IS〜LBXで楽しむ転生者〜 (エドアルド)
しおりを挟む

設定

今回は主人公やヒロイン、オリキャラの設定だ!


主人公

八神 依波(やがみ いなみ)

顔は父である八神英二が八割で残りが母の沙希が2割でかなりのイケメンだが母親の血のおかげで父親ほど近寄り難いイケメンでわない

とある邪神のせいで転生することとなった主人公

アニメや小説、漫画が好きで特に戦闘ものが好き

特撮ももちろん大好き

好物は甘いもの最近のマイブームは抹茶

思想が特撮やアニメキャラで染まっているので悪は大嫌い

困っている奴がいたら助ける極度のお人好しだが結構はっきりと色々言う、そのため優しいが厳しい一面もある

ダンボール戦機の技術を使ったISの開発をパソコンでしていた時に母親である八神沙希に見られ、あれよあれよとあっという間に父親の大企業八神重工の子会社としてタイニーオービット社を設立この時10歳である。ただし15歳になるまでは社長になる事が出来ないのでその間は代理として八神重工の社長の座を引いたはずの父方の祖父八神 秀次(やがみ しゅうじ)が務めていた。そして主人公が社長となると同時に八神重工から独立した。八神重工の子会社時代から大企業と言われるまで凄まじい速度で成長した。

また、様々な会社の買収等を行い前世のアニメ作品だったりISの作成等様々な分野に手を出している

タイニーオービット社自体はロボット開発とISを中心にしている。タイニーオービット社を大企業にしたのはもちろんLBXだった。副社長は何故かそのまま祖父がその座についた、本人曰く『こんなに面白い仕事中々出来はしない!死ぬまで存分に楽しませてもらうぞ!』との事元気な祖父である。因みに女尊男卑思想の者は入社させずホワイトでクリーンな会社として有名。女性権利団体から目を付けられているが急激に大企業へと成長したため付け入る隙がなく悔しがっている女性権利団体を嘲笑っている。

 

使用IS ディ・レギウディア

出典はLBX烈伝

 

主人公特典

ダンボール戦機の技術データ

ダンボール戦機の色々な博士の頭脳を足し算した超天才

ISを自作できる環境

色々な世界(アニメや小説、漫画など)の世界に行ける

 

 

オリキャラ

 

ヒロイン

女神こと天野 輪廻(あまの りんね)

主人公の転生を担当した女神様

主人公のえげつない程の善性に惚れ込み有給を使って人間になり主人公を追っかけて来た恋する乙女(年齢ネタは振ってはいけn……神様に年齢は関係ないんだよBy女神)

神様としては輪廻転生を司っている。

社畜である。神様も仕事を頑張ってるんです

因みにこの世界の神は八百万の神方式で様々な神様が居る。最高神は全能神様。名前がついてるのは人に知られてる神様ぐらい

 

使用IS ハーデス

出典はダンボール戦機(無印)

 

ヒロイン

荒木 ミア(あらき みあ)

容姿は装甲娘のマスターコマンド

主人公の幼馴染でタイニーオービット社で主人公の秘書をしている。事務能力が高くコンピュータにも強くハッキングなども得意でISのシステム面の開発などもする研究者でもある。ハイパースペックイケメン美女である。しかしたまにおっちょこちょいな一面を見せる。祖父がドイツ人でドイツが第二の故郷また、祖父がドイツ軍人でもある為ラウラとは仲良し

普段着は尊敬する祖父を真似てかドイツ軍人風の服を着る。学園の制服も軍服風に改造してある

IS学園入試では首席を獲得、戦闘も強く勉強もできる。やはり、ハイスペック

 

使用IS エンペラーM2

出典はダンボール戦機(無印)

 

ヒロイン

神代 雫姫(しんだい しずき)

タイニーオービット社所属の企業代表の一人

容姿はミゼレムクライシスの月光丸

タイニーオービット社に所属すると同時に歌手活動もしておりそこそこ知られた歌手でもある

主人公には一目惚れである

 

使用IS 月光丸

出典はダンボール戦機(無印)

 

ヒロイン

仙道 鏡花(せんどう きょうか)

タイニーオービット社所属の企業代表兼メカニック

容姿はダンボール戦機WARSの仙道キョウカ

タイニーオービットには元々メカニックとして入る予定であったがIS適性が高くまた操作技術も高いため企業代表になる事に

主人公にはメカニックとして一緒に仕事をしている内に恋心を抱いて行った

 

使用IS ナイトメア・フィアー

出典はダンボール戦機ダブル

 

ヒロイン

ジェシカ・カイオス

容姿はダンボール戦機のジェシカ・カイオス

アメリカの国家代表を務めている

ジェシカ使うISはタイニーオービットがアメリカと共同開発したもの

主人公とはISの開発の際に出会い主人公の優しさに惚れた

 

使用IS ジャンヌDII

出典ダンボール戦機ダブル

 

オリキャラ

八神 雪(やがみ ゆき)

主人公の二つ上の姉

顔は父親の八神英二に似ていてイケメン美女

姉妹の依波と胡兎を溺愛している生粋のブラコン&シスコン。口数が少なく言い回しも少し男っぽい

ところ構わず姉妹に対しては凄まじく引っ付く最低でも手を握るなどをする。家では姉弟三人で固まって過ごしていることが多い。なお、主人公は前世でも家族とはよく固まって過ごしていたのでそこまで不思議に思っていない。また学園ではファンクラブができるほどの人気である。そのイケメンフェイスに落とされた女性は多い。

八神重工の代表IS操縦者兼日本代表候補(日本代表並の実力はあるが今の所断っているため代表候補止まり)

彼女のISは八神重工とタイニーオービットがアキレス・ディードを元に共同開発された物

 

使用IS アキレス・ディードII

出典ダンボール戦機ダブル

 

原作ヒロイン

 

八神 マドカ(やがみ まどか)

輪廻が拾ってきた少女

顔が大変織斑千冬に似ているが自身が織斑千冬と比べられたり同列にされるのを酷く嫌う

織斑姉弟に対する態度も冷たい

この態度は彼女の過去に関わっているようだが?(これ以上はネタバレだァ!)

自分を一人の人としてマドカという人間として見て家族に迎え入れられたため依波に惚れている。いつかは義兄弟の関係では無く夫婦の関係になりたいと思っている

「輪廻には拾ってもらった恩があるが依波は渡さない!」

輪廻とは依波がいない所でよく張り合っている

 

使用IS ルシファー

出典はダンボール戦機(無印)

 

原作ヒロイン

 

更識 簪(さらしき かんざし)

初めての出会いはLBXの大会で主人公が主催者、簪が優勝者という感じだ。優勝者に与えられるアキレスと他にあったタイニーオービット社見学で仲良くなりそのまま関係が続いている。

自分の専用機が開発凍結されてやさぐれていた時期に主人公に優しくされて恋に落ちた。この簪は姉が一人で専用機を作り上げていない、というか不可能なのをタイニーオービット社見学で知りそこまで姉に対抗心を抱いていないが姉のとある一言のせいで関係は悪い。現在はタイニーオービット社が簪の専用機の開発を行っている。開発完了時期はクラス対抗戦後。ちなみに打鉄二式はタイニーオービットが引き取り倉持技研の開発予定より高スペックに仕上げ倉持技研に送り付け煽った上で他の代表候補生へあげた。打鉄二式のスペックを見せただけで研究もさせずに見せるだけ見せるとか言う煽りと遠回しの罵倒の手紙を添えた。

受けた仕事を終わらせないとか研究者や開発者の風上にもおけないとタイニーオービット社の社員一同の気持ちが打鉄二式のスペック向上と遠回しの罵倒の手紙になった。

 

使用IS ドットブラスライザー

出典はダンボール戦機WARS

 

原作ヒロイン

布仏 本音(のほとけ ほんね)

主人公との出会いはIS学園で同クラスな事

更識家に仕える家系の人物で簪のメイド的なとこをしている。なお、生徒会には務めているが居ると仕事が増えるとの事でほとんど生徒会の仕事をしていない

今の所は主人公に恋をしていないが気にはなっているようだ

 

使用IS ???

出典???

 




小説が進むにつれて情報を追加予定だ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機体設定

ここではISの説明をするぜ!


この小説における世代

第5世代機

地球上でマグマ以外では全ての領域で活動可能

第6世代機

宇宙での活動が可能

第7世代機

地球から宇宙への単独飛行が可能また宇宙から地球への降下が可能。宇宙領域での無制限活動が可能(操縦者は除外して)

AI搭載型IS(タイニーオービット)

ISに搭載されている自己進化プログラムを利用し作成された人と変わらずに動けるアンドロイドにしてIS

人に無理な動きをとったり人が耐えることの出来ない機体を主に使う

遠距離操作型IS

LBXの遠距離操作技術を用いて作られた遠距離操作のIS

EOSfeat.LBX

ISコアを使わないISもどきのパワースーツEOSをLBXの技術で使えるようにしたもの

 

 

IS ディ・レギウディア

使用者 八神 依波

第7世代機

タイニーオービット社が作り出した最強の機体

ドットブラスライザーをベースにディ・エゼルディの技術を加え作られた機体

機体操縦者によるがオーバーロードも使える機体

アブソリュートフェイズというディ・レギウディアの高出力形態があるが今の所使用できない。恐らくLBXをIS化したことによる物だと考えられる

今現在は操縦者の技量が機体に追いついておらずリミッターを掛けられた状態になっている。リミッターを解除すれば全てのISを過去のものにする数世代先のISになる

エネルギー源にエターナルサイクラーを使っており全力稼働させれば永遠に動くことが出来シールドエネルギーも即座に回復する

また、LBXの必殺ファンクションを使える必殺ファンクションシステムを組み込んでいる。LBXと同じくコアボックスがありそれである程度のカスタムが可能

使用武器は二刀流剣のコルディクティス

コルディクティスをマルチギミックサックにしておりツインスピアにコルディクティスを変形させることが可能

また量子化された遠距離武器を所持している模様

 

使用必殺ファンクション

オーバーロード

 

 

アキレス・ディードII

使用者 八神 雪

第6世代機

アキレス・ディードを八神重工とタイニーオービット社が共同で改造した物

アキレス・ディードと同じ程の軽さを誇るもありとあらゆるスペックを向上する事に成功した機体。コンセプトとしては超スピードの機体

基本武器はアキレス・ディードと同じでダークシューターとダークシールド

またデモニックモードともいわれる特殊モードを搭載している。効果としてはスピードの向上とCゲージの充填

デモニックモードを発動した場合オーバーロードを上回る程のスピードを手に入れることができるが操縦者のテクニックがものをいう

普段はあまりのスピードにリミッターをかけているが操縦者である雪がリミッターを解除すれば操縦可能ではあるがその隔絶したスピードを使う程の強者は現れていない

量子化された近距離武器を所持している模様

スピードは次の順になっている

リミッター解除デモニックモード>オーバーロード=リミッター付きデモニックモード>リミッター解除

やろうと思えばエターナルサイクラーを搭載可能

 

使用必殺ファンクション

ブラックストーム

 

 

ハーデス

使用者 天野 輪廻

第7世代機

使用者である天野 輪廻自ら作り上げた機体

その姿はミゼレムクライシスのハーデスの姿に近いが顔以外はフルスキンとなっている。本人曰く可愛くないとの事で本来の機体から改造された模様。だが機体の性能自体に問題はなく頭も場合によってはフルフェイスにする事が可能になっている。

使用武器は双鎌ケルベロス。ダンボール戦機の分類的にはハンマーに入るが完全にハンマーじゃない

ハーデス専用の必殺ファンクションとしてディメンション∑とワールドエンドを使える

エターナルサイクラーを搭載している




随時更新していきます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

プロローグ

最近ISの小説をまとめ買いしたので小説読みつつ二次創作する
他の作品のモチベが下がったから逃げたとも言えるが


 

「おき…な……おき……さい」

 

声が聞こえるでも今日は仕事が無いんだもっとゆっくりさせろよ

 

「おきろって言ってんでしょうがァ!!」

 

スパァン!!

 

「痛ってぇ!!」

 

いきなり頭を叩かれたぞ!?俺のマイマーザーはこんなことしないはずだぞ!

俺は自分の頭を叩いた下手人の方へ向いた

 

「起きたかしら」

 

そう言ってきたのは古代のローマ人が着るような服を身に付けた女性だった

 

「……!?どっから家に入ってきやがった不審者!通報すんぞ!」

 

見知らぬ女性の登場に俺はすぐさま横に置いてあるスマホを取ろうとして

 

「…………あ?スマホがねぇ……てかここ何処だよ……俺のベット三段ベットの1番上の筈だし……」

 

まさか……

 

「あら、やっと気付いたのね。この私がかm」

「誘拐犯だ!俺の家は貧乏だぞ、俺を人質にしても100万も取れねえぞ!はっ!それとも俺の体が目当てか!俺をバラバラにして臓器売買するんでしょ!もしくは俺に乱暴するんでしょ!エロ同人みたいにエロ同人みたいに!いやy」

 

スパァン!!

 

俺の頭はハリセンではたかれた

 

「うっさいわね!事情の説明すらしてないのに勝手に妄想膨らませてんじゃ無いわよ!!」

グオオォォォォォ

 

あまりの痛さに俺は地面を転がる

 

「何しやがる!!」

「うるさいあんたが悪いでしょ」

 

くっ、正論すぎて何も言えねぇ

 

「……それでお前は誰でここ何処だよ」

「コホンッ……ようこそ転生受付へ」

「はっ?何言ってんの、頭大丈夫?」

「ちっ!……あんた何も覚えてないの?」

 

何も覚えてないのって言われても昨日は…………

あれ?俺いつ寝た?てか昨日家帰ったか?

 

「おい」

「何よ」

「転生受付へって言ったよな」

「そうよ」

「今の俺は生きてんのか?」

「勘はいいみたいね。貴方は死んだのよ。まっ、もっとも死んだ事を覚えてる奴は稀だけどね?自分が死んだ瞬間なんて覚えてたら大抵の奴発狂するし」

「稀なことを当たり前のように要求してんじゃねぇよ。しかもお前の言葉で思い出してたらやべぇじゃん」

 

こいつ色々とやべぇぞ

 

「何が色々とやべぇ奴よ。失礼しちゃうわ。まぁ、とにかく貴方は死にました。死因は子供を庇って車に引かれた事ね。それで死んだ貴方には転生、新たな命で転生してもらうわ。因みに死んだ奴はみんな等しく転生するわ。まっ転生先は人によって違うけどね」

「へぇ〜」

 

初めて知った新事実てか天国と地獄てないんだな

 

「天国と地獄?無いわよそんなもん。ただし前世でした善行及び悪行で転生先の世界はディストピアだったり元の世界だったり、そもそも人ですらないとかもあるからね」

 

ナチュラルに心読んできてんなこいつ

 

「そりゃ神様だもの」

「神様がこんなことしてんの?普通こういう通常業務って部下、神で言う天使とかにさせるんじゃないの?」

「あんた日本人ならわかるでしょ八百万の神て」

「あーー、じゃああんたは転生を司る神様って事でおk?」

「おkよ。まぁ、あんたの言う通り普通は部下に任せるんだけど。特殊な人間は私が担当しなきゃ行けないのよ」

「ん?て事は俺はその特殊な人間て事?」

「そういう事よ。ホントにたまにしか居ないけどね。今回は、あんたが死ぬのは本来予定外なのよ」

「予定外?」

「そうよ、あっ、先に言っとくけど神側のミスで〜なんて事は無いからね。あんたは本来ならあのまま過ごせば夢を叶えて素晴らしい人生を送って死ぬはずだったんだけどねぇ。」

「えっ?そうなの?」

 

すげぇ残念なんだけど

 

「ここからは少しややこしくなるけどしっかり聞きなさい。あんたのね、えーと前前世はまぁ、クッソほど善行積みまくっててね。その分あんたの前世はその善行分良い人生が送れるはずだったんだけどね。そんなあんたの幸運とも言える人生の幸運を奪おうとした神……俗に言う邪神ね。ちっ、あいつらのせいでいつもいつもめんどくさいことばかり……」

「えっと……続きを」

「あぁ、ごめんなさいね。それでねあんたの人生の幸運を奪おうとした邪神がねいざあんたの幸運を奪おうとした瞬間に私達が邪神を見つけて即座に潰しにかかったんだけど、あの邪神が焦ったのかあんたの幸運全部吸い取っちゃって、そのせいで死んだわけ。因みに幸運がゼロになると死ぬのよマイナス値は無いわ」

 

へーそんな事になってんのな

 

「まぁ、それで私達のミスでは無いんだけど本来の人生からはみ出しちゃったわけなのよ。それでなんで私が担当することになったかなんだけど。本来の人生から外れた運命のあんたはさっき言った転生のシステムから前前世と前世の善行分の人生を送らせなきゃ行けないわけ。前前世の善行を消化しきれてないからね。それであんたの善行がまぁ、そりゃ2つの人生合わせて莫大な事で特別な転生処置しなきゃいけないのよ」

 

この話を聞いてふと俺は疑問に思った

 

「えっと〜俺、そんなに善行詰んだ覚え無いんですよ。前前世はともかく前世は」

「善行て言っても誰かを手助けしたとかあんたら日本人は当たり前みたいにする事も善行に入ってんのよ、善行としてはそこまで大きくなくても塵も積もれば山となるって事ね。あんたは善行した意識が無いんでしょうが普通の人間よりも数倍の善行積んでんのよ。しかも貴方が助けた子供は、将来とてつもなく素晴らしい医者になって、ん何万人って人間を救う運命にあるのよ、その人間を助けたから善行がさらに増えたのよ」

 

それ聞いて俺はさらに不思議に思った

 

「俺が死んだのは幸運がゼロになったからで子供関係無いのでは?」

「それね、さっき言った邪神がミスってあんただけじゃなくて近くにいたその子供からも幸運奪ったからね。あのままいけば死にはしなかったけど下半身不随で医者の道に進まなかったのよ。だからね」

 

なるほど( ˙꒳˙ )

 

「長々と話しちゃったけど本題に入るわね。貴方は転生する際に転生特典4つと記憶の持ち越しが可能よ。因みに転生先はインフィニット・ストラトスって小説の世界なんだけど知ってる?」

「一応は、確かパワードスーツ着て戦うやつでしたよね?」

「うーん、確かにそうだけど……まぁいいかしら。サービスで向こうの基礎知識ここであげるわしっかり特典考えなさい」

 

女神がそう言った瞬間俺の頭に色んな情報が流れてきた

……これは、しっかり考えないとな

 

 

暫くお待ちください

 

 

「えっと、良いですかね?」

「ん?特典決まった?」

 

女神を呼ぶと人をダメにするクッションの上でくつろぐ女神がいた

 

「神様もそういうの使うんですね」

「そうよ〜、人間て色んなもの創るから飽きないわぁ。それよか、特典は?」

「特典はダンボール戦機に出てくる技術のデータと頭を良くしてください。あと、ISを自作できる環境にしてもらうのと、優しい家族の元に転生してください」

「へぇ〜以外ね。結構もっと凄いの来るんじゃ無いかと思ってたのに。てかもっと凄いの出来るのに」

「これくらいでいいんですよ。あんまり変だと罰当たっちゃいそうで」

 

その時女神は俺を眩しい物を見るように目を細めた

 

「フフっ、貴方って……いや、なんでもないわ。特典だけどね優しい家族の元にてあんたの善行かんがみたらデフォルトで着くやつだから。別のにしなさい」

「別のですか…………いや、ないですね。考えつかないです。あっでも、親より先に死んじゃったんで家族に何か恩返しがしたいです。あそこまで育ててくれたのは他ならない両親と兄弟達ですから。」

ホント、眩しいわね、キラキラとしてて、でも嫌いじゃない眩しさね。むしろ好きな部類ね

「何か言いましたか?」

「いいえ、何も。わかったわ貴方がそう言うなら特典はそれにするわね」

「何から何までありがとうございます。」

「良いのよ仕事だから。それじゃぁ、良い来世を」

 

女神がそう言った途端俺は意識を失った

 

面白い事おもい着いちゃった♪

 

意識を失う瞬間女神が何か言ってたような気がする




中々いい出来だと思う
他の作品共々頑張ります!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

転生して

本編まではあと2話ぐらい挟んで行くよ!


 

オギャア!オギャア!

 

「生まれました!」

「やったぞ!」

 

声が聞こえる

生まれた?

そんな声を聞きながら俺は瞼を開く

 

「奥さん、元気な男の子ですよ」

「私の……赤ちゃん」

 

そうか俺は転生したんだったな

目の前の女の人が新しい母親……

てか俺めっちゃ泣いてるやん、無意識なのか?

 

テッテレテッテッテー♪

 

ファッ!?何事!?

 

「生誕おめでとう」

 

俺の目の前には俺を転生させた女神が2頭身にデフォルメされた姿でいた

てかなんで効果音がエグゼイドのコンテニューなんだよ

 

「あんたコンテニューしたみたいなもんじゃない。あと面白そうだったから」

 

楽しんでんなぁ(呆れ)

 

「人生もとい神生楽しまなきゃやってられないわよ」

 

あっ(察し)

 

「良いのよ、これから休暇だし」

 

休暇なんてあるんですね

 

「仕事なんだからあるに決まってるわ。神様だって生きてるのよ。」

 

そうなんですか。それでどのようなご要件で

 

「あぁ、お祝いとね特典についてね。あんたが選んだ特典のダンボール戦機の技術データはあんたが5歳になったら送るから、あと頭良くして欲しいてあれね。基準が曖昧だったからダンボール戦機世界の博士とかの頭脳合わせて頭良くしといたから」

 

勉強ができるようになる程度で良かったのに(;´Д`)

 

「あんた馬鹿ねぇ勉強がよくできる様になってもダンボール戦機の技術なんて扱えないわよ」

 

おっしゃる通りで

 

「でISを作れる環境だけどあんたの親がIS企業だから、そこで作りなさい。前世の家族への恩返しについては特典に含まれないからこっちで勝手に決めたわ」

 

そんな!家族への恩返しはどうなるんですか!?

 

「安心しなさい特典に含めないだけでもう既に手は打ってあるわ、てか特典て転生する人にしか適応できないのよ。家族への恩返しは善人なあんたに対するあたしからのサービスだから」

 

何から何までありがとうございます

 

「やめなさい。これはあんたに対する正当な対価なんだから。それで代わりの特典なんだけどね。色んな世界に行けるようにしといたから」

 

へ?

 

「あんた前世調べたらアニメとかゲーム、小説なんかが大好きだったみたいじゃない。だからそういう世界に自由に行けるようにしといたわ」

 

マジですか?

 

「マジよ。あたしも驚きだわ、無理だよねぇ、なんて思いながら申請出したら即OKよ。驚きよ。全能神様の懐は広かったわ」

 

申請制なんですね

 

「そりゃあ、下手すれば世界終わらせちゃうもの。あんたみたいな善人だから許されるのよ。誇りなさい」

 

ハァ?

 

「いまいちわかってなさそうね。まぁいいわ今日はここまでにしましょ。あんたは赤ん坊なんだから。それじゃまたねぇ〜」

 

ゑ?待ってまたねてまたくんの!?ちょっと……あっ眠気…が……(*_ _)zzZ

 

 

************

 

あれから5年俺が5歳になったまたねなんて言葉を残した女神はあれから音沙汰が無い

てっきりすぐになんか来んのかと思ったら何も無いし

 

「依波ーご飯よ」

「はーーい」

 

依波てのは俺の今世の名前

八神 依波(やがみ いなみ)てのが俺の名前だ

家族は

父・八神 英二(やがみ えいじ)

その名の通りダンボール戦機の八神英二そっくりだ

まぁ、ダンボール戦機とは違いとある企業の社長やってんだけど。

母・八神 沙希(やがみ さき)

こちらもダンボール戦機の北島沙希にそっくりの母親だ

ここまで来ると作為を感じるぞ

旧姓も北島だったし

母は父の会社の研究員兼メカニックをしている

姉・八神 雪(やがみ ゆき)

父親似の2つ上のイケメンな姉だ

いつも落ち着いてるけど何処に行くにも俺を引っ張って行くのはやめてくれ

妹・八神 胡兎(やがみ るな)

俺の1つ下の可愛い(ここ重要)妹だ俺によく引っ付いて行動する

そのため姉弟3人でいっつも一緒にいる

 

これが俺の新しい家族だ

 

「早くしなさーい」

「今行くよーー」

 

大切な家族だ




今回は説明回になったな


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

女神来たる

前回あと二話で原作行くと言ったなあれは嘘だ!
次から原作だ
それと何でもかんでも作中で説明するのはめんどいから設定書いとくぜ


 

つまんねーなー

いつになったら特典が来るですか〜女神様〜

5歳になったらくれるって言ってたじゃないですかぁ〜

 

「にぃに〜」

「ん〜?どうした胡兎」

「遊ぼ〜」

「良いぞ」

 

あ〜可愛いなぁ!前世は末っ子だったから妹がこんなに可愛いものとは思ってもいなかったぜ

 

ピンポーン

 

俺と胡兎の時間を邪魔するのは誰ですかぁ!

俺はインターホンが鳴ったのを聞いて玄関に向かった

 

「どちら様ですか〜」

 

俺がドアを開けると

 

「この度近所に引っ越してきた女神と言います。よろしくお願いします。」

「ご丁寧にど……う…………も…………」

 

へ?

目の前には見覚えのある女性……?幼くね?同い年くらい??女神???こいつ堂々と女神つったよな???

………………………………

 

「おっそいわ!そしてなんだその姿!」

 

俺は声をあげた

 

「近所迷惑になるよ」

 

正論なのがムカツクゥ!

 

「とりあえず、改めて。近所に引っ越してきた女神こと

天野 輪廻(あまの りんね)よ。よろしくね」

「何してんねん」

 

いや、ホント、純粋になにやってんのこの女神

 

「この前言ったじゃない休暇だって」

「休暇でなんで子供の姿なんですかねぇ」

「そりゃぁ、あんたに惚れたからよ」

「(´^ω^`)ハァ…」

「あ、信じてないわね!」

 

休暇で俺をおちょくりに来たんでしょ

僕知ってるもん!そう言って直ぐに仕事に戻るんでしょ!

 

「私はね有給がね人の人生二回分くらい溜まってんのよ」

「立派な社畜ですね」

「休みなんて中々取れないのよ神も増えるけど管理する世界も増えるのよ。イタチごっこよ。フ…フフフフフ」

「メディックー!メディックー!」

「神だから過労死も出来ないし神程の社畜も居ないわ」

 

俺の中の神様像が崩れていく

 

「元気出してくださいよ。今休暇なんでしょ」

「そうだったわね。人としての人生1回送るのよ。神界でゴロゴロしててもつまらないから。私だって女なのよ恋の一つもしたいのよ!」

 

どうしようどんどん愚痴が溢れてくるZOY!

ここは話をすり替えなければ!

 

「そ、そう言えば、俺の特典どうなったんですか?」

 

これで話をすり替えるんだ!

 

「フフフフフ……え?あぁ、そうね。はいこれ」

 

女神もとい輪廻は1つのUSBを取り出した

 

「この中にデータ詰まってるから有効活用しなさい」

 

おお、この中にダンボール戦機のデータが入ってるのか

 

「それじゃあ挨拶もここまでにして帰るわね」

「あぁ、ありがとうな」

「良いのよ。それじゃあ、帰る前に」

 

そう言った輪廻は俺に近づいて来て

輪廻の唇が俺の唇に触れた

 

「ふぇ?」

 

え?????ゑ????????今え????

キッス???

 

「いい顔じゃない。嘘じゃないのよ。あんたに惚れたのは、逃がさないわよ」

 

輪廻は淡く微笑ん出来た

そんな時

 

トンッ

 

俺の背中に衝撃が走った

振り向くと

 

「胡兎?」

 

胡兎俺の背中に隠れながら輪廻を見ていた

 

「胡兎のにぃにだもん。渡さない」

「依波は渡さないわ」

 

いつの間にか姉ちゃんも居るし

輪廻とマイシスターズが火花を散らしておりますぞ

背後にスタンドも見えるんだが

 

………………

 

なんすかこの修羅場……俺はどうすれば……

あっ、母さん父さん良いところに助け…て……

何笑ってるんですか!

助けて下さいよ!

あらあら、じゃないですよ母上!

父上も息子が大人に、じゃ無いんですよ!

 

誰か俺を助けてぇ

 

 




オリヒロイン女神こと天野輪廻がinしました
なお主人公の姉弟はあくまでブラコンで行くのでヒロインでわないです


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

原作スタート
入学IS学園


原作開始だァ!
小説読みながらだから変なところあるかもだけど勘弁してちょ
後で帳尻合わせなんかしなくて済むようにしたいね
オリシナリオも書く予定でわあるぞ


 

凄く気まずい

それが今の状況に対する俺の率直な感想だ

まるで動物園の動物を見るかのように刺さる俺ともう1人への視線これで平然とできる奴は凄いと思う。唯一の救いは知り合いが居る事と視線がふたつに別れている事だ

誰か早くこの状況から助けてくれるメシアよ!

 

ガララララ

 

「皆さん、揃っていますね?それでわSHR(ショートホームルーム)をはじめますよー」

 

教室に入ってきたのは生徒と余り変わらない身長の女性だった。おそらく先生だろう

 

「私は副担任の山田 真耶(やまだ まや)です。1年間よろしくお願いしますね」

 

副担任の山田先生は挨拶をするが誰も反応すらしない

こいつらだいじょぶか?

あ、山田先生が涙目にそろそろやばいぞ

 

「「「「お願いします」」」」

 

俺以外に3人の人物の声が被った

その声に我に帰ったのか他の生徒も返事が返ってきた

山田先生は最初の挨拶をした俺を含める4人に視線だけでわかるような感謝を伝えてきた

 

「じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、主席番号順で」

 

そんな声が響くがそれでも一定数たった2人の男子に視線を向け続ける者もいる

俺は主席番号的に端の方なので視線は少ない

もう1人の男子織斑一夏よ頑張ってくれ

そんな事を心で思う程度だ

そんなんでも自己紹介は続いていく

 

「織斑くん。織斑一夏くん!」

「は、はいっ!?」

 

まぁ、あんな強烈な視線の中では注意が散漫になっていたようだ

 

「あっ、あの、お、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ゴメンね、ゴメンね!でもね、あのね、自己紹介“あ”から始まって今“お”の織斑くんなんだよね。だからね、ご、ゴメンね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」

 

先生、そんなに謝ってちゃダメでしょ。自信持たなきゃ、生徒に親しみやすい先生は良いけど舐められちゃダメなんだから

 

「いや、あのそんなに謝らなくても……っていうか自己紹介しますから、先生落ち着いてください」

「ほ、本当?本当ですか?本当ですね?や、約束ですよ。絶対ですよ!」

 

織斑が立って後ろを振り向く

 

バッ!

 

そんな擬音が付くようないきよいで女子の大半が織斑に顔を向けた。怖いわ!

余りのプレッシャーか俺の方に織斑が視線を向けて来たが合掌しとく。俺は巻き込まれたくない。例え後でお前と同じ状況になるとしても

観念したのか織斑は自己紹介し始めた

 

「えー……えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします。」

 

そして頭を下げた

えっ?それだけ?クラスの女子もえ?それだけ?もっとあるよね?て顔してるぞ

織斑の目が凄く泳いでる。……ホントにこれだけなのか!?

再び俺に目を向けて来るが合掌しかできんぞ

 

「以上です!」

 

がたたっ

 

思わずコケる生徒が何人かいた。リアクション芸人みたいだな

そんな織斑に

 

「あ、あのー……」

 

少し涙声の先生が声をかける

その瞬間

 

パァンッ!!

 

織斑の頭が叩かれた

 

「いっ━━━!?」

 

織斑の頭を叩いた相手はスーツを着た女性だった

おそらく先生だろう。山田先生が副担任なのを考えると担任だろうか?

推定担任を見た織斑は

 

「げえっ、関羽!?」

 

パァンッ!!

 

再び織斑の頭に出席簿がヒットした

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

あれは叩かれるの仕方ないわ

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてすまなかったな」

「い、いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと」

 

山田先生との会話が終わったのか織斑先生がこちらに向き直った

 

「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠15才を16才までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言う事は聞け。いいな」

 

なんとゆう発言か。独裁者かなにかか

そんな事を思っていると一緒に入学した輪廻から合図が来た。この合図は耳栓をつける合図だ。なんだかわからんが付けといた方が身のためと言われたからな。

俺は耳栓をつけた。すると次の瞬間

 

「「「「「「「キャーーーーーー」」」」」」」

 

爆音が響いた。俺は初めて耳栓に感謝した。ありがとう耳栓お前が居なかったら俺の耳は破壊されていた。

 

「千冬様、本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!」

「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」

「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

うるさいし、こいつらふざけてんのか?

ISがどんなものか理解してここにいんのか?兵器になりうる危険物を取り扱うための学校なんだぞ。ただ有名人に会いたいならおっかけでもしてろよ。

 

「……毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスだけ馬鹿者を集中させてるのか?」

 

ご愁傷さまです。心で合掌しときます(-人-)

 

「きゃああああっ!お姉様!もっと叱って!罵って!」

「でも時には優しくして!」

「そしてつけあがらないように躾をして〜!」

 

………………おうちかえりたい

……………………助けて父さん、母さん、雪姉、胡兎

 

「で?挨拶も満足にできんのか、お前は」

「いや、千冬姉、俺は」

 

パァンッ!!

 

「織斑先生と呼べ」

「……はい、織斑先生」

 

強く生きろ織斑一夏

 

「え……?織斑くんって、あの千冬様の弟……?」

「ああっ、いいなぁっ。かわってほしいなぁっ」

 

うんホント強く生きてくれ

 

「山田くん、自己紹介の続きを頼む」

「は、はい」

 

そして自己紹介が再開され俺番になった

 

「八神 依波といいます。タイニーオービット社代表取締役をしています。趣味は、ISの開発です。成り行きでこの学園に入学する事になりましたがよろしくお願いします。」

 

自己紹介を終えると頭を下げ。席に着く

そしてまた輪廻から合図が出たので耳栓をつける

 

「「「「「「「キャーーーーーー」」」」」」」

「織斑くんとは違うタイプのクールイケメンよ!」

「しかも、タイニーオービット社て言ったら大企業じゃない!」

「玉の輿よ!玉の輿!」

 

帰って良いですか?

 

「全員静かにしろ!」

 

織斑先生の言葉で一瞬で静かになった

そしてまた自己紹介が始まった

 

自己紹介が終わって暫くするとチャイムが鳴った

 

「さあ、SHRは終わりだ。諸君はこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう。その後実習だが、基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ。良くなくても返事をしろ、私の言葉には返事をしろ」

 

うーん、この独裁者ぶり、心配になってくる

 

こうして俺の学園生活は始まった




はい、原作始め!
次投稿するのは多分設定になるかと


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

IS学園の授業

 

「つまんない」

 

1時限目を終えた俺の率直な感想がそれだ。

こちとら一企業の社長でIS開発やってんだぞとっくの昔にIS知識は頭に叩き込んであるんだよ。

次の授業まで暇だからなエターナルサイクラーの量産計画でも考えるか、コストカットとか代換え部品とか

そんな事を考えながらスフィア型の投影ディスプレイを展開した時

 

「ちょっと良いか?」

「ん?」

 

声を掛けられた方に向くとこの学園のもう1人の男子である織斑が立っていた

 

「えっと、俺は織斑一夏て言うだ。学園に2人しか男が居ないんだし、仲良くできたらなって思って声掛けたんだが……」

「あぁ、そうだな。学園でたった二人の男子だ、仲良くしようか」

 

そうして俺は手を差し出した

 

「俺は、八神 依波だ。よろしく。好きに呼んでくれ」

 

織斑は俺と握手しながら

 

「よろしく頼む。俺のことは一夏て呼んでくれ。俺も依波て呼ぶからさ」

「わかったよ一夏」

 

そんな挨拶を交わしていると

 

「……ちょっといいか」

 

俺達に話しかける人物がいた

 

「ん?どちら様で?」

「……箒」

 

一夏が名前を呼んだてことは知り合いか?

 

「一夏知り合いか?」

「あ、あぁ、こいつは……「自分で自己紹介ぐらいできる」……そうか」

「話しててる途中に済まないな、私は、篠ノ之 箒(しののの ほうき)と言う。一夏の幼馴染だ。すまないが一夏を少々借りてもいいか」

「俺は別にいいけど、一夏は?」

「俺も別に構わないぞ。」

 

そう言うと篠ノ之さんは一夏を引っ張て廊下へ出て行った

 

「なんとも、わかりやすいね」

 

周りに恋する乙女が多いせいか何となくそういうのがわかるようになったんだよなぁ。頑張りたまえ篠ノ之さん

 

一夏が篠ノ之さんと廊下へ出たため改めてディスプレイに向き直った時

 

「どうだ、IS学園の最初の授業は?」

 

と声をかけられた。だが、知っている声だったのでそのまま投影されたキーボードを叩きながら声に答える

 

「どうも何も、つまらないの一言だよ。こちとらISの開発やってんだ。今更すぎる知識だ。それよりお前は」

「私も依波と同じ意見だ。というよりも私はお前の秘書をやっているんだわかるだろ?」

「ごもっともで」

 

俺の秘書と言っているこいつは荒木 ミア(あらき みあ)だ。タイニーオービット社の仕事を手伝ってくれてる幼稚園以来の幼馴染にあたる。多分爺ちゃんが副社長辞めたら高確率でミアが、副社長になると思う

 

「で、お二人さんは?」

 

俺の席に近づいてくるもう二人に対しても言葉を投げかける

 

「貴方達と同意見よ」

「私も、兄さん達と同じだ」

 

この二人の片方はまぁ、おなじみの恋する追っかけ女神の輪廻でもう片方が俺の義妹である、八神 マドカ(やがみ まどか)だ。マドカについては色々とあるのでここでは割愛しとこう

 

「ま、だよなぁ。全員タイニーオービットの社員でもあるんだし」

 

我がタイニーオービット社は能力さえあれば年齢さえ問わない企業だ。まぁ、一番年齢が低いのは俺たちなのだが

そんな感じで話を続けていると

時間が近付いてきたのでそれぞれの席に戻ることになった

 

*************

 

 

「━━━であるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が必要であり、枠内を逸脱したIS運用をした場合は、刑法によって罰せられ━━」

 

うーん、やはりつまらない。頭の中で新しいISかLBXの図面でもひくか?なんてことを考えてると

 

「織斑くん、何かわからないところがありますか?」

「あ、えっと……」

「わからないところがあったら遠慮なく質問してくださいね。なにせ私は先生ですから」

 

まぁ、IS学園に元々入るつもりもなく偶然でこの学園に入る事になったのだしわからないことがあっても不思議ではないな

 

「先生!」

「はい、織斑くん!」

「ほとんど全部わかりません」

 

…………こいつ大丈夫か?

 

「え……。ぜ、全部、ですか……?」

 

ほら山田先生も唖然としてるぞ

 

「え、えっと……織斑くん以外で、今の段階でわからないっていう人はどれくらいいますか?」

 

先生は他の生徒に聴くが

誰も手を挙げない

 

「……えっと、や、八神くんはどうですか?」

 

同じ男子だからだろうか。山田先生が聞いてくる

 

「私の会社はISの製造も行なっているので受けている授業全てが復習になるので問題ないです」

 

俺は、そうキッパリと言った

こちとらIS製造もやってる企業の社長なんですよ。学園で習う事はおそらく全てが履修済みです

すると、織斑先生が一夏に声を掛けた

 

「……織斑、入学前の参考書はよんだか?」

「古い電話帳と間違えて捨てました」

 

パァンッ!!

 

「必読と書いてあっただろうが馬鹿者。後で再発行してやるから一週間以内に覚えろ。いいな」

「い、いや、一週間であの分厚さはちょっと……」

「やれと言っている」

「……はい。やります」

 

うーむ、織斑先生は少しというかかなり厳しいな一夏に関しては自業自得であるが

 

「ISはその機動性、攻撃力、制圧力と過去の兵器を遥かに凌ぐ。そういった“兵器”を深く知らずに扱えば必ず事故が起きる。そうしないための基礎知識と訓練だ。理解ができなくても覚えろ。そして守れ。規則とはそういうものだ」

 

先生〜ここに居るヤツらの大抵はISが兵器なのを理解していないと思います!それと、事故どころか死者が出ますよ

 

「……貴様、『自分は望んでここにいる訳ではない』と思っているな?」

 

へーよくわかるなそんな事。なお、俺も出来れば会社に戻りたいです。てか、あなたを保護する為にとか言われてIS学園に入れられたけど会社の方が安全なんですけど。セキュリティ的に

それにウチの企業に手を出して来る馬鹿はいつの間にか消えるし。なんでだろうねー(棒読み)

 

「望む望まないにかかわらず、人は集団の中で生きなくてはならない。それすら放棄するなら、まず人であることを辞めることだな」

 

正論だが、生きていく集団を選ぶ権利はあると思うんですよ

 

「え、えっと、織斑くん。わからないところは授業が終わってから放課後教えてあげますから、がんばって?ね?ねっ?」

「……はい。それじゃあ、放課後によろしくお願いします」

 

そうしてまた授業が再開された

 

 

********

 

 

そして2時限目が終わると一夏がこちらに来た

 

「大変だったな」

「あぁ、大変だったよ」

「ま、あれはお前さんの自業自得だな」

「ぐっ……耳が痛いです」

 

うんホントあれはお前の自業自得だ

そんな時俺と織斑に声を掛ける人物が

 

「ちょっと、よろしくて?」

「へ?」

「うん?」

 

話しかけてきた相手は金髪に青い瞳の女性だった

 

「訊いてます?お返事は?」

「あ、ああ。訊いてるけど……どうゆう用件だ?」

「隣に同じく」

 

そんな返事を返すと

 

「まあ!なんですの、その返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」

 

メンドクセェー

典型的な女尊男卑の思想の持ち主かよ

そんな事を思っていると一夏が

 

「悪いな。俺、君が誰だか知らないし」

 

こいつ、自己紹介聞いてなかったのか?

いや、確かに一日で覚えるのも大変だろうけど知らないはないでしょうよ

 

「わたくしを知らない?このセシリア・オルコットを?イギリス代表候補生のこの私を!?」

 

代表候補生て替えがきく代表の予備だろ?何かあればすぐに外されるのに

その言い分に対して一夏は

 

「あ、質問いいか?」

「ふん。下々のものの要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ」

「代表候補生って、何?」

 

がたたっ、俺達の話に身を傾けていたのだろうクラスの女子数名がずっこけた

 

「あ、あ、あ……」

「『あ』?」

「あなたっ、本気でおっしゃってますの!?」

「おう。知らん」

「…………」

 

オルコットさんは開いた口が塞がらないようだ。

うん、流石にこれはやばいわ

 

「あー、一夏代表候補生てのはなその名の通りISの国家代表の候補生の事だ」

「あ、なるほど」

 

俺の説明で現実に戻ってきたオルコットが続けて言葉を発する

 

「え、ええ。八神さんがおっしゃったように国家代表IS操縦者の、その候補生として選出されるエリートn……」

 

その発言に割り込むように俺は言った

 

「正確にはエリートの卵だな、その名の通り()()()だからな、候補生のメンツは変動しやすいあくまで候補生だからな、強い奴ほど候補生に残り国家代表になる。その地位にあぐらをかいてるとすぐに落ちぶれる」

 

オルコットが何やらこちらを睨むがまあ、正論なので何も返さないようだ

 

「お、おほん。本来ならわたくしのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡……幸運なのよ。その現実をもう少し理解していただける?」

「そうか。それはラッキーだ」

 

一夏が若干棒読み気味に返す

 

「……馬鹿にしていますの?大体の人あなたISについて何も知らないくせに、よくこの学園に入れましたわね。男でISを操縦できると聞いていましたから、少しくらい知的さを感じさせるかとおもっていましたけど、期待はずれですわね」

「俺に何か期待されても困るんだが」

「ふん、まあでも?わたくしは優秀ですから、あなたのような人間にも優しくしてあげますわよ」

 

この態度で優しいてお馬鹿か?

 

「ISのことでわからないことがあれば、まあ……泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ。何せわたくし、入試では唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

「入試て、あれか?IS動かして戦うってやつ?」

「それ以外に入試などありませんわ」

「あれ?俺も倒したぞ、教官」

 

へぇ、一夏倒したんだ。その時輪廻が直接脳内に『正確には教官が自爆したようですが』あ、そうなんだ

 

「あ、あなたも!そうなんですか?」

 

とオルコットが聞いて来た

 

「あ、倒したけど?」

「わ、わたくしだけとききましたが?」

 

あれ?アイツらも倒してたよな?

 

「マドカ、輪廻、ミア、確かお前達も教官倒してたよな?」

「そうだが?」

「そうですよ」

「そうだな」

 

その言葉を聞いたオルコットは目を驚きに見開いた

 

「そ、そんな……」

「オルコットさんが入試受けた時点ではってことじゃないのか?IS学園には世界から生徒が集まってくるからな、入試日が数日間にわたって行われるし。合格通知でも合格したかどうかと何位で合格したかしか知らされないらしいからな」

 

オルコットさんはわなわなと震えながら

 

「つ、つまり、わたくしだけではないと……?」

 

そんなオルコットさんに織斑は

 

「いや、知らないけど」

 

なんと無慈悲な言葉だ

 

「あなた、私を馬鹿に……!」

「えーと、落ち着けよ。な?」

「これが落ち着いていられ━━」

 

キーンコーンカーンコーン

 

この話を終わらせたのは3時限目のチャイムだった

 

「っ……また後で来ますわ!逃げない事ね!よくって!?」

 

そう行ってオルコットさんは席に戻って行った

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

クラス代表話し合い

少し時間かかってしまった
これも、ダン戦の小説を書いたせいでプラモを作りたくなってアキレスとジ・エンペラーを買って作ってしまったせいだ


 

3時限目が始まったが教壇に立ったのは山田先生ではなく織斑先生だった

 

「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性についてる説明する」

 

そう言って授業を始めるかと思った時

 

「ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦にでる代表者を決めないといけないな」

 

クラス対抗戦の代表者か。そんなのあるんだな

 

「クラス代表とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点でたいした差は無いが、競争は向上心を生む。一度決まると1年間変更はないからそのつもりで」

 

ざわざわと教室の各所で生徒が話を始めた。

 

「はいっ。織斑くんを推薦します!」

「私もそれが良いと思います!」

「では候補者は織斑一夏……他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」

「お、俺!?」

 

……嫌な予感がするぞ

 

「はいっ。八神くんが良いと思います」

「私も同じです!」

「ふむ、2人目の候補者は八神依波だな?他には居るか?」

 

……ここは普通に断ろう俺には会社があるんだ

 

断ろうと声をあげようとした時

 

「待ってください!納得がいきませんわ!」

 

バンッと机を叩いて立ち上がったのはオルコットだった

 

「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか!?」

 

わーお、言うねぇ

 

「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

 

…………お馬鹿だ

 

「いいですか!?クラス代表は実力トップがやるべき、そしてそれはわたくしですわ!大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で━━━━」

 

そこまで言い放った時

 

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」

「なっ……!?」

 

織斑が爆弾を投下した

 

「あっ、あっ、あなたねぇ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

 

そして織斑がこちらに話を振ってきた

 

「依波もこんだけ言われてんのに何かないのかよ!」

 

…………めんどくせぇな

 

「あなたも、私の祖国を侮辱しようというのですか!?」

 

その言葉にカチンと来た俺は少し殺気を放ちながら言い放った

 

「お前らガキみてぇな。言い争いしてんじゃねぇぞ?」

「「ッ!?」」

 

本当に此奴らガキだな

 

「まず、セシリア・オルコット。お前は自分が何言ってんのかわかってんのか?」

「な、何を?」

「お前は極東の猿と言ったな、ISの開発者とブリュンヒルデと呼ばれる人はどこの国の出身だ?」

 

その言葉を聞いたオルコットは顔を青くしていた

 

「どちらも日本人だ。それにここのクラスの約半分は日本人だ、クラスの半分を敵に回したんだぞ?そしてお前は、自分がもっとも強いって言ったな?それは、一体どこからくる自信だ?このクラスの奴らの実力も知らずに?」

「そ、それは、わ、わたくしが代表k━━」

()()()()()だから、なんて言わないよな?」

「ッ!?」

「お前は、ここにいる奴らより先にISに触れただけだ、お前と同じ時間を掛ければお前よりも上になる奴もいるだろう。それに()()()があるからなんて思ってるなら、なんてお前は専用機が無ければ他のやつに負けると言うことになるが?」

「そ、それは……」

 

俺はさらに畳み掛ける

 

「それに、お前は、代表候補生だ。候補生とはいえお前の言葉は国の言葉に取られかねないぞ?日本は自衛にのみ軍を使うから。戦争なんて事にわならないだろうが両国の関係悪化は必至だ。それにお前はタイニーオービット社という全世界でもっとも最先端の技術を持っていると言われている会社の社長である俺を侮辱した事にもなる。イギリスへの技術提供の話を無くしたって俺は別にいいんだ。俺の親である八神英二、八神重工の社長にこの事を話せばどんな対応を取るかな?」

 

八神重工もタイニーオービットも世界にその手を広げる大企業だ

 

「それに、お前は“わたくしの祖国を侮辱しますの!?”と言ったな。それじゃあお前が言った言葉は日本への侮辱だろう?俺は、お前がどうなろうと知った事じゃないがな?自分の発言には気をつけろよ?ガキンチョ、言葉一つにも大きな責任が伴うんだよ」

 

オルコットは意気消沈したのか自分の席にへたり込んでしまった

 

「そして、一夏」

「は、はいっ!!」

「お前は、オルコットの国をメシマズと言ったな?その国の食文化はその国の歴史と密接に関係しているいわば誇りのようなものだ。俺達の日本食のようにな?それに、お前はイギリスの食事を食べた事はあるのか?」

「……ない」

「上辺だけの他人からの評価を鵜呑みにして正しい判断をしないのは、思考停止と変わらん。それにオルコットもそうだがお前達はクラス代表を決める話し合いをしていたのだろう?なのに何故国の侮辱がどうのこうのになるんだ?」

「……すまない」

「謝るべきはおれじゃないだろう?」

 

そう言うと一夏はオルコットの方へ向き

 

「お前の国を侮辱してすまなかった」

 

それに対してオルコットは席から立ち上がり

 

「私も大変申し訳ございませんでした。そして、織斑先生並びにクラスの日本人の方には失礼な事を言ってしまいすいません。」

 

オルコットがそう言って頭を下げるとクラスの各所から

 

「別に良いよ。謝ってもらったし」

「そ、そうだね。」

「悪気があった訳でもないだろうし」

 

悪気が無い方がたちが悪いんだが?

 

パンッと織斑先生が手を叩いて

 

「それではk━━━━」

 

俺は織斑先生の声に待ったをかける

 

「なに、私には関係ないみたいに話を続けようとしているんですか?」

「何?」

 

織斑先生から怒気が伝わってくるが俺は構わず続ける

 

「本来なら一生徒の、俺ではなく先生である貴方が真っ先に注意するべき事のはずです」

「それは……」

「私は先生というのは知識だけではなく生徒を()()()()()()だと思っているのですが?生徒を自由にさせモラルを教えないというのはどうなんですか?」

 

織斑先生は何も言わない。すると声を上げたのは山田先生だった

 

「確かに八神くんの言う通りですね」

「山田くん……」

「先生は生徒に教えはしても導く事をできていなかったのかもしれませんね。生徒である八神くんに教えられるなんて先生失格ですね……」

 

そう言って山田先生は落ち込んでしまった

 

「……ハァ……山田先生、それに気づけたならそれは次への一歩です。失敗したならそれを糧に次へ繋げてください。貴方は先生なんでしょう?」

「……はい!私は、先生ですから」

 

俺の言葉に山田先生は顔をあげて元気よく答えた

だが、クラスの雰囲気は凄い事になった

その雰囲気を壊したのは織斑先生だった

 

「……話がだいぶ逸れてしまったが、オルコットは自薦という事で良いか?」

「はい」

「それではオルコット、織斑、八神の3人で一週間後にISでの対決をしてもらいクラス代表を決める。それでは授業を始める」

 

断るタイミングを失った。……まあ、対決した後でも遅くはないか。最悪自薦のオルコットに押し付けよう

 

********

 

時間はすぎて放課後になった

やはり退屈な授業になってしまったな。

 

「ああ、織斑くんと八神くん。まだ教室にいたんですね。良かったです」

 

山田先生が来ていた

 

「えっとですね、寮の部屋が決まりました」

 

そう言って山田先生は部屋番号が書かれた鍵を渡して来た

それに対して織斑が

 

「俺の部屋、決まってないんじゃなかったですか?前に聞いた話だと、一週間は自宅から通学してもらうって話でしたけど」

「俺も自宅からの通学だと聞きましたが?」

「そうなんですけど、事情が事情なので一時的な処置として部屋割りを無理矢理変更したらしいです。……お二人はそこらへん政府から聞いてますか?」

 

聞いてないですねぇ

 

「そう言う訳で、政府特命もあって、とにかく寮に入れるのを優先したみたいです。一ヶ月もすれば個室の方が用意できますから、しばらくは相部屋でがまんしてください」

 

なるほどね。まぁ、良いけど

 

「それで、部屋はわかりましたけど、荷物は一回家に帰らないと準備できないですし、今日はもう帰っていいですか?」

「あ、いえ、荷物なら━━━━」

「私が手配をしておいてやった。ありがたく思え」

 

一夏の言葉に対し突如現れた織斑先生が言葉を返した

 

「あ、ありがとございます……」

「まあ、生活必需品だけだがな。着替えと、携帯電話の充電器があればいいだろう」

 

……もっと歯ブラシとかあるんじゃない?

 

「八神に関しては家族の方に準備してもらった」

「ありがとうございます」

 

まあ、変な人じゃないなら良いか

 

「じゃあ、時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の一年生用食堂で取ってください。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年ごとに使える時間が違いますけど……えっと、その、二人は今のところ使えません」

「え、なんでですか?」

 

織斑がお馬鹿な事を言い出した

それに織斑先生が

 

「アホかお前は。まさか女子と一緒に風呂に入りたいのか?」

「あー……」

 

気づいてなかったんか

 

「おっ、織斑くんっ、女子とお風呂に入りたいんですか

!?だっ、ダメですよ!」

「い、いや、入りたくないです」

 

まさか此奴……

 

「ええっ?女の子に興味がないんですか!?そ、それはそれで問題なような……」

「……一夏、これから俺に近付かないでくれ。俺は、女子が好きなんだ」

 

そして、俺の前に輪廻、マドカ、ミアが割り込んできて

 

「依波には!」

「手を!」

「出させない!」

 

おお、我が騎士達よ

 

「お、俺は、ホモじゃない!」

「……俺は、一言もお前がホモと言ってないが」

「あっ……」

 

本性を出したな!ホモめ!

 

「……一夏、今日は家族会議だ。」

「ちょっ、千冬姉!?」

 

織斑先生はそのまま一夏を引き摺って行った

 

「えっと、それじゃあ私たちは会議があるので、これで。八神くん、ちゃんと寮に帰るんですよ。道草くっちゃダメですよ」

「わかりました」

 

そうして山田先生は教室を出て行った

 

 

********

 

 

えーと、寮の部屋は2022室か

 

コンコン

 

「……はーい」

「入っても大丈夫ですか?」

 

俺が誰か先に来てても良いように扉を叩くと声が帰ってきた

俺は鍵を開けて入った

 

「失礼する。今日から同室になった八神依波だよろしく頼む」

 

そう言って入ると

 

「え?依波くん?」

 

そんな声が帰ってきた

その声の主が俺の前に姿を現すと

 

「……簪か?」

 

俺の知り合いの簪であった

 

「依波くん、久しぶりだね」

「ああ、久しぶりだ」

 

俺と簪の出会いはLBXの大会だったまだLBXができた頃の初めのての大会で優勝賞品にアキレスを出した大会でもあった。そこで簪は初チャンピオンの座を勝ち取った。それが俺との接点ができた時だった

 

「これから同室になる。よろしく頼む」

「うん、よろしくね」

 

こうしてIS学園での一日が終わった




なんか、字数が他のやつより多くなったな
次は、原作の戦闘でわなく主人公の訓練で初のISによる戦闘(訓練)を描写するつもりです。上手く出来るといいな


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

IS学園二日目

済まない!皆さん!
前回戦闘回て言ったね!ごめん次にします!
戦闘回を今回ぶち込んだら文字数が増えすぎるからね
だいたい2000文字~5000文字で収めたいからね


 

「……いな…く…い……くん」

 

……もう少し」

 

「ダメだよ!起きなきゃ食堂間に合わなくなるよ」

 

……食堂…………あ、ここ学校だったな

俺は体を起こす

 

「……おはよう。簪」

「うん、おはよう」

 

……朝は苦手だ

 

「早く支度しないと食堂間に合わなくなるよ?」

「ん……わかった」

 

眠い……

俺は目を擦りながらベットから起き上がる

そして朝支度を始める

しばらく行動していれば目も段々と覚めてきて支度も終わった

 

「……えっと、依波くん、髪を梳かしてもらって良いかな?///」

「髪を?」

「う、うん。今までは本音…私の友達に梳かしてもらってたんだけど別々の部屋になったから」

「ん、わかった」

 

俺は簪から櫛を受け取り髪を梳かしていく

 

「痛くないか?」

「大丈夫、上手だね」

「まあね、妹と姉さんにもよくやってたから。とくに妹には」

「……そうなんだね…」

 

やべ、姉妹の話は地雷だったか?

 

「仲良しなんだね」

「まぁ、そうだな。…………はい、これでどうかな?」

「うん、ありがとう」

「簪の髪はサラサラでやりやすかったからな」

「……サラサラ……えへへ///

 

俺と簪は身支度を終わらせて食堂に向かった

途中で輪廻、マドカ、ミアの三人に会ったので一緒に向かう事にした。マドカは俺と同じで少し朝が苦手で会った時には頭が凄い事になっていて俺が梳かす事になった。

 

「かんちゃん〜」

 

食堂に着いた時に簪の方に同じクラスの布仏さんが近づいて来た

 

「おはよう本音」

「おはよう〜かんちゃん。所でどうしてやがみんと一緒にいるの」

「「俺(わたし)の事か?」」

 

八神もといやがみんは二人ここにいる

 

「二人とも、同じ苗字だったね〜。わたしが聞いたのは、依波くんの方だよ」

「そうか、出来れば判別できるよう別々の呼び方にしてくれ」

「わかったよ。じゃあ、依波くんの方がやがみんでマドカちゃんの方がマドマドね」

「マドマド……?」

 

マドマドと呼ばれたマドカは宇宙猫になった

 

「それで、かんちゃんはどうしてやがみんと一緒にいるの?」

「えっと、同室になったから」

「ちなみに輪廻とマドカとミアは途中で合流したんだ」

「そうなんだ〜。それじゃあ皆で朝ご飯食べるの?」

「そうなるな」

 

そう答えると本音は嬉しそうに

 

「賑やかな朝食だねかんちゃん」

「うん、そうだね」

 

簪も嬉しそうに答えた

その後は六人で朝食を食べ教室に向かった

 

その後授業か進み2時限目の時間になった時

織斑先生が

 

「ところで織斑、お前のISだが準備まで時間がかかる」

「へ?」

「予備機がない。だから、少し待て。学園で専用機を用意するそうだ」

「???」

 

織斑は理解して無さそうだな

 

「せ、専用機!?一年の、しかもこの時期に!?」

「つまりそれって政府からの支援が出てるってことで……」

「ああ〜。いいなぁ……。私も専用機ほしいなぁ」

 

ちなみに俺は既に専用機を持っている。立場って重要だよな

 

「教科書の六ページ。音読しろ」

 

織斑先生が一夏にそう言うと一夏は音読を始めた

 

「え、えーと『現在、幅広く国家・企業に技術提供が行われているISですが、その中心たるコアを作る技術は一切開示されていません。現在、世界中にあるIS467機、その全てのコアは篠ノ之博士が作成したもので、これらは完全なブラックボックスと化しており、未だ博士以外はコアを作れない状況にあります。しかし、博士はコアを一定数以上を作ることを拒絶しており、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行っています。また、コアを取引することはアラスカ条約第7項に抵触し、全ての状況下で禁止されています』……」

「つまりそういうことだ。本来なら、IS専用機は国家あるいは企業に所属する人間しか与えられない。が、お前の場合は状況が状況なので、データ収集を目的とした専用機が用意されることになった、理解できたか?」

「な、なんとなく……」

「ちなみにこのクラスではオルコット、八神兄妹、天野、荒木が持っている。オルコットはイギリス代表候補生、他はタイニーオービットの企業のテストパイロットになる」

 

タイニーオービットの企業代表は既にいるので俺達はテストパイロットの立場にいる。ちなみにタイニーオービットてか俺はISの複製に成功しております。この事を知るのは各国の上層部のみで文書やデータには残らないようにしているので知ってる奴が誰かに話さない限りは問題ない。でもISの事を完全に理解はしきれてないてかよくあんなもん作れたなて思った。

 

まぁ、そんな話が終わって授業が始まり

昼休みになり食堂に朝食を食べたメンバーに本音といつもいるらしい相川さんと昼ごはんを食べる事になった

 

「ねえ、君って噂の子でしょ」

 

突然知らない女性に声をかけられた

声を掛けた来たのは3年生のようだ

 

「噂ってなんですか?」

「代表候補生の子と勝負するて噂」

「それだったら自分と一夏の事ですね」

 

そんなふうに答えるとその3年生が

 

「君、素人なんでしょ?それでね、私が教えてあげよっか?ISについて」

 

あー、うん、なるほど、必要ないな

 

「大変ありがたいです」

「それじゃあ」

 

3年生の方が喜ぶような表情をするが

 

「ですが、必要ありません」

「ど、どうして!」

 

その反応に対して返そうとした時

 

「私が教えるから」

 

そんな声が3年生の人の後ろから聞こえて来た

 

「一体、だ…れ…よ……えっ!?ゆ、雪さん」

 

そこには自分の姉である八神 雪がいた

姉さんは俺の後ろまで来ると手を広げた

 

「ん」

「……ハァ……姉さん、ここでしなk「ん」……わかったよ」

 

俺席から立ち上がり姉さんとハグをした

その瞬間食堂が湧いたが無視だ無視、相手するだけ無駄だ

 

「久しぶりだね。三ヶ月ぶりくらい?」

「そうだな」

 

そんな状況に追い付けていない簪から質問が飛んできた

 

「い、依波くん。そ、その人は?」

 

その問い掛けに食堂の生徒達がそれまでのざわつきを止めてこちらに耳を傾けていた

 

「この人はね「依波の姉の八神 雪だ」……俺の姉さん」

 

その返答を聞くと簪はどこかほっとしていた。

ほっとする要素あったか?

食堂もざわめきを取り戻したようだ。おおかた俺と姉さんの事を邪推でもしたんだろ。これだから女性の大部分はめんどくさい

 

「それで姉さんが特訓を手伝ってくれるの?」

「あぁ、鏡花に雫姫、ジェシカもお前に会いたがっていたさ」

「そうなんだ。じゃあ合計四人でって事?」

「そうなるな」

 

そんな感じで話していると

 

「え、えっと依波くん」

「ん?どうした簪?」

「私、専用機出来てないけど見学だけでもしていいかな?」

「私も良いかな〜?やがみん」

「別に構わないよ。姉さんも良いでしょ?」

「あぁ、見学程度なら何も問題ない。……そこの三人はどうせ着いてくるんだろ?」

「わかってますね」

「当たり前だ」

「もちろん」

 

輪廻、マドカ、ミアの順で答えた。やはり、付き合いも長いから大抵の事は理解してるな。流石、我が姉だ

 

「……姉さん突然頭を撫でてどうしたの?」

 

突如として姉さんが俺の頭を撫でてきた

 

「なんか、褒められた気がしたから」

 

エスパーか!

 

その後席に戻りご飯を食べ姉さんと別れそれぞれのクラスに戻って行った



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

IS特訓!!

上手く、できてると嬉しいな
自分的には怪しい気もするけど


 

放課後俺と他六人はアリーナに来ていた

アリーナには既に四人の人が待っていた

 

「来たよ姉さん」

「ん」

 

姉さんの返事を合図に姉さんの近くにいた三人が近づいて来た

 

「久しぶりね」

「来たね」

「やっほー」

 

声をかけて来た順にジェシカ・カイオス、仙道 鏡花(せんどう きょうか)神代 雫姫(しんだい しずき)だ。

 

「三人とも今日はよろしくね」

 

俺は三人にそう返した

 

「そうだ、簪達は知らないかもだから紹介するね」

 

そう言って三人の事を簪、本音、相川の三人に説明する

 

「まずこっちの金髪の人は、ジェシカ・カイオス。3年生でアメリカの国家代表選手だよ」

「よろしくね」

「こっちの紫と白の髪の人が仙道 鏡花。2年生でタイニーオービット社の企業代表の1人でメカニック、整備士が本業だね。」

「よろしく」

「で、この薄緑の髪の人が神代 雫姫。2年生で鏡花と同じでタイニーオービット社の企業代表の1人だよ。歌手活動もしてるからもしかしたら知ってるかもね」

「よろしく〜」

 

簪達は返事を返した

 

「「よ、よろしくお願いします」」

「よろしくお願いします〜」

 

まぁ、顔合わせはこれぐらいで良いでしょ

 

「じゃあ早速お願いしても良いかな」

「じゃあ私からね」

 

そう言って姉さんと一緒にアリーナの中央に移動した

 

「じゃあ、私達は観客席の方に行きましょうか」

 

鏡花の声で皆は観客席の方に行ったようだ

 

「行くよ姉さん」

「ん、鍛えてあげる」

 

そして俺と姉さんはISを展開した

二人とも全身装甲フルスキンのISを展開した

俺のIS ディ・レギウディア

姉さんのIS アキレス・ディードII

が対峙した

 

 

簪side

 

 

「あれが依波くんと雪さんのIS……」

 

そのつぶやきに荒木さんが返した

 

「依波のISはディ・レギウディア。制作中の貴方の専用機ととあるもう一機のデータを使って作られたタイニーオービット社内で最強の機体。雪さんのISはLBXアキレスのデータを元にしたアキレス・ディード、まだ発売はしていないLBXだけどその機体のデータを元にタイニーオービット社と八神重工が共同開発した物よ。その強みは圧倒的なスピード」

「最強の機体に圧倒的なスピード……」

 

遠目から見ても力強さが伝わってくるようだった

 

簪sideout

 

 

依波side

 

俺は両手にコルディクティスを握りながらどうするか考えていた

姉さんは圧倒的に俺よりISを操縦しての戦闘経験も多いしかもアキレス・ディードIIはアキレス・ディードと同じ程の軽量化がなされているにもかかわらずアキレス・ディードを上回る装甲の硬さパワースピードを発揮する機体。ハッキリ言って勝てる気がしない。しかも姉さんは遠距離主体でこっちは近距離主体だ遠距離戦は部が悪く近距離戦はいかにして姉さんに近づいて離れないかだ。

 

そんな事を考えていると先に仕掛けてきたのは姉さんだった

右手に持つダークシューターをこちらに撃ちながら左手のダークシールドで体を隠しながら飛行して行く

 

それに対してダークシューターのビームを躱しながら俺も空中に登り距離を詰める

 

それに対して姉さんは一定の距離を保ちつつ的確にこちらを狙ってくる

ビーム自体は避けるのはそこまで苦ではないがいつまでも距離が縮まらない

それを解消するために瞬時加速(イグニッション・ブースト)を仕掛けようとした瞬間にダークシューターの一撃が曲がり背後から直撃を受けた

 

「くっ!」

 

俺は急いで距離をとる

ビームを曲げてきやがった

ほんと八神重工の人達バケモン作ったな!うちも1枚噛んでるけどさ!

今の攻撃は第三世代ISに搭載されるイメージ・インターフェースを利用した特殊兵装だ。今回の場合はビームの軌道を曲げたりする攻撃だ

 

その一撃から攻撃に曲がるものが増えてきた。そのほとんどが偏差射撃によるものだ

こちらの動きを予測して的確に撃ってくる。

俺への被弾も多くなってきた

いくらディ・レギウディアにリミッターをかけているとはいえ

 

……このままだと何も出来ずに負ける……

それはダメだ

せめて一撃でも!

 

〈オーバーロード〉

 

それは、一定時間、脳が極限まで活性化した状態になり周りの物体がスローモーションに見える。

また様々な動きが高速化する状態

 

その瞬間俺は新しいステージに突入した

 

依波sideout

 

 

観客席side

 

「やがみん劣勢だね」

「そうだね」

 

本音の言葉に簪が返す

 

「まぁ、いくら機体が強くても機体の力を引き出せない素人が動かしてるようなものだしね」

「あまり、言いたくはないがその通りだな」

 

輪廻の言葉にマドカが言葉を返す

 

「雪自体も実力は国家代表クラスだしね。」

 

ジェシカのその言葉に簪、本音、相川は驚く

 

「あの子自体国から代表にならないかて打診が来ているのに受けていないのよね。真実が代表やってるんだからって言ってるし」

 

そんな話をしている時突然依波の動きが変わった

動きが高速化し雪に対して攻撃当て始めたのだ

 

「いきなり、依波の動きが変わった」

 

あまりにも突然の事に鏡花が言ったことに他の面々は同意するしか無かった。その中で

 

「オーバーロード……」

 

ミアがそう呟いた

 

「ミア、オーバーロードて?」

 

雫姫が質問する

 

「オーバーロードは一種のゾーンのようなものです。一定時間、脳が極限まで活性化した状態になり周りの物体がスローモーションに見え様々な動きが高速化する状態の事を言います。オーバーロード自体は発現できる人間は限られています。ディ・レギウディアにはオーバーロードを促すシステムが搭載されていますが、オーバーロードを使えるようになるかはその人次第です。殆どの人はおそらく発現をする事はありません」

 

その説明と共に依波の動きは残像を残すまで高速化していた

 

「そんな状態があるのね」

 

ジェシカは納得したように言葉を返した

 

「今の所オーバーロードを使える人物は依波だけですね。可能性で言えば雪さんや胡兎ちゃん、雫姫さんがいますね。他の人は検査してみなければわかりませんね」

「えっ、私!?」

 

雫姫は何気ないミアの言葉に驚いた

 

「それよりもう少しで決着が着きますよ」

 

その言葉とともに電子音声が聞こえて来た

 

〈アタックファンクション!ブラックストーム〉

 

雪は捉えられないなら丸ごと吹き飛ばそうと言う考えにたどり着いたようだ

 

「あれが必殺ファンクションシステム……」

 

相川がそう呟いた

必殺ファンクションシステムはLBXの必殺ファンクションをISが使用出来るようにタイニーオービット社が作り出したシステムだ。世界でもタイニーオービットと八神重工しかその技術を所持しておらずタイニーオービットと八神重工をより成長させたシステムでもある。一様タイニーオービットか八神重工に依頼すれば取り付け自体はできる

 

そしてブラックストームを受けた依波は地面を転がったが

しかしまだシールドエネルギーはまだ尽きておらず反撃へ転じた

 

〈アタックファンクション!オーバーロード〉

 

それは、オーバーロードの制限時間を全て消費する代わりに今まで以上のスピードで攻撃を仕掛ける技だ。この間は銃弾すら止まって見える

 

その攻撃を受けアキレス・ディードIIのシールドエネルギーは尽きた

 

 

観客席sideout

 

 

依波side

 

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙~~~~~~~~

 

疲れたぁーー

 

「強くなったね」

 

そんな言葉を姉さんから貰うが

 

「ただのゴリ押しなんだけどなぁ」

「それでも私に勝ったのは事実でしょ。素直に賞賛は受け取っておきなさい」

 

そう言って俺に手を伸ばしてくる

その手を取って起き上がるがオーバーロードの反動で目眩がする。

 

「大丈夫?」

「肩貸して欲しい」

「ん」

 

姉さんに肩を貸してもらいながら観客席に向かう

観客席にいたみんなもこちらに向かってきた

 

「大丈夫?」

 

簪がそう聞いてきた

 

「目眩がするけど大丈夫。誰か甘い物持っていない?」

「これをどうぞ」

 

そう言ってミアが大福が六個ほど入った袋を渡して来た

 

「学校の購買にLBXのフェアリーを向かわせて買ってきました」

「ありがと」

 

オーバーロードは脳に負担がかかるため糖を摂取しなければならない

 

「ここまで疲労していると今日は辞めといた方が良いかしら」

 

鏡花がそう言うが

 

「いや、しばらく休んで良くならないなら休むけど良くなったら再開してくれ」

「まぁ、それなら良いかしら」

 

俺が観客席に座り休み始めると

 

輪廻、マドカ、ミアがジェシカ、鏡花、雫姫に勝負を挑みアリーナに向かった

 

元気なもんだな

 

 

 




あと一話訓練の様子書いたら原作のオルコット戦になるかな


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

IS特訓!!その2

 

「えっと、大丈夫?」

 

と簪が俺に声をかけてきた

 

「大丈夫だ。少し休めば治る」

 

糖分は偉大なんだ

 

「でもやがみん、凄いことになってるよ」

「何が?」

 

本音が俺の前に鏡を出てきた

 

「ほら〜」

 

そこに映ったのはいかにも不機嫌そう顔をした顔色が白い俺だった

まぁ、こうなるのも必然かオーバーロードを初めて使った上に必殺ファンクションとしてのオーバーロードも使ったんだ。まだマシな方だな

 

「すげぇ顔だな。休めば大丈夫だって。それより模擬戦始まるみたいだぞ」

 

そう言うと皆はアリーナに顔を向けた

そこには既にISを展開した6人がいた

 

「マドカがルシファー、輪廻がハーデス、ミアがジ・エンペラーM2、鏡花がナイトメア・フィアー、雫姫が月光丸、ジェシカがジャンヌDII。ジェシカ以外はタイニーオービット社制でジェシカのジャンヌDIIもアメリカとの共同開発した機体だ」

「全部LBXをベースにしてるんだね」

 

簪がそう言ってきた

 

「まぁ、そうだな。まだ発表していないLBX自体は沢山あってな。そこから引っ張って来てる」

 

LBXて量産型じゃない機体て結構多いんだよな

 

そんな話をしているとついに動き出した

 

「えっ!増えた!?」

 

そういったのは相川さんだった

 

「あー、あれね最初驚くよな」

「なんなのあれ?」

 

視線の先には三体に増えたナイトメア・フィアーがいた

 

「あれは、ホログラフだよ」

「ホログラフ?」

「そ、一体だけ本体で他はただの立体映像。でもその精度はハイパーセンサーを騙せるほどの高精度だよ。あれを破るにはまとめて吹き飛ばすか本体を見つけるかしかないからね」

「そんな機能があるんだ」

「凄いのは機体だけじゃなく鏡花もだけどね。あれね全部の動き鏡花自身が制御してるんだよ」

 

三人はその言葉にとてつもなく驚いていた

 

「じゃ、じゃあ鏡花さんは三機のISを操ってるて事なの」

「そういう事になるな」

 

ほんと、どんな脳みそしてんだか

 

「確かにタイニーオービットの機体は強力な物が多い。その代わり扱う人物によってその性能に差が出る。ほんとに凄いのは機体ではなくそれを十全に扱える人だよ」

 

 

今ぶつかっているのは鏡花とマドカだな

鏡花が押してる感じだな。マドカも互角に渡り合ってるように見えるけど相手の動きを見切るので精一杯だな

 

〈アタックファンクション!セラフィックウィング!〉

 

そんな状況に焦ったのかマドカは纏めて吹き飛ばす策に出たようだ

 

「纏めて吹き飛ばす選択をしたか。でも悪手だろ」

 

次の瞬間セラフィックウィングで巻き起こった土煙からナイトメア・フィアーが二機飛び出し攻撃を仕掛ける

それに反応したマドカは盾を構えるがその二機は消えマドカの後ろに本体の鏡花が現れ叩き落とした

セラフィックウィングは確かに広範囲への攻撃だが纏めて吹き飛ばすのではなく無数の攻撃が降り注ぐものだからなやろうと思えば避けること自体はできる

しかも三機全てに攻撃を当てなきゃいけないから攻撃は分散する。要するにやろうと思えば避けられる攻撃。これを可能にするのは鏡花の技量もあってだが

 

〈アタックファンクション!デスサイズハリケーン!〉

 

鏡花は必殺ファンクションを発動しマドカとの戦いに決着をつけた

模擬戦を終えた二人は観客席に来て観戦仲間に入った

 

次に動いたのは

輪廻とジェシカだった

 

「ジェシカさんは遠距離主体なんだね」

 

ジェシカの二丁拳銃スタイルを見た簪はそう言った

 

「ジャンヌD自体が西部劇のガンマンをイメージして作られたからな。それのカスタム機であるジャンヌDIIもジェシカ自身が射撃を得意としていることからあのスタイルになったんだ。今回はジェシカの方が分が悪いかな」

「どうして〜」

 

まぁ本音の疑問も最もだ

 

「簡単に言うと機体の頑丈さとジャンヌDの攻撃のレパートリーの少なさだな。ハーデスはかなり頑丈に作られていてな実弾なら装甲で普通に弾く。それに対してジャンヌDの武装はどれもこれも実弾兵装だ。ほかの機体だったらまだしもハーデスには通用しない。それにジェシカは近接戦を苦手としている。実弾が効かないから近接戦で仕留めようとしてもハーデスのあのデカい武器、ケルベロスの一撃を受ければジャンヌDIIもタダじゃな済まない。それに、ハーデスは他の機体にはない固有の必殺ファンクションを持っていてなそれがまぁ、えげつないと言うかなんと言うか」

 

そんな話しているとジェシカが必殺ファンクションを発動した

 

〈アタックファンクション!グレイトボマー〉

 

あっ、そう来たかぁ

 

「効かないなら効くぐらいの攻撃をするか。ゴリ押しだな」

 

いやまぁ、確かにそれが正しいとは思うけど

ダメージを与えられなくてもCゲージは貯まるもんな

でも攻撃を喰らってもCゲージは貯まるわけで

 

〈アタックファンクション!ワールドエンド〉

 

一番やべぇやつ発動したな

 

一瞬だけ輪廻とジェシカの周りだけ世界が消えたようになり次の瞬間ジャンヌDIIを強力な衝撃波が襲った

 

「今のは一体」

「今のがハーデスが使える必殺ファンクション、ワールドエンド。あれは特殊な機体でしか発動できない強力な必殺ファンクションでその一撃は余裕でISのシールドを吹き飛ばす」

 

ほんとえげつないよな

 

「……今度ジャンヌDIIの武装を新しく作るか」

 

ビーム兵器にするかな

 

「ぜひそうしてちょうだい」

 

どうやらジェシカが戻って来たようだ

 

「理不尽てああいうのを言うのね」

「公式試合だったらシールドを張らずに戦闘なんてダメだろうけどこれは、個人の模擬戦だからな。運が無かったて事で」

 

少し不機嫌だがこればかりはどうしようもない

 

突然ジェシカが俺の膝に頭を乗せてきた

 

「いきなりどうした」

「ふて寝よふて寝。これぐらい良いでしょ」

「……まぁ、それで気が晴れるんだったら」

「ずるいわよ!そこどきなさい!」

 

そう言って輪廻が突撃してくるが

 

「これは、ジェシカを励ます為なんだからお前は我慢しろ」

「ヴヴヴヴヴヴ」

「お前は犬かよ。それより次始まるぞ」

 

周りから色々視線が突き刺さってるが気にしない

 

次は雫姫の月光丸とミアのジ・エンペラーM2か

 

二人は飛ぶことなく近接戦での応酬を始めた

 

「予想どうりと言うかなんと言うか。どっちも近接主体だからな」

 

パワーとテクニックのジ・エンペラーM2とスピードとテクニックの月光丸と言ったところか

今の所は雫姫が有利か戦闘経験からして雫姫の方が上だしな

ハンマーの攻撃をなるべく受けないように受け流してカウンター主体で戦っているのか

ミアの方は……少しずつ攻撃を変えてきたな大振りだった攻撃が直ぐに切り返したりできる細やかな攻撃になってるな

 

そのまま二人は近接戦での応酬を続けシールドエネルギーが二人とも少なくなってきた時

 

〈アタックファンクション!オメガエクスプロージョン〉

 

ミアが必殺ファンクションを発動したがこれはIS戦だからな普通に月光丸は飛んで回避した。強力な一撃だからか月光丸のシールドエネルギーが削れたがまだ残っていた。

 

〈アタックファンクション!月下乱舞〉

 

必殺ファンクション直後の隙を付いて雫姫がミアに必殺ファンクションを繰り出しジ・エンペラーM2のシールドエネルギーを削りきった

 

「……フフっ、どんまい。ミア」

「笑わないでください!」

 

ミアはたまにおっちょこちょいな一面を出してくる

おそらく今回も地上で戦っていたから飛ぶという事が頭から抜けていたのだろう

 

その後体調が回復した俺は他の面々と模擬戦をしたりして訓練を続けた

 




次回はセシリア戦をするつもりだ
なお、セシリアVS一夏は飛ばします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

VSセシリア・オルコット

おまたせしました!どうぞ!


 

セシリアとの対決の日

アリーナのピットにて

 

「なあ、箒」

「なんだ、一夏」

 

ピットには俺、ミア、一夏、箒、織斑先生がいた

 

「気のせいかもしれないんだが」

「そうか。気のせいだろう」

 

一夏と箒が話しをしているが

 

「ISのことを教えてくれる話はどうなったんだ?」

「………………」

「目 を そ ら す な」

 

……馬鹿かな?

 

「し、仕方がないだろう。お前のISも無かったし、訓練機は予約でいっぱいだったんだ」

「まぁ、そうだけど……じゃなくてだな!知識とか基本的なこととか、あっただろ!?」

「………………」

「目 を そ ら す な」

 

やっぱ馬鹿だろう

 

「あの二人は馬鹿ですか?」

「言ってやるな」

 

俺とミアは念の為にディ・レギウディアの確認作業中だ

 

バァン!

バァン!

 

そんな音が突然響いた

 

「貴様ら二人とも馬鹿だろう?」

 

織斑先生だった

 

「ッゥ……何すんだよ!ちふ……織斑先生」

「ゥゥ……」

「お前たちは馬鹿だろう?第一に織斑に教えると言っておきながら肉弾戦のみとはもっと教えることがあっただろう?」

「もっと言ってくれ織斑先生!」

「貴様もだ!人に任せっきりにせずに自分から動かないか!」

 

正論だァ

二人はバツの悪い顔をした

そんな時に副担任の山田先生がやってきた

 

「お、織斑くん織斑くん織斑くんっ!」

 

一夏の名前を連呼しながら何度もつまづきながらやってきた

 

「山田先生、落ち着いてください。はい、深呼吸」

「は、はいっ。すーーはーー、すーーはーー」

「はい、そこで止めて」

「うっ」

 

一夏が先生に深呼吸を促したと思ったら止めた

 

パァン!パァン!

 

二発の拳が一夏の頭を襲った

 

「グァ!?」

「……先生には敬意をはらえバカが」

「八神の言う通りだ」

 

先生で遊ぶな馬鹿野郎

 

「……ぶはあっ!ま、まだですかあ?」

「山田先生も真に受けないでくださいよ」

「山田くんはもう少し頼りがいをつけた方が良いな」

 

頑張ってくれ山田先生よ

 

「えっ、えっとですね!来ました!織斑くんの専用機!」

 

倉持はやはり仕事がダメだなこんな遅くなるなんて兎から既に完成品を受け取っていたのに、既に受けている仕事を放棄するような所はダメだな

 

「織斑、すぐに準備をしろ。アリーナを使用できる時間は限られているからな。ぶっつけ本番でものにしろ」

「この程度の障害、だんしたるもの軽く乗り越えて見せろ。一夏」

「まあ、強く生きろ一夏」

 

織斑先生、箒、俺の順番で声を掛ける

 

「え?え?なん……」

「「「「「早く!」」」」」

 

一夏以外の声が重なった

 

その後迅速に専用機〈白式〉に乗せられゲートから一夏は出発した

 

「お前は見ないのか?」

 

織斑先生がそんな声をかけてくる

 

「……結果はほとんど見えてます。オルコットの勝利ですよ」

「何故だ?」

「経験の差、自身のISに対する理解度これだけで十分でしょう。もし勝てるとしてもオルコットが油断してる所につけ込むしかないでしょうね」

「もっともだな」

 

そして織斑先生は管制室に行った

 

 

 

その後の戦いはまあ、予想どうりオルコットが勝ったみたいだな

 

「さて、頑張りますか」

「勝ってきてね」

「もちろんだ」

 

ピットに織斑先生と山田先生が入ってくる

 

「準備は良いか?」

「はい」

 

俺は待機状態の指輪であるディ・レギウディアを纏う

 

「これが八神くんの専用機……」

 

『……ディ・レギウディア起動……搭乗者確認、八神 依波、照合完了、各種システム・パラメーター共に異常無し。オールグリーン』

 

ディ・レギウディアのシステム音声が告げる

 

「カタパルトにつけ」

 

織斑先生の指示に従いカタパルトにつく

そして機体にチャンネルが入る

 

『準備が完了した。発射する』

 

ピットからアリーナへディ・レギウディアは飛び立つ

同時にアリーナにブルー・ティアーズを纏ったオルコットが出て来た

 

『来ましたわね。わたくしから言う事は一つだけ、負けませんわ』

『……この前の小娘の発言とは思えないな。何があったかは知らないがまあ、いい変化があったとしておこう』

 

前のオルコットなら見下すような発言をすると思っていたのにな

 

『これよりセシリア・オルコット対八神 依波の試合を始める。…………開始!』

 

オルコットはすぐ様に後方に下がりブルー・ティアーズの〈スターライトMk-III〉を撃つ

それに対して俺はコルディクティスで弾く。レーザー兵器程度なら問題なく弾ける。その後続けて放たれるがどれも弾く

射撃が効かない事をうけてか、ブルー・ティアーズの本領が発揮される

 

「さあ、踊りなさい!わたくしとティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

 

オルコットのブルー・ティアーズのBT兵器が4基飛ぶ

それに合わせ俺もビットを飛ばす

 

「!?貴方もBT兵器を!?」

 

元々この機体の開発に使われているデータの中にはジ・エゼルディの物が使われている。そしてジ・エゼルディの主兵装はビットである。そしてこのビットはシュミレーションで俺の思考パターンを学習させたAI制御のため俺が出す指示は攻撃か防御か回避かの簡単な物である。

 

「いけ」

 

こちらはソードビットを4基、ビームビットを4基出し俺自身はオルコットに対して回り込むように移動を始める

 

ビット達はそれぞれソードとビームで一組を作り2対1を作り出す

 

「くっ!」

 

オルコットはそれに対応する為にビットに集中するがそれが命取りだ。オルコット自身はビットを操作することに集中しこちらに気付いていない。オルコットまで10mほど近付いた時にティアーズの警告で気付いたのかこちらに振り返った。オルコットのビットはオルコット自身が動かす都合によりオルコット自身が動けていない。

 

「なっ!?なんで動けて!?」

「技術力がちがうんだよ」

 

実際ブルー・ティアーズを俺が動かしても今のオルコット程の操作は出来ない上にオルコットと同じで動けない。俺のビットはAIによる稼働だからな。

まあ、この距離で気付いても遅いし俺に気を取られたせいで一瞬だけビットの動きも悪くなる。その一種が命取りだ。すぐ様にその隙を付きAIがビットを撃墜する。

 

「ビットが!」

 

そして俺はオルコットまでディ・レギウディアの出力にものを言わせて突撃し攻撃加える。

 

「キャア!?」

 

二撃三撃と攻撃を攻撃を加え、更に追撃をしようとするが

 

「ティアーズ!!」

 

その叫びと共にミサイルビットが至近距離で放たれる

 

ドカアァァァンッ!!

 

「グッ!?まさかあの距離で撃つとは」

「あのままやられるよりはマシですわ」

 

俺とオルコットは爆発によりシールドエネルギーを削られる。思いっきったな。

 

「……しかし」

 

オルコットの〈スターライトMk-III〉は大破したようだ。あの至近距離だからな。

 

「インターセプター!」

 

オルコットはショートブレードを出す

最後まで諦めないようだな。ならば俺も本気で挑むか。

 

『セットアップ!ツインスピア!』

 

マルチギミックサックを使いコルディクティスをツインスピア形態にする。俺は二刀流よりも槍の方が得意だ

 

「行くぞ!」

「ええ!」

 

俺とオルコットは撃ち合うがオルコットが劣勢だ。理由は単純、リーチの差と手数だ。あちらはショートブレード1つに対してツインスピアはその両端に刃を備えている為に槍を回すように動かす事で連撃を短いスパンで放てる。長さは言うまでもないだろう。

そして攻撃に対して受け身になっていたオルコットはショートブレードを飛ばされた

 

「ッ!?しまった!」

「ハァッ!!」

 

その隙を付いて突きを叩き込む

 

「カハッ!!」

 

オルコットは吹き飛ばされてすぐに体制を立て直すがそこにビットを飛ばし足止めをする。そしてその隙に

 

〈アタックファンクション!グロリアスレイ!〉

 

 

複数の槍状のエネルギーがオルコットに直撃し残りのシールドエネルギーを削り取る

 

『試合終了。勝者、八神 依波』

 

管制室より音声が流れ試合終了を告げる




次は一夏との対決だ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。