転生したら…ガンダムδΧ?いや待て、何故そうなr (月食 撮影に失敗した姿)
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ガンダムδΧに転生しました。

やっちゃった、テヘペロー
ん?カミーユ?知らない子ですね。


俺…新井翔太は今、とんでもなく嬉しい。何故かって?ガンダムδΧのプラモデルを手に入れたからさ!ああ、正式名称はMSN-001xガンダムδΧだよ。テストで出るからね。覚えておけよ!え?なんでガンダムδΧのプラモデルを手に入れた程度でそんなに嬉しくなっているのか?程度ってなんだよ程度って…だってガンダムδΧは可変機でプロトフィンファンネル搭載していて…え、もういい? いや、もっと聞いとけ後で損するぞ、ん?それよりも早く前見ろ?いや…

 

「がっ…!」

 

 弾幕耐性 獲得しました

 

 同時に 痛覚無効 獲得しました

 

あ?何だこれ身体が熱い?いや…寒い?何だこれ?(ゴロリ風)

 

 熱変動耐性 獲得しました。

 

ふーん、でもまだ熱いよ?熱いと言ったらビーム♫ビームと言ったらメガ粒子♫メガ粒子と言ったらミノフスキー粒子♫

 

 ユニークスキル ミノフスキー粒子 獲得しました

 

てか、こんな熱かったら死ぬくね?ああなるほど、死ぬのか。こんな情けねえ死に方するなんてさ。いやぁ〜我ながら驚くね!でもそれならガンダムδΧ作ってから死ねたら良かったな〜!クソが!(カミーユ風)

 

 ユニークスキル ガンダムδΧ 獲得しました。

 

は?ガンダムδΧを獲得したぁ?もう手に持って…そういや死んだら持っていけねえじゃん。

 

 ユニークスキル 次元収納 獲得しました

 

あ〜、何かめちゃくちゃ便利そ〜、あ、来世、ニュータイプになれるかな?

 

 種族名を検知 新人類(ニュータイプ) 確認、成功しました

 

てか、もし来世に持って行ったガンダムδΧが傷ついたら、嫌だな…∀みたいにナノマシンにできないかな?

 

 ユニークスキル 粒子回復 獲得しました

 

やったぜ、あと…たくさん武装を装備させたいなー

 

 ユニークスキル 武器生成 獲得しました

 

てか、この声何?まぁ…いいか、死に際にこんな楽しい思いをさせてくれるんだ。いい死神か何かだな、うん。…もう…つ…れた……

 

 

……………で、どうなってんだ?あの時俺は死んだ。だが、何故か俺は生きている。ここはどこだ?森?…てか木、ちっちゃくね?…湖がある。ちょっと行って見るか。

 

「歩ける…だが何か違和感を感じる?」

 

そうして、湖を見た俺は絶叫した。何故かって?そんなの決まってるじゃないか…俺が…俺がガンダムになってたからだよ!しかもガンダムδΧに!だが、これなら木がちっちゃいのにも説明がつく。

…待て、可変だよな、そうだよなそうじゃなきゃガンダムδΧじゃあない!試しにスラスターを吹かせてみる。吹かせた。感動した。だが同時にガンダムδΧになってしまったという確信も大きくなってしまった。そして空中で…こうか!…出来た!今まで何回も見てきた可変だ!まさか本当にできるなんて…シンミリ

とりあえずスラスターをふかし続ける。じゃなきゃ落ちちゃうからな。てかスピード調整ムズ…

 

しばらくすると森を抜けて大きな火山を通過した後、海に出た。何だか視界の左端に自動操縦モードとか書いてあるのでそれをオンにする。

そうして何故こんな事になったのか、俺は考え始めた。

なんでこうなった?俺は死んだはずだ。通り魔に…あれは、銃弾か?なんか死神さんは弾幕耐性とか言ってたから…てかそもそもなんでガンダムδΧになってる?もしかして…それも死神さんのせい…じゃあさっき死神さんが言った事は全て今使えるのか?…試したくないな、特に粒子回復、異常が起きたときにデビルガンダムみたいになりそうで怖い。…となると…もしかしてあれも使えるのか?禁断のあの…ってなんだよさっきからどんどんばんばんうるさいよ!

 

周りを見てみれば、うわぁ…思いっきり市街地入っちゃてるよ…しかもなんか中世の雰囲気がする…なんか市民が混乱してるし、俺、攻撃されてるし…まあ、自動操縦が全部避けてくれてるから、大丈夫なんだけどね。ん?なんか報告してるやつがいる。

 

「隊長!傷がつけられません!全ての攻撃を避けています!」

 

「何!なぜだ!」

 

「照準をつけた先から避けるんです!」

 

「バカモン!なら先読みして打てばいいだろう!」

 

「そんなことできるわけ無いでしょう!」

 

「ええい!これだから今の若いやつは…俺が手本を見せてやる!よく見てろ!」

 

「は、はい!」

 

そうして隊長らしき男が杖?を取り出し何か呪文を呟き始めた。終わった後変な魔法陣から魔法らしきものが俺に向かって来る。…確かにかなりの先読み能力だ、真っ直ぐ俺に飛んでくる。だが!

俺は自動操縦モードをオフにし、スロットル全開にする。だが、ここで問題が発生した。このまま回避しようとすると射線所に居る一般人が死んでしまうかもしれないのだ。そこで俺は急旋回、勢いと粒子回復の力でマニピュレータを瞬時に回復し、可変する。と、同時に盾を構え一般市民の皆を守った。これがグラハムスペシャルか…何だか一般市民の皆は俺がMS形態になったことに驚いてるな…それにしても盾を構えた時何だか魔法が霧散したような…気のせいか、じゃ、俺は帰るかな。

…てか、俺帰るところ無くね?…とりあえず、来た道戻るか…

 

こうして、何か知らんうちに…後で調べたのだが、神聖法皇国リベラタスと言うなんだかルミナス教の聖地を攻撃?してしまった事によって、俺はそのリベラタスに敵認定されてしまったのだった。

 

 

その夜、ある事がこの世界で起きた。思念波、と呼ばれるものが各国の重要人物に送られたのだ。内容は…

 

『「デルタ」の幻影は新たな意味と使命を持ってこの世界に現る』

 

と…この内容が今分かるのは多分世界に一人しかいないだろうが。

 




というわけで、今度は転スラにMSぶち込みました(しかもデルタカイとか言うヤバいMS)日曜更新になると思います。夜露死苦!


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ローリングバスターライフル!ふぅ〜!

う、腕が勝手に動いて…
ちなみに題名のrは誤字じゃないです。
そんじゃ、行ってみよう!


つー訳で俺の目が覚めた森まで帰ってきた。もう暗い、何処か安全なところは…ないよな、ん、洞窟?何かでかい扉で閉められてるけど、丁度いい、ここで休むか。

俺は洞窟の中に入っていった。何かデカい蜘蛛とかデカい蝙蝠とかデカい蛇とか…とにかくデカい奴らが俺を攻撃してくるが全部頭部バルカンで蹴散らして置いた。誰にも見つからないであろう場所に来て、休んでいる途中だった。がそこである声が聞こえた。例の死神さんだ。

 

 ガンダムδΧ 及びその他ユニークスキルの一部能力の使用準備が整った為権能が使用可能になりました ガンダムδΧ オペレーティングシステム n.i.t.r.o. 正常に稼働、私の役割は貴方の能力の管理及び、世界のデータベースへの検索、アドバイスなどです。よろしくお願いします。

 

えっ!えぇっ!…(思考停止中)えと、よろしくお願いします。あの…今のもう一回お願いします。

 

  了解しました。ガンダムδΧ オペレーティングシステム n.i.t.r.o. 正常に稼働、私の役割は貴方の能力の管理及び、世界のデータベースへの検索、アドバイスなどです。よろしくお願いします。

 

へ、へぇ~…こんな形でn-i-t-r-o-システムが来るなんて…驚きだな、もっと違う形で…ピンチの時に、俺に力を貸せぇっ!、って感じで来ると思っていたのに…何か…ショボン

 

 私はn-i-t-r-o-システムではありません。私はn-i-t-r-o-システムの管理OSです。

 

あっ…そうなのね、良かったぁ、って良くないな、お前が管理OSって事はお前が死んだらn-i-t-r-o-が暴走するかもしれないんだろう?

 

 シュミレーション結果 その通りです。

 

すぅ〜っ、はあ〜っ(クソデカため息くん)それは嫌だな、暴走&精神異常は想像したくもない。…そういえば、他に使えるようになった能力があるって言ってたけど、何が使えるようになったんだ?

 

 検索結果 武器生成=バスターライフル、粒子回復=身体生成、魔力感知、Iフィルード展開、プロトフィンファンネル、次元収納=収納、です。各種能力の効果を聞きますか?

 

いや、いい

 

応答 了解しました。

 

それにしても…バスターライフルか、試したいな、でもやり方わかんない、そうだ!お前なら出来るか?

 

 可能です。バスターライフル、生成しますか?

 

二つ生成してくれ!ふぅ〜!ローリングバスターライフル、できるかな?できるよな、よしここでやろう(我慢しきれていない大人の図)

 

 生成完了、装備しますか?

 

ああ、もちのろんだ。よ〜し、ローリングバスターライフル、するぞ〜!ふぅ。

俺はバスターライフルを持った手を横に水平に構え、バーニアとスラスターを吹かしながら高速で回転し始めた。そして、こう言い放ちバスターライフルの引き金を引いた。

 

「ローリングバスターライフル!」

 

ビームの塊が360度、全方位に打ち出される。それは周りの壁を全て貫いて外へと向かって行った。途中でここが洞窟だということに気づいて、すぐやめる。

やっべ、後15度回転したいたら死んでたかももしれねえ。

 

その頃洞窟の入口ではちょっとしたことが起きていた。

 

「あ、あ…」

 

「だ、大丈夫か!?」

 

「大丈夫です…けど…」

 

俺の名前はリムル・テンペスト、スライム…なのだが、今さっき、死にかけた。さっき居た場所に極太のビームが飛んできたのだ。俺は此処にいるのは本能的にヤバいと察知して、逃げた。さっきの3人はビビリ散らかして、パニックになっていたため見つからずに逃げることが出来た。もう此処には来ないことにしよう…

 

というわけで、今は名無しで、身動きが取れないガンダムδΧです。何故かって?いやぁ、そりゃローリングバスターライフル何か洞窟内で撃ったからだろ、瓦礫に囲まれてさ。んあ〜どうにかできないのかな〜

 

 提案 ユニークスキル粒子回復の身体生成使用を推奨します。

 

それってどういう能力なの?

 

 検索結果 ナノマシンを使い細胞構造を再現し、擬似的に他種族の身体を生成することができます。容姿や性別はランダムです。

 

それは今は何になれるんだ?

 

 検索結果 新人類(ニュータイプ)

 

…ニュータイプって種族だったんだ…とりあえず生成。

 

 了承 生成まで68時間

 

バスターライフルみたいにすぐ生成できないんだな…まぁ、そうだよな、仮にも人体を生成するわけだからな、それぐらい時間も掛かる。

その後、動けないためずっとボーっとしていたのだが、岩の隙間から光が降ってきて、空が見えたとき、翔びたいという衝動に俺は駆られた。だが、今は我慢の時間である。さっきは我慢せずにこんな目に合うことになったからな、今度は我慢するぞ。

そうして2回日が上り、沈んだ時、n.i.t.r.o.が口を開いた。

 

 報告 生成、完了しました。

 

それまで考えるのをやめた俺は直ぐに反応する事が出来なかったが、はっとなった俺は口を開いた。

 

「今すぐその体に魂を移し替える事って、できるか?」

 

 検索結果 精神体(スピリチュアルボディ)星幽体(アストラルボディ)を肉体に移し替える事は可能です。実行しますか?

 

イエスだ!

 

 了解しました 実行します

 

その瞬間、俺の視界が暗転する。と同時に俺は椅子のような物に座って居た。コックピットだ。それにしても何だか体が冷たい。あれ…これって…

 

「服着てねえじゃねえか!」

 

服を着てなかったのだ。これはヤバい。これじゃただの変態だ。しかし俺はそれよりも重要な事に気づいてしまった。

 

「なんか…声高くね?」

 

そして、俺はコックピットのコンソールパネルを覗いた瞬間、発狂した。そこには、緑色の目をした白色に蒼色の混ざった髪の美少女がいたのだ。そして俺はこう思った、そういや、性別と容姿はランダムだったな…と。

 

とりあえず服を生成してもらって(パイロットスーツ)それを着た俺はこれからの事を考えていた。

これからどうやって生きていこう?だって今俺、女だよ?まじでどうやって生きていけばいいんだよ!…とりあえず、この近くに人間の国があるから、そこに行こう!どうにかなるはずだ。…そうだよな、どうにかなるはずだよな…

という事でブルムンド王国に行くことになった。名前もここで決めた。俺の名前は今日から新井翔太改め…

 

デルタ・クリスタ

 

だ!




ふぅ、でけた。次回はあんまりδΧは登場しません。


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ブルムンド王国…期待してたのと違うな

あ、勝手に(ry
感想の方もよろしやす


というわけで、ブルムンド王国に行くことになった新井翔太改めデルタ・クリスタです。歩き(パイロットスーツ姿)で今ブルムンド王国に向かっています。まあ今は門の前なんですけどね、3人組の冒険者さん達と一緒にここまで来ました。で、引っ掛かりました。

 

「は?」ビーッ

 

「あ、もう一回、通ってくれませんか?」(変な服装の人だな)

 

「分かりました。…だからなんでなんだよ!」ビーッ

 

 検索結果 種族名新人類(ニュータイプ)の魔力と人間の魔力が異なるもののため

 

あ、n.i.t.r.o.さん、ありがとうございます。

 

「…すみません、これじゃ中に入れませんね」

 

俺はぎょっとして門番に問いかける。

 

「え?それじゃ、今日何処に泊まればいいんですか?」

 

「あ、いえ、国の中で精密検査するので…連行します」

 

「へ?」ガチャ

 

こうして、俺は連行され、まあ、あんまり正確には言えないのだが、精密検査をしてきた。え、正確に?いや、だからさ、さっきも言ったけど…え?なんで正確に言えないのかって?い、いや、だからそれはさ…ん?看守が来た。

 

「特に異常は無かった。出ていいぞ」

 

「あ、はい」

 

こうして俺は外に放り出されたのだった。

そして、例の3人組と出会う。

 

「あ、デルタちゃん!」

 

一人は、エレン。なんか姿に違和感を感じるやつ。

 

「あ、大丈夫だったんでやんすか?」

 

一人は、ギド。変な口調のやつ。

 

「あ、お前、大丈夫だったのか」

 

そして、多分この中で一番違和感を感じない、カバル。

 

「大丈夫だったよ。…?そっちの人は?」

 

見かけない人物が居た為、聞く。

 

「ん、ああ、シズさんだ。俺らこれからジュラの大森林にまた行くことになったんだよ。まあ、助っ人さ」

 

なるほど助っ人か、と思いつつシズさんと呼ばれる人間に声をかけた。

 

「デルタと言います、よろしくお願いします」

 

「…よろしく、デルタ」(デルタ…?聞いたことがあるような…)

 

シズさんと一通りの会話を終えた後、俺はカバルに連れてって貰えないか聞く。ガンダムδΧの回収のためだ。先程、この国での情報収集はn.i.t.r.o.さんがいつの間にかやっていたのでもう用がないのだ。

 

「ねえ、カバルそれ、私も連れて行かせてくれない?」

 

ちなみに口調は怪しまれると困るので変えてる。

 

「え?いや、危険だぞ、君みたいな人は行くべきじゃない」

 

すぐ止められる。だが俺は昨日考えた秘密兵器をこいつの前で使った。

 

「大丈夫だよ、ね?連れてって」ウワメヅカイ

 

「グッ、し、仕方ない、つ、連れてってやる」

 

ちょろい男(悪い笑み)あ、精神が身体に引っ張られている。…なんかエレンがこっちめちゃくちゃ見てくんな、何だあいつ。

 

まあ、そうして、ここで調べて分かった、ジュラの大森林、俺の生まれた場所に仮面をかぶった怪しい助っ人を入れて、またも戻ることになったのだった。

 

 

俺の名前はスライムのリムル!悪いスライムじゃないよ!さて今回、鍛冶師のカイジン達をこの村に技術者として迎い入れ、この村も大分発展した。ゴブリンたちの名付けも行って何日間かぶっ倒れてた(スリープモード)けどその間に村も大分発展したんだ。

 

「これだけ住むところがあるなら、しばらくは困らないだろう、ほんと、カイジンさまさまだな!」

 

そんなところに、俺の配下のリグルドが来る。

 

「リムル様!」

 

「どうしたんだリグルド?」

 

「侵入者です!」

 

まあ、また魔物だろ。そう、軽い考えでいたのだ。

 

「ん?また魔物か?」

 

「いえ、魔物ではありません」

 

「?」

 

「人間です」

 

「え?もう一回言って」

 

「人間です」

 

「えぇぇぇーー!!」

 

こうして、俺はこの世界初の人間に会うことになったのだった。

 

 

「もうーー!!死んだら恨むからーーー!!」

 

「ははは!!それは無理な話だな、」

 

はい、今現在、全力疾走してますデルタです。この状況下でも減らず口叩いて口喧嘩している二人は余程余裕があるんでしょう。まあ、それでも俺はこの状況を脱するための最善の策を実行するのですが。(RTA走者風)

 

「はいそこ、左曲がる!」

 

「え?」

 

カバルが素っ頓狂な声を出すが俺は左に曲がる。カバル達はポカーンとしていたがやがて事の重大さに気づき俺を追い始めた。

 

「ちょっとまて!そっちに逃げても…」

 

「右!左!右!右!はいそこ!曲がる!」

 

「ってこれ、封印の洞窟に向かっているんじゃ!?」

 

エレンが口を開く。感のいい子供は嫌いだよ。ガンダムδΧを遠隔操作できる範囲まで来た俺達、早速n.i.t.r.o.さんに頼む。

 

「n.i.t.r.o.!バスターライフルの照準こっちに合わせて!」

 

 承認 ターゲットロックオン 3 2 1 発射

 

「皆、伏せろ!」

 

俺が伏せる。わけがわからないまま、ガバル達も伏せる。瞬間、バスターライフルのビームが俺達の頭上を通り、モンスターに当たった。

 

「ゲシャアァァーー!!」

 

やったぜ。というところで何かが走ってきて、なんか俺等に声をかけてきたが、俺は命賭けて走ったあとなのである。そのまま寝てしまった。

 

 

次に起きたときは、ふかふかの布団の上だった。隣で肉が焼ける音がする。

 

「ちょっと、それ私が育てていたお肉なんですけど〜!」

 

仲良し三人組は未だに減らず口を叩いて、今回は焼肉の事で争っていた。俺に気づいたエレンが口を開く。

 

「あ!デルタちゃん!起きたんですね!…大丈夫ですか?」

 

「ああ大丈夫だ。問題ない」

 

明らかに問題がある時の言葉を使って、今自分が危険にさらされていない事を確認したのだった。

 




あ〜、誰かデルタちゃんの絵書いてくれないかな〜(絵がかけない人間の図)


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呪いの翼、δΧしかしそれは希望にもなり得る

腕が…腕が…止まんねえ…!!
つー訳で4話です。


あの後、まあ、今は焼肉を食べている。3人組がさっきのビーム…バスターライフルの攻撃に付いて質問をしてきた。

 

「そういえば…あの時のやつ、デル公がナイトロ!とか叫んだら来やしたよね」

 

「そういえばそうだな、なあ、あれ、お前のなのか?あっ!それ、俺の育ててた焼肉!」

 

「さっきのお返しですよーだ!」

 

俺はこの質問に対し正直に答えようか困っていた。話を聞けばさっきもあのビームに殺されかけたとか…絶対前に撃ったローリングバスターライフルだな。反省しよう。

 

俺は少し考えた後、嘘をつくことにした。正直何してくるかわからない。最悪実験所送りだ。

 

「ああ、ここ最近、封印の洞窟の近くでは定期的にあんなのが発生してるんだ。俺はその場所を予測しただけだよ」

 

「へぇ〜、そうなんだ。あれ?なんか今俺って言ったような?」

 

「き、気のせいだよ、私がそんな俺だなんて…は、はしたない」

 

「…そうだよね!」

 

あ、危ねえ、バレるところだった。今度からは慎重になろう。…あれ?シズさん、いないな。何処に行ったんだ?

 

「シズさんは?何処?」

 

「ああ、何処かに行ったみたいだな、まあ、強いから大丈夫だろう」

 

「そうか…」

 

焼肉を食べ終わった俺たちはリムルと呼ばれる…スライムと話していた。

 

「あー、あなたがスライムのリムルさん?」

 

「うん、そうだよ」

 

「洞窟に住んでいたの?」

 

「そうだけど…」

 

「…じゃあさ、洞窟の中でデカい金属の塊、見なかった?」

 

俺がδΧについての事を聞く。

 

「?いや、見てないけど、なんで?」

 

「いや、聞いてみただけ」

 

見ていないと言う。本当だろう、このスライムは何だか正直なところがある。信頼してもいい類のやつだ。

 

その後はシズさんとも喋った。いい人だった。でも何だか悲しい雰囲気の人だった。表面上はとても明るく振る舞っているがその内側が仮面から見え隠れしていた。まるで死に逝く人のような…言葉に表せない感情。

 

「あの…なんで貴女はここ(ジュラの大森林)に来たんですか?」

 

「私は…ごめん、喋れない」

 

「…そう、ですか…」

 

そして後日ブルムンドに帰ることになった馬鹿三人組は、村の出入り口の前で待っていた。ちなみに俺はこいつらとはここでお別れである。

 

「ったく、女は支度おせーよなー」

 

「私は早いですけど…あれ、シズさん?」

 

その時、シズさんに異変が起こる。仮面が割れ、中から炎が巻き起こったのだ。びっくりしてコケてしまった。…周りはコケてない、恥ずかしい///

 

「シズさん、シズさん!!」

 

「シズ?…シズエ・イザワ!?50年前のギルドの英雄!爆炎の支配者!クソ!辞めたんじゃなかったのか!?」

 

どうやらシズさんはギルドで50年前にギルドで英雄と呼ばれた人物であるらしい。すぐにn.i.t.r.o.の検索にかける。

 

 検索結果 個体名シズエ・イザワ中略、どうやら炎の上位精霊イフリートを制御するため仮面を被っていた模様、現在イフリートは解き放たれています。危険です。

 

要約すると、今、シズさんはヤバいと…どうする、俺にできる事は…

 

  提案 ガンダムδΧの使用を推奨します。

 

だけど、見られたら…

 

「おい!お前も逃げろ!」

 

リムルが声をかけてくる。そうだそうしようと思ったその時だった。カバルが剣を抜く。

 

「あの人がなんで殺意を剥き出しにしてんのか知らねえが」

 

ギドが短剣を構え、

 

「俺たちの仲間でやんすよ!」

 

エレンが杖を構えて、言った。

 

「ほっとけないわ!」

 

これを見て…俺はこいつ等と違って、弱いんじゃないのかと…そう思った。そうだ、弱い。じゃあ、弱いやつなりに何かできることは?秘密なんてどうでもいい。すぐ答えはでた。δΧを…ガンダムδΧ(呪いの翼)を使う。それが俺にできる、最善の事だった。すぐ行動に移す

n.i.t.r.o.…ガンダムδΧをこっちに呼び寄せることはできるか?

 

 シュミレーション結果 可能、実行しますか?

 

俺は迷いなくイエスと答える。すぐ結果はでた。

 

「ははっ!まさか、過去の英雄と戦う日が来ようとはね…何だ?あれ?」

 

「ん?うわっ!」

 

δΧは真っ直ぐ俺の方に来る。リムルは驚いてた。俺はδΧに飛び乗る。俺はシズさんに…話しかけた。

 

「シズさん!」

 

イフリートがこっちを見る。

 

「俺は…あんたのことなんて何も知らない!だけど、一つだけ言えることがある!」

 

俺はイフリートが召喚した飛竜をプロトフィンファンネルで落としながら叫んだ。

 

「一人で抱え込むなよ!それは他の人の迷惑になる!何時でも、悩みがあるなら言ってくれればいい!仲間だろ!」

 

世界の声がはっきりと聞こえた。

 

 ユニークスキル ガンダムδΧの能力を開放、n-i-t-r-o-システムの使用が可能になりました。

 

叫ぶ、本能に任せて、救いたいという純粋な思いの元で、白い悪魔と呼ばれる者たちに。

 

「ガンダム!俺に力を貸せぇっ!」

 

 

 

n-i-t-r-o-

 

 

 

呪いの翼は此処に現れた。

 

蒼色の炎がガンダムδΧの排熱口から吹き出す。感覚が研ぎ澄まされる。次に奴らがどういう動きをするのか、手に取るように分かる。プロトフィンファンネルを飛ばし周りの蝿を撃ち落とす。そのまま俺はイフリートに突き進んで行った。ビームサーベルを盾から取り出し、突き刺そうとするが、効かない。

 

「チィッ!」

 

 検索結果 イフリートには炎の耐性があります

 

そこに、氷の棒が来る、イフリートに突き刺さった。リムルだ。

 

「お前?何だそれ?スキル?まあいい。協力してくれないか?」

 

即答した。

 

「ああ!」

 

リムル・テンペストとガンダムδΧ、本来なら会うことも無い一匹と一体が此処に邂逅した。

 




色がつけられん。
イラスト、欲しいな〜(やはり絵が書けない人間の図)


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蒼色の炎

う…腕が…(痙攣している)

始めて一ヶ月も経たないんでわかんないですけど、これ、画像どうやって貼り付けたりするんだろ?


俺は今、リムルに伝えた作戦を実行している。俺は火器系統の武器しか扱えないため、イフリートに直接的なダメージを与えることが出来ない。後方で支援しか出来ないのだ、だが…

 

「リムル!来る!右に避けろ!」

 

「ああ!」

 

リムルが右に避ける。先程リムルがいた場所には火柱が立っていた。

このようにn-i-t-r-o-で強化された圧倒的ニュータイプ能力によってイフリートの思念を読み、リムルに有利に戦いが進むようにしている。

リムルが先程も使っていた氷の槍でイフリートに攻撃をする。やはりあれならイフリートを倒せる、と思ったが同時にある疑問も湧いた。イフリートの核にはシズさんが使われている。つまり、このままイフリートを倒せば、シズさんが死んでしまう可能性があるのだ。そこをどうするか…リムルがこちらを向く、同時にピキーンと来た。

これがニュータイプの能力だ。やたらガンダムのキャラがピキピキやってるのはこの能力のためである。

話しが脱線したがどうやらリムルも同じ事を考えていたらしい。

 

「どうすればいい?」

 

リムルは少し驚いている。その後持ち直して言った。

 

「俺をイフリートの所まで運んでくれ!」

 

「それくらいならお安い御用だ。ガンダムδΧを舐めんなよ!」

 

ウェイブライダーに変形しリムルに突っ込む。

 

「え?ちょ、m」

 

そのままイフリートにスイカバーした。

 

「食うんだろ!それで分離させるっていう、やっちまえ!」

 

「ぎゃあぁぁぁ!…捕食者!」

 

リムルが口を開きイフリートを覆う。そのままぐんぐんちっちゃくなり、イフリートはいなくなった。シズさんが隣にはいた。近寄りたかったが…俺はもう此処にはいることはできない、3人組にもこのガンダムδΧを見られてしまった。この世界では科学技術がそれほど発展していない。故に俺はこの世界ではオーバーテクノロジーの塊なのだ。姿を表し暴れてしまった以上、誰かが観測しているかもしれない。俺はこの人達のような優しい人に迷惑をかけたくない。

俺はふと、リベラタスに行くまでの途中に氷の大陸があったのを思い出した。俺はそこに行く事にしたのだった。

 

 

 

3人の人物が豪華な部屋で豪華な席に座り、話し合っている。

 

「それで、どうしたのだ?いきなり集めて」

 

一人は露出度が高い服を着た少女。デストロイ、ミリム・ナーヴァ

 

「ああ、ミリム、今回我々の計画の障害となるかもしれない存在が現れたのでそれについて、話したいことがあるのです」

 

一人はいかにも策略貼っています、という顔をした男。マリオネットマスター、クレイマン

 

「で、その障害ってのは何なんだ?」

 

一人は服を着崩しながらもそれさえも格好の良さに変えている大男。ビーストマスター、カリオン

クレイマンはカリオンの質問に対し答える。

 

「謎の巨大な人型…いや、人形とでも言うのでしょうか、それがジュラの大森林にて魔力場を崩していたのですよ」

 

ミリムがそれに疑問を感じた。通常、魔力場を乱す事はできても、崩すことはできない。それでは魔法の威力が下がるどころか完全になくなってしまう。そこでミリムはクレイマンにこう聞いた。

 

「それは魔物ではないのか?」

 

「はい、私はそう考えていますよ。ミリム、金属で出来た魔物を見たことがあっても、あそこまで機械に近い魔物は見たことがありません」

 

カリオンが質問を重ねた。

 

「…知ってるって事は、お前、見たんだよな」

 

「ええ」

 

クレイマンが2つの水晶球を取り出し、二人に見せる。二人はそれを興味深げに覗いた。青と白で塗装された機体、ガンダムδΧ、少ししかないが戦っているところも見る。カリオンがさらに口を開いた。

 

「このビュンビュン飛び回っている羽みたいなのは何なんだ?光線も出しているぞ」

 

「私にも分かりませんよ。何しろ一回も見たことがないものなので」

 

それよりもミリムが興味を持って見たのが排熱口から出る蒼色の炎だった。ミリムにはスキル竜眼(ミリムアイ)がある、がそれをもってしてもこの蒼色の炎について分かる事は少なかったのだ。分かるのはこれが何か特殊な力を持っているということだけ。それ以外は何もわからない。しかも魔力場の崩れがガンダムδΧの情報を制限している。ミリムでも分からず終いだった。

 

重い沈黙の中でクレイマンが口を開く。ミリムとカリオンがこの記録を見て戦いたがっていると判断したからだ。クレイマンには都合がいいのである。

 

「…私はこの人形こそがδ、だと考えています」

 

カリオンが驚く。

 

「!?…おいおい、あれが本当だなんて、いきなり頭の中に話しかけてくるんだぞ…気味が悪い」

 

「ワタシはあれに起こされたのだ…」

 

結局、3人はガンダムδΧについて何も知ることができなかったのだった。

 

 

 

その頃、噂されていたデルタと言えば…

 

「ヘックシ!うぅ〜なんだ?誰かに噂されているような…そもそも此処、氷で出来てるし…いやでもガンダムδΧの空調は完璧のはずだしな…」

 

氷の大陸に来ていた。今は雪山に居る。何処か隠れるところはないか探しているのだ。まあ、山頂でボーッとしているだけなのだが。しかし、そこにガンダムδΧと同じ大きさほどの物がデルタの目に写った。

 

「あれは…?」

 

直ぐ疑問に思う。この世界でオーバーテクノロジーの塊である俺と同じような造形をしてたからだ。

 

「…MS?」

 

吹雪が収まり、はっきりと見えるようになった瞬間俺は叫んだ。

 

「MSN-001A1 δ+!なぜここに…」

 

新たなるδの登場だった。

 




というわけで、理不尽にも破壊されがちなMS、δ+の登場です。
…デルタちゃんの絵、欲しいな〜(しつこすぎる絵が書けない人間の図)


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δ+(不遇すぎるδ)

リディ少尉…もっと大事に扱ってくれよ…世界に3つしかないんだぞ…それ…
リディ少尉「バアァァァナアァァァジイィィィ!!」
無理そうだな…


δ+…有名なネタで言えばリディ少尉が乗り、バンシィにぶっ壊されたあのδである。Ζガンダム時代にフレームの強度問題などのせいでシュミレーションの時点で計画がパーになったδガンダムを再設計したものがこれだ。なお、δガンダムの基礎設計は百式などに受け継がれている。そしてこのδ+で取れたデータを使いオールドタイプでもニュータイプの能力が使えるように作り直されたのがこのδΧだ。要するにδ+はδΧのお兄さんである。ん?相手側から話しかけてきた。

 

「あの…此処は何処なんですか?その…」

 

「分かってる。俺も同じような経験をしててな…なんでMSになったか?だろ?ここに来るまでの経緯を話してくれないか?状況の比較がしたい。因みに俺は通り魔に撃たれたらここに来た」

 

「あっ、そうなんですね。…僕の場合は言いにくいんですけど…」

 

「いいよ、言ってくれ」

 

俺は彼が何故こうなったかを聞いた。どうやら彼は貯めた貯金でδ+のプラモデルを買い、ウキウキしながら帰っている途中、赤信号を渡ってしまい…まあ、そのまま死んだらしい。さすがの俺もこれには笑ってしまった。

 

「ぷっ、ぷぷぷっ」

 

「なんですか!おかしいんですか!?」

 

「いや、可笑しくはないけど…ぷっ、おい流石にビームライフルを向けるのはやめろ!…キャッ!」

 

ビームライフルからビームが放たれる。

俺たちは一瞬、硬直した。というか、また体に精神が引っ張られたな…彼は驚いたように言った。

 

「本当に…撃てるんですね…」

 

「あ、ああ…そうだ!お前、人間の体持っているか?お互いの顔が見たい」

 

「え?持って無いんですか?」

 

今度は俺が驚く。お前は持っているのかと。

 

「俺はMSになってしまったんだ。…そんな目で見るな、ちゃんと今はある」

 

「そうですか…まあ、そんなことはいいです。じゃあ、コックピットから出ますよ」

 

彼がコックピットから出る。

容姿は金髪に青色の目、正にガンダムUCのリディ少尉だった。なおイケメン補正が入って原作のリディ少尉よりもかっこいい。俺が女だったら惚れてただろうな…あ、今女だった。

 

「そっちもコックピットから降りてくださいよ!」

 

彼が大声で言う。そういやそうだったな、俺も降りよう。

俺がコックピットから降りると彼は笑い出した。

 

「ぷっぷっ、あっははは!」

 

「なんだよ…女で悪いかよ…」

 

「あっはは!ひぃひぃ、すみません、余りにも滑稽だったもので」

 

はあ、こいつ、俺を舐めてやがんだろ。

 

 検索結果 完全に舐めてます

 

あ、ありがとうございます、n.i.t.r.o.さん。

兎に角、俺が女なのはどうでもいいとして、俺たちはこれからどうするかを決めることにした。話し合いの中で彼が名案を思いつく。

 

「なら、宇宙に行くってのはどうですか?」

 

「それ、いいな!でも燃料どうしよう…」

 

 検索結果 武器生成で作れるものが前回のイフリート戦の時に増えています。

 提案 宇宙に行くのなら追加燃料パックの生成を推奨します。

 

それだ!

 

「なあ」

 

「なんです?」

 

「俺、追加燃料パックってやつ作れるんだ。それを使おう!」

 

こうして俺たちの宇宙旅行が始まったのだった。

 

2週間後、月(仮)に着陸し、多分この世界初の月面探査を終えた俺たちは地球(仮)に帰ってきた。だが、着陸する場所が悪かった。なんかオークとか呼ばれる種族が大量にいたのだ。俺はこれを…あいつの名前はビディにしといた。美型リディ、略してビディである。ファミリーネームは俺のやつを使わせておいた。なんか本人は籍がなんたらかんたらとか言っていたが知らん。話しは逸れたが、まあビディとの月面旅行で培われた連携で見事豚を撃退してみせた。

 

「食べる事しか知らん奴が、このδ2機の前で勝てるわけがなかろう」

 

とかカッコいい事言いながらである、いやあ〜まじで我ながらかっこよかったな〜

そんな事してたらリムルがオークロードとか言うやつと食い意地で争っていたため見つからんうちにさっさっと退散しておいた。なんかまたn.i.t.r.o.さんがサテライトキャノンが使えるようになりましたーとか言っていたが気の所為である。

 

 応答 気の所為ではありません、正確です。

 

はいきいてなーいきいてなーい。

しかもこいつ他にもサイコフレームが使用可能になったためフレームをサイコフレームに全て変えますとか言い出すし、バイオセンサーが使えるようになったのでくっつけますとか、そんな大量にサイコミュつけたら俺のニュートリノが全部破壊されて廃人になったあと、虹の彼方ににあははははじゃねえか、何考えてんだこのバカOSは。何?リミッター掛けてある?ガンダム世界のリミッターは信用できねえんだよ。そもそもn-i-t-r-o-だけでもかなりの過負荷なのにそこにサイコフレーム?バイオセンサー?気が狂っているだろう。バナージもカミーユもびっくりだぞ!

まあ、こんな感じでヤバい機能がどんどんつけられていくガンダムδΧ…いやもうこれガンダムδΧじゃ無くね?なのだが…今は拘束されています。リムルに…あれ、逃げたんじゃなかったけ?だけどびっくり!なんか忍者みたいなのに見えない糸で引っ掛けられた後、あれよあれよという間にリムルの元に連れで来られてしまっのでした。そして今は修羅場です。

 

「で、なんで逃げたの?」

 

怖い、誰か助けて。(なおビディも捕まっているものとする)




う…う…腕…ピクピク
つー訳でδΧの魔改造回でした。


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…怖いんだけどこの人(シュナが)

あー早く虹の彼方に行かせたいなー
あ、感想もお願いします。
ということで行ってみよう。


前回、リムルの仲間に拘束されたデルタです。今はδΧは動けず、リムルにコックピット周りを調べられでいます。てかこの糸固!δΧのマニピュレータでも引きちぎれないなんて…あ、リムル、そこは…はあ、出るしかないか…

ということで出入り口の側にあるレバーを引かれた事でコックピットが開放されてしまったので、諦めて出ることにする。リムルが話しかけてきた。

 

「お前、なんで逃げたんだ?」

 

俺は正直に答える。リムルは俺を見ていた。

 

「迷惑をかけたくないからさ。俺を見ろ、お前の荷物になってしまう」

 

そしてあいつは俺の入っていたガンダムδΧを見た後、こう言った。

 

「なんでだ?」

 

「…まだわからないのか、お前たちにとって俺はオーバーテクノロジーの塊なんだよ。各国が俺を探すだろう、そして此処にいたら俺の事を調べようと、リムル、お前を捕まえに来る。…俺は此処にいてはいけない」

 

その後リムルはこう言いったんだ。

 

「ふーん、そうか、疲れたんだな、泊まっていけ」

 

ポカンとしてしまった。俺はその後無理やり鬼人とか言う奴らに用意された部屋に連れて行かれた。ビディも一緒だった。

 

 

俺の名前はリムル!今はデルタと話している。何であいつが逃げたのか聞きたかったからだ。

 

「お前、なんで逃げたんだ?」

 

少しした後、あいつはこう言った。

 

「迷惑をかけたくないからさ。俺を見ろ、お前の荷物になってしまう」

 

?何がお荷物になるんだ?俺には分からなかったがあいつは続けてこう言った。

 

「…まだわからないのか、お前たちにとって俺はオーバーテクノロジーの塊なんだよ。各国が俺を探すだろう、そして此処にいたら俺の事を調べようと、リムル、お前を捕まえに来る。…俺は此処にいてはいけない」

 

ああ、何だ、そういうことか!…別に迷惑にはならないんだけどな、だって誰が来ても大体ベニマル達が蹴散らしちゃうし…そうだ、さっきの…δ+、だったけなそいつに入ってた奴が宇宙旅行に行ってきたとか言ってたか、疲れているんだな!よし!

 

「ふーん、そうか、疲れたんだな、泊まっていけ」

 

こうして、デルタをテンペストにて迎え入れるのとになったのだった。因みに受け入れとかは全てシュナたちに任せておいた。めんどい。

 

 

翌日、俺ことデルタはリムルに連れられて色々な所を歩き回っていた。なんか前倒していたオークとか言う奴らが道舗装していたが見なかったことにしておいた。絶対恨まれている。一通り見終わった後、俺は洞窟に来ていた。そこで鎮座しているガンダムδΧとδ+をを見てリムルが口を開く。

 

「なあ、これは何だ?見た感じ…ロボットだけど…伝わるか?」

 

リムルがロボットの存在を知っていた事に驚くと同時に其処に修正を加える。

 

「ロボットじゃない、MSだ」

 

「も、もびるすーつ?」

 

「ああ、知らないのか?」

 

「知らないに決まってるだろ!」

 

「そうか…」

 

まあ、こっちの世界じゃロボットすらないから知らないだろうなと思いつつ、リムルにMSについて軽く教える。

 

「まあ軽く言えば宇宙でも使える機動兵器さ」

 

「え、あれ兵器なの!?」

 

「いや、どう見たってそうだろ、銃使ってたりしてたじゃん」

 

「へ、へぇ〜…あれ?さっき宇宙とか言ってたけど…もしかして本当に宇宙行けちゃうの?」

 

リムルがまるで信じられないと言う顔をしながら聞いてきた。

 

「いや、そうだけど、なんか問題あった?」

 

「…はあ…ごめん、自由に町を歩いていいよ。また後で会おう」

 

「?うん、分かった」

 

こうしてリムルのストレスの原因が増えたのだった。

 

 

「俺は着せ替え人形じゃないんだけど」

 

「静かにしててください。服の丈がズレますよ」

 

はい、さっきまで通りを歩いてたデルタです。なんか突然桃色の髪の鬼人…シュナって言う名前の奴に服屋に連れて行かれました。

 

「そもそも俺は服はいらないんだが…」

 

「あんな全身を覆うような服、どう見たって動きにくいし暑いですよ」

 

「いや、あれパイロットスーツだから、動きやすさなんかそこら辺にある服よりもいいし暑さなんか完全空調だから気にする必要もないんだが」

 

「見てるこっちが暑いし気になるんです。そもそもあれ女の子が着る服じゃないでしょう」

 

「俺?俺は…」

 

「女でしょう」

 

どうやら話しが通じないらしい。俺はそのままの姿(スッポンポン)で外に逃げるわけにもいかないのでおとなしく渡された服を着た。うわぁ、なんかこれスースーするな。

 

「似合ってますよ」

 

「いやパイロットスーツ返してくんね?まじであれ無いとガンダムδΧ乗れないんだけど」

 

「それはそれ、これはこれです」

 

はあ、クソが。

 

「なんか今、汚い事考えてませんでした?」

 

こいつ…ニュータイプか…?

こうして俺の普段着はシュナに管理されることになったのだった。

 

後日、ガゼル王ってなんか強い奴が来たりそのおまけにベスターって言うカイジンの同僚やガビルって言うジェリドとは違うタイプの噛ませ犬が大勢の部下を連れて来たりしてリムルが気絶していた。(何日かしたら治った)

そしてここ最近、俺の悩みの種になっているのが…ピキーン

 

「来る!」

 

右に避けると同時に正拳突きが俺の横を通っていった。そして後ろから、わっはっはっ!とか笑い声が聞こえてきた。

 

「やはりお前は面白いのだ!デルタ、ワタシの攻撃を見きって避けれる奴はなかなかいないのだぞ」

 

ある一人の魔王だった。




因みにミリムの一人称って小説版だとワタシなんですね、修正しておきます。
後昨日は忙しくて投稿できませんでした。
…ヅダかっこええ…


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カリュブディス?あの馬鹿でかいクジラか。え?どうしたって?ああ、吹き飛ばしておいたよ。

やって見せろよデルタ!
なんとでもなるはずだ!
サテライトキャノンだと!


あれは、一週間前の事だった。

その時の俺は多少の不自由(主に服)に目をつぶれば文句も無く暮らせていた。そんな時だったのだ。あいつが来たのは、そう…

 

「紹介するよ。デルタ、ミリム・ナーヴァって言うんだ。俺の親友(マブダチ)だよ」

 

「よろしくなのだ!」

 

「だるい、どっか行ってくんね」

 

この一言が俺のストレスの原因になるなんて思いもしなかったのだ。

 

「む〜」

 

「…デルタ…」

 

何だ?リムルが俺を憐れな目で見ているぞ…俺、何かやらかした?

 

「そうだ!」

 

ピキーン

 

「これは…殺意!」

 

咄嗟に体を仰け反らせる。俺の顔面があった場所に蹴りが入っていた。衝撃波まで走ってる…なるほどリムルが俺を憐れな目で見るわけだ。

 

「何をするんだ!」

 

「何って、蹴っただけだぞ?それよりもお前、ワタシの攻撃を避けただろう、ワタシの攻撃を避けれるのはこの世でも少ないのだ。なあなあ、ワタシと戦ってくれないか?」

 

「え?ちょ、ま…」

 

そこにリムルが入る。

 

「馬鹿言え、ミリム、お前が戦ったらこの街が消えるぞ」

 

「うっ…それは嫌なのだ」

 

こうして、リムルのお陰でミリム(この時俺の中で戦闘狂として定義された)と戦わずに済んだのだった。そして時は進んで一週間後。

 

「わっはっは!」

 

またもトラブルが起こっていた。

 

 

僕の名前はビディ、って言っても周りからそう呼ばれてるだけなんだけどね。まあこの名前で初めて呼ばれた時は驚いたよ。美型リディ、略してビディって、そんなに僕、顔いいのかな?そんな顔のいい僕なんだけどトラブルに巻き込まれている。

 

「ひいっ!」

 

なんかドサッて音がしたから後ろを見たら殴られて白目向いてる人がいたんだから。僕はショックで倒れてしまった。

 

 

ビディ、倒れちゃったな。というわけでデルタです。なんかミリムがフォビオって獣人を殴り倒したな。

 

「リムル!こいつがリムルの事を侮辱するから殴り倒しておいたぞ!」

 

「何やってんだよ!ミリム!」

 

いや、まじでお前何やってんだよ。一応そいつ獣王国ユーザラニアからの使者だぞ。

その後、フォビオはなんかものすごい三下っぽいセリフを吐きながら帰って行った。(主に覚えていろ!とか)

 

 

その日の夜

 

「…つまりこいつを制御できれば俺は魔王と同等の力を手に入れる事ができるんだな?」

 

「その通り!貴方程の御方ならこのカリュブディスの力を使う事ができるでしょう!」

 

ある場所、そこでフォビオと…中唐道化連の二人は話していた。

 

「よし、やってやる。…対価は?」

 

「ああ、成功した後でいいですよ。我々中唐道化連は成功した依頼以外には対価を取らないので」

 

こうして、フォビオはカリュブディスと融合した。一方中唐道化連は…

 

「うまく行きましたね、ティア」

 

「そうだね!フットマン…でもこれ要らなくなっちゃたよ」

 

ティアが振り向いた先にはサラマンダーの死体が大量にあった。彼らは特にそれを気にすることもなく、去って行ったのだった。

 

 

翌日、俺はとんでもなく頭が痛かった。別に頭をぶつけたとかではない。ニュータイプ能力が過度に人の強い残留思念を受け取っているのだ。もしかしたら隣の国で戦争でも起こったかもしれないと思いながら俺はシュナの家にこっそりと入りパイロットスーツを盗った。走って洞窟の穴を塞いだため新しく建てられたMS専用の倉庫に向かう。

 

「あれ?デルタさん?」

 

途中シュナとすれ違ったが無視だ。

ガンダムδΧに乗り起動する。大量に搭載されたサイコミュが人の残留思念を増幅し、はっきりと(,,  ,,)が聞こえる。

 

苦しい、助けて…

 

金が欲しい、もっと…

 

死にたくない…

 

何だこれは、まるで負の感情ばかりじゃないか、これは元を絶たなければだめだ。n.i.t.r.o.位置を検索してくれ。

 

検索結果 今向いている方向から北の方向、距離、5000

 

ありがとう。

倉庫から出て、勢いをつけて翔ぶ。ウェイブライダー形態になりδΧはとんでもない速度で飛び始めた。

 

ついた、デカいな…何メートルあるんだ?

ウェイブライダー形態からモビルスーツ形態になり俺は威力なんかを試したかったからn.i.t.r.o.にサテライトキャノンを生成させた。

カリュブディスに向かってサテライトキャノンを向けn-i-t-r-o-を発動させる。

 

n-i-t-r-o-

 

サテライトキャノンを起動する。背中にある時計の3時を指していたような棒はx字に変形し、月からマイクロウェーブが…降ってくることはなかったが代わりにδΧのエネルギーだけで起動したサテライトキャノンの砲身が輝き始めた。

ついでに決め台詞を放つ。こういうのは雰囲気が大事なのだ。

 

「死人が!生きている人間に口出しするな!あの世に帰れえぇぇぇぇ!!」

 

次の瞬間、サテライトキャノンからとんでもない太さのビームが出てきた。それはカリュブディスの体を覆いカリュブディスの体の3分の2を蒸発させたのだった。

 

俺の名前はリムル!いや、もう何回自己紹介したんだろう?とにかく、いま俺はとても困っている!カリュブディスって言う何だか強い奴が来たのだ。カリュブディスに勝つため今は作戦を練っている途中なのだが…突然、トレイニーさんが話しかけてきた。

 

「…リムル様、δがカリュブディスの3分の2を吹き飛ばしました。もうカリュブディスは何もできません」

 

「え?もう一回言って」

 

「カリュブディスがδによって討たれました」

 

俺は気絶仕掛けた。

 




ティアって入力しようとするとティーダが出てくるんだが、教えはどうなってんだよ!教えは!


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此処にも野生のアナハイムが…

此処にも野生のアナハイムが…というわけでベスター製ガンダム見ていきましょう。


というわけで、カリュブディスを討伐したデルタです。あの後、リムルに怒られました。

 

「勝手にモビルスーツで出撃するなって言ってるだろう!」

 

「いや、だってカリュブディス倒さないと頭が痛くなるんだもん。あいつ、負の感情の塊だぜ」

 

「?何で負の感情のせいで頭が痛くなるんだ?」

 

そういや自分が新人類(ニュータイプ)であることはまだ話してなかったな。

 

「いや、俺は新人類(ニュータイプ)なんだ。新人類(ニュータイプ)は色々と感情に敏感なんだよ」

 

「ニュータイプ?大賢者!種族名?人間??????」

 

ああ、混乱してしまった。俺はリムルを思考の海から救い上げるため、フォビオを見たあとにリムルに話しかける。

 

「で、こいつ、どうするんだ?」

 

「????…あ、ああ、それは…そいつの反省度合いで変わるな」

 

その後俺はδΧを見ながら言った。

 

「そうかい、それじゃあ俺はこいつを倉庫に戻してくるから、あとは頼んだ!」

 

「あっ、まて!」

 

何だか嫌な予感がしたから逃げたが正解だったらしい。後で聞けば獣王国ユーザラニアの王様が来ていたらしいからな…

 

 

夜、宴会だった。俺は参加せず即寝した。

 

 

次の日、なんか騒いでた。リムルがどっか行くらしい。たしかイングラシアとかなんとか…

 

 

その次の日、ベスターさんと話していた。ベスターさんは前に魔装兵計画というものをやっていたがそれに失敗してしまい、それでカイジンさんに罪をなすり付けたため今はこの様な状況になっているらしい。それを聞いた俺はベスターさんにある提案をした。

 

「なあ、前々から思っていた事なんだけどさ」

 

「はい、なんでしょうか?」

 

「俺、MSを開発したいんだ。だけど資金も技術力も無い」

 

「…どういう意味です?」

 

「要するにだ、俺と第二の魔装兵計画をやらないか?」

 

その言葉はベスターの心に刺さった。一度失敗した計画、それをやらないかと、ベスターは理由を聞く。

 

「何故?」

 

その問に俺は率直に答える。

 

「今のテンペストは弱すぎる。周りの国家には魔王が居て、その魔王は一人一人が戦略級の強さを持っている。テンペストの戦力はほとんどリムル頼りだ…それでも届かない…」

 

「成る程、ですがそれなら今から時間をかけて戦力を充実させればいいでしょう」

 

「だが、いくら魔物と言え、強くなるのには限界がある」

 

「…成る程、それでモビルスーツ…ですか」

 

「ああ」

 

ベスターは少し考えている。そこに俺は更に言葉を重ねた。

 

「ガンダムδΧにはサイコフレームと呼ばれるものがあってだな…」

 

「はい?」

 

「進化した人間…ニュータイプの感応波に反応して色々なスゴイ力をくれるんだ」

 

「ええっと、それはモビルスーツの開発とどう関係があるのですか?」

 

疑問を感じているベスターに俺は一つの答えを提示する。

 

「もしも、もしも魔物でもこのサイコフレームが使えるようになったら…それは新しい進化の道だと、そう思わないか?」

 

「…」

 

ベスターは点と線が繋がったと言うような顔をしている。さらに一押する。

 

「そして、進化がこの世で最も発生する場所は?」

 

「それは、命が危険にさらされている時です」

 

「そういうこと、協力してくれるか?」

 

「…分かりました。やれるだけやってみましょう」

 

こうして俺たちのMS製造計画が始まったのだが…名前を考えなくてはならない、流石に第二魔装兵計画とかダサい。

 

「なあ、ベスター」

 

「どうしました?」

 

「これ、名前考えなくちゃ駄目だよな」

 

「?普通に第二魔装兵計画でいいんじゃないんですか?」

 

いやベスターその名前で行こうとしてたのかよ。はあ

 

「じゃあ、俺が名前を考える。ちょっと待っててくれ」

 

たしか、ガンダムにはMS製造で悪名高いアナハイムエレクトロニクスって言う会社があったはずだ。確か月のフォンブラウンにあったんだっけな…そして此処はテンペストだ。なら…

 

「ムーンオブテンペストって…どうだ?」

 

嵐の月…我ながらいい線行ってるな。

 

「いいですね、それで行きましょう」

 

こうしてムーンオブテンペストは始動したのである。本当に嵐のような激動の時代を作る要因の一つになるとも知らずに…

 

 

自由学園

 

「…なんかまた俺の知らないところで厄介な物が動き出してる気がする」

 

「どうしたの?先生」

 

リムルのストレスの原因もまた増えていた。

 

 

というわけで、完成しました。ナラティブガンダム。フレームの強度問題や装甲の素材、技術などが最低限で本当に作れるものがこれだけしか無かった。核融合炉なんて今の俺等じゃ作れないからベスターさんの持っていた精霊工学を応用した精霊炉を載せてる。試験機でデータ収集が目的のためコアブロックシステムを搭載しておりthe試験機です。なら初代ガンダム作れば良かったんじゃねえの?とか言うんだろうけどそれじゃ戦力にならないから。ついでだがフレームは他に用意ができなかったためサイコフレームに全てなってる、フルサイコフレーム実験機です。さてこれの実験台になるのは〜?

パンパカパーン!ゴブタくんに乗ってもらいま〜す!(パイロットスーツなしで)

 

「やめろっす!オイラはまだ死にたくないっすー!!」

 

なんか言ってるけど無視して押し込みます。

 

「それじゃあゴブタくん、起動してくれ」

 

「どうやってやるんすか?!」

 

「ああ、右手の方にあるキーを回してくれ」

 

ゴブタがキーを回す。

 

「ぎゃー!なんかギュイーンってなったすー!!」

 

「そのまま右にあるペダルを踏んでくれ」

 

「あ、歩いたっす!?」

 

それを遠目で見ている帰ってくる途中のリムル。あ、目頭抑えてる。余程ストレス溜まってるんだろうな。




パイロットスーツがだるまのナラティブガンダム、不遇だな(個人の主観)
というわけでアニメ一期が終わったところまで来ました。やったぜ。


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使節団の人たち弱くね?(煽り)

ね、ネタが…


「ベスターさん!これ、すごくないですか!?」

 

「ん?ああ…これは、駆動系のコーティング?」

 

「はい!マグネットコーティングと言って、ナラティブにつけてみたところ反応速度が3倍にも跳ね上がったんです!理論上は反応速度が無限なるらしいんですけど…」

 

「ふむ、少し待て。…君は何かを忘れてないか?」

 

「え?」

 

「回復薬の研究中はこの部屋には入らないように言ってるだろう。出て行ってほしいんだが…」

 

「あ、すみませんでした」

 

ということで部屋から追い出されたデルタです。あの後からずっとMS開発をベスターさんと行っています。

ナラティブをリムルが初めて見たとき怒られてしまったけど理由を話したらなんかものすごい勝手に納得してたくさん資源とかくれたんでそのまま研究を引きこもって続けているから、実質的にこのテンペストの中で一番狂っている頭アナハイムは俺です。(なお一日中MSの開発を続けているものとする)

現在はナラティブガンダムのA装備を作っており開発の途中で副次的に色々な技術が完成してる。(ガンダリウム合金[魔法を使って]、木星エンジン[これも魔法]、などなど)A装備本体もできており、もうすでにいつでも出撃可能だ。

ナラティブは技術が完成すると同時に改修を行い今はだいぶ動きがマシになってきたがどうしてもフレーム問題だけは解決せず、ゴブタくんに死の危険が何回も迫っている。ヤバいね。

サイコスーツが完成したのでナラティブもサイコミュがある程度使えるようになったけどまともに使える奴がいないのでデータが取れず、ここ最近は捨てられた人間の子供でも使って強化人間を作ろうかと思った。(やはり頭アナハイム)

まあ、そう思うこの頃。ん?うるさいな…何だ?(デジャヴ)

 

「ちょっと!デルタ殿!聞いておるのですか!」

 

「え?ん?あ、」

 

なんか洞窟なのに草の感触がするなと思ったら、成る程ピポクテ草を踏んでたか…

 

「なに落ち着いた表情になっているのですか貴女は!このガビルが全身全霊をかけて栽培したピポクテ草ですぞ!」

 

「…!す、すまない。3日間ぶっ通しでMSの開発をしてたから…」グラッ

 

あれ?なんか、視界が回って?…虹が見えるな…マリーダさん…

 

「…?っ!デルタ殿!デルタ殿!?」

 

「止まるんじゃねえぞ…」キボウノハナー

 

 

ここは…何処だ?病室?窓…昼?おかしい…俺が起きてたのは夜の0時だぞ。あれ?て言うことはあの時に起きてたガビルは…深く考えないようにしよう。カレンダーは…きっちり三日間寝てたか。外が騒がしいな…出てみるか。

 

「…はあ」

 

結果、シオンとなんか知らん魔人が戦ってた。侵略でも受けてるんだろうか?まあ、俺としてはδΧが傷つかなければそれでいいんだけど。…そうだ!ナラティブを実践投入しよう!

俺は倉庫まで走る。が、此処であることに気づいた。

 

「サイコスーツ…どうしよう…」

 

そう、サイコスーツを着たら動けない。考える、が、そこにある人物が話しかけて来た。

 

「どうしたんですか?デルタさん…もしかしてナラティブを使うんですか?」

 

ベスターだ。今日は暇なのだろうか?

 

「はい、そうですけど」

 

「分かりました。私が補助しましょう」

 

大丈夫か?こいつに任して…最近の世の中で言うセクハラにならんだろうな…ま、いっか。

 

ベスターの補助でナラティブガンダムの席に座る。起動して一通りの作業を終えたあと俺は定番とも言える台詞を放ちナラティブガンダムを動かした。

 

「デルタ・クリスタ、ナラティブガンダムA装備、出るぞ!」

 

 

「…」

 

今、俺、リムル・テンペストはとても困ってる。

 

「…リムル様…」

 

「あいつ…また何作ってんだ…」

 

異常に巨大になったナラティブガンダムを見て、口(ないけど)をあんぐりと開いてた。

 

 

はい、つきました。今は脚部バーニアを吹かして浮かんでいます。ミノフスキーフライト?そんなのねえよ。火力こそが正義。下ではシオンとなんか知らん魔人が戦っていますね。それ以外は何もなしと…あ、こっち気づいた。

 

「?あれは何ですか?」

 

「知らねえよ。何だあれ?…お前の方こそ知ってんじゃねえのか?」

 

「知らないですよ」

 

「嘘つけ!あんなの見たことがないぞ」

 

「じゃあ、新しい敵ですかね?」

 

いや、待て、なぜそうなる?あ、なんか攻撃してきた。何考えてんの?まだ敵かなんなのかも分からないやつに攻撃って…仕方がない、応戦しよう。…いや待てサイコミュ兵器のデータ収集に使えそうだな…でもあいつらにサイコ・キャプチャー効くか?ん?あれ…エネルギー弾!?ヤバい!あれに当たったら…一か八かだ!

 

「サイコ・キャプチャー!」

 

「何!?」

 

キャプチャーフィールドがシオンと名前の知らない魔人に覆いかぶさり爆発する。俺は爆発の煙と内部が静かになったのを確認してキャプチャーフィールドを解く。結構疲れんなこれ。後ろを向いてスラスターを吹かして移動しようとするが、その時違和感を感じる。少し回転したら…なんと、俺の背中に衝撃が走った。大型ブースターに何かがぶつかり爆発する。俺の意識はまたブラックアウトした。



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リムル、ヅダる

ヅダだぁぁぁ!(歓喜)
というわけでリムルにはストーリー進行のためにヅダってもらいます。


「すみません!いきなり攻撃などしてしまって…」

 

はい、デルタです。シオンさんが謝ってきました。謝るならナラティブに謝ってくれ…あいつ右足なくなったんだぞ…

 

「なら、ナラティブ直して欲しいな…」

 

「?あれを直せばいいのですか?」

 

嫌な予感がするな…やめよう、こいつ料理できないし、ナラティブが逆にぶっ壊れそうだ。

 

「いや、いいですよ」

 

「そうですか…何かやって欲しいことがあったら言ってくださいね。」

 

「はい…あ、そうだ!ならリムルを倉庫に呼んでくれませんか?」

 

「そんな事でいいんですか?」

 

「はい、そんなことで」

 

「分かりました。」

 

「ありがとうございます」

 

ということでシオンさんにリムルを倉庫に呼ぶよう約束を取り付けた。リムルに乗って欲しいMSが完成したのだ。倉庫に向かう。途中でベスターさんと出会い話しながら会話をする。

 

「…はぁ、それでリムル様が倉庫に来ると?」

 

「はい、あれに乗ってもらいたくて」

 

「ああ…成る程、確かにあれは並の人じゃ乗れませんしね。フレームの強度問題、早くどうにかしたいものです」

 

「そうですよね…じゃないといつぼきっと逝くか分からないし…」

 

倉庫に着く。リムルが待っていた。

 

「で、なんのようだ?」

 

「乗って貰いたいMSがあって」

 

目的のMSのところまで行きながら会話を続ける。

 

「ふーん、どんなやつ?」

 

「青くて、」

 

「うん」

 

「丸っこくて、」

 

「うんうん」

 

「流線型のボディをしている」

 

「まんま俺じゃん!」

 

俺はそのMSの前に立つ。

 

「EMS-10 ヅダ、これが今回リムルに乗ってもらうMSだ」

 

リムルは一通りそのMSを見た後

 

「へーガンダム…じゃないんだ」

 

「ああ、ジオン系列だ。かっこいいだろ?」

 

「うぅん、どっちかって言うとd「二人さんはどう思う?」

 

リムルがなんか言ってたが俺はいつの間にかついてきたシュナ&シオンに聞く。

 

「はい、リムル様のボディラインが顔の形にこれでもかというほどに詰め込まれています」

 

「リムル様のみずみずしい青が完全に再現されています。」

 

二人共なんか訳の分からないことを言っているが、それっぽい事を言って賞賛する。シュナのご機嫌取りも兼ねて。

 

「二人共見る目があるね、特にシュナ」

 

「なあ、これ…」

 

リムルはヅダの背部を見ていた。ヅダの背部から出てる異様なエンジン…木星エンジンの存在に気づいたのだ。

 

「ああ、それは木星エンジン、今回はそれの試験も兼ねているんだ」

 

「そうなのか…」

 

そんなこんなでヅダに乗ってもらう。もちろん起動音はグポォンだ。リムルは感動してる。

 

「おお…これがロボットか…」

 

一応修正しておく。

 

「MSな」

 

「あ、うん」

 

一通りの試験を終わらせた(装備系のテスト)だがまだ試験は終わってない。木星エンジンのテストがある。俺はリムルに指示を出した。しかし、この指示は間違いだったのだ。

 

「よし、じゃあ今度はそのままジュラの大森林の端の方まで木星エンジンの出力を上げて、行って帰って来てくれ」

 

「分かった。すぐ帰ってくるよ」

 

今、俺は知らなかった。これから先に来る地獄に…

 

 

俺の名前はスライムのリムル!今はクソダs…ゲフンゲフン、ヅダに乗ってとんでもない速度で移動中だ。

 

「にしても早いな、これ、どれくらい出るんだ?」

 

そう、このヅダ、とんでもなく速い、速いとかそういう速度じゃないかもしれないけどとにかく速い。でも、乗るならガンダムが良かったな…あっちのほうがかっこいいし…あれ?なんかこれ…止まらなくなってないか?

試しにブレーキと聞いたペダルを踏んだが反応がない。それどころかどんどん速くなっていってる気がする…あれこれやばくね?大賢者、これ…

 

 解、加速しています

 

あ、死んだ…いやいやいやいや、まてまて大賢者助かる方法はないのか?

 

 ジークジオンと爆発する寸前に叫ぶ事により、生還率が数パーセント上がります

 

できるかそんな事!というか爆発するのかこれ!?

 

 解、加速度に機体が耐えられず、あと数秒で爆発するでしょう

 

「嘘ぉ!ああもう!数パーセントに賭けるしかないじゃないか!」

 

そして俺は叫んだ。

 

「ジイィィィク、ジオォォォン!!」

 

 

「…なんか今ジークジオンって聴こえた気がするな…」

 

大通り、そこで俺はお昼休憩をしていた。俺は無限に働ける訳ではない。だから休憩が必要である。前はそれを忘れたせいで痛い目にあった。(使節団の人達弱くね?(煽り)を参照)

さてもうそろそろお昼休憩を終えようかと、そう思った時だった。悲鳴が聞こえたのだ。見に行ってみると…

 

「なんかいるな…」

 

騎士団?らしき奴らが来ていた。

 

 

「ひ、酷い目にあった…」

 

リムルです。あいつら後で絶対しばく、確実に。

ヅダはボロボロになりました。仕方ないから転移魔法で町に戻ろうとしたが使えない。何故だ?大賢者。

 

 解、座標指定ができず転移魔法を使用することができません

 

え?どうして?

 

 解、大規模な魔力妨害を受けている模様

 

それ、やばくない?何処か行ける場所はないのか?

 

 一箇所確認、転移しますか?

 

イエスだ!

 

こうして俺たちの地獄が始まろうとしていた。δと一緒に…

 




今日は文量少ないですね。
さて、ファルムス王国が攻めて来るぞ〜
ヅダはヅダってこそ意味があります。これでいいんです。


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クレイマン、死す。

クレイマン、死す。(突然のネタバレ)


あの後、たくさんの魔物が死んだ。

シオンは子供を守り、ゴブゾウ…誰だっけそいつ?はシュナを守って…

来た騎士たちは最後にこう言い残して去って行った。

 

「この街は魔物に汚染されている!我々は神の名の下にお前たちを滅ぼす事にした!死にたくなかったらさっさっと降伏することだな!」

 

その言葉に俺は怒りを覚えた。汚染?神?何をふざけているんだと。姿を見られたらヤバいと思って身を隠したが、俺の感情は怒りに染まっていた。

その後、ある魔人…ミュウランが自分が結界を貼ったから魔物達が弱くなったのだと言い出した。このミュウランとか言うやつはヨウム…前にリムルが言っていた新しい仲間が連れてきた奴だった。

俺はミュウランをユニークスキル武器生成で作ったダガーナイフで殺しかけたが、n.i.t.r.o.にこいつは上からの命令でこの結界を貼った可能性があると言われ、やめた。

ミュウランは俺に対して魔王クレイマンの事について話してくれた。俺はその魔王クレイマンにどうしようもない殺意を覚え、皆に置き手紙をして、秘密で傀儡国ジスターヴに行くことにしたのだった。

 

 

リムルは仲間の大量の死体を見ていた。

ショックで思考回路が回らなくなっているらしく、突っ立っていた。周りに居たリグルドやシュナから見ても、それは途方もない時間、突っ立っていた。

リムルは考える。なぜこうなったのか?長い思考の後、リムルはある答えにたどり着いた。全て自分のせいであると…

リムルは、ファルムス王国を倒すことを決めた。だがその為には準備が必要である。仲間と作戦会議をするため、彼は歩き出した。

 

 

デルタはガンダムδΧに乗り、ウェイブライダー形態で傀儡国ジスターヴに向かっていた。

着くと同時に、とても大きな城が見える。

あの城を破壊しようかと考えたが、やめる。ミュウランから聞けば魔王クレイマンは頭が回るらしい。そんな脳筋がやるような方法じゃあ駄目だ。なら魔王クレイマンの居る部屋を当てて破壊してやろうと考える。そっちの方が確実にクレイマンを殺せるとデルタは笑みを浮かべる。n-i-t-r-o発動させる。

 

n-i-t-r-o-

 

早速行動に移す。一つ一つ、丁寧にガンダムδΧのマニピュレータでニュータイプ能力を全力で使い探す、ぐしゃぐしゃと…

肉の感触がする。こいつかと思い引っ張り出す。引っ張り出したそいつは苛ついた様子で俺に向かって言った。

 

「クソ!なぜ魔法が発動しない!」

 

「そりゃ俺の能力のせいだよ」

 

「離せ!私が誰か分かっててやっているのか!?」

 

答えは明快だ。

 

「どうしようもないクズだな」

 

俺はそいつを握り潰した。

 

「がっ!やめr」グシャアッ

 

魔王は…あっけなく死んだ。




ごめん、今回はこれで許してくれ!(文量)
時間がないんだ!…え?指詰めろ?いや、冗談はやめて…ぎゃぁぁぁぁ!


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