クソマゾ提督の逆襲 (uncle_kappa)
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この物語はフィクションです。

現実の団体、特定の人物とは一切関係ありません。



皇紀2620年、大日本帝国は深海棲艦の前に敗北した。

 

幾度かの新型爆弾爆撃により、本土、および各諸島は焦土と化したのだ。

 

敗戦後、やんごとなきお方による、一億臣民への反省、および、帝国のために献身努力した艦娘を「兵器である」として虐待したことへの反省から、やんごとなきお方と共に一億総国民は、一体となって、焼け跡からの再起を共に、固く、固く、決意したのである。

 

「二度とこのような悲劇は起こさない。」と。

 

やんごとなきお方は、この決意を臣民に対して具現化するために、旧来の大日本帝国を解体し、この国を再建することを宣言した。

第二日本帝国の誕生前夜と言える。

 

深海棲艦に無条件降伏した我が大日本帝国は、深海占領軍との講和条約を締結したのであった。

 

2625年 を以て皇紀は廃止され、新日本の「商和時代」がはじまる。

 

深海進駐軍は表向きは去った。

そして、第二日本帝国憲法により、日本国民自らによる、自国の主権回復について国際からの承認を受け、第二日本帝国として、再出発。

 

国民による新帝国議会への信託統治が開始されたのである。つまり、日本は主権を取り戻したのだ。

 

これは、そんな時代の物語である。

 

 

(この物語はフィクションです。実際の団体、実際の特定の人物とは関係ありません。)

 

※※

 

第二日本帝国憲法について、おおよその内容をここに紹介する

 

全文

 

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び艦娘差別の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに、艦娘は女性であって、女性には女性権が存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者たる女性がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

 

これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 

我らは、いずれの国家も、提督、男性のことのみに専念して艦娘、女性を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると固く信ずる。

 

第二日本帝国国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う

 

第一条 国民の権利と女性

全ての女性は生まれながらにして女性権を有する。なお、全ての男性において、女性権に相当する男性権は、これを認めない。

 

第二条 男女不平等と是正義務

全ての女性は弱者であり、全ての男性は強者である。これにより、国は強者である男性を監視し、男女平等に違反する事案のある場合においては正義において罰さねばならない。

 

第三条 国民と女性権

国民の自由、国民の権利、国民の義務、これらに関しては女性権により、女性が定める。男性が定めてはならない。

 

第四条 表現の自由

表現の自由について、とりわけ服装表現の自由、性的表現の自由などは、女性権により、女性が定める。男性がこれらを定めてはならない。

 

第五条 表現の自由と男性への罰則

女性が表現の自由を行使した結果、男性の生理作用が発現することは女性権の侵害であり、国はこれを罰さねばならない。

 

第六条 国民の生活と義務

性生活、婚姻、婚姻後の生活にかかる全ては、女性権によって女性が独裁する。男性はこれに従わなければはらない。

 




はい、なんというかその、特殊性癖の話を書いてみたくなったのです。


「鬼畜提督与作」、すごくすきなんです。マッチョな男提督さんが。
あの方の作品を目指しています。


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神前に礼

ここは呉鎮守府、時刻は 0600前

総員起こしの少し前だ。

 

「ふん。今日も海軍の朝か。」

 

なにが海軍だ、負けたくせに。クソが。

いかん、海軍の事を悪く言ってはだめだ。

 

俺は朝の鍛錬を怠らない。

 

俺には帝国臣民であり、なにより男子としての矜持があるからだ。

 

「男は、負けたからと言って、精神まで折れてはならない。」

 

俺は士官学校時代に教えていただいたのだ。

俺の恩師に。

 

、、、。

 

そんな俺は、0400にすでに起床をすませ、身辺整理を行っていたのである。

まぁ当然だ。俺は提督だからな。

 

さて、柔剣道は提督の嗜みである。

今日の鍛錬は剣道だ

内容は素振りにしておく。道着は剣道袴なのだ。

いくぜ。

 

※※

 

「神前に、礼!」

 

うーん。清々しい。

 

解説をする。

剣道や柔道の道場には神棚が祀られているのだ。

そして稽古の前後には必ず神前への礼を行うことを慣習としているのであーる。

 

これが、実に俺には尊い慣習に思える。

清々しいことこの上ない。

 

諸兄よ、俺と共に汗を流そうではないか。

とはいえ、0430近くの道場には俺しかいないのではあるがね。

 

 

「よしっ。道場に、礼っ」

「でちっ」

 

※※

 

なんだ?

誰かいるのか

 

「皆さんに、れいっ」

「ですぅ。」

 

うるさいな。

誰もいないはずの道場に声が聞こえてきた。

 

なんだか調子が出ない。

敗戦処理の疲れから少しおかしくなっているのだろうか。

 

フン。

 

それがどうした。

男にはそんなものは普通だ。

 

※※

 

、、、素振りができない。

艦娘の声が聞こえている。

現実のことが不確かだ。

 

あの敗戦時の作戦で、全ての艦娘はおれの失策で沈めてしまったはずだ、いや、俺が自ら沈めたようなものだ。

 

おかしいぞ。艦娘はいないのに。

 

今の俺は一人提督だ。公的身分はそうだが、任務内容は廃屋の管理と進駐軍へのおもてなしに過ぎない。

 

道場も廃屋になっている。

 

妖精さんも居ないはず、、居ないんだ。

 

妖精さんにはあの日、終戦の詔の日に涙のお別れをしたはずだ。俺は忘れていないぞ。帝国海軍軍人として忘れるものか。

 

「ゴメンナサイ、デモ、ナカナイデ」

「サヨナラ」

 

妖精さんなど、居ない。

 

※※

 

「いますよ」

 

「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーああああ」

 

おれは素振りをやめ、稽古中に有るまじき大声をあげた。

竹刀は放り投げたのだろうか。

よくわからない。

 

さっきから俺の目が見えていないのは、涙による遮蔽効果である。

俺の視界は涙的で機能しなかった。

 

「大日本帝国バンザイ。帝国海軍バンザイ。」

 

アノタタカイデ

オレハ、

オレダケイキノコッテシマッタンダ。

 

ゴメンナサイ。センパイテイトク。

ゴメンナサイ、オトフサン、オカアサン。

 

ゴメンナ、オレノアイシタ、カンムスタチ、、。

、、、、

 

 

fade-out

 

 

(Openingが聞こえる。海の色を見ても何も感じなくなった俺に。)

 

※※

 

0600総員起床

 

大淀「朝礼を始めます。明石さん。提督さんのご容態は?」

明石「、、、」

 

各艦の泣き声、すすり泣きや、悔し涙、が講堂を支配していた。

しかし、鳴き声で始まる朝礼などない。私は帝国海軍の秘書艦としてそれを許さない。

 

大淀「明石、もう一度言うぞ。提督の現状を報告せよ。これは上官命令、、、だ」、、、どうだ、私は泣いても言い切ったぞ、褒めろ長門。

 

明石「ひっく。」

 

大淀「あかしぃいいい、ふくしょうしろぉおお。報告だぁあ。」

 

私は教育的指導の制裁のため、明石に接近した。

 

「やめろ。」

 

これは長門の声だ。私は長門に羽交い絞めにされた。長門め、秘書艦に逆らうとはな。くそっ。くそっ。

 

長門「大淀、貴艦は涙腺および感情面に不具合をきたしている。よって長門が貴艦の業務の代行を行う。」

 

なんだと、この馬鹿が、秘書官は私だ。

 

「各艦は休め。明石は私と大淀とともに執務室に来い。」

 

うるさいな。

 

うるさいんだよ長門。

前から気に入らなかったんだ。

 

 

 



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新鎮守府から

※※

 

長門「軽巡のくせに意外と重いな。痩せた方がよい」

 

私はのん気なことを小声でつぶやいた。

 

ずるずると荷物を引きずる作業員のように廊下を渡っていく。ほとんど毎日の事だから慣れてしまう。あまり慣れたくはなかったんだけどな、仕方ないよなぁ。

 

明石「最新鋭軽巡ですから。」

 

明石はようやく会話可能な精神状態に回復した。

 

私のやり方でなければこの新鎮守府は機能しないことはわかってるってぇの。←おっといかん、死んだ妹に叱られるな。

 

※※

 

執務室という名前の小屋の扉を開けると、私の吹雪ちゃんが笑顔で挨拶を、じゃなかった、駆逐艦吹雪が敬礼をしていた。

吹雪め。相変わらずだな。

 

※※

 

0800 執務室

 

(じょぼぼぼ。)

 

吹雪ちゃん、じゃなかった、吹雪が私と大淀、明石のために入れてくれた紅茶を口にすする、欠けた茶碗だけどね。

 

ひといきれつくと、彼女が再度敬礼してくる。

何だろうか。可愛い。

 

じゃなかった。何か事案があるのだろうか。

答礼。

 

「長門秘書艦代行、意見具申。」

 

「不許可だ。今は大淀と明石の三人で話をしている。」

 

「はっ。」

 

ごめんなさいね。またあとでね。

 

※※

 

吹雪が扉を閉める、0900 には進駐軍殿が来る手はずだ。

手短にせねば支障が出る。

 

長門「明石さん、投薬の効果は出ていますか。」

 

明石「経過観察の結果は望ましくありませんでした。」

 

長門「何が精神障害回復への隘路となっていますかね。」

 

明石「敗戦による罪の意識かと」

 

長門「すみません、よくわかりません。」

 

明石「あ、ごめんなさい。認知の問題なのですが、彼は敗戦したことを自分のせいで、かつ、自分の罪だと認知しています。このことが正常な情動や精神活動を妨げているのではと推測しました。あの日から現在にいたるまで。」

 

長門「わかりました。分かりやすい説明をありがとうございます。でも、ではどうすれば対策できるのでしょうね。」

 

明石「そうですね。まずは、私たちが敗戦後に提督の愛によって再生された船であることをまずは認知していただければと。」

 

大淀「、、、提督には目の前にいる私たちが見えていないんです。」

 

長門「愛とはなんですかねぇ、、、。あ、吹雪ちゃんおかわりくれますか」

 

吹雪「長門代行、その前に発言許可をくださいますか。」

 

長門「許可しますよ。」

 

吹雪「はっ。明石工作艦のいう「愛」については本艦も、確かに感じておりました。暖かく、そして優しく。」

 

長門「そうですね。駆逐艦吹雪、秘書艦補佐は解除。任務に戻れ。」

 

吹雪「はい、駆逐艦吹雪、秘書官補佐を解除し、任務に戻ります。」

 

 

吹雪「各艦に朝礼の続きを行うようにしますか。」

 

長門「そのまえに涙の後をお互いに拭きましょうね。海軍軍人として提督の前に立てません。提督に恥ずかしいですからね。」

 

吹雪「了解です。長門さん。」

 

お茶碗はすでに配膳されていたので吹雪ちゃんは涙を拭いて任務に戻った。

私は引き続き業務に戻る。

時間がない。

行動指示書を手短に作成しなければならない。

 

※※

 

0845 指示書掲示をもって朝礼の代わりとする。

 

明石と大井を工作艦小隊として特務を命ず。

吹雪は進駐軍殿のお迎えを準備

その他、各艦は休めを継続

 

0900 わたしもつかれました。

 

おおよどさん、あなたもやすんでください。めのしたにくまができてますよ。かわいいのにもったいないですよ。



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認知の問題

俺は誰だ。

 

大日本帝国海軍の提督だ

鎮守府として、臣民の盾となり、人類の砦を作るのだ。

起立せよ、俺が自身へ命令する。

 

※※

 

なんだ、執務室が暖かい。誰か不法侵入したのか。

憲兵を呼び出すか、今日はなんて日だ。まったく。

 

 

※※

 

提督「憲兵さん、こちらです」

憲兵「はっ。提督殿」

 

なんだ、妙になまめかしい憲兵だな。俺には男色の気はないぞ。

 

※※

 

長門「明石さん、映像状況記録」

明石「進行中につき」

長門「了解しました。感謝。」

 

長門「大井さんは、秘匿通信、ソノママケイゾク」

大井「了解、ソノママケイゾクでーす。」

長門「こら、まじめに。」

大井「はーい。」

長門「ふむぅ。大戦前と変わりませんね。」

大井「お互いねー。」

 

私は大井をたしなめることをあきらめた。

代わりに今度は大井っち呼びでもしてみるさ。

 

※※

 

「提督殿、これは不届者の仕業ではなく、艦娘の仕業です。」

「そんなばかな。」

「いえ、確かに証拠があります。」

「なにが。」

「これです。この茶碗にある反応は人類である提督殿とは異なります。」

「すみません。人類とか言わないでください、艦娘も人間です。」

「わかりました。提督殿、申し訳ありませんでした。」

 

「お詫びはいいですから聞いてください。深海講和協定により、人類の定義が拡張されてですね、わかりましたか。これによって、、、」

 

※※

 

「おい憲兵、聞いているのか。失礼だろうが」

 

※※

 

明石「なにがおかしいんですか、長門代行」

長門「ごめんなさい。あの情熱、あの信念ある態度がおかしくて。」

明石「代行としてどうなんですか、感心できません。」

長門「愛情の裏返しです」

大井「二人ともー、監視監視ー。」

二人「了解」

 

※※

 

俺は憲兵と格闘した。こいつは艦娘を侮辱したのだ、提督を侮辱したのだ。だがさすがだ、柔道で俺と互角だとはな。いつのまにか鈍らになっていたようだ。

 

※※

 

けんぺいさん

(*´Д`)テートクサン、モウヤメニシマセンカ。

 

提督「ソーダネー」

 

はぁはあ、もう思考も格闘もできなくなっているのか。

くそっ。

 

※※

 

商会「しつれいしまーす。出入りのテルマ商店でーす。」

ああ、業者か。

 

商会「販売許可証と入場許可証をここに。ってありゃあ。」

何がありゃあだ、失礼な奴だ。

 

商会「てーとくさん、ハナジでとるけぇ。これでふきんさい」

 

ぎゃふん。

俺としたことが、、、。

 

提督「、、、忠告ありがとうございました。」

 

商会「えーよえーよ。」

 

※※

 

商会「テートクサン、肩で息をしよるけぇ、なにしよるん。」

 

提督「や、これはしつれい」

憲兵「しつれい」

 

商会「ありゃ、ケンペイサンもかいねー。おふたりさん、ぎゅうにゅうどうじゃね」

 

がさごそ。

 

商会「カルシウムが豊富にあるよぉ。」

 

なんだか毒気が、、、まあいいか。

ごくごくごく、ぷー。はいお金。

 

商会「ありがとーね、、、ってけんぺいさん、いつからおなごになったん。」

 

提督「なにっ、きさま、だれだ。」

 

※※

 

 

明石「入電、「ワレアヤマチテタイキャク」」

 

 

長門「計画を代案2.に変更、初雪を」

初雪「ん、がんばる」

明石「お願いします。私たちが深海から蘇った事を認知して貰うために」

初雪「ん。」

 

面倒そうにいう初雪の顔は上気していた。体温が2度上がっていたので間違いない。このツンデレめ、本気だすなら今だぞ。

 

大淀も指令室にいた。画面をみている。

 

(寝とけばいいのに。)

 

だが、今の大淀を追い返す気には、わたしはなれなかった。

 

 

 



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提督あいしてる

0930 憲兵の偽物を取り逃がしてしまった俺は始末書を提出していた。

つかれた。そういえば本物の憲兵には今日は会っていなかったな。

 

9月の調印式をもって我が大日本帝国の無条件降伏が確定したのだが。

うーむしかし。最近、日誌を書くのが億劫になっている。これでは私の上官殿に叱られるな。そういえばまだ墓参りにも行っていない。

え、今何月何日だっけ。

 

いつから俺はこんなポンコツになったんだろう。

初雪が生きてたら滅茶苦茶からかわれるだろうな。

 

※※

 

よし、お墓参りだ。

お花にお水に、お祈りだ。

 

上官殿、わたくしは罪を一生懸命償おうとしていますが、いまだかなっていません。上官殿に合わせる顔がないのです。

 

せめて、この新鎮守府で一人だけの任務を全うした給金を元手に、全国の被災者に行脚をしたく思っています。それまではあの世でお待ちください。私もすぐにまいりますので。お待ちください。

 

さて、初雪の墓もつくらなければな。

 

あれは俺が水雷戦隊分艦隊の司令として着任仕立ての時だったな。

なんだこいつくせぇ。って強烈な印象しかなかったもんな。

 

大日本帝国軍人としてどうかって説教しても、全然応えてない。

制裁をしようとして、吹雪に止められたんだよな。

吹雪に説教されたっけな。司令の心得がなーんたるかを。

 

おれは士官学校出のボンボンだった。

駆逐隊と飲みにいったとき、坊ちゃんにしては見込みがあるぞってからかわれたっけなぁ。海軍は飲み会がよかったな。

 

あいつらってバカだけど、強かったな。俺の作戦以上の頑張りをいつもみせてくれたっけなぁ。ほんと特型駆逐艦は強い奴が多かった。あの時も、この時も。そのとき、、も、、、、

 

、、、

、、、

 

ふぶき、、、は、つ、ゆ、、、きぃ、、、み、ん、な、ぁ、、、

ごめんなぁ、、、、おれがよわくて、、、おれのせいでぇえ。

 

俺はまた気を失った。

 

※※

 

明石「入電、ワレマニアワズ、シジヲコウ」

長門「返信、サクセンニヘンコウナシ、ビンタシテ、ツヅケヨ」

明石「了解、サクセンニヘンコウナシ、ビンタシテ、ツヅケヨ」

長門「大淀さん、お水を。あと、応援お願いします。」

大淀「はい。」

 

※※

 

長門に命令された私は、急いで水筒を用意して初雪の援護任務についた。

長門に命令されたのは最後の海戦の時だっけな、、、。

 

長門「いそいでください。」

大淀「いまいそいでますっ。」

たったったったっ

 

※※

 

長門「大淀さんの可愛さ指数が回復したようです。」

明石「なにわけのわからないこといってるんですか。」

 

いかん、私もおかしくなっている。

 

※※

 

あれ、ここはどこだ。

 

初雪「はつゆきだよー。しれーい。」

大淀「お久しぶりです、大淀です。まずはお水をどうぞ。」

初雪「あい、おみずー」

 

え、はい。

 

「ごくごく」うーむ熱中症対策もできない提督があるか、俺のばかたれ。

でも、うまい。

 

ウーン。ナーイス。

 

ってオイ。

 

提督「初雪、初雪なのか。」

おまえはあの時に沈んだだろう。幻覚じゃないのか。

 

初雪「痛い痛い、痛いよー。しれーい。」

大淀「提督、その、初雪ちゃんのほっぺが、、、。」

 

びよよよーん。←ほっぺがのびた

 

提督「初雪ー、はつゆきー」

大淀「ただでさえ、その、芋、じゃなかった、まるいのに」

提督「はーづーゆーぎぃーーーーー」

 

びよよーん。←ほっぺがさらにのびた。

 

初雪「どかっ」

大淀「痛い痛い、なんですか初雪さん」

初雪「初雪は芋じゃありません。特型駆逐艦です。」

 

三人「あははははは。」

 

※※※

 

初雪「はじめまして、特型駆逐艦初雪、本日をもって着任しました。」

大淀「軽巡大淀、本日をもって入渠から復任しました。」

 

提督「ようこそ新鎮守府へ、私が提督です。」

 

(工作艦明石の判断で少しの嘘は許可されています。)

 

※※※

 

長門は、大声で泣いた。

 

提督がはじめて自分たちを認知してくれたことに泣いた。

今日この日、この時刻まで、大声を我慢していたのだった。

 

帝国海軍の誇りが許さなかったのと、妹、陸奥との約束だったからだ。

 

陸奥のお別れの言葉が「私は先に逝きます。提督をお願いね。」

それから、「もう負けたんだから、大声は要らないわよね。おねえちゃん。」だったのだ。

 

長門「陸奥、すまん。」

吹雪「いいんですよ、いいことがあったんですから。」

長門「あいかわらずだな吹雪。」

吹雪「はいっ、長門さんっ。」

 

休めを実行していた艦娘達に伝令が行われたのは、五分後のことだった。

 

鎮守府の裏でセミの音が鳴いている。

鎮守府の表で海がさざめいている。

 

提督は初めて海の色とセミの音を認知した。

 

科学的に言うと、あの日から失われた彼の脳機能が回復したことを意味していた。

 

科学的に言わなければ、「おかえりなさい。私たちの提督さん。」を意味していた。

 

 

 

初雪のほっぺはのびたままだったけど、まもなく回復する見込みである。



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第十七駆逐隊と提督さん

深海棲艦進駐軍は表向きは撤収したことになっていた。

しかし、それは偽情報である。

 

実際には日本の各鎮守府に駐留していた。

日本の国家の成立過程を監視させるためにである。

 

鎮守府から少し離れた色町には、深海棲艦の経営するナイトラウンジが一件立っていた。

 

「ソコノテイトクサン・ヨッテカナーイ」

 

会社帰りの民間人が数人、まんざらでもない顔でウカレ提督と化している。

もともと深海棲艦である、その体つきに魅力を感じない男性は少数派だろう。

 

さらに、勤勉だったため、深海棲艦のお店の評判はよかった。

お熱を上げすぎて「結婚してください」から「ダメヨ」の流れでうっちゃられた

トホホ提督も数人いた。

やれやれである。

 

※※

 

さて、場面は変わって新鎮守府である。

提督さんの回復によって威力を取り戻した妖精さんにより、順調に機能回復をしている。

復員省によって収集がかけられる日も近いであろう。

 

今日は非番である。

のんびりとした週末、これも無条件降伏がもたらした効果であるといえる。

 

明石によって心を治療中の提督だったが、まずは順調のようである。

 

今はお散歩タイムであった。

てくてく歩く提督の周りを数人の陽炎型駆逐艦が嬉しそうに囲っている。

第十七駆逐隊である。

 

 

提督は困惑してした。

「こいつら妙に色気が上がってるよな、、、。」

 

それもそうで、提督の愛によってよみがえる際に、改二になった娘もいたのである。

(愛つよすぎ。)

 

そんな提督だったが、その、男性の特有現象で、アレがナニになりそうになっていた。

 

もともとが第十七駆逐隊は、吹雪から「ありえなーい」と嫉妬された船体を有しており、それが

改二になったので、かなり「ありえなーい」度数が上がっている。

特に谷風。

 

提督「おい谷やん。」

谷風「谷風様に何のようだい。」

 

おまえくっつけすぎだろう。

 

谷風「谷風様におまかせだよ」

 

駄目だ、話が通じてない。

こっちはブチこまっとるっつの。

 

アレがヤバいことになってる提督だった。

このままでは憲兵事案である。

 

前かがみになったところを今度は浦風に責められていた。

 

「うちが浦風じゃ。提督さん、アーンしんちゃい。」

 

軍人として立ち食いは許されない。

 

しかし、蠱惑的な浦風につい、アーンしそうになる提督さんだった。

 

「いかんいかん。俺は提督だぞ」

 

ブルブル。

首を振り振り逃げようとする提督

 

すると浜風が追撃。

「現行法では、提督に拒否権はありません。」

 

えぇぇぇぇぅぅぇぇええええええええっ。

そういえばそうだった。

 

深海棲艦との講和条約により、日本は女権国家として生まれ変わったのだ。

なんというかその、それでいいのかよ。

 

「おい。離れろ、提督命令だ。」

 

四人「今日は非番(です|じゃ)提督」

 

提督「あのなぁ、アーンする提督があるかっ!」

 

怒りのあまり、血流が移動して事なきをえた提督。

 

「しかも、お前のアーンはポッキーじゃろうが。」

「sneg事案だぞ。なんの罰ゲーじゃあ。」

 

解説しよう。

sneg事案とは、「ソレナンテエロゲ事案」と言われている。

エロゲとは、その、あの、恰好つけていうとセクシュアルな事どもを題材として発売されるゲームである。

詳しくは「鬼畜提督与作」をご覧いただきたい。

 

磯風だけが( ゚д゚)としていた。

sneg事案の意味を全く分かっていなかったのだろう。

さすがですね。

 

ニヤニヤと谷風と浦風が提督に接近する。

ポッキーを咥えたε(イプシロン)の口をした浦風が提督に急接近中である。警戒せよ提督。

あ、こいつエロゲの主人公ムーヴかましてやがる。まんざらでもない顔しやがった。

 

「デヘー」

 

そこで初めて驚愕する磯風であった。←もう遅い。

 

ハッいかん。いかん。俺は帝国軍人としてー。

 

正気に戻った提督。しかし彼の血流は再び頭脳から下に降りてゆく。

 

「磯さん、助けて。」

 

目で訴える提督。

しかし磯風もモジモジとしている。

 

提督「あ、こりゃ駄目だ。」

磯風もegのヒロインになりやがった。

 

浜風「磯風、提督はみんなのものだから順番にしましょう。」

 

磯風と提督「ええええええぇえええっ」

 

ブー

 

磯風はハナジを出して戦線を離脱した。

海軍にもとる行為である。大変残念だ。←誰が?

 

顔に磯風のハナジをあびた提督だったが、浜風がハンケチを出してそっと吹いてくれた。

優しいね。浜風。

 

提督「仕方ない。わしも男じゃ。うけてたっちゃるけぇ。こいやぁ」

 

浜風「いいましたね、録音しましたよ。」

 

提督「優しくしてね、、、トホホ」

 

浦風接近、距離1。唇がその、あの、、、。

 

おやっ、浦風の様子が。

 

モジモジ。

なにこいつ、急にモジりやがった。

ヘタレ浦風である。略してへたかぜ。

 

二人の顔はマッカッカのマッカーサーになった。

(だったらやめればいいのに、、、。)

 

谷風はむかついた。

 

「てやんでぇいっ、こんちくしょうめぇ。はやくしなよぅ。」と叫んだ。

80デシベルである。目をひくねぇ。

 

騒音で目覚めた磯風が立ち上がる。

 

スック。

 

目が座っているぞ磯やん。

が、二人の頭を押し付けた

 

ぶっちゅううううううううううううう。

 

「な、なんじゃそりゃあああああああ」

「う、うちのセリフじゃあああああああ」

 

磯風によって強制的に衝突させられ、提督と浦風は気絶した。

彼はよく気絶する男ではあるが、浦風も付き合いの良いヤツではあった。

 

読者には気の毒ではあるが、この話はこれで中断する。

水上偵察機を飛ばしていた大淀の介入がその理由である。

 

「ぬ、ぬわにやってるんですかぁっ、みなさあああああん。」

 

十七駆逐隊と提督は厳罰に処されたのであった。

 

かわいそうだね、提督さん。

でも、浦風とのちゅうができたし、おあいこかねぇ。←違う。

 



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懲罰の夜

暑い夏の日、反省房で雑魚寝をする十七駆逐隊と提督である。

 

提督「あのさぁ。浦風」

浦風「なんじゃ、ウチは機嫌が悪いんじゃ」

 

またまたコミュニケーション障害である。

これには戦前から悩まされていた。

 

提督「ならいいや、今から独り言をいうから。」

 

ゴロゴロし始めた提督。蚊取り線香に気を付けてね。

 

提督「おれは敗戦の日から一年間お前らとの生活を棒に振ってた。」

  「けど、一日たりともお前らの事を忘れたことはないぜ。ただ具合が悪くてお前らを認知できなかったそうだから。それはすまなかったよ。」

 

浦風はまだ無視を決め込んでいる。

 

提督「こうしてまたお前らと話が出来てうれしいよ。幸い明石の出してくれている処方は、いまの俺を助けてくれているからな。」

 

科学的にいうと、認知は情動によって阻害されやすい。

例えば恐怖、後悔、嫉妬、怒り、悲しみ、哀しみ等々が情動であり、提督の場合は怒りと哀しみが脳を支配していたのだ。

それに加えて艦娘との別れの記憶である。

 

提督「あの日、みんなでお帰りなさい会を開いた時は、嬉しかったな。泣いちゃったもんなおれ。」

 

浦風「、、、ダメ提督。泣き虫提督」

 

提督「( ゚д゚)え、そこディスるとこなん。」

 

浜風「提督、浦風は好きという感情表現が少し苦手なようです。わたしもですが。」

 

提督「、、、あ、そうなんだ。ま、いいや。ありがとうな、みんな。」

 

磯風「それはもう何回も聞いたぞ。まあ、何回聞いても悪くはないな。」

 

提督「あ、う、え。まあその、なんだ。俺の障碍は対症療法で一生かけてしまわなければならないものらしいよ。」

 

浦風「何が言いたいんじゃ。提督」

 

提督「科学的にいうとおれは障碍者なんだってさ。つまり欠陥品なのかなぁ。」

 

浦風「うるさいで。だまれや。ハブて虫。」

 

提督「とほほ。事実を科学的にいっただけなんじゃけど。具合が悪くてすまんかったのぅ。」

 

浜風「提督の具合の良しあしは関係ありません提督。浦風の怒りの原因は貴方が自分のことを欠陥品なのかなぁといったことです。」

 

提督「、、、そうか。」

 

浦風「怒ってなんかおらん。みんなの顔をみてみんさい。」

 

提督「何々、泣いてるのけ。」

 

浦風「ばかたれ、今気づいたんか。」

 

提督「知るか、俺は辞令が出るかもしれないから早めにお前らに言おうとしただけだ。」

 

浦風「うわああああ、うわあああ」

 

提督「やめろ。いきなりうるさい」

 

谷風「てやんでぇいっ、まだ判ってないようだねぇ提督。にぶちん。あたい達はみんな提督と別れたくないんでぇいっ。」

 

提督「あ、、、。」

 

磯風「海底の泡から再び浮かび上がることが出来たのは、提督、あなたの優しくて強い愛のお陰です。私はそう信じています。」

 

提督「磯風、おまえ、ちゃんとしゃべれるんだな。」

 

磯風「、、、どうも。」

 

谷風「そんなことより、提督も、大の男が、泣くんじゃねぇってんでぃ。あと、磯風も。」

 

 

涙を拭いた五人は懲罰の夜を思い出話をして過ごすことに決めた。

 

初めての出会い。磯風の料理。浦風と谷風の鉄板焼き対決。浜風の意外な趣味。

話すことはいくらでもあったからだ。

 

新鎮守府の近くの畑ではキリギリスが鳴いていたが、五人は聞いていなかった。

話に夢中だったからだ。

 

監視用機器の向こうで、大淀がまたすすり泣きをしていた。



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大淀

私は大淀、帝国海軍の誇る艦隊指揮艦である。

 

私は長門が嫌いだ。当新鎮守府の指揮系統をすぐに乱すからだ。

今日も駆逐隊と提督の懲罰は明日で明けさせると長門が命令した。

 

まあ良い、本当の指揮を見せる機会はもう二度と来ないのだから。

それよりも長門ができない事を私がしてやる。あいつをつけあがらせない為に。

 

※※

 

吹雪「長門秘書艦代理、おはようございます。」

長門「吹雪さん。おはようございます。今日もよろしくお願いします。」

長門「大淀さん、おはようございます。」

大淀「、、、。」

明石「長門さん、おはようございます。

長門「はいおはようございます。これで全員ですね。」

 

最近は提督が治療中なので、敬礼がおざなりになっている。

このことも大淀の癪にさわるのだった。

正式な敬礼をしていたのは吹雪ちゃんと私だけじゃないか、これで新鎮守府といえるのか。

 

大淀はそういう苛立ちと若干の哀愁を想うのだ。

提督の愛に応えられないなら、私たちがここにいる意味はなんだろうかと。

 

 

長門「本日の議題は、当新鎮守府の将来予定についてです。」

大淀「帝国海軍から復員省に移管されることはすでに決定済みです。皆さんこちらを。」

吹雪「すごいです大淀さんの資料。素敵。」

大淀「素敵かどうかは関係ありません。それより早く読んでくださいね。」

吹雪「あっはい。すみません。」

 

長門は知っている。戦前の大淀の頑張りを。

提督と一緒に支えあう姿に嫉妬心を覚えたこともあったからだ。

あの作戦指揮は、わたしにはできなかった。もし、わたしにその能力があれば、あの戦いに負けることはなかった。

だから大淀のことをいつも見つめそして、大淀が辛いときは、自分のことのように辛くなるのだ。

 

 

長門「いや、これは素敵とよんでいいと思いますよ。私には無理ですから。」

大淀「、、、どうも。」

長門「さて、困りましたね。最大の問題がここにあります。2ページ目」

大淀「っ」

明石「私の担当でもあるので、私から説明させていただきますがよろしいでしょうか。」

長門「いえ、大淀さんお願いします。」

大淀「大本営は解体されます。人事権は深海棲艦にゆだねられました。」

長門「大淀さん、提督に辞令が下りると思いますか。」

大淀「申し訳ありませんが、私には判りません。私に判るのは推定工数だけです。復員にむけての」

 

大淀が驚いた事に、長門は直球で最大の問題点を言い当てた。

私の、いや、私たちの提督と、もしかしたら別れが来るのではないかという問題点を。

思わず背筋を伸ばし、眼鏡の焦点を合わせなおして長門を見つめた。

長門は哀し気に、それでも優し気に会釈気味に応えた。

 

長門「明石さんは。」

明石「私は辞令が降りる前提で行動計画を考えるべきだと思います。」

大淀「っ」

吹雪「っ」

 

吹雪と大淀は見つめあう。

やっぱり。

でも、

そんなのひどくないのか。

と。

 

大淀と吹雪が同時に発言許可を求めた。

 

長門「大淀さんお願いします。」

大淀「明石さん。では具体的にその行動計画を示してくださいませんか。」

 

吹雪は顔を伏せたまま猫背気味だ。

偉そうにしても、自分はただの駆逐艦だと思い知らされたのだった。

神通さんごめんなさい。と小さくつぶやいていた。

 

明石「想定される期日をマイルストーンとして、それまでに提督の治療をすることです。」

大淀「治療計画。」

明石「提督の精神健全性を示すことです。健常者と変わらないということを。」

大淀「意味が分からない。もっとわかりすく。」

 

長門「大淀さん、すみません。まだ明石さんがお話していますので。」

大淀「、、、申し訳ありません。代行。」

長門「さんづけでいきましょう。戦前の提督もそうおっしゃっていました。」

大淀「では長門さん、私気分が悪くて、退出許可をお願いします。」

吹雪「吹雪ですが、わたしもおねがいします。」

長門「お二人には申し訳ありませんが、休憩の許可しか出せません。」

長門「お茶にしましょう。たまには私が入れますよ。」

 

※※

 

処は変わって、内閣総理大臣室である。

 

総理「陛下に申し訳ありません。大和さん。私を殺してください。」

大和「いけません。陛下はそんなこと、望んでいらっしゃいませんよ。」

総理「どうすればよかったんですかね、大和さん。」

大和「申し訳ありません、私の戦闘力が役に立ちませんでしたので。」

総理「だめだ。大和さん、大和さんがそんなこと、、、。」

 

二人は肩をよせて泣いた。

 

※※

 

明石「以上をまとめますと。責任能力の判定試験、おそらくそれに合格すれば辞令は我々の手で反対できます。」

長門「ありがとうございました。

長門「長くつらい日々だったけど。明石さんのお陰で希望が持てるようになりました。」

大淀「明石さん、、、。」

吹雪「頑張りましょうねっ。」

長門「ああ、そうだな。」

吹雪「ふふふっ、長門さんが久しぶりに威張った。」

全員「あははは。そうだそうだ。」

 

※※

 

今日はどうかしている。

私が長門と笑いあえるなんて。

 

、、、いや、戦前はいつも笑いあっていたな。

、、、それにしても長門の入れた紅茶、旨かったなぁ。

 

※※

 

吹雪は転属していった友達、睦月と夕立に手紙を書いていた。

「今日は希望が持てました。私たちも頑張りましょうね。やまない雨はないということを抱いて。」

 



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初雪

あー、俺が当新鎮守府の提督だ。秘書艦は大淀、じゃなかった、長門が代理でしてくれている。

 

今のところの業務は、妖精さんと鎮守府の修復をすることになっている。

なぜか全体会議でそう決まった。

 

提督、、、まあ仕方ないか、日本は女権国家だしな。

 

戦前がひどすぎたよなぁ。

俺と俺の同期で三人だけだったもんな。艦娘好きって、、、。あ、元帥と、総理もいたっけ。

総理の鼻の下、、、受けターヨwww

アッハッハッハ度スケベソーリ。

 

「提督もスケベ、、、」

 

俺はあせった。

俺の認知の混乱がまた出たのかと。

 

こんなこともあろうかと俺は音響測定器・デシベルメータを常に持ち歩いている。

 

初雪「はつゆき、無視嫌い」

 

メータに感あり。というと、俺様の部屋の中に、、、。

 

って、あほ雪、じゃなかったエロユキさん。

なにしよるんなら。人の布団で。

 

初雪「あいのいとなみ。」

 

ガツン

 

初雪「いたい」

 

お前も痴女かよ。

 

初雪「ちがう、あいのいとなみ」

 

ってなんだよ、そのイプシロン。

たんこぶさすさすしながら口寄せおねだりマスカットかよ。

 

初雪「んー。」

 

ドカ

 

初雪「むー。初雪、本気出すから見てて。」

 

ばーか。艤装の使用は禁止されて、、、ってオイ。すげえ体術だな。

 

くそ、負けねえぞ

どうだ、寝技返しだ。

 

初雪「寝技返し返し」

 

がーん。提督の俺が、、、。これってよー、馬乗りにされてるってやつじゃねーか。

同期の好きなシチュだ。

 

一部のへんた、、、、って、

 

ええええええええええええ、太もも柔らかいぃぃぃぃ。

 

あのー、はっちゃんさん。えーと。俺も男の子だから、あの、その、反応してしまうわけでぇ、、、。

 

いやー、やめてぇええ。特殊性癖が解放されちゃうううん。

 

初雪「んっんっんっ」

提督「んふーーーーーーーーー。」

 

乳首舐めんなぁ。ボケがぁ。

 

よーし、妖精さん、カムヒア。

 

「アイサー」

 

かつーん。

 

どっかあああああん。

 

突然、初雪の頭に花瓶が当たった。これは妖精さんの攻撃。

そして、大淀の爆撃機が、、、あれ、戦闘行為は禁止されているのでは、、、。

 

大淀「問題ありません。条約で規定されている仕事量以下の打撃力ですので。」

 

おい、重力加速度。

 

大淀「問題ありません。風紀の乱れを正しているだけですので。」

 

ぜってーうそだろー。

 

大淀のメガネがギラリと輝いたので、俺はそれ以上何も言えなかった。

 

妖精「パンツ、パンツ、ナンデス。」

大淀「その、早く、ナニをアレしてくださいませんか。私はこの痴女を片付けますので。」

 

俺はまたしても懲罰委員会に裁かれた。今度は長門と吹雪も加わっていたのである。

悪質であると判断されたわけだ。

 

なんでや!わしゃあひがあしゃなぁか。

 

大淀「すみません提督、現行法では、提督は被害者でなく加害者ですので。」

吹雪「えっち。」

長門「スケッチワンタッチだ、馬鹿者。」

 

とほほ。どぼちてだすかー。

田舎帰ろかな。ひとつ人よりちからもちだし。

 

やめた。

こいつら可愛いし。二つふるさと後にしてきたんだものな。

 

でも、はっちゃんドバっと丸裸なのはやめてほしいなぁ。

 

提督「吹雪君」

吹雪「わかってます。司令。初雪ちゃんの罪は特型駆逐艦の全体責任です。」

提督「あー。うー。ウン。気を付けたまえよ」(`・ω・´)

吹雪「司令もおねがいします。」

 

スマソ、、、。でも俺、提督だよね、、、。

 



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望月

望月だよ。

最近は気分転換に新鎮守府の雑用を担当してるよ。

提督さんに引きもどされて、まだ生きてるんだ。

ずっとお部屋にこもってたんだけど、初雪ちゃんに叩き出されたんだ。

「食料輸送任務、大事」ってさ。

 

初雪ちゃんてさ、妙なときにやる気出すよね。

でも、そこがいいんだろうね。知らんけど。

 

今日は買い出しに行くよ。

間宮さんはもういないけど、司令がカレーつくってくれるんだってさ。

リハビリテーションがどうとか言ってたけど、ま、いいよね。

 

※※

 

市場にて。

 

謎の市民「おい、おまえ、帝国海軍の駆逐艦か。」

望月「ちがうよ、望月は望月だよ。」

謎の市民「その服見せてみろや。」

望月「やめてよ。」

謎の市民「あぁん。おい、見てみろや、この錨のヤツを。」

望月「やめてください。お願いです。」

 

「うるさい。俺の家族は新型爆弾で全員死んだんだ。お前らのせいだ。」

「そうだそうだ。なにが帝国海軍だ。ばかたれが」

 

※※

 

警報がなっている。

間違いない。90デシベル。

 

俺は警戒態勢に入る。執務室にゴーだ。

 

提督「、、、大淀、現在状況報告」

長門「長門が報告します。現在、望月が行方不明。」

提督「最終連絡は」

長門「某商店街某通2」

提督「、、、わかった。大淀、じゃなかった、長門、着替えと車の用意を。」

全員「提督」

提督「私が直接出る。出なければならない理由は理解している。」

長門「いけません。提督は現在治療中の身です。」

提督「提督命令である。出せ。」

大淀「こちらに。」

提督「大淀、来い」

大淀「長門さんでは」

提督「いい、おまえの艦載機が必要だ」

大淀「はっ」

長門「くっ、、、大淀さん、頼みます」

 

※※

 

提督が久々に私の指揮を執ってくれている。

そうとわかって私の艦娘としての魂は高揚していた。

 

提督「偵察機を」

大淀「偵察機よーうい」

妖精「はっかーんよし。てー。」

 

※※

 

三十分もかからないうちに、市民に暴力行為を受けている望月を発見した。

どうだ、これが大淀の実力だ。

 

って、「いけません、ていとくっ」

 

提督「うるさい。かまうなっ。」

 

提督は軍用車からダッと駆け抜ける。

望月をかばい投石や角材を自らの体で受けた。

たちまちよろける提督。

 

市民A「なんならわりゃ」

提督「わたしは帝国海軍の現場責任者です。望月をかえしていただけませんか。」

市民B「おー、われが提督かいや。」

提督「どうか望月をお返し願います。敗戦の責任はすべて私にあります、望月は悪くありません。」

市民C「やかましい、カバチタレなや。」

提督「いえ、私が現場責任者ですので彼女には罪はありません。」

市民A「あんたがどう責任とってくれんなら」

提督「それは、もう少しお待ちください。」

市民C「うるさいわ、くそったれが」

 

再び投石や角材を自らの体で受ける提督、私はなにをしている。あの人を一人にさせてはいけないっ。

 

提督「大淀、いいっ。貴様は連絡業務をっ。」

 

※※

 

まもなく警察と市長がとりなして事なきをえた。

望月ちゃんは入渠。もしかしたらケアが必要かもしれない。

わたしが帰っている間中、提督は彼女を抱きしめて、謝り続けていた。「すまんのぅ。すまんのぅ。」

私はまた具合が悪くて、機嫌が悪い。

だが、事の顛末をつけなくては。

 

長門さんにどう詫びればいいのだろう。

いつになったら、私たちは以前の様にもどれるのだろう。

どうか海の色を返してください、よそ風の優しさを返してください。

お願いします。

 

※※

 

妖精さんの超能力ですべてが中継されたため、彼等は裁判所送りになった。

でも、提督と望月ちゃんは。壊れたままだ。

 

私はあいつらの不法行為をまとめ、民事訴訟を提起する書類を提出した。

大淀を舐めるなよ。

 

※※

 

また大淀が泣いてる。

私が提督を止めておけばよかった、、、。

紅茶を入れてあげようとしたけど、断られてしまった。

陸奥、、おねえちゃん、もっとがんばるよ。

 



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いやらしい

長門「長門だ。望月と提督の様子は。」

吹雪「見ればわかりますよ。見てください。」

長門「わかった。」

 

※※

 

提督は症状が悪化していた。

所謂PTSDにより。悪夢がふと蘇るようになった。

私たちのことは認識してくれているが、ふとした瞬間におかしくなっている。

 

望月ちゃんはまた、お部屋に戻ったままだ。

 

あ、提督。

 

※※

 

「ばーか、何シリアスになってんだよ。」

 

って提督、、、。

 

提督「精神的外傷が来た時だけ辛いって思えばいいんだよ。そうとしかいいよーがねーじゃんこれ」

 

明石「無理です。」

 

提督「治療は続けてるんだ。改善はしてるっていったよなあ。」

 

明石「、、、それは一日前のことです。今は判りません。」

 

提督「、、、ま、いっか、判らないんじゃどぉおーでもいいや。お前らのことは認知できてるんだ。まえよかずっとましだよ。」

 

提督「しけたつらしてんなよ、薬飲んだらちょっくら望月のとこ、いってくらぁ。」

 

しけたつら、、、。私、そんな、、、。

 

提督「あーあ、緑バケツ、おれにも効けばいーのによー。くっそがー。ま、いっか。」

 

提督が広島弁をつかっていない時はまだ安心できるのは確かだけど、、、。

後で鏡みようかしら。

 

※※

 

提督「よっ望月、この前はどうも」

望月「、、、。」

提督「はいるぞっ」

 

って、ええええええええ。

なにこいつ。

 

提督「あのさぁ、、、、おれ、水雷戦隊においては司令相当なんだけどなぁ。」

望月「あのさぁ、普通、人の布団、はいるかなぁ。」

提督「ヤー、おれ、ハレンチなんだよね。」

望月「シラネ」

提督「俺もシラネ」

 

※※

 

私が「ざまぁ」事案を片付けて帰ってくると、明石さんがぶつぶつ何かいってた、「しけた」とかなんとか

海の満ち引きと鏡の関係について何の関係があるのだろうか。

 

※※

 

長門「遅いぞ大淀」

大淀「すみません。」

長門「まあいい。提督と望月なんだがな」

大淀「っ」

 

長門「要経過観察というのが明石からの認識だ。」

大淀「了解、経過観察に入ります」

 

おいまて、上官の話はさいごまで。

って、、、、大淀ぉ、頼むから一緒に紅茶をぉお、、、。

 

大淀はいつもそうなんだ。

あいつ意外と直情的なんだよね。

って、提督が言ってたっけなぁ、、、

 

吹雪ちゃんと飲むか、、、。

 

※※

 

望月「しらないよ、あたし、襲っちゃうよ」

提督「Zzzz」

望月「ってぇえぇ。くっそお、望月のドキドキを返せぇ」

提督「んあ、なんだ、望月。」

望月「あのさぁ。あんたを襲っちゃうっていったんだけど。」

提督「べつにいーよ。へるもんじゃないし。」

望月「っ」

 

よーし、えーいっ。

 

提督「く、、、くすぐったいよ。もっとこう、、、。」

望月「うっひゃあ」

 

提督「どーだ、わかったか。」

望月「くっそう。こうかー。」

提督「いーや、こうだー。」

望月「いやぁああん。」

 

提督「ど、どうした。すまなかったよ。具合悪いか、いま水を。」

 

望月「いや、その、その反対。」

提督「あ、そうなんだ。ならいいや。」

 

望月「え、やめんの、せっかくいいとこなのに。」

提督「なんだよ、めんどくさいやつだな。今からカレー作んだよ。手伝え」

望月「ちゅーしてくれたら」

 

ゴン

 

望月「それはない。」

提督「あるよ、皆腹減らしてんだよ。わがままいうな。」

望月「わかったよ、パンツかえたら行くから」

 

ドガ

 

望月「望月は死んでしまった」

提督「おお、望月よ、死んでしまうとはなにごとだ、カレーがつくれないではないか。」

望月「はいはいはいはい。」

 

※※

 

私が望月ちゃんのお部屋にいくと、提督が出てきた。

今日はもう疲れたのであとは長門さんにお仕置きしてもらうことにした。

 

※※

 

長門「吹雪、証拠がない、証拠をさがせー」

吹雪「望月ちゃんまで、、、いやら司令」

長門「あったぞ」

 

濡れたパンツだ

 

吹雪「もうやだー。いやら司令ーを殺して私も死にますぅ。

 

※※

 

夕立ちゃんへ。

司令は死刑です。

あと、みんなカレーでウマー(゚д゚)してました。

 

かしこ。

 

※※

 

うーん。司令って、前からエロかったっけ。

 

まもなく消灯時刻である。

吹雪は手紙を片付けて、考えるのをやめた。

 

明日から輸送業務が開始される。

海の色は何色だろうか。

 



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明石のクレーン

提督だお。おはー。

 

なんだよ、いきなり誰も相手してくれなくなっちゃったよ。

なんだっけ、あ、思い出した。昨日言ってたっけな。

 

鎮守府は今日から北極海で捕鯨任務と、深海棲機雷除去任務が始まっている。

 

暇なんだお

はしけにいってくるお。

 

あ、吹雪だ

 

提督「おーい」

吹雪「はいっ、吹雪、行ってきますっ」

提督「よーし、元気でなー」

 

吹雪艦隊かぁ、あいつ、いっぱしの嚮導艦になりやがったな。

よく浜辺で泣いてたっけ。大和ラムネおごってやったら、スッカリ機嫌よくなっちゃってさ

 

ガキあつかいしたらすぐ切れるし。金剛に泣きつくし、、、。

金剛の墓に行かなきゃな。

 

テートクサンテートクサンって、、、。

 

あ、また涙が勝手に

 

具合悪い。

確かに明石の見立ては正しい。

 

テートクサンの映像が脳内でリフレインされて自分じゃ止められなくなっちまった。

 

あいつの目。

あの人懐っこさ。

誰に対してもさわやかな態度。

俺は彼女を本当に尊敬したてんだ。

 

あんな風に艦娘と接点を持ちたいと思っていたし、あいつの艦隊がいれば本当に心強かったんだ。

だけど、意味もなく映像がリフレインされるのはどうしたものかなぁ。

 

あ、今日が何日かわからなくなった。

しかも何をしていいかも決められなくなった。

 

これを通過するしかないんだな、俺は一生。

 

寝るか、、、。

 

※※

 

、、、

、、、、

、、、、、

 

ね、ねれねぇ。

 

※※

 

おい明石、とんぷくで睡眠剤たのまぁ。

 

明石「駄目です、今飲んでは。まだ時刻が早いですから」

提督「え、そうなんだ。」

 

 

提督「、、、非番の艦いねーし。」

明石「私と大井さんなら。」

 

提督「おめーらは確か任務があったぞ。えーと。うーと。くそ、ポンコツ脳だなあ俺の脳」

 

明石「っ」

提督「なんだよ。」

 

明石「自分の事をポンコツとかいわないでください。」

提督「事実だしー。」

 

明石「わたし、余りおとなしくないですよ。」

提督「え、怒るの。」

明石「そうですね、今の発言でみんなアウトになりましたから。」

 

提督「そんなこと、そんなアウトとか言うなよ、たのむよ。」

明石「クレーンで殴っていいですか。」

提督「殴りたきゃ殴れ」

 

ズギャ

 

明石「あーもう、私がなぜオコなのか説明しますね。」

提督「なんだよ、、、いや、すまねえ。たのむよ。」

 

明石「私たちの命は一度海に帰りました。」

提督「、、、そうだった、、、俺が悪い、あの時、戦略爆撃機の基地を取られちゃいけなかったんだ。」

 

「バン」

 

グワラゴワカキーンぐ( ´∀` )

 

提督「いてて、イテー」

オイ。地球一周しちまったじゃねーか。

 

明石「してません。ついでにいうとパイタッチしないでください。」

提督「え、俺してないよ、艤装点検してただけ。」

 

明石「艤装は禁止され、、、いや、すみませんでた。些末事したね。」

提督「、、、。それじゃあ説明の続きをしてよ。」

 

明石「俺が悪いとか、ポンコツだとか、いつもいってますよね、提督」

提督「事実だ。俺は有能な提督とは言えなかった。」

明石「でも、そうしたら、提督から生まれた私たちはポンコツってことになるんですよ。」

 

提督「っ」

明石「私たち、死んだ方がよかったっていうことになるんです。」

 

バーン

 

二人「大淀。扉」

大淀「はい大淀です。扉はあとで修理します。でも、聞いてください。」

 

二人「えっ。艦隊指揮任務。」

大淀「問題はありません。もうすませてますから。」

 

つかつかつか。

大淀は怒っていた。

 

大淀「小艦は無能ですか。貴方と戦った戦績、戦闘詳報統計を資料化しましょうか、提督。」

 

提督「なんだよ、つっかかるな。」

大淀「つっかかります。貴方は科学的に言っていません。感情でものを言っています提督」

 

提督「違う。俺はそうじゃなくて。」

二人「違、い、ま、せ、ん。」

 

痛い痛い痛い、おれのほっぺが伸びるからやめください。

っていうか、俺、提督なんだけど。

馬乗りになってほっぺのばすのやめろ。

 

明石「大淀さん、提督の発言記録を電子化して、統計化してくださいませんか。」

大淀「ここにあります。死にたい、ポンコツ、俺のせいで、ダメだ、俺は無能だ、それぞれの発言を日別、時間帯別に表にしました」

提督「おいっ、何の意味があるんだ。」

 

明石「あります。提督の自己評価を羅列したものだからです。」

大淀「私頑張りました。褒めてくださいませんか。」

 

提督「わけわからない。それは大淀の任務なのか。」

 

バーン

 

扉は全壊した。

 

長門「長門だ、失礼する。」

長門「なかなか楽しんでいる処、すまないな。」

三人「えっ。デバガメですか。」

 

長門「ちがう、そこはどうでもいい。聞け提督。統計化任務は私の指示だ。」

 

長門「貴様は科学的に可視化しないと聞いてくれないだろうと踏んだからな。」

提督「小職は許可してないんだが。」

 

大淀「提督、私さっき言いました。艦隊指揮任務は完了しましたと。問題ありません。」

提督「指揮系統。」

長門「特権例外だ。あと、大淀へのパイタッチはやめろ。」

 

提督「あっ、体が、、、気づいていなかったすまない。」

三人「ええええっ。」

 

明石「私記録します。認知の衰えと、自己評価が低い。と。あとパイタッチ。」

 

吹雪「失礼します。吹雪、任務完了しました。」

吹雪「みなさん、お茶が入りましたよ。お茶をどうぞ。

 

吹雪「あと、大淀さん、着衣の乱れ。」

大淀「、、、。」

 

※※

 

ずずず、、、

 

提督「つまり、科学的にいうと、俺の認知機能の衰えは、情動が俺の脳機能を阻害した結果ということか。」

明石「はい。」

 

大淀「吹雪さん、着衣はこれでいいですか。」

吹雪「はい、痴女艦さん。」

大淀「痴女艦、、、。」

 

大淀の眼鏡は定位置より5cm下方に位置している。

重力による仕事の結果であるが、端的に言うと「へぼめがね」化したのだろう。

 

吹雪「ハァハァ言ってたじゃないですか、馬鹿艦さん。」

三人「認めなさい。大淀。」

 

大淀「がーん。わたし、痴女艦で馬鹿艦だったのですか。」

 

提督「吹雪。」

吹雪「はい、上官侮辱による懲戒は覚悟しています。でも、問題はそこじゃあありません。発言許可をお願いします。」

 

提督「まあいい、許可する。」

長門「許可する。」

 

吹雪「司令が自分の事を馬鹿とか無能とか言う毎に、私の情動がおかしくなります。」

提督「馬鹿になるということか」

 

明石「結果、そうなります。」

吹雪「時に悲しくなって哀しくなって業務に差支えがるんです。何もできなくなって、何もしたくなるんです。」

提督「おまえ、、、」

吹雪「明石さんに相談済みです。」

 

提督「あ、、、。」

明石「そうです。提督の症状です。」

提督「なんでだよ、おれのせいか。やっぱりおれはここにいちゃだめなのか。」

 

キーン

 

提督は金的をやられた。

明石のクレーンは正確に機能していた。

さすが明石である。さすあか

 

 

明石「艦娘の特性としては、心が提督と連動しているんですかね。研究でもよくわかっていないんですが。」

提督「、、、。キンタマイテー」

三人「問題はそこじゃあありません。」

 

明石「これは心理学なんですが、心の伝搬効果ということです。」

提督「鏡面効果か。そういうのがあったな。スッカリ忘れてたよ、すまない吹雪。」

吹雪「今度デートしてくださいませんか。司令」

長門「却下だ。」

 

提督「俺はいいよ。許可。」

三人「えっ。」

 

吹雪「やったwww」

 

大淀「提督、具申します。もう二度と自分の評価を下げないでください。」

提督「努力はしてみるが約束はできないかもしれない。それでいいか。」

 

長門「長門、了解しました。」

明石「はい、明石、了解しました。」

大淀「大淀、了解しました。」

 

大井「大井だよー。りょーかーい。」

 

四人「わぁぉ。」

 

提督「さすが大井だな。吹雪、お茶お替りたのむ。大井のも含めて。」

 

吹雪「デートだデートだ嬉しいなっ。えへー。」

提督「駄目だこりゃ。吹雪行動不能につき、長門に移管」

 

長門「了解、私の腕はすごいぞ、なんせ金剛ゆずりだからな。」

明石「そうだったんですか、、、。」

長門「ああ。誰かに伝えたかったって。」

 

大淀「金剛さん、、、。」

 

それから皆は金剛の思い出話に華を咲かせた。

 

大淀に衝突した回数、吹雪との心温まる交流。長門は戦闘の思い出が、大淀はハレンチ行為がいかに凄かったかを語った。

 

話すことはいっぱいあったので、妖精さんに制止されるまで業務時刻のアラートに誰も気づいていなかった。

 



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雨はやむだろうか

よし、皆さん提督のアサデス。

 

最近は、朝は、みんなと一緒に鍛錬をしてますよ。

毎日でち公にくっかれてますけど、まあ、重りになるので筋力鍛錬にはいいんですかね。

 

でち公「提督ひどすぎ」

提督「うるさい、朝からパイ押し付けられる男の気にもなれ。」

 

提督「それより、トラック10週だっ。」

トラックの曲率による慣性でエロ公を振り切ってやろうとしたが、疲れただけでした。

 

ふーっふーっふーっ。

 

ベリベリベリ

 

でち公「マジックテープじゃないでち。」

伊号軍団「お前が悪い」

でち公「お前呼ばわりするんでち。」

 

伊号軍団「するよ。自分ばっかり。」

提督「ん、おまえらもくっつきたいのか。」

 

よーし、伊号軍団 カム・ヒア。

 

ぐ( ´∀` )

 

バッチこいやぁ。

 

帝国海軍の威信にかけて、この提督様が全力で指揮しちゃる。

 

っておい。

おおいいぃいいい。

 

ぐわぁあああ。ヤーラーレーター。

 

ドテ

ぽき

グシャ

 

モマエラ、、、人大杉

 

提督と伊号軍団はくんずほぐれつになった。

 

※※

 

明石「提督、脊椎、折れますよ。」

提督「しょうがねぇじゃん、まさか伊号軍団があんなにエロイとは。」

大井「くっつかれすぎ。」

提督「パイが背中に来るからいいと思ってたんだよ。」

大淀「全員同時にアタックされたらパイどころじゃないでしょうに。はぁ、、、」

 

※※

 

大淀「エロ号事案ですね。」

長門「うーん。吹雪はどう思う。」

 

吹雪「みんなエロすぎますぅ。もとはそうじゃなかったですよぅ」

 

提督「じょぼぼぼ。うーん、うまい。朝は紅茶がいい。」

大淀「海軍は英国式ですから。」

 

吹雪「司令、わたしの話、聞いてました」

提督「や、そろそろ総員起こしだぞ。」

 

吹雪「ちぇっε、、、了解しました。総員起こし。」

提督「ちぇっε、、は無しだ。後ろ向きの言葉や汚い言葉は無しだと話し合っただろ。」

吹雪「すみませんでした。総員起こしにかかります。」

 

提督「かかれ。」

吹雪「了解しました。行ってきます。」

提督「まて、俺も行くぞ。」

 

※※

 

明石「大井さん、大淀さん。」

大淀「はいなんでしょう。」

大井「なにさー。」

 

明石「提督が突然過去の記憶に捕らわれてしまう回数を纏めたので見てください。」

二人「これは、、、」

明石「はい、わずかですが改善しています。」

二人「、、、。」

 

※※

 

大井「何か祝い事しよーよー。」

 

大淀「そうですねカレー会、か魚バーベキューか、キャンプか」

大井「魚秋田。カレーは材料がない。なので、キャンプー。」

 

大淀「エロイベント発生の危険性があります、却下。」

大井「エロイベントってなにさー」

 

大淀「ここにあきぐ、、、じゃなかった、オータムクラウドさんの漫画本がありますので参考にしてください。」

大井「何々、、、、」

 

明石「大淀さん、さすが痴女艦ですね。【提督とドッキリ】ってわりとレア本ですよ。」

大淀「大淀は情報戦担当艦ですよ。痴女艦ではありません。」

 

大井「、、、、うっわー、えっろ。なにさこれー。よく買ったねー。」

 

明石「でしょ、これ、呉(ご)ちゃんねるで有名でしたからね。」

大井「ねらーなんだ、、、。」

 

望月「失礼します。望月でーす日誌もって。って、、、あっ大井さん」

大井「ほーい」

望月「わーあの本持ってるんだー。エッロ。ドスケ。」

 

大淀「おまえがいうんかい。パンツヌレヌレ。」

望月「望月は提督の被害者だって。」

 

大井「帝都漫画祭りで売ってんだってね。敗戦してからみんなドスケになったねぇ。」

明石「平和になりましたので。」

 

大井「まーねー。みんなが焼夷弾や破砕弾の脅威に対応しなくてよくなったからねぇ」

大淀「平和じゃありません。私は現状を平和とは呼びたくありません。」

長門「いや、平和だ。そう思え。でないと死んだ船に申し訳がたたん。」

 

大淀「、、、提督はどうなんですか。一生の障碍なんですよ。」

長門「立ち聞きしたが、改善がみられるとさっき言ってなかったか。」

 

全員「、、、」

望月「お茶にしよーよー。」

 

長門「私はそのつもりで来たんだ。深海棲艦払い下げのいいスコーンがあったからな。」

大淀「え、あの店いったんですか。よくも。」

 

長門「講和条約を締結したからな。今は敵じゃない。」

大淀「そういえばそうでしたね。」

 

長門「提督も最近じゃ埠頭で海の色を聞いてるぞ。」

明石「『恋の2-4-11』まで歌っちゃってノリノリでしたよ。」

望月「ん。」

大井「うっひゃあ、すごいね、テートクサン。ノリノリじゃん」

 

明石のサーモグラフィ画像によれば、全員の体温が2度上昇したことが分かった。

皆の心が「雨はいつか止むさ。」と思えたからだろう。

吹雪は今日の手紙に書くネタがいっぱいで胸がいっぱい。

皆が本当に嬉しかったのだ。

 

紅茶はうまかったし、深海棲艦の作ったスコーンも絶品だったのだ。

 



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悔いのないように生きよう

※※

 

大淀「納得できません。提督。どうして私たちの艦隊が深海棲艦の機雷を除去しなければならないのですか。」

提督「講和条約の条件だからだな。」

明石「無条件降伏しましたから。」

長門「やめないか、大淀。明石の言う通りだ。」

大淀「でも、私はこれ以上艦娘の命を失いたくありませんっ。」

提督「大淀、気持ちはわかるよ。大淀はやさしいもんな。」

大淀「やめてください。私がやさしいとか、そんなこと問題じゃあないんです。道理の話をしているんですよ。提督。」

 

 

長門には大淀の持つ情動はよくわかっていた。

 

あの戦争の為とはいえ、勝手に設置された深海兵器を、負けたからという理由で我艦隊が代償を払わなければならないのだろう。

命を賭してだ。

 

、、、しかしながら、無条件降伏の前においては感情的議論は無意味なのであった。

それは法の問題だ。

法は冷徹に作られているのだ。

 

あと、大淀、涙ふけ。

それと、照れながら泣くな。

馬鹿艦。

 

※※

 

艦隊は結局、提督と長門により編成された。

運用管理は大淀と吹雪。

既に運用は開始されている。

 

※※

 

提督「おーい、おまえら、気を付けていってこいよおおおおお。」

初雪「えー、なーにー。聞こえなーーーーい。」

 

提督「初雪愛してる。」

初雪「ブー」

 

吹雪「初雪、被害報告。」

初雪「はなじでた。」

 

提督「お前、聞こえてるじゃん。うそつき。」

吹雪「私はどうなんですか、愛してるんですか。」

 

提督「ネタニマジレス、カコワルイ」

 

吹雪「くっそお、艤装がないのが悔しいなぁ。」

深雪「あははは。」

 

白雪「もう、皆さん集中してください。」

 

第十一駆逐隊は頑張った。

 

※※

 

提督「え、なに、お泊り会。」

 

長門「そうだ。」

提督「大淀さん、そんなお金ありましたかね。」

大淀「予算は、チャリティーコンサートで確保可能です。」

 

提督「えーと、じゃあ書類まとめて提出してくれる?」

大淀「こちらに。」

 

提督「、、、再提出。」

長門「提督、理由を。」

提督「俺も参加する。」

長門「がたたん。」

 

 

※※

 

長門「秘書艦長門です。本日の朝礼を始めます。」

大淀「初めにこちらの資料をお読みください。」

 

えーーーーーーっ。

なんだってーーーーーっ。

 

と、いう騒めきが講堂を支配するのは10分後の事だった。

演目に、提督の「恋の2-4-11」が入っていたからだ。

 

提督あんた、はっちゃけすぎ。

 

提督「うるせー、俺はもう迷わねーぜー」

 

何を

 

提督「悔いのない人生をおくるためにきまってるだろーがーーー。」

 

※※

 

満点回答ありがとうございました。提督さん。



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宇宙アイドル

0500 提督部屋

 

宇宙歴ハテハテ年、帝国歴ナニナニ年。

なんとやら海域にて、同盟のかんちゃら提督が、それそれを冒した。

これが、宇宙の(どこかに二つか三つある)銀河回廊に(何個か)存在する宇宙要塞を舞台とする「第二次(紅茶でびしょびしょ)要塞攻略戦」の発端であった。

 

、、、なんだこれ。

 

提督「はっ」

 

夢か

 

望月「ンアー」

 

瑞雲「どっかあああん」

 

提督「、、、まあ、瑞雲もね、戦爆だったのですけどね、ゲフンゲフン。」

 

望月「おーよどー、ケッコンカッコカリセイカツの邪魔しないでよねー。」

提督「ゴスツ」

 

望月小破により気絶

 

※※※

 

やぁ、おれも提督だよ、楊さんじゃあないんだけどね。イテテ。

夕べは治療の一環としてアニメを徹夜で見てたんだけど、そのせいであんな夢を

 

妖精さん「徹夜はだめ。」

 

わーったよ、っせーなー。俺は提督だよ?

 

、、、でさぁ、【Heldensagen von der Kosmoinsel 銀河ナニナニ伝説バイソーン】を見てたんだけど。

 

楊さんも Reinhard銀河皇帝も、つらかったんだねぇ。(楊さんのは半分自業自得だけど。)

見てる俺たちも感情移入しててつらたんなんよね。

 

泣けるわ。ヨヨヨ。

 

俺、ストーリー厨なんだけど、もっちーがキャラ萌えでさあ。

後でジュース飲みながら盛り上がったんだけど、どうも話が合わなくてさぁ。

もっち、キャラ萌えなんだね。

どーりで嚙み合わない、、、、とっ

 

総員おこーしの用意を開始だ。

もっちーは特別任務としてこのまま睡眠業務を命ずる。

 

望月「望月了解しました。痛いけど。」

 

あと、提督、社会の窓が、、その、、

 

※※※

 

0600 執務室

 

敬礼

 

長門「秘書艦代行の長門、業務をお返しします。大淀さん。」

大淀「大淀了解。いただきましたよ。」

 

大淀「はい、みなさん。おはようございます。いい朝ですね。」

全員「おはようございます。」

 

大淀「朝礼を始めます。」

 

大淀「提督さん。」

 

提督「あー、提督です。皆さん。休んでください。」

大淀「休め」

 

ざっ

 

提督「えー、任務の後での居残り練習、日々練習ご苦労様です。」

 

皆さん「ありがとうございます。」

 

提督「うー、第一回呉(ご)新鎮守府祭りの開催までいよいよ残すところ一か月となりました。」

 

提督「頑張っていいものにしませう。」

皆さん「了解。」

 

 

提督「大淀さん。各演目の再確認をお願いします。」

大淀「開会式として、深海棲艦司令と市長の挨拶、提督挨拶です。」

大淀「その後で平和行進と各演目の開催となりますね。お手元の資料をご覧ください。」

 

浦風「なんじゃこりあああああ。」

提督「あれ、今気づいたの。」

谷風「いや、浦風のヤツ、『那珂ちゃん提督』ってなってんのに驚いてんでさぁ」

 

皆さん「げぇえ、提督。」( ゚д゚)

 

提督「おれ、周瑜、提督嘘つかない」

大淀「ハーっ」ヤレヤレ

 

 

提督「これはしたり、妖精殿、今じゃ。赤壁艦隊提督として命じようぞ。」

 

妖精「妖精なんとかパワー、メイーかアーッ。」

くるりんちょ。

 

きっらりーんッ☆彡

 

皆さん「げぇえ、那珂ちゃん提督ぅうううう。」( ゚д゚)

 

 

 

那珂「那珂ちゃん、だよーっ。」

 

那珂ちゃんメイツA ( ゚д゚)

 

同B ( ゚д゚)

 

同C ( ゚д゚)

 

※※※

 

那珂ちゃん提督「えっとお、きょうからぁ、わったしがぁ、艦隊のアイドルだ、よーーーーん」

 

長門「あっ大淀さん、、、衛生兵さん、バケツを」

 

ざばぁ

 

大淀「ブルンブルン」

 

那珂ちゃん提督「大淀さぁん、眼鏡がずっれてる、よーーーん」

 

きっらりーんッ☆彡

 

※※※

 

提督「、、、まあ、歌ってる間しか『妖精なんとかメイカーッ』ができないのが弱点なわけだが。」

 

長門「やられました。ハイ。」

大淀「(眼鏡をついっと。)秘書艦もビックリです。」

 

提督「ふむん。これからよろしくお願いします。」

大淀さん「これにて朝礼を終わります。では、各艦は業務にかかれ。」

 

各艦「アッハイ」

大淀「ではなくて。」

 

各艦「了解。」

 

ざっ

 

提督「うむうむ。」

妖精さん「よきよき。」

 

※※※

 

第17駆逐隊は南極捕鯨業務である。

ダイハツ、じゃなかった第八駆逐隊は、とれた鯨の輸送業務。

 

そのほか、機雷除去業務、復員業務は雪風の編入した駆逐隊だった。

第16駆逐隊は雪風、時津風、初風、天津風の陽炎型駆逐艦4隻。

 

提督は、振り付けの練習を妖精さんと行っていた。

 

一方そのころもっさんは、、、、

いびきをかきながらも、「でべそ」をだしておならを、、、

 

望月「ぷうぅ」

 

深海棲艦のスパイA「新兵器や」

深海棲艦のスパイB「スカウトやで」

 

大淀「だが断る。」

 

スパイども「わー」

 

ツピュー

 

※※※

 

提督「そうだな、あえて言うならば『へ号』決戦兵器か」

明石「ですよねぇ、、、。」

 

望月「あの、、望月はもう、おきてるんですがぁ(;_;)」

 

※※※

 

妖精さん「今日も提督さんは元気」

 

提督さん「あい。」

 

メビウス博士「科学的に言うと、、、提督さんに拘わらず、各個人の情動が安定する要件は心理学者によって」

大淀「って、博士、どこから。」

 

提督「あの、、もしもし民間人の方? 許可証は?」

メビウス博士「このように統計推定の結果、どうちゃらがこうちゃらで、要するに、、、」

 

提督「憲兵さん、メビウスさんとおっしゃる民間のお方を出口までご案内してください。」

憲兵さん「あい。」

 

※※※

 

提督「知り合い?」

明石「科技顧問の方ですが、暴走気味なかたでして。」

 

提督「あっ、職員さんでしたか。」( ゚д゚)

明石「普段は優しくてよい方なんですよおっ。にこり」

 

提督「どうりで。」

明石「科学技術ろくろを廻す様が格好よい方ですよねっ。」

明石「にっこり」

 

提督「こうか?」

 

「バッ」

 

明石「いーえ、こうです。」

 

「ババッ」

 

提督「それだな。」

明石「はい。それです。」

 

アッハッハッハ

 



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ヲこのみ女王様

皆さんお元気ですかぁ。

明石ですよぉ。

 

おは~。

 

わたし技師ですけど、博士って恰好いいって思うんです。

じ、つ、に、すってきですよねぇえっ。

 

「だから、なんで俺の部屋にいんの」

 

えっ

 

明石「一緒にろくろ廻しの練習」

提督「一緒にそんな事する約束はしてないはずですけど。」

明石「明石のお部屋にようこそぉ。んー。ε(イプシロン)」

 

妖精「それ以上はいけない。」

 

あと、防空警戒。

 

 

ドン

(キホーテ)

 

 

提督「遅かったんだよねぇ、ゲフッ。」

明石「やられましたねぇっ。」

 

爆撃により背中が煤けてる二人であった。

乳紐みえてんよ。

大丈夫かこいつら?

 

大淀「おーっほっほっほっ。私の勝利ですわねっ。」

 

大淀も大概だめ艦だな。

あと、キホーテってなんだよ。

 

こいつらには勝てねえ。

勝てる気がしねぇ。

 

 

「ガラッ」

 

 

 

長門「懲罰委員会だ、身柄を確保させてもらう。」

 

※※※

 

大淀「判決。兄弟ろくろの刑に処す。」

提督「まてまてまて、業務が」

 

長門「兄弟ろくろの刑に処す。」

明石「それだけはやめてください。」

 

妖精さん「執行します。」

 

うわわわわわわ

廻るまわるまわる、まーわーるーーーーーーーーー

いやあああああーーーーーーーー

 

窓(TM) で、笑ってお死事(しじ)(R)ですかね。

リンゴくうか、齧られてるけどな。

 

わわわわわわわわわわわわわわわわわ

どっひゃああああ

 

顔面が blue screen により down する二人であった。

 

天罰覿面

pray for your life.

 

※※※

 

吹雪ちゃん「あーさーのーひかーりまー」

 

11駆「うえぃ、かー」

 

長門「まてまてまて、そこは Wake Up でなくてだな、その。」

 

吹雪ちゃん「あっ長門さん、おはようございますぅ。」

初雪ちゃん「う。」

 

長門「あは、おあよう、フブキタン(*´Д`)」

 

提督「明石、長門さんを修理。」

明石「了解、明石、長門さんを修理。」

 

長門「ややっ、提督さん、明石さん、これはおはようございます。」

長門「ってうわやめろ明石」

 

※※※

 

長門「ウェーイ」

11駆「ウェーイ」

 

提督「アンカァ」

11駆「アンカァ」

 

なるほど、修理か。

でもね、音程と音階(ry

 

提督「こまけーこたぁもーーーいいーんだよ。けけけ。」

 

アッハイ

 

※※※

 

0630 朝礼

 

大淀「最近なにかしら淫らな行為をされた方は私にお申し出ください。」

提督「わたしされました」

 

大淀「最近なにかしら変な行為をされた娘の方は私にお申し出ください。」

全艦「了解」

大淀「では、いつも同りで。」

 

提督「あの、もしもし大淀さん?」

大淀「あっ提督さん。ちょうどよかった。今期の予算が」

 

※※※

 

提督「えっ、足りないの?」

大淀「その、ちょっと。」

長門「うーん。」

 

じょぼぼぼ

紅茶とメシです。提督。

 

(゚д゚)ウマー

 

提督「よしわかった。足りないなら工夫するさ。大淀さん、ヒソヒソ。」

 

 

※※※

 

0900 某所にて

 

提督「まんまんしょいらんかねー」

市民さん「あら、テートクサン。いつ見てもハンサムガーイねぇ」

 

提督「1円でーす。あざーす。握手会やるんでよろしおざーす。あと、越呉(えちご)のまんまんしょ問屋でーす。」

市民さん「朝からエッチねぇー、んもー。」

 

提督「あっあっあっ。おさわりは禁則事項ですので。これ以上は有料ってことで、、、」

 

市民さん「アテクシは10円だすデ」

市民さん「アテクシは15円ヤ」

 

提督「ニヨニヨ。これでええんヤ」

 

その時であった。

 

「バァアアアアアアアン(炸裂音)」

 

提督「(なんだ、なんだこれは)えらぁでかぁ音ですのぉ」

 

「ソノ勝負、マッタア」

 

(ユラユラユラ)

 

市民さん「ヲ級や」

市民さん「ヲ級さんやで」

 

提督「進駐軍さんですかぁのぉ。」

 

この勝負は、進駐軍さんの預かりとなったため、市民の預かりしらぬナニとなった。

 

※※※

 

提督「あの、その、あんっ」

レロレロ

 

※※※

 

長門「大淀、なんとかならないか」

大淀「っ」

妖精さん「任せて」

 

※※※

 

レロレロ

 

って。

 

深海棲艦ヲ級「どっひゃああああ」

 

ヲ級はひっくり返って悶絶してしまった。

妖精さんの「忍法くすぐりの術」である。

 

深海棲艦ヲ級「ひくっ、ひくっ。」

 

※※※

 

提督「おせーよ、もう少しでアレがナニされるところだったじゃんか。」

妖精さん「提督の過失」

 

提督「そうねー、あんなん想定外やデ」

妖精さん「無事でよかった」

 

提督「あんがと(パタパタ)」

妖精さん「ん」

 

提督「すげー性欲。さすがは私の深海棲艦様ですわ。」

妖精さん「さすヲ」

 

提督「刺され懸けたお」

 

まじですか。

あれ、、、提督の目がやる夫の目に、、、、。

 

提督「進駐軍の秘密を知ったお」

 

 

   / ̄ ̄\

 /   _ノ  \

 |   ( ●)(●)  <おっと、それ以上は言うなよ…

. |     (__人__)____

  |     ` ⌒/ ─' 'ー\

.  |       /( ○)  (○)\

.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \

   ヽ   |、    (  ヨ    | そっ・・・

   /    `ー─-  厂   /

   |   、 _   __,,/     \

 



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鐘がゴンとね。

ズドーンと、熱い毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
アテクシはヒジョーにダラダラしてます。

ダラダラしててもよくねーよなーと思い、奮起して書き上げた次第です。




※※※

 

聞こえてるか。提督。すまない。

カーター大佐が今、その、お話があるそうだ。

 

※※※

 

提督「提督了解。時と場所伝達願います。」

 

※※※

 

「新たなユニット、使用可能、新たなユニット、使用可能」

 

※※※

 

みーんみんみんみんみーん

 

提督「ん、なんかおかしいな」

 

みーんみんみんみんみーん

 

カーター元大統領ならしっているが、カーター大佐はしらん

(´・ω・`)知らんがな

 

※※※

 

どっかああああああんんんん。

 

え、( ゚д゚)大淀さん?

あれ・なに・カクミサイル?

和平プロセスはどうなったので、、、。

 

あー

うー。

 

※※※

 

どっかああああああんんんん。

 

「試合は Bratskiv NODE の勝利です。 GE DE I は敗れました」

 

※※※

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。

(I ama Kanegon man.)

 

チャット画面 「うむ。はつゆき NODE、つよいです。」

 

※※※

 

みーんみんみんみんみーん

 

提督「あーうるせー、あーあちーーーー」

 

深雪「う、うまい。アイスクリンがこれほどうまいとは、うめーなー。生きててよかったぜー。」

提督「これ、みゆきちさん、食べすぎですよ。」

提督「え?俺のは無いの・フーン」

初雪「初雪、勝負にかった。約束」

提督「( ´_ゝ`)フーン」

 

初雪「昨夜、提督と初雪がローカルエリアネットワークで【Kanegon man i Bratskiv】を仕合ったのである。」

 

初雪は華麗なる戦術で、提督を圧倒したのであった。

もともとNODEのバイクと軽戦車は、Kanegonの軽戦車を圧倒しているのであるが、提督は防衛戦術を駆使し、血べりうむタンクを駆使し、序盤を圧倒したかに見えたのだが

 

それは初雪の罠であった。

初雪は華麗なる戦術で、提督を圧倒したのであった。

 

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。

(I ama Kanegon man.)

 

初雪「初雪は、提督の陣営が整うまでは、バイクと軽戦車のみを量産し、提督の施設が整うとみるや否や、カーゴに技術者を満載し、提督の陣営に乗り込ませてこれを占領したのであった。」

 

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。

(I ama Kanegon man.)

 

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。

(I ama Kanegon man.)

 

提督「あ、どせいさんのスイッチ切り忘れてるぞ、初雪」

初雪「愛アマ鐘ゴンマン」

 

提督「明石さんたすけて(; ;)、話ができてないよ、こいつと」

初雪「愛アマ鐘ゴンマン」

 

提督「スイッチきるから、助けてよ。(; ;)」

提督「あと擦りよるな、みゆきち、あつい。はっつもだ。どけ。」

 

提督「あと、さっきから彩雲が、、、もしもし偵察機?そのオイル俺の体はって稼いだ銭でかったかしら?」

 

妖精「命令絶対、司令はイケメン、あくだ、あくだ、きょーわこくー」

 

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。でんでん

(I ama Kanegon man.)

 

提督「大淀さんタスケテ」

 

と、その時であった。

彼方よりの「カキーン」が間に合ったのである。

 

ざっぶううううん。

(はやてザブングル)

 

※※※

 

あーあー、カーター大佐?聞こえてますか。おれおれ、おれです。

 

すごいのが来ましたよ。ハイ。

明石のクレーンがカキーンとね。

そりゃあもう、凄いのを貰いました。

 

最近の懲罰委員会は即断即決。痴女艦を見つけたら容赦しなかったそうだね。ウン。

当直のブッキー以外の全員が海に叩きこまれたんですがー。

 

痴漢提督も見つけたら容赦しなかったそうだね。

俺のことだそうだけど。

 

あばよ、俺たちのアイスクリン。

アイスクリンまで捨てることないじゃない。モノに罪はないよね。

 

俺たちのアイスクリンですがー。

めっちゃ銭くぃましたんですが、あれー。

 

深海Haagen-Dazsっつうんんですがねー、、、。

、、、。ゆっくりして。いってねー。

 

 

※※※

 

デーンデデーンデデーンデンデン、デーンデデーンデデーンデンデン。でんでん

(I ama Kanegon man.)

 

Das Ende

 

※※※

 

あーあ。もう、暑さでうだって、頭がパーになってんよ。

せっかくの非番のお楽しみ会だったのに、、、。

 

※※※

 

まあ、俺たちのパレードは大盛況だったし、花火大会がもうすぐだし、あついを楽しみますかね。

皆様の提督さんですしおすし。

 

えー、外地の復員兵さんも続々と、内地にお帰りくだすったので。

ただいま当鎮守府のほこる温泉で慰労しておりますし。

 

うー。その。

 

ではまた。

 

どっとはらい。




いかがでしょうか。
ではまた。


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