東西統一ドイツはストパンの世界で奮闘するそうです (東ドイツ空軍航空部隊)
しおりを挟む

第一話

 

 

1977年 ドイツ民主共和国

 

「今日は!緊急発進訓練を開始する!いつでも発進出来るように準備せよ!」

 

「了解!」

 

ここは東ドイツ空軍第三防空師団の拠点であるノイブランデブルク空港である

 

今日は西ドイツ空軍の領空侵犯に備えての訓練である

 

ビィィィィィィ!!

 

「警報だ!」

 

すると思わぬ情報が入ってきた

 

『警告!東ドイツ防空圏内に接近する未確認機を確認!繰り返す!未確認機を確認!これは演習にあらず!』

 

「何だと!?」

 

「演習ではなく・・・・本当の領空侵犯・・・・?」

 

「本部に報告せよ!」

 

 

 

 

国家人民航空軍、防空軍司令部

 

「何!?未確認機が接近してるだと?」

 

『間違いありません!我々の知らない航空機です!いや・・・・航空機では無いのかもしれないです!非常事態発令を!』

 

「・・・・どうします?シュトルフ大将?」

 

「その情報が正しければ、発令しよう」

 

「分かりました!聞こえるか?大将からの通達だ。非常事態発令をする!領空侵犯する前に未確認機とコンタクト!攻撃された場合は撃墜を許可する!」

 

『了解!!』

 

 

 

国家人民地上軍司令部

 

「領空侵犯機?西ドイツ空軍機では無いのか?」

 

『違います!偵察機からの報告では赤と黒のカラーリングを施した未確認機です!その後通信が途絶えましたが・・・・』

 

「撃墜された可能性が高いな・・・・よし!我々も動く!もし撃ち漏らした敵は我々に任せろ!」

 

『ありがとうございます!』

 

 

 

その後、東ドイツ国内は大騒ぎになった

 

政府からの緊急事態発令により地下に避難する人で溢れた

 

地上軍と秘密警察が出動して避難誘導を開始した

 

 

 

空軍機は

 

『ハインツ少佐!例の未確認機!真っ直ぐこっちに来ます!」

 

「来たか!よし!全機へ、もし攻撃されたら」

 

ビュンッ

 

「あぶねぇ!攻撃された!」

 

『隊長!撃墜許可を!』

 

「撃墜を許可する!国土に一歩たりとも触れさせるな!」

 

ハインツ少佐率いるMiG-23MF編隊は未確認機に対して集中攻撃をして、未確認機は破壊された

 

東ドイツ国内ではテレビ放送で未確認機を撃墜と流した

 

しかし空軍側はあの航空機に疑問を持っていた

 

 

ノイブランデブルク空港 第三防空師団 作戦室

 

「皆は今日の戦闘で何か疑問を持ったか?」

 

彼は第三防空師団隊長のハインツ・ガイアン少佐である

 

「確かにあの航空機は疑問点が多いです・・・・コックピットがなかったですし・・・・」

 

「どうやったらあの動力で動くのか・・・・信じられません」

 

と振り返っていると

 

「おい!空を見ろ!」

 

「何だ・・・・あの光は!?」

 

「伏せろ!!」

 

 

 

 

この日、ドイツ民主共和国は光に包まれる形で消滅した

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二話

 

 

「う・・・・大丈夫か?」

 

「あー・・・・くらくらする・・・・」

 

「上層部との連絡はついたか?」

 

「はい!先程・・・・って」

 

「どうした・・・・ん?」

 

「お前・・・・女の子になってるぞ!」

 

「えー!?って隊長もですよ!」

 

「んなばかな・・・・oh・・・・」

 

「まさか隊員全員女に・・・・」

 

「さて・・・・これは部隊崩壊の危機だな」

 

この現象は第三防空師団だけではなく、他の防空師団、シュタージ等の組織の殆どが女の子になっていた

 

尚地上軍は半数が女の子になったがもう半数は何ともなかった模様だった

 

それとソビエト駐屯軍も女体化しているらしい

 

 

 

「にしてもなぁ・・・・この格好は・・・・」

 

上は軍服を着てるから良いが下半身はパンツだけと言う・・・・

 

「混乱するのも無理はないぜ・・・・しかも戦闘機も変な形に変わったし」

 

三番機のパイロットが言う

 

「これは事件だな・・・・」

 

「シュタージもまともに調べられないって言うし・・・・原因は不明ってやつか」

 

 

 

格納庫

 

「本当に変わってやがる・・・・」

 

「所属マークも機体番号も同じだ・・・・」

 

「はて・・・・これはどうやって動かすんだ?」

 

「俺がやってみるか」

 

「ハインツ少佐!気をつけてください!」

 

「あぁ」

 

そしてハインツがそれを履いた時

 

「うわっ!」

 

「す・・・・凄い・・・・」

 

ハインツから動物の耳と尻尾が出てきた

 

「ふむ・・・・感覚はこれまで乗ってきたMiG-23と同じだな」

 

「感覚は変わらないのですか?」

 

「あぁ、初めてだと言うのにまるで使ってきたような感覚がするんだ。皆もやってみろ」

 

そして他の隊員もそれを履くと

 

「おぉ・・・・凄い感覚だ」

 

と格納庫でやっていると

 

ビィィィィィィ!!ビィィィィィィ!!

 

「こんな時に・・・・!」

 

「シャイセ!このままで行くぞ!」

 

そして発射台から全員発進に成功した

 

 

 

「これが生身で味わう空か!」

 

「最高ですね」

 

反応は様々であったが、敵を確認すると

 

「全員戦闘態勢!未確認機を確認した!」

 

「隊長!基地との連絡、繋がりません!」

 

「電波妨害と見て間違いないだろう!敵を落とす!」

 

その後の戦闘は一方的なものだった。

 

GSh-23L機関砲やR60ミサイルで未確認機を叩き潰した。

 

「爽快だな」

 

「あの敵機のレーザー攻撃さえ警戒するのと結晶を破壊すればあいつは消滅しますしね」

 

「よし!帰還するぞ!」

 

 

 

 

この事は再びニュースで大々的に発表された

 

再びベルリンは優勝ムードに入っていった

 

 

 

 

別の空域

 

Su-22UM3Kを履いたパイロットは付近を偵察していると

 

「あれは・・・・ブランデンブルク門!?それと焼き払われた街・・・・そしてそこを覆ってる黒い雲・・・・」

 

偵察パイロットはここにも同じ国があると分かった

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第三話

 

 

「今日、偵察部隊からの報告があった」

 

第三防空師団師団長のフリーベルト・ディートリヒは言った

 

「別の防空師団が偵察を行ったらしいのだが、こんな写真が送られた」

 

写し出されたのはドイツ人なら一度は見たことのある門

 

「ブランデンブルク門か?これは」

 

「そうだ。これは間違いなくブランデンブルク門だ」

 

「しかし、他の写真を見るには焼け野原になっているが・・・・これはなんだ?」

 

「これは恐らくだが街だろう。建物の残骸を見るに建物がそこら中に建ってた筈だが・・・・原因はこいつだろうな」

 

「これは・・・・」

 

「でかい雲・・・・積乱雲か?」

 

「にしては黒いし、しかも変な飛行物体まで出てるぞ?」

 

「こいつらが原因で間違いなさそうだ。一度や二度は戦ったことのあるこの怪異の仕業だろうな」

 

「・・・・こいつらにはなんてコードネームを?」

 

「コードネームか・・・・そうだな」

 

ディートリヒは長く考えて

 

「・・・・"ネウロイ"・・・・だな」

 

怪異はネウロイと言うコードネームで決定した

 

 

政府発表でもその事が伝えられた

 

怪異はネウロイと言う名前に変更

 

ネウロイは我々とは敵対組織であることも伝えられた

 

駐屯ソビエト軍200万人の指揮は東ドイツ軍が出来るようになった

 

ソビエト側の反対意見は無かったのこと

 

理由としては本国とは連絡が途絶え命令が無いと言う理由からであった

 

 

 

「戦争が起きそうだな」

 

国家人民地上軍第四戦車隊のアルベルト・デーリングは言った

 

「ですが、女体化した体でやれるのか不思議なんですが・・・・」

 

「まぁ・・・・前の体とは違うが、変わったスキルとか使えるし、問題はないだろう」

 

「えぇ・・・・」

 

 

 

 

「夜間偵察?」

 

「そうだ」

 

「しかしいきなりだな」

 

「女体化しても哨戒能力は鈍ってない筈だからな。頼めるか?」

 

「了解しました」

 

 

 

「聞こえるか?応答願う」

 

『あぁ聞こえる。順調か?』

 

「あぁ。うまく行ってるよ。そっちは?」

 

『無線で聞こえてれば問題はない。頑張れよ』

 

「ありがとう。通信終了」

 

ブチッ

 

「さて・・・・もう少し哨戒して帰還するか」

 

『あの・・・・』

 

「?誰ですか?てか何処に?」

 

『後ろ・・・・』

 

「後ろ?」

 

「あっ・・・・」

 

「「・・・・」」

 

「ど・・・・どうも?」

 

「え・・・・えと」

 

どうやらハインツはこの事は想定外だったらしい

 

その女性もしどろもどろであった

 

「まぁ・・・・自己紹介でもしませんか?私は東ドイツ第三防空師団のハインツ・ガイアン少佐です」

 

「私は・・・・ハイデマリー・W・シュナイファーです・・・・階級は大尉です」

 

「ハイデマリー大尉ですか」

 

「ハイデマリーで良いです・・・・ハインツ少佐は何故この空域を?」

 

「まぁー、夜間偵察って所かなぁ・・・・何か来るぞ・・・・」

 

「えっ・・・・レーダーには捉えていませんが・・・・」

 

「いや、私のレーダーの方さ。速度が速い」

 

「それは・・・・」

 

「ネウロイかな?友軍機にも同じ速度出すやつもいるが・・・・この時間の飛行予定は無い」

 

「す・・・・凄い・・・・レーダーも私のとは性能が違う・・・・」

 

「と現れたな。中型タイプって所か」

 

と言いつつハインツは中型ネウロイを攻撃した

 

ハイデマリーはいきなりの事で驚いていたが

 

その後の中型ネウロイはハインツとハイデマリーが滅多打ちにしたため破壊された

 

「援護感謝するよハイデマリー大尉」

 

「いえ、ハインツ少佐のお蔭でもあります。こちらこそありがとうございました」

 

「気にするな。・・・・さて、もう帰還しないと。心配してしまうからな」

 

「分かりました。ではこちらも帰還します。また会いましょう」

 

「了解」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第四話

 

 

「偵察?」

 

「にしても急だな」

 

作戦室でパイロットが話していた

 

「各国の事を知りたいらしい。司令部からの命令だ」

 

「と、隊長だ」

 

「敬礼!」

 

とパイロット全員が敬礼をした

 

「うむ。全員揃ってるな。今日は司令部からの命令で我が航空団が偵察を行う事になった。偵察機はSu-22を使いたいが殆どが実戦機だからIL-28を使うことになった」

 

「隊長!IL-28を使うなら銃座員が必要です」

 

「その事は大丈夫だ。さて、作戦時間は二時間後、遅れないようにしろよ?」

 

「了解!!」

 

 

 

作戦時刻

 

飛行場にはIL-28三機と今となっては旧式機であるMiG-19S六機が集結していた

 

尚、IL-28の後部銃座には航空兵ウィッチが担当している模様

 

まずはMiG-19が先行して離陸し、IL-28が後に続いた

 

MiG-19パイロットは三小隊に散開して、IL-28も三機に散開した

 

進行した一小隊はイギリス方面、二小隊はフランス、三小隊はフィンランド方面である

 

 

 

『偵察三号機、哨戒挺を数隻確認。雲の中に突入しろ』

 

「了解」

 

『我々は貴機を護衛する。安心して飛行しろ』

 

 

 

哨戒挺

 

「平和なものだ」

 

「何だ?釣りでもしたいのか?」

 

「そりゃしたいけどよ、こういう時期だから釣りする暇なんてねぇよ」

 

「そりゃそうだ・・・・おいあれなんだ?」

 

「うん?どれどれ・・・・」

 

双眼鏡で見えたのは黒い物体・・・・

 

「ネ・・・・ネウロイだ!」

 

 

『隊長!哨戒挺が発砲してます!』

 

『恐らくネウロイが居たのだろう・・・・想像はしてたが』

 

『哨戒挺が瞬殺されましたね・・・・どうします隊長?』

 

『偵察機には近づけるな。我々が囮になるぞ』

 

『了解!』

 

 

 

「護衛機、ネウロイと交戦しました!」

 

「このまま行くぞ!彼らの働きを無駄にするな」

 

そしてIL-28はそのままフィンランド上空へと到達した

 

「写真を撮れ!貴重な情報だ!」

 

乗っていた偵察員は写真を撮りまくった

 

そこまでは良かったが

 

『背後にネウロイ!死ねぇぇぇぇぇ!!』

 

銃座員のウィッチが銃座をぶっぱなしていた

 

NR-23機関砲がネウロイの装甲を剥ぎ取っていき、消滅したが、消える際にビームがエンジン部分を掠り、炎上した

 

「うわ!畜生!!」

 

「右エンジン炎上!長くは持ちません!」

 

「くっ・・・・こうなれば強行着陸だ・・・・」

 

IL-28は右エンジンが燃えながら近くの草原に強行着陸しようとした

 

「まずい・・・・右のランディングギアが破損してる・・・・総員衝撃に備え!!」

 

IL-28は草原に不時着したが、衝撃を受けパイロット他は気絶した

 

 

 

「あっ・・・・あ?」

 

後部銃座担当のウィッチは何とか意識を取り戻した

 

「機長!しっかりして下さい!」

 

「・・・・・・・・」

 

「おいおい、死んだとか勘弁してくださいよ・・・・」

 

「ハハッ・・・・ちゃんと生きてるさ。そう言えば後ろに武器弾薬がある・・・・少し辺りを偵察してくれないか・・・・?」

 

「りょ・・・・了解・・・・」

 

ウィッチはRPD機関銃を持って辺りを監視した

 

「シャイセ・・・・だるい事になったな・・・・!?」

 

ウィッチが伏せた先にはフィンランド陸軍?の兵士が数名居た

 

「oh・・・・流石に一人では・・・・ムリダナ」

 

そしてこっちに気づいたのか、来ていた

 

「そっちに居るのか?手を挙げて出てこい」

 

「・・・・分かりましたよ」

 

と手を挙げて降伏した

 

 

 

 

 




昨日のあの事件は忘れられない・・・・大変ご冥福をお祈りします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第五話

 

 

「何?第三小隊のIL-28が撃墜された?」

 

『は!ネウロイからの攻撃でフィンランドの草原に墜落しました。生存確認をしている暇はありませんでした・・・・』

 

「分かった。報告ありがとう」ガシャ

 

「はぁ・・・・また面倒な事になりそうだ・・・・」

 

 

 

 

「あっ・・・・うん?」

 

ここは何処だ?確かフィンランド陸軍の兵士と似たような奴に捕まってから後の記憶が無いが・・・・

 

「隊長・・・・!隊長は!?」

 

隊長ともう一人はまだ意識が回復してなかった

 

「少し起きるか・・・・」

 

と彼女は起き、病室のドアを開けようとすると

 

「あ?」

 

「へ?」

 

たまたま入ろうとした女性と鉢合わせをしてしまった

 

「起きたのか?丁度良かった。そのままついて来れるか?」

 

「は・・・・?」

 

 

 

そして着いたのは尋問室であるが

 

「さて、自己紹介の前に聞きたいことが山程あるんだが・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・君達は何者何だ?」

 

「はて・・・・何者だとは?」

 

「とぼけるな。お前達から押収した銃器は何処も採用していない銃だ。しかもあのプロペラの無い爆撃機・・・・それが根拠になっているが?」

 

「はぁ・・・・負けましたよ。我々はここに偵察をしに来たんだよ」

 

「ほぅ・・・・何故だ?」

 

「・・・・我々には知らないことが多すぎるからさ」

 

「ふむ・・・・分かった。最後に聞くが、お前達は何処の軍人だ?」

 

「・・・・東ドイツさ」

 

「東・・・・ドイツ?」

 

「東ドイツさ。それ以上でも、それ以下でもない」

 

「・・・・分かった。後々の事は報告する」

 

 

 

 

東ドイツ軍部は少し慌てていた

 

ネウロイの攻撃で撃墜されたIL-28がフィンランド国内に墜落した報告は上層部を更に慌てさせた

 

これを受け、上層部はフィンランドへ親善目的で飛行せよと各航空団に司令を出した

 

これを受けたのは第二戦闘航空団(JG2)、第五戦闘航空団(JG5)である

 

そして二つの航空団はフィンランドに向けて出撃

 

JG2はMiG-23MLA、JG5は最近新たに配備されたソ連最新鋭戦闘機、MiG-29Aである

 

そして航空団はフィンランドのとある空軍基地に着陸した

 

これはフィンランド(スオムス)国内ではラジオ放送で報道された

 

具体的な親善の理由としては

 

友好関係、搭乗員の返還、軍事同盟であった

 

そして回答は三日後とし、航空団は空軍基地で休憩を交えて帰還した

 

スオムスの整備兵達はMiG戦闘機にとても興味津々であった

 

そして航空団は元来た道を戻り、自分の基地へと帰投した

 

各航空団では成功を祝い、乾杯をしていた

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第六話

 

 

スオムスに親善飛行をして三日後

 

スオムス政府は東ドイツとの同盟を結ぶ事を決定した

 

東ドイツ政府も快く了承した

 

これにより、東ドイツの兵器等がスオムス軍で使える事が出来るようになった

 

そして、スオムス側に捕虜になっているIL-28搭乗員三人は返還される事になった

 

その代わり、墜落したIL-28に搭載されているNR-23機関砲はスオムス側で使用するということも了承した

 

それとスオムス側で使える東ドイツの兵器は

 

T-55AM2B戦車…二十四両

 

ZSU-23-4…十四両

 

IS-2/1944年タイプ…十二両

 

T-72A…十両

 

銃火器並びロケット火器

 

MPi-K

 

MP5

 

RPD軽機関銃

 

RPG-7

 

である

 

尚戦闘機は東ドイツ側の都合で輸出はムリダナ状態である

 

尚、この兵器を買うのにスオムス側は金がかかると思っていたが、殆どの兵器を無償で手に入れる事が出来た

 

これによりスオムスは国防力を更にあげることが出来た

 

これがあり、スオムス軍兵士が東ドイツの武器を持ってることが多くなった

 

そして、スオムス陸軍は戦車等の操縦を学ぶために東ドイツ側から国家人民地上軍の教官が送り込まれた

 

そしてその訓練中の事であった

 

「警報だ!」

 

「ネウロイめ!訓練中を狙いやがったか!」

 

「急げ!陸戦ネウロイが来るぞ!」

 

スオムス陸軍にとって東ドイツの戦闘車両等を使った初めての戦闘だった

 

『陸戦ネウロイ確認!』

 

『全戦車、発砲!!』

 

ズドーン!

 

T-55AM2B戦車とT-72A戦車は陸戦ネウロイを集中攻撃した

 

『破壊確認!破壊確認!』

 

『右からネウロイ!』

 

『撃て!』

 

スオムス歩兵はMPi-KライフルやRPG-7等を持ち、走った

 

そして陸戦ネウロイにRPGをぶっぱなした

 

訓練中を襲ってきたネウロイだが、返り討ちにあい、撤退した

 

初めての東ドイツの兵器を使ったスオムス陸軍だが、無事勝利した

 

そして国家人民地上軍軍歌の『我等が装甲師団』や東ドイツ軍の軍歌『道中』等がスオムス語版に翻訳されていた

 

この戦闘は、東ドイツとスオムスは同盟関係を強化するきっかけになり、新兵器等をスオムス側に投入する事も決定した

 

そして東ドイツはとある作戦をたてていた

 

 

 

「同じドイツを奪還する?」

 

「そうだ」

 

作戦課はドイツ・・・・この世界ではカールスラントを奪還する計画をたてていた

 

「投入する戦力は?」

 

「空軍は各地の戦闘航空団を投入、新鋭戦闘機、MiG-29を現地仕様に改良したMiG-29bis-SAU、MiG-23MLAと攻撃機MiG-23BN、Su-22UM3Kを投入する」

 

「我が陸軍は殆どの戦力を投入する。駐屯ソビエト軍と共同で侵攻する予定だ」

 

「決まりだな。作戦時刻は?」

 

「明日の12:55だ。陸空軍は同時刻に侵攻せよ」

 

「「了解」」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第七話

 

 

「遂にこの時が来たか・・・・」

 

兵士達は今日行われる侵攻戦に緊張感を纏わせていた

 

しかし兵士達は戦うには本気で挑んだ

 

そして――

 

「現在12:55・・・・全隊へ継ぐ!これより侵攻作戦を開始せよ!」

 

その言葉と同時に戦車が進んでいった

 

第一目標はライン川に架かっている最後の橋を奪還し、完全破壊を阻止する

 

第二目標はそのまま一気に都市部まで突っ込む

 

と言うぐらいであった

 

人民地上軍はT-72やT-55等の主力戦車、そしてそれを履いたウィッチ達である

 

航空軍は現地改修のMiG-29bis-SAU、MiG-23MLA、攻撃運用のMiG-23BN、Su-22UM3Kを投入。これは総力戦となった

 

そして駐屯ソビエト軍も参戦し人民地上軍を援護した

 

尚、航空軍の戦力の戦闘機はウィッチ達が代わりに出撃した

 

 

 

「師団長!見えました!ライン川です!」

 

「とうとう来たか・・・・!全師団へ、ライン川に到着した。ネウロイの攻撃に注意せよ」

 

『了解!!』

 

そしてライン川に沿って進むと見えたのは

 

「あれか!あれがライン川に架かる最後の橋・・・・!」

 

『あれを奪還すれば・・・・!』

 

『より大きい戦力を更に向かわせる事が出来るようになる!』

 

「しかし・・・・気味が悪いな・・・・今までとても静かだぞ・・・・」

 

と師団長が言ったその時

 

ズドーン!!

 

「どうした!?」

 

『師団長!後続の戦車隊が殺られました!!」

 

「シャイセ!!ウィッチ達は!?」

 

『現在戦闘中です!』

 

そして歩兵を乗せたトラックもビームで開いたクレーターに落ちそうになるもギリギリで止まった

 

「全員降りろ!戦車を盾に進め!」

 

トラックから出たのはウィッチ達である

 

戦車を守ると同時に前進するというものでもあった

 

「シャイセ!塔から赤い銃弾撃ってくるぞ!」

 

『砲撃!一時方向!撃て!』

 

ズドーン!!

 

T-72が塔を吹き飛ばし、攻撃が弱まった

 

「良いぞ!そのまま叩き潰せ!」

 

「凄い!もう塔が破壊された!」

 

「進め進め!」

 

人民地上軍は怒涛の進撃をし橋の中心に差し掛かった時であった

 

「!こいつは・・・・」

 

一人の男性兵士が見つけたのは爆弾であった

 

「これは!?」

 

「爆弾だ!この橋を爆破する気だったんだな。解除は任せろ」

 

人型ネウロイは地上軍の攻撃に惨敗していた

 

そして人型ネウロイは撤退していった。

 

その時

 

ドカーン!!

 

「あれは!!」

 

「橋が爆破されてるぞ!!」

 

ドカーン!!ズドーン!!

 

「う・・・・あっ・・・・?」

 

「ゴホッゴホッ!・・・・シャイセ!」

 

「橋は・・・・耐えた・・・・耐えやがった・・・・」

 

「くそネウロイ共め・・・・!」

 

そして橋の先までいこうとしたその時

 

ウォン・・・・ウォン・・・・

 

「静かに・・・・この音・・・・」

 

ウォーーーーン!!

 

「ナチ共のシュトゥーカだ!!」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第八話

 

 

ウォーーーン!!

 

「ナチ共のシュトゥーカだ!!」

 

ズドーン!!ドカーン!!

 

「奴らは橋を破壊するつもりだ!走れ!」

 

地上軍を襲ったのはJu87のG型である

 

「シャイセ!人型ネウロイが出てきた!」

 

「撃て撃て!」

 

歩兵とウィッチ達は敵を倒しながら前進し、塔に到達した

 

そして火炎放射機を持った兵士が

 

「焼きつくしてやる!」

 

ドアを足で蹴り、辺りのネウロイに火炎放射した

 

効果は絶大であり、ネウロイが燃え、悲鳴をあげながら消滅した

 

「よし、倒したな。クロモフ!シュタインズ!二階に行け!」

 

「「了解!」」

 

二人は二階に偵察しに行った

 

案の定居るわけで

 

「居た!撃て!」

 

ダカダカダカダカダカ!!

 

そして

 

「手榴弾投擲!」

 

コトンコトン・・・・

 

ネウロイ「うン?何だこr」

 

ドカーン!!

 

恐らく手にとったりしたのか瞬殺であった

 

「よし!制圧した!もう一階あるぞ」

 

と三階へと進んでいき

 

「喰らえ!」

 

ダカダカダカダカダカ!!

 

人型ネウロイは消滅した

 

「にしてもネウロイ良い武器持っとるなぁ・・・・」

 

人型ネウロイが使ってたのは旧ドイツ軍の歩兵用マシンガン、MG42である

 

「二人とも戻ってこい!」

 

「「了解!」」

 

「集まったか?よし、あのJu87は橋の脅威だ。近くの対空砲を抑えるぞ!良いか?よし、全員私に続け!」

 

「走れ走れ!対空砲は直ぐそこだ!」

 

塹壕へと進んでいき、塹壕内に居たネウロイを破壊して、見えたのは

 

「おいおい、対空砲ってこれ!?」

 

「思いっきりトラック砲じゃないか!」

 

「まぁ良い!ごちゃごちゃ言ってても何も始まらない!」

 

男性兵士が対空砲に乗り、敵機に標準を合わせた

 

「あの橋を守れ!」

 

ダンダンダンダン!!

 

「よし!撃墜した!」

 

「また来るぞ!右から!」

 

「シャイセ!来るならどんと来いやぁ!!」

 

ダンダンダンダンダンダンダンダン!!

 

そして、敵機は橋ではなく、こっちに撃ってきたが、ウィッチがシールドを張って攻撃を阻止した

 

そして再びJu87が攻撃しようとしたその時!

 

ダララララララ!!

 

「!?何だ!?」

 

「よし!味方の航空隊だ!」

 

「Su-22の援護射撃だ!続け!」

 

そして、トンネル内部で抵抗していたネウロイもT-72が止めをさし、戦闘は終了した

 

この戦闘のよる損害は

 

T-55・・・・五両(三両破壊、二両大破)

 

T-72・・・・二両(中破)

 

歩兵・・・・五百人(重傷者四百名、百名戦死。ウィッチも含まれる)

 

損壊こそあったが、ライン川を奪還し、橋頭堡を構築。ここから遂にカールスラントへと侵攻出来るようになった

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第九話

 

 

対岸に橋頭堡を築いてから数時間後―――

 

「凄い数だな」

 

「そうですね。中隊長」

 

ライン川に架かる橋には地上軍が走っていた

 

新たに東ドイツが投入した戦力は

 

装甲車両

 

T-72M2

 

IS-2/1944年型

 

T-55AMV

 

T-54

 

MT-LB

 

PT-76

 

ロケット砲システム

 

BM-24

 

RM-70

 

8K11ゼムリャ(スカッドA)

 

輸送車両

 

ZIL-131

 

GAZ-66

 

野戦榴弾砲

 

D-30 122mm榴弾砲

 

M-46 133mmカノン砲

 

T-12 100mm対戦車砲

 

対空兵器

 

ZU-23-2(トラックに搭載)

 

自走式対空砲

 

ZSU-57-2

 

ZSU-23-4

 

地対空ミサイル

 

2K12 クーブ

 

2K11 クルーグ

 

9K33 オサー

 

ヘリコプター部隊

 

Mi-24Pハインド

 

である

 

ここでの主力はやはりT-72M1とT-72M2である

 

「空軍は大忙しだな。今も空を飛んでる」

 

上空には戦爆連合機が飛んでいた

 

Su-22はカールスラント各地に点在しているネウロイを空爆していた

 

そしてそれを迎撃するネウロイもMiG-29とMiG-23が撃墜していた。

 

ネウロイの防空能力は日に日に低下していた

 

そして、殆ど敵の防衛能力はガタガタになり、丸裸になったところを

 

「Hurrrrrrrrra!!」(ドイツ語で万歳)

 

地上軍がとうとう敵の最終本拠地、ベルリンへと侵攻を開始した

 

占領された地域や州等を奪還していき、ベルリンまで迫る勢いを見せた

 

そして時は1943年5月15日

 

とうとうベルリンを占領するネウロイの巣を攻撃し、勢いに乗った地上軍、ソビエト駐屯軍はベルリン市内へと突入した

 

上では、Mi-24Pハインドが地上では見えない陸戦ネウロイをミサイルで攻撃していき、地上軍達を援護した

 

「進め進め!敵を捻り潰せ!容赦するな!」

 

戦車の師団長がそう言うと、T-55AMV(東ドイツ陸軍は本当は持ってないがたまたま格納庫に眠ってた)とT-72M兄弟が集中砲火を浴びせ、一気にネウロイが消滅した

 

小型ネウロイも攻撃するが、ZSU-23-4シルカと2K12クルーグによる攻撃で撃墜されまくっていた

 

「良いぞ!進め!『我等が装甲師団』の力を見せつけろ!feuer!!」ズドーン!

 

 

 

その後の動きは快調なもので

 

敵の親玉は不利を悟ったのか大気圏へと逃げようとしていたのだが

 

『それは問屋が卸さないってね!!』

 

ダララララララ!!

 

第5戦闘航空団(JG5)のMiG-29が親玉を撃墜

 

敵を逃がすことなく、見事、カールスラントを奪還した

 

そして、ベルリンにある国会議事堂の屋上には

 

ドイツ民主共和国とソビエト連邦の国旗が立ててあった

 

戦闘終結に、兵士、ウィッチ達は

 

「Hurrrrrrrrrra!!」

 

万歳の声は国広く広がった

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十話

 

 

1943年 5月15日 カールスラント ベルリン国会議事堂前

 

ベルリンには、戦車が通過していた

 

そして、国会議事堂屋上にはドイツ民主共和国とソビエト連邦の国旗が掲げられていた

 

「とうとう、やったんですね」

 

東ドイツ兵士が言う

 

「そうだ。我々はドイツ・・・・ここで言うカールスラントを奪還した。損害も大きいが、完全勝利に変わらない」

 

「今は地上軍は何を?」

 

「完全制圧に向けて動いてる。ドーバー海峡方面からもし侵攻された時に備えて対空ミサイル部隊を配置している。IL-28撃墜事件でドーバー海峡方面の偵察部隊も撤退したから何も分からん」

 

「成る程。航空軍は?」

 

「新型はMiG-29なんだか、技術班が魔改造を施しまくって派生タイプのMiG-29SMTとMiG-29PFMと言うらしい」

 

説明しよう!

 

まずはMiG-29SMTについて

 

このタイプはMiG-21SMTの名前が元になっており、MiG-29Aと比べてレーダー性能、ロックオン能力が更に強化され、R-60ミサイルの追尾性能を更にあげることが出来た

 

尚、余談としてミサイル不足に一回なったのだが、何故かフランス製(ダメ)ミサイル、マトラR550マジック1が格納庫にあったのだが、最初第5戦闘航空団(JG5)が使用したらしいが、何故かミサイルが変な方向に行ってしまうと言う信じられない弱点を発見した

 

しかし、MiG-29SMTに搭載して、実戦で使った結果、前と比べて誘導性能は高くはなったが、やはりミサイルが自我を持ってるようにフラフラしながら敵に向かって行ったそうな

 

次にMiG-29PFMについて

 

因みにPFMの意味は

 

P = Perekhvatchik(Interceptor:迎撃機)

F = Forsirovannyy(Uprated:改良)

M = Modernizirovannyy(Modernised:近代化)

 

と言う意味合いがある

 

その名の通り、この戦闘機は改良を施され、近代化されていた(性能としてはアメリカ空軍のF-15と同等、尚、韓国空軍のキムチイーグルは瞬殺できるほど。ソビエト連邦が北朝鮮に極秘で輸出していた(存在しない機体なのであしからず)。天敵はF-22とF-35)

 

そして迎撃戦闘機としても性能は素晴らしく、高高度を飛行する爆撃機をも撃墜可能(SR-71ブラックバードを除いて)

 

尚、弱点としては速度が載ってきた場合、舵が不安定になるのと、日本軍で言う局地戦闘機仕様であることから燃料タンクが小さくなっているため侵攻戦には不向きな機体である

 

使い方としてはMiG-29SMTは侵攻戦に使用し、局地戦等ではMiG-29PFMを使用するのが良いだろう

 

ではこれで失礼!

 

 

 

「長い解説ありがとう作者」

 

「誰です?」

 

「まだ知らなくて良い」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十一話

 

 

「もう機種転換か?早いもんだな」

 

第5戦闘航空団編隊長のフーベルド・ディートリッヒ少佐は言った

 

「はい、何とも我が航空軍技術班が戦闘機を"改良"したらしいです。性能は従来の戦闘機を更に上回る程の性能だと」

 

「フム・・・・その資料はかるか?」

 

「はっ、こちらに」

 

フーベルドは資料を見た

 

「"MiG-29SMT"と"MiG-29PFM"か・・・・我が航空団はどれを使用したら良いのだ?」

 

「性能としてはMiG-29SMTの方はA型と比べてレーダー性能とロックオン能力が上昇、機動力も良くなっています。MiG-29PFMは近代化改修をされているらしく、高高度を飛ぶ爆撃機を撃墜できる性能を持っています。しかし、燃料タンクの減少、速度がのると舵が不安定になる欠点がありますが、それを活かして迎撃戦闘機としてはとても優秀です」

 

「そうか。長い解説ありがとう。分かった、我々はMiG-29SMTを採用すると上に伝えろ」

 

「了解!」

 

 

 

 

各地の防空師団、戦闘航空団は機種転換が始まっていた

 

全ての戦闘航空団はMiG-29SMTが採用されたが、第3、第6戦闘航空団はMiG-29SMTとMiG-21MFやMiG-23MLAも少数ながら混ざっていた

 

全防空師団はMiG-29PFMを採用

 

燃費や操縦性に不安はあるが、高高度性能は抜群であり、試験飛行でも優秀な成績を示した

 

そして、この旧式となってしまったMiG-15等の戦闘機はスオムス空軍へ売却することが決まった

 

スオムス側の回答は

 

『Okei』

 

であった

 

と言っても、戦闘機はスオムス側の条件に合わせて輸出することも決定した

 

スオムス側の条件は訓練機と戦闘機の両方である

 

訓練機はMiG-15を複座に改良したMiG-15UTIを輸出、戦闘機はMiG-15かMiG-15bisとどちらにするかは未だに検討中な模様

 

 

そして、航空軍では新たに『第34戦闘偵察航空団』を結成した

 

この部隊の指揮官はシュペアー・ルフト・フィッター大佐。ウィッチである

 

この航空団はウィッチ達で構成されていた

 

そして使用ユニットはMiG-29SMTである

 

 

 

「今日も相変わらず平和だな」

 

「そうですな。何もなく、平和。これが一番だ」

 

『ローバー1、2聞こえるか?』

 

「はい。聞こえます」

 

「こちらも聞こえます」

 

『良かった。初めての偵察任務はどうだ?』

 

「順調です」

 

『そうか。分かった。そのまま哨戒を続行せよ』

 

「了解した。通信終了」

 

「・・・・隊長、前に何か」

 

「あれは・・・・ナチのハインケル111?」

 

前には旧ドイツ空軍のHe111爆撃機が飛行していた

 

「どうします?」

 

「威嚇射撃、それにも従わないなら撃墜だ」

 

「了解」

 

そして近づいたその時

 

「うおっ!?」

 

「攻撃された!」

 

He111からビーム攻撃をされた

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十二話

 

 

「な・・・・何で数だ・・・・」

 

「ハインケルが・・・・多すぎるぞ」

 

ネウロイ化したであろうHe111が編隊を組んで接近していた

 

『こちら対空ミサイル部隊!敵を数十機捉えた!我々も攻撃を開始する!発射ァ!!』

 

配置されていた9K33の対空ミサイル攻撃が始まった

 

「地上の連中が頑張ってる!我々も援護するぞ!」

 

「了解!」

 

監視隊隊員ウィッチ二名はHe111を破壊して到達を阻止した

 

ネウロイ化したHe111は撤退しようと引き返したが、9K33のミサイル攻撃で全機撃墜された

 

監視航空団を創って初の敵機撃墜となった

 

 

 

 

 

場所は変わって第34地上攻撃団基地

 

ここの隊長はアルベルト・リヒター少佐である

 

「戦闘航空団と防空師団が機体転換を終えたかと思ったら今度は攻撃機か?」

 

「何とも急用みたいです。上も何かを考えているのでしょう」

 

「それで、その新しい機体とは?」

 

「我等が使用するのはMiG-23BNに変わって"MiG-28BN"が新たに投入されます」

 

「MiG-28BN?MiG-29では無くて?」

 

「はい。どうもソビエト連邦がアメリカ空軍のF-5戦闘機を鹵獲して、性能が優秀であったことからそのまま使われているそうです。そして極秘で量産もされていた為、攻撃機としての運用も可能です」

 

「あの資本主義国家がねぇ・・・・本当に大丈夫なのか?」

 

「はい。いくらアメリカ空軍機とは言えレーダーやミサイル等は完全にソビエトのものです」

 

「とうとう我々も資本主義空軍の攻撃機を使うようになってきたのか・・・・」

 

「まぁ、この世界では関係ありませんが・・・・」

 

「使ってみるか・・・・」

 

リヒター少佐はF-5戦闘機兼MiG-28の攻撃機を貰った

 

元のF-5戦闘機は機関砲は二門付いているのに変わっては無いが、どうやらGhs-23L機関砲に換装されていた

 

そして試験飛行では速度はMiG-29と比べたら遅い方だが格闘能力は攻撃機になっても良好であった

 

皆がMiG-28BNの試験飛行をしてる中、第3戦闘航空団では問題が発生していた

 

「ミサイルが無ぇ!!」

 

とうとうミサイル不足になっていた

 

R-60ミサイルはまだあるがR-24Tミサイルは数が減りつつあった

 

とうとう代わりとしてマトラR530マジック1と中国製ミサイルPL-5EIIを代用するとこになった

 

まぁ結果は中国製ミサイルの方がましだったけど

 

工場がR-24ミサイルを量産してくれることを願っていた

 

そして、別の基地では威力偵察を行おうとする部隊がいた

 

「威力偵察ですか?具体的に何処へ?」

 

「ドーバー海峡の先・・・・ブリタニアだ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十三話

 

 

キィィィィィ・・・・

 

東ドイツ空軍機が待機していた

 

「再び偵察ですか?」

 

「偵察と言っても戦闘機を使う。ネウロイを追っていたらたまたまブリタニアだったと言う作戦らしい」

 

「・・・・やり方きたねぇな」

 

「それが人間さ。上も面倒事は起こしたくないらしい」

 

「ブリタニアを領空侵犯したらもっと面倒くさいことにしかならない気がするのだが?」

 

「まぁ、ささっと終わらせてしまおう。全機出撃準備――!」

 

 

 

 

MiG-29SMTで編成されている第4偵察航空団はブリタニアに向けて離陸した。

 

目標はブリタニアの偵察である

 

ネウロイを発見して追撃していたらたまたまブリタニアの領空であったと言う口実を作った

 

それはあった

 

ドーバー海峡を飛ぶネウロイを発見し、MiG-29SMTの一機は前に出て食いつかせた

 

まるでネウロイに追われている新人パイロットかのように

 

そしてそのままブリタニアの領空に突入した

 

そして、街が見え始めた所で追われ役のMiG-29SMTはコブラ機動で後ろを捕り、撃墜した

 

そして、そのままMiG-29SMT編隊はロンドン上空で偵察を行い、帰投しようとしたところに

 

「全機、ブリタニア軍の迎撃機、スピットファイアだ。軽く相手しろ」

 

『『『『了解』』』』

 

全機ブレイク、スピットファイアも散開してこっちを追ったが速度差は一目瞭然であった

 

『ホラホラー、そんな機動では落とされますよ?』

 

『Shit!俺達は何と戦ってるんだ!?』

 

スピットファイアの操縦員達は慌てる居るそうだ

 

「よし、全機帰投せよ」

 

『『『『了解』』』』

 

MiG-29SMT編隊は元来た空路を戻り帰投した

 

スピットファイア編隊は帰還後、搭載されてあったカメラでMiG-29SMTを撮影していた

 

白黒写真ではあったが、プロペラの無いエンジンから未確認機とブリタニア政府は判断した

 

最初は信じなかった政府だが、ネウロイの反応が消え4機だけであったこと、何より搭乗員達が自分の目で見ていた

 

その時の状況をスピットファイア隊員は語った

 

『あの戦闘機はなんなのか、私達には分からない。ただ、唯一分かったことがあるなら、それを操っていたのは人間であった』と綴っている

 

 

 

 

偵察隊全機帰投した

 

「ブリタニアの街並みの偵察完了しました」

 

「ご苦労様だ。全員、自分の部屋で休め。解散!」

 

そして、その日から、ブリタニアの方から偵察行動が多くなっていた

 

その時は英語で警告

 

それでも従わないならミサイル攻撃を実施する

 

沈静化してもブリタニアからの偵察行動は終わらなかった

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十四話

 

 

「さて、スオムスへ輸出する航空機はこれで全部か」

 

ベルリン空港ではMiG-15bisとMiG-15UTIが並んでいた

 

銀色のMiG-15であったが、スオムス空軍機仕様となっている。国籍マークもスオムスの物だ

 

「とうとう旧式とは言えジェット戦闘機を同盟国へ送る時が来るとは」

 

「あの一件からスオムスとの関係は右肩上がりさ。オラーシャから来るネウロイもナチ・・・・じゃなくてカールスラント戦車と東ドイツの戦車が撃退している。それに次はジェット。これで益々スオムスの国防力は更に広がり、我々は利益を得ることが出きる。一石二鳥ってやつかな?」

 

「お前ら、雑談をするのは良いが、もうそろそろで空輸の時間だ。準備しろ」

 

「了解しました」

 

「まぁ、ささっと終わらせてしまおうか」

 

ベルリン空港から15機のMiG-15bisとMiG-15UTIがスオムスへ向けての空輸を開始した

 

スオムス監視隊は敵機と見間違えたが、一瞬にして東ドイツ空軍機だと分かった。何故ならジェット機を持ってるのは東ドイツ(この時は)だけだからである

 

そしてMiG-15bis、UTI編隊はヘルシンキ飛行場に着陸した

 

ヘルシンキ飛行場周辺は一時大騒ぎになったし、写真を撮ろうと飛行場に押し掛ける者も居た

 

一様写真は撮っては駄目なのだが、思いっきり何枚も撮られていた。

 

簡単に言えば警察も収拾不可能であった

 

そして、MiG-15の受け取りを完了した東ドイツパイロットは迎えの複葉(鈍足)輸送機An-2を待った

 

数時間後にAn-2が到着。そのままゆっくりの速度で帰還した

 

スオムス空軍での運用はMiG-15bisは戦闘爆撃機として使用するらしく、某マルチコンバットゲームでは積めない爆弾等を載せることが出来た

 

そして、整備兵は東ドイツから送りエンジン等の整備を教えるそうだ

 

 

 

「任務成功ですね」

 

「全くだ!何もなくて逆に良かったよ」

 

「しかしまぁ、本当にMiGを送って良いのかは謎だが、同盟国の国防力が上がれば万々歳よ」

 

「そうだ。今日は気分が良いんだ。飲まないか?俺の奢りだぜ?」

 

「おっ!気が利くねぇ!是非とも行くよ!」

 

「私も行きます!」

 

「そうだな!飲む方が多いほど楽しくなるもんよ」

 

 

 

 

場所は変わって1979年、西ドイツ

 

「東ドイツが消えてから五年か・・・・」

 

「あれから何も情報を掴めていません。ソビエト連邦も慌てています」

 

「そりゃそうだ。冷戦の最前線の東、西ドイツの内、東が消えたんだぞ?何より厄介なのはこっちのほうだ」

 

「それは?」

 

「東ドイツが消えたら、我々はずっとこのままだぞ?このままずっと統一せずに西ドイツで居ろってのか?」

 

と話していると

 

「首相!町中の電力がダウンしています!国全土に及ぶ停電です!」

 

「何だと!?早く復旧を急げ!」

 

「おいおい・・・・何だあれは・・・・」

 

「あれは・・・・空が・・・・光ってる?」

 

「あれ?この光、包いこんでるように見えるんだけど・・・・」

 

「「「あっ」」」

 

この日、西ドイツも消滅。一気に冷戦の最前線と言われた東西ドイツはこの世から消えた

 

CIAやMI6、KGBも血眼になって探したが、手がかりを見つけることは出来なかった

 

 

「首相・・・・!首相!起きてください!」

 

「いててて・・・・大丈夫か?」

 

「問題ありませんが・・・・窓を見てください」

 

「・・・・あれは!!」

 

目の前で見たのはノイブランデンブルク門。そして旗が見えた。

 

「あの旗は・・・・東ドイツ・・・・」

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十五話

 

 

「あの光は!?」

 

東ドイツ首相 エーリッヒ・ホーネッカーは言う

 

「分かりません!それと同時に」

 

少し間を置いて

 

「"西ドイツ"が現れました!」

 

 

 

「おいおい!とうとう西ドイツが現れたか!?」

 

「これは緊急事態だ!」

 

それは西ドイツも同じだったらしく、東西ドイツは大騒ぎになった

 

そして東西ドイツは使節を送って対応した

 

そして、両首相は西ドイツで会談することで決定した

 

 

8月4日、午前八時

 

西ドイツ首相 ヴィリー・ブラントと東ドイツ首相 エーリッヒ・ホーネッカー両首相はブランデンブルク門で握手をした

 

これはマスコミでも報道され、国民の関心力は更に上がった

 

両首相による二時間に及ぶ会談の結果は

 

東西ドイツはこれからも良い関係を続けていくという結果で終わった

 

そして、この世界の事についても話し合った

 

最初はブラント首相も馬鹿馬鹿しいと思っていたが、あの光が関係していると思っていた。

 

この話で、東西ドイツは協力関係を結んだ

 

それにより、東西ドイツ空軍機がそれぞれの基地に着陸して親善の為としてが多くなった

 

東ドイツ国民はデモを起こし、『ドイツ統一万歳!!』がスローガンのデモが発生した

 

東ドイツはシュタージを使って鎮圧を試みたがデモ隊も火炎瓶でシュタージを攻撃した

 

ソビエト駐屯軍は中立維持した

 

理由は『この世界では社会主義など関係ない。もう社会主義の力だけでは国は長くは持たない』が理由であった

 

東ドイツ国民は警察署を襲撃してMP5やAK-47等を奪い、シュタージに対して徹底抗戦をした

 

軍部でも反乱が起こり、空軍、陸軍、海軍の殆どは統一側に参加した

 

これが影響して、エーリッヒ・ホーネッカー首相は辞任表明

 

西ドイツはこの好機を生かし東ドイツに統一をしないかと言った

 

東ドイツは首相も辞任したから『はい』以外の選択肢は無かった

 

そして、こうして東西ドイツは統一を果たした。

 

 

東西ドイツ国民は手を挙げて喜んだ

 

国境線には国民が橋を渡り、抱き合ったりした

 

警備していた警備中隊は少し表情が柔らかくなっていた

 

元東ドイツ軍は解体されたものの、軍人全員は西ドイツの所属になった

 

元西ドイツ軍が驚いたことが

 

『何でズボンを履いていないんだ?そして少女が軍人になっているんだ?』

 

元東ドイツ軍の返答は

 

『そう言う世界だからだ』

 

である

 

これに慣れるまで元西ドイツ軍は相当時間を要したそうな

 

陸軍も同じ反応だったらしい。

 

 

西ドイツ首相も変わり、ヘルムート・コール首相に変わった

 

『ここにより、東西ドイツは、統一を果たしました!Hurra!!』

 

Hurrrrrrrrrra!!

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十六話

 

 

「あの光は!?」

 

東ドイツ首相 エーリッヒ・ホーネッカーは言う

 

「分かりません!それと同時に」

 

少し間を置いて

 

「"西ドイツ"が現れました!」

 

 

 

「おいおい!とうとう西ドイツが現れたか!?」

 

「これは緊急事態だ!」

 

それは西ドイツも同じだったらしく、東西ドイツは大騒ぎになった

 

そして東西ドイツは使節を送って対応した

 

そして、両首相は西ドイツで会談することで決定した

 

 

8月4日、午前八時

 

西ドイツ首相 ヴィリー・ブラントと東ドイツ首相 エーリッヒ・ホーネッカー両首相はブランデンブルク門で握手をした

 

これはマスコミでも報道され、国民の関心力は更に上がった

 

両首相による二時間に及ぶ会談の結果は

 

東西ドイツはこれからも良い関係を続けていくという結果で終わった

 

そして、この世界の事についても話し合った

 

最初はブラント首相も馬鹿馬鹿しいと思っていたが、あの光が関係していると思っていた。

 

この話で、東西ドイツは協力関係を結んだ

 

それにより、東西ドイツ空軍機がそれぞれの基地に着陸して親善の為としてが多くなった

 

東ドイツ国民はデモを起こし、『ドイツ統一万歳!!』がスローガンのデモが発生した

 

東ドイツはシュタージを使って鎮圧を試みたがデモ隊も火炎瓶でシュタージを攻撃した

 

ソビエト駐屯軍は中立維持した

 

理由は『この世界では社会主義など関係ない。もう社会主義の力だけでは国は長くは持たない』が理由であった

 

東ドイツ国民は警察署を襲撃してMP5やAK-47等を奪い、シュタージに対して徹底抗戦をした

 

軍部でも反乱が起こり、空軍、陸軍、海軍の殆どは統一側に参加した

 

これが影響して、エーリッヒ・ホーネッカー首相は辞任表明

 

西ドイツはこの好機を生かし東ドイツに統一をしないかと言った

 

東ドイツは首相も辞任したから『はい』以外の選択肢は無かった

 

そして、こうして東西ドイツは統一を果たした。

 

 

東西ドイツ国民は手を挙げて喜んだ

 

国境線には国民が橋を渡り、抱き合ったりした

 

警備していた警備中隊は少し表情が柔らかくなっていた

 

元東ドイツ軍は解体されたものの、軍人全員は西ドイツの所属になった

 

元西ドイツ軍が驚いたことが

 

『何でズボンを履いていないんだ?そして少女が軍人になっているんだ?』

 

元東ドイツ軍の返答は

 

『そう言う世界だからだ』

 

である

 

これに慣れるまで元西ドイツ軍は相当時間を要したそうな

 

陸軍も同じ反応だったらしい。

 

 

西ドイツ首相も変わり、ヘルムート・コール首相に変わった

 

『ここにより、東西ドイツは、統一を果たしました!Hurra!!』

 

Hurrrrrrrrrra!!

 

 

 

 

 

 

 




今日は原爆投下日です。皆さんは黙祷をしましたか?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十七話

 

 

ドイツ統一してから二日後

 

「国民も落ち着きを取り戻してます。軍は興味深い事に"ウィッチ"と言うのが居るのが分かりました」

 

「ウィッチ?何だそれは?」

 

「どうやらこの世界では普通に居るみたいです。格好は少しあれですが、東ドイツ陸、空軍では普通に居るみたいです。それと、我が空軍では元東ドイツ空軍の新鋭機、MiG-29SMTとPFMを押収したみたいです」

 

「凄いな。現地改修機かもしれんな」

 

「ウィッチ用のやつもあるらしく、それは東ドイツのウィッチが履きます」

 

「これは・・・・今までの軍事常識を打ち破るかも知れない・・・・」

 

 

 

 

 

「にしても、元男なんて信じられないですよ・・・・」

 

西ドイツ空軍パイロットが言う

 

「本当だ。格好はまぁ・・・・この世界ではパンツがズボンだからな」

 

元第二戦闘航空団のウィッチはそう返す

 

「パンツがズボン・・・・」

 

「常識が通用しないのさ」

 

「あぁ・・・・どんな世界なんですか・・・・」

 

「普通のパイロットも居る。どっちかと言うとパイロットの方が多い。ウィッチは普通の数だな」

 

「そうだ。戦闘・・・・機?脚?」

 

「脚だな」

 

「脚は何をお使いで?」

 

「MiG-29SMTだ」

 

「へ?SMT?もしかして改良したんですか?」

 

「勿論。東ドイツの技術力は良いぞ?」

 

「凄いな・・・・あ、実機もありました。あれは?」

 

格納庫に待機しているMiG-29を指差した

 

「あれか?あれはPFMだ。主任務は高高度を飛行する爆撃機、偵察機の迎撃がコンセプトの機体だ」

 

「となると今のドイツ連邦が主力となるのは・・・・」

 

「あの二機とお前らの持ってるF-4Fだろうな」

 

「でも、性能面でもF-4Fを圧倒してそうですし・・・・それにミサイルもソビエト製では無さそう・・・・」

 

「それか?それはミサイル不足になったときの予備のやつだ。中国製ミサイルとフランス製ミサイルを載せてるやつも居るぞ?」

 

「えぇ・・・・」

 

と雑談をしていると

 

ビィィィィィ!ビィィィィィ!

 

「警報!?」

 

「ネウロイの襲撃だ!お前も戦闘機乗って出ろ!」

 

「ネウロイって何ですか!?」

 

「後で話す!」

 

 

 

 

ドイツ連邦に接近する不明機を第二空軍師団と第五空軍師団が迎撃。

 

ウィッチも参戦して、先頭に立って敵を攻撃した

 

西ドイツ空軍機は始めての敵に慌てて居たものの、直ぐに態勢を立て直して、再攻撃

 

ウィッチ達の援護もあってネウロイを初撃墜した

 

地上では、元国家人民地上軍が対空ミサイルでネウロイを迎撃した

 

地上からも来てたらしいが、T-72M1、T-55AMV、レオパルド戦車が陸戦ネウロイを迎撃。ネウロイの攻撃を熟知している元地上軍はネウロイを蹴散らした

 

ドイツ連邦軍の戦車隊は口が上がらなかったそう

 

初の統一後の戦闘で勝利したドイツ連邦。ベルリンの国会議事堂の屋上にはドイツ民主共和国とソビエト連邦の旗に替わってドイツ連邦共和国の旗が揺れていた

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十八話

 

 

防衛戦闘から二日

 

政府は未知の敵『ネウロイ』に対する兵力増強をはかっていた

 

この世界の事を知らないドイツ政府だが、元東ドイツ政府、軍、国民はネウロイに対する対抗策を知っていた

 

元東ドイツ技術者は戦闘機の性能を上げたりする能力を兼ね備えてる連中が居ることから心強かった

 

旧式(元東ドイツからすれば)であるF-4Fを改造したりすることも出来るようだ

 

『何?改造?なら俺達に任せろ!』

 

である

 

「戦闘機は近代化出来るから良いとして、地上戦力はどうなんだ?」

 

「はい、陸軍主力としてはレオパルド2とT-72M1戦車です。これの混成部隊も存在します。対空戦力はZSU-23-4、ZSU-57-2、ゲパルト対空戦車です」

 

ソ連製の対空システムが多かったが、書いてあるロシア語を全てドイツ語で翻訳しなおして居るそうだ

 

こうもしないと元東ドイツ軍は良いとして元西ドイツ軍だとうんともすんとも分からないからだ

 

「空軍は?」

 

「やはりF-4Fとまだ使えるであろうF-104Gスターファイター、MiG-29SMT、MiG-29PFMが主力と言えるでしょう」

 

ソビエト機に搭載されているミサイルはソ連製のR-24TやR-60ミサイルが多く、F-4F等に搭載されているミサイル、AIM-9スパローミサイルとは少し違った

 

R-24Tとかにはこんな逸話がある

 

R-24Tミサイルの誘導方式はスパローとほぼ同じであり、これが西側諸国を大いに混乱させた

 

作った国は違えど、同じスパローであることから、MiG-29にも載せれるんじゃね?と意見が出た

 

その結果は、成功であった

 

やはりスパローであることが大きいのだろう

 

「これで、ミサイルに困ることは無いな。後は燃料なんだがなぁ・・・・」

 

「その件なんですが、最近不可解な事が起きまして・・・・」

 

「何があったんだ?」

 

「燃料タンクの燃料が一滴も減って無いんです。まるで勝手に増えているかのように・・・・」

 

「・・・・ゑ?」

 

燃料にも困ることの無いドイツ→最強じゃね?

 

 

 

軍部では新人の為の教育が進んでいた

 

特に陸、空軍では一番ネウロイの戦闘を経験していることからアグレッサー部隊が創設された

 

空軍は『第403教導航空師団』を創設

 

使用機体は旧式訓練機のMiG-19UTI(武装有り)とMiG-28である

 

尚、アグレッサー部隊の機体にはネウロイのカラーリングがされていることから誤射される危険が高かったが、徹底した確認がなされた

 

陸軍は『第147教導陸戦師団』を創設

 

使用戦車はレオパルド1とT-55AM2Bである

 

これも上記同様、ネウロイカラーとなっている

 

海軍はソ連製コニ型フリゲート『ベルリン』型の量産が決定。

 

一番艦は『ベルリン』

 

二番艦は『フランクフルト』

 

三番艦は『ハインリッヒ』

 

この三艦はドイツ連邦海軍の主力フリゲート艦となった

 

そして、ドイツ軍は練度を上げるために演習をすることを決定した

 

目標地点は、アフリカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第十九話

 

 

「さて、演習と言う話なんだが、問題が発生した」

 

司令部では、演習地域へ向かうルートにネウロイが居ると悩ませれていた

 

「アフリカへ向かう件なんだが、ここで重要な問題が発生した」

 

司令官がこの世界の地図を開いた

 

「ここが、解放したカールスラント。そして未だに占拠されているガリア。同じ状況のオストマルクだ」

 

「となると、我々は挟まれている事になりますね」

 

「それと在独スオムス大使館からの情報だが、オラーシャ、前の世界で言うとソビエト連邦が占拠されている状況だ」

 

「もう流石に、ね?喧嘩は売りたくないです」

 

「我々はここ、ガリアの奪還を目指す」

 

「良いんですか?こんなに戦争して?国内でも戦争反対の運動が少なからず起きていますが・・・・」

 

「この世界では、殺らなければ、殺られる世界なんだ。今更戦争反対のデモを起こしても相手はその気じゃないし、何より元東ドイツがそれを経験している。向こうから動き出したら駄目だ。先手必勝が大事だ」

 

「そうですか・・・・確かにそうですね」

 

この結果、ガリアを奪還する名目で、政府に報告した

 

 

 

『こちらは、ベルリン新聞記者のヘルツ・ヒュンメルと言います!今、ベルリン市街では、戦闘車両が続々と通過しています!警察が交通規制をして辺りを警戒しています!これは戦争の匂いが感じられます!』

 

『とうとう、我が国は隣国を占拠する未知の敵、ネウロイに対する攻撃をするようですが、ここで元東ドイツ航空軍、第3戦闘航空団兼ドイツ第8戦闘航空団司令官のアルベートルフ・フィーラー大佐にお話を伺います。宜しくお願いします』

 

『宜しくお願いします』

 

『早速ですが、ネウロイと言うのはどのような敵なのでしょうか?』

 

『はっきりと言いますと、未知の怪異、と言うものです。今まで経験したことの無い攻撃能力、防御率等は今の兵器では考えられません。ミサイルですらコアと言う弱点を発見するまで何発も失います。しかし、熱源探知が可能であったことから、だいたい二発で済むようになりましたが』

 

『そうですか。ありがとうございます。最後にお聞きしたいのですが、この戦争は意味のあるものなんでしょうか?』

 

『・・・・それは分かりません。ですが、相手は民間人、女、子供関係なく殺害します。我々はその行為をいち早く防ぐものとしてネウロイを攻撃するのだと考えています』

 

『ありがとうございました。では、今日はアルベートルフ・フィーラー大佐にお越し頂きました。ありがとうございました』

 

 

 

 

 

 

「現在、1200(ヒトフタマルマル)・・・・作戦行動を開始せよ」

 

『了解』

 

『ロケット砲、ファイヤー!!』

 

バシュゥゥゥゥン!!

 

 

 

 

キィィィィィィ・・・・

 

『こちら第9戦闘航空団、出撃準備良し』

 

『了解。こちら管制塔、離陸許可する。武運を祈る』

 

『了解した!発進!』

 

ヒュゥゥゥゥ・・・・!

 

 

 

 

『とうとう、戦争か・・・・東ドイツは経験在るんだとな』

 

『ですが、我々も負けてられません!今こそ東西ドイツ軍の力を発揮しましょう!』

 

『行くぞ!パンツァーフォー!!』

 

 

 

 

 

 

 

 




少し適当感がありますが許してください



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二十話

 

 

絶賛ドイツ軍はガリアに進撃中であった

 

「パンツァーフォー!!」

 

「進撃じゃゴラァ!」

 

(皆本気出してる・・・・)

 

レオパルドⅡ、T-72M1が主力のドイツ陸軍はガリアを占領するネウロイ破壊の為に進撃した

 

「前方に陸戦型ネウロイ数匹!」

 

『砲向け!ファイヤー!!』ズドン!

 

ドカーン!!

 

『陸戦ネウロイ消滅確認!』

 

『行け!前進しろ!』

 

『レオパルドⅡが前衛!T-72M1が後衛でカバーしろ!』

 

『了解!隊列を組め!演習をやれなかった分をここで試すぞ!』

 

レオパルドⅡは前衛にでてT-72M1は後衛にでてレオパルドを援護した

 

戦車隊は森を駆け抜け、木々を倒しながら前進した

 

コレこそまさに

 

?「環境破壊は気持ちいいzo」ズドン!!

 

「誰か居たか?」

 

「気のせいなのでは?」

 

「だと良いのだが」

 

ととある戦車兵が言った

 

そして、戦車隊はそのまま前進。空軍の援護が一番大きく、制空権は完全掌握であった

 

「一旦ここで止まろう。弾薬や修理も必要だろう」

 

師団長の命令で近くの都市で進撃を停止した

 

ウィッチも参戦していた

 

「ふぅ・・・・疲れました・・・・」

 

「にしてもフランスを奪還する日なんて、WW2で枢軸国が優勢だった時みたいだ」

 

「そんな事は無いけどね」

 

「とにかく、今は休んで明日に備えよう」

 

 

 

「進撃開始!」

 

戦車隊は再び進撃を開始。空軍からの情報では、占領されていた地区のネウロイを空爆しまくって更地にしているそう

 

(いやどんだけ爆撃してるんだよ・・・・地区一つを更地にするってめっちゃ爆撃しない限りならんぞ・・・・)

 

「道理でネウロイがここまで現れないわけだ。大分敗走してることが分かるな」

 

「しかし、逆に不気味です」

 

「何だ?ビビってるのか?」

 

「び・・・・ビビってなんかありません!」

 

「・・・・静かに。鳥が飛んでる。全戦車ストップしろ」

 

「全戦車ストップ!」

 

と戦車がストップした

 

『師団長!どうしたんですか?』

 

『シッ・・・・上を見ろ』

 

そこには、大型ネウロイがゆっくりと飛んでいた

 

『でっか・・・・』

 

『定時哨戒でもしてるのかもな・・・・もしくは、我々を探しているか・・・・』

 

しかし、その言葉は現実のものとなった

 

『こちら先頭車両!ネウロイが攻撃態勢に入った!繰り返す!攻撃態勢にはi』ザザザーーーー

 

『先頭車両が殺られた!ネウロイからの攻撃です!』

 

『飛行船みたいなネウロイだな!こちら対空ミサイル隊!援護する!発射ぁ!!』

 

9K33からの対空ミサイル攻撃が始まった

 

「全戦車へ!一時撤退だ!これより撤退戦を開始する!』

 

大型ネウロイ撤退作戦が始まった

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第二十一話

 

 

「全員撤退しろ!」

 

巨大ネウロイが車列にビーム攻撃を仕掛けてきて撤退を開始していた

 

「シャイセ!後ろはどうした!?」

 

「混乱しています!おい!早く後退しろ!」

 

と車長が無線で怒鳴る

 

『分かってる!だが後ろが詰まってるんだ!速く後退は出来んぞ!』

 

すると無線から

 

『こちら対空ミサイル隊!これより長距離空対空ミサイルを発射する!援護は任せろ!ファイア!』

 

無線から聞こえる発射音。どうやらミサイルを発射したようであった

 

「撃墜出来るのか?あのデカさじゃ何発も撃ち込まんといけんぞ?」

 

『大丈夫さ!空軍機も出撃した!数分で到着する!』

 

「それは心強い!」

 

 

 

 

 

スクランブル発信したドイツ連邦空軍のMiG-29SMT編隊は巨大ネウロイ撃墜に向けて動いた

 

『あれか!くそ!無駄にデカイ!』

 

『まるで空飛ぶ要塞ってやつかな?』

 

と無線では言いつつも全機R-24Tミサイルを発射した

 

これは全部熱源探知で見つけたコアへと向かっていた

 

『eins・・・・zwei・・・・drei・・・・Schlag!』

 

ミサイルはコアがあった所へと弾着した

 

それと同時に長距離支援を行っていたミサイル部隊のミサイルがコアに命中して消滅。ネウロイを撃墜した

 

『陸軍の損壊は・・・・酷いな』

 

パイロットが言うように、T-72戦車は殆ど無傷だが、レオパルド戦車はネウロイの攻撃で砲身が吹っ飛んでいるものが多かった

 

T-72戦車はネウロイの攻撃に対する対策を行っていたためなんとかなっていた

 

しかしレオパルドはそんな装備等ついておらず破壊されていた

 

しかも悪いニュースは続いた

 

『森に熱源探知!陸戦ネウロイだ!』

 

と、地上の兵士が叫んだ

 

『シャイセ!どうする!?』

 

『死ぬ気で撤退しろ!』

 

『何処から沸いてきやがったんだくそ野郎が!!』

 

そして援護に駆けつけたハインドが陸戦ネウロイ殲滅に向けて動いた

 

『目標発見!シュトゥルムミサイルを喰らえ!』

 

『存分に暴れられる!楽しませていただこう!』

 

『地獄の一時を今からたっぷりと付き合って貰おう!』

 

ハインドのパイロットの士気はめっちゃあった

 

ネウロイもビームで反撃するが乗っていたウィッチによって防がれた

 

『このまま行け!ネウロイを撤退させろ!』

 

すると遠くから戦闘機の音が聞こえた

 

『見ろ!味方の援護機だ!増援が来たぞ!』

 

現れたのはMiG-28BNである

 

MiG-28BNは爆弾や誘導ミサイルを使いネウロイを派手に蹴散らす

 

「す・・・・凄い・・・・ネウロイがもうこんなに・・・・」

 

その地からネウロイはいつの間にか消えていた

 

その後陸軍は一時撤退をしたものの、装備を整え出撃。一気にガリアの半分を制圧した

 

「目指すのは首都パリだそうだな。そこに親玉がいると」

 

「大変です・・・・ですがそれを実現するためには休憩をとることも大事です」

 

「そうだな。今日は寝て、明日に備えよう」

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。