらめっちゃ過疎ってました
都会のVALORANTと田舎のシージ村...タイタンフォール2はそれ以下ですね(オンライン人数500人)



 

暁斗「とりあえず、ここを出よう紗雪さん」

 

大和「えぇ」

 

大和(昔は紗雪姉って呼んでくれていたのに...)ショボン

 

暁斗「...昔の呼び方の方がいいなら、そうするけど」

 

大和「本当!?」パアァァッ!

 

暁斗「もちろん」

 

暁斗(わっかりやすいなぁ...)

 

 

そっから2人は廊下まで上がったんだとさ

 

 

暁斗「紗雪姉はいつから舞鶴にいたの?」

 

大和「初配属がここだから...4年前くらいですね」

 

暁斗「4年前から...その時から鎮守府の提督は多田中佐?」

 

大和「いえ、最初は城戸少佐という人が提督でした。彼は外出中に深海棲艦に襲われそうになっている女の子を庇い、帰らぬ人となりました...」

 

暁斗「深海棲艦の陸上侵攻なんてあるのか...」

 

大和「頻発して怒るものでは無いですが、あります」

 

 

深海棲艦の陸上侵攻は過去に40件ほどの報告がある

深海棲艦との戦争は30年前に始まっているため、1年に数回起きる程である

 

 

大和「城戸少佐は大和が着任してから1年でいなくなってしまいました」

 

暁斗「て、ことは3年は多田中佐ってことかぁ...」

 

大和「最初は良いお方だったんです。外出も届出をだせば自由でしたし、過酷なローテーションも組まれていませんでした」

 

暁斗「人が変わったのはいつぐらいから?」

 

大和「1年ほど前からです。変なベルトのようなものを握り締めながら帰ってきた日から変わってしまいました...」

 

暁斗「なるほどねぇ...あ、食堂着いた」

 

大和「ここで待っていればいいんですか?」

 

暁斗「そ、出ちゃダメだからね?」

 

大和「流石に分かってますよ」

 

暁斗「じゃ、また後で」

 

 

暁斗「斎藤はライダー二人の監視につけてしまったから戦力が足りないな...せや、クーパー呼ぼ」

 

 

暁斗『クーパー、聞こえるか?こちら三居島。今から舞鶴鎮守府に来て欲しい』

 

クーパー『こちらクーパー。こんな時間に舞鶴で何してるんだ??』

 

暁斗『話せば長くなる。とりあえず来てくれると嬉しい、以上』

 

クーパー『了解、ヘルメットの位置情報を辿って向かう、以上』

 

 

暁斗「よし、これでだいじょぶかな。あとは、、」

 

チクッ

 

暁斗「ん?なん、だ..!?」ドサッ

 

暁斗(身体が動かせないっ!?)

 

??「対象を捕獲、30分後オーグメンテーション手術をする。運ぶぞ」

 

暁斗(オーグメンテーション手術..?なんだそれは!?)

 

○○「本気で言っているのですか?」

 

??「今オーグメンテーション手術をしなければ二度は無いかもしれない。それに多田を止めるには最適な人物だ」

 

○○「合成するのは何を選出するおつもりで?」

 

??「飛蝗(バッタ)だ。ただし元のライダーよりも強化しておく」

 

??「第1バッタオーグの弱点であった風を受けなければ変身が出来ない点を、第2バッタオーグのタイフーンに換装させる事で解消させる」

 

○○「あとは、感情によるプラーナの増幅..憎しみという感情に支配された時、彼はどうなるんでしょうかね」

 

??「さぁな。ほら、仕事にかかるぞ」

 

 

そうして暁斗は謎の地下室へと連れていかれた

 

 

○○「そういえば麻酔は?」

 

??「きっと睡眠薬で十分だろ」

 

○○(最低だよこの人..)

 





麻酔なしの手術確定

人生で手術は受けたくないと願っています
抜糸とか痛そうだから(粉みかん)


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オーグメンテーション手術


なぜ入試に面接試験があるのか分かりません、助けて

忘れてましたが人気投票締め切らせていただきます
結果は、、
1位 クーパー
2位 暁斗
同率3位 未来 ラスティモーサ 秋生 ミカ 以上となります

さすが人気ゲームの主人公、投票二桁でしたね

クーパー「全く関係の無い作品何だがな。みんな、ありがとう」

またいつかやるかもかも?



 

??「出来た!これがオーグメンテーションの完成形!!」

 

○○「第1バッタオーグ改..」

 

??「プラーナの洗脳も強力だ、我々の意志に逆らうこともないだろう」

 

○○「とは言っても命令することは多田を止めることだけですがね」

 

??「まぁな。さて、第1バッタオーグ、お前には多田義人を倒してもらいたい」

 

暁斗「了解」

 

 

クーパー「佐世保鎮守府、、着いたはいいがどうすればいいんだ?」

 

BT『クーパー、RVからの通信が来ています。繋げますか?』

 

クーパー『あぁ頼む』

 

RV『クーパー、こちらRV-1418。パイロットの反応が消え、生死不明です』

 

クーパー『なんだって?』

 

RV『クーパーには食堂での防衛を願います。艦娘たちが全員集まっています。一応スペクターも居ますが、くれぐれも油断しないでください。以上』

 

クーパー『了解した、以上』

 

クーパー(一体どーなってるんだ..?)スタスタ

 

 

 

 

 

 

???「...俺の鎮守府に無許可で入るとは度胸あるじゃねぇか...」スタス

 

「変、身」

 

ピギュイィィィンッ!

 

???「誰だ!」

 

バッタオーグ「俺は第1バッタオーグ改、、貴様を倒させてもらう」

 

バッタオーグ「多田、義人中佐」

 

多田「俺を倒すだと?馬鹿も休み休みいえ。変身!」

 

Open Up

 

レンゲル「俺は仮面ライダー、レンゲル!貴様を倒す!!」

 

 

※ここから終わりと言うまで暁斗視点になります

 

 

 

 

嗚呼───おれ、何してるんだ?

もう何もかもがどうでもいい、、ここが心地良いんだ、、

何か、大事なことを忘れてる気がする、、、でも、

いいや

 

 

 

「何を言ってるのかしら?』

 

暁斗「!」

 

海峡夜棲姫-壊(以下、壊は略)「あなたは守りたいものがある、違うの!?」

 

暁斗「俺の、守りたい、もの?」

 

海峡夜棲姫「えぇそうよ、自分で思い出してみなさい」

 

暁斗「守りたいもの、俺の、、」

 

 

ダメだ、思い出そうとすると霧がかかったように見えなくなる

 

 

暁斗「なぁ、1歩を押してくれるか」

 

海峡夜棲姫「...あなたの職業は?」

 

暁斗「提督、だな」

 

海峡夜棲姫「提督は誰を指揮するの?」

 

暁斗「かん、むす?」

 

海峡夜棲姫「あなたはその艦娘をどうしたいの?」

 

暁斗「どう、したい、、?」

 

海峡夜棲姫「ブラック鎮守府の艦娘をどうしてあげたいの?」

 

 

ブラック鎮守府..艦娘に非人道的な扱いをしている鎮守府..

ブラック提督..艦娘に対して様々な悪行をする輩..

そんなところにいる艦娘..精神を削られ、仲間も失う、救われない者たち..

そんな奴らを、俺は..

 

 

暁斗「助け、たい..そうだ、助けてやりたい!ブラック提督から艦娘を!」

 

海峡夜棲姫「そう、それよ。思い出したのなら、もう大丈夫ね」

 

暁斗「すまん、海峡夜棲姫。助かった」

 

海峡夜棲姫「そこは感謝よ」

 

暁斗「ありがとう、海峡夜棲姫」

 

 

※終わり

 

 

暁斗「ところでここは一体..」

 

海峡夜棲姫「あなたの精神世界よ」

 

暁斗「なるほどね..あの見るからに邪悪な奴は?」

 

海峡夜棲姫「プラーナとかいうやつに洗脳されたあなたよ。ここを出るなら無力化しないと出れないわ」

 

暁斗「勝てる気がしないね^〜」

 

海峡夜棲姫「私も手を貸すわよ」

 

暁斗「(相手は)死ぬしかないねぇ^〜」

 

プラーナ暁斗「誰ガ、死ヌッテ?」

 

暁斗「お前が死ぬのさ、拒否権は無い」

 

プ暁斗「ヘェ..カカッテクルガイイ」

 

暁斗「あ、ホント」ゴッ!!

 

 

対戦が開始した直後に暁斗が放った技は───

 

 

 

 

 

 

───金的蹴り

 

 

プ暁斗「ッ〜!?!?!?!?」

 

暁斗「Again!」ゴッ!!

 

プ暁斗「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!!!!」

 

暁斗「Sit the fu○k down !(座ってろ)

 

海峡夜棲姫(私いらないんじゃ..)タラリ

 

暁斗「俺が、上。お前が下。認めるか?認めなきゃも一発ギフトするけど」

 

プ暁斗「認メル!認メルカラヤメロ!!」

 

 

金的蹴りなんてサイテー!

みんなはこんな人にはならないようにしよう

 

 

暁斗「で、プラーナについて話してもらおう」

 

プ暁斗「全部話スト長イゾ」

 

暁斗「じゃあ、プラーナの圧縮?とやらについて。扱い方について。軽くプラーナについて」

 

プ暁斗「圧縮ハタイフーンヲ使ッテ圧縮スル。オ前ノタイフーンハ風ヲ受ケズニ変身出来ル、優レモノダ」

 

海峡夜棲姫「てことは風を受けなきゃ変身できないのもいるのね」

 

プ暁斗「第1バッタオーグガ良イ例ダ」

 

 

第1バッタオーグは専用バイクであるサイクロン号での走行か高所からの飛び降りで風を受け変身をする

そのため、屋内などでは変身できない

 

 

暁斗「扱い方は?」

 

プ暁斗「『変身』ト言エバ、タイフーンノ風車ダイナモガ回ッテ圧縮サレル。変身解除ハ横ノボタンヲ押セバ強制排出サレル。プラーナハ、アレバアルダケイイ。プラーナヲ波動ノ様ニシテ打ツ奴モ居ル」

 

暁斗「プラーナについてはどうなんだ」

 

プ暁斗「プラーナハ生命エネルギーノ様ナモノ..失エバ死ダ。死体ハ残ラナイ。オーグメントニナレバ、他ノ生命ノプラーナヲ少シデハアルガ、吸収シナガラデナイト生キラレナイ」

 

海峡夜棲姫「無慈悲なものね」

 

暁斗「*1だいたい分かった」

 

プ暁斗(ホントカヨ..)

 

暁斗「さて、俺はこっから出るぜ」

 

プ暁斗「俺ハ多田義人ニ負ケタ..オ前ナラ勝テルカ?」

 

暁斗「あぁ、勝てるさ。実際に一回勝ってる」

 

プ暁斗「相手ノ支配ハ強力ダ。多田義人ノ人格ガ表ニ出テクル事ハ無イダロウ」

 

暁斗「動きは読まれたか?」

 

プ暁斗「読マレタ。確実ニ多田義人ノ記憶ヲ覗イテイル」

 

暁斗「面倒だな..ま、*2対策なんざ動いてから立てればいいんだ」

 

プ暁斗「勝利ヲ願ッテルゼ」

 

暁斗「任せなさい!」

 

 

暁斗「..ヘルメットがいつもと違うんだが??位置分からないんだけど」

 

 

暁斗は被っていたパイロットのヘルメットが無くなり、別のヘルメットが着用されていた

 

 

「「───!!───!?」」

 

 

暁斗「あっちは確か..食堂..!?」ダッ!

 

暁斗(間に合えぇぇ!!間に合えエェェ!!!)ドドドドドッ!!

 

 

多田「なんだ、パイロットはこんなもんなのか..」

 

クーパー「グゥっ..!」

 

クーパー(暁斗..どこにいるんだ!?こっちはもう持たないぞ...!!)

 

多田(レンゲル)「それにしても斎藤ォ..裏切ったなァ?」

 

斎藤(ギャレン)「あんたが、そう思うなら..そうかもな!」ビシュンビシュンッ!

 

レンゲル「無駄な足掻きを..」ゴスッ!

 

ギャレン「ゔっ!ゴホッゲホッ!」

 

レンゲル「今ァ、楽にしてやる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変身ッ!!」

 

ピギュイィィィンッ!!!

 

 

バッタオーグ「させるかアァァァ!!」バッ!

 

レンゲル「何っ!?」

 

バッタオーグ「飛び蹴りじゃあァァァァ!!」

 

ドンッ!!

 

レンゲル「ぐぬおぉ!?」

 

バッタオーグ「時雨!ヘルメットくれ!!」

 

時雨「う、うん!」スッ

 

バッタオーグ「Thank you!」カポッ

 

クーパー(来てくれたか..暁斗!)

 

ヘルメットディスプレイ〔暗号化されたメッセージを受信...

暁斗:俺がやつを抑える、その間にラウズアブゾーバーとクラブのカテゴリークイーン、カテゴリーキングを使うんだ 。詳しくは斎藤に聞けばいい〕

 

クーパー「斎藤はあんたか?」

 

斎藤「そうだ..」

 

クーパー「暁斗から作戦が伝えられた。多田中佐を抑え込むからラウズアブゾーバーとカテゴリークイーンとキングを使えとな」

 

斎藤「..なるほど。分かった」

 

 

レンゲル「誰かと思えばさっき俺に負けた雑魚か!」

 

バッタオーグ「俺は、さっきよりも強いぞ..お前の思っている倍の倍はな」

 

レンゲル「へぇ、じゃ試してみるか!!」

 

バッタオーグ(これを使えるのは一度きり..ミスれば次はないだろう。だから本気でぶつける!!)

 

 

暁斗が行おうとしていること。それは──────

 

 

 

バッタオーグ「フレイムコア、オンライン!!」ドンッッ!!!

 

ボアァァァァッ!!!

 

レンゲル「え、ちょ、は、な!?」

 

 

初見殺しである

 

 

バッタオーグ「まだだッ!ソードコアを起動ッ!!」ブンッ!!

 

レンゲル「グアァァッ!?!?」

 

バッタオーグ「ウラアァァァァ!!!!」ブンブンブンッ!!

 

レンゲル「イジメだァァ!!!!!」

 

バッタオーグ「プラーナ最大圧縮!!」ギュイィィィンッ!!

 

 

斎藤「あんたはこの2枚のカードを、俺はラウズアブゾーバーを持つ」

 

クーパー「了解」

 

 

レンゲル「くそっ!離せエェェ!!」

 

バッタオーグ「プラーナを最大圧縮したオーグメントの筋力に対抗してみろ!!」グググゥッ!!

 

レンゲル「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!折れるゥ!!折れるウゥゥ!!」

 

斎藤「アブゾーバーセットよし!」

 

クーパー「カテゴリークイーンをセット!」

 

『アブソーブクイーン』

 

レンゲル「な、ま、待て!止めろ!!」

 

クーパー「止められねぇんだ」スッ

 

『エボリューションキング!』

 

 

 

 

 

 

 

「ヴア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ッ!!!!」

 

 

 

 

レンゲルの目の前に*3畳みたいなやつが出現し多田中佐と何かの生物(?)が分かれた

 

 

 

バッタオーグ「さぁて、どうしてくれようか···スパイダーアンデッド」

 

スパイダーアンデッド(以下 スパイダー)「ヴルルルッ!」

 

バッタオーグ「···アンデッド語は知らねぇんだ。日本語で」

 

クーパー(解読しようとしたのね···)

 

 

バッタオーグ「多田中佐、あのアンデッドを封印するのはアンタだ」

 

多田「手を貸してくれると師範は喜びます」

 

バッタオーグ「弟子が手を貸すわけなかろうて」

 

多田「???^〜」

 

バッタオーグ「行けよ、ほら早く」

 

多田「道徳心を教えるのを忘れたか···」

 

*1
通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!

*2
二人で一人の仮面ライダー

*3
橘朔也役である天野浩成氏がCSMギャレンバックル発売前レビューで言った言葉。因みにオリハルコンエレメントの事である





多田義人が復活しました

多田義人の情報付け足します
・死んだ時の作戦はフラクチャー作戦
・暁斗の師範でパイロットのイロハ、武術は全て多田が教えたもの
・好きな食べ物 鮭のルイベ
・嫌いな食べ物 イカの塩辛

今後、師弟コンビで何かあるかも、ね


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多田 対 スパイダーアンデッド


最近艦これの新しいSSが増えた希ガス..
どれもこれも面白くて好きです

受験まで1ヶ月程となりました、頑張ります



 

バッタオーグ「プラーナの排出スイッチは···これか?」カチッ

 

シュウゥゥゥ..

 

暁斗「ふぅ、俺の出番は終わりだな」

 

クーパー「なぁ暁斗、あれは一体..」

 

暁斗「スパイダーアンデッドの事か?」

 

クーパー「あぁ」

 

暁斗「スパイダーアンデッド、クラブのカテゴリーエースで、封印が不完全な場合はアイツにいい駒として使われる」

 

 

本編では*1上城睦月が一度変身した後、無意識のうちにベルトに固執をし始め、最終的にはほぼ別人な人格に変わってしまったが

キングフォームに変身した際にカテゴリークイーンとカテゴリーキングによってスパイダーアンデッドは封印をとかれ睦月によって再封印された

 

 

クーパー「なんだその恐ろしいやつ..」

 

暁斗「にしても多田中佐は凄いな。まるで衰えてない」

 

 

多田「フンッ!」シュッ!

 

スパイダー「ヴァッ!?」

 

 

クーパー「SRSの中佐だったんだろ?強くて当然じゃないか?」

 

暁斗「あの人が死んだのはフラクチャー作戦だ。もう随分と戦闘もしてないはず..」

 

斎藤「今、多田中佐にはカテゴリーキングの力が宿ってる。衰えを感じないのもそのせいじゃないか?」

 

暁斗「カテゴリーキング、ねぇ..」

 

 

多田「良くも俺の体で好き勝手してくれたなァ!」ドスドスッ

 

スパイダー「ゲガッ!」

 

多田「ヌアァッ!」ヒュッ

 

スパイダー「グエアッ..」

 

パキンッ

 

多田「終わりだな..」

 

暁斗「多田中佐、少し待ってください」

 

多田「あん?なんでだよ」

 

暁斗「俺もこいつに一発食らわせないとスッキリしないんで、ねッ!!」ビュンッ!

 

ガキィンッ!!!

 

暁斗「···アンデットは斬撃が効かないのか???」

 

多田「子供番組で怪人が真っ二つになってみろよ。泣くぞ、子供たちが」

 

暁斗「それもそうか..あ、封印して大丈夫ですよ」

 

多田「はいよ」ヒュッ

 

スパイダー「オ゙ア゙ァゥ..」

 

 

スパイダーアンデッドは謎の光に包まれてカードの中に封印された

そして謎の原理で多田の手元へ飛んでくる

この謎の原理は起きないこともある

 

 

暁斗「終わったなぁ〜..」

 

 

RV『パイロット。良いニュースと、悪いニュースがあります。どちらから聞きますか?』

 

 

瞬間、暁斗が凍りついたように止まった

 

 

暁斗『···良いニュースは?』

 

RV『先程ドイツから荷物が届きました。内包物は小型瓶の高速修復材と資材が各15000』

 

暁斗『リヒターか···悪いニュースは?』

 

RV『艦娘の小規模な失踪と鳴山少尉の失踪です』

 

 

暁斗「·····は??」

 

RV『約1時間前に呉鎮守府に謎の妨害電波が発生。私達の干渉は出来ませんでした』

 

暁斗「···どこに行ったかは?」

 

RV『ノーススターとブルードによる追跡が行われていますが、カメラから時々ノイズの発生と消失するとの報告があります』

 

 

*2ERC-7...カメラから映らなくなるがカメラには謎のノイズが発生する代物だが輸送用機械などに使われたことは無い

 

 

暁斗「ふむ..ノーススターに熱探知カメラに切り替えるように言え。場所が決まり次第行く」

 

「それなら、私たちが開発したバイクをあなたにあげよう」

 

暁斗「あん?」

 

??「言葉を交わすのは初めてだな第1バッタオーグ改..俺は野元(のもと)、君にオーグメンテーション手術をした者だ」

 

○○「私は櫻木(さくらぎ)と申します」

 

野元「君用に開発したバイクがある..サイクロン号改だ」

 

暁斗「ゴツイなぁ..」

 

野元「元のサイクロン号よりも改良してエンジンの馬力を300ほど上げた」

 

暁斗「????」

 

野元「マフラーを一気に吹かせば第六世代戦闘機に負けないほどの速さになる」

 

野元「普段は250cc4ストのバイクとして使える」

 

暁斗「だいたい分かった」

 

 

櫻木「多田さん、元気でしたか?」

 

多田「地獄みたいだったよ..にしてもオーグメンテーション手術をアイツにしたのか?」

 

櫻木「はい。改良版として感情でプラーナが増幅するシステムもついています」

 

多田「となると、俺のオーグメンテーション手術はなかったことになるのか?」

 

櫻木「別のモノでやろうと思っています」

 

多田「ヒエッ」

 

 

RV『場所を特定、静岡県静岡市です』

 

暁斗「県庁所在地じゃねぇか??」

 

野元「暁斗くん、このバイクのマフラーは一つ一つが戦闘機のエンジンと考えた方がいい。2人乗りもできるから多田でも連れていくといい」

 

 

野元が説明を続けていたがそのほとんどを無視している暁斗

『勘で何とかなるべ』と考えているのだ

 

 

暁斗「クーパー。遅くてもいいから来てくれるとありがたい」

 

クーパー「了解、今度奢ってくれよ?」

 

多田「すぐそこに武器庫がある。好きなだけ持っていってくれて構わない」

 

暁斗「恩にきります」

 

大和「暁斗くん..どこか行くんですか?」

 

暁斗「少し問題が起きちゃって..」

 

大和「···約束してください、必ず帰ってくると」

 

暁斗「うん、帰ってくるよ。紗雪姉」

 

 

暁斗「しっかり捕まってないと骨折れますからね多田中佐」

 

多田「イヤアァァァァッ!?!?!?しっ、死にたくなあァァァいッ!!」

 

暁斗「エンジン起動!!スロットル半開」

 

キュイィィィィンッ!! ボオォッ!!!!!

 

暁斗「ブレーキ、オフ!」パッ

 

 

ボオォォォォンッ!!!!!! ボッ!!ボボオォォォォッ!!!!

 

 

暁斗「右ハンドル側にマフラーの可動スイッチがあるとか..」カチッ

 

ギュイィィッ

 

多田「と、飛んだ!?」

 

暁斗「最初からクライマックスだぜ!」

 

多田「バカ!止めろオォオ!!」

 

暁斗「フルスロットル!!」

 

多田「くぁwせdrftgyふじこlp!?!?!?!?」

 

 

*3音を置き去りにする速さで発進して言った。そのため効果音はなし

 

 

暁斗「ここかァ、祭りの場所は・・・・」

 

多田「ウエップ ゲボボボ!」

 

暁斗「ちょちょ!バイクが汚れる!」

 

 

現在2人は謎の建物の屋上にいる、空を飛ぶという夢のあるバイクで着地した

 

 

暁斗「地上の守りにタイタンがいるのか..IMC絡みの事件ってことなのか」

 

多田「地上の奴らは俺が引き受ける。ただクーパーが来るまで1人は厳しい。強化オートタイタンが2体は欲しいところだ」

 

暁斗「ならRVとリージョンにしましょう」

 

多田「···お前、タイタン全部持ってきたのか?俺は今無理だと思って言ってみたんだが..」

 

暁斗「ぜ〜んぶ揃ってます」

 

多田「ならRVとリージョン、頼んだぜ」

 

暁斗「武運を」

 

多田「お前もな」

 

暁斗「RVとリージョン両機とも準備完了」

 

多田「じゃ、ひっさびさの!」

 

 

「「タイタンフォール、スタンバイ!」」

 

ボッ! ゴゴゴゴオォォッ!

 

 

ズドンッ!!!

 

多田「じゃ、いくぜ "NE"」

 

NE「パイロット操縦へ移行します」

 

 

多田のバンガード級タイタン、『NE-2138』

NEは Nuclear Engine(原子力エンジン) の頭文字をとった略称で燃料さえ積めば長期にわたって任務に着くことが可能

 

 

暁斗『リージョン、なんとしてでもNEを撃破させるな。撃破された瞬間、終わりだ』

 

リージョン『了解しました』

 

RV『パイロット、武運を祈ります』

 

暁斗『おう、じゃ』

 

*1
仮面ライダーレンゲルの変身者。通称 むっきー ハブラレンゲル

*2
R6SのVigilの能力。Lionのドローンでも感知できないため遊撃としてはかなり自由な行動ができる。天敵はトッケビとジャッカル

*3
音は秒速340m/s程で進む





NE-2138はオリジナルタイタンです。ゲーム本編には居ないので探さないでください

サイクロン号改はシンカメのサイクロン号の魔改造版です。映画で探さないでください

あと次回から一人称視点で書こうと思います←ここ重要
ただ、今回でたERC-7のような能力系の説明は三人称として書きます←あ、ここも重要


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侵入、制圧


推薦面接、練習します



 

警備兵1「暇だなぁ、この仕事..」

 

警備兵2「俺はかれこれ1年この仕事をしてるが、侵入者なんてまだ会ってないぞ」

 

警備兵3「よく1年もやってられますね」

 

警備兵2「給料いいし、寮もある、生活に困らないんだよ」

 

警備兵3「確かに」

 

暁斗「ホント日本刀^〜?」

 

警備兵2「ホントホント····え?」

 

暁斗「フンッ!」シュッ!

 

警備兵2「しっ、侵にゅッ!」ドスッ!

 

警備兵3「し、侵入者!エリア9Bに侵入者!「ガシッ」ひっ」

 

暁斗「もう生きては帰れないね^〜」ザシュッ(*1顔面攻撃)

 

警備兵1「あ、え「ガシッ」え?」

 

暁斗「最後のチャンスだ」(データナイフを首元に当て)

 

 

*2尋問..敵の位置を知ることが出来たりする。なかなか吐かない時は粘ろう

 

 

暁斗「知っていることを、全て話すんだ」

 

警備兵1「こ、ここはIMCとかいう組織とショッカーとかいう組織の施設だ!そしてさっき新しい実験材料が手に入ったと連絡された!」

 

暁斗「そうかそうか。感謝するよ」ザシュッ!

 

暁斗「さて、と」ゴソゴソ

 

 

こういう奴はだいたい地図を持ってるはず。なんだが..

 

 

暁斗「···ないな」

 

 

となると考えられるのは端末、ハックしますか

 

 

暁斗「ふぅん、いい眺めだな。して、アイツらのいるところは···カメラが無いようだ」

 

暁斗「進むか、どうせバレてるし」

 

 

〔所持品〕

・オルタネーター

・R-201

・フラググレネード

・データナイフ

・とっておきの品々

 

 

○○「フロア9Bに侵入者···1/4の兵力をフロア9に集めろ。2/4の兵力を対タイタンにつぎ込め」

 

『『了解!』』

 

??「俺の出番か?」

 

○○「お前はフロア3で迎え撃て、それまでに警備兵共で相手を弱らせる」

 

??「ふーん、そう」

 

○○「さて、IMC、ショッカー。そしてミリシアの兵がいるこの研究所を生きて出られるか?侵入者よ」

 

『生きて出てやるよ』

 

○○「な!?貴様が侵入者か!?」

 

暁斗『ここの施設は電子機器がいっぱいあるようだな。さぞかし便利だろう?』

 

○○「何が言いたい?」

 

暁斗『失った時の痛みはデカいぞ』

 

ボォンッ!!

 

○○「!やられた···!EMPグレネードを投げられた!しばらく電子機器は使えないぞ!」

 

シーン...

 

○○「誰か応答しろ!」

 

暁斗『もう警備兵はだ〜れも生きちゃいない。次はお前を地獄へ送ってやる。以上』

 

○○「第2バッタオーグ改!今すぐ侵入者を殺せ!!」

 

第2バッタオーグ改「心スッキリしないが、命令だ。やろう」

 

 

「最初と話が違いますよ!」

 

??「お前が助けてくれと言うから助けてやったのに、その言いぐさはなんだ?重巡 青葉」

 

青葉「青葉は呉鎮守府から逃げ出したいと言っただけです!実験体にするなんて話聞いていませんよ!?」

 

??「言ったら逃げるだろう?だからだ」

 

青葉「なッ!?」

 

ボォンッ!!

 

??「なんだ?電子機器がダウンしたぞ?しかも復旧出来ない..」

 

○○『EMPグレネードを投げられた!しばらく電子機器は使えないぞ!』

 

??「EMPグレネード?相手は特殊部隊かなにかなのか?」

 

○○『誰か応答しろ!』

 

??「めんどくさい、無視でいいk」

 

暁斗『もう警備兵はだ〜れも生きちゃいない。次はお前を地獄に送ってやる。以上』

 

??「こいつ..」

 

青葉「この声は..」

 

「「提督(司令官)?」」

 

 

暁斗「生命反応あり···ものすごい勢いでこちらに来ているな」

 

壁(吹き飛ばされるぞォ!)

 

ズドォォンッ!

 

暁斗「( ゚д゚ )」

 

第2バッタオーグ改「お前が侵入者か」

 

暁斗「オーグメントか!変身ッ!」

 

ピギュイィィンッ!!

 

第1バッタオーグ改「いつの間にかすごい変わっちまったな。鳴山」

 

第2バッタオーグ「鳴山、それが俺の名前か?」

 

第1バッタオーグ「俺の知る限りは、なッ!」ブンッ

 

第2バッタオーグ「ガシッ」

 

第1バッタオーグ「!」

 

 

掴まれた!?どんな動体視力してやがるんだ!!

 

 

第2バッタオーグ「フンッ!」ブンッ

 

第1バッタオーグ「うおぉぉ!?」(空中飛行)

 

第2バッタオーグ「驚いてる暇なんてあるのか?」ドスッ!

 

第1バッタオーグ「ヴグッ!」

 

第2バッタオーグ「こんなものなのか···つまらんな」

 

第1バッタオーグ「はぁ、これが鳴山か···イイネェ。燃えるぞ、この闘い」

 

*1
タイタンフォール2のパイロットの処刑の一つ。相手の顔面にデータナイフを刺す

*2
R6S基準での尋問解説します。数秒間敵の位置が丸見えになる、実質ウォールハックの技。もし味方が尋問された場合は甘えてきた敵を粉砕しましょう





鳴山さんはオーグメントにされちゃいました

ゲームと勉強の両立、出来そう
さすがに勉強の方を優先してやるけど


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洗脳から解き放て


火曜日に自己推薦。頑張ります



 

多田「敵の数が多いな...!」

 

NE『警告、損傷を検知』

 

多田「ヴェッ!?」

 

ローニン パイロット『トドメだパイロット!』

 

多田「死ぬのはマズイッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『敵タイタンを補足』

 

ローニン パイロット『ば、バンガード級がもう一体!?「ガンッ」しまっ!』

 

メキョッ!

 

ローニン パイロット「あ...グチャッ!!」

 

 

BT『敵タイタンを撃破』

 

多田「あれは『*1チェックメイト』か···久々に見るとグロいな」

 

クーパー『間に合ったか?』

 

多田「ギリ間に合った。助かったよ」

 

 

 

第2バッタオーグ「隙だらけだなッ!」シュッ!

 

第1バッタオーグ「うおっ!?」ピョンッ

 

第2バッタオーグ「ちょこまかと...!」

 

 

さて、この短時間で戦ってわかったことは

パワーは鳴山の方が上であること

鳴山の記憶に蓋がされていること

なれない建物のため鳴山が有利であること

 

こっからどうやってこっちが有利な状況を作るか...

 

 

 

あっ、そういえば

 

 

野元『君のヘルメットにパリハライズのデータを転送しておいた。何かあれば使うといい』

 

暁斗『あーおk(聞いてない)』

 

 

思い出してよかったぁぁ!!

これ結構大事なヤツだろ!多分!!

えーとやり方は確か...

 

 

野元『相手の顔をホールドしてパリハライズを開始するだけ、簡単だろう?』

 

暁斗『すっげぇムズいですね(聞いてない)』

 

野元『???^〜』

 

 

 

第1バッタオーグ「頭をホールドしてっ!」ガシッ

 

第2バッタオーグ「!?「ミシッミシミシッ!」ミ゜!?い、痛い痛い!やめろ!」ジタバタ

 

第1バッタオーグ「俺の目を見て言えよォォ!!」ギィインッ!

 

第2バッタオーグ「!」

 

第1バッタオーグ「これでいいのか?」

 

第2バッタオーグ「う」

 

第1バッタオーグ「う??」

 

第2バッタオーグ「ウオオォォォォオ!!」ブンッ

 

第1バッタオーグ「あ終わっゴキッ!!」

 

 

パリハライズされないじゃないですかヤダー

 

あれ?あんだけいい音したのに意識がある..

別に死んだわけじゃあないのか?

 

 

第2バッタオーグ「フーッ!フーッ!!あっ...?」

 

第1バッタオーグ「収まったようで何より」

 

第2バッタオーグ「第1バッタオーグ、お前は誰だ···?俺の知っている奴なのか?」

 

第1バッタオーグ「オッス!オラ暁斗」

 

 

 

第2バッタオーグ「はっ?えっ?」

 

第2バッタオーグ「あ、暁斗??本当か?」

 

第1バッタオーグ「ホント日本刀^〜」

 

第2バッタオーグ「ネタしか言わないということは···暁斗、お前なのか」

 

第1バッタオーグ「そうだよ(便乗)てか、艦娘が攫われたんだけど。場所知らない?」

 

第2バッタオーグ「知ってる。乗り込むのか?」

 

 

ただ乗り込んでも面白くないしなぁ...

なんか、こう···敵の虚無をつくようないい作戦...

だ〜めだ思いつかん(IQ3)

 

 

第2バッタオーグ「俺にいい方法があるゴニョゴニョ」

 

第1バッタオーグ「ゴニョゴニョで分かるわけねーだろ」

 

 

 

○○「おいマイク!さっきの通信、無視しただろう!!」

 

マイク「あぁ、あの電子機器うんたらの話か。無視してなんの問題が?」

 

○○「おまえ報連相って知ってるか???」

 

マイク「美味しいな」

 

○○「ぶち○すぞ!」

 

マイク「まぁ落ち着けって川尻博士」

 

川尻「誰のせいだと..!」

 

マイク「ところで、例のバッタは?」

 

川尻「もう戦闘は終わった頃だろう、間もなくこちらに来る」

 

 

警備兵1「立っているだけで金の貰える仕事なんて、今までやったことあるか?」

 

警備兵2「いや、そんな仕事ここ以外にあるわけねぇだろ」

 

警備兵1「ちげぇねぇ」

 

第2バッタオーグ「おい、扉を開けてくれねぇか。今手がふさがっていてな」

 

警備兵1「ん?あぁ、直ぐに」ピッ

 

ゴオォッ

 

第2バッタオーグ「感謝する」

 

川尻「ん?おい第2バッタオーグ!?俺は殺せと言ったんだが!?!?」

 

第2バッタオーグ「せっかくのオーグメントを殺すのは如何なものかと思ってな。ショッカーの洗脳下に置けば強力な殺戮兵器になるぞ」

 

川尻「こんのアホオーグッ!!」

 

マイク「やぁやぁ、よくやったな第2バッタオーグ。さ、ソイツを地面におけ」

 

第2バッタオーグ「?分かった」ポイッ

 

ドサッ!!

 

マイク「さて..」

 

パパァンッ!!!

 

第2バッタオーグ「!」

 

第2バッタオーグ(こ、こいつ、暁斗を..!!)

 

川尻「うぉい!なに発砲しとんじゃワレェェ!!」

 

マイク「おい、俺は芝居は嫌いだ。とっとと起きろよ」

 

第1バッタオーグ「···はぁ、失敗かぁ。オーグメントを騙せたのに、人間を騙せないとはな」

 

 

とりあえず鳴山は後で殴る。人を放り投げる奴は許さん

 

*1
アッシュ戦の処刑でモナークの処刑技でもある





多分、すぐに次話をあげます


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ミリシア VS ○○○○


約束は守ったよ



 

マイク「なぁアンタ。人を何人殺したら、地獄行きだと思う?」

 

第1バッタオーグ「そんなもん簡単だ。いくら殺しても地獄行きにならん」

 

 

全員「「!?!?」」

 

マイク「ヒャハハハハッ!!やっぱりお前はフロンティア戦争に参加していたな?IMCか?ミリシアか?」

 

第1バッタオーグ「ミリシアだ」

 

マイク「なぁんだ!仲間じゃねぇか!」

 

第1バッタオーグ「は?」

 

 

なかま?こんなクズが、俺の仲間??

こんな奴がミリシアの兵士??

 

 

マイク「俺はミリシアのパイロット、マイク・コナー中尉だ。聞いたことはあるな?」

 

第1バッタオーグ「···強盗、殺人、薬物乱用者の極悪人、だったか?」

 

マイク「おぉ〜やっぱり知ってるか!して、お前は?お前はパイロットか?」

 

第1バッタオーグ「···ミリシアSRS、多田隊所属。三居島暁斗少尉」

 

マイク「多田···多田···あぁ、IMCと内通してたって言う多田義人中佐のとこのやつか」

 

 

中佐の内通。これが原因で俺に上から命令が来た

 

『多田義人中佐を殺せ、確実にだ』

 

暁斗『なぜ中佐を殺さなければならないのです!?』

 

『あいつはIMCに内通していた。これは到底許されることでは無い。将官たちの会議で昨日決まった』

 

暁斗『内通!?中佐がですか!?』

 

『そうだ。そして君はIMCに対してたくさんの恨みがあるだろう?適任は君なんだよ、少尉』

 

暁斗『···わかり、ました』

 

 

 

多田『今回の作戦も楽勝だったな。なぁ暁斗』

 

暁斗『···』

 

多田『?どうした』

 

暁斗『すみません、中佐!!』ブンッ!

 

多田『何をっ!?「バキョッ!」ガハッ!?』

 

NE『プロトコル3 パイロットの保護』ズドドドドドンッ!!

 

暁斗『RV!装備をローニンに換装!』

 

RV『了解、ソードコアレディ』チュドンチュドンッ!

 

NE『バーストコア、レディ』

 

多田・暁斗『『コアを使用!』』

 

『『ソード(バースト)コアを起動』』

 

暁斗『ハアァァァァッ!』

 

多田『オォォォォッ!!』

 

 

 

 

 

多田『····』

 

RV『プロトコル2 任務完了』

 

暁斗『···NE、すまない』

 

NE『···私はここでパイロットと自爆します。逃げなければに死にますよ』

 

暁斗『···いくぞRV』

 

RV『パイロット操縦へ移行します』

 

 

暁斗『···』

 

ラスティモーサ『なんだか暗い顔をしているな、少尉』

 

暁斗『ラスティモーサ大尉···』

 

ラスティモーサ『多田の件、残念だったな。まさか敵に殺られるなんてな..』

 

 

 

違う、敵じゃない。俺が殺したんだ

俺が···後ろから仕掛けて、殺したんだッ!

 

 

 

嗚呼···卑怯者だなぁ、俺って

 

 

 

 

第2バッタオーグ「?」

 

第2バッタオーグ(アイツ、様子が変だぞ?)

 

第1バッタオーグ「ぐ、がっ!」

 

ピギュイィィンッ!!!!

 

 

『どうやら負の感情に飲まれたようだな』

 

第2バッタオーグ「!?」

 

川尻「野元か!貴様が第1バッタオーグメントを作ったのか!」

 

野元『あぁそうだ。凄いだろう?川尻博士の作ったバッタオーグの倍すごいだろう?』

 

川尻「何がすごいだ!感情に左右されるオーグメントなど!」

 

野元『あぁ、その事で一つ言っておく事が』

 

川尻「なんだ、その言っておくことというのは」

 

 

野元『負の感情に飲まれると、暴走する。目が黒くなったら···』

 

川尻「なったら?」

 

野元『手に負えない。負の感情は全てプラーナとして変換されるが、プラーナも負だ。負のプラーナを溜め込み、暴走する。プラーナを波動みたいに飛ばすこともしてくるだろう。そしてそれは重い攻撃だろうな』

 

川尻「次会ったら殺す」

 

野元『次があるといいな、川尻博士。それじゃ』プツッ

 

 

第1バッタオーグ「プラーナヲ、飛バス。ネェ···イイコトヲ聞イタヨウダ」

 

第2バッタオーグ「意識があるのか!?」

 

第1バッタオーグ「何カ勘違イヲシテイル。俺ハアイツジャナイ」

 

第1バッタオーグ「オレハプラーナソノモノダ。過去ノ行イニ囚ワレルヨウナコトハ無イ」

 

川尻(今日生まれたばかりなのにあったらヤバいぞ??)

 

第2バッタオーグ(隙を見つけてプラーナを排出させるしかないか!?)

 

 

マイク「おい、お前。元の人格に戻せ。お前では相手にならん」

 

第1バッタオーグ「殺ッテミルカァ?」

 

マイク「はぁ···こいよ」

 

第1バッタオーグ「デハ、遠慮ナクッ!!」シュバッ!

 

マイク「脳死の突撃か。それは死を呼ぶぞ」ブンッ

 

ベキッ!!

 

第1バッタオーグ「ッ〜!!??」

 

マイク「パイロットなめんな。ゴミが」

 

第1バッタオーグ「クソッ」

 

ドオォォンッ!!

 

第1バッタオーグ「ヴガッ!ナ、何ヲスル!」

 

青葉「鎮守府に邪魔な存在を、殺すんですよっ!!」ドオォォンッ!

 

第1バッタオーグ「ナラ、貴様カラ!「ガシッ!! ギチギチギチッ」ウッ!?」

 

第2バッタオーグ「左腕が勝手に動いて首を絞め始めた!?」

 

第1バッタオーグ「マダ意識ガ残ッテイタノカ!?「ギュウゥゥゥッ!!!」カッ、ヒュッ!?」

 

 

身体を返せ

 

 

第1バッタオーグ「カッ、返ス訳ガナイダロ!」

 

 

ならば死ね、俺諸共な

 

 

第1バッタオーグ「「ミチミチッ」コヒュッ!?」

 

第2バッタオーグ「今だッ!!」バッ!!

 

カチッ

 

第1バッタオーグ「ア」

 

シュウゥゥゥ...

 

第2バッタオーグ「元に戻ったか?」

 

暁斗「お陰様でな···で、マイク中尉。パイロットならば戦いはタイタンですよね?」

 

マイク「俺にタイタン戦を申し込むってのか?」

 

暁斗「嫌なら別に肉弾戦でもいいですが?」

 

マイク「いや、タイタン戦でいい。俺が勝つからな」

 

 

 

RV『パイロット、私は参戦できません。別のタイタンを使用してください』

 

暁斗『了解した』

 

 

RVが使えない···となると次に使うのは...

 

 

暁斗「タイタンフォール、スタンバイ」

 

マイク「タイタンフォール、スタンバイ!」

 

ドドオォォンッ!!

 

マイク「あれは、バンガード級?おい、俺不利じゃねぇか」

 

暁斗「あれはモナーク級タイタン。バンガード級のデッドコピータイタンですよ」

 

マイク「技術を盗まれたってのか?」

 

暁斗「さぁ?そこまでは···さぁ、搭乗してください。始めますよ」

 

 

 

モナーク『モナークシステムをパイロットに移行』

 

トーン『パイロットが搭乗、おかえりなさい』

 

 

モナーク装備

ターボエンジン

適者生存

ワープフォール

 

アップグレードコア

ステージ1 アーク弾

ステージ2 大混乱

ステージ3 XO-16アクセラレーター

 

最強タイタン

ロケットサルヴォ

 

 

多田「おい、アイツら何を始めるつもりだ!?」

 

クーパー『ミリシア迷彩のトーンだ!同士討ちだぞ!?』

 

RV『相手はマイク中尉です。下水処理施設にて戦死したトーン級に乗るパイロットです』

 

クーパー『下水処理施設···ケインを倒したところか』

 

 

暁斗「ルールはなんでもありでいいですよね?」

 

マイク『なんでもありでいい。はじめるぞ!』チュドンッ!

 

暁斗「ズガガガガッ! シュボボボッ!」

 

モナークOS『アップグレードコア、レディ』

 

暁斗「コアを起動」

 

モナーク『アップグレードコア、ステージ1』シュウゥゥッ! ヴォンッ

 

マイク『シールドを張りやがったな!?』シュボボボッ!!

 

 

コアを起動すると強くなるだけでなく、シールドも回復するのか

強いなぁこのタイタン。バンガード級よりも好きかもしれん

 

 

トーン『サルヴォコア、レディ』

 

マイク『コアを起動!』

 

トーン『サルヴォコアを発動』

 

シュボボボボボボボッ!!!

 

暁斗「ヤバいっ!」

 

チュドドドドンッ!!

 

モナーク『エネルギーサイフォンによるシールド増加を推奨します』

 

暁斗「了解!」ピジュンッ!

 

 

次サルヴォコアを打たれたら終わりだ、死ぬ!!

その前に決着をつけたいが、トーンの体力はまだ1/4は残ってる...

 

 

モナーク『アップグレードコア、レディ』

 

暁斗「コア起動!」

 

モナーク「アップグレードコアを起動」シュウゥゥッ!

 

ズドドドドンッ! シュボボボッ!

 

トーン『サルヴォコア、レディ。脱出、脱出』

 

マイク『コアを打ち込めえぇぇ!!』

 

トーン『サルヴォコア、起動』

 

暁斗「させるかァァ!!」

 

モナーク『再武装を駆使し、ブーストを4回使ってください。近付いて倒せます』

 

ズドドドドンッ!! シュボッ!シュボッ!シュボッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュボボボボボボボッ!!

 

暁斗「ッ!?─────」

 

モナーク『プロトコルを検証。プロトコル3 パイロットの保護』

 

暁斗「モナーク!?何をするつもりだ!?」

 

モナーク『パイロット緊急脱出、幸運を』シュボッ!

 

ボオォォォンッ!!

 

 

 

マイク「勝った!勝ったぞ!!SRSに勝った!!」

 

トーン『戦略的勝利、おめでとうございます』

 

マイク「俺がSRSにいた方が良かったんじゃねぇのか?」

 

トーン『SRSは特殊偵察中隊、隠密行動のスペシャリストが選ばれます。パイロットは血気盛んなので向かないでしょう』

 

マイク「わーってるよ、言ってみただけd「ボオォォォンッ!!」」

 

 

『敵タイタンを撃破』

 

「クーパーから支援要請を受けて来たが···間に合わなかったか、暁斗」

 





ワンチャンも1つあるかも?


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来た見た勝った


次の日になっちゃった



 

青葉「なんで皆さんあの鎮守府へ帰るんですか!?皆さんはあの男に騙されているんですよ!?」

 

瑞鶴「騙されてる?どんな風に?」

 

青葉「環境を改善してるのは最初の内だけ、これからまた同じことが起こるんですよ!」

 

瑞鶴「その根拠は何?」

 

青葉「それはぁ!それはぁ...」

 

瑞鶴「あなたはただ提督さんを信用してないだけよ。そんなくだらないことに、巻き込まないで欲しいわ」

 

青葉「な、長門さんはどう思っているんですか!」

 

長門「わ、私か?私は···今の提督について行く。信頼する要素は集まったからな」

 

青葉「ほ、他の皆さんは!?」

 

雪風「雪風はしれぇについて行きます!」

 

摩耶「アタシは···一旦中立かな」

 

青葉「···はっ、皆さんはもう洗脳でもされているんですね」

 

 

「「は?」」

 

青葉「だってそうでしょう?あの人のどこが信用に値するんですか?何も無いでしょう??」

 

長門「青葉!誰のおかげで私たちは入渠ができるようになったと!」

 

青葉「入渠?それがなんですか?どうせ妖精さんを脅してドックを解放したに違いありません」

 

長門「このっ!」

 

 

「そこまでにしておけ!」

 

全員「「!?」」

 

第2バッタオーグ「はぁ、プラーナを圧縮すると怒りやすくなっちまうな···」カチッ

 

シュウゥゥ...

 

鳴山「お前らはここがどこだか分かっているのか?ここは、敵地だ!そこで喧嘩をするとはどういうことだ!!

 

鳴山「お前らは深海棲艦を相手にしている時も同じことをするのか!」

 

長門「うっ」

 

青葉「そ、それは...」

 

鳴山「それにな、入渠ドックは..「カチャリ」!」

 

川尻「第2バッタオーグ、貴様···さては洗脳が解けているな?」

 

鳴山「だったらなんだ?殺すのか?」

 

川尻「当たり前だ、危険因子は全て潰す」

 

 

「鳴山!伏せろ!!」

 

鳴山「!」スッ

 

ドォンッ!

 

川尻「あべあっ!?」

 

川尻「な、何故だ···マイクに負けて死んだはずでは...!?」

 

 

暁斗「死んでない説明してやろうか?オートイジェクトだ。バンガード級のシステムが組み込まれてたおかげで俺は死なずにすんだ」

 

 

だがモナークにそんなシステムはないはず...

まさか手が加えられてるのか??

だとしたら、一体誰が...

 

 

川尻「ぐっ、警備兵ども!全員撃て!!」

 

警備兵達「「りょ、了解!」」

 

暁斗「···」

 

チュドドッ! ズダダダッ!

 

暁斗「よく狙えよ、当たってないぞ」

 

警備兵1「くそっ!くそっ!」ガチャガチャ

 

警備兵2「援護をくれ!弾詰まりを起こした!」

 

警備兵3「た、弾切れだ!」

 

暁斗「もう終わりか?つまらん、心ガッカリだ」

 

警備兵1「撃て!撃てぇぇ!」

 

ズガガガガッ

 

警備兵4「ああああっ!!」

 

警備兵2「まずい!興奮状態でめちゃくちゃに打ってるぞ!」

 

ズダダダッ!

 

摩耶「え..」

 

 

なんでこんな奴が警備兵になれるんだよ!?

頼む!集まってくれ!!

 

 

暁斗「ヴォーテックスシールド!」バッ!

 

シュウゥゥッ!

 

暁斗「返してやるよ!」ググッ パッ!

 

ピシュンッ! シュンッ!

 

警備兵4「がっ!あぁ...」

 

警備兵1「ふぐっ..っあ゙...」

 

警備兵3「っがあぁ゙ぁ゙ぁ゙!?」

 

 

暁斗「残ったのは、お前だけのようだな?」

 

警備兵2「や、やめろ···来るな···!」

 

暁斗「フェーズシフト」バシュッ!

 

警備兵2「なっ!?」

 

川尻「消えた!?」

 

鳴山「どこに..?」

 

 

川尻「ぼさっと立ってないで動け!何のための武器だ!」

 

警備兵2「はっ、はい!!ググッ あ、あれ?」

 

川尻「何をしてる!死にたいのか!?」

 

警備兵2「う、動けな「バシュンッ!」ベチャッ!」

 

川尻「ッ!?あ、悪魔か!?!?」

 

暁斗「フゥーッ···」

 

 

*1インナーピースはやはり体に負荷がかかる...

フェーズシフトが人体に向いてないんだろうな

 

 

暁斗「さて、川尻博士、だったかな?ここから生きて出られる自信はあるかな?」

 

川尻「ひっ!?」

 

暁斗「まぁ、人を勝手に改造しておいて許される訳もなく...」

 

川尻「い、嫌だ!」

 

暁斗「あんたの人生のロウソクはここで消えるんだ」

 

川尻「嫌だァァァ!!ウアァァァァ!!!」ダッ!

 

暁斗「···逃げちまったか」

 

鳴山「おい!追いかけなくていのか!?」

 

暁斗「別に大丈夫だろ」

 

 

外に出ようが、もう既にここは─────────

 

 

 

 

 

 

 

川尻(この扉を出れば外にっ!)ガチャッ!

 

川尻「...え?」

 

スコーチ『ズドオォォンッ! 「あ..プチッ!!」』

 

ボオォォォンッ!!

 

 

──────地獄なんだから

 

 

 

 

 

 

BT『敵タイタンを撃破』

 

クーパー「今誰か居なかったか?」

 

BT『生体反応はありましたが味方のものではありませんでした』

 

クーパー「そうか」

 

BT『脅威を全て排除、戦闘効率評価が上がりました』

 

クーパー「記録の作成頼んだぞ」

 

BT『任せてください』

 

 

暁斗「敵の生体反応消失···一瞬で死んだな」

 

鳴山「暁斗···お前一体..」

 

暁斗「触れないでくれるとありがたいが、どうしてもと言うなら答えるぞ」

 

鳴山「···いや、いつかお前の口から聞きたい」

 

暁斗「!···あぁ、わかったよ」

 

 

俺はいい友に恵まれたようだな

さて、残る問題は..

 

 

暁斗「重巡 青葉、お前には話がある」

 

青葉「な、なんですか、青葉が思うように動かないから解体ですか!?」

 

暁斗「違う、鳴山の改造についてだ」

 

 

暁斗「鳴山は完全にお前の勝手な行動に巻き込まれて改造されたんだ、それについて一言言うことがあるんじゃないか?」

 

青葉「そ、そんなものありませんよ!第一青葉には関係のないはな「ドォンッ!!」ッ!?」

 

パラパラパラ

 

暁斗「今、なんで俺が壁を破壊できたと思う?」

 

青葉「あ、あなたがパイロットとかいう化け物だからじゃないですか?」

 

暁斗「違う、オーグメントになったおかげでプラーナを圧縮していなくてもいつもの倍の力が出るんだよ。そして鳴山は俺よりも出る力が強い」

 

暁斗「つまり、日常生活に支障をきたすレベルだ。茶碗は持っただけで割れるだろうし、箸で物を掴めば箸が折れるだろう..」

 

 

暁斗「もうハッキリと言おう。青葉、お前は鳴山という一人の人間から普通の人生を奪ったのだ」

 

青葉「人生を、奪った..?青葉が..?」

 

暁斗「深く、考えるんだな」

 

ボオォォッ

 

RV『パイロット、搭乗を推奨します。下で多田中佐、川田少尉、クーパーが待っています』

 

 

なんで川田までいるんだ??クーパーが呼んだのか?

まぁいいや、今度みんなにはお詫びをしなきゃだな

 

 

暁斗「あぁ。鳴山、乗れ」

 

鳴山「俺が!?」

 

暁斗「嫌ならこっから飛び降りるか?」

 

地面(ここまでビル5階分の高さなり)

 

鳴山「···乗ります」

 

 

暁斗「長門達は階段を使って普通に降りてこいよ〜」バッ

 

瑞鶴「飛び降りてった..」

 

長門「きっと大丈夫なんだろう。うん」

 

長門「とりあえず青葉は私が担いでいく」

 

瑞鶴「ありがとう、長門さん」

 

雪風「力持ちですね!」

 

長門「そっ、そうか?」テレッ

 

 

 

暁斗「さて、報告としましょう」

 

クーパー「敵タイタンは総勢120機、イオンからモナークまで総動員だ」

 

多田「なかにはミリシア迷彩のイオンとトーンもいたぞ」

 

川田「味方が敵になるなんてな..」

 

暁斗「まぁ、ヤバいやつらの寄せ集め集団でもあるしな。フロンティア戦争がないなら、元々やってたことをするわな」

 

 

実際に悪事働いてたのにミリシア軍で働いてる奴を見かけたことあるし

珍しいことではなかったな

 

 

多田「これからはそいつらに対する対策も必要だな」

 

クーパー「下手したらSRSもいるかもしれないしな」

 

暁斗「そこはもう、徹底的に潰すしかないだろうな」

 

川田「だな···お、日の出だ」

 

鳴山「ああ、綺麗だな」

 

多田「オールした気分になっちまう..」

 

クーパー「これが日の出なのか..」

 

暁斗「綺麗だな パシャッ」

 

川田「お、後でその写真くれよ」

 

暁斗「いいぜ」

 

 

 

 

 

 

 

パイロット ログ26

正月以外の日の出を初めて見た。正月じゃなくても日の出は綺麗なもんだな···今度はみんなで正月に初日の出を見たいな

ログ以上

 

*1
タイタンフォール2のパイロットの処刑技の1つ。個人的に一番好きだか1番グロいとも思っている





最後のパイロットログは不定期で入れてくつもり


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ぬかりねぇな


自己推薦に受かりました
これからもっと小説あげます(多分)



 

暁斗「中佐、このバイクで鎮守府まで送りますよ」(サイクロン号改跨り)

 

多田「いやぁ、そのバイクはちょっと...」

 

暁斗「じゃあ自分の足使って帰ってください」

 

多田「やっぱ乗ります乗らせてください」

 

 

 

暁斗「あ、鳴山は俺に着いてきてくれ」

 

鳴山「なぁ、俺はバイクの免許なんて持ってないだぞ??」

 

 

このバイクに免許なんて必要なのか??

ま、変形してからギアをあげた記憶なんてないし、オートマだろ

 

 

暁斗「大丈夫だ。通常形態じゃない方ならオートマだから」

 

鳴山「ホント日本刀^〜?」

 

暁斗「はい、信じて」

 

 

 

BT『パクリを検知』

 

クーパー「どこでそんな言葉を覚えるんだ...??」

 

 

 

暁斗「いいか鳴山、チキらずに吹かせよ」

 

鳴山「え?」

 

暁斗「まずそこのスイッチをONの位置に動かせ」

 

鳴山「こうか?」カチッ

 

ガチャガチャッ!

 

鳴山「うぉう?!」

 

ガチッガチンッ!

 

暁斗「後はアクセルをひねるだけ···あ、空飛ぶからなこのバイクで」

 

鳴山「???」グイッ

 

ボオォォォォンッ!!!!!!

 

鳴山「くぁwせdrftgyふじこlp?!?!」ビュンッ!!

 

暁斗「あ〜あ」

 

 

もう少し早く言えばよかったかな?

まぁ、大丈夫でしょう

 

 

暁斗「中佐、覚悟の準備は」

 

多田「出来てる」ガックガクガク!!

 

暁斗「ならスロットル全開!!」

 

多田「ヒョッ」

 

 

(音速超えた為効果音なし)

 

 

暁斗「鳴山!落ち着いてアクセルを戻せ!」

 

鳴山「どど、どうやりゃいいんだよよよ!?」

 

暁斗「捻ってるハンドルを戻すんだ!」

 

鳴山「こうか?」パッ

 

暁斗「ちょ、バッカお前何してんの!?!?」

 

鳴山「え?あ」ヒュウゥゥゥッ!

 

 

あぁ、自由落下が始まった

もう知らね、俺に責任は無い

······はず

 

多田(おそら、きれい)

 

 

 

暁斗「そうだ、グランドにダイナミック着地をしよう」

 

多田(あさひ、きれい)

 

 

鳴山「俺はしっかりと道路を使っていくことにした」(国道を400kmオーバーで走行)

 

『それが安全を考えるってことだぞ鳴山』

 

鳴山「あれ?俺、後ろに誰か乗せてたっけ??」ゾワッ

 

 

 

暁時雨「なんだか音がしないかい?」

 

山城「戦闘機のような音がするわね」

 

暁斗「おどきなさぁぁぁぁい!!!」

 

全員「「!?!?」」

 

暁斗「ふんっ!!」

 

ドッスンッ!!!

 

暁斗「あ〜楽しかった」

 

多田「ダラー」ピクピクッ

 

大和「提督ー!?」

 

 

これぐらいで気絶するなんて、有り得ませんね

パイロットならばもっと恐怖心に強くなければ

 

 

ボオォォォッ!!!

 

暁斗「何だこの音..」

 

鳴山「止めてくれぇぇぇ!?!?」

 

多田「(白目)」ガクッ

 

暁斗「ヘシンッ!」ピギュイィィンッ!

 

ガンッ!!!

 

鳴山「ほ..」

 

暁斗「片手一本で止められるのか、時速数百キロのバイクを···凄いなこの腕」

 

野元(なんか予想よりもパワーを発揮してるんだが??)

 

櫻田(あれこれ結構やばい人を改造したのでは??)

 

 

暁斗「いいか鳴山、お前はさっきから0か100の選択肢しか選んでない。50という選択肢を忘れるな」

 

鳴山「半分捻るってことか?」

 

暁斗「そうだ」

 

鳴山「半分ってどれくらいだ?」

 

暁斗「一回限界まで捻ってみろ」

 

鳴山「おう」グイッ

 

 

結構いくな..

手首柔らかかったのか、鳴山

テニスよりバドミントンでもしてた方が良かったんじゃねぇか?

 

 

暁斗「じゃあこんぐらいが妥当だな」ググッ

 

鳴山「へ〜」

 

暁斗「さて、時雨〜扶桑〜帰るぞ」

 

「すまないが、そうはさせない」

 

暁斗「ガングート、この2人は俺の鎮守府所属なんだけど?なに?そうはさせないって」

 

ガングート「この2人をお前の鎮守府に返すわけにはいかない。これからこの舞鶴鎮守府は艦娘だけの鎮守府になるんだ」

 

ガングート「そのためにもその2人はここに置いていってもらおう、痛い目を見る前にな」

 

 

暁斗「???^〜」

 

多田「いやぁ〜知りませんかぁ」

 

鳴山「多分、知らないんじゃないですかね」

 

ガングート「何の話だ?」

 

多田「鎮守府ってのは提督がいなければフル稼働が出来ないし、艦娘の力もダウンする」

 

多田「出せる力は···ま、普段の1/4だな」

 

鳴山「それに妖精も装備妖精以外はいなくなる」

 

暁斗「それプラス···大本営に支援を要請することも出来ない」

 

 

まぁ、提督の居ない鎮守府が崩壊しても大本営にとってはどうでもいいことらしい

 

艦娘の命を軽視してるやり方だと思うがな

 

 

ガングート「なっ..!?」

 

暁斗「そういうわけで。時雨と扶桑は渡せない」

 

暁斗「あ、さっき痛い目に合わせるとかぁほざいてたな?」

 

ガングート「そ、それがどうした!」

 

暁斗「上等だ、何時でもかかってこいよ。俺はずっと待ってやる」

 

ガングート「ならば今っ!」

 

多田「そろそろ始業時間だ、やるなら今度にしろ」

 

 

0600か···結構経ってたな

 

 

暁斗「じゃ、俺らはこれで」

 

鳴山「中佐殿、ご武運を」

 

多田「お前たちもな」

 

 

 

暁斗「さて、今日の運営を始めるぞ」

 

鳴山「グゥ」

 

川田「グゥ」

 

クーパー「グゥ」

 

瀬戸雪「何があったの??」

 

暁斗「グゥ」

 

未来「どーゆう状況ー!?」

 





戦闘したし寝るのはしょうがない、はず


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あーたーらしーいーあーさがきた


北海道が異常気象に見舞われてるや
地球温暖化のせいかな??



 

暁斗「まずは朝礼か..」

 

鳴山「寝させてくれぇ..」

 

川田「水、水浴よう..」

 

ジャバババババッ!

 

鳴山「あ〜^最高だぁ」

 

暁斗「眠気さっぱりだ」

 

クーパー「この水すごく冷たいな..」

 

川田「マジックパワーで冷たくなってるんだよ」

 

 

マジックパワー(能力)乱用ダメ絶対

 

 

 

暁斗「ドアノブを触った時に起こる静電気、指先だと痛いけど手のひらだと痛くないらしいから冬のドアノブは手のひらが先に触れるようにしましょう」ガチャリ

 

長門「総員、提督に敬礼!」

 

暁斗「直ってよし。今度から敬礼は省く」

 

暁斗「えーと、今日の日程を話していく。朝礼後は朝食を食べて演習に挑んでもらう、今日の出撃は遠征のみとする。緊急時の出撃はあるけどな」

 

暁斗「質問があるやつは挙手··いないな。じゃ、朝食を食べるか」

 

鳴山「め〜し飯♪」

 

暁斗「鳴山、覚悟の用意はいいか?」

 

鳴山「え?な、なんの覚悟だ??」

 

暁斗「飯食ったらわかる」

 

鳴山「お、おう?」

 

 

暁斗「カツ丼で」

 

鳴山「和食セットで」

 

間宮「はーい!」

 

ジュワアァァッ!

 

 

あ〜^^

いい音だねぇ

主はこの前カツ丼で火傷してたけどね

 

熟練搭乗員「お風呂のお湯よりも熱かった」

 

 

間宮「はいどうぞー!」

 

暁斗「よしゃー、いただきまーす」

 

鳴山「いただきます!」

 

パクリンチョ

 

鳴山「···むぇ、味しない..」

 

暁斗「あぁ、しないな」パクパク

 

鳴山「なぁ、味しないのって..」

 

暁斗「オーグメントになったからですね」

 

鳴山「えーん..」

 

 

元々食事については栄養さえ摂取出来ればいいと考えていたが

味がないとこんなにも楽しくないのか..

こうなってくると味覚のありがたみを感じる

 

 

暁斗「改造した奴らによると、俺らは大気中にある圧縮された他生命のプラーナを吸収してるから食事いらずらしい。便利だがつまらない体になったな」

 

鳴山「腹減らないのもそれが理由か?」

 

暁斗「多分な」モグ

 

暁斗「さて、これを聞いたお前はどう思う?

 

 

 

 

暁斗「青葉」

 

青葉「···」

 

鳴山「暁斗、もう青葉は嫌でも分かっているはずだ。もうやめろ」

 

暁斗「いや、最低限謝罪はしろ。人としてな」

 

鳴山「あき「···なさ、い」!」

 

 

 

青葉「ごめ、なさいっ!本当に、ごめんなさい!!」

 

鳴山「···いい、俺は気にしない」

 

暁斗「さて、謝罪も済んだ···工廠妖精」

 

工廠妖精「旦那ァお呼びですか?」

 

 

コイツふざけてやがるな

こんな空気の中よくふざけられるな

 

 

暁斗「味覚を失ったんだが元に戻せるか?あと普通に提督と呼びなさいよアンタ」

 

鳴山「え!?」

 

工廠妖精「治せないこともないですけど···報酬は?」

 

 

さて、報酬は何がいいか..

どうせなら調理するやつがいいな

 

そうだ自室の冷蔵庫にチョコレートが入ってたはずだ!

足りない材料を後で買ってきてガトーショコラ作ろう

 

 

暁斗「···ガトーショコラだ」

 

工廠妖精「やります。ただ1人だけです、疲れるので」

 

暁斗「やり方さえ教えてもらえれば俺は自分でやる」

 

工廠妖精「えっとーカクカクシカジカ モニョモニョモニョ」

 

暁斗「ふむ···で、ブツは?」

 

工廠妖精「ここに」つ(紐のようなもの)

 

暁斗「ありがとう」

 

工廠妖精「鳴山さんは私について来てくださーい」テテテー

 

 

 

暁斗「間宮、砥石はあるか?」

 

間宮「は、はい」つ(砥石)

 

暁斗「ジャコジャコ」

 

川田「いきなりデータナイフ研いで何すんだ?」

 

暁斗「ジャコジャコ よし、こうするんだ」ザクッ!

 

全員「「!?!?」」

 

川田「自分の顔切ってどうするつもりだよ!?」

 

暁斗「まぁ落ち着けって」サクサク

 

クーパー「グッrrrrrrロ!」

 

 

ちなみにすごく痛い。麻酔してないから当たり前だけど

 

 

暁斗「ここまで切ったら、こいつを」つ(紐のようなもの)

 

瀬戸雪「それを?」

 

暁斗「突っ込む」

 

グチッ!!

 

吹雪「キュウ..」バタリ

 

長門「ふっ、吹雪ー!?」

 

叢雲「今の音で限界に達したわね、私もそろそろキツイけど..」

 

 

 

暁斗「ん、良さそうだな。変身」

 

ピギュイィィンッ!

 

武蔵「き、傷口が塞がっていく..!?」

 

暁斗「サスサス 完璧に治ったな」カチッ

 

シュウゥゥゥ..

 

 

暁斗「さーってと パクッ うんまっ!」ガツガツ

 

全員「「ボーゼン」」

 

暁斗「···お前ら飯食わないと冷めるぞ?」

 

全員「「お前のせいで食欲0だよ!!」」

 

暁斗「え、えぇ..?」

 

 

俺のせいなのか?そうなのか??

···これがぴえんってやつか

 





今回はこれでおわおわり


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タイトルが思いつかなかった


旅行したい



 

暁斗「それじゃ、演習準備にかかれ!」

 

艦娘たち「「了解!」」

 

 

 

鳴山「はー、美味い飯が食えてよかった〜」

 

暁斗「そうだな..」

 

鳴山「どうした?元気ないな?」

 

暁斗「自分で味覚治したらさ、皆から怒られたんだよ..」

 

鳴山「えぇ..?何があったんだよ」

 

暁斗「食堂で治してたんだけどさぁ..?」

 

鳴山「うん、120%お前が悪い」

 

暁斗「話を遮るほど俺が悪いのねぇ..」

 

 

 

川田「第一艦隊と第二艦隊の演習が始まるぞ」

 

暁斗「えー、編成は..」

 

 

[第一艦隊]

空母 赤城 旗艦

空母 加賀

戦艦 榛名

重巡 摩耶

駆逐艦 夕立

駆逐艦 吹雪

 

[第二艦隊]

空母 翔鶴 旗艦

空母 瑞鶴

重巡 羽黒

軽巡 北上

軽巡 大井

駆逐艦 初月

 

 

 

暁斗「···」

 

川田「頭を守れるものあるか?」

 

鳴山「んなもんねぇよ」

 

瀬戸雪「orz」

 

暁斗「ちょっとした事で衝突するおこちゃま2人かぁ..」

 

未来「お兄ちゃん、マイク繋がってるよ」

 

暁斗「えっ、あぁ···ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッ!!!!」

 

 

 

加賀「頭にきました」ググッ

 

赤城「か、加賀さん!?抑えてください!」

 

 

瑞鶴「翔鶴姉、提督さんを爆撃しても誰も怒らないよね?」ググッ

 

翔鶴「ず、瑞鶴!?お、落ち着いて!?ね!?」

 

 

 

暁斗「勝った方にボコす権利をあげよう、そうしよう」

 

未来「助かる道を探せれなかったんだね..」

 

 

 

危なくなったらやり返すだけだもん..

正当防衛になるはず···だよな???

 

熟練搭乗員『何されても自業自得ってやつさ』

 

口は災いの元ってこの事を言うんだろうなぁ

 

 

 

暁斗「演習、始め!!」

 

ドオォォォォンッ!!

 

川田「やばいコカ^〜」

 

 

 

赤城「加賀さんは偵察機を発艦、摩耶さんは敵航空機に備えてください!」

 

2人「「了解!」」

 

 

翔鶴「瑞鶴は攻撃隊の発艦準備を、初月さんは敵航空機の撃墜をお願いします!偵察機は私が!」

 

2人「「了解!」」

 

 

 

暁斗「···」ジッ

 

鳴山「どうした?らしくもない顔してよ」

 

暁斗「ちょっと、な···」

 

鳴山「川田たちは?」

 

暁斗「第三、第四艦隊の演習を見に行った」

 

鳴山「なるほど」

 

 

暁斗「鳴山、お前が気になってる俺について、今話すか?」

 

鳴山「···お前が良いなら」

 

 

暁斗「あまり詳しくは言えないが···まず、俺は人生2周目だ。何となく察してるかもだが」

 

鳴山「じゃなきゃおかしいことが多いからな」

 

暁斗「前世でも、俺は戦争に参加してた。自分たちの惑星を、故郷を守るために」

 

暁斗「前世の世界はな、今よりも化学が進んでるんだ。そして、技術も同様に」

 

鳴山「お前が使ってるタイタンってのは..」

 

暁斗「前世の戦争はフロンティア戦争と呼ばれていた。その戦争ではタイタンは殺戮兵器だった」

 

鳴山「殺戮..」

 

 

 

 

 

暁斗「相手が深海棲艦のような化け物ならどれほど良かっただろうか···相手は人間なんだ、同じな」

 

 

 

 

 

暁斗「俺の最後の任務は敵が惑星ごと破壊しようとしてるから止める。ここまでが俺が生きていたころの話だ」

 

鳴山「···死んだ、のか?」

 

暁斗「数の暴力には勝てん」

 

暁斗「一瞬の気の緩み。たったこれだけで死ぬんだ」

 

 

暁斗「だからこそ、あいつらには生きて戦争を終えて欲しい。そのためにも強くしなければいけない」

 

鳴山「ごもっとも、だな」

 

 

暁斗「後は、タイムスリップの話か」

 

鳴山「···何してんだ、お前」

 

暁斗「俺にもよくわからん」

 

暁斗「ああやって戦闘機どうしが空戦をしてると思い出してくる..」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(1942年 ラバウル)

 

 

暁(暁斗)「ここがラバウルか···火山があるのか、綺麗な景色だなぁ」

 

杉浦「結構頻繁に噴火するそうですよ?」

 

暁「そうなのですか?」

 

杉浦「はい、ラバウルに同期がいるので、文通で聞いていたんです」

 

 

 

大隊長「三島暁一飛曹、君は私の隊の小隊を率いてもらう。まぁ小隊長だ。頑張りたまえ」

 

暁「はっ!!精進いたします!!」

 

 

隊長クラスは機体に線が描かれるらしい

だからなんだという話だが、特別感あって俺は好きだ

 

俺のじいさんも小隊長に任命されていた

まぁ、妥当だろう。戦闘機乗りとしての腕が良いからな

 

俺の小隊の隊員は俺、杉浦、豊橋の3人だった

杉浦からは「流石にもう敬語は使えませんよね??」と言われた

 

別にいいじゃん..

 

じいさんの隊に俺よりも先にラバウルに来ていてる人がいてラバウルについて色々教わった

 

おかげで空戦での苦はなかった

戦い方も相まって被弾もほぼ無かった

 

 

 

 

だがある日、友軍が出来たばかりの飛行場で殲滅されたと報告があった

これがガダルカナル島の戦いのきっかけだ

上官はこの戦いを弔い合戦と言い、搭乗員達を奮起させた

 

 

皆、やる気になった。一部を除いて

 

 

 

 

暁「ラバウルがここで」

 

祖暁斗「ガダルカナル島がここか」

 

暁「およそ560海里ってとこか..」

 

 

 

 

 

2人「「無謀だな、まともに戦えん」」

 

 

 

荒木「お前ら、今なんと言った!!」

 

暁「荒木一飛曹、ガダルカナルまでは560海里」

 

祖暁斗「お前はまともに戦うことができるのか?」

 

荒木「このッ!」ブンッ!

 

ドカッ!!

 

暁「っ!!」

 

荒木「士気が下がる!!二度はないぞ!!」

 

祖暁斗「ちっ..」ヒリヒリ

 

 

 

杉浦「しょ、小隊長!何故あんなことを..」

 

暁「ガダルカナルでの空戦は持って10分···それ以上は帰還のための燃料が持たない」

 

杉浦「じゅっ!?」

 

暁「ガダルカナルまで敵機を警戒しながら行くんだ。これだけでも疲れは凄い。そこに空戦が入れば..」

 

杉浦「油断が生まれて落とされる..」

 

暁「隊の中で懸念すべきは豊橋だ。あいつは米軍機と戦いたいらしいが···それが足を引っ張って周りが見えなくなる。今回の戦いは不向きだろう」

 

杉浦「確かにそうかもしれませんね..」

 

暁「無茶な命令は勘弁だな」

 

 

 

俺の隊は最初の出撃には選ばれなかった

 

帰還してきた零戦は少なかった、一式陸攻もだ

坂井一飛曹はフラフラな飛行で帰還した

 

その光景を見た俺は命の危機を感じた

ベテランの搭乗員達がこの有様で俺が生き残れるか?

この出撃はほぼ片道切符

 

相手は数で押してくる上に直接の戦闘を避け始めた

上空からの奇襲攻撃が多くなった

 

次の出撃は自分かもしれないという恐怖が隣にいた

 

そしてその恐怖は早くも現実になった

 

 

2度目の出撃は俺の隊も入っていた

 

俺は息ができなかったよ、こんなにも早く来るものなのかと

覚悟を決めて

零戦に乗ってスロットルをフルにした

 

その時───────────────────

─────────────

 

 

 

 

 

 

ウウゥゥゥーーーーッ!!!

 

暁斗「人が昔話をしてるってのに..」

 

大淀「て、提督!敵航空機が接近しています!指示を!!」

 

暁斗「住民に避難指示は?」

 

大淀「既に出しております!」

 

暁斗「近くに敵艦隊の反応は?」

 

大淀「そ、それが..」

 

暁斗「反応無し···?てことはレーダーの範囲外か···動けるものを集めて出撃、重巡や軽巡に観測機を搭載するように」

 

大淀「りょ、了解致しました!」ケイレイ

 

 

鳴山「問題発生だな」

 

暁斗「早く防空壕に逃げろよ、死ぬぞ」

 

鳴山「お前はどうするんだ?」

 

暁斗「射的してくる」

 

鳴山「射的ね···期待してるぜ」

 

暁斗「任せろ、両手に抱える程の量を落としてやる」

 

 

[タイタンフォールは準備中···]

 





キリが悪かったかなぁ


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そっそっそうだよ(便乗)


高校入学って、沢山お金がかかりますねぇ



 

暁斗「敵機が来るまでの時間は推定10分少々···タイタンフォールはギリギリか..」

 

クーパー「なぁ、タイタンの攻撃は深海棲艦に通用するのか?」

 

暁斗「する、なぜかは分からん」

 

クーパー「タイタンッテツヨイナー」

 

 

まぁタイタン兵器なんて人を消し飛ばせるからな

人間と同じ形大きさの深海棲艦も消し飛ぶんだろ

 

 

クーパー「そういえば敵航空機が来てるんだろ?この通りにタレットを作れるか?」

 

暁斗「出来るが···こんなタレット見たことないぞ」

 

クーパー「ラストリゾートか使ってるタレットだ、ドローン迎撃にすごく役立つから、今回みたいな事に使えるんじゃないか?」

 

暁斗「らすと、りぞーと?」

 

クーパー「あぁ、6-4部隊は覚えてるか?」

 

暁斗「6-4···ベアがいる部隊だったよな?」

 

クーパー「そうだ。6-4のドロズとデービスは?」

 

暁斗「覚えてる」

 

クーパー「その2人が6-4から抜けてラストリゾートという勢力を作ったんだ」

 

暁斗「敵対か?」

 

クーパー「いや、友好だ」

 

暁斗「そうか、そりゃいいな..」

 

 

6-4部隊のドロズとデービスが勢力を立ち上げたのか..

 

あれ?アイツらって指揮できるぐらい頭良かったっけ···

その勢力やっていけてるのか..??

 

 

(プレイヤーの腕さえあればやって行けるフロンティアディフェンス、対人疲れた人は是非プレイしてみてね)

 

 

暁斗「ふぅ、こんなものか。置くの手伝ってくれ、この量な」つ30個ほどのタレット

 

クーパー「そんなに配置する!?」

 

暁斗「気づいたら100個作ってた」

 

クーパー「無意識で100個作れるものじゃねーだろ、これ」

 

 

暁斗「こことここに···よし」

 

クーパー「これ間に合うか?」

 

暁斗「あ、ここに*1ADS置いておくか」カチッ

 

クーパー(また見たことの無いものが..)

 

暁斗「さぁ、どんどん設置しちゃうぞい」

 

 

(2 minutes later)

 

 

暁斗「設置完了、敵機襲来予想時間まであと3分」

 

クーパー「ゼーハーハー..」

 

 

RV『パイロット、タイタンフォールの準備が完了。要請を待ちます』

 

暁斗『今すぐ来てくれないと困る』

 

RV『了解』

 

 

暁斗「タイタンフォール、スタンバイ!」

 

ボッ! ボボオォォォッ!

 

ズドオォンッ!!!

 

RV「パイロット、ロードアウトはリージョンでよろしかったでしょうか?」

 

暁斗「バッチリだ!ハッチ開けろ!」

 

RV「パイロット操縦へ移行します」プシューッ ガキョッ!

 

暁斗「何今の音···ハッチのどこかひん曲がってね..??」

 

RV「パイロットはタイタン使いが荒いので有り得ます」

 

暁斗「ごめんて..」

 

 

今度整備する時は隅々まで、だな

精密機械だからバラすの怖いけど

 

 

RV「パイロット間もなく敵機が視認可能です。準備を」

 

暁斗「出来てるよ、とっくの前に」

 

RV「·····来ます」

 

暁斗「ひょえぇぇ···何機いるか数えらんないぜ..」

 

RV「推定200機です。コアを効率よく使えるよう戦闘してください」

 

暁斗「おけー···照準が整い次第撃つぞ」

 

RV「既に数十機捉えています」

 

 

そういうのは、もっと早く、言おうぜ

死んじゃうよ、俺

 

 

暁斗「撃て!撃ちまくれ!!」

 

RV「ズドドドドドドドドドドドドッ!!!」

 

深海棲艦爆s「「ボオォンッ!!」」

 

 

タレット(ワイも仕事するやで、フロンティアディフェンスだとすぐ壊れるけど、この職場では輝くんや!)チュドドドドンッ!!

 

深海棲艦戦「ボカァンッ!!」

 

タレット(└( ・´ー・`)┘)

 

深海棲艦爆「ブゥゥンッ!」ピンッ ヒュルルル..

 

タレット(\(^o^)/)

 

ADS(おん?やんのかオメェ!)シュボッ!!

 

爆弾(ぎょえぇ!・・・)シュンッ

 

タレット(どこに消えたのか不思議やなぁ..)

 

 

RV「スマートコア、レディ」

 

暁斗「コア使用!」

 

RV「スマートコアを発動」ズドドドドッ!

 

深海棲艦戦(爆)s「「「「ボッカァァンッ!!」」」」

 

 

暁斗「きたねぇ花火だ」

 

RV「お見事、脅威を排除しました」

 

暁斗「お疲れ様、RV」

 

RV「パイロットもお疲れ様です」

 

暁斗「さて、後は皆んなの帰還を待つだけか..」

 

RV「では、私は保管場所へ戻ります」

 

暁斗「今度整備するから準備しとけよー」

 

RV「了解です」

 

 

報告がまだ来てないからなぁ..

苦戦しているのか、それとも..

 

だあぁぁっ!暗いこと考えんのはやめだ!

今はただ無事を祈るだけ!

 

*1
ここではアクティブ ディフェンス システムのことを指す。R6Sのイェーガーの固有アビリティで投てき物を無効化することが出来る。似たようなものでワマイのマグネットがあるが、マグネットは無効化まではできない





最近、PSとSteamでシージが安売りしてるとか
新規と初心者は中級者か上級者と一緒にやると、このゲーム続けられます
野良はキツいっす、理不尽な死に耐えられません


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ウソノウソハホント


高校始まる

実感ありません

お気に入り100人行ってました!投稿した後に気づきました..
いつも、ありがとナス!



 

暁斗「回収、回収···100個もあると大変だ..」(大後悔)

 

 

こーれ腰がすごく痛くなるやつです

筋肉痛あるかもよ

 

 

長門『提督!応答願う!!』

 

暁斗「こちら提督だ、どうした」

 

長門『敵の艦隊に見たことの無い深海棲艦が発見された!』

 

暁斗「新種!?」

 

長門『いつ会敵するか分からない!指 ブツッ····』

 

暁斗「どうした?応答しろ!」

 

無線『······』

 

 

新種の深海棲艦、無線の異常は何か関係が..?

 

 

海峡夜棲姫『それ、姫級の仕業よ』

 

暁斗『姫級!?鎮守府近海で姫級とかバグにも程があるでしょぉ!?!?』

 

海峡夜棲姫『確かにそうね···何か理由があっての行動かしら』

 

 

暁斗『姫級って、強い?』

 

海峡夜棲姫『今の呉鎮守府の艦娘たちじゃ到底かないっこないわよ』

 

暁斗『とーても強いんですね分かります』

 

海峡夜棲姫『海の上じゃあなたよりも強いかもしれないわ』

 

 

なん、だとッ·····!?!?

 

 

暁斗『····ホント日本刀?』

 

海峡夜棲姫『ホント日本刀』

 

暁斗『·······』冷や汗タラリ

 

海峡夜棲姫『あら、さすがのあなたでも怖いの?』

 

暁斗『*1誰が姫級なんか。姫級なんか怖かねぇ!ヤローオブクラッシャー!!』

 

海峡夜棲姫(平常運転ね..)

 

暁斗『だが、これから変装して海域まで···間に合わん気がする』

 

海峡夜棲姫『バケツを取りに行った時に使った銃は?』

 

暁斗『プラズマレールガンか···あいつらの動きが全部分かれば誤射なく打てるんだが..』

 

 

RV『映像なら既に繋げる準備は完了しています』

 

暁斗『なんでもお見通しかぁ···怖い』

 

海峡夜棲姫『じゃ、やってきたら?』

 

暁斗『おう、考えてくれてありがと』

 

海峡夜棲姫『どういたしまして』

 

 

暁斗「屋上から伏せて撃つか」ヨジヨシ

 

 

熟練搭乗員(ヨジヨジ····!?)

 

 

暁斗「ふぅ。じゃ早速···ん??」

 

川内「スピースピー」

 

暁斗「···は?」

 

川内「スピースピー」

 

暁斗「···は??」

 

 

こいつッ!演習サボって寝ていやがった!!

ギルティ!!!こいつはお仕置が必要だァァ!!!!

 

 

暁斗「その前に、こいつの顔にこれを張りつけて..」

 

[海域から離脱すべし]ペタッ

 

暁斗「起きろクソボケェェェ!!!」グワッ!

 

川内「て、敵襲!?!?」

 

暁斗「ホームランバットォォ!!」

 

カキーンッッッ!!!!!!!

 

川内「うわああぁぁぁぁああッ!?!?」ピューンッ!!

 

 

[New record !]

 

 

暁斗「野球選手になれるかも?」

 

熟練搭乗員「ホームランバットはスポーツマンシップ的にどうかと..」

 

暁斗「スポーツマンシップなんて俺にあるわけないだろ!」

 

 

スポーツをする皆はしっかりとスポーツマンシップを持ち合わせよう

 

 

暁斗「サイトの倍率魔改造しちゃうよ^〜」

 

サイト(1500倍でっせ)

 

暁斗「カメラで見て見ましょう」

 

 

妙高「な、なぜ川内さんが空から..」

 

天龍「そういえば演習のとき、居たか?」

 

妙高「···いませんね」

 

天龍「サボった罰だろうなぁ..チビ達の話じゃ艦娘を軍人としてみてるって言ってたし」

 

霧島「第3の派閥誕生ですかね?」

 

天龍「どうでしょうね?」

 

長門「口より体を動かせ!当たらなくてもいいから離脱しながら撃ち続けろ!」

 

全員「「了解!」」

 

 

軽巡棲姫「ヲ級サン、艦載機ハ?」

 

ヲ級flagship「ソ、ソレガ全滅..」

 

軽巡棲姫「···ハ??」

 

ヲ級flagship「艦載機カラノ最後ノ連絡ハ『初確認ノ対空砲火有リ、精度高シ』ト..」

 

軽巡棲姫「···」

 

ヲ級elite「コチラノ艦載機ハ『巨大ナロボットニヨル迎撃デ部隊半壊』ガ最後の連絡デシタ..」

 

軽巡棲姫「巨大ナロボット···ウッ!」ズキッ

 

 

──────────────────

 

「俺の命令に背けばこの、『タイタン』で踏み潰すか、握り潰す!!肝に銘じておけよバケモン兵器共!!」

 

「お前、いい女だな···今日の夜、1人で執務室に来い。今日の夜伽はお前に決定だ○○」

 

憎い···憎イ···ニクイ····憎いイ憎イ憎イ憎イ憎イッ!!

ニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクイッ!!!───────────────

 

 

軽巡棲姫「ウ゛ゥッ!!」ズオォォッ!

 

ヲ級flagship「コ、コレハ不味イノデハッ!?」

 

ヲ級elite「死ヌシカナイネ^〜」

 

ズパァンッ!!!

 

軽巡棲姫の艤装「ギイィィィッ!?!?」ボンッ!!

 

軽巡棲姫「クッ!?」

 

Do not leave these waters.(この海域から出るな)

 

ヲ級flagship「ダ、誰ダッ!?」

 

ヲ級elite「無線カラ!」

 

軽巡棲姫「グッ、ウゥッ..!」

 

 

 

 

 

(軽巡棲姫の精神の部屋)

 

軽巡棲姫「ここは..」

 

「あら、目覚めるなんてね」

 

軽巡棲姫「貴方は..」

 

海峡夜棲姫「海峡夜棲姫、1人だけだから壊ってことになるのかしら」

 

軽巡棲姫「ひ、姫級!?」

 

海峡夜棲姫「あら、貴方も姫級よ?」

 

軽巡棲姫「えっ..?」

 

海峡夜棲姫「恐らく目覚めたばかりで記憶が無いのね。貴方は轟沈して、深海棲艦になったのよ」

 

軽巡棲姫「わ、私が···深海棲艦..?」

 

 

え、だって私は..アエ?轟沈、シタ..?

 

 

海峡夜棲姫「いい?身体を取り戻したいのなら、負のあなたを倒すしかない。やると言えばここに負のあなたが落ちてくる」

 

軽巡棲姫「···」

 

海峡夜棲姫「あ、他にも二隻居て、そっちの方もやってるから、やるなら急いで頂戴」

 

 

負の私を倒せば···身体が返ってくる···そうすれば···

姉さんに、○○ちゃんにまた、会える?

 

 

軽巡棲姫「..ます」

 

海峡夜棲姫「···大きな声で意志を表明しなさい!!」

 

軽巡棲姫「やります!!負の私を倒して、みんなの元へ帰ります!!」

 

海峡夜棲姫「よし···やりなさい!」

 

 

そういえばここには私と海峡夜棲姫さんしかいないのに..

一体誰が裏の私を..?

 

 

「お前の居場所は表ではなく、裏だァァ!!」ブンッ

 

軽巡棲姫(裏)「キャアァァッ!?!?」

 

軽巡棲姫「あの人はッ!?」

 

海峡夜棲姫「気にしてる暇なんかないわ!決闘よ!!」

 

軽巡棲姫「はっ、はい!!」

 

軽巡棲姫(裏)「コノッ!目覚メタノカッ!!」

 

「アシストはしてやる!アシストはな!!」

 

軽巡棲姫「誰かは分かりませんが、ありがとうございます!」

 

軽巡棲姫(裏)「コノッ!!」ブンッ!

 

「ガシッ」

 

軽巡棲姫(裏)「ナニッ!?」

 

軽巡棲姫「よく...狙って!」ドォーンッ!!

 

「ヘアッ!?」

 

軽巡棲姫(裏)「クチオシヤ...ニクラシヤ...!」ズズズ...

 

 

勝った??勝てたの?

 

 

軽巡棲姫「わ、私、勝てたんですか?」

 

海峡夜棲姫「ええ、その通りよ。近く、あなたは目覚めるわ」

 

「空母二隻も終わったから任務完了!」

 

軽巡棲姫「あ、あの!あなたのお名前は!」

 

「俺は呉鎮守府の提督、名前は伏せとくよ」

 

軽巡棲姫「く、呉鎮守府??も、もしかして提督が変わりました?」

 

「そ、前任は地獄の*2炎の山にいると思う」

 

パアァァッ

 

軽巡棲姫「っ!この光は!?」

 

海峡夜棲姫「目覚めの時のようね。じゃ、またいつか会えたら」

 

 

 

(海)

 

 

○○「私は..」

 

神通「華の二水戦、旗艦 神通!」

 

*1
ベネット!殺されたんじゃ···

*2
ムシキング スパコレの最凶最悪最恐の山。相手ムシの一手目はランダムで、小型虫は究極必殺技を必ず習得している。ラスボスのギラファノは強さ300スタート(普通は200)





今日、牡蠣は当たったら病院確定って聞いたんですがホント日本刀ですか??

病院はいやいやよ..


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ぬわーん疲れたもーん


お気に入り100人突破ということで質問コーナーしたいと思います
感想に聞きたいこと書いて投げてくれれば答えます
と同時に要望も聞きます(アンケして欲しいとか)物語を左右するようなのはNG

首をストレートネックにして待ってます



 

川田「相変わらずの暴れっぷりだったみたいだな」

 

暁斗「おいおい、今回は暴れちゃいないさ」

 

川田「一寸の狂いもなく、正確に艤装を破壊した人が何か言ってら..」

 

暁斗「俺のAIM(アイム)は最強ぞ」

 

川田「オートAIMのくせに」

 

暁斗「人力チートです」

 

川田「黙ろっか^^」

 

 

俺のAIMの良さが羨ましいのかなぁ^〜?

 

 

川田「で、今回の敵はどう片付けたんだ?」

 

暁斗「んー、色々頑張ったと言っておく」

 

川田「企業秘密かー?」

 

暁斗「そそ。まぁ、後で察するだろうけどね」

 

川田「なんか、もう、察した」

 

 

合流して帰ってくるのか、バラバラに帰ってくるのか

ちなみに俺は合流に賭ける

 

(大体20分後)

 

 

長門「作戦終了だ、艦隊が帰投したぞ」

 

暁斗「艦種に関係なく重傷者から入渠だ!バケツはあるから使え!!」

 

 

神通が居ないってことは俺の予想は大ハズレか..

 

あれ?ドロップした艦娘は普通はこっちの艦隊と帰ってくるんだよな??

 

この場合どうやって鎮守府まで???

 

 

暁斗「···ちょっと出掛ける」

 

川田「行ってらー」

 

キュキュッ! ブオォンッ!

 

暁斗「頼むぞサイクロン..」グッ

 

ブオオォォッ!! ボオォッ!!

 

 

 

 

 

全然見つからん···鎮守府近海を侮っていたかもしれん..

ん?あれは..

 

 

艦載機s「「ブロロロッ!」」

 

 

艦載機···それも日本の機体だ

 

 

零妖精『母艦ニ危機、救助求ム』

 

暁斗『了解、スグ向カウ』

 

 

とは言ってもどこにいるのか..

 

 

ドドオォォンッ!!

 

 

砲撃音···そこかッ!

 

 

暁斗「アムロいっきまーす!」バッ!

 

零妖精『・・・( ºロº)』

 

 

暁斗「ヘシン!」

 

ピギュイィィィンッ!

 

第1バッタオーグ「シャアッ!」

 

バッシャアァァンッ!!!

 

神通「きゃっ!?」

 

第1バッタオーグ「悪い、探すのに時間がかかった」

 

飛龍「アイエエエ!?ヒト!?ヒトナンデ!?」

 

蒼龍「空飛ぶバイクのライダーに助けを呼んだって聞いてたけど···えぇ..?(困惑)」

 

 

 

第1バッタオーグ「さて···オーグメントが相手か..」

 

オーグメント「・・・」

 

第1バッタオーグ「それも大層な大顎···オーグメント相手でも噛みちぎれそうだな」

 

オーグメント「試しみるか?バッタオーグ」

 

第1バッタオーグ「遠慮しておくよ、タイタンオオウスバカミキリオーグメント」

 

カミキリオーグ「なぜバレた???」

 

第1バッタオーグ「頭にピキーンッと来た」

 

 

嘘です、テキトーに顎の力が強い虫を言いました

 

熟練搭乗員「木の枝を大顎で簡単に噛み切るとか..」

 

 

カミキリオーグ「まぁいい···そこの艦娘たちをこちらに寄越すんだ」

 

第1バッタオーグ「ダメみたいですね」

 

カミキリオーグ「君を作った組織が求めているんだぞ?組織に恩を返さないのか?」

 

第1バッタオーグ「恩なんて感じるわけねぇよバカなのか?」

 

カミキリオーグ「なぜ恩を感じない?こんなにも良い身体をくれたというのに..」

 

第1バッタオーグ「こんなにもつまらない身体がいい身体?」

 

カミキリオーグ「そうさ!オーグメントになればヒトは誰も自分に逆らえない、絶対的頂点!!」

 

第1バッタオーグ「・・・」

 

 

 

カミキリオーグ「おや?言い返さないのかい?」

 

第1バッタオーグ「つまらん戯言だ」

 

カミキリオーグ「···は?」

 

第1バッタオーグ「お前の口から出る言葉は全て薄っぺらい。子供でももっとマシな言葉が出てくるだろう」

 

カミキリオーグ「この野郎ッ..!ぶっ殺す!!」

 

第1バッタオーグ「!」バッ!

 

ブチィッ!!

 

第1バッタオーグ「うぉっ!?」

 

カミキリオーグ「ペッ!さぁ、腕1本でこれからどうする?バッタオーグ?」

 

第1バッタオーグ「···」

 

 

これがタイタンオオウスバカミキリオーグ···想像以上の噛む力だ

いとも容易く腕を噛みちぎっていった

 

左腕が切断されたが利き腕の右じゃない、希望はある

 

 

第1バッタオーグ「ちょいと失礼」ポンッ ポンッ ポンッ

 

神通「?」

 

蒼龍「なになに?」

 

飛龍(なんだか安心感のある手だなぁ)

 

第1バッタオーグ「飛来神の術」

 

3人「「「え?」」」シュンッ!

 

 

カミキリオーグ「な!?」

 

 

カミキリオーグ(お、俺は疲れているのか!?い、今目の前にいた艦娘が消えたように見えたぞ..!?)

 

第1バッタオーグ「さて、これで1 on 1だ··· 覚悟はいいか?オレはできてる」

 





誰か私に時間をください


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