CODをやってたらドルフロの世界へ (東ドイツ空軍航空部隊)
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本編
第一話


 

 

「よしっ!さっさと起動しろ!このポンコツPS5!」

 

彼は木下洋一郎。抽選で当たったPS5の機能に文句(笑)を言ってる人である

 

「丶(・ω・`) ヨシヨシ。冷戦時代のCODがやりてぇんだよ!」

 

と言っていたらメニュー画面になった

 

「えぇとやっぱりキャンペーンモードでしょ!と言いつつキャンペーンモードやってるんですけどね初見さん」(←メタイ)

 

と言いつつ確認していると

 

「うん?何だこれは?」

 

なんか?モードみたいなのを発見した

 

「あれ?こんなのあったっけ?だってアップデートだって来てないし・・・・まぁ、やってみるか!」

 

と言ってその?モードを押した途端

 

ザザザーーー

 

突然砂嵐が響いた

 

「うおっ!びっくりしたー・・・・てか本当に何なんだこのモードは?・・・・飯買ってこよ」

 

と言ってチャリンコでセ◯ンイ◯ブンまでこいだ

 

そこでビールとカツ丼(作者も気に入ってる)を買って帰り、家に帰宅してもまだ砂嵐だった

 

「チッ、まだ砂嵐かよ・・・・本当に何なんだ?もしかしてきっと来る~が出てくるとかか?・・・・電源落とそ」

 

と電源を落としてエ◯タの神様を見ていた

 

「やっぱりおもろいなぁwww。特にN◯N ST◯LEは最高www。ビールも進むぜ」

 

とずっと見ていたら十一時位になっていた

 

「うげぇ、もうこんな時間・・・・まぁ明日も休みなんだけどね!」カチッ

 

と言って寝た

 

 

 

 

そして起きると

 

「うん?何処やここは?何で窓が割れた建物の中に居るんだ?」

 

何故か部屋が壊れている中に居た

 

「あれ?この服・・・・思いっきり東ドイツので草。これも作者のこだわりだろう」(←メタイ)

 

何故かメ◯カリとかでは確実に売り切りの東ドイツ(尚秘密警察風)を着ていた

 

「はぁーうせやろ・・・・何でこんな事に・・・・武器は・・・・RPD機関銃とTT-33拳銃か」

 

トカレフ拳銃をホルダーにしまい、RPD機関銃を持って外に出た

 

「うわ・・・・これこそまさにSI◯ENT H◯LLか?」

 

洋一郎が見たのは街が破壊されたり、車が燃えてたりと地獄を見た

 

「・・・・これが訓練に有らずか。誰がこんなことをしてるんだ?」

 

とRPDを構え燃える街を前進した

 

 

 

歩いて数分後

 

「おいおい・・・・彼奴らは何だよ?」

 

見たのは紫のバイザーみたいなのを着けた女性達であった

 

「まぁ・・・・賭けで行ってみるか」

 

と声を掛けてみた

 

「おーい!ここは一体何処d」ヒュン!

 

「でしょうね!」ダカダカダカダカ!!

 

とRPDを乱射していつの間にか敵は全滅していた

 

「あら?いつの間に・・・・まぁ・・・・いっか」

 

 

 

 



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第二話

 

 

よく分からん女性達を倒して、今は所持品検査をしていた

 

「うーん。さっぱり分からん。弾が当たった所は血が流れてねぇし。何よりなんだこの銃は?SFに出てきそうな銃だよこりゃ」

 

そして断言した

 

「やっぱり別世界に行っちまったかなぁ・・・・血が流れてないってよく見たら機械じゃん・・・・人造人間が正しいのか?」

 

と分析していると

 

ザッザッザッザッ

 

「・・・・誰かきおったな。廃墟の中に隠れよう」

 

洋一郎は近くの建物でやり過ごすことにした

 

外から聞こえるのは敵兵の声

 

「ココカ?」

 

「コノアタリノハズナンダガ」

 

(えぇ・・・・また同じ奴ら・・・・しかも数が異常に多い・・・・何か一掃出来るものは・・・・あ)

 

と探してたら都合良くRPG-7を発見した

 

(はてどうする?派手に動きすぎるとタヒぬし、かといって動かないのは性に合わんし・・・・そうだ。火力でゴリ押せばいいんだ)←脳死

 

そして三階から

 

「ファイア!!」バシュゥゥゥ

 

ドカーン!

 

「グハッ!」

 

「サンカイシロ!マキコマレ」ドシュッ

 

洋一郎はRPG-7で攻撃し、残った敵はRPDで迎撃した

 

それでも建物に入ってきた

 

「チッ、流石に全員は無理か。後はTT-33が頼りか」

 

と上がってきそうな所で待ち伏せした

 

(よし、やっぱりおいでなすった。CODで上げた技を見せてやろう)

 

階段を上がってきた所で

 

「今だ!」

 

「!?」

 

と敵兵の銃を奪い、人質にとって片手でRPDを発砲した

 

「ムーー!ムーー!」

 

まだ暴れてるが良い人質だと洋一郎は思った

 

そして後三人位の所で手榴弾(ピン抜いて)を敵兵に持たせ押した

 

ドカーン!

 

これで一掃出来た

 

「よし。全滅を確認。はて、移動しますかね・・・・本当に情報が何もない。どっかほっつき歩けば何とかなるか?」

 

 

 

 

「森の中を歩いてるが・・・・やっぱり何もないな。どうするか・・・・」

 

ダンダンダンダン!

 

「銃声!何処からだ?」

 

突然、発砲音が聞こえた

 

「何処だ・・・・!何処にいる!?」

 

ふと見たら銃を持って追い込まれている女の子が居るでは無いか

 

「間に合ぇぇぇぇぇ!!」ダダダダダダ!

 

 

 

 

 

「くっ・・・・ここまでですか・・・・」

 

M4A1は完全に追い込まれている状況だった

 

そして相手が発砲しようとした時

 

ダダダダダ!!

 

「!?味方!?」

 

後ろから発砲音が聞こえた

 

「味方・・・・?」

 

「タヒねやぁぁぁ!」

 

ダダダダダダ!

 

「グハッ!」

 

「ヤ・・・・ヤメローーー!」チーン

 

たった数分で敵は制圧された

 

「ふぅ・・・・もうこりごりだ・・・・あ、大丈夫?」

 

「あ・・・・はい。ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ストーリーが分からん・・・・まぁ見てないのが原因ですね!キリッ


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第三話

 

 

「え?日本崩壊してるの?」

 

M4からこの世界の事について聞いた洋一郎。

 

一番衝撃だったのは日本が崩壊してると言う

 

「貴方は・・・・東洋人何ですか?」

 

と聞かれた

 

「まぁ・・・・東洋人・・・・極東のね」

 

「てなると、やはり日本人・・・・?」

 

「そうなるな。この格好だが、立派な日本人だよ?」

 

「・・・・貴方は何者何ですか?」

 

「へ?そりゃ・・・・この世界に迷い混んで敵を倒しながら生きてきてる武装した日本人だけど?」

 

「え・・・・えぇ・・・・」

 

とM4が困惑していると

 

ザザザッ

 

「伏せろ・・・・歩いてる音だ・・・・」

 

と二人は近くの草むらに隠れた

 

「・・・・」

 

敵兵が歩いていた

 

『M4、あれは分かるか?』

 

『はい。あれはリッパーと言う人形です・・・・これと言って平凡な性能ではありませんが・・・・数が多いですね』

 

『くそ・・・・こういう時装甲車があれば・・・・』

 

『無知言わないで下さいよ・・・・』

 

と小声で話していたら遠くへと行った

 

「ふぅ・・・・ステルス大成功。こっちを見られなければラッキーだ」

 

「これからどうするんですか?」

 

「どうする・・・・ねぇ・・・・特に決めて無いな。てか、何でM4は追われていたんだ?」

 

「それはですね・・・・話せば長くなりますが・・・・」

 

「あっ、そういう時はかくかくしかじかで良いぞ?」

 

「かくかくしかじか」

 

「成る程、その鉄血工造ていう組織の情報を盗んで追われてるって訳か・・・・仲間は?一緒に居たのか?」

 

「一緒には居ましたが・・・・全員捕まってしまって・・・・目星はついては居ますが・・・・」

 

「・・・・その組織って色々とヤバいのか?」

 

「まぁ・・・・はい。その幹部クラスの者がとても強いです。私の仲間を捕まえた奴も・・・・」

 

「・・・・oh」

 

「まずは、基地に帰りましょう。貴方も事もちゃんと報告します」

 

「・・・・んで、どうやってその基地に行く?歩いては危険だろ?」

 

「無線が通じれば良いんですが・・・・」

 

と話していたら

 

「ここに居たのか」

 

と声が聞こえた

 

「え?誰?」

 

だがM4は知っている人物である

 

「M16姉さん・・・・!」

 

 

 

 

 

「ふむ、そいつはこの世界の人間では無いと?」

 

「でも、洋一郎さんには助けられました!重機関銃で突撃してくるとは思わなかったですが・・・・」

 

「は・・・・はぁ・・・・」

 

「で?洋一郎とやら。M4を助けてくれてありがとな。感謝する」

 

「いえ・・・・RPDのお陰です」

 

「じゃあ、帰還すっか!」

 

と話していたら

 

「見つけた!ここに居たか!」

 

「チッ・・・・こんな時に難敵のお出ましか?」

 

「エクスキューショナー・・・・!」

 

 

 

 

「へ?誰?」

 

ついていけない洋一郎であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




内容がうっっっっすいですが許してください・・・・

洋一郎の戦闘シーンはCODバージョンです


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第四話

 

 

エクスキューショナーが分からない洋一郎だが、当の本人は構わず攻撃する

 

「危ねぇ!何か剣みたいなのを振り回してくんな!」

 

「ほう・・・・今のをかわすか。良いねぇ、もっと楽しませろ!」

 

M4とM16は応戦するが、かわされる

 

ヘイトが完全に洋一郎にロックオンしていた

 

洋一郎はRPD重機関銃で応戦。エクスキューショナーは少し怯んだが対してダメージは無さそうだった

 

「チッ、外野が邪魔だ。お前ら相手しとけ!」

 

とその声と同時にリッパーが多数出てきた

 

「よし・・・・お前と俺の一騎討ちだ。助けは無いぞ?今すぐ降伏すれば許すぞ?」

 

「へっ・・・・誰がお前らなんかに・・・・」

 

「そうか・・・・なら・・・・死ね!」

 

エクスキューショナーは剣でこっちに来た

 

しかし洋一郎は

 

「スモークグレネード!」

 

スモークグレネードをエクスキューショナーに投げ視界を奪う

 

「チッ!見失った!何処だ!」

 

と洋一郎を見失ったその時

 

「万歳ーーー!!」

 

いつの間にかRPDを銃剣にしてエクスキューショナーに特攻した

 

突然の事に対応出来ず、エクスキューショナーに馬乗りになった洋一郎

 

「この!この!死ね!死ね!」

 

「チッ!人間の癖に・・・・!」

 

洋一郎はナイフで刺そうとしたが無理と判断。すると近くに自分が被っていたヘルメットで

 

「これで終わりだ!」

 

エクスキューショナーの顔面を殴った。それは気絶させるまで

 

数回殴ってエクスキューショナーは気絶した

 

「ハァ・・・・ハァ・・・・何とかなった・・・・勝てたのは幸いだった。だが、これは始まりに過ぎんな・・・・」

 

とRPDとヘルメットを被り、エクスキューショナーを拘束した後はM4とM16の援護に向かった

 

 

 

 

 

 

「M4!まだ行けるか!」

 

「M16姉さん!弾も少なくなってきてる!無駄に多い!」

 

と言った直後

 

「これは!?」

 

「スモークグレネード・・・・一体誰が」

 

と困惑していると

 

「大丈夫かい?お二人さん」

 

「洋一郎さん!?」

 

「エクスキューショナーを倒したのか!?」

 

「いや・・・・倒したと言うか、気絶させました。ヘルメットで」

 

「ヘルメットで気絶させるって・・・・」

 

「凄いことをやるな・・・・」

 

それと同時にスモークが晴れた

 

「!?」

 

リッパー達は驚いていた

 

「どうする?お前らはここで蜂の巣にされるか生きるかどっちかだ。さぁ、ドッチヲエラブ?」

 

リッパー達の答えは

 

「二・・・・ニゲローーー!!」

 

逃げるであった

 

「アハハハハ!もう二度と来るんじゃねぇぞ!」ダカダカダカダカ

 

と威嚇射撃した

 

「洋一郎さん・・・・凄いです」

 

 

 

 




ヘルメットの戦闘シーンはCOD:WWIIの奴です


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第五話

 

 

今はエクスキューショナーを担ぎながら基地へと目指していた

 

(はたからみると誘拐犯だなこりゃ・・・・まぁさっさと基地へ行くのみ)

 

無駄に冷静の洋一郎

 

「エクスキューショナーを倒したのは大きいですよ!でも、まだ強い敵は居ますし・・・・」

 

「M4、まだ他の仲間とは連絡が入らんか?」

 

「駄目です・・・・一体何処に」

 

未だに連絡が取れない仲間達

 

とその時

 

ダカダカダカダカ

 

「発砲だ!」

 

 

 

 

「発砲音はここか」

 

「うわ・・・・何か不気味だ」

 

「もしかしたら仲間が居るかもしれません」

 

そこは廃墟であった

 

「にしてもまぁ・・・・っと、あの家まだボロじゃねぇな。ちょっと偵察してくる」

 

「気を付けてくれよ?」

 

「わーってる」

 

洋一郎は廃墟の偵察へ向かった

 

 

 

「んで、ここは扉があるわけなんだが・・・・やっぱり怪しいんだよね。ちょっと別ルートから・・・・」

 

別ルートを探してると割れている窓を発見した

 

「おっ、ここ良いね。うんじゃ、邪魔するでぇ」

 

と言って潜入した

 

「中は・・・・特に何も無し・・・・あれはさっきの扉か?」

 

と扉を見ると

 

「・・・・やっぱりねぇ。トラップは大嫌いだ」

 

と設置された爆弾を解除(←経験無いのに)した

 

「よし、爆弾解除と。いやぁ、解除する側からすればこんなにヒヤヒヤするんだな・・・・」

 

と解除した爆弾を回収した

 

「次は・・・・おっ冷蔵庫あんじゃーん。何か無いかなぁ」

 

と冷蔵庫を漁った

 

「えーと・・・・おーい、◯茶?何でこんなの有るんだよ。この家すんでる人が買ったんかな?」

 

コツコツ・・・・

 

階段を降りる音がするが洋一郎は気にしなかった

 

そして

 

「手を挙げて」

 

後ろから声がして振り向くと銃を向けた少女が居た

 

(音がする時点では分かってたが・・・・まぁ、フリだからな)

 

「分かった。分かったから、銃を降ろしてくれ」

 

とRPDとTT-33を地面に投げる

 

「・・・・」

 

銃を構えた少女がゆっくりと歩いた時を狙い

 

「おら!!」

 

「!?」

 

突然洋一郎が少女を襲った

 

そして持ってたAR-15を奪い、それで殴って気絶させた

 

「ふぅ・・・・何とかギリギリだった。もしかしたら同じのが居るかもしれん・・・・警戒するか」

 

RPDとTT-33を拾って二階に上がる

 

と二階から話し声が聞こえた

 

『AR-15、何処に居るの?』

 

(やっぱり居やがった・・・・ここじゃ隠れる場所は・・・・おっ、良いのあんじゃーん。この部屋に隠れよ)

 

と近くにあった部屋に隠れてやり過ごした

 

コツコツ・・・・

 

『ふぅ・・・・ビビる・・・・』

 

とドアを開けたら

 

「「あっ」」

 

歩いていた少女と鉢合わせした

 

 



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第六話

 

 

「「あっ」」

 

赤い目の人形と遭遇した洋一郎

 

「「・・・・・・・・」」

 

何か気まずい沈黙が続いたが、相手の方から破った

 

「手を挙げて」

 

「ハイ」

 

とさっきと同じ事をする

 

そして相手が少し隙を見せた所で

 

「ほーらよ!」

 

袋を被せ、抵抗させないようにする

 

「ムゥーー!ムゥーー!」

 

と数秒o(><;)(;><)oした後、気絶した

 

「もうこれは再放送で良いんじゃない?」

 

 

 

 

 

現在窓を監視中の洋一郎

 

「チッ・・・・リッパーが多くなってない?俺の気のせいだと良いんだが」

 

監視していると

 

「うん・・・・」

 

どうやら起きたようだ。AR-15の方が

 

「あれ・・・・ここは」

 

『目が覚めたかい?』

 

「!?」

 

『今、叫ばれたりすると敵にバレちゃうから!ステルス行動をお願いしたい!』

 

『・・・・分かったわ。でも、一つ聞かせてくれない?』

 

『何?』

 

『貴方は何者?装備は旧式で軍服も・・・・』

 

『それは後で!』

 

と小声で話していると

 

タカタカタカタカ!

 

『銃声か・・・・M4とM16か』

 

『M4!?それとM16まで!何処で会ったの!?』

 

『たまたまさ!そんな事より援護しないと』

 

とRPDを構え、リッパーに発砲した

 

ダカダカダカダカ!!

 

リッパーは銃弾を受け、ばったばったと倒された

 

「おや・・・・もう全滅か・・・・早いな」

 

「私の出番は無かったですね」

 

すると奥からM4とM16が来た

 

「おーい!M4!M16!こっちだ!」

 

「洋一郎か!全く私にこいつ背負いながらの戦闘は苦戦したぞ?」

 

「ごめんなせぇ。まぁ、許しておくれや」

 

未だ気絶中のエクスキューショナーを降ろしながらM16は言う

 

「M4!」

 

「AR-15!?ここに居たの!?」

 

「えぇ。SOPMOD IIと一緒にね」

 

「あっ、そういう名前なんだね。初耳」

 

「取り敢えず、ヘリを呼びましょう。貴方の事も聞きたいですし」

 

 

 

 

2000 YEARS LATER(←大嘘てかそんなにヘリ待てねぇよ)

 

「おっ来た来た。アメリカ軍のヘリコプターぽいな」

 

「グリフィン所属のヘリです。多分ですがアメリカから貰った物かと」

 

『これより降下を開始する』

 

HH-60ぽいヘリ二機が降下体制に入ったとき

 

バシュゥゥゥ!

 

『RPGだ!』ズドン!!

 

「なっ!?RPG-7に落とされた!」

 

『制御不能!制御不能!メーデーメーデー!!』

 

ヘリ一機が墜落した

 

もう一機はさっき撃ってきた所に機銃で反撃し沈黙させた

 

そしてそのまま着陸し、SOPMODも乗せ、基地へと向かった

 

 

 

 

「そうか、助けてくれて感謝する」

 

この基地の上級代行官のヘリアンと会っていた

 

「いえいえ・・・・あのときはたまたまだったので・・・・運が良かったんです」

 

「ふっ・・・・そうだ、お前が良ければなんだが、この基地の隊員にならないか?」

 

 

 

 

 



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第七話

Huluで原作全部(一話だけ)見たけど、やっぱり面白かった。
エージェントが好き。(特に服装)


 

 

ここにある基地はグリフィン&クルーガー社、いわゆる民間軍事会社(PMC)である

 

創設者はベレゾヴィッチ・クルーガーっていう大物らしい

 

(一つ思うのはね・・・・この世界戦争起こしすぎなんよ・・・・第三次世界対戦!?日本消滅!?OMG)

 

そんな事は置いといて、今はカリーナと言う人の案内で見て回っている

 

「にしても洋一郎さんは何処から来たんですか」

 

「え?まぁ・・・・極東かな」

 

「極東・・・・ずいぶんあっさりですね」

 

「決して中国人では無いので、ええ」

 

 

 

 

 

「あ、洋一郎さん」

 

「M4と・・・・SOPMOD?だっけ?」

 

「私を忘れないでよー!」

 

「初めて知ったんですよ。貴女の名前は」

 

「えー」

 

「洋一郎さんはこれから何を?」

 

「射撃訓練でも出来たらなぁとは思ってる」

 

「射撃訓練ですか。私も参加して良いですか?それとSOPMOD、来て」

 

「うん!」

 

 

 

射撃場

 

ヅチャ

 

「LMGを使ってるの?」

 

「大分旧式さ。RPDとTT-33」(←安全装置はある方。二次大戦ではスターリングラード攻防戦でドイツの銃器は安全装置が凍結して撃てなくなると言う事があったがTT-33は凍結する事なく実力を発揮した。尚安全装置が無いため、衝撃を与えられたまま撃つと暴発の危険があった)

 

(良し、稼いだぞ)←おい?

 

「なんか言いました?」

 

「いいえ?」

 

洋一郎はRPDを構え、目標に射撃した

 

ダカダカダカダカ!!

 

「やっぱり凄い威力です」

 

「でも反動はある。スコープも付けれるんだが」

 

「へぇー、凄いなぁ」

 

ダカダカダカダカ!!

 

「あれも完全に吹き飛ばされたな。問題はないと思う」

 

「「えぇ・・・・」」

 

 

 

 

 

 

「ふぅ・・・・この仕事も悪くないな」

 

洋一郎は門の警備を行っていた

 

現在の洋一郎の格好

 

国家人民地上軍のものと酷似した軍服

 

白の手袋

 

地上軍と似てる色のヘルメット

 

重武装機関銃一丁

 

である

 

完全に軍警察である

 

「にしても、今日も良い天気だ。いきなりこの世界に来て、どうなるかと思っていたが、案外何とかなるもんだな」

 

と別の警備員から無線が来る

 

『そっちはどうだ?』

 

「こちらは異常無し」

 

『こっちも異常無し。平和なもんだ』

 

「っと、車両が到着した」

 

一台の軍用車両が止まった

 

そして一人の女性が降りた

 

(そう言えば新しい司令官が来るって言ってたな。あの人がそうか)

 

そしてその女性はそのまま建物に入っていった

 

「ふわ~・・・・眠いなぁ。なんか刺激が欲しい。銃撃戦とか」←(物騒)

 

するとまた無線が鳴った

 

「洋一郎だ」

 

『ヘリアンだ。作戦室に来てくれ』

 

「了解」

 

 

 



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第八話

 

 

ヘリアンから呼び出された洋一郎。

 

「はて、なんの用やら・・・・何かしたかな?」

 

コンコン

 

『ヘリアンだ』

 

「洋一郎です」

 

『お前か。入れ』

 

「失礼します」

 

洋一郎は入ると朝会った女性に会った

 

「伝え忘れていたな。この人は新しい指揮官のジャンシアーヌだ」

 

「宜しくお願いします」

 

「いえいえ、こちらこそ宜しくお願いします」

 

「じゃあ、後は頼む。それでは」

 

「え?何で俺が?」

 

「もう慣れただろう?この基地の事も。私はこれから用事があるんで」

 

「・・・・サー」

 

とヘリアンは司令室を出ていった

 

「ハァ・・・・確かに慣れたのは事実なんだかねぇ」

 

「えーと、宜しくお願いします!」

 

「分かった。じゃあ、案内しますね――――」

 

 

 

 

「―――まぁ、これで全部です」

 

洋一郎はジャンシアーヌを連れて案内を終えた

 

「ふわぁ~・・・・疲れた。私は寝ます・・・・」

 

「長旅お疲れ様ですー。おやすみなさーい。あ、それと一時間後に集合お願いします」

 

「え?分かりました」

 

「それではごゆっくり」

 

 

 

 

 

「お時間です。起きてください」

 

『うーん・・・・了解・・・・』

 

「先に行きますよ」

 

「さて、俺も元の職に戻ろ」

 

「あっ、洋一郎さん。貴方もヘリアンさんから呼ばれてますよ?」

 

「えっ?また?そりゃ何で?」

 

「さぁ・・・・ヘリアンさんの事ですし、何かあるんでしょう」

 

「了解・・・・」

 

 

 

 

 

その後はヘリアンがジャンシアーヌに指揮官としての能力を確かめるとかうんたらこんたら(分かってるのか?)を言っていた

 

何故か洋一郎も巻き込まれるハメになったが、『戦場の経験』という事で参戦する事になった

 

それと新しい銃器としてMPI-Kを入手成功した

 

今はヘリで他の銃娘と一緒に戦場に向かった

 

『洋一郎、良い忘れてたが、悪い知らせだ』

 

「へ?何かあったんですか?」

 

と水を飲みながら言う

 

『お前が捕らえたエクスキューショナーだがな・・・・脱走した』

 

「ッ!?」

 

と水を戻しそうになるが何とか耐えた

 

「えぇ・・・・にしてもどうやってだ?見張りもつけてたんだろ?」

 

『恐らく強引に脱走したんだろう。それとな、脱走する数時間前の話になるんだが、尋問官に言ったんだ。『あの東洋人は何処に居る?』と』

 

「Oh・・・・」

 

『お前も人気者になったな。羨ましいぞ?』

 

「鉄血にめっちゃ狙われる事になるんですけど!?」

 

『ダイジョウブダイジョウブ。何とかなる』

 

(めっちゃ他人事やん。殴りに行こうか!)

 

『もう少しで降下地点だ。準備!』

 

そしてヘリは着陸した。

 

 

 



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第九話

 

 

ヘリから降下して、近くの廃墟になった都市に行った

 

「ここか・・・・ここら辺に敵が居るのか?」

 

ジャンシアーヌが選んだ戦術人形達はとある箱を用意していた

 

そこから自分の人形達が出てきた

 

「へぇ・・・・技術の進歩ってすげぇな」

 

と箱みたいなのから何人も出てきた

 

 

 

 

「大通りにめっちゃ居るな・・・・しかも無駄に多い」

 

「ど、どうしますか?」

 

「指揮官が良い案を出してくれるさ。指揮官に報告したのか?」

 

「しました。どうやら私と洋一郎さんはここに待機して、後は左右の廃墟で待機、とのことです」

 

「ほぅ、挟み撃ちか。滅多打ちに出来るから良いな」

 

「どうします?もう撃ちますか?」

 

『いいえ。もう少し引き付けてから撃って』

 

そしてこっちにぞろぞろ歩いてきたところで

 

『発砲開始!』

 

ダカダカダカダカ!!

 

その言葉で洋一郎とMP5、他の銃娘達も発砲した

 

洋一郎のMPi-Kはスコープつきであり、一人一人をとても狙いやすくなっていた

 

それと手榴弾不足を補うために旧ドイツ国防軍が使用してたM24型柄付手榴弾を使っていた

 

基地でひっそり眠ってたのを再利用してるらしい

 

相手からの攻撃もあるが、混乱してる状況であるからくそAIMになっていた

 

 

戦闘をしてから数十分後

 

 

「全滅か・・・・被害は・・・・無さそうだな。無事作戦成功かな」

 

「よ・・・・良かった~・・・・」

 

『皆流石ね。お疲れ様』

 

「指揮官。帰りのヘリはありますか?」

 

『今そっちに向かってるわ。もう少しで到着する筈』

 

「了解」

 

 

 

 

「作戦は無事成功したか」

 

「はい。ジャンシアーヌ指揮官のお陰です」

 

「そうか。それとな洋一郎。お前に会いたい人が居るんだ」

 

「え?俺に?」

 

「じゃあ、繋いでおく」

 

『・・・・どうも』

 

「えと・・・・彼女は?」」

 

『ペルシカよ。今日は貴方とお話したいから・・・・コーヒー冷めちゃった』

 

(何故猫耳を着けてるんだ・・・・ペルシカさんとやら)

 

とまぁ、それから約一時間、ペルシカのお喋り相手となった

 

 

 

 

 

 

「なんか疲れた」

 

「あはは・・・・ペルシカさんも日本人は初めて見ますからね。話したいこともたくさんあるのでしょう」

 

「はぁ」

 

「それと、ジャンシアーヌ指揮官から呼ばれていますよ」

 

「え?あぁ、了解しました」

 

 

 

 

 

「えーとスケアクロウの排除、又は鹵獲か」

 

「ハイエンドモデルの一体だそうです」

 

「はぇ~・・・・なんか強そう」

 

と言っていたら目標地点に到達した

 

「都市部は破壊されてるな。戦闘が激しかったんだろうな」

 

『着陸!』

 

全員ヘリを降りた。

 

 

 

 



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第十話

 

 

「ここら辺か……」

 

「見た限りは……何も無いですね」

 

廃墟になった街で、『スケアクロウ』の捜索をしていた洋一郎達

 

と捜索をしていると

 

「あれは……人形?」

 

と言った直後、その人形は倒れた

 

「!?大丈夫か!」

 

「……認めない……認めない……」

 

小声で言っていた

 

 

 

 

 

現在は遊園地に不自然に固まってる鉄血を銃撃しているところだった

 

「成る程ね……にしてもこんなに固まってるなんて不自然過ぎないか?」

 

「うーん……どうなんでしょうかね。今居る鉄血はこんくらいですし……」

 

と言っていたらあっという間に敵を制圧した

 

「残存機ゼロ!任務達成しました」

 

すると

 

『フフフッ、それは少し、気が早いのではなくて?』

 

と同時に出てきたのは

 

「スケアクロウか……!」

 

 

 

 

スケアクロウはヘリアンの降伏勧告も拒否し、交戦を開始した

 

(うわぁ、銃をあんなに操れるなんて……敵ながら尊敬しますわー)

 

「ほら!この程度ですか!」

 

と銃を操り、発砲する

 

「危ね!……くそ、強いな……うん?そう言えばM24があったな。ならこれを投げてやる!オラッ!」

 

洋一郎はM24手榴弾をスケアクロウに投げる

 

「甘い!」

 

とこっちに帰って来た

 

「うわぁぁぁ!!遠くに投げる!」

 

と遠くに投げて、自分が死ぬことは避けれた

 

(手榴弾は無理か……くそ)

 

洋一郎はMPi-Kでスケアクロウを銃撃する

 

(まぁ、相手の方が火力高いんですけどね)

 

ダダダダ!!

 

待ち伏せ攻撃に切り替え、それは効果はあった

 

とその時

 

「!?」

 

驚きの増援が到着した。

 

それも、さっきやられていた戦術人形であった

 

スケアクロウも突然の銃撃で右手がぶっ飛んだ

 

それに乗じて全員がスケアクロウに集中放火を浴びせ、スケアクロウは倒れた

 

「倒したのか……?」

 

スケアクロウは大破していた。着けていたガスマスクも壊れていた

 

ここから話はM4A1の話になった

 

どうやらM4A1は鉄血に追われているらしい。

 

しかし、そこに邪魔が入った

 

それが洋一郎だった

 

しかも相手が脱走したエクスキューショナーだった

 

スケアクロウかM4A1の座標を言い、例の東洋人も一緒に居ると伝えた

 

すると返答は

 

『おい、聞こえるか東洋人。お前のお陰で大変な事になりやがったが、何とか脱走したぜ。M4A1とお前は捕獲対象だ。それを忘れるなよ?お前を捕らえたら、死ぬまでいたぶってやるよ!じゃあな!』

 

「……oh」

 

「エクスキューショナーから逃げれると良いですね。東洋人さん?」

 

「嫌味か?それは受け付けんぞ?」

 

「フフッ、面白い人……それと、新しい指揮官、聞こえてるかしら?」

 

と、自爆するような事をするため

 

『総員退避!』

 

全員が退避した

 

「ようこそ。フロントラインへ―――」

 

ドカーーーン!!

 

 

 

 

「ったく、こんなことになるならもっと可愛いがっときゃ良かったな」

 

塔に立っているエクスキューショナー

 

「必ず見つける……M4A1……!東洋人も同じ運命に会わせてやる……!」

 



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第十一話

 

 

スケアクロウとの戦闘から数日後

 

ダダダダダ!!

 

「ふぅ……こんなものか」

 

洋一郎は射撃場で射撃訓練をしていた

 

「にしても、一人だと寂しいんだよなぁ……友人達がこの世界きたらなぁ」

 

 

 

 

場所は変わって広島某所

 

「ハクション!!」

 

『風邪か?』

 

「いや……今誰かに噂されたような気がした」

 

『暇なんだろ。最近洋一郎を見ないがな』

 

「あいつ何してんだよ?旅行にでもいってんのか?」

 

洋一郎の友人である、北里優一と森岡大成はw○rt○underをやりながら話していた

 

「ま!あいつはあいつで楽しんでるだろ!俺達は陸戦と空戦ガチ勢だからな」

 

『そうだな。おっと!T-64を手に入れたぜ!購入と』

 

「T-64分隊でやる?」

 

『Ok、優一!ヘマすんなよ』

 

「わーってるよ!」

 

と作戦準備中になっていたが……

 

 

五分後……

 

 

「全然マッチしないんだけど?」

 

『鯖落ちかなぁ……』

 

「それとなぁ……なんかねみぃ……」バタッ

 

『優一!しっかり……』バタッ

 

 

 

 

 

「う……あぁ?何処だここは?」

 

「くそ……寝落ちしたのか?」

 

「「ゑ?」」

 

「何で居るの?」

 

「以下同文」

 

「「……………」」

 

「それと何だかさぁ、ここ狭くね?」

 

「確かに……って開けれるじゃん。開けよ」

 

と大成がハッチを開けると

 

「……は?」

 

「大成?どうし……ゑ?」

 

そこで目にしたものは

 

「「何で戦車の中に居るんだぁぁぁぁぁ!?」」

 

 

 

 

「どうしてT-64の中に居るんだ?」

 

「知らんな……いやでも、寝落ちした事が原因なのか?それでも戦車の中に居るという事では話は繋がらんな……」

 

「どうする?この戦車は……動かせないこともないな」

 

「取り敢えず、進も?話はそれからや」

 

「OK……エンジンよし、砲塔旋回よし、行くぞ!」

 

と進み出した

 

「ちゃんと動きやがる!やったな!」

 

「これで歩兵が出てきたら?」

 

「踏み潰すか戦車の砲で木っ端微塵にされるかのどっちかやな」

 

「と……お客さんだ。前方十二時方向」

 

「どれどれ……おっ、何だ彼奴らは?何かのゲームでやったことあるような気がするんだが」

 

「何やったっけ?」

 

「思い出した!あの敵は『リッパー』や!」

 

「物騒な名前の敵なようで……強いん?」

 

「いや雑魚」

 

「よーし、一発で決めてやるぞ。目標、リッパーに向けて撃て!」

 

ズドーン!

 

ドカーン!

 

「敵目標消滅!木っ端微塵に吹っ飛びました!」

 

「戦車の砲だったら一撃やからな。もしかしたら同じ敵が何回も現れるかもしれんな。警戒していこう。優一」

 

「OK!大成はハッチ開けて車載機銃の所について撃てば良いさ」

 

 




友人二名がこの世界に来ましたね

T-64で暴れまわるみたいです()


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第十二話

 

 

 

「パンツァーフォー!」

 

「いきなりドイツ?」

 

北里と大成はT-64で森を走行していた

 

「にしてもまぁ、アニメの世界に転生するとはなぁ……あの後戦車の中は何か有ったのか?北里」

 

「えーとねぇ……モシン・ナガン二挺と日本刀が二本、AK-47、RPG-7、発煙筒が無駄に多い。これして何しろっていうんだよ」

 

「発煙筒は使えそうやな。もしかしたらMiG-23BNが航空支援してくれるかもしれへんよ?」

 

「何処からその自信が湧いてくるんだよ……しかもMiG-23BN?まぁ、対地攻撃マンのBN君は効果を発揮するかもしれんな」

 

「もし来ればの話だけどねぇ……」

 

すると、大里が

 

「おい、目の前に建物。しかもデケェ」

 

「……おいおい、なんだありゃ。あんなデカイ建物見たことねぇ」

 

「ここはウクライナ・ソビエト共和国かな?」

 

「確かに極秘施設ぽいよなぁ……」

 

大成は双眼鏡で施設を確認する

 

「見張りが多い。今見えるのは五人位の見張りだ」

 

「大杉だろ……」

 

「漢字違うぞ」

 

「メタイぞ」

 

「でどうするよ?迂回していこうにも、絶対にバレるし交戦は絶対な気がするが?」

 

「うーん……」

 

北里が出して答えは

 

「よし、あの基地を制圧しよう!」

 

であった

 

 

 

 

 

場所は代わり敵基地

 

「交代だ」

 

「了解」

 

傭兵が監視を行っていた

 

「暇だな……何かあれば良いのだが」

 

とその言葉に応えるかのように

 

ドカーン!!

 

爆発音が鳴った

 

 

 

 

「行けぇ!前進やぁ!」

 

「十時方向にT-34みたいな戦車を発見!」

 

「始末しろ!」

 

「撃てぇ!」

 

ズドーン!

 

「Танк противника уничтожен!」

 

「ロシア語分からんけど、T-34撃破!」

 

戦車がやられたのか敵兵も退いていった。

 

というか基地を完全に放棄したような感じだった

 

「敵が退いていったな。我々の勝利だ!」(Warthunderボイス)

 

「ふぅ……戦車にも被害無し。最高の勝利だな」

 

「で、どうする?北里。デカイ隔壁があるけど」

 

「ぶっ壊す」(某N○K議員)

 

「了解……ファイア!」

 

ズドーン!!

 

「よし、吹っ飛んだな」

 

「ここで降りよう。ほれ、日本刀とAK-47や」

 

「ありがとよ。大成、日本刀で普通に斬れば良いんだよな?」

 

「あぁ」

 

と基地の中に入ると

 

「これって……戦闘機!?」

 

「おいおい、Yak-9Pがあるぞ!どんだけこんな旧式を持ってるんだよ」

 

「それとIL-10とSu-6まである、ちゃんと整備も行き届いてるな」

 

「はい、全部鹵獲しましょうねぇ。爆弾、ロケット、燃料、航空機全部だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十三話

 

 

 

「飛行場占領……と」

 

北里達は飛行場を占領し、基地内部を探索していた

 

「大成、ここには何があると思うか?」

 

「さぁ……Tウイルスでもあるんじゃねぇか?」

 

「バイ○ハ○ードかよ……確かに有りそうな研究所とかあるが」

 

北里はドアを蹴破り、突入したが、惨状が広がっていた

 

「研究員全員射殺か……ウオェ……」

 

「全員ヘッドショットだ。しかも距離が近い。殺意が丸見えだな」

 

射殺された研究員が沢山あった

 

「おいおい……こんな重要書類を処分しなかっただけは幸いだな」

 

「えーと……『傘ウイルスの報告書』?」

 

内容は省くが、傘ウイルスについて書かれていた

 

「この部屋が……」

 

「例の"傘"ウイルスか……」

 

保存室には、大量の瓶があった

 

全て"傘"ウイルスで間違いないだろう

 

「で、このウイルスどうするよ?感染したら大変な事になりそうな気がするが……」

 

「……全部だ」

 

「ゑ?」

 

「大成、全部運び出すぞ。このウイルスは……非常に危険な代物だ」

 

 

 

 

一時間後……

 

 

 

「ハァ……ようやく運び出せた……」

 

「意外にめっちゃあったわ……時間もかかるのはしょうがない。しかも、乱暴に扱えばますますマズイだろうしな」

 

瓶を箱に詰め、鹵獲したTu-2に載せる

 

「Tu-2あって良かったよ。An-2もあったけど、遅いしなぁ……」

 

「このウイルスをどうするんだ?」

 

「湖に捨てる」

 

「はぁ……」

 

 

そのあとは北里がTu-2に搭乗し、傘ウイルス全てを投棄した

 

「完了した。帰還する」

 

『了解、こちら管制塔、いつでも帰って来て良いぞ』

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

「帰還成功」

 

「この基地も安泰……とは言えないんだが」

 

「最近、この基地の監視が多くなってる気がする」

 

「そうなんだよな……誰かに見られてると言うか……」

 

「………チッ」

 

北里は63式歩槍を出し、気配がする報告に向ける

 

「……そこだな!」

 

ドシュン!

 

 

 

 

「今日も監視ね」

 

「416、何で監視の必要があるの?」

 

「……あの基地には、情報がたくさんある。それを確認するため」

 

「ふぅーん……と言っている割にはあの基地は静かだけどね」

 

と言っていたら

 

バシュン!

 

「!?狙撃!」

 

「あそこから撃ってきた!」

 

 

 

 

「うーん……外したか」

 

「さては確実に殺そうとしたな?」

 

「森の中に動く気配があったんだけどなぁ……」

 

「相手が怒って撃ち返してくる事がなければね」

 

と言っていたら

 

ドカーン!!

 

「!?敵か!」

 

「おいおい……この基地を取り返しに来たな。戦闘用意!」

 

北里と大成はT-64まで走り、搭乗し戦闘態勢に突入した。

 

二人だけで守れるか心配する二人であった

 

 

 



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第十四話

 

 

「クソー!この数は聞いてねぇ!」

 

『集中しろ!ファイア!』

 

ズドーン!!

 

二人だけでの防衛戦は困難を極めていた

 

T-64一両が固定砲台になってる位で普通に敵が押し寄せていた

 

「そう言えばこの発煙筒は一体何だ?まぁ良い!発煙筒を投げる!」

 

北里が敵に発煙筒を投げると

 

『支援砲撃煙確認!攻撃開始まで後十秒……』

 

と無線が聞こえた

 

『後五秒……3、2、1、発射ぁ!!』

 

無線で攻撃を開始した合図が聞こえた

 

「と言っても何で攻撃するんだ?ここから届く位置に居るのか?」

 

「……やべぇよ北里、敵が押し寄せてきた……ここで終わりだと言うのか?」

 

「……そんな心配は無さそうだぜ大成。上見ろ」

 

大成は上を見ると

 

「あれは……ロケット弾?」

 

と同時に

 

ドカーン!!ズドーン!!

 

「な!?来たのか!?支援砲撃だ!」

 

「支援砲撃じゃねぇ……!恐らく『スターリンのオルガン』による攻撃だ!」

 

「マジか!やるな!」

 

BM-13によるロケット攻撃は効果は絶大であった

 

敵側の戦力は一斉にダウン。遠距離からの攻撃により敵は遁走する

 

「ここで畳み掛けろ!ファイア!」

 

T-64の砲撃で更に畳み掛け、敵は撤退した

 

「やったな!我々の勝利だ!」

 

「ふぅ……支援砲撃を呼び出す発煙筒があって良かったぜ……」

 

「でもあいつ課k」

 

「それ以上は駄目だ。良いな?」

 

「アッハイ」

 

 

 

 

 

「えーと……君達は?」

 

「UMP 45だよ~」

 

「416です」

 

「了解……」

 

さっきの戦闘が終わった際に森の中から出てきたのだが

 

「まぁ……ここは何も無いしなぁ……"邪魔"な物は全て廃棄したし」

 

「「?」」

 

「あぁ、気にしないでください。見つかったのは死体と変なウイルス位ですから」

 

((いや、逆に気になるのだが……))

 

とは言ったものの北里は歓迎した

 

 

 

「あるのは……骨董品ばかりだ。三八式歩兵銃もある」

 

「サンパチ?」

 

「日本軍が使ってたライフル銃だよ」

 

「日本?日本はもう無い筈だけど……」

 

「は?日本が無い?何で?」

 

「知らないの?日本は第三次大戦とコーラップスで崩壊してるの」

 

「………は?」

 

 

 

 

「はぇ~……それが今の世界情勢なのか……」

 

北里と大成が分かったこと

 

第三次大戦が起きて、国家疲弊したこと

 

そして都市運営を民間軍事会社がしていること

 

蝶事件(中国で起きやがった)が起きて鉄血工造の所の人形が反乱を起こしたこと

 

「にしてもなぁ……日本が無くなってるなんて」

 

「貴方達は?何処の出身?」

 

「「日本」」

 

と北里が日本刀を見せる

 

「へ?日本……人?」

 

416が少々途切れ途切れだった

 

「ねぇ、木下洋一郎って人知ってる?」

 

「「!?」」

 

 

 



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第十五話

期末テストは社会と数学は出来た

英語?知らんな


 

 

T-64戦車で移動中の四人

 

「行く宛はあるの?」

 

45が聞く

 

「う〜ん……地図を見るにはここはクリミア半島らしいな……思っていたクリミア半島とは違ったけど」

 

「なーんで俺たちはクリミア半島にいるんですかねぇ……」

 

「まぁ、良いわ。とにかく敵に警戒して進みましょう」

 

「了解ー」

 

 

 

 

「ここら辺一帯は何も無いな……」

 

「木々が多い地域です。不意討ちには最適の場所とも言えるでしょう」

 

416が言う

 

「まぁ、そんな事関係無く行くけどな。大成!いつでも戦闘出来るように備えろ!」

 

『OK―!いつでも備える!』

 

「そうだ大成、お前久々に中国語喋ってくれよ。お前勉強したんだろ?」

 

『まぁ……勉強はしたが……あくまでも完璧に覚えた訳では無いぞ?』

 

「まぁ、場を和ませるような感じで」

 

『好的……十一点方向,敌人确认。谨防』(分かったよ……十一時の方向に敵確認。警戒せよ)

 

「了解……二人とも、十一時の方向に敵だ。警戒してくれ」

 

「中国語が分かるのね……」

 

「全く聞き取れなかった……」

 

45と416が困惑しながら言う

 

「大成は中国語が出来るからな」

 

『所以你的德语很好,是吗?』(そう言うお前はドイツ語が得意だろ?)

 

「……大成、もう止めてる良いぞ」

 

『あざっす!中国語なんか疲れるわ。……ってそんな事より敵敵。見つけたら即粉砕してやる』

 

「……居た!」

 

カカカカカン!!

 

「あぶね!大成、撃つぞ!」

 

『撃て!!』ズドン!

 

T-64から弾が発射され、敵が居た所が吹き飛んだ

 

45と416は戦車を盾にして応戦していた

 

「こういう時に役に立つね!」

 

「二人とも大丈夫!?」

 

「問題ねー!わしゃ車載機銃で暴れるzoy!」

 

『よしよし……ソビエトバイアスの力!今ここで発揮すべし!エンジンが燃えようが数秒で消火してやるぜ!』

 

 

 

T-64で暴れ続けて数十分後…………

 

 

 

「まぁ、だいたいはこんなものでいいだろう……にしてもだいぶ暴れれたな」

 

『ストレス発散出来たぜ!』

 

「二人とも無事か?」

 

「うん、何ともないよ。戦車を盾にしたおかげね」

 

「だいぶ一掃しましたね……なぜこんなにも敵が沢山湧いて来たのでしょうか……」

 

「さぁな……敵の大部隊を掃討したと言うことはどこかの基地を襲撃するつもりだったのだろう……それか完全に基地を襲撃し終わって帰還している最中だったかのどっちかやなぁ」

 

『無線を傍受しているが、基地を襲撃されたという内容は無かった。どこかの基地に襲撃する筈だった舞台として間違いないだろう』

 

「このあとは?もう日が暮れそうだけど」

 

「一先は休憩だな。明日が正念場だ!」

 

 

 

 

 

 



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第十六話

友人の洋一郎と再会します
中国の軍用缶詰を思いついたのは『空母い○き』の漫画で。因みに美味しいかどうかは知らん
二次大戦の頃のアメリカの軍用飯よりかはマシな気はする(多分)




 

 

戦闘から一夜明け

 

「食糧が余り無かった……」

 

「……これなら有るけど?」

 

45が出したのは軍用食糧

 

尚、中国製のである

 

「いやー……それは食う気が起きんな」

 

「そう?私は何も感じないけど」

 

「えぇ……まぁ、食糧ねぇし。仕方ねぇ。食うか」

 

大成は中国の軍用食糧を食べた

 

「どう?」

 

「まぁ……美味しくも不味くもない。普通だ」

 

「マジかよ……まぁ俺も少し気になってたし。食べてみようか……」

 

北里は恐る恐る缶詰を食べた

 

「……うん。反応に困る味だ。以上」

 

「焼けば良いんじゃ?」

 

「今は無理だよ。鉄血とやらに煙を見られたらこっちは瞬殺されるぞ」

 

朝飯は中国の軍用缶詰で凌いだ

 

 

 

「無線キャッチ出来るか?」

 

『グリフィンの部隊の無線ならキャッチ可能だ』

 

「洋一郎が何処に居るかも分からん。まぁ、あいつはしぶといやつやからな。おにぎりでも食べて生きてそう」

 

と言っていると、上空にヘリが飛んでいた

 

「あれに無線介入出来るか?」

 

『出来ないこともない』

 

大成はヘリの無線に介入出来るか試した

 

 

 

 

「今日も任務ですか……」

 

「この世界では日常なんだな……」

 

洋一郎達は鉄血が制圧している地域に向かっていた

 

「おい、無線が入ってるぞ。誰からだ?」

 

「さぁ?だが、確認しないとな。緊急無線だったら後が大変だ」

 

ヘリパイロットは無線にでる

 

「あ〜テステス。こちらグリフィン所属のヘリだ。聞こえるかどうぞ」

 

『よく聞こえる』

 

「一体誰だ?指揮官の声でもないが」

 

『そうですね。簡単に言えば”洋一郎の友人”だな」

 

「洋一郎……今は同じヘリに搭乗しているが」

 

『良かった良かった。じゃあ、洋一郎にかわれることは出来るか?挨拶がしたいだけさ』

 

「分かった。洋一郎に変わる」

 

 

 

 

「俺の友達か……彼奴等しか考えれんな」

 

と言いながら無線に出る

 

「はいどうぞ〜」

 

『久し振りだな、洋一郎。ちゃんと俺等のこと覚えてるか?』

 

「北里か。お前が居るって言うことは大成も居るんだろ?」

 

『あいつは戦車操縦してるさ』

 

『おい!俺にも声を聴かせてくれよ!』

 

「相変わらずだな大成」

 

『おうよ。戦車操縦出来て支援砲撃も使えるとか最高すぎだろ』

 

「お前らW○r Th○nd○rでもしてたのか?使ってる戦車は?」

 

『T-64だ!』

 

「この時代だとくそ旧式やな……今どこに?」

 

『さっき真下を通ったよ。そうだ、お前に会いたい人……じゃなくて人形が居るんだが』

 

「誰……?」

 

『久しぶりね。洋一郎』

 

「416……無事だったようで何より」

 

『何が無事でよ!貴方が死んだと思ったじゃない!』

 

「大丈夫さ〜大和魂ありゃ何でも乗り越えれるものさ〜」

 

『……会ったら殴るから。覚悟しててね』

 

と言い、無線は切れた

 

 

 

「素直じゃねぇな……416も」

 

 



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第十七話

最近サッカーは白熱ですね
韓国も前にドイツに勝ってますしねぇ……旋風がまきあがってますね

それでは本編どうぞ



 

 

「通信には入れ、洋一郎が無事なのは確認した」

 

「で、どうするの?」

 

「さぁ……あのヘリが何処に行くのか付いていけば良いと思う」

 

「まぁ、さっさと行こう。ここで鉄血に見つかるのもゴメンだ」

 

 

 

「うーん……なかなか見つからんのぉ……」

 

「何でおじいちゃんぽく?」

 

「なんか出るんだよ45 。癖でね。中々治らん」

 

「ふーん」

 

「ふぅ……移動するときも暇だな。何もやることがない」

 

「うーん……だからといって面白いことなんてないし……確かに暇ね」

 

取り敢えず今はヘリを追った

 

 

 

 

 

「ついたのは良いんだけどさ」

 

『戦闘に巻き込まれてるじゃねぇか』

 

「これに関しては仕方ないわね……この先は鉄血が占拠してる地域だし」

 

「黒鉛も見えるわ。まだ戦闘中かと」

 

「……やることは一つだ。突っ込んでやろう」

 

 

 

「楽には行かないみたいだな!」

 

「洋一郎さん!どうしますか!?鉄血の数が多すぎます!」

 

「ジャンシアーヌ指揮官との連絡も取れん、救援も呼べない……今完全オワタ状態だ」

 

「洋一郎……どうやら、まだ終わりじゃ無さそうだ」

 

「どういう意味だ?M16?」

 

「あれを見ろ」

 

M16が指さした先は見覚えのある戦車が居た

 

「やっぱり彼奴等か。頼りになる友達は作っといた方が良いぞ皆?」

 

「誰に言ってるの?」

 

「独り言だ」

 

AR-15に聞かれたが、独り言で過ごした洋一郎

 

と同時にT-64は前進を開始した

 

 

 

 

「相手は二ーマムとイージスよ!二体とも装甲がある!」

 

「OK!この砲なら奴らの装甲を貫ける!撃て!」ズドーン!

 

スカーン!!

 

「あら?スパークしたわね……」

 

「装甲こんな硬かったっけニーマムって?」

 

416と45が疑問に思っていた

 

「あれが鉄血魂か……」

 

『にしても程があるだろ。弱そうな見た目して装甲硬いとかおかしすぎてワロタ』

 

 

 

「戦車の砲が効いてないだと……」

 

「ニーマムの装甲ってそんなに硬かったっけ?」

 

SOP IIが聞く

 

「いえ、本来なら軍の物を強奪したのに、改良を加えたのかもしれないわ。もう少し脆かったはず」

 

AR-15が補足をいれる

 

「おっ、また撃ったな。今度は破壊したか」

 

T-64は発砲し、ニーマムは破壊された

 

イージスは一発で破壊した模様

 

「盾っていう割には戦車の砲には弱いんだな」

 

「銃弾はあまり効きません。装甲のある敵には徹甲弾等が有効です」

 

M4は言うが、洋一郎が使ってるのは特に改造されてない普通の弾だ。徹甲弾なんてそんな便利なものは入ってなかった

 

「徹甲弾ねぇ……RPDにも使える?」

 

「?はい。全然有効的に使えますよ」

 

その後の進展は実に早いもので、どこから引っ張ってきたのか分からないBM-13に乗った北里がロケットをあるだけ撃ちまくり、大成は操縦席から砲手に移り、支援をした

 

終わった後に416が久々に再会した洋一郎にパンチしていたそうな

 

 



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第十八話

 

 

 

「もう……こんなに心配させて……」ギュー

 

「分かったから……416……離してください」

 

帰還中ではあるが416が未だに離してくれない事に困惑してる洋一郎

 

「洋一郎さん……」

 

M4が死んだ目で見ている

 

「なぁ……M4頼むからそんな死んだ目で見ないでくれよ……心臓が痛くなる」

 

とは言ったものの、そんな状況が基地に帰還するまで続いた

 

 

 

「あの完璧主義の416がねぇー」

 

「会社員みたいな主義だな。それかサラリーマンかのどっちか」

 

「まぁ、厳しいけど、素直では無いって感じ」

 

「同じ事考えてた」

 

陸路で帰還中の北里達

 

「416らしいな。何事にも規則通りにやってそうだ」

 

 

 

 

「はい到着っと」

 

「しかしまぁ、厳戒そうな416があんなに洋一郎にくっつくとはなぁ……」

 

「お礼があったんだよ416は」

 

「と言うと?」

 

「まぁ……結構話が長くなるけど……その話はまた後で」

 

「( ゚Д゚)ゞ」

 

 

 

 

 

「ふぅ……ようやく離れてくれた。にしても、416も心配してくれたんだな」

 

ようやく離してくれた416から少し離れた所に座って休憩中の洋一郎

 

「北里達に会いに行くか」

 

 

 

「うぃーす」

 

「どうもーシ○ムでーす?」

 

「オフ会0人だろ。と言うか俺達オフ会あまりやってないし」

 

「そんな事より、俺達はどうなるんだ?」

 

「さぁ……まぁでも、ここの司令官は優しいからね。何とかしてくれると思うよ」

 

 

 

「―――という訳で宜しくお願いします」

 

あの後はジャンシアーヌ指揮官に会いに行った北里と大成

 

「失礼ですが、二人とも……?」

 

「「日本人」」

 

「あっ……はい」

 

 

 

 

「オーライ、オーライ……ストーップ!」

 

使われてない格納庫を借りることが出来た

 

「にしてもT-64か。大分旧式の戦車だぞ?何処でそんな骨董品を……」

 

「デカールも貼ってあるな。この太陽があらゆる方向に行ってるデカールだ」

 

「班長!戦車の中!武器が物凄く入っています!」

 

整備員は武器を取り出す

 

「えーと……RPG-7、AK-47、それと……日本刀かこれは?後は発煙筒みたいなのが十個位は有るな」

 

「完全に重装備……」

 

「それと燃料だ。戦車のガソリンは一滴も減っていなかった。何かおかしいぞこの戦車は」

 

 

 

 

「その格好なんだよ洋一郎」

 

「見た目通り東ドイツの軍服だろ。これがまぁ格好いいのなんの。お前らもソ連軍戦車兵の軍服だろそれ」

 

「帽子が格好いい」

 

「自衛武器はトカレフだ。勿論セーフティーがついてる方。暴発が怖いからね」

 

「さーて、ケイタイケイタイ」

 

「こんなWi-Fiすら通るか怪しいのにか?」

 

「ギガ数心配になるわ」

 

「まぁ……金は自分が払うからね。だいじょびだいじょび」

 

そして見たら何故かスマホの画面が割れていた」

 

「…………アアアァァァァ!!」(シ○テイル風)

 

とスマホを投げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第十九話

 

 

「暇……ですね」

 

「あぁ……暇」

 

戦車の上で座っている北里とM4A1

 

「最近の鉄血の動きが慌ただしくなってると聞いてますが……」

 

「慌ただしくなってるのは俺たちが出てきたぐらいの時だな。T-64で敵ぶっ飛ばし過ぎたか……?」

 

「えぇ……」

 

「そう言えば、鉄血工造とやらは幹部クラスのメンバーも居るんだろ?やっぱり幹部は強いか?」

 

「そうですね……エージェントとは戦った事はありますが、やはり強敵です。幹部クラスには警戒した方が良いですね」

 

と言っていると

 

「おっ、きたきた。大成だ」

 

「大成さんは何を?」

 

「あいつ航空機乗ってるな。しかもIL-10ときた」

 

「IL……10?」

 

「ソ連の航空機の名前……ってか、この世界にソビエト連邦なんてあんの?」

 

「有りますよ。新ソビエト連邦っていう名前ですが……それとドイツでは内戦が起き、東西に分裂したみたいですし……」

 

「また?まーたドイツ分裂したのか……分裂好きだねドイツ。昔他の国分割してたからそのツケが回ってきたのか……」(何を言ってるんだ?)

 

大成の乗ったIL-10は近くの草原に着陸した

 

 

 

 

 

「エンジンの調子は?」

 

「全然ダイジョーブ!爆弾もロケット弾も載せれるからええわ」

 

「鉄血の基地を攻撃するには画期的だな」

 

「整備はいらない、弾薬補給も要らない最高だな」

 

「あれ?洋一郎は?」

 

「さぁ……あいつは何処に居るんだ?」

 

 

 

 

 

洋一郎の部屋~

 

「うーん……ねみぃ……」

 

「あら、おはよう。洋一郎」

 

「ゑ?」

 

洋一郎が目を開けると、416が目の前に居た

 

「ゑ?何でここにおんの?」

 

「何で?逆に居ちゃいけない理由でもあるのかしら?」

 

「いや、無いけど……この状況は流石にまずいかなぁーって……」

 

とは言ったものの、416は洋一郎の胸に顔を埋める

 

「ねぇ……私って完璧よね……?」

 

「へ?まぁ、完璧だと思うけど……」

 

「そうよね……私は完璧よね……フフフフフ」

 

(なんかヤバそう)←語彙力消失

 

「分かったから起きよう。ね?」

 

「……分かったわ」

 

と416はベットから降りた

 

「でも、忘れないで。私は、洋一郎の事が好きってこと……」

 

と出ていった

 

「へ?」(何で俺の事を……?何でだ?)

 

鈍感力は人一倍ある洋一郎であった

 

 

 

 

「おっす、洋一郎。顔色悪いが大丈夫か?」

 

「おう……問題はない」

 

「そうか、大成がIL-10持ってきてくれた」

 

「IL-10?ミサイルの時代に?ジェット機の時代に?」

 

「IL-10だってP-80と戦ったんだぞ。23mmでしばけば何とかなるさ」

 

すると

 

ドカーン!!

 

「……襲撃だ!」

 

 



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第二十話

 

 

「襲撃だ!」

 

『総員警戒態勢!戦車部隊も確認した!』

 

「戦車ぁ!?タイプが分かれば……!」

 

「洋一郎"隊長"判断を任せる」

 

「え?ナンデ俺……はぁ、北里と大成はT-64戦車で援護!俺はIL-10で掃討する!」

 

「「了解!!」」

 

 

 

「敵PMCの襲撃とはね……!」

 

『ジャンシアーヌ指揮官!参戦する!』

 

「北里さん!?他にも!?」

 

『えぇ、戦車部隊も居ると聞いたので。敵戦車のタイプは!?』

 

「えーと……T-34が数両!」

 

 

 

 

「T-34か……85だったら厄介だが」

 

「殺ってやろうぜ。洋一郎もIL-10で奇襲攻撃してくれる!」

 

 

 

 

 

 

「敵が……多い!」

 

「SOP II!下がって!」

 

「りょーかい!」

 

他の人形達も応戦しているが殆どT-34の後ろに隠れていた

 

「全然壊れないよ〜!」

 

「これを投げます!」

 

M3が手榴弾を投げ、T-34の後ろに居た敵が何名か吹っ飛んだ

 

それと同時に

 

ドカーーン!

 

「何!?」

 

T-34が一瞬にして破壊された

 

「あれ見て!」

 

AR-15が指差す所に居たのは

 

「……洋一郎さん!」

 

 

 

 

 

「殺ったぜ」

 

ロケット弾をぶち当て、破壊した

 

「さーて、残党狩りのお時間〜♪」ダダダダダダダダ

 

NS-23で敵を掃討していく

 

地上では

 

「二―マムも来たようだ。相当の戦力だな」

 

「ただ」

 

「俺たちなら」

 

「「対処可能だ」」

 

ズドーン!!

 

二―マムを戦車で破壊していく

 

反撃はあるが、傾斜装甲のおかげかは知らんが、敵弾が跳ね返っていた

 

「洋一郎気をつけろ!PMCも戦闘機を投入してきた!コルセアだ!」

 

 

 

 

「うえ……コルセアまで投入してきたな……てか時代背景おかしい気がするのだが……」

 

と言っていたらブローニング六門が放たれた

 

「やるか!?よし格闘戦だ!」

 

低速域のコルセアは機動力が落ちる。War Thunder空で何度も見た光景だ

 

コルセアはオーバーシュートして前に出てしまい

 

「ソビエトバイアスを喰らえ!」ダダダダダダダダダ

 

コルセアは火を吹いて落ちていった

 

 

 

 

 

「……わーお」

 

「すごい戦闘だったようですね……敵が少し可愛そうに見えてきました……」

 

グリフィンの人形達はそのまま敵を押し返し、撤退させた

 

「どもー」

 

「北里さんと大成さんだ」

 

「お二人とも、怪我はないですか?」

 

G36が心配そうに聞く

 

「問題はない。鉄血の次はPMCと来たようだな……」

 

「手を組んでるのかもしれないな」

 

と言っていたら

 

「ねぇー!この敵どうする!」

 

M14が敵を引きずりながら聞いてきた

 

「ご主人様、どうしますか?」

 

『連れてきて』

 

「分かりました」

 

 

その後は洋一郎も無事帰還した

 



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第二十一話

 

 

尋問室(迫真)

 

「話すことなんかねぇよ!」

 

「駄目です指揮官。全く話が通じません。ここは私達にお任せください」

 

「洋一郎さん達が?大丈夫ですか?」

 

「問題ないでーす……だよなぁ?」

 

「「あぁ」」

 

(あっ……これ本当にマズいやつだ……)

 

ジャンシアーヌ指揮官は危険を察知し、退席した

 

 

 

 

「おい、おい。お前らの目的はなんだ?うん?」

 

「あっ!お前等例の日本人だな!この東洋の猿が!」

 

「イラッ……中国人よりかはマシだ」

 

「へ!アジア人なんて同じようなもんだろ!」

 

「さっさと話さないと隊長のパンチが来るぞ?良いのか?」

 

「ふん!どんとこいやぁ!」

 

「だそうだ。隊長。始末してください」

 

「よしきた!日本人舐めるなぁぁ!!」

 

 

 

 

 

―――五分後

 

「よし……こんなもんか」

 

「Ω\ζ°)チーン」

 

「おいおい、こいやって言ったのはどこのドイツや?」

 

「おい、おい、喋る気になったか?」

 

「」コクッ

 

それからその傭兵は喋った。鉄血と手を組んでること。戦術人形も捕虜にしていることであった

 

「まさかとは思うが……ヤッてたりはしてないだろうな?」

 

「…………俺はしてない。上の連中だ」

 

「そうか。じゃあ、その基地に位置を教えてくれ」

 

 

 

 

「はい、報告書。あのPMC、鉄血と手を組んでるみたいだ。それと戦術人形も捕虜にして楽しんでると。何がとは言わんが」

 

「そ……そう……分かった。命令を出しておく」

 

 

 

 

 

「ロケットトラックでなにか出来ないかな?」

 

「お……wこの映像は……w」

 

「あのBGM流してよ。モスカウ」

 

「音割れねw」

 

「じゃあイクヨー」

 

『おっさんボートでへーこらホーヘイ!ヘイ!ヘイ!』

 

『モスカウ!モスカウ!夢見るアンディさん!おっさんですかシャアですか!オッホホホホヘイ!』

 

ロケットトラックから無数のロケットが放たれる

 

「わおwすげ」

 

「これがロシアンバイアス」

 

「ってもう撃ち切ってるじゃん。減りだけはくそ速いな」

 

「でこのロケット。どこに撃ち込まれるの?」

 

「さっき言ってた基地」

 

「「あっ」」

 

 

 

 

 

 

「おい、あれは味方が発砲したものだと思うか?」

 

「ロケットを?RPGでも撃ってろって話?」

 

「違う違う……なんだこの音は?」

 

ズドーン!!ドカーーン!!

 

「攻撃!?どこからだ!」

 

「取り敢えず逃げr」

 

ドカーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわ……完全に破壊されてる……」

 

「ロケット最強論」

 

「捕虜は地下に居るさ。生きてはいる」

 

その後は地下室を見つけ、捕虜になった戦術人形を救出して、さっさと撤退をした

 

 

 

 

 

「はい、帰ろ帰ろ!飲もう!」

 

「はい、缶 ビ ー ル」

 

いつもと変わらなかった

 

 



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第二十二話

 

 

 

「……さみぃ」

 

「とうとう雪が降ってきたか?一年ももうそろそろで終わりだ」

 

「そんな中俺等は……?」

 

「War Thunder」

 

「COD」

 

「だよなぁ……」

 

 

 

 

 

「子供も遊んでるな。平和なものだ」

 

「北里。お土産屋があるぞ。よっていくか?」

 

「おう。洋一郎。お前もどうだ?」

 

「俺は……いいや。少しここら辺歩き回ってくる」

 

「分かった。じゃあ、なんか買うか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……で?さっきからつけてくる人は誰だ?」

 

「あら……もうバレましたか」

 

その女性は見たことある人だった

 

写真ではあるが

 

「……お前、代理人?」

 

「当たりです。今日はお休みでしたので。来てみました」

 

「来てみましたって……なんで?」

 

「貴方が気になった……それだけです。鉄血の中でも、貴方達は特に話題に上がってますので」

 

「へぇ……悪い意味で人気者だな」

 

「そうですね。……では、行きましょうか」

 

「へ?」

 

「ちょっとした……デートですよ♪」

 

「はぁ……分かったよ」

 

「ありがとうございます」

 

代理人を案内することになったが、本当に今日は非番みたいだった

 

結構なんか……表情には出してないけど楽しそうだとは思っていた

 

 

 

 

 

「今日は楽しかったです」

 

「それは良かった……これ誰にも知られてなければ良いのだが……」

 

「ふふ、大丈夫ですよ。ただのカップルだって皆思いますから。それでは私は失礼します」

 

「……おう」

 

代理人は森の中で消えていった

 

「ってか、なんで堂々と来れるのやら……監視も隙だらけだな」

 

と思いつつ、北里達と合流するために戻っていった

 

 

 

 

 

「おう洋一郎」

 

「ジョギングはどうだった?」

 

「マラソンよりかはマシだな。マラソン直ぐ疲れる」

 

「今頃何やってんだろうなぁ……」

 

「友達は忘年会でもやってたら楽しい方だな。……ただ、今このご時世出来るかどうか分からないけど」

 

「コロ助め……」

 

雑談しながら基地に帰っていた三人

 

「そう言えば何買ったん?」

 

「なんか……ダイナゲートとか言う鉄血のワンワンを買ったよ」

 

「え……ようそんなん売ってたな」

 

「子供にも人気らしいよ」

 

「まぁあの見た目だしねぇ……大人は分かってるんだろうけど。大成は?」

 

「抱き枕」

 

「……まさか同じの?」

 

「うん。同じ」

 

「えぇ……」

 

と話していたら基地に着いていた

 

 

 

 

「戦車も冬仕様になってて草」

 

「擬態率99%」

 

「後の一%どこだよ」

 

「良し!今日は寝る!疲れたぁぁ!」

 

全員自分の部屋で寝た

 

大成の部屋は何故かSOPIIが居た

 

鉄血のワンワン抱き枕をどうやら気に入ってるらしい

 

今日は運が良く出撃も無かったので、G36に叩き起こされるまで寝た

 

 



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第二十三話

 

 

 

「寒くなったら鉄血も休まるかと思ったが……」

 

「ですよねぇ……」

 

現在任務中に攻撃にあい、離れ離れになった洋一郎とM4

 

「食糧は……え?セ○ンで買った鮭おにぎりぃ?とタバコ用ライター。誰だよこんなの入れたやつ」

 

「でも……なにも無いよりかはマシです……」ブルブル

 

「……着るか?」

 

と東ドイツのコートを渡す

 

「え……でも、洋一郎さんは……」

 

「大丈夫大丈夫。大和魂で耐えるから」(精神論)

 

「……ありがとうございます……」

 

「なーに、気にすることはないさ」

 

M4はコートを着る

 

「少しですが……温かいです……」

 

「済まない。これ以上は温かい物は……いや無理だ。ライターでも煙を出したら見つかるかもしれんな」

 

「無線は……私のは駄目でした」

 

「……すまん。俺も無理だ。毎回のようにノイズが聞こえてくる。……ジャミング装置でもあるのか?」

 

「……どうしますか?私達」

 

 

 

 

 

 

「まずったな……洋一郎とM4が行方不明だ」

 

『どういうこと!?』

 

「えーと……鉄血の襲撃を受けて、森に転進したんですが……その時に行方不明に」

 

『無線はどうなの?』

 

「指揮官、無理です。無線が全く繋がりません。ネゲヴ小隊とも合流済みですが……どうしましょうか?」

 

『……待機して』

 

 

 

 

 

「はぁ……何故二人が行方不明に……」

 

「あ。もしかして例の日本人?」

 

「えっと……?」

 

「はじめまして。私はネゲヴ小隊のネゲヴよ。戦闘のエキスパートなんだから!」

 

「は……」

 

「もう一人は?」

 

「大成か……あいつは後で来るよ」

 

「ふぅーん……で。二人の目星はついてる?」

 

「洋一郎とM4か……分からん。鉄血もこの季節を好機と見なしているみたいだし……今回の目標はジャミング施設の破壊だろ?」

 

「そうね」

 

「……さっさと破壊しない限り、二人との通信回復は望めない」

 

すると

 

「やぁ!ネゲヴ。隣が例の東洋人か?」

 

「そうよ」

 

「初めてやなぁ。東洋人……特に日本人と会話すんのわ。私はガリル。よろしくやで〜」

 

(関西弁……)

 

「あぁ、はい。宜しく」

 

「ちょ……ちょっと、握手してもええか?」

 

「?はい」

 

北里は手を差し出す

 

「ありがとう。日本人とも握手出来たやで!」

 

「はは……」

 

『おい聞こえるか?もうすぐ着く』

 

大成が乗ってきたのは

 

「いや……これ全員乗れるか?」

 

「……砲塔回さなければ、問題ないやろ」

 

BMP-2Mだった

 

 

 

 

 

『皆聞こえる?ここから先は無線は聞こえなくなる。救助も呼べない場所よ。迅速にジャミング施設を破壊して』

 

「……無線が聞こえんのかぁ」

 

『ザザッ……』

 

「もう聞こえんくなった……強すぎだろ」

 

『フフッ……来たようだな』

 

「誰だ!」

 

『そうだな……私の名前は』

 

 

 

 

『アルケミスト。と言っておこう』




BMPで敵地進撃は自殺行為なのかな?

キャラも何人か出さんと……大変な事になっちゃう


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第二十四話

M16ってかっこいいですよね
まぁAK-47も好きなんですけどね!


 

 

 

「ここでボスが現れたか……楽な任務では無さそうだ」

 

「なにか作戦はあるのですか?」

 

TAC-50が聞く

 

「さぁな……無線はアウト。洋一郎とM4が無事という保証がねぇ……」

 

「ま!ぱぱっと済ませようよ!」

 

UZiが言う

 

「そうね。戦闘のエキスパートの力、見せてあげる!」

 

『頼りになるな』

 

M16は聞いていたようだ

 

「ところで、貴女の隊長さん、例の日本人と一緒に居るんでしょ?」

 

『?そうみたいだが』

 

「今居ない所を狙って『ガンッ!!』」

 

『……それ以上言うと口を縫い合わすぞ』

 

「……oh」

 

『SOP IIが』

 

『もし言ったら、本当に口を縫い合わすからね!』

 

「……ごめんなさい」

 

(笑)

 

「北里!笑ったね!?その心笑ってるよねぇ!?」

 

『プッ……www』

 

大成もツボったようだ

 

皆戦場を忘れて笑った

 

M16はどこから持ってきたのか缶ビールを飲もうとしたらAR-15に開けたばかりの缶ビールを捨てられた

 

「」ショボン……

 

「はは、M16も相変わらずだ」

 

「大成、そこじゃないかしら?」

 

「……でか、そして」

 

ダダダダダダダダダ!!

 

「めっちゃおるやないか!」

 

「バックやバック!」

 

北里とガリルが叫び安全な所でおろした

 

「BMPは……は?ロケット発射機いかれやがった。修理は無理だな」

 

「諦め早すぎ」

 

ネゲヴに言われた

 

「修理キットでもあれば良いんだが……生憎そんな物は無かった。……消化器とフックならあるんだが」

 

「フックで隔壁壊せへんのか?」

 

「……砲弾でぶっ壊す」

 

 

 

 

 

「よっしゃあ!薄っぺらくて良かったぜ!」

 

「ジャミング施設は、この奥にもあります!アンテナを利用してますわね」

 

「TAC-50、これ」

 

「C4……ですか?」

 

「複数人でやったほうが効率いいだろ?」

 

「……そうですね!早くしましょう。味方が奮戦してる今のうちです!」

 

 

 

 

 

北里、TAC-50、ガリル、がジャミング装置を破壊しに行っていた

 

『死ねやスクラップ共がぁぁぁぁ!!』

 

「……大成ってこんな人なの?」

 

「さぁ……ただ、今日は気合が入ってるみたいだ。……ちょっと一杯」

 

「M16?M4に言いつけるよ?」

 

「……ゴメンナサイ」

 

「言われたね〜!」

 

「」

 

『M16、俺が奢るから元気出せ』

 

「……それとM4のことも」

 

『わーってる。今はこの敵を全員始末してからだ!』

 

「わ!弾切れ!リロード↑」

 

 

 

「北里さん!C4設置完了しました!」

 

「よし……遠隔操作にして……全員退避!退避だ!」

 

全員退避し

 

「爆破!」ぽちっとな

 

ドカーーン!!

 

 

 

 

『M16姉さん!?』

 

「えむふぉ……心配したぞー……グスン」

 

「大成……奢ってくれるか?」

 

「……おう」

 

「任務成功ね」

 

BMPで全員帰還した




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第二十五話

 

 

 

「……結局アルケミストとは交戦しなかったな」

 

「そうだな……ジャミング装置を破壊した後はどこかに消えてったみたいだ」

 

BMP(その後大成がウクライナ陸軍仕様にしたが)でつまみと酒を飲んでいる北里とM16

 

「ほんとに今更だけど、何故銃の名前なのか、分かってきた気がする」

 

「ほう?」

 

「あくまで予想だからな。……失った時の喪失感はでかいと思うんだ。それが人の名前ならなおさら。友人を失うっていうのは……ずっと心に残る」

 

「……確かに」

 

「……なんで、ニホンは消えちまうし……WW3滅べ!」

 

と北里は缶ビールをそのまま飲んだ

 

「お代わりは大量にあるぞ?」

 

「……ヒエッ」

 

おい、大成、お前BMPにどうやって冷蔵庫を付けやがった?

 

すると

 

「あら、ここに居たの?」

 

AR-15が来た

 

「あぁ、ちょっと月を見ながら談笑を」

 

「……私も良いかしら?」

 

「お、珍しいな。AR-15が」

 

「今日は飲みたい気分なのよ」

 

(AR-15って酒強いん?)

 

(うーん……酒は飲めないことは無いが……ああなるぞ)

 

(え?)

 

「もう、つがれだ〜……休みたい〜」

 

「「じゃあ寝ろよ」」

 

「ぎょうは飲みたいのー!北里〜」ハグ

 

「おいAR-15!お前いつの間に二本飲んだ!?」

 

「……北里?」

 

「M16!お前はそんな顔で見るな!」

 

「えへへ〜、北里の身体、あったかいよ〜……スー」

 

「あら……寝たみたいだな」

 

「酒は飲めないことは無いが、弱いんだな」

 

「……お前お願いな」

 

「え?AR-15を部屋に連れて行けと?」

 

「そうだ、私はここで待ってるから」

 

「……はいはい」

 

 

 

 

 

 

「うぅん……」

 

「……寝顔可愛いな」

 

AR-15を抱っこして部屋に向かってる北里

 

AR-15は北里の胸に顔を埋めていた

 

「スー……スー」スリスリ

 

「……寝てるな。よし、ここに」

 

部屋に着き、AR-15をベットに置き、離れようとした時

 

「待って〜」ガシッ

 

「ゑ?」

 

AR-15に掴まれた

 

「……一緒に寝て」

 

「……は?」

 

 

 

 

 

「…………」

 

(うーん、この状況……なにか……やばい!)

 

AR-15と(強制)寝ることになった北里

 

「北里……」

 

AR-15はこっちを見ると

 

「好きだよ……北里……」

 

「!?」

 

その後はAR-15からキスをしてきた。

 

それとあんなことやこんなことをやった

 

 

 

 

 

「で?何か言うことは?」

 

「えーと……無いです……」

 

M16に尋問されている北里

 

「北里……これは現行犯だぞ?」

 

「M16、これは私からやったの」

 

「……はい?」

 

 

 

 

 

 

「大成、お前どうやってBMPに冷蔵庫を付けたんだ?」

 

「あれか?ありゃ、少し改良しただけだ」

 

「へぇー……」

 



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第二十六話

 

 

 

「フゥゥゥゥゥ!!」

 

空き地でBMPをドリフトさせていた大成

 

それと積もった雪に

 

「突撃―!!」

 

雪を蹴散らした

 

BMPが真っ白になっていた

 

「楽しそうですね。大成さんは」

 

「あいつBMPを使うのは上手いからなぁ。……でも相変わらずロケット発射装置が凍結しててイライラしてるけど」

 

空き地に来ていた洋一郎とM4

 

M4は洋一郎から貰ったロングコートを来ていた

 

 

 

 

「あぁ……ショルイ……ショルイやらなきゃ……」

 

ジャンシアーヌ指揮官は書類整理に取り組んでいた

 

「ジャンシアーヌ指揮官……大丈夫ですか?」

 

カリーナも心配していた

 

 

 

 

 

「なんでウクライナ?」

 

「ウクライナもBMP持ってるだろ」

 

「だからってウクライナの国旗をでかでかと貼らなくても……」

 

「これが格好いいんだよ。Z野郎を叩き潰してるんだ」

 

「Z野郎……」

 

 

 

 

 

「おいおい……鉄血の襲撃だ!」

 

『BMPで応戦するぜ!』

 

基地を襲撃された

 

『皆、大丈夫!?』

 

「指揮官!敵の数、相当数です!敵も本気できたな!」

 

『鉄血も潰しに来たって感じね……』

 

 

 

 

「大成大丈夫か!?あいつ前線に居るが」

 

『問題ない!味方の援護のお陰でこっちも暴れられてるんだ!』

 

「OK……北里はどうだ?」

 

『準備完了、狙撃班は配置に着いた』

 

『こっちもOKよ』

 

 

 

 

「AR-15、狙撃の腕は?」

 

「こう見えても狙撃は優秀なのよ?」

 

「頼もしい」

 

63式歩槍を構える北里

 

「じゃあ……いっちょやりますか!」

 

「そうね。やりましょう」

 

ズダン!

 

 

 

 

「死ねぇぇぇぇ!スクラップ共がぁぁ!」

 

ダダダダダ!!

 

『大成さん!援護します!』

 

「MP5!G3も居るのか!」

 

『はい。これなら問題ないはずです』

 

「BMPを盾にして敵を倒せ!」

 

と誰かが入ってきた

 

「ご主人様の命令で来ました。大成様、ご指示を」

 

「G36……そこの箱を取ってくれ!」

 

「承知しました!」

 

 

 

 

 

「フッ……やるな、戦力の七割は全滅か……」

 

『アルケミスト、聞こえますね?』

 

「どうした代理人?今は忙しいのだが」

 

『例の人間も参戦してるとのことです』

 

「だろうな。そいつらが参戦していない限り、こんな損害がでるとは思えないがな」

 

『アルケミスト、貴女は洋一郎を始末か、連れてきなさい。手段は問いません』

 

「……何故連れていきたいんだ?」

 

『私達のご主人様が気に入っているんですよ……命令は以上』

 

「……りょーかい。……ふっ、早急に済ませてやるよ」

 

 

 

 

「行け行け!前進せよ!」

 

大成のBMPは更に突き進み、敵を吹き飛ばした

 

そんなときだった

 

「え?」

 

洋一郎の隣に立った人物は

 

「み~つけた!」

 

「アルケミスト!貴さm」ガンッ!!

 

「……沈黙確認。連れて帰る」

 

洋一郎は連れて行かれた!!

 

「待てや!」ダンダン!!

 

「ふっ、当たると思うなよ?」

 

アルケミストは消えてしまった

 

 

 

 

「S○○t!連れて行かれた……!」

 

大成はBMPの中で計器を殴った

 

「大成様……」

 

「……スマン。少し降りる。何かあったら教えてくれ」

 

「承知しました」

 

 

 

 

 

「どうする?洋一郎はWar Thunderの搭乗員みたいだったら良いのだが……」

 

「あ〜……多分あいつなら大丈夫な気がする」

 

「と言うと?」

 

「あいつはそう簡単にはくたばらん。ヤンキーに絡まれても撃退してきた男だ。あの見た目だけどな」

 

「……ジャンシアーヌ指揮官に報告してくる」

 

 

 

 

 

 

「あ”!?ここどこだゴラァ!?」

 

捕まっても喧嘩腰は変わらないみたいだ

 

 

 

 

 

 

 



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第二十七話

 

 

 

「そうですか……」

 

「隊長が狙われました。しかし隊長を使って一体何を……」

 

「分からない。ただ、早急に救援する必要がある。指示があるまで待って」

 

「……了解しました」

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、あいつ居ねえとなんかイライラする。あぁシャイセ!!」

 

ドイツ語で暴言言いながら北里はBMPに積んであった缶ビールをヤケみたいに飲んだ

 

「北里様……あまり飲まれないほうがよろしいかと……」

 

「G36……すまん、みっともない所を見せた。敵は確認できたか?」

 

「いいえ。敵反応はありませんでした」

 

「そうか……ちょっと用事を思い出した。席を外す」

 

「かしこまりました」

 

 

 

 

 

「で?何かいい案はあるのか?」

 

「……考えはある」

 

「……例えば?」

 

「報復攻撃」

 

「……いい考えだ」

 

 

 

 

 

「んで、目星はついてるのか?」

 

この後ジャンシアーヌ指揮官に頼んで、洋一郎救出作戦が始まった

 

『今考えてあるのは前破壊したあの基地だ。ジャミング装置は破壊したが、おそらく機能はまだ健在であろう』

 

『皆、大丈夫?』

 

「指揮官、目星はついています。恐らくあの基地『ザザザー!』!?チッ、無線が切れたか」

 

『おやおや……随分とご立腹そうだな?人間?』

 

「氏ねや」

 

『……直球過ぎないか?』

 

「黙れ、カス。さっさと居場所言わねえとそっちにカチコミに行くからなゴラア!!」

 

『なーに……まだ生きてるさ。ただ、私の元まで来れるかな?』

 

ダダダ!!

 

「待ち伏せだ!」

 

「BMPを使って前進や!」

 

 

 

 

 

 

「お……多すぎ……」

 

「だが?弾薬はたくさんある」

 

ズドーン!!

 

ヴェスピドやリッパーの混成部隊がめっちゃ居た

 

それとダイナゲートの大群も

 

「ワンワン何匹居るんだよ!?101匹ダイナゲートか!?」

 

『私が応戦します!』

 

G36がBMPの車載機銃で応戦する

 

「わーお……優秀だな」

 

『お褒めの言葉、感謝します』

 

「って一匹まだ生きてる。ちょっと待ってて」

 

 

 

「って言うわけで捕獲しまっした〜」

 

「クゥ〜ン……」

 

北里はダイナゲート一匹を捕獲した

 

「ってか普通に可愛いな。これ好きな人居る?」

 

 

 

 

「さて……こんだけ近づいたんだ。えーと、あれが基地か……」

 

『基地の規模は小さいが、その代わり敵の数は多い。うーん、どうするかな……」

 

「…………」ゴクゴク

 

「M16、お前こんな時でも飲むのか?」

 

「BMPにジャック・ダニエルが置いてあってよかっt「M16姉さん?」……ア」

 

「帰ったら……覚悟して?」

 

「ハイ……」

 

「あ、良いこと思いついた。このBGMを大音量で流せば」

 

北里が選択したのは、War Thunderの中国BGMだった

 

「そのBGMは?」

 

M4が聞く

 

「とあるゲームの国のBGMさ!」

 

 

 

 

「あ?このBGM……」

 

洋一郎は気づいたみたいだ

 

「チッ……もうここまで来たのか」

 

「あ”ーなんややる気出てきた!オラァ!!」

 

「な!?」

 

自分で縄を解いてアルケミストに体当りした

 

 

 

 

 

 



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第二十八話

 

 

救出に来る三時間前のこと―――

 

 

 

「あ”?ここどこだ!?」

 

目を覚ました洋一郎

 

「って……クソ、革ベルトか……」

 

手術台みたいな所で拘束されていた

 

手と脚に

 

「チッ……革ベルトはきついな……少ししか動かん」

 

すると

 

「目を覚ましたな。人間」

 

「……一番会いたくないな。特にお前は!」

 

アルケミストが来た

 

「フフッ、酷いじゃないか。まぁ……それがいつまで続くかっていう話なんだがな」

 

「何……?」

 

アルケミストは注射器を持っていた

 

結構怪しめの……

 

「……おいおい、なんかの冗談だよな?ってかなんだその薬は!?」

 

「そんなに怖がらくても良いぞ?決して命に関わるものじゃ無い……ただ、少しお前の動きが制限される特殊なお薬だ」

 

「いや思いっきり怪しいのですが?」

 

「フフ……さーて、ここにチクッと」

 

首元に注射器を刺した

 

「いっ……」

 

注射器は相変わらず痛い……

 

「このぐらいで良いかな?」

 

この効果は直ぐに現れた

 

「が……なん……だ……?」

 

動かない。さっきまで少ししか動かなかった手足も今はピクリとも動かなかった

 

「効果時間は三時間ぐらいだ。さーて、ショータイムの始まりだ……」

 

 

 

 

 

 

「ガハッ!!」

 

「ハハ!良いぞ!その声でもっと鳴け!もっと楽しませろ!」

 

殴られたり蹴られたり……やべえ……いつかガチで死にそう

 

……なんで自然治癒能力が今ここで発揮するんですかね!?

 

タイミングを考えろ!

 

「ん?傷が治ってるなぁ?もしかしてそういう能力でも持ってるのか?」

 

「ちげえよ……だだ……タイミングを……考え……無いだけ……だ……」

 

「ハハハ!これは良いことを聞いた!……もっといじめてやる。覚悟しろよ?」

 

 

 

 

「死ぬ……死ぬ……!」

 

「ハハハ!ただ棒で殴られてるだけじゃないか?人間はこうも脆いんだな」

 

次やられたら本当にやばい―――そう思ったときだった

 

ズドーン!!

 

「チッ、こんな良い時に……」

 

それと同時に洋一郎の受けた傷も治り

 

「ウオラア!!」

 

「!?」

 

いつの間にかロープを解いた洋一郎

 

「この!野郎!氏ねやぁ!!」

 

「…………」

 

アルケミストはうんともすんとも言わなくなってしまった

 

「BGMも……War Thunderの中国じゃねえか。俺の二番目に大好きなBGMだ」

 

因みに一番はドイツ、オーストラリアのBGMが好き

 

「あ〜あ……服も高いと思うのに……生きてるだけマシか」

 

 

 

 

『よう、まだ生きてるか?』

 

「ピ○シーか北里?」

 

『洋一郎さん!あぁ良かったです!まだ生きてて!』

 

M4が一番声が大きそうだ

 

『救助を送る。アルケミストは?』

 

「倒し……あら?居ねえ!」

 

あのサゾ女!どこに行きおった!?

 

「あ〜……どこかに居る。完全に見失った」

 

『マジか……武器は?』

 

「トカレフだけならあるぞ?」

 

『……あるだけましだな。こっちはAR小隊などと共にBMPで凸るから』

 

「了解」

 

 

 



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第二十九話

 

 

 

「突撃開始!」

 

大成はBMPを操縦、G36は車載機銃で発砲した

 

「皆行くよ!」

 

 

「おう!」

 

「いこいこ!」

 

「そうね」

 

AR小隊全員も突撃した

 

ネゲヴ小隊なども、参戦した

 

 

 

「広っ……こんなにでかいとは思わんかったわ」

 

ガリルが言う

 

「アルケミストは死んでないと聞きますわ……警戒しましょう」

 

「そうだね。警戒警戒」

 

 

 

 

『ヴェスピドの数は少なくなってきたな!』

 

現在大成とG36がBMPで大暴れ中

 

「RPGを構えて……ファイア!」

 

北里はBMPに載せてたRPGで敵を吹き飛ばす

 

「良し!RPGしか勝たん!」

 

「北里!扱いには気をつけてくれよ!」

 

「わーってる!敵を倒せば良いさ!」

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……トカレフだけじゃきつい……!」

 

洋一郎は敵基地内に居た

 

ヴェスピドの奴らが多すぎた

 

「連射力が桁違いだ……!誰か早く来てくれー!」

 

 

 

 

『誰か早く来てくれー!』

 

「!声だ!」

 

「北里さん!目標の声を確認!恐らく洋一郎さんで間違いないです!」

 

『分かった!俺も後でそっちに行く!』

 

「お?あれとちゃうんか?おーい、ここやー!」

 

「ハァ……ハァ……助かった……」

 

「洋一郎さんですね。無事で良かったです……結構ボロボロになりましたね」

 

「生きてるだけマシさ。何か弾薬は無いか?」

 

「ほら。これ北里からやで」

 

ガリルから渡されたのはAK-47(グリップ折りたたみ式)である

 

「わーお、ありがとう」

 

「礼は北里に言ってや〜」

 

「良し、ここから脱出しよう」

 

「了解」

 

 

 

 

『目標回収!今戻ります!』

 

「分かった!全員、ネゲヴ小隊が戻る!俺たちはここで援護するぞ!」

 

「分かったわ」

 

「よっしゃあ!帰ったら祝杯だ!」

 

「M16姉さん……」

 

「鉄血は一掃するよ!」

 

ダガダガダガダガ!!

 

 

 

 

敵基地内部

 

「クソ!敵か!」

 

リッパーの軍勢に阻まれたネゲヴ小隊

 

「スペシャリスト舐めないでね!」

 

ダダダ!!

 

「敵が多すぎるんや!アホ!」

 

「畜生!後少しだ……!」

 

すると

 

ズドーン!!

 

「何!?」

 

「ハハハ……大成もやるじゃねぇか!」

 

大成のBMPが壁を破って突撃した

 

 

 

 

「お見事!」

 

『早く!今なら行けるぞ!イケイケ!」

 

ダダダダダダ!!

 

「行こう!」

 

 

 

 

 

「ふぃー……助かった……」

 

あの後は基地を制圧した

 

だが、アルケミストは消えていたと言う

 

「あのサゾ女……次あったら覚えてろ……」

 

 

 

「指揮官との通信も回復しましたね」

 

M4が言う

 

「そうだな……こんなみっともない姿見せてスマンM4 ……」

 

「いえいえ!私は洋一郎さんが無事ならそれで良いんです!」

 

別の場所では

 

「よーし!今日は飲むぞー!」

 

BMPについてる冷蔵庫から缶ビールを取り出すM16

 

「私も一杯良いかな?」

 

「ネゲヴ?珍しい。酒飲むのか?」

 

「今日は飲みたい気分……ふぅ……落ち着くわね」

 

大成は

 

「やっべ……体当たりの衝撃で発射機完全にいかれた……」

 

「だから無理をしないほうが良いと……」

 

G36とミサイル発射機修理に苦戦していた

 

 

 

「ふぅ……皆無事で良かった……」

 

「そうですね。それとジャンシアーヌ指揮官」

 

「?」

 

「書類の方も宜しくお願いしますね」

 

「アッハイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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第三十話

 

 

 

「極秘……作戦?」

 

ジャンシアーヌ指揮官から急ぎの案件があると言われたので来た洋一郎達

 

「そう。人形の救出よ」

 

「「「ゑ?」」」

 

 

 

 

 

 

「んで、突入するのはこの家だ」

 

木造建築の家だった

 

「只の家」

 

「確かにそうだが……只の家にしては武装した兵が多い。因みにな、この作戦は3人だけだ」

 

「「ゑ?」」

 

「極秘やからな」

 

「俺たちに極秘もクソも無いだろ」

 

「良いか二人とも?本日の救出対象はSTG44、M1ガーランド、G36cの三人だ。救出方法は2つある隠密か、派手に行くかのどっちかだ」

 

「うーん……もう、きっぱりに行こうぜ」

 

という訳で派手に行くことで決まった

 

 

 

 

 

「武器を載せろ。特殊部隊並みのやつだ」

 

あったフォードクラウンビクトリア(警察仕様)でトランクにいろいろ詰め込む

 

「防弾チョッキ、手榴弾、M4カービン等など……ホントに重武装だな」

 

「よし……全員準備できたな!乗れ!作戦開始だ!」

 

ウー!ウー!

 

サイレンを鳴らして、目的地へと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし……ここだな」

 

途中でサイレンを消した洋一郎。バレたら最悪だからだ

 

「……確かに木造だな。隠すのにはうってつけの場所だな」

 

大成は双眼鏡で確認する

 

「見張り正面入り口に2、ベランダにはスナイパーだ」

 

「さぁ……ショータイムの始まりだ!」

 

と言い、歩いていく

 

「おい、そこの三人、止まれ」

 

2人がAK-47を構えるが

 

「死のお届け物でーす!」

 

パシュン!!

 

「グハッ……」

 

「ギャッ……」

 

北里と大成がサプレッサー付き拳銃で仕留め、スナイパーも洋一郎が始末した。どうやらバレてないらしい

 

「おっと、ここにもピンポンあるじゃん。ポチッとな」

 

ピンポ~ン

 

『誰だ?』

 

「FBI!OPEN UP!!」

 

ガシャン!!

 

洋一郎がドアを蹴破って突入

 

北里は天井から3人が拘束されてる場所にたどり着いた

 

「な!なんだ貴s「ダンダン!!」ぐわぁ……」

 

と倒れた

 

「た……助けが来ましたの?」

 

「あぁ、極秘作戦だ。と言っても、これじゃ極秘もクソもないが」

 

「おーい!見つけたぞ。恐らく三人分のだ!」

 

北里はSTG44、M1ガーランド、G36cを持ってきた

 

「あ、ありがとうございます」

 

「んで、これで全員か?」

 

「えぇ。問題ありませんわ」

 

「脱出するぞ……待て」

 

外を見ると、黒いシボレーの四駆が2台ぐらい来た

 

「チッ、増援か。だれかバラしやがったな。3人とも戦えるか?」

 

「はい」

 

「問題ありません」

 

「全員倒しますわ!」

 

 

 

 

はい、皆大好き銃撃戦です

 

「北里!グレポン持ってるか!?」

 

『無いよ!火炎瓶なら!』

 

「良いの持ってるじゃねぇか!」

 

と言っていたら

 

「皆!乗れ!」

 

バンに乗った大成が居た

 

「3人とも、ここは任せろ。行け!」

 

3人ともバンに乗り込んだ

 

「いけいけ!ぼーっとするな!」

 

バンは走っていき

 

「逃げるぞ!」

 

クラウンビクトリアで逃走したが

 

ダダダダダ!!

 

「しつけえな!そろそろ帰れ!」バンバン!

 

「そうだ!この車!スパイクベルトあるか!?」

 

「こんな状況でそんな便利なものなんて」

 

テッテレースパイクベルト〜

 

これを使うと、どんな車も瞬時にパンk

 

「やめなさい」

 

「はい、えーと、ここをこうしてこうすれば、ハイ完璧!」

 

北里は後部座席に移り、ドアを開ける

 

「スパイクベルトは要りませんかー?」

 

と言いながらスパイクベルトを広げて投げた

 

バシュン!

 

「よし!相手はパンクした!」

 

シボレーの四駆は事故って爆発した

 

「大成に伝えろ。作戦成功とな」

 

 



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第三十一話

 

 

 

「救出作戦は大成功だ」

 

「乾杯!」

 

ビクトリアで祝杯を挙げている三人

 

「飲み過ぎには気をつけろよ?明日ももしかしたら任務があるかもしれん」

 

「はいはい」

 

「えーと、あるのはア○ヒビールとレモン○ワーがあるぞ」

 

「全部日本ので草」

 

「はは。飲もう飲もう」

 

 

 

 

 

「あぁ……頭痛い」

 

「だからあれ程飲むなと何度も……」

 

「洋一郎、大成。ミーティングの時間……洋一郎大丈夫か?」

 

「頭が痛いんだって。まぁ、大丈夫でしょ」

 

「……治ったらすぐに行く」

 

「「了解」」

 

 

 

 

「あれ、洋一郎は?」

 

「二日酔い」

 

「あぁ……大変だな」

 

M16が心配そうに言う

 

「んで、今日の任務はなんぞや?」

 

「鉄血の小基地を制圧する作戦よ」

 

AR-15が言う

 

「またBMPで行くか」

 

「乗っていきましょう」

 

 

 

「いつもと変わらないね」

 

「うん……暇だ〜!」

 

大成はSOP IIと話していた

 

「まぁ、着けば暴れられるけどな」

 

「うん!配線から一つずつ抜いてやるんだから!」

 

「おーう……」

 

あれがサイコ気質な女の子なのか……サイコのストカかな?(それほぼホラゲー)

 

一回北里はやったことはあるが……パソコンをひっくり返すほど分からないゲームだったらしい

 

後、キャラが怖いとか。たまにビックリして水を撒き散らしたことがあるとか

 

「はいはい、そのお楽しみは敵を一体ぐらい捕まえたらの話にして」

 

「うぅ、分かったよ……」

 

残念そうだ。どこか残念なんなのやら

 

「お喋りはそこまで。ここから鉄血の占領下よ。ここからは小基地を叩く」

 

「散開しましょう」

 

 

 

「最初はここだな」

 

丁度三チーム二人で分かれることが出来た

 

『皆準備は良い?』

 

『いつでも良いよ!』

 

「こちらも準備よし」

 

『良いね。良し、戦闘開始!』

 

 

 

 

 

「BMP最強!突撃DA!」

 

『氏ねぇぇぇぇ!!』

 

大成が運転している

 

「おっとぉ!?ここに食糧箱を発見!制圧まで後数秒だ!」

 

『北里!殲滅完了!小基地制圧!』

 

秒で小基地を制圧した

 

『こっちも終わったよ!』

 

『こっちもだ。敵の数が意外に少なかったな』

 

「はぁ?となると……やっぱり罠か?」

 

『おいおい、勘弁してくれよ。これから祝杯ムードの気分なのだが……』

 

『M16姉さん……』

 

『ギャアアアアア……』

 

『……なんか聞こえた?』

 

『SOP II、黙っといた方が良いよ』

 

『アッ、ハイ』

 

「……お、こんな所にパソコンが」

 

北里がパソコンを開くと

 

『へへへ〜、グリフィンと人間が来た!』

 

「……だれや」

 

『フフン、わたしは鉄血工造のデストロイヤー。ちゃんと覚えといてね?』

 

「皆、ボスが来た以上」

 

『『『『ゑ?』』』』

 

 

 

 



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第三十二話

 

 

 

「大成!逆探知出来たか?」

 

『あぁ!ここから数キロ先の森からだ!そこに敵基地がある!』

 

「よーし……ぶっ潰してやろうぜ!」

 

 

 

 

AR小隊を回収して、敵基地へ向かう

 

「逆探知機能なんてあるの?」

 

『大成がBMPを改修しまくるからなぁ……衛生を経由することになるが、それで分かるもんよ』

 

「今は急ごう。何があるか分からんからな」

 

 

 

 

 

『はい着いた。そして、めっちゃ居ます』

 

『氏ねぇぇぇ!!』

 

ダダダダダダ!!

 

鉄血も反撃してくるが、歩兵戦闘車はその程度では壊れない

 

「ここで降ります!私達は援護しましょう!」

 

AR小隊はBMPを盾にしながら援護する

 

『敵はどこだ!もう終わりか!?雑魚どもが!』

 

大成は口が悪くなっていた

 

『やめろ大成。口がわりぞ』

 

『すまん。つい本音が』

 

「敵は居ません!全員倒した模様です!」

 

『ふぅ……なんとかなったかな?』

 

『取り敢えず降りよ』

 

北里と大成はBMPから降りる

 

「わー、にしても森の中に基地があったんだな。分からん訳だ」

 

「デストロイヤーとやらはこんな所に?」

 

「逃げてるだろうよ。俺達を破壊するどころか自分の部隊が粉砕されてるんだ。逃げてても不思議じゃない」

 

「それと、さっき逆探知したら誰かと通信してる。相手は……ドリーマーァ?夢想家って意味だが……頭が夢想家じゃなければいいが」

 

 

 

 

「へクション!」

 

『ドリーマー、どうしたの?』

 

「誰かに噂されてる気が」

 

『どうせろくでもない事でしょ絶対!』

 

「うるさいわね。それで、ちゃんと逃げてるの?」

 

『うん。ドリーマーの言われた通りに逃げてる』

 

「どれどれ……ふぅ〜ん、あの人間も……これは楽しみねフフッ……」

 

 

 

 

「さーて……デストロイヤーはどこに……おい、あれを見ろ」

 

「発煙弾か?しかし何故こんな状況で?敵に位置を知らせるようなものだが……」

 

その発煙弾が下に落ちた後、爆発した

 

「な!?」

 

「爆発……何故だ?デストロイヤー、徹甲弾で自爆したのか……?」

 

と言っていたら

 

『あぁ……!皆、支援砲撃!支援砲撃が来るぞ!』

 

大成が叫んだ

 

「どういう事だ!」

 

『説明は後だ!後退後退!』

 

すると丘から何かが発射された

 

『やばい!発砲煙が見えた!回避行動に入る!』

 

ヒュウゥゥゥゥ……

 

ドカーン!!

 

「シャイセ!逃げろ逃げろ!飛ばせ!」

 

『分かってる!』

 

 

 

 

「一体何だったんだ……」

 

「恐らくあれは……ジュピターだな」

 

「M16、知ってるのか?」

 

「本来は軍の物なんだが……強奪されて鉄血の兵器に変わった」

 

「レールガンどどっちがマシなのやら……大成、損害は?」

 

「えーと……ミサイル発射機損傷、義帯も少し損傷してるが問題は無い。ただ、何故か冷蔵庫が使えんくなった」

 

「え?」

 

M16が即座に反応した

 

 



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第三十三話

 

 

 

「ジュピターを破壊しないと、進むのは困難だな。誰かが囮にならないと……」←ゲス

 

『えぇ……』

 

『支援砲撃呼ぶか?』

 

「呼ぼ」

 

『衛生を通じて支援砲撃を要請……よし!これでOK!』

 

『え!?支援砲撃呼んだんですか!?』

 

「M4、どうした?」

 

『いえ、なんでもありません』

 

 

 

 

 

ジュピターが設置されてる丘

 

ヒュウウゥゥゥゥ……

 

ドカーーーン!!

 

「ちょっとドリーマー!ジュピターが破壊されてるよ!?」

 

『え?どうやってよ。まさか、遠距離攻撃でも受けたのかしら?』

 

「あ……ジュピター全滅した……ってことは」

 

『おいゴラア!!支援砲撃でぶっ潰してやったぜ!今度はこっちの番だ!!』

 

北里が拡声器で叫ぶのと同時に、BMPが爆速で来た

 

「ド……ドリーマー、タスケテ」

 

『うーん……あの人間たちが来たらねぇ……まぁ、頑張ってデストロイヤー』

 

「裏切り者ぉー!!」

 

「フハハハ!!BMPの攻撃を喰らえ!!」

 

ダダダダダ!!

 

「ぎゃあああ!タスケテーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……ここまで来れば」

 

「頑張ったな」

 

「……へ?」

 

デストロイヤーが後ろを見ると、AK-47で肩で叩いている北里が居た

 

「あ……あ……」

 

「さぁ、どうする?投降するか……ここで俺に壊されるか……な?」

 

「ひ……こ、コウフクシマス」

 

デストロイヤーは降伏した

 

 

 

 

「どうも」

 

「どうも……ってなんでデストロイヤーを?」

 

「降伏したからさM16」

 

「は……ハイ……」

 

「……凄く怯えてるんだが?」

 

「こいつAK-47持って殺気マシマシで脅してくるからな」

 

「さぁ、帰還しよう。指揮官も心配してる。支援小隊もジュピターの攻撃で吹き飛ばされたとも聞いたし」

 

「北里は?」

 

「後で着いてくる。問題ない」

 

「分かったわ。絶対着いてきてね?」

 

AR-15に釘を刺された

 

 

 

「……見てるんだろ、ドリーマー」

 

『あら、よく分かったわね?』

 

「ドローンが数機も飛んでるからな」

 

『フフッ、洋一郎とそっくりね?』

 

「うるせぇ。夢想家。頭が逝かれてるんだよお前は。洋一郎も同じこと言ってるからな」

 

『酷いわぁ。でも、人間。私達の"ご主人様"に寝返ったほうが良いかもしれないわよ?』

 

「F○○k you。だれが寝返るか。チッ、気分が悪い……」ダン!

 

ドローンを撃墜した

 

 

 

 

 

 

「絶対に手に入れてみせるわ……人間?」

 

 

 

 

「おっす」

 

「帰ってきた!」

 

SOP IIが飛び込んできた

 

「うお!元気が良いなSOP II!」

 

「えへへ〜」

 

SOP IIをナデナデする北里

 

「…………」

 

それを見ていたAR-15の様子が、少しおかしくなっていたが、誰も気づいていなかった

 



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第三十四話

クリスマス何しますか?

自分はWa○ Thunderとどるですね


 

 

 

「お疲れ様。M16」

 

「大成か。お前もお疲れ様。洋一郎の調子はどうだ?」

 

「ようやく二日酔いから冷めたよ」

 

と洋一郎が部屋から出てきた

 

「よぉ、大丈夫か?」

 

「M16、問題ない。そっちは?」

 

「こっちは……支援小隊が吹き飛ばされた事ぐらいか……」

 

「嘘だろ?」

 

「ジュピター……だっけか?あれのお陰で人形達が吹っ飛んだと連絡が入った。ただ、バックアップが功を奏したみたいだ」

 

洋一郎は暗い顔をした

 

 

 

 

 

「あぁ……いい夜だ」

 

北里はBMPの天板で酒を飲んでいた

 

それとイカを乾燥させたやつも。いわゆるおつまみ

 

「大規模軍事作戦が起きなければよいが。『人類の存亡、この決戦にあり』っていう旗でも作ろうかな?まぁ、何万年と歴史を作ってきた人類が、たったあの鉄血の連中なんかに倒されるかっていう話さ」

 

と呟いた

 

「おう、北里」

 

「洋一郎、二日酔いはどうだった?」

 

「ダルい一択だわ」

 

でしょうねと北里は思った

 

「……綺麗な月だな」

 

「全くだ。あれがソ連一色に染まらなければ良いけど」

 

「月もソ連のものか?」

 

と冗談を言いつつ、洋一郎は三○矢サイダーを飲んだ。もう酒はちょっとしか飲まないと

 

「イカ食べる?おつまみの」

 

「めっちゃ好きだわ」

 

 

 

 

早朝

 

ダダダン!!

 

「けぇ……射撃精度少し落ちた気がする……」

 

AK-47で試し撃ちをしていたが、射撃精度が少し落ちていた

 

「これは……直ぐに直さないと」

 

 

 

 

洋一郎達の飛行場

 

「久々だわ。ここに来たの」

 

「最近忙しいですからなぁ……」

 

飛行機を整備しに来た北里と大成

 

「いつか必ず必要になる。IL-10とTu-2は主力機だからな」

 

なんで爆撃機と攻撃機が主力なんだよと大成は思った。

 

だが、いつも新品ピカピカだった

 

「なんでこんな新品みたいなんだ?」

 

「さぁ……誰か来てるんじゃないか?」

 

と言い、格納庫を閉めた

 

 

 

 

「北里」

 

AR-15に呼び出された北里

 

「どうしたコルト?珍しく自分から」

 

北里はAR-15をコルトと呼んでいる

 

「ちょっとね……聞きたいことが」

 

そして

 

「私のこと……どう思ってる?」

 

 

 

 

「え?そりゃ勿論……こう……何ていうか……好き……なんだよ」

 

「え……?好き……?」

 

「う…うん。……好きです。貴女のことが」

 

「////////」

 

「もし、コルト。貴女がOKなら……好きです。私で良いのでしたら……」

 

「……はい、私も、北里の事が好きです」

 

「わぁ……心臓がバクバクしてるよ……」

 

「私もです……北里、来て」

 

「あぁ……わか『チュッ』!!」

 

AR-15にキスをされた

 

「宜しくね。北里」

 

「こっちも宜しく。コルト」

 

 

 

 




恋愛系ですね今回は

AR-15も可愛いと思いませんか?


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第三十五話

 

 

 

「つ……疲れた……ようやく終わった……」

 

ジャンシアーヌと五時間ぐらい書類と奮闘した北里

 

カリーナは用事が出来て居ないからだ!

 

「ありがとう……北里。ご飯奢るから、また後で……」

 

「うぃーっす……」

 

 

 

 

「来た、北里ー!」

 

ジャンシアーヌ指揮官が居た

 

「遅れました」

 

「大丈夫。間に合ったから。ここね、私の行きつけのお店」

 

カフェだった

 

 

 

 

「このパンケーキ美味しいですね」

 

「そうでしょ?これだからやめられない」

 

ジャンシアーヌと北里はお食事をしていた

 

「とても楽しそうな顔ですね」

 

「そういう北里も、美味しそうな顔してるじゃないですか」

 

ハハハと笑い合いった

 

「私が奢るから、先に帰って」

 

「ゴチになります!」

 

 

 

 

「よし、帰ってきた」

 

自分の部屋まで戻ってきた北里

 

ガチャ……

 

「…………」

 

部屋を見ると

 

「スウ……スウ……」

 

「コルト……何でここに居るんだ?」

 

 

 

 

 

「んあ………」

 

AR-15は目を覚ました

 

「目が覚めたか?コルト」

 

北里の声がした

 

「あれ……なんで北里が」

 

「それとな、ここ俺の部屋だ。それと服を着て集合だ」

 

と部屋から出ていった

 

「…………あ」

 

 

 

 

 

 

「ごめん、遅くなった」

 

AR-15が遅れてきた

 

「寝坊か?珍しいな」

 

M16に言われた

 

「気をつけるわよ」

 

と返した

 

 

 

 

 

「……ジャンシアーヌ指揮官。貴女は自分の胃を壊す気なのでしょうか?」

 

グリフィン基地に送られたのは

 

BMP-1である

 

「お!BMPじゃん!しかも東ドイツ仕様の!一番レアやん!」

 

大成は直ぐに喜んでいた

 

ただ、北里はジャンシアーヌの胃を気にしていた

 

「ふぅ……届いたみたいね」ドサッ

 

「ご主人様!」

 

副官のG36が叫んだ

 

 

 

 

「ジャンシアーヌ指揮官……無理をしなくても良かったのに」

 

北里は呟いた

 

「BMPをどこで買ったのか気になるんだが……絶対東ドイツのどこかで眠ってたのを掘り出してきたんだと思うが……」

 

「まぁ良い。俺がこの型落ちBMPを一気に近代化改修をしてやるから」

 

「まぁ、お前なら大丈夫だろう。頼むぞ」

 

「了解」

 

大成は、直ちに取り掛かった

 

 

 

「終わったよ〜」

 

「はやっ」

 

大成は四時間ぐらいで改修を終えた

 

エンジンを強化していると言っていたが、装甲は相変わらず駄目だと言っていた

 

「歩兵戦闘車だからね。装甲は薄くて当然さ……いきなりなんだが、デストロイヤーはどうなったんだ?」

 

「あぁ、デストロイヤーはグリフィンの味方になった。ドリーマーが助けてくれなくてショックがでかかったそうだ」

 

「成程……」

 

と大成はBMP-1に乗り、試し撃ちをする

 

ダダダダダダ!

 

「変わらずだ。これで実戦に回せる」

 

「ジャンシアーヌ指揮官に感謝しとけよ」

 

と北里は言った

 

 

 

 

 

 



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第三十六話

ドルフロもFNCのクリスマススキンも良いですよねぇ〜
未だに弾薬の数の少なさ(11000以上ぐらい)に驚いてる

まぁ、大型製造してトンプソン手に入れたんですけどね!キリッ


 

 

 

「え?侵攻戦ですか?了解しました」

 

「どうした?」

 

「……とうとう総攻撃を仕掛けるみたいだ。鉄血を本気で叩き潰すつもりらしい」

 

その先鋒部隊として俺達を?と大成は言うと「そうだ」と洋一郎が言った

 

「それとネゲヴ小隊ともだ。合同作戦になるな。必ず成功させよう」

 

「だと良いんだがねぇ……」

 

 

 

 

BMPで進撃中の洋一郎達

 

合流地点は味方の小基地だった。ただ、誰も居ないけど

 

「久しぶりやな〜」

 

ガリルが居た

 

「久しぶりガリル。調子はどう?」

 

「問題ないで〜」

 

他の各々のメンバーも到着した

 

「あら、こんにちわ」

 

「久しぶりー!」

 

「久しぶりね」

 

ネゲブ、UZI、TAC-21も遅れて到着した

 

そして任務の話になった

 

「貴方達と戦闘をするのは初めてでは無いですが……武器弾薬はちゃんとあります?」

 

「勿論。俺達専用の武器と弾薬もきちんとある。食糧はおにぎりだ。セ○ンの」

 

北里は、56式歩槍と63式歩槍を装備する

 

大成はM16A1(バースト射撃)とM1911を装備

 

洋一郎はMPi-Kとトカレフ拳銃

 

「問題は無い。侵攻戦の先鋒部隊だ。重装備は必ずと判断した」

 

「そうね。油断は出来ないわ。行きましょう」

 

「「「「「「おー!」」」」」」

 

『フフ……いい仲間意識じゃないか?洋一郎……?』

 

「!?……またおまえか、アルケミスト!」

 

 

 

 

 

「んで、何のようだ?また邪魔しに来たとでも言うのか?」

 

『正解。よくわかってるじゃないか。それとお前等に悪いニュースだ。そこはもう鉄血の包囲下にあるぞ?』

 

「はぁ!?どういう意味だ!」

 

『そのままの意味さ……お前等にこの攻撃を耐えられるかな?』

 

と無線は切れた。どうやってグリフィンの回線に乱入して来てるのかは不明だが、ハイエンドモデル達からすればそんな事も容易いのだろう

 

「どうするんや!このままだと、皆全滅するで!」

 

「落ち着け。ここで騒いでも何も始まらん。……最悪持久戦闘を強いられるかもしれないな」

 

「それならいい場所があるわ。あの建物よ」

 

ネゲブはとある建物を指差す

 

「あそこは……どんな建物かは分からんが、入らない限り死ぬだけだな」

 

洋一郎達はその建物に入る

 

 

 

 

 

「できるだけの弾薬箱は引きずり出す!使えるものは全て使え!」

 

大成は弾薬箱を引きずり出していた

 

「ロケットランチャーもあるからな!無線は……」

 

「繋がらへん……かぁ……」

 

ずっとノイズ音だけが聞こえていた

 

二階で監視をしていた北里は

 

『これは……鉄血の大群だ!積み下ろしは終えたか!?』

 

「今終えた!鉄血の大部隊!?ハイエンドモデルはそんなに従えることは出来るのか!?」

 

「急ぎましょう!それと、大成さん」

 

「はい!?手短に頼みます!」

 

「ガリルを……味方の方に送ってくれるかしら……?」

 

「え……」

 

 

 

 

 

 

「救援は呼べるのか!?」

 

「二人に賭けるしか……ないです!」

 

鉄血の大部隊と交戦中の五人

 

人形はダミーを使っては居るが、それでもちょっとしか増えなかった

 

「痛て!?あのクソ野郎!」

 

北里に弾が当たったが、直ぐに回復して復帰した

 

「怪我したんじゃないの!?」

 

UZIが言うが北里は「もう治った!」と返した

 

(弾の消費が激しい……!なんでも構わない。味方なら誰でも良い!とにかく援護が欲しい!)

 

56式歩槍で反撃し、登ってくる敵もヘッドショットで倒す

 

「登ってきたようだ!しつこい奴らだぜ!」

 

「どうする!?天体望遠鏡のところならまだ空きはある!」

 

「退避しましょう!籠城戦は続行です!」

 

五人の籠城戦はまだまだ続く

 

 



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第三十七話

2064年位のBMPて絶対旧式化してそう

この戦場に5式重戦車やM4A4などで行ったらどうなるのやら……


 

 

 

「皆、無事やと良いんやけど……」

 

ガリルはネゲヴ達を心配していた

 

それは大成も同じく

 

「……弾薬の消費が半端無さそうだ」

 

別の意味で心配していた

 

ネゲヴと持ってきたRPDはライトマシンガンだ。消費量はアサルトライフルよりも多い

 

「彼女らが弾薬を全て使う前に誰かに援護要請をしないと……」

 

 

 

 

 

場所は変わり、洋一郎達は

 

「ネゲヴ!換えの弾だ!」

 

「ありがとう!」

 

北里はネゲヴに換えのマガジンを投げる

 

「弾が切れた!他に弾持ってる人居る!?」

 

UZIの人形は、首を横に振った

 

弾薬箱の弾も段々減ってきていた

 

二箱満載だった弾数も半分ぐらいまで減りつつあった

 

「Oh……TAC-21、もう弾が底を尽きそうだ……」

 

「もう尽きそうですか……最悪の状況ですね」

 

「全員退避!扉を閉めろ!」

 

全員退避し、扉を施錠した

 

「補給ガバガバ……旧日本軍……」

 

「やめんさい……不謹慎だ」

 

 

 

 

「おーい!」

 

「うん?あれは……」

 

「大成のBMP?先鋒部隊で出撃した筈じゃ」

 

M4、SOP II、M16が居た

 

「AR小隊か!私はガリルや!」

 

「ガリル……ネゲヴ小隊か?」

 

「そうだ……あら?AR-15は何処に……」

 

AR-15の事を聞いた時、直ぐに暗い顔になったのはM4だった

 

「AR-15は……"脱走"しました」

 

「え?嘘だろ?……マジかぁ……」

 

「私らは先鋒部隊の同時にAR-15の捜索も命じられてたんや……だけど、今は大部隊と交戦をしてるんや……いつまで持つかも分からへん」

 

「そうなんですか……」

 

「どうするのM4?」

 

SOP IIは聞く

 

「……行きましょう。見殺しには出来ない」

 

「ホンマか!?ありがとう……!」

 

 

 

 

「ジャンシアーヌ指揮官!事態は一刻を争います。直ぐに救助ヘリの要請、または支援部隊の要請を!」

 

『そうしたいが……救助ヘリの到着に時間が掛かるし……支援部隊も他の任務で手一杯だ!』

 

「……シャイセ!」

 

すると

 

『心配いりませんぞ、ジャンシアーヌ指揮官』

 

『そうですよ、私達も頼ってください。いつでも部隊展開は可能です!』

 

他の指揮官からの連絡だった

 

『皆!支援部隊を回せる!正確な座標を教えて!』

 

「了解!座標は―――」

 

 

 

 

 

現在、鉄血に追い詰められている洋一郎達

 

「大丈夫……なんですよね?」

 

TAC-21が不安そうに言う

 

「大丈夫……大成はヘマしない。ガリルも、大丈夫な筈だ。ネゲヴ、そうだろ?」

 

「そうね。信頼できる部下だもの!私達もここで諦めるなんて出来ないわ!」

 

「おー!」

 

UZIが手をグーにして挙げた

 

「そうだ、ライトとかあるか?位置を知らせたい」

 

「モールス信号ですわね。やってみる価値はあります」

 

ライトをTAC-21に渡し、モールス信号を送る

 

「頼む……誰か気付け。鉄血以外で」

 

 

 

 

 

「あれ、見えへんか!?」

 

ガリルが指差した先は

 

「……ライト?」

 

M4も気づいた。ライトが点滅していた

 

「えーと……『ブタイハブジ、キュウエンモトム』……まだ生きてます!」

 

「ホンマか!ネゲヴ……帰ってきたで」

 

M4はジャンシアーヌに無線を繋げる

 

「指揮官、目標ポイントに到着しました。ネゲヴ小隊はまだ健在みたいです」

 

『わかったわ。攻撃は許可はするが、警戒して。アルケミストも近くに居るわ』

 

「了解しました」

 

と大成はBMPに乗る

 

「さぁ……ショータイムの始まりやで!」

 

ガリルが言うと闇の中からBMPのヘッドライトが不気味に光った

 

 

 



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第三十八話

 

 

大成達がネゲヴ小隊の援護に向かってる最中

 

M16A1は鉄血の小基地前に居た

 

「ここを襲撃すれば鉄血の動きを鈍らせる事ができるかもしれない。鉄血のハイエンドモデルはあんな数を指揮出来るのは出来ないはずだ」

 

M16はジャンシアーヌに無線を入れる

 

「指揮官、鉄血の基地を発見した。支援部隊を要請したい」

 

『わかった。部隊を送るから、そのまま待機して』

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

「見てください!大成さんです!それとガリルも!」

 

「間に合ったぁ……ギリギリだぜ」

 

『皆!間に合ったでー!救援が来る!もう少しだけ耐えるんや!』

 

洋一郎はRPDに切り替え、やる気を出す

 

「良し……皆、もう少しやれるか?」

 

「えぇ。戦闘のスペシャリストの力!見せてやる!」

 

「私も頑張りますわよ」

 

「私も!」

 

他のメンバーもやる気を出す

 

外ではBMPが応戦していた

 

だが、この量を一両だけで相手するのは無理があった

 

『敵基地を潰してくれるだけで良い!それで大半の敵は動きを停止する!』

 

大成は未だにBMPの砲塔に移動し、撃ち続けていた

 

スカン!!

 

『弾切れ!リロード!』

 

大成はリロードを開始したが、今はそんな事を言っている状況では無かった

 

ヴェスピドの攻撃が更に増してきた

 

「大成!大丈夫か!?」

 

『もんだいねェ!テキヲコロセェ!」

 

まだ生きてるみたいだ

 

『リロード完了!発砲を開始!』

 

ダダダダダダ!!

 

 

 

 

『こちらM16!支援部隊と共に敵基地を制圧した!そっちはどうなってる!?』

 

M16が支援部隊と制圧したみたいだ

 

一方鉄血の方に少し異変が起きていた

 

ヴェスピドの半分ぐらいが機能低下をしていた

 

やはりアルケミスト一人ではこの大群は指揮できず、誰かが支援をしていた

 

「お見事だ。機能低下してる奴らが半分ぐらいだ。残りはアルケミスト指揮の奴らだな」

 

『これで少しは楽になった筈だ。私も後で行く』

 

「了解」

 

 

 

 

 

なんとか敵を倒すことが出来た

 

アルケミストは逃げた

 

「逃げたなぁ……あのサゾ女……絶対鉄屑に変えてやる」

 

洋一郎は怖いことを言った

 

「洋一郎さん……」

 

TAC-50は後ろから聞いていたらしい

 

「どうだ?皆、大丈夫か?」

 

「はい、問題ありませんわ。洋一郎さんの機転のお陰でもあります」

 

「そうか?……、ヘリが来たな。俺はBMPで帰るから、先に」

 

「分かりました」

 

ネゲヴ小隊は無事、敵もサゾ野郎以外全員倒した

 

「洋一郎さん」

 

「洋一郎〜」

 

M4とSOP IIが来た

 

「……AR-15の事、まだ気にしてるのか?」

 

「はい……」

 

「AR-15……何をしてるんだろう……?」

 

と言っていると

 

「全く……後ろは危ないとM16からあんなに言われてきたのに……」

 

聞いたことのある声

 

「AR-15……?」

 

とその言葉と同時に

 

「」ドサッ

 

「うぅ……」

 

M4とSOP IIは倒れた

 

「な……」

 

「洋一郎……M4を背負って付いてきて……」

 

 

 

 



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番外編

 

 

 

「今日は何の日だ!?」

 

「「クリスマス!!」」

 

格納庫で集まった洋一郎達

 

「って言うことで装飾準備をするぞ!」

 

「「おー!」」

 

 

 

 

グリフィン基地全体はクリスマスで賑わっていた

 

「BMPにツリー載せるか?」

 

「北里様、どうやって載せるおつもりですか?」

 

G36と一緒に居た北里

 

「こう……砲塔に括り付けるとか?それとライトアップを付けるとか」

 

「良いですね。なら直ぐにやりましょう」

 

BMPをライトアップする為に準備をした

 

 

 

 

大成は

 

「さみぃ……だが、この辺の街も活気が良いな。クリスマス気分だ」

 

グリフィン管轄の街に居た大成

 

尚、今着てるのはサンタの服である

 

よく他の人からも『メリークリスマス!』と言われる

 

まぁ。返すんですけどね!

 

すると

 

「あら、あんた例の日本人?」

 

女性の声がした

 

「?誰」

 

「ワタシはWA2000よ。宜しく」

 

「大成だ。今はとある計画を立ててる」

 

「へぇ、どんな?」

 

「極秘事項」

 

「へぇ……まぁ頑張って」

 

「ありがと。これで頑張れるもんよ」

 

 

 

 

洋一郎は

 

「賑やかだ」

 

基地内も賑やかであった

 

ジャンシアーヌ指揮官も祝う気満々であった

 

「お、これはウォッカ!凄いもん見つけたな」

 

「それはカリーナが見つけたやつよ。何処から見つけたのやら……」

 

ジャンシアーヌもよく分かってい無さそうだった

 

「所で、"例の計画"は本当にやっても良いのか?」

 

「えぇ、やってもいいよ」

 

 

 

 

そして

 

「計画実行だ!」

 

「行くぞ!」

 

装飾がされたBMP-1(クリスマス仕様)で街を目指す

 

 

 

 

到着すると

 

「居たー!」

 

「わーい!」

 

子供たちが走ってきた

 

「おーいおい、良いか落ち着け。慎重に乗ってね。怪我しないように」

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

 

 

 

「わーい!楽しいー!」

 

子供たちは楽しんでいた

 

全員サイズに合った戦車兵の帽子をかぶっていた

 

三人はサンタの服ではあったが

 

「おーい!お父さん!お母さん!」

 

子供が手を振っていた

 

「楽しんでねー!ちゃんとお兄さん達の言うことを聞いてよ!」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

「良し!終点だ!」

 

大成はBMPを止めた。終点はさっき通った街である

 

「皆!終点だ!メリークリスマス子供達!!」

 

とロケット弾を発射した

 

その弾は

 

「わー……」

 

「綺麗……」

 

花火だった。どうやらミサイル発射機を花火弾を作って発射機に載せたらしい

 

それが上手く起動し、花火が上がった

 

洋一郎達の計画は無事に成功した

 

 

 

 

「綺麗ですわねG36c」

 

「G36お姉さま、いつまでも宜しくお願いします」

 

「G36c、私も」

 

 

 

「花火ですか……考えたものですわね」

 

STG44は見ていた

 

「メリークリスマス、指揮官。そして洋一郎さん」

 

 

 

 



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第三十九話

 

 

 

「AR-15……何処に行く気だ……?」

 

「…………」

 

M4を抱えて、AR-15の後を歩いている洋一郎

 

「貴方と……M4を守るためよ」

 

「何……?」

 

その後は何も言わなかったAR-15

 

 

 

 

 

「……ここよ」

 

「……ここで良いのか?」

 

洋一郎とAR-15は廃墟に着き、M4を優しく寝かせた

 

「貴方は……ここで待機して」

 

「はい……?教えてくれAR-15。何故こんな事を……?」

 

「何回も言ったはずよ……貴方とM4を守るため」

 

と言い、外に出ていった

 

「AR-15……」

 

 

 

 

 

 

「おい、起きろSOP II」

 

「んあ……北里……は!M4は!?それと洋一郎も!」

 

「?なんだ、会ってないのか?」

 

「違う……最後に見たのは……AR-15が」

 

「何……?AR-15が……」

 

 

 

 

 

「ここは……静かだ。M4は……まだ寝てるか」

 

AR-15に待機と言われた洋一郎

 

生憎MPi-Kを持っては来たが……正解だった

 

これで敵に会っても火力に困らずに済むと思った

 

ただ、お生憎様夜戦装備とか言うそんな物はついていなかった

 

ただ、ホロサイトあるだけでも有り難かった

 

「一体誰に狙われているのやら……人気者はツライぜ……」

 

と食料品のおにぎりを食べる。尚エビマヨだが

 

「はぁ……退屈やな。この後どうなってしまうのやら……」

 

暇そうに呟いた

 

 

 

 

『洋一郎は無線機を持ったままなのか?』

 

ヘリからM16は気づいたように言う

 

「多分持っては居ると思うが……逆探知出来れば良いが、無線を使ってない。だから逆探知は出来ない」

 

『全く……何処に行ったのやら……完全にお手上げ状態だ』

 

「……何処行った洋一郎」

 

 

 

 

 

「……そうだ、無線あるのを思い出した」

 

洋一郎は無線を取り出す

 

「えーと……盗聴されてないことを祈って無線をつけよう」

 

だが聞こえてくるのは

 

ザザッ……ザー!

 

ノイズ音だけが聞こえてくるだけであった

 

「WTF」

 

 

 

『!逆探知できた!場所が判明!ここから五キロ北の街だ!』

 

「五キロか……近いのか遠いのやら」

 

『行こう!恐らくそこに居る筈だ!』

 

ヘリは方向転換、BMPも北を目指した

 

 

 

 

「これで気づくと良いのだが……っておいおい、なんでこの地域に鉄血の部隊が……!」

 

洋一郎は近づいてくる鉄血の部隊を発見すると

 

「M4を移動させるか……見つからない場所に……!」

 

それと、洋一郎は見たことある奴を見つける

 

「チッ……あのサゾ女まで居るのかよ……さては嗅ぎつけてきたな……?」

 

アルケミストも鉄血部隊に紛れて居た

 

「……よし、ここなら見つからん。後は無謀ながらやってやろう」

 

そしてドアを派手に開け

 

「おーい!ここだ!撃ってみろ撃ってみろ!」

 

ダダダダダ!!

 

攻撃を開始した

 



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第四十話

ここで終わりです。最後まで呼んでくれてありがとうございました



 

 

 

「こっちだ!来いや!」ダダダダダダ

 

洋一郎はMPi-Kを空に向かって撃ち、ヘイトを自分に向ける

 

「…………」

 

ヴェスピド達は洋一郎に向けて攻撃を開始し、洋一郎は逃げた

 

「逃げたようだな……逃がすな、追え。捕まえて連れてこい」

 

アルケミストは命令し、洋一郎を追撃した

 

 

 

 

「後少しで到着する!残り五分で到着だ!」

 

『どうしたの!?』

 

「洋一郎が消えた!恐らくAR-15との関係は大だ!現在急行中だ!」

 

『な……い……も……』

 

「指揮官!?指揮官!くそ!ジャミングか!?無線が繋がらん!」

 

『だめになったか……!ヘリとの通信も駄目だ』

 

「だが、今更引き下がれん!前進は止めない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁシャイセ!それが一人に対する攻撃か!?」

 

現在は逃げている洋一郎。一体複数と言う状況であった

 

「えーと……7.62mm弾はまだ余裕はあるが……いつまで持つかは分からんな……」

 

廃車になった車に隠れて応戦している洋一郎

 

その時、廃車になった部品が吹っ飛んだ

 

「ガッ!?」

 

その部品の一部が洋一郎に当たった

 

「ぐ……」

 

顔に当たったが、かすり傷程度であった

 

だが

 

「…………」ジャキッ

 

ヴェスピド達に囲まれていた

 

全員、武器を向けていた

 

(あぁ……ヤバい……本気で……ヤバい!)迫真

 

とその時

 

ダダダダダ!!

 

ドカーン!!

 

敵が吹っ飛んだ

 

「この攻撃……まさか」

 

ライトも光っており、その方向を向くと

 

「彼奴等……来たみたいだな……!」

 

BMP-1が居た。それとヘリも

 

「洋一郎!お前はバカか!?そんな所で死ぬような事をするな!まだその時じゃない!行け!ここは俺等に任せろ!」

 

BMPは応戦を開始した

 

ヘリから二人がラペリング降下し、戦闘に参加した

 

「洋一郎!AR-15は!?M4は無事か!?」

 

M16が聞いてくる

 

「M4は無事だ……!AR-15は何処かに行った!だから探しに行く!」

 

「そうか!M4の位置は!?」

 

「そこを左に曲がったら黄色の建物がある!そこの二階だ!俺は行く!」

 

洋一郎はMPi-Kを握り、AR-15を探しに行く

 

そしてネゲヴ小隊も連戦ではあるが全員万全の状態で戦闘に参加した

 

 

 

 

グリフィン基地では騒然としていた

 

「まだ繋がらないのか!?……くっそ!」

 

ジャンシアーヌは机を叩いた。未だにオフライン状態なのだ

 

支援部隊も送れないことは無いが、時間がかかった

 

すると、突然別の基地の指揮官から通信が入った

 

『ジャンシアーヌ指揮官、我々が協力しましょうか?』

 

同じく新任のハリコフ指揮官だった

 

「ハリコフ指揮官……」

 

『困った時はお互い様です。我々は支援部隊は二部隊は送れます』

 

「協力感謝するわ。ありがとう」

 

ハリコフ指揮官は直ぐに準備に取り掛かる

 

 

 

 

そして五分後

 

 

 

 

「!?ヘリだ!」

 

ヘリが二機、上空に居た

 

「味方か?それなら有り難いのだが……!」

 

とヘリは着陸してドアが開く

 

「行動開始です!」

 

「良し!敵を殲滅しよう!」

 

別基地からの支援小隊であった

 

「支援小隊か!しかもハリコフ指揮官の!」

 

「ハリコフ?」

 

「ジャンシアーヌ指揮官と同じ新任だが、戦果は多い。指揮が上手いんだハリコフ指揮官は」

 

M16は分かりやすいように言う。

 

「そうか!しかも二部隊の!心強い!」

 

 

 

 

別の所では

 

「FK!サゾ女と出会っちまった!『シャキン!』危ねえ!2つに分かれる所だった!」

 

「ハハハッ!待てよ洋一郎!お前はご主人様の計画に必要な人材だ!どんな手を使おうが捕まえて私達の仲間にしてやるぞ?」

 

「全くご勘弁だ!どうせM4にも同じことをするんだろう!?」

 

「正解!よく分かってるじゃないか!っと、ここで決まりだ!」

 

アルケミストの斬撃が来た

 

「あっぶ!?」

 

躱せたが、そのまま倒れ込んでしまった

 

MPi-Kも勢いで遠くに行ってしまった

 

「さぁ……どうする?ここで死ぬか、大人しく降伏するか……」

 

「…………!」

 

アルケミストの後ろに見たことのあるシルエット

 

「避けて!」

 

ダダダダダダ!!

 

「が……!!」

 

アルケミストはヘッドショットを喰らい、倒された

 

「ふぅ……無事?洋一郎」

 

AR-15が居た

 

さっきの銃撃もAR-15がやった

 

「あぁ……ギリギリだなAR-15……それで、どうする?何か分かったのか?」

 

「……えぇ、M4を探してる奴は……エルダーブレイン」

 

「わ……それはラスボスか?」

 

「えぇ……鉄血の最高指導者ね。全指揮権を持ってる」

 

「そうか……んで、ここに居るって話か」

 

AR-15は頷いた

 

「そいつをどうする?爆破でもするのか?」

 

「物分りが良いわ。そうよ、爆破する……SOP II、聞いてるんでしょ?」

 

とSOP IIが出てきた

 

「AR-15……戻ろうよ」

 

「……洋一郎、これを持って先に行ってて」

 

と渡されたのはトランシーバーみたいなやつ

 

「……了解」

 

洋一郎はトランシーバーを持ち、先に行った

 

「で?何が知りたいの?私が裏切った事?」

 

「……どうして相談しなかったの?」

 

「……相談して、何か変わった?この状況を、何か変えられたのかしら?……もう、後戻りは出来ない」

 

とAR-15はチップを渡す

 

「これは重要なチップ。鉄血の機密情報がそれにつまってる。それを渡して」

 

「そんな……AR-15!」

 

「…………」

 

AR-15は無言で消えていった

 

 

 

 

 

 

「あれで良かったのか?」

 

「えぇ……あう言う風に言わないと聞かないから。それと、これから死ぬ覚悟が必要なのに今のままで大丈夫なのかしら?」

 

「……なーに、遺書は書いてきたさ」(M4の服に挟んだ写真の裏とア○ヒビールのラベルに紙を貼った)

 

「……じゃあ、行くわよ」

 

着いたのは、廃墟

 

中を見たら、マネキンだらけの部屋だった

 

「…………」

 

「ねぇ……M4は?貴女にもう用は無いんだけど……」

 

と出てきたのは

 

(エルダーブレイン……見た目に合わねぇ!)

 

洋一郎が一番最初に思ったことだった

 

「さぁ……今頃味方が探してると思うわ。エルダーブレイン、貴女はもう終わりよ。ここで貴女を殺す」

 

と渡したトランシーバーを持ち、ボタンを押そうとした瞬間

 

ザシュッ!!

 

「―――え?」

 

AR-15の手首が飛ばされ、トランシーバーは遠くにいった

 

それをやったやつは

 

「!!貴様ぁ!!」

 

アルケミストがやったが、洋一郎はMPi-Kを乱射し、アルケミストの頭を完全に吹き飛ばし、機能停止した

 

「ぐ……」

 

「AR-15……しっかり」

 

「愚かですね……」

 

とエルダーブレインの声がする

 

それと同時にヴェスピド達が入ってきた

 

全員向けている

 

「……What the f○○k……」

 

「大丈夫よ……手だけがやられただけだから」

 

しかし絶望的な状況は変わらない。もう死んだようなものであった

 

「……洋一郎、まだ発砲できる?」

 

「あぁ、だがこのマガジンで最後だ。後はトカレフだけでなんとかしかない」

 

「……十分よ。それと、最後に叶うなら……また北里に会いたいわ……」

 

「あぁ……!奴は良いやつだぞ……さぁ……ここで決めよう!走れ!!」

 

ダダダダダダダダダ!!

 

洋一郎はMPi-Kを乱射した。ヴェスピドもエルダーブレインの命令で二人に向けて撃つ

 

「はぁ……!はぁ……!はぁ……!クソッタレがぁ!!」

 

ヴェスピドを何体か殺すが、逆に弾が洋一郎に命中、AR-15もダメージを負った

 

(あぁ……全てがスローに見える……AR-15……)

 

「決めろ!!」

 

「ッ!」

 

AR-15はトランシーバーまで手が届き

 

ドカーーン!!!!!

 

建物は爆発した

 

 

 

 

 

 

「あぁ……そんなぁ……」

 

M4は燃える建物を見ていた

 

「洋一郎……AR-15……」

 

北里、大成もBMPを降りて見ていた

 

「…………作戦終了」

 

M16は作戦終了を宣言した

 

 

この後、洋一郎とAR-15の捜索が行われたが、何もなく、あるのは

 

「!これは」

 

AR-15を守るかのようにMPi-Kを握りしめたままの洋一郎だった

 

 

 



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エピローグ 終点

 

 

 

「あっ……いってぇ……ここどこだ?」

 

目が覚めた人物は……洋一郎だった

 

「!?AR-15は!?なんで俺は生きてるんだ!?死んだはずじゃ!?」

 

馬鹿な!自分はAR-15と共に爆発で死んだ筈……なのに……何故

 

「くっそ……無線も繋がらない……ってか自分の身体は……」

 

"何故こんなにスケスケなんだ……?"

 

「……幽霊になっちまったか?」

 

と建物から出る

 

「……建物は完全に倒壊、自分も死んだ……俺の死体も見た……この身体、完全に幽霊になってるみたいやな……」

 

幽霊になった洋一郎は歩き始めた

 

元々所属していた基地の元へ

 

 

 

 

「着いたが……やっぱり気づいてないか」

 

門の前に着いたが、誰も気づいていなかった

 

警備兵すら気づいていなかった

 

「では、お構いなく〜」

 

と扉は開くみたいらしく

 

『!?誰だ!』

 

警備兵は扉を開けた音には気づいたが、誰も居ないのだ

 

『????なんで開いた?風でも吹いたか?』

 

『こんなに脆くは無いだろう。……まさかホンマに幽霊が居るとか?』

 

『勘弁してくれ……そんな話は信じない』

 

信じてくれよ〜……今!あんたらの!後ろに居るんだ!

 

と思いつつ、基地の中に入った

 

 

 

 

 

『はぁ……もう嫌や……生きる気が沸かん……』

 

『同じく……最近自棄飲みが多くなってきた……酒じゃなくてお茶だけど』

 

大成と北里も……完全に心情がダウンしてる……

 

『アイツ居ないと楽しめない……もう俺等も行動するしかねぇな』

 

『全くだ……これなら元の世界にも帰れたり……ただリスクが高いが』

 

何をしようとしてるんだ彼奴等は?

 

『ここから三キロ南に扉が有る……とある情報提供者からだ。この扉は元の世界に帰れる扉らしい……』

 

『……なら、別れの挨拶でもするか?』

 

『……BMPに置き書きでも残しとけ』

 

二人は紙に分かれの手紙を書いた

 

この世界の別れの為に

 

 

 

さて……彼奴等が行く前に皆の様子を見るか

 

AR小隊は……落ち込み度が高い……!少しイタズラしてみるか

 

と椅子を引いた

 

『!誰……って』

 

『誰も居ないな……なんで』

 

『AR-15かな……もしくは……洋一郎』

 

そうだよ。別れの挨拶さ

 

『……洋一郎さん、居るなら聞いてください。私は……いつまで経っても……貴方のことが……!』

 

 

 

『好きです!!』

 

 

 

しっかりと受け取ったぜM4……俺もお前が好きだ。この身体じゃなければ何とかなるんだが

 

『行くぞ……もう心残りはない。帰るぞ、俺達の故郷へ……!』

 

 

 

 

『ここか……!』

 

扉があった。森の中にあるのもどうかと思うが

 

『開けるぞ……!』

 

開けると、扉から光が

 

『これが……行くぞ大成。日本に帰るぞ』

 

『あぁ……着いてきてるか洋一郎?運が良かったら、お前も生きてるかもしれんな……』

 

と三人は踏み込んだ

 

 

 

 

基地では、二人が行方不明になって騒然となったが、BMPに残された手紙と武器があった

 

皆、手紙の内容で泣いていた。

 

 

 

「が……?ってどこや?」

 

見たこと有る部屋。壁。そしてテレビ

 

「お……お!帰ってきたぞぉぉぉ!!バンザーイ!バンザーイ!!」

 

帰ってきた……いつもの日常に

 

洋一郎は直ぐに二人に電話し、生還を喜びあった

 

 

 

 

 



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