博麗の子孫よ永遠なれ (01・ω・/)
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第0話 〇〇紹介

本編、始まりま





せん!


 

〈人物紹介〉

 来夢(ライム)・博麗・ブラック

主人公。

霊夢の姉妹と×××××・ブラックとの子

茨木華扇の血も引いている。

左肘から左手にかけて、包帯をしている。

押すとグニャッっとする。

得意呪文は悪霊の火と、オリジナル呪文(万能)

座学は嫌い。早く練習したい。

一人称は基本的に僕。男子寮住まいをしている。

勘が良く当たる。

ロンは嫌いというかさっさとs……

御札を常備。弾幕は魔力の賜物。

「このままじゃ負ける!腕を!」

 

 博麗 霊夢

来夢の母の妹。

原作通りの脇巫女。

「時間なのよ。来なさい」

 

 霧雨 魔理沙

幻想郷に残らなくてはならない霊夢の代わりに魔法界へ行く。

ブラック家へ居候中。

ホグワーツで闇の魔樹に対する防衛術2の教師をする。

入ったのは、兄世代と同じ。

「教師だから悪戯するな?そんなことは知らないのぜ!」

 

 シリウス、レギュ、ベラ、ドロメダたん、シシー

みんな仲よ…く?死亡フラグを折ってるよ!

ベラは闇の帝王信者じゃないよ!シリウスはアズカバンだよ!

 

 ハリー・ポッター

みんな知ってる英雄さん。原作通りのキャラだよね…?

 

 ロン・ウィーズリー

マルフォイより、血に五月蝿い。ライムとは敵対する。

 

 ドラコ・マルフォイ

ライムの従兄弟?ロンより丸い(純血主義が)。

何か秘密を握っているような……

 

 射命丸 文

来夢の古くからの親友。

羽は隠している。

 

 ×××××・ブラック

名前?そんなもんはどうでもいい。単純にブラック家の人って事で。

 

 アルバス・ダンブルドア

怪しすぎるヒト。

 

 闇の帝王(名前を言ってはいけないあの人、例のあの人、ヴォルデモート)

原作通り闇やってる。今回はベラさんが仲間じゃない。バーティも仲間じゃない。

 

まだ出てない方々

 

 空(うつほ)・レーウ

なんか、聞いたことある?いえいえそんなことないですよね?

「うにゅ?私、八咫烏と喋れるし、k……」

 

 マエリベリー・ハーン(メリー)

メリーさんだぜ☆蓮子?友達だよ!←は?

境界を操る力を持ってしまった。

「急がないと、境界が壊れるのよ!」

 

幻想学園の生徒の皆さん

(校長は古明地さとり)

 

 藤原 妹紅

白髪の頼れるお姉さんポジ。

口調は中性的。

 

 宇佐見菫子&蓮子

宇佐見姉妹。蓮子はメリーの親友…?

弾幕が使えない為、日々使えるように練習している。

菫子は超能力でなんとかなる

 

 八雲 藍

動物もどきでは九尾の狐になる。

二重人格だが、式のおかげでなんとかなっている。

 

 八雲 蘭

藍の別人格。全く違う性格をしている。色々な事に巻き込まれやすい。

こっちの人格だと弾幕を出すことが出来ない。

 

 

〈用語紹介〉

 弾幕

魔力の練り方によって色や威力が変わる。

マホウトコロに通う生徒は、基本的に使える。(宇佐見姉妹を除いて)

 

 私立幻想魔法学園

通称幻想学園。

校長は古明地さとり。

弾幕を使える者、理想郷に関わる者に入学証が届く。

自力で飛べる人が多いが、クイディッチも行っている。

 

 

〈家柄紹介〉

 レーウ家

代々八咫烏に仕える。

空は純血。

 

 博麗家

代々巫女(シャーマン)の家として有名。

マグルの方が詳しい。

血は神聖な混血。

 

 宇佐見家

弾幕が使えなくても、代々幻想学園に入っている。

 

 ハーン家

元々はモンゴルの家系。今の本家は中国住まい。

 

 

 

 

家系図

 

【挿絵表示】

 

 

 




はい。という事で、紹介が終わりました。次回から本編です。
乞うご期待!!!!


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賢者のほぼ出て来ない石編
第1話 ホグワーツと列車


「霊夢!やっぱりこの子は幻想郷に居てはいけないいけないのよ」

スキマを切り裂くようにして紫が出てくる。

「どうして?幻想郷は全てを受け入れるんじゃないの?」

霊夢が突っかかる。

「やはりね。霊夢じゃ育てられないじゃないの」

意地が悪い華扇。

「今はここに居るが、そろそろ帰らないと」

そう言いながら連れて行こうとする×××××・ブラック。

「いいや。魔法使いは魔法使いが育てるべきだろ?」

話の通じない魔理沙。

今4人は、来夢の受け取り先で悩んでいる。

「……いいわ。ブラックに任せるしかないのよ」

「いいや。私がホグワーツに就職すればす済む話だろ?」

「腕を扱えるのは「貴方が教えれば良いだろ」むむむ」

「往生際が悪いわね…」

「「「兎に角、貴方(お前、あんた)が来夢を連れてはいけない(んだぜ、のよ)‼︎」」」

「うっ…しょうがないわ。さらば、ただの仙人に戻るわ。」

そこへ、フクロウが来た。

 

       ———魔理沙・霧雨嬢———

貴方は年齢不詳との事ですが、教師として十分な能力を持って居る為、下のいずれかの教師として職に就いていただきたいと思う。

   ・闇の魔術に対する防衛術2

   ・ルーン文字

   ・雑用係

               校長 アルバス・ダンブルドア

 

 

「おっしゃ!来たんだぜ!それじゃあ、ブラックと一緒に来夢も連れてくぜ!」

泥棒のような持ち方で来夢を抱き抱えると、「パチン」と乾いた音がして、魔理沙とブラックは姿を眩ました。

来夢side

「ドロメダ姉‼︎コレがホグワーツってとこからの手紙?」

フクロウが来た。

「そうよ。ライムも11歳かぁ」

1番中の良い、ドロメダ姉に言いに行く。

「おっ!ホグワーツからの入学許可証か?早いもんだな」

ベラ姉も来る。

「確か、そろそろシシーの子もダイアゴン横丁へ行くんじゃない?」

「じゃあ、その日に行くか」

ダイアゴン横丁という所へ行かなければならないらしい。

「ねぇ!レギュ兄んとこも行って来るね!」

 

 

 

 

 

ハリーside

ハリーは、ハグリットが来るまではマダムマルキンでローブを買う。

「おい。君も今年からホグワーツかい?」

金髪をオールバックにした少年が聞いてきた。

「うん。そこの奥の子も?」

黒髪の子に聞いてみる。

「ああ。僕も今年からホグワーツ。君、名前は?」

男子っぽい。

「……ハリー・ポッター」

「君がハリー・ポッターなの?よろしく。僕はライム・博麗・ブラック。そんでこいつがドラコ・マルフォイ。僕の姉さんの子らしい」

「ああ。よろしく」

 

ライムside

杖も選び、学用品を一通り揃えて家に帰る。

「ドロメダ姉、ベラ姉。今日、マダムマルキンでハリー・ポッターに会った」

2人に話してみる。

「え?本当?有名人だもんね」

「どんなんだった?あまり、会ったことのある奴は居ないからな」

凄い勢いで聞いてくる2人。

「えっとーーーー」

 

 

9月1日ーキングスクロス駅にて

「ライム。ここに突っ込みゃいいんだよ。わかった?」

九と四分の三番線に向かう為、ベラ姉に教えてもらって居る。

「OKOK。 321…GO!!!!」

突っ込んだ。

「ほんじゃ行ってきまーーーーーす」

空いているコンパートメントを探す。

「ここなら空いてんじゃん。入ろ」

そしてライムは眠りにつく。

 

「おーい! 起きなー」

誰かに起こされている。

「うにゅ?起きた?」

黒髪の子が居る。

「あたし、空。空・レーウ」

自己紹介をしてくる。

「僕はライム・博麗・ブラック。よろしく」

「ちょっと!私の存在を消さないで!空!私はハーマイオニー・グレンジャー。あなたブラック家の人?貴族なのに博麗の血も引いているなんて凄いわ。博麗家って確か……ミコ……シャーマンの家系よね?魔法族の方ではどうか知らないけど、私は知っていたわ。オフダっていうのを使うんでしょう。それってとても魔法に近いわ。だってオフダを自由自在に操れるのよね!」

勢いが凄い喋りだ。流石にそんなには喋れない。

「ああ!そうだった!私、今、ネビルのヒキガエルのトレバーを探しているの。見なかった?」

「いや、僕は見てないよ。探しているんだろ。僕も探すよ」

完全に空を置いて行っている。

「探さなくても大丈夫なのに…ハーマイオニー、ネビルって子を連れて来てよ。その子の右下のポッケにカエルはいるよ。レーウ家の八咫烏はそう言っているから」

八咫烏と喋っていたらしい。

すると、コンパートメントのドアが開いた。

「ねぇ僕のネズミ見なかった?」

赤毛の男の子が来ていた。

「名前は?」

後ろに黒髪の男の子も見えた。

「あっ。君マダムマルキンの店にいた!」

流石は英雄。記憶力もあるらしい。

「君、ハリー・ポッターか。そこの君は……?」

喋ったらムッとした顔をされた。何故に?

「僕はロン・ウィーズリー。君、ブラックかなんかだっけ?見たことあるよ」

「お前、、ウィーズリーか。僕は来夢。ライム・博麗・ブラック」

ウィーズリーだった。ブラック呼びされた。

「ブラックのハジキ者か。どうでもいいだろ!僕なんてどーせ血を裏切る者だろ?例のあの人に繋がった人が兄弟姉妹。お前だって繋がってるに決まってるし、人殺しの犯罪者シリウス・ブラックに、純血主義のマルフォイ家に嫁いだナルシッサ・マルフォイ。狂気のベラトリックスとレギュラス、唯一善人のアンドロメダ。正常な人が1人しか居ない。正直言って関わりたくないね!」

…………………コイツ……ヤってやる。

「……俺はね、人を殺したとはいえシリウスの事、兄貴だと思ってるんだ。ドロメダ姉は良い人だけど、ベラ姉だって良い人だよ?レギュ兄は狂気とはいえ、例のあの人とは関わってないと言い切れる。シシー姉はマルフォイのとこ行ったけど良い人。お前は何も知らないし、知ろうともしてない。お前、マルフォイ家より差別してるから。スリザリン行ったら?」

最後の方で顔が醜く歪んだ。

「エクスシア 償え」

 

 

 




原作改変内容
ロンもネズミを探して列車内を探している。
ロンVS来夢 勃発

オリジナル呪文
エクソシスア 償え
呪文を掛けられた者の罪の分攻撃される。
罪は呪文を使う方が決める。
掛けた方は、身体強化する。
万能だが、来夢にしか使えない。
他の人は、身体強化呪文としてしか使えない。


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第2話 列車で友達増やそうよ

ハリーside

「エクスシア 償え」

ライムが呪文を唱えた後、ロンは前の車両に向かってぶっ飛んだ。

(え……)

「ライム!今、何をしたの?殺してはいないでしょうけど…」

ハーマイオニーが声を掛けると、ニッコリと笑ったライムがいた。

「僕は、罪を償わしただけ。殺してもいないし、禁術も使ってない」

引く。考え方に引く。

「これで、邪魔はないな。さ、コンパートメントに入ろ♪」

みんなでコンパートメントに入る。

 

 

 

来夢side

純血をぶっ飛ばした。

「ライム!今、何をしたの?殺してはいないでしょうけど…」

ハーマイオニーに聞かれた。

「僕は、罪を償わしただけ。殺してもいないし、禁術も使ってない」

普通の事だ。

罪は償うものだ。

純血は罪を犯した。

だから償わした。

ただそれだけ。

何でもない。「これで、邪魔はないな。さ、コンパートメントに入ろ♪」

みんなでコンパートメントに入る。

 

 

 

???side

誰かがぶっ飛んだ音がした。着地点は僕らのコンパートメントの前。向かいは双子のウィーズリー。

「クラップもゴイルも動くなよ」

コンパートメントのドアを開ける。

「「「赤毛……ウィーズリー(ロニー坊や)か」」」

「え?」

双子も出て来ていた。

「ロニー坊やは血に五月蝿いからな…」

「ああ。死喰い人並にな」

「ブラックが居るって言ってたぜ」

「は?」

ブラックが居る?絶対来夢だ。

「なぁ。今からそのブラックの所に行くんだが…」

「「知り合い?」」

調子狂うな…

「僕の母上の妹だ」

「案内してくれるんだろ?マルフォイ」

 

 

来夢side

今、僕は説教されて居る。脚が痛い。

それは少し前の事。

 

ガラッ

コンパートメントのドアが開いた。

「おい!使ったのか?」

「使ってない。杖は使ったけど」

相棒が来た。

「はぁ?償いの呪文は使うなって言われてるだろ?反応でルーミアが出て来たらどうするんだ。まだ御札を付けてないだろ?暴走したら、どうする気だったんだ!」

あれ?これ、もしかして、、、説教ルートか?

「おーい。そこの奴等ー。長くなるから座れー」

可哀想な上級生に声を掛ける。

「「気付かれてたのか」」

「俺はフレッド・ウィーズリー。さっきのロニー坊やより血には五月蝿くないというか血なんてどうでもいい。悪戯出来る奴はこの中にいるか?」

自己紹介をしてくる。

「兄貴と同じく、悪戯は好きだぜ」

私は答える。

「兄貴って誰だ?俺はジョージ・ウィーズリー。俺ら双子なんだ。よろしく」

やっぱり。双子の呪文でも使えるのかと思うだろ…

「兄貴?悪戯仕掛け人のバットフットこと、シリウス・ブラックだよ」

「「え?それ、親世代じゃねーの?」」

「あーあー五月蝿い。兎に角、兄貴は兄貴だ」

 

「さ、そろそろ説教の時間だ相棒」

「、、、イヤダーーー」

 

 

 

そして、今に至る。

「………だから使うなって言ってんだ?」

「早くルーミアのこと出してあげたいじゃん」

「は?あんな人外に気持ちがあると思うか?」

「インカーセラス、フリペンド」

「……」

「フリペンド、フリペンド、フリペンド、フリペンド!!」

…………やっぱ、罪は償って貰おう。

「エクスシア」

「ゴフッ」

 

 

 

???side

僕のコンパートメントに誰かが来た。

「このカエルを探してたのは君?」

「うん…探してたんだけど、見つかんなくて…ありがとう」

黒髪の女の子二人来た。鴉とトレバーを連れていた。

「私は射命丸 文です。こっちで言うと文・射命丸でしょうか?兎に角よろしくですね」」

「あたし、空・レーウ。空でいいよ。この子は八咫烏と地獄烏のハーフの鴉。名前はやっちゃん。君の名前は?」

地獄烏ってなんだろう。ヤタガラスは日本?って国に居る使い魔というか…主だった筈。僕の記憶は当てにならないから…

「僕、ネビル・ロングボトム。よろしくね…」

「よろしく!そんじゃあ行こうか。来夢の所へ」

え?それ誰?

「出発!!!」

 

 

 

今、僕は空って子と文って子に連れられて、ライムって子の所へ向かっているらしい。が、今は戦闘中だ。え?何故って?歩いている途中に会ってしまったんだ。ロナルド・ウィーズリーに。

 

「おい。ロングボトム、お前も純血だったよなッ」

文と空には見向きもしない。出会って直ぐに戦闘開始。

「うにゅ!戦闘か…本気で闘いたくないな…」

「そうですねえ…」

煽るような事言わないでよ!!

 

空side

戦闘が始まってしまった。

「うにゅ!戦闘か…本気で闘いたくないな…」

呟いてしまった。

「そうですねえ」

「本気でもなんでも出せ!レーウ家八咫烏当主と鴉天狗!」

え?なんであたしが八咫烏だって知ってるの?

「……空、弾幕をお願いします」

「本気出したら、列車が大破しちゃうよ。じゃあ手短に行きますか。制御「セルフトカマク」!!お前の力見せて貰おう!」

弾幕を出す。こっちの人はあんまり出来ないらしいし。

「「え?」」

 

スペカはブレイクされる訳でもなく赤毛を滅ぼした。

「空…なんでスペカ使ってんだ…」

「うにゅ?」

「ちょっと待って。スペカって何?そんな魔法聞いた事ないわ」

来夢とハーマイオニーと黒髪と金髪と双子がいる。

「スペカっていうのは、スペルカードの略。魔力を外に放出する時に、練り方を変えると弾幕が撃てるから、その合体技としてあるのがスペルカード。それがスペカ。殺傷能力は変えられるから、攻撃から悪戯まで何にでも使える」

「やっぱり博麗の巫女!スペカの説明も分かりやすい!」

「「「博麗の…ミコ?」」」

赤毛と黒髪は分からないらしい。

「博麗の巫女っていうのは…巫女っていうのは、シャーマンのこと。博麗家の巫女の事なんだけど博麗の巫女には特徴があって、まず勘が強い。次に夢想封印が使える。これはスペカ。攻撃を全て回避できる優れもの。理解した?」

(やっぱり)

 




〈紹介〉
 スペルカード
魔力を外に放出する時に、練り方を変えると弾幕が撃つことが出来る、その必殺技がスペルカード。殺傷能力は変えられる為、攻撃から悪戯まで何にでも使うことが出来る。


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第3話 組み分け大異変

来夢side

「はー…やっと組み分けだよ…」

((((それはお前(君、ライム、来夢)が悪い!))))

今、ホグワーツの校内に入った。

「それでは組み分けをします」

マクゴナガル先生について行っている。

「ABC順に呼びますので、呼ばれたらここに来て、帽子を被りなさい。

アボット・ハンナ!」

「ハッフルパフ!!」

「ブラック・ライム!」

(行ってくるぜ〜)

『フム…お主、ブラックでもあるが、博麗でも茨木でもあるのか…スリザリンとグリフィンドール、どちらが良い』

(グリフィンドールで)

「グリフィンドール!!」

(((え?ブラックなのに?)))

 

 

「マルフォイ・ドラコ」

『』

(!!)

「グリフィンドール!!」

「「「何故に!?」」」

 

 

「ポッター・ハリー」

『』

(スリザリンは嫌、スリザリンは嫌、)

「グリフィンドール!!」

「「ポッターを取った!」」

 

 

「ウィーズリー・ロナルド」

『』

(^ - ^)

『』

(^^)

「ヒッ……スリザリン!!」

「「「ウィーズリーが血を裏切ってないじゃないか!!」」」

 

「それでは終わります」

 

 

side out

少しして…

「ちょっとすみません。これはどういうことですか?」

ハッフルパフの上級生が手を挙げる。

「あー、ミスター・ティゴリー」

「荒れてます」

そこには、戦闘中のスリザリンとグリフィンドールの新一年生がいた。

 

ドラコ「ステューピファイ」

ロン「エクスペリアームス」

来夢「インカーセラス」

空「いっくよーっ 爆符「メガフレア」!」

ロン「セクタムセンプラ」

ノット「使うしかないだろッ!クルーシオ」

来夢「拉致があかない!霊符「夢想封印」

 

いつの間にか、大広間はカオスで危険な場所になっていた。

「先生ー!!助けて下さい!」

「流石に流れ弾は避けられないよ!」

「呪文が速くて強力過ぎる!!」

「こんなには助けられません!」

 

ロン「インペリオ」

空「うにゅ!鴉符「八咫烏ダイブ」

来夢「霊符「夢想妙珠」

ザビ「アバタケタブラ」

来夢「エクスシア」

 

4人の戦闘で大広間はカオスから阿鼻叫喚の地獄へ変貌していた。

「出血多量で倒れそうです…」

「今の緑の光線、死の呪文じゃん!」

「速く!私の境界に入って!ここから逃げられるわ!」

「怪我人はマダムポンフリーの所へ行くのです!」

「私のとこなら逃げれる!」

 

ロン「アクシオ、吸魂鬼!」

ハー子「エクスペクトパトローナム!」

来夢「闇符「ディマーケイション」

 

「先生!止めてください!」

「あの変な丸いのってどうしたらいいのか分かんない!」

 

「異界「地獄のノンイデアル弾幕」

「止めろ!ルーミアもへカーティアも腕も覚醒したらどうするんだ!」

「あ゛…」

 

「先生!!」

「諦めなさい…決着はついたようですよ」

 

WIN:来夢

 

 

来夢side

「知らない天井だ…」

言わないといけない気がした。

「みんな!ライムが起きたわ!」

ハーマイオニー声がした。なんか闘ってた気がする。けど、どうなったんだっけ?記憶がないや…

「大丈夫?」

「今、何日?」

「9月3日よ。その前に、組み分けが終わった瞬間に闘い始めるなんて非常識にも程があるわ。私たちが勝ったんじゃなくて、ライムが勝ったのよ。でも、最後のダンマクを使った瞬間気絶するんだもの。フォークスには御礼を言っておきなさい。助けてくれたのよ」

うう…半分説教だ…

「この子は安静にしていないといけないんです。明日までは入院しなさい」

マダム・ポンフリーがハーマイオニーを返した。ありがたやー。

 

 

そして、退院後…

「さ、勉強しましょ、ライム★」

ハーマイオニーが来た。

「え?大丈夫。そんぐらい出来るよ」

すると、ハーマイオニーは鞄の中をゴソゴソと何かを探して…で出来たのは…テスト用紙!?

「じゃあ、これを解いてみて。8割方合っていれば今後の学習に不便は無いわ。実技はやらなくていいでしょうし」

 

そのテストで、僕は7割方取ったので許された。

 

ハーマイオニーside

ホグワーツのどんな本を見ても“ダンマク”については書いていなかった。

今日は、日本語で書かれた『幻想郷縁起』という本を解読するべく図書室に居る。

「ハーマイオニー?何見てるの?」

ハリーに話しかけられた。

「『幻想郷縁起』という本よ。この本に、“博麗”という文字を見つけたからもしかして“ダンマク”の事も載ってるんじゃないかと思って、今翻訳しているの」

「へー…うん。僕、談話室に帰るね」

ハリーと入れ違いに金髪の女の子と来夢が来た。

「ハーマイオニー、今のってハリー?」

「ええそう…よ。ところでその子は?今、私とても忙しいの」

グリフィンドールの子らしい。ローブの中の色が見えた。

「この子はマエリベリー・ハーン通称メリー。ハーマイオニーには朗報だと思うんだけどな。メリーは宇佐見蓮子っていう日本の魔法学校に通っている親友が居るんだ。本当はそっちに入る予定だったんだけど、土壇場で無理になっちゃったんだそう。だから日本語が読めるし、幻想郷縁起も読んだ事があるそう。どう?朗報だろ?」

「ありがとう!ライム!!やっぱりライムは友達ね!!」

「ハーマイオニーって呼んでもいい?」

「いいわよ。。メリー」



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第4話 弾幕とメリー

今回はすみません。やけに短いです。


来夢side

「みんなで弾幕ごっこしたい」

呟いてみる。

「じゃあ、空とライムで教えればいいんじゃない?」

寮にいたハリーに答えられた。

「え?それめっちゃいいじゃんww」

みんなを呼ぶ。

「これで全員か?」

男子寮に10人が集められた。

「来夢、何をする気なの?最近よくやられるからこれには慣れたけど」

「はーい。御注目!それでは必要の部屋に行くよー」

パチン 必要の部屋へ向かう。

「よし、これでOK。それでは、みんなに弾幕を使えるようにしてもらう」

今回用意したのは幻想郷に近い部屋。

ここなら弾幕も出し易いだろう。

「えーっと、今弾幕が使えるのは、僕と文、空に相棒。メリーとフレッド、ハーマイオニーがもうちょっとってとこか?」

1人で先生してる気もするが…

「そんじゃあ空、ここに来て弾幕ごっこしようか」

隣に立たせて、少し離れる。

「メリー、審判よろしく」

始めていく。みんなにはあんまり弾幕同士の弾幕ごっこは見せた事がない。これで勉強になれば良いが…

 

 

メリーside

「被弾50個で負けよ、それでは始めます。3、2、1、start!」

「先手必勝!グラウンドメルト!」

開始早々弾幕を放つ空。

「スペカを使わずに勝てる訳ないだろ?月符「ムーンライトレイ」!」

対抗するようにスペカを使う来夢。

「確かにね、核熱「核反応制御不能」!」

そしてブレイクする為に、空もスペカを使う。

「あちゃーブレイクされるかー。ま、僕はまだ被弾していないんでね。。負けんよ」

どんどん色とりどりで綺麗な弾幕が繰り広げられていく。この攻撃が全て例のあの人に当たるなら、ハーマイオニーの言う通り、勝つ事が出来るかもしれない。あの能力を持ってすれば可能性は高まる。

「メリー!境界を制御しなさい!ココが呑み込まれるわ!」

知らぬ間に境界を展開していた。

「ええ。“終結”」

昔。蓮子と秘封倶楽部をやっていた頃。私は境界を操れる程度の能力なんて持っていなかった。

「貴方達、弾幕ごっこに飽きていない?」

「……うん…もう2人共見えなくて…」

そう答えたのはハリー。

「じゃあ、私の過去の話をしても良いかしら」

「ええ。何か判るかも」

これはハーマイオニー。

「それでは案内するわ。儚げで脆く、重たい私の過去へ。貴方達にはこれを知る権利があるの」

 

 

 

 

メリーsaid Only

私には、宇佐見蓮子という日本人の親友がいるの。今も時々フクロウで手紙を送っているわ。私達の住んでいる所は、魔法とか非科学的なものは無かった。でも私達は信じたの“幻想郷”を。それを見つける為に結成したのが“秘封倶楽部”。え?見つかったのかって?勿論。だから蓮子は幻想学園に入れたの。でも、私は入れなかった。なんでかって言うと、私の能力が変わってしまったから。私の能力は「結界の境界を見る程度の能力」だった。けど今は、「境界を操れる程度の能力」に変わってしまった。「境界を操る程度の能力」を持っている幻想郷の賢者のせいで私は…私は、、幻想郷に入れないのよ!!!フクロウとかは入れるのに…私の能力が賢者と被ったからって入れなくしなくてもいいじゃない…幻想郷縁起とかは貰ったけど、もう夢でも幻想郷に入れないの!!幻想郷に出入り出来ると知った蓮子の笑顔は可愛かったけど、もう無理。会う事は無い。あんな事を言われたら無理よ…

 

 

私が9歳のある日。

「メリー…ごめん私は入る。入学する」

 蓮子は私の事を嘲笑っていた。いつも一緒に居た私だから判る。

「酷い。幻想郷に入れない私の事を嘲笑って!」

「嘲笑ってなんかいない!幻想郷に入れる私を妬んでいるからそう見えるだけ!そんな事思ってない!」

「違う!それに貴方は知って居た筈。だって蓮子のお姉さんは幻想学園に通っているじゃない!」

「姉じゃ無い!従姉妹!」

「…蓮子なんてどうでもいい」

「は?メリーなんて消えちゃえ!目障りだよ」

この時地が揺らいだのを感じた。蓮子の顔は髪で見えなかった。

「『世界からゴミを排除する程度の能力』それが今の私の能力。死にたく無いなら消えてよ」

空気を読まない虫は死に、でも…私は…

「勘違いしない事ね。それじゃあ、さようなら。宇佐見蓮子」

私は気づいてしまった。蓮子の勘違いに。でも私は境界を操り、そこから消えた。

 

 

 

 

今も私は間違ってないと思ってる。勘違いを言わなかった事も、仲違いした事も。寮生活中に会いたくなったら蓮子の所に行ってしまっていただろうし。でも…

あんな言葉、蓮子の声で聞きたくなかったな…

 

 

「私はマエリベリー・ハーン。ハーン家の当主よ」

 

 

その後当分の間は、ハーン家を復活させる為に寝る間も惜しんで働いて、働いて。

それが10歳の頃。それで、ホグワーツに入れる11歳になった。でも私はもう壊れていた。実は私は14歳なの。3年も留年させてもらって…おかしな子ね。だって入学当時の私はなんて呼ばれていたと思う?“壊れたお人形さん”よ。確かにそうだったのかも知れないけど言わなくたっていいじゃない…

そのせいで本当に私は壊れたのよ。

 

3年間の間、私は能力を上手く使えるようにしていた。本能的なものね。だってその時の私に思考なんて無いもの。考えられたのは蓮子の事、生きる事。それだけ。本当にそれだけだったわ。他の事は何も考えられない。

 

 

 

 

 

 

 

???side

英雄が動き出したようだ。博麗の血統も。

「さて、始めましょう私の妹達の為に。私達の未来の為に。世界を作り替えましょう」

緑髪の少女の前には、黒髪に巫女服の少女と青髪に作業服の幼女が透き通ったオレンジ色の液体に浸かっていた。

「私の可愛い養分達。起きたらダメですよ。まあ起きたらどうなるか分かってると思ってますけど」

エネルギー源はある。でもまだ足りないのよ。さて今年の最後までに英語を使えるようにならないと。

後7ヶ月ね、頑張るしかないわ!

私達、プリズムリバー家の為に。



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第5話 飛行訓練とピンクの霊

side out

「明日は飛行訓練の初回の授業ね!」

ハーマイオニーが掲示板を見て言った。

「「「そっか…」」」

自信のなさそうなハリーとネビル。困り顔のライム。

「きっと大丈夫だ。ネビルはともかく、ハリーは飛べる。ハリーの父親ジェームズ・ポッターはクイディッチの選手だったんだ。相棒は…そういう事か。」

理解者ドラコ。全てを解決してくれた。

 

 

 

来夢side

「どうして飛行訓練なんかあるんだぁぁぁ」

今日の午後、飛行訓練がある。もう嫌だ。

「フリでいいだろ。なんとかなる」

 

「どうして誰も箒の横に立たないのですか?」

飛行訓練の先生———鷹の様な見た目のマダム・フーチが言った。

お腹が痛い…もうやだ…

「それでは、箒の横に立って『上がれ』と行ってください。怖がってはいけません」

「「「「「上がれ‼︎」」」」」

箒が上がったのはハリー、ドラコ、ロンぐらいだった。

何回か言っているとある程度の人は上がった。

「「上がれ!!」」

残ったのはネビルと僕。何回言ってもどうにもならない。

「先生!僕、箒で飛ぶ事は出来るんですけど、上げる事が出来なくて…」

「分かりました。2人は取りなさい」

「キャッ」

誰かの声がした。———ハーマイオニーの声だ。

「「ハーマイオニー!」」

ハリーとネビルの見事なユニゾンがあった。

 

箒を取らずにハーマイオニーの方へ飛ぶ。今はそんな事考える必要な無いだろう。

「フリペンド!」

箒をぶっ飛ばす。ハーマイオニーは僕が抱える。

「大丈夫?」

コクリ 頷いたし大丈夫だろう。地面に着いたらハーマイオニーをマダム・フータ?なんだっけ?まあいいか。兎に角、先生に渡す。

「今からミス・グレンジャーをマダム・ポンフリーの所へ連れて行きます。箒で飛んだらクイディッチのクの字も言わせる前に退学してもらいますからね」

 

「やっぱり、ブラックは闇側だな。知らない奴なんて居ないよな?」

グリフィンドールの誰かが言った。いつものメンバー以外のグリフィンドールは僕から離れている。

「それよりさー、誰がハーマイオニーを嵌めたんだろうねー」

スリザリンの方を向かずに言う。

「嵌めた?何言ってんのさ証拠でもあるのかい」

「証拠ねー、、、あるよ?でもその前に犯人を公開しようかー」

どうやっても棒読みになってしまう。けどもう犯人は分かっている。

「お前が嵌めたんだ!セオドール・ノット!!!」

名探偵風に指を指す。カッコつけたわけじゃ無いけど。

「はぁ…何を言っているんだ。僕はその話に入っても居ないんだぞ」

1番前に出て来た。誘い出し成功!

「証拠が見たいかい?文!」

「ちょっと人使いが荒いですよ…でも、勿論写真は撮ってます」

「こんな人外が何か用か?」

滅多にないことだ。空が話を最初から最後まで聞いている。

「鴉符「八咫烏ダイブ」!」

弾幕を出してきた。それはヤバイ。解明されたら終わっちまう。

「神霊「夢想封印」!」

強めの夢想封印を放つ。

(来夢ーーーっ)

呼ばれた。呼ばれた。今、霊夢さんから呼ばれた。行かなくてはいけない!

「メリー!プリズムリバー邸まで境界を開け!相棒と文も来い!」

 

 

 

霊夢side

(はぁ…ここ何処?)

霊夢———博麗霊夢は、LCLという名の液体に浸かっていた。

(逃げないと)

スペカを発動した。正しく言おう、発動したかった。

(なんで?スペカが使えない!?)

(来夢ーーーっ)

困った時の博麗来夢。

 

side out

来夢は急いでいた。博麗霊夢——————自分の保護者という名の師匠が手こずる様な相手だ。最低限の人数、最大の戦力でいく。

(やっぱり呼ぶか…)

来夢は左手を天高く上げる。ローブが重力に負け、腕の包帯が現になる。

「魂魄妖夢を呼び出せ!」

宣言すると、天から悲鳴が聞こえる。

「ああっ!やっぱり来夢さんですね!この呼び方はやめて下さいって何度言ったら分かってくれるんですか?」

白髪の剣士、、魂魄妖夢が来た。

「あ、幽々子様、お久しぶです。白玉楼を守り、西行妖を管理するのに精一杯で…今度暇でもあったら来ますね」

申し訳なさそうに妖夢が言う。

「あ、その件についてはもうなんとかしたぞ。来年からの編入と、幽々子さんの新しい身体。ある程度は手配済み。後は能力をどうするかだけになった」

「まぁ、僕的には能力があっても制限出来ればいいし、トムを倒すにもいいだろう」

和んでいる。とても和やかだ。

「そんじゃあ…幽々子様。出てきてください。」

「はーい。妖夢、久しぶりね。最近あんまり行ってないけど、西行妖はなんとかなってるかしら…魂魄の人間とはいえまだ子供よ?侵食があったら即死。早く別れたいわね。じゃあ能力を半分くらい授けるわ。………」

白楼剣と楼観剣を差し出す。すると幽々子様の仮の身体の手がズブズブと入っていった。そして抜く。

「これでいいわ。このまま、ホグワーツに帰った方がいいかしら」

「そーーーだね。じゃあ幽々子様よろしくお願いします」

幽々子様が優雅な動きで去って行く。

そして来夢と妖夢、文が残された。

「どうして私は始終空気何ですか!?呼んだ意味ないじゃないですか!?」

「意味はある。この後プリズムリバー邸に行くんだからな」

自信たっぷりに来夢が言う。

「「はぁ⁉︎⁉︎⁉︎」」

 



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第6話「mission:博麗霊夢を救出せよ!!!」

「文は援護と後ろの守りを。僕らは前をやっていくから」

「文。新聞はエンターテイメントとして楽しんでますが、戦闘もできますよね?」

来夢と妖夢の圧が凄い。

「は、はい…」

あの射命丸文が押されている!はたてが知ったら念写しているだろう。

プリズムリバー邸のドアが勝手に開いた。

「行こうか」

 

???side

「はぁ…情報なんて流してもいないのに…ここを特定されちゃって…面倒臭いけど殺りに行きますか」

細身のナイフを持っている。

「さて。ミイラ取りがミイラになるとはこの事よ」

殺意の籠った目で画面を見ていた。

 

side out

プリズムリバー邸の勝手に開いたドアの中に入ると勝手にドアが閉まった。

「もしかして閉じ込められた!?」

案外怖がりの射命丸。

「もしかしてもないですよ!」

勿論怖がりの妖夢。

ピュッ

変な音が鳴ったと思った次の瞬間。

「避けろ文!」

明らかに射命丸を狙った光線が放たれた。

「鴉天狗は御用無しって事ですか…来夢さん。私、一人で行動します。このままじゃ流れ弾が当たるかも知れません。でも、それじゃあ終わりです。なので、さようならっ!死体回収は宜しくお願いします!」

去る瞬間には一滴の涙が見えた。

「あっ、、文……何でだよ…死ぬなんて言うなよ…」

今にも涙腺が崩壊しそうだ。

「来夢、、霊夢を助けるんじゃないですか!来夢が霊夢の事を早く助け出す為に射命丸さんは行ったんですよ!!射命丸の気持ちを踏み躙るんですか!!!」

半霊が真っ赤になっている。

「そうだよな…妖夢…行くか!!」

 

 

???side

「チッ、、、ほっとけばいいのに…半人半霊の庭師…」

舌打ちをして居る。

「もういいいわ。私が行きましょう。そんなに広い家じゃないもの…」

 

 

side out

その奥の扉も勝手に開いた。

「扉が…開く…?」

立ち直った来夢が言う。

「さて、戦闘ですね…博麗来夢!」

登場早々にアバタケタブラを連発する緑髪の少女

「早く倒さないと霊夢と袿姫が死んじゃうわよ〜」

来夢が弄ばれている。妖夢も白楼剣と楼観剣で防いでいく。

それでも来夢と妖夢が押されている。

すると白い煙が上がった。

「私は死なない!レイラ・プリズムリバー!!」

楽園の素敵な巫女、博麗霊夢が満を成して登場。

「霊符「夢想封印」!!」

「騒霊「プリズムリバーの大合唱」

殺す気満々の弾幕勝負が始まった。

「神霊「夢想封印 瞬」

「騒霊「リリカ・プリズムリバー」

「来夢も妖夢も加勢しなさい!」

喋りながらも弾幕を展開している霊夢。

「闇符「ダークサイドオブザムーン」

「趣向の違う弾幕!楽しいわね…」

始終笑顔を絶やさないレイラ。

「楽しい?これは戦闘です!楽しまないで下さい」

楼観剣を使って邪魔な弾幕を消す妖夢がキレた。

「楽しまないなんて勿体無いじゃない!楽しむ所で楽しまないと人生損よ」

「それじゃあ、ここは楽しむとこじゃないです!」

白楼剣まで出し始めた妖夢。

「これ、使ってもいいですよね」

 

 

 

 

「うふふ…みんな強いわね…騒霊「リリカ・プリズムリバー」

「!!………お前…お前の姉妹を闘いに使うのか!」

来夢はスペカを聴いて思った。名前だ。プリズムリバー3姉妹の名前。

「ええ。この子達は居なくなってしまった3人の見た目、声、気持ちをしているの。でも、この闘いに使う理由はある。私をプリズムリバー邸に残した罪を償わす為よ」

「罪を償わす為と言ったか。いいや違う、お前の方が罪を犯している」

レイラは顔を歪めた。

 

 

 

「大分やったわよ!」

みんなボロボロになっている。でもレイラは笑っている。

「点火「命の灯火」これでいいわ…ね」

最後のようだが…レイラから赤色の光が出て来た。

「そんなのダメだ!…不死の焔よ…」

燃焼呪文を使う。が、赤い光は霊夢のところへ行く。

「妖夢…白…白楼剣を…」

その間にも赤い光は霊夢へ向かう。

「あああああ」

狂気を出してしまった来夢はどうにも出来なかった。赤い光は霊夢の胸元へと入ってしまい、霊夢はにこやかな笑顔を浮かべた後、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さよ…なら…来夢…妖夢…ありがと」

 

 

 

「そんな!…霊夢!そんなのおかしいです…霊夢が死んだら魔理沙が悲しみます…」

 

 

 

「ごめん…なさい蘭夢…許して…」

 

 

 

 

「蘭夢…誰?」

霊夢が最後に言った言葉は誰にも理解出来なかった。否、袿姫にしか分からなかった。

「霊夢はやっぱり蘭夢の事を助けようとしてたんだ…」

それ以上袿姫は語らなかった。良くて来夢を悲しませ、悪くて来夢の狂気を悪化させるからだ。

 



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第7話「mission:ここから脱出せよ!」

今回、お知らせアリ!最後までお読みください!


 

 

 

 

 

 

だいぶ経った。

「霊夢を連れて…帰るんだ…」

一言も話していなかった来夢が唐突に喋り出した。

「そう…ですね。。それでは行きましょう」

入り口のドアを来夢と妖夢が押す。

ギギギ 耳にしたくない音がした。すると、ドアは取れた。そう。取れたのだ。

「うわっ」

その外は濃い紫色の結界に包まれていた。

「やっぱりレイラは生きていたんだよ」

遠くの方に緑髪が見えた。

「じゃあ、ぶっ飛ばすかぁ?」

ドンッバキッパシュッ

来夢は結界を左腕でぶっ飛ばした。壊したのではなく、ぶっ飛ばしたのだ。

「来夢さーん」

誰かの声がした。

「ちょっ、来夢さん。私を忘れるなんて酷いですよぉ!!」

文の声だ。

「え…?霊夢…さん?」

誰もが忘れていた。文は知らないのだ霊夢がレイラの死闘の末に死んだこと。それでもレイラは生きていたこと。

「来夢さん。霊夢さんは…霊夢さんは死んじゃったんですか!?」

我らが博麗霊夢は死んでしまったのだ。

 

 

 

 

ハリーside

「大丈夫かしら…」

ハーマイオニーが心配をしている。

「3人とも行っちゃったものね…」

境界を閉じたメリーが来た。

「ハーマイオニーとメリー!あれ、ドラコじゃないかなぁ…」

遠くの方にオールバックの金髪が見えた気がした。

「ハリーあってるわ!でも、来夢はいないみたいね」

ハーマイオニーにも見えたよう。

「あ、倒れた。行くわよ!」

ここまで歩いて来たみたいだけど、こっちに来る前に倒れたみたいだ。

「ハーマイオニーはあっちにいるマダム・フーチに言ってきて!僕らが連れてくから!」

 

 

 

来夢達side

文の記憶を頼りにホグワーツへ帰る為に来夢達は歩いていた。

「やっぱりメリーにいっときゃ良かったな」

「境界から帰れましたもんね」

と、妖夢は来夢に返す。

「アソコの龍って手懐けられますかね…」

飛んでいた文が降りて来た。

「おーい。そこの龍!名前は知らんがホグワーツって知ってるか?」

上を向いていたが、頷くように下を向いた後、上を向いて火を吹いた。

「よーし。妖夢、文、袿姫さん。このドラゴンに乗れば連れてってくれるかも」

 

 

 

 

 

 

 

 

ホグワーツ組side

「???。アレってノーバードじゃないかしら?」

メリーがめざとく何かを見つけたよう。

「え?なんでこっちにくるの?」

「!!みんな乗ってる!」

パタパタとそちらの方へ走っていった。

 

「「「来夢(ライム)!!」」」「ライムと文さん!」←ハリー

「よお、みんな」

来夢は知らん人2人と死にそうな人を連れていた。

「…霊夢(小声)」

「ちょっと!怪我してるじゃない!医務室へ行くわよ」

みんなで医務室へ行く。そこでは、マダム・ポンフリーが仁王立ちで待っていた。

「行方不明って言ってた子よね。ミネルバから話を聞いているわ」

マダム・ポンフリーに見られる。

「少し精神的な事があったのね。でも今は怪我のことだけでいいわねそこの子達も来て」

白髪の子、青髪の幼女、文も行く。

「白い子は軽症、青い子は怪我無し、ホグワーツの黒い子は重症ね。入院しなさい。シャーマンのあなたは……」

そこへダンブルドア校長が入ってきた。

「Ms.魂魄とMs.ブラックは来なさい」

2人が呼ばれた。

 

 

 

妖夢side

ホグワーツという学校へ着いたとたん、幽々子様と来夢の友人らしき人から囲まれました。

(幽々子様〜)

 

その後、医務室に行ったと思ったら直ぐに校長室へ連れて行かれました。

「えー、まずはMs.魂魄。君のホグワーツ編入を許可しよう。少しは出来ると聞いているからのう。次に重い話なんじゃが、Ms.博麗…君の身内じゃろう。あのミコ、、シャーマンは死んでしまったのか?」

どうやら私はホグワーツへ編入させられるらしい。幽々子様がにやけていたのはその為か…

「はい。プリズムリバーの野ろ…失礼。レイラ・プリズムリバーが強制魂換を使い、霊夢の魂(いのち)を奪って生きました」

質問には来夢が答えた。

「そうなのか、妖夢」

急に振られた。

「はい、、アレには白楼剣しか効かないのです…すみません…」

「いや、謝る必要はないんじゃ。君らには開心術が効かんのでな」

そういう事か、私達には効かな…幽々子様!幽々子様は普通の学生の振りをしなくてはならないんじゃないですか!

「はいそうですね。そろそろいいですか?来夢の友人達に挨拶してきますね(棒)」

逃げて伝えないと!

(来夢、幽々子様に開心術は?)

言わずに伝える。バレたら終わるかもしれないですよ!

 

 

来夢side

(来夢、幽々子様に開心術は?)

やべえ…忘れてたぁ…もしバレたら怪しまれる?退学?裁判?

 

———逃げよ。

 

「えーっと、それではお話も終わったようなので帰りますね(棒)」

「そうか?それじゃあ行って良い」

早く伝えないと、妖夢!

 

「なぁ相棒。お前閉心術って使えるか?」

取り敢えず聞く。

「あー。。使えるか?いやまあ閉心術使えるか分かんないけど、開心術効かんしな」

気づいてたんだ…ならなんとかしろよ!

 

 

 




[執筆後記]
「だいぶ経った」んですよ?賢者の石はハリー達がなんとかしました。
来夢「賢者の石ー?なにそれー」
ハリー「こっちも大変だったんだよ…」
ドラコ「なんでこんなに出番無いんだろ」
来夢「俺が主人公だからな!」
ハー子「視点は変わってるわよ?」
来夢「!?」


[お知らせ]
この話がどこに行くのか分からなくなってしまいました!
すみません…少しずつは更新していきますが、物凄くゆっくりになってしまいそうです。
ですが、新しい作品を始めようと思います。
今度は基本的にハリポタ一筋でオリ主さんの物です。
これからもよろしくお願いします。


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魂魄妖夢と秘密の部屋
第8話「夏休み」


少しずつ更新します!


ハリーside

 

ハリーは今、軟禁されていた。ダーズリー家

 

「すみませーん」

え?ライム?いや幻聴だろう。いる訳が無い。

「なんだ?そんな知り合いは居ない!出てけ!」

「いやそういう訳じゃ無いんです…」

知らない人も話してる。

「おじさん。まともじゃない人は嫌なんですよね?ハリーを厄介ばらいしたいんじゃないんですか?」

「うーむ…そうなんだが…どうする、ペニチュア」

おばさんも話に加わったようだ。

「うっ…この人知ってるわ…リリーとあれが話してる時に言ってたわね…早く連れてって貰いましょう」

母さんの知り合い?

「あーそういう事…ちょっくらキレとこう。それじゃあ連れて来ますね」

階段を上がって来る音がする。

ガチャ、「よっ。ハリー」

「ライム!後…その人は?」

来夢が来たから聞いてみる。

「僕の保護者兼姉のアンドロメダ・ブラック。ちなみに僕の兄弟姉妹は5人いて、、、ってのは車内でゴミが言ってたか」

兄弟姉妹ってなんだっけ?

「ライム…その辺にしといて、そろそろ行こうかー?」

棒読みのキレた声が聞こえた。

「はーい♪ドロメダ姉」

ノリで答えちゃったよ…僕なら逃げるね…

「それじゃあ姿現わしするよ」

 

 

side out

「よおし!僕ん家へよーこそー」

家———ブラック家なので普通に凄い家へ着いた。

「お!来夢!私も今帰ったのぜ〜」

魔女より魔女の格好をした魔法使い、霧雨魔理沙がいた。

「あーーっと、先生?」

ハリーは知らなかったよう。

「ん?有名人のハリー・ポッター君か。私は霧雨魔理沙、闇の魔術に対する防衛術2の先生も担当しているぜ」

「はーい。そろそろ家に入ろうかぁ。魔理沙、家の外で洗えよ?」

また違う人が家から出て来た。

「あ!ベラ姉!今、レギュ兄とシシー姉いる?」

「居ないんだなぁ…シシーは明日に来るって。こんな時にそこの子とか特に聞くべきだよな!…まあ、授業中の思い出し笑いとか終わるだろうけど」

何の事だろうと思うハリー。そう話しながら家の中へ入る。

家の中はしっかりした様子。貴族なのに質素な感じだった。

「基本的には応接間、来客用寝室、男子浴室、トイレ、書庫はひとりで行ってもいいけど、それ以外はひとりで入らない方がいいよ?どうなったって知らんけど、死体は埋葬するよ」

来夢が後ろを向く。物凄く綺麗な笑顔だ。来夢が微笑んでいる。

((怖…))

 

 

ハリーside

こっちに来てから2、3日経った。今日は霧雨先生の所で授業だ。

 

「それじゃあ今日のを始めるんだが今日は杖を使わず、他の物で魔法を使う訓練を始める」

その後の霧雨先生の話は長かったのでライムの要約を見た。

 

魔理沙はミニ八卦炉という物を使って魔法を使っている。これは、という原理で動く。森近香霖という人妖の類の人に貰ったらしい。以上。

 

「それで、お前らはどうする?」

ライムは傘。左手で持って魔力を流すと昨日語っていた。僕は…

「箒?あーなるほど。飛びながら撃てるよな…ただ、ハリーがハリーだってバレやすいけどな」

ん?どういう事なんだろう…

「それじゃあやってみるか。恋符「マスタースパーク」!!!!」

物凄いレーザーが来た。こっちに来ている。

「ヘタ!圧殺「コピー」!」

無理矢理返した。やっぱりライムは強いなぁ…

「魔理沙!思い付いた!弾幕ごっこしようか!」



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