遊戯王の夢日記 (愛月 花屋敷)
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日記帳・短編 その1(描写風景あり)
とある作者に言われたのでデュエル風景を描写します。
!月?日
前に【自縛神】の一体であった痩せ細った猿をぶん投げてシンクロホープによって塵となった日の翌日俺はシグナー達と簡単にデュエルの特訓を行うことにした。
トーナメント方式でディスクは使わないテーブルデュエルを行った。
結果は…【レッドデーモンズドラゴン】を扱う青年が勝利した。
正直に言えば悔しかったが…ちゃんと彼らもそれぞれのデッキを使いこなせているようでほっと安心した。
「「デュエル!!」」と同時に声を出す俺と青年、それぞれ五枚の手札を山札から引いて確認した。俺の手元に来たのはホープデッキの初動に最適な物だった。
ふと青年の方を見れば互いに目が合いにやりと笑みを浮かべていた。
どうやら…相手もよい手札だったようだ。
先行は俺だ「自分フィールドにカードがない場合、手札の【ZS・昇華賢者】を特殊召喚!」と言いながらモンスターゾーンにカードを置き更に続けて「自分フィールドのモンスターがレベル4一体のみの場合手札の【ZS・武装賢者】を特殊召喚!」ともう一枚のカードを先ほどのモンスターの右隣に置いた。
レベルの同じモンスターが二体そろった…俺の相棒はこれによりフィールドに出ることができる!「俺はレベル4のモンスター二体でオーバーレイ!」と言いながらカードを二枚重ねて山札の反対側におかれているカードの山を手に取って中から一枚のカードを取り出しながら「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築エクシーズ召喚!」と言いながら重ねたカードの上にそのカードを置いた。
「現れよ!No.39!【希望の力をその身に宿しすべての絶望を切り裂け!】希望皇ホープ!!!」と我ながら恥ずかしくなるような召喚口上を述べた。
(この口上は独自のものです)ふと視線を感じて背後を見るとホープが満足げな表情で何度も首を縦に振っていた…お気に召したようで何よりか。
「素材となった【昇華賢者】と【武装賢者】の効果を発動!」とヤケクソ気味に効果発動を宣言した。
そこからは俺は順調にホープをランクアップさせていったが青年の最終的な切り札である【レッドデーモンズ・スーパーノヴァ・ドラゴン】によってフィールドを更地にされパワーの暴力でなすすべもなく蹂躙されました。
順位を言えば三位が【スターダスト使いの少女】 二位が【俺】 一位が【レッドデーモン使いの青年】となった。
そこからみんなでそれぞれのデッキを見ながら改良案を提案してその日は終わった。
こんなもんでどうですかね?
これ以上の描写は、難しいです。
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日記帳 その1
それでは夢の世界へ行きましょう。
○月×日
いつの間にか手に持っていた「日記帳」と筆記用具があったため、自分の記録をここに記しておく。
俺の名前は「ねむ猫」…今なんだこの変な名前?と思った奴後で裏に来い。
話がそれたが今俺がいる世界について少しだけ触れておこう。
俺が今現在いる世界はなぜかはわからんが【遊戯王】のモンスターがはびこっている世界なのだ…
しかも俺の背後には【NO.39希望王ホープ】と【ゼアルウエポン】モンスターたちが勢ぞろいしていた。
これは俺がとあるスマホアプリで構築していたデッキに入っているカードたちだった。
(もしかして、カードの精霊たちか?)と思いながらも冷静になっていた俺は、ひとまず安全な拠点を作ってくれとホープたちに言えば瞬く間に【豪華な一軒家】が俺の目の前に建造された。
…下手に喧嘩を売ろうものなら即座にミンチよりもひでぇ結果になってしまうと悟った俺はねぎらいの言葉をホープたちにかけて、一軒家の中に入って行った。
○月□日
豪華な一軒家と言うぜいたくすぎる拠点を確保した(というか作り出した)所で俺は彼らに事情を聞いた。
その話し合いで分かったことを以下の箇条書きにて記す。
1・ホープたちは【カードの精霊】である。(ゼアルウエポン達も同様だと言っていた)
2・例の世界とは何も関係は持っていない。(それで厄介な事に巻き込まれずにいられることにはほっとした)
3・この世界については自分たちもすべてを把握し切れてはいない。
4・俺の事を【マスター】だと認識している。
5・俺が例のアプリで入手したホープは即座にこちらの世界で精霊となり実体化する。
なのだという。
後にその実体化には俺とは別の場所からエネルギーを供給しており行動や戦闘については問題なしだという。(これ何というご都合主義?と思ったが気にしない事に決めた)
その日は話し合いで一日が終わってしまったので自宅の周辺で食べられる野草や森で狩ってきた獣をさばき
鍋にしてみんなで食べた。
(しかし…最後のあたりでゼアルウエポン達のテンションが爆上がりしてしまってプチ乱闘に発展してしまった。 まぁ即座にホープとライトニングが取り押さえてくれたのは助かった)
○月△日
今日は朝から全員で周辺地域の情報確認(飛べるものは人から見つからないよう高高度から飛べないものは隠れながら人々の話を聞く)を行ってきた。どうやら今の拠点から少し(約3キロ程度)離れた所に城塞都市のようなものがあると【ホープ・ダブル】が言ってきた。
これはチャンスだと思い俺は一応馬扱いになっている【スレイプニール・メイル】と都市内部に入って、情報収集を行ってきた。
その結果以下の事がわかりまたもや箇条書きで書き記したものだ。
1・国王の名前は【ブンドリーノ4世】 かなり悪評が多いがほとんどを金銭面でもみ消している。
2・そのため住民への税金が高くみな苦しい思いをしている。
3・現在この国は数多くの国と静かなにらみ合いをしておりいつせんそうになってもおかしくないのだという。
ここまで聞いて俺は拠点へと帰還した。
うん…そんな国は無くした方が良いなとホープたちに聞いたところみな賛成だった。
よし!ここはひとつ掃除を行って世直しを行うか!!!
やっぱりあくどい人々は御片付けしないと駄目ですよね!
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日記帳 その2
○月!日
前日、世直しを行うと言ったがさすがに正面突破で行くのは愚策だと思いここはひとつ作戦を決行することに決めた。
国の中には【依頼所】と呼ばれる施設があり国外から腕っぷしの強い連中が集まっては市民たちの依頼を解決し報酬金で日々の稼ぎを得ていると住人達の会話から判明した。
ならばそこを存分に利用してやろうじゃないかと思いついた。
(この時の俺はとても黒い笑みを浮かべていたとホープたちが若干引きながら教えてくれた。俺…そこまであくどい笑みを浮かべていたのか?)
それはともかく早速明日の早朝から赴いて、片っ端から住民の依頼をこなしてやろうじゃねぇか!!!
○月?日
【依頼所】へ早朝から登録を完了し早速来ていた依頼をすべてその日のうちにこなすことができた。これには他の利用者は勿論受付の人や依頼所の現マスターもすごく驚いていた。(なおその日のうちと記したが実際には【半日】だったことを追記しておく)
全部の依頼を達成した事を報告した瞬間【依頼所へ来ていた奴らから大絶叫】をくらって少し耳が痛くなった。
(その日から俺は【伝説の依頼解決人】として国中で噂されるようになって少し恥ずかしかったがこれもこの国に蔓延る悪を成敗するためだと思い我慢した)
その日の夕方くらいに急に王国の兵士しかも国王の護衛兵が俺の拠点にやってきて、強制的に連行を喰らった。(拒否?そんなもん通用しなかった。畜生)
□月○日
どうやら、俺の活躍が王様の耳に届いたらしくぜひとも我が国の戦力にしたいというか戦力になれと城に連れてこられた俺に向かって王は開口一番にそういった。
それを聞きながら俺は(あぁ~話に聞いていた通りの傍若無人っぷりだな)と内心思いながら作戦を決行するために、ひとまずは了承する形でうなずいた。
俺の反応を見た国王は嬉しそうに飛び跳ね早速【では早速命令を与えよう。貴様には今我が国に攻め入ろうとしている愚かな国を【貴様一人】で滅ぼしてもらおう」と実に意地悪い笑みを浮かべながら言ってきた。
その時には(もうこいつら、ラッシュで○していいかな?)と脳裏をよぎったがさすがに浅はかなので押しとどめた。
□月×日
国王から命令が下された次の日から俺は隣国に赴いていた。
理由は、情報収集を行い何処を攻めれば楽に国を落とせるかを調べるためだ。
しかし…両国の雰囲気はどちらも同じようなものであった。
貴族や王族たちは威張り散らし贅沢三昧だがほかの人々は、飢えているのかとにかくひどい有様であった。
さすがに見ていられなくなったので近くの森へ行って新鮮な果実や穀物を大量に収穫し施しと言う形で分け与えた。
途中で「勝手に貧民たちに食い物を当たるんじゃない!」と貴族が怒鳴り込んできたが…最終的な結果としては【話し合い(物理)】を行い奴の一族がため込んでいた金銭も分け与えることになった。
さてと一先ず国を落とすにはやはり【奇襲作戦】が妥当かな?
弱者に救いを強者には制裁を。
悪しき行いを平然と行う者たちにはいずれか倍以上になって帰ってくる。
それを忘れぬよう。
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日記帳 その3
□月△日
情報収集を行ったその日の深夜から早速隣国を攻め入る事に決めた。
方法は至ってシンプルで【監視が薄い裏口から城内に侵入し武器・火薬庫を爆破】する流れとなった。
これには流れるように敵をすべてなぎ倒すことができるアシュラブローを両手に装備した【ホープ・ザ・ライトニング】が行ってくれた。…まぁあいつなら大抵の事は対処できるし瞬間火力だけで言えば【ホープたち】の中じゃ一番だしなぁ~と判断した。
結論から言えば【武器・火薬庫を爆破した瞬間にお城が崩壊した】昼間情報収集を行っていたからわかったんだが…大工達の話ではあの城は外部からの攻撃にはめっぽう強いんだがその反面内側からの衝撃に弱かったという事なのでやってみたら本当に崩れ去ったよ。
□月○日
一先ず隣国を崩壊させたのと土産として隣国で民に圧制を敷いていた国王を簀巻きにして王に報告したらすんごく驚かれた後にねぎらいの言葉をかけてもらった。
その際に【貴様の貢献はすべて世のものとなっておるからのずん文に世のために励むがよい】と言われたから…もう【やってもいいよね?】
(ここから先は解読不可能なまでに乱雑な文字がびっしりと書かれていた)
□月!日
昨日は急に感情が抑えられなくなってしまいついつい色んなことを書きなぐってしまった。改めて見ても…うんこりゃお見せすることはできねぇレベルにひっどいと判断して上からぐちゃぐちゃと線を書いておいたからこれでとりあえずは誰にも解読されることは無くなった。
さて、あの後俺はたまっていた不満を解放するかのように【ホープ・ゼアルウェポン達】に暴れろと一言言った途端想像を絶するような凄惨な光景が広がった。
以下の事が差の際に起きたことだ。
1・俺が暴れるといった瞬間に【ホープたちが国王や護衛兵をなぎ倒してその周辺は血の海】となった。
2・王につかえていた家臣たちなどは逃げ出そうとしていたところを【ユニコーンキングスピアとトルネードブリンガー】が捕縛しタコ殴り状態。
でもって逆に国王の元で働いていた召使いやメイドたちもいたんだけど彼女たちは王によって無理やり働かされたいたらしいから介抱してやった。
(涙を流しながら感謝された)
一先ずこれでこの国から圧政と貧困は多分なくなるだろうと思われるからと安心し俺はホープたちと一緒に拠点へ帰還した。
□月?日
翌朝俺たちが朝食(日本食っていいよね!!)を食べていると国民総出で拠点に訪れて開口一番【我々の新たな国王になってください】と全員土下座して言われたもんだから…若干ドン引きながらも仕方なく了承し俺が国王となった。
【国の地図からある一国の名前が消失し新たにねむ猫王国が加わった】
これを見た瞬間、俺は(名前ちゃんとしたのに変えてりゃよかったのなぁ)と空を見上げながら内心思った。
いかがでしょうか?
では次も夢の扉前でお会いしましょう。
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日記帳 その4
□月#日
早速新国王として城の地下にあった書庫を片っ端から調査していたんだが何とあの国王別の世界か人を呼び出すシステムを構築していたらしい。
これに関して書かれていた書物は無論すべてを焼却処分した後に地下の一室にあった意味ありげな召喚陣も破壊した。俺は別世界から人を呼んで半強制的に働かせるつもりなんてないしな。
その後は、国の今後の方針とかを話し合ったんだが最終的に家臣(俺が決めたわけじゃないんだけど)達が国の財政面などの立て直しを図り貧しい人々を救うと行きこんでいた。えっ?俺か…【戦闘】とかを全面的に任されたよ。一応国王としてはしたってくれてはいるが此の扱いは正直言って不満ではある。
□月%日
滅ぼした敵国の住民たちがこっちの国に流れ込んできた。
方針を決める時に【どんな人々も不自由なく生活できる】と言った影響が早速出てきたという事かな?俺としてはうれしいが就職口をそれぞれ見つけるのが面倒だった。
国としての迎撃システムなんかは俺がいれば正直言って大丈夫だからほとんどを農作業なんかに回してその都度作業の効率上昇化を行い食材の生産性を上げていった。
(家畜なんかは俺と数名が森に入って餌付けを行ったりもした)
これでいくばくかは持つけどやっぱり他国との交流も気づかないと駄目だな。
(それによってまたもや感謝をされたが…感謝よりも農作業を頑張ってほしいな)
!月○日
国としてかなり豊かになって来たのを見計らったように色々と外から敵がやって来た。
当然の如く俺とホープたちによって薙ぎ払われてきたんだが中にはそこそこ厄介な連中もいて【召喚された学生】らしきもの達もいたっけなぁ~まぁ優しくお帰り願う場面もちらほら(大抵ホープのパンチ(軽)で逃げ去っていくんだよな~これが)そんなことが連日あったせいか俺の異名が【絶対なる防衛神】となった。
(少し前に敵側の兵士たちが俺の顔見た瞬間にそれを言ってきたんで少々驚いた)
防衛神って…せめて防衛じゃなくて別のにしてくれよと自室(拠点の)でのた打ち回っていた。
!月×日
いつものように、国の外壁付近でのんびりとしていたら遠方の山から不気味な黒雲が広がって来た。一瞬天候の悪化かなと思ったんだがどうやら違うらしい。
つーか…誰だよこの世界に【自縛神】なんて呼びやがった連中は!と頭を抱えながら最初にやって来たシャチのような奴を【ドラゴニックホープレイ】の効果を使い無効化しながら三枚開きにしてやった。(三枚開きにした途端黒い霧のようになった空に登って行ったけど)本気で深刻になった俺は家臣たちに遠方から黒雲がやってきたら真っ先に俺に報告しろと言って国民たちにはあんまり国の外には出るなと注意をしておいた。これでひとまずは大丈夫だと思っておきたい。
それでは次回も夢の扉前でお会いしましょう。
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日記帳 その5
!月△日
昨日山の向こうからいきなり出てきた【自縛神】連中の謎を解明するために、俺はホープたちと一緒に黒雲が立ち上って行った山へ調査に向かった。
(国は臣下たちに任せてきたし何らかの不正行為を防止するために何体かゼアルウエポン達に見張らせているから問題はないだろう)
道中でも何体か【自縛神】の取り巻き?みたいなのが出てきたが問題なく蹴散らして、見に行ったらそこで儀式やっている黒いフードかぶってる連中がいたからさ。
問答無用で灰塵になってもらった。(その際に右腕に龍の頭部を模した痣が出現した)
!月$日
【自縛神】を呼び出そうとしていた連中はほかにもいるらしくほかの大陸への移動中、なんで自分に痣が出てきたのかを考えていた。
一番真面な考えは【自縛神】が出てきたからこちらもシグナーを選出して倒そうとしているのだろうなという事。
そこまで考えたのちに、俺はそれなり時間がたてば痣の共鳴とかでほかのシグナーも現れるだろうな~と能天気に考えながら他の【自縛神】をシバキ倒しに行った。
!月%日
いやはや一通り出現していた【自縛神】を粉砕!玉砕!大喝采!してから呼び出した者どもを灰塵にしていたらやはりと言うべきか俺と同じように痣を持って連中が現れた。
こっちとしては移動に制限かかるから面倒だなと思っていたが上空から【ホープ・ドラグーン】fが登場し俺のデッキに加わった。
何というご都合主義なんだろうか…と考えながら一先ず俺の国に戻って住まわせることにした。情報共有の対価としちゃ釣り合わないかな?
(情報共有での対価はすでに支払った後にこれだからな)
!月&日
その日目が覚めると【白い龍のような恰好をしたホープ】がベットの横にいたもんだから思わず叫んでしまった。当然の如く臣下たちやホープたちも駆けつけてお祭り騒ぎとなった)何とか誤解を解いてから【例の白いホープ】と話し合ったが何とシグナー達を選んだ【赤き龍の力】としてまったく新しい力を覚醒させたんだとかでカードもシンクロ仕様になっていたりして本当に驚くことが多かった。
(他のシグナー達も自分と同じように龍の力を受けているんだという風に考察した)
!月~日
本格的に【自縛神】と戦うために訓練していたんだが…何故か【自縛神】の一体で痩せ細ったサルが現れたんだが正直面倒だったので攻撃してきた腕をつかみ思いっきりぶん回して、はるか上空に投げ飛ばしそこで待機してもらっていた【シンクロホープ】が消し飛ばした。(これ以降例のホープはシンクロホープと呼びます)
いやはや…投げ飛ばした感想はあの猿めっちゃ軽かったな。
次回も夢の世界で会いましょう。
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日記帳 その6
(なおデュエル描写に関しては、短編でのみすることにします)
?月○日
【自縛神】の一体である猿をぶん投げた翌日俺の枕元には何故かそのカードが置かれていた。見た途端思考が5秒くらい停止してしまった。
他のシグナーにも話したところそれぞれに一枚ずつ【自縛神】のカードが置かれていたとのこと…最初は何らかの呪いかと思ったがホープの力を通して鑑定してもらったが特になんの力も無いと判断されたため保管しておこうということになった。
?月×日
今日も今日とて敵国からの侵略行為を事前に食い止めるため…俺はスターダスト使いの少女(名前はリカと言うんだとさ)と一緒にそれぞれモンスターの背に乗ってフライト中、時間があるもんだから日常会話していたら前方から何やら見たことのあるモンスターがやって来た。
それは即座に一枚のカードとなってリカの手元に落ちた。
案の定それは【救世竜セイヴァードラゴン】であった。
(とんでもないご都合主義…と思うだろうが赤き龍の気まぐれと思っていただきたい)
?月△日
赤き龍の力を受け取った後はお待ちかねの【計画ぶち壊しタイム】だ。
と言わんばかりに張り切って【希望拳・無双ラッシュ】と【流星疾走】(シューティング・ソニック)をあくどい盗賊や山賊にお見舞いしてやったよ。
心なしか攻撃している時のホープとスターダストの顔が笑顔になっていたけども…この世界にやってきてから暫く経過しているけどこれだと【希望皇】じゃなくて【戦闘皇】になりそうな予感がして来て背筋がぞっとした。
(そんな事を思っている間に一体と一匹による無双は終了していた)
?月□日
結論から言えば…俺の予感は的中したいつの間にか一枚のカード名称が変更されており【希望皇】から【戦闘皇】になっていた。(気づいた俺…うなだれ暫くの間硬直していた)ようやく復帰できた俺は…一通りの事をみんなに伝えてから再び敵国の進行を防ぐことにした。
ほんと俺にはこういうのがしっくりきているなんて思い始めているのが正直な感想だ。
こうやって国の外壁に腰かけながら外を眺め時折やってくる連中を軽くあしらう。
?月!日
ようやく敵国からの進行が収まり始めた時に自縛神たちもあらかた蹴散らしたと思っていた俺は少しの間旅に出ることを決めた。
国の事は臣下たちが行っているしシグナー達は引き続き国の護衛を任されてるから一安心だな。
と言う事を言い残して俺はこの世界を見て回ろうとそこそこ長めの一人旅に出た。
何が起きても不思議ではないからな…ひょっとしたら三幻神や三幻魔でもいるんじゃねぇかと淡い期待を持ちながら。
それでは夢の扉の前でお会いしましょう。
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日記帳 その7
?月”日
旅を初めてから数日が経過して俺は、砂漠地帯にやって来た。
ここなら…三幻神のカードが一枚くらいあってもいいんじゃないかと言う淡い期待を抱きながら意気揚々と捜索を始めた。
でもこんな砂漠で有りそうなところと言えば目の前にこれでもかと主張しているピラミッドへ行くしかないのかと思いながら。
(しかし…所々に【金ぴかなピースらしき】物がいくつか転がっていた)
まさかと思うが…本気であるんじゃないかと予想は立てておく。
?月$日
【現実は小説よりも奇なり】とはよく言ったものだ。
(この場合夢世界なのだが…そこらへんは置いておくことにした)
結論から言えばピラミッドの最奥部(王の棺が安置されてある場所)に保管されていましたよ。三枚とも綺麗な状態かつ黄色のカードのみ【古代文字】で効果テキストが記されてありましたよ。(しかも人が訪れてうれしいのか赤いカードがやたらとキラキラしており非常にめんどくさいかつ目に悪かった)
で帰ろうとするとカード状態でも【連れて行け】と言う圧がすごかったので…連れて行くことにしました。(神様だから無理に断ろうとすればどうなるか分かったもんじゃないから)
?月#日
神のカードを三枚とも連れて今日も空の旅をエンジョイ中(時折オシリスやラーが実体化して飛行していたりする)の所また怪しげな連中がいたからホープによる攻撃をしようとしたところいきなりオシリスさんが実体化からの【召雷弾】を数発放ちまして、怪しげな連中は全員仲良く【灰】になりました。
俺が「何やってんですか?」と言えばオシリスは表情こそ変わらないがフンスと胸を張ったようなポーズをとったのでやりすぎの意味を込めて拳を一つかましてやった。
(当然ダメージを受けてのは俺だった…固すぎだろ)
?月%日
旅をしながら悪人たちを成敗していれば俺たちの事が知られるのも速いことで食糧を調達しようと立ち寄った町では町長から【天空より舞い降りし正義の使者】何て言われて…しばらくの間滞在することになった。
しかも町が作られた場所と言うのが昔から悪人たちが寄り付きやすいところで夜になればあちらこちらでやりたい放題。(土地関連は国の地下図書館でメモしておいた)
だからそのたびに俺は【オシリスの攻撃!召雷弾!】と言いながら悪人を懲らしめるボランティアをして回った。
(何故オシリスなのかは…攻撃範囲の問題なのだ)
結局の所滞在していた約10日懲らしめた悪人は…1000人は軽く超えていたな。と思いつつ再び旅を再開したのだった。
それでは次回も夢の扉前で会いましょう。
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日記帳 その8
なお、次回からは少し舞台が変化します。
$月!日
日記にも何かを書くことが少なくなって一先ず少しの間放置していたら二か月間放置していたとは…我ながら見事と自画自賛したくなる。
(そんな事を自賛したって何かしらメリットが生まれることはないけど)
何て事をここに記入ながらも俺は再び自分の国に戻って来た。
事前連絡はしていないがまぁホープがいればおのずと帰って来たと分かるだろう。
$月?日
なんだかんだでここら辺の国もすっかりと平和になったな。と思いつつ外壁から町を見ている。あの自縛神どもを蹴散らしてからは特にこれと言った敵の侵入とうも無いから何か困りごとを抱えている市民たちがいないかを日々見守っている。
シグナー達はそれぞれ修行の旅などと言ってまたそれぞれ自分の道を歩んでいる。
まぁ時折は戻ってきているのはわかっているけども。俺はそんな合間に一冊の本を作っていた。
文才とかはまるっきし無いけど今までの冒険譚をつづってみようと思い立った。
(その結果国では持っていないものはいないほど売れた。)
$月#日
少し小銭も潤ってきた所で更に国の施設や畑を改良することにした。
これによって更なる自給自足もできると思いながら防衛設備も増やしておくことにするあまり豪勢にやってしまったら相手に乗っ取られてアカン事態になったら洒落にならないからそこらへんの強化に回して残りは国の保管庫(という名の金庫)にぶち込んでおく。余った時間は兵士の育成や趣味の一環でもある料理研究も行う。
(これが結構楽しいんだよな~俺元からコックとかじゃねぇけど)
そんな日々を楽しく過ごしている。
$月%日
とは言いつつもやはりあくどい事を行う連中は少なくはないものでさ…一定数の犯罪は出しているしこりゃ独房もそこそこ快適にできるように改良した方がいいかな~と思いつつほかの事に予算(という名の残金)を割り振って行く。
こりゃ俺の小遣いから幾らか引いて個人でやっていくしかねぇかなと思考中。
そんななかでもいつもの業務(悪党撃退)をこなして事情を聞けば何でも他国からやって来たというのである程度お説教+罰則として畑仕事などをやらせておく。
(結構痩せていた連中もいたから休憩中におにぎりをそれなりの数配給しているがなんだかな~このまま独房にいて畑仕事していた方がいいと言う奴まで出始めたし)
そんな感じでこの国での自由気ままな王様暮らしも悪くはないな。
…しかしその数日後、俺はまた別の舞台へと転移させられていた。
次回「遊戯王の夢日記 新章」
では次回はまた別の扉前でお会いしましょう。
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新章・遊戯王発掘編
新章・掘削決闘者
何か不可解な点がありますが【夢】ですのでご了承ください。
掘削一日目
目が覚めると周り一面が真っ白な部屋に俺はいた。
慌ててデッキケースを確認すると【エクストラデッキ】に入っていたカードたちつまり…【希望皇ホープ】たちがいなくなっていた。
部屋の中を確認してもいなかったが【メインデッキ】に入っていたカードたちはかろうじて無事だったのは不幸中の幸いだった。
(そんなこんなで状況把握に多少の時間を消費してしまっていた)
その後判明したことを箇条書きでここに記しておく。
1・この世界では年端もいかない少年少女は全員この施設【デュエル調査隊】への入隊が義務付けられている。(この情報はとなり部屋の少年「スカイ」が教えてくれた)
2・主な役割と言えば毎回異なる次元の【現場】へ転送され【カードパック】を発掘してくることだそうだ。(おかしいことだろう?だがこの世界ではそれが彼らの日常なのだという)
3・この施設以外にも町や集落はあるが…ほとんど人は住んでいないらしい。
(義務付けられたのはこれが原因ではないかと推測)
4・デュエルは盛んには行われておらずある程度まとまったカードを所持しているだけらしい(その中でもちゃんとしたデッキを所持しているのは俺含めて両手で足りる人数だと言っておく)
以下の事からここでは【発掘】・【収集】が主になっており毎回作業終了後優秀者にはランダムな【カードパック】が臨時報酬として贈呈されるようだ。
俺はもしかしてこれは…思いっきりがんばったら【ホープ達を取り戻せるチャンス】なのでは!と思い気合を入れて発掘作業を行った。
(まぁ張り切りすぎて周囲の人から【ドン引き】されたが気にしないことに決めた)
掘削二日目
昨日張り切ったおかげで【カードパック】を10個程贈呈され以前の俺とは見違えるようになったと上官(と言うか担当責任者)に言われたがんなもん知らん!!!
で自室(目が覚めた部屋が俺の部屋だった)に戻りいざ開封してみると。
【ホープたちは出てこず、代わりに融合・儀式】関連のカードが山のように出てきたこれはどういう事だと憤慨しそうになったが冷静に考えてみれば各次元へ行くことなのかと判断した。(ぜってぇエクシーズ次元に行って暁にはホープを探し出すと決意を新たにしてその日は眠りについた。
はぁ…それにしたって、決闘者が発掘作業を行うのってどこぞの労働者なのか?と考えてしまった。(眠りにつく直前)
掘削三日目
今日も今日とて、発掘作業…なのだがいつになく周囲の連中が殺気を出していたしかも俺に対して…何か面倒な事が起こりそうだなと思いながらものんきに仕事を行っていたら巨大な崩落(地盤の)で落下した。
そんな事とがありながらも今日も多くのパックを報酬で入手できた。
(落下した穴の底に色々とあったおかげでね)
こんな感じで新たな世界でも「ねむねこ」は奮闘中でございます。
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新章・掘削決闘者その2
掘削四日目
今日の現場はいよいよ待望の【エクシーズ次元】であると隣室のスカイから聞いた時から俺のテンションは天元突破しておりもういちいちピッケルを使うのも面倒と片手にドリル装備してやろうかと考えたがそれを行うとカードパックを傷つける恐れがあるので自重したが…その勢いのまま俺は現場へと向かった。
(しかし…ねむねこは猛烈な勢いで現場を掘りまくりその光景は人間掘削機であったと同じ現場にいたものは語った)
【そんな彼の努力はむなしくその日出たカードパックの中には彼の望む【カード】は入っておらず自室に入った彼のむせび泣く慟哭が響き渡った。】
掘削五日目
そんな事があった翌日、俺は猛烈な怒りによって次の現場へ入った瞬間から怒涛の勢いで現場中を掘りに掘りまくった。(その結果…全員が撤収した後に地盤沈下が発生したというがそんな事俺は知らん)
しかし…いくらカードパックを開封しても【希望皇ホープ】は出てこない…本当に入っているんだろうか?なんて言う疑問が胸をよぎり深夜こっそりと【エクシーズ次元】へ赴き一人で残業的な事をしていたが結果的にホープは出てくる気配はなかった。
掘削六日目
残業的な事を仕出かした翌日寝不足な頭で現場に赴いた。
やはり寝不足なのが原因か…俺は偶然現場に発生した大穴へ落下してしまった。
あぁ…これはさすがに死んだかなと思いきやなぜかは知らないが落下した地面は柔らかくなっており多少大きな衝撃があるだけで無事だった。
何がどうなっているのか不明だったが一先ず脱出経路の確保のために周囲を探索することに決めた。(パニックになるのは得策ではないと判断)
そこで俺は…何故か【No.96ブラックミスト】を入手してしまった。
(そのカードはなんでか大きめな石の裏側に張り付いていたし【皇の鍵】も見つけた)
【その後、大穴の底から少年の悲痛な叫び声が響いてきたという】
【とある会話メモ】
「何でお前はあの石の裏に張り付いていたんだよ」と俺は自分の部屋に居座っている真っ黒な人型に向けて言った。
「そんな事しらねぇよ、俺は目が覚めたら大石の下にいたんだよ」と真っ黒な人型は声を荒げながら俺に言ってきた。
こいつは何故か俺の傍を離れないようになってしまった。
正直ウザすぎてカードを破り捨てようかと考えたがそうなると更に面倒な事に発展するからやめておく。
本当にこの真っ黒な人型は何を考えているんだか「一先ずお前の名前を教えろよ」と言えばそいつはだるそうな感じで「あ~クロトラルでいいよ」と言った。
名前聞けたし今日はこいつを石の下に封印して眠ることに決めた。
ではまた夢の扉の前でお会いしましょう。
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新章・掘削決闘者その3
掘削七日目
昨日に引き続き本日も【現場】にて作業中なのだが…俺の横には前日からクロトラルが半透明状態でついてきておりいかんせん面倒くさい。
(誰も見ていないときにわざとらしくピッケルをぶん回してもすり抜け更におちょくられるコンボ付きで腹が立つ)
だからこそこの苛立ちをぶつけるために、きょうもまたやってしまった。
思いっきりピッケルを地面に突き刺したらそこから周囲に拡散するかのようにひび割れが広がってその数秒後に【現場全体の地面が崩れ去り皆穴へ落ちた】
どうやら俺がピッケルを突き刺した場所が一番地盤が弱いところでありそこにわずかでも衝撃を加えたら一気に崩落する箇所だった。
(帰還後、多少のお叱りを受けたが幸いより多くのカードパックが見つかったことで減罰となった)
掘削八日目
この世界に来てから早一週間が経過したが…未だに【ホープ】は出てこない。
しっかし…No関連があるという事はクロトラルがいることにより確定しているが…何故一向に出てこないかが気になるので一度聞いてみたことがある。
「なぁ…この世界に【ホープ】や他のNO.は存在しているのか?」すると、奴は面倒くさそうにため息をつきながら
「俺にそんな感知能力があると思ってんのか?…まぁエクシーズには多くいるぜ、とんでもなく深い地下に眠っているがな」と俺を小ばかにしながらも教えてくれた。
その日、俺は深夜にエクシーズの【現場】へ赴き一人で猛烈に掘削さぎょうにいそしんだ。(昼間の現場は別の場所だったから当然深夜である)
掘削九日目
昨夜の一人残業掘削のおかげもあって何とか一枚見つけることができたが…残念な事に【ホープ】では無く【No.22 不乱健】だ。
俺は…八つ当たり気味にクロトラルをカードへ強引に戻しその上に大きな石を載せて物理的な封印を施した。
確かにこいつ(フランケンの事を指す)は攻撃力は高いが…召喚条件に合うカードは殆ど無いのであった。(レベル変化のカード?あったら悩んどらん!!!!)
本当にどこに埋まっているんだろうか?ホープと頭を抱える俺であった。
【記録媒介】
入室番号59602 氏名「ねむねこ」 性別男性 年齢不明(外見年齢15歳)
ある日突然空室に出現した謎の多い少年ですでに完成されたデッキを一つ所持しているが当人曰くエクストラ主体の為にまだまだ未完成だと言っている。
性格はぶっきらぼうに見えるが周囲の人には手厚くサポートする光景が度々見受けられる。
業務成績は今までの中でトップクラスに早い。
しかし…深夜こそこそと現場へ赴く姿が確認されているため少し注意が必要でもある。
それではまた夢の扉の前で会いましょう。
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新章・掘削決闘者その4
掘削十日目
ここのせいかつにも慣れてきたこの頃なんかちょくちょく上司の監視の目が厳しいなと感じたため暫く【一人残業の旅】は中止せざる負えなくなった。
さすがに毎回とあるカード群だけを探しに行くのはまずかったかと反省しながらも日中の作業は変わらずこなしている。(その際、彼の顔は無表情の極となっていた)
帰宅した後は体をほぐしてから夕食を平らげ報酬としてもらったカードパックを開封してみるとそこには…【No.99希望皇龍 ホープドラグーン】のカードが神々しく光り輝いていた。
やっと…やっと手に入れたホープ関連のカードに俺は歓喜した。
(まぁ、喜びすぎて怒られちまったがな)
掘削十一日目
念願のホープ関連のカードを入手する事が出来たがそのもととなった【ホープ】はまだ手に入れることができていなかった。
だから今日も今日とて業務をこなすことにしてる。
昼休憩をはさみながら地面にピッケル(カードパックには傷一つ付かないようになっている謎仕様)を振り下ろしたらとてもまぶしい光がピッケルと地面の合間から漏れ出した。(即座に上司を呼び事なきを得た)
上司曰くあの光はとんでもない程貴重なお宝が眠っている証だと言うので後日じっくり調査を行ってから発見者に贈呈されるのだという。
どんだけ貴重なんだろうなと思いつつその日は眠りについた。
掘削十二日目
今日は久方ぶりの休暇日によって俺はいつもの自室では無く平和なエクシーズ世界(現場とは違う世界)へやってきていた。
のんびりと空を眺めながら今後の事を考えていたらふわりと一枚のカードが俺の目の前に浮かび上がった。そのカードは俺がこの世界に来た時に机に散らばっていたカードであった。
何が起こっているんだ?と思いながらも見ていると徐々にカードイラストと効果が浮かび上がって来た。
…どこかで見たことがある【金色の螺旋のような体をした龍】がイラストとして浮かび上がった瞬間俺は絶句した。
(なんで俺の所に来たんだよ!)と心の中で叫びたい衝動を抑えていたらいつの間にか左手に浮かんでいたカード【No.100ヌメロンドラゴン】が握られていた。
神様…貴方様は私にどれほどの困難を与えるというんですか。
何て体を休めるために訪れたその世界で俺は…謎の疲労感を蓄積したまま休暇日を終了されたのだった。
本当に…なぜこんなことになったのか俺は必死に自室で考えたのだった。
畜生【以下の文章はぐちゃぐちゃになっており解読不可能であった】
次回も夢の扉の前でお会いしましょう
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