戦姫絶唱シンフォギア 戦え!戦闘メイド長!? (桐野 ユウ)
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その名もメイド長

はい、機械天使でございます。今回の物語・・・・・・今までは仮面ライダーやマジンカイザーなどと書いておりますが・・・・・・今回はメイド長?しかもこのメイド長・・・・・・ただのメイド長ではございません。

では本編どうぞ。


アメリカにある研究所・・・・・・一人のメイド服を着た人物は歩いており自身が掃除をした場所をチェックをしていた。

彼女はじーっと見ながら完璧だったのでふふと笑っていると声が聞こえてきた。

 

「「メイド長さーーーん!!」」

 

「これはこれは暁様、月読様・・・・・・」

 

「もういつも言っているデース!私は切歌と呼んでほしいデースと」

 

「私も調って呼んでほしいな・・・・・・」

 

「申し訳ございません。私はメイド長ですから。」

 

そういって彼女はふふと笑いながら二人と話をしていると切歌はメイド長にお願いをする。

 

「メイド長さん、今日も見せてほしいデース!」

 

「・・・・・・またですか?」

 

「もう切ちゃん、駄目でしょ?メイド長さんだって」

 

「でもでもあれかっこいいデースから。」

 

「わかりました。」

 

そうこのメイド長は普通のメイド長ではない。なにせ彼女は・・・・・・

 

「ロケットパーンチ。」

 

「うおおおおおおおおおおおお!かっこいいデース!!」

 

戦闘メイド長であるからだ。

 

メイド長side

 

皆さま始めまして、私の名前はメイド長と申します。なぜメイド長と名乗っているのかって?それは私は名前がないのです。

起動をしたのはこの研究所で、ナスターシャ様たちによって私は起動したことになりますが・・・・・・こうしてメイドとしてここの研究所で手伝いをしながら過ごさせてもらっております。

なにせ私は、ただのメイド長ではございません。戦うメイド長という名前を持っています。

最初の時は色んな武装などが合って驚きましたが、今は全然普通に過ごさせております。さて今、話をしている暁様、月読様の二人と過ごしておりますと彼女達のお姉さん的存在の方々が現れます。

 

「メイド長さん、おはようございます。」

 

「おはようございますセレナ様。」

 

「あの、セレナって呼んでもいいですよ?」

 

「いえいえ、私はメイド長ですから・・・・・・マリア様は?」

 

「もう少しで来ると思いますよ?」

 

セレナさまの言われた通りに待っていると彼女の姉のマリア・カデンツヴァナ・イヴ様が登場ですね。

 

「おはようメイド長さん。」

 

「おはようございますマリア様、さてっと・・・・・・」

 

私は立ちあがり、次の仕事をするために移動をすることにしました。今日の調理担当は自分なので調理をするために台所へと移動をします。

FISと呼ばれる場所・・・・・・そしてマリア様たちが装着をするシンフォギアシステムのことなど色々と知り過ぎてしまったような気がします。

ノイズを倒す為のシステム、それがシンフォギアと呼ばれるもの・・・・・・セレナさまがアガートラームと呼ばれる聖遺物を纏う姿を何度か見たことがありますね。

どうやらシンフォギアを纏う為には、適正と呼ばれるものがありセレナさまは適合をしているらしいのです。

 

まぁただのメイド長が、ものすごくシンフォギアシステムに関して関わってよろしいのでしょうか?まぁなぜか彼女達の模擬戦につき合わされている身ですからね。

 

「さてっと、まずはナスターシャ様のご飯を作らないと行けませんね。あの人は偏見なので一番苦労をしますので、わがままは言わせませんよ?」

 

さーて私のメイドとしての仕事が始まります。




次回 メイド長はいつも通りに仕事をしていると突然として研究所が爆発が起こったので一体何事かと思い、彼女は今日は起動実験が行われるというのを聞いていたので完全聖遺物に何かあったと思い走りだす。
そして起動実験場に到着をすると彼女はセレナの前に立つ。

次回「メイド長戦闘開始」

「オペレーション・・・・・・ターゲットロックです。」


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メイド長戦闘開始

メイド長side

 

この施設で起動をしてどれくらい経ったのでしょうか?確か今日は完全聖遺物というものが起動実験が行われると聞いておりますが・・・・・・どうも嫌な予感がしますね。

シンフォギアとは違い、欠片ではない完全聖遺物というもの・・・・・・それがネフィリムと呼ばれていましたね。

私は普通のメイド長ではないのでいつも通りの仕事をしながら過ごしていると、研究所などが爆発をしていたので何事かと思い私はレッグシステムを起動させる。

 

「システム起動、加速装置。」

 

私は加速装置を起動をして研究所の中を走っていると声が聞こえてきたので一旦止まりレーダーを起動させる。

 

「あちらからですね。」

 

再び加速装置を起動させるとレーダーで確認をした場所へ向かうと、暁様と月読様が挟まれているのを見つけました。

 

「暁様、月読様!!」

 

「「メイド長さん!!」」

 

「少し我慢をしておいてくださいね?ふん!!」

 

私の力で瓦礫を撤去をすると二人に傷がありましたので、治療システムを起動させて二人の傷を治しました。

さて次の場所へと行きますか・・・・・・何せ嫌な予感がしますからね。

 

「お二人は安全なところへといてくださいね?」

 

「メイド長さんは?」

 

「少しやることができましたので・・・・・・では!」

 

再び加速装置を起動させて目的の場所へと向かっていきます。このメイド長が行くまでお待ちくださいね?

 

メイド長side終了

 

場所が変わり完全聖遺物ネフィリムの起動実験場、ナスターシャ、マリア、セレナの三人は暴走をしているネフィリムを見ていた。

セレナは決意を固めて歩きだした。

 

「せ、セレナ、何をする気なの!!」

 

「・・・・・・完全聖遺物ネフィリムを止めることができるのは、私のアガートラームだけです。絶唱を使い休眠状態にします。」

 

「だ、駄目よ!そんなことをしたらセレナが!」

 

「このままじゃマリア姉さんやマムが死んでしまいます!だから私は歌います!!Seilien coffin airget-lamh tron」

 

アガートラームを纏いネフィリムを止めるために絶唱を歌おうとするセレナ、マリアは叫ぶがセレナは絶唱を歌おうとした時!光弾が飛んでネフィリムに命中をした。

一体何事と後ろを見ると右手が変形をして発砲をしたであろうメイド長が立っていた。

 

「ご無事ですか?」

 

「メイド長さん!?」

 

「あなたがどうしてここに?」

 

「嫌な予感がしまして、やってまいりました。後は私にお任せを・・・・・・」

 

彼女はそのまま歩いてセレナのところへと行き燃え盛る場所へと歩いていき彼女を下がらせる。

 

「セレナさま、ここは私にお任せを・・・・・・」

 

「で、ですが・・・・・・」

 

「ご心配いりません。ですから、あなたさまはマリアさま達のところへお下がりくださいませ。」

 

メイド長はセレナを向こうの方へと投げる。

 

「あああああああああああああああああ!!」

 

そのまま壁に激突をしてマリア達は急いでセレナのところへ行く。

 

「せ、セレナ!?」

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

「だ、大丈夫・・・・・・でふ・・・・・・」

 

鼻血が出ているが、問題ないと判断をして振り返りネフィリムの方をじーっと見た。白い体でまるで駄々っ子のように暴れている。

 

「さてこれより戦闘開始いたします。全ての機能正常・・・・・・ターゲットロック・・・・・・」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ネフィリムは咆哮をしてメイド長に剛腕を振るってきた。彼女は交わすと左手が変形をしてバスター形状へと変わり弾丸が放たれてネフィリムに命中をする。

左手が戻り右手が変形をして剣状へと変わり突撃をする。

 

「はああああああああああああああ!!」

 

振るわれた剣がネフィリムを切りつけてダメージを与える。ネフィリムはさらに剛腕を振るうが彼女は左手で受け止める。

 

『!?』

 

「・・・・・・いいパンチをお持ちですね。ですが・・・・・・本当のパンチというのはこういうことです!!」

 

右手が戻り彼女は力を込めてネフィリムを殴った。殴られたネフィリムは吹き飛んでいき彼女は右手を振って追撃をするために走りだす。

 

『ぐ、ぐおおおお・・・・・・』

 

ネフィリムは受けたダメージが大きいのか、体を立ちあがろうとしたが・・・・・・メイド長から受けた攻撃でボロボロになっていた。

メイド長はそのまま歩いて左手を変形させると脚部に力を込めて飛びあがり落下をする。

 

「これで決めさせてもらいます!!でああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

左手が変形した槍の先端が伸びてネフィリムに突き刺さると電撃を放ちネフィリムにとどめを刺した。

 

『ぐ、ぐおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

そのまま槍を抜いてネフィリムの頭部を踏んでジャンプをした後回転をして着地をする。

 

「それではごきげんよう。」

 

その言葉と共にネフィリムは爆発をして、彼女は汚れたであろうメイド服を落としていると後ろを振り返る。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「め、メイド長さん・・・・・・」

 

「ご無事で何よりですセレナ様、さて・・・・・・」

 

彼女は後ろを振り返り歩こうとしたのでマリアが声をかける。

 

「め、メイド長さんどこへ?」

 

「ナスターシャ様、今日を持ちまして・・・・・・私は旅に出ようと思います。研究所は今のままでは使い物になりません。」

 

「そうですか・・・・・・世界を知りたいといっていましたからね。」

 

「はい、私は研究所という狭い庭にいただけです。なら世界を知りたいと思いまして・・・・・・ではごきげんよう。」

 

メイド長は朝焼けの中、彼女達から去っていく。だがメイド長は知らなかった・・・・・・のちに成長をした彼女達と再会をすることになるが・・・・・・彼女達は・・・・・・彼女達は!!




次回 ネフィリムを倒したメイド長は、ナスターシャ達と別れて世界を知るために旅をしていた。彼女は加速装置などを使い移動をしていたので南米へとやってきてしまう。
彼女のシステムの一つ翻訳機能を使い言葉を通訳をしながら過ごしていると爆発が発生をする。
彼女は一体何事かと外に出るとテロ行為が・・・・・・彼女は避難をしながら走っていると銀色の髪をした女の子が泣いていた。
中に彼女の家族がいると言うことを聞きメイド長は両手から放水をしながら中へ突入をする。

次回「メイド長はどこまでもいける!」

メイド長秘密その壱!

両腕や両足は変形をして武装などを装着をすることができる。


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メイド長どこでも行く。

メイド長side

 

ナスターシャ様たちとお別れをした私は、世界を知るために旅を続けています。メイド服しかないので新しい服を買おうとしましたが・・・・・ナスターシャ様がお金をくださりそれを崩して新しいメイド服を買いました。

ついメイド服を買ってしまいましたが・・・・・・どうもこれが基本的な服だと思ってしまい買ってしまうんですよね。

 

「おうおう姉ちゃんよ。俺達と一緒に飲もうじゃねーか。げへへへへへへ」

 

そう、こういう者たちが絡んでくるので裏路地まで行くと・・・・・・

 

「「「「「ごふ」」」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

毎回、こういうやつらを懲らしめては彼らは私に恐れを感じて逃げだすのでお金なども落としていくので私は拾って旅を続けております。

今のところ加速装置以外は使用をしておりませんね。フライングユニットを装着をして飛ぶことができますが、歩いて旅をしていくのが一番だと思いまして旅を続けております。

さて、いつの間にかどこかの街に到着をしたようで・・・・・・世界地図を開いてみると南米の方へと到着をしていました。

まぁ途中で車に乗せてもらったりして移動を楽をしていたので南米まで来ていたんですね。

 

「とりあえず、この場所は南米にいるみたいですね。ですが・・・・・・ん?」

 

私はポスターを見ると世界的ヴァイオニストの雪音 雅律とソネット・M・ユキネという人達がコンサートをするみたいですね。

 

「うわあああああああああああああああ!!」

 

「逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

人々の声が聞こえてきたので何事かと見ると爆発があちらこちらで起こっている?もしやテロが起こっているのですか・・・・・・私は加速装置を使い移動をする。

家、街などが燃えており襲われて殺されたであろう遺体を見たりしていると銀色の髪をした女の子が建物を見ながら叫んでいるのを見つけました。

 

「どうしました?」

 

「パパとママが!」

 

パパとママ・・・・・・ならこのメイド長がお助けをいたしましょう。

 

「ここで待っていなさい。あなたのお父様とお母様をお助けに行ってまいります。」

 

「ふぇ?お、お姉ちゃんは?」

 

「メイド長です。では!!」

 

燃え盛る建物中に私は入りこむ、これはかなりやばい状況ですが・・・・・・約束をしたので必ず助けて見せます!!

 

メイド長side終了

 

メイド長は燃え盛る建物中に入りこんで両腕を変形させる。

 

「ウォーターキャノン!」

 

放水をしながら建物の中を沈下させながらレーダーを起動させて二人の居場所を探していた。

右手を放水ユニットからドリルアーム、脚部を移動しやすいローラーを起動させて最短ルートを検索をして移動をする。

 

「ごほごほ・・・・・・放水をしながら移動をするのはいいですが・・・・・・煙を吸ってしまいますね・・・・・・ですが!!であああああああああああああああ!!」

 

ドリルで壁をぶち壊して二人がいる場所に到着をする。だが二人は煙を吸って倒れているのを見て急いで背部ユニットを装着をして二人を救命ポットで空気を送り二人を抱えて目からビームを放ち壁を壊した。

そのまま走って彼女は脱出をして銀色の髪をした女の子のところへ降りたった。

 

「パパ!ママ!!」

 

メイド長は二人を降ろしてから兵士たちが囲んでいるのを見て彼らが持っている武器を壊すため右手を変形させて蛇腹剣へと変えて彼らの武器を破壊した。

 

「「「「「な!?」」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「お、お姉ちゃん?」

 

「立ち去りなさい!私を怒らせると・・・・・・お前たちの命がないと思いなさい!!」

 

兵士たちはメイド長に恐怖を感じて逃げだした。そのまま彼女は立ち去ろうとした。

 

「ま、まって!!」

 

「来ない方がいいですよ?あなたも見たでしょ?私は普通の人じゃありません。だから「それでもパパとママを助けてくれた!!だからありがとう!!私の名前は雪音 クリス!!」クリス・・・・・・そうですか、ならクリス様、私の名前をあなたに教えましょう。私の名前はメイド長!ではまた会える日まで!!」

 

彼女はそういい立ち去った。クリスは彼女が見えなくなるまで手を振り夫妻は起き上がり自分たちを助けてくれた人のことをクリスが話して、いつかまた会った時にお礼を言おうと・・・・・・そして彼女自身も再び出会った時・・・彼女は・・・・・・彼女は!!




次回 クリスの両親を助けたメイド長、彼女はコーティングを纏いフライトユニットを背部に現せて飛ぶ。
彼女が向かう場所、それは日本と呼ばれる場所だ。

次回「メイド長、日本へ向かう」


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メイド長、日本へ向かう。

ある地域のホテルにメイド長は泊まっていた。雪音 クリスの頼みで燃え盛る建物中にいた夫妻を助けた後襲い掛かろうとした兵士たちの武器を自身のモーフィング能力を使い彼らの武器だけを破壊をして別れて数日が経った。

彼女は別のメイド服へと着替えてからホテルを後にして、ある場所へと向かおうとしていた。

海が見える場所へつくと彼女は時間などを調べてふぅと深呼吸をして走りだして飛ぶ。

 

「ジェットレッグ!フライトユニットアーマー!」

 

彼女の脚部が変形をしてジェットブースターがの足部へと変わり背部にフライトユニットが装備された姿へと変わり彼女はステルス機能を起動させて静かに日本へと向かって飛んでいく。

 

メイド長は飛びながら日本がある方角を飛んでいきながら買ったであろう本を読みながら飛んでおり辺りを魚などが飛びはねる姿を見ながら日本の空域に近づいていることに気づいた。

 

(ふむ、どうやら本や景色を見ながら飛んでいるとあっという間についてしまいましたね。あれが日本・・・・・・ですか。私が起動をしたのはアメリカなので初めてになりますね。)

 

彼女のジェットレッグのスピードとフライトユニットの力もあり日本へは数時間で到着をしたみたいなので、彼女はステルス機能は起動をしたままゆっくりと海辺が見えてきたので着地をしてフライトユニットおよびジェットレッグを解除をする。

元の姿へと戻った彼女は情報を得るためにステルス機能を解除をして街の中を歩くことにした。

 

地域などを設定をしていなかったので彼女は辺りを調べるためにどこかの端末を探すことにしたが、警報がなったので一体何があったのだろうかと思い辺りを警戒をしていると異形な姿をした物体が現れたので彼女はナスターシャ教授たちと過ごした時に学んだことを思いだした。

 

「照合確認・・・・・・認定特定災害「ノイズ」と確認・・・・・・逃げることは不可能、戦闘モードへと移行します。」

 

メイド長は目を光らせると右手に剣が現れて構える。

 

「これよりノイズ殲滅を開始します。」

 

場所が変わりある司令室

 

「ノイズ反応を確認!」

 

「翼と奏は?」

 

「今現場に・・・・・・司令!」

 

「どうした!!」

 

「ノイズの数が減っております!」

 

「なんだと!?」

 

現場へと急行をしている人物「天羽 奏」と「風鳴 翼」の二人は、ノイズの数が減っているという情報を聞いて驚いている。

 

「ノイズが減っているだと?」

 

「おいおい誰がノイズと戦っているんだよ。」

 

「それは現場についたらわかることだよ奏。」

 

「だな。」

 

その現場では襲い掛かるノイズの攻撃を交わして持っている剣で切り裂いていくメイド長の姿だった。彼女の剣は普通に存在をしており彼女はシンフォギアを纏わないでもノイズと戦うことができる戦闘メイド長である。

 

後ろから襲い掛かろうとするノイズに対して左手を変形させたガトリングガンを発砲をしてノイズ達を穴だらけにして撃破する。

 

「まだ現れますか・・・・・・いいでしょう。まだまだ「Imyuteus amenohabakir tron」ん?今の聖詠は?」

 

すると上空から斬撃の雨が降り注いできたのでメイド長は見ると青い髪をした人物が持っている剣を使い目の前のノイズを切り裂いた。

その隣には槍を持ったオレンジの髪をした女性が現れる。

 

「な!?」

 

「なんでメイドさんがここにいるんだ!?」

 

「これは驚きましたね。聖詠が聞こえてきたのでシンフォギアを見ることになるとは驚きですね。」

 

「どうしてシンフォギアのことを!?」

 

「それよりもお二人とも前を向いた方がよろしいかと、ノイズが待っていたかのようにいますわ。」

 

メイド長に言われて二人は前を向くとノイズが増えているのでメイド長自身も先ほどよりも増えていますねといい構え直す。

 

「あなたのことは後で色々と聞きたいので・・・・・・」

 

「ならまずはこのノイズを倒すことにしましょう。」

 

「おいおいまさかあんたが?ってはや!!」

 

メイド長は素早く移動をしてノイズ達に右手を変形させてリボルバーへと変形をして連続した弾丸が放たれてノイズを倒していく。さらに脚部が変形をして先端にブレードが装備されて蹴りを入れるとともに斬撃でノイズを切り裂く。

シンフォギアを纏った二人もメイド長に遅れないように突撃をして槍でノイズを突き刺していき、剣に炎を纏わせた斬撃でノイズを倒していく。

 

「目からビーム!!」

 

彼女の得意技目からビームがノイズに対して放たれて命中をしてノイズが爆散をする。やがて三人の攻撃でノイズは全滅をした。

メイド長はふぅと息を整えていると青い髪をした女の子がアームドギアをメイド長へ向けていたので首をかしげる。

 

「さて、あなたは一体何者なのですか?どうしてシンフォギアのことを知っているのですか?そしてなぜノイズを倒すことができるのですか?」

 

「一度に質問されまして一気に答えることはできません。そうですね・・・・・・あなた方の基地の方へと連れていってもらいましょうか?ここで話すよりはよろしいかと思いますけど?」

 

(どうする翼、あたしはこの人がそこまで悪い奴には見えないけどよ。)

 

(わかっているが、なぜメイド服で・・・・・・私以上に胸が大きいんだ!!)

 

(いや嫉妬するところそこかよ!!)

 

二人がひそひそと話をしているが、メイド長には全て聞こえているので胸か・・・と見ていた。

 

(推測バスト98と思われますね。まぁ大きいですが・・・・・・戦闘の邪魔にはなったことがないのであまり気にしておりませんでしたね。)

 

メイド長はそう思いながら、彼女達と共に基地の方へとついていくのであった。

 




次回 日本に到着後ノイズと交戦をしているとシンフォギア装者たちと共にノイズを撃破して彼女達の基地の方へとついていく。

次回「彼女たちの基地へ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」


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彼女達の基地へ

メイド長side

 

日本に到着をしてすぐにノイズと交戦をしている中にシンフォギア装者の方々と共に撃破をして私は彼女達に連れられて基地の方へと向かっております。

ですが、私もメイド長とはいえ、長旅の影響なのか疲れてしまいました。

 

「そういえばあんた、名前を聞いていなかったが・・・・・・」

 

「名前ですか?私の名前はメイド長です。」

 

「メイド長って・・・・・・それがあんたの名前なのか?」

 

「一応そう認識をしております。といえるのですが・・・・・・私は起動をした時にその名前を付けられたので自分の本当の名前というのはわからないのです。」

 

「記憶喪失って奴か?」

 

記憶喪失・・・・・・それが正解も知れませんね、修理をされて起動をして全ての私の機能を把握をしたのですが・・・・・・記憶の方だけは戻ることがないまま過ごしていました。

 

「そういえば、あなた方の名前を私は知りませんでした。」

 

「あーそうだったな、名前を名乗ってくれたのにあたしたちが名乗ってなかったな。あたしは天羽 奏だ。」

 

「私は風鳴 翼です。」

 

「天羽様に風鳴様ですね?」

 

「あの、私は翼と呼んでもらってもよろしいですか?」

 

「ならあたしも奏でいいぜ?」

 

「承知しました。奏様、翼様と呼ばせてもらいます。」

 

私は奏様、翼様と共に彼女達の基地へと向かっておりますが、なんだか学校のような場所に到着をしたので、まさかこの学校が彼女達シンフォギア装者達の基地なのですね。車は学園に到着をしたのか、止まって私は目隠しをされておりますが・・・・・・透視能力で見えているので意味がないですけどね。

エレベーターのようなものに乗り私は地下へと移動をするのを感じます。なるほど・・・・・・基地は学園の地下にあるってことですか。

 

メイド長side終了

 

やがてエレベーターは目的の場所に到着をして、目隠しを外されて入り口が開くとクラッカーの音が聞こえてきた。

 

「「「「ようこそ特異災害対策機動二課へ」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

突然のクラッカーの音などに驚いてしまい、メイド長は目をぱちくりさせていた。奏は苦笑いをして翼はため息をついているとガタイのいい男性が近づいてきた。

 

「改めてようこそ特異災害対策機動二課へ、俺はここの司令官を務める風鳴 弦十郎だ。」

 

「メイド長と申します。以後お見知りおきを弦十郎さま。」

 

「う、うむ・・・・・・さてほかのメンバーを紹介をしよう。」

 

「私は天才な櫻井 了子よーーー」

 

「私は友里 あおいよ。」

 

「僕は藤尭 朔也といいます。」

 

「僕は緒川 慎二です。」

 

「了子さま、あおい様、朔也様、慎二様ですね。よろしくお願いいたします。」

 

「さてメイド長君、君はなぜノイズと戦うことができるのか・・・・・・教えてもらってもいいかな?」

 

「・・・・・・私は戦闘機人と呼ばれる存在です。」

 

「戦闘機人?」

 

「私は両腕、両足、背部、胸部など武器を出すことが可能なんです。」

 

彼女は試しに右手をモーフィングさせるとクレーンフックがついた状態に変わったのを見て全員が驚いている。

再び右手が元に戻り、彼女は話を続ける。

 

「私はさらに空を飛ぶことや目からビームを放つことなど様々なことができるってだけ言っておきます。」

 

「目からビーム・・・・・・」

 

「はい、では弱小の目からビーム。」

 

「ぎょええええええええええええええええ!!」

 

メイド長が放たれた目からビームが朔也に命中をして全員が苦笑いをする。

 

「これ以外にも能力はありますが・・・・・・一部だけ見せた感じですね。」

 

「あれで一部なのか・・・・・・メイド長君「わかりました。お受けいたしましょう。」ってまだ言っていないのだが?」

 

「なんとなくわかります。奏様たちに協力をしてほしいというわけですね?承知をしました。このメイド長・・・・・・お力できる限りやらせてもらいます。」

 

こうしてメイド長は機動二課に入隊をすることとなり、まず最初の仕事は・・・・・・リディアン学園にある寮の中、彼女はため息をついていた。

 

「翼様・・・・・・少し正座をしてください。」

 

そう風鳴 翼の部屋の掃除である。彼女の部屋が異常に汚いのを見て彼女を徹底的な指導をすることにした。

 

「えっとメイド長さん?顔がすごく怖いのですが・・・・・・」

 

「大丈夫ですよ翼様、私のワンツーマンの指導で、あなたは料理、洗濯、掃除などができるパーフェクトな女性になることができますよ。」

 

「いや私は戦士として「それ以外は女として全滅です。」ごふら!!」

 

メイド長の鋭い言葉を受けて彼女は四つん這いとなり落ち込んでしまうが、メイド長はそんな彼女の肩に手を置いてワンツーマンの指導を開始をするのであった。




次回 翼の改善指導を行いながら二課としての仕事をこなしていくメイド長、ある日彼女は街を買い物をしながら歩いているとゴミ捨て場に壊れかけているメイド型を見つける。
彼女は拾いあげて二課の方へと帰り修理をすることにした。

次回「メイド長拾う。」


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メイド長拾う

メイド長side

 

私が機動二課に入って一週間が経ちました。翼様や奏様と共にノイズを倒す為に出撃をしたり、翼様の指導・・・・・・了子さまの研究の手伝いに弦十郎さまの特訓の相手をするなど充実をした生活を送っております。

街へとやってきたのは今日の晩御飯を買うために雨などが降りそうだったので傘をさして移動をしています。

 

「さて今日の晩御飯はいかがしましょう・・・・・・ん?」

 

歩いているとどこかで音が聞こえてきたので、その場所へと歩いていく。

 

「あれは、メイド服?」

 

私のようなメイド服を着た人物がいるのでしょうか?と思いながら歩いていきその存在を見て驚いてしまいます。

まず両腕が破損をしている状態で、まるでトラックにはねられたかのように全身がボロボロの状態で倒れており、雷でも受けたであろうダメージを確認ができます。

 

「あ・・・う・・・・・・」

 

しかもこのままでは急いで連れて帰ることにしましょう。加速装置を使いリディアン音楽学園の地下の二課へと急行をします。

もう少しだけ待っていてくださいね?すぐに治してあげますから・・・・・・

 

メイド長side終了

 

隊員達は突然として突風が発生をしたのでこけてしまうものや、帽子やスカートなどが飛んで行ったりしないように抑えてしまう。

その正体は加速装置を使い急いで研究室へ急行をしたメイド長であった。彼女は研究室に到着をすると台に乗せてチェックをする。

 

「まずは損傷個所を調べるとしましょう。両腕はこれは新造をしないといけないぐらい損傷をしているわね。」

 

彼女は調べていると何かの装置を見て目を見開いた。

 

「これは自爆装置!?こんなものを取りつけられていたのね・・・・・・すぐに取り外してあげるわ。それと後は両腕は変わりの物を付けるとしましょう。」

 

メイド長の的確な修理がなされていき、自爆装置などの撤去、代用の両腕の装着などをしていき、服などを脱がしていくと男の子なのに女性的な姿をしていたのであまり知らない方がいいわねと判断をして切り捨てることにした。

 

(それにしても、彼?でいいのかしら?スペック的には私以下だけど・・・・・・いずれにしても彼が目を覚まさないと色々と知らない情報を知っている可能性があるわね。だけどあの損傷的にメモリーなども損傷をしている感じだったわね。今は眠らせておきましょう。)

 

メイド長は、一旦研究室を後にして移動をしていると警報がなったので司令室の方へと走っていく。

 

「お待たせいたしました弦十郎さま。」

 

「メイド長君待っていた。ノイズが現れたようだ。三人とも急行をしてくれ。」

 

「あいよ!」

 

「承知しました。」

 

奏たちと共にノイズを倒す為に出撃をするメイド長、ヘリコプターで現場の方へと向かいながら彼女は準備をしてシステムの確認をしていた。

全ての機能がオールグリーンだったので、彼女は立ちあがりヘリコプターの扉を開けて地上の方へと落下をする。

 

「な!?」

 

「え!?」

 

二人は突然として飛び降りたことに驚いているが、彼女は背部にバックパックが装着されて両腕に二連ガトリング砲をモーフィングをして発射をしてノイズを撃ち抜きながら着地をする。

そのまま地上に降下後も発射をしてノイズを撃ち抜いていくと二人もギアを纏い着地をした。

 

「メイド長さんよーいきなり扉を開けて落下をするなよ。」

 

「正直に言って心臓に悪いです。」

 

「すみません。一気に降りたったほうが速いと思いまして・・・・・・とりあえず・・・・・・」

 

二連ガトリング砲を解除をすると大きな斧を発生させて両手で持ち構えて突撃をする。

 

「せええええええええええい!」

 

横に振りまわした斧がノイズ達を切り裂くと奏は飛びあがり槍を投げて分裂をした槍がノイズ達を次々に突き刺さって撃破していく。

 

「はあああああああああああああ!!」

 

二刀流を構えてノイズを切り裂いていく、メイド長は脚部を変形させるとミサイルポットを纏ったアーマーを装着をしてターゲットスコープを出す。

 

「・・・・・・ターゲットロック、ミサイル発射!」

 

ミサイルが発射されてノイズ達に命中をして爆散をする。脚部を戻すと後ろから襲い掛かろうとするノイズに対して左手をつきだす。

 

「ロケットパーンチ!」

 

放たれたロケットパンチがノイズを貫いて撃破した。反転をして彼女の手に戻ると前の方を構えると胸部にアーマーが装着されて構える。

 

「一気に決めます!メイド・・・・・・ビィィィィィム!!」

 

胸部装甲が展開されてビーム砲が放たれてノイズ達を粉砕をして彼女は後ろを振り返る。

 

「それではごきげんよう。」

 

爆発が起きてノイズは全滅をした。メイド長はアーマーを解除をして首などを動かして異常がないのを確認をして二人も近づいた。

 

「メイド長お疲れ!」

 

「はい、奏様と翼様もお疲れ様でございます。」

 

お互いに挨拶をした後に基地へと帰還をする。メイド長は用意された自分の部屋へと帰るとシャワーを浴びるためにメイド服を脱いだ。

シャワールームに取りつけられている鏡を見ながら自身の関節部分など見ていたがロボットのような感じではなく人と同じ両腕や両足なのを見ながらシャワーを浴びるのであった。

 




次回 メイド長が持ち帰りとりあえずの修理などを完了させた。彼女は起動をさせるためにスイッチを押す。
そして彼の両目が開く。

次回「起動」


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起動

次の日、メイド長はゴミ捨てに捨てられていた男の娘?を回収をして自分ができる限りの修理を施して両腕などは代用のU字マジックハンドにして修理ができる範囲で完了をさせた。

 

「さて、一応これで修理が完了をしましたね。ではスイッチオン。」

 

メイド長はスイッチをONにしてエネルギーが充電されて彼の目が開いた。

 

「・・・・・・ここは?」

 

「目を覚ましたみたいですね?」

 

「・・・・・・僕はどうして?」

 

「あなたは傷だらけの状態でゴミ捨て場に放置されていたのを私が拾い修理をしました。両腕の方は完全に修理が不可能だったので申し訳ありませんが代用させてもらいました。」

 

「いえ、治してもらったので・・・・・・逆に感謝をします。本当は修理なんてしてほしくなかったのですがね。殺そうとするあなたが目の前にいるのに・・・・・・やっぱり僕は駄目なんだ。」

 

「・・・・・・どういうことですか?私を殺す?ですか?詳しく聞かせてもらってもよろしいですか?」

 

「わかりました。」

 

???side

 

まず僕の名前はM-000というのが僕の名前です。

 

「名前というか形式ですね?」

 

はい、僕はどうやら暗殺メイド部隊のプロトタイプで創造者が趣味で作られたみたいです。最初の頃は暗殺などに使われていました。

やがて後から作られた最新シリーズで僕はだんだんと使えないと判断されて廃棄処分されるところでした。

ですが奴らは僕に最後のチャンスといいあなたを殺すように言われました。

 

「・・・・・・そういうことですか。」

 

でもそんな任務、僕はやりたくなかった。あの日雷に打たれた後トラックにはねられてこれで僕の人生が終わるんだなと思いました。

 

「そこに私が見つけたことであなたを修理をしました。」

 

M-000side終了

 

メイド長は少しだけ考えてから、何かを決意をしたのか彼に話しかける。

 

「あなたはこれからどうするつもりなのですか?」

 

「暗殺者として失敗に終わった僕は自爆装置で遠隔操作されて自爆しているのに・・・・・・」

 

「あぁそれでしたら壊れていたので外しておきました。なら提案がありますがよろしいですか?」

 

「提案?」

 

「そうです。私はご存知の通りメイド長をしております。ですが流石に戦闘後の後の仕事をするのは疲れてしまいます。そこであなたを私の部下扱いにさせてもらいますがよろしいですか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は少しだけ考えてから前を向いた。

 

「わかりました。今の僕はこれしか方法がありませんなら・・・・・・よろしくお願いします。えっと・・・・・・」

 

「メイド長とお呼びください。それであなたには名前を与えます。・・・・・・そうですね・・・・・・アキヒサと名付けましょう。」

 

「アキヒサ・・・・・・それが僕の名前・・・・・・それとすみません・・・・・・何か顔を隠すものありませんか?」

 

「顔をですか?」

 

「はい、おそらく僕の顔は奴らに知られております。追手などが来られても・・・・・・今の僕じゃ戦うことができないので・・・・・・」

 

「わかりました。少しだけ待っていてもらってもよろしいですか?」

 

メイド長は少し部屋を後にして何か顔を隠せるものを持ってきて現れる。

 

「お待たせしました。これをどうぞ。」

 

そういって渡したのは口部が開いているマスクを持ってきた。彼は装着をしてマスクをしているのだが見えているので驚いている。

 

「これは私がそういう場所に行ったことがあるので装備をしたものです。もう一個あるのでそれをあなたに上げましょう。」

 

「ありがとうございますメイド長。」

 

アキヒサと名付けられた人物は、メイド長が指導をすることとなり二課のメイドとして過ごすことにした。




次回 アキヒサという名前を付けて指導をすることにしたメイド長、彼女は色々と学ぼうとするアキヒサを見て納得をする。

次回「メイド長指導をする。」

はい今回登場をしたアキヒサという男の娘を提供をしてくださったのはナハト・リコリス様です。

ありがとうございました。


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メイド長指導をする。

メイド長side

 

アキヒサという新しい仲間に加えて、私は翼様の指導も同時に進行をしており、翼様はやっと部屋を自分で片付けることができるようになりましたので、次は料理などを叩き込む予定です。

 

現在私は何をしているのかと言いますと?

 

「うおおおおおおおおおおお!!」

 

「であああああああああああ!!」

 

弦十郎様の特訓の相手をしているところであります。彼が放つパンチやキックを弾かせておりますが、流石の強さを持っておりますので、私も油断ができません。

 

「ならこれならどうですか!!」

 

「見切った!!」

 

なんと、私の回し蹴りを華麗に交わされたのはショックでした。

 

「いやーいい汗をかいた。また相手をしてもらえるかい?」

 

「はい、弦十郎様が暇になった時にお相手を致しますわ。」

 

握手をして、弦十郎様は司令室の方へと戻っていき、私は仕事をするためにアキヒサを探す。

メイド長レーダーでアキヒサを探しているとどうやら彼は両手のマジックハンドで掃除をしておりますが、やはり慣れるまで時間がかかりそうですね。

 

「あ、メイド長さん。」

 

「アキヒサ、いかがですか?」

 

「まだ、新しい両手に慣れないので苦労をしますが、頑張ります。」

 

ふむ、まだまだ色々と教えることが多いので頑張って欲しいですね。

そういえば翼様達は確か歌手の仕事もしておりましたね・・・確か、ツヴァイウイングというグループでしたね。

 

今度大きなコンサートをする際に確か完全聖遺物「ネプシュタンの鎧」というものの起動実験をコンサートのフォルニックゲインを使い起動させる実験も同時に行うと言っていたのを思い出しました。

完全聖遺物・・・・・・あまりいい思い出がないのは気のせいでしょうか?

ネフィリムのことを思い出しますと嫌なことばかりしか思いつかないのです。

 

「本当に大丈夫でしょうか?何事も無ければよろしいのですが・・・・・・」

 

メイド長side終了

 

櫻井 了子の研究室、彼女は自身のパソコンの画面を見ている。映っていたのはメイド長である。

 

「腕や足を変形させ、さらにあの風鳴弦十郎とも互角に戦える・・・・・・何よりもシンフォギアを纏わずにノイズを倒すことが出来る。やつの体を詳しく調べたいのだが、やつ自信がそれを断る。(´-ω-`)クソッ」

 

彼女の両目は金色に光っており舌打ちをしながら画面を閉じる。一方でメイド長は、ノイズが現れたので翼たちと出撃をする。

 

「先手必勝、指から」

 

「「指から?」」

 

「マシンガンです。」

 

両手から弾丸が放たれてノイズを撃ち抜いた。ノイズたちは接近をしたが交わしてメイド長は翼、奏の何かをスキャンをした。

 

「スキャニング完了、ローディング「ガングニール」」

 

するとメイド服が解除されて彼女は全裸の姿に変わり奏達のようなギアインナーが装備されてガングニールが装着されて着地をする。

 

「な!?」

 

「ガングニール!?」

 

「と姿をモチーフしたものですけどね?行きます!!」

 

彼女は両手の甲が飛び出してアームドギアの槍へと変形してノイズに突進をして撃破していく。

 

「あたし達も行くぞ!!」

 

「あ、あぁ」

 

二人もメイド長に続いてノイズを倒していく。

 

「フォームチェンジ「アメノハバキリ」」

 

ガングニールのアーマーが解除されて今度は翼が装着をしているアメノハバキリのアーマーが装着されてアームドギアの件を構えて切り捨てる。

 

「ふむ、なかなか切れ味の剣ですね。」

 

メイド長はアメノハバキリのアームドギアを見ているとノイズが攻撃をしてこようとしたが、彼女は脚部のブレードを展開をして切り裂いた。

 

「油断はしておりませんよ?さぁトドメはおふたりにお任せしますよ。」

 

二人はノイズに連続した攻撃で倒して、撃破した。

 

メイド長は解除をすると元のメイド服へ戻ったので二人はギアのように普段来ているメイド服は次元に消えたのだろうか?と思いながらメイド長を見ている。

 

(それにしても、最近ノイズの数が増えている気がしますね。やはり誰かがノイズを操る者が裏にいるのでしょうか?いずれにしても犯人はいずれ捕まえるとして、奏様や翼様達の負担を少しでも軽くなるように、私も頑張るとしましょう。)

 

メイド長は、ノイズの数が増えている気がするので二人の負担が軽くなれるように自分がしっかりしないとなとお茶を用意をするのであった。




次回 ツヴァイウイングのコンサート、完全聖遺物「「ネプシュタンの鎧」の起動実験も同時に行うことになり、メイド長はツヴァイウイングを見送ったあとコンサート会場の方へと移動をして見ることにした。
だが突然としてノイズが現れたのを見て彼女は襲われようとする人を助けるために加速装置を使いノイズを切り裂く。

次回「運命の扉が開く時」


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運命の扉が開く時

機動二課の研究室、メイド服を着た人物が何かの作業をしていた。そのその人物こそ、メイド長であった。

彼女は、小さい人形のようなものを作っていた。その姿は・・・・・・小さい自信と言った方がいいだろう。

 

「さて、この施設で作れたのは奇跡なものですね。では起動。」

 

スイッチを起動をすると二体の人形の目が点灯をする。二体は立ちあがると辺りを見てからメイド長の方を見ていた。

 

「メイ?」

 

「ドドド、ドドドド。」

 

「メイメイ、メイメイメイ!」

 

「ドー・・・・・・」

 

白いメイド服を着た人形に黒い服を着た人形はため息をついていたのを見てメイド長は、名前をどうしたらいいのかなと思いながら見ていたが、すぐに名前を決めた。

 

「白い服を着た子、あなたは今日から「メイ」です。」

 

「メイ!」

 

「そして黒い服を着た子、あなたは今日から「ドー」です。」

 

「ドー!」

 

二人の人形、メイとドーと名付けたメイド長、彼女達の能力はメイド長自身が使っている能力の人形タイプだが、それでも力などは本人と同等の力を持っている。

二人は彼女の肩に乗るとメイの方は嬉しそうに、ドーの方は顔を赤くしながらも甘えている感じなので、普段はクールに徹しているのですねと思いながら、メイド長は歩きだした。

 

「そういえば、この頃二課では忙しく準備が進められていますね。弦十郎さま曰く完全聖遺物の起動実験をするライブ会場の設置、ツヴァイウイングの二人も歌など忙しそうにしておりましたね。」

 

「メイ?」

 

「ドー?」

 

「あー二人は今日初めて起動をしましたからね。その弦十郎さまのところへと行きますよ?」

 

彼女は司令室の方へと移動をすると目的の人物が立っていたので挨拶をする。

 

「おはようございます弦十郎さま。」

 

「メイド長君、その方にいるのは?」

 

「はい、紹介します。メイとドーです。」

 

「メイ!!」

 

「ドー」

 

「何て言っているんだい?」

 

「よろしく!とよろしくお願いしますだそうです。」

 

あおいや朔也は、さっきの言葉わかるんだと思いながら、仕事を続ける。メイド長は次の場所へと移動をして、アキヒサの様子を見るためにやってきた。

彼は、メイド長が使用をしていたマスクとは違うのを装着をしており・・・・・・義手のマジックハンドを器用に使い掃除を続けていた。

 

「頑張っていますねアキヒサ。」

 

「メイド長、ってその方にいるのは?」

 

「メイとドーです。」

 

「メイ!メイメイメイ!」

 

「ドー、ドードードー。」

 

「よろしくねメイちゃんとドーちゃん。」

 

アキヒサは二人の言葉がわかっているみたいなので、二人は今度は彼の肩に乗り移りすりすりとしていた。

 

「メイメイメーイ。」

 

「ドードードー!」

 

「いや大丈夫だよドーちゃん、僕は気にしないよ。」

 

っと話をしている彼の様子を見た後、メイとドーは再びメイド長の肩に移動をしてアキヒサと別れて、ツヴァイウイングの二人の様子を見に行く。

おそらく、練習をしているので何か飲み物を持っていった方がいいと判断をしてスポーツドリンクを買って、トレーニングルームへと行くと二人は曲を踊り終わったところである。

 

「失礼します二人とも、スポーツドリンクを持ってきました。」

 

「お!ありがとうなメイド長さんって・・・・・・」

 

「メイメイメイ!」

 

「ドードードー!」

 

「可愛い・・・・・・」

 

翼はメイとドーの二人の可愛い姿を見て呟いた。メイは何かを察したのか翼に駆け上り、彼女の肩に乗った。

 

「ちょっと、私は今汗を。」

 

「メーイ!」

 

メイの右手が変形をしてうちわになり手を動かして彼女に風を送った。ドーも同じく奏の肩に乗り左手を変形させて同じように風を送る。

 

「ありがとうな、えっと・・・・・・」

 

「白い服を着た子がメイ、黒い服を着た子がドーですわ。」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

それから数日が経ち、ツヴァイウイングの大型ライブ及び二課の完全聖遺物「ネフシュタンの鎧」の起動実験が行われる。

メイド長自身は裏方としてステージの裏側におり、何が起きてもすぐに行動がとれるようにメイ、ドー、アキヒサにはステージの入り口に待機をしているように指示をしている。

彼女自身、完全聖遺物とは因縁な感じがしており嫌な予感がしていたので、三人に指示を出していた。

ステージを見ているとツヴァイウイングの二人が歌を歌っているのを見て、彼女たちの歌は何度聞いていても綺麗だなと思いながら感じていると突然として叫び声が聞こえてきたので、何事かと見ているとノイズが現れたのを見て驚いている。

 

(どういうことですか?なぜノイズが・・・・・・まさかネフシュタンの鎧が暴走をしてノイズを引き寄せたというのですか?)

 

彼女はメイ、ドー、アキヒサに扉を壊すように指示を出して三人に観客を避難をするように指示を出して、彼女はノイズが襲い掛かろうとしているのを見て加速装置を起動をして右手に剣を生成をしてノイズを切り裂いた。

 

「さぁはやく!お逃げください!!」

 

「は、はい!!」

 

彼女は振り返るとノイズがうじゃうじゃと現れて人々に襲い掛かろうとしたので左手をつきだしてロケットパンチを放ちノイズを貫通させていく。

ノイズもメイド長に気づいたのか彼女に襲い掛かろうとしたが、先手必勝で目からビームを放ちノイズを次々に倒していく。

 

ステージのほうを見るとツヴァイウイングの二人もギアを纏いそれぞれでノイズと交戦をしていた。

だが奏の様子がおかしいのにメイド長は気づいた。

 

(まさか、奏様・・・・・・LINKERを使用をしておられないのですか!?それでギアを纏えば・・・・・・あなたの体はボロボロになってしまう。く!メイド長一生の不覚です。ん?)

 

右手を変形させて二連ビームガンへと変えて発砲をしてノイズを倒しながら彼女はジャンプをして脚部を変形させてブレード状へと変わり回転をしてノイズを切り裂いてステージの中心に着地をする。

 

「メイド長!!」

 

「観客の人は、メイたちに任せております。奏様、あなたさまはギアをすぐに解くことをおすすめします。あなたはLINKERを使っておりません。」

 

「な!?奏!!」

 

「わりぃ、くそ!!」

 

奏が突然として走りだしたので何かと見ていると瓦礫から女の子が現れてノイズが攻撃をしたのに気づいて奏はアームドギアをまわしているが、時間がなくなりアームドギアが欠けて刺さってしまう。

 

翼の方もノイズが迫り、奏の方へと行くことができない。

 

(あの感じは、奏様・・・・・・絶唱を使おうとしているのですか!?いけません!今のまま絶唱を使えば奏様は・・・・・・いけない。そんなこと絶対にあってはいけません!!なら私がやることは・・・・・・決まりました。)

 

「奏様、翼様・・・・・・後はこのメイド長にお任せください。」

 

「め、メイド長さん?」

 

「な、何をするのですか?」

 

「・・・・・・アクセスコード・・・・・・MAID、リミッター・・・・・・解除。」

 

すると彼女の体から煙が発生をしていき、両目が金色へと光っていく。システムリミッターを解除をした彼女は両腕、胸部アーマーなど装着されて行きノイズ達に加速装置を使い一瞬で切り裂いた。

さらに彼女は振り返り胸部アーマーが展開をして砲塔が現れる。

 

「メイドビーム!!」

 

メイドビームが放たれてノイズを薙ぎ払いながら砲撃をして、ノイズを次々に倒していく。

だが彼女の体も火花が発生をしていた。リミッターを解除をしたことで戦闘力は上がったが、彼女の負担は大きいものである。

 

「一気に決めます!!」

 

彼女は飛びあがり背部にガトリング砲、両腕は二連ガトリング砲、両足にミサイルポットへと変形させてターゲットロックをする。

 

「フルバースト!!」

 

一斉射撃が放たれて、次々にノイズを撃ち抜いていき全てのノイズは倒された。彼女は着地をして二人は近づこうとしたが・・・・・・

 

「今は来ないでください。」

 

「「!!」」

 

見ると彼女が立っている場所が溶け始めている。

 

「今、私はオーバーヒート状態であります。リミッターを解除をした後の戦いですぐに冷却システムが起動をするようになっているのです。」

 

「すまない・・・あたしのせいで・・・・・・」

 

「いえいえ・・・・・・これも気づけなかった私のせいです。ですが・・・・・・」

 

メイとドーが近づこうとしたが、周りの温度が違うのに気づいたのか立ち止まりメイド長に報告をする。

 

「メイ!メイメイメイ!!」

 

「ドー、ドードードー!」

 

「やはり、そうでしたか・・・・・・」

 

「なにかあったのか!?」

 

「はい、彼女達曰くネフシュタンの鎧が盗まれていたと言うことです。」

 

「「な!!」」

 

ぷしゅーという音と共に彼女の体から冷却システムが起動をしており、彼女の体温温度が下がっていく。

やがてオーバーヒート状態が解除され彼女は立ちあがるが、メイド服などはなぜか燃えておらず・・・・・・奏たちは、なぜメイド服が燃えないのだろうか?と思いながらメイド長はすぐに奏のアームドギアが刺さった子のところへと行き病院へと運ぶのであった。




次回 ライブ会場での事件はメイド長達の活躍で、被害は少なかったが間に合わずに死んでしまった人もいた。

だが何者がネフシュタンの鎧を盗んだのだろうかと考えるのであった。

次回「謎」


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メイド長side

 

ライブ事件で発生をしたノイズ達は私がリミッターを解除をしたことで、ノイズ達を瞬殺をすることで解決をしましたが、その間に完全聖遺物「ネフシュタンの鎧」が盗まれてしまったというのも後で判明をしました。

 

私もその時はライブステージで、ノイズと交戦をしてしましたのでそこまでの行動をすることができませんでしたね。

敵の狙いは、ネフシュタンの鎧が目的だったのですね。

 

それに奏様は、LINKERを使っていなかったのでしばらくは安静をするように言われておりまして、翼様もかなり疲れている様子でしたので、しばらく戦闘をすることは不可能みたいです。

了子さま曰く、ガングニール、アメノハバキリの二機も修復作業をしているので・・・・・・私はシュミレーション室を使い自身の機能をリハビリみたいなことをしております。

 

メイ達に頼み、シュミレーションがスタートされて・・・・・・私は構えます。

 

「では参りますか!」

 

武器精製能力を使いガトリング砲を構えてノイズ達に向けて発砲をします。人型のノイズが次々に撃ち抜かれて行きますが、空から鳥型のノイズがこちらへと降り注いできましたのでフライトユニットを装着をして飛びます!

 

「ならばミサイル発射です!」

 

フライトユニットからミサイルが発射されて鳥型を撃破すると分離をして胸部アーマーを装着をして一気に決めさせてもらいます。

 

「メイド・・・・・・ビィィィィィム!!」

 

メイドビームが命中をした後に両腕を変形させてビームトンファーでよろしいのでしょうか?接近をしてノイズを切り裂いた攻撃を行い倒していきます。

さらに左腕を変形させて二連装ガトリング砲へと変えまして発砲をしてノイズを倒してシュミレーションが止まったのでドーが終了と判断をしたみたいです。

 

『ドー、ドードードー』

 

「ずっとやっているので終了ですか。うむ、どうやらかなり長い時間シュミレーション室を使っていたのですね。シュミレーション終了、戦闘モード解除します。」

 

戦闘モードを解除をして、メイとドーがいる部屋へと行くと二人は私の肩へとよじ登りいつもの定位置になっているようですね。

まぁいつもよじ登ってくるので気にしなくなりましたね。二人を連れて歩きながら二課の基地を移動をしていますが・・・・・・暇ですね。

 

「メイ!メイメイメイ!」

 

「え?外に出て気分転換をしたらどうですか?って?」

 

「ドー、ドードードー」

 

「ドーまで、わかりました。弦十郎さまと話をして許可を見ますね。」

 

私は弦十郎さまがおられるであろう司令室へと向かうことにしました。

 

メイド長side終了

 

そしてメイド長は、弦十郎から許可を得て、街にやってきていた。彼女は街をメイ、ドーを連れて買い物をすることにした。

彼女は本屋に到着をするとなぜか、侍の特集の本を持っておりその中の武器などをスキャニングをしていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

さらにほかの戦車やジェット機、潜水艦などが乗せられている本を読みながらスキャンをしていた。

色んな料理が乗った本なども読み、じーっとスキャンされて彼女は色々とインプットをしていた。

満足をしたのか、デパートを後にしてノイズが現れた警報が鳴ったのでため息をついた。

 

「はぁ・・・なぜ翼様たちが動けないときに、ノイズが・・・・・・通信機が鳴っていますね。こちらメイド長です。」

 

『メイド長君!すまない、ノイズが突然として発生をして君の近くなのがわかった!すまないが・・・・・・』

 

「承知いたしました。こちらで対処します。」

 

通信機を切り、メイド長はノイズが現れた場所へ到着をした。シュミレーションではなく本物のノイズがウジャウジャと沸いていた。

 

「メイ、ドー、私の肩から降りてください。」

 

「メイメイ!」

 

「ドードー!」

 

「自分たちも戦いたいですか・・・・・・」

 

メイとドーはそれぞれ武器を出したのを見て、メイド長は仕方がありませんねといい前を向いた。

左手が変形をして斧へと変わり、メイはレーザーライフル、ドーはミサイルランチャーを構えていた。

 

「ドー!ドドドドドー!」

 

ドーが放ったミサイルランチャーがノイズに向かって放たれて黒い煙幕が発煙をする。その隙を加速装置を使ったメイド長は見過ごしておらず左手の斧を振り払いノイズを切り裂いた。

 

「メーイ!!」

 

メイはレーザーライフルを放ち援護をして、メイド長の後ろから襲おうとしていたノイズを撃ち抜いた。

右手がアロー状へと変わり左手を普通の手へと戻してから右手のアローの光の弦が発生をして引っ張ると光の矢が生成される。

上空へと放ち矢が分裂をして矢の雨が降り注いでノイズを撃ち抜いていく。

 

「ではではこれにてごきげんよう!」

 

「メーイ」

 

「ドー」

 

三人が同じポーズをとり、後ろで爆発が起こりノイズ達は爆発をする。その様子を一人の人物が見ていた。

 

「・・・まさか奴の力がここまでとはな。奴が私の計画の邪魔をするなら・・・・・・容赦はしないさ。」

 

そういって立ち去りメイド長は、誰かの視線を感じてスキャニングをするが、レーダー反応がないので一瞬のバグだったのだろうか?と首をかしげる。

 

(あれ?一瞬だけレーダーが反応をしたので見ましたが、誰もいなかったですね。ただのバグなら私、やばいかもしれませんね。)「さて、メイ、ドー帰りますよ?」

 

「「メイ!(ドー!)」」

 

二人も彼女の肩にジャンプをしていつもの定位置についたので、メイド長は歩きだす。




次回 シンフォギアシステムの修理が完了をして、翼及び奏は戦線復帰をするためのリハビリをするためにメイド長が相手をすることになった。

次回「装者対メイド長」

「遠慮はいりませんので全力が参ってください。」


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装者対メイド長

一週間が経ち、翼と奏の二人は回復をして、さらに彼女達が使用をするシンフォギアシステムも修理が終了をして、現在シュミレーション室にてギアを纏い彼女達は構えているとメイド長が歩いてきた。

 

「あれ、メイド長さん?」

 

「どうして、あなたが?」

 

「あなたたちのリハビリの相手は、私が務めさせてもらいます。遠慮はいりませんよ?」

 

そう、彼女達の相手をするのはメイド長なのである。なおメイとドーは、危ないため彼女の肩に乗っておらずシュミレーション室の中の様子を弦十郎の肩に乗り見ていた。

 

「なんだか司令、可愛いマスコットがつきましたね(笑)」

 

「う、うむ・・・・・・」

 

「メイ?」

 

「ドー?」

 

二人は首をかしげながら、シュミレーション室の中を見てメイド長は準備完了那ので構えている。

 

「ならあたしから行かせてもらうぜ?」

 

「奏様ですか、遠慮はいりませんのでかかってきてください。」

 

「なら遠慮なく!!」

 

彼女はアームドギアの槍を展開をしてメイド長へ攻撃を仕掛ける。メイド長の方も右手を変形させて右手を覆うような槍へと変えて彼女が放つ槍を受け止める。

そのままはじかせると奏は槍の先端を回転させて竜巻を発生させてメイド長へ攻撃を仕掛ける。

 

「甘いですよ?」

 

彼女は予想通りなのか、交わして彼女へ近づいていく。

 

「へへ!わかっているぜ!!」

 

メイド長が繰り出した槍に対して彼女がしたことは放たれた槍の先端の上に乗り飛びあがった。

 

「おら!!」

 

上空で槍を投げて分裂をさせてメイド長へと放たれる。

 

「加速装置。」

 

彼女は加速装置を使い奏が放った分裂をした槍を全て交わしていき、上空にいる彼女の元へ脚部に力を込めて飛びあがる。

 

左腕に槍を構えて奏に攻撃をしようとしたが、彼女はその槍を受け止めてきたのだ。

 

「な!?」

 

「おりゃあああああああああああああああああ!!」

 

「ぐ!!」

 

まさか自身の槍をつかんで投げ飛ばしてくるとは思ってもいなかったので、脚部を変形させてジェットレッグでゆっくりと着地をして武器を選択をする。

奏も着地をして落ちていた槍をつかんで構え直す。

 

「ならこれならどうですか?」

 

右手を変形させてリボルバー状へと変えて発砲をする。奏は槍ではじかせるとそのまま接近をして彼女に放つが、メイド長は後ろの方へと飛びあがり左腕を変形させてシールド状にスラッガーのようなものが装備されて発射をして攻撃をする。

 

「へ!そんなもん!!」

 

奏はスラッガーをはじかせて接近をしようとしたが、なんとはじかせて立スラッガーが帰ってきたので驚いている。

 

「な、なんだこりゃ!?」

 

彼女はスラッガーをはじかせるが、はじかせたスラッガーが奏に向かって飛んで行くので彼女はストップをしてしまう。

 

「メイドスラッガーは一度はじかせても再び獲物を狙うスラッガーです。では!とう!!」

 

メイド長は飛びあがり回転をして構える。

 

「メイド・・・・・・キィィィィィク!!」

 

彼女が放つメイドキックが奏に向かって放たれる。彼女はスラッガーをはじかせた後にメイド長がこちらに蹴りを入れようとしているのでアームドギアを楯にしてガードをする。

 

「ぐうううううううううううううううううううううううう!!」

 

「せええええええええええい!!」

 

「どあ!!」

 

奏は大きく吹き飛び、メイド長は着地をする。奏の方はギブアップをしたので次の相手を見た。

 

「では、メイド長さん連続でありますが・・・・・・よろしくお願いします。」

 

「はい翼様。(さて彼女の相手でしたら、この武器がよろしいでしょうね。)」

 

彼女は投影能力を使い日本刀が発生をして抜いて構える。

 

「風鳴 翼・・・・・・」

 

「メイド長・・・・・・」

 

「「参る!!」」

 

お互いにダッシュをして剣と刀がぶつかり合う。翼が放つ攻撃をメイド長ははじかせていく戦いになっている。

 

「はああああああああああああ!!」

 

彼女の脚部ブレードが展開されて蹴り入れる。彼女は咄嗟に左腕を剣へと変えて脚部ブレードを受け止める。

 

「く!!」

 

そのままはじかせて翼の周りに剣が具体化させてメイド長へと放つ。彼女は冷静に脚部を変形させて肩部にもアーマーが装着されてミサイルハッチを展開させて翼が放った剣に向かってミサイルを発射させた。

 

すぐに両足部を変形させてタイヤ状が彼女の足に現れて滑るように移動をする。

 

「交わされたか。」

 

煙の中、翼がこちらに近づいていることがわかったので素早く移動をして両腕を変形させて二連ビームガンを発生させて翼に迎えて発砲をする。

翼はもう一つアームドギアを装備をして二刀流でメイド長が放つ攻撃をはじかせながら接近をして振り下ろした。

 

「流石とだけ言っておきます。ですが!!」

 

翼が振り下ろされた剣は・・・・・・メイド長がすでに装備をしていたバックパックから発生をしてアキヒサの現在の手、マジックハンドによってつかまれていた。

 

「いつのまに・・・・・・」

 

「翼様が煙の中こちらに近づいている時にすでに装着をして構えておりました。両腕変更。ダブルガン!」

 

両腕が変形をしてダブルガンと呼ばれた弾を発射させて翼ははじかせながらサブアームからもビームが放たれて彼女は横にかわして一気にけりをつけるために上空へアームドギアを投げてもう一つのアームドギアをメイド長へと投げる。

 

彼女は左腕にシールドを発生させて彼女が放ったアームドギアをはじかせると巨大化させたアームドギアに勢いよくつけてメイド長へと向かって放たれる。

 

「であああああああああああああああああああ!!」

 

(少しだけリミッターを解除をしましょう。あの武器をはじかせるには少し力をこめないといけませんからね。)

 

メイド長は力を込めると両腕が変形をして巨大な拳のような形になり翼が蹴り入れたアームドギアに相殺をする。

 

「でああああああああああああああああああああああ!!」

 

「うわ!!」

 

そのままメイド長剛腕パンチで翼のアームドギア事粉砕!玉砕!デストロイ!をして勝利をする。

 

「ではごきげんよう・・・って挨拶をしている場合ではなかったですわ。大丈夫ですか?」

 

「いたたた、えぇ大丈夫ですよ。」

 

翼のところへと行き、彼女を起こしてシュミレーションは終了をした。メイド長は挨拶をしてからシュミレーション室を後にして、自身の部屋へと戻りメイ、ドーと共にチェックをしている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「メイ、メイメイメイ?」

 

「なにこれですか?メイドウイング、メイドダイバー、メイドストライカーという私のパワーアップアイテムです。」

 

「ドー、ドードードー?」

 

「こんなのに頼らないとダメなのか?ですか、確かにその通りですが・・・・・・これからの戦いにおいて私の戦法が知られてしまう可能性があります。このパワーアップアイテムは、必ず私の役に立つ者です。」

 

「ドー・・・・・・」

 

「メイメイ。」

 

「ドードード。」

 

二人は何かを話しているが、メイド長はパソコンを閉じてベットの方へと座る前にシャワーを浴びることにした。




次回 それから二年が経ち、メイド長はいつも通りに翼たちと共にノイズと戦い続けていた。
メイド服を着ながら様々な武器を使い翼たちと共に倒す日々過ごしていたある日、メイド長は街を歩いていると警報が鳴りノイズが現れたのかと辺りを見た。小さい女の子を抱えながらノイズから逃げているリディアン学園の制服を着た少女を見て追いかける。そこでメイド長の彼女が見たものとは!

次回「メイド長は見た!!」


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メイド長は見た!

空を飛ぶヘリコプターの扉が開いて、メイド服を着た人物は右手を変形させたスナイパーライフルを構えて目をスコープモードに変えて構えている。

地上の方では一課を助けるために、翼と奏の二人がギアを纏いノイズと交戦をしていた。

 

「さて・・・・・・狙い撃ちますか。」

 

メイド長は構えて、発砲をしてノイズを貫いた。二人も上空から放たれたのを見てメイド長がやったんだな?と思いながらノイズと交戦をしていた。

 

「メイ、メイメイメイ」

 

「大丈夫ですよ。それにしても数が多いですね。」

 

「ドー、ドードードー。」

 

「そうですね。この二年間でノイズが発生する回数が増えているのは事実です。ドーの思っている通りかもしれませんよ?」

 

「メイメイ。」

 

「ドー。」

 

二人が話をしている間、メイド長は援護をするため発砲をしてノイズを倒していくが、ヘリコプターのパイロットが叫んでいるので何事かと見ると空を飛ぶノイズがこちらに攻撃をしようとしてきたのを見て彼女は左手をつきだした。

 

「ロケットパーンチ!!」

 

左手が飛んで行きヘリコプターを狙ったノイズを撃ち抜いていき、目標がいなくなったのを確認をして左手はメイド長の手に戻った。

ヘリコプターはゆっくりと着地をしてメイド長は右手はスナイパーライフルのまま歩いて彼女達のところへと行く。

 

「お疲れ様ですお二人とも。」

 

「いやー助かったぜメイド長さん。」

 

「えぇ、上空からの援護射撃、お見事です。」

 

「いえいえ、お二人に比べましてもね。」

 

メイド長は、そういいながら二人に暖かい紅茶を出す為に場所を借りて準備をしようとメイ、ドーも手伝ってくれたのですぐに完成をして二人に飲ませた。

メイド長も同じように飲んでおり、この頃の出撃で翼達は疲れているので、一体どうしたらいいのだろうかと思いながら考えているが、一向も案がでないので困っていた。

基地へと帰還をして、アキヒサがシュミレーション室でトレーニングをしているのを見た。

彼自身は右足部からデスサイズという銃が飛びだして構えると発砲をしてノイズを倒していき、後ろから来る敵に対してマジックハンドが開いてビームが放たれる。

 

「ふぅ・・・・・・ってメイド長!?」

 

「お疲れ様ですねアキヒサ、随分と頑張っているじゃないですか。」

 

「そ、それは・・・・・・あ、アナタヲマモリタイカラデスカラ。」

 

「?」

 

彼がボソリと小さい声で言ったので、メイド長は聴力機能を起動させていなかったのでアキヒサの小さく呟いた言葉を聞くことができなかった。

彼女は彼の態度が問題ないなと判断をして、そろそろマジックハンドを卒業をした方がいいかな?と考えている。

 

それから数日後、メイド長は夕方頃まで街におりCDショップで買い物をしていた。そう今日はツヴァイウイングの二人の新曲が発売をするってことで、買いに来たのだ。

 

「さて手に入れましたので二課の方へ・・・・・・おや?」

 

二課へと帰ろうとした彼女は、女の子を抱えながらノイズから逃げる女の子を見つけた。

なぜノイズが女の子を狙っているのだろうか?と思いながらも、このままでは彼女達がやられてしまうと脚部にタイヤを発動させて移動をする。

ルート検索をして彼女達が逃げだした方角を検索をして近いルートを選択をして移動をする。

やがて到着をしたのが、工場地帯だったので辺りを見ながら彼女達を探していると突然として巨大なエネルギー反応が出ていたので、感知をした場所へと行くと先ほどノイズから逃げていた子がシンフォギアを纏っているので驚いている。

 

「あれはガングニール?ですが、奏様のガングニールは彼女が持っているはずです。考えることは後ですね。」

 

メイド長はノイズに対して右手を変形させて丸いドラム缶のようなガトリングガンを生成をして発砲をして撃破するとそのまま彼女達のところへと飛びあがり着地をする。

 

「うぇ!?メイドさんがどうして!?」

 

「大丈夫ですか?あなたさまは、この方をお守りしてください・・・・・・参ります!!」

 

たくさん現れるノイズに対してメイド長は走りだして、左手を変形させてダブルガトリング砲になり発砲をする。

ノイズ達に次々に当たりそのまま右手にビームサイズという武器を生成をすると左手を元に戻して横に振り払い切り裂いた。

 

「目からビーム!!」

 

彼女は得意の目からビームを放ちノイズを撃ち抜いたが、次々に現れるノイズの数に彼女自身も守りながらの戦いをしているのでどうすればいいのだろうかと考えていると鳥型ノイズは突進をしてメイド長は後ろの方へと吹き飛ばされてしまう。

 

「ぐ!!」

 

彼女は吹き飛ばされてもすぐに態勢を立て直して構えると聖詠の歌が聞こえてきたので、二人が到着をしたのですねと立ちあがる。

 

「うぇ!?翼さんに奏さん!?」

 

「ん?あたしたちのことを知っているのか?」

 

「奏、今は・・・・・・あなたはあの子を守りなさい!!」

 

二人は突撃をしてギアを構えてノイズに攻撃をして、メイド長の方は頭を振りターゲットスコープを起動させてロックオンをさせていく。

翼達には当たらないようにアーマー、武器の装着や両腕などを変形させていく。

 

「ターゲットロックオン、発射!!」

 

ミサイルやガトリングの雨が放たれてノイズ達の撃ち抜いていく。全てのノイズを倒したのか、彼女は全ての武器を解除をして戦闘モードを解除をする。

 

「全てのターゲット殲滅を確認しま・・・・・・?」

 

「どうしたんだ?」

 

「いえ・・・・・・なんでもありません。」

 

「?」

 

最後の言葉を言おうとした時にメイド長が言葉を詰まらせたので、二人は一体何かいたのかと思いながらメイド長は上の方を見ていた。

だが上の方を見ても誰もいないので気のせいだろうかと・・・・・・だが実は彼女を見ている人物はいた。

 

「見つけました。MBA000・・・・・・まさかこんなところにいるとは思ってもいませんでしたが・・・・・・次にあなたの実力をためさせてもらいますよ。」

 

そういって謎の人物は姿を消した。いったい彼女は何者なのか?そしてメイド長のことを形式で呼んだ彼女は・・・・・・




次回 二課に新たな仲間、立花 響が加わった。メイド長も彼女のことを検索をして鍛えることにして一ヶ月経った。
ある日の任務で響と共に出撃をしたメイド長、突然として鞭の攻撃が放たれてメイド長は左手を変形させた剣ではじかせると奪われたはずのネフシュタンの鎧が現れる。
翼達も到着をして構えているとミサイル攻撃が放たれて四人が見ると黒い服を着たメイド長と同じ顔をした人物が現れる。

次回「もう一人のメイド長!?」

「私が・・・もう一人?」


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もう一人のメイド長!?

メイド長side

 

特異災害機動二課に新しい仲間ができました。その名も立花 響さま、なんと彼女はあの時のライブ会場にいた子で、さらに言ってしまえば彼女が使うガングニールは、奏様のアームドギアの破片が刺さった際のものだそうで・・・・・・通常はギアペンダントを使わないとギアを纏うことができないのですが、彼女は聖詠を歌うことで纏うことが可能みたいです。

ですが彼女は素人当然なので、アキヒサや弦十郎さまと共に彼女を鍛えることにしました。

翼さま達も初めての後輩ってことで色々と指導をしておりましたね。さて彼女が仲間に加わり一ヶ月ほど経ちまして、最初の頃に比べたらまぁましになりましたが・・・・・・アームドギアは今も使うことができないので原因などが不明なので悩みどころですね。

 

「今日は私と共に出撃をいたします響さま。」

 

「は、はい!」

 

「緊張をしなくても大丈夫ですよ?あなたさまが頑張っているのは皆さま知っていますから。」

 

「ですが、アームドギアがまだ・・・・・・」

 

「きっと答えは出て来ますよ。」

 

そういって私達はノイズが現れた場所へ急行をして、現れたノイズに対して私は接近をして剛腕パーツへと変えて殴って倒していきます。

響様はアームドギアが使えないので殴ったり蹴ったりして、ノイズと交戦をしています。

まぁこれは弦十郎さまの教えでもありますね。

 

「さて私もやりましょう!鉄球です!!」

 

左手の変形させてトゲトゲの鉄球を生成をして投げつけてノイズ達を撃破をして右手を変形させてリボルバー状へと変えて発砲をしてノイズを撃破します。

 

「メイド長さん!やりましたね!」

 

「・・・・・・いいえまだです!」

 

すると地面から鞭が響様に襲い掛かろうとしたので、すぐに両腕をシールドへと変えて防御をします。

やがて鞭の本体である・・・・・・ってあれ?どこかで見たような。

 

「!!」

 

相手の方は私を見て目を見開いている気がするのは気のせいでしょうか?すると翼さま達も到着をしてやはりあの鎧を見て目を見開いているのをでやっぱり知っているものでしょうか?

 

「あの、あれを知っておりますか?」

 

「そうか、メイド長さんは詳しいことは知らなかったな。」

 

「あれこそ、ネフシュタンの鎧です。」

 

あー盗まれたという完全聖遺物、なら相手をってミサイル!?すぐにピストルを生成をしてミサイルを追撃をします。

 

「なんだ!?」

 

「何者だ!」

 

「流石、MBA000ですね。私の放ったミサイルを全て迎撃をするとは・・・・・・」

 

「な!?」

 

私は現れた人物を見て驚いております。なにせ現れたのは・・・・・・黒いメイド服を着た私でした。

 

メイド長side終了

 

「な!?メイド長さんが・・・・・・二人!?」

 

「メイド長?・・・・・・そうか、MBA000、お前はそう呼ばれているのだな?」

 

「あなたはいったい・・・・・・」

 

「私はMBA001、簡単に言えばお前と同じ存在とだけ言っておく。証拠は・・・・・これだ!」

 

右手が変形をして彼女と同じようなバスター状へと変えて発砲をしてきた。メイド長も同じように変形させて相殺をするために発砲をする。

黒いメイド長はバスター状から剣状へと変えて走りだしてメイド長へ振り下ろしてきた。彼女は精製能力を使い槍を生成をして彼女が振り下ろした剣を受け止める。

 

「ほーう、そのような両腕などを変形させる能力を応用をした力ってことか・・・・・・なかなか面白いことをするな?」

 

「例え、あなたが何者でも!私はメイド長です!!であ!!」

 

「ならこれならどうだ?」

 

彼女は上空へ飛びあがり両腕をライフル状へと変えてシンフォギア装者達に発砲をした。メイド長はそれに気づいて加速装置を使い両腕を剣状へと変えて彼女が放ったライフルの弾を全てはじかせた。

 

「流石我々の姉でもあるな。」

 

「姉?私には妹はいませんけど?」

 

「・・・・・・そうか、記憶を失っているのだな?なら思いださせてあげるわ!お姉さま!!」

 

彼女は加速装置を使ったのかメイド長は驚いて剣で受け止める。同じようにメイド長も加速装置を使い響達は戦う以前に見てしまっている。

 

「す・・すげー・・・・・・」

 

「あぁ、おじさまぐらいだぞ?メイド長さんと戦えるのは・・・・・・」

 

「や、やっぱりあの人なのか!?」

 

ネフシュタンの鎧を装着をしている子は、メイド長の名前を聞いて目を見開いている中、メイド長は?相手に脚部にアーマーを装着をして膝につけているドリルを回転させて膝蹴りをしようとした。

 

「ぐ!!流石お姉さまですわ!!」

 

(やはり、私と同じ能力を持ち、私と同じような戦い方をする。私の記憶にはいない妹なのは本当ですね?ですが・・・・・・)

 

メイド長は着地をすると手を前にだす。

 

「来なさい!メイドウイング!メイドストライカー!メイドダイバー!」

 

開発をしていた三体のマシンが現れてMBA001は驚いている。

 

「な、なんですかそれは!?」

 

「もしものために開発をしていた。私のサポートマシンです!フィールド生成!メイドフュージョン!!」

 

メイド長からフィールドが生成されて三体のマシンが突入をする。メイドウイングが正面に装着され、メイドストライカーが両腕に合体、さらにメイドダイバーが脚部へと装着されてメイド長に専用のヘルメットが装備された。

 

「完成!メイドスペシャル!です!!」

 

フィールドが解除されてメイドスペシャルが完成をした!

 

「ほええええええええええええ!?」

 

「合体・・・・・・だと!?」

 

MBA001は、驚きながらも彼女はダッシュをして殴りかかりかかるが、メイドスペシャルは彼女の剛腕をつかんで投げ飛ばした。

 

「この!!」

 

左腕をビーム砲へと変えてチャージをした弾丸を放つがメイドスペシャルはビームをボディではじかせてそのまま両肩部のメイドウイングのウイングキャノンを前門に構えて発砲をする。

そのまま両腕から弾丸を放ちMBA001は交わしていたが、そのまま接近をして剛腕を叩きこんだ。

 

「ぐううううううううううううううう!!」

 

「さてどうしますか?」

 

「流石お姉さまですわ。今日のところは離脱をさせてもらいます。」

 

MBA001は、ダメージが大きいので離脱をすると完全聖遺物ネフシュタンの鎧を装着をした人物たちと交戦をしている翼達の方へと向くと翼が絶唱を使おうとしているのを見てアンカーユニットを飛ばして、翼の体をグルグル巻きにして、絶唱を使わないようにした。

 

「うわ!」

 

「駄目ですよ翼様、絶唱が危険なのはあなたが一番知っております。」

 

「ごついですね。」

 

「メイドスペシャルですから。」

 

彼女はそう言い、ノイズなども含めてターゲットスコープを起動させて全砲門を開いた。

 

「メイドフルバースト!!」

 

放たれた一斉射撃がノイズ達に命中させて、ネフシュタンの鎧を着た子には当たらないように調整を行い彼女以外を全滅させた。

 

「さぁどうしますか?後はあなただけですよ?」

 

「くそ!!」

 

相手は舌打ちをして鞭を叩きこんでいたが、メイド長はじーっとスキャンをして自身のアーマーとして生成をする。

 

「敵が離脱をしました。おや?流れ星・・・・・・流星群ですね?」

 

「あー!!未来との約束があああああああああああああああああああああ!!」

 

「まぁしゃーねーよ響。」

 

「そうね。ここで私達と見ましょうか?」

 

「ううう、はい。」

 

メイド長はメイドスペシャルを構成をしていた三体のマシンと分離をしてから、現れたMBA001のことを思っていた。自身の妹と名乗った彼女・・・・・・自分は本当に何者なのだろうか?と思いながらまた現れた時に捕縛をしてみるかと考えるのであった。




次回 ネフシュタンの鎧を着た子に、さらに自身の妹と名乗ったMBA001に襲われたが、メイド長は奥の手の一つメイドスペシャルとなり彼女達を追い払う。

そして二課は新たな保管されている完全聖遺物「デュランダル」を移動させる任務を受けてメイド長やアキヒサ、メイとドーも共に護衛をすることになった。

次回「完全聖遺物「デュランダル」の護衛」


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完全聖遺物「デュランダル」を護衛せよ

二課の一室、任務を終えたメイド長はベットの上で考え事をしていた。奪われたはずのネフシュタンの鎧に自身と同じ能力を持った自分と同じ顔をした人物との遭遇、彼女は自分のことを姉さんと呼んでいた。

彼女は、記憶がないが自分の妹で間違いないだろうなと考えているとメイとドーが彼女に近づいてきた。

 

「メイ?」

 

「ドー?」

 

「大丈夫?ですか、えぇ大丈夫ですよ。色々と考えることができただけですから。」

 

「ドー?」

 

「何が?ですか・・・・・・奪われたはずのネフシュタンの鎧を纏たった人物に、私と同じ顔をして、能力も同じ人物とあったんです。」

 

「メイ!?メイメイメイメイ!?」

 

「えぇそうですよ。」

 

「ドー、ドードードー!!」

 

「えぇ、あなたたちにアキヒサの指導を任せて、戦いに響様と出た時に現れました。」

 

メイド長は自身と同じ能力を持った敵に苦労をしながらもメイドスペシャルに合体をした姿で圧倒をして、相手の方は離脱をしたので次に出会うことがあるだろうと・・・・・・メイド長は判断をする。

次の日、司令室にて弦十郎とお話をするメイド長、彼自身もモニターで見ていたので両腕を組み考えていた。

 

「まさか、君と同じ能力を持った人物がいるとはな・・・・・・」

 

「おそらくなのですが、私の失われた記憶に彼女のことを知っている可能性があるのです。ですが、私はいつ記憶がなくなったのか覚えていません。」

 

「わかった。いずれにしても今日は二課の総動員で行う作戦が始まろうとしているんだ。」

 

「といいますと?」

 

「・・・・・・広木防衛大臣が何者かに銃殺された。そのため二課で保管されている完全聖遺物「デュランダル」を運ぶ任務をすることになった。」

 

「まぁ広木さまが・・・・・・犯人などは?」

 

「わからん。いずれにしても今晩輸送作戦を開始をすることにした。メイド長さんにも協力をしてもらえないだろうか?」

 

「承知しました。おそらくなのですが、現れる可能性がありますので・・・・・・」

 

「君の妹さんのことだな?わかった。そちらのほうは君に任せたい。」

 

「感謝いたします弦十郎さま。」

 

こうしてデュランダル輸送作戦の準備などが進められて行き、リディアン音楽学園の入り口にて、全員が集められていた。

メイド長以外にもマスクを装着をしているアキヒサ、メイ、ドーなども立っており全員で出撃をすると響は欠伸をしているのでメイド長が声をかける。

 

「響様、眠いのは仕方がありませんからね。」

 

「ふぁい・・・次の日が休みでよかったですよ・・・・・・」

 

「その通りでございますね?いずれにしても、完全聖遺物デュランダルですか・・・・・・」

 

メイド長は起動をしていないデュランダルをなぜ敵が狙うのかわからないため、今は任務に集中をすることにした。

彼女は車の上に飛び乗り右腕を変形させてライフル状へと構えて相手が現れた時に放てるように護衛をすることにした。

 

そして完全聖遺物「デュランダル」輸送作戦が開始された。翼が搭乗をするバイクが先行をしてその後ろを櫻井 了子が運転をするトラックに奏、響、アキヒサ、メイ、ドーが乗りこんでおり、トラックの上にメイド長が構えている。

 

(今のところ、レーダーには何も反応がありませんね。ノイズなどの反応・・・・・・本当にデュランダルを狙ってくるのだろうか?いや敵は狙ってくる可能性がありますね。油断をしては・・・・・・急に反応!?)

 

レーダーが突然として反応を現したので、前の方を見るとノイズが現れていたので彼女は右手のライフルを発砲をしてノイズを撃ち抜いた。

バイクに搭乗をしていた翼が剣を構えて突撃をしたのでトラックは進路変更をして彼女は翼をちらっと見ながら襲い掛かろうとするノイズに左腕も変形させて右手のライフル及び左腕が変形させた二連ガトリング砲を発射して襲ってくるノイズに発砲をして撃破していく。

ブラックは工場地帯に突入をしてほかのメンバーも降りたち、メイ、ドーの二人はトラックからビームライフルやミサイルランチャーを構えて襲い掛かるノイズに対して発砲をして奏が槍を構えて突撃をして突き刺した。

 

「響は了子さん達を守れ!」

 

「はい!!」

 

メイド長も降りたち両腕を変形させて右手を剣、左腕を槍へと変形させて突撃をしてノイズを切り裂いた後に後ろから襲い掛かろうとするノイズに槍の先端を発射させて突き刺して戻す。

奏は槍でノイズと交戦をしていると鞭が襲い掛かろうとしたのでガードをするとネフシュタンの鎧を着た人物が現れた。

メイド長は彼女に戦おうとした時に光弾が飛んできたので右手の剣ではじかせるとMBA001が現れた。

 

「メイド長!」

 

「アキヒサ達は護衛を頼みます!彼女は・・・・・・私が戦います!」

 

メイド長はMBA001のところへと行き両腕を戻して構える。相手の方も構えているのを見てお互いにダッシュをして拳を叩きつける。

一度ぶつけた後にさらに連続したパンチがお互いに放たれて激突をする。さらに右足を蹴りあげると相手も同じように蹴りあげてきたので相殺をする。

 

「く!」

 

「く!」

 

お互いに一度下がった後お互いの右手が変形をしてライフルへと変えて発砲をする。同じタイミングで放たれたので弾は相殺をした。

 

(やはり、同じ能力に同じ演算能力を持っている以上・・・・・・メイドスペシャルのようにデータにない状態で戦わないとこちらが不利ですね。なにせ同じ能力を持っているってことは・・・・・・私が使用する武器は全てあちらは使用可能ってことですからね。後から作られたメイドスペシャルやガングニール、アメノハバキリなどは私がスキャニングをしたものですからね。)

 

メイド長はそう思いながら走りだして加速装置を起動、斧を生成をして構えて振り下ろす。

相手はそれを交わすと左腕を変形させてマシンガンを発砲をする。メイド長は、それを斧を振るい放たれた弾丸を斬り落とした。

さらに斧を持っている部分を短くして二丁にしてなげる。相手は斧をはじかせたがその隙をメイド長は見逃さない。

 

「な!!」

 

「でああああああああああああああ!!」

 

膝蹴りを命中させてそのまま彼女の手をつかんで投げ飛ばした。

 

「ぐ!!(まさかデータにない攻撃をしてくるなんて・・・・・・)」

 

着地をした後メイド長の方を見ていたが、二人とも強大なエネルギー反応が現れたのでその方角を見るとデュランダルが起動をしており響がつかんだ。

だが彼女の色が黒くなっていくのを見て、メイド長は彼女が暴走をしてデュランダルをふるった。

 

「「ぐうううううううううううううううう!!」」

 

振るわれた巨大なエネルギー波を受けて二人は吹き飛ばされてダメージを負ってしまう。

 

「ぐあ!」

 

「が!!」

 

そこに現場に到着をした翼は落ちているデュランダル、倒れている響を見て奏たちを探す。

 

「おーい翼ーーーー」

 

「奏!無事ったんだね!」

 

「なんとかな・・・・・・だが被害が大きいから中止だな。」

 

「そのようですね・・・・・・」

 

メイド長も歩いてきて奏は相手の方は?と聞いたが、相手はすぐに撤退をしたのでチラッとメイド長の方も被害などを見てため息をついた。

 

「デュランダル・・・・・・思っていた以上の威力を持っておりますね。(一応念のためにスキャニングをしておきましょう。)」

 

メイド長は起動をしているデュランダルをスキャンをしていつでも使用できる状態にしておいた。

いずれにしても今回の輸送作戦は失敗に終わったので撤退をすることにした。

 

「MBA001失敗をしたみたいですね。」

 

「面目ないわ。姉さんの力は私達が想像をしている以上の力を持っているわ。」

 

「そのようですね。」

 

ほかのMBA001以外にもメイド服を着た人物達が立っておりどうするかを見ていた。

 

「なら次は私が相手をいたしましょうか?」

 

「002、あなたは接近主体でしょ?なら003と一緒にいったらどうですか?」

 

「そうですね。そうしましょう。」

 

「わかったわ。」

 

メイド長を狙う人物がさらにいることに彼女は気づいていない。てか無理があるのであった。




次回 デュランダル輸送作戦は失敗に終わり、再び二課で保管されることになった。この日のメイド長は暇をしていたのか街の方へと出て公園へと行くことにした。
彼女はのんびりとしていると二人のメイド服を着た人物達に遭遇をする。

次回「妹たち襲来。」

「・・・・・・・・・・・・・・・」


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妹たち襲来

メイド長side

 

デュランダル輸送作戦は失敗に終わり、それから数日が経ちました。今日の私は暇を持て余しており、アキヒサの指導などはメイとドーの二人に任せて街へとやってきました。

メイド服を着ながらも普通に過ごしており、街の人達にも挨拶をすることを忘れずにって感じですわ。

 

「おうメイド長ちゃん!今日も可愛いじゃないか!」

 

「こんにちは野菜屋のおじさま、今日は安いのはって違いましたわ。買い物はまた後日させてもらいますわ。」

 

「おうよ!メイド長ちゃんだったら安く売ってやるぜ(笑)」

 

「ふふふふありがとうございます。」

 

そのまま今日はのんびりと公園の方へと行き、何事もなければよろしい・・・・・・って何の音ですか?

私は見るとネフシュタンの鎧を着た子と響様が戦っている様子が・・・ってこちらに来ておりませんか?

 

「くらえええええええええええええ!!」

 

って光輪がこちらに!?私は立ちあがり右足部を変形させてブレード部分で光輪を上空へ飛ばします。

 

「メイド長さん!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私はネフシュタンの鎧の子をじーっと見ながらゆっくりと歩いていきます。あちらの方は怯えておりますが、まぁ今回ばかりは私も休暇をしている身なので許すわけにはいきませんわね。

 

「さてあなた様が、ネフシュタンの鎧を着てノイズなどを操っているのはわかりますわ。今回は響様を狙っている感じだったのですが・・・・・・こちらを狙った理由を教えてもらってもよろしい・・・・・・おっと。」

 

攻撃が放たれたので回避をすると、この前現れた子とは違う子たちのようですね。一人は両腕に格闘能力を上げる武器を、もう一人は黒い髪をポニーテールにしているメイド服を着た人物・・・・・・仕方がありませんね。

 

「響様、そちらの方の相手はお任せしてもよろしいですね?」

 

「は、はい!あの!」

 

「なんですか?」

 

「メイド長さんも頑張ってください!」

 

「・・・・・・ふふ、ありがとうございます。」

 

ならば頑張るとしましょう。彼女達にあっちに行くように言い私はダッシュをしてあまり人がいない場所へと行きます。あちらの方は響様にお任せしましょう。

 

メイド長side終了

 

移動を開始をしたメイド長に対して二人は黒い髪をした人物が電撃を放つが、メイド長は素早くかわして後ろを振り返り、マシンガンに変形させて発砲をする。

 

二人は交わして一体が接近をしてガンドレッㇳで殴りかかるが、メイド長は弦十郎との戦いなどを思いだして彼女の手をつかんで投げ飛ばした。

 

「ぐ!!」

 

「はああああああああああ!!ドリルニー!!」

 

脚部を変形させて膝にドリルがついた膝蹴りを放つが相手は両腕でガードをしてメイド長に蹴りを入れる。

彼女は蹴りを受けて吹き飛ばされたが、すぐに脚部をジェットレッグに変えて態勢を立て直して着地をする。

 

「うなれ!電撃!!」

 

相手が放たれた電撃をメイド長は精製能力を使い避雷針を作って彼女が放った電撃を吸収させた。

 

「な!?」

 

「なるほど、あなたは電撃系が得意と見ました。そして、そちらの方は格闘戦が得意と見ていいでしょう。」

 

「流石、お姉さまと言った方がいいですわね。」

 

「ですね。」

 

「っとなると、あなたたちも彼女と同様・・・・・・ってことですか。」

 

「まぁそうなりますが・・・・・・私たちの場合は彼女よりもリミッターをつけられた存在と言った方がいいでしょう。」

 

メイド長は、彼女達が前に戦った人物みたいに腕を変形させたりしていないのでそういうことかと判断をする。

 

(さてどうしたものか、相手は二体・・・・・・ですが、見た感じは加速装置はついておりますが・・・・・・どのように戦えばいいでしょうかね。)

 

メイド長は構えているとミサイルがこちらに向かって放たれてきたので、三人は回避をする。

一体何かと見ていると今度は響達がネフシュタンの鎧を着た子が別のシンフォギアを纏っているのを見ていたが、彼女の顔を見て目を見開いた。

 

「あなたたちの相手をするのは後です!!では!!」

 

右手を剣に変形させてソニックブームを放ち、二人はガードをするがその間にメイド長は離脱をして彼女たちのところへと向かう。

一方で響は、奏、翼が合流をして相手はアームドギアを変形させたガトリング砲を構えていると回転をしながらその人物は現れて着地をした。

 

「・・・・・・まさか、このような再会をすることになるとは思ってもおりませんでした。そうですよね?クリス様?」

 

「「え!?」」

 

「え!?メイド長さん、クリスちゃんと知り合いだったのですか!?」

 

「あ、あああああ・・・・・・ああああああああああああああああああああああああ!!」

 

クリスと呼ばれた人物は、メイド長の顔を見て涙を流した。かつて自身の父、母を助けてくれた人物が目の前に敵として現れたのだからだ。

彼女は、今のうちに彼女が装備をしているシンフォギアをスキャニングをしてデータをローディングをしているとノイズが現れたのを見て、メイド長は辺りをスキャンをしている。

彼女は気づいて右手をつきだす。

 

「ロケットパーンチ!!」

 

放たれたロケットパンチが飛んで行き、どこかの木の場所に当たり全員がその方角を見ると金色の髪をした人物が立っており、彼女の右手が戻り構える。

 

「ふふふふ流石MBA000って言った方がいいわね。」

 

「やはり、私のことを知っていましたか・・・・・・あなたはいったい?」

 

「フィーネ!どういうことだ!あんたが言った通りにすれば戦火がなくなるって言われたのに!」

 

「あぁあれ?あれは嘘よ・・・・・・あなたを騙す為にしたことよ。」

 

「あ、あたしを・・・あたしをだましたってことかよ・・・・・・あたしは・・・・・・あたしは!!」

 

「ふふふふ残念だったわね、そしてあなたは「お前だけは、絶対に許さん!」な!?ぐうううううううううううううううう!!」

 

加速装置を使いフィーネと呼ばれた人物に近づいて、その剛腕を叩きこんだ。フィーネと呼ばれた人物は吹き飛ばされたが、クリスがパージをしたと思われるネフシュタンの鎧を装着をして彼女は接近をしてガングニールを纏いアームドギアの槍を突きつけた。

 

「はあああああああああああああああああああ!!」

 

「甘いわ!!」

 

彼女は鞭を使いガングニールの槍をつかんだが、すぐに反転をして槍を消滅をさせて、両腕をつきだしてロケットパンチを放ちフィーネを吹き飛ばした。

着地をしてフィーネはその間にノイズをたくさん出して、メイド長は両腕に武器を生成をして回転をして弾丸を放った。

さらに脚部の先端にも拳銃が装備されて回転をしながら弾丸が放たれてノイズを撃ち抜いていく。

黒い髪がなびかせながら、彼女が放つ弾丸が次々にノイズを撃ち抜いていき、彼女は脚部を変形させてミサイルハッチが装備されて開いた。

 

「ロック確認、ファイヤー」

 

ミサイルハッチが開いてミサイルが発射されて、ノイズを命中をして爆発をする。ほかのメンバーもノイズと戦い切ったり、突き刺したり、殴ったりして倒していた。

メイド長は着地をして、右腕に高エネルギー砲を作って構える。

 

「ファイヤー!!」

 

放たれた砲撃がノイズ達に命中をして、撃破した。ノイズがいなくなり、クリスと呼ばれた少女はメイド長の方をチラッと見てからフィーネを追いかけるために、逃走をする。

いつのまにか、ほかのメイド達の姿もいなくなったので、メイド長はチラッと響達の方を見ていた。

 

「メイド長さん。」

 

「いつもと違いましたね。」

 

「申し訳ありません。いつもと違い冷静を失ってしまいました。」

 

メイド長は謝り、クリスが逃げて行った方角を見ながら、ほかの人物と共に帰投をする。




次回 雨が降る中、メイド長は買い物をしていた。色々と問題が発生をしている中、彼女は色々と考えて雨の中を歩いていると音が聞こえてきたので何事かとちらっと辺りを警戒をしながら構えて突撃をする。

次回「雨の中」


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雨の中

メイド長side

 

この間の戦いで、かつて私が南米にて助けた人物、雪音 クリス様の姿を見た。まさか、ネフシュタンの鎧を着た人物が・・・・・・まさか目の前に現れるとは思っても降りませんでした。

そして彼女を利用をしていた人物、フィーネとクリス様が言っておりましたね。しかも彼女は私のことを知っているかのような口調だったので、何かを隠している気がします。

 

「メイメイメイ。」

 

「そうですね。雨ですから急いで帰りましょう。」

 

メイとドーを肩に乗せて、買い物をして帰るところですが・・・・・・何かの音に気づいて私はセンサーを起動させて右手を変形させて警戒をしながら、音が鳴った方角へ歩いていく。

バスター状へと構えながら、進んでいくと銀色の髪をした人物が倒れていたのを見つける。

 

「クリス様?・・・・・・よし。メイ、ドー・・・・・・今から私の家へと連れていきますね?」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

私は弦十郎さまに用意をしてもらった家へ彼女を急いで運んで行き、メイとドーにベットを用意をしてもらい彼女を寝かせることにした。

とりあえず、私は彼女は今までフィーネと呼ばれている人物が出したノイズと交戦をしたのだと思いながら、準備を進めることにした。

 

メイド長side終了

 

メイド長が、準備を進める中・・・・・・クリスは目を覚ましてどこかの家に運ばれたのだと辺りを見ているとメイ、ドーを見て目を見開いた。

 

(な!?なんでメイド長さんがここに!?てか小さくないか!?)

 

「メイ、メイメイメイ!」

 

「ドー!」

 

メイはクリスが起きたことをドーに報告をするようにいい、ドーはメイド長を呼びに行くために部屋を後にする。

クリスは立ちあがろうとしたが、疲れていたのか動くことができない。メイはそれに気づいて寝かせようとする。

 

「メイ!メイメイメイメーイ!!」

 

「何て言っているのがわからないけどよ。あたしに動くなって言うのか?」

 

「メイメイ!!」

 

メイは首を縦に振ったので、クリスは大人しく布団に寝転がるとメイド長が現れる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

お互いに無言の状態でおり、メイド長はゆっくりと彼女へと近づいていき、膝をついた。

 

「あ、あの・・・・・・」

 

「なんですか?」

 

「何も聞かないのか?あたしは・・・・・・」

 

「・・・・・・なんとなくですが、日本へ帰国後にフィーネに連れ去られたという感じですか?そしてネフシュタンの鎧とイチイバルの装者として現れた。そして私の姿を見て何度か目を見開いていたのも見ておりました。最初は信じられないと思っておりましたからね。」

 

メイド長はそういい、彼女の体を温めるためにロケットパンチを放ちお風呂のタイマーをセットをした。

 

「さてお風呂のタイマーをかけましたので、お風呂ができるまでお話をしましょうか?」

 

クリスは、メイド長に助けられてからの時の話をした。

 

クリスside

 

あなたにパパとママに助けてもらった後、あたしは日本へと帰国をして過ごしていたんです。

ある日に、学校から帰る時にフィーネによって連れ去られてしまった。それからあたしは奴がパパとママの命を人質にソロモンの杖の起動や、イチイバルの起動をすることができたことなど色々と実験されてきました。

 

「・・・・・・なるほど、ではネフシュタンの鎧を着ていたのは、あなたがイチイバルの装者としてばれないようにするためってことですね?」

 

おそらくそうだと思うぜ。それからあたしは・・・・・・あいつの言うままに、あの融合事例一号を捕らえろとか、デュランダルをとってこいとか・・・・・・色々と言われるままにしてきた。

だけど、あたしはあいつに騙されていた。だからあたしはここにいてはいけないんだ!!今もこうしてフィーネが!!

 

「・・・・・・ノイズを出している可能性が高いってことですね。ですがだめです。」

 

どうして!?なんでだよ!!

 

「忘れていませんか?私とした約束を・・・・・・まぁ今さら遅いのですが・・・・・・今のあなたは一人では何もできません。」

 

「・・・・・・お願いだ!あたしは一人じゃ何もできない!この罪はあたしにしか罪を償うことができない!だから!フィーネを倒すのに協力をしてほしいんだ!」

 

「承知しましたクリス様、ですが、奴がどのような兵力を持っているのかわかっておりません。あなたも見た通りに私の妹たちも参戦をする可能性があります。だからフィーネを倒すのはできますが、妹たちの相手となりますと私以外戦うことができません。」

 

「そうなのか、確かにメイド長さんと同じような人物もいたな。」

 

てかメイド長さんと同じ能力を持っているってどれだけ強いんだよ。てかよーく考えたらなんかメイド長さん装着をしていた気がするわ。あー頭が痛いわ。

 

クリスside終了




次回 クリスと過ごすようになってから、メイド長はメイ、ドーがクリスに懐いている気がするなと思いながら考えていると通信機が鳴ったので応答をしてノイズが大量に現れたという知らせを受けて、メイとドーに基地の方へと行くように指示を出して、メイド長は現場の方へと行こうとしたが、クリスも同行をするといい彼女を連れていくことにした。

次回「大量のノイズの出現!メイド長出撃!」

「メイド長!参ります!」


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大量のノイズ出現!メイド長出撃!

クリスを保護をしたメイド長、彼女を家に置きながらも彼女は二課の方へと出勤をしており、家にはメイとドーを置いており念のためにってこともあるが、最近二課の基地で妙な音が聞こえている気がして、最初は気のせいかなと思いながらも彼女は仕事をこなしながら家へと帰り、クリスと共にご飯を食べる。

 

次の日、メイド長は家でじーっと自身の体の状況をメンテナンスをしていると通信機が鳴ったので出る。

 

「はい、こちらメイド長です。」

 

『俺だ。ノイズが大量に出現をして、現在翼達が出動をしている。すまないが・・・・・・』

 

「承知しました。私も出撃をします。」

 

『すまない。』

 

通信を切るとクリスは聞いていたのか、メイド長に声をかける。

 

「もしかして、フィーネか?」

 

「おそらくそうでしょう。私は出撃をします。」

 

「待ってくれ!あたしも一緒に出させてくれ!!」

 

「・・・・・・よろしいのですか?」

 

「お願い・・・・・・」

 

メイド長は、一度考えたが承諾をしてメイとドーに命令をする。

 

「メイ、ドー、あなたたちは二課へと行ってください。」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

二人は敬礼をして、二課の方へと行きクリスはイチイバルを纏い、メイド長はフライトユニットを装着をして彼女を抱えて飛びたった。

 

一方で大量のノイズに響達は交戦をしていた。翼は千ノ落涙を放ち剣型のエネルギーを発生させてノイズ達を貫いて撃破するが、数の多さに苦戦をしていた。

 

「く!なんていう数だ!」

 

「くそ!いくら何でもあたしたちでもこの数じゃ!!」

 

「どひええええええええええええええ!!」

 

響は攻撃を交わしながらいるとミサイルが放たれてノイズが命中をして爆発をすると空中からクリスが着地をして、メイド長はターゲットロックをして左腕を変形させたビームライフルと右手も変形をしてバズーカ砲に構えて脚部もガトリング砲を構えて背部のウイングキャノン砲を構えて構える。

 

「ターゲットロック、フルバースト発射!!」

 

放たれた一斉射撃がノイズ達に命中をしてメイド長は着地をした。彼女は全てを戻してからほかの装者達と合流をして、辺りを見ていた。

 

「・・・・・・ノイズ反応が、たくさん出ておりますね。」

 

「さっきの攻撃をすればいいじゃねーか?」

 

「ですが、あれを使う場合フライトユニットを再び装着をしないと使えません。」

 

「はい!あのメイドスペシャルは?」

 

「メイドスペシャルですか?うーーーん、あれ実は動きが重くなるんですよね。」

 

「あれだけ動いてですか?」

 

「ならあたしがするしかねーな。」

 

「クリスちゃんが?」

 

「あたしもメイド長さんみたいにできるけど、準備などが色々とかかるから使えないんだよ。」

 

「なら簡単ですね。クリス様が動けるように私達が、ノイズの囮になりましょう。」

 

「そうだな。」

 

「やりましょう!!」

 

「あぁ!!」

 

クリスはビルの屋上で準備を進めていき、ほかのメンバーは散開をしてメイド長は脚部をジェットレッグへと変えて右腕をアロー状態にして連続したビームの矢を放ちノイズを倒していく。

そのまま反転をして左腕にエネルギーをためて光輪を作り連続して投げつけて切り裂いた。

 

「はあああああああああああああ!!」

 

翼は脚部のブレードを展開をしてノイズに対して逆さまになり切り裂いた。再び立ちあがり剣を大剣にして衝撃刃を放ちノイズを切り裂いた。

奏は走りだして槍を突き刺して、ノイズを倒すとそのまま刀身を回転させて竜巻を発生させて、ノイズ達を切り刻んでいく。

 

「おりゃあああああああああ!!あちょ!でああああああああああああああ!!」

 

響は殴りノイズを撃破していく。そしてクリスの準備が完了をして・・・・・・ターゲットロックをしていく。

 

「行くぜフルバーストだああああああああああああああああ!!」

 

一斉射撃が放たれて、ノイズ達に次々に命中をして爆発をしていく。メイド長も飛びながらノイズが倒されて行くのを見て、チラッと別の方角を見ていたので全員が声をかける。

 

「メイド長さんどうしました!!」

 

「リディアン学園が、崩壊をしております。」

 

「「「「!!」」」」

 

メイド長はメイドアイで遠くの場所が見えるので、リディアン学園が崩壊をするところを見てしまい現場に急行をする。

 

一方で二課では櫻井 了子が歩いており緒川と未来が出会ったが、雰囲気が誓うのを感じて発砲をするが、ネフシュタンの鎧を着てはじかせる。

 

「まさか・・・・・・」

 

「ふふ死ね!」

 

鞭が襲い掛かろうとした時に、剣で鞭が切り裂かれたのを見て一体何がと見ているとメイとドーが構えている。

 

「貴様達か。」

 

「メイ・・・・・・」

 

「ドー・・・・・・」

 

「メイちゃん、ドーちゃん!ってあなたは!!」

 

「ほーうM-000だったなお前は?」

 

「どうして僕の形式名を!?」

 

「まぁいい、邪魔をするというなら!貴様達でも容赦はしない!」

 

フィーネは鞭を使い彼女達に襲い掛かろうとした。アキヒサはメイド長作品の如意棒を装備をしてお側たちを守るために鞭をはじかせている。

 

メイとドーは接近をしてフィーネに攻撃をしようとしたが、彼女がさらに増やした鞭攻撃を受けて吹き飛ばされてしまう。

 

「メイいいいいいい!」

 

「ドおおおおおおおお!」

 

「メイちゃん!ドーちゃん!」

 

未来が吹き飛ばされたメイとドーのところへと行き、そこに弦十郎が現れて交戦をして圧倒的な力で攻撃をしたが、了子の声を聞いて戸惑った隙をついて彼女は保管されていたデュランダルを強奪した。

 

一方でメンバーはリディアン学園があった場所に到着をした。

 

「リディアン学園が・・・・・・」

 

「司令たちは無事なのだろうか?」

 

「アキヒサからの連絡で無事だってことはわかっております。そして!」

 

彼女は右手に銃を生成をして発砲をすると一人の人物が立っていた。

 

「櫻井 教授!」

 

「・・・・・・お待ちを。」

 

「メイド長さん?」

 

メイド長は、銃を構えているので全員が櫻井 了子の姿を見ていると姿が変わったのを見て、クリスが叫んだ!

 

「フィーネ!!」

 

「流石メイド長ってところだな。いやMBA-000と言った方がいいだろうな?」

 

「・・・・・・やはり、私のことは知っていましたか。」

 

「なんだそれは!」

 

「これこそ、私の秘密兵器と言った方がいいだろう。カ・ディンギル・・・・・・これを使い、月を破壊をする!!」

 

月を破壊するという言葉を聞いて、あの砲撃がチャージを開始をしているのを見て、全員が止めようとしたが、フィーネはソロモンの杖と呼ばれるものを使い、ノイズを大量に発生させて、彼女達の足止めをする。

カ・ディンギルの砲塔にエネルギーが溜められて行き、このままではカ・ディンギルが発射されて月が破壊されてしまう。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

メイド長は目からビームを放ちノイズを撃ち抜くと、何かを決意をしたのか背部にウイングが展開されて飛びあがる。

 

「メイド長さん!?」

 

「何をする気だ!」

 

「・・・・このエネルギーに対して、この方法しか思いつきませんでした。私ができること・・・・・・システム・・・・・・オーバーロード、エネルギー最大出力!」

 

彼女の体から煙が発生をしていき、両目を開くと金色へとなり彼女の出力が上がっていく。

だがそれはメイド長の体自身にも負担が大きいものだ。

 

「無駄だ!貴様がどれだけのことをしても!カ・ディンギルをとめることはできないぞ!!」

 

「メイド長さん!!」

 

「おい馬鹿なことはやめろ!!」

 

「これしか、これしか方法がありません!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼女の体が光っていき、カ・ディンギルの砲塔のビームが放たれた。そこにメイド長は突撃をしてエネルギーとぶつかり合う。

 

だが、カ・ディンギルの砲塔のエネルギーの出力にメイド長の体に火花が発生をする。

 

「無駄だ!たとえ貴様がどれだけ強かろうと!カ・ディンギルを止めることはできない!!」

 

(・・・・・・私はどうやらここまでのようです。後は・・・・・・任せましたよ?皆さま・・・・・・)

 

爆発が起きて全員が衝撃に備えた。フィーネは笑っていたが、月は完全に破壊されておらず、一部が破壊されただけに過ぎなかった。

そしてカ・ディンギルの砲塔も砲身が破壊されていたのに気づいた。

 

「よくもメイド長さんを!!」

 

「何としても!彼女の犠牲を無駄にしてはいけない!!」

 

「あぁ!!そのとおりだ!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

クリスが大型ミサイルを生成をして発射させた。フィーネはそれに気づいて攻撃をしてミサイルを破壊をするが、その上に翼が乗りアームドギアを大きくして勢いを付けた蹴りを放ちカ・ディンギルを破壊した。

 

「な!?私のカ・ディンギルを!!よくもおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

シンフォギア装者たちとフィーネが激突をしている場所から離れた場所。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

全身がボロボロのメイド長が倒れていた。彼女は機能停止の寸前の状態におり、そこにMBA-001が現れる。

 

「随分とボロボロになりましたねお姉さま。」

 

「・・・か・・・ない。」

 

(色々と損傷をしている。言語機能も損傷をしているわね。)

 

彼女はメイド長の姿を見て目をそらそうとしたが、右手をあげたので彼女は素早く手を取りメイド長はにっこりと笑っていた。

 

「・・・したよ。」

 

「え?」

 

「・・・あな・・・こ・・・ぜん・・・おも・・・」

 

「姉さん、思いだしたの!?私たちのことを!?」

 

メイド長はこくりと首を縦に振り、そこに彼女以外の子たちも集結をする。

 

「もしかして、お姉ちゃんがボロボロにっすか!?」

 

「あらあら・・・・・・」

 

「いも・・・た・・・ね?」

 

「まさか!?」

 

「そうお姉さまは記憶を取り戻しています。ですが・・・・・・このままでは機能停止をしてしまう。妹たち・・・・・・私たちのエネルギーをお姉さまに・・・・・・」

 

「ですが、それを使えば、私達のエネルギーがなくなり機能停止をしてしまう。ですが・・・・・・」

 

ちらっとメイド長の方を見て、ボロボロの姿を見て妹たちは決意を固める。

 

「お姉さま、お待ちを・・・・・・今、私たちのエネルギーを使いあなたの機能などを回復させます。」

 

メイド達は立ちあがり手をあげて掲げる。

 

「「「「「メイドチャージ!!」」」」」」

 

彼女達の手から光が注がれてメイド長に注がれて行く。カ・ディンギルへと戻ろう。

 

メイド長の犠牲でカ・ディンギルを破壊することに成功をしたメンバー達、だがフィーネの攻撃でシンフォギアを解除されて倒れてしまう。

 

「はっはっはっは!所詮貴様たちの力はそんなものだ!!なんだ!?」

 

突然として巨大な光が発生をして、フィーネは驚いていると現れたのはカ・ディンギルによって破壊されたはずのメイド長自身だった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「馬鹿な、貴様はカ・ディンギルによって倒されたはずだ!!」

 

「・・・確かに、私はカ・ディンギルによってほとんどの機能を停止に追い込まれました。ですが、私の妹達のエネルギーによって私は復活遂げました。だからこそ名乗りましょう!私はMBA-000・・・・・・またの名をアルべリアス!それが私の名前だ!!」

 

彼女はゆっくりと降りたち、歩きだした。ノイズは彼女に襲い掛かってきたが・・・・・・メイド長は何もしていないのにノイズ達は崩壊をした。

 

「な!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

メイド長はゆっくりと歩いて進んでいた。目の色は金色に光らせながらフィーネに歩いていた。

 

「さて・・・・・・フィーネ、あなたは侮っていますね?彼女達はまだあきらめていないことを・・・・・・聞こえてきます。」

 

「な、なんだ!?」

 

突然としてリディアン学園の校歌が聞こえてきて、フィーネは驚いていると響達はゆっくりと立ちあがる。

 

「な、何!?」

 

「「「「シンフォギアああああああああああああああああああ!!」」」」

 

四人は光だして、シンフォギアの出力が上がりギアの色などが変わり全員の姿が変わる!

 

「メイド長さん!」

 

「ふふお待たせしました。メイド長・・・・・・ここに、舞い戻りましたわ。」

 

「だけど、あんだけの砲撃を受けて無事だったのか?」

 

「いえ、ほとんどの機能が使えなくなり、機能停止に追い込まれました。ですが、妹たちが自分たちのエネルギーを全て使い・・・・・・私を復活させてくれました。そして今、私がここにいます!!」

 

彼女達は浮上をして全員がフィーネを見た。

 

「さぁやりましょう!皆さま!!」

 

「はい!」

 

「えぇ!」

 

「あぁ!」

 

「やってやろうぜ!!」

 

「おのれええええええええええええええええ!!」




次回 妹たちの全エネルギーを受けてメイド長は復活を遂げ、さらにほかのシンフォギア装者達も立ちあがり、新たな姿に変身をしてフィーネに立ち向かう!!

次回「覚醒メイド長!そして進化したシンフォギア!」

「さぁ行きますよ!!」


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覚醒メイド長!!進化したシンフォギア!!

「ば、馬鹿な!?そのようなシステムを、私は組み込んではいないぞ!!」

 

妹たちのエネルギーを使い、自身の記憶をも取り戻して覚醒をしたメイド長、そして未来達のリディアン学園の校歌を聞いて響たちも立ち上がり、シンフォギアは出力が上がりエクスドライブモードへと覚醒をした。

フィーネはソロモンの杖を使いノイズたちを操り響たちに攻撃を開始する。

 

「それでは始めましょう。」

 

メイド長はダッシュをしてノイズに対して両腕に現れた鎌を振るいノイズを切り裂いた。さらに脚部も剣のようにして回転をしてノイズを切り裂くと光だしてイチイバルの姿へと変わりアームドギアを構える。

 

「ターゲットロック発射!」

 

両腕に持っているバスターライフル状を放ち、ノイズを撃ち抜いていく。

翼は持っている剣を二刀流にしてノイズを切り裂いていき、そのまま脚部のブレードを展開をして自信が回転をしてノイズを切り裂いた。

そこを奏が突撃をしてノイズたちを貫通させていき着地をする。

 

「すげー!出力などがいつもと違って最高だぜ!!」

 

「確かに、だが!」

 

二人は回避をすると響が突撃をしてジャッキを発動させたパンチを放ちノイズを粉砕する。

クリスはレーザー法を放ちランダムシュートを放ちノイズたちを撃ち抜いていき、フィーネは驚いている。

 

「な、そんな馬鹿な!!」

 

「さぁ後は、あなただけですよ?」

 

メイド長は右手を変形させた槍をかざす、フィーネはソロモンの杖を使いノイズたちがフィーネに合体をして巨大な龍へと変貌をする。

 

「おいおい合体なんてありかよ。」

 

龍の口から光線が放たれて五人は回避をすると、メイド長は右手を変形させた高エネルギー法をチャージをして放ち命中をするが、龍にはあまり聞いていない感じがしたので、どうしたらいいのだろうかと考えていいると、翼とクリスが龍に穴を開けると翼がそこから中に入り、剣を投げてフィーネが持っていたデュランダルを命中をして彼女は手を離してしまう。

 

「な!?」

 

「立花!!」

 

翼の声を聞いて、響はデュランダルを掴んだ。だが彼女の色が黒くなっていくのを見てフィーネは笑い出す。

 

「馬鹿め!また暴走をするだけだぞ!!」

 

「それはどうでしょうか?デュランダル!!」

 

メイド長の手にデュランダルが現れたのを見て、フィーネは目を見開いた。

 

「な!?なぜ、貴様がデュランダルを持っている!!」

 

「簡単です。私の能力でコピーをさせてもらいました。」

 

そして響たちの方でもデュランダルを制御をして四人がフィーネに向かって振り下ろしていく。

 

「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

デュランダルの一撃を受けて、龍は爆発をしてフィーネが装着されていたネフシュタンの鎧は破壊されて、響が持っていたデュランダルも崩壊をした。

 

「デュランダルが!!」

 

「おそらく、ネフシュタンの鎧を相殺をした影響でしょう。それでお互いに相殺をしてしまい崩壊をしてしまったのでしょう。」

 

メイド長は上空の方を見て目を見開いている。

 

「月の欠片が地球の方へと向かっている!?」

 

「くくく・・・・・・いずれにしても、お前たちの負けだ。月の欠片が地球に激突をすれば・・・・・・」

 

「止めてみせます!今の私たちの力なら行けます!!」

 

響は飛んでいき、翼、クリス、奏の三人も飛んでいくのを見て、メイド長はフィーネの方へと近づいて膝をついて彼女に光を注いだ。

 

「な!?」

 

「あなたに死なれましたら、誰がシンフォギアシステムを修理をすると思っているのですか?あなたにはフィーネとしてではなく、櫻井 了子として生きてもらいますよ?」

 

メイド長はそういい、空の方を見ていると月の欠片を破壊して帰ってきた装者達が戻ってきたので手を振る。

 

メイド長side

 

やれやれ、妹たちのおかげで全ての機能および失われていた記憶を取り戻すことが出来たのでほっとしています。

現在、私は二課の仮の基地の潜水艦で、妹たちのエネルギーを補給させているところです。

全員で五体もいるので、エネルギー補給は大変です・・・・・・さて、そろそろ起動をしてもおかしくないですね。

 

すると全員の目が起動をしたので彼女たちは辺りを見ていた。

 

「目を覚ましましたね?MBA-001 002 003 004 005」

 

「お姉様、その様子ですと。」

 

「えぇ全て思い出しましたよ?なぜ私が、記憶を失ってしまったかもね。さてとりあえず、あなた達はこれからどうするのですか?」

 

「正直に言えば、私たちは失敗に終わっていますので帰ったところで処刑されますけどね。ならここでいたほうがよろしいかと思います。」

 

なるほど、なら名前をつけた方がいいですね。ぶっちゃけて私位の名前のアルベリアスと名乗りましたけど、まぁ言っていないのでどうしたらいいのでしょうか?さてとりあえず、彼女たちの名前をつけないと行けませんね。

 

「さてまずは、私と同じ顔をした001、あなたは今日からアメリアにします。」

 

「アメリア・・・・・・」

 

「002、あなたはユリです。」

 

「ユリ・・・・・・」

 

「003、あなたはルプスと名乗りなさい。」

 

「ルプスっすね?了解っす!」

 

「004、あなたはナーベと名乗るといいわ。」

 

「ナーベ、承知しましたお姉様。」

 

「さて005。」

 

「ん」

 

「あなたはシズと名乗りなさい。」

 

「ん、わかった。」

 

妹たちの新しい名前をつけてから、潜水艦の中を歩いていた。妹たちは再起動をしたばかりなので、潜水艦の中を案内をすることになった。

なお、装者達は現在行方不明扱いなので、この潜水艦の中に監禁状態になっております。

なお櫻井 了子様2関しては、フィーネは死んだことになり了子として過ごすこととなり、ですが気になったことがあるのは、誰が妹たちを起動させて私に差し向けたことですね。

 

「いずれにしても、妹たちを使い私を倒させようとしたのは相手の方は焦っているのでしょうか?アキヒサのとは違う組織・・・・・・いいえ大昔に作られた存在であるのに、いずれわかるかもしれませんね。はぁ・・・・・・」

 

ため息をついても仕方が無いので、とりあえず彼女たちのケアなどをしないといけませんね。

そういえば、クリス様の家はどうしたらいいのでしょうか?今は私の家ですごしておりますうが、妹たちもどうしたいいのでしょうか?

色々と考えることが多いですね、

 

メイド長side終了

 




次回 潜水艦にてメイド長は、記憶を取り戻したことで自身の能力を見直すことにした。

次回「メイド長再確認」


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キャラ詳細

メイド長 本名アルベリアス

 

形式MBAー000

 

FIS研究所にて、起動をされた人物で当初は記憶などがなく自身の能力も調べていくうちに思い出して今に至る。

 

なおメイド長と呼ばれているのは、彼女はメイド服を着ていたことで皆からメイド長へと呼ばれるようになり今に至る。

アメリカでネフィリムを倒して世界を旅をすることで世界を知りたいと思い研究所を後にしたあと、南米でクリスの両親を救い日本へと向かい、二課に所属となる。

そこで、メイとドーを作ったり自身のパワーアップアイテムとしてメイドストライカーを作ったりできるなどメカに関しても強い。

 

カ・ディンギルの砲撃でのダメージで記憶を取り戻した。

 

本体武装

 

目からビーム 両目から放たれるビーム、威力調整をすることが可能で朔夜に対して出力が弱い状態でビームを放った。構えなくても撃てるため一気に放つことが出来る。

 

ロケットパンチ 両腕を発射させる、こちらも構えなくはなつことができて、メイド長が多用をする武器のひとつ。

 

武器変形能力 両腕や両足を変形させて武器などにすることで、戦うことが出来る。主に彼女が使用をする力でもある、変形できる武器は様々あり、リボルバー、スナイパーライフル、ソード、槍、アンカーユニットなど様々に変形ができて両足はジェットレッグやホイールレッグや膝にドリルがついたアーマーになることができる。

 

武器精製能力 こちらは武器を生成をすることで武器として使用をすることができ、剣や槍、鎌、バズーカなど武器は生成をすることが可能。両腕を変形をしたい時にこちらを使用をすることができる。

 

胸部アーマー メイド長が胸部に装着されるアーマーで装甲が開いて放たれるメイドビームが得意技。

 

フライトユニット 背部に装着されるもので、空を飛ぶ時に装着されるもので装備によっては武装が違うものであり、今確認されているのではキャノン砲を装備されたウイングや、普通の翼にミサイルランチャーが装備された空を飛ぶユニットなど様々なものがある。

後は空を飛ぶことが出来ないが、アキヒサが使用をしている両腕のマジックハンドを装備をしたバックアップを使うことができる。

 

メイドマシン メイド長が作り出したもので3機のマシンで、メイドウイング、メイドストライカー、メイドダイバーと呼ばれる機体でそれらを装着をすることでメイドスペシャル形態へと合体をすることが出来る。

必殺技はメイドフルバーストという技を持っている。この姿でも空を飛ぶことが出来るが、メイド長のエネルギーを消耗をするので多用することが出来ない。

だがその力は、通常のメイド長よりも強いので強敵と戦う。

 

なおなぜメイド長が記憶を失ってしまったのかは、まだ明らかにされていないが、本人は記憶を取り戻しているのでいつか明らかになるだろう。

 

フォーム メイド長がシンフォギア装者の姿をスキャニングをしてシンフォギアの力を装着される姿、なお歌を歌わないで出力を出すことが出来る。

 

ガングニールフォーム 天羽奏が装着するガングニールをスキャンすることで変身が可能となった姿、槍を使った戦い方や響のように格闘戦をすることが可能。

 

アメノハバキリフォーム 風鳴翼が装着するアメノハバキリをスキャンしたことで使えるようになった姿、彼女と同じように剣を使った攻撃をすることが可能である、

 

ネフシュタンフォーム クリスが装着をしたネフシュタンの鎧を装着をした姿、ムチを使った攻撃をすることが可能

 

イチイバルフォーム クリスが装着をしたイチイバルをスキャンした姿、彼女と同じくガトリング、ミサイルなどを使い攻撃をする姿。

 

メイ メイド長が作った 肩に乗れる程の小さいメイド長の姿、白いメイド服を着ており元気がいい子である。

そしていたずらっ子でもある。力はメイド長の能力を使うことが出来るので強い。

 

ドー 同じくメイド長が作り出したもので、こちらは黒いメイド服を着た人物で、クールな性格で相方のメイのいたずらにため息を着く。

こちらもメイド長と同じ力を持っておりコンビネーションでフィーネを翻弄をしたが、小さいため力が強い敵には圧倒をされてしまい吹き飛ばされしまう。

 

なおメイとドーの言葉はメイド長やその妹たち、アキヒサにはわかるがほかの人たちには彼女たちが翻訳をしないとわからないのであった。

 

「メイメイ(よろしく)」

 

「ドードー(よろしくお願いいたします)」

 

 

 




はい、今回はメイド長とメイ、ドーのキャラ詳細でした。今度は妹たちになるのかな?それとも原作キャラかな?ではではまたねーヾ(*´∀`*)ノ


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メイド長再確認

メイド長side

 

二課の潜水艦のシュミレーション室、システム的に異常が見られない・・・・・・今の私は、かつての記憶及び力を取り戻すことができた。

了子様、いいえフィーネが作りだした。カ・ディンギルの砲撃を相殺をした際に全ての記憶及び力を取り戻すことができたので感謝をするところですね。

 

そして、私は力の再確認をするためにシュミレーション室を借りてチェックをすることにした。

その相手を務めてくれるのが・・・・・・

 

「というわけでお姉さま、あたしが相手をするッス!」

 

MBA-003事、ルプスが私の相手を務めてくれるってことで、私は能力の再確認をするために構える。

 

「遠慮はいりません。全力でかかってきなさい!」

 

ルプスは持っている杖が大きく、相手を叩き潰せるような武器を構えており動いたのを見た。

 

「はああああああああああああああ!!」

 

「武器変形システム起動・・・・・・」

 

右手を変形させて長剣へと変えて振り下ろされた武器を受け止める。このシステムは最初の頃から使っているシステム、私の両手及び両足部などを武器などに変形させることが可能なシステム。

だがそれを採用されているのはMBA-001事アメリアだけみたいですね。そのままルプスの攻撃をはじかせてから後ろの方へと下がり目の部分を光らせる。

 

「目からビーム!」

 

私の得意技目からビーム、瞬時に放てることができるので多用させてもらっているものです。

 

「く!当たらないっすよ!」

 

確かに当たらないように撃っていますからね。本命は!

 

「がは!」

 

ルプスが背部にダメージを負ったのはもう一つ、私の内蔵武器の一つが帰ってきました。

 

「ロケットパンチです。」

 

私が多用しているロケットパンチ、ルプスの攻撃を受けてから後ろの方へと下がった際に左腕を飛ばしていたんですよね?

これも私に内蔵されているもので、もちろん武器が変形をしたまま飛ばすことも可能です。

 

「流石お姉さまっす!まさか左腕を飛ばしているなんて。」

 

「まぁ色々と飛ばすことができますからね。まぁ最初の頃は本当に機能とか全てわからないまま活動をしていましたからね。」

 

最初、再起動をした時にナスターシャ様たちを見ても自分が何者で、なんで機能停止をしていたのかわからないまま過ごしていました。

シンフォギアシステム、聖遺物、欠片、色々と調べながら武器の本を読んでいて右手がじーっと見て想像をした武器に変形をした時に能力を知った感じでしたね。

そこから自分の機能がどのような物があるのか試したりしてってルプスの相手をしながら考えることはやめたほうがいいですね。

彼女が放つ火に対して、私が蘇った能力の一つを使いましょう。

 

「は!!」

 

魔法陣から強烈な水流が放たれてルプスが放った火を相殺をしました。これこそ私が失われていた能力の一つ属性魔法と言った方がいいでしょう。

火、水、氷、岩、雷、風などの魔法を使うことが可能のシステムで、これは記憶が失われたと同時に使用不可になっていた能力の一つ。

 

地面をけると岩が発生をしてルプスに襲い掛かる。私はそのまま走りだして岩が地面から現れて飛びあがる。

 

「な!?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

両手にカッターを発生させて、それをルプスめがけて投げる。前に奏様に対して使用をしたスラッガーの手に持つバージョンで同じくはじかせていますが、これも同じように誘導をすることが可能な武器です。

 

「名付けるならメイドスラッガーと言っておきましょう。」

 

「く!この!ってなんで戻ってくるっすか!?」

 

そりゃあ、誘導をしているからはじかされても戻ってきますわよ?

 

「それメイドロープ!」

 

左腕を変形させて左腕にロープを発射されるアンカーユニットを放ちルプスの体を巻き付けて投げ飛ばす。

 

「どああああああああああッス!」

 

左腕のユニットを解除をするとそのまま接近をして彼女の懐に入りナイフを作り彼女の首元につきつける。

 

「さぁチェックメイトですよ?」

 

「降参っす・・・・・・」

 

ナイフを持ちながら振りまわして消す。後もう一つ、能力が復活をしていたのでそれを試すとしましょう?

シュミレーションが終わり、シュミレーション室を後にして歩きながら姿を変える。

 

「おう翼!」

 

「あら奏。」

 

「奏-----」

 

「な!?翼が二人!?」

 

ふふ、驚かれていますね?そうこれが私のもう一つの復活をした能力の一つ・・・・・・どのような姿にも完璧になれる装置ですわ。

男、女、動物、車など様々な姿に変身が可能となったのです。現在翼様の姿に変身をしていますが、奏様でも見破ることができないので翼様の方は目を見開いてみていた。

 

「貴様は何者だ!」

 

「そういう貴様も何者だ!」

 

「私が風鳴 翼だ!」

 

「私が風鳴 翼だ!!」

 

まぁ姿や、容姿なども一緒なのですからね。声の性質も似せているのですよ(笑)さーてそろそろ、ネタバレをした方がいいですわね?

 

とりあえず翼さまの手をつかんで投げ飛ばした。

 

「ぬおああああああああああああああああああああ!!」

 

「な!?」

 

「ふふふふ、ふはははははははは!!」

 

「てめぇは一体!!」

 

「ではお見せしましょう!私の正体を!!」

 

私は回転をして元の姿に戻った。

 

「な!?メイド長さん!?」

 

「はひぇ?メイド長ひゃん?」

 

あらあら、翼様から可愛い声が出ていますね。まぁ奏様たちに復活をした変身能力を説明をした後にお別れをした後に、私は用意された研究室へと行くとフィーネ事櫻井 了子様が働いています。

 

「いかがお過ごしでしょうか?了子さま?」

 

「あなた、いい性格をしているわね相変わらず。」

 

「それはこちらの台詞と言った方がよろしいので?フィーネ?」

 

彼女の両目が金色へと変わったのでフィーネの方になったのでしょう。

 

「まさかこの私が、ネフシュタンの鎧を着てノイズと融合をした状態で回復させることをするとはな・・・・・・正直に言えば貴様の力が前以上にパワーアップをしているとは思ってもいなかった。」

 

「それは私も同じセリフですね。記憶が回復する前の私の力は、死にかかっているあなたの細胞を再び蘇らせるほどの力を持ち合わせておりませんでした。記憶が戻った後に使ったらあら不思議ですわ(笑)」

 

と笑いながらそういい、彼女ははぁとため息をつかれたので心外だなと思いますよ。

 

「だが貴様が記憶を失ったのには誰かと激突をしたのだからだろ?」

 

「えぇ、そうですね。今、相手は何をしているのかわかりませんけどね?」

 

そういい、私は部屋を後にして研究室へと行き、もう一つのパワーアップマシンを制作をしていた。

私の格闘能力などをあげるマシンをね?

 

メイド長side終了




次回 自身の能力がどれだけ復活をしたのか判明をしたメイド長、彼女は忍者服のような姿になっていたのは変身能力を使った姿になったり、騎士の鎧を着た姿になったりと変身能力を応用をしていた。

次回「メイド長変化!」


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メイド長変化

装者達がまだ監禁生活を送っている頃、メイド長は何をしているのかというと街の方へと散歩をしていた。

彼女は街を歩きながら欲しいものをチェックをしてじーっと見ていた。

 

「ふーむ・・・・・・」

 

彼女はじーっと物を見ながら考え事をしていると、メイドセンサーが何かを感知をしたので振り返る。

だが誰もいないので、もう一度センサーなどを確認をしていると、何かがいるなと思い店を後にして彼女は歩いていくと数人が自分についてきている気がしたので歩くスピードを上げると相手の方も上げてきたので一旦路地の方へと逃げた後変身能力を使用をして違う姿に変身をする。

相手の方もメイド長の姿を見失ったのか辺りを見ていた。

 

「消えた?」

 

「そんな馬鹿な・・・・・・別の場所を探すぞ!」

 

「おう!」

 

二人組はそういって別の場所を探しに行く姿をメイド長は身のがしておらず、現在の格好は忍者服の女性バージョンのような姿をしており、彼女は敵の目的を知るにはまず一人の人物を捕らえる必要があるなと判断をして変身能力を使う。

 

二人組はそれぞれで別れてメイド長を探していると一人の女性が男性に声をかける。

 

「そこのおにいさーん。」

 

「俺?」

 

「そそ。」

 

チャイナ服を着た人物が声をかけてきて、ちらっと自分の肌を見せているのを見てごくりとつばを飲んだ。

彼女は手招きをしたので、相手はそのまま彼女の後をついていき裏路地の方へと姿を消した。

 

「こんなところでやろうなんてぐへへへへへへへ」

 

「・・・・・・まんまと罠にかかりましたね?」

 

「え?ぐお!?」

 

するとチャイナ服を着た人物が突然として後ろの方へと現れて彼にナイフを突き付ける。

 

「き、貴様!?」

 

「ふふふ、追いかけていた人物に追い詰められた感想はいかがですか?」

 

チャイナ服を着た人物が目的の人物だったのに油断をしたので、じーっと彼女の谷間を見てしまう。

 

「ごく」

 

「さて、色々と話をしてくれましたらご褒美をあげてもよろしいのですが?」

 

「な!?」

 

男がメイド長のご褒美という言葉を聞いて、自分が知っていることを話しをした。まず自分たちは日本ではなく、海外にて活動をしている組織で自分のことを狙っているのはアメリカが自分の体を調べたりすることが目的だってことである。

 

「なーるほど、それであなたたちのボスが私を・・・・・・」

 

「なぁ!色々と話したからよ!ご褒美をくれないか?」

 

「そういえば、ご褒美をあげるのを忘れていましたね。」

 

メイド長は思いだしたのか、彼に対してのご褒美として・・・・・・地面から魔法陣が現れた。

 

「え?なんだこれ?」

 

「ご褒美です。さようならーーーー」

 

魔法陣が発動をして、彼は別の場所へと転移された。メイド長は彼らの組織を潰す為に腕などを鳴らして変身能力を使いメイド服じゃない姿へと変身をして男がアジトにしている場所を話してくれたのでその場所まで行くことにした。

 

「さて・・・・・・」

 

その場所まで、彼女はチラッと人がいないのを確認をしてから車へと変身をしてその場所まで移動をする。

外からは人が乗っているかのように見せるために、映像になるがメイド長が運転をしているかのように見せていた。

 

(なんといいますか、自分が車になって移動をしているってのが変な感じですね。変身能力が車などに変身ができるってのも変な感じですけど・・・・・・さてそろそろ目的の場所ですね?)

 

車の姿になり、目的の場所の近くに到着をしたので車は光だしてメイド長の姿に戻った。

彼女はじーっとアジトと思われる場所を見ると見張り組が二人たっており、彼女は光だして忍者服のような姿に変身をして加速装置を使い見張りをしている二人組の前に立つ。

 

「「な!!」」

 

メイド長は素早く彼らにボディブローをお見舞いさせて気絶させてから、中に入っていく。

彼女は歩いていると弾丸が彼女めがけて飛んできて弾の雨が彼女に降り注ぐ。

 

「やめ。」

 

ボスの合図で部下たちはマシンガンを止めて煙が晴れると、そこには騎士の鎧を全身に纏った人物が立っており部下たちは驚いていると騎士のような人物はじーっと部下たちを見ていた。

マシンガンを生成をして彼らが持っている武器だけ攻撃をしてはじかせる。

 

「「「「「うわ!!」」」」」

 

「てめぇ!・・・・・・」

 

「なるほど、私を狙う為にこのような大きな組織が動いているとは思ってもおりませんでしたわ。」

 

「てめぇ何者だ!」

 

「何者ですか?ある時は全身鎧を纏った騎士!」

 

しゅばっと動いて黒い車になる。

 

「ある時は黒い車。」

 

さらに光りだしてチャイナ服へと変わった。

 

「またある時はチャイナ服を着た人物!そしてまたある時は忍者!そしてその実態は!」

 

彼女は回転をしてメイド服へと変わり構える。

 

「特異災害機動二課所属、メイド長でございます!」

 

「くっくっく飛んで火にいる夏の虫ってのはてめぇのことだぜ。ターゲットがこちらに来るとは思ってもいなかったが、まぁいいだろう・・・・・・おまえら!あいつを捕まえろ!ってあれ?」

 

「部下たちってのは」

 

「こいつらのことかしら?」

 

「え?」

 

ボスが辺りを見ていると五人のメイド服を着た人物達が立っており、メイド長はため息をついた。

 

「あなたたち、私をつけていたの?」

 

「いえ、私達ってよりは。」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

アメリアの肩にメイとドーが乗っていたので、彼女たちかと思いながらメイド長は降りたち、ボスのところへと歩いていく。

 

「さて、あなたの部下たちはこの通り妹たちによっておねんねをしております。大人しく降伏をするなら何もしませんが・・・・・・」

 

「わかった!降伏をする!だから許してくれ!!」

 

ボスが土下座をしたので、メイド長は許そうとした。

 

「馬鹿め!!」

 

だがボスは懐に持っていた銃を放とうとしたが、銃がはじかれたのでメイド長は見るとシズが右手に持っている銃でボスの銃を撃ったのだ。

 

「・・・・・・命中。」

 

「流石っすねシズ!」

 

「お姉さま!」

 

「ユリ、お腹にやってしまいなさい。」

 

「では!せい!」

 

「ごふら!」

 

ユリのボディブローがボスに命中をして気絶をする。アメリアがメイド長へと近づいて話しかける。

 

「お姉さま、あなたを狙う敵のことを考えているのかしら?」

 

「えぇその通りです。」

 

「確かに、お姉さまは私たちよりも最初に作られている。」

 

「ですが、その力は私たち以上だから狙われても当然ですね。」

 

「・・・・・・やれやれ。」

 

メイド長はため息をついたが、犯人のボスを向こうに返すことにした。ついでに部下たちも縄でグルグル巻きにしてあっちの警察署の前に魔法陣を出してテレポートを発動させて向こうに送ったのであった。

 

「そういえば、装者達の監禁生活が解除されましたよ?」

 

「そうだったのですね。すっかり忘れておりました。」

 

「まぁ、お姉ちゃん、その時犯人と色々としていたから。緒川さんびっくりしていたよ?」

 

しゅたっと緒川が苦笑いをしながら現れたので、忍者としての職業柄かな?と思いながらメイド長は話しかける。

 

「緒川さま、見ていたのですね?」

 

「すみません、変身能力まであったのは知らなかったですよ。」

 

「それに関してはすみません。なにせ失われていた記憶と共に戻ってきた能力ですから。」

 

「そうだったんですね。・・・・・・メイド長さん。」

 

「アルべリアスという名前がありますが、まぁいいでしょう。なんでしょうか?」

 

「実はお願いがありまして・・・・・・」

 

果たして緒川のお願いとは?




次回「緒川のお願い」


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緒川のお願い

「それでは、翼様・・・・・・今日の仕事なのですが。」

 

「・・・・・・えっと?」

 

風鳴 翼は困惑をしていた。彼女の目の前に眼鏡をかけてスーツを着た女性が立っているからである。

しかも、彼女はどうみてもメイド長事アルべリアスなので、なぜ彼女はスーツを着て緒川のような格好をしているのだろうかと思い聞くことにした。

 

「あ、あのメイド長さん?」

 

「なんでしょうか?」

 

「どうして、今日はマネージャーを?」

 

「実は、緒川様に頼まれまして、今日は奏様の方にマネージャーとしていくようなのですが。翼様の方を頼まれまして承諾をしましたのであります。」

 

「な、なるほど・・・・・・」

 

翼は納得をして、メイド長は今日の仕事の内容を説明をしてから移動をして車に翼が乗ったことを確認をして、扉を閉めて自分も運転席の方へと移動をする。

エンジンをかけるとアクセルを踏み車はゆっくりと動きだした。

 

「目的までの最適ルートを検索、以降ドライブモードへと移行します。」

 

メイド長は自身の装備されているナビモードを起動させて、車が混んでいない場所などを検索をしてその道を走っていく。

そして仕事をする場所に到着をして駐車場へと止めてから翼を降ろして、仕事場まで一緒に歩いていく。

 

「始めまして。私はマネージャーを務めております。小倉 愛依(おぐら めい)と申します。」

 

この偽名も緒川によって用意されたものを使用をして、彼女は自分ではそう名乗らないのでなかなかなじめないなと思いながら、名刺などを渡して翼は仕事モードへと切り替えて仕事をしていた。

マネージャーである彼女は、翼が仕事をしている様子を見ながらテレビ局には始めてきたのでじーっと録画をしていると監督さんが困っている様子だ。

 

「何!?今日来る予定だった子が怪我をした!?」

 

「はい・・・困りましたね。翼さんの相手をするメイドさんがいないんですから。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

メイドという単語を聞いてうずうずしていると監督さんはメイド長に気づいた。

 

「おや、あなたは確か風鳴 翼さんのマネージャーさんですか?」

 

「はい、小倉 愛依と申します。」

 

「・・・・・・いい!」

 

「?」

 

「君!早速準備をしてくれ!」

 

「はい!」

 

「え?あの?」

 

メイド長は突然として、連れていかれていき翼の方も一体何をするんだ?と思いながら、次に現れたのはいつものメイド服とは違うが、メイド長だった。

 

「え?」

 

「・・・・・・・・・」

 

まさかメイド長も、自分がいつもつけているメイド服を着ることになるとは思ってもいなかったので彼女はメイドさんのお料理教室のメイドとして、翼のサポートをする番組なのだが、本来のメイド役をする子が怪我で来れなくなってしまったことで急遽来ていたメイド長にやってもらうことになった。

 

「というわけで!愛依ちゃんよろしくね?」

 

「はい、翼様よろしくお願いいたします。」

 

「あ、はいよろしくお願いします。」

 

こうして番組は始まり、メイド長は翼のサポートをする感じなので楽にしていた。普段やっていることを逆にしている感じなのだ。

そして番組の収録が終わり、メイド長は翼と共に監督に挨拶をしてから帰ろうとしたが・・・・・・

 

「あの、メイド長さん着替えは?」

 

「・・・・・・そうでした。ついいつもの癖で着たままおりました。」

 

彼女は急いでメイド服を脱いで、スーツに着替えて次の仕事場へと向かい彼女の一日が終わった。

 

それから数日後、響と未来は寮のテレビをつけていると翼の番組が始まったので見ているとメイド長の姿を見て二人は驚いている。

 

「うええええええええええええええ!?」

 

「え?メイド長さん!?」

 

テレビに翼と共に写っていたのは、メイド長だったので響達は驚いてしまう。それはクリス、奏たちも驚いており、なぜ彼女がテレビに出ているんだろうと思いながら見ていた。

一方でその本人は何をしているのか?潜水艦にてアキヒサの両腕を開発を行っていた。妹たちの手をベースに明久の両腕に合うように改良をしているところである。

 

場所が変わりアメリカ、ピンクの髪をした人物は日本のテレビを見ていると翼とメイド長が映っているのを見て目を見開いた。

 

「!!」

 

彼女はメイド長を見てから、さらに涙を流していた。かつて自分の妹を救った後世界を知るために旅をするといって去っていく、かつての家族を・・・・・・

 

「マリア姉さん、ってメイド長さん!?」

 

「セレナ・・・見て頂戴。日本のテレビに彼女が映っているのよ。」

 

「本当だ・・・・・・来ている服は違うけど、メイド長さんだ。元気そうでよかったよ。」

 

セレナと呼ばれた少女はホッとしており、彼女が元気そうでいるのでよかったと思い、数か月後に新たな事件が始まることに、まだメイド長達は知らない。




次回 フィーネ事櫻井 了子が起こした事件から三か月が経ち・・・・・・メイド長はナーベ、シズと共にツヴァイウイングと共に会場へと来ていた。
この日は世界の歌姫と呼ばれる人物「マリア・カデンツヴァナ・イヴ」が来日をしてツヴァイウイングとの合同ライブが行われるからだ。
メイド長はマリア様・・・か、と呟き、あの時の少女が綺麗な女性になっているのでホッとした。
だが突然としてライブ会場にノイズが現れて、さらにマリアがガングニールを纏い宣言をする!

次回「再会と新たな事件」

「私達はフィーネ!」


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再会と新たな事件

櫻井 了子事、フィーネが起こしたカ・ディンギル事件から三か月が経ち、メイド長はナーベ、シズと共にツヴァイウイングが合同ライブを行うことになったので、メイド長は再びマネージャーとしての顔、小倉 愛依の名前を使いマネージャーの格好としてツヴァイウイングの部屋で待機をしていた。

 

「緒川さんから聞いたけど、すごいな・・・・・・」

 

「私も最初あった時は誰?と思ったわ。」

 

「ふふ、ありがとうございます。」

 

メイド長はそういい、シズは大人しくゲームをしていると、ピンクの髪をした人物が入ってきた。

今回の合同ライブの相手「マリア・カデンツヴァナ・イヴ」である。

 

「あなたたちがツヴァイウイングね。マリア・カデンツヴァナ・イヴよ。」

 

お互いに挨拶をしている中、メイド長だけは、あの小さかった子がここまで大きくなったのだなと思いながら見ていた。

今の彼女は、メイド長としての姿じゃないので・・・・・・何とも言えないが、移動をしていったのでツヴァイウイングを送った後・・・・・・いつものメイド服にチェンジをした。

 

「お姉さま、今日は新しいマシンを持ってきていましたね?」

 

「うん、完成をしたんだっけ?」

 

「はい、アメリア、ルプス、ユリの三人は響様たちと共に、ソロモンの杖を岩国基地へと運ぶために移動をしていますからね。二人とも念のためにアキヒサやメイ、ドーに連絡をお願いします。」

 

「「は!!」」

 

二人が移動を開始をしたのを見て、メイド長もライブが見える位置へと移動をするために控え室を後にした。

念のために鍵を閉めてから移動をする。

 

『うろたえるな!!』

 

「ん?」

 

何か、マリアの声が聞こえてきたのでステージのほうへと移動をすると、ステージの辺りにノイズが現れたのでメイド長は驚いていると、彼女はガングニールを纏い宣言をする。

 

「私達はフィーネ!!そう、終わりの名を持つ者だ!!」

 

マリアはフィーネという組織を宣言をして、オフィンスにいた人たちを避難させる。メイド長はモニターが映っているのを見て翼達がギアを纏えない状態なのでどうしたらいいのだろうかと考えると変身能力を使うことにした。

 

ステージではマリアが放つ槍を二人はステージ衣装の姿で交わしていた。ギアを纏うことはモニターが映っているので使うことができない。

するとマリアが構えている槍に何かが絡まったので一体何かと見ていると、一人の人物がロープを使い槍を巻き付けていた。

 

「おうおう、武器を使って相手は無防備なのだが?卑怯じゃねーかい?」

 

「な!?」

 

突然として槍に絡まられたので、マリアは振りほどこうとしたが、相手はそのまま飛びおりて彼女たちのところへと降りたつ。

するとモニターが消えたので、マリアは驚いているとロープを使ってマリアの槍を絡ませていた人物が光だしてメイド長の姿になる。

 

「やはり、あなただったのね。」

 

「お久しぶりですね。マリア様。」

 

「「な!?」」

 

メイド長がマリアのことを知っていたので、二人は驚いている

 

「えぇ、まさかあなたが二課にいるとは思ってもいなかったわ。世界を旅をしていたと思っていたけどテレビにあなたが出たときは驚いたわ。」

 

「色々とありましてね、さぁ翼様、奏様、今のうちにギアを纏いください。」

 

「おう!」

 

「あぁ!」

 

二人もガングニールとアメノハバキリを纏い、マリアに向けてギアを構えていると長剣型のエネルギーが発生をしてビームが放たれた。

メイド長は前面に防御陣を張り、攻撃をふさいだ。

 

「・・・・・・まさか、あなたがいたのですね。」

 

「マリア様がいるなら、あなたもいますよね?セレナ様?」

 

メイド長はそういい、現れたもう一人の人物・・・・・・セレナ・カデンツヴァナ・イヴがアガートラームを纏い現れた。

翼と奏がマリア、セレナの相手をすることとなり、メイド長は誰と戦えばいいのだろうか?と思いながら考えているとアキヒサ達が到着をした。

 

「メイド長!」

 

「アキヒサ、メイ、ドー・・・・・・何かがいる!そこ!」

 

メイド長は右腕を変形させて、二連キャノン砲にして発砲をすると二体の人物が現れた。

 

「流石、メイド長って奴かしら?」

 

「うふふふその通りですね。」

 

「!!」

 

アキヒサは、現れた二人を見てマスクをしているが震えているのを見てメイド長は彼の知り合いと判断をする。

さらにあちらの方では、イガリマ、シュルシャガナを纏った二人の人物も現れたが、クリス、響が到着をしたので・・・・・・メイド長は新しいメイドマシンを使うことにした。

 

「いでよ!ステルスメイド!ライナーメイド!ドリルメイド!」

 

三体のマシンがメイド長の周りに現れた。

 

「フィールド展開!合体開始!!」

 

フィールドの中を三体のマシンが動いていき、ドリルメイドがメイド長の足部に合体をした後ライナーメイドが左右に分裂をしてメイド長の肩部に合体をした後、ステルスメイドが背部、及び腕部に接続されて合体完了をする。

 

「合体完了!メイファイガー!」

 

メイファイガーという姿に合体をして、彼女が発生をしていたフィールドが消滅をする。

 

「何よ!そんなもの装備をしたところで!!死ねええええええええええええ!!」

 

一人が彼女に殴りかかるが、メイド長は拳を左腕で受け止めると投げ飛ばした。

 

「ぐ!!」

 

「メイドリング!」

 

胸部からリングが生成されると右腕が回転を始めてリングに接触させる。

 

「メイド・・・ファントム!!」

 

放たれたメイドファントムがもう一体がガードをしたが二人纏めて吹き飛ばされる。

 

「そんな!私の防御を突破するなんて!」

 

放たれた右腕が戻ってきてメイド長の右手に装着された。二体はダメージが大きいのか撤退をしていき、マリア達の方も分裂をするノイズを出したが、響達がユニゾンをした絶唱によって倒された。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

メイドファイガーを解除をして、メイド長は彼女たちのところへと歩いていき、新たな敵、そして自分を狙ってきた敵のことを知っていそうな人物の方を見た。

 

(おそらく、彼女達はアキヒサが知っているみたいですね。彼女たちを見た時、まるでトラウマを思いだしたかのように震えておりましたので・・・・・・まさか、マリアさま達が敵になるなんて・・・・・・ね。)

 

彼女はそう心の中で呟き二課へと帰還をした。




次回 メイド長は、アキヒサを呼び彼女たちのことを詳しく聞くことにした。

次回「アキヒサのトラウマ」


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アキヒサのトラウマ

マリア・カデンツヴァナ・イヴ達の謎の組織フィーネと名乗り宣戦布告をした。メイド長もかつて、自身を起動をさせてくれた人たちとの戦いをすることは心を痛めている状態だが、その間に現れた。

謎の二人組はアキヒサが知っている感じだなと思い、彼を自身の部屋に呼んだ。

 

「メイド長・・・・・・」

 

「アキヒサ、あなたを呼んだのはほかでもありません。あなたは彼女達を知っていますね?しかも、まるでトラウマを受けたような感じと見ております。」

 

「その通りです。僕は・・・・・・彼女達に色々と八つ当たりをされたりされました。おそらく僕が失敗と思った当主が彼女達を送りこんだと思われます。」

 

「狙いは、私ってことですね。」

 

メイド長はため息をつきながら、ごそごそと何かをしているのでアキヒサは首をかしげている。

 

「メイド長、何をしてるのですか?」

 

「これですよ。」

 

「これは・・・両腕!?」

 

そう現れたのは両腕だった。しかも太さなどは男性なのでメイド長は説明をする。

 

「この手は、妹たちが持ってきてくれた素材を使い私の機能を装着をしたものです。」

 

「ってことは!?」

 

「そう、このように武器にすることが可能な手です。これをあなたに装着させます。あの子たちと戦うのに、その手では無理と思って作ったものです。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

メイド長はそういい、アキヒサは何かを考えながら部屋を後にした。彼女はメイドマシンたち六台を出していた。

メイドストライカー、メイドダイバー、メイドウイング、ステルスメイド、ライナーメイド、ドリルメイドの六台である。

 

「いずれにしても、マリア様たちの目的は一体何でしょうか?調べる必要がありますが・・・・・・うーん。」

 

彼女は、色々と考えながらも自分たちの敵は何者なのだろうか?と思いながら、アキヒサが言っていた二人の敵についても色々とナーベ達でも戦えるから、彼女達はスルーをすればいいのかな?と思いながらもフィーネ事了子の部屋へとやってきた。

 

「あら?いったいどうしたのかしら?」

 

「了子様、いいえフィーネ・・・・・・マリア様たちは、レセプターチルドレンなのですね?」

 

「・・・・・・いつ頃から気づいていた?」

 

「いつ頃といわれまして、なんとなくとしか言えません。」

 

「まぁそうかもしれないな。いかにも奴らは私がもしも死んだ際で彼女達の中で転生をする予定だったが・・・・・・貴様のせいでこの体なのだがな。」

 

そういって了子事フィーネはため息をつきながらメイド長の体を見ていた。そのまま自身の胸を見た。

 

「ふむ・・・私とあまり変わらないな。」

 

「そうかもしれませんね。」

 

お互いに話をしながら、メイド長は部屋を後にしてシュミレーション室を覗くことにした。そこではアメリアを始め、メイド長の妹たちがシュミレーション室で模擬戦をしていた。

シズが放った弾丸をルプスが持っている斧みたいな武器ではじかせていると火の玉を放つが、シズは素早くかわして射撃武器を放つ。

 

一方でナーベとユリも模擬戦を行っており、ユリが放つ拳をナーベははじかせるとライトニングドラゴンを放ちユリは両腕でガードをする。

 

「ぐううううううううう!」

 

その様子を見ているとアメリアが近づいてきた。

 

「お姉さま、模擬戦をしてもらえませんか?ユリたちが戦っているのはいいですが・・・・・・私自身の相手がおられなくて。」

 

「わかりました。お相手をしましょう。」

 

メイド長はアメリアの相手をするためにシュミレーション室へと入り、ほかの姉妹達は戦いの邪魔にならないように離れた場所へ移動をしてアメリア、メイド長はお互いに立っておりアメリアがダッシュをしてメイド長に拳を叩いつける。

彼女はガードをして、衝撃波を放たれて吹き飛ばされるが・・・・・・すぐに態勢を立て直して光のカッターを生成をしてアメリアに投げつける。

彼女は左腕を変形させて剣へと変えて光のカッターをはじかせるとメイド長は目からビームを放つが、アメリアも同じように目からビームを放ち相殺をする。

 

メイド長は両腕を変形させてバルカン砲へと変わり発砲をする。アメリアは加速装置を起動させて回避をするとメイド長も同じように加速装置を使い右腕を剣へと変えてアメリアも左腕の剣で相殺をする。

 

「「はあああああああああああああ!!」」

 

お互いの激突が繰り広げられて、メイド長はウイングパックを装着をして空中に飛びあがり肩部のビームキャノンを展開をして発砲をする。

アメリアは交わすとロケットパンチを放ちメイド長は左腕をつきだしてロケットパンチを放ち相殺をされた。

 

だがメイド長はその間にアメリアの懐に入りこんで、ナイフを生成をして首物につきつける。

 

「!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

メイド長の目の色が金色に変わっており、戦闘機人モードを発動をさせてリミッターを少し解除をしていた。

 

「参りました。」

 

両目の色が元に戻り、彼女はナイフを消した。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「お姉さま、何を考えておられますか?」

 

「いえ、私達MBAシリーズ以外のMシリーズ、Bシリーズ、Aシリーズの意味を知っていますか?」

 

「いいえ。」

 

「MBA、メイドバトルアサシンシステムって意味なんですよね。」

 

「メイドとしてバトルをする暗殺者ってことですね?ですが、それを採用されているのって私とお姉さまだけですよね?」

 

「そうね、ユリからはBシリーズですからね。」

 

「ならAシリーズは?」

 

「ふーむ・・・・・・」

 

場所が変わりあるカプセル三体が起動をして、裸の三人の美しい女性達が目を覚ました。

 

「Aシリーズ、001、002、003」

 

「「「はい。」」」

 

「あなたたちの出番なのは、今送っている四体がいるが、あいつらでMBA-000に勝てるとは思わない。だからこそあなたたちを起動させた。」

 

「お任せを。」

 

「必ずや。」

 

「MBA-000を倒します。」

 

「頼みましたよ?」

 

「「「は!!」」」

 

主と思われる人物がいなくなると三人は話を始める。

 

「って言ったけどさ、私達がお姉さまに勝てると思う?」

 

「正直に言えば無理。」

 

「私もそう思ったわ。だがこれはお姉さまに近づけるチャンスと私は思っています。さぁ妹たち、準備をして出撃よ!」

 

「「はい!」」

 

三人は準備をして出撃をしていく。




次回 緒川の情報である廃病院にて物資が運ばれているという情報を得た二課、メイド長も共に出撃をしてメイファイガーになり、装者と共に出撃をする。

次回「廃病院に出撃」


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廃病院に出撃

マリア達の宣言から、数週間が経った。彼女達の行方はまだわかっておらず。あのステージ以降、彼女達は行動を起こしたりしていないからだ。

緒川にシズ、ナーベ、ユリ達を同行させて、調査を進めている中、メイド長は何をしているのか?

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

普通に、潜水艦の中を掃除をしたりしていた。メイドとしての仕事もこなしながらメイ、ドーも同じように彼女が届かない場所を掃除をしていた。

いずれにしても、今の状況では動くことができないので・・・・・・メイド長自身もどうにかしないといけないのはわかっているのだが、どうすればいいのか考える。

すると司令室へ集まるよう放送が流れたので、メイとドーに声をかけて彼女達はメイド長の肩に乗り移動をする。

 

「皆、集まったようだな?緒川達がある場所にて物資が運ばれている場所があるという情報を得た。もしかしたら、彼女達が基地にしている場所かもしれない。出動をしてくれ。」

 

「「「「了解!!」」」」

 

そしてメンバー達にメイド長、アキヒサ、メイとドーも同行をすることとなり彼女達は出撃をする。

 

メイド長side

 

さて場所に到着をしました・・・・・・なるほど、廃棄された病院を拠点にしていましたか、確かに廃病院ならば怪しまれることはありませんからね。

翼様達はギアを纏い、私はメイファイガーへと装着合体をして中に入ることにします。おそらくメイドスペシャルの方では射撃武器を使いますと壊してしまう可能性がありますので・・・・・・さて中に入りますと暗い雰囲気が出ていますね。

 

「メイドスキャン」

 

私はスキャン能力を発動をして辺りを警戒をしながら進んでいくとノイズが現れましたね。

 

「メイドリング!メイドファントム!!」

 

私が放ったメイドファントムがノイズ達を貫通をしていき、ほかの皆さんも交戦をしながら戦っております。

ですが狭い廊下なので、あまり激しい動きはできませんね。ん?

 

「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「メイドウォール!!」

 

リングを展開をして防御フィールドを起動させます。って何か見たことがあるような気がしますね。

 

「おりゃああああああああああ!!」

 

響さまが蹴りを入れて吹き飛ばしますが、着地をして構えている。やはりあれは完全聖遺物「ネフィリム」確か私が破壊をしたはずでしたが・・・・・・再生をしておりましたか・・・・・・これは厄介ですね。

 

「流石、ルナ・アタックを阻止をした英雄の方々ですね。」

 

「あなたは!!」

 

「「「ウェル博士!!」」」

 

ウェル博士?そういえば、行方不明になった博士がいるとかなんとか言っておりましたが・・・・・・なるほど、ソロモンの杖で自作自演をして彼女達に合流をしたってことですか、面白い人ですね。

 

「さらにこの周りにはアンチLINKERを展開をしていますからね。ギアを纏っているあなたたちからしたら、辛い状況ですね。」

 

「そうか、だからギアの出力が上がらないのか・・・・・・」

 

翼さまがそういい、ウェルと呼ばれた人物はネフィリムを捕獲をした檻をノイズに向かって投げるとノイズはそのままつかんで飛んで行こうとしています。

私達はそれに気づいて翼様は脚部ブレードを使い飛んで行きます。

 

「あんたの相手は!」

 

「私たちですよ?」

 

「!!」

 

いつの間にか現れた二体は私に襲い掛かろうとした。すると弾丸が放たれて二人は交わすとアキヒサがメイ、ドーが構えて放っていた。

 

「へぇーあの弾丸あんたが・・・・・・思いだしたわ。アキヒサ!!」

 

「ふふふふアキヒサ君、また壊してあげますよ?」

 

「・・・・・・・・・」

 

アキヒサは無言で構えていますが、やはりトラウマは抜けないですからね。さてアメリア達に応援を頼みましたので、飛びあがりますか!翼様がノイズを切り裂いてつかもうとした時槍が降ってきました。そのまま翼様をキャッチをして、見ると檻をつかんでいる人物・・・・・・マリア・カデンツヴァナ・イヴ様が立っていた。

 

メイド長side終了

 

「そう彼女こそ、新たなフィーネなのです!」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

フィーネは生きているけどな?と思いながらも諸事象があるんだなと思いながら、メイド長は翼を降ろすとメイド長は構える。

 

「翼様は、アキヒサの方をお願いします。マリア様の相手は、私がしますので・・・・・・それに外でしたらメイファイガ―ではなく手も戦えますので。」

 

「わかりました。お願いします!」

 

翼はアキヒサ達の方へと急行をして、メイド長はメイファイガ―を解除をするとメイドスペシャル形態へと合体をして構える。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「あなたと戦うことになるなんて思ってもおりませんでした。ですが、今の私は二課のメイド長ですので・・・・・・フィンガーランチャー!」

 

放たれたフィンガーランチャーをマリアは交わしてから接近をして槍を突きだしてきた。

メイド長はそれを両腕にビームセイバーを生成をしてはじかせていき、ウイングキャノンからビームを放つ。

 

一方でアキヒサは攻撃を交わして弾丸を放つがもう一体が防御をしてふさがれる。メイとドーがミサイルとレーザーを放つが、もう一体は接近をして二体をつかんで投げ飛ばした。

 

「メイちゃん!ドーちゃん!」

 

メイとドーは、響がキャッチをしてクリスが大型ミサイルを発射させて二人は交わした。

 

「へぇ・・・シンフォギアまで現れるなんて、ミズキどうする?」

 

「決まっているじゃないですかミナミちゃん、壊してしまいましょう。」

 

「そうね壊して粉砕をして、玉砕をしていい響きを鳴らしなさい!!」

 

二人は接近をして攻撃をしようとしたが、斬撃の雨が放たれて二人は交わすと翼が着地をする。

 

「おうおう翼、あっちは良かったのか?」

 

「えぇ、メイド長さんが相手をしているわ。」

 

メイド長の方を見るとマリアの槍に対してメイド長はメイドスペシャルでフルバーストを放ちマリアは素早くかわしていた。

そこに鎌、ノコギリ、ビームが放たれてメイド長は後ろの方へと後退をすると三人の人物も降りたった。

 

「これはこれは、セレナ様にお久しぶりですね、月読様、暁様。」

 

「「め、メイド長さん・・・・・・」」

 

二人はメイド長を見て震えていた。かつて自分たちと過ごしていた家族が目の前にいる。しかも敵として立っているからだ。

メイド長もまさかこちらに増えるとは思ってもいなかったので、どうすればいいのだろうかと思いながら構えているとアメリア、ルプスが駆けつける。

 

「お姉さま!」

 

「潜水艦の中から参上っす!」

 

「そういえば、ここの上は潜水艦の上でしたね。」

 

メイド長はそういい、アメリア達もそれぞれ武器を構えてメイド長は構えていると突然として相手は撤退をしていくので、ルプスはずっこける。

 

「ちょ!あたし出たばかりっすよ!!」

 

「なぜ急に、撤退をしたのかしら?」

 

「うーん。」

 

翼達の方もウェル博士を回収されて撤退をしていき、メイド長達の方へと合流をする。




次回 カ・ディンギル跡地、かつてルナ・アタックと呼ばれた事件でカ・ディンギルが破壊された場所は草が一つも生えてこない状態だ。そこに果たし状として装者達とメイド長が到着をすると現れたのはウェル博士だった。
彼はノイズを出して装者とメイド長へ攻撃をしてきた。

次回「カ・ディンギル跡地にて」


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カ・ディンギル跡地での戦い。

メイド長side

 

廃病院へ突撃をした私達でしたが、彼女達には逃げられてしまい行方がわからない状態になってしまった。

いずれにしても、リディアン音楽学園では文化祭が行われていた時に暁様、月読様の二人がクリス様に挑戦をしたのはいいのですが、なぜか果たし状というものをもらって帰ってこられたので苦笑いをしてしまいました。

 

しかも彼女達の目的が、響さま達のシンフォギアペンダントが目的だったので、おそらくですが、私達が襲った廃病院にてネフィリムの餌がなくなってしまったのでしょう。

 

現在カ・ディンギルがあった場所に到着をしましたが、この辺は草が一本も生えておらず・・・・・・瓦礫のままたたずんでいますね・・・・・・ちなみに今回この場所へ来ているのは私以外ですとクリス様、奏様、翼様、響様になります。ほかのメンバーは一応念のために待機をしてもらっており待っているとノイズが現れましたので見るとウェル博士が立っており、彼の手にはソロモンの杖が装備されておりますね。

 

「くっくっく、あなたたちを待っておりましたよ?」

 

「ウェル博士!調ちゃんたちは!!」

 

「あの子達は色々とやら貸してくれたので謹慎をしてもらっているというわけですよ。」

 

なるほど、いずれにしてもノイズならば問題がありませんね。さぁ始めましょう!

 

メイド長side終了

 

メイド長はダッシュをして姿が変わりネフシュタンの鎧を装着をしたのを見てクリスは驚いている。

 

「な!?ネフシュタンの鎧!?」

 

「といいましてもコピー品になりますが・・・・・・は!!」

 

鞭を使用をしてノイズを貫かせていき、戻ってきた鞭を回転させて光輪を生成をして投げつける。

光輪がノイズ達を切り裂いていき、翼はアームドギアを構えて切り裂いていく。

 

「おりゃあああああああああああああ!!」

 

奏は突撃をしてノイズ達を貫かせていき、響はまわし蹴りをしてノイズ達を蹴散らせるとクリスはミサイルを構えて発射させてノイズ達を倒していく。

 

「へ!ノイズだけであたしたちを倒せると思うなよ?」

 

「クリス様!」

 

「どあ!!」

 

地面が膨らんでいき、そこから現れたのはネフィリムだった。黒い体をしたネフィリムは咆哮をしてクリスに襲い掛かろうとしたが、そこにメイド長が駆け寄りメイファイガ—の姿になり剛腕を両手で受け止める。

 

「ぐうううううううううう!」

 

「メイド長さん!」

 

彼女は以前よりもネフィリムの力が上がっているのに驚いて押されていた。だが彼女はスラスターを起動させて逆に押しこんでパワーで圧倒をした。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「はああああああああああああ!!」

 

そのまま右手で殴ろうとしたが、突然として殴ろうとした何かが絡まり力が抜けていくのを感じていた。

 

「これは・・・・・・」

 

「ふふふふ、私の力ですよ。」

 

現れたのはミナミとミズキの二人だった。メイド長はエネルギーなどが消耗をしていくのを感じて膝をついてしまう。

 

「私の力は、相手の体力などを奪うことができます。もちろんそれは道具を使っても同じです。あなたの右手に絡ませたのを使い、エネルギーなどを奪っているのですよ?」

 

「さーて次はうちね、今までよくも邪魔をしてくれたわね!!あんたを殺せばうちらは最強になれる!さぁ死ねえええええええええええええええええ!!」

 

メイド長を助けようとしたが、ネフィリムやノイズが邪魔をして装者達は行くことができない。

メイド長自身もここまでなのかと思っていると何かがミズキが持っていた鞭を切断をしてさらにミナミ自身にも何かが絡まった。

 

「な、なによこれ!!」

 

「無駄だ、お前達ではこれを潜り抜けることはできないわ。」

 

声がしたので、メイド長の周りに忍者のような格好をしているが、エロっぽい格好をした三人が現れる。

 

「あ、あなたたちは!A-001、002、003!?」

 

「Aシリーズ?なぜここに・・・・・・」

 

「あんたたち、どういう真似をしているの!!」

 

「決まっていますわ。お姉さまを助けるためですわ!」

 

002、003はメイド長のところへと行き、彼女を立たせる。

 

「大丈夫ですか?」

 

「ありがとうございます。「ぐああああああああああああ!!」今の声は!」

 

全員が見ると、ネフィリムが響の左手を食いちぎったのだ。全員がそれを見ていて、ウェル博士は喜んでいると突然として、響が咆哮をした。

 

「「「ぐ!!」」」

 

「この力は・・・・・・」

 

彼女は、響が暴走をした力がデュランダルを持った時と同じ現象と思っていると食いちぎられた左腕が再生をしてそのままネフィリムに突撃をして殴り続けていた。

 

「おい!お前ら!!あいつを止めろ!」

 

「ったく!行くわよミズ・・・な!?」

 

ミナミは横を見ると響がいつの間にか現れて彼女の顔面を思いっきり殴り飛ばした。

 

「がああああああああああああああああああ!!」

 

「な!!」

 

そして今度はミズキの方を見るとそのまま突撃をして彼女の胴体に強烈な剛腕と叩きこみ吹き飛ばす。

 

「ごへええええええええええええ!!」

 

ミズキは吹き飛ばされて、ネフィリムは立ちあがろうとしたが・・・・・・響がさらにエネルギーを込めた拳を殴り続けていた。

 

「ぐああああああああああああああああああああああ!!」

 

「このままでは、響さまの力がさらに上がっていきます。仕方がありません!はあああああああああああああああ!!」

 

メイド長は響を止めるために立ち向かっていく。響もボロボロにしたネフィリムに飽きたのか、今度はメイド長の方へと突撃をして剛腕を叩きつけるが、メイド長も剛腕を相殺をする。

蹴りを放つが、メイド長はガードをしてそのままドリルニ―を放つも響が後ろの方へと下がり構えている。

 

「仕方がありません!この技を使うしかありません!メイ・ドー・イ・シエロ!」

 

両腕にエネルギーを解放させてそのまま両手を合わして響に放つ、だが彼女はフィールドを粉砕をしてそのまま突撃をしてメイド長のメイ・ド・イ・シエロと激突をする。

 

(なんていう力なのですか!なんとしてでも止めなければ!!)

 

メイド長は一か八か、リミッターを外して力をあげることにした。

 

「コード解除ハイパーモード!」

 

メイド長の目が金色へと変わりそのまま響のパワーで圧倒をしてその隙をついて胴体に両腕を叩きこんで吹き飛ばす。

 

「があああああああああああああ!!」

 

響を吹き飛ばしてメイド長は膝をついていた。元々ミズキによってエネルギーが消耗をしていたところを響を止めるためにハイパーモードを使用をしたことで、彼女のエネルギーが消耗をしてしまったからである。

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・」

 

いつの間にか、相手の方は離脱をしており、メイド長自身もエネルギーが限界を迎えていたのか、そのまま機能を停止をする。




次回 メイド長は目を覚ますとAシリーズの三人がおり、メイド長自身は2日も寝込んでいたことを報告をする。
メイド長は彼女達に名前を付けることにした。

次回「Aシリーズ三体に名前を付ける。」


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Aシリーズに名前を付けろ。

「・・・・・・システム回復を確認、計算上・・・・・・眠っていた日は。」

 

「2日目でございますお姉さま。」

 

メイド長は、声をした方を向くと三人の人物が立っており、格好などを見てAシリーズの三体と確認をした。

そして、ここが二課の潜水艦の中だってことも確認ができた。

 

「響様が暴走をした際に激突をしたのでしたね。そういえば奴らにエネルギーを吸収されてしまったのでした。」

 

ミナミとミズキの二人にエネルギーを吸収された際に、響がネフィリムに左手を食いちぎられたが、暴走をした際に自己再生をしたことに彼女を止めるためにメイファイガ—最大の技「メイ・ド・イ・シエロ」を使用をして、彼女を吹き飛ばして暴走を止めたことも思いだした。

そこでエネルギーがなくなり機能停止をしてしまったことも・・・・・・メイド長は、彼女たちの方を見た。

 

「そういえば、あなたたちはどうしてここに?」

 

「私達三体はお姉さまの味方になるためにやってきました。」

 

「けれど、あたしたちは名前がないんだ。」

 

「だから、お姉さまにつけてもらいたいのです!」

 

「私にですか・・・・・・」

 

メイド長は三体のAシリーズに名前をつけるために頭の中でどのような名前がいいのか、検索を開始をした。

そこから導き出された名前がこちらだ。

 

「では001、あなたは今日からユミと名乗りなさい。」

 

「ユミですか・・・・・・」

 

「002、あなたはホムラです。」

 

「ホムラ・・・・・・」

 

「そして最後になりますが、003・・・あなたはアスカと名乗りなさい。」

 

「アスカ・・・うん!いい名前だよ!ありがとうお姉さま!」

 

「さて、私が眠っている間に何があったのか聞かせてもらえますか?」

 

「わかりました。」

 

ユミはメイド長が眠っている間に何があったのか説明をした。彼女が眠っている間にウェル博士がノイズを使い響達に襲い掛かったが、彼女がギアを纏いノイズを撃破、さらにそこに調、切歌の二人の絶唱さえもエネルギーを吸収をしたことも話された。

 

「・・・・・私が眠っている間に、そんなことが起こっていたのですね。っておっと?」

 

突然として潜水艦が揺れたので、メイド長は気になり司令室の方へと行くと弦十郎達がおり、全員が扉の方を見て驚いている。

 

「メイド長君!?もう大丈夫なのかい?」

 

「弦十郎さま、皆さま・・・・・・ご迷惑をおかけしました。今日から復帰いたします。今の状況を教えてください。」

 

「わかった。現在強大なエネルギー反応が確認された。そのため俺達はその現場まで向かっているところだ。」

 

「そういうことですか。」

 

弦十郎の説明を聞いて、潜水艦は現場に到着をすると調が逃げているところを、切歌が攻撃をしているのを見た。

 

「すみません野暮用です!」

 

「メイド長君!」

 

メイド長は飛びだして右手に発生させた鎌を装備をして切歌が切りつけようとした攻撃をふさいだ。

 

「「め、メイド長さん!?」」

 

「さて、切歌さま、調さま、なぜ二人が戦っているのか説明を・・・・・・危ない!」

 

メイド長は二人を突き飛ばすと何かのパンチが彼女の胴体に命中をして吹き飛ばされる。

 

「が!!」

 

彼女は壁にめり込んでいったい誰がと見ているとアメリアとは違う自身と同じ人物が立っているのを見て、彼女の左腕が戻っているのを見て自身やアメリアと同じMABシリーズの人物と思っていると相手はダッシュをしてメイド長に襲い掛かってきた。

 

「ぐ!!」

 

彼女は左腕をレンチメイスのようにしてハサミこませようとしたが、メイド長はそれにし対してつかんで投げ飛ばす。

 

「ターゲット、メイド長破壊破壊!」

 

両腕をビーム砲へと変えるとメイド長へと放った。彼女は交わして脚部をキャタピラレッグへと変えると素早く移動をしてタックルをする。

相手は吹き飛ばされるが、すぐに態勢を立て直して両肩部にガトリング砲を発生させて発砲をしてきた。

 

(なんていう武器を使っているのでしょうか、いえそれだけじゃありません・・・・・・彼女は感情を抑えられていることで、敵に対して容赦ないこうげきをすることができるってことですね。)「なら!!」

 

彼女は右手に棘付き鉄球を生成をすると振り回して相手に放ち命中させて吹き飛ばした。

さらに接近をして左腕を変形させて剣状態へとして切りかかる。相手も立ちあがり両腕を剣に変えて彼女が振り下ろす剣をガードをする。

 

「姉さま!」

 

「!!」

 

アメリアの声を聞いて横にかわすと彼女が放たれた攻撃を受けてバチバチと回路がショートをしていくのを見た。

 

「ERRORERRORERRORERRORERRORERRORERRORERROR機能・・・停止します。」

 

そのまま両目の光が消失をして、彼女が機能停止をしたのを確認をして振り返る。

 

「助かりましたアメリア、電撃攻撃ですね?」

 

「全く、姉さまは回復をしたばかりなのですよ?それなのに出ていくって。」

 

「すみません。見ていられなくて・・・・・・なんですか!?」

 

強大なエネルギー反応が発生をして浮上をしたのを確認をした。

 

「アメリア、彼女をお願いしてもよろしいですか?」

 

「わかりました。お姉さまは?」

 

「この中に入ります!」

 

そういってフライングユニットを装備をして飛びあがり、彼女は大きな要塞の中に入っていく。




次回 浮上をした要塞「フロンティア」の中に入ったメイド長、彼女は中の構図を調べるためにハッキングをすることにした。
だがそこに現れたのは、ミナミ達だった。彼女は相手をしようとしたが、そこにアキヒサ、メイ、ドーが現れて彼女達を構える。

次回「中に入る」


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中に入る

フロンティアと呼ばれる要塞が浮上をして、メイド長は中に侵入をした。彼女はフロンティアを調べるために端末を見つけたので、指が伸びていき端末に接続させてフロンティアの内部を調べていた。

 

「・・・・・・・・・内部把握確認、フロンティアの中のマップを取得しました。ここから移動を開始」

 

メイド長は、端末の接続を解除をするとフロンティアの中を移動をしようとした時に攻撃が放たれたので回避をすると、現れたのはミナミとミズキの二人だ。

 

「ここまでよく来たわね!」

 

「ふふふふ、あなたを破壊しますわ!」

 

メイド長は、こいつらの相手をする時間がおしいのでどうしようかと思っていると弾丸が放たれて二人は回避をする。

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

メイとドーが武器を構えて同時に発砲をしてミナミ、ミズキの二人に攻撃をして着地をする。

 

「メイ、ドー。どうしてあなたたちが!」

 

「僕と一緒に来たからです!」

 

後ろから現れたのはアキヒサだった。しかも彼の手は普通の手をしており愛用の銃を構えてメイとドーが彼の隣に立つ。

 

「アキヒサ、任務を失敗したもの!」

 

「よくも、私達の前に現れましたね?またボコボコにしてあげますよ?」

 

「そうはいかない!メイド長、ここは僕たちが引きうけます!だからあなたは先に行ってください!」

 

「メイメイメイ!」

 

「ドードードー!」

 

「・・・・・・わかりました。ここはお任せします!!」

 

メイド長は彼らに任せると脚部をホイールレッグに変形させてダッシュをする。

 

「行かせると思っているの!!」

 

ミナミはメイド長へ攻撃をしようとしたが、アキヒサはロケットパンチを放ちミナミの顔面に命中させて腕が戻った。

 

「アキヒサ君、またお仕置きが必要みたいね?」

 

「コロス!あんただけは絶対に殺してやる!!」

 

「悪いが、お前達をここで食い止めさせてもらう!メイちゃん!ドーちゃん!」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

二人も武器を構えて、ミナミ、ミズキの二人を倒す為に突撃をする。一方でフロンティア中心部では、ウェル博士がネフィリムの細胞を使い左腕を変貌させてフロンティアの中心にアクセスをしようとした。

 

「げっはっはっは!これでこのフロンティアは僕の!「ERROR、アクセスできません。」な、何!?」

 

ウェルは、ネフィリムの細胞を使って変貌させた左手でフロンティアを掌握をしようとしたが、フロンティアを掌握をすることができなかった。

マリアとセレナも驚いていると、突然として扉が破壊されたので現れた人物を見て驚いている。

 

「「メイド長さん!?」」

 

「・・・・・・はい、メイド長ですよ?ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクス・・・・・・あなたがフロンティアの制御をしようとしたことはわかっておりました。だからこそ、すでにフロンティアは私が掌握をしており、あなたに命令を下すことは不可能となりました。」

 

「な、なんだと!?」

 

「そして、現在フロンティアは・・・・・・月を元の軌道に戻すためにエネルギーを使ったところです。」

 

「それって・・・・・・」

 

「あなた方が、月の起動を元に戻そうとしたのは、フロンティアをエネルギーを使えばできることでした。だからこそ私はフロンティアの掌握をするために、こことは違う場所からコントロールをすることにしました。プログラムなどを改竄することに時間がかかりましたが・・・・・・掌握をすることに成功をしました。さて、あなたが持っているソロモンの杖を、渡してもらいますよ?てかもらいます。ユミ、ホムラ、アスカ。」

 

彼女が言うと、三人のAシリーズが現れて、ウェル博士が使用していたソロモンのつを奪還する。

 

「な!?くそ!!」

 

「待ちなさい!ウェル!!」

 

マリア達も追いかけていき、メイド長も追いかけていく。一方でアキヒサとメイ、ドーの三人はミズキ、ミナミと交戦をしていた。

 

「死ねええええええええええええ!!」

 

「・・・・・・・・・」

 

ミナミは彼をつかもうとしたが、逆に彼が手をつかんで投げ飛ばした。ミズキは彼のエネルギーを奪おうとしたが、メイ、ドーの二人は攻撃をしていかせないようにしていた。

 

「この!!」

 

「メイ!」

 

「ドー!」

 

二人は突進をしてミズキにダメージを与えると、アキヒサもそれに気づいて左腕を変形させて二連銃にして発砲をする。

 

「なんで!?あんたにそんな能力なんてなかったはずよ!!」

 

「そう、これは僕の力じゃない。メイド長さんが僕のために作ってくれた新たな手!もう僕は迷わない!」

 

アキヒサは目を光らせるとミズキ、ミナミはアキヒサに対して攻撃をしてきた。だが彼は飛びあがり、上空から銃を構えて発砲をして二人にダメージを与えると右手を変形させて構える。

 

「これで終わりにする!チャージバスター!!」

 

放たれたチャージバスターが二人に命中をして吹き飛ばされて行く。

 

「アキヒサあああああああああああああああああ!!」

 

「いやああああああああああああああああああ!!」

 

二人は爆発をして、メイとドーは武器をしまい、彼の肩に乗り外から音が聞こえてきたので、何事かと移動をする。

 

その理由は、外でメイド長がネフィリムと交戦をしていた。ウェル博士はフロンティアが掌握ができなかったので、ネフィリムにフロンティアのエネルギーを注ぎこみパワーアップをさせたのだ。

マリア達に全世界に歌を届けるように言い、彼女はネフィリムに対してメイファイガ—の姿になり戦っていた。

 

「メイドリング!メイドファントム!!」

 

放たれたメイドファントムがネフィリムに命中をするが、すぐに立ちあがりメイド長に剛腕を叩きこんだ。

 

「ぐうううううううううう!!」

 

スラスターを起動させて、なんとか耐えたメイド長は光が発生をして8つの光が飛びだしていくのを見た。

それは響達を始め、シンフォギア装者達が歌を歌っている。

 

『お姉さま!フォルニックゲインが!』

 

「アメリア、それを彼女達に向けることは?」

 

『フロンティアにいたナスターシャ教授と協力をして、やっております!』

 

「了解よ!はああああああああ!ドリルニー!!」

 

ドリルが回転をしてネフィリムに攻撃をするが、ネフィリムは咆哮をして分身態を呼びだして彼女の体に巻き付かせる。

 

「ぐ!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「うなれ!ライトニング!」

 

放たれたライトニングが命中をして、ネフィリム達は吹き飛ばされて弾丸が命中をする。

 

「間にあったみたいっすね?」

 

「ユリ、ナーベ、ルプス、シズ、来てくれたのね?」

 

「私たちだけじゃありません。」

 

「お待たせしました。」

 

「さーてあたしたちも参戦をするぜ!!」

 

「うん!」

 

ユミ、ホムラ、アスカの三人も合流をした。

 

「「「「「「シンフォギアああああああああああああああああああ!!」」」」」」

 

70億人のフォルニックゲインを受けて、彼女達のギアが変わりエクスドライブモードへと変身をする。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「ネフィリム、どうやらあなたは侮っていた。彼女たちの力をね!」

 

響達は光りだして、突撃をする。ネフィリムはそれに対して対抗をしようとしたが、メイド長はメイドスペシャルへと姿を変えてフルバーストを放ちネフィリムはそちらの方へと向いてしまう。

 

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」」

 

8人のシンフォギア装者達のエネルギーが集結をしたのがネフィリムの胴体を貫通をする。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ネフィリムは爆発をして、メイド長自身はホッとしていたが、突然としてフロンティアのエネルギーが上昇をしていることに気づいた。

 

「な、なんだ!?」

 

「見ろ!フロンティアが!!」

 

なんと、ネフィリムの心臓はメイド長が掌握をしていたフロンティアを包んでいき、巨大なネフィリムノヴァへと変貌をした。

 

ナスターシャ教授は、弦十郎達に保護されておりウェルも同じく保護された。

 

「まずいです。もし奴がこのままエネルギーを上昇させていけば・・・・・・大爆発を起こしてしまう可能性があります!」

 

「「「「!!」」」」

 

全員がメイド長の言葉を聞いて、ネフィリムノヴァは巨大なエネルギーを持っており爆発をすれば地球が滅びてしまうほどの威力を持っている。

奴を何とか、爆発ができる場所がないのか考えているとクリスがソロモンの杖を使い何かを呟いていた。

 

「お前も完全聖遺物なら!その力をあたしたちに見せやがれええええええええええええええええええええええええ!!」

 

するとネフィリムノヴァの後ろに、バビロニア宝物庫の扉が現れる。その巨大な扉が開いてネフィリムノヴァを中にいれこもうという作戦だ。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

メイド長もそれに気づいて、飛びあがりネフィリムノヴァに対して突撃をしていく。ソロモンの杖を奪い彼女はネフィリムノヴァを押しこもうとしていた。

 

「「「「な!!」」」」

 

「「「「メイド長さん!!」」」」

 

「お姉さま!!」

 

「ぐううううう・・・・・・」

 

ネフィリムノヴァは彼女を逃がさないように、触手を使い彼女の体を巻き付かせていく。

 

「リミッター解除・・・・・・ハイパーオーバードライブ!!」

 

彼女の両目が金色へと光っていき、バビロニア宝物庫の中にネフィリムノヴァが押しこまれて行く。

メイド長はハイパーオーバードライブモードを起動させており、回転をして触手を切り裂くとソロモンの杖を置いて扉の方へと向きながら、振り返り両腕、胸部アーマー、脚部にミサイルポットが装備されて構える。

 

「ターゲットネフィリムノヴァ・・・・・・目からビーム!メイドビーム!両腕からビームランチャー!脚部ミサイル発射!!」

 

放たれた一斉射撃がネフィリムノヴァのエネルギーを暴走させ、大爆発が発生をする。メイド長はその爆発に巻き込まれないように、飛び扉を脱出をしてソロモンの杖事バビロニア宝物庫を巻きこみ、ノイズ事消滅をする。

全員が着地をして、アキヒサ達も合流をしてメイド長は歩きだした。

 

するとばちばちといいながら、二人の人物が現れた。そうアキヒサによって吹き飛ばされたはずのミナミとミズキの二人だった。

 

「ぎぎぎ・・・・・・」

 

「ががが・・・ぎぎ・・・」

 

二体はボロボロの状態のまま現れた。メイド長達はネフィリムとの戦いでボロボロの状態だ。

するとアキヒサは何かを決意をしたのか、メイド長から託されたマスクを自ら外してもっている銃で発砲をして二体の胴体を貫通をした。

 

「ががぎぎ・・・」

 

「ぎが・・・がが・・・・・・」

 

二体はそのまま倒れて機能停止をする。二課の面々はアキヒサの顔を始めてみたので驚いている。

 

「・・・・・・アキヒサ、決意を固めたのですね?」

 

「はい・・・これからは、マスクをつけずに過ごします。これが・・・・・・僕の新たな決意でもあります!」

 

だがアキヒサは震えているのを見たメイド長は彼を抱きしめる。彼自身も抱きしめられるとは思ってもいなかったが・・・・・・涙が止まらない。

 

「うう・・・うああああああああああああああああああああ!!」

 

戦いは終わった。組織フィーネとの戦いに新たに現れたミナミ達もアキヒサの手によって破壊された。

そして、ソロモンの杖もネフィリムノヴァの大爆発で消失をしたことでノイズが保管されていた宝物庫も消失をした。

 

「これにて一件落着!ではごきげんよう・・・・・・」

 

メイド長は、いつもの挨拶をしてフロンティア事変の戦いは解決をした。




次回 フロンティア事変にて、メイド長に襲い掛かったMBA-シリーズの一体、機能停止をしておりアメリアと共にじーっと見ていた。

だが彼女はどこからやってきたのか、突然として現れたので起動させることにした。

次回「もう一体のMBA」

「では起動をさせますね?」


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もう一体のMBA

メイド長side

 

二課の潜水艦の中、私とアメリアが見ているのは、フロンティアが浮上をした際に調様、切歌様の二人をとめるために現れた際に攻撃をしてきたもう一体の私でした。

なんとか機能停止に追い込んで、現在は機能停止をしている状態だ。

 

「お姉さま、正直に言えば・・・・・・あまり起動をさせたくありません。彼女はおそらく感情プログラムなどが・・・・・・」

 

「わかっています。戦った私だからわかります。彼女は私たちと同じくMBAシリーズ・・・・・・しかも、戦闘をするための存在に改造をされています。」

 

そう、彼女は私たちと違い・・・・・・感情などを削除されており戦うための兵器として戦わされている。つまり、私達を倒す為に彼女は戦闘するための兵器と言った方がいいでしょう。

ですが、今の状態はどのようになっているのかわかりません。

 

「アメリア、起動をお願いします。」

 

「・・・わかりました。」

 

アメリアは、起動させる装置を触りエネルギーが注入されて行きますね。さてもしものために構えておきましょう。

 

メイド長side終了

 

エネルギーが充電されて行き、もう一体のMBAの両目が点灯をして辺りを見ていた。メイド長の方を見て彼女はじーっと見ていた。

 

「・・・・・・ここは?なぜ、私はここにいる?」

 

「目を覚ましたようね。MBA-002と呼んだ方がいいかしら?」

 

「そういうお前は、MBA-001・・・・・・ならこちらは?MBA-000。」

 

「それで、お前はどうする?今のあなたに私やお姉さまと戦って勝てるのかしら?」

 

「・・・・・・いや勝てない。今の私がどう戦ってもあなたたちお姉さま方には勝てない。」

 

「もしや?感情プログラムが起動をしているのですか?」

 

「はい、おそらくアメリア姉さまが放った電撃を受けた際に感情プログラムを抑えていたのがショートをした可能性がありますね。それで私を感情プログラムなどが起動をしました。」

 

「そうですか・・・・・・では、あなたを私達の元へと送りだした人物は覚えておりますか?」

 

「・・・・・・申し訳ありません。その記憶だけがありません。」

 

MBA-002が謝るが、メイド長は気にするなといい彼女の名前を考えることにした。

 

「そうですね。MBA-002、今日からあなたはカリナと名乗るといいですわ。」

 

「わかりました。以降私の名前はカリナと名乗ります。」

 

こうして、カリナと名乗ったMBA-002・・・・・・だが、メイド長は彼女を送りこんだ敵について、どうも嫌な予感がしていた。

かつて、自分が記憶を失う原因を作りだした人物のことを、アキヒサ達を作りだした人物も気になっている。

 

(いずれにしても、まずはメイとドーの新しい体を考えるとしましょう。あの子達も気づいているかもしれませんね。小さい体ではパワー不足だってことに・・・・・・ですが、彼女達は小さい姿だからこそできることなのであの姿のままですが・・・・・・これからのことを考えますと少し大きいのにした方がいいですね。ですが、そのためには、あそこに行くしかありません。)

 

メイド長は決意を固めたのか、司令室にいる弦十郎のところへと向かうことにした。司令室では弦十郎達がいたのでホッとしていた。

 

「おられましたか弦十郎さま。」

 

「ん?メイド長君どうしたのかね?」

 

「はい、弦十郎さま達のお力をお借りしたいのです。」

 

「俺達の?」

 

「はい、私が今から向かうところは・・・・・・私達の体が製造されていた工場に行くのです。」

 

「君達の体が製造された場所?」

 

メイド長は地図を開いて、弦十郎達は見ていた。

 

「私達の場所から北の方角へ進みますと細い道になります。そこから歩くことになりますが・・・・・・その場所に工場があるのです。」

 

「なるほど・・・それで俺たちの力を借りたいというわけだな?」

 

「はい、正確には弦十郎さまや大人の方々の力をお借りしたいと感じですね。」

 

「なるほど、ハッキングとかですか?」

 

「いえ、ハッキングはする必要はありません。あそこにはガーディアンもいないはずですから。アメリア達も連れていきますが・・・・・そのため、あおい様、朔也様はここに残って翼さま達と待っていてほしいのです。」

 

「そういうことか、わかった。あおいと朔也はここに残って、俺と緒川、了子君が言った方がいいのだな?」

 

「そういうことです。念のためユリ達やユミ達も残していきます。連絡をする時は彼女達に伝えてもらえれれば。」

 

「わかったわ。」

 

「それにしてもその工場に何しに?」

 

「ちょっとした野暮用です。」

 

こうして廃工場へ行くことが決まり、準備進められて行くのであった。




次回 かつてメイド長達が製造されていた廃工場へと向かうメイド長達、メンバーはメイド長、アメリア、カリナ、アキヒサ、メイ、ドー、弦十郎、緒川、了子のメンバーである。
彼らは緒川が運転をする車で山へと向かい、到着をした。

次回「廃工場」

「・・・・・・・・・」


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廃工場

弦十郎達が乗っている車は、山の中を駆け抜けていきメイド長は車に乗りながらまさか再びあそこへ行くことになるとは思ってもいなかったので、一応武器を準備をしながら何が起こってもおかしくないので警戒態勢をしながら進んでいく。

 

「間もなく、メイド長さんが言っていた廃工場ですね。」

 

「メイ、メイメイメイ。」

 

「なんで、廃工場へ行く必要があるのかですか?」

 

「ドー、ドードードー。」

 

「ガラクタばかりで使えるかわからないのにどうして?ですか。もしかしたら、使える部品があるかもしれませんので行ってみるのですよ。」

 

「メイ」

 

「ドー」

 

二人はあまり納得をしていない感じだが、メイド長の肩に乗り車は目的場所に到着をして、全員が降りる。

 

「こんなところに、廃工場なんてあるなんてねーーー知らなかったわよ。」

 

「そうだな。」

 

全員が辺りを警戒をしながら中に入ると、人型の残骸が倒れていたりしており、アキヒサは驚いている。

 

「これは・・・・・・間違いありません。僕の後に作られた子達の残骸・・・・・・」

 

「やはり、ここは廃工場・・・・・・おそらく彼女達は失敗に終わって廃棄処分を受けた人物たちで間違いないですね。」

 

「通常、ロボットの墓場・・・・・・ですね。」

 

アメリアの呟いた言葉を聞いて、メイド長も首を縦に振り廃棄処分された人物たちの使えそうなパーツを見ながら、子どもの姿の見つけた。

 

「カリナ、アメリア、何か使えそうなものはありそうですか?」

 

「えぇ、色々と廃棄処分をされて間もないのもあるのか、古くないパーツが・・・・・・」

 

「ん?」

 

弦十郎は何かを見つけたのか、歩きだすと突然として残骸が起き上がり襲い掛かってきた。

 

「ふん!!」

 

弦十郎は気合で襲い掛かってきた子たちを吹き飛ばして、メイド長達は驚いている。

 

「まさか・・・・・・そのような状態でも起動をすることができるなんて・・・・・・」

 

一部は腕をだらんとさせたりしており、相手はターゲットをロックをしているのか襲い掛かる。

彼女達もここでやられるわけにはいかないので、応戦をする。

 

「く!!」

 

アキヒサは回避をしながら落ちていた棒を拾い攻撃をガードをする。アメリアが気づいて攻撃をしようとしたが・・・・・・ほかの人物たちが彼女の攻撃させないようにつかんできた。

 

「この!!」

 

「姉さま!」

 

カリナは両腕を変形させてガトリング砲を放ちアメリアにくっついていた人物たちだけ吹き飛ばした。

アメリアは立ちあがり、右手をブーメランがついたものに変えてブーメランを放ち撃破した。

 

「はあああああああああああ!!」

 

弦十郎は鍛え続けた肉体で襲い掛かる彼女達に拳を叩きつけて吹き飛ばす。メイド長はメイファイガーになって交戦をしていたが、弦十郎の力を見て改めて恐ろしいなと思いながら攻撃をガードをする。

 

「メイドファントム!!」

 

メイドファントムを放ち、相手を次々に吹き飛ばしていき壁に激突させた。だがこのままでは数が多いので先に進むことにした。

 

「アメリア!カリナ!」

 

「「はい!!」」

 

二人はメイド長が何をしようとしているのかわかったので、こちらに来ようとする彼女達の上部を狙い瓦礫で破壊していく。

メイド長の肩には子どもサイズの人物たちを持っており、弦十郎達はいつのまに回収をしたのだろうか?と思いながらも先の方へと進んでいく。

 

「この先に何があるのだい?」

 

「おそらくですが、彼女達を動かしている張本人がいるのかもしれません。彼女達の動きを止めるにはそれしか方法がありません。」

 

「おそらく、あの数を見るとまだいる可能性があります。」

 

「なら短縮で終わらせる方法、この先にいる可能性があり!」

 

全員が進んでいき、大きな扉を見つけるとメイド長は左腕に何かを装着をして突撃をする。

 

「ドリルテンペストおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

左腕の先に装着されたドリルが回転をして扉を貫通させて全員が中に入り、メインコンピュータ―などが起動をしているのを見て驚いている。

 

『侵入者!侵入者!侵入者!排除!排除!排除!』

 

すると扉が開いて、ロボットが現れた。

 

「まさか、今回の仕業は・・・・・・メインコンピュータ!?」

 

ロボットたちはメイド長達を排除をするために、突撃をしてきた。

 

「姉さま!」

 

「仕方がありません!了子さま!コンピューターに何かできます?」

 

「何とかしてみるわ!でもその間の時間稼ぎを頼むわ!」

 

「わかりました!アキヒサ!メイ!ドー!あなたたちは了子さまを守りなさい!」

 

「なら俺もそっちに行こう。緒川!了子君を頼む!」

 

「わかりました!」

 

弦十郎も加わったメイド長、アメリア、カリナの四人は現れたロボットと戦うためにそれぞれ走りだして攻撃を開始する。

 

メイド長はメイファイガ―を解除をしてアメノハバキリフォームに変身をして、持っているアームドギアを構えてロボットを切り裂いていく。

 

「目からビーム!!」

 

目からビームが命中をしてロボットは爆発をする。アメリアは走りだして両腕に電撃をためて放つ。

 

「サンダーブレーク!」

 

放たれたサンダーブレークがロボットたちに命中をして感電させるとそのまま振り返りロケットパンチを放ちボディを貫通させて爆発。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

弦十郎の気合の込めたパンチがロボットを貫通させて、後ろから襲い掛かろうとしたロボットの胴体に蹴りを入れると吹き飛んでいき、ロボットはミサイルを発射させると弦十郎はそれを全てキャッチをしてからお返しにと発射したロボットに返す。

発射したロボットは帰ってきたミサイルの攻撃を受けて隣にいたロボットともに爆発をする。

カリナは両腕を変形させて高エネルギーバスター砲を放ちロボットを撃破した。

 

『排除!排除!排除!排除!』

 

「あーもう!こいつを黙らせるわ!」

 

了子は持っていたノートパソコンを使い、コードを接続させると何かを撃ちこんでいきメイド長は持っている剣を大剣状態にして横一線に放ちロボットを撃破していく。

 

「まだ来ますか!?」

 

「メイメーイ!」

 

「ド―――――!」

 

「!!」

 

声がしたので見ると、メイとドー、アキヒサ達が奮闘をしてるが数の多さに苦戦をしていた。

 

「メイ!ドー!」

 

「姉さま!」

 

「が!!」

 

後ろを振り返った瞬間に攻撃を受けてメイド長は吹き飛ばされてしまう。アメリアとカリナ、弦十郎も彼女のところへと行こうとしたが・・・・・・ロボットたちが次々に現れて彼女達を行かせないようにしていた。

 

『排除!はい・・・はい・・・ぎぎぎ・・・・・』

 

「ふぅ・・・・・・色々とやってくれたわね。さぁてこれでおしまいよ!」

 

了子はエンターキーを押すと、メインコンピュータの機能が停止をした。襲い掛かろうとしたロボットたちも同じように機能停止をした。

メイド長達も武器を解除をして機能停止をしたロボットを見ていた。

 

「これは間違いなくガーディアンロボットですね。」

 

「ガーディアンロボット?」

 

「はい、ガーディアンロボットはこのように基地制圧及び護衛を守るために作れらたものです。ですが、私達MBAシリーズの普及により彼らは廃止されたと思われていましたが・・・・・・この研究所で保管をされていたのですね。さて・・・・・・」

 

メイド長は指からコードが伸びていき、アクセスをしてこの研究所を調べることにした。

 

(誰かが、このコンピューターを細工をして・・・・・・ここに訪れたものを殺す為のプログラムを入れられているのを確認をしました。ガーディアン達も無傷なのもいたわね。さらにここでのパーツなどを回収をすれば、私達のパーツなどもここで復元をすることができますね。色々と細工させてもらいましょうか?)

 

メイド長は、ガーディアン達のデータを改竄を行いガーディアン達が起動をしたので、アメリア達は構えたがメイド長は構えないでいいと言ったのでどういうことか首をかしげる。

 

「ガーディアン達、悪いのですが大きな車両などを用意をしてください。」

 

「「「「イエスメイド長」」」」

 

ガーディアン達はそういい、大きな車両を準備をするために移動をしていくのを見て、全員がメイド長が何かをしたのだな?と彼女自身は笑っており新しいメカなどを作っておきましょうと笑いながら、ここにあるパーツを使い開発をしようとしていたのでアメリアとカリナはメイド長が、何をするのかわかっていないので首をかしげる。




次回 ガーディアン達の協力もあり、メイとドーの新しい子ども型などが運ばれて行き、ガーディアン達も潜水艦の方へと配置をすることにした。
弦十郎達の命令を聞くようにしているので、彼自身も困惑をしながら指示を出していた。
一方でメイとドーの新しい体の修理を行いながら、彼女達の体を調べながら新しい地震のパワーアップマシンを開発をしているメイド長。

次回「メイとドーの新しい体。」


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メイとドーの新しい体。

メイド長side

 

廃工場にて、破壊をしてしまったが、無事なガーディアン達がいたので、メインコンピュータからハッキングをして彼らの権限を私に承諾をすることにした。

色々と、内容を改竄などをしていたので時間がかかってしまったが・・・・・・新しい戦闘車両なども手に入れたのでこれはいいかな?と思いながら、私は新しいメイとドーの体を修理を行っていた。

というのも、子ども型の体はそこまで作られていなかったこともあり残骸などから探すのに一苦労をしたが・・・・・・作りかけのがあったのでガーディアン達に運んでもらってもらい、現在制作をしておるところですね。

 

「・・・さてもう一つの方は?私のパワーアップ形態になりますが・・・・・・フォートレス形態から装着合体をすることでパワーアップをするのと、ドリル、戦闘機、戦車が合体をしたサポートロボに装着ができるタイプ・・・・・・こちらの製造は一からなので時間がかかりますね。」

 

新しいのはメイドスペシャルと同じ感じなのだが、完全装着タイプなので時間をかけている状態です。

さてメイとドーの体の方を開始をしますかな?

 

メイド長side終了

 

シュミレーション室

 

「メイいいいいいいいいいい!!」

 

「ドー!」

 

メイとドーが模擬戦を行っており、その近くを響とクリスが見ていた。

 

「すごいねクリスちゃん!」

 

「あぁ・・・メイド長さんと同じ能力を持っているからな。」

 

二人はギアを纏いながら、メイとドーが模擬戦をしている中、メイはミサイルランチャーを生成をしてドーに放った。

ドーはそれを左腕にマシンガンを生成をして発砲をしてミサイルを迎撃をして破壊する。

 

「メイいいいいいい!」

 

「ドおおおおおおおお!」

 

お互いが剣を生成をしてぶつかり合う、そしてお互いが離れると二人はエネルギーを両手に貯めていた。

 

「メーーーい!」

 

「ドーーーーど!!」

 

放たれた光弾が相殺をして響とクリスは衝撃が放たれて吹き飛ばされてしまう。

 

「あう!」

 

「いってええええええええええ!」

 

二人が放たれた光弾が相殺をしたのはいいが、あまりの威力だったのか・・・・・・響達を吹き飛ばしてしまうほどだった。

そのため、メイとドーは二人が吹き飛ばされたのを見て冷汗を書いていた。

 

「め・・・メイ。」

 

「ドー・・・ドー」

 

「メイメイ「どこへ行くつもりですか?二人とも?」

 

「メイ!?」「ドー!?」

 

二人はこっそりと逃げだそうとしたが、声をした方角を振り返るとメイド長が両手を組んで立っていた。

しかもオーラを纏いながらだったので、メイとドーはお互いに抱きしめながら震えていた。

 

「めめめめめめめめめめ」

 

「どどどどどどどどどど」

 

「さて二人とも、あの技はシュミレーション室では使わないようにといったはずですよね?デットヒートをして使ってしまったといっても響さま達を吹き飛ばしていますよ?」

 

「メイ!?」

 

「ドー!?」

 

二人はどうやら気づいていなかったみたいで、そのままあの技を使ったという理由だったのでメイド長はため息をついてしまう。

 

「全く、あの威力は二人もわかっているのでしょ?だからシュミレーション室では使わないようにと言ったのですが・・・・・・二人の様子を見ていた響様とクリス様が吹き飛ばされてしまったようですね。」

 

メイド長は飛ばされた方角を見てロケットパンチを放ち二人を救出をして腕を戻してから、メイとドーを連れていく。

 

「メイ!?」

 

「ドー!?」

 

「はいはい二人とも暴れないでくださいねーーーー」

 

暴れるメイとドーを連れてメイド長は、どこかへと連れていく。響とクリスはその様子を見ながらお互いに見てからシュミレーション室を後にした。

研究室に到着をしたメイド長は、メイとドーの機能を停止をして二人の体を降ろしてから準備を開始をする。

 

「さて実験を始めましょうか?」

 

メイド長は準備を進めていき、準備を開始をする。




次回 それから二日ぐらいかかり、メイド長が部屋から出てきた。そのそばには二人の子ども型のメイド長の姿が立っていた。

次回「本当の意味でのメイとドーの新しい体」


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本当の意味でのメイとドーの新しい体。

メイド長が部屋に閉じこもって三日が経ち、翼達は彼女に呼ばれたので、潜水艦の中にある娯楽室で待機をしていた。

 

「それにしてもメイド長さん、一体何をするのでしょうか?」

 

「さぁな。」

 

「いずれにしても、あたしたちをここに呼んだってことは、何かできたってことろ?」

 

奏の言葉に全員が納得をしていると、メイド長が現れた。

 

「皆さま、集まりいただいてありがとうございます。」

 

「そういえば、メイちゃんとドーちゃんは?」

 

「ふふ、では二人ともどうぞ!」

 

メイド長が言うと扉が開いて、二人の人物が現れた。

 

「いえーーーい!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「これはいったい!?」

 

「紹介します。メイとドーです。」

 

「どうもーーメイちゃんでーーーす!」

 

「ドーです。」

 

白いメイド服を着たはしゃいでいる子と黒いメイド服を着た人物が現れた、姿は子どもの姿のままだが、メイとドーである。

 

「メイちゃんたちなの!?」

 

「そうだよーーー響お姉ちゃん!」

 

「はい響お姉さま。」

 

「メイド長君、もしかしてメイ君とドー君の体はあそこの研究所から?」

 

「はい、あの研究所で廃棄されていたのを回収をしまして、そこから私自身が改良を加えた感じです。」

 

メイド長は説明をしている中、メイとドーは自分の体をチェックをしていた。

 

「やはり、まだ違和感を感じますね。」

 

「そうだねーーでも、大きくなった気がするよ!!ひゃっはああああああああああ!!」

 

「はぁ・・・メイはノー天気ですね。」

 

「なんやて!?ドーは新しい体どうなのさ!」

 

「・・・・・・正直に言えば、体が小さい方が慣れていたので大きくなったので慣れないですね。」

 

彼女は左腕を変形させた後に構えたのを見て、全員が驚いているとふと笑い、元に戻した。

 

「いやドー、何しているの!?」

 

「いえ、普通に性能チェックをしようとしたのですけど?」

 

「だからって向けてどうするのさ!」

 

「メイ、あなたの右手変形をしていますよ?」

 

「うぇ!?」

 

メイは右手が変形をしているのに驚いており、すぐに元に戻した。メイド長はその様子を見ながら、しばらくは慣れるのに時間がかかる気がしたのでため息をしてしまう。

彼女は、自身のパワーアップアイテムの方はまだ時間がかかるので、調整をしないと行けないなと思いつつ・・・・・・ユミ達を送りこんできた敵のこともあり、色々と調べることが多いなと考えていた、

 

(Aシリーズ、Bシリーズ・・・・・・そしてMシリーズを私が知らないところで作られていた。私のようなMBAシリーズも今のところ三体・・・・・・私、アメリア、カリナ以外にも作られているのだろうか?もしそうだとしたら・・・・・・厄介なことばかりなのよね。どこで誰が作ったのかも調べないといけないわね。はぁ・・・・・・)

 

メイド長は、やることが多いなと思いながらそういえばマリア達がそろそろ出てくるということも聞いていたので、了子のところへとやってきていた。

なお、メイとドーは自分たちの体をチェックをするためにシュミレーション室へと向かった。

 

「それで私のところへと来たか・・・・・・」

 

「はい、あなたのことですから・・・・・・色々と何かを考えているかと思いまして来ました。」

 

「いくら私でも、お前達を製造をした奴らのことを知っているわけじゃないだろうが・・・・・・いずれにしても、お前の後から生まれてきたという存在達のことを考えると・・・・・・おそらく裏で動いている奴はいるのだろうな。」

 

「やはり、そう思いますか。」

 

「そうだな・・・・・・お前を設計図が残っているなら裏で動いている奴らも作ることは可能だろ?そしてお前をベースにその性能を単独能力を強めたのがほかのシリーズってことだろうな。」

 

「まぁ確かに、私を量産をするのではなく、その性能を高めた方がよろしいでしょうね。」

 

二人で話をしながら、今度現れるとしたらどのような人物であろうかと考えながらメイド長は考えていた。

 

一方でリディアン学園の寮では?

 

「準備は?」

 

「いつでもいいわ。」

 

「なら開始だね。」

 

「ターゲットメイド長。」

 

「必ず殺すわ。」

 

二人の人物はそれぞれ武器をチェックをしてメイド長の写真を見ていた。




次回 メイド長は街の中を歩いていると、誰かが自分を狙っている感じがしたのであまり人がいない場所へと走っていく。
すると二人の人物が現れて彼女に攻撃をしてきた。

次回「襲い掛かる二人の人物」


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襲い掛かる二人の人物

新しいメイとドーの体の修理及び強化作業を終わったメイド長は、街の中を歩いていた。

久しぶりに休みになったので、自身の家に人数が増えているのもありご飯の量を増やさないといけないなと思いながら歩いているが、誰かが自分の後をついてきている気がしたので振り返るが誰もいないので気のせいかなと思いながら彼女は歩いていた。

 

彼女は少しスピードを上げると相手の方も自分についてくるので、ここではやばいなと判断をして人がいない場所へと誘導をした時に弾丸が飛んできたので回避をする。

 

「危なかったですね。」

 

「外した?」

 

二人の人物が現れて、メイド長は制服を着た二人組が武器を構えているので彼女達が自分を狙っているのかと判断をして銃を生成をする。

 

「あなたたちは何者でしょうか?私を狙ったってことは、私を殺すために派遣されたと判断させてもらいます。」

 

メイド長は放つと黒い髪をした人物が持っている銃でメイド長が放った弾丸を相殺をするともう一人の人物が接近をしてメイド長にナイフを振りかざした。

彼女は後ろの方へと下がって構えようとしたが銃がはじかせたの見てもう一人の人物が放ったのかと判断をして弾丸を交わしていく。

 

(妙ですね・・・・・・彼女達の戦い方どこかで見たことがある気がしますね。)

 

すると白い髪をした女性が銃を構えていたが、メイド長は弾丸を交わすと彼女の後ろに回り込んでいた。

 

「な!」

 

「く!」

 

もう一人は銃を構えようとしたがナイフを首元につきつけられているので見るとメイド長がもう一人立っていたので驚いている。

 

「いつのまに・・・・・・いや違うこれは!」

 

「「分身装置ですね。」」

 

メイド長は分身装置を使いもう一人の自分を生成をして取り押さえた。

 

「さて、あなたたちの戦い方はアキヒサに似ていました。」

 

「「!!」」

 

二人はアキヒサという名前を聞いて目を見開いた。

 

「ど、どういうことですか?アキヒサ兄さんはあなたに殺されたと・・・・・・」

 

「なるほど、あなたたちはアキヒサの知り合い・・・・・・いえ同型機とは違う存在と判断させてもらいます。」

 

「アキヒサ兄さんは・・・・・・生きているのですか?」

 

「はい、生きていますよ?今も普通にメイドとして過ごしていますけど・・・・・・」

 

「良かった・・・・・アキヒサ兄さん生きていたよ。」

 

二人は涙を流しているのを見て、メイド長はアキヒサを呼ぶことにした。それから数分後アキヒサは到着をして、メイド長に抑えられている二人を見て驚いている。

 

「チサトにタキナ!?」

 

「「アキヒサ兄さん!!」」

 

「え!?どういうこと!?てかなんで二人はメイド長さんを!?」

 

二人はアキヒサになぜメイド長を襲ったのかを説明をした、アキヒサ自身が殺されてメイド長がやったと判断をして襲ったが、逆にやられてしまったことも話をした。

アキヒサは二人のやったことに頭を抑えていたが、まぁ無事だったのでホッとした。

 

「では、彼女達はアキヒサ、あなたが責任をもって教えることが条件です。」

 

「ええええええええええええええ!」

 

メイド長に言われてアキヒサは叫んでしまう。だが彼女達は自分が教えるよりはアキヒサが教えた方がいいと判断をする。

 

「そういえば、あなたたちはBシリーズですか?」

 

「はい、私達はBシリーズです。」

 

(やはり、Bシリーズでしたか・・・・・・ユリ達とは違うBシリーズタイプ・・・・・・射撃主体の二体と判断をした方がいいですね。いずれにしても・・・・・・彼女達を送りこんできた人物たちは・・・・・・)

 

「あの、メイド長さん・・・・・・実は私達を送りだした人物はすでに逮捕されておりまして・・・・・・」

 

「え?」

 

まさかの送りこんできた人物たちはすでに捕まっているということを受けて、探しても見つかるわけないじゃんと思ってしまうメイド長であった。




次回 メイド長を襲った人物たちは、アキヒサが教えていた人物たちで彼を慕っている人物たちだった。
メイド長はアキヒサの仲間が見つかったので良かったと思い、自身のサポートアイテムの制作をしているが、マリア達が出てくるということを聞いたので迎えることんした。

次回「マリア達との再会」


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マリア達との再会

メイド長side

 

どうも皆さま、メイド長でございます。え?お前本名あるのになんでメイド長って名乗っているのか?

それは簡単ですよ。メイド長と呼ばれていることに慣れてしまい、今更本名で名乗ることができないって感じです。

いやー、記憶がない間、皆さまにメイド長、メイド長と呼ばれておりましたから・・・・・・本名で呼ぶ人なんていませんからね。

だからこそ、私はメイド長としてここに立っているのです!タイトル「メイド長大地に立つ!」です。

 

「お姉さま、そろそろ彼女達が来ますよ?」

 

そうでした。今日マリア様たちが牢から出てくるので本当の意味で再会をするってなりますからね。

 

「メイド長さん、なんだか嬉しそうですね?」

 

「当たり前だよ!だってメイド長お姉ちゃんにとって最初に出あった人たちになるもんね!!」

 

「・・・・・・そうなりますか。」

 

記憶を失っていた時に起動をしてくださったのがナスターシャ様、そこからマリア様、セレナ様、切歌様、調様と出会いましたね。

さてそんな話をしていると、彼女達が乗せられた車が到着をして・・・・・・五人の人物が降りられてきました。

最後に別れてからもあり、彼女達も成長をしておられますね。敵として現れた時は正直に言えば辛かったですね。

 

「さぁメイド長さん。」

 

って皆さま、後ろから押さないでくださいよ。少し恥ずかしいですね・・・・・・皆さまに押されて私は改めてマリアさま達の前にゆっくりと歩いていく。

 

「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」

 

「・・・・・・正直に言いますと、敵として現れた時はショックでした。まさかこのような再会になってしまうなんて思ってもいませんでした。」

 

「わかっているわ。私達はあなたと再会をする資格なんて本当はなかったわ。あんなことをしでかした私達は・・・・・・」

 

「ですが、あなた方は月を元の軌道に戻そうとしたのも事実です。だからこそ私は何も言いません。」

 

「「メイド長さん!!」」

 

切歌様と調様が私に抱き付いてきました。一番年下の彼女達も悪として奮闘をしたので私は彼女達の頭を撫でました。

 

メイド長side終了

 

メイド長に抱き付いたまま動かない切歌と調、メイド長は胸の部分がくすぐったくなってきておりなぜかと思い見ていると二人が揉んでいたからだ。

 

「メイド長さん、また大きくなっているデース。」

 

「うん、別れてからまた大きくなった?」

 

「えっとそれはその・・・・・・」

 

切歌と調に胸が大きくなったのかと聞かされてメイド長はどう応対をした方がいいのか悩んでしまう。

確かに、最近ブラジャーがきつくなってきているので新しいのを買い替えようか悩んでいたところである。

だからこそ、切歌と調にまた大きくなったといわれたので、やはり大きくなったのですねと思いながら考えている中、メイとドーはひそひそと話をしていた。

 

(確かにお姉さま、大きい気がしましたが・・・・・・)

 

(おそらく、あの二人は以前からお姉さまのことを知っております。だから胸が大きくなったのとかわかるかもしれませんね。)

 

(なるるーーー)

 

二人はひそひそと会話をした後、メイド長はまだもまれているのでどうしたらいいのだろうかと思いながら考えているとセレナが近づいて二人の頭にハリセンを落とす。

 

「いたーい!」

 

「デース!」

 

「いつまでメイド長さんの胸を触っているのですか!私達は色々と問題を起こしている身なんですよ!!さらに問題を起こしてどうするのですか!!」

 

「「ごめんなさい。」」

 

メイド長は気にしていないのでといい、立ちあがりほかの装者達も彼女達と話をしている中、メイド長は弦十郎のところへと行く。

 

「弦十郎さま、少しお話させてもよろしいですか?」

 

「ん?どうしたんだい?」

 

「はい。実は・・・・・・少しだけお暇をもらいたいと思いまして。」

 

「え?」

 

「「「「「ええええええええええええええええええええええ!!」」」」」




次回「お暇」


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お暇

突然としてお暇ををもらうといったメイド長に全員が驚いていた。いきなり弦十郎にお暇をもらいたいと言ってきたからである。

 

「ちょ!?メイド長さん!?」

 

「なんでですか!?」

 

「申し訳ありません、クリス様、響様・・・・・・少しやることができました。」

 

「やることがですか?」

 

メイド長は事件が解決をしたら、一度二課を離れてあるものを探すための旅に出る決意を固めていた。すでにパワーアップアイテムは開発が終了をしており彼女はその準備をしていたのだ。

 

「だがそのたびは一人で大丈夫なのか?」

 

「心配ご無用です。念のためにアメリア達も残しておきます。アメリア!」

 

「はい。」

 

「私が旅をしている間、あなたにメイド長総指揮官を託します。」

 

「はい承りました。必ずお帰りくださいお姉さま。」

 

「承知しました。」

 

メイド長はアメリアに後を託すと弦十郎達の方を見てから、挨拶をする。

 

「では少しの間だけ、離脱をお許しください。」

 

「あぁ、君には色々と世話になった。だがこれだけは覚えておいてくれ・・・・・・俺達はいつでも君の帰りを待っている。」

 

「承知しました。弦十郎様、皆様方では少しだけ行ってまいります。」

 

メイド長は準備が完了をしてメイドウイングを呼び飛んで行くのにつかんで皆の前から姿を消した。

 

メイド長side

 

さてメイドウイングに捕まりながら、私は皆さまとお別れをしたのには理由があった。私が色々と作成をしている時に謎のメールが届きました。

内容を確認をしてから、飛びだすにはお暇を出すしかありませんでした。

 

メイドウイングに捕まりながら相手が指定をしてきた場所へと向かって飛び目的の場所近くまで来たので離してゆっくりと着地をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ゆっくりと目的の場所に到着をするとこの場所だけは何も変わらない、そうこの場所は・・・・・・

 

「私とあなたが激突をして決着がつかなかった場所・・・・・・久しぶりだね。アルべリアス。」

 

やはりあなたでしたか、この場所にいて・・・・・・その名で呼ぶあなたは・・・・・・

 

「そういうあなたも、ベルガリオス。」

 

ベルガリオス・・・・・・私と同等の力を持っている人物、ここに彼女がいる事典で察しました。

この辺を結界で葉っていることも・・・・・・彼女はゴキゴキとならしているのを見て戦わないとダメみたいですね。

 

「やはり、ここに呼んだのは?」

 

「決まっているでしょ?私とあなたとの戦いを!今!やるのさ!!」

 

やはり、その戦うときだけ性格が変わるのは変わらないですか、仕方がありません。この馬鹿をとめるにはたたかうしかありませんから。

 

「サァ!ヤロウ!アタシト!戦オウヨ!!アルべリアスううううううううううううううううううううううううううう!!」

 

「リミッターを解除をした!?く!仕方がねぇな!!リミッター解除!ハイパーモード!」

 

私・・・・・・いやあたしもこいつがリミッターを解除をしたら叩くしかねぇ!!いいぜやってやるよ!!

 

「来やがれ!ベルガリオス!!」

 

あたしは今、目の前の奴をぶっつぶす!ただそれだけだ!!




次回「激突 アルべリアス対ベルガリオス!」


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激突 アルべリアス対ベルガリオス!

結界が張られた場所、今二人の人物の拳が激突をしていた。白い服にメイド服を着た人物とメイド服じゃないが動きやすい服装で戦う二人の人物、メイド長事アルべリアスとベルガリオスの二人である。

 

メイド長は一旦後ろへ下がるとマシンガン二丁生成をしてベルガリオスに向けて発砲をする。

 

「そんな武器!!」

 

ベルガリオスは脚部にエネルギーを纏い彼女が放ったマシンガンの玉を粉砕するとそのまま足蹴りでマシンガンを蹴り飛ばした。

メイド長は武器が破壊されたのを見て驚いているが、すぐに次の行動に移す。

 

「おらああああああああああああ!!」

 

左腕に剛腕ユニットが装備されてブーストしたパンチがベルガリオスの胴体に命中をして吹き飛ばす。

 

彼女はすぐに追撃をするためにダッシュをして先ほどの拳を叩きつける。だがベルガリオスがメイド長の手をつかんでいた。

 

「!!」

 

「お前のことだから、追撃に来ると思っていたぜえええええええええええええ!!」

 

「な!!」

 

「おら!!」

 

「が!!」

 

引っ張られてそのまま頭突きを受けてしまうメイド長、その隙を逃さないベルガリオスは彼女をつかんで投げ飛ばした。

そのまま木の方へと投げ飛ばされて木がなぎ倒されて行く。

 

「がは!」

 

「へっへっへっへ・・・・・・どうしたアルべリアス、まだいけるだろ?」

 

「ったく、お前はそういうやつだったのをすっかり忘れていた。なら!!」

 

メイド長の姿が消えたので、ベルガリオスは辺りを見ていると突然として自身の体が空中に浮かんで行くので、高速で移動をしているのか?と見ていた。

メイド長は加速装置を起動して、彼女に連続した攻撃を当てて止めを刺す為に飛びあがりかかと落としをしようとしたが、ベルガリオスはかかと落としをしようとした足をつかまれる。

 

「!!」

 

「なるほど、あたしが知らない能力が増えたってのは本当みたいだな・・・・・・だがな!!そんなんであたしに勝てるなんてなめるんじゃねええええええええええええ!!」

 

ジャイアントスイングでメイド長を投げ飛ばそうとしたが、メイド長は目からビームを放ち彼女の胴体部分に当ててつかんでいた手が離されたのを見てすぐに後ろへと下がり、構え直す。

 

「っち、目からビームか・・・・・・厄介な能力を持っているな!!」

 

「冷静になったから、何とかなっているがな・・・・・・まだやるのか?」

 

「当たり前だろおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ベルガリオスは突撃をしてメイド長に殴ってきた。彼女の拳を受け止めるとそのまま蹴りを入れようとしたが、ガードされてからお互いに殴りあっていた。

 

「おら!!」

 

「であ!!」

 

お互いに傷だらけになっていき、メイド長はロケットパンチを放つがベルガリオスもロケットパンチを放ちお互いに両手を飛ばしてつかみ合っていた。

 

そのままお互いに接近をして足の蹴りを放つが、お互いに相殺をしており決着がつかない。両手が戻りメイド長は素早く彼女の後ろに回り込んで胴体をつかむ。

 

「はあああああああああああああああああああ!!」

 

「ごは!!」

 

バックドロップを受けてベルガリオスは頭部をめり込まされてしまう。そのままメイド長は立ちあがり彼女を空中に頭突きで浮かばせていく。

 

「はああああああああああ!!」

 

(な、なんだ!?この技は!あたしが知らない技を使おうとしているのか!)

 

「これで終わりです!!メイドリベンジャー!!」

 

「う・・・動けない!?」

 

「であああああああああああああああああああああ!!」

 

最後にメイドリベンジャーが決まり、地面に激突させた。ベルガリオスはそのまま倒れてメイド長は膝をついた。

彼女の各部から煙が出ており、オーバーヒート状態になってしまい強制冷却機能が起動をして彼女の温度を冷ましている状態である。

 

「また・・・あたしは負けたのか?なんでだ?」

 

「知らないわよ。こういう時だってあるじゃないの?」

 

「へっへっへ・・・・・・まぁいいさ、お前がこの時空にいることだけでもわかったからいいかな?」

 

メイド長は、また現れるの?と思いながら見ているとベルガリオスが光りだしてそのまま姿を消したので、一時的にこちらの世界へ介入をしたのか?と思いながら、立ちあがろうとしたが・・・・・・まだオーバーヒート状態だったのを思いだしてステルス機能を起動させて目を閉じて自己修復モードへと移行する。




次回 メイド長は自己修復モードが終わり、目を覚ました。ステルス機能を解除をして辺りを確認をしてから立ちあがり歩きだす。

次回「メイド長歩きだす」


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メイド長歩きだす

「・・・・・・システム起動、損傷率・・・・・・0%回復を確認。」

 

メイド長の目が点灯をして、彼女はその場を立ちあがる。損傷率を計算をしていたのは、先ほどベルガリオスとの戦いで損傷をしてしまったので、彼女はステルス機能を起動させて自己修復モードに入っていたからである。

そのため、先ほど回復をしたので彼女は指などを動かして異常がないのを確認をした。

 

「システム的に異常はありませんね。体の損傷も回復をして全ての機能オールOKですね。」

 

彼女はお暇をもらっている状態なので、二課に戻るわけにはいかないので再び世界を旅をするのは悪く無いなと思いながら、メイド服の姿のままメイドストライカーを召還をしてその上に乗り移動をする。

 

「やはり自分で歩くよりは便利ですね。」

 

メイドストライカーに乗りながら移動をして、彼女はいろんな場所を巡る旅を続けていた。時には電車に乗って、時には船に乗って移動をした。

彼女は様々な県を通り、記録をしながら旅を続けていた。

 

ホテルに到着した後はメイド服を脱いでお風呂を堪能をしていた。

 

「ふぅ・・・いい湯ですね。・・・・・・胸、また大きくなったのは本当かもしれませんね・・・・・・いったいどうしたらよろしいのでしょうか?」

 

メイド長は大きくなった胸を見ながら、どうしたらいいのだろうか?と思いながら、お風呂から上がりニュースを見ているとツヴァイウイングが映っているのでどうしたのかなと見ていた。

 

「翼様と奏様、いったいどうしたのでしょうか?」

 

ツヴァイウイングは世界進出をすることが決まったみたいなので、解散ではなかったのですねとテレビを見ながらメイド長は立ちあがりワインを飲みながらホテルから見える景色を見ていた。

 

「ノイズはいなくなり、装者としての出番はなくなりましたからね。そういえば二課は国家直属の組織に変わるとか言っておりましたね。確か、SONGでしたっけ?いずれにしてもこれで世界へと進出をすることが可能になったというわけですね。」

 

メイド長はそういい、装者達のこれからの活躍を思いながら、ワインを飲み眠ることにした。

なにせ次の日も早いので寝るのが一番だと思い次に着るメイド服の準備をして眠りについた。

 

「スリープモード起動、次に起きる時間・・・・・・6時( ˘ω˘)スヤァ」

 

スリープモードを起動させて、メイド長は眠りについた。

 

一方で場所が変わり金髪の少女は目を覚ました。

 

「おはようございますマスター。」

 

「ファラ、アルカ・ノイズの生成は?」

 

「はい、もう少しで完成をいたします。」

 

「そうか、レイア達の軌道の準備はしておけ?」

 

「承知しております。」

 

密かに組織が動きだそうとしていることを誰も知らない。




次回 メイド長は旅を続けて、数か月が経ち、彼女はロンドンに立っていた。彼女はツヴァイウイングとマリアがロンドンでライブをすることを調べており、彼女は街を歩いてると車がすごいスピードで走っていくのを見て彼女は追いかける。

次回「ロンドンに」


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ロンドンに

メイド長side

 

拝啓、夏の暑さが激しい季節となりました。皆さまお元気でお過ごしでしょうが?私メイド長は元気に世界を旅をしております。

現在、私はロンドンの方へと来ております。夜のロンドンの街を歩きながら探索をしていますとものすごいスピードで走っていく車が見えました。

 

「ふむ、何かありそうな車でしたが、追いかけてみましょう。」

 

どうやらてか違反をしていませんか?とりあえず追いかけていくと車の上部分が切断されてあぶな!!こちらの方へと飛んできたので回避をすると翼さま達がノイズみたいなのと交戦をしているじゃないですか!仕方がありません!このメイド長お助けしましょう!!

 

メイド長side終了

 

突然として現れた謎の敵、オートスコアラーと呼ばれるものにマリアが襲われた、そこに翼が駆けつけて彼女と交戦、さらに奏、セレナも合流をして車で逃げるが、先回りをしたオートスコアラーに車が破壊されてマリアもガングニールを纏い交戦をする。

 

「なんだこいつらは!?」

 

「どうしてノイズが、ノイズは消滅をしたはずなのに!!」

 

「それはノイズではない。・・・・・・ん?」

 

上空から謎のノイズに対して弾丸が命中をして倒されて行く、一体誰が攻撃をしたのだろうと見ていると空中で回転をしながら両手にツインガトリング砲を装備をしたメイド服を着た人物が現れた。

そう我らのメイド長である。彼女は両手に装備をしたガトリング砲が回転をして謎のノイズに発砲をして次々に撃ち抜いていく。

 

「メイド長さん!?」

 

「お久しぶりですね皆さま、まさかロンドンで観光をしている時に、謎のノイズが現れて皆さまが交戦をしているので何事かと思いましたが、なるほどあなたは私とは違う人形ですね。」

 

「まさかここでMBAシリーズのしかも初代様に会えるとは思ってもおりませんでした。ですが・・・・・・私の一つの目的は達成をしました。」

 

「なんですって?」

 

「な!!」

 

声がしたので振り返ると翼のギアが解除されて行くのを見た、だが翼も分解される前に目の前の武士のような謎のノイズを切り裂いて撃破したが、ギアが解除されて全裸になって倒れてしまう。

 

(ギアが破壊されたのですか?確かシンフォギアシステムはノイズの攻撃は無力化をすることができる。だがそれができなかった。なら今回戦っているノイズは別の何かってことですね。)

 

「メイド長さん!!」

 

セレナの声が聞こえて、メイド長は片足を剣のようにしてこちらの方へと来た謎のノイズに対して蹴りを入れて切り裂いた。

 

相手は目的を達したのか、撤退をしていきメイド長は翼達の方へと歩く。

 

「皆さまお久しぶりですね。」

 

「あぁ、メイド長さんも元気そうで何よりです。」

 

「ですが、どうやら私の旅は今回は終わりみたいですね。日本へ戻るなら私もご一緒に行きましょう。また・・・・・・戦いが始まろうとしているのですね。」

 

こうしてメイド長の旅は終わり、彼女たちと共に日本へと帰国をするのであった。




次回 マリア達と共に日本へと帰国をしたメイド長、どうやら日本でもオートスコアラーが現れて、クリスのギアが破壊されてしまった。

次回「それぞれでの戦い」


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それぞれの戦い

メイド長side

 

突然として現れたオートスコアラー・・・・・・そして現れた謎のノイズを従い翼様のギアが破壊されて、私は今回の旅を終わらせて日本へと帰還をするために彼女たちと共に帰国をすることとなり現在飛行機に搭乗をして日本へと向かっています。

まさか、オートスコアラーを起動させる人物が折られるとは思ってもおりませんでした。

やがて飛行機は日本へと到着をして、私は数か月ぶりの日本に帰国となりました。

 

「翼さーん!マリアさーん!うぇ!?メイド長さん!?」

 

響様たちがこちらの方へとやってきました。そういえば、私も共に帰るってのは言っておりませんでしたね。すっかり連絡をするのを忘れておりました。

 

「お久しぶりですね皆さま、今日よりメイド長は復帰いたします。」

 

「本当ですか!!」

 

「はい、実は私はその現場にいましたから。」

 

私は、ロンドンであったことを全て話をして彼女たちと共に潜水艦の方へと移動をする。

やがて潜水艦へ到着をしてほかの皆の姿が見えないのでシュミレーション室の方へと移動をすると全員が訓練をしているのを見て私はあるいたずらを思いつきました。さーて色々と準備をするとしましょうか?

 

メイド長side終了

 

潜水艦のシュミレーション室では、アメリアとカリナの二人が戦っているのをユリ達は見ていた。

 

「流石お姉さまたちですね?」

 

「そうっすね!」

 

「・・・・・・ん?」

 

「どうしましたシズ?」

 

「わからない、けれどなんだろう?」

 

ユミ、ホムラ、アスカの三人もその方角を見ているとアメリア達が突然として吹き飛ばされたのでメイとドーも何事かと見ていた。

そこには黒い服を着て仮面を付けた女性が立っていた。

 

「何者だ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「いつのまにこの潜水艦に侵入をした!!」

 

アキヒサ達も突然として現れた人物が目の前に現れてチサトとタキナを蹴り飛ばした。

 

「「が!!」」

 

「チサト!?タキナ!?」

 

カリナとアメリアは立ちあがり、謎の人物に攻撃をするために突撃をする。

 

「「はあああああああああああ!!」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

すると相手は素早く消えたのを見て、アメリアとカリナは加速装置を使用をすると二人も同じように消えたので、アキヒサは加速装置を使って戦っていると判断をして全員が攻撃をしようとしても速すぎて見えないのだ。

 

「なんという速さだ・・・・・・」

 

「あれ?でもどうして相手が加速装置を持っているのでしょうか?」

 

アスカが言った言葉に全員が見るとアメリアとカリナが倒されていたのを見て黒い人物はため息をついた。

 

「全く、私がいない間に弱くなりましたか?アメリア、カリナ・・・・・・」

 

「「うう・・・・・・面目ありません。」」

 

ため息をつきながら黒い服を着た人物は右手を掲げると彼女の服が破れていき、そのままメイド服へと変わり着地をする。

そう我らのメイド長が二課改めてSONGへ帰還をした意味でもあった。

 

「「「「お姉さま!!」」」」

 

「はーい、皆お久しぶりですね。ママですよーーーー」

 

「「「「え?」」」」

 

全員がメイド長が言った言葉に驚いて、一度止まってしまう。彼女自身もなぜこの言葉が出てきたのだろうか?と思いながら、ごほんと改めて言葉を選択をした。

 

「おうおうおう!てめぇら!しゃっきとしやがれ!!おいそこの二人!!」

 

「「は、はい!!」」

 

「あたしの蹴りを受けてKOをしたな?アキヒサに鍛えられているのにどうした!!」

 

「「ごめんなさい!!」」

 

「そしてアキヒサ!」

 

「は、はい!!」

 

「・・・・・・・・・何もないわ。」

 

「ずこ!!」

 

何もないのでずっこけてしまうアキヒサ、メイド長も久しぶりにメンバーに会えたので何とも言えない感情になっている状態だ。だからこそ今回の襲撃をすることを決意をして自分がいない間に鍛えたのかをチェックをするために戦った。

 

「まぁ、私が帰ってきたのでこれからはバシバシと鍛えてあげますからね?(^-^)」

 

メイド長の笑顔を見て、全員が震えてしまう。メイド長が直々に鍛えることとなり全員が震えてしまうのであった。




次回 メイド長直々に鍛えてもらったのはいいが、ほかのメンバー達は地面に倒れたまま動けなくなってしまう。
彼女自身も久しぶりに鍛えることとなりやり過ぎたな・・・・・・と思い組んでいると響達が襲われているのを聞いてメイド長は新しい力を使用をすることにした。

次回「合体!」



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合体!

「やり過ぎました。」

 

SONG潜水艦シュミレーション室、彼女の周りに倒れ射ているのはアメリアを始めとした妹たちである。

その中にはアキヒサ達も含まれており、彼らは仲よく地面に倒れているのにはメイド長が久しぶりに鍛えてあげるといい挑んだ結果全員が地面に倒れることになってしまった。

これでもし出撃命令が出たらと考えていると警報がなったのでちらっと全員の方を見るが倒れているので、メイド長は自ら出撃をすることにした。

 

一方で襲われているのは響達だ、響はガングニールを纏おうとしたが・・・・・・聖詠が聞こえてこずガングニールを纏うことができない。

 

「纏えない!?」

 

「あらら?どうやらゲームオーバーですわ!」

 

オートスコアラーの一人、ガリィはアルカ・ノイズ達に指示を出して響達を襲わせる。だがそこにビームやミサイルが発射されてアルカ・ノイズ達が次々に撃破されて行く。

 

「一体何が!?」

 

タンク、ツインドリルがついた機体、ジェット機が響達の周りを飛んでおりアルカ・ノイズに右手を変形させた剣で切り裂いて着地をする人物が現れる。

そう我らのメイド長である。

 

「あらあら、まさかあなたが登場をするとは・・・・・・」

 

「オートスコアラーの一人ね。響様たち、ここは私にお任せを!さぁ我がマシンたち!メイドタンク!メイドドリラー!メイドジェット!合体です!!」

 

タンク達はメイド長の声を聞いて合体態勢をとる。

 

「させると思っているのかああああああああああああああ!!」

 

「ドリラー!ジェット!」

 

メイド長の声でドリラー。ジェットはミサイルやビームを放ちガリィ達を行かせないように攻撃をする。

 

「ぐ!!」

 

「とう!!」

 

メイド長は飛びあがりタンクの上に着地をすると下半身を纏うようにタンクが合体をする。次にドリラーが両肩部、腕部に装着されてジェットが上半身を纏うように合体をした。

 

「合体!サンダーメイド長!!」

 

「な!?お前らやれ!!」

 

ガリィは合体をしたメイド長に驚いてしまい、アルカ・ノイズ達に指示を出してサンダーメイド長を倒せと命じる。

サンダーメイド長はアルカ・ノイズに対してパンチと蹴りを一発ずつ当てた後立っているとアルカ・ノイズ達は勝手に消滅をした。

 

「何!?」

 

「数が多いですね・・・・・・ツインドリルブレイク!!」

 

肩部のドリルが回転をして射出されてアルカ・ノイズ達を次々に貫通をしてから元の肩部に戻りガリィは氷柱の雨をサンダーメイド長に放った。

だがサンダーメイド長はそんなもの効かないぜと言うばかりに歩いて攻撃を受けながら前へと歩いていた。

 

「な!?」

 

「サンダー・・・・・・メイド長!ビ――――ム!!」

 

「ぐうううううううううううううう!!がはあああああああああああああああ!!」

 

サンダーメイド長ビームを受けてガリィのバリアを破壊して吹き飛ばした。彼女は各部分から火花を出しており、石を割り撤退をする。

サンダーメイド長からマシンたちが分離をして元のメイド長へと戻る。

 

「大丈夫ですか皆さま?」

 

「は、はいメイド長さんあの姿は?」

 

「未来さま、あれはもしものために開発をしていた私の新しい姿でございます。」

 

「「「「なるほどーーーーー」」」」

 

四人は納得をしている中、響は暗い顔をしていた。自分がガングニールを纏えなかったので未来達を危険な目に合わせてしまったからだ。

メイド長も何か言いたいのだが、何も言葉が出てこない。

 

「響様・・・・・・」

 

「め、メイド長さん・・・・・・わ、私」

 

「・・・・・・力から背けるな!!お前のその力は何のために使う!立花 響!その手は相手をただ殴るじゃない!相手をつかむための力じゃなかったのか!!」

 

「「「「「!?」」」」」

 

突然としてメイド長の言葉が荒くなったので五人は驚いているし、SONG潜水艦にいたメンバーも驚いている。

 

「め、メイド長さん!?」

 

「お前が誰かに何かを言われたのかはあたしは知らねぇ!だがな!お前の力は天羽 奏、そしてマリア・カデンツヴァナ・イヴと同じガングニール!お前の拳は破壊するためじゃないだろ!!人を!友を!仲間をつかむ手だろ!!それを忘れるんじゃねぇ!!いいな!!返事は!!」

 

「「「「「はいいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」」

 

五人が返事をしたのを確認をして、メイド長は元の雰囲気戻って笑顔でお先に失礼しますといいその場を後にした。

 

「私の拳は・・・・・・破壊をするための拳じゃない・・・・・・か。」

 

響は拳を握りしめてから再び力を込める。メイド長の言われた言葉が心にずしっと突き刺さりそれから胸の方へと手を置くのであった。




次回 サンダーメイド長でガリィを退かせたメイド長、だが響のガングニールは新たな敵ミカによって破壊されてしまう。
さらに発電所で改良作業を行うことになったが、そこにミカが再び現れてメイド長は出動をする!

だが彼女が到着をする前に二人の人物が戦っていた!

次回「小さい私達が!やるデース!」


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小さい私達が!やるデース!

メイド長side

 

サンダーメイド長へと合体をして、なんとか敵を撤退をさせることに成功をさせました。

ですが、その次の戦いで響さまのガングニールを破壊されてしまい・・・・・・修復作業を行うとともに強化作業も行うようです。

ですが、この潜水艦では電力などが足りないため、我々は大きな発電所がある場所へと向かいそこで停泊をしてガングニール、アメノハバキリ、イチイバルの強化作業をするみたいです。

 

「お姉さま、ご報告が・・・・・・」

 

「どうしましたアメリア?」

 

「実は・・・・・・かくかくしかじか」

 

「ふむふむ、ほかの姉妹達に警戒をお願いをして正解でしたね。」

 

そう私はもしものためにホムラ達にオートスコアラーが現れるであろう場所へ拡散をして発電を守る指示を出しておりましたがビンゴでしたね。

 

「アメリア、私はこれよりここを守るために出ます。あなたは姉妹達の援護へ行きなさい。」

 

「承知しました。お姉さま。」

 

アメリアが出ていった後、警報なりアルカ・ノイズが現れたのを聞き出撃をしようとした時、すでに現場についている人物たちがおりました。

 

「切歌様、調様?あの二人・・・・・・まだLINKERが・・・・・・少し急ぎましょうか?」

 

お二人とも無茶だけはしないでくださいね。

 

メイド長side終了

 

一方で現場に到着をした調、切歌の二人はシュルシャガナ、イガリマを纏いアルカ・ノイズを倒していく、オートスコアラーの一人ミカはひひと笑いながら、アルカ・ノイズ達に攻撃をするように指示を出して、二人はコンビネーションでアルカ・ノイズ達を攻撃をしていく。

 

「ほほーうなかなかやるゾ!なら次はあたしが「あなたの相手は私ですよ?」ゾ!?」

 

手が飛んできてミカは回避をして飛んできた方角を見ると、メイド長の両手が戻り彼女は飛びあがり着地をする。

加速装置を使い潜水艦から飛びだして、現場に到着をして構える。

 

「「メイド長さん!?」」

 

「二人とも、今は戦いに集中を!」

 

「ほーう、お前を待っていたのだゾ!」

 

「あまり、私は嬉しくありませんけどね。」

 

ミカは接近をしてカーボンロッドを射出をしてきた。メイド長はそれを手を変形させた剣ではじかせると左手を変形させて銃へと変えたのを発砲をして攻撃をする。

 

ミカは笑いながら回避をしていき、メイド長へとカーボンロッドを次々に射出させていく。

 

「く!」

 

「いいのかゾ?ミカばかり相手をしてて!!」

 

「「きゃああああああああああああ!!」」

 

「!!」

 

声をした方を見ると、アルカ・ノイズの攻撃でギアが破壊された切歌と調の二人がいた。メイド長は彼女たちを救うために加速装置を使おうとしたがミカはその先にカーボンロッドを放ち足部に命中させる。

 

「が!!」

 

彼女の足に命中をしてしまい、立ちあがろうとしたが・・・・・・カーボンロッドの当たった場所が悪く、動くことができない。

 

二人にアルカ・ノイズが迫ろうとしていた。そこにミサイルや斬撃が放たれて命中をする。

一体何がと見ていると改良型ギアとなり宣戦復帰をした翼とクリスの二人だ。

 

「メイド長さん!」

 

「大丈夫ですか!」

 

「脚部を破損をしてしまい、立ちあがるのが難しい状況ですね。」

 

彼女はやられた脚部を自己再生をしているが、ダメージが大きいのかすぐに回復をすることができない状況だ。

アルカ・ノイズ達はクリス達によって倒されて行くが、ミカは攻撃をするがクリスがミサイルで相殺をして翼が飛びあがり斬撃刃を放つが、そこにキャロルが現れる。

 

「たすかったゾ!」

 

「気にするな、なるほどメイド長にパワーアップをしたかシンフォギア・・・・・・」

 

メイド長は脚部を急いで自己再生をして立ちあがり、構えている。すると二体の敵が現れてメイド長へ切りかかる。

 

「危ないですね。」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

二体は突然として現れて、メイド長へ構えている。しかも完全なロボットとして武器を構えているのでメイド長はこれは簡単にはいかないなと構え直す。




次回「完全なロボット」


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完全なロボット

メイド長side

 

翼様、クリス様のギアの改良工事が終わり、助けに来たのはいいのですが相手の方も首領が現れたので、私は援護をしようと向かおうとした時に目の前に二体のロボットが現れてこちらに銃口を向けておりますね。

しかもこの感じ・・・・・・完璧なロボットですね。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

相手は無言でこちらに右手の銃を発砲をしてきたので、交わした後に右手を変形させて切りかかりにいきます。

だが相手もこちらの手を読んでいるのか、攻撃をふさいでしまっている。後ろの方からも攻撃をしてこようとしているので目からビームを放ち吹き飛ばします。

 

「やはり、装甲なども強化されているようですね。ぐううううううううううう!!」

 

前方の攻撃を受けて吹き飛ばされますが、すぐに反転をして構え直します。これは少し時間がかかりそうですね。

 

メイド長side終了

 

メイド長は相手のロボット二体の攻撃に苦戦をしていた。相手は完全なロボット・・・・・・に対してこちらは人間の部分をかぶっている戦闘機人、長期戦に持ちこんでしまったらメイド長の方が不利、彼女は加速装置を使用をして相手を翻弄をしようとしたが・・・・・・

 

「相手も加速装置を持っているのですか。」

 

相手も加速装置を使いメイド長を追いかけてきたからだ。彼女は銃を生成をして発砲をするが、相手は放った攻撃を相殺をしてきたので、メイド長は舌打ちをしてメイドキングジェットを呼びだして攻撃させる。

二体は攻撃を交わして、メイドキングジェットはメイド長の全身に合体をしていき構える。

 

「合体龍帝!キングメイド長!!」

 

合体をしたメイド長は両手の砲塔からビームを放ち二体を吹き飛ばす。一体はすぐに立ちあがりキングメイド長に攻撃をしてきた。

 

「甘い!!」

 

メイド長は右手にエネルギーを込めたアッパーで一体を吹き飛ばすと爆散をする。もう一体はメイド長に対して光弾を放ってきた。胸部の四問のレーザーバルカンを放ちダメージを与えるとエネルギーを集中させる。

 

「キングメイド長ビィィィィィム!!」

 

放たれたキングメイド長ビームが相手のロボットに命中をして爆散する。メイド長は翼達の方を見ると二人が黒いアーマーを纏おうとしていたが、苦しんでいるのを見てもしかしてイグナイトモジュールを起動させようとしているのか?と思いながら、近づいていく。

 

「あのロボットを倒すとはな・・・・・・流石メイド長って奴だ。」

 

「あなたがキャロルって人ですね?今度は私が相手をしましょう!!」

 

キングメイド長は構えているが、キャロルは彼女の相手をするのは不利だと判断をして撤退をしていく。

彼女はアーマーを解除をして、翼とクリスに声をかける。

 

「二人とも大丈夫ですか?」

 

「す・・・すまない。」

 

「・・・・・・くそったれ・・・・・・情けないぜ。」

 

「いえ、お二人が来てくださらなかったら。私達はやられていましたからね。ほかの子達は別の発電所を守るために全員出してしまったのですからね。だから助かりましたよ。」

 

メイド長は消えたキャロルのことを思いながらも、再び自分たちの前に現れるのだろうと判断をする。

だが問題は、イグナイトモジュールが使えなければ戦うことが不利・・・・・・だけどなぜあのような状態になってしまったのだろうか?と考える。




次回 イグナイトモジュール抜剣をしたが、二人はギアが解除されてしまう。なぜ使えないのか?メイド長は改めてイグナイトモジュールを調べることにした。

次回「イグナイトモジュール」


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イグナイトモジュール

メイド長

 

翼様、クリス様のイグナイトモジュールは失敗に終わりました。魔剣ダインスレイフの力でギアは確かに復活をしました。

ですが、どうやらイグナイトモジュールにはダインスレイフの能力「誰もが心の奥に眠らせる闇を増幅し、人為的に暴走状態を引き起こす」能力を持っていることが判明、それにより翼様たちはイグナイトを使うことができなかったみたいですね。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

いずれにしても、彼女達に対抗をするためにはイグナイトモジュールで戦わないといけないのは事実、私が交戦をしてもよろしいのですが・・・・・・どうも、キャロル殿と戦う気分がすぐれないというか・・・・・・なんといいましょうか?

 

「・・・・・・・・・いずれにしても、アルカ・ノイズに対して交戦をすることは・・・・・・もう出てきたみたいですね?」

 

警報が鳴り、私はキャロル殿が再び現れたと聞いてほかのメンバー達よりも先に出撃をします。

暴れているアルカ・ノイズに対して、私は飛びあがり必殺のメイドキックを放ち撃破します。

 

「やはり貴様が来るか・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

キャロル殿が現れて、ダウルダブラを纏ったのを見て私は構え直す。さて皆さんが来るまで頑張りますかな?

 

メイド長side終了

 

ダウルダブラを纏ったキャロルは、弦を使いメイド長に攻撃をしてきた。彼女は交わして右手を剣に変化させて突撃をして切りかかる。

彼女は弦を変化させたドリル状態にしてメイド長が振るう剣を受け止める。

 

「まぁ厄介な力ですね?」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

「おっと、ならこれならどうですか!!」

 

後ろの方へと下がり赤い魔法陣から強烈な炎が放たれる。だがキャロルはそれさえも弦を使いふさいだ。

メイド長もふさがれるとは思ってもいなかったので驚いている。

 

(流石、オートスコアラー及びアルカ・ノイズを使うボスだけはありますね。どうしたらよろしいのでしょうかね?)

 

彼女は考えていると、響、翼、クリスがギアを纏い着地をする。

 

「皆さま。」

 

「後は私達にお任せを!」

 

「あぁ!」

 

「任せてくれ!」

 

「わかりました。」

 

メイド長は彼女達の後ろの方へと下がり、響達はギアを構える。

 

「「「イグナイトモジュール抜剣!!」」」

 

三人のギアが発動をして、闇の心が増大をして苦しんでいる。メイド長は止めようと考えたが・・・・・・彼女達が必死に戦っている姿を見て止めないことにした。

 

そして彼女達のギアが変化をしていき、黒い姿へと変化させていくのを見て彼女達は自分の闇の心を使いこなしたと判断をした。

 

「お見事です。」

 

キャロルは弦を使い彼女達に攻撃をするが、翼が剣で弦を切断させるとクリスがガトリング砲を構えて攻撃をする。

そこに響が突撃をしてキャロルに対して拳を叩きつけて吹き飛ばした。

 

「ぐうううううううううううう!」

 

三人は連続した攻撃でキャロルを追い込んでいき、響はエネルギーを込めたパンチがキャロルを吹き飛ばして地面に激突させる。

 

「これが・・・イグナイトの力ってことか・・・・・・」

 

「キャロルちゃん、もうやめよ!私達は手をつなぐことだってできるのだから!!」

 

「ふ・・・・・・」

 

だがキャロルは、響の手をはじいて消滅をした。だがメイド長だけは彼女が消滅をしたとは思えなかった。

妙な感じがして嫌な予感がしていた。

 

(あのキャロルの消え方、まるで何かを計画が進もうとしているのかしら?それとも・・・・・・私の気のせいだと思いたいですが・・・・・・)

 

「メイド長さん、どうしたんだ?」

 

「・・・・・・いえ、少し考え事をしていたのです。」

 

「考え事・・・・・・ですか?」

 

「えぇ、私の予感が当たらないことを祈りたいです。」

 

メイド長は、そう思いながら帰投をする。




次回 風鳴家のプライベートビーチへとやってきた装者達、メイド長も水着に着替えて全員が絶賛をする。

次回「メイド長水着になる。」



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メイド長水着になる

キャロルとの戦いの後、SONGメンバーは風鳴家所有をするビーチに遊びに来ていた。これは響主催の戦闘訓練ってことでメイド長達も共に来ている。

 

「・・・・・・本当にこれでよろしいのでしょうか?」

 

「綺麗ですよお姉さま。」

 

メイド長はメイド服ではなく、ほかのメンバーと同じく水着を着用をしており彼女は普段着用をしないので着替えに苦戦をしてしまい、ほかのメンバー達に手伝ってもらったのである。

 

「お!メイド長さん、相変わらずでかいな・・・・・・」

 

奏はじーっとメイド長の豊満な胸を見て、翼、未来、調などは落ち込んでしまいメイド長自身は首をかしげてしまう。

 

「あの奏様、なぜ翼様、調様、未来様は落ち込んでおりますのでしょうか?」

 

「あー気にするな。」

 

「そうですか・・・・・・では・・・・・・何をしましょうか?」

 

メイド長はじーっと海を見ながら飛びこむことにした。そしてクロールをして泳いでいるのを見てほかのメンバー達も同じように海へと駆け出す。

 

「脚部変形!」

 

メイド長の足が変形をしてスクリューへと変わり起動をして移動をしていく。辺りをレーダーを起動させて彼女は海の中を見て魚などが泳いでるのを見る。

 

(なんと綺麗な・・・・・・これが海の中、よし!)

 

彼女は脚部を変形させて元の足に戻すとそのまま海の中へと潜り、魚などが泳いでいるのを録画をしていた。

彼女は海の中に入る際にフィールドを張っているので錆びることなどない。そのため普通に海を泳ぐことが可能なのだ。

 

それから彼女は海の中を満喫をしたので、沖の方へと向かって海の中を泳ぐことにした。動きなどは遅くなってしまっているが彼女は沖の方へと向かう。

 

「あれ?メイド長さんは?」

 

響がメイド長の姿が見えないのでほかのメンバーもメイド長がいないのに気づいた。海の方を見るとこちらの方へと向かってくる何かが来ているのに気づいた。

 

「まさかオートスコアラー!?」

 

「私です。」

 

海から現れたのはメイド長だった。彼女は脚部をスクリューに変形させて海を泳ぎきったのであった。

 

「「「「「あんたかい!!」」」」」

 

「いやー海の中すごいですねーーーよいしょっと」

 

ぷるんと胸が揺れたのを見て翼、未来、調は血の涙を流す。

 

「し、調・・・・・・」

 

「み、未来・・・・・・」

 

「あははは・・・・・・」

 

「?」

 

それからメイド長は買い物をするためコンビニの方へと向かうため、歩いているとアルカ・ノイズ達が現れた。

 

「これは?」

 

「あららら、まさかメイドの方がやってくるとはね。」

 

「確かオートスコアラーの・・・・・・ガリレオでしたっけ?」

 

「ガリィよ!あんたはあたしをイライラさせるわね!おらあああああああああああ!!」

 

右手に氷の刃を生成をしてガリィは切りかかる。彼女はその攻撃に対して右手を変形させた剣に刀身を炎を纏わせたフレイムセイバーで攻撃をする。

 

「ちぃ!炎だと!」

 

「炎だけじゃありませんよ?うなれライトニング!」

 

電撃魔法が発動をしてガリィはダメージを受けてしまう。そこにアルカ・ノイズが襲い掛かってきたが彼女は飛びあがりメイドスラッガーを生成をして投げつけてアルカ・ノイズを切り裂いていく。

着地をして水着だと紐がちぎれないか不安になりながらも構える。

 

「てめぇ!ユルサネェ!!」

 

ガリィは氷柱を生成をしてメイド長へと向かって放ってきたが、彼女は左手を変形させて鉄球へと変形させて振り回して氷柱をガードをした後にガリィに向かって投げつける。

 

「ごはああああああああああああああ!!」

 

ガリィのバリアーシステムを突破をして鉄球が命中をして吹き飛ばされるガリィ、彼女は大ダメージを追いメイド長は止めを刺すため構える。

 

「これで終わらせましょうメイド・・・・・・く!!」

 

メイドビームを放とうとしたが、戦闘ロボットたちが現れてメイド長へ攻撃を仕掛けてきた。

 

彼女は右足部を変形させてホイールのようなものが装備されて回転をして蹴りを入れて切断させて撃破したが、その爆発の隙をつかれてガリィに逃げられてしまう。

 

「逃げられてしまいましたか・・・・・・」

 

「お姉さま!」

 

「アハメス、遅かったですね?」

 

「申し訳ってその前にお姉さまが連絡をしてくだされば駆けつけたのですよ?」

 

「・・・・・・それは私が悪いですね。」

 

メイド長は今回は自分が悪いのでこれ以上は言わないことにした。いずれにしてもあの戦闘ロボットはどこから現れるのだろうか?もう一つの疑問を感じながらアハメスと共に戻ることにした。

 

「そういえばお姉さま、飲み物などは?」

 

「あ・・・・・・」

 

戦ったのですっかり忘れてしまったメイド長であった。




次回 それから数日後、マリアとセレナ、奏と共に行動をしたメイド長そこに修理が完了をしたガリィが戦闘ロボットと共に現れた。
マリア達はガリィは自分たちがやるというのを感じて戦闘ロボットを自分が引きうけることにした。

次回「マリア達の決意!」


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マリア達の決意!

メイド長side

 

どうもお久しぶりです。そうです私ですメイド長です。休日をしていた私に襲い掛かってきたガリレオと呼ばれるオートスコアラーをまぁ殴り蹴り飛ばして撤退をさせたのですが、イグナイトモジュールを使うことがなかなか難しいみたいですね。

 

さて現在、私はマリア様、セレナ様、奏様と共にアルカ・ノイズ反応が出たってことで出動をしております。

今の私はメイファイガーとなり、お先に現場に到着をして必殺のドリルニ―をお見舞いさせて撃破していきます。

 

「やれやれ数が多いですね、って氷ですか当たらなければ意味がありません・・・・・・でしたっけ?」

 

「ちくしょうが!またてめぇかよ!!」

 

ガリレオさんが怒りながら現れましたね?さぁて、私が相手をってアルカ・ノイズ達が?見るとマリア様たちが前に立っているのを見て構えを解いてしまう。

 

「メイド長さん、こいつの相手はあたしたちに任せてもらえないか?」

 

「えぇそうね。」

 

「お願いします!!」

 

「わかりました。周りの雑魚は私が引きうけましょう。」

 

マリア様たちに、あの物を任せて私は周りの雑魚を片付けるとしましょう。

 

メイド長side

 

「「はあああああああああああああああ!!」」

 

奏とマリアはダブルガングニールの槍でガリィに向かって突き刺そうとする。彼女が防御壁で二人の槍をガードをする。

 

「だから、あんたたちははずれなのよ!!」

 

彼女の足元から氷が勢いよく現れて、二人は後ろの方へと下がる。セレナがその隙をついて後ろからアガートラームの剣を伸ばして突き刺そうとしたが、彼女は素早く動いて回避をする。

 

「おっともう一人いたの忘れていましたよ(笑)」

 

「く!!」

 

一方メイド長はアルカ・ノイズに対してメイドファントムを放ち次々にアルカ・ノイズ達を撃破していく。

そしてちらっと見ながら、ガリィに押されている三人を見ていた。

 

(流石オートスコアラーですね、マリアさま達三人相手でも圧倒をするとは・・・・・・ですが、マリア様たちだってただ負けてはいません。見せてください。私にあなた達の新の力を)

 

彼女は心の中で呟いて、マリアは奏、セレナを見る。

 

「ねぇ正直に言えば・・・・・・勝てそう?」

 

「いいや、勝てそうにないぜ?」

 

「私も同じですね。」

 

「ならどうするか決まったわね?」

 

「あぁ、けど翼達がこれを使って暴走をしたのを見ている。あたしたちに制御ができるのか?」

 

「でも、やらないと!あの人に勝てません」

 

「さーて作戦タイムは終わったのかしら?あんたたちを切り刻んでア・ゲ・ル!!」

 

ガリィは右手に氷の刃を纏わせて構えている、三人は決意を固めて胸部のギアペンダントを外して掲げる。

 

「「「イグナイトモジュール抜剣!!」」」

 

三人のが起動をしてイグナイトモジュールが発動をしようとしていた。メイド長は戦いながらも彼女達が苦しんでいるのを見る。

 

「ぐううううううう!!」

 

「うあああああああああ!!」

 

「があああああああああああああ!!」

 

三人が苦しんでいるのを見て、メイド長はアルカ・ノイズ達を蹴り飛ばした後声を荒げる。

 

「お前ら!一番上なんだろうが!!しっかりしやがれ!あたしがついているだろうが!!そして勝ちやがれ!!」

 

「へへ、荒げているなメイド長さん。」

 

「けれど、何でしょう・・・・・・心の中から強き思いを感じる!」

 

「えぇこれならいけるわ!!」

 

「「「はあああああああああああああ!!」」」

 

三人の黒いオーラが吹き飛ばされて、イグナイトモジュールが抜剣された。ガリィ自身はひひと笑いながら氷柱の雨が三人に向けて放たれるが、セレナが前に立ち、たくさんの剣を発生させて氷柱の雨をガードをする。

そこに奏とマリアが接近をしてダブルガングニールの槍を振るいガリィに素早い攻撃を放つ。

 

「く!あたしが押されているだと!?」

 

「メイド・・・・・・ビーム!!」

 

その隙をついてメイド長がメイドビームを放ちガリィを吹き飛ばすとマリアが構える。

 

「これで・・・・・・決める!!」

 

彼女は飛びあがりガングニールの槍が展開されてそのまま回転をして、ガリィは防御壁でガードをしようとしたが、槍が防御壁を貫通して彼女の胴体を貫いた。

 

「そ、そんなああああああああああ!あたしがああああああああああああああああああああ!!」

 

ガリィは爆散をして、メイド長もメイファイガーのアーマーを解除をする。

 

「それでは皆さまご一緒に。」

 

「「「「ごきげんよう」」」」

 

四人でメイド長の言葉を言い、アルカ・ノイズ達が消滅をしたのを見てガリィが出していたのだな?と、だが彼女は、まだ序章にすぎないのだろうか?と思いながら少し考え事をする。

 

「メイド長さん?」

 

「どうしたのかしら?」

 

「いいえ、今のところは問題ありません。」

 

「問題ない?」

 

「えぇ」

 

彼女はガリィが爆散をした場所を見ながら、何事もなければいいのだが?と思いながら帰還をする。




次回 それからファラ、ミカ、レイアをイグナイトモジュールで倒した装者達、一方メイド長は別行動をしていると、突然として現れた敵の襲撃を受けてしまう。

「見つけたぜ!!アルべリアス!!」

次回「再びの激闘!」

「またですか・・・・・・」


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