【創作小説】眼んヘラが幸せになる話(メンヘラ) (Shunyap*2525)
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Twitterの話

なし


私は私は私は

メンヘラって気持ち悪いと思う。

絵文字使って相手を釣って何が楽しいの?

って思いながらも今日もTwitterを見る。

ほらつまんない人生でしょ?

分かるでしょ?

 

そんな私が死ねないのには理由があってリストカットと薬と彼氏が切れないからだ。

出会ってすぐ交換したLINEでやり取りを繰り返し「旦那さん?」なんて言ってみるとあいつは言う「は?いや彼氏」。

 

はぁ病んだ。

 

何このアイコン。

あいつと似てるようで違う赤が特徴的なアカウントを見つけて名前は「メンヘラ男子」。

 

この子でいいや。

少しのメンタルを植え付ける土壌にしてはいいだろうし。

 

「体の画像って交換できる?」

ゴミがって正直おもうでも交換しないと愛情が手に入らないのでから今日も送ってみる。

 

「大好きだよ。」

ほら、愛なんて存在しなかった。

今日も布団に沈む私を見届けて離婚した母へ。、

 

〜2

 

高校の登校時間もTwitterでDMを

(好きだよ。)(私も)

 

放課後は夕日って血みたい生理かよ。

「アイコンって色々あるよね〜」

私の親友の桜が話しかけてくる。

 

私は桜に言う。

「アイコンって恋するためにあるから。」

「なるほど…一目惚れってやつですか?」

 

「勘違いですよ。」

「だからそれを自分で言うなって笑」

 

 

「ええー。」

「見てこの画像尊くない?」

 

見せてきたのはBL画像だった。

 

「いいね。なんか色っぽくて。」

「は?もっとあるだろ感想」

ないよ。それよりこっち

 

赤いアイコンは私の彼氏に昇格

前彼は降格させて2番

 

はぁ、毎日これの繰り返し。

 

なにこれ

「お話しませんか?16歳男子です。」

 

いいねぇー。

「でね!このBLキャラがネコで…、」

うん。わかったわかった。

 

家に帰り汚いのでお風呂に入る。

実の所同性でも触れられるだけで嫌なのだ。

 

(返信しなきゃ既読無視になっちゃう)

いつもならきちんとする宿題も珍しくほったらかしでスマホ(Twitter)を見る。

ええーと

(お話しませんか?16歳男子です。)

 

「は、初めましてええーと笑

歳近いしタメ口までもっていきたいな。」

(初めまして!絵文字

タメ口でも全然いいですよー!

私は18歳です。)

 

すると5分。8月

 

(歳近いんですか!?

しかも先輩で汗

返信ありがとうございます。)

はぁ、年下男子は眼中に無いがめちゃめちゃ

 

可愛い。

 

それから私達のやり取りは2週間

 

(ほんとに好きな事ないんですね?先輩)

(いやー、友達が好き…。それじゃダメ?)

(先輩がいいなら全然いいと思います!)

 

・3週間

 

(私結構後輩くんのこと好きだけどな…ハート)

(そんな、。照れるじゃないですか?)

「可愛いと思いながらもダメダメ好感度。」

(かっこいいですね!照れ)

 

・4週間

(でも僕ゲイなんです。

男の子が好きで、)

「なるほどそんな人もいるんだなぁ感心現代。」

 

(先輩なら女の子として好きになれるかなって思ったんですがやっぱり自分の性には勝てませんでした。)

なら

 

「私がさ」

(私が男の子になったげようか?)

 

(え。どうやって)

(男心として後輩くんを好きになる。)

(男として僕を!?

嬉しいです泣ずっと悩んでたので、じゃあ次会うまでそうしましょう!ハート)

 

(もう勝ったな。

この子の1番は私。

 

あれ?ハマってたのは私?)

 

・5週間

 

父親から怒られて殴られてスマホを割られた。成績が落ちたらしい。

(やっぱり僕(私は)死んじゃいたい。

父親に家でいじめられるのに耐えられない)

 

「ぼっ僕も」

(先輩となら死んじゃいたい。

先輩が困ってるなら一緒に寄り添いたい。)

(ありがとう絵文字)

 

「…もう僕の人生も終わりか…早かったな笑」

(大丈夫ですか!?

…どうやって死にますか?)

 

(とりあえず飛び降りとか、

場所が分からないんですか?

どこ住みですか?)

 

(僕は大栄です。)

 

え。(私は話歌山です。)

 

「おっ先輩割と近いですね。」

(近いですね。)

 

(なら話歌山まで行きます私)

 

(分かりましたそこで会いましょう。

〜〜駅〇〇広場分かりますか?来れますか?)

 

(頑張ります!絵文字

その場でまた電話する)

 

「先輩可愛いなぁ。僕と死にたいがためにそこまで」

(分かりました)

 

・6週間

 

会えた。やっと、先輩に

 

「後輩くん!会いたかった。」

なら

「先輩くん行こっか。」

 

約束は最後まで

「守ります。先輩の事は」

 

「…ありがとう。大好きだよ。」

 

たっか高すぎて足が少しすくむ。

「…後輩くん怖いよ。」

「大丈夫です。僕が先に飛びましょうか?そしたら先輩くん怖くないでしょ?」

足を前に

 

「あっ、危ないよ!?」

「とっ飛ぶんじゃ?」

「そうだけど」

「ならもう行くよ先輩くんでしょ?」

手を思いっきり引っ張った。

 

「待って怖待ってじゃな__。」

 

これで僕の人生は完結する。

 

これで私の人生は終わる。

 

「「どうな人生だった?」」

 

「先輩から聞いてどうするんですか?」

「そっちこそ笑」

 

[完]




最後まで読んで頂きありがとうございました。

駄作で未完成ですが、

コメント&意見などは
@harukana_rina  


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